>>328 綾辻行人の館シリーズでいいんじゃない?
ミステリー詳しくないけど
人間の絆 サマセット・モーム
まさに孤男
小学生の頃にこの本を読んで共感したりしてたから
孤男になったのは必然かもorz
331 :
名前は誰も知らない:2007/03/09(金) 04:43:09 ID:f6MsuTLK0
>>327 テンポはいい。着想による雰囲気も悪くないと思う。けれどおたっていうのはいただけない。
332 :
名前は誰も知らない:2007/03/09(金) 20:08:09 ID:tKsn10GtO
ケータイ小説大賞に出したらいけるかな〜
と単に百万欲しいだけで書いた
審査員の中で唯一の作家が室井佑月みたいだから開き直って登場させた
333 :
名前は誰も知らない:2007/03/09(金) 20:55:59 ID:W8zjV1oyO
室井を作家というカテゴリーに入れていいのか?
334 :
名前は誰も知らない:2007/03/09(金) 21:21:55 ID:tKsn10GtO
作家なんてなんか作ればそれで作家だよ
上野公園で似顔絵描いてるオッサンも作家
カテゴリーなんて無価値
ガイシュツかもしれんが夢枕貘の「餓狼伝」が好き。「真・餓狼伝」になって久しぶりに連載復活したからこれからが楽しみ。
すごく面白い本読むと集中力がハンパじゃなくなるというのをコレで知った。
てか、この作者の「キマイラシリーズ」はどーなったんだろ…
ひとり日和読んでます今
個人的な体験
スメル男
僕って何
338 :
名前は誰も知らない:2007/03/17(土) 05:12:53 ID:MJZZNf8/O
339 :
名前は誰も知らない:2007/03/17(土) 06:26:12 ID:gMhHMGos0
「歯車」(短編集)芥川
「人間失格」太宰治
自殺直前の異常っぷりが鬱な作品。
340 :
名前は誰も知らない:2007/03/17(土) 08:31:09 ID:MJZZNf8/O
太宰治のは異常なんかじゃないよ
冷静に自己分析出来てるしさ、あれを異常と取るのは簡単だけど、
じゃあ「人間合格」なるものを書ける人間がいるか?って問いかけのように思うよ。
341 :
名前は誰も知らない:2007/03/17(土) 12:44:55 ID:8hL592s30
ここ最近で面白かったものと言えば、熊谷達也「邂逅の森」だろうか。
これは非常に良かった。
あと、山岳ノンフィクションものが好きなんだが、
阿部幹雄「生と死のミニャ・コンガ」。これは強烈だった。事実だし。
342 :
名前は誰も知らない:2007/03/17(土) 12:54:31 ID:Oy/Ga9z3O
野中ともその『カチューシャ』と、坂井三郎の『大空のサムライ』
綾辻行人 「殺人鬼」
グロだが面白い
乙一 「暗いところで待ち合わせ」
事故で盲目になり、さらに父を亡くて一人暮らしをしている娘の家に、彼女が盲目なことを
利用して隠れて居候する殺人容疑者の二人の不思議な共同生活。
乙一 「幸せは子猫のかたち」
友達がいなくて、どこまでもネガティブな大学生である主人公が引っ越した家には、実は幽霊に
なった前の住人がまだ住んでいた。しかしこの幽霊は自分を脅すわけでもなくて、
ただそこにいるだけ。次第に打ち解けあっていく孤独な少年と幽霊少女。
吾妻ひでお 「失踪日記」
既出だけど、漫画で作者のホームレス経験からアル中になって入院する話までを
コミカルに描いている。本に書かれてることは全て実話だけど、暗いところを
意図的に排除してるから、ストレスなしで読める。
「暗いところで待ち合わせ」と「幸せは子猫のかたち」はストーリーがよく
似てるから、どちらかというと「暗いところ〜」をお勧めするけど、主人公に
感情移入したいなら「幸せ〜」の方がいいかな。孤男が主人公だから。
村上春樹
スプートニクの恋人
なんかミステリーみたいなので著者が星野なんとかってやつ知ってる? すごく面白い! 多分ふるいやつだと思う 忘れた
348 :
名前は誰も知らない:2007/04/07(土) 03:08:00 ID:Zn+REmbGO
白夜行
イン・ザ・ミソスープ
読まなきゃ駄目よ
350 :
名前は誰も知らない:2007/04/12(木) 00:12:14 ID:TixS3fqJO
永山則夫
351 :
名前は誰も知らない:2007/04/12(木) 00:23:03 ID:371wLLz5O
金城一記(漢字間違ってるかも知れん)のGOは面白かった。
嫌韓厨の方にはあまり奨めないが
352 :
名前は誰も知らない:2007/04/12(木) 01:17:42 ID:pV6sNwjLO
貴志祐介「クリムゾンの迷宮」
岡嶋二人「クラインの壺」
353 :
名前は誰も知らない:2007/04/12(木) 03:32:48 ID:Xrtb0QmrO
坂口安吾『白痴』
独特のリズム感があっていっきに読ませる
白痴の女への主人公の想いがロマンチックかつ残酷
中島らも『頭の中がカユいんだ』
らもの原点であり最高傑作のひとつ
アルコールと睡眠薬でラリりながら描かれたどうしようもなく美しい世界
354 :
名前は誰も知らない:2007/04/12(木) 08:04:15 ID:IISDEw9e0
罪と罰、地下室の手記、カラマ。この三つは普通におもろい。
355 :
名前は誰も知らない:2007/04/12(木) 12:58:14 ID:vUM7lgcBO
村上春樹 世界の終わりとハードボイルドワンダーランド
>>353 らもの中で、それを最高傑作に選ぶとは…同意見だ。
らもの魅力はその本に集約される。
なんか、もう、文学的価値とか娯楽性とか、そんな言葉どうでもよくて、ただ抱きしめたくなるような本だな。
358 :
名前は誰も知らない:2007/04/13(金) 02:16:02 ID:Tlbw79jnO
らもの作品は色々な人が執筆を担当してるからな
360 :
名前は誰も知らない:2007/04/13(金) 22:12:44 ID:Tlbw79jnO
>>359 だからそんなことはねーよ
共著とかだったら明記するわ
361 :
名前は誰も知らない:2007/04/13(金) 22:15:52 ID:CyMMRRzc0
『星の王子さま』
児童文学だけど
362 :
名前は誰も知らない:2007/04/13(金) 22:27:46 ID:LgIwcUVW0
山田風太郎の忍法帖シリーズ。
甲賀忍法帖の最後は泣けるぞ、オダギリの映画版はふざけんなだったけど。
映像化に恵まれない宮部みゆきだけど
模倣犯の完成度は異常
365 :
名前は誰も知らない:2007/04/14(土) 01:43:40 ID:BmdpOpos0
>>352 貴志祐介でそれか。ラノベ調が苦手だった。
同じ著者なら黒い家とか天使の囀りとかが好きかな
>>360 ゴーストって意味だよ馬鹿
らもファンなら知ってるだろ誰でも
367 :
名前は誰も知らない:2007/04/14(土) 11:37:01 ID:4p/Rf4awO
>>366 だからそんなことはねーよそんなことはねーよ
藤沢周平の「暗殺の年輪」
主人公はありゃ弧男に通じるものがある。
>>368 持ってる
「ただ一撃」も入ってたっけ?
筆者は神経的に参ってた時期があったらしいから、
その時期に書かれたものは暗く、厭世的らしいね
第一作品によく狂人出てくるし
370 :
名前は誰も知らない:2007/04/14(土) 12:12:00 ID:Zo+hAGsJO
>>352 クラインの壺はヤバイよな。ホント面白杉。
>>369 「ただ一撃」も確か入ってた。
作風の暗さから受賞は無理っぽいと藤沢さんは思ってたらしい。
>>371 俺は「ただ一撃」が好きなんだよな、あれがこの人の代表作と思うぐらい
裏切りにつぐ裏切りで、本当に筆者は疑心暗鬼に陥ってたと思うよ
逆に「用心棒日月抄」はエロイし、面白くて好き
けど、最終巻にまた作者の暗さが滲み出ている
373 :
名前は誰も知らない:2007/04/16(月) 02:44:52 ID:X766cY1u0
高村薫
『李歐』『リヴィエラを撃て』
374 :
名前は誰も知らない:2007/04/20(金) 03:18:47 ID:SGmQANFcO
白夜行
375 :
名前は誰も知らない:2007/04/20(金) 11:57:27 ID:ihveB19fO
>352だけど
>>365黒い家とかも好きだけどね。クリムゾンのあの非現実な設定が好きでね。
>>370うん、現実と虚構が入り交じるのが面白い。後ヒロインが途中で変わり二人で謎を解いてく所がいい。
376 :
名前は誰も知らない:2007/04/25(水) 23:32:39 ID:29ZJkQ5x0
山崎豊子「大地の子」
読みきってからビデオみたんだが、泣ける。一心・・・
岡嶋二人なら「そして扉が閉ざされた」が好きだな
本格推理マンセー
378 :
名前は誰も知らない:
ウェルテル嫁ウェルテル
ゲーテはいいぞ