1 :
世界@名無史さん:
これまで通り論文執筆等、研究への助言にはじまり、情報の共有・批評も行います。
前スレは
>>2以降。
スレ建て乙
3 :
世界@名無史さん:2010/12/14(火) 19:41:52 0
お疲れ様です。
4 :
世界@名無史さん:2010/12/14(火) 19:46:36 0
待ってた。そしてスレたて乙。
前スレの最後の悲惨な先生の話の続きはまだか?
5 :
世界@名無史さん:2010/12/14(火) 20:00:35 0
W大に問題児がいるって話があったけど、
ペーパーテストはできるけど、頭いっちゃった人いるんだな。
内部進学?
6 :
世界@名無史さん:2010/12/14(火) 20:29:21 0
スレ重複してるぞ。
7 :
世界@名無史さん:2010/12/14(火) 20:31:00 0
発達障害者って怖いよね。ゼミとかで発狂したりするしさ。学ぶ自由があるとかいうけど、
実際、大学は義務教育じゃないわけだから、最低限の社会性のないやつは学ばないでほしい。
8 :
世界@名無史さん:2010/12/14(火) 20:57:41 0
>>7 丁重につまみだせばいい。人権だなんだとぬかすやつがいたら、じゃあお前が引き取れと言ってやれ。
大学は養護施設ではない。
9 :
世界@名無史さん:2010/12/14(火) 21:18:10 0
中国だと公安に通報すれば、当該者を精神病院で集中治療してくれるよ。
現実はそういはいかなくて、学校付けのカウンセラー、学校事務との緊密な連携が必要。
てか1年から担任制って・・・
10 :
世界@名無史さん:2010/12/14(火) 21:54:18 0
>>5 そりゃ、うちじゃないよ。別だろ。
目に余るようだったら、教務主任、学生主任と相談して、保護者呼び出して、
事情を説明して、お引き取りいただくのが一番角が立たず、無難だと思うけどな。
11 :
世界@名無史さん:2010/12/14(火) 22:11:32 0
前スレの最後のほうの相談主です。
みなさんレスありがとう。
>>5 W大ではないです。別に内部進学でもありません。確かに、ペーパーテストは出来るんですよね。
>>7 ほんとそう思います。たとえ、人権侵害だと言われようと、いざ接してみるとそんなこと言ってられない。
ただただ恐ろしいですよやつらは。
>>8 親が怒鳴り込んでくる可能性があります。
>>9 1年が基礎ゼミでランダムに学生を配属させて、2年から正式にゼミを決める、って形です。
>>10 まず保護者に連絡を取っても、理解してないのか、それとも理解したくないのか分からないんですが、
学校に来ないんですよね。おまけにこの学生は違う県出身らしく、親元から離れてるんですよ…。
教務主任も学生主任もとにかく、親に連絡つかないとどうにもできないという感じです。
12 :
世界@名無史さん:2010/12/14(火) 22:22:40 0
10です。
これはもう、親が怒鳴り込んでこようが、裁判起こされようが、覚悟の上で
闘うしかないでしょうな。早めに学部長、学生主任、教務主任、事務長と協議なさって、
実情を報告なさるしかない。うちだと、大抵、精神に問題がある連中は、まず精神科医に
診断して貰い、診断書を動かぬ証拠として、休学手続き採らせます。
13 :
世界@名無史さん:2010/12/14(火) 22:22:56 0
重複スレから天才
チベットネタは、あまりにくだらないんで、もうあきた。
気分転換で、一つ朝鮮史ネタで知りたいことあり。
元党文献教授だったM嶋博S御大って、
あちらの某財閥から、美女付きの住居、年金用立てて貰い、授業、会議義務なし。
研究だけしていればよろしい、という破格の厚遇で、あちらのトンチンカン大学の
研究所から招聘を受け、日本の家族、財産、年金をみんな放棄して、
あちらに移籍したって噂をずっと前に聴いたことがある。
あまりにできすぎた、うますぎた話なんでとても信じられない。
真相知ってる香具師いたら、おせーて。
某財閥と成K館大学に養われてるのは事実。美女は知らんが、住宅、年金供与、授業、会議なしなのは
事実でしょ。研究もしてるのか?なんか韓国の有力政治家からも金が出てるとか聞いたけど。
あいつにそこまでする価値があるのかは知らんけど。つかこいつも東文研のアジア近現代史だな。
>>11 発達障害系は難しいよね。正直、下手なことやらかす前に精神科医にかからせたほうがいい。
そして休学に追い込め。中々精神科医に行こうとしないかもしれないけど無理やりにでも行かせたほうがいい。
15 :
世界@名無史さん:2010/12/14(火) 22:28:35 0
>>13 早速のレス乙。へえ、美女はともかく、噂は本当だったのか。
でも、それであいつ、とたんに研究しなくなっているみたいだけど、
ふやけちまったのかな。
>>12 同意。しかし、相手の親による気がする。
>裁判起こされようが、
これが一番怖い。発達障害系のやつって親も発達障害系ってことが多いらしい。
まともに話ができなくてとんでもない逆恨みでとんでもない主張をしてくる可能性がある。
変な人権団体とかと連携されると大学にとってこれほど厄介な相手はいないと思う。
17 :
世界@名無史さん:2010/12/14(火) 22:32:43 0
18 :
世界@名無史さん:2010/12/14(火) 22:40:45 0
>>18 ふーん。あちらの財閥の税金対策、利益還元にちゃっかり乗っているのか。結構なご身分ですな。
ところで、あと二つ質問。だとしたら、Y田M男さんは、なんでこういう企画に参加せんのよ。
それからさ。東横綱漢籍コーナーや東洋文庫に長く居座って書いたのが、研究ノート一本だった、
O井って男って、いまどうしているの?あいつ、宝の山に埋もれていながら、研究なんか全くしないでさ。
イケメンなもんだから、結婚詐欺ばっかりやっていたけど。何か情報知らない?
19 :
世界@名無史さん:2010/12/14(火) 22:45:58 0
>>18 吉田M男先生とM嶋の人格の問題でしょ。すごく仲悪かったらしいし。こういう企画にのらないのはそのあたりが
影響してるからじゃないん?私見だが。
>それからさ。東横綱漢籍コーナーや東洋文庫に長く居座って書いたのが、研究ノート一本だった、
O井って男って、いまどうしているの?あいつ、宝の山に埋もれていながら、研究なんか全くしないでさ。
イケメンなもんだから、結婚詐欺ばっかりやっていたけど。何か情報知らない?
誰だよwww 朝鮮史か?結婚詐欺なんて捕まれよwww
20 :
世界@名無史さん:2010/12/14(火) 22:50:18 0
>>19 もちろん、挑戦古代史よ。それがさあ、どういう訳か捕まらないのよ。
被害にあった女の一人知っているんで、詳しいことは書けないけれど、
女の方は、「私の人生にもう一度花を咲かせたい」とか言って、ぞっこんになっちまうんだ。
どういう訳か。被害に遭って別れた女にも訊いたことがあるんだ。「イケメンだけで、
怠け者のろくでなしのどこがよくて、よろめいたの?」って。そしたら、真っ赤になって、
「うるさいわねー」って言われて蹴っ飛ばされた。俺は何にも悪いことしていないのに。
>>20 東横綱の漢籍コーナーってそんなやつでも居座れるのか。
あと東洋文庫ってそんなゴロツキに居座れるポストあったか?
22 :
世界@名無史さん:2010/12/14(火) 22:57:20 0
>>20 補足説明。被害にあった女と、「私の人生にもう一度花を咲かせたい」って言っていた女は別人。
後者は、このイケメンが乗り換えた女の方のセリフです。小生が、「うるさいわねー」と
言われたのは、前者の方であります。
これからの時代、英語のできない東洋史学者は死ねばいい。
24 :
世界@名無史さん:2010/12/14(火) 23:01:38 0
>>21 てか、漢籍コーナー助手やってて勉強したのは、おtea大にいた、K簿添さんが最後でしょ。
このイケメンろくでなしの後釜に座ってた、I川とかいう、中国共産党研究者(岩新の著者とは別人ね)
だって、『史学雑誌』に1本論文書いただけで、何年もあそこに居座っていたもの。
よっぽど居心地いいんだろうね。みんな怠け者になっちまうんだ。今年の夏に、調べ物があって
久しぶりに出かけて驚いたね。昼寝の時間帯設定しているとしか思えない様な昼休みの取り方してやがる。
れんほーにちくって、党文献ともども、仕分けしてしまえばいいと思う。
あと、東洋文庫というより、正確にはUネス湖と言っておいた方がいい。今はもうない。
古き良き時代には、そういうジゴロでも助手が務まったのよ。
党文献と言えば、中国法のアルフィーもひでえよな。あいつももうちょっと研究しろよって感じ。
26 :
世界@名無史さん:2010/12/14(火) 23:14:08 0
>>25 それって、まろちゃんのこと?驚いたな。あいつ、でも中国的問題群に何かかいていなかったっけ?
27 :
世界@名無史さん:2010/12/15(水) 00:46:35 O
前スレにて博士論文が
序論
第一章:研究史の整理
第二章:課題と視点の設定
第三章:論文
第四章:論文
結論
※雑誌掲載論文無し
というのでも審査に通るとの話だったけど、そもそもなんでそういうのが博士過程にいるのかねぇ?
東横綱にもいるんだろ?西横綱にはいないの?
>>27 こういう論文って第三章とかも導論みたいなもんだから使いもんにならなくて、実質論文と言えるのは第四章だけって感じなんだろうなあ…。
博士課程にいるのは中国人留学生だからでしょ。日本語で論文書いて偉かったね的な意味で。後、指導教員がいい加減な男だったからじゃない。
西横綱にも結構いますよ。人糞犬で助手やってるようなやつでも、いつまでも芽が出ないやつとかさ。学振DCとかと同じで、それなりに使い物に
なりそうなやつを青田買いしたらとんでもないクズだったとか結構増えてきたんだよね。見る側の目が悪いのもあるんだろうけど。
29 :
世界@名無史さん:2010/12/15(水) 13:24:21 0
今こそ、東横綱中国史を強化すべきだ。
秦代・漢代→H勢(東文研協力)・K寺(東文研協力)
魏晋南北朝→A部(現K沢大学)
南北朝・隋代・唐代→S川(現東横綱)
宋代→A木(現A山学院大学)
元代→I藤(現K本大学)
明代・清代→K田(東文研協力)・I島(現A山学院大学)
清末・民国→Y澤(現東横綱)
人民共和国→K保(現S州大学)
あらゆる時代を研究できるパーフェクトな環境を作り出せ。
30 :
世界@名無史さん:2010/12/15(水) 15:35:23 0
31 :
世界@名無史さん:2010/12/15(水) 15:38:57 0
立てられた時間はこっちが早い。そもそも、そんなルールはない。
あと、こっちスレの書き込みをあっちにコピーするとか気持ち悪いからやめな。
あっちスレが正統な次スレになるなら人が集まるでしょ。集まらないのはそういうことってこと。
32 :
世界@名無史さん:2010/12/15(水) 15:49:48 0
>>13 きもちわるいからコピペやめろっていわれてるぞ!
どっちがどっちでもいいけど、ひとつは現スレ、もうひとつは次スレということにしてわどーかな?
33 :
院生B:2010/12/15(水) 15:54:38 0
なんかカオスなことになっていますが、ではこちらを東洋史スレの「その7」、私がたてたほうを「その8」ということで。
34 :
その6スレのサルベージ:2010/12/15(水) 15:57:29 0
976 名前:世界@名無史さん 投稿日:2010/12/12(日) 12:44:31 O
「w」を多用するほど精神的な余裕がない証拠。
977 名前:世界@名無史さん メェル:sage 投稿日:2010/12/12(日) 12:46:50 0
別に彼は「チベット研究者」でも何でもなく、「政治学を勉強したことのある中国政治思想史研究者」でしょ。
「自分の領域に口を出された」と勘違いしたチベット研究者が勝手にかみついただけという話。
もし「チベット語読めない」というだけで彼の仕事を全否定するなら、北岡伸一の日本大陸政策研究や後藤春美の中国をめぐる国際関係史研究だって「中国語読めない」という理由で全否定せねばならない。
もっとも、彼の仕事が中国史・清朝史の観点からどのような水準にあるのかはまた別の問題。
978 名前:世界@名無史さん メェル:sage 投稿日:2010/12/12(日) 13:29:13 0
彼は漢文も読めないし、漢語史料を扱うための基本も知らない。
勿論満洲語も読めない。書評を読めばわかるでしょ。
漢満蔵どの史料も満足に扱えないのに、清代チベット史で博士号取得。
35 :
その6スレのサルベージ:2010/12/15(水) 15:59:16 0
979 名前:世界@名無史さん 投稿日:2010/12/12(日) 13:38:54 0
まあこういう分野ではある程度二次文献に頼るのは仕方ないだろうが、あの人はそれにも問題があるんだよね。
史学雑誌の書評でも指摘されてたけど、日本語の先行研究すらろくに読んでない。
一次史料も二次文献も使わず、どうやって研究してるんだろう?
980 名前:世界@名無史さん 投稿日:2010/12/12(日) 14:04:25 0
>>975 どのあたりがエースなのか?
クリルタイ陣笠だったら、I濱女史も当然エースなわけだろ?
そのI濱女史にボコボコにされてる件については?
981 名前:世界@名無史さん メェル:sage 投稿日:2010/12/12(日) 14:05:31 O
もともと法学部出身ならば、歴史学の鉄則である「事実の積み上げ」を発想として持ち合わせていなかっただけでは?
単純に中国の対チベット観の現状を遡っただけで書いたんじゃない?
984 名前:世界@名無史さん メェル:sage 投稿日:2010/12/12(日) 14:26:32 0
Hくんはその著作によって、自分に学位を与え、地位を与え、賞を与えた人間たちの
無見識をも白日のもとに晒してくれた。その意味ではそれなりに学界に貢献している。
ポジティブ思考の俺はそう考えることにする。
36 :
世界@名無史さん:2010/12/15(水) 19:40:10 0
>>29 A木はいらんだろ。つまんねー宋代史にとってつけたような経済学の理論をぐちゃぐちゃ入れてるだけ。
37 :
その7スレ(重複)から移動:2010/12/15(水) 20:17:29 0
>>976 >>977 >>978 >>979 >>980 >>981 >>984 今回は1投稿に7レスも。
どんだけ顔真っ赤で、涙目で、必死なんだかwww
くやしいのうwww
ねたましいのうwww
>彼は「チベット研究者」でも何でもなく、「政治学を勉強したことのある中国政治思想史研究者」でしょ。
↑ ワラププw キミがいくら現実から必死に目をそむけても、今後数十年にわたり東大の由緒あるポストがチベット屋の手に確保されている点にかわりはないのだ。
西の横綱の故御大、東の横綱のY御大に続く快挙であるwwwww
訂正
誤:「自分の領域に口を出された」と勘違いしたチベット研究者が勝手にかみついただけという話。
正:「彼はやればできる人。『獅子が我が子を千尋の谷に突き落とす』のコンセプトで少々きびしめにやんよ」
38 :
その7スレ(重複)から移動:2010/12/15(水) 20:18:29 0
>>978 >>979 くやしいのうw
くやしいのうw
>>980 > どのあたりがエースなのか?
チベット屋として、東西の2御大に続くという快挙をなしとげたあたり。
> クリルタイ陣笠だったら、I濱女史も当然エースなわけだろ?
> そのI濱女史にボコボコにされてる件については?
チベット屋の内部における切磋琢磨。
野球に例えるなら、ベテランの先発投手が、鳴り物入りで入団し背番号18をもらったルーキーを厳しく鍛えているようなもの。
それにたいして、このスレの低能粘着君の発言は、今のところ、ひとつのこらず、外野席あたりで酔っぱらいがくだまきながら選手にケチつけてるようなもの。
39 :
世界@名無史さん:2010/12/15(水) 20:19:12 0
40 :
世界@名無史さん:2010/12/15(水) 21:31:53 O
必死な人がいるけど、いい年こいたおっさん研究者のやることではあるまい。
きっとその信者の仕業だろう。
>>40 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´∀`)< オマエモナー
( ) \_____
│ │ │
(__)_)
>>必死な人
この人のこと?
信者というより、どうみてもねたみ/ひがみ/そねみのドロヌマにどっぷりつかったアンチにみえるんだけど。
↓
839 名前:世界@名無史さん メェル:sage 投稿日:2010/12/06(月) 23:44:03 0
お前ら、東京大学大学院法学政治学研究科准教授で、あの坂野正高の
後継者たるチベット政治史の泰斗でサントリー学芸賞までおとりになった
905 名前:世界@名無史さん メェル:sage 投稿日:2010/12/10(金) 23:58:45 0
酸屠離夷蛾苦解異死蜍烏の取り方。
@・まず東大(選考委員が多い)に入る。
A・軽部あたりの軽薄なノータリン選考委員に取り入る。
44 :
世界@名無史さん:2010/12/15(水) 23:01:50 0
>>29 こんな人選はそもそもナンセンスだよ。東洋史ひいてはアジア研究は、中国だけを扱うんじゃないのだし、
それに、東横綱だけが日本の大学全てを支配するという時代遅れな新左翼の妄想だ。それに、正史24史に
もとづく、時代遅れな時代区分に基づいているのも笑止千万。野田狂是社長お得意の、実名挙げての攻撃の
新手のつもりなんだろうけれど、最近の歴史研究の成果がまるで消化できておらず、前すれから取りざたされている
人間の名前だけをいいかげんに並べているのがありありとわかる。
45 :
世界@名無史さん:2010/12/15(水) 23:08:32 0
>>19 情報ありがと。Y田さんって、現役時代に翻訳以外に一体何を研究していた人なの?
『東洋史研究』に掲載された論文と砲声大学出版会から出ていたあちらの研究者の翻訳しか
読んだことない。T田先生の後継者だったんでしょ。疱瘡大学のテキスト以外にどんな本だしてるのさ。
あと、M嶋さんが一九九〇年代に提唱した、「樟脳社会」論って、ラテンアメリカやアフリカと対比して
東アジア社会が植民地化されなかったことの説明にはなるけれど、日本、中国、朝鮮半島社会の間の違いを
説明する時には、あまり威力発揮できないよね。彼は、その後、この点をどう説明しているの?
誰か知っている香具師いたら、教えてよ。概論講義の準備するときに利用したいから。
46 :
世界@名無史さん:2010/12/15(水) 23:22:41 0
>>27 自分で東横綱文学部図書館に出向いて行って、どの論文のことだか調べてみたんさいな。
>>28 大陸からの留学生って、例外的に優秀な子もいるけど、そういう学生は、まず自分の国の歴史を
専攻したりしないよ。古文が読めないから。で、対外開放体制万歳ばかりになる。
歴史専攻なんていうのには、ほんと、ろくなのいないから、本流教授も手を焼いたんでしょうなあ。
でも、かれらは所詮お客さんですから。それより困るのは、日本人院生なのよ。
47 :
世界@名無史さん:2010/12/15(水) 23:36:08 0
>「対外開放」体制の中国を歴史的に理解
について、義務教育を修了した中学卒業生に理解できるよう語彙の取捨に注意しながら1600字以上2500字以内で論述せよ。
49 :
世界@名無史さん:2010/12/16(木) 10:17:31 0
>>48 こんなことができるくらいなら、現代中国研究の学術書が次々出る必要なかろ。www
全く馬鹿なこと書くなあ。
>>49 ↑研究者さまとはおもえない脊髄反射的低能レスww
おまいなんかに、【「対外開放」体制の中国を歴史的に理解する】という難しいことを求めちゃいないよww
【「対外開放」体制の中国を歴史的に理解 】とはなにかを説明してみろ、といってるのw
51 :
世界@名無史さん:2010/12/16(木) 13:26:38 0
「対外開放」と銘打っておきながら、実態は、王朝時代の蘇りみたいなことばかり。
それなら、これは一体なに。だったら、昔はどうだったのだろうか?
これが、「対外開放:体制の中国を歴史的に理解すること。これでいいでしょうか。
ところで、あなたは一式塾長野社長の息子さんですか?
52 :
世界@名無史さん:2010/12/16(木) 20:19:56 0
東横綱出たのにポスト0。今年で40超え。もうちょっと早く生まれりゃ俺も今頃准教授くらいになってたんだろう。くやしい。
53 :
世界@名無史さん:2010/12/16(木) 20:37:45 0
馬鹿田って馬鹿田卒に冷たいよな。馬鹿田で助手やっても講師とか准教授にもなれねーし。
54 :
世界@名無史さん:2010/12/16(木) 20:42:07 0
>>53 馬鹿田は東横綱のつまはじき者の巣窟だからな。行き場所のなくなったゴミどものゴミ溜め状態。
55 :
世界@名無史さん:2010/12/16(木) 21:02:23 0
大学院って怖いところだぜ。
23歳くらいから25歳とか26歳くらいまで修士にいくだろ。25歳とか26歳から31歳とか32歳とかまで博士に行くだろ。
これでも普通の速度。もっと遅い奴だとさらに年を重ねていく。挙句30代半ばとかで業績皆無とかだとマジ仕事は介護くらいしかないぞ。
56 :
世界@名無史さん:2010/12/16(木) 21:10:48 0
それを覚悟して行ってんだからグダグダ言うな。これからは就職出来てからもきつい時代がくるのにお前のような
軟弱者はとっとと介護なりに行ってしまえwww
57 :
世界@名無史さん:2010/12/16(木) 21:26:33 0
>>54 それを言うなら、低能未熟も、情痴も、陸橋も、アホ山もみんなそうだよ。
宮城高専だけはそうじゃないけど。
58 :
世界@名無史さん:2010/12/16(木) 21:38:17 0
>>53 これは馬鹿田に限らない。母校出身者をできるだけ採用するな。これは、世界中の大学の不文律だ。
そうすることで、大学紛争時代に批判を浴びた講座制度の弊害ーボス教授にひれ伏す徒弟制度ーを
なくすためだ。おかげで、東横綱ボス教授とその宣伝出版社(文系だと、出版会、i並、夕日角、耶麻皮)だけが
何でもいいという通念が崩れて行っているだろ。そして、研究職に就けるのは、正真正銘の実力のある人間だけになる。
こんな古くさい観念にしがみついている人間が哀れだ。わかったかね。
59 :
世界@名無史さん:2010/12/16(木) 23:31:01 0
>>58 かわかつへーたとか早稲田助手→早稲田講師→早稲田助教授→早稲田教授じゃねーか。うらやましい。
60 :
世界@名無史さん:2010/12/17(金) 00:59:03 0
>>58 そういう権威主義も必要だよ。東横綱に入ったら絶対大学教員になれるくらい保障してやれ。
その代わり、東横綱の修士課程、博士課程の入学試験は、
英語(読解・会話)・中国語(読解・会話)・漢文・+フランス語orドイツ語orロシア語の4言語
専門基礎知識試験
論文審査
くらいやればいい。
>>55 >挙句30代半ばとかで業績皆無とかだとマジ仕事は介護くらいしかないぞ。
介護職も若い女しか仕事に就けないよ
介護職の資格持ったオサーンでも余裕ではねられてるのが今
なんか怨念に満ちたスレッドだな。
63 :
世界@名無史さん:2010/12/17(金) 12:15:17 0
>>61 じゃあ、40超えて、アカポスに就けてなかったらどうすればいいの?
64 :
世界@名無史さん:2010/12/17(金) 15:02:18 0
最近の南アジア研究はグローバル・ヒストリーに傾倒しすぎてる。もっとハーバードのチャン・リーや
グレッグ・レイモンドのような地域経済構造論的視点から社会経済を分析すべきだとは思わんかね?
65 :
世界@名無史さん:2010/12/17(金) 17:44:10 0
>>63 俺は、留学+学振+任期付研究員+非常勤を経て、定職を得たのは39歳の時。
今後40代の就職も珍しくなくなってくるんじゃないかな。
66 :
世界@名無史さん:2010/12/17(金) 17:50:10 0
ひょっとして光田さん?
>チベットネタは、あまりにくだらないんで、もうあきた。
そりゃあ、いちばん最初のネタ振りが、このレベルだもんねえ。
「くやしいのうw」
としか、返しようがないwww
>839 名前:世界@名無史さん メェル:sage 投稿日:2010/12/06(月) 23:44:03 0
>お前ら、東京大学大学院法学政治学研究科准教授で、あの坂野正高の
>後継者たるチベット政治史の泰斗でサントリー学芸賞までおとりになった
>
>905 名前:世界@名無史さん メェル:sage 投稿日:2010/12/10(金) 23:58:45 0
>酸屠離夷蛾苦解異死蜍烏の取り方。
>@・まず東大(選考委員が多い)に入る。
>A・軽部あたりの軽薄なノータリン選考委員に取り入る。
>>62 チベット屋に東横綱のポストとられたのが
くやしくて、ねたましくてならない椰子が約一名このスレに粘着してるw
68 :
世界@名無史さん:2010/12/17(金) 17:55:54 0
つーか、平野聡って、おれの周囲でも軽蔑されてるけどなあ。。。
↑
くやしいのうw
くやしいのうw
70 :
世界@名無史さん:2010/12/17(金) 18:08:56 0
おれ、経済で法学部と無縁だし。。。
71 :
世界@名無史さん:2010/12/17(金) 21:17:54 0
>>64 日本だとM島とかアメリカだとPメランツみたいなのが胡散臭い研究してるから南アジア史が軽んじられてるのではないだろうか。
72 :
世界@名無史さん:2010/12/17(金) 21:44:20 0
>>71 何年前だったか、東大出版会から出た、六巻のシリーズのことか?ありゃーお粗末だった。
あれが、書けん補助金の成果報告だっていうんで、おらまたびっくりした。どうなってんだ、
日本の南アジア研究って。といっても、現代中国研究や、中国近現代史シリーズも偉そうな
こと言えないレベルだけれど。
73 :
世界@名無史さん:2010/12/17(金) 21:50:03 0
>>59 静岡県知事がなっていたのは、2項助手という制度。これに選ばれれば、確かに生涯地位と身分は保障される。
このほかに、1項助手という制度もあって、こちらはまだある。確か3年くらいの任期中に博士論文仕上げることが
義務づけられている。
でも、選ばれるためには、20名以上の選考委員の前でプレゼンテーションを行って、三分の二以上の賛成を
とらなくちゃならない。これに選ばれるためには、それは熾烈な努力が要求される。選ばれた者は、欧米諸国政府もしくは
日本の有力財団の奨学金試験に合格して、欧米一流大学院で博士号を取得することが義務づけられる。
静岡県知事の場合は、六本木の国際文化交流基金の奨学金+助手の給料で、オックスフォードに4年留学できた。
残念ながら、東大法学部の研究助手制度を真似たこの制度は、助教制度が導入される前に廃止された。
その分だけ、1項助手のポストが増設された。
74 :
世界@名無史さん:2010/12/17(金) 21:57:31 0
>>60 在学中、さんざん東大解体論だの、「役に立たない学問」だ、「反動御用学者」だなんてわめいていたくせに
今さらどの面下げて、こんな嘘書き込めるのか。
>そういう権威主義も必要だよ。
権威が、東横綱に集中する必要はない。そんな発想は、傾斜生産方式に集中していた戦後復興期もしくは戦前のような
経済力のなかった時代の発想だ。言うなれば、中央集権計画経済による知識人生産と分配方式だ。
確かに権威主義は必要だが、それは、日本各地の大学に分散していた方が好ましい。知識人、学問生産市場でも、
自由競争が展開するから。それに、昔と違って、横綱以外の大学が結構健闘していて、そこから輩出された研究者が、「本流」の
足下を脅かすようになってきている。今はそういう時代になっている。
お前さんは、「東横綱大学卒業」という肩書きに効力がなくなったら、ただのならず者でしかない。
だから、旧弊な国立大学講座制度が生きていた価値観にすがりついているんだが、今はもう、そんな時代じゃなくなってきている。
75 :
世界@名無史さん:2010/12/17(金) 22:11:01 0
>>54 >馬鹿田は東横綱のつまはじき者の巣窟だからな。
戦前からそうだった。小泉八雲、津田左右吉、その他探せばもっといるだろ。
だが、東横綱教授が、全部天下一品とは限らない。法学部や党文献にはその生きた見本がたくさんいる。
だからこそ、お前さんは、在学中に、文学部長室占拠して、危うく法文2号館丸焼けにするところだったんじゃ
ないのかね。
>行き場所のなくなったゴミどものゴミ溜め状態。
これも、一昔前の官尊民卑思考に凝り固まった発想。東横綱だけが大学という信仰がないと、自分の
存在価値がなくなっちまう焦りから、こんな決めつけをする。でも、そういうゴミどもっていうのは、
予備校講師の方にたくさんいるんじゃないのかね。有名大学学部、同大学院出ても、結局、政府公認の
学校法人、優良企業じゃつかいものにならなかったのは、そちらさんじゃありませんかね。
76 :
世界@名無史さん:2010/12/17(金) 22:20:10 0
>>60 >その代わり、東横綱の修士課程、博士課程の入学試験は、
英語(読解・会話)・中国語(読解・会話)・漢文・+フランス語orドイツ語orロシア語の4言語
専門基礎知識試験 、論文審査 くらいやればいい。
これも、最近の大学院事情がわかっていない香具師だって証拠。まず、アジア研究は中国語だけとは
限らない。韓国語、モンゴル語、トルコ語、チベット語(これを忘れちゃいけません)、アラビア語だって
必要だが、東横綱にこれだけの言語による入試問題を作成できる人員がまずいない。嘘だと思うんなら、
チベット語で受験したいって出願だしてみんさい。
英語やヨーロッパ大陸言語、それから中国語の場合は、あちらの政府機関後任の検定試験(TOEFL, IELTS,
DELF, DALF)のスコアで代替する傾向が今後ますます強まってくる。その方が、経費が安上がりにつく。
専門試験だのなんだのも、むろん必要だけど、現在は、銘柄大学大学院相互で単位互換協定が出来ていて、
有望な院生は、あちこちの大学院のゼミを移動することになる。有望な院生、教授の絶対数が少ないから必然的に
こうならざるを得ない。既にその地ならしが進んでいる。
従って、東横綱ボス教授に所属して、そのコネで大学教授職を得るなんて、1970年代末まで
当たり前の如く行われていたことは、最早期待不可能だし、特定「本流」ボス教授一門ばかりが
幅を利かせると、ろくなことにならない。これが、小泉政権頃から着々と実施されている大学院制度改革。
社長、お分かりになりましたでしょうか。
>>70 それが、なんで東洋史スレに貼り付いてんだ?
うらやましくて、ねたましいんだろ?www
くやしいのうw
くやしいのうw
78 :
世界@名無史さん:2010/12/17(金) 23:39:58 0
>>72 お、知ってる人がいた。あの六巻シリーズの糞さは異常だろ。とある、南インド史の権力大好き無能糞教授があのシリーズを絶賛してるのを
聞いて虫唾が走ったね。あんなもんアメリカやイギリスのまともな研究者に見せたら大笑いされるわ。実際、ハーバードの知り合いに
内容を紹介したら、日本の南アジア研究ってのはこんなもんなのか的な顔されたよ。
79 :
世界@名無史さん:2010/12/17(金) 23:41:46 0
>>73 2項助手制度ってもう無くなったのか。あれもほんの少しだけ残せばよかったのに。
学問のレベルが落ちたとは言っても、いつの時代だって飛びぬけて優秀なやつはいるわけだから、そういうやつを
囲いこんでいい環境で勉強させてやればいい、と思うのは俺だけか?
>そういうやつを囲いこんでいい環境で勉強させてやれば
そのための学振でわ?
81 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 00:01:08 0
>>80 学振改革がこれから起こるみたいだよ。学振やってもまじめに勉強しない屑が増えすぎたと文科省も気づいちまった。
ごめん、日本史なんだけど、
専用すれないからここに書かせてください
提出まで一カ月切って全然できてねーよ…
東洋史の方々はどんな感じなんですか?
83 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 19:59:25 0
>>74 黙阿弥くん。
君は視野が狭いね。日本で売りになるものはやはり東大だよ。東大をもっと売り出さなきゃいけない。東大ブランドこそが今の日本の学問の閉塞感を
救うとは思わんかね。
84 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 20:16:21 0
東大の東洋史に
教員を30人くらい配置すればいい。
そのぶん馬鹿田とかの教員数を徹底的に減らせばいい。
85 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 20:40:40 0
なんで底辺私立大学の大学院を出てもポストがないの?
紀要論文だけってそんなにダメか?自分なりに頑張ってるのだが。40代に突入するまで6年間大学の特別研究員
やらせてもらってるが、常勤の面接にすら行けないわ(書類選考落ちばかり)、非常勤も自分の大学以外じゃやらせてもらえないわ
で焦ってる。周りの院生仲間もそんな感じ。どうすりゃいい?
>>85 品質保証されてない食べ物なんて食べたくないでしょ?
87 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 20:55:45 0
>>83 視野が狭いのはそちらの方でしょう。東大ブランド?内実知っている人間から見たら、お笑い草だよ。
予備校業者としても、あなたの力量ってひどいものじゃない。ちょうどよかった。某掲示板にこんな事実が
暴露されていたんで、引用紹介しておきます。同業者があなたに対して向けた赤裸々な評価です。
>10 名前:名無しさん [2010/12/17(金) 22:41]
>早稲アカの五年間で東大百名プロジェクトが三年目に危うくなったので(12→11)
>責任者を下ろされてつぶれそうな医進狂背の校長に降格になった人ですね。笑
>11 名前:名無しさん [2010/12/17(金) 23:13]
>スズキが降格になった直後に11→46。
>こんな疫病神が好調になった来るぜは大丈夫なのか?
東大ブランドが海外ではいかに無力なのかを私は嫌と言うほど見て来ました。
>東大をもっと売り出さなきゃいけない。
>東大ブランドこそが今の日本の学問の閉塞感を 救うとは思わんかね。
そもそも、所属している機関のブランドで威張り散らす発想は、日本的、あまりに日本的だと思います。
>>72 が書いているように、東大ブランドをちらつかせてだまし取った研究費で出した報告集がどんなにひどいものなのか。
これだけでも、東大ブランドなんかちらつかせたら、日本の学問はますます閉塞状況に追い込まれるという
格好の事例です。
>>85 正直、40代入って紀要論文しかないとかだと相手にされないだろう。
そもそも、有力な研究者から研究者として認められてないだろうから、色んなプロジェクトとか研究会とかに
呼んでもらえてないんじゃない?大学の特別研究員だけで非常勤も自分の大学だけって、そんなんじゃ常勤なんて遠いって。
今、40代入ったばっかりだとしても、これから有力査読誌に論文だしたりしてるうちに40代半ば、そんな年になったらもう
大学側も取りたくないだろう。道を誤った、としか言いようがないですな。可哀想だけど。
89 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 20:59:14 0
>>84 あてつけで言っても無駄でしょ。国家予算、私学助成金その他の分配で教員数は決まっていますから。
それに東大に限らず、東洋史専攻の学生数は、全国レベルで激減しています。東大東洋史に
30人も教員増やしたところで、それに見合う学生、院生来ませんから、一式塾みたいになるのが
落ちです。残念でした。
>>85 講義一年間続けられるだけの構想力、読書量の蓄積がないことを書類審査で見抜かれたから。
一般的にはそういう理由です。
90 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 21:00:40 0
>>89 講義を一年間やるなんて簡単じゃん。母校で学部の概説をやらせてもらってるし。読書量だってそれなりにあるつもりなんだけど。
あんたに何が分かる。
91 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 21:04:10 0
>>78 お互い、意見が一致して嬉しいですね。概論講義の準備に使えるかと思って読み込んでいって、
唖然としました。あれも、H下が一枚噛んでいましたねwww。ところで、
>とある、南インド史の権力大好き無能糞教授があのシリーズを絶賛してるのを 聞いて虫唾が走ったね。
って、誰ですか?まさかK島?
このほかにも、東横綱出版会から出るシリーズってろくなのないでしょ。1990年代に刊行された、
『シリーズ アジアから考える』にしても、使えるのは、「国家と社会」「長期社会変動」くらいで
あとは、ぞっき本。あそこから出される学術書のレベルって1980年代辺りを境に急落しているって印象抱くのは
私だけでしょうかね。
92 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 21:07:58 0
>>90 一式塾の講義とちがってね。大学の講義1回分の授業ノート作るのは、学術書(日本語、外国語)数冊、
たくさん読み込んでおかなくちゃならないの。それが、回り回って市販の概説書にするんですから。
そんじょそこらの書店で売っている参考書をパクって講義する、君のパパの英文介錯講義とは次元が
違うんですよ。
しかも、分野、テーマによっては次々と新しい研究書や査読雑誌論文が刊行されるの。これを
丹念に追いかけて、パワポスライド毎年改訂できるだけの能力が要求されるからですよ。
28年も同じテキスト使っている君のパパと一緒にしないでね。
93 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 21:10:30 0
>>92 一色塾じゃないです。俺だっていろいろ頑張って本読んでますよ。でもポストがない。これは構造的失業じゃないですかね?
94 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 21:17:28 0
>>93 それは失礼しました。だとすると、あなたが仰るように、構造的失業なんだと思います。
少なくとも、『中国歴史研究入門』あるいは夏合宿で有名な、明清史といった、王朝時代史に
手を出さない方がいいと思います。要するに、一般社会は、現代中国の動向ばかりに気を取られ、
歴史なんかやっても意味がないと信じて疑わなくなっています。
この既成概念を打破できる学説を打ち出さないと、就職への道は難しいんじゃないでしょうか。
上記の見本は、岩井さんの「揺役と財政のあいだ」だと思います。「対外開放」体制が、王朝時代、
あるいは軍閥時代の形を変えた復活であることを実証できる学問研究であることを示すことが、
あなたが生き残る早道だと思います。
現代中国政治のおばちゃまも、私と同意見でした。
そして、こうした発想の研究は、東横綱東洋史では、残念ながら当分、習得できないでしょうね。
95 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 21:26:07 0
>>94 俺は、三流私大の院生上がりなんですけど、それも採用されない一因なんでしょうか?
修士に4年、博士に6年いたことになります。現時点で紀要論文が5本、翻訳論文が3本です。
40代でこれはまずいでしょうか?専攻は明清代以前です。
96 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 21:28:05 0
>>79 正論に見えていて間違っていると思います。なぜか。
その理由は、選ばれた人間が、その後も真摯な学究の徒で居続けるとは限らないから。
一番顕著な例は、東大法学部の研究助手に選ばれた升添を思い起こせばお分かりでしょう。
権力あるボス教授のお覚えめでたき後継者、一番弟子なる人間を後釜に居座らせる慣行が、1980年代以降の
東横綱東洋史を堕落させたんです。その事例については、これまでさんざん論議されてきたでしょう。
講座制度なんてものは、中央集権、傾斜生産方式による研究者生産時代の遺物なんですよ。英語圏諸国で
あんな制度を採っている大学なんて聴いたことないです。全部、公平なオーディション方式になっています。
ですから、スタートラインから平等に並ばせて競争させる方式にしたんですよ。それだって、助手、助教に
選ばれるには、厳しい書類審査とプレゼンテーションに合格しなくちゃならないんですけれど。
この制度から、果たしてどんな研究者が出てくるのか。これは、あと四半世紀経過しないと分からないと
思います。
97 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 21:31:08 0
>>95 私も、修士に4年、博士に6年在籍していました。ただし、修士時代、博士時代の半分は海外で
過ごしましたけれど。私個人の意見ですが、出身大学学部がどこかは無関係。あくまでも、
業績数と、講義内容、研究テーマとこれを決定した構想力が問われると思います。ただ、
中国の中世史以前だと、絶対的に需要が少ないし、私もそこら辺を専攻していないから、何も
言う資格はないです。
98 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 21:35:26 0
>>83 >日本で売りになるものはやはり東大だよ。
ばかじゃねーのか。ここ数年来の日本人ノーベル賞受賞者を思い出してみろよ。
東大なんて、小柴昌俊だけだろ。他大学研究者が海外でどれだけ、自分の研究アピールしていたと思うんだよ。
そういうとき、東大ブランドにあぐらかいていたから、こんなことになったんだ。同じことは、呆学部、車検以外の
東大文系学部にも当てはまるんだよ。東大ブランドなんか、もう売り物にならなくなりつつあるんだよ。
理系のことを根拠にしてもなあ。
100 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 22:25:49 0
>>99 理系にしてかくの如し。まして文系においておや。
南アジア史研究のお粗末さがその証拠。
101 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 22:30:57 0
102 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 22:33:30 0
>>101 もちろん。ご明察の通りです。
どうせ、簡単に職なんか見つからないんだから、それを逆手にとって海外に出ていました。
103 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 22:46:38 0
>>91 こんばんわ。南アジア史の権力大好き無能糞教授は実は二人いまして、ご明察の通り一人はK島ですwww
もう一人は、生産様式がどーだこーだ言ってた化石。ちなみに、こいつら、日本では一流の南アジア史研究者みたいに振るまってますが、
アメリカやイギリスじゃほとんど知られてませんから。(特に前者)www 学者じゃなくてカレーの評論家にでもなればよかったんだよあいつは。
後、H下さんについては俺は直接被害を被ったことないからなんとも言えないけど、K島のやつと組んでやるプロジェクトはどれもこれも糞すぎる。
あの二人みたいなのを老害なんだなあと思うよ。私見だけど、K島、H下さんあたりが組んでアジア諸国でわけのわからん毒にも薬にもならない
イベントやるのはやめたほうがいいと思うんだけどどうよ。
>東横綱シリーズ
概ね同意。あと個人的には、「近代化像」はまあまあな出来だった気がする。7冊中、3冊くらい読めるってのは東横綱出版会では珍しいんでないかい?
>100
確かに、若くして就職したはいいが、その後全く論文書けない人がいるね。
105 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 23:03:24 0
>>97 お返事どうも。
私は修士4年間ってのは留学していたわけでもなんでもないです…。博士で留学しましたが、名もないような中国の大学に行っただけです。
絶対的需要が少ないのは分かるのですが、非常勤ポストも中々まわってこないとなるとさすがにどうすればいいのやら…。
いつまでも母校の研究員をやらせてもらえるとも思えません。
>>104 いるね。「学生にしてはよく出来る」っていう評判だけでスピード就職して、
その後沈黙することで辛うじて「寡作だけどよく出来る」っていう評判を維持してる人が。
論文を書くと化けの皮がはがれちゃうことを本人もよく分かってるんだよ。
107 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 23:10:32 0
108 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 23:19:40 0
109 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 23:33:41 0
>>107 H下がその実例。良かったのは、修士論文を改稿した論文だけ。
>>108 ほう。じゃ、どうするつもりなんだよ。東大合格者数でしか評価されないような教育している
予備校なんて、これから没落していくんだよ。なぜなら、そんな発想で大学に入ってくる学生に
ろくな弾がいないから。これからの日本には、暗記型受験勉強じゃなくて、既成概念ぶちこわせる
斬新な発想出来る奴が生き残る。これは、東洋史に限らず、全ての学問に当てはまる。それを
高校教育段階でどう教えるのか。その知恵を授けるのがお前さんの仕事だろうが。
でも、お前さんにはその知恵がない。1990年代を境に大きく変化した時代の空気すら読めない。
おまけに、同業者仲間の間でも協調性がない。それが、「疫病神」という言葉に込められているんだろ。
110 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 23:36:29 0
>>103 もう一人が誰か分かった。クビ大の前身にいた、K谷だな。あいつ、マルクスの共同体論なんていう
日本の一部でしか通用しない議論を青木書店から出していなかったっけ?
青木書店から出す本って、最近だと古書店でも買い取ってくれないんだよねえ。
>>105 中国前近代史っていうのは、環境史、定住開発史の一部に組み込まれて、その使命が終わったって
雰囲気なんで、何かこう、もっと斬新なアイデアを打ち出されてはいかがでしょうかね。
111 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 23:39:52 0
>>103 K島についてもう一つ追加。あいつは、影で薄汚い人事工作するんで昔からものすごく
評判悪い男。私以外にも被害にあって泣いている奴はいると思う。東大ブランドっていうのは、
こうやって維持されるのかってことがよくわかった。左翼、新左翼ほど自分の学問に自信がないから、
権威が好きなんだよね。
>>108 で、すごむ新左翼くずれのならず者もその一例だけど、知能程度が低いから、簡単にその嘘見破れる。
でも、H下やK島、T中青春だと、もっと手が込んでいるから厄介なんだ。
112 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 23:39:54 0
113 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 23:41:17 0
>>109 調子の乗るなよ。協調性なしの陰湿学者が。
114 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 23:44:23 0
>>112 >>113 昔取った杵柄、十八番の恫喝か。馬鹿田アカデミー社長も
あなたの扱いにさぞかし困っておいででしょうねえ。
115 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 23:44:52 0
>>110 正解。あいつも大したことなかったでしょ。
>マルクスの共同体論なんていう日本の一部でしか通用しない議論
ハーバードでK谷なんて誰も知らなかったよ。本当に日本の中でだけ通用する議論だよ。本人は世界に通用する理論だと
思い込んでたようだけど。
>青木書店
青木書店の本は時代遅れの左巻きのくだんない本ばっかだからじゃないか?
以前、くだらない謹呈本を処分したときに、「タダで良ければ引き取るよ」って言われたから引き取ってもらったよ。
116 :
世界@名無史さん:2010/12/18(土) 23:51:11 0
>>111 >あいつは、影で薄汚い人事工作するんで昔からものすごく
>評判悪い男。私以外にも被害にあって泣いている奴はいると思う。
いるだろいくらでも。東横綱が弱ってきたとはいってもまだそれなりに力を発揮してた時代(1980年代)にあいつは教授だったろ。
他大学のポストにまで首突っ込んで自分のお気に入り(=無能)を押し付け、有能な奴でも気に食わない奴に冷や飯食わせたり
してたことで有名だろ。南アジア史なんてそれなくてもポストないのに、こういうヤクザが権力を握っちまったせいで、某外国語大学の助手ポストに
子飼(こしぎんちゃく)に半ば決まってた有力な若手がはじき出されたってこともあった。
東横綱でも就職できない時代ってどうすりゃいいんだよ。
118 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 07:59:03 0
119 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 11:29:02 0
>>115 >>116 まあ、日本人の発想に由来する宿命だねえ。江戸時代の安藤昌益みたいな例外もいるけれど、
小さなからに閉じこもり、そこで、元祖だ家元だってブランドちらつかせて、一部のサークルだけを
作りたがる。東洋史だけに限らないよ。華道、茶道、弓道、剣道みなしかり。技術で言うと、戦前なら
戦艦大和、最近だったら携帯電話がその象徴だろ。今は、日本文明の短所ばっかりが目立つ時代状況だもんな。
K島やK谷、T中青春とその「一番弟子」(本人がそう言っていた)H下が幅を利かせていられたのは、
1アメリカドル=360円という信じられない円安レート、外貨持ち出し制限その他の極端な出国制限時代、
これに加えて戦争の痛手で一部国立大学だけしか優遇措置がとられなかった時代環境があったればこそだ。
でも、あなたが言っているように、1980年代を境にこの環境は崩れ去ってしまったし、バブル経済崩壊、特に
小泉政権時代の構造改革の一環で、東横綱頂点体制が瓦解しちまった。こうなると、昔の栄光にすがっていた奴ほど
哀れなことになるんだ。
それにしても不思議だ。K島って、あんな史料集だけでどうして学士院賞とれたの?あの賞って、役人に
かなり画策しないと取れないんだよねえ。西横綱のF馬が受賞するために、島田のけんちゃんがかなり裏で
動き回ったって噂は知っているんだけど、この時は、誰が動いたんだろ。
>>117 これからの歴史学、あるいはアジア研究は、こういう方法でやればいいという、
斬新な手法で論文をたくさん書く。
そしたら、就職できる。それしか言えない。
120 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 11:30:58 0
>>116 >某外国語大学の助手ポストに 子飼(こしぎんちゃく)に半ば決まってた有力な若手がはじき出されたってこともあった。
これってA谷女史を送り込んだときの人事のことかい?彼女の影で泣きを見た奴がいたのか。
>>117 30代の中に、論文を20本くらい書くことかな。
俺みたいに、30代を、結婚・育児に消耗したため、
40代になってから量産体制に入ったが、後の祭りということにならないように。
いま、31本目の論文を執筆中だが、公募は書類落ちがデフォになった。
(これが良い論文ね。台湾で発表してくるわ。)
122 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 12:09:11 0
>>117 学部学生か、修士時代に中学高校の教職免許もしくは学芸員の免許取得しておく。
でもって、修士時代に中国もしくは専攻対象の国に留学してあちらの言語に堪能になっておく。
帰国してから、中学高校の先生しながら、論文を書いていく。これが一番安全確実な生き方。
それ以外は、助教になること。あとは、一か八かで欧米の大学院に留学して博士号取得すること。
でも、この方法は、誰でもうまくいくとは限らない。それこそ命がけ。
でも、命がけっていうのは、事業起こす時だって同じだろ。
123 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 12:30:58 0
>>116 訂正
>某外国語大学の助手ポストに子飼(こしぎんちゃく)に半ば決まってた有力な若手がはじき出されたってこともあった。
>某外国語大学の助手ポストに、半ば決まっていた有力な若手をはじき出してまで子飼(こしぎんちゃく)をねじこんだこともあった。
酔っ払ってたせいか文がおかしくなってた。失礼。
124 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 12:52:51 0
>>119 日本に閉じこもってるやつには永久に分からない感覚なんじゃないかな。人・モノ・カネ・情報のネットワークが世界規模で展開されてる
時代に、日本の家元制度なんて何の役にもたたない。まあ、自分自身も留学するまではその家元制度の一員であることに少し誇りを持ってた所があるから
あまり偉そうには言えないが、留学してみて、なんて馬鹿馬鹿しいものかと思い知らされたよ。
>1980年代
1980年代ってのはそういう意味で面白い時代だったと思うよ。1970年代以降の流れで金融システムも変わり、国際政治的にも冷戦構造が終りに向かい、
旧東側諸国にもある程度行けるように成り始め、色んな分野で既存の体系で乗り切ることが出来ない時代が来た。1980年代を最後に退官できた世代は
幸せだったんじゃないかな?T中青春とかはまだいい時代に身を引くことができたと思うよ。K島みたいに1990年代に入ってまで偉そうにしてるやつはどうしようもない。
東横綱一校優位体制なんてろくなもんじゃない。確かに、家元制度の中で鍛えられて世界に発信できるような学者になったやつも多いけど、その反面で、
何の実力もないのに無理やり地方のドナ大やら影響のある私大の教員になったっきり日本語の論文すら書かないような屑もたくさん生産したのもまた事実。
>K島って、あんな史料集だけでどうして学士院賞とれたの?
あくまで噂の域だから分からないけど、この前お亡くなりになった文化功労章のタイ研究者がねじ込んだと聞いた。
>>120 いや、A屋女史ではない。不愉快だから、この事件についてもぼやかして書き込もうかな。
>>122 121だが、おれは、高校教師をやっている。
同年代の院生は、もちろん、ほとんど大学教員になっていないが、
高校教師になって、研究をつづけることを選んだものがほとんどだ。
だけど、研究を50近くまで、続けているのは、数えるほどしかいない。
つまり、高校教員は、忙しい。
あるいは、忙しいことを、理由に研究をサボれる。
だから、研究をやらなくなり、大学教員になることはなくなる。
そこで歯を食いしばって、論文書きに精をだしたとしても、
公募では、なにかわからないが、講義の構想がどうのこうのといわれて、面接で落とされてしまう。
残念だ。
はっきり言って、大学教員は暇だ。
(われわれ高校教員と比較してだよ。)
でも忙しいことを理由に研究をサボれる。
学会にも出てこないでいられる。
俺より研究やっている大学教員は、あまり知らない。
(おれのやっている時代の話)
126 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 13:05:44 0
127 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 13:19:48 0
>>124 よかった。A谷女史とは面識があるので、まさかね、と思った。彼女は実力がある人でしょ。
南アジア史についていうと、イギリス統治時代だったら、低能未熟出身のM木さやKさんという方が、
『社会経済史学』に、力作を随分と出していらっしゃるよね。東横綱はだめだねー。
ユトレヒトの学会でもお見かけした、K島の後釜は、一体何をしているのかね。
>あくまで噂の域だから分からないけど、この前お亡くなりになった文化功労章のタイ研究者がねじ込んだと聞いた。
ああ、誰だか分かった。I井米O先生が工作員だったのか。彼とも、1991年にキャンベラで一緒だった。
愛想のいいお人だったよ。K島とは大違いだよ。だからちょっと、意外。でもまあ、ありえない話じゃあないね。
インドの食文化において「総合調味料」として発達してきたカレーの研究にまで及び、その問題関心はきわめて広い。
129 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 13:30:32 0
>>125 でも、明末の農民反乱それ自体を追いかけ続けても、学界全体の関心事にはなりえないでしょ。
高校の先生やりながら、論文書き続けるっていうのは大変な努力なのは認めます。日本近世史、
確か織田信長について。すぐれた研究論文を出し続け、学術書や新書を出された都立高校教員の女性が
いらっしゃいますが、あなたもその方同様で、敬服致します。でも、それなら、より幅広い学界動向を
知るために、夏休みにでも、母校の先生方と交信なさるといいんじゃないでしょうかね。
130 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 13:32:16 0
>>128 ふん、あんな駄作、プロの料理人の書いた本に比べたら月とすっぽんだよ。
ごますりを除けば、誰も見向きもせんわい。
131 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 13:45:07 0
>>127 A屋女史は実力もあるし女傑って感じのいい人ですよ。タバコ臭いけど(笑)
東横綱の東洋史系で役立たずになっちまってるのは、あの家元制度にどっぷりつかって、アジアを広く見ようとしてないやつに多いんじゃない?
中国史なら中国史だけ、インド史ならインド史だけ、中東史なら中東史だけみたいな視野の狭いやつ。
>I井先生
これまたご明察。I井先生自身はとてもいい先生で実力もある方だったわけだが、その人の良さってのは時につけいられる原因にもなる、と。
にしてもK島みたいなやつにはもったいない賞だと思うけどね。アメリカのインド史研究者に話したら、そんなもんが表彰されちまうなんて大した
賞じゃないんだなって言われたよ。
>>128 あいつは東横綱教官なんてとっととやめて場末でカレー屋でもやってりゃよかったんだよ。持ち前の人の悪さで客が寄り付かずに店がつぶれただろうけど。
132 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 13:52:31 0
>>127 ユトレヒトの学会ってなんだよ。キャンベラとかさ。お前らこそエアポートプロフェッサーじゃねえかwww
しねよ。
133 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 13:55:48 0
ユトレヒトの学会?それは、去年開かれた国際経済史学会のこと。
キャンベラってのは、オーストラリア国立大学のある街。そこに夏休みを利用して、
研究指導受けに行った。
>エアポートプロフェッサー
じゃなくて、「空飛ぶプロフェッサー」っていうのは、学期中にろくに授業もせず、ましてやろくな
論文も出さずに、外国にばかり出向いている怠け者を揶揄していう言葉。
134 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 14:18:44 0
>>132 死なねーよ。大学休業期間中の国際シンポジウムに参加して、外国語で研究発表することは、研究者の義務だし、そのための
渡航費用も、各自の研究予算でまかなっている。ちんぴらから文句言われる筋合いはないわい。
135 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 14:33:41 0
136 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 14:40:46 0
>>135 はいはい。来年の狂背の合格実績楽しみにしております。
あなたがいなくなったら、合格実績が大幅に改善されたなんて言われないようにしてね。
クビにでもなって、逆恨みされて、トイレで刃物もって待ち伏せされたり、研究室に
火の付いた火炎瓶投げ込まれたらたまりませんから。www
137 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 14:46:07 0
ユトレヒトの経済史学会はだれがでたん?K本さんあたり?
138 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 14:49:06 0
>>137 はい、その通り。私やK本さんの他に、F田女史、Groveおばさま、K丸、A木、あと台湾、香港のお歴々。
他のセッションには、M上、S山女史、M島さんらもいらしていましたね。楽しかったです。
139 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 14:53:36 0
140 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 15:09:55 0
>>139 彼は別な班組織していたんじゃなかったかな。私等は、訂正耕起から日中戦争前夜までの
凄惨沃素至上の特徴をトピックにしていました。結構聴きに来てくれる人が多くて、来電大学の
先生と仲良くなっちまった。この時のペーパーの邦訳は、来年になると低能未熟大学出版会から
刊行されるって聴いているんだけど、まだ、校正が届いていないのよ。
141 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 15:19:37 0
>>131 それで、インド史やってた連中は、みんな荒屋敷先生になびいてたのか。やっと得心がいった。
湘南高校出て2浪して東大はいるのがやっとだった人だもんな。2浪は、O型もそうだったっけ。
じゃ、逆に受験勉強でいい成績挙げてればいいかっていうとそうは問屋が卸さないんだ。
T中青春みたいに、一浪して入った「旧制一高で何番目の成績(自分が一番だってことを誇りにしている)
だけが生き甲斐」だっていう風にもなっちまうからな。
142 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 16:07:59 0
>>116 >>123 腰巾着って誰のことかわかった。M島のことだろ。へえ、あの人事ってそういうことだったのか。
143 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 17:02:20 0
>>140 へえ、面白そうな学会だったんだね。刊行楽しみに待ってます。
144 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 17:07:57 0
>>143 あんまり楽しみにしないでよ。みなさん、自分の研究のエッセンスだけをまとめた、言わばベストアルバムy
みたいな論文集なんだから。
145 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 17:10:29 0
>>141 別に2浪が悪いとは思わないけどさ、あの偉そうな態度はいただけないよな。
K島もO形も東大大学院中退で終わった人間だと思うよ。
>荒屋敷先生
だってK島なんかに学べることないでしょwww 学べるのは恫喝とか悪辣な人事とかそんなもんでしょうに。
>T中青春
一番ってのはすごいとは思うが、そういうのは言わなくてもいいことだよね。黙ってればかっこいいのになあ。
>>142 M島って別に大したこと研究してないのに就職は早かったのはなんでだろう(棒読み)
修士でてすぐじゃなかったかあいつのAA研入り。なんでだろう(棒読み)
世の中は本当に不思議に満ち溢れてるよ。
146 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 17:17:15 0
>>141 そういや、K島は自称、阿頼耶識先生の一番弟子らしいね。荒先生の東文研の後継を狙ってたんだろうなあ。
147 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 17:17:28 0
>>145 >「「旧制一高で何番目の成績」
これはね。東洋文庫その他の様々な人事会議で、T中青春が人を推薦するときに好んで使った
殺し文句なの。「一高で何番目の成績だろうが実社会じゃ関係ないでしょ」って東洋文庫関係者が
憤慨していたよ。
148 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 17:20:39 0
>>145 M島もそうだけど、党文献のN里ってその後まともな研究しているの?
i並講座世界歴史のムガール王国時代の論文以降、何も読んでいないけど。
あの時代の研究って、浪速のW村や低能未熟のM木女史の方が面白い研究していると思うけど。
149 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 17:22:30 0
>>147 陸軍大学校の成績がその後の昇進にも反映された陸軍のシステムそのまんまやね
150 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 17:24:36 0
>>142 えっと、これもK島の工作。彼も諏訪意亜奨学金に合格してタパン・ライチョードリの
所に留学する筈だったんだけど、この人事が決まったんで、国内に残ったのよ。K島本人が
そう言っていた。でも、どういう経緯でAA軒助手になれたかまでは知らない。
でも、東洋史のこういう助手採用人事はまだましな方だよ。東横綱の理系某学部某学科なんかだと、
女性を助手に採用すると、「おれが採用してやったんだから。やらせろ」って
迫ってくるところがあったんだから。これは、詳しいことはこれ以上書けないが、本当の話だ。
151 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 17:27:20 0
>>147 東横綱マルクス主義学者なんてみんなこういう硬直した発想だよ。
経済学部のO内力とか、O塚久雄なんかも、これにちかいよね。
まあ、官尊民卑的大学秩序の絶頂期に人格思想形成した人達全部に共通するんじゃないのかな。
152 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 17:29:51 0
>>147 へえ。知らんかった。ほんとにくだんねーな。だれか、「それがどうした?」って真顔で言い返してやればよかったのに(笑)
ところでさ、ある外国語大学に、経済系学部、院で社会経済史をやってたやつと、東洋史系学部、院で社会経済史をやってるやつが
いて、前者のほうを取ろうとしてる時に、横から東洋史の「権力者」が口をはさんで子飼に与えちまうってどうよ。
しかも、その時の子飼の推薦理由が、「経済系で勉強してたやつより、東洋史系でみっちり鍛えた人間のほうが優秀に決まっている。」
だったらしいんだが。
153 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 17:32:12 0
>>150 もっと醜悪な話で男好きな教授が迫ってくるなんて話もあるらしいな。怖い怖い。
154 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 17:32:46 0
>>152 何を根拠にそんなこと言えるのよ。業績審査した上で投票にかけるべきでしょうが。
そんな横車で審査委員会を通しても、教授会でひっくりかえされちまうよ。
少なくとも、私の勤務先でならそう。実際にそういう例が幾つかあったばかり。
155 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 17:38:06 0
>>152 昔のある外国語大学で実際にあった人事なんだわ。
さらに推薦理由として、
「俺が教えたんだから優秀に決まっている」、
「経済系で歴史なんて勉強できるわけがない」、
だったそうな。挙句、多数派工作らしきことをやって、反論が出ないようにしたそうだ。
東横綱東洋史の「権力」者とは凄いもんだなあと関心したよ。
156 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 17:41:52 0
>>148 N里成章は退任したよ。あいつも研究なんか全然してないから。うまく生き抜けた感じだよ。
そういや、あいつもエアポート・プロフェッサーだったな。
>>151 質問。マルクス主義者ってのは官制権力が嫌いなんだよね?
なんで、「一高」っていう官制権力が権威を与えた権力を利用するわけ?馬鹿なの?
158 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 17:48:08 0
渡部昇一の迷言集w
(女婿や孫を重用する松下幸之助を賛美して曰く)
「僕ですら、できることなら、僕の大学のポストを息子に継がせたいという気持ちはあります」
『それでも「NO」と言える日本』
(大内兵衛が法政大学の総長になって裏口入学を制限したことに対し)
「一概に私立の裏口入学が悪いとはいえないんです。いま、私立は文部省から助成金をもらっ
ているので裏金が動くのはたしかにいけないけれど、本来は私立だから誰を入れたっていいはずで
す。教授個人が裏金を着服するのは論外として、私立の裏口入学がなかったら、これほど私立
出の人材は輩出しなかったと思うんですよ。」
「反日的日本人の系譜」『正論』1995年9月号
159 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 18:07:17 0
>>157 うーん、よくわかんないんだけど、戦前の抵抗運動の実績(これは確かにあった)ってえ権威に
預かった部分があるんじゃないのかしら。竹内洋の著作なんかが詳しい背景描いているよ。
個人的に知っている範囲でいうと、彼らの大半は、自分たちの戦争体験を引きずっていて、
俺をこんな目にあわせた昭和天皇や軍部、政府官僚に対する憎しみを正当化し、
学歴エリートであることに引け目を隠すために、マルクス主義に飛びついたんじゃないのかな。
現に、戦時中はがりがりの軍国主義者だった奴ほど、戦後はいち早くスターリンや毛沢東の権威に
すがったって、死んだ親父から何度も聴かされたよ。
でも、イデオロギーの種類は問わず、やっている行動様式は、徳川幕藩体制時代の朱子学イデオロギー
に染まった官僚そっくり。だもんだから、これに同調しない人間を、野田狂是社長のセリフじゃないが
「空気読めない」「協調性がない」「反動」「御用学者」とレッテル貼って遠ざける。
野田狂是社長は、あの時代の人間を戯画化した道化師だな。
前前前スレで書いたと思うけど、「昭和異学の禁」みたいなことが平気で横行したのもそのためでしょう。
でも、時世が変わって、こういう連中が逆に裁かれる立場になってきているのよ。
160 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 18:10:17 0
>>156 へえ、どっかで引き取ってくれたのか?梅宮アンナがいた学校あたりか?
するってえと、インド史に関する限り阿頼耶識先生と、M井透先生くらいしか
まともな人間いなかったってことになるのか。でもさ、『インド史に於けるイスラム性病』
って岩新読んだことあるけど、あのテーマに一体どんな意義があるのか、おれはさっぱり
わからなかった。分かる人いたら、おせーてよ。
調子に乗るなよ。ごろつきやくざが。
164 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 18:17:10 0
>>155 それも凍害大時代のK島の悪事か?呆れたな。
今だと、「古文書しかよめねー史学科あがりはだめじゃい。統計学や非対称情報の経済学、
ゲームの理論使えんから」てえんで捨てられるよ。
だーかーらー。俺の恩師が提唱していた「高位平衡の罠」概念なんてのが、
T中青春一派には全く通じなかったんだ。これに限らない。
最近だと、マグリブ商人の行動様式をゲームの理論使って説明したグライフの著書みたいなのが
出てくると、東洋史学科出身者じゃもうお手上げ(俺も含めて)。断っておくけど、
グライフの著書が東洋史研究として優れているのかどうか。その評価とは別問題だよ。
マルクス主義理論と漢文訓読だけ出来てりゃいいっていうのはもう時代遅れ。
こういう通念が広まっちまったんで、上の方のレスに出てくるような悲劇が起きているんでしょうねえ。
166 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 18:21:40 0
>>165 恥と怒りで、「の」と「に」の区別がつかなくなってまんなあ。
あなたさあ、冬期講習かき入れ時でしょ。仕事しなさいよね。
>159
調子ぬ乗るなよ。ごとつきやくざが。
168 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 18:27:24 0
>>156 N里の業績目録に今目を通した。
通常なら論文と一緒に扱えない、学会報告やその他の項目に入れるものまで合計してあれしか書かなかったのか?
授業負担がない、党文献に所属していて、あれってどういうことなんだよ。驚いた。呆れてモノがいえん。
169 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 18:31:41 0
ああ研なんてもっとひどいのが昔いたし、今もいるよ。
>>168 2ちゃんねるばかりやってると
そうなっちゃうよ。
今日は書き込み大杉じゃ。
大学教員たち。
みんな研究しているのか。
171 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 18:39:27 0
>>170 研究の合間に来てるんだから問題なし。今年は一流査読誌に論文1本と紀要に論文1本と翻訳も出したしまあ普通に仕事しましたよ。
172 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 18:45:03 0
>>170 私は、来年刊行になる洛西大学出版会から出る論文集に1本。それから、海外の査読雑誌に1本投稿して
これが目下審査中。あとコラムと書評をそれぞれ一つ。目下やっている言えない仕事を片付けたら
翻訳を一つ仕上げ、それ以外だと、年越しそうだけど、昨年完成させておいた翻訳書の訳者解説と、あと
依頼書評をもう一つか二つ書くこと。こんなところかな。
173 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 18:46:38 0
>>169 ああ軒教授ってさ。紀要の編集会議に一日費やす小田原評定が大好きだって話聴いたけど
本当なの?
>>170 私は今年、英語論文×1、日本の査読誌に×1、書評×1、それと来年刊行される論文集に寄稿する論文の準備、
来年刊行予定のメチエ系の本の推敲、後、某シンクタンクから頼まれてる仕事の下準備くらいかな。で、おたくは?
175 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 18:50:30 0
>>173 決まりもしないことを延々話し続けるのが大好き。唐立に聞いてみ。
176 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 18:58:45 0
>>175 豪州唐立と電話するとさあ、この小田原評定に付き合わされることや、
その他諸々の職場の不満や、出来の悪い隠棲やODが高い生活補助金貰うことへの不平ばっかり
言うんだよ。むかあし、おれがK島とH下の奸策にはまって品川にいた頃は、
無能教授が横行する職場の不満ぶちまけるのはこっちの方だったんだけど、
今じゃ完全に逆になっちまったな。
それで奴さん、現実逃避で、中国の奥地にばっかり入り浸っているのか。
電話しても全然つかまりゃしないし、めーるしてもなしのつぶてだよ。生きているのか、あいつ?
>>176 ああ研って出来の悪い隠棲指導もせにゃならんのか?知らんかったよ。
>>168 俺も見てきた。なんだありゃ。ほとんど紀要論文と糞みたいなコラム(?)みたいなんばっかじゃねーか。
K田迷信なんてあれと比べれば仕事してるほうだわ。
>>176 昔ああ研にいたからよくわかるが、あそこはマジ仕事しない糞教員が結構いるからなあ。
おまけにこいつらは会議大好き。決まらないことを延々会議。不満を述べたくなる気持ちも分かる。
あそこは、「研究業績」のほとんどがエッセーみたいな雑文、てのが普通にいる。
中には、そんなのすらほとんど書いていない酷いのもいる。
普通の大学教員なら教育上の業績があるとかいう言い訳もできるだろうが、研究所じゃねえ。
181 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 20:41:46 0
そうか、それで分かった。10年ほど前だったか、現代中国政治のおばちゃまが第3者評価委員とかで
ああ軒と、人糞軒に出向いて行った。そしたら、両方の関係者からおばちゃまの悪口が聞こえてきたよ。
曰く、「あの女は人の話を聞かないからなあ」などなど。要するに、ろくに研究もしないで無駄飯食っている
ってえことをお上にちくられるのを恐れていたからなのか。
人糞軒の戦前以来の排他主義も驚かされるけれど、ああ軒っていうのもひどいね。
182 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 20:43:28 0
来年度から、大学HPで教員の業績公開が義務付けられるんだよね。
183 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 20:51:07 0
>>182 それがどうした。今だって似たような制度あるだろ。
そんなこけおどし。ちっともこわくねー。
184 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 20:56:27 0
185 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 21:07:44 0
>>181 毛○のクソババアなんかこわくねーよwww
186 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 21:10:08 0
東横綱学部(4年間)25歳→東横綱修士課程(3年間)28歳→東横綱博士課程中退(6年間)34歳→東横綱OD(6年間)40歳→高校教師、
な俺が大学教員になれなかったのはなんでだこら。
187 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 21:11:27 0
その間の研究業績は?
188 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 21:13:04 0
>>186 ∵「東横綱の威光」なんていうありもしない幻想に浸りきっていたから。
傍から見たら大したことのない論文しか書けず、底力がないことを見透かされていたから。
「天は自ら助くる者を助く」(サミュエル・スマイルズ)。
189 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 21:13:06 0
>>186 史学雑誌×1
東文研紀要×3
Asia Studies×1
West Asia×1
190 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 21:18:43 0
>>188 史学雑誌に論文出せた俺がなんで実力ないんだよ。
191 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 21:19:54 0
>>189 そりゃ、K松さんかY橋に直接訊いてみてくれよな。
>>189 亜々軒なら、定年までにそれくらい書けば十分なんだが。。。
193 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 21:21:51 0
>>188 『史学雑誌』って言ってもね。論文読んでいると、何だこりゃっていうのもあるから、
実力がある証拠と一概には言えない。それ以外の論文も含めて、
「解雇と点棒」はなんて評価していたの?
194 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 21:22:21 0
>>191 あいつらに力がないから俺を押し込めないんだ。
195 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 21:24:35 0
196 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 21:27:36 0
>>194 教授の政治力なんか当てにしているようじゃあだめだね。
教授に押し込まれるところなんざ、地獄の一丁目だよ。
ここで前前前スレ辺りからずっと議論されてきただろ。
>>195 「回顧と点棒」で取り上げて貰えなかったっていうんじゃ、実力がないことの証明。
ところで、お前、トルコ史やってたT松ってどうなったか消息しらない?
197 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 21:29:55 0
198 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 21:32:07 0
>>197 そう。あいつもなかなか職がなくて苦労しているみたいだし、千葉かどっかで非常勤していなかったっけ。
>>174 今年出たもの
日本の査読誌(昨年中国の研究会で発表したもの) 1
日本の依頼論文(昨年日本の研究会で発表したもの) 1
中国からの依頼論文(今年出る予定だけどまだでない) 1
中国査読誌(今年出る予定だけどまだでない) 1
著書(単著・中国語・今年出た) 1
著書(共著・日本語・来年出る) 1
みんなが2チャンネルやっている間に書いていたやつだが、仕上がったぜ。 1
それから、公募の書類落ちは、8校。
面接まで行かないぞ。
200 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 21:33:21 0
201 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 21:38:07 0
>>200 情報ありがと。おれが大学院時代にあいつがちょうど進学してきた。
同じ年に、馬鹿田から、O都市と、K池が大学院に入ってきたっけ。
当時は長髪だった髪が薄くなっているのに驚いた。
あれからもう四半世紀近くが経過しているもんなあ。
202 :
世界@名無史さん:2010/12/19(日) 23:31:34 0
T松さんも40過ぎるまで就職できなかったんだよなあ…。
しかし、東洋史なんて何の価値があるのかね。
>>153 U田のまこっちゃんなんか被害に会いそうだな。
結局のところとんでもなく出来る人間と要領よくサボる人間が生き残って、中途半端に頑張ってる人間が切り捨てられるわけか...
能力主義の世の中では致し方ないとはいえ、この構造だと上位一割の人間にとんでもない負担がかかるんだよね。どうしようもないけど
>>203 中国史を専攻している人間とインド史やトルコ史を専攻している人間が議論できる枠を作れることに一定の意義があるんじゃない。
あちらのぐろーばるひすとりいとやらは一次史料や地域的特性にこだわらないだろ?
207 :
世界@名無史さん:2010/12/20(月) 17:46:15 0
修士の入試を前にして研究計画書が書けんとかって大騒ぎしてるのがいるんだが
208 :
世界@名無史さん:2010/12/20(月) 20:28:34 0
>>204 被害に遭うんだったら、助手だった頃に遭っているよ。
>>206 でもないよ。中心となる地域については、厳密な一次史料解釈によって、従来の定説塗り替える研究能力
証明できなきゃ、相手にされない。相手にされないで馬鹿にされていたのが、アンドレ・グンター・フランクだ。
209 :
世界@名無史さん:2010/12/20(月) 23:43:41 0
210 :
世界@名無史さん:2010/12/20(月) 23:53:18 0
>>201 T松さんってそんな古株だったのか。O稔さんとかK池さんとかって1960年代生まれの人でしょ。
211 :
世界@名無史さん:2010/12/21(火) 02:13:28 0
212 :
世界@名無史さん:2010/12/21(火) 10:43:25 0
>>210 オスマン・トルコ史なんて中々就職出来なくても仕方ない。
S木董だって、1970年代くらいに学生だったはずだが、東横綱法学部から法学政治学研究科に進んだわいいが、
留学して帰ってきても中々ポストがなくて30代半ばかなんかでようやく植民地私大の助手になったくらいなんだから。
西アジア史、東南アジア史あたりは、実力や業績があっても枠がないからとかで中々就職できないなんてよくあることなんだよ。
213 :
世界@名無史さん:2010/12/21(火) 21:46:50 0
>>203 それを言うなら、東洋史はこういう風に研究すれば、世の役に立てることができるんだってことを
具体例で実証できた香具師だけが生き残れるんですよ。
これは、東洋史だけでなく、全ての学問芸術、スポーツ選手や芸術家にも当てはまる
原理ですよ。
それは理解した上でなお、生き残っている人たちにも何の価値があるか分からん。
215 :
世界@名無史さん:2010/12/21(火) 22:00:15 0
>>214 「毎度ばかばかしいお話を申し上げます」って言って高座に上がっている真打ち落語家にも
当てはまる言葉だよね。人間にどんな価値があるのかなんて、誰にもわからんよ。
とりあえず、東洋史研究してることで生活していく能力があると見なされたと解釈すれば
いいだけの話でしょうが。日本の場合、社会で何かの役に立たなくちゃ生きていけない。
私たちの場合は、それが東洋史研究だったというだけのはなしだよ。何でそんなことにいちいち
つっこみいれてくるのさ。
216 :
世界@名無史さん:2010/12/22(水) 00:42:47 0
黙阿弥君のような右翼御用学者研究者は淘汰されるべきである。
217 :
世界@名無史さん:2010/12/22(水) 21:31:03 0
>>215 近代中国の出版文化
突厥の碑文から見る活動地域
サファヴィー朝の都市政策
エジプトのコプト派の伝道過程
一例として挙げてみた。こういう研究が社会の何に立つと言うのか?
218 :
世界@名無史さん:2010/12/22(水) 21:45:32 0
近代中国における外国商人とかを研究することも社会の役にはまったくたちませんね。
役にたつどころか、中国人排斥的なまなざしを人に植え付ける点で害悪とすら言えてしまう。
219 :
世界@名無史さん:2010/12/22(水) 22:26:17 0
>>216 >>217 すぐ「役に立つ」と判断されるような研究ばかりしていると、大きな成果にはならない。これは
自然科学も同じでしょうが。
ところで、とあるサイトの書き込みの続きを引用しておきます。
12 名前:名無しさん [2010/12/17(金) 23:22]
そういや、スズキがパージされた後の一色も急激に伸びたな。笑
13 名前:名無しさん [2010/12/17(金) 23:31]
http://www.kurse.co.jp/profile/top_interview.html 校長ではなく、学園長ですよ。
14 名前:名無しさん [2010/12/18(土) 10:35]
N野塾長の昔の兄貴分だね。弟分の長野にパージされたけど。笑
15 名前:名無しさん [2010/12/18(土) 21:10]
ふーん。N野塾長等にパージされたっていうんだから、よっぽどひどかったんだね。
16 名前:名無しさん [2010/12/18(土) 23:42]
予備校経営者としての能力、人格は、社長以下だったってことでおけ?
17 名前:名無しさん [2010/12/19(日) 02:08]
N野君、あまり先輩を虐めるなよ。笑
220 :
世界@名無史さん:2010/12/22(水) 22:32:49 0
>>218 続きです。長いので、途中無関係な部分は省略してあります。
>18 名前:名無しさん [2010/12/19(日) 11:46]
>どうやらワセアカか、クルゼ関係者がここに気づいて書き込むようになったな。
>おもしれー。スズキの過去は、塾長よりももっとどす黒そうだ。
>じゃんじゃん書き込んでくれよ。
>25 名前:名無しさん [2010/12/19(日) 22:42]
>きっとあそこの社員にも嫌われているんだろうな。
>26 名前:名無しさん [2010/12/20(月) 02:28]
>派遣学園長ですからね。笑
>27 名前:名無しさん [2010/12/20(月) 20:32]
>それで、実際問題、この人が、学園帳になってから、クルゼの実績は上向いているのか?
>28 名前:名無しさん [2010/12/20(月) 20:42]
>そんなわけないでしょう。笑
>29 名前:名無しさん [2010/12/20(月) 21:02]
>ふーん。じゃあ、学園長といっても名ばかりで、狂背が潰れたときに、
>体よくお払い箱にするために、据え付けられているのね。
という書き込みですが、事実関係のご確認をお願い致します。
221 :
世界@名無史さん:2010/12/22(水) 22:36:04 0
>>218 これは、1930年代から英米の研究者が取り組んできた大テーマですし、
現在の中国企業と多国籍企業との関係にも共通する要素を含んだ大問題だよ。
正気でこんなこと信じているのか?
222 :
世界@名無史さん:2010/12/22(水) 22:41:00 0
223 :
世界@名無史さん:2010/12/22(水) 23:03:42 0
224 :
世界@名無史さん:2010/12/22(水) 23:06:04 0
みなさん。どうですか?こういう内ゲバ的行動に出て人を誹謗中傷するのが右翼御用学者の典型例です。
議論では勝てないから、匿名性を利用して相手に嫌がらせをする。恐ろしいとは思いませんかみなさん。
>>222 ブリューゲルの絵の魚みたいな顔してるあなたに言われたくないですね。
226 :
世界@名無史さん:2010/12/22(水) 23:26:04 0
>>225 思索、研究に没頭しようとしている聖人の邪魔をしようとして、悪魔が様々な姿をとってその邪魔をしようとする。
聖書にある有名な逸話からとったもの。 ヒエロニムス・ボシュ、サルバトール・ダリも同じテーマの作品を
描いています。ダリになると、女の裸がたくさん出てきます。彼の作品の中でも傑作の呼び声が高いです。
>>224 >こういう内ゲバ的行動に出て人を誹謗中傷する
なら、
>>216 これは何と説明するのか?それから、
>議論に勝てない
どころか、その事実認識が如何に狂っているのかは、日曜日の午後に、私だけでない。多くの研究者仲間から
さんざん指摘されて物笑いの種になったばかりじゃないのでしょうか。
それから、再三訊ねているけれど、
東京大学と、政府財界との恐るべき密約の根拠は、何時になったら示していただけるのでしょうか。
議論の入り口はここにあったはずですけど。
227 :
世界@名無史さん:2010/12/22(水) 23:30:09 0
>>224 私は、政府から科学研究費補助金は支給されていますし、とある企業からの財政補助をいただいて
今の研究も続けていますが、それが「御用学者」の根拠だというのなら、この国の研究者は全員が
「御用学者」です。それと、大学にかぎらず、この国には、思想信条、学問研究の自由が保障されており、
「右翼」だろうが「左翼」だろうが、事実認識に誤りがなければ問題はないはずだと思います。
「多様な価値観が共存」するとは、そういうことではないでしょうか。あなたの主張は、事実認識、時代認識、
社会認識が根本から狂っている。だからみんなに相手にされないし、上に引用したスレッドに
予備校業者が書き込んでいたように、「疫病神」だの「大腸癌」だのと呼ばれているのではないのでしょうか。
228 :
世界@名無史さん:2010/12/22(水) 23:30:53 0
>>224 >ブリューゲルの絵の魚みたいな顔してるあなたに言われたくないですね。
痛いところを突かれた証拠。
229 :
世界@名無史さん:2010/12/22(水) 23:41:44 0
>>224 そこまで言うなら、私見を述べさせていただきます。
>近代中国の出版文化
>突厥の碑文から見る活動地域
>サファヴィー朝の都市政策
>エジプトのコプト派の伝道過程
最後の三つは専門外だから、ノーコメント。でも、最初の事例は、大いに意義がある。
特に中華ナショナリズムの形成過程、海外の最新思想の紹介普及過程を調べる上で、
誰がどんな種類の出版物を何部発行し、いかなる読者層に波及していたのか。これは、
現在、インターネットが果たしていたのと同じ効果をもたらしていたのは間違いないから。
そして、それ故に、現在は、ジャーナリスト、出版編集者の伝記、彼らの日記が次々と公刊されています。
>>218 >役にたつどころか、中国人排斥的なまなざしを人に植え付ける点で害悪とすら言えてしまう。
この主題について、どんな議論がなされていたのかを全く知らずに、勝手な決めつけ方をしているから
こんなことを書く。実際には存在しなかった(その証拠に、何度問い訊ねても根拠が示せないでいる)
「東大と政府、財界との恐るべき密約」なんてものを頭の中ででっちあげ、そのイメージを相手に投影させて
人を攻撃する。ちなみに、これは義和団その他、中国の拝外暴動の煽動者や、北朝鮮当局が日本やアメリカに対して
行っている手法と同じです。前者については、日本人研究者の有名な研究があるし、ウォルター・リップマンの
『世論』(岩波文庫)も同じような指摘をしていますでしょうが。
230 :
世界@名無史さん:2010/12/23(木) 01:56:40 0
黙阿弥君のような右翼御用学者研究者は淘汰されるべきである。
231 :
世界@名無史さん:2010/12/23(木) 02:00:09 0
みなさんは、黙阿弥君のような、指導教官を指導教官とも思わぬ「悪魔の所業」で襲いかかり、指導教官の精神に
火炎瓶を投げつけるがごとき行動をとらないように。仮にも「東京大学」の、「頂点の教官」の言うことに素直に従うこともせず、悪いのは
全てあいつであると罵声を浴びせるがごとき行為のどこに「レジティマスィー」があるのか。
233 :
世界@名無史さん:2010/12/23(木) 12:42:51 0
>>232 こういうプロジェクトをやることの意味がわからん。同じようなプロジェクトを色んなとこでやって科研費を泥棒してるだけにすぎない。
何かまともな総括ができてるかと言えばそうでもない。H田、M島、M木あたりの酷さは異常。こういう企画ってたいてい東南アジア・南アジア系の
やつがやるんだよな。
234 :
世界@名無史さん:2010/12/23(木) 13:15:53 0
>>230-231 やれやれ、議論に勝てなくなると、またこれか。冬期講習でてんてこ舞いなはずなのに、雇われマダム社長は
暇だねえ。もっと、まともな反論書き込んでいるのかと期待していたのに、がっかりした。
>>234 自分の専攻する領域にばかり閉じこもってしまって、他の地域の研究成果を全く参照しないからさ。
だから、視野が狭くなっちまって、局面打開する発想が思いつかなくなって、苦し紛れにこんな
とんでもない企画をぶちあげるんだ。時代の流れが航空母艦や戦略爆撃機、潜水艦主流の海戦になったのを
さとらずに、戦艦大和や武蔵を建造したり、あるいは最近だと、消費者が使いこなせもしない機能ばっかり
つけた、携帯電話作った日本企業そっくりの発想だよ。
235 :
世界@名無史さん:2010/12/23(木) 14:33:43 0
>>234 >とある企業からの財政補助をいただいて
恐ろしい。学者たるものが、私的な企業との癒着を行い、企業有利な研究を行う。これこそまさしく「資本主義的研究者」と言うべきだろう。
さしずめ、あなたが中国人バッシングに異常なまでの情熱を傾けるのは、あなたを支援している企業が右翼的団体であると推理します。
>思想信条、学問研究の自由が保障されており、
私は、思想信条の自由も行き過ぎたと思っています。これからは思想信条の自由やら学問の自由やらをもっともっと限定していくべきです。
思想信条の自由や、学問の自由は、東京大学にのみ認めればいいのではないだろうか。
>予備校業者が書き込んでいたように
あなたこそ、現在の大学で「疫病神」になっているのではないでしょうか?大した英語力もないくせに偉そうにしてるから嫌われてるんじゃないですかね。
236 :
世界@名無史さん:2010/12/23(木) 15:02:47 0
>>235 >あなたを支援している企業が右翼的団体であると推理します
東京三菱UFJ銀行を母体にしている団体でございます。彼らから貰った金額や四〇万円。
支給を受けたのは2005年。使い道は、パソコンの買い換えと、中央研究院近代史研究所に出かけていって
あそこでしか見られない文書のコピー印刷に使いました。彼らから受けた指示はただ一つ。「早く
成果発表しろ」だけ。これは当然で、成果発表にようやくこぎつけられたのは、2008年だったから。
因みに、研究テーマっていうのは、民国期中国の商標保護制度の成立過程。企業からの補助っていうのは、
こっちが頼みもしないのに、勤務先が勝手に推薦してくれて、貰えることになりました。
これ以外にも、私は、同じテーマで科研費の支給も受けています。現在だと、ホンダ、東芝が主たる被害者だけど、
その昔最大の被害者だった日本企業は、カネボウ、森下仁丹でしたね。成果は、既に『社会経済史学』その他に
刊行したし、来年早々に、続編がでます。また、英語でも論文書きました。
>大した英語力もないくせに
ですから、科研費で、日本語の出来るイギリス人の添削業者に依頼して、添削して貰いましたよ。
今の円高のおかげで、日本に暮らしている業者に依頼するときの四分の一の金額で済みました。
>偉そうにしてるから嫌われてるんじゃないですかね
というけれど、私以上に英語ができる研究者も、周囲にはいないので、再来年の南アフリカで開かれる
学会に参加しろといろんな人に乞われて困っています。
237 :
世界@名無史さん:2010/12/23(木) 15:04:00 0
>>235 >あなたが中国人バッシングに異常なまでの情熱を傾ける
私の研究テーマは、今の日本企業、多国籍企業、ジャーナリズムが「チャイナリスク」とよぶ現象の根底に
中国独自の経済倫理秩序が如何に影響しているかです。自分で苦労して働いたこともなさそうだし、
中国で生活した体験もないから、中国を観念的にしか見ることができず、こんな情けない解釈しかできなくないのです。
先進国企業が中国で事業活動を行うに当たって直面していた様々な問題は、19世紀後半から日中戦争にかけても存在しており、
当時この問題がどのように論じられていたのかは、日本の学界では、これまで全く忘れ去られていた問題でした。そのことに対する
私の批判は、「はじめに謝罪ありき」と言わんばかりな編集方針で作られた、『岩波講座東アジア近現代史 第一巻』に掲載された
短いコラムの中でも、書いた通りです。つい最近出たばかりなので、書店で立ち読みなさってください。
238 :
世界@名無史さん:2010/12/23(木) 15:12:46 0
>>237 訂正
>こんな情けない解釈しかできなくないのです。→こんな情けない解釈しかできなくなるのです。
追加
では、19世紀後半から日中戦争にかけて、在華外国企業は中国企業、投資家、商人相手にどんな契約紛争を
引き起こし、これがどこでどう処理されていたのか。これは、中国やアメリカの学界で大問題になっているテーマだけれど、
日本じゃやっているのがなぜか私一人。だもんで、今年から別な科研費もらえました。テーマは民国期の渉外民事訴訟機構の研究。
で、この問題に関する史料は中国にも台湾にもなし。だもんで、尖閣列島騒ぎの頃に、ワシントンに出向いて史料を見て来ました。
全部で一七〇〇枚近い中国語と英語で書かれた文書をデジカメで写真に撮ってあります。これを分析するのが
来年からの私の仕事。これが、「右翼御用学者」の仕事です。因みに、私はこのテーマを誰かに研究しろと命じられたわけじゃありません。
念のため。御用学者っていうのは、権力者の意向を正当化するための理屈考え出す人間のことを言うんでしょうが、
それなら私は、「中国政府と対話せい」とか「ウィン=ウィンの関係」なんていう訳の分からない主張をしていなくてはならない筈です。
でも、今回入手した史料の前に読んできた文書史料から得た私の結論はその正反対で、
「あの国との対話なんて不可能。いかに繁栄しているように見えても、中国に深入りするな。
出来る限り、あの国と関わるな」で、ございます。これで、どうして「右翼御用学者」と決めつけられなくてはならないのでしょうか。
それから、再度お訊ねします。東大百億円募金と引き換えの政府、財界との密約の根拠をお教えください。
239 :
世界@名無史さん:2010/12/23(木) 15:35:39 0
>>238 やはり君は恐ろしい男だ。
>「あの国との対話なんて不可能。いかに繁栄しているように見えても、中国に深入りするな。
>出来る限り、あの国と関わるな」
このグローバル化社会の中で、「あの国と関わるな」なんて恐ろしい呪いの言葉を吐く男は一刻も早く大学から淘汰されるべきだろう。投書させていただく。
国家が中国と付き合うのが難しいということにして外交政策をいい加減なものにしようとしている(菅や仙谷の外交政策のお粗末さ)はが、その行きつく先の
論理的主柱になろうとしているのだろうが。恐ろしい。まさに「ウィン=ウィンの関係」を求めているのだな。東洋史を志す人間たるもの、どうやって中国と
仲良くしていくかを常日頃から考えなくてはならないのにこのようなことを言っていていいのだろうか。
240 :
世界@名無史さん:2010/12/23(木) 15:49:07 0
そもそも、近代日本におけるアジア侵略というのは永遠に我々日本人の「記憶」に贖罪の精神を刻み込み、そして我々はそれを忘れてはいけない。
にもかかわらず、黙阿弥君にように、「あの国と付き合うな」というのは、こうした贖罪の精神をも冒涜する、ナショナリスチックな排他的精神だと言える。
こういうメンタルをもった男を大学教員にしておいてはいけないのは火を見るより明らかではなかろうか。英語が出来るからと調子に乗り、中国語を軽視し、
日本にやってきた中国人留学生をゴキブリ留学生と言って追っ払おうとする。これは日本にとってよくないことではないだろうか。
241 :
世界@名無しさん:2010/12/23(木) 16:18:03 0
>>239 >>240 相手の思考経路を正確に理解しないで、一方的な決めつけをするのはやめてくださいね。
日本政府だけでなく、歴史研究者も、かの国の権力者、外交官、知識人との対話なら、幾度となく
やってきています。私自身、国内外で、通訳入り、あるいは中国語での対話なら一度ならず参加して
きましたし、相手の言いがかりもずいぶん論破してきました。その体験を踏まえて言っています。
>近代日本におけるアジア侵略というのは
これも遠山茂樹、井上清時代なら、こういう解釈が成り立ち得たのでしょうが、侵略初期段階っていうのは、
中国側が、日本に限らず、西洋諸国の企業、政府を引きずりこむんですよ。それが、最終的になぜ1930年代の
ような形になったのか。あるいは、朝鮮半島ならば1894年のようなことになったのか(現在の朝鮮半島情勢も、
あの頃そっくりだけど)、あるいは台湾、沖縄をめぐる問題だと1877年のようなことになったのか。
これは、あなたの頭にすり込まれている通念のように、日本側が一方的に仕掛けていったのではないのです。
今度あれと同じ悲劇を起こさないためにはどうすればよいのか?妙案なんてない。なぜなら、中国社会っていうのは
日本や西洋諸国とはまるで違った経済倫理秩序でできているのだから、あの国に、先進資本主義諸国と同じ私法体系を
導入運営させることなんかできない(これは、オールコックも言っていたことだ)。だったら、対話なんて
辞めた方がいいのだし、現に世界中の国々が、中国に対する猜疑心を募らせているでしょうが。
>>239とか
>>240 じゃないけど、
日本は永遠にアジア諸国に対して謝罪しなければならない点は同意。やっぱり、侵略したにせよ、侵略させられたにせよ、
日本が侵略「した」事実に変わりは無い。
現代中国におけるチベット侵略や南モンゴル侵略というのは
中国人の「記憶」に贖罪の精神を刻み込まなくてもいいの?
以下、ダブスタのへりくつが展開されるとおもわれww
↓ ↓
245 :
世界@名無史さん:2010/12/23(木) 17:04:15 0
>>239 >やはり君は恐ろしい男だ。
歴史、それも近現代史は、権力の恐ろしさを教える学問ですから、そう見られたということは、
私の議論がその迫力を伝えていることの証拠だと思います。
>国家が中国と付き合うのが難しいということにして外交政策をいい加減なものにしようとしている
>(菅や仙谷の外交政策のお粗末さ)はが、その行きつく先の 論理的主柱になろうとしているのだろうが。恐ろしい。
>まさに「ウィン=ウィンの関係」を求めているのだな。
これは何度読んでも意味がつかめない。もう一度わかりやすく説明して下さい。
>東洋史を志す人間たるもの、どうやって中国と 仲良くしていくかを常日頃から考えなくてはならないのに
>このようなことを言っていていいのだろうか。
ですから、このように考えた結果行き着いた結論が、対話など不能だというものです。なぜか?それは、
彼らに、私たちと対等な立場で対話しようという発想が全くないから。人は神と法の下に平等、基本的人権という
思考様式は、儒教文明秩序の中に根本的に欠如しているということは、東洋史の基本知識です。これを
改めようとして試みられたのが、光緒新政から南京政府までの一連の諸政策だったけれど、却って国が大混乱に陥った。
日本のアジア侵略っていうのは、こうした事実を背景にして起きたのだということも忘れてはならないと思います。
246 :
世界@名無史さん:2010/12/23(木) 17:06:40 0
>>240 >このグローバル化社会の中で、「あの国と関わるな」なんて恐ろしい呪いの言葉を吐く男は一刻も早く大学から淘汰されるべきだろう。投書させていただく。
どうぞ。この国の思想信条、言論の自由に関わる問題ですから、喜んで受けて立ちましょう。
>>240 >近代日本におけるアジア侵略というのは永遠に我々日本人の「記憶」に贖罪の精神を刻み込み、そして我々はそれを忘れてはいけない。
ここだけは、珍しく意見が一致。でも、上記に示した、中国を中心とした儒教文化圏には、人は神と法の下に平等、基本的人権の尊重なんて
発想はない。これを公然と主張するとどんな目にあうかは、今年のノーベル平和賞受賞者夫妻の例を見れば自明。
そんな国がうわべだけ、私法制度を採り入れたり、その運用体制を整備したがるのは、外国企業の富と技術を吸い取ることだけが
目的だから。この動向は、現在も変わっていない。民事訴訟法、会社法、知的財産法、商法その他を如何に採り入れても、
三権分立、法による統治の原則を拒否しているのだから、うまく行くはずはない。これも、清末民初の前例が示している。
結局の所、大陸とは関わるな。酷い目にあうだけ。この持論を変える意思はないです。 17世紀から19世紀半ばまで
の日本と大陸・半島との関係が平和だったのは、交流を極力制限していたことが、大きな原因だったのではないでしょうか。
247 :
世界@名無史さん:2010/12/23(木) 17:11:44 0
>>239 あと一つ追加。
>このグローバル化社会
は、決して人類を幸福にしません。このことを予言した、ある小説家の次の言葉を、私は入門講義で
紹介し、「治にいて乱を忘れず」の理由としております。
「世界はこの先ますます一体化し、兄弟の結びつきが強まるだろう。ましてや距離がちぢまり、
思想は空気をつたって伝達される時代なのだからなおさらのことだ、と。
ああ、こうした人間同士の一体化など、けっして信じてはいけない。
自由というものを、欲求の増大とそのすみやかな充足と理解することで、
彼らは自由の本質を歪めているのだ。
なぜなら彼らはそこに、数多くの無意味でおろかな願望や習慣、
このうえなくばかげた思いつきを生み落としているからだ。
彼らはただ、おたがいの羨みや欲望、虚栄のためにだけ生きているにすぎない。」
あなただって、
>>235 >私は、思想信条の自由も行き過ぎたと思っています。
>これからは思想信条の自由やら学問の自由やらをもっともっと限定していくべきです。
と、標榜なさっておいでですから、この小説家の主張と相通じるものがあると思いますが。
248 :
世界@名無史さん:2010/12/23(木) 17:13:42 0
あと、単純な事実関係の確認を二つ、お願い致します。
>>219 >>220 ここに揶揄された内容は、事実なのでしょうか。それから、東大創立百周年記念募金事業と引き替えの
政府、財界との恐るべき密約の証拠提示は、何時になったらしていただけるのでしょうか。
>>236-238 >民国期中国の商標保護制度の成立過程
>『岩波講座東アジア近現代史 第一巻』に掲載された短いコラムの中でも、書いた
>今年から別な科研費もらえました。テーマは民国期の渉外民事訴訟機構の研究。
ご本人なんですか?
E島先生の悪口はやめてください。
1980年代東横綱東洋史に在学してた私にはこのスレは思い出話。
> 対話など不能だというものです。なぜか?それは、
> 彼らに、私たちと対等な立場で対話しようという発想が全くないから。人は神と法の下に平等、基本的人権という
> 思考様式は、儒教文明秩序の中に根本的に欠如している
そうすっと同じ儒教文明秩序が基本の朝鮮やベトナムとも対話不可能と言うことになるがそれでいいの?
西アジアや南アジアは知らんけど、欧米も根本的に中国との対話が不可能という話になるから、
日本だけじゃなくて世界の国々が中国を孤立させることが世界からチャイナリスクをなくす唯一の方策と
言うことになるよ。あのでっかい国を北朝鮮化させるコストはかなり恐ろしいと思うよ。
「対決」は勝ったとしても結局は征服・統治のコストがかかるから対話とたいして変わらない。
ジェノサイドでもすりゃ話は別だが。
そりゃ付き合わなきゃ対話のリスクは発生しようもないが、国境を越えた環境問題とかどうすんの?
253 :
世界@名無史さん:2010/12/23(木) 19:47:11 0
>>252 前近代の朝貢儀礼が、対等な立場での対話だったと思うのでしょうか?
>欧米も根本的に中国との対話が不可能という話になるから、
>日本だけじゃなくて世界の国々が中国を孤立させることが世界から
>チャイナリスクをなくす唯一の方策と
>言うことになるよ。あのでっかい国を北朝鮮化させるコストはかなり恐ろしいと思うよ。
だーかーらー、ゼーリックがひねり出した「責任ある大国」論ってキャッチフレーズ使って、
必死でおだて宥めて時間稼ぎしているんでしょうが。これと同じことは、同治の中興の時も
起きていたでしょ。在華イギリス商社の強硬論をできるだけ、押さえ込み、「中国の緩慢なる進歩を
待つ」ってなことを言いつつ、香港、シンガポールや中国の租界内の教育機関を通じて若い世代の中国人に
西洋風の社会倫理秩序、価値観を教え込んでいって彼らを内部から変えようとしたんじゃないの。そしたら
中国はどうなったの?そういう風に考えると、一〇〇年前に起こっていたことは今起きていることと、
本質的に変わっていないってことがわかるでしょ。わからないのは、派遣学園長だけよ。
254 :
世界@名無史さん:2010/12/23(木) 19:56:27 0
>>252 続き。ゼーリックの「責任ある大国論」の原型は、20世紀初頭にイギリス、アメリカ、日本が
中国と締結した通商航海条約だ。あの条約の条文は、「対外開放」体制の中国が直面しているのと
同じ問題がかなり含まれている。もちろん、通貨の統一なんていう既に解決済みの問題もあるけれど。
>あのでっかい国を北朝鮮化させるコストはかなり恐ろしいと思うよ。
欧米も日本も、そしてロシアの外交官もそこまで考えちゃあいないでしょ。とりあえず、今を何とかしのげれば
それでいいとしか思っていないはずよ。マスコミだってそう。
でも、歴史研究者っていうのは、もっと長い時間尺度の中で、ものごとを考えていく必要があることは、
お前さん達も、大学の教養課程で教わっている筈だ。
>国境を越えた環境問題とかどうすんの?
いい質問。これは、わが老師(T中青春先生じゃないです)の一人から教わったことだけど、中国と資本主義国との間で現在成立しつつある
問題。つまり、完全なる民主化はできないものの、在華外国企業の事業活動、中国企業相手の契約履行の保証や
在華外国企業の資産や知的財産権が極力保障できる法体制は極力整備する(ただし、解釈権はこっちの主権だと
言い張って、事実上骨抜き)。その代償として、中国の環境整備、河川の浚渫、森林資源保護、排出取引などに
必要な資金を拠出(あくまで上貢、歳貢、捐納の一種)させるってことにする。こういう段取りらしい。
同じことは、清末民初でも起こっていて、河川の浚渫についてのファイルがイギリスや日本の外務省領事報告にも
含まれている。今の研究テーマが片付いたら、次に取り組む予定。だーかーらー、本当はこれ、
書きたくなかった。
> 前近代の朝貢儀礼が、対等な立場での対話だったと思うのでしょうか?
思ってないしそんなこと書いた覚えはありません。
> だーかーらー、ゼーリックがひねり出した「責任ある大国」論ってキャッチフレーズ使って、
> 必死でおだて宥めて時間稼ぎしているんでしょうが。
なにが「だーかーらー」なのかさっぱり分からないのですけど。
あなたの出した100年前の例に照らせば、時間稼ぎしてもダメだったんでしょ?
つまり個々の中国人に変わるやつはいても、総体としての中国は変わらないんでしょ?
そうすっと封じ込めか対決かという実質的に同じ方策しか残ってない。
中国不変論に立つなら、現状を「待つ」とは考えないで、生活習慣病に付き合う患者の如く、
対症療法的に一生これを続けるしかないと諦めるほうがいいと思うけど。
256 :
世界@名無史さん:2010/12/23(木) 20:09:17 0
>>254 >あのでっかい国を北朝鮮化させるコストはかなり恐ろしいと思うよ。
追加。そうなるかどうかは、あと20年で決まる。その時には、中国の「人口ボーナス」が
枯渇していて、日本を上回る高齢化社会になっている。しかも、華北の水資源は今ですら枯渇状態。
森林資源は、減少率にやっと歯止めがかかりはじめたかな、っていう程度で、増加に転じる気配なし。
で、初等教育の普及度その他は、地方社会を見ると、驚倒すべき状態らしいことは、各国のジャーナリストが
報じているでしょうが。と、総合的に考えると、内部から瓦解する可能性だって否定できない。
そうなったらどうするのかって?そんなことは、2030年代以降に起こるんだから、俺は知っちゃあいない。
その頃には、死んでいます。
だーかーらー、先進資本主義諸国は、中国政府に強硬姿勢と「責任ある大国」論ちらつかせて、相手が弱るのをじっと待っている。
因みに、この国だけど、一番とばっちり受けそうなんで、もう距離を置いた方がいいし、中国市場に深入りするなと
何度も申し上げている。もっとも、中国だってそんなことは百も承知だよ。スーザン・シャーク『中国:危うい超大国』
その他、日本人ジャーナリストのルポルタージュ読んでいると、そういう事情がよくわかるよ。
257 :
世界@名無史さん:2010/12/23(木) 20:11:28 0
黙阿弥くんはちょっと調子に乗りすぎだね。
258 :
世界@名無史さん:2010/12/23(木) 20:13:42 0
>>255 >中国不変論に立つなら、現状を「待つ」とは考えないで、
>生活習慣病に付き合う患者の如く、
>対症療法的に一生これを続けるしかないと諦めるほうがいいと思うけど。
これは、
>>256 に書き込んだ内容と趣旨が全く同じ。どうせ、今度のグローバリゼーションも、
17世紀前半や19世紀後半と同じで、ろくなことにならない。歴史の示す所です。
派遣学園長がなんと言おうと、私は悲観論者です。
259 :
世界@名無史さん:2010/12/23(木) 20:15:18 0
>>257 反論できなくなると、また遠吠えかよ。
で、
>>248 には、何時お答えいただけるのでしょうか。派遣学園長さん。
260 :
世界@名無史さん:2010/12/23(木) 20:16:52 0
なんかさ、丸山真男のタコツボ論じゃないけどさ、この上のほうで生き巻いてる先生は、中国のことしか分からないんだよね。
なんかそういうのって情けないよね。他のことに目が行ってない。おまけに、中国のことすらすごい近視眼的なまなざしで見てる
感じがする。他の先生の意見はどうなんだろう。
261 :
世界@名無史さん:2010/12/23(木) 20:20:18 0
>>260 そうですかね。ここまでの境地に到るまでに、10世紀以降の北半球社会の歴史研究はかなり読み込みました。
他に、文学や、社会科学も読みふけりましたけど。そういう背景知識がないと、19世紀後半以降の中国史、
特に対外関係は、理解できないです。そして、そうだから、横文字史料や日本語史料との突き合わせが不可欠な
この時代の研究は、日本人研究者が一番苦手をしている領域なんです。
262 :
世界@名無史さん:2010/12/23(木) 20:49:48 0
ああ、だから漢文の読みがすごくいい加減なんだな。いつも論文読んでて思うんだよなあ。
263 :
世界@名無史さん:2010/12/23(木) 20:50:32 0
黙阿弥君、どうやら分が悪いようだね。私の見方も多いようだ。
264 :
世界@名無史さん:2010/12/23(木) 20:55:38 0
>>262 それで結構です。漢文史料だけに頼っていませんから。
あの訓読だけに依存した土地所有制、税役制度やっていませんから。
265 :
世界@名無史さん:2010/12/23(木) 21:04:12 0
>>264 いや、それは酷い理屈じゃないか?漢文史料も使うわけでしょ?にもかかわらず、いい加減な訓読でいいんだって理屈はおかしくないか?
それにさ、前々から気になってたんだが、「漢文史料を使う→訓読依存の土地所有制、税役制度」って漢文史料だけでも十分研究に値する分野
なんていくらでもあるぞ。中国前近代史なんて漢文史料以外何が使える?あなたのお友達のA木さんとかに同じこと言えるか?彼の健訟の研究なんて
英語史料なんてないだろ?(苦笑)
266 :
世界@名無史さん:2010/12/23(木) 21:39:27 0
>>265 あなた、私の過去の著書論文を本当に読んだことがおありなんですか?
私が中国語の史料を、本文に引用する場合は全部、日本語口語体に翻訳しているからって、
その理解が不正確なものはないです。
>>262 の主張っていうのは不当な言いがかりですね。私が史料を翻訳引用した史料は(著書に引用した、
スズキ智夫先生の訳文は別として)、全て英語、あるいは日本語史料と対照済みですし、
査読の段階で誤訳を指摘されたこともないです。このことによって論理の不備を指摘されたこともないです。
筆で書かれた日本語史料にだけ出てくる中国人の人名表記を間違ったしまったことが一つあるだけで、
史料解釈の不正確さ、あるいは論理の破綻を指摘されたことはないです。
あと、口語体に翻訳する理由は、私が訓読がうまくないことと、
清末以降になると、口語体史料って結構多くて、
訓読にしなくても、口語体訳の方がずっと読みやすいからです。
>>263 見方じゃなくて、味方でしょう。でも、彼らは、あなたの主張に与しているわけじゃないですけど。
>>258 > これは、
>
>>256 > に書き込んだ内容と趣旨が全く同じ。
ん?違うと思うけど。あなたは「現状は大陸に入れ込みすぎだからとっとと手仕舞いしなさい」じゃないの?
>>255で俺が書いたのは「(もし中国が変わらないというのならば)、現状程度の揉め事は日常茶飯と割り切って、
日本経済も恩恵受けてるんだから、このままでいいじゃん。」ってことだよ。
> そんなことは、2030年代以降に起こるんだから、俺は知っちゃあいない。
だったら経団連のお偉方はもっと早く死ぬんだから、とっても合理的じゃん。「もっと長い時間尺度の中で、ものごと
を考えてい」った結論が、「そのとき俺は死んでるからシラねーよ」なの?そんなんじゃ歴史学なんぞ要らないじゃん。
あと、おれは学園長とか言う人とは別人だから。為念。
268 :
世界@名無史さん:2010/12/24(金) 03:36:29 0
修論って書いたら自動的にCiniiで引っかかるようになるの?
ならないよ。
でもM野先生の論文を読んでいると、上から俯瞰して歴史を見ていく観点がないから、
個別事例の検討から得られた結果を強引に全体へ演繹しようとしている印象を受けるんだよなあ。
著書はまだ入手していないので間違っていたらごめんね。
噂の惨闘利偉愕下夷掌を受賞した舟橋洋一の『内部』をたまたま見つけて購入。
まだしっかり読んでいないのだが、現代の中国の問題の萌芽が80年代に出ていたような印象。
細かく読んでいけば、1980年代という時代像が社会風俗を通じて明らかになるかもしれないかな。日本のフジ三太郎等と比較してみても面白いかな。
研究論文にはなりにくいが。
272 :
世界@名無史さん:2010/12/24(金) 21:06:44 0
M野さんの論文がダグラス・ノースのぱくりみたいなレスがあったが、全くその通りだと思う。
「日本じゃ俺しかやってない(キリッ)」っていうけど、ぱくってるようではねえ。
273 :
世界@名無史さん:2010/12/24(金) 21:18:12 0
やれやれ、クリスマスイブだって言うのに、こんな所にかきこまなきゃいけないのかよ。
年賀状やらたまった原稿仕上げなくちゃいけないのに、たまったもんじゃあないよな。
で、まず
>>267 派遣学園長の言いがかりに続いて、今度は、隠棲になりすましたジュニチ社長の息子の登場ですか。
よくこのスレッド読んでる暇があるな。父ちゃんの英文解釈講義の手伝いしなくていいのか?
それはさておき、
>あなたは「現状は大陸に入れ込みすぎだからとっとと手仕舞いしなさい」じゃないの?
これは、俺の個人的願望だけど、地理的環境もあって、17〜19世紀後半を例外にして、そんな
ことはもう当分不可能。だけど、日本企業の多くの動向を見ていると、中国に見切りをつけて、生産拠点を
東南アジアや南アジアに移転し始めていることは否定できない。
>俺が書いたのは「(もし中国が変わらないというのならば)、
>現状程度の揉め事は日常茶飯と割り切って、
>日本経済も恩恵受けてるんだから、このままでいいじゃん。」ってことだよ。
これは、明治末期から昭和初期の日本政府、企業も全く同じことを考えた。共通の敵は欧米企業ってことで、
日本の私法制度の導入も手伝いました(というか丸写しに近いものを成立させた)し、
膨大な資金も西原借款って形で供与した。で、その結果はどうなった?
国民革命で殆どご破算。しかも、蒋介石の軍隊が、南京在住の日本人居留民にどんなことをしたのか。
よーく調べてみんさい。この事件が起こるまで、中国に同情的だった日本陸軍きっての「支那通」、佐々木到一が
その後、どう変わったのか。戸部義一が名著で詳しく明らかにしているでしょうが。
話を戻すけど、だから、お前さんの浅知恵が考えつきそうなことは、昔の日本政府・企業もとっくにやってたの。
でも、そんなことはうまくいきっこない。だから、出来るだけ、中国と直接関わり合うな。関わるんだったら、
台湾人とか、欧米企業とチームを組んで臨むしかない。その欧米企業だって、中国企業との合辦なんか本音じゃ
嫌がっている。これは、二年前のオーストラリア鉱山企業、Lio TintoとChinalcoの合辦事業契約ご破算事件を
思い出せばわかるだろうが。
274 :
世界@名無史さん:2010/12/24(金) 21:28:46 0
>>267 >> そんなことは、2030年代以降に起こるんだから、俺は知っちゃあいない。
>だったら経団連のお偉方はもっと早く死ぬんだから、とっても合理的じゃん。
>「もっと長い時間尺度の中で、ものごと を考えてい」った結論が、
>「そのとき俺は死んでるからシラねーよ」なの?
>そんなんじゃ歴史学なんぞ要らないじゃん。
えっと、ここまで政策当局者や歴史学っていうものがわかっていない馬鹿も珍しい。
政策当局者、外交官ていうのはね。その時その時で交渉して取り決めた約束事まとめて条約や
法律にして、平和な世の中(つまり、まやかしの平和)を取り繕うことが任務なの。それが破綻したら、
また新しく作り直せばいいだけの話。明日のことなんかまじめに考えていないよ。
これは、1996年秋にオックスフォードで開かれていた英米日中国の外交官とジャーナリストに
毎回報告させて質疑応答を行うセミナーに招かれた駐日英国大使っていうのが、ぶちまけた本音。
でも、イギリスやアメリカ、中国の外交官も似たようなことを言っていたよ。
長期的展望なんか持ったってそれが実現できると錯覚するのは、狂気の沙汰。
「ドイツ千年王国」を夢見たヒトラーの事例を思い出しな。
歴史解釈っていのは、現代社会の四次元空間地図を描く作業なの。これは、ジョン・ルイス・ギャディス
っていうイェール大学の冷戦史研究者が書いた、『歴史の風景』(大月書店)に詳しい説明が出ている。
前前前スレ辺りで紹介しておいたから、覚えているだろ。その地図は、生産活動に従事している世代が交代する
毎に改訂していかなくっちゃならない。今の解釈を集大成した通念がほころびるのは、現在の現役世代が
引退していく、2030年代頃。その頃に、歴史研究者やってられる人間が取り組む問題であって、
我々の関知するところではない。
こういう意味をこめて、「その頃のことは知っちゃあいない」と言っている。
お前は、気にくわない人間に、超人的能力があるかの如き、イメージをお仕着せ、
その通りでないと、あざけり笑うという、親父譲りの悪い癖があると思う。
275 :
世界@名無史さん:2010/12/24(金) 21:36:26 0
>>270 なかなか生産的な批判をありがと。これは、かなり当たっている指摘だと思います。
『北華捷報』の記事と、ライバルの『申報』に掲載されていた、洋務運動期の通商紛争を
一つ一つ丹念に追いかけながら、その歴史的背景を探っていくっていう作業をやっていると、
あなたのご指摘の通り、鳥瞰図につながりにくくなるのは否定できないね。みゃーだい出版会
編集長も似たようなこと言っていたよ。でも、近代西洋と中華帝国の通商紛争を通じて、両文明を
支える経済倫理秩序の対立って構図を扱うと、どうしても、こういう描き方にならざるを得ないのも事実だよ。
得心がいかなかったら、同じ問題を扱った西洋人の著作と読み比べてね。
276 :
世界@名無史さん:2010/12/24(金) 21:40:03 0
黙阿弥君に年賀状を出す相手がいるとは知らなかったwww
277 :
世界@名無史さん:2010/12/24(金) 21:41:50 0
>>272 前にも書いたと思うけど、正確にはノースよりもヒックスの『経済史入門』から
ヒントはいただいています。でも、株主の有限責任っていう問題を扱った文書をイギリス外務省
領事報告(FO228)や機密報告(FO881)から発見したのは、あなたがどう思おうと私だお。
この史料にどんな意味があるのか。悩みながら講義の準備をするために読んでいた、
岩波書店から出ていた8巻本の『日本経済史』の第一巻目に収録されていた、I橋勝の論文を
通じてノースのことは初めて知りました。その後、ノースの著作は一生懸命読んだから、
着想が似ているって言われるのは仕方がないかもしれないが、西洋社会の私的所有権保護に
裏打ちされた制度(輸出子口半税特権、株主の有限責任を含むイギリス籍会社登記制度)を
利用する中国人人脈って発想は、ノースもヒックスも考えついていません。
278 :
世界@名無史さん:2010/12/24(金) 21:42:38 0
>>276 いつになったら、私が出した事実関係についての問い合わせに答えてくれるんですか。
279 :
世界@名無史さん:2010/12/24(金) 21:46:24 0
>>262 昨晩書き忘れたことを一つ。だとしたら、そこからどんな隙が生まれると思う?
そして、これをつつき続けていくと、どんな視角が樹立でき、それによって、19世紀後半の
対外関係解釈がどんな風に塗り替えられる?こう考えてみてよ。そうやって
「お前の研究のここが間違っている。真相はこうであった」って解釈を打ち出してくれないか。
私が、スズキ智夫先生の『洋務運動の研究』や、波多野善大『中国近代工業史の研究』でやったように。
それなら、私の研究書は、十分この世の役に立ったことの証明になるんだから。そして、できたら
その研究発表に私を招いて下さいね。
280 :
世界@名無史さん:2010/12/24(金) 21:54:50 0
>>278 全く、愚かな男だ。未だに戦後民主主義の愚かな感性から脱却できていない。自分が御用学者化してることに
気づくことができない。まもなく60にもなろうというのに情けない話だ。東京大学の大学院まで出て置いてこの体たらく。
東大を辱めることはなはだしい。
281 :
世界@名無史さん:2010/12/24(金) 21:55:47 0
>>281 それって、派遣学園長のこと?彼、東大大学院なんか出ていないよ。
>>269 快諾した人だけ?それとも優秀者のみ掲載?
283 :
世界@名無史さん:2010/12/24(金) 22:21:03 0
284 :
世界@名無史さん:2010/12/24(金) 22:25:00 0
>>283 じゃあ、訊くけどさあ。あなたの過去の所業についての一連の問い合わせ。
同業者からの評価と卒業後のあなたの人生。あれをあなたは今どう解釈しているのよ。
こっちは、訊かれたことに全部答えているんだから、今度はあなたが答える番だよ。
それっと、
>戦後民主主義の愚かな感性
を信じたふりをしているのは、そっちじゃないのでしょうか。
285 :
世界@名無史さん:2010/12/24(金) 22:34:38 0
>>284 社長さん、黙ってないで、早く答えてよ。
286 :
世界@名無史さん:2010/12/24(金) 22:49:15 0
>>285 そもそもは、私が、あなたが大学在学中に主導した、「東大創立百周年記念百億円募金反対運動」の顛末、
特に、文学部長室不法占拠と原因不明の失火事件、その後の国会議員団視察、総長の衆議院本会議証人喚問、
機動隊導入による強制排除の顛末を他のスレッドでばらしたんで、怒り狂っているんでしょ。
でも、前前前スレだと、あなたはその行動を正当化していたじゃないの。でも、その正当化の根拠を
示してよってずっと言い続けているのに、何で根拠しめせないのよ。
だったら、それを私がばらしたからって
怒るのは筋が通らないでしょ。それに、反論の一つで、あなたは、今の私よりもずっと収入も多くて、
めぐまれた地位にあると、豪語なさっていましたよね。
でも、別スレ情報だと、実は左遷されて、閑職に飛ばされ、「疫病神」扱いされていたんだそうじゃないですか。
これって事実なんですか。お訊ねしたいのは、たったこれだけ。なのに、どうしてこれを
議論に勝てないと誹謗中傷なんて言ってすり替えるのよ。
287 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 03:02:53 0
>>277 なんかしょぼい差を誇ってるなあ。
その程度の独創性で威張れるなら苦労無いよ。
288 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 09:12:15 0
>>287 と思うんなら、まだまだ発展の余地はある。是非挑戦してみたら。
289 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 10:00:49 0
>>287 ことほど左様に、志願して生き残れる人の絶対数が少ない領域だからだよ。
で、俺にも出来そう、簡単だと、思い込んで人生棒に振る人が結構たくさんいるよ。
290 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 10:30:35 0
>>289 そうかなあ。もちろんそういうポジティブな解釈もあるけど、やる意味があまりないからやられていないという解釈もまた
成り立つわけで。実際、中国批判に終始するような研究ってどうなんって声もあるでしょ。
291 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 11:03:23 0
>>290 ある研究テーマを「やる意味」はね。「現代的意義」って言葉で説明されています。
あなたは、中国批判に終始するって仰るけれど、この研究を開始した当初は、軍事力で
不平等条約を押しつけるイギリスを筆頭とした列強っていうのは何と非道なことをするんだ、これを
批判することを目的として始めたのよ。でも、中国側史料の主張と、西洋側史料の主張を付き合わせて
見ると、真相は従来考えられていたようなものとはまるで違うってことに気づいただけ。
じゃ、その真相を規定していた究極の原動力は何かっていう、まるで物理学者みたいな発想で原因を
突き詰めようと考えるとね。君が言っているように、誰かさんの物まねみたいになっちまうんの。
これじゃ物足りない。どこか間違っている、とあなたがそう思うのは悪いことじゃない。どこがおかしいのか
考え抜いて、私の研究成果を踏み越えて新しい境地を切り開いてください。
292 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 11:56:20 0
>>286 はあ、仕方ないな。相手してやろう。
まずね、
>「東大創立百周年記念百億円募金反対運動」
だけど、これはあなたが語ってるようなものではなかった。まさしく典型的なでっちあげ。名誉棄損といってもいいレベル。
実態は、東大の強権的搾取に対する、抵抗運動。体制の問題点を紳士的に撃破しようとしたものであった。
>文学部長室不法占拠と原因不明の失火事件、その後の国会議員団視察、総長の衆議院本会議証人喚問、
>機動隊導入による強制排除の顛末
私にはまったく関係ないことですね。でっちあげないでくださいよ。そちらこそ証拠だせないでしょう。
>左遷されて、閑職に飛ばされ、「疫病神」扱い
まったく根拠のないでっち上げですね。
これでいいですかね?大学の「疫病神」さんよwww
中国批判をする前に、どうやったらこのグローバル世界の中で中国と仲良くしていくかを考えろよ。
この給料泥棒のゴキブリ教員が。
293 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 12:19:09 0
>>292 >実態は、東大の強権的搾取に対する、抵抗運動
「募金拠出しろ」という脅迫めいた行動なんてしていなかったし、第一目標金額にも
及ばなかったでしょうが。
>体制の問題点を紳士的に撃破しようとしたものであった。
時の学部長をみんなで取り囲んで、胸ぐらつかんでおどしつける場面を何度も見ましたが、
とても紳士的とは思えませんでしたし、哲学科の教授だった山本真先生を何時間もつるし上げて
不整脈を引き起こしたことをどう説明するんですよ。
>私にはまったく関係ないことですね。でっちあげないでくださいよ。そちらこそ証拠だせないでしょう。
当時の新聞縮刷版には国家儀議員視察、総長の衆議院本会議証人喚問の記事が残っています。
文学部長室不法占拠と原因不明の失火事件については、本富士署に現場検証記録が残っているはずだし、
これも、当時の新聞記事縮刷版が残っていますが。
>>左遷されて、閑職に飛ばされ、「疫病神」扱い
>まったく根拠のないでっち上げですね。
ふーん。わかりました。
>中国批判をする前に、どうやったらこのグローバル世界の中で中国と仲良くしていくかを考えろよ。
世界中この問題で悩んでいるんでしょうが。対等な対話なんかする意志がない、って姿勢を取ってくるんだから。
かつて失敗した時は、こうでしたっていう史実を示すことが私の仕事なんで、仕方ないと思います。
294 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 12:24:14 0
>>293 >>左遷されて、閑職に飛ばされ、「疫病神」扱い
>まったく根拠のないでっち上げですね。
について、追加質問。最初に
>>87 を書いたら、なんで
>>108 とか、
>>112 >>113 なんて脅迫書き込んだりしたんですか?
最初から、これはでっち上げだって言い切ればよかっただけでしょうに。
295 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 12:46:36 0
>>292 >>文学部長室不法占拠と原因不明の失火事件、その後の国会議員団視察、総長の衆議院本会議証人喚問、
>>機動隊導入による強制排除の顛末
>私にはまったく関係ないことですね。でっちあげないでくださいよ。そちらこそ証拠だせないでしょう。
もう一つ追加。当時の『週刊新潮』が、あなたの実名挙げて、当時の一連の事件を報道した記事出していましたよ。
国立国会図書館その他に行けば、当時のバックナンバー入手可能なんで、
そのコピー入手すれば、私の証言が、当時の史料で実証できると思います。
296 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 13:41:17 0
>>295 あ、あと警告しておくけれど、これを読んで、慌てて国会図書館に行って、関係記事切り抜いてしまおう
なんて考えないでくださいね。それやったら、器物破損で逮捕されますよ。
297 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 13:51:15 0
>>292 >>左遷されて、閑職に飛ばされ、「疫病神」扱い
>まったく根拠のないでっち上げですね。
と仰られるので、あなたのかつての弟分さんたちに、問い合わせて見たところ、
>早稲アカの五年間で東大百名プロジェクトが三年目に 危うくなったので(12→11)
>責任者を下ろされてつぶれそうな医進狂背の校長に降格
>スズキが降格になった直後に11→46。
>これは公然たる事実だろ。早稲アカのHPをよく見ろ。数字が出てるぞ。
というお答えをいただきました。
で、このHPっていうのは、
http://www.waseda-ac.co.jp/results/report_university.html なんじゃないかなあと思います。確かに、その通りの数字が出ていますよね。
これのことでしょうか。
298 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 13:56:11 0
>>292 弟分さんからの新しい情報です。
>東大合格1名(2006年)→12名(2007年)→11名(2008年)→30名(2009年)→46名(2010年)
>鈴木が狂是の学園長になったのは2008年。数字は雄弁だな。笑
という証言をいただきました。
299 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 14:00:36 0
もう戦争しかないようだな。
300 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 14:14:01 0
>>299 人のことを、「三流御用学者」だの、「君は恐ろしい男だ」のと罵り、
都合の悪い事実を突きつけられるとだんまりを決め込むか、平気で嘘をつき、
これを論破されると、挙げ句の果てにこんな言い方するんですか。
301 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 14:16:52 0
>>292 >>左遷されて、閑職に飛ばされ、「疫病神」扱い
>まったく根拠のないでっち上げですね。
の件について、新証言をいただきました。
>2007年のチラシには写真入りで
>「東大百名プロジェクトの責任者」(国語担当)として
>登場しています。なんならチラシを掲載しましょうか?
だそうです。何かお言葉を。
削ジェンヌや警察のお世話になる前にお開きにしたほうが良さそうだが
303 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 14:54:39 0
なんか酷い暴露合戦になってるな。
304 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 14:55:48 0
305 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 14:57:48 0
この野田クルゼって、医学部専門の塾なのに、なぜ国語の担当が総元締めになってるんだ?
306 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 15:01:31 0
なんでここまでお互いを憎しみ合ってるのか?
307 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 17:33:49 0
簡単だよ。失意の人生を送ることになったきっかけを暴露されたからさ。
新左翼で、予備校講師になっても、『磁力と重力の発見』その他名著を出した
山本義隆なんかだと、安田講堂攻防戦の張本人だってことをみんなが知っていても、
本人は平気の平左。なぜなら、研究者としても、予備校の物理の教師としても一流だから。
でも、こいつはそうじゃない。自分の過去を暴かれたら、もう行き場がないほど追い詰められているんだよ。
そのことは、自分でもよく分かっているからさ。
でも、過去を否定すれば、自分の人生全てが無駄だったってことになるもんだから、必死になっているの。
滑稽と言ったらないよ。も少し、ミルクカフェで、こいつの過去を聴き出してみることにします。
308 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 17:48:32 0
>>306 学部学生時代から絶対言うことをきかないんで目の敵にしていた男に、復讐されたから。
しかも、そいつが、自分より出世していから余計に頭に来ているんだよ。
>>304 を読めば、税込み所得額のおおよそまでばらされているだろ。還暦目前で、税込み一千万円じゃあ
きびしいだろうなあ。おんぼろ中古マンション買うのがやっとの生活かなあ。
309 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 17:56:10 0
>>305 >この野田クルゼって、医学部専門の塾なのに、なぜ国語の担当が総元締めになってるんだ?
>>304 が引用下スレッドに書き込まれた新しい情報だとこういうことらしい。
>52 名前:名無しさん [2010/12/25(土) 15:19]
>323 名前:木庭 [2009/11/20(金) 17:27 ID:5mNE4LOs]
>鈴木って言う馬鹿長がいて、毎日職員を怒鳴りまくっているんだって、自分がカリスマきょうしずらして東大生を集めて、鈴木チルドレンだとさ、早稲アカの上層部も馬鹿だね。
>324 名前:名無しさん [2009/11/22(日) 03:28 ID:8lC7wIDQ]
>ここは使い物にな[らな]い講師と職員のはきだめ
>終わってる
>生徒数は、40人を切ってるよ
>
http://study.milkcafe.net/test/read.cgi/medical/985940576/ >53 名前:名無しさん [2010/12/25(土) 15:24]
>2007年4月9日(日経産業新聞)
>早稲田アカデミーは野田クルゼを子会社化
>早稲田アカデミーは九日、医・薬学部と理工系進学者向けの予備校
>を運営する野田学園(東京・新宿)を完全子会社化すると発表した。
>同日開いた取締役会で野田学園の発行済み全株式の取得を決めた。
>取得価格は九億二千万円。少子化の影響で学習塾業界の競争は激化
>しており、早稲アカは文・理系を網羅することで事業拡大を図る。
>で、「東大百名計画」から逃げ出した鈴木を2007年に派遣。
>だが、、、実態は52が暴露したとおり。
310 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 18:40:40 0
>>307 山本義隆って研究者としても一流なのか?
311 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 18:42:24 0
>>309 内部告発でここまで色々書かれるって余程人望がないんだな。
そんなやつでも70年代に新左翼運動を指導でき立ってんだから笑える。
312 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 18:42:45 0
予備校業界ってきついんだなあ…。代ゼミ、駿台、河合、みたいな大手じゃなきゃ生き残れないだろうかこのご時世。
俺が学生だった頃なんて子どもがたくさんいたから予備校産業なんてウハウハだったのに。
どうでもいい話だが、あまり予備校産業が傾くと、院生は少し困るかもね。院生の小銭稼ぎと言えば、
予備校での授業とか模試作成とか添削作業とかが多いだけに。
315 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 19:02:25 0
上でぐだぐだ野田クルゼ批判してるやつは実は、野田クルゼを首になったやつってオチだなwww
316 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 19:09:59 0
>>315 クビになったっていいじゃないの。こんな予備校もう長くないもの。
317 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 19:22:31 0
黙阿弥先生は自分の息子を野田クルゼとか一色塾に入れて不合格になったんだよ。
318 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 19:29:20 0
さあ、そろそろ本舞台に戻ろうか
319 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 19:52:21 0
>>317 こうやって個人情報必死で引きだそうとしてやがる。
320 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 19:56:37 0
321 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 19:59:17 0
東洋史と言う割には、朝鮮史や東南アジア史が希薄になりがちなのも、このスレの伝統
322 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 20:00:08 0
323 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 20:11:09 0
>>321 朝鮮史については、冒頭で結構話題になっていたじゃないの。
324 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 20:13:05 0
中国史で大学院に進もうと思ってます。一番大学教員に成れる可能性があるテーマをやりたいです。
教えてください。
325 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 20:25:23 0
>>324 そんなテーマはない。中国の政治、経済、社会その他一般について、これまで誰も気づかなかった特徴を
独自の着想で証明し、従来の解釈を一変させれば、お前さんは大学教員になれるよ。
326 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 20:34:24 0
>>324 宮崎市定は馬鹿だ、なにもわかっちゃいねえって感じでやればok
327 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 20:38:33 0
>>325 そういう気付かなかった特徴を教えるのが大学教員なんじゃないですか?教えて下さいよ。
328 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 20:40:27 0
>>326 それは、かなり言えている。でも、そのはったりを史料で証明していくのは大変だよ。
329 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 20:43:05 0
>>327 これは、自分で発見するもの。確か、高山博が自分の研究自叙伝めいた書物の中で
イェール大学留学中の自分の体験を描いている。参考にして下さいな。書籍のタイトルは、
『ハード・アカデミズムの時代』(講談社、1998年)です。
330 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 20:46:21 0
331 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 20:48:07 0
332 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 21:02:35 0
とりあえず、今、東大の教養課程にいるので、東洋史に進学しようと考えているのですが、
東洋史だと就職が中々難しいと前前スレくらいから言われているので、東洋史じゃなくて、教養学部か
経済学部あたりに進学するのがいいのかなと思っています。どうですか?
333 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 21:05:20 0
>>332に追記
就職と言うのは大学教員の就職ということです。
334 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 21:08:28 0
>>332 あなたが何を勉強したいのか、それから指導教授次第だと思います。
英語、アジア言語の他に、社会科学理論や日本史、西洋史の勉強も大事だということをお忘れなく。
335 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 21:12:25 0
>>334 英語は死ぬほど苦手です。東大の試験でも120点満点で30点くらいしか取れなかったです。数学と国語と地歴で逃げ切った感じです。
勉強は中国について知りたいです。理由としては、中国は国際関係の中ですごくホットだからです。そして、世界史が得意だったんで、
中国史あたりがいいかなと思いました。あと、言語の勉強はあまり好きでないので、言語の勉強をあまりしなくていい分野となると
中国史かなと思ってます。
>言語の勉強をあまりしなくていい分野
日本史じゃね?
337 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 21:20:30 0
>>336 日本史はあまりポストがないと聞きます。
338 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 21:22:57 0
>>335 これからの時代、英語できなきゃ研究者としてやっていけないよ。
とりあえず、K島について、近現代の日中関係勉強するのが一番無難でしょうね。
私も、日清戦争前夜から日中戦争前夜にかけての日中経済関係に頭を突っ込み始めたけれど、
まだ全く手つかずの史料がたくさん残っています。この時代だと戦争犯罪と無関係だと思われていたので、
敗戦直後に焼却処分されなかった文書が豊富ですし、中国側の史料は、台湾で入手可能。日中戦争以後だと
K島の方が詳しい。ここら辺りを使って勉強するんですね。でも、英語が苦手じゃ、これからの時代、
生き残れないです。
>>324 とりあえずモンゴル語と朝鮮語辺りマスターして、
フフホト市とフルンボイル市に友達作ったらそこら辺の民族歴史を漁り
比較検討など詳しくやってみるといいんでない。
>>335 中国史ってどんだけ言語が必要だと思ってるんだ……。
少数派合わせた民族の数と同じとまでは云わんが、
少なくとも中国語に加えてアラビア語とモンゴル語はできないと
それだけで食っていくのは難しいんじゃないか?
340 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 21:28:41 0
>>339 そりゃ、北アジアや中央アジアとの関係史勉強する場合はそうだけど、
そこまでやるのは、超ハイリスク・ローリターンだよ。中国語一カ国語一つマスターするんだって
大変なことだよ。それ以外の言語の習得は、専攻する時代と地域を決めてからでも遅くはないよ。
341 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 22:01:07 0
内陸アジア史はまじリスキーだよなあ…。
たくさんの言語に習熟しなきゃならんのに中々ポストが得られない。
知人の内陸アジア史研究者も40代くらいまで専業非常勤みたいなやつも多い。
別に本人が無能と言うわけでもないのに。やっぱり日中関係史あたりがお得じゃないかね。
日本語と中国語でやれるし、漢文もいらない。場合によっては英語も必要かもしれないが。
342 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 22:04:02 0
>>341 激しく同意。どこの国の研究者でも、最初は史料が豊富で、習得言語数が比較的少なくて済む
近現代からとりかかる。それからだんだん過去に遡っていく。どこまで遡れるかは
本人の努力次第。
343 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 22:07:43 0
とはいえ、一番内情の理解が難しいのが清帝国というジレンマ。
344 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 22:27:58 0
>>343 そうだよ。だーかーらー。同時代の外国人の観察した記録が利用できる清末民初からとりかかるんだ。
俺も、O本、K島、M上、Y澤、I島、S山、H田K子。みんなそうだろ。
それっでー、当時の中国で、外国人が一番たくさん住んでいた地域で、日本国内で利用できる史料が
一番多くて手っ取り早く研究に着手できるところっていうと、上海、北京、天津、東北地方と限られちまう。
最近じゃ、これに福建、広東、香港が加わってきてるけれどね。こういう理由で、清末民初が一番人気があるし、
この時代のこと勉強すればするほど、当時の情勢が、現在と気味悪いくらいよく似ていることが分かってくる。
これを警告すると、「中国批判」だの「御用学者」と罵られる。
>>342 B野正高先生みたいなこと言いますな。でもその通りだと思いますよ。そもそも歴史学である以上、史料がないと始まらないしなあ。
346 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 22:50:40 0
>>345 でも、今まで誰も知らなかった史料発掘(これは確かにわくわくするほど楽しいけど)だけじゃだめ。
これを、先行研究が使っていた史料と付き合わせることで、従来の解釈をどう覆すかってことを考えつかなくちゃ。
これは、芸術家が独自のスタイル構築するのと同じで、出来なきゃ人生お終い。誰も助けてくれない。
それに、新しいこと言えば、ビーコやケプラー、ガリレオと同じ目に遭っちまう。B野正高先生、
I古鋳造、H多野善大先生が、当時の『岩波講座世界歴史』に論文寄稿していないのも、そのためだったのかもしれない。
>>346 岩波講座なんてマルクス主義者の巣窟だったから、彼らみたいな反マルクス主義者認定をされてた人は、
そもそも、寄稿できる空気じゃなかったんだろうね。
348 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 22:56:35 0
なぜ、南アジア史の人間は中々就職できないのかについて。
349 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 23:05:07 0
>>347 今もそんな雰囲気じゃないのかな。ところで『図書』一二月号の座談会読んだか?あの和田春樹が
どんな発言していたと思う?10頁目から11頁にかけて、あいつこんなこと言っているんだ。「憲法九条と
安保条約という形で、すべてアメリカにお任せという形でやってきたということが、もうこれ以上自分たちの
責任で何か考えていかなければいけないというところに来ていることです」って。あの、和田春樹にしてこんな
こと言っているんで驚いたよ。
もっとも、一番同感したのは、7〜8頁の小倉和夫の発言だろうね。「経済的に見ますと、これまでは国際社会は
中国を受容し、中国はWTOに入ったように、同化していくように見えたけれども、ここまで大きくなりますと、世界が
中国を受容するのか、中国が世界を受容するのか、中国が世界に同化するのか、世界が中国に同化するのか分からなく
なってくることも考えられます」ってえ発言。これは、昔もあったし、以前と同じパターンが繰り返されるのなら、世界が
中国に引きずられて大混乱になるだろうってのが、俺の見通しだけど。
350 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 23:07:38 0
>>348 最近まで世界最貧国地帯だったんで、日本の大学研究機関で無視されていたんだよ。
たいていは、イギリス帝国最大の植民地として研究されていたことくらい。その重要性が
評価される(といっても経済成長の牽引先としてでしかないけれど)ようになったのは、
ごく最近。これからどうなるのかなんてことは、全く予想がつきません。
351 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 23:13:01 0
>>349 前よりはマシじゃないかな。実はあの岩波講座にはB野先生にも寄稿依頼が来てたという話があるんだよね。
352 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 23:21:48 0
>>349 和田春樹がそんなこと言うなんてなんか変なものでも食ったんかね。
朝鮮語もできないのに朝鮮がどーだとか言ってる商業左翼がいい年して鞍替えかな。
あいつが1年だけ東欧政治史の授業やってたから受けたことあるが酷い授業だった。
オルグはよそでやれよという感じだったなあ。
「世界が中国に引きずられて大混乱になるだろう」ってのは概ね同意。中国内部の政治がうまく取り繕えてる限りは、
現在くらいの問題ですむだろうけど、成長が止まるであろう20年後あたりから先は大混乱の発生源になると思う。
まあそのときは俺は死んでるだろうから若い人たちは頑張ってくださいという感じではあるのだが。
353 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 23:24:35 0
>>351 へえ、そりゃ初耳だった。でも、同時期に先生は、岩波から論文集を刊行なさっておられたし、
東大出版会からあの有名な概説書を出す準備も始めておられたのだろうから、
ひょっとすると、そちらの仕事にかかりきりで、岩波講座は断念なさったのかしら。
まあ、昔みたいな雰囲気じゃなくなったのは、『図書』の座談会に反映しているけれど、
時代の変化なんだろうね。
このスレは老人の座談会状態。生きのいい若手が沈黙してしまうのはなぜだろうか。
355 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 23:26:19 0
>>354 今週ずっと、このスレを荒らしていたのが誰だったかを思い起こせばわかるだろ。
あと、若いモンの意見があんまり稚拙だから、中年ばかりが書き込むようになっているんだ。
356 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 23:32:08 0
50歳定年退任制を作るべき。今の老害教員どもが淘汰されれば俺のような若手にすぐポストがまわってくる。
357 :
世界@名無史さん:2010/12/25(土) 23:40:54 0
暴露される→黙阿弥君はうんたらかんたら→反論される→調子に乗るなようんたらかんたら
なんかギャグ漫画みたいだなwww
358 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 08:45:43 0
>>356 回ってこない。教員になれる才能があるとわかれば、自ずからポストが用意される。
こっちも馬鹿じゃない。できそうな院生、ODがいたら、口コミであっという間に知れ渡る。
>>357 そんなことを書き込むとね。また、いきり立って出てきますよ。何しろ、昔の子分達にまで
「でくの坊」呼ばわりされているんですから。
359 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 11:12:29 0
>>349 >>352 和田春樹の発言の続きを書いておきます。「国家のことに対して日本人が新しい考え方を戦後持ったということの
非常にいい面と、そこにある一種の問題点のところと、両方を考えて前へ行かなければいけないんじゃないかと
思います。そうい時に、市民運動、市民社会、市民的なアジアの連帯というようなことは非常に重要な点で、
恐らくは、それがベーシックになっていくものだと思いますけれども、日本人は国家とのかんけいをどういうふうに
考えるかという、自分の中にある一種、分裂症的なものを克服しなければならない。」
私に言わせるならば、この発言を日中関係、あるいは先進資本主義国一般と中国との関係に適用したら、ますます
共産党をいきり立たせるだけだよ。日本政府としては、中国の国家体制瓦解だけは避けたいから、北京政府に表面上
ひくつな態度をとるしかない。ヴェトナムで懲りているアメリカも全く同じ。その反面、資本主義社会の制度、思想、
価値観を教えた中国人留学生をたくさん送り込むか、中国の反体制グループを支援して、内部からの体制変換をじっと
待つ。当面、これでとりつくろい、中国の労働力人口ボーナスが枯渇するまでじっと待つ。こういうことに
なるんじゃないのか。この解釈が正しいとしたら、和田春樹も「御用学者」になったということになる。
360 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 14:29:23 0
黙阿弥君の個人攻撃の異常さには辟易させられる。恐ろしい。彼こそが内ゲバ大好き新左翼なのではないだろうか。
361 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 14:35:22 0
362 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 15:02:43 0
面白すぎるwww 攻撃パターンがこれしかないのかよwww 頭悪いのか?www
363 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 17:16:06 0
>.358
じゃあ、30代半ばとか40代にもなって出身大学の任期付助手とか特任研究員で燻ってるやつは才能がないと言うのかコラ。
364 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 17:33:04 0
48歳専業非常勤から地元の冷凍食品のパック詰めのパートに転身した俺がどうして就職できなかったかを客観的に考えてみた。
結論としては需要と供給がマッチしなさすぎた。業績が全て紀要論文だった。そんなだから非常勤も母校でしかできなかった。
その非常勤ポストも40の時にやらせてもらえなくなった。指導教員が哀れに思ってか、わけのわからないFランの非常勤のバイトを
くれた。それも43の時に、東横綱の若手にとられた。45の時に研究者の道はもうないと分かった。地元に帰り、再チャレンジの公務員試験を
受けた。面接で「こんな年まで何やってたの?研究?なんで常勤の教師になれなかったの?」と人格破綻者扱いされた。
俺は博士号を持っている。留学も無名校にだがした。でも最終的につけた仕事は冷凍食品のパック詰めのパートだ。周りは高卒ばかり。
平均年齢は30歳以下の職場。みんなもこうならないように早めに道を見極めるように。
365 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 17:35:08 0
貧乏人は研究者なんて目指すなよ
学問というものに希望を持ち過ぎ
そういう純粋な学問は欧米じゃないとできなあい
366 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 17:44:19 0
本当だよ。貧乏人で研究者なんておちょくってるとしか思えない。
古代ギリシアを見てみろよ。学問ってのは、金持ちが暇つぶしにやるものだった。真理とはそういうゆとりのある心からしか生まれない。
親が年収2000万以下のやつは学問なんてやっても無駄。日々の生活にひいひい言いながら学問なんてやるのは学問に失礼だよ。
367 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 17:59:24 0
人間はどんなところでも学ぶことができる。
知りたいという心さえあれば……
どんな状況に置かれても、研究を続け、立派な学者になりなさい
368 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 18:10:17 0
>>362 そうだよ。1970年代からずっと頭の進歩がとまっちまって、自分が権力にぎらなくちゃ、
世の中はどんどんだめになっていく一方だと思い込んでいる。それと、かつての仕事仲間、
いじめの対象が自分より金持ちになったり、偉くなったように思い込んでいて、それが許せない。
そういう態度で人に接しているから、時代からも世の中からも取り残されてしまったんだ。
369 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 18:21:48 0
370 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 18:32:12 0
>>367 それなら大学院とかにいかなくても市井の学者でいいんじゃないか?網野善彦みたいにさ。
371 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 18:41:03 0
>>364 45まで気づかないとかよっぽど頭が悪いんだろうね。
372 :
世界@名無しさん:2010/12/26(日) 19:15:59 0
>>369 ある問題について、先学巨匠が下した解釈も、そいつらが踏まえていた史料に加えて
自分が発掘した史料を使って考え直して木っ端微塵にする。真相はこうだった!って
大風呂敷広げること。旧版、講談社版『中国の歴史』で、寺田隆信が、乞食坊主出身だった
明の太祖の正体を暴くときに使った描写だとか、高島俊男『中国の大盗賊』(講談社現代新書)、
宮崎市定『雍正帝』、「中国側史料から見た英仏連合軍の北京侵入事件」なんてものを読んでみればわかる。
駒場の図書館で借りられるだろ。
373 :
世界@名無しさん:2010/12/26(日) 19:25:06 0
>>363 そうは言っていない。ただ、こっちも『視学雑誌』、『東洋学法』、斜傾視その他、有名査読雑誌を
追いかけていて、目にとまった奴がいたら、「誰だろこいつ」って心にとめる。次いで、学会の懇親会など
の席で、それとなく情報集めていて、家憲予算なんかで大規模プロジェクト組むときに備えて研究会組織したり、
助教に採る人員必要なんて時に、呼びかける。そうなると、こちらの需要と、あなたの研究テーマがマッチするか
どうかが問題となる。一般的にはそれしか言えないな。今でこそ、O元やK島ががんばりだしたんで
「絶学」って言われて久しかった、中国近現代政治外交史だって、20世紀末までは「絶学」って
言われて、これを専攻したって就職口はなかなかなかったんだよ。
漢文史料使わないで、英語史料を使うだなんて不埒千万っていう通念がまかり通っていたんだもの。
374 :
世界@名無しさん:2010/12/26(日) 19:27:46 0
>>363 追加。
>30代半ばとか40代にもなって出身大学の出身大学の任期付助手とか特任研究員で燻ってる
そんなになるまで、任期付き助手やら特認研究員でいられるなんて、恵まれてる方だと思う。
おれも、そんな境遇にしてもらいたかった。
375 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 19:44:27 0
いいじゃん。ヤクザが銃撃戦やる大学に行かなくて済んだだけ。KK州I立大学のことだろ。
恐ろしい。
376 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 20:28:19 0
>>375 お前の親父が暴れていた頃の東横綱だって、恐ろしい場所だったよ。WWW
377 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 21:06:07 0
北九州市立大学ってそんなにやばいのか?
378 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 22:22:09 0
379 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 22:23:40 0
>>366 >親が年収2000万以下のやつは学問なんてやっても無駄。
>日々の生活にひいひい言いながら学問なんてやるのは学問に失礼だよ。
これは嘘。名前は明かせないけど、生活保護世帯出身で、や、
高校時代から育英会奨学金とバイト代だけで生活して、銘柄大学研究者になった奴を知っている。
俺の親父も年収2000万円なんかなかった。学問研究に対する情熱と執着の度合いが全てを決める。
380 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 22:25:08 0
>>378 書類審査、面接を複数の教員が行う。情実は一切利かない。
そこを突破して来れたら雇う。
381 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 22:29:34 0
>>379 まったく、そういう貧乏乞食みたいな国に寄生してるやつが研究者を目指すって国にとってはたまらなく迷惑だよな。
とっとと工場かなんかに就職すりゃいいのにね。
382 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 22:31:07 0
>>380 早稲田なんて情実の嵐だろ。内部でガンガン教員取ってるし。静岡県知事とか助手から教授まで政経畑をかけぬけただろ。
ああいうのも情実の一種でしょうに。早大、慶大は情実王国だと思っている。
383 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 22:34:22 0
大学の教員になりたいなら実務家になればいい。そうすりゃ実務家教員枠でいくらでも大学教員になれますよ。
まあ、研究次第では金がかからんこともある。
しかし史学の場合、専門とする研究地域へ空飛ぶため(と資料集め)の金は必要だからな。
現地に長期滞在するなら住居食費云々は当地大学の教授とのコネでいけても
医療費などはバカにならないし。
年収二千万はいらんと思うが、何にせよ最低限度の金は必要。
385 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 22:42:39 0
>>381 >まったく、そういう貧乏乞食みたいな国に寄生してるやつが研究者を目指すって国にとってはたまらなく迷惑だよな。
土方経験者で、有名大学の教授になった人、二人知ってます。みんな、石にかじりついてもって根性で遂に
初志貫徹した。文句言われる筋合いなんかない。
>>382 >内部でガンガン教員取ってるし。
これは嘘。実情は、そうじゃないよ。内部出身教員の比率がどんどん低下している。HPで確認してみな。
低下していないのは、寧ろ東西横綱の方だと思う。
>静岡県知事とか助手から教授まで政経畑をかけぬけただろ。
>ああいうのも情実の一種でしょうに。
この制度は、数年前に廃止された。
確かに。でも、これは東大ブランドが燦然と輝いていた時代の遺物だ。
>早大、慶大は情実王国だと思っている。
大学紛争時代の発想から抜け切れていない過去の遺物の思い込み。
>>383 >大学の教員になりたいなら実務家になればいい。そうすりゃ実務家教員枠でいくらでも大学教員になれますよ。
その枠も極めて限られている。官僚なら、事務次官まで上り詰めていなくちゃだめ。政治家なら県知事か
国会議員。実業家なら一部上場企業の取締役以上。それ以外の実務家なんて、逆に研究の何たるかが分かってないから
使い物にならない。そして、そういう連中も、書類審査と面接の試練を受ける。
386 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 22:43:42 0
>>372 「宮崎市定は馬鹿だ、なにもわかっちゃいねえ」
「それは、かなり言えている。」
宮崎の研究成果に照らして具体的にご教示願えませんか。
387 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 22:45:04 0
>>386 彼の全集の中で「一番出来が悪い」とご本人も認めていた、近代の部分を自分で読んでみな。
388 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 22:50:10 0
>>384 >しかし史学の場合、専門とする研究地域へ空飛ぶため(と資料集め)の金は必要だからな。
>現地に長期滞在するなら住居食費云々は当地大学の教授とのコネでいけても
>医療費などはバカにならないし。
これは、科研費予算でまかなわれる。通常、院生なんか参加できない。院生段階なら、国内で
利用可能な史料だけで修士論文を書くから、こんな金なんか要らない。どこででも閲覧可能な史料で、
新たな着想の論文書けなければ、研究者の素養なし。それ以上だと、奨学金その他を遣り繰りして出向く。
現地に長期滞在するのは、それこそ奨学金貰って留学する。この制度も現在はかなり整備されている。
医療費は、予め保険に加入しておくことが義務づけられる。単なる文研収集なら、二週間もあれば
デジカメ、スキャナー持参で全てOK. 考古学調査隊といったレベルだとお前さんの言うとおりかも
しれないが、近世、近代だとこんな心配はいらない。
389 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 23:06:12 0
なるほど、全25冊+自跋集2冊精読されているわけですね。
宮崎を「馬鹿」といえるぐらいの学識と研究業績を挙げていらっしゃる方とお見受けしますが、
私、浅学ですので、是非具体的に記述してご教示頂けませんか。
390 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 23:07:28 0
あ、すみません。389は387へです。
391 :
世界@名無史さん:2010/12/26(日) 23:16:21 0
>>389 全部精読しているわけじゃない。
自分で関心の深い時代について読んでみて、「なぜこういう書き方しかできないのか?
なぜ、こういうことが書いてないのだろうか?」っていうメモを作るの。これは出来るだけ
手書きの方がいい。宮崎の著作だけでない。あらゆる概説書、専門書について丁寧に読んでいけば、
そこから自分の主題がおぼろげながら見えてくる。
>宮崎を「馬鹿」といえる
これは、俺の言葉じゃない。誰か他の人間が、極めて誇張した譬えで言った言葉。ただ、近代の部分は、
はなはだ不十分だということは否めない。だからこそ「東亜の近代」には、従来の左翼近代史観が
反発し、わざと無視していた、興味深い指摘があると思う。それがどれかは、人によって違うし、
今、手元にないからはっきりしたことは言えない。自分で読んでみろ。
それから「中国側史料から見た英仏連合軍の北京侵入事件」は、短編ながら、実に優れた考察。これは
出来が悪いどころか、『筹辦夷務始末』解釈の見本とされている。じゃ、またな。もう寝る。
392 :
世界@名無史さん:2010/12/27(月) 00:15:48 0
いえいえご謙遜されなくても結構です。
全ての時代に亘り通暁していなければ、「馬鹿で何も分かっていない」ということなのですね。
あなたは、日本のいや世界の東洋史研究の至宝なのでしょう。
さぞかし高名な方と存知あげますが、是非教鞭をお執りになっている大学とお名前を教えて頂けませか。
同僚一同連れ揃って早速参上してお教えを請いたいと考えております。
宜しくお願い致します。
393 :
世界@名無史さん:2010/12/27(月) 00:16:32 0
>>388 >どこででも閲覧可能な史料で、
最近の修士の院生も、やたらと中国やら台湾に行って、「珍しい史料」を見つけてそれで論文書こうとするやつが増えてるのはどう思う?
394 :
世界@名無史さん:2010/12/27(月) 00:17:33 0
不慣れなもので度々すみません。392は391に対してのお願いです。
395 :
世界@名無史さん:2010/12/27(月) 03:42:59 0
>>372 私は392さんじゃないけど、「支那側史料より見たる英仏聨合軍の北京侵入事件」は、
確か全集第16巻に収められてなかったっけ?「雍正帝」は全集第14巻収録だったような...
しかし第14巻の自跋でも
>>391に触れていた記憶もあるけど。
396 :
世界@名無史さん:2010/12/27(月) 14:36:00 0
>>324 >一番大学教員に成れる可能性があるテーマをやりたいです。 教えてください。
>>326 >「宮崎市定は馬鹿だ、なにもわかっちゃいねえ」って感じでやればok
>>328 >それは、かなり言えている。でも、そのはったりを史料で証明していくのは大変だよ。
>>372 >ある問題について、先学巨匠が下した解釈も、そいつらが踏まえていた史料に加えて
>自分が発掘した史料を使って考え直して木っ端微塵にする。
ここでは「宮崎市定のような先学の解釈を新たに考え直し、否定する」というのが
「一番大学教員に成れる可能性があるテーマ」だと言っているだけなのに
>>386=
>>389=
>>392は「宮崎市定は馬鹿だ」と言っていると誤解しているのではないか
>>389 >なるほど、全25冊+自跋集2冊精読されているわけですね。
>宮崎を「馬鹿」といえるぐらいの学識と研究業績を挙げていらっしゃる
>>392 >全ての時代に亘り通暁していなければ、「馬鹿で何も分かっていない」ということなのですね。
>あなたは、日本のいや世界の東洋史研究の至宝なのでしょう。
>同僚一同連れ揃って早速参上してお教えを請いたいと考えております
397 :
世界@名無史さん:2010/12/27(月) 17:20:19 0
東洋史なんて学問領域は無くなればいいんだよ。
全部アジア研究領域とかして、東洋史の連中をどん底に落としこんでやれ。
398 :
世界@名無史さん:2010/12/27(月) 21:23:16 0
>>397 >東洋史なんて学問領域は無くなればいいんだよ。
>全部アジア研究領域とかして、東洋史の連中をどん底に落としこんでやれ。
あなたに言われるまでもなく、1980年代以降、とっくにその通りになってます。
だから、職に恵まれない大勢の人が、ここに嘆き節を書き込んでいるんでしょうが。
399 :
世界@名無史さん:2010/12/27(月) 21:25:08 0
>>396 へえ、一人のなりすましかと思っていたら、二人だったのですか。
>>389 >>392 は、あなたになりすまして、褒め殺しを企んでいる、いつもの人物の書き込みです。
私に、超人的な能力が備わっているかの如きイメージをお仕着せ、これにそぐわない返事を
書き込むと、恥をかかせようって魂胆なの。まともに取り合う必要ないよ。
400 :
世界@名無史さん:2010/12/27(月) 21:35:56 0
>>393 時代の流れを感じます。うらやましいなあと思います。でも、だからといって、審査する側が瞠目するような
成果がすぐ出る訳じゃないです。日本国内で収集不可能な史料を漁りに海外に行けるようになったことは確かに大事だけど、
それよりもっと大事なことは、研究主題を決めるまでの構想力、時代認識です。これがしっかりしていなければ、
たとえ新発見の史実を見つけたって、それにどんな意義があるのかまるで説明できないでしょう。
この能力があって、従来の定説を塗り替える能力があると認められなければ、高い評価は得られません。
401 :
世界@名無史さん:2010/12/27(月) 22:01:11 0
>>400 全く同意。そもそも、修士課程なんてのは、研究者を目指すなら、むしろ、どこでも見られるような史料をひっくり返したり、斜めに見たり
色々考えて、小さくてもいいからその史料に新しい意義を与えてみることが重要なんじゃないだろうか。档案史料を北京で見てきたとか、
国民党の文書を台湾で見てきたとか、そういうのは博士課程になってからやってくれと思う。こういう考え方は古いのかねえ。
そういう基礎的な考察力がないから就職できないやつが増えてるんじゃないだろうか。古代史から現代史、中国史から西アジア史まで、
このあたりは共通の問題だと思う。
402 :
世界@名無史さん:2010/12/27(月) 22:11:22 0
>>401 逆に言うと、それじゃ、院生に、史料を徹底的に吟味させ、今までの解釈の矛盾点を見つけ出させる
勘を養わせるには、どういう訓練したらいいと思いますか?私はこれと言った明確な指針がないんで、
自分が今までに読んだ史料を輪読させ、そこから、自分はどんな解釈を引き出させたのかってことを
話すことにしています。
403 :
世界@名無史さん:2010/12/27(月) 22:20:41 0
>>402 >「今までの解釈の矛盾点を見つけ出させる勘を養わせる」
私もご指摘のやり方が一番いいと思ってる。だいたい同じようなこともやってるし。というか、みんなこういうスタイルになるんじゃないかな。
私は、自分の書いた研究書に使った史料をコピーして輪読or担当者を決めて発表させたり、それなりに面白そうな史料を選んで読ませて、
参加者がどう考えたかを聞いて、その上で、自分がどういうプロセスを経てどういう考えに至ったかを話してるよ。参加者からの回答で面白い回答は
ほとんど出ないが。
あとは、こういう史料解釈に加えて、参加者が研究対象としてみたい時代の背景を知るための概説と研究書講読も重要だと思ってる。
404 :
世界@名無史さん:2010/12/27(月) 22:29:58 0
>>403 お互い考えつくことは同じか。中国語の学術書を学部学生に訳させながら、
所々で、その背景、問題点をこっちが解説していくっていうのが学部演習。
次が、中国語、日本語、英語で書かれた史料の輪読。そして最後が英語の
学術書の輪読。これを終えるとへとへとになっちまう。あと、入門、概論講義も
全部一人で担当しなくちゃならないから、準備は結構大変です。
>>402-403 お前ら馬鹿だなあ。史料解釈なんてセンスだよセンス。学生にまかせるしかない。だから俺は史料演習なんて絶対やらない。
やるのは、研究書講読だけ。これで十分。
406 :
世界@名無史さん:2010/12/27(月) 22:38:40 0
>>404 こちらは他にも同じ分野やってる人がいるからその点楽できる部分はある。入門、概論講義は分担(リレー形式)できたりするところもあるから。
それにしても入門、概論の講義って重要だなあと思う。自分自身、学生のころそういう授業を真面目に聴いてたかと言われるとそうでもないが、
ここで下手な授業やると学生は絶対興味を持ってくれない。
>>405 分野にもよるかもね。同僚の西アジア史の先生とかは、いきなりアラビア語の史料なんてほとんどのやつが読めないから、英語の研究書講読だけ
しかやってないし。ただ彼女は自主ゼミで史料講読はやってるけどね。
407 :
世界@名無史さん:2010/12/27(月) 22:45:09 0
>>405 でも、ある論文が、どんな史料をどんな風に解釈して組み立てられているかを説明しようと思ったら、
402-403方式にならざるを得ないんじゃないのか。
>>406 悲しいのはね。入門、概論講義にはどっさり学生が入ってくるんだけど、ゼミまで興味持ってくれる人が
極端に少ないのよ。
408 :
世界@名無史さん:2010/12/27(月) 22:53:03 0
>>407 まあ、少数精鋭ってのもいいじゃないの。最低限の辞書とか本もまともに買わないようなやつが入ってきたり、予習やってこないやつ
が入ってきてゼミ崩壊なんてなるよりマシ。
409 :
世界@名無史さん:2010/12/27(月) 22:55:00 0
>>408 あ、それは言えている。来年も今年みたいなゼミ運営が出来ますように。これが初詣の願い事の
一つかな。
410 :
世界@名無史さん:2010/12/27(月) 23:22:24 0
>>409 中国人留学生が山のように来てノイローゼになればいいのに。
411 :
世界@名無史さん:2010/12/27(月) 23:27:15 0
>>410 おあいにく様。学部演習は、面接で、殆どはねのけるし、
大学院は、入試、面接でほぼ全滅していますから。
こっちもね。根性ある中国人留学生ならいつでも歓迎します。
でも、そんなのは、数年に一人いればいい方だよ。
412 :
世界@名無史さん:2010/12/27(月) 23:31:10 0
>>411 出た出た。中国人排外主義的性格。こういう人間が中国がどうだこうだと言うこと自体に問題がある。
根性無しが。中国が悪いと思うなら、中国人留学生を300人くらい受け入れて、その中国人留学生に君が指摘する悪い点とやらを
たたきこめよ。そういうこともせずに排除すること自体給料泥棒だね。恐ろしい。
413 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 08:42:57 0
>>403 >参加者が研究対象としてみたい時代の背景を知るための概説と研究書講読も重要だと思ってる。
受講者の関心対象の地域や時期が一致していればやりやすいんだろうけど、現実は(ry
414 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 10:03:17 0
>>412 >出た出た。中国人排外主義的性格。
実情を無視したいつもの独断です。中国は、大学でまともな歴史教育(特に近現代史)をやっていません。
今も、日本語話せない中国人に、英語で書かれた辛亥革命に関する有名な論文集読ませているんだけれど、
基礎知識ないもんで、「真相はこうだったのか」って驚いています。これが大学院レベル。
下はもっとひどいよ。だから、こちらの教育内容に付いて来れません。
数年前、面接ではねた学生は、「日本が高度経済成長を遂げたのは、日清戦争の時の賠償金のおかげだ」なんて言い出していました。
こんな箸にも棒にもかからない奴を大学院に入学させたら、えらいことになるんです。
守秘義務あるから、具体例書けないけれど、現に、政治学やら経済学の他の研究室で問題起こす奴が
毎年出ています。そうでないのが大半だという事実も、言っておきますがね。
>中国が悪いと思うなら、中国人留学生を300人くらい受け入れて、その中国人留学生に君が指摘する悪い点とやらを たたきこめよ。
彼らは全部、今の体制が長く続かないってことを、生活体験で十分知悉していますが。
>中国人留学生を300人くらい受け入れて
くりかえすけど、全体としては、そのくらいになるけれど、彼らが日本や先進資本主義国の大学、大学院で
専攻したいことは、圧倒的に自然科学、次が経営学。あと、法律(私法)と裁判制度が少し。
でも、これは、中国社会科学院が派遣してきた党官僚が勉強しています。
歴史や文学なんてまずいません。いたところで、東横綱文学部の博士論文見れば分かるように、
開いた口がふさがらないような論文しか書けないようなのばっかり。
そもそも、敵性外国人の歴史認識なんかマスターして、下手に日本やアメリカですぐれた業績挙げて、
中国の体制に批判的になったら、公安に目をつけられてしまう。
彼らはこれを極度に恐れているから、共産党が成立した一九二〇年代以降の歴史研究に極力触れたがらない。
触れるとしたら、日中戦争だけ。それ以前の時代について勉強している中国人学生は、国内にいるらしいけれど、まず日本になんか来ません。
これが、中国人留学生の実情だということをご理解ください。
415 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 10:08:19 0
>>413 へえ、そんなにヴァラエティに富んでいる学生が集まっているなんてうらやましいかぎりだよ。
でも、自分の研究テーマ追求は各自にやらせておいて、共通の議論は、ゼミでの史料演習っていうのが
オーソドックスなやり方じゃないのかな?
416 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 12:31:33 0
中国人留学生5人受け入れてゼミを破壊された俺に何か質問ある?
ぶっちゃげ中国人の外国人が留学する理由なんて
日本語学びたいとかそんな不純な理由らしい
隣のゼミにいたよ
418 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 13:07:52 0
419 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 13:22:02 0
>>417 >中国人の外国人が留学する理由
おそらく「中国人が外国留学する理由」なんだと思います。
私費留学生には、そういうのがたくさんいますよね。でも、さすがに国費留学生とか
あるいは、れっきとした財団の奨学金貰って来る留学生には、そこまでひどいのはいないです。
ただし、そうした一流の学生は、日本の東洋史研究なんか見向きもしないですよ。
420 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 13:58:49 0
まあ、「日本人が外国留学する理由」も同じようなものだよ。
東洋史の分野でも、中国に留学して身につけたことは日常会話だけ、なんて人間は多い。
日本語は話せるけど日本史なんて全然知らない日本の大学生みたいなもんだ。
421 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 14:26:55 0
>>420 彼の地で中国の歴史を教えている大学教授のレベルを推し量れば、日常会話能力を付けてきただけでも
大したものじゃないでしょうか。あと、生活、旅行体験も。これが結構大切で、これを頼りに、
独自の史料解釈を打ち立てるだけの能力が養えていれば、目下のところ、日本人学生の中国留学の
使命は十分達せられたと思いますけれど。
422 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 14:43:29 0
>>369だけど、386、389、392を記したのは先生、2chを見たことないと言ったので、
自宅にお招きした際に一緒に見たの。確かここが世界史板の一番上にあった。
先生も大分お酒を召していたけど、書き込み方が分からんと言っていたから教えました。
「宮崎市定は馬鹿だ、なにもわかっちゃいねえ」「それは、かなり言えている。」とあれば、言葉の通り読むのが普通かと。
普段見ない人が偶々見ることもあるのに、これは明らかに不用意な書き込み。特に
>>387のような対応してるとね。
>>391では「これは、俺の言葉じゃない。誰か他の人間が、極めて誇張した譬えで言った言葉。」
と記してるけど、それならば
>>372で最初にそのように断って記すのが、普通の会話の流れじゃないかな?
>>396は後付けの説明でしかない。
「kwsk」が「詳しく」ぐらいは学生から聞いているけど、自分もそんなに2chは覗かない。
しかしここの登場人物は暗黙のうちに認知されてるの?
>>326、
>>328は本当に誰なの?
それから
>>395はそのとおりだと思うけど。
423 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 17:49:55 0
424 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 17:51:57 0
このスレで一回オフ会やろうぜ。
大学教授から、中々就職できない専業非常勤、一流予備校の講師、院生、学部生、で
殺伐としたオフ会をやろう。飲食費は大学教授が払うって感じで。どうです?
425 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 17:56:30 0
>>422 >>423 ばかばかしい、なりすまし工作がうまくいかなくなったので、また実名暴露かよ。WWW
426 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 18:03:44 0
427 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 18:10:41 0
>>422 あなたの先生とやらは、随分遅くまで、あなたのご自宅にお邪魔していらっしゃるんですねえ。
>386、389、392を記したのは先生、
と、ありますが、
>386 :世界@名無史さん:2010/12/26(日) 22:43:42 0
>389 :世界@名無史さん:2010/12/26(日) 23:06:12 0
>392 :世界@名無史さん:2010/12/27(月) 00:15:48 0
こんな深夜まで、生徒の自宅に押しかけて酒を飲んでいる大学教授がいるなんて、通常、
考えられませんけれどねえ。www
428 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 18:16:17 0
>>426 早稲田を会場にしたら結構来るんじゃね?
中国人留学生も参加可能とすればいい。
429 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 18:23:55 0
>>428 来ないね。連中、君が考えているよりもずっとまじめか、じゃなきゃ、カネがない。
430 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 18:43:41 0
今日で40歳になった。そして専業非常勤のままの私。40になった私をもらってくれる奇特な男性なんていないよね。
431 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 19:10:56 0
>>422 >
>>396は後付けの説明でしかない。
普通の日本語の読解力があればこれくらいは読み取れると思いますけど
432 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 19:21:47 0
>>422 「kwsk」が「詳しく」ぐらいは学生から聞いているけど、自分もそんなに2chは覗かない。
って書いてない?
>>422は教員じゃないの?よく分からんけど
433 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 19:35:55 0
で392は422の師匠筋とか?
434 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 19:36:39 0
>>431 >>432 あわててごまかしてもだめ。
>>427 で指摘した、深夜の書き込みの理由が説明できていなけりゃ、教員の書き込みなんてウソ
誰が信じますか。ばかばかしい。www
435 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 19:39:35 0
深夜に書き込んだら教員じゃないとかお前の頭にはウンコ詰まってるだろwww まあ、ポスト団塊のヨボヨボな老人にはきついかあwww
やっぱりこれからは若い人間の時代だよ。1950年代生まれ以上の人間はみな勇退して頂こう。それしかないね。
436 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 20:30:09 0
>>435 >深夜に書き込んだら教員じゃないとかお前の頭にはウンコ詰まってるだろwww
まともに反論できなくなると、こんなはぐらかしをするっていうのは、親父譲りだな。
ジュニチ社長の息子さん。
そんならもう一つ根拠を出す。
>389 :世界@名無史さん:2010/12/26(日) 23:06:12 0
>なるほど、全25冊+自跋集2冊精読されているわけですね。
この書き方一つで、こいつが大学教員でないことがばれる。
なぜか。それは 、『宮崎市定全集』全25冊と『自跋集』を別個の作品と扱っているからだ。
『自跋集』とは何か。それは、『宮崎市定全集』全25冊各1冊に、先生自らが付けられたあとがきの
ことだ。市井の読書家のために、これだけをまとめて書物にしたもののことで、全集とは別扱いできるものではない。
そんなことは、中国史を専門とする大学教員なら誰でも知っている。強いて別に取り上げるとするならば、
翻訳だけを集めた『政治論集』と、『遊心譜』を加える筈だ。ネット情報その他だけを頼りにして、
肝心の中身をまるで知らないでいるから、こんな表記になる。
>やっぱりこれからは若い人間の時代だよ。
お前の言う通りだ。だが、これはっていう研究者は、まだ出ていないし、
東洋史研究っていうのは、もう衰亡するだけの学問だと思う。
437 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 20:38:13 0
>>435 >深夜に書き込んだら教員じゃないとかお前の頭にはウンコ詰まってるだろwww
について一つ追加。
>
>>369だけど、386、389、392を記したのは先生、2chを見たことないと言ったので、
>自宅にお招きした際に一緒に見たの。確かここが世界史板の一番上にあった。
>先生も大分お酒を召していたけど、書き込み方が分からんと言っていたから教えました。
まず、「言ったので」という表現がウソ。敬語使うんなら「仰ったので」と書くはず。日本語でOK
次に、この記述によれば、「386、389、392を記したのは先生」とあるが、先生は深夜にどこで
この書き込みをしたのかが、問題となる。常識的に推理すれば、「自宅にお招きした際に一緒に見たの」
とある以上、生徒の家のパソコンを使って、先生が書き込んでいたと判断するのが合理的じゃないのかね。
こんな深夜に、生徒の家で大酒飲んで、生徒のパソコンからネットに書き込みする大学教員(この頃は、教授などと
言わない。)がいるとは、信じられない。
この推理をどう反駁する?
438 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 21:17:45 0
>>424 >>飲食費は大学教授が払うって感じで。どうです?
発想が貧乏くさい。
439 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 21:23:20 0
>>422 も一つ追加。
>書き込み方が分からんと言っていたから教えました。
ここは、[先生は]書き込み方が分からんとおっしゃっていたから、[私が]お教えいたしました。
と書かなくてはならない。日本語でOK
この時世に、パソコン操作がわからない大学教員は、まずいない。
お前の頭の中身と学力水準の低さが、透けて見えて、愉快だ。www
440 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 21:27:36 0
>>439 僕は、黙阿弥君の頭の中身と学力水準の低さが透けて見えて愉快だwww
ちなみに、日本語としては、
「低さが、透けて見えて、愉快だ」と二つも点は打つ必要は無いwww
441 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 21:42:11 0
>>440 へえ、お前さんも一枚噛んでいたのか。
>ちなみに、日本語としては、
>「低さが、透けて見えて、愉快だ」と二つも点は打つ必要は無い
ご指摘ありがとうよ。
ところで、
>>418 へのお答えいただいていませんが。
442 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 21:51:25 0
>>441 はっきりいって、「甘え」だね。来るもの拒まずでやらなきゃ。T中青春とかH下武志だって、黙阿弥君みたいな問題児を
教えていたわけだよ。わかるかね?
443 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 22:00:24 0
長野ジュニチ参上。惨状か。笑
444 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 22:07:08 0
>>442 >来るもの拒まずでやらなきゃ。
いくらそう言われても、許容の限度を超えているのが来るのよ。
だって、学部ゼミに入ってくる中国人留学生はまだいません。大学院入試だと、まず
筆記試験の成績が水準以下、大学院に入ってからの研究計画書が書けていなかったら、
いくら何でも通せない。それを「少子高齢化」の時代だから全入にせい、っていうそちらの
主張は暴論です。
次に、私について。確かに、私は問題児だったけど、
自分で研究テーマは見つけて生き抜いて、今日に到っております。
彼らは、自分で研究するテーマを見つけ出せないから入れられないの。
ただし、断っておくけど、これは中国史に限定しての話。その他の領域の中国人留学生には、
実に優秀な、研究計画を立ててくる学生が少なくありません。こういう学生は、あなたに
言われるまでもなく、率先して入学させています。
445 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 22:10:50 0
>>444 訂正 だって→削除
>>来るもの拒まずでやらなきゃ。
自国の歴史研究したくて、日本にやってくる中国人っていうのは、もう絶無に近いです。
来るとしても、どんなに古くても、専攻する時代っていうのは、
私の管轄外である、人民共和国成立以降についてですね。
446 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 22:23:25 0
>>443 ジュニチに、あの手の込んだなりすましが書けるとは、とても信じられない。
彼の息子でしょう。
447 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 22:24:34 0
>>445 なんか意外だな。中国にも、自分の国の歴史教育に違和感を覚えて日本でもアメリカでも外の国に歴史を学びにいくやつは多数いると
思ってたんだが。
448 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 22:30:18 0
>>447 帰国してから、職がないから、よほどの覚悟がないとやらない。ただし、皆無ではない。
非常に優秀な奴はいる。そして、そういう奴は日本の大学の専任教員になってしまう。
私が知っている限り、帰国したのは、神戸大学教授から上海交通大学に移った季衛東だけ。
ただし、彼の専門は現代中国の法制度。
それと、これは中国に限らず、全世界で共通して起こっていることだが、歴史学って学問自体が、
若い世代にとって魅力がなくなってしまっている。乱世っていうのは、こうして突然やって
来るのではないのかな。
449 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 22:40:02 0
>>448 季衛東って中国帰っちゃったのか?知らなかった。まあ、確かに、中国人の優秀な層って普通に日本の大学に就職していくわな。
知り合いの社会経済史のやつなんか夫婦で優秀なもんだから二人してポスト得てたし。
450 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 22:48:42 0
優秀な中国人ーその多くは歴史学以外の分野を専攻するけどーが、日本の大学の専任教員のポストを占めていく。
今後、この傾向はますます強まっていくだろうな。
その一方で、圧倒的多数を占める底辺の中国人留学生はもう救いようがない。
こういう連中は、自然科学や難解な社会科学なんか専攻できる学力ないけど、
自分の国の歴史専攻なら何とかなるだろうって甘い考えで受験してくる。
でも、そんな連中が、筆記試験突破できるわけがないよ。
どんなに、排外主義とか差別って非難されても、学力水準の壁っていうのは絶対崩せない。
つぶれかけた予備校やFランク大学じゃないんだ、カネさえ払えば誰でも入学できますってわけには
いかないよ。
451 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 22:58:07 0
>>450 >でも、そんな連中が、筆記試験突破できるわけがないよ。
↑そっちはどんな問題出してる?論文形式の問題?それとも基礎知識確認の用語説明問題とか史料解釈やらせたりする?
こっちで、「アヘン戦争」について簡潔に説明しろって問題出したら、
「日本が中国に進軍し、中国側がそれを撃破した。その後、日本は、戦争で勝てないためにアヘンを中国に密輸し、中国を大混乱
させた」って解答が出てきたんだが、中国の歴史教育ってすごいなあと思ったよ(苦笑)
そして、こういうやつをたかだか5年とかでまともな人間にしてやることは無理だとも思った。
452 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 23:02:59 0
>>450 むかーし、Bin WongのChina Transformedを
読む外国書講読の授業担当していたときに出くわした、中国人留学生思い出したよ。
国民革命のこと知らないんだ。4.12事件について説明しろって授業中に訊ねたら、
「日本軍と蒋介石が一緒になって、南京で人民を大虐殺した許し難い事件」って答えが返ってきた。
>来るもの拒まずでやらなきゃ。
こんなの、とてもじゃないけど、面倒みられませんや。社長さん。あなたが任されている、
生徒数40人以下になったつぶれかけ予備校じゃないんだ。
こっちは。駄目な奴は駄目とはっきり言えるんでね。
453 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 23:15:49 0
>>395だが
>>436 なりすましとか妄想に巻き込まれるのは御免だけど、422は全集第14巻の跋文に
「支那側史料より見たる英仏聨合軍の北京侵入事件」が、「雍正帝」と同様に
東亜研究所からの委託研究である旨の記述があることを知っていたようだけど。
これってネットその他の情報では分からないんじゃないかな?
454 :
世界@名無史さん:2010/12/28(火) 23:31:57 0
>>453 『雍正帝』が東亜研究所の委託研究だったってのは何かの間違いじゃないの?
有名な『雍正朱批諭旨』を、彼が本郷の琳朗閣書店で見つけて、研究班組織しだすのは、
1954年のことですよ。全集の現物手元にないから、確認しようがないけれどね。
455 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 00:35:49 0
>>454 すみません。
「雍正帝」等の研究の基となる清朝史の研究を本格的に取組む切欠が、
東亜研究所の委託研究ということです。これも私の記憶が正しければですが。
不適切な記述をして誠に申し訳ありません。
456 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 01:06:52 0
確か、「異民族の支那統治策」と「中国の辺境統治策」と矢野博士の手前ですが、
「筹辦夷務始末」などの新史料を頼りに敢えて「英仏聨合軍の北京占領事件」の研究題目の委託を受けた、
との記述があったと記憶しています。
スレ違いでしょうが、ちょっと気になったので。
失礼しました。
457 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 08:13:21 0
>>451 それって華北密貿易や日中戦争下での通貨戦争の話だよな
この時日本側が中国にアヘンを大々的にばらまいたことは、中国では
ちゃんと教えてるんだな
日本の教育ではほとんど取り上げられないから、知らない奴ばかりなんだが
458 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 09:24:05 0
>>456 へえ、そうでしたか。第二次世界大戦中のアジア研究の実態ってこっちもまだよく
分かっていないんで、勉強になりました。
>>457 だったら、説明つきますね。でも、私のところに来る中国人留学生は、たとえ日中戦争でも、
中国共産党の評価につながりかねない問題を勉強することを極端に嫌がります。
459 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 12:30:55 0
>>422だけど
>>454「研究班組織しだすのは、 1954年のことですよ。」これは誤り。
宮崎市定と安部健夫が雍正硃批諭旨研究班を組織して購読会を開いたのは、昭和二十四年からだよ。確認してみて。
当初は史学科陳列館の書庫に山積にされていた坊刻の雍正硃批諭旨を購読していた。
そして宮崎が東京で十八帙百十二厚冊の殿版の雍正硃批諭旨を見つけたのは、
>>454のとおり昭和二十九年。なんで誰も指摘してあげないの。
それから
>>436だけど、宮崎市定全集は24冊+別巻1冊で全25冊、「中国政治論集」は「鹿州公案」と一緒にその別巻に収録されているよ。
ただし自跋集が2冊というのは先生の記憶違い。全25冊+自跋集1冊が正しい。
また、あなた達(人違いなら誤ります。)は、勝手に自分の書き込みを他人の書き込みに比定したり、他人の書き込みを自分の書き込みに認定したりしているけど、
神経が滅入らない?これじゃ最早娯楽とは言えないと思うけど。牽強付会な「推理」を開陳するのはそのせいだよね。
なりすましって、それこそ「身振りと文学」じゃないから。
最後に
>>326>>328が言い過ぎだったと思ったのなら、言い過ぎだったってさらっと記せばいいのに。
そんなの沽券に関わることじゃないと思うけど。奇妙な強弁を繰り返すほうが、余程可笑しいよ。
さすがに馬鹿馬鹿しくて自分はもうここは見ないけど。
460 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 12:37:03 0
ちょっと一文が長くて、読みにくくなった。
すみません。
461 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 12:38:43 0
>>459 >最後に
>>326>>328が言い過ぎだったと思ったのなら、言い過ぎだったってさらっと記せばいいのに
傍から見てて、「言い過ぎ」とはとても感じませんが
そこ、別に「マルクスは馬鹿だ、なにもわかっちゃいねえ」とか「ウェーバーは馬鹿だ、なにもわかっちゃいねえ」でも全くおかしくない話
なぜ貴君がイッチーにだけ妙なこだわりを持って毎日ここで活動を続けているのか、そっちの方に興味が出てきた
462 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 13:24:14 0
>>461 >「マルクスは馬鹿だ、なにもわかっちゃいねえ」
これは、それこそ「構想は雄大に、ただしこれを実証するテーマは詳細に」っていう
教えを誇張して表現しているってことだと思うよ。
>>459 へえ、そうでしたか。
463 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 13:37:58 0
>>459 あなたが、『宮崎市定全集』を持っていて、しかもこれを読んでいるとは思いもしませんでした。
464 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 14:23:23 0
おおっと、黙阿弥君劣勢だね。
465 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 14:32:53 0
>>464 手元に現物がありませんから。
ただ、不思議なのは
>>324 という書き込みで始まったのに、いつの間にか、宮崎市定全集の引き写しに成り変わっていること。
確か、この人は、東京大学の二年生の方だった筈。そんな人の家に深夜まで上がり込んでいる東洋史の
大学教員の先生(というと、東京大学の教員の方でしょうけれど)がいるとも思えない。
一色塾のHPで連載中の英文解釈講義そっちのけで、宮崎市定全集を読んでいらっしゃるんでしょうな。
でも、あの全集は、前近代研究者にとってはすばらしい値打ちもので、私も時折読み返しますが、
今の私に、それほど役に立つものじゃないです。
>>464 それっと、戦時中の東亜研究所からの依頼という一節に、あなたが、「御用学者」と反応しなかったのが
不思議なんですが。
466 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 15:35:19 0
東京大学大学院の修士課程を3年連続で落とされてる俺はどうすればいいの?
467 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 15:43:31 0
>>466 1.再受験する。
2.他大学大学院受験。
3.あきらめて他の道を歩む。
このどれかしかない。
468 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 17:05:14 0
>>467 再受験するってどこを再受験すればいいでしょうか?
学士は帝京大学の文学部で取りました。
469 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 17:16:26 0
帝京大学なんかにしか進めなかったカスが東大大学院なんか入れるわけないだろうが。
東大ブランド舐めるなよクソガキが。東大ってのは崇高な頭を持つ人間以外入れるわけないだろ。
470 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 17:39:32 0
まあ、帝京大学にしか入れない頭で大学院ってちょっと信じられないな。
471 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 17:53:12 0
472 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 21:22:49 0
473 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 21:24:28 0
>>469 研究者になりたいので、やはり東大に行きたいのです。
>>470 大学受験では大して勉強しなかったのでそこは批判されても仕方ないですね。
>>471 帝京大学大学院から研究者になった人はいないです。
研究者になるならやはり東大かなと思ってます。後は、一橋大とかかなと。
でも3年連続で落とされ続けています。
474 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 21:28:07 0
>>473 あなたは、何を専攻したいの?研究テーマは何よ。
それが決まらなくちゃ、返答のしようがないよ。
475 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 21:40:25 0
>>474 中国の明代の宦官について考えたいと思ってます。研究テーマは、明代の宦官が政治に与えた影響です。
476 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 21:42:07 0
明治とか中央とかそのレベル以下の大学出身のやつで研究者になったやつ見たことないんだけど。
477 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 21:43:38 0
>>475 じゃ、あたしの管轄外。申し訳ないけど、何もアドバイスできない。
478 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 21:44:25 0
学部→大学院でロンダするやつは多いけど、
それでも学部のレベルって、
明治、中央、法政、立教、青山学院、学習院、あとは日大、このあたりが限界な気がする。
後は、東洋大、駒大、専修大、国学院大あたりがたまにいるくらいか。
アジア系研究だと大東文化とかもたまにいるかな。
479 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 21:45:15 0
>>476 明治と中央出身なら知っている。前者だと
M田M昭、後者だとT瀬だ。
480 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 21:46:14 0
>>475 明代の宦官が政治に与えた影響なんてそれこそ京都大学東洋史の連中がいくらでもやってそうな感じがするんだが。
専制国家論的な観点でさ。どういう観点から分析しようとしてるのか知らんが、今の時代、明代政治史なんてちょっと時代遅れな感じがするけど。
481 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 21:47:07 0
>>479 明治だったら、T田Y男とかもそうじゃなかった?
482 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 21:54:16 0
>>481 あ、そうだった。彼も佐々木正哉先生門下だったっけ?
483 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 21:55:38 0
>>482 そうだよ。彼は在学中からすごい優秀だったからM治から外(東横綱とか)に出ないようにしたって話を聞いたことがある。
484 :
世界@名無史さん:2010/12/29(水) 21:58:45 0
>>483 今はもう解散してなくなっちまった、侵害権で何度かお目にかかったことがあるくらいだ。
確か、無錫の教育近代化に関わった地方エリートが研究テーマだったよな。
485 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 09:28:41 0
舶来の理論を中国にも適用してみました、みたいなのばっかだよな
486 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 09:41:38 0
本家本元の中国の歴史学者もそうだよ。
>そもそも、敵性外国人の歴史認識なんかマスターして、下手に日本やアメリカですぐれた業績挙げて、
>中国の体制に批判的になったら、公安に目をつけられてしまう。
東京大学の博士課程に在籍中のトフティ・タニヤーズ氏は、
新疆ウイグル自治区の大物の秘書やるような党員研究者で、
体制内部で地位を上昇させていったような人だが、
それでも、十年くらいの投獄をくらい、さらに刑期を終えてもまだ拘束中。
(東大の博士課程に留学中に故郷の公文書館に調査にいって、そこで逮捕された)。
なにかヤバい档案を見つけちゃうかなんかしたんだろうな。
>>450 >優秀な中国人ーその多くは歴史学以外の分野を専攻するけどーが、日本の大学の専任教員のポストを占めていく。
>今後、この傾向はますます強まっていくだろうな。
オーノス・チョクト(楊海英)氏。
一件毒にも薬にもならない民俗研究で中国の御用学者になり、日本に留学。
故郷での現地調査の成果を一挙に日本で出版。
満洲国・蒙古連合自治政府→(国共内戦)→内蒙古自治区
と所属をうつした内モンゴルの指導層(軍人や役人、教員をつとめた人々)
が文革でねこそぎほぼ絶滅させられた模様を、聞き取りと档案調査から復元。
その普及版が『墓標亡き草原』上下で、学術版もある。
トフティ氏も、娑婆にでてきたら、楊氏のあとをたどるであろうな。
>>469 >帝京大学なんかにしか進めなかったカスが東大大学院なんか入れるわけないだろうが。
>東大ブランド舐めるなよクソガキが。東大ってのは崇高な頭を持つ人間以外入れるわけないだろ。
×「崇高な頭」←ププププ(以下125個「プ」を省略w
◯「大学受験の勉強に向いた頭」
むろんこの種のおツムは「歴史研究に向いた頭」とイコールではない。
東大への入学がオツムの絶頂期なやつがひがんでるんだねいww
「ロンダリング」という用語も、東大合格がオツムの絶頂期であるやつのヒガミ・ソネミ・ネタミ用語。
くやしいのうw
くやしいのうw
489 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 10:53:44 0
>>488 おい、平野聡ディスってんじゃねーぞ。
490 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 11:12:41 0
>>487 こういう人達って、明清王朝交代の時の朱瞬水や、清末民初の時の羅玉東みたいなもんかねえ。
491 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 11:14:48 0
>>487 とうしょうへい以降、中国共産党は完全に走資派が握った。
「少数民族の自治」という社会主義的理想ももはや形骸化した。
走資派が滅亡させた社会主義の理想に殉じた……とムリに解釈すれば、。
朱瞬水や羅振玉みたいと、かろうじていえなくもないかも。
>>489 をを、崇高な頭脳さま、こんごもこのスレで私ども愚民をお導きくだされw
ありがたや、ありがたやwwww
493 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 13:01:45 0
今度、内陸アジア史で某有名大学のポストを得ることになったぜwww おまいら喜べwww
494 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 13:05:49 0
>>493 それは、おめでとうございます。
前途洋々たらんことをお祈りいたしております。
495 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 13:07:45 0
>>492 あと、康有為、梁啓超、孫文みたいな清末の革命家の再来。
でも、これは天安門事件をきっかけに西洋に亡命した知識人で代用できるか。
496 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 13:44:30 0
史学雑誌に論文1本、社会経済史学に論文1本だしてる俺が就職できない理由はなぜか?
497 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 13:51:57 0
>>496 絶対的に需要がないから。
この業界は、政界と同じ。
いつも供給過剰、需要不足。
498 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 13:56:07 0
>>497 今年で38になるんだけどこのまま専業非常勤って可能性もあるかな…?
499 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 13:56:22 0
現代中国の民族政策みたいなところにまで守備範囲を拡げれば需要あるかも
チベット政策の変遷なんて良いテーマかもな
500 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 14:03:28 0
>>498 あなたの努力次第。
>>499 >現代中国の民族政策みたいなところにまで守備範囲を拡げれば需要あるかも
ない。現代中国なら対外関係、国内政治、国内の経済政策、共産党内の政治争い等々、
対日関係に重大な影響を及ぼすものが最優先。中国に限らずアジア研究は、みんな現状分析と
関係あること教え、研究する能力ある人間が優先的に採用される。
501 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 14:06:20 0
>>500 努力してきたのに就職できないから困ってんだよ。
502 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 14:13:50 0
>>501 じゃ、言うけど。採用する側としては、博士課程進学後の年数と同じだけの査読雑誌論文を
出している院生を優先的に採用する。あなたが、博士課程2年生か3年生で、『史学雑誌』、
『社会経済史学』に論文を掲載しているっていうんなら、心配する必要なし。在籍期限切れ前後で
党文献、人糞研、ああ軒、その他の助手、学芸員(資格取得していれば)に応募して、博士論文
完成をめざす。留学って手もあるが、英語とあなたが専攻している地域の語学マスターしていることが
絶対条件。
これが、採用する側が要求している努力の基準です。
>>493 それって公募だったのかな。
有名大学で、東洋史の公募が、今年かかったのは
H大 位だったから。
あるいはO大ですか.。ともに中国地方の大学だが・・・
他にもあったかな。
とにかくおめでとう。
俺はだめだった。逝ってくる。
>>493 おお、東大の学部に合格した時が頭脳の絶頂期な「崇高な頭」様が、
内陸アジア史のアカポスのゲットをご自称あそばされたw
ありがたや、ありがたやwww
505 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 17:30:56 0
>>502 >博士課程進学後の年数と同じだけの査読雑誌論文
これってマジ?でも、最近の若手って毎年論文出してるやつって少なくね?
なんか、とりあえず博士論文先に出そうみたいなこといってるやつが多いような気がするけど。
506 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 17:51:35 0
>>505 マジ。
1980年代までの人糞犬の助手採用基準。
これに漢文訓読能力あるいは、中国語と英語の翻訳能力や、
研究構想力が要求された。ただし、この基準で生き残ってきた奴ってのは、
今の40代以上の世代のこと。現在はどうなっているのか、全く知らない。
ただ、助手採用の段階(ってことは博士課程終了時点)で、
査読雑誌二本以上なんて条件つけると、
書類審査に合格できる香具師は、ほとんどいなくなっちまう。
507 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 17:53:33 0
>>506 博士課程修了に7年とか8年かけるのはそれだけでヤバイ???
後、博士課程修了時点で査読雑誌2本以上なんて書けるやついるの?
508 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 17:59:56 0
>>507 >博士課程修了に7年とか8年かけるのはそれだけでヤバイ???
事情にもよりけりだろ。在学中に何年も留学してりゃ、必然的にそうなるよ。
>博士課程修了時点で査読雑誌2本以上なんて書けるやついるの?
私は、海外の査読雑誌含めて3本書いていましたけど。
509 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 18:28:06 0
>ただし、この基準で生き残ってきた奴ってのは、今の40代以上の世代のこと。
一口に「生き残ってきた」っていってもいろいろあるからねえ。
就職したらほとんど論文を書かず、業界にへばりついてるだけの人間もいるでしょ。
510 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 18:30:31 0
>>509 職場環境、それから職を得てからは、本人の生き方の問題。
>>507 >博士課程修了に7年とか8年かけるのはそれだけでヤバイ???
その場合は、博士課程に在籍中に、一年一本査読誌に論文のせて、
博論はちょいちょいと手直しして、序文とまとめを書き下ろしすればいい。
512 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 19:25:00 0
>>507 査読誌ってのは、
史学雑誌・歴史学研究・歴史評論・社会経済史学あたりのことだよね?
近代中国研究彙報とか近きに在りてはダメ?
513 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 19:29:46 0
Asia Actaに3本載せてるけど就職できない。
514 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 20:21:19 0
>>513 >Asia Acta
Acta Asiaticaの間違いじゃね?
>>512 >近代中国研究彙報とか近きに在りてはダメ?
前者に書いたことはないけれど、後者については、N澤先生に乞われて、
私も論文乗せたことがある。一概に駄目ともよいとも言い切れない。
あなたの構想力、論理展開、それ以外の査読雑誌に掲載された論文との兼ね合いによる。
でも、もっと大事なことは、あなたがどんな問題関心で、そのテーマを選んで論文にまとめ、
その成果を踏まえてどんな講義ができるのかってえこと。論文の背後にある、あなたの読書量
問題関心の質が問題になる。だから、日頃は、自分の専攻領域はもちろんだけど、日本史や
西洋史、あるいは社会科学方法論一般、文学書なんてものまで幅広く本を読んでおくことが大事。
そうでないと、入門講義や概論講義が出来なくなるから。
515 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 20:22:09 0
>>514 東洋史の先生になりたいから別に日本史とか西洋史はいらなくね?
516 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 20:27:25 0
>>515 って思うのがもう間違い。漢代から元代以前だったら、東アジア全域を考慮に入れた考察するのが一般。
それ以降だと、特に明末以降は、ヨーロッパ諸国との関係が大事。近現代については言うに及ばず。
しかも、研究方法論は、遺憾ながら、西洋・日本社会の考察から発展した理論を踏まえて比較、交渉史的
発想にならざるを得ないから。だから、
>>485 >>486 みたいなことになっている。
517 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 20:39:03 0
>>516 でも東洋史研究室なんてとこにいるとそういう頭を持てないと思うんだけどね。タコツボっててさ。
518 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 20:48:14 0
>>517 だから、よく学会や研究会に出ろって先生から言われないのか?
文学部なんて、これからもう落ち目なんだよ。東横綱見ればわかるだろ。
それに、就職可能な間口広げるためにも、
他の地域の歴史や社会科学理論ってマスターしておかなくてはならないよ。
手元に、 アブナー・グライフ(岡崎哲二・神取道宏監訳)『比較歴史制度分析』(NTT出版)ってえ
本がある。中世マグリービー商人ギルドを事例にとって、ゲーム理論、心理経済学、政治学、社会学などの
知見を統合した、比較歴史制度分析って、ふれこみだけど、ずばり言って私にはちんぷんかんぷん。
こういう書物の内容をいち早くマスターして、独自の境地を切り開いた奴が、次の時代をリードできる研究者だ
ってえんで、就職できるんじゃないでしょうかね。そういう意欲を持った経済史研究者は、日本史だと
もう出ているよ。それから統計学の手法なら、もう西洋・日本の歴史人口学で採り入れられているし、
中国史だと、アメリカの研究者が物価史や歴史人口学で盛んに使っているでしょ。韓国だって、李栄薫が
これを採り入れている。「知らなかった」「勉強していなかった」じゃあすまされない時代になっている。
519 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 21:18:17 0
>>518 ゲーム理論とか楽そうだな。この時、中国は日本とアメリカを天秤にかけて、日本と対立するほうが利得表上の利得が大きかったから
戦争に踏み切った(キリッ)、とか言ってりゃいいんだろwww それで新しいとか言ってもらえるなららくちんぽ。
520 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 21:21:19 0
>>519 そう思うんなら、グライフの書籍やゲーム理論の入門書読んでご覧www
親子共々、ここまで怖いもの知らずだと呆れる。
521 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 21:24:37 0
日本人は舶来の学問に弱すぎるとおもいまーす。上田のまこちゃんの研究が一時期もてはやされたのもそんな側面があるとおもいまーす。
522 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 21:24:46 0
>>518 >手元に、 アブナー・グライフ(岡崎哲二・神取道宏監訳)『比較歴史制度分析』(NTT出版)ってえ本がある。
先に理論があって、それに見合う史実探しが歴史研究だって風潮自体、棄却されるべきものだと思うがね
一昔前まではマルクス理論がそういう立場にあったが、今はそれがただノースやウィリアムソンやらの制度派経済学に置き変わっただけのこと
523 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 21:34:30 0
>>521 まこちゃんの研究は、中根おばさまの理論を下敷きにしていたんじゃね?
>>522 半分同感。でも、これは理論経済学者からの問題提起。歴史学者としては、その理論的仮説が
実態を正確に反映しているかどうかを、史料に即して検証する義務があるんじゃないのか?
それをやるためにも、彼の理論をマスターしなくちゃならないんだろうけれど、私にはもう無理です。
本来なら、私たちが、史料に即して独自の理論組み立てなくてはならないはず。でも、この境地まで
たどりつくことが出来る奴が、目下のところ、絶無でしょうが。
524 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 21:39:39 0
>>522 あとさ、理論経済学者にこっちの研究成果を発表すると、必ず
「ゲーム理論や非対称情報の経済学理論マスターせい」って注文がつくのよ。でもって
入門書だけは読んだ。でも、この理論をどういう場面に適用すればいいのか、私にはさっぱり
わからない。岡崎グループはそうした試みを、斜傾視学会ワークショップ開いて、
その成果を東横綱出版会から、出してたでしょ。でも、大御所、I井寛J先生のきつーい書評読むと、
鎧袖一触てな感じで切り捨てられていましたな。だから、駄目なのか。そう言っていいのかしらん。
ギルドや商会の機能を考えなくちゃならない立場だと、そう簡単に切り捨てられない。
525 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 21:46:38 0
>>524 >あとさ、理論経済学者にこっちの研究成果を発表すると
当たり前じゃん
理論屋は時間・地域を越える普遍的な法則を「見つけた」と思いこんでいるんだから
だから連中に言わせれば、歴史研究は不要なんだな、理論が全ての時間・地域を説明できるから
まあ、せいぜいその理論の妥当性を史実で見つけてくる婢女風情って程度の認識か
526 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 21:47:44 0
「エコン族(経済学者集団)は、先祖伝来の極北の地に居住する民族であり、隣国のポル
スシス族(政治学者)やソシオグス族(社会学者)に対する優越感を満喫する極端に排他
的な民族である。
彼らの社会的連帯は、よそ者に対する不信の共有によって保たれており、また内に対して
もこの民族は高度に身分志向的である。民族内部での階級は、フィ−ルド(専攻分野)に
よって決まり、階級内での身分序列は、モドゥル(数式によって表される経済モデル)づ
くりの腕前によって決められる。
しかし作られるモドゥルの大半は、実際の役には立たず、神前に供える御供(専門誌上の
陳列物)として用いられるにすぎない。階級としては、マス・エコン(数理経済学)、ミ
クロ(価格分析)、マクロ(国民所得分析)、デブロプス(経済発展論)、オ−・メトル
ズ(実証的研究)などがある。階級間の序列は、おおよそ記した順序どおりであるが、最
高位のマス・エコン階級は部族の司祭としてあがめたてまつられており、デブロプス階級
はモドゥル作りがへたくそなため、また、オ−・メトルズ階級は汚らわしい手仕事に従事
するがゆえに、いずれも下位に位置づけられている。
もっとも、階級間でおたがいどうしけなしあうのが、エコン族特有の風習であり、この部
族の階級構造は、一筋縄で片がつくほど単純明快ではない」
527 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 21:50:53 0
>>525 だから、彼らの編み出した理論じゃ説明できない事象がまだあるよ、ってことを
紹介していくことがこちとらの任務じゃないのかね。今の所、そういう対話が出来ているのは、
近現代の政治史だけなように思うけど。
528 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 21:53:13 0
>>526 これは学科内部でのカリキュラム改革、採用人事を見ていて、つくづくそう思うな。
>>517 そういう連中を納得させられる力量ないと、社会科学系学部の経済史、法制史の専任教員に
採用されることはない。
529 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 21:54:12 0
>>527 >だから、彼らの編み出した理論じゃ説明できない事象がまだあるよ、ってことを紹介していくことがこちとらの任務じゃないのかね
それは全くその通りだと思うけど、理論屋には超時間・空間性という傲岸不遜な思いこみがあるから、まともに相手にする必要もないと思うよ
史実から帰納的に積み上げて、大きな理論が構築できればいいと思うし、まあみんなその努力は忘れんといてや
530 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 22:10:23 0
ちなみに私は、そういう連中のことを「プロクルステスの寝台シンドローム」と、心の中で呼んでいる
531 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 22:13:39 0
>>529 >理論屋には超時間・空間性という傲岸不遜な思いこみがあるから、
>まともに相手にする必要もないと思うよ
でもさ、社会科学系学部にいると、歴史なんて実際刺身のつま的な存在。
だから、その存在意義を示すためには、彼らの問題関心呼び起こすような
研究成果出さなくちゃならないのよ。これが結構大変なの。こうなると、
学内政治に反映させるために研究しているんじゃないかって
おかしな感覚を覚えてしまう。ま、もう我が道を歩むしかないから、いいか。
532 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 22:17:40 0
>>531 黙阿弥君はどこにいても刺身のつまみたいな存在ですね。
533 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 22:21:40 0
>>531 >でもさ、社会科学系学部にいると、歴史なんて実際刺身のつま的な存在。
そんな卑屈な態度でどうすんの
「蟻の穴から堤の崩れ」の通り、理論に反する事実があればその理論は崩れるわけよ
勉強しない理論屋は傲岸不遜だから、「理論は正しいからそれは事実が間違ってる」とか抜かすけどねw
まあ、まともな理論屋なら、論理実証主義で理論の見直しに向かうはずだけどさ
もっと自信をもって連中に対峙してくれ
ここに巣くう数多の職無しと違って、貴方研究職に就いてるんだし
534 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 22:25:36 0
>>533 本当だよな。研究職についてるくせに、「俺は知らん」なんてひきょう者のやることだよね。
しっかり経済専門家に対抗してください。
535 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 22:28:26 0
>>531 倒産寸前予備校の派遣学園長よりは、安定している地位ですからご心配なく。
おあいにく様。今日の議論は、あなたにはレベル高すぎて口を挟む余地があまりなくって
残念でしたね。
>>533 ええ、是非そうします。しかし、こんなに職にあぶれている研究者の卵がいるなんて
思いもしなかったな。
536 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 22:29:03 0
理論屋で思い出した
森嶋通夫も相当真面目な学者であったとは思うが、「続日本とイギリス」(岩波新書)で書いた、
日本の鎖国と幕末開港についての話は、超トンデモだったよ
あれも、先に比較優位論という理論ありきで後から当てはめた典型例
理論屋がああいうアホなことをやるのを監視防止するのも、歴史屋の重大な使命だと思うな
537 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 22:31:34 0
>>534 研究分野の問題じゃないのよ。
経済学入門っていう科目は必修科目に指定するくせに、
経済史入門、経済思想史入門は必修から外しちまうっていう仕打ちをされるわけ。
すると、経済史の何たるか、歴史学の何たるかを入門講義で教えた学生が、
ゼミに来なくなり、経済史の知識まるで知らない奴ばかりが入って来ようとするの。
幸い、去年今年とそんなことはないけれどね。今悩んでいるのは、こういう行政制度の
問題です。
538 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 22:31:57 0
>>535 >職にあぶれている研究者の卵
たくさんいますよ…。
539 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 22:34:11 0
>>537 経済学部の人員比重って、
経済原論(含国際経済学)・6 財政学系・2 統計経済・1 経済思想・0.75 経済史・0.25
こんなイメージがある。
540 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 22:34:13 0
>>536 >「続日本とイギリス」(岩波新書)
じゃなくて、『族イギリスと日本』でしょ。あの内容の誤りは、今東横綱にいるI田雄の息子と
静岡県知事が論文で、厳しく指摘していたよ。
静岡県知事が応募したのは、国際文化基金の懸賞論文。彼の助手時代の作品。あれがきっかけで、
彼のイギリス留学が決まったんじゃなかったっけな。
541 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 22:37:45 0
川kセンセも昔は役に立つ仕事してたのになあ
Iwestgold自慰の後継者とか自称し始めて、大迷走
542 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 22:38:58 0
>>539 まさか。経済思想と経済史の比重は、もう少し高いですよ。あと、最近は環境経済学の比重が
ぐっと高まった。
>>540 訂正『族イギリスと日本』じゃなくて、『続イギリスと日本』です。
あの本だけじゃなく、『無資源国の経済学』にある乗数理論もナンセンスだって
S村K太郎先生から教わったことがある。現首相のブレーンやってる経済学者が書いた
ケインズ経済学に関する新書読んでやっと理解できた。でも、私がやってる分野に限定して
言うと、数理経済学やゲーム理論が適用可能だとはとても思えない。
ただ、統計回帰分析っていうのは、物価史や人口学データがある以上、最早避けて通れないと
思いますがね。
543 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 22:42:34 0
>>541 >Iwestgold自慰
彼の独創的な着想は、それまでの歴史研究者(特に東横綱マルクス経済史)が考え及びもつかなかった
進化生物学を踏まえていたことでしょうな。でも、あの理論は現在では、世界中の進化生物学でも
相手にされなくなっているって、斯界の権威から聞いてます。
544 :
世界@名無史さん:2010/12/30(木) 23:09:06 0
>>525 >>526 ところで、あなたがたは、斜頸死学会のリーダーでもある、H橋大学名誉教授のS藤修先生の著書を
どう評価致しますか。私は、目下『比較経済発展論』と取り組んでおりますが、彼の難解な論理に
追いつくのはなかなか苦労します。あと、彼が私淑しているYan de Vriesの勤勉革命論についても
感想教えて。私はまだ読んでいません。
545 :
世界@名無史さん:2010/12/31(金) 13:48:33 0
西横綱の博士出たのに就職がない。
久しぶりに高校の同窓会に行ったら、キャリア官僚でバリバリ働いてるやつ、日銀に勤め、経済財政政策について熱く語ってるやつ、
理化学研での研究について楽しそうに話してるやつ、弁護士になったやつ、公認会計士になったやつ、都庁で働いてるやつ、
防衛省の情報本部で働いてるやつ、みんなそれなりの職について、楽しそうだった。みんな(弁護士のやつ以外)結婚してたし、
家を買ったやつもいる。それに比べて俺はどうだよ。40近くにもなって、常勤につくこともできず、専業非常勤。家はおろか、結婚すら
してねー。年金払うのも苦労してる。こんな風になっちまったのは俺が悪かったのか?それとも社会が悪かったのか?もう引き返せない。
仮に40手前でこの道をあきらめてどういう道があると思う?
546 :
世界@名無史さん:2010/12/31(金) 13:51:07 0
上のほうで、指導教員が押し込もうとする大学なんて酷いところだみたいなこと言ってるやつがいたが死ねよ。
どこでも全然構わねえよ。昔はいい時代だったんだなといつもいつも思う。どんなカスみたいなやつでも就職できた時代なんだからな。
そういう教員全就(大学全入みたいな感じだな)時代を生きたやつがいつまでもいつまでも地位にしがみついてることに問題がある。
547 :
世界@名無史さん:2010/12/31(金) 14:08:44 0
>こんな風になっちまったのは俺が悪かったのか?
そりゃ、君の研究業績を知らないから何とも言えないよ。
まあ、西横綱には就職前から大した業績がない上、
就職したらなおさら論文を書かなくなる人も多いからなあ。
君もそうなら、常勤職なんかにつかない方が学界のため。
548 :
世界@名無史さん:2010/12/31(金) 14:12:49 0
>>547 東洋史研究×2
史林×1
人文学報×1
あと紀要系に×2
英語論文×2
博士課程に6年在籍。これじゃダメなのか?
549 :
世界@名無史さん:2010/12/31(金) 14:18:32 0
>>548 「いつまでも地位にしがみついてる」「カスみたいなやつ」の例も教えてよ。
551 :
世界@名無史さん:2010/12/31(金) 14:43:31 0
>>546 深く同情するけどさ、
>昔はいい時代だったんだなといつもいつも思う。
これはウソだ。
>どんなカスみたいなやつでも就職できた時代なんだからな。
そんな時代なんかなかったよ。
>そういう教員全就(大学全入みたいな感じだな)時代を生きたやつが
>いつまでもいつまでも地位にしがみついてることに問題がある。
それを言うなら「院生全就」でしょう。でも、残念だけど、昔だって就職は簡単じゃなかったよ。
厳しくなったのは、語学習得が、以前より遥かに用意になって、これをサボったやつが割を食っているから。
>>550 それから、「どんなカスみたいなやつ」や「教員全就(大学全入みたいな感じだな)時代を生きたやつ」は、
助教制度導入でクビになった(一人その例を知っている。英語教師だったけど)り、もうとっくに定年を迎えたか、
あるいはもうすぐ定年になる。これは前スレで明らかになったでしょ。他にそんな奴がいるとも思えないが。
552 :
世界@名無史さん:2010/12/31(金) 14:48:29 0
>>548 東洋史研究とか史林とかって京大の同人誌みたいなもんだろ。
553 :
世界@名無史さん:2010/12/31(金) 14:50:20 0
>>552 そこまで言うのは言い過ぎだと思うよ。
優れた論文が結構たくさんあるもの。
554 :
世界@名無史さん:2010/12/31(金) 14:57:27 0
>>553 東洋史研究で面白い論文なんて体外外注ものじゃねえか。史林も似たようなもん。
555 :
世界@名無史さん:2010/12/31(金) 14:58:06 0
>>551 >他にそんな奴がいるとも思えないが。
俺が知っている例。もちろん東洋史での話。
・50代教授、単著なし、外国語論文なし、論文数6本ほど
・40代准教授、単著なし、外国語論文なし、論文数5本ほど
それぞれ数例知ってる。論文数には研究ノートほかすべて含む。
もちろん、その数少ない論文が高い評価を受けているわけでもない。
俺は
>>548じゃないけど、矛盾を感じる気持ちはよく分かる。
556 :
世界@名無史さん:2010/12/31(金) 15:02:27 0
>>551 いくらでもいるよ。つるしあげていいなら北から順に並べてやろうか?
557 :
世界@名無しさん:2010/12/31(金) 15:03:11 0
単著出したら出したで、悪口言われる。
出さなきゃ出さないで、悪口言われる。
もう、どうすればいいの。
でも、不思議だよな。教授って、単独著書なくちゃ、なれないはずなのに。
558 :
世界@名無しさん:2010/12/31(金) 15:04:30 0
>>556 やめとけよ。また、いつもの新左翼くずれによる嫌がらせ実名暴露になるだけだ。
559 :
世界@名無史さん:2010/12/31(金) 15:05:33 0
>>557 単独著書なんかなくてもなってるやつはいくらでもいる。
>>558 さては、著書なしクズ教員だな。
560 :
世界@名無しさん:2010/12/31(金) 15:06:30 0
単独著書出さない、論文書かないって言うのはさ、
学内での講義負担が多すぎるか、雑務に追いまくられているからじゃないのかな。
それだけで無能呼ばわりはできない。
561 :
世界@名無史さん:2010/12/31(金) 15:08:30 0
>>560 なあ、杜の都大の某教員なんてもう退官なんだけど単独著書一つないんだけどさ、
30年もいて1冊の著書も出せないってやばすぎるだろ。若手にはとっとと博士論文かけだなんだと
ぬかして、自分はそういう努力を雑務が雑務がとごまかすのはおかしい。
562 :
世界@名無史さん:2010/12/31(金) 15:11:57 0
大した業績もない教員は人民裁判みたいにつるしあげられるぐらいのことはされてもいいと思うよ。
大学の教員は、首から業績を書いた看板をぶらさげて歩け。そしてあまりに業績の少ない奴は石でも投げられればいい。
それが嫌なら雑務と研究を併用して死ぬほどがんばるか、出来ないなら辞めてしまえ、と思うよ。
563 :
世界@名無しさん:2010/12/31(金) 15:12:20 0
>>561 なーるほど。事情わかりました。賛成承認の研究を出してから、
ろくな本ださなかった、尭瞬亭傑紂が、諸悪の根源だったのかなあ。
564 :
世界@名無史さん:2010/12/31(金) 15:15:53 0
>>563 だろ?正直さあの糞ジジイが今の杜の都の凋落を作り上げたと思うわけよ。
んで、周りもそれに染まった。新しく西横綱から取ったやつもまともな研究なんてほとんどしてねえよ。
業績見てみ。典型的西横綱って感じだからよ。研究テーマも古き良き西横綱。
565 :
世界@名無史さん:2010/12/31(金) 15:19:12 0
>>562 いいかもね。実力のあるやつはなんら疾しいところはない。
566 :
世界@名無しさん:2010/12/31(金) 15:23:00 0
>>564 言われて見てみました。正直、タイムマシーンで半世紀前に戻ったような感覚を味わいましたね。
こんなことを今追求する現代的意義って何なんだ?そう思いたくなります。
他の東洋史も、こんななの?確か、Q州にも、ちょっとあきれた覚えがあるけれど。
旧帝大ってひどいね。
567 :
世界@名無史さん:2010/12/31(金) 15:31:57 0
>>566 そもそもこいつを取る意味がわからんでしょ。だいたい、こいつさ、就職までに東洋史研究と史林だけしかないわ、
しゅうしょくしたら5年近くなんも論文書けねーわ酷いだろ。
>他の東洋史
まあ、有名どころじゃ彼を超えるようなのはそうそういないと思いますが。そもそも、杜の都はまともな教員なんていませんから。残念。
上のほうで、「現代的意義がない研究ができないと就職できない」
みたいなことが書いてありましたが、こういう連中が就職できてる意味がわからないでしょうに。まさに好きもの的研究。
568 :
世界@名無史さん:2010/12/31(金) 15:37:32 0
>>551 >>昔はいい時代だったんだなといつもいつも思う。
>これはウソだ。
>>どんなカスみたいなやつでも就職できた時代なんだからな。
>そんな時代なんかなかったよ。
確かにウソだ。違う意味で。
今も結構いい時代だってことだよ。
569 :
世界@名無しさん:2010/12/31(金) 15:39:32 0
>>567 >しゅうしょくしたら5年近くなんも論文書けねーわ酷いだろ。
一つだけ彼を弁護するとしたら、講義ノートの準備に追われて論文書く時間的ゆとりがなかったんじゃないでしょうか。
あるいは、雑務を押し付けられたとか。私も、最初の赴任先では、そりゃ嫌な思い味あわされましたから。
>そもそも、杜の都はまともな教員なんていませんから。
西洋美術史のOさんみたいな、優秀なレンブラント、フェルメール研究者もいるから、全部がそうとは
思いたくないけれど。
>上のほうで、「現代的意義がない研究ができないと就職できない」
>みたいなことが書いてありましたが、こういう連中が就職できてる意味がわからないでしょうに。
>まさに好きもの的研究。
うちの文学部はもっとひどいよ。モンゴル帝国以前に引きこもっちまって、出てこないもの。
570 :
世界@名無史さん:2010/12/31(金) 15:44:00 0
>>569 伝統的東洋史学的風潮はなんとかならんのかね。
なんかさ、近現代史は東洋史じゃないみたいな風潮があるだろ。一部でだけどさ。内藤湖南みたいなことを1世紀以上たった今も
言ってる。だから東洋史なんてお荷物になってんじゃねえのかと。それにさ、東洋史学専攻なんていいながら、東南アジアとかそういう
地域についてはまったくおさえていない(西横綱、杜の都、大宰府)ところはもう閉鎖しちまえばいいと思うよ。
>モンゴル帝国以前
そちらは、政治学、経済学、アジア研究みたいに学部とか専攻が豊富だから近世以降をやりたいやつはそっちに行けってことなんじゃないですかね?
機能分化というか。まあ、そうなるとより一層東洋史なんていらない専攻になっちまう気がしますが。
571 :
世界@名無史さん:2010/12/31(金) 15:47:45 0
>>570 こういっちゃなんだが、そっちの東洋史の助手が次々に専業非常勤化してる理由はそのあたりにありそうだよね。
まともになんとかなりそうなのは今助手なやつくらいじゃないかね?
572 :
世界@名無しさん:2010/12/31(金) 15:58:23 0
>>570 >近現代史は東洋史じゃないみたいな風潮があるだろ。一部でだけどさ。
一部どころか、大半がそうでした。私が学生院生だった1970年代に、アヘン戦争以降って
一種のタブーだったもの。「英夷」と「倭冦」が許しがたい蛮行を働いた時代って雰囲気だったな。
太平天国直後の地主制度が、許される限界でしたから。夜間英語学校に通いだしたら、「そんなことばっかり
して、漢文訓読まじめに勉強しないから、君の就職が遅れるんだ」って、挑戦中性子やってた助手(
今は情痴で教えてます)から、真顔で忠告されたことを覚えています。
>だから東洋史なんてお荷物になってんじゃねえのかと。
全くそうでしょ。後任人事は生え抜きの中のお気に入りがやるのかしら。でも、見通し暗そうに思えます。
ま、私の管轄外だからどうでもいいけど。
>そちらは、政治学、経済学、アジア研究みたいに学部とか専攻が豊富だから近世以降をやりたいやつはそっちに行けってことなんじゃないですかね?
>機能分化というか。まあ、そうなるとより一層東洋史なんていらない専攻になっちまう気がしますが。
だから、鯵鯛作ったんだけど、現状ばっかりやってればそれでいいかっていうとそうとも
言い切れない。だもんで、あの大学院学部は経営傾いちまって、無駄飯食いの経営学者を大量に商学部に引き取らせました。
前々総長は、学術院制度作ったとき、一番目の覚めるような再編期待していたのが、中国研究体制だったんだけど、これも
なかなかうまくいかない。で、子牛学院なんてとんでもない組織受け入れちまった。
中華帝国主義による恐るべき刷り込み工作(これは東大百億円募金と違って現実にある)を警戒して、
学内の中国学教員からで大反対があったんで、今の段階は、あくまで、研究機関どまりなんだけどね。
573 :
世界@名無史さん:2010/12/31(金) 16:01:50 0
>>572 Yなんて英語しゃべれないからなあ。コンプレックスなんだろwww
574 :
世界@名無しさん:2010/12/31(金) 16:03:09 0
>>573 彼って、若い頃、K本女史に恋心抱いていたって話、知ってた?www
575 :
世界@名無史さん:2010/12/31(金) 16:06:20 0
>>573 wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
知らなかったwww ちょっとやめてよ。お茶吹いちゃったじゃないのwww
まさかN山女史狙いだったとはwww
>>573 今年の最後に大笑いさせてもらった。www
577 :
世界@名無史さん:2010/12/31(金) 16:09:52 0
578 :
世界@名無史さん:2010/12/31(金) 16:24:14 0
今年も最後になりましたので、今年のお仕事を簡潔にまとめてみませう。
私は、
論文1本、雑誌論文翻訳1本、出前授業数回、研究発表3回(うち1本は外国)。
579 :
世界@名無史さん:2010/12/31(金) 16:34:56 0
>>578 2ちゃんねるへの書き込みは、400字詰原稿用紙何枚分ですか?
580 :
世界@名無しさん:2010/12/31(金) 16:46:05 0
>>575 >>576 >>577 >K本って、明清史のK本?
そうだよ。
情報源は絶対秘匿なんだけど、かなり確度の高いお話。
もちろん、片思いだったらしい。
「男の初恋を満足させるものは、女の最後の恋しかない(バルザック)。」
581 :
世界@名無しさん:2010/12/31(金) 16:52:55 0
>>578 途中経過も出していいって言うんなら、私のは、
査読雑誌論文1本(日付は昨年だけど)、査読論文集1本(来年早々刊行予定)
講座もの依頼コラム1本、書評1本、海外査読雑誌投稿論文1本。
学術書翻訳1冊(昨日完成)。こんなところでございます。
ミクロネシア植民地史をやってる俺にポストはない。
英語、フランス語、ドイツ語、ミクロネシオーストロノイド語、シャジャブルベルッツ語、ラワルピンディー語、ベラツァラナディゴドゥリ語
を読めるのは日本では、俺だけだと思うよ。
583 :
世界@名無しさん:2010/12/31(金) 17:45:43 0
>>582 備中大学だったか、備前大学の文学部にバリ島の文化人類学をやっていらっしゃるN谷さんの
お弟子さんでっか?
585 :
世界@名無しさん:2010/12/31(金) 18:48:53 0
>>582 >>584 釣りで書き込んでいるんじゃないなら、オーストラリアにでも移民して、現地通訳案内人で
食べていくんだね。社長さん。
質問。
このスレで、やたらと、「黙阿弥君」って言ってるやつがいるけど、なんで「黙阿弥君」なの?
587 :
世界@名無しさん:2010/12/31(金) 19:20:33 0
>>586 最初から通しで読んでりゃわかるだろ。見え透いたウソやめろよ、じゅにち。
このスレで新左翼ってマジで怖いんだなあって勉強になりました。
589 :
世界@名無しさん:2010/12/31(金) 19:39:30 0
>>588 恐ろしいよ。受験産業に巣食っている。
わかっただろ、社長。お前さんたちが、ここに書き込めば書き込むほど、逆効果なんだよ。
>>589 そういう連中って受験産業におおいんですかね?
> 東洋史研究×2
『東洋史研究』に若いうちに2本、西横綱かね。
われわれは外部だと、依頼されてやっと書かせてもらえるのだが。
私は、5年前くらいに一本載せたが、その後、依頼がないな。どうやって決めているのだろうか。
関係者の人教えて。
592 :
世界@名無しさん:2010/12/31(金) 21:11:40 0
>>590 他で雇ってくれるところない。大学在学中にろくなことしてないから、企業で使い物にならない。
実際はそうでない元新左翼もたくさんいる。機会があったら紹介する。
で、身に付いた技量として残るのは、大学受験テクニックしかない。必然的に受験産業に
寄生するしかなくなる。
593 :
世界@名無史さん:2010/12/31(金) 22:23:03 0
きのう、BSーhi で、元左翼過激派の50代郵便局アルバイトさんの特集2時間特番をやってたよ。
では、あらためて
>>469たんの誤りを訂正w
誤: ×「崇高な頭」
↓
正:◯「大学受験の勉強に向いた頭」
東大の学部に18才で合格できるおツムは、それなりにすごいとおもうが、
むろんこの種のおツムは「歴史研究に向いた頭」と必ずしもイコールではない。
「歴史」分野ではないのでスレチだが、
中央アジア某文明圏の学会の事務方の大黒柱を数十年もつとめている某氏は
両方を兼ね備え、そのうえ教育者としての資質も兼ねそなえたたすごい頭脳の持ち主である。
研究業績すごいし、大学での教え方も相手のレベルにあわせて待機説法できるし。
いっぽうで、このスレをみてると、18才がオツムの絶頂期だった香具師らの吹きだまりの感を強くする。
身ばれ覚悟で捨て身の罵倒しあってるお二人は含まないけどw
お二人以外のグチをみてると、東大学部への合格がおツムの絶頂期な香具師らのウラミ・ツラミ・ソネミっぽいのがたくさんあってわらけるww
「ロンダリング」という用語も、東大合格がオツムの絶頂期である香具師からのヒガミ・ソネミ・ネタミ用語と思われ。
地国から西横綱や大帝の院いって、母校で非常勤になった連中をしってるが、関西方面では絶えて聞かない語だ。
東横綱の学部生かその末路くんたちが、よそから東横綱の院に来て、活躍のあげくポストをゲットしたりなんかしているのをみて、ヒガミ・ソネミ・ネタミのあまり思わずあげる悲鳴のようなものなのだろうww
それでは諸氏、良いお年を。
崇高な頭脳さまには、ぜひ来年もこのスレにご降臨して、我らを笑かしてくだされw
595 :
世界@名無史さん:2010/12/31(金) 23:40:45 0
596 :
世界@名無史さん:2010/12/31(金) 23:41:36 0
>>582 日本では自分だけ、という発想を超えたら、きっと何か見つかるよん。
597 :
世界@名無史さん:2011/01/01(土) 00:24:35 0
本野先生、あけましておめでとうございます。
598 :
世界@名無史さん:2011/01/01(土) 00:46:14 0
黙阿弥君、今年こそ君の間違った考え方を変えてみせるよ。
599 :
世界@名無史さん:2011/01/01(土) 00:51:50 0
てか本野英一って人は、通常の中年は家族と過ごすべきこんな時間に2chなんぞやってんのか?
妻子はいないのか?ホンモノの研究者なのかもな。
600 :
世界@名無しさん:2011/01/01(土) 13:46:46 0
>>597 こちらこそあけましておめでとうございます。
>>598 1970年代に固まって時代の変化についていけなくなった人ってあわれですねえ。
社会でも使い物にならなくなって、ここで、
>ヒガミ・ソネミ・ネタミ
をぶつけているのが生き甲斐なんですねえwwwww
>>599 テクツールプロ使って、ハードディスクの検証する合間にここに書き込んでいます。
夜、書き込んでいたのは、原稿書きの合間の気晴らしでございますが。
601 :
世界@名無史さん:2011/01/01(土) 14:13:17 0
正直、黙阿弥君黙阿弥君うるさい新左翼が可哀想になってきた。
何か言っても詰将棋みたいな論理的対応で反撃されて負ける。論理って強いなあって思う。
602 :
世界@名無史さん:2011/01/01(土) 14:43:29 0
今年で40代半ばになる元場方の専業非常勤ですが、今年こそ就職したいです。
603 :
世界@名無史さん:2011/01/01(土) 15:08:00 0
実は4月からの就職が決まりましたが、賤業仲間の嫉みを鑑み、まだ内密にしております
担当している非常勤のコマは、目下それぞれ誰に後任をお願いしようか思案中です
604 :
世界@名無史さん:2011/01/01(土) 15:38:08 0
皆さんあけましておめでとうございます。
今年は、公募がいっぱいありますように。
>603
いいな。こちらは、論文校正で、正月の暇つぶしをしています。
今年度は、あともう一勝負あるが、書類落ちだろうな。
自分には、論文はあるが、講義を構築する構想力がないそうなのでね。
(いまでも講義はやってるのだけどね)
606 :
世界@名無史さん:2011/01/01(土) 22:44:56 0
親族が大学教授とかいうやつは大学教員になりやすいこの貴族的世界にあきあきしたぜ。
607 :
世界@名無史さん:2011/01/01(土) 23:23:47 0
>>606 誰のことディスってんのか分かった。前近代史のあいつだな。
逆に、前スレか前々スレで話題に出た、東横綱前近代に今年度着任の某先生などは、
まさしく「寒人」ではないか。夢のある話だと思うがねえ。
>>608 ディスってるなんて頭悪そーな略語をご使用あそばされるあなた様は「崇高な頭脳」様ですな。
新年早々わらかしてくれてありがとうww
>>606 そうゆう例があることを知っている。
中堅以下の私立大学の仙人になった先輩が二人いる。
二人とも、査読論文どころか、紀要数本で、就職している。
みんなが周知の親戚や親のコネだった。
正月早々来週研究会があるぜ(国内の小さい会議)。
発表とか、通訳とかやることになっている。
会議論文・パワポはできたので、次はレジュメだな。
会議論文をそのまま付けても良いのだが、時間があるから、レジュメ切ろうかな。
皆さんどうしてます。
研究会で発表することが、決まるとそれに向けて全力で論文作成に入れる。
自分の学習精神を維持できるのでよい。
(田舎に住んでいるので、なにもないと、だらけてしまうのでね。)
612 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 10:34:08 0
613 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 11:32:45 0
>>606 東横綱車検には、親子世襲がいるし、同じく東横綱経済学部には丸系の、
そして文学部支那鉄に、親子代々世襲がいたでしょが。
で〜も〜、そいつらは、実力があったことも否定できない。みんな、お前さんたちの
ひがみ、ねたみ、そねみ。天は自ら助くる者を助く。
614 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 11:38:39 0
>>612 日本史の大家の息子って、北京留学時代に、当時NHKディレクターしていた人が中心となって
村八分にされていた、みゃー大のあの人のことか?もし、それが真実だとしても、あいつその後
鳴かず飛ばずで、大先生の著作を位牌めいた形で文庫化することしかできないじゃないの。
気にするなって。
>>613 まあひがみだよ。
実際、私大卒郷士息子と東横綱卒大家息子の勝負であった場合、
論文数が、2倍くらいで前者が勝っていても、「講義や研究の構想力」などが評価されて、
後者が採用だよな。
いや、自分でいうのもなんだが、正月から、こういうスレの流れは良くないぜ。
>>614 その人とは違う人を思い浮かべていた。多数いるのか。
617 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 11:51:01 0
>>615 ある時期まではそうだった。でも、最近は、それでは説明できない人事が起きるようになっている。
悲観することはない。時代の流れは確実に変わっているよ。東横綱引率の印籠の効き目は、昔より
ずっと低下している。まして、学士レベルにおいておや。ただし、論文数はあまり問題にならない。
決め手になるのは、個々の論文の掲載先、「解雇と点棒」での評価、審査委員の評価、
研究講義構想が、雇い主の要望とどこまで一致するかだ。
>>617 時代の流れが変わっているうちに、年齢的に圏外に去ってしまった。
だからひがむ。2チャンネルなんだらから許せ。
ところで、懐古と天望の評価なんて、ポスドククラスの人間がやったり
しているケースがある。そんなもので、公募の決め手にされては、かなわないな。
「研究講義構想」など、構想であって現実に出来るかどうかは分からないのに、
決め手にするのか。
とすると、一番確実なのは論文の本数・掲載先、教育歴、教育実務の状況ではないか。
619 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 12:02:53 0
>>613 戒能一族とかなwww
初代は良かったが、息子、孫と劣化しっぱなし。
620 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 12:03:42 0
>>614 井U進って日本史の大家の子どもだったのか?
621 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 12:04:56 0
>>614 明清以前のネットオタクのことだと思ってたけど他にもいたのか。
>>621 でも、あくまでも一般論だが、そうゆう人って、一生、大家の息子というレッテルが
貼られて、つらいだろうな。たとえ、就職が有利であったとしてもね。
本人には聞いてみたことないから分からないけど。
623 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 12:12:27 0
>>622 一部同意。しかし、教育資本があるという意味では、普通の家庭で育つ人間よりは色々な意味で有利な環境だというのも事実だと
思うよ。まず、親が安定した金を供給してくれる。さらに、研究に時間がかかることをしってるだろうから白い目で見ない。
留学とかも推奨してくれる。小さいころから本が周りにある。こういう環境は重要。
私の知り合いの大家の息子の前近代史のやつは、40代にもなって未だに著書の一冊もなく教授になってるが、
ああいうのを見てるとなんだかなあという気持ちになる。自分が金のない環境で育って教員になっただけにね。
624 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 12:22:58 0
>>618 実際に採用人事に携わったことないから、はっきりしたこと言えないけれど、
「解雇と点棒」の評価を審査委員が鵜呑みにするってことはまずないな。やっぱり、
審査委員も論文読むよ(ただし、最終候補を決める段階で)。だから、査読雑誌論文掲載する
時は、斯界の研究者だけじゃない。それ以外ってか、歴史学専攻していない奴が読んでも
これはすごい、って思わせるできばえじゃなきゃ駄目。それから、
>「研究講義構想」など、構想であって現実に出来るかどうかは分からないのに、 決め手にするのか。
これは、本当に出来るかどうかは、面接、模擬講義で、徹底的に吟味する。従って思いつき程度でいい加減な
こと書いても、たちまち化けの皮が剥がされる。従って、非常勤時代に徹底的な講義ノートを作っておくことが
大事。それには、論文にする材料以外。極論すれば、日本史、西洋史、東洋史でも、自分が専攻する以外の
時代地域の研究成果を日頃からよく消化しておくことが大切だってことになる。 だから、お前さんの
言うように、
>一番確実なのは論文の本数・掲載先、教育歴、教育実務の状況
っていうことは、全く正しい。どんなに回りから悪口言われても、忍の一字でこれをやるしか、生き延びる道はない。
まさに、ウサギとカメの競争のたとえ話と同じだよ。
田N青春の子どももそういやFランク大学の教員やってるな。
>>624 なあ、それじゃあさあ、非常勤経験も無しで常勤になってるやつってのはなんなの?
627 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 12:25:31 0
>>621 誰のこと当てこすっているのか、やっとわかった。彼はネット通じた配信に熱心だけど、
決していい加減な研究者じゃないよ。親子で云々って言われるのをひどく嫌がっていて、
親父さんとはまるで違った道を目指している。実に優秀な研究者だよ。
懐古と点亡の評価なんて信用できないよ。
それも、いきがった批判をする若手はまだマシで、
問題は批判も評価もできない無能な人間が担当しているとき。
少し前、まったく批判らしい言葉がない文字通り論文名列挙だけの回転を見た。
担当者は面識もないし聞いたこともない名前だったので調べてみたら、
四十代(多分)なのに論文が三本くらいしかないような人だった(でも就職してる)。
誰だよこんなのに依頼したのは、と思ったよ。
>>627 そうか?正直、あの年まで博士論文も出さず、著書の1冊もない。言うことは大きいが成すことが小さいという感じなんだけど。
ああ、一応断っとくが、俺は博士論文も出したし、著書も出した。かつ比較的早い段階で常勤になった。
630 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 12:28:40 0
>>626 ひがまれちまうことを覚悟で言うけど、運がよかったから。たまたま、そいつの研究
テーマが、雇いたい先で探していた後継者構想とマッチしたとか、あるいは、学会発表、
その他で、誰かの目にとまったから。非常な幸運なんでしょうな。
>>628 西横綱系じゃないの?そういうやつが多いだろ。
解雇と転謀自体が前任者の縁故で依頼しちまうこともあるからそういう糞みたいなやつが紛れ込むこともあるよ。
632 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 12:30:03 0
>>629 え、彼もう博論出したよ。著書が出せなかったのは、ここに書けない家庭の事情による。
怠けていたからではないよ。
633 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 12:32:24 0
>>631 逆に見ると、解雇と点棒担当した奴も、大勢からそいつの力量が見抜かれてしまうってことだろうね。
あれは実際やった香具師なら分かると思うが、この国の学界の底辺レベルのひどさ、
それから己の力量の限界を思い知らされる。
>>632 なんだ、ようやく出したのか。でも40代超えてからじゃなかったか?あの世代でそれはないでしょ。もうちっと上の世代だって
博士論文をなんとか出して就職してるやつなんてたくさんいるわけだしな。
>著書が出せなかったのは、ここに書けない家庭の事情による。怠けていたからではないよ。
いやいや、みんな厳しい中で頑張ってるって。本を出せる出せないに、家庭の事情なんてひきょう者の逃げ口上にしか聞えないぞ。
俺の中のいい教員だって、やつと同じ世代だが、家庭的苦労を抱えながら著書(和書と中文書)出してたよ。
苦労したあなたらしくないレスだな。
>>633 これには同意。あれは、担当者の業績として認められるか、それともその担当者の無能っぷりを世に知らしめるかの
オールオアナッシングてきな側面がある。最近は後者が多い。特に有る年の明清と近代の担当者の糞っぷりと言ったら
目も当てられないほどだった。
636 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 12:36:51 0
>>634 二親の介護と葬式っていう、事情。これ抱えて彼がどんなに大変な思いしていたかよく知っている。
あと、これは彼じゃないけれど、持病わずらって論文書けなくなった奴もいる。この二つの理由は
特例にするべきだ。
637 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 12:47:44 0
>>628 ニ三十年前ならともかく、今四十代の人で論文三本で就職してるというのはちょっと考えられないな。
そりゃ、不公正な人事が横行しているのは事実だろうが、どんな強力なコネがあってもその業績では押し込むのは無理。
どんな魔法を使ったんだろう?
638 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 12:49:51 0
>>634 >もうちっと上の世代だって 博士論文をなんとか出して就職してるやつなんてたくさんいるわけだしな。
今は、就職できるに足る力量のないことを暴露するような博士論文が出るようになっているよ 。
最後の砦が出版段階だったんだけど、これも今じゃ決壊中。前スレだったっけ。中国人留学生が出した
唖然とするような学術書が晒し挙げられていたでしょ。
639 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 13:05:39 0
>>637 そんなのいくらでもいるぞ。三十代で論文2本とゴミ多数で地方ドナ国立大に就職したやつとか、
論文3本でFランに就職したやつとかな。
640 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 13:06:05 0
>>638 もう完全に決壊してるでしょ。
出版社にとっては、電子データ入稿だから版下作りも楽だし、
費用も助成金でペイできるし、学術書の出版点数は稼げるし、
旨みのある商売なんだよ。出版するだけなら猿でもできる時代。
しかもそんなひどい博論で賞をうける人もいる。
マッタク俺の頃の苦労と比べると・・・と愚痴りたくなる。
>>636 へえ、そんな事情があったのか。でもキツイこと言えば、比較的早い段階で助手→講師→助教授となれたわけだし、
そういうハンディがあっても、それに負けないくらいいい環境にもいたと思われるが。百も承知だと思うけど、今や、常勤雇用なんて
全くない時代なわけで、そういう連中の中にも、そうしたハンディを背負いながら頑張ってるやつもいるわけじゃないか。
持病については仕方ないと思う。こればかりは自分の体の問題だから対処のしようがない。
642 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 13:10:51 0
>>640 権威があったとされる学術賞の話はもういいよ。
「くやしい、くやしいwww」と本人が居直ってくるから。
また何時の日か、時代状況が変わった時、初めて本当の評価が定まるんだから。
643 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 13:13:07 0
ある年のとある大学でね、2年生から専攻を決めるんだけどさ、
そこで、各専攻の紹介をやるんだよ。そしたらさ、
日本史学・25名
西洋史学・18名
東洋史学・3名
紹介でこの体たらく。おまけにその年入ってきた学生は0。
644 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 13:17:03 0
>>640 それにしたって、あの中国人の学術書はあんまりだよな。他にも、信じられないような
低レベルの論文を日本語や英語で書く。そして、書いた以上は学位出せと、迫ってくる。
修士までなら、目をつぶる(ただし、博士課程なんかに進めない)つもりでいたけど、
他の同僚があんなのに博士号与えちまうなんて。もっとも、これは今に始まったことじゃないよ。
T中青春が学位出した、台湾人留学生の研究にもひどいのがあって、そいつ帰国しても、遂に学位論文出版できなくて、
史料集編集だけで経歴終わっちまってたから。
>>641 彼は、実家と遠く離れた地方勤務こなしながら、何年間もよく頑張っていたと思うよ。
そんなこと、可哀想でとても言えないよ。
646 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 13:19:55 0
>>644 金があんなら介護施設とかそういう手もありそうだけどね。
647 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 13:20:45 0
>>643 それって、東横綱文学部のことか?墜ちたもんだな。あそこも。まあ、ことほどさように、
日本人の間で中国と朝鮮半島が嫌われているって証拠だな。でもって、最終進学者が10って
言うのは笑った。駒場の相関社会科学進学落ちこぼれ組が、でもしか進学してきたってわけか。
648 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 13:21:30 0
>647
よく見ろ。0だぞwww
649 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 13:23:02 0
>>645 あ、そうだった。でも、あいつも芸がないね。
650 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 13:23:35 0
>>647 東横綱じゃないです。某私立大ですよ。正直、こんな専攻なくなっちまったほうがいいいと思えるレベル。
651 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 13:25:06 0
>>648 え、絶無なの!?すると、ドイツ文学科と同じ運命か。
黄河と同じで、遂に「本流」は断流になっちまったってえわけかよwww
652 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 13:26:02 0
>>614 宮崎市定のやつか?
あいつも態度はでかいけど研究業績はしょぼいよなあ。
>>642=
>>640 自問自答乙ww
>また何時の日か、時代状況が変わった時、初めて本当の評価が定まるんだから。
あの本自体は、I氏による「良い部分もあるが、足りないところがおおい」という評価がもう定まっているのでは?
中国支配下の東部チベット出身の知識人たちの評伝とか、いいものはとてもいいもの書いてる。
チベット語の同時代史料を駆使した改訂版を出してI氏の酷評にリベンジしてくれたらもっと良い。
>>651 ドイツ文学なんてやって何の意味があんの?
655 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 13:28:24 0
>>650 何だ。でも、学生が中国や朝鮮半島にそっぽ向いている現実に変わりはないよね。
みんな、金儲けの対象としてだけ関心持っていたけど、内心ちっとも好きになれていないって
本音が暴露されたんだろうね。でも、嫌いでも何でも、目を放せない国だろ。
でもって、そんな国の前近代を勉強する理由を説明できる啓蒙概説者がいなくなっちまった。
これが凋落の理由かな。
656 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 13:29:05 0
>>651 失礼なこと言うな。東横綱の来年の進学者は2名だ。そこのところ間違えないでくれたまえ。
657 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 13:31:35 0
>>654 スレ違いだけど、やる意味あるよ。戦後冷戦時代の文学を紹介する義務あるでしょ。
>>652 違うよ。小野川秀美と島田虔次、それから伊藤当該の『制度通』のこと。
>>653 640と642を書いた奴は同一人物じゃないよ。
658 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 13:34:26 0
>>656 まあ、あの陣容で教える内容から判断すれば、宜なるかなだな。
「本流」も痩せ細っちまったなあwww。
659 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 13:50:58 0
うちは入学時に専攻が分かれてるからなんとかなってるが、
卒論で中国史を選ぶ学生は年々減ってるな。今年はとうとう半分を割った。
660 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 14:40:02 0
661 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 15:35:07 0
>>653 >640と642を書いた奴は同一人物じゃないよ。
そうかい?
しかし何かと彼を引き合いにだすのは、
よっぽど「くやしい」んだねww
663 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 15:50:39 0
664 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 16:11:48 0
665 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 17:03:33 0
日本における東洋史の歴史について修士論文を書きます。
色んな大学教員に聞き取り調査をやりたいんで協力してもらえませんか?
↓
onomakoro-ah-nuki
[email protected] に連絡ください。
666 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 17:24:41 0
逆読みで洒落たことをやってるつもりかい?
痛い人だね君は。やれやれ。
667 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 17:42:22 0
>>664 何時の時代でもそうだけど、教授が手をつけなかった分野見つけて、
自力で掘り進んで行けば、鉱脈見つけられると思うけどなあ。
668 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 18:26:42 0
>>665 「我が人生はひがみと憎しみ」で悲惨な老後を送ることになった
元革命派については、湯浅誠さんでも、もう面倒見切れないんじゃないでしょうかね。
昨年サンケイが、大学紛争以前の革命家の末路を連載していたけど、
あれより下がいるのだってことが、分かって面白いです。
自分たちで立ち上げた塾からも、
仕事ができないからと子分たちから追い出され、悲惨な老後が待っている。
子分たちは、手取り年収3千万円。豪邸と別荘を構えていると言うのに自分のこの身の上はどうだ。
子分たちが、にくいのうwwww
昔いじめたやつからは、人に知られたくない過去をネットでばらされて、くやしいのうwwww
くやしいのうwwww
にくいのうwwww
こういう風に書く方が、面白いなあ。
あ、ついでに、
>>601 も、見ておいてね。
669 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 19:23:38 0
子分たちもそんなもらってねえだろwww
670 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 19:38:46 0
>>665 実際、こういうテーマで修士論文とかって書けるんかね。
671 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 20:02:09 0
こんな感じでやればいい。
戦後東洋史学の黄昏〜東京大学東洋史の全盛と凋落〜
はじめに
第1章・戦前・戦後国公立優位体制と東京大学東洋史(行政学的アプローチ)
第2章・東京大学東洋史とアカデミック・ポストをめぐる就職率(統計学及び聴き取り調査的アプローチ)
第3章・大学院重点化の波と国公立優位体制の崩壊(行政学的アプローチ)
おわりに
就職してからは参与観察ですね。
673 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 20:40:19 0
>>665 19世紀イギリス議会報告書の中にある、Coolie Immigrantっていう巻を使って卒論書くのがやっと
だった(と、故並木頼寿さんから聞かされた。真偽のほどは不明)だった香具師の考えつきそうな
くだらん思いつきだよ。まともに相手にしなさんな。
>>669 2005年までは、それだけの収入を確保していたってえのは事実だよ。だもんで、
1千万は軽くする高級外車に乗って、オーナー会社にお出ましになっている。
ただ、あの塾の最盛期は、2005年がピークで、この時六つあった校舎は今は二つ。
有能な講師は、とっくに経営者を見限って、独立するか、Z会、河合塾、駿台に移籍するか
あるいは独立して、成功している。塾経営者は、相変わらず、すごい所得を確保しているようだけど、
実際問題、経営はかなり傾いているそうだ。
674 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 20:44:36 0
>>671 実際問題、東洋史に限らず、学部を問わず、日本の大学の外国史研究科は、大規模再編成必至だね。
日本人の地理観、世界観を大きく変えなくてはならなさそうだもの。
とりあえず中国史は中文・中哲と統合でいいよ。
グローバル中国文化学科とか名付けてさ。
676 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 21:25:42 0
>>673 I色塾A葉台校が撤退間近らしいが。2つあったビルの1つはすでにたたまれてる。
677 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 21:27:23 0
>>673 N木が卒論書いてやったんじゃなかったのかよ。
678 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 21:33:42 0
>>673 へえ、そう。遂に、来るべきときがきたんだねえ。
>>677 彼が代筆したのは、I色塾の現社長の卒論。
こんな男にまで、仕事出来ないと叩き出されたらしいから、
どんな能力か想像付くだろ。
679 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 21:40:27 0
>>678 20年後くらいして隠居したら、戦後東大における新左翼の行動について論文にしてくれ。
680 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 21:48:34 0
俺はこのスレ見てて、新左翼さんのほうが正しいと思うな。なんというか、陰謀とかが裏に潜んでいる以上
戦わざるを得ない気持ちがすごくよくわかる。黙阿弥君ってやつは理詰めでなんでもかんでもやればいいと
思い込んでるみたいだけど、感情のない、「人形」みたいな冷たさを感じますね。恐ろしい。
681 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 21:50:54 0
>>680 正面切って争っても勝ち目がないとわかったら、覆面してのなりすましかよ。
みじめだのうwww
くやしいのうwww
くやしいのうwww
682 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 21:55:19 0
>>679 既に、小熊英二が着手している。
てか、1970年代後半の新左翼なんて政治的、思想的インパクトなんか全くなし。
ただの、落ちこぼれが、新左翼の仮面かぶって暴れていただけ。
東大合格しても、そこから先何をしていいのかわからなくなって
みんなに取り残されて行くアセり、ヒガミ、ネタミ、ソネミを正当化するために
騒いでいただけ。こんな連中、まともに相手にする必要なし。
683 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 22:01:57 0
>>680 では訊くが、
>なんというか、陰謀とかが裏に潜んでいる以上
と断定する根拠は何か。確たる証拠もなしに、特定個人、法人が犯罪者であるかのごとく言い立てて
言い訳ではない。ここまで言い切る以上は、動かぬ証拠を提起する義務があるはず。
>理詰めでなんでもかんでもやればいいと
科学者である以上当然。これは、政治家、検事、弁護士、みな同じことをやっている。
>感情のない、「人形」みたいな冷たさ
自分の勝手な思い込みを他人に投影して、他人、法人の権威を侮辱し、人を傷つけ、器物を破壊するしか
能がない人間の方がよっぽど、冷酷で恐ろしい。これは、ナチスドイツ、スターリン体制下のロシア、
毛沢東時代の中国、「解放」直後のベトナム、ポル・ポト政権下のカンボジアがやったことで実証済み。
何かまだ文句あるか。
ばかだのうwww
ばかだのうwww
>>668,681-683
↑
このスレの御大が、マネしてくれてる。
チョビっとだけだが
うれしいのうw
うれしいのうw
685 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 23:14:31 0
>>684 いや、お前さんは、大したユーモアのセンスの持ち主だよ。
これからも真似させてくれよな。
686 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 23:18:22 0
内陸アジア史で最近センセーションなテーマって何?
687 :
世界@名無史さん:2011/01/02(日) 23:52:55 0
688 :
世界@名無史さん:2011/01/03(月) 01:03:23 0
倉田徹氏の『中国返還後の香港 ―「小さな冷戦」と一国二制度の展開』が、
2010年度政治・経済部門のサントリー学芸賞受賞しましたが、
隣接分野の専門家である皆さんは、当作品についてどのように評価されますか?
読んでないけど、香港研究に定評がある人だからいいんじゃないの。
690 :
世界@名無史さん:2011/01/03(月) 02:25:56 0
>>639 >三十代で論文2本とゴミ多数で地方ドナ国立大に就職したやつとか、論文3本でFランに就職したやつとかな。
論文0(紀要論文さえもない、まさに皆無)の奴が就職した例を知っている漏れは、何も驚かない
この掲示板を見ていると、背中にピストルをつけつけられているようなプレッシャーを
感じます。そういうわけで、正月に関係なく史料を読んでます。
692 :
世界@名無史さん:2011/01/03(月) 10:16:51 0
>>691 史料の整理ってどうしてます?私は、丸善の小型文献カードに要点(場合によっては全訳)を
せっせと書きため、併せて構想メモをノートに書いています。これだと、とてつもなく時間を食う。
何かもっと能率的な方法がないかと思案しているのですが。
693 :
世界@名無史さん:2011/01/03(月) 12:34:54 0
694 :
世界@名無史さん:2011/01/03(月) 12:48:31 0
>>693 怖い。日本は中国に先制攻撃をしかけるべきだ。
695 :
世界@名無史さん:2011/01/03(月) 13:16:09 0
>>692 頭の中で整理しているので一切書きためたりしません。そういうのはどんくさいやつがすると思っているので。
696 :
世界@名無史さん:2011/01/03(月) 13:17:39 0
>>693 Mさんが好きそうな動画だよね。幸福実現党から立候補すりゃいいのにな。
>>693 全く逆の可能性の方が段違いに高いと思うよ
つまり米日韓が朝中を攻撃するってこと
698 :
世界@名無史さん:2011/01/03(月) 14:55:07 0
>>692-697 どっちだってかまわない。核戦争になったら、真っ先に溶けて消える運命だと思っているから。
なまじっか生き残るなんて考えているから、こんなどうでもいい議論するんだ。
699 :
世界@名無史さん:2011/01/03(月) 16:34:18 0
核兵器なんて使える兵器じゃない
核兵器に関する議論は、冷戦後の最大の幻想
700 :
世界@名無史さん:2011/01/03(月) 16:46:07 0
>>699 しかし北朝鮮が破れかぶれになり、国家的理性を失えば、
1回だけ(1発じゃない)なら、日本に対して核攻撃ができる可能性はあるんじゃないの?
701 :
世界@名無史さん:2011/01/03(月) 17:02:16 0
人類の半分以上は天国の実在を信じてるからねえ。
世界が滅んでもすべてが終わるわけじゃない、
と思ってる人たちが核のボタンを握ってるんだぜ。
702 :
世界@名無史さん:2011/01/03(月) 17:46:00 0
703 :
世界@名無史さん:2011/01/03(月) 18:01:36 0
704 :
世界@名無史さん:2011/01/03(月) 18:09:31 0
>>702 中国近代史専攻の研究者に北朝鮮の軍事政策の将来なんてわかるわけないだろ。
ばかだなー
ばかだなー
705 :
世界@名無史さん:2011/01/03(月) 18:16:52 0
>>704 中国が北朝鮮とどうかかわるかってことを歴史的目線から答えてくれって言ってんだよ。
中国近代史専攻で偉い学者さんなら社会経済史にとどまらずに外交史とかも基礎とかはおさえてるでしょ?
坂野正高に習っていたわけだから。
706 :
世界@名無史さん:2011/01/03(月) 19:29:48 0
>>705 それじゃあ逆に訊くけれど、『これ以上やる必要のない英単語』『これ以上やる必要のない英文公式』
マスターしてれば、あらゆる大学の英語の入試問題が全部解けるようになりますか?できるわけないでしょ。
それと同じで、どんな備えをしたって、相手の出方次第なんだよ。相手をどう見るか、それにどう備えるか
なんて問題は、政府関係省庁が同盟国(アメリカと韓国)と協議しながら極秘で行って居るんでしょう。
そして、そんな手の内を知られるようなことを口外する筈がない。まして、現時点の情報を知らされていない
私なんかにわかる筈がない。
次に、こういう問題はね。地震学者に向かって、阪神大震災に続く、大震災は、何時、どこで起こりますか
と訊ねてのと同じなの。地震学者ってのは、地盤構造その他の理由で、何時どこで起こった地震のメカニズムは
解明できても、将来の予測なんてできないし、仮に出来たとしても、口外してはいけないの。こんなことは、
誰でもわきまえておかなきゃならないことだろ。ジュニチの息子だけあって、手に負えないな。
707 :
世界@名無史さん:2011/01/03(月) 19:55:30 0
>>705 他人に質問してないで、自分で調べりゃいいじゃないか。防衛省の官僚になれるぜ。
708 :
世界@名無史さん:2011/01/03(月) 21:24:20 0
北朝鮮は中国とイランとつながってるからなあ
最近の「人民日報」の論調を読む限り、中国も北朝鮮には手を焼いているようだな。
だから朝鮮戦争で死亡した毛岸英の伝記ドラマなんかをわざわざ作って、北朝鮮に送りつけてる始末。
「お前達が今生きてるのは、中国が多大な犠牲を払ったおかげだ。だから言うことを聞け」という意図が透けて見える。
710 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 03:38:29 0
もともと大学院に行ってもう少し勉強つづけようかと思ったのですけど、
自分の卒論があまりになさけないので卒業送らせて就活することにしました。
ここ見てると東洋史の研究者ってすごい鬱屈としてるようなので、それで正解だったかとも
思います。
東洋史ってなんか役に立とうって気があんま感じられないです。
研究者がそんなんだからどんどん縮小してんのに自己を省みないっていうのが残念です。
711 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 04:24:11 0
>710
おいおい、典型的な合理化やね。
いい年なのに、ロールモデルに基づいて(こんな人になりたい、なりたくないってことで)キャリア形成しようとすると痛い目にあうよ。
少なくとも僕は東洋史という仕事が大好きですよ。こんなに従来の社会科学を検証できるフィールドって他にないですし。
今年がいい年になりますように
712 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 05:14:35 0
>>701 いくらなんでもそれらの国家指導者は、そこまで馬鹿じゃない
イラク戦争の推移を見ても分かるとおり、通常兵器の体系の深化の差で戦いのカタは着く
それを見て中国軍当局者はビビッタようだが
>>700 その可能性はある
そのためのミサイル防衛システム
713 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 05:44:50 0
>>710 優れた理論家はみんな歴史に詳しいじゃん。
梅棹忠夫とか。むしろ彼は、文系学者?の数学的思考能力の欠如を嘆いてたようだけど。
714 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 06:19:07 0
>>713 >梅棹忠夫
w
「自分の目で見ない理論は信用しない」と豪語しておきながら、「生態史観」の執筆では、ヨーロッパ
のことは本で読んでわかってたから、と抜かす、あの御仁か
715 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 07:30:49 0
いや、歴史やってる人で尊敬する人はいっぱいいるよ?
けどなんか東洋史の人って自分のやってることがどう役立つかとか度外視してる気がする。
この闔業でボソッと「春秋戦国時代の事知っても何の役にも立ちませんけどね」とか
言われたし。
意味ないなら大学で研究してちゃだめだろとか思うんですよ。
716 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 09:03:49 0
717 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 09:04:55 0
>>715 >けどなんか東洋史の人って自分のやってることがどう役立つかとか度外視してる気がする。
基礎研究というものを全く理解していないゆとりならではの発言だな
718 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 09:36:35 0
いや、だから基礎研究だろうがなんだろうがそれは役立つってことでしょ?
実際たとえ2000年以上昔のことでも研究することには意味があると思うよ。
まあ自分で説明しろって言われたらできないけど。
仮に甲骨文字を研究するとしたら、それがどこに活かされるかは説明できなきゃいけないし、
役に立たない発言なんて論外だと思うんだけど。
719 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 09:44:56 0
>>718 そりゃ、「役に立つ」って言うんじゃないよ。「現代において〜を研究する意義がある」って
言うんだろ。日本語でOK
720 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 11:25:09 0
研究の道に進めず挫折した人間の捨てゼリフにまともに反応すんなって。
でもまあ、卒論段階で自分の無能さに気付いて諦めたのはよかったよ。
修論がダメで博士課程に進めず、予備校講師や地方公務員になった人間の惨めさをよく知ってるから。
721 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 11:48:42 0
地方公務員だったらいいんじゃないの
安定安泰
722 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 12:41:43 0
賢明なご判断ですな。
十年ちょっと前なら、大学院重点化で
>>710みたいなのでもどんどん院に進学してたんだよな。
大学院ゆとり世代。今三十代半ばくらいの人間には、お前なんでこの世界に入ったの?
なんでまだいるの?と言いたくなるようなのが多い。
724 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 15:45:03 0
>>720 >修論がダメで博士課程に進めず、予備校講師や地方公務員になった人間の惨めさをよく知ってるから。
全部が全部悪いみたいな言い方はやめとけよ。
実際、研究者が全て偉いってわけでもなかろうに。特に後者に関しては、うちの大学の学生の
就職実績になってるだけに、とても悪しざまに言えない。
>>720 みじめさって、何を持ってみじめって言えるのだろうか。
そりゃ、このスレに常駐してる新左翼みたいなやつはみじめだと思うが、
そういうエリート主義みたいなのはやめといたほうがいいよ。新左翼にまた絡まれるぞ。
それに大学教授がそこまで偉いわけでもないだろうに。なんかちょっと驕りを感じる。
>>721 大学教授より地方公務員のほうが役になってるように思えてしまう。
727 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 15:57:26 0
>>720 博士課程在学中の俺にはとても言えないね。
それに、予備校講師や地方公務員になったやつでも優秀な奴もいくらでもいるだけに。
よほど偉い偉い先生なのかな。
728 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 16:08:13 0
>>710 正直賢明な判断だと思うよ。東洋史なんてこれからやせぼそるばかりの分野なわけだしね。
でも、「役に立とうって気が」とか言わないほうがいい。
事実としてそういう側面は強くなってきてるんだけど、
東洋史やってる人間にとってこれほど傷つく言葉は無いんだよ。それに、東洋史、というか歴史自体は学んでおいて損のない学問だよ。
今後も、研究者としてではなく、一教養人として歴史を学んでくださいな。この業界で生きることが必ずしも幸せだとは思えない人間からすれば、
早い時期に見切れることは良かったと思う。博士課程に進んだら本当に逃げられないからな。
729 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 16:10:30 0
この世界、途中でドロップアウトすると相当惨めなことになる。
だから、それなりに覚悟のある人間だけがこの世界に入りなさい。
また、入った以上は惨めなことにならないよう必死で努力しなさい。
と強調しておくのも悪くないのでは。
730 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 16:16:30 0
>>729 概ね同意。しかし、書き方が悪いと思われ。なんか人格の悪さがにじみ出てる感じがする。
それに途中でドロップアップしても行く場所があった人間ならまだいいと思うがね。
にっちもさっちもいかなくなって悲惨な末路を遂げたやつがいることを知っているだけにそう思う。
他に行き場がなく仕方なく就いた職業で必死にやりがいを見つけようと
もがいているかつての後輩たちを見ていると、頑張れと応援する気持ちの裏で、
なんであの時もっと頑張らなかったんだよ、と言いたくなる気持ちもある。
それを驕りと言われればそうかもしれんな。
732 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 16:30:16 0
まあ、博打な世界だからなあ。ポストを得た人間は偉そうなことを言うだろうけど、
もがいてるさ中の人間からすると、安定した職についてる人間がうらやましくて仕方ないのもまた事実。
30代後半専業非常勤で家庭も持てない家もない、
かたや、30代後半で民間でも公務員でもそれなりの地位について家庭もあり家もある、となると
やっぱきついでしょ。
733 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 16:32:20 0
>>720 今日日地方公務員が惨めと言えるとは余程売れっ子で安定的に高い所得に恵まれて、
老後も安定した収入があるんだろうな。うらやましい。
734 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 16:34:51 0
>>733 まあ職業を収入源としか考えてない人にはそう思えるかもね。
735 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 16:40:01 0
>>731 日本史でだけど、
学部卒→修士課程進学→挫折して就職→30代半ばで博士課程進学。再度勉強し始める→アカポス
って人を知ってる。
中国史関係だと、厳密な意味で歴史系ではないかもしれんが、M口雄三とかもブランク組だったなあ…。
まあ彼は挫折組じゃなくて家業を軌道に乗せるとかだったか。
生きてればまたどこで勉強したくなるかなんか分からんもんよ。
あと、小熊英二とかだってそうだったような。
>>734 大学教授って偉いの?なんかこのスレで東大の偉い先生が次々につるしあげられるのを見て
とても大した職業に見えなくなってしまったんだが。
737 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 16:43:13 0
>>734 先立つものがないと何もできないのもまた事実じゃないかしらん。
738 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 16:48:56 0
>>736 別に偉くは無いでしょ。大した職業であるかどうかもその人間のパーソナリティによる。
中には、「自分が世の中に発信する義務があるんだ、それが出来るのは自分しかいない。自分だけに課された使命なんだ」みたいなことを
思い込んでいるうちに変なエリート意識に苛まれる人間(俺の院の指導教員がそうだった)も
いるだろうけど、ほとんどの人間はそんなこと思っちゃいない。
↑の論争(?)は、つまるところ、東洋史が役に立つ学問か学問じゃないかというところまでいく問題だろうな。
正直、俺は、現代的意義が示せない研究ならば、何を言われても仕方ないと思う。実際役に立ってないわけだし。
研究費泥棒と言われても仕方ない。そして、東洋史という専攻において、現代的意義を示すような研究をしている人が
少ないのもまた事実。前前前前スレくらいから散々言われているが、そういう人材は社会科学系学部とか教養学系とかに
いて、東洋史にはいない。こういう現状が東洋史無用論に火をつけてるわけだろうに。
740 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 16:57:50 0
>>738 >「自分が世の中に発信する義務があるんだ、それが出来るのは自分しかいない。
>自分だけに課された使命なんだ」みたいなこと
こうでも思わなきゃ、とてもやっていけない、割の合わない仕事だからじゃないか。
>変なエリート意識
とは違うと思う。
741 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 17:02:05 0
>>739 東洋史に限らず、文学部は何時の時代でも、無用の学問と見なされていただろうが。
渡辺一夫が『偶感集』のどこかで、文学部盲腸論ってのを展開してたのを読んだことがある。
趣旨はこういうことだ。文学部ってのは、人体の臓器に譬えれば盲腸と同じ。
脳や心臓、肝臓みたいに積極的な貢献はしていないけど、
なくなると、身体全体のバランスがどことなくおかしくなっちまう。
それと同じだってえこと。もっとも、いくらそうだからったって、昨今の東洋史はちと度が過ぎるかも。
742 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 17:03:59 0
世間の役に立ってない東洋史って学問についてとやかく言う前に、
東洋史って学問の役に立ってない東洋史学者をまずなんとかしろよ。
>>738 >「自分が世の中に発信する義務があるんだ、それが出来るのは自分しかいない。自分だけに課された使命なんだ」
正直そう思わないと身が持たないんですけど。
別に大学教員って一部のタレント学者(選挙特番でアホづらひっさげて予想してるやつとか、上のほうにも出てたけど
東横綱情報学環のまぬけとか)を除いて収入は普通だし、その割近年は雑役が恐ろしく増えて、と、
特に楽な仕事ではない。大学教員が他の多くの職業と違って誇れるところは、学知でもって社会に貢献していると
いうことであり、それは誇らせてもらいたい。正直それだけ苦労するもんなので。
>>732にも書いてあるけど、
30代半ばとかまで宙ぶらりんなわけだぜ?
744 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 17:09:47 0
>>742 お前にそんなこと判断する能力と資格あるのかよ。論文書いていない教授だからって講義義務はある。
あれを毎回こなすために、どんなにしんどい準備がいるのか分かっているのか?他にも、学内行政、
入試その他、政府から言いつけられた仕事をこなさなくちゃならないんだ。著書論文出さないからとか、
そいつの講義が下手で面白くないからといって、安易に「東洋史って学問の役に立ってない」なんて言うなよな。
>>744 待て待て、それはおかしい。
講義義務にしても学内行政にしても研究にしても研究者になった以上こなすのは当然。
それがまともにこなせないなら東洋史学者なんて名乗るべきじゃないと思うが。
実際、他の民間企業や官公庁と比べてこっちが忙しすぎる事実はないわけだし。
746 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 17:14:49 0
>>744 著書・論文出さないやつは、東洋史に貢献してるとは言えないだろwww
747 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 17:15:16 0
イスラム研究のおばちゃんだって、9.11テロが起こってあちこちから引っ張りだこになったんだし
何が「役に立つ」かはその時になってみないとわからんもんよ
748 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 17:19:35 0
>>745 >講義義務にしても学内行政にしても研究にしても研究者になった以上こなすのは当然。
ワロタ。そんなこと出来ている奴なんかいないよ。一番いい見本が、党文献の空飛ぶプロフェッサー
とか、解雇と点棒の同工異曲みたいな評論論文垂れ流しにする駒場の連中(複数)じゃないか。
まともに、講義準備と研究活動やってたら、民間企業や官公庁の連中に匹敵する重労働だよ。
749 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 17:20:35 0
>>746 優秀な研究者育てれば、それでおつりが来るくらいだよ。
750 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 17:23:48 0
>>748 それはそっちの能力のなさじゃないかな。実際、バランスよくこなしてるやつもいるんだしさ。
こんな時代なわけだし、教育、学務、研究の均衡は重要じゃないかねえ。
老人にはきついかもしれないけど。それも研究者になった以上するしかない。
あと、民間企業と官公庁の話だが、友人に話を聞くとこっちのほうがよほど楽だと思うよ。
省庁のやつなんてまともに家にも帰れないとか言ってたし。それに比べりゃ帰れるだけマシだと思ったよ。
こっちもキツイけどさ。
>>748 空飛ぶプロフェッサーとか駒場の連中とかまた極端な例を出してくるなあ…。
>>749 そういうやつが優秀な研究者を育てられるとは思えないんだが。
752 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 17:28:29 0
>>751 杜の都大学も、別な意味で極端だったでしょうが。
駒場の連中は、毎年自分が『解雇と点棒』独占しているつもりみたいな論文、概説しか出さないだろうが。
>>749 同意。しかし、俺の周りにいるやつで優秀な研究者を育てた人はみんなそれなりに業績がある件について。
>>752 なあ、そうやって空飛ぶプロフェッサーが、東大駒場の連中が、杜の都大がとあげればあげるほど、
そんなにいんのかよってことになって、東洋史ってやっぱりいらないってことになりそうなんだが…。
755 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 17:35:15 0
>>754 実際、そうなっているでしょうが。中国に関する限り、前近代は、生態環境、定住開発史に
組み込まれておしまい。あとはいらねー。中世、近世だと、
まだ西欧との比較交渉対象(反面教師として)存続意義はあるでしょうけど、漢文訓読ばっかりで
何とかなる研究はもうおしまい。近現代だと、国家安全保障に関わるから、存続できるけど、これまた
16世紀以降の世界システム論に組み込まれちまっているのが現状。この学問は、後継者がなければ、
ポストはどんどんなくなっていく。まあ、言うなれば、かつてのマルクス経済学みたいなもん。
西洋経済史だって同じ運命たどっていますよ。
757 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 17:37:10 0
758 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 17:37:10 0
>>756 本郷に比べりゃちっとはましかもしれないね。
759 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 17:37:52 0
760 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 17:40:25 0
>>757 中自分の専攻する時代地域ばっかり見ているからだめなんだろ。視野をもっと広げて、中国、アジア全体をその一部と
見る雄大な構想力を持った研究者がいなくなっちまったから、こんな風に揶揄されているんだよ。
空飛ぶプロフェッサー(先代と2代目)だって、最初は雄大な構想力持っていたんだよ。
これが全くない奴らが形式的に業績重ねても、ちっとも評価されないのも、これが原因。
761 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 18:02:53 0
黙阿弥君涙目ワロタwww
くやしいのうwww くやしいのうwww
エリート意識丸出しだのうwww なんだかんだで東大大好きだのうwww
762 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 18:09:05 0
つーか、東洋史涙目だろこれ。せめて、内輪ではいかに素晴らしい学門かを言おうぜ。粉飾でもいいから。
763 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 18:11:23 0
>>761 東洋史もう駄目論を展開しているのが私だってこと、気がつきませんでしたか?
その東洋史もまともに習得できず、世間じゃ使い物にならなくなって、こんなところで
憂さ晴らししかできないのか
ばかだなー
ばかだなー
みじめだなー
みじめだなー
ざまーみろ。
764 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 18:12:48 0
>>762 何度でも言う。日本の東洋史なんてもう落ち目。
俺は、東洋史じゃない、ただの経済史研究者だから、高見の見物させて貰っているけど。
765 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 18:15:03 0
>>761 M先生は東洋史なんてダメだろって一貫して言ってるだろ。むしろ涙目なのは
それにかみついてた連中。文章理解力0だなお前www
766 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 18:59:06 0
てかダメになってるのは中国史だけだろ。
過去十年で飛躍的に発展した西アジア史や内陸アジア史だってあるんだから、
一緒にしないでもらいたいね。
767 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 19:16:56 0
西アジア史も内陸アジア史もポストなんかほとんどない現実について。
768 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 19:28:17 0
769 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 19:36:48 0
>>761 >>765 ちょうどよかった。初笑いにこいつがどんなに惨めな男なのか、かつての仲間、子分たちの現状を
紹介することで示しておく。
まず
1.N(中国文学科):こいつは、文学部長室不法占拠、失火事件に連座した責任を男らしく認め、その後
馬鹿田大学文学部の大学院に入り直し、現在低能未熟大学経済学部で中国語を教えている。でも自分の節は
決してまげず、中国のトロツキズム研究をライフワークとしている。思想的に共感は覚えないが、あっぱれな
生き方だと思う。時折交流有り。
2.S(倫理学科大学院生):東大工学部出て通産官僚2年やってから、倫理学科大学院に入学。こいつが、
一番凶暴だった男の一人。今は、四国のとあるFランク女子大で倫理学、教育思想史、科学史・科学論を教え、
共編著、訳書多数あるけど、もう浮かぶ瀬はない。
3.U(東洋史学科朝鮮史専攻):現在K国屋書店営業担当重役。こいつの部下が、去年、数千万円する大型図書の
売り込みに俺のところにやってきた。学部1,2年生の頃、色々世話になった恩があるので、中央図書館に購入する
推薦書書いたら、運良く採用になった。俺は、他人から受けた恨みと恩は、どちらもきっちり返す。
4.S(東洋史学科中国史専攻):現在Y売新聞社生活部部長。さえない地位だけど、761書いた奴よりまし。
因みにこいつの女房の紀子は、Y国の中国語教員。
5.S(国史学科日本近現代史専攻):卒業後、テレビ鰻ユニオン非常職からスタートして、本採用。現在、おばか
番組『世界不思議発見』のチーフディレクター。
全部、正道を歩んで、ちゃんとお天道様を見られる身。最後まで、こいつとくっついて一式塾立ち上げた
二人組は、いかに経営が傾いたとはいえ、年末も300万のボーナス(手取りか税込みか不明)は、きちんと確保している
オーナー経営者。この二人から、仕事ができないと、たたき出された。
こいつらと比べてみろ。いかに惨めな男かわかるだろ。でも、自業自得だ。同情の余地なし。
それどころか、日本の労働市場がいかに健全に機能しているかを示す格好の事例だ。
俺たちは、大して偉くもない大学教員研究者だけど、こいつと比べれば「エリート」だと思う。
770 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 19:42:32 0
>>761 >なんだかんだで東大大好きだのうwww
それはそっちのことでしょうが。
馬鹿田アカデミー東大百人プロジェクトの国語担当兼総責任者(でしたっけ)在職中は、ろくな実績あげられず、
ポスト外されたら、このプロジェクトがとたんに機能するようになったお粗末は、笑いながら
読みましたよ。在学中は、東京大学解体で乱暴狼藉の数々に及び、今度は、東大ブランドで
儲けようとしても、そうは問屋が卸してくれませんでしたねえ。
少し遅かったけど、新春初笑いwwww
771 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 19:48:01 0
>>769 通産官僚やって大学院に戻るって変わり物もいるんだな。
技官か?
にしても、どいつもこいつも、なんだかんだでやはりそれなりの地位についてるやつらばっかだね。
つかこいつらが子分なの?親分じゃないの?
>思想的に共感は覚えないが、あっぱれな生き方だと思う。時折交流有り。
へえ、意外な反応。新左翼は皆殺しにしてやるぜ的な人だと思ってたよ。
773 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 19:53:17 0
>>771 言うなれば同志だったのかもしれない。そこら辺の事情は、よく知らない。
ただ、2は学年上だったから、兄貴分なんじゃないかと思う。こいつが先導した
グループが、哲法文2号館の事務室がない方の側のアーケード入り口で学者の坂部恵を取り囲んで。
つるし上げリンチにかけようとしているのを見かけて、あわてて
文学部職員に通報して解散させたことがある。ここに書き込む左翼乞食よりも、
もっと恐ろしい男だった。
>学部1,2年生の頃、色々世話になった恩があるので、中央図書館に購入する
>推薦書書いたら、運良く採用になった。俺は、他人から受けた恨みと恩は、どちらもきっちり返す。
これは問題だぞ。私的な恩返しで大学の公費数千万円を使っちゃダメでしょ。
775 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 19:54:16 0
>>772 思想(内容にもよるが)で、人は差別しない。敵対的態度をとるのは、そいつの人間性による。
>>769 ちょっとかわいそうになってきた…。
それと同時にやっぱ東大ってすげえなと思ったわ。就職先もみんな一流なんだな。
777 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 19:55:29 0
>>774 推薦者は、複数必要。さらに、審査と決定は、図書館が行う。従って厳密に言うと、
俺の一存で決まったわけではない。誤解を呼んで申し訳ない。
778 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 19:56:09 0
>>776 あんな人間のくずに同情する必要はない。ぜんぶ、自分がまいた種だ。
>>778 でも悲惨すぎるだろ。社会一般でこの不景気だから50代で年収1000万程度でも別におかしかないんだが、
同期の経歴見るとちょっときついよなあ…。マスコミ関係、出版関係、学者関係でそれなりに地位を気づいてるわけだろ。
他にも同じような世代で官僚とか政治家とか金融関係とかになったやつとかだっているだろうに。そう考えると、
明らかに金銭的、社会的にボロ負けじゃねえか…。
>>773 よく自分の学科の先生をつるしあげることが出来たな。
783 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 20:06:21 0
>>780 職業に貴賎はない。が、人格、識見、能力の差は、否定しようがない。
こいつの場合、在学中から他人をねたみ、ひがみ、そねむことだけ。覚えたことは、
手前がったな思い込みから、数々の権威を冒涜し、他人のプライバシーを暴き、これを罵ることだけ。
実社会に出てから必要な技量につながることを謙虚に学ぼうなんて姿勢はかけらもなかった。
そのくせ、人に威張り散らす。どんな口の利き方をしていたかは、ここの書き込みで容易に想像つくだろ。
人が必死で悪戦苦闘しているのを「役に立たない」だの、「反動御用学者」だのと罵っているありさまは、
まるで、ウサギとカメのレースだよ。で、昼寝している間に、カメに追い抜かれ、かつての仲間にも見限られ、
今じゃ、受験産業での評価もご存じの通りだ。
>明らかに金銭的、社会的にボロ負けじゃねえか…。
全部、身から出たさびだ。それをかつての格好の虐めの対象にネットで暴露され、関係者の知るところと
なったもんだから、猛り来るっているんだよ。
予備校業界は予備校業界でもS台とか大手で頑張ればよかったのに。
785 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 20:10:13 0
>>781 集団で暴走するとどんな恐ろしいことでも平気で出来るような気分になる。当時の目撃者として
これだけははっきり言える。
>>782 年齢考えてみろ。もう60近いだろ。正業にありついたのは1992年だから、あと2年は
あのFランに勤務しないと年金つかない。そのあと、東大に招かれた(そんな可能性は絶対ない)
としても、もう大したことはできない。
786 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 20:12:57 0
ReaDで見たら転出・退職者扱いになってたよ。
787 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 20:13:22 0
>>784 そんな学力があると思うのか?ここの書き込みの論理展開思い出してみろ。
それに、S台には、東大全共闘時代の大学院生が講師になって頑張っている。
あいつらの頭脳水準と比べたら月とすっぽんだよ。実際、俺が在籍していた頃でも、
空飛ぶプロフェッサーとこいつの頭脳を比べて、助手や大学院生がみんな影で
あざ笑っていたんだ。その後、空飛ぶプロフェッサーは堕落しちまうけれど、
ODだった頃は、それは立派な論文出していたし、態度物腰も立派で、みんなが期待していたんだよ。
788 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 20:14:25 0
>>786 へええ、そいつは知らなかった。どんな事情があったんだろうね。
情報ありがと。
790 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 20:19:32 0
>>787 S台にも新左翼崩れがたくさんいると思ってた。
792 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 20:23:47 0
>>791 そりゃいるさ。でも、山本義隆を筆頭にして、研究者としても生きていく能力があったが、
時代状況、運命のいたずらで、予備校講師になって生きるしかなくなったんだ。でも、この世代は
どんどん現役を退いているよ。次の世代は、どうなのだか、全くわからない。
793 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 20:27:48 0
>>789 すげえ無駄だ・・・
しかもカタカナな点が中途半端・・・
794 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 20:36:52 0
>>793 結果は、自分に跳ね返ってくるんだ。どうだっていいじゃないか。
完敗だよ。
796 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 20:56:18 0
>>786 あいつ、1945年生まれで、もう65歳だから。多分、定年退職になったんじゃないかな。
だとすると悲惨だね。大学院博士課程修了したのが1981年。この時36歳。
やっと就職できたのが、1992年には47歳。
定年退職説が正しいとすると、たった18年しか正業につけていなかったことになる。
>>796 当時で36歳で博士課程修了ってやばすぎだろ。んで就職が47歳ってよく就職できたなってレベル。
>>796 つか何を研究してたらそんなに長々学生出来るんだ?カントの哲学とかの深淵にでもはまり込んだのか?
799 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 21:08:19 0
>>797 >>798 倫理学(無法者の極みみたいなことしてこんな専攻だなんてしゃれにもならない)専攻だよ。
因みに、坂部恵は哲学科教授だったから、こいつとは所属が違うよ。でも、恐ろしい男だった。
あんな騒ぎをやらかしたから、当時の教授連に憎み嫌われて、職の世話(あの頃ならまだ可能だった)
して貰えなかったんじゃないかな。詳しいことは一切知らない。あと、専業非常勤11年やって、
やっと就職したんだろうけど、私大共済年金貰えるんだろうか。
貰えなかったとしたら、自業自得とはいえ、何と哀れな。
>>799 おとなしく通産官僚になって利益誘導しまくって天下りすりゃよかったのにね。
>>799 私大共済年金もらえないとどうなるの、っと。
退官して次の大学に行ったってことじゃないの?
803 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 22:04:37 0
>>801 国民共済その他自分で積み立てておいた年金で食べていくしかないだろ。
>>802 だったらいいんだけどねえ。それなら、ReaD情報に転出先が記載されている筈だよ。
そう考えるとH下ってラッキーだったんだな。
いい年してふらふらしてて一橋に就職できたんだから。
805 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 22:13:11 0
>>804 当然でしょう。
党文献に転任になるまでの彼は、実力ピカイチで、みんなに将来を期待されていたもの。
>>805 東文研に戻ってきて変わってたってことは、一橋で人格が一変するようなことがあったんじゃないの?
807 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 22:15:48 0
>>804 >>805 あっと、言い忘れていたけど、そのH下だって、
幾つもの地方酷大応募して落っことされていますよ。
情報源は絶対秘匿だけど、彼が落ちる度毎に、T中青春は、頭抱え込んでいたんだって。
東横綱だから、絶対就職保障なんていう話は迷信だよ。
808 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 22:18:00 0
>>806 いや、そうじゃない。党文献に移って来てから、徐々に変わっていった。
最初に変わったのは、大学院の授業を平気で休講にするようになったこと。
みんな、顔見合わせていた。T中青春は、書き残した業績は、悪文の極みだけど、
ゼミは、それは丁寧にやってくれた。彼の残した最大の功績は、研究者としてではなく、
教師としての功績だけど、あいつは、どっちもめちゃくちゃになった。
>>807 へえ、知らんかった。てっきり余裕で就職したのかと思ってた。にしても、まだまだ国立全盛時代に、
一橋大、東大ってのは余程期待されてたんだなあ。
でもさ、休講はするわ、論文も書かないわでよく空飛べたね。相手にされないでしょそんなやつ。
>>808 6月上旬に授業を始め、6月後半に授業を終える。そのうち1回は休講。
現空飛ぶプロフェッサーには勝てないだろう。
811 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 22:49:32 0
>>809 いや。なぜって、こいつが判を押さなかったら、醜論、吐く論認定されないから。
権力握ってから、徐々に横暴になったの。因みに党文献移籍の背後で動いていたのは
T中青春。「一番弟子だからこうするよう仕向けた」って本人の口からはっきり聞いた。
どんな手練手管使ったかまでは知らない。みんな、特に私は、それこそ煮え湯を飲まされるような
目に何度もあったよ。
>>810 そういうことがあと2年は続くってさ。どういう理由でだか知らない。あんな奴の授業とるのやめときな。
812 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 22:51:45 0
>>809 >論文も書かないわ
これは、事実認定が不正確。論文はちゃんと書いてます。でも、どれも意味不明瞭な駄作ばかり。
特に、朝貢貿易論になってからのひどさは、もうここで何度も論議されたからよくご存じでしょう。
あいつが関わった講座、企画シリーズは買うに値しません。
>>811 サンフランシスコ出張が多いからじゃないの?
814 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 22:54:57 0
>>813 カリフォルニア芸タウンの学者と何してるんだろね。
あいつももう、日本風東洋史とっくに見限っているからな。
>>814 見限ってるけど行動が伴わないけどね。あとゼミにも反映されないけどね。
816 :
世界@名無史さん:2011/01/04(火) 23:10:53 0
>>816 君らがあいつを見限って、自力で独自の境地を切り開いていけばいいだけの話だろ。
指導教授なんて、何時のどこの、どんな分野だって、当てにならないよ。
>>761 こっちの方にマネされても、あんまりうれしくないのはなぜだろ?
おかしいのうww
おかしいのうww
818 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 13:15:47 0
>>777 君の意見が反映されてるのが何%かは関係ないでしょ。
公費の使途を決めるのに僅かでも私情をはさんだらそれだけで大問題。
それでさも自分が義理堅い人間であるみたいに平然と言っちゃうところをみると、
公金に対する感覚が麻痺してるんだろうね。腐った役人たちと一緒だよ。
819 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 13:53:26 0
>>818 図書館に何を購入するべきか推薦意見を述べるのは、大学専任教員の職務として承認されていることだろ。
どうしてそれがとがめられなくてはならないことなんだよ?
820 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 14:05:25 0
誰も推薦意見を述べることを咎めちゃいないよ。
書店の営業の上司に昔世話になった、なんて理由で推薦図書を決めちゃ駄目だって言ってんの。
大学で購入する図書は、研究や教育に必要かどうかだけで決めなきゃいけないの。
当たり前でしょ?
821 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 15:00:25 0
>>820 因果関係を正確に把握していない。
1.こっちの研究に必要なコレクションを相手が正確に把握してきて、
2.他の書店より先にカタログを持って来た。でもって、そいつの上司が元先輩。
3.だから、推薦状にサインして、他の同僚を紹介した。
4.そして出すべきところに出したら、あちらも、十分この図書コレクションの意義を認めてくれて
採用になった。これが事実関係。
何か文句あるのか?
822 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 15:23:43 0
>>821 なんだか
>>769と言ってることが違うけど、まあ単なる言葉足らずだったと認めてやろう。
で、まず1.についてだが、それはそのコレクションが何かを聞かないと判断できないな。
何を買ったかなんて大学の機密じゃないだろうし、やましいところがないなら言ってみな。
それと2.→3.が分からんね。推薦したのは先に持ってきたからなのか、それとも
上司が元先輩だったからなのか。数千万円のコレクションだろ?
他の書店での販売価格を見てから決めるのが常識だと思うがねえ。
823 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 18:32:18 0
>>818 その程度の情実はどこの組織にもあるよ
程度の問題だよ
824 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 18:39:19 0
>>822 >他の書店での販売価格を見てから決めるのが常識だと思うがねえ。
一般論だけど、どの書店(丸髥、優勝道他)が持ってくるパンフレットも値段は殆ど違わない。
中身って言うのは、20世紀初頭の中国に関係したアメリカ、イギリスの実業家、その中の一人は、Charles Addisって言えば
知る人ぞ知る有名な銀行家の日記、書簡類、それから雑誌類バックナンバーのマイクロフィルムだ。どれも、清末民初の対外経済関係に関する
新史料だよ。で、これを全部買う必要があるか?ない。こちとらの研究に近い部分だけ買ったし、
実際、既に購入しちまってある資料もあるから、全部買う必要はない(と、上は判断した)。
俺が推薦したのも、その一部。
>それと2.→3.が分からんね。推薦したのは先に持ってきたからなのか、それとも
向こうが先に持って来た。こいつはおあつらえ向きだっていうんで、飛びついて推薦状書いた。
あと、他に適当な同僚当たってくんな、と言って丁重に送り返した。その後、購入が決まりましたって
お礼を言いに来たんで、四方山話をしていて、この女の上司が、元俺の先輩だったって分かったわけ。
だもんで、満額回答は出なかった。実際には百数十万ってえところだった。
825 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 18:43:13 0
>>823 また、新左翼の新手の嫌がらせだろ。
>>817 みたいに、
くやしいのうwww
くやしいのうwww
って言っていればいいのかな。
>>819 充分問題だと思うよ。なんか、霞が関の官僚とか、地方公務員とかみたいに麻痺してんだろ。
大学の教員の研究費しかりだけどさ、私有のものじゃないんだけどね。
>>825 違うよ。そうやって、なんでも新左翼新左翼言うのはおかしい。
828 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 19:05:27 0
>>825 告発者がたとえ強姦魔であったとしても、アメリカ軍がイラクの民間人を虐殺した事実は変わらないしね。
この場合も、追及者が新左翼かどうかは関係ないでしょ。
言ってることがコロコロ変わってるし、追及されると次々と新しい話が出てくる。
怪しい。
829 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 19:07:04 0
>>824 てか、それがなんで恩を返したことになるの?
830 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 19:08:08 0
>>826 どこが問題なんだよ?おれは、書店からリベートもらっているわけじゃない。
購入した資料を研究者が利用していればそれで十分、公共の役に立っているわけだろ?
資料購入が特定企業に独占集中しているっていうなら、問題なのだろうが、そんなことは
ありえない。俺の勤務先の図書館は、俺以外からもわんさと購入申請受け付けているんだ。
そのことを忘れないで欲しいな。たまたま、結果的に恩返しになったからっていって
何がいけないんだ?
>>827 さあ、どうだかね。こういうくだらないいちゃもんつけてくるのは、大抵ひがみ根性で
ねじまがった新左翼や社民党みたいな連中だ。
831 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 19:09:15 0
>>828 じゃ、直々に告発問い合わせしてみなよwww
何も出てきやしないから。
832 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 19:11:03 0
>>829 売り込みにきた書店の営業実績あげる手助けしたからさ。
そしたら、またじゅにち社長の息子がからんできているんだ。
『少年ジャンプ』『ビッグコミック』に『週刊プレイボーイ』と
スポーツ新聞しか読んでいないから、こんな妄想たくましくするんだろ
くやしいのうwww
くやしいのうwww
>>830 はいはい。もういいよ。なんか自分の気に食わない奴全部に「新左翼新左翼」ってレッテルはってりゃ楽だよな。
あんたは、「新左翼が自分に御用学者だなんだとレッテルを貼ってる」的なこと言ってるが今やってることは
そういうことじゃないのかな。疑われるような書き方したことに問題があるってわかんないのか?
仮にも学者なのに言葉の扱いが下手なんだな。もうこれ以上何もいわないけどネットとは言え、自分が気に食わない意見を
全部レッテル貼りするようなやり方はやめろよ。虫唾が走る。
834 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 19:13:54 0
>>828 >言ってることがコロコロ変わってるし、追及されると次々と新しい話が出てくる。 怪しい
2年前のパンフレットなんか、もう保管していないから、正確な金額すら覚えちゃいないからだよ。
一応、覚えているのが、Addisの日記と書翰だけだが、これは中国の鉱山開発問題を研究する時にでも、
いつか利用しようと思って購入させた。おれの研究構想の布石だ。それを、こんな風に詮索されるとは
思わなかったな。
835 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 19:14:09 0
836 :
833:2011/01/05(水) 19:15:22 0
ああ、追加で言っとくが、俺は新左翼でも何でもない。それだけは断言しておく。またウザイ返レスされても不愉快なので。
ネットってのは自分を美化できるからなあ。ここ2・3スレ見てるけど、いい年してずいぶん昔の遺恨を引きずってるんだなあと
驚かされる。予備校のスレに延々書きこんでるのとかなんか末恐ろしさを感じたよ。ちょっと異常。
838 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 19:22:51 0
新左翼も恐ろしいがM先生も相当恐ろしい。どっちもやってることは似たようなもの。
三人掲示板時代から異様な感じだったけどね。
839 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 19:26:30 0
研究費自体、無駄に使ってるやつも結構いるからなあ…。
備品扱いでとんでもないもの買ってるやつとかいるし。
840 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 19:30:54 0
>>825 私をあなたと悪縁?のある人物に認定するのは止めて頂きたい
あなたが世間知らずなのか、狭量な人柄なのか私には判断しかねるが、
私はあなたの判断が、あなたの属している組織に寄与する公益と、
あなたの人間関係から生じたと推定される経済関係とを比較考量して、
常識で考えられる社会生活の範囲内のものあると言っているにすぎない
このような違法といえない人間関係から生じる取引関係は、
まさにどのような組織でも日常的に行われていることであり、
一言で言えば、823のように表現されるであろう
ごく常識的な意見だと思うが、私を誰かに認定してまで否定しなければ
ならないものなのか?
841 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 19:35:48 0
840は823です
842 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 19:38:49 0
843 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 19:44:07 0
やったことが常識の範囲内であるかどうかはともかく、公費購入で昔の恩を返してやった、
みたいなことを何の疑問もなく吹聴するような人間は、どう考えても狂ってる。
844 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 19:46:21 0
>>833 >>836 ふーん。なら逆に訊くけど。おれが、K国屋が一番先に売り込みに来た高額資料の中から、
これは使えそうだと判断して、勤務先の中央図書館に購入推薦書類書いた事の何が
怪しからんのか、詳しく説明してくれないかね。あと、
>>822あるいは
>>826 と言及すべきところを間違えて、
>>823 としてしまった。失礼の段、お詫びします。ご迷惑をおかけして済みません。
>>838 あいつららがやっていたこと、そしてあいつらから受けた仕打ちを知らないから、そんなことが
言えるんだ。俺はあの体験から、内乱、戦争の被害者の遺恨ってものがどんなものなのかが
実感としてわかるようになった。サイモン・ウィーゼンタール機関の活動を支えている執念も
これと同じだ。文句あるのか。
>>839 言えてる。予算が余った時は、申請対象の研究テーマに関する史料発掘している過程で見つけた
別の史料の複写請求に使う。こうしておけば、研究資料に事欠くことがないから。
845 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 19:48:01 0
>>843 結果的にそうなったことは事実なんだから、仕方ないだろ。
それに、あの人物に言及した目的は、他にあったことは
昨晩の書き込み読んでいればわかるだろうが。
846 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 19:53:16 0
840だけど、重ねて言うが、私はあなたの図書購入の判断が誤っているとも思わないし、
他人からとやかく言われる筋合いのものでもないと思っている
ただ、なんでもかんでも825のような条件反射をしていると、
あなたが純粋にネットで息抜きをしているとは、このやり取りを見ている者は思わなくなるよ
これは気を付けたほうがいい
847 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 19:53:37 0
>>844 >>833とかではないが、
「学部1,2年生の頃、色々世話になった恩があるので、中央図書館に購入する
推薦書書いたら、運良く採用になった。俺は、他人から受けた恨みと恩は、どちらもきっちり返す。 」
↑このレスだけ読むと、
「色々世話になった恩があるので、」→「推薦書書いたら」→「俺は他人から受けた恨みと恩は、どちらもきっちり返す。」
という流れで、とんでもない情実をしたかのように見られるのも仕方ない。書き方が悪かったのではなかろうか。
もちろん、そちらとしては、この世界にいれば、図書館に入れるシリーズもんを採用する場合審査があることは周知だと
思っただろうことは、業界人なら分かる。
俺としては、1000万クラス?の清末民初の史料集がよく採用されたなあという感想。うらやましいもんだ。
>>845 だから「結果的に」ってのが問題なんだって。
本当に「結果的に」かどうかは、君と本屋さんしか知らないこと。
しかも「結果的に」ってのは追及された後から急に言い出したこと。
そのやり取りを史料を読みなれた人間が読んだらどう思うか、分かるだろ?
849 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 19:56:23 0
100万のトルキスタンのマイクロ入れようとして総すかんくった俺が通りますよ。
アメリカのわけわかんねー哲学関係のシリーズいれんならトルキスタンのマイクロだっていいじゃん。
850 :
847:2011/01/05(水) 20:00:07 0
>>824 失礼。1000万クラスじゃなくて、百数十万か。そりゃそうだよな。でも、今日日百万クラスでもありがたい話だなあ。
851 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 20:08:52 0
まあ、この程度の邪推はMくんも過去数スレで夥しくやってきたしねえ。
852 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 20:17:29 0
853 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 20:19:58 0
>>850 ああ、全くその通りだ。東横綱でも購入困難だそうだ。だから手に入れさせた。
でも、悲しいのは、これを読もうって言う大学院生が出てこないことだよ。
清末民初の鉄道敷設や鉱山開発、政府借款なんかを研究したり、東洋文庫のモリソン・
パンフレット・コレクションなんかと付き合わせると、色々面白いことが分かりそうなんだけどな。
854 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 20:23:19 0
>>853 そのうち違う大学の学生がWまで見に来るんじゃないかね。日本にそっちにしかないんだろ?
このスレに入ってからも、研究者としての価値が云々言われてきてるが、
目ざとく良質な史料を図書館に入れて、後世の人間が使えるようにするのも重要なことだと思う。
855 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 20:26:17 0
>>852 H下がいじめた理由が垣間見えるようだ。
856 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 20:27:51 0
>>854 そう言ってくれてありがとう。図書館は万人に公開されるべきものだからな。
でも、殆ど利用者がいないのは、争えない事実だよ。今時の院生、ODは、こういう
長大な史料と毎日取り組んで、史料カード書きためて、論文構想練るってことをしたがらない。
で、形式的に査読雑誌に何点掲載させたから、ポスト寄越せって言い張る。でも、
現実はそんなに甘くない。そう言い聞かせても、馬の耳に念仏。ここを見ている院生、ODの
諸姉諸兄。この意見をどうお考えかね?
857 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 20:32:51 0
>>856 でも頑張って査読誌に載せたんだからポストよこせよって言いたくなる。
858 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 20:46:57 0
>>857 助手採用審査(もちろん、複数の同僚と一緒でだけど)を何度かやった体験踏まえて言うと、
博士課程修了しているのに査読雑誌に論文掲載させたことある奴が殆どいない。
ただし、俺が扱ったのは、非東洋史の社会科学の分野。何時も、同僚と顔を見合わせて、どうしようか
相談する。理想としては、査読雑誌に数本掲載済みで博士課程修了っていう人材を採用したいが、
今までそんな奴にお目にかかったことはない。
この現実をどう考える?
859 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 20:52:43 0
>>858 博士課程中に一流査読誌に2・3本論文載せないと博士論文なんか書けないだろ。
860 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 20:57:13 0
>>859 それがいくらでもかけてしまうのが現状なんだよ。
最近はアホが増えてきて、学振DCとかでも屑みたいなのがいる。
金もらって勉強してるくせに、博士在学中に出した論文無し、とかありえないだろ。
そういうやつを採用することは国のためにならないから採用しないんだよ。
逆に、優秀な奴はいくらでも有名大学に採用されてる。今までは、まだまだ構造的問題とは程遠い
実力勝負の世界だったと俺は思ってるよ。これからの時代こそ、実力があってもどうにもならない
構造的問題の時代になんじゃないのかなあ、ともね。そんな時代になったら、実力もないやつは
必然的に淘汰されていく。
861 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 21:01:30 0
ちなみに俺が見た屑同然の学振DCのやつは、
DC1中に論文0。その後2年かけて紀要1本と中堅査読誌に1本。これで博士論文書いた。
当然そのあと就職も出来ず。今でも非常勤でくすぶってる。
つかねえ、最近は色々何かにつけてバカ学生に金をくれてやるから良くないんだよ。
やれ学振だ、奨学金だと乱発するだろ。もっと厳しく審査してやらないと本人のためにもならない。
後、バカ教員がバカ学生を科研で養ってやるのもやめたほうがいい。優秀ならいいんだけど、
優秀じゃない奴がそういう金でぬくぬく何年も院生やって、挙句論文もまともに書けないなんて
笑えないでしょ。
862 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 21:08:39 0
>>856 同意。最近の学生は厚かましい。修士課程までなら多少いい加減でも許す。だけど、博士課程まで来て、
もう引き返せないところまで来てるくせに、なぜいい加減な勉強が出来るのかが不思議。
適当な論文を何本書いてもそれで何が言えるのかが分かってない。早々に辞めて違う道に行けばよかったのにと
思う。
863 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 21:12:57 0
あまり院生に論文の数を求めると、どんどん視野が狭くなるばかりだよ。
そういう余計なプレッシャーを与えるから、三十代四十代になってもまだ
修論のテーマの延長でやってるような専門バカばっかりになっちゃったんだよ。
864 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 21:13:59 0
>>860 >>861 ふーん、なるほどね。もう、直接コンタクトとるのが助教クラスの人達だけ。大学院生は、
自分のゼミに来る他大学大学院生だけなんで、最近の情勢全くわからなくなっていたんで、参考になったよ。
でも、あなたたちが言及したようなタイプの院生なら、昔もいたよ。たいてい、自分の能力を
見切って、中学高校の先生になったけどね。あるいは、定時制高校の先生から始めて大学の教職
に就くっていうのが、もっとも安全な生き方だったんだけどねえ。
865 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 21:19:11 0
>>864 ここ10年くらいの学振系は玉石混交になってるよ。優秀な奴と酷いのの差が酷い。
>昔もいた
まだ、他の道に行ってくれただけ健全だと思う。なぜか最近の若手はあきらめが悪い。
866 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 21:19:23 0
>>862 そう。大学院進学は、オタクじゃ済まされないそれは厳しい道を歩むんだって覚悟があるのかな。
そう思いたくなるの院生が多いのよ。ただ、運良く社会科学系学部の経済史教員になれたんで、
もうかび臭い(那可通世の頃から言われていたと思うけど)唐代以前の研究なんかと無関係でいられるけどね。
>>863 だから、概論講義でも特殊講義でも、世界史的背景説明して、その一部としてしか中国には言及していないよ。
でも、こういうことを理解させようにも、彼らは関心持たないんだ。あるいは関心持っても、
関係する概説を読む時間的余裕がないのかな。
867 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 21:21:13 0
>>863 だとすると、私がここ数年来取り組んでいる、英語圏諸国の中国も一部とした世界史概説や
関連する歴史書の翻訳も、何かの役に立つのかしら。今、索引作成の作業しながら、合間に
ここに書き込んでいる。去年から、ずっとこの作業の片手間にここに来ているんだけど。
868 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 21:24:12 0
>>863 確かにその言い分も分かるが、でもさ、4年も5年も大学院にいて論文0って「何して生きてたの?」って感じだろ。
以前、東南アジア史のやつが、「東南アジア史とかじゃ中々論文書けないもんなんですよー」ってあほ面ひっさげて
言ってたが、じゃあ書けてるやつは何なんだよと聞きたくなった。
869 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 21:24:13 0
若いうちから、論文の数がないと就職できないと脅かされて、
一本で済む内容を二本にも三本にも分けて投稿して数を稼ぐ。
博士号がないと就職できないと脅かされ、とにかくテーマを絞って
それ以外のことは勉強せずに博論を書く。
その挙句、博士号もあるし論文もたくさん書いているのにポストがない現状に直面する。
そんな若手が多すぎ。せめてものツナギに思って非常勤のポストを紹介すると、
「それは専門外だから僕には教えられません」とくる。
どうなってんのよこの国の研究者養成制度は。
870 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 21:26:34 0
>>866 正直ね、これからの時代、人文科学系の歴史系に就職するより、社会科学系の
法制史だとか経済史だとか政治史だとかに就職したほうがいい。うらやましい。
もちろん、そっちに就職するためには相応の実力が求められることは付記しておく。
871 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 21:27:17 0
>>869 「それは専門外だから僕には教えられません」とくる。
そんなバカがいるのか?もったいないことするもんだね。
872 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 21:32:36 0
>>868 自分が発見確立した解釈で、世の人々の通念を変えてみたい、っていう衝動というか志がないのか。
発明家、芸術家、研究者ってそういう衝動を生き甲斐にしているんでしょうが。「そんな心構えじゃ
50近くまで専業非常勤でいられるだけでましだぞ」って私なら言うけれど。
>>869 >>871 それを言っちゃあおしまいだよ。最初に担当させられるのは、一般教養の概説講義なんだよ。
自分が論文書いてまで追求した問題の、歴史的背景は何か。日頃からこれを抑えておくことって
重要じゃないのか。全く、呆れた答弁だな。
873 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 21:35:56 0
>>870 へえ、そんなものかい。意外な答えだな。私は、文学部で歴史学教えたかった。
この夢は遂に叶わなかった、って思っているんだよ。正直、Y澤やK島、K田迷信、
あるいはK本さんやY本先輩、浪速のK山さんが羨ましいって思っているのに。
874 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 21:36:22 0
>>872 嫌味で、「○○さん(←若いころからバリバリ論文書いてる東南アジア史研究者)とか君の年には査読誌に3本くらい
論文書いてたけどなあ。それでも、中々就職できなくて大変だったよなあ。」って言ってやったら、
「ああ、○○さんは特別っすよ。例外っす。」だってさ。こういうバカ学生はどうにかならんのか?
875 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 21:37:18 0
>>873 ただし、断っておくけど、母校に帰りたいとは思っていません。念のため。
876 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 21:38:02 0
877 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 21:41:33 0
>>873 全く思ってなさそうですね。
文学部で歴史を教えたかったとかなんでよ?文学部無用論を説くため?
878 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 21:43:09 0
>>876 いや。歴史学だけの視野の狭い世界に浸りきっていて、井の中の蛙でいられるもの。
そっちの方が楽ですよ。なんで、西洋の中世、近世史だの、同時代の日本史、インド・イスラーム史、
東南アジア史までクビ突っ込まなくっちゃいけないのよ。以前ここにも書いた、東横綱出版会から
出た、『講座南アジア』とか言ったトンデモ講座みたいなものに付き合わされる身にもなってよね。
879 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 21:46:06 0
>>877 あーた。ちんぷんかんぷんなゲーム理論だの、非対称情報の経済学、統計回帰分析なんか
一から勉強しなくちゃならない身にもなったんさいな。皮肉半分、羨望半分で、
文学部教授っていいなあ、って思いますよ。
くやしいのうwww
うらやましいのうwwwだよ。
880 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 21:46:48 0
>>878 やっぱりそういう嫌みできたか。まあでもその通りだよ。K本、K田あたりはともかく、
Y本、K山、Y澤、K島とかじゃ社会科学系学部はきついだろうね。
881 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 22:02:39 0
>>880 嫌味でもありひがみと羨望でもあるよ。
実際、二足の草鞋どころか、五足の草鞋(中国史、アジア史、西洋史、日本史、社会科学一般)
履かされる身ですから。今となってはもう、後戻りできないし、これが私の宿命なのだと
あきらめもつきましたけれど。
882 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 22:08:56 0
そもそもなんで経済系学部に就職しちゃったんだよ?
883 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 22:11:24 0
>>881 でもさ、そういう環境にいると論文書く上で知見が広がるでしょ。それに、あなたが、このスレ全般で言ってる、
西洋史、日本史、社会科学理論の習得ってのはこれからの時代のニーズにはあってるじゃん。
もう、中国史だけの目線でどうにかなる時代じゃないのも事実。変な話だが、あなたは早く生まれすぎたんじゃないのかと思うよ。
10年か20年遅く生まれりゃよかったのに、とね。
885 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 22:21:51 0
>中国史だけの目線でどうにかなる時代じゃないのも事実
なんだが、やはり次の時代への障害は既得権者。
うちはではいま教授クラスの連中が、とにかく当分中国史中心でいく、と強硬に主張してるんだよ。
そら、あんたらはそれで「逃げきり」できるだろうが、俺たち中堅以下の世代はもうそれじゃ
やっていけないことが明らかなんだから、今のうちから手を打っとかないと笑って定年を迎えられないっての。
将来は不安で一杯だ。
886 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 22:25:53 0
>>885 人民裁判の法廷に呼ばれるべきは、今の70代、60代だということでしょうなあ。
「逃げ切り」って本当にそう思うよ。後はしらねーってとんだ屑っぷり。
887 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 22:27:21 0
888 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 22:37:41 0
>>882 もう、席が埋まっていて、ここしかなかったから。それに「本流」からは疎まれていたしねwww
>>883 もう覚悟は決めたよ。でも、厳しい仕事難でね。他人様がやっていることが楽そうに見えるのよ。
錯覚だってことはよくわかったけど。
>>885 >うちはではいま教授クラスの連中が、とにかく当分中国史中心でいく、と強硬に主張してるんだよ。
そんなところに居ると、苦労させられるよ。俺も昔、東洋史があんなところだと知っていたら、
国際関係論に進学しておくんだった(当時の進学振り分けの点数でも、十分クリアできましたから)って
H野健一郎先生に酒飲みのみ、愚痴ったことあるよ。でも、先生笑ってとりあってくれませんでした。
889 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 22:40:58 0
>>888 訂正 仕事難でね。→仕事なんでね。
あと、漢文以外の史料使った論文書くと、なんで東洋史の連中は評価してくれなかったんだろうね。
近現代史なんてこの方法じゃなきゃ、論文書けないだろ。『好調傾城文編』演習も大事だけどね。
あれを編纂した奴が知り得なかった、木っ端役人の書き残した文書っていうのは、貴重な史料だし、
英語史料に残された中国人の肉声って、漢文史料じゃ知り得ない本音が一杯詰まっているんですよ。
890 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 22:45:14 0
>>889 英語が読めないからに決まってるだろ。言わせんなよ恥ずかしい。
891 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 23:03:46 0
>>890 清末以降だと、もうそういう時代じゃないでしょ。
892 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 23:17:38 0
そういや、ビッカーズの翻訳はどういう経緯でやることになったん?
893 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 23:24:58 0
今年で40になる。未だに専業非常勤。いつまでこんな生活が続くのだろうか。
894 :
世界@名無史さん:2011/01/05(水) 23:26:09 0
>>892 みゃーだい出版会と同じ。ある日突然、あちらの編集者が研究室のドアをノックして
「何か本出しませんか?」って訊いてきたの。そこから始まった。彼女との約束で、
あと三冊翻訳を出すことになっている。既に一冊は翻訳完成してある。この休み中に訳者解題を
書き上げる。その準備であと一冊でっかい英語の論文集読み通さなくちゃならないんで遅れてる。
今取り組んでいるのは、それとは別な出版社(これはあちらが頼み込んできたの)の翻訳で、
訳文はほぼ完成。明日その最後の原典チェックで都内をかけずり回る予定。それと、目下索引作りに
追われているよ。これも明日完成。残りの二冊中、一冊は、遂にたまりかねて二人の助っ人を頼んだ。
この翻訳以外に、入門講義をまとめた経済史入門出す約束になっている。
これが、書けん予算でやってる研究仕事と授業準備以外の私の仕事でございます。
895 :
世界@名無史さん:2011/01/06(木) 17:45:36 0
H下とかK保の下で働いてたと言えば、Mさん以外に、U野とかS山とかはどうなったの?
>>873 そいつらの中でまともに仕事してるのってK本とY澤とK島くらいなもんだろ。他は最近まともな論文みないぞwww
897 :
世界@名無史さん:2011/01/06(木) 21:48:08 0
>>895 U野は、証券マンになったよ。S山は、どういう理由か知らないけど、博士課程中途退学して
高校の先生になってるそうだ。時々、ここを覗いているよ。
>>897 へえ、よく証券マンになれたな。あいつも博士課程を何年かやってただろ。
S山は歴史教育関係の研究会とかで教育法について発表したりしてるらしい。
899 :
世界@名無史さん:2011/01/06(木) 21:54:22 0
このスレってアルファベットが多すぎて誰のことだかさっぱりわからん。そのくせ話がはずんだりしてるのが不思議。
>>899 多分このスレの平均年齢は50超えてるので。www
901 :
世界@名無史さん:2011/01/06(木) 21:57:36 0
>>896 後継者育成、学内行政で忙しいんでしょ。
もう、そういう年齢なんだよ。私たちの世代の仕事に飽き足りないものを感じるのだったら、
あなたが、ご自分で引き継げばよいだけのはなし。
902 :
世界@名無史さん:2011/01/06(木) 22:00:03 0
>>898 >へえ、よく証券マンになれたな。あいつも博士課程を何年かやってただろ。
まだ、世はバブル経済でしたから、それこそ猫の手も借りたかったのよ。
でも、あいつはもともと理系だから、うまく世の中泳ぎ切っているんじゃないのかな。
>S山は歴史教育関係の研究会とかで教育法について発表したりしてるらしい。
へえ、そう。
>>901 あなたとそれほど年齢かわんなくね?にもかかわらずあなたは論文を山のように出し続け、翻訳本を出したりしてる。
これはポテンシャルの差?
904 :
世界@名無史さん:2011/01/06(木) 22:01:44 0
>>902 理系でなんで東洋史なんかやるんだ。変わり者?
時代を感じるなあ。
905 :
世界@名無史さん:2011/01/06(木) 22:05:08 0
>>903 他人のことまで構っているひまない。知らんよ、そんなこと。
私は、論文書くのが好きだし、翻訳(といっても、まだまだ下手くそだけど)者としても
名を残したいからそうしているだけ。研究者として当然の義務だし、生き甲斐だし、好きなんだもの。
>>904 リーチから文転して入ってきた変わり種だったよ。でも、東横綱にはまれにいる。
作家の柴田翔だって、同じように、リーチからの転身組でした。
906 :
世界@名無史さん:2011/01/06(木) 22:07:15 0
今、中堅私立大学でヴェトナム語を学んでいます。今年卒業なのですが、大学卒業後、せっかくならヴェトナム史(近現代期の国家形成について)
について学びたいと思い、違う大学に入り直すか、大学院に入るかしようと思っています。そこで質問なのですが、
大学に入り直すか、大学院に入るか、どちらがいいでしょうか?後、ヴェトナム近現代史を学ぶ上でいい大学、大学院などもご指南頂けると助かります。
よろしくお願いします。
907 :
世界@名無史さん:2011/01/06(木) 22:08:22 0
馬鹿田の大学院政治学研究科にでも入って、T井さんに弟子入りしたら?
>>906 浪速のM木とか、党外第のK原、鷲田のT井がいいんじゃない?
今こそ、東洋史学の効用を示す時代が来た。東洋史こそこれからのアジア世界を占う道具なのだとみんなで主張しよう。
そしてポストを増えるようにみんなで働きかけよう。
910 :
世界@名無史さん:2011/01/06(木) 22:20:19 0
人の過去を暴き立てるカスやろうを許すべきではない。
911 :
世界@名無史さん:2011/01/06(木) 22:50:05 0
>>909 それには相応のやり方ってものがあるでしょうが。
中国やインドの今後(中長期的にはろくな事にならないでしょうが、短期的には目が放せない)を
占うことにつながるには、何をどんな風に研究すればいいのよ。辛亥革命百周年マンセーなんて
おばか研究していればいい時代はとっくに終わっているってことをどうしても分かろうとしない
連中が跳梁跋扈しているんだから、そんなことは期待できない。
>そしてポストを増えるようにみんなで働きかけよう。
そんなポストは、みんな現状分析派にとられています(特に、社会科学系学部)って。
912 :
世界@名無史さん:2011/01/06(木) 23:31:51 0
「歴史を知らないせいで現状分析を誤っている奴」を吊し上げればよい。
913 :
院生B:2011/01/07(金) 02:17:39 0
914 :
世界@名無史さん:2011/01/07(金) 11:34:26 0
スリジャワルダナプラコッテのデモクラシーについて論文を書きたいんですが、史料がありません。どうすればいいでしょうか?
スリランカ史なんてできないよと先生には言われたんですけど、どうしてもスリランカの歴史をやりたいです。
まず、シンハラ語・タミール語・漢文wがどの使いこなせるのかを明らかにしてください。
そうすれば、そのレベルにあわせて適切な史料を紹介してあげます。
916 :
世界@名無史さん:2011/01/07(金) 15:19:30 0
>>906 ヴェトナム近代史なら、G大学のT内先生もいいぞ。
917 :
世界@名無史さん:2011/01/07(金) 15:54:39 0
>>915 シンハラ語はかじった程度。漢文は自信があります。よろしくお願いします。
918 :
世界@名無史さん:2011/01/07(金) 21:33:07 0
>>914 インドのデリーにある歴史史料管理館に行ってみるといい。スリランカ関係の文書もあったと思う。
ただ、スリランカ史ってやっぱり史料がないよ。フィールドワークとかすんなら別かもしれないけど、文書史料は少ないしね。
スリランカとデモクラシーとかでやりたいなら、インドから見たスリランカとかちょっと見方を変えてみたほうがいいんじゃないかな。
インドの新聞とかでそういうのは分析できそう。インドに行かなくても日本でも見られるものもあるしね。
919 :
世界@名無史さん:2011/01/07(金) 21:55:42 0
>>914 かくして、五〇代でやっと仙人子牛がまた一人誕生。
920 :
世界@名無史さん:2011/01/07(金) 22:04:33 0
921 :
世界@名無史さん:2011/01/07(金) 22:05:18 0
>>919 いや、なれる可能性もあるか。党外第のああ研とかならそういうのもいるような気がする。
922 :
世界@名無史さん:2011/01/07(金) 22:08:18 0
これからの大学院生のアカポスへの就職の道のり。
23歳〜27歳・学部卒業
25歳〜29歳・修士課程修了
30歳〜34歳・博士課程修了
30歳〜34歳・非常勤スタート
40歳〜44歳・仙人准教授
50歳〜54歳・仙人教授
61歳〜65歳・退任
923 :
世界@名無史さん:2011/01/07(金) 22:32:20 0
>>922 これからだけじゃなくて、今もこんなもんだよ。
924 :
世界@名無史さん:2011/01/07(金) 22:41:20 0
>>923 学部は違いますが、会社を辞めて研究者養成コースに入ったにも関わらず修士修了時点で
見切りをつけて再度企業に就職して本当に良かったと思っています。
925 :
世界@名無史さん:2011/01/07(金) 23:32:16 0
これからの大学院生のアカポスへの就職の道のり。
23歳〜27歳・学部卒業
25歳〜29歳・修士課程修了
30歳〜34歳・博士課程修了
30歳〜34歳・非常勤スタート
46歳〜50歳・仙人准教授
56歳〜60歳・仙人教授
61歳〜65歳・退任
こうなるよ。
>会社を辞めて研究者養成コースに入った
自分の能力を過大評価していたということですね?
927 :
世界@名無史さん:2011/01/08(土) 06:11:04 0
空飛ぶProfe.になればいいだけなのに(´・ω・`)
928 :
世界@名無史さん:2011/01/08(土) 09:30:05 0
>>927 そんなもんはねえ、あーた、
プロフェッサーになってから、飛行機かヘリコプター、グライダーかハングライダーに乗れば
誰でもなれるのよ。
929 :
世界@名無史さん:2011/01/08(土) 16:39:37 0
グライフの著書読んでみた。難しすぎワロタwww
ゲーム理論を経済史でいかす方法論ってこんな風になんだな。
でもさ、この本の結論って正直、従来言われてたマグリビー商人論とあんまかわんなくね?
比較歴史制度論の方法論提示としては面白い(?)のかもしんないけどさ。
少なくとも俺のやってる地域と時代じゃあまり使えそうにない気がした。
930 :
世界@名無史さん:2011/01/09(日) 04:45:53 0
朝鮮の近代史やろうと思うなら本郷より駒場の方がいいんですか?
931 :
世界@名無史さん:2011/01/09(日) 11:56:30 0
>>929 あなたと意見が一致して嬉しい。あそこまで小難しい理論をふりかざす必要は無いと思う。
『スリランカと民族 シンハラ・ナショナリズムの形成とマイノリティ集団 』
933 :
世界@名無史さん:2011/01/09(日) 17:46:18 0
>>931 俺は経済史で教えてないからさっぱりわかんないんだけどさ、経済史の世界ってこんな「難しい」(←嫌みね)議論をせにゃならんわけ?
934 :
世界@名無史さん:2011/01/09(日) 17:51:55 0
>>933 経済史は普遍厨と個別厨にはっきりと区分されちゃうからなあ
前者は理論が先にあって、その有効性を昔の出来事で「確認」するってのを歴史研究だと思ってるようなの
935 :
世界@名無史さん:2011/01/09(日) 17:59:15 0
>>934 社会科学系出身→普遍厨
人文科学系出身→個別厨
社会科学系出身者「そんな細かいことやってどうすんの?もっと壮大なデッサンをしなさい。」
人文科学系出身者「個別の実証を積み上げるところにマクロなものがある。」
絶対かみ合わない。
936 :
世界@名無史さん:2011/01/09(日) 19:03:43 0
>>935 言うなればクルマの両輪みたいな関係。どっちかが大きすぎると、直進しなくなる。
人文科学系出身者だと、細かい個別研究積み重ねながら、既存のデザインの欠陥を突き、
新たなグランドデザイン構築に向けて進むのが任務。数列の一般化や、極限、積分のような思考法が
要求される。
社会科学系出身者なら、逆にグランドデザイン立てて、これを関数に見立てて、微分し、
この巨大なうねりを成り立たせている導関数的な要素を明らかにしていくことで、既存の事例研究の
欠陥を突くのが任務。微分のような思考法が要求される。こういう風に考えればいいんじゃないか。
937 :
世界@名無史さん:2011/01/09(日) 19:19:48 0
>>936 あー、いつもパネルの司会者になってくれえw
仰る通りだと思うが、実際はそう上手くいかないんだよなあ
特に経済史屋じゃなくって理論屋さんがそのまま乗り込んできた時とか
奴さんたちは、昔のこと扱えば、それが即歴史だと思ってるから
>>935 自分は社会科学系出身の個別厨だから、さらにカオスになるw
938 :
世界@名無史さん:2011/01/09(日) 20:01:35 0
939 :
世界@名無史さん:2011/01/09(日) 21:33:55 0
>>938 U田のまこちゃんとK保の旦那をあてこすってやがるのかwww
940 :
世界@名無史さん:2011/01/09(日) 22:31:38 0
>>939 そういえば、あの二人は、本くれなかったから、仕方なく自分で買いましたねwww
つい今し方まで、NHKスペシャル見てました。この時代の流れを日本側からだけ
追ってみても、あまり新しい知見はないなと思いました。
防共協定をめぐる日本外務省の工作をヨーロッパ側史料から裏付けた点と、国際連盟脱退前夜の楽屋裏交渉は面白かった。
でも、吉田ーイーデン会談や川越ー蒋介石会談なんてのも、ジョン・ダワーの吉田茂研究や、松本重治『上海時代』なんかで
とっくに明らかにされていたことだし、総じて、浮かび上がってくる、この国の無策無定見ぶりって
今とちっとも変わっていないですね。だから、中国と関わり深めるとろくなことにならないっていう
私の持論になるんだけれど、分かってくれる人がいないんですよねえ。
941 :
世界@名無史さん:2011/01/09(日) 22:42:30 0
>>940 くれなかったのかよwww K保の旦那は恨み骨髄のようだなwww
>中国と関わりを深めない
そんなこというとお花畑左派系教員から糾弾されないか?Wはそういう人は少ないわけ?
H橋とかだと袋たたきにされそうだ。
942 :
世界@名無史さん:2011/01/09(日) 22:57:17 0
>>941 >そんなこというとお花畑左派系教員から糾弾されないか?Wはそういう人は少ないわけ?
うちは、多様な価値観が共存していますから。でもって、中国とうまく付き合うこつみたいな本書いていた
人は、『マオ』を無批判に礼賛する書評発表して、あとであの本がトンデモ本だったことが暴露されたり、
胡錦濤のブレーンとかいう外務官僚の書いたでたらめ本の翻訳を東横綱出版会から出して、失笑買っているよ。
他にも、改革開放マンセーは、いますよ。そいつらの発表に出て行っては、疑問点、矛盾点を突くと、みんな
黙っちまうけどねwww まあ、私は曲学阿世の徒にはなりたくないから、表には出ないでいます。
>H橋とかだと袋たたきにされそうだ。
誰がそんなことするの?M谷さんか、S元女史あたり?
そんな雰囲気があるなんて、ちょっと信じられないな。
943 :
世界@名無史さん:2011/01/09(日) 23:03:23 0
>>941 >そんなこというとお花畑左派系教員から糾弾されないか?Wはそういう人は少ないわけ?
チャイナ・リスクの体質が、清末民初にもあったってえことを実証して、これへの対処を
誤ったことも、明治国家亡国の原因だったと主張しているんだもの。文句言われる筋合いないです。
どうせ、今後もろくなことにならないと思うけど、みんなが気がつくまでは、黙って論文書きためます。
私は、悲観論者です。
944 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 00:26:27 0
【中国ビジネスの真髄】まずは信頼関係を築くこと 日本人の意識を変えるべき
http://www.data-max.co.jp/2011/01/post_13173.html (株)連峰 代表取締役 與田 哲也 氏
<参入の余地はある>
尖閣諸島事件、反日デモなど日中関係がにわかに緊張している昨今。最近はアメリカによる元高圧力や人件費高騰、ビジネスマナーの拙劣などで中国から東南アジア諸国に生産拠点をシフトしている日本企業も増え始め、
今回の一連の出来事はそれに拍車をかけているように見えます。つまり、チャイナリスクが再び顕在化してきたように映ります。
たしかに中国が抱える問題は根深いものがありますが、一方で経済成長のスピードは一時期の猛烈な勢いは衰えたものの、変わらず成長を続けており、規模では世界第2位の経済大国になるのは間違いありません。
その購買力は依然、マーケットとして有望で、日本企業の参入のチャンスはまだ残されています。
日本人が中国でビジネスするときに、最大のネックになっているのは何でしょうか。
中国ビジネスに失敗した人々が口を揃えて言うのが、「中国人は約束を守らない」「平気で人を騙す」「働かない」というものです。これは日本人の間で人口に膾炙(かいしゃ)されている中国人のイメージでしょう。
だから、中国でのビジネスはうまくいかないと思い込むのも無理はありません。
しかし、私の体験上では知り合った中国人のほとんどの人が「信義を守る」人々ばかりでした。中国人とは腹を割って付き合えば、互いに信頼関係を築き、暖めることができることを確信しています。たしかに、なかには嘘をつく、
騙すような中国人もいるでしょうが、そういう人が日本人に皆無というわけでもないでしょう。それは日本人側にも問題があるからではないでしょうか。これまで体験したなかで、そう思うようになりました。
945 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 02:32:35 0
K村さんと櫻井さんが本出したね。
NHKスペシャルも酷い内容だった。
金だけかけてもまとめ方が平板だからどうしようもない。
陸軍に責任押しつけて終わりで済む話じゃねえだろ。
947 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 09:36:52 0
>>944 >私の体験上では知り合った中国人のほとんどの人が「信義を守る」人々ばかりでした。中国人とは腹を割って付き合えば、
>互いに信頼関係を築き、暖めることができることを確信しています。
日本人に限らないけど、中国で事業活動する外国人と「腹を割って付き合う」中国人っていうのは少数の特権階級。
こいつらを、大多数の貧しい中国人が腹の底で、凄まじい嫉妬と羨望でながめていること。あわよくばこいつらに
取って代わるか、あるいは両方を酷い目に遭わせようと虎視眈々と狙っているという現実を忘れてはならない。
100年ほど前も同じ事が起きていた。
>>947 なんで、陸軍が満州事変を発動したのかっていう背景を全く説明しないからだよ。
突然、思いついたように、あんなことする筈がない。義和団事変で八カ国連合軍の主力となって
中国に進出しちまった結果、東北に居座ったロシア軍と大戦争して、引くに引けなくなっちまった。
そしてその後の中国政治の大混乱とどう関わっていたのかっていう説明が全くなされていないから、
あの番組がつまらなくなったのよ。
948 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 09:48:03 0
>日本人に限らないけど、中国で事業活動する外国人と「腹を割って付き合う」中国人っていうのは少数の特権階級。
なんでこいつらは腹を割って付き合えるわけ?あとさ、
>あわよくばこいつらに取って代わるか、あるいは両方を酷い目に遭わせようと虎視眈々と狙っているという
ほんとにそんなこと考えてるの?
949 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 10:39:43 0
>>948 >日本やアメリカ、イギリスなどに留学体験があって、こちらの社会制度、価値観を体験的に良く
知っているから。『社長、島交錯』にだって、そういう体験ある中国人経営者が登場するだろ。
彼らを通じて、中国社会の流儀を経験で学び取っていく以外に、外国人が中国で生き延びる方法はない。
>>あわよくばこいつらに取って代わるか、あるいは両方を酷い目に遭わせようと虎視眈々と狙っているという
>ほんとにそんなこと考えてるの?
今の反日騒ぎに参加する奴の本音は、案外そんなところだと思う。目下読んでいる、1905年頃の反英暴動に関する
史料だと、もっと露骨。イギリス側のスパイが、当時の反英集会に潜り込んで、アジテーターが何を喋っていたのかを
報告しているけど、暴動参加者が怒っていたのは、イギリス企業にくっついている買辦だったり、租界内部で暮らして
おいしい思いしている中国人だったってえことが、はっきり記されているよ。修士論文審査終わったら、原稿にする予定の
材料だけど。
950 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 10:55:43 0
>>949 中国人富裕層は、中国人であって中国人じゃない感じがすんだけどどうよ?
彼ら自身、中国人アイデンティティに固執してるようには見えないことがあんだけど。
951 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 11:05:30 0
>>950 中国社会の本質を突いた意見だと思う。だから、買辦資本って反体制側の中国人から罵られていたんでしょう。
今は、中国共産党自信が買辦化しているから、外国企業との雇用取引関係は円滑になっているけれど、
内部での下層大衆の憤懣は渦巻いていて、しょっちゅう抗議行動が起きている。環境崩壊、あるいは大規模自然災害が
きっかけで、大量の難民が析出されて、これが拝外暴動に走ると、義和団事変の再来になる。その時真っ先に
襲撃目標になるのが、中国人富裕層と、彼らと結託していた外国企業。あなた、こういう現実を考えたことがおあり?
952 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 11:07:23 0
>>951 訂正 中国共産党自信→中国共産党自身
訂正 拝外暴動→排外暴動
953 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 20:14:03 0
>>951 わかるわかる。
そんでもって国内のナショナリズムの圧力が強くなると買弁階級で中国国内の
政治権力にコミットしている部分は、ナショナリズムの側に立たざるを得なくなる。
満州の張作霖軍閥なんてまさにそう。
954 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 20:51:10 0
>>953 張作霖だけじゃないよ。汪兆銘と76号機関だとか、日中戦争の時の傀儡政権なんてみんな似たような
もんだよ。ミッドウェーの敗戦予期できなかったんで、「漢奸」になっちまったけど、仮に日本が
勝っていたら、「漢奸」になったのは蒋介石の方だったかもしれないよ。買辦資本と民族資本なんて
分類はナンセンスだ。でも、この分類が効力を発揮する、あの国の構造を理解しておかなくことは
大事なことだ。
955 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 21:22:11 0
そうやって、反中をあおるのやめろよ。俺たちは中国と仲良くやっていかなきゃいけないのにぎゃあぎゃあ偉そうなんだよお前ら。
中国共産党が買辧?冗談はやめろ。証拠を出せや黙阿弥野郎が。
956 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 21:47:34 0
>>955 やれやれ、あの国の構造をまともに勉強する気なんかなかったくせに。今になって
こんなところでまた言いがかりかよ。あの国で権力を握るってことはね。経済活動、政治活動に
伴うあらゆるリスクを下々か、外国人に押しつけて、中間リベートだけは巧みにかすり採れる
地位に就くってことを意味するの。これが「天命」を授かっている証拠。でもって、それで統治が
出来なくなると、「腐敗している」って抗議が庶民から起こるようになる。これが、現に今起こっている
段階。でもって、対処療法は、トカゲのしっぽ切りか、「侵略者」の所為。これでも駄目だと、
いよいよ、動乱騒ぎが本格化する。それで、統治体系がご破算になりますってえと、麻雀牌のかき回しみたいな
ことになって、天下大乱。ここまでは、そう簡単にはたどり着かないと、信じていますけど、
かつて何度も起こってきました。特に、グローバリゼーションになってからの明王朝の崩壊。
清朝の崩壊。世界大恐慌移行の南京政府の崩壊。みんなこの理論で説明できます。
957 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 21:51:40 0
>>955 もひとつ追加。
>俺たちは中国と仲良くやっていかなきゃいけないのに
仲良くやるとは、中国側から見ればどういうことを意味すのかまだ分かりませんか?
こちらの貴重な切り札である先端技術とカネをみんなかすめ取られちまうっちうこと。
このからくりに気づいた日本の政治家は、昔はいました。新井白石です。おかげで、
日本からの無制限の銀地金や銅地金の流出が止まり、アウタルキー経済体制になれたおかげで、
この国が西洋型国民国家に移行できる基盤ができたってことは、近年の通説でしょうが。
それに、「鎖国」って、おばか左翼が考えているほど、悪いことじゃないですよ。
17世紀から18世紀のグローバリゼーションによる世界経済の不安定化に悩まされていた、
ヨーロッパ人にとっては、羨ましい限りだったってえことは、A野Y典の研究が明らかにしているで
しょうがー。わかりましたか?
958 :
955ではないが:2011/01/10(月) 21:56:15 0
>>957 勝手な日本近代史解釈だな。あんまり経済学のセンスがなさそう。
中国史以外のことは発言せんほうが良いだろ。
959 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 21:56:40 0
>>955 そうか。わかった。その前に、東大と政界とか経済界の恐ろしい陰謀の証拠は?????????????????????????????????????
>>956 東洋史勉強し始めたばかりだけど、確かにそのロジックで語れるなあと思った。
961 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:00:21 0
>>955 そもそもさあ、あなた。今の中国(といったって、色々な勢力があるからひとまとめで言えないけど)
が、本気で世界と仲良くやっていく意思があるのかどうか、疑問符がついているんだってことに
気がつかないの?あれはね。職場の同僚の中国人研究者からも確認とったけど、国内がまとまらなく
なって、民衆の不満を日本軍国主義でそらすのに精一杯だからなんですよ。「反日」掲げて体制に
反対。「反日」掲げて民衆弾圧。ってことを、両方がやっているの。こんな危ない状況だってことが
どうしてわからないのよ。
>>958 どうして?これでも、徳川幕藩体制国家成立前後の日本と大陸との関係については、最新の研究読み込んで
知っていますよ。第一、あの時代は、日本近代史じゃなくて、近世史でしょうが。
962 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:02:08 0
>>956 当然でしょ。これは、「御用学者」柏祐賢と、村松裕次の有名な学説で、今じゃ
欧米の研究者からも定説として受け入れられている考えだもの。お前さんはね。
ここに言いがかり書き込む分からず屋になっちゃだめだよ。
963 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:05:54 0
>>961 では、自分の趣向にあった偏った文献しか参照してないのだろう。
「新井白石の閉鎖型経済体制が西洋型国民国家への基盤になった」なんて主張は
トンデモ近代史解釈だろう?そこになんの経済的な因果関係も説明できないだろう。
以前さ、西安で反日暴動があった時に中国人の友人に誘われて反日暴動の真っただ中に行ったことあるけどさ、
面白い光景が見られたよ。暴動の同心円の中央部は確かに反日的なプラカードとかそういう声も聴こえてくるんだけどさ、
同心円の外えんに行けばいくほど、中国共産党とか共産党関係の上級企業とかに対する不平不満の声が聴こえてくんの。
965 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:09:01 0
「先端技術とカネをみんなかすめ取られちまう」なんて表現も、全然経済学の
表現になってねえんだなあ・・・
967 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:10:40 0
黙阿弥君、どうやら形勢不利なようだよwww
どう反論するかね???www
>>958 >>963 >>965 のような反論にどう答えるのかねwww
答えられなくてくやしいのうwww くやしいのうwww
968 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:11:07 0
>>957 新井白石はただ単に金銀の流出を危惧しただけで
アウタルキー経済とか考えてなかったよ。
朝鮮ニンジンの国産化をすすめた吉宗や俵物の輸出を奨励した田沼の方が
西欧のマーカンタリズムに近いと言えるかもしれない。
ただ漏れは、江戸時代の経済発展に政策が与えた影響はあんまり評価しないんだけどね。
17世紀後半に金銀が枯渇して東日本内陸で養蚕がさかんになった
という客観的な情勢の変化に幕府が後追いで対処しただけだと思っている。
969 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:11:10 0
>>963 >「新井白石の閉鎖型経済体制が西洋型国民国家への基盤になった」なんて主張は
>トンデモ近代史解釈だろう?そこになんの経済的な因果関係も説明できないだろう。
>そこになんの経済的な因果関係も説明できないだろう。
とんでもない。1980年代末以降、この解釈の方がずっとうまく説明できるってことは
数量経済史研究の連中が幾つもの著書、概説書で明らかにしているでしょうが。
速水融の歴史人口学研究に始まって、斉藤修の数量経済史や日英比較論、
あるいは岡崎哲二の株仲間解釈によって、18世紀の鎖国体制が日本資本主義にとってどれほど
重要な時期だったかは、十分説明されたと思っています。もちろんこの体制は、19世紀以降になって
立ち行かなくなるんだけれどね。お前さん。自分の気にくわない学説を「御用学者」って一言で
切り捨てていないで、きちんと読んでごらんなさいな。山田盛太郎や日本資本主義発達史講座的な
徳川時代解釈なんてもう誰も相手にしていないんだから。
970 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:12:16 0
>>969 速水融なんてとんでも本じゃねえかwww
971 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:14:45 0
>>967 これを書く前に、
>>969 を読んでね。それから、清末民初の知的財産権の保護っていうのは、私の研究テーマです。
疑問がある方は、私の発表した論文をまず読んでからにしてください。
それから、中国企業による現時点での先端技術剽窃は、日本の新幹線技術、フランスのルノーの
自動車製造技術で起こったばかりだってえことは、みなさまよくご存じだと思いますがね。
そのプロトタイプみたいな事件は、1920年代にイギリス企業との間で起こっています。
これについては、この冬に史料読み込んで今年の研究仕事にする予定です。
972 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:17:53 0
技術の剽窃くらい許してやれよ。同じアジアの仲間じゃないか。
そういう気持ちが起こらんのかね黙阿弥君よ。
973 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:19:11 0
>>969 お前ねえ、俺は962じゃねえんだよ。
ちょっと前の慶応や一橋系の所謂数量経済史の業績は、単に鎖国時期の経済システムが
西洋近代の経済システム移植の受け皿になった(もしくは好ましい前提条件を整備した)
てなことを主張してるだけで、鎖国政策がそんなクリティカルな経済政策であった
なんて主張はしてねえだろうが。また田沼の重商主義を持ってくるならまだしも。
しかも、岡崎の株仲間解釈なんてえのは、グライフの言ったendogenousな制度生成
メカニズムが日本史にもあったってこと言ってるだけで、これもまた鎖国の云々なんて
“おまじない”とは関係ねえだろが。
974 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:20:08 0
>>970 私はそうは思いません。あれは立派な研究です。マルクス主義経済史学者のI井K治先生が
『土地制度史学』に掲載された『日本経済史全8巻』に対する批判的書評を読みましたが、
享保の改革以後の変化をどう評価するのかという点で意見の相違はあるものの、
「近代経済成長への移行」が18世紀に可能になったことを積極的に評価する速水説と、
これを徳川幕藩体制崩壊の始まりとしか評価しないI井先生の評価に違いはあれ、時代認識に
大きな差は見られませんでした。
>17世紀後半に金銀が枯渇して東日本内陸で養蚕がさかんになった
>という客観的な情勢の変化に幕府が後追いで対処しただけだと思っている。
これも、結局は、解釈の違いじゃないでしょうか。私は、同時代の中国経済の荒廃ぶりと
比較してみて、この時代の徳川幕藩体制をそう悪く言う必要はないと思うようになっていますけど。
975 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:21:51 0
そのねえ、ちょっと対立の構図が古いのよ。
マルクス主義vs所謂近経の歴史解釈対立ってのはもう勝負ありだろう。
976 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:22:38 0
日本経済史の先生参戦のようだな。
977 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:23:33 0
>>972 思わないですね。この国に限らず、資本主義諸国の先端企業にとって、知的財産は
大変な価値のあるものですから。あなたのような、ろくでもない人生を歩んで来た人は、
人様の稼ぎをかすめ取るのは平気でしょうが、私はそうは考えません。自ら主体的な意思で
行った労働の成果を、あらゆる手段で掠め取るやり方を許すべきではないし、WHOに加盟した
以上、中国政府はこのルールを守る義務があります。現に、北京政府は必死でこれを守ろうと
しています。この事実を無視していい加減なことを書き込んでいるようだから、あなたは昔の仲間から
取り残されて、みじめーな境遇に陥っていらっしゃるんでしょうが。
978 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:24:18 0
>>977 >現に、北京政府は必死でこれを守ろうと しています。
してないように見えるけど。
979 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:24:52 0
むしろ「近経」と呼ばれとる経済史解釈で、「近代経済成長」「成長会計」みたいにマクロでどーん的
議論から、ゲーム論を含めた特定の制度条件生成の条件を考えるなりミクロ的議論をどうすっかてのが
今の対立軸じゃねえのか?
980 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:26:39 0
>>973 でも、鎖国体制なかりせば、あの株仲間(その効果がどれほどのものか、もっと検討する
必要があると、私も思います)体制はありえませんでした。
中国の同郷同業団体の機能に比べれば、株仲間の社会的機能って、もっと研究していいんじゃ
ないでしょうか。
>>975 で、あなたはどっちの勝ちだと思っているんでしょうか。
981 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:28:18 0
正直、速水とかって日本経済史の世界じゃもう古いんだけどね。M野先生は日本経済史の勉強が足りない気がするが。
982 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:30:13 0
>>980 東横綱文学部の日本史だと株仲間問屋大商人の社会的機能(not経済的機能)
の研究している。
983 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:31:39 0
>>979 なら、私が清末民初でやっている商標登記制度や破産法、渉外事件処理機構の研究している
時の問題意識と同じじゃないですかね。
>>978 WHOの条約を杓子定規に適用出来るときはこれを遵守している筈です。でも、知的財産権
盗用ではない。模造だと言い張れる時は、そうではないのでしょう。この解釈って、今の日本でも
客観的判定基準を設定するのがものすごく難しい問題なんですよ。
これをいいことに、自国の国家主権、法解釈判断はこちらにありっていう論法で押し切ろうとして
いるんでしょうな。これも、北京政府や国民政府が試みていましたね。この教訓踏まえると、
私は、安易に中国企業と技術提携すべしとは言い切れません。伊佐進一みたいな主張は、医学や
薬学では成り立っても、製造業じゃあ難しいと思います。これは、個人的意見です。間違っているのかも
しれません。
984 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:32:20 0
>>980 それは根本的に論理性がない。株仲間の成立と鎖国政策に直接的な因果関係などなにもない。
鎖国という閉鎖経済体制の中で、国内の物産・情報流通コストを下げるために株仲間が存在した
というのが岡崎説の要諦な訳で、鎖国は与件の一つに過ぎない。
>>979も俺の発言な訳で、勝負の結果は明らか。
985 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:32:27 0
>>980 株仲間の研究なんてよくやられてると思うがね。日本史についてもっと勉強したほうがええんでないかい?
986 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:33:19 0
>>981 貴重なご忠告ありがとうございます。目下は、斉藤修、岡崎哲二氏その他の論著を
勉強させていただいております。あと、武田晴人さんの研究からも大いにインスピレーションを
受けていますけど。
987 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:33:58 0
>>983 答弁の勢いが弱ってきたのうwww
よってたかって袋たたきにされて悲しいのうwww
988 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:37:11 0
大学の先生と話が出来るスレって貴重だな。しかもこの先生結構な大物ときた。
989 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:39:24 0
>>984 ってえことは、マルクス主義経済史の凋落をお認めいただいていると考えてよろしいのですね。
>>985 ええっと、日本の株仲間に限らず、私の研究関心の一つは、中国のギルド団体、商会組織を
日本や西欧の似たような組織と比較考察することにあります。宮本又カの有名な研究があることは
知っています。比較考察論を行うと、必ず、自分の不得手な領域の研究者からクレームが付きますが、
私としては、同時代中国と比較して、もっと理解を深めたいと思います。ですから、
>日本史についてもっと勉強したほうがええんでないかい?
これはもう仰る通りです。ただ、数量経済史研究が古いと言うのであれば、現在この時代について
一番斬新なことを主張している方ってどなたです?ご教示いただけませんかね。
990 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:42:24 0
>>987 別に?私が史料で知った事実を書いているだけですから。それよりも、そうやって
他人の威を借りなければ威張れないっていう、あなたの今の姿の方ががずっと悲しい。
昔の子分や友達に見限られたのも当然だ。
中国歴代王朝の皇帝、今の共産党指導部も、同じです。他人の権威(いまだとアメリカとの
交渉力)を借りなければ、威張れない。こういう体質が、周王朝以来延々と続いていた理由は
何か。これが東洋史の究極の主題です。
991 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:49:01 0
D・ノースやそれを批判的に継承したグライフの比較歴史制度分析と、R・フォーゲル的な
所謂数量経済分析って、御大2人が同時にノーベル賞とってるせいか混同されがちなんだが、
違う流れのもんだよな。
ゲーム論つかって歴史事象や制度生成のマイクロファウンデーションを分析しようってのは
やっぱグライフ流が王道なんだろうな。日本では岡崎さんがその盟友だと思うんだが、
ゲーム論なりの算数的力はやや疑問か?
992 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:51:46 0
>>991 ゲームの理論、非対称情報の経済学理論が、中国経済史にどの程度適用可能かは、私にはわかりません。
後続世代の研究者がするべき課題だと思います。
私は、あくまで史料を読みながら、事実関係はこうであったと述べるだけです。
993 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:54:02 0
>>992 しかし歴史的事実の分析の背景に理論を見出せなければ、それが現状に対して教訓になるのか否か
判断のしようがないだろう。
994 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 22:58:22 0
>>990 「他人の権威を借りなければ、威張れない。」なんていつの時代のどこの国にでも
ある超歴史的な問題でしかないように思う。
今の学生にとって切実な「日本ではなぜ正社員の保護が厚いのか?
大企業はなぜ国の福祉政策を肩代わりしているのか?」という問いになら
「18世紀の幕府や藩が、特権を与えた大商人に民生安定の責任を負わせたことにまでさかのぼる」
と言えそうな気がするし、
「日本ではなぜ新卒採用至上主義なのか?」という問いには
「15世紀に成立した惣村が、年齢階層性を採っていた共同体だったから。」
と言えそうな気がするが(これだって純粋実証主義の立場からはトンデモに近いが)、
「他人の権威を借りなければ、威張れない。」が「周王朝以来延々と続いていた」となると
歴史学の問いとして成り立っていないように思うのだが。
もっとも「改革開放以降の中国は、16世紀以来の中国社会の焼き直し」
くらいだとまあそう言えるかなあ、という気にはなるけど。
995 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 23:04:37 0
>>993 それは、仮説的見通しっていうんじゃないんでしょうか。そして、歴史研究者は、論文や学術書を
まとめる段階で、序章として、独自の理論を提起するのが作法だってえことは、卒論段階から教わっている
ことです。グライフがマグリービー商人を事例にして行ったような、難解な数式をどっさりちりばめた
ものでなければ、理論ではないのか?私はそうは思いません。史料を読んでいて、そこには書かれていないが、
実際に起こっていたのは、こういうことだったに違いないという推理構想力。これを誰にでも分かる言葉で
表現することが、歴史研究者に要求される能力じゃないでしょうか。私は、こういう能力は、
ノースからもヒックスからも学んだことはないです。フォーゲルは、読んだことないです。
>>994 ここでの一連の発言の裏付けとなっている浩瀚な研究史を知らないで、
発言だけをつまみ食いしていればそういう理解になるんでしょうね。
996 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 23:07:06 0
>>994 >「改革開放以降の中国は、16世紀以来の中国社会の焼き直し」
>くらいだとまあそう言えるかなあ、という気にはなるけど。
私の基本的な歴史観はそうです。また、西欧や日本社会だって、この時代に形成された基盤を
受け継いで今日に至っているんじゃないでしょうか。将来、そうじゃないっていう理論が出てくるなら
それでもいいですけど。
997 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 23:08:20 0
「ある時代が他の時代と同じ構図を持っている」と学問的に言うのは、特定の理論的分析枠を
前提にしなければ難しいだろう。「何人はこうだったから、今回もこうなんだ」だけでは、
カッパブックスの議論とそう変わらんだろう。
マルクス主義史観は現在有効性を失ってはいるが、歴史の一般理論を提示したことで、かつて
学会を席巻し得た。今でも、利潤最大化行動主体なり、フォン・ノイマン型効用関数をもつ
主体なりを前提に、歴史事象の比較分析は行われるべきだろう。
998 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 23:10:57 0
>>997 >今でも、利潤最大化行動主体なり、フォン・ノイマン型効用関数をもつ
>主体なりを前提に、歴史事象の比較分析は行われるべきだろう。
でも、それを中国を代表とするアジア社会経済史にどうやって適用すればいいのでしょうか?
あの国は、昔から、統計数字が全く当てにならないんで有名な国なんですよ。
それを苦労して悪戦苦闘している、新進の宋代史研究者がここでどんなに悪口書かれているか
ご存じでしょう。あなたのお知恵を授かりたいです。
999 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 23:12:42 0
>>998 補足訂正
>それを苦労して悪戦苦闘している、新進の宋代史研究者が
→そこに近代経済学理論を適用して新しい宋代社会像を提起しようと悪戦苦闘している
新進の宋代史研究者が、
1000 :
世界@名無史さん:2011/01/10(月) 23:13:24 0
ってえことで、これにて打ち止め。あとは、次のスレッドに書き込むことにしましょう。
明日は授業があるんで、これで失礼致します。
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。