世界史を彩った諸革命について語るスレです。易姓革命は除外。
ピューリタン革命、名誉革命、フランス革命、七月革命、1848年革命、
メキシコ革命、ロシア革命、 辛亥革命、ドイツ革命、トルコ革命、
キューバ革命、文化大革命、 ポルトガル・カーネーション革命、
イラン・イスラーム革命、フィリピン二月革命、 ビロード革命、
ルーマニア革命、ウクライナ・オレンジ革命、 グアテマラ革命、
チリ革命、サンディニスタ革命etc.
2 :
世界@名無史さん:2007/11/01(木) 23:01:44 0
2
3 :
世界@名無史さん:2007/11/01(木) 23:11:12 0
フランス七月革命で選挙権を得た人口比と、1832年イギリス選挙法改正
どっちが、選挙権の人口比は多かったのだろうか?
>>3 七月王政下で選挙権を得たのは、当時の人口3200万人中16万7000人。
1832年イギリス選挙法改正で選挙権を得たのは、人口の4.6%。
5 :
世界@名無史さん:2007/11/01(木) 23:22:07 0
( ^ω^ )
6 :
世界@名無史さん:2007/11/01(木) 23:26:18 0
>>4 革命起きなかったイギリスの方が高いのですか!
旧体制の独裁体制を倒しても、また新たな独裁体制が誕生するジレンマ
「下からの革命」「上からの革命」
「君主制廃止に繋がった革命」「君主制廃止に繋がらなかった革命」
「国家や社会の体質が変わった革命」「国家や社会の体質がほとんど
変わらなかった革命」
こんな分類ができそう。
途上国とかはちょっとした政変でも革命呼ばわりするな。
ソ連崩壊後のロシアを見ていると、ルイ・フィリップの七月王政下の
寡頭政治みたい。
プーチンはさしずめナポレオン3世か?
共和制ローマの覇権時代の地中海世界では、被支配民族にとって王政を樹立する事が革命だったそうな。
結局、ロシア革命の歴史的意義というのは何だったんだろうか…
ロシアの専制的体質が変わったようには見えないし、労働者の天国と
いうのも実現しなかったし…
>>12 「民主主義国」に侵略や圧迫を受けていた途上国に、民主主義以外でそれらと対峙できる
体制を提示した>ロシア革命の歴史的意義
>「民主主義国」に侵略や圧迫を受けていた途上国
ナポレオン戦争時のドイツ、オーストリア、スペイン、ロシアもそうだな。
面白いことにイスラム原理主義もアンチ民主主義ってのが重要な要素なんだよな。
民主主義全盛の世界では、「民主主義からの開放」が革命の重要なファクターになる。
民主制というのは結局、強国・富裕国だけが採りうる政体なのか?
>>16 つーか単純に、自分達を迫害している(と考えられている)国と同じ体制は採りたくない、ってのもあるんじゃないかね?
今のイスラム原理主義も、かつてのファシズムも共産主義も、「俺たちを苦しめる民主主義なぞ真っ平ゴメンだ!」って
意識の元に広まった、って感じがする。
>>17 ドイツの近代はしばしば、「はじめにナポレオンありき」といわれるが、
侵入者の価値観を退け、それに反対する価値観をとりいれるのは人心の自然である。
そのためにドイツ・ナショナリズムは民主主義や自由主義を拒否し、現代世界と
対照的に理想化された伝説的過去を懐古する復古的態度を取ることになった。
フィリピンの場合、アメリカによって植民地化されたのに、アメリカマンセー、
民主主義マンセー。
20 :
世界@名無史さん:2007/11/02(金) 21:48:27 0
>>17 エジプトではサダト大統領暗殺以降、投票箱の中身も操作されてるわ、
穏健派の反政府集会も検挙されて軍事法廷で裁かれるわ
庶民にとって、西欧風の世俗主義の現在の体制がマイナスにしか見えない
>>20 エジプトはイスラム法も国法として通用しているんだから、完全な世俗主義というのはどうかとも思うが。
>>16 強国である必要は無いと思うが、貧乏国には無理じゃないか
23 :
世界@名無史さん:2007/11/03(土) 09:33:18 0
>>22 義務教育の普及が必須だが、貧乏国で無理とは言い切れん
ネパールの場合見てたら、専制君主は賞味期限だな。だが、それよりマシな政治家がトップに立つのかが問題
外国からの援助と優秀で建設的な為政者の確保が最優先ということ
24 :
世界@名無史さん:2007/11/03(土) 09:47:38 0
>>22 コスタリカのような中米の貧乏国でも、採用しているぞ
>>24 コスタリカくらいのコンパクトさなら、貧乏国でも民主主義って案外うまくいくんだよね。
いわゆる発展途上国は、その統治能力に比べて国土や人口が大きすぎる、って問題が有ると思うよ。
革命後のトルコの政教分離はフランスのライシテをモデルにしたものなんだよな。
でもイスラーム圏にはもともとキリスト教圏の教会に当たるものはなかったから
おかしなものになってしまった希ガス。
>>23 しかし貧乏国では援助は汚職で浪費され、優秀な人間ほど外国に移住してしまう
>>24 コスタリカは大して貧乏じゃねーよ
一人当たりGDPはセルビアやブルガリアやタイより上じゃ
隣のニカラグアとかその向こうのホンジュラスとかグァテマラはグチャグチャです
> 優秀な人間ほど外国に移住してしまう
これ実は、特にアフリカや中東でそうなのだが、高等教育を自国語ではなく外国語でやってしまうせいなんだよね。
教科書からして欧米のをそのまんま持ってくる。なので自国には適応しづらく、欧米の方に適応しやすいエリートが
出来てしまう。
>>28 それ以前に自国では高等教育ができない。
日本でも近代化する際に、大量の西欧語の翻訳語をつくる必要があった。
アフリカ諸国なんて英語か仏語以外に国内共通語として通じる言語がないのが普通だし
それも部族長とか村長とかのレベルなら通じるという程度だが
31 :
世界@名無史さん:2007/11/06(火) 06:46:56 0
ルーマニア革命やらロシア8月革命やら見てると、
舞台裏でシナリオ描いて操っている人間が絶対いるよな
そう言うのを陰謀論という。
人間のやることを人間が予測できるのなら社会主義なんてとっくの昔に成功しておるわ。
ネパールに限って言うならね、あの国はまだ「国民国家」が形成されていない。
インドと中国という大国に挟まれた緩衝地帯で、なおかつ地形が険しくて、
移動しにくい地域にいろんな民族が寄り集まっただけの「地域」で、
まだ「ネパール人」というのが存在していない。
で、王様も政治家も一般大衆も自分の利益のことしか考えていない。
王様や王様と結びついている特権階級達は、支配者としての役目を果たさず
民衆に寄生して腐敗し切っているし、民衆側も外国に出稼ぎに行っても、
明治の日本みたいにそれが外貨の蓄積にはつながらず、
外国にいける立場や能力のある人間から逃げようとしているだけ。
王制は廃止の見込みで、まあ、そもそも王様が王様としての役目を果たして
いなかったから、こうなちゃったんでw、いまさら無くなっても、
大した問題は起こらないだろうが、国王と国王に結びついた特権階級たちが
黙ってみているとも思えないし・・・これから揉めるだろうねえ、あの国。
書店に行くと、「虚栄の帝国ロシア 闇に消える『黒い』外国人たち」(岩波書店)
というタイトルの本が並んでいたが、
内容は、旧ソ連の共和国から出稼ぎに来ている不法就労者たちが、わずかな
賃金、劣悪な労働条件下で搾取されているというもの。
彼らが置かれている境遇は、帝政時代の農奴や下層労働者とどこが違うのだろうか?
歴史の「進歩」って一体何なんだろ。
テクノロジーは進歩しても、社会の構造や人間の中身はいっこうに
変化していないように思える。
36 :
世界@名無史さん:2007/11/06(火) 22:51:31 0
>>34 違うのは、人口比
帝政時代は大多数だった
アメリカの特権階級(純資産1億ドル以上の大金持ち)なんぞ、アンシャン・レジームの
ヨーロッパの貴族階級と変わらないような。
あの国では上位5%未満の層に、富の60%が集中している。
> あの国では上位5%未満の層に、富の60%が集中している。
それ数字のマジックらしいぞ。有価証券とか土地とか、そう言うものを現実の値段にちゃんと換算して計算すると
30%くらいになるらしい。
まあ、反米厨はそんな話聞きゃあしないだろうが。
現代の民主国家で盛んなマスメディアを使ったPR産業は、バロック時代に
カトリック教会や絶対君主が行っていたプロパガンダみたい。
もはや「真理」が一部の支配階級によっては独占できなくなったので、
危うくなった立場を守るために、一定の方向に向かって民衆を扇動し
納得させるという意図に基づいている。
そのうちマルクス主義が再評価される時代がくるかな。
こないよ。あんな大失敗した体制。
Wikipediaの明治維新の項に、
>特にアジア諸国では明治維新を模範として改革や独立運動を行おうとする動きが
>盛んになる。ただし、その多くは明治維新が行政制度のみならず教育・産業・
>金融などを含めた総合的な改革であったという本質への理解には及ばず、形だけの
>改革や一部いいとこ取りの「上からの改革」に終始したため、成功に至った例は
>少ない。朝鮮における壬午事変・甲申政変や、清の戊戌の変法の失敗などが典型である
と書いてあったが、韓国人や中国人はなぜ明治維新が成功したか、いまだに
理解できていないと思われ。
心理学でのフロイトと同じくらいの評価はされるんじゃないの?
明治維新て革命なのか?
王様はそのまま、戦士階級もあまり変わらず。
農奴解放とか奴隷解放に近いのかもしれん。
>>44 革命の意味を偏って考えすぎ。革命ってのはあくまで体制変革だよ。
君の言ってるのは階級闘争。
>>40-41 英国国防省の将来予測では、世界中が超格差社会となる中で、マルクス主義が復活するかもと懸念しているね
加賀乙彦は、70過ぎて「資本論」を読んで、
何でこんな面白い本を今まで読まなかったんだろうと後悔したそうだw
まあ、今読むと、ディケンズのような面白さがあるんだろうなw
>>47 利害関係者の発言は話半分で聞かないと詐欺に引っかかるよ。
英国国防省なんて、予算獲得の為に敵を作り出すために頑張ってるとしか思えん。
マルクスもエンゲルスもレーニンも、もはやうらぶれたおじいちゃんでしかないからね。
若者のアイドルたり得ない。せいぜい団塊世代が未だにゲバラ祭っているくらい。
51 :
世界@名無史さん:2007/11/07(水) 20:23:33 0
>>44 フランス革命もロシア革命も、貧富の差の解消にはならなかった
のみならず、最低20年間は、革命直前より経済水準は低かった
貧民層は栄養失調だった
明治維新は明かに革命だった。当時の庶民の
「御一新のおかげで役人を恐れてペコペコしながら生きなくても良くなった」
って言うような発言が各地に残っている。軍隊でも平民籍の人間が士族の人間の上司であることも
不思議でもなんでもなくなった。
「天皇陛下万歳」と言う言葉は、上から押し付けたイデオロギーではなく、身分制度の楔を解き放ってくれた事への
下からの感謝の念として現れた叫びであったのですよ。
53 :
世界@名無史さん:2007/11/07(水) 20:59:57 0
>>49 軍隊がその調子だと、はた迷惑だな
そういえば、児童ポルノのネット閲覧者の取り締まりも、
アメリカの新設の治安機関、国家安全保障省の独自の「仕事」作りが真相
>>53 児童への性犯罪が社会問題化したから、それへの対応を迫られた、って部分もきちんと指摘しないと
方手落ちだぞ。
55 :
世界@名無史さん:2007/11/07(水) 21:05:12 0
>>54 それは昔からでしょ?
アメリカにしても、80年代から大騒ぎしている
>>55 じゃあこう言えばいいかな?
「ネットを利用した児童への犯罪事件が社会問題化したのでその対応を迫られた」
ほとんどのアジア諸国で挫折ないし不可能だった近代化革命が、なぜ日本に
おいてのみ成功したのか?
ロシア革命90年 政権は「繰り返す歴史」警戒
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/071107/erp0711072040005-n2.htm > ロシアのノーベル賞作家ソルジェニーツィン氏も政府系の日刊紙、ロシア新聞で、「ロシアを悲劇に導いた革命」を批判し、
> 革命の再来防止のために独裁的な権力を持つ「皇帝(ツァーリ)」の復活を提言していた。これは、長期的なプーチン支配体制の
> 確立をもくろむ指導部の意向と一致する。
>
> ロシアは、年末の下院選と来春の大統領選という選挙の季節を迎え、プーチン大統領を“疑似皇帝”と見立て、
> (1)強権的な専制体制(2)ロシア正教(3)民族主義−が三位一体となった独裁的な新国家構築の動きもある。豊富な石油マネーで
> 安定しているようにみえるロシアだが、「歴史は形を変えて繰り返される」とみる専門家らは、決して少なくない。
ソルジェニーツィン最近はこんな事言ってるのか。これは又ものすごい反動だなw
>>58 頼むから新聞記事のコピペはやめてくれよ…
反革命というのは基本的には警察の仕事なのではないかと・・・
>>44-46 日本のマルクス主義者の最大の論争点だな。
明治維新は資本主義革命とし、それ以降は近代と考える派閥と、
明治維新以降も中世だとする派閥に別れて争った。
共産党の主流は「維新以後も中世」で、だから天皇制を打倒したがった。
君主制は中世の特徴というわけ。
>>63 正直馬鹿じゃ無いかとしか言いようが無い。
65 :
世界@名無史さん:2007/11/08(木) 14:11:18 O
68年革命
>>63 二段階革命辺りのことを言っているなら間違ってるぞ。
現状が資本主義であるから反帝国主義・反独占をまず民主革命で打倒しようと考えたんでしょ?
>>63 日本とは全然関係ないけど、マックス・ヴェーバーは英国のジェントリの名望家
支配を封建制支配と著しく似通ったものとみなし、それに「半封建的」という
形容さえ付していた。
68 :
世界@名無史さん:2007/11/10(土) 14:29:02 0
69 :
世界@名無史さん:2007/11/11(日) 00:19:06 0
>>67 プロイセンのユンカーの地元支配と大差ないな
下手するとフリードリヒ大王より性質が悪いかも知れん
>>63 でも欧米の日本研究者はそういう左翼の書いたものを引き写して日本史の本を
書いているんだよな。
ttp://www8.plala.or.jp/shinpeishi/BookReview/NihonKarakuri.htm 進歩と近代化のイベントだったはずの明治維新も、著者は一刀両断で「あらゆる
進歩の中核に復古があった」と言う。この時に省かれ、粉砕されたのはオートノミー
(自治、主体性)だった。つまり現代の中央・地方の問題は、維新のあり方に
根っこがあった。
そして「お役ご免になったサムライは、近代化を急いでいた国家にとって、
うってつけの従業員だった。・・・会社が彼らのイエになり、大名の軍隊に
いた当時に植えつけられた帰属意識が近代社会へ移された」
71 :
世界@名無史さん:2007/11/11(日) 20:43:39 0
革命という急激な変化があるということは、逆に革命がないと
変化がないということだ。
日本史に何時代という区分が沢山あるということは、徐々に変化が
起こせるということだ。
イギリスはもっとその変化を強く出せた。島国ということと
関係あるかもしれない。
たしか北欧諸国も革命がなかったんジャマイカ?
たとえばノルウェーの場合、1814年にデンマークから独立した後、
市民革命もないまま伝統的な身分制度の一切を廃し、すべての住民を
「市民」に解体した上で一院制の議会の上に成り立つ新たな国家の
かたちを定めた。
>>63 だいたいマルクス主義者にまともな論争ができるわけないだろう
>>73 んだな。マルクスの言う事が「絶対に正しい」って最初から認識してる連中だもの。そんなのと論争するのは
地球は平らだと行ってる人間に、地球の丸い事を認識させるより難しいだろうなw
>>75 そういった考え方が出てきたのはフランス革命以後だろうけど、実際に世間の認識になっていったのは
7月革命くらいからじゃ無いかね?ヨーロッパでは。
イギリスみたいに、革命ではなく改革の積み重ねで変化できるんだったら
そのほうがいいと思うけどね。
スペインでは1820年にリエゴ将軍を指導者とする革命が成功してカディス憲法
(1812年に自由主義者たちが制定した憲法)が復活したが、1823年にはフランスの
武力援助によってフェルナンド7世が復位し、反動政治は彼の死まで続いた。
近代のスペインは悲惨すぎ。
79 :
63:2007/11/13(火) 12:47:47 0
>>66 いやいや、明治維新で資本主義に入ったのなら天皇制なんて正直どうでも良いのですよ。
明治維新で資本主義に入ったと考える派の方が、帝国主義の爛熟を待つとかいって現状肯定的。
日本の共産主義は愉快なくらいにねじれている。
まあ、
>>73に俺も賛同なんだけども。
>>74 よくあることだけど、実はマルクスからずれまくって単に「俺は絶対に正しい」でしかないということも……
80 :
世界@名無史さん:2007/11/17(土) 20:36:30 0
カレン・ヴァン・ウォルフレン『日本人だけが知らないアメリカ世界支配の
終わり』(徳間書店)に、
「カール・マルクスに対する支持が再び広がりつつある。イギリスのBBC
放送は、2005年に史上もっとも偉大な哲学者は誰なのかについて世論調査
を行った。その結果、最高の票数を獲得したのは、ほかでもないカール・マルクス
だった。マルクスは再び、多くの人々が直面する現実を理解するための指針と
なっている」
と書いてあった。
>>80の続き
「マルクスの哲学は、社会の現実、とりわけすべてを包含する政治経済に
おける現実を説明するものだった。そして、これは人類すべてにとっての
真実であるとされている。
マルクスは教条的であるが、彼の思想は『資本論』にとどまらぬおびただしい
著作に展開されており、その視点は世界を認識するうえで、いまなお
優れている。マルクスのもっとも重要な貢献とは、現実にかんする思想に
おいて主流となるものは、支配エリート層、すなわち経済的に優位な立場に
ある人々によって形成され、維持されるという指摘だろう」
「投機家はアンテロープ(羚羊)の群れに似ている。アンテロープは危険を
察知すれば、すぐさま全速力で同じ方向へと駆け出す。これと同じように
投機家たちも、お金がふんだんにあると見るや市場に殺到し、わずかな
変化が起きれば、たちまち市場からどっと逃げだし、市場に壊滅的な
打撃を与える」
82 :
世界@名無史さん:2007/11/18(日) 08:03:14 0
>>78 国王の追放も2回行われている
とにかく内戦に明け暮れすぎ
あれでは外国からの投資もままならない
83 :
世界@名無史さん:2007/11/18(日) 08:42:50 0
ラテン・アメリカは革命の多いイメージ
革命だけでなくクーデターも多い。
軍事政権のスクツってイメージが強い
今は1つも無いけど
86 :
世界@名無史さん:2007/11/20(火) 13:31:57 O
ラテンアメリカの軍政はペルーのベラスコみたいな革命的政権から
官僚主義的権威主義体制までいろいろある
87 :
世界@名無史さん:2007/11/24(土) 22:11:43 0
旧宗主国のスペインにしてからが、1930年代まで100年以上も
騒乱の絶えない国だったから
88 :
世界@名無史さん:2007/11/25(日) 07:55:06 0
アフリカでも、セネガルやケニアは落ち着いているね
暴動くらいはあったかも知れんが
89 :
世界@名無史さん:2007/11/25(日) 18:53:10 0
>>47 マルクスというと、私有財産の否定ってこと?
むしろ、自由競争を否定して
中世のギルド制の復活や、地元で食料持久とかになりそうな
資源の有限性を露呈してしまうと、野放図な市場経済や消費経済は許されにくくなる
中南米って、アメリカ合衆国から地理的に遠い国ほど政治的に安定してないか?
>>90 アルゼンチンやペルーのどこが安定しているんだよ。
安定って意味で言えばアメリカに一番近いメキシコやキューバの方が安定はしている。
メキシコはずっと一党支配だったからなぁ
それまでの一世紀半はずっと内戦と革命だったが
93 :
63:2007/11/27(火) 16:04:36 0
>>90 アルゼンチンの大統領府の前でかつ揚げされたってじっちゃが言ってた
94 :
世界@名無史さん:2007/11/28(水) 21:10:51 0
>>94 いくらでも脳内革命やってて下さい。
街頭どころか近所に出るのも億劫なあなたはねw
外国人が革命を起こすんだろw
日本人が革命なんか起こすわけ無いじゃないか
97 :
世界@名無史さん:2007/11/29(木) 06:19:37 0
そうだね
日本人じゃなくて、イギリス人でも革命なんてまず無理だね
98 :
世界@名無史さん:2007/11/30(金) 10:53:59 0
99 :
世界@名無史さん:2007/12/01(土) 10:23:42 0
27 :世界@名無史さん :2007/11/14(水) 09:06:30 0
儒教というか朱子学の問題として観念主義におぼれてしまう傾向があると思う。
現実世界から遊離して極論に陥る。60年代の学生運動なんかとちょっと似ている。
だからあの頃のサヨクが韓国のインテリと親和性があるのはなんとなく理解できる。
李朝の問題点は、現状を改革しようという人間がそういうタイプばかりだったと言うことじゃあないかな。
こういう観念主義の強烈なヤツは預言者、先覚者としては必要なんだが、その後に続くのは
実践者で、最後にはそれを仕上げる泥臭い実務家が必要になる。
人材は最初の頃はは量より質だが、実務家の時代になると質より量が要請される。
つまり一握りのエリートのみ養成する教育システムや、多様性に欠ける教育内容が
朝鮮の内部からの変革を困難にしたのではないだろうか。
100 :
世界@名無史さん:2007/12/02(日) 13:52:25 0
100
101 :
世界@名無史さん:2007/12/02(日) 14:04:15 0
>観念主義の強烈なヤツは預言者、先覚者としては必要なんだが、その後に続くのは
>実践者で、最後にはそれを仕上げる泥臭い実務家が必要になる。
吉田松陰→高杉晋作・桂小五郎→伊藤博文・井上馨・山県有朋
102 :
世界@名無史さん:2007/12/11(火) 23:03:08 0
ロシア8月革命 あれなんだったんだろ?
裏で画策していたのは、誰?
104 :
世界@名無史さん:2007/12/15(土) 22:11:23 0
19世末の欧州のアナーキストや、1970年代のテロ
あれは、何なんだ?
106 :
世界@名無史さん:2007/12/15(土) 22:27:06 0
日本最初の革命家といえるのは頼朝さん
107 :
世界@名無史さん:2007/12/17(月) 06:27:04 0
革命って憧れる世なぁ
革命家ってなろうとしてなった、って訳じゃなくて、その時代に生まれた内の誰かが運命や何やらで自動的に選ばれた
って感じなのかな
108 :
世界@名無史さん:2007/12/17(月) 07:53:31 0
>>107 個人的なルサンチマンから、革命家になることも多いけどね
マーラーとか
109 :
世界@名無史さん:2007/12/17(月) 11:41:03 0
>>107 フランス革命の「革命家」って「本職」はたいてい弁護士とジャーナリストだよ。
ロベスピエールとかマラーとかダントンとかだいたいそう。
つまりブルジョワに食わされてる人たち。あれは結局ブルジョワ革命だから。
通常の歴史記述では彼らがいきなり登場して単独で活躍したように描かれるが
その顧問先企業とか雑誌の資金のスポンサーはタブーにされてる。歴史家も食わされてる社会だもんな
110 :
世界@名無史さん:2007/12/17(月) 14:28:31 0
>>106 もしかしたら蘇我氏を藤原が倒した時かもしれんぞ。
あまりに安定したのでみんなスルーしがちだが、徳川幕府の成立は日本の体制の一大転換だったりする。
112 :
世界@名無史さん:2007/12/17(月) 20:57:03 0
>>109 >歴史家も食わされてる社会だもんな
オルレアン朝の宰相、ティエール、ギゾーともに歴史家だったな
113 :
世界@名無史さん:2007/12/17(月) 20:57:59 O
日本史上最強の革命家は信長
114 :
世界@名無史さん:2007/12/17(月) 21:00:46 0
>>109 >その顧問先企業とか雑誌の資金のスポンサーはタブーにされてる
七月革命の黒幕、銀行家らふぃとは、歴史の表舞台に登場した珍しい例
ほかは、ロスチャイルドくらいかな?
アメリカでは、カーネギーとか有名な資本家が多いけど
115 :
世界@名無史さん:2007/12/17(月) 21:31:20 0
信長は過大評価の塊だからなあ。乱暴な事は沢山していたが、革命的な事は何一つしていない。
基本的に室町の延長線上にある人物。
117 :
世界@名無史さん:2007/12/18(火) 06:05:19 0
「堺屋太一」が言ってるんだけど、
日本には欧州のような宗教団体・民衆の虐殺とか長期兵糧攻めとかは
元来殆どなかったのだが、戦国期になっていきなりそれを全部やった奴がいる。
それが信長だと。信長はその意味で欧州的な政治家かもしれないと。
「堺屋太一」がそう言ってるんだけど。「堺屋太一」が。
>>117 堺屋太一と言う人は日本史を知らないようだな。
つーかヨーロッパ史も知らないだろ。
欧州的って・・・
中国史もインド史もイスラム史も全く知らないようだな
>>109 つまるところ西洋の革命はお金持ちの利権拡大運動だろ
現在でいうなら、ヒルズ族の起こした革命かw
だから、易姓革命の様にいち農民が皇帝になるとかはない。
>>121 そういえばヨーロッパでも、たまに社会の底辺の出身者が首相や大統領になったりするが、そういうのは
大体保守派なのが面白いな。
「俺らは金持ってんだから政治的な権限もよこせ」
これが西欧の革命の主旨で
「暴君の国は滅ぶべし」
これが易姓革命の主旨
126 :
世界@名無史さん:2008/01/05(土) 21:21:14 0
127 :
世界@名無史さん:2008/01/05(土) 21:22:18 0
.
129 :
世界@名無史さん:2008/01/11(金) 23:14:58 0
イラン革命の黒幕は誰だったんだろ
当時の合衆国大統領が国王を見殺しにした?
マスコミの無責任な煽りを真に受ける馬鹿っているのね。
誰もが理解できる危機には、準備というものが行われるから起こらない。
134 :
世界@名無史さん:2008/01/27(日) 21:19:49 0
really?
do you believe hukuda?
135 :
世界@名無史さん:2008/04/19(土) 17:30:13 0
ブルドーザー革命、オレンジ革命、バラ革命やチューリップ革命って、
単なる政権交代に見えるんだが、
なぜか革命と呼ばれている。
どこが革命なのか分からなかったんだが、わかる人いる?
>>135 それぞれ別の理由で革命と呼ばれているからひと括りに言えない。
137 :
世界@名無史さん:2008/05/05(月) 23:26:37 0
産業革命、インドの緑の革命・・
138 :
世界@名無史さん:2008/06/05(木) 20:18:48 0
セルゲイ・ネチャーエフ『革命家のカテキズム』
「革命的組織は、抹殺すべき人物のリストを作成しなければならない。そして
何よりもまず、革命的組織にとって特に有害な人物たちを殺害しなければならない」
「われわれのなすべき仕事は、いたるところで行われる完全で恐るべき仮借なき
破壊である」
139 :
世界@名無史さん:2008/06/05(木) 21:13:48 0
それ以前にフィリピンのマルコスへのクーデターを
日本の画一的な電通メディアが革命革命と呼んでいた件について
>>139 そうやって一生「日本のメディアは電通に支配されているしかし僕だけは真実を!!!」って言ってるといいと思うよ?
我々は独自の世界を建設している。新しい理想郷を建設するのである。
したがって伝統的な形をとる学校も、病院も要らない。貨幣も要らない。
たとえ親であっても社会の毒と思えば微笑んで殺せ。
今住んでいるのは新しい故郷なのである。
我々はこれより過去を切り捨てる。
泣いてはいけない。泣くのは今の生活を嫌がっているからだ。
笑ってはいけない。笑うのは昔の生活を懐かしんでいるからだ。
革命とは、客を招いてごちそうすることでも無ければ、文章を練ったり、絵を描いたり、刺繍をしたりすることでもない。
そんなお上品でおっとりとした雅やかなものではない。
革 命 と は 暴 力 で あ る
143 :
世界@名無史さん:2008/06/06(金) 10:48:47 0
自分がどちらかといえば利用されやすいタイプの人間であったことに最近
やっと、うすうす感づきはじめた
>>140が他人に八つ当たりしてる件について。
うわ〜こりゃ酷い
革命はいつもインテリが始めるが、夢みたいな目標をもってやるから、
いつも過激なことしかやらない。
しかし革命の後では、気高い革命の心だって、官僚主義と大衆に飲み込まれていくから、
インテリはそれを嫌って、世間からも政治からも身を引いて世捨て人になる。
ハゲというとレーニンの発言?
ガンダムのアムロ・レイだろ
アムロはハゲてないから富野由悠季のことを指してると思われる
「逆襲のシャア」に出てくる台詞ですな。
151 :
世界@名無史さん:2008/07/26(土) 18:39:57 0
革命が成功するときには「裏」があるという
旧ソ連でも、モスクワでの物資の流通が滞るように操作されていたという
革命の裏には他国の陰がチラつくこと多いよね。
それ自体が巨大な罠
153 :
世界@名無史さん:2008/10/11(土) 19:13:54 0
最近の経済情勢は革命前夜を思わせる
ロシア革命はペテルブルクでは・・・
155 :
世界@名無史さん:2008/12/10(水) 22:15:49 0
ロシア共産党の組織、どうやってあんなに強大化したんだろ
>>155 最初は暴力。政権に参画してからは権力。
なるれす
160 :
世界@名無史さん:2009/01/21(水) 12:45:24 0
161 :
世界@名無史さん:2009/01/21(水) 14:42:51 0
>>158 革命家にとって旧体制の法律が関係あるとでも?
>>161 それは成功した革命の革命家じゃないの?
革命が失敗したら
>>158 になるんだし。
失敗覚悟で命は惜しくないが革命をすると言う革命家は、
現代ではかなり少数で数えるぐらいしかいないんじゃないの?
166 :
世界@名無史さん:2009/01/31(土) 00:08:10 0
ロシア革命やロシア八月革命の裏方は誰?
168 :
世界@名無史さん:2009/02/27(金) 02:20:39 0
169 :
世界@名無史さん:2009/03/07(土) 00:50:57 0
革命という言葉が芳しかった頃が懐かしい…
氏ね…
171 :
世界@名無史さん:2009/04/19(日) 22:43:46 0
あの王妃がいなければ、当時の情勢的に、フランス国王の処刑は無理だったっぽい
大体フランスとハプスブルクの和解のための政略結婚だったのに、
フランスと戦争するよう兄上の皇帝に懇願している。
当時兄上は、ベルギーの反乱(こちらは啓蒙主義な改革に対する反対)に追われて
それどころではなかったのに。
いやーどうだろな。なんつっても後にテロの語源にもなったと言われる
恐怖政治の時代だからな。
しかも皮肉にも革命によって、国家財政が元の3分の1にまで激減したとかで、
これらのこともあって、今ではフランス革命の評価はあまり高くないらしい。
アメリカがイラクに介入して国防費で経済圧迫してるようなもんね
172 :
世界@名無史さん:2009/04/19(日) 23:00:26 0
173 :
世界@名無史さん:2009/08/10(月) 20:57:03 0
辛亥革命もロシア革命も、本国の知識人は現在否定的なようです
結局、混乱と流血を巻き起こす革命より、歯がゆくても体制を維持したままの
穏健な改革路線のほうがベター。
175 :
世界@名無史さん:2009/09/09(水) 12:13:09 0
>>174 だから、イギリスの政治が美化されがちなのも、一理ある
176 :
世界@名無史さん:2009/09/09(水) 13:04:51 0
177 :
世界@名無史さん:2009/09/11(金) 19:33:28 0
>>56 いつの間にか、テロとの戦いとか、たいそうな問題吹き飛んで、それか?
179 :
世界@名無史さん:
「・・・仮に英国について、政治的に安定しているという評判があるとすれば、それは極めて最近生まれた評判だ。
18世紀と19世紀に英国を訪問した欧州からの旅行者達は彼等が目にした混乱(disorder)に仰天したものだ。
<その頃までは>明らかにお咎めなしに群衆が人々を攻撃したり財産を破壊したりしていた。
この種の<群衆の>動きは実際には予測可能であり定式化されていた(formulaic)が、よそ者の目には恐ろしく映じた。・・・
この英国の歴史には「急進的(radical)伝統」があり、このことは急進派自身が十分自覚していた。
特定の世代の反逆者達は、彼等の前任者達の唱えた要求を詠唱し、<前任者達が行った>殉教を繰り返した(revisited)。
<19世紀末から20世紀初頭にかけての>婦人参政権論者達(suffragettes)は<19世紀中頃の>チャーチスト達(Chartists)を引用し、チャーチスト達は、<17世紀中頃のイギリス内戦当時の>水平派(Levellers)を引用し、誰もが<1215年の>マグナカルタを引用した。
もとより、多くの場合、これは実際の歴史というより想像された過去に過ぎないのだが、それにもかかわらず、その強力さが減じることはなかった。・・・
http://blog.ohtan.net/archives/51450381.html