952 :
世界@名無史さん:04/11/05 10:25:20
そういや10年くらい前のカナダの与党が「進歩保守党」だったな。
総選挙で過半数の190なん議席から一気に2議席!に転落したとこまでは覚えてるけど、
そのあとどうなってるのやら。
「保守党」という場合は保守革新の「保守」ではなく、保守主義・自由主義の「保守」だろ。
中央集権・官僚主導・大きな政府・伝統的権威の維持などを主張するのが保守主義。
そう言う主張をしながらも改革を目指すから「進歩保守党」なのだろう。
954 :
世界@名無史さん:04/11/05 11:47:15
保守革新の「保守」の意味で「保守党」と名乗った政党なんてあるのかね。
956 :
世界@名無史さん:04/11/05 11:51:13
>>953 じゃあ、保守革新の「保守」ってのは何を主張するの?
957 :
世界@名無史さん:04/11/05 12:19:45
改革しない
革新派が「改革をしようとしない奴ども」と決めつけるのが「保守派」「反動派」。
※戦前の皇道派右翼も自らを「革新派」、政府・官界を「保守派」と言っていた。
知り合いの労組幹部にこのことを話したらムスッとしていた。
959 :
世界@名無史さん:04/11/05 17:21:20
革新派は自称で保守派は他称?
戦前の皇道派右翼「も」ってことは、ほかにも例があるってことですか。
960 :
世界@名無史さん:04/11/05 17:35:14
戦後の左翼の「革新派」「革新陣営」だろ。
>>951 >英国人自身がそう言っている
それはそれはw
962 :
世界@名無史さん:04/11/05 19:20:54
963 :
世界@名無史さん:04/11/05 23:57:19
質問させてください。
日本人が海外に移民した主なものはブラジルとアメリカ以外に何処の国がありますか?
また、有名な出来事がありましたら教えてください。
964 :
世界@名無史さん:04/11/06 00:02:50
日本とヨーロッパなどの身分・階級制度の歴史って、同じようなものと捉えていいんですか?
例えば、日本には士農工商というものがあり、インドにはカーストというものがあったわけですが、同じような階級制度で、下っぱを差別していたという事ですよね。
また、日本には奴隷がいなかった代わりに、地主が土地を制限?して農民たちを搾取していたという点も、ヨーロッパなどと一緒?
>>963 満州国、ってのはダメですか?(笑
>>964 大雑把に見れば似てくるのかも知れないけど、あんまり同じものと捉えない方がいいのでは。
突き詰めれば「階級制度がある」以外に何が一緒なんだという気もします。
階級制度と言っても様々で、結構違いますし。
例えば西欧中世の身分制度の特色としては、
・土地を媒介とした契約によって成り立つ封建制度
(日本でも封建制度と言いますが、日本の封建制は契約に拠らない)
・国王選挙制度
・身分制議会の存在
などがあります。同じ「階級制度」とは言っても、日本の場合と違って市民や聖職者が議会を通じて権力を行使しました。
日本の場合、僧侶が権力を握ることはありましたが、それは人脈によって成立するものですから、やっぱり違う。
あんまり具体例を出すとぼろが出そうなのでやめておきますが(笑、
農耕社会である以上、土地を媒介に上層階級が農民を収奪するという構造が出来るのは必然かも知れません。
しかし、どのような上層階級がどのような下層階級をどのように支配していたのか、というところは結構地域差があるように思います。
>また、日本には奴隷がいなかった代わりに、地主が土地を制限?して農民たちを搾取していたという点も、ヨーロッパなどと一緒?
古代ローマには奴隷がいたはずですが。また、半奴隷的な存在として中世には農奴が存在しました。
>>966 中世西欧にも奴隷はおりましたな。社会に置ける階層をなすほどの
数ではありませんでしたが。
また、帝政ローマはマルクスが「奴隷制社会」と呼んだほど労働力を
奴隷に頼った時代でした。ただし、近代アメリカに置ける黒人奴隷ほど
差別されていたわけではなく、奴隷身分からの解放も積極的に行われ
るなど、比較的流動性が高かったようですが。
>>964 カーストはかなり特殊です。ただの身分制度・階級制度ではなく、ある種
の職能集団でもあります。また、他の社会の様な流動性はほとんど無く、
出身カーストから離れることは殆どありませんでした。
また、イスラムの奴隷制度もいわゆる日本人が想像する「奴隷」とはかけ
離れていました。奴隷身分のまま宰相になる例もありましたし、マムルーク
と呼ばれる奴隷兵士達は、各地で自分たちの王朝を建てたりしました。
(エジプト・シリア マムルーク朝、インド 奴隷王朝等)
それらの共通性を探るのは大きな研究テーマとなりうるかもしれませんが、
多分ライフワークになるかと。片手間に出来るものではないと思われます。
紀元前53年のカルラエの戦いでクラッススを破ったパルティアの将軍の名前
を解る方教えてください。確かギリシャ語だったと思うんですけど・・・。
スレナス?
>>968 お陰で、ローマの奴隷研究は、
旧ソ連で盛んになりました。
ソ連こけたら、奴隷研究もこけたようで、
最近、めっきり関係の研究を見ません(国内限定)。
>>970 確認してみたところそのようです。ありがとうございました。
それにしても、クラッススの処刑方法はむごい・・・。
>>963 アルゼンチンにも行ってますね
基本的に日本人は勤勉なため、どの国でも一応の成功はしているようです。
また祖父の時代からの勤勉さが信頼されて、どこの地域でも
日系2世、3世は弁護士や医者など信用第一の職種で大成功する人が多いのも特徴
974 :
世界@名無史さん:04/11/06 11:25:03
>>964 >日本には・・・地主が土地を制限?して農民たちを搾取していたという点も、
なんか引っかかる言い方。
「地主は小作農をその支配下に置いていた。」と言うべき。
975 :
世界@名無史さん:04/11/06 12:50:36
>>964 身分制度てのを、貴族/平民/奴隷とかって分かり易いイメージで捉えない方がいいと思うよ。
>>968氏が書いてるように「奴隷」と言たって、実態は地域により時代により様々だから。
カースト制にしろ、農奴制にしろ、様々な身分制度を
誰が、何を、どんな方法でどの程度制限(支配)されてた制度
としてみてくと、(他の人も言ってるけど)簡単には、同じような
もの、とは言えなくなる。
例えば、
・私有財産権(動産・不動産)の有無、制限
・法的保護の程度、刑罰の格差、訴訟権の有無
・通婚制限の有無、
・家族を構成する自由の程度
・職業選択の範囲
・居住地域、移動の権理
・監視・行動の自由の程度
・身分自体の流動性
ほかにもあるかもしれないけど、こんなポイントに注目して
それぞれの身分が、それぞれの制度でどんな立場とされたか
みてくと、いろんな身分制度の違いが少しずつわかってくはず。
976 :
世界@名無史さん:04/11/06 13:01:29
ナチスドイツ政権下で政治犯として処刑されたドイツ人ってどれくらいですか?
977 :
世界@名無史さん:04/11/06 13:10:22
>>975 貨幣経済がどの程度浸透した社会かで、奴隷的身分の在り方も随分違ってくる。
古代ギリシアのアテネの奴隷とスパルタの奴隷とか(それぞれ時期によっていろいろだけど)。
ヴァイキングの奴隷は、主人(家長)が死ぬと、一緒に埋葬(殉死)されたりしたそうだ。
「日本には奴隷がいなかった代」(
>>964)てのも、多分この辺についての勘違いで。
奴婢ってのは、奴隷的身分ではあった。
ただ、ヴァイキングにしろ、奴婢にしろ対外交易では売買されもしたんだけど。
>日系2世、3世は弁護士や医者など信用第一の職種で大成功する人が
多いのも特徴
官界、ビジネス界というのは差別が強い世界だ。その点医者や弁護士
などの資格社会は進出しやすい。日本でもその意味で女性の進出が目立ちます。
981 :
世界@名無史さん:04/11/06 20:38:16
在日もそれらが多いね。
パチンコ屋が資格社会か?
983 :
世界@名無史さん:04/11/06 21:20:59
警察の許可が必要です。
984 :
世界@名無史さん:04/11/06 21:25:36
985 :
世界@名無史さん:04/11/06 21:25:43
よく『日中戦争』を『支那事変』と呼ぶ人がいますがなぜですか?
ゴーマニズムに『日中戦争戦争というのは正確ではない』みたいなこと書いてあるんですが、理由が書いてない。。。
986 :
世界@名無史さん:04/11/06 21:50:55
>>982 インテリ在日がつく職業としてはメジャーでしょ?
知り合いの在日は「朝鮮人はドカタか医者になるしかない」って言われて育ったって言ってたよ。
987 :
世界@名無史さん:04/11/06 22:00:32
>>979 日本の奴隷は良い奴隷。
それ以外の奴隷は駄目
>>985 もうこのスレも最後なので、私個人の憶測で答えておきます。
まず第一に、戦争中の呼び名が「支那事変」であったこと。
第二に、戦争の相手方が統一された「中国」という国家ではなく、各地で盤踞
している軍閥であったこと。(国民党しかり、共産党しかり)
多分こんな感じでしょう。私はこの意見を支持しませんが、こういう意見の人も
いるってことで。
> 移民に医者や弁護士が多いこと
東アジア圏出身の移民には多いようですね。
第一には
>>980の言うとおり、資格職にはコネクションの必要が薄いと言うこと。
第二には東アジア社会における教育の重視。アメリカを見ていると顕著なのですが、
日本人を始め、韓国・朝鮮人、中国人の移民社会は非常に教育熱心です。これは
人種的なものと言うより、文化的なものでしょうね。逆にヒスパニックや黒人社会は
それほど教育熱心ではありません。(ヨーロッパ系でもドイツ移民はイタリア移民よ
りも総じて教育熱心だったりします)
アメリカのどこかの大学で研究していたはずだけど、結果出たのかな?
>>985 辞書をひくとわかりますが、「事変」には主な意味が3つほどあります。
a)天災など、人力で避け難い出来事
b)警察力では鎮定し得ぬ規模の擾乱
c)宣戦布告なき戦争行為
日中戦争は、1937年に帝国陸軍と中国軍との間の偶発的な銃撃の応酬からはじまり、ずるずる戦線が拡大していった戦争です。
cの意味で「事変」と呼ぶのは、ある意味筋が通っていますが、戦争全体を「事変」の言葉でくくるのはよろしくないと思います。
なにより、「事変」と「戦争」の使い分けは政治用語のそれで、「b」や「a」のニュアンスをつきまとわせる用法もあり得ますので。
冷静な歴史分析には適さないはずです。
もちろん「当時『支那事変(あるいは日華事変)』と呼ばれた、偶発的開戦」などのように、「当時の捉え方」を明確にする用法は有効ですが。
俺たちの戦争は終わってない!!!
>>989 いえ、実際に戦争が始まった当初は「日支事変」であって「日華事変」は
戦後の呼び換えです。
中華民国が戦勝国となって、日本政府に従来の「支那」の呼称を「中国」
に改めるように要求し、日本政府が昭和21年に新聞などの報道関係や、
大学等の学校に行政指導して書き換えを行ったものですね。
日支事変でも日華事変でもなく「支那事変」だよ。
「満洲事変」に引き続いて、場所が満州から支那にかわったから「支那事変」。
日支事変ではないはず。
国際連盟で『戦争は犯罪』と決まっていたから
994 :
世界@名無史さん:04/11/07 15:21:52
>>993 嘘つけ。
ケロッグ・ブリアン協定でも国際法違反(停戦協定など)や自衛戦争の
場合は普通に戦争が認められてる。
日華事変は汪兆銘に「シナと呼ばないで欲しい」
といわれた外務省がつくった言葉とも聞く。
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