湾岸戦争を教えて

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1かず
湾岸戦争について教えてください。詳しくのってるような
本があればそれも教えてください。
2敗北者:02/01/21 22:09
イラク対国連(アメリカ)
3世界@名無史さん:02/01/21 22:20
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/whis/1009621327/

参考になるから。ここでも読め。
4:02/01/22 10:59
湾岸戦争あたりなら大抵の大人は知ってるはず。
当時はにわか軍事おたくが急増した。
何気に電車内でスカッドミサイルとかトマホークなんて
物騒な会話が交わされていたからね。
とりあえず、おやじさんに聞いたらどうや?
5世界@名無史さん:02/01/22 11:08
メキシコ湾をはさんで、アメリカとキューバが対峙した戦争です。
6世界@名無史さん :02/01/22 11:11
江畑謙介
7:02/01/22 11:12
>>5
それは第一次わんがんせんそうだよ
8世界@名無史さん:02/01/22 11:34
お椀が飛んできて頭にガーンと当たる…椀ガーン(夫婦)戦争というネタが
漫才であった
9世界@名無史さん:02/01/22 17:01
イラン・イラク戦争後、イラクは巨大な負債を背負い込むことになった。
そしてイラクは湾岸の首長国に負債の帳消しをもとめた。
もうひとつ、イラクが石油価格の上昇を求めたのに対し、
アラブ首長国連邦やクウェートが石油の増産を続けたのでイラクの
不満が高まった。
戦後イランの再建が遅々として進まなかったのに対し、イラクに
対する兵器輸出が止まらなかったので中東でイラクの軍事力が
突出し、バランスが崩れてしまった。
こういう複合的な理由でイラクのクウェート侵攻が起こる。
10バトンタッチ:02/01/22 17:13
>9
クウェート侵攻の後、国連軍の組織化が図られたが、当時は冷戦の残滓が
あり、ソ連、中国の拒否権によって不可能と見られた。そこで多国籍軍
の編成となり、約半年かけて世界の(西側中心)の軍隊が湾岸に大軍を
集結させた。
一方、日本国内は…
11日本国内は:02/01/22 17:26
日本はバブル経済を謳歌していた。クウェート侵攻時にはすでに、ブラック
マンデーを経験しバブル崩壊の兆候はあったがバブル神話の余韻は濃厚
に残っていた。時の内閣は海部。幹事長は小沢だった。
世界の軍隊が湾岸に集結しつつある時、これが集団的自衛権にあたるとして
日本政府は自衛隊の派遣を見送った。
特別措置法によってなんとか派遣を試みたが野党および自民党ハト派の
によって潰された。なんといってもその前にあった参議院選挙での
社会党大将が彼らの発言力を大きくしていた。
またマスコミはこぞってこれに反対のキャンペーンを張った。
NHKも明らかにイラクに対して融和的論調であった。
結局、小沢らの奔走により公明党を抱き込み「武器弾薬に使用しない」
(公明)との条件に1兆数千万円にのぼる支援金を拠出する。
日本国内の世論(マスコミ)は「世界戦争に発展する」といった
荒唐無稽な主張をしたり、イラクの強大な軍備と堅固な要塞を抜くには
膨大な犠牲者を多国籍軍は覚悟しなければならない、といった不安を
煽ったりした。
日本国民の大半はそうした論調から多国籍軍は先端を開かないだろう、
話し合いで解決することになろう、といった観測をしていた。
ところが、半年後の年明けの未明、歴史的な開戦となる。
マスコミに煽られた日本国民は正常な情勢判断ができていなかった、
というのが現在から見ても反省させられる点である。
12世界@名無史さん:02/01/22 17:29

クウェート自体、本来イラク領だと思っているイラクの立場はどうよ?
13世界@名無史さん:02/01/22 17:34
湾岸危機でイギリス軍が派遣された際、砂漠での戦闘用の
迷彩服がなかった。理由は、ストックをイラクに売却してしまった
からだという話が前線で流布していた。
自分たちが輸出した兵器で装備されたイラク軍と
輸出もとの多国籍軍がアラビアの砂漠で向かい合ったという
今世紀末の壮大な悲喜劇・・・
14世界@名無史さん:02/01/22 17:38
>12
イラクとクウェートの国境線を決めたのは英国ですが、
クウェートがイラク領なら、トルコもイラク北部のモースルなどの
油田地帯を取り戻す権利があるということになります。
(トルコとイラクの国境線も英国が決めたものなので)
15かず:02/01/22 18:13
皆さんありがとうございます。かなり参考になります。
16世界@名無史さん:02/01/22 20:48
1990年7月にイラクは軍をクウェート国境付近に展開させましたが、
国際社会ははこれを質の悪い脅迫だと受け取りました。
イラクは凄んで見せた上でクウェートと交渉に入るものと思われました。
ところが今度はイラク軍が国境地帯から撤退するのではなく、増強されていると
伝えられて、緊張が一気に高まりました。
そして8月2日イラク軍がクウェートに侵攻、その日の内に全土を
制圧しました。フセインがその気になれば、サウジの油田地帯をも占領する事が
可能な状態です。
これに対するアメリカの対応はすばやく、その日に国連で即時撤兵を求める
決議を成立させ、4日後には対イラク経済制裁決議をこれに続けました。
また直ちにサウジを説得して米軍受け入れを認めさせ、8月7日に米軍の
派遣が始まります。
これからアメリカの大輸送作戦が始まりますが、これはだいぶ苦労したみたいです。
だれか軍事に詳しい方、書いていただけませんか?
17世界@名無史さん:02/01/22 20:54
1さんはまだ10代とみた。
18世界@名無史さん:02/01/22 21:46
湾岸戦争当時、クウェートからヨルダンのキャンプに逃げてきた
難民はベンツでキャンプに乗り付け、駐車場をどうするかで言い争い、
「国境無き医師団」にあきれられた。
19世界@名無史さん:02/01/22 21:58
日本人も参戦していたらしい。↓フランス外人部隊
http://www.7k4skd.ne.jp/~fr/legion24.htm
なんかマターリしすぎw。でもイラク軍は地獄絵図、途上国はつらいね。
20世界@名無史さん:02/01/22 21:59
>>11
くだらぬツッコミだが開戦時は日本は昼間。
イラクでは未明。

一番被害が大きかった航空機はドイツ軍トーネードIDSだったと思う
21世界@名無史さん:02/01/22 22:01
>山・動く―湾岸戦争に学ぶ経営戦略
>W.G. パゴニス (著), William G. Pagonis (原著)
>価格: ¥2,136
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4810380033/ref=sr_aps_d_1_1/249-8735658-2548300

>>16
湾岸戦争の補給作戦については、パゴニス中将のこの本が詳しいです

以前読んだけど、この本が経営戦略の役に立つとは思えなかった
恐るべし日本の編集者。
22世界@名無史さん:02/01/22 22:18
アメリカは軍事面だけでなく外交面でも精力的に動きました。
イラク非難決議を国連で成立させるだけでなく、
世界各国にサウジアラビアへの派兵を呼びかけ、
結局28カ国計70万の大軍を集める事に成功します。
ブッシュ政権が特に気を使ったのはアラブ諸国に
派兵させる事でした。それによってフセインから
アラブ民族主義という「錦の御旗」を奪う必要があったのです。
「アラブの代表としてアメリカ帝国主義に挑戦する英雄」
というイメージをフセインに対してアラブの民衆がいだくと
マズイからです。
エジプトとシリアが多国籍軍に参加した事で
フセインの「リンケージ論」は役に立たなくなりました。


23世界@名無史さん:02/01/22 22:44
>>21
佐々淳行(さっさ・あつゆき)さんの本に、戦略というか兵站関連のいい本だ
と言うふうな説明があったと思う。
「平時の指揮官 有事の指揮官」だったかな?
24にょ:02/01/22 22:56
開戦前のグラスピー大使とフセイン大統領の会談内容が一時取りざたされたが
内容って実際どうだったんだ?グラスピーがフセインに戦争をけしかけたと
言われているが、、、
25世界@名無史さん:02/01/23 00:46
>24
確かグラスピー大使は議会で
「フセインに、『クウェートとの国境を越えればアメリカは
武力を使う』と言ったことがありますか」
と質問されて
「いいえ」と答えたはずですが。
26_:02/01/23 02:39
高校生の時、昼休みにテレビで開戦を知りました。
地学室に備えられていたテレビで。
27にょ:02/01/23 02:42
>25
なんだ、たったそれだけのことだったですか、
誘導尋問だな、まるで、、、
28世界@名無史さん:02/01/23 09:59
>26
1991年1月17日ですね。
空軍による攻撃は夜明けに開始されるのが定石ですが、
湾岸戦争では夜明けを待たずに攻撃を開始しました。
(現地時間の深夜過ぎ)

アメリカ軍の航空機のかなりの数が夜間戦闘能力を有し、
目に見えないばかりでなくレーダーにも映らない特殊な
加工を施したステルス爆撃機がこの攻撃に初めて投入されました。

また湾岸の艦艇から巡航ミサイルが発射されましたが、これは
レーダーによる捕捉を避けるために低空でしかも曲線の
コースを飛行し、内蔵コンピューターに記憶されている地図と
自らの航路を照合させながら正確に目標に到達する兵器です。
夜間攻撃の最初の目標はイラク側の防空体制の要となる
レーダー施設であった。
29世界@名無史さん:02/01/23 20:02
《湾岸戦争のときのハプニング》

当時メディアで戦争の展開予想の報道が盛んだった。
軍事評論家たちが陸上戦についていくつものシナリオを描いてみせた。
その大半は、クウェートの海岸への敵前上陸や、クウェート前面への正面攻撃を
予想していた。
ところが陸上戦の開始直前に出たニューズウィーク誌のシナリオが
多国籍軍の実際の作戦計画(クウェートの海岸に海兵隊を上陸させるように
みせかけて、実は西側からイラク軍の背後にまわりこんでクウェートを
包囲する)とほぼ同じだった。
結局、イラク側がニューズウィークを読んで戦略を変えることは無いとの
判断から、予定通り作戦は実行された。


30世界@名無史さん:02/01/23 21:33
クウェート正面のイラク師団群を拘束しつつ、機甲軍団で突破、側面から包囲
側防は空中機動部隊で確保。

湾岸のこの展開は、WW1の時の改シェリーフェン戦略や、WW2の西方戦の時とそっくり
想像できないほうがおかしく思えるね、まあ、後知恵だけど。
31歴史的背景:02/01/23 21:56
第一次世界大戦でオスマントルコは崩壊し、現イラク・クウェートの地域は
イギリスの委任統治領となりました。1931年イラク・クウェート地域は
イラクとして独立しますが
クウェート地域は事実上まだイギリスの統治下にありました。
1961年、イギリスはヘドウィンの酋長を傀儡の王として
クウェートを独立させます。
イラクの油田地帯と、採掘された石油を運ぶための港湾を
確保するための動きでした。
32世界@名無史さん:02/01/23 21:57
米国のビジョンとしては、イラクに親米政権を打ち立てることだったん
だろうが、それから考えると大失敗だったのかな?
フセイン政権って基盤が以外と強かったね、
33 :02/01/23 22:04
>>32
マルコスもそうだったけど、アメリカってその国の状態にかかわらず
親米が反米になると一気に叩くね。

南米の独裁政権なんかよっぽど無茶苦茶やってるのに
親米ならばイスラエル経由で武器輸出して支える。

で、反米になると「打倒独裁者」。
反政府運動をしているテロリストだったはずの人々は一転
「自由の戦士、革命の英雄」になる。
34世界@名無史さん:02/01/23 22:07
19世紀以降ドイツの中東方面への進出のスローガンとなったのが
3B政策(ベルリン、ビザンチウム、バグダードを結ぶ鉄道を
建設しようとする計画)だった。
その鉄道の終着駅としてクウェートが考慮された。
中東にドイツが進出することを歓迎しないイギリスは1899年に
クウェートと保護条約を締結。
その結果クウェートはイギリスの軍事力によって守られることになる。
1901年にアラビア半島内陸のラシード家が攻めてきたとき、
イギリス海軍の艦砲射撃で追い払った。
35 :02/01/23 22:08
さらに、革命でうっかり親米独裁政権が倒れても、
あら不思議クーデターでまた親米的軍事政権ができてしまう。(チリとか)
36にょ:02/01/23 22:11
>33
そりゃそうだ。世界で唯一の超大国だもん。
特に地政学的に近い所、中米、南米の国に対してはあからさまです。
良く満州国と、中米、南米諸国を比較されて突っ込まれるよね、、
日本をそんなに非難できるのか?って
37世界@名無史さん:02/01/23 22:16
>32
フセインが築き上げた治安体制が強固だったことと、
フセイン以降のイラクがどうなるか未知数だったからだと思います。
共産主義政権崩壊後のアフガニスタンみたいに分裂すればその余波が
周辺諸国におよぶかもしれないという危惧があるのでしょう。
たとえば南部のシーア派系アラブ人が独立すれば、イランの影響力が
この地域に及ぶことになるので、サウジやクウェートはそれを
恐れているのだと思います。
3832:02/01/23 22:23
>37
なるほど、そういうことか、、納得です。
39世界@名無史さん:02/01/23 22:39
スレと直接関係ない話題ですが、ノーマン・シュワルツコフ将軍の
同名の父親はシャーの時代のイランでアメリカ人顧問として
治安警察の強化をしています。
親子二代で中東に関わることになったわけです。
彼を抜擢したのは当時陸軍参謀総長だったマーシャルです。
余談ですがシュワルツコフ(父)はニュージャージー州警察に
勤めていたとき、リンドバーグの息子を殺害した犯人を
逮捕して死刑にしています。
しかし、この事件については捜査の過程で証拠を捏造し、
証人に偽証させたのではないかという疑いがもたれています。
40世界@名無史さん:02/01/23 22:40
アメリカにとっては世俗的な独裁者の方が、宗教的狂信国家よりもまだましだったのかな
後者とは妥協も取引もできないし・・・
41世界@名無史さん:02/01/24 02:21
>>32
イラクは宗教原理主義国家ではないし、むしろ長い目で見れば
西側との協調路線になると想定しているようだ。たとえばカダフィの
ように(強面は返上、テロ支援もやめ)。
フセインを独裁者といえば、パキスタンのムシャラフだって独裁者。
むしろコッチの方が独自核装備までして言うことを聞かない。

湾岸戦争はやはり石油産業に密接なつながりのあるブッシュ政権だった
という側面を忘れてはいけないと思う。
42世界@名無史さん:02/01/24 02:45
>>41
 クウェートだけならまだしも、サウジまでフセインの
好きにはできんでしょう、どんなアメリカ大統領でも。
カーター以外の大統領なら誰でも戦争になったと思うよ。

 そもそも、ブッシュのバックにいるのは、アメリカ
国内の石油業者で、中東の石油権益にはそんなに関心
ないとも聞くけど…。だから、就任後、ほとんど中東
情勢には無関係 (シャロン野放し) だったのでは ?
4341:02/01/24 03:27
クウェートを救わないと他のアラブの王国(特にサウジ)が
離反するというのが、まず一番の命題だったと思いますよ。
ただアメリカがこの地でプレゼンスを行使するとイスラエルの
問題が浮上してくるでしょ。実際「モナコやニースに避難」してる王族
をなんで各国が助けなければいかんのか、って論調もあったし。

あまり陰謀論めくのは好ましくないけれど、アメリカはエネルギー
動向には神経質な国ですよ。世界のエネルギーの半分を消費しているような国
でしょ。ペルシャ湾にイラクが港を持つのを好まないのでは。
石油高騰は石油会社だけでなく自動車業界に深刻な影響が出る。
軍も膨大な油を消費している。貿易収支も赤字増大。
ブッシュは父も息子も、国内重視の政権だけに「側面」と
して、一定のファクターであると思います。
44世界@名無史さん:02/01/24 10:12
湾岸戦争前、イラク軍の兵力は百万ぐらい。クウェートは二万ぐらい。
サウジは五万足らず。
湾岸の君主国は兵力(特に陸上兵力)を増強するとクーデターを起こされるのが
怖いのでわざと低いレベルに押さえている。
サウジがこれまで空軍の育成に力を入れてきたのは、広い国土を守るには
空軍が最適なのと、空軍や海軍は歴史的に見てもクーデターを起こしにくい
という理由から。
45世界@名無史さん:02/01/24 11:53
憲法9条がなければ自衛隊も派兵できたのになあ。
今回の戦争で負けたのはイラクと日本だなんて言われる事もなかっただろうに。
46 :02/01/24 13:06
>>44
空軍は世界的に見て歴史が浅いし、貧乏な国は持ちにくいし、兵力も
少ないからでしょう。
海軍も、裕福な国でないと強力な軍は持てないのでNG。
結局、国境紛争等で発言力の大きい陸軍の軍人が政治の中枢に入り込んでいて、
何かのきっかけでクーデターを起こす場合が多い。
47 :02/01/24 13:08
この湾岸戦争で、マスゾエっていかにいいかげんな奴かよく分かったよ。
戦争直前・開始直後は
「アメリカはイラクに勝てない」と言っていたのに
戦況がアメリカの圧勝で終わる見込みがついた途端
「イラクがアメリカに勝つのは予想通りでした」だって。
黒鉄ヒロシみたいな奴だ。
48世界@名無史さん:02/01/24 13:13
海軍のクーデター。。。海江田将補。。。なんでもない
49 :02/01/24 13:23
>>47
マスゾエは確かに頭の言い奴だが、国際政治学者という肩書きは
誤解を生む。
詳しいのはミッテラン当時のフランス政治だけ。
アラブや旧共産圏に関しては知識事態にも???な所があるぞ。
50世界@名無史さん:02/01/24 13:24
======2==C==H======================================================

         2ちゃんねるのお勧めな話題と
     ネットでの面白い出来事を配送したいと思ってます。。。

===============================読者数:81300人 発行日:2002/01/15

どもども、ひろゆきですー。
昨日は警察庁からの偽メールに取り乱しちゃいましたですー。
いやあ、今考えるとちょっぴり恥ずかしいですー。
よーく考えてみると、おいらも以前に「ネタ」と称して”閉鎖騒動”なんか起こしてたんですよねー。
その時のコメントはこんな感じでしたあ、、、↓

>そして、今回のオークションネタは、ネタのわかる人たちへの最後の花向けと、
>ネタのわからない人たちを笑う最後の悪趣味な冗談だったわけです。

まったく、おいらってば自分のことは棚に上げて、なにを言ってるんでしょうねぇ、、、
どうもおいらは自分に甘く他人に厳しいというか、自分の言動と他人の言動を相対的にみる能力が著しく欠落しているようなんですー。
ひょっとしたら、こういうところで「人格障害者」なんて言われちゃうんですかねぇ、、、
警察庁にはあんな高飛車で脅迫めいたメールを送りつけてしまったし、恥の上塗りですー。。。

でもみんなは、そういうとこも含めておいらのこと好きなんだよね?
まさかこんなことで愛想尽かしたりしないよね?
これからも応援してちょ!

んじゃ!
51世界@名無史さん:02/01/24 13:37
下のスレと重複になるのではないだろうか?

■湾岸戦争■
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/whis/996074080/
52 :02/01/24 13:44
ttp://square.umin.ac.jp/ihf/news/2001/0224.htm

著者の意見に対して賛否はひとまず置いておいて,
引用されている事実はなかなか暗示的である。
53雷怒:02/01/24 14:58
>>49
っていうか、「国際政治学者」って呼ばれてる奴らの殆どが
「欧米地域研究者」だろ?
英独仏、たまに露語の文献を漁っただけでアジア・アフリカの
諸問題をさも判った風に説明されてもねぇ〜。
バイアスかかり過ぎ。
舛添に到っては、湾岸危機に便乗して、英米人だか仏人だかが
書いたサッダームの伝記を翻訳・出版してたが。
現在「地域研究者」と呼ばれている学者も全て、
「国際政治学者」の括りに入れて、「〜(欧米)、(中東)、
(東欧)、(中国)等」とすべきなんじゃないのかなぁ。
54世界@名無史さん:02/01/24 15:08
>>53
所詮彼奴等にとっての「国際」は、白人国家にすぎないのだろうよ。
55世界@名無史さん:02/01/24 16:04
海戦二日目にイラクがイスラエルにスカッド改良型ミサイルを発射した。
ミサイルは発射台をトレーラーで動かす移動式だったので
多国籍軍による発見を避けることが出来た。
ミサイルの発見と破壊に多国籍軍は空軍力の三分の一を割かなければ
ならなかった。
あとアメリカとイギリスの特殊部隊がイラク軍の背後に潜入して
ミサイルの発見に努めた。
『ブラボー・ツー・ゼロ』という映画にはこのときの任務が
描かれている。
56世界@名無史さん:02/01/24 16:06
実際問題として発展途上国の研究なんて物好きしかやらないよ。
57世界@名無史さん:02/01/24 16:44
>54
ただ、アラブ研究者の中にも「アラブの統一」とかに思い入れが
あって、フセインの侵略を是認するかのような議論を展開した人も
いたしね。
「クウェートが欧米列強によって人工的に作られた国家だ」
というけど、それをいうならイラクもまたそうなんだよね。
イラク北部はクルド人やトルコ人が住んでいるけど、
1923年のローザンヌ条約でイギリスが油田地域の利権を
確保するためにこの地域をトルコから分離してイラクを
委任統治領として維持したから。
58世界@名無史さん:02/01/24 20:21
なんか、イラクに「共和国防衛隊」という組織があるみたいですけど、
彼らはフセインの個人的な親衛隊ですか?
あと、彼らがローマ帝国の近衛隊みたいに政治に介入することは
ないんですか?
59世界@名無史さん:02/01/27 22:37
湾岸戦争で一番の危機は、ある意味イスラエルが攻撃されたときかも
しれない。
テル・アヴィブは第一次中東戦争以来初めての空襲に見舞われたし。
イスラエル空軍のF−16数十機が基地を離陸したので、アメリカは
パトリオット・ミサイルとその操作要員を派遣してイスラエルに
「自制」を要求したのでフセインの「リンケージ戦略」が失敗した。
もしこの戦争がアラブ・イスラエル戦争に転化すれば反イラク連合に
楔を打ち込むことができたかもしれない。
60 :02/01/28 00:14
>>59
もしそうなってたら、誰がこの地域の紛争の種をまいたか
明かになるからね。
それはどうしても避けたかったでしょう。

古くは英・仏、二次大戦後は英・仏・米・ソ。
61世界@名無史さん:02/01/28 00:19
湾岸戦争終わりかけに、大規模な戦車戦があったそうな。
予想よりも米軍の被害が多くて、その後の陸上での作戦を考え直すきっかけになったとのこと。
62世界@名無史さん:02/01/28 00:27
>>58
元々はフセインの私設護衛隊だったけど、野戦部隊としての
装備を持っているから前線で陸軍部隊と同じ
任務にもついています。
ナチスの武装親衛隊と似たようなものではないでしょうか。
63世界@名無史さん:02/01/28 01:00
湾岸戦争でアメリカは費用の分担を同盟諸国に求めましたが、
これは建国以来はじめてのことです。
クウェート・サウジアラビア・ドイツ・日本などが莫大な
金額を負担しました。
口座にリヤドの日本大使館が黙々と振り込んでくれなかったら
多国籍軍は8月中に破産していたはずだとシュワルツコフ自身が
回顧録のなかで述べています。
アメリカのハイテク兵器のすごさとアメリカの経済力の凋落を
同時に見せつけた戦い。
64世界@名無史さん:02/01/28 02:02
>>62
イラクの「共和国防衛隊」なんですが、なぜ「大統領警護隊」と訳されたのでしょうか。
これに該当する英語訳は
Republican Guard
Special Republican Guard
の2つで、大統領に関連する単語は入っていません。

>湾岸危機の初期には「共和国防衛隊」、
>後期には(アメリカの要請にこたえて)「大統領警護隊」と報道するようになった。

との話を以前聞いたのですが、真偽の程はどうなのでしょうか。
65世界@名無史さん:02/01/28 03:21
>>57
 アラブの統一か…

 そう言えば、多国籍軍が開戦する前、国境で睨み合っていた頃、
フセインは「アラブの織田信長」みたいなもんですよ… と言って
いた研究者がいたな。

 20 世紀の出来事を、16 世紀の人物に喩えていいのかよ…とは
思ったが。アフガンで 20 年も内戦やってるようでは適当なのかも
しれないなぁ… と感じる、昨今。
66世界@名無史さん:02/01/28 12:10
もし湾岸戦争が冷戦時代に起こっていたらかなり違う展開に
なっていたのではないでしょうか?
ソ連が拒否権を行使したら国連安保理決議は成立しなかっただろうし、
アメリカはドイツ正面に配置していた精鋭の機甲師団を湾岸に移動する
ことは困難になるし。
67世界@名無史さん:02/01/28 13:42
そうなったら日本の第7機甲師団が主力になるしかないな。
68雷怒:02/01/28 16:16
>>64
アラブ各国の新聞でも、英語に直訳すると
Republican Guard になる用語を使っていました。
こんな用語一つとっても「作為」が込められているとは。
69世界@名無史さん:02/01/28 16:36
サダム・フセインの娘婿(次女ラナの夫)にサダム・カメルという
人がいて、1996年に謀殺されたけど、このひとは共和国防衛隊
中佐だったと思います。
70世界@名無史さん:02/01/31 18:11
>>57
>>65
NHKの平山なんとかというオッサン、彼がNHKの中東アラブ権威
であるらしいのですが、明らかにフセインイラク、シンパシーを見せて
いましたからね。
とにかく当時のマスコミの90%は、米軍の行動に反対のスタンス。
予測も「失敗」。
今回のアフガンと同様、「堅い要塞に守られて金城鉄壁」(東條)のような
ことを報道していましたね。
あれで、いかに多くの国民が騙されたか。
71にょ:02/01/31 21:45
72世界@名無史さん:02/02/01 17:35
>68
イランに革命防衛隊(セパーヘ・パースダーラーン)が
ありましたが、これはホメイニ師の個人的な親衛隊ですか?
73世界@名無史さん:02/02/01 21:59
多国籍軍の指揮系統はどうなっていたのですか?
みんな米軍指揮下で動いていたのでしょうか?
74世界@名無史さん:02/02/01 22:21
>73
一応、そうなっていたと思います。
ただしクウェートに最初に突入したのは米軍ではなくアラブ諸国の
軍隊でした。
アラブの民族感情への配慮からクウェート解放の名誉を米軍は
譲ったわけです。
75世界@名無史さん:02/02/02 01:03
http://rerundata.hypermart.net/ura/hexagon/texts/textA3F/a3f1001.html
http://rerundata.hypermart.net/ura/hexagon/texts/textA3F/a3f1002.html

130億ドルもくれてやって、少ないだの、遅いだの、文句言いやがって。
アメリカは自国で一切負担せず、ボロ儲け。
76世界@名無史さん:02/02/02 01:12
>>72
パスダランはある意味民兵組織です。組織的にはタリバーンに似ている
77世界@名無史さん:02/02/02 09:13
湾岸戦争前、クウェートには40万人もパレスチナ人がいましたが、
解放後、一部の人を除いて残留を許されなかったと聞きます。
彼らはどこへ逃げたのですか?
今回はアラブの「同胞」による追放ですが。
78雷怒:02/02/02 15:03
>>77
もと来たように「沙漠に囲まれて窒息しそうな小王国」の
難民キャンプにとぼとぼと帰っていきましたとさ。
79名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/02 16:33
湾岸戦争勃発直後、あわてんぼうのアラファトさんがうっかり、
サダム・フセインのクエート侵攻を支持しちゃったもんだから…
何を考えてたんだろ?
80世界@名無史さん:02/02/02 19:02
>78
クウェートでは外国人が市民権を与えられることはきわめて
稀らしいですね。
イラク占領下での略奪・暴行のかなりの部分がイラク兵ではなく
クウェート在住の外国人によるものらしいですし。
解放後には占領軍に協力したとしてパレスチナ人への報復さえ
発生しています。

81世界@名無史さん:02/02/02 19:20
>79
クウェート在住のパレスチナ人がPLOの事務所に収入の5パーセント
を「解放税」として納めていましたし、湾岸諸国もアラファトへ援助を
与えていたのですが、戦後はそれが消滅して資金難に陥ったらしいですね。


82湾岸は戦争犯罪:02/02/02 22:36
これは意外だったな。
84世界@名無史さん:02/02/03 21:10
>>82
停戦してない限り撤退中の敵を叩いても問題ないはずだが?
それに米軍の兵器がイラク軍より遥かに優れていたから虐殺だって
論理がなりたつのなら、太平洋戦争の末期も虐殺だぞ。
85世界@名無史さん:02/02/03 21:33
当時のイラクはアラブ国家で一番西欧化が進んでいた国だからでしょう。
つーかそうでないと核開発(原子炉を自前で作ってPuを自力生産も含む)なんてできないし。
86世界@名無史さん:02/02/18 17:58
イラク軍の主力戦闘機は、アメリカ軍機が中心の多国籍軍の戦闘機に
まったく歯が立たなかった。空中戦でイラク軍が撃墜された戦闘機は
33機。これに対して多国籍軍はわずか1機である。
イラク軍はすぐさま空軍の温存に戦略を転換し、作戦機の多くを防空
シェルターに避難させた。しかしシェルターは片っ端から貫通爆弾によって
爆撃されてしまい、140機以上を破壊されることになる。
苦肉の策として、イラクはかつての敵である隣国のイランへと避難させる
ことにした。
こうして、100機を越えるイラク軍機が破壊を免れてイランに脱出したが、
戦後のフセインの要求にも関わらず、イランは機体の返還を拒否して
いるらしい。
87世界@名無史さん:02/02/19 16:45
湾岸諸国の王制は、今世紀を生き延びられると思いますか?
サウジアラビアのファハド国王は80歳。
異母弟のアブドラ皇太子も80歳。
ナンバー3のスルタン国防交通相とは対立関係にあるし。

アラブ首長国連邦のザイド大統領は83歳。
クウェートのジャビル首長は73歳。
いずれも後継者を巡る暗闘が始まっている。
独身を通したオマーンのカブース国王には
世継ぎがいないし。
カタールのハマド首長は父親を追放して王位を奪った人だけど、
今度は息子たちに地位を脅かされつつある。
88  :02/02/24 17:19
「山動く」は面白かったな。
89世界@名無史さん:02/04/13 12:54
91年当時
中1→3才
中2→4才
中3→5才
高1→6才
高2→7才
高3→8才
大1→9才
90新大学院生:02/04/13 13:21
>>89
当時12歳でした。
小学校の教室備え付けのテレビで開戦のニュースを見た記憶があります。
91世界@名無史さん:02/04/16 13:21
湾岸から話しそれるけど今の中学生って平成うまれなんだよね
92世界@名無史さん:02/04/16 13:27
当時小5ですでに軍オタだった俺はM1萌え〜って言って教師に怒られた。
93どうでもいいが:02/04/16 18:20
湾岸戦争開戦日、阪神大震災、カリフォルニア大震災……
血塗られた1月17日、それは俺の誕生日。
94世界@名無史さん:02/04/18 20:09
>>93
 株価の超大幅下落(ブラックなんとか)もその日だったような……
95検索方法が今ひとつよくわからん:02/04/23 03:43
フォークランド紛争スレってあるの?
96世界@名無史さん:02/05/01 00:05
軍板にあるよん
97世界@名無史さん:02/05/21 22:36
age
98世界@名無史さん:02/05/22 03:16
スカッドミサイルのせいで
「スカッとさわやかコカコーラ」
という宣伝文句が使えなくなった

という噂
99地動説:02/05/23 06:23
「湾岸戦争」は来年には「第一次湾岸戦争」と名称が変更されることが
内定しております。
100世界@名無史さん:02/05/23 09:25
100〜!うちのパパさん、湾岸戦争時に
シリアに現地にいたのよね〜。(ママさんも)
なかなか帰って来れなくて恐怖だったらしい・・・。
フセインってまだsの思考のままなの?
101世界@名無史さん:02/06/08 20:50
age
102世界@名無史さん:02/06/08 23:43
アメリカの爆撃機が帰還時に、あまった爆弾をミネラルウォーター工場に落としたら
実はウラン精製工場だったって話は本当ですかね?
103世界@名無史さん :02/06/10 10:54
中共とソ連も多国籍軍に参加したんですか?
104世界@名無史さん:02/06/10 11:25
大分前にイラク人がテレビ番組で怒ってたけど、その人の主張は・・・・
「クウェートが協定を破って石油の原油価格をアメリカの圧力で上げた。
イラクはその制裁のために軍を派遣した。そしたらアメリカはそれを大義名分に
イラクを攻撃して湾岸戦争が開始された。アメリカの真の目的はサウジの石油ルートで
湾岸戦争後に、中東の治安維持を目的にサウジに50万からの軍隊を駐留した。
アメリカがフセイン政権を完全に打倒しなかったのは、このサウジ駐留の口実が欲しかったからだ。」
とおおよそこんな内容の事をまくしたてていましたが、この説はどこまで正しい?
105世界@名無史さん:02/06/10 11:37
人質解放に一役買った猪木マンセー!
106世界@名無史さん:02/06/10 12:26
クぇー戸はアメリカとイギリスが勝手に建てた人工国家だよーん。
帝国主義Vsイラクだよーん。
107世界@名無史さん:02/06/10 12:42
>>106
それをいうならイラクだってイギリスが作った人口国家じゃん。
現に欧米人の中にはイラクのことを、
「もともと人工的に作られた国だから解体してもいい」
なんてトンデモなことを言ってる連中もいるし。
108:02/06/10 12:47
スリーキングス見ろ
109世界@名無史さん:02/06/10 12:53
>>107
帝国主義西洋人にはあきれるよー。
阿呆日本も同罪。
110 :02/06/10 16:00
>>107
クウェートの場合は傀儡国家だから意味が違うよ(笑)
横レススマヌ
111フセイン:02/06/10 16:11
>>110
でしょ!
わたしは正しいのですよ。
112世界@名無史さん:02/06/10 20:47
戦争勃発当時リア消、リア厨、リア工だった人は先生から何を言われましたか?
自分は当時リア消(10歳)だったんですが、不思議と先生は何も言ってませんでした。
113 :02/06/11 23:13
>>107
現実問題、イラクは抑えきれずに独立を承認した国で、
クウェートはイラクをはじめとする湾岸諸国に利権と
影響力を行使するために作られた傀儡国家でしょ?
同列に論じるのは間違ってるよ。
114??:02/07/15 22:52
age
115世界@名無史さん:02/07/15 23:38
>>107
あの〜、そもそも人工的に作られたのでない国家なんてあるんでしょうか?
人を超えた存在によって作られた国家とか、
人より下等な動物によって作られた国家とか、
もしあったらご教示ください。
116世界@名無史さん
いわゆる「人工国家」といえば、トランス・ジョルダンの方がひどい。
クウェートのサバーハ家は18世紀半ばには実権を握ったから、
250年近い統治の歴史があります。

そうそう、イランによるバハレーン返還という恐ろしい要求もありました。

>>87
カブース国王はいとこ?と一度結婚してます。