1 :
無名武将@お腹せっぷく:
吉川ばんざーい
結論出ちゃったね。
3 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/18 19:37
みなさんはどー思われますかってことだ
いや、1のレスがこれじゃぁ‥‥たぶん‥‥
どーゆータッチ?
6 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/18 20:01
名作
マジレスしちった
7 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/18 20:37
初心者でもわかりやすいよね
8 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/18 21:07
演義ベースだからといって曹操を通り一遍の
悪役に描いていないのがすばらしい。
「蒼天」の曹操もかっこいいけど、吉川三国志の曹操も一見の価値あり!
(文庫版1〜3巻とかだけでも拾い読みを薦めたい)
1 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/02/19(月) 21:03
横山三国志はあっても
こっちはないので立ててみたヨ。
同じ武将が三回ぐらい死んでるとかいう
おもしろポインツを指摘するもよし
ただ誉めるもよし。
類似スレあったらsageてくれ。
2 名前:ななしじゃ 投稿日:2001/02/19(月) 21:16
やっぱり禰衡だろうな。あれほど面白く描写しているのは
他にはないぞ。
それにしても、禰衡・・しらみをふりこぼさないでくれ。
3 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/02/19(月) 21:22
吉川版三国志ならではのシーンてどこだろう
4 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/02/19(月) 23:44
>>3 殿
やっぱり冒頭、劉備が川の流れを見ているシーンでしょう。
もう読んだのはずいぶん昔なんで、ディテールは忘れてしまったけど、
桃園結義のシーンも大好きです。
追伸:
「吉川三国志について」@世界史板
(もう発言すると板違いだって怒られると思うので見るだけ見るだけ)
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=whis&key=973299337 5 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/02/19(月) 23:47
北伐の時の孔明も哀感があって良い。
6 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/02/19(月) 23:54
高校受験を直前にして、吉川三国志にはまった私・・・。
受験勉強そっちのけで図書館に通いつめてたら、
「受験が終わるまで図書館出入り禁止令」が出てしまった。
大人になって本屋を巡っても見つからず、古本屋へ行けば、
「吉川三国志は出ないねー」と言われ、途方にくれていたところに、
単行本が出てくれて、本当に嬉しかった・・・。
7 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/02/20(火) 16:33
戦闘の描写にも、ところどころ呑気な雰囲気が漂う。
けどそれがいいのさ。実際そんな感じだったんじゃないかな……
蒼天航路も面白いが、あんなテンション高いものではなかったろうて。
8 名前:無名武将@4 投稿日:2001/02/21(水) 18:15
>>7さん
呂布vs.曹操戦で呂布が「おーい、取って返して勝負せよ」とか言って
敗走する曹操を追っかけてるシーン、ありましたっけ?
あと、青年曹操(とその陣営)の描写がすごく魅力的ですねー。
最近の某漫画同様、なぜか主役じゃない方の側に惹かれるのはなぜだろう(笑)
・許[ネ者]が曹操の配下になるくだり
笑いながら「曹操将軍がここを治めてくれるならもう村人を守って戦わなくても
安心です。どうか首を刎ねてください」
・呂布vs.曹操のエン州攻防戦のくだり
・焼け野原の洛陽に戻った献帝を迎えに行く曹操軍のくだり
・董卓追撃戦に敗れて逃げ帰った夜・・・
「乱世の奸雄とまでは行かなくとも、必ず天下の一雄になって見せる」
・・・というわけで、これらは1〜2巻の名シーン。
(ずいぶん前の記憶なので覚え違いがあったらごめんなさいね)
10 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/02/22(木) 12:57
新聞連載時期がちょうど太平洋戦争真っ只中だったとか。
11 名前:原典へ帰れ! 投稿日:2001/02/23(金) 04:35
はっきり言ってダメ。面白くない。劉備とか曹操とかスケール小さすぎ。
北方謙三とか他もみんなダメ。趣がないの。趣が。<読める?オ・モ・ム・キ。
直訳が一番オモロイね。なんで日本の歴史小説家はみんなへたくそなのかなあ。
司馬遼太郎とかみイマイチやし・・・とゆーことで塩野七生に取り敢えず期待。
12 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/02/23(金) 04:36
>>9 途中で挫折した奴も、その場面だけは覚えてるのな。
13 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/02/23(金) 05:06
吉川なら劉備崩御のときだなぁ。
あの孔明の描写には涙がぽろぽろだったな。
14 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/02/23(金) 05:14
>>11 そういうお前には知性を感じないよ。
15 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/02/23(金) 07:31
>>14 煽りは無視ってことで。
16 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/03/12(月) 00:04
文体が漢文読み下しっぽい感じ入っててすき。
17 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/03/12(月) 00:34
志がほにゃなら・・・なら、同志も同志ではない!
18 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/03/12(月) 01:36
長いせりふがかっこいい!
19 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/03/12(月) 01:37
事を謀るは人にあり、事を成すは天にあり。
ああ、是非も無い哉!
20 名前:替歌入道 投稿日:2001/03/12(月) 02:04
止んぬる哉、昔買ったのが散逸して2冊ぐらいしか残ってない。
また読みたくなった…ああ…古本屋で全巻買って来よう…。
21 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/03/12(月) 02:27
つい先日、2回目を読み終わった。
ホントに味があるね。
確かに漢文書き下しっぽいところが、名文って感じがする。
ちょっとクドイと思う事もあるけど。
好きな場面やツッコミを挙げればきりがないが……
とりあえず、
・黄河を眺める劉備
・白門楼の曹操と陳宮
・李恢に説得される馬超
・誉められて恥ずかしくなり、隠れてしまった許チョを見て
「可愛いやつじゃ」と笑う曹操
・いいひと魯粛
あたりが、好きだなあ。
22 名前:代打名無し 投稿日:2001/03/13(火) 00:28
>>10 新書太閤記なんかは天皇マンセー!な書き方だからね。
(信長は勤皇の志があったから天下統一の覇業をはじめられたとかな)
だから戦後に代々木な連中に戦犯として糾弾されたこともあったぞと。
23 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/03/13(火) 00:51
劉備追撃、流星槌、木門道。あぁ、張コウ・・
どれがホント?やはり木門かなぁ?
24 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/03/13(火) 01:02
>>11 自称「俺は吉川より上」ドキュソなんてほっとけ。
25 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/03/13(火) 20:11
左慈のくだりにはおもわず笑わずにはいられないよ。
400〜500の左慈が首のないまま一刻も踊ってるなんて・・・
見てぇ〜と思いませんでした
26 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/03/18(日) 00:55
age
27 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/03/18(日) 02:26
吉川三国志を読んでいた高校時代。
くちぐせが「ああ、やんぬるかな」だった。懐かしくも痛いおもいひで。
29 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/04/04(水) 01:44
「咄、乳臭児」
30 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/04/04(水) 02:25
黄口児age
31 名前:荀文若 投稿日:2001/04/04(水) 14:05
今、単福が出てきたあたり(4巻の半分あたり)を読んでる。
ここらへんまでで十分、玄徳の狡賢さにちょっと萎え。
でも軍師の重要さを理解するあたりで、孔明・ホウ統が
出てくるので頑張って読むナリ。
32 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/04/05(木) 00:24
>31
>ここらへんまでで十分、玄徳の狡賢さにちょっと萎え。
それはアナタの前知識と言うか、思い込みがそうさせてるだけ。
吉川三国志だけ読んで劉備を狡猾だと思う人間は少数だろう。
まあこう言うと「俺って特殊」みたいに、自分は最初から狡猾だと思ってた
とか言う知ったかぶりが現われそうだけど。
33 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/04/06(金) 19:06
ジョナンで劉備軍が再開したときの
「これからだっ、これからだっ!」
で、マジに泣いたよ。
34 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/04/06(金) 23:47
玄徳と曹操が逝くところはよかった
あと孔明も
35 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/04/07(土) 01:18
っつーか吉川三国志はとにかく泣かせてくれる。やっぱり吉川たん素晴らしい…
36 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/04/07(土) 01:31
>>33 激しく同意。
やっぱり「物語としての」三国志の主人公は劉備一党だよなあ。
37 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/04/09(月) 07:39
吉川英治さいこー
「三国志」全巻買って、おもわず3回も読んじゃったよ。
三国志は、陳舜臣もよいが、やはり吉川でしょう。
38 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/04/17(火) 14:01
最近、読み始めて、今二巻を読み終わったところだけど、張飛がウザイなー。
張飛が玄徳の立場&意志にお構い無しに暴走しっぱなしだから、呂布と徐州の
奪い合いをしていても、つい呂布の方に肩入れしてしまう(汗。
あと、曹操が実力者として台頭していく過程がさっぱり浮かばないのが不満。
結構ボロクソに負けて半死半生の目に何度も合ってるのに、いつの間にか勢力
復活してる、みたいな展開なので、今一カリスマが感じられない…。
横山・三国志の方がバランスはいいのかなぁ?
39 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/04/17(火) 23:10
冒頭のシーン、建寧元年にリュウビ24歳って
計算合わなくない?
40 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/04/20(金) 00:59
建寧元年って、168年か。
そして、中平元年が黄巾の乱でしょ。
冒頭から、茶を買って黄巾賊に襲われるまで
数年を経過しているということは無いから、10年以上ずれてるね。
最初の一行から違ってたのか。(笑
せめて中平元年で始まってれば、よかったのに。
41 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/04/30(月) 05:10
age.
42 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/04/30(月) 06:16
三国志演義を読み終えたので、今は吉川三国志を読んでる。
関羽が曹幕から脱出する時、曹操がやけに女々しい。(笑)
43 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/05/02(水) 23:21
>>42 曹操ファンとしてはもうちょっとしっかりしてよって
言いたい場面でしたね(笑)
でも、玄徳が徐庶追いかける場面よりはマシかな。
44 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/05/02(水) 23:34
曹操が昼寝中、許楮が曹仁を部屋にいれない場面が好きだ
45 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/05/03(木) 07:00
カクが手紙を破るシーンに萌え。
46 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/05/05(土) 08:01
略文:劉備が馬元義から逃げて捕まったシーン
張飛「小方、小方、殺してはいけません。」
李朱氾「誰の命令だ!」
張飛「卒の張飛の命令です。」
李朱氾「馬鹿!張飛は貴様自身じゃないか。卒の分際で。」
斬られる李朱氾。
ここ笑うところだろ?
47 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/05/05(土) 18:46
吉川>柴錬
48 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/05/05(土) 23:55
>46
頼もしい張飛に萌える場面。
49 名前:劉備 投稿日:2001/05/06(日) 00:26
ああ、あの木を切ってしまいたい。
(WHY?)
徐庶を見えなくしてるから。
(・・・・。)
50 名前:46 投稿日:2001/05/06(日) 00:39
>38 張飛うざい
いや、俺的に張飛は笑いを取る存在。キレンジャーみたいなもんか?
張飛出てくると、どう藁かしてくれるか楽しみだったよ。
ボロボロの董卓軍助けた時、董卓の態度の豹変に張飛が大泣きするあたり
愛らしさに溢れてない?
51 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/05/06(日) 02:01
張〔合β〕が3度死ぬのは有名だが
〔赤β〕昭も2度死んでいる。
52 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/05/06(日) 02:09
三顧の礼で孔明を迎えた玄徳は、朝も夜も孔明と一緒
でした。 寝室も共にしました。
って書いてあるのをどっかで見たけど・・・ホモ?
53 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/05/06(日) 03:35
>>4 劉備登場のシーンって何か読んでるだけで
絵がエライ鮮明に浮かんできますよね。
54 名前:大耳 投稿日:2001/05/06(日) 16:31
「曹家であらずば人にあらず」(吉川が好きそうなフレーズだ)
55 名前:半兵衛 投稿日:2001/05/06(日) 16:38
>>50 『森のクマさん』ですね。(意味不明)
56 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/05/06(日) 21:49
吉川三国志は甘いと思ってたけど、渡辺精一氏訳の三国志呼んだら、三国志を描くって難しいなだなあと思い、吉川氏を見直した。
57 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/05/06(日) 22:30
>>56 スタンダードになり得るってことは
思っているよりも凄いということだな
58 名前:38 投稿日:2001/05/08(火) 00:33
>>32 31 ではないが、4巻くらいまで読むと、劉備が義の人、と感じられるのは
徐州の陶謙を助けに行く辺りまでだと思う。その後は、か〜なり無責任な人物
として描かれてる気がする。
呂布と行き違いはあったとは言え、袁術に攻められたのを助けてもらった
りもしてるのに、曹操と呂布と協力して袁術攻めしてる最中に裏で呂布抹殺
を相談したり、それがバレて呂布に問いつめられても曹操の陰謀と嘘付いて
トンズラしちゃうし…。
曹操配下になった後、董承の打倒曹操に同意しておきながら、一人だけ
都から逃げ出してしまうし…。
袁紹の元に逃げ込んだ後も、義弟の関羽が顔良、文醜を斬ったとならば、
殺されてもおかしくないのに許してくれた袁紹騙して逃げ出しちゃうしなぁ。
漢の皇室を大義にしすぎて、その他の人物から受けた恩を、何の迷いもなく
裏切ってしまうのは、ちょっと萎えるよ、やっぱり。
今、荊州に逃げ込もうとしている所を読んでるんだけど、受け入れ反対派
の蔡冒の劉備評に、か〜なり同意してしまった。
59 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/05/08(火) 07:26
>董承たちを置いて脱出
玄徳の口車に乗せられた董承が、「なんと立派な
方じゃ」みたいなことを言いつつ玄徳を見送る場
面に涙。
60 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/05/08(火) 18:03
>>59 そこは笑うところかと・・・。
61 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/05/10(木) 02:41
>>58 保身のために暗殺計画を曹操に密告しなかった
ところは買えるかも・・・>玄徳
62 名前:あ 投稿日:2001/05/10(木) 18:48
まだ読み始めたばかりだけど、
関羽が曹操の下を抜けて劉備に再会しようとする健気さが泣けました。
男と女じゃなく、男と男だから泣けたんだろうなー。
63 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/05/11(金) 18:51
ガイシュツシーンだが、関羽が曹操のもとを去ったときの
「恋ならぬ男と男の義恋!」ってフレーズが、イイ。
64 名前:ギレン@ザビ 投稿日:2001/05/11(金) 18:56
>>63 あえていおう!義恋であると!
65 名前:吉川三国志@4巻 投稿日:2001/05/16(水) 00:17
それじゃぁ定期アゲってことで。
66 名前:黄祖 投稿日:2001/05/17(木) 00:03
母に値千金の高価なお茶を買ってやる心優しき劉備。
「肩身の剣を失い、劉備は農民に成り下がったのか」とそれを躊躇いも無く投げ
捨てる気丈な母。
家族愛の中にも体面を重んじる中国的思想が入り混じる・・・。
67 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/05/18(金) 00:45
>66
ふと思ったけど、あの辺の話って、演義には無いよっちゃんオリジナルじゃろ。
「武士は食わねど……」という日本人的思想だったりするんじゃない?
中国人が読んだらどう思うのか、ちょっと興味あるな。
68 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2001/05/18(金) 01:46
張飛が呂布に対して「お前は糞族だ!」という場面。
最高に笑った!!
これってオリジナルかなぁ?
69 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/05/18(金) 18:19
典韋の仁王立ちに大泣き。
あと、関羽が殺されたあと、呉の使者に対して「関羽が帰ってくるなら云々」という劉備の台詞にも大泣き。
さらに劉備が死ぬときの「関羽、張飛、そこにいたか…」(うろおぼえだけど)に絞りかすになるまで涙を絞られた。
70 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/05/19(土) 17:04
鼻毛の伸びた劉備
71 名前:三田文学 投稿日:2001/05/19(土) 20:02
柴錬三国志はどう?
72 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/05/19(土) 20:19
>71 駄作。本人は自信あったようだが不人気だったことを何かで書いてた。
73 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/05/22(火) 00:44
自信作だったのか・・・
74 名前:安倍晴明 投稿日:2001/06/18(月) 01:31
左慈のくだりにはおもわず笑わずにはいられないよ。
400〜500の左慈が首のないまま一刻も踊ってるなんて・・・
見てぇ〜と思いませんでした
75 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/06/18(月) 06:57
糞袋なんだよな〜俺も
日々製造してるよ〜張飛将軍!!
76 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/06/28(木) 19:33
袁紹が何進に「四方の英雄に激を飛ばし万代の計を一挙に定めるべきです」
と言っているのを物陰で聞き、一人せせら笑う曹操の描写が超クール。
77 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/06/30(土) 00:45
「思いあがるを止めよ。碧眼の小児、紫髯の鼠輩。
まず聞け、真の将のことばを」
関羽の最期のセリフが好き!
78 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/06/30(土) 00:53
吉川三国志の張飛の序盤の失態続きは、なんか田中真紀子を連想させる(w
劉備は小泉っぽい(徳の人。意外にしたたか)
手元に2巻があって、今読んでるが、袁紹ってやなやつだな
袁術も小物だし、なんか吉川は恨みでもあるんか
あと、紀霊って意外と強いんじゃないか?
79 名前:正夢 投稿日:2001/07/01(日) 01:40
曹操と一緒に陳留に逃げて、檄文の作成までしてくれた陳宮はいつ逃げたの?
袁紹に兵糧を止められて華雄に負けた孫堅はどうして袁術を怒ったの?
80 名前:あ 投稿日:2001/07/03(火) 14:37
袁紹って、何進を説得してる頃は熱血正義感野郎に見えたのに。
なんか、あとは部下を信じてやることができれば、いい人だったかなーって。
81 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/07/03(火) 16:59
関羽が死んで、前・三国志が終わる辺りまで読み終わったけど、
北の袁一族潰した後の魏って弱すぎる…。合肥で張遼が孫権を
追い払った以外は負け戦の連続。
曹操も赤壁以降も馬超に追われるわ、漢中で死にかけるわで、散々。
漢中の戦いなんて、魏蜀共に呉への抑え部隊(張遼、曹仁、関羽)を
除けば、オールスター総出なのに、全く歯が立たない。
正史読んでないけど、史実では、もちっと強かったのかな?
82 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/07/03(火) 18:14
曹操が何か悪いことする度に作者がフォローしてる感があって
吉川英治の曹操に対する愛情を感じる。
83 名前:あ 投稿日:2001/07/05(木) 02:47
>>82 自分も、曹操が死んじゃう所まで読みましたが、
結局、この独裁者は何だったのか…と思ってしまいます。
この人によって、一体どれだけの人間が殺されたか知れないのに、
大量殺戮の後には大抵、「いい部分もあったんだよ」みたいな小話が後に入ってくるとゆー。
狩りの場で、劉備が関羽を止めず、曹操を殺していれば…
皇帝に頼まれた馬騰達が暗殺だったかに成功していれば…
「反逆バレて三族皆殺し」みたいな辺り、自分としては読むに耐えませんでした。
84 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/07/05(木) 03:53
はじめの段階で劉備が苦労して茶を手に入れると
茶の高価さ、希少さを特に感じてしまって
茶を入れて飲もうか・・・と思う俺。
85 名前:ななし 投稿日:2001/07/05(木) 22:11
>>83 本来は馬騰暗殺うんぬんは三国志演義のフィクションで、
召し出された馬騰父子は皇帝につかえたが、残った馬超が
何を考えたか謀反を起こし、そのために連座して馬騰たちが
殺されたというのが本当ですから。
86 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/07/05(木) 22:23
そもそも何も悪政を行っていない(むしろ善政というか確実に善政)曹操が
ああまで敵役にされる理由がわからん。(物語中で)
劉備なんか何もやってないのに何故、善玉に?
87 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/07/05(木) 22:25
>>85 演義における、魏の悪役化、後漢&蜀漢の善玉化は、
ちょっと酷すぎるくらいですよね。
馬超なんて、個人的には呂布と同等程度だと思うのですけど。
88 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/07/05(木) 22:30
>>86 三国志演義が出来上がっていった過程に理由があります。
よく異民族に中原を支配され、江南に追いやられていた漢民族としては、
蜀漢の境遇は同情&感情移入しやすいものだったのでしょう。
90 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/07/05(木) 23:04
中国でも曹操は嫌われてる。
芝居で劉備が曹操に負ける場面になると泣き出す子供までいるとか。
なんで曹操って嫌われてんでしょう。いろんな本を読めば読むほど
ものすごく人間味のある、面白そうな人なんだけど。
少なくとも浮世ばなれしてる諸葛亮よりは当時の庶民に
人気あったんじゃない?
91 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/07/05(木) 23:23
中国で人気あるのは、
一に張飛で、二に諸葛亮なんですかねぇ?
92 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/07/05(木) 23:25
>>90 曹操は国を奪った悪人扱いで、それが定着してしまったのでは?
個人的には、三国で一番魅力的な人物だと思います。
94 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/07/06(金) 00:10
>>80 手元にある演義の訳本を見ると
「あいつには兵糧を送らない方がいいですぜ」と
小人に余計な事を吹き込まれているのは袁術だから、
英ちゃんの勘違いという事で、ここはやはりツッコミ所というわけですな。
そうでなければ、袁術としては孫堅に詰め寄られたら、とりあえず
「そ、それは、兄上が……」と言い訳するのが筋だと思うぞ。(笑
97 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/07/06(金) 02:34
>>82 う〜ん、どうなんだろうなぁ。
劉備が死ぬ辺りまで読んだけど、吉川三国志では、曹操にカリスマや
魅力は、さっぱり感じなかったなぁ。
つ〜のも、正直戦さに弱すぎ > 魏 いくら吉川三国志が演義準拠
で劉備びいきにしても。
振り返ってみると、快勝したのは袁一族相手の時だけで、あとは負け戦
ばっかりみたいなイメージしか残らなかった。呂布にしろ、馬超にしろ自爆
みたいな負け方だから、曹操強し ! みたいな印象にはならないし。
赤壁の大敗はともかく、馬超に苦戦したり、漢中攻防戦の放棄、再度の
呉攻めの挫折とか読むと、何やッとんじゃみたいな気分になってしまった。
99 名前:あ 投稿日:2001/07/06(金) 02:49
>>85 そっかー。演義のフィクションかー。
しかし、史実云々はともかく、今は吉川三国志を一つの物語として読んでるわけなので、
虐殺シーンはやはり気分良くないですなー。
でも、農地に落馬して軍律を自ら乱したからとか言って潔く自害しようとしたり、
窮地を部下に助けられては反省し涙してみたり、
悪人なんだか何なんだかハッキリしない人物像になってますね。
でも、漢皇帝の側から見たら、やはり冷徹な下克上野郎かな。皇帝かわいそうでしたね。
100 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/07/06(金) 03:57
>>90 でも一応中国でも「英雄」の枠に入れられてるわけですから。
劉禅は入ってないよ
100 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/07/06(金) 03:57
>>90 でも一応中国でも「英雄」の枠に入れられてるわけですから。
劉禅は入ってないよ。
101 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2001/07/06(金) 04:34
諸葛亮は当時も民に好かれてたってことになってるんじゃないの?
演義じゃなくてもさ。少なくとも、嫌われてはなかったのでは? 。
103 名前:かくか 投稿日:2001/07/06(金) 11:18
孔明はそこそこ受け入れられたと思う〜 よそものなのに
しょくの政治関係を自分にまかせられてたよ〜だし(丞相やしw)
104 名前:あ 投稿日:2001/07/06(金) 11:22
一般には、演義が基準になっちゃってるのかな?
現実にいた人達を「キャラクター」としていじくっちゃうのって、
死者の冒涜って感じがするけどなぁ〜。
本場の中国ではどうなってるんだろう。
>>9-27 連続投稿ごめんなさい。
今まで読んできた「三国志」の中で一番好きな作品なので、
思い入れの余りつい…
29 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/19 03:30
北方三国志はどうなのですか?
31 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/19 04:37
>31
ありがとさん。
33 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/21 18:07
age
34 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/22 00:35
蒼天は三国志の人物の名を借りた、別物。
吉川三国志は、演義準拠といえども秀逸!
これに始まりこれに終る。
北方も三好も陳もこれで育った。
まさに日本三国志協会の殿堂入り書物といえる。
以上
35 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/22 01:00
「ああ。快なり」
「汗顔、汗顔」
こういう独特の味ある表現にあふれていたよな。
36 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/22 02:29
<35
やっぱり、「是非もない」でしょう。
111
38 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/22 03:22
カン沢「あははは、小心なる丞相かな。この首を所望なら、いつでも献上しようものを、
さりとは、仰山至極。」
曹操「無駄だ。巧言を止めろ、我も幼少から兵書を読み、孫子呉子の神髄を書に
捜(さぐ)っている。別人ならば知らぬこと、この曹操がいかで汝や黄蓋ごとき
者の企てに乗ろうぞ」
…かっこいいやりとりだ…
39 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/27 23:51
40 :
無名武将@お腹せっぷく :01/12/28 00:01
そういえば、宮城谷版三国志って連載止まったまま?
教えて君ですまん。
41 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/28 00:37
吉川さんから入った三国志ファンの一人です
これから他のも読んでみたいです
42 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/28 00:39
柴錬三国志はつまらんから見ないほうがいい。諸葛亮がウザイ。
吉川三国志の曹操ってなんか憎めないなぁ。
44 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/28 00:56
蒼天ナントカってやつは?
おもしろいの?
45 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/28 01:03
>>44 完璧な曹操が好きなら非常に楽しめるかと思う。
漏れは吉川三国志の、長所も短所もありまくりな曹操が好きだから
気にかかる部分もあったがそれなりには楽しんでる。
46 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/28 01:11
うーん
あまりそーそーは好きではないなぁ
47 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/28 01:14
それなら読まない方がいいね。
48 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/28 01:17
俺蒼天読んで曹操嫌いになったな・・・。出過ぎでウンザリ。代わりに孫権が好きになった。
49 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/28 01:20
いろんなそーそーがいて、面白いとは思うけどね。
50 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/28 01:45
曹操のとらえ方って人によって大分違うね・・
51 :
無名武将@お腹せっぷく:02/01/13 15:34
このスレ…なんか三本の矢の武将と勘違いしてた
演義系小説では吉川が一番。
正史系小説では秘本が一番。
53 :
無名武将@お腹せっぷく:02/01/13 16:38
秘本って面白いのか‥‥
54 :
無名武将@お腹せっぷく:02/01/13 16:42
55 :
無名武将@お腹せっぷく:02/01/13 19:47
56 :
無名武将@お腹せっぷく:02/01/13 19:52
秘本、今まだ1巻の途中なんですが、
なんかしんどくなってきたので北方に逃避中なんですよ
知り合いに荀イクと曹操の関係が良いと聞いたので
頑張って最後まで読むつもりではありますが
57 :
無名武将@お腹せっぷく:02/01/14 18:41
吉川三国志 is BEST
58 :
無名武将@お腹せっぷく:02/01/15 04:48
吉川三国志って売ってんの?
59 :
無名武将@お腹せっぷく:02/01/15 04:56
司馬三国志がいい。
60 :
無名武将@お腹せっぷく:02/01/15 07:42
昔あんなに夢中になって読んだのにひさしぶりに読み返してみたら
ちょっとのんびりした雰囲気でちょっとイマイチに感じる。
これは俺が最近の大胆な解釈やイメージの三国志モノに慣れてるかな?
まあ日本のスタンダードな三国志ではあるよね。
61 :
無名武将@お腹せっぷく:02/01/15 10:47
陳瞬臣の「曹操伝」なんてどうなのかしら?
曹操って事だけで見るなら、吉川三国志よりも良い感じだと思うけど…
62 :
無名武将@お腹せっぷく:02/01/15 14:32
趙雲が姜維に一騎討ちで負けて
尻尾を巻いて逃げるシーンがショックだった...。
63 :
無名武将@お腹せっぷく:02/01/16 02:45
呂布とか馬超とか、筋肉系の心の弱い部分の
描き方が好きだな。
64 :
無名武将@お腹せっぷく:02/01/16 09:49
age-toku
>>17 キレンジャー、おもしろい表現だね。
俺は、張飛が呂布に“糞族”と言って、その理由を語った所で大爆笑した。
NHKラジオで橋爪功が朗読やってたけど良かった。音声ファイルにでもして販売してほしい。
でも演義は知らないで、吉川三国志が本物(っていうかなんていうか)の三国志
だと思ってる人は多そう。
孔明死後はないがしろにされてるし。
入門編としてはいいかもしれないけど、これで終わりってのはもったいない。
68 :
無名武将@お腹せっぷく:02/01/19 12:41
「あははは、児戯に等しい」
又は
「袋の中から物を取り出すようなものだ」
69 :
無名武将@お腹せっぷく:02/01/21 10:59
もっと語ろう
::::::::::::::::::::::::...... ........::::::::::::::::::::::::::: ;;;;;;;::::::::::::::::::
γ ⌒ ⌒ `ヘ
イ "" ⌒ ヾ ヾ
/ ( ⌒ ヽ )ヽ
( 、 , ヾ )
................... .......ゞ (. . ノ. .ノ .ノ........... ........
:::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ、、ゝ.....| |..., , ノソ::::::::::::::.......::::::
_....,,. .-ー;''.! i;;;〜−ヽ_
γ ,〜ー'''l ! |'''ーヾ ヾ
( ( |l | ) )
∫ ヾ、 ⌒〜"""''''''⌒〜'"´ ノ
/ ̄ ̄ ̄ ̄\. ""'''ー-┬ーr--〜''""
/\ \ / | | |
| | (゚) (゚) | ノ 从 ゝ
(6-------◯⌒つ| /⌒v⌒\
| _||||||||| |ノ ノ )
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\____/ | | ノ |
| |__三___| |_/| |
| | ヽ| ト' | |/^ヽ
| | | |_/ ヽ__
71 :
無名武将@お腹せっぷく:02/01/30 23:19
俺にとっての初めての三国志だった
ゆえに今でも俺の中では最高峰です
72 :
無名武将@お腹せっぷく:02/01/30 23:21
>>71 うーむ、確かにリア厨ん時に読んで以来、他の三国志を
読むときに常に比較対照しながら思い出してる。
ああっ!江森三国志にレス数が抜かれている! 屈辱だけどsageレス!
同胞と書いて「はらから」と読む、そんな漢な吉川三国志が今も俺には
一番の三国志小説。
74 :
無名武将@お腹せっぷく:02/02/13 22:59
ageage
>>58 古本屋にあるのは大抵これだし、図書館にも置いてあるところ多いんでないかい?
sage
77 :
無名武将@お腹せっぷく:02/02/23 01:45
あまりに下がり過ぎてて少し寂しい
北方も秘本も読んだけど、やっぱり吉川が一番好きだと実感しました
文体が好きなんだな。平易でいて簡潔、これにつきます
そんな俺は司馬遼の文体もかなり好きです
78 :
無名武将@お腹せっぷく:02/02/23 01:51
えっ?司馬も三国志書いてるの?
書いてないですよ。すんません、書き方が悪かったようで
司馬遼は三国時代じゃないけど項羽と劉邦とか関ヶ原を読んで
この文体が好きだと感じただけです
吉川三国志は好きすぎて何回読み替えしたか分からんぐらいです
もうかれこれ10年の付き合いになるのか
どおりでページが黄ばんできてるはずだ
保全。
81 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/04 18:26
審配の死ぬ所に感動しますぞ。
ああ、亡国の忠臣・・・・。
陳宮が死ぬ所でマジ泣きしてしまったぞ・・
誰でも呉の3代の宿将にしてしまうのはいかがなものか
84 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/13 12:36
コーエーゲームから入って吉川三国志を最近読み始めました
あははははって笑うツァオツァオたんハアハア・・・
・・冗談はさておいて(いや本当だけど)、
私も漢文書き下し文っぽい文体が好きー
吉川マンセーーーー
がんばって最後まで読むぞオオオオオオ
85 :
◆eUbtZCI. :02/03/13 23:13
吉川三国志を「きっかわさんごくし」と言っていた余はDQNですか?
86 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/13 23:20
です
87 :
◆eUbtZCI. :02/03/13 23:22
( iдi ) エーン
国王は悲しさのあまり泣いてしまいました
88 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/14 06:47
安能三国志は途中でクドクド説明が入ってるのが減点。
あとがきみたいな感じで書いてりゃよかったのに。
89 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/25 21:22
何だかんだいって初心者にはとっつき易い小説だよな>吉川
保全。
91 :
無名武将@お腹せっぷく:02/04/10 18:39
age
92 :
無名武将@お腹せっぷく:02/04/17 22:55
保全age
93 :
無名武将@お腹せっぷく:02/04/17 23:10
で、横山と何処まで一緒なんだ?
94 :
無名武将@お腹せっぷく:02/04/17 23:18
吉川氏って中卒なのに文章力がすごい。
感動した。
95 :
無名武将@お腹せっぷく:02/04/17 23:23
>>94 じゃあお前はもし中卒じゃなかったら(以下略
>>94 学歴で人を判断しているキミこそDQN
まあまだ学歴社会なのは認めるが
97 :
無名武将@お腹せっぷく:02/04/21 18:51
あげ
全巻安く欲しいのですが?
99 :
無名武将@お腹せっぷく:02/04/21 22:21
吉川さんの劉備好き
真面目すぎて逆に
100 :
無名武将@お腹せっぷく:02/04/21 22:31
孔明が死んだあと、すぐにまとめにはいっていっちゃったのが残念
>98 book off 行きましょう
>>100 そう!漏れは吉川しか知らないから
キョウイの北伐とかはよく知らん。知りタシ
103 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/21 23:59
>>62 この時趙雲は70歳くらいだったはずだから仕方ない・・
104 :
無名武将@お腹せっぷく:02/04/22 18:28
今まで三国志って言ってもゲームやアニメの知識だったんで
今度真面目に当たってみようと思ってこれ買ってきた
今読んでるが、なんか知識の補完してる感じですごく面白い
このスレ参考にしてまた他のも読んでみるよ
105 :
無名武将@お腹せっぷく:02/04/23 19:03
ラカンチュウも横山でもそうだけど、
諸葛亮が死んだ後は、書く気が薄れるんだよ。
中心に書ける人物がいなくなるからね。
106 :
無名武将@お腹せっぷく:02/04/23 19:06
徒歩をカチと読めればOK
107 :
無名武将@お腹せっぷく:02/04/23 20:38
吉川作品は太閤記あたりまでくると説教臭さが鼻につくが、三国志は文句無しに
傑作だと思う。会話部分が特に好き。
108 :
無名武将@お腹せっぷく:02/04/23 22:12
この小説は文体が、かなり良いよ
109 :
れっぺん ◆vU3YX38U :02/05/01 10:08
戦前に書かれて今なお愛読者がいる、というかスタンダード演義の
一つの座を占めつづけているというところ、まさに「老黄忠」とでも
呼ぶにふさわしいですな。
曹操が土地の父老を集めて宴会してるシーンもあったなぁ。
「余は老人が好きだ」から始まる名台詞は何巻だっただろう。
110 :
無名武将@お腹せっぷく:02/05/01 13:04
111 :
無名武将@お腹せっぷく:02/05/01 13:09
素晴らしく怒ることができれば、
もうあなたも立派な吉川サンゴクシスト!
112 :
無名武将@お腹せっぷく:02/05/01 13:12
吉川三国志は、三国志書物の万葉集と言えよう。
113 :
無名武将@お腹せっぷく:02/05/01 13:15
>>107 吉川太閤記は天皇マンセー、軍部マンセーの
プロパガンダ小説ですからね。
なんで「信長が勤皇家だから天下統一の事業ができた」なんだよ。
吉川三国志で一番カッコイイのは誰だろ?
115 :
無名武将@お腹せっぷく:02/05/03 18:28
お主
やっぱり俺か・・・
117 :
無名武将@お腹せっぷく:02/05/04 21:13
うん、曹操の関羽への恋のくだりは良かったかな。
119 :
無名武将@お腹せっぷく:02/05/10 19:55
保守させて下さいね。
自分の中で、吉川三国志は基本なので。
120 :
無名武将@お腹せっぷく:02/05/11 21:26
10年も前に一度読んだきりだけど、
ここみてたらまた読みたくなってきた。
今だと細部の記憶が曖昧だしな・・・
>>118 この人こんなに昔の人だったのか・・・知らなかったよ。
122 :
無名武将@お腹せっぷく:02/05/14 20:39
age
123 :
無名武将@お腹せっぷく:02/05/14 20:43
俺も手にとるまでこんな昔とは知らなかったな〜
解説んとこに川端康成がいたのには軽くビックリ
今やっと4まで来てこれから孔明が面白くなりそうなんだが
古本屋に4以降がないんだな、これが(笑
126 :
無名武将@お腹せっぷく:02/05/14 22:22
新水滸伝…
127 :
無名武将@お腹せっぷく:02/05/15 03:40
>>123 孔明が出てきて面白くなりそうと思うなら、
5巻はひたすらオススメしたい。
自分は長坂と赤壁の下りが大好きだ。
128 :
無名武将@お腹せっぷく:02/05/15 16:44
>>123 俺も4巻までしか持ってない・・・欲しいナー
129 :
無名武将@お腹せっぷく:02/05/17 22:26
性交の剣。性交の剣。嗚呼、俺の股間の性交の剣。
130 :
無名武将@お腹せっぷく:02/05/20 20:52
age
131 :
無名武将@お腹せっぷく:02/05/26 15:55
安芸
132 :
無名武将@お腹せっぷく:02/05/26 16:19
「三国志」を読んだという人間の中で、
横光三国志を読んだという人と、吉川三国志を読んだと言う人と、
どっちが多いんだろう…?
やっぱ漫画の方が多いかなー?
>>129 おぞましいものを想像したじゃねーかボケ!
134 :
無名武将@お腹せっぷく:02/05/30 22:28
久々に読み返してみたら、
呉夫人も2回死んでいる事が判明。
でもやっぱ面白い!あっという間に読みきっちゃったよ。
135 :
無名武将@お腹せっぷく:02/06/02 14:25
ハードケース版だと3巻だな>三国志
太閤記全4巻とともにもってる
136 :
殿、お気を確かに!:02/06/07 01:40
現在までの三国志出版物の中では一番だと思う。
ただ、夏候惇て、カコウジュン、カコウトン
どちらの読み方が正しいのですか?
僕の持っている吉川三国志では、カコウジュンと
ルビがふられているのですが。
一般的には、カコウトンで通ってますよね。
137 :
無名武将@お腹せっぷく:02/06/07 01:53
>>136 本場の読み方は「カコウドゥン」に近いらしい。
といってもこれも無理やりカタカナにしてるだけだし、
そもそも外国の読み方を日本語にしてる時点で「どれが正しい」って事もないと思うよ。
最近では「カコウトン」の読み方が一般的になってきただけで
吉川版の「カコウジュン」も別に間違いではないはず。
138 :
無名武将@お腹せっぷく:02/06/07 01:59
>>134 そうそう、あれ読んでて訳分からなくなった
策&権の母親とかその妹(叔母)とかね
139 :
殿、お気を確かに!:02/06/07 02:37
>>137 わかりました。ありがとうございました。
ただ、カコウジュンのほうの読み方だと一般的でないせいか
読み方が違うと指摘されそうな気がする。
140 :
無名武将@お腹せっぷく:02/06/17 19:25
age
141 :
無名武将@お腹せっぷく:02/06/21 21:36
おっ、いま、運命のダダダダーンに、数秒だけ、吉川英二が出てきた。
記念age
142 :
無名武将@お腹せっぷく:02/06/24 21:44
今3巻の途中まで読んでるんだけど、劉備が極悪人に見えて仕方ない。
これを読むまでは人徳溢れるとまではいかなくても、それなりに善人タイプなのかなと思ってた。
でも徐州に逃げてきた呂布をかくまってたかと思うと簡単に曹操に呂布を売ったり、
董承の曹操討伐の計画に荷担したかと思うと徐州に逃げ帰る。
しかもその度に口先でうまくやりすごすとこが嫌。英雄とは思えない。
特に曹操が呂布の処分を訪ねるところで「さあ、でも呂布は過去に何回も裏切りを重ねてるのは事実だよねー」
みたいな返答にすごく粘質なタイプの悪を感じた。
あと張飛が粗暴や短気を通り越してただのDQNに見える。
「ホ、湖賊?」
144 :
無名武将@お腹せっぷく:02/06/24 22:00
ところどころ文章がおかしいところがある。
一番くどいのは呂布と陳宮の「袁術に花嫁を送るか、送らないか」のやり取り。
3、4ページくらい使ってまわりくどくダラダラ書いてて、イライラする。
145 :
無名武将@お腹せっぷく:02/06/24 23:00
>>142 俺もこれ読むまでは横山のアニメや光栄の知識だったんだけど
なんだか吉川読んでると劉備が主役という感じはしないな
呉に頑張って欲しいと思えば曹操の器量に感嘆することもある
むしろ劉備は煮え切らない男にしか映らなかった
まあ、これでちょうど俺の中では平等になった感じなんだけど
コーエーゲーでしか知らなかった当時は、徐庶はウラナリの学者みたいな人とばかり思っていたが
剣術も修めた偉丈夫かつ風来坊と知って、ちとビックリした記憶あり。
147 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/02 07:32
くそあげ
148 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/02 10:16
読み物としてはいいけど、所詮ウソ話
読み物の演義を元にしているから、設定がデタラメ
149 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/02 10:28
演義が読み物なのはわかるが
だからと言って史記やら正史が本当だと思うのもやめたほうがいいな
何千年も前の話に「実史」なんて求めない方がいい
面白けりゃいい
俺は真偽なんかに価値を求めないから
単行本が古本屋で100円で売ってたよ
151 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/02 19:19
今読んでる。
ゲーム厨だったのでスタンダードなのを読まないとと思って。
すっげぇ面白い。呂布の子煩悩な所とか人間臭くてイイ!
古本屋10巻完結のやつがまとめて1000円で売ってた。
152 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/05 15:33
泣かせるのが上手い。
新平家もそうだけど。
10年ぐらい前、3回も通しで読んだはずなのに、かなり忘れてしまったけど、
序盤、一体旗揚げするも挫折して帰郷した劉備(ウロ覚え)が、母親と二人で
晩飯喰うシーン。
「粟飯だけだけど、二人で食えばうまかろうて(みたいな感じだったと思う)」
で、ハゲしく泣いた。
新平家では、清盛が忠盛と家臣とみんなで酒盛りするシーン。
合戦したけど十分な恩賞がでず(ウロ覚え)、
長年可愛がった馬を売って酒を買い、家臣に振る舞う。
どの馬も可愛らしく、売るのに迷う清盛。
……もっとも、どちらの主人公も死んで次の主人公(孔明や義経)に
交替する頃にはすっかり魅力のないキャラになってしまっている……(苦笑)
どっちも激しく中だるみする。
合戦シーンが多いのはいいが、人間描写は激減するのが哀しい。
153 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/06 15:55
誰も彼も「大将軍」の大安売り
154 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/06 15:57
後半あっという間に時が過ぎるからいまいち
印象に残らないけど
古語使うから雰囲気最高だね
155 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/06 15:58
吉川三国志マンセー
157 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/07 21:18
>>139 昔、光栄がこの吉川三国志をベースにして
ゲームを製作していたので、当然「夏候惇」には
カコウジュンというルビを振っていた。
よって、そのころはカコウジュンのほうが広まっていた。
が、光栄がいきなり途中(たしか、三国志3か4くらい?)から
カコウトンに統一表記しだしたので
今やそっちが一般的になったんじゃないかな?
当時、漏れは世間の風潮に合わせて
カコウジュン→カコウトンと呼び名を
頭の中で移行変換させるのに慣れず、
けっこう苦しんだもんだよ。
158 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/10 19:57
張合βは何度も死にましたage
吉川三国志ですか…私が初めて読んだ三国志です…。
三国志書物の中でも公平な書き方をしたものだと思います。
あれは確かな名作ですよ。
160 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/11 21:22
すわ、上げる
161 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/11 22:04
神軍の鼓アゲ!
162 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/11 22:38
ははは、袋の中から物を取り出すようなものだ。
陣中に戯言なしでござるぞ。
163 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/11 22:41
吉川三国志では呂布が一番好き。
武器を手に戦えば三国無双の強さなのに、心に多大な弱さを抱えてるとこがいい。
最期も潔く斬られずに命乞いをするも、劉備の(ニヤリ であえなく処刑されるところが
直前の陳宮と好対称になって「これが呂布なんだなぁ」と思わせる。
164 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/11 23:23
book offでデカ版(全3,4冊のやつ)が、100円
で売ってたのには、殺意を憶えてしまった。
165 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/12 12:51
とても文章が綺麗です
166 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/13 04:10
先週読み終えたところ。面白かった。
俺っちサラリーマンだから、用兵や人材登用など
現実社会に重ね合わせてみたりして、考えさせられる。
「何かよいアイデアはないか?」(上司)
「ありますが、肝心なのは私の提案通りに実行なさるかどうかです」(部下)
自信の裏付けもあろうが、これって最高のハッタリだよね。
他にもとにかくハッタリと屁理屈で敵や味方をも蹂躙するような
そういう描写がとても面白く書かれている。
167 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/13 05:23
許チョが曹操に「当世のハンカイである」と誉められて
晴れがましさのあまりひっこんじゃう場面がいいですな。
他の将が「自分もいつかは…」と思う心境は読んでる自分も
頷いてしまうほど。
呂布って他人(董卓・陳宮ら)に利用されてるだけで
単純ないい奴に見えてしまうんだが。
セリフが格調高くてつい真似したくなりますな。
孔明のvs王朗戦のとどめの文句「退れッ老賊」もう最高。
手っ取り早いのはケンタッキー行って、フライドチキンの
あばら部分食いながら「鶏肋、鶏肋」つぶやくことか(w
169 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/13 11:12
>>167 >孔明のvs王朗戦のとどめの文句「退れッ老賊」もう最高。
禿銅!
孔明の言葉(リベート)に殺傷能力があるというのが
証明されたシーンですね(爆
>「鶏肋、鶏肋」
これは曹操だよね
170 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/13 12:19
171 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/13 12:21
俺は厳顔と張飛の話がシンプルだが良かった
後、厳顔と黄忠の奮戦ね
爺さん萌え(w
審配が(・∀・)イイ!!……と言おうと思ったら、既に
>>81が言ってるし。
でも同士がいて良かった。
173 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/18 19:20
あげ
174 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/18 19:23
「日本人でヨカッタ」
吉川英治の小説は日本語の美しさと表現の幅広さに
何度読んでも感動しる!
三国志を切っ掛けに他の作品も読んだけど、ヤッパリ三国志が
一番ヨカッタ(・ω・=)
175 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/21 23:21
176 :
無名武将@お腹せっぷく :02/07/22 21:03
やったー。book offで
文庫版が、五冊100円で200円で八冊全部(+その他二冊)
買えてしまった。
177 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/22 23:14
178 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/22 23:37
つーか皆さん全八巻読むのにどのくらい時間かかった?
オレって本読むスピード遅いのかな・・・・
文句なしの名作ですよね。
>>174さんもおっしゃってますけど、三国志に触れるときにこの作品がスタンダードとしてあるのは、
日本人で三国志ファンでいてよかったと思います。
やはり曹操の描き方が秀逸で、吉川英治自身も彼を前半の主人公と言っているだけはあるというほど、
魅力的に描かれていますよね。よくもあの時代にあそこまで魅力的な曹操ものだと感心します。
>>178 学生の時夏休みで何もする事がない日は一日一冊軽くいく。
181 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/23 04:36
どうもこうも
呂布が貂蝉の自殺の原因を知って迷わず遺体を井戸だか池だかに投げ込むシーンで
チョトワロタのは漏れだけでつか?
全部で何冊あるの>吉川
187 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/24 20:58
結構この本の張飛をズタボロにいっている人多いけど、そんなに最悪か?
俺的には、自分に正直なやつって感じでいい奴だと思うけど。
あと、吉川三国志では、呂布ってすんげーいいやつだね。
馬鹿というか、人を信じすぎるせいでだまされてる。
劉備に関しても、陳登らに関しても。
最悪なのは、その性格を利用した奴らのような気が。
あと劉備は最悪。
あの呂布の死刑のときのセリフって三国志演技にもあんの?
あんな劉備に悪印象しか与えないものをわざわざ入れてんのか?
正史にもあんの?
188 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/24 21:41
演義は横山で決まり
横山の元ネタは吉川
190 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/25 19:25
age
191 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/25 19:28
NHKの人形劇よりは・・・
192 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/26 06:44
人形劇は人形の素晴らしさと声優陣の素晴らしさとシマダシンスケのダサイ所に
感動しる物語なのでストーリーは関係ありません。
193 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/26 07:12
しんしんろんろん
194 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/26 07:25
ナハナハ張飛
195 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/26 07:30
レオ孔明
196 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/26 08:42
正史にもあった
劉備って単純じゃない人物なので解釈は色々できる 吉川三国志は劉備主役なのだが随所に劉備の野心が窺えて良
197 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/26 19:33
吉川三国志は意外に過剰な蜀ひいきじゃないからいいね。
張飛とか呂布みたいな奴にも嫌悪感を抱かせないように描いてる。
曹操=悪役みたいなイメージがつきにくい。
198 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/26 23:18
他吉川作品を読んでみても、「どー考えたってコイツはアフォだ!」と
どこの歴史書とか小説とかでもクソミソに書かれている人物を
「この時代はこういうのが主流だったのでしょうがないのだ」的な
注釈が付いている吉川作品。
・・・お人柄がこんなところからも伺えないかい?(・∀・)
199 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/27 00:40
吉川三国志、適度に雰囲気損なわない程度のキャラ付けがいいよね。
「呉の甘興覇なり。快く我が刃を受けよ」こんな言い回しある訳無いんだけど、違和感無かったり。
悪いとかじゃないけど、ある歴史小説で「それはこっちのセリフだ」てのがあって萎えた。
新平家では斉藤実盛。手塚に討ち取られて、義仲が首抱いて泣く場面、何回も泣いてる。
200 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/27 01:04
吉川さんは人が良過ぎるから大衆文芸家になれた。
あれでもし理知的過ぎたら司馬遼太郎になっていた。
201 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/27 01:05
三国志演義の翻訳本よりは吉川三国志の方が面白いと思う。
202 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/27 01:37
横山三国志の陳宮は曹操と逃避行してる時と
呂布に仕えてる時で顔が別人。
203 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/27 17:45
関羽と張飛の序盤のやりとりが好き
204 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/28 20:41
ag
205 :
無名武将@お腹せっぷく:02/07/28 20:44
>>199 それはこっちのセリフだってどの本ですか?
>>205 海音寺周五郎の「平将門」だったかな。
別に作家性を出しただけかもしれないし、歴史小説だからってギチギチに歴史公証が
正しくなければ、て訳じゃないんで悪く言う訳じゃないけど。
全く同じ文章じゃないかもしれないけど、「セリフ」って単語が出てきたのは間違いないです。
(インパクトありすぎて)
207 :
西成線利用者:02/08/08 18:33
40過ぎの年寄りです。
消防の頃から、オヤジに「読め、読め!」って薦められてたんだけど、
さすがに小学4年ではしんどかった。
で、厨房になった頃、「ここからで良いから読め!」と薦められたのが
「関羽一杯の酒」。関羽が華雄を一刀両断にして戻ってきたら、曹操に
勧められて置いてあった酒がまだ温かだった、ってとこ。
もうのめり込んだ、のめり込んだ!
今までに、そう、30回は読んだと思う。それに、他の作品も読んだ。
それと、孔明が自らを管仲、楽毅と比していた、って書かれてるでしょ?
そうすると、そちらにも興味が出てきて、春秋戦国にもはまってしまったよ。
所々間違いがあるけど、ほんと、名作だと思う。
1点だけ、直して欲しいのは張飛が名乗りをあげる時「燕人張飛、これに
ありっ!」て言うのが多いんだけど、ルビが「えんじん」になってるんだよ。
張飛で「えんじん」と来たら、どうしても「猿人」って漢字が頭に浮かんで
しまうんだよね。
ここはきちんと「えんひと」ってルビにしてもらいたいもんだ。
208 :
無名武将@お腹せっぷく:02/08/08 19:05
>>207 漏れ、小学校一年生の時に吉川三国志全巻読破しますた。
でも、意味あんまり判ってなかったなーと中学生になって読み返してオモロー(´∀`)
高校生になって掘り返して日本語って(´∀`)イイ!
社会人になっても読んでたら擦り切れてしまったので、古本屋で全巻揃え直しますた。
ええな。やっぱりこの文章がたまんなく好きだ。
209 :
無名武将@お腹せっぷく:02/08/08 22:52
例えば、夜の街並の表現で
「街は戸ごとに燈火をつらね、諸門の陣々も篝(かがり)に染まり、人の寄るところ、家のあるところ、
五彩の燈にいろどられているため、こよい正月十五日の夜、天上一輪の月は、なおさら美しく見えた」
なんて事をさらりと章間に混ぜられると、物凄く文章が心に染み入る。
ここが吉川節の酔わせ所だとオモタ。
ああ、さすがは魏。偉なるかな、その大艦隊。
211 :
無名武将@お腹せっぷく:02/08/16 15:25
あれ?単福って、母親が自殺したとき、死んでる・・・
212 :
無名武将@お腹せっぷく:02/08/16 19:07
>>207 音読みが基本だからねぇ。でも「えんじん」はオレもちょっとイヤ。
213 :
無名武将@お腹せっぷく:02/08/16 20:48
age
214 :
無名武将@お腹せっぷく:02/08/16 21:40
なるほど、その言は宜しいage
215 :
無名武将@お腹せっぷく:02/08/16 21:52
やはし7巻が泣ける。
「桃園終春」ってタイトル見ただけで泣ける。
216 :
無名武将@お腹せっぷく:02/08/16 21:57
吉川と小早川と毛利の安芸三国志のことかと思った
217 :
無名武将@お腹せっぷく:02/08/16 22:03
吉川三国志に限らないが、
赤壁の戦いで、孔明が魏から矢を奪うところなんだけどさ、
もし火矢を射掛けられてたらどうなの?っていう疑問は
外出ですか?
218 :
無名武将@お腹せっぷく:02/08/16 22:06
「雲長関羽」って表現は頂けない。
それと、北伐時点で「蜀に人材なし」というイメージを植え付けたのも
吉川三国志だと思う。
219 :
無名武将@お腹せっぷく:02/08/17 00:49
ああ審配は名将かな
220 :
無名武将@お腹せっぷく:02/08/17 18:56
今、6巻読んでます。イイ!
むむむ
222 :
無名武将@お腹せっぷく:02/08/17 20:00
223 :
無名武将@お腹せっぷく:02/08/17 20:01
めめめ
224 :
無名武将@お腹せっぷく:02/08/17 20:03
メメクラゲ
225 :
真の武将に面接せよ:02/08/17 20:13
張松の額を「エン月青龍刀」のような額と喩えたにはワロタ
226 :
無名武将@お腹せっぷく:02/08/18 19:24
>>217 藁を積んだ船に矢を射掛けさせて奪ったってやつだね。
火矢を放てば、風向きの関係で自分の陣が燃えてしまうからダメなんだよ
227 :
無名武将@お腹せっぷく:02/08/19 01:55
7巻に突入しますた!
229 :
無名武将@お腹せっぷく:02/08/19 02:15
日本文学科の先生に、
「吉川は、豪華絢爛な文体が特徴だ」
と言っていた。
豪華絢爛。たしかに。
派手な文章だよな
例:「目が湯の泉になっていた」
でもそれが下品になってないのは、彼自身、その文体をひけらかしてないせいか。
偉大だー。
>>229 絢爛豪華、そうなのか。
漏れはあのどこまでも日本人のツボを突く文章で吉川作品なら何を読んでもトリップする。
漏れの先生は「吉川文学は日本人でないと絶対に判らない美しい文」と事あるごとに言っていたが、最近は
日本人でも判んないヤシ多いのではと思ってみたり。(´・ω・`)ショボーン
ここのスレ住人は(・∀・)イイ!って言ってくれる人多くてほっとしる。
231 :
無名武将@お腹せっぷく:02/08/19 19:27
>>226 いや、その時の風向きは、呉の方に向かって吹いてたと思うゾ・・・
232 :
無名武将@お腹せっぷく:02/08/20 03:22
今七巻を読んでる。
小気味良い台詞が好き。
魯粛の扱いが気に食わないけど。
>>232 普通の三国志演義よりは吉川魯粛の方がまだマシな扱いだぞ(w
ぶは。吉川魯粛だって。日本人みたいだ。ごめぽ。吉川「版」魯粛と言おうとした。逝ってくる。
吉川三国志は作者も読者も愛がある感じ。好き。
友達が吉川英治の文章をよく「登場人物を真綿でくるんだような描写をする」と言っていたが、最近「剣客女難」読んで何となくなるほどとオモタ。
三国志でなくてスマソ
sage
238 :
無名武将@お腹せっぷく:02/08/26 22:07
これからだっ!これからだっ!
239 :
無名武将@お腹せっぷく:02/08/30 19:21
曹操に背中叩いてもらいたい・・・(*´∀`)
240 :
無名武将@お腹せっぷく:02/08/30 19:27
三国人の吉川晃司かとオモタヨ
「否とよ。恋とは路傍の花」
って言いきる劉備が好きだ。
とかいって恋愛してるわけですが。
242 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/02 18:57
いま3巻の曹操が袁紹との戦いを決めたところだけど
それまで武力だけの馬鹿だと思ってた呂布や
ただの西涼にいるおっさんの印象だった馬騰のイメージが崩れて
いい人の印象を持った
閑話休題 これがスキ!
>>242 演義では完全な悪人の筈な薫卓にすら何か少し人間くささを残してやる吉川文。(・∀・)イイ!
246 :
無名武将@お腹せっぷく :02/09/07 19:59
>>240 実は吉川晃司は三国志にめっちゃ詳しかったりする。
247 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/07 20:01
曹操の部下になりたい。
248 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/07 20:08
横山三国志を読みました。
で、今吉川三国志を読みつつあります。
現在孔明初陣。
横山でなんとも思わなかったシーンでも吉川だと泣けますね。
吉川イイ!
250 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/07 21:12
やっぱり曹操に誉められて照れる許チョでしょう。
251 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/07 21:22
252 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/12 19:09
age
253 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/12 19:20
>>250 ジュンイクに「君のは策とは言えない。」とたしなめられて
恥じる許ちょも可愛い。
やっと5巻まで読み終えたところだけど
いままでなんともなかった人が
ドンドン好感を持つようになってきた
呉妹君の荊州へ逃げる際の態度感動した
255 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/13 02:44
>>254 結構ペース早いね!(・∀・)d
しかも「どんどん好感持つように」って、結構丁寧に読んでるなぁ。
俺ももういっぺん全巻読み返そうと決意。
256 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/14 03:41
>>255 無職だから時間が余ってるしTVもつまんないから
3〜4日に1冊くらいのペースで読んでる
257 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/14 06:08
最近、吉川三国志ではじめて三国志を知ったんだけど
他にオススメの本あります?
258 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/14 07:09
成都。ああ、成都age
259 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/14 12:54
吉川三国志・・・・なんか売れない漫才師みたいだ
260 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/14 12:54
名作だな。
262 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/18 01:39
「諸葛菜」のコーナーはしみじみとして素晴らしい。
吉川氏が「私見」として「私は何となくこの老翁の
ことばの中にかえってありのままな孔明の姿がある
ような気がするのである」って言ってる所なんて、
吉川氏本人の感性がモロに出ていてイイね。
263 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/21 16:43
age
三国志が本当に好きなら正史三国志を読むべし。
演技を読んだ後、正史を読むのがベストだろ。
面白くても、作り話じゃね〜
265 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/21 19:45
>>262 個人的には孔明を「偉大なる凡人」と評しているのは納得いかなかった。
>>264 スレ違いな発言は控えてくれ、ここは吉川三国志スレである。
いくら三国志が好きだからといって正史まで読む事を強制
する事はいただけないな。
いいかね、世間には君と違う価値観の者は大勢居るのだよ。
その辺りを良くわきまえたまえ。
否
>>266 同意〜。
そういう正史至上主義者が、ひいては演義から入っていった三国志の新しいファンを
敬遠させている事にいい加減気付け。
興味が在れば最終的に辿り着く場所だよ、正史は。
269 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/21 23:13
やっと7巻禅譲の説得の場面だけど
次々と死んでいく英雄達が辛くてなかなか先に進まない
こんなおれは厨房以下?
>>264 三 国 志 は 歴 史 の お 勉 強 で は あ り ま せ ぬ (゚д゚)
>>269 がんがれ!(つД`)
誰しも一度は通る道・・・・・だと思いたいw
みんなはどうだった?
数々の英雄達の死に悲しみながらも
南蛮征伐の孟獲の1回目の解放まで行き着いた
しばらくはサクサク進めそう
甘寧の死に様は絵が浮かんできた・・・
ぎゃくに張遼の死に方はあっけなかったな〜
好きな武将なだけに残念(つД`)
太史慈の死にざまが好き。でも初読の時は肝脳地に塗るとも・・・で趙雲が好きになる。
その後いろいろ新事実を知っても、いまだ趙雲好きの毒が抜けきらん。
吉川三国志の素晴らしさはとにかく劉備が黄河を眺めるシーンから入るところでしょう。
大きな歴史のうねりを描くのに個の描写から入る、というのは人物に焦点が当てられている
三国志の本質を衝く描き方だと思うし、その個を描く姿勢が、日本の歴史小説のスタンダードに
なっていったところを見ても、日本人の感性に至極マッチした手法だと思われるよ。
大衆文学作家の真骨頂、ここにありというか。
274 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/25 15:44
劉備のおっ母さん、茶すてるこたぁーない 飲もうよ 折角だし
275 :
1.2.3.:02/09/25 16:20
張こう死にすぎ
>>265 そのレスを受けて、今日諸葛菜を読んでみたけど意外と納得いったよ。
要するに吉川は孔明の才はさておき、その人となりの本質を評して大いなる凡人
としたわけでしょ。孔明ほどの才があれば、劉禅から蜀を奪うことは可能であった
ろうし。それでも故主との盟約をたがえず丞相として蜀に尽くすあたり、彼の中心
にあったのはやはり侠的な精神であったように思うし。彼は能力も政略も全て革新
的であったくせに、本質的には保守的道徳心に乗っ取った生活をしていたからこそ
民衆からも他の武将からも嫌われることがなかったのではないかという解釈もわか
らないでもない。
それを称して「凡」としているのだから、まぁそれなりには納得できるかと思った。
吉川といえば新平家物語が良い。大衆作家として戦争に荷担し、挫折を経て復帰した
後の筆致は、無常感をよく書けていると思う。
最後の吉野雛の節なんか相当うるうるしてしまう。
話ずれてスマソ。
>>278 情報アリガ?ォ
長いので敬遠してたが、古本屋で探して読んでみますよ〜(・ω・)b
280 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/27 12:39
最近いいスレがトコロテン方式に消えているらしいれす。
ここも大分下がって来ているのでageます!
消えずにいてほしい、日本の心・・・
281 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/28 00:45
>>279 ただ、武蔵みたいなもろ”娯楽”小説ではないところはあるね。でも漏れは好き。
そういやバガボンドが始まったとき漏れは友達に武蔵を貸しまくる羽目になったなぁ。
ところで吉川英治文庫の三国志は裏の巻の要約部分が出色の出来だと思う。
「誰が猫の首に鈴をつけるのか − 選ばれたのは当代一の名医 吉平」とか
「三国志をいろどる英雄に挽歌が流れる」
とか美しい文章が多い。
特に第八巻が最高。
吉川英治の文章には、今の小説家がすっかり忘れ去った「講談としてのキレの良い、
かつ美しい日本語」が存在しているとおれは思うが皆どう思う?
283 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/28 11:51
初カキコです。
中学生の頃、初めて吉川三国志を読みました。
それから少なくとも10回は読みました。
29歳の今まで色々な本を読んで来ましたが、
吉川三国志以上に面白かった本は無かったです。
最初は、関羽と孔明が好きでした。
でも、その二人はあまりに人間離れしていると思い
最近は、孔明との才能の差を嘆くシユウユや、
イノシシとバカにされて勉強するリョモウ、
義父と一緒に死んだ関平などが好きです。
284 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/29 14:45
むむむ
285 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/30 11:28
オレも、吉川三国志を始めて呼んだ時の衝撃は忘れられんなあ。
高1の夏休みに、一週間で読んだ。
展開が遅くてイライラする所もあるけど(特に曹操暗殺計画のくだり)
吉川氏の流麗な文章と、豊富すぎる語彙(調子に乗ると白文の漢詩まで書く)
が最高だ。
孔明との才能の差に嘆く周ユは、オレも好きだよ。
生涯に一度は許楮のように曹操に肩を叩かれてみたい魏の武将連w
287 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/30 16:19
互換突破の自己中カンヌに殺された武将達(鬱
288 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/30 16:22
何度も死ぬ張こう(藁
289 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/30 16:39
なぜか死ぬときは孫堅から仕えている事になってるたいしじ
天許さず 地許さず 人許さず
孫権もまた許さぬ
>>288-289 まあ迂闊という誹りは免れないだろうが、
今のように「三国志人名図鑑」とか「口語訳正史」がなかった
当時(昭和10年代だったっけ)だとある程度は仕方がなかった
のかもね。
漏れは吉川三国志がデビューだったけど、この板での指摘を
見るまで、上のような矛盾には全然気が付いていなかった…。
七巻285ページで、張遼は列侯に封ぜられ老後を養ってるが、318ページでは何故か現役復帰して見事に討ち死にしてる
>>291 過去レスであったけど、三国志演義を江戸時代に和訳した講談本ベースらしいし、
多少の間違いはしょうがない。漏れも
>>288-289は気になったけど、早く続きが読みたかった
のでスルーしちゃった。
吉川三国志の魅力は流麗な文章と、読者をグイグイ引きこみ心理情景を想起させる描写にありだね。
294 :
無名武将@お腹せっぷく:02/10/02 08:48
吉川三国志で張コウが2度殺されているのは有名な話だが、勘違いと言うか絶対最初の
張コウは別人で同姓同名なだけの人であると思う。
たしか、趙雲が青コウの剣を手に入れたとき鎖鎌みたいな怪しげな武器を振り回して襲って
きた一兵卒(どうみても将軍と言う感じではなかった)で、そこそこ強かったけど自分のミス
であっさり惨殺されたのが一人目だったはずで、到底あの張コウと同一人物とは思えない。
まぁ、それにしてもヘボい一兵卒の名前ぐらい別人の名前使えよって感じではありますが。
でも長坂〜赤壁にいたるまでの展開はテンポよい名文が続きますよねぇ。
呉国太と[赤β]昭も一度死んだ後にまた出てくるね。
ただ、こういったミスを見つけてしまう位何度も読み返すような小説って
いくらもないんだよね。
>>295 呉国太は、姉妹で嫁入りして、先に死んだのは姉のほうだから
問題なかった気もする。妹を母と思うようにって、死ぬときに言ってたし。
図書館で何となく手にとって適当に開いたページが丁度、
夏候惇が目玉食うシーンだった
脳天一撃
夏侯惇の目玉喰うシーンと、
薫卓のヘソにろうそくと、
関羽の肘の骨削りシーンは
俺にとっての三国志三大スプラッタシーンだった。
小学校の時にうっかり夜読んで、めちゃくちゃうなされた。
だが、その後吉川英治以外の三国志を読んだら
も っ と 描 写 が ひ ど か っ た 。
299 :
無名武将@お腹せっぷく:02/10/10 15:11
吉川スレが下げると哀しいのでageとく。
わ、スレ残りの記。
やっと全部読み終えました
孔明死後魏延の反逆まではじっくり書いてあったけど
それ以降の話がはしょり過ぎなのがちょっと残念でしたね
それでも読み終えた後すぐもう1度読み返したくなる作品ですね
301 :
無名武将@お腹せっぷく:02/10/10 23:10
>>300 乙!早かったね。
二度三度よむと、また違った感想を持ったり出来るのが
良書の醍醐味。
忘れた頃にまた読み返しても面白いので(・∀・)イイ!
302 :
無名武将@お腹せっぷく:02/10/18 17:35
今となっては無理だし当時も書く気がなかっただろうけど
孔明死後〜晋の統一まで書いて欲しかったな
303 :
無名武将@お腹せっぷく:02/10/18 17:58
でも、吉川三国志は何度読んでも飽きない
もう2年ぐらい、毎日電車で読んでます
一つの巻につき80回以上読んだかな・・・
304 :
無名武将@お腹せっぷく:02/10/18 18:06
でもどうして劉備は張遼を部下にしなかったんだろう
(呂布が斬られたシーンで、張遼の命乞いをした時)
関羽との相性もよかったはずなのに・・・
吉川三国志の广龍統大好き。孫権との会話も張飛との会話も最高だ。
孫権「足下。何の芸があるか」
广龍統「飯を喰い、やがて死ぬでしょう」
孫権「才は?」
广龍統「ただ機に臨んで、変に応じるのみ」
孫権「足下と、周瑜をくらべたら」
广龍統「まず、珠と瓦でしょうな」
孫権「どっちが?」
广龍統「ご判断に任せます」
張飛「貴様か。県令の广龍統とは」
广龍統「ふん。わしだよ」
張飛「何だ。その態は」
广龍統「まあ、掛けたまえ。耳の穴へ蜂が入ったようじゃないか。君か、張飛とか言う男は」
广龍統「一杯参らんか」
張飛「酒どころではない、俺は家兄玄徳の命を受けて、吏道を正しに来たものだ。赴任以来、汝はほとんど官務を見ていないというじゃないか」
广龍統「ぼつぼつやろうと思っている」
張飛「怪しからん怠慢だ。公事訴訟も山ほどつかえているというに」
广龍統「やる気になれば造作はない。政事は事務ではないよ。簡単なるほどよろしいのだ。民の善性を昴め、邪性を圧える。圧えるではまだまずい。ほとんど、邪悪の性を忘れしめる。どうじゃ、それでよろしいのじゃろう」
張飛「口は達者らしいな」
广龍統「飲けるほうだ」
張飛「酒のことではないっ」
書き写しちまいました・・・・・・。でも最高。
>>305 確かにね。彼の文章はリズムがいいよね。
詠うように読めてしまう。
>>306 講談師が「さぁさぁ!ござんなれと一角飛び出した色も艶やかな武将は云々」と
台を叩きながら節にのせて軽快に喋るさまが、これほど自然に想像できる
小説も、今は少ないよね。吉川(・∀・)イイ!
今は少ないつーか、今読んでも最先端を逝ってるかの如くな洗練された文章は凄いと思う。
何度読み返しても新鮮な感動を覚える。
309 :
無名武将@お腹せっぷく:02/10/29 19:39
保守
個人的に、ネタスレ以外ではここが一番良スレだと思っているYO・・
吉川英治(・∀・)イイ!
>>310 激しく同意。
このままマターリ逝きたいものです。
ところで、8巻巻末を読むと驚くのは正史や、唐の説話集『異苑』なんていう
激マイナーな本について言及したりしていること。
吉川先生、演義以外も加味して書いているんだなぁ。
>>311 メール欄にsageってかかないと下がらないよ?(・ω・=)ドソマイ
あした、8巻を漁って見てみるヨ!吉川先生、演義だけじゃなかったのか〜・・・
>>294 確か、「"張コウ"と書かれた旗指物を持った兵」とか書いてて、
はっきり"張コウ"だとは書いてなかったんじゃなかったっけ?
そういうワシは長坂→舌戦→赤壁の下りがすごくよかった。
文庫本の四巻と五巻はもうボロボロですわ。
なにはともあれ
もうこんな文体で小説書ける人は出てこないだろうな
315 :
無名武将@お腹せっぷく:02/10/30 13:00
惜しいことです。
>>312 ありがとうございます。お陰でサゲかたがわかりました。
吉川三国志は宮本武蔵の後連載で、掲載紙は日経(当時は
中外商業新聞)。冒頭の黄河のシーンは、吉川先生が
特派員として派遣された中国で、黄河を見た感慨から
書かれたものらしい。リアルで読んでたらめちゃめちゃ感動したろう
と思う。
>>314 禿同。三国志はまりたての頃、こっちを先に読んでしまったから
北方三国志借りたときに文体の退屈さで何度も挫折してしまった。
対抗できるのは俺の中で司馬遼太郎くらいしか・・・(´Д`)
>>317 いま2週目の2巻読んでるんだけど
これ終わったら北方三国志読んでみようかな
と思ってたけど文体が退屈なのか?
>>318 人によると思う。確かに吉川よりは会話文が多かったり
表現が平坦で退屈に感じるかもしれないが、あれを
「読みやすい」という人もいるわけだから、自分の目で
確かめることをお勧めするよ。
320 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/07 02:47
320げっとw
5年近く返し読みした青いカバーの講談社文庫のヤシ、
そろそろページが痛んであぼーん寸前です。古本だったし・・・
いっそのことボロボロの古いのを常読用にして、新しいのを
保存用に買うか・・・ブクオフで見栄えの良いのを選んで買うか
フンパツして新品買うか、どうしよう?
>>320 漏れもリア厨のときに青カバー版に熱中した
二周目のときに高校受験で親に三国志禁止されたし
受験が終わった帰り道、続きを読みながら帰ったなぁ
その思い出の本は大学のときに友達に貸したっきり帰ってこない…
次の本とは生涯付き合いたいから新品で買おうかな
箱入りセットってあったよね?
>>320 思いの丈を考慮して、新品か古本か。
でも、漏れも吉川英治文庫二度買い直してます(w
しょっちゅう読むと痛みが早いんだよね。
だが、何故か最終巻だけ二冊ともつるつるぴかぴか。
ごめぽ・・曹操氏んだ後、どうにも・・・
323 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/10 00:02
>>322 でもうちの7巻は涙でカピカピですが、何か?w
324 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/10 00:34
吉川三国志を風呂で読んでて2回もおとしたことがありますが、何か?
325 :
無名武将@お腹せっぷく :02/11/10 00:38
>>323 確かに7巻は大物(主に蜀)が次々に落命しちゃって
涙なしには読めませんでした。
特に、関羽が追い詰められていくくだりが・・
私などはトイ(以下略
>>325 なんか文庫後ろのアオリが切ないよねぇ。
「三国志をいろどる英雄に挽歌が流れる・・・」だっけ。
あぁ・・・
328 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/12 22:02
武人の権化・関羽は孤立無援の麦城に悲痛の声をのこして帰らぬ人となった。
また往年の白面郎曹操も静かな落日を迎え、同じ運命は劉備玄徳の上にも。
あぁ・・・
329 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/12 22:29
一番が泣けたのはやっぱり白帝城の劉備の床の間に居るときの孔明だわ。
孔明が頭を床に打ちつけ血の涙を流さんばかりに・・・はこっちまで
もらい泣きしたよ・・・。
楽就も二度死んでることに気づいてしまった。
331 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/13 12:18
>>328 誰が考えたのかは知らないけど、やっぱいいなあ。
また読み返したくなった・・
332 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/16 19:44
このスレみてたら再び吉川三国志を読んでみたくなったんで、図書館で借りてきた。
普通に読んでも面白いだろうけど、今度は辞書やネットを使って、
今まで前後の文脈で意味を推測してただけの単語や諺などを調べながら読んでみた。
そうしたら、今まで何気なく読んでいた語句に深い意味があったりして、
新鮮な感覚で読むことができて面白かったよ。
吉川三国志でバチョウって何巻で死んだの?
334 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/16 20:01
いつの間にか死んでた気がする
335 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/18 02:07
>>333 北伐に逝く直前に亡くなったと書かれてたような・・
だとすると、7巻かな?
336 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/19 19:46
このスレ見てたらもう一度よんでみたくなってきた。
確か張飛がだれかを追撃してるシーンで、
「おーい、まてまてと後ろから張飛がまるで
飲み友達を呼ぶかのように追ってくるのが不気味でたまらなかった」
ってゆうようなとこで笑った覚えがある・・
337 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/19 21:13
糞賊!
…それはともかく、
ガキが何となく読んでみようかなと思って、
最後まで夢中で読み通してしまった俺としては名作としか言いようがない。
ここから全てが始まった俺。
338 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/19 22:22
良スレ発見! 俺も大好きだよ。まだ5巻までしか読んでないけど。
孔明と関羽が凄くカッコよく書かれてる気がする。
これ読んだら関羽が神として祭られてるのも納得するね。
逆に劉備がとても小人の器に見える……。すぐピーピー泣くし。
339 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/19 22:24
そのぴーぴー鳴くところがいいんじゃないか!
と庇ってみる。
340 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/19 23:14
>>337 攻防の時、世界史の授業で
「三国魏の初代皇帝は誰?」というテスト問題に「曹操」と書いて
おもっきしバッテソをもらい、
「何で息子の方が初代皇帝なんじゃ!?めちゃややこしーぞゴルァ(゚д゚)!!!」
とフンガイした程の三国志(中国史)オンチだったへタレが、
何となく読んでみようかなと思って、
最後まで夢中で読み通してしまった漏としては名作としか言いようがないw。
>>339 曹操もすぐぴーぴー泣くよな。
吉川曹操はどのメディアの曹操より、喜怒哀楽がストレートで
人間くさいというか・・・なんか憎めないヤツだと思いました。
>>341 実際、曹操は、周囲が読み切れないほど感情の起伏が激しかったようだね。
吉川先生は、演義を踏まえて曹操を「悪役」にしておきながらも、
人間的魅力をうまく書きだした所に、中国では嫌悪されまくった
「曹操ファン」を、日本に多く作り出すことに成功してるような気がしる。
343 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/20 01:05
>>340 曹操は皇帝にはならなかったんだよな。この点も曹操の魅力だ。
実際どういう思惑で皇位につかなかったのかはわからないけど。
もはや平和を維持できない皇帝を守ろうとする忠臣よりも、
悪名を恐れずに漢帝国や儒教など古い慣習を叩き潰した曹操に俺は魅力を感じる。
344 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/20 01:14
うちのは古いハードカバーなんで全三巻。
345 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/20 02:25
曹操って何かよく笑うよな。
346 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/20 08:27
劉備をあたかも」善玉かのように書いている!
それが気に入らないっす!
>>346 蜀漢に劉備が あたかもしれない
それはさておき、演義ベースにしては必要以上に曹操が悪く
劉備が無能のヨイコちゃんに書かれていなかっただけまだ
吉川版劉備は「( ´_ゝ`)フーン」とスルー出来るとオモタよ。
348 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/20 16:37
>>342 それ禿同だね。演義の直訳のような三国志がスタンダードとして確立していたら、
日本に曹操ファンが増えることにはならなかったと思う。それどころかそもそも三国志
という読み物が2chに板が出来るほど広まらなかったんじゃないかなぁ。
宮本武蔵といい、吉川英治は偉大だよな。永遠の大衆小説家。
350 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/20 16:47
「ム、ム、ム」と言ったりすぐ哭いたり・・
登場人物の感情の激しい作品ですな・・
351 :
怒れ!劉埼:02/11/21 21:03
張飛モナー
352 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/22 21:59
哭くってのは感動や悲しみの極致を表すのに原書でよく使われてるから、
吉川三国志でも頻繁にその表現が出てくるんじゃないかな。
実際に三国志演義って読んだ事無いからわからんけど。
愛蔵版全四巻を中学生の頃に読んだな。というか四巻の途中で
孔明が死んで悲しくなって、あとは読めなかったよ。
歴史上の人物に感情移入できたのは吉川三国志だけです、はい。
354 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/26 17:45
関羽が死んだあたりから蜀の武将がぱたぱた死んでくのが悲しかった。
ガイシュツもいいとこだが、吉川三国志の曹操、なんかやんちゃというか、
可愛くて好きだ。
>>355 個人的にやんちゃ曹操といえば陳舜臣「秘本三国志」曹操だと思う。
でも、吉川三国志の曹操は、特にその性格や行動の多面性が出ていて
楽しいよね。
あの流れるような美しい文章が好きだーー!
357 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/27 08:51
最近読んだ者ですがふと疑問に思った事。
長坂橋で趙雲と張コウが戦った時にてっきり描写からして
張コウ死亡と思っていたら後々出てきのでびっくりした。
あんまり三国志知らないもので。
吉川では張コウは最強武将だから、何度死のうと蘇る
張コウは二度死ぬ、ネタは激しくガイシュツだが、
矢張り何度読んでも「?」と思うな。
>>358の説に一票(w
楽就も二度死んでるんだよぅ
うちのばあちゃん小説読むのが好きなので、今吉川三国志を貸してみた。
気に入ってくれるといいな。
曹洪の「天下に曹洪はなくとも〜」っていう台詞大好き
>>361 それは、さぞかしばあちゃんにとって、よい冥土の土産に・・・ゲフンゲフン
冗談でもそういうこというヤシあんまり好きじゃない・・・
硬派なこの物語で、曹操がスウ氏を口説くシーンはものすごくハアハアするんだけど、
自分だけ?短い描写だし、エロくも何とも無いんだけど。
いや、なんとも言えない色気が・・・(;´д`)ハァハァ
曹操は印象悪く書いてありますか?
>>365 「少し面倒くさくなったのである」にどーしよーもなくワロタのは
自分だけでしょうか?
(;´д`)>おい!はっきり言えっ!!ハァハァ
>>367 吉川の曹操が一番魅力的!
曹操が好きならぜひ読むことをお勧めするよ。
吉川英治の趙雲って、ちょっと悪っぽくない?(悪っぽい、てのは適切な表現じゃないだろうけど・・・)
一人称「俺」だし。
どこかで趙雲が
ああ、殺すのにも飽いた。
とか言って一気にケリをつけるシーンは鮮明でした・・・。
>>336 俺もそこでめちゃくちゃ笑ったよ。吉川三国志って、そういうところがいいよね。
>>371 悪いことにかけては陳舜臣三国志の趙雲ほど悪いのはいねえ気がしるよ・・
あからさまに「三兄弟?バカじゃねーの( ´,_ゝ`)プッ」って雰囲気で
驚いた。スレ違いですまん。
良くも悪くも吉川趙雲は純粋だよな。
>371
吉川趙雲がなにげに悪って分かる気がするw
確かに純粋で好青年、でも殺すことにあれほど躊躇ない人もいないよな・・・。
武将だから当然だけど、彼は特に突き抜けてる感じがする
やーい
やーい
ダチョウ夫人
375 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/05 22:22
あげ
376 :
武田信玄大好き:02/12/05 22:33
俺は初めて吉川英治で審配のあざなを知った。
四巻あたりでそじゅがなんたらいってるとき、何かコメントがあって
「審配、あざなは西南という大将であった」
てな感じででていた。かっこいい!
377 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/06 23:58
審配ってなんとなく人気があるよな。
ちなみに、西南じゃなくて正南ね。
張郃もえよ
一夜を董卓と過ごした貂蝉を見た呂布が(もう貂蝉は処女ではないのだ)みたいなことを
未練がましく言ったシーンでは、呂布の純粋さに打たれました。
そんでその後、ガキんちょみたく奥たんに当り散らすんだよね。
奥たんかわいそーだろー、でもかあいいよな。
381 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/10 20:13
>>376 曹操が「ああ、審配は名将かな」とごちる所がいい。
382 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/11 21:24
陳宮の最後の場面がたまらなく好きで何十回も繰り返し読んだ・・・
このスレが建ってもうすぐ1年たつの!?
良スレだね(´∀`)
マターリマターリと一年経ちましたな。
今、三国志図書館サイトの小説ランキングに
一票入れてきたーよ記念age
386 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/15 22:06
単行本は8巻なのか。
漏れは全集のハードケース版もってたからわからんかった。
387 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/15 22:07
百済ねえスレだ
388 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/15 22:34
>>387 くだらねえ=>百済ねえ
ぷぷっ、くだらねえよお前。
389 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/16 16:58
>>381 吉川文学のごちるシーンって本当いいよな。
ため息とか嘆くシーンが本当にいい。
みなが時代を切り開く気概と時代に流される悲憤を持って時代を彩っていくさまには
もののあはれがあると思う。
390 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/16 17:17
珠という章が2つあるのは何でだろう。
391 :
武田信玄大好き:02/12/16 17:36
>>審配は割といい人間に書かれていますね。
素晴らしい作品なのは認めるが……。
劉備の良い人っぷりがなーんか鼻についてしまう。
仮にも天下を取ろうと考えるような人間があんな良い人な訳無いじゃないか。
演義ベースだから仕方無いんだけどね。
393 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/16 20:19
別にええやん
曹操を完全な悪人として書いてないし
394 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/16 21:09
善人で鼻につくちゅうか煮え切らなくてイライラするだけだった
俺は逆にこれを読んで三国平等に見れるようになったよ
395 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/16 23:30
同意。
関羽をはじめ多くの英雄が小人劉備につく
リアリティーが感じられなかったな。
きっと、才はないけど天然の本当に良い人で周りの人が
はらはらしてほっとけなかったのかなと補完して読んでました。
396 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/17 00:47
>はらはらしてほっとけなかったのかなと補完
というのは漏れも同意。
小学生の頃一度読んで「なんだこの劉備とか言う奴、使えねーじゃん」と
不満に思ってたものだが、その後演三国義完訳を読んで
「吉川先生の書いた劉備の方がまだマシだったんだな」と思うに至る。
嫌いじゃないんだけどね、必要不可欠な人物だし。
演技の劉備 小心で偽善者の小悪党
吉川の劉備 血統崇拝者で自分が特別だと思ってる。おまけにやっぱり小心な偽善者
正史の劉備 100%チンピラ
自分の欲望に素直な正史の劉備の方が好感持てたりするのは俺だけ?
演技の劉備は一見親切に見えるけど、いざとなると逃げちゃうし恩も忘れやすい印象がある。
あと、場当たりてきな印象も。
曹操暗殺するのはいいけどその後の国家体制はどうするの?とかおもったり。
ああ、こいつは民衆とかより漢朝の権威が好きなんだな、と思わされる。
それが悪いとはいわんが「これが正義だ」と飾られるとなんか萎え。
吉川関羽ってあんまり好きじゃないんだけど、
(仮にも義兄の義兄に向かって犬呼ばわりはないだろう義の人)
呉軍に負けだしてからの彼は何か見てて悲しくなって来たのを覚えてる。
399 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/17 13:19
正史の劉備はチンピラと言うより親分じゃない?
任侠集団から皇帝へ、清濁あわせて使いこなす変な人間的魅力を持つおっさん
実は、かなりの戦上手
正史の劉備って、劉封とカブるんだな、俺としては。
妙なところだけ要領がいい。スレ違いの話だが。
吉川劉備といえば、茶の話で「随分心の狭いオカンやなー」と
思ったことがある(w
劉封?
402 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/17 22:14
吉川の劉備は俺も好きになれんなー。
優しいというよりただの優柔不断だ。
403 :
武田信玄大好き:02/12/17 22:25
>>劉備遠回りしすぎ
何かと言うと、臣道の叙だの孝の道だのにこだわり過ぎて
後手後手に回っちゃうもんだから、
しまいにゃ民衆を連れて逃げ出すハメになっちゃって、
「ああ、自分のせいだ、いっそ川に飛び込んで死のう」なんて言い出す始末。
ホント鼻白むよねぇ。(長板のくだりじゃ孔明もアキれてたよな)
でも、そんな劉備の、良くも悪くも「忠義バカ」っぷりも、
吉川天帝的には、
必ずしも「義マンセー」のメッセージとして描いている訳じゃない
んじゃないかなぁ?
「ヲイヲイ玄徳、優柔不断もたいがいにしなよ・・・」
って誰だって思うよ普通・・・
405 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/17 23:36
曹操が旧体制を破壊して新しいものを作ろうとしているのに対して
いつまでも漢帝国を守ろうとするのが劉備だな。
漢帝国といえば、献帝にも閉口だ。
董卓、李確、曹操と帝国を脅かす存在が現れては忠臣に暗殺か討伐してくれって頼むだけだからな。
成功したところで皇帝に力がないからまた同じことの繰り返しになる。
これを見てたら守ろうとする劉備より壊そうとする曹操を応援したくなるよ。
407 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/18 13:50
みなさん良い三国志辞書ないですか?
どれも帯に短し襷に長しなんですけど・・
>>407 スレ違いだが一応付き合おう。
どんなのが君にとって「丁度いい」ものなんだ。
私の辞書なんか自作ですよ保守
いいスレに出会えました。記念カキコ。
も一回読んでみようかな。年末大掃除ついでに探してみることにしましょう。
>>410 お、楊雄タンハケーン(・∀・)
水滸伝も吉川いいよね。
>>411 いや、本気で掃除したんだけど、出てきません・・・。
413 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/01 20:37
見つかんなかったらお年玉で再購入汁w!
楊雄タンがお年玉を貰える年だとは思えないが、まあ古本屋で購入しる。がんがれ。
それがイヤなら部屋をこれでもかという程まで掃除しる。
415 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/01 21:07
醜女ぜめage
416 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/02 06:59
うちには何故か文庫が2セットあったりする。
(講談社の青いやつと吉川英治文庫のやつと)
一冊五十円でボロいのんをゲト(文庫本)
四巻まで読みました。
DQNな陳宮が好き。他は北方と蒼天しか知らんのだが、
この陳宮は最高だとおもた
うちにあるのは八巻に落丁が在るんだよな…
>>418 それはレアだね。新しいのもう一冊買って、それは大切に取っておくよろし。
>>413-414 一応、水滸伝由来のコテハンなので、強盗ぐらいへぇでもありません。
(浮気した女房をぶっ殺すくらいの人です)
>>416のおうちに行けば、手に入ることが判明しましたので。
421 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/04 13:00
このスレ見て再読。うちのは祖父の形見なんで全十巻、昭和32年発行の本。漢字は旧漢字。フリガナも関羽=くわんう、てなかんじ。でもオモシロイ。
古本屋でバカ高い値段で売ってる吉川十巻セットのを羨ましく眺めるだけだったが、
>>421の話を聞いてますます欲しくなった・・いいなあ。
爺ちゃんに感謝しる。
424 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/10 13:49
関西に住む祖父の家の蔵庫に吉川英治全集ハッケソ!
でも「三国志のとこだけくれ」といったら
「全集ごと持ってかないかぎりはやらん」と言われた。チクソー
425 :
マイデータ:03/01/10 14:41
吉川三国志の主役は曹操。
どうみても彼が主役・・・
426 :
違いまつ。:03/01/10 15:09
>>425どの
吉川曹操の役回りは、主役ではなく、
あくまで
日本的様式美にのっとった(←よーするに悪役の方がカコイイ、マンガのセオリー)
主役(玄徳)食いまくりの「味のありすぎるカタキ役」だと漏は思います。
まあ、どっちにしても曹操はカコイイ!訳だけども。
427 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/10 15:32
安能三国演義の後で吉川三国志読むと
張飛ってえらい単細胞馬鹿に描かれてるなって感じる。特に序盤。
それが張飛の魅力と言えばそれまでだが、
数々のチンピラ同然の所業にはちょっと首をかしげてしまう。
初めて吉川三国志読んだ頃はかっこいいと感じてたんだが…。
428 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/10 20:39
>>427 でも一番最初、劉備と知り合った頃の張飛も礼儀正しいし義理堅くてカッコよかったと思う。
それから段々チンピラみたいになっていって、
後半は歳とって落ち着いたみたいな感じ。
かつての主君のカタキを打つために三年?間奮戦してたんだけど、
うまくいかなくて
細々と肉屋をやるようになったんだよね?
そん時のやさぐれぶりから察すると、その三年間に
どれだけ筆舌に尽くしがたい苦労があったのか・・・(ノД`)
(^^)
431 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/11 01:40
>>427 その辺はむしろ劉備の方が首かしげた。
張飛を抑えるのに剣構えて啖呵きったり鞭打ったり…。
劉備なら穏やかな言葉と人徳の圧力とで抑えそうなもんだ。
序盤では劉備は正史風のチンピラ頭っぽく描こうとしていたのかも。
432 :
マイデータ:03/01/11 04:21
翻訳演義読んで、嫌いだったヤシがいたんだが、
吉川版を読んでみたら「けっこうイイんじゃん?」と
見直したりしたよ。その後、「本当はどうだったのかな」と
正史を読むきっかけを与えてくれた吉川版。尊敬しとります。
>三国は、晋一国となった。
この最後の言葉に含まれる数々の思いや信念、それゆえに繰り返された戦いの歴史。
それぞれが、それぞれの意志で生きた人々の様々な思いが読み終えて胸を過りました。
本当に、みな新しい時代の礎となって消えていったのですね。
上記の「三国は、」の句読点に凄い重みを感じました。
このような良スレはずっと続いて欲しいです。
>>434 わかる。句読点や改行や、章の始まり終わりの括り方なんかに何かを感じて、
ふとページをめくる指が止まることが何度もあったよ。
日本人に生まれたことを感謝してしまうような文章を書いてくれるよね、
吉川先生って。
436 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/12 00:09
張コウ1回目死亡は汝南の戦いだよね?
437 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/14 14:14
女難で高覧ともどもあぼーん
関平と周倉にあっさり殺されてる。
439 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/15 23:44
ほ。
440 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/16 00:30
>>434 終わり方が切な過ぎる・・・
−陸路を船路を、北から南へ北から南へと駸々と犯し来れるものの
すべてそれは新しき国の名を持つ晋の旗であった。
三国は、晋一国となった。
なんか三国全てが夢を叶えられず時代が移る様子が・・・(つДT)
中学生の時は横山の方が好きだったけど、ある程度漢文調の
雰囲気がわかるようになると武将の心情とかも細かく書かれている分
吉川の方がいいな。
宮本武蔵を手に入れたんで読み始めましたが・・・
三国志とずいぶん雰囲気違うな・・・
>>440 「詩人・曹操」の三国志→「文豪・諸葛亮」の三国志…
諸葛亮死後を書き飛ばしているところに批判もあるでしょうけど、
終章は、三国志の時代が終わることへの寂寥感を凝縮して
描いているというか、吉川氏の優しさが現れていて好きです。
442 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/16 00:45
だのに曹操や周瑜が引き立て役悪役うんぬんだから
嫌い! といっているヤシはどうよ?
>>442 読み込んでいくうちに、そのうち気付いてくれましょう。
曹操は引き立て役でないような気もするけどな。
445 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/16 00:57
周瑜は孔明の智謀を認めつつも、孔明に負けたくない(排除したい)という
プライドの高さを持ってるとこが人間くさくてイイ!
446 :
無名武将@お腹せっぷく :03/01/16 01:23
僕は弟への嫉妬に燃えるエンタンが人間臭くて好きだった。口調も現代語っぽいし。
「なんだ、これは」
「あなたを車騎将軍に封ずという印綬です」
「ばか言うな。おれは長男だぞ。弟が兄に授けるなんて法があるか」
「エン尚殿はすでにキ州の君主に立たれました。お父上のご遺言を奉じて」
「遺言書を見せろ」
「劉氏がお持ちであって、臣らのあずかり知るところでは御座りませぬ」
エン尚との戦いに敗れて
「くそう、こうなったら曹操に降って一緒に弟を攻めてやる」
娶った妻(曹操の娘)との会話
「私なら、象牙に彫って造らせるのに」
「そんなのはキ州に行けば山ほどあるよ」
「でも、キ州はエン尚のお城でしょう?」
「なあに、おれのものさ。弟のやつが勝手に横取りしてるだけだ。今に父君が取り戻してくれるだろう」
447 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/16 01:31
「はおかしい。今日の孔明はいつになく変だ」
「私も案じておりましたが。思うに、逃げ出す気ではないでしょうか」
「孔明ともあろう者が醜い恥を残して逃亡することはあるまい」
「でも、三日で十万本なんてとても無理です」
「自分の才覚を誇るあまり、ついあんな大言を吐いてしまったのだろう。
自らの命を呉に贈るようなものだ」
周喩もまだまだ甘いなw
448 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/16 01:40
「陛下、あっしの部下も陛下のために働いたことだし、奴等にも
官位をあげておくんなせえ。御史とか校尉とか」
しぶしぶ承知する献帝。
「よし、てめえには御史をくれてやる。ワレには校尉だ。今日は大いに盛り上がるぞ。
なに?酒がねえだ?民家に押し入って床を引っ剥がせば一瓶や二瓶出てくるもんだ」
449 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/16 01:44
む、む、む
控えろ汝
うむ
余は○○するであろう
あはははははは、わははははははは
450 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/16 02:06
なにがううむだ
451 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/16 14:09
ハハハ、児戯に等しい ←関羽がよくいうセリフ
452 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/17 23:02
453 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/18 14:10
吉川氏の誤り。
「燕人張飛」を「えんじん・ちょうひ」とふりがなをふっている。これは外出。
「群臣は新帝を「献帝」と申し上げることになった」
→帝号は、皇帝の死後に贈られるはず。
454 :
なっちの戯曲 ◆Qx/7DEzf5E :03/01/18 14:11
これぞ三国志。
456 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/18 19:02
すわ
ってのもよく出てくる。
457 :
名無武将@お腹せっぷく:03/01/18 19:14
吉川英治記念館に行ってみて解った事だけれども、
小学校も卒業できていないのに、
これだけ多種多彩な言葉の綴り方を知っている事には驚いた。
吉川先生の座右銘
「大衆 即 大知識」「我以外 皆 我師」
あれだけ壮大な物語を書ける裏には、
同じくらい広大深遠な心があったんだね。
>>457 > 「我以外 皆 我師」
漏れも学生の時、吉川先生のこの言葉を聞いてからずっと座右の銘にさせて頂いている。
学びたい、学ばせてもらっていると思う心が、あれだけの深さになるんだなと感動しるね。
>>456 今柴錬三国志を読んでるが、そっちにもよく出てくるぞ。
>>456 吉川にかぎらず、昔の作品にはよく出てくるよ。
(^^;
九州王朝は百済が大好き
463 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/23 23:09
えんぴと・張飛という言い方もあるかな?
464 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/23 23:10
465 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/24 15:22
すわ
466 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/25 21:54
/ | / |
/,_ ┴─/ ヽ , 、 ,、
(・_.,》.'(・_,》)ミ ヽ . / L--/ l、
/ ,,__,ニ、、 ノ( | (・;;》 (・;;》 | /L--/l、
| Y~~/~y} `, ~ | |y-,‐vi`ノl | (・.》 (・.》 l /L--/l、
| .,k.,.,!,.,.,r| ,! く |, kl r| i ^< | 'fT~ヲ x | (・〕_(・〕x| /L/l
/ <ニニニ'ノ \ / (二二‐ ' \ / l==_」 < ,l fmヨ ! L 〔゚fヲ゚.〕 、.。., .
この人って時々『はぁ?』って表現するよね。
趙雲と劉備の出会いなんてかなりちょっと……。
[鬼をあざむく英傑が、処女の如く、さしうつ向いていうのであった。]
想像するとワラエル
最初読んだとき、「これ本当に、昔に書かれた本なのか。」と思った。
「古いから逆に新鮮さを感じる」とかじゃなくて、本当に新しく感じた。
>>467 そんな文章に反応するのは801女だけだ。
>467
どうしても横山趙雲で想像してしまうのでワラタ。処女かよオイ。
俺が好きなのは、ホウ徳を捕まえようとする曹操の件で
「(森の中で小鳥を捕まえようとする少年のような心理で)生け捕れ」
って言うとこ。
うろおぼえスマン
471 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/27 01:20
>>467 俺は違和感なかったなあ。
あるでしょ。尊敬する人とと交流するとき、同性でもときめいてしまうことが。
ホモという意味じゃないよ。
472 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/27 19:02
age
>>467-
>>471 漏はこれ読んだの19の時だったんだけど(三国志初体験)
赤い彗星の曹操とか、残兵連れた大史慈とか、長坂で暴れる趙雲とかに
「ウヒーっ、カコイ━━━(T∀T)━━━ッ!!!」と
年甲斐もなく中学生みたいに萌えてる自分の姿に気付きガクゼンとした。
さらにそれが1930年代の作品って事実にかなり後で気付き
もっとガクゼンとした。
吉川タソが今でも愛されるスタンダードなのは、
結構こうした萌えどころ満載な筆致に拠るところも多いからでは?
(↑決してキモい意味じゃなくて!!!)
474 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/28 21:56
...
散々既出だが、
曹操、張飛、周喩、陳宮、呂布、ジュンイクがかっこよかった。
才に溢れるだけでなく、人間くさいところがいい。
これ読むまではゲームしかやったことがなくて
蜀びいきだったんだが、
一気に魏が好きになったよ。
(^^)
初代光栄三国志が出たころ,興味を持ったので読んでみた。
もう20年前といってもいいか。
「ああこの乱世私はやる」に始まって「松に古今の色なし」で終わるまで
はまりました。その後の人生でも
中国大陸には行ってないけど吉川記念館,中華街の関帝廟,
三国志城,作品違いだが一乗寺下り松,湊川などあちこち見て回ったのは
良い思い出です。
478 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/01 22:25
夏候惇が、落ち延びた献帝を迎えに参上するところは
何度読んでもゾクゾクする。
>>478 そのへんのくだりで曹操がバルコニーでほざいてた
長い長い独り言wが忘れられんw
「(禿しく前略)・・・大丈夫たるもの、真に自分の生命を掴まないでどうする!
ああ、俺もあの星の一群であるに・・・(中略)
これからだ!この曹操が真に自分の生命を掴むのはこれからだ!!」
蒼天曹操も真っ青の大言壮語ぶり・・・(((((((((((゚Д゚;))))))))))))
>>479 このころの曹操が一番魅力的に感じています。
曹操飛躍の直前。
遅まきながら、新三国無双2をしてから吉川三国志読み始めました。
彼氏がこれから読もうとしているところのストーリーを先に言うので
何度も挫折しそうになりつつ、少しずつ読んでいます。
が・・・何をトチ狂ったのか横山三国志買ってきた。
いつになったら読み終わるだろう。
小・中群雄が潰しあう頃が一番読んでて面白い。
孔明が活躍しだす時期を境に、どうにも物語のバランスが崩れて魅力が失せる。
局地戦では蜀軍ばかり勝ってる(もしくは失敗が少ない)印象があるから、
圧倒的不利であるはずの蜀の悲壮感が感じられないんだよ。
>>481 いや、横三と同時読みなら案外スラスラと読めるかも?
横三はいわば吉川三国志の漫画版だから、
字だけじゃ判りづらいところを補完できるし。
にしても彼氏さんがうらやますぃ・・・・
>>483 昨晩、横山三国志1巻だけ見ました。
483さんの言う通り、吉川三国志を読んだ後だけに
読みやすかったです。
まだ、4巻目なので頑張って読みます〜
吉川三国志を読破させるために、まだ読んでいない箇所の横山三国志は
車の中に隠しているようで、家には5巻までしかありません。
それなのに、そろそろ「○○が死ぬね」とか言うんだもんなぁ・・・
>>484 ネタバレするなと彼氏にクギ刺した方がいいよ〜(w
個人的には人形劇も横光も、吉川ベースなのに
全然別物になってて面白いなーと思ってる。
リア厨の頃から吉川は何十回読み返したかわからぬほど
読んでても、横光は二度だけで終わっちゃったな。
本がくたくたになって、古本で2度買い直しました吉川三国志(w
>>470 「さもあらん」と、曹操もほくそ笑んで、あたかも森林の中で、美しい小禽でも
追い廻している少年のような心理に似て、(略
どんな心理じゃ?
488 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/03 22:02
サド男の心理です。
森へ行ってクワガタ探し当てるまで帰らねえと息巻く小学生の心理。
このバヤイ美しい小禽とは、
モウモウとヒゲをたくわえたオサーン(横光)な訳だが
小禽タン(; ´Д`)ハァハァ
>>490 美禽=猛禽類(フクロウとか)と考えれば良し!
>>480 晩年の、老いて驕りたかぶった曹操も、
あれはあれで激しく魅力的。
>>493 驕り高ぶった中に、僅かに見え隠れする老いの不安とか弱気とかも
「ああ、曹操も人なんだな」ってオモタ。
スレ違いで申し訳ないが、蒼天航路では得られない
曹操の多面性の魅力が、吉川には見受けられて
漏れはこっちのが好きだ。
部下の諫め→禿しくヒステリー→部下あぼーん→禿しく後悔
そんでまた、
部下でしゃばる→禿しくヒステリー→部下あぼーん→禿しく悔恨
のエンドレス。
あんた・・・・・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
若い頃もけっこうあったなこのパターソw
曹操晩年の頃の驕りっぷりは、吉川氏のその変化を嘆く、残念がるような気持ちが
文章に滲み出ているような。(あの天才が俗っぽくなってしまって・・・。)って感じの。
関係無いが「白面郎曹操」の「白面郎」って「未熟者」とかの意味なのね。
言葉の響きからずっと曹操は美形なんだと思ってますた。
>>497 あれれ?そうだったんだ!
たしか吉川では、曹操は色白の美形だったって記述もあったような気が・・・
水滸伝でも「白面郎ナントカ」(←名前忘れスマソ)って名前の好漢がいたけど、
彼もたしか「美男子だったから」って理由でそう呼ばれていたハズ。
でも「白面の書生ごとき」って言い回しもあるから、
「未熟者」と「美形」とダブルの意味で使っているのかも知んない。
>>487 あ、それだw
探してくれてアリガトン(゚д*)亀レススマソ
>>494 激しく同意。
いいところも悪いところもひっくるめて、何とも言えず魅力的なんだよなー。
蒼天の曹操もあれはあれで面白いけどね。
吉川三国志の曹操は、董卓の追い討ち・赤壁の戦いなど大敗する所がすごく印象に残った。
でも、負けても名言を吐ける所に人間の大きさをかんじた。
でも「孟徳新書」の扱いが、ちょっと曹操には気の毒な気がした。
吉川三国志を最初に読んだ時は孔明が一番好きだと思ったけど、
何度も読み返すうちにすっかり曹操好きになってしまった。孟徳新書にはワラタ。
負ける度にかえって大きく成長していったところや実は何事にも物凄くひたむきなところがいい!
曹操が大敗して、もう自刃しようかとまで考えてたところを部下達に助けら、彼らが喜ぶ姿を見て
心の中で「教えられた、教えられた」と思う場面。あそこが好き。
結局作者も曹操と孔明が好きなんだって。劉備対してはそれが感じられない。
あら、もったいなや
505 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/11 18:15
やっと衣料までいったアゲ
わしにわからんことはない。
かかってきなされ。
曹操が死ぬ直後の下りで、ルックスについて
曹操→長身やせ形
劉備→でぶ
孫権→短足
>>508 確かに同意だけど、原文より。
「彼の風采や趣向について、古書の記述を綜合してみると、
玄徳の如く肥満してもいないし、孫権の如く胴長で足の短いからだ付きでもなかった。
痩せ型で背が高く、これを・・・・」
吉川氏は、曹操には一章を割いてその人物評をしている。
たぶん当時は連載だったから、振り返る意味もあったのだろうけれど
やっぱり曹操が好きだったのね、と感じる。それに引き替え劉備はあっさりw
510 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/12 04:33
曹操はチビで容姿が立派じゃないのに・・
まあ、「沖田総司や源義経は美形」というのと同じように、
物語を面白くする為に脚色するのはありがちな話だ。
出てくる主要の人間みんな美形だったりするしな、吉川小説w
512 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/12 19:51
漏れにとって曹操の顔は一堂零みたいなイメージがある
俺は人形劇三国志見つつ本読んでたから主要キャラクターはみんな
そのイメージだな。
>>512 何がどうなって曹操の顔が一堂零になったのかえらく興味がありま
する。
>>513 漏れも。もう孔明の台詞が森本レオでしか聞こえない・・・w
515 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/13 17:18
>>513 無表情で常識にとらわれず、自分の信念を貫く所ですw
俺の人物イメージはやっぱ光栄の三国志だな。
MSX版だからドットが荒いけど(笑)
漏れは厨防ん時趙雲嫌い夏候淵萌えだったのだが、吉川で特に嫌いだった長坂一騎駆けの場面読んで変わったな。
一騎駆けは相変わらずイクナイ、しかし疲れきった趙雲の、「張飛、俺を救え」になんか萌え。ツイデに張飛の頼もしさに萌え。
今では立派な夏候淵ファンでづ。
典軍校尉夏候淵、三日で五百里六日で千里。うむ、まことに萌えよの。
518 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/15 18:40
今の三国志オタクの大半はゲームから入ってきたのだろう。
そのゲームの前は漫画(横山)だろうが、これらは吉川三国志の影響下に
あるといって間違いないね。
吉川三国志の面白さは、戦後から人々を支配しつづけたわけだ。
ところで、吉川三国志が書かれたのはなんと日華事変最中なのだ。
中国の英雄話を日華事変のさなかに書いた意味を三戦版の住民のどのくらいが自覚しているだろう。
つまりこれはアジアの友邦、民族の兄弟としての中国を吉川が賛歌をかなでたものなのだな。
この小説が大衆に受け入れられ、体制からも圧力を受けなかったのを見るとき、
当時の日本の大陸へのかかわり方の一端を知ることができる。
今の江沢民のような反日政策を受け入れる筋合いはないということ。
519 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/15 18:43
吉川の書いた中国への賛歌は実はアジア人としての日本への賛歌であったわけだが、
何を勘違いしたか、これを中国賛歌の材料に使用とする手合いも見受けられるのだな。
三国志の面白さを発掘したのは、この日本においてはやはり日本人の手による
ものであったことを忘れまい。
ナショナリズムに置き換えられるのは吉川先生も本望ではあるまい。
元祖が何処だとか、国民が何だとかは無粋だからやめよーよ・・
521 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/15 18:56
>>520 そう言う見方は本質から目をそらすことになるよ。
522 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/15 18:58
吉川英治は文学的にはあきらかに「戦争協力者」であったし
従軍記者として派遣されている。
その最中で書かれたものであることに目をつぶってはならない。
523 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/15 19:52
別に三国志読んでもナショナリズムとか感じないけどな
ほかのは知らんが
>>521 それを本質ってのもどうかと思うが。
そういう一面があった、てのならまぁ同意するが、それだけの作品でもないだろ。
何か変なのが迷い込んでるなぁ。
マターリ系良スレなのに・゚・(ノД`)・゚・
526 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/15 23:24
>>525 こういう議論をすぐにマターリじゃないとか言って妨げるのは(・A・)イクナイ!
いきなり議論を持ち込んでくる奴って正直言って礼儀知らずっていうか、ズレてる
というか。
近頃、やたらナショナリズムに燃えちゃってる奴が鼻息荒くしてるけど、うざったいね。
みなが嫌がっているようなら、潔くひくのも大事じゃない?
そういうのにのってくる板にいって語ればいいじゃないか。
こんな板で「礼儀」って言葉を聞くのは意外だった。
>>518だの
>>519だの職業右翼みたいなヤシはここより中国板なり極東板逝けよ。
議論の焦点ズレズレじゃねえか。キモ。
ナショナリズムだけが吉川英治の筆を動かしていたわけでもないでしょう。
そういうのがあっても、それは筆者と作品のかけらでしかないと思いますね。
家業の没落により貧困にあえぎ、小学校も満足に通えなかった筆者の作品群には
「若い頃の苦難」に焦点が当てられることがままあります。
@新・水滸伝:敵役の高キュウの立身出世も描いている
@黒田如水:若い頃、才におぼれてとっつかまってしまう話が中心
@大岡越前:若い頃の貧乏話が中心
@新書太閤記:いうまでもなく
@三国志:劉備が若い頃お茶を買う話から始まる。
この苦難を乗り越えて作家として大成した作者だからこそ、這い上がる人物の力強さを
表現出来ているのかと。(柴田連三郎は東京大学出身、この辺をよく比較される)
参考になるかどうか分かりませんがおまけとして
ドラえもんの作者藤子不二夫氏は2名とも子供の頃は絵を描くことが上手な大人しい、
いわゆるいじめられやすいタイプだったそうで。いつか自由に空を飛ぶことを夢見ていたので、
作品中にはタケコプターのような自由に空を飛べる道具やキャラクターが必然的に
出てくるそうです。
535 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/16 13:39
>>533 あほというか馬鹿というか。
そんな観点でしかものを見れないおまえこそ出て行けよ。
>>534 ナショナリズムだけが、なんて言った覚えはさらさらありませんが。
吉川三国志の成立の時代背景を述べたまでのこと。
それをすっぽかしてはこの作品は語れませんよ。
昭和13年というと大陸で戦域を広げる日本軍に国民が狂喜したり不安を覚えたりしていた時期でしょう。
このとき書かれたのが三国志であることに自覚すべきだと思いますがね。
このスレタイをまじめに受け取るなら。
まあ532のような頭の悪い人間にはわからないだろうが。
536 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/16 13:39
↑
間違えた。頭の悪いのは533ね(w
537 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/16 14:27
もりさがってまいりました
訂正がありました。
×柴田連三郎→柴田練三郎
固有名詞を間違えるとは・・・
539 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/16 14:30
>>535 スレタイを真面目に受け取ったんだが
スレタイ:吉川三国志ってどーよ
漏れのレス:いいねぇ
>>531 礼儀は他人に要求するためだけのものです。
541 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/16 14:36
時代背景なんてどうでもいいけどな
俺は作者の思想とかすら気にしないし
すっぽかしても十分語れるよ、ただの昔の中国の物語だから
平和ボケしてる今、そんな背景を知らずに読んでも、それでも読めるということ
いつまでもひとつの見方に固執せずに時代とともに評価の本質まで変えることが語り継いでいく上で色褪せさせない骨だと思うがな
542 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/16 15:10
まぁひとりだけみたいだな、ナショナリズム云々を語りたいのは。
もちろん作品が生み出された土壌はその作品に大きな影響を与えているだろうが、
結果としてできあがった作品は、もうその作者の思惑や時代背景すら越えて単体で
評価される。
単純に歴史時代小説としておもしろいから今日まで読み継がれているわけだし、それで
十分だと自分は思うな。
543 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/16 17:00
そういうことは、都合のいいように歪曲しまくっている奴らに言え
<ナショナリズム云々を語りたい奴
俺の友達で三国志好きは親父が吉川全集持っててそれから入ったって奴が
大半だな。俺もそうだし。横山三国志読みたかったけど、全巻そろえる資金
は無かったし、どこの中学、高校の図書館にもたいてい置いてたけど、
たいていの場合、貸し出し中か残ってる本も落丁ありまくりだった。みんな
よく読んでるなと思った。
図書室の横山三国志、盗む奴がいなかった?
そんな奴はさらし首にするべきだと思ったよ。
あるある!図書室に横山三国志置いてるけどかならず
全巻そろってなくて落丁ありなんだよな〜。他の高校
いった友達に聞いてもそうだった。
あ、すみません。ちょいと浮かれすぎて吉川三国志と離れてしまった。
すれ違いすみません。
>>548殿
ご指摘ありがとうございます。えらい恥じかきました。
>>546 何故か、8巻だけずっと借りられっぱなしだった漏れの厨房の図書館・・
買ったよ!畜生!(w
でもやっぱり買って良かったと思わしめる作品だよね。
こういう議論が煙たがられるのはわかったよ。
最後にひとつ言っておくけど、吉川三国志=ナショナリズムなんて俺は一言も言ってないのだがな。
むしろ当時としての「インターナショナリズム」=東亜が存在したということを
言いたかったわけだがね。
552 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/17 07:00
文化大革命のとき毛沢東は孔子を批判し、三国志を推奨した。
中国式ナショナリズムだ。
ナショナリズムと三国志をいうなら、その線を指摘するべきだろうね。
政治・宗教・野球の話はもめごとになる理由トップ3なの
でみんな嫌がります。
>553
ふ〜ん
ていうか、
>>551みたいなヤシは鼻の穴膨らませて「これがこうなんだ!
おまいら目を醒ませ!」とでも言わんばかりに吠えたてるからウザイ。
最初っから決めつけでカキコしておきながら議論云々など、片腹痛いわ( ´,_ゝ`)プ
内容もあったろうが、
>>518と
>>519の書き方にも問題あったと思うな。
>吉川三国志の面白さは、戦後から人々を支配しつづけたわけだ。
>中国の英雄話を日華事変のさなかに書いた意味を三戦版の住民のどのくらいが自覚しているだろう。
>つまりこれはアジアの友邦、民族の兄弟としての中国を吉川が賛歌をかなでたものなのだな。
なんかアジられてるみたいだよ。
(´-`).oO(何故1物語として吉川三国志を楽しめないんだろう・・)
別にいいんじゃないの。
わざわざ過剰反応するほどのこっちゃない。
過剰ともいえないだろ。普通の反応でしょこのくらいなら。
これで過剰だったら、2chなぞ練り歩けぬ。
全然紳士的な反応じゃん。
ダヴィンチで三国志特集してたね。色んな作者による三国志が集合してて
なかなか楽しかったよ。
干さぬ布団を叩けば埃が出る・・・か。(苦笑)
干して叩いても埃出るだろ。
566 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/21 01:51
age
叩くことによって中の綿が細切れになって余計埃が出るらしいぞ
>>563。
布団は叩かず、誇りは掃除機で吸い取るべし。
ところでおまいら、文庫版とハードカバー本の吉川、どっち持ってますか。
漏れは文庫全部と爺から譲り受けたハードカバーの一巻だけ家にあります。
>>567
ハードカバーって講談社の吉川全集の三国志全3巻のやつ?
家に有るのは昭和41年初版のやつ。
ところで2巻の劉備と孫夫人が呉から脱出するシーンの挿絵が
上下逆になっているんだがコレって当たり?
それにしてもコレの挿絵って文とのタイミングがやたら合ってないな。
シーンに対して絵の挿入が早過ぎたり遅過ぎたり。
>>567 漏れのもりんどう版だな、手あかとしおり代わりにページの端を
折っていたのでかなりボロボロです。
いいかげんに新しいのを全巻買ってこようかな?
もちろん新古書店では無く、行きつけの書店ですよ。
でも、ハードカバー版も読んでみたい。w
571 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/22 23:49
エージの本はどれもこれも最後がうやむや
コウメイ死んだらやる気なくしちゃったのかな?
俺は親父が応接室に置いてる吉川全集から三国志知りました。
俺が古本屋で買った単行本三国志(全巻七百円)は空き巣に盗
られました。あの空き巣のこと嫌いになれないな。
573 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/23 04:24
久しぶりに読み返してみた
地味に張南が二回死んでることに気付いた
吉川三国志だけじゃなく他の小説も、劉備より曹操の方が
うまく描かれてるよね。信長をスケールアップさせたような
その英雄的資質とか実績が文章にしやすいのが理由かな。
それに比べて劉備の人間像は、どんだけ枚数を割いてあっても
なかなかリアルに伝わってこない。
北方三国志じゃ劉備に狂の側面を持たせて小説としては
成功してるけど、作者もいささかもてあまし気味というか、
いい加減面倒くさくなったのか、途中からはおきまりの好人物に
立ち戻ってるし。
「項羽と劉邦」で説く侠の精神が、劉備を理解する上で
一番の近道なんだろうけど、なんだか司馬さんのこじつけにも
聞こえて素直に納得できない。
結局なにが言いたいのかというと、日本で人気のある劉備こそ、
本当は日本人には理解しがたい中国特有の英雄なのかもしれない
・・・なんてね。
>>574 水滸伝でも、封神演義でも、
「何でこんな役に立たない人間が、魅力があるというだけでトップに立ってんだ?」と
納得行かなかった例が、結構あるな。矢張り中国特有なのかもしれない。
あと、読後の寂寥感。「そして誰もいなくなった」状態のオチ。切ないけど
やめられない魅力がある・・
576 :
端くれ公務員:03/02/23 21:13
劉備にはその人間的魅力に加えて、「漢の再興」という大義名分があった
ことが大きかったでしょうか。
その大きな器の不足を満たすべく人が寄り集ったという表現を、何かの本
で読んだような気がします。
そして、その大きな器=劉備の死後、劉禅という父には及ばぬ器の主を戴
いて、蜀は少しずつ人材不足に悩むようになる。
大きな柱であった諸葛亮の死後、蜀は中原への夢を捨て国防に専心するよ
うになり、内向きな組織となった結果、少しずつ内部崩壊をはじめ、姜維が
北伐をはじめた時には、すでにそれを成し遂げる力は残っていなかった。
577 :
無名武将@お腹せっぷく:03/03/01 23:02
実家の屋根裏から、古いハードカバー版を発見。
古書の匂いがするのがまたいい感じで、つい読み直しにはまる罠。
578 :
無名武将@お腹せっぷく:03/03/02 02:36
やはり自分の中では吉川三国志が基本だ。
何度読んでも、長坂とか赤壁のくだりが好きでたまらん(笑)
>>575 「そして誰もいなくなった」
の系のオチはいいよね。虚しさがなんともいえない(笑)
読後、寂寥感と虚脱感の後何だかわからないが悟りを開いたような気分になる。
気分だけ(w
だがそこがイイ!
584 :
無名武将@お腹せっぷく:03/03/09 18:55
age
江戸三国志はいまいちわからんかった。
普通の三国志は何回読み返しても面白い。
(^^)
>>572が何気にいい話なようなそうでないような(笑
文庫ならよく見るけど、単行本は最近みかけないなー。
つか、空き巣にしても重かろうに(笑
589 :
無名武将@お腹せっぷく:03/03/18 01:55
基本あげ。
590 :
無名武将@お腹せっぷく:03/03/19 01:02
六興出版社刊全十巻お持ちの方いますか?
ちなみにわたしもそうです〜!表紙の絵がなかなかなの。ちょっと生物の教科書バリの点描の影がこわいけど。
二巻の呂布カコイイです!
>>590 421です。その祖父の形見が六興出版の本。母の実家にあるんだけど。
8巻だったかに数ページ真っ白けの落丁あり。
1巻1巻に○○の巻、てタイトルがついてた。
前にも書いたとおり、昭和30年代の刊行なので旧漢字旧仮名遣い。
でも面白い!
592 :
無名武将@お腹せっぷく:03/03/20 18:05
文庫6巻馬超あげ
あなたもお持ちなんですか?
私は小学生二年生のときに母にねだって買ってもらいました!
帯に”三国志読んでみんなヒーロー気分”ってカワイイ事が書いてありましたよ♪
六興出版とは関係ない話題ですが、ウチは親戚も三国志オタクが揃っていて
祖父のお葬式の後の会食で、料理の中に煮豆が入っていたのですが
十年以上会っていなかったいとこのお兄ちゃん二人と私の三人が同時に
『豆を煮る・・・七歩詩!』とつぶやき
そのあとソーショクの話題で盛り上がり、もちろん泣きました。
血ってすごいなと思った瞬間でした。
十年以上会っていなかった一族さえもひとつにしてくれる三国志万歳!!
年齢がバレてしまう・・・。でもネットだし私のことだれも知らないからいいや。
私が本買ったのは昭和58年です。その時点ではまだ刊行されていたんですね。
いつなくなっちゃったのかなー、六興出版。
出版社の方、今でも大事にしてますよー!
家宝だいっ!何度読んでも泣けるぜ・・・。
春休み保守。
596 :
無名武将@お腹せっぷく:03/04/01 22:08
持っている本を見直したら、昭和41年刊行だった。
吉川英治全集の中の三巻本。
597 :
無名武将@お腹せっぷく:03/04/03 10:51
親父が持っていたからもらったけど、結構刊行の年数が古かった。
598 :
無名武将@お腹せっぷく:03/04/03 11:08
うぉぉおおおおおおおおおおおおおおおお
599 :
無名武将@お腹せっぷく:03/04/03 11:31
高島俊夫が、半分日本みたいな変な小説だって書いてた。
600 :
無名武将@お腹せっぷく:03/04/03 12:21
600GET!
600GET!
600GET!
暗夜行路にひとしい。一点の灯なとみつけようと思う。
泣いた。
>>599 アイツ嫌い
確かに知識はあるし偉いんだけど、何も大衆小説をあそこまで貶すこと無いじゃないか
吉川のおかげで三国志がここまで認知されるようになったのに
演義を読んで「これは正史に載ってない!演義の捏造だ!」とか言ってる厨みたいだ
三国志大好きな夫の薦めで、横山三国志&蒼天航路を途中まで読んだのですが
マンガだとさらさらと読めてしまう為、かえって頭に入らなかったので
この度吉川三国志を文庫で全巻買ってきて読んでいます。今6巻の冒頭。
ハマりますねー!読破したらまた感想書きにきたいと思います。
横山三国志にはまって他事が何も手につかないんですけど
どうすればいいですか?
横山光輝三国志は、用法用量を守って正しくお読み下さい。
健康のため読み過ぎには注意しましょう。
お肌に合わない場合は、ただちに読書をやめ、園田三国志にご相談下さい。
吉川三国志は昔購入したはず。
このスレ見てたら、また読みたくなったよ。
横山三国志は先日兄貴がコンプしたらしい。
是非読みに行かねば。
609 :
名もなき兵卒:03/04/14 15:30
しかし吉川版の曹操は、俺の前のイメージ(無双厨時代)を覆したっす。よ
仁者であったり、冷酷非道だったり、矛盾があるからこそ魅力があったのだと、俺は思うんですが・・・・・
でもやっぱり、関羽とのやり取りは好き。
そんで、関羽が死ぬ辺りではかなり泣きましたよ俺。
俺はまだ、小6ですけど、、今までに読んだ本の中で一番好きな本はやっぱり吉川三国志です。
ところで皆さん、吉川三国志で好きな人誰っすか??(俺は関羽と張飛と呂布と・・・・キリがないぐらい好きな人多いっす。)
611 :
無名武将@お腹せっぷく:03/04/14 15:51
馬岱と李典。
陳宮と李儒
613 :
無名武将@お腹せっぷく:03/04/14 15:58
あと王平とか、その辺の蜀武将。
>>610 永遠の小学校六年生を満喫したい、少年の心を持った人なのサ・・(w
曹操もそうだったように、英雄とは大人になっても少年の心持っているものなのさ…
>>609もきっとそうに違いないよ。
>>609 もじぴったんスレでお前がアホな単語ばっかり出していて閉口したが、
小6だったのか。
やんぬるかな。
そりゃ悪いことをした。
煽って悪かったね。
>>616 人違いです!ほんとに違います!
俺はほんとに小6ですよー!信じてください。
>>616 議論でも会話でもない、もじぴったんのようなゲームを2chすること自体が(ry
619 :
無名武将@お腹せっぷく:03/04/15 16:29
あとがきでも書いてあるけど、曹操は官渡までは超かっこいい奸雄として描かれ
孔明が出てきてからはただのかっこ悪い悪役になってる。
(関羽に命乞いするとこはショックだった)。
横山三国志ではちょうどヒゲの有無で分けられてる。
とりあえず長坂で長合βが趙雲にやられたのを改めて読むと、
当時の資料の少なさとかが何となくわかるね。いやただの思い違いかもしれんが。
>>617 俺が言ってる意味わかってる?
お前がアホな単語をもじぴったんスレで出していたから煽ったんだが、
お前がアホなのではなく小6だったのなら、仕方ない。
俺は煽ってわるかった、すまないことをしたな。
といっているんだ。
622 :
無名武将@お腹せっぷく:03/04/15 20:28
なんかここでは劉備嫌われてるみたいだけど蜀びいきの俺にとっては
かなり魅力的な人でした。
やっぱ君主ってのは民に愛されてなんぼのもんでしょ。
都の都督に冤罪かけられたのを許すようにたのむ民や
長坂のあたりで危険な道のりになるとわかりつつ劉備についていく民には感動します。
>>621 ですから、そのアホな単語を出していた人とぼくは別の人だという事なんです。
もじぴったんスレに行ったことありません。
お前みたいな無名コテを騙る奴がいるというほうが小6より信じがたいが。
まあ小6ならコテを名乗るのは辞めておけ、俺のような奴に叩かれるのが落ちだ。
625 :
無名武将@お腹せっぷく:03/04/15 22:20
616さんの言う通りですね。
コテハン辞めます。すいませんでした。
626 :
無名武将@お腹せっぷく:03/04/15 22:32
>>622 劉備嫌いっていうより、異様に蜀マンセー、劉備、孔明マンセーする奴が嫌いなんじゃないの?
受験生なのにはまってしまいました。
今3巻を読み終えた所です。
図書館で借りてるので、先の人が早く続きを返してくれるのを待ったりしないと駄目なのが鬱。
名前忘れたけど、華陀の友人で、周泰の傷を治す時に華陀を紹介した人が好きです。親子揃ってファン。
それと初めて周泰が出て来た時、幼平としか書かれてなかった気が…?
うろ覚えスマソ。
4巻は最初から張遼が出てて嬉しいです。
すわ!
628 :
無名武将@お腹せっぷく:03/04/16 16:13
吉川三国志 と 三国志演義
どちらが面白いですかね??どちらか買おうか迷ってます。
横山三国志は、何回も読んでるんだけど。
629 :
無名武将@お腹せっぷく:03/04/16 16:19
631 :
無名武将@お腹せっぷく:03/04/16 16:30
>>630 両方読んでから、気に入った方あるいは両方買いなよ。
本を人に薦めるほど難しいことはないよ。
ほぼ必ず図書館に置いてあるから、買う前に一読をお薦めしる。
どのみち気に入ったら両方買うだろ?w
ところで吉川という苗字は
「キッカワ」なのか「ヨシカワ」なのかどっちなのか教えてください。
自分は前者で呼んでました。
(^^)
637 :
無名武将@お腹せっぷく:03/04/18 21:50
基本あげ
638 :
無名武将@お腹せっぷく:03/04/19 02:11
今日文庫全巻買ってきました。
小学校のときじいさんが持ってたのを読んだっきりだから
ほとんど忘れてて楽しい。
週末はこれでマターリします。
部屋掃除してたら三国志の6巻がなくなってた
俺は本は売らないし捨てない主義なので誰かが持ってったのだろう
後輩とか友人が良く借りてったりするのだが誰だかわからん
他にもグインの54とか色々抜けてたので古本屋に買いに行ったのだが
反三国志のハードカバー売ってんすけど・・・
始めて見た、つーかデカイ
文庫版の奴は持ってるが・・・欲しいが・・・5000円・・・
スレ違いすまんが買いだとおもう?
>>639 何を考える必要がある?
何も考えず買いだろ
そういえば街亭の戦の時趙雲が万政とかいうやつに
「そこまで命を取りにいくのは面倒だ。陣に帰ったら郭淮にいえ、またいつかきっと会うぞと。」
これ読んで超雲老いてもかっこいい!と思ったのに、
そのすぐ後に会わずに死んでいる…。
>>639 反三がそんなに好きなら買うべし。
漏れなら買わないw
俺も買わん。
個人的に、あの小説にそこまでの価値はないと思う。
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
やっぱスルーかなぁ
田中芳樹が幻書とか書くもんだから
なんか気になって・・・・
文庫版持ってるし内容は知ってるしスルーしときます
内容は俺はそんなに嫌いじゃないよ
痛快アクションとしてはソコソコ
反三国志ってダメなの?
こうなったらいいなぁ、という願望をそのまま描いてみたら、たいしておもしろくなかったという代物。
やっぱり滅びるからこそ、というのはある。
吉川三国志で孔明が好きで好きでたまらなくなったという友人が
地面に叩き付けて「クソだ」と言い放った本、それが反三国志だ。
>>646 徐庶が残ってたらいいなぁ
鳳トウが生きてりゃいいなぁ
てか関羽は神様で完全無欠の名将なのに負けるはずねぇ
そもそも劉備が曹操にまけるのは間違ってる
などとエスカレートしていったあげく
一度読めば十分な底の浅い娯楽小説になった物
ダメといえばダメだが、コレはコレで。
司馬懿爆死はあんまりだよ、とオモタ・・・(つД`)
は、気付いたら反三スレになっている!
自分魏ファンで反三国志スルーしてた者だが、
あまりの叩かれっぷりに興味がわいてきた。
ネット上のレビューでも怒り狂ってるのは蜀派の方々の模様だな。
むしろ魏に肩入れしたくなるとある。
うーむ、文庫ブクオフにあるかな。
>651
自分も魏好きなのでキレそうな気がしていまだ未読<反三国志
まあ、魏呉スキーだけでなく孔明ファンを敵に廻すような内容らしいが。
魏呉はともかく、孔明をもないがしろにして
作者は一体どの層をターゲットにしてこれを書いたのか謎だ。
>>652 いや、どっちかっていうと孔明至上主義。孔明=神、蜀将=神のしもべ
その他大勢=ハナクソ
孔明ファンが怒ってるのは、きっと他の文献で見た孔明の魅力を
これっぽっちも解ってねえ!という理由で憤慨してるんじゃないかな。
漏れ魏ファンでこれ読んだけど、別に「( ´_ゝ`)フーン」で済んだよ。
勝手にやってくれーみたいな感じだ(w
たまに物語の中で作者が口を出してくるのも、ちょっとウザイな。
>>反三国志
それにくらべ、吉川三国志はそれぞれのキャラが生きてる感じがして魅力あるよね。
同意。吉川三国志は、きっと演義の流れを汲んで劉備=イイモノ、曹操=ワルモノで
書こうとしてたんだろうけど、吉川氏の書く曹操があまりに魅力的でむしろ
日本では曹操ファンが増えた罠。w
現地中国では「理解できない」と言われたことがあったよ。
>656
漏れも吉川三国志を一番初めに読んで曹操ファンになったよ。
蒼天の曹操もかっこいいけど吉川とか横山の曹操のほうが
自分的には魅力を感じるな。
中国人の友達(女の子)に三国志のこと聞いたら
「全然わかんない」って言われた…
>>657 俺の会社にも中国人いるんだ
んで喜び勇んで三国志話したら
「ワタシキョーミナイデスヨー」
( ´・ω・)・・・
漏れの昔の会社のバイトにも中国人留学生がいたが、
互いに互いの国の戦国時代に詳しくてワロタ
「信長って曹操に似てない?」
「信長あまりスキじゃないですよ。忍者沢山殺したし。曹操よくワカリマセン」
「忍者?そうなの?」
「知らないデスカ日本の人なのに!」
「あんたも曹操のことくらい知っててよ中国の人なのに!w」
中国人も三国志知らないんだ・・・だから、犯罪が多いのか?
うちの大学の中国語の教科書が『やさしい三国志演義』とかいう本だった。
中国語選択しておけば良かった・・・
661 :
無名武将@お腹せっぷく:03/04/23 19:42
俺も蜀が大好き。
期待して反三国志を買った。
…読了出来なかった。いま、どこにほっといてるんだろう。
662 :
無名武将@お腹せっぷく:03/04/23 22:45
663 :
無名武将@お腹せっぷく:03/04/23 23:47
三国時代の戦乱で元々の漢民族は激減してしまった。
現在の漢民族は曹操が連れてきた北方民族らの子孫。
漢王朝以前にはあまり興味がないのかも知れない。
まぁ日本人でも古典知らないひとは多いもんな。
わびさびの世界に興味ないひとも‥‥‥。
今日初めて横山版三国志を読みました。
吉川先生の物が原作だとは思いましたけど、
なんかお子様向けの入門書みたくて次巻は買う気が無くなりました。
やはり絢爛豪華な文体で綴られている原作に勝る物は無いですね。
りんどう版が擦り切れて来たので、行きつけの
書店に全巻取り寄せを依頼して来ました。
ちなみに新古書店などでは無く、町の本屋さんです。
横山は横山で味わい深いので貶めるのはおよしなさい。
この板には両方好きな者も多いんです。オレモナー。
吉川版って音読すると黙読とはまた別の心地よさがあるなあ。
講談の弁士による音読CDとか出てくれないだろうか。
適度に嗄れた爺さん弁士ならきっと萌えに燃えるぞ。
>>665 最近の激しい勢いの漫画で育った世代だと、どうしても横光は退屈に
思えるかも知れないが、あれは読めば読むほど味が出る非常に良い作品だよ。
原作が吉川英治、という所を忘れて、別物として見て頂きたい。
でも、まあ無理してまで買う必要はないよね。誰か貸してくれる人がいたら一番いいんだろうけど。
注文した吉川三国志が早く届くといいね。
今、孔明が北伐に発ったところ…。
残りが少ないよう終っちゃうようつД`)
>>666 2-3年前に橋爪功がやってたね。
深夜ラジオで。
さだまさしがやってたのがあったけど、あれって原作吉川じゃないし‥‥‥。
>>667 更に意外と細かい部分とか描いてるしね。
無双なんかよりずっといいよ
横山三国志といえば
げえっ
ジャーン、ジャーン
>>671 激しく同意なんだが、まあここスレにいる
「無双も好きなんだけどな・・(´・ω・`)ショボーン」という人にも
ちょっとやさしさをあげようじゃないか。良スレだし。
しかしいいね、講談師による吉川三国志。是非聞きたい。
長いから途中で尿意との勝負になりそうなケハーイw
>666〜673
すいません、ちょっとした軌道修正のつもりでした。(大汗
最近違う話題が多かったものでつい。
実は私も横山三国志を全巻持ってますよ。
ちなみに入門も横山版からでした。
このネタを思いついたのは、コンビニで愛蔵版が最近売られて
いることを知ったからなんですけどね。w
>>673 是非共、ライブで聞きたいですね。
講談師(講釈師?)の身振りや表情を同時に観れると
一層楽しいですぞ。
>>673 俺も無双はゲームとしてはすばらしいと思うけど、無双で三国志を知ったと思ってる厨が多いからね。
関羽が夷陵にいたりとか・・・
そういう厨たちに読んでもらいたいね。吉川。難しくないし
>>674 そういえば、売ってるね。
俺は消防の頃、床屋にあった三国志だな・・・
>673
自分も無双大好きですよ。
2でばっさばっさ(呂布までも)容赦なく斬り進むのが楽しい。
でもトンデモという意味では「天地を食らう」と似たり寄ったりかも。
>676
吉川も演義を元に脚色された物語で、史実とはえらく人物像に
差があったりして、でもやっぱり抜群に面白い「小説」ですな。
無双もいろいろとんでもないけどめっちゃ面白い「ゲーム」。
無双厨と呼ばれる人たちがそこんところ気づいてくれて、
正史厨と言われる人たちがもう少し「物語」に敬意を払ってくれたら、
こんなにあちこちでもめないのだろうになあ、と思ったりします。
678 :
無名武将@お腹せっぷく:03/05/04 23:33
今6巻まで読んだ。
結構孔明がきついせりふを言ってたのには驚いた。
助けてくれと哀願する劉キに対して
「知らん」
679 :
無名武将@お腹せっぷく:03/05/04 23:52
>>678 確かに劉gにしてみりゃあ生きるか死ぬかの一大事なのにそりゃあないよな。
何であのときの孔明はあんなに冷たかったんだろ。
結局このとき助けた事が後で劉備軍に幸いしたのに。
681 :
無名武将@お腹せっぷく:03/05/09 05:31
大事の前のあまりにも小事だったからと思われる。
吉川三国志スレ立てようかと思ったけど、このスレがあるので好々。
682 :
動画直リン:03/05/09 05:51
683 :
無名武将@お腹せっぷく:03/05/09 09:45
吉川と北方、並べて読むと面白さ倍増。
684 :
動画直リン:03/05/09 09:51
>>680 他家のお家騒動に首を突っ込むのはあまり褒められた行為ではない
高きに拠って低きを攻めるは勢い既に破竹・・・
馬鹿!!!
687 :
無名武将@お腹せっぷく:03/05/10 03:35
次は誰が書いた三国志が読みたい?
おれは、小野不由美かな。
もしくは、村上春樹w
688 :
無名武将@お腹せっぷく:03/05/10 04:05
宮部みゆきの三国志
スレ違いで気味で申し訳無いけど、
吉川三国志以外でお勧めの三国志(原書以外)はある?
柴田錬三郎の「英雄ここにあり」は個人的にちょっといまいちだった。
わしもアレはイクナイ!(・A・)とオモタ。群像劇ではあるけど
孔明ヨイショが激しすぎで、その他の登場人物が魅力ゼロな罠。
でも、後編の「英雄生きるべきか死すべきか」は逆に内容が
徹底的に孔明・姜維ヨイショしかないので
そこが逆に潔かったりして萌えw
まあ、どんな三国志でも絶対、書き手の好みによって
ヨイショされたり貶められたりするのは避けられない道。
吉川は、比較的その辺のバランスが取れている方じゃないかな?
まあ、演義自体が劉備と孔明ヨイショな本ですし・・・(ニガワラ
曹操寄りと単調な文章がイヤでなかったら陳舜臣「秘本三国志」とか
ただアタマ使わないでキャラ萌えしてェーって言うんだったら北方三国志とか
蜀大好きだから突き抜けてェー!って言うんだったら「反三国志」とか
盛り上がらなくてもいいからマターリ行きてーって言うんだったら安能三国志とか
これ勧めてる説明じゃないなw スマン
マイケル・ムアコックの三国志
レスありがとう。
とりあえず以前から気になってた「北方三国志」から読んでみるよ。
>>691
蜀びいきで反三国志は読んだ事あるけど、あれは…さすがに…。
695 :
無名武将@お腹せっぷく:03/05/11 03:06
梁石日なんてどうよ?
かなりワイルドでアナーキックな三国志になるぜよ。
696 :
無名武将@お腹せっぷく:03/05/11 03:44
わたしにとって時代"劇"というのは、設定されている時代の歴史などは専門の研究書で勉強し、
そういう知識を踏まえてフィクションとしての虚実を楽しむものであって、この考えを疑っても見ませんでした。
が、時代"劇"というフィクションで歴史の事実(いわゆる「史実」)を学ぼうとしている方が本当にいらっしゃるのですね。
かなりな驚きです。
そういう発想、姿勢自体をとやかくは言えませんが、
そうして"学んだ"「史実」を根拠に論立てするのは、やはり無理があると思わざるをえません。
誤爆?
恥ずかしい誤爆だな。
吉川英治原作『三国志』
劉備…渡部篤郎 曹操…佐藤浩市
関羽…村上弘明 夏侯惇…的場浩二
張飛…山口智充 許チョ…長嶋一茂
趙雲…吉田栄作 荀ケ…白井晃
諸葛亮…上川隆也 郭嘉…堺雅人
ホウ統…渡辺いっけい 司馬懿…島田順司
魏延…片岡鶴太郎 曹洪…高嶋政伸
孫堅・孫権…小澤征悦 董卓…中尾彬
孫策…松村雄基 呂布…北村一輝
周瑜…中村俊介 陳宮…奥田瑛二
太史慈…松重豊 袁紹…高嶋政宏
700 :
無名武将@お腹せっぷく:03/05/11 16:14
吉川英治が死んじゃったから水滸伝って4巻までしか無いんだね。
最後まで読みたかったよ。
>>700 北方版が進行中。
北方は吉川三国志を擦り切れるまで読んで、
心をふるわせたらしいよ。そして自分でも書いた。
水滸伝も、吉川の遺志を継ごうとしたのかも。
宮本武蔵についてのエッセイなんか読むと、吉川に対する思いは半端じゃないから。
良スレハケーン!私も今吉川4巡目です。現在「望蜀の巻〜朝の月〜」。劉備が呉妹と・・
ハァハァ(;´д`)
>>700 そうなんだ。水滸伝にしちゃ随分短いなとは思ってたけどあれ未完なんだ。
やっぱり吉川版だと面白いかな?
俺水滸伝自体嫌いだから・・・
>>701 知らなかった。スマソ北方の酔いきった設定に加えてあの単調な文がどうにも苦手だったんだが、
2ptくらい好感度うp。w
>>704 「松のや露八」を書いたんで、又八が描けたんだ。北方がそう書いていたので、ようやく探し当てて読んでみた。
旗本から太鼓持ちに落ちて、武士の股を潜ったりする男の話だったよ。
惨めかというとそうでもなく、本人は楽でいいと思っている。
そういう人物造形は、三国志の中にも生きていると書いていた。
俺は、又八像として、なんだかすごく納得できたがね。
吉川三国志を読んで感動した。
北方三国志を読んで萎えた(´・ω・`)
北方三国志四巻終わった所で、吉川三国志に変更した。
リア厨の頃青いカバーの奴を読破。
当時は関羽と趙雲が好きだった。
で、無双で再度三国志に興味を持つ。
本は紛失してしまったので、りんどう版で買い直し。
再読……。
典韋の死に様に涙・゚・(ノД`)・゚・
徐庶もいいな、孔明みたく人間離れしてなくて。
逆に関羽を嫌いになっている事を発見しますた。
「敵の大将逃がすなやゴルァ! 甘すぎんぞこのヒゲが!」
ってね。
荀イクが死んでしもた…( ゚Д゚)ポカーン…
自分は無双から三国志にはまりました。
本を読んで無双に出てる有名武将もますます好きになったけど
それよか初期の虞翻(?)に惹かれました。
飼ってた鳥を逃がしてあげる場面に、何故かぐっときますた。
あと郭嘉と荀イク。
死ぬの早過ぎ…・゚・(ノД`)・゚・
工房の時に読んだ
世界史で習っていたので、既に結果は判っていたけど
蜀に統一できなくて、悲しくて悔しかったあの頃。。。
随分後に、蜀と魏の国力の差を知って愕然とする
性懲りもなく北伐を繰り返した孔明は、実は戦争マニアのアフォではなかったのかと。
>>709 一般的に生真面目なイメージがある荀イクさんだけど
吉川再読してみると、禰衡大暴れのくだりで
「ううむ、俺はもうガマンならんぞ」とか
「なあに、あんなネズミ野郎、荊州に交渉に行ってもしくじるだけだ。
ここで斬っても俺たちの不名誉になるだけさ」
ってな感じで、鼻息荒い発言連発しててちょっとビクーリした。
吉川荀イクさんは「清廉な漢の忠臣」というよりも
「才気あふれる能臣」てなノリが強調されるような気が。
少し周瑜に似ている気がして、むしろ新鮮ですた。
>>711 若さが表れてる感じがしました。
知謀の人(というイメージ)なのに、割と豪快な発言をしてらっしゃるので(w
確かに周瑜と似てますね。
底意地が悪いと書かれた彼…。
もの凄く短気なイメージが拭えません。
713 :
無名武将@お腹せっぷく:03/05/18 05:58
吉川、古臭いね。三国志、読めたもんじゃない。
こんなんで感動してるてのは、頭が戦前だね。
宮本武蔵だって、井上人気に便乗なんだよ。
大体、戦争中は戦意高揚小説を書いてた男じゃないか。
714 :
無名武将@お腹せっぷく:03/05/18 07:03
716 :
無名武将@お腹せっぷく:03/05/18 10:17
戦意高揚小説ってなに?
文字通り、戦意を高揚させる目的で書かれた小説。
読んでるとむらむらと戦をやる気になってきて、
いくぞおりゃー! 一億総民火の玉じゃー! と。
吉川がそうかどうかはおいといて、
戦時下ではそういうプロパガンダ目的に小説や映画が作られた。
桃太郎=鬼畜米英を退治する英雄というアニメ(というか紙芝居)映画を見たことがある。
そのころ書いてた作品が、いまはもう読めないと聞いたが、ほんとうなのか。
だとしたら、作家として問題ありだと思う。
三国志自体が戦意高揚小説かと思っていたんだけど…
ヒーローバトルものは全て戦意高揚漫画。
>>719 逆にその頃の作品が読めない事自体が大問題だな。
吉川にとっては痛恨事で、それが寿命を縮めたとも言われている。
また戦時中がどうのこうの言ってる香ばしいヤシが現れたな。いい加減しつこい。
>>724 俺はこの議論に関係ないが、作家のすべては知りたいと思う。
それが一人の作家を読むということだろう?
きれい事ばかりじゃなくてもいいではないか。
俺は金を払って読んでいる読者なんだから。
>>725 どこぞに「吉川英治のすべて」とでも題してスレ立てでもして思う存分ウヨサヨ論議でもしろやと言いたい。
ここは三戦板で、「吉川三国志」を語るスレだ。
三国志以下吉川作品の全てがプロパガンダの一端を担ってるとか言ってるヤシこそキモイわ。
普通に本すらも読めねえのかよ。
>>726 お前、何興奮してるの?
吉川三国志だって、戦時中は戦意高揚目的で読まれたんだよ。
三国志でさえ、そう読まれた時代を振り返ってなにが悪い?
作品には、その持つ歴史がある。
それも含めて、三国志を論じようじゃないの。
歴史的な作品というのは、そういう使命も帯びてしまっているのだよ。
そこまで読むのも、また読書。
小さく固まるなよ。三国志の一面を論じてるだけなのに。
>>726 > どこぞに「吉川英治のすべて」とでも題してスレ立てでもして思う存分ウヨサヨ論議でもしろやと言いたい。
この手のは、コヴァ板でも極東板でも文学板でも
引かれると思います・・(´Д`;)
ああ、せっかくの良スレが・・・
古臭いっていわれるけど、わたしはあの古い文体が好き。
あれに慣れると北方が読めなくなる。(w
漏れも吉川文章好き。リア厨の頃、バカだったから辞書片手に読んでた。
戦意高揚目的じゃない作品などないので敢えて語る意味がありません。
古文調、というか漢文学調で書かれているのが味だね。
明治の小説っぽい。
ふと、気づいたんだがカタカナを本文に使っている個所が極端に少ない。
(せいぜい「オオ」とか「コトコト」くらい)
今の日本の小説でカタカナをこれほど使わない小説ってあるかな?
こういう点も新鮮だね。
>>731 同時代の売れっ子に江戸川乱歩がいたはずなんだが、
比較してみると実に全てに於いて好対照で、面白いなとオモタよ。
数ある時代小説の中で、吉川作品が飛び抜けて好きなのは
やっぱこの文章だろうなと自分で感じる。
乱歩との比較、もうちょっと詳しく頼む。
吉川作品でこれは読んでおいたのがよいってのある?
やっぱ今売れてる宮本武蔵あたり?
とりあえず武蔵、三国志は外せんだろ。
短編集とか古本屋へ行けば安く手に入るよ。個人的には柳生月影抄とか上杉謙信辺りお薦め。
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
太平記や平家物語は? って、板違いか。
水滸伝はどうだ。
良スレ発見! 最近、吉川三国志読み終えたリアル厨です。周りに三国志話せる
友達が少ないのでここに感激。俺も
>>729と同じく辞書片手に頑張ってました。
吉川三国志読んでから日常生活で「すわ」ということがが多くなった気がしますwまた吉川三国志
読んでて思ったのですがあまり!などを使わないのに自然と大きな声を想像してしまいました。
>>733 遅レスすまん。
吉川英治と江戸川乱歩は、ほぼ同時期に同じ雑誌で連載を
持ってた時期があった上に、同じくらいベストセラー本を
世に送り出し続けた良きライバルだったという事で。
(その頃もしかしたら吉川先生は「吉川英治」というペンネームでは
書いてなかったかもしれない。ウロ覚えスマソ)
余談。
ハイカラ(死語)な推理小説モノで一世風靡した江戸川乱歩と
昔ながらの時代小説(しかも講談師じみた文体の)吉川英治は
その作風の対極さにも関わらず、公私ともに仲が良くて
たまに一緒に将棋やったり遊びに行ったりする仲だったとか。
742 :
無名武将@お腹せっぷく:03/05/27 03:35
基本なのであげ。
>>739 わかるわかる。文体の口調が、なんとなく移るんだよね。
講談調、というのか、朗読して気持ちいい文章なので、大きな声を想像する、というのは
あながち外れていないと思います。
実際に声に出して読んでみるのも、なかなかいいもんだよ。
ぜひ、これから何度でも読み返して楽しんでください。
電車に乗る時しか読めないので時々彼氏に流れを教えてもらうのだけど
一度語り始めたら15分くらいは熱く三国志を語ってくれますw
学生の頃は三国志は登場人物は多いし長いし読むことないだろうなと
思っていたけど、自分でもはまってしまったのにはびっくりしました。
あと残り2巻ありますけど頑張ります。
>>745 俺も電車じゃないけど、学校の休み時間だけ読んでた。
もう、次のページが読みたいのに授業がはじまっちゃったりして・・・
一気に読むのもいいけど、そういう読み方もいいよね
あぼーん
748 :
bloom:03/05/30 22:30
749 :
無名武将@お腹せっぷく:03/05/30 23:19
何気なく七巻を読み返して見たがダメだ。
荊州を奪われて敗走を続ける関羽や
その関羽の死を知った劉備の下りとか読んでると涙がでそうになる。
桃園終春という字を見ただけで何かせつなくなるし。
745です。
ついにあと1巻を残すのみとなりました。
少しずつ買い足していった横山マンガの三国志があるのですが
吉川三国志を見てから読んでも違和感ないのでしょうか?
吉川三国志の情景を思い浮かべながら時々は
脱線もしますが読み続けているのですが
あまりにもかけ離れていたらせっかく読んだ吉川三国志が
無駄になりそうな気がして横山マンガの三国志は読んでいないのです。
751 :
無名武将@お腹せっぷく:03/06/01 00:45
スレ違いだけど・・・。
いくら吉川本でも、太平記はむかついちゃうわさ。だって足利尊氏が主人公なんだものー。
楠木正成にしてけろー。滅び行く者たちにスポット当てて欲しいのさ。
次の世の中を見ることが叶わずに死ぬんだから。
北畠顕家やーい。シクシク。ごめんなさい。逝ってきます。
>>750 がんがれーヽ(゚∀゚)ノ
とりあえず、そんなに引きずられるのが気になるなら吉川を三度読み直してから
横光に行ってみるといい。漏れは吉川も横光も大好きだよ。
>>751 逝ってらっさい。じゃなかった、イキロw
753 :
無名武将@お腹せっぷく:03/06/03 01:20
曹操が趙雲を殺さず捉えようとするところで
(曹操は)士を愛するのではなく
士に恋するのである
というところが好きだ
吉川英明(むすこさん)と北方の対談読んだことがある。
執筆態度の話とかで、面白かった。北方って、ほんとに吉川を尊敬しているんだね。
息子さん、感動してた。
三国志についても、やってくれんかね。
その時は、宮本武蔵についてがメインだったので。
3週間かけてやっと読み終えました
面白かったです
>>752サソ
がんばります。
この間まで電車に乗っている時くらいしか読めなかったのですが
日中も少しは読める時間が出てきたので何度か読み直してから
横山三国志にチャレンジします。
たしかに面白いけど…まだ全部読んでない…。
で?
760 :
無名武将@お腹せっぷく:03/06/06 23:27
趙雲美化に大きく貢献したのはコーエーと吉川
一ヵ月半かかってようやく読破記念カキコ
ちなみに
>>757サンではないでつ
ごめん。この板にあった吉川のAAスレ消えた?
764 :
無名武将@お腹せっぷく:03/06/10 15:11
>765
おー、新スレたってる。さんくす。
群雄たちは朝廷を無視して勢力拡大を図っていた・らしい ?
孔明の叔父さんもその凌ぎ合いで敗死
劉備の行動も所属派閥の親分から命令されて行ったものもある ?
吉川三国志では、ぼかされているようだが
(作品がつまらないわけではないが)
馬謖を斬るシーンは泣けたよ
良将に恋する曹操に恋した
>>767 陳舜臣の「諸葛孔明」あたりでは触れられていたっけか。
少し趣旨が違うが
漢王朝に見切りをつけ、新国家建設を目指す
それ故に献帝を迎えない
弱小勢力ゆえに朝廷を奉じるしかなかった曹操とは違う
袁紹がこのように紹介されている本を読んだとき
そんな見方があったのか、と驚愕した
あっそ
773 :
無名武将@お腹せっぷく:03/06/13 23:18
金曜あげ
∧_∧
ピュ.ー ( `´ ) <これからもワシを応援しろ(`´)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 董卓
>769
それがしも。
保守川英治
今三巻完結の全集を読んでたら三巻277頁に『葛諸孔明』って書いてあったよ(;´Д`)
しかも南蛮で関平が関索の代わりにいるし・・・挿絵が好みなので許すけど(゚∀゚)アヒャ
>778
他にも『超雲小龍』とか『周譙』とか間違いばっかです。
まぁ古本屋で一冊百円だったからしょうがない
>>779 それ『ちょううんこりゅう』って読めるね(w
hosyu
最大の間違いは
チョウコウは3度死ぬ
783 :
無名武将@お腹せっぷく:03/07/05 16:10
784 :
無名武将@お腹せっぷく:03/07/06 13:42
>>782 はるかまえにがいしゅつ、つーかこのスレでは常識なネタを
どうしてそう誇らしげに受けると思ってふるのかねえ・・・
785 :
無名武将@お腹せっぷく:03/07/06 15:11
:???]
◎〜〜〜〜〜
/ ,,;;;〜
__ / 蜀 ,,;;;〜
/ /oヽ / ,,;;;〜
|=ll=|___/. _ /〜〜〜〜〜
,,''""';,(`Д´ l||l | | ∧ ∧. / ∧∧
ヽ// l''ii''// ヽ| | (゚Д゚ ,,) / (゚Д゚ ,, ≡ (´⌒≡;;;
⊂ヽ,,, ⊂/ || |⊂ ∧ ∧ ⊂⊂、 ヽ ≡≡ (´⌒(´⌒
/l⌒(´\ \.| (゚Д゚ ,,)ショイワッショイワッショイワッショイワッショイワッショイワッショイワッ
//し' し';; \/.| ⊂、 ヽ ;;::('⌒ ;;:⌒
|ニニニニ|ニ◎ニニ◎ニ と_ノつ ≡≡ (´⌒(´⌒;:
>>784 間違いを見付けて鬼の首を取ったように言うヤシの出現は今に始まったことじゃない。
気にしないで一言「はいはい」と流してあげやう。
吉川の新書太閤記、
秀吉が竹中半兵衛を訪れるシーンで三顧の礼を例えに持ってきたり
「髀肉の嘆」て言葉もよく使われててなんか嬉しかったなー
書いた時期も被ってたんだっけ? 確か
>787
宮本武蔵でも沢庵が自分は孔明で武蔵は曹操だ、みたいなことを言ってました。
逃げる武蔵を捕まえようとした時ね。
保守
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
曹操が逆境にあって
天よ我に百難を与えよ
その全てを乗り越えてみせようぞ
と星空に誓うシーンが好きだ。
曹操の言葉は他にも宝石のように心に刻まれるんだよな。
劉備や孔明、関羽の忠義や仁義も感動はするけど
心に直接的に語りかけるのはやっぱり曹操だ。
三国志に会えてよかったと思えるのはやっぱり吉川三国志だけだな。
北方や横山も面白いけどね。
792 :
無名武将@お腹せっぷく:03/07/21 13:14
小方、小方。
このスレをageてください。
793 :
無名武将@お腹せっぷく:03/07/23 00:41
>>791 つるっ禿同!
「教えられた、教えられた」も好きだ。
本当に曹操の台詞は奥深く、血が通っていて心に響くよ
吉川以外の三国志ではこういう感動はなかった。
794 :
無名武将@お腹せっぷく:03/07/23 00:58
ああ、吉川三国志の曹操は確かに最高だな。若者の志をくすぐるよ。
北方や柴錬も蒼天も横山も読んだ。あんな曹操や呂布もいいと思う。
ただ特に北方なんだが、キャラが飾られすぎで生きてない印象がある。
あまりにも理想化され過ぎているとでもいうか。
呂布は言うに及ばず曹操にしても。
まさに「血が通った」言葉を吐くのは吉川だけだな。
他のは面白いんだが、どこかくだらなさを感じてしまう。
横山の後半曹操は問題外としても。あれはキャラを殺してるからな。
795 :
無名武将@お腹せっぷく:03/07/23 02:03
>キャラが飾られすぎで生きてない印象がある。
これ分かる気がする。(北方に限らず)
登場人物を魅力的に描こうとすると作り物っぽくなりやすいけど
吉川三国志に出てくる人間は魅力がありながら作り物じゃない。
すごい。ヤバイ。
796 :
無名武将@お腹せっぷく:03/07/23 02:18
吉川三国志の曹操とエチーしたい
797 :
無名武将@お腹せっぷく:03/07/23 05:57
横山三国志全巻制覇して次は小説にチャレンジしようと思って
三戦板で何か面白そうな小説は無いかと探していたのですが
ここのスレ見てると皆さんの吉川三国志を愛する気持ちが伝わってきて
興味が湧いて来ました。
ところで小説読むにあたってやっぱり正史や演義も読んだ方が良いのでしょうか。
活字の三国志は初心者なのでアドバイス頂けると嬉しいです。
798 :
無名武将@お腹せっぷく:03/07/23 06:43
>>797 吉川三国志は日本の三国志の基本みたいなものだから
特に正史やその他の演義を読む必要はないよ
>>798に同意。
張コウが三回芯でたり呉夫人が生き返ったりするがw
そこは長編新聞連載ということ、他にもいくつか連載を抱えていたということもあり
そりゃいくら吉川でも途中の記憶もあやふやになること位あるよと気にしないが吉です。
執筆時期が古いことや漢文口調が多々見られたりして
最初は慣れないとちょっとつらいと思うけど、
やっぱり国民的作家だけあって文章は流れるように綺麗!
アホ工房の俺でもすいすい読めました。
一生のうち絶対に一度は読んでおくべき本だと思います。
>>801 新聞連載って感じはすごい伝わってくるね。
回の最後の文章は、読者をつかむようなくだりで終るからね。
漢語表現が多いのは、エキゾチズムを出すためにわざとだよ。
やっぱり日本の戦国時代と変わらない雰囲気じゃ〜面白くないよ。
日本語文章で、ああいう中国古代の伝奇文学の妙味を再現するのは、
大変な苦労だったでしょ。考え方も全然違うし。
俺がひとつ不満なのは、他の吉川作品にくらべて、展開が早すぎること。
物語のスケールが大きいからしょうがないけど、脇役の印象薄いまま、さっさと進みすぎ。
吉川の筆致で、文庫本8巻完結は少ない。
803 :
無名武将@お腹せっぷく:03/07/23 20:07
797です。
活字すごい苦手なんですがやっぱり皆さんのお勧めを聞くと
面白そうという気持ちが伝わってきました。
これを機会に頑張って読んでみようと思います。
皆さん教えて下さってどうもありがとうございました。
>>803 ガンガレー
読んだら感想書いてくれると嬉しいな。
ちなみに私は吉川三国志を読んで人生変わった(気がした)
さらに太閤記、太平記、平家物語も。
実に多様な人物や多様な生き様が描かれてるよ。
それに比べて、今の世の中つくづく堅苦しい。
人をあまりに狭小なまなざしで価値判断しすぎ。
806 :
無名武将@お腹せっぷく:03/07/30 02:03
>>804 さっそく買ってきました。
活字慣れしてないのでいつ頃読み終わるかわかりませんが
頑張って読もうと思います。私も人生変わるかな?
807 :
無名武将@お腹せっぷく:03/07/30 02:22
吉川三国志か。懐かしいなあ。
三年前の今頃、司法試験のプレッシャーで鬱になってた時に読んだよ。
文字通り、人生が開けたと思ってる。
敗北後の曹操、汝南の劉備。
一生、前進していこうって前向きになれる本だね。
下手な啓蒙本なんて糞食らえ!!
808 :
無名武将@お腹せっぷく:03/07/30 21:25
祖父の書棚に、ハードカバーの三国志があった。
思わず手に取った。
だが中身は無く、空であった。
祖母に訊いた。
棺に入れ、ともに葬ったとのことである。
809 :
無名武将@お腹せっぷく:03/07/31 00:56
長坂での張合βは、斬られた、とは書いてあるが、死んだ、とは
一言も書いてないぞ、と自分に言い聞かしてますが何か。
呉夫人の方が酷い。死んだと思ったら娘の嫁入りにケチつけてるし。
…という事実に気付いたのは文庫版購入9年目の今年だった…
黄権もかなり微妙なくだりがあるよ・・・
辻褄の合わないところはタネ本の三国志演戯の「おおらかさ」に依るんじゃないの。
他の吉川英治の作品では、物語を盛り上げるためとはいえ、死人が生き返る(wということはないしね。
作家の執筆作業ではよくやるように、作品に着手する以前に全体の構想をノートに
びっしり記してるし。>青梅の吉川英治記念館で見ますた。
813 :
無名武将@お腹せっぷく:03/07/31 14:21
そうだねえ
三国志よりももっと長い太閤記や太平記では
こんな誰が見てもオイオイと思うような記述はなかったような
(うろ覚えだけど)
というか、麋婦人は?
芙蓉姫にされてたり麋竺の妹だったり……
?
ビ「夫人」だったスマソ
三国志の世界自体が、総じて女性の記述がテキトーでしょ。
当時は、男尊女卑の社会なんじゃないの。
徹底した男社会って感じで、愛慕する場面も、だいたい君臣か戦友の間だからね(w
呉妹君なんかは男勝りということで、いくらか脚光浴びてるけど。
例外的に、吉川三国志のはじめの方だけ、劉備の母親がすごく立派に描かれてる
あたりは吉川英治らしいと思う。
できのいい息子は、深い慈愛とそれに裏打ちされた躾をもった母親から育つ、
というのが、彼の信条のような印象がある。
極めつけは、新書太閤記での秀吉の母親でしょう。
あぼーん
817 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/02 14:32
何ひとつわかってないね 北伐の大将
君を今 危険なほど 変えてゆくのさ
いつだってドキドキさ こまりものだよ
逆落とし狙いの山上布陣も上出来なのさ
うつむく文盲も
水源ないのも
ひとりぼっちも上手く輝ってる
にくまれそうなNEWフェイス
にくまれそうなNEWフェイス
にくまれそうなNEWフェイス
気にかかる You're so nice
にくまれそうなNEWフェイス
にくまれそうなNEWフェイス
にくまれそうなNEWフェイス
Oh 馬謖 僕の腕の中で
泣きながら首斬ってみせるさ
818 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/02 17:39
>>811 吉川英治歴史時代文庫36 講談社 P167 原文6〜7行目
猛然、張合βの勢を、うしろから粉砕し、趙子龍と協力して、
とうとう敵将張合βを屠ってしまった。
・・・・・でも、俺好きだよ!吉川さんも張合βも
4巻よ
820 :
びびると二回名前を呼ぶ:03/08/03 16:54
吉川三国志に出てくる女性はたいてい何か言われると、
「おほほ」
と笑う。
821 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/03 23:42
吉川三国志に出てくる馬超はたいてい何か言われると、
「むむむ」
と悩む。
吉川三国志出てくる老母は頼むときに、
「○○して賜も」
と言う。
吉川三国志に出て来る武将は相手を追い掛けるときに
「おうい」と呼び掛ける。
吉川三国志に出て来る知将は他の知将を君主に紹介するときに
「彼に比すれば彼を10のものとすると、私など2程度です」
とやたら持ち上げ自分を卑下する。
程イクが徐庶をこんなに持ち上げるってあり得んくないか?
>>824 つか、人物の長短、策の上下を明確に数値であらわすあたりは、中国的な実際主義
なのかと、勝手にオレは思ってた。ある意味すごい残酷。偏差値っぽくね?
計量不可能な怪しげな貫禄よりは、使えるのか、使えないのかを徹底重視みたいな。
吉川三国志で豪傑が華々しく登場する場合、
「これなん常山の趙子龍」
というようにしばしば「これなん○○」となる。
>>824 なんかジャンプ漫画の強さのインフレに似る
華雄・顔良・文醜→関羽
Hi元紹→趙子龍
>>826 ドラゴンボールとかね。あれはつまんない。
あれは作者も読者も人間の優秀さの判断基準が貧困だからああなるんだと思う。
大きな岩を割る奴より惑星ひとつ割るやつのが強いみたいな単線の発展しかなくなるからね。
三国志でよく側近の軍師なんかが「君は彼に比べるに三つの優れたるところあり」とか(強引に)
具体的に明言するあたりは、ちょっと日本じゃ考えられない。
徐庶と玄徳の別れ際のしつこさも日本じゃ考えられない
あれだけ有能&忠臣あおって「きっと帰って来る」って期待させといて
母親死亡するも玄徳んとこに帰参もせず赤壁で焼死の心配しちゃったが
最期出番も終了な徐庶・・・張合βの爪の垢でも煎じて・・
取りあえず
孫策&孫権のママと張合βが最強でFA
徐庶&玄徳の別離
1朝、母からの手紙告白
2夜を徹してのお別れ会
3郊外までお見送り
4そこで中食
54里ほど送る
6思わず10里ほども送る
7さらに7、8里も来ちゃう
8別れて7、8里、徐庶引き返して臥龍&鳳雛のタネ明かし
9思いたって孔明に会うも嫌われる
低能ぽい
831 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/04 22:26
呂布と陳宮の主従漫才が最高。
おまえら面白すぎ。
>>831 そんなこと言ったら、いくら大功をあげても、言わんこっちゃないとばかりに、
それをちゃらにしてしまうヘマをやらかして劉軍を絶体絶命の危地においやる、
うっかりキャラの張飛様が黙ってないぞ。
たまに度を越してるので、イライラしてしまうけどな。
「どうです あの謡は。およそ彼の家庭もあれで分かるではありませんか
新妻にあきたらないので孔明先生時々よそに美しいのを
見に行くのじゃありませんかな?」
玄徳は返辞もしなかった
「張飛は近頃また持ち前の狂躁病が起こっておるらしいな」
835 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/06 01:30
文庫本6巻の『馬超と張飛』 入蜀の山場、カボウカンでの馬超との決戦を前に・・・・
孔明は意を体して、張飛をよびよせ、「時に相談があるが」といった。
「何事ですか」
「関羽のことだが」
「関羽がどうかしましたか。荊州の留守中に」
「いや、どうもせぬが、関羽をよばねばならないことが起こった。ご辺と、留守を交代してもらおうかと思って」
「それがしを留守に廻して関羽を召し呼ばれるとはどういうわけでござるか」
孔明先生が策をめぐらす上で、最大の不確定要素は張飛?いつも、みんなの不安が集中。
孔明って張飛を使う時、あらかじめ彼の自重を促すように話をもっていくよね。
ちょっと可愛そうでつ・・・・嗚呼、愛すべき快男児よ。
今、読み返しててカントの戦い終わったとこだけど斬られちゃう許攸可哀想だな。
曹操とのやりとりなんかすごく友達って感じで好きなんだが。
どうしてもこの一件でキョチョが好きになれない。
今読み直してるが
張合βは二度死んでるね
1度目4巻
>>818 劉備軍によってたかって屠られる
2度目5巻 怪しい鉄球鎖で趙雲を落馬さすも肩から股まで唐竹割りにされた
>>836 一方的に友達面されてたような・・・。
そういう香具師ってあしらいに困るし迷惑だよね(w
吉川では描かれてないけど、曹操には本当に信頼しあえる友人がいたね。
名前忘れたけど、すごく才能があって人間的にも素晴らしい人。
個人的には、吉川氏にそのエピソードを描いて欲しかった。
4巻で死んだ、孫策&権ママが5巻で普通に復活しててびっくり
840 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/07 01:42
三国志演義では、しまいに亡霊も登場します。
そのぐらいのことでびっくりしてる場合じゃありません(w
ところで、宴の席をかりた暗殺の定番といえば、剣の舞。
「それがしの剣の舞で宴に興をそえましょう」と太刀を抜く。
でも、だいたいターゲットに侍従してきた武将が相手の害意を察して、
「及ばずならそれがしも」と何気に舞に加わり、主を防護するので、失敗に終ることが多い。
4巻5巻の頃きっとてんぱってたんだよ
>>840 まぁそもそも劉邦&項羽の故事に由来するんだが
ちなみに長板坂で趙雲が拾ってきた劉備の阿斗を
捨てるのも劉邦の故事になぞらえてるぽ
劉邦のほうはかなり積極的に子を捨てたみたい
蒼天航路の劉備なみに
>>840 >趙雲が拾ってきた劉備の阿斗を捨てる
あれは主君たるもの私情にほだされて、公をないがしろにしてはいかんというメッセージ
を伝えてるんで、大義を貫かんとする大事業にかける主君としての覚悟を示す象徴的な行為なわけだよね。
日本人としてはびっくりするんだけど、中国民衆に馴染みやすい表現パターンのひとつだったのかもしれない。
もとをたどれば講談で発展してきた伝承文学だから。
>>843 司馬遼の項羽&劉邦ではかなりしつこく子供をやたらめったら投げ捨てて
その都度、夏侯嬰(だっけか?)が拾いにいったとある。
(司馬の劉邦観はちんぴらなのでやることなすことDQN気味、
王宮占領したら後宮直行して女犯しまくったりとか・・・)
所詮大陸の倫理は日本人の倫理とは異なるぽい。
吉川の場合は無理から日本風にアレンジしてる部分も多い。
>>844 なるほど、そういうことなら、もともと双方の行為の間には縁もゆかりもなかったんだよ。
吉川英治と司馬遼太郎では、表面上、同じ歴史小説という形式をとってるけど、
文学形成の背景が全く違うんで、題材に対する解釈や描写のリアリティのあり方も
当然違ってくる。
今の読者には、司馬遼太郎の方が圧倒的にウケがいいでしょう。
でもこれが何十年かすると形成に変化が出てくると思うよ(笑)
そもそも演義自体が屬漢マンセーなんで劉備を劉邦になぞらえて
逸話をフューチャーしてるから似た記述が多くなる。
劉備が冠にこだわったりするキャラなのも・・・劉邦から来てるわけで
縁もゆかりもないわけねぇじゃん・・・
日本では吉川三国志が売れしちゃって、演義自体のパクリ元ネタの
項羽&劉邦の方を知らないって香具師が多くなって
>>845みたいな事に
なってくるまぁお手軽なところで
>>844にある通り司馬遼の項羽&劉邦で
も読んだら?中華三大奇書って言われた理由が少なからず分かるから(笑)
とりあえずこの時代の酒屋にスゴく行きたい
ブタちゃんやトリちゃんの丸焼けってなんかウマそうだぁ〜
結構宴会シーン出てくるが1巻の宴会シーンがイイよな
肉屋張飛LOVE
>>846 ごちゃごちゃだな。
歴史小説っていう形式のかかえる課題を弁えてないから混乱してんだよ。
一方に古来からの物語の大きな枠組みや歴史的な事跡があり、他方に、それに作家独自の
新解釈を加えたり、テーマを通低させたりする文学的な営為があるわけ。
んで、吉川三国志での阿斗の放棄と司馬の項羽と劉邦でのそれとの文学表現(単純に解釈
いえばわかりやすいか)の間には縁もゆかりもない。
吉川三国志は、結局吉川文学だし、司馬遼太郎の「項羽と劉邦」は結局司馬文学で
あって、中国の中世文学の解説書でもなければ、実証的な歴史研究でもない。
そのへんの頭の整理ができてないとトンチンカンなことになる。
純文学というとフィクションだからそういう混乱少ないけど、歴史小説は、歴史上の事跡
を扱うから用心しないとやっかいなんだよ。
849 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/08 22:00
司馬遼太郎の項羽と劉邦も大好き
もちろん吉川の三国志も大好きだ
人物を真摯に掘り下げている所がいいね。
表現は違えど、登場人物への限りない愛惜を感じるのだ
>>847 うむ、同意。「豚を丸ごと煮たの」とか「松江の鱸」とか「温州蜜柑」とか
「鶏肋」とか「諸葛菜」とか「蜜水」とか…
げえっ、人肉!?
851 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/09 11:43
劉備が死ぬところが一番泣ける。
劉備が好きなわけじゃないんだけど、
いつも飄々としてる孔明が号泣したのが衝撃的だった。
人肉もあったなぁ
>>848 でも史記の記述と三国志演義の記述の間には縁もゆかりもあるんだよね・・・
曹操が書簡を読まずに焼き捨てたのは光武帝の模倣だし。
黄斤残党吸収して100万近い大軍になったはずなのに、天子奉戴時には
10〜20万の軍勢になっとる。
呂 布 に 8 0 万 人 も 殺 さ れ た の ?
857 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/09 23:45
後半の曹操はどう思うよ?吉川三国志読んだのはかなり前で
つい最近、横山読んだんだけど曹操の扱い酷いなと思って。
吉川のほうでも、こんな感じだっけ?
>>857 ヒドイよ。なんかマシな董卓みたいになってきてる感じ
なんか余裕もって策師、策に溺れまくってる様はなんか悲惨
でもそんな有様でも完全な優位は崩れなかった事考えると
実際はそんなんじゃなかったんだと思う。正史でも筍イクの
諌死はあったみたいだから結構シドイお人ではあったのかも
吉川で描かれてるほどひどいとは思いたくないが、
荀イクを捨てた=曹操が耄碌した ですな。
死後の扱いからして、確執があったのは間違いないみたいだし。
860 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/13 00:14
後半は主人公サイドがチェンジしてるから仕方ない。
前半は吉川は曹操への愛に溢れている。
「咄!乳臭児」
最近このセリフが頭に染み付いて離れない
調べたんですけどこの本って
右下に花がついてる760円ってやつですか?
陳寿いわく「非常の人」>>曹操
赤壁までが激しく面白い
赤壁以降はイライラの連続
>>855 模倣って?
わかりやすい例をあげれば、ギャグ漫画の世界では通有の表現である、どついたら頭が陥没し
て眼が飛び出したというのを、(後続の)他の漫画でやったら模倣か?つまりパクリか?
ある特定の時代や国の表現空間でパターン化が起こるのは、古今東西を問わず当たり前だろうが。
おめー、一体どんな本読んでんだよ?
それを模倣で片付けるようなら、とうていテクストの重層性を扱う見識も資格もない筆者だ。
>>865 何か勘違いしてますね。
曹操が光武帝の行動を意識して模倣していたというのは史実を分析した結果なんですが?
ちなみに劉備が子を投げ捨てたのも劉邦の故事に倣ったものと思われます。
これらのことは表現手段などではなく実際にあったこととして正史に記載されてることです。
覚え立ての言葉を使いたいのはわかりますが、
皆が何を論点にしているか読み取る力をつけてから議論に参加しましょうね。
文学的表現云々などと言う話を息巻いてしているのはあなた一人ですよ。
867 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/14 04:39
>>866 865はどうか知らないけど、やっぱりおまえみたいのは正直うざい。
吉川三国志のことを語りたいんじゃないなら、自分のホームページで好き勝手にやってればいいじゃん。
結局のところ、手っ取り早く知ったかぶりして悦に浸りたいだけだろ?
他のスレでもそうだけど、毎度、毎度、実はかくかくしかじかだと、水差す必要も意義もない件にくちばしをはさんで、
その度に、こちらは「あ〜また始まったよ」って、うんざりなわけ。
三戦板で、スレ進行や歴史考察の全体の質を下げてる連中の一人だという自覚はないのかよ。
>>867 おいおい。865に対するレスならともかく、866に言ってどうするw
865が知ったかぶりだからたまらずレスしたのが866なんだろうが。
>>868 間違いないが?
正史を史実のように吹聴し、ガサツな関連付けから生まれた噂のオンパレード・・・・
まさにインターネット上に散在する香ばしい三国志サイトのごときノリ
懲りずに、なぜか小説や漫画に夢中になってる人にまで講釈してまわる、三戦板のやっかい者よ。
そう、ご存知、いつも見かけるあれです。うざい、うざい。自覚がないならなおうざい。
世界史、日本史板とは違って、三戦板は「趣味」カテゴリの板だからな、
ウンチク吐かねば生きていけぬのだろうよ
>>869 自分の知識がないことを棚にあげて開き直る厨房のがウザイんだが
>>869 たしかに正史=事実
ではないからな。
>>866は完全に論点がずれてるし、典型的なお馬鹿さんだね。
逆に吉川三国志を語るに文学的表現を論じていないのは
>>866だけだろう
自演ウザー
うざいうざいと吼えてばかりの奴うざい
875 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/14 19:38
「曹家にあらずば人にあらず」って表現が非常に萎えた
>>813 >>815 烈しくカメレススマショです。
「女性の記述がテキトー」・・・まあ本来、三国志で女性が占める率なんて
あんなもんなんだけどさ。
劉備の初恋の芙蓉タンを、(原作演義じゃ)正妻の甘夫人ではなくて
あえて(演義じゃ)側室だし彼の子を産んでないビ夫人に持ってった所に
吉川タソのワザを感じたのはわしだけか農。
芙蓉姫だった頃は張飛や劉備に守ってもらうだけの非力お嬢様。
劉備夫人の時も、「きっともう夫は生きてないんだわ」と
さんざん関羽に泣きついて困らす、やっかいな奥さん。
そんな「無力な女」の象徴みたいな彼女が
長坂ではじめて、一世一代の根性出して
阿斗を救うため体を張って壮絶な死を遂げる。
その辺りに何気な〜く隠された、女のドラマみたいなものを感じたよ。
むしろ弓腰姫の方が扱い(ノД`)ヒデーかも?
貴重な資料を全部燃やしてしまった女いたよね
華陀がくれた青嚢書を焼いた馬鹿女か。
そりゃあ、ただの役人が持ってちゃ災いだろうけど何も焼くこたあないのに…と思った。
あぼーん
>>876 孫はただのDQNっぽいもんな。
今の無双がなきゃ人気なんてなさそう・・・
>>876 確か、芙蓉タンとの間にも劉備の子供いたような気がする・・・
病弱とか書いてあったから、阿斗が生まれるまえに芯じゃったのかも。
ひょっとしてその子供、公徳(@蒼天)なんて名前じゃねーよな??w
ビ夫人ってビ兄弟の関係者じゃなかったけ
884 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/20 22:57
今更ながら全巻ゲット!
このスレ参考にしつつ読もうっと。
激しく楽しみだ。
通勤電車の中や寝る前を活用してせっせと読み進めていたら
とうとう関羽と曹操が死んでしまったよ・・・
このあたりから好きな武将たちが散り始めて切なくなってきそうな予感。
先を読むのが辛い。
大丈夫?。張合βはいつも一緒
884=885? 違うか。
関羽が死ぬ前後のところが読んでて一番辛かったな。
孔明が死んだあとの吉川氏のやる気のなさといったらw
>>889 まあ、そこから先にやる気まんまんでいてもらっても、たとえ吉川の筆といえども、
厳しいんじゃね?
その後
あの一見、憎めんおとぼけ爺風の仲達が、どんな塩梅で
魏を乗っ取ってくんすかね。想像つかないっす。
超冷酷柴錬司馬懿とか、超変態北方司馬懿なんかは
考えなくても何となくイメージ沸くけど・・・w
まだやっと2巻まで読んだところなんだが、一度読み出すと止まらないな。
呂布がチョウセンを井戸に投げこんでしまったシーンにはちょっとビックリしたが…。
曹操が主人公みたいだ。負けてもなんか格好良い。
>890
吉川の司馬懿はおとぼけ爺なのか。
北方のサドマゾコンビ(曹ヒ&司馬懿)のイメージがいまだに離れん…。
892 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/27 00:50
孔明死後の三国志を書いてるのは柴錬三国志以外にある?
なんか他に俺知らないんだよなあ
893 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/30 08:28
保
894 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/31 11:18
田中芳樹の「白日 斜めなり」で我慢しる
色んな三国志に触れた後、久し振りに吉川を読み返して、
初読の時には気付かなかったあの名文、名調子の魅力を知ったよ。
896 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/31 17:41
897 :
正史研究家:03/08/31 21:20
吉川は「孫家に三代仕えた」を使うのが三度の飯より大好きな
お馬鹿さん(糞藁)
>>897 おいおい、正史研究家というお前の名前が泣いてるぞ。
正史を研究するのならこんな所で油を売っていて良いのかね?
所詮はお前も烏合の衆という訳であるな。w
ひろゆきに泣きついて歴史板の方に正史カテゴリーでも造ってもらいなさい。
あくまでもこちらは趣味の範囲なものでね。w
899 :
無名武将@お腹せっぷく:03/09/06 00:56
>>897 なんで正史至上主義者が噛みついてくるのかがわからん。
正史研究家ってこの板で有名なアホだから無視で。
ちなみにこいつの語る知識は正史についても演義についても滅茶苦茶です。
>>900 最近あまり覗いていなかったものですから。
取りあえず900getオメ。
ほ
も
ほっしゅ
吉川より面白い三国志の本ありますか?あったら教えて下さい
演義の原書読むならどれがいいですか?
司馬懿ええキャラだなー。
子煩悩なところも孔明に心から感服しているあたりも実に人間臭い。
908 :
無名武将@お腹せっぷく:03/09/26 01:53
今まで色んな本読んだけど、結局、ここに帰ってきちゃったなぁ。
今コンビニに置いてある横山三国志も久々に読んでるけど、こっちはあんまり・・・。
もっと面白かった記憶があるんだけどな。後半からか?
>>907 司馬父子の会話は微笑ましくて好きだよ。
「どうした、風邪でもひいたか」とかw
名セリフで1000目指すスレに書こうかと思ったけど、
Dat落ちしちゃったじゃん。・゚・(ノД`)・゚・。
910 :
無名武将@お腹せっぷく:03/09/26 10:48
l
911 :
無名武将@お腹せっぷく:03/09/28 18:42
吉川三国志の曹操はかっこいいって言う人多いけど、
演義となにか違うの?
912 :
無名武将@お腹せっぷく:03/09/29 12:45
あげ
ほ
915 :
無名武将@お腹せっぷく:03/10/11 11:54
あげ
やんぬる哉
917 :
無名武将@お腹せっぷく:03/10/20 06:35
チャッポーン
ぜひもない
りゅうりゅうと
ござんなれ
果たせるかな
すわや
さてこそ
閑話休題(それはさておき)
保守
あげ
927 :
無名武将@お腹せっぷく:03/11/02 23:29
age
928 :
無名武将@お腹せっぷく:03/11/03 00:57
なつかしいな。消防の頃、ナムコ三国志と吉川三国志が漏れの入門。その後、正史とか世界史全部に関心持つようになった。吉川三国志は何回読んでもイイ。
保守りますよ!
930 :
無名武将@お腹せっぷく:03/11/15 07:23
あげようぞ
931 :
無名武将@お腹せっぷく:03/11/20 08:55
ageage
932 :
無名武将@お腹せっぷく:03/11/20 11:44
933 :
無名武将@お腹せっぷく:03/11/20 23:16
何回読んでも飽きないなあ。まだ3回だが
934 :
無名武将@お腹せっぷく:03/11/27 18:17
三国志関係のものは色々あるけれど吉川三国志が1番ですな
935 :
無名武将@お腹せっぷく:03/11/28 00:08
このスレ見てひさしぶりに読みたくなって今日ようやく読み終えました。
なんか暖かみがあって読んでてホッとする。終わりが近づくにつれて寂しくなったよ。
吉川三国志、最初の数行読んだときは
四字熟語ばっかりで素っ気無い印象だったけど、
あの長さだとテンポ良く読めるな、と思う。
台詞とかかっこいいしね。
好きなシーンは曹操と陳宮の逃避行かな。
何か、若くて良い。
三族殺して笑いながら「殺ってきた!」って言う曹操が特に。
いや、怖いんだけど、曹操らしさが表れてるようで。
加齢とともに覇気がなくなってくのも
スーパーマンじゃないんだなって感じで好きです。
これから色々読み漁ってみようと思います。
ゲームもやってみたいんだけど、性格とか変わってきちゃうのかな?
>>937 十人いれば十人の曹操がいるので、それを比較して楽しむもまたよし。
ゲームは性格というか、自分が曹操を動かすので、どういう覇道を歩むかは
自分次第。
939 :
無名武将@お腹せっぷく:03/12/06 12:09
昨日近所のブックオフでの戦利品。
吉川英治全集27 三国志(ニ) 150円
150円かよ!まるで辞書みたいなんですが。
なんだか悲しくなりました。
即買したけど。
全集の端本は普通の古本屋でも叩き売りだし、仕方ないわな。
941 :
無名武将@お腹せっぷく:03/12/12 02:33
吉川は名作だな
943 :
無名武将@お腹せっぷく:03/12/16 01:33
吉川三国志が古本屋で一冊100円
今6巻を読んでまーす
安価入手おめ。
吉川版を読んで、すっかり呂布好きになりました。
演義ベースの小説では、劉備と紀霊を和睦させるときに、
呂布は、自分は人の中を取り持つのが好きだ、みたいなことをいうけど、
その台詞が納得できたのは、吉川版だけですね。
ああ、呂布自身のセルフイメージはこうなんだろうな、とするっと思えた。
やってることは、どの作品の呂布も一緒なんだけど、他の呂布がいうと
「なにが和睦させるのが好きだ(藁」ってなる。
呂布がカッコいいといえば、北方三国志だときいて、読み始めてるけど、
なんだかえらく方向性が違ってて驚いた。
ハードボイルド作家が書くと、武闘派キャラのカッコよさってああなるのか。
↑
「人の中」ってなんだw 「人の仲」です。
スマソ
これじゃ呂布の中の人も大変だなw
947 :
無名武将@お腹せっぷく:03/12/19 01:09
吉川三国志を読んだら諸葛亮に憧れてしまって、次は孔子の『論語』
を読もうと思ってます
吉川三国志は・・・周瑜が不憫でなりません(T_T)
>>945 なにかジャイアンを思い出した。
>>946 「ああ、無念〜孔明を地に生じ給えるや!」のくだりですか?
どの小説でも勝たせてはもらってないねえ、そういえば…
Ifが作れるゲームが売れるはずですな。
名作
名
連環の計のところは横山漫画ではなく小説の方がいい。
横光は分かりやすいが感動はまったく無い。
吉川先生マンセ
吉川三国志は駄作。当然横山光輝のも駄作。
時々出る片仮名に萌える。
「しまったッ」
「ムム」
保守しますぞ
956 :
無名武将@お腹せっぷく:04/01/26 13:14
ここまで来たんだ1000まで頑張れ!!
957 :
無名武将@お腹せっぷく:04/01/27 13:36
申し訳ないが無双から三国志にはまった!
いま吉川三国志を読んでいるけど、読みやすいし
なによりすごくおもしろい。
みんなそれぞれかっこいい。
もっとはやく読んでればよかった・・・。
これからですぞ。
蒼天の完璧な曹操より吉川の人間味がある曹操の方が好きだな
>>960 そのシーンは吉川三国志でも名シーンの一つだと思う。。。
群臣一同でこれからだ。これからだ!って。。。
(・∀・)イイ!!
父から吉川三国志を受け継ぎました。
私の中で財産となりました。
はじめ吉川三国志を読んだ時は細かく描写されているところと
そうじゃないところの極端さに何だか物足りなさを感じましたが、
心理描写や情景表現の素晴らしさにすごく惹かれました。
三国志てこんなにも面白いのか、と
他の著者の三国志も読んでみようと北方三国志全巻を注文。
後悔。。。
吉川氏の素晴らしさを痛感しました。
>>957 私も無双からです。。
でもそのおかげで頭の悪い私でも人物名覚えやすかったです。
無双に感謝。カモ・・・
>>959 吉川氏の曹操、良いですね。
吉川氏が一生を隣で見届けたように細かく描かれて・・・・
てゆうか取り残されてく孔明に涙した。
諸葛亮も言った。
重病人を治すにはまず粥を与え、やわらかな薬餌を施し、臓腑血気を調え、次第に強食、精薬を勧めると。
思うに、三国志を知る為に、いきなり小説から入るのは好ましくないと思う。
間違った知識でも良いから、まずはやわらかな”漫画”や”ゲーム”から入る
ので問題無かろうと思う。重要なのは、好きになる事だ。
そして次第に小説等の文学作品へと進むのが良かろうと思う。
吉川はすばらしいが文学ではなかろう。
もうすぐ1000か
>>1の書き込みからしてここまで長寿スレになるとは思わなかったろう。
もうすぐ7巻読み終わる。
劉備も曹操も死んじゃったよ…
寂しい…
司馬昭『お父上、何をふさいでいらっしゃるんです?』
司馬懿『うーむ、何もふさいでいやせんがな』
・・・訛ってる?(;´Д`)
969 :
無名武将@お腹せっぷく:04/02/02 19:52
>>969 んー・・・
とりあえず北方読み終えたら、もっかい吉川読みます。
つってもまだ二巻ですが。
吉川と違って全然読む気になれない(;´д`)
吉川三国志で好きなところは
やっぱり関羽と曹操のところだね。
曹操もかっこいい!
>>959 ああ俺も。
ていうかアレはゴンタの趣味だろ。
あんな何もかも解かってる風なつまらない人間には着いて行きたくない。
曹操とすうしのとことか、
呂布と貂蝉のところとか、凄く奇麗でエロチックな文章書くよな。
「ああもう貂蝉は処女ではない・・・部屋からすすり鳴く声が聞こえてくるようだ・・・・・」
とか凄い頭に残ってる。
974 :
無名武将@お腹せっぷく:04/02/13 00:12
やっぱり劉備崩御のシーンかな・・
孔明萌え。そして泣き・・
吉川三国志が一番
今、人に本を貸しちゃってるからうろ覚えだけど、
呂布が袁術のところへ娘を連れて単騎突破しようとしてるとき
「むすめよ。恐ろしくはないぞ」
っていう場面がすごく好きだ。
まあ、よく考えれば(考えなくても)呂布自身のせいで、そういうハメになったのだけど。
もちろん失敗してるし。
北方版の、戦のことばっかり考えてる(しかもそれがカッコいいみたいな)
呂布より、吉川版のほうがずっと人間臭くて好きだ。
あの後呂布の家族がどうなったかと思うと・・・
977 :
無名武将@お腹せっぷく:04/02/16 22:47
俺は劉備が引き取ったものだと思ってた>呂布の遺族
ええ、myファースト三国志は園田ですが何か?
980過ぎると速攻でdat落ちするので次スレ移行をおすすめします
。∩。 モッコリ
>>980 お疲れ。マターリ沈めるか。でも埋め立てになりそう。
それじゃおれも埋めに協力。
三年ぶりぐらいに読み返してみようかな。
このスレって二年かけてじっくりゆっくり埋まって行ったんだな。
なんかすごいな。
>>983 三戦板にしては2年はわりと長寿スレの方か……
原作と同じく、スレもまた古びて枯れたしぶい味わいだよな。
ならばきっちりと我らで1000まで埋め立てようぞ。
あくまでマターリとね。
残すは11となりましたが、
最後まで埋めきるために保守します。
>>988 GJ
あやうくdat落ちするとこだった。
今日もマターリと保守させていただきますね
残すはあと9であります。
あと8。
本の方も残すは8巻のみ。