BPDに有効な弁証法的行動療法(DBT)について

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1優しい名無しさん
第三世代の認知行動療法のひとつとして注目されている弁証法的行動療法 について。

弁証法的行動療法(DBT)は、アメリカ精神医学会の
「境界性パーソナリティ障害治療のためのガイドライン」において、
「BPDに対する治療法として有効で効果的な精神療法」として推奨されるエビデンスを備えた精神療法である。
DBT(Dialectical Behavior Therapy)は行動心理学者であるMarsha M. Linehanが1987年に開発した外来治療プログラムで、
現在欧米において境界型人格障害に対する有効な治療法として立証され、広く支持されている。

前スレ
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/utu/1148909369/
2優しい名無しさん:2007/01/28(日) 10:45:03 ID:QjsiKjgJ
情報
弁証法的行動療法
http://homepage3.nifty.com/saimin/DBT.html
第13回  弁証法的行動療法(DBT)とは
http://www.heartcompany.co.jp/index.html
境界性人格障害の認知行動療法(弁証法的行動療法)
http://psych-toolbox.hp.infoseek.co.jp/CBT/intro.html#BPD
和書:
境界性パーソナリティ障害最新ガイド―治療スタッフと家族のために:
本: ジョン・G. ガンダーソン,ペリー・D. ホフマン,John G. Gunderson,Perry D. Hoffman,林 直樹,佐藤 美奈子
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4791106156/
DVD:
境界性パーソナリティ障害の理解と治療
http://www.shinri.co.jp/dvd/linehan.html
洋書だといくつかもでてきます。
http://www.amazon.co.jp/dp/1572243090?tag
http://www.amazon.co.jp/dp/1572243635?tag
3優しい名無しさん:2007/01/28(日) 10:45:34 ID:QjsiKjgJ
2ちゃんねる内関連リンク

認知療法・認知行動療法・論理療法6〜情報交換〜
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/utu/1129758836/
初めての認知・論理療法 Part6 〜質問回答歓迎〜
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/utu/1159784491/

境界性人格障害・境界型情緒不安定性人格障害 18
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/utu/1167295075/
●回復を願う境界性人格障害の方のために●part13
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/utu/1169636895/
4こぴぺ:2007/01/28(日) 11:01:08 ID:QjsiKjgJ
これまで境界性人格障害のクライエントとは、一貫した治療関係を作り上げるのが難しいとされてきた。
そのため、病態に応じて精神療法と薬物療法が行われるるものの、治療中断になりやすく、
また別の医療機関で同じことの繰り返しという悪循環に陥る場合が少なくなかった。 古い医療情報には「人格障害は人格の病的に偏った状態であり、
医療で根本的な問題解決をはかることは困難と考えられている。実際に、神経症や精神病に比べて、治療的効果は乏しい」などとされてきたが、
むしろ「なおらない」のではなく「なおせなかった」というのが実態であり、
れらは医療介入の失敗を「病気の本質」に投影してきたに過ぎない(境界性人格障害の特徴のいくつかは「医原性」であったことが今日では知られている)。
近年では、境界性人格障害に対して弁証法的行動療法を開発し高い治療効果を上げているリネハンらによって、感情衝動のコントロール障害と捉え直されている。
5こぴぺ:2007/01/28(日) 11:01:40 ID:QjsiKjgJ
弁証法的行動療法では、セラピスト(治療者)とクライエント(患者)の間に治療協力関係を作り上げるために、
共同での目標設定とともに、それに対して行われる段階的支援がどのようなものかが説明される。
目標設定は1〜3セッションをかけて、クライエントが先攻、セラピストが後攻といった形で行われる。
まずクライエントが治療に求めるもの(期待・希望)が出され、それに対してセラピストとはどのような支援ができるかが応じる。
セラピストが行うべき「診断面接」や「問診」、行動的介入のための「行動分析」は表面に出ず、目標設定のための対話のあちこちにうまく織り込まれる。
そうしたやり取りのあとに、クライエントとセラピストは、治療の共有目標をどこに置くかを話し合う。クライエントとセラピストは互いに相手に何を期待するか(してよいか)が話し合われ
、双方によって合意される。弁証法的行動療法のセラピーは双務的でなのである。
もちろんセラピストは、クライエントが抱いている治療や「人格障害」についての偏見や誤解を修正しておかねばらない。
治療が引き起こすだろう変化の速度や大きさも重要なテーマとして取り扱われる。クライエントは変化を求めているが、また同じぐらい強く変化を恐れてもいるからである。
次のこともまた説明される。
6こぴぺ:2007/01/28(日) 11:02:15 ID:QjsiKjgJ
(1)弁証法的行動療法は、クライエントとセラピストとの強い恊働関係を必要とする支持的療法である。
自殺防止プログラムではなく、クライエントとセラピストがチームとして機能することで、クライエントの人生を強化するプログラムである。
(2)弁証法的行動療法はまた、認知行動療法でもある。問題行動を分析して適当なスキルに置き換えることを目指し、
非機能的な信念や凝り固まった考えを変えることにつとめる。
(3)そして弁証法的行動療法は、スキル志向の療法でもあり、行動的スキルのトレーニングを重視する。
「弁証法」の名にふさわしく、普通は互いに相容れないと考えられる要素が、弁証法的行動療法にはうまくバランスをとって盛り込まれている。
「弁証法」はまた、クライエントの、一方で激変する感情と相変わらず続く病態、
変わりたいという意志とかわりたくないという恐れという状態といったアンビヴァレントな状態を表す言葉でもあり、
そんなクライエントをありのまま受け止めつつ、一方で強力なトレーニングと治療的介入をも辞さないセラピストの取るべき態度を示す言葉でもある。
7優しい名無しさん:2007/01/28(日) 11:09:33 ID:QjsiKjgJ
ワークショップ
弁証法的行動療法(DBT)ワークショップ
http://www.iff.co.jp/event/060708dbt/index.html
ttp://www.doc-japan.com/jabt32/program.htm
・・・・・・
8優しい名無しさん:2007/01/28(日) 11:12:33 ID:QjsiKjgJ
http://kusuriusa.com/mental/mental13.html
第13回  弁証法的行動療法(DBT)とは
今回は、以前「境界性人格障害」の回で、脚光を浴びている治療法としてご紹介した弁証法的行動療法(DBT)について詳しくご紹介いたします。
弁証法的行動療法(Dialectical Behavior Therapy:DBT)とはワシントン大学のマーシャ・リネハン博士(Marsha M.Linehan,PhD)によって開発された治療法です
境界性人格障害のみならず、薬物依存や自殺未遂をくりかえす重症のうつ病の方にもつかわれています。
現在欧米においてその有効性が立証され、広く支持されている治療法です。
では、このDBTとは、いったいどんな治療法なのでしょうか?
9優しい名無しさん:2007/01/28(日) 11:13:42 ID:QjsiKjgJ
DBTの治療は大きく分けて4つの要素からなりたっています。

1マインドフルネス(Mindfulness)
2 対人関係のスキル(Interpersonal Effectiveness)
3 苦悩の受容(Distress Tolerance)
4 感情の統制(Emotion Regulation)

1のマインドフルネスとは簡単に言うと「あるがままを受けいれる」ということです。
何かつらいことがあると私たちはあれこれ考えたり悩んだりします。
私たちの力ではどうしようも出来ないことを「こうあってほしい」と望んだりします。
マインドフルネスとはそうしたことを考えず、辛いこともあるがまま素直に受けいれることです。
仏教の禅の精神にその起源があります。リネハン博士が東洋の禅の思想に触れてその素晴らしさを精神療法に取り入れたのです。

2の対人関係のスキルとは簡単に言えば、他人との接し方の方法を変えるということです。
人格障害の人やそうでなくても他人とうまく関係を築けない人は人とのコミュニケーションの仕方に問題があることが多いです。
繰り返しみられる問題パターンに気づきそれを修正していくのです。
自己評価が極端に低い人格障害の人も自尊心を傷つけることなくコミュニケーションできるようになるのです。

3の苦悩の受容とはマインドフルネスの応用です。つまり辛いことがあったときそれを素直に受け止めるということです。
そうすることでいつまでもくよくよせず、前向きにいきれるのです。しかし言葉ではさらりと簡単にいっていますが、
実際はいやなことやむかついたことを素直に受けいれるのは難しいですね。マインドフルネスとは治療に瞑想もとりいれ、
毎日訓練することで自然に受けいれる気持ちになっていくのです。仏教的にいえば執着がなくなるということです。東洋の先人達の知恵は凄いですね。

4の感情の統制はその名のとおり、感情をコントロールする方法を学ぶのです。いらいらしてどうしようもなくなったとき、
それを押さえ込もうとしてもかえってストレスはたまるだけです。別のことへ頭をきりかえたり、前向きなことを考える時間を増やすのです。
また感情が爆発したときに普段とる行動と反対なことをやってみたりします。そうしていくうちに感情がコントロールできるようになるのです。
10優しい名無しさん:2007/01/28(日) 13:19:43 ID:VxVk8Aqo
dat落ちした過去があるのに何でまた独立スレ立てるかな>>1
11優しい名無しさん:2007/01/28(日) 18:24:40 ID:bJZhbaLI
>>1
がんばれ。
12優しい名無しさん:2007/01/28(日) 18:55:31 ID:bJZhbaLI
>>2
弁証法的行動療法(DBT)和書 追加

「自傷行為とつらい感情に悩む人のために」
ロレーヌ・ベル/著 井沢功一朗/訳 松岡律/訳、誠信書房
→境界性パーソナリティ障害(BPD)向けのセルフヘルプ本ですが、
 リネハンの弁証法的行動療法(DBT)に基づいています。

(雑誌)
「自傷 リストカットを中心に 現代のエスプリ 443 」
→大野裕氏が弁証法的行動療法の紹介をしています。

「精神療法 Vol.29No.3」
→ BPDの様々な治療法についての研究の論文が掲載された号です。
 弁証法的行動療法(DBT)の論文もあります。
 
13優しい名無しさん:2007/01/29(月) 04:01:12 ID:vEnUVeyL
日本でもメジャーになってほしい
14優しい名無しさん:2007/01/29(月) 06:51:09 ID:fl8ItEBI
>>13
日本じゃまだ受けられるところが少ないからね。(九州大学ぐらいか?)

認知療法スレが「いやな気分よさようなら」みたいなセルフヘルプ本を
つかって実践してる人が集まり、そのうち世間の方が
『認知療法』といいだしたように(でも認知療法を病院などで受けられているのは、まだ全体の1%にも満たない)、
このスレもロレーヌ・ベルの本を使ってる人の情報交換みたいになれば、
DAT落ちにならずに続くのでは?

何にせよ継続は力なり。この国じゃ施術者まかせじゃ、
CBTやDBTみたいに新しく効果のある療法は受けられないよ。
患者が先に動かないと。
15優しい名無しさん:2007/01/29(月) 13:33:45 ID:vEnUVeyL
臨床心理士資格を得たカウンセラー不足だからなんでしょうか。
病状を抱えた人はたくさんいるのだからもっと広まって良いと思うのですが、
新しい療法のほうだから拡散にはメンタルヘルスケア遅れてる日本としては時間が要するのでしょうかね
16優しい名無しさん:2007/01/29(月) 20:22:52 ID:fl8ItEBI
>>15
いや、日本の臨床心理士育成システムが(あるいはそれを作った人たちが)、
認知療法を嫌っているのかも。

認知療法スレまとめサイトの「備忘録」に「認知療法の専門家の数」
という項目があります。
http://www.wikihouse.com/cognitive/index.php?%C8%F7%CB%BA%CF%BF#if9b22b9

そのなかに
「日本では,(臨床心理士を育成する)同様な大学院教育プログラムが150程度あるが,
教官が認知行動療法を知っているところが約10箇所程度であり,実際の臨床教育もでき
るところは1,2箇所しかないことがわかった(神村栄一,新潟大学談)。」
とあります。
17優しい名無しさん:2007/01/29(月) 20:26:58 ID:QkkJH7g9
認知行動療法推進派の精神科医でも技量は
まだ欧米水準に及んでないという証言があるから、
訓練機関は少なくて当然かな
18優しい名無しさん:2007/01/29(月) 21:17:33 ID:3oAyiOst
>>16
要するに未だにセイシンブンセキが幅をきかす後進国なんだよ。

19優しい名無しさん:2007/01/29(月) 21:30:19 ID:QkkJH7g9
何の私怨があるのか知らないが、精神分析すらも後進のままだが
20優しい名無しさん:2007/01/29(月) 22:20:08 ID:mv/UkoHb
自殺大国日本としてなぜここまで精神療法系が遅れてるのか理解に苦しみます。
医療機関との問題も関係しているのでしょうか。
21優しい名無しさん:2007/01/30(火) 01:00:34 ID:At8dB4Dc
健保制度上、医者が時間をかけてカウンセリングなんかすれば
経営が成り立たない。

また、医師とカウンセラーのうまい住み分け・分業が考えられておらず
他の診療科と同様、医者をピラミッドの頂点とした医療制度が根付いている。

さらに、カウンセラーの国家資格がない。
資格制度を作ろうとしても厚労省と文科省で袂を分かつ縦割り行政。
22優しい名無しさん:2007/01/30(火) 20:15:34 ID:aj9PFQxc
イギリスでも、認知療法以前には、臨床心理士は医者の下で、
心理テストぐらいしかさせてもらえなかったけれど、
認知療法をやるようになって、折しもコクラン・プロジェクトなどの
エビデンス重視の時代の風、
臨床心理士の施術にも健康保険が効くようになった。
日本はいつになるのだろう?

で、DBTのはなしはしないの?
23優しい名無しさん:2007/02/01(木) 00:50:45 ID:8Ek0F0HY
日本の臨床心理士はほとんどがロジャース学派なんだよね…
DBTなんて夢のまた夢 ○| ̄|_
24優しい名無しさん:2007/02/01(木) 14:06:41 ID:gLtjjd1x
カウンセ自体をやってくれるクリニックが都会でも少ないから、まだ夢な気がする
25優しい名無しさん:2007/02/03(土) 17:17:43 ID:8vx3nIwq
リネハンの翻訳はやくでてほしい。
26優しい名無しさん:2007/02/04(日) 01:04:28 ID:CkVoyDup
ロレーヌ・ベルの本は、ふつうによかった。
誰か、これをつかって、DBTをセルプヘルプする人はいないの?
27優しい名無しさん:2007/02/04(日) 09:50:12 ID:YDxG8e3C
>>26
病識ないのが、ほんとのボーダー。
自己責任なんてコトバは辞書にないのがボーダー。

自分でやろうとする奴はいないよ。
28優しい名無しさん:2007/02/04(日) 10:51:47 ID:yquNgRrU
病院で診断受けたから病識ありますよ、と。私の場合。
29優しい名無しさん:2007/02/04(日) 12:29:28 ID:YDxG8e3C
>>24
でもBPDにクスリがあまり効果がないのは明白。
割を食うのは患者だ。

認知療法だけでも、もっと普通に受けられるようになればなあ。
(受けることができるのは、ある調査によると、全精神疾患の患者の1%未満らしい)。



30優しい名無しさん:2007/02/04(日) 14:49:28 ID:4EqTQdYO
セルプヘルプしたいという(奇特な?)人のために、例の本をやや詳しく紹介します。

自傷行為とつらい感情に悩む人のために―ボーダーラインパーソナリティ障害(BPD)
のためのセルフヘルプ・マニュアル
[原書名:Managing Intense Emotions and Overcoming Self-Destructive Habits : A
Self-Help Manual〈Bell, Lorraine〉 ]
299p 21cm(A5)
誠信書房 (2006-01-25出版)
ベル,ロレーヌ【著】〈Bell,Lorraine〉・井沢 功一朗・松岡 律【訳】
[A5 判] NDC分類:493.7 販売価:\2,940(税込) (本体価:\2,800)

パート1 問題群の理解とはじめのステップ

第1章はじめに―このマニュアルの対象者と使い方
 BPDの人がよく抱える問題、簡単な自己チェックリスト、「境界性人格障害」という
診断名がつくことの功罪、マニュアルを使う注意事項(読むだけでは駄目で,実際に指
定される練習をやること)など。

第2章メンタルヘルス専門家のための覚え書き
 何かと医療者の間でも「偏見」が多いBPDについて最近の知見の紹介、治療者として
の注意事項、どのようなクライエントにこの本のプログラムは使えるか(文字が読めて,
今までと違うやり方で自分の問題に取り組むモチベーションがある人が適応)など。

第3章いかにして問題群は生じるのか
 BPDについての患者向け紹介。リネハンらのBPDの捉え方(情動の制御不全)が紹介。
BPDの人が持ちがちな信念や、対人関係のなかで安心感が持てない訳など。

第4章より良い生活を送るための基本
 プログラムの前提となる「自分の体を大切に扱うこと」やプログラムに取り組むこと
に際しての「約束」について。
31優しい名無しさん:2007/02/04(日) 14:51:04 ID:4EqTQdYO
第5章薬とお酒の使い方
 BPDの患者にアルコールはどのような使われ方をしているか、それによってどんな問
題が生じているか。

第6章感情を理解しうまく扱う
 DBTの他のスキルの基本となる、いわゆるマインドフルネスについて。感情を爆発さ
せるのでも押さえつけるのでもなく、ただそうしたものとして受け入れ,感情の流れを
ながめ受け流していくスキルの説明と練習。

第7章思考の習癖と信念を調べ,修正する
 BPDの人が抱えがちな問題を助長する思考パターンの紹介と、自分の思考と信念を
記録し,再評価し、別の観点を持つためのスキルの説明と練習。いわゆる認知療法のコ
ラム法に近い。

パート2 問題群に取りかかる
第8章うつを克服し、難しいさまざまな気分をうまく扱う
 活動記録やうつ気分を取り除く技法、対処の難しい問題や緊張や不安を解く為に即効
性のある方法の紹介とその練習。

第9章児童期の虐待に取り組む
 親の養育態度についてのチェックリスト、幼児期の虐待とネグレクトに対する現在で
きる対処スキル、悪夢やフラッシュバックに対する対象法などの紹介と練習。

第10章自傷行為(沈黙の叫び)を克服する
 過去の自傷行為の理由と結果を書き出し、やめたい気持ちのリストを作り、自傷行為
のセルフケアの方法、自分をなだめ、いやな気分を発散する方法の紹介と練習。
32優しい名無しさん:2007/02/04(日) 14:53:14 ID:4EqTQdYO
第11章私と私―自分を気づかい、共に生き、好きになることの学習
 自分自身によるネグレクトをチェックするリスト、自分自身とともに生きる為のスキ
ル、自分自身についての感じ方/考え方を変える練習など。

第12章私と他の人たち
 対人関係のパターンを書き出し,助けてくれた人リスト、嫉妬リスト、拒絶する理由
リスト,他人を喜ばせる方法と対象者リストなどをつくる練習,対人関係の悪循環から
自分を守るスキルの紹介と練習など。

第13章怒りの感情をうまく扱い弱める
 感情日記をチェックして怒りのパターンを見つける、怒りを引き受けるスキルと練習、
怒りからのダメージを弱めるスキルと練習、怒りの階層表づくり、怒りを扱う自己陳述、
怒りをうまく表現するスキルと練習,乱暴な口論を避けるスキルと練習など。

第14章その他の問題ーゆきずりの性交渉、摂食障害、幻覚
 衝動的になるパターンのリストづくり、性交渉のメリット・デメリット表づくり、性
交渉した相手と感情のリストづくり、摂食障害のメリット・デメリット表づくり、ボ
ディ・イメージのチェックと変更のスキルと練習など。

第15章その後は
 セラピストとの分かれ方(自立の仕方)、1ヶ月〜数ヶ月後のライフ・プランを立て
る練習など。
33優しい名無しさん:2007/02/05(月) 14:42:54 ID:EmF7qhqQ
>>14
首都圏にもDBT受けられる病院あります。
実際、受けました。
34優しい名無しさん:2007/02/06(火) 00:26:15 ID:Brn2FpWI
誠信書房から2月に刊行予定だったリネハンの翻訳本が
4月刊行予定に変わっちゃいましたね。
ずっと待っているのに・・・。

35優しい名無しさん:2007/02/06(火) 07:06:27 ID:mJfu4jkR
>>33
で、受けてみて、どうでした?

>>34
境界性パーソナリティ障害と弁証法的行動療法 Cognitive-Behavioral Treatment for Borderline Personality Disorder
の方かな?

個人的には、金剛出版から出るSkills Training Manual for Treating Borderline Personality Disorder
の方に期待が大きい。
36優しい名無しさん:2007/02/06(火) 11:27:06 ID:3VJXaUPf
>>35
人生変わりました。
自傷行為もしなくなったし、周囲との人間関係も
良好になりました。
37優しい名無しさん:2007/02/06(火) 12:27:08 ID:CXYnXNaL
>>34
orz
早く訳さないと死ぬぞこらw
38優しい名無しさん:2007/02/06(火) 23:29:52 ID:rkZOy0m6
>>36
いいなあ。

こういう体験談から、雪だるま式に普及していかないだろうか。
39優しい名無しさん:2007/02/07(水) 00:42:42 ID:T8o5nQ9P
>>35
金剛出版の方はいつ出るんだろう?
こっちもずいぶん前から出る出る言ってる気がするが。
40優しい名無しさん:2007/02/07(水) 01:10:07 ID:sk5Eu6cO
自己愛にも効果あるのかな?
41優しい名無しさん:2007/02/11(日) 00:08:41 ID:/ANnaO/z
age
42優しい名無しさん:2007/02/11(日) 09:37:23 ID:dXxJfA+h
今、認知療法本家スレで、>>30-32 のロレーヌ・ペルのセルフヘルプ本が
話題になってるよ。
当事者さんが紹介されて、エクセサイズやってみて、目からウロコ
だったらしい。

http://life8.2ch.net/test/read.cgi/utu/1129758836/810
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/utu/1129758836/813-
43優しい名無しさん:2007/02/12(月) 18:01:41 ID:C0+GmAAD
エクセサイズ6.2 感情日記

 あなたの様々な感情をより効果的に扱うための第一段階は、どのような感情状態があなたにとって問題なのか、
何がそれを引き起こしやすいのか、そしてそれに対してあなたがどのように反応するのかを
知ることです。
 対処の難しいさまざまな感情状態と、それを扱うあなたのやり方について、日記を付けましょう。
これは弁証法的行動療法のプログラムで大変重要な部分を占めています。
ほかのいろんな日記を付けないとしても、この日記はプログラムの最後までつけ続ける必要があるでしょう。

(感情状態)
・さびしい
(あなたがしたこと)
・お酒を飲んだ
(うまいやり方だったか否か)
・いいえ
(うまく行かないやり方だったとしたら、どのようにすればもっとうまくその感情を扱えたか)
・電話をかけ,誰かと話をする
44優しい名無しさん:2007/02/15(木) 17:59:36 ID:Lsf5i/Sk
俺さっそく禅やってみるよ。
勿論指でわっかつくるんだよな?
45優しい名無しさん:2007/02/15(木) 20:33:11 ID:1LaFM79/
>>44
ただ座るとか、歩くとか、まんじゅうを食べるとかでも、いいんだよ。

http://psych-toolbox.hp.infoseek.co.jp/tool68.html から

マインドフルなウォーキング


歩くことに意識の焦点を合わせる。

 具体的には、まず、足の裏が地面に触れる感触に意識の焦点を合わせる。
 足が地面(地球)をつかまえて、はなす感覚に意識の焦点を合わせる。

 足の関節のうごき、筋肉がかたくなり、そしてゆるむ感覚、などなど、普段、歩いているときは、無意識に任せてしまっている体の動きのひとつひとつを順番に、それができたら全体として、意識してみる。

 意識が追いつかないと感じるなら、もっと動きを遅くしてみる。ゆっくりと歩いてみる。
  足の指先から、ふとももの付け根まで、動きと感覚に意識をあわせてしばらく歩くと、いわゆる「あたまがからっぽ」の状態になる。
 それに気付いたら、ゆっくり立ち止まり、もとの場所へ帰ってもいいし、しばらく「ただあるくこと」をもう少し楽しんでもいい。
46優しい名無しさん:2007/02/15(木) 20:35:23 ID:1LaFM79/
http://psych-toolbox.hp.infoseek.co.jp/tool69.html

マインドフルに呼吸する


座りたくなったらいつでも座れる、静かで落ち着ける場所を見つけておくとよい。

 目を閉じて、息をゆっくり吸い、できるだけゆっくり吐く。

 これを3回繰り返す。

 これでやめてもいいし、もう少し座ることを楽しんでもいい。 

解説  いつでもどこでも、3度息を吸って吐ける時間があるなら、マインドフルに呼吸することはできる。

 鼻から入る空気の流れと、鼻から出て行く空気の流れを感じることで(意識の焦点を合わせることで)、『感覚』に戻ることができる。

 騒がしい日常の時間から、区切りを入れて。座る時間を始めるために、涼やかな音がする小さな鐘を鳴らしてもいい。
47優しい名無しさん:2007/02/21(水) 20:45:35 ID:mLCGfUkV
ほしゅ。
48優しい名無しさん:2007/02/24(土) 07:22:22 ID:k7Y7ZP48
hoshu
49優しい名無しさん:2007/03/02(金) 22:54:44 ID:MxDaBctW
時期尚早だったかなと保守
50優しい名無しさん:2007/03/03(土) 02:13:15 ID:5znQmcZ2
いえいえ期待age
51優しい名無しさん:2007/03/03(土) 18:46:24 ID:56zBDGcW
B・W・ウォルシュ著/松本俊彦・山口亜希子・小林桜児訳
『自傷行為治療ガイド』(金剛出版、2007年3月刊)
も、
リネハンの弁証法的行動療法(Dialectical Behavioral Therapy ; DBT)
を踏まえた具体的な治療マニュアルになってるよ。

ウォルシュは、医者でも臨床心理士でもなくて、精神科ソーシャル・ワーカー。
アメリカでは、精神科医や博士号を持つ臨床心理士といった「高いコスト」を要する専門家よりも,
修士レベルのソーシャルワーカーが心理療法の中心的担い手となっている。
高コスト専門家は、数だって少ないしね。

巻末に付された付録には「呼吸法マニュアル」がついているので、セルプヘルパーにも役立つと思う。
52優しい名無しさん:2007/03/11(日) 11:01:41 ID:9OBKKDZY
保守あげ
53優しい名無しさん:2007/03/11(日) 11:34:47 ID:9OBKKDZY
2006年07月25日
DBT(弁証法的行動療法)ワークショップについて(1/3)

image060725_2.jpg 7月8〜9日はお台場で過ごした。「DBT(弁証法的行動療法)」(I
FF主催)のワークショップのためである。

 講師はシアトルから来たキャサリン・コースランド(Kathryn E.Korslund,Ph.D.、ワ
シントン大学心理学部ファカルティ)さん。20歳までバレリーナ志望だったという若い
(と見えた)女性である。マーシャ・リネハン(Linehan,M.M.)その人や、彼女の基地
であるB-Tech(行動療法技法研究所)のマニング所長が推薦してきた講師だけあって、
たった二日間での困難な講義を明瞭かつ綿密にこなしてくれた。

===
 DBTそのものを系統的に説明してもらえたことは勿論あり難かったが、それ以上にBPD
(境界性パーソナリティ障害)というものについてのリネハン由来の大胆な仮説設定が
面白かった。Otto Kernberg の境界性人格構造から始まって J.G.Gunderson や J.F.Ma
sterson の理論と治療論に触れてからもう30年にはなるだろう。リネハンがもたらして
くれたものは、これらとは別種の理論枠の持つ面白さである。

 そもそもリネハンはBPDそのものに関心があってこの仕事を進めた人ではない。元来
は社会心理学者で自殺予防について研究しているうちに自殺を繰り返す人々の問題を考
えるようになりBPDと出会った。
 コースランド講師によると、この問題について超ベテランの精神医学界の権威たちと
話したときリネハンはBPDという言葉を知らなかったそうだ。リネハンが一応の説明を
終えると聞いていた一人が「それって要するにBPDのことですよね?」と訊いた。リネ
ハンはそれが何かわからないまま、「はい」と答えたそうだ。

 要するに彼女はBPDと精神科医に呼ばれているような人の自己破壊行動を止めたかっ
たのだ。しかしそのための方法を系統立てるには問題の質を明確にしなければならない。
54優しい名無しさん:2007/03/11(日) 11:36:31 ID:9OBKKDZY
(続き)
 まずリネハンがやったことはDSM-4のBPD診断基準で9項目に分類されていた諸徴候を5
つの関連枠に整理し直してそこに共通する問題を見つけることだった。「激しく揺れ動
く対人関係」という徴候からはじまる9項目は結局次の5領域のディスレギュレーショ(
調節不全)として再編成された。

 その5領域とは1)情緒、2)対人関係、3)自己概念、4)行動、5)認知のこと
で、言われてみれば確かにBPDとはこれらそれぞれの領域でバランスの取れない人のこ
とだ。

===
 一番わかりやすい「行動」について言えば、食物を食べ過ぎる(過食)のを止めると
食べないこと(拒食)になってしまって、「中庸」(これを middle path と言ってい
た)がない。「良く生きられない」となると「生きるのを断念する(死ぬ)」ことになっ
てしまうのも極端だ。
 どちらか一方の極に貼り付いてしまうということは要するにいつも「正」と「反」と
の矛盾と緊張の中にいることで、これは別にBPDの人でなくても誰でもそうだと思うが、
この緊張に耐えることが極端に弱いのがBPDの人という理屈なのだろう。

55優しい名無しさん:2007/03/11(日) 11:37:56 ID:9OBKKDZY
(続き)
 この「正」と「反」の宙吊りを解消させるのは難しくて、むしろこれらに悩むことを
当たり前として認めさせてやればいい。つまり自分の中には正も反もあるが、それはそ
れとして別の次元に身を置いてみようということになると、正と反の「統合」というこ
とが見えてくる。それを指向するから「弁証法的 dialectic」ということになるのだが、

 これについては講師のコースランドさんが面白い説明をしていた。「上があれば下が
ある。右があるから左がある。ところで皆さん黒の反対が白だとして、その弁証法的統
合って何ですか?」。
 暫く時間を置いて応答がないのを確認してからコースランドさんが言った。「灰色じゃ
ないですよ。灰色はグラデーションを伴うとはいえ、それ自体がひとつの『質』になっ
てしまいますから。弁証法的統合というのに近いのは、白と黒のストライプや格子縞だ
と思います。これだとひとつの表現の中に白も黒もそのまま含まれていて、模様とか柄
とかいう次元の違う特徴も備えているわけですから」。

 患者としては白い部分があっても黒い部分があってもいい。それがひとつの人格の中
で独自の模様を作っていることを納得できるようになればいいわけだ。
56優しい名無しさん:2007/03/11(日) 14:25:11 ID:9OBKKDZY
(続き)
BPDの人が極端に寄りすぎるのは、過敏だからということもあるのだろうが、それ以上
に緊張に耐えられずに表現(行動)してしまう衝動性のためだろう。この点では「我慢
してもらう」「耐えてもらう」ということが必要になり、その能力を患者と合意しなが
ら伸ばしてもらう他ない。

 精神療法家も精神科医も、患者に「我慢」を要求することを嫌う。あるいは怖れてい
る。DVDでは最初の治療合意のときから自殺企図を初めとする行動化を治療妨害行為と
して禁じている。これをした後のセッションでは事務的になるし、我慢できたときには
優しい応対が帰ってくるといったメリハリをつけることをためらわない。しかし同時に
我慢できるようになるためのスキル、不快や不安や孤独に耐えるためのスキルを極めて
積極的に教えている。

===
 こうした感情耐性を増すための訓練には治療担当者とは別な人が当たり、それとは別
にグループ療法の担当者もいるので一人の患者は最低3人の治療者に対応されているこ
とになる。
 患者は自殺や孤独を初めとする感情危機の際には24時間、365日のいつでも治療担当
者に電話をかけてよい。しかし一方では「我慢の訓練」もされているわけだから、深夜
のクライシスコールはそれほど頻繁なものではないらしい。かかってきた電話にも5分
以上は対応しない。

 因みにコースランド先生は午前3時にかかってくる「寂しい人」の電話には、24時間
開いているA.A.ミーティングへの出席を勧めるそうだ。ランチのとき、24時間365日開
いているA.A.なんてこの街にはない、と言ったら、「え? 東京にないって、それホン
トですか?」とびっくりしていた。私たちは別の方法を考えなければならないだろう。
57優しい名無しさん:2007/03/13(火) 00:30:59 ID:9O7MGt/B
本当に24時間ミーティングやってます状態に日本もなればいいのに‥ 今のところ治療者は2週間に一回45分しか対応してくれないし、
パニックになってもひたすら命の電話にかけ続けるしかない。
AAは大体19:00から20:00ミーティングばかりだし‥。

回避性に移行するしか方法がない
58優しい名無しさん:2007/03/13(火) 15:52:30 ID:9O7MGt/B
↑スレチでした。ごめんなさい。
59優しい名無しさん:2007/03/18(日) 04:34:42 ID:uzXTH/nK
ほしゅ
60優しい名無しさん:2007/03/21(水) 07:27:40 ID:1qxoSKTr
ほしゅ
61優しい名無しさん:2007/03/24(土) 21:49:33 ID:jAMzhhrD
ほしゅ
62優しい名無しさん:2007/03/27(火) 21:00:31 ID:mmnuRV5S
いま起きていることに応ずる

気がかりに捉われると、今ここにいなくなる。
  失敗を見つづけても、失敗はなくならない。
  気がかりから離れ、今この時に注目する。
起きたことに応ずる。
やることをやる。
心の中にでなく、外に注意を向ける。
ささやかなマインドフルネスとアクセプタンス
63優しい名無しさん:2007/03/29(木) 03:04:19 ID:gzwo0Pn3
初めて書き込みします。携帯から失礼します。長文なので興味なかったらスルーでお願いします。3件目の病院で境界例と診断され、ネットで色々調べてたら、ロレーヌ・ベルのセルフヘルプマニュアルの行き着きました。
64続き:2007/03/29(木) 03:07:29 ID:gzwo0Pn3
一通り読んで見ましたが、目からウロコでした。これから取り組んで見ようと思っていますが、どなたか始められた方いらっしゃいますか?
65優しい名無しさん:2007/03/29(木) 06:25:44 ID:TpdJqfJo
認知療法スレに、ここで教えてもらった人がアドバイスして、
はじめられた方がいましたよ。
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/utu/1129758836/808-825

66優しい名無しさん:2007/03/29(木) 06:53:10 ID:gzwo0Pn3
ありがとうございます。早速見させていただきます。
67優しい名無しさん:2007/03/30(金) 23:08:41 ID:JoE8h3cu
ほしゅ
68優しい名無しさん:2007/04/04(水) 22:15:46 ID:iQrt08P1
保守
69優しい名無しさん:2007/04/05(木) 21:23:07 ID:XwGuZPGl
あげ
70優しい名無しさん:2007/04/07(土) 16:32:13 ID:hwFVvL/G
良スレだから次からは
スレタイにボーダーとか境界例とか入れてみるのはどうだろう?
71優しい名無しさん:2007/04/07(土) 17:15:28 ID:7W5BHIWZ
BPDがわかりにくいのかね?
72優しい名無しさん:2007/04/11(水) 20:48:41 ID:qTSi8MJG
ほしゅ
73優しい名無しさん:2007/04/12(木) 19:05:57 ID:DbE0jNi7
このスレ初めて発見。
BPDをスレタイに使うと、検索で見つかりにくい。
境界例で検索する人が多いかも。
74優しい名無しさん:2007/04/12(木) 21:56:57 ID:ZTrDBaEE
やっぱり次スレのタイトルは、

「ボーダー(境界例)に効く!弁証法的行動療法」

ぐらいの方がいいかな。

このまま、だらだらいけば、そのうちリネハンの翻訳が出るだろうし。
75優しい名無しさん:2007/04/15(日) 19:00:28 ID:AMQPPMAw
ぼしゅ
76優しい名無しさん:2007/04/15(日) 19:02:55 ID:OjLIa4Zg
別に境界性限定でも無い訳だしボダはいらん
ボダ限定にしたいなら回復スレでやればいい話だし
77優しい名無しさん:2007/04/15(日) 20:34:50 ID:AMQPPMAw
しかし、元々は臨床系でもないリネハンが、自殺研究通じて、
BPDに出会い、作り出したのがDBTじゃないの?

ボダ限定にしたい訳じゃないが、かつての認知療法が、
「うつに効く心理療法」という説明なしでは、
みんな分からないほど認知が低かったように、
「弁証法的」とか言われても、わからないでしょう。
78優しい名無しさん:2007/04/15(日) 21:02:54 ID:E/wS97/z
>>76-77
それじゃ次スレは
「境界性人格障害(境界例)にも効く!弁証法的行動療法」
で。
79優しい名無しさん:2007/04/15(日) 22:04:36 ID:movhGP3N
スレ初発見です。それでリネハンの弁証法的行動療法の翻訳本は現在発売されてるのでしょうか?私は境界性パーソナリティ障害の診断を受けていて、情報集め中です。ロレーヌ・ペルのセルフヘルプ本が良書のようですが、他にもセルフヘルプに役立つ本があれば教えて欲しいです。
80優しい名無しさん:2007/04/16(月) 06:47:21 ID:A9WjG9w5
>>79
リネハンの翻訳は、まだ出てません。(>>33-34)。2月刊行予定が4月におくれてます。
もう4月も半ば過ぎたので、さらにおくれるかも。

>>51に書き込みのあった、
B・W・ウォルシュ著/松本俊彦・山口亜希子・小林桜児訳
『自傷行為治療ガイド』(金剛出版、2007年3月刊)

も、巻末に「呼吸法マニュアル」がついていて、セルフヘルパーに役立つかも。

81優しい名無しさん:2007/04/18(水) 20:49:09 ID:DZs52UKG
あけ
82優しい名無しさん:2007/04/18(水) 21:49:34 ID:ieYIxF9H
まともな医師やカウンセラーだったらセルフヘルプのサポートくらいはしてくれる
良スレあげ
83優しい名無しさん:2007/04/20(金) 14:16:39 ID:3+D/BGpj
>>27
病識がないボーダーでも慢性的な抑うつ状態に悩んでいる場合が多いだろうから、
本人の辛さに理解を示せば治療に同意する気がする。
84優しい名無しさん:2007/04/21(土) 16:27:28 ID:btj60KBy
age
85優しい名無しさん:2007/04/27(金) 23:00:54 ID:zNrXMIn6
地道にage
86優しい名無しさん:2007/05/01(火) 00:58:26 ID:VPGc2lpQ
地道にage
大型書店探してもないな・・・
87優しい名無しさん:2007/05/07(月) 10:55:23 ID:IMFKK3mU
かさ
88優しい名無しさん:2007/05/08(火) 23:16:56 ID:+VLYNPy+
保守
89優しい名無しさん:2007/05/10(木) 20:33:50 ID:vyaBhxQG
BPDやりました。
衝動的な行動やキレた時の自分を感情をまずは自分で感じて、それを受け止めて、そして手放していく。
自分の行動に振り返る癖がついて「自分という感覚」を取り戻していきます。
全体を通して学んだことは「病気治す」のではなく(そもそもボダは病気じゃないですし)
この知識をスキルとして身につけ、自分の性格のクセと折り合いを付けていくようなイメージです。





90優しい名無しさん:2007/05/11(金) 21:57:58 ID:/ite88yh
この弁証法というものはボーダーと関連があったんですね、、

私は病院で軽度の境界例だと診断されて通院をしているのですが

大学の講義で弁証法を知り今の自分に1番必要なのはコレではないのか?
と思い今日このスレに来ました。

ボダ本人がこの弁証法を学ぶということは可能なのでしょうか?
91優しい名無しさん:2007/05/11(金) 22:57:26 ID:9a9x+M0M
>>90
ボーダーのため治療法として、弁証法的行動療法は開発されました。
セルフヘルプのための本も出版されています。

弁証法的行動療法の「弁証法」たる部分については、
http://psych-toolbox.hp.infoseek.co.jp/CBT/intro.html#BPD
に、

「弁証法」の名にふさわしく、普通は互いに相容れないと考えられる要素が、弁証法的
行動療法にはうまくバランスをとって盛り込まれている。「弁証法」はまた、クライエ
ントの、一方で激変する感情と相変わらず続く病態、変わりたいという意志とかわりた
くないという恐れという状態といったアンビヴァレントな状態を表す言葉でもあり、そ
んなクライエントをありのまま受け止めつつ、一方で強力なトレーニングと治療的介入
をも辞さないセラピストの取るべき態度を示す言葉でもある。

同時に「弁証法的」な行動を増やすことも、処置のあらゆる面において、追求される。

「弁証法的」な思考は、極端な「全てか無か」思考や行動様式をとる境
界性人格障害のクライエントにとって恐ろしく困難である、つぎのような作業を助ける。
つまりクライエントが(1)複雑で重層的なものとして現実を理解すること、(2)矛
盾していて同時には両立しない考えの両方を持ち続け、また統合すること、(3)そし
て一貫性を欠いたことや矛盾といったもの(それは境界性人格障害の病態の性質でもあ
る)に苦しめられないようにすること。

 「弁証法」の強調は、クライエントの行動パターンにも適用され、相反する二つのも
の、たとえば感情的反応と表に現れた行動的反応を統合するのを助ける。加えて、「ス
キルを強化すること」対「いまの自分を受け入れること」、「問題を解決すること」対
「問題を受け入れること」、「感情を整えること」対「感情に寛容になること」、など
の「相反する二つのもの」についても同様である。行動の極端さについても、それが感
情的なものであれ、認知的なものであれ、表面に出たものであれ、その行動をつづける
ことと同時に、よりバランスのとれた反応をとること(極端な反応とは、もちろん両立
しない)が教えられる。
92優しい名無しさん:2007/05/13(日) 02:44:53 ID:ed/nNbcl
ロレーヌ・ベル著の「自傷行為と・・・」を買ってみました。
情緒不安定で頭の回転が鈍ってるので、エクササイズやるのも一苦労ですが。病院スタッフに手伝ってもらいながら、続けようと思います。
読むだけじゃ駄目なようなこと書いてましたが、軽い人なら為になると思います。
ただ翻訳本なので、言い回しなどで読みにくい部分があるかもしれません。
93優しい名無しさん:2007/05/17(木) 03:31:19 ID:K6ri7qph
ageたい
94優しい名無しさん:2007/05/18(金) 01:03:14 ID:UfItAyyZ
このやり方は人に対する恨みやねたみ被害妄想にも効きますか?
腐りすぎてどうにも心がこりかたまっている状態です。
95優しい名無しさん:2007/05/20(日) 21:21:14 ID:4/Eu9B7X
>>94
>人に対する恨みやねたみ被害妄想にも効きますか?

人に対する恨みやねたみ被害妄想に振り回されるのを減らすのには十分役立つと思いますよ。
96優しい名無しさん:2007/05/22(火) 18:47:44 ID:0it80xrw
>>95
ありがとうございます。初心者でも簡単に使えるお薦めのテキストは何かありますか?良ければ教えて頂きたいのですが。
97優しい名無しさん:2007/05/22(火) 21:14:55 ID:G3BBWPFt
>>96

このスレでは、>>12で紹介された

・ロレーヌ・ベル「自傷行為とつらい感情に悩む人のために」

が評判がよいようです。
98優しい名無しさん:2007/05/22(火) 22:58:47 ID:0it80xrw
>>97
ありがとうございます。探してみます。
99優しい名無しさん:2007/05/27(日) 11:28:19 ID:e7eq6b+V
あげ
100優しい名無しさん:2007/06/02(土) 18:19:02 ID:WE/MPyZP
ほしゅ
101優しい名無しさん:2007/06/03(日) 19:49:22 ID:fg93gJpV
書名 境界性パーソナリティ障害の弁証法的行動療法:DBTによるBPDの画期的な治療

著者 マーシャ・リネハン

監訳者 大野 裕

訳者 岩坂 彰・井沢功一朗・松岡 律・石井留美・阿佐美雅弘

ジャンル 臨床心理学 ― 心理療法(カウンセリング)、精神医学

判型・頁数 A5判・766頁

本体価格 9,000円

税込価格 9,450円

刊行年月日 2007年6月下旬(予定)

ISBNコード ISBN978-4-414-41424-0

-------------
今度は6月下旬か。本当に出るんだろうな?
102優しい名無しさん:2007/06/03(日) 19:50:16 ID:fg93gJpV
解説

弁証法的行動療法(DBT)は境界性パーソナリティ障害(BPD)に特徴的な
自殺類似行動などの衝撃的な行為を繰り返す女性に対して有効だとされている
精神療法である。さらにPTSDなどのその他の疾患に対しても応用されている。
共感的治療関係を基礎に患者が問題解決する手助けをするこの技法はこれから日本でも
おおいに実践される可能性を秘めた技法である。

目次

第?泄煤@理論と概念
 1 境界性パーソナリティ障害――概念、論争、定義
 2 治療の弁証法的基盤と生物社会的基盤
 3 行動のパターン――ボーダーライン患者の治療における弁証法的ジレンマ

第?�部 治療の概要と目標
 4 治療の概要――標的、戦略、前提の要約
 5 治療における行動標的――増加または現象させるべき行動
 6 標的行動をめぐる治療の構造化――誰がいつ何を治療するのか

第?。部 基本的な治療戦略
 7 弁証法的治療戦略
 8 核となる戦略(パート1)――認証
 9 核となる戦略(パート2)――問題解決
 10 変化の手続き(パート1)――随伴性手続き(随伴性マネジメントと限界遵守)
 11 変化の手続き(パート2)――スキルトレーニング、暴露、認知修正
 12 スタイル戦略――コミュニケーションのバランスをとる
 13 ケースマネジメント戦略――コミュニティとの相互作用

第?「部 特定の課題に対する戦略
 14 構造的戦略
 15 特別な治療戦略
103優しい名無しさん:2007/06/03(日) 21:36:41 ID:fg93gJpV
自傷行為治療ガイド

著者: B・W・ウォルシュ

訳: 松本俊彦・山口亜希子・小林桜児

価格: 3,990円

発売日: 2007年03月20日

内容:
 ウォルシュの前著『自傷行為――実証的研究と治療指針――』の刊行以降,
自傷行為は教育現場や医療現場でますます重要視され,
治療法が広く必要とされるようになっている。
 本書では,前著で詳しく論じられなかったトラウマや解離の問題を含め,
リネハンの弁証法的行動療法(Dialectical Behavioral Therapy ; DBT)を
踏まえた具体的な治療論が展開されている。また,自傷行為の定義からはじまり,
初回面接,アセスメント,認知(行動)療法,家族療法,薬物療法,伝染の問題,
学校における自傷管理方法までを詳細に,よりマニュアル化した形で書かれているのも
本書の特徴のひとつである。臨床の合間に必要な項目のみ参照して活用でき,
初学者のみならず,中級者にも自傷臨床への有益な着想が得られるだろう。
 巻末に付された付録には「呼吸法マニュアル」,自傷関連サイトの紹介,
自傷者のための権利章典が収録されている。「呼吸法マニュアル」はすぐにでも
自傷臨床に生かせるであろうし,サイトの紹介,権利章典なども自傷者自身の
心の風景を反映しており,興味深い。
 本書は,自傷行為に関するあらゆるトピックを現代的な水準で網羅し,
豊富な実証的知見・臨床経験を基に,治療法をすぐさま臨床実践に生かせるよう
プラクティカルに解説した,自傷行為治療にたずさわるすべての人々のための
最良の治療ガイドである。
104優しい名無しさん:2007/06/03(日) 21:38:22 ID:fg93gJpV
目次:
第I部 定義と背景

第1章 自傷の定義,自殺との違い,およびその分類
第2章 直接的/間接的に自分を傷つける行為の概観
第3章 自傷がよくみられる集団
第4章 ボディピアッシング,タトゥ,およびその他の身体改造

第II部 アセスメントと治療

第5章 自傷行為の生物−心理−社会学的モデル
第6章 自傷治療における初回面接の心得
第7章 認知と行動のアセスメント
第8章 随伴性マネージメント
第9章 自傷に代わるスキルのトレーニング第10章 認知療法
第11章 身体イメージをどうあつかうか?
第12章 曝露療法とトラウマの解決
第13章 家族療法
第14章 薬物療法
第15章 援助者は陰性反応にいかに対処すべきか?

第III部 特殊な問題

第16章 自傷の伝染
第17章 学校における自傷管理のプロトコール

付 録

A 呼吸法マニュアル
B 身体態度尺度(Body Attitude Scale)
C 自傷に関するウェブサイト
D 自傷する人たちのための権利章典
105優しい名無しさん:2007/06/04(月) 07:42:22 ID:kAgt4kw6
DBTの目標および作用

1.能力を高める(スキル・トレーニングによる)

   ?@マインドフルネス(Mindfulness skills)              ←中核となる技能

   ?A対人関係を有効に保つ技能(Interpersonal Effectiveness Skills)

   ?B情動調節技能(Emotion Regulation Skills)

   ?C苦悩に耐える技能(Distress Tolerance Skills)

2.動機を高める

3.獲得した技能を日常生活においても普遍化できるようにする

4.効果的に治療を行うための治療者の能力と動機を高める(コンサルテーション・ミーティングによる)

5.治療環境を構造化する
106優しい名無しさん:2007/06/04(月) 07:44:25 ID:kAgt4kw6
?@マインドフルネス

  禅の瞑想法を用いて、心や身体の状態を「あるがまま」に認識し、他の思考過程を遮断する。

  心・・・Emotion Mind(感情的な心)/Reasonable Mind(理性的な心)/Wise Mindに分け、
Wise MindがEmotion Mind Reasonable Mindのバランスを上手にとっている状態。

  バランスを上手にとるための方法

* 善悪の判断を下さず
* 一度に一つのことを
* 効果的に
* 観察、 描写、関与すること
107優しい名無しさん:2007/06/04(月) 09:52:04 ID:hhQQ6+fa
>>1さん
このスレを立ち上げてくれてどうもありがとうございました。
今まで手探りでボーダーの友人と接していて、結果相手の振り回しで自信を叩き壊され自分の内部は目茶苦茶でした。
でもスレを一通り読んで自分のしていたことは間違いじゃなかった、ただ一つ、重大な足りないものがあったということを確認できました。
もっと早くここに辿り着きたかったです。
108優しい名無しさん:2007/06/05(火) 00:06:21 ID:STdW/ILC
とてもゆっくりしか進まないスレだけど、ちゃんと存在意義があるんだ、と思ったよ。
109優しい名無しさん:2007/06/05(火) 00:36:13 ID:AkuDS/Ua
ロレール・ベルのヘルプ本やってるんですが、

>>105に書いてある
2.動機を高める
の意味は、その物事をやる理由を明確にするってことでしょうか?

済みません、よかったら誰か教えて下さい。
110優しい名無しさん:2007/06/05(火) 01:13:48 ID:STdW/ILC
>>109

もう少し広く、クライエントの治療に対する動機を高める(動機づける)
ことだと思います。

もちろん、あるタスクやトレーニングを行う理由を明確にすることは,動機を高めます。
「理由を明確にする」ことは、動機を高める,方法のひとつです。

広い意味での認知療法(DBTも含まれます)では、近年、動機を高める
さまざまなアプローチを蓄積し,整理し,治療戦略に組み入れています。

以下に、DBTとは離れますが、薬物依存治療における動機付けについて、詳しく書かれています。
http://homepage1.nifty.com/hharai/TIP/35/tip35_chap1.html
ここでは、動機付けの新しい見方や定義や仮説をもとに、
動機付けを重要な治療戦略として詳細に展開しています。

・ 動機づけは,変化への鍵となる
・ 動機づけは,多面的なものである
・ 動機づけは,動的で流動的なものである
・ 動機づけは,社会の反応により影響される
・ 動機づけは,修正,変更可能である
・ 動機づけは,臨床家の態度,やり方に影響を受ける
・ 臨床家の仕事は,動機づけを引き出し増強させることである

111優しい名無しさん:2007/06/05(火) 01:57:38 ID:AkuDS/Ua
>>110

レスありがとうございます。
リンク読みました。そうゆう意味だったんですね。
「高める」がいまいち謎でした。

一緒にやってるカウンセラーにも、リンク見せてみます。
112優しい名無しさん:2007/06/07(木) 06:44:12 ID:YlzKgXUH
対人関係を有効に保つ技能DEARMAN

    Describe:状況の客観的描写

    Express:意見・情動の表出

    Assert:相手に行動をおこさせるための自己主張

    Reinforce:行動がよい結果をもたらすことの強調

 stay Mindful:心を集中させた状態でいる

    Appear confident:確信に満ちていることの表明

    Negotiate:自分と他人の要求に折り合いをつけるための交渉
113優しい名無しさん:2007/06/10(日) 23:55:47 ID:IsyxPprB
わかりにくいスレタイだなぁ
次スレ待たないでスレ立て直したら?
114優しい名無しさん:2007/06/11(月) 17:02:32 ID:IiCTcAPN
>>101
書店のカタログに載ってたよ。確実に出るとオモ
115優しい名無しさん:2007/06/17(日) 06:54:40 ID:okAqgyig
保守
116優しい名無しさん:2007/06/19(火) 03:50:41 ID:z21JsIIc
age
117優しい名無しさん:2007/06/21(木) 18:19:33 ID:oy9tEz0I
保守
118優しい名無しさん:2007/06/21(木) 21:58:28 ID:rugRS0up
>>101
アマゾンではまだ影も形もないが、セブンアンドワイでは、予約受付中だ。

境界性パーソナリティ障害の弁証法的行動療法
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=R0269875


ジュンク堂では、7月上旬になってるのが気になるが。
http://www.junkudo.co.jp/zinbun.html
119優しい名無しさん:2007/06/24(日) 23:22:27 ID:H4ABgZK1
hoshu
120優しい名無しさん:2007/06/30(土) 08:40:46 ID:g+qmODrD
ほしゅ
121優しい名無しさん:2007/06/30(土) 13:40:26 ID:/jhJqseq
>>44
祈祷性精神病に注意。
122優しい名無しさん:2007/07/01(日) 01:55:23 ID:/M1i/mHC
>>1
難しすぎ。素人が見ても意味無いな。
カウンセラーが勉強するべき、精神分析とかやってないで。
123優しい名無しさん:2007/07/01(日) 10:47:49 ID:mvHuvRt7
>>122
こんなのもあるけどね。

 >>12で紹介された

・ロレーヌ・ベル「自傷行為とつらい感情に悩む人のために」
124優しい名無しさん:2007/07/03(火) 18:35:50 ID:9p9mVOMW
ほしゅ
125優しい名無しさん:2007/07/14(土) 13:27:01 ID:SZJawGnE
hoshu
126優しい名無しさん:2007/07/15(日) 19:25:15 ID:Zhmu5Yht
リネハンの『境界性パーソナリティ障害の弁証法的行動療法―DBTによるBPDの治療』
の邦訳書がついに出たぞ。
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4414414245/

誰か読んだか? すごい値段だな。
127優しい名無しさん:2007/07/17(火) 23:05:39 ID:62Zpqkw1
>>126
高すぎて手が出ませんorz
128優しい名無しさん:2007/07/18(水) 12:51:34 ID:Ns0MOcGS
患者サイドが読んだところで治療に寄与するとは思えんが
セルフアップ本ならともかく
129優しい名無しさん:2007/07/18(水) 18:55:09 ID:TjzI+Mok
>>128
はげどう。主治医に読ませたいな
130優しい名無しさん:2007/07/19(木) 18:45:44 ID:FA7MFlNw
買ってみました。まだ手を付けてません。分厚すぎてとっつきにくいです あせ
131優しい名無しさん:2007/07/21(土) 02:38:04 ID:mx1aQw+I
保守
132優しい名無しさん:2007/07/22(日) 16:08:57 ID:wpLX0rch
大手書店に行って見てきたけど、700ページからあるものごっつい厚い本だ…
内容もかなり専門的だし、わたしら患者が読んでどうにかなるという訳じゃなさそうだよ

一応、来週主治医に情報として話してみようと思うけど
133優しい名無しさん:2007/07/23(月) 17:26:46 ID:707wACPO
新しいワークブックが出ましたね。英語だけれど。

Matthew McKay,
"Dialectical Behavior Therapy Workbook: Practical DBT Exercises for Learning Mindfulness, Interpersonal Effectiveness, Emotion Regulation, & Distress Tolerance (New Harbinger Self-Help Workbook)",
New Harbinger Pubns Inc; (2007/07)

http://www.amazon.co.jp/gp/product/1572245131/
134名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 18:00:13 ID:IU90p4AR
age
135優しい名無しさん:2007/08/12(日) 21:14:39 ID:KooTtZoi
sage
136優しい名無しさん:2007/08/15(水) 21:36:19 ID:aejEb1cf
age
137優しい名無しさん:2007/09/02(日) 00:20:56 ID:o60I968L
http://kongoshuppan.co.jp/dm/0986.html

マーシャ・M・リネハン著/小野和哉監訳
弁証法的行動療法実践マニュアル

A5判 300頁 定価4,410円 2007年9月刊
138優しい名無しさん:2007/09/09(日) 20:47:33 ID:ubu+nRX3
age
139優しい名無しさん:2007/09/13(木) 14:42:25 ID:dYqTBCmb
ロレーヌ・ベルの「自傷行為とつらい感情に悩む人のために」を
やりはじめました。まだ途中ですが。
わかりやすくていいです。
どんどん本に直接書き込んでます。
140優しい名無しさん:2007/09/13(木) 21:39:02 ID:8h02P3T7
ロレーヌ・ベルの本は、やっぱりいいみたいですね。
141優しい名無しさん:2007/09/16(日) 00:01:05 ID:ESTtRZkt
マーシャ・M・リネハン著/小野和哉監訳
弁証法的行動療法実践マニュアル

この本ってまだ出てない?
142優しい名無しさん:2007/09/16(日) 06:43:50 ID:y9245mxj
143優しい名無しさん:2007/09/24(月) 03:23:13 ID:M5mkcPaY
保守。
今、金がないんで近いうち買ってみます<ロレーヌ
144優しい名無しさん:2007/09/29(土) 16:29:07 ID:b4cddJ3v
ほしゅ
145優しい名無しさん:2007/10/03(水) 09:16:47 ID:+0a6+XmI
保守
146優しい名無しさん:2007/10/08(月) 17:49:11 ID:uZbT+JBA
hoshu
147優しい名無しさん:2007/10/14(日) 17:10:56 ID:IOb16HC3
保守
148優しい名無しさん:2007/10/22(月) 02:08:56 ID:wuWOtCvU
age
149優しい名無しさん:2007/10/25(木) 18:24:50 ID:SERP0jwY
ロレーヌの本で一人で始めました。
日記の付け方や、進め方(どのセッションを毎日やるのか、日課?など)

一通り読んでないから詰まっているのかな?
効果あった方は、どのようにやっていますか?
150優しい名無しさん:2007/10/25(木) 19:03:51 ID:fNrqcsdj
BPDと診断されて、もう6年。心理療法を3年前から
始めて大分良くなったが、あと一押しな感じなので
これやってみます。帰ったら早速注文してみる。
151優しい名無しさん:2007/10/30(火) 21:23:11 ID:tRdyUP+9
up
152優しい名無しさん:2007/11/01(木) 13:28:58 ID:Jly9MIEj
>149
気分が乗ったときに進みたいだけ進む。
ただエクササイズは丁寧によく考えて。
飽きたら章の終わりまでやって本から離れて
学んだことを日常生活に役立ててみる。
しばらく凄くラクに生きられるけれど
また段々と行き詰ってくるので
必要に迫られてまた読み出す。
これの繰り返しでちょっとずつ進んでます。

感情日記は手帳にメモしています。
書くことで客観視するのが目的だけど
慣れてくると客観的思考が身についてきて
メモすることが少なくなりました。

参考まで。
153優しい名無しさん:2007/11/02(金) 01:39:15 ID:B1b7GwaY
150です。始めてみたけど、つらい…

とりあえず今日はもう寝る。。。
154優しい名無しさん:2007/11/02(金) 02:34:41 ID:cE1gNY2W
>153
無理することないよ。
本音を言うと自分にはエクササイズはかなり難しい。
出来るときに出来るだけでいいんじゃないかな。

おやすみなさい。
155優しい名無しさん:2007/11/03(土) 16:40:00 ID:SsA7L8M3
買って読んでるけど、まだ定義のところ。いつ具体的な行動療法にいきつくのやら‥。行動療法って具体的にどうすることですか?
156優しい名無しさん:2007/11/10(土) 16:27:32 ID:evyLRoHb
age
157優しい名無しさん:2007/11/11(日) 02:35:33 ID:ukT2KtEA
認知行動療法を受けている経緯をずっとブログに書いて
症状が治まったのでカウンセリングを卒業した、と書いているブログを見つけた。
ヤフーブログから「AC・BPDは卒業できます。」で検索。
どうやらそのブロガーは認知行動療法を教える立場の臨床心理士に掛かったらしい。
学術的な部分は(シロウトの患者当人だから)あまり詳しく書いてないが、
治療を受けたクライアントが具体的にどんな感じかは、ここを読むと雰囲気がわかる。
最初から順に読むと、本人の考えとか感想とか変化の変遷が見えて興味深い。
わりと読みやすい文章。よく言われるとおり、この治療を受けるのはかなりきつそう。




158優しい名無しさん:2007/11/11(日) 16:37:33 ID:gr8khT0N
頭が悪い人が治る可能性が無いのが分かった。
(でもこの人自己全開でてチョット・・・)
それに優秀な治療者いなきゃ無理なんだよなー。
東京に住んでいないと無理だろ。金はいくら必要
なんだ?
せーしんぶんせきは難しいですね。


『BPDに有効な弁証法的行動療法(DBT)について『
っていうスレタイも最悪。
何か専門的なこと知ってます・・・私って感じで難しい
専門用語ひけらかしてるとしか思えなし。
だからこのスレ死んでるしな。自己愛臭漂うスレタイ。

159優しい名無しさん:2007/11/11(日) 19:14:12 ID:CIz/Jrhd
>>158
>頭が悪い人が治る可能性が無いのが分かった。

頭が悪いアンタになんでこんなこと分かるの?
160優しい名無しさん:2007/11/11(日) 19:40:25 ID:gr8khT0N
>>159
ははは、やっぱ選民思想の自己愛爆発ですなー
161優しい名無しさん:2007/11/11(日) 20:25:47 ID:CIz/Jrhd
>>160

自己愛って、あなたにとっては悪口でしかないんだね。

かわいそうに。

いつか自分を好きになれる日が来るといいね。
162優しい名無しさん:2007/11/11(日) 21:48:15 ID:ukT2KtEA
157っす。
どっちかってと、この人はようやく自己愛を獲得したって感じではないか。
最初のほうは悲惨な内容だぞ。具体的な治療経験の実況中継になってる。
「嘆きの壁」書庫と、「心の話」書庫って奴を全部読んだが俺はもらい泣きした。
毒になる親は、どうやら似ているらしく、自分とも重なって身につまされた。
あそこからスタートしていま楽しそうなら、いいんじゃないか。
まぁ金はかけたんだろうが、かけても惜しくないって書いてあった。
でも、彼女が治っても俺の場合どうか保証がないのが不安だが、
俺は少し前向きな気分にはなった。(とはいえ専門家は近所にはいない)
家族のサポートもあったようだ。なんと旦那までブログ書いてる。
どちらかといえば、こっちのほうが参考になりそうだ。

163優しい名無しさん:2007/11/11(日) 22:32:12 ID:ukT2KtEA
157っす。
弁証法的行動療法(DBT)というのを俺なりに調べている。

そもそも、弁証法とは、哲学の用語らしい。

テーゼとアンチテーゼがぶつかって、どうにもならなくなっている時
新しい解決方法:ジンテーゼを見出して解決しようという話らしい。

テーゼ:お菓子を食べたい
アンチテーゼ:しかし太ると恋人に振られる

のような葛藤でどうしようもないときに、

ジンテーゼ: 太ったくらいで振るような外見にこだわる恋人はいらない。
         太っていても自分の内面を好いてくれる恋人を探そう。

のようなまったく新しいことを考え出せば、解決する。
弁証法的行動療法(DBT)とは、そういう方向を目指すようだ。

確かにそれができればいろいろ解決する。俺はこの治療を受けたいと思った。






164優しい名無しさん:2007/11/11(日) 22:34:51 ID:TWVtfG9v
62:ナナシズム :2007/11/11(日) 08:28:18 ID:???
他人から高評価を受けたいためにやることは
偽善だけど、偽善は偽善であっても良いと思う。
俺はそれを否定しないが
だったら偽善を偽善とわかってやって欲しいが
偽善を偽善とわかってやるのも馬鹿馬鹿しいじゃないか。
だったらワガママなことでも、悪いことでも良いから
本当にやりたいことで、自分が充足できることを
やった方が良いじゃないか。

相手に喜んでもらいたくてやる奉仕も
偽善とは言わないが、本物じゃ無い。
本物の善はあるなら神のところにはあるだろうが
人間にそんなものがあるのか俺は知らない。
ただそれに近いものは充足だと思う。
仕事でも恋愛でも犯罪でも
それをやって充足しているのなら
その時、人間は本物だと思う。

相手に喜んで貰いたくて奉仕をしている人は
相手が惚けていて喜んでいるのかいないのか
分からないならむなしくなるだろう。
でも例えば植物状態の親の介護なら
相手が喜んでいるかどうか分からなくても
充足することもあるだろう。

少ないかもしれないが、赤の他人に対して
褒めてもらうためでも、相手に喜んで貰うため
でも無く、ただやりたいからボランティアを
やって充足できる人もいる。
165優しい名無しさん:2007/11/12(月) 15:11:42 ID:Qyg16b3F
受けられない治療で、いたずらに期待を煽るのもどうかと。
心理学版に引っ越すべきでしょう。
166優しい名無しさん:2007/11/12(月) 20:47:06 ID:ZuaaOmaV
結局は自己トレーニングらしいから、通わないまでも講習会を受けたり、
数回通って基礎を習って、あとは自分で続けることはできそうだ。

例えば東京認知行動療法アカデミーというところでは、治療者向けに講座を設けているが
(弁証法的認知療法 講座  でぐぐる) その教授陣は、全国の大学病院に及んでいる。
また、「日本行動療法学会」の大会の要綱などをぐぐれば、発表者は全国から集っている。

ということは、その大学教授がいる大学病院を訪ねれば、
地方でも治療が受けられるところを紹介してもらえるだろう。

ちなみに俺は、「認知行動療法 講座」でぐぐって、患者が参加できる講座をみつけたので
申し込んだ。首都圏は少し遠いが数回なら通えるし、参加費も1回あたり数千円なら現実的だ。

治った人は、いい治療をうけたからというよりも、自己トレーニングが続けられたかららしい。
だったら、悩んでいる前に、行動あるのみだと思った

別に選民思想とかはない。俺は自分が選民じゃないのをよく知っているからな。
迷惑ならもう書き込みはこれでやめる。
167優しい名無しさん:2007/11/13(火) 00:11:35 ID:freFDG4Z
マインドフルネス瞑想法をやりたいなら、北大路書房の
マインドフルネスストレス低減法という本がお勧め。
168優しい名無しさん:2007/11/13(火) 02:57:29 ID:tB/PTS3C
ここもダメか…
169優しい名無しさん:2007/11/14(水) 15:08:07 ID:O2NbaUEG
>>157
境界性人格障害が治るということは、すなわち自己愛性人格障害になるということである
170優しい名無しさん:2007/11/15(木) 15:27:06 ID:iGlqTAOb
質が低いクソスレ化したな・・

離脱
171優しい名無しさん:2007/11/18(日) 18:10:13 ID:nN7+ncQG
172優しい名無しさん:2007/11/19(月) 00:30:50 ID:nTWTZCHV
コミュニケーションをとるのがこわい
173優しい名無しさん:2007/11/19(月) 01:30:08 ID:sFLD4sb0
>>170
最初から過疎ってるじゃん。アホか
174優しい名無しさん:2007/11/27(火) 10:58:01 ID:6dsjFdXE
携帯からすみません関東甲信越地区で弁証法的行動療法を行ってる精神科・心療内科ご存知の方いらっしゃいませんか?厚生労働省から各保健所に電話で問い合わせても 答えられない 情報を把握してない等言われ ググっても医療機関の案内がないのです。ご親切な方お願いします
175優しい名無しさん:2007/12/01(土) 02:58:15 ID:AVppyU9E
>>174
金剛出版の弁証法的行動療法実践マニュアルという本を訳した人は、
東京慈恵会医科大学の精神医学講座専任講師の小野和哉氏という人だ
が、実際にその病院で治療行為をしているかどうかまでは、当方地方
人なのでわからないが。研究はしてると思うけど。
176優しい名無しさん:2007/12/02(日) 03:11:47 ID:BYH757Lf
>>175

情報ありがとう御座います。金剛出版の弁証法的行動療法マニュアルですね
早速買って読んでみます
情報 本当にありがとう御座いました
177優しい名無しさん:2007/12/06(木) 16:07:36 ID:iLEiAfGM
age
178優しい名無しさん:2007/12/10(月) 16:09:42 ID:pACt/QcQ
174です

東京慈恵会医大病院に問い合わせたところ 弁証法的行動療法は行ってないとの事でした。引き続き情報をお願いします。民間では保険は使えなくて値段が1万円以上するのです。関東で保険・自立支援医療を使える弁証法的行動療法を行ってる医療法人をご存知ないでしょうか?
179優しい名無しさん:2007/12/10(月) 18:57:13 ID:7ux3QqsC
ボーダーの治療で有名な、長谷川病院とか横浜相原病院はどうなんだろ???
180むにゃ:2007/12/11(火) 09:41:44 ID:HnN4oIT4
基本的には弁証的行動療法は大学とか、よっぽど大きな組織じゃないと
無理なんじゃないかと…。あんなのひとりの治療者じゃやれんし、治療
者の労力も大変みたいだし…。と去年のワークショップで言われていた
ような。ま、でもなんか、現時点でも行われている治療のいいとこどり
?の治療法が弁証法〜らしいから、ま自分にあったところを探してみる
のがよいのではないかと。
181優しい名無しさん:2007/12/11(火) 14:51:44 ID:nJG9a9T6
>178
認知療法とか行動療法関係の学会に問い合わせたら?
182優しい名無しさん:2007/12/14(金) 22:30:10 ID:AxZx25KM
>>179
明日確認してみます。情報有難う御座いますm(_ _)m

>>180
やっぱ自分に合う医者が大切ですよね
頑張って探してみます

>>181
各学会等にも問い合わせしましたが、医療機関の情報提供はやってないと言われました(苦笑)


長谷川病院と横浜相原病院に問い合わせてダメなら精神分析療法だけでやってみます
183優しい名無しさん
182です

横浜相原病院は弁証法的行動療法やっていませんでした

長谷川病院は入院患者のみ弁証法的行動療法をやってるとの事です

入院する金ないので弁証法的行動療法が広まるのを待とうかと思っています

情報ありがとう御座います。