>>808 今読んでる本(弁証法的行動療法のセルフヘルプ本です)に、
「もろい境界(バウンダリー)」という項があります。
自分と他人の間の境界、感情的な困難を切り抜けるには欠かせないもの。
境界が「もろい」と
・不快な感情をほかの人たちに投影する
・あなたにひどい仕打ちをしたり落ち込ませたりする人たちに巻き込まれる
・安らぎと配慮(おもいやり)をもとめてほかの人にしがみつく
・他人をよろこばせようと一生懸命になる
ほかにも、他人の評価が「ヒーロー」か「悪者」か、いずれか極端になる、とも。
境界をつよくする工夫
・時間:同じ人間と長い時間過ごしすぎない
・空間:自分自身の居場所を開拓し、そこで定期的に時間を過ごす
もろい境界から生まれる問題を正確に捕まえるためのエクセサイズ
1.対人関係のなかで、ほかの人からの影響によってどんな精神状態が生じてくるか,順を追ってたどり書き出す
2.それらの精神状態が循環する円の形にまとめられないか、やってみる。
→この円環は、対人関係の中で傷つけられたり,腹が立ったり、事がうまくいかないと感じたときに、
そこで何が起っているかをより自覚的になるのに役立つ。