■2スレ目
>>3より「躁うつ病=双極性障害とは」
(双極性障害とは)
双極性障害(躁鬱病)は、精神病に分類されます。鬱病は神経症に分類されます。
前者は100人に一人、後者は5人に一人、がなる病気だといわれています。
気分の浮き沈みはだれにでもありますが、それを自分の力ではコントロール出来ない
激しい状態を繰り返すのがこの病気です。
躁状態は2ヶ月程、鬱状態は半年から1年は続くことがあります。
(双極性障害の症状)
躁状態の時:とても行動的になります。明るく楽しく気分は爽快で、新しいアイディアが
あふれ出てきます。じっとしていられません。ささいなことでキレやすくなります。
暴飲暴食、多弁、数十万もする買い物をしたりします。疲れをしらず、夜も寝ません。
鬱状態の時:憂鬱で何もする気力がなく、全てのことに興味がなくなります。
頭の回転が悪くなります。朝5時頃に目が覚めてしまい眠れません。
食事もできず、体重が激減します。寝たきりになり、体が動かなくなります。
悲観的になり、生きていても仕方ないと思います。
(双極性障害の原因)
全ての精神疾患のうちで、遺伝的性質が最も強い病気です。
躁鬱病は気の持ちようなどではなく、脳内の神経伝達物質の異常によるものです。
この病気の人の多くに循環気質と執着気質の二つのタイプがみられます。
(双極性障害の薬物療法)
[気分安定薬]
これが躁鬱病治療の基本的な薬になります。波をゆるやかにします。
(問題点)
躁鬱病は、波の大きな人はすぐに診断がつくのですが、波の小さな人は、
しばしば境界例や人格障害などと誤診され、
正しい治療を受けられないまま十数年も苦しんでいる人がいます。