(=゜ω゜)ノ 乙
10 :
NASAしさん:2007/01/18(木) 23:40:34
ageじゃ
>1 乙。
>ペネトレーター そら外国、特に飴産は欲しがるさな、1万G近い衝撃に耐えうる精密機械内蔵の弾なんて途方も無い代物
かなりisasだから出来た代物だ罠、軍と無縁の存在でなきゃ発想すらできなさそうだ。
isasのサイトに宇宙輸送シンポジウムのプログラム、アブストラクトが出ていて、川口センセが
月惑星探査の事務局の立場でしゃべるみたいだけど、小惑星探査を含め、探査系はある程度独立した
形を作りたいみたいね。
第2次大戦中に開発されたVT信管は2万Gに耐えるものだったんだが・・・
「軍と無縁の存在でなきゃ発想すらできなさそうだ」というわけじゃなくて
軍隊で似たようなもん使ってんじゃんと言いたかったんだが
>>13 日本語の不自由そうな奴にRESすると次に必ず言い直しが入るから、RESの無駄。
混ぜっ返しが目的で、別に大した事は言っていない。
松浦氏はLUNAR-Aに異義を唱え続けていたからね。
たしかに、松浦氏の指摘通り、
LUNAR-Aの遅延の真相、情報開示の不透明さ等は問題で、
その原因解明と対策は重要だと思う。
しかし、俺としては、
「テストペイロードとして再利用可能な本体なら、
改修・修理の上、(長寿命が必要な理学探査衛星では無く)
短期間作動すれば良い工学実験衛星として、ペネトレータの検証用に
使用可能ではないか」と言う疑問がある。どうだろう?
18 :
17:2007/01/19(金) 18:47:30
結局、この時期にLUNAR-A改ことペネトレータ実証衛星「MUSES-D」
を認める事は、2008年頃にM-Vの打ち上げが必要となり
「2010年まで月・惑星探査機を打ち上げしないのなら、M-Vは割高なので廃止」
と言うロジックをひっくり返すので、無理矢理にでもLUNAR-Aを葬りたいのではないか。
個人的には、無理を突き通すために、さらなる無理を生んで居る気がするのだが、どうだろう・・・。
>>16 ISAS的にはかなりの予算超過だがJAXAからしたら微々たるモンなんだよな
>>17-18 そこら辺はぼくも感じた
この際LUNAR-Aが月まで行ってペネトレータとの通信が出来る事がわかればそれだけで
予算超過分・本体改修・製造分を含めても十分元が取れるミッションだと思う
先進さ(無謀さとも言うがw)からしたらはやぶさにも引けを取らないんだし
>>18 無理が通れば道理が引っ込む、困ったもんでやんす。ででんでん
ペネトレーターは本当は3本以上欲しいはずだが
M-Vの打ち上げ能力から2本しか積めない。
それでも月の内部構造の解析に役立つからと言われていたが
今はレーザー測定で計画当時よりかなりわかってきた。
月観測カメラもハイビジョンのSELENEが上がってしまえば
なにをいまさら感がただよう。
LUNAR-Aは老朽化したというより
陳腐化したといったほうがいいんでないの。
22 :
17:2007/01/19(金) 20:54:17
>>21氏
その指摘は、的を得ていると思うが、それは、理学的見地からだと思う。
問題点は、
(1)あれだけ難航したペネトレータ。問題が無いかどうかの工学的検証は必要か?
(2)もし、工学的検証が必要だとしたら、試験機は?
(1)に関して、「海外の探査機に載せても、絶対動作します。恥かきません!」なら、何も言うことは無い
ただ、そうとは言っても、ペネトレータの動作実績があるのと無いのとでは、
母船製造国へのプレゼンテーションの難易度が全然違うと思う。
(「セレーネ2に搭載するから海外へのプレゼン不要!」なら、本当に何も言えないが、同時に、呆れて口が塞がらない)
また、ペネトレータシステム全般を見回した場合、ペネトレータ本体以外にも、「スピンしてるペネトレータをラムライン制御により月面に導く」など、
「宇宙でしか試せない工学的実験要素」は存在していると思う。
(2)に関してだが、もし、ペネトレータの実証実験が望まれるとして、
LUNAR-Aを修理して打ち上げるより、新たに工学実験機を製作し、LUNAR-Aの方は
GXのテストぺイロードに使用した方が安上がりなのだろうか?
僕にはとてもそうは思えない。
ま、確かに将来有望なペネトレーターだからこそ
手近な月当たりでテストしてから
火星やら小惑星やらエウロパあたりに打ち込みたいわな。
しかしここまでずるずると伸びたプロジェクトをISASは最後までかばい続け
挙句の果てに老朽化した探査機を作り直しまして打ち上げましたじゃ
世間が赦さんだろ。
失敗はある程度しかたがない。「君子豹変す」ということは
逆に言えば頭のいい人でも間違えるということだから。
改めないのがいかん。
24 :
17:2007/01/19(金) 21:16:38
>>23氏
「世間が許さん」は、さておき、松浦氏が指摘してる通り、マネージメントの問題点の洗い出しは必要。
問題は「老朽化した探査機を作り直しまして」の部分。
工学実験探査機としてLUNAR-Aを再活用するなら、せいぜい2週間も動作すれば済む。
量産品をイッコイッコ再検査するのではない。LUNAR-Aの再検査に手間は掛からないと思うし、
地上で数年保管されてた予備機を宇宙に上げた例は
「ひまわり」シリーズにもある。(さすがに10年は無いと思うが)
なにより、今から3年以上後に、テストペイロードとして打ち上げると言う事は
「数週間程度の寿命なら現状でも充分」と言う証拠になりはしないだろうか?
うーむ
長期保存でアンテナが開かなくなったガリレオの例があるが
ほったらかしがどの程度劣化させるのか
俺は良くわからんのでなんとも言えんな。
お化粧直しになにをやって、いくらかかるか
そのうち資料を開示してもらいたいもんではある。
>>21 >レーザー測定で計画当時よりかなりわかってきた。
ペネトレータによる直接観測では決定的な証拠が取れる可能性が高いけど
レーザーによるリモートセンシングではあくまで推測でしかないんじゃない?
はやぶさの時も全く同じ事が言われていたな
>>24 ぶっちゃけ月周回軌道までたどり着けたら1年生き延びる可能性は非常に高いと思われるというのもあるな
>>25 長期保存で劣化する物なは化学部品がほとんどなはずで今までのノウハウを注ぎ込めば宇宙機の予算的には
タダ同然で大分補修できるというのもある
電子部品(コンデンサとか):これまでの民生品の流用ノウハウを生かして交換。総合試験で問題が出なければ大丈夫と思われる
接着剤:再接着。無理そうならエポキシで固めてしまうとか、適当なアングルを作って補強
ロケットの能力からしたら何を使うにしても大分余裕有るんだからその分を補修に回せるので極端に神経をとんがらせる事もない
>>23 LUNAR-Aに関しては、ISASの責任の所在は明らかにすべきであろうし、また追求すべきであることは
論をまたない。がしかし、LUNAR-A計画の中止は、M-V廃止のための論理的整合性を得るためのもの
ではないのかという疑義はある。
それがすべてとは言わないが、もしそれも一因であるとするならばJAXA本体も問われるべきである。
開発遅延の調査はする必要があるがそれでISAS内部の誰かを更迭・処罰とか言い出すアホが出ないか心配だな
Goを出した宇宙開発委員会にも責任の一端はあるわけで
それに、LUNAR-Aの意義は現在全く失われていない中プロジェクトを葬ったメリットとデメリットも
きちんと誰の責任で論議されたのかはっきりさせてもらいたいところだ
開発が遅延して余所に越され存在意義が無くなってしまったのならともかくいまだ一線級の成果が期待できるミッションだしな
そもそもlunar-aは2005年にも保全試験をやっているし、もろもろ合際の都合でFM総合を最後にやったのは
2004年3月。老朽化はいかにもな後付け理由だ罠
http://www.isas.jaxa.jp/ISASnews/No.286/news.html とか参照
体制の再確認は必要だけど、まつーらさんも自分でisasの他のプロジェクトと違っていた、
とあるんだし、これを全体のケースに仕立て上げて、isas式ダメポ、な結論に持ってかれるのが最悪のケースと思うぞ。
あと、GXは一応深宇宙探査機も視野に入れているロケットだからKM-V1もろとも打ち上げれば
月軌道に持っていく事は可能、
元々lunar-aはペネトレーター3本で設計して試験もしているんだからここは初心に返って?w
3本もしくは4本の搭載を希望。ここまで来たら開き直らないと (w
それやったら大絶賛だが本体新規製造で少なく見ても+70億くらいは必要になりそうだ
そこまでしてもやる価値のあるミッションだとは思うけどね
>>28 >開発遅延の調査はする必要があるがそれでISAS内部の誰かを更迭・処罰とか言い出すアホが出ないか
NASDA側の究極の狙いはそれだろうな。
担当教授はすでに退官しちゃっているから更迭したくても無理。
逃げ切り成功で時効成立みたいなもんだ。
旧NASDA派だって追求なんかしてもらいたくないんだよ。
「じゃあGXは、準天頂はどうなんだ」と切り返されるのがオチだから。
>>24 だから、再検査するにも金がかかるって事だろうに。
コストと成功率を考えると、やるだけ無駄なんだろ。
>>32 論理で切り返したところで旧NASDAに対抗できないのはこれまでの歴史が証明している
>>33 いまだ世界初でシステムとして完成しつつある中やるだけ無駄とは意味不明
ぶっちゃけ「老朽化というのはウソではないか」と言いたいのかと思われ
なにやら冷めたことを言うようで悪いが
LUNAR-A中止をいまさら騒ぐほどでもないと思うけどな
大概の人は第一報を聞いたとき「あ、やっぱり」という感想だろ
LUNAR-A計画見直しに伴う中止なら良いんだが
出てくる情報を総合する限り、完成間近に潰して当面は放置プレイっぽいじゃん?
これはきちんと説明してもらわないと
打ち上げ用のM-Vをすざくに転用していたりする状況から見て
たぶんISAS首脳陣ではこうすることはずいぶん前からの
規定路線だったと思われる。ペネトレーターが完成する目処がついて
もう予算をつける必要も名目もなくなったので公にしたんだろう。
おそらく実質は何も変わっていない。ロケットがGXに変更されただけ。
GXがちゃんと上げられそうな頃にはほとぼりも冷めて
「せっかくだからGXで月に送ることにしました。」といえば
言いだけのことだから。
39 :
17:2007/01/20(土) 05:33:49
松浦氏に匿名で唾吐くようで本当に申し訳ないが、このまLUNAR-Aを葬り去るのは
「臭いものに蓋」のようで、結局、何の解決にならないと思うんだ。
水谷氏が退官した。と言うのはかえって好都合じゃないか。
LUNAR-Aは廃止。ただし、工学実験衛星「MUSES-D」に鞍替えする。
鞍替えしたからには、実務担当はともかく、
責任者の処分は、適切な形の範囲でありうる。
その上で、NEWTON編集長の水谷氏に、現時点での立場を活かして、
問題点を総括して貰う。あらゆる意味で、実行は難しく、当事者にとっても
厳しい手段だが、現時点の解の一つだと思う。
水谷氏の発言次第で、NEWTONの発行部数が左右されると思う。
日本の科学雑誌の購読者には、その程度のリテラシーはあると信じたい。
40 :
17:2007/01/20(土) 05:43:37
ただ、上記案を決断し、実行出来るのはJAXAの本当に上層部だけ。
それも、水谷氏と信頼関係が出来ていないと無理。
机上の空論だよね。やっぱり。でも言ってみたかった。
41 :
17:2007/01/20(土) 05:52:42
くどいけどごめん。
>LUNAR-Aは廃止。ただし、工学実験衛星「MUSES-D」に鞍替えする。
これは、既存のLUNAR-Aを最小限の改修.修理の上で「MUSES-D」に改造するってこと。
こうやって考えると、M-Vの廃止は早計だったと思えて来る。
M-V廃止の時に「LUNAR-Aはどうするの?」という議論は
ISAS内でも当然あったろうし、そのころには
ペネトレーターの完成時期もおおよそ掴めていたはずだ。
にもかかわらず何も語られなかったのはその時すでに
ISASはLUNAR-AをM-Vで上げるつもりはなかったんだよ。
>>39-41 もう、ISASに肩入れしすぎてダメだろ。
ダメな物はダメだと言えないと、サイエンスを扱う人間とは言えないと思う。
応援したい気持ちはわかるけど、こういう時に一歩引けないと大局を見誤るんじゃ?
最小限の改修にいくらかかるかもわからないし、そんな低予算で済むのなら
ISASの人間ならやるでしょ。やるだけの価値ないからやらないわけで。
44 :
17:2007/01/20(土) 13:45:54
ダメなものはダメと言うのと、予算を無駄遣いしないのとは別。
もうひとつ。ダメなものは、ダメと言うだけじゃなく
「何故ダメだったか。どこをどのように、改善する必要があるのか」
これを言わないといけない。
ISASと言う組織にしろ、LUNAR-Aと言う機体にしろ。
ループになるから、深くは突っ込まないけど
GXのテストペイロードに使用できる状態で、2005年にはOKだった機体が
なぜ、「老朽化」して使用不能なのか。
そこを開示しないと、「臭いものに蓋」に変わり無いと思う。
45 :
17:2007/01/20(土) 13:55:15
ダメなものはダメと言うのと、予算を無駄遣いしないのとは別。
もうひとつ。ダメなものは、ダメと言うだけじゃなく
「何故ダメだったか。どこをどのように、改善する必要があるのか」
これを言わないといけない。
ISASと言う組織にしろ、LUNAR-Aと言う機体にしろ。
ループになるから、深くは突っ込まないけど
GXのテストペイロードに使用できる状態で、2005年にはOKだった機体が
なぜ、「老朽化」して使用不能なのか。
そこを開示しないと、「臭いものに蓋」に変わり無いと思う。
ここでLUNAR-Aを闇に葬ったらそれこそ予算の無駄遣いに見える。ペネトレータの開発費=150億になってしまう
飛ばせる物なら多少予算を超過しても飛ばすべき
「劣化してボロボロで手の施しようもありません…」と言うならそれはそれでしょうがないが
それなら試験機として飛ばすなんて話が出てくる方が不自然である
システムとして完成しつつあるわけでなおさらこのような矛盾点をきちんと説明しないと
無駄遣いをしたのにそうやって開き直る子供にはお小遣いはもうやれません!!
> GXのテストペイロードに使用できる状態で、2005年にはOKだった機体が
> なぜ、「老朽化」して使用不能なのか。
横レスすまないけど、やっぱりここが疑問ですよね。
一部メディアでは接着剤が劣化とか書かれているけど、それなら補修すればいいし、
費用も億単位で掛かるとは思えないし。
ここからは完全に憶測だけど、たぶん、これから母機を飛ばそうとするなら、
飛ばすロケットに合わせてインターフェース試験やら振動試験やらをしないといけないだろうし、
必要に応じて改修が必要になります。
また、10年放置による劣化が他に無いかどうかの点検が必要になります。
これらを行うとなると、現時点ではどのくらいの期間と費用が掛かるのか見当が付きにくいし、
母機側の設計は完全に時代遅れで新たな科学・工学的成果が得られるものじゃないし、
当時の設計者も退官or異動などで資料も散逸しているかもしれないし、
とにかく手間が掛かって、それに見合う成果が期待できるものじゃないと思います。
現時点では、母機の価値は殆ど0で、成果はペネトレータだけの状態です。
悔しいけど、「ペネトレータの開発費=150億円」は、正しい表現だと思います。
データが入手できるのなら、他国の探査機に搭載するのが、一番安上がりで手っ取り早いと思います。
LUNAR-A母機は、「劣化で飛ばせない」状態ではなく、「劣化しているかどうか分からない。
でも点検すると手間が掛かるし、もう時代遅れで陳腐化していて、そこまでして飛ばす代物じゃない。
通信機能とテレメトリ取得機能が動けばとりあえずGXのテストペイロードとしては使えるからそれに載せちゃえ」 状態なんじゃないかなと推測しています。
そんな難しい話じゃなくて
製造メーカーが「こんなに年数経ってると動作保障できません」
ISASは「そうか・・・じゃあ賞味期限切れと言うことで、廃棄処分に」
旧NASDAが「捨てるならバラスト代わりにGXに使おうよ」
という三者三様の構図が想像できる
>>49 実用衛星と科学衛星と工学実験・技術試験機では要求される信頼性が全然違くね?
それにJAXA上層が嫌がっているはやぶさ2すら押し進めようとするISASがメーカーが嫌がったからって
おとなしく引き下がるはずがないw
ISAS原理主義者の主張もここまで来るとほめ殺しに近いな
>>50 いやいや
ISASは新しい物好きだが、長年やって飽き始めたものへの執着は意外と薄いぞ
飽きさえしなければいいんだが、飽きたらほぼ最後
はやぶさはJAXA上層部が嫌がってるんではなく、実はISAS陣の予算要求と説明がいつものごとく適当で
「そんなに適当なら無理していらないんだよね?」と優先順位が低くなっただけ
ISASは研究所の例に漏れず昔から自分のやりたいことには執着するけど、興味の無いことには
実現させるなら当然必要となる予算の確保のために、最低限しなきゃならないことですら淡白だから
あとテストペイロードなんて廃物利用の衛星シミュレータですら動けば使える
衛星とテストペイロードって時点で信頼性が全然別
>>46も17氏だと思うけど…。
だから、他の衛星で使用する案が出た訳じゃん。
陳腐化して修理してもまともに動くかどうかわからない衛星で、
大金叩いて完成させた大事なペネトレーターを使いたいとは思わないのでは?
現状で他に新規でやりたいプロジェクトが山ほどあるというのに、
予算の無駄遣いをしないため母船改修・新造によるプロジェクト継続を
したくないんだろ。ISAS側がやりたくないって言ってる気がする。
GXのペイロードとしては、最悪軌道投入さえ出来れば問題ないわけだし。
動くのならば、地上で衛星電源が入ってロケット飛翔中のテレメトリーデータを降ろせれば十分じゃねーの。
妄想電波乙wwwwwwwwwwww
>>53 開発費と製造費の違いってわかる?
>ロケット飛翔中のテレメトリーデータを降ろせれば十分じゃねーの。
それにはLUNAR-Aのほぼ全てのシステムが生きていないと出来ないんだけどな
原理主義者うんぬんはどうでもよいが、とりあえずISAS又はJAXAは説明責任を
果たしてもらいたいものだ。
57 :
17:2007/01/20(土) 16:15:04
>>53氏
>>46は僕じゃないよ。
>他の衛星で使用する案が出た訳じゃん。
「いつ、どこの衛星に積むかを ○○年度までに決定する」旨のアナウンスも無しに
漠然と「他の衛星に使用する」と言われても、何も言ってないのと同じでは?
以下は、バイアス掛かった発言ですけど、「次の計画を決定する期日」くらいは明言しないと、
ペネトレータを10年間塩漬けにされて、「老朽化でペネトレータ使用不能」とか宣言される可能性もある。
>GXのペイロードとしては、最悪軌道投入さえ出来れば問題ないわけだし。
スラスタや太陽電池と言った高額なデバイスを考えただけでも
それではお金の無駄遣いだと思う。
繰り替えすけど、僕の提案は、最小限の信頼性確保の上で
ペネトレータ実証工学試験機「MUSES-D」に改造すること。
「最小限の信頼性」とは、推進系+通信系+電源系が1ヶ月持つ程度。
例えば、もし、母船の科学観測機器が老朽化してれば、その部分は、降ろしてまても構わないと思う。
>>55 53じゃないけど代わりに。
> 開発費と製造費の違いってわかる?
開発費>>製造費というのは確かだろう。
ただ、これから母船を改修または新造した場合に費用と期間がいくら掛かるか見当が付くか?
ざっくり見積もっても数億(改修)〜数十億(新造)だろう。期間は最低でも2年。
なら、別のプロジェクトに割り当てたほうが良いという判断なんだろう。
> >ロケット飛翔中のテレメトリーデータを降ろせれば十分じゃねーの。
> それにはLUNAR-Aのほぼ全てのシステムが生きていないと出来ないんだけどな
これには不同意。太陽電池もスラスタも動かなくてOK。姿勢制御不要。
アビオ系も必要最低限(機内センサ類と送信機)だけが生きていれば良いだろう。
59 :
17:2007/01/20(土) 16:18:57
>>56氏
同意です。主観的な思い込みですが
「この程度の矛盾に対する真相開示もなしに、
プロジェクトの問題点を振り返るのは至難の技」
と言う気がします。
60 :
17:2007/01/20(土) 16:25:27
>>58氏
電子部品の信頼性について言うと、電源を投入せず、室温で10年保管されていたものが
老朽化、と言うのは、どうも理解に苦しみます。
化学部品などについては、大気中での保管なら、老朽化はありうると思います。
スラスタは、良く解りません。
ただ、僕としては、保管状態がはっきりしているなら、
「どこが老朽化して、どこを交換しないといけないか」
は実際に調査せずとも比較的簡単に判明すると思います。
>>60=17
> 電子部品の信頼性について言うと、電源を投入せず、室温で10年保管されていたものが
> 老朽化、と言うのは、どうも理解に苦しみます。
同意。この辺の情報がかなり不足しているなぁ。
接着剤の劣化というのはいかにも言い訳くさいし、「この部品のメーカ保障期限切れ」
「***の補修部品が製造中止」など、明確な理由を公開してほしい。
ただ、
>>48にも書いてあるけど、この母機を飛ばさなければならない理由は、
今は無いと思う。
改修・新造するより他国の探査機に乗せるほうが安くなるのならそれでも良い。
でもやっぱり、改修・新造にはいくらの費用とこれくらいの期間がかかり、
他国の打ち上げの場合はこれだけで済むのでこうしました、という比較くらいはして欲しいな。
62 :
17:2007/01/20(土) 16:45:04
もし、本当に、「LUNAR-Aが老朽化して使えない」とする。
(個人的には多いに疑問だが)
そして、「LUNAR-Aの失敗」から教訓を学ぶとしたら、
松浦氏の提案のような本質的な事もあるけど、
それ以前のレベルの即物的なこととして、早急に
「ペネトレータの保管可能年数」を算出して、
「他の衛星に搭載できるタイムリミット」の開示が必要。
これを公表せず、
「他の衛星に搭載します」とお茶を濁したまま、水面下の状況が伝わらず、
うにゃうにゃと時が進み、結局「ペネトレータ老朽化で使えません」
ではLUNAR-Aから何も学んでいないことになる。
>>58 工作員?知ったか乙w
>ざっくり見積もっても数億(改修)〜数十億(新造)だろう
おまえの脳内妄想じゃない根拠を示してくれ
>太陽電池もスラスタも動かなくてOK。姿勢制御不要。
>アビオ系も必要最低限(機内センサ類と送信機)だけが生きていれば良いだろう。
DHU、CPUあたりも生きていないと話にならない
そもそもISASの宇宙機でパドル広げる前にテレメータ下ろしたなんて話聞かない
64 :
NASAしさん:2007/01/20(土) 17:00:17
>>63 おれも>58の意見に同意するな、もう当時の部品は無くて作り直しとか
別の部品を使うから試験からやり直しとか治具が無いからそれから作らねばならない
とか有りそうな悪感がするぞ。
>>63 >> ざっくり見積もっても数億(改修)〜数十億(新造)だろう
> おまえの脳内妄想じゃない根拠を示してくれ
関係者じゃないので上記の金額はただの予想だ。
んで、
>>63はどのくらい掛かると思う?
> DHU、CPUあたりも生きていないと話にならない
> そもそもISASの宇宙機でパドル広げる前にテレメータ下ろしたなんて話聞かない
ああ、それは知らなかった。
ただ、やはり全機能が生きている必要は無いと思う。
月撮影用のカメラ等のミッション機器には電源供給さえ不要だし、
スラスタ系も不要。
#内蔵バッテリじゃテレメトリ送れないんだ・・・・。マジ?知らなかった。
>>61 他国の探査機に乗せるという事はここまで苦労したペネトレータの科学的成果を
みすみす他国にくれてやる事になってしまうわけだが…
宇宙機を運用しているところが主導権を握れるからね
これだけ金かけておいて成果は二番煎じの論文だけじゃそれこそ責任問題だぞ?
>>62 んだね。同型ペネトレータの製造期限もあるからそれも考慮してくれないと
67 :
17:2007/01/20(土) 17:09:17
>>61=48氏
結局、出されている情報が、数少ないのが問題である訳で、
とにかく納得できる理由を開示して欲しいですよね。
キチンとした理由があるのなら、LUNAR-A廃止にも同意です。
ただ、個人の感情的には、現時点での理由では、
「LUNAR-Aを認めると、M-Vが復活してしまうから。」
と言う勘ぐりを、否定しきれないんですよね。
もちろん、上記は感情論であることは、自分でも理解できているつもりです。
68 :
NASAしさん:2007/01/20(土) 17:17:21
新理事長になって整理すべき物をどんどん整理しているだけでしょ。
ペネトレーターはまだ完成していない。最終試験はこれならなんだがな。
作ってもいない物の老朽期限を心配するなんてどうかしているんじゃないか?
母船もまだ決まってないしね。
SELENなのか、ロシアか、イギリス? ドイツ?
何処に決まってもLUNAR-A仕様のままとはいかないはずだし。
>>64-65 DASHはISAS製作の宇宙機だし、
かのおおすみも一応はISAS側の宇宙機だぞ
その程度の「設計変更」ならLUNAR-A打ち上げと違って
かかる金額なんか微々たる物だ
73 :
NASAしさん:2007/01/20(土) 20:03:37
>>67 母船が使い物にならないと言うのは十分な理由だろうが。
>>57 >ペネトレータを10年間塩漬けにされて、「老朽化でペネトレータ使用不能」とか宣言される可能性もある。
んー、というか、本番用のペネトレータって完成してるのかな?
動作試験に使ったペネトレータはもう使えないわけで、現在の状態としては
「試験で動作確認ができた設計図」があるだけで本番用のはこれから製造するのでは。
M-Vの復活について言えば、7号機の製造が終わった時点から
メーカーでは人間と設備の引きはがしをやってるだろうから、
今更復活の余地があるとは思えない。
>>74 >動作試験に使ったペネトレータはもう使えないわけで
そんな事どっかに書いてあったっけ?今やPFMが当たり前と聞くが…
>>76 実際に突入試験に使ったペネトレータを回収して打ち上げるってのはさすがにしないと思うが。
最近噂にもない事を当然のように語る香具師が居るんだけど何?
ISAS原理主義です
筑波の工作員に決まっているだろwww
レッテル貼りかよw
>>76 開発用のは分解チェックするだろうからさすがに再利用は出来んだろうな
84 :
81:2007/01/20(土) 22:45:35
85 :
81:2007/01/20(土) 22:52:21
ここは筑波の工作員とISAS原理主義者が語り合うスレとなりました。
>>65 >どのくらい掛かると思う?
壊れそうな物をピックアップしていけば改修に掛かる額は大体想像付く
窒素充填中でも劣化する可能性があるとすれば化学部品くらいだろう
接着剤やら、電解コンを交換するのに数十億も掛かるというのはいくら何でも考えにくい
特に宇宙仕様の物にこだわらなければ1億も掛からないんじゃないかな
>ミッション機器には電源供給さえ不要
LICは月に行くにしてもSELENEが失敗しない限り重しだな
>内蔵バッテリじゃテレメトリ送れないんだ
この辺は同時期に作られたのぞみが参考になる
のぞみはLGAではテレメトリしか送れない。データレコーダの内容はダウンロードできない
ロケット飛翔中のデータを下ろすという事はデータレコーダの内容を下ろすという事になるのでHGA必要
HGAを使うという事は姿勢制御とパドルの展開は必修となる
さらにパドル・スラスタが使えないと熱制御も死んだままだからそれこそ生きている物も短時間で死んでしまいかねない
>>60 >> 電子部品の信頼性について言うと、電源を投入せず、室温で10年保管されていたものが
>> 老朽化、と言うのは、どうも理解に苦しみます。
ある電気メーカの関係の者です。
宇宙機の電子ユニットの部品は明るくないのですが、例としてスイッチング電源、インバータ等は無通電時間が
長すぎると劣化するという事実はあります。無通電の無電荷状態ではでケミカルコンデンサーの劣化が進みやすいのが原因です。
部品と機器保障の保障寿命はあるのですが、適度に通電されるほうが寿命は伸びます
どちらにしても
>>67氏が書いているとおり何が劣化してその改修、試験にどれぐらいかるのか見積もりを明らかにして欲しいです。
ペネトレータに関して、次期SELENEあたりに載せるという案もありますが、次は軟着陸を考えているのであれば月には
別のタイプの地震計で良い気がします。月では無く火星、金星、イオ、タイタンあたりに打ち込むのが良いかもしれないですね。
>>88 LUNAR-Aをどうしても飛ばしたくて適当にゴネてるのはよくわかりましたw
けどLUNAR-Aにはもう完全に興味もそのまま使用する意義もなくなったから
無駄なアンテナパドル姿勢制御系やデータレコーダなんかは取り外し
バッテリーが枯渇したらそのまま死亡するダミー機として使うだけですよ
ロケットの軌道投入評価に衛星搭載のデータレコーダなんて不要だし
数周回で役目を終える、衛星として使う気も無い物にパドルも姿勢制御も不要
熱制御だってスピンで耐えられる程度に断熱材用意しておけば十分、ですよ
長時間使うものじゃないんですから
>>89 見積もりを無料で出してくれるメーカーがあれば
見積もりだけは下請けに出すかもしれませんよ?
終わったプロジェクトに人員を割くような無駄なことは
旧NASDAならまだしもISASはしません
ペネトレータだけはまだ終わってないのでやりますが
>>90 都合の悪い事はスルーかw
そういうことは
>>66について説明してから言ってくれ
LUNAR-A再生以外にペネトレータで1番手しか意味がない科学的成果を上げる方法を教えてもらおうか
母機新規作成よりLUNAR-A改修の方が現実味があると思うけどね
さてLUNAR-Aを再生し月探査としてロケットはどうしようか。
M-V復活は問題外、GXではいつになるかわからん。
現実問題としてH-2Aを使うのが妥当であろう。
しかしながら打ち上げ能力からするともったいないよね。
SELENEの探査の後では調べたい事もまた変わるかもしれないし
新規の探査機を開発したほうが成果が上げられるだろう。
93 :
NASAしさん:2007/01/21(日) 03:51:41
>>91 改修が安くできるという根拠を示してからそんなことは言うべきだな。
ま、最後のFM試験が2004年、たかが3年前で老朽化云々は上層部の思惑そのものだ罠w
>92 月着陸機の要素試験とデュアルローンチで打ち上げるのがとりあえず建設的かな
金星投入出来る能力を持つ(w2段目だし、それ位可能かと
95 :
NASAしさん:2007/01/21(日) 13:49:16
陰謀論者って共通の匂いがあるな。
アンチって悪魔の証明を求めるのが好きだなw
ホイヘンスのデーターはESA>NASA
とESA<NASAのどっちだったんだろう?
よその国に乗せてもらうなら、その辺
しっかりしとかないと。
日本でやろうが海外主導だろうが
ペネトレーターの手柄はやる人の物で我々のものではない。
やる人が方針を決めればいいではないか。
自分で金を出すならね
信者なんだろ?ISASの中の人を信じてやれよ
ボクちゃんの手柄なんだ!!1!
ってISASの中の人の気持ちも察してあげなよ・・・
ごめんなさい。忙しくなって、散発的な書き込みです。
>>80氏
私も、電子部品の信頼性の仕事をやってました。
ケミカルコンデンサに関しては、了解です。
宇宙機にケミカルコンデンサを使うかどうかは、解りませんが、
寿命=単なる温度のアレニウスプロット
では無理である事が解りました。
ペネトレータの寿命の件は、完璧な誤認です。
申し訳ありませんでした。
教えてエロイ人。
いまISASが運用できるロケットって、
S-310、S-520、SS-520だけ?TR-1は旧NASDA系ですか?
>103 でつ、運用は。無論すべて日産が起源。
あ、isasはもし必要ならMT135もまだ可能と思う、ある意味日本最強のロケット(本数、安定性)
TR-1Aたけさきは…種子島のランチャー保全しとるかなー?
K-9Mは・・・ 可能かm
MT-135は可能かも知れないけど、1〜2機の製造だと物凄く高いロケットになるよ。
S-310の方がリーズナブル
07/01/24読売新聞朝刊 解説
月探査計画の中止 より抜粋 解説部 知野恵子
宇宙機構の説明によると、衛星は97年度には完成したが、観測装置の
開発が遅れたために保管しておいたという。ところが、03年に電子部品
の腐食など劣化が見つかった。同機構では「補修や作り直すことも検討
したが、安全性や費用の点で問題がある。計画は中止し、海外の衛星に
観測装置を搭載することなどを考えたい」と話す。
----------------------------------------------------------------
だが大切なのは、なぜ衛星が劣化したのか、そのために計画を中止する
という異例の事態を招いた管理体制はどうなっていたのかを検証する
ことだ。今後、同様の事態を招かないためにも欠かせない。
----------------------------------------------------------------
>>108 要するに宇宙機器の保存の研究をしろと?
くだらなーい。
タイムリーに製作できればよいだけじゃん。
>>108 正しいとするならばたかが10年で液漏れする欠陥電解コンデンサが使われていた事になる
民生品のコンデンサですらまともなメーカーの物ならばそんなに短期で液漏れは起こさない
>>106 ありがとう。
【米本教授】 次回、より深く議論したい。ラインナップの切り分け論に問題
があると考えている。参考資料24ページからスタートすべきではないか。
JAXA(ジャクサ)(河内山)】 中型ロケット、或いは小型ロケットと言って
いるのは、今進めたいと考えている基本的なところを言っているわけである。
将来的にはどうなるかということについては、GXロケットや次期固体ロケット
がどのようなものになるかによって随分変わってくる。
それ以上の議論は、ロケットがまだできていないし、実際の運用費等を踏ま
えた上で、もう少し後に御議論いただきたい。
固体ロケットについて、こういうことでやりたいという提案をさせていただ
いて、それをどれだけいいものにしていくか、ということは非常に重要な話で
あり、そこに力点を置いて議論させていただいた方がありがたい。将来はそれ
らの組合せなど、柔軟に考えていきたいということである。
【松尾計画部会長代理】 次回、GXロケットについてはきちんとやる。
また、J−1ロケットについては、ニーズもなかったが、機体に魅力がなかっ
た。次期固体ロケットの開発にあたっては、このことについても念頭に置いて
進めて欲しい。
【JAXA(ジャクサ)(河内山)】 了解した。
=======================================
GX プロジェクト( J-2 進化)と次期固体ロケットはつくづく絡んでいるなあ。
もう、J-X 系列はいいよ。ビジネスなんていわないで LNG エンジン開発プロ
ジェクト割り切ってくれ。試験機 2,3 機で十分。将来の LNG ブースターのデー
タとれれば良し。
LNGブースターというのもまた過去の幻影にすぎんのではなかろうか
・LNGブースター
・ケロシンブースター
・個体ブースター
一番金が掛かるのをやろう
LNGやケロシンやるなら、ある程度まで小型の目処が付いた所で
大型の研究に入るのが一番だと思う。
小型は仮に実用化しても、使い道が無い。
せいぜい将来、宇宙船用に用意するとして、
さっさと大型の研究すべし。
>>115 MVのような大型ロケットでは、持て余すプロジェクトが多数有り、
ISAS内部で不満がでていた。それに旧NASDAのミッション等を加えると、
年3回の打上げ需要がある、ということで新固体ロケット開発が決った。
何処に使い道が無いなんて言う言葉がでてくる余地があるんだ?
M-VA年3発は使い道が無いとし、新型固体は年3発使い道があるとしている件について説明を
値段なんて10億円も変わらないんだし
>>116 115はLNGやケロシンエンジンの話だと思うんだが・・・
>>116 日本語が読めない人間が
何故レスを付けてるんだ?
>>117 馬鹿馬鹿しい、MV改が安くなるなんて的川先生のヨタだろ。
誰にも相手にされていないじゃん。
第一65億の筈のMVが100億を越えるという話はどう説明できる?
>>120 100億ってのは、PLANET-Cを打ち上げるためだけに
内之浦のM-V関連設備を維持し続けるコストも含んでじゃなかったか?
>>121 そう言うこと、内之浦だけじゃなくメーカ負担も含んでいるんだろうがな。
MVは特殊な仕様のため余計な費用が発生すると言うことでしょ。
H2AのコストはSRBより本体だよな。
NASDA案に、大型LNG+LE-7Aエアスタートの1.5段式のアイデアが
あったと思うけど、これを応用できないかな?
リフトオフはSRB-A x2本or4本のみ、空中でMB-60 or LE-5Bの点火、
液体エンジンは1段のみで軌道まで到達。
>>123 そのアイディア、SRB-A 燃焼終末機の加速度と動圧が過大になる。
SRB-A の推力約 200 トン。
これで、 LE-5B + 燃料タンク約20トンに対する加速度は SRB-A 1本でも 10G
実際には SRB-A の空虚質量 10 トン程度あるけど、それでも加速度 6G 以上。
ましてや SRB-A 2本では厳し過ぎる。
SRB-A 3本にして2本を地上点火、燃焼後残りの1本点火かなあ。
それでも LE-5B + 燃料タンク約20トンじゃあ厳しいので、構造強化するか、
燃料タンクを大きくするか、SRB-A2 使うか、対策は必要。
打ち上げ能力としては LEO 5トン程度かな。
わかりやすいようにまとめてみよう
28億 新型個体 2発/年
30億 M-VA 3発/年
65億 M-V単価
80億 M-V単価+運用費
85億 H-IIA単価
100億 H-IIA単価+運用費
100億? M-Vの価格+運用費+2010年までの設備維持費
百数十億〜 H-IIA単価+運用費+設備維持費
120億 新型個体機体・全システム開発費+初号機打ち上げ費
160億 M-V開発費
500億? GX開発費予想
1000億 H-IIA開発費
2000億 H-II開発費
>>125 これは議論として怪しい。
「ペイロード質量は不明であるが、H-IIA標準型のLEO投入能力が10tであり、
今回の増強型はそれより大きい能力であろうが、極軌道へのミッションである
ことも考慮して同じ10tと仮定する。」
極軌道へのミッションで今まであげられた最大のものは
H-IIA F8 「だいち」
約4トン。
おいおい。
H2A202、SSO投入能力800kmで夏3.6t、夏以外4.4tとなっている。
(GTOが4.1t)
星島さんのコラム一応貼っとく
http://www.geocities.com/hhoshi001/content/next_gen_final.html >固体ロケットは日本が唯一100%国産化できる素地をもつロケットだ。液体ロケットはソフトウェアが海外の
>大型液体ロケットのものをパッケージとして輸入・改造使用しており、許可がないと打上げられない。
>固体を失えば国際的ロケットの地位は落ちる。しかしJAXAはSRB-Aの製造インフラが実質外国企業で
>ソフトも外国製である事実を隠し、SRB-Aを流用した失敗作J-1の再来を進めている。固体を育てた
>宇宙科学研究本部の方に固体ロケット技術があるにも関わらず、魑魅魍魎な計画を掲げて実質的な
>宇宙研とM-V潰しと科学衛星計画を遅延させた責任は追求すべきかもしれない。
星島センセも思い込みが激しいからなぁ・・・
あと「AAはBBでCCと言われている」という言い回しが異様に多い。
あんたは噂話で飯を食う芸能キャスターかと突っ込みたくなる。
>>129で紹介されたサイトを見てみたが支離滅裂だね。
大型衛星の需要が減っていると言いながら、ETSよりもっと大きな奴があるとか、
小型で開発して大型にフィードバックしているとか、ドッチヤネンと突っ込み入れたくなるな。
第一新固体ロケットが何の目的で計画されているのか、故意に無視しているんだろうか?
まあ、そのサイト、いろいろ海外事情を紹介してくれているし
面白いには面白いんだけどな。エアワールドも最近毎月買ってるしw
ただ漏れ的には「ロケットの発射場所が海岸にあるのは海水を電気分解して
LH/LOXを生産するのを見越してのことだ」的な記述を見て
この人の言を真に受けるのは止めようと思った。
国産(大型液体)ロケット ってことだろ
端折る部分間違えてるなw
>>129 一応マトモに反論しとくと、H-IIA の初期( 2003 年前後)に
アメリカから日本のロケットにはアメリカの技術が一部使われているとして、
「1970年代にロケットの技術移転に関する日米協定で、日本のロケットでは
アメリカの許可なしに海外の衛星が打ち上げられない。」
との古証文持ち出して再確認しろと圧力かけたことがある。
その時は H-IIA だけでなく、 M-V も入っていた。
ロケットに必要な部品の輸出許可がでなかったというか、遅延していた。
多分、アメリカの言い分通らなかったはず。
輸出差し止め食らった部品は SSB だが、これは当初選定過程で、
国産1機種、アメリカ産2機種
の中から選んだ事情あるんで、必要なら国産化しますよとでも返事して立ち消えになったのでは?
つづき
>>136 H-IIA に関しては必要なら国産化比率高めることはできそうだが、
GX は第1段まるごと海外製(エンジンロシア、タンクアメリカ)なので、
GX に関しては星島さんの
>>129 の懸念は当たっている。
仮に GX で国外の衛星打ち上げるとすると、ロッキードのおこぼれ期待する以外にはないだろう。
それから、射場にはロシア人技術者がはりつく。アトラス III/V の実例からもそうだ。
>>129 このソフトウェアを輸入するってなに? そんな話聞いたことないけどなあ。
それに、少なくともこの星島さん、H-IIのLE-7はすばらしいとか言ってなかったっけ?
まあ、液体ロケット技術をちゃんと保持しなきゃいけないっていう主張だけは正しいかもしれないけど
そのために言ってることが滅茶苦茶すぎてなんともかんとも。
こういう、嘘が多い人に固体ロケット技術をプッシュされ続けると
逆に固体ロケット技術の、政策的な信頼が落ちそうで嫌だよ。
GXと勘違いしているんだろ。
新固体の方のアビオニクスはH2Aと共通のはずだから。
>>139 それ怪しくない?
環境面でH-IIAのアビオが無改造で全段固体に乗せられるとも思えん
>>140 知らんよ、JAXAがそう言っているからそうだと思って悪いのかい?
物理法則も平気で無視する今のJAXAの発表を信じられる理由を教えてくれないか
>>140 改造してもそれでH-2Aに使えれば別にいいんじゃないか?
>143 MVはロバスト制御、H2系統はその前の制御理論(確か) 出典 jaxa's011の森田センセの記事
なのでH2Aのものを新型固体と同等にアップデート、というやり方なら成り立つ。つかそうして
逆は無理、どうしたってブレの出る固体モーターを液体用の制御システムってのは…
>146 やはり難しいか…
全段固体2段ロケットの話しと言いH-IIAアビオ転用の話しと言い
筑波から出てくる情報って工学面でアホ全開な物が多いよな
技術の「ぎ」の字も知らないお役人が喋っているみたいな感じ
>>148 うむ、そうだな。H-IIAアビオ転用とかSRB-A転用なんて
いふ馬鹿な考えはやめてもらいたいものだ。
なんでJAXAってのはかような救いようのないバカ集団になってしまったんだろうか
これじゃ税ドロ団体と言われても仕方ないよ
一度こっぴどくぶっとばしてやらないといけないな
少なくともこのスレに集っている者よりは頭良いだろ。
>>153 学識ではたぶんそうだろう。智慧という面では優っていると思われる
御仁も・・・多々。それだけJAXAの判断には疑問が多々存在する。
>>154 学識と智慧の違い。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」(ビスマルク)
# 私のうろ覚えだが、「愚者は自分の失敗から学び」
# だったような。
学識はたっぷりあっても、経験や歴史を無視して強引に行動するととんでもないポカをするものだ。
是非旧 NASDA 系列の方々には J-1 プロジェクトの経験(失敗)から学んで欲しいものですな。
宇宙開発委員会でも指摘されてますな。
>>112
>>146 すみません、ロバスト制御を使うと何が良くなるの?
固体ロケットへの搭載を考えるならばM-Vのアビオをベースにするしかないわけで…
工学面で見るならM-Vのアビオをディスコンの恐れのある部品を排除・低コスト化する方向で再設計だな
>>157 イレギュラー(機体誤差、外乱等)に強い
安くて信頼性があって安定供給されるのであればそれでよかろ
ベースがどっちかなんてこだわるのは馬鹿馬鹿しい
まああえてこだわって語るのが面白いところなんではあるがw
161 :
NASAしさん:2007/01/30(火) 23:07:33
このあと、11:30からNHKで各国の宇宙開発についてやるぞ。
162 :
NASAしさん:2007/01/31(水) 01:15:10
M−Vの制御は川口先生とか森田先生が尽力され、最先端の制御理論
を導入しています。例えば、
ttp://www.isas.jaxa.jp/ISASnews/No.193/ken-kyu.html 固体ロケットは一度火がついたら出力調整が出来ない上に、推力が大きいため、
個体差(製造ばらつき)に弱く、制御も難しいようです。
従来の古典制御・現代制御は、理想的な状態での制御は得意なのですが、
逆に理想的な状態から外れた場合に、不安定にならないようにする事が、
難しいという欠点がありました。
いろいろなばらつきが生じた条件での安定を重視した制御が「ロバスト
(安定)性の高い制御」です。最近では重宝されていろいろなところで
使われています。劣化した機械でもそこそこの性能を出し切ることが
出来ます(車のダンパーの制御とか)。
ロケットで不安定な場合の極限は、ロケットが途中で折れたとかになります。森田先生
だったかは、「ロケットは客車を機関車が押して、全速力で走るようなもの」と例えて
いました。ロバスト制御の代表例としてはH無限大制御、あるいはHインフィニティ
制御等でぐぐるといろいろ出てきます。
ロバストだかなんだか知らんが、いいソフトウェアなら
新しいものには使えばいいだけのことだろ
どんな制御しようが途中で折れたらもうダメだろ
>>162 液体ロケットだと燃料が動く分が計算に入ってないとどっかで見たような気がするが、
まあその辺は計算機の容量と能力があれば何とでもなるだろうな
この国はもうだめかもわからんね
隣国の政治家も仰ってたけど
50年後にはもうなくなっているかもねー ニッポン w
>>166 新型固体がなにやらM-VI化してきたのを潰そうと必死な筑波だな
やっぱ世直しには天の声が必要か…orz
大日本帝国が復活しているってか(笑)
>>169 >新型固体がなにやらM-VI化してきた
ほんまかいな・・・
あんなSRB-Aもどきが、日本が世界に誇るM-Vの後釜M-VIになれるはずがない。
>>171 森田氏が宇宙開発委員会でSRBを利用して将来はMV並の物を作りたいとしゃべって、
本来の方針と外れているとたしなめられていたな。
>>173 本来の方針と違うというのも訳わからんな。M-Vは経済的にコストパフォーマンスが悪く
手間がかかりすぎる故の廃止ではなかったのか
安くて高性能なら別に問題ない
>162 でも機関車列車のくだりだけはドイツ他に鼻で笑われる、欧州だと推進運転で200km/h普通に出しているから(つまらん揚げ足取りだな w
>163 あったらいいねー、箱入りの固体ロケット制御ソフト
>171>173 srb-aを打ち上げ用にモディファイしていくと必然的にMV並みになると思うが
それをそっくりH2Aに戻してやると202でも500kg位LEOが稼げそうな気がする
「はやぶさ」って何か日露戦争での勝利って感じがするんだよね。
そして今のJAXAは昭和初期の日本。
>>175 H2A202で必要とされるのは能力うぷではなくコストダウンかと
その方向での提案をお願いしたいところだ
>176のいわんとするところは。。。
列強の時代において、先の大戦が不可避であったのは歴史の趨勢が示すとおりであるが、
果たして昭和初期の日本だけが大戦を避ける道筋を構築できたのか甚だ疑問だ。
すなわち、まるで運命に引き摺られるがごとくJAXAもまたいつか来た道を。。。
>177
ではひとつ。
H2AではLE7Aというそれなりに高性能だが高価なエンジンを用いており、また、種子島には
液体水素のプラントが無いため、その供給は非常に困難。
なので、1段目にはケロシン液酸を使う世界的に実績のあるエンジンRD180を用い、
2段目は、比較的供給の楽なLNGを燃料としたエンジンを用いる事によりかなりのコストダウンが見込まれる。
GXロケットのような気もするが気のせいだ。w
いや、1段目をRD180にすげ替えたらブースターも要らないし、液水も使用量随分減るから
当面のコストダウンには最適と思う。
w
180 :
176:2007/02/02(金) 00:19:37
>>178氏
その通り。
そして、青年の志で薄氷の勝利を収めた日露戦争と、
「志あってのギリギリの勝利」だった過去の成果に慢心し、
「勝てるんだ」と言う数値的結果だけを元に、
官僚的社会になってしまった昭和初期と言う意味でも。
LE-7Aの二段燃焼サイクルを止めてシンプルにし、またLNG燃料用に改造できないものか・・
これ以上H2Aを値下げするには、メインエンジンと燃料に手をつけるしか。
その構想はLE−7が完成する前から有った。今から20年前(N-IIの時代)の事だ。
今はGXを延期させながら、懸命に忘れようとしているところ。
>>179 種子島に液水プラントを作ったら、年間数回の打ち上げ以外は遊休設備になる。
それこそ死ぬほど高くなる罠。
でもNEDOと岩谷が国プロで天然ガスから水素を作る実験プラントを作るらしい……
まあみな知ってるとは思うが昔は種子島に水素プラントがあったんだよね
>>181 そういう研究をJAXA内でやるのは勝手だが、早急な実用化は止めて欲しいな。
せっかく上手く行ってるものを弄くっても、ろくな事にならない。
結局、単純にした分大型化して辻褄合わせる羽目になるわけで、
発生する開発費を考えると、トータルで低コストになるのか疑問。
ジリ貧に陥ってからあがいても手遅れなのだよ
上手くいっているときにこそ次の手に着手すべきなのだ
マレー半島進撃とか
>>186 あのなあ、、、
業績が悪くなった時になってから、なんか改善しようと思っても
金が捻出できないんだよ。好調な時に次世代への投資をしなきゃ駄目なのさ。
とはいえH-2Aは官需の打ち上げに成功しているだけで
民間の国際競争力がないのに好調というのもなにやら間違っているがな。
>182 岩谷のプラントはもう動いているのがあるみたいだけどね。
でも液水が余るからモタイナイじゃなくて、んじゃ、種子島のエネルギー供給は水素をメインにしましょう
位の剛胆さが無いと前には進めない気がする。内需で細々と喰う分には変なコストダウンより安定性追求でいいと思うけどね。
外に打って出るなら漁業権だの燃料だのでグダグダはいい加減片付けないと
>>189 その昔、石油から作る都市ガス(オイルガス)は70%が水素だった。
日本社会は過去に水素ガスからメタンガスに大転換したんだけどねぇ。
いまさら種子島の民生エネルギーを水素に戻すその案は、宅地を水田に変えるような愚考。
最後までオイルガスが残っていたのが北見市営ガスのような地方零細なワケで。
もっとも、NASDAの皆様は、日本国の都市ガスが水素→メタンに転換したから、
ロケットもH-II(水素)→GX(メタン)になると考えて、絶対にLNG推進系をモノにすると頑張っている。
これは飛行機大国のアメリカが翼付きシャトルに拘り続けたのと似ている。
それを言うならISASも固体ロケットに拘り続けなくてもいいではないか
VEGAのように最上段は液体にするとかしたほうがいいな気がするがな
>>188 >好調な時に次世代への投資をしなきゃ駄目なのさ。
それは内容によるんだよ。当然ながら。
今の旧NASDA系にはまったく期待できない。
>190 つか、種子島ってプロパンじゃないの?
宅地を水田に、の例えはホントそんな感じ。実際問題今から打ち上げするぞー、になると何日くらいで液水を集めれるんだろ?
>191 vegaの4段目は衛星内のアポジを外付けにした以上の意味は無いと思うが。
それはともかく、新型固体、特に2段は外付けアポジは本気で検討しないと全く使い物にならないとは思う
衛星が合わせるんじゃなくてロケットが合わせる、と言っている以上なおさら
あとは、推進剤詰めたモーターを非課税にするような特例作って作り置きをストックできればねー
>191
それはそのとおりだが、ISASの衛星の場合、
内蔵スラスタを「最上段液体エンジン」的な使い方をしてるね。
>>191 ISASの場合は現在のサイズで上段を液体化するより、今回は固体ロケットの能力を
発揮できる小型ロケットへ進む道を選択した。
2002年の日韓WCの管轄官庁が文部省だった為に、赤外線衛星の開発で人員不足になった
宇宙研に対して、半ば強制的に韓国人が送り込まれた経緯がありますから。
とりあえず宇宙研は、小形衛星と小型ロケットで仕切り直しするんでしょ。ご愁傷様です。
>>191 数年前からあるM-Vのオプショナル案だな。実現しなかったが
>>182 NEDO絡みの事業から片手に乗るアルコールストーブまでイワタニは手広いなあ。w
>>194 内蔵スラスタは衛星側のお仕事が増えるし今後小型固体で数を上げようと思ったら
軌道投入まではロケット側で面倒を見てあげたほうが顧客の確保に有利だ。
それに一品一様のスラスタを衛星につけるよりは共通品をロケット側で
用意してあげたほうがトータルコストも安くなると思うよ。
オプションとしては良いと思うがそれありきはいかがな物か
202 :
194:2007/02/04(日) 00:36:32
>>200 主旨了解。その上で、意見提案ですけど、M-Vには、
「あかり」と「ひので」での第三段反転運用の違いがありましたよね。
新固体やGXには、こんな「衛星の事情に合わせた弾性的な運用」が期待できない訳です。
結局、たしかに、全段固体で、軌道調整を衛星のスラスタにお願いする、と言うのも、酷ですけど、
ISASの「イージーオーダーでロケットを作る」と言うシステムは、日本の打ち上げ規模を
考えた際、アメリカやロシアに対する付加価値として、少々の打ち上げコストを帳消しに出来る
アドバンテージだと思うのですが、いかがでしょう。
大量生産のDRAMを生産してては、価格勝負になる、
だからASICで勝負。と言う、日本の半導体ビジネスのような
話ですが・・・。
203 :
194:2007/02/04(日) 00:41:17
>>200 主旨了解。その上で、意見提案ですけど、M-Vには、
「あかり」と「ひので」での第三段反転運用の違いがありましたよね。
新固体やGXには、こんな「衛星の事情に合わせた弾性的な運用」が期待できない訳です。
たしかに、全段固体で、軌道調整を衛星のスラスタにお願いする、と言うのは、酷ですけど、
ISASの「イージーオーダーでロケットを作る」と言うシステムは、日本の打ち上げ規模を
考えた際、アメリカやロシアに対する少々の打ち上げコストを帳消しに出来る
アドバンテージだと思うのですが、いかがでしょう。
大量生産のDRAMを生産してては、価格勝負になる、 だからASICで勝負。
と言う、日本の半導体ビジネスのような話ですが・・・。
でも、もう、現に日本のハイテクビジネスの潮流は「大量生産」じゃなくて
「設計技術を生かした顧客に合わせた細かなカスタマイズ」になってるんですよね。
そう考えると、今のJAXAの戦略は、1980年代までの日本のビジネスモデルだと言う気がします。
204 :
194:2007/02/04(日) 00:46:39
どっちみち、日本がどんなロケットを作っても、海外より高くなると思うのですよ。
で、幸い、M-Vは、これから世界が打ち上げる衛星のボリュームゾーンを占めている。
ここから先は、ISASでは無い、別機関を想定しているのですが、衛星の設計段階から
コンサルティングを行い、それにともなって、ロケットのカスタマイズを行う組織が
日本にあってもおかしくないような気がします。
衛星とロケットをトータルで最適化してカスタマイズすると
衛星の開発が遅れてそれ専用ロケットが不良在庫と化したり
衛星を他のロケットで上げたくても出来ないという問題が発生する。
ISAS専用打ち上げロケットならそれでも済んだと思うが
商売としてやるならいかがなもんかなと思うよ。
衛星のスラスタを最終段としてペイロードを稼ぐ手法はアリアンでも使われているし日本だけの物でもない
特殊なロケットだから、多少高くなっても仕方ないし、格安は最初から目指していない雰囲気。
事実上、宇宙研という組織のキャパが決まっている。その限られたリソースの中で、
科学衛星とロケットの両方を続けるために、ロケット打上げの省力化を目指す方針だし。
>>204 >ISASでは無い、別機関を想定している
防衛省、経済産業省etc
うーーん期待できないなー 思いつかん。やっぱ民間か
209 :
NASAしさん:2007/02/06(火) 21:44:10
某理事はとにかく安くとか言っていたような
シーランチ 109M$
アリアンV 211M$
ソユーズST 61M$
大逃亡3C 91M$
十分勝負になると思うが?
旧共産圏や欧米の打上げ費用がそんなに安いわけでは無いことを示したんだが?
>>215 トンあたりの打ち上げコストを計算して味噌
そんなの考慮済み
ならその考慮の根拠になる数字を出さないと意味無いだろ。
それ以前に、その価格はどこのサイトから?
>215 ソースヨロ(ホントおおまかなのでいいから)
今ユーロ高だから、H2A204が必要なGEO3tクラスのやや大型静止衛星なら値段だけなら十分勝負になる罠
$100M強だしね、204でも。
ま、オチは松浦タソとかが散々書き散らかしている罠、
某ボードでもシーラーンチに速攻電話、心中お察しします、で、打ち上げ案件の代替をウチで引き受ける用意がありますが、
程度の事は出来ないとねー。
>>223 去年12月に新型の打ち上げに成功して、今年は大型のを頑張る、ってなところじゃなかったっけ?
>>226 そこだと、H2A2022が109M$だな。
およそ130億円?
H2が259M$(300億円)と書いてある・・
でも同じサイトの別のシートだと、
ソユーズST 40M$
大逃亡3C 75M$
となってる。
結構アバウトなのかもな。
>>227 H2は邦貨150億円位だったがインフレと為替変動(確か80円/$)があったから、
そんなもんだろ。
$換算で出してある価格はいつのレートで算出してるかによって全然違う結果になるからな・・・。
まあ、物価変動もあるし、単純に比較するのは難しいやね。
保険もあるし。
相当正確な数値と踏んでいるよ。
>>215 H-IIAはSSO能力が厳しいかな。202でソユーズとまったく能力同じだし。
種子島以外からならいけるんじゃね
>>232 しかし、クリスマス島は一向に整備されず、
現実には種子島から打ち上げざるを得ない。
クリスマスは中国に寄付しました。
中国とは言っても中華民国だな。
キリバス共和国は2003年に台湾と国交を結んだ。
支那は即日キリバスとの断交を宣言。
そこで、台湾のものは俺のもの理論とか来たりして
ドニエプル一発約10億円
ロコット一発約12億円
これらに勝つのは難しい。
239 :
NASAしさん:2007/02/21(水) 19:24:34
rokotの打上げ価格は18M$というデータもある、
まそれでも勝つのは無理だな。
jaxaもあれはICBM転用だから数に限りがあると言訳していたな。
数に限りって・・・1万発くらいはあったんじゃなかったか。
それより新規生産されてないので老朽化の方が心配だが。
別に勝てなくても何ら問題無いけど、一発70億はやっぱ厳しいわな。
能力同等で35億、やや落ち25億が妥当か。なので3段式28億予定の新型が予定通りな事を期待してる。
つかH2Aでの探査機打ち上げにあんまりにも不安要素が多くてさっさと作ってもらわないと。
打ち上げ確率まで考えたらH2Aも500kg程度がせいぜいって…
242 :
NASAしさん:2007/02/23(金) 01:14:03
>>241 500kgで十分とのisasの要望が主となったプロジェクトだろ。
243 :
242:2007/02/23(金) 04:12:11
御免探査機だったな、一応火星軌道で1ton強らしいが、
キックモータ欲しいよな。
>>240 いくらソ連だってICBMを一万発も造らねえだろww
245 :
NASAしさん:2007/02/23(金) 11:19:36
start1で運搬体(ICBM,SLBM,戦略爆撃機)を米ソ各1600基に削減する事になり、
ソ連はSS-18を308から154に減らした。
別に能力が大きければ、リアクションホイールとか冗長構成にすることも出来るし。
500kgで十分なんて今までの不具合をみると言い切れない。
07/02/23読売新聞朝刊 解説
国のロケット戦略 より抜粋 解説部 知野恵子
文部科学省の宇宙開発委員会はこのほど、日本のロケット戦略として、
20年先を見据えた報告書をまとめた。
----------------------------------------------------------------
戦略の主な特徴は二つある。一つは、これまではロケットの打ち上げ
能力に合わせて衛星を作ってきたが、これからは衛星がロケットを選ぶ
時代とした点だ。大型ロケットH2Aだけでなく、中型や小型ロケットの
必要性を打ち出し、「中」の役割を担うものとしてGX、「小」はM5後継機
とした。
----------------------------------------------------------------
それ読んだけどさ、H-IIB+デュアルフェアリングとかそう言う発想のない人が
記事書いたんだろうな。二段目のタンクをH-IIBの1段目と同じ太さにすれば
GTO 10tになる。
>>248 H-IIB そのままでも GTO 8t だし、
でも
HII-B のコスト < H-IIA のコスト X 2
今後、 H-IIA と H-IIB の役割どう位置付けるんだろう?
>>247 GX が20年以内に完成するのかい?
というのは別にして、中型ロケット = GX というのはかなり前からいっていることだが、実現はいつ?
H-IIA/B のデュアルローンチ、 トリプルローンチ使いやすくする方が合理的じゃない?
デュアルローンチとかまで来ると、再々着火が少しは生かされる
ミッションが出来そう。
>>248,249
デュアルロンチは、F6の後遺症でユーザ側はなかなかOKを出さない。
そのリスクより、コストを優先するんだったらその方が良いが。
いずれにせよ、H-IIAが何らかの理由で打てなくなっても
打てる体制にはしないとな。
ユーザー側ってそもそもユーザーって今のところJAXAと政府しか。。。
アリアンだって、デュアルだから安いし、あんなの単体だと高くて
使えない。
衛星のデュアルが嫌われるなら、有人と衛星の客貨混合でGO!
当分人は乗せないにしても、開発費用を国が出してくれれば
かなり解決するような気がする。
>>251 GX じゃあ、H-IIA (場合によっては M-V も)の代役は無理。
仮に開発がうまくいったとしても
LEO 能力からすると曲がりなりに可能に見えても、GTO 能力が貧弱。
# 惑星探査機とか、VSOP も無理。
GTO 能力補うためにキックモータつけると、H-IIA のコスト越してしまう。
ついでに1段目外国製という制約で海外の衛星打ち上げはアメリカ、ロシアに
打診の必要が出るし、ロシア技術者コミットするんで機密保持も苦しい。
GXの1段目はスロットリングして加速度を5.5Gに抑えているから、
1段目のタンクを大きくしたら、打ち上げ能力を大きく出来そう。
2段目を色々自主開発して載せ変える為の1段目の選定だと思うけど。
問題なのは、載せる2段目が(略
256 :
251:2007/02/23(金) 21:20:30
>>252 アリアンのデュアルはそれなりの根拠がある。
>>254 もちろんGTOへはH-IIAだけの現状に変わりはない。
SSOやLEOへの中小型のバックアップという意味だ。
今一番大事なユーザはどこかといえば、SSO中型。
最後の2行は乱暴な主張だと思う。
>>252 アリアンはアリアン4の実績と商業努力の上のデュアルローンチ
吹けば飛ぶような実績のH-IIAとは比較にならない
258 :
NASAしさん:2007/02/23(金) 22:33:29
>>257 Vは初期に何度も失敗しているがDUALが多い。
BSAT-2bもARTEMISと一緒に失敗している。
>>257 それでも客が付くのはこれまでの実績と商業努力の賜だろ?
日本にはどっちも欠けている
アリアンVは初期型の5Gでも、シングルロンチだともてあますからね。
逆に最強構成の5ESでもコスト的にはあまり変わらない。
だからデュアルロンチで打ち上げコストを半分ずつ負担するのが魅力的。
H-2A/Bだとブースタの追加でコストが跳ね上がるから、
デュアルロンチしてもそれほどお得にならない。
どこにブースター追加でコスト跳ね上がるという資料があるんだよ。
それに初期のアリアン5はGTO 5.9t
>>261 H-2A202で90億、H-2A204が130億だっけ?
アリアン5Gの頃はGTO2トン程度の衛星が主流だった。
最近衛星が大型化してるが、アリアン5Gの生産が終了したので
結局シングルロンチでアリアン5を使うにはよほどの大型衛星でないと無駄になる。
>>256 >
>>254 > もちろんGTOへはH-IIAだけの現状に変わりはない。
> SSOやLEOへの中小型のバックアップという意味だ。
>
> 今一番大事なユーザはどこかといえば、SSO中型。
といっても、GX は当初の計画より、どんどん SSO や LEO の能力も低下してますが?
H-IIA2024 のデュアルローンチのバックアップはもう無理でしょ、下手すりゃ、H-IIA202 の
デュアルローンチのバックアップもだめ。
# 大体、いつ完成するかまだメドがたっていない。
LNG 実証プロジェクトと割り切れば GX もまだ価値を認めるけど。
>>255 割り切って 2段目 LE-5B にすればそこそこ使えるものにはなるでしょ。
ATLAS - III/V と同様の構成にはなるけど、技術的にはマトモということで。
>>255 > GXの1段目はスロットリングして加速度を5.5Gに抑えているから、
> 1段目のタンクを大きくしたら、打ち上げ能力を大きく出来そう。
ああそうだ、GX の1段目は ATLAS-III の1段目転用だが、今生産中止。
ATLAS-V の1段目はタンク直径を大きくしている。
当初計画通り GX が完成していれば問題なかったが、これだけ遅れると、
古い生産ライン再開でコストアップか、改設計か?
>>266 なんか、どんどんJ-1みたいなことになっていくなあ。
まあ、仕方ないといえば仕方ないのかもしれないが、まさに税金の無駄使い?
おいおい仕方なくはないだろう
269 :
251:2007/02/24(土) 01:44:31
>>265 結果として、バックアップにならないほど能力が落ちたのなら
それはそれで良い。
MHI独占状態を避けるためにも、IHIの台頭が必要だし、
GXは、昨年末に国の重点技術に位置づけられたのも、
その流れの1つだ。
だから、LE-5Bを搭載する案は、技術的に優位であっても
国の戦略上、採用できない。
>>267 もともとプロジェクト名からして
J-1A --> J-2 --> GX
だからな。
実用中型ロケットという面では確かに税金の無駄使いだが、
LNG 実証プロジェクトと割り切ればまだ意義が認められるんじゃないか?
将来的に LNG ブースターにつながるんならそれはそれで結構。
>>270 底をいまだに割り切れないからスカタンに叩かれているんじゃないか
>>269 IHIに予算をつけたいなら、別にこのスレの主役である固体でよかったような?
LNGにつぎ込むだけの予算があれば、M-Vをさらに改良して真面目なLEO,SSO打ち上げ用の
ロケットとして作り直せたと思うんだが。
273 :
NASAしさん:2007/02/24(土) 03:08:46
>>262-264 保険を忘れたらいけないよ、
官の衛星は無保険で上げるが民の衛星は保険込みで無いと話にならないでしょ。
>>273 保険料と関係すると、アリアンV の信頼性もとくに高いわけではないが。
>>258 >
>>257 > Vは初期に何度も失敗しているがDUALが多い。
> BSAT-2bもARTEMISと一緒に失敗している。
アリアンV は、ソユーズ、アリアン IV の実績とは比較にならない。
そういえば、ARTEMIS は H-IIA 1号機で上げるという計画もあったな。
まあ、なんだな、H-II の連続2回失敗が響いているな。
それまでは海外からの20機発注という豪勢な話もあったから。
>>272 コストさえ妥当なら、使い道はいろいろあるな。
IKONOS も固体ロケットで上げられていたし。
H-IIシリーズの実績は、18機中15機成功の83.3%だから、まだまだ
低いよなぁ。
H-IIとH-IIAは分けて考えろよ!と言いたくなるけど、海外のサイトだと
H-IIとH-IIAをまとめてひとつの表にしているところが多い。
なんでアリアンの二段目燃焼時間が足りずに、
BS衛星が駄目になり、アルテミスはイオンエンジンで自力で
静止軌道に行ったフライトを成功と数えるのに、
H-IIの二段目燃焼が足らなかったフライトは失敗と数えるんだろうか。
指令破壊した機体は誰がみても失敗だが。
>>278 アリアンのは、少なくとも衛星1基が所定の軌道に到達できたけど、
H-II5号機は到達できなかった、という差があるな。
とはいえ、アリアンのほうも部分的成功とされている事が多いし、
H-II5号機も半失敗と表示されている事が多い。
H-II5号機で打ち上げられたかけはし(COMETS)も、GEOに到達できなかったとはいえ、
自力で遠地点高度を17.700km(近地点500km)まであげて、最低限のミッションはこなしている。
ただ、毎回地球の影に入るという過酷な運用でバッテリの寿命が早く尽き、
打ち上げ後約1年半で運用終了・停波がなされた。
M-VIをより大型化してコストを下げ、1段目はアリアンみたいな
H-IIAの巨大ブースターとして使えるようにするのはどうですかね。
282 :
NASAしさん:2007/02/24(土) 15:06:07
>>278 え、普通に失敗だろ。成功と評価している人居るの?
アリアンは成功というらしい。
それよりH-IIA成功おめ。久しぶりのデュアルローンチもうまくいったか。
>>280 ・大型化してしまうと保安の関係上国内での打ち上げが厳しくなる
・現状筑波のえらい人が首を縦に振ってくれる可能性が低い
・H-IIAがハイパワーブースターに耐えられない可能性が高い
>284 H2A204が無事あがった今、ハイパワーなSRB-B(仮称)として新型固体の1段目を採用するのはアリと思うが
低軌道で300kg位は稼げるんじゃない?
>242余談 のぞみはやぶさの500kg縛りが探査機の重大な故障を招いた、筈なのにどっから出て来たんだろう、筑波の500kg云々って
(敢えて低軌道と探査機をまぜこぜにした物言いをしています、なんか筑波の事務方は判っていないみたいだし)
でも探査機なんて軽いのが勝利なんだから、開き直って500kgでのトータルの冗長性を追求する方向で。
>>285 新型固体の1段目=SRB-Aだよ。高速燃焼タイプが考えられているのは新型固体の高性能化バージョン
202と同じ質量で204並みの推力を発生するわけだから204が大丈夫だからって大丈夫という理屈にはならない
ブースターおよび1段目強化すると、主に低軌道性能にそれが顕著に出る。
ということで、二段目のタンクを大きくすることも出来る。
二段目の飛行はほぼ重力無視できるから、
要するに下を強化したら、上も強化しないとGTOや惑星間軌道能力は
強化されない。したがって、H-IIBの今の設計は本当にHTV専用で
GTO考慮するなら二段目太くしないともったいない。
288 :
NASAしさん:2007/02/24(土) 21:56:19
>>288 二段目に関して言えば、ただ推力が大きいのはあんまり意味がない。
たしかにMB-XXの比推力の高さはいいが。
現状、二段目のタンクが小さすぎ。アメリカのセントールなんて
推力はLE-5Bの半分しかない。が、噴射時間でカバーしている。
LE-5Bはデルタの上段用として使いたいと話がきたくらいだし
エンジン自体は上出来。
290 :
NASAしさん:2007/02/24(土) 23:11:56
5mΦ2段目の話をしているんですが。
>27
アリアンスペース自身はアルテミスの回も含めて4回失敗(G型は3回)でカウントしてる
>278だ
つうか、情報収集衛星、SSO1トン級なら、M-Vに振動対策施したやつを
種子島に新設したランチャ?からボカスカ打ち上げたら済む話じゃないのか?
こんな事言っても今更・・・。なんだが、
「全段固体・SSO1トン級」と言う非常に使いでのあるロケットを
わざわざ殺すのって・・・。
4ドアセダン(M-V)を取り上げて、代わりにバス(H-2A)を与え、
将来はF1カー(GX)と原付(新固体)がやって来るから満足しとけって
変な話だよな。
たとえるならこうだろ
M-V・・・2シーター軽
H-2A・・・4ドアセダン
GX・・・リッターカー
新個体・・・原付スクーター
>>285 いあ、ISAS側としてLEO500kg程度の衛星で数を上げたいという要望は出てた。
ハイ&ローミックスで行きたいって話だったんだが、
でかい方はH-2A使えばいいんじゃねって話になって以下略
まあ、MHIのH-2A移管に伴う営業努力もあったんだけど。
>>295 もはやGXのSSOは1トンまで低下してる、M-Vと実質の打ち上げ能力は変わらない。
それから、情報収集衛星の場合、光学とレーダーは異なった軌道を飛ばせたいから
本来なら、ディアルローンチはふさわしくない。
わざわざ2個打ち上げてるのは、H-2Aの能力が過剰だから。
本来、静止衛星専用のH-2Aは、クルマに例えると高速道路専用の
3LオーバーGTカーって雰囲気で良いと思う。
惑星間500kg、SSO1トンのM-Vは、ちょっと能力不足なのは確かだけど、
静止衛星用途以外には一番手頃かと思う。
>>296 だよな。
大型:H-2A、中型:M-VA、小型:M-V Lite 研究開発:GX
でやりゃよかったのに
大型:H-2A、中型:GX、小型:新固体
になった不思議。
>>297 > 大型:H-2A、中型:M-VA、小型:M-V Lite 研究開発:GX
三菱が見たら卒倒するだろうなぁ。
H-IIA以外全部IHIじゃん。
> 大型:H-2A、中型:GX、小型:新固体
これだとバランスがいい。新個体はSRB-A流用なので、H-IIAコスト削減にも
寄与するし。
という、技術もへったくれもない奇妙なバランス感覚の産物かとw
最近のJAXAは技術的に正しくない方向へ進むのがお好きなようだからな
>>297 これまで言われていたいわゆるM-VAの予測性能は現在LEO 3t
現在のM-V並みと言われているGXの予測性能を余裕で越えている
3段故にSSOも得意とするし
ダンパー積んでもGXを越える事はほぼ間違いないのではなかろうか
H-IIAってダンプカーな印象が…重い物運べるけど図体の割に速度稼ぐのは苦手
M-VはF1カー…あまり重い物積めないしカリカリチューンが必要だが小型ながら速度は出る
M-VAの予測性能がどんどん上がっているのはどういうことだか。
逃がした魚は大きいというか、希望的観測を積み重ねすぎてないか?
大型・中型・小型で分類するからややこしいんだよね。
必要とされてる軌道と衛星の大きさで分類すると、
・GTO2トン級(全液体2段が最適解)
・SSO1トン+α級(=惑星間500kg+α)級(最上段のみ液体3段が最適解)
・LEO500kg級(全固体3段が最適解)
結局、このラインナップだと思う。
いわゆるM-VA構想では1段目のモータケースがCFRP化され大幅に軽くなる
これは1段目にブースターを付けたに等しい効果が見込め性能が上がらない方がおかしい
>>302 M-Vの強化構想とごっちゃになっている気が。
M-VAは単純なM-Vをベースにした商業打上機の構想だったが。
M-Vなら、1段目を3セグメント化するとかCFRP化するとか強化試案はいくつかあったが・・・。
>>301 惑星間軌道なら能力最優先で固体キックモータじゃ?
>>303 整理した方が良さそうだね
M-V:LEO 1.8-2.3t M-V-7にて運用終了
M-V Lite:LEO 0.5t 計画倒れ
M-VA:LEO 1.8t? 1段目CFRP化、低コスト版M-V、商業化、民間移管、計画倒れ
新型固体:LEO 1.3t 1段目SRB-A転用、低コスト化、運用簡略化、構想中
新型固体強化版:LEO 3t 1段目CFRPケース、低コスト化、運用簡略化、1段目高速燃焼推薬充填、構想中
能力さえ出てこなかった物を入れるとM-Vセグメント増とか、上段液体化とかもあるな
上段液体化するとなると地上設備の増設と軽くて高比推力の液体エンジンの開発が鍵かな
>新型固体:LEO 1.3t 1段目SRB-A転用、低コスト化、運用簡略化、構想中
嘘書くなよ〜
>>305 M-VAのCFRP化ってなんかソースある?
308 :
NASAしさん:2007/02/25(日) 21:20:18
>>297 なんで異なる軌道が良いの?
おれは逆に同一対象を異なったシステムで撮像するために、
故意に同一軌道に置いているのか?
と考えていたんだが。
>>306 確かに嘘だな、確かLEO1.8tだったはずだ。
>308
光学は大気の状態が安定してるお昼前に上空を通過するようにを飛ぶ。
レーダーは夕方に上空を通過するように飛ぶ
(そうすると太陽電池のパドルが固定で済む)
>>308 よく考えてみろよ。同じ軌道に載せるのなら、一つの衛星に光学機能と
レーダー機能を持たせれば済む話だろ。
これらのデュアルローンチは、単純なロジックだけでも疑問がある。
>307 脳内じゃないかなー、MVAはあくまで生産最適化構想だし、1段目CFRP化は次のステップ
>306 ま、「3段」と但し書きを書かないとね
>305 SRB-Aは自動的にCFRPのケースと思うぞ
>298 RD180を引っ張って来てMV並みの性能しか出ないってのも、さすがにロシアにあきれられそう
別にMVの2段目まで流用して3段目をLNGでもいいと思うんだけどねー、縦に積んだ固体ブースターって事で
312 :
NASAしさん:2007/02/25(日) 21:47:53
>312
一つのバスにまとめるなら、地球観測衛星
「みどり」のバスを流用できそうなものなのに、むしろ不自然。
>314 失礼、MVAのCFRPはちゃんと書いてあったね。
にしても改めて読むとSRB-Aの流用だわな、isasニュースの話
&
役人を説得する方便があるなら、あんまりにもあんまりな2段式衛星打ち上げ用固体ロケットは
何事も無かったように3段以上式に切り替えて欲しいけど。
SRB-A+M34b+KM-V1あたりでSSO500kg逝けないかなー、まぁ余裕を見て600kg位なら許される?
(ソーラーセイルが600kgの予定)
317 :
NASAしさん:2007/02/25(日) 22:23:57
>>314 あちこちで俺の書込みにソース、ソースいい加減にしろ。
>>314 トン。
これ読むと単純なM-Vの商業化といえないくらいの改設計になってる気がする・・・。
>>314の読むとISAS内でもM-VAは種子島移転でまとまってたのな。
M-V Liteだけ内之浦だったのか?
320 :
NASAしさん:2007/02/25(日) 23:10:35
SRBを使うこともISASの方針だったみたいだね。
的川先生とか森田先生はISASでは非主流派だったのかね。
>>284 > ・H-IIAがハイパワーブースターに耐えられない可能性が高い
これはバランスの問題だな。現設計では駄目だが、アリアン V のように
1段目タンクを大型化すればほぼ問題なし。
それにもとの
>>280 にはの巨大ブースターとあり、ハイパワーブースターとは若干違う。
確か別のスレだったか、H-IIB で1段目メインエンジン1基は可能かという問題提起あったな。
アリアン V の構成からするとあり得るかな。
やや打ち上げ能力低下するけど、コストは下がる。
323 :
NASAしさん:2007/03/01(木) 01:09:00
>323 星野さん、もぉ…サイコー!!! オチの通産主導に汁、なんてもぉ悶絶モノ!! www
とりあえずVEGAが1段目増強計画まで持っているのに驚いた。
あとは新型固体は最終的に2t/15億あたりを目指してください、と。wiiのジャイロ使ってさw
オプションで600kgの探査機を30億で上げれれば尚喜。
>>325 傑作だ、エプリールフールのジョークに引っかかるとは。
よくエアワールドも、あんな眉唾な連載続けるよな。
松浦氏に切り替えてもらった方が、手に入る情報が増えて読者として助かるのに。
いい加減デマにはあきた。
松浦たんも私見が情報に優先するからあんまり変わらんよ
ただまあその私見は金を払うに値するものがあるがな
>327 一種のゴシップ誌、いや、同人誌か? w
ネタとして見れば面白いハナシは一杯あるし、ミサイルの広告なんて他でそう見れる物じゃないからいいんじゃw
星島さんも意図的に新型固体3段構想を書かないとかやってるけど(本人情報操作のつもり?)
それは松浦さんも同様な事やってるし。あの人は思い込みが激しいからある意味もっとタチ悪い。
(ご本人が見てたらスマソw)
幸いNASDAシンパも居るから適当に情報を照らし合わせたら程よく妄想まじりのヲタ的に満足できるネタが出来るしいいんじゃ。
少なくとも各国の最近の固体ロケットの動向なんて、かなり価値ある資料。
>>329 電波でも良いけど、使い古しの電波は要らん!新鮮な電波を希望〜。
使い古しの電波(固体燃料ロケットネタということでカンベン )
中距離弾道ミサイル東風21号(DF-21)転用100kg以下衛星打ち上げ
ビジネス用小型固体燃料ロケットと称する「KT-1」開拓者1号の軌跡
・2002/09/15 「KT-1」開拓者1号-1(2段?固体ロケット) 実験の成否不明 山西省太原
・2003/09/16 「KT-1」開拓者1号-2(4段?固体ロケット) 実験の成否不明 山西省太原
・2004?or/5? 「KT-1」開拓者1号-3(4段?固体ロケット) 実験の成否不明 不明
・2007/01/12 「KT-1」開拓者1号-4(4段?固体ロケット) 使い古しの衛星破壊 四川省西昌
「KT-2」(DF-31ベース)さらに「KT-2A」(DF-31Aベース)と続くのかは不明
>>331 某氏の
>固体ロケットを使って地球周回軌道投入を目指す事は、想像を絶するほど高い技術を必要とする
を証明してくれているなw
333 :
NASAしさん:2007/03/06(火) 23:17:12
今更だが、ISASは1985年にM-3SIIロケットで第二宇宙速度達成だぜよ。
本当に出来るか知らないけどシャトルブースター一本でLEO 25t
というアレスIもすごいなぁ。
まぁ推力が半端じゃないが。
335 :
745:2007/03/07(水) 21:31:09
>>335 70年代というか
全段固体のスカウトは1961年に衛星打ち上げ成功ですよ。
ISASって気球も研究してるけど、気球でH50kmまであげてもらって
そっから点火したら軽いものなら起動に乗りそうじゃない?
>>339 あっ、そうか。
のじりんのちんふらは懐かしいな。若いころよく読んだよ。
ふーむ懐かしい、なつかしすぎるぅ・・・
185/70R14タイヤ〜 スタッドレス外したら〜 今日急に雪がふる〜 あーなつかしい…
>>339-340 ただ思いついただけです。
計算したら、かなり大きな気球になりそうで無理ですね
最初から膨張比の大きいノズルを使えるから多少は有利だけどね、気球1段目。
ハイパープレッシャー気球で是非。
343 :
341:2007/03/08(木) 00:12:29
>>342 どうもありがとう。とてもよく理解できた。
理解することは私の趣味の一つです。
>>343 死ね影武者。この板もID化してほしいものだ。
>>344 まったくですな。ID制にしてほしい。
どうしてこの板はIDにならないのだろうか。理由が知りたい。
知りたくて知りたくてたまらない。いまのところ。なぜなんだろうか。
>>346 ちっともよくない。
ところで、
344が「死ね影武者」などと言えるってのは
344は341本人。つまり337=341=344だね
また344と345のやり取りは、誰がどうみても自演。
自演好きの344は当然343と同一人物である可能性が高い。
そして337と338のやりとりも自演臭い。つまり自演だらけ。
俺の予想は当たっている?
でも気球って、点火時の位置を制御できないから、
広大な警戒区域が必要で、難しいらしい。
>350 本気でやるなら南鳥島あたりに拠点を設ければ良いような気もするけどね。
>>351 公海上でも避難勧告を出す必要はあるし。
353 :
NASAしさん:2007/03/10(土) 23:43:13
もともと沖縄に打ち上げ基地建設案もあったけど
返還前だったんで大事をとって種子島にしたんだっけ?
でも沖縄だったらGTO能力は少し上がってたかもしれないけど、
SSO能力はさらに遠回りしないといけないので落ちそう。
だいち後継機4基とか、GOSATか、情報収集衛星とか、
今後H-IIAで打ちあがる衛星は極軌道の物が多いですね。
GTOの衛星は、今のところWINDSくらい?
ひまわり後継機の話も、最近はぜんぜん話がでこないし。
つーかNHKとかJSATとかの国内の放送・通信衛星のカスタマーは
海外メーカの衛星・ロケットばかり使っているしなぁ。
#SELENEは、GTOっぽい軌道で打ちあがるんだっけ?
MTSAT1RとMTSAT2が軌道上に有るから次は当分無い筈
SPICAとかプラネットCはこれまた地球脱出軌道で状況は違うし。
クリスマス島を領有するキリバスには、中国(支那)と断交前に
中国の宇宙基地が有ったみたいだけど、それって使えないのか?
>>356 SELENE,PLANET-C 当たりは、地球脱出速度にできるだけ効率良くいって、地球公転面に
載せるということで GTO 近似軌道(修正いるけど)だろうな。
ひまわり後継機はこの間予備機も含め打ち上げたばかりだし、予定寿命5年、予備機含めると
10年だからなあ。
準天頂衛星は GTO 近似軌道のはず。
まだ予定はないけど「こだま」 DRTS 後継機は当然 GTO --> GEO 。
> だいち後継機4基とか、GOSAT
には 「こだま」 DRTS の増強必要では?
>>357 > SPICAとかプラネットCはこれまた地球脱出軌道で状況は違うし。
うーん、SPICA ねえ。
大陽 - 地球のラグランジュポイント使うんだっけ?
新型固体は「移動発射台」で北海道でも、なんてりじちょがほざいていたから
そこまで極端じゃ無くても固体用に北海道に作るのはアリかも。大樹でも落石岬でもお好きな所に
H2Aは無理でしょ、あの設備をもう一つ作るってそれはそれは…
SS520三段化案はどうなった?
先進的でないとして開発費が出ません!
民間で超小型衛星打ち上げビジネスやるとこ出てこないかな〜〜(リスクあり杉かw
>365
SS520バージョンアップ版でってことね
三段化したところでピギーバックと比較にならんほどの額になるだろう。
2億円級
>368 そん位で済む?前に2段目モーターだけで2億かかったってのを見た記憶が…多分開発費込みなんだろうけど。
硫黄島あたりでバカスカ打てば良いのに、とは思う、SSS520(仮称)。量産したら1億切るだろうし。
北緯25度の硫黄島じゃ大して打ち上げ能力変わらんでしょ。
もっと近場の無人島で結構かな。
>370 いや、漁業権とか、基地そのものの島でうるさい事言う輩がいないとかで。
訓練止められるから逆に五月蝿いような気がしないでもないが。w
そりゃ沖ノ鳥島使えればいいけどさ、硫黄島は飛行場も陸自もあるからねー
射点で爆発して島ごと吹き飛んだら困りすぎます
>>371 輸送費考えたら種子島の方が安上がりな気はする。
極軌道用にはやっぱり大樹町がいいと思うんだけど。
町も結構受け入れに積極的だと思う。
そうやってカムイを抹殺する策略ですね!
>>371 沖ノ鳥島は北緯20度だから、北緯約30度の内之浦や種子島に比べて
LEOでは4%ぐらい打ち上げ能力あがるかな。
いずれにしても微々たるもの。
>>373 結局、種子島が無難なのか。
沖ノ鳥島は漁業組合がないから、いつでも打ち上げられる
空飛ぶもの関係なら何飛ばしてもOKってな特区に東京都が申請してくれねぇかな
ただし死んでも自己責任、生命保険の対象外ってなかんじで
日本じゃ空飛ぶのも、飛ばすのも規制ありすぎ
ついでに、SSMとかASROCを常備して近寄ってくる国籍不明の船舶を誤射しても良し
>>376 >ついでに、SSMとかASROCを常備して近寄ってくる国籍不明の船舶を誤射しても良し
やるからには一撃で沈黙させないと国際問題にw
>>376 だけんど、、沖ノ鳥島は島というより岩礁といったほうが良い
べらぼうに狭い上に小舟以外は接岸もできない
SS520ならお船の上から発射したほうがマシなんじゃないか
どうせ船なら赤道まで行った方がいいんジャマイカ?
…ってそれなんてシーロンチ?
メガフロートで打ち上げなんて勘弁して欲しい…
まだ陸の孤島の方がいいよ
>381 何で? 発射状態である程度じっとしているだけでいいんだから。
でもメガフロートは逆に深さが無くて無理かもしれない。
海に出ている部分はごく僅かだけど、珊瑚礁そのものはそれなりの面積ある。
それこそ海上プラットホームを固定する位出来るかと。
あっ、貴重な陸を破壊する可能性も w
結局、絶海の孤島であるクリスマス島が最適なんだな。
漁業権も事実上無いし、アメリカ航路よりは近い。
ジャワあたりだと面倒が多すぎ。
ところで、特許庁のwebサイトで特許公開2003−20000を読むと解るけど、
実はM-V Liteって、衛星側にアポジモータ内蔵が前提なのね。
第一段目で誘導を行い、ほぼ垂直に上昇(おそらく到達高度200km程度かと).
で第二段目を姿勢制御、スピンアップ、アビオ分離→回収。
で、第二段目と三段目を一気に燃やして衛星を楕円軌道に載せる。
(ここまでが公表されてるM-V Lite構想)
その後、遠地点にてアポジを燃やして、あまりに低い近地点を修正。
この特許読んで愕然としたけど、こりゃ実現は難しいなあ。
>>380 よく考えよう。
何でたかがSS520もどきのためにメガフロートまで用意しなくちゃいかんの。
内之浦から今まで三百数十機の観測ロケット打ち上げてきてるんだし、
観測ロケットに毛が生えたようなSS520改なんぞ
がんばって話し合いをつけて内之浦から打ち上げではいいんでないの。
>何でたかがSS520もどきのためにメガフロートまで用意しなくちゃいかんの。
そういう利権をセットにしておくと計画が進みやすくなるのですよ。
>>386 メガフロートに利権があれば、関空も羽田沖合拡張も今頃メガフロート。
利権云々ならODA予算で現地に宇宙基地建設だろうねえ。
西太平洋地域に小型衛星多数を使ったインフラを構築とかなんとか。
>>384 楕円軌道からペリジアップして、所定の円軌道に入るってマニューバは
とりあえずM-V-6からは普通じゃなかったっけ?
>>388 そうだね。1周目でペリジアップマニューバをする事に特に問題はないはず
>384とか MVliteは衛星バスの共通化もあったような。軌道修正用のある程度大きいアポジも前提でしょ。
無論搭載機材の制限が極めて厳しくなるけど。150kgがせいぜい?
尤も新型固体2段版はそんなん問題にならないくらい衛星側に軌道修正能力を求められるけど。
どっかの理事はロケット側で軌道決定とか逝っていたけど、何をどうしたいんだろう?
>383 自国の領土であると何かと面倒が無いかと。位しかメリット無い罠、沖ノ鳥島だと。
国土の有効利用と言う点ではいいけど。
内之浦から打ち上げるべきだなSSS520
393 :
392:2007/03/18(日) 13:44:29
>>389 それはどうだろう…
他の人も言ってる実績ある方法は、遠地点で噴射して最終軌道にするというものだけど、
近地点高度はある程度確保してある。最初の遠地点で噴射しないとえらい事になる
ような近地点高度(100km位とか?)にするのはやってないはずだぞ。(記憶に無いだけなので
違ったら突っ込みよろしく)
だから、問題ないはず、というのはたとえ関係者がそう言っていたとしても「はず」の域を
超えないだろう。
>>392 >>384,388-389は1周前に宇宙機が全自動でマニューバを行いペリジアップする手法の事
M-V-4/ASTRO-Eはファーストパス以降にペリジアップマニューバを行う予定だった
M-V-6/ASTRO-EIIは1周前にペリジアップマニューバを行った
と地上での軌道決定前にマニューバを行うという点で言う点で決定的に違う
打ち上げ機の増速量の若干の不足をフォローできる可能性があると言う事でASTRO-Eの失敗を教訓に保険として導入された
ttp://www.sacj.org/openbbs/bbs51.html >No.872 :今回の打ち上げのハイライト
>投稿日 2005年7月6日(水)20時16分 投稿者 松浦晋也
>>394 宇宙の傑作機 アリアン4によるとペリジを極端に低くして1周前アポジでペリジを持ち上げるという
手法を使っていたとの記述があるが…
396 :
394:2007/03/18(日) 22:22:54
>>395 >宇宙の傑作機 アリアン4によるとペリジを極端に低くして1周前アポジでペリジを持ち上げるという
>手法を使っていたとの記述があるが…
いや、日本での話。以前ここでM-Vの打ち上げ能力向上策の話が出た時(前スレあたり?)
そういうのも考えられてはいる(いた)というのを聞いたことがあるんですが、
実際にやってみたりはしてないよね、という事で。
>>396 >>394は地上の支援を受けず宇宙機が勝手にマニューバする事をやっているか、いないか?って話じゃないの?
宇宙機任せのフルオートマニューバは最近のISASじゃ結構普通の事だと思うよ
はやぶさもやっているし
重さ300kgから500kg程度の衛星に軌道変更機能を組み込むのってどうだろう。
姿勢制御のスラスタで精一杯じゃないかな。
>>384 どの点が難しい?
あのクラスのロケット(全重量55トン)で、 LEO 500 kg は当たり前、というかややアンダースペック。
>第一段目で誘導を行い、ほぼ垂直に上昇(おそらく到達高度200km程度かと).
なら近地点としては特に低くはないな。
>>394 >近地点高度(100km位とか?)
そりゃむちゃだ。フェアリング開頭できない。せめて 150 km 必要。
逆にいえば、第一段目でほぼ垂直に上昇して、しばらく慣性飛行してから
第二段目と三段目を一気に燃やすコースはペイロード面では最適ではない。
わざわざこのコースを選んだのは、
>アビオ分離→回収。
のためで、技術的に突っ込むとするとこの部分の実現性ではないかな?
そもそもアビオの回収だけど、センサの値段が馬鹿高かった時代はともかく
今やマイクロチップの6軸加速度センサが塵のような値段で売っている時代
GPSも信じられないくらい安くなった。GPSも然り。
敢えて回収する必要はあるのだろうか、と言う気になる罠。
制御にしたって民生用でかなり強力な耐Gコンピュータがあるし。
因にLVliteの500kgは300×600kmの楕円軌道、250km円軌道だと600kg弱位?
太陽同期300kgだとミッション機材用には100kg位かな?まあ最低限使える位でしょうかね?
>>400 2割も増えるはずがない。550kgぐらい。
ちなみに実績では
M-V-4号機が250km×550kmへ1670kgのAstro-E
M-V-6号機が250km×550kmへ1707kgのAstro-EII
>>マイクロチップの6軸加速度センサが塵のような値段で
いや、その手のジャイロや加速度センサは精度や安定度が全然(何桁も)違いますから。
ロケットはおろか単なる産業機器でも使える用途は限られてるんです。
ま、北朝鮮ならミサイルに使うかも知れませんが。
>>400 前にNASAが8086をネットオークションで集めてたが、
もう作られてない古いチップを長持ちさせるために回
収する時代になったりして。
>>400 > そもそもアビオの回収だけど、センサの値段が馬鹿高かった時代はともかく
> 今やマイクロチップの6軸加速度センサが塵のような値段で売っている時代
ジャイロは、振動ジャイロはやたら安いが、精度はそこまで期待できない。
精度の期待できるレーザージャイロはそれなりに高いよ。
# リングレーザーの方が高い、ファイバーは温度ドリフトの問題がある。
機械式ジャイロでも精度必要な物は無闇と高いし。
GPS は短時間の応答性に問題あるんで、ロケット用にはジャイロ+加速度センサー系と組み合わせて使わないと。
大体、ロケットの姿勢変化大きいので、アンテナとかでも不向きじゃ?
# GPS は衛星用には使用実績あるが、ロケット用はどうだっけ?
ちなみに
「6軸加速度センサ」
を検索エンジンで引くと、携帯電話用の
「3軸地磁気センサと3軸加速度センサを超小型ワンパッケージ」
がでてくる。
さすがに要求仕様が違い過ぎるんじゃ?
話変わるけど、USCの保安距離の根拠って何だろう?
>>405 基準は知らんけどロケットの推進薬量から割り出しているのでは。
現在USCは射点から保安半径2.1kmを確保しているので、
USC(0.7平方km)の敷地を大きくはみ出して―外側の森林地帯や国道まで含んで設定しているね。
>405
MV 保安距離 でぐぐったら宇宙開発委員会のページが出てくるよ。
MVそのものの失敗時の不時着の直径が1300m、2次爆発の直径が700m、あわせて2km強。
平常作業時は1段目結合後でも230mだそうな。
SRB-Aに推薬を詰めても特例で運んでこれるんじゃないかな、これくらいなら。
道路も登坂付きになって、設計強度を大型車を複数停車しても大丈夫にしただろうから、
重量云々も特例でクリア出来そうな悪寒。
>404とか
なんか、Wiiの3軸センサはアメリカで宇宙用の審査を通ったとかどうとか。
値段が安ければ数を使って冗長性を上げれるし、ご丁寧にWiFiだから配線もいらない(物の例えだからねw)
そもそも20世紀に加速度センサがここまで安く高性能になるなんて誰も思っていなかったんだから、
あの当時はあれで正しい。
でも民生技術は儲けになると思ったら容赦ない進化をするから、ありがたく利用するのが手かと。
5年前ですら位置センサなんてボール使っていたんだから、誰が基盤実装用なんて想像できたやらやらw
>>406 それは良く言われるんだけど、打ち上げ時に見学所行くために
推薬が詰まったロケット+ヒドラジンが充填されている宇宙機の
横数百メートルを一般人がバンバン横切っているんだよな
万が一の安全性の確保という点では説得力弱いような気も…
>>407 保安距離だが、貴殿は全部、直径と半径を間違えてる。
上のurl、整備作業期間中の警戒区域 27ページによると
正しくは1段目結合後で半径230mだね。
打ち上げ時地上安全に係わる警戒区域に関する爆風などに対する保安距離 28ページ
爆風に対する保安距離 半径1060m
飛散物に対する保安距離(固体推薬と液体推薬が共存) 半径1355m
ファイアボールによる放射熱に対する保安距離 半径787m
2次爆発による爆風と飛散物に対する保安距離 半径2040m
ヒドラジンの拡散に対する保安距離 半径1300m
>410とか ごめん、素で間違えた。全部半径と読み替えてください。
>>407 > >404とか
> なんか、Wiiの3軸センサはアメリカで宇宙用の審査を通ったとかどうとか。
ソース希望。
それに、宇宙用といっても、どこに使われるかで要求仕様はずいぶん違うんじゃ?
よくわからんがロボットアームの制御用とか。
あと、宇宙用といっても、衛星とロケットではまた要求仕様が違う。
たとえば GPS は衛星用には使用実績いくつもあるが、ロケット用にはあったかな?
SSS-520はLEO 10kg程度らしいけど
S-210を2本、第一段の補助ブースタに使ってLEO30kg位まで増やすことは出来ないだろうか?
30kgなら、結構使いでがあると思う。
>>Wiiの3軸センサはアメリカで宇宙用の審査を通ったとか
それは単に宇宙環境に耐えるというだけで性能とは無関係だろう
宇宙ステーション内で遊ぶ用に認可というヲチかも。
>>413 SS520の一段目を両脇にブースターとして付けたら低軌道に100kgは行きそう。
別のスレで出てたバリュート実験機打ち上げとか出来そうだな。
100kg級実験衛星。
量産効果で8000万円くらいに収められないかな。
S520、SS520、SSS520を極力共通化して10機分一括発注とすれば大幅に安くなりそう
>>414 情報としてはOKだけど、最後に日本版RS-68かRD-180作れってのはアホ過ぎる…
>>421 それ、エクスプローラー1号を打ち上げたジュピターCの
2,3,4段目みたい。
>>414 ISAS RVTについて勘違いしていないか?
RVTは再使用可能な観測ロケット(=軌道には達せず上がって戻ってくるのみ)としての開発だったと思うが
>>420 日本が今後も宇宙先進国としてやっていくつもりならそう遠くない将来に下段、ブースター用の大推力推進機は必要になると思うが
でも、その前にそれを使える場所の確保(クリスマス島とか)が先決だな
他の方法としてGAP/LOXハイブリッドで大型ブースター並みのが作れるならこれもありか
CAMUIハイブリッドでも良いが大型化は苦しそうだし…
>>424 大出力ブースターに関しては、GXの冗談^H^H上段作るなら時間かかって
も、LNGブースター作れって思う
LH/Lox大出力は効率が悪過ぎるし、今更ケロシンも無いだろうし
それ位ならSRB-Aのロングタイプとかの開発した方が有用
>419
安くなるだろうけど、作る人からしたら迷惑だろうなぁ〜
>412 確か別のスレで見た筈、程度の脳内だから、ネタ扱いで十分。
ただ、任天は途方も無く頑丈になるよう使用を要求するから大外しもしていないと思う。
餓鬼はコントローラーを放り投げる位やるから、瞬間的なGは20を軽く超えると思う>Wiiのコントローラーの仕打ち w
あと、部品が安いと冗長性には非常に有利ではある罠。100並べてもリングジャイロより安く済むかと(実装含めて)。
善し悪しはともかく。(絶対的な精度は比べるべくも無いし)
>416 十分「NASAが認めた」のコピーになるよ。w
実際問題は常にどっかに1Gかかっている地球用のコントローラーをそのまんま宇宙に持ってはいけないけど。
ロケットの誘導に使うなら絶対的な方位が出せる精度と安定度がなきゃ怖いでしょ。
実際は回転していなくても次第にズレていくように見えるジャイロなんか使ったら
自身はまっすぐ飛んでるつもりでどこへ飛んでいくかわからん。
>>424 あと、RVTは「再使用可能なロケットエンジン」とか「飛行中に異常が発生し
たら、検知して安全にアボートする」といった技術の実証を目的にしている。
http://www.iat.jaxa.jp/kspc/japanese/research/sekkei.htm 上記ページにある「高信頼化エンジン」は、平成19年度にRVTに装着される。
つまり、旧NALのエンジン部門がISASのRVT部門と協力して、再使用エンジン
の開発をしてるってこと。
目標は「LE-7Aクラスのエンジンを100回使用できるようにすること」なので、
当面は「小さいけど再使用できるRVTエンジン」と「使い捨てだけど推力が大
きく信頼性も高いLE-X」を開発していく。
にも拘らず、今回の星島コラムは「VTOLのRVTは無駄、再使用エンジンを開発
しろ」と主張しているわけで、かなり的外れだと思う。また、有翼フライバッ
クブースターと使い捨て上段の組み合わせを、日本については「15年前のコン
セプト」と酷評しているが、アメリカについては支持している。フランスの
超音速機+ロケット上段を紹介しながら、ほとんど同一のJAXA構想には一切
触れずに、日本にはろくなコンセプトがないと言ってしまっている。
構想と妄想の間には鶴と亀ほどの隔たりがあるからなぁ
432 :
NASAしさん:2007/03/29(木) 11:40:10
>>430 そのサイト良いね、楽しく読ませて貰いました。
一つ気になったのは、燃焼状態研究のため石英製窓を作ったという記事があるが、
こういう場合、石英の耐熱温度は低いから、ダイヤモンドを使うと思っていたが、
必要ないのかな。
434 :
NASAしさん:2007/04/01(日) 11:08:01
知らなかった、MVはSSのSRBより大きかったのか(笑)
そうだな。きく8号を見習って世界最大級と言っておけばよかったな。
>>434 一応、SRBはブースターですのんで。
一応、M-Vが世界最大級の固体ロケットと言っても間違いではないと思う
>>436 AresIの1段目はSSのSRBなんだし、そういう言い訳もどうかと思うが。
>>437 まだ飛んで無いじゃん。今度の選挙の結果如何ではまた計画が変わる可能性もあるしね。
有人月計画が無くなりでもしたらISSへのフェリーだけになって100%民間委託でオリオン
開発中止とかにでもなりかねん希ガス。
ブースターだからロケットじゃないなんて一般人からみれば詭弁だよな
「衛星打ち上げロケット」って書いとけば無難かもな
と無難なレス
ランチビーグルの直訳すればいいんだよ。「打上機」とか。
442 :
NASAしさん:2007/04/02(月) 01:32:24
ブースターはロケットの用途による分類、
上位概念はあくまでもロケット。
444 :
NASAしさん:2007/04/02(月) 03:28:56
>>443 我が家の自家用車にもターボチャージャーがついています。
リポDはLRB
446 :
0909:2007/04/02(月) 23:31:55
カムイスペースワークスのブログより。
4/4(水)-5(木)に三鷹航空宇宙技術研究センターで日本航空宇宙学会第38期年会講演会が予定されており、その中で「宇宙輸送に将来はあるのか?」と題したパネルディスカッションに参加させて頂く予定です。
パネルディスカッション「宇宙輸送系に将来はあるのか?」
コーディネータ:久保田弘敏(東海大・総合科学技術研究所)
パネリスト: 棚次亘弘(室蘭工大)
遠藤守(JAXA 基幹本部)
永田晴紀(北大)
稲谷芳文(JAXA/ISAS)
苅田丈士(JAXA/IAT)
(登壇順、敬称略)
>>446 どうでもいいことにツッコミを入れると,三鷹市役所の裏にあるJAXA本社は調布市深大寺東町。
三鷹市にあるのは調布飛行場にある飛行場分室(三鷹市大沢)。
4/22(日)に一般公開するので行ってみればいいと思われ。
448 :
NASAしさん:2007/04/04(水) 23:20:21
「スペースガイド宇宙年鑑2007」発売中。M-V特集あり。
http://www.astroarts.co.jp/release/2007/03/sg2007/index-j.shtml 森田PMへのインタビューより、次期固体について概要を以下に。
・「Ε(イプシロン)ロケット」という仮称で呼ばれている
・打ち上げ能力はM-Vの2/3程度
・打ち上げ費用はM-Vの1/3程度の約25億円
・準備期間 M-Vの59日→14日へ短縮
・「一人でも打てるロケット、パソコンで打てるロケット」を合言葉に、
新管制システムは、指令端末(デスクトップPC?)の他にノートPC2台程度。
相模原からの遠隔管制も可能になる。
・Εロケット成功後、1〜2年もあれば次期大型固体ロケットの開発は出来る
災い転じて福と成す。森田PMはやる気だ。
450 :
NASAしさん:2007/04/05(木) 22:16:28
>>449 このバカスケが!なかなか本屋に行く暇なくて買いそびれてるのに
断りもなくネタバレすんじゃねえ!
あ〜あ、楽しみが減った〜・・・
Eロケット(仮称) 開発スケジュール
2007年度中 予備設計・基本設計 要素試験
2008年度中 詳細設計 設備整備開始 機体開発試験開始
2009年度中 維持設計 設備整備続行 機体開発試験終了・試験機1号機開発開始
2010年度中 維持設計 設備整備終了 試験機1号機開発終了→打ち上げ
「上げ潮じゃ、上げ潮でっせ」と個人的に思いつつ 森田センセイがんばれーー!!
>450
「大型固体ロケット」ではあっても「大型ロケット」ではありません。お間違え無きよう。
森田センセ、対外対応はこんなんで良いでしょうか? w
そもそも何時の間にかMVの2/3の能力、つまりLEO1tは確保しちゃってるし。w
大型はつまり上手く逝ったら1段目もやらせろ、と。w
2段案なんて金の無駄にしかならないし黙殺するに決まっているじゃないですかwww
456 :
NASAしさん:2007/04/06(金) 23:49:36
とりあえず、一段目、SRB-Aの上にM-Vの2段目と3段目を積むんじゃないか?
んで、後はショボい一段目にでっかい補助ブースタを付ければ、
あっという間にM-Vが復活。
>>457 >後はショボい一段目にでっかい補助ブースタを付ければ
内之浦で上げられなくなる&準備期間が延びるからあり得ない
結局1段目にSRB-Aは使わないのか?
SRB-Aのパーツを使うという事じゃないの
火薬に合わせてロケットのガワを作るという
ペンシルロケット以来の伝統製法をだな・・・
>456 初代筑波案は500kgの能力と思ったが。低軌道とは書いてあるのを見た事ないけど。
464 :
NASAしさん:2007/04/07(土) 22:31:46
500kg/2段:25億円、0.8-1.3t/3段:28億円
>>463 そうだよ。今は3段が検討されていて、2段は無い物になっている
じゃあ、あのボンクラ理事を何とかしろと言いたいところだが…
466 :
NASAしさん:2007/04/08(日) 21:13:33
>>430 RVTが悪いのは、技術的成果・達成した技術の派生力・経済性があわないというのでは?
>>457 >>458 そもそも SRB-A を内之浦で上げようとするといろんな問題がでてくる。
安全上の法律、重量物の道路輸送、などなど。
内之浦に燃料充填設備作れば別だが設備投資必要。
>>459 まだわからないが、SRB-A はそのまま使えるわけじゃなく、さまざまな改造が必要。
そのコストおよび開発時間を見積もった上で他の代案との比較ということになるかな。
後、地上設備への設備投資および時間の見積りも。
# GX プロジェクトでは開発期間の見積りでひどいポカしたからなあ。
SRB-Aは、1段目としてはTVC能力が不足しているのと、ロール制御が出来ないのが
これまで出ている問題点だったっけ?
あと、ブースターじゃなくてメイン機体となるので、これまで以上に様々なセンサ類が必要になるし、
それらの艤装も大変だろうな。
アビオ類も、ノズル周辺に全部収まればいいんだけど。
>>457 > とりあえず、一段目、SRB-Aの上にM-Vの2段目と3段目を積むんじゃないか?
SRB-A 転用案の中ではこれが一番マトモかな。
SRB-A + M-25 + M-34b
1. SRB-A の燃焼時間が長いため、性能が若干低下する。
2. 逆にいえば、 TVC の制御能力そこまで必要ない。
今の SRB-A の TVC でも十分かも知れないし、その場合はコスト上有利。
3. SRB-A + M-34b などの組み合わせでは加速度や空力が過大になるが、
SRB-A + M-25ではその問題はない。
4. フェアリングの設計変更の必要がない。
SRB-A + M-34b では段間部のみならず、 フェアリングの設計変更も必要となる。
5. フェアリング容積が稼げる。
SRB-A + M-34b + KM-V2 ではペイロード質量はともかく、ペイロード容積が不足。
470 :
NASAしさん:2007/04/08(日) 23:32:07
>>467 具体的に必要な設備投資額はナンボ何じゃ?
たかが固体燃料充填にそんなに金がかかるとは思えんのだが。
>>470 大した意味のない質問、コメントに、わざわざ上げなくとも良い。
というか、わざわざ上げるとそうとられてしまう。
固体燃料充填は、危険物ということで保安処置が必要、
また、充填後の検査設備が必要(泡など残っていると異常燃焼の原因となる)。
あと、内之浦特有の問題としてスペース不足、
必要面積によっては土地の造成必要となり、これもコストアップ+時間のかかることになる。
いずれにせよ、従来の検討項目には上げられてなかった点。
>>471 > あと、内之浦特有の問題としてスペース不足、
面積そのものというより、起伏が多いんで、設備を作るのに一々土地の造成か
ら始めなくてはならないというべきかな。
473 :
NASAしさん:2007/04/09(月) 19:45:56
>469
TVCの能力不足は、ランチャーによる斜め打ち上げで補えるのでは?
M-3C、M-3Hあたりなんか、第一段は無誘導だった訳だし・・。
ここから先はヨタだが、どっちみちロール制御機能が無いなら
いっそTVCも取っ払って、第一段は完全無誘導ランチャ?発射にする、
と言うのも、ISASらしく・男らしくて良い。
翼をつけて空力制御にしたらいい
どうせ1段目は空気ある中しか飛ばないんだし
シャトルからカプセルに戻るように、
結局翼の方が安いかも。
>>473 > >469
> TVCの能力不足は、ランチャーによる斜め打ち上げで補えるのでは?
> M-3C、M-3Hあたりなんか、第一段は無誘導だった訳だし・・。
> ここから先はヨタだが、どっちみちロール制御機能が無いなら
> いっそTVCも取っ払って、第一段は完全無誘導ランチャ?発射にする、
> と言うのも、ISASらしく・男らしくて良い。
おいおい、森田教授は制御の専門家だぞ。
M-V が空力的に不安定だったことで、大丈夫かと悪夢にうなされた30代。
>>474 のように尾翼でもつければ別だが。
確か、ペガサスはでかい尾翼つけていたな。
それでも、段間部の剛性を大きくする必要でるだろうが。
>>475 そうかも知れんが、2006 年8月の時点の案にはなかったな。
誰もコスト計算してない。
尾翼質量だけでなく、、段間部の強度大きくするとか含めるとトータルコストがプラスになるかどうか?
477 :
NASAしさん:2007/04/10(火) 00:18:25
>>476氏
主旨了解。
いや、もう、ここからはネタで勘弁して欲しいのですが、
森田氏なら、第一段目は風速を考慮したランチャー発射、でも2段目以降で
充分制御できるかと、あくまでネタで。
>M-V が空力的に不安定だったことで、大丈夫かと悪夢にうなされた30代。
同意、それまでのK-L-M-(そしてS&SS)のでっかい尾翼を見慣れていれば、不安ですよね。
空力的に不安定というと、NASA の ARES もそうだな。
少なくとも去年調べた範囲では、TVC の能力が空力的不安定性を制御できるかどうか、
(アメリカの宇宙マニアの間で)盛んに議論されていた。
この場合、でっかい尾翼も解決法にならんだろう。
何せ、スペースシャトルの SRB を延長した物の上に 液体ロケット載せるので、
やたら細長く、モーメントが大きい。つまり、強度不足ではないかということ。
ついでに頭でっかち。
まあ、ぼちぼち設計変更とかでているかも知れないが。
479 :
NASAしさん:2007/04/10(火) 09:23:55
>>474 翼の代償として…
・風に弱くなる(煽られるため)
・効率悪化(翼分の質量増加)
翼面制御は離床直後の速度ゼロから制御をしなきゃならんロケットには
あんまり向いていないと思われ
>>478 NASAのアレスも今後小変更が続きそうだな。
いっそ固体ロケットを4ユニットから5ユニットに増やしたついでに
更に6ユニットにまで増やし、液体ロケットの両脇に3ユニットずつ
くっつける形態とか検討されそう。
こんなの?
■■■
メインロケット(液O2H2)
■■■
□□□□□液酸水
アレスのこんな形よりはマシかな。
>482 で、倍のGがかかるため、ますます乗組員を選ぶロケットになった、と
開き直って4セグ×2にして、液体ロケットを重くすれば…シャトルCの復活だな。w
> 485 それ賛成ー、気に入ったよw
もしかしたら漏れ天才なのかなーw
ま、このスレでは一番頭がいいのかなー
横に並べるのは不具合が連鎖するからシャトルは駄目って言われて、
せっかく1本直列の形態にしたのに、また戻してどうする。
もっと開き直ってN-1(N1)並みに一段目に30個とか並べてしまいましょう。
今なら出来る・・・・・・・・かもしれない。
固体ロケットを30本クラスターか・・・・無料で乗せてやると言われても
おいらは辞退させていただきます。
頼むから一段目ヒドラジンロケットは廃止してほしいものです。
大気圏外ならまだしも。
>>493 個体ロケットも塩素ガスを吐きますが。猛毒です。
492のPSLVは1段目も補助ブースタも固体だね。
『GSLV』が1段目固体で補助ブースタがヒドラジンだね。
で、上段は両者共にヒドラジン。
GSLVの方は一番上にロシア製の液体水素ステージがあるよ
インドの液体燃料エンジンで独自国産品ってあったっけ?
ロシアからの輸入品と、アリアンからの技術移転しか記憶にない。
ロシアの液水って新鮮な響きだな。
>>498 >ロシアの液水って新鮮な響きだな。
釣られないぞ
釣られてるじゃんw
>>500 やっぱり釣りだったのきや
ロシアの液水がスンバらしいのは分かるが、(プロトンの2段燃焼サイクル液水上段とか)
新鮮な響きって何さ
で、M6の話題は無いの?
Eの後だろうな
>>501 プロトンって上は液水なの?
どっかで全段UDMHと見たが。
>>504 プロトンBlockDMは4段目が液酸ケロシン
プロトンKVRBは4段目が液酸液水。
でもって液水の‘2段燃焼サイクル’と言う点が嘘。
506 :
NASAしさん:2007/05/03(木) 23:26:49
ロシアの液酸素ケロシン技術の安定性はマジで凄いからな。
塩化水素ガスかな?
次亜塩素酸アンモニウム
アルミ粉末
ゴム
出るガスはCO2 H2O HCl
以前松浦氏の河内山理事インタビューで、
SRB-Aへの推進剤充填量を65tから80tに変えれば。
LEOがMVと同等(2.3t?)になると言っていたね。
疑問なのはケースが同じで充填量をこんなに増やすことができるのか?
それともケースそのものを大きくすることを考えているのかと言うことだが。
誰か知らない?
まぁヴェガも打つ打つ詐欺の一種だな
去年までは2008年の予定じゃなかったぞ
first flight had slipped into 2008 from a 2007 original planned date.
となっているな。
>>511 理事が記者に時間とって答えるインタビューに適当な事言うわけないだろが。
第一増強の話は森田も言っていたぞ。
俺はこの話がH2A/Bの増強にも結びつくのかなと非常に興味が有るんだが。
H2Aは機体の強度が弱くて推力の強いブースタを付けたら機体が折れるとかいう話だったような
だからSRB-Aはジワッと推力を出すようにしていると
>>516 それは燃焼時間をコントロールできれば解決するような気がするが?
>理事が記者に時間とって答えるインタビューに適当な事言うわけないだろが。
アレはテキトーなことばっか言ってるからあてにならん。
>増強の話は森田も言っていたぞ。
そっちは森田の方の妄想。
二人の目指してるところは全く異なっています。
>>519 邪推 乙
少なくとも今の所河内山理事の方針でjaxaが行動しているのは明白だな。
>>520 >
>>519 > 邪推 乙
>
> 少なくとも今の所河内山理事の方針でjaxaが行動しているのは明白だな。
2段固体ロケットとかいい出して、事実上棚上げになった件は置いとくとして、
河内山理事は GX プロジェクトの件で、2006年10月の宇宙開発委員会で
さんざん叩かれていたなあ。
結局 11月に GX プロジェクトのプロジェクトチームの半数入替え、
1年半の猶予をあたえられて計画やりなおしにはなったが、
多分、河内山理事周辺としてもこちらに目処を付けないことには、
一年後もっと大変なことになるはず。
# その後の GX プロジェクトの情報はどうなっているのかな?
新型固体ロケットは森田チームに丸投げするしか、余裕無いんじゃないかなあ。
総予算枠とかで制限はでるだろうけど。
>>511 >
>>510 > ケースを大きくするという意味なんだろうけど
> 河内山がテキトーに言ってみただけなのでは。
まあ、真っ当な話、SRB-A のケースをでかくするにはアメリカとのライセンスがからむし、
かといってSRB-A のケーの国産化目指すなら M-25 の設備と経験反故にはできないし。
>>515 H-IIB の増強なら、2段目のタンク容量を増やすだけで、
GTO 10 トンまでは目指せるだろうな。
結局商業目指すならH-IIBの二段目タンク容量増やせばそれで終わり。
有人視野に入れるなら二段目タンクはそのままでもいいけど。
SRB-Aがやっぱだめなのか?
JAXAが有人というとかならずSRB-AがLRBになっている。
これは必須条件なのかな。。
俺もそう思うんだけど、JAXAが固体付で飛ばそうと考えた資料をみたことがない。
固体付き(H-IIA202)+カプセルでいいなら、もうオービター設計入れるはず。
>>523 LRB開発のための理由付けに有人打上を結びつけて理論武装してたんだけど
今度はその理論武装が足かせに成ってしまっている。まさに自縄自縛。
JAXA(含むISAS)が昔からよくやるミス。
>>526 LRBはHTVのための物、増強型の開発で終焉。
別に自縄自縛ではない。
>>527 いや、元々はHOPE-Xのためでしょ?
>>515 どう見てもあのインタビューの内容はデタラメだろw
2段案はすでに存在しなかったのごとくスルーだし
森田さんの性能増強案も1段目で高速燃焼するという物で
理事の発言のとは全くの別物
>>521 新型全段固体のことを思うんならGXにはとっとと死んでもらった方が良い
能力増強型の追い風になるし
まぁ、筑波としては全力で阻止しようとしてくるだろうが。H-IIA Liteとか持ち出してきたりしてなw
>>523 どこからともなく湧いた「固体で有人は危険思想」が一人歩きしているだけで
今となっては実績ある固体で良いと思う
>>515 >
>>511 > 理事が記者に時間とって答えるインタビューに適当な事言うわけないだろが。
同じ河内山理事がGX プロジェクトの件で2006年10月の宇宙開発委員会で
さんざん叩かれていたなあ。
あちらの方はうまくいってないプロジェクトにさらに 200 億円ほど予算追加して
ほしいのがあったので、しっかり準備してかからないとまずかったはずだが、
GX の性能低下後のトラジェクトリーの再計算してないとか、明らかに準備不足だったぞ。
2006 年8月のインタビューで河内山理事がボロを出さずにすんだのは、
実は松浦さんの追求もやや甘かったりして。
>>529 俺には合理的に見えるよ!
何処がでたらめなのか教えて欲しいな。
>>532 それは将来の課題で今回の開発には入ってない事を明示している。
俺が最初に疑問として出したことだろ。
将来課題なら十分納得できる話だ。
>531 衛星用固体ロケットに2段式を持ち出す所なんかどうでしょうか? 弾道ミサイルならともかく。
GXのやりかたは、正しく公共事業の、予定はこうでしたけど費用が嵩みました。で別段問題無い(役所理論)
…筈だったのが、打ち上げ能力を下げる所まで逝ってしまい、さすがに問題になった、あたりかと。
GX プロジェクトねえ。
実用ロケット狙っているのか、新技術の開発(LNG エンジン)狙っているのか、目標が分裂している。
それから、当初予算とスケジュールが新規開発要素ある割にあま過ぎた。
実用ロケット狙ってビジネス参入で、LNG エンジンだけおくれているなら
とりあえず2段目を固体か、LE-5 でも載せると使いものにはなるだろう。
ただしこのの応急処置とると、LNG エンジン開発完了しても
応急処置のほうがコストパフォーマンス上で、LNG エンジンが日の目を見なくなる恐れがある。
上段エンジンは比推力で稼ぐ(LH/LO)か、構造質量比で稼ぐ(M-34 のような固体)のが
真っ当だろうに。
いまからでも目標変えて、中型ロケットのビジネス参入あきらめて、
LNG エンジン開発プロジェクトだけにすれば、2,3 機しか飛ばなくっても
とりあえず言い訳はたつだろうに。
2007年の宇宙開発委員会のワークキンググループの審議から、
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/uchuu/haifu/h18/yusou/07031314.htm 【牧島教授】 これまで既存の技術としては、一方にΜ系ロケットがあり、も
う一方にH系ロケットがあった。その中で、将来的には中型衛星を打ち上げる
技術が非常に大事であろうという認識が出て来た。その一環としてGXロケット
というものが登場したと思うのだが、最近になって技術的に大きな問題が発生
している。先ほどから話を伺っていると、中型ロケットとしてGXロケットがき
ちんと機能して、日本のロケットのラインナップとして働き始めるまでにはま
だ見通しが非常に不透明なところがあるようだ。そういう現段階では普通に考
えると、その間は中型ロケットに関する代替の施策があってしかるべきで、素
人的に考えるとH−2A ロケットのデュアルロンチを推進したり、価格が高いM
系ロケットにある程度の投資をして整備し、その打上げ費用を安くするという
方法が考えられる。その2 つで当面は対応して、その間にGXロケットの方の見
通しをつけるのが自然だと思うのだが、その見通しが立たない現段階で、Μ系
ロケットは完全に終了してしまった。これは非常に不可思議な現象であり、今
後数年間、中型衛星を上げる手段を日本はほとんど持たないことになってしま
う。もちろん、基礎科学研究にも影響があるが、国策的な事業という面でも日
本の意思決定はどうなっているのかと思う。
>>534 それは、LEOに500kgの荷物を安価に打ち上げるという課題のもとで、
だした解だから問題ないでしょ。
>>510 今記事を読んだけど少々内容が違うね。
「65tから80tに変えれば」じゃなくて、65tから85tじゃない?
あと、3段式でLEO 1.3tを、3段式で1段推薬30%増で果たしてどれくらい能力upするんですかね。
ほんとに2.3t(おたくの予想だが)になるのかね、3段式で?
------------------------------------------------
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/matsuura/space/060824_jikirocket2/ 河内山 この設計には将来に向けて、より最適なロケットを目指せる発展の方向を仕組んである。
将来に向けた基礎となるロケットを、効率的な開発費で実現しようとしているわけだ。まず第3段を
付ければ打ち上げ能力は地球低軌道に1.3tにまで増える。
その先の方向性としては、現在第1段のSRB-Aには65tの推進剤を注入しているが、3段式でこれ
を85tまで増やせば、現在のM-V並にまで打ち上げ能力を向上させることができる。もちろん、その
ためには別途の開発予算が必要ではある。どのように発展させるにしても、固体ロケットの良さを
維持することが条件となる。
──M-VとSRB-Aでは固体推進剤の組成が異なるが?
河内山 確かにその通りだ。M-Vは性能を優先して高コストの推進剤を使っているが、SRB-Aでは
低コスト化を優先した推進剤組成を採用している。組成による性能の差は、推進剤の量でカバー
できると考えている。
-------------------------------------------------
>>538 知らんよ、データが無いんだから計算しようが無い。
それに80屯と85屯の間違いが重大な事か?
>>537 >
>>534 > それは、LEOに500kgの荷物を安価に打ち上げるという課題のもとで、
> だした解だから問題ないでしょ。
そのクラスのロケットというと、
peagasus,Minotaur
あたりかな、15億円程度、いずれも 3,4 段式。
プランだけだったけど、日本でも M-V lite の3段式で 、LEO 500kg で 15億円目指していたなあ。
河内山案だと2段式で約25億円、全然安価じゃないじゃないか。
>>540 それについてはちゃんと書いてあるだろ。
ま、俺も解釈は有るが納得しているよ。
推進部会 LNG推進系飛行実証プロジェクト評価小委員会(第2回)議事録
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/uchuu/haifu/h18/lng/06110202/005.htm 【鈴木特別委員】 コストとロケットの基本コンフィギュレーションからする
と、世界のロケットをいろいろ再度調べてみたところ、大体、上段に液酸液水
を使っているものは別として、そうでないロケットは、まず世界では全部3段
式か4段式である。該当するのを探してみると、ロングマーチ4B。これが高度
900キロで2.8トン、全部SSOである。コストは幾らかわからないが、少なくと
も35ミリオンドル以上と言われている。それから、ロコットが高度800キロで1
トンの能力。コストは12〜15ミリオンドル。これはインターナショナル・リファ
レンス・ガイドが書いているものであるから、信憑性はともかくとしてである。
それから、今、ヨーロッパが開発しているベガ、これは3段が固体で4段が液
体である。これが高度800キロのSSOで1.4トン。インドのPSLVが、高度800キロ
のSSOで1.35トン、値段が15〜17ミリオンドルと書いてある。だから、コスト
ターゲットが大分違うのではないかと思う。
>>540 500kg程度の小型衛星は国内ロケットを使わず外国に打ち上げて貰えと言うのは
俺も半分賛成だな。
>>542 結局、比推力の点から、LH/LO 以外は
2段式の構成には色々無理がある。
GX プロジェクトだって、仮に LNG エンジンがうまくいったとしても、
夏と冬では能力が2倍近く違うといういびつなシステムになる。
それでも LNG エンジンがうまくいけば比推力は約 350 秒だからなんとかなるはずだった。
# 今は比推力は 315 秒位かな。
固体ロケットはそれより比推力低い。
>>543 >>542 も読んでくれ。
上段に LH/LO 使わないロケットで2段式がほとんど見られないのはちゃんと根拠がある。
それを無視してつっ走るのが NASDA グループ。
>>544 比推力以外の点を指摘すると、液体ロケットは推力の調整ができるが、
固体ロケットでは推力の調整が難しい。
グレインの形状である程度推力パターンは調整できなくはないけど、自由度は制限される。
2 段のコンフィギュレーションで固体だと、動圧、加速度が過大になり、ロケット本体も
アビオニクスも衛星も厳しい環境条件にさらされる。
# H-IIA のアビオニクス転用は論外、MV のものでも危ない。
3段以上の構成だと環境条件だいぶ緩和される。
また性能オタがオタらしさを発揮。
だからお前らは相手にされないんだよ。
理事はハッキリ性能は2の次と言っているだろ。
性能云々するならMVを残した、
今手持ちの材料で何ができるかを考えて出した案でしょうが。
>>547 平日のこの時間帯から投稿しているとは学生さんかな?
宇宙開発に興味あるんなら大学教養程度の物理と数学程度は勉強しよう。
理工系が苦手というなら、
>>542 じゃないど、世界のロケットの構成を色々調べてみよう。
ポイントは、コスト単独でなく、コストパフォーマンスを考慮すると、
3段式以上か、または2段式で上段に LH2/LO2 (液体水素/液体酸素)という構成になる。
# コスト安くってもペイロード上げられないとか、気象条件によるとかじゃ使えない。
2段式衛星打ち上げロケットというと、
Delta IV
Atlas V
それからスペースシャトルは定義によるけど 1.5 段(コア + SRB )
いずれも LH2/LO2 エンジン使っているね。
>537とか
新型固体の500kgの能力、も気象条件まで考えると怪しい。重量あたりだとMVにも劣る代物だし
そもそもこの期に性能は二の次…日記はチラシの裏にでも描け、レベルの代物だろうて。
ベガも大分難航していて値段も$250Kが大分怪しいらしいし、2.3tで30億なら十分許されると思うけどね
>536 で牧島教授が、ここの過去スレで散々チラウラな書き込みをしてきたのに近い内容が
公で出ているけど、結局お上は何したかったんだろ?
IHIとIAもなんか考え方に違いが相当ありそうだし。
平成22年なんてたった4年しか無いんだから、今持っている技術要素を整理して
使える物を組み立てるのが筋と思うんだが、
でも500kgのペイロードは無いよなー…100tはあるだろう本体で。ある程度の性能も併せ持たないと
>>536 まあ、なんだな、牧島教授はある程度ロケット側のことを知っているユーザー代表の意見だな。
コストの安い実用ロケット目指すなら、未知の技術狙うより既存の技術のものをコストダウン
するのが筋と言うあたりまえのことをいっているんだが。
M-V のコストダウンか、H-IIA のデュアルロンチか。
M-V はしかたないにせよ、見通しの立たない GX に後数百億円出すくらいなら、
その分 サイエンスの衛星側に金を回して H-IIA のデュアルロンチの回数増やした方が
国策的な事業という面でも日本のためにはよいじゃないか。
ちなみに GX は少なく見ても機体開発約200億円だけでなく、射場整備予算で
100億円以上はかかるな。
これでも最低額だし(これでの経緯からすると2,3倍かかってもおかしくはない)、
一番の問題は一体後どれだけの予算と、時間があればものになるのか
まともに説明されてないこと。
>>551 Vega と MV の設計思想の最大の違いは4段目の液体ロケットかな。
MV じゃ3段目の M-34b でサイドジェット付けて精密な制御するんだが、
その分、構造質量比に食い込む。
Vega のように4段目で精密制御をさせた方が性能+柔軟性でよいのだろうか?
MV でも4段目付けると 2.3 t はいけるだろうが、もろにフェアリング容積に食い込むしなあ。
>>553 ベガの打ち上げ能力。
高度500km傾斜角30度へ2100kg。
高度700km傾斜角90度へ1500kg。
確かに、3段式のM-V-6号機、7、8号機の実績は確実に越えてしまいますね>ベガ。
面白い資料発見。
http://www.usef.or.jp/gijyustu/pdf/18-R-3.pdf chimera という名の空中発射ロケット構想。
9 トンクラス (LEO 250 km 地上からで 60 kg 、 空中発射で 145 kg(B747),195 kg(F-15),260 kg(Mig-31)
50 トンクラス (LEO 250 km 地上からで 680 kg 、空中発射で 1.14 トン)
表5ー2 の50 トンクラスの諸元データは M-V lite そのもの。
打ち上げコストの目標は 9 トンクラスで9億円、50 トンクラスの価格は資料にはないようだ。
M-V lite の空中発射をまともにに考慮しているなんて。
USEF というと、確か経済産業省関連の団体だよな。
>551
「2.3tは合格、2.2tは不合格」てか。
100でなければゼロなんて言う1bit思考をする人間がいるわけが無いよな。
煽りは他所でやってくれ。
>553 ま、某インタビューでも、衛星側ではなくロケット側で軌道制御をどうとか書いてあったような
気がしたから、実質外付けアポジな4段目(3段目かもorz)は考慮してるやも知れず
>556 >551は多分釣っているつもりは無いと思うぞ。w
あと、MVの2.3t云々はKM-V1込みかも知れず。MV5以降は3段式はLEO2t丁度位と思う、多分。
>>557 >MV5以降は3段式はLEO2t丁度位と思う
LEOって言っても高度や傾斜角によって差が出る。
その場合のLEO基準は、高度、傾斜角がどれくらいだと思っているのか?
例えばH-IIAロケットの場合は高度300km円軌道、傾斜角31を基準としているが。
打ち上げロケットがM-V後継機だといいんだけど・・・
>>561 > 打ち上げロケットがM-V後継機だといいんだけど・・・
GX ではまず無い。
2段式で上段の比推力パットしないこともあって、高度あがるとペイロードが急激に低下する。
当初の GX の性能でさえ GTO 能力 M-V と同程度だったので、今ではほとんど
GTO 投入能力ないだろう。
あれ?
PLANET-C,はやぶさ2 ...
SPICA,JASMINE,JTPF
GX のターゲットとする衛星無いじゃないか?
一応、GX にキックモーターのせる案もありうるけど、そうするとまず確実に
H-IIA よりコスト高になる。
>>561 今のところ軌道と能力を考えると無理。
スレ的には反対だろうが、衛星作るがわからしたらもっと重量に余裕がある
ロケットの方がいい。
>>563 高軌道や惑星間なら、M5にも十分利点があると思うんだけど。
ロケットも衛星も大きけりゃいいってもんじゃないし・・・。
火星まで500kgのM-Vと火星まで2t程度のH-IIAだったら
明らかに後者の方が有利。これはもはや即射性を超えた利点だ。
どっちも雨のときは延期になるし。
>>562 もともとGXはIGSなど低軌道向け。脱出なんて頭の片隅にも無い。
>>565 > 火星まで500kgのM-Vと火星まで2t程度のH-IIAだったら
> 明らかに後者の方が有利。これはもはや即射性を超えた利点だ。
> どっちも雨のときは延期になるし。
H-II スレでも議論になっているんだが、H-IIA の金星への投入能力が1トンとか言う。
色々調べたんだが、金星と火星は軌道投入条件はほぼ同じ。
H-IIA の SRB-A などの能力低下が響いているのかなあ。
強引に 204 とかにすればよいんだろうが。
>
>>562 > もともとGXはIGSなど低軌道向け。脱出なんて頭の片隅にも無い。
IGS も段々高機能化(=質量増大)しているから、GX でもあがらくなるんじゃ?
次世代の民間偵察衛星 Worldview クラスを追いかけるとなると
SSO 2.5 t クラスは欲しくなるだろうな。
GXのだめっぷりを知らない人はいないとおもうの。中の人なら。
官需も期待できないと思うの…。
IHIってダメ会社なのかねぇ
あそこ防衛産業にも結構関わってるしダメなのはロケットだけと思いたいんだが、こういうのは体質かもしれないし不安だ
>>569 GX プロジェクトに関しては IHI はむしろだまされた方だと思うが?
2段目 LNG エンジンは JAXA の担当だし。
>>572 でも、騙されたとか、どうしてくれるんだとか言ってないし
今後の仕事を考えて関係を壊したくないとかかもしれんけど、もしダメプロジェクト存続に協力してるのなら同罪のような
同罪はちと言いすぎた
責任なしとは言えないんじゃないか?に訂正
>>571 M-15の立場が!
唯一のMV支持派のよりどころが!
まじレスすると、PLANET-Cの打ち上げ費用が106億と見積もられたから、
もっと掛かるんじゃないの。
>>572 > GX プロジェクトに関しては IHI はむしろだまされた方だと思うが?
> 2段目 LNG エンジンは JAXA の担当だし。
「だまされた」というと JAXA 側が意図的なようなんで、
「楽観的過ぎたプランに乗せられてしまった」
くらいにしますか。
むしろ、だまされたという気持ちがひしひしと伝わるのは、宇宙委員会の議事録
>>536 > 【牧島教授】 これまで既存の技術としては、一方にΜ系ロケットがあり、も
> 方法が考えられる。その2 つで当面は対応して、その間にGXロケットの方の見
> 通しをつけるのが自然だと思うのだが、その見通しが立たない現段階で、Μ系
> ロケットは完全に終了してしまった。これは非常に不可思議な現象であり、今
> 後数年間、中型衛星を上げる手段を日本はほとんど持たないことになってしま
> う。もちろん、基礎科学研究にも影響があるが、国策的な事業という面でも日
> 本の意思決定はどうなっているのかと思う。
>>576 おれは牧島って単なるISAS厨にしかみえないぞ。
GXスレにも書いたが何にも調べずに言いがかりを付けているとしか思えない。
>>575 M-V 関係、技術資料はしっかりしているけど、コスト分析はねえ。
>PLANET-Cの打ち上げ費用が106億
ていうのは、JAXA河内山治朗理事の発言だよねえ、
「今後4年間、内之浦のM-V発射施設を維持し、PLANET-CをM-Vで打ち上げた場合のコストは106億円と試算」
なんで、発射施設維持費用コミ。
単独の打ち上げ費用の見積りでは無い。
>>579 当たり前でしょ、打ち上げのための施設なんだから。
製造ラインの維持費も含めたんだろうとは思っているけどね。
飛行機が離着陸料によって空港維持費を払っているのと同じでしょ。
>>580 そのロジックだと、H-IIA でも発射施設維持費用ふくめないといけない。
来年あたり高く付くなあ。
>>577 >
>>576 > おれは牧島って単なるISAS厨にしかみえないぞ。
> GXスレにも書いたが何にも調べずに言いがかりを付けているとしか思えない。
そちらは GX プロジェクトに付いて、2006年10月の宇宙開発委員会の議事録に目を通したの?
実は既に 2002,2003 年の時点でも宇宙開発委員会から GX プロジェクトに色々疑問は
でているんだが?
# ターボポンプ方式も並行して開発すべきとか、今からすると適切なアドバイスも。
# でも無視されて3年間無駄になった。
>>578 > まあ、組織レベルでのいがみ合いとかあるけど、5年も計画おくれると潜在的ユーザーは
それから、計画おくれで GX 1段目に使う予定だった、ATLAS-III は生産終了。
後継の ATLAS-V は寸法も質量も違う。
ATLAS-III の生産ラインを再開してもらうか、ATLAS-V にあわせ再設計するのか、
いずれにせよコスト上昇要因。
かつての J-1 もロケットできたころには、既存のコンポーネント生産終了という歴史があったな。
で、固体ロケットの話題は?
固体ロケットコスト低減研究会
http://hige-space-aki.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/index.html 固体ロケットコスト低減研究会は、産学有志により2006年6月に発足し、昨年
12月末までに6回の研究会を開催。本研究会においては、先ず固体ロケット推
進薬のコストの低減を図るため、低融点バインダーを用いて製造工程の低コス
ト化を可能とする新たな形態の推進薬を研究することから開始。さらには固体
ロケットのシステム各コンポーネントの低コスト化も視野。
【低価格固体推進薬の初期検討:香原さん、堀先生、秋葉先生ほか】
固体ロケットの低価格化を目指し、熱可塑性素材を燃料兼結合剤成分に用いた
コンポジット推進薬の初期検討を開始したので報告。汎用ワックス,ポリエス
テルポリオールなどを候補とし、推進薬を試作、燃焼特性を取得。機械的物性
は十分ではないものの、ポリエステルポリオール系推進薬は適度は燃焼速度特
性を有することがわかった。<アブスト>
2段式がいけないなら
1段目 アトラスV
2段目 M−Vの2段目
3段目 LNGロケット
これでどう?最上段で消火・再点火出来ればなお良し。
>>588 1段目 アトラスV
2段目 H-IIAの2段目
こっちでしょ。
>>589 真っ当な案ではあるし、宇宙開発委員会でも実用化急ぐんならと言って勧められてはいたけど、
アトラスV の2段目も LH2/LO2 だよなあ。
同クラスのものができてしまう。
ということは H-IIA と同じレベルの能力だな。
>>588 宇宙開発委員会では、とりあえず
GX の1段目に M-34b を乗せたらと言う案がでていたな。
1段目を アトラスV なら
2段目に M-25
可能かもしれない。
その場合の LEO は目分量だけど 6トン程度。
3段目に M-34b 付けると GTO 2 - 3 トン狙えるかも。
いっそのこと新型固体とコンポーネント共通で…
1段目:アトラスV
2段目:M-25b
3段目:M-34b
量産効果で新型固体の方もコストダウン…
ってダメだw LNGエンジンの出番がないw
お役所じゃLNGエンジン出来てから乗せる先探すって訳にもいかないしなぁ…
>>550 てか2段500Kg案はすでに霧散しているから…
今まじめに検討されているのはSRB-A+M-25b+M-34bの3段1.3t案
>>592 2006 年9月までの LNG エンジンのプラン
Isp= 315 sec
ならどうしようもないが、
仮に LNG の潜在力いかして
Isp= 350 - 360 sec
が完成し、再着火可能なら十分 M-34b (場合によっては M-25 まで)に取って代われるだろう。
逆に、Isp= 315 sec で構造質量比も悪いままなら、技術立証以上の意味はなく、
1,2 機で終わりだろうな。
GX プロジェクトでビジネス狙うつもりなら、
>>592 の中間プランもありではないかな?
そういやSS520三段化案はどうなった?
まさか、純固体ロケットによる衛星打ち上げって2010年くらいまで一切やらないのか?
>>593 よくよく考えたら315秒ってM-34に毛が生えた程度じゃないかw
構造質量比を考慮に入れたらM-34より大幅な性能低下…
てか、世界中でどこも飛んでいないLNGエンジンで論理限界性能付近を達成できるのは
奇跡でも起きない限りはあり得ないというか…
GX云々語っていられる期間での達成は絶望的な気がする
すんなりGXが沈んでくれれば良いんだが筑波が素直に引き下がるとも思えず…
GXが沈んだ後はE-II(M-15(CFRP+高速燃焼)+M-25b+M-34b)のライバルはH-IIA Liteか?
>>395 また性能厨、いい加減本質から外れた議論は止めてくれないか。
>596
ロケットの本質は性能とコストにあります。
普通に考えて世界初のLNG/LOXエンジンに高Ispを望むのはおかしい。
日本の固体だって最初から300秒台までいったわけじゃないでしょ?
> 日本の固体だって最初から300秒台までいったわけじゃないでしょ?
固体で300秒台って、ありえないくらい凄いと思うが・・・。
まぁ、液体300秒台のTYPOとして考えても、LE-5x・LE-7xは最初から400秒台だし、
LE-3が290秒なので、これの事かな?
まぁ、LE-3は四塩化二窒素/ヒドラジンで、GXのはLOX/LNGで燃料が違うので、
同列に比較できるのかは分からんが・・・・。
しかも、LE-3は3段ロケットN-Iの2段目、GXは2段ロケットの上段、と、
役割が若干異なる。
>>599 確かMV第三段の302秒って驚異的と緒外国から評価されてる筈。
>>599 そうじゃなくて、固体で300秒行ったのは日本が最初。というか唯一か。
でも、それは長い間の研究開発があって成し遂げられたと思ってる。
それに、LE-5などのLH2/LOXはすでにほかの国では実現されており、
まったくのオリジナルとはいえない。
あのLNG/LOXはまだ実際に飛んだことはない。
いきなりGXの二段目に持ってきたのが問題であって、Ispが315秒なら
もういらないというのは大きな間違い。
そもそも、なぜISASが最初に固体を選んだ理由は
「手堅くロケットを打ち上げることが出来るから」
だから、開発スタートから15年で衛星打ち上げまでこぎ着けた。
最初の動機がGXとは正反対。
と言う訳で、まず最初は、LNG/LOXによるペンシルロケットの水平試射から
スタートすることを提案します。
アメリカもソ連もドイツの研究成果の上にロケット開発を
はじめることができたけれど、そのようなバックグラウンドのない
日本がペンシルロケットから15年で衛星打ち上げまで進んだってのは
やっぱり驚異的だなー。
しかも時代的に内外からの政治的な圧力を相当受けただろうに。
>>605 同感。L-4Sまでの成果が驚異的であったことは異論ないが
しかし運悪く、折しもアポロ月着陸直後の打ち上げだったので
当時世間は驚異に感じるどころか、日米の格差を再認識させる結果になってしまった面もある。
みんな分かっていると思うけど、とりあえず。
LNGエンジンの開発自体に反対している人は少ない。
安価で取り扱いが容易で、燃料が蒸発しにくいので、将来の宇宙空間での
活動を行うには、ぜひとも欲しい技術。
LOX/LH2は高性能だが、高価で、すぐ蒸発するので宇宙空間上での
長期の活動に用いるのには不向き。
LNGとLOX/LH2はお互いに補完しあえる関係である。
間違っているのは、世界で初めてのLNGエンジンを、安価で商業打ち上げを
目指すロケットに用いようとしている事。
いつ出来るかわからない、いくらかかるか分からない、当初の性能も確保できていないのに、
いきなり商用ロケットに使用するというのは、どう見ても無理がある。
----
ここまでは異論のある人は少ないと思うが、これにGXロケットの存在意義や、
M-Vロケットの存廃、次期固体ロケットの話題が重なると、感情も絡んでて
話がややこしくなるなw
そうなんです。LNG/LOXはぜひともターボポンプで実現してほしいんです。
>>601 > いきなりGXの二段目に持ってきたのが問題であって、Ispが315秒なら
> もういらないというのは大きな間違い。
韓国が開発中の LNG エンジンは Isp 325 sec だったな。
しかも再生冷却、ターボポンプなんで、将来的な発展性がある。
ロシアの技術協力あるのは間違いないが、だからといって、日本で
LNG で Ispが 315秒 しかだせないんだったら、
「これが LE-5 や LE-7 を作ったのと同じ国かとおもってしまう」
(宇宙開発委員会での発言)
他にアメリカの民間でも LNG エンジンの開発しているな。
プランを練り直して、時間と予算をもっとかけて ケロシンやヒドラジン以上
のものを目指すのなら賛成。
でも今のままで打ち上げても、LNG で世界初でも世界1番でもない。
最初のプランどおりなら、性能はともかく世界初となったことは間違いないが、
もはや達成不可能。
>609
半島のはペーパースペックだから、実物はどうなるのかねー…と言う気はしないでも。
GXについては完成までの道筋が全くついていない代物をビジネスにする、と言う
下手したら詐欺扱いすらされそうな代物だからねー。
LNGエンジンは飴産は喉から手が出る程欲しいであろう代物だし、開発そのものは進めるべきなんだけど。
>>607 LNG ブースターとして使うのと、宇宙空間での軌道修正用とかにつかうんでは
要求仕様が違うんだけどな。
それは置いとくとして、
BT4 (IHI 製、推力 500 N 、Isp 329 sec )
クラスのものを LNG でできれば需要はあるだろうな、取扱いが容易になる。
HTV には 推力 500 N のヒドラジンスラスター 8つ使っている。
でも、GX の LNG エンジンと比較すると推力 1/25 だが、比推力はより大きなものが必要
なんで、設計思想が大きく違うはず。
HTVってBT-4なのかな。
以前BT-4の記事みたときにヒドラジンでは世界最高Ispと見たが違ったのか、
抜かれたのか。
>>609 韓国が開発中と言われるLNGエンジンは、国は一切関与していないし、
また、衛星打ち上げ用KSLVの上段に採用する計画も無い。
あと、宇宙開発委員会での韓国関連情報は誤りが多いよ。
単機能極軌道衛星の(KOMPSAT多目的実用衛星)を日本の運輸多目的衛星のようなものと混同したり、
旧KSLV-2と新KSLV-2を混同したりと。
松浦晋也さんもKOMPSAT-2の性能白黒1mカラー4mを、誤って白黒4mと低く見積もったりしているけど。
>>611 > >609
> 半島のはペーパースペックだから、実物はどうなるのかねー…と言う気はしないでも。
一応、地上試験はしているな。
純粋にペーパープランと言うと、
Volga Isp 360 sec, 推力 400 トン
RD-185 Isp 378 sec, 推力 18.3 トン
RD-190 Isp 351 sec, 推力 102 トン
これくらいのスペックのものだったら、開発予算 1000 億円以上でも無駄では無いと思う。
せめて GX の最初のスペックだったら、追加予算 300 億円納得いくな。
現状のものなら、なぜ性能がここまで低下したのかきちんと分析してくれないと、
今まで出した額ですら無駄になる。
少なくとも今後の改良の参考になる程度のデータは欲しい。
>>613 > HTVってBT-4なのかな。
> 以前BT-4の記事みたときにヒドラジンでは世界最高Ispと見たが違ったのか、
> 抜かれたのか。
BT4 の Isp 329 sec
RS72 の一世代前の
Aestus は Isp 324 sec
なんで、それよりは上回るな。
このエンジンは推力 3 トン。
ターボポンプ使うことで RS72 への比推力と推力の性能向上果たしたようだ。
まあ、BT4 は推力が 2桁近く違うエンジンということで別クラスと見るべき。
エンジン質量も4kg と軽量。
たしか、Vega の4段目が 2000N のヒドラジン(ロシア製)のはず。このスペックはどうだったかな?
技術的に云々じゃなくて、プロジェクト管理として
なんでこんなgdgdなのかって方をもっと追求して欲しいな。
ISASじゃないんだから責任者一人で抱え込んでたってことは無いはずで、
開発から上がってきた情報についてどういうチェック体制になってたのかとか、
予算の関係もあるんだからちゃんと監査やってたんだよね?
この機会にJAXAとして管理方法の膿出しをできれば、
LNG推進系に突っ込んだ金も少しは有効に活用されたっていえるし。
>>617 技術の問題
1. 性能低下
2. 開発期間の大幅超過
プロジェクト管理の問題
1. そもそも民間主導の実用ロケットを目指すなら既存の技術で進めるべき。
新規技術開発に重心置くなら国が主導権とるべき。
両方追求するのは矛盾。
2. 性能低下はやむを得ないが、途中の経過報告が遅過ぎる。
また、追加予算を要求するならもっときちんと説明すべき。
3. うまくいかなかった場合の代替プランの欠如。
4. 外部との技術協力の欠如、技術的なコメントに付いて無視。
619 :
618:2007/05/13(日) 18:49:36
プロジェクト管理の問題 4
については、
2003 年ころの宇宙開発委員会で
「ガス押し式、フィルム冷却では性能向上に限界がある、
再生冷却、ガスタービン式も並行して開発してはどうか」
とアドバイスがあったがいかされていない。
他には
「LNG の燃焼は(水素と比べ)意外と難しい、大学、研究機関との協力を考えてはどうか」
ともあったな。
>>618 >1. そもそも民間主導の実用ロケットを目指すなら既存の技術で進めるべき。
>新規技術開発に重心置くなら国が主導権とるべき。両方追求するのは矛盾。
これはまあJAXAより上のレベルでの方針設定の問題かな・・・。
>2. 性能低下はやむを得ないが、途中の経過報告が遅過ぎる。
>また、追加予算を要求するならもっときちんと説明すべき。
それもそうなんだけど、経過報告が出てきてなかったことについて、
管理側としてはどういうアプローチをしてたのかってのも問題にすべきじゃないかな。
621 :
618:2007/05/13(日) 19:08:15
>>620 > >2. 性能低下はやむを得ないが、途中の経過報告が遅過ぎる。
> >また、追加予算を要求するならもっときちんと説明すべき。
> それもそうなんだけど、経過報告が出てきてなかったことについて、
> 管理側としてはどういうアプローチをしてたのかってのも問題にすべきじゃないかな。
おっと失礼、経過報告が出てきてなかったと書いている対象は、
JAXA 外部、具体的には宇宙開発委員会。
宇宙開発委員会は直接 GX プロジェクトを管理しているわけでは無い。
直接 GX プロジェクトを管理しているのは JAXA ともいいきれないところがあって、
民間会社と経産省もからんでいて、どこがリーダーシップとっているか曖昧。
これもプロジェクト管理の問題点だな。
# LNG エンジン開発については JAXA が責任持っているはずだが。
>>619 これが民間だったら助言もらってまでスルーして出来ませんでしたなんて
推進した関係者全員、問答無用でクビがすっ飛んでいるぜ
>>621 うん、その辺はだいたいわかってる。
だから、俺が言いたいのはLNG推進系の開発について、
JAXAとしてのプロジェクト管理がどうなっていたのかってことね。
GXについてを含めるとどうしても政治的な問題が出てくるし。
他省庁や民間側についても、金出してる分だけの監督責任があったはずだし。
624 :
618:2007/05/13(日) 19:58:08
>>619 前半は知られている通りだが、
> 「LNG の燃焼は(水素と比べ)意外と難しい、大学、研究機関との協力を考えてはどうか」
というのは、
平成15年3月10日 LNG推進系飛行実証プロジェクトの評価報告書
LNG推進系飛行実証プロジェクト評価票の集計および意見
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/uchuu/reports/05031401/010.htm 「私の専門であるLNG燃焼の安定性/ロバスト性/安全性に関しては、必要
な基礎研究に基いた開発プロジェクトになっているとは到底見倣されない。再
着火を含めて、一旦消炎した後の予混合気体(主成分メタン酸素)の点火は、
十分な基礎研究がなされるべきであると考える。水素酸素よりもはるかに燃え
にくい混合物は、燃焼の安定性、ロバスト性が低く、逆に点火時の容器内爆轟
危険性が高い性質を持つ(メタン酸素の容器内爆轟し易さはアセチレン空気よ
りも高い)。 これ等及びメタン酸素混合物に対する化学添加物の影響も含め
て、そして複合材タンクについても、大学等研究機関と連携しながら、或る程
度の幅を持った基礎研究を進める事が急務であると考える。」
IHIからすれば、LNG推進系にMHIのライセンスが多くを占めるようなら
GXに出資する意味そのものが無くなるから・・・。
やっぱりJ-2をGXとして復活させる過程そのものに問題があったとしか。
626 :
618:2007/05/13(日) 21:20:49
>>626 打ち上げ機の推進器の話をしているのにそれで飛んだとするのはかなり無理があるだろ
せめてFlight Provenになっていることが条件だと思うが
上昇すれば良いんならCAMUIでも良いことになっちまうw
>>628 > 民間主導は別にしてだな、開発期間の短い実用ロケットということは、
> 1999 年から JAXA が考えていたプラン。
失礼、 NASDA だな。
この時点でサブスケールの試験はやっていたんで、推力は小さくても Isp 向上して、
OTV めざす方向(HTV への応用)もありとは思うが。
でも具体的には聞いたことが無い。
あと、GX に関していうと、性能の低さ以前の問題、つまり燃焼不安定性が
まだ完全に対策立ったとはいえないんだよな。
Isp 315 sec に目標落としたからといってフルスケールの試験でまたつまづくおそれもある。
だけど、これは当初のプラン、
ガス押し式+アブレーション冷却、フィルム冷却
によるんで、この方法だとメタンも酸素も液体のまま。
日本では LH/LO のように気体+液体の燃焼のノウハウあるけど、
液体+液体は無い。
ガス押し式はさすがに止め、ブースターポンプに変えているが、
液体+液体
の燃焼ということには変わりが無い。
再生冷却にして一方を気体にすると燃焼不安定性はかなり扱いやすくなるんじゃ?
>>631 あれ?最新の案ではターボポンプ+再生冷却じゃなかったっけ?
いつぞやのロケットまつりで松浦さんが
「ターボポンプ+再生冷却とまともな方式になったのでLE系のノウハウも
使い回せるようになるだろうしとりあえず飛ぶことは飛ぶんじゃない?」
みたいなこと言っていたような…
確か、ガス押し+アブレーション冷却方式と、ターボポンプ+再生冷却方式の両方を平行して
検討していた気がする。
>>632 少なくとも2007年一月の宇宙開発委員会のワークキンググループの審議では、
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/uchuu/haifu/h18/yusou/07031314.htm 【河内山理事】 この資料の中には入っていないが、基本的には先ほどから説
明があったとおり、平成22年度に引き渡すということで、まずバックアップで
従来から進めてきたブーストポンプ・アブレータ方式についてはきちんとした
計画と予算の精査ができているので、それをベースとしつつ、それに対して再
生冷却・ターボポンプ方式がどうなるのかという計画を作っているので、別途
お示ししたいと思う。
=============================
なんで、再生冷却・ターボポンプ方式は具体案まで固まっていない。
実験できるのはもっと遅くなる。
というか、ブーストポンプ・アブレータ方式のフルスケールの実験予定では
4,5 月ころだったが、まだニュースは伝えられていない。
これ以降の進展、もしソースを知っていれば教えてほしい。
ついでに GX スレにも書き込むと喜ばれるだろう。
>>633 > 確か、ガス押し+アブレーション冷却方式と、ターボポンプ+再生冷却方式の両方を平行して
> 検討していた気がする。
2006年10月に並行して検討するようにととはいわれているが、
>>634 の答弁見ると一月の時点ではまだ検討始めてなかったということだ。
>>632 ノウハウはあるけど、細かいところは色々違うんで、時間はかかるだろう。
例えば液体水素と液体メタンは密度が大きく違うので、必要とされるポンプのパワーが違う。
水素とメタンの比熱の違い、粘性の違いとか。
色々設計はやり直さないと。
いずれできるだろうけど、ターボポンプ+再生冷却方式で5年以内の飛行に間にあわせるのは
無理だ。
水素とメタンでは臨界圧力もかなり違う。
水素 12.8 気圧
メタン 45.7 気圧
水素ならば13気圧以上なら液体と気体の相転移が連続的に起きる、
というか液体と気体の区別が無い。
しかし、メタンでは 46 気圧以下だと液体と気体の相転移(沸騰)が
工学的に面倒な現象になる。
ターボポンプの圧力を十分高くすれば済むことだが、検討すべきことは多数ある。
>>618 > プロジェクト管理の問題
5. プロジェクトの見積りの甘さに JAXA の中間チェックが無かった。
具体的には
5-a. 比推力、構造質量比共に甘過ぎた。ガス押し式という時点で、 限界がある。
5-b. 当初の見積りでは飛行実証まで3、4年の予定。
既存技術の組み合わせでも日程的にぎりぎり。
まして新技術(LNG エンジン、複合材タンク)満載だと。
6. 他の選択肢との比較検討した形跡が無い。
H-II では当初、ケロシンや、水素でもガスジェネレーターサイクルなど検討している。
機体のデザインも複数検討。
>>637 > 5-b. 当初の見積りでは飛行実証まで3、4年の予定。
この日程、楽観的すぎると NASDA/JAXA 内部で誰も疑問持たなかったのかねえ。
当時 JAXA 統合で忙しかったのかもしれないけど。
上層部が、勝手に決めてGoしちゃったっつうオチじゃないの?
J-2=GX
J-3=二段全段個体
社長の「まもなく新製品を発売します」の爆弾発言に
社内大炎上でデスマーチ突入する会社みたいな
予算とってくるのが最優先で実現可能かどうかは2の次の節があるもんね。
開発予算と期間の見積もりが甘いのはいつものことだし。
>>640 > 予算とってくるのが最優先で実現可能かどうかは2の次の節があるもんね。
> 開発予算と期間の見積もりが甘いのはいつものことだし。
H-II と比較すると、当初 7,8 年の予定が10年かかった。
GX は当初見積りが 3,4 年で、5年延期、現実にはもっとかかってもおかしく無い。
GX は見積りが*特別に*甘かった。
「新しい新規のロケットを作るだけの事業ではないか」
>>643 「だめっつたらだめなんだよ!新しい新規のロケットを作るだけなんて意味ねって」
>>642 それでもそれなりに体裁を持った物が出来れば良いよ
GXなんて出来てすらいないじゃん
洋の東西も時代も問わず公共事業の典型じゃん。
作るものには意味はない。
作ることに意味がある。
>648
キックモーターだから、4段目の方が可能性があるかな? まんまvegaとおんなじ構成になる罠。
相当試験は進んでいるようで。
そいえばマグナリウムも大分進んでいたような
>>648 比推力はどれくらい?
「同じ流量の推進剤を消費しながら発生できる推進力は10%ほど小さく」
なんで、その程度比推力落ちる?
ヒドラジンに比べ、
1. 毒性が低い
2. 低温貯蔵性に優れる。
惑星探査機向きじゃないか、ヒドラジンの場合、余分にヒーターがいる。
スラスターとか、静止衛星とかにも使えるかな。
ヒドラジン扱うには防護服がいるからなあ。
この種のものといえば、
HAN
があったな。あれはどうなっているんだろう?
http://www.isas.jaxa.jp/home/propellant/resarch_Lab_2.htm 確か、アメリカ国防省の資料で、ヒドラジン系に代わるスラスター燃料の開発重要課題として取り上げていた。
>>648 燃焼機が複合材化できるってことは燃焼室、スロートも複合材に出来るんじゃないか?
無茶苦茶軽くなりそう
>>650 ソユーズの4段目(フリゲート)みたいだねぇ。
MHIも500Nスラスタ作ってるんだな。何気に比推力高いし。
IHIはすでにロッキードに10台程度BT-4を集荷しているようだ。
これって一機何円くらいするのかな。
>>650でもベガも飛んでないからなぁ。
もうすぐだっけ?
>>655 > MHIも500Nスラスタ作ってるんだな。何気に比推力高いし。
論文の謝辞を見てみると、セラミックすラスタ ISAS の協力でできたとある。
>>650 Isp 315 sec か。
BT-4 の Isp 329 sec てすごいんだな。
MHI のセラミックスラスターの Isp 319 sec で、さらに向上の余地あり。
>>602,660
>M-25が残るとは思えないが、本当?
E-II(仮、Eの性能向上版)構想がある限り残る
>SRB-A+M-34ベース+(キックモーターベース)
のSRB-Aを高速燃焼タイプに変えてもLEO 3tは2段目のパワー不足で無理だと思うが
E-IとE-IIの違いは基本的に1段目って話だし
GX的には残ってもらっては困るんだろうがw
>>661 つ 「学生の教育に使える安全な液体ロケット」
>>662 新固体の最終目標がLEO2ton程度でしょ、
なんで3tonって数値が出てくるの。
>>662 >
>>602,660
> >M-25が残るとは思えないが、本当?
> E-II(仮、Eの性能向上版)構想がある限り残る
> >SRB-A+M-34ベース+(キックモーターベース)
この構成だと、SRB-A の燃焼末期に 5 G 以上かかるんじゃないか。
SRB-A のコンポーネント(TVC など)とか持つのかな?
また、動圧過大になり、制御が大変になりそう。
> のSRB-Aを高速燃焼タイプに変えてもLEO 3tは2段目のパワー不足で無理だと思うが
と言う計画だと、上の構成ではどんな環境条件になることやら。
高速燃焼タイプに導入は、M-25 復活させないと辻褄があわない気がする。
>
>>661 > つ 「学生の教育に使える安全な液体ロケット」
うーん、一仕事終えた後の打ち上げ用じゃ?
>>663 >
>>662 > 新固体の最終目標がLEO2ton程度でしょ、
> なんで3tonって数値が出てくるの。
LEO 2ton でも、
SRB-A+M-34ベース+(キックモーターベース)
では厳しいと思う。
M-V で LEO 1.85 t 、(キックモーター付け加えて 2.3t?)
>665 2.5tもの推進剤が詰まっているKM−V2なら低軌道何処まで逝けたかなー
その構成を持ってしてもはやぶさ打ち上げの時は点火時間を微調整してちょっとでも損失を抑えようとしてたし
>662 GXはLEO4tでありませんでしたっけ? 、で無問題。
>651 ちなみに一連のisasの推進剤研究は全部同じ部屋。
hanのひと(堀センセだっけ?)はgapのハイブリッドに邁進中?
>>666 >GX
一時期はLEOがM-Vに毛が生えた程度とか言われていたがその後4tまで復活したんだっけ?
>>667 >
>>666 > >GX
> 一時期はLEOがM-Vに毛が生えた程度とか言われていたがその後4tまで復活したんだっけ?
GTO の能力はそう。
LEO 4t にかんしては、
比推力低下
構造質量比悪化
を補おうとして、無理に燃料積みまして予定より燃焼時間伸びて、トラブル発生。
# 未燃焼ガス(液体?)がどこかに溜っていたらしい。
再生冷却+ガスタービンにすれば解決するとは思うが、
打ち上げコストが H-IIA 並みになるんじゃ?
>>662 > GX的には残ってもらっては困るんだろうがw
宇宙開発委員会的には GX で LNG の再生冷却+ガスタービンの技術立証できて
大型化 LNG ブースターへの布石が打てればよし。
それでもって打ち上げコストが H-IIA 並みになって、ビジネスとして成立しなくてもかまわない、
とまでいわないけど、本気でビジネスとして成立させるつもりならもっと説得力ある
説明資料を用意しろと。
あと、技術立証としての打ち上げだけならともかく、新規開発ロケット、最初の五、六機には
失敗覚悟しないとねえ、GX の開発難航しているだけになおさらユーザーが付くかどうか。
# IGS も技術的に成熟すると嫌がると思う。
固体ロケットの大型化ねえ、準備だけはしといたらチャンスが回ってくるかも。
>>668 >
>>667 > >
>>666 > > >GX
> > 一時期はLEOがM-Vに毛が生えた程度とか言われていたがその後4tまで復活したんだっけ?
>
> GTO の能力はそう。
の意味は、GX の計画通りの能力でも、GTO の能力は M-Vに毛が生えた程度と言う意味ね。
GX の LEO の能力は見かけ上維持しようと色々苦労しているんだよ。
試験設備の能力オーバーとか。
ともかく、最初の予定の簡素なシステムとは大違い。
いっそ
1段目 SRB−A
2段目 M−25
3段目 カムイロケット
とか言ってみる。ハイブリッドエンジンも消火再点火出来たよね?
GXでGTOなんて最初から考えられていないわけだが。
>>672 > GXでGTOなんて最初から考えられていないわけだが。
日本の場合、射場と安全経路の制約があるからなあ、種子島からだと
SSO は GTO 程度しかならない。
# 内之浦からだと少しはまし。
いっそ、GX 用に北海道にでも射場作りますか?
そぷそう、宇宙開発委員会の資料でも GX の SSO 能力で見解わかれていたけど、
安全係数のとりかたの違いなんだよなあ。
例によって、IHI 側の見積り、楽観的見積りなんだろう。
# 今までが楽観的見積りの積重ねだったので、そう思われてもしかたがない。
まあ、ものがうちあがってからだけど、H-IIA よりコスト安くなるとは思えない。
アトラスの1段目にのっけた2段目がああ複雑になってはなあ。
>>672 > GXでGTOなんて最初から考えられていないわけだが。
商業衛星で GTO 以外と言うと、
イリジウム、グローバルスター、テレデシック、
バブルのようにありましたな。
GPS とか ガリレオ など測地衛星は数が多いだけにコンスタントに需要見込めるけど、
GTO までいかなくても高軌道だし。
676 :
NASAしさん:2007/05/19(土) 23:18:36
>>676 J-Iは新開発要素が少なすぎて、組み合わせに金がかかり過ぎてしまったわけだが。
>>671 消火は出来るが再着火は難しいんじゃないか?
予備の点火系が上手く機能すればいいけど。
>679 でしょ。9回の実験を行った、と書いてあったから。
どんどんあげてどんどん検出器なり構造物の試験をしてホスイ
JAXAにRVTの専用ページってある?情報が知りたいんだけど見つかんない・・・
そういえば、SSO用に能代を改造して使うことはできないの?
真上にロシアがあったり、土地が狭いのかな
>>683 真北に打ち上げてロシアに1段目を落っことすってこと?
わざわざ他国領土に残骸落として賠償金払う意味がわからないが。
>>686 >H-IIAのSSO能力はソユーズ並にまで落ちてしまっている。
ソユーズにH2A水準のSSOを打上げた実績あったかな?
SSOについては同じくらい。
中ではフィリピン問題といわれてます。
693 :
691:2007/05/26(土) 00:24:17
soyuz2.1aってヤツだな。
3段目のRD-0124ってエンジンはケロシンのくせに比推力359秒もあるのな。
これがロシア脅威のメカニズムというヤツか・・・・
燃料になんか混ぜものしてるんじゃね?
水素とか
RP-1使って真空で1000psi(70気圧くらい)の燃焼圧での理論比推力(?)が358だそうな
凄過ぎ->RD0124
>>696 そう考えるとLE-5Bとかまだまだ根性足りないね(マテ
>>694 なぜそこでソユーズ2-1aを持ち出すのか知らんが
今回MetOp-Aを打ち上げたソユーズ2-1aは(ブースタを1段と見て)3段目RD-0110だよ。RD-0124はソユーズ2-1bでしょ。
現実にSSO 4トン越えたことが気にくわず、陥れを試みたとか。
ISAS謹製の10t級LH2/LOXエンジンの資料ってどっかにある?
703 :
NASAしさん:2007/06/12(火) 17:59:13
>>703 1段目:SRB-A+SMRC
2段目:???
3段目:サイズ的にM-34 or KM-V2
フェアリング:M-Vベース
2段構成はあり得ないけど
2段目がわからんな。M-34にしては太すぎ長すぎだし、M-25にしては短い
新規開発じゃとても2010年は間に合わないだろうし…
>>704 > 2段目がわからんな。M-34にしては太すぎ長すぎだし、M-25にしては短い
何だろうなぁ。
・赤いラインは実はただのペイント。2段目に見える部分は1段目の上部である。
・SRB-Aが2セグメント化されている。(SRB-Aを使うメリットが・・・・)
・実は、増強型SRB-Aのイラストである。(まずない・・・・)
とくに根拠のあるCGじゃないと思う。
とりあえず格好いい絵を載せたかったんじゃないかな。
配管カバーがまたぎ越してるから、赤いラインはペイントだろう。
カバーが途切れるところまでが1段目、そこから黒い線までが段間部、
フェアリング手前までが2段目で、3段目はフェアリング内と予想。
>>708 結構大きい絵があるね。704氏〜達も言っていることだけども
第一段は新たにロール制御用の小型固体ロケットモータ(SMRC)を2基装備ですか。
もしかしたらJ-1 2号機と同様に2段目下部に統合型ロール制御スラスタを新規取り付けするか思ったが、
今度はM-Vと同じやり方にしたんですね。
2段目はむき出しで短いうえSMRCも見当たらずM-25ではない。M-34だろうがそれにしては直径が大き過ぎ。
フェアリングは新設計。フェアリング内部の第三段はKM-V2でスピン安定のままなのかな?
>>709 >第三段はKM-V2でスピン安定のままなのかな?
そうなると2段目は自動的にM-34になると思うけど
太さの件と性能面に疑問が…
いまLUNAR-AのCGを見ると「古いなぁ」と思うように、
次期固体が上がることにはこのCGも古いなぁと思うのかな。
個人的な好み問題だと思うけど…
俺は、はるかとかのぞみも古いとは感じないよ
LUNAR-Aは保守的に作られているというのもありそう
言い方が悪かった。CGとして見たときってこと。
設計云々と思われても仕方ない書き込みをして申し訳ない。
それを言っちゃJAXAから出てくるCGは全部古くさいぞw
今時のCG技術を考えたらリアルタイムレンダリングの3Dゲーにすら劣っているし
あれじゃハイアマチュアの方がレベル高いような…('A`)
NASAみたいに超高解像度版もほしいな。
H-IIA204の打ち上げイメージCG見てちょっと残念になった。
まぁCGに金かけるほど余裕無いのも分かるが。
そういや、全然気付かなかったが(ここんとこちょっと忙しかったんで)
イスラエルがシャビートでオフェクの後継機を打ち上げてたんだな。
今や世界で唯一の衛星打ち上げ個体ロケットなんだから、
打上げ中継でもして欲しいなぁ・・・ま、ムリだろうけど。
西向きという異常ながんばり様はISAS並。
まあ、東に上げるとすわ核攻撃かとか言われて大変なことになるからな。
第1段がイラクやイランにおっこった日には……
721 :
NASAしさん:2007/06/27(水) 09:59:29
723 :
NASAしさん:2007/06/28(木) 20:33:34
>722
上でも書いたかもしらんけど、これはvegaで言う4段目、外付けアポジでしょうね。
ヒドラジンよか余程安全なので作業は確実に楽にはなるでしょう。
仕事で笑気ガスを燃やしているけど(原子吸光)まぁ勢い良く燃える事 w
>>724 ベガの4段目とは違うって。
ベガの4段目は2〜3段燃焼中のロール制御も兼ねているので
4段目なしでは2〜3段のロール制御が出来ない仕組みになっている。
トーラスやミノトウル4もそう。
この点がM-Vとは発想が違う。
LEO 100kg級の固体って何よ?
>726 微妙、っつーか適当っつーか。
LEO100kgならたけさき(TR1A)に2段目をつければだいたい足りると思うんだけど、
新たにあんなのんびり開発する意味ってなんかあるんかね?
固体上段の軽量化なんてとっくに終了してるし。
>729 正直科研で25億ももってかれると泣き叫ぶ方が大勢出まくりなので勘弁
>730
JAXAよりマシなら良しとしようぜ。
>>711 次期固体が上がる
無事上がるのだろうか?
>>729 >Cheaper, Faster, and Challengingな衛星を
チャレンジングなのは結構だが失敗したときの後ろ盾がないと意味無い気がする…
>>734 さすがに上がるんじゃないの?
あのJ-Iですら一機は正常に上がったわけだし
>>734 森田さんが手綱を握っている限りは上がるんじゃない?
あとは予算
M-V止めた以上絶対上がるだろう
ISASのロケット系の研究がなくなっちゃう
>>737 実際のところ2段式で軌道まで届く固体ロケットってキビシイんじゃ?
開発難航
→予算不足
→予算追加却下
→開発中止
→ISASアボーン
→NASDAウマー
液体の3段目がつくんでしょ?
>739
二段式の話はあまりでてこなくなりつつあり、実質三段式が運用の中心となるように思われる。
試験ペイロードあげる程度なら加速度や振動も問題は少ないだろう。
>740
低毒性の>722は興味深いが、実現したとしても全固体三段式で運用がはじまったのち
三段目を置き換える形になると思われ
>>741 置き換えるというか無毒液体推進機はオプショナルじゃないかな
このサイズではC2H6O/N2Oじゃ無毒なこと以外ではメリット薄そうだ
>>741 722の図を観ると、明らかに固体3段の上に小さな液体がちょこんと乗っている。
>>742 俺もそう思う。
第1段とかブースターならわかるが、2段目3段目が無毒であるメリットがわからない。
防毒しなくていいので射場作業を短縮して費用削減できる。
SpaceShipOneではトレーラーでガソリン充填する感覚。
あ、でもペイロードが有毒のままだったらあんまり意味ないか。
747 :
NASAしさん:2007/07/05(木) 14:02:20
>743
固体二段の上に載っているように見えるんだが俺の目がおかしいんだろうか。
赤い点線の丸に右の拡大図の燃焼機までが入っていて、ノズルはその下で
直径1230mm、全長1530mmと見ていた。すまんが解説希望
>746 過水を触媒に通して自己分解で発生する熱を使って着火まで持っていく、という野望もあるらしいので、
それが実現すればアボジでも使える。ヒドラジンより低温でのハンドリングが良好、らすい。
>747とか
最初見た時は2段目の上にキックモーターがあって、更に、の4段式?とも思ったけど、
3段式ですね、ノズル長さを考えると。
750 :
NASAしさん:2007/07/05(木) 21:39:09
>>749 過水を触媒に通して自己分解で発生する熱を使って着火まで持っていく
いやー。どうだか、過酸化水素の取り扱いは、
面倒ですし、(ちょっとした異物混入で爆発する)
ISASも過酸化水素をサイドジェットに使ってて、今はやめたので、
そこらへんは良く解ってるかと
>>747-748, 749
そうかな…。単にこの図がアバウトなだけで
3段目は丸っこい形状だからKMV1or2固体球形ロケットだと思う。
何度見返しても、その上のごちゃごちゃした赤点の円内の部分のみが液体ステージに見える。
>>751 その固体3段目とやらがどこに見えているのか分からないが、
液体ステージから下方に1mぐらい伸びているように見える
ノズル+燃焼器は、その固体3段目を貫いているのか?
>651
647だが言ってることがわかった。感謝。
絵がアバウトな気はするな。確かに丸っこいものは書いてあるが、(液体の)ノズルも
どうなっているのかと。四段目なのか三段目なのかは保留に意見変えることにした。
どっちでも基本が二段式という建前から液体キックステージという表現はできるだろうし。
ところで、透視図から二段目はM-34ベースで直径2.5mに拡大したものでいいのかな
×651、647
○751、747
間違った。すまん
755 :
NASAしさん:2007/07/06(金) 09:11:07
>>750 昔は大変だったけど、最近マイルドに改良されたりしているようです。
>>722 化学はさっぱりなんで見当違いなことを言っているかもしれんが…
性能重視にケロシン/N2OとかLPG/N2Oってどうなん?
熱量的にエタノールよりは性能良さそうだけど
飲めないがエタノールの次のステップとしては面白そうだ
灯油を使うんだと安定して燃すのが大変そうかも…
ロケットエンジンの条件か
・良く燃えて
・多くのエネルギーを発生して
・ガスが軽くて
・精製されていて
・安価で
…更に容易に入手可能という条件を付けると…かなり難しいな…orz
>750 この頃は過水も純度が上がったし多少はマシになっているんじゃ?
30%のなら仕事場に20Lのが5、6個転がっているし、高濃度だと話は全く変わるがw
>756
液体燃料をロケットの燃料に使うのは相当のノウハウが必要なのでケロシンは微妙かな。
プロパンは悪く無いと思うけど、どうなんだろ?
エタノールを選んだのは融点がアルコール類でかなり低い方(-100度以下)だから、宇宙で凍結しづらい
なおかつ沸点がそこそこ高く、かつある程度揮発(ガス化)しやすいから。あたりもあるかと
ま、安易さは某CAMUIが圧倒的な気もするけど。液酸は病院有る所に必ずあるから。
>ケロシン
それこそ教育用としてみるのも面白いかと
数kg程度のケロシンエンジンから始めればだいぶ敷居下がるだろうし
そこからノウハウをコツコツ積み上げていけばそのうち飛ぶ…かも知れない
>CAMUI
現状大型化が困難という問題が…構造的にも、構造質量比的にも厳しい
あのままだとキューブサットはおろかナノサットが限界では…
759 :
750:2007/07/07(土) 01:30:58
>>757 いい加減な事言っちゃダメ。
過酸化水素の反応性は純度の問題じゃないよ。
過敏な反応を防ぐ緩衝溶液の問題。
ちなみに、昔から今まで、試薬グレードの純度は全く変わりません。
30%溶液程度なら、ちょっとした工場には、ゴロゴロあるって。
過酸化水素が怖いのは、農奴約80%を越えてから。純度が高いのは、マジで爆発するよ。
760 :
750:2007/07/07(土) 01:34:46
もうイッコ言うと、過酸化水素の爆発問題は、
ドイツのロケット戦闘機「Me163コメート」
日本の試作ロケット戦闘機「秋水」で散々問題になってて、添加薬が検討されてる。
それで、先回りして言うけど、海外のwebで「不時着したあげく、ロケット燃料をかぶって死んだMe163パイロット」の
写真と称して、人間がクラゲみたいになった写真が入手できるかも知れないけど、あれはヒドラジンを被って死んだ
パイロットの写真。
有人のソユーズロケットが未だにワルター機関を使ってるくらいだから
十分解決可能な問題だろう。
過酸化水素30%溶液程度なら取り扱いは難しくない。
(といっても少しでも手につくと真っ白に皮がただれて激痛が走る。)
80%以上になるとこれは全く別物。超危険。
>>759の言うとおり。
炭化水素系燃料の場合、やはり、炭素鎖の短い燃料のほうが、水素の
割合が高いので、多少、比推力が有利になる・・・のかな?
そう考えると、本当はエタよりメタノールのほうが良さそうに思える。
素人考えだけど。
マジでメタノール燃料のロケットが有ったような気がする
それから火星に液体水素持って行って二酸化炭素と反応させ
てメタノール燃料作る案も。(液体水素の長期保存が大きな課題)
秋水とコメートがメタノールの混合物使ってたはず。
メタン?エタン?…それなんてGXロケット?
ロケットまつり情報。
Eロケットはいいロケットだ、という駄洒落を林さんが。
Eロケットの現状については、話が別方向へ逸れちゃったため聞けないまま終了。
ただ、林氏が何度か森田PMのことを好意的に言及していたのが記憶に残っている。
769 :
NASAしさん:2007/07/09(月) 17:34:02
>>768氏
乙。
与えられた逆境を利用し、前向きな技術開発に持って行く
森田氏の姿勢は、外部から見てて爽快だと思うし、
ISASならではと言う気がするよね。。
V-2はエタノールじゃなかったか?
A3において推力の方向制御が試みられたが、フォンブラウンが最初に考えたのは
ヴァーニアエンジンであったが、ロケットエンジンそのものの開発が手間取って
廃案となった。ジンバル機構は技術的に難しかった。最終的には噴流舵に
なったわけだけども、材質はモリブデンで2160℃まで耐えられるようにした。
エタノールに水を添加したのは、ノズルと燃焼室の冷却のため。それでも足りなくて
膜面冷却を行っている。
A-3はモリブデンだったが、A-4はグラファイト製に変更されたようですね。
776 :
774:2007/07/10(火) 20:12:40
>>775 A-3は、まともに打ちあがったのが一基もない
→モリブ製の舵が最終的な信頼性があったかは未検証
まで書かないと、これは詐欺寸前。
777 :
NASAしさん:2007/07/13(金) 23:27:50
CAMUIって衛星打ち上げできるところまでもっていきたいようなことを聞くけど、
そのためには最低でも何十秒も燃やせないと無理だと思うのだけど、
あの構造で長時間燃やすにはどうするの?
ペットボトルで1km行く時代に燃焼させて1kmじゃあねぇ。
さすがに10kmまで行けば応用が出てくるだろうけど。
いやぁ、10kmじゃ飛行機で届くし。
しかしその250kg級で既に大きさだけならMT-135を超えてるのな。
そうだよな。10kmなら飛行機から落とした方が早いよな。
飛行機から落とすより安く上げられるなら別だけど。
1万メートルくらいならビジネスジェットで飛べる高さだし
それ以上でも、高高度飛行用の飛行機や観測用の気球とか有るからね。
費用だって何年か前だけど、ロシアで戦闘機乗るツアー募集していて
ミグ21や25での成層圏飛行(高度2万メートル近く)が、2千〜3千万円くらいだった。
もしかして、空中発射型を目指している?
今後、トンレベルの推力の機体が開発出来ればかなり使えそうじゃね?
785 :
0909:2007/07/16(月) 23:35:44
CAMUIの目的は小型衛星を低コストで打ち上げることなので、空き缶1個を
10kmの高度に持ち上げる手段の中で、CAMUIの優位性があるかどうかを
比較するべきでは。
MT-135もMigも素人では扱えないだろうが、CAMUIなら少し機械をかじった
事がある人なら(ガッちゃんとか)扱えそう。シンプル&安全設計。
10kmじゃ衛星にならないじゃん。
月ならなります。
高度以前に、月でも軌道に乗るには少し速度足りなそうだけど。
ペンシルロケットを馬鹿にした連中みたいなこと言ってんなよ
ちょっと速い銃だったら月で撃てば軌道に乗るかな。
その酸素無いから発射できないとかあったらそう言うの無視で。
>789
50年経って、民はなんも変わらない、つーのが良く解る話だ罠。w
ホカイド民なのでせいぜい見守ってきます
>CAMUI
ライバルとしてはISASの無毒推進系の推進器とか、某氏の超小型打ち上げ機あたりだろうな
カッパ全盛
民「日本が人工衛星?あり得ないって( ´,_ゝ`)プッ」
おおすみ打ち上げ成功
民「大和魂!世界で4番目!(゚∀゚)イヤホウー」
>>794 ペンシルとは事情が違うだろ。
あれは当時、日本唯一のロケット研究だったんだし。
796 :
NASAしさん:2007/07/19(木) 00:29:28
>>794 日本中がラムダの打ち上げに一喜一憂していたあの時代を知らないようだな。
若いねー。
中国やフランスより先に衛星が上がるかどうかの興奮の時期だな。
1969〜1971年
>>797 お仏蘭西は1965年に打ち上げ成功している。
>>784 妄想ロケット
1段目 トン推力のカムイロケット(回収)
2段目 球形タンク固体ロケット
3段目 ISAS無毒エタノールロケット
低軌道に数十kgはいくかな?
宇宙研一般公開より帰還中。
15時から次期固体ロケットについてのプレゼンがあった。
以下配布資料より。
第1段モーター
H-IIA補助ブースターSRB-Aを適用。推進薬量66トン
第2段モーター
M-V3段M-34bモーターの改良型の適用。推進薬量11トン
第3段モーター:KM-V3
KM-V1モーターの改良型の適用。推進薬量2トン
軌道投入能力
LEO(250km×500km):1200kg
SSO(250km×500km): 500kg
以下、プレゼンより思い出せる範囲で。
・未だ名称未定。次期固体ロケットと呼んでいる。
・日本の固体ロケット技術を継承し、発展させていく。
・スピーディーな打ち上げのために、システムの簡素化と運用効率化を行い、
運用性向上、高信頼化、低コスト化を実現。
・M-34b→M-35は、伸展ノズルや投棄型点火器を廃して簡素に。
・アビオニクス系をネットワーク化し一元管理、インテリジェント化
・運用効率化。射場作業70日→18日、工数3800人日→350人日
・完成は4年後の予定。
・次期固体ロケットの応援よろしくお願いします。
>>802 ありがとう。
ASTRO-Gの打ち上げ手段に要注目だね。
じゃあ森田先生は筑波出張で仕事してんのかな。
筑波の方が設備は良いらしいが。
806 :
NASAしさん:2007/07/22(日) 01:57:46
どさくさに紛れてKM-V1まで改造しているのか(笑)
レポGJ
H-2Aとの比較はまぁ当然としても、
GXとの話が全く無いなw
まぁ、出来無いものと比べてもしょうがないからかなww
現状ではGXがASTRO-G上げる最適解。
次期固体じゃ上がらないし、H-IIAではもったいない。
GXできなかったらドニエプルが安くて良いかな。
次期固体の振動対策ってどうなってるのかな
次期固体の発展型、すなわちM-V後継機としてのロケットが開発されるかどうかは
ASTRO-Gの打ち上げ手段にかかっていると思うんだけど。
GXは2段がでかすぎだから、3段を追加しない限り高軌道への投入は難しいと思う。
GXかぁ。
当初予算よりえらい金かけて
意地でも形だけは作るんだろうけど、
結局1発で終わりって気がするな。
J1の二の舞で。
次期固体はLEO 1.2t, SSO 500kgって出てるじゃん。
これじゃあASTRO-Gは上がんないよ。
それとは別に次期固体で上げたい衛星も昨日紹介されてたみたいだし。
>>803 ASTRO-GはH2Aで行くという話があった。
で、当然ながら能力が余るからどっかの衛星と相乗りになるかもらしい。
ただ、その衛星が実用衛星か科学衛星になるかは未定。
とのことだそうで。
現在燃焼試験中のLE-5Bを載せて
はやぶさ2+ASTRO-Gで11年に上げてしまえばいい。
冗談で書いたつもりだけど実際になったりして。
はやぶさはダイレクトローンチ専用に設計されている
はやぶさを踏襲するはやぶさ2も同様と考えるのが自然
H-IIAでどうやって打ち上げるんだろうね
幸い再々着火があるから、二段目ごと飛んでいくとしても
ペイロードを軌道に投入することは可能でしょう。
500kgくらいしか無いんだし。
アンテナも変えるみたいだし、ミッション条件に合わせていろいろと変更はするんじゃないかな。
>>817 前々からこういう事書く人いるけど再着火が出来るからとか、打ち上げ能力に余裕があるから
多少ローンチウィンドウを外しても大丈夫ってどういう理屈なんだ?
>>818 フェイズドアレイアンテナってPLANET-C向けに開発されていた物の使い回しな気がするが
>>819 >多少ローンチウィンドウを外しても大丈夫ってどういう理屈なんだ?
というか、ロケット側の能力でウィンドウはいくらでも変わるでしょ。
はやぶさの時と同じウィンドウと考える方がおかしい。
>フェイズドアレイアンテナってPLANET-C向けに開発されていた物の使い回しな気がするが
アンテナそのものは使い回しでも、それをはやぶさに載せるための設計は必要になる。
(電波とか振動とか電力とか)
はやぶさを踏襲するっていっても解ってる問題点には対策もするみたいだし、
まるまる同じ設計にはならないから、そこへ打上ロケットにあわせた設計変更を加えるのが
どれだけの手間になるか?ってことだと思うんだが。
昨日聞いてくればよかったな。
>>819 ローンチウィンドウには何も触れていないが、
なぜローンチウィンドウが広がると思ったのでしょうか。
M-Vも雨が降ればダメだったわけだから、ロケットとしての
運用性はあまり変わらないと思う。
822 :
NASAしさん:2007/07/22(日) 16:58:22
再着火可能ということは、早めに打ち上げて軌道上にパーキング出来るって事じゃないのか?
M-Vだと直接太陽周回軌道に上げないといけないから、その分厳しいんでは?
823 :
820:2007/07/22(日) 17:22:45
>>822 パーキング軌道上で宇宙機の運用をどうするかとかも考える必要があるから、
単純にダイレクトローンチより良いって訳でもないけどね。
特に「はやぶさ2」は「はやぶさ」の資産を活用することに意義があるので
あんまり設計や運用が変わるとまずいし。
そもそもGXってどんな衛星を打ち上げるつもりなんでつか?
国策の公共事業衛星
をメーカーは期待していると予想
あるいは開発費だけで元をとるつもりかも。
それなら1機飛ばして終わりでも事業として成り立つよね。
827 :
NASAしさん:2007/07/22(日) 19:10:18
>>826 メーカーが多額の開発費を出しているのを知らんのか!!
SERVIS-2が予定にあったんだけどね。
ロコットに変更。
GXはIGSだろ。
>>メーカーが多額の開発費を出している
はぁ?
出していても旨みがそれより多ければ全然マイナスはない。
831 :
NASAしさん:2007/07/22(日) 20:58:39
>>830 具体的に1機打ち上げでなんぼの利益が出るんだ?
おまえ会社に勤めたこと有るのか?
別にH2A204ならMV2発のGTO/探査機相当分を打ち上げ出来るでしょうて、
ASTRO-G +haybabusa2がデュアルで出来るならそれはそれで諸外国とやらにそうとう評価されるだろうし、
十分出来る技術もあるでしょうて。(ASTRO-Gのアポジは大型化の必要くらいあるかもしれんが)
GXはなー…メタンエンジンがものになるための習作と思えば立つ瀬もあるよ。w
次期固体は徐々に高性能化(高能力化)されるでしょう。
2段目が何時の間にかM26とかいう名前になっていたり、3段目がM35になってたりとか。w
Eロケット(仮称)の3段目がKM-V3って時点である種のネタだしw
KM-V3がちゃっかりH-IIAのキックモータにもなったりしないのかな。
「キックは液体が良いです」との声も聞こえては来るが。
Vegaの最終段みたいに、推進の役割とともにロケット全体の飛行中のロール制御もやって、
固体燃料の製造のばらつきによるΔVの差も適切に修正してくれる液体上段……とかなら
それはそれでありだよね。そうなるとSRB-Aにロール制御を付けたりしなくて済むわけだし。
あとは複数回着火できるようにして多数のマイクロ衛星を投入したり、衛星の軌道投入後に
もう一回着火して減速、速やかに再突入させてデブリ発生の危険を減らすとか、まあ夢は色々。
そうでなきゃアレだ、衛星にやたら余計にヒドラジン積めばそれはそれでキックモータの代替に……
>>834 一月ごろに、衛星の500Nエンジン+衛星外部燃料タンクで
キックモーター化なんて話が出ていた。
問題も色々あるだろうけど、考えとしてはおもしろいと思った。
>>833 ISAS「じゃあ液体のキックモータを液体が得な筑波の方で作って下さい
てか、M-V潰したの藻前だろうが!責任持って作れや(゚Д゚ )ゴルァ!!」
…くらいの発言力があれば、はやぶさ2にもまともに予算付いているし
LUNAR-Aも改修なり機体新調して上がったろうなぁ…('A`)
>>835 重心とかの力学的な整合性の確保が難しそうだ
相模原の公開デーに逝ったお方がうぷしてくれたファイルを見た。
ほぉ、1段目クラスターですか…
ISAS や る 気 だ な 。
w
つか2段目が既に仮称M-35だしな。
あと、筑波なら液酸液水のキックモーターとか作りそうだからいらない。w
>>837 ?付いてたの気付よ…。
結局、予算的な兼ね合いとかもあって下にある
今の新個体になったってプレゼンの流れだったんだよ。
もう、アフォ杉。
>>837 俺もそのファイル見たい。どこにうpされてる?
俺も撮ったけど、適当なうp先がないので口で説明してみる。
ラムダからM−Vまで、次第に大型化する流れの先に、4つのロケット。
・H−IIAに移行して大型化?
・M−Vの同クラス機?
・上のロケットの1段目を3基束ねたロケット?
・M−Vより小さな固体ロケット?
で、口頭の説明で、以下のような感じ。
M−Vより小さなロケットでもいいんじゃないか、そうすればすごく安く作れ
ると気付いてしまった。ラムダ以来変わっていない所も多いM−Vとは違う、
全く新しいロケットを造って、ロケット技術者を育てたい。世界の固体ロケッ
トはどれも30M$以下。それぐらいに抑えれば今の予算でもM−Vより高頻
度に、毎年小型科学衛星を打ち上げることができる。射場整備も、搬入から打
ち上げまで2週間以内にする。
(J−Iの再来という批判もあるが、という質問に対して)それは我々が一番
解っている。J−Iは別組織が開発したロケットをそのまま繋ぎ合わせようと
して失敗した。次期固体ロケットは、SRB−AやM−Vの技術を利用するが、
それぞれ改良し最適化して再設計するので、心配ない。
で、聞いていて思ったが、よく言われる「NASDAがISAS潰しのために
M−Vを廃止して、J−Iの失敗を忘れてSRB−Aベースの継ぎ接ぎロケッ
トをでっち上げた」という雰囲気は全く感じなかったな。あくまで、肥大化し
たM−Vより小回りのきく新型固体ロケットを、最新技術で開発するのが目的
だと。SRB−Aを導入したのも、M−Vの第1段は射場での組立が大変なの
で、一体で搬入できるものを採用した、という話だった。Mロケットのスタッ
フが、良いものを継承しつつ新しいものを取り入れるためにやっている、とい
う意気込みを感じた。
>>841 >よく言われる「NASDAがISAS潰しのために
>M−Vを廃止して、J−Iの失敗を忘れてSRB−Aベースの継ぎ接ぎロケッ
>トをでっち上げた」という雰囲気は全く感じなかったな
そりゃ去年末の宇宙科学シンポでもそうだったし、公に後ろ向きなことは出さないと思うが
しかし某理事の2段案とかペイロードがあるにもかかわらず廃したM-Vも事実で
このあたりも誰か聞いて欲しかったな…
843 :
NASAしさん:2007/07/24(火) 20:18:22
J-1の失敗の再来は正当な後継者のGXが引き受けてくれるから
我々は安心して待てばよい。
次期固体の上に液体第四段付けたらどれくらいの能力になるかな?
とかISAS公開のエタノール・N2Oロケットの展示を見ながら思った。
地球脱出軌道に300kgはいくかな?
>>842-843 ASTRO-Gで説明してた人は、M-V廃止により打ち上げがH2Aになって
環境が楽になって良かったとも言ってた。
衛星側にとっては、そんなもんなんでしょ。
>>842 PLANET-Cの2010年まで空白期間ができてしまったからねぇ。
ペイロードがあるって言っても打上環境を維持する費用が・・・。
>>847 ASTRO-GってH-IIAに決まったの?
現状ではそう言う流れになるが。
>>847 そりゃ衛星&理学からしたら歓迎でしょう
打ち上げ機なんて何でも良いわけだし
>839
>>802 落ちてたらゴメソ
>838 お約束の反応乙。w
>848 内之浦での打ち上げが大前提にすっかりなったE(仮称)ロケットだし、
打ち上げ環境の維持は必須かと。(いや、斜めランチャ廃止の可能性はあるだろうけど)
>841>842 仕切っている森田センセがMVの第二当事者位の立場だった人。
その人が前向きなのを後ろに引っ張らないのは大変宜しいかと。
(実質M6に近い存在だから、ってのも有るんだろうけど、ノウハウはISASから殆ど引き継ぎだし)
>>847 現在のISASの研究規模を考えると次期固体で上げられるのは実験機が関の山
一線級の主力衛星は無理。本命の主力衛星をH-IIAに依存してしまうことに問題がないのか疑問
>>851 性能面で将来的にM-VI相当の可能性はあるけど
ミューって工学実験用打ち上げ機の名前だと思うんだ
そういう点で次期固体の名称を変更したのは良いと思う
>>851 打上環境ってのは老朽化してる管制施設とか、技術者の貼りつけとか、そういうのを含めた話ね。
イプシロンって斜め打ちですか?
855 :
NASAしさん:2007/07/25(水) 08:40:28
>>852 >本命の主力衛星をH-IIAに依存してしまうことに問題がないのか疑問
発想が逆だな、科学衛星は適当で良いよ。
本丸はH2系列、なんとしてもこれを維持発展させなければ日本の宇宙産業は壊滅する。
856 :
NASAしさん:2007/07/25(水) 10:25:58
H2系列な設計だとコスト高から避けられないのが気になる。
そろそろ後継機というか抜本的にコストダウンを行った機体を検討をした方がよい気がする
857 :
NASAしさん:2007/07/25(水) 11:14:01
>>856 コストダウン追求は同意するが、新機体開発には同意できないな
ロケットの信頼性は多数回打ち上げて初めて評価できるもんでしょ。
回数 開発 打上費(M$)
Atlas V - ? 147 Launch price for Atlas V 401
CZ-3C 2 ? 91
H-2A 10 969 109 Price for H-2A 2022
M-V 7 276 73
Soyuz U 853 ? 48
この様にH2Aの打ち上げ費用は良い線いっているよ。
MVは突出しているけどな
>>800 - 802
ありがとう。
KM-V3 ということは、KM-V1 や KM-V2 ではバランスが悪いということか、
それとも改良コストが比較的安いということかな。
あと、SRB-A の TVC はあのままで良いのかな?
全長短くなった分とファイアーインザホールの段間部省略した分、、制御は楽になるんだろうか?
ISAS内部では非公式にイプシロンの更に次も検討してるのかね?
>855 本気で科学衛星が適当で良い、とか言うなら痛いぞ。w
>857 為替次第で3割増減が普通の海外打ち上げと比較する意味はあんまし無いかと。
何せユーロ高で、MVですらvegaと伍するのも不可能じゃ無いくらいになっているし
(多数の実績のMVが40Mユーロなら、探査機なら悪く無いし)
あと、MVは$150位と思った、開発費(175億だも)、それで探査機、…クレイジー(良くも悪くも)
ふと思ったんだけど、Eロケットの3段目が無制御スピン安定のままだと、SSO打ち上げで不利なんじゃないか?
M-Vの飛行経路を見ると第1段燃焼中は南南東へ(種子島上空迂回and第2段落下点問題のため)。
第2段燃焼中はほぼ南、そして第3段燃焼中に徐々に南微西へ経路を曲げて傾斜角約98度へ持ってゆく。
Eロケット3段目KMV3だが、SSOのようなミッションの場合は、スピン状態のまま姿勢変更が必要な場合には、ラムライン姿勢制御装置とか搭載するとかするんだろうか? (その場合は構造重量比悪化)
これによるとLEO(250km×500km)に1.2tに対し
SSOの(しかも250km×500kmと低い)に500kgて相当低いんだけど。夏季打ち上げだともっと落ちる?
↓
http://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20070722001637.jpg
862 :
NASAしさん:2007/07/26(木) 01:52:30
>>860 >痛いぞ->見解の相違だね
>海外打ち上げと比較する意味はあんまし無い
本気で言っているのかねー、ヤレヤレ
>>852 >
>>847 > 現在のISASの研究規模を考えると次期固体で上げられるのは実験機が関の山
> 一線級の主力衛星は無理。本命の主力衛星をH-IIAに依存してしまうことに問題がないのか疑問
実験機も大事だぞ。NASDA,USEF 関係だけでも
きらり (OICETS)
SERVIS
SERVIS-2
LOREX
LOREX はピギーバックだったけど、ぎりぎり ETS-VIII の前にあがった。
ペイトードに余裕があれば増幅器の実験とかもできていたかもしれないし、その場合事前に
冗長系のポカに気づいたかもしれない。
ISAS 関連では、JASMINE も本格的な衛星あげる前に(新概念の)光学系のテストのため、
試験衛星あげる予定。ピギーバックよりも、数百キロでもペイロードあったほうが
問題点の洗いだしがしやすい。
直径 2 - 3 m の光学系で、冷却も考慮するなら、サブスケールモデルで試験もしたくなる。
s/LOREX/LDREX/ね
865 :
NASAしさん:2007/07/26(木) 21:52:16
>>863 そう実験機は大事、その為に新固体があるし、ピギーバックが有るからね。
それに、ISSもそうだね。
>>863 「実験機以外をどうするの?」と言う話以外が全く見えない
867 :
NASAしさん:2007/07/26(木) 23:16:02
>>866 実験機以外は当面H2Aなんだから、議論するまでもないでしょ。
実際今日試験が終わったLE-5Bが完成すれば、
ユーザー側から見ればなかなか使いやすいロケット>>H-IIA
>>868 じゃあさっぱり客が付かないのはなんで?
高いから。マニュアル古いから。英語通じるか不安だから。
(静止衛星の場合)軌道傾斜角まで修正しないといけないから。
日本の客ですらアリアン使うくらいだから何かありそうだから。
>>868の話に費用は含まれていない。
民間衛星の打上実績ゼロ。
民間衛星の受け入れ体制が不透明。
事故後の打上再開が非常に遅い。
これだけでH-2Aを選ばない理由には十分。
>>859 当分の間はそれどころじゃない。
第一段の推進剤増量とかは検討してるらしいけど。
>840
エンジンテクノロジー(山海堂)、07年8月号に特集記事があるね。
表3 目標性能と開発費
全長 24.2m
直径 2.5m
全備重量(衛星除く) 92ton
打上能力 LEO1300kg
コスト 30億円
開発費 200億円
表4
Falcon-1 Minotaur-1 新固体 M5 H2A
ミッションリードタイム 8ヶ月 18ヶ月 6ヶ月 1年 2年
製造期間 1年 (不明) 1年以下 3年 2年
射場作業期間 10日 25日 7日 42日 23日
射場作業工数(人日) 200 不明 150 2000 2000
コスト(億円) 10 22 25(目標) 75 95
ペイロード(LEO、トン) 0.5 0.6 1.2 1.8 10
>>875 やっぱ、こういう表で見せられると考えさせられちゃうよな。
M5は良くも悪くも手間かかりすぎ。
877 :
NASAしさん:2007/07/27(金) 17:54:47
>>876 ミッションリードタイムは見込み生産で何とでもなるが、
射場作業工数はH2AもMVも目も当てられないね。
これではミサイルには使えないわ(笑笑笑)
新固体などはこちらの改善を目指すわけだが、はてさて・・・
期待しているよ、森田さん。
>>875 Falconはともかくとして、すでに組み立て済みのミサイル打ち上げ機と
必要なときに製造するM-V/H-IIAを比較する事自意味がない
あとISASロケットとしてM-Vを比較対象にするなら惑星間軌道投入能力も比較しないと
そもそも実験機で、三菱重工神戸造船所の電子ビームラインが開いていないと製造すらままならん
(専用ラインが無い)MVを改良無しで諸外国と伍するのは無理。
まあH2Aもそうだけど、射場が時期限定、ってだけで民間打ち上げが敬遠される理由としては十分だしなー
諸外国と伍する事が出来るのは 値段だけ だし。
最近おかしなのが湧いているな
夏かw
881 :
NASAしさん:2007/07/28(土) 14:03:38
>>879 期間限定で困るぐらい受注してから言えよ。
全然説得力のない説は止めてくれ。
客「2月ごろ衛星が出来るんだが春あたりに打ち上げてくれるか?」
三菱「夏まで打ち上げできないので・・・」
客「なんじゃそりゃ。アリアンに頼むわ」
>>873 第一段ロケットの燃料を80トンだか85トンだかに増量して打ち上げ能
力をMVよりちょっと下程度までは上げる案も有るがな。
884 :
NASAしさん:2007/07/28(土) 22:46:20
>>882 ワロタ、そんな馬鹿な注文する客はいないよ。
惑星探査機だと打ち上げ時期が限定されるな
>>885 PLANET-Cは、H-IIAでの打ち上げだが、5月の打ち上げの可能性もあるらしい。
ウィンドウがいくつかあるので、別の時期になるかもしれないが。
SELENEスレより、ウィンドウ一秒以下ってまじ?
うん、でもまあ月7日くらいは毎日ウインドウあるけど。
逆に言えば、それを逃した場合は三週間待たなきゃならんのか。
実際にそんな事態になったらどうするんだろう? 一度解散して日程調整して再集合?
二段目は再点火するわけだから、
そのパーキング軌道に上げておくことはできないの?
そうしたらたとえ一秒以下でも、数時間に一度は
チャンスが回ってきそうな気がするが。
SECO1時点では周回軌道に入ってないのかな。
>>882 普通の商業衛星は、衛星の製造開始の頃にはロケット確定させてるべ。
892 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 10:25:02
>>891 アリアンと相互協定を結んでいるって事は、
万が一の場合は変更可能な仕様になるんじゃないの。
一応決まってはいるだろうが。
>>892 そりゃ、衛星側は変更できるように作ってあっても、
ロケットってのは基本的に衛星の打上スケジュールにあわせて製造してるんだから
どこの打上会社に頼むにしても急に割り込むのは難しい。
そういう需要に応えられるのは、ロコットとかのICBM転用系くらいでしょ。
894 :
NASAしさん:2007/07/29(日) 23:15:17 0
CAMUI君、比推力270秒だそうな(大気?真空比推力?)
それ考えると固体で301秒ってcrazyと言われても仕方ないなぁ。
302sまでは出せたんだっけ?
みんな詳しいな
898 :
NASAしさん:2007/08/01(水) 11:25:13
>>895 そりゃ性能出すため、高価なケースに高価な推薬使っているんだからなー。
大気圧比推力って真空比推力に補正出来るものなのかなー?
CAMUIは水素たっぷりポリエチレンに酸素その物が酸化剤が故の芸当か?
でも発火のタイミングを計れない(火を計算してつけれない)おちゃめさんwな代物
>898
ケースの重さは比推力に関係無いんじゃ?と一応突っ込んでおく。
ところで、ピースキーパー固体第3段の比推力が気になる。
誰か知っている人いませんかね?
カムイの比推力も気になる
真空状態での比推力ってまだ実測されてないと思うし
904 :
NASAしさん:2007/08/04(土) 21:10:02
飛行機より低いところまでしか飛べないロケットに真空中の比推力なんて意味無いだろ(^o^)
昨日の「ロケット祭り外伝in大阪」で話が出たけど
Eロケットの第一段目は、SRB-Aのケースを流用する所までは
確定だけど、SRB-Aのような低圧燃焼タイプか、
M-Vのような高圧燃焼タイプかは
まだ確定してないらしい。
あと、「直径2.5mだと、M?Vの打ち上げ施設をそのまま流用できますからねー」
と言う、意味深な発言あり。
でも加速度上がりそう。
>>905 燃焼圧に関してはSRB-AのほうがM-14より高いので
要するに高燃速推進薬にするかしないかってこと?
ここから先は、主観的です。
>906氏
森田氏は、「換骨奪胎」で、実質上、1からロケット組み直す目論見らしいので、
第2段、第3段も単なる流用では終わらなそうに思います。
>>907氏
おそらく、そうだと思います。ケーシングを流用して燃圧変えるって無謀ですよね。
>>905 >高圧燃焼
次期Eの話じゃなくて?
SRB-A+M-34b+KM-V3で高速燃焼したら加速度がやばいことになりそうな気がw
>あと、「直径2.5mだと、M?Vの打ち上げ施設をそのまま流用できますからねー」
>と言う、意味深な発言あり。
コスト重視なら正しい選択だが…
以前からM-14、CFRP化の話は出ていたけどどうやってガイドをくっつけるのか興味津々
CFRPって局所的な負荷に弱いって聞くしなぁ…
>>907 いや、高速燃焼の話は以前のロケットまつりでも出ていたし宇宙科学シンポでも出ていたよ
そんなに新規開発品ばっかり増やすと、安くならんぞ。
ISAS一般公開の時には、SRB-A2そのままで行くって言ってたけどね。
新規開発費ケチると運用費が高騰する罠
>>909 >
>>905 > >高圧燃焼
> 次期Eの話じゃなくて?
> SRB-A+M-34b+KM-V3で高速燃焼したら加速度がやばいことになりそうな気がw
確かに。高速燃焼推進薬は、
SRB-A + M-25 + M-34b
での組み合わせで無いと、一段目燃焼終了時の加速度が厳しすぎる。
元の
SRB-A+M-34b+KM-V3
の組み合わせでは一段目燃焼終了時の加速度を 5G 程度に抑えるには
燃焼パターンを緩和した SRB-A2 を使わなくてはならないのでは?
この組み合わせで高速燃焼推進薬使うと一段目燃焼終了時の加速度が下手をすると
10 G 近くになるんじゃ?
914 :
905:2007/08/05(日) 12:01:15
あくまで、俺の予想だけど、M-35とKM-V3も、一回り大きいロケットに化ける予感。
あと、ここからは「ロケット祭り外伝in大阪」のコメント
新固体ロケット、当初の2段案の時も、IHIエアロスペース側は
「こんなバカバカしいロケットでも、技術の伝承の為には(M-V開発から10年以上経過している)
是非とも開発経験が必要なんです。是非やらせて下さい」
と言ったらしい。
現に、スペースシャトルと、デルタ、RD-180のアトラスに長年安住してたアメリカは、
今、ロケット開発技術者が居なくて、新有人ロケットの開発で、困っているとのこと。
偉いね、IHI。ここでがんばっておけばIHIにとっても儲けになる可能性があるということか。
妄想にすぎるが、うまくやればアメリカの首根っこを押さえることが出来るな。
(通常型動力の潜水艦も作れないんだっけ)
916 :
905:2007/08/05(日) 21:25:13
>>915 脱線だけどね。戦前、軍縮条約で、
各国が戦艦を作れない時期10年以上あって
(だから、「長門」と「大和」の竣工が20年も空いている)。
日本の造船界は、技術者の確保に困った故事がある。
その時は、既存戦艦の細かい改装工事で、現場技術者・技能者を確保したけど、
それでも責任者級は無理で、一旦引退した平賀譲に再出馬願った。
この時、ラッキーだったのは、平賀は造船界からは足を洗ったものの
東大教授として、バリバリやってたんで、頭脳が衰えてなかったこと。
林氏も、今の仕事も相応しいけど、何らかの形で、ロケットの現場に居て
せっかくの刃が錆び付かないように居て欲しいな。
そして、M-Vの開発経験者も・・・。
917 :
905:2007/08/05(日) 21:30:08
そういう意味だとね。M-Vの「一機ごとにカスタマイズ」も
人材育成費コミで考えると、そう悪い方法じゃなかったと思う。
(企業でも、新入社員が「他人の足を引っ張らない」程度の
一人前のエンジニアになるには最低3年掛かる。
払った給料を考えると、1000万円?万円を教育に使った勘定)
こういった事は、表立った数字に表しにくいんだけれども。
918 :
905:2007/08/05(日) 21:31:05
そういう意味だとね。M-Vの「一機ごとにカスタマイズ」も
人材育成費コミで考えると、そう悪い方法、
高価な方法じゃなかったかも、と思う。
(企業でも、新入社員が「他人の足を引っ張らない」程度の
一人前のエンジニアになるには最低3年掛かる。
払った給料を考えると、1000万円以上を単なる教育に使った勘定)
こういった事は、表立った数字に表しにくいんだけれども
>>916 >林氏も、今の仕事も相応しいけど、何らかの形で、ロケットの現場に居て
>せっかくの刃が錆び付かないように居て欲しいな。
多分ロケットまつりでも話が出ていたと思うけど、それを阻害しているのはJAXA…
920 :
NASAしさん:2007/08/05(日) 21:56:55
>>917 教育費に百億/回か、コストベネフィットと言う物を考えたこと無いんだろうな。
921 :
905:2007/08/05(日) 22:21:59
>>920 下請けを含め、現場の技能職を含め、何人の人間の教育になると思ってる?
それから、M-Vの打ち上げ費用70億-新固体の打ち上げ費用25億で
55億をベースに考えるべき。
それはともあれ、新固体が、最初から枯れて申し分の無いロケットなら、
それはそれで別問題を招くぜ。
1980年代以降、デルタとアトラスでロケット技術者が育たなかったアメリカと同様に。
922 :
905:2007/08/05(日) 22:26:26
新固体の「省力化」には賛成。ただ、「M-V」の、「個別ごとにカスタマイズ」
には前向きな意味もある、と言う意味。
日本の個産品工業製品(発電所などのプラント、造船、電車など)を見てみると、
実態は、細かく仕様が違っていて、半カスタマイズ製品。
だから、10年に一回程度でのモデルチェンジでも技術者が育成されている。
ロケットに、量産品の文化を強引に導入するのは、やりすぎに気を付けないと行けないんじゃないか?
923 :
NASAしさん:2007/08/05(日) 22:57:03
>>921 なんのための技術継承かがすっぽり抜け落ちている奴だな(^o^)
いつのまにかVegaが2009に
こうやって見ると、高々2年程度の遅れでしっかり打ち上がったM-VやH-IIは出来すぎだな・・・
もしEロケットの開発が遅れたとしても大目に見てくれよ・・・
M-VやH-IIAが出来すぎだっただけなんだからね。
927 :
NASAしさん:2007/08/07(火) 19:29:47
今日推進部会で次期固体ロケットの中間評価がされているはずだけど、
なんか情報無いのかねー。
JAXA上層部が箝口令発布中www
>922 グレイン等の微調整とロケットそのものの高コスト(つか一品物)体質は別に考えないと。
それはそうと、枯らすべき部分と発展させる部分を別の体制で出来れば理想だけど、どう考えてもリソースが無い…
930 :
NASAしさん:2007/08/08(水) 00:45:36
>>928 アホか公開の会議で箝口令なんぞ・・・
なんでこういう奴がスレに書き込むんだろ。
関連スレにひたすら上げて書き込みまくっている夏厨ウゼー(´Α`;)
933 :
NASAしさん:2007/08/11(土) 01:03:45
>>932 おれはsageなんてする気無いよ。
sage厨 ウゼー
空気読めない夏厨ウゼー
935 :
NASAしさん:2007/08/11(土) 01:37:52
>>934 無礼な!
このスレの50レスぐらいは俺のレスだよ。
保守
保守ついでに、次期固体ってやっぱりISASのロケットというより
JAXAのロケットなのかな。
今までISASのロケットでテストペイロード上げるとかあったっけ?(初号機)
M-3S迄は初号機で「試験衛星MS-Tx たんせいx号」を打ち上げてた。
M-3SII-1の時は名目上「試験衛星」のMS-T5だけど実質「ハレー彗星探査機」
だからか(+宇宙研が東大から独立した為?)「さきがけ」って名前になったけど。
でも、LUNAR-A上げるのとは訳が違う気が。
940 :
NASAしさん:2007/08/16(木) 23:07:45
まぁM-Vも宇宙基幹システム本部のものだしな。
>942 さて、標高が高ければホカイドでも見えるかなー
さて、ベガロケットの続報も無いな
VEGA は1段目が鋭意遅延中wであと、一発3000万ユーロくらいになりそう、って見た記憶が
机上の計画では、1段目を3セグ化、2段目に1セグの1段目モーター(M14を2段目に据えたような物w)とか
あふぉな事考えてるみたい(某星島さん大活躍wのエアワールド4月号より)
正直MV1段目のCFRP化、各部最適化で一発40億でも十分やって行けたと思うと…と言う気がしないでもない
>>945 M-Vの商業的な脅威はVEGAよりロコットだとおもう。
いやドニエプルだよw
ロシアのICBM/SLBM転用ミサイルとてあまった兵器を転用してるから安くあがっているんであって、
当然その数にも賞味期限にも限りが。それにロシアは最近景気が良くて給料は上がるしルーブルも高いし、
その驚くべき低価格もいつまで維持できるものやら。……あれ、ロコットとかドニエプルって新造したのも在るんだっけ?
>946 何時までもあると思うなICBM、は>948で言われてたなw
MVは固体の分際で探査機2つも打ち上げた、の部分が一番評価されていると思う。VEGAでもなかなか真似出来まいて。
950 :
NASAしさん:2007/08/28(火) 22:38:32
951 :
NASAしさん:2007/08/29(水) 01:46:41
>>949 もう一つ言わせて貰えば、
世界的には固体で衛星破壊に成功した開拓者の方がずっと評価されているね。
まぁ液体ロケットで上げれば良いだけなのになにやってんの?ていう気がしないでもない
>>945 Vegaの1段目が遅延中てどこで見たの?
ESAサイトのニュースでは、第1段の開発は順調に終了したが、上の段にまだ問題があるという記事があったけど。
>953 あれ、上段だっけ
値段も当初より高騰、で前にJAXAのコスト比較表で$25Mだった筈だから多分30Meuro位かな、と
>955 やっぱり30Meuroか、うむむ
>>951 そう?
打ち上げ失敗が多いからねぇ・・・<開拓者
>>949 某国から危ないお誘いがくるんだから伊達じゃないよなw
959 :
NASAしさん:2007/08/30(木) 01:27:47
>960の先
目指せ25億。そこまで値下げ出来ればM25使った増強型も35億もあれば出来るべ。
>954 CFRPでセグメント構成って、仮に可能だとしてもコスト他でメリット出るのかなー
>959 値段は安いけど、忘れた頃に失敗する…日本のロケットも同じだからデメリットじゃねーなw
日本円でいくらになろうが為替相場が変われば大変なことに、というのはH-IIの教訓。
1ドル80円とかにならないようにせいぜい神様に願っておかないと。
>>961 えー、Vegaの1段目P80はCFRPですが、ESLMの1段目がCFRPだとどこに書いてあるのかなー
むしろ、アリアンVブースタの改良型という可能性もある。
低環境負荷推進剤はどうなったんですか
某星島さんの記事は、毎号「そこは違う」と自信を持って言えるポイントがある
ので、最近はお笑いネタだと思って楽しみにしている。
あんまりでかい固体モータは効率悪いし安くならないぞ
ケロシンエンジン欲しいな
969 :
NASAしさん:2007/09/01(土) 06:42:49
【Project Orion: A Re-Imagining】
http://www.youtube.com/watch?v=V1vKMTYa40A 現代の科学技術で充分に実現可能な初歩的なインパルスエンジンは「核パルスロケット」でしょう。
「核パルスロケット」を用いれば(地球環境に多大な悪影響を与えるとはいえ)自力での大気圏離脱が可能になります。
映像では補助ロケットブースターを用いていますが無くても大気圏離脱は可能です。
>>960 研究開発段階に移行か.
既存技術の組み合わせだから、新規開発要因はあまり無いような気もするが.
うーん、コストダウンと、運用性の向上というところかな.
ある程度まとまった打ち上げ数も見込めるんで、設備投資もするのかな?
SRB-A 充填設備を内之浦で作る方向かな?
後、アビオニクスの更新か、H-IIA 流用は、そもそも部品枯渇問題あるんで、
むしろ新型ロケットでアビオニクスの更新してその成果を H-IIA の
アビオニクスの更新に利用するといったところか.
>>970 SRBは輸送するつもりらしい。
道路を一部改修する必要はあるみたいだけど、法制面もなんとかなるとか。
>>970 アビオニクスはガラッと変えるという話は、前から出ているね〜。
打ち上げ前の点検作業を簡素化するために、いろいろと工夫が
凝らされるはず。
射点設備も代わるだろうけど、費用はかなり抑えられるはず。
PC3台で打ち上げするのを目標にしているから。
そういえば、以前理事長が移動式ランチャーで打ち上げるとかなんとか
行ってたけど、最近は話が出てこなくなったな。
>>960 >なお、開発研究で配慮すべきこととして、(1)固体ロケットの技術的・人的経験が適切に
継承されていくこと
ここら辺りが胆かな?まぁ 何はともあれ、森田先生応援してますよ
975 :
NASAしさん:2007/09/01(土) 20:36:57
>>973 これって要するに何時でもミサイル転換をできるようにして置けと言うことでしょ。
>>975 技術というものは「失うは易し得るは難し」なので、とりあえず考慮すべきだということなのでは。
977 :
NASAしさん:2007/09/01(土) 23:49:51
最近あちこちに核パルスのコピペ見るけど、何者?
978 :
NASAしさん:2007/09/02(日) 00:28:31
>>976 失われた技術なんてごまんとある。
なぜそれを維持しなければならないか説明できなければならない。
>978
1)化学推進ロケットを使う場合、推力に優れ比較的安価な固体ロケットは、1段目/補助ロケットとして極めて有効
2)ミサイル転用が比較的容易な固体ロケットを輸入(現物、技術とも)するのは困難
…
y)技術の途絶による人材、開発能力の喪失
z)大抵ロストテクノロジーは無くした後に後悔してる
こんなんでどぉ?
>>978 だからさ、
>とりあえず考慮すべきだということなのでは。
と言っているわけだが。
疑問は、宇宙開発委員会(文部科学省)にでも問い合わせてみたら。俺にはわからんわw
やっぱケロシンほすいね。
ソユーズの推力はM-V並だが、
打ち上げ能力は何倍もあるもんね。
射場の安全区域に合わせてケロシン1段目+液水2段目の
ロケット作ったらどの程度の能力になるかな。
それGXにLE-5Bを載せれば
>>983 H-IIAの能力を超えてしまうから、それはだめ。(苦笑)
>>984 SRB無しのAtlasIIIの一段(RD-180のみ)ならH-IIA超えないと思うよ。
SRB-A×4にRD-180、二段目LE-5Bで打ち上げ能力どの位行くかな
構造的にSRB-A(H-IIA用)があのAtlasにくっつくの?
>>979 ロケット以外だと航空機技術かな
未だに挽回できていないな
>>985 能力を超えなくてもコスパでH-IIAが霞むのは確実
>>988 ウーン、だね〜特にダーボファンエンジンとか・・GE、P&W、ロールスロイスPLC相手だと
IHIのXF7-10ではちと苦しい・・・(相手になりませんかそうですかシツレイシマスタ
韓国ADDが目下開発中のターボファンエンジン・yongthamD4(推力12t)が完成すれば、
日本は完全に抜かれるかな…
韓国「永遠の10年後」ネタでつか
「Going right」ってやつね。
日本にもそういうプロジェクトがいっぱいある。
Go home
994 :
NASAしさん:2007/09/02(日) 23:26:16
>>979 1)は却下、MVが反証ね
勿論固体が貴殿の言うメリットを有することは認めるが、
日本の固体ロケットの推進者がそれを実現しようとしてないでしょ。
性能がどうのこうのと意味無い主張ばかり・・・
2)は俺の主張だぞ(笑)
おぉ!植松電機の社長と永田教授ではありませんか 日テレでやってますな
ウメ
うめ
梅
1000 :
NASAしさん:2007/09/03(月) 01:29:32
1001 :
1001:
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。