>1
おつ
>>10 M-Vロケット5号機のパンフレット(ネットにはなかった)には
KM-V2のモーター重量は2.8t、推進薬重量は2.5tと記載されてたよ
諸説有るみたいですが、KM-V2使ったのってM-V-5のみ?
>>11 ありがとう。ネットにはないんだな。数値自体は妥当なようだ。
これ以上は ISAS に直接聞いた方が間違いない。
M-25 とかの増強も合わせ、M-Vロケット5号機の打ち上げ能力には余裕がでたようだな。
関連してだが、
M-V lite
http://www.isas.ac.jp/ISASnews/No.241/mission-26.html は 2001 年の提案。M-V でいえば4号機と5号機の間。
ということは、M-24, KM-V1 を前提にした打ち上げ能力。
M-25,KM-V2 での能力は計算し直さないといけないな。
LEO 700 kg くらいはいくのかな?
>>前スレ989
極軌道に乗せる場合は、凡そ半分以下になってしまうので
ASTRO-F(0.95t)ってのは…LEOに2tオーバーと矛盾しない。
4段目を付けた場合は、はるか@M-V-1みたいに高い軌道に
半分程度の重量の衛星を上げれるだろうけど、衛星サイズ
は大きく出来無いハズ。
>>14 Vegaは極軌道高度700kmの“円軌道”に1.5t。軌道傾斜角98度の高度700km太陽同期軌道へ1.4tです。
http://esamultimedia.esa.int/docs/VEGA.pdf M-Vは内之浦から打ち上げ、南打ちの時は種子島を迂回する飛翔経路をとるとはいえ、
0.95t+超小型サブペてのはVegaの能力に比してあまりにも貧弱な結果。
また、ASTRO-EIIの1.7t 傾斜角31.4度、高度247km×560kmだが、この程度の能力じゃ
せいぜいLEO 1.8〜1.9tがいいところ。
なので本当のM-Vの能力はもっとあるんじゃないかと思ったのです。
4段目をつけて LEO 2トン オーバーという話があるが、
これが実行されないのは政策的な問題とか、
>>14 のような問題ではなく、別の問題じゃないのかな。
確かに4段目をつけると打ち上げペイロードは2割程度増強できるだろうが、
キックモーターのサイズ(1.6 m 程度)があるんで衛星に回せる容積が減る。
当然だが、衛星投入精度も低下する。
「あかり」、「ひので」は衛星投入精度が高く要求される。
フェアリングを延長することも考えられるが、M-V のフェアリングは直径に比べ
全長が大きいので、これ以上の延長は構造的に苦しんじゃないな?
SAC掲示板では、
西日本新聞 内之浦は開設以来、地元と二人三脚でやってきたが、今後新ロケットの開発のため
に4年の空白ができることについて、どう対処するつもりか。
河内山氏 今後は観測ロケットを打つ。また、地元協力がなければロケットの打ち上げができない
ことは分かっているので。
なので、ISASのミッションスケジュールに観測ロケットのスケジュールも入れてほしいな〜。
S-310とか、SS-520とか。
18 :
17:2006/09/30(土) 21:23:44
>17
HPにということです。レス消費すんまソン。
>>15 >
>>14 > Vegaは極軌道高度700kmの“円軌道”に1.5t。軌道傾斜角98度の高度700km太陽同期軌道へ1.4tです。
円軌道への打ち上げ能力には、 Vega 4 段目が液体で再着火可能ということが効いている。
>
http://esamultimedia.esa.int/docs/VEGA.pdf >
> M-Vは内之浦から打ち上げ、南打ちの時は種子島を迂回する飛翔経路をとるとはいえ、
> 0.95t+超小型サブペてのはVegaの能力に比してあまりにも貧弱な結果。
太陽同期軌道に関しては、余計に Δ V が必要で
衛星+最終段の空虚質量
を加速するんだが、これも4段目がある方がメリットがある。
で、M-V は4段目固体のオプション、Vega は4段目液体で常用。
M-V のフェアリングは3段目も包むので長いが、Vega は短い。
M-V で4段目入れると衛星質量は増やせても容積で損をする。
Vega の設計の方が、太陽同期軌道投入には有利、
M-V は4段目固体のオプションは惑星軌道への投入には有利という
設計思想の違いじゃないかな。
LEO2トンクラスのロケットでも、軌道の自由性を考慮すると
衛星重量に制限が生じるのに、LEOが0.5トンや1.3トンのロケットのみで
一体何をやれと。もう。
なんでMVのフェアリングは3段目を包み込む設計にしたんかな。。。
3段目の上に乗っける形式にしたほうがフェアリング重量面でも容積面でも特なのに
M-V-1で「はるか」0.83t+KM-V1(1.5t-)を足すと2.3t+(「のぞみ」で約2.0t)
M-V-5の「はやぶさ」0.51t+KM-V2(2.8t(?))では3.3t+ ←マジ?/M-34b'
1号機すら飛んでいないVegaを引き合いに出して性能語ってる香具師は何?
飛んだことがないロケットの性能なんてあってないようなもんだろw
前にもVega引き合いに出して円軌道投入能力がどうたらこうたら講釈たれていた香具師がいたな
>>23 俺もそう思う。
Vegaを引き合いにだすヤシはM-Vの破片でぶんなぐってやりてえ。
MVは世界一優秀なロケットなんだよ。Vegaなんぞクソくらえ。
MVは世界でも類例のない徹底して最適化されたロケットなんだぜ。
MVは総合的に見ればナンバーワンなんだよ ISAしさん
>24
ほめ殺しかよ
かっこいいけど高いからなあ・・・>MV
超小型衛星は、SSS-520とかも有りだとは思うけど。
SS-520とかF-15Jで持ち上げたら、軌道に乗らんかねぇ。>ちょっと重過ぎ
>>24 > MVは世界でも類例のない徹底して最適化されたロケットなんだぜ。
だから、MV は惑星軌道への投入に最適化されているんだって。
太陽同期軌道投入への最適化には別のオプションもあるよ。
それから、運用コストは十分配慮されてなかったな。
# それは本来なら M-VA で開発する案件だろうが。
>>27 全然重くないよ。SS-520なんてたかが2.6tしかないけど、F-15は10tくらい搭載量あるし。
ただ、どうせやるならこれから余るF-4のほうがいいかも。これでもSS-520程度なら十分すぎるから。
どっちにしても、キックモータがあるSSS-520じゃないと無理だと思うけど。
着火するときに戦闘機側が死亡しそう
ペガサスの運用じゃないが、切り離してからしばらくしてから着火だろう。
航空機側は特に困らない。
何たって、Pre-MSIPなF-15Jが100機も(^^;
100機か....でっへへへへへ〜、これを使わない手を無いな
>>29 古い F-104 航空実験用に使われた例もあるし。
自衛隊から除籍された機体なら研究用に使うのに問題少ないし。
無人化して使うのも手だな。
うまい飛行モード選ぶと、空気抵抗が少なくなるし、ノズルの最適化も出来るな。
圧力低い方がノズルの膨張比増やせて比推力稼げる。
>>32 おお、あの困ったちゃんがあったなw
SS-520くらいなら、ASATの運用を基本にすれば大丈夫かな。
意外といいんじゃないのか? SS-520での小型衛星打ち上げって。
>>35 RF-15J/DJに魔改造しても、未だ余るって言う世界的にも珍しい国だから(w
KM-V2の緒元は無いなぁ…M-25/M-34bで0.5t程度はペイロードが増えてる
そうなので、衛星とKM-V2を足して2.8tとかだと変じゃ無いんだけどね。
>>21 確かに。
M-34b の全長 3.6 m 、M-V のフェアリング全長 9.2 m
フェアリング容積は食われている。
フェアリング直径 2.5 m なんでフェアリング全長これ以上伸ばすにはそろそろ構造上
無理がでそうだし。
何でこの設計にしたんだろう?
SSS-520ソース詳細キボンニュ
>>40 ありがと。
マイクロサット(50kg程度)とナノサット(5kg程度)の間ぐらいはいけそうなのねん。
SS-520って一発何円かかるんだろうか。
S-520が1億、SS-520が2〜3億
※:ミサイルの値段だ
>>何でこの設計にしたんだろう?
高度に最適化され倫理的に優れた衛星発射システムである、
内之浦のランチャーを流用するためでしょ。
倫理的か!
SS-520にキックモーター付けて衛星打ち上げ能力を持たせた場合
このロケットにもミューの名が付けられるのだろうか?
>>47 ミューの名はつかないと思うけど。
所詮はサウンディングロケットの発展系に過ぎないわけだし。
ただ、将来的にビジネスにさえ発展できる気はするけどねえ。
ISASには、そういう研究をする人はいないのかな。
ただ、10kg程度の衛星で、数億円払ってまで
相乗りではなく単独打ち上げが必要なミッションって思いつかない。
SS-520ってS-520にちっこい2段目が付いただけなのになんで値段が2〜3倍にもなるの?
そんなペースじゃキックモーターつけたら4〜9億円になりかねない。
そういやSS-520って誘導装置付いてるの?、それとも頭胴部の姿勢制御のみ?
>
http://science4.2ch.net/test/read.cgi/sky/1158562289/214 >出来上がってきたロケットが、使えるものかどうか見極めてから廃止を判断してもいいと思うけどな。
それをやるためには「これから予算を投入する計画が失敗する可能性のあるモノである」と
いうことを認めないといけなくなる。
すると、「失敗するかもしれない計画に予算をつけるのは税金の無駄遣いである」という理由で
開発計画そのものに予算が付かなくなる。
だから、開発予算が付いた時点で、遅延なく計画が成功する前提で
すべてのスケジュールが決定されてしまう。
日本の予算制度上の問題で「保険をかける」という行為が難しくなってるの。
>50
S520も初期ロットは高かった。
理由はいくつか思い付くが確認はしてない。
>>50 >小型ロケット「CAMUI(カムイ)」プロジェクト
>日本のロケットは高価という常識を中小企業の パワーで覆そうというプロジェクトで、
>重さ10キロの小型衛星を従来の100分の1程度の価格 (500万〜1000万円)で
>打ち上げる構想だ。
CAMUIなんとかならんかね。
>50 果てしなく一品物だから>SS520-2モーター 量産できれば全体で1.5億でもメーカーは喜ぶと思う
>51 何らかの外力なり内力が働いてMシリーズの流れを断ち切ろうとしているからでしょ
普通MV改とか言う名前でアップグレードの体を成すのが、この手の開発予算の取り方だし
でも新固体ロケットの開発責任者はMVの申し子、森田教授。結局isasの掌中から抜け出せないんだけどね。
>53 つ「ホカイドの中企業の道楽」 に近い存在だし、
北大、道工大がisasと組んで年1億もくれたら狂喜乱舞するぞ、植松電気。w
>>51 妄想乙
そんな馬鹿な発想する者は君だけだよ。
ISASを貶め潰そうと陰謀渦巻く昨今
CAMUIロケットの構造を見ると衛星を打ち上げられるほど大型化するのは
相当難しそうに感じるけどどうなのよ?
>>57 同感。でかくしても観測ロケットクラスが限界な気がする
金がなければミューを生かすためにあっさり切り捨てられるのが観測ロケット
>>38 三段目本体を空力無視でいいようにして軽量化するためだろ?
>62
それだッ。
そういや歴代宇宙研のロケットは全部そのやり方だ。
ラムダ4S、ミュー4Sは4段目を包む。
ミュー3C〜M-Vは3段目を包む。
>>63 ラムダ4Sやミュー4Sの頃、
4段目は真ん丸で、「第4段球形ロケット」って
言い方をしてたもんね。
>包むの意味
話の流れからすればフェアリングの内側になるという意味でせう
M-34にフェアリングを支える為の強度が要ら無くなるので、
その分だけM-34の軽量化と衛星の高性能化が可能て話では?
7号機の打ち上げを持って、M-VロケットはPTAに移管されたのだ。
そして、ミサイルに転用され、PTAの「子供に見せたくない番組」のトップレベル
にランク付けされた「クレヨンしんちゃん」の権利を独占して、世界の青少年を堕落
させる中国に対して、「PTA」と書かれたM-Vミサイルによる正義鉄槌が下ことになるの
です。
正にPTAは無敵だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060930-00000053-jij-int -------------------------------------------------------------
海外総合ニュース - 9月30日(土)17時1分
「しんちゃん」グッズ販売できず=国内企業の商標登録を認定−中国裁判所
【北京30日時事】中国でも人気の高い漫画「クレヨンしんちゃん」に関する
商標を中国企業が登録したため、中国国内でキャラクターグッズの販売ができ
なくなったとして、出版元の双葉社(東京)が商標登録取り消しを求めて訴訟
を起こしたが、北京市第1中級人民法院(地裁)が訴えを退ける判決を下してい
たことが30日分かった。著作権を管理している出版元が、中国ではしんちゃん
グッズを販売できないという異例の事態になっている。
(時事通信) - 9月30日17時1分更新
-------------------------------------------------------------
>71
M-34の軽量化ってのはわかるが、衛星の高性能化ってのはわかんね。
バリエーションの違いによる本体側の改造を最小限に抑えるということではないのかな。
フェアリング内に入れるのは、モータケースを球形にするためじゃないか。
M34くらいの薬量だと、本体外形のφ2.5mに合わせてケースを作ると、
縦方向が短くなって、凄く扁平なケースになって効率が悪そう。
J-I2号機みたいに外形を段違いにしても良いけど、NF内容積が減る。
>>73 M-34の強度が同じだとして、フェアリングを支える必要が
無ければ、より重い衛星が載せる事が出来て、重い衛星を
加速する為のM-34にフェアリングを支える強度に相当する
分の燃料を余分に入れる事が出来る。
>>62 >>71 うーん、1理あるが、フェアリングの軽量化、容積との兼ね合いだな。
全体として、衛星側に有利になるかどうか?
>>63 >>73 あまり根拠はないが、伝統は大きいからな。
>>77 後、3段目を外して20tの弾道飛行体を想定してた可能性。
>>76 どうもご苦労さま。
>>13 M-V lite の打ち上げ能力、計算し直さないといけないな。
>>75 もっともらしんだが、M-34 にかかる最大負荷はM-34の推力で大体決まるんじゃないか。
>>62 空力の方が効きそうな気がする。
M-34 本体というより、サイドジェットなどの設計で。
>>80 成る程、節約出来る重量はフェアリング接続部+α程度か
>>80 自分で書いといて何だが、M-34 にかかる最大負荷は燃焼内圧だった。
最大内圧 57 気圧なんで、1平方メートル当たり 570 トン。
M-34 の面積は、直径2mの球形と近似して 12 平方メートル.
結構な加重がかかる。
推力による垂直加重はこれと比較するとずっと小さい。
なんで、あのフェアリングの設計は
空力(サイドジェット部など)+ 伝統
というところかな。
推進剤10tで直径2.5mにすると、極端に太短い形状になってうまくない、とか
>84
アリアン5みたいに外装の中にロケットモーターを浮かせる設計にすればおk。
空いた隙間に制御系を詰め込んだりできる。
どっちにしろ、整備棟の高さに限界があるから、4段目をフェアリングの外に出しても
解決にはならないと思うけど。
>>83 球体の内圧に対する強度と、垂直方向に外から掛かる力に対する強度に対する
耐性は結構違うと思うけどね。> M-25燃焼時末期に約160tの垂直荷重が掛かる
>>86 >
>>83 > 球体の内圧に対する強度と、垂直方向に外から掛かる力に対する強度に対する
> 耐性は結構違うと思うけどね。> M-25燃焼時末期に約160tの垂直荷重が掛かる
前半はまあ良いとして、
後半は、フェアリングを支える加重とはあまり結び付かないんじゃないか?
あと、燃焼パターンにもよるな。
M-24 のように燃焼末期に裾を引くようなパターンだと、全体としては約160tの垂直荷重
かかっても、加重は
2段目の空虚質量、未燃焼燃料、上段部
で配分されるからなあ、上段部での加重はもっと小さくなるはず。
ただ、M-24 の燃焼パターンの資料はあるが、M-25 のは見つからない。
また、
http://www.jaxa.jp/press/archives/isas/20010714_m25_j.html の
予想最大推力1,136kN(167tonf)
これ、どこかで間違えているんだろうなあ。163 kN?
この実験での最大推力は 約1480 kN だが、これは大気圧だから、真空中ではもっと推力大きい。
>>89 M-24燃焼終了時は6G弱みたいなので、2/3段継手の荷重は100tを越え無いですね。
>76 KM-V2の推薬量は2500kg(文部省の宇宙開発委員会サイトより、危険物の重量はあそこに全部載っている)
>87 1段目切り離しの後、2段目点火前にフェアリングを切り放しているから、
現行踏襲のM34b包み込みでも成り立つとオモワレ
新型固体2段式もそうだけど、1段目燃焼終了からポインティング終了まで大分時間がかかるから
重力に結構な増速量を喰われ結果、比推力の計算より大分能力がさがるのかな?
>88 167Tfに9.8を掛ければSIになると思うけど。1136kNはあまりに貧弱だから間違えかと
>>95 筑波の2段固体は知らんがM-V Liteは1段目はひたすら高度を稼ぐことに費やす方向性のようだ
>96 て事はGも何も関係なく一気に上空にぶっとばすと言う事なのかな?
150tfの推力で60tのロケットなら充分可能だけど
今更だけど、MVliteの記事を良く見たら太陽同期300kgってあった。
これだと低軌道500kg(250km)の能力じゃ微妙、川口センセは一体どれくらいの能力を狙ってたのやら…
>>98 M-V Liteの1段目はほぼ垂直上昇だから同期軌道への投入時のロスも少ないような気も?
いや東方向LEOのロスがでかいと言った方が正しいか
当初の構成でもM-34使って最適化かければもうちょっと重くても上がるんじゃね?
>>98 MV-liteの重量 60t。うち推進薬が占める重量はM25+M34b+KMV2で計46.5tなんだけど
これだと構造重量比が酷く劣ったロケットになる。VegaやTaursとは比較にもならない。
どこでこんなに重量がかさばってるんだろ。
101 :
某研究者:2006/10/06(金) 01:02:52
マッハ2程度迄は固体ロケット等で推進し
空気の有る場所迄はラムジェットで推進して
軽量化を図ると言う様な物は有るのだろうか
102 :
某研究者:2006/10/06(金) 01:03:28
103 :
某研究者:2006/10/06(金) 04:09:25
104 :
某研究者:2006/10/06(金) 04:28:49
>>103 空気の濃いとこで軌道速度を全部稼ぐというのは問題が多いような・・・。
ロケットとの併用が前提ならリング状カタパルトは魅力的かも。
>>104 一度も失敗してないサターン5は信頼性が低いとは言えないし
安くなかったからアポロは途中でやめたわけで・・・。
っていうかISASスレにそんな巨大プロジェクトは無縁なような。
>>103 とりあえず、日本じゃ霧島山か能古島が候補地だな。
>>105 じゃあ逆に小型の観測ロケットをベースにしよう
SS520に適切な第3段と第4段とブースター付けてみよう
>>103 2万G、 0.1 秒でもかかれば 20km/sec でるな。
何か設計おかしいんじゃないか?
8km/sec で、半径 10 km だと、遠心力 640 G 程度だし。
地上で 8km/sec 出すには、真空のチューブの中を走らせるのだろうか?
それを大気の中に出すと、いきなり衝撃波で減速して 2万G?
>>108 加速路はヘリカルコイルの中を走るような感じじゃないかな。
発射口が開いてる時点で真空にしようとしても無理だから、
加速時の大気との摩擦熱は、アブレーション冷却で。
>>109 アブレーション冷却じゃ、数時間どころか、数百秒が精いっぱいじゃないか?
しかも1気圧の大気なんで段階で、加速以前に動圧が巨大になるし。
やはり、加速時は真空にして、発射時に開口するとかしないと物にならないとおもう。
想像図では最後の直線路、山の上から発射になっているが。
# この直線路にいくつか扉を設けるとか?
大気中に出た途端大減速するわけで8km/secの増速じゃ全然足らんだろ
こういう方法は大気がある星じゃ使えない気がする。大気圏外までパイプ伸ばせるなら話は別だが…
2万Gってのはやっぱ、放り出された瞬間の空気抵抗による減速Gかね。
こんな形なら加速には好きなだけ時間かけれるだろうし。
SS-520で衛星打ち上げ、4年も空くんだからやってみてもいいよなあ
妄想
ブースターと一段目にSS520を合計3つ使用
二段目 SS520の二段目
三段目 推進剤100kg級
四段目 推進剤50kg級
全固体で数億円なら良いかも
>>115 そんなアクロバティックな構成にするぐらいなら素直にピギーバックでよいでしょ。
>>116 うむ、ピギーバックのほうが絶対いいね。
低コスト化できれば.....
まあ、コストが第一義ならばピギーバックに太刀打ちできないのは仕方がないとして、
ある程度高コストでも、主衛星の日程に折り合いがつかない。そして必要性が高く、
超小型衛星を一定期間に数回打ち上げなければならないミッションを捻出できれば、
SSS-520打ち上げも可能性がないわけではないと思われ。...うーむ厳しいか...
衛星じゃなくロケットの実験の方が目的ならピギーバックの出番なんかないよ
後継機のための技術確認ということにしてだな・・・・
>121
なら、おまけのはずの衛星側に引きずられて目的のロケット実験が滞るのはまずくね?
むしろ衛星いらなくね?
>>120 以前書いたが、スポラディックE層の成因解明は
夏期の数ヶ月間、異なった低軌道に多くの衛星をバラ撒く必要がある。
SSS-520と低コスト小型衛星は、この用途に最適だと思うよ。
>>115 数十kgの衛星を一億円で好きな時に好きな低軌道に上げれるなら魅力的。
真剣に考えたら数十kgくらい数千万円で上がらない物かとも思う。
軌道に乗るわけでもないし。
いや、軌道に乗せる話をしていると思われ。
>>124 面白そうなミッションですね。空白の4年の間を利用して、その他いろいろな
ミッションを考案して、ロケット打ち上げ回数を増やして貰いたいものです。
がんばれ、ISASロケット。
>>122 ロケット実験が目的なら、一発70億なんて、勿体無いだろ。
同じ金額でSS-520なら50発以上打ち上げできる。
>ss520云々 せめて直径1mあるTR-1Aベースにしようよ。どうせ日産製だったからISASが上げるのに困るのは旧那須駄位だろうし
さすがにSS520ベースだと重量10km、直径30cmがせいぜいでナノサットも微妙
いや、多連装できそうだけど、SS520位まで小さいと。w
L4Sだって3段目以降は直径50cmなのだから52cmなら同レベルでいいじゃん。
SS-520にL4Sの4段目程度のものをもってくればなんとかならないのかな。
>>130 TR-1AベースならM系の技術を基にしたJCRロケットの系譜を継承してるので納得はできるが
旧ナスダだし。。個人的にはSS-520等を利用した打ち上げ回数増を希望。
>131 それだとおおすみサイズに全て詰め込まないと… それで問題無いような気はしないでもないな。w
一発500万位まで極端に安くなれば使いでもあるけど、地上管制の超簡素化をしないと足が…
いや、そこまで含めてやっても良いとは思う。機会が無いことには話にならないし
やっぱり伝統を重んじて重力ターン方式採用なんだろうか
・・・なわけないな
空白の4年限定、1度限りの復活
風まかせ「無誘導打ち上げ方式」+「重力ターン方式」巨大ロケット花火による
超小型人工衛星打ち上げキボン
どうせならラムダ4Sロケットを1回だけ復活させてほすい。
1段目は近年ウーメラで実施した小型超音速実験機のブースタを流用。
比較的簡単に作れそうだし、宇宙オタにはたまらんと思う。MV打ち上げより盛り上がるかも。
>>130 1段目 TR−1A
2段目 SS520の一段目
3段目 SS520の二段目
なんてのが頭に浮かんだ。
>136
そして、切り離した下段が上段を撃墜するという
お約束つき。
>141
小型逆噴射モータを取り付ければ無問題
>>142 初期の頃実際にそういうこと(141みたいなこと)が多発したんですよ。
燃焼終了後の残留推力によって前段が次段に追突するという現象が。
(追突されて姿勢が狂う=>燃焼開始=>ギャー)
>>125 英SSTL社はペイロード10kgあたり約1.2億で小型衛星のビジネスを請け負っているらしいので
数十kgの衛星を一億円で好きな時に好きな低軌道に投入できるのならば英SSTL社の受注競争に
打って出るとかもありかも。。無いか。。。
>>143 んな事はここに居る奴はみんな知ってる。
そっちにつっこむか
>>144 そんな、人の荷物じゃ、好き勝手に打ち上げ実験できないじゃないか。
148 :
NASAしさん:2006/10/21(土) 13:33:13
ペガサスロケットは何kg上げられて何億円?
●ペガサス
低軌道(高度200kmまで)打ち上げ能力・・ペイロード: 375kg
打ち上げコスト1100万ドル、13.2億円程度(120円/ドル)
●ペガサスXL
低軌道(高度200kmまで)打ち上げ能力・・ペイロード: 443kg
打ち上げコスト1200万ドル、14.4億円程度(120円/ドル)
>>152 衛星打ち上げではないが先のペンシル再現実験みたいにカッパの再現実験を若手育成としてやるのはどうか?
電気ドリル大活躍w
>>153-154 A:「なんかここは入りが悪いな…ドリル持ってきて」
電気ドリル:ゴリゴリゴリゴリゴリ…
B:「ここちょっと曲がっていないか?」
プラハン:ガン!ガン!ガン!
C:「ちょっとここ隙間空いてね?」
エポキシボンド:ブチュ〜
主任:「どうだ?ボンドが固まればいけそう?じゃあ昼飯食ったら飛ばしてみるか!」
なつのロケット青年版ですな
>>155って宇宙研の実話なんだよな
こういう経験って金では買えない宝だと思うんだけどねぇ…
前回(110号)のISASメルマガ、蛇足の部分に突っ込むのもなんだとは思うのだが、
> 打ち上げの翌日はポーランドでの研究会に発ちました。ポーランドは百数
>十年をロシアの占領下に、独立後さらにロシア、ドイツ、オーストラリアに
>分割されたという悲劇的な国家でした。
×ポーランドは百数十年をロシアの占領下に、独立後さらに〜
○ポーランドは百数十年間ロシアを占領下に、没落後〜
×ドイツ
○プロイセン
×オーストラリア
○オーストリア
歴史好きな俺にとっては、ちょっと見過ごせない間違いが多いのだが・・・。
159 :
NASAしさん:2006/10/25(水) 00:05:47
>>158 ポーランドが露西亜を占領したなんて聞いたこと無いが?
確かにハプスブルグ家はキエフとかを版図に持ったことはあるが。
ちょっと誤解を招く表現じゃないかね。
誤解してるのは君では
>>159 >>162 ポーランド軍が首都モスクワまで占領していた時期もあったな。
1608 - 1611 年の大動乱の時期。
ずっとあとだが、
1920 年のポーランド・ソビエト戦争もある。
この時はキエフを占領した。その後ワルシャワ近郊まで押し返されたが、反撃
し、ミンスク近郊まで侵攻したこともある。
原文の
>>158 は
「ロシア、プロイセン、オーストリアに分割され、ナポレオン戦争時にワルシャワ公国として
名目上独立を回復したが、ナポレオン戦争後に百数十年をロシアの占領下にお
かれた。」
とするとかなりマトモになるかな。
まあ、
ワルシャワ公国 = フランスの衛星国
なんで独立回復ともいえないが。
165 :
NASAしさん:2006/10/26(木) 20:36:30
>>161 1526ヤゲロ家ラヨシュ死後ポーランド王位はハプスブルグ家に移る。
初代王はフェルディナント1世
歯に物が挟まったような言い方がだらだら続く文章に
突っ込みをいれてもしょうがない
国があらかたオスマントルコに占領されても
王位つうもんは世襲されるもんなんだな。
ネタがねぇんだな…
一瞬、歴史スレに間違えて入ったかと思った。
>>171 M台地に張り付いていたこともあってコントロールセンター見れなかった…凄く後悔…orz
>>173 宇宙へのパスポート2にあるような骨董品みたいなコンピュータは
ことごとく更新されててちょっと残念だった。
MV6のときの一どんが表紙のファイルがしれーっと置いてあったがもしかしてツッコミ待ちだったのだろうか・・・
>>174 >MV6のときの一どんが表紙のファイル
ああ゛ぁぁぁ…自分のバカバカバカ〜…タイムシーケンサーも見たかった…il||li ○| ̄|_
M台地の方はMセンターも含めて写真撮りまくっていたんだけど…
ここも平和になってもーたなー…
ホント後継固体ロケット大丈夫なのかね…
方々で聞いた話をまとめると
全段固体筑波案
相模原「( ゚Д゚)イッテヨシ」
筑波の中の人「あんな糞ロケット飛ばねーだろプ」
JAXAの上の人「世界一万歳ー」
みたいだぞ
つまりだな、良いものを良いと認識させるためには比較対象となる良くないものが必要なわけだ。
今は先ずその良くないものを用意している段階なんだ。
これができて初めて、本当の開発はこれからだ!、ということに・・・・
正直限りあるリソースをとっとと正しい方向に導いてホスイ…
なんぼ森田センセが若いってもあと十数年しかISASに居れないんだし
180 :
NASAしさん:2006/11/01(水) 21:48:19
MVという悪しき見本が有るでは無いか。
釣られないぞう。
>>177 もともと、M-Vは廃止、今後はH2AとGXの二本立てでいく、という話だったからねぇ。
「いや、そこを何とか」と頼み込んでなんとか研究だけは続けさせてもらえた、というのが実情。
何もしなければ固体ロケットの火は消える、だめもとで出したのが新型固体ロケット。
提案した本人たちも「まずは実現は無理だろうな」っというのは分かっていると思う。
しかし、GXもあのていたらくだし、M−Vをすなおに改良したほうがいいと思うが・・・。
183 :
NASAしさん:2006/11/02(木) 12:13:54
MV廃止は統合前からの決定事項だよな、
新型固体ロケットはISAS側からの要望と
固体ロケット存続を望む国防族の意向でしょ。
新型固体ロケットの管轄を自衛隊に移して、自前の衛星打ち上げ用にすれば、
JAXAは余計な予算がかからなくなって( ゚Д゚)ウマー
防衛庁は固体ロケットを維持できるしで( ゚Д゚)ウマー
このスレの住人も、固体ロケットがちゃんと継続してもらえて( ゚Д゚)ウマー
でみんな丸く収まると思うんだけどなぁ・・・。
M-Vが廃止な事は大きな問題ではない
森田さんの言うようにいつかはM-Vを卒業しなければならない
しかし
・ペンシル-ラムダ直系の打ち上げロケットが消える
・代替になるロケットが無い
が問題。しかもその原因が政治的問題ときた
日本の将来にも関わる事態だ
>>182 その構想は旧NASDAの物でしょ。ISASはM-VAとか、M-V Liteとかあったじゃん
どうも森田教授の発言を見ていると、
筑波勢の言いなりになった振りしつつ上手く目くらましして
新個体ロケットを実質M-VLite→M-VAでやろうとしてるのかなぁ・・・
という感じもしないでは無い気もして来た今日この頃。
187 :
NASAしさん:2006/11/02(木) 20:53:49
>>185 代替どころかより高性能なH2Aが控えている。
惑星探査には明らかに非力なMVの出る幕は無い。
>ペンシル-ラムダ直系の打ち上げロケットが消える
こういった宗教的感想は止めて欲しいな。文系じゃあるまいし。
よし、じゃあGXも中止しよう、これでOKだ。
GXはIGSとLUNAR-Aのために作ってます。
>>187 アメリカもロシアも 最大のロケット1機種だけに絞っていないのは何故でしょう。
ESAが小型の固体ロケットわざわざ開発するのは何故でしょう。
>187
研究の伝統の全否定は即技術の衰退だよ。どれだけロストテクノロジーを作って来たか…
無論伝統ばっか追えばいいて物じゃないけど(と釣られてみる)
あと、文系理系云々は少なくとも理系を標榜する輩は恥ずかしいので止めよう。
理屈の積み重ねか否か、でしょ、科学かそうでないかは。
>185
森田センセなら、固体の良さ(即時性、上段が相対的に軽い)を生かしつつ
性能を伴った安価なロケットを作れる。と期待しよう(そんな都合良くいくんかね、と言う気は激しくするがw)
センセがリーダーの時点でペンシルの血は生きているんだし。
(代替考えなかったのは筑波の怠慢以外の何ものでも無いが)
192 :
NASAしさん:2006/11/02(木) 23:30:04
>>191 事実はMVが失敗作であったこと。
ロストテクノロジーって・・・
時代に適合できない技術は消え去るのが運命なんですが。
血なんて言っている時点で!
俺も伝統うんぬんを持ち出すのは論理的でないから嫌いだな。
でもわれわれは所詮ヲタだからな。
非論理的でもそれが正しいのかも知れんな。
MVに注力していたせいで観測ロケットがロストテクノロジー化しつつある今日この頃
ISASのロケット野郎の方々お元気でしょうか
>>192 はて、M-Vの一体どの辺りを指して「失敗作」と?
まさか「値段が高いから」なんてことはおっしゃいませんよね?
>193
別に伝統を捨て去って同じプロセスをくり返すのは人材を育てる上では有効だけどね。
リソースの無駄、正直。
伝統は伊達や酔狂じゃ無く、過去のプロセスで鍛えられた結果。(そうなっていないのも多いけどw)
>195 固体ロケットの特徴の一つ、即時性の点では失格ロケットではある罠。
でもあの大きさで探査機500kgも上げれるのは唯一無二、それだけでも傑作。
>>197 別にM-Vは、即時性において失格だったとは思わないな。
組み立てるのに二ヶ月かかるといったって、その辺は地上側の事情も大きかったし
よその兵器として作られたロケットだって組み立てから始めれば
一ヶ月くらいはかかってもおかしくないわけだし。
そりゃ、即時性はいい方が予算はかからなくて済むけど
元々そんなこと考えてなかったんだから、失敗というのはどうかと思う。
ロシアやアメリカのICBM転用のロケットだって、ICBMだった頃の維持費用を考えたら
そんなにお得ともいえないだろうしさ。
199 :
NASAしさん:2006/11/03(金) 09:22:04
固体ロケットのメリットを云々していたのは森田先生だったが?
正直森田先生のMV擁護論を読んで、MV廃止すべきと確信したぞ。
>198
失敗じゃなくて失格ね。それにしたって科学衛星みたいなローンチスケジュールが
かっちり決まっている場合には全く必要無いけど。
まあ2週間で上がれば月2回の打ち上げも出来るから地上の効率は上がるけど
(そんなに何を打ち上げる、などと不粋は無しよw)
ただ、MVは傑作ではあるけど、実験機以上の域を出なかった、その部分は頭においておく必要は有ると思う。
>199
で、中小型はロシアにでもまかせれ、と?
筑波も相模原もどっちもどっちだしなー、相模原もあんまし極端に清廉な学者をやりすぎているキライがあるし。
低軌道に2tの固体なら即時性、能力とも申し分無いんだから
201 :
NASAしさん:2006/11/03(金) 13:16:13
>>あの大きさで探査機500kgも上げれるのは唯一無二、それだけでも傑作。
ICBMじゃ有るまいし、僅か500kgしか載せられないから望が失敗したんだろうが、
隼もサンプルリターンに失敗したじゃないか。
>>198 同意。H-II並みのVBAがあればもっとサクサク組み上がるはず
組み立てが大変なことはISASも認識しているんだしそれの改良案まで出ていた
それにH-IIAはLH2のせいで何日もホールドできないわけでまだM-Vのアドバンテージはある
>>200 >MVは傑作ではあるけど、実験機以上の域を出なかった
脱実験機を目指したM-VAは…
>201 宇宙科学に400億毎年使わせてくれるならH2Aオンリーも有り。
>202 もう言い尽くした品、文部省も茄子駄も…はぁあ。
204 :
NASAしさん:2006/11/03(金) 14:20:07
MV-Aなんてモーターケース再開発がメインじゃん。
それこそ、実績のあるSRBに比べて見劣りする、
そんな余裕があるならSRB完全国産化に邁進すべきだろ。
>203 いや、それで充分SRB-Aに流用効くと思うんですが。
で、状況に応じて推力を使い分ければいいんだし
VAはアビオの見直しとか全体を見直す予定だったような。
>ICBMじゃ有るまいし、僅か500kgしか載せられないから望が失敗したんだろうが、
隼もサンプルリターンに失敗したじゃないか。
そういやニューホライズンも500kg以下ですね
こりゃ失敗ケッテーイ!!!!
3dあるくせに1年もたなかった(×2連続)観測衛星があったねぇ・・・・
他所の失敗を持ち出して御贔屓さんの相対的な地位を
上げようとする香具師は好かんな
>>206 > 3dあるくせに1年もたなかった(×2連続)観測衛星があったねぇ・・・・
みどりとかみどりIIとか・・・。(3.5ton&3.68ton)
だいち君(4ton)は頑張っているみたいだねぇ
>207 得られた成果を言わずに失敗部分をネチネチ言うのもどうかと思うが
のぞみだってそれまで0だった日本の惑星探査を進めた実績がある。
無論軌道投入できなかった事は真摯に受け止めるべきではある。
>>209 そもそものぞみの火星探査失敗とM-Vはあまり関係ないし
>>210 M-Vの開発計画と打ち上げ能力が予定通りだったらきっと成功したと思うよ。
ISASファンのジャーナリスト&ヲタの諸兄は皆さんやさしいので
ことさら突っ込みをいれないから、関係ないように見えるだけでな。
>>211 世界どこ見てもロケットが予定通り遅れずに開発されるなんて奇跡に近いぜw
開発中のロケットで惑星探査機を上げる計画を立てた
ISASが思い上がっていたということだな。
スペースシャトルにあわせて開発したせいで路頭に迷った宇宙機の多さといったら・・・。
SFU2なんて案も有ったんだっけ。
>210とか
仮にMVが予定通り完成だとしても所詮たられば話だもな。
宇宙科学というか日本の場合は失敗即終了で後ろに続かない事が問題だし
いや、結局金が無いからなんだけど。
ロケット側は多少は量産に配慮した形にしてコストダウン、
宇宙機側は頻度でかせぐため、価格を半額にコストダウン、
とにかく日本はまだまだ経験値を稼がないと
その方が研究所、メーカーとも活気出るし
>>218 結局はM-Vで大型化一本に絞ってM-3を切り捨てたのが痛かったかなぁ。
両方維持する金がないのはもちろんそうなんだけど、年1機の打上を維持できる規模を考えると・・・。
低コスト型M3−Sとか開発できてればもっと違った状況になってたかもな。
低軌道に300kgで10億円とか。
>219>220
MVでの大型化->探査機500kg&太陽同期1tを見越して、
で、
M-VA計画->1段目までCFRP化等により低コスト化、
lite計画->低価格な小型ミッションの積極打ち上げ
これが出来ていれば何ら問題無かったんだけどねー…
さすがに旧設計のM-3系はなかのひとが納得しないし、今さらTVCノズル化に数十億かけるのも…
フロンの漏洩は相当頭抱えていたみたいだし
liteなら同等能力で安価にできる 筈 だし
223 :
NASAしさん:2006/11/04(土) 23:49:39
>M-VA計画->1段目までCFRP化等により低コスト化、
GX計画ですか。
>>222 M-3廃止→M-V開発→M-VA開発→M-VLite開発。
これだけの間、小型衛星打ち上げ手段の空白ができたのが痛いなぁ。
M-VLite開発までのつなぎとしてM-3系列を維持すべきだったかも。
GXができてないのにM-Vを廃止するのと同じことをISASはやってしまったのかな、と。
>>223 GXの2番煎じとか言いたげだが
GXの計画が出てくる前から話は出ていた。
3段目FRP化→2段目FRP化(イマココ)→1段目FRP化(の前に終了)
>>224 やりたかったが金が無い。
および射場がMVに特化した構造に改造しちまった。
って実情がある。
弾道ロケットSS520の改造で小型衛星上げるくらいはまだ出来そうだが。
>>226 >および射場がMVに特化した構造に改造しちまった。
つまりここに問題があったんじゃないのかと。
いや、金がなかったのも承知だし、結果論なのも承知だが。
LNG推進系が完成するまでの間、
GXの一段目にM-V系固体を載せるのって出来ないのかな。
金の無駄か。
世界初を目指したGXと、日本初を目指すはずだったM-VAでは雲泥の差がある
俺が悪かった。
一段目の上に載せるという意味です。
>>231 そう言う意味ね。俺の方が悪かった。
その場合は最大加速度が8Gとかになるので商業打上には苦しいと思うけど。
やっぱりそうか。
個人的にはRD-180の燃焼をこの目で早く見てみたいだけなんだけど。
>224 とか
まあ、lite計画は正式な提案がなされていたか微妙だし、
MV計画の頃は衛星のダウンサイズを殆ど考えてい無かっただろうから、
バブル期でもあったし、何だかんだ予算が右肩上がりの頃は必要無い、と思っていたんじゃ。
ただ、正常進化のMVAまで消されたのは想定外だったと思われる。
あれで一発20億は浮いただろうし。
235 :
NASAしさん:2006/11/05(日) 10:35:56
>>234 少なくとも次期固体ロケットを検討するときISAS側は提案しなかったと
理事が明言しているね。
恐らく要求仕様を考慮して不適当とISAS側が判断したんだろう。
>>235 そりゃ、Liteでは駄目なように仕様を決めたんだから当たり前だろう。
237 :
NASAしさん:2006/11/05(日) 12:49:15
僻み根性丸出しだね。
仕様はISASの要望を受けて作られたものだよ。
>237 ヲタフクヨロ。
おたふくって何じゃ
240 :
237:2006/11/05(日) 13:10:56
俺も知りたい
ヲタフクで検索してしまった・。でもいまいち意味分からず。
俺の想像。ヲタフクとはオタクでふっくらしていること。
>241>240とか
当たらずとも遠からずだねー
ま、低脳な頭を振り絞って必死に書き込みしているようだけど
所詮age厨バカは死ななきゃ直らないの鴨w
さて、空気を読めない俺様が来ましたよっと。
>>239,240
おたふく→おたふくソース→ソース→情報ソース→情報源
要は↓の情報の出所を教えてくれってこと。俺も知りたい。
> 仕様はISASの要望を受けて作られたものだよ。
244 :
241:2006/11/05(日) 13:56:14
>>243 どうもありがとう。
空気を読めないも何も、本当にマジで意味が分からなかったんですよ。
そうゆう意味か。
衛星系の人に「いつもLEO 500kgで足りる?」って訊いたら、もっと重いものを、って話も出るでしょう。
で、仕様を決めた人は、そういう話を自分の好きなように継ぎはぎして仕様を決めたんだよね。
それをISASからの要望、って言うのはずるいんじゃないかい?
SELENEなんてH-IIAと決まったらあの大きさになった。
ISASだってでかいの作りたいときもあるんだよ。
そもそも筑波案がリークされたのはM-V-7/SOLAR-Bの追い込みに入っていた最中
相模原からしたら次のロケット云々よりM-V-7/SOLAR-Bをきっちり打ち上げる方が優先
相模原が口出しできない間に線路を引いてしまおうと狙ったとしか思えない
まともに論議するつもりなら次のロケットの論議はM-V-7が上がった後にすべきだろう
次期固体ロケットは「この能力を出すにはこういうロケットがいい」というような要求を元に仕様は決めたんじゃない。
M−Vロケット廃止で固体打ち上げロケットの火が消えようとして「どうしたら研究を続行できるか」を考えて
「とりあえずH2AのSRBを再利用して」から始まった。
移動式、とかも後付け。
苦し紛れの仕様であって、恐らく失敗するだろう、。
249 :
237:2006/11/05(日) 16:12:04
適当に妄想しているな。
500kg位なら色々できるのに、と言う不満がでているってのは松浦の著作やMV-lite案の中にあったぞ。
また、確か京大のどっかの講座でも500kg位の衛星が欲しいという要望が有ることを書いてあった。
そして、この間の理事へのインタビュー等で需要を調べたらISAS、その他で数十個のミッションがあった。
と書いてあったろうが。だから年2回以上打上げると言っていたんだから。
情報は点で収集するもんでは無いよ。
しかし、お多福ソースなんて聞いたことの無いソースを堂々と全国スレに書きこんで
>>249 >>500kg位なら色々できるのに、と言う不満がでているってのは松浦の著作やMV-lite案の中にあったぞ。
逆。MV-Liteならば500kgぐらい上がるけれど何か使い道ある?と聞き回っだ。
>>そして、この間の理事へのインタビュー等で需要を調べたらISAS、その他で数十個のミッションがあった。
当てはめられそうな計画を寄せ集めただけ。
実際に彼らが応じるかは別。
>>だから年2回以上打上げると言っていたんだから。
あくまで構想です。年二回とか移動式とか何も決まっていません。
ISASの予算が大幅に増えないといくらロケットあっても2回/年とか無理だからwww
何を今さら
253 :
237:2006/11/05(日) 18:50:16
>>251 年2回はISASだけでは無いよjaxaのミッションだから。
恐らくISASに割当てられるのは年1回でしょ。
M-Vの飛翔データってどこかにありますかね?
GoogleEarthにプロットして…なんて考えてみたりして
255 :
NASAしさん:2006/11/05(日) 21:02:49
>>250 500kg位なら使えるという不満が有ると書いてあるのに逆と主張されても、
あんたの主張と松浦の記事とどっちを信頼するかと言われれば、松浦の記事だな。
>>224 それに近いのがJ1だったんだがJ1そのものが失敗したロケットに
なってしまった。
500Kgで足りる人もいれば足りない人もいるだろうさ。
ISASの中でどちらがでかい声を出せるかが問題で
ISASがJAXAの中でどれだけでかい声を出せるかが次の問題だろうよ。
M-V廃止はISASの判断じゃないし
たしかに名無しの書き込みとは比べるべくもないが、松浦の記事も丸呑みは危険だぞ。
M-Vを神聖視する向きもあるが、探査機を運用する側から言えば決して理想のロケットじゃなかった。
− 振動が大きい
− 加速度が大きい
− コストが高い
− (意外と)即応性が低い
計画がうまくいっていた場合のGXあたりが理想なんだと思う。
たしかに500kgの衛星を小刻みに打ち上げたいという要求があるのだろうが、打ち上げ費用も劇的に低いのが条件だと思う。
28億がはたして条件を満たしているかどうか。
260 :
NASAしさん:2006/11/05(日) 21:47:05
>>259 丸飲みした訳じゃないよ、松浦の記事を念頭において某研究室の記載内容や、
JAXA理事の発言、新聞その他の情報を統合して信頼性を確認している。
25億は決して安価じゃないが、俺はこれはSRB改良研究(国産化)の為の口実にもなる
と思っている。全てはH2Aの為で良いんじゃないの。
H2Aの為に宇宙開発してるわけじゃないんだが。
>>259 >コストが高い
M-VAで解消予定だった
>(意外と)即応性が低い
ホールド中に燃料の抜き入れをする必要が無くH-IIAに対してアドバンテージはある
組み立てに関してもM-VAで解消予定だった
>振動が大きい
>加速度が大きい
LE-5Bでも悩んでいる中GXで解消される保証はどこにもない
GXの結果を見てからでも全然遅くない
263 :
238:2006/11/05(日) 22:09:48
>249 半年ROM(ry、は冗談としてこんな2ちゃん古典語流せや。w
あと500kg云々は「も」であって「が」では無い。
で、>260のレスは、その物言いだと結論は「筑波乙」。
共通化出来るのはモーターケースの大きさだけ。
TVC能力も燃焼速度も制御も全部別物のM系統ロケットを無理矢理H2A系統に統合してコケた場合
責任もそうだし、空白期間は誰にも取りかえす事が出来ない。
なのに開発費用はMVの165億すら出ない約100億。
能力が小さい、なんて恥ずかしい事言うなよ、新規開発である事には一切関係ない
>254
宇宙開発委員会でぐぐって出て来るmext(文科省)のサイトにこれでもか、って位載っている
MV,H2Aともども
SRBをこれ以上国産化してメリットあるか?
輸入はケースの製造ノウハウだけだろ?
238ってISAしさんだったんだな。文体に特徴が出ている。
「これでもか」、とか「ともども」とか。
名前の使い分けも時と場合によって大事だけどね。てか、当たっているのけ。
>>265 なにいうてんのぉ。
238はISAしさんと表示されているだろうが。氏ねやぼけ
説明しよう。
263の ISAしさんが、わざわざ 238と名乗った理由を。
要するに 242の ISAしさんは成り済ましの偽者だーッ、と主張したかったんだよ。
俺って頭いいな。
268 :
NASAしさん:2006/11/05(日) 23:17:57
>>258 MV廃止はJAXAレベルの判断じゃないでしょ、
統合前に既に決定していたんだから。
269 :
NASAしさん:2006/11/05(日) 23:49:14
>>259 500kg25億、2ton28億じゃ無かったかい?
2t28億円だとかなり安いな。
計画値で1.3tだよ〜
272 :
NASAしさん:2006/11/06(月) 09:49:46
>>271 ああそうだった、2tonは将来計画でしたな。
ごっちゃになっていた。
273 :
NASAしさん:2006/11/06(月) 12:19:52
餅に描いた絵。大きく膨らむけど熱が冷めればしぼむ。
275 :
NASAしさん:2006/11/06(月) 14:39:14
そりゃ喰えるからまだましだろ。
GXの話なんて、鬼が笑うとしか言いようが無いな。
臼田さがしてよ googlemapで
>>281 すげー広い… 日本の箱庭発射基地とはえらい違い…
スリハリコタ島宇宙センターでしょうか?
まともに宇宙開発を推進しようと思ったら、
やっぱりこれくらいの規模の宇宙センターが必要なのかな。
>>282 米ロ欧中等、宇宙先進国は皆このクラスの射場は当たり前のように持っているわけで。
日本でも北海道になら作れるかもしれない
以前、誰かが北海道十勝近辺の写真をあげてたけど
びっくりするくらい狭かった。
縮小して周囲の海岸を見たんだが市街地が延々と続いていました。
結局、世界的に見れば北海道も人口密度が高い島。
でも、クリスマス島であれば十分作ることは可能。
個人的にはクリスマスを大々的に整備して主力をここに移す。種子島もサブ発射場として存続させる。
カネがあればですが。
>>284 12月とか2月に打ち上げできるのか?
まあ梅雨と台風の心配が減るか。
広さだけなら根釧台地は結構場所取れるけどね、あ、矢臼別に大分持ってかれていた。w
島国でかつかなり南方に領土を持っている日本なんだから硫黄島でも南鳥島でもいいと思うんだが、射点
沖ノ鳥島の有効活用にプラットホーム建設でもいいな。
現状種子島なんて自前で燃料すら確保できていないし…。
Googleマップで根釧台地を見ましたが、この一帯は画像が粗すぎてよく分かりませんね。
結構いけそうにも見えるし駄目そうにも見える。
しかし打ち上げ方位角という観点からすると
根釧台地から東方打ち上げでは、下段ロケットがロシアが実効支配する
北方領土の海域にもろに落ちそうなんですが。
ロシアの許可を得て落下点海域を一時あけてもらうか、はたまた極軌道専用でしょうか。
>290 国交省なり国土地理院の航空写真ならもう少し(大分?)マシな解像度のあるけどね
昭和のものでも大枠は変っていないから大丈夫(家は減っていると思う)
無論あんな所でわざわざ上げる大義名分なぞ無いけど。実験ならバンバン海に落とせばいいし
国土地理院の航空写真を見た。
いまいち分からない。
http://w3land.mlit.go.jp/cgi-bin/WebGIS2/WC_AirPhoto.cgi?IT=p&DT=n&PFN=CHO-77-23&PCN=C2&IDX=22&PNO=1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25,26,27 ここだね。
この写真の左上の民家があつまっているところが北海道佐呂間町若佐
GoogleMaps
http://maps.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&q=%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E4%BD%90%E5%91%82%E9%96%93%E7%94%BA%E8%8B%A5%E4%BD%90&ie=UTF8&z=13&ll=43.984247,143.704284&spn=0.05904,0.20153&om= この若佐の交差点のすぐ南あたりを竜巻が襲った。
294 :
293:2006/11/08(水) 05:07:05
ごめん。スレの話題とぜんぜん関係なかった。
そういやSS520の三段化案はどうなったんだろ。
ttp://h2a.jaxa.jp/ oneJAXAを謳うなら
>なぜ日本独自のロケットが必要なのですか?
>必要なときに必要な場所へ物資や機器を運ぶには、独自の輸送手段が必要です。
>目的地が宇宙であれば、その手段はロケットしかありません。宇宙が秘める無限の可能性を
>自らの手で明らかにしていくためには、自前の輸送手段がどうしても必要なのです。
>また、ロケットの開発を通して独自の技術やノウハウを蓄積していくことではじめて、
>日本ならではの国際貢献も実現します。これまでに日本は、気象観測や地球観測、
>通信・放送のための人工衛星を打ち上げ、成果を上げてきました。今後はH-IIAロケットにより、
>国際宇宙ステーションへの物資の補給なども行なっていきます。
H-IIAじゃなく“ロケット”と書く以上はM-Vによる科学観測の成果も書くべきではないのか?
書いて内容はもっともなのだがこれじゃJAXAを消してNASDAにしておけw
「H-IIA」のサイトだからそこはそれでいいと思う。
今後ISASの衛星がH-IIAで打ち上げられたら追加されるかもね。
されないかも知れんがw
むしろ自分はMシリーズ系をこれくらいまとめたコンテンツが欲しい。
考えてみろ。
M-V関連のページにH-IIAは絶対に出てこない
>298
そらMVの技術はSRB−Aにかするけど、その逆は無…
あ、M25はSRB-AのTVCからフィードバックを受けている、ってISASニュースで見た記憶が
>295
打ち上げる衛星の大義名分が立たないと思われる
それこそソーラーセイルの幕展開リベンジでやらないかなー
でもSS520(2段目)は2億とか無謀な値段らしいし(量産を全くしていないせい)
>>299 NASDAからISASへってほとんど無いよね…
NASDAが発注している企業の宇宙開発部門もISASが育てたようなものだし
ISASは旧NASDA以上に財布の紐がきつかったというが…。
303 :
NASAしさん:2006/11/15(水) 15:24:37
祝M-V復活!
ソースは本日告示の宇宙開発計画
304 :
NASAしさん:2006/11/15(水) 15:25:29
>>303 いい加減なことを言うもんじゃない! 泣かすぞ!
>>303 誰が祝っているんじゃ?少なくとも宇宙理学者はガッカリだろ。
せっかくH2Aが使えるようになったと思ったらまたMVか。・゚・(ノД`)・゚・。
値段と能力的にはGXで十分だけどね>>ISAS衛星
SELENE級は別だけど
>>306 そんなことは無い、外惑星探査したいと言う要望にソーラーセールができたらできるなんて
絶望的な事を言っているぞ。第一サンプルリターンには圧倒的に能力不足だろ。
外惑星域からのサンプルリターンか…発想転換せんとなー 重たい探査機本体でわざわざ持ってこんでも
>>309
そりゃそうだ。俺もそう思う。うむ。
ASTRO-Gの記述が無いみたいだけど
ルナAの記述が無いみたいだけど?
LUNAR-Aあるでしょ。
I 開発プログラム及び研究
a. 先端科学技術への挑戦
I. 宇宙科学研究
(2) 開発
◯1 第17号科学衛星(LUNAR-A)
……ペネトレータの開発にさらに期間を要することから計画を見直し中であり、当面衛星本体を保管する。
>>303 嘘だろ…。
M-Vはいい加減にして欲しい。
う〜ん。今の状態だと口が二つあるのと同じで
どちらの言ってることが正しいのか、わかりゃせんぞ。
JAXA見ても何も書いとりゃせんし(未だにM-Vが運用されてるような印象さえ受ける)。
未だにJAXA内部で内紛があるのか?
一体、何があったのか・・・
うほっ、M-V復活なのか!
ああ、よかった。あのツッコミ待ちとしか思えない新固体がしっかり消えてくれてw
後はちゃんとM-Vを改良するなら言うことないんだけど
321 :
NASAしさん:2006/11/16(木) 18:26:06
中の人も諦めてたのに一体誰が覆してくれたんだろ
筑波のアレ→筑波のえらい人の嫌がらせ
>>311→M-V-7が上がってようやく一段落付いたため反撃開始。正論による反撃であっさり塵と化した筑波の新型固体
じゃね?
もしくは
的川「今釣りやったらどの位かかるかな?」
森田「…面白そうですね。やってみましょうか」
的川「筑波の奴らも煽って一泡吹かせてやりましょうwww」
…2006/9/23蓋を開けてみれば…
一同「ちょwwおまっwww人大杉wwwwテラヤバスwwwww」
まぁ、JAXA/ISASが公式に認めるまでは油断しない方が良いかと。筑波の工作の攪乱可能性もあるし
どっかに書いてあったが旧NASDA時代にISASとM-Vの後続を開発しないとの申し合わせがあったみたいだし
それが覆ってからでも安心するのは遅くないと思う
書類化が後れてディレイが発生したとかじゃねえ?
この後に改めてM-V廃止の書類が出てくるとか。
一旦、報道されて、しかも関係者からコメントが出てる事柄について
そう簡単に覆るとは思えないが
324 :
NASAしさん:2006/11/16(木) 23:11:53
だけど、現時点でのJAXA広報資料は
「M-Vの廃止を宇宙開発委員会に提案する」
だから、決定じゃないよね。
最近、GXに天誅が下った(開発スタッフ総入れ替え)ことを考えるなら、
このタイミングでM-Vが復活してもおかしくない話。
おいおいM−Vあっさりフカーツかよ!?
ああもう何が何だか。。。
とりあえずボジョレーヌーボー飲もう
>325
おう、一緒に飲もう。飲むのが好きなんだよな俺。楽しみだよ。
文部科学大臣の名前で官報で出ている物を訂正、なんて事になったら粛正人事物の騒動が起こるな。
ただ、アップグレードについては何一つ書いていないのが気がかりではあるけど。
折角ついた新個体の予算を有効活用してMVA,MVliteを一気に完成させてホスイ
328 :
NASAしさん:2006/11/16(木) 23:27:40
>>326 ボジョレーじゃないけど、秘蔵のワインとキャビア開けた。今。
おまえら偉い勘違いしているが、MVの製造が決った訳じゃないよ。
衛星調達の予算書でしょ。
たしかに新固体ロケットはもうコンセプトから駄作。
しかし、M−V復活を祝うのはまだ早すぎる。
JAXAからなんらかの表明がないとね。
単なる手続き上の問題で官報の情報が古い可能性のほうが大きい。
>>333 今からそのURLを見よう。ちょっと緊張。
現実放棄だけはしたくない。
うおおおぉぉぉ。。。まじかよ!? M−V復活
まぁ真偽はさておき、とりあえず飲むか
あ、以前読んだやつだな。ぬか喜びに終わったか・・・
>>333 その話も全然煮詰まってないだろ。
まだ雲をつかむような話じゃん。
GXがあのていたらくなのに「これからはH2AとGXの二本立て」とかいうのうがおかしい。
官報に出てる、ってことは本当で確定なのかなぁ・・・。
でもころころニュースが飛び込んできたりもしてたし・・・いまいち安心できんな。
よしっ、
ここはいっちょMV復活を願ってお経でも唱えようかな。頼むぞぅ…
なぁーむあぁーみだぁぁぁんぶぅぅぅぅ、なぁぁーむあぁぁぁみだぁぁぁんぶぅぅぅぅぅ
なぁーもあぁーみだぁぁーーーーーんぶぅぅーーーーーーーーーー
如是。我聞。一時。仏住。王舎城。耆闍崛山中。与大比丘衆万二千人倶。皆是阿羅漢。
諸漏已尽。無復煩悩。逮得己利。尽諸有結。心得自在。其名曰。阿若?陳如。摩訶迦葉。
優楼頻螺迦葉。伽耶迦葉。那提迦葉。舎利弗。大目連。摩訶迦旃延。阿?楼駄。劫賓那。
梵波提。離婆多。畢陵伽婆蹉。薄拘羅。摩訶拘羅。難陀。孫陀羅難陀。富楼那弥多羅尼子。須菩提。阿難羅。如是衆所知識。大阿羅漢等。復有学無学二千人。摩訶波闍波提比丘尼。
与眷属六千人倶。羅?羅母耶輸陀羅比丘尼。亦与眷属倶。菩薩摩訶薩八万人。
皆於阿耨多羅三藐三菩提。不退転。皆得陀羅尼。楽説弁才。転不退転法輪。供養無量。
百千諸仏。於諸仏所。植衆徳本。常為諸仏。之所称歎。以慈修身。善入仏慧。通達大智。
到於彼岸。名称普聞。無量世界。能度無数。百千衆生。其名曰。文殊師利菩薩。観世音菩薩。
得大勢菩薩。常精進菩薩。不休息菩薩。宝掌菩薩。薬王菩薩。勇施菩薩。宝月菩薩。
月光菩薩。満月菩薩。大力菩薩。無量力菩薩。越三界菩薩。陀婆羅菩薩〜
>>339 前にも書いたが衛星調達の官報だ、建前上MV使用になっているだけだろ。
>>341 宇宙開発計画ってのは中期計画とかに相当するものじゃまいか?
よくしらんが。
>>341 少なくとも衛星調達の官報じゃないけど・・・・
〇文部科学省告示第百四十二号
宇宙開発計画を次の通り告示する。
平成十八年十一月十五日
文部科学大臣 伊吹文明
2.宇宙輸送
運用
M系ロケット
M系ロケットは、全段に固体推進
を用いるロケットとし、科学衛星の
上げに利用するものとして開発を行
たものであり、特にM`Vロケット
ついては、引き続き科学衛星の打上
に使用する。
345 :
NASAしさん:2006/11/17(金) 01:22:19
>>344 あくまで、この文章を読んだだけの印象だけど
文部科学大臣の一断で決まった印象を受けるね。ともあれバンザイ!
>>343 そんなモノ載せたら役人のクビがバンバン飛ぶとおもうけどw
348 :
345:2006/11/17(金) 01:29:34
>>346 いや、ゴメン。今日、宇宙開発委員会の開催間内を見たんだけど、
GXのスタッフ入れ替えやら、M?Vの死刑宣告についての開催案内が
なかったので、トップダウンなのかな。と思いました。
>>344 非研究開発衛星の調達手続等について
君の書いた下りは予算についての裏付けがない、枕詞。
新個体プロジェクトチームが立ち上がるみたいだぞ。
ISAS厨よ、あきらめろwww
>>345 文部科学大臣はM−Vの事なんて知らないんじゃないかな。
もしかするとJAXAすら知らないかもw
彼にとっては文部科学大臣の椅子は単なるキャリアのひとつだし。
そもそも伊吹は科学技術政策に関する明確なビジョンを持ってるようにはどうしても見えないな。
>PLANET-Cがよりパワーのあって余裕あるH2Aに移行した今、
>丸5年以上もM-Vと製造設備と内之浦をそのままほったらかしているほど日本と財務省は甘くないと思います。
>H2Aはオーバースペックでも何でもありません。
ゲラゲラ
>>355 おいおい、笑うなよ。惨めになってくるじゃねえか。
官報と2chのコピペが同レベルにしか読めないお子ちゃま乙www
358 :
NASAしさん:2006/11/17(金) 22:25:25
GXにあぼーん判定下った直後、11/24に
議題案
(1)我が国の基幹ロケットの確立
(2)新たな衛星打上げ需要への対応
(3)その他
を考えると、これはM-V復活と考える・・・のは考え過ぎかな。
>>360 もっと差がある。
ソユーズは高度800キロメートルの太陽同期軌道へ4.4トンだよ。これはH2Aと同じ打ち上げ能力。
>>358 もはや弁護のしようがありませんな、これは。
これじゃ開発費用が安い改良型M-Vのほうがマシな性能になるじゃないか。
成る程、IHIが2012年に衛星打ち上げビジネスに参戦、は子会社のIAのMV改を使うのか。
w
いっそ開き直ってM14,M25の上にLNGエンジンをくくりつけたJ1とJ2の
合いの子ロケットでも作って試験すればいいんじ?w
GXの打上げ費用がH2A並になるなら、GX取りやめの理由にはなりうるが、
MV復活の理由にはなり得ないことが、なんで判らないのだろうか?
小さい衛星をH-IIAで打ち上げてられるほど
余裕がない、じゃダメか?
GXがなくなる→中型ロケットがなくなる→MVがあるじゃん!
GXが死んだら同クラスで残るのはミューだけだしな
該当クラスを維持するつもりなら消去法で自動的にEELV版ミューに決定だw
現状の日本の宇宙開発体制からしてGX潰して新型液酸/ケロGo!はあり得ん
>>367 MV廃止の理由がH2Aとさほどコストが変らないということだから、
小さいからMVの意味は無い。
小さいのは新規固体ロケットが提案されているだろ。
ヒドラジンエンジンでドーピングしたM-Vliteでいいんじゃないか、もう。
>>370 NASDA工作員乙
>>371 計算した?小型の液体エンジンって構造質量比良くないから意外と能力アップしないと思われ
>>370 いや、改良したM-Vは今のGXと同等か下手すりゃそれ以上の中型ロケットだろ?
しかも打ち上げコストは今のGX以下なんだし。
>>373 能力の落ちてしまったGXだが、
冬季打ち上げの場合
高度800キロメートル太陽同期軌道
GX 1.2〜1.3トン。最着火無し0.7トン。
M-Vは同軌道へ1トン程度いけそうだからGXと同等。
しばらく見ない間にそこまでGXの能力は低下していたのか。
つーか、
>>361の評価ではボロクソに言われてますな
>>375 もともと評価はボロクソだった訳だが
なんでこのロケットが開発フェーズに移行出来たか未だによくわからない
>370
ロケット単価を表に出すH2A、
地上も含めた全費用が表に出るM-V
上っ面の数字だけ比較されてもなー。
そもそもソユーズ以外で減価償却できたロケットってMVしか無いような…
つかロケットで減価償却終了できたってのが…凄杉…。
という訳でフィラメントワインディング(国産)で1段目モーター作ったMV改マダー ☆チンチン☆
それくらい開発費を再投入してもバチ当たらないって。
そこまでボロクソなGXをM-Vの後釜にとか発言できるJAXAのお偉いさんの頭は相当病んでいる
>>376 ひょっとすると格安で出来るかもという頭があったのでは
もしくは新技術にしか予算が出ないという構造が審査のメガネを曇らせたか・・・
>>362 ソユーズの打上げ能力はLEO 7〜8t。
H-IIA202の打上げ能力はLEO 10t。
なのに太陽同期軌道800kmへの打上げ能力はソユーズ、H-IIA両者ともに 4.4トン。
H-IIAの何が悪いんだ。種子島という打上げ場所がいかんのか。
M-Vはソユーズの4分の1以下か
>>381 だろうな。あの余計な遠回りはなあ。
あと、もともとH-IIAはGTOへの打ち上げに向いてるロケットだからな。
低い軌道への打ち上げ能力が低いのは仕方ない。
バイコヌールで打ち上げてるソユーズに比べたら、種子島なんて相当に羨ましがられるでしょうて
それはそうと、H2Aは軌道投入が2段目の再点火なので、エンジンの重量が嵩んで結果損をしているような気がしないでもない
>>384 バイコヌールだろうか種子島だろうが、
打ち上げ場所同傾斜角で打てば、LEO能力はびっくりするほどは変わらないよ。
ソユーズを種子島から打ち上げたからってLEO 300km 30度に10トンは無理だよ。
日本のロケットは太陽同期軌道がLEOの半分以下。
欧米のロケット事例を見るとSSOはLEOの6割前後能力が普通。また、季節によって打ち上げ能力も変わらない。
M-Vは一気に加速するので迂回が小さい分同期軌道への投入能力は意外とあるんだよね
>>361 それ読むと、日本がおバカなことやってるのと同時期に
韓国の方では地道に開発を進めてもう完成目前ってことですか?
>>382は、M-Vをいったい何と比較したいんだ?
ソユーズと比較するなら、アリアン44L、H-IIA、アトラス3Aあたりと、別格としてデルタ4、アリアン5Eの能力はすごいよねーってのならわかる。
M-Vは大型ロケットではないから、ソユーズと比較しても意味がない。
それは、1.3リットルくらいの普通乗用車と市内循環バスの定員数を比べてるようなもの。
比べようとしている時点で感覚を疑う。
>>389 それもそうじゃな。M-Vと比べたって意味ないね。
>>389 その別格のソユーズの打上げ費用がMVの半分ぐらいだと言うことをわかってて言ってんの?
>392 で、ソユーズって日本が自由に使える訳?
使えるよ
>>389 なら、H-2Aもいらないじゃん。情報収集衛星打ち上げるならM系で充分。
むしろ、そっちの方が好ましい。
>>359 怖い話だがそのMVが我々の知ってるMVと同じものという保証は無い。
>>374 MVは0.8Kg程度しか上げられないよ
>>396 たしかに「ひので」は実質0.8トンだけど。夏期打ち上げだね。
>>396 >MVは0.8Kg程度しか上げられないよ
え゛、800グラムなんて悲しすぎます。
0.8トンの間違いですよね。
ところで、太陽同期軌道に乗せる場合、何故夏と冬との能力に差が出るのでしょうか?
地軸の傾きの関係?
風が。。。。って書いてなかったっけ?
>>377 逆だろうが、これまでMV(65億),H2A(100億)と言われていたのが、
JAXA方式で厳密に計算したらMVはH2Aと殆ど同じとなったんだろ。
H2Aは今まで打上げ費用を打上げの都度公開していたが、
MVは非公開だったからな。
>>398 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/uchuu/haifu/h18/lng/06110202/001.htm GXロケットの高度500キロメートルへの打上げ能力について
1. 冬期打上げの場合、高度500キロメートルの太陽同期軌道への打上げ能力(再着火な
し)は、約1.8トンである。
2. 夏期打上げの場合、当日風による打上げ可能確率を80パーセント以上に設定すると、
高度500キロメートルの太陽同期軌道への打上げ能力(再着火なし)は、約1.0トンとなる。
また、冬期と同等の打上げ能力を確保した場合は、当日風による打上げ可能確率は約50
パーセントとなる。
================================
つまり、夏期のSSO打ち上げ能力は冬期に比べて相当落ちるということだが、
日本でもやろうと思えば(風のない日を選んで)、夏期でも冬期と同等の打ち上げ能力を出すのは可能だそうだ。
>>400 NASDA信者乙
誰も藻前の妄想なんか聞いていないよwww
>>402 数字を上げて論証したのに、妄想か!
ISAS厨ってこんなのばっか。
なあ、俺宇宙開発委員会の委員長になりたいよ
目を覚まさせたい
>401 揮発する液体燃料で、しかも温度差、湿度の厳しい夏に気象条件を見ながら打ち上げ、は相当無理がある罠。
それ以前に日本で24時間体制で打ち上げは無理だけど…
>400
あんまし月刊エアワールドの数字を根拠とするのもどうかと思うけど
あれだと、減価償却を含めてMV80億、H2A200億だそうな。
で、信じられないことにMVは減価償却済み…あとは値段が下がる一方(…ちと無理があるなw)
ここも鬱陶しいからID出るようにならんかね、そろそろ…
>>406 その議論だとH2Aも夏に上げられなくなるぞ
409 :
400:2006/11/18(土) 18:29:58
>>406 H2Aの数値は打上げ後の記者会見での発表を元にしているんだが?
その都度発表しているでしょ。MVはISASの資料にあったものだけど。
ALOSなんて70億っていう資料があったが、他と違いすぎるので出さなかっただけ。
>>406 夏の運用が不可能だとは誰も言っていない。
宇宙開発委員会の結論は
「学理上、算出されるカタログデータとしてはともかく、
フレキシビリティまで考慮すると、GXのSSOは1トンですよ」
と言う風に読めると思う。普通。
で、実際に1トン弱の「ひので」をSSOに投入したM-Vと比較して
一体どんなメリットがあるのか、が問題だと思う。
411 :
410:2006/11/18(土) 18:56:26
あ、ごめん。上の文章は
>>408に対して。
で、SSO投入能力がほぼ同じのGXとMーVとの優劣って
・コスト面ではGXが有利。
・ただし、GXは開発費がふくれあがり、M-Vには廉価化の可能性がある
・LNG推進は今後、脚光をあびる先進技術かもしれない
・GXはモノができていない
・GXの第一段目はアメリカ開発ロシア製なので
国際情勢がキナ臭くなると入手できないかも知れない。
こんな所ではないだろうか。
>>406 M-Vの開発費はたしか一号機込みで165億円だからね。
減価償却だって、そりゃ簡単だろうさw
そういうのって減価償却って用語でいいんだっけ
言われてみればかなり微妙な気がするが、まあいいんじゃない?w
宇宙機関にとってロケットの開発は設備投資みたいなものだし。
>>414 IHIエアロスペースがMV関連の開発費の元を取れて、
生産設備の償却が出来た、って話ならわかるけど、
一発打ち上げたらそれっきりのロケット単体について、
焼却とは言うかも知れんが、償却って言い方はしないだろう。
418 :
414:2006/11/18(土) 22:51:14
誰か制作費より高い値段でM-Vを買ってくれて、
ある程度の利益が出てるなら減価償却でいいけども
>>412 >>大した違いではないが、ひのでの重量は900kgだよ。
おいらは410ではないしスレ違いですまんが、1トン弱の意味を誤解してる気がするよ。
1トン弱っつったら1トンより少し少ないという意味で、1トンより少し多いという意味じゃないよ。
ちなみに1トン強は1トンより少し多いという意味で、2トンに近いという意味じゃない。
>>372 Vega では4段目に液体ヒドラジンエンジン積んでいるな。
惑星軌道に1度に軌道投入する場合なら、上段液体エンジンは期待出来ないが、
太陽同期軌道とかで精密な軌道制御必要とか、
楕円軌道に投入してアポジでもう1度加速するとかする場合は液体ヒドラジンエンジンの
柔軟性が効くようだ。
むろん、衛星側でアポジエンジン任せるという選択もあるが。
あと、M-V の3段目、モーターケースだけだと構造質量比優れているんだが、
(ヒドラジン)サイドジェットとかあるんで、全体としてそこまで優れているわけでもない。
それから、M-V は衛星の都合に合わせてロケット側を色々調整していたが
(これがコストアップ要因の一つだったが)、
液体ヒドラジンエンジン1つ噛ませると調整が楽になる。
# LNG でも良いけど、物が出来てからだな。
>>406 >>408 GX と H-IIA 比較して、夏に打ち上げ能力落ちるのは気温の差はあまり関係ないはず。
>>401 の報告書を読むと、GX には風の影響が大きい。
1つ考えられるのは、、GX は細長いので空力的な不安定性が大きく、
1段目の制御に十分なマージンを見込んでおかないとまずい。
特に風が強いと空力的不安定に対する制御量がおおきくなるので、
マージンが必要?
もう一つは、GX は純粋2段ということで、1段目の風による誤差の
修正が2段目以上で十分には出来ない。
日本は地理的に風が不安定なことが多いが世界の各射場から見たらどうなんだろう?
>>423 は
>>421 に対するものかな?
固体ロケットで上段に液体を付け加えているのは、
Athena 1,2
オプションで
pegasus,pegasusXL
全段固体は
Taurus,Minotaur
てなところかな。はっきり優劣があるというほどでもない。
# うち上げ能力もそうだが、コストでも。
でも、Athena 1,2 や pegasus に使っているのは1液式ヒドラジンで
比推力は低いからなあ。
>>424 これは
>>422 に対するものかな?
空力的不安定に関しては、アメリカで計画中の Ares が散々叩かれている。
1段目の SRB 転用部分が細長過ぎるということと、
上段の LOX/LH の部分の方が太いという事情が重なって
空力的不安定性をカバーする1段目の TVC 制御能力が不足するのではないかという指摘。
NASA はまだマージンがあると反論しているが、風が強いと
あれも打ち上げ能力落ちるんだろうか?
まーでも風任せ問題は、二段目のLPGエンジンの問題じゃなくて
アメさんが開発した第一段ロケットをそのまま使って
日本で打ち上げる事が根本問題じゃないか。
俺としては、GXはここらにも無理が大有りだと思う。
30年も前のNロケットの頃の手法を再現しようと言うのが間違い。
ペイロードの詳細はともかく、誘導制御で実用衛星が上がれば
良かった当時とは違うんだよ。
つーか往年の東大宇宙研のトレードマークだったはずですよ
「風任せのションベンロケット」って。
>>427 これから、30年かけて、全段LNGのロケットシステムを作ろう、って事じゃないの?
でもって、H-UA の熟成が滞って、虻蜂取らずになってしまう罠。
実際、上段は性能的にLNGよりLH2/LOXの方が優れているわけで
燃料の量から言ってもLNGにするコスト的メリットはあんまり無い。
要するに上段はLH2/LOXエンジンで問題ないわけだ。
むしろ、一段目に持ってきた方が推力は大きいし
積む燃料の量も多いから燃料のコスト的メリットと推力という点で適している。
あえて上段LNGエンジン開発に取り組むのは
・いきなり一段目に使えるような大型エンジンは作れないから
・将来の軌道間輸送用エンジンとしてLH2/LOXより使えそうだから
コスト的に優れているなんて上段用エンジンならたいした理由にならない。
>>381 種子島から真南に打ち上げるとフィリピン近海にかかるから
太陽動機軌道への打上は一回東に進んでから方向転換する。
だから打ち上げ能力が落ちる。
いっそのことインドみたいに極軌道用と静止軌道用で違うロケットにするか?
でもGSLVとPSLV、何が違うんだろう?
すべてはいわさきホテルがいけないのだよ。君たち。
なんとかあのホテルを廃・・・。うぐっ!
いわさきは鹿児島の癌。税金もほどんど納めない。
新幹線建設などの公共事業には必ず絡んで、地上げを行う。
佐多岬への道路は有料で、気軽に景勝地へ行くこともできない。
鹿児島県内で運行するバスを突然300路線以上廃止した。
憎きいわさき憎きいわさき憎きいわさき憎きいわさき憎(ry
もうい○さきは撤退戦局面だからなぁ。
戦線を広げるだけ広げておいて
世話になった客の顔に泥を塗りやがる。
市丸が敗残兵を駆逐してる段階だからもう少し待てや。
天罰は何時か下る
官報の件、最初は単に情報が古いだけかとも思ったけど、
SOLAR-Bは「ひので」って書いてあるしねえ・・・
>>432 実質的に別のロケット。
GSLVには一部フランスの技術供与がある。
インド
PSLV 〜Polar Satellite Launch Vehicle ・・・・ 重量300トン、600kmの極軌道へ1.6トン、GTOへ1トン。
4段式。1段目固体エンジン+ストラップオンブースター、2段目ヒドラジン(フランス)、3段目固体、4段目ヒドラジン。
GSLV(Mk-1・2) 〜Geosynchronous Satellite Launch Vehicle ・・・・ 重量400トン、GTOへ2〜2.5トン。
3段式。 1段目固体+ヒドラジン補助ブースター、2段目ヒドラジン、3段目液水液酸(ロシア製)。
GSLV(Mk-3) ・・・・・ 重量600トン、GTOへ4トン。
2段式。 1段目ヒドラジン+固体ブースター、2段目液水液酸(独自開発中)。
インドは今年、初の極低温エンジンとなる液水液酸エンジンのテストに成功したと発表。 推力7.5トン程度。
これをGSLV Mk-3の二段目に搭載し、2008年打ち上げを目指す。 能力的にはH2A202相当ですかね。
インドは、あえて言えば固体モーターとヒドラジンが得意のようだ。
推力10トンの液水液酸エンジンLE-5に相当するエンジンだな。
ちなみにこれを搭載したH-1ロケットの初飛行は1986年。
ヒドラジン得意なのはいいが、大気中で使うのは止めてほしいなー。
それにしてもこの状態で有人実施を決めるとはさすがだな。
補助ブースターを4基に増やしたGSLV(Mk-4)は重量1000トン、GTOへ6トン
そういうのみると、H-IIA204って軽くて重いもの上げられるよなーと思う。
ヒドラジンってケロシンより素直に燃えてくれるんじゃなかったっけ?
液酸ケロシンと違って振動燃焼しないのでヒドラジンはクラスターが楽。
>>436 やっぱしMVそのものではなくMV類かねぇ。
445 :
433:2006/11/19(日) 22:29:43
M-Vが生き残るとしたらその理由
・北朝鮮情勢の影響で大型固体ロケット技術の維持が必要になった
・GXが4年も遅延して、M−Vも廃止するとJAXAのロケットH-IIAだけになる
>>446 ミサイル技術にはペイロード・サイズ・可搬性において新固体ロケットの方が有用
GAが遅延したとしてもH2AがMVとほぼ同価格だからMVは不要。
>>447 GXは完成するとは限らないが、改良無しのM-Vですら現在すでに存在しているわけだが。
それに、M-Vのほうは開発費を少しかければ廉価化の可能性が極めて高いのに対して
GXは逆にこのままだとさらに打ち上げコストが高くなる可能性があるだろ?
性能だって、ISASが試算している改良型M-Vと宇宙開発委員会に提示されたGXの
性能はあまり変わらないし、下手すりゃ改良型M-Vのほうがマシってくらいなんだし。
>>447 >
>>446 > ミサイル技術にはペイロード・サイズ・可搬性において新固体ロケットの方が有用
新固体ロケットに SRB-A を使う案だと、ペイロードに対してサイズ・可搬性が著しく悪い。
特に2段案はひどい。でなくっても、(単体でも 75トンある) SRB-A をどうやって輸送するんだ?
ミサイル技術見込むなら、M-V lite の方が筋が良い。
>>449 弾道弾として使うなら、サイロに入れておくかSSBNに搭載するだろうから
可搬性はそこまで気にすることじゃないと思うけどね。
ただ、対MD性能を考えなきゃいけないこのご時世を思うと
やっぱり機動性を高められる可能性が高いM-Vliteのほうがマシだろうけど。
そもそもM-Vシリーズは設計変更しなきゃいけないところが多すぎて、弾道弾に向いてないけど。
>>450 SSBN なら可搬性あるわけですが。
実際、
トライデント I(C4) の発射質量 約33トン、
トライデント II(D5) の発射質量 約60トン。
どちらも3段式固体ロケット。
# 少なくとも質量だけは M-V lite と トライデント II は同クラス。
M-Vシリーズは弾道弾に向いてないのは同意するが
新固体ロケット SRB-A 利用案は、さらに弾道弾利用とはかけ離れる。
ミサイル技術云々は置いといても、GXは半分アトラスだよね。
M-Vで国産技術を継承しつつGXならまだ解るけど、GX一本が非常に危険。
Mロケットのミサイル転用ってのは「自衛隊でロシアの戦闘機買う」ってくらい現実的じゃないんで。
>>452 SRB-Aを純国産化とか。
454 :
452:2006/11/20(月) 00:35:03
>>453 SRB-Aを国産化したところで、
新固体ロケットは小型衛星のニッチ市場だよね。
>>451 そういう意味じゃなくてさ、SSBNなら、一応はありえないくらい長くVLSを取れるでしょ?
殆どお笑いみたいな話だけど、高さ30m以上の潜水艦を作るってのもありって言いたかったわけでw
もちろん、現実的なお話をするなら、二段式ロケットなんて兵器としてすら使えるわけがないし。
実際、SRB-Aは殆どライセンス生産みたいなものだしさ。
もちろん、Mシリーズを兵器転用しようと思ったらすっごい設計変更が必要だけど。
>>453 そうだな、SRB-A を利用する限り、弾道ミサイル転用案は外交的にあり得ないな。
そもそも、アメリカは日本も含めて弾道ミサイル開発には警戒しているわけで、
例外はイギリスのみ。
というか、これまでの日本の宇宙開発でもアメリカから何度か横槍はいっている。
弾道ミサイルじゃなくたって、ヨーロッパのガリレオ計画には、アメリカの GPS の
独占状態揺るがすんで、難癖つけているし。
なんで、
>>447 は技術的にも、外交的にも全くの的はずれ。
>>454 今のままじゃダメっぽいけど、さらにコスト削減に励めばビジネスチャンスもなくもないかも。
民間の需要は、低軌道の小型衛星と静止軌道の大型衛星に二分化してるしし。
まあ、今の新固体じゃ、無理すぎてどうしようもないけど。
ただ、空中発射が出来れば、意外とありかも。
今の新固体の欠点の殆どが無視できるし。
>>454 「小型衛星のニッチ市場」
といっても、pegasus などかなり健闘はしていますが?
でも、SRB-A 転用新固体ロケットでは無理だろうな。
>>457 pegasus クラスならともかく、SRB-A 転用新固体ロケットで空中発射なんて出来るのか?
そのための専用機の開発からはじめないと駄目ということになるんじゃ?
>>458 ある程度のロケット側の改造は必要だろうけど
政府専用機とかE-767とかKC-767Jとかあるし、なんとかなるんでね?
460 :
452:2006/11/20(月) 00:54:00
>>457 アポロの頃の宇宙開発黄金時代は
1段目=ソー・アトラス・タイタン
2段目=エイブル・デルタ・アジェナ・セントール
の組み合わせで、ロケットを開発してたんで、ロケットの流用はアリかと
思うけど、よく考えると1980年代以降は
ソー+デルタ
アトラス+セントール
タイタン+セントール
をベースに最適化設計に行っている。
ロケット使い回しは、過去の概念なんじゃないかな。
あと、話は違うけど、弾道ミサイル案は、気持ちは解るけど、
戦略ミサイルと核開発とセットなんで、やめといた方が話が無難だと思う。
>>459 空中発射の実績のある pegasus と比較して3倍(4倍?)以上の質量になる。
発射母機自体が新規開発になるな。
そもそも ペイロード 90トンじゃ、767 クラスの改造じゃ無理だろ。
まあ、過去に MX ICBM 空中発射案もあったことだし、技術的に不可能とはいわんが、
そんなもので新規開発要件増やすくらいなら、ATREX 計画にでも予算回した方が
マトモじゃないか?
>>462 実現可能か怪しいATREXよりは、M-Vクラスの空中発射のほうがマシなような気がするけど。
ソースは提示できないくらいうろ覚えだけど、ISASにも空中発射の論文があったはずだしさ。
どうしても国産にこだわるなら、海自のP-Xを適当に改造したものでも用意すればいいでしょう。
このくらいなら、ATREXよりは堅実だと思うな
>>463 論文じゃなくて、単なる航空雑誌の記事だろ。
雑誌エアワールドと見た。
>>464 あれのネタ元として、論文があるとか書いてなかったっけ?
>>463 空中発射も実際に日本でやろうとすればいろいろと課題が山積みになると思うが・・・。
・空港をどうするか?
・パイロットの安全確保をどうするか?
・航空法その他法規関係の問題をクリアできるか?
・そもそもP-Xがアテになるのか?
・結局航空機エンジンは輸入になるが契約上の問題は発生しないか?
・結局普通のロケットの方が安かったということにならないか?
etc.
468 :
NASAしさん:2006/11/20(月) 02:26:33
>>463 つうか、M-Vの空中発射って、何?
Pegasusですら、B-52使ってう打ち上げてるのに、
P-Xをちょこっと弄ったくらいでM-Vが打ち上げられるんだ?
An-225くらい持ってこないと空中発射なんて無理だと思ってたんだけど、
それに匹敵するような巨人輸送機を知らない間に開発してたのか?
P-Xでの空中発射はさすがに言いすぎだったけどな。六発くらいにしないと無理だろうし。
ただ、B747-8くらいなら、一応はM-Vクラスのロケットを積んで飛行できるはずだけど。
ああ、失礼。六発じゃ無理かも。八発必要かもな。
どっちにしてもまあ、P-X系じゃ無理だろうけどね。
みんな気付け。
日本がミサイル必要になるなんてあり得ない。
あっても米国が勝手に撃つだけでしょ。
>>471 ありえない話を語るのが楽しいんじゃないか。
想像力が豊かになります。
>>471 ただ、M-Vみたいな固体燃料ロケットは、特に中国に対して脅しになって
外交上いろいろ役に立つわけで。特に今回の北朝鮮の核の件みたいな事になるとね。
>>473 組み立てに2ヶ月もかかるロケットなんか、脅しにもならんだろ。
>>471 自国へ核ミサイルが雨霰と降り注ぐことを覚悟してまで米国が核の傘をさしかけると?
今ですら北へ及び腰なのに!
日本への攻撃が同時に米国への攻撃になるような仕掛けが必要なんだよ。
その為の核装備は有用でしょ。
>>468 どうでもいい話だが、NASAのB-52を使っていたのは初期だけで、今はトライスター使ってるよ。
もし日本で空中発射やるとしたら、今なら中古がだぶついてるMD-11とかB747とかを使う方向で
考えると思う。もちろんそうした場合、M-Vじゃでかすぎるわけだが。
>476
M-Vを空中発射するとしたら、選べる母機は
・An−124
・C−17
・747−8F
くらいのものか。
>>463 >
>>462 > 実現可能か怪しいATREXよりは、M-Vクラスの空中発射のほうがマシなような気がするけど。
> ソースは提示できないくらいうろ覚えだけど、ISASにも空中発射の論文があったはずだしさ。
星島さんの記事ですか?
あの人のは面白いけれども、ソースを別個に当たらないとこわいからなあ。
「ISASにも空中発射の論文」
があることは事実だが、
「極超音速機からの空中発射」
とかじゃないか?つまり ATREX 。
それ以外の文脈、
「亜音速機からの空中発射ロケットの論文」
となると、ちゃんと探さないとねえ。それにこの研究テーマは宇宙工学より、
航空工学のジャンルじゃないか、発射母機へのロケットの搭載方法、
切り離し、切り離し直後のロケットの姿勢制御(すぐには点火できないので、空力的
な制御になる)。
ISAS というよりは NAL の研究テーマだな。
日本の宇宙工学の実績はまあそこそこだが、航空工学となるとなあ。
ライセンス生産とか、下請けならともかく、設計から製造までして経験というと乏しいからなあ。
>>477 M-Vが140tあるならC-17どころかC-5でも重すぎて無理。747-8も無理。
An-124でぎりぎり,世界に1機しかないバケモノ, An-225でやっと余裕。
M-3SIIなら,このリスト中のどの機種でも運べる。
>ATREX
すでに飛翔試験直前までこぎつけていたんじゃなかったっけ?
安く上がるんなら離床用ブースターとして使うという手も
>空中発射
空中発射はISASでも見当したけど数%しか恩恵がないんでボツったとかどこかで読んだ気が…
>>479 わざわざ重いM-Vを運ぶ必要も無かろう。M-VAで良いじゃん
>477とか
で、A380Fは意図的に外しているのか? 3デッキだから直径2.5m強のMVには無理は確かにあるだろうけど
>480 60t強(多分)のliteならなんとかなると思うけどVAでもちと無理が…
>>475 スレ違いだがマジレスすると、
日本が攻撃されてアメリカが反撃しない場合、
米軍基地を受け入れている世界中の国に
「米軍基地は安全保障に何のメリットもない」と見なされてしまい
多くの米軍基地が現地の協力を得られなく可能性がある。
そうなると米軍の国外展開能力が激減するわけで・・・
>>481 M-V lite 60t強だと構造重量比がボロクソ悪いんだよね。
1〜3段の推進薬重量を足してみれば分かる。
60t強て本当なの?
MVLiteは打ち上げ能力が貧弱だけど、これがその理由の一つなのか
実はMVlite(M24+M34b+KM-V2)のペイロード比(ロケット総重量に占める打ち上げ能力の割合)は、
SRB-Aを活用する新型固体ロケット3段型案より大きく落ちる低性能ロケット。
MVlite 総重量60t強 LEO 700kgぐらい(総重量はJAXAしさんによる、LEOは過去スレで#さんの予想)
3段式新固ロ 総重量90t LEO 1300kg
実はMVlite(M25+M34b+KM-V2)のペイロード比(ロケット総重量に占める打ち上げ能力の割合)は、
SRB-Aを活用する新型固体ロケット3段型案より大きく落ちる低性能ロケット。
MVlite 総重量60t強 LEO 700kgぐらい(総重量はJAXAしさんによる、LEOは過去スレで#さんの予想)
3段式新固ロ 総重量90t LEO 1300kg
----------------------
とにかく、MVliteの打ち上げ能力の低さが分かる。
>とにかく、MVliteの打ち上げ能力の低さが分かる。
お値段ソース付きでヨロ
488 :
NASAしさん:2006/11/21(火) 01:46:58
>>487 ソースなど無い。
宇宙スレで博識があると思われるJAXAしさんと
#さん(最近では421とか)の出した数値を示したの。
>>482 >>日本が攻撃されてアメリカが反撃しない場合、
必ず全面攻撃による反撃をしなきゃならないという規則があるわけじゃない。
部分的な軍事行動かもしれないし、外交的なサポートかもしれない。
そして、たとえ何もしなくても、他の米軍駐留国が「じゃあ米軍でていけ」とはならない。
「アメリカが絶対に全面的な報復攻撃をしてくれるはず」と信じるのはちょっと単純すぎ。
>488
スレッドアドレスくらいは出してくれ。「宇宙スレ」じゃわからんよ。
>490
デムパに構う、イクナイ。
世界の脅威は中ロだと言うことを念頭に話しているのか?
冷戦時代ソ連が短距離弾道弾を東欧側に配備したとき、
西欧諸國がどう対応したのかもう忘れたの?
同様な仕掛けが日本にも必要だと言うことだよ。
特に中国はアメリカを照準にしてないと宣言しながら、
日本・台湾には言及してないよ。
じゃー何処に照準を定めているんでしょうね?
493 :
NASAしさん:2006/11/21(火) 12:27:49
典型的な陰謀論だね、
しかしLE-7がSSMEより上なんてどういう発想なんだろうか(笑)。
また星島さんかいw
この人なんか所々わけワカメな事書いてるからなぁ・・・。
単に俺が無知なだけなのかも知れないけど、
例えば
>>493の記事なら「現状のH-2Aは国外ロケットと比較して“極度なチューニング”を要するため、
搭載衛星専用のロケットを毎回製造しているのが実態で・・・」云々書いてあるけど、
こんなの初耳なんだが具体的にどんな「極度なチューニング」が必要なんだろうね?
なんかMロケットについて言われてきた事をそっくりそのまま書いてあるような感じがするんだけど、
まさか単純に取り違えてるって事は無いよね?
あと種子島の射場について「H-2Aの発射台は旧型H-2システムに改造に改造を重ねて使用し続けているため、・・・」
だから「H-2シリーズはボーイング社のDELTAロケットと同根技術から派生しているため、
日米宇宙協定改訂によってDELTA射場システムを輸入してはどうだろうか?」てくだり。
デルタの射場ってデルタIIにしろIVにしろ射点で組み立ててPSTがレールの上を移動するタイプみたいだけど、
この方式って日本ではN-IからH-Iまで使ってた方式で寧ろ古臭く見えるんだけどな。
射点の設備もゴテゴテしてて、少なくともとてもH-IIAより低コストって事は無さそうな気がするんだが・・・・
具体的にH-IIAの射点設備と比べてデルタの射場の何がそんなに優れてるんだろうね?
エアワールド読んだら解るんだろうか・・・・?
>>496 続き
2. M-V lite の提案は 2001 年だが、その後、
M-24 --> M-25
KM-V1 --> KM-V2
の改良があったので、ペイロードの計算をやり直さないといけない。
とくに、KM-V1 --> KM-V2 で約2倍になり、バランスが変わったので、
打ち上げ能力は LEO 800kg 、
仮に最適なトラジェクトリーをとると 1トン近くじゃないか?
3. SRB-A では TVC の制御能力が不足する。
これを改良すると総重量はあまり変わらないがコストは上昇する。
強引に制御能力不足のまま製作すると、
>>401 ではないが、気象条件でうち上げ能力がかわるロケットになりかねない。
>>497 続き
4. SRB-A 転用案では、輸送/射場のコストの問題がある。
SRB-A を燃料充填すると 75 トンになり、危険物関連の法律に引っかかって
輸送が無理。
# だから M-14 は2セグメントに分割している。
種子島には SRB-A 充填設備がある。
しかし、射場を別に整備しないと駄目。
H-IIA は今後打ち上げ回数増えるので兼用は無理。
# 実は今年既に3回打ち上げ、12月にももう1回打ち上げ予定。
組み立て棟など整備すると 100 億円近くかかるんじゃないか。
まあ、内之浦に SRB-A 充填設備作るという選択肢もあるだろうが。
それぐらいは検討済だろ、結局種子島撤退の腹が有るかも知れないが(笑)。
新固体ロケットの問題点はここに要領よくまとめてあるな。
maya.phys.kyushu-u.ac.jp/~knomura/opinions/MV-SRB.pdf
>>494 そのグラフはおかしいですね。 LE-7がそんな高性能なワケが無い。
米国防総省の資料では、推力重量比はSSMEの方が少し優れてるね。
LE-7が64で、SSMEが67くらい。astronautixではLE-7が64で、SSMEが73とある。
そこには載ってないが、アリアンのヴァルカンは84と、LH2エンジンでは飛びぬけて優秀。
何たって軽い。 推力・比推力は大したことないけど。
ケロシンも含めれば、推力重量比ではロシアのRD-170/180の方が80前後で上だ。
ヴァルカンは2へ改良して推力重量比はかなり落ちた。 重くなった代わりに、推力・比推力は向上し、コストは下がった。
彼が自慢するほどにはLE-7が優秀というわけではなかろう。
推力はメインエンジンでは最低クラス、比推力はそこそこ。
推力重量比は、最近のメインエンジンではむしろ低い方だ。
ちなみにLH2では、アレスロケットに使うRS-68が特に推力重量比が悪いね。50くらい
比推力も悪い。 LH2としては推力はダントツだが、いかんせん重過ぎる・・
メインエンジンは、RD-170/180を使った方が性能うpするのでは?
H2Bに使う、LE-7Aのクラスタ、どうなんでしょうかね?
さらに効率が落ちそうだね。 使い道も少なそうだし・・ M-V廃止するより、こっちを廃止してよ。。
>ロシアのProtonは、40億円以下を目標に現状のProtonのコストダウンを進めているそうだ
実現するんですかね?
もし実現したら、まるで勝負になりませんね・・ (´・ω・‘)
なんかこのスレに名無しさんでいそうな気がするな。
…漏れか?10年くらい前にtachyonとかexcellionとかの由来を聞いてしまった者です。
>>499 > それぐらいは検討済だろ、結局種子島撤退の腹が有るかも知れないが(笑)。
SRB-A 転用案のトップ、多分JAXA河内山治朗理事のはずだが、
GX スレのぞいて先月の宇宙開発委員会の議事録に目を通してみ。
GX プロジェクトでの見通しの甘さに関して、河内山理事散々追求されているから。
つーか、数年前に宇宙開発委員会から色々注文ついているんだが、
それをほとんど無視して GX つっ走ったからなあ。
【棚次特別委員】 今のGXのエンジンを見ていると、これは本当にLE−5、LE−7エンジンを開発した国のエンジンかと思える。
[中略]
今までモチベーションが低過ぎたのではないかという気がするけれども、余りにも易しいエンジンだからということで
逆にモチベーションが下がってしまって、いろいろな問題が起こっているのではないかと思う。
【松尾主査】 河内山さん、低かったのか。
【JAXA(ジャクサ)(河内山)】 モチベーションが低いというわけではないのであるが、そんなに大きな困難性はないという格好で
取り組んだというところに問題があって、結果的に見て難しかったと後から反省している。(後略)
>>504 > 分からないのはMVlite質量比の悪さ。
> 推進薬重量はM25+M34b+KM-V2で計46.5t。
> MVliteの総重量60t強、うち推進薬重量は46.5t (and若干のSMRC他補助系推進剤)。60t強が事実なら驚くべき構造質量比の悪さだ。
モーターケース+ノズルで固体ロケットの構造質量比見ているとすごくいいけど、
TVC やら段間部、フェアリング、補助推進系とか積み上げると
結構なものになる。
実際、M-34b のこと調べると、
モーターケースとノズルの空虚質量
と
TVC、(ヒドラジン)サイドスラスター、衛星接続部、アビオニクス の合計質量
が同程度だった。
なお、段間部とか、フェアリングは上段では切り離すので、
上段の構造質量比はまた変わる。
>M-V Lite
ありゃ全自動重力ターンで軌道の最適化も糞もないんだから効率悪くて当然だろ
>>494 >>493のサイトの主張はともかく運用コストと性能を天秤にかければSSMEよりLE-7Aの方が上では?
Vulcanに関しては言うまでもない
M-VとH-IIの国産化率って全て(ハード、ソフト、地上設備…etc)をひっくるめてどっちが高いんだろうね?
>>505 面白いね、俺にとっては官報って既に決っていることを載せるもので
新規性なんて欠片もないと思っていたが聞屋には初耳と言うことがあったんだな。
以外に松浦って内情を判っていなかったんだね。
だけど、11月24日の宇宙開発委員で基幹ロケットの仕切り直しがあるはず。
最後の可能性はこれか・・・。
GXをどうするかが主で
次期固体は・・・?
GX格下げでM-VLite再検討、ってなことには・・・
ならんだろうなぁ。
>>510 >
>>507 > MVliteはM-Vよりずっと構造質量比が悪いことになる。
まあ、そういわれると、前提となるデータそのものの洗い直しが必要だな。
うーん、M-25 の構造質量比はそんなに良くないからなあ。
計算の元となるデータはどこからとってきたの?
>>511 議題をみて何でそんな妄想ができるのか?
H2Aが成功プロジェクトとして評価されているのに!
基幹ロケットってH2Aの事だけどそれが判っていないのか?
>>505 …il||li ○| ̄|_
国産打ち上げ機最後の勇姿はM-V-7か…二度と忘れないよ…(´・ω・`)
そして奇跡を期待し相模原(,,゚Д゚) ガンガレ!
>>517 55tならまだ納得できます。これでもMVliteはM-Vと同水準の構造重量比ですが。
>>505 ウーーム、ちと期待したが。復活ならずか...
工業製品版M-V-Liteをベースに次期固体ロケット再構築キボンヌ
>>500 ほぼ完璧だな。強いて言えば所々皮肉が混じっているところかw
是非ともJAXAの理事にこれに対する反論を出してもらいたいところだ
凄いぞ。
521を書き込んでから29秒で522がレスをつけている。
自演を行うためには次のレスまで30秒以上あけなけれ書き込めない。
つまり521と522は別人、自演じゃないっつうことだ。
>523
もうええよ。努力は認めるから。
525 :
NASAしさん:2006/11/22(水) 01:35:05
>>508 H-Uではコスト比率で9割以上国産でしたが、H-UAでは3割が国産ですね。
国内の宇宙関係の総売上額は1999年ごろをピークに下がりっぱなしです。
このまま行くと、国内で調達しようにも部品を作っているところが無くなって
しまうかもしれません。海外と比べて、民間需要がほとんど無いのも
影響していると思います。
>>525 そんなに国産化率が少ないのきゃ。
わびしー。くそう、何てこった。こんな日本に誰がした!!!
許さない。俺は絶対に許さない。くそっくそっくそっ!!!
みなさん、次期固体が2段式だからとかで叩いているけど、
2段式なのは開発を立ち上げるための「わざと」であって、
GXロケットが死に絶えるまでは背比べをしないためでもある。
開発チームは3段バージョンの次期固体を本気で検討中で、
旧ISASの人たちもM-Vをフルに置き換えるロケットとして頑張っている。
低コスト化や信頼性を上げるための検討を頑張っている。
もっと応援してあげたらよいのに、と思うけどな。
>>527 そういう、予算とってくるための建前ばっかり優先するから日本の宇宙開発が駄目になっていく。
応援して欲しいなら最初から本音を見せて欲しいものだが。
現場ががんばってるのはよくわかる。
でも方針の迷走を、現場の努力だけで支える構造も限界があるでしょ。
今までは現場ががんばって何とかしてくれるから上層部は安心してられたのかもしれんが
いいかげんそのツケがたまりにたまって今の状況な訳。
>>500のまとめPDFって、ほとんどこのスレで議論されてきた内容と同一じゃん。
筆者はここの住人でしょう。
どうも、こんちは。>筆者
正直、少ない予算で高い成果を上げることにこだわりすぎて、
体力が無くなってるんじゃないかと思うんだよね。
ぎりぎりの予算でプロジェクト立ち上げて、ぎりぎりの設計して、
開発者はデスマーチで、メーカーは儲からなくて、予算と期限は超過して、みたいな。
もう少し手をゆるめて、成果が少なくなっても予算を行き渡らせて人材を育てることに
目を向けるべきじゃないのかな。
>>530 >成果が少なくなっても予算を行き渡らせて人材を育てる
それなんてNASDA?
よくニュー速+なんかで、外人がLE−7の開発費を聞いてロケット全体の開発費だと勘違いして、
本当のことを知って「クレイジーだ」といったのを、さも自慢げに書く奴がいるけれど、
あれはやめてほしいもんだ。
別に日本人が優秀とかそういう話ではなく、必要な予算をかけていないだけなのに。
あれは自慢したいんじゃなくて嘆いているんだろう
日本のこの現状を
だが事実、実際に作り上げたのはクレイジーだ
松浦が自慢げに書いているじゃないか。
なぜ墜ちるのかという話の中でクレイジーというのを
持ち出してるわけだから、自慢ではないと思うが
>>497 修正、
> 打ち上げ能力は LEO 800kg 、
これはそんなものとして、
> 仮に最適なトラジェクトリーをとると 1トン近くじゃないか?
そもそもトラジェクトリーの自由度が狭い気がしたので、この部分撤回。
フェアリング開頭しないと M-34 の点火は出来ないが、
空気密度が十分小さくないとフェアリング開頭できない。
よって、M-25 の燃焼終了後、慣性飛行してから M-34 点火ということにせざるを得ない。
>>519 > ウーーム、ちと期待したが。復活ならずか...
確認だが、M-V の公式死亡宣告はでているのかな?
http://www.jaxa.jp/press/2006/07/20060726_sac_m-v_j.html によると、
「(3) これらのことを踏まえ、M-Vロケットについては、SOLAR-B
の打上げをもって運用を終了することを提案し、今後の宇宙開発委員会での検
討に附したい。」
なんだが、宇宙開発委員会で、M-V 廃止の決定がでてないじゃないか?
もし、私の見落としだったら、ソースを指摘して下さい。
まあ、廃止だけなら JAXA の一存でも可能かも知れないが、
「新型小型固体ロケット」
の開発となると、宇宙開発委員会で了承とらないといけないんじゃないか?
H-II や J-1 、GX プロジェクトのように。
# GX プロジェクトは裏技使ったが。
一旦動いたプロジェクトでもその後の経過が思わしくないと宇宙開発委員会で
ストップかかることもあるはずだな、J-1 2号機以降のように。
けど、「新型小型固体ロケット」について宇宙開発委員会で議論されていたかな?
>>538 フィジビリティスタディの段階だからでしょ。
GXの前段階でのLNGのパイロット試験も宇宙開発委員会の承認を得てやったの?
単純に知らないから聞いているんだが。
>>538 ちゅうかGXでも宇宙開発委員会でストップかかったでしょ
>>539 前半部分については?
M-V 廃止に対する宇宙開発委員会での検討は?
GX に関する宇宙開発委員会の議事録は10月にあったものを見たんだが。
それから、フィジビリティスタディといっても、GX のように世界初とか、
H-II のような日本初の開発要素ないはず。
ただし、後継ロケットの大体の案でも決めないうちに M-V 廃止の決定をしたことに関しては
宇宙開発委員会にたいし、JAXA が説明し、宇宙開発委員会が了承しないと
手続き上まずいんじゃないか?
542 :
519:2006/11/22(水) 21:47:24
>>538 スマン、スマン、ちと早合点。言われてみれば、公式には何も決まってないですな。
粛々と微かに期待しつつ吉報を待つとしますか
関連記事といえば、
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/uchuu/reports/06092223.htm ミューファイブロケット7号機の打上げについて〔宇宙開発委員会委員長談話〕
4. 宇宙開発委員会においては、現在、次期の宇宙開発に関する長期的
な計画を検討中ですが、わが国において培ってきた固体燃料ロケット技術が将
来に継承されるよう、今後の我が国のロケットの在り方について、計画部会の
下に輸送系ワーキンググループを設け、集中的に議論することとしており、来
年夏までに基本的な方針を明らかにしてまいりたいと思っております。
==============================================
いつワーキンググループ上げるのかな?
11月24日だろうか?
>>511 宇宙開発委員会でも、検討の時間が必要なので、この日で何らかの決断をする
とは思えない。ワーキンググループの人選くらいか。
むしろ、GX プロジェクトに時間が割かれるんじゃないか?
>>514 順調なプロジェクトにはそこまで審議時間を割かなくて済む。
544 :
518:2006/11/22(水) 22:09:13
>>536 本当のことを言うと最初から知っていました。55t。それに520のURL。
(518=520です。)
しかし、あまりにもISAしさんが60tばっこ、60t強を繰り返すものだから、
他の詳しい人の意見を聞きたかったんですよ。参考になりました。どうもありがとう。
545 :
↑:2006/11/22(水) 22:56:40
お前さんの底意地が悪いことはよく判った。
>>530 GX プロジェクトのことか?
あれは予算だけでなく、プロジェクトの目的が矛盾(世界初の技術で商用目指す)
だったからなあ。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/uchuu/haifu/h18/lng/06110202/004/008.htm 先ず問題と思われるのは、新しいテクノロジーの開発では基礎研究の結果に基
づいて設計が進められるのに対し、分科会の席で報告された韓国の例のような、
基礎的なデータの積み上げが為されていない。
韓国では、官民の共同でLNG推進系の開発が進められており、今年3月には
BBMレベルのエンジン試験に成功し、近い将来にフライトモデルまで到達する
可能性がある。このエンジン(CHASE-10)は、推力10トン級で、燃焼室圧力70
気圧のターボポンプ供給方式のガスジェネレーターサイクルを採用しており、
1999〜2004年に基礎研究、主要な要素研究を経て、2004〜2006年にBBMレベル
のエンジンシステムを製作し、燃焼試験によって性能を確認している。
# 韓国というのが意外だが、棚次先生が調べたことなんで信用できるだろう。
>逆にこの分野の打上げロケットとしては、Delta-,Soyuzの外に、打上げ費用30ミリオンUSドル程度以下の低プライスで、
> 800キロメートルの太陽同期軌道への打上げ能力1〜1.5トン程度の打上げ能力を持ったロケットであるインドのPSLV,
>ロシアのRockot、ヨーロッパのVega等目白押しであり、競争は厳しい。
>一方米国では、極最近Lockheed-MartinとBoeing合弁のUnited Launch Allianceが正式に認可される運びとなり、
>この会社はAtlas-,Delta-,Delta-の、3種類の衛星の販売、打上げを行うことになる。
>GXロケットもこの販売網に加えられる由であるが、GXの1段はAtlas-の1段でありAtlas-の1段とほぼ同価格或いはそれ以上、
> 2段は量産ベースに乗っているCentaurに較べてGXの2段の方が安くなるとは考えにくいことから、常識的に考えて、
>GXに競争力があるかは極めて疑問である。
> このところ宇宙開発の動向は大きく動きつつあり、わが国としても世界に遅れを取らないためには、今の時点で
>何をなすべきかが極めて重要である。このような環境下で、わが国として多くの労力と資金を投入して現設計仕様の
>GXロケットを打上げることにどのような意義があり、また国際的にどのような評価を受けるかを、冷静に判断する必要がある。
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最初からわかってることでも、国家が関わると計画は変わらないもんだなぁ。
自ら迷路の奥へ奥へと突き進んでいるように思えてならない・・・
完成は大幅に遅れ、ていうか完成の見込みが立たない、商業用なのにコストは増大、性能は大幅に低下、
複雑化し信頼性はさらに低下、受注競争は極めて激しく、市場は狭い。
誰か勇気をもって 「誰がどう考えても無理です。 中止しましょう」 と言う奴はいないのか・・?
M-Vのほうはと言うと、「維持は無理です。中止しましょう。」と言って、その通り中止に追い込んだのにな…
なしてGXは中止できないのか…
550 :
↑:2006/11/23(木) 18:35:21
立場が違うだろ、
水素エンジンの代替を目指しているものと、
単なるロケット工学者の遊びのロケットと。
LNGでLH2エンジンの代替・・?
世界のロケットビジネス参入を目指してたんじゃないのか?
さっさと参入しろよ、税金で遊んでないでさ。
自腹で遊ぶなら勝手だけど
552 :
↑:2006/11/23(木) 19:49:36
時間という概念が無いお方は困ったもんだ。
定年までは、引き伸ばせ。
退職すれば、こっちのものよ。
あとは野となれ、山となれ。
時間は我に、味方する。
だから、GX プロジェクトの目的には矛盾があるんだってば。
商用目指すなら、既存の技術で手堅くまとめ、だらだら開発しない。
# 日本でいえば固体ロケットとLH2エンジンの組合せとか。
世界初の技術開発で LNG エンジンで水素エンジンの代替を目指すなら、
LE-5 なみの体制とって、基礎研究にもっと時間をかける。
LE-5 は ISAS,NAL,NASDA の共同研究だった。
2002,3年の宇宙開発委員会でも大学など研究機関の協力求めるように
勧告でているんだよ。それを無視しての現状だからなあ。
委員会でもずっと以前から言われつづけていることだしなぁ。
それでも止まらないなぁ。
LNGも複合素材タンクも、国家としてしっかりやるべき問題で、
民間ベースで予算切り詰めてやることじゃ無いよな。
既にある、枯れた技術で各国ともビジネスやってる。
こんな意味不明なことをやってる国は少ない。
何でこんな事になっちまったのか・・・
元々の本音としてIHI救済のプロジェクトだからじゃないの。
だから普通にLE系の技術を取り入れてエンジン開発したら
結局MHIに主要部分を押さえられたエンジンになってしまう。
アメリカですら、国産の液体ロケットエンジンは事実上 P&Wロケットダイン社の独占でしょ。
後発で、予算も少なく、技術も弱い国が、雇用対策の公共事業をやってていいのかね?
確かにIHIは航空機では強いが、宇宙は・・
構想にあった、200トン級のLNGブースター、
あんなの作れるのはMHI以外に考えられない。
IHI救済はいいが、日本の宇宙技術が退化・停滞してしまう・・
>>557 > 確かにIHIは航空機では強いが、宇宙は・・
IHI 衛星用のアポジモーター BT-4 、輸出してますな。
http://www.ihi.co.jp/ihi/ihitopics/topics/2006/0309-1.html 比推力がなかなかのものなの(329秒、ヒドラジンとしては世界最高)で、
仮にH-IIA とか、M-V の上段にキックモーターとして使うと、
かなり性能向上が見込めるはず。それに運用の柔軟性も向上する。
# ソユーズ + Fregat とか、Vega, pegasus (オプション)でしているな。
H-IIA の LE-5 は優れたエンジンだが、2段目の構造質量比が悪いんで、
損をしている。
IHIの宇宙製品といえば、アポジモーターとH2のターボポンプが有名だね
あとは、SRBの組み立てか
昔、N・H1ロケットのメインエンジンをライセンス生産したっけ?
500億くらい予算出してISASにLNGエンジン作らせてみれば?
エンジニアリングサンプルくらいは飛ぶかもよ
旧NASDAは基礎も固まっていないのに難しいことに特攻する嫌いがある(無謀とも言う)
LE-7でも痛い目を見ているはずなのにさっぱり懲りていない
しかもそれを税金でやっていると来ているから頭に来る
H2Aを3段にするのは合理的かも。
最後にもう一押しして性能うp
>>562 ミューの上段に使えるくらいの物ができあがれば後はメーカー&旧NASDAでも何とかなるだろ
軽量化してミュー上段に、大型化・大推力化してブースターに
>560
正直ISASにそのクラスのプロジェクトは無理と思う
逆に年5億を10年やらせるととりあえず物は出来上がると思う
それにしても、IHIとIAは別物扱いなのか、未だに?
>>558 ちょっと地味だけどこういうエンジン好きだ。
俺の自転車に載らないかな?
ところでヒドラジン/四酸化二窒素って排気ガスは何?
酸化窒素というか、窒素酸化物というか、そんなものじゃねぇ?
>>562 未知の領域の研究だから、メーカーだけでは無理。
>>564 LNG エンジンの状況見ると、予算というより、十分な研究、開発時間の方が必
要とは思う。LNG の燃焼特性とか、流体力学的な特性、純度による影響 etc.
一部は研究機関/企業にもあるはずだが、液体 LNG /液体 O の燃焼特性デー
タはないだろう。気体 LNG /液体 O なら、LE-5,LE-7 の経験が多少生かされ
るかも知れない。ただし、メタンと水素では燃焼速度が結構違う。
LNG の純度による影響も結構あるらしい。
まあ、LE-5,LE-7 のプロジェクト遂行してきた歴史からいえば、期限内に出来
る可能性もなくはないが、今の GX プロジェクトメンバーでは予算がいくらあっ
ても無理。
568 :
↑:2006/11/24(金) 09:35:32
>>567 だから五百億五年の予算が新たに認められたんだろ。
現在までに百五十億+αだから小型エンジンの新規開発としては
まあまあじゃないかね。
>>569 ちなみに、3に関連してだが、宇宙開発委員会では
「今回のJAXA(ジャクサ)が提案するブーストポンプ・アブレータ方式では、
ロケットの打上げ能力が当初計画に比較して低下し、GXロケットの顧客の幅を
大きく狭めることになるのではないか、」
ということで、この案では仮に実現したとしても比推力、構造質量比で(ビジ
ネスの)魅力がなく(ケロシン、ヒドラジン系より劣る)、(ブースターなど
への)発展性にも乏しいと批判。
評価できるのは平成22年度に間に合わせられる可能性があるという点だけ。
ブーストポンプ・アブレータ方式の開発継続しながら
再生冷却・ターボポンプ方式の研究を加速するよう提言、
1年半後に2つの開発方針の比較、再検討をするとのこと。
===============================
複数の可能性を検討しろとは 2002,3 年度から宇宙開発委員会が注文つけてき
たことじゃないか。
>>550 ということで、今のところの GX プロジェクトの LNG エンジンでは仮に予定通り完成しても
> 水素エンジンの代替を目指しているものと、
どころか、比推力でケロシン、ヒドラジン系に劣り、構造質量比で固体ロケットに劣るんで、
使い道がない。しかも将来の発展性もない。
せめて、再生冷却・ターボポンプ方式が1年半後に多少のメドがついていれば良いんだが。
# でも、その時には NASDA の努力というより、宇宙開発委員会の提言が実ったことになるな。
そもそもIHIはターボポンプが作れるんじゃなかったの?
何でLE-5/7で培った技術を応用しないの?
GXは行き掛かり上、降りることが出来ん状態なのかも知れんが...
宇宙開発委員会資料読む限りでは、前向きな発言は少ない。
GO/NOGOの決定権は文科省にあるが、政治的しがらみもあってGOを出すんだろうなぁ。
1機上げてお終いじゃぁJ1の二の舞じゃぁなかね。
もはや今から小型ロケット作るというのなら あのまま ちょっと金掛けて
J-I二号機を上げた方がよかったかもな
M-V後継もそうなるんじゃね?
GX同様、「計画より能力は下がり、コストは上がりますた」 みたいな。
自慢のMロケットの後継が、ATK支配のSRB崩れとは・・ (´;ω;`)
>575
M-Vは日本の誇りだったからね。
何で廃止しちゃったんだろか。無念でならない。
>>575 まあね。公証は1.85tだが実際の打ち上げ能力は2.3t、
事実上世界最強の全段固体ロケットじゃね。
しかも惑星間軌道へ500kgという驚異的な記録を打ち立てた。
こんな素晴らしいロケットを作り上げた日本は素晴らしい。
後にも先にもこんな立派なものはもう出現しそうもない・・
>>572 サラサラ流れて、発火もしやすい液体水素とは
やはり勝手が違うんだろうよ。
LNGがあまりにも易しいエンジンだなんてテキトーなこと言ったヤシは
一度ぶっとばさんとあかんな。
>>576-577 「M-V」その真価は日本の国力が衰退の一途をたどるにしたがい、
歴史のうねりがそのところを変えることを要求するであろう
>>580 日本の国力衰退は当たり前だけど「ダウンサイジング日本」
下行の意味がいまいち判らない
>>582 それは判る。一行目は判る。
最下行が判らない。
M-Vの真価を歴史のうねりが変えると、
つまりM-Vはクソロケットだと言いたいわけだな。
M-V改良してLEO 4tくらいにはならないの?値段今のままでいいから。
何が何やら・・・
やっと理解できた。文章がマズすぎるぞ。
>585
1段目3本クラスタにして2段目は1段目並のモーターケース使うか?
それなら加速度が無惨にならずにLEO4t位なら成り立つ。
問題は値段だけはどうしようも無いことだw(でも120億もあれば出来そうな気もする)
>586
この文章も冷静に考えれば変な話なんだけどね。
深宇宙に的を絞れば徹底して地球重力圏から離脱する軌跡を、
大質量を低軌道になら重力との戦いはそこそこにとにかく必要な速度を稼ぐ軌跡
次はもう少し衛星に合わせたカスタマイズをしやすいような設計にしてホスイ
>>585 アイディア思いついて、先に
>>590 に似たようなことをかかれてしまったんだが、
1段目、M-25 5 本クラスタ(H-IIA で SRB-A 4本つけるのと似た配置)、
2段目、M-34b
まず M-25 のうち2本を最初に燃焼、切り捨て、大気密度が十分薄いところまでで切り離し。
次に残りの2本燃焼、切り離し。
その後、に真中の M-25 燃焼。
最後に 、M-34b
実質4段だな。
量産効果で M-25 のコストダウンはかれる。
また、M-25 なら輸送の手間も M-14 ほどでない。
それから、外側の M-25 のロール制御機構は省略できる。
GXに追い銭やるくらいなら、M-V改良する予算くらい出してやれようー (´・ω・`)
590氏と591氏の文を見て思ったこと。
590氏は、「M-Vは3段式でも本当はLEO 2.3tにできるのだ。」
591は、「M-Vは4段式でLEO 2.3tを達成する。」
とのにおいを含ませているね。そう読み取れる。
4t級ロケットの話をしているようで、内心はM-Vの能力のほうを気にしている。
>>593 大元は、
>>585 なんですけど?
それに、でLEO 2.3t なら特に工夫もいらんでしょ、フェアリング容積がきつくなるくらいで。
>591
補助ブースタではない、クラスタの場合、
固体は個々ロケットの推力制御が大変じゃないのかな?
基本的にクラスタは推力制御が出来る液体エンジンの手法だと思う。
M-25って長さが直径の3倍もないじゃん
そんなの5本も束ねたらなかなか素敵な格好になるぞ
>>595 > >591
> 補助ブースタではない、クラスタの場合、
> 固体は個々ロケットの推力制御が大変じゃないのかな?
>>591 の案じゃ、2本づつしか点火していない。
それに H-IIA 11 号機でも、4本の SRB-A だが、推力のほとんど(9割近く)は
固体ロケットで賄うことになるわけで、この段階での推力制御出来るなら
固体クラスターの推力制御も出来ておかしくない。
あと、
>>590 の案ではクラスターを調整することで、幅広い打ち上げ能力に対応出来る。
1段目1本では M-V lite クラス。
1段目3本では M-V クラスよりやや劣る程度。
================================
何か技術的な問題点はあると思う。
ISAS の場合地上支援設備への投資はいるな。
M-V以上に大型化するなら、ランチャ方式では無理がありそうね。
やぱり移動式発射台ってのはガセだったのかな。
>598
別にランチャと爪が持てば問題無いんだけどね、M25の5本クラスタだと爪ひっかけれないけどw
重さも5本のM25で200tあるけどw
M14の3本クラスタなら1段目だけで250tオーバーだけどww
>599
大型クレーンみたいなのを想像してるけど、移動発射台。100tなら持つだろうし
>>594 >フェアリング容積がきつくなるくらいで
フェアリング内に包容する第4段。それは4段目を取り付けるという意味ですね。
>>595 インドのASLVは事実上の固体クラスタと言って良いです。
>>598 ランチャーうんぬん以前に、保安距離で大問題。
>>601 > ランチャーうんぬん以前に、保安距離で大問題。
そりゃそうなんだが、SRB-A で衝突実験などして安全性を確認して、SRB-A
4 本(全質量 400トン、推進薬計 260トン)を採用したわけでしょ。
ということは種子島だと確実、内之浦も山がちとはいえ、人口密度低いので
何とかなるんじゃないかな。
打ち上げ直後の制御にはトラブル起きても困らないよう対策講じる必要あるだろうけど。
>>602 > 4 本(全質量 400トン、推進薬計 260トン)を採用したわけでしょ。
ミス訂正、
全質量 300トン、推進薬計 260トン
>>585 商用化を目指すんなら無理に全段個体にこだわることもあるまい
1段目:M-15(CFRP版M-14) or M-15クラスタ
2段目:M-25c or 液体
3段目:M-34c or 液体
オプションブースター:S-520
オプション4段目:KM-V2 or 液体
上手く組み合わせれば4ton位いけないかな。重力損失低減のために1段目はなんとしても低コスト化して使った方が良いと思う
液体エンジンは新規開発になってしまうけど、ISAS自体液体エンジン欲しがっていたみたいだしちょうど良い機会では
あわよくばこれで高性能なLNG or ケロシンエンジンが出来れば万々歳
>>595 >クラスタ化の制御
>
ttp://www.so-net.ne.jp/SF-Online/no17_19980725/special1-1-2.html#4 ロケットの先生が言うんだから大して難しいことではないのでは?ISAS自体固体のクラスタ化の実績あるし
>>597 一番の問題は警戒区域かと。根本的な増強は現行法がある以上内之浦では無理だ…
>>605 飛んでいないロケットのスペックなんぞ無いも同然
>>604 以前、M-25 X 3 + LE-5B
という組合せも検討したことがある。
これだと、 LEO 3 トン程度かな。
この組合せなら、
保安距離、警戒区域の問題は最初からクリアーしているね。
もうちょっと改良考えるとすると、
LE-5B の比推力向上のため、伸展ノズル(RL-10 だったかでしていた)、
構造質量比の改善(複合材使うなり、アルミニウムーリチウム合金使うなり)。
この種の改造すると、 LEO 4 トン狙えるし、H-IIA にもフィードバックできる。
H-IIA 自体は、信頼性の確保で、なかなか改良のチャンスがないんで、
この種の小型/中型ロケットでアビオニクスの改良も含め、使えるんじゃないかなあ?
GX はどうするんだということになりそうだが、一旦棚上げにして、
もっと時間かけて研究/開発して LNG ブースター狙った方が良いんじゃないかな。
# 今のシステムでは、完成してもケロシン、ヒドラジン、固体ロケットに劣る。
>>605 思いつくところだと
・国内法の制約から1段目を2分割して輸送している。
・1段目モーターケースが高張力鋼。
>>608 ひっとして、518=520 さんかな?
一応、Taurus XL のデータ見たけど、
段によって違うけど、比推力が 280 - 290 秒だね。
M-V は
M-25 292 秒
M-34b 301 秒
と約 3% 上回っている。
# 固体ロケットで比推力 300 秒越すのは大変だな。
まあ、構造重量比は良いに越したことはないけど。
# M-34b のサイドジェットとか、もうちょっと改良の余地はあると思う。
>>610 ロケットの性能は構造質量比だけじゃないし比推力も重要だし軌道プロファイリングも重要
比推力、軌道プロファイリングも考慮して及ばないって言っているの?
>>611 はいTaurusは比推力はM-Vに劣ります。
おまけにTaurus 1〜3段にはサイドジェットだの補助推進系だのは一切ついておりません。
今から上段液体化するならLE-5BよりMB-XXのほうがいいかも。
MB-XX か。
開発は 1999 年に始まって、2005 年に 100% 実証エンジン燃焼試験。
一応、開発経験のあるタイプのエンジンで 6 年以上かけている。
GX の開発開始 2003 年で 2006 年というのはいかに無謀なスケジュールだったことか。
一応、LE-5B に戻すと、比推力 447 秒、
RL-10B-2 の比推力 462 秒に比べるとぱっとしない。
これは、RL-10B-2 が展開ノズルを使って膨張比を稼いでるためかな。
膨張比
RL-10B-2 250
LE-5B 110
M-V の展開ノズルの経験生かせないものかなあ。
展開ノズルは米国ピースキーパーでも2段目と3段目で実施していますね。
LE-5Bの比推力向上に期待。
>>619 うむ。MB-XXに賛成。反対はしないよ。
621 :
↑:2006/11/25(土) 18:13:52
国産化率が〜という感情にさせたいんだろうけど
そうは問屋が卸さないってか w
# それはさておき、個人的にMB-XXは好きだな
H-IIA系もMB-60に載せ替えたら結構能力上がりそうなのにね。
一応、完全輸入品じゃなくて日本企業が開発に関わってるわけだし。
振動もLE-5Bより少なそう。←之については未確認
本人が一番気にしていそうw
今一番気になるのはすれ違いだけど、H-IIBが一段目しか改良していないこと。
一段目をあの仕様で二段目MB-60だったらアリアン並みのGTO 10tとかで
商業参入できないかな。もちろん信頼性別で能力の話だけど。
>>627 それはいいね。
もし商業参入できるのなら、こんな素晴らしい話は無い。
このまま袋小路に入り込んでしまうよりは、よほどいい話。
H-2用のLE-7,LE-5Aの方が比推力とか優秀だったハズ。
※:H-2Aは廉価版なんだってばさ、LE-7AもLE-5Bも
>>624 MB-XX の開発の近況、一応確認しとかないと危ない。
GX プロジェクトじゃないけど、どっかで停滞している可能性もある。
GX の場合は、プロジェクトマネージメントの問題だったけど、
MB-XX
の場合、提携先のアメリカの企業に合併、買収とかある。
最初は ボーイング + ロケットダイン、
今はプラットアンドホイットニーじゃないかな。
# 他にももう1社くらい変わっていたかも?
いちおう、提携相手がやる気を失っていたりしないか、確認は必要かと。
性能的に RL-10B-B2 なんかと被って見えなくもない。
面白すぎる。
>>632 そう単純でもない。
LE-5A --> LE-5B
ではエキスパンダーサイクルの排気先をノズルから燃焼室内に変えている。
これで若干性能は落ちたが、試験がやりやすくなった。
高空試験装置でなくてもテストできる。
むしろ大きな欠陥は振動の増大。
これが解決したら、ノズルの膨張比の改善を今後努力して欲しいものですな。
# 振動問題片付けとかないと、展開ノズルも無理な気がした。
まるでロケット知識の宝庫ですな。
持っている情報の幅が広い。。
一生かかっても俺にはできそうもないな。
ISASスレなのに珍しく液体ブームですね
>>637 まぁ…H-2は匠の技で飛んでた気がするけど。
>>637 > # 振動問題片付けとかないと、展開ノズルも無理な気がした。
構造質量比の改善にも支障きたすな。
>>639 20ー30年前、LE-5 シリーズに ISAS がかなり寄与しているからなあ。
それに LE-5 に展開ノズルという改良には ISAS の経験がものをいうでしょう。
>>807 のように ISAS に上段液体ロケット認めると、かなり真剣に性能向上に取り組むんじゃないかと。
# 固体ロケットで比推力 300 秒越えるなんて実績を見るとねえ。
>>641 >
>>807 失礼、
>>607 のつもりだった。
やりようによっては、JAXA 全体にとって、ひいては日本の宇宙開発のために
Everybody becomes happy
という解もあるだろうに、
M-V存続が絶たれた今となってはどうやって生きていけば・・
もはや飲んだくれるしか・・(´;ω;`)
ういーっ! 誰かロケット燃料持ってこいーっ! 飲んでやる
>>643 おうっ、一緒に飲もう。こうなったらもう自棄酒だ。
いいつまみを買ってきたんだよ。飲もう。
>>643 飲むというと、V-2 ですか?
フォン・ブラウン先生、国は滅んでもきっと道はあります。
コロリョフ同志、今はドイツのロケット飛ばしていても、いつか必ずや自分たちの手で。。。
>>644 お前の安酒なんぞいらん
かえって気分が悪くなるわ・・(´;ω;`) 張り倒すぞ!!
ぶいーっ! 誰か灯油持ってこいーっ! 飲んでやる
俺は酒豪でい。かみさんは実家だぜぃ。誰にも遠慮はいらねえんでぃ
>>645 おっ、V-2のアルコールて手があったな
あったまいいーっ おぬし天才 もう怒ったぞう俺は
ヒドラジンと聞くとなぜかドヒラジンという発音が頭に浮かぶ。
なぜなら、ドヒラジンのほうが発音がカッコイイから。
みんなもそうだと思うけど。
V2ってエタノールだったっけ、メタノールだと思ってた。
652 :
643:2006/11/25(土) 20:39:42
>>644 ( ´・ω・‘)つ旦~~~ ←ハイパーゴリック
まぁ飲め。
つまみ、と言うと。。。 ・・・HTPBとかか? あれは かやくが効いてて美味いんだょな
ロシアのプロトンウォッカとか、中国の長征老酒とかもイケるぞ。
そういやハイドロカーボン燃料は、
何でガソリンじゃなくて灯油やメタンが使われるの?
爆発しちゃうのかな?
>>651 工業用アルコールをV2の燃料に採用した理由は、
安価で入手が容易だったことが最大の理由だそうで。
まあ、ワイマール体制下のドイツですからな。
>605 とか
VEGAは1段目の推力がM14より低くて(多分Gを低く抑えるため)
M25を使ったMV5以降と大して能力が変わらなかったような気がしたけど。
MVの1段目が重いのはそうだし、理由はどっかに書いて有ったけど鋼製で分割式のため
+MVの1段目のCFRP化が間に合わなかったせい
でも的タソ、M15(仮)CFRPモーターを作ったとして、どこで推進剤詰めて運んでくるつもりだったんでせう?
>604
4tである事に拘るならM14を3セグメント化して上段を持ち上げる能力を確保した上で
LE5Bなりを使った2段式にすればいいんじゃ?
この構成だと2段目分離の時点でまだ高度が足りないかな?
…いや、GXがもちっとマトモならそれでいかったんだけどさ…
>>654 最終的に完全燃焼させるとして(ハイドロカーボンならCO2とH2Oに全部転換したとして)
反応熱は基本的にぶった切る化学結合の種類と本数で決まる。
ハイドロカーボンならC-C, C-Hを何本ぶった切るか。
C-Cの方が結合1本当たりのエネルギーが多いが結合1本当たりの
重量が大きくなり,温度が上がらない(比推力が低い)罠。
C-Hをたくさん含む方が(エネルギーはちょっと小さいがHを含む分, 結合1個当たりの
重量が小さいから)理論的には温度を上げられる。
しかしC-C結合がたくさんあるとH2Oよりは重いCO2が
たくさんできて推力が上昇することはウマー。
-- ここまでの結論 --
・炭素が多いと推力大/比推力小
・水素が多いと比推力大/推力小
ハイドロカーボンに話を絞ってしまうと,比推力より推力が欲しいブースタは
炭素だらけの化合物(炭素数が多すぎて固体)を使えばいいし,
比推力が欲しい上段は水素の多い燃料を使えばいい。
ガソリンを使わない理由は取扱の問題もあるけど,比推力も推力も
中途半端なロケットエンジンになるからと思われ。
>>656 ISAしさん。
要するに、M-Vは3段式で LEO 2.3t打ち上げられるということですね。
はっきり仰ってください。
#さんの言う4段式で2.3tは誤りだと。はっきり仰ってください。
そこのところが曖昧な表現をするので、正直話がすっきりしないのです。
M-Vは3段式でLEO 2.3t。よって、M14をCFRP化し、4段式にすれば、
素晴らしい性能になるということを、しっかり明言してください。
>>656 最後に。
M-Vは3段式でLEO 2.3tですね。これだけはっきり答えてください。
ふむ・・
やはりブースターは灯油がいいか。
今からMHIがケロシンに挑戦するわけにはいかないの?
ほとんどゼロからのスタートだが。
中国だって、水素とケロシンの二本立てで来てるし・・
>>658,659
なかなか手厳しいなあ。
一応自分の分に答えます。
>>601 >
>>594 > >フェアリング容積がきつくなるくらいで
>
> フェアリング内に包容する第4段。それは4段目を取り付けるという意味ですね。
そのつもりで書きました。
このスレか、前スレで M-V LEO 2.3 t 打ち上げる能力あるのに、なぜそれを
しないか分析した時、4段目を取り付けるとフェアリング容積犠牲になって
衛星の容積がとれなくなるからということになりました。
で、フェアリングを伸ばすのは構造的に難しい(分離機構とのからみ)という
のと、整備棟の高さの限界があり、それに引っかかる(他の人の意見)がでました。
>>656 M-15にしても新固体にしても、どっちも推進剤の問題は存在するし、同じじゃない?
ISASニュースにちょろっとあったEELV化M-Vの場合は種子島移転が含まれてたし。
>658>659
漏れは部外者だから何とも。
ただ、M24からM25になって推進剤が3tも増えているのに(しかも燃焼圧も上がってるし)
LEOがたった50kgしか増えていないのは極めて不健全w、位は言える。
>662
で、種子島の打ち上げ回数が限界になったがせいで内之浦を存続、が新個体の理由付けのひとつになった、なんとも因果だな、と。
>>664 推薬増加分が3tonだろうが2tonだろうが、ペイロードがほとんど増えていないという発表に違和感があると言う事実は変わらない
遠地点xkm、近地点150kmに上げて1周目の遠地点で宇宙機のスラスタで増速マニューバして
近地点を50kmほど持ち上げれば現行M-Vなら3段でも2.3tonくらいいくんじゃね?
3段式M-V 6号機で打ち上げられたASTRO-EIIは1.7tの衛星を高度247km×560km(傾斜角31.4度)
に打ち上げた。その後衛星の推進系で遠地点高度を上げた。
傾斜角31度(内之浦と同緯度)というのは、内之浦から打ち上げた場合、最大能力を発揮する傾斜角で
種子島のH-IIAの場合もLEO 10tは高度300km傾斜角約30度(種子島と同緯度)と基準にしているね。
247×560kmに関しては
>>666さんの1号機の資料にあるけど、
LEO 250km円軌道または LEO 300km円軌道に2tはいかない。LEO 1.8-1.9tと出るね。
>>665 でも、31t→33tと考えると大して増えてない。どちらかといえば軽量化の方が効いてくると思う。
>>671 続き
それから、
M-34 --> M34b で推進薬 7% (3号機以降)
M-24 --> M25 で推進薬 7% (5号機以降)
第1段目には改善なし(むしろ、4号機の失敗受け、若干性能低下?)
何で単純に考えると M-V の性能向上は 5% 程度かな?
無論、M-25 の CFRP 化とか、比推力の向上とか、補助推進系の整理とかある
んで、もう少しは向上しているけど。
実は LEO 250 km で M-V 3段で
M-V 1号機 1,750 kg
M-V-5,6 号機 1,850 kg
なのかなあ?
KM-V1 から KM-V2 へは推進薬2倍近い増量のようだが、
「はるか」関連のデータシートではないが、4段にすると LEO 2トン強は良いだろう。
>>672 > M-34 --> M34b で推進薬 7% (3号機以降)
> M-24 --> M25 で推進薬 7% (5号機以降)
7% 増強ということです。
で、単純に増速量を計算してみる
MV1の2段目 デルタV=Ln(51.9t(点火時重量)/20.6t(燃焼終了時重量))×比推力288×重力9.8=2570m/s
MV7の2段目 デルタV=Ln(52.3t(点火時重量)/19.1t(燃焼終了時重量))×比推力292×重力9.8=2884m/s
だいたい1割強の増速量強化、と(多少の誤差は目をつぶって下さい)
MV5以降はLEO2tって所か?結局の所
>>674 2段の増速量だけね。
3段も推進薬増やしているけど、比推力までは向上していない。
1段目は改善なし(若干性能低下?)
全体としての性能向上は、やはり 5 - 7 % じゃないかなあ。
>>668 の ASTRO-EII の実績からしても。
>675
M14の場合グラファイトスロートをC/Cに変更している位で性能ほぼ同等
でないとMVとしての性能を保てないし(だから新型個体でこのノウハウ=燃焼速度を捨てるのは愚と思うんだけどなー…)
3段目は推薬増で少しケースは大きくなったけど、元々ドンガラで350kgしか無いし、
重量増なんて本当に微々たるモンだから結局推薬の分特をしているだけかと
(単にMV1であまりにギリギリで慌てて能力増を計ったような気もしないでもないw)
で、ASTRO-E2でもFでもSOLAR-Bでもそうだけど、あくまでLEO1850kgのロケットを
使った場合だから、表向き過剰な分は出せないかと。
>>678 そういやそうだった。指摘ありがとう。
仮に MV-1 をキックモータ抜きで計算し直すと、
MV1の2段目 デルタV=Ln(50.4t(点火時重量)/19.1 t(燃焼終了時重量))×比推力288×重力9.8=2739 m/s
MV-7 では 5 % の増速量強化
>>679 訂正、
仮に M-V-1 をキックモータ抜き、衛星質量を MV-7と同じとして(-1.5 +1.7 -0.8 = -0.6 t)
計算し直すと、
MV1の2段目 デルタV=Ln(51.3t(点火時重量)/20.0 t(燃焼終了時重量))×比推力288×重力9.8=2659 m/s
8.5 % の増速量強化
推進剤の増加分(7 %) +比推力の向上 1.4% と辻褄が合う。
>>676 3段目、空のモーターケースだけなら350kg 程度だけどね、
ノズル、ケースインシュレーター合わせると 700kg はいくよ。
これに加え、TVC 、サイドジェット、アビオニクス、衛星継手 小計 約 600 kg
合計 1.4 トン。
http://www.isas.ac.jp/publications/hokokuSP/index2003.html の M - V 型ロケットのサイドジェット(SJ) 図4から推算した。
>>681 ごめん、「すざく」と間違えていた。
いくつか考慮しても、5.5 % 程度の向上かな。
>>683 堂々とポロニウムで暗殺する国には勝てないぞ。
そういえば、ポロニウムは宇宙探査機の電池にも使われてたんだっけ?
生産中止のM5ロケット復活?(11/28朝日夕刊)
生産が中止されたM5ロケットが復活?
15日付の官報に文部科学大臣名で発表さ
れた宇宙開発計画に、10年に打ち上げ予定
の金星探査機プラネットCについて「M5
ロケットにより打ち上げることを目標に研
究開発を進める」という記述があった。
科学衛星を打ち上げてきたM5はコスト
高で引退が決まり、9月に太陽観測衛星
「ひので」の打ち上げを成功させて有終の
美を飾った。プラネットCについては宇宙
開発委員会が今夏、「H2Aに乗せること
を目指す」と決定している。
文科省の説明によると、宇宙開発計画は
遅くとも今年6月までに官報に掲載される
べきものだったが、「内容や表現の調整に
手間取り、遅れた」。今年度当初予算に基
づく計画なので「官報の趣旨からいって、
この表現になる。間違いではない」とい
う。(平子義紀)
690 :
NASAしさん:2006/11/29(水) 19:21:58
>>689 たまたま当たっただけ。まぐれまぐれ。
いちいち誇らんでも良ろしい。
>688 いや、こんなチラウラ話を取り上げたアカヒはちびと偉いと思う、役所のアフォさ加減の周知する上では。
>691
僕もそう思う。自演ではありませんよ。
>>686 ケチつけるわけじゃないが、なんか「生産中止」ってのもヘンな表現だなw
冗談エンジン?
>>693 確かに、IHIが潰れるか、撤退するかしない限り、一品もののロケットが作れなくなる、ってのはありえん話しだよな。
>>696 製造には人と設備と資材が必要なんだよ。誰が維持するんだ?
699 :
NASAしさん:2006/12/01(金) 22:18:06
>698
教えてなるものか。僕だけが知っていれば良いのよ〜〜んん
>>699 自分だけ知っていればよいってどうゆうこっちゃ。
ケチらないでソース教えて下さい。
701 :
NASAしさん:2006/12/01(金) 22:19:51
>700
やだねったらやだね〜、やだねったらやだね〜
>698 別にゆずる必要も無いと思うんだが。ただ、治具の類は破棄されるだろう、今後生産されないんだし。
神戸造船所は内之浦のランチャーも作ってなかったっけ?
>>702 現在も、M-14 のモーターケースは三菱重工製作で良いんですね?
廃棄云々に関しては、
>>538 じゃないけど、宇宙開発委員会で、公式に何か決まらないと動けないじゃないかなあ。
# いつワーキンググループが立ち上がるんだろう?
>705 豚楠。
なんか…MVモーターあたりは航空宇宙事業本部扱いなのか怪しいんじゃ、とMHIのサイトを漁ってオモタ
モーターケースは一品物だから技術本部扱いで試作、特注ラインで作っているんじゃ、と言う気がしないでも無く。
でもなー、50気圧に耐えれる肉薄圧力容器って需要あんまし無さそうだし量産してもしゃーない罠。w
ラインの維持がどういう予算で組まれてるのかによるのかな。
たぶん、1機ごとの部品製造費に組み込まれてるんだろうけど。
アリアンみたいに10機単位くらいで一括発注できればいいんだけどねぇ。
>707 資産課税さえ免除してくれれば…
プラント製造ラインで作っているとしても5つ位まとめて作れれば多少は(10億位か?)安くしてくれるだろうし
でもフィラメントワインディングになればケースだけなら要時調整で済むような
ノズル他専用品はどうしょうもないから大して削減効果は無いだろうけど
焼入工程なんて重荷だろ。あの施設他に使い道有るか?
>>706 > でもなー、50気圧に耐えれる肉薄圧力容器って需要あんまし無さそうだし量産してもしゃーない罠。w
三菱神戸というと、主な製品は何でしょうか?
そう、潜水艦。つまり50気圧に耐えれる肉薄圧力容器。
寸法こそ違うけど、高張力鋼を使って溶接する点は同じ。熱処理もしているんじゃないかな。
M-14 の方が無人の分、ぎりぎり迄性能追求できるけど。
>710
いや、そんな大層な物持ってこなくても化学反応用の反応塔プラントで、
50気圧級なら普通に使っています。もっと高いのもあるし。
カーボンのオートクレーブ圧力容器にも使って要るんじゃ?
MVのケースはわずか5mmなんて肉の薄さだから何より溶接の技術は要るし
さりとてここまで軽量を要求される用途は無いし(安定生産出来るようになれば別)
>>711 こちらも、原子炉の圧力容器とか考えた。
でも、プラントの圧力容器の要求項目には軽量化は優先順位が高くない。
潜水艦では、強度+軽量化の双方が要求される。
>712 実際は原発のラインだと思う、神戸造船所のラインアップとマルエージング鋼の用途を考えると
プラントを出したのは運搬の手間考えるとある程度の軽量化が要求されるから
H-IIB、結構量産するつもりなのかな
上の方に書いてた対アリアン構想はなかなかいいと思うけど。
現在のGTO需要って衛星一つで何tなのかな。4t以下なら
H-IIBでデュアルローンチ可。それ以上はMB-XXなら可。
>>711 溶接の技術って、そこまで大層なものが要るのかな?
クルマの鉄板なんてもっと薄いし、自転車のチューブは薄いと0.5mmとか0.3mmだぞ。
>>716 > H-IIB、結構量産するつもりなのかな
FSW + スピニングドームの設備は、多分 H-IIA にも使うつもりだろうな。
# コストダウン + 国産化比率上昇
>>717 高張力鋼の溶接だから大変なんだよ。
>717 車をだしたならついでに今流行りのハイテン鋼の溶接も調べるヨロ、かなり困難だって解ると思うから
マルエージング鋼はあんだけニッケル入っているからすんごく大変と思う
摩擦撹拌でつなげれたら随分楽になるんだろうけどねー。この場合肉の薄さが幸いするし
もしかして
718って知ったかぶりして大恥かいたんじゃね?
>>720 おまえ何時も人の尻馬に乗って中傷するやつだろ、その癖治した方が良いよ。
車のボデーの溶接は大部分がスポット溶接でモーターケースの溶接とはやり方が異なる。
自転車のフレームはよく知らん。ロー付けが多いような気もするが
薄肉を溶接するなら職人さんはかなり大変だろうね。
ロケットで厳しいのは溶接や大きき、熱処理の難しさもさることながら
安全係数がそう取れないからだろうな。
それに対して溶接は安定した品質が出しにくい接合方法だし。
>>717 そもそもM-V開発当初、1,2段モーターケース試作品の耐圧試験で溶接面が規定圧力以下で破断し、
約1年半開発が遅れたわけだが。
>>724 打ち上げ手段は何?
いくらなんでも GX は厳し過ぎる。
H-IIA デュアルローンチか、番外として M-V 継続か?
# M-V ならペイロードの余裕欲しいなあ。
あるいは海外打ち上げ委託?
H-IIA デュアルローンチの場合、PLANET-C との合い乗りは無理だろうなあ。
それとも、キックモータ噛ませれば何とかなる?
DRTS の後継機とのデュアルローンチ?
準天頂衛星?
# 4 本 SRB-A つければ可能?
>>725 今の様相だとH-IIAシングルじゃないのかな?番外としてM-V復活か?奇跡が起きればM-VA
GXはそもそも飛ぶかどうか怪しいし、筑波の新型固体も同様な上に力不足
予算が前回以下じゃ
H2A代金払ったらあまり残らないな・・
こりゃ外国ロケットだな。。 (*´ω`)
M-Vの要求の厳しさが探査機をダメにしたと。
もう、伝統を守るとかそんな悠長なこと言ってる場合じゃ無いと思うんだがなぁ。
そもそもの出が銭無くてやむなく固体にしたんだし、
いまならjaxaということで液体のノウハウ回してもらえるだろ。
ヒドラジンでも何でも飛べばいいべや。
Mロケットは金がないのをその時々で最善の努力をして最高の結果を出してきたとは思う。
でも結果として袋小路にはまりこんでしまったような・・・。
>729 差額の30億で国産のホイールを買えば宜しい。って言い方も出来るし。
銭無くして出来たμシリーズがあってこそのH2系統、
日産が固体モーターの技術を持っていたからLE7をメインエンジンに据えれた、なんて言い方も出来る。
予算と持っている技術をうまく案分して出来うることをする、至極当たり前の事。
>725 川口センセにPLANET-Cとのデュアルローンチが出来ないか是非計算してみてホスイ
丁度良いところに丁度いい小惑星無いかなー? w
>>727 H2AとMVは打上げ費用が殆ど同額だそうだから、
第一選択はH2A、
GXが完成していればGXだろうな。
>>733 M-Vは65億程度で、H2Aは最小構成で96億程度とされる。
H2Aは直前で気象延期とかするとさらに出費が嵩む。
一部でM-Vが80億とか100億とかあるけど、それはデマ。
元々 開発費もケタ違いだしね。
H2Aだと軌道2周してスイングバイとかしなくても直接小惑星までいけないかな?
にゅうホライズンがSRBこんもりのアトラスで上がったことだし、
ここは日本もH2A204あたりで豪快に・・
>>732 LE-7という道が果たして正しかったのか・・・
>734 デマっつーか何処までをロケットの値段とするか、だ罠
ただ散々言っているけどH2Aの96億はロケット単体の値段、MVの80億は地上要員まで含めたトータルコスト
(MV5以降は単体で70億だったような)
これを意図的に混同するから筑波orNASDA乙、って言うんだし(w
とりあえずNASDAまんせーな方はJAXA's11の森田センセのお話を読んで
センセが見据えている次のステップを指をくわえて見ていて下さいなw
>737
日本の持っていたリソースがそれだった、って事で。
ケロシン作るのは80年代ならちと飴参が許してくれそうも無いし。
散々な事言っているけど、あのスペックの液酸液水を持っているのは米露仏日だけ、それはそれで大した事だよ
ただ、天下のNASDAをして、LE7のクラスターは大蔵省が首を縦に振ってくれなかった事が不憫といえば不憫?
(LRBの事ね)
いい事考えた
はやぶさ2とはやぶさ3をデュアルローンチしてしまえ
>>732 > 川口センセにPLANET-Cとのデュアルローンチが出来ないか是非計算してみてホスイ
地球より内側の軌道へ入れるのと外側の軌道へ入れるのとでは
打ち出す方向が真逆なので無理ぽ
>>739 (;・∀・)イイ…!!
>>738 何でH2Aは単体で計算して、M-Vは地上要員まで加算して比べるんだ?
両方単体同士、あるいは 両方地上要員込み、で対比すべきでは。
つまり、65億(70億)+要員費 vs 96億+要員費
>真逆なので無理ぽ
真逆ならUターンさせちゃえばいいじゃない
とか川口氏が言っちゃいそうで怖い
はやぶさ2とはやぶさ3が一緒だと時期が遅れるってことだから嫌だな。
ここは一つH-IIA 204でPLANET-C,HAYABUSA 2,LUNAR-Aのトリプルローンチ。
全部あわせって1.5tってところか。
ミネルバ1000個くらいいっしょに乗っけていってやろうぜ。
「H2Aを使うから1トン使っていい。1トンやるから
はやぶさ1をベースに冗長系つけまくりの失敗しにくいやつ、作れ。」
なんてことにはならんの?
機体が1tだと、イオンエンジンの加速もそれだけたいへんになるのでは
イオンエンジンは大幅に改良されてんだよなたしか?
>>745 RWを3個から4個にするとかリチウムイオン電池は止めて
ニッケル水素にするとかそういうのは出来るかもな
HGAを首振りできるようにとか言い出すと再設計に近くなっていくから
金もかかるし時期的に間に合わなくなるような気がする
>>748 RWはともかく、バッテリーを変えるとなると重量やら容量やら
楽観的に言っても結構面倒な事になると思うな
今回みたいなとんでもないことにならなければ、リチウムイオンでいいわけだし
トラブルがなければリチウムイオンでいいと思うほうが楽観的だと思うよ
>>729 高振動環境は LE-5B もなんだけどねえ。
対症療法としてのダンパー、特に考慮されてないなあ。
まあ、204でばかすか探査機を上げるのは良いことだ罠。
はやぶさ2ですらおぼつかないのに希望的観測をぶちあげる輩も居ないだろうけどorz
>>755 バカスカ上げるほど探査機作れればな。
H-UA204での打ち上げ前提で、日本版ボイジャーでも作れれば良いのだけど。
まあ本気ではやぶさ2と3を完全同型で作れば
コストもなかなか落ちて悪くないとは思うんだけどね
んでデュアルローンチ
空荷がいやなら載せればいいじゃない!
>>738 > ただ、天下のNASDAをして、LE7のクラスターは大蔵省が首を縦に振ってくれなかった事が不憫といえば不憫?
> (LRBの事ね)
この点だが、大蔵省以前に技術的な問題で却下じゃないかな。
LRB を片側につけるという案があったが、あれは非対称になって制御がやや困難になる。
LE-7A の信頼性にやや不安があり、LE-7A X 2 + 1 より、LE-7A X 2 の H-IIB 案の方がやや有利。
LRB の直径は 4m のままなので、LRB で LE-7A X 2 には寸法制限があり、
短ノズル化せざるを得ず、比推力低下。
とかいった理由で、現行の H-IIB 案に落ち着いた。
>>737 ケロシンロケットは燃焼器の設計にノウハウがいるからなあ。
GX/LNG ロケットもどういうわけだか、液体燃料 + 液体酸化材の燃焼器にして失敗。
液体 + 気体の燃焼の方がまだ理論に乗りやすいし、
LE-7 開発当時には LE-5 というお手本があったからなあ。
当時の選択としてはまあ妥当。
以前の話だが、M-14 の製造に関して
>>709 まあ、それなりに使い道はあるな。
誰も今まで指摘してないことだが、M-14 は電子ビーム溶接。
つまり、真空容器の中で溶接しないといけない。特殊といえば特殊だな。
現在だったら、レーザービーム溶接使うな、特性は電子ビーム溶接に似ているが、
真空容器使わずに溶接可能。
ところで、特殊装置は宇宙だけじゃないんだよ。
軍用もそうだが、深海探査艇「しんかい 2000」、これも三菱神戸、高張力鋼をアーク溶接、熱処理。
「しんかい 6500」、チタン合金を電子ビーム溶接。これにも熱処理が必要。
# ほかにも科学技術関係であるはず。
色々条件は違うけど、特殊装置製作のためにはそれなりの施設(熱処理、真空タンク)
必要だが、製作後すぐ廃棄というわけでもないだろう。
>759
裏返せばM14クラスの圧力容器をレーザー溶接出来る設備、なら使いでが出てくる、って気も
マルエージング鋼に限らず耐熱特殊鋼なら応用効きそうだし
まあ90年前半はまだレーザー溶接は技術開発中だったような気もするし、当時としては正解かと
>758
技術的に正解なH2A222は間違っても大蔵が首を縦に振らなかったと思う、エンジン5つ揃えるだけで200億?
現H2B、旧称能力増強型はいろいろ苦肉の策でひねり出した代物だろうし
(いや、方向性としては正しいと思うけど、直径増はいずれ出てくるし)
個人的にはSRBをM14並のパワーにしてH2B202なんて作って欲しいけど
M-14の推薬を生産する工場を作ってジャンジャン量産…
倉庫にはM-15がずらっと並ぶ
…日本じゃムリー;y=ー( ゚д゚)カチャッ
>761 そいや、GAPをしらべていたら、防衛庁でノズルレスミサイルなんていうの研究していたのに当たったな
www.jda-trdi.go.jp/happyou/genkou/05.pdf
>>733 >
>>727 > H2AとMVは打上げ費用が殆ど同額だそうだから、
> 第一選択はH2A、
> GXが完成していればGXだろうな。
GX はそもそも完成するかどうか怪しいが、平成16年の見積りでは
http://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/cosmo/haihu25/siryo25-2.pdf $50M 、現在の為替レートで58億円。
あと、GX の GTO への打ち上げ能力は(この時点で) MV より若干能力が大きい程度らしい
(現時点ではもっと下がっている)。
# こと惑星探査機打ち上げに関しては M-V の能力すごいな。
惑星探査機めざすなら、GX にキックモータを付けないと話にならず、コストアップで全くメリットなし。
>>754 の H-IIA のコストダウン、どこまで順調にいくかわからないが、
2割コスト減でも GX 採用の見込みは非常に限られるな。
3割コスト減だと GX ロケットのユーザーはまず存在しない。
>>GX の GTO への打ち上げ能力は(この時点で) MV より若干能力が大きい程度らしい
そうは言うがな、MVってGTOへの打ち上げ能力なんて聞いたことないぞ。そもそも打ち上げた実績だって無いだろう。
>>764 惑星探査機を打ち上げる能力あるなら、当然 GTO には余裕もって打ち上げられるわけだが。
なお、GTO に近い軌道のものとしては、「はるか」
M-V 1号機
近地点 540 km
遠地点 21,300 km
だな、質量 830 kg
M-V 5 号機の仕様だと、
KM-V1 --> KM-V2
M-34 --> M-34b
M-24 --> M-25
と変更されているんで、GTO 1トン程度かな。
LEO の能力向上はそれほどでもない( 5 - 10%)
けど、惑星軌道投入能力( GTO 投入能力と相関)はかなり向上している。
信じられんな、MVにそんな能力あるわけねーだろ
ぉぃぉぃ、今日は冷えるなあ、とし坊よ
>>766 > 信じられんな、MVにそんな能力あるわけねーだろ
計算してみた?
地球脱出速度 11.2 km/sec
GTO への投入速度 10.2 km/sec
つまり、惑星軌道投入能力あれば余裕で GTO に投入できる。
計算結果見ても信じられないなら仕方がないが。
5段仕様のドンドン打ちで遠地点36,000km、 近地点≦100kmへ投入
1週目の遠地点で近地点を持ち上げる。余裕で1t位いくんじゃね?
いっそ、LNGのキックモーター開発して
M-Vに搭載し、「GX」と改名すれば良いのに。
>>768 KM-V2 の総質量 2.8 トン、空虚質量 0。3 として計算。
衛星 0.5 トンでの速度増分
9.8 X 298 X ln ((0.3+0.5) /(2.8 +0.5)) = 4.14 km /s
衛星 1.0 トンでの速度増分
9.8 X 298 X ln ((0.3+1.0) /(2.8 +1.0)) = 3.13 km /s
つまり「のぞみ」 510 kg を地球脱出速度に投入できれば、
約1トンのものを GTO に投入可能。
>>771 >
>>768 >
> KM-V2 の総質量 2.8 トン、空虚質量 0。3 として計算。
、空虚質量 0.3 トンね。
M-V について、老婆心ながら、GTO 1トンでも、
静止軌道 GEO への投入には(衛星の)アポジモータ使う必要あるので、
GEO への投入能力は 0.5 トンとなる。
そう大きくはないが、それなりに使える能力ではあるな。
>>769 GTO は長楕円軌道なので、かなりの速度増分が必要。
あと、4段で十分。
GX は、仕様からして(2段、比推力が大きくない)、、GTO 投入能力低いな。
>>763 > あと、GX の GTO への打ち上げ能力は(この時点で) MV より若干能力が大きい程度らしい
> (現時点ではもっと下がっている)。
> # こと惑星探査機打ち上げに関しては M-V の能力すごいな。
そうだ、この比較をする際、こちら M-V にキックモータ加えた仕様で想定していたが、
M-V 3段でも一応 GTO に打ち上げられはする。
http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/rockets/vehicles/m-v/07.shtml みると、300kg 程度かな。
仮に、GX の GTO への打ち上げ能力がこの程度であれば、ずいぶん貧弱だな。
惑星探査機打ち上げ考慮すると、キックモータ付けても能力不足の可能性が高く、
H-IIA を使わざるを得ない。
現在の GX の軌道投入能力、この程度に落ちているんじゃないか?
風が強いとで軌道投入能力かなり低下するくらいだし。
>>401
能力はいいとして、振動・加速度がなぁ。。。。
次期固体で加速度・振動・コスト削減技術を習得して
満を持してM-VIに望んでほしいところ。
>>775 ちゃんと計算した?
M-V で最大加速度加わるのは 3 段目の M-34b だが、
GTO 投入に KM-V2 を使う場合、
KM-V2 2.8 トン + 衛星 1 トン = 3.8 トンで、
加速度は 6 G 程度には収まる。
実はこれ、GX の最大加速度と同等。
振動は問題だな。
>>753
加速はねー、人間がペイロードで無い限りそれ程問題無いと思うよ
上砂川の無重力施設はその辺の吊しの実験器具を8Gまでかけていたけど、
問題が起きたことは殆ど無かったみたいだし。
振動でしょ、問題は。幾らダンパー使っても総ての周波数を吸収できるわけで無いし、
それに精密な光学装置の塊solar-bが無事上がっているんだし。
確かに身内の衛星を上げる場合は問題ないが、
次期固体までも身内だけというわけにはいかないだろう。
全くの外から受注する場合は、大きな問題となりうる。
外の人は、あえて固体を選ぶということはしないから
仕様があって安ければそれでいい。(もちろん場所とかその他のサービスとかあるけど)
あと、GXやLE-5Bと同じくらいといっても そもそもそれらにも問題があるからね。
Vegaに小型商業打ち上げを独占されそうで怖いなぁ。
脳内M-VI仕様
・全段CFRP
・推薬はGAP
・システムのバス化
・容積増の新型整備塔&ランチャ
オプション
・キックモーター
・パッシブダンパー
・SPGG式アクティブダンパー
>>778 ISASに小型商業打ち上げに参入するつもりがあるかどうかだろ?
連中にやる気が無けりゃ、こんなとこでVegaに独占されるぞ、なんて騒いだって
暖簾に腕押しでしかない罠。
今まで通り、ロケット屋が好きに実験して、
それに合わせて衛星屋が衛星作るってやり方を改めなきゃ、商業参入は無理だし。
>>780 >
>>778 > ISASに小型商業打ち上げに参入するつもりがあるかどうかだろ?
そのつもりがないし、組織としても適していない。
だから、 2003 年頃に M-V の民間移管の提案したんじゃないか?
H-IIA/B だって、民間移管後にいっそうのコストダウンがはかられるようだし。
それまでは、JAXA が仕事をしてなかったわけじゃなくって、バグだしとその処理やっていた。
同じ例を持ち出すなら、小型商業打ち上げ参入はどこかの時点で民間移管が視野にはいってないと。
ISAS としてはプロトタイプの開発で十分じゃないか。
それには、M-V の形状にこだわる必要もない。
>>591 のようなクラスター化は駄目かなあ。
M-25 の量産効果狙う。
これで、LEO
0.5 トン 1 段目 M-25, 2段目 M-34b, 3段目 KM-V2
1.5 トン ブースター M-25 2本、1 段目 M-25, 2段目 M-34
2.1 トン ブースター M-25 2 本、 1 段目 M-25 , 2段目 M-25, 3段目 M-34b
3.7 トン ブースター M-25 4 本、1 段目 M-25 、2段目 M-25 3段目 M-34b
で対応するとか。
>>.781
格好がイクナイ…底面の直径が8m…
はともかくとして量産効果を発揮できるほど打ち上げ需要があるかという問題が
あとM-14の諸技術を闇に葬るのはもったいなさすぎる
>778 大丈夫、あんな高いロケット使う酔狂な外国いないから。
LEO1t級ならコスモスなりドニエプルなりを予算と程度に合わせて使えば良いだけ
後継固体がLEO1t、10億になったら、多少は国内の民間打ち上げがある鴨ね。
海外からは無いと思う
>780 更々無いかと、ISAS。ただ、コストダウンの努力はあったものの、財務省は拒否してる。銭勘定だけで技術維持なんて考えちゃいないから。
>782 まあ筑波はM14どころかM25まで葬ろうとしているが
小型はSpaceX社にも注目
>>783 M-Vのコストダウン案ってM-VAのこと?あれって財務省へ予算要求するところまで行ってた?
そもそも「量産化して年3機以上の打上需要があれば現在の半分にコストダウンできます」
なんて前提条件が厳しすぎる。
>>782 > あとM-14の諸技術を闇に葬るのはもったいなさすぎる
M-14 クラスにすると、輸送安全上の問題からセグメント分割するか、
SRB-A のように現地充填方式とらざるをえない。
前者はコストアップ要因、後者では、太陽同期軌道投入などで不利。
>>786 >後者では、太陽同期軌道投入などで不利。
ここの理屈がよくわからないんだが。内之浦に充填施設を新規に必要とかじゃなくて?
>>787 種子島からだと、直接南向きに打てないので太陽同期軌道投入には不利。
それに、H-IIA/B が順調に進めば進むほど余裕がなくなる。
内之浦に充填施設新設でも良いけど、できればほかの発射場も選べる自由度残したい。
北海道とかの方が太陽同期軌道投入には適しているんじゃないかな。
>>782 LEO 1.5 トンとか、2.1 トン案だと、M-25 を1度に 3,4 本使う。
少なくとも M-25 だけは量産効果上がるんじゃないか?
>>788 内之浦だって真南に種子島があるんだからいったん東に打ち上げるのは同じ。
北海道は冬の積雪が問題だろう。
小笠原の当たりだとハワイ諸島が引っかかりそう。
もう沖ノ鳥島でかくすればいいじゃん。
都知事も経済活動するって言ってたし。
>>790 データを見ると、種子島よりは内之浦からの方が太陽同期軌道投入の損失は少ない。
ただし、初期加速度の違いとかで内之浦の方が影響少なく見えるだけかも知れないが。
小笠原は考慮してなかった。適切な候補地があるかな?
えーと、糸川さんが内之浦選定した時には、小笠原はまだ日本に返還されてなかったかな?
>>792 いっそ南鳥島とか無茶言ってみる
まあシーロンチ方式の方がマシだろうけど。
>>793 一応、飛行場 1,371m×45m があるんだな。大型船付けられる港を作れたらいいけど。
>>791 珊瑚礁の中でシーロンチでもしますか。
でも相当の土木工事がいりそうだ。
土木工事コストを JAXA 以外の負担でするなら候補としてありかな。
南鳥島は一応人が常時いる。台風来るときは避難したりするけど。
空港は無いが滑走をはありw、毎週輸送機が来る。
が、海は周りが浅く大型船は沖で停泊しそこから小型ボートで来る。
>>792 内之浦打上げのデータは、M-V何号機ので計算した?
7号機の飛行経路図を見ると、8号機の時と比べて、経路の曲げ方が随分きつくなってる。
M-V-7の経路と種子島打上げだと、どれくらい違う?
大東島とかどうよ。
まあ、打上隊の交通費・滞在費とか、職員の福利厚生を考えると
飛行経路の不利は飲み込んで、本土の射点を維持する方がいいような気がするが。
(種子島の子供たちに対する教育効果とか)
メガフロートから打ち上げ
とか寝言を書いてみる
>>801 打上隊の安全確保はできるんだろうか。
シーローンチってその辺どうなってんのかな。
>>795 失礼、これはうち上げの時にも海底に固定する必要ないんだっけ?
そもそも、シーローンチなら、危険物取扱とか、保安距離とか、そんなに気にしなくて良い。
M-14/15, SRB-A クラスのものをそのまま運べば良いな。
シーローンチで SRB-A クラスターなら新型小型ロケットも許せるな。
# というか、こうなると小型じゃなくなるけど。
>>802 1隻指令船、もう1隻打ち上げプラットホームじゃない?
>>802 メガフロート(安く上がりそうなら使い捨てる)にエンジンを付けて船からある程度離したあと点火
>790 …地球岬@室蘭? …まあ雪は殆ど降らないけど、緑豆が襲ってくる、多分w
(ホエールウオッチングが大分盛ん)
>>805 AXAから室蘭工業大学に移られた棚次先生か。
人脈あるな。
あ、やっぱ無人にするのか
当たり前だけど
>809 なんつーか…アビオの凄いことまぁ…
レッツノートあたりを制御コンピュータにしてUSB接続でアビオ簡略化、なんてボケた事を逝ってみる。 w
>>810 無駄に部品点数多いPCはコワス。せめてドリキャスあたりにしようぜ
>>810 観測機器は確かにテンコ盛りだけど、S-310のアビオって
ヨーヨーデスピナーくらいなじゃいの?
スピンすら空力で掛けるし。
H2A-204は打ち上げ速度がM-Vに負けず劣らず速く見えるな。
>>813 うそぉ〜
今、映像を見た印象では期待外れだった。
打ち上げ時の印象は2倍の加速に感じるって前説明だったが
202よりちょうとばかり速いかな、が正直な感想。
M-Vに負けず劣らずには見えなかったなあ… やっぱりM-Vはエエなあ。
>>815 それ2024型でしょう。
SSB空中点火のゆったり初期加速2024型と比べたら相当速いかもしれないけど
202と比べて、さほど速いようには感じませんでした。
しかしお陰で発射台が真っ黒焦げになってしまった
しばらく火災も治まらなかったと。
いよいよ新発射台の出番です
第二射点の出番がやってまいりました
焼けた第一射点も改装されるでしょう
土建屋小喜びです
>>819 小喜びなところが土建屋の割には可愛いな
初期推力/初期質量
202 : 500tonf/300ton=1.8G
204 : 900tonf/450ton=2.0G
M-V : 350tonf/140ton=2.5G
見た目の加速度で比較するなら1G引いて、
202 : 0.8G
204 : 1.0G
M-V : 1.5G
M-Vの方が格段に重力損失が少ないってわけだねぇ。
その分衛星には厳しいけどね
科学衛星を軽々デルタ2とか上げるNASAがうらやましい。
>>823 GTOお届けペイロード比はH2A 1.5%、MV 0.9%
>>826 >
>>823 > GTOお届けペイロード比はH2A 1.5%、MV 0.9%
「はるか」 の約 800 kg からすると、その後の増強考えても M-V で GTO 1トン程度じゃ?
MV 0.7 %?
実は GX の GTO ペイロード比はもっと悪い。
2段構成だけで、第2段の比推力も構造質量比もぱっとしないため。
長征2Eロケットはすごくね?
1, 2段はヒドラジン、3段目は固体。
離陸時推力はM-Vの2倍もあるわけで無く
M-Vと比べて比推力がさして優れているわけでもないヒドラジンを1, 2段に使いながら
総重量460t。LEO 9.5t。GTO 3.5t。
>>829 アリアン4は3段目が液体水素なので。
それだったら長征3Bを出す。
>>828 だが、ヒドラジンだけに1、2段目が地上付近で事故ると非道羅人になる。
日本でもNシリーズで2段目に使っていたみたいだけど、Hシリーズではなぜか使うの止めちゃった。
毒性&腐食性が強いからか?
>>831 LE-5を採用したからだろ。
でH-I[の先に、H-Uを考えてたから、ヒドラジンにならなかった。
>>831 上段用として考えると比推力の高い液酸液水が有利。
あと、日本はいろいろな燃料のエンジンを手広く開発できるような予算がないので
液酸液水一本に集中して開発してた。
834 :
NASAしさん:2006/12/21(木) 12:28:40
的川さんはもうすぐ定年ですか
退職後はメテ゜ィアにどんどん出て宇宙開発のPRに励んで欲しいな
>>822 離昇直後はそんな感じなんでしょうね。
SRBは急速に軽くなる(2分で燃え尽き)だから、この2分の加速度は結構増えてる。
202:2分弱で1.6km/s→平均1.4G
204:2分弱で2.2km/s→平均2.0G
しかしM-Vは一段目は最初の75秒で燃え尽き、1.5km/s→平均2G、
120秒後には1段目はとっくに切り離し2段目どんどん軽くなってる最中だからさらに加速、
最初の120秒なら3km/s→平均2.55Gだなあ。
大きさが全然違うからM-Vがエライわけじゃないが。
どっちもすごいなあ・・・・
836 :
NASAしさん:2006/12/22(金) 14:26:36
実験主体がISASになっているし、新型固体と関連づけはあるのかなー?
ケースはS520の流用かな?採用したら一瞬で飛んでいきそうだ
>>836 この記事だけじゃ新推薬の性能ってよくわからんね
M-Vの物と比べるとどうなんだろう?
シンポ行ってきたので一応こっちにも
次期固体だが地上系も含めてシステム全体で近代化を目指すらしい
ロケット本体としては2段案が華麗にスルーされていた以外は基本的にここで語られていたのと大差なし
SRB-Aどう運ぶのよ?とか、改造するんじゃ転用する意味が…等々問題が山積していたのもそのまま…(汗
SS520の三段化案はどうだった?
>>842 それ結構高くなるんだよね。ピギーバックの方が遙かに安い。
衛星あげようと思ったら最低どのくらい大型化しないといけないんだろうな。
>>845 とりあえずなつのロケットクラスじゃね?
>839 H2Aがエコマークとか逝ってるから、強く働きかければ逝けそうな気もするけど。
ただ、マグナリウムって量産しているのかな…値段が …
>843 打ち上げウインドの自由度が圧倒的に高い。位がメリットかな?
>846 多段式に出来るならね。ただ、計画では1tfまであるから、S310位の事は目標にしているだろう、当面は。
(3年位で10t級に持って行けないかなー)
>>847 アルミ・マグネシウム合金のことだから、
そんなガクブルするほどの値段にはならんよ。
モバイルPCの筐体とか、クルマのホイール、自転車のフレーム、なんかに使われてる。
生産量がジュラルミンや何かと比べると少ないから、割高だけど、
元々潤沢にある素材だから、燃してしまっても惜しくないような素材ではある。
>849 いや、合金の質が10年単位で安定していて、かつ粒状の品が安定供給されるなら特に問題無いんだけどね。
でもマグナリウムって自転車にまで使われて居るんだ、確かに軽そうだけど。
マグナリウムの粉は
>>848 のように花火、溶接棒用に使われている。
>>850 というか、ハイテク素材が真っ先に使われるのは自転車と釣り竿とゴルフクラブなんだそうだw
M-14の鉄入り超高推力推薬は今後どうなるんだろうね…
>853 滅んでいくんだろうなー… GAPなら失った分取り返せそうだからそれに期待。
>852 確かに。マレージング鋼でぐぐったら8割がゴルフクラブだった。w
(マルエージングだとそこまで逝かない)
>>854 そういや相模原一般公開でもこの前のシンポでもGAP、HAN・マグナリウム推薬の発表・展示は無かったような?
推進剤やってる方は能代につきっきりだった悪寒。
成果が出たから次の機会に大々的に発表があるでしょう、つかISASのサイトで発表ヨロ>なかのひと
HANは…カムイの永田センセに協力して貰っては。常時保管可能なハイブリッドロケットが完成するし。
つか、カムイってどーなのかね。
どっちかっつーとISASの中の人から見たら
なんだありゃ、みたいなもんのような気も。
>>847 > >846 多段式に出来るならね。ただ、計画では1tfまであるから、S310位の事は目標にしているだろう、当面は。
> (3年位で10t級に持って行けないかなー)
S310 クラスのものを桁違いに安い価格で実現できれば結構なものだが。
あと、10t級に持っていく場合、ロケット本体の能力向上も当然だが、
保安距離、保安体制をしっかりしないと。
# このクラスになるとそろそろ ISAS がコミットする?
ところで、S310 ロケットの推力は最大 8250[kg] 、 燃焼前ロケット重量671[kg]
最大準静加速度80[m/sec/sec] だそうな。
http://www.space.t.u-tokyo.ac.jp/s310/rocket/index.html 比較として S520 のデータ
http://www.astronautix.com/lvs/s520.htm liftoff Thrust: 143.000 kN (32,147 lbf). Total Mass: 2,200 kg (4,800 lb).
S310 ロケットの最大推力がやたらにおおきいが、こんなものかな。
推力プロファイルを初期最大にしているせいと、空気抵抗のため?
>857 ISASのなかのひと、もそれなりに注目してると思いますよ。
かなりの行動で自由度が上がるし。保安が楽、材料も普通全国で簡単に手に入るで(病院があれば液酸はある)
逆にHANだと保安距離がかかる筈、危険物扱いの筈だし、ヒドロキシルアンモニウム化合物も硝酸も。
861 :
NASAしさん:2006/12/30(土) 12:34:42
>860 硝安はちと高いけど、肥料としての効きが早いから、限定的に使われている罠
過塩素酸化合物は…年何回小さい爆発事故おこしているやらやら…ガクブル
>861 とりあえずめでたい。
ISSに金吸われて厳しいだろうけど、飴参が月に自力で来れる国と共同で何かやる、
なんつースタンスだから、どんどんやって、TSTOを目指してホスイ
>>861 >>862 機体は(気球からの)無重力実験機を改修したものなので、およそ航空機らしからぬカッコウをしている。
まあ、ATREX の実地での試験と、高空での姿勢制御、燃料供給系の試験ということで。
以前はロケットでの打ち上げ構想だったけど、スクラムジェットと違ってエンジン始動に
マッハ 6 以上とか必要ないんで 気球でも良いわけか。
ちょっと前はM6三段階案という与太話が有ってな(あくまで与太話だぞ)
M6第一段階 SRB−A+MVの第三段 で各部近代化と民生部品多用でコスト削減
M6第二段階 一段目を新型機へ更新(SRB−A生産に問題が生じるとM6・HUA双方が止まる為)
新三段目を増設し2t級の打ち上げ能力
M6第三段階 最上段をハイブリッドロケットや「亜酸化窒素(N2O,笑気ガス)エタノール」推進系に換え
複数衛星打ち上げ可。3t級30億円目標
なんてのが有った。今はどうなってる事やら。
>>864 例のシンポ行った身として、第一段階まではそこそこスジがありそうだと補足しておく(それ以降は全く不明)
次期の小型固体ロケット、ようやく宇宙開発委員会でも議論されはじめたようだ。
正確にいえば、なぜ M-V ロケットは高いのか、安くすることは出来ないのか、
議論している段階。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/uchuu/haifu/h18/yusou/06112810.htm 【高柳館長】 小型ロケットの価格能力比較において、ミューファイブロケットは価格が下がってくれば競争力がでてくるのか。つまり、コスト的な問題と理解してよいか。
【JAXA(ジャクサ)(今野)】 そうである。ただし、ミューファイブロケッ
トは形態的に3段式である他、いろいろな要因からコストダウンが難しいとい
うことで、次期の小型固体ロケットを考える際には、H−2Aロケットの固体ロ
ケットブースターと共用にしようということである。そうすることで、数が増
えることによって値段が全体的に下がるというようなことを検討している。
【米本教授】 ミューファイブロケットはなぜ高いのか、次回その辺を教えていただきたいと思う。
>>867 この報告書の他の箇所では
【中田宇宙利用部会長】 これだけの数のロケットを上げていくということになると、射場が足りなくなってくると思うが、その辺についても次回の議題となるのか。
【JAXA(ジャクサ)(河内山)】 射場についても、全体の考えとあわせて検
討しているが、進め方等の関係でどういう形で議論していただくのがいいのか、
ということもあり、次回の議論を整理した上で回答させていただきたい。楽観
的に見れば、いくらでも射場が要るということになってしまうが、今後の議論
を踏まえた上で検討させていただく。
=====================================================
種子島射場への集約は、ほぼないということ。
>>867 MV廃止の理由を次回で説明し、
次期固体ロケットを検討すると言うことだろうな。
>>868 GX プロジェクトでも宇宙開発委員会で散々指摘されているが、
次回以降、射場他地上支援設備の整備コストの見積りの説明も求められるだろうな。
GX プロジェクトの場合、そもそもロケット自体の見通したたないのでそこまで優先順位高くないが、
(既存のコンポーネント使った)次期の小型固体ロケットではコスト試算でたちまち問題になるし。
>>870 と言うことで結局種子島に集約されると。
>>872 元々種子島は年間10回以上の打上げを予定していたんだからタイミングは問題なし。
射点整備は内之浦改修とさほど変らないでしょ。
>>873 いきなりお客さんからのH2A大量注文を受注したらマズィだろうな。
まず無いだろうが。
夢のようだね
だが現実は・・
>>873 2006 年は H-IIA 4 機、M-V 2機 が上がっている。
今後、H-IIA/B が軌道に乗ると商業打ち上げも年に数機加わるし、
GX プロジェクトがビジネスとして採算に乗るにも年に数機以上の打ち上げ見
込み、さらに固体ロケットまで加えると、
>>868 というくらいに、射場1箇所では無理だし、2箇所でも不足気味になる。
# ギアナ宇宙センターくらいに広ければ結構だが、世界1狭い射場だからなあ。
無論、上記の見込み(特に GX)が楽観的過ぎるといえばそれまでだが、
逆に悲観的になれば、射場の集約だけじゃなく、GX プロジェクトと固体ロケットのどちらかを集約しろという所までいきつく。
>>874 そういえば H-II の時代に、 20 機海外からの商業うち上げの契約(うち10機はオプション)があったな。
http://www.sjac.or.jp/toukei/50nennoayumi/6_nenpyou.pdf 1996 年11月、ヒューズ社。
H-II のトラブルと、宇宙バブルの終で駄目になったが、
H-IIA/B の信頼性が確立して、今の宇宙需要の冷え込み回復すると、
H-IIA/B の大量発注もありえない話ではない。
年間10回以上の打上げは、H-IIA/B と、GX にとっておくのが筋かと。
# 後者は正直見込みないと思うが、契約上の問題もあるんで、キャパシティーは用意しとかないと。
>>875 もし、悲観論に走るなら、 GX プロジェクトも固体ロケットもキャンセルして
H-II A/B のみに絞るのが筋だな。
最低、GX プロジェクトと固体ロケットのうち1つだけに絞らないと。
GXはJAXA自身はヤメたがってるよ。
圧力で続いているだけ。
主に、メーカから献金受けてる政治家のね。
逆だろ、無理矢理jaxaがIHIを引きずり込んだプロジェクトなんだから。
第一誰やその政治家?
>>876 >
>>873 > 2006 年は H-IIA 4 機、M-V 2機 が上がっている。
2006 年は例外的といえばそうだが、
今後、大型の科学衛星、惑星探査衛星(小型固体ロケットでは無理)は H-IIA
で打ち上げる機会が多くなることを考えると、国からの需要だけで最大年間5
機以上になる年もあり得る。
加えて民需、これもバラツキあるんで、平均年間1.5機でも最大年間4機以上になる年もありえる。
ちなみに GX は仮に予定通りに完成したとしても、LEO 能力はともかく、GTO
投入能力が貧弱なので、惑星探査衛星とか、ラグランジュポイント使った大型の
科学衛星(SPICA,JASMIN など)、(GTO軌道に近い) VSOP2 などには対応できない。
# ISAS 自体の予算には限界あるが、国立天文台との共同プロジェクトが結構ある。
882 :
NASAしさん:2007/01/04(木) 14:59:36
新型固体ロケットは3ヶ月に1機くらいは上げて欲しいね
>>861 そういえば、NAL の話題だがスクラムジェットの飛行実験はどうなるんだろうか?
2006年3月30日の実験はノーズコーン分離できずに失敗したが。
今年度はともかく、来年度くらいに次の飛行実験があるんだろうか?
しかし、第一段がSRB-Aなら、M-3SIIの補助ブースタである
SB-735を腹にぐるりと巻けば良いんじゃないかな。
ロール制御もできそうだし。
ついでにSSS-735(L-3Sとも言う)を開発すれば一挙両得。
ヨタ話スマソ。
889 :
761:2007/01/05(金) 16:06:21
>>888 SS-520で十分足りる気がする。
(S-520/S-310でも横に飛ばしたら結構行くかもよ?)
891 :
NASAしさん:2007/01/05(金) 20:46:19
M-VロケットはPTAに移管され、ミサイルに転用された。
そして、紅白で裸踊りをさせたNHKに対して「PTA」と書かれたM-Vミサイルがぶち込まれ、東京が火の海と化すのである。
もちろん、核弾頭付きで。
892 :
761:2007/01/05(金) 21:56:10
893 :
761:2007/01/05(金) 22:16:09
SRBってICBMの民生転用なんでしょ。
日本は中距離核戦力全廃条約で結構がんがったから、
陸上発射型の中距離核戦力を配備するのは駄目っしょ。
中距離核戦力の定義が500km以上5500km以下だから、最大射程5501km以上の
ICBM分類で、分類でアメリカ東海岸に届かない9000km程度。
これならISASの必要とするロケットとは無関係になるからヨシ。
>>894 何度か指摘されていることだが、SRB-A のモーターケースはアメリカのライセンス生産なので、
それを弾道ミサイルに転用する場合、アメリカの横槍が入る可能性が高いし、
完成したミサイルもいちいちアメリカに発射許可をとらなくてはならなくなるんじゃ?
# アメリカとしてはずっと日本をコントロールしたいから、結構なことだろうが。
歴史振り返ると、N-I ロケットはデルタロケットの技術移転で出来たけど、
そのあと N-II, H-I までアメリカのライセンスの縛りがあって、
外国の衛星打ち上げるにはアメリカ政府との協議が必要だったんだよな。
この機会に、 SRB-A の完全国産化するなら結構だがね。
そう、他には GX プロジェクト、第1段はアメリカ製だが、交換条件に
LNG エンジンの技術移転が要求されている(日本側は断っている)。
# まあ、今の所物が出来てないけど。
==================================
何度も、SRB-A 使った新型小型固体ロケットの弾道ミサイル転用の話でているんだが、
その人達は日本の外交政策をずっとアメリカに従属させたがっているんじゃないかと勘ぐってしまう。
>878
折角の冗長性を消すなら、端から宇宙開発なんざ止めれ、位逝っても言いと思う。
H2A系統だけに絞るとそんでなくても狭い視野がもっと狭窄になって、トラブル対応が益々駄目になって逝きそう
>核
…だから弾頭無いんだって。
>>897 まあ、そこまで冗長性にこだわらなくとも良いだろう。
さすがに3本立のロケット打ち上げシステム維持するのは、日本の宇宙開発予算では
いくらなんでも無理だろう。
ESA もアリアン V と、後イタリアの Vega で、中型はソユーズだし。
小型でも安価な打ち上げシステムがあると、新技術のテスト用には便利だな。
LOREX とか、ソーラーセールとか、OICETS,SERVIS
GX は、第1段が完全に外国製なんで打ち上げにも外国人技術者が必要。
現に Atlas III,V の打ち上げにはロシア人技術者が1段推進系の全ての作業を
実施していることはAS&STでも報告されている周知の事実。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/uchuu/haifu/h18/lng/06110201/001.htm # 技術的に難しい面もあるんだろうけど、RD-180 の技術を勝手に盗まれたりしたくないのかも?
別に国産にこだわらなくても良いけど、過去の日本の宇宙開発にあったように
外国技術の縛りを受けるのはうっとうしいなあ。
本日のロケットまつりにて
M-Vが廃止になった為にH-2Aに乗せるPLANET-C
H-2A第2段部と共に金星に向かうことになりそうという話が……
>>898 3本立て
H−2AB
M6(仮称)
SS520三段化バージョン
これならなんとか可能。
901 :
NASAしさん:2007/01/06(土) 10:14:56
>>899 > H-2A第2段部と共に金星に向かうことになりそうという話が……
でかい探査機だなぁ
金星人がおこるぞ
>>899 かなりペイロードに余裕でるな。
(金星への)ビギーパック衛星何固か積んでは?
>>902 地球人の侵略!
>899 テラワロス。あんなドンガラ一緒にしたってしゃーないのに…
いっそH2Bにして突貫で金星気球衛星を上げてホスイわ、
>898 冗長性を固体と液体で切り分けるなら結論は見えている罠。
GXは…純粋な民間ロケットとしてJAXAはあくまで技術協力程度なら好きにうやって下さい、で。
IAもMVの技術を素直に導入すればいいのに、キックモーターて逝って3段目にM34採用すれば随分楽になるだろうて…
(値段は+10億は逝くだろうけど)
>900 SSS520(仮称)は重力ターン技術の継承ロケットでもある訳でつね。
あれならランチャー移動も出来るだろうから、年2回位宇宙学校のメインイベントとしても良いかも(途方もなく金かかるが)
>>903 SFな話になってしまうが
火星に生命は〜と言われてのぞみは火星を避けたわけだが
金星に生命は〜という話はないんだろうか…
そりゃ地球と同系統の生命はいないかもしれんがそれ以外の可能性は…?
>905 所詮生命の定義も人間が勝手に決めた物だからねー。
炭素ではなく、硫黄を構造の主体とする自己増殖が可能な物体、なんてのの可能性もある鴨ね
某アニメでシリコンを主体とする生物、なんてのもあったなw
909 :
NASAしさん:2007/01/06(土) 15:00:34
>>904 >あんなドンガラ一緒にしたってしゃーないのに…
頭の良いひと
何か使い方を考えてください
>>904 H-IIAが効率悪い原因は上段の構造質量比な訳で下段を強化するH-IIBにした所で
惑星間投入ペイロードほとんど増えないのでは…
JAXA 「このH-IIBロケットにより惑星間軌道投入能力(≠ペイロード)は従来のH-IIAロケットに比べ5%向上し
より進んだ惑星探査を実現できる国内最高性能のロケットを…(ry」
みたいなアホきわまりない事態になりそうな悪寒w
>>910 GTO 投入能力の向上程度には、惑星間投入ペイロードも増える。
GTO からちょっと速度増やすと脱出速度になるわけだし。
# 実際にはもう少しおまけがつく。
# ペイロードと第2段のドンガラの比率の問題。
まあ、計算してみたら。
>>905 それならタイタンにだって氷の骨格とメタンの体液を持った
生命がいるやも知れず。
>>896 英国核装備は原潜もトライデントも米国製、核弾頭のみが英国製。
従属でも良いよ。
支那からの攻撃に自律的に対応できるなら。
>>914 時と場合によっては、米国が北京政府と共に日本と敵対することもあり得る...
時代の流れはかくも恐ろしいものでして...
よって、従属はイクナイ
>>916 原潜が英国製であることはミスでした。
その他の論点は無意味な議論、先ずはペンシルから。
>>864 今はこんな感じかね
M6第一段階 SRB−A+MVの第三段 で各部近代化と民生部品多用でコスト削減 海上発射なんて話も 低軌道500kg
M6第二段階 一段目をSRB−A改に増強(推進剤を増量しただけ)
新三段目を増設し2t級の打ち上げ能力 約28億円
M6第三段階 第三段に液体補助スラスターを付けて軌道投入精度向上。
>>864 今でもその構想生きてそう
しかし実現するかどうかは政治的にも技術的にも凄く怪しい…
>>896 > 歴史振り返ると、N-I ロケットはデルタロケットの技術移転で出来たけど、
> そのあと N-II, H-I までアメリカのライセンスの縛りがあって、
> 外国の衛星打ち上げるにはアメリカ政府との協議が必要だったんだよな。
その後(M-V, H-IIA の時代)も、えげつなく文句はつけていたんだな。
http://www.asahi-net.or.jp/~ek6t-nkmr/space/sb0207.html 2002年7月30日(火)
* 米、ロケット部品の対日輸出差し止め 協定改定求め実力行使 asahi.com(7/27)
米国政府が、日本のロケットの打ち上げに必要な米国製部品の輸出を差
し止めていることが明らかになった。これは、米国が日本に提供したロ
ケット技術の用途を制限する協定(Nロケット時代の協定)の対象に
H-2AやM-Vを含めるべきだ主張しているのに対して、日本政府はこの必
要性はないとして応じていないためで、既にロケット部品の輸出差し止
めが発生しており、このまま推移すると04年度以降の打ち上げができ
なくなる可能性もある。
これは、04年以降も打ち上げがあったということは、
結局アメリカに屈したのかね。
もっとも、H2Aはともかく、
M-Vは差し止めがあってもそれほど深刻じゃなく
クリア出来そうな気がするが。
しかしM-Vはもうありません…
差し止められたというのはどの部品?
確か小さなほうの補助ロケット(SSB)だったような気が・・・
「H−2Aロケット再点検専門委員会(第6回)」の議事録にSSBについて「米国の輸出規制がかかるから云々」との発言がある。
協定の改定をしたという話も聞かないし、結局「無かったことに」されたのかな。
で、今後そう言う面倒なことになるのが嫌なので「SSBはもう使わない、SRB-Aをx2かx4で行く」としたとか。
>>924 多分、そう。
http://www2.cc22.ne.jp/~hiro_ko/6-4mtsat.html ロケット:部品の対日輸出で米国が強硬姿勢 H2Aに支障も
2002年07月27日 Mainichi INTERACTIVE
日本は69年に結んだ宇宙開発に関する協定で、米国の許可なく「導入された
技術を第三国に移転しない」「他国の衛星を打ち上げない」などの規制を受け
ることになった。当時は、液体燃料の衛星打ち上げ用ロケットの開発に米国の
技術を導入していた。
その後、日本は純国産の「H2」の打ち上げに成功。協定は有名無実化して
いた。ところが、補助ロケットなど一部に米国製部品を使用するH2Aが開発
された2年前、米国は協定を改正しH2Aも対象にすることを要求してきた。
ミサイル開発にもつながるロケット技術の流出に神経をとがらせている政策が
背景にあると見られる。
>>924 なるほど。SRB-A統合はそれもあってか
でもSRB-Aも半分アメ製じゃなかったか?
アメ製というか、モーターケースの製造技術のライセンスを受けているんだったっけ?
製造は国内。IHI製造。
ATKから技術者が派遣されてるんでしょ。
東レの炭素繊維に、ATKサイアコール社がエキポシ樹脂を含浸させたものに、
日本油脂が火薬を詰め、最後にIHIエアロスペースがモーターケース全体を完成させる。
>>926 もしかしたらLE-5の輸出打診を断った経緯を引き合いに出して、
「お宅(アメリカ)にだって売らないんですから、第三国に技術移転なんかするわけないでしょ」と日本側が言ったら
アメリカ側は黙ってしまったとか・・・
結局のところ真相は闇の中かな。
M-V 2段目 の CFRP化(M-25)が 2003 年打ち上げで、それ以前から開発していたからなあ。
あまりうるさくいうと SRB-A のモーターケースも国産化しますと、
それとなく匂わせたとか。
なんで、SRB-A用のプリプレグは国産ではできないのか?
>>933 プリプレグは東レの日本製
樹脂を染みこませるのにアメリカの特許使ってて、ライセンス生産みたいな形になってる。
観測ロケットS-310-37号機
観測目的の現象待ち期間、1月16日〜2月28日
1月20日までにミッション完了予定
---ISASメールマガジン 第121号より---
>>935 その「国産1機種」てのはH-IIで使ってたヤツかな?
938 :
NASAしさん:2007/01/09(火) 18:26:22
>>938 ”敵は本能寺(JAXA)にあり”なのか.....!?
>>937 たぶんそう。コストで圧倒的な差があったからH-2Aには採用されなかったと聞く。
ただ高コストでも代替技術があればこういう横やりに対して強くなる。
よーく考えてみれば1600億円のJAXA年間予算の中から残りの4億5000万円なら
経営努力でなんとかなる可能性はあるが、そのれで終わりじゃないから
やっぱり国から予算が出ないと厳しい。
しかし、上記のようにJAXA内でなんとか今年の分だせれば
まだ2010年打ち上げのチャンスは残っている。
>>941 それって「予算の不正流用」って事にならね?
>>942 ある項目の予算を別の項目に流用しても、それ自体は
別に不正でも何でもないんじゃない?
JAXAの場合、国からの交付金は紐付きじゃないので、
ある程度は自由に使えるはず。
もちろん、あんまりハチャメチャな使い方をすると
翌年の予算獲得の際に財務省の査定に響くだろうけど。
H-2AのF6の失敗後に、衛星製造費を削って事故調査費に充ててたから、
ある程度の裁量はあるんでしょうね。
>>942 独立行政法人だからその程度の裁量権はあるんじゃね?
ここの住人で、スレ違いかつ僭越だとは思うのだが、天文・気象版の「はやぶさ」スレは
天文・気象版がゆえに削除されたのか?
948 :
946:2007/01/10(水) 22:39:45
>947
サンクス。どうも漏れの環境がおかしいみたいだ。
950 :
946:2007/01/10(水) 23:15:47
>949
4→5に変更しますた。ちとぼけてますた。どもでした。了
952 :
NASAしさん:2007/01/12(金) 11:33:45
KM-V1 から KM-V2 で 0.8 トン増加したのか?
>952
V1が1.4t からV2が2.5t。
でなかったっけ?
ケースは比例して重量増している訳でないから、ΔV増加量は増えている筈
>>952-953 このスレの最初あたり
>>11氏によると
>
>>10 > M-Vロケット5号機のパンフレット(ネットにはなかった)には
> KM-V2のモーター重量は2.8t、推進薬重量は2.5tと記載されてたよ
宇宙服+パラシュートで弾丸飛行できないかな
大気圏突入に耐えられるパラシュートと、打ち上げに耐えられる中身の人間が居れば可能 w
次スレどうする?
次期固体固体とM6(仮称)があるじゃまいか!
>958
【M系】ISASロケット総合スレ8号機【SRB-A改】とか
【M-VI】ISASロケット総合スレ8号機【仮称】とか
IHI Aero Spaceって書いてるのが見えるね。
( ̄ー ̄)
まさか...GX...
ってことはないですよね、ね。理事長。
そっちも中止になったら・・
新型固体は500kgだっけ、2段式のLEO
…μ20イオンエンジン搭載してsmart1よろしく1年くらいかけて月軌道に移行
…大分自棄気味 w