1 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :
2 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/06 04:00
ニダ
3 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/06 04:01
三田
4 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/06 04:03
あれ?
死ねコピペ野郎出てこねーぞ?
新スレおめ!記念カキコ!
スレpart2 おめ&おつかれ〜
7 :
携帯から1,000:03/01/06 08:20
前スレ1,000げとしますた。ありがトン
8 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/06 08:38
>>5-6 どーもでつ。
これからもがんがるので応援&保全よろでつ
>>7 いつの間にか1000げとされてますた
おめでd
9 :
大学生 ◆SRhj39JyZQ :03/01/06 08:39
先生!!きのこるが激ワラでした!!
これからもがんがってくださいね!
10 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/06 08:40
>>9 あははは!
なにげにあのスレお気に入りなんでつ
11 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/06 08:53
新スレおめです。
これからも良作期待しておりまつ。
新スレおめ!
>>1さんが1000までがんがったスレを見るのは初めてですた。
これからもよろつくでつ。
新スレおめおめ
14 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/06 16:26
>>11 ありがdでつっ!
これからもがんがりまつっ!
>>12 ありがdでつ!
アハハ、実質は600くらいの内容だと思いまつ。
>>13 あっ、嫁さんオヒサでつ。
ひょとしてずっと読んでてくれてたのでつか?
これからもよろしくでつ!
,.、 ,.、
i,!'; ,!i';
; lj: ;,リ;'
;' "´゙ヽ
;' ;. ‘,,λ)
;' ( ゚Д゚) <新スレ発見!
,.;゙; (ノ ';)
`'ヾ;, ,. , .;'
'∪''∪
16 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/06 20:00
新スレおめ!
17 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/06 22:47
18 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/06 23:02
ものすごい吹雪だ。
まるでこの世界にはオレとモエちゃんしか存在していないのでは…
と言う気にまでさせられるほど周りの景色は見えなくなっている。
「全然止まないっスね…」
「う、うん…」
暖房をつけはているがエンジンも暖まらないからなかなか温風が出てこない。
「寒い?」
この気温に短めのスカートはつらそうだ。
「ううんっ、ガマンできるっス」
あぁ…やっぱり寒いのか。
オレは上着を脱ぐと、モエちゃんのヒザにかけてあげた。
「アハっ♪あったかぁ〜いっ♪やっぱりシンジ君って、優しいっスね♪」
オレの肩に頭を寄せてくるモエちゃん。
「そ、そんなコトないって、ふ、普通だよ」
こんなに女のコと接近した経験がないオレは、赤くなってしまった。
「照れた顔もカワイイっス♪」
「カワイイって…オレ、男なんだけど…」
(´・ω・`)ショボーンとしていると、
「女のコが男のコに対して『かわいい』って言うのも、誉め言葉なんスよっ♪」
とモエちゃんは言った。
19 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/06 23:15
暫くすると、温風が出てくるようになった。
「や、やっと暖かくなってきたね」
「うんっ♪」
ボロ車だからエンジンが暖まるのに時間がかかる。
「シンジ君、この正月、打ちに行ったっスか?」
「え?」
急に話題が変わったので何の話かわからなかった。
「スロットっスよ!」
「あ、あぁ。3日の日にちょこっとだけ…」
「どうだったっスか?」
あまり話したくないな…
「キンパルでボロ負け…。朝イチは調子良かったんだけど、全部飲まれてから更に追加して…撃沈されマスタ」
「ありゃりゃ…実はアタシも、正月に行ったんス」
「おっ!どうだった?」
スロットする人間は『どうだった?』が口癖のようになっていると思う。
「アハハ…アタシもダメだったっス」
「何打ったの?」
「ネオプラっス!あっでも最初はキンパルをちょっとだけ…」
「キンパルも打つんだっけ?」
「うんっ!たまに打つっス♪それに、シンジ君も、キンパル打つって言ってたから…♪」
少しニヤニヤしながら言うモエちゃんにドキっとした。
20 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/06 23:29
雪足は一向に衰えを見せないが、スロットの話題も衰えを見せなかった。
「オレはキンパル、オベリ狙いだよ」
「オベリ…?ってなんスか?アタシはいつも適当っス!」
「え?DDT使ってないの?」
「…プロレスは好きじゃないっスよ?」
イマイチ噛み合わない。
と言うよりも女のコがプロレスの技を知っているコトに少し驚いた。
「実はアタシ、目押しもヘタなんス…」
苦笑いしながらモエちゃんが言った。
そーだったのか…。
「あ、そー言えば一緒に打ちに行くって約束してたよねっ」
「うんうんっ!言ってたっス♪行きたいっス♪教えて欲しいっスっ♪♪」
「…ヒナタちゃんとマサオも誘おうか?」
「え…あ、うんうんっ!大勢の方が楽しいっス♪」
あれ?ひょっとしてモエちゃん、オレと二人で行きたかったのかなぁ。
「も、もしだったら、二人で行く?」
恐る恐る聞いてみた。
「…えっ」
一瞬モエちゃんの口元が緩んだように見えたが、
「ううんううんっ!いいっス!あの二人に仲良くなって欲しいから、みんなで打ちに行きたいっス♪」
友達想いのモエちゃんだらしい返答だった。
21 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/06 23:41
「じゃ、じゃぁ、イツにしようか?」
携帯のカレンダーを二人で覗きこみながら相談している。
オレのすぐ横にモエちゃんの顔が…。
「うぅ〜〜…ん。そうっスねぇ…」
携帯を見ながら試行錯誤。
「マサオは土日休みだけど、平日でもサボって打ってるからなぁ」
「アハっ!そんなカンジするっス♪じゃぁ、この日は?」
「来週かぁ…。あ、その日はオレ、休めないや」
「ありゃりゃ…」
「うぅ〜〜…ん」
日取りを二人で相談しているように見える。
が、女のコ慣れしてないオレの頭は、『すぐ横にモエちゃんがいる』
…ということによってすでに思考回路を失っていた。
横目でモエちゃんの口元をチラリと見た。
柔らかそうな唇…。
キスってどんな感触なんだろう…?
22 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/06 23:52
イカンイカン!
オレは何を考えているんだっ!!!
今はみんなでスロットに行く日にちを決めてるんだぞっ!
無理矢理妄想を振り払おうとしていると、頬に柔らかい感触が。
「ゴメンっ♪なんだかちゅーしたくなっちゃったっス♪」
「えっ!?」
い、今のって、まさか…オレの頬に、モエちゃんの唇がっ!?
今、モエちゃん、オレのほっぺにちゅーしたのかっ!?
あまりの衝撃にびっくりしていると、モエちゃんはオレの頭を抱えた。
オレの顔にゆっくりとモエちゃんの顔が近づいてくる。
えっ?ええっ???
「・・・・・・・・・・・っっ!!!」
シンジ23歳。
オレはこの日初めてキスと言う経験をしたのだった。
第14話 完
23 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/06 23:53
今日はここまででつ
>脳内1さん
今更ながら、2冊目おめです。
ファーストキス、(・∀・)イイ!!!
これからも楽しみでつ。
25 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/07 00:31
うぎゃぁぁぁあぁぁぁっ!!
>>20の「オベリ」狙いは「ベリバ」狙いの間違いでつっっ!
こんなトコ狙ってDDTになるワケねーよぉっ!!ヽ(`Д´)ノ ウワァァン
26 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/07 00:33
>>24 あ、どーもでつっ!
これからも暖かい目で見守っててくださいでつっ!
27 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/07 00:36
また
>>20の訂正でつ
>友達想いのモエちゃんだらしい返答だった。
↑ココの「だ」は、いらないでつ
28 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/07 01:07
>脳内!さん
乙です。
しかも新スレ建ててるし。
「やる気満々ッスね♪」(モエちゃん風)
29 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/07 01:27
>>28 うい、満々っス♪
これからも少しづつだけど書いていくのでよろしくでつ!
30 :
D7M ◆NA8zRePvF. :03/01/07 03:44
ああああああああああああああああああああああああぁあああああ!!!
昨日の夕方からスロの合間や時間の合間を縫って
前スレから一気に読んでしまった。
脳内1さん頑張って!!めちゃ面白いよー!!
こんな良スレがあったなんて知らなかったよ(´・ω・`)ショボーン
31 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/07 08:57
>>脳内1さん
(・∀・)イイ!!!!!ついにファーストキス!!!
これからも良作期待しておりまつ。
保全age
32 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/07 09:00
激しく板違い
死ね
33 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/07 10:10
34 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/07 15:09
>>30 読破してくれますたか?
ありがd&おつかれっ!
>>31 これからもがんがって書いていきまつ!
>>32 板違いでつか…(´・ω・`)ショボーン
「氏ね」でつか…。・゚・(ノД`)・゚・。
逝ってきまつ
>>33 学生はまだ冬休みみたいでつよ。
羨ましいでつ…ヽ(`Д´)ノ ウワァァン
35 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/07 15:16
どのくらいモエちゃんの唇が触れていたのだろう…。
時間にすると数秒…いや、もっと短かったかも知れない。
でも、初めての経験。
オレには数分にも思えた。
ゆっくりと唇が離れる。
「ごめんなさいでス」
と言いながらもオレに抱きついてくるモエちゃん。
どうしていいのわからずパチンコのシマに
きてしまった。で、パチンコのカウンターにコインを
流してしまった・・・
その後、店員がピンセットみたいなもので1枚づつコインを
カウンターから取り除いていたが、
「おまえわざとか?」とかイヤミを言われた。
オレはぜんぜん悪くないのに、イヤミを言われてアタッマきた。
36 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/07 15:24
どうやらオレはかなり混乱しているようだ。
モエちゃんに抱きしめられ、頭が車の外のように真っ白になった。
そして、現実逃避…なのだろうか?
ワケのわからないコトを考えてしまった。
だが、現状は何も変わらない。
ここでモエちゃんを抱きしめてしまったら…。
そうしたら、モエちゃんの気持ちを受けとめたコトになってしまう。
おせっかいなモエちゃん。
友達想いのモエちゃん。
いつも元気いっぱいなモエちゃん。
スロットが大好きなモエちゃん。
…そして、こんなオレのコトを好きだと言ってくれるモエちゃん。
37 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/07 15:43
嬉しかった。
こんなにオレのコトを想ってくれているモエちゃんの気持ちが嬉しかった。
今までずっと独りだったオレにはもったいないくらいの女のコ。
オレはいつのまにかモエちゃんを抱きしめていた…。
「…シンジ君…」
か細い声でオレの名前を呼ぶ。
「モエちゃん…」
オレもモエちゃんの名前を呼んだ。
「大好きっス…」
オレの胸に頭を埋めて、消え入りそうな…
でも、ハッキリと、オレの心に届かんとばかりにモエちゃんが言った。
38 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/07 15:50
オレの鼓動が速くなっている。
今まで、自分が誰かに好かれるなどどは考えたコトも無かったからだ。
「ありがとう…」
…なんてずるい返答だろう。
この後に及んで、オレは何を躊躇しているのだろう。
どうして『オレも好きだよ』と言ってあげられないのだろう。
モエちゃんは、オレのコトを好きと言ってくれる。
嬉しい。こんなに嬉しいコトは無い。
だが今まで『彼女』が出来たコトの無いオレには、
今の段階でモエちゃんのコトを『好き』と言う方がずるいと思った。
好かれたから相手のコトも好きになる…なんて、おかしいと思った。
でも、この胸の高鳴りはなんだろう…。
ひょっとしてオレもモエちゃんに恋してるのだろうか…?
そこまで考えた時だ。
「オレも好きだよ」
口が勝手に動いていた…。
第15話 完
39 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/07 15:50
仕事なんでここまででつ
40 :
D7M ◆NA8zRePvF. :03/01/07 16:29
キタァァァァァァ(゚∀゚)ァァ( ゚∀)ァァ( ゚)ァァ( )ァァ(` )ハァ(Д`)ハァ(*´Д`*) ハアハア
今から彼女とデートいてきます( ´∀`)
なんか最初から読んでたら、やっぱ恋って
良いですなと思えてきたよ。・゚・(ノД`)・゚・。
これからも頑張って( ´∀`)
41 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/07 21:22
>>40 そうなんでつ!
恋っていいもんなんでつ!
彼女を大切にしてあげてくださいっ!
42 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/07 23:18
43 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/07 23:21
44 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/07 23:43
>>42-43 あ!前スレのミラー作ってくれてありがdでつ!
ねみぃので今日は昼書いた分でおわりでつ。
ではおやすみなさいでつ…
45 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/07 23:44
↑名前抜けてたっヽ(`Д´)ノ ウワァァン
いえいえ どういたまちて〜
でも、作って下さったのは ルクダルさんなのでつ。
47 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/08 03:01
保全age
48 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/08 10:02
続き読みたいage
脳内さんがんがれ!
49 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/08 15:38
昨日は、きのこる貼ったのに
時間が無くて 読んでなかったでつ〜。
実は、おとついも。
読んでない間に 急展開だったのでつね〜!
やったね♪ファーストキッチュ♪
やったね♪脳内Boy’be♪
ここ見ると、爽やかな気分になります。
脳内1さん ありがとうでつ〜☆
51 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/09 02:54
保全ageといた方が よかったでしょうか?
上げときま〜す♪
52 :
D7M ◆NA8zRePvF. :03/01/09 05:57
保全age
あげます
54 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/09 21:16
保全ageです
これからも良作キボンです
55 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/09 21:41
最近はやりのモテモテはどう思います?
56 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/10 13:38
脳内1様へ
はよ続き書けや!!
すんません取り乱しました。
もとい・・・
おながいします。書いてくだつぁい。
それとも続きを構想中でつか?
57 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/10 21:28
はうぅ…
今、仲間が帰ってきてるからナカナカ書く時間が無いでつ。
更新遅くなってスマソでつ…。。・゚・(ノД`)・゚・。
>>55 モテモテさんのスレ、見てまつよ。
ウマーな文章だと思いまつ。
オレもがんがらねばっ!
58 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/10 21:56
そして数日が過ぎた…。
今日は『あの日』にモエちゃんと決めた、4人でスロットをやりに行く日だ。
「お〜〜っす」
マサオがオレの部屋にやって来た。
待ち合わせの時間までまだ一時間ほどあった。
「おぉ、久しぶり」
軽く挨拶を交わすと、マサオが
「シンジお前、モエちゃんとどーなったんだぁ?」
と聞いてきた。
まだ付き合うコトになったのを報告してなかったからだ。
いい機会だ。
オレはマサオに報告した。
「先週会った時に、告白されたんだ」
「まじかっ!?…で、どーしたんだっ!!」
「え?」
「や っ た の か よ っ !? 」
「や、やるワケねぇだろっ!?」
「シンジは相変わらず奥手だなぁ…つまんね」
そりゃぁ女のコを肉便器のように扱うマサオに比べたらどんな男も奥手になるだろう。
だが、オレは女のコをそんな風には思えないし扱えない。
今までエッチどころかキスもしたコトがなかったのだから当たり前と言えば当たり前だ。
『あの日』のモエちゃんとのキス…。
『あの日』はそれだけで満足だった。
59 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/10 22:09
「今日はキメちゃえよっ!」
マサオが煽る。
「な、なに言ってんだよっ!」
そんな勇気はオレには無い。
話題の矛先を変えるようにオレは続けた。
「そ、それよりもお前、今日ヒナタちゃんに会ったらこの前のコト、ちゃんと謝れよっ!?」
「わ、わかってるよっ」
「でもマサオお前、ヒナタちゃんのコト弄ぶようなら、オレが許さないぜ?」
マサオがモエちゃんの友達を汚すようなヤツでは無い…と願いたい。
「わかってるって!」
「マサオ、お前ヒナタちゃんのコト、ホンキなんだよな?」
念を押す。
「あったりまえだろっ?だから今日来たんじゃねぇかっ」
顔を赤らめるマサオ。
正直、男の照れた顔は萌えない。
でもその表情がマサオの言葉に真実味を持たせている。
「よしっ!そろそろ行くかっ!」
オレとマサオは部屋を出た。
60 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/10 22:21
車に向かっていると、誰かがオレの名を呼んでいる。
「シンジっ!シぃ〜〜ンジ!!」
きょろきょろしていると
「ここだ、ここっ!!」
チャリンコで見覚えのある顔の男がゆっくりと近づいてくる。
…カズヤだっっ!!
今日のコトはカズヤに内緒にしていた。
モエちゃんはもうオレと付き合っている。
それなのに今更カズヤに出てこられても面倒だったからだ。
ノン気にマサオがカズヤに話しかけた。
「おぉ〜、カズヤぁっ!」
「マサオっ!!乗れっ!!」
オレは急いで車に乗りこみ、マサオにも促す。
61 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/10 22:22
キョトンとしているマサオだったが、オレの形相を見るや否や、ただ事ではないと思ったらしく、助手席に乗った。
「シンジっ!ひょっとしてカズヤを誘わなかったのかっ!?」
「あぁ、誘わなかったっ!」
「なっ、なんでよっ!?」
エンジンをかけ、一気に加速する。
オレ達の早送りな行動を見たカズヤが自転車を全開で漕いでくる。
「おめぇらドコ行くんだっ!!」
必死でオレの車についてくるカズヤ。
だが、追いつくワケが無い。
段々とカズヤの姿が小さくなっていく。
「シンジって意外と薄情なんだな…」
マサオがポツリと呟いた。
62 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/10 22:34
時計を見るとA.M.8:40だった。
開店まであと20分。
待ち合わせの店には、開店5分前にモエちゃん達と集まる予定だ。
予めカズヤが現れない店を指定しておいた。
車の無いカズヤには、絶対来れない場所だ。
運転しながらモエちゃんにメールを打つ。
『もうすぐ着くよっ』
すぐに返信が来る。
『アタシ達ももうすぐ着くっス!
早く会いたいっス♪』
この一言…。
嬉しい。想われているんだ…という実感。
マサオは、すぐにカラダの関係を求めたがる。
だが、オレにはこの気持ちだけで十分幸せだった。
1分、1秒でも早くモエちゃんに会いたい…。
オレはアクセルを思いっきり踏み、気持ちまでも一気に加速させていった。
マサオ&ヒナタちゃんのコトなど、どうでもよくなっていた。
第16話 完
63 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/10 22:35
また仲間と遊ぶのでここまででつ。
64 :
D7M ◆NA8zRePvF. :03/01/10 22:36
おつかれさま( ´∀`)
65 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/10 22:40
もてもてスレって?
どこ?
66 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/10 22:43
>>64 あ、ひょっとしてリアルタイムで読んでますたか?
ありがd
>>65 なくなったみたいでつねぇ…
いつも楽しみに読んでいまつ。
がんがってくだちい!
あまり のみすぎないように 気をつけていってらっしゃい
あっちはまかせとけ!
69 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/11 17:23
あっちって?
70 :
F ◆F///Cv66BA :03/01/11 17:24
あっちはまかせろ!
71 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/11 19:03
期待age
72 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/12 01:04
みなさんいつもいつもレス&保全ありがd
やっぱり、書いてて反応とか感想をもらえるのが一番嬉しいし、書こうという意欲が沸きまつ。
ところでこの脳内ドラマってスレ、板違いでしょうか…?
某スレを荒らしてる人の言い分もわからなくもないのでつ…。
きっと某スレを荒らしてる人がここを見つけたら
ここも同じようなコトをされるのかなぁ…
と思いながらも、スレストされるまでがんがりまつ。
>>69 あっちとは、脳内1が他コテハンで書きこんでいる雑談系?スレのコトでつ。
小説(?)は書いてないでつけどねっっ
73 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/12 01:20
漏れは板違いではないと思いたい。スロネタ出てるし。
ということで、脳内1サマ、がんがってください。
これからもよい作品をおながいします。
74 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/12 03:55
"板違いではない"という言い訳に聞こえるでしょうが…。
オレのこのお話は、
『スロを通した出会い』
とか
『スロで深まる愛(?)』
があってもいいのではないかっ!?
というコンセプト?で書いてまつ。
まぁオレの勝手な妄想なんでつけどねっ
75 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/12 04:07
待ち合わせ時間より少し早く着いた。
モエちゃん達は、モエちゃんの車で来る…と言っていた。
モエちゃんにメールを送る。
『着いたよ!』
すぐに返事が来た。
『アタシ達も着いたっス♪』
オレとマサオは開店の列に加わるコトにした。
すでに10人ほど並んでいる。
「シンジ君っ!」
…この声はっ!
「モ、モエちゃんっ!おはようっ!」
「おはよぉ〜っス♪」
オレ達のすぐ後に、モエちゃん達もやってきた。
「お、おはよう…」
モエちゃんの後ろに隠れるようにしながら、ヒナタちゃんが言う。
「ヒナタちゃん、久しぶりだねっ!」
「あ、うん」
ムリにマサオの顔を見ないように話すヒナタちゃん。
「ほら、マサオっ!」
小声で言いながらオレはマサオの腹を肘で突っついた。
76 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/12 04:13
「なっなんだよっ?」
小声でマサオが言う。
コイツは全く…。
「お前、ヒナタちゃんに言うコトがあるんだろーがっっ!」
「あ、あぁ…」
マサオがオレの前に出る。
「あの…ヒナタちゃん…」
モエちゃんもヒナタちゃんをツンと押して前に出した。
「ヒナタちゃん、この前は…ごめんっ!!」
深々と頭をsageるマサオ。
「……。」
無音のヒナタちゃん。
すると、列が動き始めた。
オレ達4人は店に入らずに、その場で固まっていた。
77 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/12 04:14
いつものように中断
77ゲットぉ〜♪
再開
78 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/12 04:22
暫く俯いていたヒナタちゃん。
急に顔をageると、
「ううんっ!気にしてないよっ!」
と元気な声で言った。
「そ、そっかっ!良かった!」
マサオの顔にも笑顔が戻った。
オレとモエちゃんは顔を見合わせ、『やったねっ』と合図を送った。
ホントに良かった。
このまま沈黙が続いたらどうしようかと思った。
「よぉ〜しっ♪仲直り?したコトだしっ!打ちに行こうっス♪」
元気いっぱいに、モエちゃんが言う。
モエちゃんに押しこまれるようにパチンコ屋に入って行く一行…。
モエちゃんがそっとオレに耳打ちする。
「今日はねっ!シンジ君と一緒にキンパル打ちたかったんでス♪」
オレのキンパル魂に火が点いた。
第17話 完
79 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/12 04:23
書き始めたけど眠くなったので今日はここまでにしまつ。
こんな時間に書き込みごくろーさまです!
続きも期待sage
81 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/12 23:22
今回のストーリーは、
シンジとモエのキスが最大の山場だったと思う。
もしかして、もう・・・盛り上がらないポ?
82 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/12 23:32
>>81 いえ、大まかなあらすじは考えてまつが
もう一度でかい展開はありまつよ。
でもエロはないでつ。
>>1 いつも乙〜〜。
モエたん(・∀・)モエッ
スロ関連の物語なんだからスレ違いではないっしょ。
気にせず逝こう。
84 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/13 13:48
>>83 そう思っていただけると嬉しいでつ。
最近ノロノロ更新でつ…。鬱。
85 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/14 02:05
自ら急浮上age…
気ぃ抜いてるとすぐ落ちそうになる…。
86 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/14 02:12
キンパルのシマに行くとすでに数人が打ち始めていた。
マサオとヒナタちゃんは…?
見ると、金太郎に並んで座っている。
「マサオのヤツ…スロットなんてわからないくせに…」
マサオはいつもパチンコメインだった。
しかも平台…。
ファインプレーが大好きらしい。
とにもかくにもオレとモエちゃんはキンパルに座ったのだった。
「がんばろぅ〜っス♪」
「お、おうっ」
87 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/14 02:20
打ち始めて数分。
50Gほどこなすとビジが来た。
「さすがシンジ君っス♪」
と言ってるモエちゃんも、すでにビジを引いている。
なんにしても、少ない投資で初当たりが来て良かった…。
すると後ろの方から
『金太郎チャ―ンス!!』
と聞こえた。
振り返る。
マサオとヒナタちゃんが騒いでいる。
どうやらマサオの台が金チャンを引いたようだ。
…朝イチ高確かっ!?
自分の台をそっちのけでマサオの所に行ってみた。
「すげぇじゃねぇかよっ!」
マサオの肩を揉みながら言う。
「イテテ…ハハ、よくわかんねぇけどこれ当たったのか?」
「あ、コレは金太郎チャンスって言って…」
ヒナタちゃんがマサオに説明しはじめた。
恐るべしビギナーズラック…。
88 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/14 02:25
二人のジャ魔をしてもなんだしな…。
「がんがれよっ!」
「おぉっ!」
オレは自分の台に戻った。
「マサオ君、金チャンっスか?」
席に着くなりモエちゃんが聞いてきた。
「う、うん。羨ましいよね」
「アタシ達もがんばろうっス♪」
「おうっ」
すると後ろから
『まだまだぁ〜!!』
が聞こえた。
さすがに5Gではなかったようだ。
他のヤツの台を気にしても仕方が無い。
オレは自分の台に集中するコトにした。
89 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/14 02:30
が、十数G回してもドットが寒い。
単発か…?
と思った時だ。
『まだまだぁ〜!!』
後ろから声が…。
金チャン30かよっ!
羨ましい…。
するとモエちゃんの台から…
『ズゴゴゴゴゴ…ザパー…!!』
巨大ガエル…。
「来たっスよ!シンジ君っ♪」
すると後ろから…
『よっしゃ――!!』
ヒナタちゃんがビジを引いている。
オレは焦った。
90 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/14 02:40
みんながコンスタントに当たる中、オレだけ当たらない…。
追加投資を始めるオレの隣りでは
『ぎゅろろぎゅろろ…ぐろろぐろろ…♪』
後ろでは
『金太郎チャーンス!!』
『よっしゃー!!』
羨ましい音が聞こえる。
段々イライラしてきた…。
「シンジ君…。がんばるっス!」
オレの表情を読み取ったのか、モエちゃんが言った。
「あぁ、今日はみんなに運を取られたのかなぁ〜ハハハ…」
笑ってはみたものの、きっと鬼のような顔をしていたのだろう。
「シンジ君の車でちょっと休憩しよぅっスっ♪」
モエちゃんが呼び出しボタンを押した。
第18話 完
91 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/14 02:45
相変わらずノロノロペースでつ…。
最近時間が無くてダメっスね。
これ読んでくれてる人ってどれくらいいるのでしょう?
大まかなストーリー考えてあるけど
打ちきりにしちゃおうか…なんて思ってしまいまつ。
所詮、脳内1の自己満足なんでつよね。
92 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/14 02:46
脳内1さんお疲れ様です。
いつも楽しく読ましてもらってま〜す。
ガンガレ〜
>マサオはいつもパチンコメインだった。
>しかも平台…。
>ファインプレーが大好きらしい。
一瞬マサオがいい人に思えた(笑)
93 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/14 03:02
打ち切りはだめっスよ
94 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/14 04:08
展開イイ!
つぎつぎ!
95 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/14 05:06
打ち切らないでage〜
96 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/14 05:08
もえ「すいません、桃源ってラーメン屋さん、どこにあるか知りません?」
おれ「ああ・・・俺も行くとこだからよかったら一緒に行く?
もえ「わあ、ラッキー ありがとね♪」
桃源に着く間、俺たちはおしゃべりしながら、次第にうちとけていった。
女の子の名前はもえちゃん。23歳のOLだ。ラーメンを食べ終え店を出ると
もえ「美味しかったぁ! でも今から松戸まで帰るの面倒だなあ」
ビールを飲んで酔ってるのか、腕を組んでくる。
俺「じゃ、じゃ、じゃあさ、そこのホテルとか行ってみる?
もえ「うーん、ま、いっかあ いこっ!」
部屋に入るなりもえちゃんは、俺のズボンのチャックをおろし、チンポにむしゃぶりついて
きた。
もえ「私、ラーメンも好きだけど、おちんちんはもっと好きなの。」
97 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/14 19:35
脳内1さん、応援してます。
がんがって!!
最近進むのなんとなくゆっくりだけど
ちゃんと応援してますよん♪
頑張ってくださいね[壁]・_・)ノ
99 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/15 00:46
みなさん応援ありがdでつ!
応援レス貰うとがんがろーって気になりまつっ
↑ノリ易いっ
100 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/15 00:50
車に乗りこむなりモエちゃんが呟いた。
「100ゲットっス…」
「え?」
なんのコトかさっぱりわからない。
「ううんっなんでもないっス♪」
「そ、そっか…。それにしても今日、全然ダメだなぁ〜…」
シートを倒して横になった。
モエちゃんもシートを倒す。
「たまにはそんな時もあるっスよっ!シンジ君がんばれっス♪」
101 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/15 01:00
モエちゃんに励まされると元気が出てくる。
「ありがとうっ」
恐る恐る…だが、いかにも自然に…そっとモエちゃんの手を握ってみた。
…小さな手だ。
「……」
モエちゃんもオレの手を握り返してくれた。
まだ女のコ慣れしてないオレはドキドキしてしまった。
モエちゃんが指を絡めてくる。
「……」
二人とも黙ったままだ。
だけど、気持ちが通じているんだ…という実感があった。
『手を握る』という行為…。
ひょっとしたら、コレが『付き合っている』というコトなのかも知れない。
経験の多い人ならこんな些細なコトではそんな風には思わないかも知れない。
でもオレには『手を握る』というコトがすごく大切なコトに思えた。
102 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/15 01:06
ずっと車の天井を見ていた二人だったが、いつしかお互いの方を向き合っていた。
会話は無い。
ただ、お互いの顔を見ては、時々笑っていた。
もえちゃんはオレの口に人差し指を当てると、その指を自分の唇に当ててみせた。
クスクスと笑い声。
オレはその手を掴み、また自分の唇に当ててみせた。
「ふふふ…」
「あはっ」
穏やかな気持ちになる。
きっと表情も穏やかになっているだろう。
さっきまでの鬼のシンジはどこかへと消えていった…。
103 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/15 01:15
ほんの10分ほどだったかもしれない。
ハタから見たらいちゃついてるだけだ。
こんな姿は仲間には恥ずかしくて見せられない。
二人だけの秘密の時間。
『彼女』って、イイナ。
モエちゃんに好かれて、心底嬉しいと思った。
そしてこれからもモエちゃんを離さない、離したくない…と思った。
オレのモエちゃんへの想いは嘘偽り無いものだと思った。
「シンジ君、元気になってくれたみたいっスねっ♪」
屈託の無い笑顔でモエちゃんが言った。
「うん、モエちゃんのおかげだよ」
と言うと、モエちゃんの唇が一瞬だけオレと接した。
「あはっ♪元気になってくれて、嬉しいっスっ!良かったっス♪」
…違うよ、モエちゃん。
嬉しいのはオレの方だよ。モエちゃん。
ありったけの力でモエちゃんを抱きしめた。
「イテテ…痛いっスよ、シンジ君っ!」
「あ、ご、ごめん。…そろそろ戻ろうか?」
二人は車をあとにした。
第19話 完
104 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/15 01:16
今日はここまでにしまつ。
少しづつだけどこれからも更新して行きまつのでよろしくでつっ!
105 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/15 03:23
わーい
がんがれ脳1さん
106 :
D7M ◆NA8zRePvF. :03/01/15 06:22
PCぶっとんでお気に入りや今まで集めてた
大量のエロ動画やMP3紛失しちゃった(´・ω・`)ショボーン
で、2chのどのスレみてたか忘れてたところで
思い出したように発見w
脳内1さんがんがれ!!手を繋ぐっての良いね。
遠い昔、初めて付き合ったときに、初めて手繋いだだけで
勃起したよ(藁)
このスレ存続のためにも
ここいらで読んでる人数を集計するのはどうだろか
108 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/15 08:55
毎日更新を楽しみにしてまつ。
ということで【2】
>>107 いい考えだな
良スレにはがんがってもらわないとな
<<1
ちゃんと読んでるよっ
この調子でがんがれ!
ではまた
age
(・∀・)ミテルヨ【4】
>>1サーンガンガレ
(;´Д`)…ミテルヨ【5】
>脳内1さん
もちろん、漏れも見てるよ。毎日とはいかないけど。
それでも、前スレの最初からずっと読んでるよ。
これからも、うち切らずにカンガッテ。
113 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/16 00:10
毎日ミテルヨ【6】
114 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/16 00:50
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!! 【7】
毎日見てます。
115 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/16 01:25
スレがたった時から、ずっとROMてるよ
初カキコ・・・【8】
脳内1さん、気楽にガンガレ
116 :
◆1KlO5T42iU :03/01/16 02:21
ROMてるよ
・・【9】
脳内1さん、ガンガレ
117 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/16 02:53
深夜に コソーリ見てまつ
【10】
118 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/16 02:54
すごいでつっ!
嬉しいでつっ!
沢山の人が見てくれているんでつねっ!!
提案してくれた
>>107青猿さん、ありがd!
そして見てくれている皆さん、ホントにありがd!!
脳内1はこれからもがんがりまつっっ!
…でもすんません、今日は更新できませんでつ…。
眠いのでつ…。
119 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/16 03:46
エフヤシもみてる。最悪週3回は。 【11】
俺が数えて無かったよ…(´・ω・`)
まぁ、とりあえず今のとこ【11】人。
愛読者の皆さん、点呼よろしくお願いします。
>>脳内1さん
急がんでいいから無理せずにがんがって…。
ちなみに、俺は今の話がかなり好きでつ。
もちろん見てますよ(*´Д`*) ハアハア
【12】人目だね。がんがれー( ´∀`)
常に監視【13】ガンガレ
123 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/16 14:31
【13】がんがれ
124 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/16 16:14
…【15】だ!
1の途中からみてる。
かなーり好きでつ。
109にて点呼忘れてますた。俺だけスマソ。
ASH は 【3】でしたんで皆よろすく。
毎日、あちらスレとこちらスレは
「お気に入り登録」してまつ。
イパーツでジャンプ出来るんで皆もそうしてみては?
ちなみにつぎは【16】からでつ。
漏れも番号書き忘れたよ。
でも、【13】から【15】が飛んでるから、
合ってるのか...な。
ところどころに入ってる
>「100ゲットっス…」
あたりが、なんとも(藁
そしたらきっと次【17】からだよ。
128 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/17 02:35
皆さん、本当にありがdでつっ!
まさかこんなに大勢の人が見てるとは思いませんでしたっ!
4〜5人くらいだとばかり…。
129 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/17 03:16
席に戻る前に、二人でマサオのところに行ってみた。
「どうだ?」
と聞いて、ふと上を見ると、箱が2つ満タンだ…。
「すげぇぞ、これっ!一体いくらになるんだっ!?アハハハハっ」
マサオはすっかり上機嫌だ。
この店はひと箱大体3万くらい。
「今、6万くらいだろ…」
「へっ!?」
「だから、6万だってばっ!」
「ろ…6万っ!?」
平台ばかりやってるマサオには、信じられない額なのだろう…。
「すげぇな、スロットってっ!」
…いや、平台に較べたらCR機でも十分スゴイと思うだろ?
「昼飯はマサオのオゴリだなっ」
「おぉ!まかせろっ!」
かなりゴキゲンだな、マサオ…。
またオレは羨ましいと同時に少し腹立たしくなってきた。
130 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/17 03:28
するとヒナタちゃんの台から…
『やったねパパぁ〜』
金マークが降臨してきた。
「ヒナタっ!やったぁ♪スゴイっス♪」
「えへっ♪やっときたっ」
ヒナタちゃんは今まで金チャンこそ無いにしろ、ボーナスだけでひと箱溜まっていた。
…この二人、ドコまで増やすんだろう…。
それにつけてもオレ達ゃなんなの?
カエル一つにキリキリ舞いさ…。
いや、モエちゃんの台は悪くない。
現在箱に半分と下皿満タン。
そしてオレの台も決して悪くは無いハズだ。
単にオレのRT振り分けのヒキが弱いだけだ。
神様…カエル様…キノコル様…。
どうかオレのヒキを良くしてください…。
「シンジ君っ!アタシ達も負けられないっスねっ♪」
「え?…あ、うん」
「じゃぁ二人とも、がんばるっス!!」
「うんっ♪」
「おうっ!」
「…はぁ」
タメ息をつきながらオレは自分の台に戻って行った。
131 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/17 03:38
お互い席につくとモエちゃんが
「シンジ君っ!がんばるっスよっ」
と言って自分の頭をオレの頭にツン…と当てた。
フワっと髪の香りがした。
イイ匂いだ。
俄然ヤル気が出てきた。
店員が通りがかる。
「すいませーん」
呼びとめ、休憩の札を外してもらい、オレ達は再び打ち始めた。
モエちゃんは天国への一本道。
…そしてオレは地獄のロードになるのだった。
第20話 完
132 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/17 03:42
書き始めたはいいけど…
こんな時間になってしまっていたので寝まつ。
読んでくれている皆さん、見捨てずに長い目で見ててくださいでつ。
脳内1の自己満足…とは言ったものの、レスをもらえるとすごく嬉しいのでつっ
これからもよろしくでつ!
133 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/17 04:06
>1
乙っす。
昨日の【10】っす。
だから、次は 【17】っす。
134 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/17 04:14
17かな?
前スレがたった頃からよんでますよ
たるくてゆるい展開が大好き
スロットなんかただの木箱。恋した19歳スロッター!。そしてここ
今おきにいりです。
あらされないっていいこと
がんばってね、1さん
135 :
◆Hb/S.IItwo :03/01/17 05:46
じゅぅはち♪
136 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/17 16:30
【20】
19は解散しました
137 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/17 16:33
【うんこ】
138 :
大学生 ◆SRhj39JyZQ :03/01/17 17:12
じゃあ漏れは【21】かな?
毎日見てるYO!
【22】でつ!! これからもがんがれ 脳内1さん これから飲み会だ!
いてきまつ あっちよろしこ!!
すごいね。結構見てる香具師いるね。
それにつけても沖田浩之キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
も〜、脳内1氏にキリキリ舞いっス(*´Д`*)
141 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/18 02:55
ホントに沢山の人が見てるんでつねっ!
嬉しいでつ!
皆さんありがdでつ!!
142 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/18 03:04
モエちゃんの隣りで再び打ち始めたオレ。
…だが、一向に当たる気配が無い。
他の台に移動しようにも満席だ。
なんで未だにキングパルサーは人気があるのか不思議でならない。
きっと勝ち組の連中は、こんな時はあっさりヤメるんだろうな…。
でもさすがに仲間と…それに、せっかくモエちゃんと一緒に来てるのに帰るワケにも行かない。
負けてても帰れない…。
連れスロの悪い見本だ。
モエちゃんの台はオレがハマるなか、どんどん勢いを増していく。
ほぼ64G以内に当たっているのだ。
「シンジ君っ!また来たっスよっ♪」
「おっ!おめでとうっ!」
オレの台は512Gを軽く突破していた…。
143 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/18 03:13
「シンジ君の台、なかなか来ないっスねぇ…」
そんな顔でオレを見ないでくれ、モエちゃん。
「アタシのメダル、少し分けてあげるっスよ!」
モエちゃんがオレの台の下皿にコインを入れようとした。
「いや、いいよいいよ」
そんなコトはオレのプライドが許さなかった。
こうなったら当たるまでこの台に突っ込むか…。
オレはキレていた。
普段ならもっと冷静に立ちまわれるオレが、キレた。
サンドに札を入れる。
『べぇ〜…』
…戻ってきやがる。
もう一度入れる。
…また戻ってきた。
「ちっ」
サンドにまでナメられてるのか、オレは。
数回試みて、やっと札が入った。
投資額はすでに10kを超えていた。
最初のビッグが無かったらかなり厳しかっただろう。
だが連チャンさえくれば、まだなんとかなるハズの投資額。
捨て身の思いで打ち続けた。
144 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/18 03:21
すると、モエちゃんの逆隣りの台が空いた。
ウザガキと言われようとも構わない。
すかさず履歴チェックをするオレ。
さすがに即ヤメではないが、100Gでやめている。
過去履歴を見ると、ボーナス6回中一度も512超えしていない。
6回の試行回数ではなんとも言えないが、偶数設定の可能性もある…。
「そっちに移動するよ」
オレは自分の台を捨てた。
あっちの方は偶数かも知れない…そんな甘い気持ちがオレを突き動かした。
「うん、そうした方がイイっスよ!その台、ダメそうっスもんねっ♪」
モエちゃんが後押ししてくれた。
145 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/18 03:31
移動してすぐに、ドットに動きが。
7匹3連だ。
「アツイっスねっ!!」
モエちゃんもオレの台を覗きこむ。
オレは祈る気持ちでレバーを叩く。
すると、右カエルがっっ!!
『ピョンピョンピョンっポテっピョンピョンピョン…』
…………っっ!!!
コケたっ!!
台移動して良かった!
移動後1kでビッグだっ!!
意気揚々としてオレは赤7を狙った。
………。
………。
神様…。
どうしてオレの願いを聞き入れてくれないんだぜ?
どうして連続演出中にコケチェなんだぜ?
虚しくも左リールにはチェリーが止まっていた…。
146 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/18 03:40
「……っス」
さすがのモエちゃんも声が無かった。
隣りのニッカポッカは( ´,_ゝ`)プッと笑っている。
その隣りのオッサンはキョトンとしている。
きっとオッサンは『コケ=ビッグ』だと思っているのだろう。
でも実際コケチェなんてのは裏モノじゃなければ滅多に無い。
あぁ笑いたければ笑えばイイサっ!
惨めで無様なオレを見て、みんなで笑い転げればイイサっ!
オレはすでにヤケっぱちになっていた。
…ん?
だが待てよ?
考えてみると、まだドット4連ってコトだよな?
次Gでドットが出れば、5連だよなっ!?
コケチェのコトは忘れよう。
そう、まだドット4連なんだ。
オレはこの台に期待を寄せてレバーを叩いた。
147 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/18 03:45
大江戸夢歌舞伎(アルゼ)
148 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/18 03:51
…静かだ。
なんて静かな台なんだ。
やっぱりタダのガセなのか?
…レバーを叩いたはいいが、ドットは暗いままだ。
おかしい。
「あっ!そうかっ!!」
きっとこのゲームで3匹カエルが出るんだなっ♪
オレは取りあえずベリバを狙ってみた。
すると…
『ずるっ!』
キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)━━━!!!!
オベリまで滑ったっっ!
明らかに滑った!!
ホラ見て、滑ったよっ!!
オレは右リールを止めてみる。
するとオベリのトリ(・∀・)テン!!
しかも第二リール、『ガクンっ』ってなったよっ!
モエちゃんをチラっと見ると
「どうしたんスか?」
と聞いてきた。
「見てて見ててっ!コレ、中リールが外れたらビッグ確定っ♪」
すると隣りのニッカポッカと更に隣りのオッサンの視線が。
フフフ…♪
オレは赤7を狙って中リールを止めた。
149 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/18 04:00
「え?」
オレは一瞬目を疑った。
なんで?どうして?
どうしてオレンジの絵柄には小さなカエルがへばりついているんだろう?
…あ、でも良く見るとカワイイね、これ。アハハハハ…。
「シンジ君…オレンジ、揃っちゃったっスね…」
「……。」
モエちゃんのヒトコトでオレは現実に引き戻された。
チェリーの次ゲームにオレンジって…。
オレって、ヒキツヨ?
_ゴだったらPGG引けてる?
無駄なヒキなんかいらないよ…。
カエルが鳴かない代わりにオレが泣きそうだよ。
第21話 完
150 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/18 04:01
もっと書きたかったけど寝ないと遅刻してしまうのでここまでにしまつ。
すげぇ中途ですみませんでつ。
151 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/18 04:21
うぉ〜〜〜
おつ〜〜
152 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/18 22:06
保全age
153 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/19 02:27
書こうと思ってたのに睡魔に襲われてもうだめぽでつ…。
今日はお休みでつ。
154 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/19 05:19
何とかチャンススレ大量発生注意報発令中
age
155 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/19 13:19
age
156 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/19 23:55
続き読みたい!!(*´Д`*)ハァハァ
脳内1サンこれからもがんがってください(・∀・)
応援してます!!!
157 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/20 00:17
ageときます
【23】脳の内のSUROボード中のドラマ
159 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/20 04:13
保全age
いつまでも待とう…
161 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/20 19:22
続きまだですか?
162 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/21 02:34
でもポジティブなオレ。
ドット4連後の小役だからかなりアツイっ!
まだまだチャンスだぞっ!
都合のいい風に考えてレバーを叩いた。
『・・・・・・』
ドットは静かだったが更に期待を込めてストップボタンを押す。
「……。」
やはりガセなのか?
3G回したが来ない。
悲しい。
ホントに悲しい。そしてやるせない。
いや、でももちつけ兄者。
15Gの前兆演出だったのかも知れないじゃないか兄者。
オレはどんな演出が来てもケツが浮かないように細心の注意をしながら回し始めた。
あれ?今リアルタイムでかいてるんかな?w
応援age
164 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/21 02:47
リアルタイムでかいてるはず。
いつも書き終わったら
ねまふとかいって寝るから
応援あげ
165 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/21 02:47
だがそれが無駄な行為だと気づくのにそれほど時間はかからなかった。
あっさり15Gを超えたのだ。
がっくりしながら打ち続けていると
「…シンジ君…来なかったっスね…」
シュンとしながらモエちゃんが言った。
「OKOK」
なにがOKなのかわからないがオレはそう返答した。
すると
『ずごごごごごご…ざっぱ―!!』
巨大ガエルの音がっ!
ドコだ?
キョロキョロ見まわす。
オレの台?…違う。
モエちゃんの台?…これも違う。
オレの隣りのニッカポッカ?…いや、違った。
ニッカポッカの隣りのおっさん?…んなこたぁない。
…まさか。
166 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/21 02:57
一番見たくない台を見てみる。
オレの2台隣り。
つまりモエちゃんの隣りの台。
そう、オレがさっきまで突っ込んでた台。
ワリと綺麗なコがいつの間にか座っている。
オレがガセ演出に心躍らせている間に座ったのだろうか…?
「やっぱりこの台来ると思ってたんだっ♪」
そのコは隣りの彼氏らしき人と話しながらビッグを揃えてた。
悔しさのあまりに二人の会話に、某FM番組、アバンティ風な聞き耳をたててみた。
そのコは更に
「シンジの台もすぐ来るよっ!絶対そう!」
と言っている。
「え?そうかなぁ…でも、ユキの隣りだと出るような気がするよ」
なんだ。彼氏もオレと同じシンジって言うのか…。
一瞬オレの台のコトを言ってるのかと思ってびっくりしてしまった。
「シンジ君、シンジ君っ」
モエちゃんがヒソヒソとオレに話しかけてくる。
「あの人もシンジって言うんスねっアハ♪」
167 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/21 03:06
シンジなんてのはありふれた名前だ。
ドコにだっているさ。
だが、その二人の会話を聞いているとどうも他人の気がしなかった。
なぜか不思議な気分になった。
そしてその二人をチラ見したが、思わず二度見してしまった。
大晦日の晩にコンビニで見た二人だったのだ。
この二人もキンパルを打つのか…。
向こうはオレのコトなんて気にもしてないだろうし、大晦日にコンビニでオレと会ったコトなんて知らないだろう。
だがオレは妙に親近感を覚えてしまった。
この二人になら、ハイエナされてもいいか…とさえ思えてしまった。
168 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/21 03:15
「シンジ君、どうしたんスか?」
オレが聞き耳をたててるコトなど知るハズもないモエちゃんが心配そうな顔をしてオレを見る。
「いや、なんでもないよ、モエちゃん」
慌ててオレは何食わぬ顔で打ち始めた。
「キンパルは掘りつ掘られつっスよ、がんばろうっス♪」
モエちゃんはオレが『ユキ』というコに掘られたコトに対して気落ちしてると思ったのだろう。
確かに一瞬ムッとしたが、今はそんなコトは思っていなかった。
だがモエちゃんの優しい心遣いが嬉しかった。
がんばりようがないのはわかっているが、がんばって早くボーナスを引こうと思った。
「うん、ありがとうモエちゃん」
キンパルには散々なメにあっているが、モエちゃんと一緒に打ちにこれて良かったと思った。
第22話 完
169 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/21 03:20
>>163-164 リアルタイムで書いてますた。
脳内1はいつも書き溜めないでリアルタイムで書いてまつ。
思いつくがままに書きこんでまつ。
後で「ココ失敗したなぁ〜」と思うこともしばしばでつが…。
最近、仲間が帰省してきたりと色々忙しくてなかなか進めませんが
全部書ききるまでがんがるので読んでくれている皆さんこれからもよろしくでつ。
毎回リアルタイムで書いてたのかぁ・・・
いつも書き溜めたのをうpしてるのかと思ったよ。
しかしすばらしいね。通知表で国語ALL二重丸だったのかと
小一時間t(以下略)
がんばってちょ( ´∀`)
171 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/21 08:51
ユキ&シンジ キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
(・∀・)イイ!!!!これからもがんがって下さい。
172 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/21 16:39
まだあったんだこれ
173 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/22 01:07
こっちも保全ageッス!!
174 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/22 02:44
二度見ってシムラの二度見ですか?w
175 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/22 03:09
176 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/22 11:01
保全age
ホシュ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!!
178 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/22 17:06
毎日楽しみにしてます!
これからもガンガレ!
179 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/23 02:29
age
|∧∧
|・ω・`) <イナイミタイダカラ…
|o旦o
|―u'
| ∧∧
|(´・ω・`)<オイトキマツ…
|o ヾ
|―u' 旦 <コトッ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ミ サッ!
| 旦~
181 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/23 16:40
保全
(^^)
183 :
前スレ414:03/01/24 00:35
>>180 かわいいね、そのAA。
もいっちょ、保全。
184 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/24 03:13
保守してくれてた方、ありがdでつっ
185 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/24 03:23
そんなコトを考えていても、現実は…。
「はぁ…」
半ば諦めモードで打っていると
『ぎゅるるる…』
お腹が鳴いた。
すると
「おう、シンジ!そろそろメシ食いに行かないか?」
後ろからマサオが話しかけてきた。
「そーだな、丁度腹減ってきたトコだし、食べに行くか…モエちゃん、行こうっ」
「おっけぇ〜っス♪アタシも実はお腹ペコペコっスっ」
なんだ。結局みんな腹ペコだったのか。
店員を呼び、各々休憩の札を立ててもらう。
「モエちゃんは何食べたい?」
「う〜ん…シンジ君におまかせっス♪」
「まぁ、この近辺だと食べれるモノも限られてるけどね」
オレ達4人は取りあえず店を出た。
186 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/24 03:34
時計を見てびっくりだ。
もう1時を回っていた。
どおりでお腹が減るワケだ。
「この辺だと、何があるんスかねっ」
モエちゃんが聞いてくる。
オレもこの辺りは詳しいワケではなかった。
ただ、パチンコ屋の隣りにラーメン屋。
向かいにファミレス。
その隣りに回転寿司。
そしてお好み焼き屋さんがあった。
「マサオぉ、ドコに行く?」
みんなの意見を聞いてみた。
「オレはなんでもいいぞ。…ヒナタちゃん、なにか食べたいのある?」
マサオがヒナタちゃんに尋ねた。
「あ、アタシは…みんなにおまかせデスぅ…」
なかなか決まらないでいるとマサオが
「よしっ!寿司にすっかっ!!」
強引に、みんなを回転寿司に引っぱり込んだ。
いつもこいつの決断力と行動力には驚かされる。
オレはそんなマサオが羨ましかった。
187 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/24 03:45
「オレのオゴリだからなっ!ガンガン食べてくれっ!」
イスに座るなりマサオが言う。
太っ腹なマサオ。
…今日散々なオレにはとても言えないセリフをサラリと言いのけるマサオ。
「いいんデスかぁ?マサオ君…」
ヒナタちゃんがマサオの顔を覗きこむ。
「おぉ!まかせてがってん!」
ナゼか鼻息の荒いマサオ。
「マジっスか!?マサオ君、さんきゅぅっス♪」
モエちゃんの目がキラキラ輝いている。
そんな目をマサオに向けないで欲しい。
オレだけを見てて欲しい。
「じゃぁマサオ、ゴチになるぜ?」
「シンジお前は払えよ」
「……。」
一瞬固まるオレ。
「冗談だよ、冗談っ!冗談青7!…なんちって」
さっそく金太郎のアツイ目を覚えたのか、マサオは。
188 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/24 03:54
一皿ALL100円。
しかもオゴリだ。
オレはとことん食べようと思った。
「今、お茶作るっスねっ♪」
モエちゃんがオレにお茶を入れてくれた。
「あ、ありがとっ」
湯のみを受け取ったオレだが、なんせ猫舌。
手元に置くと、流れる皿に目を配る。
「シンジ君は何が好きっスか?」
いなりを食べながらモエちゃんが聞いてきた。
「オレはイクラが好きだねっ」
「アタシは納豆巻きが好きっス♪」
と言ってモエちゃんは納豆巻きに手を伸ばした。
『ゴト…』
「あちっ!!!!」
第23話 完
189 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/24 03:55
眠気限界でつ。
おやすみなさいでつ…。
190 :
大学生 ◆SRhj39JyZQ :03/01/24 04:06
乙!!
明日もがんがって下さいね
191 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/24 04:10
おいおい!
こんなとこで寝ないでくれ!
>>1よ
せめてもう1個かいてくれ!
192 :
D7M ◆NA8zRePvF. :03/01/24 14:32
おはようage
193 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/24 17:50
脳内1さんは4:00が限界らしいでつ。
また気長にたのしみにしてまつ
旦~
196 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/25 01:30
モエちゃんってゴト師でつか?
『ゴト…』(笑)
197 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/25 02:08
昨日は中途で止めてすいませんでした…。
確かに仕事がある日は4時が限界でつ
198 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/25 02:40
「ゴメン!シンジ君大丈夫っスか!?」
アツイアツイアツイアツイアツイアツイアツイアツイ!!!!!
モエちゃんの伸ばした手がお茶に当たって倒れてしまった!
そしてそのお茶がオレのモモに直撃っっ!
アツイアツイアツイアツイアツイアツイアツイアツイ!!!!!
でもさすがに脱ぐコトは恥ずかしくて出来ない。
立ちあがり、ジーパンを指でつまみあげるコトしか出来ない。
オレとモエちゃん、そしてオレを見ていた店員がオロオロしていると
『パシャ!!』
「大丈夫か?シンジ!?」
マサオがオレのモモに冷水をかけた。
「おめぇ何すんだよっ!びしょびしょになった…じゃ…あれ?」
冷たい水をかけられたせいだろうか?
熱さが引いた。
199 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/25 02:42
「これで少しは楽になっただろ?」
「え?あ、おう…」
「さすがマサオ君デスぅ」
ヒナタちゃんはマサオに羨望の眼差しだ。
「マサオ君、ありがとうっス!!」
モエちゃんまでマサオに目を輝かせている。
確かに、機転の利くマサオらしいやり方だった。
でも助かったような助かってないような…。
こんなびしょびしょのままじゃとてもじゃないが寿司は食えない。
しかも他の客みんながオレの方を見てる。
「オレ、車に戻ってるよ…みんなは食べててくれ」
情けないが一人で先に店を出るコトにした。
∧_∧
( ・∀・)
⊂ ノつ
( ヽノ
し(_)
201 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/25 02:56
「アタシも行くっス!」
と言うモエちゃんの申し出を断り、オレは車に戻った。
『バタン…』
ズボンが濡れてて気持ち悪い。
でも車の中に替えのズボンなんてあるワケもない。
ズボンの熱は冷えたが、モモはまだヒリヒリしている。
「よしっ」
オレは車から出ると、ドアに前のめりになって持たれかかった。
車体が冷えてて気持ちイイ。
少しずつ体をずらして冷やす。
火傷をしたのがこの季節でよかった…。
夏だったらこんなコトは出来なかっただろう。
「ふひぃ〜…」
痛みが段々引いてくる。
すると
「クスクス…ニヤニヤ」
通りすがりの女子高生達がチラチラとオレを見て笑っている。
「変な人がいるよっ」
「うんうん、あの人、200ゲトズサーだよっ」
「でもきっとじゃがに取られて(´・ω・`)ショボーン だよっ!」
最近の女子高生の会話はワケがわからないな…。
202 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/25 03:05
まだ食べ終わらないのかなぁ…。
痛みが引くと、ズボンの気持ち悪さだけが残ってしまった。
「いくら…食べたかったな…。」
ぼんやりと流れる雲を眺めていると
「ちょーっ!!」
「いてっ!」
お尻に激痛が走った。
「待たせて悪かったなっ」
振りかえるとマサオがオレにカンチョーをしていた。
「てめぇ…」
空腹と濡れズボンで苛立ってるオレはマサオに掴みかかろうとした。
「シンジぃが怒った♪カンチョで怒った♪人間ちぃさ〜い♪」
小躍りをするマサオ。オレの苛立ちを怒りに変えたいらしい…。
「あの…シンジ君…これ…」
真っ赤になるオレにモエちゃんが折り箱を渡してくれた。
203 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/25 03:13
「モエちゃん…」
折り箱を受け取り、中身を見てみる。
…いくらだっ!
食べ損ねたいくらがぎっしり詰まっている!
「あのねっマサオ君が、シンジ君お腹空かせてるだろうから…って」
「マサオが…?」
じぃ〜〜〜〜〜ん…。
友情って…イイナ。
「マサオ!さんきゅなっ!」
「フフフ♪オレを神と崇めよっ!」
ここで調子に乗らなきゃイイ奴なんだがな…。
外でずっと待っていたために悴んでしまった手を擦ると、急いで割り箸を割った。
指先の感覚があまり無いが、箸を掴むことはできる。
「いっただっきむゎ〜すっ♪」
204 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/25 03:21
その時オレはすっかり忘れていた。
今日はスロットで負けまくっているコトを。
熱いお茶で火傷したコトを。
女子高生にバカにされたコトを。
そう、『ついてない日』だと言うコトを…。
ぎっしり詰まったイクラを箸で摘もうとした時だ。
悴む手では、力の加減が上手に出来なかった。
『ぼと…っ』
「・・・・・・・・・・・・・」
左手が急に軽くなる。
みんなの目線がオレの足元に集中する…。
「シンジぃ…」
「最悪っス…」
「シンジ君…」
折り箱はみごとに裏返って下に落ちていた…。
第24話 完
205 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/25 03:22
今日はここまででつ。
おやすみなさいでつ…。
206 :
D7M ◆NA8zRePvF. :03/01/25 03:26
おつかれ様!最後に思わず笑ってしまいますた( ´∀`)w
,..、
/ i'
,/ .i'
/ ( ゚Д゚) <乙。ひっそりロムってます。
γi⌒(ノ _,.i⌒ヽ、
i i /~`i'" i`ヽ、i
ヽi_ノ\_ヽ_,ゝ ~
U" U
208 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/25 19:05
保全パピコ
209 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/25 22:58
少しだけ書きまつ
210 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/25 23:05
唖然…。
イクラ…イクラが…。
かなりショックだ。鬱だ。
さすがに地面に落としたイクラを食べようとは思わない。
無言でオレはイクラを拾い集めた。
「シンジ君…」
モエちゃんがしゃがんで一緒にイクラを拾ってくれた。
「せっかくオレが買ってきたのに…」
マサオは呆れ顔でオレを見下ろす。
オ、オレだって、わざとじゃないのに…。
イヤミを言われてアタッマきたが、
「すまん…」
と、ひとこと謝った。
211 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/25 23:10
「これからどうする?」
マサオがみんなに聞いた。
「シンジ、そんなカッコだと、打ちに行けないよな?」
た、確かに濡れたズボンで打ちたくない。
「オレ、一旦帰って着替えて来るよ…」
「お、そうか?だったらオレ達打ってるぜ?なぁ、ヒナタちゃん」
「え…う、うん」
「じゃぁアタシはシンジ君について行くっス!」
モエちゃぁぁ…ん。
こんな情けない男についてきてくれるのかい?モエちゃん。
「そうする?モエちゃん」
マサオが尋ねると
「うんっ♪」
と、モエちゃんは笑顔で答えた。
212 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/25 23:21
するとマサオが
「じゃあ、モエちゃんのメダル、換金しないとだな」
と言った。
「あ、そうっスねっ♪さすがに休憩時間内には戻ってこれないっスよね!」
オレは…。休憩札立ててもらったけど、メダルなんて無い…。
でも一応札を返そう。
みんなの後ろについて行った。
換金所で、モエちゃんが来るのを待っていると
「お待たせっス♪」
モエちゃんがやってきた。
「ヒナタ達は、打って待ってるそうっスよ♪」
「そ、そか。んじゃ、オレんチに行こう」
「おぉ〜っ♪」
オレ達は車に乗りこんだ。
この後あんなコトが起こるなんて、このときのオレは全くわかっていなかった。
第25話 完
213 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/25 23:22
ここまででつ
214 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/25 23:31
おいっっっ!
続き・・・
215 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/26 13:36
「うんうん、あの人、200ゲトズサーだよっ」
「でもきっとじゃがに取られて(´・ω・`)ショボーン だよっ!」
最近の女子高生の会話はワケがわからないな…。
あいかわらず1さんやってくれますw
216 :
大学生 ◆SRhj39JyZQ :03/01/27 01:51
保全!!
217 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/27 02:09
眠くて今日は書けないでつ…
218 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/27 08:35
『木箱』はどこだ!!!!
もしかしてまた落ちたのか??(´・ω・`)ショボーン
本当だ…せめてこっちだけでも保全!
保全sage
221 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/28 00:55
保全age
ageだYO
そろそろかな??
223 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/28 01:23
みなさん保全ありがdでつ
224 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/28 02:31
最近また盛り上がってきてますね〜。
早く続きが読みたいですぅ♪
225 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/28 02:44
木箱落ちてる。。。。。
保全してたつもりだったのに。。。。。。。
クソスレの馬鹿やろーーーーーーーー!!!!!!
乱立させんなーーーーーーー!!!!!!!
226 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/28 03:13
書こうと思ってたのに他スレ(おらは騙されたのか?スレ)
見つけてしまって、見てたらこんな時間になってしまったでつ…
待ってくれてる方、見てくれてる方、更新遅くてすいませんでつ。
明日は書きまつ。
227 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/28 03:14
↑名無しになってました…
保全age
229 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/28 16:12
>>226 いっしょいっしょw
自分も昨日から 見出しました。
過去ログ読んで、それに合ったようなのを書き込んだのでつが〜
その頃には、クイズチャットになっていて 書き込みは埋もれてしまったでつ。。。
だんだん人気出てきたんだろうなあ。それで人が増えてチャット状態になったんだろうな。
230 :
山崎 ◆MZE8PCD5tA :03/01/28 16:14
>>229 べらべらよく喋るなー。
うざすぎるよ、このキチガイ
231 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/28 17:33
232 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/28 18:36
荒らすなよ
233 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/29 00:16
応援age
234 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/29 02:53
「モモが湿って、かゆいよ…」
「アハっ♪もうちょっとの辛抱っスよ、シンジ君」
運転しながらしきりにモモを掻き毟る。
早く着替えたい。
こんな気持ち悪い思いはもうたくさんだ。
ついアクセルに力がかかる。
その時だった。
「あ!シンジ君!!」
右側から何かが横切った!
「あっ!!!」
『キキィィィィィィ…』
急いでブレーキを踏む。
『ドン…』と鈍い音が聞こえた。
235 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/29 02:55
ぶつかった。
オレの車に何かがぶつかった。
人?…いや、違う。もっと小さなモノだ。
車から降りて、ぶつかった辺りを見てみる。
すると、路肩に小さなイキモノが倒れていた。
「シンジ君、仔猫っス!!」
駆け寄ると、後ろ足が変な方を向いている。
死んではいなかった。
だが、歩けない。
必死に前足で歩こうとしているのが痛々しかった。
「びょ…病院っ」
「うんっ!早く連れて行こうっス!!」
「で、でも動物病院なんて、ドコにあるんだろ…?」
「アタシ、知ってるっス!」
そっと仔猫を抱えると、オレ達は動物病院へと向かった。
236 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/29 03:00
「ここっス」
いざ走ってみると、思った以上に近くにあった。
病院の扉を開ける。
「すいませんっ!」
メガネをかけた、ひょろっとした人が出てきた。
「こんにちわ。どうしました?」
この人が先生なのかな…。
「あの、えっと」
仔猫を抱えながら慌てていると
「ネコ、轢いちゃったんス!」
とモエちゃんがストレートに言った。
「そうですか、ではこちらへ…」
先生に案内されるままに奥の診察室へとオレ達は入って行った。
237 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/29 03:05
診察台に仔猫を乗せるよう促され、恐る恐る仔猫を置いた。
暫く先生が仔猫の色々な部分を触る。
「ん、これは骨折ですね…」
そんなん見りゃわかるよっ!
「な、治りますか?」
「ん、この程度なら問題ないでしょう」
「良かったっスぅ〜〜…」
モエちゃんが安堵のため息をついた。
オレもホっと胸を撫で下ろす。
「でも入院しないといけませんが」
「あ、はい、お願いします」
238 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/29 03:17
仔猫を奥の部屋に連れて行くと
「あのネコちゃんの飼い主は…」
と先生が聞いてきた。
「え?いや、わかりません…さっき轢いてきたばっかりなんで」
なんだか言葉遣いが変だ。
「そうですか…」
先生がカルテのようなものを書き始めた。
「まぁ、見たカンジだと野良のようですが」
「わかるんですかっ?」
「えぇ、まぁ」
モエちゃんの顔を見ると、コクリと頷いた。
モエちゃんも同じ気持ちだったんだろう。
「あの…もし治ったら、オレが引き取ってもいいですか?」
239 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/29 03:19
先生の顔が険しくなった。
「ネコちゃん、飼ったコトはありますか?」
「あ…いえ」
オレは今までネコどころか動物を飼ったコトがなかった。
金魚やカブトムシすら飼ったコトがない。
「生き物を飼うのは、ハンパな気持ちではできませんよ?」
「はい、大丈夫です!」
少しオレの目を見ると先生は
「…わかりました。ではネコちゃんが治ったらあなたにお願いしましょう」
と言ってくれた。
「ありがとうございますっ」
「2日ほど入院してもらいますので、明後日、また来てください」
「はいっ」
おりょ?リアルか?
とにかくガンガッテくださいね。
241 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/29 03:24
病院を出ると
「ネコ、大丈夫で良かったっスねっ♪」
と言ってモエちゃんが笑った。
「うん、ぶつかった時はどうなるコトかと思ったよ」
実際、ハラハラドキドキだった。
まだ少しドキドキしている。
「ノド、乾いちゃったっス」
モエちゃんもきっとドキドキしていたのだろう。
オレも何か冷たい物が欲しい。
「じゃ、そこのコンビニに行こう」
「おっけぇ〜っス」
242 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/29 03:29
いつものようにお茶コーナーに行くと、見たコトのないお茶があった。
『緑の葉精』
どんな味だろう?
「モエちゃんモエちゃん」
ナゼかアイスのコーナーにいるモエちゃんを呼ぶ。
「どうしたんスか?」
「これ、飲んだことある?」
緑の葉精をモエちゃんに見せる。
「ううん、ないっス」
「そっか…」
まぁいいや、試してみよう。
オレは緑の葉精を買ってみるコトにした。
243 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/29 03:35
車に戻るとモエちゃんがコンビニの袋から何かを取り出した。
「へへへっ♪」
…モナカだ。
「アタシ、モナカ大好きなんス♪」
そうだったのか…。
オレは緑の葉精のキャップを開け、一口飲んでみた。
「ブッ!!!!!」
なななななんだこれっ!?
伊藤園の製品だし、これ、お茶だよなっ!?
だが、飲んでみると酸っぱい。
「シンジ君、どうしたんスか!?」
オレが目を真ん丸くしているのに気づいたモエちゃん。
「い、いや、このお茶…」
「美味しくないんスか?」
「・・・・・・」
無言でモエちゃんに渡す。
ゴクリとモエちゃんが飲む。
「・・・・・・」
キョトンとするモエちゃん。
244 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/29 03:37
ばんばれ!
245 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/29 03:41
「…これ、お茶じゃないっスよ!」
ラベルを覗きながらモエちゃんが言った。
「え?」
「ホラここ!スウィーティって書いてあるっス!」
がぁぁぁぁぁん…。
「お茶じゃ…なかったのかぁ」
でも変だ。
なんでお茶コーナーに置いておくんだ!?
もう一口飲んでみた。
…確かにスウィーティと思って飲んでみると、そんな味がする。
だが見た目はどう見てもお茶だ。
酸っぱい味がした時はお茶が腐ってるのかと思ったが、お茶じゃないと思って飲めばそこそこ飲める。
「けっこぉ美味しいっスね♪」
「あ、あぁ、うん」
246 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/29 03:48
「あ!そうっス!!」
モエちゃんは何かを思いついたようだ。
「なになに?」
「シンジ君、あのネコ飼うんスよねっ?」
「うんうん」
「名前…決めようっス!」
あ、そうか…。そんなコト考えてもなかったよ。
でも名前なんてすぐには思いつかない。
「モエちゃん、何かいい名前ある?」
「うぅ〜〜〜〜〜ん…」
モナカを食べながら眉間にシワをよせるモエちゃん。
「あ!これなんかどうっスか!?」
「ん?」
「もな」
「モエちゃん、それってもしかして…」
モエちゃんの手に持っているモノを見る。
「うんっ♪『モナカ』の『もな』っス♪かわいいっスよねっ」
こうしてネコの名前は『もな』に決定した。
第26話 完
247 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/29 03:50
リアルタイムで書いてました。
もう4時でつ…。
ウツラウツラ…
248 :
D7M ◆NA8zRePvF. :03/01/29 06:47
おつかれ保全age( ´∀`)
おはよう保全sage (ρ_ё).。o○ぉはょぉ・・
250 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/29 16:12
モエちゃん萌えage
【24】
ブックマークに入れっぱなしで1ヶ月ぶりに見たっス。ガンガッテくらはい
252 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/30 01:30
あげ
253 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/30 02:15
保全ありがdでつ。
昨日遅くまで起きてたのでもう眠いでつ…
>>230見て凹んでしまったage
うぅ もしかして山崎って、このスレのファンだったの<?
ってへこみましたよ。一時的には。
あのスレ新スレできたので 貼ってきまつた!
昨日書いたけど、クイズでレス多すぎて流れてしまったのが 自分としてはけっこう残念だった訳で
それで、こっちにも思わず書いてしまったのだが。。。
1の話がない時は、雑学とか小ねたをやるのも(みんなで出し合って)
おもしろいし1の負担も減るからいいかなと
思ったんだけど、山崎見て そんな事言う雰囲気じゃないかなと・・・
オマエモナー書いたのは、自分ではありません。書いた人乙。
意味のない短レスを、大量に書くのは レスの無駄使いだけど
1がお休みの時小ねたを書くのは、よいのでは?
だめ?
ティーブレイクでつ。またはCM入ります。
みのさんの言ってた事は、ほんとだったんでつね。ハイ
以下コピペ(ちょっと長いかも)
♪〜〜〜〜♪〜〜〜〜♪〜〜〜〜♪〜〜〜〜♪〜〜〜〜♪
歴史的に見たカカオの効用ってのは、後程てんこ盛りで出てくると思うのですが(^-^;、まずは現代の知識をば。
まず、カカオで見逃されがちなミネラルについて先に。これがすごいんですd(^-^;
銅2.8
亜鉛5.4
鉄4.2
マグネシウム356.0
ナトリウム2.6
カリウム745.0
カルシウム7.5
リン910.0(単位はカカオ豆100g中のmg%)
マグネシウム・カリウム・リンの塊です(^-^;
その他のものも絶妙のバランスで配合されているのですd(^-^)
で、カカオ豆の重量の半分はなんと脂肪です。何やら親近感がヾ(^^;) つづく
機械処理で取り出されるこの脂肪分のことをカカオバター(またはココアバター)といいます。
で、絞りかすがココアd(^-^;
半分がといいましても、栽培状況や品種によっても少々の違いは出ますけど(^-^;
でっと。脂肪と固形分にわけられるのですが、まずは脂肪の方から。
このカカオバターってのは、私たち素人が思う以上のスーパーオイルなんですd(^-^)
色々と特徴はあるのですがまずは融点という所から。
こういった性質を表わすのに専門家な人達はSFI(Solid Fat Index:固体脂指数)っていうのを見るらしいのですが、
SFIっていうのはある温度における固体脂の割合(%)でして、グラフでカカオバターのSFI値を見ますと、
28度位のところから急に固体脂が減少しまして、32.3度辺りで完全に液体脂になります。
同じような食用脂である、バターやマーガリンは、カカオバターとは対照的でして、
温度が上昇するに従って徐々に溶けていきます。もし、バターやマーガリンがカカオバターの様な性質だとすると
パンに塗る時に大騒ぎになってしまいますd(^-^;
このような性格を人工的に改良したのが、最近のマーガリンでして、冷蔵庫から出したばかりでも柔らかいですが、
室温にそのまま置いておいても柔らかさにそれほど変化が現れませんよね(^-^)
ちょっと長すぎた事にいまさらながら 気が付いた。。ウェブのページ上で見るのとこういうところで見るのは違うもんだなと。。。
でも、つづき
天然でカカオバターに似た融点状態を持っているのは、25度に融点を持っているヤシ油位しかありません。
チョコレートにおけるこのカカオバターの性質っていうのは、まさに神からの贈り物とも言えるような物でして、
人間の体温よりも数度低いところに他では類の無い非常にシャープな融点を持っている事が非常に重要な要素になっているのです。
口に入れても、即座に体温と同じ温度になることは無いわけでして、体温より少し低い融点を持っていることが、
とろりとした溶け味を出しています。また、実際に食べられているチョコレートのほとんどはミルクチョコレートであることから、
そこには乳脂肪が含まれているのですが、乳脂肪はカカオバターよりさらに融点が低いので溶け味が強調されるんですd(^-^)
仮にカカオバターの融点が体温と同じだったとすると、口の中でその温度に到達するまでに時間がかかりますので、ワックスを食べているような食感になってしまいますし、
逆に1、2度低かったとすると冬しか食べられない状態になってしまいます(^-^;
で、このカカオバターは抜群の安定性も持っていまして、油脂には私たちにお馴染みな温帯産の種実からとれる大豆油や
コーン油、米油なんかや、熱帯産のパームやヤシからの油、動物脂肪であるラードなんかがありますが、
一般的な傾向として穀物や種子から得られる油にはリノール酸等の不飽和脂肪酸が多くなっています。
これらの不飽和脂肪酸は必須脂肪酸ではあるのですが、酸化に対してはかなり弱くて不安定なんです。
ですから、水素添加をする硬化というのをしてその点を改善することが多いのですが、
動物脂肪には飽和脂肪酸が多く、安定性が良くなっています。ただ、飽和脂肪酸は
コレステロールなんかの問題から敵視されることが多いのは皆さんもよくご存知かと(^-^;
こういった安定性の指標としてAOM(Active Oxygen Method)テストというのがありまして、
決まった加熱条件で強制的に酸化させて、過酸化物価が100になるまでの時間で示されます。
この時間が長いほど油脂が酸化されにくく安定しているということになるのですが、各油脂がどういう値かといいますと、
(単位:時間)綿実油 13
大豆油 12〜14
菜種油 15〜17
コーン油 18〜21
米油 15〜20
パーム油 45
ごま油 122
ヤシ油 160 ということなんですが、
さてカカオバターはどうかといいますと、275というぶっちぎりの値をたたき出します(^-^)v
この安定性が具体的にどういう問題を引き起こすかというのは色々とあると思いますが、
テンプラ等のもどり臭は油の変敗が原因でして、安定性の良い油は臭くなり難い油ともいえるのですd(^-^)
カカオバターがこのような安定性を示すのは、含まれている油脂の組成が良いことと
変敗を防いでくれる天然の抗酸化物質が豊富に含まれているからです(^-^)v
また、最近の研究からカカオバターにはコレステロールや中性脂肪を減らす効果のある事が判ってきています(^-^)
よっしゃぁ〜チョコレート食いまくってやるぅ〜なんて事を考える人もいるかもしれませんが止めておきましょう(^-^;
最近の安物チョコレートは砂糖や粉乳の塊となっている場合が多いんですd(^-^;
カカオバターは価値の高い商品でして、上記のような性質を持っていることから化粧品や医薬品の分野でも色々と使い道があります。
チョコレート製造に際して、このカカオバターをどのように使うかは、製造業者の胸先三寸でして(^-^;、
上質な高級チョコレートを作るのが目的の場合は使用されるのですが、仮にあんまり良心的でない場合は、
高級チョコレート業者からはくずチョコレートと呼ばれるようなカカオ固形分15%程度の物が作り出されます。
で、固形分以外の部分に何が含まれているかといいますと、砂糖と粉乳と安い植物性脂肪となっています(^-^;
ちなみに、ホワイトチョコレートというのがありますが、あれはカカオバターだけで作られる(はず(^-^;)のですが、
アメリカなんかでは法律でカカオ固形分を含まないものはチョコレートと呼べないので、正式にはころも用白色糖菓と呼ばなくてはいけないそうです(^-^;
262 :
D7M ◆NA8zRePvF. :03/01/30 19:43
最初の2行しか読んでない。スマソ。
保全age( ´∀`)y─┛~~
>>262 ワロタ。俺も読み切れない。スマソ。
続き待ってるポ(゚∀゚)!!
保全age
264 :
ash ◆XYe5J657RI :03/01/30 20:25
>>263 ちなみに続きは「脳内」のほうでプリーズ!!
チョコレートかカカオかなんだかの話しはもうお腹イパーイでつ。
265 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/30 21:36
>>255-
>>261 立て読みすればいいんですか?(w
スレ違いだから逝ってよし
266 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/31 01:02
「もな、早く治るといいっスね♪」
モエちゃんは『もな』という名前がすっかりお気に入りになったようだ。
「うんうん」
「あ、忘れてたっス!」
「ん?」
「シンジ君、着替えなくていいんスかっ!?」
「あ…」
そっか、オレも忘れてた。
もなを轢いたコトでモモの気持ち悪さなんかどっかにいってしまっていたが
「うん、着替える着替えるっ!」
部屋へと車を走らせた。
267 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/31 01:06
アパートの前に車を停め、
「ちょっくら行って来るね!」
と言ってドアを閉めようとすると
「アタシも行ってもイイっスかぁ?」
と聞いてきた。
断る理由なんかあるはずもない。
「少しでも長くシンジ君と一緒にいたいっス♪」
「モエちゃん…」
嬉しい言葉…。
「汚部屋になってるけど、いい?」
「うんっ♪構わないっス!」
そう言ってモエちゃんはついてきた。
268 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/31 01:17
「おジャ魔しまぁ〜っス♪」
「散らかってるでしょ?」
実際、洗濯物や雑誌が散乱している。
モエちゃんは辺りをみまわす。
「そんなコトないっスよ!お兄ぃの部屋よりきれいっス」
ん…?
『お兄ぃ』?
「モエちゃん、お兄さんいるんだ?」
「あ、そーいえば言ってなかったっスねっ!アタシ、2つ上のお兄ぃがいるんスよっ」
初耳だ。どんなお兄さんなんだろう…。
「着替えるね」
「うんっ」
モエちゃんはオレも方を見ないように、雑誌をまとめ始めた。
「シンジ君は、兄弟いるんスかぁ?」
「…あぁ、妹がいるよ」
着替えながら話す。
「へぇぇ〜っ♪いくつなんスか?」
「オレの6つ下だよ、今…高校2年になったのかな?」
実はよく覚えてない。
一人暮しを始めてからほとんど実家に帰ってないからだ。
「いいっスねぇ〜♪アタシも妹欲しかったっス…」
269 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/31 01:24
「今度会わせてあげるよ」
「うんっ会いたいっス♪」
「モエちゃんの妹になるかも知れないからねっ」
「え…っ」
『バサバサっ』
重ねていた雑誌をモエちゃんが倒した。
「シ、シンジ君急になに言うんスかぁ〜っ♪」
真っ赤になるモエちゃん。
…ホント、かわいいよなぁ。
「アハハハ、ごめんごめん」
着替え終わり、オレも一緒に倒れた雑誌を拾い集めた。
270 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/31 01:32
「部屋、少しはきれいになったっスねっ♪」
そう言ってモエちゃんはベッドに座った。
「うんうん、ありがとっ!」
オレも隣りに座る。
「しっかし今日はついてないよなぁ〜」
「クスクス、シンジ君、全然当たらなかったっスねっ」
「うんうん…」
「これからきっと連チャンするっスよっ!」
「…だといいけどっ」
…と、急にモエちゃんが手を握ってきた。
ドキっとして振り向くと、モエちゃんもオレを見る。
いつ見ても、どの角度から見ても、かわいいよなぁ…。
「シンジくぅん…」
「えっ…?」
第27話 完
271 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/31 02:54
続きが気になるなぁ。
(*´Д`*) ハアハア 続きが気になりますね( ´∀`)
273 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/31 10:52
こんなところで切るなYO!
つづきが気になって2chにアクセス。
2ch依存症になるのはこのスレのせいといっても過言ではない
274 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/31 20:50
275 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/02/01 02:53
あげ〜
276 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/02/01 04:04
カゼひいてアタマフラフラでつ…
治ったら続き書きまつ。
変なトコで切ったまんまですんませんでつ
277 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/02/01 11:32
風邪の方ゆっくり治してください。
続き期待してます。。。
278 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/02/01 15:25
突然お邪魔して申し訳ございません。
ネットキャッシング。24時間年中無休宣言!!
ここのネットキャッシングは来店不要で遠方の方でも全国振込融資OKです。
モットーは勤務先や身内にばれない様、絶対秘密厳守です。
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一週間無利息なので試しに申し込んでみては。
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279 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/02/02 00:13
保全
1日1回上げたくらいじゃ危ないらしい。
自治スレでそういうはなし出てた。
280 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/02/02 01:50
あげながら待ちます
281 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/02/02 01:57
すべて糞スレが原因
とくに
1・2・3だあ
とか
かならずレス30くらいでDAT
282 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/02/02 12:04
あげときます。
283 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/02/02 19:34
保全
保 全 。
286 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/02/02 22:55
287 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/02/03 05:58
ドキドキドキドキ…。
なんだこの雰囲気は…?
潤んだ瞳でモエちゃんがオレを見つめている。
ま、まさかこれは…っ!?
『アレ』なのか?
モエちゃん、『アレ』を求めているのか?
いいの?
こんな真っ昼間から、いいの?
戸惑うオレの顔に段々とモエちゃんが近づく…。
「シンジ君…好きっス…」
こんな時間にキター
おとなしく期待sage
289 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/02/03 06:06
生まれてこのかた、女性経験どころか彼女もいなかったオレ。
だけど、今のオレにはモエちゃんがいる。
オレ達は付き合っている。
付き合っている期間が長ければ長くなるほど、そういう行為だってするようになる。
至極当然のコトだと思う。
『今』が、まさに『その時』なのか!?
でも、オレは経験がない。
手順がわからない。
何から、どうすればいいんだ!?
誰か教えてくれっっ!
…すると、モエちゃんの唇がオレの唇と接した。
頭が真っ白になりそうなほどの感覚…。
モエちゃんがどんどんオレにもたれかかってくる。
そしてオレは、モエちゃんにベッドに押し倒されるかっこうになった。
290 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/02/03 06:13
オレはもう無我夢中だ。
無我夢中で…抱き締めた。
力いっぱい抱き締めた。
そしてモエちゃんの肌にオレの唇と滑らせた。
…これでいいの?あってる?変じゃない?
自分に問いながら、まさに手探りでコトを進めた。
「好きっス…シンジ君…」
モエちゃんもオレを力いっぱい抱き締めてくれている。
「好きだよ…モエちゃん」
モエちゃんの言葉にオレも応える。
そしてオレはついにモエちゃんの服のボタンに手をかけた。
291 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/02/03 06:20
『ドンドンドン!!ピンポンピンポン!!』
「シンジ―!!いるんだろ―!!!開けろっ!」
この声は…
「カ、カズヤだ…」
オレは思わず飛び起きてしまった。
モエちゃんもハっとしている。
『ピンポンピンポン!!』
カズヤの手によってけたたましく呼び鈴が鳴らされ続ける。
「シンジ―!お前の車見たから帰ってきてるのわかってんだぞ―!」
…はぁ。。
オレはこのままモエちゃんとコトを進めるのを断念すると、カギを開けた。
第28話 完
292 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/02/03 06:22
みなさん保全ありがdでした。
具合が良くなってきたのでちょっとだけですが更新しました。
293 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/02/03 20:23
ドキドキage
294 :
ash ◆83UHuJpbds :03/02/03 20:29
無い無いって言ってた展開に
ドキドキしたワーw
期待age
ドキドキしながら読ませてもらいました。
っていうか、続きキボンミ(w
296 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/02/04 03:47
今日も書けませんでした…
おやすみなさいでつ。
.. ヾ〃 ヽ〃 ヾ/ ヽツ i〃 レソ ヾ〃
,':..゙:, ':,`.‐、.. ':,`:、,...,. ;',:;゙:、 ,.,...,::':,' ,.,‐'´,:' ,':..゙:,
エビフリャ━━i゙・д・;:━:、・д,;━`:':.. ・゙:━i':.. .:;゙;━:.・ .,;:'━:.д・,;;:;'━;゙・д・゙;━━!!!!!
`゙゙"゙ ゙゙" `゙゙"´ `゙゙"´ `゙゙´ `゙゙" `゙゙"゙
298 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/02/04 23:56
今日もほしゅ
299 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/02/05 02:25
保守してくれてる方、すいません…
眠くて眠くて今日は書けないでつ。
じゃがさんどうぞでつ
↓↓↓↓↓
(;´Д`)ハァハァ
↑誰だよ!!
…と代わりに。
保全
303 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/02/05 23:04
あげ保守
304 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/02/06 00:46
『ガチャリ…』
ドアを開けると、やはりカズヤだった。
「カ、カズヤ、どうしたんだ?」
「どうしたじゃねぇだろーが、おめぇ…」
いきなりのマジギレモードだ。
そしてその時やっと気づいた。
とゆーよりも、思い出した。
今朝オレとマサオで、カズヤを置き去りにしてしまったということを…。
「あ、あぁ、今朝のことか…?すまんすまんっ!」
オレが平謝りすると、カズヤは
「マサオは一緒じゃないのか?」
と言い、足元を見た。
「女のコのクツ…?誰か来てるのか?」
「あ、あぁ…」
すると部屋の奥から
「シンジ君…」
モエちゃんがオレを呼んだ。
305 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/02/06 00:56
モエちゃんが玄関までやってくると
「モ、モエちゃん…?」
不思議そうな顔でカズヤが呟く。
それもそうだ。
カズヤには、オレとモエちゃんが付き合ってるコトはまだ話してなかったのだから。
「なんでおまえの部屋にモエちゃんがいるんだよっ」
オレに顔を近づけ、怒っているような悲しんでいるような…どちらともつかない顔で聞いてくる。
カズヤがモエちゃんのコトを気に入ってるのは知っている。
だけどモエちゃんはオレのコトを好きでいてくれている!
そしてオレだって、もうモエちゃんのコトを好きになってしまった!
カズヤのつけいる場所なんてドコにもないんだ!
そんな思いを込めてオレははっきりとカズヤに告げた。
「まだ話してなかったな。オレとモエちゃん、付き合ってるんだっ」
306 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/02/06 01:04
キョトンとするカズヤ。
さすがにショックなのだろう…。
女の話になるといつもマサオと二人でバカにしている、オレなんかにモエちゃんを取られたのだから。
「えへへぇ〜♪実はそうなんっスよっ♪」
ダメ押しとばかりにモエちゃんがオレの腕に絡みつく。
カズヤの目の脇に縦線ができた。
どんどん青ざめていくが平静を装うかの如く
「へぇ〜、そうなんだ?おめでとう」
と、引きつった笑みを浮かべた。
「ありがとうっス♪」
何も知らないモエちゃんは、とびっきりの微笑みで答えた。
307 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/02/06 01:13
「ジャ、ジャ魔したな…」
そう言うとカズヤはドアを閉めて出ていった。
「オ、オレ達もマサオ達のところに戻ろうか?」
さっきの続きを…とも考えたが、カズヤのせいでそんな雰囲気はなくなったように思えたので、やめるコトにした。
「え…あ、そ、そうっスねっ♪」
あれ…?モエちゃん、今、残念そうな顔…した?
続けても良かったのかと後悔したが、すでに『戻ろう』と言ってしまった。
そしてモエちゃんももう気持ちを切り替えてしまったようだ。
根性無し、意気地無しの自分を呪った。
だって初めてなんだもんよぉぉぉぉ!
どう切り出していいのかわかんねぇんだよぉぉぉ!
と自分にイイワケをしながら部屋を出た。
308 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/02/06 01:20
車に乗りこむと
「次はちゃんと最後までして欲しいっス」
とモエちゃんに言われてしまった。
…情けない。やっぱりモエちゃん、さっきは続きを望んでたんだ…。
今からでも遅くないか?
また部屋に戻って続きをやるのか?
「レッツゴーっス♪」
「あ、うん…」
モエちゃんは、やっぱり気持ちが完全に切り替わっていた。
あぁ不甲斐ない…と自分を責めた。
ごめんねモエちゃん、次はちゃんとするよ…。
第29話 完
309 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/02/06 01:20
今日はこんくらいにしておきまつ。
∧∧ ミ _ ドスッ
( ,,)┌─┴┴─┐
/ つ 乙!! |
〜′ /´ └─┬┬─┘
∪ ∪ ││ _ε3
゛゛'゛'゛
311 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/02/06 03:30
312 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/02/06 03:33
ーーーーーーーーーオレ専用しおりーーーーここまで読んだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
313 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/02/06 18:03
保全
314 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/02/06 23:11
>脳内1さん
毎度、お疲れ様です。
エロに逝かないのがなんとも・・・いいですね(w
さぁこの後一体どういう展開になるんだろう?
楽しみにしてますです!
315 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/02/07 02:15
外はもう真っ暗だ。
それもそのはず、もう18時を回っている。
1月下旬なのだから真っ暗で当然だ。
「ヒナターっ♪」
店に戻ると早速モエちゃんは二人の場所へと向かった。
「あ、モエ、お帰りぃ」
「うわぁ…」
ヒナタちゃんの台を見るなり、モエちゃんが固まった。
当然オレも固まった。
ヒナタちゃんの台に『万枚over』の札が刺さっている。
そしてマサオは…。
「シンジっ!見てみろよこれっ」
マサオの台には『6or6』の札が刺さっていた。
そう、設定6確定だ。
どおりで金チャンが止まらないハズだよ…。
「すげぇなマサオ…」
メダルも大箱になっている。
マサオとヒナタちゃん、2台並んで大箱…。
めちゃくちゃ羨ましかった。
316 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/02/07 02:23
「今日は閉店まで粘るぜっ!」
意気込むマサオ。
金太郎の設定6なら、オレだって粘りたいよ…。
あと5時間弱、午前中に負けた分だけでも取り返したい。
オレはキンパルのシマをチェックしようとした。
「あ、ヒナタっ!シンジ君、猫飼うことになったんスよっ♪」
「えっ?そうなのぉ?」
「ハァ?シンジが猫ぉ?なんでよ?」
オレが手短に説明するとマサオは
「エロイ!…もとい、エライ!責任感あるシンジらしいナっ」
と誉めてくれた。
「まぁ、なりゆきってゆーか、なんちゅーか本中華」
古いダジャレで照れ隠し。
「相変わらずセンスねぇな…」
そんな卑下た目でオレを見るな、マサオよ…。
317 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/02/07 02:30
「アタシ、猫大好きなんデスぅ…今度見に行きますねっ」
ヒナタちゃんが目を輝かせている。
「うん、マサオと一緒においでよっ」
我ながらナイスだろ?と言ったカンジでマサオを見る。
マサオも、シンジナイス!と目配せした。
アイコンタクトばっちりだ。
「どんな柄なんデスかぁ?」
そう聞かれたが、なんて説明していいのかわからない。
「えっと、白を…黒で…」
「牛柄っス!」
モエちゃんがフォローしてくれた。
そう、まさに牛だ。
,.、 ,.、
i,!'; ,!i';
; lj: ;,リ;'
;' "´゙ヽ
;' ;. ‘,,λ)
;' ( ゚Д゚) 保全。。がんがr
,.;゙; (ノ ';)
`'ヾ;, ,. , .;'
'∪''∪
319 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/02/07 02:39
「名前は、『もな』っスよ♪」
「もなっ!?」
ヒナタちゃんが驚く。
「…変っスかぁ?」
「誰が考えたんだ?」
マサオがモエちゃんに聞く。
「アタシっス♪モナカの『もな』っス♪」
「モ、モエ、モナカ好きだもんね…」
「うんっ♪大好きっス!」
「よーし!じゃぁ今日勝った分で、もなのエサ買ってやるぞっ!」
マサオが打ち始めた。
「アタシもっ」
ヒナタちゃんも打ち始める。
「アタシもがんばるっス♪」
モエちゃんも気合いを入れて台選びを始めた。
「うし、オレも…」
モエちゃんについていくようにおれはキンパルのシマを見渡した。
サイフの中身は2万円…。
これでなんとか突破口をみつけなくてはっ!
第30話 完
320 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/02/07 02:40
保全してくれてる方、本当に助かりまつ。
今日はここまででつ。
おやすみなさいでつ…。
禿しく乙彼!!
322 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/02/07 23:30
age
323 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/02/07 23:34
保全っ
∧∧ ミ _ ドスッ
( ,,)┌─┴┴─┐
/ つ 上昇 |
〜′ /´ └─┬┬─┘
∪ ∪ ││ _ε3
゛゛'゛'゛
325 :
大学生 ◆SRhj39JyZQ :03/02/08 14:34
ageとくかー
326 :
前スレ414:03/02/09 00:19
もいっちょage。
むぅ、続きがとっても気になる。
楽しみに待ってまつ。
327 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/02/09 01:46
Ugeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!
328 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/02/09 01:47
↑
間違えた
Ageeeeeeeeeeeeee!
329 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/02/09 12:24
保全
保守だ《゚Д゚》ゴラァァァァァァァァァァァァア!!
上がりすぎか?