( ^ω^)ブーン系小説シベリア図書館のようです★42
1 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:
。__
|__ `ー-,
| `ー-'
_______ へ _______
├─────./ ★ \.─────┤
┌─‐.| | r:、 r:、 r:、 | | '⌒ .| | r:、 r:、 r:、 | |.‐─┐
| | l出| | 出 出 出 | ||=||=|| | 出 出 出 | |出l | |
| |===| |=====| |==| |=====| |===| |
| | l田| | 田 田 田 | |ェ||ェ| | 田 田 田 | |田l | | ,,,,,,,,,,,,,
<`/>'^ヾヘ/>.出 出 |_|ェ||ェ| | 出 出 出 | |出l | | [,|,,,★,,,|]
,.:-一;:.、 {三}((ノ、`'ノ))} .==[../ニニニi、]=====┘ ̄ _0_(´・ω・`)_0__
ミ;;:;,. _,.;:゙ミ {ニ}ゝd *゚听) .../ ,.:-一;:.、 \('∀`) 〜♪ .| ブーン系小説 |
川 ゚ -゚) リ (__]っl: .>つ../ ミ;;:;,. _,.;:゙ミ. ノノ ) __ |__シベリア図書館__|
.──(rっ⌒i⌒i── / /| >/ .( ^ω^) | |.、 ..|\ \─‐|」‐し'´`'J─|」─‐‐
.┬─┬─┬─┬─| ̄| lノ ´ γ つ. \| | ̄|┬─┬─┬─┬─┬
.┴┬┴┬┴┬┴┬| | | | しi´ | | | |┴┬┴┬┴┬┴┬┴
.─┴─┴─┴─┴|_|/  ̄'u‐―u' \|_|─┴─┴─┴─┴─
のんびりブーン系について語ったり、規制の避難地に。
当館でブーン系を楽しむのはいかがですか?
前スレ ( ^ω^)ブーン系小説シベリア図書館のようです★41
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/siberia/1316541662/
2 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/21(金) 11:50:33.62 発信元:182.169.165.9
( ^ω^)ゞ おいすー 館長のブーンですお
( ^ω^)まずは僕の説明を聞いてほしいお!
◆シベリアンの皆さんへ
ブーン系小説とは、2chAAキャラ(小型)を使用した読み物群のことです。
表現形式も様々で、純文学に近いものから、AA主体のものまで多岐に渡っています。
読みやすく書きやすい、誰でもウェルカムなジャンルとなっております。
当館は作品感想、絵投下などを歓迎しております。
その他、いろいろ勝手が分からないときは、お気軽に住民にお尋ねください。
当館では作品を投下することが可能です。
しかし、図書館は公共の場ですので、以下のルールをお守りください。
☆シベリア図書館での投下のルール
・基本的に30レス以下推奨です。
・それ以上の場合は連載システム(後述)を取る、もしくは避難所やVIPに投下をしてください。
・ながら投下(作品を書きながら投下すること)は禁止です。
・また、未来安価によって進行を決定する作品(安価作品)もここでは御遠慮ください。
・他の人が投下している場合は、投下できません。その人の投下が終わるまで待ちましょう。
・感想、批評が貰いたい際にはその旨を告げましょう。
・自虐と卑下の禁止。堂々と投下しましょう!
当館はブーン系とシベリアの共生スレです。
VIPとは違うルールがありますので、ご確認の方をお願いします。
「単発スレ、連載スレなどはシベリアでは 絶 対 立てないようにしてください」
立てるようなバッボーイは、こちらへ誘導するとともに、スレ削除を依頼しましょう。
・スレ進行は、作品投下時以外なるべくsageでお願いします。
・さるさんはvipよりも強力ですので、投下時にはご注意ください。
・保守はほとんど必要ありません。
・たまに弱いブリザードが発生することがあります。 スルーしつつ、楽しみましょう。
・お薦めの作品、探している作品をお求めの方はぜひとも当館で尋ねてみてください。
シベリアAA物語
i・'"'',━' '・"'"''` ━''`'・" ''"・'`',"、''・''"`;, ' 。 ο
ο,.┃ SiberiaRailway. ,. ;:これはシベリア民の聖典、とも言うべきお話です。
┃ ο 。 ゚ ο ┃日本に日本書紀、ユダヤに旧約聖書、ギリシャにホメロスが
┃o Сибирь ;: o ,.:-一;:、 ,.あったように。
┃ ο 。 ο ,. i: 。 ミ;;:;,. _,.;:゙ミ 'ο 。 ゚
┠──────────────‐; , r( ´・ω・) o
┃←1001 o ゚ 。 1→ ;; ツィー=ニ彡' ο
。┣━━━━━━━━━━━━━━・i 〜'l つとノ ,. ゚
,, ._.┃_,,_o, __ _ ,_ .,.。゚. _ , __ο_. ,_ ;|!, ..,,:;;;u‐―u' __ _ , .,._,o ,、,. , _.,,
ト ';:''`'';"'' ゚; ''"'::"' ';: '';"' ゚;;:゙''"':: '゚';; ' "' ;:;'' '゙' ; '' '';;:' ''゚;:;:''"'';"'' :"' '゚ ''゚;:;:'";:
| '' :: ' :: ;
ttp://wald.xrea.jp/siberia/←まとめサイト
また、当館では作品を連載することが可能です。ただし、以下のルールをお読みください。
◆シベリア図書館連載規定(今後も変更する可能性があります。よく目を通してください)
・期間は2ヶ月以内。総投下量はおおよそ200レス以下でお願いします。
・一回の投下量は30レス以内に留めてください。
・2ヶ月以上過ぎた、あるいは過ぎそうな場合は、したらば避難所に移行をしてください。
・作品名の統一を心がけてください。
・成り済まし防止として、トリップをつけるのも一つの手です。
・スレを跨ぐ際は、次スレの投下前に以下の対策などを取り、新規でも読める配慮を心がけてください。
1.今までの投下分をまとめたサイトのURLを開始前に貼る。
2.今までの投下分を避難所等に投下し、そのURLを開始前に貼る。
--------------------------------------------------------------------------------
_____________ || || _______ ______
∠_____/ _____/| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ∠_____/_____/|
| [][][][][] [][]|| [][][][][]_[][]|| | |← 恋愛コーナー →| |[][][] [] [] []__||[][][][][]__[]__|| |
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| |
|[][][]______[][]||[][][]______[][]|| | |[][][][][][] []__||[][][]______[][]|| |
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| |
|[][][][][]_[]_[]||[][][][][]_[]_[]|| | ∧_∧ |[][][][][]_[]_[]_||[][][][][]_[]_[]|| |
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| | (∀` ) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| |
|[][][][][][][][]||[][][][][][][][]||/ ( ) |[][][][][][][][]_||[][][][][][][][]||/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ Y 人  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(__)_)
避難所の長編投下をする作者は、シベリア図書館内にて
30レス以内のプロローグ(一話目が30レス以内なら丸ごと)を投下してもOKです。
それ以降は避難所へ投下をお願いします。
宣伝に関しては、今まで通り避難所に投下前に、タイトルとURLと投下するよ。と
短くていいのでやるのを、楽しみにしている読者もいるので是非お勧めします。
(-@A@)開拓は終わりません! 意見や提案はどんどん書き込むんだ!
( ^ω^) イベント等やりたいことは遠慮なく言ってくれお!
,,, ,,, ,, ,,, ,,, ,,. ,,, ,,, ,,
,,,ゞ*ゞ*ゞ*ゞ. ,,,ゞ*ゞ*ゞ*ゞ. ,,,ゞ*ゞ*ゞ*ゞ.
,.:-一;:、 ,,*ゞヾゞ*ゞヾゞ*,, ,,*ゞヾゞ*ゞヾゞ*,,. ,,*ゞヾゞ*ゞヾゞ*,,
ミ;;:;,. _,.;:゙ミ *ゞノ*ヾゞヾゞ*ゞノ *ゞノ*ヾゞヾゞ*ゞノ *ゞノ*ヾゞヾゞ*ゞノ
,r(´・ω・`) .ヾ:;ゞ;;ゞ;*ノヾゞ* ヾ:;ゞ;;ゞ;*ノヾゞ* ヾ:;ゞ;;ゞ;*ノヾゞ*
ツィー=ニ彡' ゙゙゙ヾヘ;;ノ゙゙゙ ゙゙゙ヾヘ;;ノ゙゙゙ ゙゙゙ヾヘ;;ノ゙゙゙ ハ,,,
〜'l つとノ |,|i|. |,|i|. |,|i| (゚、。 フ
u‐―u' ノノ/ヽ ノノ/ヽ ノノ/ヽ uu,,゙)^
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
◆図書館専用シベリア郵便局
ボランティアによる、VIPへ『ブーン系小説スレ専門』代理レスの機能
○配達員への諸注意
*規制されたときはお互い様です。積極的に配達しましょう
*代理レスは正確にコピペしましょう
総合で、VIPへスレ立て代理をする時同様、事前に一声かけると親切です
誤爆しないように心がけましょう
○頼む場合の諸注意
*代理を頼めるのは
・乙や保守
・投下中規制などでの連絡や誘導
・総合への絵代理投下
・その他安価付きレス
*支援は配達員の時間を制限してしまうので、頼むのは控えましょう
代わりに、短い感想などのコメントをつけた乙運んでもらうと作者に気持ちが伝わります
*また、頼む時は出来る限り下のテンプレを使いましょう
【代理先スレURL】
【名前欄】
【メール欄】
【本文】↓
【AAテンプレその1】
( ^ω^)内藤ホライゾン ξ゚听)ξ ツンデレ ('A`)ドクオ 川 ゚ -゚) 素直クール ζ(゚ー゚*ζデレデレ
_
( ゚∀゚)o彡゜ジョルジュ長岡 ノパ听) 素直ヒート (´・ω・`)ショボーン (`・ω・´) シャキン
( ´∀`) モナー ( ・∀・) モララー (,,゚Д゚) ギコ猫 (*゚ー゚) しぃ (*゚∀゚) つー (#゚;;-゚) でぃ
/ ,' 3 荒巻スカルチノフ ミ,,゚Д゚彡 フサギコ ( ´_ゝ`) 兄者 (´<_` )弟者
(*‘ω‘ *) ちんぽっぽ ( ><) わかんないんです=ビロード ( <●><●>) わかってます
<ヽ`∀´> ニダー ( ,,^Д^) タカラ ( ^Д^) プギャー *(‘‘)* ヘリカル沢近 川д川 貞子
(・∀ ・) 斉藤またんき (-_-) ヒッキー ( ´ー`) シラネーヨ (=゚ω゚)ノぃょぅ ( ゚д゚ ) こっちみんな
从'ー'从 渡辺さん ('、`*川 ペニサス伊藤 从 ゚∀从 ハインリッヒ高岡 ( ФωФ)杉浦ロマネスク
|゚ノ ^∀^)レモナ ( ∵) ビコーズ ( ゚∋゚)クックル lw´‐ _‐ノv 素直シュール J( 'ー`)し カーチャン
※ショボーンはショボン、ツンデレはツン、デレデレはデレ、ハインリッヒ高岡はハイン、
素直クール・ヒート・シュールはそれぞれクー・ヒート・シューと書かれることが多い。
【AAテンプレその2】
\(^o^)/人生オワタ | ^o^ |ブームくん | ^o^ | いとこのゆうたろう /^o^\ フッジサーン
@@@
@#_、_@ _、_
( ノ`) 母者 ( ,_ノ` )y━・~渋澤さん(おじ者) ∬´_ゝ`) 姉者 l从・∀・ノ!リ人 妹者 o川*゚ー゚)o 素直キュート
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)父者 (-@∀@)アサピー / ゚、。 / 鈴木ダイオード |;;;;| ,'っノVi ,ココつ 榊原マリントン ( ,'3 ) 中嶋バルケン
ミセ*゚ー゚)リ ミセリ (゚、゚トソン 都村トソン (´・_ゝ・`)盛岡デミタス ( ・3・) ぼるじょあ (゜3゜)田中ポセイドン
<_プー゚)フ エクストプラズマン ,(・)(・), シャーミン松中 ( ^^ω)マルタスニムは瀬川 ( ∴) ゼアフォー
( `ハ´)シナー (‘_L’)フィレンクト ( ・□・)ブーン ハハ ロ -ロ)ハ ハローさん 【+ 】ゞ゚) 棺桶死オサム
(’e’) セントジョーンズ |(●), 、(●)、| ダディクール ( ^ω^) 西川ホライズン 川 ゚ 々゚) 素直くるう
('(゚∀゚∩ なおるよ 爪'ー`)y‐フォックス (//‰ ゚)サイボーグ横掘 ▼・ェ・▼ ビーグル (・(エ)・) クマー ⌒*リ´・-・リ リリ
〃∩ ∧_∧
⊂⌒( ・ω・) 佐々木カラマロス大佐 (=゚Д゚) シベリアタイガー先生 川*` ゥ´)素直ヒール
`ヽ_っ⌒/⌒c
【AAテンプレその3】
N| "゚'` {"゚`lリ 阿部さん ( ゚∀゚ ) アヒャ (゜д゜@ あらやだ 彡 l v lミ 鈴木 ( l v l) 宗男
〈::゚−゚〉 ぃし (;TДT) モカー ||‘‐‘||レ カウガール ( ‘∀‘) ガナー i!iiリ゚ ヮ゚ノル 花瓶
イ从゚ ー゚ノi、 狐娘 从´ヮ`从ト 狸娘 リi、゚ー ゚イ`! 狼娘 ( "ゞ) デルタ関ヶ原
リハ´∀`ノゝ モナ子 从リ ゚д゚ノリ ギコ子 li イ ゚ -゚ノl| 雪苺 (ノリ_゚_-゚ノリゝ ギコアイス ヽiリ,,゚ヮ゚ノi スパム
|::━◎┥ 歯車王 (十) 原子王 /▽▽ 電気王 /◎ ) =| ) 蒸気王 [ Д`] エンジン王
爪゚ー゚) じぃ 爪゚∀゚) づー 爪゚A゚) ぬー ( ・−・ ) シーン ノリ, ^ー^)li ジャンヌ
( ´W`) シラヒーゲ ( ・∀ ∀・) 奇形モララー (;;・∀・;;) 黒マララー リ´−´ルリル子さん
<(' _'<人ノ 高崎美和さん <゚Д゚=> ギコタイガー (=゚д゚) トラギコ < ゚ _・゚> ギコイヌ
ハソ ゚−゚リ なちっ娘 ( `ー´) ネーノ ( ノAヽ) ノーネ ,.:-一;:、
ミ;;:;,. _,.;:゙ミ
(゚A゚* ) のーちゃん | l| ゚ー゚ノl ?・(女末) ミ*゚∀゚彡 ふー ,r(・ω・` )
ツィー=ニ彡'
ィ'ト―-イ、 l つと ノ〜
以`゚益゚以 イトーイ増井 ¥・∀・¥ マニー ( ゚¥゚) 偽モナー u‐―u' ショボーンビッチ
( ^ω^)AAテンプレは以上だお
さるさん理解のススメ 1
同一スレに複数回書き込むことで仮想の値(便宜上ポイントと称する)がたまると考える。
ポイントが「さる状態」のラインまで蓄積されるには時間がかかる。
しかし、一度その限界を超えると解除には次のポイント減少条件が必要だと考えられている。
・時間経過(効果―小。大体10分で基準値を下回る)
・他人の支援(効果―中。これの基準は不明)
・投下者が他スレに書き込む(効果―大。投稿40秒ルールには目をつむるべし)
特に推したいのが三つ目だ。
あまり知られていないが、同一スレに書き込むこと以外ならポイントを減らせるらしい。
特筆点は、被さるの投稿者が任意にこれを実施できることだ。
また、焦りから「同一スレに書き込む」と、書き込めないばかりかさるのポイントを蓄積することになる。
よって、支援数が足りない場合は五回に一度ほど他スレに書き込めば良いと思われる。
これは他作品への支援による、他作者のさる防止にも繋がる行為である。
以上、さる防止のススメ。
さるさん理解のススメ 2
他の板でいくつか実験した結果、以下のことがわかってる
・毎時00分から10レス以上の書き込み
・毎時00分からのレスだけを見た時に、50%以上が同一IPである
この二つの条件が両方とも揃うとさるさん
片方でも条件が崩れると解除される
P2を所持している場合、P2と素のIPで交互に投下しても、同一のIPと認識されるかどうかは微妙
例えば、時刻が19:30、19:00からの支援が8レスだとする
この場合、10レス目の投下をするとさるさんになり、解除は支援3レスあるいは30分待機となる
注意すべきは50%以上であるため、投下10レスに対して支援レスが11レス必要なこと
10レス区切りではなく10レス以上なので、投下15レスに対しては支援が16レス必要であること
00分から数えて10レス目は投下できる
ただし、さるさんが表示されなくても、さるさんにかかった状態になる
そのため11レス目は条件を崩してもらわないと、投下できない
以上のことから、こんな回避方法や注意点が想定される
45分から40秒間隔で10レス、00分過ぎた瞬間に10レス連続投下で20レス投下が可能
総合に投下する場合、事前にいくつかの書き込みがあるため、支援は少なくてもよい
支援する人が1人の場合、二人ともさるさんにかかってスレが止まる可能性がある
17 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/21(金) 12:46:17.59 発信元:114.180.108.104
乙です
去年のクリスマスに絵祭りがあったらしいけど、そのまとめってどこにあります?
乙
18ですが見つけました
21 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/21(金) 14:41:58.28 発信元:124.146.175.227
乙!
22 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/21(金) 16:58:02.84 発信元:221.90.202.66
乙
新スレ乙
24 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/21(金) 20:59:16.70 発信元:121.108.85.81
良かった、ブーン系って細々とでもまだ生き残ってたんだ
もう終わってしまったのかと思った
25 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/21(金) 21:13:32.91 発信元:180.4.150.35
スレ立て乙乙乙乙
ブーン系は死なんよ
むしろ最近は復活のふいんきだしね
乙!!前スレ消化早かったね
28 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/21(金) 23:51:35.78 発信元:180.4.150.35
29 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/21(金) 23:55:58.21 発信元:114.180.108.104
いってみる
30 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/21(金) 23:57:44.69 発信元:114.180.108.104
31 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/22(土) 00:01:28.46 発信元:180.4.172.144
間違えた。ありがとう!
33 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/22(土) 18:54:00.92 発信元:114.180.108.104
イベントか
久しぶりにシベリアで連載してみるかな
スレたて代理願います
タイトル:ホテル・サイドニアのようです
本文:お好きに
行ってみる
ありがとう!
久しぶりに書くと投下場所に悩むね
忍法帳とか持ってないし
41 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/24(月) 06:58:41.44 発信元:126.159.96.56
VIPでいいじゃない
どこも長所短所あるよな
最近は創作板がトレンド
というより、消去法でそこにするしかないという感じだな
荒らしはいないし自由にスレ立ても出来る
ただし人も少ない。もっと人が多くなれば迷うことないんだけどね
46 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/24(月) 19:15:05.23 発信元:126.159.96.56
避難所に人集めてどうするかって話だけどな
創作板に集まるくらい規制が酷いんだけども
ぶっちゃけ人がいれば何処だっていいよ。長いこといるけどVIPに思い入れは無い
48 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/24(月) 19:44:53.30 発信元:118.159.131.35
>>46 創作板は避難所じゃないよ。
やる夫板をVIPの避難所とは言わないでしょ?それと同じ。
避難所も「兼ねて」いるからやる夫板よりもハイブリッド。
関係ないけど創作板と聞いたとき創作発表板に進出したのかと思った
>>49 俺がいた
っていうか何年か前、創作発表に分所つくるとかつくらないとかそんな話があった気がするんだがどうなったんだろう
51 :
◆qnsLPQlGqytQ :2011/10/24(月) 22:20:16.69 発信元:114.174.31.254
55 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/24(月) 22:33:45.05 発信元:114.174.31.254
ありがとうございます!いてきます
読み専だったんだが、今度の祭りで書いてみようと思うんだけど
書くときに注意したりするところってある?
57 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/24(月) 22:51:00.43 発信元:118.159.131.38
>>52 一本掘られたwwwwwワロタwwwwwww
光の速さで保存した
58 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/24(月) 22:51:26.39 発信元:202.229.176.35
>>56 品評会についてだと受け取るけど
五レスだからといって行間を詰めすぎないこと
初心者アピールして不快感を覚えさせないこと
ルールは守るのは当然だけど、自分が楽しむこと
>>58 ありがとうございます
品評会でした(汗
頑張って書いてみます
>>58 詰め込むなと……むしろグイグイ詰めて掌編くらいのを投下してやんよ
まあ適当な範囲内に留めるけどな
>>61 行間詰めすぎないようにってだけ
台詞の前後も一行空けなかったりすると読みづらいからね
350行しかないからねぇ
1回会話させるだけで2行、スペースに3行の5行も使ってしまう
詰めりゃ何とかなるといっても見栄えが悪い、頭使うよね
大半は物語のクライマックスのみか、舞台設定に終始するのみになりそうだよね
下手に展開させすぎると急に薄っぺらくなってしまうし
クライマックスどころか、エピローグのみって感じがいいぞ
少しだけ回想シーンを挟んで、重要な部分以外は省略
こういうショートショートで重要なのは読者に勝手に想像させる余地を盛り込むことだ
おっと、これは企業秘密だった。忘れてくれ
5レス程度の総合短編なら別に珍しくもないしな
間隔がつかめないなら、色々と総合短編を読んでみるといい
どなたかAA+セリフで絵題くらさい
>>68 ('A`)「えっお前やっぱ俺が好きなん?」
70 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/25(火) 12:54:06.18 発信元:1.72.1.150
71 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/25(火) 12:55:16.57 発信元:1.72.1.150
72 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/25(火) 12:56:33.40 発信元:1.72.1.150
73 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/25(火) 12:58:02.91 発信元:1.72.1.150
>>68 三 ======
三 || || ノハ*゚听)ひゃっほー!!
三 || || ( つ つ
三 || || と_)_) __
三  ̄(.)) ̄(.)) ̄ (,)) ̄(.))
>>68 川 ゚ -゚)「冗談は存在だけにしとけよ」
みっつほどお題ください
78 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/25(火) 18:11:44.05 発信元:114.180.108.104
把握
ありがとう
お題ってほんとによく「どうしろと…」って言うのが来るから困るwww
作れる人尊敬するわ
82 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/25(火) 23:45:51.36 発信元:221.30.151.167
俺にも3つください
86 :
82:2011/10/25(火) 23:51:03.60 発信元:221.30.151.167
ありがとう
図書館のせいでブーン系にはまったのはいい思い出
復活祭懐かしいな
懐かしい……当時は感想の配達が楽しかったものだ
復活してからは、あっという間だったな
>>92 上手いこと使ったなwww
ドクオ哀れってレベルじゃねーぞ!
ドクオもういいっ・・・休めっ・・・!
乙ワラタwwwwww
どなたかAA+セリフで絵題くらさい
色んな人のを織り交ぜて描きたいのでひとりひとつでよろしく
>>98 ξ゚?゚)ξ「信仰の光がこの世の悪を打ち砕く──エルカンターレ!ファイト!!!」
>>98 川 ゚ 々゚)「12球団どこでもOKです」
('A`)「百分率は分かる」
103 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/27(木) 14:33:38.79 発信元:1.66.97.21
>>98 ノハ'兪)「燃え尽きたよ…真っ黒焦げにな…」
104 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/27(木) 14:33:53.97 発信元:1.66.97.21
>>99 >>101-103 りょーかいした、ありがとー
>>100 申し訳ないんだけど、そういうのいじくると特定の人が不快に感じたり、その人に対する中傷になる可能性が・・・
というか俺が描くとほぼ確実に中傷画になってしまうので今回はパスさせてください
わざわざお題くれたのにゴメンよ
狂気キャラの描写がうまい作品教えて
( ^ω^)変わった人達のようです
>>107 に加えて、( ^ω^)ブーンがシリアルキラーになったようです
ありがとう読んでくる
悪意のようですが何故ない
同じ作者の「力は役立たず」のクーの狂気っぷりが一番好きだ
その2つも読んできます
昔読んだブーン系をもう一度読みたいんだけど題名も話の流れも全然思い出せないんだ
ショボンかドクオだかがバーでお酒の説明を登場人物にしてるっていう場面しか思い出せなくて…
こんな説明で本当に申し訳ないんだけど誰か心当たりある人いますか?
117 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/29(土) 23:50:48.27 発信元:219.125.145.64
>>115 >>116 ありがとうございます!
多分お酒を愛しているようですの方だと思いますが、せっかくなので3つとも読ませていただきます
>>115 >>116 ありがとうございます!
題名見て少し思い出しました
多分お酒を愛しているようですの方だと思いますが、せっかくなので3つとも読ませていただきます
ここ最近VIP見ている人っているのかな
気が向いたり投下するときに行く程度だのう
お題くれ
125 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/30(日) 19:13:50.70 発信元:126.159.96.56
126 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/30(日) 19:23:32.65 発信元:1.72.0.241
>>123 ζ(゚ー゚*ζ「一生付きまとってやる」
投下します。
さるが怖いので五分間隔くらいで
支援
「酒とロシアのアクネドートのようです。」
ロシアの祖国とされる、キエフ大公国(882年〜1240年)の出来事。
英雄、スヴャトスラフ1世が972年に戦死し、その長男であるヤロポルク1世が
大公になるも、980年、三男のウラジーミル1世にその座を追われた。
( ^ω^)「ヒャッハー俺が聖公だおおおおお!!!」
ウラジーミル1世はキエフ大公国の国教をギリシャ正教に定め、
今日では聖人と扱われている人物である。
なぜ彼は国教をキリスト教に定めたのであろうか?
それにはこのようなアクネドートが残されている。……
131 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/30(日) 21:13:27.89 発信元:182.169.165.9
当時から国家にとって、宗教は必要不可欠なものであった。
国として体裁が進むにつれ、文化的儀礼が必要となっていく。
ウラジーミル1世も、どの宗教に入信するかで迷っていた。
( ^ω^)「うーん、よくわからんお! 側近! 宗教のデータもってこいお!」
('A`)「かしこまりました!」
('A`)「――と、いうわけで持ってきました! 候補になりそうなのはこの二つですね」
・ギリシャ正教
・イスラム教
( ^ω^)「お、ご近所さんのアラブがイスラムに入信してんのかお。
こりゃ便利だお。イスラムにしようかなー。
側近! イスラム教について調べて参れ!」
('A`)「かしこまりました!」
132 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/30(日) 21:19:12.82 発信元:202.229.178.7
支援
133 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/30(日) 21:21:33.07 発信元:182.169.165.9
('∀`)「
調べてきました! イスラム教またはイスラームとは、唯一絶対の神
(アラビア語でアッラーフ)を信仰し、神が最後の預言者たる
ムハンマドを通じて人々に下したとされるクルアーンの教えを……」
(;^ω^)「やかましいわ! wiki丸暗記していい気になってんじゃねーお!」
( ^ω^)「分かりやすく 伝えたまへ」
('A`)「はい! まずイスラム教は一神教で、唯一神しか信じません」
( ^ω^)「なるへそ」
('A`)「その唯一神はアッラーといいますが、これは神の名ではなく、「神」という言葉です。
イスラムはユダヤ教の派生で、キリスト教と同じく「ヤハウェ」を信仰しています」
( ^ω^)「………」
('A`)「イスラム教徒は「ムスリム」といい、そしてこのムスリムには
六信五行と呼ばれる義務が課せられるのです。これにより……」
(;^ω^)「スマンやっぱ戒律だけ教えてくれ」
134 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/30(日) 21:31:36.00 発信元:182.169.165.9
('A`)「まず豚肉を食べてはなりません。礼拝も決まった時間に行わねばなりません」
( ^ω^)「ふむ」
('A`)「男は割礼が必要です」
(;^ω^)「ウヒン! わ、私はズル剥けだからな!!」
('A`)「特定の期間は断食もしなくっちゃあなりませんね」
(;^ω^)「ぐぬぬ! それはキツいお」
('A`)「そして極めつけがなんと、禁酒です」
(;゚ω゚)「そ、それだけは勘弁ならんお! 割礼されよーが餓死しよーが
酒をやめることだけは出来ねーお!!」
('A`)「イスラム教では酒を飲む人は地獄に堕ちるそうです」
( ゚ω゚)「そいつが地獄に堕ちろバーカ! バーカ!!」
(;^ω^)「イスラム教のモンを連れてこいお! 交渉で酒だけは許してもらうお!」
し
136 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/30(日) 21:36:35.00 発信元:182.169.165.9
そして……
(-@∀@)←イスラム教のお偉いさん
(-@∀@)「酒を……認めろ……と?」
(-@∀@)「アッラーを信仰しながら、酒飲む、と……?」
(-@∀@)「ふむ……」
(-@∀@)「バカじゃねえの?」
( ゜ω゜)「お前がバカだバーカ!!!」
('A`)「大公落ち着いてください」
137 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/30(日) 21:43:14.16 発信元:182.169.165.9
(-@∀@)「酒を飲む奴は黒魔術を信じる者とこれ同じ!」
( ゜ω゜)「酔っ払ってのかてめぇア―――ン!?」
(-@∀@)「話にならん帰らせてもらおう」
( ゜ω゜)「おうおう出てけ出てけDIO様がコーラン読んでるだけで
発狂するマジキチ電波どもが! 聖おにいさんでずっとハブられてろ!」
( ゜ω゜)「うちはキリスト教にするもんねー!!
お酒を認めるキリスト教だもんねー!!
水をぶどう酒これサイコー! 側近! さっそく準備だお!!」
('A`)「ええーそんな理由で……」
・・ ・・
・・ ・・・
・・ ・・・・
生きた本完結かー、いやあ面白かった。やっぱ大団円はいいねえほっこりする
139 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/30(日) 21:52:14.53 発信元:182.169.165.9
こうして。キエフ大公国は988年、酒のためにギリシャ正教を国教として取り入れ、
ウラジーミル1世その人も、同年に洗礼を受けたという。
( ^ω^)b
ウラジーミル1世は優れた政治手腕によりキエフ大公国を拡大させた。
1015年に彼は没したが、ウラジーミル1世の遺体は分割され、聖遺物として扱われた。
ロシア帝国では聖ウラジーミル勲章が設けられ、金貨に彫られるなど、
後世まで語り継がれる偉人となったし、キリスト教ではカトリックと正教会の
両方から聖人と祭られていることとなった。……
更に、寒冷の地ロシアで酒を禁止されずに済んだため、国民達は
厳しい冬を乗り越えることが出来たという。12世紀にはウォッカが
ロシアの地酒となり、現在までロシア中で愛され続けている。……
140 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/30(日) 22:03:09.24 発信元:182.169.165.9
――――――― ――― ――
('A`)「……と、こんな感じでお酒が愛されているってわけよ」
ξ゚听)ξ「へーえ、とんだ飲兵衛大国なのねえ」
(*´ω`)「マスター! 『革命』をもう一杯くれお!」
(*-@Д@)「マスター、僕は『スターリン』おかわり」
( ´ー`)「はいよ」
ξ゚听)ξ「ちょっと二人とも、飲みすぎじゃない?」
――現代。シベリアのとあるバー。
ブーン系図書館の館員達が、仕事帰りに寄っていたのだった。
141 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/30(日) 22:15:38.86 発信元:182.169.165.9
(*´ω`)「これが飲まずにいられるかお! このシベリアで
ヲッカが飲めるのも、そのウラジーミルさんのおかげだお!
聖人ばんざーいばんじゃ〜いだお!! アサピーもそう思うだお!?」
(*-@Д@)「酒が不味くなる! うるさい黙れ!!」
ξ゚听)ξ「館長もアサピーさんもそんだけ飲んでまぁ……」
( ´ー`)「どうぞ、こちらは新作のアザラシフライです」
ξ*゚听)ξ「きゃあ美味しそう!」
( *゜ω゜)=3「おおお! 僕にもくれお!」
ξ゚听)ξ「ダメよ館長は、絶食しなきゃうふふ」
(*´ω`)「そんなこと言わないでぇええええん! ああああああん!」
(#-@Д@)「抱きつくな!! うっとうしい!!!」
142 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/30(日) 22:28:19.99 発信元:182.169.165.9
('A`)「ロシアとヲッカのアクネドートにはこんなのもあるんだ。
皇帝ニコライ2世が『度数高すぎじゃね? 制限しろks』と法律で決めたら
酒造りの職人達が猛反発して国外で出てヲッカを作り出したんだ。
それのおかげでウォッカは世界中に広まったっていうけど、
まったく……この地とヲッカは切っても切れない関係なんだよな」
ξ;゚听)ξ「水筒にお茶入れても凍るからって、代わりにヲッカを入れてたりするし……
ここまで突き詰めると立派なものだわ」
(*´ω`)「僕のことかおー!? それ、僕のことかおー!?
ちょ、それどこ情報よ? どこ情報よそれー!?」
ξ;゚听)ξ「うわウッザ!」
(;'A`)「わっ! アサピーさん塩ぶちまけないでください!」
(*-@Д@)「わざとぶちまけたんだ!!」
143 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/30(日) 22:36:15.03 発信元:182.169.165.9
(*´ω`)「マスター! 僕はまだまだ飲むおー! おかわり!」
(*-@Д@)「142粒! 『スターリン』をダブルで!」
( ´ー`)「お客さん、酔いはゆっくり楽しむものですよ」
('A`)「まったく……二人だけでヲッカの瓶どんだけ空けてんだ…」
ξ゚听)ξ「二人が身も心もシベリアンなのが分かった気がするわ…」
('A`)「つーか、チェイサー抜きで二人とも……」
ξ;゚听)ξ「ちょ……大丈夫なの!?」
もちろん大丈夫なはずもなく。
それから30分後。館長とアサピーは同時に床にぶっ倒れたという。……
(終)
144 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/30(日) 22:45:29.63 発信元:182.169.165.9
以上で投下終了です。
もちろんウラジーミルの前半は脚色をしておりますが、
酒を理由にイスラムを断り、キリストを国教にしたのは史実だそうです。
遅くまでありがとうございました。
乙!
シベリアの飲兵衛はこうでなくちゃな。
乙でごわす!
懐かしい雰囲気!
乙
こういうの好きだわ
生きた本最高だった…
149 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/31(月) 00:37:23.11 発信元:124.146.174.40
乙!
チェイサー抜きとか死ぬwwwww
今日はハロウィンかぁ
日本にはまだまだハロウィンは浸透しきってないが、今日仮想パーティでもあるのか、新宿駅でカボチャ系コスプレイヤーをたくさん見かけた。
まあ中にはただの女装もいたけど
ハロウィンパーティーで火事があって怪我人が出たけど
みんなゾンビのコスプレだから誰が怪我人かわからんかった
ってニュースがあってネタになりそうだなと思ったw
川*´ ゥ`) 「トリックアトリート!お菓子頂戴おじちゃ〜ん」
(;'A`) 「……」
川*` ゥ´) 「おいタコ無視すんなよコラ、菓子寄こせっつってんだよコラ」
(;'A`) 「お、おう……」
川*` ゥ´) 「おいおいなんだよその顔はよ、豆が鳩鉄砲喰らったみたいな顔してんじゃねェよ」
(;'A`) 「はぁ」
川*´ ゥ`) 「おいおいなにか?あたいが素顔なのが不思議ってか?そりゃあれだよ
あたいはカボチャの被り物しなくても元来バケモノみたいな顔してるからそのままでいいんだよ!」
川*´ ゥ`) 「って言わせんなバカ野郎!ガハハ!」
(;'A`) 「……」
川#` ゥ´) 「ほらいい加減に出せやタコ、早くしねーとテメェのアスホールにタバスコ突っ込むぞ」
('A`) 「実は僕、警察官なんだよね」
川*` ゥ´) 「……」
__[警]
('A`) 川*;ゥ;)
( )Vノ )
| | |
川*; ゥ;) 「おおおお……」
('A`) 「君さ、34にもなってそういうことして恥ずかしいと思わないの?」
川*; ゥ;) 「ちょ、ちょっとした出来心だったんですピャ……」
('A`) 「まぁ詳しくは署で聞くから」
川*; ゥ;) 「うぐぐぐぐぐぐ……」
「川*` ゥ´)ピャー子のハロウィンのようです」 完
155 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/01(火) 23:40:43.95 発信元:182.169.165.9
乙ww
ヒールはそこまでブサイク設定なのかよw
最近の作品で川*` ゥ´)ピャー子が出てくるのってなにかあるかい?
157 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/02(水) 00:42:34.86 発信元:182.169.165.9
知ってる限りじゃあな本のサスペンス編かな
>>157 あな本に出てたのかてんきゅー
読んでみるお
ピャー子・・・・
160 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/02(水) 01:35:28.89 発信元:126.162.155.100
ドクオが逮捕されるかと思ったのに……乙w
34wwww
>>157 サスペンスじゃなくてミステリー編じゃね?
グゥレイトにも出てた気がする
あ、そうだった。やべー罰としてしぃにセクハラされてくるわ
+業務連絡。保管庫の過去スレまとめがついに1ケタ台まで行きました。
この分なら今週中には全スレまとめが完了するかも!
で、当方wikiとかタグとかよくわかんねーんすが、おすすめの機能とか
つけてほしい機能がありましたら是非教えてください。
あと、top画像が欲しいんですが描いてくれる人いないかなー、と独り言。
http://www18.atwiki.jp/librariberia/
ピャー子って意外と便利だと思うの
>>162 マジお疲れ様だわ
序章祭のログ見て懐かしい気持ちになれたよ
>>162超乙
あとマイナーだが、原作があるようですにもピャー子出てたな
top絵てデジタルのが載せやすいとかあんのかね?
原作のようですにも出てたのかdクス
意外とよく出てるんだな
みんなトンクス。初代スレまでまとめきったらまた報告するね。
>>167 アナログでもデジタルでも大丈夫だと思う。
ただ、横長のがログっぽくて使いやすいかも、てのはあるかな。
そういやヒールは見るけど素直パニックは見ないな
>>169そうなんか
そらパニックは短編用の一発キャラですやん
パニックとか懐かしい
ピャー子はシベリアで生まれたんだっけ?
なんかシベリアのイメージが強いんだが
久々に途中送信してもうた
wikiにあるのかな?ピャー子の生い立ち
過去ログ見てた限りだと総合生まれで、使われはじめたのはシベリアっぽいね
AAテンプレにも早々に入っているし
たしか昨年の5月ごろVIPのほうで誕生してたような
>>173 懐かしいな、それが最初だったな
そうなのかサンクス
退屈な日常のイメージが強いんだよな
実質は1人か2人が頑張って使ってる印象だな
キャラ付けは結構ちゃんとあるのに、メインキャラとして出てるヒット作が出ないと流行らないのかな
ピャー子は作品によってキャラが違うから、いざ使おうとしても
どんなイメージで書けばいいのか迷ってしまうんじゃないかなと思った
鬱なせぇるすまんの人が書くピャー子のイメージが一番強烈だが、
あの独特なキャラを上手く使えるのは、あの作者ぐらいしかいなさそうな感じ
かといって自分なりのピャー子を書いたとしても、上手く出来なかったら”ピャー子である必要がない”と思われそうだし
そもそもピャー子である必要がないキャラ付けならピャー子よりもメジャーなAA使うだろうし
つまり何が言いたいかというとピャー子ゲシュタルト崩壊してきた
ピャー子、使うときは使うぜ。タイミングと機会の問題さね
そういや5月のラノベ祭ではピャー子たくさん出てたな
マイナーAAがメイン張ってヒット→他作品でも見るように
ってどんなケースがあるんだろうか
1〜2年くらいしかブーン系にいないからよく分からない
ここのアサピー司書もそんな感じっすよ
有名なのは勇者のセントジョーンズとか正義のロマネスクか?
>>183 まず筆頭に上がるのは、正義ヒーローのロマネスクだろうな
登場率というよりはキャラ付け(尊大、である口調)が定着した感じだけど
他に思い付くのはトソでもいっしょのトソンがあの作品以降よくメインキャラを張るようになった
同作品でミセリもそうかな
ミセリのパイオニア的な作品はミセリ喫茶だと思うけど、メインキャラ定着させたのはトソでもいっしょ以降かもしれない
他にはビコーズ先生のビコーズとか、これもキャラ付けかな?
みんないろいろありがとう
作品は知ってるけど当時の状況とか知らないから勉強になった
最近そういうパターンを見てない気がするけどブーン系自体が完成されてきたのかね
最近の例なら生きた本のニュッ君か?キャラの定着っつか、登場率が上がった
今年の作品でチラホラ見るようになったな
ハインは科学者、つーは料理人かな
まんじゅうのショボンも影響ありそう
ハインはお転婆なはずなんだけど意外と頭の切れるキャラって場合が多いよな、いつからなんやろ
そもそもハインはおと)ry
釣りスレぐらいでしか見なかったキュートがいつのまにやら定着しててビビる
194 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/03(木) 11:57:11.67 発信元:202.162.112.15
すみません
VIPにスレ立て代理をお願いできますか?
スレタイ:( ^ω^)はストーカーのようです
本文は何でも構いません
いってこよう
/_ ‐- 、 ヽ 、ミ レ- 、
〈 ヽ \ j /ヽ∨∠_ ヽ これが…
. ヽ`ー三う ,ィ, ハ 'ニ, i |ヽ. i l せい…いっぱい…
. ト、ニ∠イ_:ヽ{ ::'''_:ノル' i { 〉 です
レ' : =;;三`テツy;ッzj' イ; } :}.{ スレの住人…さん
l j' ::: : |「 ソ ,ンノ ,〉 受け取って…
ノ {' 、_;;j' /__ (. ( r' ください…
,.イー=ゝ、 fF==ァ′〜 )_ノ
{、 ,.ヘ\{  ̄「/三ニ=('
ヘミ \_> ` ー'rう'´ ー-、
ヽ\=-‐''´ `ー-
http://www18.atwiki.jp/librariberia/
>>198素晴らしい仕事だ、尊敬します
本当にお疲れさまです
なのかな、という問いは実に応えるのが難しいと思うのだが
いい感じ
清書に期待できるな
208 :
拳王 ◆OWGR5Hv.vQ :2011/11/04(金) 03:03:56.71 発信元:118.159.133.197
生きるのが辛い…
犬ちゃんが餌を求めて三千里
王道な『剣と魔法のファンタジー』のジャンルで完結したものって最近あった?
213 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/04(金) 10:27:47.37 発信元:183.74.1.28
>>207 お題出した身として言わせてもらう
ワロタ
>>212 最近だと完結が見えそうなのはドラクエじゃないかな
どなたかAA+セリフで絵題くらさい!!
>>218 lw´‐ _‐ノv「こんとんじょのいこ」
btcmは置いといて、学園都市はもろくそ境ホラに影響受けまくってるというかそういうレベルじゃないよなーと改めて思った
どの創作の場にも影響受け杉ィ!な作品はあるもんさ
225 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/04(金) 22:44:01.44 発信元:180.11.251.236
何かタイトル下さい
AAはついててもついてなくても
下げ忘れました首吊りますごめんなさい
228 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/04(金) 23:15:23.21 発信元:180.15.40.32
229 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/05(土) 11:19:55.86 発信元:124.146.174.234
>>225 ( ><)プールサイドボーイのようです
230 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/05(土) 13:13:52.92 発信元:111.233.170.86
ノパ听)はポヨンポヨンのようです
232 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/05(土) 16:55:04.66 発信元:180.11.251.236
234 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/06(日) 03:42:27.77 発信元:222.0.75.154
あおいぞん
>>236 サイズよりも縦横比のほうを気にした方がいいと思う
まあその辺りを調節できるようにしておくと後々楽かもね
アクネドート?アネクドート? 正しいのどっちだっけか
>>241 図書館らしさでいえば先に貼った方だけどこっちの方がシンプルでいい感じもするね
>>242 うぼぁー、アネクドートですな。アクネはニキビじゃんかー!
単語はうろ覚えで使っちゃ危険だなぁ
てわけで
>>233 アネクドートに修正していただけませんか? 御手数お掛けして申し訳ないです
あとまとめありがとうございます!
>>241 いいねいいね
酉変わってますが気にしないでください。したらばと2chで酉が変わるの忘れてましたorz
>>244 コメントで指摘があったので対応済みです。
というかタイトルみたいな重要なものは修正前に確認取るべきでした。すいません!
酉キー削ればしたらばだと酉一緒にならなかった?
鳥の仕様が、したらばが半角8文字で、2chが半角12文字だっけ?
元々、2chで8文字より大きい鳥キー使ってた→9文字目からキー無効→2ch仕様変更で12文字対応→9〜12文字目有効
こんな流れで変わったはずだから、8文字目以降は削ったらそうなりそうだよな
詳しい文字数とか、ちょっと嘘入ってるかもしれん
それで合ってるぽい
249 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/07(月) 17:24:29.38 発信元:58.246.200.114
あ
250 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/07(月) 17:28:13.31 発信元:58.246.200.114
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
251 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/07(月) 17:30:11.83 発信元:58.246.200.114
>>52 下手糞
つまらんから死ね
>>144 はっきり言ってゴミ
存在からして無駄、クソ駄文
>>154 つまらん
くたばれカス
同情の反応もらって嬉しいか?あ?
252 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/07(月) 17:32:28.64 発信元:58.246.200.114
>>233 お前んとこのまとめ誰が利用してるわけ?(プッ
贅肉のような無意味間のにじみ出た糞ったれまとめなんか誰も見に行かんわ
まとめてる作品もだっせぇチリだしな
まー、腐りきった掃き溜めシベカスのブーン系にはお似合いだお
253 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/07(月) 17:32:46.98 発信元:58.246.200.114
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
人体実験の人もそれでボヤいてたような
今度教えてみよう
>>245 いやいやこちらこそ申し訳なかったです
修正ありがとうございました!
静かだ
257 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/08(火) 12:16:55.94 発信元:49.98.11.170
ξ゚听)ξ死にそう
( ^ω^)ガンバ
いろいろネタはあるんだけど文章におこせない
そして書けないうちにネタだけどんどん詳細になっていって
書いた気になって書かなくなる
長編を書きたいのか、中編や短編を書きたいのかで変わってくる。
二桁レス越えが出来ない
故にスレ立てて投下するのが出来ない
そろそろ新しい『ブーン系入門』みたいな物が欲しいか
ノウハウものは好きだわ
実はツイッターやるブーン系民が増えたのは
童貞でも分かるツイッター入門が影響してるという噂があったりなかったり
266 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/08(火) 23:43:03.01 発信元:118.159.132.170
【・ω・】
ブーンたちがポケモン対戦やる話分かりますか?
昔読んでまた読みたくなったんですが探しても見つからなくて…
わあー結婚式だー
271 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/09(水) 00:17:39.04 発信元:126.245.92.140
ブーケは逃さん
272 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/09(水) 00:18:36.07 発信元:219.125.145.73
図書館マンまじ名作
シベリアの冬は長い
皆いずれ来る春に想いを馳せながら静かに眠るのだ
その日、シベリアは沈黙を迎えた
ヲッカ持ってこーい
277 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/10(木) 21:03:13.25 発信元:180.32.237.100
沈黙を破る日が来た…!
遅筆を解消したい、というかモチベ上昇をしたい。
わざわざ執筆のために喫茶店に行ったのに結局二行しか書けなかった。
こういうのはどう解消すればいいんだろう。
俺も知りたい
とりあえず書けるときに一気に書くしかあるまい
>>278 適当に雑談するのが一番じゃないかな
俺も行き詰まってる
書き物もだが、私生活でも
文体にこだわると袋小路にはまるな・・・
気分転換に児童文学を読むのもよかったり
山中恒とか最近読み直してる
感情表現が凄く的確。
修造コピペ貼ろうと思ったけどシベリア融けそうだからやめた
少し前は一気に書けたけど今はなぜか行き詰まりんぐ
文体と描写は遅筆にさせる原因だなぁ。バーに行って注文するシーンでも考えたりしちゃう。
俺は描写なら久生十蘭が洗練されてて好きだなぁ。
>>280 そうだね、まあなんというか、頑張ろう一緒に
諦めんなよ!!!
書けなくなったら手当たり次第に読んじゃうな
ブーン系に限らず小説漫画なんでも
音楽雑誌のインタビューで閃いて意欲ムンムンになったことあるなあ
俺なんて格ゲーの大会中に閃いたぜ
やっぱり能動的に何かしてるときが脳味噌元気なのかね
徹夜して寝るときが一番ネタ思いつくな。ただ起きたら忘れてるっていう・・・
最近はおもしろいってどんな事なのかが分からない
馬鹿言うな。今までだって分かってた訳ないだろ
ただ面白いが分からないって事が分かるようになっただけだ
つまりちったあ成長したって事だろ
まぁどちらにせよ他人が偉そうに言う事ではない
面白いを理論的に理解したいならその手の論文読みまくるといいんじゃね
おそらくなんの種もなく一人で悩んでも答え見つからんと思う
感覚なら自分信じるしかないけど
自分の書いた話を自分で読み返すと面白くて面白くてしゃーない
295 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/11(金) 05:41:19.62 発信元:126.159.51.14
>>294 あるあるwwwww
でも、空気なんだ(´・ω・`)
>>294 自分の自分による自分のための作品だからなw
あらら総合落ちちゃった
しかし、奴は総合の中でも最弱
総合は何度でも蘇るさ
むしろ山芋で保守されてた事が異常
寒くなる
家に引きこもる
暇だから作品書く
投下が増える来るで!
でも冬場の着込んでる女の子っていいよね!
ダッフルダッフル
赤いマフラーが髪を巻き込んでる様が好きやわぁ。
ナイトスクープってブーン系のネタになりそうな作品が多いな、と観ててオモタ
赤いマフラーとセーラー服が最高だよね。ね。ねー?
赤いマフラー、ブラウス、ベージュカーディガン、紺ブレザープリーツスカート黒タイツ、ショートブーツにギターケースのJKがいいです
マフラーで口元覆いながら寒さにぼやくペニサスという電波
うむ
309 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/12(土) 11:41:46.55 発信元:126.159.51.14
青いマフラーを首にまいて
巻き込まれた髪を手で払うクーにゃんが美しいです
じゃあ俺はブーンのためにマフラー編もうとするけど上手くいかなくて涙目なツンを
じゃあ俺は普段元気なのに珍しくしゅんとしながら誕生日に完成品の原型を留めていない毛糸の塊を差し出すヒートを
312 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/12(土) 14:18:28.55 発信元:114.185.216.110
じゃあ俺はダイオードの形したマフラーを
>>312 …なんかそんな話があったような なんかほのぼの妖怪ものだった気が
じゃあ俺は俺が買ってあげた缶コーヒーをホッペにあてて暖をとるキュートで
じゃあ赤いマフラーと腰には2つの風車で
俺は赤い洗面器を頭に乗せてみるわ
じゃあ俺はお題を募集するわ
319 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/12(土) 18:04:02.16 発信元:202.229.176.164
今年はブーン系百選とか
序章祭は
やるのですか
投下なら今からしますよ
「(-@∀@)とある眼鏡の蔵書目録のようです・SF(すこしふしぎ)版」
以下の作品を原作としました
(-@A@)司書アサピーのようです
( ^ω^)司書ブーンの憂鬱だそうです
尚、禁書は読んですらいないのであしからず。
投下があるなら支援するしかないね
お、支援
***
振り返ってみれば、なんてことはなかった。
例を上げるのはきりがないし意味も無く、ただ純然とした事実を示せばそれですむ。
どんなに偉大な人物でも、どんなに強大な組織であろうとも、世代交代せざるをえないのは生物として…いや機械をも含めて、避けようがないのだ。
避けようがないと分かっているからこそ何かしら準備が必要である。
( ^ω^) …と、君が昨日言っていたお
(-@∀@) そうでしたか。なにぶん酔っていたものですから
朝、仕事先であるブーン系小説シベリア図書館に出向いたアサピーに、館長ブーンはそう告げた。
カウンター前で毎朝行う朝礼でアサピーに、新しい特集コーナーを任せると言ったブーンに何故かと問うた、アサピーに対する説明であり他の職員(ツンやドクオ)は既に真面目な姿勢で仕事に励んでいる。
( ^ω^) 読書スペースの、一番向こうの机でやるといいお
これは期待
普段新作が並ぶカウンターから最も離れた机には何も無く、新作達は逆にカウンターの脇、アンティークな柱時計に近い机に並んでいた。
( ^ω^) 向こうの読書机なら、邪魔にもならないし良く目立つ。特集にはもってこいだお
(-@∀@) 確かにそうですね。ですが
( ^ω^) お?
(-@∀@) 何を特集すればいいのでしょうか
( ^ω^) おーん…飲み過ぎでそれも忘れたかお
(-@∀@) それはもう、新雪降り積もる平原の如くです
( ^ω^) やれやれ。昨日言ってたのは「次世代に伝えるべきブーン系小説作品」特集だお
(-@∀@) そうでしたか、すみません
( ^ω^) やり方はまかせるから、よろしく頼むお
(-@∀@) はい
とは言ったものの、いまひとつ気乗りしなかったアサピーだが、視線の先にドクオを認めた途端アサピー生来の生真面目さとやる気が噛み合った。
333 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/12(土) 20:37:56.54 発信元:180.11.251.236
wktkがある
支援
ドクオが目録片手に蔵書を整えていたからであり、決して男色ではない。
(-@∀@) (そうだ、まず目録を作り次に紹介文や感想を載せていけば…)よし、いけるな
ξ゚听)ξ やだ、アサピーさんたら熱い視線を注いじゃって…そんなにドクオの事を…
(-@∀@) 失敬な、私は男に自分のエクスカリバーを突き立てる趣味はありません
ξ゚听)ξ わかってますよ、ほんの冗談です
無邪気に微笑むツンは実年齢よりも遙かに若く見えた。
(-@∀@) (上品なんだか俗物なんだかよくわからん女性だ)
ブーンに言わせるとそれもまた魅力であるらしいのだが、アサピー自身はあまり惹かれない。ただ、理解はできた。
(-@∀@) まったく、あなたはブーン系の魅力を体現しているな
ξ゚听)ξ え?
(-@∀@) いや、なんでもありません
相容れない物の混在を許容してしまう器量こそが彼女の魅力なのだろう、とアサピーは考える。
('A`) おや珍しい、ツンさんが口説かれてる
ξ゚听)ξ ちょっと、珍しいってどういう事よ
( ^ω^) おーいアサピー口説くのは帰りにしてくれお
ξ#゚听)ξ ふうん、帰りなら私が口説かれても良いんだ?
(;^ω^) や、それはちがうお、そういう意味じゃないお
('A`) ペロッ…これは痴話喧嘩フラグ!
(-@∀@) だから口説いてないってば…
アサピーって奴は
ともあれ、これと決めたアサピーの仕事は早い。
異常なまでの集中力から来る処理能力は他の追随を許さず、図書館どころかシベリア全体で見てもそうは居ない。
ただし彼の偏執狂的な性格も同時に遺憾なく発揮されるため、仕事場の環境にもよるのだが。
(-@∀@) カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ
資料作成などに使われる一室に籠もった彼は今回、原稿を手書きで書くことを選んだ。
パソコンを使うことも多々あるが、やはり手書きの方が馴染むと本人は思っている。
(-@∀@) カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ
怖いぞwwwwwwww
支援
ξ゚听)ξ あの、カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリお茶をカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリお持ちしましたよ〜カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ
(-@∀@) ああ、すみません。カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリそこにおいてもらえカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリますかカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ
カリカリカリカリξ゚听)ξ わかりましたカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリでは頑張ってくださいカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ
(-@∀@) ありがとうございますカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ
(*@∀@) …ふう。そういえばシベリアのお茶って、どこの特産品なのだろう…
Σ(;@∀@) はっ!いけない手が止まっている
支援支援
(;-@∀@) カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ
(-@∀@) カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ…
(-@∀@) …私も、年を取ってきたのかな…
(-@∀@) …カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ
カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ(-@∀@) カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ
彼は、自分の納得ゆくまで仕事に集中できる環境をなかなか見つけることができないでいた。
ある日酒場で館長ブーンと出会い、ブーン系小説シベリア図書館に来るまでは。
不思議な縁だと、アサピーは自分の事ながら思う。
数字ばかりを扱う職場ほど数字に嘘をつけと言われた。
帳尻を無理矢理あわせて数字を冒涜しろと言われた。
それが嫌で炭坑を辞め、官製の安いウォッカを煽っていたらブーンと出会ったのだ。
いくら面白いと言われている書籍だろうと、読むよりも先に分類したくなる自分が、図書館へと。
(-@∀@) ん?まてよ、なんだろうこれは
目録を作成するにあたって、アサピーは自身が作成してきた目録や資料を駆使し、客観的に、次世代へ伝えるべきであろうと思われる作品をピックアップした。
(-@∀@) 選考はなるべく公正、数もなんとか適正域まで絞った。編集やレイアウトはこれからだから気にする必要が無い
では、この違和感は何だろう?書いている内容を再三確認しても正体は掴めない。
(-@∀@) …やむをえん、時間がない
これが数式ならば、あるいは何日費やしてでも解明しようとするのだが、アサピーは頭を切り替え違和感の正体がはっきりするまで作成を続けることにした。
(-@∀@) (屈辱だな)
アサピーの筆はしかし、目録が完成するまで順調に踊り続けたのだった。
345 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/12(土) 21:09:30.36 発信元:124.146.175.107
しーえん
ふむふむ
適度に改行してくれたら読みやすいんだけど
専ブラだとポップアップが巨大になってねえ
支援
***
( ^ω^) 違和感?
(-@∀@) そうなんです
目録が完成した日、行きつけのBARのカウンター席でブーンと飲んでいるアサピーは、正直に話すことにした。
(-@∀@) 今回作成した目録も完璧です。なのですが、どうしても違和感が拭えない
( ^ω^) 納得がいかないとか
(-@∀@) そんなはずはありません。私は私なりに、熱意を込めて目録を作り上げました。読みやすさだって…とにかく、完成度の問題ではありません
( ^ω^) じゃ、なんだお
(-@∀@) だからそれが分からないんですってば
( ^ω^) うーん、しょうがないお。出来に問題ないなら、その違和感は忘れるお。綺麗さっぱりとね
(-@∀@) しかし…
( ,,゚Д゚) おうおう、なに悩んでやがる
釈然としないアサピーの隣に、どっかと腰を下ろした中年の男性。
くたびれたコートが何故だか良く似合う彼はこのBARの常連だ。
図書館黎明期から良く顔をあわせるため、いつしかブーンだけでなくアサピーとも世間話で盛り上がる仲になっていた。
ヲッカ一気させたギコさんじゃないですか!
(-@∀@) こんばんわ
( ^ω^) こんばんわ。今日は早いですね
( ,,゚Д゚) ま、たまにはな。それよりアサピーさんよ、何悩んでんのか知らねえがシケた面になる前に、こいつをやりな
そういって彼が差し出したショットグラスには、琥珀色の液体が並々と注がれていた。
(-@∀@) これは?
( ,,゚Д゚) 奢りだ、グイッとやりな
(-@∀@) …たまには良いかな。ありがたくいただきます
(;^ω^) (あれ、その酒なんかデジャビュ)
そうして、アサピーは90度の官製ウォッカ『スターリン』を迷わず一気に飲んでしまった。
351 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/12(土) 21:28:06.43 発信元:202.229.178.147
支援だ
しえんよー
支援だ
*
「自分の手で、頭で、数を数えて計算する。そこに純粋な喜びがあるはずなんです。概念をこねくり回して一体何があるというんですか」
*
一気したら死ぬwwwww
(;-∀-) う゛あ゛ー…頭痛い…
( ^ω^) おっ、起きたおね。ツ―ン
ξ゚听)ξ はいアサピーさん、スポーツドリンクですよ
(-@∀@)スチャッ
(-@∀@) 館長、ツンさん…
日付が変わる直前に目を覚ましたアサピーは、私服姿のツンから渡されたスポーツドリンクを流し込むと周囲を見渡す。
(-@∀@) ここは…図書館ですか?
ξ゚听)ξ 休憩室よ
遮光カーテンが閉められた小窓がひとつ、壁時計がひとつ、小さなテーブルもひとつ、テレビは無く幾つかのベッドが詰め込まれた殺風景でせせこましい。だが眠るには十分な部屋だ。
(-@∀@) ああ…初めて使いました
ξ^竸)ξ あなたってば、いつも作業場で仮眠とるものね
そういって柔和に微笑んだツンを見ていると、不思議なことに頭痛が和らいだ気がする。
支援!
(-@∀@) あれ、館長は?
ξ゚听)ξ 給湯室に行っているわ
(-@∀@) そうですか
ξ゚听)ξ …
(-@∀@) …
ξ゚听)ξ …
(-@∀@) …
ξ;゚听)ξ …
(-@∀@) …
ξ;゚听)ξ ちょっと。何か喋りなさいよ
(-@∀@) あ、はい。ツンさん
ξ゚听)ξ なに?
(-@∀@) どうしてここに居るんですか。BARで館長と飲んでいた時は、確かいなかったと思いますが
ξ゚听)ξ 呼び出されたのよ。ブーンの家にある図書館の鍵を持ってきてくれってね
(-@∀@) え?ツンさん一番遠くに住んでますよね…
ξ*゚听)ξ あー…まあその、ね。泊まってたから
なん・・・だと・・・
(-@∀@) なるほど…それは良かった
ξ゚听)ξ え、なにが?
(-@∀@) 館長とは順調みたいで安心したんですよ
ツンにとっては不意打ちだったようで、ぐげぇ、などと淑女らしからぬ声をもらした。
ξ;゚听)ξ し、ししし知ってたの!?
(-@∀@) むしろ、なんで気づかれないと思ってたのか逆に質問したいですよ
ξ;゚听)ξ うあーまじかー
(-@∀@) …おもしろい方だ、ツンさんも。貴女といい、館長といい、ドクオさんといい…
言ってアサピーは薄く笑った。
ξ゚听)ξ ?…あなた最近変よ。どうしたの、なにかあったの?
不意に、ツンがアサピーの顔をのぞき込む。並外れに整った顔の接近と同時にアサピーの心臓が跳ねた。
それはツンにどきりとしたわけではなく、仮眠室に戻ってきたブーンがミネラルウォーターの入ったペットボトルと薬を落とした音によるもので。
ξ;゚听)ξ ブ、ブーンか
(;-@∀@) おどかさないでくださいよ
( ^ω^) …が
ξ゚听)ξ なんていったの?聞こえな( ;ω;) ツンが浮気したああああああ!
(-@∀@) ん…ああ、そうか。ツンさんと顔の距離が近すぎてξ;゚听)ξ はああああああ!?
支援w
この後、叫んだ直後に全力疾走したブーンを追いかけたツンが偶然の連続により運搬用の荷台で暴走してしまい、ブーンが力ずくでツン(を乗せて暴走する荷台)を止めたことにより2人は無事仲直りする。
そして一部始終を見届けたアサピーは、緊急に呼び出され息を切らしながらマンドクセと愚痴るドクオの隣に立ち、寒さで鼻を赤く染めながら思うのだった。
(-@∀@) (この人達と過ごす事が、BARのカウンターに振りまいた塩粒を数える以上に楽しいからこそ、私は安定しているのだな)
もはや、違和感などすっかり忘れている。
ふと隣から笑い声がして視線をやればきつく抱き締め合うブーンとツンを眺めるドクオが穏やかに、けれど、とても楽しそうに笑っていた。
(-@∀@) なんだ、あなたそんな風に笑えるじゃないですか
('A`) うるせー
釣られてアサピーも笑った。なぜ笑うのかは分からない。
('A`) なんで笑ってんの
(-@∀@) わかりませんよ、でも
(-@∀@) 笑うしか、ないじゃありませんか
('A`) ちげえねえ
笑うことが少なかったアサピーも、普段は暗い表情しか見せないドクオも破顔一笑した夜が、明け始める頃。
疲れた体を引きずって、あたかも強制労働に向かわされているかのような行進の果てに、ブーン以下図書館員は職場へと帰り着くと全員一致で休憩室へと行き、ほぼ徹夜したのと休館日なのを理由に眠ることにした。
なりふりかまわず各々ベッドに倒れ込むと、暖房の暖かさもあいまって、冷え切ったブーン達は深い眠りに意識をゆだねる。
昼過ぎ、ドクオが皆を叩き起こすまでは。
***1話終***
いいなあ
お。乙
乙。続き気になる
今回は以上です。ありがとうございました。
乙! これは期待! ぜひ完結してほしい
どっかで見たことあるタイトルと思ったら感想祭り中のあれか
投下します
ドクオが慌てた様子で声を荒げる。
('A`) おい大変だ、みんな起きろ!
(# ゚ω゚) うるせええええこちとら眠いんだよおおおお!
(#゚A゚) 俺だってアンタに呼び出されたせいで眠いわああああ!
( ^ω^) それについては本当にすまないと思っている
ξ;゚听)ξ あの、ごめんなさい私のせいで…
(-@∀@) それはもう良いじゃないですか。それより、どうしたんですか?ドクオさん
('A`) 質の悪い悪戯さ
ドクオに連れられ、アサピーが担当の特集コーナーへと赴くと。
(-@∀@) …どういう事だ
アサピーが、勲章もののがんばりで作り上げた目録の製本数冊。
それが全て、何本もの工業用の樹脂製結束バンド(タイラップ)で封じられ机にビニルテープで拘束されていた。
('A`) 皆より先に目が覚めて、暇だったから掃除でもしようかと思ってきたらこの有様で…
さらに、特集コーナーは置かれた手書きの紹介文や、テーブルクロスに至るまで滅茶苦茶である。
ξ゚听)ξ …ひどいじゃないブーン
( ^ω^) え、なに、俺が犯人なの?
('A`) え、違うの?
( ^ω^) ちげーし、俺ぜんぜん犯人じゃねーし
('A`) まあ冗談はともかく…館長
( ^ω^) なんだし
('A`) 図書館の入り口、鍵開いてましたよ?
( ^ω^) いやほら、ピッキングとか
('A`) できるような鍵じゃないんですが
ξ゚听)ξ 閉め忘れたのね
( ^ω^) つまり?
(-@∀@) あなたのせい…と、言えなくもない
(;^ω^) …うそーん
('A`) まあ普段から防犯意識薄いですし
言いながら、ドクオはポケットから取り出したナイフで全ての目録を解放する。
('A`) よし開いた
(-@∀@) ありがとう
(-@∀@) ま、悪戯されたのは仕方ありません。目録の中身自体は無事で…あれ?
ξ゚听)ξ どうしたの
(-@∀@) 全部…白紙です、目録…すり替えられてますね
(#-@∀@) ブチッ
(;^ω^) ア、アサピーごめんだお
(#-@∀@) あなたみたいな防犯意識の低い館長…修正してやるっ!!
(#-@∀@)
と彡☆) ゚ω゚)ビダンッ!
ξ゚听)ξ 痛そーね
('A`) 痛恨の一撃、か
大の字に倒れたブーンに背中を向けたアサピーは、懐から万年筆を取り出し白紙の目録を鷲掴むと、怒りにまかせて怒鳴っているとしか思えない声量をツンとドクオに向ける。
(#-@∀@) ツンさん!
ξ゚听)ξ はい
きてーた支援
(#-@∀@) 私は今すぐ作業にかかります!ここで今すぐにです!1人になりたいのでドクオさんと一緒に館長を連れて行ってください!その後に第1資料室の分類Cの棚の上から3段目、向かって左から2冊目のファイルに原稿がありますから増版をお願いします!
ξ゚听)ξ わかりました
(#-@∀@) ドクオさん!
('A`) はい
(#-@∀@) 館長を連れて行った後、元シベリア特殊部隊の経験を活かし防犯体制をさらに強化してもらいたいっ!
('A`) 万が一、犯人があらわれたら?
(#-@∀@) 撃鉄を起こせ!
('A`) 了解…ナガン・リボルバーでよければ
(#-@∀@) 撃てて当たればそれでいい!
ξ゚听)ξ さ、行きましょ
('A`) ああ。ほら館長、立たないなら引きずりますよ
ヒリヒリ (☆;ω;) おーん…
三人が出て行くのを待たずに、アサピーは近くの机に目録を一冊広げ、椅子にどっかり座り込むと万年筆を走らせ始める。傷つけられた矜持が彼を動かす。
(#-@∀@) まずは前付けからだっ!
いかなアサピーとて、デザインされた図柄や文字の位置などを完璧に再現することはできない。彼も所詮は人間だ。
382 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/14(月) 21:16:42.12 発信元:210.136.161.81
支援あげ
(#-@∀@) この…私を…
―――が、しかし―――
(#-@∀@) ブーン系小説シベリア図書館の一員を…
―――『どの頁』に―――
(#-@∀@) 纏めてきた経験を…
―――『どんな文字が表記』されているのかを再現することは(自分で編纂した限りにおいて)―――
(#-@∀@) なめるなあああっ!!!
――― 『 可 能 』 で あ る !! ―――
ババァ---(#-@∀@)-----ン!!
さすがアサピー
カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ
(#-@∀@) この私がっ!生み出した目録の内容ならばっ!!
カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ
カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ
(#-@∀@) 私自らの手でっ!指でペンでインクで記憶で再現…っ!修正…っっ!!
カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ
(#-@∀@) してみせる…ッ!完璧のすぐ足下に寄る程度…ッ!!やってみせる…ッッ!!!
カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ
カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリガリッ!!!
支援
歩く計算機と呼ばれた彼の真骨頂は、記憶である。物事を正確に覚え整然と思い出すことができる。だからこそ、混迷を極める道筋のような計算式であっても混乱することなく確実に、解を導き出せるのだ。
その能力を持ってすれば同じ文章を同じ文字数で同じ枚数に再現することが、できる。
カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ
(#-@∀@)
カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ
―――己が限界に挑むと言わんばかりに筆を走らせ続ける今の彼は真に―――
ィ'ト―-イ、
ババァ--- 以`@益@以 -----ン!!
――― 『 鬼 』 と 化 し た !! ―――
lw´#‐ _‐ノv 暑っ苦しいんじゃボケ!!
Σ(;-@∀@)
lw´#‐ _‐ノv パシーン
と彡☆)-@∀@) !?
イトーイ
lw´#‐ _‐ノv さっきから黙って聞いていれば魚沼産コシヒカリ、魚沼産コシヒカリと…お前の食卓はブランド米だけか!ローカル米はどうした!たまにはインディカ米も炊いてやれよ!!
(;-@∀@)
lw´#‐ _‐ノv ハアハア
(-@∀@) …
lw´*‐ _‐ノv ハアハア
(-@∀@) (なんでだろう、今わたし物凄く恥ずかしい)
(´<_` ) あ、遅かった
川;゚ -゚) うわあああごめんなさいごめんなさい!大丈夫ですか?
(-@∀@) 大丈夫です…あの、どちら様ですか?
川 ゚ -゚) あ、私達はですねlw´‐ _‐ノv ふはははは!我々の正体が知りたくばこの私、最強の米使いであるAKITAKOMACHI・シューを倒してみせるがいい!
(-@∀@) あ…あきたこまちだと…?
コソーリ (´lw´‐ _‐ノv のんのん、アキタクォムァーチあるよ
(-@∀@) あきた…えっ?
…(´<_lw´‐ _‐ノv だからちがうって、アキt
おっと、そこまでだ (´<_`lw´‐ ×‐ノv むぐっ
シュールの口を背後から片手でふさいだ弟者は、そのまま左腕を腰に絡めた。
川 ゚ -゚) よくやった弟者君!家に来てミルクティーを飲んでいい
(´<_` ) はい閣下、光栄であります
lw´‐ ×‐ノv むぐむぐ
川 ゚ -゚) 君の手柄だ、君にやらせてやろう。あっちに連行して、擽れ
(´<_`* ) はい閣下、光栄であります
lw´;‐ ×‐ノv む、むぐうーっ!むぐーっ!
川 ゚ -゚) よし…すみません、大変失礼いたしました
弟者がシュールを死角に引きずっていったことを確認したクールは、アサピーに向き直り頭を下げた。
(-@∀@) いえ、べつに大丈夫、頭を上げてください…それであなたがたは?
<ゴメンナサイ、ハンセイシテマス、チョットマッテ、クスグラナイデ
川 ゚ -゚) 信じてもらえないでしょうが…私達は、ブーン系小説シベリア図書館の職員です
<チョッオマ、マテマテ、ワキハ…ヒャアッ!マッテ、ダメェ!
(-@∀@) ……シベリアに図書館は2ヶ所だけだと思っていたのだが
<アァン!ンアッアッアッ!
川 ゚ -゚) この、あなた方の住んでいるシベリアではありません。もうひとつのシベリアにあります
<オネガイ、モウユルシテェ!アッ、ヤッ、クウゥッ!
(-@∀@) それはどういう意味ですか?
394 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/14(月) 21:46:18.57 発信元:202.229.178.12
さあ支援
(´<_` ) 別の世界、という意味です
lw´; _ ノv …
(-@∀@) あ、終わったんですか…別の世界?
川 ゚ -゚) 平行世界、パラレルワールド、枝状分岐宇端末点…言い方は色々ありますが、とにかく私達はそういった世界から来ました。あなたからみれば
(-@∀@) つまり…不審者って事ですか?
川 ゚ -゚) …やっぱりそうなりますよね…
(-@∀@) なるでしょ、そりゃあ
支援
そう言ってアサピーは、突然に、出入り口へと駆け出す。
きっと初めて、本当に全力を振り絞ったスタートダッシュ。
恐怖ゆえに長く感じる数秒間、あまりに遠く思える扉にぶつかるような格好でたどり着き、開いた瞬間。
(-@∀@) なっ
アサピーは自分が正気かを疑った。
扉の向こうには、また同じ扉があったのだ。
(-@∀@) …廊下がない
(´<_` ) その先は
背後からおってくる声は、穏やかだ。
(´<_` ) 多分、やめたほうが良いと思いますよ
ゆっくりと扉を閉めたアサピーは、全身に走った怖気に震える。
(;-@∀@) …なんの悪戯だ?
川 ゚ -゚) なにもしていません
アサピーは弱々しい足取りで引き返すと、元いた椅子に座り、白紙の目録を見つめる。
(;-@∀@) そうだ、作業…作業して忘れよう…
ペンを握りしめた手に、クールの両手が被さる。
(-@∀@) 何をしている
川 ゚ -゚) 私達の話を聞いてもらうまで書かせるわけにはいきません
(-@∀@) 何故
川 ゚ -゚) あなたの目録には、重大なミスがあるからです。同じく図書館に関わる者として、その目録を書かせるわけにはいかない
固く握られた手に目を落とすアサピーは、瞬時に思索を巡らせる。
重大なミスとは何か?構成か?表紙か?記述方法?選出した作品の量?まさか、ふさわしくない作品があったとでも言うのか?
そして気付く。
そもそも、あれはまだ図書館員にしか公開していない。何故、重大なミスをしていると気付けるのか?
(-@∀@) 迂闊…私の特集コーナーを荒らしたのはお前達だな
川 ゚ -゚) そうです
lw´‐ _‐ノv いやー持ってて良かった、タイラップ
(´<_` ) 俺はつっこまんぞ
いつのまにやら、アサピーの背後には弟者とシュールが立っている。逃げ場を失ったアサピーはそれでも力を弛めない。
(-@∀@) 教えてくれ、お前達はブーン系が嫌いなのか
川 ゚ -゚) ありえません、嫌いだなんて。愛しています、表現しきれぬほどに
(-@∀@) ならば、どうして
さるよされ
川 ゚ -゚) わかりませんか?あなたはその目録を書いていて、何も思わなかったの?
(-@∀@) いや…何かは思った。違和感は確かに感じたとも。それが何だと言うのだ
川 ゚ -゚) その目録のテーマは、ブーン系小説シベリア図書館の存在意義にそぐわない、私達はそう判断しました
(-@∀@) …
川 ゚ -゚) あなたは、客観的に、数を絞って、選出した。次世代に伝えるべき、遺すべき作品を
川 ゚ -゚) 逆にいえば膨大な蔵書のほとんどは、もう二度と読み継がれ、語り継がれなくても良い作品だと、判断したのだあなたは
(-@∀@) …そんなこと…
アサピーの指は無意識に、弛緩していった。
ほう
川 ゚ -゚) 図書館でなくとも保存してくれる所はある。発表の場も無数に。だがそれらはまるで川、新しい物が運ばれ、流されていく。でもいくら運ばれて来ても、風景として残るのは一部。対して…
(-@∀@) ここは海、か
川 ゚ -゚) はい
全ての流れがたどり着く所。
作品だけではない、ブーン系に抱く想いそのものが雨の様に染み込み、凍土の様に強く固まり。
春が来れば大河となり、色とりどりの物を運び、時には岩をも削り時には町を呑み込みながら、生きとし生けるものを潤す大河の全てを、受け入れ育む海。
であるならば。
lw´‐ _‐ノv 某アニメ映画の空賊は言いました。仲間外れをつくっちゃ可哀想だろ、と
朝焼けに染まる海が好きな人がいる、月の照らす海が好きな人もいる。優美な浜辺で独り贅沢を楽しむ人もいれば、狭くゴミだらけの浜辺で家族と花火を楽しむ人もいる。
海のどこが好きかは千差万別、けれどもみんな海が好き。
そんな人々が訪れる場所、ましてや排他的になることを良しとしないシベリアで。
こんな主旨の特集、一杯のバケツにいろんな場所で海水を汲み、これこそ後世に伝えるべき海のありさまだと謳うようなものである。
(-@∀@) …そうだな
アサピーは筆を置く。クールは手を放す。
(-@∀@) では君達は軽蔑したろう、私の事をを
(´<_`;) 違うそんなことはない!
弟者が叫んだ。
sien
気になる
(´<_`;) 目録に目を通した私達はその内容に、むしろ感服したんです!本当に好きでなければ『全ての蔵書から厳選した』目録なんて作れやしないからだ!あなただけじゃない、膨大な蔵書を誇るこの図書館に携わる人々に。心の底から、真に
(-@∀@) ありがとう。でも私の動機は図書館の誰よりも不純だよ。本を目前にしても読みたくなる以前に数えて分類して整理したくなるのが私だ
lw´‐ _‐ノv 誰も不純とは思わないよ。それにあなたが居なければ、私達の世界は生まれなかったかもしれないの
(-@∀@) え?
***
2話終
***
(-@∀@)とある眼鏡の蔵書目録のようです・SF(すこしふしぎ)版
今回は以上です、ありがとうございました
批評などは遠慮なくお願いします
乙乙。気になる引きだ
おっつっつー! ここで絡むとは
乙
作品も進まねえ卒論も進まねえ!
412 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/15(火) 20:18:15.88 発信元:1.72.2.23
謎はすべて解けた |
\ __ /
_ (m) _ピコーン
|ミ|
/ `´ \
(゚∀゚)
ノヽノヽ
くく
むしろ卒論をブーン系にすれば…
!中間発表をブーン系風にすれば・・・!
なんかすごい勢いで死亡フラグ立ってんぞ
( ^ω^)ゞ おいすー 発表を担当する館長のブーンですお
( ^ω^)まずは僕の研究する連結会計の説明だお!
死 亡 確 定
うへー、まあ何とかなるか!
この図書館もかなりお世話になったラジオ・シベリアは
どうやら埋め立てで落ちてしまったそうだ。残念
あらま残念
よく宣伝させてもらってたな・・・
421 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/16(水) 17:23:19.95 発信元:114.185.216.110
シベリアの投下規定って
・連載は2ヶ月以内
・投下総量200レス以内
・ながら駄目
ですよね。これなかなか厳しいな・・・
どうしてもシベリアで連載したい構想の作品があるんだけど
特に200レスが厳し過ぎる 2ヶ月は描き溜めればどうとでもなるけど
300レスにならなかったっけ?
ラジオシベリアも新聞社もプライベートが忙しくなって共倒れになってしまったけど、
今もシベリアに図書館が根付いているのを見ると嬉しくなるよ
シベリアタイガー先生もまだご健在だし、シベリアはシベリアのまんまだな
VIPみたいに即レスがつかないけど、忘れた頃に「読ませてもらってます」みたいなレスがつく。
それがシベリアのスレのいいところなんだ。
ネットなんだけど文通してるみたいなスローペースがさ。
ふと思ったんだが、お前らタイピングの速さってどのくらい?
ブーン系始めてから割と早くなった気がするんだが気のせいかもわからん。
タイピングモナー ver 3.32
タイプ数:287
ミスタイプ:4(1.3%)
平均速度(keys/s):4.716
スコア:1860
あなたは「(・∀・)イイ!!」レベルです
タイピングモナー ver 3.32
タイプ数:271
ミスタイプ:2(0.7%)
平均速度(keys/s):4.483
ブーン系のおかげでブラインドタッチできるようになったのは間違いない
>>423 シベリアはいつ来てもほっとしますな。そしてお疲れさまです
ここの保管庫にブーン系関連のルポ記事をまとめさせて頂きました
>>421 422の言うように、テンプレで未修正だけど300レス上限になったよ
貴様ら、やりこんでいるな!
答える必要はない
さあな・・・なんのことかな・・・わからないな
おいおい今年クリスマス三連休かよぉ
432 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/17(木) 01:30:10.99 発信元:180.32.243.141
(´^ω^`)書きためが進みますなwwwフヒヒwww
集中して執筆できるでござるな!
434 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/17(木) 01:55:37.79 発信元:114.185.216.110
ござるな・・・ござるな・・・
俺予定あるからなー
執筆も投下も無理かなー
自宅警備ですか。いつもご苦労様です
俺クリスマスは女と一緒に過ごすからwww
ねっ、お母さん・・・
今年のクリスマスは感謝の正拳突きでもやるかな……
439 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/17(木) 10:57:10.68 発信元:1.66.96.240
ぼっさんコラいつまで現役なんだよwww
441 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/17(木) 15:13:09.40 発信元:126.168.163.115
クリスマスに投下すんぞ!!
うおおおおお
443 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/17(木) 22:20:28.07 発信元:114.185.216.110
クリスマスに向けても、なんかお祭りしたいよねえ
禁書みてるとエスパークー読みたくなるな
去年のクリスマスに何かやったんだっけ?
447 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/17(木) 23:45:58.79 発信元:114.185.216.110
またどこぞのまとめの人とか管理人さんとか、企画してくれないかなあ (チラッ チラッ
>>446 短編祭りと10分絵をやったようなキガス
おおー、もうクリスマスまで一ヶ月ちょいかぁ
ところで質問があるんだけど、ここの保管庫wikiのTOPの真正面に
載せるんは「完結作品一覧」か今までの「連載作品一覧」かどっちがええもんだろ?
もちろん両方のページ作ったもんだけど、二つともTOPに載せるとクドイような気がしてさあ
えっ これいつつくったの?
すごい超乙!上の方で良いんじゃないかの
上でいいと思う
ひと月くらい前からちまちま作ってたのさ!
意見サンクス、連載作品一覧をTOPにしときます
素晴らしい
シベリア作品も多くなったなあ
増えてますのう
祭りじゃ!
祭りじゃ!
( ^ω^)ブーン系小説紅白年末短編合戦2011
開催日(投下日)
12月26日〜30日
詳細はしたらば
ttp://jbbs.livedoor.jp/sports/39089/ にお願いします
何かこういうのも追加して欲しいとか意見もお願い
ただ、執筆期間が現時点で1ヶ月弱だから無理なこともあるし、相当突発になってしまったと思う
それでもやるぜって言ってくれる人、ばしばし待ってる
作者の参加者以外にも感想、絵師、お手伝いで募集してる
イベント概要スレを読んでなんでも聞いて欲しい
458 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/20(日) 22:04:27.83 発信元:1.72.3.174
,__
|\_/ \_/| ___
\_| ▼ ▼ |_/ |\/ \_/|
\,.皿 /. \| ▼ ▼ |_/ 良い子の諸君!
(⌒` ⌒ヽ /,\,皿 / l
|ヽ ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒)
│ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /|
│ 〉 |│ |`ー^ー― r' |
│ /───| | |/ | l ト、 |
| irー-、 ー ,} | / i
| / `X´ ヽ / 入 | ,__
|\_/ \_/| ___
\_| ▼ ▼ |_/ |\/ \_/|
\,.皿 /. \| ▼ ▼ |_/良い子の諸君!
(⌒` ⌒ヽ /,\,皿 / l 馬原が出てくると思ったかな?
|ヽ ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒) 現実は非情だ
│ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /|
│ 〉 |│ |`ー^ー― r' |
│ /───| | |/ | l ト、 |
| irー-、 ー ,} | / i
| / `X´ ヽ / 入 |
459 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/20(日) 22:04:51.72 発信元:1.72.3.174
誤爆しやした
実況の誤爆すんじゃねえよwww
バカスwwwww
落ちた?
463 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/20(日) 23:01:50.01 発信元:221.30.151.167
こうやってAGEればスレは復活する
前の鯖落ちの時に勉強した
464 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/20(日) 23:03:46.93 発信元:222.0.75.154
随分さっぱりした板だな
いいね
>>465 おおー、これは乙!
保管庫自体、仮名称だったので大丈夫ですよ。
祭りか
1スレで完結するのは短編だと思うが、2〜3回の投下で完結する場合は何になるのか
中編
中編だね
中編と長編の境目は曖昧だよね
確かに。中編で思いつく作品もあんまりないしなあ
妄想現実とかギャングスターとかはそうなんかな
複数回の投下に渡り、10話以上になったら長編というイメージ
>>475に加えて、200レスを超えている事、もあるかな
個人的には時間だな
三ヶ月以上かかると長編なイメージ
例えば十話以上が長編とかいうと、三十話も四十話もある作品は大長編みたいに思える
ごっつ関係ないけど大長編って言い方だとドラえもんっぽいよね
1話 短編
2〜9話 中編
10〜30話 長編
31〜99話 大長編
100話以上 変態
って感じか
アルファは変態把握
100話いってるのってアルファ、ポケモン以外にある?
新参だからワカンネ
あれは反則だろwww
僕モナ、btcmシリーズは実質100話越えてる
あれは反則wwwwww
ぼくモナとか越えてなかったっけ
俺は話数より総合的な分量で判断してしまうな
2〜9話でも長編に感じられる作品もあれば、10話超えてても中編に感じられる作品もある
分量って個々人のとらえ方は違えど絶対的な量ではあるからな
書いてるときは長く感じるのに、一万五千文字とか投下すればあっという間なんだよな
百話以上とかマジ変態
一度の投下量は歯車が一番多かったかな?
凄まじいものだったな
歯車は凄まじかった
歯車が語られてるところ見たことないんだけど
本当にみんな読んでるのかな
俺は三話で心折れた
>>493 語るには長すぎて言い出せないんじゃね
夢野先生のドグラ・マグラとか神林先生の戦闘妖精雪風とかみたいにさ
長いから語れないって事は無いと思う
アルファやbtcmだって投下総量はめちゃあるし
しかし長編を完結させる人はすげーな
アルファは名シーン多いから語ることが多いけど歯車はまったく印象に残らないな
本当にびっくりするぐらい内容覚えてない
とうとうVIPでも規制されたでござる
499 :
82:2011/11/24(木) 00:12:30.11 発信元:126.186.142.186
もうひとつお題下さいサーセン
501 :
82:2011/11/24(木) 00:23:29.26 発信元:221.30.151.167
逆に話題にあがらない完結長編ってどんなのがあるのかね?
歯車は最近かどうか微妙だが。
歯車は完結長編にしては話題に上る事が多かった気がするけど・・・
そもそも話題に上がらなかった作品とは?と言われても
誰も覚えてないからこそ話題に載らない訳で
アルファぐらいしか内容について熱心に語られないよね
かろうじてbtcmが話題になる程度
そう考えると何度も何度も語られるプロの商業作品って凄いんだなぁと思う
そりゃ読者の規模も違いますから・・・
むしろ利潤の発生しないブーン系で語られる事があるだけスゴいと思う
いやあ規模なんて関係ないよ。語るのは一人でも出来るんだから
あげるといいってきいた
508 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/24(木) 03:12:17.98 発信元:111.86.142.238
( ^ω^)なんかのキャラだけど説明面倒臭いからAA化して合作のようです
ハッ…
川 ゚ -゚)「…まただ、同じ夢…。」
いつも同じ夢だ…小柄な女の子を僕は必死に探していてその隣りにはやけに元気な金髪の女の子…。
変な夢だけど何故だかとっても悲しくなる…まるで何かを失ったように。
明くる朝
後輩達「あ〜!クー先輩だ!おはようございま〜す!」
川 ゚ -゚)「あ…おはよ。」
後輩達「どうしたんですかクー先輩、何か元気ないみたいだけど」
川 ゚ -゚)「なんでもないよ…ただちょっと寝不足なだけで」
ノパ听) 「クーおはよ〜」
川 ゚ -゚)「あ…ヒーちゃん」
ノパ听) 「あいっかわらずアンタの周り、女の子でいっぱいだよね〜。アタシは嬉しくないけどモテモテじゃ〜ん、うりうり〜」
川 ゚ -゚)「馬鹿な事言わないでよ…皆仲良い子達だし僕だって群がられるんだったら男の子の方が…」
ノパ听) 「まぁた無理しちゃってアンタしぃ先輩にぞっこんだったじゃない?」
川 ゚ -゚)「しぃ…先輩?」
ノパ听) 「え…しぃ先輩知らないの!?アンタ達確か姉妹だったんじゃ」
川 ゚ -゚)「え…僕は一人っこだけど」
ノパ听) 「アレ!?そうだっけ?おっかし〜な〜。確かそうじゃなかったっけ?変ね〜、」
川 ゚ -゚)「そんな先輩知らないしいつ僕がぞっこんだったの?」
ノパ听) 「嘘いっちゃダメよ!アンタずうっと先輩にしぃしぃって呼び捨てにしてべったりだったじゃんアレ〜姉妹だと思ったんだけどな〜」
川 ゚ -゚)「しぃ…」
川 ゚ -゚)「しぃ…」
何か、夢の続きが頭の中を駆け巡っていく…隣りにいるはずの女の子…彼女は誰?思い出せない。
どんなに思い出そうとしても思い出せない
川;´ -`)「う…うぅ」
ノハ;゚听)「ど、どうしたのよクー?」
川;´ -`)「あ…頭が…ごめんヒーちゃん先行ってて。保険室に行ってくるから」
ノハ;゚听) 「う…うん」
511 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/24(木) 03:58:15.16 発信元:111.86.142.231
保険室
(*‘ω‘ *)「熱はないみたいね〜。」
川 ゚ -゚)「そうですか…」
(*‘ω‘ *)「軽い貧血ね。お昼までベットで寝ていたら?クーさん」
川 ゚ -゚)「でも僕、友達と勉強しなきゃ…」
(*‘ω‘ *)「まったく、それはいつでもできるでしょ?今日はちゃんと休まなきゃ、体を壊したら意味がないでしょ?」
川 ゚ -゚)「…はい」
(*‘ω‘ *)「それにしてもクーさんが倒れるなんて珍しい事もあるのね〜。保険室とは無縁って感じだったのに。ま…それはそれで色々と悪戯ができ…」
川;゚ -゚)「え?」
(;*‘ω‘ *)「アハハ〜;なんでもないわよ。なんでも」
(*‘ω‘ *)「え〜とそれじゃあ先生ちょっと用事だから、また帰ってきたら様子見に来るからね。くれぐれも外にでちゃダメよ?わかった?」
川 ゚ -゚)「…はい。」
三(*‘ω‘ *)「いいこね。それじゃあちょっと出掛けて来るから…ちんぽっぽ!!!!!」
<●><●>
川 ゚ -゚)「はぁ…」
何なんだろう最近いつもあの夢に悩まされる、こんな倒れるなんて初めてだし…僕病院にでもいった方がいいのかな…
川 ゚ -゚)「ヒーちゃんが言っていた人…しぃ…」
川 ゚ -゚)「誰なんだろうしぃって…僕と姉妹だって…」
川 ゚ -゚)「おかしい事はまだある…、僕はここ半年間何をやっていたのか記憶がない…寧ろそれ以前だって…」
川 ゚ -゚)「気がついた時には僕は家のベットにいた…何故だかその時も涙を流してた…」
川 ゚ -゚)「なんだろうこの気持ち…胸騒ぎがするのにそれが何かもわからないんだ…」
川 ゚ -゚)「あの日から…胸がずっと締め付けられるように寂しい…こんな気持ちが何故わきだすのかもわからない…」
川 ´ -`)「はぁ…わからない事だらけだ、寝よう。寝て頭をすっきりさせなきゃ」
…クーちゃん…
川 ´ -`)「しぃ…」
…夢の中で小柄な少女が僕に微笑んでいた。
僕は彼女の温かさで胸がいっぱいになるんだ…
手紙がある…彼女がそれをペーパーナイフで切っている時…僕は彼女の手からそれを取上げてそして…
Σ川 ゚ -゚)「は!そうか!頭の中に爆弾が!」
Σ川 ゚ -゚)「じゃなかった!ペーパーナイフだ!」
川 ゚ -゚)「そうだ!ペーパーナイフだ!家に置いてあるペーパーナイフ!あれにきっと何かあるはずだ!」
よくよく考えれば意味がわからなかった。ペーパーナイフを手にした所で何か思い出す事でもない…でも何故だかアレを取りにいかなきゃならないと思ったんだ。僕は慌てて保険室を出る
(//*´ω` *//)「さぁてどうやって仲良くなっちゃいましょうか、まずは相談に乗ってゆっくりと手ほどきしながら…ムフフフ!」
川 ゚ -゚)「先生ありがと!僕いかなくちゃいけないから!じゃ!」
Σ(*´ω´ *)「え!?ちょっとクーさん!?」
(*‘ω‘ *)「かーッ!逃げられた!」
川;゚ -゚)「急がなきゃ!何だかわからないけど、アレを手にとれば何かわかるはずなんだ」
川;゚ -゚)「急がなきゃ…急がな………アッ!」
道路で躓いてしまった…しかも膝もすりむいちゃって、どうしよう、はやく家に帰らなきゃいけないのに!
('A`)「ちゃ〜す三河屋で〜っすってありゃ〜?何だここ?あっれ?確かハインリッヒさんちの家まで来たと思ったんだけどな〜アッレ〜?こんな道あったっけか〜?」
517 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/24(木) 04:44:56.62 発信元:111.86.142.240
川 T -T)「うぅ…」
Σ('A`)「うお〜!?何何どうしたの君〜!?なんだってこんな道路のはじっこで泣いてなんか」
川 T -T)「その…道路につまずいちゃって」
('A`)「ひっでえけがだな〜病院つれてってあげようか?」
川 T -T)「うう…でも僕家に帰らなくちゃ…」
('A`)「いや家って君さ〜」
川 T -T)「でも家に帰らなくちゃ…僕…僕!」
(;'A`)「しゃあねぇな〜、ようしわかった、兄ちゃんが家まで送ってってやるよ!」
川 ゚ -゚)「ほ、本当!?」
('A`)「おう!任しときなって!あ〜…でもカブだしな〜…ニケツみつかったら後が怖いしな〜」
川 ゚ -゚)「え?」
('A`)「いやなんでもない、乗りなよ。あ、そうだ、ビール瓶は〜…しゃあない、ここに置いとくか〜。」
川 ゚ -゚)「…ありがとう」
('A`)「っかしまぁすんげえ家ばっかだな〜外国みたいなたてもんばっかだ。君の家はお金持ちなんだね〜」
川 ゚ -゚)「そ、そう?普通の住宅街だけど…」
('A`)「いんや凄いよウチの近所なんか木造ばっかだしな〜。」
川 ゚ -゚)「そうなんだ…」
('A`)「んでもおかしいんだよな〜いつもと同じ配達ルート回ってたはずなのにいきなり迷っちまって…」
川 ゚ -゚)「…。」
川 ゚ -゚)「あ!そこ!」
('A`)「あいよ。」
キキー…
川 ゚ -゚)「有難う…家まで送ってくれて」
('A`)「ど〜って事ないって。ご近所なんだから助け合うのが普通だろ?って近所じゃねっか。まぁいいやってかうわ!よく見たら君すんげえベッピンじゃない。こんな端正な顔立ちみたことねぇ…小説家んとこの娘さんでもコレは…もしかして外人さん?」
川 ゚ -゚)「え…僕は日本人」
('A`)「へぇ〜こんな綺麗な子もいたもんだな〜。んじゃ俺仕事にもどんなきゃいけないからさ。」
川 ゚ -゚)「あ、本当に有難う!えっと名前…」
('A`)「んあ?俺ドクろう。近所で三河屋の仕事してんだ。まぁなんかあったら店にでも遊びきてよ。んじゃな〜。」
ブーン…
川 ゚ -゚)「あ…本当有難う〜…!!」
川 ゚ -゚)「…あの人…三河屋っていってたけどここらへんにそんなお店ないのに…」
Σ川 ゚ -゚)「あ!そんな事より早く入らないと!」
川 ゚ -゚)「どこだ…クソッ…このへんにあったはずなのに…」
部屋の中を散々あさり回った。まるで狂ったように机をひっくり返したりして…でもナイフはなかなか見つからない
川 ゚ -゚)「クソッ、どこにあるんだ…ナイフ…ナイフ!」
ガサガサ…
川 ゚ -゚)「ない…ない!」
ポロッ…
川;゚ -゚)「はっ!」
川 ゚ -゚)「なんだ…ハンディカメラのカセットテープか」
川 ゚ -゚)「こんなものなんでこの部屋に…」
川 ゚ -゚)「そんな事よりナイフを探さなきゃ…」
川 ゚ -゚)「あれ…?」
テープのラベルに何か書いてある…
「大切なクーちゃんへ」
川 ゚ -゚)「え…何コレ」
カセットをテレビで再生してみる…
間隔はなく、すぐに立て掛けのハンディカメラとベットの映像が映し出された。さらに少しして、誰かがベットに腰をかける
コツ…コツ
(*゚ー゚)『えっと…、ちゃんと撮れてるかな』
川 ゚ -゚)「…!?」
この子は…夢にいつも出て来る小柄の女の子!
(*゚ー゚)『クーちゃんへ。このテープは多分…って言うか絶対にみつからないと思うけど、私達が一緒にいたあかしだけは残しておきたいと思うから…』
私達が一緒にいた証…?どう言う事?僕はこの子にあった事もないのに。それより、夢の中の女の子がなんで…何なんだ一体どうなってるんだ!?
(*゚ー゚)『えっと、それでね?クーちゃん…私…』
ジ…ジジジジィー…
川 ゚ -゚)「え!?ちょっとおい!」
映像にいきなりノイズが入り、これ以上続きが見れなくなってしまった
川;゚ -゚)「何なんだ…何がどうなって………」
川;゚ -゚)「彼女はいったいだれなの?…夢の中だけだと思っていたのに…僕の知り合いだった!?」
川 ゚ -゚)「わからない…でも知りたい!!」
カセットをテレビで再生してみる…
間隔はなく、すぐに立て掛けのハンディカメラとベットの映像が映し出された。さらに少しして、誰かがベットに腰をかける
コツ…コツ
(*゚ー゚)『えっと…、ちゃんと撮れてるかな』
川 ゚ -゚)「…!?」
この子は…夢にいつも出て来る小柄の女の子!
(*゚ー゚)『クーちゃんへ。このテープは多分…って言うか絶対にみつからないと思うけど、私達が一緒にいたあかしだけは残しておきたいと思うから…』
私達が一緒にいた証…?どう言う事?僕はこの子にあった事もないのに。それより、夢の中の女の子がなんで…何なんだ一体どうなってるんだ!?
(*゚ー゚)『えっと、それでね?クーちゃん…私…』
ジ…ジジジジィー…
川 ゚ -゚)「え!?ちょっとおい!」
映像にいきなりノイズが入り、これ以上続きが見れなくなってしまった
川;゚ -゚)「何なんだ…何がどうなって………」
川;゚ -゚)「彼女はいったいだれなの?…夢の中だけだと思っていたのに…僕の知り合いだった!?」
川 ゚ -゚)「わからない…でも知りたい!!」
その時だった…まるで何かがあたまに当たったような衝撃を感じると、急に神経がとぎすまされたような感覚になり辺りが徐々にぼやけてくる…
川 ゚ -゚)『しぃ…それホットケーキ?』
(*゚ー゚)『コクッ』
いきなり僕の視界に白い二つの像が見えてくる…あれは僕…そしてあの夢の女の子!?
川 ^ -^)『もしかして、僕のために?』
(*゚ー゚)『コクッ』
川 ゚ -゚)『うれしいなぁ…じゃあ一緒にたべようよ…一口もらうね』
場所が変わった。
今度は何故だか僕は凄く怒ったように怒鳴っている
川 ` -´)『何なんだよこの手紙!!男の子から!?』
(*゚ー゚)『………』
川 ` -´)『見せてよ!なんで隠すのさ』
(;*゚ー゚)『………』
川 ` -´)『見せて!…あ…
サッ…
(*>ー<)『!!』
川 ゚ -゚)『…ごめん』
僕は彼女ともみ合いになった…そのひょうしに、彼女の指を彼女がもっていたペーパーナイフで切り付けてしまった…
また場所が変わった…
彼女は男と二人、どこかに遊びに行くようだった。僕は彼女を送り出すと堪らなく悲しい気持ちになっていた…
川 - )『一緒に誕生日を祝おうって、約束したのに…』
また場所がかわった、今度は彼女の寝室だ、僕は彼女に怪我をさせてしまって謝りに来ていた…
川 ゚ -゚)『…しぃ、起きてる?』
………
返事はない
川 ゚ -゚)『しぃ…ごめん…さっきはその、怒っちゃったりして…。それにしぃを怪我させちゃって…』
川 ゚ -゚)『ねえ…しぃ』
(*´ー`)『スー…スー…』
川 ゚ -゚)『…寝てるんだ…』
僕は彼女の顔をのぞきこんだ
寝顔がとてもかわいかった…愛おしささへ感じたんだ…。僕はそのまま彼女に顔を近づけ…そして…
その瞬間だった、彼女がいきなり目覚めると、辺りはまばゆい光りに包まれた。
光りは彼女を包みこみ、今にも消えようとしていた
川 ゚ -゚)『しぃ?…しぃ!?』
それから像はプツリときれてしまった…何なんだ今のは?
彼女は…僕と暮らしていたのか?…わからない…それにさっきのが記憶の断片だとすればもう一人の夢にでてきた子の情報が全くない…
何かもっと手掛かりになるものは…
そうだ!彼女の…しぃの部屋だ!
まるで思い出したように階段をかけあがっていた…。
おかしいな…今までこんな部屋があった事さへ気付かなかったのに…まるで終わりのないような長い廊下を走っている…いくらか走った時にはもう向かい側の部屋さへ見えなくなっていた…しぃの部屋に辿りつき…おそるおそる部屋の中に入った
川 ゚ -゚)「はぁ…はぁ…はぁ…」
どこか懐かしい匂いのする部屋だった。
掃除もしてないのにぬいぐるみが綺麗に並べられ部屋はきちんと整理整頓されていた…
川 ゚ -゚)「…何か…何かみつけなきゃ…」
川;゚ -゚)「あ…!?あれは…」
そこには、真っ白なシーツに覆われたベットの上に、ひっそりとあのペーパーナイフが置かれていた。
529 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/24(木) 06:28:32.63 発信元:221.30.151.167
仕事前支援
川;゚ -゚)「これをとったら…何かわかるかもしれないんだ…何か…」
ナイフに手を出そうとしたけど、何故か体が躊躇してしまう…このナイフをとったら…後戻りできない…何故かそんな気がした。
川 ゚ -゚)「…このナイフをとれば何が起こるかわからない…もしかしたら僕がみてきた世界が変わってしまうのかも…それでも…僕はあの夢が何なのかしりたい…僕と彼女の間に何があったのか知りたい!
僕は意を決してペーパーナイフを手にとった…
531 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/24(木) 06:32:13.56 発信元:182.249.45.88
ブーン系ってまだやってたのか
同じ時…とある世界の片隅で。
ξ゚听)ξ「あら…考え込んでるみたいだけど、どうかなさったのかしら?」
ζ(゚ー゚*ζ「べえつに〜。あ〜あ、結局この世界にもイヴはいないんだもん〜。あ〜んも、後どれくらい回ったらみつかんのよあのおでこ〜〜〜!!」
ξ゚听)ξ「フフ、何だかわからないけど取り乱してるみたいね…いいわ、そっちが来ないならこっちから行かせて貰う!」
ζ(゚ー゚*ζ「いやちょっとまってってば!デレデレちゃん戦う気なんかこれっぽっちもなっし…あ〜も!!ちょっと話聞きなさいよ〜;
つづく
533 :
82:2011/11/24(木) 06:47:38.68 発信元:126.186.142.186
乙
これは期待。気になる作品だ乙
お題を2つ下さいな
wktk
fukkatu
復活したか
あぼーん
あぼーん
シベリアどーなってんの
シベリアにも冬が来たということか
あぼーん
ん?
549 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/25(金) 21:03:35.70 発信元:1.66.100.101
|ω・`)シベリア不安定ぽいけど
|ω・`)投下
ここは…?
暗い
寒いよ
でも眠いな
どうして こんなに眠たいの…
あれ…
何かちょっと
煙たい…?
……サ…オ…
何よもう…うるさい…
オキャクサン、オキテクダサイ
ζ(-、-*ζ「ん…」
ζ(う、゚*ζ「んん?」
爪'ー`)y‐「やぁお目覚めかい?」
ζ(゚ー゚*ζ「タクシー?え、何で乗ってるの私」
爪'ー`)y‐「そりゃお嬢さんが乗ったからでしょう」
爪'ー`)y‐「いらっしゃいお嬢さん」
ζ(゚ー゚*ζ「すいません降ります」
爪'ー`)y‐「いやいや、外、見てごらん」
ζ(゚ー゚*ζ「……?」
ζ(゚ー゚*ζ「何よこの変な景色…何処よここ?」
爪'ー`)y‐「簡単に言えばあの世とこの世の狭間ですよ」
ζ(゚д゚;ζ「………」
爪'ー`)y‐「思い当たるふし、あるでしょう?」
ζ(゚ー゚;ζ「……まぁ…無くはないわ」
ふむ、時間通りの仕事だ
爪'ー`)y‐「では改めて」
爪'ー`)y‐「ようこそ我が『コ人タクシー』へ」
爪'ー`)y‐コ人タクシーのようですζ(゚ー゚*ζ
※このネタは創作板のネタ捨て場からのリサイクル品となります
※過度の期待はご遠慮ください
※用法、用量をよく守り爪'ー`)y‐をご利用ください
VIPおちてね?しえん
支援よー
ζ(゚ー゚*ζ「コ人タクシー…ね…」
爪'ー`)y‐「まあタクシーですから行くも戻るも貴方次第ですよ」
爪'ー`)y‐「ただし、条件というか…縛りが御座います」
ζ(゚ー゚*ζ「縛りって?」
爪'ー`)y‐「順を追って説明をしましょうか」
爪'ー`)y‐「まず目的地の一つは地獄裁判所」
ζ(゚ー゚*ζ「地獄裁判所って…閻魔さまみたいのがいるの?」
爪'ー`)y‐「あまり驚かれないようで…」
ζ(゚ー゚*ζ「順応の速さだけが取り柄よ」
爪'ー`)y‐「左様で」
爪'ー`)y‐「話を戻しますが、そんな大層な奴じゃありませんよ…まぁニュアンスはそんなんでいいかな。」
557 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/25(金) 21:17:05.10 発信元:124.146.175.231
期待
しえん
559 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/25(金) 21:18:20.54 発信元:221.30.151.167
サルが無いので思い切りやっちゃって
爪'ー`)y‐「二つ目は現世」
ζ(゚ー゚*ζ「え、戻れるの!?」
爪'ー`)y‐「まず私のタクシーの乗車条件の理由の一つとして【運命】から外れた人間が適用されます」
ζ(゚ー゚*ζ「例えば?」
爪'ー`)y‐「まぁ大体は不慮の事故ですかね、後はまぁ殺害されかけた方とか…」
爪'ー`)y‐「つまり【予定外の死】を迎え、こちら側へ来てしまった人間をどちらかに送り届けるのが私の仕事です」
爪'ー`)y‐「この世界からの帰還を望むならば、魂という個を現世へ送り届ける『個』人タクシー、故人を望むならばあちら側へ送り届ける『故』人タクシーにもなりえる訳です」
ζ(゚ー゚*ζ「へぇ…もし地獄裁判所へ行ってしまったらどうなるの?」
爪'ー`)y‐「名の通り裁かれます、しかし判決を聞いてからでも戻れなくはないようですよ?予定外の死ですから…過去に地獄裁判所から何人か戻っていらっしゃった方もおられましたから」
ζ(゚ー゚*ζ「ふうん…じゃ地獄裁判所までひとっ走り」
爪;'ー`)y‐「何とも潔い決断ですね…もうちょっとこう…」
週刊ストーリーランド思い出す出だしだぬ
wktkwktk
ζ(゚ー゚*ζ「考えても無駄無駄!サクッと行ってちょうだい。面白そうだから裁判を聞いてから決めるわ」
爪'ー`)y‐「了解致しました、地獄裁判所までですね。約15分程で着きますので…」
ζ(゚ー゚*ζ「はーい」
爪'ー`)y‐「あぁそうそう、お代なんですけどね」
ζ(゚ー゚*ζ「お金なんてないよ?」
爪'ー`)y‐「いえ、貴方の思い出話で結構ですよ、それが何よりのお代です」
ζ(゚ー゚*ζ「ふうん…何もないんだけどなぁ…思い出らしい思い出…うぅん…」
爪;'ー`)y‐「ほら、何かこう…甘酸っぱい思い出とかないんですか?後はほら、将来の夢とか…」
ζ(゚ー゚*ζ「夢?夢…将来に向けての貯蓄とか?」
爪'ー`)y‐(うわあ)
ζ(゚ー゚*ζ「私の親ね、放任主義なんだー。昔から毎月決まった生活費が振り込まれてくるのよ。それじゃ微妙に足りないからバイトしてるの、んなもんであまり家族の思い出ってのもないし…」
564 :
◆TAXI/8MPvs :2011/11/25(金) 21:22:08.31 発信元:1.66.100.101
爪'ー`)y‐「親御さんは?何をしていらっしゃるので?」
ζ(゚ー゚*ζ「考古学研究者よ。だから各国廻っててあんまり帰ってこないのよ、何かあれば昔馴染みの家にお世話になってるわ」
ζ(゚ー゚*ζ「それも最近では減ったけどね…」
爪'ー`)y‐「ご近所付き合いは大事ですよ?」
ζ(゚ー゚*ζ「何かね、別の学校に行ってからよそよそしくなっちゃってさ」
爪'ー`)y‐「ほうほう…何かきっかけでもあれば…という訳ですな?」
ζ(゚ー゚*ζ「んー、アイツめんどいやつになっちゃったからパス」
爪'ー`)y‐(うわぁ…)
ζ(゚ー゚*ζ「二言目には女の仕事はどうだ、韓国はどうだ…そんなん話したい奴だけで話せっての!」
爪'ー`)y‐「それはそれは、何といいますか…」
支援
comeon
支援
ふむ
ほう
うむ
お?
戻ったかな?
だいぶ空いてしまったのう
ふざけとるのー
戦記ものをやろうと思っているのだが、ブーン系で完結した戦記ものはある?
この際戦争シーンがあるだけでもいいんだけど。
完結してるのだと
運命喧嘩やデレ奴隷とかだろうか
Toki鯖相変わらずの不安定っぷり
機能投下してた人かわいそうに
ζ(゚ー゚*ζ「まぁそんなんだからね、何か思いでらしい思い出ってないんだ…」
爪'ー`)y‐「ふむ…それではここにいらっしゃった経緯は…?」
ζ(゚ー゚*ζ「あたしね、轢かれちゃったのよ」
爪'ー`)y‐「ということはどなたかをお助けになられましたね?」
ζ(゚ー゚*ζ「よくわかったわね…あぁそっか、じゃなきゃ『予定外』にはならないわけね」
爪'ー`)y‐「そういうことです」
爪'ー`)y‐「いやいや、貴女は性根は優しいのですね」
ζ(゚д゚*ζ「ちょっと、それどういうことよ」
爪'ー`)y‐「さてね、さぁそろそろ着きますよ」
ζ(゚ー゚*ζ「ちょっ…」
(ゝ__________ノ)
ε(@ )3))__))__))__))__))__))__))__))
/A ヘ∧ ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘへ
:く`77/''λ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘへ
く777/⌒λヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘへ
:ぐ777/⌒゙λヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ( ´_ゝ`)_ヘ_ヘ_ヘへ''
/`777/⌒`λヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘへ:;
;(乂_/`777,,γ⌒ヽ∧゙_ヘ_ヘヘ(´<_` )_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ/乂_ノ)
乂んんんんん乂(0)んゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ_(,,ノ
ロ/ ロ/ ロ/ ロ/─|"|""|-ヾロ-ヾロ-ヾロ-ヾロ-ヾロ-ヾロ-ヾロ'''
|"||r────|. | | ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|| ̄| | :
|. || r──┐ |. | | ||「「「「「「|「「「「「「|| | | .
|. || |「「「「「| |. | | ||「「「「「「|「「「「「「|| | | : ;
|. || |l_l_l_l_l_| |. | | ||「「「「「「|「「「「「「|| | | .
C=============○===Ω ||「「「「「「|「「「「「「|| |Ω==○ :
|}|::::|. ||,,____|}{| | | i| || ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|| || i||::::|}{| : : : :
:『[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[【】]]]]]]]]]]]] ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|]]]]]]]]]] : :
: : : | | ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|. | |;;;;;;;;; |  ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|;| | : : : : : : :
. | | 二二二二二二|. | |二二|  ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| .
:爻rw从wfwvrw从jwwiiwjWvwjw爻wv,,,,,, ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|wkWwj,,wj
""Www爻wj""w"~"~~`"w~~""ww"f"~W"""~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~`"
ζ(゚ー゚*ζ「想像してたのよりちっちゃっ、そして趣味悪っ!!」
爪'ー`)y‐「否定はしません」
第一話『ζ(゚ー゚*ζ地獄裁判所に討ち入り』 続く
乙!続き楽しみにしとる
乙乙
昨日は災難だったな
582 :
◆TAXI/8MPvs :2011/11/26(土) 10:51:35.57 発信元:111.233.170.86
うわあああああああ
後2レスだったのにいいいいいい
ってなってやけ酒飲んで不貞寝して会社に遅刻しました
toki鯖不安定なのは投下するのをためらってしまう…
支援をくれた方々、ありがとうございました
一旦仕事に戻ります
乙
俺も今のうちに投下しておこう
お題消化したけど、なんだか長くなったので連載で。
書類の手違い、というので人生が狂った人は何人もいる。
行きたくもない学部に進学させられたり、発注ミスで大幅な在庫を抱えたり、
株や為替取引で大損をこいた人もいる。
シベリア村観光開発課に籍を置くドクオに、ロンドン出張の話が来たとき、
「それは何かの間違いだ」
と誰もが思った。そしてそれはその通りであった。
お上は観光開発課全員に適性試験を受けさせたが、全項目に置いてドクオは1をとった。
それは10を最高としての1、すなわち最低ということであった。
ところがお上が何を勘違いしてか
「最も優れている」との評価と受け取ってしまったのだ。
英語もろくに話せない、コミュニケーションにも難あり、
あの無芸小食、小男の、藻男が・・・・・
585 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/11/26(土) 11:07:28.92 発信元:221.30.151.167
('A`#)「うるせえ!」
('A`#)「俺だって行きたかねえんだよ!」
('A`#)「なんでそもそもシベリア村がロンドンに用事あるんだよ!」
シベリアはまだまだ未開発の資源、及び観光の宝庫である。
それに目をつけたイギリスの会社が、地元の事情に詳しい人間を派遣して欲しい、と
村役場に掛け合ったのである。
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです
期待
587 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです :2011/11/26(土) 11:11:18.81 発信元:221.30.151.167
兎にも角にも、ドクオはロンドンに出張と相なった。
半分を向こうの会社が、半分を公費で負担することになった。
1ヶ月の旅程である。
付け焼刃の英語の練習、プレゼン資料の用意、荷物のまとめ・・・・・
そんなことをしてたら(というかさせられていたら)慌ただしく時間が過ぎた。
面倒なことが大嫌いなドクオは不安で胸がいっぱいだった。
もう夕刻だったが、彼は自然と恩師の家へ足を向けていた。
小学校の時の担任、そして本職は動物の研究をしているシベリアタイガー先生のもとへである。
平屋作りのレンガの家、紫の扉を勢いよくノックして呼びかける。
('A`)「先生、先生!かわいい教え子が来ましたよ」
588 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/26(土) 11:11:48.07 発信元:126.124.223.55
支援!
589 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです :2011/11/26(土) 11:13:58.51 発信元:221.30.151.167
ヨレヨレの白衣を着て先生は出てきた。
少し疲れ気味の表情をしていた。
(=゚Д゚) 「・・おう、お前か」
(=゚Д゚)「まあ入れ」
ドクオはソファに腰をおろした。
しばらくして先生はヲッカとグラスを手にしてやってきた。
本や標本が山盛りのテーブルを挟んで、差し向かいに坐る。
(=゚Д゚) 「よっこいしょっと・・・・
聞いたぞ。
貴様のような無知無教養の輩が公費で研修に行くとか
・・・・世も末だ
せいぜい恥をさらさないように気をつけろ」
先生は本をよけてグラスを2つ並べ、ヲッカをなみなみと注ぐ。
支援
wktkwktk
592 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです :2011/11/26(土) 11:16:58.90 発信元:221.30.151.167
('A`)「俺だって行きたかないんですけど、なんかまあ成り行きで」
(=゚Д゚)「そんなんだからお前はいつまでたっても・・・・・」
(=゚ ゜)!
不意に先生は慌てたような素振りを見せた。
窓の外の闇を凝視して、おもむろに立ち上がった。
机の引き出しを性急に開け、ポケットになにかしまい込んで、ドクオに言った。
(=゚Д゚)「ちょっと外す、勝手についで飲んでろ」
('A`)「へい」
なんか先生様子がおかしいな。
そう思いながら、ドクオは埃っぽく乱雑な部屋を見回した。
いい雰囲気
594 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです :2011/11/26(土) 11:20:35.66 発信元:221.30.151.167
コの字型の小さな部屋に、大きな書棚が3つ、そして机の上に開かれたまま重ねられた本、本、本。
床にもホッチキス閉じのレポートがいくつも散らばっている。
部屋の様子は相変わらずだが・・・・
ドクオは立ち上がった。
そして退屈しのぎに机に行き、いくつかの本をパラパラとめくってみた。
先生は重要と思われるところに赤線を引き、判読不能な書き込みを大量にしていた。
本の内容はというと、野生動物の分布や個体数などの統計的資料で、
素人のドクオに容易に理解できるような代物ではなかった。
ただひとつ、ドクオにも理解できそうなものがあった。
それはシベリア民話の本であった。
”チャタノイアは悪魔の草、そを制するのはウムリンカのみ。
ウムリンカはロイルイ村の守り神なり”
この一節に赤線が引いてあった。読めはしたが、何のことだか分からなかった。
本を戻した。
しーえん
ふむふむ
597 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです :2011/11/26(土) 11:25:17.67 発信元:221.30.151.167
('A`)「ん?なんだ」
机の引き出しが半開きになっていた。そこに黒光りするものがあった。
出てきたものを取り出してドクオはおののいた。
('A`;)「これは・・・・スタンガン、催涙スプレー・・・」
('A`;)「タバコ・・・・先生タバコ吸わないはずなのに・・・」
(=゚Д゚) 「こら、なにしとる!」
先生はうしろからのしのしと近づいて、ドクオの手からそれらの凶器をもぎとって
また再び机の中にしまった。
しまった後でもうひとつ入れなければならない物に気づき、ポケットから黒光りするものを取り出した。
リボルバーだ。先生は引き出しにしまった。
ドクオはさらにおののいた。
598 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです :2011/11/26(土) 11:28:50.39 発信元:221.30.151.167
('A`;)「先生、なんなんすか。
もしかして、人に言えないようなことに関わってるとか・・・・」
(=゚Д゚)「忘れろ」
('A`)「そんな、忘れろ、って言ったって」
(=゚Д゚)「飲みなおしだ。・・・・・飲んで、忘れろ」
('A`)「・・・・・・・・・・」
(=゚Д゚)「・・・シベリアも物騒なのでな、護身用だ」
('A`)「・・・・・・・・・・」
先生がそこまで言うなら、何か事情があるのだろう。
ドクオは追求をやめた。
599 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです :2011/11/26(土) 11:32:30.88 発信元:221.30.151.167
('A`)「わかりました。でも先生、厄介なことに巻き込まれないでくださいね」
(=゚Д゚)「野生動物の研究者は常に危険と隣り合わせだ。そんなことはわかっておる」
そんな危険とは種類が違う、ドクオはそう思ったが、ソファに腰を降ろした。
(=゚Д゚)「さあ、アザラシ肉の燻製だ、これをツマミに一晩明かそう
わしは明日から研究旅行だ。お前の別離には立ち会えん」
*******
先生の授業はついつい時間を忘れて聞き入ってしまう
支援
602 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです :2011/11/26(土) 11:36:59.20 発信元:221.30.151.167
ついにシベリアを発つ日となった。
とはいえシベリアからロンドンに直行便などない。
最寄りの大都市ヴィップグラードにすらない。
ヴィップグラードからモスクワへ飛び、そこからロンドンに向かうのだ。
シベリア村の駅のホームに、ドクオ壮行会のメンバーが集まっていた。
といっても皆経緯とドクオの無気力を知っていたために、数人しかいなかった。
友人のモララーが近づいて言う。
( ・∀・)「人生運だ!お前にも運が向いてきたんだ!これからだぞ」
( ・∀・)つ□「もし向こうで言葉に困ることがあったら、このカードを見せろ
何でも親切に教えてくれるぞ」
渡されたカードにはFUCKと書かれていた。
意味をよく知らないドクオは、
('A`)「ありがとう、助かるよ」
と言って素直に感謝した。
殺されるぞwwwwwwwwww
モララー鬼畜w
605 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/26(土) 11:44:49.15 発信元:111.217.193.206
シベリアモンキーが来てしまったかな
606 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです :2011/11/26(土) 11:45:52.11 発信元:221.30.151.167
列車に乗り込み、扉が閉まり、連結部が大きな音を出して発進した。
ドクオはホームの一番端に立っている人に気づいた。
__
∧,■!!
(=゚Д゚)
./.,= =l
::: :::: ::: : :: : : : ::: :: :
シベリアタイガー先生だ。
先生は一緒に飲んだあくる朝、ドクオの胸ポケットに500ポンドほどこっそり餞別を仕込んでくれた。
先生は手もふらず佇んで、列車の方をずっと眺めていた。
小柄な先生がなんだかもっと小さく見えた。
('A`)「先生、大丈夫かなあ・・・・」
恩師に心配をかけることはあっても、心配することなどこれが最初であった。
やがて駅は点となり、視界から消えた。
********
(続く)
ご支援ありがとうございました
またよろしくお願いします〜ノシ
608 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/26(土) 11:49:00.75 発信元:111.217.193.206
乙乙! 期待してます!
乙
最近は豊作だな
しばらく間が開くので、もう少しだけ投下します。
611 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/11/26(土) 21:30:31.82 発信元:221.30.151.167
ロンドンに着いたドクオは、予め借り上げられていたイースト・エンドの安フラットに着いた。
翌日件の会社に行き、拙い英語で資料を次々に提出した。
('A`)「It's Nice to see you mr. jeff Rin、First of all・・・」
( `ハ´)「・・・・・」
担当者は華僑の男であったが、高圧的であり、英語が出来無いドクオを完全に見下していた。
しばらくするとドクオが無能であることを見抜き、しまいには通訳を付けて
シベリアに直接電話をかけて情報を確認する有様だった。
('A`::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
こんな事を幾日も続けているうち、ドクオは疎外感と焦操感に苛まれた。
(仕事の不得手もあったが、金をけちって朝も昼も夜もファーストフードばかり
食していたのもいけなかった)。
612 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです :2011/11/26(土) 21:33:03.61 発信元:221.30.151.167
やがて最初の土曜がやってきた。
11時頃にベッドから這い出し、フラットから出てレンタカーを借り、そこらへんをぶらぶらした。
でも何もドクオの孤独な魂の慰めにならなかった。
適当なところで車を止め、
('A`)「欝だ・・・・・・・死のう」
そんなことをブツブツ言いながらイースト・エンドの陰鬱な町並みを彷徨った。
しかししばらくすると彼は色めき立った。
('A`)「あ・・・・・あれはっ・・・!
同士スターリン!!!!」
それは店の看板であった。
でかでかと店の上に掲げられているスターリンの肖像。
まるで親しい知人に再開した時のように、ドクオは歓喜した。
613 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです :2011/11/26(土) 21:34:30.16 発信元:221.30.151.167
, -.―――--.、
,イ,,i、リ,,リ,,ノノ,,;;;;;;;;ヽ
.i;}' "ミ;;;;:}
|} ,,..、_、 , _,,,..、 |;;;:|
|} ,_tュ,〈 ヒ''tュ_ i;;;;|
| ー' | ` - ト'{
.「| イ_i _ >、 }〉} Сталин
`{| _.ノ;;/;;/,ゞ;ヽ、 .!-'
| ='" |
i゙ 、_ ゙,,, ,, ' {
丿\  ̄ ̄ _,,-"ヽ
''"~ヽ \、_;;,..-" _ ,i`ー-
ヽ、oヽ/ \ /o/ |
Russian Restaurant Stalin
The man of steal
「ロシア料理 スターリン」
ただ残念なことに「鋼鉄の人」の意、「The man of steel」が「The man of steal」になっており、
「盗人野郎」なってしまっているのはいただけなかった。
ドクオはもちろんそんなこと気づかず、吸い込まれるように入っていった。
ーしかし、これが地雷であった。
614 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです :2011/11/26(土) 21:37:03.31 発信元:221.30.151.167
ロシア料理の店にロシア人コックがいない(こういうことはよくあるのだ)。
陽気なジャマイカ系のドレッド兄貴ひとりで店番とコックを兼ねていた。
客は誰もいなかった。
(’e’)「Oh,Hello hello hello」
などと言いながらメニューを渡してきた。
そして大げさな身振りで、
(’e’)「See the menu, Then order、OK?」
と言った。
('A`)「ボ・・・・ボルシチある?」
(’e’)「Okay」
ジャマイカ兄貴は厨房に行き、鍋に火をかけ、鼻歌交じりに戻ってきた。
そしてドクオの隣のテーブルの席にドッカと腰を降ろして話しかけた。
615 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです :2011/11/26(土) 21:39:09.50 発信元:221.30.151.167
(’e’)「I'm St.Jones, from Jamaica.Where are you from?」
('A`)「s....siberia in russia」
(’e’)「Oh!Nice place to see, But musta be frozen!
I've been living in this fuckin London, for 10 years・・・」
それからジャマイカ兄貴は朗々としゃべりはじめた。ドクオはほとんど聞きとれなかったが、
所々で「fuckin」と言っているのだけはわかった。
やはりモララーが示したように、この言葉は万能であるらしい。
しばらくすると店内はなんだか焦げ臭いにおいが漂った。
鼻をひくひくいわせて、ジャマイカ兄貴は慌てて席をたち、
(’e’)「Oh!No,No,No, Noooooooooooooooo!!!」
(’e’)「FUCK!」
といいながら厨房に突進した。
616 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです :2011/11/26(土) 21:41:43.85 発信元:221.30.151.167
しばらくしてジャマイカ兄貴は皿を持ってきて、
(’e’)「Sorry,Man」
と言ってドクオの前にシチュー皿を置いた。
ロシア料理以前に、明らかに人の食べるものではなかった。
でも隣に座って微動だにせずこちらを向いているジャマイカ兄貴の気迫に押されて、
恐る恐る手を付けた。
ドクオの顔はみるみる青くなった。
('A`;)ウェーッ
たまらなくなってドクオは店から飛び出ると、レンタカーに乗り込んだ。
陰鬱なロンドンの街並みを呪いながらドクオは飛ばした。
気分が悪くなってめまいがした。
おまけに、安物のレンタカーは乗り心地最悪で下腹部に振動を強く与えた。
腹の虫が泣き出した。そして、こういう時に限って信号は赤ばかり。
617 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです :2011/11/26(土) 21:44:05.54 発信元:221.30.151.167
('A`;)「い、いかん・・・・っ 漏れる、漏れる!」
('A`;)「おっ!」
オアシスを発見した。道路の左手に、公衆便所があったのだ。
道端に車を寄せて停めて、ダッシュで駆け込む。
多少のフライングはあったが
そう、多少のフライングはあったのだが、
<<FAXを送信中です>> ← イメージ音です 脳内再生してください
・・・間に合った。
618 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです :2011/11/26(土) 21:46:03.94 発信元:221.30.151.167
('A`)「ふぅやれやれ・・・・・」
('A`)「ありゃ?」
見ると婦人警官が車のそばに立っている。
どうやら駐車違反を挙げられてしまった・・・・。
('A`::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
つくづくついていない。
ζ(゚ー゚*ζ「No Parking here, sir. Would you show me your driver's lisence?」
('A`)「あ、あ、あ」
ζ(゚ー゚*ζ「huh?」
ドクオは財布から国際免許証を取り出そうとした。
619 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです :2011/11/26(土) 21:48:46.46 発信元:221.30.151.167
ところがどっこい、それはモララーがくれた例のカードであった。
つ【FUCK】 ζ(゚、゜*ζ 「・・・・・・・・・・・・」
パーン _, ,_
_, ,_ ζ(゚、゜*ζ
('A`(☆ミ⊃
ドクオは地面にくずおれた。
バラバラっと財布の中身が散乱した。
その内の一つ、名刺を婦人警官は取り上げた。
婦人警官は驚いた顔をした。
そしてなんとロシア語で話しかけてきた。
ζ(゚o ゜*ζ「あなた・・・・・、シベリアの人なの?」
('A`)「え・・・・・?あんたロシア語わかるの?」
620 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです :2011/11/26(土) 21:50:26.05 発信元:221.30.151.167
ζ(゚o ゜*ζ「私のママ、ヴィップグラードの出身よ!」
('A`)「そ、そうなの・・・・か・・・」
(;A;)「ウッ・・・・・」
母国語を聞いて、いままで塞いでいた感情の弁が吹き飛んだ。
ドクオは声を上げて泣いた。
泣きに泣いて、しまいには婦人警官の足元にすがりついた。
物見高い通行人がジロジロと見つめる
ζ(゚、゜;ζ「ちょ、ちょっと、あなた・・・・」
ドクオは構わず泣き続けた。
*********
621 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです :2011/11/26(土) 21:52:04.56 発信元:221.30.151.167
婦警の名前は リタ・デレノフスカヤと言った。
ニックネームでデレーニャと呼ばれていた。
ソーホー地区にあるしゃれたフラットの5階に彼女の部屋はあった。
夕方、ドクオは彼女の部屋に招かれた。
話を聞いたデレーニャが、同情したのである。彼女は駐禁も見逃してくれた。
ζ(゚ー゚*ζ「入って」
大きな紙袋をもちながらドアを開ける。
ドクオも両手に紙袋を持ちながら入る。
('A`)「お邪魔します」
紙袋をテーブルの上に置くと、部屋の全貌が明らかになった。
622 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです :2011/11/26(土) 21:54:23.42 発信元:221.30.151.167
('A`)「うわ、洒落た部屋だなあ」
黒のバックの上にガーベラの花柄がパターン化された壁紙。
モノクロームの唐草模様の天井。
カラフルな本がいっぱい詰まった赤い小さな書棚。
50年代を思わせるレトロなブラウン管TV。
寝心地が良さそうなベッド。
そして窓辺に溢れんばかりに飾られたドライフラワーの薔薇。
キッチンが一体型のワンルームだが、こざっぱりしていて手狭な印象は無かった。
なによりいい匂いがした。
俺や先生の部屋とは大違いだ、とドクオは思った。
623 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです :2011/11/26(土) 21:56:24.05 発信元:221.30.151.167
ζ(゚ー゚*ζ「何が食べたい?」
('A`)「えーと、アザラシ丼」
ζ(゚ー゚*ζ「そんな田舎料理作れないわよ
ボルシチでいい?」
('A`)「そう、それでいいや。
今日とんでもないシロモノを食わされた」
ζ(゚ー゚*ζ「あそこで食べるなんて正気の沙汰じゃないわ
あのね、世界中どこいっても、まあまあはずれなしなのは中華料理。
なぜかって?中国人はどこにでもいるからよ」
('A`)「中華料理は・・・しばらくいいや」
ドクオはあの華僑の高圧的な相手方を思い出した。
624 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/26(土) 21:57:08.39 発信元:111.217.193.206
うおおきてた支援!!
625 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/26(土) 22:01:06.67 発信元:111.217.193.206
ただでさえ料理が不味いと有名なイギリスじゃあね
626 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです :2011/11/26(土) 22:02:34.57 発信元:221.30.151.167
ζ(゚ー゚*ζ「ところでさ、」
デレーニャは笑いをかみ殺しながら尋ねた、
ζ(゚ー゚*ζ「なんであんなカード見せたの?」
ドクオの中で忘れていた怒りが吹き出した。
('A`#)「ハメられたんだよ、アンニャロメ!ちくしょう・・・・
言葉に困ったらこれを見せろって渡されたんだ!」
ζ(゚ー゚*ζ「・・・・今後の付き合い方考えたほうがよさそうね
相手が悪かったら殺されてたわ」
627 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです :2011/11/26(土) 22:03:56.84 発信元:221.30.151.167
ドクオは真顔に戻って逆に聞いた、
('A`)「FUCKってどういう意味なの?」
ζ(゚、゜;ζ「ん、えーと、それは・・・・・・・
使っていくうちにわかるわよ、あ、いや、あまり使わないほうがいいわね
喧嘩を売るような言葉だから」
('A`)「でもさっきのあんちゃん別に挑発するでもなく、Bob marley is fuckin' greatとか言ってたぜ
ねえ、どういう意味なの?」
ζ(゚、゜;ζ「ん・・・とにかく悪い言葉よ
そ、そんなことより!」
628 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです :2011/11/26(土) 22:07:05.76 発信元:221.30.151.167
ζ(゚ー゚*ζ「ヲッカ飲む?ちょっとだけならあるけど・・・・」
ヲッカと聞いて、ドクオのロシア人の血が騒ぎたった。
(゜∀゜)「飲む!飲む!」
歓喜の雄叫びを上げた、
(゜∀゜)「ヒヤホーイ!ウラ−−−−−−−−ッ!!
レーニン万歳!スターリン万歳!フルシチョフ万歳!
ブルジネフ万歳!ゴルバチョフ万歳!エリツィン万歳!プーチン万歳!
ジントニックなんかクソ食らえだ!
俺はロシア人なんだ!!!!」
ζ(゚ー゚*ζ「そういう時に使うのよ
fuck off all gin'n' tonics!って!」
(゜∀゜)「Yeaaaaaaah! fuck off ! fuck off!」
******
(続く)
629 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/26(土) 22:07:20.05 発信元:111.217.193.206
イギリスロッカーのインタビュー動画見るとファッキンの使用率に驚く
ご支援ありがとうございました。ごきげんよろしゅう
631 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/26(土) 22:08:24.74 発信元:111.217.193.206
乙乙!!
面白い、続きがすごく楽しみ
乙
いいねいいね
乙です。ドクオがんばれ…
乙
シズーカ
636 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/27(日) 19:12:05.85 発信元:123.108.237.30
ノビータ
スネーオ
投下します、
>>406の続きで「(-@∀@)とある眼鏡の蔵書目録のようです・SF(すこしふしぎ)版」
川 ゚ -゚) そもそも私達が、あなた方の世界を知ったのは一冊の目録からでした。図書館の最奥部に置かれていた、全蔵書を記録するデータベースに一切情報の無い、孤独なその目録には、あなた方の図書館が誕生した経緯と蔵書、そして図書館の日常が記載されていました。
川 ゚ -゚) さらに不思議な事に、その目録は定期的に頁数が増えていったのです。誰も触れなくとも独りでに
(-@∀@) フムン
川 ゚ -゚) その本がただの創作物ではないと確信した矢先にひとつの事件がおきました。私達の図書館に保管されている蔵書が、消失し始めたのです
(-@∀@) 消失?
川 ゚ -゚) 文字通りです。書架に収められている作品が、データベースから消え、やがて書架からも消えるのです
支援!
(´<_` ) 我々は、件の目録と関連が無いか調べようと最新の頁を開いて、愕然とした。頁は作品ではなく、意味不明な文字の羅列で埋め尽くされていた
(-@∀@) …それには、思い当たる節があるな
(´<_` ) 諦めずに何か書かれて無いかと探していた我々が文字の羅列の合間に見つけた文章には、シベリア各所へ宛てたと思しき休館のメッセージを見つけ、直後に絶望しました
(´<_` ) あなた方の図書館と我々の図書館は共に滅びるのだと
(-@∀@) …繋がっていたのか?世界が
lw´‐ _‐ノv 私達が思うにね、あなた方の世界が私達の世界を生み出したんだと思うの。影響されたのは私達のほうだし、なによりこの図書館で見つけちゃったんだよね
なにを、言い掛けたアサピーに一冊の本が突き出される。
lw´‐ _‐ノv この作品にさ、出てくるんだよね。私達が。私達の世界で起きた事が、ほんの一部だけれど、書かれてる
アサピーが手に取った本のタイトルと分類番号を見、内容を思い出す。確かに図書館は登場した。
(-@∀@) 本から生まれる世界、ね…
川 ゚ -゚) 当初私達は勿論、ありえないと考えなおしました。認められる筈ないじゃありませんか
(-@∀@) それはそうだな
lw´‐ _‐ノv でも認めざるをえなかったの。消失が止まった頃、件の目録に変化があったから
(´<_` ) この図書館が廃墟と化していた時、こちら側からは件の目録に増え続ける文字を追うだけで、どうしようもできなかった。しかし
(´<_` ) 廃墟と化してもなお、物語を語る人が居た。踏みとどまり、詩をうたう人が居た。景観を良くしようと草を植える人が居た。留まる人達を見守る人達も居た。廃墟に集まり交流を果たす人達も居た。諦観をぬぐい去り、立ち上がる人達が居た
(´<_` ) そうして、目録の図書館が復活し始めるにつれて、私達の図書館は安定を取り戻したのです
(-@∀@) そんな事…いやまさか
川 ゚ -゚) ありえないと言いたいのは私達も同じです。しかし理解できないだけの事象を起きるはずがない事象に貶めるのはやめましょう、いつまでも話が終わりません
(-@∀@) ああ…まあそれは良いとして、私が居なければ君達の世界は生まれてないかも、と言ったね
川 ゚ -゚) …実は、私達の世界にも訪れたのです、私達の世界でもあなた方の世界でもない世界の、ブーン系小説シベリア図書館の職員が
(-@∀@) なんとまあ、驚いたろう
川 ゚ -゚) それはもう派手に取り乱しました。しかし得た物も相応でしたよ
川 ゚ -゚) 彼らの話と私達の経験からするに…あなたが目録として分類してくれたおかげで、私達の世界は留まり続ける事ができている。多分、私達以外も含めて、物語から生まれた世界は別の誰かに保たれているから連続して存在できるのです
(-@∀@) …私はしかし、作品を執筆したわけではない
川 ゚ -゚) おそらく、重要なのは書かれ読まれる点ではない。特徴付けが成される点です。彼らは、小さな差であれ個性が有るから複数の異世界が同時に存在できる、と言っていました
(-@∀@) 確かに私は区別し続けて来たがね
アサピーは、ぐるり周囲を見渡す。所狭しと並ぶ、本という形の物語がもしも全て同じデザインならば、図書館の本棚はただの壁に見えるかもしれない。
(-@∀@) ふうむ
アサピーは、シュールから受け取った本を机に置くと、ため息をひとつ。
(-@∀@) 私はね、私は思うのだけれどね…つまりは観測できない宇宙と同じ事なんだ。とある年代まで多くの学者は地面が平らで、空は巨大な天井が張り付いているだけだと信じていた。だが実際、地面は丸く空はどこまでも続くし、遙か彼方には星がある
しえん
shen
(-@∀@) 現実を自身の世界に基づいて構築する人間は、観測手段がないと勝手にシュレディンガーの猫を作り出す。猫が最初から死んでいても無理矢理こじつけて
(-@∀@) だいたい、昔からよく言われている事だ、我々の存在する宇宙は、別の存在によって作られた宇宙だという話と同じような物だ。森羅万象が既知の文法と未知の文法どちらで書かれているか、というだけのこと
(-@∀@) 単純な話だな。素直に君達を認めれば良かった
川 ゚ -゚) では…
(-@∀@) 今までの非礼をお許しねがいたい、ブーン系小説シベリア図書館の皆様…私は目録を書くよりもあなた方と話がしたい
アサピーは三人に、右手を差し出した。
***
「私にとって本とは、文字数、ページ数、分類番号の複合体です」
「君の人柄を知るには目録を見れば十分なわけだお、たしかに」
***
―――柱時計が鳴かなければ良いのに―――
ふっしぎー
(-@∀@) …
(-@∀@) …あれ?
(@∀@-) …
(-@∀@) …休憩室、か?ここは
( ^ω^) 起きたかお
(-@∀@) 館長?
アサピーは、休憩室のベッドの中に居た。
まるで、初めからそこに居たかのように。
(;-@∀@) あれ、さっきまで私は…ええ?
(;^ω^) どうかしたのかお?
(;-@∀@) いえあの…な、なんでもないです寝ぼけました
(;^ω^) 珍しくてんぱってるから焦ったお…ところでアサピー
(;-@∀@) (落ち着け私)はい
(;´ω`) 昨日の夜はごめんなさいだお、僕が勘違いしたせいで…
shen
653 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/27(日) 20:19:50.02 発信元:111.217.193.206
ktkr
(-@∀@) いや、荒らされた特集の事はもう良いんです。それよりも私の方こそ館長を叩いてしまって…
( ^ω^) …えっ?
(-@∀@) えっ、て…館長?
( ^ω^) アサピー耳の穴かっぽじって良く聞くお
(-@∀@) はい
655 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/27(日) 20:24:08.48 発信元:111.217.193.206
支援
( ^ω^)荒らされた特集って、僕を叩いたって、いったい何のことだお
(-@∀@)
夢……だと……
ノックが二回。
直後に休憩室の扉が開かれた。表れたのは長柄のモップを手にしたドクオ。
('A`) おっ、アサピーさんも起きたのか。さすがに昼前だものな
ベッドから飛び出したアサピーは、猛然とドクオの胸ぐらを掴んだ。
あまりに突然だったので、ブーンもドクオも戸惑うばかり。
(;^ω^) え、ちょ、おま、まてよ
(;'A`) 苦しい…俺なんかしたの?
(#-@∀@) ドクオさんっ!!
(;'A`) はいぃっ!!
(#-@∀@) 何処を掃除していましたか!?カウンター前の読書机に異常は!?図書館の出入り口は施錠されていましたかっ!?
(;'A`) サー!!自分はカウンター付近と読書机群の清掃を実行したのみであります、サー!!読書机群は目視において異常なし、出入り口は未確認であります、サー!!
なぬっ
思わず気を付けの姿勢で答えたドクオから手を放したアサピーは、たとえるならば名探偵と野次馬が密室のドアを破る時の勢いで、半開きになっている休憩室のドアへと突っ込んだ。
661 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/27(日) 20:30:54.29 発信元:111.217.193.206
アサーピ
しえん
(;-@∀@) そんな…そんなっ!
廊下を疾走中のアサピーは、ふとツンを見つけ慌てて止まる。
ξ゚听)ξ あらアサピーさん、おはようございます
(;-@∀@) おはようございます…ツンさん
ξ゚听)ξ なんですか?
(;-@∀@) 図書館の施錠、最後はいつされたか分かりますか?
ξ゚听)ξ 最後?…なら、明け方にみんなでここに来た時じゃないかしら
答えを聞くなり再び走り出すアサピーの背中を、ツンは首を傾げながら見送った。
(;-@∀@) そんなバカな…さっきまで私は…
***
川 ゚ -゚) やっぱりギャグの王道は谷亮子ですよ
(´<_` ) いや、俺はチ〇コだと思いますよ
lw´‐ _‐ノv 私は断然ガチムチを推すね!
川 ゚ -゚) あなたは?
(-@∀@) うむ、私は…やはり
(-@∀@) マ〇コかな
***
アサピーは走る。
(;-@∀@) あの三人と喋っていて…それで!
665 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/27(日) 20:39:02.33 発信元:111.217.193.206
おいwwwwwwwwww
走りながら、先ほどまでしていたはずの会話を思い返す。
***
(´<_` ) もう時間です
(-@∀@) お別れか
lw´‐ _‐ノv そ。柱時計が鳴ったら、アっさんともグッバイさよならまた会えません
(-@∀@) 柱時計…寄贈品のあれか
川 ゚ -゚) あの柱時計、ひょっとして館長あての文が刻まれていたりします?
(-@∀@) 奇遇だな
川 ゚ -゚) おなじ文だと、良いですね
(-@∀@) ああ…本当にな
***
(;-@∀@) 間違いなく握手を交わしたっ!
彼の記憶力が、一片の疑いを持つこともせずに叫んでいた。
うむ?
支援
669 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/27(日) 20:46:47.62 発信元:111.217.193.206
ほうほう
話していた時間は決して長くない、また短くもない、しかし。
話していたのは紛れもない事実。
(;-@∀@) 出会えたんだ、ここで!
走る勢いはそのままに目的の扉を開く。
(;-@∀@) はっ…はっ…
膝をつき、曇った眼鏡を外し、ひりつく喉を全開にしてアサピーは息を整えた。
(;-@∀@) ふうっ…よし
どうか、荒らされていてくれ。彼女達の痕跡があって欲しい。
アサピーは願い、『次世代に伝えるべきブーン系小説特集』だったはずのコーナーへ。
(;-@∀@) …嗚呼
果たして其処に並んでいたのは、『今月の新作一覧』であった。
立ち尽くすアサピーは、視界の端に小さな封筒を認める。
(;-@∀@) これは!
宛、ブーン系小説シベリア図書館殿。発、ブーン系小説シベリア図書館。
(;-@∀@) 彼女達のか!
アサピーはすぐさま封を切り中身を取り出す。
しかし手紙は無い。写真も無い。入っていたのは、桜の花弁を押し花にした栞がひとつきり。
(-@∀@) …そうか…
(-@∀@) そっちのシベリアでも桜は咲くのだな…ありがとう
しばし栞を見つめていたアサピーは、ある事を思いついた。
***
3話終
***
wktk
今回の投下は以上です。ありがとうございました。
乙! いいねえ
乙乙
677 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/27(日) 20:56:16.92 発信元:111.89.140.2
やっべええええ忘れてた嗚呼亜
>>674 追記
引用元・( ^ω^)感想祭が近いようです
作者さん大変失礼いたしました!
乙
まだ続きがあるのか
楽しみにしておこう
おっつー
あぼーん
総合の癖で保守したくなる
わかります
683 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/29(火) 00:28:41.93 発信元:221.30.151.167
こんばんわ
投下します
684 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです :2011/11/29(火) 00:40:28.74 発信元:221.30.151.167
連載第2回目。
>>584-
>>628 あらすじ:
('A`)ドクオは書類の手違いにより、シベリア村の資源・観光開発のプレゼンを行うために
イギリスはロンドンに行くことになった。
不安な彼は恩師(=゚Д゚)シベリアタイガー先生のもとに行くが、先生は何かきな臭い秘密を隠している
ようであった。ともかく、自分と恩師の不安を抱えながら、ロンドンへ向かった。
ロンドンで仕事が出来ずふさぎこんでいたところ(及び最悪のメシマズに悩まされていたところ)に、
ζ(゚ー゚*ζリタ・デレノフスカヤ=通称デレーニャの家で飯をごちそうになることになった。
ドクオのロンドン滞在はいかに。
恩師の運命やいかに。
待ってました!
686 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/11/29(火) 00:44:06.55 発信元:221.30.151.167
ζ(゚ー゚*ζ「はい、どうぞ」
(;゜∀゜)つ□「・・・・・・・・・・・・・」
(;゜□⊂グビッ
喉から胃へとヲッカが滴り、独特の匂いが鼻に抜ける。
(;゜∀゜)「うーーーーーっ!堪んねえ!」
ヲッカは五臓に染み渡り、ドクオの内部で凝り固まっていた疲れを一瞬で溶かした。
あまりの歓び方を見て、デレーニャは言った。
ζ(゚ー゚*ζ「ヲッカなんてどこでも売ってるんだから、買えばよかったのに」
('A`)「いや、ひとりで酒は飲みたくなくてよ・・・・・
寂しくなるばっかりだもん。
忙しくて、そんな気にもなれなかった・・・・・」
('∀`)「でも、君のおかげで生き返ったよ、ありがとう」
ドクオはシベリアタイガー先生と飲んだ日以来、ヲッカを口にしていなかった。
緊張で張り詰めていた筋肉は和らぎ、心臓から快く血が流れていく感覚。
ドクオは生きている歓びを久しぶりに味わった。
支援
688 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/11/29(火) 00:46:02.90 発信元:221.30.151.167
ζ(゚ー゚*ζ「どういたしまして」
ζ(゚ー゚*ζ「じゃあ、これから作るからちょっと待ってて」
そういって冷蔵庫に向かい、材料を取り出して支度をし始めた。
野菜を切るデレーニャの後ろ姿を、ドクオはぼうっと見た。
灰色のフリース
細身の黒のジーンズ
後ろに束ねた白金色の髪、
('A`)「・・・・・・・・・」
制服姿とは違う素朴で柔らかな彼女の姿を。
ζ(゚ー゚*ζ「ねえ」
急に呼びかけられて、ドクオはびっくりした。
('A`;)「えっ」
おお!支援
ヲッカ最高や! ジンなんていらんかったんや!
691 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/11/29(火) 00:48:04.93 発信元:221.30.151.167
ζ(゚ー゚*ζ「なんか音楽が無いと寂しくない?」
そう言ってデレーニャはステレオのリモコンで音楽を再生した。
軽快なギターのイントロがなり、カラフルで怪しい音楽が鳴り始めた。
http://www.youtube.com/watch?v=Se5JLYKQfDU ♪Lovely Rita Metermaid
♪Lovely Rita Metermaid
('A`)「誰の曲?」
ζ(゚ー゚*ζ「Beatlesよ。Lovely Rita って曲。
あのね、歌詞が面白いの」
('A`)「へーえ」
ζ(゚ー゚*ζ「可愛いリタ
駐禁取締の婦警さんって歌」
('A`)「へ?すると君をモデルにしたような曲じゃないか」
そういう歌詞だったのか
693 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/11/29(火) 00:50:12.39 発信元:221.30.151.167
ζ(゚ー゚*ζ「そ。面白いでしょ。
もちろん私が生まれるよりずうっと前の歌だけど・・・・
私の母親がね、小さい頃よくかけてたの。
聞いて・・・・」
♪Rita!
ζ(゚ー゚*ζ 「ほら、Rita!って叫ぶでしょ、これ自分のこと言われてるみたいでね、
わたし、子どもの時手を叩いて喜んだんだって。
で、私もMetermaid=婦警になるって、そのころから言ってたみたい、
ママが言ってた」
そう言ってデレーニャはテーブルの上の写真立てに目を向けた。
そこには、まだ小さいときのデレーニャと母親が立っていた。
母親は、娘そっくりの美人だった。
きたか支援
695 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/11/29(火) 00:52:02.26 発信元:221.30.151.167
('A`)「母さんは?」
ζ(゚ー゚*ζ「郊外の墓地で眠ってるわ」
('A`)「そうか・・・・」
]
ζ(゚ー゚*ζ「ほんとはね、ヴィップグラードで眠りたかったらしいの・・・
でもそういうわけにも行かなくてね」
ζ(゚ー゚*ζ「いつか、ヴィップグラードに行って、形見のブローチをね、埋めてあげるの。
生家の庭にモミの木があるはず、そこの根元にね」
('A`)「お、お、俺・・・」
支援支援
697 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/11/29(火) 00:54:00.11 発信元:221.30.151.167
ドクオは何かお返しがしたかった。
ヴィップグラードなら帰途に寄る。住所を聞けば、代わりにやってあげられる。
しかし。
出会って半日も経ってない人間の生活にそこまで立ち入っていいものか。
ζ(゚ー゚*ζ「?」
('A`)「・・・いや、なんでもない」
デレーニャはガスレンジの火を止めた。
ζ(゚ー゚*ζ「さ、できたわ、食べよう」
鍋の蓋を開けると、いい匂いが部屋いっぱいに漂った。
******
698 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/11/29(火) 00:58:57.58 発信元:221.30.151.167
ボルシチは優しい家庭の味がした。
本来長く煮こむ料理だが、時間がなかった。それが逆に若くて爽やかな味わいだった。
ドクオは何回もおかわりをし、ヲッカを飲んだ。
デレーニャはちびちびとグラスに口をつけていたが、ドクオは勢い良く飲んでいった。
酔いが回ると、ドクオはあること無いこと勢いでいろいろと話し始めた。
('A`*)「・・・でさ、近くの村にプーチンが来ることになったんだよ。
でも最近偽物が来ることがあるから注意しろ、って噂が流れたんだ。
別の村でもサギ被害があったらしいんだ
んで、プーチンがやってきた。でも予定より2日も早くやってきたんだ。
しかもお連れも何もなしにだよ。
で、このハゲめって言ってぶちのめして追い返したんだ」
ζ(゚ー゚*ζ「それで、本物は来たの?」
('A`*)「その村がまるごとなくなってた」
('A`*)「それでわかったんだよ、あれが本物だったんだなって」
さすがロシアだぜHAHAHA
支援
701 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/11/29(火) 01:02:40.88 発信元:221.30.151.167
やがて時計が12時の鐘を鳴らした。
('A`*)「あ、もうこんな時間かあ
おいとましなきゃ、楽しかったよ、ありがとう」
ζ(゚ー゚*ζ「ばかねえ、もう相当飲んじゃったじゃん
車でしょ?それこそ捕まるわよ」
('A`)
ζ(゚ー゚*ζ「泊まっていけばいいわ」
ドクオはヲッカの瓶でも飲み込んだかのような顔になった。
息がつまり、全身から一気に汗が吹き出た。
('A`;)「おおお、おおおおおおおおおお、俺、・・・俺」
ケイレンした鶏のような声をだした。
702 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/11/29(火) 01:06:26.98 発信元:221.30.151.167
ドクオは視線をぐるぐる移動させた。でも、どうしてもベッドに目が行ってしまう。
酔ったおかげでまるで回らない頭で必死に考え、
('A`;)「おおお、俺、俺、じゃあ風呂場で寝るわ」
ζ(゚ー゚*ζ「あら、今度はNorwegian Wood みたいね」
('A`;)「へ?」
ζ(゚ー゚*ζ「ま、別にどこで寝たっていいけど、その前にお風呂入らせて」
デレーニャは脱衣所に言った。パタンとドアが閉まる音がして、水の音がぴちゃぴちゃ聞こえた。
ドクオはテーブルに顔を寄せて、酔いにまかせてブツブツとなにか唸っていた。
彼女がバスローブ姿で部屋に戻ってきた。
ドクオは入れ替わるように、ゴキブリのように風呂場に這っていった。
大きな音がして、しばらくすると、風呂場からいびきが聞こえ始めた。
ζ(゚ー゚*ζ「風邪引くわ・・・・」
♪I told her I didn't and crawled off to sleep in the bath
そうくちづさみながら、ドクオのもとに毛布を携えて行ってあげた。
*****
703 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/11/29(火) 01:09:13.45 発信元:221.30.151.167
朝になった。
ドクオはかなり早くに目が覚めた。
そーっと風呂場のドアを開けて耳を澄ませた。
まだデレーニャは寝ているようだった。
化粧前の女の顔を見てはいけない、そういうデリカシー(もしくは恐怖)が働いたので、
ドクオはまんじりともせず毛布にくるまって彼女が起きるのをまった。
しばらくすると、あくびと、タンスを開ける音がした。
やがて、レンジに火をかける音がした。
もういいだろう。
('A`)「おはようございます」
ζ(゚ー゚*ζ「ああ、おはよう、あんなとこで眠れた?」
('A`)「ああ、ばっちりさ」
ボリボリと頭をかきながらテーブルについた。
ビートルズ中期はたまらん曲が多い
705 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/11/29(火) 01:12:55.13 発信元:221.30.151.167
ζ(゚ー゚*ζ「昨日の残りで悪いんだけど」
そういってパンと昨日のボルシチの残りを目の前に置いた。
('A`)「いただきます」
そう言って食べ始めた。彼女も自分の分をよそってテーブルについたが、
まず彼女は目を閉じて祈りはじめたので、ドクオはなんだか気まずくなった。
食べながら彼女は言う、
ζ(゚ー゚*ζ「ねえ
今日あたし非番なの。あんたも休みでしょ」
('A`)「うん」
ζ(゚ー゚*ζ「ロンドン観光しようか。ガイドしたげる」
('A`)「え・・・・そんな、どこか見たい場所なんて特に・・・・
それに悪いし」
706 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/11/29(火) 01:14:42.75 発信元:221.30.151.167
ζ(゚ー゚*ζ「いいの。どうせ暇なんだから
じゃ決定。
昼間観光して、でその後・・・・」
デレーニャは携帯で何か検索し始めた。今日市内で行わる催しを見ているらしかった。
その情報の一つに眼を止めた。
ζ(゚o ゜*ζ「あ」
そしてニヤッと笑って、言った。
ζ(゚ー^*ζ「面白い人に会えそうよ」
******
(続く)
支援!
おっとっと、乙!
この雰囲気、最高です
ご支援ありがとうございました
おやすみなさい
期待乙
連載規定みてて思ったんだが、期間過ぎた逃亡作品でも30レス以下で
完結できるんだとしたらここで投下してもよいってルールをつけないかい?
四年ぶりくらいにブーン系小説どうなってるか気になってVIPに行ったら何もなくて、ここにたどり着いた。
もうブーン系小説って人気無いし描く人も減っちゃったの?
おっちゃん悲しいよ…………
VIPには一応総合が立ってちょこちょこ投下があるくらいだよおっちゃん
みんなツイッターやってるだけだよ
おっちゃんもツイッターやろう
この手の嘆き多いな
規制されてVIPに書き込めないやつもいる
>>715 あーそうなんだ。無糖とか蕎麦屋はまだ小説描いてるかい?
>>718 書いてないね
妄想現実のスレは旧避難所にあるけど音沙汰なかったかな
最古の部類で生存確認出来るのはポケマスと異世界ぐらいじゃないかな
>>711 どうかなー追加するほど有るとは思えん。避難所で良いだろってなりそう
俺も質問、幸薄でお人形みたいな女の子って誰が合うかな?
ツン以外で
>>720 (#゚;;-゚) ⌒*リ´・-・リ
何となく幸薄そう
盲点だったわ…ありがとう
古参だと運命喧嘩とかもまだ書いてるんじゃない?
懐かしい名前が・・・表みたいな合作またやらないかなあ
725 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/11/30(水) 22:00:31.61 発信元:221.30.151.167
age厨のせいでシベリア落ちるの早くなったな
これじゃイエローサブマリンだ
726 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/01(木) 05:13:28.54 発信元:114.185.216.110
最近投下多いよね
>>532( ^ω^)全員何かのキャラだけど説明面倒くさいからAA化して合作の用です
>>532暗い闇の中に星久が輝き、その間に巨大な遊郭がひっそりと佇んでいる。
まるで宇宙の真ん中に庭園があるような空間…
川 ゚ -゚)「ここはどこ…?確か僕はあの女の子の部屋でナイフを拾って…」
不思議な空間に呆然と立ち尽くし、終わりが見えない程長い廊下を眺めていた。
川 ゚ -゚)「ここもまた記憶の中の出来事なのかな…それにしては妙にリアルなんだけど…」
川 ゚ -゚)「…!?誰か来る?」
慌てて側の柱に身をかくした
ξ゚∀゚)ξ「はぁ〜、なんやもうカラかいな…辺〜!
酒が切れとるで酒が〜。はよ持ってき〜や〜!…まぁったく〜、こんな日でさへ、ワテは一人身か。
ホンマ神様はえげつない事すんな〜?寂しい寂しい言うてももう無駄。えらいことやホンマ…辺!はよしてや〜!
はよ来んとアルコール抜け落ちてしんでまうよ〜!」
从;'ー'从「は、はいただいま〜!」
廊下の向こうからチャイナドレスだか和服だかわからないキツネ…?
みたいな耳と尻尾をしたグラマラスな女の人がこっちへ来る…なんだかアレてる酔っ払いみたいだ。
ξ゚∀゚)ξ「はぁ〜あ…辺、やっぱもうお酒えぇわ。こっち来てワテの相手してや!」
从;'ー'从「ええ!?どどどどどっちなんですか〜!」
ξ゚∀゚)ξ「とにかく来たらええんねや来たら〜。」
ξ゚∀゚)ξ「ん〜…」
キツネ女の足がピタリと止まった
ξ゚∀゚)ξ「おいそこの、誰や…?」
川;゚ -゚)まずい…バレた?
僕がそ〜っと柱の影から逃げようとするといきなりえりをぐいっと掴まれた
ξ゚∀゚)ξ「誰や〜ゆうとるやろ。逃がしゃせ〜へんよ〜?」
川;゚ -゚)「うわわ」
キツネ女はかなり座った目をしながらぐいぐい僕の顔に急接近して来る
ξ゚∀゚)ξ「アンタ〜何モンや〜?この宇宙庭園にどっから入ってきたんや?ん〜?」
川;゚ -゚)「し、知らないよ…気付いたらここにいて…は、はなして!」
ξ゚∀゚)ξ「アンタ〜、何寝ぼけた事言うとんのや?この宇宙庭園はそんじょそこらの方法で入ったりできへん!何やスパイかいな!?どこのや!?調教して洗いざらい喋らせたろか〜?」
川;゚ -゚)「ち、調教ってちょっと!本当に気付いたらここにいたんだよ!」
ξ゚∀゚)ξ「こんのスケ〜。ま〜だシラきるきやな〜!おっしゃこちょぐりの刑や覚悟せ〜よ〜!?」
川;^ ∀^)「ちょっと何す…や、やめてよ!アハハハ!やめ!こしょぐったい!やめて!変なトコ触らないで!アハ!アハハハハ!」
ξ゚∀゚)ξ「ほら〜!さっさと言わへんと操までとってまうよ?え〜の〜??」
川^ ∀^)「か、勘弁してってばだから僕何もわかんない〜!!」
从'ー'从「あ、あのう…」
ξ゚∀゚)ξ「ア?なんや?」
从'ー'从「お酒お持ち致しました〜」
ξ゚∀゚)ξ「だ〜から酒ええ言うたやろ?」
从'ー'从「ええ?でも…あの、ツンプゲの前様…この方は?」
ξ゚∀゚)ξ「侵入者や侵入者〜。ほら、辺も見てるだけやの〜て服脱がせや〜」
从'ー'从「まぁ…来客なんて久しぶりじゃありません?かれこれもう何年も…って、服!?ええ!?」
川;^ ∀^)「ちょっとまっ、アハハハハ〜!!!!」
ξ゚∀゚)ξ「ん〜…アンタ〜…」
川;^∀^)「アハハハハ!アハ…」
川;゚ -゚)「…は?」
キツネ女の責め(?)が急に終わり僕の顔を再びのぞき込む
ξ゚∀゚)ξ「ん〜誰やったかな〜あのほら、デレデレはんと一緒に旅してたセーラー服のえ〜っと!」
ξ゚∀゚)ξ「あ!そうや!クーはんやないか!」
川 ゚ -゚)「え…僕の事知ってるの?」
734 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/01(木) 05:56:53.39 発信元:126.255.119.12
しぇん
ξ゚∀゚)ξ「知ってるも何も昔ここに遊びに来たやんか〜。ねぇ〜…ほらほらぁ〜…」
キツネ女が急に色目を使って僕に顔と胸を近づかせて来る
川 ゚ -゚)「ごめ、マッタクオボエガナイヨ」
ξ#゚∀゚)ξ「んのあ〜!!このガキゃこのツンプゲラの前を忘れるなんた〜なんつう情薄!調教再開や〜!!辺!手錠と蝋燭用意せえ!!手錠と蝋燭!」
从'ー'从「え、ええ!?」
川;゚ -゚)「なんでそうなるの〜!?」
つづく。
737 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/01(木) 06:01:43.74 発信元:126.255.119.12
乙
乙
タイトル的にこれは元ネタあるの?
乙
新作書いたときに付けた酉 間違えてぜんっぜん関係ないスレにその酉でレスしちゃったよ
見ておられた方ごめんなさい 今日は更新できないんです
もうこの後出かけるので…
乙乙
>>720 まあ気休め程度かもしれない
一回の投下でスレ立てさせるのもどうかなって思ってさ
一年ほど前にBTCMを漫画化したい、と言っていた者です。
あの後色々と有りまして最近作業に着手しました。
すっげぇ今更ですけどもし覚えて下さっている方が居たら嬉しいです
742 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/01(木) 23:09:50.83 発信元:221.30.151.167
>>741 おお!頑張れ!
公開はどっかのサイトでするんだよね?
>>742 >>743 >>744 期待して頂き有難うございます
とりあえず自サイトで晒すつもりです
今週中にはとりあえず5ページほど上げてみる予定です
おおお期待
アルファのゲーム作ったけどどうしよう
とりあえず作者に許可もらいにいって、その後に創作板にスレ立てでもしたらいいんじゃね?
公開してくれやりたい
そういや昔、アルファの旗地をゲーム化しようと思い立ち
まず試験的にアナログでつくって友達とやってみたけど
ルールも頭では解っていたけど、どちらもゲームに慣れてないせいか
どうもおもしろくなくて結局ゲーム化しなかった事があったな
いや旗地じゃなくて三人称視点のアクションゲームなんだけどさ
752 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/02(金) 15:50:43.91 発信元:202.229.176.149
嘘つくなよ
どうせ公開なんてされない
イジケー
すげえ クーとジョルジュのイメージがぴったりだわ
漫画とは凄い
761 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/03(土) 16:48:17.46 発信元:126.162.189.149
書き溜め消えた
死にたい
俺も書き溜め消えた
死にたい
先に待ってる
( ^ω^) カチカチ
( ^ω^)「お?」
【761 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/03(土) 16:48:17.46 発信元:XXX.XXX.utu.dok
書き溜め消えた
死にたい】
( ^ω^) カキコミカキコミ
【762 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/03(土) 16:54:45.95 発信元:XXX.XXX.boo.n
俺も書き溜め消えた
死にたい】
( ^ω^)(まぁ、本当に死にたいって程じゃないけど)
( ^ω^) リロード
( ^ω^)「お」
【763 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/03(土) 16:59:03.74 発信元:XXX.XXX.utu.dok
先に待ってる】
( ^ω^)「……おっおwww」
( ^ω^)(しかし、書き溜め消えたくらいで本当に死ぬ人とかいるのかねぇ)
( ^ω^)(……いるわけないおwwwww)
( ^ω^)「……さてと、エロ動画でも漁るかおー」
―――――
一週間後
( ^ω^) カチカチ
( ^ω^) ピロリンッ
( ^ω^)「お、メールだお」
( ^ω^) カチッ
【from:XXX.XXX.utu.dok
件名:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
本文:
まだ?】
こういう話になるわけだな
こえええええ
普通にこえぇぇぇ
::l从;∀;ノ!リ人::
こんな恐ろしいホラー初めて読んだ・・・・・・こええええ
さてと、エロ動画でも漁るか
夜も更けてきたところで、お題を三つ四つほどいただきたいのですが(´・ω・`)
772 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/03(土) 20:29:34.88 発信元:126.162.189.149
wktk
779 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/04(日) 17:42:46.03 発信元:210.135.205.162
ちょっとばかりいい暮らしをするために、命も魂も売り渡しちまったやつらを見
てみろよ!俺は嫌だな、そんなやり方は。たとえ一杯のコーヒー代に事欠くこと
があっても―ジジはやっぱりジジのままでいたいよ! 『モモ』
なんぞ
781 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/04(日) 19:47:36.60 発信元:118.109.218.187
今までROM専だったけど短編書いたので投下します
782 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/04(日) 19:50:04.01 発信元:118.109.218.187
タイトル:ブーンの初恋
内藤は高校1年生だった。
しかし、大人しめの性格だったせいかいじめられていた
DQN「おい内藤金もってきたか?」
( ^ω^)「う、うん」
DQN2「その金でカラオケいこうぜwwwww」
( ^ω^)「でも、これは僕の昼ごはんのお金・・・げふ!」
DQN「うるせーんだよころすぞ!!!」
DQN2「やべぇwwwwwりあるK-1ダイナマイトwww」
その時だった。
「ちょっとやめなさいよ!!」
783 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/04(日) 19:53:46.02 発信元:118.109.218.187
ξ゚听)ξ「あんたたち先生に言うわよ!!」
DQN「やべぇ逃げろ!」
どたどた、と、DQNたちは逃げていった。
( ^ω^)「うう、ありがとうだお」
ξ゚听)ξ「別にあんたのためじゃないわよ」
( ^ω^)「え?」
ξ゚听)ξ「あいつらが許せなかっただけよ」
( ^ω^)「そ、そうかお・・・」
ξ゚听)ξ「情けない男ね。しっかりしなさい!」
ばしーん
( ^ω^)「あいた!」
( ^ω^)「え?」
784 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/04(日) 19:56:43.16 発信元:118.109.218.187
それがツンデレとの初めての出会いだった・・・
それからブーンはドクオという友達ができ、学園生活も順調になってきた。
ドクオ「おいブーン。お前好きなことかできた?」
( ^ω^)「え!?そ、そんなのいないお」
ドクオ「おいなんだその反応は・・・!このリア充め!」
( ^ω^)「あいたたった」
ξ゚听)ξ「あんたたちまじめに掃除しなさいよ」
( ^ω^)「ツン・・・わ、わかったお」
ドクオ「ひえー。さすが生徒会のツンデレ様だぜ」
( ^ω^)「・・・」
気の強いツンデレ。
しかしブーンは気づいていた。
ツンデレは本当は優しくて今怒ってるのは照れ隠しだと
だからブーンは・・・初恋をした。
785 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/04(日) 19:58:24.76 発信元:118.109.218.187
( ^ω^)「クリスマス・・・今日こそツンデレに告白するお!」
ドクオ「なに!おまえツンデレがすきなのか!」
( ^ω^)「当たり前だろ・・・常識的に考えて」
ドクオ「なんてこった・・・確かに美人だが競争率高いぞ?」
( ^ω^)「わかってるお・・・玉砕覚悟だお!気持ちを伝えるお!」
そして・・・ブーンは校舎裏にツンデレを呼び出す。
果たしてブーンの初恋の結末とは!?
786 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/04(日) 19:59:58.14 発信元:118.109.218.187
〜作者の暴走CMタイム〜
ちゃーらららー
( ^ω^)「さんじのおやつは文明堂」
( ^ω^)「ほぅ!」
( ^ω^)「カステラって・・・いいよね(どやぁ)」
ちゃーららら♪
〜〜〜CM終了〜〜〜
作者「正直すまんかった」
787 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/04(日) 20:02:17.71 発信元:118.109.218.187
・・・・・・
・・・
ξ゚听)ξ「何よ、こんなところに呼び出して」
( ^ω^)「ツン・・・言いたいことがあるんだお」
( ^ω^)「好きだお!僕と付き合ってくりゅwwwww」
↑噛んだ。
( ^ω^)「終わった・・・オワコン・・・」
ガクリ・・・膝を付くブーン。
諦めたらそこで試合しゅうりょ(ry
ξ゚听)ξ「・・・いいわよ」
( ^ω^)「え?」
788 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/04(日) 20:04:34.59 発信元:118.109.218.187
ξ゚听)ξ「私もあんたのことが好きだったんだからね!」
( ^ω^)「まじかお!やったお!」
ガサガサ
( ^ω^)「ちょwwww草むらからモンスターwwww」
ドクオ「ちくしょう、OKだと!?てめーせっかくプギャーしようと隠れてたのに!」
( ^ω^)「おまwwwwひでぇwwっw」
ドクオ「まあいいや。おめでとな、ブーンwww」
( ^ω^)「ありがとうだお!」
ξ゚听)ξ「ちょ、ちょっと。何のぞいてんのよーーー!!」
ドクオ「うぎゃーーーー!ちょ、作者おれのあつかいひどすwwww」
作者「すまんwwwおうふwwww」
こうして、ブーンの初恋はおわった。
いや、はじまったのか・・・な
789 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/04(日) 20:06:19.58 発信元:118.109.218.187
キャスト
( ^ω^)ブーン ヘタレだが隠れイケメン
ξ゚听)ξ ツンデレ 美少女・生徒会・ツンデレツインテール貧乳
ドクオ 友達ポジション
作者 俺
以上、これにて閉幕
「「ありがとうございました!!!」」
完
790 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/04(日) 20:07:07.13 発信元:118.109.218.187
つかれたぜーwww
読んでくれてありっした!!
作中に作者を出すのはやめておいた方が良い
乙
しかし作者を出すのはやめた方が
おいていかれた気持ちでいっぱいです
これがマジレス乙という奴か
ネタにマジレスといいたいが
ネタにもなっていないクオリティならしかたない
乙
ネタか初期の再現か判断難しいな
初期だと('A`)、ツンで逆だけど
乙
ネタ…なのか?
ちなみに作者さんはおいくつ?
おっつう
799 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/05(月) 00:10:01.54 発信元:126.162.169.240
復帰
ふいー
801
802 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/05(月) 23:08:23.59 発信元:221.30.151.167
投下します
803 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/12/05(月) 23:14:20.62 発信元:221.30.151.167
連載第4回目。
>>584-628 >>686-706 あらすじ:
('A`)ドクオは書類の手違いにより、シベリア村の資源・観光開発のプレゼンを行うために
イギリスはロンドンに行くことになった。
不安な彼は恩師(=゚Д゚)シベリアタイガー先生のもとに行くが、先生は何かきな臭い秘密を隠している
ようであった。ともかく、自分と恩師の不安を抱えながら、ロンドンへ向かった。
ロンドンで仕事が出来ずふさぎこんでいたところ(及び最悪のメシマズに悩まされていたところ)に、
ζ(゚ー゚*ζリタ・デレノフスカヤと出会い、ロンドンを一緒に散策する運びになった。
ドクオのロンドン滞在はいかに。
恩師の運命やいかに。
(まさかまとめてくださっていたとは・・・・ありがとうございます)
http://www18.atwiki.jp/librariberia/pages/191.html
804 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/12/05(月) 23:19:35.19 発信元:221.30.151.167
2人は外に出た。
ロンドンらしくまだらの空模様であった。
レンタカーを返して、地下鉄と徒歩でロンドンを散策することになった。
(ドクオは人混みが嫌いなので車で行きたがったが、デレーニャの勧めに従った)。
ζ(゚ー゚*ζ「さ、いこ」
額にサングラスを乗せ、黄色いカーディガンを羽織って、細身のジーンズを
履いたデレーニャは地下鉄の駅へと降りていった。
('A`)(活発な娘だなあ)
テムズ川沿いを中心に、ビッグベン、タワーブリッジなどをデレーニャは熟練の
ガイドよろしく要領よく案内して回った。
そして、地元の人間しか知らないようなトリビアを織りまぜるのであった。
805 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/12/05(月) 23:20:56.50 発信元:221.30.151.167
ζ(゚ー゚*ζ「・・・・・で、この出っ張っている石の部分が、地元の人からチャーチルズ・ポイントと
言われてるの。1980年の道路拡張の時に撤去の話があったんだけど、そのまま
保存することになったの」
('A`)「なんでチャーチルの名前がついてんの?」
ζ(゚ー゚*ζ「ドイツが降伏したとき、チャーチルが歓びのあまりここで立ちションしたって話
嘘かホントかわからないけど。
あとね、グリニッジ天文台とビッグベンを結んだ直線の、
ちょうど真ん中がこのポイントらしいよ」
('A`)「なんと」
('A`)「んじゃ小生もチャーチルにあやかりまして・・・・」
806 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/12/05(月) 23:23:47.96 発信元:221.30.151.167
_, ,_
ζ(゚、゜*ζ「ちょっと、やめなさいよ」
デレーニャが目を上げると、道路の向こうにパブが見えた。
ζ(゚ー゚*ζ「あ、あそこで何か食べよう、それまで我慢して」
2人は車を避けながら道路を横断して、パブ(居酒屋兼軽食屋みたいなもの)の扉を開けた。
「Queen's Banquet」は名前のわりに庶民的な店であり、往来の喧騒を避けるように
薄暗い店内に人々がくつろいでいた。
ドクオが用を足すと、デレーニャがカウンターでメニューを見ていた。
ζ(゚ー゚*ζ「何食べる?」
('A`)「えーと、この、スモークドチキンのサンドイッチで」
807 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/12/05(月) 23:25:37.89 発信元:221.30.151.167
ζ(゚ー゚*ζ「そんなんどこでも食べられるよ、
鰻のゼリー寄せと臓物パイ、これ地元の料理よ」
('A`)「なんかゲテモノっぽいな」
ζ(゚ー゚*ζ「名物なんてそんなもんよ、これとこれ2つ、マッシュつけて、後ギネス・・・・」
ゼリーの中に鰻のブツ切りが入ったもの、
茶色い中身がどろりと出ている切り分けられたパイ、
そしてマッシュポテトがてんこ盛りの皿が出てきた。
ドクオは奇異の目でそれを見ていた。
その間に、デレーニャは会計を済ませていた。
('A`)「ちょ」
('A`)「ここは、俺が払うよ、世話になってばかりで申し訳ないもの・・・・」
808 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/12/05(月) 23:27:39.39 発信元:221.30.151.167
ζ(゚ー゚*ζ「いいわこのくらい。また今度おごって」
('A`)(また・・・今度?)
('A`)(俺に・・・また会うつもりなのか?)
('A`)(何のメリットがあって?)
皮肉でなくドクオはそう思った。
ζ(゚ー゚*ζ「ここ、座ろう」
デレーニャは通りに面したテーブルに席をとった。
ドクオも席についた。
料理はまずくは無いが、変わった味がした。
不思議な料理を、不思議な女の子と食べている。
ドクオはそんなシュチュエーションになんとも言えぬ不思議さを感じるのであった。
そもそもこのロンドンに駐在していること自体、現実感が無かった。
(事の経緯を考えれば、それも当然である)。
809 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/12/05(月) 23:30:40.12 発信元:221.30.151.167
そこへ来て、昨日知り合ったばかりの女の子とロンドンをぶらついている。
('A`)(・・・・・・・・・)
ドクオは壁際にある鏡に写ったデレーニャを見ていた。
デレーニャは窓越しに通りを見ていたが、ふと視線を移動した。
鏡の中でドクオと目が合った。
('A`;)「あ」
ζ(゚ー゚*ζ「ん?どうかした?」
デレーニャは正面から見据えた。
('A`)「なんとなく・・・不思議だなあ・・・と思って」
ζ(゚ー゚*ζ「ああ、これ面白い食べ物でしょ」
('A`)「いや、そうじゃなくて・・・・」
('A`)「なんで、こんなに親切にしてくれるのかな、 って」
俺みたいな冴えない男に、とは言わなかった。
ζ(゚ー゚*ζ「久々にロシア語が聞けて、嬉しかった、ママと出身地も近かったし」
それだけでは無いような気がした。実際、彼女は続けて言った。
810 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/12/05(月) 23:33:31.20 発信元:221.30.151.167
ζ(゚ー^*ζ「あーこれ、言っちゃおうかな、どうしよ」
('A`)
ζ(゚ー゚*ζ「やっぱ、今はやめとく。うん、いつか言う」
二人は店を出て、夕刻になるまで雑貨屋などを物色した。
******
811 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/12/05(月) 23:36:26.80 発信元:221.30.151.167
ライブハウス「イーストエンド・ソーシャル・クラブ」はごった返していた。
入場料とドリンク代を支払い、ドアを開ける。
もう観客は一杯だった。
壁にもたれかかって二人は安堵の息をついた。
ζ(゚ー゚;*ζ「間に合って良かった」
('A`)「こういうとこ初めてだ」
あまりの騒々しさに若干ドクオは引いていた。
見渡すと、自分よりもちょっと若いくらいの白人のハイティーンが多かった。
彼らは酒を飲み、奇声を上げたり肩を組んだりどつきあったりしていた。
すでに異様なテンションだった。
その間にポツポツと、レゲエファッションの黒人がいた。
彼らはホワイトハイティーンへの苛立ちを呑み込むように、立ち尽くしていた。
812 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/12/05(月) 23:38:48.19 発信元:221.30.151.167
('A`)「面白い人に会えるって、バンドの事?」
ζ(゚ー゚*ζ「そう。でも今日は対バンで、出てくるのは後ね
最初は、別のグループ。ここにいる子たちは、ほとんどそれ目当て」
そういってるうちに、照明が落とされ、緊張は一気に高まった。
ライトが明滅し、爆音で演奏が始まった。
たちまち、場内は熱気の渦に巻き込まれた。
813 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/12/05(月) 23:41:39.32 発信元:221.30.151.167
発せられる音は、ドクオの脳髄を揺さぶった。
('A`;)(な・・・・・)
疾走するビート、リズムを無視して跳ね回るシンセベース、
((('A゜;)))(なんだなんだ、この音は?)
時折雷鳴のように轟くギター、悪夢の海鳴りのようなボーカル。
((((゜A゜;))))(頭がおかしくなりそうだ!!!)
バンドは曲の間を置かずに一気に5曲くらい演奏し、
そこでぴたっと静寂に身を委ねた。
会場は怒号に近い歓声に包まれた。
ドクオはそこで我に帰った。
音そのものは不快だったが、脳の普段働いていない部位が覚醒するような感覚。
('A゜;)(これが・・・fuckin' great ってやつか・・・?)
814 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/12/05(月) 23:44:26.38 発信元:221.30.151.167
一方のデレーニャは、平然そのものでステージを見つめていた。
ζ(゚- ゜*ζ
ステージを見ると、観客と変わらないくらいの年齢の、あどけない若者4人がいた。
彼らは、聴衆に向かって威勢よく呼びかけた。
「Good Evening East End Social Club!!We're Sonicnerd」
(イースト・エンド・ソーシャル・クラブの皆、こんばんわ!ソニックナードです!)
「Let's get down to third summer of love!」
(第三のSummer of love に突入だ!)
「We're Gonna make groove tonight , the next number is "Make Happyend"!!!!」
(グルーブすっぞ、次の曲はMake Happyend!)
その、"Make Happyend"という言葉を聞くや否や、会場は狂わんばかりになった。
815 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/12/05(月) 23:47:30.38 発信元:221.30.151.167
そして、観客の青年たちは次々に口に手をあてて何かを放り込むしぐさをした。
床に放り出された黄色い粒をドクオは見た。
('A`;)(・・・・ド・・・・ドラッグ?)
先ほどを上回る爆音で再び演奏が始まり、観客の狂乱は燃え盛る炎のごとくになった。
♪Wannna Make Happyend , Wanna Make Happyend・・・・・・
リフレインが執拗なまでに繰り返される。
もはやドクオは音楽に幻惑されるよりも、キチガイじみた観客をあっけに取られて見ていた。
('A`)(・・・・・・・・・・・)
816 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/12/05(月) 23:55:40.75 発信元:221.30.151.167
ζ(゚- ゜*ζ「長い」
('A`)「え?」
あまりにも騒々しいので聞こえなかった。それでデレーニャはドクオに耳打ちした。
ζ(゚o ゜*ζ「もうかれこれおんなじ曲を3回も演奏してるわ・・・・完全に食ってるわ、次のバンドを」
それでも演奏はやまなかった。観客は狂乱から次第に退廃へと朽ちていくようだった。
男も女も構わず互いに抱き合い、キスしていた。
ドクオは再びあっけに取られていた。
('A`)(・・・・・・・・・)
突如、後ろのドアが勢い良く開いた。
817 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/12/06(火) 00:01:04.96 発信元:221.30.151.167
ガタイのいいレゲエファッションの黒人男性7人ほどが、楽器を抱えていた。
そして、極めていまいましげにステージに向かって中指を突き立て、
ありとあらゆる呪詛の言葉を吐いていた。
バンドの名前はMarleyGrooveというレゲエ/スカバンドだった。
どうやら次出演するつもりだったが、時間の圧迫と観客の層に腹を立て、
このままフケてしまおう、というのだろう。
その中にあの男もいた。
(’e’#)「Hello」
ζ(゚o ゜*ζ「Hello、St.Jones」
ドクオにあの殺人ボルシチを食わせたジャマイカ兄貴こと、
セントジョーンズが首からサックスをぶら下げて立っていた。
('A`)「あっ、あの時の」
デレーニャの言ってた、「面白い人」とはこの男だったのか。
(’e’#)「Hello, Friend」
怒りで息を荒げるのをなだめながら、ドクオに挨拶した。
818 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/12/06(火) 00:03:46.86 発信元:221.30.151.167
('A`)「バンドが本職か・・・・そりゃコックとしてはいまいちだもんな」
(’e’#)「See the kids going crazy、You took fucking new drug too?」
(狂ったガキどもめ・・・・君もこいつらみたいに新しいドラッグをやったのか?)
('A`)「え?」
代わりにデレーニャが答えた、
ζ(゚o ゜*ζ「Absolutely,No」
(’e’#)「Ok.You better take Herb. Herb sets you free , It's a gift from heaven・・・・」
(よし、やるならハーブをやれ。自由になれる、あれは天の恵み・・・)
セントジョーンズはハーブについて熱心に語り始めた。
('A`)「ハーブって何?」
ζ(゚- ゜*ζ「大麻」
819 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/12/06(火) 00:06:43.12 発信元:221.30.151.167
('A`)「それもドラッグじゃん」
(’e’#)「No!No!No! Herb is not a drug!・・・・・」
ジャマイカ兄貴ことセントジョーンズはいかにハーブ(大麻)が安全で、
自分たちのようなレゲエミュージシャンにとって神聖なものであるかを滔々と語り始めた。
ドクオは話の内容はよく分からなかったが、デレーニャに聞いた。
('A`)「どうなの?こういうの。両方ともダメな気がするんだが」
ζ(゚- ゜*ζ「んー、捕まるとしたらこっちの方ね。大麻は取締対象だけど、
彼らのニュー・ドラッグ、いわゆるHappy Endは
まだ法律で規制されてないからね」
('A`)「それで"Make Happy End"って言ってたのか」
ζ(゚- ゜*ζ「そ。スラングでね、Make Happy End で、Happy Endをキメるってこと
いずれにしても私麻薬取締官じゃないし、それに今日非番だし」
820 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/12/06(火) 00:11:44.74 発信元:221.30.151.167
(’e’#)「The New drug is synthesized from Chatanoya , a kind of grass, But・・・・」
('A`)(チャタノイア?)
ドクオになんとなく心あたりのある言葉であった。
ζ(゚- ゜*ζ「チャタノイアっていう草から取れるんだって、その薬の成分。
だけどハーブとは違うって強調してるみたい」
それからデレーニャはセントジョーンズに、もう演奏しないのと訊いた。
セントジョーンズは首を横に振った。
(’e’#)「Sorry Ann, Come a week later」
('A`)(アン・・・・・?)
彼女、デレーニャ、リタ・デレノフスカヤにはもう一つの呼び名があるのか。
いろいろな謎がドクオの胸中を去来した。
821 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/12/06(火) 00:14:34.00 発信元:221.30.151.167
演奏はまだだらだらと続いていたが、しばらくすると2番目のバンドを
目当てに来ていた黒人客が白人客に掴みかかった。
場内は大変な押し合となり、罵倒と、悲鳴が飛び交った。
ζ(゚- ゜*ζ「こうなったらダメね」
そういって携帯を取り出し、どこかへ電話をかけた。
そして鼻をつまんで言った、
ζ(゚- ゜*ζ「A crowd of men fighting at East End Social Club ・・・・」
そう言って乱闘の方へ携帯をかざして、おもむろに切った。
ζ(゚ー゚*ζ「逃げよ。署の人に見つかるとヤバイもの
セントジョーンズ、あんたたちもね」
匿名で警察に通報したのだった。
*******
822 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/12/06(火) 00:19:44.17 発信元:221.30.151.167
ζ(゚ー゚*ζ「ごめんね。変なことに巻き込んで」
('A`)「ああ、大丈夫だよ」
ドクオにはそれより気がかりなことがあった。ひっかかる言葉、すなわち「チャタノイア」の事、
そして彼女の別の呼び名、アン、の事。
デレーニャは歩きながら、今ロンドンで起こり初めた薬物渦について話し始めた。
ζ(゚ー゚*ζ「Third Summer of Love って言ってたでしょ。
一度目がヒッピー・ムーブメントの時、LSDの時代ね。
二度目がMDMAが大流行した時、80年代後半くらいから。
そして三度目が今、通称Happy-Endの大流行の兆しってわけ。
まあ、今は冬だけど、来年の夏頃には一般的になるんじゃないかな」
('A`)「ふー・・・・ん・・・・」
ζ(゚ー゚*ζ「もちろんあんなバンド見に行ったわけじゃないの。
あのセントジョーンズがいるMarleyGroove、なかなかいいプレイするのよ」
823 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/12/06(火) 00:24:34.92 発信元:221.30.151.167
('A`)「そのセントジョーンズは君の事アンって呼んでたね、君のもうひとつのあだ名?」
ζ(゚ー゚*ζ「あだ名というか・・・・・何というか・・・」
ζ(゚ー゚*ζ「また、いつか会ったら話すわ」
('A`)「いや、別にそんなこと・・・どうでも・・・」
デレーニャは何か言いたげだったが、足を止めてドクオを見た。
ζ(゚ー゚*ζ「うん、今日はどっちかというと、私があんたを無理やりつきあわせちゃったみたい
ごめんね」
そう言うとデレーニャはポケットからレシートを取り出し、その裏側に自分のメールアドレスを書いた。
そしてドクオに渡した。
ζ(゚ー゚*ζ「暇なときがあったらこれに連絡して」
824 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/12/06(火) 00:26:32.37 発信元:221.30.151.167
ドクオはそれをしばらく見ていたが、ポケットにしまい込んで言った、
('A`)「いや、俺の方こそ昨日から世話になりっぱなしでさ」
('∀`)「ありがとう、楽しかったよ
今度は、俺がおごるよ」
デレーニャは手を差し出した。二人は握手した。
ζ(゚ー゚*ζ「じゃね」
そう言って彼女は地下鉄の駅に下っていった。
('A`)(・・・・・・・・)
ドクオはその手のぬくもりをしばらく感じながら立っていたが、
このすぐ先にある自分のフラットに向かって歩き出した。
歩きながらいろいろな考えに囚われていたドクオの前に、素早く横切る何かがあった。
825 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/12/06(火) 00:28:53.79 発信元:221.30.151.167
( ФωФ)ギラッ
('A`;)「うわっ」
('A`)「なんだネコか」
それは虎柄のネコであった。ドクオを至近距離で凝視したのち、また闇の中に去っていった。
ドクオはまた再び歩き出した。
('A`)「虎柄・・・・」
('A`)「そういや、シベリアタイガー先生・・・・大丈夫かな・・・・」
(゜A゜)「あっ」
ドクオはシベリアタイガー先生の部屋にあった本の一節を思い出した。
826 :
('A`)ロンドンより愛を込めて のようです:2011/12/06(火) 00:34:48.04 発信元:221.30.151.167
”チャタノイアは悪魔の草、そを制するのはウムリンカのみ。
ウムリンカはロイルイ村の守り神なり”
チャタノイアはあのHappyEndという薬物成分の原料になる。
すなわち悪魔の草ー。
ここまでは符合した。だが、そこから先の意味は全く分からなかった。
それでも恩師が面倒なことに巻き込まれつつある、と感じざるを得ない情報だった。
('A`;)(先生が巻き込まれてた厄介なことって・・・・もしかしてこれ・・・・)
ドクオはダッシュで部屋に戻り、恩師にすぐにmailを出した。
('A`;)(先生・・・・・・・)
ドクオは祈るような気持ちで夜通し返事を待ち続けた。そしてそれは帰ってこなかった。
(続く)
827 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/06(火) 00:35:24.03 発信元:221.30.151.167
今日はここまでです
ありがとうございました。
828 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/06(火) 05:29:26.28 発信元:111.86.142.240
「元ネタあるけど説明面倒臭いのでAA化して合作のようです」のつづき…
前話
>>735 >>738あります。でも説明は…お察し下さい(`・ω・´)
いつのまにかツンプゲラの前と名乗ったキツネ女につれられて小綺麗な畳部屋に招かれていた。
ξ゚∀゚)ξ「ほんっまに覚えてへんの?」
川 ゚ -゚)「だからさっきからそうだって何度も言ってるんだけど?」
ξ;‐∀‐)ξ「ッ…は、はははは…はぁ〜…そうかいな〜。まぁええよ、1、2話ぐらいしか実際絡んでへんし、覚えてないんも無理ないわ…わてはクーはんにとってその程度の存在なんやね…トホッ」
川;゚ -゚)「え…ち、ちょっと、そんなに気落とさないでよ。謝るから…ごめんなさい;でも本当に覚えてなくて…」
ξ#‐∀‐)ξ「ええのええの。どうっせわての事なんか覚えてる子なんかドコにもおらへんよ。あ〜あ。知り合いにも忘れられるなんて、こりゃ朝までやけ酒飲むしかないな〜。」
川;゚ -゚)「ち、違うんだよ、」
ξ゚∀゚)ξ「どう違うん?」
川 ゚ -゚)「僕その…、君だけじゃなくて、ここ最近起きたほとんどの事を覚えてなくて…」
ξ゚∀゚)ξ「はぁ?どゆ事や?石に頭でもぶつけたん?」
川;゚ -゚)「…わからないけど、家でいきなり目覚めた時から学校や友達の記憶しか残ってないんだ…。家族の記憶でさへ残ってない…。」
川 ゚ -゚)「何か大事なものを忘れてる気がして…それが何なのかずっと探してた。しぃって女の子が僕の知り合いで…彼女の存在が記憶を説き明かす鍵なんじゃないかって調べてたんだけど…気付いたらいきなりこの場所に立ってて…」
ξ゚∀゚)ξ「しぃって言うんは前にアンタが言うてたイヴはんの仮りの名前やろ?…ふむふむ…と言う事わぁ…」
川 ゚ -゚)「仮りの名前…?君!そのしぃって子の事について何か知ってるの!?イヴって!?」
ξ゚∀゚)ξ「まぁまちぃよ。あ〜ん、えっと〜つまり。」
ξ゚∀゚)ξ「多分な…まぁ予想やけど、アンタはイヴはんに記憶イジられて、イヴはんの事やワテらに会ってた事ぜ〜んぶ忘れさせられたって事やない?」
川 ゚ -゚)「イヴがしぃでイヴが記憶をいじっ…ごめん、どう言う事?」
ξ゚∀゚)ξ「どう言う事って…そりゃあ…」
ツンプゲラの前は僕の顔を見ると複雑そうな表情で言葉を濁した
川;゚ -゚)「ちょっと…何が言いたいのかわからないよ!知ってる事があったらお願い…教えて!」
ξ゚∀゚)ξ「まちぃって、そんなに慌てんでも話したるさかい。まずは酒でも一緒に飲んで落ち着こや?」
川 ゚ -゚)「あのぼく…高校生なんだけど」
ξ゚∀゚)ξ「硬い事いわんどきって、最近の子供らなんか〜厨房で初飲みなんてきいても驚きもせえへんやろ〜?」
川;゚ -゚)「少なくとも僕は違うよ。」
ξ゚∀゚)ξ「人恋しいんよ〜!な?ええやろ?ささっ、こっちやこっち♪」
川;゚ -゚)「いいけどお酒は飲まないよ?」
ξ゚∀゚)ξ「わ〜かっとるって、ほいこいこい♪」
川 ゚ -゚)「………」
ツンプゲラの前にしかたなく誘われれば何故か寄り添うような形で引き寄せられ
ξ゚∀゚)ξ「暗い顔せんと周りみてみいや、こおんなもん、アンタ〜一生あっても見れへん光景やで?」
川 ゚ -゚)「…綺麗。星空の中にいるみたい。これって全部本物なの?」
ξ゚∀゚)ξ「辺り前やないか、これぜんっぶが本物や。あの大きな星達にゃあアンタみたいな人間が山程おるんやで?」
川 ゚ -゚)「そうなんだ…でも君は…」
ξ゚∀゚)ξ「ツンプゲラの前様とよびいや」
川 ゚ -゚)「…ツンプゲラの前はこんな景色普通なんでしょ?飽きないの?」
ξ゚∀゚)ξ「様をつけんかい様を!ったく〜…」
ξ゚∀゚)ξ「まぁ…っそうやな。でもこの星空とももうすぐお別れや。」
川 ゚ -゚)「…?どうして」
ξ゚∀゚)ξ「ふうむ…」
ツンプゲラの前がまた難しいそうな顔をして言葉をため息を付く
ξ゚∀゚)ξ「なぁクーはん…」
川 ゚ -゚)「何…?」
ξ゚∀゚)ξ「もし自分が本の世界の…、物語の中の登場人物の一人でしかっなかったら…。もしこの世界が、一つやのうて、いくつもの物語が全く別の次元に無限に存在しているっちゅう話やったら、どう思う?」
川 ゚ -゚)「…よく意味が…」
ξ゚∀゚)ξ「あそこやあ、そ、こ。」
ξ゚∀゚)ξ「アンタのいた宇宙はな?」
彼女は遠くの方の銀河を指さすとそう言った
つづく
二作品とも乙!
837 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/06(火) 18:13:28.84 発信元:110.67.102.13
乙! 乙! 今から読もう
乙
ちょっと投下させてもらうよ
(,,゚Д゚)「今日の体育の授業はサッカーだゴルァ」
_
( ゚∀゚)「いよっしゃ! 俺がハットトリック決めてやるぜ!」
( ・∀・)「ハハ、お前より俺が点取ってやるよ」
(`・ω・´)「君らに僕が抜けるかな?」
( ^ω^)「僕は……」
_
( ゚∀゚)( ・∀・)(`・ω・´)「内藤はキーパーな」
( ^ω^)
\ /
\ 丶 i. | / ./ /
\ ヽ i. .| / / /
\ ヽ i | / / /
\
ピザはサッカーの授業でキーパーやる事を強いられてるんだお!
ー
__ --
二 ( ^ω^) = 二
 ̄  ̄
-‐ ‐-
/
/ ヽ \
/ 丶 \
/ / / | i, 丶 \
/ / / | i, 丶 \
(,,゚Д゚)「飯食いに行くぞゴルァ」
_
( ゚∀゚)「俺はカレーにすっかな」
( ・∀・)「じゃあ俺もカレーにしようかな」
(`・ω・´)「うむ、僕もカレーにしよう」
( ^ω^)「僕もカレー……」
_
( ゚∀゚)( ・∀・)(`・ω・´)「内藤は大盛りだよな」
( ^ω^)
\ /
\ 丶 i. | / ./ /
\ ヽ i. .| / / /
\ ヽ i | / / /
\
ピザは食堂で大盛りを頼む事を強いられてるんだお!
ー
__ --
二 ( ^ω^) = 二
 ̄  ̄
-‐ ‐-
/
/ ヽ \
/ 丶 \
/ / / | i, 丶 \
/ / / | i, 丶 \
844 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/07(水) 00:50:47.68 発信元:221.30.151.167
ピザオブデス
イワークさんwww
集中線やめろwww
(,,゚Д゚)「今日は身体測定だゴルァ」
_
( ゚∀゚)「あー、女子の方に混ざりてえ」
( ・∀・)「壁一枚隔てた桃源郷があの先に」
(`・ω・´)「僕の股間も思わずシャキーン」
( ^ω^)「僕も……」
_
( ゚∀゚)( ・∀・)(`・ω・´)「内藤、ちょっと胸揉ませてくれ」
( ^ω^)
\ /
\ 丶 i. | / ./ /
\ ヽ i. .| / / /
\ ヽ i | / / /
\
ピザは身体測定で胸を揉まれる事を強いられてるんだお!
ー
__ --
二 ( ^ω^) = 二
 ̄  ̄
-‐ ‐-
/
/ ヽ \
/ 丶 \
/ / / | i, 丶 \
/ / / | i, 丶 \
(,,゚Д゚)「今日の体育の授業は野球だゴルァ」
_
( ゚∀゚)「いよっしゃ! 俺がホームラン打ってやるぜ!」
( ・∀・)「ハハ、お前より俺が点取ってやるよ」
(`・ω・´)「君らに僕の球が打てるかな?」
( ^ω^)「僕は……」
_
( ゚∀゚)( ・∀・)(`・ω・´)「内藤はキャッチャーな」
( ^ω^)
ああ・・・w
\ /
\ 丶 i. | / ./ /
\ ヽ i. .| / / /
\ ヽ i | / / /
\
ピザは野球の授業でキャッチャーやる事を強いられてるんだお!
ー
__ --
二 ( ^ω^) = 二
 ̄  ̄
-‐ ‐-
/
/ ヽ \
/ 丶 \
/ / / | i, 丶 \
/ / / | i, 丶 \
(,,゚Д゚)「今時携帯は持ってて当たり前だぞゴルァ」
_
( ゚∀゚)「スマートフォン欲しいな」
( ・∀・)「いいよね、スマートフォン」
(`・ω・´)「スマートだね」
( ^ω^)「僕も……」
_
( ゚∀゚)( ・∀・)(`・ω・´)「内藤はガラケーだよな、スマートじゃないし」
( ^ω^)
集中線wwwwww
\ /
\ 丶 i. | / ./ /
\ ヽ i. .| / / /
\ ヽ i | / / /
\
ピザはガラケーを持つ事を強いられてるんだお!
ー
__ --
二 ( ^ω^) = 二
 ̄  ̄
-‐ ‐-
/
/ ヽ \
/ 丶 \
/ / / | i, 丶 \
/ / / | i, 丶 \
854 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/07(水) 01:00:42.38 発信元:126.162.169.240
ヒドスww
(,,゚Д゚)「もうすぐ夏休みだゴルァ」
_
( ゚∀゚)「来たぜ夏!」
( ・∀・)「灼熱の太陽!」
(`・ω・´)「心も身体も開放的になる素晴らしきこの季節」
( ^ω^)「僕も……」
_
( ゚∀゚)( ・∀・)(`・ω・´)「内藤は冬の方が好きだよな」
( ^ω^)
\ /
\ 丶 i. | / ./ /
\ ヽ i. .| / / /
\ ヽ i | / / /
\
ピザは冬好きである事を強いられているんだお!
ー
__ --
二 ( ^ω^) = 二
 ̄  ̄
-‐ ‐-
/
/ ヽ \
/ 丶 \
/ / / | i, 丶 \
/ / / | i, 丶 \
857 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/07(水) 01:02:53.94 発信元:126.162.169.240
実際冬好きですしおすし
(,,゚Д゚)「もうすぐ冬だゴルァ」
_
( ゚∀゚)「あー寒いなー、こんな時は鍋でも食って暖まりたいな」
( ・∀・)「いいね、鍋、キムチ鍋とかいいよ」
(`・ω・´)「鍋といえばやはりすき焼きだな」
( ^ω^)「僕は……」
_
( ゚∀゚)( ・∀・)(`・ω・´)「内藤はちゃんこ鍋だよな」
( ^ω^)
冬はピザ化が捗るしな
\ /
\ 丶 i. | / ./ /
\ ヽ i. .| / / /
\ ヽ i | / / /
\
ピザはちゃんこ鍋好きである事を強いられているんだお!
ー
__ --
二 ( ^ω^) = 二
 ̄  ̄
-‐ ‐-
/
/ ヽ \
/ 丶 \
/ / / | i, 丶 \
/ / / | i, 丶 \
861 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/07(水) 01:04:46.97 発信元:126.162.169.240
力士設定
\ /
\ 丶 i. | / ./ /
\ ヽ i. .| / / /
\ ヽ i | / / /
\
ネタがなくなったので終わる事を強いられているんだお!
ー
__ --
二 ( ^ω^) = 二
 ̄  ̄
-‐ ‐-
終
/
/ ヽ \
/ 丶 \
/ / / | i, 丶 \
/ / / | i, 丶 \
863 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/07(水) 01:05:53.60 発信元:126.162.169.240
乙ww
笑え・・・・ん
\ /: : : : : :ハl\; : ト、: : : : : : : : : :.:\ / /
\ /: : : : : :> \l \ト、: : : : : : : : \ /
/^ヽ: : : :/ \ト、: : : : : : :\ /
\ \ / ヘ |: : :/ \: : : : : : /、 _ -‐ ´
\. / /ノ: :/ `\:\ーヽ -‐'"´
___j |/: ノ /\ /:;\i
|: : :.| . /:.:/ /\ //´
/: : : し': :/ / 時事(?)ネタは腐る前に投下する事を強いられてるんだお!
\: .ソ厶/ ノ -‐‐‐‐ "´
_/^7 .// /
//レ′{ / /
____/ |. ヽ/ . ( 人 ) ノ
/ 八 l \ `´ `´ / `゙ ー- 、_
{ \ '、 / \ `゙ ー- _
| ヽ ヽ\ ,. ィ´} \
| \ \  ̄ / / .|\ \ \
あんまり長いとくどいんでこの辺で
支援とかどうもでした
乙乙
集中線だけで笑えるようにしたAGEはある意味すごいな
乙wwww
さて夜食でも食うか
ワロタwwww
乙
868 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/07(水) 17:50:01.06 発信元:110.67.102.13
乙wwwwwww
乙wwww
笑ったわww
あと2ヶ月でここも2周年か……
最初は「切磋琢磨するようです」 だったね
872 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/07(水) 23:34:50.42 発信元:110.67.102.13
懐かしや懐かしや
いろいろあったがこうして存続して切磋琢磨できるのが嬉しい限り
あの模索感懐かしいな
紅白振り分けが決まったね
ぱっと見は紅組が有利そうだな
穴本と運命喧嘩が気になる
ドリチン、村人のちんコンビか
白組はあらチー生徒指導厨二ヤラナイカと
何故か厨二が多い不思議
股間が寒くなるな・・
実際お題に沿って投下する人ってどれくらいいるのかな
お題使うつもりだぜ
アルファの進行状況キテルー!!
882 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/08(木) 20:14:11.31 発信元:126.162.169.240
ニュー速経由で知った俺は負け組
w2ch調子悪い
884 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/09(金) 23:09:30.97 発信元:110.67.102.13
159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 21:59:24.99 ID:Zuhrf0A70
一定の時間内に「忍法帖」が適用される書き込みで規定量を超えるメッセージを書こうとすると、
レベルに関係なくレスが制限されるとともに忍法帖のレベルが下がる。
一定の時間内に「忍法帖」が適用される書き込みで規定量を超えるメッセージを書き、
さらに続けて同サイズのメッセージを3回連続で書こうとすると、
レベルに関係なくレスが制限されるとともにレベルが1になる。
さるが消えた代わりに鬼が来てる
だそうだ
124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 21:14:11.63 ID:Zuhrf0A70
行数というとこれのことかな
レベル 最大メッセージ長
Lv=1〜2 384bytes(シフトJISの全角で192文字)まで
Lv=3 BBS_MESSAGE_COUNTで設定される値の0.5倍まで
Lv=4〜5 同値の0.6倍まで
Lv=6〜7 同値の0.8倍まで
Lv=8以上 同値の1.0倍まで
この表だと8レベル以上に差はないとのこと
ただし連続投稿を行う際にはさらに注意が必要らしい
レベル 連投間隔(秒)
Lv=1 300
Lv=2 120
Lv=3 60
Lv=4〜5 45
Lv=6〜7 30
Lv=8〜19 15
Lv=20〜29 5
Lv=30〜34 2
Lv=35以上 1
というわけで今度のテンプレからはこっちに差し替えですな。
さよならシベリアモンキー……
シベリアの猿は手ごわいから手を焼いた記憶ばかりだ
鬼ってのはなんなんだろう
ただ投下をするだけで、レベルが下がってしまう可能性がある……のか?
長めの話を投下してる最中にレベル1になってしまったらと考えると恐ろしい
学園モノのお題を2,3くだされ
さると違って短いレスならポンポンして大丈夫ってことか?
それとも鬼はさるに武装追加しただけでバイバイさるさん的な効果は残ってんのか?
ようわからん
支援は必要なくなったぽい
なるほど行数(文字数)さえ気をつければ
たとえ一つも支援がつかなくとも投下できるのか
先に心が折れそうだ
896 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/10(土) 12:00:53.54 発信元:126.162.169.240
実験してみたけど確かに連投できた
そう考えるとブーン系には投下しやすくなったともいえるのか
1レス1レスできっちり起伏作るのを狙わなければ短くすればいいだけだし
最近やたらと忍法帖がレベル1に戻ると思ったらそんな仕組みになってたのか
次からは気をつけよう
大型AA使ったりする作品からすれば下手すればレベル1とか猿より怖いかもしれん
レベル把握が大事てことだな
ところで質問
VIPに総合を立てようとしたら、レベルは足りているにも関わらずスレ立てが出来なかった
総合じゃないスレを立てたら上手くいくが、ブーン系総合だけ立てられない
試しにurlを抜いた状態でなら、スレを立てられた。スレ立てじゃなく、普通の書き込みも同様
urlを含むレスの書き込みが何らかの制限規制がかかる様になったのかな?
だとするとこれからずっと総合が立てられないんだが
vipのスレざっと見てみたけどhttp〜を1に含んだスレは結構あった
なんか条件があるんだろうね
うーんurlつきだとシベリアにすら書き込めないな どういう事だろ
最近までは立てれてたのに
感想祭のときに俺もそうなったなあ
2,3日くらい掛かったような
心あたりがあるならそれかも
512 :名も無きAAのようです :2011/12/10(土) 18:14:58 ID:dtD7s79U0
たぶん1レス内の容量制限じゃないかな…テンプレの文量が多すぎるんじゃないか
でも10レベル以上だと容量制限には引っかからないはずなんだが…わからん
とりあえず総合はたてといた
多分これ俺宛だよね ありがとう
文量少なくしても駄目なんだよなぁ1行とかでも
数日で復帰するなら構わないんだが、理由が解らないと怖い
いつもVIPに総合立ててる人もおなじ日に二回立てる時は二回目テンプレ貼れないみたいなこといってたな
レベルは関係あるみたいだけどURLには個別に制限あるみたい
Rock規制じゃないの?
いわゆる広告規制
http 付き、場合によってはもっと長い
http://〜が書けなくなる
感想スレとかではそれにかかる人間が多数いるくらい、昔からあるものだけど
今ひとつかかる条件がはっきりしてないんだよな
すみません
アホの子にもわかる説明をお願いしますです…
投下しようにもレベルダウンだけは避けたいのですがいまいち条件がわからないんです
!ninjaで自分のレベルを確かめる。
あとは885に合わせた容量、間隔で投下する。
でおk。
rock規制はまた別の規制。
>>909 ありがとうごぜぇますだ…
ちょっと色々手直ししますー
紅白頑張れ
目欄で自己主張するなとは言わんが、せめてsageようぜ
すいませんでした
まぁ最近シベリアageる奴多くて沈んでくから、たまにはあげるのも良い
レベル40で一秒投下さる無しとかパねぇな
35か先は長い
918 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/11(日) 18:25:24.40 発信元:114.185.216.110
( ^ω^)age
復活する現行多くてウレシス
最近復活が多くていいねえきてるねえ
なにか復活したの?
悪魔戦争やデルタ夏が今来てる
復活は堪らんよなあ
ところで、テンプレに組み込むべき忍法帳関係のレスを作ってみた。
884,884,あと忍法帳スレのをインスパイアした感じのなんだが、これでどうだろう。
【忍法帳のすゝめ】
名前欄に!ninjaでレベル確認、!nanjaで忍法帖の作成板と忍者ID確認
前回のレベルアップから23時間以上経過後に書き込みするとレベルアップ(最大Lv=40)
スレ立て不可→【Lv=9,xxxP】以下、スレ立て可→【Lv=10,xxxPT】以上
レベル 最大メッセージ長
Lv=1〜2 384bytes(シフトJISの全角で192文字)まで
Lv=3 BBS_MESSAGE_COUNTで設定される値の0.5倍まで
Lv=4〜5 同値の0.6倍まで
Lv=6〜7 同値の0.8倍まで
Lv=8以上 同値の1.0倍まで
レベルごとに連投規制(ただし、板ごとのsamba値よりは短くならない)
Lv=1/120秒 Lv=2〜3/60秒 Lv=4〜5/45秒 Lv=6〜7/30秒
Lv=8〜19/15秒 Lv=20〜29/5秒 Lv30〜34/2秒 Lv35〜/1秒
※注意
一定の時間内に「忍法帖」が適用される書き込みで規定量を超えるメッセージを書こうとすると、
レベルに関係なくレスが制限されるとともに忍法帖のレベルが下がる。
一定の時間内に「忍法帖」が適用される書き込みで規定量を超えるメッセージを書き、
さらに続けて同サイズのメッセージを3回連続で書こうとすると、
レベルに関係なくレスが制限されるとともにレベルが1になる。
詳しくは→
ttp://info.2ch.net/wiki/index.php?%C7%A6%CB%A1%C4%A1%B4%AC%CA%AA
これは素晴らしいと思います
しょっぱなのタイトルが誤字だったわ。「忍法帖」だね
>>925 サンクス。あと一回、修正版を投下します。
samba値ってのがよくわからんなあ
【忍法帖のすゝめ】
名前欄に!ninjaでレベル確認、!nanjaで忍法帖の作成板と忍者ID確認
前回のレベルアップから23時間以上経過後に書き込みするとレベルアップ(最大Lv=40)
スレ立て不可→【Lv=9,xxxP】以下、スレ立て可→【Lv=10,xxxPT】以上
レベル 最大メッセージ長
Lv=1〜2 384bytes(シフトJISの全角で192文字)まで
Lv=3 BBS_MESSAGE_COUNTで設定される値の0.5倍まで
Lv=4〜5 同値の0.6倍まで
Lv=6〜7 同値の0.8倍まで
Lv=8以上 同値の1.0倍まで
レベルごとの連投規制(ただし、板ごとのsamba値よりは短くならない)
Lv=1/120秒 Lv=2〜3/60秒 Lv=4〜5/45秒 Lv=6〜7/30秒
Lv=8〜19/15秒 Lv=20〜29/5秒 Lv=30〜34/2秒 Lv=35〜/1秒
※投下(連続投稿)時の注意
5分以内に「忍法帖」が適用される書き込みで規定量を超えるメッセージを書こうとすると、
レベルに関係なくレスが制限されるとともに忍法帖のレベルが10下がる。
5分以内に「忍法帖」が適用される書き込みで規定量を超えるメッセージを書き、
さらに続けて同サイズのメッセージを3回連続で書こうとすると、
レベルに関係なくレスが制限されるとともにレベルが1になる。
詳しくは→
ttp://info.2ch.net/wiki/index.php?%C7%A6%CB%A1%C4%A1%B4%AC%CA%AA
うん、テンプレ入れでもいいんでね
BBS_MESSAGE_COUNTで設定される値ってのがよう分からん
板ごとに違うって事か?
行数じゃね
Lv3なら30*0.5で15行まで
Lv8以上で30行丸々使える
レベル8以上の奴がうっかり31行で書き込もうとしたら、レベルが下がってしまうってことか?
そもそも30行までじゃないの?
31行以上書き込み二回連続ですると下がるんじゃね?試したくないが
@五分以内の投稿の合計が規定されるメッセージ量である20480バイト超になると
ERROR!
投稿量大杉:もちつけ(3)
やっちまったなぁ(-Lv10)
となりレベル減少、レスを制限される
A一度6144バイト超で書き込んだあと五分以内に348バイト超で三回連続投稿しようとすると
ERROR!
投稿量大杉:おなかいっぱい(3)
やっちまったなぁ(-Lv40)
で一からやり直すハメに
大判AA使って容量ぎりぎりのレスしても五分経ってからなら制限はされない
逆に1レスあたりの容量が少なくても五分内に投下しすぎると@に当てはまってレベルダウンされる
だから1レスの容量に関係なく5分間隔開ければ安心
説明読んだ感じこうだと思うんだけどレベル制限が怖くて迂闊にテストできないから厄介
ちょっと間違えた(^ω^)
×2032Byte
○2010Byte
ってことはつまり……vipなら
6くらいレベルあればある程度投下できるってことかな
シベリアだと8は欲しそうだ
あと、samba値はvipシベリア共に10らしい
どんだけレベルが高くても10秒は間隔を置かなくちゃいかんってことだね
いや、違うのか?
シベリアは忍法帳がスルーされる(ただし!ninjaすると適用される)そうだから
つまり平常時でも2048Byte使える、のかな? よくわからん
vip落ちた?
多分落ちてる
折角規制とけて支援しにいけると思ったのに
楽しい感じのすぐ読めり短編教えて
( ФωФ)爺ちゃんが残した遺書のようです
サンクス空き時間に読む
('A`)ジョック
川 ゚ -゚)ルなナイト
( ゚∀゚)夕凪シリーズ
遺書面白かったw
他の紹介された作品も読むわ。夕凪新作未読だったな
クールなナイト夕凪も読了。コメディはいいな
なにげに結構長いシリーズなんだよな夕凪
ここでも何度か投下されたよな
かなり昔にアルマゲドンやってたね
954 :
改訂案てs:2011/12/16(金) 22:09:37.00 発信元:110.67.102.13
【忍法帖のすゝめ】
名前欄に!ninjaでレベル確認、!nanjaで忍法帖の作成板と忍者ID確認
前回のレベルアップから23時間以上経過後に書き込みするとレベルアップ(最大Lv=40)
スレ立て不可→【Lv=9,xxxP】以下、スレ立て可→【Lv=10,xxxPT】以上
レベル 最大メッセージ長
Lv=1〜2 384bytes(シフトJISの全角で192文字)まで
Lv=3 BBS_MESSAGE_COUNTで設定される値の0.5倍まで
Lv=4〜5 同値の0.6倍まで
Lv=6〜7 同値の0.8倍まで
Lv=8以上 同値の1.0倍まで
レベルごとの連投規制(ただし、板ごとのsamba値よりは短くならない)
Lv=1:120秒 Lv=2〜3:60秒 Lv=4〜5:45秒 Lv=6〜7:30秒
Lv=8〜19:15秒 Lv=20〜29:5秒 Lv=30〜34:2秒 Lv=35〜:1秒
(vip、シベリア共にsamba値は10であり、必ず10秒は間隔を空けなくてはならない)
※投下(連続投稿)時の注意
5分以内に「忍法帖」が適用される書き込みで規定量を超えるメッセージを書こうとすると、
レベルに関係なくレスが制限されるとともに忍法帖のレベルが10下がる。
5分以内に「忍法帖」が適用される書き込みで規定量を超えるメッセージを書き、
さらに続けて同サイズのメッセージを3回連続で書こうとすると、
レベルに関係なくレスが制限されるとともにレベルが1になる。
ただし、シベリアは名前欄に!ninjaと入れない限り、忍法帳の制限を受けない。
詳しくは→
ttp://info.2ch.net/wiki/index.php?%C7%A6%CB%A1%C4%A1%B4%AC%CA%AA
新情報をなるだけ詰めたけど、詰めすぎかな
かなり纏まってていいと思う
2ch初心者向けに作るとなると逆に情報が薄くなっちゃうし
いいね
958 :
○:2011/12/17(土) 01:26:34.03 発信元:210.135.100.132
大変なのは俺のほうだった
単語でお題プリズ
把握
投下します。(-@∀@)とある眼鏡の蔵書目録のようです・SF(すこしふしぎ)版(最終話)です。
966 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/17(土) 21:59:32.68 発信元:221.30.151.167
kita-
そして視点はアサピーへと移る。
***
私の性情は、一人の死に大きな影響を受けている。
私の父親は精神が比較的弱く、ヴィップグラードでの過酷な労働環境に適応できなかったらしい。
母親は仕事へ私は学校へと行っている間、父親は家で一番安い酒をちびちびと舐めるように飲むか散歩と称してぶらぶら出歩くか。
それが原因で虐められもしたし憎んだりもしたのだが、少なくとも私にとって悪い人間ではなかったと断言できる。
にこやかでおだやか。
酔っても大人しく眠るだけ、酒乱など想像すらつかない、ただ要領の悪い人間。
父親は釣りを趣味とし自然を尊敬し自然を愛し自然を恐れ、人を慈しむ人間で、ドナー登録だってしていた。
でも事故にあった。
何故何時何処だったかは、あまり覚えていないがとにかくその日父親は事故に遭い意識を失う。
即死すれば話は分かり易いのだが信心深い一家だった私達に、そんな慈悲は与えられず。
父親には延命措置が与えられ、引き替えに家の財政はブリザードが吹き荒れることになり凍え切った母親と私は延命措置停止と、臓器提供の書類にサインと拇印をした。
母親は、そのせいで精神を病んでしまう。
「どうして、何をそんなに悩むの?」
当時の幼い私は愚かにも訊ねた。
「だって、あの人は、私が殺してしまったのよ?」
「私たち」と言わなかったのは…費用を払えなくなる一因に私の養育費があると言わなかったのは彼女が母親だったからであろうか。ともかく私は、そこでようやく、ある程度の理解をした。母親の悩みは至極単純にして酷く難解、死の境界。
父親は、どこから死んだと言えるのか?
伊藤計劃の『虐殺器官』というSF小説の一文を引用すると、だ。
『母は苦しんでいるのですか、とぼくが訊くと、苦痛を受けとる主体―――「わたし」の存在が問題なのです、と医者は答え、さらに言葉を継いだ。いったい、どこからが「わたし」なんでしょうね、と。』
父親には、生命の息吹とでもいうものが維持されていた、人類が汝と汝の隣人を救うべく積み上げてきたテクノロジーによって、私達が決断をするまで。
父親の意識がどういった状態だったのか、私は想像してしまう。実は仮死状態のように眠っているのか、実は反応できないだけで、意識は残っているのか?
こちらが受け取れないだけで精一杯叫んでいたのか?見捨ててくれるな、と。
969 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/17(土) 22:06:48.02 発信元:221.30.151.167
shen
脳死という言葉は存在するものの、専門知識も無しに完璧な理解をするなど到底できず、納得もできなかった。
コンピュータではないから当時の父親との同期ができない。
だから解らないのだ。
脳の機能モジュールの何処が何ヶ所無事ならば「わたし」は消えずに残り、機能を維持する神経から流れ込む質感を受け取れるのか?
「私たち」が父親の生命という曖昧な存在を諦めた瞬間、父親の「わたし」がまだ残されていたのならば母親と私は罪人か?
はっきりとした線引きはなされておらず医師の答えすらも曖昧なものだから、いつしか私は白黒はっきりとしている物事を好むようになる。
数学にハマったのは0にせよ1にせよ、確固たる解と至る道筋を自分で得られたから。
…この世界は曖昧な物事だらけ。
あの世界…もうひとつのブーン系小説シベリア図書館がある世界も曖昧だ。
ならば私は、溢れ滴る曖昧さを利用しよう。
父親も母親も幸せに天寿を全うする物語を書き、分類しよう。
そこに…私は要らない、母親を支えきれなかった私など必要ない。
結果は分からないだろうが所詮、世界は現実ですら曖昧なのだ。
はっきりした結果など望むべくもない。
umu
支援
支援
おお、来てる! 新スレの準備しときますね
975 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/17(土) 22:15:43.44 発信元:221.30.151.167
支援しつつ次スレ立ててくる
( ^ω^) おーいアサピー
(-@∀@) 館長…
( ^ω^) どう、したお?
(-@∀@) …寝ぼけてました。すみません、もう大丈夫です
( ^ω^)そうかお…ま、たまには良いお
(-@∀@) ありがとうございます、館長
おっとっと、では頑張ります。そして支援!
***
後日、シベリア新聞を小脇に挟んだ私は、ひとりでとあるカフェを訪れた。
その名は『9Cafe』、存在こそ知っていたものの、店の事やいつから有るかなど一切知らず、訪れるのは当然初めてだ。
だからマスターを一目見て、うっかりドアに挟まった。
川 ゚ -゚) やあ、いらっしゃい…大丈夫?
(;@∀@) え…あ、あなたは、まさかっ!
从 ゚∀从 おーなんだなんだ?マスターの知り合い?
川 ゚ -゚) いや…初めてのお客さんだと思うけど
(;@∀@) マスター?…そうか、私の勘違いです
川 ゚ -゚) はい、わたしがマスターです。いらっしゃいませ、まあ座って
(-@∀@)ああ…いや、ご迷惑をお掛けしました。知り合いにとても良く似ていたので…すみません
川 ゚ -゚) 気にしない、気にしない。ゆっくりしていってね
从 ゚∀从 なんだ勘違いか、マスターの隠された過去がついに!的な展開かと期待したのに
川 ゚ -゚) ねーよ…さて改めて、いらっしゃいアサピーさん
(-@∀@) …なぜ私の名を?
9cafeきたー
これはニヤニヤさせられる
川 ゚ -゚) このお店では小説やSSが好きなお客さんも少なくないからね
(-@∀@) シベリア新聞の記事にあったが、読み手書き手達のサロンになりつつあるのかい?
川 ゚ -゚) うーん、ここは単に、美味しい食べ物と楽しい会話を味わってもらうところだよ。本の話題が出る時もあるけれど偶々さ
(-@∀@) そうか
(´<_` ) 俺もそうでしたよ
Σ(;@∀@)ガタタッ!
(´<_` ) …失礼
(;@∀@) いいえ、あなたも知人に良く似ていらっしゃる…
(´<_` ) 俺も初めてここに来たとき、あなたのように考えていたのでつい話しかけたくなりまして。時にアサピーさん
(´<_` ) 俺は最近SF小説ばかり読んでいますが、あなたは仕事以外ではどんな本を読んでいますか?
(-@∀@) …いろいろさ。最近はね
川 ゚ -゚) 一日に最低24冊は読みそうだね
从 ゚∀从 あれだ、普通の本12とブーン系12冊ずつだろ
(-@∀@) いやあ、そんなに読んでばかりもいられないさ
( OWO) でも確かにそんなイメージですよ
ノハ#゚听) こらあ、新ジャンルを忘れるな!
(-@∀@) はは…おっと、そういえば何も注文していなかった。マスター、お勧めは何かな?
984 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/17(土) 22:29:28.03 発信元:221.30.151.167
shen
川 ゚ -゚) 今日はオムライスにトマトスープがお勧めだよ
(-@∀@) 良いね、両方いただこう
川 ゚ -゚) わかりました
ノハ*゚听) ここの料理は美味しいぞー。ゾンビ属性に蘇生系ぶつけるくらいだよ
___|ω・`) ヒーちゃんそのたとえ微妙にずれてない?
ノハ;゚听)そ
音楽が流れる店内は暖かく、BARとはまた違う、ゆったりとした雰囲気で満ち満ちている。
賑やかな空気の中で酒ではなく、温かい料理をゆっくり味わうのは久しぶりのことだ。
( OWO)美味しいでしょう?ここの料理はワシが育てた!
ノパ听) いやいや、ワシが育てた!
___|ω・`) いんや、ワシが育てたね!
从 ゚∀从 ちょっとまったーっ!実はワシが育てた!
(-_-) ども…なにこの流れ
ノパ听) おひさー
(-_-) うん、おひさ
川 ゚ -゚) いらっしゃい、久し振りだね。ココアかい?
(-_-) うん。なんか忙しくて…あ、アサピーさん。初めまして
(-@∀@) 初めまして
実に心地良い。しかしながら段々と私の感情も表情も陰ってゆく。この料理の味が、問題なのだ。
川 ゚ -゚) 今日は人がたくさんだね…随分と渋い顔になったけれど。ひょっとして不快かな?それとも料理が原因なのかい?
9cafeは名店
989 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/17(土) 22:33:26.24 発信元:124.146.174.18
ほうほう
支援!
___|ω・`;) あ、やっちゃった?
从;゚∀从 うるさかったか。ごめんなさい
(-@∀@) いえ、違います。不快とか不味いだとかじゃあ決してない。料理を口にして思ったのだが、マスターあなたはヴィップグラードの出かい?
川 ゚ -゚) おお、よく分かったね。でもどうしてだい
(-@∀@) 味付けがね…懐かしくてさ。私もヴィップグラードからの移民なんだ。それで少し苦い思い出が蘇ってしまった
女性の味付けというのは地域単位で分類できそうだ。
高貴な香りや甘酸っぱい酸味などの中からほんのわずか、恥ずかしそうに顔を出す控えめな甘さ、その配分量。
もう二度と味わえないと思っていた。
母親の作る料理と、実によく似ている。
精神を病もうと家事、特に料理は変わらず続ける母親の背中が思い出されたのだ。
…あっ、やべ泣きそう。
(-_-) はいティッシュ
(-@∀@) や、どうも
(-_-) ま、僕も経験あるしね
(-@∀@) …ありがとう
川 ゚ -゚) ふうん、そうだったの。規制かな?
(-@∀@) うん…ま、そんなところだ。しかしおかげで決心がついた
从 ゚∀从 なになに、なんの決心?
ノハ*゚听) ハイパー告白タイムか!
( ;OWO) ヒーちゃん自重
このふいんきたまんねえ
(-@∀@) ふふ…私は今人生初の執筆活動中でね。先輩たるあなた方からアドバイスをもらえやしないかと来たんだよ
川 ゚ -゚) アドバイス…待って。シベリアには書き物をしている場所がいくつもあるのに、雑談メインのここを選んだの?
(-@∀@) 基本は把握しているが、経験した者からしか学べない点も多いだろうと思った…しかし専門的な場所ではちょっとね
(-_-) なら尚更…あ、そっか
ノパ听) 謎はすべてとけたのか!?
(-@∀@)きっと貴方が考えている通りさ…恥ずかしいじゃないか、だって
ノパ听) あー、そっか
( OWO) あるある
___|ω・`) まあ、そうなるのも無理ないね
从 ゚∀从 しっかしアドバイスっていってもなあ。なんだろ、やっぱ楽しむとか?まずは自分が楽しまなきゃ
___|ω・`) そうだね。あと、好きな本をよんだ読後感が残ってるうちに好きな音楽聴きながら書く、とかもいいんじゃないかい?
(-_-) 山場シーンやキャラクターのイメージを絵にするのも良いと思う
ノパ听) 恥ずかしがるとダメだよ、バカップル並に見せつけなきゃ
(-@∀@) なるほど
(´<_` ) 見せつけるで思い出しましたがそういえば、以前読んだ本にですね…
作家デビューとな
アサピーが書くのか……!?
998 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/17(土) 22:47:53.35 発信元:110.67.102.13
しえん!
埋まってから続きをば
1000 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/17(土) 22:49:13.63 発信元:110.67.102.13
1000!
1001 :
1001:
i・'"'',━' '・"'"''` ━''`'・" ''"・'`',"、''・''"`;, ' 。 ο
ο,.┃ SiberiaRailway. ,. ;: 終着駅についても旅はまだ続く…
┃ ο 。 ゚ ο ┃ ο ο 。
┃o Сибирь ;: o ,.:-一;:、 ,.
┃ ο 。 ο ,. i: 。 ミ;;:;,. _,.;:゙ミ 'ο 。 ゚
┠──────────────‐; , r( ´・ω・) o
┃←1001 o ゚ 。 1→ ;; ツィー=ニ彡' ο
。┣━━━━━━━━━━━━━━・i 〜'l つとノ ,. ゚
,, ._.┃_,,_o, __ _ ,_ .,.。゚. _ , __ο_. ,_ ;|!, ..,,:;;;u‐―u' __ _ , .,._,o ,、,. , _.,,
ト ';:''`'';"'' ゚; ''"'::"' ';: '';"' ゚;;:゙''"':: '゚';; ' "' ;:;'' '゙' ; '' '';;:' ''゚;:;:''"'';"'' :"' '゚ ''゚;:;:'";:
| '' :: ' :: ;
http://toro.2ch.net/siberia/ ' :' ': : ' ;: