デモンベイン>>>>>>>種シリーズループ14週目
このスレはデモンベインのエキスを種シリーズにブチ込んだ混沌の箱庭です。
このスレに参加する諸兄には、旧神に連なる者として恥ずかしくない言動を望む。
以下は注意事項
・荒し、煽り、騙り、は原則で禁止。
・上記を破った者はインスマスの海にて『深きものども』と一生戯れて貰う。
・爆破作業はシュリュズベリィ教授に許可を得てから。
・ドリルは西博士と無数の漢達の夢であり浪漫だからして、これを止める事は無理であり不可能かつインポッシブルなのであ〜る。
・九郎ちゃんの パイルバンカーの露骨な使用は禁止。エロスは程々に。ネタとしては全然OK。
・ニャルさまが見てる。
・議長は根暗なオタ・・・・・・オカルト趣味
・SAN値に注意しながらまったりやりましょう。
・■■■■■■■■■■■■■■■
・90日ルールはド・マリニーの時計でも無効化できません
大十字九朗とシン・アスカの事件簿
>>1
時計の針の巻き戻し作業 乙
ハルヒのエンドレスエイトとでも比べてればいいよ種は
保管庫に新作投下されてるのを知って来てみれば既に過去ログ行ってたorz
ともかくGJでした!
ハヅキと共に探偵業を行うシン・アスカ。
「「俺(私)達は二人で一人の探偵だ。さぁ、お前の罪を数えろ!」」
こんなネタが浮かんだ
それ、どこのライターだよw
つか、それでライカさんを思い出したが、あの人もある意味ライターなんだよなw
保守
マギウススタイルってWみたいなもんだよな
両方の意志反映するし勝手に魔術使えるし
複数の人格の意思反映の元祖というと勇者シリーズかな?
初期では完全に統合してたけどファイヤージェイデッカーあたりは別個の意思を保ってたし
アストレイで改造クローンがきた件
これって本人の情報さえあれば、そこらの人間を改造洗脳をすれば簡単に量産キラや量産シンを生み出せる事に
は!侍さんのアスラン量産フラグか?
マブラヴオルタネイティヴ
お侍といえば新作の装甲悪鬼村正のOPがスゲーカッコよかったぜ
莫大な金と時間があってエロゲ以下の動きしかしないガンダムOPて何だったんだ…
待ちなよ
金はあっても時間はなかったんだよ
主に邪神Yのせいで
おいおい邪神"H"だろ
Yだと同僚と被るからやめておくれよとニャル様が仰ってたぞ
同僚さんもあんなのと略称被るなんていやだろう
トゲ付きハンマァをブンブン振り回してる金髪美女Lが上司にいそうな連中ですな
保守
じゃあ
邪神 Y・M・F・M
・・・いかん、ファミコン時代のグラフィックで想像したら真剣に気持ち悪くなってきた・・・
orz
保守
ええい!なにかネタはないのか!!
ドリル
トルネード!
フロート!
スピニングダンス!
ってカリスかよ!!
R-TYPE FINALにドリルフォースなんていうものがあった
>>26 良いノリしてるじゃないかw
しかしデモベといえば鬼械神や魔術師はもちろんだが
ハンティングホラーも欲しいところだなライダー的に
乗ってしまうと幼女に取り殺されるか幼女を喰ってしまうかの二択だがwww
一人三役スゲー(実質4役)アルの中の人。
フレイの中の人より勝手る。
>>28 片腕を失ったマユが改造されて少女同士の百合ですね
>>28 何故か脳内で幼女に搾り取られるか幼女を食うかに変換されて
シンがロイガー、ツァールに搾り取られてるの思い出したぜ……
幼女「シンの脳みそおいちぃ」
>>33 乳毛その5@ノータリン へ(´ρ`)ノ~
麻酔で痛覚殺して意識あるまま味噌をスプーンでエグってくんですね
>>30 ? アル・エセル・紅朔の三人だけじゃないの?
アトラックナチャの断片もCV神田さん
そうなんか。でもほとんど喋ってないよなアレ、「ふふ」くらいじゃん
バルザイも擬人化してればな〜
今日のナイアさんのループアップデート情報
デモベも擬人化して、クトゥルーも擬人化して、ヨグパパも擬人化して、ついでにアーカムも擬人化しました
>>37 某ジ娘の如く膝を抱えてどうせ私は量産品……とか今日も投げられ砕かれる....とか呟く黒づくめの女性を幻視した
ま、まあ確かに素質如何では呪文一つで作れたり
素材調達して一から作れたりするもんだしな…
でも逸品物っぽいリベルレギスの黄金の剣と打ちあえるんだしやっぱ良い物ではあるって
突然だがまたあの男が叫んでるらしい。
今度はデモンベインの世界を破壊したかと……。
ニトロプラスオンリーの雑誌であのライダーのパロディをしたばっかりに……。
そこで全てを断つデモンベインを出すなんざわざとだろう!(良い意味で)
ちなみに西博士はバンドを始めました。
kwsk
>>42 その雑誌でデモンベインのショートストーリーが掲載されてた。
その中でディゲイドネタをやってた。
ちなみに冒頭でいきなり宇宙ごと昇華してるデモンベインがいます。
善悪関係なく全てを…です。
これによって、平行世界も消えるとかなんとか。
それだけに、途中で『通りすがりのデモンベインだ』と言い放っては、
あの人が叫ばずにはいられないでしょうw
ちなみに今までデモンベインの小説を書いた人達がSSを書いたようです。
なお、バンドやってるドクターウェストは、大十字九郎が最初に活躍した時代から、
10年ほど経った後の話のようです。
お母様…西博士に仲間が出来ました。
似たような●●ガイが偶然という名の最悪な出会いをしてしまい、
今では集まってバンドなんぞ組んでます。
そして新曲を披露なんぞしてます。チアキでなくてもツッコミしたくなります。
…まあ、ガチバトルをしてるようですが。例に例によってまた何かやらかしてるらしいですので。
tntn
しかし、この作品でアルファオメガが出てくるとは・・・・・九朔の人はどうしてるんだろうか
あ、思い出した。
例のディケイドネタをかましたのは二人の九朔だったりしますw
通りすがりのデモンベインだ!覚えておけ!!とw
まあ、ツッコミも入ってますけどね。
士たちと九朔達の競演見てぇ
九朔がアナザーブラッドのことを「紅薔薇の」って呼んでたな
ガントレットにスペルカード化された魔導書をスラッシュして機神召喚するのは格好のネタだな
これが最新のに合わせると、ネクロノミコンメモリーとか出てきそうだぜ
つーかス○シウム光線の直撃喰らってんのに火傷で済んでるジョージマジぱねぇ。
>>49 紅朔が九朔のマギウススタイルモード(飛翔のオマケ絵のあれ)になれば
Wと同じ状態といえるんじゃ…
保
守
もう一か月も投下がない…
旧神方はまだこないのか
ってか実質あの人だけでこのスレ保たれてるようなもんだからな
職人様を降臨させるにはアニメ化等してくれないと厳しいか……
機神飛翔、アニメ化しないかな……
紅薔薇のマギウススタイル想像すると生肌率高いボンテージになるのは何でだろ……
>>56 アニメよりもOVAもしくは劇場版で超ハイクオリティなのが見たいな
元々劇場版デモベってコンセプトだし近年だと空の境界とか前例もあるからアリだと思うんだ
ドクターにもっと活躍の場を
>>59 ヨウラン「本当はえろいくとぅるー神話と聞いて」
ヴィーノ「ロードビヤーキーな速度でdで来ました!!」
劇場版は厳しいなー。スパロボ通説で言うと機神飛翔でも出れないし。
クオリティの高さを期待するなら劇場版だけど、個人的にはOVAがいいなー。
時間的満足感は劇場版だが、内容的満足感はOVAに軍配ががが……!
度し難いな……。
つ「ファントムOVA」
>>62 グレラガみたいに小分けで劇場上映すれば両立できんかな?
西博士のデモベ組み立て〜ウェイトリィ戦あたりで分ければ丁度よさそう
後編がまさかの「完成してるーーー!?!?」からスタート
オチがまさかの基地外エンド
DVDは西ENDが本編で本筋がオマケになるクオリティ
九朔「んなわけないじゃん!!w」
九郎「やっぱり?w」
ネタがないので装甲悪鬼村正について。
あれの一章の教師ってある意味キラだと思う今この頃
負債の加護がなけりゃあんな感じで大技連発でガス欠起こして自爆するだろ
公式で隕石フルバしたらパワーダウン起こすってあるのに
>>66 達磨にしたりするしな
マジにリアルキラ過ぎる
>>67 そういや達磨もいっしょだな
あと戦闘者としての基礎教養とかを知らない、
偶々強力な力を手にして調子こいたパンピって点も
空から現れたMSが、自分を見下ろしている。シンは呆然とその姿を見つめていた。
赤い翼を広げて、機体は一気に降下。エールカスタムへ向かってくる。
「ええ!?」
衝撃がシンを襲った。半壊したエールカスタムが、MSに抱えられ再度空へ浮上していく。
『おい、まだ生きてるか?』
接触回線越しに声が聞こえる。若い男の声。
「あ、あんた誰だ!?」
『ん? おいおい、俺を忘れちまったのか? えーと映像は、っと』
ひび割れたモニターに映るパイロットの姿を見て、シンはまさかと息を呑む。
オレンジのパイロットスーツ。バイザーの奥に覗く同じ色の髪と、不敵な笑みを浮かべる顔。
何よりも特徴的なのは、声。聞き覚えのある、よく通る陽気な声を聞いて、何故すぐ思い出せなかったのか。
──何故なら、彼はこんな所にいるはずの人間ではないからだ。
「嘘だろ、なんであんたが……ハイネ!」
『話は後だ!』
瞬間、急な加速にシンの身体が揺れる。エールカスタムを抱えるハイネの機体に、デストロイの攻撃が
再開されたためだ。飛んでくる無数のビームを、ハイネ機は急機動で立て続けに避ける。
『ったく、やっぱピーキー過ぎるぜこの機体……一度ミネルバまで戻るぞ!』
抗議の一声すら発せぬまま、再度の加速にシンの身体がコクピットシートに押し付けられる。
翼から光を噴き上げてデストロイの攻撃範囲から離脱したハイネ機は、そのまま一直線にミネルバへと向かった。
自身の身分を告げてミネルバのハンガーに着艦したハイネは、コクピットを飛び出すや否やエールカスタムへ
駆け出した。走りながら、状況が分からず右往左往するメカニック達を、軽やかな走りで避ける、避ける、避ける。
脊髄損傷で下半身がまともに動かなくなった男とは思えない動き。
エールカスタムに辿り着くと、既にコクピットが開きシンが這い出ている途中だった。
「ようシン、無茶したもんだな。ギリギリセーブだったぜ」
「ハイネ……!」
「待て!」
詰め寄ってくるシンと周囲のメカニックたちを、一喝で制するハイネ。静まり返るハンガーの中、
ヘルメットを脱いでシンを見据え、有無を言わさぬ剣呑な表情を作る。
「今は悠長に話してる暇はねえ。シン、確認させろ……お前、まだ戦えるか?
あのデカブツをブッ潰せるか?」
「……どういう意味ですか?」
「あー、つまりだ……割り切れてるか、ってことだ」
シンがどのような経緯を辿ってきたかは、ハイネも知っている。
エクステンデッドとの交友と戦い。アスランの死。捕虜の脱走の手引き。インパルスの剥奪──哀れではあるが
ザフトからすれば愚かな行為の数々。数日とはいえ行動を共にし、シンの気質を少なからず知るハイネには、
シンがどれほど悩み苦しんだか、ある程度は想像が付く。
潰れかけている、もしくは完全に潰れているようなら見限る──それがハイネ個人の判断であり、
デュランダル議長にも既に了承を得ていた。
だがシンは一度目を伏せた後、しっかりとハイネを見返した。
「割り切っては、います。戦えもします。でもあのデカブツは落としても……ステラは、殺しません」
ハイネは目を剥く。理由はシンがパイロットを知っているからでも、殺さないと言ったからでもない。
シンの目を見たからだ。真っ直ぐに自分を見つめてくる目を……迷いのない、決意を秘めた瞳を。
「俺は、俺達はステラを助けます……そう、決めたんです」
「……そうかよ」
ハイネは笑った。シンはまだ潰れていない……いや、それどころか大きく化けたことを確認し、確信した。
──ならばこそ、渡す事が出来る。
「なら、こいつに乗ってけ」
背後に立たずむ、自分が乗ってきた機体を指差す。
「ZGMF-X42Sデスティニー。お前の機体だ、シン」
「お、俺の機体……?」
「そう。こいつはインパルスの戦闘データを元に全てのシルエットの能力を統合する形で造られた、
いわばインパルスの兄弟機だ。そしてお前のデータと能力に合わせ、各種調整が施されてる。まだ不十分だがな」
「け、けどなんで……俺は規律違反を犯して、インパルスを剥奪されたんじゃ!?」
「今はそんなこと言ってる場合じゃないだろ?」
シンの背を叩き、赤い翼の機体──デスティニーの前に押し出すハイネ。呆然と、シンがデスティニーを見上げる。
「お姫様を助けに行くんだろ? こいつは、そのための力になってくれるさ」
「ハイネ……」
「行って来い。慣れない分は、俺が通信でサポートする」
「……はい!」
意を決したのか、コクピットに乗り込むシン。見送りもそこそこに、ハイネは背を向け走り出す。
「さて、ブリッジに上がって通信を借りますか。多少の説明も必要かね、っと」
ミネルバから飛び立つ、ZGMF-X42Sデスティニー。遥か前方にはデストロイとファントムペイン、
そして彼らと戦うルナやレイ、ティトゥス、フリーダムの姿。
「なんて性能……!」
戦場を視界に収めながら、コクピットの中でシンは舌を巻いていた。多少動かしただけで、
デスティニーの凄まじい性能が理解できた。データベースに登録されたカタログスペックに目を通し、
それは確信に変わった。
「一部関節のPS装甲化、新型の推進システム、分割式装甲駆動システム……
それにこの動力源、ハイパーデュートリオンってのは……核エンジン!?」
『どうだシン。デスティニーの凄さが少しは分かったか?』
『押さないでください! そんなに寄ってこなくても向こうに聞こえますから!』
ミネルバとの通信ラインから聞こえるハイネとメイリンの声。モニターに映ろうとメイリンを押し出そうとする
ハイネの姿が、やけに子供っぽい。
『ようやく艦長の説得が終わった……こちらはハイネ・ヴェステンフルス。FAITH権限により、
これより俺がブリッジより戦闘指揮を取る。全機、聞こえてるか?』
『ハイネ!?』
『ということは、先ほどの機体に乗っていたのはお主か』
繋がった通信から仲間達の声が聞こえる。溢れかえる困惑や納得の声を、静粛にとハイネが気取った声で鎮める。
『指揮を取るといっても、作戦は実にシンプルだ。シンのデスティニーを突っ込ませ、デカブツを止める。
他の者はその他の敵機を迎撃、シンのサポートだけに集中しろ』
『デスティニーって……新型、今シンが乗ってるの!?』
『……しかし、突撃戦法は一度失敗しています。相手も警戒していますし、二度目は難しいのでは?』
『それが出来るんだよ、デスティニーならな』
レイの指摘にニヤリと笑いながら、ハイネがシンに告げる。
『シン、デュートリオンビーム受け取り準備だ』
「え、でもこの機体って核……」
『いいから。驚くぜ? メイリン、ビーム照射だ』
ハイネの言葉に従い受け取り態勢に入ったデスティニーに、デュートリオンビームが照射される。
直後デスティニーに現れた変化に、シンは己が目を疑った。
「嘘だろ、このエネルギー供給値……インパルスの三倍、いや四倍以上!? いくら核動力だからって」
『それがハイパーデュートリオン。核動力とデュートリオンを併用し、既存のエンジンを遥かに上回る
エネルギー供給効率を可能にした動力システムだ』
シンの驚いた様子に、予想通りとハイネが笑う。
核動力は半永久的にエネルギーを生み出すが、単位時間ごとに生み出すエネルギーには限界がある。
ハイパーデュートリオンは核動力にデュートリオンのパワーを上乗せし、一時的にだが核動力の限界を
超えたエネルギーを機体に供給する事が可能なのだ。
『上昇した出力は機体やスラスター、武装のパワーにも直結する。当然バカでかい出力を余すことなく
使えるようデスティニーは設計されてる。核とは違ってデュートリオンのエネルギーは限りがあるから、
全開出力だと五分程度しか保たないけどな……だがその五分の間は現行で、デスティニーに勝るMSは存在しない』
モニターの向こうで、ハイネが自信満々な顔を浮かべる。予想以上の能力を持つデスティニーに、
シンが唖然とする中、
『……ハイネがここまで豪語するなら、出来るのだろう』
『シン、もう一度やろう! ザコはまたあたし達に任せなさい!』
『レイ、ルナ……』
励ましの言葉と共に、仲間達が再度ファントムペインに攻勢をかける。ウィンダムをインパルスのライフルが
撃ち抜く。アビスのビーム砲が消し飛ばす──そして、オーガアストレイの刀が斬り裂く。
『行け、シン。己の言葉を、意思を全うせよ!』
「ティトゥスさん……皆、サポートしてくれ! このデスティニーで、今度こそやってみせる!」
『任せろ』
『ミスらないでよね、シン!』
決意を新たにシンは操縦桿を思い切り前に倒し、ペダルを最奥まで踏み込んだ。
限界まで広がったデスティニーのウィングスラスターから、推力を伴って赤い光が噴き出す。
その姿は光の翼を広げる天使か、はたまた悪魔か。
光翼をはためかせ、デスティニーが凄まじい速さで空を駆ける。
仲間が開いた敵機群のわずかな隙間を抜け、シンは一直線にデストロイへと駆け抜ける。
フリーダムを無視して振り向いたデストロイから、ビームとミサイルが一斉に放たれた。
『シン、ビームシールドだ!』
突き出した両手の甲に装備されたナックルガードから光が溢れ、二枚の盾となってデスティニーを守る。
ザムザザーやデストロイのリフレクターと原理は同じ、効果範囲を絞りMSサイズまで小型化させたものだ。
攻撃をビームシールドでことごとく防ぎ、デストロイへ攻め込むデスティニー。だが上空から新たに
ウィンダムの一団が迫り、ビームライフルを連射する。
ビームシールドを一旦カット。分割式装甲を採用し、人間並みの滑らかな動きをする機体がビームを避ける。
機体を捻りながらライフルで牽制をかけつつ、背部の左右に装備された武装ラックの左側を展開。
脇の下に展開した砲身のグリップを左手が掴む。
ガナーウィザードやブラストシルエットのデータを元に造られた、高エネルギー長射程ビーム砲。長い砲身に、
ハイパーデュートリオンから大出力が限界まで供給される。
『フルパワーでぶっ放せ!』
「どけえぇぇぇ!」
トリガーオンと共に、迸るのは熱と光を伴った凄まじい出力のビーム。ビームの放出を続けたまま、
シンは機体ごと砲身を振り回す。光の奔流が、ウィンダムを次々と薙ぎ払う。
だがビームを巧みにかわし、デスティニーに迫る一機があった。ライフルから放たれるビームを
ビームシールドでで受けるデスティニーへ、紫色のウィンダムが距離を詰める。
「ネオか!」
ライフルを腰の裏にマウントし、ビーム砲をラックに収納。今度は右背部のラックに右手を伸ばすデスティニー。
グリップを掴んで構えると折り畳まれた刀身とビーム刃が展開、デスティニーの全長を超える巨大な剣となる。
対艦刀アロンダイト──英雄の剣の名を頂く、大型ビームソードだ。
サーベルを構え、デスティニーへ迫るウィンダム。デスティニーにアロンダイトを構えさせ、
シンはデスティニーを加速させる。
デスティニーとウィンダムがすれ違う──ウィンダムの右腕と右足、そしてジェットストライカーの
右翼が宙を舞う。全く反応出来ぬまま、ウィンダムはデスティニーの超高速の斬撃に右半身を断ち切られたのだ。
動きの鈍ったウィンダムを捨て置き、デストロイへ向かうシン。フリーダムの攻撃をものともせず、
デストロイはデスティニーに右腕を打ち出した。
「今度こそ……ステラ!」
アロンダイトの切っ先を正面に構え、デストロイの右腕へ突っ込む。ビーム砲に併設された
陽電子リフレクターにより鉄壁の守りを持つ腕だが、リフレクターにも完全には防げぬものがある。
『アロンダイト先端の刃は対ビームコーティング仕様だ! デスティニーのパワーと加速が合わされば、
リフレフターを貫ける!』
ハイネの言葉通り、リフレクターにアロンダイトが突き立った。デスティニーのパワーに翼の推力を上乗せし、
一気にシールドを貫通。ビーム砲に深々と剣の突き刺さると、発生装置に異常が起こったのかリフレクターが消える。
「うおおおおおお!」
突き刺さったアロンダイトのビーム刃を展開、そのまま一気に振り払う。ビーム砲が真っ二つに切り裂かれ爆散、
残った右腕の動きが鈍る。
右腕を退けデストロイに向き直ったその時、シンの顔が蒼白になった。デストロイは戦艦数隻や町の大半を
一撃で吹き飛ばした、両肩の超大型キャノン砲をデスティニーへと向けていた。
すぐさまアロンダイトを戻し、両腕のビームシールドを起動。防御範囲を設定できる最大限まで広げる。
ビームシールドの展開と同時に、キャノンが火を噴いた。凄まじい破壊力がデスティニーを襲い、
コクピットが揺れる。だがビームシールドはかろうじてキャノンの威力に耐えていた。シールドに遮られて散る
ビームの飛沫が、デスティニーを照らす。
やがてビームが減衰を初め、シンが軽く息を吐こうとしたその時、
「なっ……!?」
左右から迫る黒い影。巨大な二つの影の正体は、デストロイの両腕だ。掌を広げた巨人の腕が、デスティニーを
押し潰さんと迫る。高出力ビームが間近にありセンサー能力が一時的に低下していたのと、一瞬の安堵に
認識が遅れた。回避が間に合わない。左右から迫る大質量。
『シン! 両腕の──』
鈍い音と衝撃が、ハイネの声を遮った。
「終わったか」
デスティニーが潰される様を、ウィンダムを何とか安定させたネオは見つめていた。
PS装甲も衝撃は殺しきれない。あの大質量をもろに受けては関節や内部機構、それにパイロットは無事では
済まないだろう。エネルギーの喰い過ぎでフェイズシフトダウンを起こし、ペシャンコになっているかもしれない。
あの機体にシンが乗り換えたのに、ネオは動きで気づいていた。だからこそステラに殺させたくはなかったが
結局自分は返り討ちにされ、シンはデストロイに返り討ちになった。
「これが戦争だ……いやだねえ」
言いながらも、ネオは現実を肯定する。目の前の現実を生き抜くしか自分には出来ないから。血塗れで悲惨な
現実を潜り抜けた先に、エクステンデッドたちの未来を望むしかできないから。
「すまねえな、坊主……?」
その時ネオの耳に、遠雷のような音がかすかに聞こえた。
──音の発生源は、デストロイの両腕の間。
「……まさか」
二度目の雷音。両腕が震え始めたかと思うと、徐々に合わさった掌が離れていく。
中心で翼持つ機体が両腕を突っ張り、デストロイの腕を押し返していた。
押し返そうとする機体の両掌が青い輝きを発し、その手が触れているデストロイの掌は焼け爛れ、ひび割れている。
「なんなんだ……その機体はなんなんだ、坊主!?」
眼前の現実が信じられず、ネオが叫ぶ。冷静さを失った彼は、背後から迫る巨大な機影に気づかなかった。
「……がっ!?」
背中からの衝撃に、意識が刈り取られる。
おぼろげに認識できたのは薄暗い視界に映る、黄色に塗られた機体と白い戦艦の姿だった。
激しく鳴り続けるアラートをやかましく感じながら、シンは状況を確認する。
二度の攻撃で損傷を与えても、デストロイの腕の力は未だ強大だ。デスティニーの内部機構はかなりのダメージを
追い、関節部PS装甲が鉄色の光と共に蓄積する熱を放射し続ける。
だが、あと一撃加えれば──デスティニーの掌に宿る蒼い光が、その輝きを増していく。
「止まって、いられるかぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!」
デスティニーに搭載された新機軸装備の中でも、最も特異で未知数の力を持つ武装。掌に露出した、
高出力のビーム発生装置そのもの。冠された名の意は──
『そうだ! その兵装こそ、【掌に握った槍】──』
「貫け──パルマ・フィオキーナ!」
悪魔の両腕から放たれた霹靂の如き砲声と閃光が、巨人の両腕を貫いた。
爆発を起こし崩壊していく両腕を押し返す。翼から赤い光を放ち、掌に蒼い輝きを灯して、デスティニーが駆ける。
『デュートリオンはあと一分も保たねえ! 一気に決めろ!』
デストロイの口から腹から背中から、細いビーム太いビーム無数のミサイルが次々と、立て続けに放たれる。
デスティニーは右に左に上に下に、縦横無尽に空を駆け全てをことごとくかわす、かわす、かわす。猛火が
捉えることができるのは、軌跡と残ったデスティニーの残像だけ。
デスティニーがデストロイに迫る──その途中、シンは両腕を失ったデストロイに攻勢をかけようとした
フリーダムを視界に捉えた。
「やめろ!」
方向を転換し、フリーダムに肉薄するデスティニー。迎撃される前に、デスティニーはフリーダムに
体当たりする。
街を破壊するデストロイを倒す──フリーダムの行動する理由はともかく、行動そのものは間違っていないと
シンは思う。しかし、
「俺はステラを助ける! あんたに殺させるわけには、いかないんだ!」
『……っ! 君は……!』
接触は一瞬。デスティニーに体当たりされフリーダムが吹き飛ぶ。二機の間を、デストロイの攻撃が通り過ぎた。
フリーダムから踵を返し、デスティニーは再度デストロイへ向かう。
デストロイの眼前で急停止。側頭部に装備された機関砲四問が連射されるが、デスティニーには
豆鉄砲程度の効果しかない。しかしこの距離でデスティニーに攻撃できるのは機関砲か、さもなくば
口部分のビーム砲だけ。果たして、口部ビーム砲がチャージを始める。
光を宿す顔面の前で、デスティニーが右腕を引く。掌に宿る光が、これまでで一番の輝きを放つ。
「こんな兵器……ステラにはいらないんだ!」
口から放たれたビームに、デスティニーは右腕を突き出し突っ込んだ。ビーム同士が干渉しあう中、
光の奔流を引き裂いて突き進む。
──破壊の光の中を、破壊者は駆ける。大切な物を救うために。
デスティニーの掌が、デストロイの頭部に触れ──蒼い光が、顔を撃ち抜いた。
怖い。怖い。怖い──デストロイのコクピットで、ステラは涙を流して震えていた。
恐ろしいモノが来る。赤い翼を持ち、全てを壊す蒼く輝く手を構え、悪魔のような顔をしたMSが来る。
どんな攻撃もあいつには通じない。当らない。敵は近づいてくる。
そしてとうとう目の前まで来たそいつが頭を吹き飛ばし、視界がノイズに染まった。
怖い。怖い。怖い──このままじゃ殺される! 死んでしまう!
「イヤ、イヤァ! 死ぬのはイヤ、イヤァ!」
頭を抱え泣き叫ぶステラ。恐怖に呑まれ、ただ涙を流すことしか出来ない。
もう誰も守ってくれない。ネオも、■■■■■も、■■■も、そして──
「え……?」
今、自分は誰のことを考えた? 知らない顔、知らない声……知らない人の、記憶。
「あ、あう……イヤ、イヤァ……誰か、だれか助けて!」
頭が割れるように痛い。痛みを伴う記憶の奔流が、ステラの恐怖を更に煽る。
『──泣かないで。もう、大丈夫だから』
通信機から聞こえる声に、ステラは涙に濡れた顔を上げた。
聞いたことがない声。なのに聞いたことがあると、胸の中で自分の声が叫ぶ。
『もう、怖がらなくていい。怖いことなんてない……怖い思いなんて、させないから』
コクピットを開くよう、声が促す。ステラは声に従い、震える腕で開閉スイッチを押した。何故声に従う気に
なったのか、ステラ自身よく分からない。ただその声を聞くだけで、恐怖は幾分か柔らいでおり、
「この、声……」
自分はこの声の主を知っている──奇妙な確信を持って、ステラは開いたコクピットの先に目を向けた。
眼前にいたのは、赤い翼を広げるMS。血の涙を流す顔の下にあるコクピットが開き、
赤いパイロットスーツを着た人影が現れる。
幼さを残した顔、黒い髪、紅の瞳──優しい笑みを浮かべる少年の顔を見た瞬間、ステラの
記憶のキャンパスに塗られた白の絵具が一気に剥がれ落ちる。
蘇る記憶と共に、再び溢れ出る涙。翼のMSが近づき、コクピット同士が触れ合う。
「約束を、果たしに──助けに来たよ、ステラ。ルナやレイと一緒に」
少年が──ステラと約束を交わした彼が、手を伸ばす。
「……っ! シィィィィンッ!」
シンの胸に、ステラが飛び込んだ。しっかりと抱き止めるシンの胸で、ステラは泣き続けた。
「……なんなんだ……」
フリーダムのコクピットで、キラは身を震わせていた。
大型MSとザフトの新型らしき機体が接触し、パイロット同士が抱き合っている。
その光景を前に、キラの心は大荒れに荒れていた。
「何をやってるんだよ、君たちは……!」
フリーダムが二人へと駆ける。右手には、刃を形成したビームサーベル。
抱き合う二人が気づいて驚愕の表情を向ける中、サーベルを振りかぶる。
敵を助けると言い、それを実行したザフトのパイロット──まだ歳若い少年の視線と
フリーダム──キラの視線が重なった。
「君たちは何をしてるんだ……僕は、僕達は平和のために戦っているのに……」
──僕は、助けられなかった。犠牲にするしか出来なかった──トールも、フレイも、そしてアスランも。
キラは少年に叫ぶ。初めて感じる名状しがたき昏い思いに、激情を煽られて。
「なのに、君たちは……君は!」
君は いったい なんなんだ!
『させて……たまっかぁぁぁぁ!』
サーベルが振り下ろされる直前、フリーダムの左翼を地表から飛んできたビームが撃ち抜いた。
バランスを崩した機体を建て直し、キラはビームの飛んで来た方向を見る。
「なんで!」
右腕と兵装ポッドを失ったカオスが、左腕でライフルを構えフリーダムへ向けていた。
外部音声から、荒い息と共に叫び声が響く。
『そいつらは……そいつらはなぁ……俺の、俺の大事なヤツラなんだよ! 俺の妹分とダチに、
舐めたマネしてるんじゃねぇぇぇぇ!』
カオスがライフルを乱射する。回避しながら、キラの苛立ちが更に増していく。誰も彼も──
「……ふざけるな!」
ライフルを撃ち返し、棒立ちのカオスの左腕を破壊する。更に両足、頭部と四肢をもぎ、
ダルマになった胴体が地に落ちる。
その様にキラの顔が無意識に笑みを作った瞬間、
『『やめろぉぉぉぉ!』』
背後から、重なった男女の叫び。光の翼を広げて、デスティニーが大剣を構え迫っていた。
「やらせるか!」
「スティングを、いじめるな!」
ステラを足の上に乗せ、シンはデスティニーをフリーダムに向けた。振り下ろしたアロンダイトが、
フリーダムの右翼先端を掠める。
距離を取り、デスティニーとフリーダムが睨み合う。
「何考えてるんだ、コイツ!」
先ほどのフリーダムは、間違いなくシンとステラを殺そうとした。これまでメチャクチャしながらも、
少なくとも故意には直接命を奪うことを避けてきたフリーダムの、突然の凶行。
「なんで、いきなり!」
『シン!』
デスティニーの傍にインパルスが並ぶ。カオスを庇うように、アビスとオーガアストレイが立つ。
そして遠方から放たれたビームの奔流が、フリーダムを牽制する。
デストロイの停止と共にファントムペインの戦線は崩壊し、生き残りは次々と離脱を始めている。
状況はフリーダム対ミネルバMS隊の様相を呈していた。
囲まれて冷静さを取り戻したのか、フリーダムは離脱しようと背を向けた。反射的に
シンは追いかけようとするが、
「うわ!?」
フリーダムの後方から迫る四本の光。デスティニーとインパルスがかわすと、ビームは無防備の
デストロイに突き刺さった。装甲を貫通こそしなかったが、そのままデストロイの巨体が倒れる。
『シン、アークエンジェルだ! フリーダムが逃げる!』
現れたアークエンジェルに、フリーダムが着艦する。すぐさま踵を返しエンジン全開で離脱しようとする
大天使の殿には、黄色で塗装されたムラサメが付いていた。
「追いかけることは、出来るけど……」
抱えたステラとアビスが抱えたカオスの胴体、そして周囲に広がる荒れ果てたベルリンの街に目を向ける
シン。今はなんとか救い出した友人たちの身体や、住民の救助が優先だ。
『深追いはすんなよ。憎たらしい連中ではあるが、それよりも目の前の自体をなんとかしなきゃな』
FAITHであるハイネの言もあり、追跡を選択から消し去る。戦いを終わらせステラや、そして図らずも記憶を
取り戻したスティングまで助ける事が出来た。ようやく感じる安堵と嬉しさに力を抜くシンのパイロットスーツを、
ステラが弱々しく掴んだ。
「ステラ?」
「シン……」
節目がちに、言うべきか否か迷うような素振りを見せるステラ。シンは彼女が何が言いたいのか、
なんとなく理解できた。
「捕虜って形になるけど、連合の兵士だって生きてるなら救助する……もちろんネオだって。だから安心してくれ」
「ありがとう、シン」
弱々しい笑顔を浮かべるステラに、シンは微笑み返す。
──【連合とザフトによる戦争】の末期に起きたベルリンの戦いは、ようやく幕を閉じた。
「どうやらザフトの追撃はなさそうだな」
「お疲れ様でした、バルトフェルド隊長」
ムラサメを降りブリッジに戻ってきたバルトフェルドをミリアリアやノイマン、チャンドラが出迎える。
しかしこの場にいるべき一人が見あたらないことに、バルドフェルドは首を傾げた。
「ラミアス艦長はどこにいったんだい?」
「それが……医務室に」
「……なるほど」
歯切れの悪いミリアリアの言葉に、複雑な顔でバルトフェルドは頷いた。
ベルリンに入ってすぐに撃ち落した、隊長機らしいウィンダム。何故かアークエンジェルのカタパルトに
突っ込んできた機体からパイロットを引きずり出すと、出てきたのは仮面の男。
その仮面の下から現れたのは、アークエンジェルのクルーなら誰もが知っている──そ
してマリューにとっては、忘れられない男の顔だったのだ。
「本当に彼なのかね?」
「DNAデータの解析がまだ途中ですけど、今のところ同一人物なのは疑いようがないってことです」
「そうか……で、キラは?」
「それが、また部屋に閉じこもっちゃって……マードックさんや整備班の人達が止めようとは
したらしいんですけど、その……」
「どうかしたのかい?」
「……投げ飛ばされたらしくて」
バルトフェルドが頭を抱える。それだけ動けるなら怪我の心配はないが、どうやらキラは相当
参ってしまっているらしい。更にこんな時に、あの男の幻影まで現れる始末。
救いを求めるように、バルトフェルドは独語した。
「ラクスは不在、キラは情緒不安定、オマケにムウ・ラ・フラガそっくりの男……まったく、厄介なことばかりだよ」
深遠から、意識が浮かび上がる。
意識だけでなく、身体にも感じる浮遊感。左腕だけがやけに重い。
薄く開いた目に軽い痛みを感じ、すぐ閉じる。水の中で目を開けたときと同じ感覚。
その時ようやく、自分は今水の中にいるのだと分かった。何故息ができるのかと思って、口元や鼻、耳に
呼吸器やら何やらが取り付けられているのに気が付く。
『……そうか、ベルリンに。いやそれは誤算だ、予想外だ。今回は動かぬだろうと踏んでいたし、
アウグストゥスからもそんな動きは聞いていなかったのだがね。ターミナルも知らぬ独断で
動いたということかな?』
男の声がする。くどい物言いの老人の声。しかし情熱と野心を感じる、精力的な声。
再び目を開ける。ぼやけた視界に見えるのは目の前を下から上に流れていく泡、そしてずっと奥に立っている
輪郭の歪んだ人物の影くらい。その人物に右手を伸ばすが、途中で透明の壁にぶつかる。
『おや、これはこれは。この段階で目覚めるとは、やはり抵抗力があるのかな?』
目の前の人物がこちらを向いたようだ。耳に聞こえる声は、この人物のものらしい。
この声はどこかで聞いたことがある──誰だったかと考えるが、目覚めた直後で回転しない頭は思い出せない。
『気分はどうだね? 今しがた左腕の移植が終わったばかりなのだが』
男の言っている事もよく分からない。ただ言葉の中の、『左腕』という言葉が引っかかった。
自分の左腕を持ち上げ、視界に収める──瞬間、自分の時が止まった。
この腕は──これは、何だ?
水にぼやけた視界でも、はっきり分かる。直線と曲線の混じった輪郭。鮮やかな赤で染められた外装。
獣のように鋭く伸びた指先は、五本全て自分の意思通りに動く。
自分に繋がった、自分のモノではない金属の腕。自分の本来の左腕は何処に……そう、あの時に──!
意識が一気に覚醒していく。自分は何者か、意識を失う前の自分が何をしていたか、目の前の男が何者か──
全てを思い出したアスラン・ザラは声を上げようとし、
『目覚めたところ悪いがまだ、まだ君への処置が完全に済むには時間がかかる。暫く、もう暫く
眠っていてくれたまえ』
口元の呼吸器から酸素以外の何かが送られてくる。呼吸器を外そうとするも体に力が入らず、
覚醒しかけた意識が再び沈み始める。
呼吸器から排出された二酸化炭素が大きな泡となり、暗くなっていくアスランの視界を通り過ぎた。
to be continued──
めちゃんこ遅くなりましたこんばんわ。
もはや月一ペースすら保てなくて申し訳ない。
おそらくもうしばらく似たような状況が続くと思いますが、お待ち頂ければ幸いです。
さてハイネ復活でデスティニー初陣で大暴れの巻。前回の歌はハイネがコクピットで歌ってましたw
デストロイが少々あっけなくやられてますが、後々戦闘力のインフレが起こる(予定)ので
これくらいやっとかないとマズイのです(汗)
デスティニーの設定ですが、オリジナルと異なっている部分が多々あります。特にハイパーデュートリオンは
スーパーモード扱いと言う超展開(爆)。けど実際本編ではなにがデュートリオンなのかよく分からん。
ストフリやインジャはもちろん、デスティニーもデュートリオンビームでエネルギー補給してる描写なかったよね?
次回よりついに、ついにシンとキラのガチバトル編に突入!
多分原作より展開はこれでラスト……といってもシンが運命乗ってたりキラがイッちゃってたり大分違うけどw
まずは議長再登場とエクステ組の、決戦の前準備ってところかな。
逆十字乙!
よかった・・・やはりこうでなくてはならない
みんな助かって良かった・・・
立場と体質問題があるけれど、そんなもんきっと乗り越えてハッピーエンドに辿りつけると信じてる
キラはむしろ歪んでるなりに人間味があるのだとむしろ安心するとこですかね
今回の狂乱は・・・
そしてアスランも・・・何を移植されたのだ!?
アインソフオウルGJ!!!!!!
これだよ!これが正しき後継機の初戦闘だよ!
前機体を上回る圧倒的性能を披露し、尚且つ囚われのお姫様救出って最高のシチュエーション!!
そして必殺のパルマ・フィオキーナとくりゃ! テンション最高ですwww
デスティニーかっこええ…スティングもいい長兄っぷりだわ
カオスの乱入に泣いた。
運命もてっきりオートパイロットで来たのかと思ってたけどハイネも生存してたんだよなそういえば……
これぞ主役機だ!
乙
86 :
通常の名無しさんの3倍:2009/10/17(土) 13:01:03 ID:DRgGtM7W
最近のガンダムより、普通にデモンベインのが面白かった
運命かっけぇ…
これぞ後継機って見せ方だな!しかもまだ完成してみたいだから本完成が楽しみだ
そしてキラさんは歪みに歪みまくってる
シンとキラの差はやっぱ仲間がいるかいないかなんだよな…基本的にyesマンばっかで、叱る人が碌にいないから
GJの嵐!
これぞ後継機の正しい初登場だ……。
ハイネも復帰?したしスティングも無事だし。これからが不安ですが。
アウルの件含めて議長が何かの対策を練ってることを祈りたいです。
キラが歪んでる通り越してどうかしてるけどこの精神の変わりようは外的要因もあるんだろうか?
しかし敵ながら虎さんには同情を禁じえない。
アスラン頑張れ!頑張って自我を保て!変態紳士に負けるな!
キラのSAN値が激下がりしてるんじゃないのか?
GJだ!
所でさ、投下が少ない理由考えてみたんだけど
1:デモンベインは書くのが難しい
2:内容が複雑で一回プレイしてみないと書けない
3:その時点でデモンベインは良作だと気づく
4:1とあいまって駄作が生まれそうになり、
3のためデモンベインを汚したくないため諦める
だと思うんだ。何とかならないか?
ついでにいうと機神咆哮でロイガー&ツァールがカットされてるの何とかならないか?
5:西博士の台詞回しがどう頑張っても上手く再現できない
これも追加で。
ちょいと口が悪いが、キラ含め原作のAA勢にSANなんてないだろう。狂気かYESマンだけだ。
それはともかく、GJ! GJ! GJ!!
これこそがシンのような熱い主人公のためのイベント! 理不尽はさらなる理不尽によって破壊される! これこそが、ガンダムでありデモンベインである!!
……いかんねぇ、実にいかん。あまりに素晴らしかったが故に、そう故に熱くなってしまったよ。そうとも! 実に実に素晴らしかったのだから!
王道で何が悪い。王道を歩んだ上でのASTRAYがあるはずなのに、アニメではASTRAYですらない外道ではないか! ……と失礼。口が過ぎました。
ともかく、常々デスティニーに光をと叫んできた私としましては非常にうれしい展開。原作でなんのこっちゃわかんなかった分割装甲とかハイパーデュートリオンとかもう最高です!
さぁ、次回に期待しつつ、装甲スキーとしてはアスランの義手(?)のデザインが気になる。“天使”系なのか“MS”系なのか楽しみでしかたない。
>>90 6:そもそもこの板は新シャア板
このスレ以外見てないからたまに忘れそうになるw
>>92 原作でもキラがアスランと相打ちするまでは度々下がりつつもあったと思うぞ、それ以降は発狂しとるがw
とりあえずGJ!
素晴らしい後継機っぷりだ素晴らしい。
やっぱりデモンベインならこうでないと
>>90 某所の作者さんもデモンベインのクロス相性は最悪だと言ってたしな〜……こればかりはどうしょうもない気がする
ロイガー&ツァールは息子が活用してるからいいんじゃね?
しかし息子はアトラック=ナチャやニトクリスの鏡は使わない…
初期状態だと自称騎士の誇りでトリッキー系の上記武器使わないってのはあるかもしれんが
終盤の状態なら使うかな?
魔道書としてはアルたんの半分しか持ち合わせてない筈だから欠落してるのかもな
アクションパートの鬼械神戦では普通に使ってなかったけ。
そうだったっけ?
う〜ん確認したいがディスクを友人に借りパクされて起動できん…
改造でディスクレスしようとしたらウィルス喰らったし最悪だったぜ(泣)
ニトクリスの鏡は普通に使えなかったかね
ミラーコーティングで地球皇帝に突っ込んだら楽勝だった記憶が
保
守
保守
今更だが飛翔のアクションパート、
トゥーソードはトラペゾとバルザイ以外はデモベと同じ事やってるぞ
デモベとのクロスネタで以前考えたのはCEは邪神系が封じられた世界ってのだな
順次封印解かれたりして世界が怪異に犯されていく中、
無限螺旋から排除されたLAとコンビ組んだシンの魔導ハンターもの
問題は種死の物語逸脱し過ぎって事と
種後半から怪異大量出現ってしたらザフトと連合の一部勢力が共同で魔導戦隊組織してアズラエルが長官、ナタルが参謀してたりで暴走し過ぎて……
そういえば、00とのクロスはまだだな。
彼らだとガッチリしすぎて逆に難しいか?
刹那なんぞ中東出身だから、絡み易いとは思う…。
つか、幼年期の絶望的な戦場でデモンベインが乱入で掴みは十全かと思うんだが…。
まだも何も書き手不足なんだよ
そうだったな……デモンベインを書くにはかなりパワーやらSAN値をすり減らすからね…。
特に西博士はk(ryだから、それを書き散らすのがいろんな意味で厳しいだろうし。
だからと言って、出さないとデモンベインじゃないのがあの人の存在感の凄さだからな……。
流石○○○○。実に愛すべき迷キャラ。
>>107 トランザムバーストで邪神と直接コンタクトとろうもんなら
一発で発狂死するぞ
そこは魔導書が改変するだろう。
たとえば契約したのがアルだったら、
に繋がるのを利用してダイレクトアタックするとか。
邪神の中からレムリア・インパクト当てたら完全昇華(で、あってる?)間違いなしだし。
00はなあ……
一期の初期の路線で最後までいって欲しかった
別に悪役作らんでも主人公はテロ一派でもいいじゃん
敵も味方も正義悪関係無しで
爽快感はなくなっただろうけど
保守
投下ないな。みんな装甲悪鬼村正やってるのか?
投下無いのは普段からだろ・・・
実質一人の旧神に支えられているスレだというのに
ロックオンがデモベ世界に〜っていうのはちょっと考えた
魔を撃ち抜く弾丸ですね、わかります。
イオリアはニャル様ポジションか
むしろアルハザードか鋼造ポジだとおもう
保守
じゃあ間を取って大使がニャルで
いや、いっそ全員ニャルで
ニャル「だがそれも私だ」
装甲悪鬼いい、いや素晴らしい(あの笑顔で
もしシンが村正装着したら善悪相殺の理で壊れそうだ
シンは正宗だろ理想的には
キラにこそ村正をつけるべき、特に不殺宣言後
>>122 不殺宣言をキラはしたことないのでずっと村正には乗らないんですね、わかります
冗談はおいといて、ストライク→村正の乗り換えだとイロイロな意味でたのしそうだなー
確実に不殺しないと親しい人がどんどん死ぬことになるしなw
保守
そう考えると種死で装甲悪鬼ネタも楽しげだな
善悪相殺の理の末総てを救い自身が傷付く道を選んだシンとか
フレイを切って以降戦闘恐怖症になって戦えないキラとか
ガッツァイダーラクスとか
真打ちになって兄と合体するマユとか想像してないデスヨ?
装甲悪鬼ネタが楽しいのはわかる
痛いほどわかる
だがここは悲しいかなNitoro×種じゃなく
デモべ×種なんだ
まぁどちらにせよ、もう職人がほぼ死滅状態だけどな
とりあえず話題がないとスレが寂れる一方だ
次回からNitoro×種でもしないとネタが尽きるんじゃ
竜†恋とのクロスとかで宇宙世紀やら種の世界にドラゴンがきて戦争どころじゃなくなるのは妄想した
カリダ・ヤマト(キラの養母)がロリの師団長になるわけだなwww
でも残念、その場合ピンク髪のドラゴンは貧乳だ
ラクス暗殺にファントム達がやってきたら、と妄想した事はあるぜw
竜†恋ってやったことないけど、ヒロインがドラゴニック・オーラで戦うんだっけ
ちなみにヒーローはガ○ツになって戦うんだぜw
>>135 あれは完全に御伽噺だから
強さ関連は意味が無い
村正英雄ルートの一条さんをキラたちでって妄想はした
アスランが村正なら
キラは正宗か二代村正か?
アスランが一世村正でキラが二世村正とか面白そうだな
正宗にはシンがいいだろ、逆ギレ体質だし
一条さんは既にトラウマ経験してたからすぐに立ち直ったけど、正宗と一緒に正義の苦さを味わって一旦落ちるとこまで落としてみたい
キラ凸に村正シリーズの仕様に耐えられるかどうか……
正義と言う冥府魔道に墜ちたシンとか面白そうだな
村正を止めれる奴居なさそうだからドリルが付くぞ
村正だったら刹那が似合うと思う
刹那とマリナの関係も景明と統のに近いしな
地面以外何もない──本当に何もない平原に足を付け、二体の巨人が刃を交えていた。
アロンダイトを掲げたデスティニーの薙ぎ払いが、一歩下がったオーガアストレイの胸先をかすめる。
返礼とばかりにオーガアストレイが振るった横薙ぎの一閃を、デスティニーはすぐさま間合いから飛び去ってかわす。
間合いを取り合い、探り合いながら、デスティニーとオーガアストレイは向かい合う。
デスティニーが攻め、オーガアストレイが捌き、再び離れる。既に数十分、そんなやり取りが幾度となく
繰り返されてきた。
アロンダイトを両手で正眼に構えたデスティニーの眼前で、双刀を大きく広げるオーガアストレイ。
威圧されるようにデスティニーがかすかに下がった瞬間、オーガアストレイが踏み出す。交差した刀の切っ先。
一瞬で間合いを詰めて迫る。
デスティニーは構えたアロンダイトを振り下ろさない。更に一歩引きながら、アロンダイトを『手放す』。
突き出された刀にアロンダイトが弾かれる。同時にデスティニーは両手を肩に伸ばし、突き出た突起を引き抜いた。
突起の反対から短めのビーム刃が伸び、くの字を作る。デスティニーに装備されたビームブーメラン──手に持って
ビームサーベルの代用とすることも出来る武装。
アロンダイトは威力こそあるが、間近まで詰め寄られては使い勝手が悪い──ならばアロンダイトに気を引かせて
おいて、取り回しの利くブーメランを使うべき。デスティニーは引き抜いた勢いをそのまま乗せてオーガアストレイに
切りかかる。
右手の繰り出した横一文字を、オーガアストレイはかがんでかわした。流石の瞬発力だが、ビームの刃が
左手の刀を捉えた。コーティングされた刃は一瞬だけ耐えるが、すぐさま赤熱して焼き切られる。
デスティニーは間髪いれず、頭上から左手を振り下ろす。回避は不可能、確実に仕留めた!
──確信は、直後に武器ごと破壊された。オーガアストレイは右の刀を上へ放り投げ、手首から飛び出した
アーマーシュナイダーを逆手に掴んだ。短刀がブーメランの柄を打ち砕き、ビームの刃が霧散する。
唖然とする間にも、ナイフの切っ先がデスティニーに向けられる。即座に頭部バルカンを連射。低威力だが
非PS装甲のオーガアストレイには効果があり、わずかながら間合いが開く。踏み込めば零になる程度のわずかな間。
今度こそ確実に決めなければ──デスティニーは壊れたブーメランを投げ捨て、掌を広げる。
必殺の一撃、パルマ・フィオキーナの構え。
ジェネレーターにエネルギーが集まっていく──わずかな時間が、勝負を決めた。
「……っ!」
オーガアストレイが、跳んだ。顔を上げるデスティニーの視界に、落ちていくアーマーシュナイダー……
そして先ほど上に放り投げた刀を掴むオーガアストレイが映る。
驚きに動きを止めたデスティニーに自由落下してくるオーガアストレイ。下に向けられた刀の切っ先が
デスティニーの装甲の隙間を捉えた。掌を向けた腕を斬り落とし、返す刀でコクピットに入り込む。
『一撃で仕留めることに拘り過ぎたな。右手に残ったブーメランでも十分に深手を狙えた。いかに隙を少なく、
かつ決め手を打ち込めるか……この判断は経験を積み覚えてゆくしかない。精進せよ』
その声とともに、世界がブラックアウトした。
第十九話 残夢の終わり
「……っはあ!」
デスティニーのコクピットから降り、シンがヘルメットを脱ぐ。髪の毛から汗が滴り、口は荒い息を吐く。
パイロットスーツの胸元を空けても暑苦しさはまるで消えない。意識にかかったもやを、頭を振って振り払う。
「シン、大丈夫?」
ルナが駆け寄り、シンを支える。礼を言いながら、シンはゆっくり呼吸を整える。
「荒削りではあるが、立ち回りに幅と柔軟さが出てきた。確実に腕は上がっている」
デスティニーの隣、オーガアストレイのコクピットから出てきたティトゥスが歩いてくる。
「だが、その程度で疲れ果てているようではまだまだ。体力の配分を考えるのも戦士の仕事だ」
「は、はい……」
「でもティトゥスさん、さすがに一時間ぶっ通しであんなことしてたらへばりもしますよ。その前に一度あたしとも
やってますし……休憩も必要だと思います」
ルナのやや批判の篭った言葉にティトゥスは表情を緩め、考える素振りを見せる。
「確かに、根を詰めすぎた感は否定できぬか。少し休むとしよう」
「分かりました……暑……」
「シン、どこ行くの?」
「ちょっと甲板に出て涼んでくる……」
ふらつきながら格納庫を出て行くシンを、ルナはため息をつきながら見送った。
「元気になったのはいいけど、張り切りすぎよ。あんなになるまで……」
「ふ、そういうお主も手加減無用という勢いでいたではないか。弾幕にさらされていたシンは必死だったぞ」
「そ、それは……」
自分とシンの模擬戦内容を楽しげに言うティトゥスに、ルナは苦笑いを浮かべながら頭を掻いた。
「だって……シンが本気なのが、分かりますから。レイもいないんだから、あたしが全力で応えてあげないと。
そうじゃないと特訓になりませんからね」
ルナが照れくさげに笑う。ティトゥスが口元に薄く笑みを浮かべ、
「えええええいイッカアアアーーーーーーン! 納得いかん! のである! 我輩は大天才ドクタァァァァァ!
ウェェェェェストっ! である!」
「博士、久々の出番だからってはりきらないで欲しいロボ」
■■■■の叫びが全ての雰囲気をかき消した。
「うっせえぞ! せっかくの新型なんだ、毎度毎度文句ばっか言ってるんじゃねえ!」
「フン! 確かに機体パフォーマンスに文句はないのである。出力、反応速度、パワー、どれをとっても
申し分ない……しかし! だがしかしである!」
額に青筋を浮かべて怒鳴るエイブスに、デスティニーの前に仁王立ちしたウェストは当然とばかりに怒鳴り返した。
「なんであるかこのデタラメに詰め込んだ武装は! 機体バランスをまったく考えてない装備位置!
適正距離も取り回しもへったくれもなく、威力しか見るべきのない大剣と大型砲! ビームシールドとやらも
発生器は丸見えの無防備ではないか!」
「そうですね〜、どの武装も最大出力は高いですけど、それ以外の部分がおざなりな感じがしますね〜。大は小を
兼ねると言いますか……強ければ良かろうというか」
「……確かにな」
ユンにも言われ、エイブスは腕を組み難しい顔で押し黙った。二人の指摘はエイブスにも理解できる。
デスティニーは高い能力を持つが、それを無駄なく使いこなしているとは言い難い。とにかく近距離、遠距離、
そして防御に特化した武器を載せて、無理やり万能機に仕上げたような印象だ。個人的意見では
能力の方向性をある程度絞ったほうが、もっといい機体に仕上がるのではとエイブスは思う。
「極めつけはあのパルマ・フィオキーナとかいうデバイスである! 腕部にビームジェネレーターを取り付けると
いう発想は面白いであるが、いかんせん出力方式に無駄が多すぎる! 今の用法では結局のところ、
射程を削った分ちょびっと威力の大きいビームライフルでしかないのである! おまけに先ほどのように
わずかながらチャージのタイムラグが発生するのは避けられぬ! これではいかん! いかんのであーる!」
「マジうるせーロボ、博士。割れない壷でも投げてストレス過多でくたばれロボ」
「エェルザァァァァァァァ! あなた実は我輩のこと嫌い!?」
「けど、だからってどうするよ? 下手に武装を取り外しても余計にバランスが崩れるだけだし、
規格に合った武装を造ろうにもそんな時間があるかは微妙だぞ?」
お約束の漫才にうんざりしながらどうするのかと問うエイブスに、ウェストは腕を組んで唸った。
「分かっているのである。だがこのまま放置しておくのは我輩の科学者としてのプライドが許さぬ。
せめてパルマ・フィオキーナだけでも……いっそのこと我輩のドリルにビーム出力を纏わせる方式で!」
「それはちょっと……でもエネルギー効率の最適化や、ジェネレーターの出力形式を調製するのはいいかも
しれませんね〜。わたしもお手伝いしますから、頑張りましょ〜」
「まあ、そっちは任せる。こっちはプログラムの調製だけでもいっぱいいっぱいだからな、そっちは任せる」
エイブスは思案する。この■■■■だけに任せておくと本当にドリルにされかねないが、ユンとエルザが
側にいればそこまで酷いことにはならないだろう。無論目を光らせておく必要はあるが。
やれやれとため息をつきながら、エイブスはデスティニーを見上げて難しい顔をした。
シン・アスカ専用機として造られたデスティニーは、これまでのMS以上に整備、調整ともに手間がかかる。
顕著なところでは運動性の向上に一役買っている分割装甲システムなどが上げられる。機体動作に応じて装甲版を
スライドさせ間接稼動範囲や運動性を高めるこのシステムは場合によっては装甲の隙間を発生させるが、
シンの戦闘データをフィードバックさせることで隙間の発生を最小限に抑えられる。このフィードバックは
一度やればいいというものではなく常に最新の戦闘データを入力することが求められるため、
多大な手間を必要とするのである。
「……だが、ヤンチャだからこそ可愛い、ってな」
高性能な機体ほど繊細で扱いが難しいのはいつものこと、技術者にとっては手間のかかる
子供のような扱いでしかない。
「ま、万全に仕上げてやるさ」
エイブスはデスティニーと向かい合い、調製を施していく。いつ始まるとも知れない、決戦のために。
甲板に出たシンは大きく体を広げて風を受けた。熱気を持った体には、やや寒さを感じさせる風も心地いい。
「……強くなれてるのかな、俺は」
ポツリと呟く。ティトゥスやルナとの特訓のおかげで、確実に自分は鍛えられている。手応えもあれば、
自信もある。
だが、『あいつ』に勝てるほど強くなれているかと自問自答すると、疑問が残る。
「シンさん」
掛けられた声に驚き、慌てて振り返る。
「休憩してるって聞いたので、お茶をお持ちしました♪」
「あ、ああ。ありがとうセトナ」
セトナの姿に胸をなでおろしながら、シンは差し出されたコップを受け取って口をつけた。
程よく冷やされた水分が喉を潤す。
「お疲れになってますね。無理をなさっているんじゃないですか?」
「いや、そんなことない……と、思ってるんだけどな」
心配そうに見つめてくるセトナに笑いかける。だが彼女の顔を直視しきれず、シンは目を背けた。
「けど、これは俺がやらなきゃいけないこと……俺が、自分で決めたことだから」
ベルリンでの戦闘後、通信室にはタリアとアーサー、そしてパイロットの面々がハイネに集められていた。
眼前のモニターには、デュランダルの姿が映っている。
「では議長は、初めからシンにデスティニーを与えるつもりでインパルスを剥奪したと?」
『その通りだ。だが彼が現段階で折れているようなら、デスティニーはハイネに使わせるつもりでもあった。
見極めはハイネに一任したが……どうやら、まだ折れてはいなかったようだね、シン。それでこそ私が
見込んだだけのことはある。君のために造ったデスティニーも、十二分に力を発揮できることだろう』
笑いかけるデュランダルにシンはどう反応すればいいのか分からなかった。様々な感情が入り混じり、
うまい具合にまとまってくれない。混沌とした意識から疑問を掬い取り、それを言葉に変換して少しずつ口から
出していく。
「だ、だけど……なんで俺なんかにあんな立派な機体を与えてくれるんですか? 俺はただの一兵士でしか
ないのに、どうして……失礼ですが、俺には議長が何をお考えなのか分かりません」
シンの疑問は尤も。この場のほとんどの人間がそうであろうことは疑いない。デュランダルは苦笑し、
『まあ、確かに傍から見れば突拍子もないことにしか思えないだろうね。そうする理由はある。だが
その話題は少し先送りにさせてもらうよ。その前に一つ、片付けておきたい事項がある……
確保したエクステンデッド二名を、早急に本国へと送ってもらいたい』
顔から笑みを消して、デュランダルはピシャリと告げた。タリアとレイがハッとデュランダルを見る横で、
ルナがぎくりと身を震わせる。
ティトゥスだけが静かに場の推移を見つめ──シンは顔には平静を貼り付けつつ、ぐっと拳を握った。
「……デュランダル議長。二つ、聞かせてもらいたいことがあります」
『何だね、シン』
「ステラとスティングを、どうする気ですか? そして、アウルはどうなったんですか?」
はっきりと、物怖じのない声で問うシン。デュランダルのオレンジの瞳が、モニターの向こうから
シンを厳しく見据える。
『答えるのはやぶさかではないが……それを聞いて、君はどうしようというのだね?
事と次第によっては、また友達を逃がそうとするのかな?』
「デュランダル議長、それは……」
レイが口を開こうとするが、デュランダルに一瞥され動きを止める。議長はすぐにシンへ視線を戻し、
冷たい言葉を投げつけた。
『分かっていると思うが、君の行動が現在のベルリンの惨状を作ったということは分かっているね?
君の助けようとしたステラ・ルーシェが街を破壊し、数多くの命を奪い去ったのだ。ステラがいなくとも
別の誰かがやっていただろう、などという仮定は何の意味もない……そして仮に連合に返さないとなれば、
もうエクステンデッドたちは生きてはいけない。調製を受けなければ長くはない身、このまま無為に
朽ちていくくらいならせめて、未来のための礎となるべき……そうは思わないかね?』
「思いません」
『……ほう』
驚いたようにデュランダルが片眉を上げる。シンは少しだけ深く息を吸うと、一歩前に出る。
「たとえ敵兵でも、捕虜としての最低限の待遇を受けるのは当然だと思います。それはエクステンデッドでも
変わらないはずです……研究のサンプルに使われるなんて、間違ってる」
甘い考えだと、シンにも分かっている。戦争のルールというものが実際は建前ほどにも機能していないことを
自分の目で見、耳で聞いてきた。連合の闇を見るとともに、ザフトにも闇は少なからずある──ステラたちと
関わらなければ違ったかもしれないが、シンは連合、そしてザフトの暗部をわずかであるが知り、
それでもザフトを信じていた。
だが、それとこれとは話が違う。ステラを利用なんて、絶対にさせられない。
『放っておけば彼らは死ぬ。それでも君は彼らに残り少ない命を生きろというのかね?』
「それはステラたちが決めること……いや、違う。俺は、俺はステラに、スティングに……
友達に、生きて欲しい。残り少ない命だっていうのなら、その少ない時を少しでも幸せに過ごして欲しい。
そのために、俺は力を惜しむつもりはありません」
シンは悩みに悩んで、そう結論した。友の残り少ない時間が尽きるまで、彼らを助け続けると。
もし、それを阻むものがいるというのなら──
『……私はプラントの全責任を預かり、国民の生活と平和を守るために出来得る全てをせねばならない立場にある。
その私が、そんな感情丸出しの言を聞き入れると思うかね?』
「聞き入れられないなら……俺は……」
引く様子を見せないデュランダルに、シンはうつむく。澱みのなかった声が、かすかな迷いと大きな重圧に震える。
「俺は……!」
通信室は、異様なまでの緊張に包まれていた。タリアはシンとデュランダルを交互に見やり、レイは頬に一筋の
汗を流し、ルナはゴクリと唾を呑む。ティトゥスは落ち着き払いながら、シンの発言を聞き逃すまいと
耳を立てていた──その刹那、
「「「「……っ!?」」」」
「……はっは!」
沈黙の中で緊張が一瞬で吹き飛ぶと同時に、ハイネが笑った。ハイネとシンを除く全員が──ティトゥスまでもが
目を丸くし、ぽかんとモニターに視線を止める。ルナは大きく口を開きながら、声がでない。
数秒の後、シンもようやく雰囲気の変化に気がついた。なんとも言えぬ空気に疑問符を浮かべながら顔を上げると、
他の皆と同じ顔になった。
彼らの目に映ったのは
『よっ。元気?』
デュランダルの横に立つ、ニヤニヤ顔でサムズアップした水色の髪の少年だった。
「ア、アウル!?」
「ギャ! ででででで出たーーーーーー! ゆ、幽霊!?」
「うわぁぁぁぁぁぁ! 南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏迷わず成仏してくださいぃぃぃぃぃぃぃ!」
『勝手に殺すな! ルナとそこのおっさんマジ空気読め!』
「いや、むしろお前が空気を読むべきだろう」
シンの驚きの声が引き金となり、ルナが叫び、アーサーがお経を唱えだす。アウルの抗議に、
レイがどこかズレたツッコミを返した。
「アウルお前、生きてるのか!? 本当に!?」
『なんだよシンまで。この通りピンピンしてるっての! ま、デュランダルのおっさんのおかげだけどな』
『おっさんとは、それが命の恩人に対する言葉かね。まだ若いつもりなんだが』
そう言いながら、デュランダルは笑っていた。収集の付かなくなった現状を落ち着けようと、タリアが
コホンと咳払いする。
「事情は聞かせて頂けるのですよね、議長? それに、その様子ではハイネも知っていたのね?」
「もちろん。まあ主犯はデュランダル議長ですがね、俺は黙ってるよう言われただけで」
『私は頼みはしたが、黙っていなければならないと命令したつもりはないよ。君も十分に共犯だ』
ジト目で見据えてくるタリアに肩をすくめながら、デュランダルとハイネは責任を押し付けあう。
悪戯を成功させた子供にしかみえないやり取りにげんなりしつつ、シンは混乱しながらも、
「……良かった、アウル……」
『お、おいシン!?』
「良かった……!」
半ば見捨てたも同然だったアウルが生きていてくれた──シンは堪え切れず、歓喜の涙を流した。
『私は確かにエクステンデッドをサンプルとして利用しようとした。だが卑劣な実験に供したり、命を奪うつもり
であるとは一言も言った覚えはないよ』
そう前置きして、デュランダルは事の経緯を語った。
ある日、政府直轄の医療機関からの報告がデュランダルに届いた。遺伝子調製技術を医療に深く取り入れた、
ある理論のレポートだ。元は遺伝子工学者であるデュランダルの意見を聞きたいと、
機関の人間が送ってきたらしい。
『詳しい内容は専門的になるので説明は省くが、簡単に言えば病気などで劣化、異常を起こした細胞を被験者から
摘出し、そ遺伝子に直接働きかけることで健康な状態に戻す。その細胞を被験者に再移植し増殖を促すことで、
異常を治療するというものだ。こう言うと簡単だが実際は非常に高度で、また実用化すれば
医療の革新を引き起こすだろう画期的な技術だ』
とはいえ、その理論はまだ非常に不完全なものだった。拒絶反応などを考慮すると細胞は個人個人のものを
使わなければならないが、遺伝子操作を施した細胞が本当に本人のものであると体が受け入れるのか?
損傷や劣化が酷い細胞の場合、を既存技術でどこまで治療できるのか? ──その他にも数々の問題点や、
基礎段階での不備、不確実性が残っていたのだ。また遺伝子の調整が一般化しているプラントでも遺伝子操作に
対し倫理的な問題がないわけではない。合法か違法かという面でこの理論はかなり判断が難しく、
実験による立証がまともに行えずデータ不足は否めなかった。
だがデュランダルはレポートを呼んだ時、理論の技術的問題を魔術を転用して補えないかと閃いた。
だが魔術理論を使った治療など一般化できるはずもなく、また個人的趣向として研究してみようにも
今は戦時中、そのような暇はない。想像は想像のまま、デュランダルの脳内で霧散していくかと
思われた時、折りしもエクステンデッド捕獲の報が届き──彼らがシンたちの友人であるという情報を
知るに至って、デュランダルは信頼できるスタッフと共に、実験を決意した。
『僕は眠ってたから痛くもなんともなかったし、あんまりピンと来ないんだけど……上手く言ったらしいよ。
この通りピンピンしてるし』
アウルの細胞崩壊を含む副作用は完全とはいかないが抑えられた。まだ今後の経過が
どうなるかは分からないが、現状が続くなら年に数度、通常の医療機関で可能な検査と処置を受ければ
人並みの生活が送れるという。
『魔術の実験体に使うと声高に言えるわけもなく、あくまで研究のため護送せよという命令しか出せなかった。
君達に誤解を招いたことは謝らなければならない』
「そんな! むしろお礼を申し上げないといけないのは俺たちです! アウルが助かったなら……」
「そうよ、ステラも、スティングも、皆助かるってことじゃない!」
降って沸いた幸運に、ルナが声を上げた。レイも口にこそ出さないが、顔には喜びが見て取れた。
「随分と太っ腹ですね、議長。貴重なサンプルを研究所に引渡しもせず、私情で人体実験にかけるなんて……
問題になるのではないですか?」
『手厳しいな。だがこれもプラントの発展に繋がる貴重な実験だ。それに君たちにはいつも無茶を
押し付けているからね、ささやかなお礼だよ』
「ものは言い様、ってことですよ艦長」
苦言を呈しながらも表情の柔らかいタリアにデュランダルが笑いかけ、ハイネが冗談めかして言う。
──直後、デュランダルは不意にその表情を引き締めた。
『それに、わざわざ捕虜を解剖し解析するなどという行為をしなくとも……戦争は終わる。ようやくその目処がたった』
「え?」
『先のベルリンで起きた大虐殺……あれを契機に連合に対する各国の不満は一気に膨れ上がった。それにより
オーブのアスハ代表による同盟、連合、そしてロゴスの内部に対する勢力取り込みの工作が飛躍的に進んでいる。
近々プラントは大々的にロゴスの存在とそのメンバー暴露、および停戦の呼びかけを行う。同時に
アスハ代表を初めとし、我々に協調する各国代表がプラントと協調する旨の声明を発表する段取りの調製が
進んでいる。これが実行されれば、連合に十分な戦力を維持することは不可能となるだろう』
「ロゴスメンバーの暴露、ですか。思い切られましたね」
『暴動などが起きないよう、発表の内容と説明は慎重に議論しているよ、その後の対応もね』
決してロゴスが悪の組織である、などという発表の仕方はしない。ブレイク・ザ・ワールドでの被害回復などで
世界に貢献していた部分があることも伝えつつ、その中に戦争を煽る者があるということを伝えるのだ。悪の組織を
倒して一件落着ではなく、組織の中の悪を倒すのだということを世界にアピールし、戦争を進めるものや
非協力的なメンバーを発表、返答を待つというスタンスを取る。表向きロゴスは解体したとしつつ実際は残った
メンバーで新たなロゴスを構成し、各国と連携を取る形となるだろう。
『発表したメンバーも少なからず諦め恭順の姿勢を見せるだろうが、一部は戦力を持って抵抗するだろう。
それを各国が協力し合い、討ち果たす……少々陳腐でうそ臭いかもしれないがね』
そうだとしても、シンにとってこれ以上の朗報はなかった。戦って戦って戦い抜いて、何度も間違いと後悔を重ね、
仲間と共に乗り越えてきた戦いの日々──ようやく、終わりが見えてきたのだ。
『なんか複雑だけど、ま、いいか。戦争が終わったら僕らは用無し、つまんなくなるんだろうなって思ってた……
けど、今は戦争なんて面倒くさいや。フツーの生活ってのも、それはそれで面白そうだし』
「アウル……」
「何言ってるのよ……面白くしてあげるわよ、あたしたちが。ああもう、早くメイリンにあんたのこと
教えてあげないと! 喜ぶわよあの子……まあ、シンなんて目じゃないくらいワンワン泣いちゃうと思うけど」
『ちょ、勘弁してくれよ!』
もう友達同士で殺しあうことも、死の恐怖におびえることもない。多くのものを奪い、多くのものを失って、
ようやく見つけた平穏。言い合いながら、ルナもアウルも笑いながら目元に涙を浮かべていた。貰い泣き
したのか、何故かアーサーもハンカチで顔を拭きながら鼻を啜っていた。
『だが、その前にイレギュラー要素をできるだけ排除しておきたい』
デュランダルのトーンを落とした一声。穏やかな空気が霧散し、緊張感が復活する。
「……アークエンジェルと、フリーダムですね」
レイの言葉にデュランダルが頷く。争いに幾度も介入し、混乱を撒き散らすイレギュラー──本物の
ラクス・クラインを旗印とするアークエンジェル。そしてフリーダムを駆る、
「キラ・ヤマト……」
シンがその名を呟くと、デュランダルは少し驚きを顔に出した。アスハ代表もこんな反応だったなとシンが
思っていると、デュランダルはある作戦を告げた。
エンジェルダウン作戦──アークエンジェルを発見次第、ザフト軍による包囲網を敷く。そして作戦の中核、
アークエンジェル討伐の任をミネルバに任せるというのだ。
『よもやアークエンジェルを野放しにしておくわけにはいかない。声明の発表の前になんとしても
彼らを討っておきたいのだ。既にアスハ代表からも承認を受けている……実に気丈な方だ、一番お辛いのは
彼女だろうに』
前にカガリと通信で会話した時のことを思い出すシン。妹を持っていた身として、弟を討つことになった彼女が
どれだけ苦しいことか……シンには理解するはできないが、想像はできる。
『無論、アークエンジェルを討つとなればフリーダムが出てくるだろう……その際にシン、君に頼みたい事がある』
「俺に、ですか?」
『君にはデスティニーで、フリーダムを討ってもらいたいのだ』
突然の名指しと突拍子のない頼み。意味を理解しきれず呆然とするシンの周囲が騒然とする。
「それはシンに、単騎でフリーダムを討てと仰られていると解釈してよろしいか、議長?」
場を鎮めたのは、これまで硬く沈黙を守っていたティトゥスだった。
『最優先すべきは彼らの撃破だ、無理にとは言わないがね。だが、彼になら可能なはずだ。そのために
デスティニーを彼に与えた。彼の力にデスティニーのスペックが合わされば、理論上はフリーダムと
キラ・ヤマトを上回るはず……私は、それを証明したいのだよ』
「機体性能ではなく、あくまでシンの力を重視なさるか。その根拠は何処に?」
「そ、そうです! さっきも聞きましたけど、なんで議長は俺なんかにそこまでしてくれるんですか!?
教えてください!」
ティトゥスに便乗し、シンもまたデュランダルに追求する。
思えば、デュランダルはずっと以前からシンに目を掛けていた。そもそもシンをインパルスのパイロットに
選んだのもデュランダルなのだ。当時は赤服である自分の能力が認められていたと思っていたが、
自分だけあまりに早く正パイロットに任命されるなど、今思えば奇妙な部分があった。
「議長!」
「シン、少し落ち着きなさい! 議長に対して……」
『いや、構わないよタリア。確かに彼……いや、君たちには知っておいてもらってもいいだろう』
タリアを制し、デュランダルはシンを見る。これまでにない厳しい表情で、デュランダルが言葉を紡いだ。
『シン、君は『SEED』を持つ者……遺伝子の奥底に、ある資質を持つ存在なのだ。フリーダムを駆る、
キラ・ヤマトと同じようにね』
もはやお久しぶりが定型句ですこんばんわ。
村正も第三章で自重してるのに何故書けん……
まあ分かっちゃいたけど一条さんの好感度上げたらorzになったので一度止めただけなんだけど。
香奈枝が三章の時点までで予想外にネタ満載で吹いた。ファッキンユアベベペ。
さてエクステンデッドの死亡フラグがへし折れたの巻。
ご都合主義にもほどがあるがまあこれにも訳があるわけで。詳細はいずれ。
とりあえず医療関係はかなりデタラメなので、突っ込みどころ満載ですがご容赦を。
もうちょっと先まで書くつもりだったけどけっこうな量になったので今回はここまで。
次回こそアークエンジェルと接触までいけるかな。
乙です。
やっぱ運命と言えどティトゥス相手に接近戦で勝つのはまだ無理か。
でも、あれだけ強くてもボロクソに言われる運命カワイソス
もうドリル運命にならない事を祈るだけですね
>>153 乙ッス!
ご都合主義? だが、それがいい!
それにしてもお侍さんは村正はクリアまだでしたか
乙
医術に魔術……
スゲーうさんくささを感じるのは俺だけか?
絶対これ変態紳士関わってるよなこれ。
生体改造技術と魔術の融合なんざやっこさんの十八番だし
これ絶対何か仕込まれてるだろ……そう感じて仕方がない。
時期が来れば魔導兵器に変神とかやりかねないから困る。
新三馬鹿の死亡フラグは折れたが…変態紳士が関わってる以上、どうなるかまだわからんな
運命は悪く言えば器用貧乏だからなぁ…武装が対MA向きだからMSに不利と言えるし、原作だと武装の全威力がストフリ&隠者に劣ってるし
久しぶりに覗いたら更新されてて大歓喜!
髭との取引の結果に不安はあれど、とりあえずは喜ばしい
しかし、確かに運命は腕無くしたらほとんど固定武装が無いんですよねぇ
キラの戦闘スタイルとの相性は悪い・・・
インパルスの換装システムを使った戦い方が出来ない以上
シンにはテクで戦い抜いてもらわねばならないわけで
原作以上の苦戦は必至、さぁ、どう戦い抜くかな・・・?
>>158 ユニコーンのごとくサイコフレームならぬ魔導フレームとCCD-Dプログラムが組み込まれてるのかね
対キラ戦でさらに補給を受けれる環境って限定だと、インパルスの方が実は使い勝手がよくて強そうに思えたりするからねー
>>160 設定上ソードインパや運命のビームブーメランには簡易ドラグーンシステムが内臓されてるから
射出さえできればなんとか攻撃できるんだがな
捕手
保守
鬼に逢うては鬼を斬る
世に鬼あらば鬼を断つ
仏に逢うては仏を斬る
ツルギの理ここに在り
獅子には肉を
無敵ロボにはドリルを
魔導探偵には幼女を
無限螺旋に囚われた魔人には犬を
騎士には紅い紅い薔薇の花を
餓えた武士には闘いを
キ○ガイにもドリルを
ラッキースケベにおっぱいを
アズラッドには永劫を
エドガーには存在を
アザリンには終りなき夢を
ナイア○○○○○○○は俺の隣で寝て(この人物は検閲されました)
俺には幼女の嫁を
じゃあ蜘蛛娘は僕がもらっていきますね
永劫ーー!
時の歯車!
ドリル・トルネード・クラッシャァァァァアアアアーーー!!!
まだ村正半分も終わってないのに、もう怒りの日が届いてしまうお…
あれ・・・なんかハイネ機っていうよりはキュリオスっぽいような(ry
ほ
今年はもう旧神は舞い降りないのか…
あけおめ保守
ほす
憎悪の空より来たりて
正しき怒りを胸に
我ははドリルを手に取る
汝、科学の錐!
スーパーウェスト無敵ロボ28號改ドリル・エディション〜男の夢よ永久に〜であ〜る!
意外に違和感ないから困る
ここまでワイアードブラッドの話題無し!
短編ノベルみたいなのやるらしいけど新作は作らないんかね...
それにしても今回の規制は長かった、携帯もPCも巻き込まれてねorz
今初めて知ったw
デモベはこれ以上話膨らませるのがきつそうだしな〜
Fate/Zeroみたいに機神飛翔以前の九朔の活躍を描いたのならいけるか?
機神大戰をガチでやればいいだけの話よ
ほす
祈りの空より来りて
切なる叫びを胸に
我らは魔を断つ村正を手に取る
あーん、かかさまー
悪を断つたびに邪神を一匹斬らないといけないのですねわかります
邪神を斬ってから人間の悪を斬ればおk
カリグラの中の人が……(´;ω;`)
おいあれマジなのかよ…惜しい人が亡くなったな…黙祷
しかしどういう状況だったんだ
ニャルの所為にしたいくらいだ・・・自殺って言われるとかなりショックだな・・・
保守
なんかワイアードブラッドがホビジャの紹介記事でクロックワーク・ブラッドになってた…
父:大十字九郎
母:エンネア
長男:ティベリウス
次男:照夫
三男:サンダルフォン
長女:フレイ=アルスター
次女:紅朔
三女:ダンセイニ
狂気家族日記
果たして予言に記された邪神の子とは誰なのか?
和やか家族作戦スタートです
・・・すまん、停滞気味のスレをどうにかしたかった
種成分が足りないのはもうどうしようもなかった
シンとマユは中華料理屋(炒飯屋に非ず)を営んでるということで
フレイの胃に早々に穴が開くな
うん、正直バランス悪いの
あー、アストレイにオカマっぽい人がいたようなー
でも名前思い出せねー
つーか次女は紅朔じゃなくてアリスンのほうがいいか
ちなみにダンセイニは変身したらミナ様で
色んなキャラがおはよう、お兄ちゃんネタやってた奴って何スレ目?
中に戯言の西東天がいたのだけ覚えてる
保守
デモベ本編のメンツの魔術師としての位階って
アデプタス・マイナー…ネロ以外の逆十字・中盤九郎・アズラッド・初期九朔
アデプタス・メイジャー…ネロ・アル復活後の九郎・ラバン教授・エドガー・終盤九朔達
アデプタス・イグゼンプタス…マスターテリオン・旧神九郎
適当だがこんな感じかな?
旧神九郎は人間辞めちゃってるから位階とかに縛られない領域に達しちゃってる気がするな
位階にも色々種類があるとか聞いたことがあるな
俺が聞いたところだと「アデプタス・メジャー」は組織の長の称号だとか。社長とかに近いか?
あくまでしばらく前のことなんで参考程度でよろ
デモベでの位階は実在した魔術結社である黄金の夜明け団やその後身である銀の星団で使われていた物で、
アデプタス・メジャーは実質マイナークラスが名乗る名誉職、イグゼンプタスは結社のリーダーが特権的に名乗れるものだったらしい
旧神になるとデウスマキナ生身で吹っ飛ばせるようになるの?
魔法使いにはなったが魔導書が手に入らないからな
旧神への道は果てしなく遠いぜ
旧神にならなくても生身でぶっ飛ばした大導師さんがいるんだが
グランドマスターは半人半神の規格外だもの
>>229 俺が言いたいのは九郎は生身だと照夫の足にも及ばないけど
旧神になれば照夫と生身でも互角に渡り合えるのかって事
デモベに乗らなくてもクトイタの神獣形態撃てたりするのかな?
機神飛翔でデモンベイン抜きでニャル様滅ぼしてたみたいだしできるんじゃないか?
>>230 半人半書(半神半書?)な九朔はそこまで規格外でもなかったな
血統的には大導師とタメ張れるとは思うんだが
経験の差がそれこそ月とスッポンだもの。
九朔も同じ経験をつめばいい線行けるかもしれないけどなー……
照夫さん並に経験積めばいけると思う。
素質的には照夫と九郎ちゃんはトントンっぽいし。
まあ、そんなナチュラルに強くなられるよりも、何時も足掻いて頑張っていて欲しいけど。
照男は元から強かったんだろうか?
ループで鍛えた?
それとも両方?
両方だろ親が最凶の魔術師=ネロ、神の一柱=ヨグソトースだしな
>>231 九郎は旧神になっても寿命で死なないだけで肉体的には常人との差はあまりないかと
外伝の設定を加味するとどうやらデモンベインの銀鍵守護神機関に生命力を補強する効果があるらしい
つーか九郎は傷付き倒れ血反吐を吐きながら勝つような人なのでチートな強さはないかと
照男と違ってただの人間だしな
お侍さん規制かねぇ……
再臨を願って
永劫――!
>>238 肉体を持つが故の邪神殺しだしな
飛翔のアイオーンの結末見るに純粋な霊的存在は邪神の干渉をモロにくらう
よって純通常物質製のデモベ・純人間の九郎・本質は精霊だが本体は物質(故に多少干渉受ける)のアル
この三者それってこその魔を断つ剣だ
でも飛翔ではデモンベイン九朔に明け渡してもナイアに勝ってるから生身でも
そうとう強くなってるんじゅねーの?
それか教授と共闘して殺したとかそれくらいしか方法ないよな
破壊ロボでも手に入れたんじゃないか?
SEED──Superior Evolutionary Element Destined-factor(優れた種への進化の要素であることを
運命付けられた因子)。遺伝子情報内にこの因子を持つ人物は、ほぼ全員がある特性を発現させている。
思考および知覚、認識力の鋭敏化。それに伴なう反応、動作速度の向上。MS戦闘においては、
能力発現が戦況を覆すようなことすら起こり得る。一対多数の圧倒的不利からの逆転劇、一機で数十の敵機と
艦船を屠る等々、SEEDを持つ者による戦果は信じられないものばかり。次々と立ちはだかる者を討ち果たしていく
姿を、『バーサーカー』と呼ぶものもいる。
明確な発現条件は不明だが、感情の昂りが能力発現のトリガーになる場合が多いことが分かっている。
自身の生命の危機、近しい者の死、激しい敵意──強い悲しみや怒りによって種[SEED]は割れ、
発現者に力を与えるのである。
かつて学会に発表はされたもののまるで相手にされず埋もれていた研究に、デュランダルは一遺伝子工学者として
独自に着手していた。現在はまだSEED因子そのものの特定はできないものの、SEEDに関連して形成されると思わしき
特殊な遺伝子配列パターンを不完全ながら特定するに至ったという。
何年もかけてナチュラル、コーディネイター問わず膨大な人数の遺伝子データを解析した結果、現時点で
SEEDの因子を持つ可能性を見いだせたのはわずか数名。
その中にはアスラン・ザラやキラ・ヤマトも含まれ──
「俺もその『SEEDを持つ者』の一人だ、なんて言われてもな……いまいちピンと来ない」
「よく分かりませんけど、議長さんにシンさんはすごいって褒められたんですよね? でもシンさん、
あんまり嬉しそうじゃありませんね」
己の掌を握ったり開いたりしながら呟くシンに、セトナが不思議そうに首を傾げる。
ちょっと違うけどなと笑いながら、シンは考える。
頭の中で何かが弾けると共に思考がクリアになり、機体を普段よりずっと早く、思い通りに動かすことが
出来るようになる不可解な現象──あれが議長のいうSEEDの力なのだろう。たしかにあの力のおかげで、
これまで何度も危機を乗り越えてこられたのは認めざるを得ない。
「……だけど、俺はあの力に頼って生き延びてきたわけじゃない」
SEEDがあったからこそ最新鋭機のパイロットに選ばれ、強敵に勝利することを期待される──
デュランダルの態度はともすれば、『SEED以外に価値はない』と言われているように思えた。
無論自分の想像、錯覚にしか過ぎないが、どうしても素直に喜ぶことが出来ない。
「それに、いくらなんでもキラに匹敵するってのは言い過ぎだろ」
幾度かフリーダムと刃を交えてきたが手応えらしき手応えはほとんどなし、一瞬にしてダルマにされた
こともある。SEEDが発現していなかったと考えるとしても、そういうなら向こうも発現していたかどうか
分からない。
結局のところSEEDがあろうがなかろうが、力量の差は歴然。デスティニーがあるといっても、
シンには今の自分がキラより上だとは思えない。
「……それでも、戦われるんですよね?」
「え?」
「聞きましたよ。シンさんは、お一人で戦われるおつもりだって」
そう。シンは議長の要請……フリーダムとの一騎打ちを了承していた。
エンジェルダウン作戦はシンとデスティニーを軸とした内容に修正されており、ミネルバ及びデスティニー
以外の機体は横槍を入れさせないよう、アークエンジェルやフリーダム以外の敵勢力を抑える役割を担う。
この作戦には各所から異議も多い。艦内からも無謀ではないか、シンを殺す気かという意見が出ているほどだ。
ミネルバクルーの中にシンの力を疑う者はいないが、それ以上に大戦の英雄と呼ばれ、ミネルバの前に立ち塞がり
力を知らしめてきたフリーダムに対しての畏怖が強いのだ。
「議長は別に、絶対にお一人で戦うよう言われたわけではなかったんでしょう? ティトゥス様や
ルナマリアさんもいらっしゃるのに、どうして」
セトナの言っていることはおそらく……いや、間違いなく正論だ。借りれる味方の力を借りず、
力量が上の相手と一人で戦う。客観的に見れば身の程知らずか英雄狂いか、さもなければ自殺志願者だ。
それでもシンが一人で戦いに望むのは──
「……戦わなきゃいけないからだよ。議長もSEEDも関係なしで、俺自身が戦わなきゃいけないと
思っていたから」
心配げに見つめるセトナにシンは答えた。
決して投げやりになったわけでも、負けてもいいと思っているわけでもない。少しでも相手との差を縮めるため、
ティトゥスだけでなくルナにも協力を仰ぎ特訓を続けている。
レイやハイネにも手伝ってもらいたかったが、ハイネはミーアと合流するためすぐさまカーペンタリアに。
ステラやスティングを連れて同行していたレイはそこからシャトルでプラントへ上がってしまった。
議長が新型MSの最終調整と受領を行うということでレイを呼びつけ、一緒にステラ達も送ることになったのだ。
こんな時にミネルバを離れるのはいかがなものかと議長に珍しく難色を示したレイだったが、議長の強い希望もあり
結局折れたのである。
その代わりレイは出立する前フリーダムの戦闘データと、個人的に練っていたというフリーダムとの戦闘対策を
記したレポートをシンに預けていた。未完成ながらフリーダムの戦い方からクセにまで着眼した考察や対策案は、
シンの大きな助けとなっている。
ちなみに大破したガイアやカオスのパーツとともに、小破状態のアビスも予備パーツが少なく、研究用に使うと
いうことで一緒にプラントに運ばれてしまった。そのためルナは現在インパルスに──と思われたのだが、
なんとルナ本人が相性がよくないという理由で拒否。修理の終わったバラージカスタムに戻ってしまった。
やっぱこっちの方が撃ちまくれるから気持ちいいわなどと言いながらご満悦だったルナに、最近ちょっと
トリガーハッピー入ってないかとシンは心配になったが──閑話休題。
「戦う理由があるんだ。一つだけじゃない、いくつも。だからこの戦いからは……逃げちゃいけないって、思うんだ。
例え俺の力がキラに届いていないとしても……」
「シンさん……」
「シーン! ティトゥスさんがそろそろ訓練再開するって! 早く来なさーい!」
甲板入り口から呼ぶルナの声に振り返る二人。わかったよと、シンはそちらへと歩いていこうとする。
「ごめん、もう戻るよ。セトナはどうする?」
「わたしはもう少しここに。少し歌っていこうかなって」
そうか、とシンはセトナに背を向けて、
「シンさん」
「ん?」
「わたしは深い事情はよく分かりませんけど……頑張ってくださいね!」
「ああ、ありがとう」
今度こそ踵を返して歩いていくシン。セトナはシンが甲板から消えても、ずっと笑顔を浮かべ、
「……頑張ってください」
声色を変えぬまま、言った。
「始まってもいないのに折れたりしたら、問題外ですから」
雪原の上を通常速度で進むアークエンジェル。一見穏やかな航行に見えて、その内は慌ただしさに満ちていた。
「チッ、しつこい! 振り切れないか!?」
ザフトの空戦MS、AWACSディン。巨大なレドームなどの哨戒偵察仕様を施された機体は、後方にしっかり
張り付くようにアークエンジェルを追尾し続けている。
「完全に補足された上陸上艦に囲まれちゃ、離脱はほぼ無理ね」
三隻の陸上艦が、アークエンジェルの左右と後方をを塞ぐように進む。後手後手に周り追いつめられたことに
唇を噛むマリューの顔は、厚い化粧でも隠しきれないほど黒い隈を刻んでいた。バルトフェルドだけでなく、
クルーもちょくちょく心配気な視線を向けている。
原因はベルリンで収容したネオ・ロアノークと名乗る男だ。彼の姿はかつての大戦で死んだマリューの恋人、
ムウ・ラ・フラガそのもの。外見だけではなく、DNAデータ照合の結果も彼がムウであると裏付けていた。
だが意識の戻ったネオのマリューへの反応は拒絶だった。ネオは自身をファントムペイン大佐であると譲らず、
マリューを含めたアークエンジェルの仲間たちのことを一切知らないと言い張っていた。マリューの落胆振りは
凄まじく、誰一人慰めの言葉をかけることが出来なかった。最近はブリッジにもあまり上がらず、部屋に
篭もっていることが多くなっていたのだが……
(多少は吹っ切れたか、それとも……いや、どっちみち今は頑張ってもらわないとな)
ラクス不在に、未だ引き篭っているキラ、加えてマリューの仕事の肩代わりと多忙に追われ十分なフォローを
入れることが出来なかったバルトフェルドは一抹の不安を覚えたものの、目の前の問題の対処が優先と頭を
切り替える。
「しかし、連中まったく仕掛けてくる気配がないな。何を考えてるんだ?」
「私もおかしいと思っていたところです。MSを発進させる様子もありませんし、一体……」
「ぜ、前方に戦艦クラスの熱源感知! 照合……ミネルバです!」
マリューの言葉を遮ったチャンドラの切迫した叫びが、ブリッジの緊張感を一気に高めた。
白く染まった陸と青い海との境界線に悠然と浮かぶミネルバの姿がモニター映し出される。
「後方の偵察機後退! 周囲の陸上艦も動きを止めました!」
「くそ、慎重になりすぎて単純な誘導に引っかかった! ミネルバの前まで引きずりだすつもりだったんだ!」
「け、けどどうしてそんな回りくどい真似を? と、ともかく……」
疑問に思いながらも、反射的にマリューは迎撃を指示しようとする。ミネルバに対してアークエンジェルは
度重なる戦闘行動を取ってきた。すぐさま攻撃がくるかもとという思いからだったが、
『……こちらはザフト所属ミネルバ。アークエンジェル、応答せよ』
「え!? これって……艦長、国際救助チャンネルから通信です!」
放たれたのは攻撃ではなく、凛とした女性の声。モニターにザフトの白服を来た女軍人が現れる。
『ミネルバ艦長、タリア・グラディスです。我々は現在貴艦、アークエンジェル討伐の任を受けて行動しています。
理由は、そちらも既に十分ご承知であると存じます』
無論分かっている。オーブ代表を攫おうとし、連合とザフトの戦いにも幾度となく介入してきた
アークエンジェルは世界のお尋ね者だ。自分たちの行動が間違っているとは思っていない──思いたくない
ところではあるが、追われるには十分過ぎる事をしたという自覚はある。
『ですが、討伐はそちらが抵抗する場合に取る処置です。貴艦が即時武装解除し投降するならば一切の
戦闘行動は取らず、クルーの生命の安全は保証いたします』
ブリッジにざわめきが生まれる。問答無用で攻撃される覚悟すらあったのに、まさかここで投降を
勧めてくるとは予想外だった。
『これはプラント、およびザフトの総意です。貴艦を包囲しているウィラード隊が一切の攻撃を
行っていないことからもお分かり頂けると思います……無論、抵抗するというなら我々は全力で戦います』
最後の部分に込められた凄みに何人かが身を震わせた。実際今戦ったところで、まともな戦いが出来るかどうかは
怪しいと言わざるを得ない。キラを除けばMSで戦えるのはバルトフェルドくらいしかいないのだ。
『……投降してください。これ以上我々が戦っても無意味でしょう。あなた方が戦う理由を私は理解出来ませんが、
無益な戦いや犠牲を望んでの行動ではなかったと信じます』
「やれやれ、これは参ったな。どうするかね、艦長……僕は正直、潮時じゃないかという気もする」
バルトフェルドに驚きの視線が集まる。肩をすくめたバルトフェルドは諭すように言った。
「この状況じゃ勝つことも逃げることも難しいだろう。下手なことをして討たれるくらいなら、この場は
捕縛されることを甘んじて受け入れて後の再起を図るべきじゃないかな。敵の懐に入って得られることも
あるかもしれんし、宇宙にいるラクスやダコスタくんが何とかしてくれる可能性もある。
少なくとも武装解除した途端にズドンッ! ってことはないだろう。ミネルバの艦長は嘘は言っていない……
と、僕は判断したんだが、どうだろう?」
「……そう、かもしれませんね」
バルトフェルドの意見に、マリューは傾いていた。彼に言われる前から彼女はグラディス艦長の言葉を
嘘とは思えず、むしろ真摯な対応に小さな感銘すら覚えていた。更にこのまま戦えばクルーたち、そして
捕虜となったネオの命を危険に晒す事となる。艦長として、そして女としてマリューに戦いを決断することは
出来なかった。
ふとマリュー、そしてバルトフェルドは思った。この場にラクスがいたらどうしただろうと。信念の元に
戦おうとするか、もしくは命を無駄には出来ないと投降を受け入れるか。どちらも選びそうでどちらも選ばない
ような気もして、結局のところ分からない。
そこまで考えて自分たちがラクスにどれだけ依存していたかに改めて気づき、二人は揃って苦笑した。
クルーたちが不思議そうな顔をする中、少しだけすっきりしたような顔でマリューは告げる。
「ミリアリアさん、こちらも回線を開いて頂戴」
「は、はい!」
ミリアリアが回線を繋ぎこちらの姿を認めると、タリアが少しの驚きと納得を表情に浮かべる。ミネルバが
オーブに停泊していた頃、身元を偽り技術者として働いていたマリューはミネルバの整備に立会い、その時に
タリアと顔を合わせていた。
「アークエンジェルの艦長、マリュー・ラミアスです。……お久しぶりです、グラディス艦長」
『やはり、貴方だったのね。なんとなくだけど、そうじゃないかと思っていたわ』
同じ女艦長として通じる部分があったのか、あの時からタリアは何かに感づいていたのだろう。
落ち着いたタリアとは裏腹に、同じく顔を合わせていた若い副長が狼狽している様子がモニター隅に映り、
その様子がおかしくてマリューは少し頬を緩ませた。
「これまで我々はザフト、特にミネルバには幾度となく攻撃を行ってきました。その我々に対してこの度のような
誠実な対応をしていただいたこと、ありがたく思います」
一度言葉を切り、残った空気を吐き出したあと大きく吸う。心の中で今この場にいないラクスにごめんなさい、
と呟く。あとは言葉を紡ぐだけ。
そしてマリューが口を開いた、その直後。
「アークエンジェルはこれより武装を解……!?」
突然アークエンジェルが大きく揺れ、轟音がマリューの言葉をかき消した。クルーたちが揺さぶられる
中、誰かが叫ぶ。
「お、おいあれ! ミネルバが!」
ミネルバの艦首先端から黒煙が上がっている。大したダメージには見えないが、明らかに攻撃を受けたと
思われる損傷。
一体どこから、とブリッジが騒がしくなろうとしたとき、
『……投降なんて、していいわけないじゃないか……』
声が響く。聞き慣れた、しかしこれまで聞いたことがない色の声。おおよそその人物には似つかわしくない声。
『そんなこと、ラクスは望まない……!』
まさか、とマリューの脳裏に最悪の想像が浮かぶ。想像が現状とぴったり符号することに気づいて、
彼女の表情は蒼白になった。
「すぐに離脱してください。ザフトは僕が排除します」
フルバーストでアークエンジェルのカタパルトゲートを貫き、そのままミネルバにもダメージを与えたキラは
フリーダムを飛び立たせる。突き放すような声色に周囲を射殺すように俯瞰する目……苛立ちを隠しもしないキラに、
マリューたちが戸惑いを見せる。彼女たちの様子は、今のキラには煩わしいものとしか感じられなかった。
『でも、キラ君……!』
『いいから行ってください、早く!』
『バカをいうな! 先に手を出してしまった以上、ザフトは本気でかかってくる! 逃げ切れると思ってるのか!?』
「敵を全部始末すればいいんでしょう! 大した相手じゃない、僕一人でやれます!」
キラはすぐさま叫び返す。マリューの躊躇もバルトフェルドの反論も、そしてキラの言葉に反応するかのように
開始された陸上艦の砲撃も、全てが全て鬱陶しい。
『チィッ! ……もうそうするしかないか! 艦長!』
『くっ……アークエンジェルはこの戦域から離脱します! ……グラディス艦長、申し訳ありません!
ですがこの場は、どうか見逃してくれんことを!』
『ラミアス艦長……!』
ミネルバはまだ攻撃態勢に映っていないようだが、陸上艦からはディンやバビ、バクゥといったMSが
次々と飛び出してくる。陸上艦からの砲撃をフリーダムがかわす中、空と陸に展開したMSの武装が一斉に
フリーダムを捉える。
「本当、しつこいな……」
連続して轟く銃声。放たれたビームと実弾の軌跡が、フリーダムとザフトMSを繋ぐ。
──ものの数秒で、銃声は止んだ。
「やめてよね……何度やったら、勝てないって分かってくれる?」
全武装を展開した状態のフリーダムは、無傷。逆にザフトのMSは空も陸も戦闘不能に陥っていた。
ディンやバビはスラスターや翼を破壊され地に落ち、足を破壊されたバクゥは雪の上に蹲る。
キラは全ての攻撃を紙一重でかわしながら、逆に全てのMSに反撃を加えたのである。
MSが一瞬で屠られても……いや屠られたからこそか、陸上艦は半ばでたらめに艦砲を乱射しフリーダムを
落とそうとするが、
「……やめてよねって、言ってるんだ!」
大砲をさけるなどキラには容易い。陸上艦の武装は、フリーダムによって瞬く間に破壊されていく
分かったろ? もう手出ししないでくれる? ──口にはせず、心中でそう思うキラ。
『ウィラード提督、MSを回収して撤退を! ここは我々が……』
未だ国際救難チャンネルから漏れているグラディス艦長の声に、キラは意識をミネルバに向ける。
雑魚にかまって、本命をおろそかにするわけにはいかない。
ミネルバ。幾度となく自分たちの前に立ちはだかってきた艦。ここで逃せば、いずれまた現れるかもしれない。
「これ以上僕達の道を阻まれるわけにはいかない……ラクスの想いを、邪魔されるわけにはいかない」
だから、ここで沈める。
退艦する時間くらいは作ろう。動力部を直接狙わず船体にダメージを与えれば、いきなり大爆発ということは
ないはずだ。
無駄に命を奪ってはいけない。ラクスが悲しむから。
──けど、多少は仕方ないこともあるよね。
キラの口元がかすかに、引きつるように歪む──狂気の笑み。
フリーダムにフルバーストモードを取らせ、キラがトリガーにかけた指を押し込んだ。その瞬間。
『させる、かぁぁぁ!』
ミネルバのカタパルトからMSが飛び出すのと、トリガーが押し込まれたのは同時。MSはフルバーストを
受け止め、そのまままっすぐフリーダムへと向かってくる。
「速い……っ!?」
彼我の距離が一気に縮まる。背筋に悪寒が走り、キラは反射的に攻撃を止めて回避に移った。全速後退する
フリーダムの鼻先を、実体剣の切っ先が上から下に通り過ぎる。キラの心臓が跳ね上がった一拍の間に、
敵との距離が大きく開く。
──そう、敵だ。
「また、君か……」
右手に携えた大剣。左手に輝く光の盾。背中に真紅の羽を広げ、悪魔の形相は睨むように見つめてくる。
──ベルリンで自分の邪魔をし、敵を助けていたあのパイロットの駆る機体。
「また僕の目の前に立つのか、君は!」
名も知らないパイロットへ、キラは最大まで高ぶった苛立ちを吐き出した。
『シン、本当に一人で大丈夫なのね?』
「大丈夫、やれるさ。自分の教え子を信用しろよ、ルナ教官」
『ふん、生意気! けどそうね、アタシが付き合ってあげたんだから、絶対に勝ちなさい!』
「ああ! ミネルバは任せたからな!」
冗談めかすシンにルナの顔から不安が消え、まっすぐな激励の声が飛ぶ。通信モニターが切り替わり、
ティトゥスを映す。
『シンよ』
表情を変えぬまま、突き放すような……否、背中を叩いて送り出すかのような、力の篭った声でティトゥスが告げる。
『やってみせろ。お主自身の力で』
「……はい!」
デスティニーがアロンダイトを一旦ラックに戻し、ビームシールドを消す。いつ攻撃されても再展開出来るよう
左腕を胸の前に上げながら、右手が腰にマウントしたライフルを掴む。さっきは不意をついて懐に入れたが、
次からはもう簡単にはいかないだろう。
それに今のはあくまで挨拶がわり──予想外にも先制攻撃を仕掛けてきた相手をミネルバから遠ざけ、こちらに
注意を向けさせるため。本当の勝負はここからだ。
「フリーダム──キラ・ヤマト」
最初は名前も知らなかった。ただ仇というだけ、憎むべき存在でしかなかった。
だがアスランの親友であり、彼もまた一人の人間であると知った。
カガリの弟──家族だということを知った。
そしてシン自身が憎むべき彼と似通った過ちを犯し、自身を見失い、考える欠如となった。
「アンタが憎かった……今だって、そうだ。でも、今はそれだけじゃない」
これまでの戦い、これまでの体験、これまでの出会い、これまでの別れ。
突きつけられた現実。容赦ない事実──悩み苦しんで、探し続けた己の真実。
その真実にたどり着くための道……その道に立ち塞がるのがおそらく、この戦いなのだ。
「俺は、アンタを倒す! アンタを倒して……今日、ここで止めてやる!」
守るために。
約束を果たすために。
そして、自分自身へのけじめと、決着をつけるために。
デスティニーが翼から光を吹き上げると同時に、フリーダムが砲火を上げた。
シンとキラ。運命と自由。戦う宿業を背負った二人と二機による最初の死合が始まった。
「ふむ、実に、実に興味深い。ここは一つ、一つ漁夫の利を狙って高見の見物と洒落込むとしよう」
戦場から少し離れた上空に浮かぶ鬼械人形──リジェネレイト・サイクラノーシュ。
隠蔽魔術を展開し景色に溶け込んでいる円盤にも似た機体の上に立ち、老紳士がほくそ笑む。
「確かに面白い見世物ではあるが、万一にもキラ・ヤマトが死ぬことだけは避けなければならない。
万全だろうな、ウェスパシアヌス」
「ハハハ、そう心配しなさんな兄弟。配置は完了、機となればすぐ介入出来る。ついでにやろうと思えば、
アークエンジェルも確保できるとも……ただキラ君はできるだけ、できるだけ疲れた状態で手に入れたい
ことも事実。ここはやはり相手にも頑張ってもらいたいところなのだがね」
「シン・アスカといったか……デュランダルの肝入りと聞くが、何者だ? ターミナルが集めた情報では
コーディネイト内容にもライフデータにも特筆するものはないらしいが」
「はてさて、私に聞かれても分からぬとも。……ただ、デュランダルの思想やシン・アスカの戦果を考えれば
想像がつかない訳でもない。おそらく手に入れたデータとやらは彼奴の偽装だろうて」
「兵士一人の情報をわざわざ偽装してまで隠さねばならないもの、と? まさか……」
「そうだとしても今は必要も、問題もない、ないとも、そうだろう? むしろ、ならばこそより楽しみ、
より奮闘が期待出来るというもの。キラ・ヤマト相手にデュランダルの飼い犬がどこまで、どれほどやれるのか
見せてもらおうじゃあないか。上手く『死にかけ』にしてくれれば僥倖、重畳というもの」
「死なれては元も子もない、と言っているのだがな。まったく物好きめ」
黒衣の神父は頭を振り、一瞬侮蔑の目を横に立つ老紳士に向けた。すぐさま目を瞑り、葉巻から吸い込んだ
紫煙を眼前に吐き出す神父に、老紳士もまた笑顔の奥で一瞬侮蔑の目を向ける。
「しかしアウグストゥス、物好きと言えばお主も相当、随分なものだと思うが。キラの回収が済めばそう時もなく
動かねばならないというのに、持ち場を離れて見物なぞしていて良いのかね」
「それこそ杞憂だとも、兄弟。既に信徒たちはいつでも行動を起こせる。ラクス・クラインの監視も
十分……虎の片腕が少々鬱陶しいが、問題にはなるまい。だがそれらもキラなしでは大した意味を
為さなくなる。星々が収まる日は近い、今度こそキラを確保しなければならないのだ……貴様は
何度かチャンスを逃している。万一のため後詰めに回るのは当然だろう」
「いやはや耳が痛い、痛いなあ。まあ確かに、確かにお主がいればより確実になるというものか」
気にした風もなくウェスパシアヌスが浮かべる笑み……朗らかだった顔に、狂気が混じりだす。
「ともあれようやく、キラ君を迎え入れてようやくか。長かった、いや実に長かった」
「そうだな。長き雌伏の時もようやく終わりを告げる」
口元に凄惨な笑みを浮かべ、アウグストゥスは葉巻を宙へ放り投げた。
「今度こそ我ら逆十字が……否、【黒き聖域】が世界を手中に収めるのだ」
お久しぶりでございますこんばんわ。
時間が取れなかったのと、ほとんどノリと勢いで書いてるため
予定してた展開との矛盾が生じて調整に手間取ったりで……兎にも角にもごめんなさいorz
そしてようやく更新されたシン対キラ開始の巻。にしては二人とも影が薄い気もするけど(汗)
まあここからは完全に二人の世界なので盛り上がってもらいましょう。
次回、ようやく対決本編。決着までいければいいけど……
そして今回語りでしか出番なかったネオが、ってとこかな。
待ってたよ!GJ!!
…まあ、なんだ。もはや今更ななんだが…。
キラって中途半端なんだなぁ…。
それだけに禍々しいし、カオスなんだよね。
色んな事が混ざり合って台無しになってる。
しかし、過ぎた力があるから大抵の事は出来てしまう。
それは怖いと思うと同時に、本当の意味で哀れと言ってやるべきだろう。
気づかない、気づけないという事は…残念だけと俺らにもある事で。
種、種氏の世界って、自分の事を気づかない奴らが世界のほとんどだったらって言う感じに見える。
負債すら何をやってるのかわかってないから、こうなるのだろうけど。
だからこそ、二次作品とかになるとキャラの位置っていうのを理解して使ってるから、
こういう作品でようやく花を咲かせ、意味が持ってくるのだろうけど…。
まあ、このデモベとのコラボ作品に関しては狂気が混じって、
わからないという怖さ。邪悪な何かはこういった隙間に入りこむ。
そして、それを跳ね返し本当の意味で輝くシン。
…もちろん、不器用なのは変わってないけど、本当の意味での力を理解しつつあるのは、
デモベの世界観のパワーが彼の背中を押してるのだろうけど、
それでもこの世界のシンが選択した結果事だと俺は思う。
さて、この決闘は果たして何をもたらすのか楽しみにさせて頂きます。
GJ!
シンとキラの決着はつきそうだが
その他はこれからようやく本番か…
GJ!
良い感じにボロボロなってってるな
セトナは巫女か……
>>244 黒歴史なアニメ版の最終回で旧神夫婦が手助けして
全部終わった後無用になったデモベ再生して持ち逃げした
お侍さん乙!
あぁ……変態紳士と地球皇帝の企みが怖くて仕方ない
今回は流石のキラ君も油断も慢心もねー結構崖っプチの二人にはやべぇんじゃね!?って思っちゃうよ
アニメ版に関しては脚本だけは凄いと思っている
無限ループは少ない尺の中で表現しきれない
たった12話という制限の中、なんとかまとめきり、最後はデモンベインらしい“デウス・エクス・マキナ”でしめた
招集がつかなくなる物語をちゃんと黒田がしめたからね
なんか、途中で尺が当初の半分にされたという話を聞いたが>アニメ版
一話でメタトロンさんが影だけ出て以降なにもなかったりしたり
一部の魔導兵装も出番なしだったりだしな
デモベのPC版だったかののムックで黒田が寄稿してるけど26構話成が妥当とか書いてた
>>262 アニメの詰め込みすぎがドラマCDでネタにされてたからなw
サンダルフォンに「展開早いなオイ!?」とか言われてるし
つーかサンダルさんはアニメだと影どころか存在すらなかったからね( ´・ω・)
そもそもデモンベインはアニメ化出来ないとかなんとかどっかで見た
で、魔法少女サンダルフォンの活躍はまだかね?
保守
逆十字の人乙!!
いいねー。こういう展開を期待していたよ。心の赴くままにやればいいさ!
そういえばセトナってアストレイのキャラだけど、あの作品も大概矛盾してるよね。原作が矛盾してる以上、外伝が破綻しないはずがないのだけども。
サンダルフォンはアニメに出てたよ。EDに中の人がだけど。
アストレイは自分で勝手に破状していったからなぁ
マーシャン辺りは完全にやりすぎだわ
>>269 どう変換したら「破状」と「破綻」を間違えられるの?
もしかして「はじょう」って読んでるの?
>>269 おおっと、ファーストガンダムどころか宇宙世紀創世の頃から
地球のコロニー群を造るために、必死でアステロイドベルト辺りの方で資源の切り出し頑張ってた人々が纏めてディスられた感
後、冨野の作った、UC0133年時点で「70有余年かけて国力上げた」木星帝国とかもディスられてる感
(ちなみに、この場合結成はUC0063年近辺となるので、ファーストのCE0079-0080年時点で、尽力初めて17有余年目)
ファーストガンダム当時のそーいう世界情勢の設定を知らない子達からしたら
種や種死の時点での火星入植とかは荒唐無稽なんだろうね
実はファーストの段階でも、既に木星入植が当たり前だったのに
ファーストは核融合に使うヘリウムを木星で入手してるんだっけ
ファーストでは、核融合に使うヘリウムを木星で入手して
コロニーの資材に使う小惑星を、火星と木星の間にあるアステロイドベルトから引っ張ってきてる
(当然、その小惑星帯で作業する為の拠点とかもある、クロスボーンスカルハートでマザーバンガードが立ち寄った小惑星とか)
で、資源切り出した後のそれを再利用したのが、ルナツーでありコンペイ島でありア・バオア・クーでありアクシズだったりするわけだ
今ならわざわざ木星に行かなくてもいいかも
確か太陽風で運ばれたヘリウムが月に溜まってるとか聞いたことが
月にもある、量が木星に比べたら悲しくなるというだけ
例えると、砂金採りに行って目を凝らして苦労してる奴の横で
パワーショベルで金塊えぐるの図
MSV戦記のタキトがオーブのセイランの私財をパクる回で
セイランの私財はアステロイド開発で手に入れたレアメタルだって事が明言されている
つまり、種世界でもアステロイドベルトはフッツーに開発されてた模様
アステロイドベルトのアウトローも震えだす様な話だな・・・
カーメンの姿した地球皇帝を幻視したw
保守
むしろカーメンの胴体にくっついたレガシーオブゴールドを(ry
ダーレス製メタトロンってオリジナルと比べてどれくらいの強さかな
デトネイターオーガンみたく89%くらいだったりするんだろうか?
保守
我は勝利を誓う刃金
我は禍風に挑む翼
無窮の空を越え
霊子の海を渡り
保守
ia ia 保守
翔けよ刃金の翼
舞い降りよ
スーパーウェスト無敵ロボ28號改ドリル・エディション〜男の夢よ永久に〜
291 :
通常の名無しさんの3倍:2010/04/30(金) 14:36:06 ID:xtD9W3Y8
>290
増田照夫さんのママンが引退しちまっただーよ……
>>269 マジかよと調べてみたらマジだった……なんてこったい
あの人の声好きだったのに寂しいな……
だがエンネアは死なぬ!何度でも甦るさ!
きっと……たとえ中の人が声そっくりの別人(笑)になったとしても!
294 :
293:2010/05/01(土) 01:40:39 ID:???
保守
規制解除来たぞー
保守
フングルイ ムグルウナフ
ia ia
ハスタ〜
エンネア「さぁ皆のもの!宴の時間だ!!」
サバトっすか?
ヤリまくるっす!
もう落ちてもいいよこのスレ
もう四ヶ月か・・・早いもんだ
旧神を信じるんだ…
憎悪の空より来りて!
正しき怒り胸に!
我等は魔を断つ剣を執る!
汝、無垢なる腕!ドリルペイン!!
ま た 西 博 士 か
いつも通りで安心した
博士を信じろ…あれはキチガイのためのデウスマキナだ…
1年ぶりに覗いたら成瀬さん引退を始めて知った件
ちなみにカリグラの中の人は自殺しました
まじか
えーと、中将閣下でTVタックルの声もされてた人のことでok?
郷里さんは他にも警察特番とかバンキシャとかいっぱいやってたよ。ベテランだしね。
もしデモベがスパロボに出ても咆哮と飛翔の使い回ししかないか…
代役できるくらい似た声だせる人っていたっけ?
しいて言えば玄田さんかなあ?
確かファーストのTV版と劇場版で配役が入れ替わってたんだよねえ?
>>320 玄田さんというとシュワちゃんやアクション仮面やってる人か
う〜ん確かに似てる気もするけどなんか違う感じが
本物には勝てんてことだな、のぶよみたいに
アグモンの人のもあれはあれで良かったと思うぞ。
ドメストのバイ菌の声、いつの間にか郷里さんじゃなくなってるな
アグモンの人ってスパロボでザンボットの勝平の代役やってる人?
スパロボZじゃ、かなり上手くなってたしあれはあれでいいと思うけどなぁ
最後に逆十字の人が投稿してからもうあと少しで四ヶ月か・・・早いもんだ
なあに、全ては泡沫の夢。
いあいあ保守
何時か……スパロボでデモンベインが見たいorz
俺も見たい、見たいがアニメ準拠では話も作画もな…
ゲッターみたいに漫画準拠ならぬゲーム準拠なら良いんだが。
続編で飛翔を出す形にすれば最初からゲーム版咆哮の方でで参戦できるんじゃないか?
保守
Eyaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!!!
I...TAAAAAAAIIIIIIIIIIIIIIIIII!!!!!!!!!!!
ITAAAAAAAAIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スパロボに参戦する場合
周回ごとにシナリオが変化
参戦作品によっては周回でフラグを立てなければ登場しない
時にはバッドエンディングを見る必要も?
九郎がより多くの味方勢力と接触することで
次のプレイで覇道財閥によりあちこちの勢力の資金力が潤沢に!!
プレイデータは次回作に引継ぎが可能です
シャイニングトラペゾヘドロンはグラ■ドク■スアタックみたいに最終数話のみの限定武装
使える時期に堪能してね!
そして個人的な想像だと
アーカムシティとパラダイムシティが邪神の陰謀で融合してそうな
交渉人の家は焼野の外れにあります
普通に各スーパーロボット研究所のパトロンが覇道財閥とかはありそうだな。
あとエヴァとヱヴァみたいにループ設定あるやつも絡めればニャルが前回はこんな結末だったよwww
とか嘲笑ってそうw
ACEに参戦してもらおうぜ
トラペゾ出すと周りも巻き添え食いそうだけど
コンビニで「本当に怖いクトゥルフ」だかなんだかって本を立ち読みしたら
機神飛翔がPS2で出たことになっている・・・
据え置きで安定起動する飛翔なんて俺が欲しいわ!!
orz
今からでも遅くないからPS3で出しとくれ!!
保守の空よりきたりて―
正しき保守を胸に
我らは螺旋を穿つドリルを取る──
俺を、俺達を誰だと思ってやがる!
天元突破破壊ロボ!
>>337 照男とカヲルが知り合いとか、死海文書は出来損ないの写本とか。
我輩のドリルは天を創るドリルなのであ〜る!!!
347 :
通常の名無しさんの3倍:2010/08/27(金) 04:47:38 ID:JxN6jwFA
もー半年くらいも経つのか
保守
カヲルくんはスパロボだと歌い手を導き助ける役を担う
・・・つまり・・・って彼女に助けがいるだろうか
記憶が割りと欠落するからそこの補完か
保守
ピキュキュイプォー
憎悪の空より来りて…
我は勝利を誓う刃金 我は禍風に挑む翼
アイオォォォーーーン!!
祈りの空より来たりて
正しき怒りを胸に・・・
無窮の空を超え 霊子(アエテュル)の海を渡り 翔けよ、刃金の翼!
時の歯車 断罪の刃 久遠の果てより来たる虚無
永劫(アイオーン)!
汝より逃れ得るものはなく
汝が触れしものは死すらも死せん!
我らは魔を断つ剣をとる
舞い降りよ!アンブロシウス!!
我輩の演奏はまだ終わらないのであーる!
さすが西博士・・・
オチ要因としての分すら弁えず三機神召喚完了前に乱入するとは・・・
屍食教典儀がフランケンシュタインの怪物相手に大暴れしたり、
エイボンがルリム・シャイコース戦でのキーパーソンになったり、
妖蛆の秘密が、ジョージ・コリン・アリスンの三人と一緒にアーカムの怪事件を解決したり、
水神クタアトが九朔と契約してトゥーソードを船に変形させ、カリブ海でさまよえるオランダ人と戦ったり、するのはまだですか?
魔を断つ剣は未だ折れず!
───憎悪の空より来たりて
―――正しき怒りを胸に
―――俺が、俺がガンダムだ!
保守
>>366 そろそろ貴方の御伽噺も聞きたいものだ。
GNドライヴ、ヴェーダ、イノベイター、ついでにELSの助けも借りて
外宇宙のトンデモ神格たちと対話ですか?
話聞いてくれる奴少なそうだな
OOはきちんと纏まってるから掻き回すのは気が引けるだろうしね
やるとするなら死んだ人たちか劇場版後のメタル刹那ご一行をデモベ世界に連れてくるのが一番無難かな。
こう……治安警察でネス警部とストーン君とトリオを組んで破壊ロボに立ち向かうアンドレイとか、
ブラックロッジ総攻撃の中、量産型破壊ロボと互角以上に渡り合うソルブレイヴスとか。
「抱きしめたいな、デモンベイン!!」
やばい、キチガイと意気投合してしまうハムさんなんて代物を幻視した、病院行ってくる。
イオリアの真の目的が、邪神達と戦う為の力を手に入れることになりそうだな
ELSとの融合によって生物学的な寿命を超えた刹那だったら旧神に成れるな
ELSが何らかの邪神の奉仕種族になりそうな悪寒
>>374 なんてことをいうんだ! むしろ邪神の魔の手から地球へ逃げ延びてくる展開だろうJK。
376 :
通常の名無しさんの3倍:2011/01/06(木) 23:59:38 ID:y+hCX/5A
もうそろそろ種シリーズとデモンベインのクロスオーバーだけでは
職人さんが少なくなってきてるからニトロプラスとガンダムのクロスオーバースレにしたら
どうかなと提案してみる
賛成。せっかくだからついでに00も加えようぜ。
00もガンダムの中に含まれておろうよ。
まあ、ガンダム全般にするとスレタイを考える必要があるが……。
単純にニトロ+ガンダムで良いんでない?
東方不敗に挑戦、敗北して弟子入りする湊斗光とか?
生身同士ならともかく、機体込みだと師匠が勝てる絵図が浮かばねーなー
金神の代わりに大地から出てくるターンX
原作ラインバレルが最新話で実はループものっぽい匂いを漂わせてたな
エヴァとか真マジンガー(漫画)も合わせてスーパーループ大戦できないか…
ども、新参です。
前から存在は知ってたんだが、スレタイから糞スレ臭がプンプンするんで無視してた。
だが、気まぐれに読んでみたら面白いじゃないか!
今1スレ目から読んでるとこ。
ネタバレすんなよ!絶対すんなよ!
ほす
善悪相殺を掲げるCB
俺たちが・・この保守に守られていたんだ・・!
この保守のー明日のためのー
スクランブルだー♪
おやおや、これは何とした事か。
過疎っている、過疎っているではないか。
実に、実に嘆かわしい。
そうは思わんかね、兄弟?
もう一年以上投下されてないのか・・・
なに、些細なことさ
もう保守しても無駄じゃね
まどか☆マギカとのクロスにシフトした方がいいんじゃね
ピンク色のQB……
親和性はムチャ高そうだな
瀕死のエドガーの前に現れた鼠はQB
と同存在だろう
まどか☆マギカの世界に九郎ちゃんを派遣したい
魔法貧乏苦労☆クロウ
>>396 幼女に理不尽がある世界だと破壊しかねんぞw
って、あの子達は中学生ぐらいだったっけ。
・・・どの道関係ないか、脚本の変更を要求するのはかわりないだろうしな・・・。
あれはあれで意味あっての理不尽なんだけど・・・九郎にはかんけーねーし。
保守
答えろ、このスレに守るべき価値はあるのか
無いアル(`ハ´)
どっちだよw
>>374 むしろバーストで旧支配者や奉仕種族と和解しちゃうとか
古のものって意思疎通が叶えばひょっとして・・・というのは甘い認識かしら
古のもの『大人しく働け、俺たちを食うな、丸齧りノー』
刹那(仲介)
ショゴス『ペンギンお腹いっぱい 食す 俺様 お前 丸齧り』
:
:
:
刹那「交渉の結果、ショゴスたちを覇道財閥に就職させることで古のものとの和解が成立することに」
瑠璃「メタル化する方向でお願いします」
>>403 エルダーシングならこちらも知的生物なんだと解ってもらえれば十分和解できそうだ。
ただ祈り続けよう・・・次なる投下を
いくら祈っても全部無駄って分かってても、君は祈り続ける事ができるかい ?
その時は俺がいつか新たな明日のSSを描いてやる
・・・いつか、な
>>396 九郎ちゃんだとまどか達を喰ってしまうからダメだ(出番的な意味で)
だから九朔君で
保守
保守
答えろ、このスレに守るべき価値はあるのか
{ X 、 、 \ \ ゙〉 〉 ノー 、_`\`'' ー≧
∨ / 〉、 \ \ `゙、 } } ハ / \ー≧
K { \\ \ \、、_\∨i / i ::ノ \
iヽ {ー--、、\\K´ィ=z<_ | //、`\、_ \ 無いアルw
ヘ ` 、{ ィ'7ひヽ ,,=∨´ゞ-' 》∨/ ヾ、_\` ー----
ヘ i \_ ゞ;シ _ノ ゙ー--‐〈 ∨、_ i ` \
ヘ i ` 、 ~ ; イ、 ヘ ` `
∨| ト ゝ .__ , ,イゝ} }`ート、_
| | |`ト 、_ / `、_ノ〈 `、ヽ
i ゙'!、_` 、.`ー ' ノ i'´`i r' } ヽ
〉、_ ` ーヾX | | i } }
/ ` ー- 、 }`; | ソ i } ノ
そうきたか・・・
デモンベインイモータルエクシードアンリミテッドアルティメット!?♪。
つか、デモンベインってガンダムだとW絡みの声優が一番多い気がするのは気のせいか?
ウィンフィールドと言い、アイオーンのマスターと言い、マスターテリオンと言い
アムロとブライトとウッディとシャアとララァとギレンとキシリアと
ガルマとドズルとマ・クベとスレッガーとオルテガが同じアニメに出演してる事に比べたらなんてことないな
だがそれを言ってしまえば、真剣で私に(以下略)が一番凄い気がするけどなw
デモンベインは永遠の名作決定認定設定ですよねー!?♪。
保守
鋼屋って今どうなってるんだ?
竜恋と小説デモベのあとはとんと話を聞かないが。
村正アンソロのSS書いたりしてるけどドグラの話は一切聞こえてこないわ
流石に仕事まったくやってないわけじゃないだろうが、ドグラは行き詰まってるっぽい
>>420 毟り取った衣笠……もとい、昔取った杵柄とばかりにRPGリプレイに参加して、
江戸時代にホームズでデモンベインしてた(本当)
そうなのか。
でもドグラって確か5〜6年前から作ってなかったか…?
そのころはタイトルがクルイザキだったような。
…OVAのリリィとTV版のクラウディウスをされていた川上さん、亡くなられたんだな。
ご冥福をお祈りします。
そろそろ落とそうよこのスレ、いつまでも夢見てんなよ
雑談なら斬魔も総合もあるだろ
アムロスレの次はここ狙いか
そのうち劇場版デモンベインが出ることを信じて…!
デモンベインはユニコーンガンダムにも勝てるロボットですよねー!?♪。
神だし
あげ
旧神デモンベインVSユニコーンガンダム神モードの戦闘勝負対決実現の報告ですよねー!?♪。
小説の火星のだとゲッターレベルだからなあ
しかしそれすらもナイアの手の平・・・
つまりアルの綺麗な体をしった九朗が最強と
おっと、九郎だった
435 :
通常の名無しさんの3倍:2011/08/05(金) 16:05:53.55 ID:EkJlvgyX
デモンベインVSユニコーンガンダムVS範馬勇次郎。
>>433 最期の爆発力はアルルート九郎が高いが平常時の魔術の腕はライカルート九郎が高い気がするな。
目の前で大切な人が死ぬ(どっちも生きてたが)というシチュでアルルートはヘタレてネロ介入必要だが
ライカルートはブチギレて魔銃を自力錬金するし。
ナイアの予定より強かったのが拙かたんだろうなあ
それもあってかループから弾かれたENDなんだろうね
デモンベインは神エロゲーですよねー!?♪。
神ロリゲーでしょ
デモンベインは宇宙一のテレビゲームで永遠の名作で殿堂入りですよねー。
デモンベインVSドラえもんの対決。
問う、魔を断つ剣は折れたのか保守
僕は希望の光で絶望の闇に勝つよねー。
デモンベインVSユニコーンガンダム!?♪。
保守
デモンベインは大好きですよねー!?♪。
保守とかやめろよ
もうこのスレは眠らせてやれ
デモンベインは楽しいですよねー!?♪。
デモンベイーン
デジモンベインも御薦めですよねー!?♪。
どっちもゴミやで
デモンベイン&ラッキーマン&マスターチーフVS範馬勇次郎。
デモンベインの続編新作が登場して欲しいですよねー!?♪。
ニトロのアニメ業界への浸透力も上がったし今こそアニメ化だな
デモンベインをアニメーション化して欲しいですよねー。
ここはデスヨネーの隔離スレにしたいな
お前にやるから、もう這い出てくんなよ
デモンベイン最高記念。
age
デモンベイン応援救済。
461 :
通常の名無しさんの3倍:2012/03/24(土) 12:04:10.43 ID:s2iJvd+6
さて、ナイアさんの親族……つうか別人格(?)が4月から
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!
なわけですが新たなロリペドヘドロンがそそり立つ気配は……
邪念編でちらっと出た劇場版デモンベインとは嘘だったのかな・・・
Fate/Zeroのケースがあるから期待してたんだが
デモンベインシリーズの次回作のアニメーションを出して欲しい願望ですよ。
「よねー!?♪」は他の板の特定スレでも迷惑を被っている荒らしなので構わないように。
他のデモンベインスレも荒らしている様子。
◆「語尾伸ばしキチガイ」こと通称「よねー!?♪」(
>>414>>418>>428>>431>>438>>440>>442 >>444>>445>>447>>449>>451>>453-454>>456>>458>>460>>463)とは?
主にオカルト板、宗教板、癒し板等オカルト宗教絡みスレに生息するキチガイ電波。(忍法帳確認荒らしらしい)
【特徴】
・名前欄が名前欄に!ninjaで出てくる「忍法帳レベル」表示。(じゃないこともあるようだが、大概それ。)
・よねーと語尾を伸ばして(してない場合もあるようだが)最後に「!?♪」を付ける文体が特徴。
(付けないことも。他は、ですよ、したよ、しろよ、ですの、じゃん、〜るよ、〜だよ。という表現を多用)
・上記を満たしてなくとも、書き込み内容は毎回支離滅裂で意味不明なのですぐに分かります。
・死後、アセンション、スピリチュアル等その手の特定用語をスレタイ検索して来ているのか、
生息板以外の関係テーマのスレに神出鬼没。
・書き込み内容にアニメ、漫画、ゲームの漫画作品名やキャラ名が出てくる為か
アニメ、漫画、ゲーム好きらしく特定のアニメ、漫画、ゲーム関係スレにも居着いているようです。
(漫画サロン、レトロゲー板、キングダムハーツ、ナムコクロスカプコン、テイルズ関係、
シャイニングシリーズ、スパロボ・無限のフロンティア、BLEACH、エヴァンゲリオン、
遊戯王、デジモン、ドラえもん、プリキュア、スタートレック、デモンベイン等)
頭のちょっとおかしい人なので完全無視、水遁するなりしましょう。
デモンベインは永遠に不滅ですよ。
ほ
デモンベインVS幸福の科学の大川隆法。
468 :
通常の名無しさんの3倍:2012/08/28(火) 16:30:41.90 ID:BvyiW+lk
ガイシュツかも知れんが、デモンベイン世界にマブラヴのBETAが進行してきたらどうなるだろうか?人類は滅びるのか?
>>468 多分、ナイアさんが護ってくれる
(自分の実験場にちょっかい出すな的な目的で)
BETA自体が別の邪神の暇潰し作品と考えれば・・・・・・
あ、ナイアの別の個体が作ったと言っても不思議じゃねえ
デモンベインVSトータルエクリプス。
デモンベインVSデモンズソウルVSデーモントライブVSデーモン小暮閣下。
スパロボ参戦オメ
このスレで妄想してた事がスパロボで実現するとは…
このスレがまだ生きてた事に驚きだよ
475 :
通常の名無しさんの3倍:2012/12/14(金) 01:16:22.92 ID:/xw0VqLW
記念age
wikiにおいてあった種死逆十字がおもしろかったのでスレにきてみたが、予想通り相当昔なのな・・・
あ、スパロボ参戦でデモベ知ったクチなのだがね
デモンベインは、PC版機神飛翔が最高!
これって、コンシューマーとかアニメにならないかな?
寧ろ子供時代にゼーガペインとデモンベインを混合してたよ。
今までずっとデモンペインだと思ってたわ。このスレが上がってたおかげでペインではなくベインだと知った
確かにスーパーロボット大戦でデモンベインとゼーガペインがコラボレーションして欲しいですよ。
勿論ゼーガペインとデモンベインのシナリオがアクセスして欲しいですよ!?♪。
デモンベインとゼーガペインがコラボレーションして欲しい。
デモンベインとゼーガペインがクロスオーバーして欲しい。
デモンベインとゼーガペインが共演して欲しい。
デモンベインとゼーガペインが協力して欲しい。
デモンベインだったらクトゥルフ繋がりで
ネクロノーム
イクサー
GR
484 :
通常の名無しさんの3倍:
デモンベインとゼーガペインがコラボレーションして欲しい
デモンベインとゼーガペインがクロスオーバーして欲しい
デモンベインとゼーガペインが共演して欲しい
デモンベインとゼーガペインが協力して欲しい