1 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
銀河英雄伝説に関する素朴な疑問について語りましょう。
質問と雑談を明確に区別するために次の形式でお願いします。
○質問をする場合
【質問】
「イゼルローンを攻撃する目的は、イゼルローン回廊を制圧して帝国・同盟間の航路の制宙権を確保すること、それ以外にない」って
言葉が作中出てきます(新書版3巻 P203上段〜下段)。
この「制宙権」って何ですか?
○回答をする場合
>>レス番
「制海権」「制空権」「航空優勢」と言う言葉が参考になるかと思います。
この物語においては、具体的には、特定の宇宙空間の宙域で、以下の要件に該当すれば、
そこでは「制宙権」を確保していると言えると思われます。
1.味方側による、敵の機動戦力(宇宙艦隊・補給部隊・偵察部隊)などへの、
哨戒・索敵・通信の為の人工衛星や、味方側の機動戦力への補給等の為の基地が
必要なだけ設置出来ている。
2.味方の艦艇・船舶などの通行の安全が確保されている。
3.敵側の1・2を、減少・根絶出来ている。
基本的にスレ違いネタでも銀英伝の話題から派生してこのスレの住人を対象としたもの
であればかまいません。軍板・三戦板ネタ歓迎。
ループネタは専用スレがありますのでそちらもご利用ください。
銀河英雄伝説 ループネタ専用隔離スレPart3
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1120816478/l50
2 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/25(火) 16:35:54
アタイこそが2へとー
別にいいけど無駄にスレが乱立しているな。
ネタスレで閑古鳥が鳴いてるトコは、
消えたらもう立てなくていい気がする。
少なくともSF板じゃこのスレだけでいいんじゃないの?
10 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/25(火) 23:00:55
最近、銀英伝にはまりだしたんだが・・・
何でキルヒアイス死んじゃったんですか??
あそこで死なす必要無いじゃないですか??
11 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/25(火) 23:06:44
>10
ヤン『良い人間、立派な人間が無意味に殺されていく。
それが戦争であり、テロリズムであるんだ。
戦争やテロの罪悪は結局そこにつきるんだよ』
ぶっちゃけ、キルヒアイスが生きてると後の話が動かず、
第二期で物語が終わってしまうから(しかもかなりハッピーエンドで)。
キルヒアイス亡き後のラインハルトの飢えを抱えた生き様こそ、
銀英伝の見所だし。
>>10 [キルヒアイスの死は早すぎた、せめて5巻目くらいにすれば良かった
(或いはラインハルトと生死が逆)]って、作者ご本人のボヤキが有った。
>>12 >キルヒアイス亡き後のラインハルトの飢えを抱えた生き様こそ、
銀英伝の見所だし。
お互いを想いつつもそれぞれの理念と生き様の為決裂し激突する親友、
てのも見所になりえたと思う。
>13
ゲームであったな、そういうシナリオ。
「親友(とも)との戦い」だったっけ?
ラインハルトとキルヒアイスの亀裂が決定的になる前にああなった事は、
2人にとってある意味幸福な事だったかもね。
>>12 うんうん。複線無かったら物語が軽くなって三流一直線だったかもね
キルヒアイスが生きていたら金髪が同盟に戦争しかけることもないのでは?
同盟政界がアレだもん
地とフェも色々企むし
アレって何だ? 地球教とフェザーンの陰謀なんかジーク様が生きてれば出る幕ないでしょ
国力が回復した同盟(政財官界にフェの影響力大)のトリュ政権(地のヒモ付き)が、
ヤンに命令して侵略をさせたら困るでしょ?
同盟がそうしないと頭から信頼するような性格を金髪はしていない。
赤毛は違うかもだが。この辺も亀裂の種だな。
たとえ一旦休戦できたとして、腐敗した同盟の方からちょっかい出したら、
金髪は黙って見過ごすかね?
火種は幾らでも有るし、幾らでも油を注げる。
主戦派(統一志向)の金髪対和平派(共存・対話志向)の赤毛、
ということで、結果的に派閥抗争を発生させられるな。
これらは、どっちも一理有る故に、優劣善悪は決められない。
そして、大義親を滅す。
21 :
uaa:2006/07/26(水) 01:45:07
>>10 > 何でキルヒアイス死んじゃったんですか??
坊やだからさ
あの時、一気にアンスバッハの首へし折れば良かったのにね。
23 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/26(水) 02:18:42
首脳部の作戦指揮が悪かったからさ
警備を徹底させとけよ、金髪よう。
25 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/26(水) 02:43:40
持ち物検査くらいしとけと
武器探知機とかも有るらしいのにな。
オーベルシュタインを登用したのがそもそもの間違い
タックルかますべきだったな、スタンドポジションで長く戦っちゃだめだよ。
思い切った展開でよかったと思う。キルヒアイスを殺したのは。
彼との誓いを守るというのが姉との決別をもたらしたり宇宙統一の動機付けにもなってるし。
上の方でも出てるが、キルヒアイスが生きてると皇帝になった時点で話が終わってしまうだろう。
ヤンとの直接対決とかもあり得なかったし、話的に盛り上がらないのでは。
>>29 作者が、「キルヒアイスが生きていたら、ラインハルトと対決することになったろう」
という意味のことをインタビューだか対談だかで言ってるので、それは無い。
宇宙統一(「宇宙を手に入れる」)は、キルヒアイスの死以前からの目的。
「腐敗した同盟も滅ぼし」って意味のことも外伝に書いてあった。
外伝のころはまだ二人とも夢の世界じゃないかなあ。
宇宙統一の言葉が実体を持つようになるのはアムリッツァ以降くらいじゃない?
しかし実際キルヒアイスが生きていたとして、どれだけラインハルトに対抗できるのかね?
孤立無援じゃないの?
>>31 >二人とも夢の世界じゃないかなあ
皇帝・門閥貴族打倒だって誇大妄想だ。
てか、「他人から見れば誇大妄想以外の何物でもない、そうでないと
信じているのはキルヒアイスだけ」って意味のことも書いてあった。
>キルヒアイスが生きていたとして
その仮定は、まず、ヴェスターラント虐殺やその見過ごしの有無、
或いは暗殺未遂事件の有無や、これらが有ったとして、暗殺計画が
まったくの事前に阻止されるのか、史実通りキルヒアイスが身を呈して阻止し、
尚且つ生き延びるかどうかとか、仮定の細かい展開によって異なる。
まあ、キルヒアイスが生きていたら、取り合えず重用はされない訳が無いとは思う。
役職は不明だが。
ラインハルトがキルヒアイスに、従来通りの全幅の信頼を置き続けるなら、
「帝国宰相顧問・副宰相・国務尚書、
帝国元帥、軍務次官・統帥本部次長・幕僚総監・宇宙艦隊副司令長官、
及び、各三長官と帝国軍最高司令官それぞれの代行を兼務」ってところでは。
及び、アンネローゼと婚約、とか。
>>34 要は、史実でラインハルトが独裁者になって以降に1人でやってた仕事を、
ラインハルトとキルヒアイスが2人で分担するということだ。
>帝国宰相顧問・副宰相・国務尚書、
>帝国元帥、軍務次官・統帥本部次長・幕僚総監・宇宙艦隊副司令長官、
>及び、各三長官と帝国軍最高司令官それぞれの代行を兼務」
政治を任せるなら帝国宰相、軍務を任せるなら軍務尚書でいいじゃん
内乱後、即位前の帝国宰相は、ラインハルト当人。
ラインハルトは政務(帝国宰相)と軍事(帝国軍最高司令官)と、
両方を、独裁者としてやっていた。
キルヒアイスはラインハルトの「分身」なんだから、両方手伝わせるだろう。
自分同様、両方で有能な人材だし。
記述でも、ラインハルトが皇帝になったら、キルヒアイスは、
「帝国宰相と三長官を一身に兼ねる」筈だったようだ。
分身といっても何か仕事があるだろう。
即位前のラインハルトならキルヒアイスは宰相の補佐をする役目になるんじゃないの。
三長官まで兼ねるってのはどうなのかね。オーベルシュタインとロイエンタールとミッターマイヤーがいるんだから軍務はあの三人の仕事になるんじゃないの。
>三長官まで兼ねるってのはどうなのかね
即位前、軍関係で三長官を兼ねている(=帝国軍最高司令官)のはラインハルト。
この仮定だと、軍関係では三長官それぞれのポストの次官と代行を兼ねるのがキルヒアイス。
で、次官はそれぞれ複数居てもおかしくない(例えば同盟の統合作戦本部次長は3人)。
この仮定なら、義眼が、もう1人の統帥本部次長兼宇宙艦隊総参謀長(史実では
統帥本部総長代行兼総参謀長)、双璧は、史実通り、単に艦隊司令官の中の
上席だろう(副司令長官の肩書きくらい、史実でも出ていたかも知れないが)。
>>38 キルヒアイスが生きていて、かつオーベルシュタインの掣肘にもかかわらず、
従来の「もう一人のラインハルト」的な職務を代行したと仮定した場合、
むしろ宇宙艦隊副司令長官(作中でラインハルトが拝命してなかったかな)として
リップシュタット戦役のように別働隊的な役割を果たすことになったんじゃないのかな。
仮にキルヒアイスを軍人に専念させればだが、
自由惑星同盟という敵が存在する以上、宰相の職務まで彼に肩代わりさせるとも思えないし。
完全なナンバー2という存在にするのを阻止もできる。
だとすれば、死に様は楚漢の韓信とまったく同じになりそうだけど。
>完全なナンバー2という存在にするのを阻止もできる
金髪と赤毛の関係が良好なら、金髪は積極的に赤毛をNo.2にするだろう。
で、義眼には、ヴェス見殺しの責任押しつけてリタイアさせる。
ミスターレンネンが失敗した同盟領の高等弁務官とか、キルヒアイスに打ってつけの仕事じゃないかな・・・
ま、話が続いていればの話だけど・・・
>高等弁務官
No.2クラスのする仕事じゃない。
メックリンガーかミュラーかワーレンにでもやらせれば良かったのだ。
44 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/27(木) 02:18:06
史実でも韓信や英布がどこから裏切るか判らんし、
ロイエンタールもベルゲングリュ−ンも、
本能か理性か判らんとこが、魅力なんだろか?
キルに野望があったら捕虜交換のときに行動を起こしてたかも
>44
ベ・・・・・・ベルゲングリュ−ン?
や・・・やまのみどり?
ベルゲンは単に上官に殉じただけだろう。
キルヒアイスもロイエンタールもある意味ではラインハルトのために死んだ。
>>42 もしくはそのまま、新領土の総督とかね。
レンネンカンプが高等弁務官になった時点では、
同盟はまだ併呑されていないから、
新領土総督などというポストは無いぞ。
キルヒアイスが生きていたらラグナロック作戦〜バーミリオン会戦の結末は史実と同じになるとは限らないので
ラインハルトが吹いていた通り二人がかりでヤンを潰せるなら
講和などせずそのまま同盟を潰してもいいんじゃないか
決裂しなければな。
>>50 >講和などせずそのまま同盟を潰してもいいんじゃないか
史実でも、強引にそのまま併呑は不可能ではなかったかもだが、
「時機尚早」という判断で延期された。
実際、経済的都合だけでいっても、膨大な戦費を費やした遠征直後、
間を置かずに、あの当時のボロボロの同盟をいきなり引き受けるのは、
結構ハイリスクだったろうし。
海賊版でも正規でもいいんですが銀河英雄伝説の中国語版DVDってありますか?
つアニメ板
キルヒアイスはドラえもんドンジャラで言えば
ドラ焼きだから強すぎたのが欠点だ
同盟に亡命でもしたらヤン+キルヒは強すぎるだろうし
このまま帝国でラインハルト+キルヒでも強すぎるだろう
結局死ぬかアンネローゼを連れて宇宙のどこかへ逃亡するしかなかっただろう
56 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/27(木) 20:54:48
キルヒアイスってそんなに完璧なのか?
初期に死んだから美化されてるのも大きいんじゃないか?とも思うんだが。
質問
もしヤン提督が暗殺されずに、カイザーとの会談の席についていたら、
どのようにして、和平の交渉をしたでしょうか
ユリアンの時と同じように、イゼルローンと星交換じゃねえ?
さすがにハイネセンはもらえないだろうけどさ。
どっか辺境の星系とか。
普通にエル・ファシルだろ。
ただ、イゼルローンの近くだからマズいって帝国側の計算も有るかも知れん。
帝国にとっては、バーラト星系は「難治の地」で、かえって要らないということも有ったから、
やはりバーラトになったかも。
>>58 まず、イゼルローンは返すからいたずらは赦してくれと、部下の命乞い
エル・ファシルについては、せめて自治権くらい認めてやってくれないかと
懇願しつつも会談内容は政府首脳に一任
>>60 バーラト星系はまだそれほど「難治の地」とは思われてないだろう。
いろいろ起こるのはヤンが死んでからだし。
そんな状況で旧同盟の首都を交換するのはさすがに無理じゃないかと。
いっそ地球でもあげればいいのにな。
なんにもないらしいし。
>バーラト星系はまだそれほど「難治の地」とは思われてないだろう。
別に暴動が頻発したからってだけで「難治の地」と判断されたわけではないだろう。
攻めるに易く守るに難いって要素とか、その他、様々な社会的条件も有った筈だ。
「暴動とか絶対起こるだろうな」と、事前に予想は出来るだろうさね。敵国の旧首都だし。
最初はエル・ファシル星系だけでも、後日色々揉めだしたら、「交換しねえ?」と
帝国側が申し出るかも知れん。
>>63 攻めるに易く守るに難いって言っても、敵がいないからなあ。
当然ハイネセンにも艦隊は置くだろうし、ウルヴァシーにもいるわけで。
最大の脅威であるヤンがエルファシルでもどこでも
自治区でゆったりしてくれるなら問題ないのでは。
>>55 >同盟に亡命でもしたらヤン+キルヒは強すぎるだろうし
国力・兵力差的には、それでも、帝国が圧倒的有利だろ。
すでに任命した新領土総督の立場を考えると
バーラト星系の割譲は無さそう
バーラト星系の自治権をまず求めるが
それは値引き前の話でしぶしぶエル・ファシルで我慢という演技
これで話がまとまってしまえば、あとはハイネセンでルビンスキーや地球教が
何か成功させたとしても、ロイエンタール更迭→オーベルシュタイン赴任で闇勢力滅亡
前々から疑問に思っていたんだけど、キルヒアイスの名前って、
死後に大公(+帝国元帥+帝国軍三長官職)に叙されてからは
ジークフリード・フォン・キルヒアイスって呼ぶべきなんじゃないの?
大貴族になったんだからさ。
ルッツやファーレンハイトは死後元帥って呼ばれてる場面もあるのに、
キルヒアイスはミュラーに「亡きジークフリード・キルヒアイス」って言われてるし、
平民扱いかよと。
そこら辺どうなんだろう。
大公だから貴族というわけではないんじゃ。
キルヒアイスといえども世襲貴族に封じるとは思えないからな
単に帝国の第二位者としての称号だと思うが
「爵位を持つ者には必ずその名にはフォンとつけないといけない」って決まりが
有るかどうかは知らないが、
全ては独裁者ラインハルトの意思次第。
エル・ファシルはひとつの民主国家としては辺境に過ぎただろうし、
イゼルローンに近いところに、その気になれば半個艦隊でイゼルローンを失陥させた魔術師がいるというのは
帝国にとってもヤン艦隊にとってもハイリスクなんじゃないのかな。
バーラトか、さもなくば適当な防衛しにくく艦隊の駐留もほとんどできないような星系に封じるとかじゃないかな。
>>67 同じく三長官から国務尚書になったミッターマイヤーも平民だよ。
仮に彼らが望めばフォンをつけてもよかったんだろうが、キルヒアイスは生前貴族になろうとか望まなかったと
ラインハルト一党は理解していたんじゃないのかね。
ラインハルト自身が貴族社会を嫌悪していたからなぁ。
ウォルフガング・フォン・ミッターマイヤーという名前は間延びして、響きが悪い。
名前といえばフリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルトとかアレクサンデル・ジークフリード・フォン・ローエングラム
みたいにミドルネームらしきもんがあるけど何か意味があるのかな。
意味も何も、単に、そういう命名をすることも有るという風習。
尚、日本でも、付けようと思えば、「又右衛門宗規」とか、「エリザベス綾乃」とか、
付けるだけなら可能。
苗字以外は、個人名として、全部まとめて一つきりの扱いだが。
たとえがおかしい気がする
日本にも
松平「二郎三郎」元康みたいな名前は歴史的にある
ローマ人だと個人名、家門名、家名の順だね。
日本人は姓、幼名、元服した後の名か。
幼名は官職をもらえばそれに変わるね。
今のアングロ・サクソンの人のミドルネームは親とか、親しい友人とかを偲んでつけるんだろうね。
「きるひあいす」って日本語に訳すとなに?
金髪の息子のミドルネームがジークじゃなかったけ?
80 :
>>79:2006/07/28(金) 23:12:39
>>78 権兵衛、〜右衛門左衛門のように、もとが官職名だったのに時代とともに一般の名前になったものもあるし
伊織のように勝手に官職名のような名をでっち上げたものもある。
あと、信長、家康、秀家といった名前は基本的に、よほど目上か、もしくは自分自身でしか使わないいみな。
あまり使われないが字もある。
俺カトリックだから洗礼名持ってる
「エンリケ・マルチノ・ボルジェス・デ・アランテス・エ・オリベイラ」なんてのは名前かよ、と突っ込みたくなる。
ヨブ トリューニヒト
ってどこら辺の国で使われる名前なんだろう
それとも、完全に造語?
聖書にヨブ記ってのがあるからまあ古典的な名前だな。ラテン語圏というかキリスト教圏なら珍しくない名前だ。
なんせ神様のありとあらゆるイジワルにも決して信仰を棄てなかった信心に篤い人の名前だしw
ということで手掛かりはトリューニヒトだけだな
>>83 デ・なんとか、ド・なんとか、フォン・なんとか、ツー・なんとかというのは
どれも「〜の」という前置詞で出身をあらわす。
土地持ち貴族だから、その土地の名前を冠することが出来たわけだ。
10年ぐらい前かな、オーストラリアだかニュージーランドだかにトリュニヒトという政治家がいたな。
新聞で名前みたときはコーヒー噴きそうになった。
やはり奥様がたからの支持は万全でしたか?
スールズカリッターは作者の造語
話しぶった切るが、俺の爺さんが何気に、
最良の政治は人民のことを考える人が君主になることだ、なんて言ってたよ。
>>90 高校の時の政治・経済担当の先生も似たようなこといっていた。
そんときは、へー、とか思ってたけど、どいつもこいつも、
どこぞのキムさんもどきになりそうなやつしかいない今の日本は、
民主制でいいなと。本当思う。
>>91 ちなにみに俺の爺さんは、こうも言っていた。
人民を犠牲にする共産や社会主義の独裁は最低だとね。あれは駄目だと。
エルサルバドルやコロンビアよりは
キューバやベトナムの方がマシな気がするが。
>>93 俺の爺さんは最後にこう言った。
この世界は全て民主主義になると思うかね、と。
俺はこう答えた――。
この世界から紛争が絶えることはないと思う。
だが、イデオロギーの対立による戦争は二度と起こることはない、と……。
俺の爺さんは、そうか、と答えただけだった。
>94
知的かつそんなネタを腹割って話せる爺さんがいて裏山。
セカンドネーム。
「フレデリカ・グリーンヒル・ヤン」って、
姓がセカンドネームの位置にあるっておかしくないか?
教えてエロい人。
>>95 結婚した人がいわゆる旧姓と配偶者の姓の両方を名乗るのは
わりと普通の事だと思ったけど。
>>90 いわゆる儒教でいう徳治とか君治というのはそういうもので
徳を備えたすぐれた君主が皇帝になればいいってことだ
作者も十分意識して書いてるとは思うがね
そんな君主はほとんど存在しない。
名君が堕落し暴君で終わる事例は多い。
「民主主義の基本は人間不信」なのだな
(かわぐちかいじ氏「沈黙の艦隊」より、海江田四郎の発言)。
どっちみち権力を握った人間がへぼだとどんな政体でもうまく運営できない。
傑出した指導者が居なくても運営できる体制なら、
どうにか国は回る。どの王朝もそんなものだ。
権力が制限され法治が徹底されているなら、
権力者の悪事による被害は、或る程度は抑えられる。
日本やアメリカなど、大抵の民主国家はそのクチ。
>>95 ジョンとヨーコもそうじゃなかったかな。
なら、ヤンも、「ウェンリー・Y・グリーンヒル」とか
「ヤン・G・ウェンリー」を名乗るべきとは思うが。
プラトンが言うには、優良な政治の順番としては
名君による君主政
エリートによる貴族政
優良市民による民主政
劣悪な民主制(衆愚政)
劣悪な貴族制(寡頭政)
劣悪な君主制(僭主政)
であるとしている。つまり君主制は最も善政を敷く可能性があるが、反面最も劣悪な政治を行なう可能性を持ち、
民主制は効率等の面で善政を敷いても君主政や貴族政に及ばないが、堕落してもその被害は他の二つよりも小さいとしている。
また、プラトンは君主政、貴族政、民主政の三つのうちから一つ政体を選ぶなら、民主政にすべきだとも言っている。
それは、多少善政による恩恵が減少することになろうとも、悪政による被害が増大するよりはマシだからである。
>>100 いまのアメリカが世界に悪事を働いてないといえるのは立派なユダヤ人だけだろうwww
ラインハルトは堕落する前に命数尽きたから、伝説になりえたのだろうか。なんてね
>>103 あのまま長生きしたとしたら堕落したと思うけどな。
というか既に戦争狂なあたり堕落してる気がする。
>>102 大っぴらに悪事をしているのは国外であって、国内ではそうでもないもの。
碌でもないのには違いないが。
106 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/30(日) 20:01:36
日本以外の国であからさまに悪事働いてない国なんてないじゃん。
アメリカアメリカというけど、スーダンやジンバブエを支援して
第三国に武器売りまくってる支那やロシアも同じ。
付込まれる弱い国が悪い。
と、将軍様が、拉致被害者に申されておられました
民主政といってもまともに機能したのはその実が独裁だった場合だけだけどな。
>>107 実際1990年ごろにはすでに拉致が北朝鮮が行っていた。
ってのはわかっていたのに、政治家も国民も無視しつづけてたけど。
ヤンじゃないけど、政府を選んだのは国民だからな。
ガイエの思想からすると、拉致なんて日本政府の捏造とか思ってそう。
さすがに今はそんな事ないだろうけど
拉致事件が発生した1970年代ならそう思っても
不思議じゃない感じがするな。
言いがかりはほどほどに。
あの御仁は、多種多様な価値観の共存を認めない体制はお嫌いですよ。
「証拠も無いのにやったと決め付けるのはどうか」くらいは
ノーム・チョムスキー氏と同様にお考えになられたやもだが、
そういう姿勢は、別に間違っては居ない。
日本政府の悪事なら証拠無しに信じるだろうから、
ダブルスタンダードじゃね?
いや、1970年代ならまだ北朝鮮は人民が民主的に
選んだ首領様のもとに作れられた地上の楽園、という宣伝が健在で、
大江健三郎とかも賞賛しまくってた頃ですが・・・
ま、それもたぶん作者が大嫌いだと思われる反共右派には
嘘だと分かってましたけど。
北を見るとやはり世襲制の国はだめだと思うね
アテネのペリクレスはどう分類されるんだ?
>>118 ありゃ完全に独裁者だろ
現代民主政も、実情は財界人たち主導の寡頭政じゃないかと疑ってるけどな
政治家なんて傀儡だろ
民意が反映されてるかのように大衆を欺くためのもの
>>119 そりゃ財界人さんとやらには、政治に積極的に関わるだけの動機も能力も財力もあるからね。
目先のことに忙しいそこらの小市民とは違いますよ。
文句しか言えない割に積極的に政治に関わらない衆愚は黙ってついてくればいいんです。
財界人も政治屋も今のことしか考えてないな。
課題はみんな先送りだし。
>>119 政治と経済は全く別物です。
これは暴論ですが、財界で重要な地位を占めているような人は政治家になりたがらないでしょう。
なぜなら責任は増大する一方で、収入は激減するから。
>>122 政策によって経済は左右されるし、経済状況によって政治は左右されるけど。
バブル前から現在までもそうだし、日本はともかく海外だと経済状況によって
政権交代なんてざらだしね。
>>122 巨大企業の社長だの財界の巨頭だのは、大きな党派に入ったら
所詮は新米の陣笠代議士に過ぎなくなるから、やりたくないらしい。
無所属で議員になって自分で党を作ればどうかと思うが、
大したことは出来そうに無いって思っているのかな。
>>79 キルヒアイス=Kircheis=kirch eis=church ice=教会氷
シェーンコップ=既に頭
ローエングラム=黄褐色グラム
>>122 イタリアのベルルスコーニ元首相
タイのタクシン
アメリカだとブッシュやケネディ一族を始め財をなした有力な一族が政治家になる例は
多いかな。
日本だと巨大企業の社長は所詮サラリーマンだから政治家になる人は今はあまりいないけど
麻生、田中、といったオーナー企業の人は政治家になりたがるかね。
で、銀河英雄伝説とどこに関係がある話なんだ?
バーミリオン会戦の後のヤンの行動が負に落ちない。
ヤンはラインハルトによる専制政治と同盟による民主政治のどちらが正しいか迷ってたんじゃなかったの?
ようは人民が平和に安心して暮らせればどちらでもいいって感じで。
証拠もなしに逮捕したレンネンカンプも悪いが、元からテロを企ててたヤンが開き直るのもどうかと思った。
そのあと武装テロを街中でしてるし。
いつから民主主義の申し子みたいな考えになったんだ?
財界人は政治家にならない。
かわりに諮問会議や審議会の委員になって実権を握る。
提言はするが責任は取らない。
政治家はその提言に従わないと「守旧派」「官僚の手先」と言われるから、拒否できない。
まあ、エンリケ(略)みたいなもんだな。
>>129 作者は革命が好きなんだよ。
今風に言えばテロだけど。
>>129 >元からテロを企ててた
彼の構想の中の軍事手段は、当時一応健在な同盟とその軍によるものだったと思う。
何らかの手段で、帝国と同盟とどちらかに和約を破棄させ開戦、という手筈だったのでは
(バーラトの和約は、帝国によって同盟に対し市民を人質にした上で暴力的に強制した
不平等条約なので、最初から非合法なものであるから無効、と出来るかも知れないが)。
武装テロはヤンの仕業ではないし、シェーンコップたち的には、
不当に害されかかったヤンを助ける為の「正当防衛」。
>ラインハルトによる専制政治と同盟による民主政治のどちらが正しいか迷ってたんじゃなかったの?
バカは失せとけ。
【質問】
ド・ヴィリエは、もし地球教がその野望を達成し、そして自分が組織の中で実権を握ったら、
どんな政治体制を構築する積りだったのでしょうか?
彼自身は、野心家であって、狂信者ではなかったとのことですが…。
>>132 >何らかの手段で、帝国と同盟とどちらかに和約を破棄させ開戦
やっと戦争が終わったと思ってる一般市民にはいい迷惑だな。
>>129 思い切り悪いってちゃんと作中に書いてあるじゃん。
一連の行動をみると人間くさくていいんだが。
>>129 ヤンはバーミリオン会戦後は民主主義の芽を残すことに知恵を絞ったんじゃないの。
>ヤンはラインハルトによる専制政治と同盟による民主政治のどちらが正しいか迷ってたんじゃなかったの?
これはバーミリオン前までならそうだろうけど、バーミリオン後は違うだろう。
>ようは人民が平和に安心して暮らせればどちらでもいいって感じで。
それはそうだろう。ヤンは別に体制をひっくり返そうとか、考えたことはないだろう。
>証拠もなしに逮捕したレンネンカンプも悪いが、元からテロを企ててたヤンが開き直るのもどうかと思った。
ミスターレンネンのことはその通りだが、ヤンのことは違うなー。
>そのあと武装テロを街中でしてるし。
これはヤンが指示したわけじゃないだろう。
>いつから民主主義の申し子みたいな考えになったんだ?
そう見えるかなー? ヤンはエルファシル政権でも軍人に徹したよ。
イゼルローン共和政府は明らかにヤンをハイネセンと並べて共和制の象徴として掲げてるだろ。
140 :
129:2006/08/02(水) 01:14:30
皆さん、レスしてくれてありがとうございます。最近一気に読んだにわかです。
途中までの迷ってるヤンが好きだったので、バーミリオン後は帝国寄りになってしまいました。
しばらくしたらもう一回読み返してみます。
>>140 ん?お前さんの疑問は普通だと思うぞ。
あの小説読んで帝国寄りにならないわけがない。
主人公はラインハルトだからな。
>>141 俺はヤン派だけどな。
ラインハルトは感覚が理解できないからどうも・・・・・・・なぁ。
ヤンは作者に重なりすぎてるのが文中からはっきり窺えて読めたもんじゃない
俺はランズベルク伯アルフレット派
>>144 えーっと、ヒルダの従弟?
それともブラウンシュバイク公の甥だっけ?
>>144 いいね
フレーゲルとともに最も貴族らしい感じがする
アルフレット・フォン・ランズベルク中将じゃないか!
ナルサス卿の絵とランズベルク伯の詩によるコラボレーションがみたいな。
151 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/02(水) 22:00:28
キルヒアイスは、人格者過ぎないか?あんな奴を友達にしたいな。
俺はカザリンたんにいいことしたい。
>>151 綺麗なお姉さんがいないと友達になってくれません。
【質問】
外伝「螺旋迷宮」に出た、ケーフェンヒラー大佐が長生きしていたら、
ヤンの良い相談相手になってくれたでしょうか?
>>151 ラインハルトの親友になったように見えるが、あくまでアンネローゼに忠誠誓ってるだけだから。
アンネローゼが「弟とは無理に仲良くならなくてもいいわ、ジーク」と言えばどうなっていた事か。
>>155 きっかけそうかもしらんが、キルヒアイスはあの姉弟の両方に忠誠を誓ってたよ。
まあ、あのまま亀裂が深まってたらどうなってたか分からないけど。
>>154 話しついでにじいさんの雑用を仰せつかりまくるうちに、
ヤンが生活無能力者でなくなってたかもしれんなw
>>156 >雑用
同居でもしてたらおもろかったな。
爺さんは、きっとユリアンとも良い家族になれたろう。
158 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/03(木) 23:30:02
【質問】
さんざん既出だったらスマンが、
イゼルローン要塞攻略戦で帝国戦艦を使って、
味方のフリをして進入・奪取って明らかに戦争犯罪、
少なくとも、民主政府の軍隊のやることじゃない。
また、イゼルローン共和民主政府の代表をフレデリカに選んだのって選挙してないよな?
民主主義の根幹を否定してるような気がするが、あれは問題無いのか?
>>158 >味方のフリをして進入・奪取って明らかに戦争犯罪、
ヤンのイゼルローン攻略は非公式な任務じゃなかったか?
うまく言えないが、例外扱いのイレギュラー作戦だったんだよ。
>民主主義の根幹を否定してるような気がするが、あれは問題無いのか?
前の方で出てなかったか? 後で体裁整えるために選挙したと思われるとか、そういう意見が出てたように思うが。
>>158 前半
あの世界では核兵器の使用や捕虜の虐待以外の戦争犯罪行為はないようだ。
大体、帝国と同盟は国交なしだし、唯一の第三国のフェザーンは戦争を
煽る立場だから文句言ってこないんで、気にする相手がいない。
後半
彼らの中では初代は手続きを守らなくていいことになっている
>>157 血のつながりもない男が三代同居ってことで、意外とうまくいったかもしれん。
>>158 帝国から見れば反乱を起こした犯罪者集団が犯罪を犯しただけだし、
同盟から見れば結果がよければすべてよし。悪辣な専制主義者にルールは無用。
後者の話については、前スレをはじめ上のほうで散々議論しつくされてる。
一応、あの時点ではヤンという偶像にすがるしかなかったので、公明正大な手続きよりまず生き残る方法を執ったのは間違いじゃないと思うよ。
【質問】
叛乱時にロイエンタールがイゼルローンにムライを使者として派遣しており、
「使者の人選にロイエンタールの長所と短所が端的に現れている」云々といった
くだりがあったと思いますが、この人選からどんな長所と短所が明らかに
なってるのか上手く説明してください。
>>163 ロイエンタールの長所は大局的な戦略眼を持っていることじゃないかな。
従って、二正面作戦を避けるためにイゼルローン軍に戦略面での交渉を持ちかけた。
一方で、人を使うのはあまりうまくなさそうだね。使者として旧ヤン艦隊のムライを選んだのは得策じゃないと思う。
165 :
uaa:2006/08/04(金) 02:42:38
誰が使者として適任だったんだろう?
.,r' , ,r' ,〃 _,,.. `ヽ,
f゙、、_(( !、 〃f゙r' ィ;ニ=-≡、 ミ!
j゙`=ラ ``ーァァ-─''"⌒``ヾ:、 ミl
//,イ ( ( `ト、 |
f゙ /i゙ ` トミ、゙!
| /! `ー'゙ !`ヾ,)
∨〈 -==、,,_ _,,ィ===、 |`>ミ!
゙>j :-=・=-冫 f -=・=-:. i'゙,、iリ
. |`! `ー '"/: ` `` '´゙ !「l!リ
l,{、 ヽ: , /'r',/
゙`i:、 ,ィ,、 ,..):、 ./ rt'
゙i,゙; , _,.,_,,,_ 、 ,ト'′
l、 ゙ 、__,. ′ /.|
|.\ ,イ |
.」: ',\ ,r// ,」`'ト、
,、イ ゙ヽ、 `‐::::::::::'"'゙_,、-'" l \
,,/ i゙ `'-、.,_ _,、-''" ! l\,_
''"/ | /゙゙\. ;' ! `''ー
. / |:、 ∧ ヽ ,イ |
/ ! ゙:, ,r'゙ ヽ, ,∧ // |
. | ヽ/ /⌒゙く ヽ / / |
?????
>>162 >一応、あの時点ではヤンという偶像にすがるしかなかったので、公明正大な手続きよりまず生き残る方法を執ったのは間違いじゃないと思うよ。
非常事態だったから民主主義の基本を無視しても仕方ないってことだっけ
でもそれはハイネセンでのクーデターのとき、ヤンが口を極めて非難したことじゃなかったか
>>158 フレデリカが総意に基づき云々と言ってるんだから、一応選挙してるだろう。
つか作者的には、イゼルローンに残るか否かが選挙みたいなもので
あえて信任投票の有無まで書く必要を感じなかったんだろうね。
ちなみに、味方のフリが駄目ってのは「今の」国際法で禁止されてるだけ。
13日戦争で今の国際法が前提とする国際関係が消滅して
1000年以上たってるんだから、戦争犯罪にならなくてもなんら不思議はないよ。
>>165 そいつを送った日には、使者を送った方も送られた方も使者になったほうも
三者全員腹が立つような結果になりそうだ。
しかし「お前イゼルローンへ使者としていって来い」って言われたヤツが
どんな顔するかみてみたいな。そしてどんな言い訳で切り抜けようとするか。
【質問】
地球の言語ってなんですか?
>>167 >つか作者的には、イゼルローンに残るか否かが選挙みたいなもので
イゼルローンに残るというのは選挙権の有無みないなもので、
それをもってフレデリカを信任したというのとはまったく違うと思うよ。
選挙のシーンを書かなかったのは作者の失敗。
【質問】
ヤンは軍人が政治家になることを嫌悪してたが、
その妻がまさしくそれになってしまったんだよな。
フレデリカの場合は軍人を辞めたという形をとってはいるが、
それならヤンも軍人を辞めて民主政府の代表にでもなれば良かったんだと思う。
民主主義においては軍は国民の為のもので、その代表たる政治家が最高責任者となる訳だから、
軍人が政治に口出しするのはマズイが、政治家が軍に口出しするのはいっこうにかまわない。
ヤンは退役して政治家として軍を指揮する事も出来たと思うがしなかった。
作中ではシェーンコプがヤンに軍人として政治権力を握らせようとはしていたが、
政治家として軍の指揮を取らせようという選択肢はまったく出てこないのは何故だろう。
>>172 ヤンが政界進出なんぞ図った日には、トリューニヒト派が何としても潰そうとするだろうし、
バーラトの和約後なら帝国が認めるはずがない。
さらにハイネセン脱出後だとそんな新政府打ち立ててる時間的余裕も資金もなかったし、
ヤンが直接軍の指揮をとるんでなきゃ誰も付いてこない。
ついでにヤンは政治家を毛嫌いしてるから、本人にやる気がない。
>>171 その点で言うなら、それ以前の同盟降伏後の展開が惜しいと思う。
ヤンは民主主義が独裁者を選んだらどうするのか?というジレンマをもってたけど
同盟降伏後はそのジレンマを作中で解決してみせるいい機会だったのに。
とりあえず平和が訪れた後、同盟の国民は誰を指導者として仰ぐのか、
事実上滅んだも同然の同盟を捨てて、善君であるラインハルトを選ぶのか
もしくは民主主義の為に戦う道を選ぶのか、そういった展開にして
その時ヤンがどうするのかを書いてくれればよかったのに、
結局描かれたのは、最終的にイゼルローンに篭って反対者一切なし、って状況。
散々民主主義民主主義と言っておきながら一度も同盟国民の民意を聞くことも
聞こうとする事さえ書かなかったのはなんだかな〜、って感じがする。
例えば国民が帝国の支配を望んだりした時に、レベロを使って、
ヤンと同じくらい民主主義を愛していた彼がどんな対応するか
軍人と政治家としての立場の違いも絡めてヤンとの対比で書いたりすれば
独裁者を選ぶというジレンマに対する作者としての解答を知ることが出来たのに。
>>172 前線で艦隊を指揮するのは軍人だから。
ヤンが政治家になったらラインハルトに勝てる奴がいない。
176 :
uaa:2006/08/04(金) 21:09:15
>>170 370年間帝国領だったんだから、帝国後(ドイツ語)でしょ。
>>172 ヤンは政治家には向いてないんじゃない?
ヤン艦隊内でスムーズに事が運ぶのはフレデリカやキャゼルヌが優秀ってだけでなく、
首脳部がヤン教徒だから。
大人気ないぐらい率直に自分の思考を言動で表すヤンにとって、
根回しや腹芸が必要とされる政治家は兵士と並んで最も不向きな職の一つに思える。
国民の多くがヤンを支持したとしても、政治は政治家の数で左右されるもんだしな。
>>175 イゼルローン再奪取の時にはヤンは前線にいなかたよ。
それに政治家が前線に出てはいけないという決まりも無い。
【質問】
スパルタニアンやワルキューレの存在意義ってあるの?
あの世界では大艦巨砲主義が存在し続けている。
戦闘機による戦闘の意味が存在しない。
>>179 敵味方入り乱れるとか限定された戦闘条件下で補助的に使用されていると。
戦闘機というよりも機動性の高い小型艦艇だし。
>>179 普通に考えれば、大きいものは小回りが利かない
大量の蚊が密集した蚊帳の中では
人間がキンチョールを両手に持って戦うとしても容易なことではない
巡航艦を沈めるのが精一杯という火力をどう評価するかだろう。
無視して巡航艦や駆逐艦をどんどんやられたら
さすがに問題だから、放置するわけには行かないと思う。
対抗上同じような戦闘艇を出すのが一番わかりやすく確実。
するとお互いもうやめられなくなる。
第二次大戦時の航空機とか「モビルスーツ」並みの攻撃力だったら
もっとわかりやすかったが。
>>179 想定外な短さ(又は意図的な突貫)で接近戦を強いられた時の予備火器
時たま帰還して再利用できるミサイル。
個人技の光るカッコイイ描写ができて便利
名前だけでも登場価値があるだろ。
>巡航艦を沈めるのが精一杯という火力をどう評価するかだろう。
別に一撃で沈める必要はないだろ。
敵の大砲やエンジンなどピンポイントでの部位破壊なら出来るはず、それだけでも
充分存在意義がある。
戦闘態勢での艦船運用は最小人員構成でも50人くらいだったけど
戦闘艇は最大でも1人だから、うまく使えば1対多数で艦船をボコボコにできそうだ
【質問】
フェザーンは大阪ですか?
>>189 大阪と違って好景気で乞食が少ないので違います。
>>190 それはいいですね。
将来的にフェザーンに引越ししようと思います。
ありがとうございました。
大阪っていうか戦国時代でいえば堺
ルネサンスでいえばベネチア
古代でいえばフェニキア
全部軍隊持ってるじゃん。
ヴェネチアなんてオスマン・トルコと
海戦するくらい艦隊もってるぞ。
【質問】
精神病院を脱出した(地球教が脱出させた?)フォークが
ヤン暗殺をもちかけられたきり所在不明になった件について
あれは、地球教がフォークの暗殺行動自体を隠れみのとして
帝国軍に扮した地球教がヤンを暗殺する為のフェイクで
ヤン側を信用させる為のパフォーマンスのコマとして使われた
で、当のフォークは与えられた武装商船に乗っていて
真相を知らぬまま船もろとも宇宙のもくずと消えた
という解釈でおk?
>>194 ああそうか。原作ではフォークが武装商船に乗っていたかどうかは
分からないんだよね。
少なくともアニメではそうなったし、
ドヴィリエの言葉から推察するにそれで良いと思う。
でも、違う解釈の余地が無い訳でもないと思う。
>>195 はーアニメ版はちゃんと描写あるんだ
thx
>>193 ありゃ自衛の必要があった商船が多かったからだ
【質問】
実際の軍隊についても無知なので頓狂な質問かもしれませんが。
ロイエンタール叛乱時に、ロイエンタール軍から帝国軍に降伏した軍人の扱いはどうなるんでしょうか?
新領土の軍勢は元々は正規の帝国軍だった訳で、それが叛乱軍となってそこから脱落しても法的には「脱走兵」として扱われるんでしょうか?
いやミッターマイヤー軍と戦った連中に対してはかなりの寛大な措置が取られたっぽいけど、
なら戦闘が始まる以前に自主的に脱落したごく少数の連中はそのまま脱走兵扱いで日のあたる場所に出て来れなくなったのかなと思って。
>>198 復帰扱い
グリルパルツァー軍からでも司令官以外は復帰扱い
カイザーの慈悲で全て解決
【質問】
アスターテ会戦の後,元帥府作るときメルカッツとファーレンハイトが
誘われなかったのはなぜでしょうか?
撤退案出して不興買ったから?
>>201 【回答】
ローエングラム元帥は、18個ある宇宙艦隊のうちの半数を指揮下に置いた。
つまり、元帥府の艦隊司令官(中将以上に相当)の定員は9名と、数に限りが有る。
華氏と眠い眼は、アスターテ会戦後に、自力で中将と上級大将に昇進していると
思われる。
ラインハルトは、まず、以前から忠誠を誓っている双璧以外は、
自分が准将・少将クラスから、中将に抜擢した連中で、派閥固めをしたかっのでは。
更に言うと、上級大将の眠い眼を呼んだら、いきなり彼がNo.2になる。
義眼でなくても、それはマズいと考えるだろう。
幾ら腐敗した体制でも、長年属したそれの転覆を、積極的に行いたがるタイプではないし。
前から気になってたんだが、キモい呼称やめて。
個人のスレじゃないから別に呼称は好きにしていいと思うけど。
いちいち指摘したら荒れるし。
ただ、華氏と眠い眼って、201の質問あるから
文脈でメルカッツとファーレンハイトと分かるけど
なんでそうなるんだ?
義眼とかならまだ分かるけど。
作中でも使われてる以外の名称はややこしいよ。
華氏を英語?で言うとファーレンハイトらしい。
メルカッツは眠そうな目云々というくだりが原作に何回かあると思う。
金髪・赤毛・蜂蜜辺りはともかく、「色目」とかになるとちょっと無理があるっていうか
原作で誰もそんな風に呼んでなかろう
華氏は一般教養というものだが(ぐぐれば一発で判る)、眠い眼は判り難いな。
それに、華氏は打ちやすいが、これだとかえって打ち難かろうに。
色目は、気の利いた呼び方と思うがねw
つか、その手の呼称は帝国限定なのか?
帝国限定だとしてワーレンやルッツなどになるとどういう呼称になるのか?
結構気になる。
ワーレンは義腕?ルッツは看護婦?とか
名前としての語呂は悪いが、普通義手だろ
>>207 ルッツは藤色(興奮したときの目の色)ってのを
見たことがある。
つか普通に名前でいいじゃん。
ルッツについてはそうだな。
「RUTTU」と短いし、必要なキーが全部隣接していて打ち易い。
じゃがいも
そばかす
Lutzだとおもうぞ
ローマ字入力だと「RUTTU」なんだよん
ラインハルトが元帥府を開く時点で簒奪とまでいかなくても、
帝国宰相 ―― 帝国宰相代理じゃないぞ ―― に就任して国政を牛耳るぐらいには
周囲にその野望を見透かされていたんじゃないかと仮定すると
メルカッツは組しないだろうし、ファーレンハイトはいまさら勝ち馬に乗っても
分け前がすくないと思ったのかもな。
貴族連合が勝っていればファーレンハイトはメルカッツさえ丸め込めればやりたい放題だろう。
ファーレンハイトは単純に貴族よりだったから
呼ばれなかっただけだろう。貴族連合側につくことになるし。
>>216 勝ち馬にのるってのなら、それは貴族連合の方じゃないか?
勢いはすごいけど所詮まだまだ成り上がり者。
貴族連合よりラインハルト側のほうがもしも勝った場合
分け前は多いだろうなと思うんじゃないだろうか。
華氏温度計って知らんのかみんな
摂氏がセルシウス 華氏がファーレンハイトじゃないか
>>216 華氏は、政治的野心や技能が有るタイプではなさそうな。
それが有るなら、内乱中に、メルカッツを担いで、ボンクラどもを抑えて、
賊軍をマトモな軍組織に纏め上げられたかもしれない。
>>217 金髪の部下の軍人にも、フォンのついた連中は何人も居る。
華氏だって、「食う為に軍人になった」って言うくらいだから、
門閥貴族じゃないだろう。
若くして栄達した華氏は、自分より更に若い金髪への対抗意識も有ったのでは。
【質問】
オフレッサーは呂布ですか?
フレーゲルが呂布です
オフレッサーはチョウセンです
【質問】
ミッタマイヤーは趙雲ですか?
>>220 対抗意識というより、当時の華氏の限界だったんだろう(立場的、精神的な)。
大して野心もなかったから、流れに任せて貴族連合についてしまったという感
じじゃないかな。
敗戦後、ラインハルトに拾われたことで、一皮剥けて成長したんだよ。
結局、「使われる人」で終わったが。
>>223 アッテンボローが趙雲です
ミッターマイヤーは夏侯敦です
【質問】
ロイエンタールは魏延ですか?
マリノが魏延です
ロイエンタールは夏侯淵です
【質問】
キルヒアイスは庖統ですか?
チュン・ウー・チェンが庖統です
キルヒアイスは曹昴です
【質問】
ええと、まとめると、ラインハルトは曹操ということでよろしいですか?
そうそう。
なんつってな、ゲハハハハハハ。
こやつの頭骨をえぐれい
オチがついてるよw
221からずっとよく一人で頑張ったな
>>218 それは宮廷人の目であって、ローエングラム元帥府の陣容とリップシュタット連合の結束のなさを
ファーレンハイトは見抜いていたのではないかと妄想してる。
それでもなんとか数の有利でへろへろになりつつも貴族側が勝ってそこを牛耳ると。
負けた後はあきらめてよく自制したんだろうね。
ロイエンタールみたいに暴発しないでさ。
>>235 ラインハルト陣営に付くより貴族連合側に付く方が重用されると思ったんじゃないか。
ラインハルト側が優勢であるとか見抜いていたわけじゃなくて。
結局はその場で自分が最高の能力を発揮できると思われる側に付いたのでは。
だからブラウンシュバイクにも忠誠心とかなくて、ラインハルトが権力を握った後は素直に彼に従ったんだろう。
貴族側人いないからな。
メルカッツとシュターデンくらいだろ。
ラインハルト側は双璧が大将で中将のやつらもたくさんいるしな。
貴族側のほうが重用されるのは間違いないだろう。
しかし、特に優秀じゃなくても普通に艦隊司令官や参謀を務めてきた
中将・少将クラスの人間は結構いたはずなんだよな。
貴族の素人は引っ込めて、ちゃんとした軍人に戦わせていれば
メルカッツやファーレンハイトももう少し力を出せただろうに。
オフレッサー総参謀長
それだと特攻と玉砕が作戦プランで、進め進め!しか言わないな
歩兵が上級大将ってのは
作戦指揮する艦隊司令官は色々やり辛かっただろうなぁ
ヤツは生涯現場主義っぽいし
てか最前線の兵士が勲功重ねたとしても大将になれるのか?近代戦以降の軍隊で
つビュコックじいさん
兵卒あがりの大将ねえ。
ゼップ・ディードリッヒじゃだめかい?
連投スマン。
ゼップ・ディートリヒの間違いだ。
245 :
uaa:2006/08/09(水) 04:19:50
帝国陸軍大将の経歴
叩き上げ:神尾
兵卒→士官学校:大谷
教導団(下士官養成所)→士官学校:白川、田中、児玉、その他大勢
軍属→中途採用:福島
東大→技術将校:1名(名前忘れた)
帝国海軍
東大出の技術将校→中将止まり
叩き上げ→大尉止まり、ごくまれに少佐、終戦間際に中佐1名。
246 :
uaa:2006/08/09(水) 04:26:52
>>246 でも人気はあったぞw
ビュコックはよっぽど素晴らしい上官に恵まれて
幹部候補生に推薦してもらえたんかね。
国家3種採用で地域ブロック長(日本を8地域に分けたブロック長)なら知ってる
>>238 貴族の私兵10万隻は要塞守備や補給線警護とかだけさせて、
正規軍7万隻全部をメルカッツが率いていれば、
ラインハルトの主力6個艦隊(7万2千〜9万隻)と、
五分にやれたろうにな。
>>241 オフレッサーは、下級とは言え貴族出身だから、士官学校を出て少尉から始めたのでは。
地上戦や要塞攻略の指揮官としても、それなりに実績を立てているのだろう。
>>247 ビュコックの場合は周りの同期や後輩が次々に死んでいく中あの歳になるまで死なずに
現役でい続けたのが大きいんじゃ?
実際有能でもあったし。
リップシュタット戦役ネタが出ていまさらながら気がついたのだが、
メルカッツはどうやってガイエスブルクから逃げ出せたんだろう?
逃げ出せられるなら、真っ先に逃げ出したであろうブラウンシュヴァイクは逃げ出せなかったのに。
要塞に戻らずそのまま逃亡したんだよ。
メルカッツはガイエスブルグに帰っていない
>>253-254 ありがとう。
帰投していなかったか。流石だな。
下手な要塞の防御力より、行動の自由を確保していたのか。
要塞は主砲制御室の要員が寝返って無力化
ラインハルト軍が要塞に殺到し、メルカッツは退路を遮断された格好
あとブラ公は、最後の艦隊戦の時は最後方だったため
味方が殲滅されている間に要塞に逃げ帰ることができた
>>256 >要塞は主砲制御室の要員が寝返って無力化
これはアニメのほうじゃないか?
まったくその通りで、面目無いとしか言いようが無い・・・orz
アニメの方はオーベルシュタインがスパイ送り込んで
いろいろやっていたよな。
ヴェスターラント無差別攻撃見逃し、更に姉を使いラインハルトを立ち直らせ
リヒテンラーデ一派粛清プランを持ち掛け・・・
オーベルシュタインはリップシュタット戦役の一番の功労者かもしれんな、
キルヒの死の遠因も作ってしまったが。
オーベルシュタインもそうなんだけど、
キルヒがとりおさえている間、周りでボーーーーーッッと立っているだけの
部下たちもどうなんだろうと思った(アニメ版は特に。
とくに猪突猛進が売りのアイツとか・・・
爆発の大音量で魂が一瞬どっかとんでった。
264 :
uaa:2006/08/11(金) 20:40:13
>>262 オーベルシュタインは咄嗟に金髪を庇ったじゃないか。
>>262 原作の記述ではそんなに長い間ではない。
>>262 ぼーっと立ってる以前に、あのシーンは
身体検査が一切なかったのが異常。
【質問】
どうしていま再放送なんですか?
>>267 DVDの採算が一応取れたんじゃね?
で、忘れられる前に放送しとこうと。
【質問】
メルカッツに対する評に
堅実にして隙無く、常に理に適う
とありますが、本来戦術というのは戦理に背馳することも必要とあればするわけで
それが常に理に適うとはどういうことなんでしょう?
常に理に適っているはずのシュターデンは評価が低いのですが?
>>269 >戦理に背馳することも必要とあればするわけで
それもまた理。
戦理に反しているように見える行為で、状況そのものを変質させ、結果、望む
結果を得られよう誘導する……それが計算づくでできると言う事だ。
シュターデンは、見た目の理に惑わされ、それができないということ。
レーザー水爆というのは核兵器じゃないの?
現在の水爆=核分裂+核融合
レーザー水爆=核融合のみ
>>271 広島型原爆:ウランの核分裂
長崎型原爆:プルトニウムの核分裂
現在の水爆:原爆のエネルギーを利用して水素を核融合させる
レーザー水爆:レーザーのエネルギーを利用して水素を核融合させる
>>270 ヤンとラインハルトはそこらへんを勘でやってそうだな。
最高の結果を得られるが、当人にしかできない。
メルカッツをまねすれば誰でもそこそこの結果を得られ失敗しないわけだな。
勘なわきゃねえだろ・・・
ヤンもラインハルトもメルカッツも基本も応用もマスターしているとして
戦術決定で動機になる要素が違うように書かれているよ
ラインハルト→効率、ヤン→心理学、メルカッツ→過去の経験
ラインハルトの効率重視は人間の限界を無視していることがある(病気で死亡)
ヤンの心理作戦は相手がどういう人間かわからなければ
ただボーっとしているしかないこともある(地球教によって暗殺)
メルカッツは過去の多くの経験が、まったく違う方向に
存在する成功の可能性を見えにくくする(ラインハルトに仕えず、ヤンを頼る)
>>276 ラインハルトは効率というか、感情的すぎる。
まず感情で決めてから勝てる方法を考えてる。それで勝てるから天才なんだろうけど、
その辺をヤンに読まれまくり利用されまくり。バーミリオンとかまさにそう。
ユリアンじゃないが、ラインハルトよりヤンの方が才能的には皇帝に向いている。
ヤンは下の人間がするべき事に手を出さないし、仕事の割り当てもうまい。
ラインハルトよりヤンが皇帝に向いてる、っていうけど
それは初代か何代目かでかわってくるだろう。
279 :
uaa:2006/08/13(日) 12:27:16
ヤンは初代タイプじゃないよな。
ヤンは皇帝には向いてないだろ。
面倒くさがりやさんが皇帝になったら実質的な支配力をもつ
家臣が必ず生まれる。
オトフリート1世のときのエックハルトみたいな
>>280 ヤンは怠惰だけどやる事はやるタイプだし、人を見る目は悪くないと思うけどな。
いくらなんでもキャゼルヌがエックハルトみたいな奴だったらあんなに
なんでもかんでも任せなかっただろう。
自堕落な生活を数年送れば完全な廃人になってそうだけどな。
睡眠帝ヤン
ヤンが皇帝になったら中国風の服や建物が街中を埋め尽くすのかねぇ
文化的には均一化されてるようだからもそれはないかと。
基本は多分欧米系の延長だろうと思う。在来宗教も絶滅してるしね。
中国的なものとかは姓名とか料理とかに痕跡が残ってるだけじゃないかな。
【質問】
元帥やめてからもらえる年金って,幾らくらいですか?
夫婦二人分でつつましく生活できるくらいしかもらえない
ものなのでしょうか?
豪遊できるほど年金もらえるやつなんていないよ。
其れより疑問なのはアレだけボコスカ死人が出て
戦争賠償金も取れないような戦いしててよく国庫が持つな
ってのはある
多分辺境惑星に単一作物を栽培させて安く買い上げて
生活必需品を高く売り付けて財産をハイネセンに吸い上げてるんだよ
そして少しでもマシな生活ができると
男は進んで兵役に女は進んで従軍慰安婦に
本当に 「解放」さされるべきは、同盟の方じゃないか?w
ヤンって何十年も軍にいたわけじゃないからなあ。
高級取りになったのも数年くらいだろ?
金遣いが荒くはないとはいえ、一体どれくらいの貯金があるのやら。
結婚して子供うまれて、その子の学費〜 とか考えると、
大丈夫なのか気になるな。
>>293 少佐だって十分悪くない給料だと思うけどな。
ユリアンにポンと何百万か(大将の年収の半分)渡してたし、
結構あったんじゃね?もっとも、ハイネセン脱出後は知らんが・・・・・・。
295 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/14(月) 17:46:36
階級のインフレで忘れているかも知れんが、彼は士官学校卒業で少尉任官のエリートだよ。
最初からそこそこの高給取りで衣食住は、ほぼ全て国もち、勿論ユリアンの生活費も国もちで
高額な物といったら本ぐらいしか買いそうに無いヤンが貯金が少ないとは考えがたい。
話を元に戻すと
年金の形態や給与体系が判らないから適当な事しか言えんが
日本の公務員の感覚で考えてみると
ヤンの給与が100万〜200万以上、(自衛隊の将以上、大臣、事務次官レベル)
フレデリカの給与が30万〜50万位(自衛隊の三等○佐レベル)とすると
どんなに低く見積もっても二人合わせて50万を切る事は無いんじゃないかな?
こんな感じでどうでしょう??
衣食住の「住」は軍人用のとこに住んでるっぽいから
それにかかる費用はほとんどないとして、
衣食は軍はもってくれんだろう。制服は支給だろうけど。
まあサングラスも安物らしいし、浪費はしてないから貯金はあるだろう。
そういやフレデリカってグリーンヒル大将の遺産とか相続してんのかな。
そっちの貯金もあわせればなんとかなるか。
パパ・グリーンヒルの遺産はおそらく相続してない。というか相続放棄しないとクーデターの損害賠償請求で悲惨な事になる。
さすがにあの状況では自殺とはいえ生命保険も下りないだろう。そもそも軍人が生命保険に入れるかしらんがね
クーデター起して失敗したときに
個人に損害賠償がいくってすげー斬新な国家だな。
如何にもニュー速見てますって感じだ。
戯曲的に美しく考えるなら、グリーンヒル大将はクーデターの工作に
私財をことごとく投じていて、財産は残ってないというのがいいと思う。
>>299 あのクーデターは人の買収以外に金かかってそうなところがないんだよな。
一個人の財力で買収するのも大変だろうけどな。
同盟軍も帝国軍もアスターテからラインハルトの崩御までの数年間で
すごい数の軍人が死んでるよな。
特に同盟軍、実戦部隊に所属してた人はほんの数十万人程度が生き残りか?
アスターテ前には2000万人?3000万人?はいただろうに・・・
ビュコックの最後の戦いのときに残った連中がかなりいるし
ヤン達に合流してヤンの死後に離脱した連中もかなりいるから
生き残り組みはもっと多いんじゃないのかな?
ムライが引き連れていった離脱組はどれぐらいだろう?
シヴァ星域会戦でのイゼルローン革命軍、艦艇9800隻、将兵56万7千200(ちなみに、会戦後の戦死者20万余)。
この艦艇数なら、本来、乗員数は100万人。
少なくとも40万人余りは、回廊の戦いの後、生き残り、そしてムライと共に離脱したと推定される。
安酒だろうな。
>>307 エタノールに砂糖と香料をまぜたもので十分そう。
メチルは流石に可哀想だろう。
むしろガソリンと混ぜたものを飲ませてこきつかえ
なんで戦闘が2次元なんですか?
原作で無重力空間に於ける上下感覚の喪失について記述があったと思いますが、
指揮官達はふつーに右とか下とか言ってましたが?
つうか天底って何ですか?
>>311 作者の空間認識能力の不足に帰するものと思われます。
あと、想像力の貧困さ。
ほとんどの会戦はナポレオン戦争とか、7年戦争とか、古代ローマの戦いをモチーフにしています。
「今だ!全艦、背後の宙域で転回する黒い艦隊をうて!!」
何故ヤン艦隊は敵前で転回しても無事ですか?
しかも先に転回を開始した敵艦隊より早く転回を完了させて砲撃してますが?
作者は戦闘場面をちゃんと空想して描写することが苦手、これに尽きる
アムリッツァの同盟軍退却戦では半包囲を突破した第13艦隊を後方から撃たない
(第1次ランテマリオみたいに援軍が現れたのなら理解できるが)
ヴァーミリオンではメルカッツが絶賛するほど索敵網を張り巡らせていながら
スライドして直ちに前面に現れる防衛陣を看破できない
>>311 作者がそのあたりは興味がないんでないか?描写が面倒なんだろうし。
作戦は別として戦闘のイメージ的にはヤマトとかスターウォーズなんだろうな。
というか三次元戦闘を上手く描写したSFとかって何かある?
禿げの書きたいことは人物関係の方だな。
銀英の不満点(特に宇宙での戦闘描写とか)をすべて完璧にするなんて無理だろ。
緩いのが前提で成り立っているところがあるし、三次元機動をちまちま描写しても
読者がついてこれない(の当時ではなおさら)。艦種についても同様。書き分けて
まで細かく戦術描写していると、無意味に長く複雑になるだけ。一巻分(前史抜き)
だけで、3巻くらい必要になるだろう。
わかりやすさと物語としてのダイナミズムを優先すれば、縛りをゆるくして、どこ
かを切り落とすのは当然で、その結論が銀英本編なわけだ。
>>316 だよなあ。そんな描写を詳細に正確にリアルにしたって喜ぶのは軍事オタクだけだ。
3次元艦隊戦なんて現実にはまだないわけだから、
それをリアルに描写したって読者の方が想像つかないで混乱するだけ。
物語としてはつまらんものになるのは目に見えてる。
要は事無かれか。
こいつらは退廃と退嬰に首まで浸かっている。
この程度の作品がここまで生き残ったのはアニメの力が大きいよなあ。
アニメの方は3次元を表現しようと頑張ってたな。
>>321 その意見には聞くべき点がある。だが、全面的には同意しかねる。
作者はユリアンの初陣に於いて、宇宙空間独特の浮遊感、
上下感覚の喪失感を、上手に描いている。
物語の根幹にその設定がしっかり据えられていたならば、
艦隊戦においても、三次元の戦闘を、読者に解りやすく、
納得のいく様に描く事は可能だったはずだ。
しかしその設定はすぐに忘れられ、時に2次元、時に3次元と、
実に作者の都合のいい様に差し替えられていったではないか。
どうも小官には、高度の柔軟性を維持しつつ、
臨機応変に書いている様にしか思えませんな。
具体例キボンヌ。
ネタも無いし、検証してこうや。
戦闘を細かく見ていくとキリが無いけどね
とりあえず、アムリッツァ決戦中のビッテン艦隊致命傷はおれ的にはOK
ビッテンは勢いづいて進行中の艦隊を立て直すこと無く
ワルキューレ発進と回頭を同時に命じた。
ヤンは艦隊をほとんど動かさず徹底した砲戦で敵に対処していた。
だから、第13艦隊の回頭がビッテンに先んじたのは当然。
ただしその間のミッターマイヤーが(それまでヤンの攻勢に対処していたのに)
隙を突こうとしていないが。
それでも-第13艦隊はミサイルを後方に撃ち放すだけで
ビッテン艦隊は大打撃だった-とでもすれば話は成り立っていた。
アニメ版の話は以後除外で
小説では第8、第13の間にビッテンは「割り込んだ」形なので
ヤン艦隊、ビッテン艦隊ともに半回頭くらいで済む
これだと矛盾は「長距離砲から短距離砲に切り替え」・・・が遅すぎる
三次元の話じゃなかったっけ?
具体例! いやすみません、原作手元に無いもんで、具体例出せません。
いやね、私は15の時に原作読んだんですがね、
上下感覚の喪失とか、宇宙空間での光と音の伝わり方とかの表現に、
深い感銘をうけたんですよ。あの感動は一生忘れんでしょうな。
そしてまだ見ぬ宇宙空間に思いを馳せたもんです。
そのせいで艦隊戦についてもつい幻想を抱いてしまうんでしょうな。
>>318については、私も少々言い過ぎたようだ。
だが、私は一つのアンチテーゼを示したに過ぎない。
諸君らの愛してやまぬ、と思うが、作者が設定した神の視点。「後世の歴史家」。
我々は正にそれに成りうる立場に居る。いや、ならねばならぬ。それなのに、
「他の作品も同じ」 「読者がついてこれない」 などといった親バカ擁護のレス。
無用であるばかりか有害とあっては、私としては遇するすべを知らぬな。
・・・いや、これ、ループネタってやつですね。新参のたわごとでした。
降伏は性にあわん。逃げるとしよう。
329 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/20(日) 14:31:34
三次元以前にアムリッツア会戦前に各個撃破された同盟の提督のうち、
ボロディンの旗艦以下八隻まで撃ち減らされたとはどういうこと?
ルッツは会戦に参加しその後、ビッテンフェルトみたいに叱責されていないからほとんど無傷の勝利だったわけですよね?
ボロディンはビュコックがウランフに次いで信頼する提督なのだから、戦術能力がルッツに見劣りするわけないんですが?
占領区の人口が一番多くて、それを養うために兵糧まで使っちゃって、一週間水しか飲んでませんでしたとか、そういうことですか?
それともルッツが実は稀有の戦術家であるということですか?
ビュコックの信頼は実は買いかぶりで、アスターテの三馬鹿よりひどい提督だったとか?
奇襲を喰らった&ルッツ艦隊のほうが多かった
&兵士の士気が最低レベルに落ちていた&引き際を誤った
敵地のため、散り散りになって逃げても意味がないから
全軍退却じゃなきゃ抗戦するしかないけど、ひとたび一方的になったら
どんどんボロボロになるのがこの世界のお約束。
でもさあ、作品中同程度かやや上ぐらいの能力設定のウランフの艦隊は
アッテンボローの指揮の元、半数位は戦闘能力を保ったまま切り抜けたわけでしょ?
メックリンガーの猛襲をうけたアップルトンだって再編成をうければ一個艦隊になる程度の
被害で済んだわけだし、メックリンガーの猛襲は包囲殲滅という感じはしないけどさ。
数にしてもアスターテの12,000対20,000みたいなことはないでしょうよ。
当然、補給の不足から不利なのはわかってるはずだから、最初から被害を最小限に抑えて
逃げられるような戦い方をしているはずだよ。
やっぱり後発である外伝のボロディンの能力設定に無理があるんじゃねえの?
生存数で言うなら、ボロディンも、最後まで踏みとどまって部下の脱出に尽力した筈なので、
結構な数の生存者が居るのでは。
最後に自分も上手いこと脱出する積もりだったのだろうけど、それをさせなかったのは
ルッツが戦上手だったということだろう。
ビッテンフェルトは攻撃特化だし、メックリンガーはどちらかというと参謀タイプだし。
ボロディンにもアッテンボローみたいな特に難局に強いタイプのスタッフが居たら、
また結果は違っていたかも知れん。
オーベルシュタインの昇進速度が疑問。
ラインハルトと会見した時、彼はまだ大佐だった。
当時ロイエンとミッターほかビッテンあたりも中将。
それなのに内戦時には、他の提督達と同じ中将になっており、
翌年には上級大将になっている。
いくらなんでも駆け足過ぎる。
前線指揮官でもないのに、そんな短期間にそこまで功績を挙げてるはずがない。
>生存数で言うなら、ボロディンも、最後まで踏みとどまって部下の脱出に尽力した筈なので、
>結構な数の生存者が居るのでは。
>最後に自分も上手いこと脱出する積もりだったのだろうけど
やっぱりこの解釈なのかなあ?
あそこのくだりはそういうふうに読めないわけじゃないからね。
会戦本番開始時点の再編成を済ませた同盟3個艦隊の合計がわからないのが痛すぎる。
第7は敗走とあるけど多分全滅だろうな。キルヒアイスは3万もっているから包囲殲滅戦もできるはずだ。
結局3、5、8、9、11 の被害がわからんのでどうにもならん。
中将は内規かな宇宙艦隊総参謀長は中将以上をもって当てるとかね。
ラインハルトはリヒテンラーデ公と組んで宇宙艦隊司令長官になったわけだから、
人事や、昇進で軍務省にいろいろ横槍を通せるようになっていたんじゃね?
上級大将はリヒテンラーデ公捕殺の計画を立て、ローエングラム体制を確立した功績もあるだろうけど、
むしろオーベルシュタインの方からがラインハルトに要求したんじゃねえの?
あなたが私に求めることはこれだけの階級がないとできませんってさ。
そういやアムリッツアの双璧以外の提督はなんで大将に昇進できなかったんだ?
付き合いの時間の差かな?
会戦終盤の戦功はみんな同じぐらいだろうし。
同じぐらい付き合いの長いメックリンガーはアップルトンをとり逃したからマイナス査定があるにしても
同じく見事にビュコックを取り逃したロイエンタールが昇進してるのは変だなあ。
これもラインハルトの胸先三寸というわけか?
337の続き
あれだけの大勝利だったんだから大盤振る舞いしてみんな大将にして、
一つの元帥府にこれだけ大将をおくことは許せないとかいって、
ローエングラム元帥府を事実上、解体しちゃえばよかったのに。
軍務尚書は何をやっていたのか!
>>336 最初から、帝国元帥の人事特権というものが有る。
キルヒアイスだって、大佐から一気に少将になり、
アムリッツァ後、中将から一気に上級大将になった。
ただ、上級大将に、ともなれば、内乱以前の状況では、
元帥の独断では昇進させられない様だが
(キルヒアイスの場合は宰相リヒテンラーデの賛成が有った)。
ラインハルトが独裁権を確立して後は、やりたい放題可能だろう。
>>337 トータルで、双璧の勲功や能力、それに上級司令官に必要な戦略的センスの評価が高かったからでは。
>>338 仮にそうなったとしたら、大将級のラインハルト派が軍部にごそっと増えるな。
ローエングラム元帥府では、バイエルライン級の連中が大活躍する結果になったのでは。
といっても、後の流れでは、ラインハルトは、内乱勃発前に、宇宙艦隊司令長官となり、
実戦部隊を一手に収めることになるのだが。
>>340 そこはそれ、シュタインメッツやケスラーみたいに辺境送りだよ。
すぐに宇宙艦隊司令長官になったから、呼び戻せるんだろうけどね。
>>339 人事特権は昇進面にまで及ぶのか、気づかなかった。
編成についてだけ権限があると思い込んでいたよ。
>>329 ボロディンは戦死したのでなくて、追い詰められて自殺したんだったか。
「明日の為に今日の屈辱に耐え」てくれていたら、内戦勃発前の捕虜交換で戻ってこれて、
ヤンやビュコックの負担を減らせたろうに。
ボロディンに活躍して欲しかったんだよ>329は
>>343 そうだけどこの時点のボロディンはその他大勢だよね。
作者の認識としてはアスターテの三馬鹿と同じだったんじゃないだろか?
なにしろ1巻が出たときは続編を出せるかどうか危ぶまれていたぐらいだからな。
ノベルズ版の初版は巻数表記と**篇の副題がないお宝だからな。
アムリッツァでは、せめて、フォークが狂った辺りで、ビュコックが独断で総指揮取れば良かったのに。
347 :
329:2006/08/20(日) 17:06:36
活躍じゃなくて、包囲殲滅戦とも思われないのに残り八隻まで戦闘が続いたなあと思ったわけよ。
普通、軍団の1割もやられたらアレクサンドロス級の司令官が率いているのでない限り、士気崩壊を起こして戦闘の継続は不可能だよ。
陸戦でも1割くらいなら戦闘継続し脱出戦とかしてるんじゃないかと。二次大戦のドイツとかソ連とか日本とか。
8隻までに減るまでに艦隊が分散して個別に降伏した艦があるとか。
>包囲殲滅戦
それに近い状況だったかも知れんよ。
あの折の同盟軍は、無闇に沢山の占領地を抱え込んでいたので、
各艦隊、その守備に兵力を分散させていた可能性が有る。
例えばボロディン艦隊は、星系5つを担当とか。
ルッツ来襲の際、ボロディン率いる主力が3〜5千隻程度なら、
更に制宙権(この場合、特に、哨戒衛星網などの情報面)で、
帝国有利なら、帝国軍が来たとボロディン艦隊に判った時には、
もう包囲網を半ば以上は完成させられていたってのも有り得る。
>>346 一艦隊司令官でしかないから、無理だろ。
他の艦隊司令と話し合っても、それじゃ叛乱となってしまうから、帰国したら
まとめて軍法会議だ。
多くの将兵が死ぬよりはマシだが、軍は組織として瓦解するな。
立場的には、総司令部に戦えない現状を伝えて、決断を促すしかできないよ。
ウランフは全艦隊まとまって行動してたけど。
ビュコックもそうだし、アップルトンもそうだけど。
ボロディンだけわざわざバラバラに配置してたのか?
>>350 外伝の会戦(新書版の1巻辺りだったか)で、総司令官がロボスだったんだけど、
戦況を包括的に把握するとか言って、遥か後方に居たので、
先任のビュコック提督が前線指揮を取ったって状況が有ったんよ(他にはウランフ)。
ホーランドが、彼の言うこと聞かなくて、あぼんしたけど。
軍法会議になっても、情状酌量の余地は有ったと思うけどなあ。
ロボスもあれこれ表沙汰になったら大恥だし、適当に誤魔化すのではないか。
353 :
329:2006/08/20(日) 18:19:57
>>348 殿軍で残っていたという解釈ですね。
>>349 流石に一個艦隊、一星系担当じゃないかなあ?
直径一万光年内に人類が生活可能な惑星があるとも思えないし、テラフォーミングしたというのなら話が変わりますが。
いみじくもビュコックが指摘したとおり行き当たりばったりなんだから、住民は避難済みとか報告して兵糧使うこと無かったんじゃない?
帝国の機動戦力を撃滅していないうちに補給基地化とかの目的も無く有人星系を占領するとは同盟の作戦指導部の描写は非現実的すぎる。
勝ち負けが大雑把すぎるんだよな。
規模や運用が陸上の戦闘のようなのに
損害と時間は海戦並み。
おかげで負け役の同盟はありえないほど馬鹿ぞろいに見える。
>>351 >全艦隊まとまって行動してたけど
原作には、そう確言出来るほどの記述は無かったと記憶している。
アニメは知らんが。
帝国軍の反抗の折、各前哨戦において、帝国軍の方が数が多いという記述
(ラインハルトの指揮下の艦隊は9個だから全部で10万隻くらいの筈)と、
同盟の占領地が無闇に多いであろうという想定から、
同盟軍は、兵力も分散させていたのではという推察が成り立つ。
尚、ヤンについては、彼なら独断で余分な占領地を放棄し、
指揮下の艦隊を一まとめにするくらいは気を利かせることが出来たのでは。
ビュコックが集結しきってない自分の艦隊を見殺しにして
逃げてると思えないし
ウランフもビッテンフェルトと戦闘して逃がしたあたりで
分散してると思えんし
アップルトンが仮に部隊をバラバラにするようなヘマしてて
それを丸々取り逃したなんてなってたら、ビッテンフェルト以上の
咎受けてないとおかしいじゃん。
>>354 まあ、元首と、遠征部隊総司令官とその軍師が、
実際、有り得ないほどの馬鹿揃いだったから。
>>356 「各自、分艦隊指令の指揮で逃げろ」って指示したとか。
或いは、ビュコックやアップルトンは、気を利かせて、艦隊を集結させてたんだよきっと。
ウランフやボロディンがそうしなかったのは、運悪く、担当の各星系が距離が有り過ぎたとか。
先鋒やそれに準じる立場だったので、帝国軍反抗の折は真っ先に襲われ、
集結を完成させる時間的余裕が無かったとか。
実は作者がアップルトンとボロディンを間違っただけなのでは?
外伝で起用を間違えたというわけか。
>>357 ムッソリーニとイタリア軍将軍連中よりはマシかもしれん。
>>360 それだとすんなりいくと思わない?
アップルトンは特に致命的な失敗何もしてないし
アムリッツァでやられたのも多勢に無勢な状況で
正面+横からも攻撃されてだから。
かなり頑張ってるのに何故か無能扱いで酷すぎる・・・
原作では、同盟の艦隊司令官達はとりわけ無能な扱いではない。
アップルトンもアル・サレムも、原作では有能とも無能とも書いてないな。
中将になれるだけの能は有ったのでは。
そうか?
アスターテなんてひどすぎだぞ。
リデルハートでも読んでればあんなミスはしないと思うが?
アムリッツアに限っていっても、アル・サレムなんてミッターマイヤーの接近に気がつかないほどだぞ?
いくら神速の用兵といってもありえないだろあの描写
アスターテの三馬鹿はまた別。
まあ、3人とも丸きりの無能じゃないだろうけど、3人揃って猛将タイプだったような観が有る。
総司令官も居ないのに、それではマズくないか。
しかし、あの三人のうち、一人でも、他の提督のうち、もう少し思慮深いタイプが入っていれば、
襲われた際、時間稼ぎをするなり、2個艦隊での合流最優先をするなりして、
また違った結果を出せたかもしれない。
そんな事いったら、国民軍が出来る前の傭兵時代ならいざ知らず
近代的な戦闘で戦闘によって部隊が全滅するってどうなんだよ。
相手が10倍もいりゃわからないでもないけど
幾ら不利といっても、ほぼ互角の戦力の師団同士の戦闘で
瞬く間に一方的に相手全滅なんてないぞ。
だからこの作品の描写はおかしいといってるんだよ。
なんか作者がある一定の方向に読者を誘導するために
現実を無視して無理やりな描写を続けてるとしか思えないんだが。
まあ、フィクションの使命は現実を超えることだから成功したともいえるな。
未知の宇宙戦闘だからわからんとこじつけてみる。今の常識は通じないかもしれんとかな。
誘導って・・・
戦闘描写を詳細に描くのがウリの小説じゃないんだから
本来の趣旨のラインハルトとヤンの対決が面白く
書かれてたらそれでいいじゃん。
早けりゃ1巻で打ち切りだったかもしれないなら長々と
戦闘書いてるわけにもいかなし仕方ないだろ。
>>368 完全な全滅はしてないだろう。組織的抵抗が不可能になっただけで。
だからフィッシャー(及び、おそらくはその分艦隊)とかは生き残れている。
まあ、あの折りの同盟側の被害の大きさは、帝国軍はラインハルトが司令官で、
分艦隊司令がメルカッツにファーレンハイトだからってことも大きいのでは。
フィッシャーはウランフ艦隊だろ。
最初から組織だって行動してる。
フィッシャーは、アスターテ会戦では同盟軍第4艦隊所属。
司令官パストーレ中将が戦死した後も善戦した。
>>373 の言ってる事が全くわかりません。何時の話ですか?
>>372 あそこまで撃破されちゃうことがそもそもないんだよ。
比肩できるのは乃木の旅順突撃ぐらいじゃね?
未来の、宇宙の話だから。
えーと、流れを読まずに素朴な質問してみます。
この作品の戦闘は、史実であった作戦をモチーフにしているそうですが、
ラグナロク作戦でラインハルトが使った、
みるふぃーゆ作戦も、実際に行われた事があるんでしょうか?
てゆうかあの作戦どーなんでしょう?
普通に考えてワインが染み込んだ紙は再起不能、大打撃です。
紙にされる方はたまったもんじゃありません。
しまった、フィッシャーじゃなくてアッテンボローだ。
すんませんですた。
>>378 >この作品の戦闘は、史実であった作戦をモチーフにしているそうですが、
ラグナロク作戦でラインハルトが使った、
みるふぃーゆ作戦も、実際に行われた事があるんでしょうか?
全部が、史上で実際に行われた作戦がモデルというわけでもないと思う。
ラインハルトの「機動縦深防御陣」は、史上類を見ないものであったそうだ。
>紙にされる方はたまったもんじゃありません。
兵力は手薄にしてあるし、必要以上に粘らず適当なところで敗走してみせているんだろう
(実は後方の陣へ参加)。
薄紙陣地は特に遅滞行動をとってるわけでもないから、
(とってると必要以上に粘らず、が無理だから)
ヤン艦隊に対して効果的に反撃できていない。
逆にヤン艦隊はろくな抵抗ない陣を幾つも破ってるわけで
ラインハルト側の損害のが大きいと思うんだけど。
あの陣形なら後ろに回った奴は補給受けられるから
その点が有利なのかと思いきや
ヤン艦隊はまるで補給不足にならないし。
ラインハルトにとってあの作戦は、ヤン艦隊へ損害を与える為でなく、
損害を最小限に抑えて時間稼ぎをするのが趣旨。
損害を最小限に抑えてってのは帝国軍側の損害のことね。
しかし、あの作戦を取る意味があったのかどうかは謎だ。
全艦で陣形を固めた状態で普通に守勢に戦っていれば
それだけで十分だと思う。
>>380 ナポレオンがやって失敗したという話を聞いたことある。
軍板の銀英スレ(今は田中スレだが)で聞くとよろし
ラインハルトは自分でワインをこぼしたわけですが、下に置いたのが紙の束というのが、
常軌を逸しています。意味不明です。天才たる所以でしょうか?
メルカッツならコップを置いたでしょう。いや、メスシリンダーなんかを置いて、
敵を間延びさせるのもいいかも。
さらに、ビン&ろうとを置いて、ボトルネックを撃つ、とかね。
>紙にされる方はたまったもんじゃありません。
私が特にこう思った理由は、ラインハルトはワインをこぼす必要あったのか?
とおもったからですが、これについては作中説明ありましたね、
「戦いたいから」ですかそうですか。
.
>>385 実在したとは・・・
勉強になりました
各提督に偽装任務与えた作戦の局地バージョンで
そう。ブリュンヒルトまでの道程に3面布陣して
通過するヤン艦隊に十字砲火浴びせ続ければ良いだけだよな
相手の戦略目標も進軍方向も高い確立で類推できてるんだから
>>387は要するに、「食べ物を粗末にしちゃいけません」って言いたいんだね。
>>389 そんなところに馬鹿正直に突っ込んだりしないだろと思う。
いや、ヤンは攻めざるを得ないだろう。馬鹿正直かどうかは別にして。
ラインハルトの戦略によって、ヤンには時間的な猶予が無い。
・・・と、思ったが、ヤンがラインハルトの挑発に乗らなかったら、どうなっただろう。
ハイネセンは占領され、同盟軍は解体、イゼルローン要塞は帝国軍の手に。
・・・史実となんら変わりが無い。
もちろんこれは結果論だが、ヤンは結果論を唱えて、イゼルローンを放棄している。
この事態も想定出来たのではないか。
ってことは、短期決戦でラインハルトを討つ、絶対の自信があったということか。
まあ、攻めるにしても、色々うまいこと考えて攻めるでしょ。
広がりに制限の有るイゼルローン回廊じゃないんだし、
進行しつつ敵迎撃陣を逆包囲とかも可能だろうし。
>短期決戦でラインハルトを討つ、絶対の自信があったということか
そんなものは無い。
ラインハルトを戦術面での勝負の場に引きずりだすのに成功したとして、
それでも、ヤン本人曰く、勝算は「5割も有るかな…?」といったところ。
ヤンが、囮部隊と二手に別れて見せた折、ラインハルトがそれに構わず、
機動縦深防御陣で時間稼ぎの構えだったら、ヤンはどう対処したかが興味深いな。
なるほど、ラインハルトの陣形がどうであれ、ヤンにしてみれば真っ向勝負はキビシイ。
やはりどこかで”ゆさぶり”が必要になる。で、あの場面。
ヤンが2択を仕掛けて、ラインハルトが引っ掛かっただけの様に描かれているが、
実際はお互い2手3手先を読んだ上での結果のはず(そう思いたい)
お互い読みが外れた時の対策を用意していたはず〔そう思いたい)
フェイントってそーゆーもんでしょ(たぶん)
ジャブってHITさせるのが目的じゃないでしょ(たぶん)
格ゲーでもそうでしょ(俺は弱いけど2手くらいは読むぞ)
で、将棋の有段者とかは10手20手先をよむんでしょ(そーなんでしょ)
作者はあえて描かなかっただけでしょ〔そう思いたい)
2人は何を考えていたのか?
あるいはキルヒアイスが居たらどうだったのか?
確かに興味ある。
>>390 乾杯の後グラス割ったりもったいないこと多いもんなあ。
ビュコックに対してワインをぱしゃっと窓にかけたけど、
ベトベトになるじゃん。掃除のおばさんのことも考えようよ。
割るグラスは目的がハッキリしているからいいよ
プロージット用の安いグラスがパーティ用品店とかで
売られているのだろう
ワインはおそらく、ラインハルトが飲むと思って
帝国内でも最上のを持ってきたんだろうな
皇帝病の正体はもったいないオバケ
>>395 >>396 バーミリオンで埒が明かないようなら、帝国軍遠征部隊本拠ガンダルヴァへ向けて侵攻。
同盟政府・軍部トップには地下か宇宙空間へ行方を晦ますように、首都ハイネセンは無防備都市宣言をするように要請。
ラインハルトが追ってこないなら、そのまま敵根拠地を殲滅。
追ってくるなら、ラインハルトの陣形と膠着状態を崩せたわけで思うツボ。
>>400 >首都ハイネセンは無防備都市宣言をするように要請
それ事実上、無条件降伏だが。
紛争当事国の適当な当局は、軍隊が接触している地帯の付近またはその中に
ある居住地で、敵対する紛争当事国による占領のために開放されているものを無
防備地区と宣言することができる.無防備地区は、次のすべての条件を満たさな
ければならない。
(a) すべての戦闘員ならびに移動兵器及び移動軍用設備が撤去されていること
(b) 固定した軍用の施設または営造物が敵対的目的に使用されていないこと
(c) 当局または住民により敵対行為が行われていないこと
(d) 軍事行動を支援する活動が行われていないこと
d項により、ヤンに対して戦闘停止・武装解除命令を出すよう要請された場合、
同盟政府は拒否できない。領内の補給基地にも降伏命令を出さなきゃならない
な。
どう見ても、トリューニヒト以下の判断です。ありがとうございました。
国家・軍部の指揮機能を満たすのは、地下施設は微妙だが、宇宙船からでも可能だろ
(つーてもこの場合、ヤンからの報告を待つだけだが)。
同盟全域を無防備都市宣言する訳でもない。
ハイネセン内のみの軍事基地を降伏させても、大勢には影響無い。
a〜d項が宇宙暦帝国暦の時代にもそのまんまのこってたらの話だからなあ。
「無防備」云々てのが作中出てくるのだから、
共通の降伏信号とか捕虜の扱いとかと同様に、
似たような取り決めは軍同士で成立しているのだろう。
そういうのって、フェザーン人が証人になったりするのかね?
保険会社とか、ロイズ組合みたいなのが、「違約の場合は云々」って
大掛かりな保険を成立させたり。
徹底抗戦するってのに無防備宣言しろとだけ言って
政府、軍部首脳だけ逃げるのか。
トリューニヒトもビックリな民主主義の軍隊だな。
無防備宣言は別として戦争継続のために政府、軍首脳だけが
退避するのは普通。
さも当然のように普通だなんて言い出す人は
何を根拠に言ってるの?
>>408 逃げるのはよくあるが、まだ敵軍が目前まできてもいない内に、それやった国は
知らないなぁ。
逃げるって言っても、他国の援助が一切なく戦力比も絶望的
そんな状況で降伏もせず、政府だけ逃げ回った
民主主義国なんて何処にあるんだ。
王政でならあるかもしれんけど、そんな事しても
残していってくれた領地に征服した奴が即位するだけだしな。
あの状況の一つの手だろうな。
逃げ回るというのも。相手が専制国家で過去に命がけで脱出/建国した
経験があるなら。展望があるかは不明だが。
現実の歴史の話とは別で。
イゼルローン脱出時ですら民間人を見捨てなかったヤンが
ハイネセン見捨てて政府機能維持しろ、なんて言うかって話なんだけどな。
何が思うツボなんだか。
帝国がハイネセンを攻めるのは、そこが政府・軍部中枢であるからであって、
がら空きになっていたら、手を出す理由が無い。
民間人虐殺はするわけにはいかんしな。
>>410 >まだ敵軍が目前まできてもいない内に
あの状況は、目前まで来ているって言っていいだろ。
国民見捨てて雲隠れする政府か。
帝国は統治しやすくなっていいだろうな。
逃げた同盟政府の方は銀河帝国正統政府並に
強固な政府になりそうだ。
ハイネセン市民=同盟の全国民って訳じゃないざんしょ。
政府がハイネセンと運命を共にしていたら、地方の住人は無視していてもいいのかね?
>国民見捨てて雲隠れ
今更w
>>414 >そこが政府・軍部中枢であるからであって、
ならば首都を制圧、治安維持する一方で、逃げた「政府」を追うだけの話で。
逃げた連中は受け入れてくれる先のアテあるかなぁ。受け入れると、もれなく
帝国軍の総攻撃がついてくるぞ。オレが星系自治政府首脳なら、とッ掴まえて帝
国軍が来る前に人民裁判にかけて吊るすな。
フセイン政権の末路を思い出せ(もっと追い詰められていただけ、こっちの方が
まだマシだ)。
>>415 レスの流れからいけば、状況は>400だろ?
まだ、首都星から遠く(辺境に近いところ)で、防衛戦力(それも、唯一可能性のある、
最大級のが)残っているだろ。
どこが陥落寸前だ?
>>419 >逃げた「政府」を追うだけの話で。
別に他所の星系に行かなくてもいい。
電波・光学観測も出来ない恒星間空間をうろついてる宇宙船1隻、探しようもない。
ヤン艦隊が上手いこと拾ってやってもいいだろうけどね。
まあ、ラインハルトの本隊が、ガンダルヴァ根拠地殲滅を見過ごしにするとも思えんがな。
補給線を断たれている以上、それをされたらいよいよジリ貧ではないか?
>>419 バーミリオンは、首都星からそう遠くはないよ。
帝国軍が、やろうと思えば、ヤン艦隊を無視しての首都攻略が可能だったのは、作中書かれた通り。
>>420 >ヤン艦隊が上手いこと拾ってやってもいいだろうけどね。
なら、最初から行動を共にすればいいな。政府も「民間人を見捨てて逃げた」とか言われずに済む。
ヤンは死ぬほどウザいだろうけど、アイランズやビュコックに頑張って貰おうや。
>>420 >恒星間空間をうろついてる宇宙船1隻、探しようもない。
それまさにフセイン状態やんw
実際、掴まえるかどうかは大した問題じゃない。政権に返り咲けなくすれば、
逃げた政府なぞ、二の次でけっこう。
物理的に首都を押さえる意味は大きいよ。
>補給線を断たれている以上、それをされたらいよいよジリ貧ではないか?
ガンダルヴァ落とされたら、いきなり飢餓状態になるわけでもなし、ヤンが五分で
ガンダルヴァを落とせるわけでもなし。
基地に警告送って可能な限り退避させた上で待っていればいい(態勢を保ったま
ま、ハイネセン方向に進撃してもいいな)。分散した双璧以下も追い追い戻ってくる。
で、総力でガンダルヴァにいるヤンを叩くだけのこと。また逃げたら? 首都星落と
して、停戦命令出させればいい(最悪、ハイネセン丸ごと人質にヤン艦隊を引きず
り出す手も。ブラフとわかっていても出てこざる得ないから)。
帝国軍もタイトロープだが、ヤンはもっとタイトロープ。余裕はラインハルトの方が
あるんだよ。
あれっ銀英伝って10巻じゃなかったっけ?
いつから20巻になったの?
ラインハルトが死ぬの10巻くらいだよね?
>政権に返り咲けなくすれば、
逃げた政府なぞ、二の次でけっこう。
そんなこと、侵略者がどうこうできるわけ無いじゃん。
>ヤンが五分でガンダルヴァを落とせるわけでもなし。
機動戦力ががら空きなら、惑星状の基地はどうしようもないだろう。
備蓄した食料・軍需物資を攻めて奪われないように破壊する程度しか、
出来ることは無い。
>首都星落として、停戦命令出させればいい
この仮定なら、停戦命令を出すべき政府は、首都にいない。
誤 「惑星状の」→ 正 「惑星上の」
>ガンダルヴァ落とされたら、いきなり飢餓状態になるわけでもなし
なるだろ。時間の問題。
>>425 誤「備蓄した食料・軍需物資を攻めて奪われないように」→
正「備蓄した食料・軍需物資を、せめて奪われないように」
>>423 >物理的に首都を押さえる意味は大きいよ。
詳しい説明キボンヌ。
民間人虐殺が出来ない状況で、どれだけの意味を出せるの?
尚、民間人の生命の価値は、首都であれ地方であれ同じな筈だが。
>>423 >それまさにフセイン状態やんw
侵略側は、敵地全域の制宙権を把握できていない。
侵略側の補給線は、迎撃側に断たれている。
迎撃側は、戦略的な抵抗を、ゲリラ戦的に行うのが可能な状態。
侵略側は、民間人への虐殺や略奪が出来ない状態。
どこが同じなんだか。
同じジャン。
支配する土地の一辺も持たずに逃げ回って、
フセインだって隠れた後も作戦自体は続いてたけど
あの時点でフセインがイラクを支配してたとでも言うつもりか。
だいたい、虐殺できないと言うけど、帝国にすれば
いつでも同盟の人間を惑星ごと人質にしてもかまわないし
そうでなくても、新しい政府作ればいいだけじゃん。
議会は残ってるだろうし、そうでなくても政府はどこかに逃げて
守ってくれないと分かれば同盟の各星系はみんな帝国につくだろ。
それに民主主義国家として滅びるべき、といってるビュコックが
市民見捨てて安全なところに逃げると到底思えん。
>>427 おいおい、 言葉どおりとってくれよ。そんな飢えていてたか?
艦ごとの備蓄はあるだろうから、十分とは言えなくても、しばらくはもつだろう。
時間の問題と言うのは、逆に言えば、まだ猶予があるということで、猶予自体
でもラインハルトに分があるだろ(提督連中が落とした補給基地から奪うと言う
手もあるし、絶対やらないだろうけど略奪という非常手段もある)。
バーミリオンの時点で、ヤンは速攻で勝つしかない不利な状況での対決
に引きずり出されているのを忘れるな(戦術的に五分かなという程度)。
>429
>民間人虐殺が出来ない状況で、どれだけの意味を出せるの?
占領=民間人虐殺とは雑な思考回路だなw
統治者が逃げれば、当然民衆は不安になり、混乱するよな。暴動とかもある
だろう。それを鎮め、治安を回復するだけで、逃げた政府への不信感を占領軍
への支持にわずかでも変えられる。中には、混乱終息のために自発的・積極的
に協力する連中もいるだろう。
そんな連中を中心に臨時政府立てれば、逃げた連中の政権基盤を奪って
政治的に殺せる。民衆は逃げた統治者より、実際に自分たちに食い物と安全
くれる連中になびくよ。
それに虐殺できないと言っても、主にラインハルト以下の個人的矜持、都合
によるもので、物理的にできないわけじゃない。
都市部にミサイル一発落とすだけで十分。その可能性が感情的に否定でき
ない限り、ブラフとして十分機能する。大々的に「出てきても降伏しないと、都
市をひとつずつ消滅させるぞ」と、ヤン艦隊や逃げた連中に宣言すれば、イヤ
でも出てこざるえない。
↑のように占領していれば、硬軟いくらでもやりようはあるわけよ。
長文ウゼエ
>「出てきても降伏しないと、都市をひとつずつ消滅させるぞ」と、ヤン艦隊や逃げた連中に宣言すれば、イヤ
でも出てこざるえない。
ばあああああああああああああああああか。
>>434 ばあああああああああああああああああか。
【質問】
ルドルフは銀河帝国の皇帝になれたのに
イッパイアッテナは何で皇帝になれなかったの?
437 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/22(火) 23:12:17
>429
>物理的に首都を押さえる意味は大きいよ。
>詳しい説明キボンヌ。
>民間人虐殺が出来ない状況で、どれだけの意味を出せるの?
なにもできなかくなったルビンスキーがいい例じゃん。
質問
救国軍事会議の時、民間人見捨てて逃げたのはOKなの?
>>437 全然OKじゃなかったんじゃないの?
あの頃からトリューニヒトが大衆に人気あるとかの
描写出てたっけ?
>>438 雲隠れしてたくせに「ピンチのところを地球教徒に助けてもらった」とかいってて
ヤンが反乱軍を撃破するとヌケヌケとさもヤンと仲がいいかのようにアピールし、
支持を集めてた。利用されたヤンはいい面の皮。その頃はマスコミもクズばっかだったし。
おお、さも『トリューニヒトがヤンと協力して反乱軍を鎮圧した』って
感じで再登場か。
やっぱメディアを支配したら強いね。
>>437 ルビンスキーは物理的かつ大規模な実行力を持ってなかったから。
ルビンスキーが持っていた力は所詮第五列で、それだけでは決定力に欠ける。
【質問】
アスターテで降伏勧告を拒んで自滅した艦隊司令官はアホ扱いなのに、
なんでビュコックとチュンは烈士扱いなんですか。
ビュコック達の後にはもうなにも残ってないもの。
ビュコック元帥はいいかも知れんが、十代の二等兵には未来がある。
兵卒には未来を残してやるべきでしょ。ワインで乾杯は服毒自殺かと思ってた。
>>444 若いやつは乗ってない。
まあそれでも部下を道連れにしたって点は認めない人もいるだろう。
死にたくない奴は最初から参加しない。
自由意志、自己責任。
448 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/23(水) 20:24:56
【質問】
カイザーにユリアンが対面して気絶したとき、「これで2人目」とおっしゃってたけど、
もう一人って誰だっけ?
449 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/23(水) 20:29:15
【質問】
アニメしか見てないでなんだけど、最後らへんでトリューニヒトの最終目的が
帝国に民主制の議会を作ることだって判明してたけど、それって本心だったのかな?
単に他人をいいように操るための方便にも思えるんですが。
俺知らないけどミュラーじゃないの?普通に。
>>447 ホントに末端の兵士全部そうなのか?
人数不足にもならずにキッチリ数そろってるじゃん。
それにどっちにしろ、死ぬ覚悟があっても
他人の自殺に巻き込まれるのとはまるで違う。
>>449 帝国に議会をつくる
⇒帝国の民主化の促進、皇帝/軍の権限弱体化
⇒トリューニヒト派が議会での多数派になる。
⇒トリューニヒトが合法的に帝国を意のままに動かす
が本心でないかな。
>>448 ミュラーだよ。
ガイエスブルク要塞を使ったイゼルローン攻略戦の敗戦の報告をしたとき。
454 :
uaa:2006/08/23(水) 20:50:18
【質問】
ランテマリオ会戦の勝利後、ウルヴァシーを基地化するための補給艦隊に
なんでラインハルトは3個艦隊位の護衛を付けなかったんでしょう?
2000万人の一年分の食料の確保にそれぐらい投資しても見合うとおもいますけど、
ミッターマイヤーやロイエンタールが浪費だとしても、ワーレン、シュタインメッツ、レンネンカンプあたりならそうでもないでしょうよ。
この三人ともこの手の任務に向いてると思うし。
ラインハルトはあのとき手元に10個艦隊ぐらいあったはずだから、ちっともウルヴァシーの防衛に困らないはずですが?
また、アムリッツアのときの同盟軍みたいに急遽きまった補給艦隊派遣じゃないんだから、
フェザーン回廊付近に準備させておいて、ランテマリオの勝利後、即ウルヴァシーに急行を命じれば
ヤンの餌食になるはずもなかったと思うけど。
ウルヴァシーを補給基地と定めるのに時間がかかったってのはなしね。
フェザーンの航路局のデータを入手してるんだから、バーラト星系攻略に適した基地化できる惑星はランテマリオ会戦前に判明しているはずだ。
>>449 トリューニヒトの場合、あくまで自分のための議会。
民主共和制を愛しているからつくるわけじゃない。
帝国の制度じゃトリューニヒトはもうどうしようもない。
ラインハルトに嫌われているのは分かっているだろうし、
なら以前のように口で勝負するのが一番いい。
>>451 あのとどめの砲撃までに味方艦を逃がしにかかってるし、
降伏勧告も行われたのだからリオ・グランテ内の逃げたい奴も救命ポットにでも乗せて逃がしてるんじゃね?
あの場にはオーベルシュタインがおらんし、双璧ならその程度は見逃してやると思う。
まあ、原作に描写がない以上、想像だがね。
補給の件
純粋に輸送能力のキャパが一度の輸送に足りなかっただけじゃね
【質問】
戦闘中に立って指揮する人が多いのは何故なんだろう、危ないと思うんだけど
>>459 宇宙船に当たったら、座っていて立っていても、さして違いはなかろう。
というか、普段からすさまじいスピードで移動してたりするだろ?
それで倒れない設備が整ってるんだから大丈夫なんじゃないか?
構造物が無闇に落ちてくる宇宙船だから
むしろ座っていたら回避行動の初動が遅れて危険。
>>458 5巻をよく読め。一回で輸送している。
>>462 そんなとこだけ無用に帆船時代のまま。
落下物防止網ははらないのかな?
立ってるのってOVAだけじゃないの?
ただの演出でしょ。
いや、いのまたの挿絵でもミッターマイヤーは前傾斜して指揮してたぞ。
いのまたの挿絵って何だ?
漫画?
ノベルだと立ってるイラストなんてなかったよな。
立って大げさに手を上げて命令すれば画にはなるが。
>>464 たってるよ。
ラインハルトぐらいかもしれんが、バーミリオンで周辺の護衛艦がやられたとき、
シュトライトとかの幕僚連中はみんなすっころんだんだが、
ラインハルトだけ脅威の平衡感覚で立ち続けたって描写がある。
アイゼナッハやメックリンガーは敬礼とかするのでない限り座ってるだろうがな。
えー
立って指揮してる絵あったよ。
読んだら棄てるんで今は確認のし様が無いけど
アイゼナッハなら立たずとも手話だけで十分だろ
文庫版?
文庫版の方だと思う。
ノベルズはお子様のときに古本屋で全巻1,000で買った事しか覚えてない。
同盟のヤンには椅子があるよ
出典出さないと混乱するね。
さすがに挿絵なんて滅多にないと思うけど。
文庫版だったら、各艦隊の旗艦が波動砲を撃ってる挿絵があってもちっとも驚かないね。
初っ端のアスターテの時、第2艦隊はスペーススーツ着込んでるだよな。
磁力靴でピッタリ張り付くこともできるようだし。
これ以降艦隊戦でスーツ着た描写はなかった気がするけど、
磁力靴だけみんなはいてたんじゃないか?
479 :
uaa:2006/08/25(金) 09:58:50
【質問】
>>478 前から疑問に思ってたんだけど、何で宇宙空間で戦闘するのに宇宙服着ないの?
外国も含む殆どのSFアニメ、映画もそうだけど、宇宙戦闘シーンで登場人物が宇宙服着ていない。
艦体に穴が開いたら全滅だし、だだっ広い空間に空気を満たしておくのは無駄だと思う。
外との気圧に差があると、外に吸い出される危険も大きいし・・・・
アスターテの時は実際吸い出されてるからなあ。
まあ作者が面倒になっただけだろうけど・・・
>>479 ノーマルスーツを着ないのはやられない自信があるから。
昔のシャアやハマーンとかそうだろ。
銀英伝の連中は全員自信家。
>>479 宇宙服着るのと、普段着では疲労度が違うからね。長時間緊張を強いられる戦闘
だからこそ、楽な格好で余計なストレスを減らす必要もあるだろう。
それに宇宙服は内部を減圧しないといけないから、まず着用者が減圧状況に体を
慣らさなきゃならない。その時間と手間、限界を考えれば、やはり宇宙服なしの方が
効率がいい。
なに、穴開いて減圧したで済む状況の方が珍しいんだ。吸い出されたら、回収
される可能性も低いし、時間の問題でしかない。それならに直ぐ死ねる方がいい
ぢゃないか。怪我した時、すぐ治療受けられないのも困る。
>艦体に穴が開いたら全滅だし、だだっ広い空間に空気を満たしておくのは無駄だと思う。
いっぺんに全体が減圧しないように隔壁があるのだし、普段は居住ブロック全体に
空気を満たしてないと不便すぎる。
ぶっちゃけ、宇宙服着ていると顔が見辛く、キャラの区別がつかないという都合が
一番だろう。
スターウォーズに限っていえば宇宙服を着ているとフォースが阻害されてしまうんだよ。
484 :
455:2006/08/25(金) 21:31:31
ところでどなたかいい加減、回答をいただけませんか?
そんな当たり前な事したら
ヤンが手出しできなくなるから。
帝国には一時的に無能になってもらわないと困るでしょ。
ヤンやラインハルトが宇宙服きた姿見せたら士気が落ちるから。
487 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/26(土) 02:19:45
宇宙服を着ていると気圧の関係で動きが鈍るし体力も必要以上に使う。
着ていないと戦闘で艦隊に穴が開いた場合などの危険性が増す。
どっちにしても痛し痒しの状況だから、
あの世界では実地の経験で着ていないほうの利点の方が大きいと判断していると
肯定的に考えるのが良いのでは?
まぁ、一巻では着ている描写があるけど、着ていない挿絵もある
いつの間にかビジュアル優先で無くなってしまっただけなんだろうけど・・・
白兵戦用の戦闘服は生理的な問題で通常2時間が限界という記述が原作にある。
宇宙服も同じようなものだったら、数日間にわたる艦隊戦の間中着ている訳には
いかないだろう。
ちなみにアポロで月にいったころは、宇宙服をきたまま排泄してたんだよなあ。
つまりケツは拭けないんだよ。
目的が気密である以上、1000年以上たってもそんな変わってないんじゃないかなあ。
せいぜいウォシュレット付になってるぐらいじゃね?
バキューム式だよ。
スーツ着る前にあらゆる穴にホース突っ込むの。
戦闘機用の戦闘服はどうなってるんだろ?
オムツ
もしアニメ版スパルタニアンくらいの大きさがあればトイレくらい余裕で設置できそうだが
>>493 トイレ入っている間に撃墜されるのはイヤだな。
ビュコック将軍は民主主義の最後の抵抗を示して壮絶な戦死を遂げられますが、
死ぬなら一人で死ねよ、と思うのは本官だけでしょうか?
>>495 >442辺りから同じような話題やってるから目を通してみろよ
つーか同一人物?釣り?
【質問】
宇宙艦隊の司令官と装甲擲弾兵の司令官と参謀将校で呼称上の違いはあるんでしょうか?
あの作品はそれぞれの陣営の公用語が日本語に訳されてしまっているのでその辺がわかりません。
同盟軍の階級を現在の英国軍の階級に置き換えてみて、登場人物それぞれの最終階級が
ヤン → Admiral of the Fleet
アッテンボロー → Vice Admiral
シェーンコップ → Lieutenant General
ニルソン艦長 → Commander
なんて想像ができるのですが、キャゼルヌ、ムライといった連中はどうするんでしょう?
あと空戦隊も必要かな
ポプラン → Wing Commander
この小説の軍隊は統合軍だから呼称に差があると思えないんですけどねえ。
【質問】
何かすぐ自殺したがるのはなぜ?
自殺すりゃあいいってもんでもないと思うんだけど
死ねばとりあえず当人はすべて解決するやん
この小説で圧倒的に多い死因は戦死。自殺する人はごく一部だし、動機もそれなりのもの。
いじめとか、親や教師への反感とか、仕事に疲れたとか、そういう動機は一つも無い。
作者の懐が小さい以上に戦時体制下だから総動員されててそんな市井の悩みは少ないのでは?
と思ったけど仮に5000万人動員されてても同盟の人口比からしたら絶望的な事はないわな
503 :
uaa:2006/08/27(日) 15:42:37
>>497 空戦隊は、今でも海軍航空隊があるから、普通に艦隊士官と同じでいいと思う。
参謀も、階級呼称を区別している国は無い。
問題は装甲擲弾兵(=海兵隊?)なのだが、日本の海軍陸戦隊的な存在なら、これも同じでいい・・・ってことにしちゃえ。
というわけで、統一呼称でいいと思うのだが、どう呼ばれているかは決めかねる。
階級の数から見て、英国軍式ではないことは確かだから、米軍式だとは思う。
しかし、上の方は”提督”とか呼ばれてるけど、下は兵長・伍長・軍曹・曹長って陸軍式なんだよね。
>ニルソン艦長 → Commander
ニルソンは大佐に昇進しただろう。
ニルソンは大佐になっていたか、じゃ Captain だね。
船乗りは是非、英国式階級で願いたいなあ。
曹長 → Chief Petty Officer
軍曹 → Petty Officer
伍長 → Leading Spaceman
兵長 → Able Spaceman
兵卒 → Ordinary Spaceman(Earthman)
>>504 >船乗りは是非、英国式階級で願いたいなあ。
少なくとも船乗りのイメージで書かれてないから。
スペースオペラのイメージだな。
507 :
uaa:2006/08/27(日) 16:57:44
>>504 英国海軍式だと、
1、少尉と中尉の区別が無い
2、現在は兵卒〜兵長が同一階級
日本語より階級が多いのはいいけど、少ないのはありえないと思う。
そもそも、英国式階級呼称は陸海共に古い伝統を引きずっていて複雑だから、新興国家の宇宙軍には相応しくない。
逆に、アジア各国は陸海空の階級呼称が一緒の所が多いから、アジア式がいいんじゃないの?
【質問】久しぶりに読み返してみたのだが
シェーンコップの死ぬ直前の台詞のみ
字体が変わっているのはなんでしょう?
台詞だけなら未だしもその2、3行も変わってる
意味を教えて
あとこんな感じで字体の変わってるシーンってあったっけ?
>>508 それって本当の原作のノベルズ版の話だよね。
単なるミスなんだろうけど、シェーンコップの最期のシーンがアレのせいでやや興ざめ。
>>508 ちょうど手元にあったので見てみたが、
字体なんか変わって無かったよ。
>>508 古い小説だし、かなりの数を印刷しているからね
版木が磨り減ったところを入れ替えて
ちょっとだけおかしいなんてところは他にもある
しかも刷った時期によってそれが異なる
版木ってあんた・・・
いや、そもそもオフセット印刷以降の作品だよ
10巻を発売日に買って10分後、田中も惚けたなと思った
アンネローゼがハイネセンからフェザーンに到着していた
514 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/28(月) 17:25:30
ハイネセン、オーディン、ヒューベリオンはあちこちで間違えてるよ。
デュアルは知らんが文庫でも修正されて無いのがあったなぁ。
515 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/28(月) 21:25:24
シェーンコップにキズを負わせたブリュンヒルト乗員の伍長は
OVA 大海で出てきた砲兵の若い方 って本当ですか?
8巻以後の回廊の戦いでいつのまにかメルカッツがヒューベリオンを旗艦にしているわけだが、
いったい、何時持ち出したんだ?
チェン総参謀長がムライ、フィッシャー、パトリチェフに託した5000余隻の中に
まじっていたのだろうか?
普通に考えればそうだろ。
よくもまあ、破壊しろといわれなかったもんだ。
破壊したことにして誤魔化した奴に含まれていたとか。
しかもシヴァからの乗り換えだし、ヒューベリオンはそんなに性能がいいのかな?
ヤンがヒューベリオンからユリシーズに乗り換えた理由のほうがより謎。
性能はあんまり変わらんかもしれんが、
やっぱヒューベリオンって名前がね。
ヤン艦隊の旗艦として名を馳せていた訳で。
しかしヤンはユリシーズを旗艦としてたんだよな。
やっぱ変更するの面倒だったんだろうか。
同じ戦艦でもユリシーズは通常戦艦で旗艦用の特注という感じじゃなさそうだな。
トリグラフなんかメチャクチャな形してるみたいだし。
なるべく前線に近いところで戦う連中に火力のある戦艦を回したとかかな。
>>523 しかしヒューベリオンも縁起良いだろ。
ユリシーズは沈まないが結構被弾してるしな。
しかも敵を呼び込む船だぞ。
>>525 良いんじゃないか?
回廊に帝国軍が入ってこず、回廊の両端を閉鎖されてスルーされちゃ、
ヤンも困るだろw
ユリシーズはトイレを壊された(わけじゃないけど)から、
修理&最新型の汚水処理システムが積まれていそうだな。
きれいなトイレがヤンのお気に召したのかもしれない。
528 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/29(火) 10:11:02
>>524 アニメではでしょ。
作中、特に戦艦の差異に関する記述って無かったと思ったけど?
トリグラフは、最新鋭で、格調有るデザインだとか書いてあったよ。
530 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/29(火) 16:21:45
「柊館」炎上
これって、どこのサイトが炎上したんですか?
アニメのトリグラフって旗艦に相応しい形とは思えんがなあ。
アニメ設定は気にするな。
>>528 原作で具体的に形状が明らかなのはノベル表紙の
ブリュンヒルトくらいかね。
原作だか外伝だか忘れたけどの
1巻か2巻あたりにはすごい普通な感じの戦艦の挿絵なかったっけ?
もしかしたらタイタニアかもしれないけど
本が実家なので確認とれない。
>>533 つか、あの形のがいっぱいなかった? ノベルズの表紙
ノベルズの表紙だと、大体帝国側と同盟側の艦が交互に描かれている感じだな。
帝国が尖がったの、同盟が四角いのって分けられているように見える。
フェザーンの警備艦はどんなデザインなんだろう。
第1巻を見るとブリュンヒルトみたいなのが帝国軍の標準的戦艦
アニメの宇宙艦メカデザイン秀逸だよね
同盟艦は形状がちと・・・帝国のもあらかたは・・・・
実際は漫画みたいにシンプルで種類が少ないのが合理的なんだろうな。専用艦とかなしで。
敵味方、ジムとボールとザクUとドムばっかてのも詰まらんがなあ。
ノベルズ版の後半の巻の挿絵、何巻だったかわすれたが、ガミラス艦みたいな挿絵があった。
ユリシーズをトイレが壊された云々でネタにされちゃうのはちょっとなあ。
ユリシーズといったら自分のなかでは H.M.S.ユリシーズとヴァレリー艦長なんで。
ヒューベリオンはやっぱヒューベリオンじゃないとなあ。
ハイペリオンでもいいけど、あの船はヒューベリオンじゃないとダメだ。
王虎もワンフーだと裸のおっさんのイメージになってしまうしな。
ヒューベリオンは如何でも良いけど
ケーニヒスティゲールはケーニヒスティゲールだヨ。チャイナしたらダメ
545 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/30(水) 00:44:31
ビッテン「なあ、俺の船の名前長すぎね?」
じゃあタイガー2で
VI号II型のがいいんじゃね?
船の名前は覚えてないけど艦隊の名前は覚えてる人多そうだ
ムライのことかー
おいちょっとまってくれ
hyuperionじゃなくて
hyuberionなのか?
peじゃなきゃやだー
Hyperion だ。
>>552 Hyperionだからヒューペリオンのはずなのに、ヒューベリオンでも
ずいぶん引っ掛かるな。
Funeral だ
>>555 しかしなぜアニメで2役やってたんだろうな。
しかもそこそこ重要な役を。
557 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/30(水) 17:33:44
ヒューベリオンはまだいい、調べれば直ぐに元が判るけど
タイタニアのアウストラなんか幾ら調べてもそんな読み方なんか出てこない。
御大は、これらの変な読み方を何処から出典してんのかな?
アウストラ・ロピテクス
>>554 提督!ググったらハイペリオンとかヒペリオンとか出てきてもうなにがなにやら
>>540 一隻建造するにも現代並に数年かかるかも知れないし、
その間も技術は進歩している。
技術が進歩した分だけ、後に作られる同型艦でもマイナーチェンジされ外観に変更が出るし、
実験的に全く異なる形状の艦船を造る事もあるだろう。
短期間で造れてそれ使って短期決戦するだけなら種類は少ない方が良いだろうけど、
何世紀も小競り合い続けてきた帝国と同盟だからこそ種類が多いんじゃないんだろうか。
>>561 技術の進歩は停滞してるんじゃなかったけかな。
ひょっとしたら戦闘艦の基本技術レベルは連邦末期からそれほど変わってないとか。
一応完成された艦形として長期間同種のものが建造され続けている
という考えも。
基本はともかく、指向性ゼッフル粒子みたいな感じで、
応用面でのこまごました進歩は有るのではないか。
多少のデザインの変更の必要性の発生くらいは、
絶無ではないだろう。
基礎技術分野や一部応用分野には進化し尽したところがあるんだろうが、ちょっと
目先を変えて、他の設計思想と融合させることで新しい可能性を探るみたいな進歩
の余地はありそうだ(ガイエ移動アイディアなんて、そのクチだな)。
>>558 つっこみ待ちなんだろう。
アウストラロ・ピテクスじゃないか!!
ハイペリオンはリチャード・ボライソーの旗艦だからな。
ド・ヴィリエ自身が出てこなくても、まだ(旧)同盟にも帝国にも隠れ地球教徒
、普通の地球教徒含め、たくさんいたと思うんだけど、
なんで最後黒幕自ら出てきて殺されちゃったの?
すくなくとも帝国内については地球教の拠点は
あらかた潰されたと考えていいでしょ。
信者がいたとしても、組織的に動員する手段がない。
そうでなくても、ほとんどの拠点は本当に単なる教会で、
裏の面は地球の本部に集中してたんじゃないの?
シューマッハが言っていたな。
終盤時点で、地球教に最後に残った実働要員が数十名程度、それを潰せばもう再起不能だって。
殊に警戒厳重な筈の皇帝臨終襲撃では、全部出し尽くさないとどうしようもなかったんだろう。
で、地球教を壊滅状態まで追い込んだ最高幹部だけ、最後の作戦でぬけぬけと安全な所に残ろうとしたら、
よってたかって私刑を食らうような雰囲気だったんじゃないかな。
570 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/30(水) 23:15:41
質問
帝国の大将でも
一個艦隊を率いる奴や艦隊の参謀長や分艦隊の司令官と様々ですが
これはどれが格上とかあるんでしょうか?
小説版でブリュンヒルトの初代館長を務めるのは・・・的な事が
書かれていたのって、何巻でしたっけ?
外伝じゃなくて1〜6巻のどこかだと思うのですが(1-6しかまだ読んでないので)。
>>569 だったら、また潜伏して、再起をはかればいいのに……。
もっとも、地球教ももうダメだし、フェザーンもルビンスキーもダメだし、逃げる
ところもないか……。
>>572 捕まっても、地球教について自分が知る知識を提供することによって、
自分一身の身の安全を図ろうという打算が有ったとか書いて有ったな。
ユリアンが激情のままに叩き潰したが。
まあどうせ、更に残党が居ても、多寡が知れた物だろうしね。
>>570 基本的に同格。
艦隊司令官も参謀も軍官僚も同格。
ラインハルト直属の大将も、軍の最高幹部たちの部下の大将も同格。
ただ、先にその階級に昇進した方が、先任と言って、多少は偉い筈。
575 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/31(木) 02:17:11
階級的には
>>574の言う通りだが、勿論、役職によっての上下は別にある。
たとえば帝国の三元帥は階級的には全くの同格だけど
役職的にはオベ>ロイ>ミタとなる。
ラインハルトの即位から崩御の間での上級大将の中では、
バーミリオン会戦で活躍したミュラーが、
特に首席の扱いを受けるってのも有ったな。
>>547-548 ちょwそれだとバウアーになっちゃう。
オイゲン「だめです、撃てばブリュンヒンルトに当たります。」
ビッテンフェルト「うぬぬ、なんと狡猾な。」
グレーブナー「共和主義者のやつら、もう勝ったつもりでいますな。」
ビッテンフェルト「そのようだな、では教育してやるとするか、一人も生かして返すな!情け無用!ファイエル!!!」
>>570 会議等で集まったときの席次に関係するかもなあ。
一番の上席はラインハルトで、次いで三長官、その次の席はミュラーのはずだが、
最年少ということで慎ましく末席に座っているかも、かわりにビッテンフェルトが座っていそうだ。
>>575 軍務尚書>統帥本部総長>宇宙艦隊司令長官
新領土総督>軍務尚書>宇宙艦隊司令長官
ロイエンタールとオーベルシュタインの軋轢はラインハルトも承知していただろうから
7巻の叛逆疑惑でこしは配慮したのかもね。
軍の席次は厳密に決まっているはずだから
ビッテンフェルトがでかい顔とかはないと思うぞ
ビッテンフェルトって席次とかはしっかり守ってそうだけどな。
体育会系っぽい感じだろ。
そういうのを守った上で、でっかい声で隠すことなく悪口言うから
そんなに嫌われてないんだろうと予想する。
先任順で言うと、どんな順列になるかな。
双璧→オベ→?
キルヒアイスは、リップシュタットで死ななければ、一気に双璧を追い抜いていただろうな。
追い抜くも何も、当時赤毛は上級大将、双璧は大将だよ。
キルヒアイスは生きていたら、ラインハルトの即位の時に本人が固辞しても大公の位を与えられた上に、
死んだ後は摂政として手腕を振るっただろうな。序列なんか超えた完全なNo.2
皇位継承権の第二位じゃないの?
先任順はケンプが実は最先任だったんじゃないかなあ。
失敗しちゃったけど、あれほどの独立した作戦の総司令官に任命されないでしょう。
リップシュタット後にミュラー達は大将になってるよな。大量に。
こういう場合とりあえず最初の序列はどうなるんだ?年齢順か?
中将に昇進したときの順序かなあ。
階級、昇進日とも同じでも名簿の中で順番があるんじゃない?
>>580 ビッテンフェルトはミッターマイヤーやロイエンタールも
平気で呼び捨てしてるから、あまりそういう頓着なさそうだが。
貴族側にいたファーレンハイト、
ラインハルトの幹部ではなかったシュタインメッツ、レンネンカンプ
ミュラーってこいつらより席次下なんだろうな。
>>582 あ、そうか。
アニメだと暗殺未遂のシーンで、最後尾に並んでいたから階級ではまだ下だと勘違い
してた。
>>586 上官であるオーベルシュタインに殴りかかるぐらいだしな。
ラインハルトの御前でもない限りは上下関係なくタメ口なんだろう。
戦闘中以外は兵卒に混じってビール片手に下ネタ連発してバカ騒ぎしてそうなイメージだ。
双璧みたいに静かにグラスを傾けてワインの味がどうこう言うようには見えない。
ビッテンフェルト 実は下戸! だったらいいなあ・・・
>>584 最初に元帥府に招かれた提督たちが大将になったのはアムリッツァ後じゃないか?
それとも、アムリッツァ後には昇進がなくて
双璧だけがリップシュタット後に二階級特進されたのだろうか?
席次は昇進した順番
同じ戦いで昇進しても書類の処理などで同時は有り得ないから
ラインハルトがそこで気を配るなら彼が順番を決めて席次も決めたろう。
そうでなければ元帥府を仕切っていたオーベルシュタインか?
オーベルが死んで貴族系の上級大将以上は全滅したんだっけ?
>>591 リップシュタット時にすでに双璧は大将。
ケンプも大将っぽい。
リップシュタット後に双璧が上級大将に昇進したのに、
ケンプは大将にとどまったことが〜 て書かれている。
本人は黙ってそうだが、アイゼナッハがフォンつき
>>591 あ〜、リップシュタット後に、
ケンプ、ビッテンフェルト、ワーレン、ルッツ、
メックリンガー、ミュラー、ケスラー、ファーレンハイトが
大将になったって書かれてたわ。
じゃあ「ケンプは大将にとどまったことが〜」ってこいつ2階級特進狙ってたのか?
そうなのか
じゃあ、アムリッツァ後に諸将に昇進を約束しながら
ロイエンタールとミッターマイヤーしか大将にしなかったのだな
>>596 「いずれの昇進」って書き方じゃなかったかな。
まあ、アムリッツァでは、双璧が、特別扱いを受けるだけの優れた働きを示したのだろう。
他の連中も、内乱後は昇進した訳だし(出来なかったのも居るが。内乱時、
レンテンブルク要塞の陥落後、そこの司令官になったディッケル中将とか)。
【質問】
侍医たちはラインハルトの血液検査は以前からしてなかったのでしょうか?
白血球数が減少してくことに気づかなかったのですか?
白血球数減少とか、そういう症状の病気じゃなかったんだろう。
だが、膠原病って減るよな?たしか
>>598 そんなマメに検診受けなかったんだろ。そういうこと気にする性格でもないし。
後でメックリンガーに凄まれたドクターがカワイソス
>>600 前代未聞の奇病だから、通常の膠原病と同じ症状とは限らん。
血の一滴だけで結構なデータは取れるものではあるが、
それでは判らないことも有るのだろう。
綿密な検診など、ラインハルトは面倒くさがるだろうし、
「いい患者ではなかった」とも自分で言っていたし。
義眼も皇統については口出しするくせに、皇帝に健康には口を挟まないっていうのはなぁ
口出ししても、言われた方が聞かなきゃなあ。
「人間ドック? うん、大事だね。そのうちね。あー忙しい」って感じだったんだろ。
先天的な性病を持っていた可能性もあるな
なんでやねん
>>604 確かに。
皇帝就任前で健康そのものの頃ならともかく
ラインハルトが微熱でまくりだした頃だと
オーベルシュタインなら徹底的に検査させそうなもんだけど。
何の意見も出してないからな。
オーベルシュタインにとってラインハルトは素材としてちと難あり。
倅を完璧な専制君主にしたてあげようと思っていたら、爆殺されっちゃったってところじゃないだろか
>>589 ビッテンフェルトは上級大将になっても兵営生活の青年士官暮らしをしているらしい。
>>597 ロイエンタールはビュコックを取り逃したぞ。
>>610 前哨戦で無理する必要も無い。最終的に、より有利な態勢で殲滅すればよい。
そこらの判断も、上級司令官に必要な戦略的センスの有無の判定に繋がるのだろう。
前哨戦でのヤンVSケンプにおいて、ケンプがもしも色目だったら、優勢になったヤンが
さっさと逃げ出した折、「ただ逃げているのでは」ってリュッケが発言したが、
これを無視などせず、褒めてやったのではないかな。
あと、アムリッツァ星域での決戦での采配とか、どれだけ兵士を生還させたかとかも含めて、
トータルでの働きぶりが査定されたのだろう。
アムリッツァのときはミッターマイヤーも
疾風と言われる追撃を見せながらモートンは取り逃がすわ
会戦劈頭ヤンに痛撃喰らうわけで
文になってる戦功だけみると、
アムリッツァで全員大将、
リップシュタットで双璧だけ上級大将の方が自然な気はするんだけどな
ビッテンフェルトはアムリッツァ後昇進してなかったな。
まあこれは仕方がないか。
疾風ウォルフの速さって、どういう能力(指揮?)で成り立ってるの?
艦の能力とか関係なく、ミッターマイヤーが艦隊を運用すれば
その艦隊が一番速くなるの?
普段から命令系統や素早い行動の訓練に力を入れているんだろ。
そういう地道な努力が実を結ぶもんだ。
艦隊運用(艦隊を構成する各部隊・各艦への、陣形編成や行軍の際の移動の指示、交通整理)が
上手いのだろう。
幼稚園児1クラス分を動物園一周させてみればわかる
装甲やエネルギー中和磁場発生装置を出力の小さいものにして軽量化し、
エンジンを強化した、高速戦艦で舞台を編成してるんじゃないの?
そんなことしたら弱くなっちゃうだろう。
ハード面よりソフト面に先に注力したほうが効率いいと思う。
高速戦艦の部隊だからって、秩序よく行軍したり、
会戦時には、陣形を速く適切に編成したり、
整然と離脱したりができるってものでもないだろうしな。
「神速にして、しかも理に適う」だな。
622 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/02(土) 00:34:37
ハードに頼らずソフト面で高速運用ができるから二つ名で呼ばれるほどまでなったんでしょ。
ハードだけで良いなら歴代イゼルローン司令官は皆、帝国の双璧だよ。
ずいぶん前のスレで、そのヘンは決着ついているばずだが。
>608
特別な艦やハード面の大幅改造をしているという描写がないので、それはないと
いうのが前提。
タクシー会社の配車室の話が興味深かったよ。
タクシーの配車指示って、簡単そうに見えて、実は新米とベテランで雲泥の差があるそうだ。
ベテランはどのタクシーをどこに向かわせればいいかすぐに分かるけど、新米がやると、
客を何十分も待たせてしまう羽目になりやすいとか。
ミッターマイヤー艦隊とフィッシャー付きヤン艦隊。
どっちがより神速で理に適うんだろうな。
そりゃフィッシャー付ヤン艦隊
数々の描写からして、フルメンバーのヤン艦隊はビッテンより高攻撃力、
ミュラーより硬防御力、ミッターより高機動力。
さらにロイエンタールより統率力が高く、ラインハルトより効率が良く、
キルヒアイスよりも短時間決着・・・
そのくせ、1万5000隻前後、なんじゃこりゃ?
アムリッツァ遠征で、総指揮を執らせてみたかったな。
あの時点でヤンが軍の指導層だったら、フェザーン占領と
フェザーン回廊帝国側出口に要塞建設を提案しただろうな。
同盟の債務帳消しに加え、帝国からの積極攻勢が不可能になる一挙両得の作戦だ。
要塞は同盟宙域内で建設して、ガイエスブルク方式で移動。
>>631 ああ、卿がヤン・ウェんリーなら、そう考えるだろうな。
>フェザーン占領
とりあえず、キャゼルヌが溜息つきながら止めるだろうね。
>ガイエスブルク方式で移動
エンジン連動制御技術が同盟でも確立されたって話は無いが。
こんなところにもフォークがまた一人・・・
イゼルローンの建造に何年かかったっけか。
しらんがな(´・ω・`)
当時の同盟の国力で、成功率の高い侵攻作戦つーたら、どんなのが有り得るかな。
3、4個艦隊の侵攻で橋頭堡を確保し、帝国軍が攻めてきたら補給の行き届いた状態で普通に会戦、とか、
リッテハイムを取り込んで、皇帝暗殺とクーデターをやらせる、てのは以前出たが。
他には、急進派や、カストロプやクロプシュトックみたいな門閥貴族を扇動し、
なるべく同時に複数の叛乱を起こさせ、それを支援するとか。
更に、叛乱勢力に、広範囲で通商破壊作戦をやらせるとか。
侵攻しないのが一番成功率高い。
サンフォードにその正論は通用しないだろうしなあ。
帝国と和平、は十分選挙に勝てる要素だったと思うけど。
シトレがもっとしっかりしてれば良かったんだよ。
トップとは言え、軍人に出来ることなど限られてるから。
結果論だが、いっそ、イゼルローン奪取後、彼が辞めて、
ロボスを現場から外せば良かったのだ。
えーと統帥本部総長の後任はドーソン大将でしょうか?
アムリッツアショックのおかげあるいはそのせいで
クブルスリーやビュコックのような人間が指導部に入ったんじゃなかろうか?
統合作戦本部長と間違えたorz
>>641の仮定だと、統合作戦本部長の後任は、当然、ロボス元帥だろう。
アムリッツァの結果、同盟の国力と兵力は激減し、更にそれが一因で、クーデターが勃発し、
そしてその鎮圧後、トリュ派による軍部壟断が行われたわけで。
「おかげ」なんて言える状況ではない。
ちなみに、史実でドーソンが総合作戦本部長になったのは、クブルスリーの退役後。
それ以前、彼が大将・統合作戦本部次長になったのも、アムリッツァ会戦後のどさくさ紛れだろうな。
「大将になれたことすら不思議」といわれた奴だし、アムリッツァが無ければ、中将止まりだったのではないか
(余談だが、こいつは、狭義でのバーミリオン会戦前に、ちゃっかり元帥になっている。或る意味、大儲けしているな)。
645 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/02(土) 23:04:45
イゼルローン奪取後、同盟軍はなぜイゼルローンに民間人をいれたんだろう?
仮にも帝国との戦いの最前線に家族をつれってっていいんだろうか?
>>645 駐留の将兵の士気高揚の為とかでないかな。
要塞奪取前の帝国側の様に、交代要員が潤沢に居る状況なら、
また別だったかも知れないが。
それに、一応、軍施設の住人になるのだから、
民間人でなくて、全員、形式上は、軍属に準じる扱いになるのでは。
住む方も命がけだぜ。
最前線の要塞なんて普通住みたくないだろうに。
しかもアムリッツァで大敗して同盟が弱体化した時に。
それでも、政府が市民にそういうことを強制できる訳は無いから、
全員、好き好んで移住したんでないかなあ。
税制上の優遇とか、補助金とか、色々特典は有ったんだろうけど。
いくら難攻不落だからって民間人が普通に暮らせるような各種施設を
要塞内に作ってしまった帝国は凄いな
非常時は、敵勢力に制圧された帝都から避難した皇帝一行の受け入れと、
政治・軍事の最高指揮機能を持たせるのも可能なようにという意図ではないか。
売春婦とか風俗関係の人はこぞって行きたがるだろうな。
シェーンコップや、ポプランみたいなヤツは極少数派なんだから
すげー、荒稼ぎできそう。
>>644 そうすると宇宙艦隊司令長官の後任は誰だろう?
結局、アムリッツアはやることになるんだろうが、
フォークの専横許さない人間なら、もう少しまともな作戦展開が期待できたのだろうか?
相手がラインハルトで焦土戦術を使ってくるんなら、大差無いんじゃないか?
何の戦果もなく引き返すのを出兵させた政治家どもが許す訳も無く。
>>649 帝国のときは民間人用にと考えていたわけじゃないだろう。
要塞守備兵と駐留艦隊、同盟への遠征軍の兵士用の宿泊施設で
500万人の住宅が用意されてたんだろう。
それを同盟は流用しただけだろうし。
>>654 ということは帝国のイゼルローン駐留軍は全くの娯楽なし?なんてスパルタンなw
そりゃ駐留軍の人間関係もギスギスするわな。
>>653 イゼルローンと十分連絡のとれる星系を占領して、
それを帝国の圧政から解放したって報告すればOKなんじゃね?
解放住民の声とかいって宣伝放送を用意してさ。
そうするとラインハルトはほぼ互角の状態で会戦をすることにならないかな。
いずれにせよラインハルトが勝つのだろうが受ける損害も半端じゃないだろう。
ちょうど第二次ティアマト会戦で同盟が勝った様な具合に。
ラインハルトは死なないだろうけど、宮廷の政治闘争が厳しくなるんじゃなかろうか?
寵姫の弟の地位を濫用して皇帝陛下の兵を無為に死なせたとか、いくらでも讒言できそう。
657 :
656:2006/09/03(日) 07:23:04
あ、ちなみに幾つも占領しないで一星系だけ占領ね。
元々最高でヴァルハラ星系まで達するつもりであんな大動員やってるんだろうから、
そんな戦力で1星系のみ手に入れましたで留まってたらやっぱり戦果なしと突付かれるだろ。
「無駄飯食ってないで早く次の星系池」となるんでないの。
>655
機動運用できる艦隊全部(第一艦隊は首都星系周辺から動かせず、第一一艦隊は再編成と訓練の最中)
つぎ込んで、結果が「一星系だけ」なんて政治的に許されるわけがない。
それだけつぎ込むなら、少なくとも帝国軍と正面切って大会戦を行って、徹底的に叩き潰すくらいの
ことをしてからでないとね。
※だいたいこの作戦、「同盟史上最大」なんだから
えーとだから、会戦をしない内になんで解放を先に進めたのかというわけですよ。
「他の全ての事は任せるが、艦隊で決することに関しては自分に任せてもらいたい。
いつ、どこで、どのように艦隊を使うかは、この私が決める」
ぐらい、国防委員長や最高評議会議長に向かって言えないのでないと
この規模の作戦の宇宙艦隊司令長官なんてつとまらないんじゃないの?
661 の続き、そのために同盟は宇宙艦隊で参謀本部方式をとっていると思うのだけど。
>>661 会戦しようにも敵が仕掛けてこないから、そのままずるずる帝国領「進攻」をしてしまったんだろう。
そして「解放軍」「護民軍」を自称している以上、どんどん辺境の帝国民を「解放」して保護してやらなきゃならない。
それをラインハルト(+オーベルシュタイン)は見事に同盟軍のジレンマにしてのけた。
どこかで留まってたら、やっぱりハイネセンの最高評議会に突付かれると思うよ。
まあ原作だと「ロボスだから」で理由はつくのだが。
現場の人間は割と危機感を抱いていたのに、トップがロボスとフォークだったからなあ…。
>>663 なるほどね。
同盟の情報部がもうすこしまともなら、ラインハルトの宮廷中の微妙な位置を把握していただろうから、
進攻せずに待機作戦をとり、門閥貴族派を動かして早く叛徒どもと会戦せよっていう勅命を出させることもできたろうになあ。
そのときラインハルトは完全な優勢でないのを承知で会戦するしかないだろうな、
フリードリヒ4世といえど、専制君主の命令は絶対だろう。
3者のうち2勢力が手を組むとして必ずしもラインハルトの勢力が
爪弾きにされるとは限らない事を考えるんだな。
この場合、関ってくるのは皇帝、帝国閣僚、門閥貴族派、三長官を始めとする帝国軍指導部、
ローエングラム元帥府、ローエングラム元帥府以外の帝国将兵となるけど
どんなシナリオになりそうだと思う?
>>664 >進攻せずに待機作戦をとり、
ここまではまだ判るが、
>門閥貴族派を動かして早く叛徒どもと会戦せよっていう勅命を出させる
ここまで動かせるのは地球教レベルだろw
それはともかく、門閥貴族を上手く動かせばいいとは言うが、
ラインハルトが負けたらそのままオーディンに同盟軍が殺到するって可能性もあるんだが?
反ラインハルト勢力は強大だが、少なくとも国政握ってるリヒテンラーデはそこまでアホじゃない。
原作でもせいぜい痛み分けを願ってるだけだし、それは変わらないと思う。
>>667 帝国の全宇宙艦隊の残り半分+貴族の私兵艦隊+辺境星系の警備艦隊など、
ラインハルトの指揮下にある艦隊を上回る規模の大艦隊が存在するからなぁ。
敗走してきた残存艦隊を含めれば、ラインハルトとの決戦で数・物資共に消耗した
同盟軍ぐらいどうにかなるかもね。
士気が持つかどうか疑問な部分もあるし、命令系統もバラバラで各個撃破されかねないが。
>>668 >ラインハルトとの決戦で数・物資共に消耗した同盟軍ぐらいどうにかなるかもね。
メルカッツとファーレンハイトがいるから正規軍を彼らがミュッケンベルガーの下で指揮して、
貴族の私兵艦隊は最後の決定打とするための予備兵力かな?
>>667 ベストは戦に勝って、ラインハルトが戦死じゃないの?
>>653 フォーク案が採用されないんであれば、まず回廊出口付近を完全制圧し、最
寄の星系拠点化を図るなどの計画を出せばよろしい。
軍部的には、そこを最終的に確保できればいいと言う感じで進めて、後は申し
訳程度に侵攻・解放すればいい(反攻があれば、無理せず引くを前提に)。ライン
ハルトが焦土作戦をとっても、あまり手を広げなければ、イゼルローン・新拠点
からの補給の確立も容易だろう。
政府が噛み付いてくるだろうが、出兵前の会議で最悪の想定をして膨大な戦
死者数とその影響データを突きつけて、選挙には逆効果とか「説得」しておけば、
あまりうるさくは言わないだろう(どう考えても、相応数の時間と犠牲なしでオー
ディンまでたどり着くのは不可能だし、帝国領民が蜂起するなど都合のよい想
定も、可能性を具体的に示せなければ、空論と退けられる)。
こういうのが軍上層部の仕事。
長期に渡れば、さすがに撤兵論が国民の間に起こるだろうから、それに乗る
形で政府も落しどころを求めてくる(選挙の材料にも出来ないし)。帝国領内に
橋頭堡を確保し、形だけながらいくつかの星系の「解放」をやっているのだから、
軍部もさして悪者にならず、サンフォード他(上手くいけば、トリューニヒトも)が
ババ引いて退陣と(゚д゚)ウマーな結果も起こり得る。
つか、ヤン他の発言力がもっとあれば、いくらフォークが政府に取り入っても、
廃案にできたろ(根拠なし、成算なしなんだし)。
で、橋頭堡確保などに作戦案を変更し、政府の顔立てれば、それで終わると思う。
あとは、帝国&ラインハルトの出方次第。
>>652 順当に行けばグリーンヒル大将ではないかと。
この人は主に参謀・事務畑の人だろうから、
ウラ・ボロ・ビュの誰かを副司令長官にするかも知れない。
>>671 長期にわたれば、そのうちフリ4世が死ぬだろう。
同盟(サンフォード政権)大笑いも有り得るな。
どうにかして、エル・ファシルとアスターテとイゼルローン奪取の英雄に、
作戦立案をさせれば、より堅いのだが。遠征部隊副司令官職とか押し付けて。
>>673 本音が選挙対策なのだから、一年以上掛かるというのはないだろう。
大侵攻の規模が縮小されれば、準備期間も短くなり、作戦予定期間も短くなる。
でも、崩御が原作どおりなら間に合いそうもないなぁ(原作だと期間どれくらい掛
かっているんだろう? 国防委員会での決定から、アムリッツア終戦まで)。
短ッ!
規模に比べたら、準備なしに等しいじゃん。作戦案以前に、そりゃ成功するわきゃ
ないわ。
ヤンらが主導権握ったら、準備期間中に帝国で内戦が始まり、終わるな(w)
準備だけは、キャゼルヌが仕切っていたんだし、完璧に近かったのでないか。
帝国内乱介入なら、約17万隻対10万〜13万5千隻の状況において、
キャスティングボードを握れたら良い訳で。
20万隻なんて膨大な兵力を仕立てなくても、
正規艦隊4個(5万〜6万隻)程度で充分だろう。
内乱発生してから遠征計画を立てるならな。
>>672 縁故人事の謗りを覚悟で、ヤン総参謀長というのもあるかもしれないなあ。
中将じゃ総参謀長は難しいのではないか。大将クラスが他に居たようだから。
副参謀長で順当では。よしんばフォーク少将がその下に来ても押さえられるだろうし。
>>681 第二次ティアマト会戦では司令長官アッシュビー大将、総参謀長ローザス中将のコンビだった。
特別に功績があるわけでもないグリーンヒルを元帥にするわけにいかないから、司令長官より格下の総参謀長は中将から選ぶしかない。
ただこのコンビは多分失敗すると思う。グリーンヒルの器量不足で。
>>682 ダゴンの折の迎撃部隊を率いた司令官リン・パオと参謀長トパロウル同階級だったし。
宇宙艦隊司令長官と総参謀長もそうであっても、いかんとは別にどこにも書いてない。
現場の艦隊ならともかく、それらをコントロールする最高司令部なら、
また別ということではないか。
>>683 平時は別に問題無いと思う。
遠征についてなら、副司令長官をビュかウラかボロがやって、
遠征部隊は彼らの誰かが率いていれば(遠征部隊参謀長はヤン)いい感じでは。
当時、統合作戦本部次長だったグリーンヒルをわざわざ遠征軍参謀長にしているぐらいだから
(普通なら宇宙艦隊総参謀長がその任に当たるはず)
ロボスが統合作戦本部長にあんったら、グリーンヒルは自分の下にそのまま留任させるんじゃない?
その場合、クブルスリーを大将にして宇宙艦隊司令長官が順当だと思う。
ビュコックはアムリッツァ級の惨敗がなければ
平艦隊司令官以上は無理じゃね?
クブルスリーが早々と大将・統合作戦本部長になったのも、アムリッツァ故だろう。
ロボスがグリーンヒルを自分派と看做しているなら、派閥固めのためにも、
軍部No.2である宇宙艦隊司令長官をやらせたがるのでは。
No.2の司令長官がNo.1になるなら、
No.3の統合作戦本部次長がNo.2になるのは順当だろうし。
>>686 イゼルローン奪取は、作中世界のあの時点では、途轍もない偉功ではないかと。
グリーンヒル大将って作中の実績から言うと
組織の長としては目立った結果を残していない。
むしろ、クーデターでは目的を達成できなかったばかりでなく
部下の暴走も抑えられていない。
また、ヤンの力量を最後まで把握しきれてないので
副司令長官として優秀な戦術家がついたとしても
その人物を生かし切れるかについても疑問。
>組織の長としては目立った結果を残していない。
外伝を読むと良い。
ロボスとのコンビで、対帝国の戦況を同盟優勢にしたと書いてある。
優秀な良識派として信望を集め、軍のトップになるだろうと期待されていたとも、
本編に有ったな。
>ヤンの力量を最後まで把握しきれてない
要するに居眠りしていたのを見て呆れた程度だろう。
優秀な参謀を最前線の現場に出すのは、別におかしくない。辺境や閑職に左遷したなら問題だが。
ロボスみたいなアバウトなやつの下でいろいろ気を使って効率よく組織運営をするのは向いてそうだけど、
自分が上に立つととたんにダメになりそうなタイプだよな。
ヤンがいくら上申しても、勝手に自分の考えを付け加えてスポイルしちゃいそう。
どうだか知らんが、ロボスよりマシなら上等だろ。
外伝で語られているグリーンヒル大将の実績は
ロボス司令長官の下で総参謀長として働いたときのもの。
健全なときの二人は名コンビだったと思われる。これは間違いない。
しかし、ロボスが衰えると、グリーンヒル参謀長も一緒に生彩を無くしている。
あと、クーデターのとき1対1でルグランジュと戦わせたのも減点。
ヤンは既に居眠り参謀ではなく、同盟軍最高の智将として比類無き功績をあげているのに
ミュッケンベルガーやメルカッツがラインハルトの天才を認めたようにはヤンを評価できないまま
同数の兵力に過ぎない第十一艦隊を派遣してしまった。
人がいなかったんだろう、艦隊指揮できる人間が。
数だけ集めても指揮官がいなければどうしようもない。
ルグランジュがちゃんと手中におさめている11艦隊のみで
戦いに行ったのも理にかなってると思うけど。
主要メンバーで艦隊指揮経験があるのって
ルグランジュとリンチだけじゃない?
グリーンヒルもあるかもしれないけど、
戦いに行くわけにはいかないし。
>>693 オルグが出来ていない第1艦隊を動かそうとしたら、
下手すると逆に、現場指揮官たちに首都を制圧されるかもな。
てか、第11艦隊が殲滅されて後、
「救国云々は唯一の機動戦力を失った」とか
書いてあったな。
そもそも、内戦時、グリーンヒルがヤンを過小評価していたなんて、原作のどこにも書いてない。
「比類無き智謀の持ち主」とか、救国内部で言われてはいたけど。
アニメはどうだか知らんが。
バグダッシュを派遣してヤンの暗殺を試みてる品
バグダッシュを信頼して大任を任せてしまったことこそミスだな。
人材不足ゆえ仕方なかったのか。
バグダッシュでなくても、あれは成功率は低いだろ。
あの状況で暗殺や破壊工作は、用心されて当然だ。
成功率の低さは仕方ないが、あの任務を任せるには救国への忠誠心が低すぎるだろう。
あそこで抵抗したってどうなるものでもないし、バグダッシュ自身の選択はあれでいいと思うが。
別に論破するのが目的ではないので否定したい方はしてくれて結構だと思うよ。
↑
どの意見の主だ?
否定された部分への反論はないんだろうか。
議論するつもりはないが、言いっぱなしで終わるのもなあ。
【質問】
地球教の資金と根回し背景にレオポルト・ラープがフェザーンを作るけど、
どこから都市国家を形成するに足りる人たちを連れてきたのですか?
>>708 帝国官僚組織の派閥争いでドロップアウトした中で優秀な連中を集めたとか。
>>702 成功率は低くとも試す価値はある。
ただ、能力的に他に適任者がいなかったんだろうけど、
結果的にフレデリカに顔を知られてる奴を使ったのは失敗だったな。
もっともそれも、クーデターの首謀者の娘をそのまま副官に使うなんていう、
常識的に考えにくい行動をヤンがとらなければ問題なかった訳だが。
フレデリカがいなかったとしても、
シェーンコップなら同じことやった気もするけどな。
副官の任が解かれてなかった事は
それほど重大なことだとは思えんけど。
どっちかというと戦後処理の時点で問題が起きそうではあった。>フレデリカの副官残留
まあどっちにせよ、バグダッシュの一件に関してはあまり彼女のいるいないは関係ないだろう。
>>708 帝政の影響が少ないところに行きたいけど同名に亡命するのはちょっと……
みたいな人たちが自治領という手ごろなところで手を打ったとか。
あとはラープの根回しした貴族の中にも貿易の利益を狙って支配下の人間を
送り込んだやつがいそうだ。
>>693 >>696 に加えていうと反乱時点の第一艦隊司令官はパエッタ中将のはずだから、
明らかにトリューニヒト派である彼に接近するわけにもいかないな。
もっとも彼がビュコックのように拘禁されなかったのもナゾなんだがw
>>711 そもそも、フレデリカにヤンの暗殺を命じればよかったんじゃね?
乗らない可能性も高いが、それは顔を知られているバグ奪取だって同じだろうし。
案外、悩みぬいて父親の言う通りにしたりして。
子供の頃からヤンに想いを募らせているフレデリカが、
パパに言われたからって暗殺するかよ。
そうかなあ、かなり悩むと思うんだけどなあ。
パパの方が、娘を信じられなくなっちゃったのかなあ?
副官人事だってキャゼルヌの工作だろうし、先輩が後輩に向かって、いい年こいたんだから
そろそろ身を固めろよってことだろうし。
フレデリカがヤン人脈を調べ上げて、キャゼルヌに接近していたとしたらすさまじい執念だけどな。
キャゼルヌはエル・ファシルでヤンの世話を焼いた少女がフレデリカだと知っていたんだろうか?
外伝3巻のフレデリカ卒業話だけではよくわからないが。
>>719 >フレデリカだと知っていたんだろうか?
本人が言うまで、そんな少女がいたことさえ忘れていた模様。
>>720 いや
>>719が言ってるのは、ヤンじゃなくてキャゼルヌだろ?
ヤンはエル・ファシル直後には既に顔も名前も忘れてるw
けど、キャゼルヌは知っていたのかもしれん。
フレデリカがドワイトパパに言う(「お父さん、実は私が軍人になったのは・・・・・」)
→ドワイトパパがキャゼルヌにって事は十分ありうるかと。
あの当時フレデリカはただの民間人だぞ。
サンドイッチとコーヒーいれてくれただけの。
それにたしかグリーンヒルは娘の軍人志望は
自分の影響だと思っていたと記述もあった。
おそらく周囲には語っていないエピソードだと思われる。
キャゼルヌもさすがにそんなとこまでは調べられんだろう。
>>721 すまそ。
キャゼルヌなら知っていた方が面白いな。「世の中、奇特なお嬢さんがいるものだ。
ならば人生の先輩としては人肌脱いでやるものだろう。上手くいったら、将来の酒の
肴になるし……けけけッ」みたいな。
でも、
>フレデリカがドワイトパパに言う(「お父さん、実は私が軍人になったのは・・・・・」)
>→ドワイトパパがキャゼルヌにって事は十分ありうるかと。
これはなさそうな。母親相手ならともかく、父親にそんな話する娘はいないだろうし、
仮に聞いていても、それをキャゼルヌに話すのは、パパかなーり無神経。「そこんと
こ、考慮してやってくれ」では公私混同にらなり、これまたパパらしくない。
になるだろ
本人の自己申告もなあ。秘めた恋って個人的動機もらすってのは、社会人として
どーかと思う。その程度の分別すらないバカ娘でもないだろ。
>>718 そりゃ悩みはするだろうが、そもそもヤンよりパパ取るんならクーデター発生後も副官なんてやってねーよ。
725 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/06(水) 14:56:03
バグダッシュは結果的に失敗したが
ヤンの非常識とシェーンコップの行動力に及ばなかっただけで
あの年で中佐になっている人間が無能とは思えない。(情報工作員としては最上位クラスでしょうに)
確かに人材不足は否めないが、それは能力的な適任者がいないという事ではなく
ヤンの身辺に近づける協力者を作ることができなかったという事でしょ。
ルグランジュは嫌そうだったからともかく、グリーンヒルはこれ以外で快勝する方法が無かったんだろう。
>>725 バグダッシュは能力面で不足だとは言われてないぞ。
>>714他
693を書いた者だが
第一艦隊をそのまま使うとか一言も書いてないぞ
戦い方は他にいくらでもあるってことだ
例えば?
ヤンはどうしたって救国軍事会議に組みして同盟を立て直すのがスジだったろう。
手法の善悪にヤンがこだわるのはおかしい。
あそこのあたりは読んでイライラするな。
もうヤンはルビコン越えてるだろうが、なにやってんのって感じ。
とっとと独裁者になってまずはヨブをなぶり殺しにして読者を喜ばせるべきだったろう。
ここらへんから読者は離れはじめたんじゃないか。
>>729 そこで読者が離れて何でその後8冊、外伝入れたら12冊も続くんだよ。
>>730 ドラゴンボール現象がおこったのですよ。
やめたくてもやめられない、ロイエンタール叛乱あたりもう苦しさ爆発でしょう。
ラインハルトを殺す以外にオチを付けられなくなった。
>>731 少年漫画の何が悪かろう
1巻だけで終わる事も覚悟して出した1巻が予想外に売れたんで
2巻出す時には既に全10巻の構想立ててたんじゃなかったか?
外伝はどうかしらんが、そんな正伝の何処がドラゴンボール現象なんだ。
>>733 全10巻を滿たすだけの構想がなかったのは明らか。
ゆえにキルヒアイス死後はいきあたりばったりではありませんか。
はいはいクマクマ
>>724 そうかな?
事前にグリーンヒル家に変事が起こったら開封すること、なんていう封緘通信を送っておけば、
例の救国軍事会議議長紹介の放送を見た後、フレデリカは速攻で封を切ったろう、そこに書かれているのが
「私の娘ならばヤンを暗殺せよ」だったらかなり思い悩むんじゃないかな?
このタイミングだったらヤンは自分の気持ちを伝えていないからね。
これの長所は不確定要素がなくなることだ、イゼルローンから鎮圧軍が出動しなければ、ヤン暗殺がうまくいった証拠で、
出動したのなら、どういうかたちであれ、ヤンは生きているということになる。
となれば、早い段階でルグランジュは作戦の見通しを立てることができてヤンに対して互角の戦いができたかもしれない。
実際の進行は戦闘開始、数時間前までバグダッシュに期待していて無駄な力を使っていたわけだ。
頭から追い払ったといっても数時間前じゃ追い払うのが遅すぎでしょう。
そしてヤンが暗殺されたとしたら、イゼルローン指導部は真っ二つだと思う。
シェーンコップ、アッテンボロー、グエン・バン・ヒューはとりあえず中立で事態を静観かな?
幹部で確実に反クーデターなのはキャゼルヌ、ムライ、フィッシャー、パトリチェフぐらいだと思う。
事態の進展によってはシェーンコップあたりが蠢動する可能性もあるな。
短所は暗殺に成功すれば対帝国に不利になることぐらいじゃないかな?かなりでかい短所ともいえるが。
実際の物語の流れでは、ヤン暗殺が決定されたのはヤンがクーデターに加担しないことが明らかになった後で、
その時点でフレデリカはヤンの「君がいないと困る」を聞いているから、ここで暗殺を命じられたとしても、遠くのパパより近くの彼氏を選ぶだろう。
結局、グリーンヒルはクーデターで主導権をとりながら、それを全く活かせず、
あれもこれもと目を向けてるうちに後手に回ってしまったということだな。
>>737 ヒルダにラインハルトを殺す事は出来るかもしれんが、
フレデリカにヤンは殺せんよ。単に愛してるだけでなく命の恩人だぞ。
まして父親のしてる事をフレデリカ自身が全く肯定してないのに。
>>735 徳間は売れるとすぐ「全10巻」とかの企画たてるから、ズルズル伸びたってのは
ないよ。そのせいで、スカスカになった作品は多い。近年の例では『紺碧の艦隊」
か(BOXに20冊入るという理由からから、全20巻になった)。
>>739 完全に否定してもいなかったんじゃないかな?
クーデターを起こすこと自体は完全に否定は出来ないかもしれないが、
ヤンを殺すことはいついかなる状況下であっても
(極端な話、ヤンが突然クーデターを起こしてグリーンヒルを殺しても)
フレデリカには無理だろう。
>>742 そこまで惚れ切っていたとは読み取れなんだ。
ドワイトパパ、カワイソスw
だって全人類の命と引き換えにしてでも
ヤンに生きていて欲しかったんだよ、フレデリカは・・・・・・。
ヤンを殺せなんて手紙が来てもお父さん気でも狂ったのねで終わりだろ
ま、自分の父親がそんな基地外だと知ったらそりゃ悩むだろうなあ
その程度の認識。
ドワイトパパ、マスマスカワイソスw
フレデリカが私情だけで動く人間と看做してる奴しか居ないように見えるが、
皆、本気か。それともネタなのか。
>>745 文脈からして、第11艦隊以外の機動戦力が救国に有るという前提の文章ではあったな。
作中に、第11艦隊が救国唯一の機動戦力っていう風に書いてあったんだけどな。
まー強いて言うと、なりふり構わないなら、
ヤン艦隊に惑星ハイネセン近くまで来て貰って、
惑星への、半壊軍艦とか都市部への無数の破片の落下被害の可能性も構わず、
首飾りと込みで迎撃かね。
勿論ビュコックや一般市民も人質にしてね。
グリパパは、それは、彼の理念と性格から言って出来ないだろうけど。
そこまで悲観することも無いだろ。
フレデリカの中では
ヤン>(イゼルローンの外壁)>ドワイト>>その他
くらいのはずだ。
>>748 まあ考えようによってはいろいろできるな。
遠隔操作で艦隊突っ込ませて全艦ワープ、ヤン艦隊異次元へ とか。
しかし
>>693は文章読む限りそんなことは考えてないような。
あくまで11艦隊強化に他の艦隊つかう、みたいな。
>>748 なんか、その程度(なりふり構わない)のこともできないでいて、
ほんとに国を憂いているというなら、そもそもクーデターなんて起こすなよという感じだなあ。
だまっておとなしくしてれば、いずれ幕僚総監なり、総参謀長なりに復帰させられて、
合法的に軍部へのトリューニヒトの干渉を排除できたんじゃないの?
信念でなんかやらかす人間より、私利私欲で動く人間の方がまだマシといういい例証だな。
753 :
sage:2006/09/07(木) 00:05:54
>>723 その考えも大いにありえますが自分の妄想は、
キャゼルヌは、ヤンは将来の同盟軍で大きな存在になる→ただ元々軍人に
興味なく、処世術もドヘタ。トリューニヒトにも睨まれている
→このままでは同盟を動かす仕事をする前に退役してしまうかも
→やっこさん独身だから軍上層部と縁戚になってヤンの後見人をしてもらい、同盟軍内の立場を強化
ヤンが高い地位につくまで軍に留まらすこともでき一石二鳥。
→今の上層部で妙齢の娘さんがいる人は…パエッタはトリュ派だし、ビュコックには娘はいない
グリーンヒルさんのところに娘がいたな、しかも現役軍人、OK、副官で近づけろ。見物だな
とも考えていたかも。「スラックスの中に悪魔のシッポを隠している」
キャゼルヌ氏ですからw
>>749 ちょwwwおまwwwww
(イゼルローンの外壁)ってなんだよ、それを打ち抜いてハートに響かせるには出力7億2千4百万キロワットが必要だぞ。
>>738 悩むだろう。
「私のパパンは、こんなにアホだったのか……orz」ってw
艦隊戦などせず、時間稼ぎだけさせて、その間に腐敗した権力者を一人残らずアクメツすればいい感じだったのにパパン。
アメ公の対テロ戦争みてると
潜伏したトリュを殺すのに相当時間がかかりそうだがの
存在すると思しき内通者に呼びかける。
「罪は問わない。
悪徳企業から没収した私財のうち10億ディナールを贈呈する。
更に、帝国かフェザーンへの亡命を認める。
その代わり、議長の居場所を知っていれば、売れ。」
759 :
754:2006/09/07(木) 07:30:04
スマン、7億4千万"メガワット"だった。orz
>>757 ビン・ラーディンとか名前忘れたけどアルカイダのNo2はホントにいるの?
すでに死んでたとしても、死亡確認が取れないと生きているのと一緒
>>748 私情で動くというか、グリーンヒルが、仮にヤン暗殺の指令を娘に出したとしても
その指令は軍の正式な命令ではない上にある意味軍人としてやっちゃいけないこと。
その指令を肯定する理由は「パパに言われたから」というそれこそ私情でしかない。
>>737 馬鹿馬鹿しいにも程がある
敵か味方かもはっきりしない奴にそういう極秘指令を文書なんて証拠が残る形で
送りつけるなんて大間抜けすぎ
クーデタの放送があるまで本当に開けないなんて思うなんてお気楽すぎ
>>762 証拠が残ってマズイことってなにかあるのかなあ?結果が全てでしょ。
それに通信としては私信だ、さすがに軍隊といえでも通信の秘密は守られているんじゃないかな?
あとパパが開けないようにといったら、普通開けないだろう。
アメリカ軍は私信の検閲は過去にやってたし、今もやってるようだな。
>>763 バカだろ、お前。
そんなささいな事の前に、なんでフレデリカがヤンをあっさり暗殺してくれると期待
できるんだよ?
事が始まったら、娘も解任・拘禁される予想はしてたろ(されなかったが)。近づく
事もできん身になると考えるだろ。それに、そんなことさせるなら、先に引き込んど
くだろう、普通。
パパンはフレデリカを無敵の暗殺者に教育していたのか?
つーか、「娘は許してくれないだろう」って、
思考してなかったか、パパン。
れっきとした戦争状態にある軍隊の最前線の重要要塞で通信の秘密なんて守られない
可能性は極めて高い
普通開けないよなとか言ってるが、その前に普通は事前に開ける可能性とその場合どうなるか
っていう検討するもんです。
検討すればこんな通信文を来るのがいかに馬鹿げた愚挙かなんて小学生にもわかります
軍民併せて500万人も居る要塞なんだし、
救国シンパを、事前から、数名くらい潜り込ませておくのは
決して不可能ではない。
査閲部長のパパンや、ブロンズ情報部長の職責も利用できるし。
そっちの可能性を想定する方がまだ有りそうだ。
それが出来なかったから11艦隊との開戦直前にバグダッシュを送り込まなきゃならなかった
わけですが
要塞への配属となると正式な人事手続きとか必要なのでは。国防委員会とか
統合作戦本部とかの
パパや情報部長の権限じゃ無理なのでは
グリーンヒルパパがハイネセンの叛乱を鎮圧したように見せかけて
地方星系の鎮圧をしてきたヤンをお出迎えしてそこで殺せばよかったんじゃね?
ヤンもグリーンヒルが裏切るとはおもってなかったわけだし
時間的にも結構きつくないか?
捕虜交換式のあと2ヶ月くらいでクーデターだろ。
リンチも捕虜交換と同じくらいの時期に帰ってきてるとして、
送り込むには時間が短すぎる気が。
もしやるならイゼルローンへ帰るヤンを狙うべきだよな。
>>771 かなり早い段階で首謀者として顔出してるんだ。
そんなんできるわきゃねえだろ。
ヤンが味方についてくれないかと勝手に期待して裏切られたのでぶち切れて刺客を送り込んだということでOK?
>>770 情報部長が、部下を、「調査目的」とかで最前線に派遣するのは、そう不自然ではないだろう。
演習とかは査閲部長の権限だから、「第11艦隊をイゼルローン要塞へ派遣し、駐留機動艦隊と合同演習をします」
って感じで。
イゼルローン制圧と同時に、中央に居残った部隊で、首都制圧・第1艦隊凍結。
>>775 しかしそれは結構危険じゃないか?
もし首都制圧・第1艦隊凍結に失敗してしまった場合、
第11艦隊が遠くにいたら逆にやられちゃうよ。
ヤン艦隊が一番厄介だもん。
実際、首都制圧自体は、地上部隊だけで上手くいったしね。
>>775が上手くいけば、イゼルローン駐留機動艦隊を無傷で接収できるのが
美味しいな。
ヤンに読まれなければだが。
>>775 第1艦隊に対抗できる武力もなくクーデター起して
艦隊の提督以下の首脳部を拘束できたとしても
艦長クラスが反抗したら、ほんの数百隻だけでも
クーデター失敗するじゃん。
実戦力がないのがわかってたら抵抗する軍人も激増するだろうし。
史実での第1艦隊は、別に第11艦隊が居たから抵抗しなかったわけではないだろう。
何らかの手段で、艦長クラスの反抗も不可能な感じで押さえられたと思われる。
整備とか言う口実で、乗員を全員降ろし、その上で挙兵・艦隊凍結とか。
もっとも、第11のうちの1千隻程度、口実付けて首都に残し
(或いはこっそりバーラト星系外縁部辺りに残留させる)、
クーデターに使うのも、不可能では無さそうだが。
781 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/08(金) 02:30:43
>>775 思いっきり不自然でしょ。
第11艦隊をイゼルローンまで移動させるだけでも数週間かかるのに
クーデター勃発までの短い間にそんな急なスケジュールを立てたら怪しんでくれとっているようなもの。
数千か数万の歩兵部隊動かすのと1万隻以上の艦隊を動かすのと同列に扱う自体間違ってる。
>>732-733 相変わらず原作読んでない奴がうろついてんのな。
>第11艦隊をイゼルローンまで移動させるだけでも数週間かかるのに
クーデター勃発までの短い間にそんな急なスケジュールを立てたら
第11艦隊移動予定に合わせて、首都周辺と首都での蜂起スケジュールも決めれば良いのでは。
尚、イゼルローンに帰るヤンは、ついでだからということで第11艦隊で送ってやるとかな。
ラインハルトの都合を押しつけられたリンチの都合があるから
蜂起の時期は遅らせられないと思われ
あと、やはり首都に機動戦力を保持しない状態での決行には無理があるのではないか
>リンチの都合
「何故そんなに急ぐのだ」と疑われたらマズいから、
リンチに無理押しは出来ない。
大体、奴の救国での人望はゼロだし。
機動戦力は、数百隻程度ならどうとでもなるだろうし、
第1艦隊を上手く押さえられたらそれで充分だろう。
第1艦隊凍結の成否は、賭けの要素も入ってくるかもだが、
魔術師ヤンとガチで戦うよりはマシということで。
地方警備艦隊が、数千隻くらいで攻めてくる危険性も有るけど、
ヤン以外は、首飾りへの有効な対処方法を思い付けないだろうしね。
ドーリア星域でも勝てなかったのに
要塞付きのイゼルローン回廊までついていってどうやってヤン艦隊を倒すの?
>>784 どうにもならないよ。
戦艦のたった1発のミサイルで評議会ビルが消し飛んでるのに。
抵抗した艦長がベイやアラルコンみたいな奴だと
人質ごとアボーンされかねない。
>>786 途中でヤンの乗艦を破壊するのが一番楽な方法だろう。
確かにそうだな
ヤンとヤン艦隊は手に入らなくなるが
クーデターに勝つという目的ならそれが一番よさそうだ
11艦隊を使わなくても暗殺者1人で事は足りると思う。
イゼルローンに帰るヤンの船に誰か潜り込ませる(バグダッシュでも可)
一応クーデターへの参加を有無を聞く。断られたら暗殺。
これで簡単に一番脅威となる人物が排除できる。
あとは要塞とヤン艦隊だけど、ヤンがいない状態でどこまで動けるか。
帝国側も内戦が始まる時期だろうけど、
だからといって長期間留守にして大丈夫とキャゼルヌ達は考えるだろうか。
イゼルローンに封じ込めることが可能ではないか、とかね。
これなら11艦隊も、もしもの時に備えて手元において置けるし。
そしてその後、クーデターがある程度成功したところで
イゼルローンに向けて投降を呼びかけたらいいんじゃないかな、と。
>>787 史実では、第1艦隊は、最初から、戦艦の1隻も出せない状態で
押さえられていると思われる。
首都で抵抗したり脱出したりした軍艦が、かけらも出てこないし。
>>786 騙まし討ち。
第11がクーデターに加担していると、この流れでは判明していないので、
要塞に普通に入港できる。
793 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/08(金) 14:21:05
アンネローゼって処女なの?
おいしく頂きましたがなにか?
795 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/08(金) 14:45:22
皇帝フリードリヒ四世腹上死説
作中のフリは、枯れた感じだったから、インポにでもなってた可能性が。
姉ちゃんは、破られたとしても、道具とかでだろう。
>>793 漫画版には、アンネローゼが涙を流しながら皇帝にやられてる場面があった。
>>795 直接の原因は、アンネローゼの膣痙攣に驚いたことによる心臓麻痺。
>>792 ヤンなら第十一艦隊がついてきた時点で疑うと思うが
よしんば中にはいってもローゼンリッター相手にどうやって勝つつもりだ?
こういう夢想的な考えの奴がクーデターに走るんだろうなw
アンネローゼが処女なんて童貞オタの妄想
5年以上も同居してるんだから好きでヤッてた
薔薇の騎士は、わずか一個連隊だーよ。
ヤンは、第11艦隊の艦に乗った時点で、煮るなと焼くなと好き放題出来る。
ヤンは、個人テロの危険性には鈍感だったしなあ。
ちっとでも用心する発想が有ったら、暗殺されていない。
発想はあったよ。
ただ護衛つけられるとトイレにまでついて来られて何かとウザいし、
おちおち勤務時間中に酒飲んで昼寝もできなくなるからやめただけ。
死への恐怖に対して鈍感だったのは事実。
暗殺時は、ユリアンが言っていた様に、
会談の下準備を、帝国と話し合って、入念に行うべきだったろう。
その上で、最低限、十数隻くらいで行っても、文句の出る筋では無い。
内乱前のハイネセン行きの際も、最初からヤン艦隊の艦艇で行っても、
それが多数でないなら、特に問題が有ろう筈も無いのに。
>>799 てかわざわざ戦う必要ないだろうに。
第11艦隊イゼルローンに入港。直後にヤンの身柄拘束。
ヤンを人質にしてイゼルローン明け渡しを要求
これで済むんじゃないか?ヤンのイゼルローン奪取と同じ方法だよ。
ヤンを見殺しにって可能性も有るしなあ。
まあそれは確かに・・・
>>806 そりゃできないだろ。
ヤンが殺されたら、ヤン艦隊はどのみち終わりだし。
クーデター派も殺したくはないだろうけど、現場がいろいろと制御効かない集団
だからなぁ。ヤンが査問会の時のようないらんこと言った挙句に;y=ー( ゚д゚)・∵ターン
てのは大いにあり得る。
第十一艦隊の重要性を理解してない時点で何言っても無駄だな
要塞内で何かしようとしてもシェーンコップに出し抜かれる。
ヤンを殺す気ならイゼルローンまでついていかなくても、ハイネセンを出立したあと急襲すれば艦隊全部動員しなくても百隻も割けば充分だろう。
後の事はともかく
ルグランジュとヤン抜きヤン艦隊になってもルグランジュが勝てるとはおもえんな
微妙なところだろう。
ヤン以外の艦隊指揮官が、フィッシャー、アッテンボロー、グエン・バン・ヒュー
全員一個艦隊を指揮した経験がほとんどない。
メルカッツがでれば問題ないけど、おそらく最後の最後まで出ないだろうし。
って、メルカッツまだ帝国側じゃないか。失敬失敬。
ヤンが死んでもイゼルローンは一枚岩だろうか?
>>811 いや、第11艦隊には勝てても、その後の対帝国戦ではダメだろう。
どのような形になるかはともかく(ガイエが来たら終わる可能性高い)、消滅は時間の
問題だよ。
ヤンがいなかったら同盟は適当なところで降伏して抵抗止めるだろうから
一般市民にとっては有益かもしらんw
いくら不満分子が多いからといって、
ヨッパライ一人送り込むだけでクーデター起こせるか?
なに安心して国内に全力注いでるんだラインハルト。
出てきてないだけで、リンチと同様の仕込をされた連中は複数居たとか。
万一、クーデターが早期に鎮圧されて、負けが込んできた貴族連合に資金でも出されて、
ヤン艦隊+第1艦隊が帝国に介入しようとしたら、そいつらが何かしでかしたのではないか。
しかし、タイミング次第では、パエッタ提督が第1艦隊を率いて大活躍してクーデター鎮圧ってのも有り得たのか?
リンチの計画とは別にグリーンヒル側で既にクーデター計画が立案され
水面下で進行していたとか。
でリンチの持ってきた計画を既存の計画に追加・修正して実行したとかはないのかな。
リンチとグリパパの死の直前辺りの会話を見るに、それは無さそうだ。
822 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/08(金) 21:08:48
【質問】ラインハルトとキルヒアイスはどちらが攻めでどちらが受けなんですか?
どっちもバランスが取れています。
じつはキルヒアイスが責め、これはガチ
キルヒアイスはSだったのか・・・・・・
銀英伝はキルヒアイスが凶暴ツンデレ幼馴染みと家庭的優等生お姉さまの間で揺れ動くラブコメです。
惜しむらくはどっちも同じ顔で微妙に色違いなだけな事。
もっとタイプを変えるとか配慮が欲しい。
【質問】ラインハルトとヒダ…ヒルダはどちらが攻めでどちらが受けなんですか?
同じ顔だったか?
なにこの流れ
>>819 そういえばパエッタって原作じゃなんか活躍したシーンあったっけ?
ラテマリオじゃ同盟軍の最精鋭の主戦力の艦隊司令官だったはずだが何の見せ場も
ねえし
ランテマリオではパエッタがなんかしくじったという描写はないし、
ビュコックがパエッタを不安視して司令官を変えようとした
形跡もないし、普通に司令官として働いたものと思われ。
パエッタは物語の初めから出てきて、最後まで生き残った唯一のキャラ
人知れず死んでなかったっけ?
ムライがゆっくり逃げて怪我した時。
暴動が起きたときに死んじゃったはず。シトレは踵折ったけど生きてるし、
ムライも助かったのにな。
アニメでは体当たりしろとかむちゃくちゃなキャラにされてたが
原作外伝では戦術的には無能ではなかったと強調されてたな
無能じゃないパエッタを負かしたラインハルト、すごいすごいw
ということを書きたかったんだろうがw
まるきりの無能が、中将・艦隊司令官にはなれんだろ。
つまり
メルカッツ>>>パエッタ>シュターデン
ってところか?柔軟性がないが、型にはまれば滅法強いと。
そういえばこの人が負けた相手はラインハルトとその周囲だけだなあ。
時代の流れに乗り遅れたってことか?
上部の冷静なコントロールが有ればって奴かね。
戦術家としてはそこそこ優秀だったのだろう。
グエン?
グエンもなあ。
中将クラスになってフリーハンドを与えられたら、シャレにならん大ポカしたろうな。
ビッテンフェルトもそんな感じだが。
アムリッツァ以降の奴は、第二次ラグナロック作戦で単独で先遣隊になった折も、
通信妨害とビューフォート准将のゲリラ戦にまんまと引っかかって、本隊とはぐれて時間を浪費して、
危うくマル・アデッタ会戦に間に合わない所だった。
つまり無能じゃない司令官の一方的な負け方を表現し切れなかったんだよ。
軍事小説にありがちな事だけどね
ラインハルト登場前から
メルカッツ、ファーレンハイト、レンネンカンプ、アイゼナッハの4人は
艦隊司令官だったんだから、同盟の無能扱いされてる提督達と何度も戦ってるはず。
でも、同盟がラインハルト登場前までに大敗したなんて事ないんだから、
同盟の各提督達も上の4人と戦える実力あるはずなんだけどな。
作中からは一切汲み取れないというより異常なまでに無能としか思えないけど。
描写だけでみるなら、結局ヤンの前にやられっぱなしの
ローエングラム陣営も異常なまでの無能集団じゃないか。
同盟も帝国も、ラインハルト登場前から負けられない戦争を
ずっと続けてきてるんだから、
コネツテだけの無能者や、なんの能もない貴族のボンボンは
少なくとも前線の司令官にはならないだろう。
常に戦争してるから、実力はあっても功績を挙げられずに
不遇っていう状況は出来にくいし。
>>842 メルカッツ以外はまだ少将級じゃないのか?
率いている艦艇も少なく、
自分の受け持っているところだけで善戦するのがまだ精一杯の時代じゃないんだろうか。
准将・少将かそれ以下でも、皆、それなりの手際は見せていたと思われる。
>>845 ファーレンハイトはアスターテの時点で中将になってるし
残り二人ももし少将なら、内乱時点に中将に昇進してる理由がない。
アスターテ前の事書いてる外伝でも何も出てないし。
>>847 アスターテ前のことを今話題にしてるんじゃないの?
>>847 ファーレンハイトはアスターテの時はまだ少将。
少将だとまだ3千隻程度のようだし、
そうそう大戦果!ってこともないだろう。
>>849 の言うとおり、アスターテの戦功で中将に昇進。
でもラインハルトの期待に十分以上こたえたんじゃないの?
ところで、アムリッツア後、宇宙艦隊司令長官に叙任された時点で、
ラインハルトはなんでメルカッツを招聘しなかったんだろ?
>>842 そのまともに戦えたのがウランフやボロディンだったんだろう。
>>850 ラインハルトとしては、まずは自分の派閥内のやつらに力をつけてやりたいわけで、
メルカッツは呼ばなかったんじゃ。多分中立っぽいし。
リップシュタットでメルカッツが中立を貫いて
ラインハルトが軍を完全に掌握した後だったら
呼んだ可能性はあると思うけど。
招聘も何も、帝国軍の艦隊司令官は、全員、宇宙艦隊司令長官の部下。
ただ、メルカッツが貴族連合軍へ行くのを、ラインハルトは積極的には止めなかった模様。
帝国の覇権を握る為、貴族連合軍をまとめさせた上で、戦って破るという手順が要るので、
貴族連合軍が、戦い以前に内紛で崩壊でもされて、会戦しないうちになし崩しで降伏とかされたら困るから、
メルカッツに軍組織としての格好をまとめて貰おうって打算でも有ったとか。
その後、メルカッツが絶体絶命のブラウンシュヴァイクを救い、その直後、ヴェスターラント事件が起こり、
ラインハルトとキルヒアイスの仲違いとキルヒアイスの死へ繋がった訳で、
結果としては、ラインハルトの驕りとなったが。
>>853 もちろん艦隊司令官は全員部下になるわけだけど、
なぜ自分の派閥に引き込まなかったか?ってことだろう。
>>850のいうことって。
読んだが、そんな打算考えると思うか?
他に説明付かないもの。
非ラインハルト派の軍人で厄介な連中は,全員,難癖付けて,
拘禁か,軍中枢で監視下に置いても良かったんだし。
ラインハルト憎し のやつらが戦わずに降伏するかなあ。
内紛はあるだろうと予測はできるだろうけどさ。
或いは、各貴族がばらけて、それぞれの領地周辺で私兵を率いてゲリラ戦して焦土戦術とかな。
ガイエスブルクに立て篭もられるより厄介かも知れん。
ブラウンシュバイク公は正面決戦を挑もうとしていたわけだけど、
そういったある程度素人に任せてたほうが
ラインハルトとしては楽なのでは。
まとめさせるためかどうかはわからないが、
ある程度優秀な軍人をあえて貴族側にやった結果、
ゲリラ戦を提案されでもしたら・・・
メルカッツは良識が有るから、なるたけ民間人は巻き込まない手を取りたがると予測できるのでは。
追い詰められた後とはいえ、
良識あるメルカッツがいても核攻撃が行われてしまった。
予測だけじゃリスク大きすぎない?
メルカッツが貴族連合軍司令官になったら、
日和っている貴族たちが貴族連合軍に行ってくれ易くなって、
貴族勢力殲滅の目的から言って都合が良い、とか。
ラインハルトにしてみりゃ軍歴が長く軍内部に貴族、平民問わず一定の人望がありそうなメルカッツは自陣営に招いても扱いにくかったんじゃないか?
野心がないから餌で釣れないし、不正もしそうにないし、無能ではないから更迭も難しい。基本的に保守派でラインハルトの急進的な改革とはあいそうもない
かといって明らかに先任の提督をハブったりしたら自陣営に不協和音が残るしね
簒奪考えてるラインハルトにしてみればゴールデンバーム王朝への忠誠心厚くて
名望実績あるメルカッツはどの道目の上のたんこぶになりかねない
原作でもラインハルト配下に招聘されたのは貴族階級に反感を持つ平民や下級貴族
出身が中心とかいってたからな。メルカッツも下級貴族だがその手の反感は薄いみたいだし
ラインハルトは、内乱後、ファーレンハイトを部下にした折、
「どうやらメルカッツを逃がしたらしいのは惜しい」と考えてはいた。
保守派って意味じゃ、ミスター・レンネンもそれっぽい。
まあ奴は平民だから、どうせ貴族は嫌いだろうけど。
869 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/10(日) 02:29:16
ラインハルトが元帥府に招いたのは平民出身や下級貴族の若手の新進気鋭な者ばかりで
改革者としてのイメージ作りでもあるから穏健派で年長のメルカッツは外れても仕方が無いんじゃないかな?
上で指摘されている通り一応はそのままでも部下には違いないんだし。
むしろファーレンの方が気になるが、
理由はどうであれリュップシュタットの盟約に自身で参加しているようだから身上調査で外されたんかねぇ??
ファーレンハイトの方が、頼りない貴族連合に加担したら、
より活躍出来ると読み誤ったのでは。
「判断ミスした」って意味のやり取りが、内乱後の式典で有ったし。
ファーレンハイトはビッテンフェルトとタイプが似ているのも
まだ、9個艦隊しか指揮下に収めていなかったあの時点では
全体の兵力の中のバランスという面で問題があったのではないかな
実際、貴族連合に参加したように格別体制に不満を抱いていたわけでもないのが
最初に勧誘されなかった理由ではないかな>ファーレンハイト
メルカッツもそうだが、ラインハルトが帝国の第一人者になれば
帝国軍人として自然に麾下に収められるという読みもあったのだろう。
>>869 アニメの方だと、メルカッツもファーレンもアスターテで指揮下にいて、作戦案に
抗議しているから、そこでとりあえず見限った(勧誘優先ランク下げた)感じは
出てるね(両者ともラインハルトを見直している。マイナスイメージが±0になっ
た程度だけど)。
>>873 原作だとメルカッツ、ファーレンハイトとも口に出してはなにもいってないよ。
二人ともラインハルトの値踏みをしている感じがあるな。
メルカッツなんて掃討戦に移ることになりますが……なんてテストまで課してる。
これに乗らなかったから、その天才を認めたんだろう。
でも、あの時点で30半ばのファーレンハイトがラインハルトに言わせると「老将」w
>>853 招聘という言葉は不正確だったな。
司令長官の権限で元帥府直属にしなかったかということだ。
キルヒアイスを上級大将、宇宙艦隊副司令長官に一気に引き上げたのだから、
バランスをとるためにメルカッツも引き入れちゃった方がオーベルシュタインなんかは安心するだろう。
みんなが答えてくれた通り、穏健保守派ということころが厳しかったのかもね。
エルウィン・ヨーゼフ担ぎ出した、ラインハルトにメルカッツが好感をもてなかったのかもなあ。
>>862 核攻撃はメルカッツのあずかり知らぬところで行われちゃったよ。
あれでもうダメぽと思ったんじゃないかな。
>>871 それはあるかも、積極攻勢には強いが、迎撃戦には難があるという描写がある。
>>838 そんな感じだね。
ランテマリオ会戦で中核となる第一艦隊を率いて、ビュコックのサポートの下、
圧倒的多数の敵に対して、善戦しているわけだし。
>>860 それはミッターマイヤーの例のセリフで説明がつきそう
いわく「能ある者が、味方ばかりでは戦う身としては張り合いがなさすぎる(中略)メルカッツ健在ときいて俺はむしろうれしさを感じる。」
それは結果的にそうなっただけで
「いい勝負したいから」ってわざわざ敵に塩を送ることもないだろうに・・・
>>875 やはり、言い方は悪いがラインハルトに心酔もしていない、むしろ軍歴や名声の点で
本来の主君であるラインハルト以上のものを持っているメルカッツらは
あまり呼びたくない存在だったんじゃないかねえ。
いくら制度上部下といっても、ぽっと出の青年元帥と百戦錬磨の大将じゃ
兵士や他の提督の信頼も違ってくるだろう。
>>880 スマン、確かに10巻のあれは、ラインハルトさえ戦死しなければ、
もうひっくり返りようのない形勢の余裕がなせる発言だね。
「驕兵を戒めるべし」なんていってるご当人がこの有様だからなあ。
まあ、わかってての発言だからまだいいんだけどね。
>>881 兵士の支持は二分しちゃいそうだね。
若者はラインハルトを支持して、ある程度年取って、友人の戦死とか見てきた中堅どころはメルカッツを支持ちゃいそうだな。
改革的な新指導者が若ければ、親しくなりやすい年代はやはり若い
上の世代で使える人材が埋もれてしまうのは自然の成り行き
もっともファーレンハイトはすでにかなり出世していたようだが。
ビューロー、ベルゲングリューン、ブラウヒッチ、バルトハウザーあたりが
そういう中から発掘された人材だと思う。
ファーレンハイトってそんなに年じゃないだろ。
どこかに年齢か誰かと同い年と書いてあったのだが、どこか忘れてしまった。
ファーレンハイトはアスターテのとき31歳とある。
ロイエンタール&ビッテンフェルト&ヤンより2歳上になる。
そう年食ってるわけでもない。
オーベルシュタイン
レンネンカンプ
ケスラー
ケンプ
シュタインメッツ
ファーレンハイト
ロイエンタール・ヤン・ビッテン・ワーレン
ミッターマイヤー
ミュラー
ラインハルト・キルヒアイス
・・・といった年齢順だった記憶だな。
>>887 アイゼナッハがファーレンハイトとロイエンタールの間に入る。
しかし40台の大将とかってほとんどいないよなあ。
不運な世代なのか、才能的にダメダメな世代だったのか。
>>888 オーベルシュタインが競争相手をみんな謀殺しちゃったんじゃないかな?
>>888 軍人の平均寿命が短いから、40台になる前に大勢死んでいたんだよ、多分
で、高級将校にはその生き残りで、かつ家柄も良いものからなっていく
その中には、実力主義のラインハルト軍で地位にふさわしくやっていける人間はほとんどいない
>>889 オーベルシュタインはそんな人間じゃないっ!
【質問】
カイザーラインハルトが死んだとき、殉死した家臣はいなかったんでしょうか?
ロイエンでさえベルゲンが殉死したのに…。
意外と人望なかった?
>>892 オーベルシュタインは殉死…という説がある。
後世の歴史家の間では意見が分かれているが。
ラインハルトが遺言でものこしてたんじゃないのか。
後ついてくるなよ とか。
>>893 そういやそうでしたっけ。行きがけの駄賃みたいな死に方だったから忘れてた。
もしホントに殉死だったら一番仲悪かったオベが一番忠臣だったって事か。
>>894 そんなスカした遺言残してたらガイエが書かない訳ないような気がする。
ベルゲンのはロイエンタールへの忠誠心からの殉死というよりラインハルトへの当て付けだから
というか、ベルゲングリューン以外だとほとんどいないんじゃないか?
アンスバッハくらいか?これも微妙ではあるが・・・
後追いとかする時代じゃないんだろう。
>>888 年配の幹部クラス、といっても最高幹部達より一段下だが、
目立っていたのはモルトくらいかね。
詰まらん死に方をさせられたが。
ベルゲンは、殉死というより、惨劇を防げなかった自責の念で自裁したのでは。
でも殉死ではあるだろ。
ロイエンタール(とキルヒアイス)の後を追ったんだから。
901 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/11(月) 00:49:05
なんかゴールデンバウム朝の歴史のお勉強で、殉死の話が出てきたような記憶があるけど勘違い?
小説が実家だから確認できない…
殉死の慣習自体が無くなってたのかな?
原則として殉死などしないと思う。そういう慣習はあの世界には無い。
つーか、ラインハルトは病死だろ。
敗死したロイエンタールと比べるのはそもそもおかしくないか?
ベンゲルの殉死はラインハルトへの抗議の色が強いし、
そもそも殉死の慣習はあの世界にはないわけで。
(そんなものがあったら、エロジジイが死んだときに誰か殉死
させられるだろ。アンネローゼあたりも無理矢理殺されそうだ)
ベンゲルがイレギュラーなのに、それを当然のように前提にされても困る。
ベンゲルってどこのサッカー監督だよorz
ベルゲンの間違い。
905 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/11(月) 01:31:13
遮蔽物や地形効果のない宇宙空間での戦闘に、作戦の優劣が影響する余地はあるんだろうか。
単純に火力と艦艇数の大きい方が勝つ気がする。
より効率的な陣形や部隊配置を行い、
敵のそれを阻害するという要素も有るのでないか。
ラインハルトの部下達からすると、ラインハルトが遺したもの(帝国と皇太子)をもりたてていく
ためにも、殉死なんて「逃げ」が許される状況ではないでしょう。
これが皇太子が成長していて、それなりに任せられるだけの後進が育っていた状態であれば何人か
(ビッテンフェルトあたりは確実か?)は殉死していたかもしれんが。
>確実
ねえって。