1 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
銀河英雄伝説に関する素朴な疑問について語りましょう。
質問と雑談を明確に区別するために次の形式でお願いします。
○質問をする場合
【質問】
銀河英雄伝説ではヤンの言葉に代表されるように戦争には批判的ですが、
戦場で人が死んだことを理由に戦場で生きてきた人の人生を否定していいものですかね?
○回答をする場合
>>レス番
ヤンの言葉は戦場で大勢の人が死んだことを振り返って、この人達がもし生きていたらこの先
どんな人生を送っていただろというような感慨に似たものだと思いますよ。
自身も軍人ですし軍人として生きることを否定しているものではないと思います。
基本的にスレ違いネタでも銀英伝の話題から派生してこのスレの住人を対象としたもの
であればかまいません。軍板・三戦板ネタ歓迎。
ループネタは専用スレがありますのでそちらもご利用ください。
銀河英雄伝説 ループネタ専用隔離スレPart3
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1120816478/
2 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/09(金) 00:33:32
>>1の質問・回答の例がどちらも最低だと思うんですが
>>1は馬鹿だと断定していいですかね?
3 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/09(金) 00:34:19
【質問】
>>1の質問・回答の例がどちらも最低だと思うんですが
>>1は馬鹿だと断定していいですかね?
5 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/09(金) 00:37:47
【質問】
>>1の質問・回答の例がどちらも最低だと思うんですが
>>1のテンプレを作った奴は大馬鹿だと断定していいですかね?
8 :
uaa:2006/06/09(金) 02:14:05
前スレ
>>982 >ヴェストパーレ男爵夫人って本編には出てた?
アンネローゼ姉さん襲撃事件の時いたのでは?
>>8 いやだから、その辺は「小説では」外伝1巻の範疇。
「アニメでは」本伝10巻を語る中で、上手い具合に外伝を組み込んでるから、
「女優退場」のくだりもある程度アレンジして第1期でやっちゃってる。
>>9 だね、俺もアニメとごっちゃになってたが、本編には出てない。
銀英関係でこんなスレあるのか。
そりゃウザがられるわな・・・
自治板で削除願いだしたら通るのか?
質問
フリードリヒ4世は、ラインハルトが自分を憎んでいること、地位を簒奪(姉を取り返す)
ことを目論んでいる事に気づいていたのでしょうか。
なんか、そうなることが分かっていて、ラインハルトをどんどん上の地位に就けていったような
印象を受けたので。
【回答】
金髪に関しては、能力と覇気のある若者とは認識していたと思うが、
ゴールデンバウム王朝自体に行き詰まり(?)を感じていた感はある。
(どうせ滅びるなら〜の台詞とか)
消極的自殺、ってやつじゃない?
幻の皇子の件がなければ、結論も違ってたんだろうなあ。
消極的復讐か?
>「幻の皇子」
ベーネミュンデ侯爵夫人の子供の事か?
そこまであの件が堪えていた感じとも思えんが。
倅(エルウィン・ヨーゼフの父親)が早くに死んだ件についても同様だけどね。
元々、虚無的な性格だったんだろう。
「古い家の末期には、よく、ああいうタイプの人が生まれるものなんですよ」
(田中芳樹氏・談)
>>21 >「古い家の末期には、よく、ああいうタイプの人が生まれるものなんですよ」
古い皇族って言えば我が日本の天皇家だけど
それ以外にも途中で王朝変わってるとは言えイギリスやタイ、
後はハプスブルク家とかブルボン家、
王国や帝国でもないけどリヒテンシュタインなんかも含めて、
わざわざ野心が見え透いてるのに権力握らせて
それで国が滅んでもいいや〜。
なんてタイプ一人もいないと思うけど。
信憑性がかなり疑われるが、
人類最古のエチオピア帝室最後の皇帝、ハイレ・セラシエもああいうタイプではないようだが
24 :
uaa:2006/06/10(土) 02:22:51
>>17 外伝でのグリンメルスハウゼンとのやり取りを見ると、そう思えるよね。
道原版では最期に「(後継者とかを)何も決めないことが復讐なんだ。ざまーみろ」みたいな事言ってたね。
俺もその解釈に賛成。
陛下が王朝の滅亡をどのくらい積極的に願っていたかは意見が分かれると思うけど、俺はかなり積極的に「滅んじまえ」と考えていたと思う。
>>21 補足。
「古い家柄の人間には」だったっけ。
俺が、直接に伺った台詞なんで、紙媒体には無いから確認できん。
まあ、とにかく、旧家の類には、浮世離れしたというか、
「何もかも、別に,どーでもいいや」って風情の人間が出がちなんですよって
ニュアンスだったと思う。
他人が気にするほど自分の家柄というものに価値を置いてない人、ということだな。
ほかの家とかわりゃしないんだから絶えようがどうしようがどうだっていいじゃん、という人。
こういう性格の旧家の若者とかが逆に革命とかに走りそうな気がするよ。
確か日本共産党の創始者か誰かも結構な地主の家柄じゃなかったっけ。
オノ・ヨーコとかか
格式のある家だと、家族を養う心配しないでいいから羨ましいわ…ほんと
逆に格式のある家だと、家柄のしがらみやなんだかんだで養う人数が多くなるかと。
そりゃ経済的な苦労はしなくてもいいと思うがね。
>>22 自堕落で虚飾主義っていう意味で、具体的に配下の者に権力を持たせる・・・という意味ちゃうよ。
自堕落はともかくフリードリヒ4世のどこが虚飾なんだ?
それに自堕落で虚飾でも国が滅んでもいい。と思うのは関係ないだろ。
>>33 おまえはバカか?
関係ないと書いているのに、関係ないだろとか書いても仕方ないだろ。
>>34 最初の質問がフリードリヒ4世がラインハルトの危険を認識しながら
自らそれに協力してたように見える。ってものなのに
>自堕落で虚飾主義っていう意味で、具体的に配下の者に権力を持たせる・・・という意味ちゃうよ。
じゃ答えになってないじゃん。
念の為。俺は、
>>21と
>>25なんだが、
>>32ではない。
>>21において、フリードリヒ4世が「自堕落で虚飾主義」とか言いたかった訳ではないし、
田中氏がそうおっしゃっていた訳でもない。
>>17 【回答】
>>18での指摘の通り、作中に、かなりはっきりと答えが書いて有る。
新書版一巻目、アスターテ会戦後、金髪の元帥昇進前後辺りでの、
フリードリヒ4世と、国務尚書リヒテンラーデ侯の会話シーン。
フリードリヒ4世が、金髪の野心と金樹朝への危険性を明確に認識していた事と、
そして、「未必の故意」的な感じでその危険性を見過ごしていた事が伺われる。
>>36 そのシーンはなんか空恐ろしい感じだったな〜。
ローエングラム伯爵家を継いだときにラインハルトも
返事返せなかったりしたし。
フリードリヒ4世は厭世観と虚無感漂いすぎ。
はぁ、では17からスタートした流れで突如
>自堕落で虚飾主義っていう意味で、具体的に配下の者に権力を持たせる・・・という意味ちゃうよ。
って言い出した意図はなんなんですか?
整理すると、まず
「古い家の末期には、よく、ああいうタイプの人が生まれるものなんですよ」
(田中芳樹氏・談)
という言葉の中の「ああいうタイプ」ってのが、「自堕落で虚飾主義」。
でもこれだともともとの
>>17の質問に対する答えにはなっていない。
(「自堕落で虚飾主義」⇒「簒奪を狙う小僧にわざわざ力を与える」は
つながってない)
>>33はそれを指摘している(それじゃ答えになってないということで)
ようだが、
>>32,34としては別に
>>17の質問に答えるつもりはなくて、
単に
>>22の解釈に突っ込んでいるだけだから話が噛みあってない。
つまり、
「古い家の末期には、よく、ああいうタイプの人が生まれるものなんですよ」
(田中芳樹氏・談)
という言葉の中の「ああいうタイプ」ってのが、本当に「自堕落で虚飾主義」。
という意味なのだとすれば、これは
>>17の回答には全然なってない。
だから
>>21の挙げた作者の言葉の引用は適切でない、と
>>32は言ってる訳だから、
>>33の指摘はもうズレてるんだけど、
>>32,34が自分の
>>17への回答を付けずに
ただ否定だけしてるのも誤解の元になっていると思う。
フリードリヒ4世は、「自堕落」はともかく、「虚飾主義」じゃないよなあ。
そもそも、
>>32の「虚飾」っては、本当は「虚無」と書くべきなのを、
誤記したのでは無いのか?
>>43 フリードリヒは贅沢の限りを尽くしましたが?
虚飾ってのはうわべだけを飾ることだろうから、
普通にやりたい贅沢をしているだけなら虚飾にはならんだろう。
「薔薇とアンネローゼ以外は興味無いや」
そもそも21の作者の談からどうして
自堕落で虚飾主義が出てきたの?
48 :
uaa:2006/06/11(日) 01:40:46
古い家の末期と言うと徳川慶喜かな?
フリードリヒ4世は慶喜のように賢い人だと思う。
慶喜は時代の流れを考えて、さっさと大政奉還して戦場からも逃げた。
フリードリヒ4世も賢いから、ああいうやり方で王朝に終止符を打ったんだと思う。
才気走ってやる気満々の皇帝は、既得権益を持つ貴族達に消され終わりだろうから。
元々三男で帝位は自分のものでもなく
血みどろの争いした兄貴を見て達観してたんじゃないの?
徳川慶喜は徳川家の存続と日本の安寧をも思っての
大政奉還であって、フリードリヒ4世とはまるで違うと思うけど。
少なくともフリードリヒ4世がお家や国家を案じてた場面なんて一つもないし。
>末期
蜀漢の後主劉禅とか。
建前はともかく、別に古い家じゃないが。
51 :
uaa:2006/06/11(日) 02:38:28
>>49 >元々三男で
次男だよ
フリードリヒ4世にはお家や国家より大きな考えがあるように思える。
皇位継承候補から外れてヤンチャしてた人だから世情には通じていたと思うし、兄と弟との醜い争い、後継者になった途端変わった周囲の態度とか・・・
"達観”と言う言葉は彼に相応しいと思うけど、そこに至るまでの過程はかなり複雑だったと思う。
そう考えると、慶喜よりずっと奥が深いかもしれないね。
外伝でフリードリヒ4世の若い頃を外伝でやったら面白いと思うんだけど・・・
銀英伝読んで育った若い作家が書くのならいいかもな
アスターテより前にいろいろ面白い話を詰め込むのはできそうだし
田中御大が筆を執るのは勘弁なwww
ルドルフ大帝紀とかノイエシュタウフェン候ヨアヒム伝とか面白そうだな。
>>50 姜維が民の恨みを買いながら何度も出兵するのを黙認し、
自身も酒池肉林の生活で政治を混乱させ、
魏兵が目前に迫るとあっさりと降伏。
安楽公として酒池肉林生活をまっとうする。
フリードリヒ4世に徳川慶喜を2で割ったものを足してジークカイザーしたような人生だな。
>>44 皇帝として自然に得られる贅沢こそ自然にやってたが、そう目の色を変えて贅沢に励んだ描写はなかったな。
>>48 詳しいことは日本史板に譲るけど、別に慶喜は逃げたわけじゃないよ。
外国が虎視眈々と狙ってて、下手をすれば清国の二の舞という状況にあって
無理に内戦で血を流すより、表向きの体制だけを変えて、実質はスリム化した幕府が政治をとればいいと思っただけ。
実際、長州+食い物の恨みで切れた一部公家が喚きだすまで、土佐が推し進め、薩摩が半黙認の形を取ってた
無血開城の後、江戸幕府を徳川家ごと新政府に組み込むという方針が主流だった。
日本人同士の喧嘩で勝っても、外国にやられたら元も子もないし、慶喜としては、300年間日本を統治した幕府の実務官僚レベルの人材は
(内大臣徳川家を含め)いずれ新政府になくてはならないものになる、という自信もあったろう。
若いころは相当派手に遊びまくったって言ってたじゃん
遊びすぎて借金で首が回らなくなって、
皇帝になったら1000倍にして返すという証文だしたはずだな。
借金作った頃は、まだ皇帝ではなく、継承の可能性の薄い皇子様だったな。
だから、借金に苦慮する身の上にもなる訳で。皇太子や皇帝なら、そもそも
「借金」にはならんだろう。
まあ、若い頃にヤリ尽くしたのも、枯れた一因では。
体験した事ないから何ともいえないけど
あまりにもやりたい放題しすぎて皇帝になった頃には
感受性が摩滅しきってた?
腐敗した門閥貴族支配や150年も膠着した戦争などの政治状況や、
自分が大した器量才幹の持ち主じゃない事実とか諸々への絶望も有ったり。
動乱の時代にベッドの上で天寿を全うできただけでも幸せなはずだ。
動乱の時代はフリードリヒが死んでからだけどな。
ベッドの上で命数が尽きるのを望まぬ者も、広大な宇宙には存在するわけだが。
実は腹上死
男子の本懐
動乱の時代にベッドの上で美少女を堪能できただけでも幸せなはずだ。
奴は、寵姫を換えた少し前辺りから、インポテンツにでもなってたっ
てのも有りそうな気もするけどな。
流石に外聞に関わるから極秘だけど、シュザンナは秘密が守れそうに
無いから(むしろ、第二子懐妊を諦め切れない筈)已む無くお払い箱。
インポになるほど無気力では無いと思われ。
無気力に見えたぞー?
つか、インポと気力に因果関係はあるのか?
無いだろ。気力で勃つとは思えん。朝立ちがそれを証明する。
甲状腺ガンとかじゃないのかな?
そうすると挿入もしないで少女を朝までねちねちとナメまくるわけか
インポになったのなら、さすがに宮女狩りはしないだろ。
>宮女狩り
何のことだ? そんなんやってたっけ?
「新規の寵姫候補調査」ってなら、まだ判るが。
>>74 何言ってる?
女を漁りまくって、貴族間のめぼしい花という花を摘みまくってたっていう描写があるだろうが。
いつ頃のことだったっけ。
アンネローゼを寵姫にした前後かそれ以降の話か?
アンネローゼが寵姫になる前の話だな。
彼の漁色は初期はボン・キュ・バーンが対象で、後期はまな板とどっかにあったな。
78 :
uaa:2006/06/12(月) 12:27:45
>>77 皇帝になってからは人妻→ロリ
皇子時代の借金をちゃんと返してるし、若い頃一緒に遊んでたグリンメルスハウゼンの人柄を見ても、粋な遊び人だったと思う。
インポうんぬんの話は、
>>66から出ていた。
アンネローゼの寵姫選定の辺りから、実はそうなってたんじゃねーのということだから。
少なくとも、彼女が寵姫になってからもフリードリヒ4世が精力的に漁色をしていたという記述は無い。
しかし、「あの」ベーネミュンデ侯爵夫人も、昔は華奢な美少女だったのか…。
>>78 意外と、若い頃は、身分を隠しての貴族などの権力者の悪人退治とか
やってたりしてw
暴れん坊皇帝。
銀英伝の世界には携帯電話ってものがないのか?
この作品は80年代に書かれているから。
作中出てないけど、きっと、軍用の通信機みたいにでかいのを、
みんな背負ってたんだよ。
85 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/12(月) 21:46:16
>>84 黒電話は骨董品ということじゃないの?
なんか逆に高収入世帯でないと買えなさそ。
そのうち
ノートパソコン使って光ディスク使ってるよw
という時代になるんだろうな
>85
ユリシーズの艦橋とスパルタニアン格納庫に設置orz
いや、本体は映ってないけど、
くるくるコードと受話器の形がまんま黒電話なんだよ。
金属遮蔽空間で無線通信ってありえなくね?
89 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/12(月) 22:40:01
>87
なんか第2次大戦ものの映画の影響受けてる感じだね。
現在の技術的な携帯電話があったとして、
ルドルフ的趣味からすると、オーディン主要部は携帯アンテナ設置禁止とかやってそうだが
確か、「宮廷上空は人工衛星禁止」てのが有ったっけな。
作者は意識してないだろうけど
船の中じゃ有線でいいと思うけど。
無線なんて探知されるかもしれんし。
>>92 軍隊で作戦行動中の者が携帯電話を使用する奴はいない。
今の日本人が徴兵されたら使いそうだがw
他の先進国の兵隊は大丈夫なのかね?
イラクでブログ書いてる米兵とか居そうだな。
>>95 戦場は圏外だから、持って行っても無意味。
兵士のIT化が進んでいるから、携帯どころかモバイルパソ持ってないと話に
ならなくなりつつあるな。もっとも、それがバリバリできるのはアメリカくらいだ
が。
それよか、携帯ゲーム機が必須のようだな。湾岸ではゲームボーイが暇つ
ぶしに大いに役立ったそうだ。今なら、PSPだろうな。
>>96 さすがにブログは聞いたことないが、メールは当たり前に送っているようだ。
宿舎でノートいじっているのをTVで見たことある。
今でもゲームボーイじゃないか?
壊れにくさでは天下一品だしな。
102 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/13(火) 17:52:30
ロイエンタールが大尉から中尉に降格したことあったけど、何したんだっけ?
私闘
戦場に、山に……任天堂は「家庭用」の定義を限りなく広げるつもりなのか(w)
こうなれば、次は宇宙だな。
>101
話には聞いていたが、そこまで壊れていたのか……それで動くんだから、
素直に「すげぇ」と感心するしかないな。
105 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/13(火) 18:59:16
持ち主は無事だったのかな…
【質問】
螺旋迷宮で、ヤンとパトリチェフが人質になった際、
強化セラミックの手錠が時間経過で外れるようになってたけど
あれはなんで?誰かの細工?
自分で持参した手錠なのかと思ったけど
>>108 確かに自分たちでもっていった手錠だけど、
いったい誰が外れるように細工していたかって事。
実際に手錠をはめたのは脱走者達。
しかし彼らが時間で外れるようにするわけはないだろうし。
ヤンかパトリチェフが脱走することを考えて細工していたのか、
そして手錠をはめる側は気がつかないものなのか、とかね。
一般的?な手錠に時間経過で外れる。
なんて機能はないもんな。
この手錠の間抜けなところは手錠の輪と輪をつなぐ機構(われわれ現代人が鎖でつないでいる)が
電磁石で出来ていること、電池切れで手錠としての用を成さなくなってしまう。
あらかじめあまり充電しないでおいたんだな。
なるほど。
>>102 >>103に補足すれば、普通に3人の求婚者から結婚相手を選ぶつもりだった、普通のお嬢様を
横から顔に任せて掻っ攫って遊んで捨てて、
(当たり前だが)怒り狂った求婚者たちを実力に任せて片付けた。ので降格。
降格というか、不名誉除隊になってもいいくらいのドキュソではあるまいか。
帝国は一応、尚武の気風だからなあ。
1対多の決闘でおくれを取ったとあっては、
勝った側にあまり強烈な処罰を加えることはできないんじゃ?
どうせその後、貴族社会のルールがしかるべく処置をするはずだと軍は考えたんじゃないか?
>>113 あれ? ロイエン太郎は、寄ってくる女は手当たり次第だが、自分から
コマすことはなかったんじゃない?
ならば、求婚者がいながら、寄ってきた女が一番問題では?
向こうから寄ってきた合意の上の関係が元で、決闘挑まれて、
堂々と勝ったなら、文句言われる筋合いはないと思うが(決闘が許さ
れている社会なら、その結果に伴う責任は勝敗がすべてという考え
方だろう)。
正確な本文は覚えてないが、積極的にではなかったように思う。
女のほうが寄ってきて、太郎が答えて、女からすれば自分と承知の上で抱いたんだから
「それじゃ婚姻届に署名捺印よろ」
と言ったところ断られた、だったんじゃない?
漫画だと、抱くだけ抱いて、後朝の別れというところで
「私と結婚してくださいますわね」と清純そうに言ってたのをフンで片付けてた。
117 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/15(木) 19:11:33
【質問】
ミッターマイヤーのモデルってチェコのネドベドってホント?
金髪な感じは似てると思うんですが。
金髪と言えば、どっかの小僧も金髪じゃなかったっけ?ww
>>117 金髪なだけで似ているというなら、ラインハルトにも似ているな。
ネドベトって33歳だよな。原作('82)は無論、アニメの制作開始('89)が
何年前か考えれば、答えは出るだろ(*゚д゚) 、ペッ
【質問】
欲しいものドットコムで売ってた同盟軍ジャケットをヤフオクでだしたらいくらぐらいになるかな?
91円
売るなよw
というか、公共の場でのコスプレは、マジで似合う奴だけでやってくれと思う。
ヒゲデブの外国人がミッターマイヤーのコスしてるの見たときは、
吐き気を催した・・・・・・。
>>122 まあ、そういうな。
公共の場と言っても、即売会かコスプレイベントでのことだろ(無関係の街中だっ
たら、警察でも救急車でも呼んでやれ)。
それは極論「ヘタなヤツは同人誌作るな」と同義になってしまい、アマチュアの
同人誌活動そのものの全否定になってしまう。アニメキャラそのままのコスプレ
なんて不可能なんだから、許容範囲は人それぞれだしな。
とりあえず、女装(大抵、嫌がらせギャグのつもりだからタチが悪い)はやめれと
は思うが。
同盟軍服なら、普段着で通らないか?
アイボリーの綿パンとスカーフにダークグリーンのジャケットとベレー帽。
ジャケットの作り次第かなあ。
今時、スカーフにベレーはないだろう。
それにあんなピチピチのジャケットに、確か徽章もきっちり入ってたような。
ジャケットは黒でないか。
スカーフにベレーは、女性なら、普通にお洒落になるかも知れんが、
男ならどうかなあ。男でベレーなんぞ日常かぶる奴はそうはいないし、
スカーフは尚のこと。
それ省いたら、無問題では。
徽章とかも、そんなのが付いていても、いちいち気にする奴は居ない。
ラインハルトが校庭になって軍服が一新されたけど
やっぱ軍上層部の身内に被服業者がいたか、賄賂をつかまされたのか
業者は莫大な儲けだろうな
130 :
125:2006/06/16(金) 21:51:26
>>127 御意、アニメを見すぎた。
ジャケットといっても第2次大戦時のドイツ軍のパンツァージャケットみたいなのならかっこいいと思う。
もちろん徽章の類は全部とって、ボタン等他の飾りに変えるのだが。
去年だったたか一昨年だったたかミリタリールックが流行ったとき
似た様な形で女性用のジャケットはあった。
同盟軍ジャケット、昔買った。
コスプレ用には無駄に立派過ぎるけど、普段着るにはちょっとなという感じ。
防寒は普通のジャンパーに劣るし、サイズに余裕がないから、あまり重
ね着できない。首周りも、あんな襟では、それこそスカーフかマフラー巻い
てなきゃ……。
でも、シンプルで春秋にはいい感じかも。
アニメはかわったな
あえていうなら、ラインハルトがルドルフの定めたものを脱ぎ捨てたかったのでは?
だれか頭のいい軍官僚が事後報告の形で変えたのかな?
軍服のデザインみたいに小さなことはラインハルトは気にしない。
官僚 陛下、本日より軍服はこのようになりました。
ラ うむそうか。
逆に先に変えると言うとダメだろうなあ。
官僚 陛下、ローエングラム朝の軍服が必要と存じますが。
ラ 余計なことはするな。
>134
いや、だめだろう
ラインハルトが理由も無しに事後承諾をだすとは思えないぞ
予算の無駄だとしたら、義眼とかヒルダもイチャモンつけそう
臣下の諫言を退けて無駄な戦闘を繰り返したラインハルトに、予算の無駄とか言われたくないだろうな
ラインハルトの天下取った理由が「俺は誰の指図もうけたくない」だからなw
ゴールデンルーヴェに変えた際に軍服も一新してもおかしくは無い気がしないでもない。
まぁ、ヒルダが言った。とあればそれで全て解決するけど
地球の繁栄が過去のものとなっても月日の流れやら時刻は地球の自転や公転が基準だったんだろうか。
ハイネセンやオーディン、フェザーンもそれぞれ自転速度、公転速度が違うだろうに。
141 :
134:2006/06/17(土) 10:57:55
何巻だったか忘れたがアンネローゼがヒルダにラインハルトの扱い方を教えるくだりがあって、
そこを真似してみたんだけど、ダメか。
アンネローゼに言わせるとラインハルトは光年未満の単位のことは全く気にならないんだと。
奥さんにしてみれば扱いやすい旦那だな。
でもそのアンネローゼのラインハルト評はいささか不正確じゃね?
ラインハルトを突き動かしたのは、「お姉ちゃんが攫われちゃったよ〜」なわけで・・・
恐ろしく卑近な出来事だろう。
金髪にとっては姉と親友の価値は全宇宙と等価
>>133 原作も変わってなかったか?
デザイナーが悩んだが、黒と銀の旧体制の制服的なデザインが、一番ライン
ハルトに似合うということで、黒銀の組み合わせはかわらなかったとかなんとか
記述があったような。
発案はともかく、ラインハルトの承認の下でやっているだろう。
旗とか紋章入りのものをいろいろ作らなきゃならないついでに、制服も替える
のは普通にやると思うが。ラインハルトにしても、ゴ王朝簒奪の証として、
旧体制の意匠はなるべく消したいだろうし。
士気高揚にも繋がるし無駄金じゃないだろ。
1着10万円で1億着とすれば、10兆円!
艦隊一式まるごと買えるんジャマイカ!?
>146
そんなに艦隊が安いはずない。
>>144 変わっていない。
小説でのご指摘の描写は覚えが有るが、確か、
「帝国軍服は、旧デザイン以上に良いデザインは、結局、有り得ない」
という趣旨の文章だったような。
>旧体制の意匠
厳密にそれをするなら、「皇帝」も名乗らないほうが良いな。
「総統」とか「終身大統領」とか「新世界の神」とか名乗ればいい。
ブリュンヒルトも旧体制の意匠に含まれるんじゃないか?
アニメの方だけど、ゴ王朝とは変えたるで〜 って事で
ミュラーはあんな船を押し付けられたのかもしれない・・・
ラインハルトはブリュンヒルトだけは妙に気に入っていたからなあ。
姉=親友=宇宙>ブリュンヒルト>>>>>>家臣
設計技師A「なんか船の形をゴの時と変えれってさ」
設計技師B「え、そんな急に言われても・・・」
設計技師C「とりあえず平べったくしてみる?」
カツーンカツーン
A,B,C「ど、どうしよう・・・」
某上級大将「極上・・・です・・・( ・゚・(ノД`;)・゚・ )」
>>146 ちなみに、2005年のアメリカの国防費が約46兆6305億円。
現在配備・建造されているニミッツ級空母一隻のお値段は、およそ5兆円だそうな。
>>152 平べったいとエネルギー中和磁場で守る面積が狭くなって
同じ出力のジェネレーターなら磁場の密度を上げることができるから
対ビーム防御力が向上するんじゃなかろうか?
難しいことはよくわからんが、
ああも形が違うとドックとかの問題は出ないんだろうか。
従来のやつより広いスペースが必要っぽく思えるけど。
156 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/17(土) 18:38:02
>>155 そんなにヒドイ形なの?
わしアニメは第2部までしかみてないから、わからないのだよ。
原作の挿絵ではどんな感じだったっけ。
>>157 原画の挿絵は無かったと思う。
某上級大将の「極上です。」のセリフは確かにあるが、これは乗り心地についてだ。
しかしこの手の船は乗り心地ではないと思うのだが。
>>157 デュアルの挿絵はアニメのパーツィバルとほぼ同じに見える。
ブリュンヒルドの上の部分をさらに横に広げた感じだっけ
ブリュンヒルトが造られた当時は最新鋭の戦艦の筈だから、
それが実戦で良いデータを残したら、後続の艦の設計には、
基本にそれを踏襲したものが出て当然という気はするな。
更なる改良もするだろうけど。
まあ、こうしたことについては、実用において、実際に
優れているかどうかが総てだろう。
>>161 thx!イメ検わすれてた。
ブリュンヒルトもそうだけど、なんかスターデストロイヤーをひっくり返したみたいな形だな。
どうもアニメ版はスターウォーズの影響受けすぎ。
スパルタニアン搭乗服とワルキューレ搭乗服なんてまんまだったしな。
建造自体は宇宙空間でやってるのでないの?
そうだとしたら、必ずしも地上の造船所のような固定された施設である必要はないと思う
>>164 補給や修理のために宇宙港に入る時とか。
宇宙でやればいい と言えばそうかもしれないけど、
一隻仲間外れで入れてもらえないなんてかわいそうだ。
とはいえイゼルローン要塞の港に普通に入っていってたし、
問題はなかったんだろうけど。
>153
計算間違っとる。
ニミッツ級1隻は(本体だけだと)5000億円くらい。乗っけてる航空機およそ80機でほぼ同額。
運用経費が一日あたり1億円。
ちなみに海自の最新イージス艦「あたご」は1400億円くらいする。
ブリュンヒルトはへたっぴが描くと洋式トイレにしか見えなくなる。
2ndシーズンなんかラインハルトもブサだしいい加減にしろよと
イライラしながら見てた。
アニメの話題は、いい加減、アニメ板でやってくれんかな…
ブリュンヒルトは原作ノベルの表紙にもあるからいいとして他の艦は
アニメの範囲だね。
バーミリオン会戦の前哨戦で
シュタインメッツ、レンネンカンプ、ワーレンがヤンに手玉に取られたけど、
なんでこのときラインハルトは2ないし3個艦隊合同で行動させなかったのかな?
兵力分散の愚は彼が一番良く知っているはずだけど。
極めつけはワーレンのとき
いくら物資の入手と士気向上の機会とはいえ
シュタインメッツとレンネンカンプの失敗があるにもかかわらず、単独行動を許しているのはすごい謎。
ヤンがラインハルトの部下に負けてはたまらないと思ったのと同様に
ラインハルトも俺の部下がほぼ同数でヤンと戦闘に入った場合、
増援が間に合うまでに持ちこたえられないはずはないって思ったのかな?
>>171 帝国軍がそんな大兵力で動いていたら、最初からヤン艦隊は出て行かない。
ヤン艦隊の兵力で、確実に勝てそうな程度の兵力の護衛の付いた補給部隊を
潰すやり方を、地道に取り続けるだけ。
それに、大兵力で動くと、その分、より多くの補給物資も必要になる。
ビュコック艦隊との会戦や、ヤンのゲリラ戦による補給線破壊で、
補給物資も浪費できない状況になっていたのではと思われる。
もしもを言うなら、当時の帝国軍は、遠征部隊を3個艦隊ずつくらいに分けて
(各々、金髪・疾風・色目が指揮)、1隊は補給線を護衛し、あと2隊は、
同盟領内の86箇所だったかの補給基地を、これも地道に、破壊・接収して
回れば良かったかも。
そうやって時間を掛けていると、ヤンによるイゼルローン要塞再奪取だの、
フェザーンでの市民叛乱だの、有りそうだが。
>>173 ヤンの暗躍で補給路も危なくなってきて、地道にやってる余裕もなくってき
たてたろ。食い物ない軍隊の士気は急速に低下するぞ(それもヤンの狙い目)。
それに最初から3隊に分けると、さすがに同盟の残存兵力がまとまってき
たら、危ないだろうし(まさに兵力分散の愚)。補給路の確保はもっと気を使う
べきだったと思うが、あの規模の遠征ではどうしてもネックになるだろ(実際
には護衛が弛んでいたから付け込まれた面も強いし)。
>同盟の残存兵力がまとまってきたら、危ないだろうし
いや、かき集めても、精々がもう二万隻程度では。
金髪や双璧が率いる、三個艦隊・四万〜四万五千隻とガチでやったら、
ヤン艦隊の一万五千隻と合わせても、無傷・短期での勝算は低い。
でも、同盟的には、捻り出した二万隻もゲリラ戦に使えば堅いか。
同盟側が、分散した部隊のどれがラインハルト直属か判別しえて、
かつヤン艦隊以下すべての戦力で、ラインハルト一人の首だけを狙っ
て(ラインハルトさえ殺れれば、艦隊が全滅してもいいくらいの覚悟で)
待ち構えていたら、それぐらいの戦力差じゃかなーりやばいと思う。
そんなに艦隊割いたらイゼルローン奪還されたりフェザーン急襲して帝都への帰路
を断ったりウルバシー占拠して同盟での本拠地なくしたりするべ
普通にハイネセン攻めれや
179 :
171:2006/06/19(月) 22:33:56
みなさんレスありがとうございます。
以下は個別に
みなさんレスありがとうございます。
以下は個別に
>>172 前半部分はシュタインメッツの出撃ついては同意します。
彼の任務はヤン艦隊の撃滅でしたから。
でもワーレンの上申についてはどうでしょう?
彼の上申の目的はヤン艦隊との交戦でなく物資の奪取です
ヤンが出てこなければワーレン(と組んだ提督)は適当な補給基地を
襲撃、補給物資の奪取に成功していたと思います。
ラインハルトの手持ちの補給物資について言えば
食料は艦隊を動かさなくても減っていきます。
問題は燃料なんですが、艦艇の動力は核融合炉なんですよね。
小説中、燃料切れで作戦行動が停止したという描写はないしどうなんでしょう?
>>173 それは「ファーレンハイト・プラン」ですね。
ロイエンタールがダメ出ししてましたね。
レス後半部分の理由によると思われます。
>>174 同盟の残存兵力の把握について帝国軍情報部はそれほど無能でないと思うのですが、
同盟の艦隊がどれだけ残っているか把握できたからこそ、
ラインハルトもラグナロック作戦を発動したのだと思います。
ランテマリオで同盟の主力部隊を撃破した時点で、
>>175 さんがかかれているようにランテマリオの敗残兵と
ヤンのイゼルローン艦隊を合わせ、同盟の残存兵力を
最大で2万隻程度と見積もっていると思います。
そうでなければ小説の進行のラインハルト囮作戦なんて出来ないはずです。
180 :
171:2006/06/19(月) 22:37:14
うわ長すぎと文句言われた。小説の読み込みが甘いので間違いがあるかもしれません。
>>175 正規軍によるゲリラ戦は有効と思われます。しかし弱点が一つハイネセンを直撃されると、、、
>>176 ラインハルトはミュラーとあわせて1.7個艦隊位でヤンの1個艦隊に負けていましたね。
でもこのときミュラーの0.7個艦隊は元の1個艦隊がほとんど組織的な戦闘能力を失いかけてらの参加ですから、
はじめから3〜4個艦隊もっていればどうでしょう?
>>177 ワーレンを送り出す前にラインハルトがウルヴァシーで
手元に置いていて作戦能力があると思われる艦隊は
直衛の1個艦隊の他に
ミッターマイヤー、ロイエンタール、ミュラー、ビッテンフェルト
ファーレンハイト、ワーレン、メックリンガー、アイゼナッハ、ケスラー
の10個艦隊のはずです。
フェザーンには陸戦要員のみ残して、艦隊は残していません。
以下の提督はダメでしょう
ルッツ → イゼルローン駐留
シュタインメッツ → 再編中
レンネンカンプ → 再編中
でワーレンにミュラーとアイゼナッハあたりをつけて送り出せばよかったのではないかなあと思ったのです。
これができない理由は艦艇の燃料ぐらいでしょうが、小説中、燃料の補給については描写がないんですよね。
>>178 そのとおり、その「ビッテンフェルト・プラン」に
「ヒルダ修正」を加えた作戦が一番いいはずなのですが。
これならゲリラ戦の心配もないです。
>>179 >適当な補給基地を襲撃、補給物資の奪取に成功
補給基地が襲われる前に自爆ということも。
>>180 >弱点が一つハイネセンを直撃されると、、、
>「ビッテンフェルト・プラン」に「ヒルダ修正」を加えた作戦
「そして我々の大半は本国へ引き上げる。すると、隠れていたヤンが、
首都を奪回するな」
とか、作中の作戦会議で言われていましたね。
実際は、その場合、もし同盟政府に、停戦と武装解除を要求されたら、
ヤンは馬鹿正直に従ったでしょうけど。
それは、帝国側には解らない事ですし。
同盟政府首脳陣も地下か地方に疎開して、行方を晦ました可能性も有った
でしょうしね(普通、そうするだろと、思うのですが…)。
「常勝の覇王」としての金看板も、政略的に、そしてカリスマの維持に重要ですし。
「不敗の魔術師」との正面決戦を、避ける訳にはいかなかったと言う事では。
まあ、ラインハルトとヤン、ユリアンからは「敵を馬鹿にするビーム」が
発射されてるからな。(ヤン>>>ユリアン≧ラインハルトの順ぐらいに強力)
184 :
171:2006/06/19(月) 23:39:24
>>181 >補給基地が襲われる前に自爆ということも。
十分考えられることですけど。
当時の大将クラスの司令官ならそれを封殺するぐらいのことは
期待できそうじゃないですか、相手はヤンじゃないんだし。
>「そして我々の大半は本国へ引き上げる。すると、隠れていたヤンが、
首都を奪回するな」
あ、だから「ヒルダ修正」がいるんですよ。
実際の進行もそうなったじゃない?おかげでラインハルトは死なずに済みました。
>>182 ヤンの「敵を馬鹿にするビーム」はすごいですね。
「ローエングラム公、本人ならともかく」ってうがってみると
「ホントのこというとローエングラム公にだって負けないもんね」ともとれる。
まあ、ラグナロク作戦は、ヤンがゲリラ戦に出るところまで想定してなかった帝国軍首脳のミスだな
>>184 ヤンにしてみれば、過去の戦いにおいて戦略レベルで互角以上であれば、全てラインハルトに勝っていた
という計算になっているのだろう。
アスターテしかり アムリッツァしかり 第6次イゼルローン要塞攻略戦しかり・・・
つかまあ、あんまり深いこと考えんとさっさとハイネセンを直撃しておけば
問題なかったわな。ミッちゃんの見方は不要に悲観論だったと思う。
ハイネセンを陥落してヤンも投降すればそれでよし、姿を見せずに
抗戦の構えなら、その時点で同盟からも離反したことになり、
結局糸の切れた凧なんだから、心配するほどの存在じゃなくなるはず。
帝国軍も元々ランテマリオで一戦するところまでしか考えてなかったのでは?
その後の方針はまだ決まってなかっただろう。
同盟軍を完封したかに見えたところでヤンが予想に反してゲリラ戦に出たから、ずるずると各個撃破されたわけで。
それを打開するためにラインハルトがバーミリオンを仕掛けたんだろう?
>>187 全軍を挙げて動くことなど事実上不可能だし、全ての補給基地を押さえることも不可能だとロイエンタールが言っている。
ヤン艦隊が徹底抗戦の構えを見せる以上、それを叩き潰すために手を打つのは当然だと思うが。
>>189 ヤン艦隊:
どこにいるかわからない
大兵力で追いかけたら多分逃げる
超強い
ハイネセン:
場所は明らか
逃げない
抗戦能力は不明
ハイネセンを攻略するほうがずっと簡単そうだし現実的だと思うぞ。
背後が不安なら、それこそ3個艦隊とかだけ向かわせりゃいいわけだし。
一艦隊単位で行動させるのは、それこそ「馬鹿になるビーム」喰らい過ぎだ。
191 :
171:2006/06/20(火) 00:20:32
>>188 ラグナロック作戦がランテマリオで会戦するところまでしか考えていなかったというのは同意です。
常識的に考えればこれで降伏するはずですから。
ヤンのゲリラ戦は、シュタインメッツとレンネンカンプがやられたのは仕方がないとして、
ワーレンまで同じ失敗でやらるように仕向けるのはなんかおかしくないか?と思ったからです。
バーミリオンにしたってヒルダのいうことを素直に聞いて危ない橋を渡ることはなかったのに、
ラインハルト自身はヴェスターラントのせい(正確にはキルヒアイスを失ったこと)で
聖者の徳で治めているのではないとうじうじしてるけど、
あの200万人のことについて帝国人はヴェスターラントの生き残りを除いて、全く気にしてないでしょう。
この間、オーベルシュタインに何の提案もさせなかった作者はどういうつもりでいたんだろ?
ヤンを釣りだす作戦を考えるのは、ハイネセンを攻略して
投降させてからの方がより効率的だわな。
ひょっとしたらあっさりヤンも投降するかもしれないわけだし、
首都を押さえれば、そこらの基地を浮浪する行動も、おのずと
制限されてくるはずだし。
でも、実際のバーミリオンのような作戦も失敗する確率は相当低い
わけだし、別にそれはそれでよかったと思うが、
その前に3人やられちゃったのはちょっとお粗末だな。
193 :
171:2006/06/20(火) 00:27:29
>>192 ホントあの3人はかわいそうだよ。
シュタインメッツは内縁の妻がいるのに戦死させられるし、
ミスター・レンネンは首吊り自殺。
生き残ったワーレンにしても片手が義手だ。
作者はこの3人嫌いだったのかな?
>>184 >当時の大将クラスの司令官ならそれを封殺するぐらいのことは
期待できそうじゃないですか
どうやってです?
それこそヤン並みの神算鬼謀が要るのではないでしょうか。
そんな上手い手が有り得るなら、ラインハルトが考え付いて、
そうしろと指示していたのでは。
でも、そのまた対策をヤンが立てそうですね。
>ヒルダ修正
民間人を人質にするのは基本的に禁じ手です。
「ラインハルトが劣勢に立つ」という状況下だからこそ出て来た、
そして実行に移しえた手段ですよ。
>>191 >あの200万人のことについて帝国人はヴェスターラントの生き残りを除いて、
全く気にしてないでしょう。
姉上と親友が認めないならそれで充分です。
この2人がラインハルトの全てです。
2人を裏切ったら、ラインハルトはラインハルトでなくなります。
>この間、オーベルシュタインに何の提案もさせなかった作者は
どういうつもりでいたんだろ?
もちろんオーベルシュタインは、同盟制圧について、
「民間人を人質に取るなど下策、実際に直接虐殺するなど愚の骨頂」
という認識が有ったと思われます(ヴェスターラントの件も、
ラインハルト派が直接手出しした訳では有りません)。
196 :
171:2006/06/20(火) 00:49:34
>>194 >どうやってです?
「そんなことはワーレン提督に聞いてくれ、彼が上申したんだから。」(C)ヤン・ウェンリー
>でも、そのまた対策をヤンが立てそうですね
2〜3個艦隊で出撃すればヤンは出てこないとおっしゃる方がいたから、相手はヤンじゃないと書いているのですが。
通信ぐらい遮断するでしょう。
>民間人を人質にするのは基本的に禁じ手
本来のヒルダ修正は民間人を人質にとるわけじゃない。
「ヤンなどに目もくれず、ハイネセンを攻略し、同盟政府を降伏させて、彼らをしてヤンに無益な抗戦をやめるよう命令させよ」と
バーミリオン会戦の案をラインハルトが示した後、ラインハルトに直言している。
あの段階だったら民間人を人質にとるようなことをせずに同盟政府を降伏させる時間があった。
これをラインハルトが容れなかった上、本来の戦術構想から逸脱してヤンに負けたせいで、
民間人を人質にとるなんていう不名誉なことをミッターマイヤーはするハメになったと思うけど。
197 :
171:2006/06/20(火) 00:53:21
>>195 >姉上と親友が認めないならそれで充分です。
>この2人がラインハルトの全てです。
>2人を裏切ったら、ラインハルトはラインハルトでなくなります。
ああ、ようやく引き出せました。結局これなんですよねえ。
>>196 [当時の大将クラスの司令官ならそれを封殺するぐらいのことは
期待できそうじゃないですか]
と,書かれたのはあなたです。
[ワーレンに妙案が有った]と書かれていた訳では有りません。
とりあえずミュラーは、コクランの独断が無ければ,
物資接収は出来なかったでしょうね。
>通信ぐらい遮断するでしょう。
同盟領の制宙権を押さえていたのは同盟です
(具体的には哨戒や通信の為の基地や衛星が無数に領内に有った筈です)。
故にヤン艦隊は帝国軍の動向を把握しゲリラ戦が出来たのです。
帝国軍が同盟領全域で通信封鎖するなど不可能と思われます。
>ハイネセンを攻略
それは自動的に、ハイネセンに住む民間人を危険に晒すという事になるのですよ。
>>198 訂正
誤[ワーレンに妙案が有った]と書かれていた訳では有りません。→
正[ワーレンに妙案が有った]と、原典の方に書かれていた訳では有りません。
200 :
171:2006/06/20(火) 01:29:41
>>198 まずは周辺航路とか補給基地の設備とか配置されている人員とか
司令官の人となりとか設定を考えてくれませんか?
それから各提督の小説上の人となりを勘案して、
こんなことしてうまく奪取しそうだなあという筋書きを考える。
通信の途絶は同盟全域はともかく、一基地ぐらいの局地的な状況なら
数の多い帝国軍のほうが有利だとおもうけどね。
WW2の北アフリカ戦のボードシミュレーションゲームみたいに終了まで
3〜4日かかるようなボードシミュレーションゲームは銀河英雄伝説にはないのかなあ?
そういう設定資料があれば手っ取り早くいろいろ楽しめるのになあ。
あ、パソゲーは却下ね。あれ細部がたりなさすぎるから。
まあ、軍隊には、「基地の物資を敵に奪取されるくらいなら爆破しろ」って
ガイドラインくらい、最初から有るのでは。
基地の有る恒星系内に敵が侵入して、それを哨戒衛星や巡視艦が発見してから、
敵が基地の有る惑星近くに接近するまで(大重力の近くでワープは使えないから
通常航行)、ごく短く見積もって1時間としても、それだけ有れば、爆弾仕掛けて、
基地要員が全員避難して、遠隔操作か時限装置でふっ飛ばすなりするのは、
訳は無いかと。
>一基地ぐらいの局地的な状況
焼け石に水という言葉が有るな。
帝国軍遠征部隊は確か17万隻。
あと、ゲームの話題は、ゲーム板の該当のスレに、同好の士がおいでの筈。
202 :
171:2006/06/20(火) 06:42:11
>>201 物資の防衛はそのとおりだね。
ゲーム板いってみるよ。ありがとう
>>187 政府とヤンは離れても、ヤンが抗戦しつづけるつもりなら、市民は支持する
だろう。軍内部にも同調者は出るだろうから、政治的にはかなり大きな心配の
種だと思うが。
つか、ヤンを心配するならねイゼルローン攻め組に、ヤンの長期足止め、
回廊封鎖が絶対と厳命しておくべきだったんでは?。ロイエンタールならでき
たろ。
ヤンを要塞に封じ込めて、ヤン艦隊を死に体にしておけば、ランテマリオ
ン後は、ハイネセンへ粛々と進撃、降伏勧告(ヤンには政府から武装解除
命令)して、おしまい。
ヤンが武装解除命令に背いたら? 非は謀反者ヤンにありと宣伝した上で、
同盟の残存兵力(どんなのでもいい)に制圧に向かわせればいい。さすがに
味方殺しにはなりたくないだろうから、ヤンも降伏せざる得ないし、味方殺し
てでも抵抗するなら、じっくりと攻めあげればいい。ラインハルトの「強敵と
戦いたい」というわがままも満足させられるだろう。
>>203 そもそも回廊を封鎖する帝国艦隊がやられない保証もどこにもないが。
つか、ラインハルトの欲望というのは、できるだけ戦術的に(戦略的にも)互角な状態で
雌雄を決してみたいというものなんじゃないのかねえ。
戦術的に互角な状態というのはヤンを引き出すための前提でしょ
明らかに負けるとわかっているのにヤンがのこのこ出てきて、そして負けたとすれば
ラインハルトには失望かもしれないが、自分に敵すべき人物でなかったことが証明されるだけだし
>>204 そんな保証あるわけなかろう。
でも、ロイエンタールなら、封じ込めが絶対条件と言われれば、それに徹して
負けない戦いはできるだろう。
困難なら、攻略すると見せかけるなんことせずに、最初から要塞破壊オプ
ションを発動させるだけのこと(それについては、散々既出だから述べる必要は
なかろう)。
艦隊が出る前に仕掛けられれば、最低でも要塞ごとヤンと艦隊を機能不全
にできる。
民間人虐殺はしたくない、ということで。
今後の統治を考えると虐殺はしたくないだろう
帝国的には全人類を統一するつもりなんだから
今後の統治にも影響する
イゼルローンのような軍事施設に民間人がいるのは同盟の手落ちだがな
>>209 手落ちというより、民間人いないとやっていけないからねえ。
一個艦隊が駐留するとそれだけで150万人だよ。
半年ぐらいで駐留艦隊を交代させることができるなら、民間人なしでもいけるかもしれないが。
どうもこの小説の艦隊は司令官の艦隊というイメージが強い。
1万人ぐらいの師団なら司令官の取替えが利くかもしれないけど、
100万人となると行政府の長みたいなものになっちゃうからなあ。
これがイゼルローン破壊作戦が書かれなかった真相なのかなあ?
ラインハルトは別に我侭だった訳でなく、その即位前に、
万人に解り易く輝かしい大勝利を必要としていた
政治的事情も有ったのでは。
そうでなけりゃ、ラグナロック作戦自体が不要。
フェザーン制圧の時点で、同盟に「講和」(実際は条件付降伏要求)を
持ちかければ良い。
ロイエンタールの攻略はそれ自体一種の陽動だったから、
結構適当でも当然。民間人虐殺も、超高価な要塞の大破、或いは完全破壊も、
せずに済むなら、それにこした事は無い。
>>211 >ロイエンタールの攻略はそれ自体一種の陽動だったから、
>結構適当でも当然。
フェザーン制圧完了まではそれでいい。
けど、その後同盟領侵攻となれば、やはりヤンは封じ込めるなりして「殺しておく」
のがベスト。要塞も「後に使えれば便利」程度で(ラインハルト自身は要塞に特別
な価値を見出していないし)、ブチ壊しても、ヤンという不安要素を排除できるなら
オツリがくる。
ヤンが要塞放棄するのは、妨害しておくべき(港付近に間段なく砲撃し続けるか、
機雷設置するだけで、脱出船は出せないし)。
結局、ラインハルトが内心ヤンとガチやりたいのだから、どうしようもないけどさ。
>ヤンは封じ込めるなりして「殺しておく」のがベスト
そうかも知れんが、それは結果論て奴でないか。
金髪が、色目に、「ヤンを封じろ」と、明確に厳命していたならまた別だが。
ただでさえ難攻不落の要塞にヤンだし、最悪、下手すると、色目と3個艦隊すら
殲滅されかねない。
実際、一度はヤンの奇策で色目は危うく窮地に追い込まれたし。
>ブチ壊しても
民間人虐殺は出来ないってば。
>港付近に間段なく砲撃し続けるか、機雷設置するだけで、脱出船は出せないし
その程度で港からの出航を封じられるなら、攻略側の苦労は無いような気がする。
>結局、ラインハルトが内心ヤンとガチやりたいのだから、どうしようもないけどさ。
「奴と戦いたいからわざと逃がせ」とか言われていたわけでも無いだろうけどな。
ラグナロック作戦中、イゼルローン攻略前後のロイエンタールの発言はかなり微妙。
民間人を虐殺した男として後世に悪名を残すのはヤダというのは本音だろうが、
それ以外はどこまで本気でいっているのか。
彼の行動と発言をみてると彼のラインハルトに対する評価は辛口すぎると思う、
というよりロイエンタールの人品が卑しいのかな。
人品が卑しい ってのはちょっと違うだろう。
>>213 >それは結果論て奴でないか。
だって、173辺りからの「バーミリオン前、帝国軍はどうしたらよかったか?」って
話の流れだもん(w)
意図的に、本気でヤンを封じるなら、そういう内容の命令は当然要るが、
兵力的にも、色目に3個艦隊では足りんな。
率いるのは双璧双方に、兵力総計6個・9万隻。
加えて、ガルミッシュ要塞とレンテンベルク要塞でも移動仕様にして、
「雷神のハンマー」の射程距離外に、攻略部隊用前線補給基地として
置いておくと良い。
ビュコックとその3万5千隻の相手は、金髪が4個艦隊5、6万隻も率いていたら
充分だろうし。
,、-'´ . : ::::::::::::::::::::ヽ;ヽ、
/ . : : :::::::::::::::::::::::::::::゙ミ、::ヽ、
/ . : : : ::::::::::::::::::::::::::::::::::ミヽ::::ゞ、
i ; ; ;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::lリゞ;;:::ゞ
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノイ,/;;;;/::;;〃i/いリ;;;;;;:::::`、
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノノ,/;;;;/ノ;;/;ノノハノハw;;;:::::';
!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ,ノノイノハノノノイノヽ、ノハ;;;::::!
l;;;;;;;;r'ヽ;;;;! -─ノノ-ノ '´─-ヽ;;:;:;:::/
ハ;;;;;!リ〉リ' r-rェァ'` ,rェッ !;;;;:ソ
,リ;;;;;;), ヽ l /;:ノ カイザーラインハルトと同じく嫁さんが筆おろしだった
,/)ぃ,l:リ l ,_」 /
_,.、-‐! ヾ:!、Y ___ /`ー -、_
_,.、-‐' ̄''ー- 、 l \ ヽ ー /`ー-、_ i`ヽ、_
``ヽ、_,.、-ー-‐'ヾ 〔《l \ \ / \ `ー-,l ';
ヽ、 ヽ r'、 `ー‐',i ,r-‐'゙} l! !
.ヽ、 `、 /.、 \ / 〉\/ / ,}
ヽ ゙l、 ヽ/、;:;:;:゙:、 \_/_,.r' / / ク
`''‐-:、,_ ^:、 ! `ー、;;ヽ、,.ィ':;/ i / イr'゙ \
``''‐-:゙i ,| `!;:;:;:;:〉 ___{_/ィレ'゙ _,.、‐':
ー─- 、___ミi、 ,}:;:;:/,-‐'" ̄ヽ、ヽ ヽ、 ̄ヽ、 \
`ヽ、 _,,..、-一''" ゙i `l `ヽ,.ー-ヽ、
_,.、-‐'" | | ,ノー-、, ヽ
_,、-'"/ | イ'r
30過ぎまで童貞だった私が、新スレを立てたので、挨拶にやってまいりました。
【自衛隊のヤン・ウェンリー】
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/jsdf/1150468063/
>>217 同盟本土にどのくらいの防衛戦力が残っているかはっきり
わかっているわけじゃないから、本隊が5万隻じゃ不安が残る。
実際3万5千もいたんだから、帝国側の想定としては最大5万隻くらいは
出てくると考えておくべきだろう。
いや、イゼルローンに10万隻近く攻め込んできたら、
流石にトリューニヒト政権も援軍を送るのでは。
つーても1個艦隊前後だろうけど。
そしたら、フェザーンへの対応は、その分手薄になる。
>>217 帝国軍の将帥の能力と同盟軍のそれを比較すればそれでも勝てるだろうけど、
損害は無視できないものになったと思う、1〜1.5個艦隊位の損害はでるんじゃないかな。
ヤンの来援でアウトだな。
それに攻撃側は最低3倍いるからなあ。
>>221 >ヤンの来援
この仮定だと、ヤンは、ランテマリオに行きたくても、
イゼルローンから動けないのでは。
史実でも、脱出には成功したけど、ランテマリオ会戦には、
結局、終盤以外は間に合わなかったし。
一方、イゼルローンとしては、モートン辺りが1,2万隻を率いて来援しても、
焼け石に水だろうし。
,iリ' / ,r'',; ,;i' ,/ソノク、 f | ,| `゙'<ミi ヽ、
,r' `ー<二ノ'ノ,,r'ノ/∠;;ニム<リ ! ,! | ;i ハ ト、,,_
,/ / 二-'';彡'" ̄ー--、,_`ヽ、 ゙い,i | ゙i l `:r"
/ 〃 _,, ""|´ 、,_ヽ、>、_ |゙ソリ | | i l,i
i' // _,-'二ニ、-;イ ( ・)ヾ'-ミ;ッ _,{ ,ノ,ノ リ
| 〃,i' ,r'",ヘ、゙!-ヲ `''ー ''ヾ' ,rくご三-'゙ッ''-"
゙V ,i' 〃| ( _,) l'"| ヽ(・)ヽ,r"
i' .| //ヘ. ヽヽ、゙''" ;; ゙ヾ" i'
| y ;' ゙ヽ、 、 r-~''ーソ ,| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
゙Y ,, /''-r:ヘ _ -''" | | 俺も、女房だけだ!!
| ,i' ;i ,/ i, :i, /二二_`ー、 l .ノヘ、___________
゙i | | ,|,il! i, ゙i,  ̄`''ー--、フ' /
`!、i |ヾ 'l, ゝ, =ー- /
,べ 'l `''-、 ,r'
,r┴--::、、,,,_ | `'-、_ ,/
}二'''''ー--::、 ̄``'''ー-:、,,,_ `''-:、,,_ /
f---:、ヽ、  ̄,、~`フ=ー-ニ`'''-、_ ``i''''''"
,i' / ヽヽ、 ゙i,`(´,r─-:、 `i '|゙`ニー'、
ヤン・ウェンリーと同じく女房で筆おろし&女房オンリーのミッターマイヤーです。
艦隊運動同様あっちの早さも疾風な私が新スレ立てました。
【自衛隊のヤン・ウェンリー】
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/jsdf/1150468063/
ヤンをくぎ付けにするのが目的なんだから、イゼルローンに向けた戦力をもっと少なくすればよかったんじゃないの?
なして兵力が少なかったら唯でさえ強くて切れるヤンをくぎ付けに出来るのか。
>217
所詮は陽動の支戦線にあたら大軍をおくりこみ、主戦線を薄くするのは愚の骨頂。
兵力の分散の最たる悪例としか言いようが無い。
敵の有力な部隊を、比較的少数の味方で拘束して、主力決戦を優位に持ち込んだ
ラインハルトの策は教科書どおりの展開。結局ランテマリオで圧勝したし。
問題はヤンが軍記物の主人公かなにか見たいな強さでヤン艦隊一個>>帝国全軍状態なこと、
ラインハルトが個人的プライドを優先させて道を誤った事にある。
やられてる間はくぎ付けじゃん
あとは敗残兵集めてゲリラ戦
あんまり兵力が少ないと陽動にならないよって書いてあるじゃん
>やられてる間はくぎ付けじゃん
瞬殺されて、あとは好き放題されちゃうじゃんよ
んで、ゲリラ戦ってw
>>226 >主戦線を薄くするのは愚の骨頂
迎撃側に対して、倍も兵力差が有れば充分だろ。
フェザーン方面が6個・9万、イゼルローン方面が4個・6万(ロイだけでなくミッタも派遣)でも
いいだろうけどさ。
>>230 フェザーン方面にミッターマイヤー外せないだろ。こいついなかったら、
あの規模の艦隊前線指揮官任せられるのいねーぜよ。
それに、ふたりともヤン封じ込めに回したら、双璧だけ功績挙げること
になりかねないから、オーベルシュタインが文句言うぞ。
>あの規模の艦隊前線指揮官
金髪本人が居るからいいだろ。
功績については、主力を率いてる金髪がフェザーンを制圧して同盟軍主力を撃破して、
同盟首都ハイネセンを陥すんだったら、華々しいものだ。何の問題も無い。
ヤン封じ込めの方は、上手くいったって、イマイチ地味な手柄だしな(ヤンの捕殺を
命令されて、それに成功するなら別だが)。
>>230 攻撃側3倍の法則は知らないか?
加えていうと十分に防御された陣地を攻撃するには6倍必要だ。
これはリデルハートがいっていることだ。
リデルハートに対しあるドイツの将軍はそれでも不足だと言っている。
そのドイツの将軍によれば10倍の敵をしばしば撃退したとさ。
>十分に防御された陣地
ランテマリオ会戦は、別に、要塞攻防戦じゃなかったざんしょ
>十分に防御された陣地を攻撃するには6倍必要
その理屈で言うと、イゼルローン要塞攻略には、6個艦隊以上が
必要ということに
>>233 うん、だから最低3倍。
>その理屈でいうと
その通りだよ、本気で正面から攻略しようとすればね。
普通、ヤンが1巻で使ったような詭計は通用しない。
あれは小説上必要なことだから成功したんだよ。
では、イゼルローン方面に、金髪率いる主力以上の大兵力を差し向けるのが、
要するに正解だったって事で良いな。
イゼルローンの直接攻略が戦争の目的ならね
本気で要塞攻略しようとしてるんだって事を疑われちゃマズいんでしょ。
ヤンの足止めが真の戦略目標なら、それはそれで、
大兵力でないと心もとないですしね。
イゼルローン要塞方面はヤン艦隊を拘束出来ればOK
だからそれに必要な戦力しか送らない。それ以上は無駄
>ランテマリオ会戦は、別に、要塞攻防戦じゃなかったざんしょ
決戦場を何処にするのかは相手次第だし。
ランテマリオでやりたいのが帝国の本音で、それが達成できはしたものの、
必ずそうなると決まっていた訳ではない。また、フェザーン占領までは同盟領
の詳細な情報はなく、不確定要素も多い。せいぜい二倍で足りるというのは結果論。
防御に好適な地点があちこちにあり、補給線の維持が困難なゲリラ戦に適した土地だったりしたら
折角の兵力があっというまにあちこちに散らばる事になる。
二倍で足りるというのは、視界のひらけた決戦場に到着した兵力が倍であれば勝つよと言ってるだけ。
>それに必要な戦力
だから、陽動の効果としても、同盟最強部隊を或る意味コントロールしないといけない都合的にも、
双璧の率いる4〜6個艦隊くらいは必要でしょ。
>決戦場を何処にするのかは相手次第だし。
そうでもないでしょ。
アムリッツァ会戦では、侵攻側の同盟軍が決戦場を選んだ形になったし。
アスターテ会戦も、帝国軍がアスターテ星域に侵入しようとしたから、
そこで会戦になったようだし。
侵攻側の進路を迎撃側が勘案するって要素も有るだろうし、
その上で、「暗黙の了解」(確か作中にそう有った)がなされるのでは。
ランテマリオも、多分、戦略上の要地であるのみならず、民間人も大勢住んでいて、
同盟的には、そこを明け渡したら、複数の意味でマズい星系だったと思われる。
仮にビュコックが要塞(同盟領内の帝国軍の進路上の適当な所に有るなら)に
立て篭もるなら、帝国軍は、それこそそこに必要最小限の押さえを残して、
金髪はがら空きのハイネセンに行けば良い。
>ゲリラ戦
ビュコックも、最初からそれやってたら、全然違う結果になったかもだが…
それはそれでおもろい仮定だ。
飽きてきたから、「ラグナロック作戦の折、もしビュコックもゲリラ戦やってたら」に、
切り替えよーかな…
ごめん、相手が選ぶじゃなくて相手次第とかいたんだが意味が伝わらなかったかな?
それで、地図も無いのにどうやってラグナロクの最初からランテマリオを決戦場に選定するの?教えてくれるとありがたい
>地図も無いのにどうやって
…?
>>243 >ラグナロクの最初から
>>244 >…?
「フェザーンの航路データを押さえるよりも前から」という意味ではないのかな。
同盟の、フェザーン方面の航路とその周辺の主要有人星系全部に、要塞なり、
マル・アデッタみたいな宙域なりが有れば別だが、んな訳は無いし、
侵攻側の帝国は、わざわざ攻めにくい所を攻めなくてもいいだろう。
フェザーンで自治領主府や同盟の航路図が手に入ればともかくな。
暗中模索ともなると、いいように同盟に誘導される可能性があるし、
危険にそなえてあちらこちらで抑えの兵を割くことになる。
これまた「結果として」ランテマリオ付近で決戦を強いる事が出来そうだと明らかになったものの、
戦略上の要衝が防衛適地で軽く3倍以上の兵力を要するとかだったら立ち往生だ。
大丈夫だなんて言ってるのは結果論だよってことが何故わからん?
航路データが手に入らないなら、のこのこ同盟領奥深くまで攻め込んだりしないような気が。
「フェザーンで航路データを入手する」てのが大前提でのラグナロック作戦だったのでは。
イゼルローン方面の帝国軍が2個艦隊程度でも、
ミッタとロイが率いていて、彼らが足止めに専念する積りなら、
どのみちさしものヤンも動けなくされるんじゃないかいな。
>234
実際、同盟軍の攻略戦において最も多かったときの兵力は四個艦隊強(5万隻超)だったぞ。
結果的に敗北してるけどな。
ついでに、イゼルローン回廊の空間的特性から、同時に戦闘に参加できる艦船の数は防衛側の
五倍を越えることができそうにない。
※多くすればするほど艦隊運動に支障を来すため、トールハンマーの餌食になりやすい
唯一の手としては、回廊の戦いのように、車掛かりになってしまうんだな。
ラグナロック時のイゼルローン方面の帝国軍(足止め専念前提)は、兵力は4個艦隊前後で適量ということで良いのかな。
そもそも、フェザーン占領後の明確な行動計画が樹立されていないのだから
「史実」でラインハルトが当初想定した任務は果たし得た
ロイエンタールのイゼルローン方面軍の戦力は必要充分だったのではないか?
>247
入った結果、ランテマリオみたいないい場所が無かったら?
ところでこの小説では航路から外れた船はどうなちゃうの?
やっぱりブラックホールとか小惑星帯とか強烈な恒星風とかで
宇宙の藻屑と消えちゃうのかな?
とすると、ゲリラ戦とか厳しいよね。
危険宙域を安全かつ効率的に避けて進めるのが航路ってもんでしょ。
航路以外が全部危険宙域って訳じゃないし。
シュタインメッツ艦隊と戦った際のヤン艦隊はブラックホールぎりぎりに陣取っていたが、
そんな場所が航路上にあるとは思えない。
>>254 そうだね。あとはどれぐらい外れても航路に復帰できるかかな。
艦隊の索敵システム圏外を外れても大丈夫ならゲリラ戦は展開できるね。
あとは戦闘用艦艇の無補給連続航行距離がわからないのが痛いんだよな。
これがわかるといろいろ読み解けるようになるんだけど。
連続カキコごめんね。
>>232 >ヤン封じ込めの方は、上手くいったって、イマイチ地味な手柄だしな
その辺はラインハルト次第だろう。
ヤン完封(同盟征服最大の難関)がラグナロク成功の最大の功績だと評価した
ら、双璧が最大級の戦功とされるだろう(関が原における山内一豊という例もあ
るし)。また、ヤンの評価は帝国内でも総じて高く、その封じ込めが皆に「地味」
と評価されるとは思えない。
ラインハルト自身が率いる本体は、各提督の功績はバーミリオンにおけるミュ
ラーのごとく突出してないと「よくできました」以上にならないだろう(バーミリオ
ンは想定以上の非常事態だったし、ヤン相手以外にあんな危機に陥るとは思え
ない)。
みんな忘れてそうだけど、肝心のヤンは全てお見通しの上だったけどな。
事前に采配与えられてたら違う展開になっただろうよ。
まあ、帝国の大兵力にどう対応できるかどうか分からないけど。
>>257 一般的には、主力を率いた金髪を食うほどのイメージじゃないだろうよ。
でも、戦後、金髪は、「勲功第一」と高く評価して、双璧を三長官にするだろう。
>253
宇宙のほとんどは「空虚」。
目隠しして銀河を突き抜けてもまず危険物に出会う事はない。
何もないけど、航法支援も受けられないし、困るんじゃないかな。
何より、重要拠点にも遠いし、通り過ぎる以外に何の価値もないしね。
ならばなんで危険宙域なんて気にする必要があるのかといえば、
航路というのは人が集まる場所(惑星等)を結ぶもので、そういうところの近くに危険宙域が
あったら気をつけなきゃねって話なんだろうね。
>>252 民間の商社とかのからでも、或る程度はデータ採集出来るだろうし。
特に、フェザーン回廊同盟側出入り口近くの有人星系のデータなら、
難所の有る無し程度は判明するのでは。
攻めやすい星系を選んで、橋頭堡にすべく、侵入すれば良い。
尚、ビュコック艦隊が来なければ、そのまま頂き。
そして地道に調査を続け、制宙権確保した宙域を広げる。
或る意味従来通りのやり方(兵力差は圧倒的だが)。
>>261のやり方は、そのまま、補給線狙いのゲリラ戦への対策にもなるような気が。
帝国側が、同盟側の基地や哨戒衛星を掃除し、自軍のそれをわんさとばら撒いたら、
その宙域では、同盟側は、ゲリラ戦など極めて困難になる。
同盟も、アムリッツァ遠征で、地道にそうしとけば良かったのに。
政府か遠征軍司令部のどちらか片方でもまともだったらそういう手もあったろうね
ヤンたち良識組は、その旨、主張するべきだったな
>261
航路はわかっても、防衛拠点とか軍事情報の類はいろいろと秘密だろ。
フェザーンも自治領主府なら独自の情報網でかなりの事までつかんでいるとしても、
民間企業は普通そんなところまで知らない。通行するだけなら不要だからね。
航路データで全て解決出来ないからヤンのゲリラ戦が有効だったんだろう。
だからわざわざ罠を仕掛けてヤンをおびき出したんじゃないの。
>>261その方法はヤン艦隊にパターンがあるはずだ!とか言ってるトゥルナイゼンみたいな発想じゃない?
んなのんきなことやってたら何年かかるか分からないよ。
たださえ敵地で地の利もなくて物資の補給に苦労してるのに。
>>265 いや、軍事拠点には、民間船は近寄らせて貰えないだろうから(フェザーン船なら尚のこと)、
基地の有る無しくらいは判るだろう。
>>266 >んなのんきなことやってたら何年かかるか分からないよ。
たださえ敵地で地の利もなくて物資の補給に苦労してるのに。
この仮定だと補給線を破壊される心配が激減している訳で。
「制宙権」の確保が出来ている宙域を広げるのは、
「地の利」を自分側のものにするということだ。
ハイネセン攻略まで2,3年くらいは掛かるかも知れんが、
むしろそれくらい、あれだけ大規模な作戦なら当然でないか?
>航路データで全て解決出来ないからヤンのゲリラ戦が有効だったんだろう。
当然、帝国は、航路データを得ただけでは、同盟領の「制宙権」を
確保することにはならない。
同盟領には、同盟軍の基地や衛星がびっしりばら撒いてあったから、
そして帝国軍はそう出来ていなかったから、
にも関わらず帝国軍は同盟領奥深くまで攻め込んできたから、
ヤンは帝国軍の動向を把握し、自分のそれを把握させず、ゲリラ戦が出来たのだ。
>>265 >民間企業は普通そんなところまで知らない
商業国家の巨大企業は、結構な権力を持ってるような気もするな。
目端の利いたのが、情報持って、帝国に売り込みに来たり。
>267
本気で言ってる?
じゃあ基地があることがわかりました。その基地は
数隻の哨戒艇が収容できる監視哨、通信機器を設置した中継局、
小規模な艦隊が駐留している泊地、大規模な作戦に備えて大量の物資を集積した要衝、
のどれでしょう?
同盟内には正規艦隊級の戦力を支援できる基地だけでも数十を越え、
その他の小規模な支援設備をいちいち数えたら大変なことになるよ。
実際には政府筋の情報を首尾よく入手したことで、情報収集の必要が
なくなってこの上なくスムーズに行ったけど、そうならなかったらという想定だよね?
大量に積み上げられた不確定情報を洗い出して推定して……なんてやってたら
それだけで何年かかることやら
まあとりあえず、フェザーン回廊同盟側出入り口のすぐ近くの有人星系には、
正規艦隊級の戦力を支援できる大規模な軍事要衝は無いだろ。
そんな物騒なもの、フェザーン自治領が認めるわけ無いだろうしな。
多少の基地が有ったって、金髪率いる10万隻が攻め込んだら、同盟は、
良くて善戦程度だろうけどね。
どのみち、民主国家の建前的に、民間人を見捨てるわけにはいかないし、
彼らの避難の時間稼ぎの為だけでも、ビュコック艦隊は正面決戦せざるを
得ないのでは。
しないなら、多少の要衝でも、機動戦力抜きだから楽に陥せる。
斯様な次第で、可動機動戦力がことごとく殲滅・封印されたら、
その後の同盟はどう抵抗するのか。
戦いは数だよ兄貴。
>>261 >航路はわかっても、防衛拠点とか軍事情報の類はいろいろと秘密だろ。
フェザーンも自治領主府なら独自の情報網でかなりの事までつかんでいるとしても
ところで、その手のデータは、有るとしたら、実際は航路局以外に有るんじゃないかという気もするのだがな。
そんなデータ、自治領主当人か、情報機関が管理するものだろう。
>>272 ん?
アイランズ国防委員長は防衛不可能な恒星系に無防備宣言し戦火を避けることを許しているぞ。
あと敵の補給線を伸ばすといっても、バーラト星系防衛の為にはランテマリオが限界と宇宙艦隊司令部が決断したんだ。
無防備宣言て、絶対に戦火を避けられるというもんじゃないけど。
>>274 無防備宣言について条約がこの時代あるかどうかわからないが、
宣言すれば安全というものではない。攻撃されることもある。
同盟政府による責任放棄とも言えるわけで、
当然政府に対する感情も悪くなる。
ランテマリオが戦場に選ばれたのも、バーラト星系防衛の為というよりも
民衆の感情の方が理由としては強い。
>ランテマリオが戦場に選ばれたのも、バーラト星系防衛の為というよりも
民衆の感情の方が理由としては強い。
「マル・アデッタはランテマリオより戦略的重要性は低い」とか書いてあった。
双璧も、ここで決戦している。
ランテマリオ星系は、戦略的重要性が高く、そして艦隊が会戦を行う上で、
攻・防双方の側に都合が良いのではないか。
>>277の「ここで」ってのはランテマリオの事ね。
それらすべて含めて「戦略的重要性が高い」だろ。
>>276 はあ? 政府が交戦を決断した時点で民衆の感情なんか軍の作戦の考慮に入るわけないだろ。
問題は帝国軍と戦って勝つことであって、そのために戦略的に重要な場所がランテマリオだったんだろう。
帝国軍にも勝算があったのは間違いないが、何の被害もなく同盟軍の抵抗を粉砕できるなんて考えてないわけで。
会戦自体はビッテンフェルトの反則的な攻撃力で決着してるけど、あの戦いに至る過程ではどちらもミスしてない。
ちなみに、迎撃側にしてみれば、民間人の居る星系では、
なるべく会戦したくないようだ。
「ボレヴィトからランテマリオにかけては無人だから都合が良い」
という意味のことが書いてあった。
>>280 帝国側に寝返ったり、独立国家になったりするかも〜 なんて危惧してるし、
>>281もいうように無人だからって理由もあるわけで、
民衆の感情を考慮していないというのはどうかと思うけど。
>帝国側に寝返ったり、独立国家になったりするかも〜 なんて危惧してるし、
それを危惧していたのはビュコック爺さんでアイランズは全面的に軍への協力を約束しているのでは?
無人の星系は大艦隊を展開するのに双方にとって都合が良いということじゃないの?よく分からんけど。
実際的な都合として、会戦でぶっ壊れた軍艦が、有人惑星に落下でもしたらえらいことだ。
ぶっ壊れた船なら大気圏突入時に燃え尽きるんじゃないの?
>>285 全長数100メートル以上の、しかも装甲でガッシリ固められた艦が、はたして大気圏突入で全部燃え尽きるのか?
>>285 ちょっと前に旧ソ連の宇宙ステーション・ミール落下で騒がれたろ。
結局は海に落ちた訳だが、
例え真っ二つになっていようとミールの10倍の大きさがある軍艦が燃え尽きるんだろうか。
参照、園田健一・著「砲神エグザクソン」(講談社)だな。
宇宙空間のデブリの問題も有るかもな。
強度がミールと同じ分けないだろ
宇宙ステーションミールは計画的に落下させられたようだが、
単にまっさかさまに再突入した船なんてばらばらになるんじゃないの?
え? ならないって?w
受けたダメージや、突入時の角度にもよるのでは。
とりあえず、「そういう場合絶対例外無くバラバラになる。何の問題も無い」って
証拠(記述)など、作中には無い。
巨大な艦船がバラバラになって燃え尽きるんなら
ミールも陸地上空を通過して海に落下なんて危険な真似させずに
ちゃんと燃え尽きるように計算して落とせば良かったんじゃね?
ばらばらになっても燃え尽きるとは限らない。
破片は地上まで燃え尽きずに落下するよ
ミールについては、計算して燃え尽きさせるのは不可能だったんだろう。
1000年未来の、蝶頑丈な軍艦が、計算もされず落っこちる場合は、
尚のこと危険なのではないか。
たとえ、家一軒が吹っ飛ぶ程度の破片でも、都市部に数千数万と降り注いだら
大惨事だし。
つまりは
>>285の疑問に対する答えは「NO」って事だな。
スターウォーズとか、普通に地上に落ちてるけど、あんなんありなん?
知るか、そっちのスレに行け
物理法則が捻じ曲がってる世界を実際の宇宙と比べたって意味がないだろう
と思うのは俺一人か?
ブラックホール周辺で軌道運動もせずにドンパチできる世界ですぜ、
銀英伝の世界は…
それが悪いとか、だから面白くないとかって話じゃなくて…
>民衆の感情なんか軍の作戦の考慮に入るわけないだろ。
原作読み返せ
有権者の意見(感情論含む)は、政府は、或る程度は考慮はする筈
でも、会戦場の決定は、それが要因にはならんと思う
少なくとも、そんな記述は作中には無い
「憎い帝国をやっつけろ」「我々にこそ正義は有るのだ」って
感情論も有るだろうし
>ブラックホール周辺で軌道運動もせずにドンパチできる世界
重力制御が或る程度応用できるんだろう
会戦に敗れ破壊されたら叩き落されるが
>>300 今原作読み返してみたけど、どこにもラインハルトが民間人を攻撃する可能性なんて書かれてないよ。
ミッターマイヤーが同盟側の出方を予測するシーンはあるけど。
最悪の事態てのは往々にして予想外で非常識なものだ
>303
日本語に不自由しているのは良くわかった
100回くらい音読したらもしかしたら理解できるかもしれないというのは甘い期待に過ぎるかな?
>>305 そういう物言いは、たとえ内容が正しくてもやめれ。荒れるから。
日本の沿岸に外国の軍隊が上陸してきたら都道府県知事は政府から中立化したり寝返ったりするのかよ
仮にそうなったとして、それが軍事行動をどう妨げるんだ? 迎撃する側は素早く軍団を展開しなきゃならんが、攻める側もそれは同じ。
攻める側は兵力の規模に関わらず、まっすぐ東京を狙うだろうよ。俺が攻める側でもそうする。
通信と補給の確保のために公邸を接収するくらいあるかも知れんが、民衆の感情がどうこうとか、そんなものが軍事行動に入り込む余地なんてない。
>>307 お疲れ、ちょっと病院に行った方がいいよ
309 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/25(日) 15:06:02
>>307 同盟は各自治惑星の集合体だから中立化したり寝返ったりするかもしれんよ。
日本と同じく国−県という思考は通じないと思うが。
中世の都市同盟とか小国の連合体みたいなもんかな。
>>309 そこまで緩くないだろ。
対帝国戦争しているのは、「同盟」軍なんだし。アメリカ風連邦制くらいには
中央政府の力は(少なくとも外交=戦争遂行においては)あると思う。
それに、個別に成立した自治政府が集まって同盟政府ができたわけじゃな
くて、規模的にも強い集権体制が難しいから地方分権した結果じゃないか?
実際に攻め込まれて、大部分を制圧されたり、政令都市陥落、同盟軍撤退
(エル・ファシルみたいな事態)となったら、自治政府の判断で降伏したりはあ
るだろけど。
実際寝返ったり独立国家が乱立するかも、という危惧を
同盟政府がしているわけで、そう強固な結びつきではないんだろう。
日本沿岸や東京を持ち出してくるのはおかしい。
てゆーか何で日本に外国の軍隊が上陸して来るんだよ?
そこが一番おかしいだろ
5年後も↑が性質の悪い冗談であるよう祈りたいものだな。
ヤン・ウェンリーを擁している限り、同盟政府は民衆の離反を全く心配する必要がないだろうな。
なわけねーべ
海に囲まれてるが故に何処からでもいける島国と一緒にするのがどうかしてる。
どっちかというと、朝鮮半島で北が南朝鮮傀儡軍の追い落としを狙って釜山まで進行しますって話だろ?
まっすぐ釜山まで突進むとして、随分な行程と中途の激しい戦闘と、巻き込まれた民衆達の色々とがあったが。
なあ、無知を晒すのはいいが、あがけばあがくほど恥をかくだけだぞ?
中学生同士の罵りあいが盛んなスレはここですか?
>>317 もっと真剣にやるとすれば敵国の情報を収集した上で主要軍事施設を空爆、
陸上部隊を上陸させて反撃する間も与えず最小限の被害で速やかに敵国を占領するとかになるよ。
帝国軍と同盟軍では作戦の規模が違うだろ? 本気で攻め込んできた帝国軍相手に同盟軍が勝てるはずもないわな
もっと真剣にとかそんな話じゃないな。陸軍を模した戦争描写で、
海軍や海に相当するような「迂回路」もないのに島国の防衛に
話をたとえようとした馬鹿がいるなぁっていう事な訳で。
あの小説はナポレオニックだもんなあ。
>>321 どこが?w例えばどんなところ?シーンでもいいけど。
とりあえずアイランズは民衆の感情など考慮せずに徹底抗戦を唱えたわけだな
まったいらなひらけたところで、ガッチリ陣形組んで打ち合うところとかかな?
>>322 ナポレオン=ラインハルト
ネイ=キルヒアイス
ダヴー=ミッターマイヤー
ベルナドット=ロイエンタール
ミュラ=ビッテンフェルト
マッセナ=ケンプ
ベルティエ=オーベルシュタイン
ランヌ=ワーレン
ウディノ=ルッツ
マルモン=シュタインメッツ
ポニャトフスキ=ミュラ
スルト=ファーレンハイト
モンセイ=メックリンガー
オージュロー=ケスラー
ウェリントン=ヤン
>>324 もっと戦術シーンが緻密だと面白いんだけど。
元帥とか上級大将クラスのゴーサインしかないからなあ
ならば、ネルソン=アンスバッハだな。
ヤンとラインハルトが際立ってるせいで勝ち負けがないんだよね、この話。
何のために会戦してるのか分からん。
外伝いいよね。
帝国軍の超エース・ケンプ中佐率いる最強ワルキューレ部隊に、
同盟軍の愚連隊のポプラン達のカルテット(下士官)が一泡拭かせる
外伝とか、読みたいな。
ダゴン星域会戦記は好き
334 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/28(水) 17:30:08
既出かもしれんけど、昔、図書館で最初に銀英伝を読んだときには、
ラインハルトがアンスバッハに狙撃されたとき、オーベルシュタイン
が盾になってかばおうとしたシーンがあったと思ったんだが。
なんか、文庫版からは消えているような気が。
誰か知っとる?
黒色槍騎兵艦隊の猛者たちは、真空の絶対零度の中で半裸でも、
ウォッカを飲んでいるから大丈夫って記述が有った。
これはロシア兵たちがモデルだな。
>>334 オーベルシュタイン元帥の未亡人が、
「ウチの人はそんな可愛げの有る人じゃありませんでした」って
クレームをつけたので、文庫版では改訂・削除されたんだよ。
338 :
sage:2006/06/28(水) 17:47:48
>>337 アニメはあんまり見てないから知らんけど、あったっけなぁ。
その場のシーン描写は忘れたが、後から、
「オーベルシュタインもラインハルトをかばったんだが、誰も気
づいてない」ってな説明があったんだが。
>>336 そなの? っていうか、未亡人って誰?
>>338 フリーダ・フォン・オーベルシュタインつーてな。
2002年に87歳で亡くなるまで、鎌倉市にお住まいだった。
一級の史料をあれこれお持ちで、作者は、この方への取材で多くの収穫が有ったらしい。
面白いとおもってるんだろうなあ・・・
>>339 なんだかよくわからんが。
順当に考えれば、キルヒアイスの死を際立たせるために削除したって
ところかな。
>>334 マジレスすると、それは新書版だったのか?
オベのそんな行為のシーンは原作には無い筈だが。
>>342 さすがになかったら記憶にないと思うんだが。
それに、アニメ版でも同じようなシーンがあったというし、
あのアニメ原作にやたらと忠実らしいから、あったと考える
方が順当だと思うんだけど。
読み返して確認するべきとオモタ
>>343 >あのアニメ原作にやたらと忠実らしいから
知らない人に付いて行っちゃ駄目だよ。
それと、身内が電話で大金振り込めと指示して来たら、とりあえず疑うんだ。
アンスバッハのハンドキャノンは不思議だなあ。
人間が打てるサイズであの部屋の人間ぐらい全員殺傷できる榴弾があってもおかしくない時代なのに、
打った弾は壁面をちょっと壊して撒き散らしただけ。
まさかとは思うけど榴弾じゃなくて徹甲弾で人を殺そうとしたのかな?
それならブラスターを仕込んでおけよなあ。
>>343 アニメ第一期の有名な改変箇所のひとつですよ。オベがラインハルトをかばう
シーン(一番早かったw ま、隣にいたんだから当然だが)。
第一期のリップシュタット関連の改変箇所は、ヴェスターラントの偵察艦派遣
をオベが独断でさせてるとか、何気にオベを目立たせているんだよね。
ゼッフル粒子発生装置や毒ガス使う手も有るね
>>347 あれ庇ったのか?
キルヒアイスが飛び掛った結果、オーベルシュタインの方に弾が飛んできて、
単にそれをよけた結果だと思っていたけどな。
立っていたとはいえ、随意筋を一筋も動かせなかったラインハルトより、運動神経いいな。
>>349 前に立ち塞がってなかったか?
>随意筋を一筋も動かせなかったラインハルトより、運動神経いいな。
アンドロイドですから(w)
>>346 生き証人が居れば、逆にいいと思ったんじゃないか?
金髪が死んだところを諸官に見せ付けて、絶望と〜とか。
後は、失敗することを前提にやったんじゃないか?
金髪へのわだかまり(?)<ブラウンシュヴァイクへの忠義<帝国臣民の平和(?)
で、やることはやってむしろ金髪に、一枚岩にすることは難しいだろう。と釘を打つような…
テロリストに理屈などありません
金髪を吹っ飛ばして、クスクスクスクスと笑う自分の姿を、
呆然とする大勢の有象無象に見てもらいたかったんだね。
>>349 ラインハルトへ向かって左側へ弾はそれた。
オーベルシュタインは右側からラインハルトの前へ。
もし避けたんなら、わざわざ弾の方向へ避けた事になる。
まあアンスバッハは基本的にはまともな人間だから、
主君と約束した人間以外を殺す気は無かったんじゃなかろうか。
キルヒアイスを殺したのは最期に言ってたとおり、
ラインハルトの半身だから次善の策として、だろうし。
ちなみに原作、初版からオーベルシュタインの描写は変わってない。
動いたのはアニメのみ。
>キルヒアイスを殺したのは最期に言ってたとおり、
ラインハルトの半身だから次善の策として
仕事の邪魔者を排除しようとしただけでしょ
俺も邪魔者を消す以外に特に深い理由はないと思うな。
というか最後アンスバッハそんなこと言ってたっけ?
やっぱりラインハルトを一人だけをというアンスバッハの美意識だろうなあ、
もっと確実に殺す方法はいくらでもあるわけだし。
キルヒアイスは邪魔したから殺しちゃいました、たまたまキルヒアイスだからあの捨て台詞と。
ハンドキャノンがあんな威力じゃねーよと思ったのは単座式戦闘艇や地上装甲車を
1発で破壊できるとあるし、10巻でザイドリッツが旗艦の中でハンドキャノンを使うなど許さんといっていたからだ。
以上は、間違ってもラインハルトが死ぬと2巻で話が終わっちゃうからという理由でひねり出した屁理屈じゃないよ。
比較的出力の弱い弾を選んで装填してたんだろう。
人の腹にしこめる程度の火器にそんな威力あるのかよ
クロイツェル伍長はツンデレですか?
>>360 どうなんだろうね?
家屋破壊弾の出力を最大限に弱めても、リビングルームがえらいことになる設定だからね。
最大限にしたらどうなることやら。
要塞の壁が頑丈だったのでは?
「キルヒアイスだけが動いた」というところが重要なシーンなのに、
オーベルシュタインまで動かすのははっきり改悪だと思うなあ。
ヴェスターラントの件もオーベルシュタインの独断っぽくしてるのも改悪と思う。
どういう意図だったんだろう。
単純に、センスが無いから
どちらも単に絵的な演出だけで決めたような気がするな。
ドラマチックに見せたかったんだろう
前者はオベに深みを与えたかったから
後者はラインハルトは悪くないんだよって言いたかったんじゃ無いか
最低のセンスだが
あれは作中でも最悪の改変だよなぁ。
アスターテ大勝利とかの大本営発表っぷりも鼻についたが。
あの描きぶりはどこの反戦サヨクアニメだと思ったが。
2個艦隊がほぼ全滅した敗戦の無様さを糊塗するのは立派な「大本営」だろ
アニメは観てないから知らんけど。
原作も、内閣総辞職も、軍のトップの辞任も無いし、ヤンを祭り上げたりして、
それっぽかったし。
「大勝利だけど、第四艦隊と第六艦隊には大きな被害が出た模様」
とか、大本営発表のわりに妙に情報開示してたりしておかしかった。
まあ、帝国軍の侵攻を(一応)撃退はしたんだから、
全くの嘘ではないと言えるんじゃね?
かろうじて侵攻を阻止はしたが艦隊がボロボロの大敗。
ってのが国民にモロバレでしょ?それで叩かれまくりのなか、ヤンを祭りあげたじゃない?
アニメじゃ「大勝利」ってことになってるけど政府は何考えてるのかねーみたいな事言っててさ。
色々少しずつごまかそうとするある意味リアルな姑息さが無くなってて頭悪い感じだった。
まあ、原作・監修がアレですから
>>361 恋人には他人以上に我侭放題に振る舞います
【質問】
参謀畑出身のヤンに、いきなり指揮官として半個艦隊6400隻を任して
良いものなのでしょうか?
しかも、イゼルローン要塞攻略時は艦隊戦など有りませんでしたから、
アムリッツァ遠征時が、恐らくは事実上の艦隊指揮官としてのデビュー戦。
この時の指揮兵力は、更に増えた一個艦隊。
結果は、敗北した同盟軍の撤退を殿で支え、その全面崩壊を防ぎ、
第13艦隊についても、全部隊中唯一、過半数の兵士を生還させる
奇跡を演じましたが。
智謀だけでなく、そんな指揮能力が有るなんてこと、実績を立てるより前に
判るものなんでしょうか?
>>376 参謀は実質「副指令官」のような位置づけなので、優秀な参謀=艦隊指揮能力
ありというのが銀英世界の法則です。
まあ、なりゆきで指揮するはめになったアスターテで見事な指揮ぶりをみせた
から、抜擢なんだけどね(それで納得しろと言うことです)。
司令官の唯一の仕事は負け始めたとき、兵士の士気崩壊を防ぐことです。
これだけしか仕事をしないのは作品中ビュコックが典型でしょう。
作戦立案と戦況判断およびその実行は参謀長や副司令官に任せればよいのです。
ヤンの場合、作戦立案と戦況の判断は自分でできるので
実際に艦隊を動かし、作戦を実行するのはフィッシャーやアッテンボロー、メルカッツにお任せってところでしょう。
実際、フィッシャーの戦死後、ヤンはとても弱気になりました。
艦隊をどう動かせばいいかがわかっても、それを実行する自信がなくなっちゃったんでしょう。
もちろんアッシュビーみたいに一人で全部できる人もいますけど。
なおヤンの艦隊司令官就任を決めたのはシトレ元帥です。
士官学校からずっと見てきて、こいつなら大丈夫と判断したんでしょう。
>>376 アスターテ会戦で気絶したパエッタの後を継いで指揮し、金髪に一矢報いたのも大きいかと。
ヤンは少佐時代、シトレの副官だったけど・・・・・・・。
ヤンを副官にするほうが正気の沙汰とは思えん。
>>381 よっぽど気に入ってたんじゃないの?
特別有能であることは期待せず、まあ失敗しなければいいかってぐらいで。
周囲に私はこいつを引き立ててるんだよって見せ付ける目的もあるかも。
ヤンは副官や戦闘要員には向かないよな
>>378 後方にいる政治家じゃあるまいし、前線の司令官はみんな作戦立案も戦況判断もできないとまずいんじゃないの?
でないと参謀や副司令官とコミュニケーションできないのでは?
フィッシャーもアッテンボローもメルカッツも、作中を見る限りでは、
ヤンの下にいただけで実際はみんな艦隊司令官クラスのような気が。
というか艦隊は一個の独立単位なんだから司令官に求められるのは戦略的な判断だと思う。
>>376 実績があるから昇進したんだろう。
それに、お前さんの言う通り、アムリッツァで艦隊司令官としての能力も証明されたわけだ。
シトレの思惑もあったようだが、アムリッツァでの奇跡は良く言えば、全軍崩壊の中で健闘した、というところだろう。
【質問】
同盟軍はよくよく全軍崩壊が好きと見えるが、
何故、そんな状態に至っても国軍が維持できるか
について、卿らの忌憚なき意見を拝聴したい。
帝国上級大将 W・M
まあ歴史でも各戦線が崩壊して首都まで攻め込まれて市街戦やる様な状況下でも
各地の残余した国軍の機能が維持されてた国もあるし。
>376
参謀教育も受けてないような士官を戦略単位のトップに据えてよいモノでしょうか?
ヤンは「秀才揃いの」戦略研究科を中の上の成績で卒業してるんだから、
運動神経が要らない事なら一応、何でもできる事はできるんだろう。
やる気が無いだけで。
中の上とは言っても、戦史、戦略、戦術は良くて、機関とか工学系が低空飛行だから
作戦参謀としては相当優秀
とりあえず、艦長とか小部隊の指揮官の経験無しに、
参謀からいきなり艦隊司令官になる例は確かに珍しいと思う。
ヤン以外だとメックリンガーくらいじゃないか?
ヤンの能力が極端に偏っていてかつ優秀だからこその特殊人事で、
一般化はできないかと。
アスターテ後のヤンを、艦隊司令官でなくあくまで参謀として登用し続けた方が
(イゼルローン奪取時はビュコックかウランフの艦隊の参謀長に、
その後は宇宙艦隊副参謀長→総参謀長にする)、適材適所だったんじゃないかなあ。
ヤン艦隊の強さの理由のひとつにフィッシャーの艦隊運用があったわけで
後方で頭がいくら考えてもそれを実行に移せなければどうにもならない
ビュコック、ウランフが前線に出てればまだ何とかなるかもしれないが
しかも参謀長の裁量が広いのかといえばそうではないだろう
ドーソンやらが上にくっついてれば参謀長としてでもできることは少なそう
ウランフ・ボロディンが生きてたらそれなりに偉くなるだろうし、
現場に居ても当てに出来るし、グリーンヒルやクブルスリーや
ビュコックも居るし、彼らが統合作戦本部次長や幕僚総監や
宇宙艦隊司令長官になれば、ドーソンも出る幕無くて、
ヤンも結構楽出来たんじゃなかろうか。
ロボスが統合作戦本部長ってことも有り得るが…。
>>394 その辺が生きていたらヤンはソッコーで退役願いの提出。
国防委員長がネグロポンティじゃだめぽ
>退役願い
ロボスと仲の良い、ヤンを買っているグリーンヒルが却下させるんでは。
>ネグロポンティ
アムリッツァが無ければ、サンフォード政権がもう少し続くだろうから、
トリュが国防委員長では。
奴は決して無能ではない。
>>393 ガイシュツだろうが艦隊運用ってどうなのかね?
確かにフィッシャーのおかげでヤンの仕事は軽減されたかも知れんが、
いなければいないでヤンはその分の仕事したんじゃね?
少なくとも艦橋のデスクに座ってのうのうと戦場見物はできんだろう。
取り合えず、艦隊運用は作戦指揮とはまた別のスキルと思われる。
>>399 エル・ファシルでがんばったヤンのことだからしっかりやっただろうね。
でも、その分エネルギーを取られて作戦立案に支障がでたかも。
バーミリオンで前線の細かい指示を求められて半ばキレていたからねえ。
>>398 あ、そうだね。
でもどっち道フォークが国防委員会?に帝国領侵攻作戦を提出して、それに政府が飛びつく筋書きだからなあ・・・
>>400 どんなスキルだろう?
事前に訓練しておくとか、
隊列を微修正して死角や遊兵を作らないようにしておくとか、
燃料や噴射剤や弾薬や食料の捕球の手配をきちんとやるとか、
全艦回頭や転換やらを出来るように訓練しておくとか、
……><
よく判りません!
【質問】
艦隊運用に必要なスキルって何ですか?
同盟軍准将 E・F
鬼のよーにガイシュツ
>>402 ヤンがフォークの上司になるだろうから、奴の好きにはさせんだろ。
>>401 ヤンって切れたっけ?
忙しい時にどうでもいいこと言われてどうでもいい返事しただけじゃ?
仮に切れたとしても、それで作戦立案に支障が出ることはないと思う。
そういう性格だったというだけでw
>>392 あと、ヤンは個人的にものすごくあくの強い性格なので、
参謀にするにはちょっと、と個人的には思うが。
まあ、歴史上あくの強い性格の参謀なんて腐るほどいるが。
>>408 実際、アスターテ会戦以前に、同盟全軍でも数少ない、20代のうちに将官になった人間としての
彼の手柄のほとんどは、作戦参謀としてだろうし。
帝国領侵攻作戦に備えた新艦隊編成で艦隊指令官職に空席が出来たんだろう。
誰を充てるかで白羽の矢を立てられたのがイゼルローン攻略の功績著しいヤン・ウェンリーだったのでは?
そこにシトレの政治的な思惑も一枚絡んでると
>403
整理整頓。部隊の移動なんて、パズルのようなもんで、やるべきことを着実にやるだけでは
あるのだが、その相互コントロールが大変なのよ。
それをもっと拡大すると、兵站から物流全般までということになって、キャゼルヌの超人ぶ
りが分かるんだが。
ということは、どう考えてもヤンには無理です(w
>>410はすぐ上のレスも読めない阿呆、ということか。
結局後方に回したら話が出来ないべ
下手すると同盟圧勝でオハリ
ありきたりだが、参謀は一杯いるが、艦隊司令官となると人材不足だったのでは?
中将で参謀となると、どの辺りの役職になるのかね?
>>418 >艦隊司令官
准将・少将クラスなら幾らでも居たろう。
各艦隊、副司令官や分艦隊司令官は居た訳だし。
名前が出てるだけでも、モートンとかカールセンとか、
ビューフォートとかフィッシャーとか。
>中将で参謀となると、どの辺りの
当時の同盟軍の、統合作戦本部長・宇宙艦隊司令長官が元帥。
統合作戦本部次長が大将。
多分、幕僚総監や総参謀長も大将。
宇宙艦隊総司令部の副参謀長や作戦主任参謀が、中将クラスでは。
あと、国防委員会の各部長は、大将か中将。
参謀系だと、「戦略部長」とか?
ワイドボーンさえ生きていれば・・・・・・
・・・・・・
・・・
どうにもならんか。ならんね。
一艦隊の司令官クラスが中将だからな。たとえ先任でないといえ、同格の階級者が
艦隊参謀クラスというのも変なもんだ。
現場指揮官としては、そこそこ有能な人材だったろう。
ミュラみたいな感じ?
適当な席が見つからなければなかなか軍としても使いづらいんじゃね?
艦隊司令官にしたのは手っ取り早い人事だったと思う。
取り合えず、普通にそのまま第2艦隊司令官代行(兼参謀長)でも良かったのでは。
ほとんど単独で帝国軍の猛攻を支えざるを得ないイゼルローンの司令官としては、
奇策と寡兵で敵を打ち破った実績のある指揮官を任命するのはあながち的外れじゃないな。
ことにアスターテ、アムリッツァで主力が打ち破られて、
再建の間は安易にイゼルローンが破られたら困る。
>>424 そういえば第2艦隊はアスターテの敗戦後どうなったんだ?
補充を受けて、正規艦隊として残ったわけでもないようだし、
アムリッツァで減ってるはずの第5艦隊の補充にまわされたのかな?
>>425 そりゃ、史実の流れなら、そもそも優秀な戦術指揮官が激減してるし。
>>426 イゼルローン奪取後、第13艦隊に編入された。
>>414 キャゼルヌとフィッシャーが、仕事を交換してみたら、
どっちも結構上手くこなしたりして。
兵站の部分では職掌に被るところはあるかもしれないが
フィッシャーの最大の任務である戦闘時の艦艇運用がキャゼルヌには不可能な気がする。
脳内に三次元的なイメージを持てるかどうかって気がするな。
本当に三次元の宇宙艦隊戦略ゲームあったけど、めちゃ難しくて俺には無理だった。
そして平面宇宙
【質問】
久しぶりに銀英伝Xのゲームをやってみました。
回廊の戦いもシヴァ星域会戦も、回廊内に誘い込んでトゥールハンマーで瞬殺という、
とても萎える勝ち方しか分かりません。
他にも完全勝利の方法ってあるんでしょうか?
あと、タコ殴り状態でも全然降伏してくれないのですが、
降伏勧告を聞いてくれることって本当にあるんですか?
>>435 【回答】
貴方はゲーム板に逝くべきと思います。
438 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/02(日) 01:49:33
>>429 そりゃぁ、二人とも真面目で優秀な軍人さんだからある程度は上手にやるでしょうけど
兵站全般を取り仕切れるキャゼルヌと戦闘指揮まで出来るフィッシャー
お互いの長所を捨て合うことになるだけじゃない?
>>438 真面目とか優秀とかじゃなくて、双方の専門が、意外と必要なセンスやスキルが
被ってるんじゃないかって話だ。
てかマジレスすると現場の指揮官がいきなり後方のデスクワークなんか出来るのか?
その逆も然りだが・・・
同盟の士官学校は戦闘艇操縦、機関工学から、兵站、戦略全部やるんだよね。
白兵戦技と射撃もやってるはず。
どの士官も教わった範囲でクリアできる状況ならこなせるんじゃない?
それ以上の事態が発生した場合は、その階級、職責に到達するまでの
経験と本人の才能だろうね。
戦術レベルの判断となるとキャゼルに大して期待は持てんだろう。
フィッシャーにしても艦隊指揮官として後方に関わる判断は下せるだろうが、
実際に補給計画を立てたりするのは無理なんじゃないの。実用レベルという意味で。
>戦術レベルの判断
そいつはどのみちフィッシャーも並
>補給計画
現場指揮官にも、そういう職能が全く不要なことはないのでは
得手不得手は有っても
グリーンヒルとか、色々そつなくこなしそう
並みいる帝国の諸将を打ち破ってきたヤン艦隊の運用を任されてきた実績=フィッシャー
アムリッツァでの補給計画、イゼルローン要塞の運用全般、その後の同盟における働き、ヤンイレギュラーズにおける後方統括全般=キャゼルヌ
二人の仕事は全く違うよ。役割分担があって当然だと思う。
かなりの部分で重複する能力はありそうだが、そうでないところの差がやはり大きくて、
そのあたりの仕事の割り振りの妙がヤンの上官としての凄み。
という解釈を押したい。
444:
俺も
>>446のような解釈をしたい。
そうでなきゃヤンがずっと使い続けたいと思うわけがない
俺はシェーンコップに艦隊指揮をやらせてみたいな
何で?
ポプランに陸戦指揮
ユリアンの万能っぷりを印象付けたいヤンの心の声か
ユリアンには神林世界で雪かきをやらせたい。
ヤンはスパルタニアン搭乗。
>453
シュミレーションで30回くらい撃墜され、教官に呆れられたらしいw
士官学校卒業して、スパルタニアンの搭乗員になるのって多いんだろうか?
あんまり意味のない授業のような。
ないな。実際空戦なんてあの世界で意味ないし
>>455 今の商船学校で長期航海実習で帆船に乗って帆の上げ下げの訓練とか
やるようなもんかもしれない。卒業後に実際に帆の上げ下げなんてやるわけないし。
ビッテンフェルトにはぜひ白兵戦と空戦をやらしてみたいものだ。
黒一色で塗られた装甲服を身につけた黒色斧歩兵を率いて薔薇連隊に斬り込むビッテンフェルト。
>>458 なんか普通に強そうだな。
でも最初の10分だけ優勢で以後はロイエンタールにボコられるんだろうな。
>>455 よっぽど適性が有りそうなら、宙戦隊に回されるのも有り得るかもしれない。
ケンプとか、士官学校出かどうか記述が無いが、そのクチかも。
士官は兵士のすることを兵士よりうまくできないといけないからね。
そういう意味で実技演習があるんじゃないのかな?
>>455 昔はともかく、今は士官じゃないとパイロットになれませんよ。
士官学校でパイロット訓練はやらんだろうけど。
>>463 150年の戦争中だからな。
士官学校でも短期間で複数の兵科適正を見る必要があるのかもね。
パイロットはパイロットで専門の養成学校があるんじゃないの?
そこを卒業すると伍長くらいに任官して前線に配置されて、
優秀者に対しては、改めてどこかの時点で士官教育を受けさせて
少尉に昇進、教官や隊長の候補になるという流れだと思う。
軍の規模がめちゃくちゃでかいから、士官学校自体が参謀教育課程みたいな感じなんだろうね。
海軍兵学校に対する大学校みたいな。
>専門の養成学校
そういうのは同盟には有る。ポプランはそのクチ。
多分、帝国にもある。
だが、宙戦隊パイロットへの進路はそれのみに限ると
明記されている訳でもない。
でも、たしか「パイロット一人を養成するために必要な金額」が、
ヤンの年収の20倍にも上るらしいわけで、
そんな大規模な教育を専門施設以外で行えるかな?
とはいえ、ユリアンは明らかに正規の教育を受けていないが・・・
適性有りげと看做されたら、然るべきコースに転科とか。
両国の士官学校に、「宙戦科」なり「航法科宙戦専攻」なりが
有るかどうかは知らないが、無いとも書かれていない。
>>ユリアン
スパルタニアンの操縦士は、伍長以上から。
階級的に資格の有る人間が志望すれば、それなりに金の掛かった訓練を
必要な時間受けられ、そして試験(シミュレーション含む)に合格し
教官に認められたりしたら、訓練期間が比較的短期であっても、
操縦士になれるのでは。
イゼルローンは大規模な基地だし、それなりの施設も有ったのだろう。
教官は、例えば或る程度以上の階級の指揮官クラスなら、その資格が
有るのではないか(宙戦隊指揮官は、最初から、新米への教導も
任務の内かも知れないが)。
>>468 アムリッツァ後だからな。
イゼルローンのような最前線に新兵が配属されているし。
それに金額は、練習施設だけじゃなくて教官など訓練施設を運営する費用や、
訓練にかかる時間も費用計算している数字だ。
ただ訓練施設はある程度の補給基地にありそうだ。
カリンなんかも補給基地で訓練してたようだったしな。
>>470 ん?スパルタニアンの搭乗資格を得られるのは軍曹以上だ。2巻をみよ。
カーテローゼがスパルタニアンに乗れるのはヤン不正規部隊だからだろう。
あの状況じゃ資格云々いってられないからな、特性次第でなんにでもなれるだろう。
ユリアンとカーテローゼは訓練をほとんどシミュレーターで済ませたんだろうな。
そうでないと初出撃直後の有重力下から無重力状態に移行したときの茫然自失が説明できない。
ところでこの小説の航宙艦はどうやって重力を確保しているの?
>スパルタニアンの搭乗資格を得られるのは軍曹以上
そうだっけか。済まん。
>航宙艦
気合と根性…ではなくて、「重力制御」。
>>473 ありがとう。重力制御技術確立されていたのか、読み落としていたよ。
ところで手元にあるのがノベルズ版1巻の39刷なんだが、シュミレーターって書いてあるよ。。。
>搭乗資格
ノベルズ版2巻の254ページ、ちなみにここでベイ大佐が少将に昇進だってさ。
生者に二階級特進無しじゃないの?
最近出回ってる文庫版は加筆や訂正してあるのかな?
ヤンみたいに時間差で2階級上げてんじゃないの?
その後、査問会の時点では准将。
少将は単なる間違いかな?
477 :
483:2006/07/03(月) 18:36:24
ゴメン、チョット前
>>439 必要なセンスが被ってなさそうだから、真面目とか優秀とかの話にしてるんだが。
キャゼルヌは前線指揮は無理だと自分が言及してるし
フィッシャーは補給はともかく兵站の才能があるような記述は無いでしょ。
>>477 整理整頓。
及び、物流調整かな。
ま、小ネタだし、どうでもいいことだ。
補給は一般用語、兵站は軍事用語
兵站は補給を含む広い概念だよ。ガイエは補給、補給と唱えているけど兵站の概念があやしいところがあるとされるから、
(作中で語ってないね)わざと477みたいな物言いをしてるんだろうね。釣りだろ、おそらく
いや、
>>477の意図はこうだろ。
フィッシャーが出来そう(得意そう)なこと:
指示を与えられた補給部隊を率いて素早く安全に必要な場所に届けること。
フィッシャーには無理そう(苦手そう)なこと:
効率よい物資の調達や集積、輸送を立案すること。
>>482 >指示を与えられた補給部隊を率いて素早く安全に必要な場所に届けること。
フィッシャーは輸送船団の指揮官かよ!w
>効率よい物資の調達や集積、輸送を立案すること。
これこそキャゼルヌの仕事だな
>フィッシャーが出来そう(得意そう)なこと
>効率よい物資の調達や集積、輸送を立案すること。
「艦隊運用」も忘れないであげて下さい
それは話の流れと関係ないだろw
艦隊運用が得意
⇒当然戦場以外でも艦隊を運ぶのは得意
(ハイネセン〜イゼルローンの移動が早かったようだし)
⇒補給部隊を率いても早くて迷子にならない
という連想なわけだから。艦隊運用が得意ってのは作中での
フィッシャーの代名詞みたいなもんだから、いうまでもない。
「艦隊運用」とはそもそも何か、何をすれば良いか、という問題だな。
約1万5千隻を、行軍時は交通整理をし、戦闘時は複雑さが激増しているそれに更に加えて、
物資などの補給・艦艇修理・後送・交代諸々を仕切らなければならない。
個々の部隊の行動までフィッシャーが把握する必要があるのかな。
そんなのそれぞれの部隊の判断でいいんじゃなかろうか。
結局戦術レベルでの部隊の展開やら戦闘時の臨機応変な対応がメインじゃないかと思うのだが。
ヤンの作戦通りに艦隊を動かすのがフィッシャーの仕事になるんじゃね。
ヤンはその分戦況の判断に集中できると。職務怠慢という気もするが・・・
>個々の部隊の行動までフィッシャーが把握する必要があるのかな。
そんなのそれぞれの部隊の判断でいいんじゃなかろうか。
個々の「戦闘」はそうかもな。
艦隊全体としての組織的行動としてはまた別だろう。
>ヤンの作戦通りに艦隊を動かす
補給その他をこなしつつ、如何に効率的にそれを行うかも
フィッシャーの仕事だな。
で、結局現実に即してフィッシャーの役職は何?
副司令官で提督のような感じなので
惑わされるけど、部隊を維持管理するのが上手いなら参謀だな。
戦闘が上手くないのも頷ける。
ただ、戦闘中の艦隊行動に関してフィッシャーが必要なのかは疑問。
実際の軍隊で考えても指揮系統は陸軍で言えば
師団長
↓
連隊長
↓
大隊長
↓
中隊長
↓
小隊長
↓
分隊長
で、兵が上手く動くかどうかはそれぞれの隊長が
命令をきちんと理解して司令官の意図どおりに動くかだから。
(実際には連隊や大隊がきちんと把握されてるかどうか)
銀英だと各分艦隊司令官と、その下で働く下士官の錬度だろ。
ヤンと分艦隊司令官の間にフィッシャーが入ったりしたらノイズが入るだけじゃん。
フィッシャーの意見を元にヤンが指令を出す、ならまだ分かるけどね。
指揮と運用は別
さんざガイシュツの話題
フィッシャーの役職が参謀じゃなくて分艦隊司令官で
副司令官だからだよ。
参謀長としてヤンの傍にいるならわかるけど。
フィッシャーが指揮するにしても運用にするにしても
分艦隊司令官じゃ変だろ。
フィッシャーの役名、副司令官。
仕事内容、艦隊運用、及びヤン率いる前衛戦闘集団に対する後方支援集団指揮官。
なにその後方支援集団って。
アニメだと艦隊には輸送艦とか工作艦とかが結構な数含まれている感じだから、
そのイメージか?
原作だと、艦隊に含まれる非戦闘艦はビッテンフェルトが表彰したという病院艦
位しか存在した記憶がないが。
ヤン艦隊に限っては特別扱いじゃね?
帝国に例えるなら、ヤンが総司令官でフィッシャーとかアッテンボローが上級大将ってところじゃないの?
>489
もまい、10人でいいから、中学生を引率してみろ。
普通、個々に動き回って収拾つかないから。
あるいは牧羊犬を思い浮かべてもいい。
いやまあ、だから軍隊では規律を叩き込まれる訳だが
>>489 個々の部隊が独断専行で動いてたら艦隊が滅茶苦茶になるでしょ。
ヤン艦隊では集中砲撃が基本だから、個々の攻撃目標すらも統制されてるかも。
503 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/04(火) 22:21:51
>>502 そんなの統率するのは分艦隊司令官レベルですらなくて
各艦をまとめてるなんらかの単位ごとだろ。
1隻ずつ管理なんてできるわけないじゃん。
あの〜、ムライは何してるの?
>>503 1艦ずつ直接管理する訳ない。
間接的に管理する為に軍隊って組織があるんだろ。
陣形組む時に、「紡錘陣形が整いました」と、
「紡錘陣形が整ったと思います」じゃ全然違うんだよ。
>>504 ムライ参謀長の仕事
1.常識論
2.細々した情報処理
3.兵站・航法関係(実務担当者フィッシャーとの連絡?)
4.司令部の事務運営
パトリチェフ副参謀長の仕事
1.部下達を励ます。
2.「なるほど!」と発言する。
いや、だからさ、アムリッツァでの対ケンプ戦みたいな艦隊運用がフィッシャーの名人芸なんじゃないの?
>>506 だからその為に小隊やら中隊やらで個人レベル認識して
把握できる単位からそれを統括して部隊単位で統括する
大隊やら連隊があるんだろ。
そしてそれを最終的に統括するのはヤンの役目であって
なんでフィッシャーがするんだよ。
普通、艦隊司令官が艦隊運用担当責任者を兼ねるのだろうが
(双方の高レベルの名手が、例えば恐らくはミッターマイヤー)、
ヤン艦隊の場合は、以下の事情が推察される。
1.ヤンよりフィッシャーの方が艦隊運用(攻防・離脱の移動・
陣形の編成などについての各部隊・各艦への指示、交通整理)は上手い
(システマティックな仕事に優れる?)(また、ヤンは元来が参謀畑)。
2.フィッシャーが艦隊運用を分担し、ヤンとの連携が完璧なら、
ヤンの負担は減り、作戦指揮に専念できる。
3.最前線近くにいるヤンから作戦に伴う運用指示を各分艦隊旗艦・
小規模戦闘集団指揮艦・末端艦艇等へ出すより、一旦、後方支援集団を
経由した方が、却って連絡が付き易い(妨害され難い)。
4.後方からの方が、戦局全体を俯瞰できて、艦隊運用がやり易い
(作戦指揮は、前線の方が良いらしい)。
5.戦時の物資などの補給・艦艇修理・医療・損傷艦や死傷者の離脱・
後送・交代など諸々を行うについて、基本的な戦時艦隊運用と一緒に
行った方が、当然より効率的。
6.万が一、命令中枢である旗艦ヒューべリオンが沈み、特にヤンが戦死したら、
もう一つの命令中枢である運用旗艦シヴァに居る副司令官フィッシャーが総指揮権を
迅速に引き継げ、命令系統の混乱が少ない。少なくとも全艦隊が秩序崩壊にはならない。
そういえば原作にはフィッシャーの旗艦名は出てこないな。
「シヴァ」は、原作には出ていなかったっけ?
「回廊の戦い」で沈んだが。
>>509 いや、それをやってるのがフィッシャーなんだろ、ヤン艦隊では。
お前さんの説明分かりやすくて見事だよ。言ってみれば師団長。
普段のヤンは艦隊を戦略レベルでどう有効に使うかを考えるのに専念しているんだろう。
ラグナロク作戦の時もロイエンタール相手に自分から出て行かなかった。
ヤン直接艦隊を指揮したのはアスターテとバーミリオンくらいじゃないの。
>>513 アムリッツァとドーリアと回廊も忘れないであげて下さい
>>514 新書版2巻目、ドーリア会戦の前辺りを嫁
キャゼルヌが会戦時に補給船団を率いたなんて記述は無いな。
たいてい留守番。
>>515 アムリッツァとドーリアと回廊でヤンが何かした?
回廊ではフィッシャー死んでるくらいだから前線で猛攻を支え続けたんだろうな
回廊の戦いでフィッシャーが戦死した時、ヤンがもうダメポと思ったくらいだからなぁ。
アムリッツァの例で言うと、ヤンが「陣形をU字型に〜」とフィッシャーに指示
→フィッシャー「○○准将の部隊は××に、△△准将の部隊は〜」って感じか。
522 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/04(火) 23:09:59
>>519 むしろ、後方支援集団のフィッシャーが戦死したってことは、それだけ
激烈な戦況であり、当時のヤン艦隊は空前の窮地に立たされていたと、俺は読んだ。
ヤンが参謀でフィッシャーが提督だったら良かったんだな。
>519
回廊の戦いは戦力に余裕ないし、ヤンもフィッシャーも前線に居たんじゃないか?
ユリシーズが敵艦を半髪の差で撃沈してるくらいだし。
>>523 その場合も結構良いコンビになれたと俺は思う
>>523 実際的な役割はそうなんじゃないの?
戦闘中に奇策を用いたりシュタインメッツ、レンネン、ワーレンを撃破する辺りで作戦立てたのはヤンだろうけど
大雑把に言うと、「これこれの作戦を立てたから、
A分艦隊はこれこれの方向へ進んで作戦に合った
こういう陣形にしろ」と言うのが指揮、
「これこれ方向でこれこれの陣形にしろって
指令が出たから、A分艦隊のうちまずA方面のA隊から
順次これこれの方向に移動」というのが運用?
ヤンが並外れてるのは迅速な現状把握能力と作戦構成能力だけで、
作戦運用能力は欠けてるんじゃなかろうか。
つーか、ヤンが三次元チェスに弱い理由って、
どの駒をどう動かしたら自分の意図する型にもっていけるかを
チェスのルールという限定された条件下で考えるのが苦手だから、とか・・・・・・。
>>528 まー、少しはそういうのも有るかもな。
ヤンは参謀出身であって、艦長→小部隊指揮官→分艦隊司令ってコースを
進んだ人じゃないしね。
フィッシャー戦死後、尚、会戦続行となったら、艦隊運用は誰が担当したんだろう。
メルカッツはそういうのも上手そうだが、前線から下げるのも勿体無いし。
>>526 戦闘前の戦術レベルまでなら参謀の仕事だけど
戦闘始まった後に奇策はともかく、相手の動きに対応する
方法考えて兵を動かすのは参謀じゃなくて司令官の仕事だけどね〜。
ま、フィッシャーみたいなのはヤン艦隊だけだから
あの世界の中でも異例中の異例なんだろうけど。
>相手の動きに対応する方法考えて兵を動かすのは
そいつは、フィッシャーも担当してないだろう。
動かす段の細々した実務を担当している訳で。
>530
マリノが担当になった。
>>533 そーいや、そーいう記述も有ったような記憶が。済まん。
同盟滅亡後なんて政府気にする必要ないんだから
メルカッツを宇宙艦隊司令長官、ヤンが統合作戦本部議長になって
指揮はメルカッツ、作戦はヤンにすればよかったのに。
ロムスキーさんたちが、元は帝国軍の偉いさんだったメルカッツを警戒していた感じだし。
>536
ロムスキーが警戒したのはメルカッツじゃない。
ヤンが政府から遠いところで勝手に行動し、
状況次第では政府を裏切るんじゃないかということが不安だった。
裏切るも糞も、イゼルローンだけで一応自立は可能だしな
間抜けどもが
それなら、ヤンが査閲部長であるグリーンヒルにクーデターの可能性を伝えておけば
反乱騒ぎは沙汰闇になり、ラインハルトを打倒する事もできたかもしれぬのに。
五分五分でな。
「今更中止は出来ない」ってヤケクソで暴発も有り得た。
ヤンがハイネセンに居る間に救国に拘束されたら、どうしようも無い。
>>531 バーミリオンみたいにがっぷり四つに組んで戦うとなればヤンも指揮を執るんだろう。
でも前線から指示を求められて、そんなものは敵と相談してやってくれ、みたいに言ってたけど。
>>542 >バーミリオンみたいにがっぷり四つに組んで戦うとなればヤンも指揮を執るんだろう。
たいていはがっぷり四つだろう。
アムリッツァではケンプ戦はまだしも、キルヒアイス戦も、アムリッツァ星域での決戦も、
全体的な劣勢の中で悪戦苦闘。
ドーリアでも、敵主力の分断までは手間をかけたし(戦っていたのはグエンだけではない)。
回廊の戦いも言わずもがな。多勢に無勢でこれも悪戦苦闘。
>前線から指示を求められて
あれは、前線指揮官が、いわゆる現場の判断でするべき狭義での戦術指揮まで
指示してくれと言われたから、面倒がったってことでは。
>>543 >ブルームハルト
それは、不可能とは言わんが、結構絶望的状況だろう。
やってのけりゃカッコいいが。
>>545 そんなところだろうね。
ところであのときのお供は外伝によれば
ヤンとグリーンヒル(娘)とリンツとポプランとコーネフだったかな。
薔薇の騎士で警護隊は作らなかったんだよね?
ヤンの随員は、あまり大人数ではなかったかと思う。
自国の首都に行くのにあからさまに護衛とかつけたら風悪いだろw
疑ってるの丸わかりじゃねーか。
高級士官ってことで、普通の市民などからの身の危険は避けられるように
なってるはずだし。
ヤンは、容儀が軽いのが好きだしな。
暗殺時は、もっと用心すべきだったが………
だいたいクブルスリー暗殺未遂事件の時のように複数の護衛兵+軍施設内でも
身の危険があるんだから、ヤンの身軽さは異常だよな。
ところで、スパルタニアンパイロット1人あたりの育成費用300万ディナールの
20分の一がヤン(大将)の年収って、少なくないか?
追加。大佐の退職金でさえ30万ディナール。
その半分が年収ってやはり少なすぎる気がする。
1ディナール100円として
パイロット養成 3億円
大佐の退職金 3000万円
大将の年俸 1500万円
公務員だし、1500万もらってりゃ充分じゃねぇの
軍人年金もつくしね
それにしてもパイロット養成に3億円って高いな。
ちょっと試算してみる。
前提:
・養成学校は3年課程
・在学中は軍属待遇&全寮制(⇒人件費が1,000万円/人・年)
・「一学年」1000人在籍
・教官は総勢150人(人件費2,000万円/人・年)
・その他の学校職員が50人(人件費1,000万円/人・年)
・戦闘艇シミュレーターが500機ある。1機10億円で5年使用。
・シミュレータのメンテナンス費用が年間5億円。
・実地訓練用の旧型宇宙母艦一隻とスパルタニアンが200機。
あり、それらの維持費が年間100億円。
・その他の学校施設とかランニングコストで年間10億。
この前提で計算したところ、一人1億4500万円。
教官とかもっと必要なのかな?
>>553 その計算に加え、養成期間中に半数くらい脱落してしまうという
前提を加えれば3億円になりそうだ
実地訓練用の単座式戦闘艇を、新米にぶち壊されることも有ったりするのでは。
どうせ旧型や老朽機かもだが、超高価な筈。
もちろん訓練中に死亡事故なんてのがでれば、さらに金も飛ぶわけだしな。
いつの時代も軍人は大変だ。
しかし何を好き好んでパイロットになるんだろうねえ・・・
何かあの世界でパイロットになるメリットある?
とりあえず、パイロットってのはいつの世も子供があこがれる職業ではあるだろう。
あと、衰えが来るのは非常に早い職業だろうから、ある程度武勲を挙げれば、
比較的若いうちに教官職などの安全で安泰な立場になれそうだ。
他には・・・女にモテルとか?
ある程度武勲を挙げるまでにほとんど死ぬと思うが・・・
現代ではパイロットって士官がなるもんだけど
銀英世界じゃ下士官がなるもんみたいだから
損耗率は異常に高いんじゃないの?
要は士官をパイロットに充ててたら間に合わないほど
損害多いってことでしょ。
となると、300万ディナールの大半は熟練兵になる前に死ぬ割合が高い事
と関係がありそうだ。
パイロットになりたがる理由は徴兵があるからじゃないのか?
ただ徴兵されて戦艦に乗ってぼかんとやられるよりは、
自分の能力次第で生存確率を変えうるパイロットが良いと思うのかもしらん。
あと、軍専科学校もお金かからないし、士官学校ほどは頭が要求されない。
金の無い孤児で頭が良い奴は士官学校をめざし、
頭より身体に自信のある奴は軍専科学校を目指すんじゃないか?
あの世界だと、基本的に撃沈=全員戦死で、
ちょっと負けるとすぐ艦隊が半減とかなるんだから、
戦闘艇パイロット以外の死傷率も相当なもんだと思う。
パイロットは頭悪い奴は無理だろ。
まあ、コストパフォーマンスが悪いってことだけは確かだな。
というかなぜそんなに高いと言う矛盾かな。
コストパフォーマンスが悪いようにみえて、仮に全廃なんかしたら一方的にボコられるから仕方なく整備してるみたいな感じか
一方的にやられるというわけでもないような。対空砲火で結構落とされてるような感じだし。
とりあえず有人のミサイルみたいな感覚で使ってるような気もする。
>>557 1.給料
2.判り易く武勲を立てられ、比較的早々と昇進出来る(適性によっては転属も有り)
3.死亡率は、統計では、艦艇乗員と大差が無い
とか。
>>560 同盟でも、多分帝国でも、士官の操縦士も居る。
ポプランや、戦死時のコーネフ・シェイクリ・ヒューズ、皆、士官だし。
ちなみに、昔の日本やドイツとかじゃ下士官も操縦士になってたようだが、
損耗率はどんな感じだったんだろう。
>>562 >ちょっと負けるとすぐ艦隊が半減とかなるんだから
それはどうか。
リン・パオ&トパロウルや、アッシュビーや、ラインハルトやヤンの様な、
図抜けた名将が居るか、イゼルローン攻防戦のような特殊な状況で無いと、
なかなかそこまではいかないのでは。
大概、双方、1〜2割程度の損害で、さっさと退くのではないか。
ガイシュツだが、制宙権とやらがあんまし重要じゃないし。
がっちり陣形組んで撃ち合うのが基本だろ?
艦載機で船を落とそうと思ったら相当な危険が伴うんじゃなかったか?
>制宙権とやらがあんまし重要じゃないし
なんでよ。
どこらへんでガイシュツだね?
>>568 原作だとユリアンがたまたま運のいいことに巡航艦のむき出しになったミサイルを誘爆させて
撃沈したくらいの描写しか記憶にない。
エースクラスでも艦の撃沈は稀じゃないの?
>>567 >大概、双方、1〜2割程度の損害で、さっさと退くのではないか。
孫子によれば損失と呼べるのは一割未満だそうだ
それ以上になると大敗と言ってもいいそうな
この話題には、ちょっと既視感が・・・。
>>567 第二次大戦の頃はまだ運動神経で
操作できる機械レベルだったから。
戦闘機とかは高度になればなるほど
中の人にもより高度な知識が必要で、
学歴と体力の双方が求められる。
>>569 このスレの一般論は違ったか?間違ってたらすまん。俺の思い違いだ。
>>570 確か原作のどこかで、戦艦の中和磁場の中に入ってウラン237弾を打ち込むとか、そんな記述があったような気がするのだが。
>>568 >艦載機で船を落とそうと思ったら相当な危険が伴うんじゃなかったか
取り合えず、単座式戦闘艇が巡航艦を沈めたり、
俊敏な駆逐艦2隻が連携して、戦艦を翻弄し沈めたって
記述の覚えは有る。
その一方、戦闘艇が、軍艦からの艦砲射撃で墜された記述も有った。
軍艦に対する単座式戦闘艇が危険な状況で無い訳はないが、
会戦時の「接近格闘戦」は、敵味方の軍艦や戦闘艇が入り乱れている状況なんだし。
まあ、基本的に戦闘とは危険なものだ。
基本的に、単座式戦闘艇とは、会戦時の接近格闘戦において、
味方の軍艦と連携して、味方の軍艦周辺の、狭義での制宙権を確保する為に
存在するのではないか。
>>570 運だけではない。
他の同盟軍艦との戦闘やその脅威の要素有ってこそ、発生した事態だろう。
>>571 外伝での、金髪の台頭以前の会戦はどーだったっけ。
そうでかい被害は出ていない印象が有るが。
イゼルローン攻略戦では毎回馬鹿でかい被害を出してるよーな気もするが
>566
双方が(多少の優劣はあっても)戦闘機を保有していれば、致命的なことにはならない。
片一方がゼロとなると一方的に受身となる危険がある。
敵の絶対的な優越を否定するためにある程度の整備が必要となることがあるのね。
軍拡の法則そのものだけど。
>>579 戦闘艇の攻撃力と戦艦とかの防御力、迎撃能力とかによって
有効性は変わるんじゃない?
個人的には機銃装備のレシプロ戦闘機でイージス艦に向かってくような
感じと。
>>574 そもそも、2次元移動しかできない海上の艦隊同士の艦隊戦で「制空権」が
どういうことか、またその重要性は直感的にわかることだが、
宇宙艦隊戦だと、戦艦も3次元移動するから、そもそも「制宙権」ってのが
何を意味しているのか良くわからん。というか、「制宙権」を「制空権」と
同じような意味で使うなら、「制宙権」が意味するのは艦隊戦の勝ち負け
そのものな気がする。
>>578 あー、すまん。
アレは例外ね。
まあ、150年にわたる戦争、終盤、約30年程度の間に存在した要素だし。
>553
セスナクラスの小型機(単発動力機)のパイロットライセンス取るだけで300万円近くかかりますが。
(日本で取る場合はさらにその倍くらいかかります)
戦闘機パイロット育成には4億円以上とも言われるんだけどねえ。
それ考えたら3億って安い方だと思うぞ。
(宇宙空間ということも考慮すると)
>>580 >機銃装備のレシプロ戦闘機でイージス艦に向かってくような感じと。
そこまで隔絶もしていないと思うぞ。
>>581 この物語での、広義での「制宙権」は、情報・哨戒的な要素が大きいと思う。
それを支えるのは、哨戒衛星とか、巡視艦隊とか、その補給基地とか。
>>583 その手の「言われている」ってのは、どっかで誰かが適当に試算した数字が
一人歩きしているだけのことが多いからなあ。
あれやこれや、どこまでコストに取り込むかでいくらでも高く出来そう。
現代のパイロットのほうが、銀英の世界よりずっと少数精鋭な感じがするし、
士官教育も施すんだから、そりゃ当然養成コストは高くつくだろう。
3億や4億しても、戦闘機自体の値段に比べりゃ大したことないし。
>>583 どういう基準で高低が決まるんだ?w
同盟の軍事予算は千兆円とかか?
まーテキトーでいーじゃんよ
また安易な考えで恐縮だが、アメリカの100倍の人口として、
軍事予算も100倍とすると、5000兆円くらい軍事予算があるということになる。
5000兆円あったら、3億円×1000人=3000億円分くらい毎年パイロット養成しても
たいしたことないな。
高い安いはともかく、それだけのコストをかけるわけだから、
艦載機同士の戦闘で優勢に立ってくれよ、というお互いの思惑があるんだろう
パイロット育成にかかる「費用」であって予算は何の関係もないだろ。
原作には平時の軍事予算は30%が限界と言われている、とかわけの分からん記述があったりするが。
いや、だから費用の話だろう
>578
実はそうでもない。第六次の同盟軍の損害は75万5千人。
第五次も1回しかトゥールハンマー撃ってないから損害は同じくらいかもっと少ない。
ケンプ&ミュラーの大敗にラインハルトがキレたのも当然。
レグニツァも第四次ティアマトも劇場版と違って帝国同盟の損害は共に数十万台。
要するに半減とかする前に互いに矛を収めてる。
アスターテ以降が異常。
>>596 作者と編集者の無知ということで片付けた方がしあわせになれそう。
外伝はあとから出たからな、ちゃんと勉強するようになったんだよ
仮に無知だったとしても、勉強するようになって
ちゃんとなったならそれでいいじゃん。
ただ、損害はともかく艦隊の運用は最後まで疑問だけど。
射程の違う兵器同士を何故ごちゃ混ぜで使ってるんだ?
戦闘艇の話にしても、接近戦は駆逐艦、中距離は巡洋艦、遠距離は戦艦、
って感じならまだ違和感なかったのに。
航行速度だって兵種によってまるで違うはずだし。
戦艦で突撃とか自らの特性を捨ててるとしか思えん。
>>599 艦種の区別や使い分けといった概念は、新書版2巻目では、或る程度書かれていたな。
例えば、ご指摘のようなツッコミが、リップシュタット戦役のキフォイザー会戦における、
艦種ごちゃまぜの編成のリッテンハイム侯の艦隊に対してなされていた。
キルヒアイス「要するに寄せ集めです。怖れるべき何者も有りません」
この折や、リッテンハイム公拘束の折など、速さが必要な状況では、
高速巡航艦で編成された艦隊が活用されもしていた。
>>600 5行目訂正
誤「リッテンハイム」→
正「リヒテンラーデ」
>>571 部隊の三割喪失で、組織だった行動ができなるから、ユニットとしては「全滅」
判定されるね。生き残り残りは後方に下がって、再編。
豚切&スレ違いを重々承知でお邪魔します。(初心者相談スレがなかったので…)
田中芳樹の文章が読んでると正直かゆくなってきてたまらず、
アニメは見れどもいまだに原作を読めていません。
私に銀英伝を教えてくれた彼氏は「読んでいけば慣れるよ」と
言うのですが。
原作って、やっぱり読まないとこの板で銀英伝語っちゃダメですか?
もしそうなら、皆さんどうやってこのゴッテゴテのぞろっとした文章を
読破しましたか?
それともこんなにアレルギー反応を起こしてるのは私だけなのでしょうか?
どうかアドバイスをおながいしますorz
>603
いまいちどういう風に嫌なのか分からんが・・・・・・www
1巻の最初以外はそんなに癖があるとも思わんけどな。
特に予定巻数に余裕が出た3巻以降は完全に普通のライトノベルだろ。
別に原作の文体が嫌なら読まなきゃいいじゃないか。
アニメで分からんところを原作で確認するくらいで良いんじゃね?
とマジレス。
つか、アニメについてアニメスレで語れば良いじゃない。
原作の悪口言いたいアニメ厨なんでないかな。
606 :
483:2006/07/06(木) 16:21:11
>>603 田中芳樹の作品って、どちらかと言えば読み易いと思うけど?
ハードSF系の御大達の作品など、もっと難解だよ。
何十回も読んでる人間としては読んだら面白いよ!としか言えないけど・・・
まぁ、604の言う通りアニメが好きならアニメスレで語ればいいんじゃない?
アニメだけだと、ここじゃ話が合わんでしょ。
読むのが苦痛なら読まなきゃいいじゃない。
別に無理をしなくても。
肌に合わなかったんだよ。きっと。簡明簡潔な文章ってことで、絵本でも読んでいればいいと思うよ。
608 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/06(木) 17:28:46
>>599 艦隊編成って言葉が何度も出てきてると思うけど??
各艦種をある程度まとめて運用するのは当たり前だが、それだけで運用する事は特別な場合しかしないだろう。
戦艦だけの艦隊、駆逐艦だけの艦隊と言うのも問題があると思うぞ。
ある程度平均に並べるのが一個艦隊ってモンでしょ。
各艦の欠点も補いつつ特性を生かす。それが艦隊運用でしょ。
ちなみに戦艦の突撃が何故いけないのかが判らない?
重武装、重装甲、大出力の戦艦が先陣を切って突撃するのに何の問題がある?
おそらく敵艦隊の外面は戦艦のはず、戦艦相手に駆逐艦を特攻させるのが最善なのか?
>>608 現実の海軍を例にすれば駆逐艦は雷撃が成功すれば
戦艦を喰う事ができるから魚雷艇が進化したもの。
日本海軍なんて特にその思想受け継ぎまくって
魚雷ばっかのせて潜水艦対策がお粗末になったけど
どちらにしろ対戦艦や巡洋艦戦の時、駆逐艦はその機動力いかして
肉薄して雷撃するのが戦闘方法です。
逆に戦艦は長距離から攻撃できるのにわざわざその利点を捨てて
敵に近づく必要なんかないよ。
戦艦の防御力だって、そもそも相手の戦艦と真正面から
砲撃戦しあうためのもんなのに、わざわざ接近して
戦艦以外の小型艦でも容易に撃破されやすくするなんて勿体無いにもほどがある。
で、数と運用がまだ少しは相似性がある陸軍を例にするなら
戦艦は異常に防御力のある自走砲、駆逐艦は防御力考えると
戦車よりは装甲車に近いけど、どちらにしろ、この場合も
自走砲が幾ら攻撃力あって防御力も抜群でもわざわざ近づく必要なんてないし。
だから戦闘は砲撃を行った後に戦車と歩兵が突撃するもの。
少なくとも同じ師団だからって全兵種が一緒になって敵陣に突撃なんて
それぞれの兵種の利点をなくしてるだけ。
>>599 おいおい、その描写はちゃんとあるよ。
2巻でブラウンシュヴァイクがおびき出されて、ラインハルトの縦深陣に嵌ったとき、
追撃中のラインハルト軍をメルカッツがガイエスブルグに
残っている駆逐艦、宙雷艇を中心とした短距離戦部隊で、危機を救ったってな。
でもメルカッツはもっと早く助けに来いって無理なことを言われ、副官のシュナイダーがキレかかった。
>>611 だからそれは残ってたのが駆逐艦、宙雷艇ばっかだったからだろ。
メルカッツが選り取りみどりの戦力の中なからそれを選んだわけじゃないし。
誰か教えてくれ
アニメ版の初期に、ヒューベリオンのオペレータ男3人組がいただろ
飛田とか草尾が声あててた
あいつらは生き残ったのかなあ…(´・ω・`)
>>603 別に語る(?)ことについては個々人の自由だが…原作読んでないと微妙に話題が分からなくなることもあるから…
>>613 だってアニメだし
クルト伍長とトニオ二等兵はどうなったの?
とりあえず、ゲーム的な考えで艦隊編成しそうな奴がいるのはよくわかった
艦隊全部を戦艦で編成、これで最強!とかほかの事考えてなさそうだな
何のために補助艦がいて、主力艦と共に編成されているのか現実的なもので調べてみれば、その必然性があるのは明らか
そうかな?
ユトランドとかは戦艦で戦隊を構成して撃ちあって、巡洋艦以下って別行動でなかったっけか。
戦艦と駆逐艦がごちゃまぜで突撃した海戦といえばスリガオ海峡海戦か。
西村艦隊は手も足も出ずに全滅してるけど。
直援入れないなどとは言ってないし、わざわざ師団を例にして
砲兵と戦車(ちなみに戦車の部隊にも直援用に歩兵は存在します)と歩兵
を出したのに。
この3つが一緒になって突撃なんてないって事。
つーか、この世界だと艦隊基本的に一隻=歩兵一人。
時折戦艦や駆逐艦がいきなり役割分担して見せるのは思いつき。
それでいいじゃん。
>>616 なんか、銀英伝に出てくる無能キャラみたいな言動だな。
>>613 ある時はユリシーズにいたりと、第三期くらいまでは出番あったんじゃない?
四期は、ダイジェスと傾向が強くなって、その他キャラの出番はあまりなかった
からよくわからん。
>>620 それじゃ単座戦闘艇が役に立つかどうか以前の話になるな。
>>609 合ってないよ。
金髪が赤毛に死なれて廃人状態の時、義眼と双璧が主導して、
武力で帝都を制圧し、帝国宰相リヒテンラーデ公を拘束したろ?
この折、疾風達は、高速巡航艦隊2万隻で、大急ぎで帝都まで急行している。
脱落出まくりで、着いた時には3000隻に減っていたが。
尚、キフォイザー会戦では、赤毛が自ら、800隻の高速巡航艦を率いて、
リッテンハイム候の寄せ集め5万隻を引っ掻き回している。
内乱時の描写のように、艦種やその編成をいちいち書き分ける描写は、
何かカッコ良くないって判断でもあったのではないかな。
ヤン艦隊なんか、全部が攻撃力・防御力・機動力に優れた万能艦で
あるようにしか思えんしな。(それこそ
>>616の世界)
まあ、それはヤンやフィッシャーが配置に心を砕いた成果だということにしても、
作品の後半にいくほど艦種はどうでもいい感じになっていくよな。
まあ脳内補完しとこうや。
しかし、会戦の接近格闘戦の段階で、格闘・旋回の性能に劣る戦艦群を、
いかに警護しつつ、その攻撃力を最大限に有効利用するかの描写とか、
単座式戦闘艇部隊の詳しい描写などと共に詳しく書かれたら、
カッコ良かったような気もするなあ。
>>626 別にヤンの好きな戦史の本じゃないから事細かく
参戦した兵種や損害、部隊配置なんかが書かれるのを望んでるわけじゃないけど
あの世界は名将と言われるような人物が平気で文字通りの全軍突撃とかするから・・・
仮に突撃するにしても、入念に準備砲撃して(ヤンはこれは一応してるけど)
その後突入する部隊とそれを援護射撃する部隊とに分かれるとか
あってもいいと思うんだけど。
だからスパルタニアンやワルキューレがなんの役に立つのかも
さっぱりわからなくなるんだよな〜。
単座戦闘艇が戦車に随伴する歩兵の役割だと考えれば、
戦闘艇はないと話にならないと分かるんだけど。
>突撃するにしても、入念に準備砲撃して(ヤンはこれは一応してるけど)
その後突入する部隊とそれを援護射撃する部隊とに分かれるとか
あってもいいと思うんだけど。
ビッテンとか、意外とそういうの上手かったりして。
意外というか、それが突撃のために必要なことなら
ビッテンは当然得意だろ。
>仮に突撃するにしても、入念に準備砲撃して(ヤンはこれは一応してるけど)
>その後突入する部隊とそれを援護射撃する部隊とに分かれるとか
>あってもいいと思うんだけど。
そのようにいちいち明示してないだけで、そうしてたりしてね?
アニメの描写をみると文字通りの全軍突撃だが……アニメはアニメだし。
無理なもんはどう考えても無理だな。
宇宙で撃ち合ったり突撃したりするのが仮想なんだから、実際の戦闘に当てはめるのが無理だろ。
とオベのように正論を唱えてみる。
ビッテンフェルトは話の中盤から突如予備兵として貴重な戦力
となったので、この場合全艦船が突撃に向いてる艦船ばかりで
味方の猛烈な砲火の後に満を持して全軍突撃、はアリかなと思うけどね。
あくまで単独運用は考えないとしてだけど。
普通に師団級戦力なんだし、翼を形成できるし、それはない
>>633 ビッテンフェルトは艦隊の異名の通り、騎兵あつかいなんだろうな。
他のみんなが苦労して敵の陣形を崩したところで決定打として突撃させると。
ぜんぜん関係なくて申し訳ないのだが、
なんでラングのAAはあっちこっちでネタに使われているんだろう?
誰か始まったスレをしっている?
>>634 でも細かく艦隊の中にもいろいろな役割もつ分艦隊があるような描写ないし。
いつも全艦でつっこんでるから。
中性子ビーム砲って実際アニメみたいなの?
真正面の砲塔のやつ
知らん
>>638 >そういう特定の任務に特化した艦隊を、マル・アデッタ回線の折のように、
>ほぼ孤立するような形で先遣隊にするような真似はしないと思う。
あの時は通常編成の艦隊だったんじゃない? ファーレンもそうだけど。
二人とも性格的に攻撃型で、任務には不向きだとかいう描写はあったけど。
>多分、省いているだけ。
それはそうだろうな。でもどうなんだろうな。戦艦の攻撃力を上げる分、何かが犠牲なるとか、メリットデメリットはあるのかね?
そういうのがないと、ビッテンの異常な攻撃力とか説明できないと思うんだけど。
>各艦種を有効利用できる、相応の陣形を編成しているのではないか。
>敵陣内に突っ込む前には、長距離砲撃だってやってるだろうし
ビッテンの場合、ランテマリオでの対同盟戦における異常な突撃の成果以外は、
何だかんだでほとんど状況が決まってる場面で突撃して成果を上げてるようにも思うが
何かビッテンフェルトが突撃しか能がないように思われてるような。
判断ミスしたのはアムリッツァくらいだろ。
と回廊の戦いの初戦だな。
ヤン以外は攻勢を支えきれんのだろう。
ウランフにアップルトン、フィッシャーにメルカッツと、
実は一番同盟軍(とヤン艦隊)に打撃を与えてるよな。
>>641 >ビッテンの異常な攻撃力
1.「攻撃すべきポイントとタイミングを衝くのが実に上手い」(外伝新書版3巻「千億(略)」)、だったっけ。
2.攻撃・突進に特化した陣形編成とかも有るのでは。
ビッテンフェルトは、艦隊司令官としては、同等の兵力同士が戦う状況に参加したのが、
大失敗したアムリッツァ以外では、リップシュタット戦役以外は無いんだよな。
後者でどう活躍したのか、原作では詳しい記述が無いので判らんが、読んでみたかったものだ。
ファーレンハイト艦隊とのガチンコ勝負とか、盛り上がったろうに。
>>644 第二次ランテマリオでロイエンタールと互角に渡り合ってるな
まあ、戦うだけなら帝国の司令官はみな名将ぞろいだからな
>641
比重が攻撃に偏っている可能性はあるが、作戦単位として独立行動可能な程度にバランスは取れてる。
戦略予備としても運用可能と、予備としてしか使えないのは別
【質問】
炭素クリスタルのトマホークって、高温で燃えたりするのでしょうか?
酸素がなければ燃えません。
酸素があっても表面が酸素を通さないものでコーティングされてれば大丈夫。
>>649 ダイアモンドのような分子構造では無いので燃えません。
燃焼は酸化することに定義がある(クーベルタン男爵)
653 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/10(月) 16:24:25
炭素=ダイヤモンド→硬い
クリスタル=ダイヤモンドは脆い→なら単結晶
ぐらいの発想だから気にしちゃいけない。
燃えないけど数千度あれば融けるんじゃないかな
どうでもいいんだけど、何でブラスターがあたると柄がぽっきり折れちゃうわけ?
ぽっきり折れたいお年頃だから
お約束。
【質問】
バーミリオン会戦の折、金髪は、双璧や大将級幹部達を
分艦隊司令に据えてたら、勝てていたでしょうか?
無理でしょ。
別に防御陣を作っていたやつらが無能だったから負けたわけじゃないし。
とるないぜんはどうよ
トゥルナイゼンの暴走も、結局戦場全体に影響を与えるような規模のものじゃなかった。
仮に双璧が分艦隊を率いていてもやっぱり本隊と分断されただろうし、
マリノ率いる部隊に隕石をぶつけられる被害が減るくらい。
>>658 本来は味方が反転してくるまでヤンの攻撃を防ぐのが目的。
ラインハルト単体での勝ちってのはない。
分艦隊に双璧を投入しようがそれは変わらない。
ただ後のロイエンタールのように参謀として誰かが側にいれば、
途中で戦術の転換をせずに最初の予定通り防御を続けて
最終的に勝ったかもしれないけど。
【質問】
イゼルローン共和政府の指導者がユリアンとフレデリカである理由が納得いかない
キャゼルヌとフレデリカじゃ駄目なんですか?
ユリアンとフレデリカじゃ、ザビ家みたいな家族経営じゃないですか
キャゼルヌ&フレデリカでもアッテンボローでもシェーンコップでも
誰でも良いけど、ユリアン達に決まっただけ。
納得いかなきゃ去ればいいだけの話。
【回答】
ユリアン→ヤンの養子として居て、なおかつ対ガイエ戦といい、フェザーンからの駆逐艦奪取してまでの帰還と言い、
若くて戦績がちゃんとあるので、頭においておけば兵の士気もそうは下がらないため。
アッテンボローも若くて戦績があるが、対外的にみればよりヤンに近い位置にいて、
なおかつ金髪に対抗できるほどの若さがあるため、将来があるように見えるから。
どうせ下はアッテンボローやキャゼルヌ、メルカッツが支えるんだから、
頭は見栄えのいい人間を置いたほうがいいから
>>664 宣伝効果。
インパクト。
加えて、単にお飾りでなくて充分有能なんだし、言うことナス。
>>666 象徴的存在としての指導者なら、フレデリカでじゅうぶんじゃないかという気がするんですが
ラインハルトとちがう、ちょっと目端のきくガキを頭にすると、
「組織として大丈夫なのかよ」という不安のほうが先行するだろうし
それまでのユリアンみたいな「便利な」子供は制約の多いトップにすると長所がいかせないし
あの人選は結果オーライだったという気がする
ユリアンもトップにしないと充分じゃないって判断が有ったんだろう。
アッテンボローは黒幕に徹したいそうだし、キャゼルヌは軍官僚だし。
あの人選は幹部たちが誰をトップにすれば納得できるかということに重点が置かれていたんだと思う。
>>658 敗因はラインハルトの戦術変更だから、誰が配下にいても結果は変わらないと思う。
双璧が参謀長になっていてもどうだろうか?
あの時点では進言を受け入れなかったようにも思える。キルヒアイスなら別だろうが。
あくまで文民のトップがフレデリカ、ユリアンは軍部のトップ。
あの時点でイゼルローンの連中がほしかったものは
「ヤン・ウェンリーにできるだけ近い万能の軍事指導者」
だから、魔術師にもっとも身近に教えを受けた養子、というのはひとつの選択肢ではあったろう。
結局は、民主的な考え方でも手段でもなかったんだから。
普通の近代の軍なら、生き残った最先任最上級者がトップに来るわけだから、アッテンボローになると思うけどね。
フレデリカはおもいっきり軍事の人ですがな
跡付けだけど、バーミリオンでラインハルトがロイエンタールをオーベルシュタインに代えて
参謀長にしていたら、面白い展開になったかもなあ。
ロイエンタールのことだから、参謀に指名された時点で疑っているのか?って妄想しただろうし。
結果があのままだとしたら、お互いギクシャクしそうだな。
675 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/11(火) 03:05:37
オフレッサーがはめられた一件だけど、戦いに敗れたオフレッサーが単独で
ガイエに舞い戻ると、すぐさま「内通」を疑われるってのは厳しくないですか?
「オフレッサーが無傷で帰還」
「でもオフレッサー隊の幹部が処刑された」
「だからオフレッサーはラインハルトに内通している」
だけで内通を決め込むのはあまりに都合よすぎな気がする。
せめてオフレッサーが乗ったシャトルに、ラインハルトの指令文が隠されていたとかの
傍証がないと、「内通」と決め付けるのは乱暴に過ぎる気がするんですが。
>>675 メルカッツ閣下がブラウンシュヴァイクはビョーキだと仰っています。
もし、双璧がラインハルトの直属でバーミリオン星域にいたら
彼らほど迅速にハイネセンを攻略できる人材がいない
三人ともヤンにあぼんされて銀河は平和に
>>673 退役した時点で文民なんです。ガイエの脳内では。
>678
いや退役したら文民だろ。チャーチルとかどうなるんだw
>>664 民主主義の守護者を標榜する連中の一部が非民主的な思考で決めたから。
そもそもキャゼルヌはあっさり辞退するだろうし。
>>675 本気で猜疑心を持たせるはブラ公ひとりでいいから、状況証拠があればいい。
ブラ公が裏切り者と思えば、それが「事実」なのが貴族連合(ひいては、ゴール
デンバウム王朝そのもの)。
それに、そもそも貴族連合には、各個に信頼がないから、疑いの芽が芽生えれ
ば、あっという間に「裏切り者」扱いされる。
ならなくても結構。貴族の指揮官クラスだけは助かる可能性があるとわかれば、
平民の兵隊の士気は下がる……そこまで読みきった謀略だったのだよ。
>>679 ヤンもシェーンコップも退役してたじゃん
フレデリカも退役した上でヤンの副官復帰したんだから、そんな論理は通らないよ
政府のトップになって以降は、軍務に関与しなけりゃいいんでないかね。
八月新政府発足以降のフレデリカが、軍事面での実務に関与した描写は無いしね。
フレデリカにとっては、軍務=「ヤンの副官」であって、
ヤンの死に伴って、「軍人」は、改めて辞めたって感じかね。
てか、ロムスキーやヤン達の死後、エル・ファシル独立政府は消滅したので、
エル・ファシル軍の生き残りの連中も、前歴や呼称がどうであれ、
全員、無位無官の民間人になったと思うけどね。
まあフレデリカは軍事面から離れたから文民と言えるけど、
ユリアンとかその他は文民とは言えない。
八月政府の「正規軍」の幹部なんだから。
686 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/11(火) 16:24:17
フレデリカとユリアンが跡を継いだのはヤンの名声を使って'革命組織'を維持させる為で政府云々や民主主義とは関係ない。
血(繋がってないけど戸籍上)と思想の継承の象徴としてであって
極端に言えばヤン未亡人とヤンの養子が継いだのであってフレデリカとユリアンが継いだのではない。
日本の大物政治家だって急死した時は他の政治家ではなく奥さんとかがとり合えず地盤を継ぐでしょ。
>686
それはそうだが民主共和政府の建前だけは一応守らんといかんだろう。
記述は無いけれど、総意に基づき〜と言ってるんだから、
一応脱落者が去った後で信任投票みたいなのはしたと考えるべきじゃないか。
もっとも9巻以降、ユリアンがでしゃばるせいで建前も守れなくなってるんだがwww
>>687 お前みたいに役に立たないのにピーピー喚くだけのやつを
イゼルローンから去らせるための深謀遠慮だったのだよwww
689 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/11(火) 16:49:48
>687
共和政府としては建前は守ったと考えるべきだろうね。
ヤン艦隊としては問題ないと思うけど、イゼルローン共和政府としては問題になるから。
あくまでこの戦争は銀河帝国と共和政府との戦いでなくてはいけないからね。
八月新政府発足時に、一応、選挙なり信任投票なりをして政府の形式を整えて、
それから民生向けの役所や軍部のスタッフを任命という形をとったんだろうね。
詳しい記述が無いだけで、新書版9巻以降も含めて、民主共和制の建前を
完全無視していると断言できる材料は、特には無いかと。
ユ「これこれをこうしますけど、どうでしょう」
フ「了承します。実務を一任します」
こんな会話場面、無くても特に困らんし。
なんか以前も似たようなことが議論になってた気も駿河。
ユリアンとフレデリカの後継者就任というのは、まず「イゼルローンが強大すぎる帝国に対して生き残る」
ための非常措置であって、実質は軍閥そのもの。
確かに前軍司令官の血縁が軍の位階によらずトップに持ってこられるのは民主的とはいえないが、
帝国の皇帝ラインハルトに対して、ヤン亡き後の旗印を無理にでも作らないことには
イゼルローンが空中分解してしまう。
形も顔もない主義思想では、カリスマの皇帝と同程度には士気を保てない。
軍閥 - Wikipedia
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8D%E9%96%A5 八月新政府が、前者的な意味での「軍閥」であるなら、
フレデリカは傀儡の筈だし、
彼女の意思決定にユリアンたちが従わないって状況だろうけど、
そうじゃなかったろうし。
後者には該当するかもしれないが、そういう意味では、
旧帝国の建前では、同盟も「叛乱軍」、
最高評議会議長は「叛乱勢力の首魁」であって、
後者的意味での「軍閥」だったんだろうね。
ヤン亡き後の旗印に、元副官兼失格女房と養子兼特別扱い軍属じゃ弱すぎる気がするんだが。
序列や功績から言ってもキャゼルヌやアッテンボローじゃないと説得力無さ杉だろう。
それをフレデリカが支持する形が最も理想的なんじゃないかね。
旗印なんてそんなもんだろ。
まだ言葉も喋れない子供を立てたりって事も実際多かっただろ。
血統ってのはそんなもんだよ。
女房か子供(まあ養子でも)を立てる方が普通。
美女の未亡人と美少年のみなしご最強
>説得力
この場合の「説得力」は、「ヤン」という恒星の残照を、
誰が一番強く映していたかが問題だったのだな。
序列や功績に拘っている方は、史実でのイゼルローン軍の勝利をどう見ているのだろうか?
キャゼルヌやアッテンボローが指導したとして、あれ以上の結果を残せるとは思えないのだが
いやこの流れで問題になっているのは、八月新政府の仕事の結果ではなくて、
その創設時のトップの人事選任の筋や説得力とかについてだから。
俺はフレデリカ&ユリアントップ就任擁護派だが、まあ敢えて言うと、
ユリアンは、司令官就任時、せめてもう5歳くらい歳食ってて、
佐官か准将くらいにはなってくれてた方がって気はする。
この場合、共和政治が存亡の危機にあったのだから
筋論をやっても仕方がないと思うが
700 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/11(火) 18:54:25
筋論でも
ヤンの死亡とエルファシル共和政府の脱落でヤン艦隊の面々は、
それこそ無位無官の集団になってしまったのだから
先ずリーダーを立て、その後に形式を整えるというのは筋としては通っている。
彼らはイゼルローン共和政府のリーダーを決めたのではなく
ヤン艦隊の残党のリーダーを決めたのだから。
ちなみにユリアンは個人としては優秀な軍人だが組織人としては未知数。
実際はともかく形式的には完全なお飾りだから年や階級は関係ない。
そしてキャゼルヌやアッテンボローが実質に組織の運営を司っているのだから
ユリアンを押し退けてまで、わざわざ表舞台に立つ必要はないはず。
どーせ幹部連中はちゃんとサポートしてた状態だし。
軍事要素も有ったが、それ以上に政治要素でバーラト自治権を勝ち取ったわけで。
諸々ひっくるめて、あれが政治的最善手だったってことでいいじゃんよ。
というより、ユリアンが生きている間は彼以外のだれがなっても、
キャゼルヌ、アッテンボロー、シェーンコップの三人は承知しないと思う。
うりあんたんファンクラブ(会長・ニルソン艦長)も承知しない
イゼルローン女性兵士の皆様も承知しないだろうな。
残念なのはアニメのユリアンは滅多に美形に見えないことだ。
小さい頃はまだ可愛かったのになぁ・・・・・・・白人はやっぱり劣化が(r
フレデリカが政府の代表に就くのは分かるが司令官はユリアンでなくてよい。
実績から言ってアッテンボローが適当だと思われるが、彼も黒幕に徹したいと言うのだから仕方ない。
黒幕に徹したいという理由が明確に記述されていないのでよく分からんのだが。
と言うかあの状況で黒幕もへったくれもないと思うのだが。なんでかね?
>>692 Wikiの記事はちょっと偏ってるね。
イゼルローン共和政府には当てはまらないと思うよ。
黒幕に徹したいってのはあくまで建前であって、
ユリアンを司令官にするのが最善だという判断だろう。
どうしてユリアンが最適なのかは作中で結構しつこくかたられている
(本当に最適だったかどうかはわからんが)から、いまさら
語るべき内容でもない気が。
>706
アッテンボローは先輩後輩の間柄だったとはいえ、ヤン艦隊の一構成員に過ぎなかった自分では、
「ヤンの後継者」という象徴にはなりえないと思ったんだろ。帝国軍だってヤン1人しか見てはいなかったし、
実際にヤン艦隊には精神的にヤンの後継者ないしナンバー2と目しうるような幹部はいなかった。
だからユリアンを担ぎ出して頭に据え、自分は黒幕になって頭を支えるしかないと考えたんだろう。
いつの間にこのスレのスタンダードはユリアン擁護になったんだ?
ユリアンなんか分艦隊の指揮すら執ったことのないただの小僧じゃないか。
どうせお飾りですから。
>>709 政府の代表はフレデリカってことで落ち着いてるんだから、
実戦部隊の司令官は指揮に問題がない人物なら誰でもいいんじゃないの?
>>692 フレデリカはテロの傀儡じゃないし
イゼルローンは自給自足できる軍事要塞だから作中でユリアンが語っている通り、紛れもなく帝国の辺境だ
>>709 ユリアンが司令官になって、離脱者が増えましたが、残った連中は精神的に強かったの?
ロイエンタールの反乱に対する対応とかワーレン艦隊との戦闘の決断とか、結局精神面はあんまり関係なかったね
>>700 >>701 んな生ぬるいこと言ってるから
メックリンガーの回廊通過に許可を出したり
ワーレンと交戦したり、挙句の果てに勝手に戦端開いてイゼルローンを去る羽目になったりするんだよ
吊は日本の伝統芸
最初からユリアンを後継者にするつもりで書いたんでしょう、作者は
でも中高生の時に銀英伝読んだ人は十巻が出るころにはアッテンボロー位の年だから、
仮に彼がトップに立ってたら共感できる部分も多いと思うんだけどなあ
80年代の日本であんなスピード出世があるかよ
銀英伝って最初から最後まで五年くらいしか掛かってないのでは?
作中で経過した時間もあんまり変わらん。
黎明編のときの中高生は落日編でもまだ大学生。
どっちかっつーと、年齢だったらユリアンに近いっしょ。
>>716 世界中でこの表現はあるみたいだよ。
「釣り竿は一方に釣り針を、他方に馬鹿者をつけた棒である」
これだれの警句だっけ?
日本の伝統芸で吊と言ったら、緊縛とかそっち系じゃね?
特撮方面だろ
>>714 八月新政府樹立から講和まで、立派な絶望的状況。
なのに、仕事の途中での大規模な脱走も叛乱もサボタージュも発生してない(悪口言う奴が居た程度)。
シヴァ星域会戦(八月側1万足らず、帝国側5万以上)なんざ、軟弱者なら参加すらおぼつかない
アッテンボローが書いてたじゃないか。
『危機に置かれて(゚∀゚)アヒャった者は誰もいなかった。
なぜなら全員最初から(゚∀゚)アヒャっていたからだ』ってwww
伊達と酔狂と(゚∀゚)アヒャか
あれは駄文だな。
もっと、例えば精神力の強さとかを訴えるような表現でないと。
アッテンボロークラスがふざけてる状況じゃないだろうに。
全員発狂〜はポプランが言ったんじゃなかったっけ?
>>723 ガイシュツだが、シヴァ星域会戦は皇帝病のおかげ・・・
ラインハルトの言葉を借りれば、ヤンの精神的遺産を継いだと称するなら知には及ばずとも勇に勝るところがあるだろうとか何とか。
結局三国志の武将扱いかよ。
>>727 あ、そうだな。真剣に書こうとしていた所をポプランに邪魔されたということかな
その後の会話でポプランがアッテンボローに、
記録文学作家を目指すなら怪しげな造語を乱発しない方が良いと思います、
とか言ってるが、一番怪しげな造語を乱発してるのは作者のような気がするが・・・。
>>728 皇帝病要素が無くても、どのみち、帝国側にも政治的な妥協は必要だったろう。
旧同盟勢力の、際限の無いテロとゲリラの相手をするのもしんどいし、
救い様が無いし。
「記録文学作家」てのも造語だな
>727
そうだけど、アッテンボローの態度から察するに、中りだったんだろ。
>733
そうかなあ、むっとしたシーンだろ?
当たりなら冗談の一つでも出そうな希ガス
>728
あれ皮肉じゃなかったのか・・・・・・
俺はてっきり、「あの魔術師ヤンの後継者を自称するなんざ大した勇気だな」
という意味かと思ったんだが。
>>731 お前、絶対、前に、このスレで、
バーラト自治区の遺族の保障は帝国側が引き受けるべき、という意見に対して反論した奴だろw
旧同盟勢力の際限のないテロとゲリラの可能性なんてあの時誰も言わなかったぞw
シヴァ星域会戦って、どう考えても勝ち目無しの玉砕行動だからな。
>>735 実際ユリアンが来るまで待ったから皮肉じゃないと思うけど・・・。
それにラインハルト病気だし、皮肉を飛ばしてる精神状態じゃないと思うけど。
何だよ、前は専制政治を擁護したくせに今度は民主主義を擁護するのかよ。
このスレの住人も気まぐれだな。
>>736 知らんよ。
少なくとも、バーラト自治区の住人以外の旧同盟軍戦死者遺族へのケアは、
帝国が責任もって行うべきとは思うが。
旧同盟に際限ないテロなんて起こせる
組織力と能力もってる奴なんているのか?
イゼルローン組は封じ込められてるから何も出来んし
それ以外のテロは全部地球教じゃん。
国庫には余裕があるんだし、遺族の不要な反発を生まないための
打算的行動としてもいいと思うが
>730
ガイエは小説家であって、小説家は成功する限りにおいて何をやっても構わないからいいのさ。
テロはともかくゲリラはありだろう。
帝国からの独立を求める市民の声は無視できない影響力を持っているだろうし、
ゲリラを支援する連中を止めようにも帝国は表立って手出しできない。
帝国の臣民として住民登録(具体的にどういう制度かはよくわからんが)
に応じるなら、受け取れるはずだった遺族補償なども含めて、私有の財産の
没収は行わない、というくらいのサービスはしてもいいと思うな。
>>743 国庫に余裕って、フェザーンの再開発と要塞2個作る必要あるのに
そんな余裕なんて吹っ飛ぶと思うけど。
最後の最後まで大規模な軍事行動もずっと続けてたし。
旧帝国ですら年に二回、せいぜい数万隻だったのを、
10万隻単位で動かしてるんだから戦費だけでも凄まじい額になってるはずだし。
それと、人心の面でも帝国軍の戦死者がいい顔するわけないじゃん。
旧帝国の遺族会と退役軍人会は相当な圧力団体になるから。
ま、小額でもいいから出すだけ出せば、
旧帝国からは金額がちゃんと差別化されてって事で文句も少ないかもしれないし、
旧同盟には慈悲深い支配者をアピールできるからメリットないわけじゃないけど。
>>747 何だよ・・・前は、
無策なバーラト自治区にアレク皇帝が手を差し伸べれば共和政はあぼーんとか、
敗戦国に保障する必要ないとか言っておきながら、
実は国庫に余裕がないのかよ。
一体なんなんだよ・・・
作中での帝国の財政は底無しが基本。
原作終了時点以降は大規模な軍事行動がなくなるんだから、
ますます潤うんじゃないか?
>>745 何がありなのかよくわからんが。
テロよりゲリラの方が遥かに組織力いるし。
だいたい、テロはともかくゲリラなんて旧同盟領でしか出来ないのに
そこで武装蜂起したところで迷惑こうむるのは旧同盟市民だけなんだけど。
しかも、この世界じゃ大粛清すればほぼ完璧に反対者を国内から抹消できると
ルドルフが実証してくれてるから、同盟領でも1億人も殺せば大人しくなるよ。
そして200年後くらいにひょっこり変な民主主義の星系国家と遭遇するとw
>>748 何を言ってるのか意味が分からないけど
どこにバーラトの話なんてあるんだ?
>>751 前々回くらいで出た話題だよ。
講和成立後のバーラト星系に限って遺族の補償が受けられなかったら、
バーラトからはどんどん人が出て行って、共和政は自然消滅するって話
とりあえず、「困窮している者は遠慮無く申し出よ」って、
帝国体制側が旧同盟市民に言っている。
>講和成立後のバーラト星系に限って遺族の補償が受けられなかったら、
バーラトからはどんどん人が出て行って、共和政は自然消滅する
自然消滅は有り得ないな。
バーラト10億の人口が、数百〜数千万人程度に減るって事は、
まあ、有るかもしれないが。
元が多すぎだし、調度良い。
>>750 ルドルフみたいな真似をしたら旧帝国の臣民からも反感を買いそうだ。
仮に立憲体制に移行して議会が開かれていたら革命でも起こりそうだな。
議会側に軍隊が付いて皇帝も貴族もみんな追放か監獄送りになりそうだ。
ヒルダはゴリゴリな鉄血政策は取らんだろ
しかし、バーラト星系については人口流出問題か人口流入問題が
必ず起こるだろうな。バランスを保つのは難しい。
人間の出入りを厳しく制限すればいいんだが、それだと自治星系の
ポリシー的に変な話になってくるしな。
問題はそこ。いつまでも戦争やら紛争に関わってばかりで、
政府の政策がちっとも進まないようなら民衆から不満が出るのは当たり前。
何のために苦労して銀河を統一したんだよ。
ラインハルトが居なくなったあとは、穏やかに統治したいところだね。
仲良くやるでしょうよ。
>>757 キャゼルヌの戦いはこれからだ!
だなw
バーラトに全銀河から候補者を募って議会を開くと言うのはどうだろう。
フェザーンの政府では皇帝と閣僚たちが政策を決定し、法案の審議はバーラトで行うとか。
別に憲法を制定しなくても、議会の開会は皇帝の意思によるとかなら帝国も建前を守ることが出来る。
議会と政府のコミュニケーションは超高速通信があるので問題ないと思うのだが。
何でもいいから好きに妄想してくれ
>>747 あの世界に遺族会だの、退役軍人会だのあったっけ?
皇帝の命令には基本的に絶対服従という、あの国に。
よくわからんが、国母ヒルデガルドとユリアンがうまい具合にかたづけるから
どっかの阿呆みたいに戦後補償とかいいだすことは無いな
だいたい、この小説の戦争は19世紀までの限定戦争だからな。
全体戦争からそこへたちもどれたのは人類の進歩なんだろう。
>>766 ゴ王朝時代ですら国務尚書リヒテンラーデ侯が
イゼルローン要塞が失陥に絡んで、帝国軍三長官の返上した俸給を戦没将兵の救済に宛てるという提案を
持ち出すぐらいには遺族は為政者が意識する集団だったと思われる。
>>757 旧同盟領優遇⇒人口流出の可能性
旧同盟領圧制⇒人口流入の可能性
もっとも流入も流出も、バーラトと自由に
出入りできることが最低条件になるか。
バーラトからの製品にはものすごい関税かけて
産業潰したりもできるし。
武力使わなくてもヒルダ次第でどうとでもなるな。
専制君主の堕落は、民主共和主義者にとっては、或る意味チャンスかもな。
ヒルダは下手は打たんだろうけど。
だいたい、彼女の基本的姿勢は融和方向だったし。
>産業潰し
万が一そうなったら、自立した自給自足体制になるんじゃないか。
当事の社会・経済で絶対必要とされていて、バーラト星系内には無い
レアメタルとかが有れば別だが。
まあ戦争してる訳ではないし、イゼルローンの八月新政府よりは楽だろう。
たしかバーラト星系は第三次産業中心だから孤立すると
大変みたいなことが書いてあった気がする。
そのままの状態ならな。
キャゼルヌが大忙しだ。
773 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/13(木) 14:49:55
バーラト星系の未来については隆盛を極めるにせよ没落するにせよ色々な可能性がある。
一地方政府として無難に過ごすのか
民主主義の精神を守り帝国政府を監視し帝国臣民を啓発し共和制を開く為に努力し続けるか
武装中立の如く完全に孤高を守り敵対を続けるのか
と数え上げればきりが無い。(多分反対意見も多いだろうがあくまで可能性の話なので)
戦後補償などの諸議論の話は、この第一前提で全く変わってくる。
議論するだけ無駄とは言わんが、持論の第一前提を書いた上で話さんといつまで経っても平行線だと思うぞ。
帝国を首尾良く立憲制にして民主化出来たら、自治区の使命も終了ですね。
775 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/13(木) 17:48:04
>>774 それとこれ(773)とは違うと思うぞ。
それに立憲君主制って民主化かなぁ?
似たようなものだ×2
確かに未来の事を色々言っても不毛以外の何でもないな〜。
つか疑問でも何でもないし。
>775
つ大英帝国
>>779 つスペイン、オランダ、ベルギー、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン……
日本や大英帝国は君主制といっても君主の地位や権力は厳しく制限されているだろ。
立憲君主制が民主化に近いかどうかは憲法によるってことでは、
タイも忘れないであげてください
いやまあだから立憲なんだが
>>771 何が大変なんだ? 帝国から経済制裁でもされるのか?
多様な価値観との共存こそ民主主義の真髄だとヤンも言ってるじゃまいか。
敵対勢力をぬっ殺して政治的な事態の解決に望むとか、そもそも発想が異常だ、お前ら。
何のために銀河を統一したんだよ。
>経済制裁
うん。されんだろ。
心配いらんいらん。
憲法を作るとしたら当然民主化の方向になるんじゃないの?
皇帝を神聖化する憲法なんか作る意味ないし。
でもまあ憲法作らせるってのはユリアンの案であって、ヤンが望んでいた形とは違うよな。
ヤンが望んでいたのは共和政だよな?
>>784 ???
銀河を統一したのは帝国なのに
何で民主主義の真髄とやらが出てくるんだ?
第三次産業中心と言ったって、元々バーラト星系のレベルって、
スターウォーズで言ったら惑星連邦共和国の首都コルサント並の発達振りだろ?
エル・ファシルとかもそうだが、名前が出てくる有人惑星って相当に発達してるんじゃないの?
戦争が終わったんだから商いをする人間にとっては好材料だと思うのだが。
>>787 重要なフレーズを引用しただけだが・・・
ラインハルトの「私は征服者だが復讐者ではない。帝国の大貴族に対してはそうだったが。卿らに対してはあくまで互角の敵手であったと思っている」みたいな。
ラインハルトが銀河を統一した目的は
・人の言うことを聞きたくなかったから。
・お姉ちゃんを取り戻したかった。
・キルヒアイスの遺志なので。
・ルドルフに出来たんだから自分にも出来そう。
⇒共和主義者と仲良く共存する理由は別にない。
ついでに言えば、ラインハルトが一応はイゼルローン共和政府を尊重する姿勢を見せたのは
反ゴールデンバウムという意味で思想の一致があったからでも、民主共和主義を理解していたからでもなくて
単に共和主義側の軍人であるヤンが互角の敵手だったから、でしかないしな。
逆に言えば互角の敵手でなければ共和主義などクソの価値もないと思ってたわけで。
>>786 ドイツ風になるかもよ。
>>786 >ヤンが望んでいたのは共和政だよな?
ヤンの構想は、取り合えず、「辺境でよい」から、民主共和制の自治区を確立すること。
帝国での武力革命とか、同盟復活とか、或いは同盟級の民主国家建設とかを望んでいた様には思えない。
少なくとも、それを明記する記述は無い。
>>790 共和主義者と共存してはいかん理由も、特に無い。
「立憲制に移行するなら、それもよし」と、いまわの際に言っている。
>>791 もし本当にそうなら、ヤンの死後、疾風辺りに一気に磨り潰させてたろうね。
>>790 「銀河の統一」が目的だろ・・・
動機は色々あるだろうが何となく一番目のやつが強そうかなあ。
ラインハルトって共和主義者を感情的に嫌ったことってないと思うけど。
共和主義者でも専制政治の功を否定出来んだろう、みたいな発言はあったけど。
その点ルドルフは逆共産主義嫌いみたいなところがあって非難の対象になってるけどね。
以前、ラインハルトが民主主義社会を目指しているとか言ってる連中がいたが、
その一派じゃないか?
どこを読めばそのような解釈が出るのやら?
帝国が安全保障税と称して、
バーラトの和約で同盟に莫大な出費を強いて経済を圧迫した事実も忘れているし、
そのときに「同盟をして、第二のフェザーンたらしめることはない」という会話も無視ですな。
ラインハルトは寛大だけど、甘くはないよ。
まあ、死んだ後のことは、「私より政治家として有能な」ヒルダに一任だろうね。
>>795 ラインハルトが末期の同盟に厳しかったのは、
あくまで、その時点では、「銀河統一」が大前提だったからだよーん。
>>795 今話してるのは主に銀河統一後の話だと思うが?
まあ、オベは知らんがラインハルトに共和主義者狩りみたいな思想があったとは思えんけどなあ
>>795 どっちみち終戦後のバーラト自治区に莫大な出費を強いることなんて出来ないよ。
自治区は国家じゃないんだぜ。どうやって経済を圧迫するんだよ。
帝国政府がバーラト自治区の民間企業に圧力でもかけるのか?w
800 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/14(金) 03:07:09
>>788 いや、苦労するのは目に見えている。
バーラトは衣食住の全てを帝国(旧同盟含む)から輸入さねばならず、
貿易赤字が膨らむのは目に見えている。
いくら発展していると言っても、それは同盟の首都としてであって
大都市だけがいきなり独立しても立ち行くはずが無い。
生き残る術としては、
立地を生かし新領土の自由貿易港として発展させる位しか方法が無いんじゃないかなぁ。
ちなみに経済を圧迫させるのは簡単。
関税を高くするか、輸出入自体を制限してしまえば、それで終わりだ。
この作家は経済の知識が足りないことを忘れるな。
>>793 そうしなかったのも、地球教徒やらロイエンタールの反乱やらで手を回す余裕がなかったことと、
死んだ敵手ヤンに対する敬意によるものだと思うが?
君たちがバーラト自治区を敵視するのは結構だが
施策を決定するのは摂政ヒルデガルドさまですから
オーベルシュタインが死んじゃってるのも大きいかも。
あの残った七元帥は本人たちの志望がどうあれ、
ヒルデガルドは迷ったときに相談を持ちかけるだろう。
しかし、黄金樹と同じ様に腐って落ちた共和主義を、
金髪の下で楽になった帝国の民が受け入れるとは思えないな。
二代目以降の皇帝が欠陥品でない限り、今の生活を破壊しようとは考えないだろう。
ユリアンが生きてる間に立憲君主制に移行とか無さそう。
憲法ってなんですか?それ食べられるんですか?
――――ある帝国人の言葉
今のところは理想の君主が治めてくれて、かたや共和主義の末路がどうなったかを
見知ってる人間がほとんどだからな。
だが、少なくともユリアンが生きてるあいだに、となるかは微妙。
生まれながらの皇帝で、巨大すぎる父母の名前を背負ったアレク大公がどうなるのかもわからん。
だから未来の話しても噛み合わないって言ってるのに。
栄えさせるも衰退させるもとりあえずはヒルダの帝国未来像次第だし
20年もすればアレクも出てきて彼の政治思想にもよるだろうし
どんな予測でも可能じゃん。
幾ら話したところで無限に可能性出てくるだけ・・・
連カキですまないけど、
ついでに言えば、バーラトの人間がユリアン達を
支持するかどうかもまったく不明。
元々バーラトにも、少なくともトリューニヒトの所属する政治家と
それに反対する党の政治家がいたはずだし、地盤もってる彼らに対して
何の地盤もないユリアン達が選挙で勝てるかどうかもまったく未知数。
ユリアン達が選挙で勝つ必要はないだろう
民主主義にとっては侮辱的かもしれないが
帝国の皇帝が保証したからバーラトは民主主義自治区として残るのであって
皇帝の意に逆らってバーラトの政体を変えるのは不可能であろう
>>800 >立地を生かし新領土の自由貿易港として発展させる
同盟時代は、バーラト中心に開発・整備されたから立地条件もよかっただろうけど、
統一後は、中央から離れた辺境になってしまうと思うが。
フェザーンようなマネは難しいだろ。
>>809 >少なくともトリューニヒトの所属する政治家と それに反対する党の政治家が
>いたはずだし、地盤もってる彼らに対して 何の地盤もないユリアン達が選挙
>で勝てるかどうかもまったく未知数。
選挙の結果は未知数だけど、既存の同盟政治家は与野党関係なく軒並み
役立たずと判明したわけで、支持を維持できるかは非常に疑問だが(すべての
政治家がバーラトが地盤だったわけでもないだろうし)。勢力のあった者ほど反
発も大きいだろう。
それ以前に、ユリアンかフレデリカが政治家になるかも不明だが。
フレデリカはともかくユリアンは政治家なんかにはならんだろ。
本人にその意思が無いし、実際に歴史家になったらしいことが書いてある。
まあ、周囲に求められて一時的に・・・・・という可能性は皆無じゃないけど。
トリューニヒトが生き残ってれば
バーラトネタはループスレに移さねえ?
あっちは寂れ気味だし。
>>800 お前さんの言ってることはバーラト星系への経済制裁の発動だな。
>>800 経済制裁なんか発動したら旧同盟領全域でサボタージュが起こりそうだな
財界を敵に回すような政策を帝国政府がとるとも思えんが
>>806 帝国でも共和主義者の地下活動があるって一巻で触れられていなかったか?
帝国の治安当局はすぐに買収されるようなへたれっぷりだし、
イゼルローン陥落後にリヒテンラーデ公が民衆の間に革命気分が湧き上がっている、と気にかけている下りがある。
帝国人が民主政治に対して全くの無関心だとは思えんけどなあ。
ブラッケとかリヒターとかいるくらいだし。
財界とやらが、祖国が滅びて専制君主が頭に座った状態で
その専制君主様にどれだけ歯向かえるのかにもよるだろうがね。
フェザーンのおかげで、帝国と同盟は直接交易圏を接していないので
旧同盟に対し利害を持つ帝国財界の反応も期待できない。
>>818 別に帝国の財界の反応なんか期待する必要ないだろう。
帝国政府にとっても経済的には無視できない存在だろう、旧同盟領の財界は。
もちろん、もともと帝国領だけでも十分豊かだから気にする必要もないと思うが、
共和主義者というだけで経済制裁するなら納税を拒否するとか、旧同盟の財界としては遺憾の念を示しておく必要があるのでは。
税金を納めないと捕まるよ
821 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/14(金) 14:15:43
>>811 フェザーンの様な特殊な立地ではないのでフェザーンのまねが出来ないのは当たり前。
辺境でも辺境の中継点として栄えれば良いということ。
かなりの努力が必要だが、フェザーン→バーラト→辺境各地という交易ルートが
確立する事が出来ればとり合えず人と物が集り没落はしなくてすむし。
まぁ、あくまで可能性の問題だから・・・
>>815,816
帝国政府が経済制裁をするなんて一言も書いていない。
難しいと言っているヤツがいるから、やり方は簡単だ!と言っているだけ。
それにこれは制裁ではない。単なる力の差のよる不平等貿易と言うだけだ。
>>818 >フェザーンのおかげで、帝国と同盟は直接交易圏を接していないので
戦後は、旧帝国領と旧同盟領双方の経済圏各地・各社は、同じ新帝国として、
普通に直接交易できるんでないか。
新帝都で特別関税取られるなんて阿呆な真似はしないだろうし。
全銀河的な経済システムの効率的なのを組まないと、
新帝国の国造り(旧軍産複合体の解体含む)や、
戦後の復興(特に同盟)も、うまくいかないだろう。
あと、平和になったら、銀河(危険宙域)の外側の星系や航路の開拓も進んで、
迂回可能になってくるんじゃないか。
823 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/14(金) 14:47:17
帝国の財界・・・って、忘れてない?
皇帝や政府に反発するような財界人つまり大貴族は旧帝国時代に全てお亡くなりになっているよ。
新帝国で新たな財界が作られたとしても生前のラインハルトやそれを継いだヒルダが
専横を許すようなシステムを許すとは考えがたいけど?
旧同盟財界は問題だけど、問題が出る前に接収や解体、再編をしたり
法令順守による一斉摘発である程度は防げると思うけど。
それに財界に対し経済制裁なんかしたら旧同盟領全体に波紋を投げかける事になるから
そんなバカなことはしないでしょ。
やるにしても見せしめで悪徳会社を摘発する程度でしょ。
苛烈な占領地支配は憎悪しか生み出さないなんて事はヒルダならわきまえているはず。
超巨大な政府が経済活動まで支えるって、中国とかロシアの政策だな。
旧同盟領にはそういう印象がないのだが。まあ新帝国でどうなるのか知らんけど。
>>822 >戦後は、旧帝国領と旧同盟領双方の経済圏各地・各社は、同じ新帝国として、
>普通に直接交易できるんでないか。
>新帝都で特別関税取られるなんて阿呆な真似はしないだろうし。
それはそうだろう。でも元々フェザーンは帝国と同盟の貿易の中継地として栄えていたんじゃなかったっけ?シルクロード的な発想だが。
新帝国になって政治の中枢にもなるけど、そのことは別にこれまでの両世界の経済活動に何ら影響ないと思う。
>全銀河的な経済システムの効率的なのを組まないと、
>新帝国の国造り(旧軍産複合体の解体含む)や、
>戦後の復興(特に同盟)も、うまくいかないだろう。
国造りや戦後の復興は政府主導でやっていくしかないけど、
全銀河的な経済システム作りは別に政府が介入しなくてもすでにあるものを使えば良いのでは?
この世界は政治と経済がごっちゃにしてるからな。
恒星間物流の独占とか大型の国家プロジェクトだけが世の中を動かしているという印象を受ける。
政策は政策としてあっていいと思うが、末端の消費活動から企業活動、市場の動きなどはいちいち政府の政策に左右されたりしないよな。
828 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/14(金) 16:07:00
>>824 公明正大な尚書や官僚を配置する、貴族や皇族に政治に介入させない。
法令を遵守し公正な市場を維持させる等々・・・
の何処が社会主義型の国家経済なんだ?
829 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/14(金) 16:30:33
【質問】
人口16万人、社会インフラ0からスタートした自由惑星同盟が、わずか1世紀でダゴン会戦で帝国に大勝
したからくりがわかりません。ってか1万隻の艦艇を運用するのに最低100万人の兵士が必要だとして、
どんだけの人口爆発が起こったのか?女性一人あたり20〜30人くらい子供生んでたの?
亡命者が多かったとか?
>>828 >公明正大な尚書や官僚を配置する、貴族や皇族に政治に介入させない。
>法令を遵守し公正な市場を維持させる等々・・・
それは中国やロシアでも当然のことだと思うが・・・
【質問】
バーラト星系に辿り付くまで確かに半世紀かかりましたが、
十数万人が暗中模索しながら一万光年切り開いたのに、
新しい航路の発見がないのはどうしてなのでしょう?
833 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/14(金) 17:39:49
>829
結論:少なくとも初期においては人工的な人口増加手段がとられたと思われる。
ダゴンの同盟側戦力は220万前後(黄金の翼)。
これがほぼ同盟の限界戦力だったとすると、
少なくとも4000万くらいの人口にはなってないと無理。
16万の半分が女性だったとして8万。
三世代15人づつ子供を生み育てたとしたら6000万を超えるから、
不可能じゃないけど、第一世代の出産可能な女性はもっと少ないし、
人工胎盤などで人工的に人口を増やさない限り無理だと思う。
ダゴン後なら大量の亡命者でなんとでも説明がつくんだけどねぇ。
835 :
834:2006/07/14(金) 17:52:54
また、ダゴン直後の亡命者により人口が倍増以上に増加したとしたら、
同盟の社会体質が激変するのも当然で、後の腐敗の説明もつく気がする。
説明も何も、貴族を含む亡命者増加による変質の件は、
ちゃんと書いてあったことだし。
ダゴン以前の人口増加については、同盟と、帝国の開明派や急進派との間に
連絡ルートがこっそり保持してあって、両者が連携して、
「地下銀河鉄道」なんてのを作って、後続の亡命者を順次送り込んできたん
じゃないかって意見も有ったな。
>>829 前々スレあたりで計算してたヤツがいたな。
8人ぐらい子供作れば2600万人ぐらいになるとか。
この16万人はかなりイッっちゃってそうだから、計画的配偶、出産とか結構簡単にできるかもなあ。
建国当初の同盟の方が自由とか人権とか制限されてそうですね。
バーミリオンの前哨戦でミスター・レンネンがヤン・ウェンリー氏に敗北を喫しましたが、
あの描写はどういう絵を頭に思い浮かべればいいんですかね?
ヤンが主砲を三連斉射というところまでは思い浮かぶのですが、
そのあとのライガール星系方面へゆっくりとしかも整然と逃走するのと、
レンネンカンプが追撃を止め後退を指示して、そのタイミングでヤンが攻勢を命じた結果、
なぜにヤンの勝利になるのかと?
まさかレンネンカンプは後退するために回頭したわけじゃないよね?
後退する瞬間って一番軍隊が弱いときだから
>>839 衣食が足りなきゃ礼節もクソもないからなあ。
同盟建国時の人々は、それこそそれまでの人類世界から身一つで脱出して
苛烈な逃避行の末新天地をみつけたわけだから
初期はよほど集団の結束力や強制力が強くないと多分生きていけないだろうね。
着の身着のままで逃亡したわりには
まるでアメリカみたいな文明築いちゃって
紅茶の栽培までしよるし
同盟万歳
なにしろ奴隷なのに宇宙船作っちゃうし、
逃げた先でさらに50年以上動く宇宙船作っちゃうんだからなぁ・・・・・・。
宇宙船すら今で言うラジコン感覚なんだろうか。
「奴隷」つーても、ウン十万も居たし、科学者や技術者(反体制的知識階級?)も
大勢居たと思われ
内密に支援してくれた地下組織が有った可能性も有るな
846 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/15(土) 13:09:08
そんな大規模な支援体制があったという設定なら
幾らなんでも作中で言及してるだろ。
無いって証拠も無い。
長征については、通り一遍のことしか語られていない。
外伝のいいネタと思うのだがね。「大帝ルドルフ一代記」と並んで。
紅茶は後から亡命して来た人が手土産に持ってきたんじゃないかなぁ。
中国から茶を盗んだ昔のイギリス人みたく。
ところで
【質問】
シロンかアルーシャの紅茶が飲みたいです。
近い種類の紅茶を教えてください。
>大規模な支援体制
酔狂な宇宙海賊や密輸商とかが、
必要だけど自前での製造が難しい資材を
届けてくれた程度かも知れない
>>848 シロンはセイロン
アルーシャはアールグレイ
851 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/15(土) 13:27:26
>>847 ハイネセンに辿りつくまでに苦労を重ねて
途中でハイネセンも死んでグエン・キム・ホアが
後を引き継いで視力失いながらも長征を成し遂げた。
ってきちんと記録にのこって作中で書かれてるのに
支援だけが抜けるなんてないだろ。
>>844 その部分はすごい違和感ありますねえ。
長征やハンニバルあたりがネタ元なのだと思いますけど
ちょっと無理っすねえ。
ごめん、ageてました。
すみません。
>>851 抜けてちゃいかん理由など無い
括りが多過ぎると、本当に外伝を書くって状況になったらやりにくいだろう
855 :
渚 水帆(作家):2006/07/15(土) 13:43:44
>>854 そんなこと言い出したら何だって書いてないだけ、
で済むじゃん・・・
しかも外伝意識して書き難いから書いてないないんて
無理ありすぎるでしょ。
>>856 >何だって書いてないだけ
「作中明記されていない要素は、その要素が存在した可能性を明確に否定する記述が無くとも、
その要素の可能性は一切存在しない」つーのも、場合によっては暴論かと。
支援は有ったとは書かれていない。
無かったとも書かれていない。
ならば、「判らない」ということを前提にした上で、「支援が有った」可能性を考えてみても良い。
「辺境の奴隷たちが全くの単独で宇宙船を拵えた」って可能性も勿論有り得るが、
こちらも、そうだと断言出来る論拠が無い以上は、「支援が有った」可能性と同等でしかない。
ただ、「支援が有った」と見た方が、宇宙船建造と脱出の実現性は高い。
闇雲に叩きたい人は、都合が悪いから、それは否定したがるのだろうけどね。
>>857 補足
或る要素の重要性、その、作中での記述の必要性なんざ、
人それぞれの主観程度のものだしね。
「それは重要な要素だから、それが有ったなら書かれている筈だ」も、
「別に省いてもいいじゃん」も、主観として等価。
>850
それって何かソースあるの?
アールグレイか・・・・・・ブランデーとは合わない気がするのは私だけか。
長征には支援者がいたかもしれないし、いなかったかもしれない。
記述が無いし、そもそも作中での記録自体も曖昧なんじゃないかな。
どっちかに断定はできないよ。
>>851 孤立無援で長征に挑んだ自分らエライ思想が根本にあるんだろ。
だから、支援連中についてはスルー。歴史の記録なんてそんなもんさね。
原作の記述だとある程度は部品とかを入手できたが帝国の取締りで
宇宙船を完成させるまでは至らなかったとかみたいな感じだ。
そのため重要な船殻を氷でつくることを思いついたと。
部品入手のこともあるし、何らかの支援者はいたのではないかな。
潜伏していた地球の残党の可能性もあるし。
>>861 長征が地球残党のヒモ付きってことはねえだろと思う。
まあでも、帝国で、民主共和主義者の地下組織が、
地球教と手を組むって可能性も、無いでは…
無いな。
地球教は、多種多様な価値観の共存を認める民主主義とは相容れないって、
作中、書いて有ったっけな。
帝国に対抗する勢力(同盟)を育て上げて、次に2勢力間のパワーバランスを
左右する第三勢力(フェザーン)を立ち上げて・・・
とかいう長期計画だったら面白いが、そこまでの計画が地球関係者にあったかどうか。
地球教による、どこぞでの、軍事力を伴う「第2同盟」の設立は有り得たかもな。
フェザーンと同時期から初めても、100年も有れば、結構な勢力に育つだろう。
機密が守れれば、だが。
>>865 >帝国に対抗する勢力(同盟)を育て上げて
仮にそうなら、フェザーンを作るまでも無い。
晴眼帝の代の辺りで同盟に帝国と講和させて、
時間をかけて、帝国を経済面で乗っ取っていけばいい。
>>857 書いてもないことを言及したら
作者叩きだと勝手に勘違いする人も多いね。
で、脱出の為の宇宙船だけど、幾ら流刑地とは言え
何十万も居住する惑星なんだから宇宙船のエンジンになる
材料なんてあってもおかしくないじゃん。
工作機械はあっただろうし、その為の動力機関もあるだろうし
人が暮らしていくだけの機材も当然あったんだから。
それで自力で作ったって事でしょ。
どっちかといえば映画の大脱走のようなイメージじゃないの。
>>868 そういう可能性も有る。
そうでない可能性も有る。
宇宙船のエンジンを造れるプラントって、規模や難度がどれほどのものなのか、
この場合可能か不可能か、想像も付かん。
アールグレイは有名だが紅茶としては異端だからな
普通にダージリンにしておこうぜ
アメリカで民間人のおっさんが有人ロケット作ったくらいだから
作れるんじゃないの?
いやそれは、喩えるなら、
スペースシャトルが長距離トレーラートラックで、
おっさんのロケットは原付程度。
>866
きっと物質的基盤ではなく、精神に重きをおいた存在なんだね。
それで第一同盟とは反対の端に設置されるんだよ。
もちろんその第二同盟すらブラフみたいなもので
真の狙いは全人類を地球<アース>による統一知性で
治める事なんだよ。
地球教って何で地球を根拠地にしてたの?
>875
逆逆。地球の勢力が力を取り戻そうとして作ったのが地球教。
むしろ地球は聖地。根拠地というとなんだろう。
>>877 聖地と根拠地は別にしてても良さそうなものだな。
指揮中枢は、フェザーン、オーディン、ハイネセンに相当な物が有ったろうけど。
>>864 実はアーレ・ハイネセンは地球教徒。
途中で死んじゃったから影響力を残せなかったがw
>874
で、真の黒幕はかつての地球連邦時代に活躍した工作員アンドロイド。
地球教の元ネタはなんだろう。
ユダヤ教?太平道?
>>879 それだと面白いね。
というかこの作品、地球教のくだりがつまらないんだよね。
単に地球教=悪の宗教、狂信者、頭おかしい
で片付けられていて
帝国や同盟にかなりの信者を獲得していた理由がわからん。
「カルトで非道でアホくさくてキモス」の一言で片付くというのも
ある意味わかりやすくて面白い。
>帝国や同盟にかなりの信者を獲得していた理由
表向きはそれなりに立派な宗教だったんじゃないかな。
信者の大半はテロとは無縁の善男善女の筈。
地球教のモデルは、強いて言うと、ローマ帝国乗っ取り前のキリスト教とかが近いかね。
地球教は結局失敗しているけど(まあ、フェザーンを作っただけでも大したもんだが)。
>「カルトで非道でアホくさくてキモス」の一言で片付く
キリスト教極右も、ユダヤのシオニズムも、イスラム過激派もそうだもんな
キリストはその存在自体が「あやしげな新興宗教の教祖」そのものだもんな。
成功したからなんでもありだけどさ
イエス自体は普通のユダヤ教精神論的改革派じゃん
むしろ熱心党なんかのほうがこの場合はあてはまる
【質問】
ヤマタイ教団を作ったら信者は来てくれますか?
【質問】
ブラスターの巧拙があるのはどういうわけなんだろう?
火薬式の拳銃なら反動があるからわかるんだけど、
反動のないはずのブラスターで当てられないって、、、どれほどへたくそなんだ?
レーザーポインターとかついててもよさそうだし。
ディズニーランドの「バズライトイヤー」で百万点取ってから言いなさい
893 :
uaa:2006/07/18(火) 22:36:44
反動が無く、風の影響等も無いから現在の銃より命中精度は高いだろうが、照準が合わなければ当らないのは当然の事。
それより、銀英伝はいいんだけど、他のSF(スタートレックやスペース1999等)に出て来る、手にすっぽり入るような銃で命中させられるんっだろうか?
照準出来ないと思うんだが・・・・
持ち主の視線に連動して自動照準とか
敵に向かってトリガー引きながら横に振れば、あら不思議。
敵が真っ二つに。
レーザーブレードで「鍔迫り合い」をしてる漫画を見たことが有るが、
あれはどうよ?
ライトセイバー以来の伝統では?w
ローゼンリッターはビームアックスでなかっただけましってことかw
>896
ファイブスターのことを言ってるならあれに関しては何を言っても無駄
いや、確か、やまむらはじめの昔の漫画
>>899 ファイブスター
なにをやっても許される漫画
>>893 少し強く握っただけで、照準用の弱いビームが出るんだよ。使用者は目にその
ビームの輝点が見える特殊なコンタクトレンズみたいなのはめていて、それで
狙いを定めているんだよ……と適当なことを言ってみる。
>>896 レーザー光線を1m弱のブレード状にしている時点で、何かしらの力場の中に
封じ込めているとしか考えられないから、その力場同士が反発しているのでは?
と、納得している(SWもガンダムも概ねそんな理屈だし)。
それをやってないビーム剣はイデオンソードぐらいしか知らない(惑星ぶった
斬るもんなぁ)。
904 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/19(水) 20:28:23
久しぶりに小説を読み返したんだけど、
艦隊行動の指令・命令手段に疑問が湧いた。
アスターテ会戦で、紡錘陣形で突っ込んでくる帝国側に対処する方法を艦隊に伝えようとした時、
ラオ少佐は無線が傍受される可能性と連絡艇が間に合わないことを示唆した。
そして、ヤンは戦術コンピュータのC回路を開くように伝えている。
あらかじめ予想して入力しといたと。
・つまり、無線の暗号は解読されているのか? 変えても意味ない?
・戦術コンピュータに入力したプランぐらいで対処できるのか? 応用力がないのでは?
ちなみに、アスターテ会戦で、ヤンが指揮官負傷を伝えたときは無線であって、当然のように帝国側も傍受していた。
また、無線は傍受されているとすると、
戦闘中の艦隊司令官命令はどうやって他の艦に伝えるのだろう?
戦術コンピュータに入力して艦隊行動を計算、他の艦へ電子情報としてリレーするのかな。
しかし、それだって傍受・解読できないか?
という質問が、
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1152996437/l50 にあるけど。
>>904 >無線の暗号は解読されているのか?
されているかもしれないし、されていないかもしれない。
傍受される危険性同様、解読される危険性も有るなら用心して当然。
>戦術コンピュータに入力したプランぐらいで対処できるのか? 応用力がないのでは?
戦況に応じた応用とか細部の調整とかは、傍受・解読されても危険は低いし、
普通に無線(超光速通信)でやればいい。
尚、ヤンの入力時(両艦隊が接触し戦端が開かれる前)に、
多分、各分艦隊旗艦(或いは全艦)のコンピュータに、
通信された情報が入力されているのでは。
>戦闘中の艦隊司令官命令
それも普通に暗号通信では。
秒を争うシビアな会戦中に、相手の通信を読んだり読まれたりが、
戦況を決定的に左右はしないのだろう。
アスターテ会戦後半のヤンの指示の場合は、ただでさえ劣勢だったし、
それが読まれたらもう終わりのトリックだった。
幾つかの陣形とか基本的な作戦とかは、予め、各艦のコンピュータに
インプットされているのだろう。
>>901 だってお伽話だし。
神様がOKした事ならなんでもOK
スバースとビザンチンとハイアラキとカイエンとエナとスパークとマキシと
ログナーの共演も、神様次第でやってくれるのか
通信系ネタだとよくわからないのが7巻のイゼルローン再奪取のくだりだな。
ルッツが偽の通信に混乱させられる描写があるが、公開鍵暗号で指令の正当性ぐらい確保できないのかね?
>>908 それ言ったら、イゼルローン攻略戦でも、シェーンコップらの乗った鹵獲駆逐艦
なんて、艦名、艦籍番号他を照会したら、以前の戦いで行方不明になっていた艦
と一発でわかるから、あんなにスムーズに入り込めないだろ(カンのいいヤツな
ら、その時点でワナとわかる)。
>>907 そろそろスレ違い
>>909 アスターテ会戦中に敵の個艦識別をやっていたぐらいなので
艦名、艦籍程度の情報は把握していると思われ
あと、あの世界の設定(執筆当時のコンピュータの性能)では
情報の全検索に数時間かかる
>>910 >情報の全検索に数時間かかる
細かい点はともかく損失か健在か(今、どこの艦隊にいるか)くらいは、ポンと
出るだろう。人力でも可能だと思うが(なんのために艦籍番号があるのか)。
でも、一回の会戦で、損失が千、万といるからなぁ。損失リストの更新も遅れ
がちだったりして。
>鹵獲駆逐艦
健在な帝国艦艇に偽装していたのでは。
帝都に問い合わせたりして綿密に鑑定すれば判明したかもだが、
当時のイゼルローン要塞周辺は妨害電波飛びまくり。
おまけに、シェーンコップ当人が「せっかく識別コードまで用意したのに出す機会も無かった」
っ意味のことを言ってたくらいの迂闊ぶり。
>せっかく識別コードまで用意したのに
艦籍も糊塗したとみるべきだろうね。
ところで、巡航艦じゃなかった?
914 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/20(木) 21:01:36
>>904 軍事板もレベルが低いなあ。
こんなことでもこの板で質問しなければならないくらいレベルが低いのか?
何故この板と軍事板のレベルが違うのだろうか?
みなさん、それが分ります?
どこにでも馬鹿はいるから
914の解説を待とう。
>何故この板と軍事板のレベルが違うのだろうか?
みなさん、それが分ります?
と聞いているくらいだから、解説なんてできないだろう。
>>914 ブレーメン級(型?だったかな)軽巡とかいてあるな。
このころは航宙艦の等級や形式をきにしていたみたいだけど、あとになるとさっぱりになるな。
素直に海洋冒険小説からぱくって1〜6等級艦にしておけばよかったのに。
銀英伝世界における軽巡航艦の役割って何だろ?
通常の巡航艦から遠距離ミサイル搭載能力を削って、
代わりに駆逐艦や宙雷艇などの小型艦艇の接近を阻むよう、
機動性と中〜近接火力の向上を狙った艦なんだろうか。
ワルキューレやスパルタニアンは戦闘艇同士で勝手によろしくやってるし。
>>919 攻撃力・射程距離・最高速度
軽巡航艦>駆逐艦
旋回性能・加速力・製造費用の安さ
軽巡航艦>戦艦
察するに、長距離砲撃戦(戦艦・巡航艦など主体)から、接近格闘戦(駆逐艦・単座式戦闘艇など主体)に
移行するまでの中間段階で活躍するものとか。
巡航速度ならともかく、最大速力についてはどっちともいえなさそうな悪寒
最高速度は、少しでもエンジンがでかくて出力が大きい方が、
より速いのでは。
そのエンジンで動かす対象の質量は気にしないのか?
光速の壁がある以上、あの世界の技術力なら通常空間での最高速度は同じ気がするがw
>>923 >対象の質量
それが大きいと(つまり、エンジン出力に対する艦体の総質量比が高いと)、
その艦で可能な最高速度に達するのに時間が掛かる。
つまり、エンジン出力が比較的低くとも、エンジン出力に対する艦体の総質量比が低い艦と比べ、
加速力において劣ることになる。
>>924 光速の壁というより、恒星系内での速度限界というものが有るらしい。
新書版2巻目、ドーリア会戦冒頭の記述から見ると、光速の千分の一。
【質問】
帝国と同盟は、共通の降伏信号だの,捕虜の取り扱いについてだの、
お互いを公認していないくせに、どこで、どうやって、
或いはどんな部署の役人たちが関与して決めたのですか?
>>926 その辺はフェザーンでやってるのかと。
帝国・同盟双方の事務所だか窓口だかがあったでしょ。
ユリアンが飛ばされた所。
軍同士の交渉はあるらしいから、その話し合いで決めるんじゃないの。
政治家は関与しないのか?
軍の場合、何局とか何部が担当するんだ?
帝国の場合、政治家の出番はないでしょう。
皇帝がウンと言わなきゃなにもできないんだから。
ガチガチのルドルフ教条主義の皇帝だと捕虜交換なんて絶対無いだろうな。
親政なら言わずもがなだし、そうでなければ廷臣間の権力競争に利用されちゃんじゃない?
皇帝の意に沿わないことをしようとしていると告げ口されれば出世もそれままででしょう。
同盟の場合は国防委員会と統合作戦本部か、票がほしい評議員のために、機会があればかならずやるんだろうな。
帝国の場合、何人かの例外を除いて
皇帝はたいていお飾りだろうから、
担当は宰相や国務尚書や軍務尚書でないの?
>>931 俺もそう思う。
帝国って結構官僚化されてるっぽいし。
皇帝なんて痴呆の老人だろうが0歳児だろうが
関係なく国政動いてると思う。
>>929 同盟の場合、シビリアン・コントロールの関係で全ての決定は同盟政府が行います。
が、帝国は同盟を国家と認めていないので、帝国は表向き同盟軍と交渉するのです。
原作にもあったでしょ?
>同盟の場合、シビリアン・コントロールの関係で全ての決定は同盟政府が行います
帝国でも、重要なことは政府が決めておかしくは無いと思う。
>帝国は同盟を国家と認めていないので
それは逆も同じ。
少なくとも、現場の窓口は、双方、軍部かフェザーン駐在弁務官事務所だろうけど。
同盟は帝国を国家とは認めてるだろう。
認めてない。
建前は、「正当な国家は同盟だけ」というスタンス。
だから、捕虜交換も、双方、軍同士で行う形。
帝国が同盟を認めてないのに、同盟は帝国を認めちゃったら、同盟的には
面子にも関わるわな。
面子もなにも、同盟は自称銀河連邦の後継なんだから
帝国を認めるわけないよ。
>>929 対帝国軍政策立案部みたいなのがあって、そこで軍政委員みたいな人たちが決めてるんだよ