■ファンタジー幻想文学Fantasy総合雑談質問ver.2■
52 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
そういやルーンロードとかいうシリーズが出るらしいが
どんなものなのさ
>52
今下巻まで読んでる。
相手の能力奪って自分のものに出来る魔法があるんだけど・・・取られた方も生かしておかないと効力なくなるんだわ。
だから、相手を弱体化するてっとり早い方法が能力値をとられた方をブチ殺すってことになるわけ。
しかしながら、無抵抗な人間を殺すのはどうしてもためらわれるわけで・・・そこにジレンマが生じるみたいな話になってくる。
ボレンソン悲惨だなぁ。
なんかヌルヌルだな(木亥火暴)
「モルド・シス!!からやり直せ!!!!!!(走召糸色木亥火暴)」
って事だな(核爆)
当方学生。質問させてくだせい。
「幻想文学」という言葉は、
誰がいつ何の訳語として使ったのが嚆矢だと思われますか??
個人的には「fantasy」が昭和40〜50年代頃に「幻想文学」と呼ばれだしたと思うのですが。
「幻想」という語は明治10年代っぽい。
誰か博識な方、回答よろしくです。
(´・ω・`)知らんがな
すみません、知らないならレスしないで下さい。
こっちもチェックするのめんどくさいですから。
59 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/11(月) 20:13:22
知らんがな。
存じ上げません。
学生なら図書館巡って稲垣足穂とか宮沢賢治とか横順の本とか、
自分で調べろ、と説教するのもたるい。
夢幻紳士でも読んで寝ようっと。
62 :
56:2005/04/12(火) 00:28:38
>61
もちろん自分では調査を続けているのですが、
なかなか答えのようなものにめぐり合えないので
何かヒントをお持ちの方をと思ったのですが。
お気を悪くされたのならすんません。
足穂、賢治、横順では解決出来ないのは確か。
ちなみに58は私ではありません。
>>56 うーん、アメリカもSFが入ってくる前はカテゴリー的には「幻想文学」が主体だったような。
っていうか、ロード・ダンセイニなんかも、もともとはファンタジーではなく「幻想文学」だったんだよな。
日本での「幻想文学」の嚆矢はたぶん小泉八雲だと思うな
ガチャのあいまいな知識はいりません。
さよなら。
トマス・マロリー、トマス・ブルフィンチ、ローズマリ・サトクリフ・・・
「円卓の騎士」の物語も元々各国で騎士物語として伝えられていたものを
日本風にいえば、「日本むかしばなし」のように集大成として、
アーサー王の話にまとめられたものなので、カテゴリーとすれば
歴史文学ではなく幻想文学になるんだよな。
おいおいw
まあガチャは前も変な仏教知識を披露して恥かいたばかりですから。
そっとしておきませう。
格言
「馬の耳に念仏、ガチャにマジレス」
>>67 変なもなにも、あれはあれで根拠はあるんだが。
ちなみに、アーサー王の歴史をんじゃ西暦何年ごろの話なのか?と問えば、
それはもう日本の邪馬台国なみに各説が百家繚乱したりする。
こんなの幻想でいいじゃねーかよと。
何コイツ
超うぜー
71 :
56:2005/04/12(火) 01:12:09
色々ご教示ありがとうございます。
私は「幻想文学」という「日本語の呼称」を
使い始めた人を聞きたいのですが・・・
>>71 ガチャに何聞いても無駄です。
他の人の答えを求めた方がいいと思います。
自分の喋りたいことだけ喋って消える奴だからなあ…。
もう永遠に消えろと。
よくできました。
この程度のコテということよ。
なにもしないよりマシ
78 :
71:2005/04/12(火) 01:30:36
>74
「幻想文学」というジャンルは文学史的には等閑にされていますよね。
なんか複雑な問題持ち込んですみませんでした。
あと一年、学校で勉強しまつ。。。
ずっと昔っからあったもんだろうが澁澤の影響が一番大きそう
過去の歴史を見る場合、結局我々は現在の言語や意味、定義を定規にせざるえない。
たとえば「幻想文学」っていう単語を何時、だれが使い出したか?を問うても、
結局、その「幻想文学」あるいは広義の「ファンタジー」の意味からの歴史しか現れない。
「幻想文学」という単語に着目して、調べる、っていう姿勢は正しいと思うよ。
ただ、それはWEB上では現れないと思う。カムイコタンの蔵書がWEB上に現れず、
北海道の大学に死蔵されているのと同様に、これは「本」の「文字」の上から調べるしか
ないものだから。それ故にキミにとって調べがいのあるものになるだろう。
82 :
71:2005/04/12(火) 01:38:26
>79
あ、やはりそう思いますか?
私は卒論で澁澤を扱い、そこから明治大正の「幻想文学」に遡及していったのです。
『幻想文学全集』とか『日本幻想文学全景』とか
いろいろ出版されていますが、
「幻想文学」という語彙は明治大正には一向に出ないのです。
個人的にはアトリエOCTA『幻想文学』かなとも思ったり。
またそういういい加減なことを言う…。
84 :
71:2005/04/12(火) 01:42:20
誰かへ。
訳語の対応としては
fantasy = 幻想文学
はガチだと思っていますか?
79の意見は役にたつな。
>ずっと昔っからあったもんだろうが澁澤の影響が一番大きそう
「ずっと昔」がいつか、だね。
想像もつかなかったので「ずっと昔」と書きました
>>77 そろそろ求められてないってことに気付こう。
89 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/12(火) 02:52:40
頭の弱い子をいじめるのは関心しないな
アンチ必死だな
>>91 情報ありがとうございます。
早速過去ログ漁らなきゃ・・・
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
>ライトノベルと呼ばれる、ヤングアダルトに購買層を絞った
>ジャンルが登場した。俗に言う漫画小説である
「漫画小説」なんて言葉、俗に使うのか…?
神、いわゆるゴッド
ファンタジーといっても広いけど、今買えるファンタジー雑誌ってどんなのがありますか?
ええと、『ドラゴンマガジン』とかはなしでお願いします。
97 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/20(水) 23:40:16
非ライトノベルでファンタジー?
MOEとかか?
正直ラノベとファンタジーの区別がつかない
アスプリンってラノベでいいよね?('A`)
>35
何が言いたいのがよくわからんが、『魔法探偵社よ、永遠に!』でほとんどの事は解決しとる
>95
とりあえず「SFマガジン」。
SFが主体だけど、ファンタジー率が高い月もある。
100 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/21(木) 00:45:56
アタイこそが 100へとー
101 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/26(火) 01:01:30
>>95 「SFマガジン」とたまにファンタジーじみた特集をする「ユリイカ」
げ、あとが続かん
102 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/26(火) 01:04:12
104 :
95:2005/04/27(水) 01:02:53
なるほど、「SFマガジン」は読んでいませんでした。ありがとうございます。
「ユリイカ」は『指輪物語』特集号だけ読みましたが、バックナンバーは欲しくなりました。
週刊少年ジャンプはたまに立ち読みするだけで満足しています。
・舞台は東京
・ガソリンを飲む悪魔の王子(骸骨の姿をしている)が登場
・主人公のおばあちゃんが不思議な力を持っている
・主人公はの男の子悪魔の王子に狙われている少女を助ける
・悪魔は少女を嫁にしようとしているが、不思議な微笑みに邪魔され上手くいかない
・不思議な力を持った刀で悪魔と戦う
・おばあちゃんが不思議な力をこめた小さなだるまが主人公の身代わりになる
こういった話の小説を探しています。
日本の話らしいのですが、タイトルがどうしても思い出せません。
1970年ごろに読んだものです。
107 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/01(日) 14:20:47
中央公論社Cノベルズファンタジアの翻訳ファンタジーを買った人いますか?
「盗賊の危険な賭け」を読んでみたけど、日本のライトノベルと早川や創玄の
FTの中間くらいでなかなか読みやすかった。翻訳文にも問題があるようには
思えなかったし。
ただ「キリス=キリン」は絵の腐女子度が高すぎて買えんかった。。。
>>107 キリス=キリンは中身も腐女子度高くなるかも
今は、まだ主人公(少年)の成長に焦点あてているから気にならなかったが
主人公と、その世界の最重要人物 王(キリス=キリン)とは恋仲関係っぽいし
まあ原書読んだわけじゃないから、確かなこと言えんが・・・・
これから先そっちに焦点当るかもしれんし・・・・
でも作品の中の世界そのものは、綺麗で面白いよ
向こうで山と出ているファンタジーから、それなりに売れてる作品を選んでるはずで、
質的には悪くないと思うよ。
あとは翻訳文しだいだけど、ぱらぱらと読んで、当方は「盗賊の」はok、「キリス」はダメだった。
どうも日本語になってないな、と思ったけど(46の書き込みも俺)腐女子度が高いから
合わなかったのかもしれない。
110 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/12(木) 13:29:04
それ、自分もカチンときた。
指輪とナルニアはともかく、ハリポタはないだろう。
記事を書いた人間は、ファンタジーをまったく知らないにちがいない。
そうだそうだ
残った一席はスレイヤーズのための場所だぞ
>>112 ハリポタよりはいいかもと思ってる俺がいる。
つーか。
今は「ファンタジーの古典」とくくられてるけど、もともと、
指輪は「60年代のヒッピーの聖典」、日本風にいえば「全共闘世代の愛読書」。
他をおとしめる気は全くないけど、読者層が明らかに異なってる。
(あしたのジョーとドラゴンボール(とポケモン?))
指輪・ナルニアとハリポタじゃ何もかもスケールが違いすぎるだろ。
ハリポタなんて、売れた理由セカチューと一緒だろ?
116 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/13(金) 16:47:17
セカチューと一緒…とは?
ハリーポッターもハーラン・エリスンのタイトルのパクリなのか?
117 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/13(金) 20:29:51
三大ファンタジーで指輪ナルニアハリポタ
いわゆるイギリスから見たらかな
ハリポタよりも梟模様とかの方が好きだが
ザンスって今何巻まで出てんの。
13、4巻ぐらいでてたような・・・>ザンス
なんかまた新刊が出てたけどこれでも12年も前の作品なんだよな。
本国だと今何巻行ってるかは知らん。
それにしても良く翻訳が続くね。そんなに売れ行きがいいのか、訳者の山田和子がハヤカワの弱味を握ってるのか真実はわからない。
『メルジューヌ奇譚』っていうヨーロッパの古いファンタジー物語が有るんだけど、
それに関する詳しい情報(書物もしくはサイト)を探しています。
ググってはみたのですが、一件もひっかからない。
誰か知っている人、居ませんか?
>>116 「今更こんなもん」なものを出してみたら、普段本を読まない層に「わかりやすい」とウケた。
そんな感じの意ですた。
なるほど。
124 :
120:2005/05/15(日) 01:41:29
>>123 「メリュジーヌ」が一般的なんですね。ありがとうございました。
自分でググって調べてみます。
125 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/19(木) 22:50:18
鳥姫伝をよみはじめたのだが、
唐代で北京が出てくるのでハテ?と首をひねることしきり。
>>124 小論だけど、以下のやつはなかなか面白かったと思う。
長谷川博子「森の妖精メリュジーヌ―異界・女・生と死―」草光俊雄・小林康夫編『未来のなかの中世』東京大学出版会
127 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/25(水) 01:17:45
物語コレクションでゲド戦記が欲しい・・・
128 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/26(木) 22:32:02
ナルニアの新装版を見つけました。
カラー版だったんですね。
うーん、これでは物語コレクションで出る見込みはなさそうですね。
ホッビトにゲドはこれであつめたから、ナルニアもこれで集めたかった・・・
そーいやまだゲドの外伝が物語りコレクションで出ていませんな。
・・・出ないのかな?
129 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/28(土) 00:27:27
なぜ誰も書きこしてくれないんだよー
3連続じゃないか投稿。
俺もゲドはコレクションで買ったんだけど失敗したかも
五巻のコレクション版、汚いのを一冊見かけたきりで未だ買えてないし
外伝に至っては出ないかもしれないもんなあ……
ハヤカワの七月の新刊
『エルダ 混沌の〈市〉(上・下)』 ジュード・フィッシャー/金子司訳
魔法が台頭しつつある混沌の世界エルダで若
者たちが織りなす、愛と欲望と戦いの幻想譚
何者だ、と思ったら指輪映画の公式ガイドの作者か。
便乗本が売れたんで単独長編出してもらえたんだな。
と思ったら公式HPによるとハーパーコリンズの編集者で
M. John Harrisonと本を4冊出してた。
これが最初の単独長編シリーズだけど。
アマゾンの読者の評価は割れてるね。高いのと低いの。
M・ジョン・ハリスンと組んでたってことは、まあ才能はあるんだろうな。
「文学的なファンタジー」じゃない、らしいけど。
質問です
アスプリンのスレって無いのでしょうか?
8月10日に倉敷の美術館で、たつみや章先生の講演会があるよ。
行こうか迷ってるけど、整理券が無くならないうちに行くべきか。
135 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/05(日) 01:38:00
ナルニアカラー版かったぞい!
136 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/06(月) 20:41:32
「ネバーウェア」のDVDがでるにゃ。
日本版にゃ
137 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/09(木) 23:22:55
指輪物語をファンタジーの元祖とするなら、真祖になるだろうジョージ・マクブライトのリリスを読んだ。結構面白いね。
>>125 あの作者確信犯なんで気にせず読むよろし
139 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/17(金) 04:07:30
>>125 1920年代、プッチーニのアホオペラ「トゥーランドット」が世界的な成功をおさめて以来、
毛唐どもの心のなかで「ペキン」は偉大なる帝都でありつづけてきたんだよ。
唐ろうがなんだろうが、とにかく北京じゃないとグッとこないんだろうな。あいつらは。
140 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/18(土) 10:03:23
やっかいなもんだな。
あちらの都というと長安か洛陽というイメージだけど
ついでに言えば、その「ペキン」には冷徹な美少女皇女さまが君臨していないといけません。
詩を吟じひたすらおのれの不幸をなげく気弱マンダリン(お役人さん)も欠かせません。
やっかいなものです。
142 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/25(土) 22:09:31
ザンス新刊がほしいじょ!!
なかなかおもしろいなファーシーアの一族
144 :
吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 12:01:59
t
145 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/07/16(土) 20:30:13
折れた魔剣読んだ。すげー。
でも文庫なのに1冊1300円しかも上下巻て悲しくなる>ファーシーア
どっかの文庫で「想像力と数百円」なんて言ってた時代が懐かしい。
今、手元不如意だから。
147 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/07/17(日) 20:42:54
確かに1冊1300円は痛いが仕方ないと思うぞ。上下分冊で同時発売というだけで
良心的。他の2倍の厚さがあるし、4冊買ったと思えば・・・。
早川みたいに分冊されたりハードカバーで出されるよりはずっといい。
そうかなあ、1300円はカバー版でもおかしくないっしょ
数でないから仕方ないかもれないけど、個人的に文庫・新書は三桁
もうそんな時代は90年代で終わったんだ
あきらめよう
>>149 諦めれ。
文庫の価格は上がったが、その分今まで古書でしか読めなかったりしたものが復刊されたりもする(大部数が見込めない反面、一定の需要はあるからな。
値段もいいけど、昔より分厚いよ。
創元はみっしりつまってるし。
ファーシーア3巻は、2巻より分厚いそうな。
1500円いくのか?
149じゃないけど、同じく文庫・新書はせめて三桁に押さえてほしい。
確かに創元はぎっしり詰まってるからまだいいけど。
妙に字の大きい早川でやられたら腹立つな。きっと。
出版点数が減るだけだろう
海外ファンタジーを読み続けてて、文庫の値段はもう大分前に諦めたよ
出してくれるだけでありがたいとか思う時代もあったしね
ジャンル維持のためにすべて新刊で買ってるさ・・・
価格よりサイズだよ問題は。
ハードカバー本など置く場所はない。
価格は倍でも良いから電子書籍でだしてほしい。
電子書籍なんてキモくてよめねぇ
ファンタジー小説弓術大会
エントリー選手
1 レゴラス(指輪)
2 ラッキール(エルリック)
3 レルドリン(ベルガリアード)
4 マーティン・ロングボウ(リフトウォー)
159 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/08/20(土) 00:50:17
age
161 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/06(火) 19:47:35
質問したいんですが、
ファンタジーで魔力による身体強化とかファイヤーボールとかが出てきたのってどのへんからなんでしょうか?
映画の指輪物語にそういうのがほとんど出ていなかったので。
世界各地の神話まで遡れます。
それはもっともっと遥か昔からあるネタかと。
ギリシャ神話とか?
このスレでニアミスとは……。
奇跡だな
「神の雷」ってのは多いと思うけど、ファイアーボールって神話であったっけ?
身体強化の神話っていうと
「竜の血を浴びて不死身になったけど木の葉がくっついてて
血がかからなかった部分が弱点に」とかかな。
孫悟空に「鋼の身体に」、って術はあったような。
(術じゃなく天の炉で生きたまま錬成されたんだっけ?)
形状を球体に限ってしまうならもしかしたらないかもしれないが、
魔力(神の力)で何もないところから火を出したりするのはいくらでもあるです。
ギリシア、北欧神話では記憶がないけど、あったっけ?
(攻撃用途に火を出して敵にぶつける)
まあ、「ラーマーヤナ」とかならありそう。
確かにそうですねありがとうございました
更に質問するとスカラヘイスト相互干渉w、とか、積層結界魔法陣とか
ドラクエ的というか手のこんだことwをしだしたのはいつごろなんでしょうか。
そういうのはやっぱり映像から来てるんじゃないの?
アニメの「幻魔大戦」で超能力のオーラびよよ〜〜んとか
大友の「童夢」で超能力爺さんを壁に押し付けるときに
球形に壁がへこむ、とか、
そういうのが、アニメや漫画で一般的になって
ゲームに流れ込んだんじゃないの?
アニメはよく知らないから分からないけど
TRPGやボードゲームなんかの方が早そうな気がする
D&Dとか?
一応、指輪物語のガンダルフも火術を得意にしてるんだが
映画版では「チープに見えるから」と意図的に描写を避けたそうだ。
174 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/08(木) 00:16:33
そういう作風〔こむずかしい専門用語をちりばめる〕外国の作家っていますか?
指輪の雪山の上での閃光うんぬんが攻撃魔法の元祖と聞いたことがある。
身体強化魔法は現実に行われている。
一種の催眠なわけだけど。
169のいってるのは違う魔法の重ねがけで効果を高めるってのでいいの?
ゲームっぽい、敏捷性向上と攻撃効果向上の2段がけとか
HPの高い戦士に防御上昇の呪文かけて、さらに「挑発」や「身代わり」唱えて
攻撃を集中させて、他のメンバーの安全性向上、とか。
神話系だと、神様がごちゃごちゃと重ねがけはしないから、ないんじゃないかな。
封神演義とかマハーバーラタとか、兵器が出てくる古典だとありそう。
あと、アンノウン系の「論理的な魔法」タイプのファンタジーなら、あってもおかしくはない。
確実なのはD&D以降だと思う。
魔法の記憶数制限というD&Dの魔法設定のもと、といわれるのがヴァンスの
「死にゆく地球」シリーズだけど、1巻(残りは未訳)には効果向上のための
重ねがけはなかったと思う。同時にいくつか使う、ってのはあったような。
>>161 そういうわけでやっぱD&Dだと思うわ。
規格化されたコマンド+魔法効果の組み合わせは。
これをファミコンソフトという形に改造したドラクエやFFは、
言うなれば「指輪物語」の奇形の孫たちと言える。
一方で忍法帖や伝奇小説・漫画の「必殺技を叫ぶ伝統」ってのもあって、
このふたつが一緒になって80〜90年代に
>>161が言うような状況がうまれた、と。
どこかの資料サイトで吸血鬼に関するものを調べていると、一つ面白い記述のものをみつけました
が、資料サイトが閉鎖していて、しかも古い記憶なもので名前を忘れてしまって…
特徴を書いてみますので、もしも思い当たるものを知っている方が居たら、お教え下さい。
・吸血鬼の一種。霊的な存在で、生身では手出しできない。
・墓から現れる。
・狼が弱点らしい。(体の部位、足などを噛まれると…)
よろしくお願いします。
あ、ここage進行なのか。質問スレだもんね。
>>178 >霊的な存在で、生身では手出しできない。
ここは吸血鬼の基本じゃない?
>>180 元ネタのスラヴ伝承も、ドラキュラ伯爵も、普通に肉体はあるぞ?
ただ肉体ダメージがまず致命傷にならないってだけで。
>>161 「封神演技」に突火槍という武器がでてくる。
突火槍は12世紀に実在した火薬兵器なので、封神演技にとり入れられたのは12世紀以降だとは思う。
183 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/20(火) 18:32:03
>>181 スラヴ伝承では肉体のないものもあったはず。
吸血鬼の事典(青土社刊)を読むと、
狼が吸血鬼と敵対するのはスラブやジプシー伝承で、
ルーマニアでは白狼がジプシーの墓場の守護者で地下から這い出た吸血鬼を食べるし、
ユーゴのコソボでは吸血鬼は最後に狼に引き裂かれるという話があるらしい。
それと「幻想文学」だけど、
「怪奇」が頭についている幻想文学は、
新人物往来社の「怪奇幻想の文学」の一巻「真紅の法悦」
(昭和44年)のあとがきの最初の一行目に出てくるし、
単に「幻想文学」なら朝日新聞社の「幻想文学」(トドロフ著・昭和50年)
が一番早かったんじゃなかったっけ?
「幻想文学」という言葉が用いられるまでは「幻想小説」っていうのが
用いられていた記憶がある。
いんなあとりっぷの復刻本て原題はどうだったんだろう・・・・・・
誰か博識な人に教えを請いたい。
どうやら「狼に弱い」については吸血鬼にわりと多い傾向みたいですね
となると、こればかりだとヒントになりにくい…
つまり
・墓から現れる。
・霊的な存在。
の二点に当てはまる、吸血鬼の関連を考えればいいのかな
一応ダメだったら、代わりに「吸血鬼」と「狼」の関連性についての資料にたどり着ければ、結果オーライなんだけど。
>>186 ああ、そういえば「文学」って呼ぶ為には、
お高くとまった爺どもの抵抗を打ち破る
必要があったんだった。
割りと最近の話なんだね。
「幻想文学」についてもう少し調べてみた。
国書刊行会が世界幻想文学大系の最初の本
「創造者」を出版したのが1975年5月
雑誌では「幻想文学」の元になった金羊毛
(「幻想文学研究季刊誌」との記述有)の創刊号が出たのが1980年6月
やっぱり、トドロフの本が一番早いみたいだ。
積読本の中から出てきたので少し詳しくデータを書いとく。
書名:「幻想文学 構造と機能」
著者:ツヴェタン・トドロフ
訳者:渡辺明正(京大教授)・三好郁朗(大阪市立大学助教授)
出版社:朝日新聞
出版年月:1975年2月
総ページ数:293ページ
ちなみに原題は”Introduction a la Litterature Famtasique”(アクサン記号は省略)。
拙いフランス語の知識から考えるに、
>>56の想像していた単語の”fantasy”ではなくて、
”fantastic literature”なんじゃないの?
>>188 >お高くとまった爺どもの抵抗を打ち破る
>必要があったんだった。
澁澤とかはそんな考えがあったかもしれないけど、
単に「幻想文学」と呼ぶ必要性がほとんどなかったんじゃないの?
大衆文学の1ジャンルだった上に、
「推理小説」「SF小説」等と同様に「怪奇小説」「幻想小説」で
事足りていたんじゃないかな。
国内に眼を向ければ、それこそ69年に出版された名アンソロジー、
「異端の文学」(新人物往来社)ぐらいでしょ、「文学」とか付けていたのは。
トドロフの影響で国書が三ヵ月後にそういうタイトルにするってことはないんじゃないかな。
ベルガリアード物語って、表紙がラノベ臭いから敬遠してるんだけど、面白いの?
ラノベアレルギーがあるならやめた方がいいよ。
>>191 >トドロフの影響で国書が三ヵ月後にそういうタイトルにするってことはないんじゃないかな。
編者である紀田順一郎と荒俣宏が原書の存在をどれほど知っていたかは不明だけど、
原書は1970年に出版されている。
以下は調べてわかった事。
・「牧神」1号(1975年1月)に世界幻想文学大系の広告が掲載されている。
・荒俣宏は「真紅の法悦」の解題の書き出しで
「怪奇幻想文学の歴史は、そのまま人間史の一断面であった」と書いている。
・国会図書館の蔵書を調べる限り、「幻想文学」という単語を
タイトルに用いた一番古い書物はトドロフの「幻想文学」である。
広告の掲出時期や、書物の紹介の文章等で用いられた時期の調査は、
他の人にお任せします。
195 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/24(土) 10:05:31
1935年発表の「ドグラマグラ]を走り読みしたけど、
幻覚や幻魔ということばはでてきても、幻想は出てこないね。
ただ、巻末の紹介文で、塚本邦雄が幻想世界ということばを使ってる。
でも、おそらくはドグラマグラが再評価されだしたという1962年以降のことばだと思う。
196 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/24(土) 12:44:26
前に図書館で偶然見つけて読んだ本なんだけど、どうしてもタイトルが思い出せない・・・
2000年だか2001年だか年号の後に、「少年」だったかそれとも赤ん坊系だったか・・・とにかくそういうタイトルの本
背表紙は黒地に赤い箔押しみたいになってたはず
中身は近未来を揶揄ったショートストーリーの集まりで、シミュレーションシステムで市を管理しようと思ったら自分を計算に入れてなくて失敗した市長の話とか、
様々な形でコンピュータを身につけた学生がテストでカンニングをするのを防ぐにはどうしたらいいかと考え、それ自体を試験問題にしてしまう教師の話とか、
チャンネルが無限ほどあるテレビは常時付きっぱなしでOFFがなく、休みたい人のための「画面に何も映さず音も出ない番組」が高視聴率を叩き出しているとか、
携帯みたいな多機能デバイスで全てが管理されるようになった世の中、それを落としてしまった男が車に轢かれても誰にも気付いてもらえない・・・とか
そういう話が沢山あった
誰か思い当たる節があったら教えてくれ・・・
197 :
ファンタジスト:2005/09/24(土) 13:23:00
初めまして、ファンタジー大好きです。いろんな話聞かせてください。
純粋な幻想はすきです。特に、この世ではありえない事が大好きです。
隕石が落ちてきたりとか・・・。^^では!
ええっ、この地表全体で年間100万kgっていうのは本当なのか?
ここでいう地表ってのは、地球の大気っていう意味じゃないのかな。
大半は燃えつきてなくなってると思うんだけど。
直径10メートルでも燃えつきてなくなるみたいだし。なんか信じられない。
202 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/25(日) 07:41:40
>>199 そうだ、そうだった!ググったら見つかったよありがとう!
「1999年のゲームキッズ」・・・
俺が思っていたタイトルは「2001年少年」――一文字も合ってないじゃんかw
本当ありがとう。
203 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/25(日) 18:49:32
boardsofcanadaって知ってる人いる?
204 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/25(日) 20:00:02
>チャンネルが無限ほどあるテレビは常時付きっぱなしでOFFがなく、休みたい人のための「画面に何も映さず音も出ない番組」が高視聴率を叩き出している
という部分だけ見て「愛しの未来ちゃん」思い出した
206 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/03(月) 20:42:22
207 :
告知:2005/10/04(火) 07:57:35
208 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/09(日) 17:28:00
誰もレスして無いなw
無言の同意なのか誰も気付いてないのか。
209 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/09(日) 18:23:37
このスレはファンタジーアイデアの真の元祖を求めるスレなので、
板の略称なんかはどうでもいい。
210 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/09(日) 20:32:29
そんなハイレヴェルなスレだったんだ・・・
211 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/09(日) 20:33:19
変わるって言ってもスレ欄のタブがでかくなってうざくなる位だし
興味ある奴は議論に参加してるだろうし、
もとから興味ない奴は告知見ても無反応だよ。
213 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/10(月) 08:27:22
>>211 たしかにそれは困るな。
でかいディスプレイほしいなあ。
なんの話だっけ
214 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/10(月) 10:37:25
「幻想文学」という言葉の初出についてです教授
>>215 英語でわからへん。日本語で要約してくれ。
ゲームの世界観といえば、モンスターハンターも捨てがたい
ワンダもそうだけど、戦闘時の敵とのスケール感が抜群に良い
【質問】ラノベとファンタジー文学での戦闘(またアクションシーン) の描写の違いは?
んなもんねえよ。
ラノベの戦闘描写に傾向はあるかも知れんが
ファンタジー文学ってなんだよ。
221 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/20(木) 18:55:49
むかしの方が、地味に剣で戦い、頑張って倒す感じ。
最近になるほど、術や現象などで倒すことが多いような。
聞き方間違ったかな。戦闘描写におけるラノベとファンタジー小説(でいいのかな?)の境界線ってどこ辺りかな?ここまでならファンタジー小説、こっからはラノベ、みたいな
つーか戦闘描写がラノベとファンタジーを分ける基準かよ。
もう一回マジレスすると、
どうやらおまえの読んできたのは全部ラノベだし、
書いたものは必ずラノベになるから
心配しないでどんどん書け。
大体想像が固まってきた。文才無いから言葉では表現しにくいけど、ラノベは格闘描写が細かいってことかな?
まあ格闘描写を文字できちんとやりたいなら、
海外ファンタジーよりは時代小説がおすすめ。
コナンとかゾンガーだと、
怒ったら、(勝手に体が動いて)
相手死んでた、みたいなのが多かったな・・・。
お釈迦さまが主人公のゼラズニイ「光の王」では、
なんかよくわからん妖魔や光や武器がとびかって
気付いたら死屍累々みたいなアクションシーンだったな。
一般に海外ファンタジーのアクションシーンは少ないし、
あっても技がどうの構えがどうの敵の癖がどうのというのは見たことない。
まあ、ああいうのは日本人好みの描写なんだろな。
>>225 海外小説のアクションシーンでは
ヘミングウェイの戦争短編(WW1とスペイン内戦、WW2ものがある)や
「鷲は舞い降りた」などのスパイスリラーが勉強になるよ。
オレはラノベ以外は海外ファンタジーしか読んだことないけどやっぱり大抵は大雑把な戦闘描写なんだよね。日本産のファンタジーって言ったら何がお勧め?
俺は、山田正紀の「闇の太守」ってのが和製ヒロイックファンタジーとして
よかったのだけれども(適度に時代劇で、適度にヒロイック)
このスレ的には、この分類(「闇の太守」=ヒロイックファンタジー)
はおかしいのかもしれん・・・。ごめんよぅ(´・ω・`)ノシ
>>229 児童文学。
上橋の守人シリーズとか
日本じゃ大人向けファンタジーとかはそもそもあまりないよな。
日本じゃ戦闘描写に手間をかけるのは、漫画なんかも同じだな。
ドラゴンボールがアメリカに行ったとき戦闘描写だけで何話も続いたりするのが衝撃的だったとか。
個人的には好かんけどねー
>>229 続編ものが好きなら「アルスラーン戦記」
新作系ならラノベ系か「スカーレットソード」
かねぇ。「半魔」は期待ほどではなかったし。
>>233 アルスラーン、間が空きすぎたからかあまり評判が良くないな
>>229 戦闘描写で味を出しているのが椎名誠「武装島田倉庫」
異態進化三部作のひとつ。
椎名誠はとにかく擬音と突き放し感がすごいね。
236 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/28(金) 14:20:05
剣と魔法の世界で出てくるような魔法の品について調べたいんですけど
そんなのがまとめてあるHPってありますか?
魔法を使うときの触媒とでも言えばいいかな。例えば先端に宝石の付いた杖と
か魔力がある護符だとかネックレスとか水晶玉です。
寡聞にして知らんな。
既存作品に出てきた魔法アイテムリストなら
それ用の本が新紀元社かどっかから出てそう。
戦闘描写の優れたラノベって何?
おとうちゃん、それはラノベ板で聞いたってんか
240 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/28(金) 17:03:25
個人戦闘の戦闘描写なあ・・・
SFはSFで科学的な大仕掛けをメインにもってくるし、
ファンタジーはファンタジーでステキパワーがメインだから、
肉体的にリアルな個人戦闘が出てくるとステキさが薄れるし。
こんなこと書いたら怒られるかもしらんが、
「ジョジョの奇妙な冒険」の戦闘描写なんかはそういう意味ではステキだと思うぜ?
SFとファンタジー、この2つのジャンルでは
戦闘描写というより暴力描写にイイ感じのものがあるように思う。
ウォマック「ヒーザーン」なんか読んでて嫌になるくらいの暴力描写だ。
241 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/28(金) 19:04:45
この板のトップにローカルルールとか一切無いんだけど作らないか?
とりあえず思いつくのが
質問スレとライトのベル板への誘導、crtl+F
あとなにかあるかな?意見求む
ローカルルールがないのが美
ということで制定論議が何度もぽしゃった経緯アリ
>239
あえてラノベと指定するあたり釣りっぽいけど
まあ「ラグナロク 安井 健太郎」の名前が挙がるだろうな。
延々と続く過剰な戦闘描写が売りの作品。
面白いかどうかは個人の好み、俺は2〜3巻で投げた。
244 :
イラストに騙された名無しさん:2005/10/31(月) 00:04:01
a
245 :
イラストに騙された名無しさん:2005/11/03(木) 12:53:07
羊は読んだ
>>243 あれダメ。イラスト負けしてる。第一売れてる理由は新キャラを見たいからっしょ
TASA如きのクズイラストに内容が負けてるって・・・
救い無さ過ぎる指摘だな
248 :
無名草子さん:2005/11/04(金) 23:19:44
e
ぶっちゃけ漫画にした方がいい気もするがあの絵描きにあの原作者じゃどうにもならんな。B級ケテーイ
250 :
吾輩は名無しである:2005/11/18(金) 11:18:43
t
251 :
名無し物書き@推敲中?::2005/11/20(日) 11:43:09
きこえる
国書刊行会の真クリトルリトル全五巻が安く売ってたんだけどこれは青心社の暗黒体系シリーズと比べてどう?
>252
全5巻ということは10巻のうちの前期か。
クトゥルフと関係無いB級ホラーがたまにまざってるけど、青心社の文庫に収録されて無い
話もあるので安いなら買ってもいいかも。
青心社の文庫シリーズはラムレイ系が弱いからなぁ。あとクラインの「角笛を持つ影」とか
が収録されてないのが痛い。
>>253 収録されてない話もあるのね
ありがと 買ってみるわ
Amazon等のネットで調べてみたけどどうしてもマイクル・ムアコックのエレコーゼサーガが無いんだよ。厳密にはあるんだがしこたま高いんだな。
値段が。
だからもっと安く手に入るとこ知らないですか?
256 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/21(月) 19:59:11
上げるの忘れてた。上げ
ムアコックはいつかエディングスのように復刊されると信じている。
(創元が引き取ったわけだが)キャプテン・フューチャーだって復刊したんだぜ。
どうみたって新しい太陽の書より売れるだろう(いや、この復刊には物凄く感謝してますよ)。
だけど、早川だからなあ。何考えてるかわからんわ。
258 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/22(火) 20:12:37
やっぱり復刊待つしか無いか…つかE-バンクで口座作って他の安い作品郡を網羅した方がいいのかな…
とにかく、ありがとうございましたm(__)m
259 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/22(火) 20:16:24
それがどうした
俺には関係ない
261 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/22(火) 20:35:50
ああそうだな
期待した俺が馬鹿だった
>>258 つブックオフ
ムアコックは良作揃いだけど、天野表紙で売れたってとこを
考えると復刊は難しいんじゃないか。
263 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/25(金) 17:08:24
ということは、みさくらなんこつを表紙にすれば復刊できるわけだな
豚切り
デイヴィッド・アーモンドスレってないですか?
シルキーに激しくはまった
265 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/07(水) 12:18:23
r
266 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/12(月) 14:08:23
昔ソーサリーっていうGAMEBOOKありましたよね
ああいう感じのファンタジー小説無いですか?
おどろおどろしい怪奇物で。
できればながーい連作があればいいですが
お願いします
267 :
:2005/12/12(月) 20:29:56
某有名RPGで、石化を直すアイテムで「金の針」というのがありますが、
これって何か元になった伝承か何かってありましたっけ?
268 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/13(火) 22:00:18
269 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/13(火) 22:29:41
早川の一月の新刊情報
ハードボイルド異世界ファンタジイ!
暗殺者ヴラド・タルトシュ
1月下旬FT 『勇猛なるジャレグ』
スティーヴン・ブルースト/金子司訳
小さな竜に似た生物を使い魔に持ち、剣の腕
ばかりか妖術にもすぐれたヴラドの冒険譚!
第2巻『イェンディ(仮題)』〔4月発売予定〕
第3巻『テクラ(仮題)』 〔6月発売予定〕
ハードボイルドつったら異世界私立探偵の話は翻訳されないのかなぁ
273 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/18(日) 15:08:30
スラクサス?もうされているけど・・・?
続編の話じゃないの。
原作は5,6本出版されてるから。
275 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/18(日) 17:05:35
日本最古のファンタジー者メーリングリストが創設15周年。
277 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/19(月) 11:15:02
ラノベに完全に押されてるな。このジャンルは
今のラノベの主流は伝奇紛いと日常ラブコメじゃまいか。
280 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/20(火) 21:25:13
ロードス島とか風の大陸とかファンタジー色が強かった頃のを求めたいなぁ。
スレイヤーズもそうだけど、コレが良くも悪くも・・・
どうでもいいことかもしれないが、映画「ゲド戦記」のタイトルロゴが「ゲド戦記」っぽくない。
ジブリっぽくはあるんだが…。
それだけでなんとなく観る気が殺がれた。
ゲドは好きだ。ジブリも好きだ。
だけどジブリがゲドをやるのはいやだ。
その気持ちは分かる
最近のジブリ(もののけ姫より後)はいかん。
できればナウシカとかラピュタの頃にゲドも欲しかった… ってパヤオが作るんじゃないからアレだけど。
285 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 13:05:21
妥協
286 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/04(水) 21:28:24
「ゲドが汚されたような気がする」と書けばジブリ信者に噛みつかれそう。
「ジブリなら納得いくものにしてくれる」と書けばゲドファンの冷笑を
浴びそう。
どうしよう・・・・・・・
どっちも書かなきゃいいじゃん。
ジブリつったって結局は宮崎の才能だけだろう。
ハウルだって「最初は若手に任せてたんだが
変な方向に行き始めたから介入した」
とか言ってなかったっけ。
素人の息子がいきなり傑作作れるわけもなし、そもそも、
いろんなアニメータを指揮に従わせるのは、
実績のない未経験者には不可能。
(いざとなればオヤジが介入するだろうけど。)
あと、自己の影を克服して自我を確立、ってタイプのテーマは、
ジブリにはあわないと思う。なんとなく。
高畑を無視かよ。
ああ、無視した訳じゃないけど、宮崎対若手って
話をしたから抜けちゃったな。
高畑がやるのなら、また別の話になるだろうな。
>>288 東映から連れてきた監督にハヤオ信者の集まりであるジブリスタッフが反抗して瓦解したんじゃなかったっけ>ハウルプロトタイプ
292 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/05(木) 20:52:56
ニュートンの魔砲ってしってる?
すごく面白かった。続編もあるはず。
はだ訳されてないか。
なんで細田がおんだされたのかはおおっぴらになってないんね
業界の人は知ってるんだろうけど
高畑は、山田くんの興行的失敗で次回作はないんじゃねえかな
話題を豚切ってすいませんが、質問させてください。
最近、ハヤカワの『妖女サイベルの呼び声』を読んでかなり好みだったのですが、
似たような雰囲気でお勧めのFT本ってあるでしょうか?
他に好きなのはゲド戦記やサトクリフで、
ハヤカワで他に何冊か読んでみましたが『アヴァロンの霧』がおもしろいかなーと思えた程度、
タニス・リーは肌に合いませんでした。
サイベルの作者の他の本はこれからネトで注文するつもりなのですが、
折角なので他にもFT小説をどっぷり読んでみようと思いまして…。
よろしくお願いします。
295 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/08(日) 23:34:29
すいませんageまっす
>>296 井辻がゲド戦記では『影との戦い』だけ認めているというのが意外。
あの人はタニス・リーの人だから。
299 :
294:2006/01/09(月) 18:14:08
>>296 アドバイスありがとうございます。
とても網羅した感じの紹介ですね。参考にして読んでみます。
ありがとうございました!
ファーシーアが創元サイトの近刊予告に出た。
いつごろかな、楽しみなり。
302 :
第5回集計人:2006/01/14(土) 23:52:47
割り込みスミマセン。
【第5回 名無しは無慈悲な夜の女王大賞 開催のおしらせ】
今年もSF/ファンタジー/ホラー板大賞の季節がやってまいりました。
2005年に発行、上映、放映されたSF・ファンタジー・ホラー(雑誌はその月号に
準じ、1月号から12月号まで)の面白かった作品を投票し大賞を決定するものです。
今回より賞の名称が「名無しは無慈悲な夜の女王大賞」となりました。
以前と同様に別ハン、他板の方も大歓迎です。みんなで投票して楽しみましょう。
【投票期間】1月15日〜2月15日。
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1137249434/
>>298 へえ、そうなんだ
俺タニスリーは好きじゃなくて、ゲド好きだから、好みが反対くさいな
でも井辻訳はかなり好きw
304 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/17(火) 20:58:25
クイズ! イッツジーイッツジーー!
306 :
第5回集計人:2006/02/01(水) 00:31:55
307 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/05(日) 15:25:02
「不思議な国のアリス」と「鏡の国のアリス」のいい訳書はどのレーベルがよいでしょうか?
2作とも同レーベルによるものがいいです。
それと、ルイス・キャロル、ジョージ・マクドナルド以外でトールキン以前の幻想文学作家はどなたかいるでしょうか?
ダンセイニ卿もそう?
SF板的には福島正実訳角川版といいたいが鏡の国は別の人だしな
旺文社文庫版は注釈が細かくて英語のジョークが詳しかったらしいが手に入らない
やはり福音館書店版が定番か
>>307 >トールキン以前の幻想文学作家
大人向けならウィリアム・モリス、児童向けならネズビットあたりかな。
311 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/06(月) 14:43:08
312 :
第5回集計人:2006/02/16(木) 23:55:54
今から16年前(1990年頃)に読んだSFのタイトルを教えてください。
一人の男が時間をさまよい、島かどこかに辿り着きます。
その島にいた人々は文化レベルが低かったのですが、
時が経ち、他の集落にいくと文化レベルが高くなります。
さらに集落を移ると、また近代化していました。
最後に男はどこかの地で妻をとり、子供をもうけ、そして死にます。
実はこの妻は、男の母親と同一人物であり、産まれた子供は男自身というオチです。
本は文庫で、黒っぽい背表紙だった気がします。
解説はたしか、永井豪さんが書かれていました。
タイトルには、都市とか時間といったものがついていたような。
314 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/18(土) 01:19:36
教えてください!
指輪物語の中で、デネソールが持っていたパランティアは誰のものだったんですか?
315 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/22(水) 21:54:49
ファンタジーはブームになる前からライトノベルからの影響で大好きで、
ライトノベル系ではロードス島など剣と魔法ものが大好きです。
でもドラゴンランスは第一シリーズ途中でどうでもよくなってしまいました。
んでも、同系らしい、ルーンロードとネアラのシリーズが気になるのですけど、私には馴染むものでしょうか?
316 :
315:2006/02/22(水) 22:01:00
それと、ダークエルフ物語も。
>315
SNEを助けると思ってルーンロード買ってやって。
318 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/22(水) 22:46:12
319 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/25(土) 20:06:03
やはり素直にベルガリアードを読むべきではなかろうか
320 :
315:2006/02/25(土) 20:09:23
ベルガリアードにその続編は新装前のやつをだいぶ前に読んだ。
じゃあ、もうすぐ再刊されるエレニア記を・・・
322 :
315:2006/02/25(土) 23:40:27
ヱ、ヱレニア記が再販するのぉ!!!!?
うぉぉぉ・・・・!!
タムール記を読んで、凄く読みたかったんだぁ!
「ファンタジーブーム」万歳!
角川からの再版?それともハヤカワからの仕切りなおしで?
ハヤカワの予定にあるらしい
SFが読みたい2006だったか
324 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/01(水) 05:20:47
325 :
315:2006/03/05(日) 17:34:20
「ナルニア国物語」驚異の出足…興行収入150億円が見えた
ディズニーが手掛けるファンタジー大作映画「ナルニア国物語/第1章 ライオンと魔女」(アンドリュー・アダムソン監督)が
4日、全国800スクリーンで封切られ、驚異的なスタートダッシュを記録した。
配給のブエナ・ビスタによると、ディズニー映画で過去最高の初日興行収入記録(4億円)を
持つ「ファインディング・ニモ」(平成15年末公開)を抜く勢い。
ニモが最終的に興収110億円を記録したことから、「150億円が見えた」と期待している。
同作は「ハリー・ポッター」「指輪物語」と並ぶ世界3大ファンタジー小説の映画化で、
現在世界67カ国で公開され、興収6億6900万ドル(約774億6300万円)を記録中。
ちょw、 ハリポタが3大ファンタジーの一つに座しているよw
・・・US(ゲド戦記)を無視して、UKを基準にした見方なのか?
ファンタジー読みにはともかく
ビジネス的にはそうなんじゃねえの<3大ファンタジー
別に三大ファンタジー選定国際会議とかが開催されたわけじゃねえし
327 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/05(日) 19:51:46
ムアコックのエルリック
ル=グィンのゲド戦記
ゼラズニイのアンバー
三大ファンタジーといえば普通はこれだべ
三大ファンタジーと言えば、
指輪物語
エターナルチャンピオン
グインサーガ
に決まっているではないか。
世界の三大ファンタジーと言えば、
旧約聖書
新約聖書
コーラン
に決まっている
ハリポタは児童向けの小説としては優れてると思う。
けどファンタジーとして評価すると普通レベル。
作者も、書こうとしたのは児童小説であって、
自分はファンタジーファンじゃない、
みたいなこと言ってたと思うし。
まあ、知名度は325の3つのうちでもトップかも。
あと、「UKを基準にした見方」だとまた別のものがはいると思う。
331 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/06(月) 01:39:59
基本は指輪にナルニア、ゲドみたいだけど、
世界史で、メソポタミア、インダス、エジプト、黄河を四大文明と呼ぶくらいにくだらなく感じる。
この時代他の場所でも十分に優れた文明を持ったところがあったというのに・・・
古くはジョージ・マクドナルドやルイス・キャロル、
ライマン・フランク・ボームやダンセイニ卿の作品等、
優れたファンタジーは多くある。
ヤング・アダルト系を挙げたら切がないけど、
ロバート・ハワードはエンターテインメント性を持たせた人としては欠かせない人だろう。
女性でもローズマリ・サトクリフやパトリシア・A・マキリップ、ダイアナ・ウィン・ジョーンズなど
いい作家がいるから女性の方々にも頑張って欲しいね。
マスゴミの勝手なたわ言をいちいち真に受けるなでFA
マスコミの戯言をネタに、好き勝手言ってるだけで。
真に受けてるわけでもない。
あと、サトクリフの本領は歴史小説で、ファンタジーはあまり
書いてなかったように思う。アーサー王伝説くらいでは。
>329
それ、シリーズものだから
>334
不覚にも笑ってしまった。
>>331 しかし、世界史的に影響力を持ちえた他の文明というと揚子江文明くらいじゃないのか
例えば、滅ぼされたけど結構長く続いた南米の文明を
「世界史的には無意味」と切り捨てていいのかどうか。
後世に対する影響がなあ。
説教くさくてヤダ
340 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/22(水) 11:55:42
名前を考える
341 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/07(金) 12:38:35
競争での敗因
342 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/18(火) 12:39:18
絞り込み
昔、こんなキャラクターは嫌だ、みたいなスレってありませんでしたっけ?
344 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/05(金) 13:00:33
読みたかった
すみません、知ってる人いたら教えてください。
昔、デイヴ・ダンカンの「力の言葉」っていうシリーズがあったんですが、それの続編は翻訳されたんでしょうか?
たぶん「A Handful of Men」というシリーズ名だと思うんですが。。。
↑こういうのってどこかで調べられますか?
続編なら出てない。その程度のことならググれば分かる
〜な小説を探している、〜な小説はありますか?
系の質問はこのスレでいいのでしょうか?
いいんじゃない。だあだあですから。雑談スレだし。
350 :
348:2006/05/22(月) 11:21:00
>>349 ありがとうございます。
では、ラノベ板でも聞いたので重複になってしまうのですがよろしくお願いします。
人語を理解する動物と、人間の恋愛関係を主軸に据えたファンタジー小説を探してます。
恋愛という点から、ラノベの方がいいかもしれないと思ったのですが、
ラノベでは友人関係や主従関係はあっても恋愛関係は難しいようでした。
基本的に動物が希望ですが、人間と同じ外見をしていなければ、相手は怪物や魔物などでもいいです。
普段は異形の者だが、人間に近い姿に化ける能力がある、なども可です。
ただ、童話「美女と野獣」のように「元は人間(形態)だが、呪いや魔法で動物になっている」設定だけは勘弁してください。
よろしくお願いします。
SFでよければ、フィリップ・ホセ・ファーマーの「恋人たち」があるが。
SFでよければ、相手がロボットでよければ、
タニス・リーの「銀色の恋人」
中国の志怪の「聊斎志異」とか日本では「雨月物語」とかがそうじゃないのか?
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八房と伏姫とか…。あ!「綿の国星」…はちがうか・・・
スティーブン・キングの「クリスティーンは相手が自動車…ちがう…(´・ω・`)ショボーン
354 :
350:2006/05/22(月) 15:38:28
SFというのは一向に構わないんですが、相手がロボットというのはイメージと違いますねー…すみません。
人語を理解する動物、で個人的にイメージしてるのは、
ユニコーンやドラゴンみたいなオーソドックスな幻獣?なんです。
(ファンタジーに無知なため、幻獣という言い方が間違っていたらすみません)
ナルニア国のアスランみたいなのが人間と恋愛関係になっていたらいいなぁ、とも思います。
(アスラン自体は神様なんで無理でしょうが)
上手くイメージを伝えきれておらず、申し訳ないんですが引き続き情報をお願いします。
あ、中国や日本の物語はチェックしてなかったんですが、考えてみれば「狐の嫁入り」や「鶴の恩返し」などは
人間と動物の恋愛関係ですね。早速チェックしてみます。
どうもありがとうございました。
age忘れ失礼しました
356 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/22(月) 16:48:12
>>350 ザンスシリーズを挙げておくか。
色んなモンスターがわらわらと・・・
恋愛・・・、え? あ、なくもないが・・・
ラノベで、おまけにBLだけど
津守時生の「やさしい竜の殺し方」
人間とドラゴン、どちらもオスだ〜。
359 :
350:2006/05/22(月) 22:00:05
皆さんどうもありがとうございます。
ですがしかし…人間と動物の恋愛ってテーマは難しいんですね…。
ファンタジーといえど結局は獣姦になってしまうのが大きいんでしょうか…うーん。
とりあえず当分は皆さんに紹介していただいた本を読みつつ、いつか自分で恋愛部分を補ってみたいです。
以下鬱陶しいかもしれませんが個別レス失礼します。
>>356,
>>357さんのはとりあえずググってみました。
ザンスシリーズは王道ファンタジー?っぽいですね(ファンタジーに無知な自分がいうのもあれですが…)
一人に一種の魔法、というのが面白そうです。
ちょっとシリーズの冊数が多すぎて買うのは難しいのですが、近々図書館にリクエストしてみようと思います。
どうもありがとうございました。
「やさしい竜の殺し方」
どうもレビュー他をさらってみた限りでは、一番「恋愛」要素が強い感じがするので嬉しいです。
BLっていうと、長野まゆみさんみたいな感じなんでしょうか。
性描写がないのかどうかがちょっと気になるので、お手数ですがそこだけ教えていただけると助かります。
>>358 詳しいご紹介ありがとうございます!(絵文字からみると
>>353さんと同じ方でしょうか?)
うっかり書き忘れてしまったのですが、妖女サイベル〜と、ドラゴンファームについては既にラノベ板でも紹介していただきました。
サイベルの方は特に気になったので本屋に注文済みです♪
他に紹介いただいた作品もどれも面白そうなんですが、やっぱり金銭的に冊数がネックになってしまうので;
近々図書館でリクエストしてみます。どうもありがとうございました。
では、長々と失礼しましたが、本当にありがとうございました。とても参考になりました!
357です
「やさしい竜の殺し方」
BLですが、性描写はありません。
長野まゆみさんよりは、ず〜っとラノベです。
361 :
350:2006/05/22(月) 22:44:04
>>360 そうですか!それ聞いて安心しました〜
どうもありがとうございました。
「やさしい竜の殺し方」って、完結してたっけ…?
それだけが気になる。
>>350 お役に立てず申し訳ございませんでした<(_ _)>
>ファンタジーといえど結局は獣姦になってしまうのが大きいんでしょうか…うーん。
ファンタジーの原型は中世の神話伝承ですから、異類婚はあくまでタブーあるいは
タブーへの侵犯であって
異人(この場合は、ケモノ以外にも、幽霊、他の社会の人なども含む)との恋愛、結婚は
破綻することになる
(「鶴の恩返し」や「信太妻」も奥さんのほうが死んでしまう)
ということがあるのかもしれません。
(つまり、「知らないものと一緒になっちゃいけないよ」、と)。
たとえば、アンデルセンの「人魚姫」では、「人魚には人間の魂がないので
しんでも天国にはいけない」と説明されてました。
ただ、現代では、そういうタブーもなくなりつつあると思うのですが、
自分はファンタジーに疎いので…(上に出ていた「ザンス」にはそういうタブーはないんでしょうね)。
あ!宮崎駿の「もののけ姫」のオリジナル絵本版
ttp://www.amazon.co.jp/gp/product/4198600406/250-5852835-1773843 は、「美女と野獣」が元ネタですが、ここでは、「もののけ」に変身させられた若者と姫が
(人間に戻ることなく)一緒になりますし、
平井和正の「アダルト・ウルフガイ・シリーズ」
ttp://www.amazon.co.jp/gp/product/489456601X/250-5852835-1773843 では狼男は、別に何の制約もなくお姉ちゃんといちゃいちゃしてました。
(ま、狼男といっても普段は人間なんですが)。
では<(_ _)ノシ
>>350 古くてもよければ、ジョン・コリアの「モンキー・ワイフ」(講談社)。
日本のアンソロものだと「人獣怪婚(猟奇文学館2)」(筑摩書房)。
種族の壁が愛の障害になるっていう要素なら、
デイヴィッド・ガーネットの「狐になった夫人」。
もっともこれは変身譚だけど。
366 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/04(日) 08:22:08
タニス・リーの連作短篇集『パラディスの秘録』シリーズの文庫版(角川ホラー文庫)がお気に入りで、暇な時に時間を見つけて読んでいます。
そこで質問なのですが、第三巻『死者の書』は邦訳されているのでしょうか?
知っている方、情報をお願いいたします。
されていません。
>350
亀且つSFスマソ
オラフ・ステープルドン「シリウス」とかどうよ?
370 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/13(火) 22:04:13
エルリック・サーガが新訳で再販しているみたいね。
前の版のを見たことないからなんともだけど、
マイケル・ムアコックの名で著者は知っていたけど、
今回のは、マイ『ク』ル・ムカコックの名で出ている。
こっちの方が原音に近いの?
イギリス英語ってこういう訛り方していたっけ?
どうころんでもムカコックにはならない。
ムカデック
ムルアッカ
374 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/14(水) 00:10:01
ミスタイプに気付かず投函した私が悪うございました。
ムアコックでした。
>>370 単なるカッコつけだと思う。原音に近い表記なら「マイコー」だろ。
ムカコック
..(⌒⌒⌒)
| _, ,_ |
( ;:゚;u;゚;)
/ o━ヽニニフ))
しー-J
>>350 『犬狼都市』 澁澤龍彦
ごめんなさいごめんなさい。つい出来心で・・・
人間のほうが猫になっちゃうけど、雌猫と少年の物語、
『ジェニィ』 ポール・ギャリコ
を紹介しますんで勘弁してください。
378 :
350:2006/06/15(木) 23:19:11
わわ、もう十日以上前のレスなのに未だレスが付いていたなんて…
皆さん、長々とどうもありがとうございます。
>>350です。
昨晩ようやく「妖女サイベルの呼び声」を読み終え、
とても感動したのでお礼いいたさに舞い戻ってきました。
サイベル、とても素敵な作品でした。
作中に出てくる獣たちの美しさと、彼らとサイベルとの絆にラストで号泣してしまいました。
今までファンタジーは児童向けのものしか知らなかったのですが、
今回「サイベル」のおかげでもっと多くのファンタジー作品を読みたいと思うようになりました。
自分は読むのが早い方ではないので、時間はかかると思いますが、
皆さんから紹介していただいた本を読みつつ、これからもっとファンタジー小説の世界に浸っていきたいと思います。
本当に本当にありがとうございました!!
剣と魔法ものでいつも不思議に思うのは
住民の生活は8世紀レベルなのに、
主人公たちの装備はフルプレートに代表されるように16世紀レベルです。
なんで?
銃と風車と水車と時計が、剣と魔法に相応しくないと誰が決めた?
大いなる意志とかなんかそういうやつ
>>350 遅レスですが。
「最後のユニコーン」P.S.ビーグル ハヤカワFT文庫
「緑の薔薇」タニス・リー (短篇集「血のごとく赤く」所収) ハヤカワFT文庫/絶版
「ラビリンス-迷宮」新井素子 徳間デュアル文庫/絶版
この辺りがお探しの条件に当てはまるかと思います。絶版の二冊も比較的入手しやすいので、参考迄に。
時は過ぎ行くと汝は言うのか、否、ああ、時はとどまりわれ等は過ぎ行く。
大地は夢みてやまず
時はまた流れてやまない
by 砂糖塩
>380
>>剣と魔法ものでいつも不思議に思うのは
あなたの読むソード&ソーサリーには、読書傾向に偏りがありませんか?
391 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/26(月) 12:32:56
ファンタジーでラブストーリー色の濃いのが読みたいです。
お勧めはありますか?
393 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/26(水) 02:48:43
394 :
392:2006/07/26(水) 11:01:26
>393
ありがとうございました。
ある日どこかで は母がテレビでやってた映画をビデオ録画したのを見ました。
でもあんまり覚えてないので読んでみようかと思います。
今年の読書感想文は ある日どこかで にします
ありがとうございました
395 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/28(金) 18:02:52
ファンタジー世界(西洋中世)が舞台で、スケールのでかいラブストーリーってないですか?
こう…言ってて恥ずかしいですがこの二人が出会わないと世界が滅んでしまう!みたいな。
荻原規子の勾玉三部作の西洋版みたいな感じが理想です。よろしくお願いします。
ファンタジーで魔法使い同士の戦闘が面白い小説はありますか?
397 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/29(土) 22:08:29
ラプソディシリーズは?>ラブストーリー
ラブストーリー&魔法使い同士の戦闘
<ダールワス・サーガ>三部作
「闇の戦い」「迷宮都市」「光の軍隊」
手に入るかは不明。
>>392-395-396
早川文庫FTから出ているテリー・グッドカインドの「真実の剣」シリーズがオススメです!
これはとても面白い作品ですね。
まず話がテンポ良く進むので途中でだれる事がありませんし、
指輪物語とかベルガリアードとかのハイファンタジーと違って、ややこしい固有名詞(地名とか)や
「どれだけ居るんじゃ?」と呆気に取られる程沢山の登場人物も出て来ませんからスラスラ読めます。
かと言って内容もしっかりしており、ハリポタの様なケレン味のきついチープな魔法世界が
少し苦手な方も、安心して楽しんで頂ける王道のファンタジー世界観が確立されています。
つまり、ファンタジーに欠かせない「剣」も「魔法」も「ドラゴン」も、もれなく入っているのです。
もちろん御関心の恋愛要素もちゃんと入ってます!
なんと言っても物語が「主人公とヒロインの出会い」で始まるのですから
その点に重きが置かれている事は保証しますよ。
現在、第一部「魔道士の掟」第二部「魔石の伝説」第三部「魔都の聖戦」第四部「魔界の神殿」
第五部「魔道士の魂」の計26巻(!)が刊行されています。
(原書は一部につき一冊なのですが、何ぶん話が長い為日本では文庫で分冊発刊してあるのです。)
第一部「魔道士の掟」は全5巻からなっており、 その第1巻「探求者の誓い」はこちらでご確認を↓
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4150202958/249-8723500-9921140?v=glance&n=465392&s=books このシリーズ、表紙の絵がまた素敵なんですが、上のには画像がありませんね…。
現物はどうぞ書店で実際にご覧になってください。
竹書房から出ている「アモス・ダラゴン」っていう本
児童書だが、なかなかだぞ。
色々な地方の神話の神や、それに関する物が混ざり合っている
話し自体もなかなか面白い
「ナルニア国物語」と「ゲド戦記」って色々な形(ハードカバーとか文庫とか)で出版されてるけど、
どれを買うのがオススメ? どれ買えば良いか分からなくて迷ってる…
>>402 現行のものなら訳はどれも同じなので、版型の好みで買っていいと思うよ。
「ナルニア国物語」は、ハードカバー・岩波少年文庫版・大型一巻本の3種類。
ハードカバーは挿絵がカラーだけど、白黒の原画に後付けで彩色したものなので
個人的には白黒で充分だと思う。大人が読むなら文庫版かなあ。
一巻本は、原著の発売順ではなく、物語の年代順に並べ替えてあるのが特徴で、
ファン向けというかマニア向けじゃないかと。
「ゲド戦記」は、
ハードカバー・物語コレクション版ソフトカバー(B6)・新書版の3種類だったかな。
元々ナルニアよりも少し高年齢層向けの本だし、
読む時に手に取りやすいサイズでいいんじゃない?
>>403 ありがとう 感謝!!
ついでに「指輪物語」とか「ホビットの冒険」でオススメはある?
>>404 どういたしまして。
「指輪物語」も、訳は一種類しかないのでサイズの好みでいいと思う。
現行は評論社のA5版ハードカバー・文庫版・大型三巻本の三種類。
amazonなんかだと文庫9冊セットというのがまだ売られてますが、
これだと10冊目の「追補編」が入ってないので要注意。
文庫は全10冊、ハードカバーは全7冊です。
以前は文庫版には「追補編」がなくて、
ハードカバーでしか揃えられなかったんだけど、今はどちらでも大丈夫。
大型三巻本は装丁や挿画が素晴らしいけれど、ファン向けだね。
>>404 次に、「ホビットの冒険」。こっちはちょっとややこしいw
まず岩波書店から、「指輪物語」と同じ訳者で、
ハードカバー・オリジナル版・物語コレクション版・岩波少年文庫の四種類。
ハードカバーは一般的な児童書で、文庫版はそれの文庫化。
物語コレクション版は、同じものだけど挿絵などがなく大人向けの装丁。
オリジナル版は少し小さめの上製本で、
>トールキン自身の装画・挿絵で飾られた原書を再現したスペシャル版
>印象的なカラー別丁5枚、本文横組み、やや大人向きのエディション
とのこと。
横組みってかなり特徴的なので、人を選ぶかも。
個人的には「ホビットの冒険」は児童書だと思ってるので、
岩波少年文庫版が好きかな。
もう一つ、原書房から出ている「ホビット―ゆきてかえりし物語」ってのが
あるんだけど…これは、訳がものすごいので激しくお薦めしない。
まったく、原書房版は途中で読むのが耐えられなくなった。
408 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/17(木) 21:15:04
だって、訳者がだめだめじゃん!
サトクリフ・オリジナルのシリーズが厳しかった・・・
唯一救えたのはシリーズ7のベーオ・ウルフが山本ではなく井辻であったこと。
でもこの訳者を通して初めて訳者が原作を忠実に再現する手腕が必要なのだとわかった。
つか、原書房は学術的/史実的なものを出版するところだからいいのだけれど、
なぜ山本を起用するのだろうか?
あれか、散々誤訳が多いといわれながらも映画界では重宝されている戸田みたいな存在か。
やるという人がほかにいないとか、コネとか、いろいろあるんじゃないか
411 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/16(土) 00:34:08
ハリーポッターのヒット以来、これまで日本ではあまり知名度の高くなかった
海外ファンタジー小説が、たくさん翻訳されてますよね。
そこで質問。
皆さんオススメの、「最近翻訳されたor再版された海外ファンタジー小説」って
どんなのがあります?
と言うのはですね、今は新刊で買える沢山の海外ファンタジー小説も、例えば
10年後とかには、その多くが新刊では買えなくなってたり、下手すりゃ中古でも
入手が困難になってたりしそうじゃないですか。
だからそういうのって、できるだけ今のうちに読んでおくべきだと思うのですよ。
ってなワケで、『ゲド戦記』とか『指輪物語』とか『ナルニア国ものがたり』とかの
メジャーな作品たちはひとまず置いといて、「まず、とにかくコレを読め!」ってな
オススメ海外ファンタジー小説を教えて下さい。
本屋に行っても、どこから手をつければ良いのか分からないファンタジー素人
の身勝手なお願いですが、何卒ひとつ宜しく!
最近発売されたハヤカワの「エラントリス〜鎖された都の物語」は凄く面白かった。
そんなに血なまぐさい戦闘とかも出てこないし初心者でも楽しめると思う。
あとファンタジー読みになるならハヤカワの「エルリック・サーガ」(マイクル・ムアコック著)
は絶対外せない。個人的にはゲド戦記や指輪物語よりも面白い。最高のファンタジー小説。
あとはデイヴィッド・エディングスのが読みやすいかな。ベルガリアード物語
マロリオン物語、エレニア記と再刊祭り開催中なので是非読んでみるといいよ。
413 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/16(土) 00:42:21
>>411 『ヴァルデマール年代記』シリーズ 創元
今から読めば次巻発売が心待ち出来るくらい
には追いつけるだろ。
>>411 俺もエルリックを薦めるな
今なら本屋で楽に揃えられるよ
本当なら天野喜孝の美麗な絵が堪能できる旧版を薦めたいんだが
まあこちらは古本屋めぐりすれば見つかるかな
>あとファンタジー読みになるならハヤカワの「エルリック・サーガ」(マイクル・ムアコック著)
>は絶対外せない。個人的にはゲド戦記や指輪物語よりも面白い。最高のファンタジー小説。
おれ、一巻だけで読むの止めたな。
この辺は、何を求めるかによって違うだろうけど。
俺は永遠に続きを読むことは無いだろう。
基本的に勧める人が多く、熱狂的なファンも多い本なんだが、正直、好みが分かれる気がする。
アンチがもっといてもいいと思うんだけどなあ・・・。
416 :
411:2006/09/16(土) 01:19:01
おぉ、素早いレスありがとうございますだ。
>412さん、『エルリック・サーガ』って、かなりメジャーですよね?
ガキの頃に>414さんの書かれてる天野喜孝の絵が表紙の文庫本を(「あ、FFの絵を
描いてる人だ!」って感じで)図書館で借りた事があります。
でも、半分くらい読んだところで挫折しちゃったなぁ。
息を抜く隙の無いどシリアスな展開で、当時のオレには荷が重かったんですよねぇ。
当時のオレにとって、早川文庫ってオズシリーズとかのイメージだったし。
もうちょっと年とったら、再挑戦してみようかな。
>413
それ、初耳ですわ。
でも創元文庫って、何故かあんまり読んだ事無いんですよね。
ブラッドベリとかが、たしか創元だったかな?
あと、ファファード&グレイ・マウザーものとか。
>>415 で、否定しかしないお前さんのオススメはなんなんだ?
>>411 エルリックサーガは、同じ作家がエターナルチャンピオンシリーズと銘打って
かなりの数書いてる。でも基本的にどれも、運命を司る神々と剣劇の話だから、
あわないならしかたない。
個人的には、ロード・ダンセイニの短編集「妖精族の娘」や「ぺガーナの神々」
が短い中にイマジネーションが凝縮されてていい。
イマジネーションの濃さでいくとボルヘスの「伝奇集」もいい。
入手困難だがクラーク・アシュトン・スミスも渋いね。
ファンタジーと言うより幻想文学って言葉の方がぴったりくるかもだが。
418 :
415:2006/09/16(土) 02:17:30
>>417 最近翻訳されたor再版された海外ファンタジー小説
このカテゴリーには俺のお勧めはないな。
上にも書いてるけど、エルリックは勧める奴がやたらと多いんだよな。
で、内容は暗〜い話で、好みが分かれるだろ。
俺も勧められて読んで失敗したくちだから、おせっかいを焼いてみたくなっただけだよ。
>>411 ロード・ダンセイニだったら「魔法使いの弟子」を推すなぁ。あれは傑作だ。
あとはハヤカワから去年再刊された「折れた魔剣」(ポール・アンダースン著)
が面白いよ。
あと創元文庫なら、「最近翻訳されたor再版された海外ファンタジー小説」
というこのリクエストには応えてないけどピーター・モーウッドの「歳月の書」を
是非、探して読んで欲しいなぁ。
420 :
411:2006/09/16(土) 02:23:23
>417
あ、ボルヘスの『伝奇集』は、図書館で読んだ事ありますわ。
けっこう好きです、ああいうの。
タイトル忘れちゃったけど、ブリタニカか何かの百科事典の初版にだけ痕跡を留めてる
失われた世界の話が面白かった。
ファンタジーの醍醐味のひとつに、架空の世界をイチから作り上げちゃうってのがあると
思うんですけど、それをあの紙幅でやっちゃうってのがイイですな。
あと、革命に敗れた革命家が裏切り者を追っかけてたら・・・って話とか。
ダンセイニってのは名前だけ聞いたことある気がするなぁ。
荒俣宏が絡んでる人でしたっけ?
オレが知ってるくらいだから、けっこう有名な人なのかしら。
この人とかボルヘスとかは、「今のうちに読んでおかなきゃ!」って感じかな?
孫子の代でも、普通に日本語で読めそうな感じ。
412も書いてるけど「エラントリス」は良いよ。面白い。
>>418 「内容は暗〜い話で」ってあるけど、全般がそうじゃないよ?
部分的には確かに暗い話があるかもしれないけど、言うほどのもんじゃあないと思う。
あの程度でへこたれるんじゃあねぇ〜・・・。
422 :
415:2006/09/16(土) 02:32:51
>>421 >あの程度でへこたれるんじゃあねぇ〜・・・。
へこたれるようじゃ何?
ちゃんと書いてくれよ。
>>422 もういいから去ねお前
いたずらに空気悪くしてるし
後はバーカーのアバラットが…これから面白くなるかならないかってところかな
正直アバラットよりもウィーヴワールドの方が好きなんだけど
424 :
415:2006/09/16(土) 02:58:12
>>423 俺は、エルリックが好みの分かれる小説だって言ってるだけで、
それを読んでる奴だがダメだとかわかってないとか一言も言ってないよな。
それに対して、
>あの程度でへこたれるんじゃあねぇ〜・・・。
こんな事いわれて、ハイそうですかといえるかボケが。
>あの程度でへこたれるんじゃあねぇ〜・・・。
くやしかったら、この言葉の続きを書いてみろよ。
そして、自分のダブスタを恥じろ。
>>>あの程度でへこたれるんじゃあねぇ〜・・・。
>くやしかったら、この言葉の続きを書いてみろよ。
くやしくもないし言葉を書いた人間でもないから書く必要も感じないね
>そして、自分のダブスタを恥じろ。
同じく恥じる必要もない
恥じるのは「自分を叩く人間が同一人物である」というおめでたい思考をしている誰かさんだよ
はっきり言ってさあ
今お前みたいなのはこの場に必要ないんだよね
お勧め聞かれて皆がこれが俺のおすすめだ!ってんのに
「ない」って言い切って場を悪くする人間は消えてよ
ちなみに俺は414であって423だが421ではないよ
エルリックサーガは、ヒロイックファンタジーというジャンルに
興味が持てない人にはあまり面白く感じられないんじゃないかな?
と思う剣戟より魔法派ですが。
去年出たパトリシア・マキリップの「影のオンブリア」を、在庫があるうちにぜひ…。
本当は、今は1巻しか入手できない「イルスの竪琴」シリーズが
全巻再発行されればいいんですが。
あとはなんだろ。ジョージ・R・R・マーティン「炎と氷の歌」シリーズかな。
つか、どれも買ってくれないと続きや新訳が出なさそうで切ない。
428 :
415:2006/09/16(土) 03:19:38
>>425 自分がいいと思ったものを人に勧めたくなるのは理解するが、その人がいいと思うかどうかは別なんだよ。
>>418で言ってるだろ。俺は失敗したと思ったって。俺の友人にも失敗だったって言う奴もいる。(信者もいるがな)
だから、好みが分かれるという情報を書いた。そういう情報は、いらないのか?
場を悪くするからじゃなくて、
本当は自分の「大好きな小説」を否定的に捉える人間に消えて欲しいだけじゃないのか?
429 :
415:2006/09/16(土) 03:24:45
最近かどうかしらないが復刻された本で良いと思うやつを思い出した。
「北風のうしろの国」 G・マクドナルド
古いけど評価の高い本だからググれば情報はいっぱい出てくる。
じゃあ、消える。
ほらきた予想どおりだ
>本当は自分の「大好きな小説」を否定的に捉える人間に消えて欲しいだけじゃないのか?
どこまでもおめでたい思考をする人間だな
>>416はどちらかというと否定的(今読む気はない的なことを書いている)が俺はそれについては何も言わなかったが?
お前みたいな空気読めない読もうともしないのが邪魔なだけだよ
G・マクドナルドは「お姫さまとゴブリンの物語」というのもお勧めだな。
>>411のリクエストからは外れるけど
ジョージ・R・R・マーティン「炎と氷の歌」が気にいる人は、
ロビン・ホブ「ファーシーアの一族」シリーズ(東京創元社)も気にいる確率が高い。
ちょっと暗めで、人間関係がハードな、歴史もの?に分類できる?
433 :
411以降オススメ一覧:2006/09/16(土) 11:55:21
『エラントリス 鎖された都の物語』/ブランドン サンダース
『エルリックサーガ』/マイクル・ムアコック
『歳月の書』/ピーター・モーウッド
『ベルガリアード物語』/デイヴィッド・エディングス
『マロリオン物語』/〃
『エレニア記』/〃
『ヴァルデマール年代記』/マーセデス・ラッキー
『魔法使いの弟子』/ロード・ダンセイニ
『妖精族の娘』/〃
『ぺガーナの神々』/〃
『折れた魔剣』/ポール・アンダースン
/クラーク・アシュトン・スミス
『アバラット』/クライヴ・バーカー
『ウィーヴワールド』/〃
『影のオンブリア』/パトリシア・A・マキリップ
『イルスの竪琴』/〃
『炎と氷の歌』/ジョージ・R・R・マーティン
『お姫さまとゴブリンの物語』/G・マクドナルド
『北風のうしろの国』/〃
『ファーシーアの一族』/ロビン・ホブ
何か今、ハヤカワで「名作に酔う」フェアみたいのやってる?ウチの近くの本屋ではやってるんだよね。
んで、どこにも見かけなかった「ぺガーナの神々」や「最後のユニコーン」が
平積みしてあるw
おお、「最後のユニコーン」はいいな。
「リリス」とか「心地よく秘密めいたところ」なんかも捨てがたい。
元の意図はハリポタの2匹目の泥鰌狙いの大量に出されたファンタジーが
対象じゃなかったの?評価の定まった名作を今更挙げてもしようがないと思う。
とりあえず「天才ネコモーリスとその仲間たち」かな。
ディスクワールドシリーズの一冊なんで、今更という気もするけど。
エルリックとか言い出した糞ヲタが悪いな
まぁ、エルリックも最近の再版まで中古探しをしなきゃ手に入らなかったわけだから
>>411の条件から外れてるとまでは言えないだろう
クネクネもなんか勧めろよ
>>436 ちゃんと411読めよ。読解力の無いやつだなぁ。
ちゃんとどころか上1/3だけでも411が何を訊きたいか分かってしまうんだが
「おススメの最近翻訳されたor再版された海外ファンタジー小説」であって
「ハリポタの2匹目の泥鰌狙いの大量に出されたファンタジー」が訊きたいのではない
ID出ないから自演しまくりだなw
児童書方面のハリポタ二番煎じは置いといても、
最近翻訳された海外ファンタジーは
・無駄に重厚長大
・海外のヘタレラノベ
ばっかりだからなあ……
>>411に単体で勧めたいのはプリーストの「魔法」「奇術師」くらいだな。
結局再版のお勧めになっちゃう。
ちくまの新装ダンセイニ諸作品なんかは「今買わないとヤバイ」にあたるかも。
「ペガーナの神々」とか
プリーストの「奇術師」はファンタジーじゃなくてミステリだろ??場所違い〜。
キニスンナ
なんならヴィクトリアンゴシック百合コンゲーム小説
サラ・ウォーターズ「茨の城」とかも勧めちまうぜ!
こっちは「このミス」取ったから急がなくてもいいけど
ハヤカワあたりが翻訳してくれたら絶対買う。
英語は読めんw
450 :
411:2006/09/21(木) 04:14:19
オレとしては、>436さんのおっしゃってる意図もアリアリでした。
2匹目のドジョウ狙い(と言い切っちゃイカンのかも知れんですが)の作品群って
最近になって初めて訳された作品も多いですし、ブームが去れば入手が難しくなる
可能性も高そうじゃないですか。
そういう中に、キラリ光る佳作があったりしたら、今のうちに読んでおきたいな、と。
もちろん、今まで入手の難しかった既刊作品が、ハリポブームの余勢を駆って?
再版されたなんてパターンも、教えていただけると大変ありがたいです。
とにかく、こういうブームって10年に1度とか20年に1度とかのチャンスだと思うんで、
この機会を最大限に活かしたいんですよね。
岡田斗司夫が「エネルギー保存則が適用されるようなファンタジー」が好きだっていってたんですけど、
たとえば魔法が出てくるファンタジーだとエネルギー保存則が通用しませんよね
というか、現実世界の物理法則がそのまま通用したらファンタジーじゃないような気もするんですが、
具体的にどんなファンタジー作品が「エネルギー保存則が適用されるようなファンタジー」に該当するかわかるかたいますか?
直接岡田に聞ければ早いんですけれど、そうもいきませんので、もしぴんと来たかたがいらっしゃったら教えてください
魔法の世界が消えていくやつじゃねえの
>>451 ぶっちゃけていえば、なんでもできちゃうファンタジーじゃなくて、
現象〈魔法〉に、論理的な裏付けが成されてるようなのが、いいっていうんじゃないのか?
エネルギー保存則云々って言ってるのは、オタキングが衒ってるだけなんじゃねーの。
言ってることそのまんまなら、それはSFになるしな。
主人公が成長できないファンタジーってありますか?
ブレイブストーリーも、はてしない物語も、
未熟な主人公がバカやっちゃうけど、周りの人にたすけられて、それをきっかけに
生長していくみたいな話だと思います。
その逆に、
・未熟な主人公がバカやって自分だけじゃなく他人も巻き込んで破滅
・最初、主人公は立派なんだけど、どんどん下手を打って落ちぶれる
みたいなストーリーのファンタジーはあるでしょうか?
ヲタは激しく否定しそうだが、エルリックサーガなんかまさにそんな感じでは?
いや、自分はエルリックサーガのファンだがまさにそんな内容だw大正解。
>>451 魔法の秩序ををあくまでゲームのルールとして扱ってる作品があれば、条件に該当
するかも。いわゆるRPGファンタジーっぽい作品にならけっこう有りそうな。
↓ちょっと毛色が違うかもしれないけど。
「錬金術師の魔砲」
17-18世紀の科学理論が今から振り返るとまるで迷信だらけに見えてしまう点を上手に
使って、魔法とも科学ともつかない法則が、理論として技術として通用してしまう世界を
描いている。
「陋巷に在り」
春秋時代の中国を舞台にした、孔子の弟子の顔回を主人公にした歴史小説なんだけど、
孔子の唱導した儒教を、当時の呪術的な伝統宗教を刷新して生まれたものとして
位置づけていて(たぶん史実として正しい)、しかも顔回をその伝統的な呪い師として
描いていて(史実として正しいかは分かんない)、そして邪悪な拝み屋と幻魔大戦ばりの
超能力合戦を繰り広げる(史実であるはずがない)。
呪術の描写がわりと理詰なところがあって、けっこうSFっぽい。
それにしても岡田斗司夫は、やっぱりSFの人ですね。
形式論理的な整合性をファンタジーの魔法に求めるのは、悪いとは言わないけど、
それが全てではないと個人的には思うよ。そんなことはそれこそSFがやれば
いいことなんだから。
>>454 「バルタザールの遍歴」とか、まさにそんな感じでした。
ダイアナ・マーセラスのシャーリアの魔女シリーズは、少女漫画だなあと思いつつも
ところどころ泣けてしまう。ぶっちゃけ好き。
続きはいつ…
>>451 ウルフの「新しい太陽の書」かなあ
エネルギー保存の法則は守っているかどうかわからないけど。
ネタバレしない程度に説明すると、
ある人々にとっては「魔法」に見えるものが
別の人々にはまごうことなき「科学」である、ってのを
世界観を壊さぬまま書ききったシリーズ。
ヒントを言うとほぼ同じ手法を用いられているのが
ジョン・ファウルズの「マゴット」
457のいうように整合性の問題は「全て」ではないけれど、
そこを上手くクリアしたファンタジー小説を読むことは一つの幸せではないか、
と個人的には思います。
論理的整合性があるとか科学的と言ってるんじゃなくて、エネルギー保存の法則だけを取り上げてるわけだろ。
そこんとこ読み取らないと意味無いだろ。
よく分からないまま、ただ科学の香りがするファンタジーを紹介してるだけじゃん。
要するに
様々な形態へのエネルギーの相互の変換が可能である事。
変換が行われても(その系の中において)総量に変化が無い事。
これらを満たしてるだけでいいだろ。
仮になんでもできちゃうファンタジーで魔法をぽんぽん気楽に使ってても、
その世界のどっかでちゃんと引き算されてトータルでエネルギー量に変化がなければいいんだよ。
単にそういう事だろ。
まあそういうことだろうが、岡田がそういう意味で使ってるかどうかは疑問。
そういう「まともなファンタジー」はSFでくくられてることが多いし、
じゃあ岡田のあえて言うファンタジーってなんなんだと言うことになる。
上に指摘があったが、単に
「作品世界での法則が作品世界中で矛盾なく描写されている」
作品のことを岡田らしく衒ってみせたに一票。
それはルグインがファンタジーの執筆のルールとしてあげてたもんだな。
つうかまともなファンタジー全部そうじゃないか
たしかに作品内で法則を場当たりに運用するお話が、幼稚なお話として読者に失笑
されると言うのも、ありがちなこと。
でもなあ。
能力のある作者が頑張って、作品をフェアに描こうとすればするほど、作品は
ファンタジーっぽく無くなってしまって、なんちゃって歴史小説になっちゃったり、
なんちゃってSFになっちゃったりすることも、時々ない?
そもそも矛盾のない小説を書く/読むことが第一条件なら、作者/読者は最初に
幻想色のない一般小説から手を付けるはずで。
ファンタジーというジャンルをを志向するからには、第一条件は何よりもまず、
いわゆる「スピリチュアル」な要素を持ってるかどうかなんだと思うよ。
我ながらアレな発言だけど。
それをどのように合理化するかは、二の次の話――というか、合理化するにも
センスがないと、お話がつまんなくなるよね。
神様の正体は未来人のスーパーコンピューターでした、みたいなオチ付けられると、
基本的に萎えるじゃん。
あと、お話の要素に魔法とかファンタジーな要素を入れてるのに、作者の熱が
入ってるのは人間ドラマだけとか。一般小説でいいじゃん、みたいな。
ジャンルとしての一般小説、歴史小説、SF小説からはしばしばこぼれ落ちてしまう
いわゆる「スピリチュアル」な要素(もっと他に言いようがないものかと我ながら思うが)を
正当に、リアリティを持って描いてもらうことを、ジャンルとしてのファンタジーには、
個人的には期待しているのですが。
作品に一貫した法則性が要求されるとしたら、あるまでそのいわゆる「スピリチュアル」
な要素にリアリティを持たすための、手段としてだと思うのだがなあ。
逆に言えば、個々の描写に迫力があるから不合理だけどファンタジーとしてはOK、
みたいな作品もあるような。
「鳥姫伝」なんかはネタの無節操さ、
ストーリーの都合のよさがすなわち作品中の法則となっていて
実に一貫している感じがしたぞ。
「論理的に一貫しているかどうか?」ではなく、
「非論理的であるありかたが一貫しているかどうか?」なんじゃないか。
>>463 その「スピリチュアル」というのは一般的には「世界観」という言葉で説明されてるかなあ。
ラノベやアニメで濫用されてるから、あまり使いたくないんだけど。
ジャンニ・ロダーリに言わせると「ファンタジーの二項式」*が成立しているもの?
ボルヘスに言わせると「火と代数」が両立しているもの?
「ファンタジーの二項式」*
何の関係もない二つのものをくっつけてみた際、ときおり現れるヘンテコで魅力的な組み合わせのこと
>>464 ごめんなさい。ジャンニ・ロダーリの「ファンタジーの二項式」もボルヘスの「火と代数」も
わかりません。「ファンタジーの文法」という本があるのですね。明日にでも買ってきます。
「スピリチュアル」については、深読みしていただく必要ないです……
最初、「超自然的な世界への憧れ」とか書こうとして躊躇して、他にもっと穏当な
表現はないかと考えて『いわゆる「スピリチュアル」な要素」』等としてみました。
ごめんなさい。俺はわりとアレ系なんだと思います。
最近ダンセイニの「妖精族のむすめ」を読んで、感動しました。
ファンタジーのセンスオブワンダーに溢れている感じでした。
ここにある、独特の超俗性こそがファンタジーの肝ではないかと考えている次第です。
それを自分なりに言語化したいのですが、「超自然的な世界への憧れ」くらいしか
フレーズが思いつかなくて……
>「論理的に一貫しているかどうか?」ではなく、
>「非論理的であるありかたが一貫しているかどうか?」なんじゃないか。
そういうことだと思います。作品を一貫する「非論理的であるありかた」、というところが、
特に重要だと思います。
論理的に一貫していることが重要なら、ゲームのリプレイはそれだけで優れたファンタジー
小説になり得るはずですが、事実はそうじゃないですものね。
ファンタジーというジャンルに固有のロマンを発生させる、特別な「非論理的であるありかた」
いうものがあるのだと思います。
スピリチュアルというとたしかにアレだが、
「異界への憧れ」とか言うと渋澤っぽくなるな
浅羽莢子さんが亡くなられたそうで…
タニス・リーも、ダイアナ・ウィン・ジョーンズも、「ゴーメンガースト」も
この人の訳で読んだよ。
スーザン・クーパーの「闇の闘い」シリーズ改訂版が出るのを
楽しみにしていたのに・゚・(ノД`)・゚・
468 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/26(火) 21:04:28
ファンタジー小説より神話辞典読む方が満足度高くない?
まじで??
470 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/26(火) 22:39:00
472 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/27(水) 03:17:25
ぐへ、まじじゃんかよ
えぇぇぇぇ?
もう「キラシャンドラ」シリーズの最終巻が読めないのか!
いや、生きていても訳してくれなかったとは思うが…
ともあれ合掌(-人-)
Truth In Fantasyとか読んだことある?
475 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/28(火) 22:51:41
最近サブリエルを読みました。
いたく気に入ったのですが、同じような系統の小説ありましたらお教えくださいませ。
476 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/05(火) 00:14:56
477 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/05(火) 01:30:33
>475
図書館であの分厚い本はよく目立ちますね
私も興味ありありなんですが、分厚いし重たいし借りようか迷ってます。面白いですか?
478 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/05(火) 21:26:16
大河ファンタジーで冒険物ではないものを探してます。
恋愛とか絡んだりしてるのが好きです。
一番すきなのはデルフィニア戦記
おすすめよろしくおねがいします
デルフィニア戦記が好きならここで聞くよりラノベ板行く方が
懸命だと思う。実際全然思い浮かばん・・・。
>>478 タニス・リーとかマキリップとかの女性作家を勧める。
ちょっと入手は難しいかもしれないけど、イルスの竪琴シリーズは
すばらしいよ。
481 :
478:2006/12/07(木) 01:44:20
>480
ありがとう
よんだことないシリーズだから探してみるよ
イルスはファンタジーだからダメなんじゃないか
デルフィニアってファンタジーというより戦記物だし
むしろ七王国とかのほうが
だが七王国に恋愛要素は皆無だ。よって要望に応えられてない。
あはあ、恋愛要素
ならばベルガリアード物語だね
485 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/18(月) 21:09:57
板違いかもしれませんが、C.S.ルイス関連のスレを検索しても見当たらなかったのでカキコします。
彼には児童向けファンタジー(実は宗教的著作の再話)『ナルニア国ものがたり』や、神秘主義的傾向の強いといわれる『顔を持つまで』・『スクリューテイプの手紙』等の著作がありますが、みなさんのオススメはありますか?
また、彼の一連の著作を、宗教もしくはファンタジーのいずれに含めるべきだと思いますか?
宗教とファンタジーという二項対立に賛成しないのでなんともいいようがない
487 :
485:2006/12/20(水) 17:03:28
遅レスですが、
>>486さん、ありがとうございます。
イルスの竪琴シリーズとドラゴンになった青年を復刊してほしいな。
イルスは一巻だけ持ってるんだけど続きが気になって木になって。
ドラゴンになった青年の方は続編のみ古本屋で随分前に入手したけど
前作未読なので読めない。
話の流れ読まなくて悪いが、「折れた魔剣」って新訳と旧訳で違いある?
無い。表紙だけ。
旧版の表紙は強烈だもんな
492 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/06(土) 01:39:39
http://ex17.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1168002031/ このスレで総力を挙げて以下の本の詳細を探しています
情報求む
ちなみに絶版になっていて、サイトにも情報が一切ないのですが、小説の存在自体が抹消されることってあるんですか?
132 :にんじん:2007/01/06(土) 01:10:49.54 ID:8zYKf4Vi0
1984 光文社文庫(折しも光文社文庫創刊の年だな)
村井鋭 「キズモノの夏」 としか分からんね
カバーが水彩画なんだけど、ちょっとラノベの表紙に載ってそうな感じの可愛らしい絵
あと異様なまでに夏の描写にこだわる
それと俺が打ち込んだ分のコピペがあれば
書籍板のこと、あっさり見つかるはず……な訳ないか、絶版だし
でもチャレンジする価値はあるでしょ
ネタはスレの外に持ち出すな
494 :
350:2007/01/19(金) 23:34:08
以前、「動物と人間の恋愛」を書いた物語を教えてくださいと聞いた
>>350です。
あれからいろいろと読んだり探したりしてみたのですが
(といっても読むの遅いのでローペースだったのですが…)
最近読んだ、「狐笛のかなた」というのが理想通りでした。
もうかなり前の話ですし、報告の必要もないかと思ったのですが
以前こちらでとても親身にレスしていただいたので報告だけでも書き込ませていただきます。
>>350にレスしてくださった皆さん、どうもありがとうございました。
>494=350
「狐笛のかなた」、自分も年末に読んで、
これっていつぞやの350さんの希望にぴったりだなあと思ってたよ!
児童書だから「恋愛」と呼ぶには淡い感じだけど、それだけに「純愛」だったよね。
振り返ってみると、ものすごくわがままな要望だよなw
>>350 狐笛を愛読してる児童書板住人ですが、
ポール・ゴーブル「野うまになったむすめ」「バッファローのむすめ」はどう?
絵本だけどじんと来るよ。
>>350=494
まだ見てますか?
「狐笛のかなた」がビンゴなら、むしろ漫画板で聞いたほうが
好みの話に出会える確率が高いかも。
とっさに「犬狼都市」やウルフガイシリーズが浮かんだ頭を切り替えて(w
思いつくままにあげてみます。
「黒龍とお茶を」 R・A・マカヴォイ
「蛍火の杜へ」 緑川ゆき
「すっくと狐」 吉川うたた
「隆子の心霊事件簿」 篠原千絵
「My Sweet Dragon」 榊ゆうか
相手人間形ですが、「月の船」 安孫子美和
「イリスの卵」 岡野史佳
質問です。
空に浮かぶ都市や城などが舞台の海外ファンタジーを探しているのですが、お勧めの作品はありますか?
500 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/16(金) 16:47:02
499です。
今のところガリヴァー旅行記が有力なんですけど、空に浮かぶ島以外の国にはあまり興味が無いので、買おうかどうか迷っています。
検索はしているんですが、それらしいものは全然見つかりません。
空に浮かぶ町を題材にした作品て少ないんですね。
随分前に読んだんで記憶が曖昧だけど
「崖の国の物語」(ポール・スチュアート)に空に浮かぶ都市サンタフラスクなるもの
が出てきたような…。
レスありがとうございます。
調べてみたら題名は『岸の国物語 森林をこえて』というそうですね。
でもアマゾンには売ってなかったです。
自分が住んでる町の本屋はどこもファンタジーの品揃えが良くないので、さらに望み薄です…。
さすがにガリヴァー旅行記ならあるでしょうけど…。
SFなら小松左京の「空中都市008」というのが新書ででているが…
>>502 え?アマゾンに売ってますよ?今見てきたけど自分は買えるっぽいですし…
1巻から7巻まで全部購入可能なようですが。
>>503 すみません、SFで日本となると、望んでいるのと真逆になってしまいます…。
>>504 ありました。「岸の国」とか「岸の国物語」で検索した時は引っ掛からなかったんです。携帯だからか…?
しかしこれは表紙が派手ですね。
指輪物語や失楽園のような格調高いものを読みたいんですが、この本もそういう感じですか?
>>505 あ〜じゃあ止めといたがいいかも。「崖の国物語」。
言うたって所詮児童文学だし、ローファンタジーだから。
507 :
505:2007/02/17(土) 18:39:30
そうですか…。
なかなか思い通りにはいかないものですね。
またいろいろググってみます。
ロダーリ「猫とともに去りぬ」が最近読んだ中では出色
ふと気になったのですが、中世ヨーロッパがモデルと思われるファンタジー世界の
宗教は何故多神教が多いのでしょうか。
実際はかなり早い段階でキリスト教に駆逐されたのに。
ファンタジーだからじゃね?
>>510 大正解。
ファンタジー世界と現実世界を同一にする必要は無い。ていうかそんな事したら
ファンタジー世界の意味がない。
キリスト教圏では多神教の世界というのが
まさに不思議世界だった。
十字架が蔓延する前は多神教だったり自然崇拝だったりしたから、
そういうのがあるのは分かっているが、それでもやっぱり不思議世界だった。
一神、というか二元論的な世界観のファンタジーだってあるけどね
>509
手っ取り早い異世界描写だからじゃないかな?
多神教設定多いけど、ギリシャ神話やゲルマン神話並に人間を翻弄する神々のやり取りが面白い話って、
なかなかないよな。
「ぺガーナの神々」がいい感じなぐらいじゃない?
普通は多神教つっても人間視点だから、あんまり表に出てこないよな。
インドや中国の古典にはそういうのがあるらしいが、
いかんせん漏れは未読なので…
マハーバーラタやラーマーヤナなんかも結構面白い。
「二剣士」が好きで、この板見て「夏の樹」と「コナン」にもハマったんだけど何か他に似たようなのないかな?
「エルリック」は耽美すぎてダメだった。
「夏の樹」とはまた渋いセレクトで。
(お願いだから続編訳してくだされ、井辻女史…)
骨太&人間のダークな部分を描いてる作品がお好みと見た。
ラノベだけど「ルナル・サーガ」はどうだろう。
1,2巻はいい翻訳を読んでるような感じだった。
見つかるか分からないけどケイン・サーガ。
女版二剣士ってことでマーセデス・ラッキーの「ヴァルデマール年代記」。
アイスウィンド・サーガなんてどうだろう
D&D小説の中じゃ一番ヒロイックな感じだし
523 :
519:2007/02/23(金) 11:13:46
どれもすぐ買って読めないなw
メモっておいて古本屋巡ってみます。ありがとう!
ついでに質問なんだが、オンライン古書店って利用してる?
Amazonのマケプレは品揃えはいいんだが、まとめ買いしにくい。
やっぱり、地道に古書店巡りした方が確実なのかな。
>>523 使ってるよ
特定の店じゃなくて、代引きかコンビニ払いができる所だけね
>>523 ごめん、アイスウィンドサーガは復刊したから簡単に手に入ると思ってたんだが
今自分でも調べてみたらもうアマゾンで2巻しか在庫無かったのね
3巻はなんかアホみたいな値段ついてるし・・・
古本屋が多い地域に住んでいるおかげで古本屋巡りは日常になってるけれど
どうしても手に入らないものはオンライン古書店使ってるな
やっぱり在庫量の関係でマケプレの利用率が一番高い
526 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/11(日) 01:15:24
どうも、>499です。
結局ガリヴァー旅行記を読んでみたんですけど、やはり期待していたものとは違いました。これはこれで良い作品でしたけどね。
それにしても、ググってもヒットするのはウェブ小説やラノベばかり、たまに洋モノがヒットしてもSFや子供向けだったり、空に浮かぶ町が物語の主要な舞台じゃないのには閉口しました。
恐らく、少なくとも邦訳が出ているもので、自分が求めているような本は無いんでしょうね。
527 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/15(木) 20:37:49
動物とかの言葉がわかる人物が主人公の作品で、面白いやつないですかね?
東京創元社からロビン・ホブの<ファーシーアの一族>シリーズ。
529 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/17(土) 20:28:21
児童向けだけど、ドリトル先生
きき耳ずきん
「妖女サイベルの呼び声」マジおすすめ。
見つかればだけどアンドレ・ノートン「ビーストマスター」
>>499 空に浮かぶのとはちょっと違うが、
「ティンカー」は月面(エルフの住む世界)に移動してしまった街が舞台。
月に一度だけ地球とつながる。
533 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/20(火) 02:25:57
質問です。
約10年前、マザー・グースをモチーフにしたファンタジーを
児童図書館で読んだのですが、タイトルを失念してしまいました。
願わくば再び読んでみたいので、該当する作品を教えてください。
・主人公は女の子。
・物語中盤、主人公は人形に変身してしまう。
・舞台は船の上。
・多数の動物がキャラクターとして登場。
・キャラクターの可愛らしさとは裏腹に、残酷さを秘めた展開。
・たびたび、マザーグースが引用される。
粗筋は覚えていませんが、
だいたいこんな特徴の物語だったと思います。
>>534 ありがとう。どうやらその本です。
さっそく、古書店を漁ってみます。
>531
もっと見付けにくい「猫と狐と洗い熊」もありますけど、w
「ビーストマスター」のほうが面白いですね。
538 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/24(土) 00:26:24
戦う女性が主人公のファンタジーが読みたいんだけど、
なかなかいいのが見つからない。
あり得ないほど強くてほとんど無傷で物語を終えるのとか、
余り強くはなくここぞという時は男に助けてもらう、でもやっぱりほとんど無傷、
ってのが多い。
男が主人公ならガンガン負傷するし、ある程度助けなしで物語を終わらせるんだが。
少なくとも女性が男性よりも動きが鋭いということはあり得ないんだから、
その辺を踏まえた現実的なのってないんだろうか…。
う〜ん…バーバラ・ハンブリーの「ダールワス・サーガ」
なんかどうだろ。
「精霊の守り人」を勧めよう
30代女戦士が主人公のオリエンタルファンタジーで並行世界ものだ
>>538 ホークミストレス(ダーコーヴァ年代記)
>>538 マーセデス・ラッキーのタルマ&ケスリーのシリーズ
タルマはガンガン怪我をする。w
543 :
538:2007/03/24(土) 15:15:10
>>539-542 レスサンクス!早速本屋で探してみるよ。
海外の作品が多いのには何となく納得。
洋物では女性の登場人物も結構シビアに扱われているのに対し、
日本の作品では女性キャラクターは割と特別扱いが多い気がする。
上で言ったように、あまり痛い目に合わなかったり、異様に強かったり。
エリザベス・A・リン「冬の狼」も絶版でさえなければお勧めなんだがなー
貸してあげたいよ。
545 :
543:2007/03/28(水) 20:21:06
546 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/29(木) 00:04:47
本屋の書棚を我が物顔に占拠するロバート・ジョーダンの「時の車輪」。
全部読んだ人っているの?
読むに値するの?
俺は最初の200ページで挫折したんだが…。
描写がくどすぎて進行が遅すぎる…。
ハイ、自分は今のところ全部読んでる。
少なくともグインよりは面白いし先が気になる。
まぁ、好きなファンタジーの部類に入るかな。
すみません、スタージョンのスレはこちらにありますか?
549 :
546:2007/03/29(木) 17:30:42
>>547 そうか。俺は正確には260ページまで読んだ。
しかし主人公たちはまだ村を旅立ってすらいない。
こんな展開の遅さでは先が思いやられる、
そう感じて読むのをやめた。
>>549 いいんじゃないの、それで。人の感性なんてそれぞれだし。
自分は面白いとは思うけどそれを強制できないし。
自分に合うファンタジーを見つければいいと思います。
どんな本でも「楽しんだもの勝ち」だと思うな。
「時の車輪」は2冊目まで読んで、俺にとっては楽しくない事を確認した。
残念な事にこの本や「真実の剣」は、俺のすきなジョージ・R・R・マーティンやデイヴィッド・エディングスとは、何かが違うみたいだ。
552 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/18(水) 23:30:59
ファンタジー漫画でオススメありますか?
ベルセルクやアモンサーガみたいに絵が綺麗なので
少女漫画なしでお願いします。
マルチすんなボケ
554 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/19(木) 20:04:54
ドラゴンクエスト列伝ロトの紋章
ドラゴンクエストダイの大冒険
死ね
556 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/23(月) 01:46:39
557 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/24(火) 16:27:31
ダークタワーを久しぶりに読もうと、第三部を買った。けど久しぶりすぎて『カ』の定義を思い出せない(第二部以前は手元にない)。誰か第二部までで『カ』はどのように説明されていたかを教えてください。
幻想文学(げんそうぶんがく )
超自然的な事象を題材とする文学の総称。
架空の世界の出来事を題材にした文学作品の総称。
幻想的な文学作品。
現在「幻想文学」と称される多くの海外作品の翻訳、紹介が
稲垣足穂、種村季弘、澁澤龍彦、荒俣宏などによって行われた経緯から、
日本語における「幻想文学」という用法にはこれら作家の持つ高踏的なイメージが反映されている。
したがって、ある作品が「幻想文学」という用語を冠される場合には
文学的に見るべき要素があり商業的ファンタジー作品ではないという主張がこめられていることがある。
または、本邦唯一の幻想文学専門誌「幻想文学」。67号をもって終刊となる。
559 :
558:2007/04/24(火) 17:52:17
正直、定義論やっても意味ないと思うのね。
文学やファンタジーとの関わりを見出そうとすると
どうしてもそれぞれのサブジャンルの一つになっちゃう。
「幻想文学」という名称で特定の作家群が想起され、
「ファンタジー」と一緒くたにされると嫌な「幻想文学」読者がいる、
という現状を説明するのが一番合理的なのでは。
>または、本邦唯一の幻想文学専門誌「幻想文学」。67号をもって終刊となる。
エエエエェェェェェェェ!!!
こんな雑誌は他に無いのに。
俺もたまにしか買わないけど。
561 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/25(水) 17:13:33
>>558 巧いなぁ。実際、「ハリー・ポッター」や「指輪物語」も
ファンタジイの一作品でしかないわけだしね。
日本では、エンターテインメントを志向するものをファンタジーノベル、
純文学を志向するものを幻想文学と称する傾向がある、
というようなイメージだ。
563 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/05/02(水) 19:27:41
「ルテラ・サーガ」(三角隼人) てどんなかんじですか?
ネットでもあらすじや感想とか見つからないんだけど
簡単な感想でも教えて欲しい
漆黒の肌、金色の髪、そして額に屹立する三本の角。
あれは何者だ?人か?魔か?それとも…?万雷の歓声のもと、コロシアムにその勇姿を現す若き異形の剣闘士ギャメル。
常勝の英雄・不敗の勇士・無敵の鬼神…。
あらゆる賛辞に彩られ、向かうところ敵なしの彼の前に、最大の強敵が立ちふさがる。
「龍人族だと?よし、受けて立ってやる!」黄金色の虹彩が闘志に燃え、虹色の光を帯びた。
「三本角(みいつ)の男 のちに世界を制覇する」
漆黒の肌、金色の髪、そして額に屹立する三本の角。
あれは何者だ? 人か? 魔か? それとも……?
流星のごとく現れた英雄ギャメル
大長編ファンタジーここに始まる
↑ルテラ・サーガ あらすじ
俺は563ではないが、ありがとう。
君のおかげでこの本を買わなくてすんだ、感謝する。
その勢いならギャメル奥義、鬱金烏龍拳も欲しかったな
ヤシの実洗剤だね。
CMソングを憶えているけど、今でも売っているのかな。
ナテラ、私は美しい だっけ?
>570
それは、い〜おんな〜ぁ。w
572 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/05/05(土) 13:27:12
セプティマスヒープ の続きって出てないんですか?
異世界物で、最近のラノベにありがちな「ごく平凡な主人公が突如巻き込まれて……!?」的なものじゃなく、
リアル世界が絡まないファンタジーって無いですかね?
思い当たるのはスレイヤーズくらいなんですが、どうも個人的にあの作品は見てて小恥ずかしいので。
>>573 もしラノベでそういうのが読みたいなら、ラノベ板で訊いた方がいいかも。
あと、もうちょっと好みを付け加えた方が、勧める方も勧めやすいと思うよ。
>>573 >リアル世界が絡まないファンタジー
それだけが条件なら、スレイヤーズと同時期の少年向けラノベの大多数が当てはまる
少女向けは知らない
ファンタジーだと思って買った本がBLだった。すぐに捨てた。
BLを掴まずにすむ方法を誰か教えて下さい。
>>576 口がへの字ででかい、
そういう顔の優男のカバー絵は避ける。
知らなかった。そうなのか。
そんなことは気にもとめていなかった。
感謝する。(576)
エルフやドワーフが出てくるファンタジー小説を教えてください
ネットで調べたのですが指輪、ドラゴンライダー、時の車輪しか見つけられなかった
583 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/07(木) 10:44:04
幻想文学ってなんですか?
ファンタジーやホラーとは違うのですかね
明確な定義論者には反対されるような言い方なんだけど、
幻想的な、と言い換えると分かりやすいかと。
>>583 澁澤龍彦とか稲垣足穂とか倉橋由美子とか山尾悠子とか、
新し目の作家なら川上弘美や笙野頼子なんかが幻想文学かなーと思う。
> 川上弘美や笙野頼子
でもこの二人は幻想文学評論家とかからは無視されてますよね
幻想的な文学
文学的な幻想小説(ファンタジー)
雑談質問スレから誘導されてきました。
タニス・リーのスレ落ちたようですがその後の
行方をご存知の方いらしたら教えて下さい。
次スレらしきものも見当たらないですが、
どっかに統合されたとかでしょうか?
宜しくお願いします。
591 :
588:2007/06/14(木) 00:03:37
>589-590
有難うございます。
海賊話読んできました。
現状この板にスレないなら立てたいのはやまやまですが
当方ただいま規制中のぢおん者。携帯から立ててもテンプレ貼れませんので
立ててもいいものか迷いまして…。
592 :
誘導:2007/06/14(木) 01:15:46
>592
ありがとうございます!
助かります!!
594 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/07/10(火) 21:41:23
「残留思念」という言葉の出典についてわかる方いますでしょうか?
うろ覚えながら確かSF作家の造語だったと思うのですが、
検索などしてもわかりませんでした。
よろしくお願いします。
residual thoughtあたりの訳語じゃないの。
なるほど
>>594 初出かどうかしらんけど、この言葉が使われた有名なSFとしては「幻魔大戦」があるな。
突然ですが、マリオン・ジマー・ブラッドリーの3部作「聖なる森の家」の
ラストってその後の「アヴァロンの霧」シリーズへ続く話ですよね?
この「聖なる〜」のラストってハッピーエンディングなんですか?
ガイウスとエイランはどうなるんでしょうか?
どなたかご存知でしたら、教えていただけませんか?
古い本といっても、いきなりネタバレ要求ってのは...
とりあえず、ググったらこういう紹介が。
『聖なる森の家』三巻目です。
内部から崩れゆくローマ帝国と、反乱の勢力が増して行くブリテン。
もはや誰にも止められない時代の歯車の中で、ガイウスとエイランの悲恋は、ついにクライマックスへ。
でも、これは終わりではありません。<マーリン>の予言にあった、ガイウスとエイランの血を引く者、
すなわち龍(ドラゴン=ブリテン人)と鷲(イーグル=ローマ人)の血を継ぐ者が、
やがてブリテンの宗主となり、物語は『アヴァロンの霧』へと繋がっていくのです。
598です。ありがとうございました。
宇月原晴明作品について語るスレってありませんか
少年少女達で旅に出る本ってないですか
漠然としすぎていて分かりません。
>>602 児童文学しか思いつかないが
・十五少年漂流記
・ナルニア国シリーズ
2分間の冒険
606 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/29(月) 22:46:44
盛り上がらないねぇ。
とりあえず、CSルイスの別世界物語を買いました。
神学SFというのがどんなものか楽しみだヽ(´∞`)ノ
607 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/06(木) 01:50:06
アーサー王物語が突然読みたくなったんだが、どの本を読んだらいい?
ゆっくり読んでいくつもりなんで、
分量多くてもきちんと各エピソードが網羅されてるのがいいんだけど。
トマス・マロリー著、井村君江訳『アーサー王物語』全5巻
が定番では。未読だから面白いかどうかは知らない。スマン。
609 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/08(土) 19:34:53
グローランサーオルタナティブ終わりましたー、
話が超熱いって聞いてたけどほんと感動もんですあれは。
まだやってないって人がいればおすすめ。
ダウンロード方法
☆FOMA900シリーズ/ソフトバンク/
「EZトップページ」→「ゲーム」→「RPG」→「アトラスweb site」→「グローランサーオルタナティブ」
ドワーフやエルフやトロールやゴブリンが出てくる作品ご教授願います。
既読作品:ドラゴンランス・指輪物語・ロードス
TRPG系の小説だったらたいがいでてくんじゃね?
エピックファンタジーがどうのラノベはどうのとうるさく無さそうなんで、ソードワールドシリーズでも勧めておくか。
612 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/14(金) 15:47:16
主従愛がベースになってるファンタジー冒険譚って
ないでしょうか?
男性上位でも女性上位でも構わないですが、
いろいろ冒険したり敵と戦ったりして最終的には
二人の愛には何者も敵わないぜ!
みたいなオチになるようなもの。
あったらお願いします。
主従愛ってのも、「二人の愛」になるのか...
とりあえず、腐女子系なら「デルフィニア戦記」だと思う。
もう読んでるだろうけど。
>>613 あああすみません。
別に男男ではなく、男主人×女従者、女主人×男従者で
恋愛兼主従愛みたいなのが読みたかったんですが…。
デルフィニア戦記は読んだことないのですが、腐女子系?なんでしょうか。
腐女子系は苦手なのでパスしたいです。あとだしすみません。
>>614 うーん、エディングスのエレニア記、タムール記なんかは?
若い女王様と中年騎士の物語。
616 :
613:2007/12/16(日) 01:18:05
>614
作者が腐女子系出身なだけで、ストーリーはそれほどアレでも。
普通に読んで面白いよ。
主人公が少女なのに無敵で恋愛しないので、普通の恋愛要素は少ないけど、
男女共に、友情、主従系は結構入ってる。
アニタ・ブレイクのシリーズはどうだろう。
男のヴァンパイアと女性のヴァンパイアハンターの恋愛(?)共闘物。
「十字の刻印を持つふたり」が第一巻。
そういや、先月出た、扶桑社のサンシャイン&ヴァンパイアも、共闘物だなあ。
ハーレクインっぽさはこっちの方が少ないかな。
主従ってのは限定されるなぁ。
ファンタジーといえるか微妙なんですが……
RPGだと、樹が話の主役になっているものが多い気がします。
聖剣伝説のマナの樹や、何のゲームかは忘れたんですがユグドラシルの樹、とか。
そうした樹=神聖なもの、あるいは樹=力のあるもの、
としてとらえる物語のルーツって何なんでしょうか?
ご存じの方いましたら教えてください。
その手のゲームの場合は北欧神話の「ユグドラシルの樹」が元とみていいよ。
北欧神話自体は、10〜11世紀頃にキリスト教の影響を受けて記録されたから、
記録される以前の形態は不明。
ギリシアローマ神話にある「若返りのリンゴ」、聖書にある知恵の木の実、
この辺は関連してるかも。
ドルイド教なんかの影響はどうなんだろうか。詳しい人に任せよう。
単純に考えれば、樹木は、秋に葉を落として冬には枯れたようになりながら
春には大地から力を得て復活するから、生命の象徴と
とらえたんだろうと思う。
そのまんまユグドラシル
北欧神話の世界樹
誰かターナーの金枝の絵を知らぬ者があろ うか。
フレイザーの「金枝編」は当然ふまえておくべきだと思う俺は、もちろんまっとうな社会人ではない。w
樹を神聖視する事自体は世界各地にあってルーツが何とはっきり分かるものでもないんじゃないのかね?知らんけど
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴-王冠-∴∴∴∴
∴∴┏━┛┃┗━┓∴∴
∴理解┳━╋━┳知恵∴
∴∴┃┗┓┃┏┛┃∴∴
∴∴力━╋╋╋━慈悲∴
∴∴┃─┗羊┛─┃∴∴
∴∴┃─┏大┓─┃∴∴
∴栄光━┻╋┻━勝利∴
∴∴┗┳基╋盤┳┛∴∴
∴∴∴┗┓┃┏┛∴∴∴
∴∴∴∴-王国-∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
山尾悠子のラピスラズリを読み、硬質な幻想小説をもっと読みたくなったけれど、しかし彼女の本は手に入れ難くかつ高いので、同系統で同じ位もしくはより硬質な幻想作家の本でも……
と思うのですが、和洋中のいずれでも構いませんのでお勧めはありませんか?
>>623 ジェフリー・フォードの「白い果実」「記憶の書」。
ああすいません書き忘れてました。白い果実は購入済みです
>>623 幻想文学なら澁澤龍彦かイタロ・カルヴィーノが面白い。
627 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/19(水) 01:02:46
>>623 古典ならホフマン、ネルヴァル、ブルガーコフは必読かと
あとはグラックとかマンディアルグとかシュペルヴィエルとかのシュルレアリスム系
>>626 カルウ゛ィーノは良いですね。とは言えあれは硬いでしょうか?
足穂は好きなくせに澁澤はなんとなく敬遠してたんですけど、今度何か一冊買ってみます。
>>627 古典はさっぱりです。とりあえずググってみます。
そう言えば、話は脱線しますが、文学界掲載の円城塔「つぎの著者につづく」が、部分的にですが私の好きな硬い幻想小説風で良かったです。
とは言え、ちりばめられたネタにしろ小説の粗筋・思考実験にしろ読者に求めるスペックが高すぎました。半分もわかりませんでした。面白かったですけども。
こういう小説は他にあるんですかね。理系幻想小説もしくは思考実験小説とでも言いますか。小説自体に仕掛けをするような、理知的な奇想の過程を描いた小説と言うか――とにもかくにも惹かれます。
ここまで書いて何ですが、SFがまさにそれかもしれません。
澁澤龍彦で1冊なら、高丘親王航海記あたりがおすすめか。
和の幻想文学なら泉鏡花かな。
ラテン文学のボルヘスとガルシア・マルケスもいいか。
ドグラ・マグラも好きそうかな?
>小説自体に仕掛けをするような、理知的な奇想
と言われてオススメするのは難しいな。
最初からしかけがある事が分かってると面白さが半減しそう。
SFというか実験小説と呼ばれるものの方が近いかもしれない。
もちろんSFにも冷たい方程式のような思考実験的なものはあるが。
630 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/19(水) 04:53:53
>>612 ラノベだけど「砂漠の花」をおすすめする。
女王と近衛隊長だったかな。男のストイックさに萌えた。
良いですね良いですね。ラテン文学は超短編から入った口で、モンテローソに痺れた経験があります。
泉鏡花は文の読みにくさと幻想的な雰囲気・面白さが切り離せない結果、読むのに時間がかかってしまうので、敬遠しがちですね。
高丘探してみます。
実験小説ですか。なるほど。いやしかし改めて考えてみると、ただ単に頭の良い理系人間の書く論理に淫した奇想が読みたい――もっと先鋭化するなら「円城塔の作品が読みたい」というだけの様な気がします。円城塔が日本で唯一とも思えないんですけどね。
作家開拓の為にもっと広く言えば、SF的な設定が何も無い実験小説という事なのかもしれません。もしくは、物語が構造の付属であるような小説――と言ってしまえばそれこそ実験小説ですね。実物は全然欲しい物と違うのにチラシでは瓜二つに見えると言った感じですか。
すいません眠い為に文も思考もまとまりません。寝ます。
>>631 スレどころか板違いな気もするが、ほかにおすすめでは
ジョン・バース『キマイラ』ギリシャ神話を題材に2つ、千夜一夜から1つからなる短編集「語ることについての小説」
スティーヴ・エリクソン『ルブコン・ビーチ』『黒い時計の旅』他 都市生活者のマジックリアリズム
二人とも文系人間だが。
633 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/01/08(火) 04:58:01
634 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/01/08(火) 23:22:17
「ルーンの子供たち」って本、呼んでいる方がいれば感想を頂けないでしょうか?
めずらしく硬派な幻想文学の話題が出ましたな。
マルセル・シュオブ「モネルの書」
デヴィッド・ブルックス「迷宮都市」
アンナ・カヴァン「氷」
などはいかがでしょう。新刊では手に入らないかもですが。
636 :
第7回集計人:2008/01/11(金) 21:35:43
637 :
第7回集計人:2008/01/15(火) 00:10:56
638 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/03(日) 13:11:14
架空の世界を舞台にした古典文学ってありますか?
神話
古典文学の「古典」というのが、
いつの時代からを指すのか
架空の世界ってのが、「誰にとっての」架空なのか?
ってのが気になるが、
「志怪」「神話の世界」を架空とするのならいっぱいあるよー
中国の「聊斎志異」とか、日本だと上田秋成の「雨月物語」とかー
欧米だとシラノ・ド・ベルジュラックの「月と太陽諸国の滑稽譚」とか
(荒俣宏先生が「岩波文庫は『幻想文学』の宝庫だ」とむかしいってたっけなー)
カヴァン「氷」はもうすぐ復刊されるでー。待ってな。
最初から架空である事が前提になっている古典文学ならバニヤンの「天路歴程」とか、
スィフトの「ガリバー旅行記」あたりになるんじゃね。
ロランの歌やベオウルフのような叙事詩は、当時は半分事実もしくは史実として聞いてそうだしね。
もっとも
>>640が言うように架空=フィクションってのが何をさすのかが肝心だけどね。
岩波文庫についてはボルヘスとかカルヴィーノとかあるからすごいと思う。
カンタベリーとかオイレンシュピーゲルのような中世物の古典もそろってるし。
なんつうかね、岩波書店における文庫の位置付けには、
個人的には権威主義が強すぎてきもいもんがあると、かねがね。
だから自分は、そこにはっきりとしたメリット(訳の質とか
解説だとか)がない限りは、他社で出ているものはそちらを選ぶ。
別に、嫌っているというほどでもないんだけど。
はいはい、スレチ、スレチ
>>644 >>1 >スレッドをたてるまでもない雑談や疑問・質問・独り言等何でもOK。
だから独り言をあくまで続けてしまうわたくしですがw
同時代ライブラリーなんてまさにそうじゃん?
伝統と格式ある岩波文庫に、現代作家の作品なんか相応しくない!
…でも自分のとこで出した単行本の文庫化を、他所に持っていかれるのも
気分わりーってなもんで。あれは本当に笑った。エンデのとか買ったけど、
いつのまにやら終了してて、背に腹はでか、現代文庫とやらに化けてたが。
あれ、版型が文庫よりちょっとだけ大きいんだよな。ホントもうね、アホかとw
コストよりも、誰にとっても何の意味もない、糞つまんねープライド優先。
出ている本は好きだし左翼アレルギーも全くないだが、なーんかね、少し寒い。
んで、せっかくだから質問に答えるかたちでまとめるなら
俺の一押しは『ガリヴァー旅行記』(スウィフト/岩波文庫w)。
あれはふつーにおもろいよ、素っ頓狂な筋立てに滑稽味、
グロテスク(精神的に)でなおかつ、とってもにおばか。サイコーww
648 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/04(月) 01:48:35
>>638です。皆さんレスありがとうございます。
自分が想定する古典は、おおざっぱに17世紀までです。
架空の世界とは、現実の土地や団体が存在しない世界だと考えています。「登場しない」ではなくて「存在しない」です。
現代のファンタジーだとそういうのも珍しくないんですけどね。
なので『ベーオウルフ』も『ガリヴァー旅行記』も現実が舞台だと考えています。『月と太陽諸国の滑稽譚』と『天路歴程』も興味はありますが…。
工エエェェ(;´д`)ェェエエ工工
「ガリヴァー旅行記」は、「現実」に属するのかあ…
確かに船医ガリヴァーが、架空国に赴くのは現実の社会からなんだが…
ということは、
>>648氏の質問は
「17世紀以前にハイ・ファンタジーはあるか?」ってこと?
あるのかなあ?ミルトンの「失楽園」には、「アダムとイヴ」、「エデンの園」という
我々人類の延長上である世界があるわけで…
650 :
638:2008/02/04(月) 10:04:15
あ、そういう事です。なので失楽園もアウトです…。
やっぱり無いですかね。
>>650 ないな。
>>651 ハイファンタジーの代表「指輪物語」にしても
第四紀は人間の時代ということで、我々の住む地球の前史だと見る意見もある。
ナルニアも並行世界として我々の住む世界が出てくる。
オズもコナンもどっかで現実とリンクしてくる。
視野をSFに広げてもデューンは未来だし、スターウォーズに至っては過去だ。
つまり、並行世界としてすら我々の住む世界が登場しない、
完全に完結したセカンダリーワールドそのものの数が「文学」方面では非常に少ない。
今思いつくので「ゲド戦記」くらいじゃないか?
ただしD&Dノベライズを端緒として、ライトノベルではそれが一分野を構成するほど多い。
「オネアミスの翼」をはじめとするアニメでも結構あるかな。
>>652 ゲド戦記位しか思いつかんって…それはファンタジー読んで無さすぎ。
海外のハイファンはほとんどこっちとリンクしてないのばっかりだと思うが。
なあ、その基準だと、人間の形をした登場人物や「犬」「茅葺き屋根」「パン」みたいな固有名詞は、ありなのか?
なしだろ
となると正直そんな小説無理じゃね?
作中の文化や倫理、価値観、造形、その他諸々に絶対にこちらのものが混入しちゃうぞ
それですっきり
新しい太陽の書シリーズだと
「馬」はこっちにいる馬とまったく似ても似つかぬ形状してるけど
馬と同じ用途に使ってるから「馬」って書いてる
っていってた
659 :
656:2008/02/04(月) 20:44:37
もしかして、現在を基準にしてそこより過去もしくは未来であると明記されてたらダメってことか?
あと秘境・他惑星など、連続する空間に地球が存在する世界もな。
つーわけで「連続する時空に我々の住む世界が登場しない」でFA
さらに一歩踏み込めば
>>652の言う
>並行世界としてすら我々の住む世界が登場しない、
>完全に完結したセカンダリーワールド
さらに
>>654となると小説が成り立たないんでこの辺が限度だろ。
だけど例えば「桃太郎」の世界は「我々の住む世界」といえるのだろうか?
662 :
第7回集計人:2008/02/15(金) 19:20:24
663 :
第7回集計人:2008/02/16(土) 20:52:18
>>661 「昔々あるところに」というのは、「過去にあった事実として話すが、その真贋や細部を問うな」
ってことだよなあ…。
また、当時昔話を語る人たちと我々では、ものの見方も違うし…
(中世〜江戸時代の農民にとり、中国やポルトガルも鬼が島とかわらんだろうし…)
「アリとキリギリス」で、キリギリスがヴァイオリン弾いてたりする絵があるんだが
あれは、「我々が住む世界」と違うパラレルワールドなのかなあ…。
665 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/24(日) 05:26:28
666 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/05/03(土) 22:11:58
すみません。
以前図書館のヤングアダルトコーナーで面白そうなファンタジー小説を見つけたのですが
タイトル、著者名を控え忘れて、思い出せなくなってしまいましたorz
以下の特徴からもしや……という小説があったら教えてもらえませんか?
ググってもみましたがそれらしき小説は見つかりませんでした。
よろしくお願いします
・角の生えた馬(ユニコーンだと思うが作中では別名義だったと思う)が主役
・人間が出てこない完全な異世界が舞台
・海外翻訳もの
・確か3巻以上の続き物
>>667 それです!!!!
あーすっきりした。早速図書館で予約しました。ありがとうございました。
5 3 6 1 4 0 5 5 8 6
2 7 1 6 8 1 8 4 2 8
5 1 5 2 4 6 3 5 6 0
1 0 5 1 6 7 4 3 4 2
5 5 8 2 4 2 2 8 3 4
架空世界や古代、中世ではなく
現代を舞台にしたドラゴンが出てくる小説はありませんか?
できれば洋物で。
『黒龍とお茶を』という作品がありますが
これは中国の龍でメ欄ので。
西洋のドラゴンが出てくるもので何かないかなと思いまして。
実在の歴史上の人物や出来事がでてくるファンタジー小説はありませんか?
パラレルワールドとかじゃなく現実の世界に魔法や妖精などがからんでくるような作品で
中世ヨーロッパあたりが舞台のものをお願いします。
>>670 ぶっちゃけ、西洋ファンタジー小説 ドラゴン
あたりの単語でくぐれば腐るほど出てくると思う。
>>672 異世界ファンタジーなら出てくるんですが
現代を舞台にしたものが見つからなくて。
何か知りませんか?
674 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/05/19(月) 00:25:10
>>673 クリス ダレーシーの本は?「龍のすむ家」「龍のすむ家(2) 氷の伝説」「龍の伝説(3) 炎の星」
の三部作。
他にはレベッカ ラップの「孤島のドラゴン」とか、ヨアンナ・ルドニャンスカ「竜の年」とか
コルネーリア・フンケの「竜の騎士」とか…が今思い浮かんだ。現代が舞台ってことで児童書が多いけど
抵抗が無ければ読んでみては。
>>674 ありがとうございます。
「龍のすむ家」に大変惹かれました!読んでみます。
ほかの本も読んでみようと思います。
676 :
名無しは無慈な夜の女王:2008/05/19(月) 08:51:42
>>671 ティム・パワーズはどうですか。
「アヌビスの門」
ヴィクトリア朝の大英帝国を揺るがす大事件。ワーズワース、コールリッジ、
バイロンなどの有名人が出てきます。
「石の夢」
こちらもバイロンや「フランケンシュタイン」の作者メアリー・シェリーらが
吸血鬼のからんだ事件に巻き込まれていきます。
「幻影の航海」
18世紀が舞台で黒髭やジャック・スパロウなど実在の海賊が出てくる海洋
冒険ファンタジー
それからキャサリン・ネヴィル「8」
現代の事件と過去の出来事が交錯していく話ですが過去は18世紀フランスの
有名人が多数出てきます。
>>671 未読なのでご期待に添えるかどうか断言は出来ないが
[テメレア戦記] I 気高き王家の翼 ナオミ・ノヴィク
史実をベースに、海を越え大陸をまたぐドラゴンとその騎士の大活躍を描いた、
夢あふれる壮大な歴史ファンタジー・シリーズ
ということらしい
678 :
671:2008/05/19(月) 18:42:06
>>671 「太陽の王と月の妖獣」ただしSF。時は17世紀で舞台はヴェルサイユ。
680 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/05/28(水) 23:35:17
宮部みゆきの「ブレイブ・ストーリー」のようなファンタジー小説ってありませんか?
ある日、突然別の世界が現れた……みたいなシチュエーションが好きです。
主人公は少年がいいです。
よろしければ、ご紹介お願いします。
『はてしない物語』ミヒャエル・エンデ
682 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/05/31(土) 20:49:31
ロバート・ブロックのドラゴンものファンタジー(ハヤカワ文庫?のアンソロジー集に収録)はブロックにしては珍しくほのぼのとして好印象だった。
タイトルは失念したが。
再版してくれんかのう。
版ちがいなら誘導願います。
民話の延長のような、比較的地味な話の本がありましたら教えてください。
各国の民話、神話、日本の古典、千夜一夜あたりは大体読みました。
翻訳もの、もしくは、日本人作家なら戦前のものが希望です。
好みの作家は、ガルシア・マルケス、ダンセイニ、ブラッドベリ、泉鏡花、幸田露伴。
作家による完全な創作ものではないのですが、好みの本は、現代民話考(松谷みよこ)、
幻獣辞典(ボルヘス)、金枝篇、歴史(ヘロドトス)。
版ちがいって、初版本以外認めないとかそういうコレクター的なアレですか?
どうせ遠野物語とか読んでいるだろうから、「送り雛は瑠璃色の」なぞ冗談にすすめてみる。
もしくは各都道府県図書館や市立図書館にかならず置かれてるであろう、土着民話集を旅をしながら読んでまわるとか。
民話ゆかりの土地を訪れ、そこの古老とかから地元の伝説を話してもらうとか民話好きの極致だろうな。
海外のに関しては、岩波の民話集とかも読んでる?
カルヴィーノのイタリア民話集とかは面白いよね。
『中国怪奇物語』駒田信二、『パンチャタントラ物語』、深沢七郎、
夷斎の『おとしばなし集』、どうせ読んでるだろうが芥川や上田秋成、
中島敦、それとここはSF板なんで筒井の『イリヤ・ムウロメツ』も一応。
あと、ちくま文庫のケルトものとか。
でもこれもどうせ読んでるかw
かつてSF板だったものにファンタジー板とホラー板が合流したんじゃなかったっけ?
フィクションの中でも、不思議の度合いが高いジャンルを総合的に扱う板と思っていたんだが。
688 :
683:2008/06/03(火) 23:45:38
レスありがとうございます。
普通のフィクションではイロモノ扱い、
SF、ファンタジー、ホラーという個々の分野の中では物足りない、
その程度の不思議度の本が好みなので、どの板で聞けばいいのやら。
でも、ダンセイニ、ブラッドベリ、泉鏡花あたりなら、この板でもいいのかと。
あ、ちなみに版は不問です。
そんなような本を出している岩波文庫、東洋文庫は結構手をだしていると思います。
チェックが甘いのは筑摩や、単発で出版されているハードカバーものでしょうか。
雨月、遠野、怪談は入手済みです。
紹介してもらっておきながら申し訳ないのですが、
戦後の日本人作家のフィクションは生理的に苦手です。
誰にも同意してもらえないのですが、読んでいて粘度のようなものを感じます。
689 :
683:2008/06/04(水) 00:26:20
民話の延長のような、というのは、例えば世界を救う系のような
いわゆる「壮大なスケールで描く」と評される類の話ではなく、
もう少しこじんまりとしたものという意味が近いかもしれません。
うまく説明できませんが、日常に紛れ込む少し不思議を穏やかに受け入れる話、
または、少し不思議が日常に許容される世界の話、という感じでしょうか。
民話、神話もすきなのですが、最近倦怠感ありになってきて
目先を変えたいなと。
>日常に紛れ込む少し不思議を穏やかに受け入れる話
だったらシマックだ、『大きな前庭』。SFでもあるしww
>>689 スティーブ・エリクソン(『黒い時計の旅』他)はどうかな?
都市型のマジックリアリズム、もう一つのアメリカを見る幻視者。
あと淡々とってのとはけっこう違うけど、
『 ジャッキー、巨人を退治する!』とか。日常と隣り合わせの妖精界。
>>683です。ありがとうございます。
シマックの短編、黒い時計の旅はいけそうな感じですね。
ジャッキー、巨人を退治するは、テンションがオクターブ高いかもw
これから検討してみます。
>>693 民話のくくりから離れてもいいのなら、スティーブン・ミルハウザーの
短編集なんかどうだろう、「バーナム博物館」とか
あと上でも出てるけどカルヴィーノはいいね
ベタだけどサキの短編集はどうかなあ
サラゴサ手稿は結局どうなったのか。
出版されることそれ自体が幻想なのか。
創元なら発表から一年は覚悟しなきゃ
うんにゃ、もう10年以上経ってら
2週間書き込みなし
この板じゃ普通だろ。
馬鹿か?けのゴミクズウンコ野郎
最近ゲームのオブリビオンやってファンタジー読みたくなったんだけどお勧めないかな
住人が嫌らしくて利己的な奴が多い世界のものが読みたい
一見さわやかな話なんだけど真相はドロドロした人間関係が・・・みたいな展開きぼん
上の条件に全然当てはまらないけど、過去に読んだものはベルガリアードとザンス
これは二つとも面白かった。特に初期のザンス
マーティンの「氷と炎の歌」。
ドロドロのぐちゃぐちゃですよw
かなら長い話で未完結ですが、のんびりとどうぞ。
>>702 サンクス!
こんなに早くレス来ると思わなかったよ
文庫版買ってみる。ぐっちゃぐちゃ楽しみだわ
>702
ホブのファーシーアの一族シリーズ
かなり暗いけど、一見さわやか実はどろどろ?
706 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/01(金) 06:41:01
昔読んだファンタジーが最近読み返したくなって
探しているんだけど、タイトルも作者もわからない・・・
ちょっとひねくれた性格の主人公が、同じくひねくれた感じの妖精と旅をする話。
最後、塔かなんかを目指していた気がする。
現25の私が中学生だから、10年くらい前に既に出ていた翻訳もののはずなんだけれど。
出来る限りで探してみたんだけど、何分妖精だの塔だの、ファンタジーにありがちなキーワードばかりで
中々辿り着けない。もし思いつく本があったら教えてもらえませんか?
せめて妖精の名前だけでも思い出せればもっと探しやすいんだけどなぁ・・・
>>706 主人公がペチカ、妖精がフィツなら、
『童話物語』 向山貴彦著
内容の違う版が二つあって、1997年スタジオエトセトラ・1999年幻冬舎。
それじゃないなら上のリンクのスレのが早いとオモ。
>>707さん
こんなスレッドもあったんですね・・・知りませんでした。
わざわざ教えてくださってありがとうございます。
>>708さん
あああ!!それです!!早速探して読みたいと思います。
スレ違いにも関わらず、お二人とも親切に教えてくださって、
本当に感謝感謝です。ありがとうございました。
710 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/26(火) 16:57:41
外国人作家の作ったFTの設定を、後世の作家が綻びが出ないように延々と設定追加し続けてるようなのがあった気がするんですが、知ってる方いますか?
そんなん沢山ある
クトゥルーかね
クトゥルーだな
くるうるう
言葉の定義の質問なんですが、登場人物はいわゆるフツーの人で
魔法とか変な生き物とかは出てこなくても、世界観とか世界設定が虚構なものは
ファンタジーと呼べるのでしょうか?例えばエロゲのoneみたいな
>715
呼べる。
例えば、ふつーの人が普通に生活してるけど、舞台はスペースコロニーでした。
というのはSFになる。
まあ、ホントに普通の生活だと舞台を変える必要はなくなるから、それなりのガジェットだの、
オチだのは必要になるけどね。
まあ、心に傷を負ったイケメンホストが云々という虚構世界はどうだか知らんが。
717 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/05(金) 20:33:14
Franz Kafkaはファンタジーなのだろうか?
不条理とファンタジーはちがうんじゃねえの
そうなんだよな。
ホラーとか不条理が大きく穴を開けてるんだよなあ。
カテゴリなんてはっきりとした境界線を持ってるわけじゃないからね
721 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/13(土) 12:11:26
色々な方向から一つの作品を見ればいいんだよ。
不条理はカテゴリじゃなくてモチーフでしょ。
普通小説で扱われることもあれば(例、カミュ)
幻想小説で扱われることもある(例、カフカ)。
>>715 世界観とか世界設定が「現実とかけ離れて」いればファンタジーだよ。
現実と似ていて地名や社会体制が異なる程度であれば、普通小説
724 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/26(金) 22:22:51
アーバン・ファンタジーでお薦めがあればぜひ教えて欲しい!
主人公が超常的なものに翻弄される話しが好きだ
最近読んだ中では、ロブ・サーマンの『夜に彷徨うもの』とかが面白かった
よろしくお願いします
そら、カフカじゃ。
>>715 守り人シリーズがまさにそんな感じだと思う
ファンタジー本ではないのですが、教えてください。
1〜2年ぐらい前だと思うのですが
ファンタジー百科?みたいなのを本屋で見かけました。
かちっとした単行本ではなく、ムック本だったと思います。
いろいろなファンタジー本の紹介みたいな本でした。
名前調べようとアマゾンで調べたら
ファンタジーだけで死にそうなぐらい引っかかりました。
どなたかご存知でしたら教えてください。
ちなみに十二国記は載ってました。
728 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/11/25(火) 10:34:35
放置状態なのでちょっとあげます。
>>726 亀レスですまないが、守り人シリーズは精霊(異界の存在)が出てくるし
呪術も使ってるし、ごくオーソドックスなファンタジーじゃないだろうか。
登場人物が普通の人ばっかりでも、
たとえば空からしょっちゅうお菓子が降ってくるというような
現実にありえない設定ならファンタジーと言えると思う。
やだ〜それ困る。太るし。
中公のノベルズってあんま話題にならんね。特に翻訳のほう。
俺もラッキーのシリーズしか買ってないんだが
他のはどうなんだろ。へったクソな同人絵みたいなイラストが嫌で
読む気が失せるんだよな。内容が面白かったら読んでみたいんだが。
>>732 Cノベの翻訳は時々ガチホモにぶち当たるのでびびるんだぜ
>>724で名前が出てる「夜に彷徨うもの」は
話しは結構おもしろかったが文章に癖がありすぎ
駄目な人はとことん駄目だと思うので強くは薦められない
とりあえず「キリス・キリン」と「ナイトランナー」は
ガチホモなので気を付けろ。それ以外はたぶん大丈夫。
あと翻訳の拙さは松岡ゆうこりん並みというかw
そこまで酷くなくても早川とか創元のレベルと比べると
本を投げたくなる読みにくさなので注意。
つか、最近Cノベ翻訳の出版数が少なくなった所を見ると
(そして書店にも殆ど置いてないところを見ると)
売れてないんじゃね?
そのうち翻訳シリーズは無くなるんじゃないかなー。
735 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/02(金) 15:09:19
上げましておめでとうございます。
736 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/19(月) 02:29:20
J・グレゴリィ・キイズの
「錬金術師の魔砲」が好きなんだが
読んだ人います?
737 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/01/24(土) 21:53:29
昨年末にでた丸楠早逸「怒矮夫風雲録 闇の覇者」ソフトバンククリエイティブがおもしろい!
怒矮夫ってドワーフの当て字。怖いもの見たさで呼んでみたけど、ノンストップだった。
738 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/09(月) 20:33:44
>>727 もしかしてこれかな?この中で紹介されている「古王国記」を「十二国記」と覚え間違えたんじゃないの?
ファンタジーブックガイド ブックマン社
<紹介されている本>
「ダレン・シャン」
「魔法少女レイチェル」
「ダークエルフ物語」
「ハウルの動く城」
カワイイ女ドワーフの出てくる小説・漫画・ゲームはありますか?
レッド・ドワーフっていい作品やったねw
クイーンズブレイドのユーミルって何だよあれ?wwwwwww
いいぞもっとやれ。
742 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/10(日) 21:46:50
ラフィク・シャミ関連スレをご存知の方いらっしゃったら
誘導していただけないでしょうか
他板も含めて探したんですが見付けられなくて
無かったらスレ立てようと思うんですが
需要あるでしょうか?
743 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/06/07(日) 03:39:09
「最後のユニコーン」の新しい翻訳が出るのか。。
須永朝彦氏について近況等ご存知の方いますか?
幻想文学が廃刊になってしまって、HPも無いようなので。
宜しくお願いします。
スレチなら誘導お願いいたします。
>>745 ありがとうございます。
中高年【東殿下と幻想文学の仲間たち21】パワー!のスレではよくわかりませんでしたので。
文芸板で聞いてみます!
747 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/08/16(日) 10:12:19
ハリポタの次によいのは?
C.A.スミス「ゾティーク幻妖怪異譚」創元推理文庫 (2009/08/31)
復刊された「イルーニュの巨人」も良かったから、凄い楽しみです。
SF初心者これだけは読んどけ!スレのFT的質問はこのスレでもOKでしょうか?
最近読書そのものから遠ざかっていたので
どっぷり異世界のお話にはまり込みたいと思っています。
↑のスレの質問テンプレを改変して希望を書き出ます。
1.どのような作品を読みたいのかなるべく詳しく教えてください。
海外の作品で全体的に耽美なもの
(主人公は美形で不幸なほうがいいですが優先度低です)
西洋中世的な剣や鎧や魔法の世界なもの
完結しているもの
2.今までに読んだFT本は何冊くらいですか?
平たい地球、エルリック・サーガ、ダークソード、ナルニアくらいです。
3.その中で面白いと思った作者・タイトルを教えてください。
一番はタニス・リーの平たい地球シリーズ
エルリック・サーガは昔、表紙買いして途中SFっぽくなった部分が残念でした
4.FT以外で好きな小説のジャンルは?
千夜一夜物語をいまちまちま集めています
5.FT以外のジャンルで好きな作者は?
江戸川乱歩 谷崎潤一郎
6.嫌いな作家・ジャンルがあれば教えてください。
7.こういう作品はNG、というものがあれば教えてください。
SF、吸血鬼、ジュブナイル、日本人作家の作品、コミカルなもの
くだけすぎた感じの文章も苦手です
かなり偏った希望ですが
もしお勧めがあれば紹介よろしくお願いします。
>>751さんお勧めありがとうございます
すぐにレスがいただけるとは思っていなかったので大変うれしいです
ウィーヴワールドは早速注文しました
魔法のカーペットということはアラビア風なんでしょうか
紹介ページにはダークファンタジーとあり
バートン版の千夜一夜物語も好きなので楽しみです
エルリックサーガについては続編はまったく知りませんでした
私が持っているものは全六巻で主人公がアレされて笛がなって終わりなのですが
続編というのは平行世界のお話ということなんでしょうか?
紹介いただいたページでは設定もかなり違っているようで少し混乱しています
>>752 エルリック新シリーズについては読んでからのお楽しみということで…
>>750にはエルリックの分身たる他のチャンピオン(コルム、エレコーゼ、ホークムーン)については
触れられていなかったのだけど読まれておられないのだろうか?
これ等姉妹編も復刻されていて、ヒロイック色が強く劇中でエルリックと行動を共にしたりするので
一読の価値はあるかと。
ウィーヴワールドに興味を持っていただけたようで何より。
英国リヴァプールからはじまるこの物語は残念ながらアラビア風というものではないけれど
物語自体もさることながら文章の美しさも自信をもってお勧めできる。
後、早川の「フェアリー・テール」もいいかな。
アメリカの田舎に引っ越してきた一家が妖精と出会う話。
メルヘンチックなものではなくホラー色がやや強め。妖精王やワイルド・ハントがモチーフ。
>>750 エルリックサーガは、エターナルチャンピオンシリーズという大きなシリーズの一部で他に
>>753が触れてる
残り3人の「戦士」のサーガと、4戦士が一堂に会するブラス城年代記がある。ただし、SF的要素も盛り込まれてる
ので趣味が分かれるところ。コルムサーガは、特に後半3巻はケルト神話をモチーフにしててどっぷりファンタジー。
どっぷり異世界の代表と言えば指輪物語。それ以前を描いているシルマリルの物語は神々とエルフ族が一緒に大戦争を繰り広げる話。
指輪は、あまりにも定番すぎて逆に嫌という話もあるだろうが、架空の言語体系などあそこまで作りこまれてる世界も稀。
他に、短編中心となるが、クラーク・アシュトン・スミスやロード・ダンセイニも相当濃い世界を描いている。
剣や魔法のアクション多目なら、ファファード&グレイマウザーシリーズもいいのではないだろうか。
まあ、一話完結ということで、R・E・ハワードのコナンシリーズも捨て難し。
> 江戸川乱歩 谷崎潤一郎
てことはゴーメンガーストあたりもいけそうな
気が
しないでもない
要ると思うなら自己責任で立てろ。
うんこは幻想的な造形
>>761 乙。自分ももっと参加するようにするよ。
あせらずにな。
先日書き込みをさせていただいた750です。
いろいろ紹介していただいたのにきちんとお礼ができなくてすみませんでした。
あれからとりあえずエルリックの続編とフォンベック、コルム、エコレーゼ
そして谷崎っぽいとのことでゴーメンガーストのシリーズを購入しました。
(ほとんどの本がとても分厚くて箱を開けて少し驚きました)
今はウィーヴワールドを読み返しながらクラーク・アシュトン・スミスを読んでます。
ウィーヴワールドは三姉妹(特にイマコラータ)のキャラクターが強烈でいいですね。
フーガの住人の言葉にも読み返すたびにいろんな解釈ができて面白いです。
クラーク・アシュトン・スミスの短編集は耽美で幻想的でほぼ理想そのままです。
江戸川乱歩のような雰囲気があると思いました。
ほかに紹介いただいた本も上記の本が読み終わり次第挑戦しようと思っています。
コナン表紙がマッチョですが…がんばります。
本当に有難うございました。
クラーク・アシュトン・スミス気に入ってもらえたようでよかった。
ファンタジーという言葉より、幻想怪奇という言葉が似合うよね。
>764
ゴーメンガースト、谷崎っぽくはない… ごめん
>750を読んだ時からずっと思ってたんだけど
小説じゃないし海外じゃないんだが、
リー好きとか 美形不幸 とか魔法世界とかそのへんで
なんか「鉄錆廃園」というマンガが向いてるようなないような気がしてた
まあリクエストの基本から外れてるわけだが…
通りすがりの俺は反省している。
750氏はなんて真摯にファンタジーしているのだ。
俺は「なんかいまいちだけど、まぁいいか」とか思いながら乱読してきた。俺は汚れちまったなぁ。
まぁウィーヴワールドとクラーク・アシュトン・スミスが気に入った時点で、750氏はこの板に大勢いる「ちょっと危ない人」の一人だけど。w
750氏は「希望通りのファンタジー小説を紹介するスレ」 は知っているのだろうか?
>767
>757-763
すぐ上のやりとりくらい読めよ…
みるからにウザそうな奴だからいいよ
最近マキリップが翻訳続いてるのは何故なんだ。
サイベルも再版されたし。「茨文字の秘密」は結構おもろかった。
771 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/11/18(水) 04:59:34
無性、中性、両性のジェンダーの人達が登場する作品を探しています。
指向は和洋中問わず幻想文学やアングラな作品も好きなので特に問いません。
今まで、上記のジェンダー関係で読んだものは
・万物理論/グレッグ・イーガン
・闇の左手/アーシュラ・K・ル・グィン
・ゼウスの檻/上田早夕里
・ヴィーナス・プラスX/シオドア・スタージョン
・女装の剣士シュヴァリエ・デオンの生涯/窪田 般弥
・仮想の騎士/ 斉藤直子
・神聖受胎/澁澤龍彦
・信長―あるいは戴冠せるアンドロギュヌス/宇月原 晴明
・沼地のある森を抜けて/梨木 香歩
・両性具有迷宮/西澤保彦
・ヘルマフロディテの体温/小島てるみ
・桐生操
です。
他におすすめの小説はありませんでしょうか?
神々自身で決まりっしょ。
あ、カードの『反逆の星』も。ハインラインで云えば『宇宙の孤児』的な
部分も多いんでひと選びそうだが。ヴァーリイも性転換ネタ多し。
アルテミスファウル面白いな。まだ2巻までしか読んでないが
スレには名前挙がってないがここの住人にとって物足りなかったりするの?
>>775 なるほど
レーザーやら機械仕掛けの羽やら出てきて
しかも使ってるのが妖精だからここの人なら好きだろうなと思ったがそうなのか
ファンタジー小説をあまり読んだことがないのだけれど、
もののけ姫やうたわれるもののような和風ファンタジーの小説を知りませんか?
日本神話や侍・忍者・陰陽師みたいな朝廷・幕府中心の中央からみた日本史じゃなくて、民族・土着的なもの
>>777 ムーンドラゴンなどどうでしょう
主人公は都で一花咲かせたい若者
都に出たは良いがその日暮らしの日々
そんな時一人の僧から夢の中の龍を釣ってみないかと聞かれる
民族・土着的かは判断しかねるがジャパニーズファンタジーでは面白いと思う
どうも
読んでみます
780 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/02/12(金) 02:01:39
>>777 『空色勾玉』荻原規子
チェックしてみてください
題名が思い出せないので知っている方がいたら教えてください
外国文学
シリーズもの
赤い髪の少女が表紙の巻がある
主人公はかつて魔法使いだった
オッドアイ
竜と目を交換する
誰かと記憶を交換する
お願いします
徹底的に人類臭さを消したハイファンタジーなんてありませんかね?
「ガンバの冒険」とか?
786 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
>>783 デヴィッド・リンゼイ『アルクトゥールスへの旅』