【勝手に】銀河英雄伝説IF物語【妄想】2

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1名無しは無慈悲な夜の女王
※ネタ供給のお約束(仮)
 銀英伝の好きな場面からIFを想定して、自由にストーリーを創作して下さい。
 1〜2レスの短編から数十レスの長編まで 好きなペースで自由に書いてください。
 連続レス間に他レスが入ってもいい様に、作者名orタイトルはストーリーごとに統一してください。
 
※その他
 突っ込み歓迎、荒らし煽り厨房はスルーで。
 できるだけ【sage進行】でお願いします。
 面白い創作webのリンクなどを貼りたいときは直リン厳禁で。
銀英伝人名録
ttp://www.linkclub.or.jp/〜suno/charactor.html
2名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/21 00:44
本スレ
銀河英雄伝説15
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1085897806/
質問スレ
銀河英雄伝説素朴な疑問VOL.5
http://book2.2ch.net/test/read.cgi/sf/1078528221/l50
厳選ネタスレ(なのか?)
銀河英雄伝説を「映像の世紀」風に
http://book2.2ch.net/test/read.cgi/sf/1037107862/l50
この度、帝国量への侵攻が決定した・・・!
http://book2.2ch.net/test/read.cgi/sf/1035777306/l50
3名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/21 00:46
前スレ
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1081305188/
まとめサイト
ttp://www.geocities.jp/sukekota/

#213氏と264氏の神の発言には尊敬の意を!
またーりいきませう。
銀河英雄伝説 ループネタ専用隔離スレ
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1082173907/
銀河英雄伝説の固有名詞を日本語にしてみる
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1061656992/

>>1乙。
>>1乙。
質問スレ
銀河英雄伝説素朴な疑問 VOL8
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1086929451/l50
7名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/21 13:50
新スレage
8名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/21 15:42
憂国騎士団vs竜堂4兄弟 とか 門閥貴族vs(略
とかのネタは既出ですか?

「マヴァール」と「アルスラーン」とか、「西風」と「自転地球儀」とかの
方がいいなあ。
キルヒアイス。
はい。
あの継体天皇に可能だったことが、俺に不可能だと思うか。大丈夫誰もいない。
ラインハルト様、その様なことを口にされては。
大丈夫だ。キルヒアイス、お前だけだ。どうだ、不可能だと思うか。
(やるかもしれない、この人なら)
一緒に来い、キルヒアイス。二人で皇室を手に入れるんだ。
皇室を手にお入れください、ラインハルト様。そして…。


キルヒアイス!
はい。
俺は皇室を手に入れることができると思うか。
ラインハルト様以外の何者に、それが叶いましょう。
>>10
せめてラインハルト、キルヒアイスを日本人にしてくれw
「回廊の戦い」の後、ヤンが暗殺されなかったらのIF。

どんな感じになるかなあ。

盛り上げる所が、色目の叛乱始末くらいしか無いような…。
まずラインハルトとヤンの二度目の会見があるわな。
ユリアン相手の時よりも穏やかにコトは進むだろう。
ラインハルトの死後がメインになるとか。
状況にもよるけどヤンが活躍するとしたどう出るか。
茶坊主帝国元帥としてラインハルトの話相手をするヤンとか。
もはや戦争も無く、平和な時が過ぎ
「護民官」に就任するヤン・ウェンリー。

皇帝は、彼と職務上の話がこじれると、戦略シミュレーションで決着を付ける
事を常としていた。
ちなみに、皇帝の勝率、通算で2割程度。

「皇帝病」の発病による、死を目前とした状況においても、護民官に対し「頼
む、もう一勝負だ」と明るい笑顔で言い放ち、周囲の嗚咽を誘ったという。

尚、護民官は、一切手加減せず叩きのめした。
>>16
最後の文に笑った。やっぱ話にオチは必要ですね・・・(汗
前スレの教授、居酒屋の話もっとひねればよかった
18264 ◆X4sTWrpuic :04/07/23 14:02
この時点でメックリンガーは知るよしも無かったが、ヤンとイゼルローン方面軍主力は既にその二日前、ウルヴァシーに急行していた。
その為この時点でイゼルローン回廊にいたのは、パエッタの第3艦隊の一部とフィッシャーの第13艦隊、掻き集めた警備艦艇など1隻万余だった。メックリンガー艦隊の約半数である。
フリートアドミラルズ要塞に駐留していたパエッタは、直ちに自ら旗艦パトロクロスに座乗して出撃した。イゼルローンのフィッシャーも呼応して出撃している。
彼は艦隊を要塞側面に拘置し、要塞の火力と防御力を主用しつつ包囲に陥る事は避ける、とのオーソドックスな戦術を採る構えだった。
メックリンガーとしても、たかだか2万程度の兵力で無理が利くとも思っていない。いきおい、両軍は距離を置いて対峙する形となった。
・・・要塞から艦隊を引き離してまず撃滅し、後は包囲に入れば良いのでは。
誰でも考えそうな策ではあったが、一応メックリンガーはそれを実行してはみた。しかしパエッタはその誘いに乗らず、要塞の側を離れなかった。
19名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/23 14:08
お、ついに戦端が開かれましたね。
まずはメックリンガーvsパエッタ&フィッシャーの回廊での小競り合い
ですか。
質問スレ
銀河英雄伝説素朴な疑問 Vol.9
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1090428309/l50
>>16
イイ(・∀・)
帝国議会が出来たときには、帝政ローマのように、皇帝・議会による法による統治が実現できるのでしょうか?
でも、カイザー・ラインハルトには民を守る使命感があるので護民官は必要ないかもしれませんね。

すれ違いっぽいのでsage



264君、きみの作品をいつも楽しみにしているよ。ここでも頑張ってくれたまえ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         /,r''"        、ヽ、ミ、l i, ヾ ノ ヽ
       /, '"     ィr'⌒`''ー- 、ヾL}リノツツハ
       //    //        '('゙( ̄`Y }
      //  ,、-''゙ ノ!          `   |ミ|
      / /    / ノ  ,,..             ト;|
      ∨ ,r‐ 、 ,ニ-ァ'          ..::   |'リ
      レ! ⌒ゝヽ7   ,、-ニ三゙'=:、     _,z=、「
      {/| l′〈 l彡   <´-tェァッ `'ヽ  ,f,,ニ,ン/
      ヾ'、ヽ、「 ''´ ,!   `-,` ̄'" '"  ゙ト¨´.::|
      ,リ^\_;   '、         .: |   ,'
       レリ´ |    ':,      ,.ィ  ,: |  ./
      ,ィj^`′l,      ,.    ` -ニン′/
     /〈 ゙、  い,    ` `''-=─---r' ゙ /
    /   ゙、 \ ゙、\  .;   ー-`二´ /
   /    ゙、  ヽ、\ `ヽ、'、     ̄ /′
        \  `ヽ、  ヾ、     _;'
         \   `''ー- 、 ̄ ̄「ヾ'ー- 、_
          l\      `>'‐-、ヽ   `''ー- 、_
>>21

善政、或いは暴政の発生阻止を永続化させる為には、独裁者の個性に頼らない、
制度による保証と、その制度自体が撤廃や改悪されない為の権力の分立が必要
なのですよ。
2421:04/07/24 07:38
>>23
それをしたら皇帝親政の銀河帝国でなくなってしまうんじゃ?
すべての権力が皇帝に集中する帝国、ってのがラインハルトの理想かと思いました。
25名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/24 12:59
つまり、ラインハルト(=作者)の理想の政治体制は、主体思想と
ほぼ同等なのですよ。
>すべての権力が皇帝に集中する帝国、ってのがラインハルトの理想かと
思いました

「立憲制に移行するならそれもよし。最も賢明な者が銀河を治めれば良いのだ」
って意味のことを、いまわの際に言ってました。

彼は思想的に専制や独裁を信奉していた訳ではなく、自分個人がやりたいように
やりたかっただけではないかと思います。

自分が健在な状況でも、彼が全幅の信頼と尊敬を置き得る人間(或いは制度)で
あるなら、護民官でも帝国宰相でも、或いは立法議会や独立した司法府でも認め
たのでは。
27名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/26 07:15
保守
素朴な疑問に書いたネタだが、せっかくだからこっちにも投下。

ラインハルトが幼年学校に行かず、士官学校から軍人生活を始めていたら、
その後どうなったろうな。

アスターテの時点で、金髪と赤毛は少尉か中尉。既に疾風は謀殺されてる。
イゼは同盟がどうにかしているとして、皇帝崩御、ブラ公とリ侯が内戦。
同盟介入。
同盟がリ侯につき、成り行きで、ヤンの指揮下に金髪と赤毛が出向。


あと、多感な10代前半を民間で過ごしたお陰で、金髪の性格が、もう少し
フツーになってるとか。
29264 ◆X4sTWrpuic :04/07/27 11:52
もとより、パエッタは勇気も判断力も水準以上に持っている指揮官で、経験も豊富である。
問題は彼がその時代に生まれてしまったと言うことだった。リン・パオやブルース・アッシュビーが強力なリーダーシップを発揮して他の提督達を統率していた時代に生を受けていたなら、彼は優秀な艦隊司令官として名を残せたのかも知れない。
つまり、彼はあくまで戦場の名指揮官であり、せいぜい戦域レベルの初歩あたりまでで物事を判断するタイプの指揮官だった。
それを称して彼の限界というのは簡単だが、しかしやはりその最大の不幸は彼を使う立場の指揮官に人材を欠いたことだろう。
そう、彼は総司令官として力量を発揮するタイプではなかった。彼は優れた部将というべき人物だった。
そしてそのキャリアの最後になって、彼はようやく優れた統率者を与えられたのだった。
30264 ◆X4sTWrpuic :04/07/27 12:04
そういう意味で、ヤンが彼に確固たる方針を与え、かつその上でのフリーハンドを許したのは理想的な展開だった。
パエッタという一徹で頑固な男にとって、それが最も素直に命に服することができ、プライドも傷つかない。
一方、メックリンガーという男は戦略的センスにも優れた、視野の広い指揮官だった。
戦略と戦術の双方を理解するという意味では双璧に匹敵するものがあり、参謀として戦域レベル以上で戦争のデザインをする能力においてはラインハルトやロイエンタールと釣り合うのは帝国でも彼しかいなかったろう。
しかしそれが戦場の名将たり得るかとなると話は別だった。全てを総攬する半神の如き宰相が軍の先頭に立つ今の帝国においては、彼のようなスタッフ型の軍人はどちらかと言えば不遇だった。
この、いわば対照的な二人の対決となったイゼルローン攻防戦は、その二人がそれぞれ本質的には攻防逆位置に立つ展開になっている。
31264 ◆X4sTWrpuic :04/07/27 14:59
後に「パエッタのバックハンド・ブロウ」と呼ばれることになる戦闘は、こうして状況が膠着しかけた時に起きた。

11月18日、メックリンガーは二度目の陽動作戦を開始した。
敵艦隊が二つの要塞に分駐していることを察知した彼は、まずガイエスブルグ(フリートアドミラルズ)要塞の艦隊を誘い出し、敵の動きを見ようと考えたのだった。
出動したパエッタの第3艦隊は短時間の交戦の後イゼルローン方面に後退した。数的に劣勢であることを考えれば自然な判断だった。
メックリンガーはしばし躊躇した。
・・・このまま要塞攻略に掛かるか、それとも機動戦力の排除を考えるべきか?
結局、彼は常道を取った。要塞は後回しにして、第3艦隊を追撃したのである。
第3艦隊はイゼルローン要塞内に逃げ込む構えを見せた。援護しようと、フィッシャーの第13艦隊が出動してくる。
32264 ◆X4sTWrpuic :04/07/27 15:00
メックリンガーが待っていたのはこの瞬間だった。
・・・どのみち、一撃で敵を屠る事はできない。ならば隙を衝いて、少ないリスクでダメージを蓄積していくべきだ。
突出してくる第13艦隊を捕捉しようとメックリンガー艦隊は包囲陣に移行する。
しかしフィッシャーはメックリンガーとの交戦を避け、要塞から離れる進路を取った。
・・・おかしい、これでは味方の退却を支援することなど・・・?
ここまで考えた所で、彼は失敗に気づいた。
・・・誘い込まれたのはこちらだったか!
これがビッテンフェルトのような猪突猛進見敵必殺を旨とする指揮官だったら、遮二無二パエッタを追撃して敵に打撃を与えていただろう。
しかし、メックリンガーは巧緻であろうとしすぎた。綺麗に戦おうとしすぎた、との評もある。
パエッタは回れ右をして反撃に転じる。距離を置いて回頭したフィッシャーも、断続的な攻撃でメックリンガーを圧迫する。

33264 ◆X4sTWrpuic :04/07/27 15:10
直ちに後退したいのはやまやまだったが、メックリンガーはそうしなかった。トゥール・ハンマーを恐れたのだった。
・・・血路を開くことは可能だろうが、艦隊が密集しすぎるとあれを撃ってくるだろう・・・!
実のところ、パエッタも要塞司令官のシェーンコップも、それは考えていなかった。敵味方が混淆した、あるいは混淆の可能性がある状態では使えない、と考えていたからだった。
ひどく常識的な判断で、それ以上でも以下でもなかったが、メックリンガーは先を読みすぎていた。彼はなまじ広い視野に恵まれていただけに、物事を深く先まで考えすぎるきらいがあったらしい。
数に劣る敵に要塞に押し込まれるように圧迫され、敵艦隊のみならず要塞からの砲火まで浴びたメックリンガー艦隊は、結局包囲から離脱するまでに2000隻弱を失う痛手を受けた。
後にパエッタはこう語っている。
「ただ単純なことを、単純にやっただけだ。敵は勝手に深読みしてくれたらしい」
この言葉を伝え聞いたメックリンガーはただ苦笑したというが、それはそれでパエッタという男が、明確な方針のもとでの戦闘指揮には十分秀でていたことを証明する戦闘ではあったろう。
パエッタキターーー!!。

なんか、パエッタはつぼです。
パエッタVSレンネンカンプ。
オーソドックスな名勝負になりそうで、見てみたいですね。


          , -''" ̄  ̄``丶、
        , -'"           `ー 、
      /       く〉  ____   ヽ
     /       _,、‐'´ ̄\``丶、`−、}
     i     , -r'::::::::::    `'‐、 `'‐ Y
     ヽ__, -''"オリ::::::_:::…     `−、 !
       {彡彡彡リ:::::::::::`''ー..、, j  ‥ } リ
      i彡f´ヽ j:::::::::、亡fィェ:::`i rュテ`'レ'
      1川 ({ lリ:::   ゞ   U |「~´ f´!
      {廾ハ ヽ:::ヽ     r i ゝ  ,!ノ
      リ川i>ー1::::!  ィ   `'='´   l
      {从ク:::l:::l:::   .ー‥ー- 、,  l 出番だ・・・
     _`Y´:::::::\     ==   ,'
    /   ̄`''ー-、,:::\         /
    /        ̄ヽ`−、_  /
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                |`'' ー┬ト-v     |


結局、同盟持ち上げて帝国落としたいだけか。
なんだかな。
IFで「原典以上に強い帝国」っておもろいか?
ヤンVS帝国だけじゃ、ツマンネ。
やっぱ、ほかの人にも頑張って欲しい。

264氏頑張れ。
IFで「原典以上に強い同盟」だって面白くも何ともない。

原作でたいして能力があるとは描かれてなかったキャラを能力が
あるように改造して、帝国負かして喜んでるだけじゃん。
結局は筆力の問題か
ひねくれアンチの露悪趣味か
のどちらかだと思うのだが。
42264 ◆X4sTWrpuic :04/07/30 10:33
イゼルローンの戦況が膠着していた頃、フェザーン回廊方面でも戦機が熟しつつあった。

11月20日、ヤン率いるイゼルローン方面軍主力はウルヴァシーに到着、艦隊主力と合流した。
この時点で、この方面の同盟軍の陣容は以下の通りとなっている。
・統合作戦本部直轄(シトレ元帥)5000隻、旗艦アイアース
・第5艦隊(ビュコック大将)18000隻、旗艦リオ・グランデ
・第7艦隊(ファーレンハイト中将)13000隻、旗艦レオニダスU
・イゼルローン方面艦隊(ヤン大将)17000隻、旗艦ヒューベリオン
ほぼ定数の三個艦隊に相当する53000隻が、事実上同盟に残された最後の決戦兵力だった。
各司令官は翌21日、ウルヴァシー基地に係留され本部施設替わりになっているアイアースに参集した。その席の冒頭、シトレはこう宣言した。
「今回の会戦は掛け値無しの決戦になる。よって、私も前線に立つ事にした」
一同がどよめく。歴史上、統合作戦本部長が陣頭指揮を執った例など無い。
「実戦の指揮は宇宙艦隊司令長官たるビュコック大将の職掌だからそれを侵す気はないが、ここで座って眺めているつもりもない」
反論は無しだ、そう無言で威圧するように周囲を睨め回す。一同は苦笑と共にそれを受け入れるしかなかった。
「・・・では、作戦内容の説明に入ろう」
困ったような、おかしいような表情を引き締め、ビュコックが頷くと立ち上がった。
「敵の兵力はフェザーンとの連絡が途絶えているので詳細は不明だが、パエッタ提督からの連絡ではあちらに向けた兵力は2万程度というから、まず7万乃至9万程度と見て良かろう」
「・・・我が軍の1.5倍、それ以上か・・・」
「守勢の利があるとはいえ、劣勢は覆いがたい。だが、それでも我らはやらねばならぬでな」
そう言いつつ、しかし楽しそうにビュコックは笑う。
「・・・最後にこの面々で戦えて、わしは何かこう、嬉しいでな」
頭を掻きながら、老人は何故か照れたようにそう言った。
43264 ◆X4sTWrpuic :04/07/30 10:57
「それで、だが」
咳払いを一つ。ビュコックは話を続ける。
「戦線中央正面に、我が第5艦隊を配置する。シトレ元帥、あなたにもお付き合い願いますぞ・・・一兵でも惜しいですからな」
シトレは苦笑して片手を挙げる。
「イゼルローン艦隊は左翼に位置し、適宜戦局に対応して貰う。普通にこう言えば行き当たりばったりにしかならんが、貴官なら問題なかろう」
「諒解です。せいぜい知恵を絞りますよ」
「第7艦隊は当初第二陣として拘置し、打撃兵力として適宜投入する。貴官なればこそだ、宜しく頼む」
「ご期待に添います」
役回りはまあ似たようなものか、とファーレンハイトは頷いた。
その後は各艦隊の副司令官や分艦隊司令官も交えた打ち合わせとなった。この決戦に名を連ねた提督たちの名は、後々まで広く知られる事となる。
統合作戦本部直轄部隊、クブルスリー大将(旗艦ヘクトル)。
第5艦隊、アル・サレム中将(旗艦パラミデュース)、アラルコン少将(旗艦マルドゥーク)、ザーニアル少将(旗艦ペレノス)。
第7艦隊、カールセン中将(旗艦ディオメデス)、モートン中将(旗艦アキレウス)。
第13艦隊、アッテンボロー中将(旗艦トリグラフ)、グエン少将(旗艦マウリヤ)、メルカッツ名誉中将(旗艦シヴァ)。
このうち何人が生きて還り、何人が宇宙の藻屑となるのか、この時点では神ならぬ誰にも知るよしもない。
44名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/30 11:47
同盟に栄光あれ!
45名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/30 15:30
二回廊の会戦・同盟軍戦闘序列

フェザーン方面軍
総司令部(シトレ)
  第一戦列隊(ビュコック)
    第五艦隊(ビュコック)
    第一艦隊(アル・サレム)
    アラルコン分艦隊
    ザーニアル分艦隊
    マリネッティ分艦隊
  第二戦列隊(ヤン)
    第十三艦隊(ヤン)
    第八艦隊(メルカッツ)
    第十二艦隊(アッテンボロー)
    グエン分艦隊
  第三戦列隊(ファーレンハイト)
    第七艦隊(ファーレンハイト)
    第十四艦隊(モートン)
    第十五艦隊(カールセン)

イゼルローン方面軍
  第三艦隊(パエッタ)
  第十一艦隊(フィッシャー)
46名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/30 15:37
二回廊の会戦・同盟軍戦闘序列

フェザーン方面軍(指揮官シトレ)
 総司令部艦隊(シトレ)
   中央軍(指揮官ビュコック)
      第五艦隊(ビュコック)
      第一艦隊(アル・サレム)
      アラルコン分艦隊
      ザーニアル分艦隊
      マリネッティ分艦隊
   左翼軍(指揮官ヤン)
      第十三艦隊(ヤン)
      第八艦隊(メルカッツ)
      第十二艦隊(アッテンボロー)
      グエン分艦隊
   予備軍(指揮官ファーレンハイト)
      第七艦隊(ファーレンハイト)
      第十四艦隊(モートン)
      第十五艦隊(カールセン)

イゼルローン方面軍(指揮官パエッタ)
  第三艦隊(パエッタ)
  第十一艦隊(フィッシャー
2万程度の兵力では、二重要塞状態のイゼルローン回廊を抜ける訳も無し。
この話の金髪も、そんなことは期待していないだろう。

今後、イゼに置かれているガイ要塞を始めとする機動戦力が、万一、手薄な帝国
領内に侵入されたら厄介だし、決戦に来援されても厄介。
芸術家の任務は、それらが回廊から動けないよう張り付かせることが眼目では。
そういう意味では、芸術家は今のところ充分に良くやっているし、原典より弱く
なっているとは思えんな。

パエッタが、ヤンの奪取以前に同盟軍の攻略を退けてきた、過去のイゼ要塞の帝
国軍における司令官達より無能とも思えないしなあ。
48名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/30 17:00
二回廊の会戦・帝国軍戦闘序列

大本営総司令部(指揮官ラインハルト)
  第一軍集団(指揮官ラインハルト)
    ローエングラム艦隊
    ミッターマイヤー艦隊
    ビッテンフェルト艦隊
    ミュラー艦隊
    ワーレン艦隊
    シュタインメッツ艦隊

  第二軍集団(指揮官キルヒアイス)
    キルヒアイス艦隊
    ロイエンタール艦隊
    ルッツ艦隊
    レンネンカンプ艦隊
    アイゼナッハ艦隊

  イゼルローン方面軍(指揮官メックリンガー)
    メックリンガー艦隊
ガイ要塞をオーディン近くに移動させて主砲を撃ち込むとかしとけばよかったのに。
無人にしたガイエをオーディンに墜落させてしまえばよいのに
ちょっと帝国軍の兵力少なくないですか?

フェザーン方面、一個艦隊一万隻を満たしてないのはまずいのでは。
能力が有ろうと無かろうと、パエッタ好きなので頑張れ。

何故好きなのだろう?判らん。
確かにガイエをオーディンに衝突(掠るだけでも可か?)させればいいやんけ。
54名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/31 10:58
ガイエをオーディンに衝突などヤンが許しません。
民間人虐殺を直接やらかす輩は滅ぶのです。
56前880:04/08/01 01:20
アイアース・パトロクロス・レオニダスU・リオ・グランデ・パラミデュ−ス
         キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!

いやはや、どうも出番を与えてくれてアリガトウございます。
彼らアキレウス級戦艦が
264さんの銀英伝でどんな活躍をしてくれるか、とても楽しみです!
頑張ってください。






・・・・戦艦ヘクトル キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!

まさか、第五次イゼルローン攻防戦時の同盟軍総旗艦が出てくるとは・・・
スクラップにされてなかったんですねぇ。



57264 ◆X4sTWrpuic :04/08/01 10:48
会議終了後、アイアースの艦内講堂にてささやかな酒宴が開かれた。シトレ主催のもので、決戦前の先勝祈願と訣別の宴を兼ねたものだった。
その冒頭、それぞれが行った簡単なスピーチが残されている。
「この戦いが、祖国と人類の命運を決する最後の決戦となるだろう。今更言うまでもないが各員の奮起を期待する。自由惑星同盟に神のご加護のあらんことを」(シトレ)
「長い軍隊生活の最後に、諸君と共に戦える事を心から誇りに思う。宇宙艦隊司令長官としてではなく、一人の老兵として諸君に願うことは、善く戦うこと、そして願わくば生きて還ることだ」(ビュコック)
「新しい時代が来るのだとすれば、それを見ないのはもったいない。生きて帰ろう、その為に最大限知恵は絞るから」(ヤン)
「銀河の未来を賭けて、大軍を指揮する不世出の英雄に、寡兵を以て立ち向かうのはまさに武人の本懐と思う。亡命者である私を受け入れてくれた諸君の為に、死力を尽くす事を誓う」(ファーレンハイト)
中でも人々を驚かせたのは、イゼルローンから届けられたパエッタからのメッセージだった。
「諸君の帰る場所は確保している。鍵は開けておくから、夜中に帰ってきてもいいぞ。安心しろ、叱りはしない」
「・・・パエッタ提督も、すっかりイゼルローンに居着いてしまわれたようですね」
くすくす笑うフレデリカに、ヤンは大げさにため息をついてみせた。
「どうせ先輩あたりに毒されたんだろう。困ったものさ」
一応司令部スタッフを集めた酒宴だったため、この場にいる女性はフレデリカだけだった。制服姿ではあっても、天性の美貌は少しも損なわれてはいない。実際、彼女は席上非常にもてた。
「私はヤンととある約束をしているのだが、彼に果たす気があるのかどうかさっぱり分からん。一つ聞いてみてはくれんか」
上機嫌のシトレが声をかける。何のことか分からない彼女は首を傾げるだけだったが、慌てて飛んできたヤンの表情に何かを読み取ったらしく、さすがに赤くなって俯くしかなかった。
ビュコックやクブルスリーなど、父の縁で親しくしていた将官達も次々と声を掛けてくる。フレデリカはその相手に忙しかった。その合間に視線を巡らせると、壁際で何やら話し込んでいるファーレンハイトとメルカッツが目に付いた。

58264 ◆X4sTWrpuic :04/08/01 11:15
訥弁の二人が並んで話している風景は、何か親子が昔語りをしているようにも思えた。
しばらくしてお互いに帝国式の謹厳な敬礼を交わし、メルカッツがシュナイダーを伴って自室に引き取ると、フレデリカは残された白皙の提督に声を掛けてみることにした。
「・・・ああ、グリーンヒル少佐か」
何か物思いを巡らせていたらしいファーレンハイトは、その声に視線をあげると小さく頷いた。
「メルカッツ提督とお話されていましたね」
「ああ・・・お互い、随分とおかしな道を歩いてきたものだ、と」
フレデリカが差し出したワイングラスを受け取り、黙礼するとそのまま言葉を継ぐ。
「・・・何かが少し違っていれば、私やメルカッツ提督が帝国軍の旗の下、君たちと砲火を交えることも十分あり得たろう。それがこの有様だ、随分数奇なものだ」
「・・・後悔されているのですか?」
「いや、後悔などしていない。先ほど言った通りだ、武人として欣快の至りだと考えている」
「私は、閣下が味方で良かったと思っています。これ以上敵に名将が増えられては困ってしまいますわ」
その言葉に、ファーレンハイトは微笑した。
59264 ◆X4sTWrpuic :04/08/01 11:15
「お世辞でもそう言って貰えると嬉しいものだ」
「お世辞などではありません」
言いながら、静かに微笑んでいるこの男を、フレデリカは美しいと思った。どう見ても、戦場での勇猛さが不似合いに思えてならない。
「・・・何か?」
視線を怪訝に思ったのか、首を傾げる。フレデリカは慌てて首を振った。
「いえ、何でもありません。ところで・・・閣下はご自分がおもてになること、ご存じでしたか?」
「・・・は?」
突然のことに、話についていけなかったらしい。きょとんとした顔の提督に、少々人の悪い笑顔を浮かべたフレデリカはたたみかけた。
「この間もキャゼルヌ夫人と話したのですが、イゼルローンでも指折りの美男子ではないか、と。女性士官の間でも人気なんですよ、閣下は」
「・・・考えたこともない」
ファーレンハイトは苦笑した。全く、考えたこともない。
「・・・少佐」
「はい」
「私は貴族とは名ばかりの、最下層の貧乏貴族の家に生まれた。喰う為には軍人になるしかなかったから士官学校に入り、職業軍人になった。性にあっていたのだろう、まずまず順調に出世もできたし、こうして世にも面白い人生を歩めている」
「・・・」
「しかし、考えてみればそれ以外には何もない人生だったような気もする。見ての通り私は趣味も特にないし、恋人がいる訳でもまして家庭がある訳でもない。ただ、軍隊での生活があっただけでしかない」
どう声を掛けたものか迷いながら、フレデリカはこの若い提督の独白を聞いている。
「先ほどメルカッツ提督とも話していたのだが、ヤン提督や君たちと過ごすようになって、今まで見てこなかった色々な物が見えるようになった気がする。ヤン提督やアッテンボロー提督など、実に豊かに人生を謳歌していると思う」
「・・・そうですね」
「もしこの戦いを生き抜く事ができたなら、私も少し生き方を変えてみようと思う・・・ま、シェーンコップ少将やポプラン中佐の真似は出来そうにもないが」
小さく苦笑すると、ファーレンハイトは再び黙礼した。
60264 ◆X4sTWrpuic :04/08/01 15:46
それから程なく、ファーレンハイトは自らの旗艦レオニダスUに戻った。
ガイエスブルグ脱出の時から座乗し続けたアースグリムは整備用の部品が確保できず、イゼルローンに置いてきた他の拿捕帝国艦船の共食い整備の為解体されている。
彼は、自らの副将としてつけられたモートン、カールセン両中将と最後の打ち合わせを行った。
「貴官らのような、実戦で鍛え上げられた勇将をつけて貰えたことに、心より感謝している」
自分よりも年上である二人の副将にそう頷きかけて、彼は自らの構想を披瀝した。
「我が艦隊は敵の防御を砕く破城槌であり、敵の陣営に打ち込まれる楔である。故に、我らの戦いは速度と衝撃力を旨とし、速攻に次ぐ速攻で敵に主導権を与えぬ戦いに徹さなければならぬ」
両名が無言で頷く。ファーレンハイトも頷き返し、続ける。
「我が軍の作戦構想はいわゆる後の先である。敵に先制させつつ、こちらの機となれば一挙に敵を痛撃し、破砕する。その構想の要が我々だ」
「その役目を、ビュコック提督とヤン提督がされるのですな」
「そうだ。つまり我々は、両提督が作り上げる戦機に際し、一刻も過たず斬り込まねばならない。前衛はカールセン提督、貴官に委ねる」
前線経験の長い勇将として知られるカールセンは、いかにも豪傑といった表情をほころばせた。
「光栄であります、司令官閣下」
「モートン提督、貴官には戦闘中の我が艦隊の運用全般を任せたい。私が粘りを欠いたときなど、フォローしてくれると助かる」
「心得ております。これでも、劣勢下でのやりくりには自身がありますので」
かつて第9艦隊を生還させたその粘りはシトレやビュコック、ヤンも高く買っていた。それほどの男ならうまく助けてくれるだろう、とファーレンハイトは考えた。彼も、自分の欠点は承知しているつもりだった。
>私が粘りを欠いたときなど、フォローしてくれると助かる」
なんというか、へんないいまわしだ
>61
そうか?「などあれば」の「あれば」を略しただけだと思うが。
口語っぽく見せようとしたんじゃないの?

まあ、小説の会話文なんて、実際の会話文とイコールじゃないしな。
63名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/01 21:51
>>51
帝国軍の兵力が思ったより少ないのは当たり前です。
リップシュタット戦役で約15万隻の艦隊が(貴族軍15万と
ラインハルト軍少数)宇宙の藻屑と消えたのですから。
現在の帝国の実戦総兵力は約11万隻位と見ていいでしょう。
64名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/01 22:09
フェザーン=イゼルローンの会戦・同盟軍戦闘序列

フェザーン方面軍(総司令官シトレ)

  中央軍(指揮官ビュコック)
      第五艦隊(ビュコック・旗艦リオグランデ)
      総司令部直属艦隊(クブルスリー・旗艦ヘクトル)
      第一艦隊(アル・サレム・旗艦パラミデュース)
      アラルコン分艦隊(旗艦マルドゥーク)
      ザーニアル分艦隊(旗艦ベレノス)
      マリネッティ分艦隊(旗艦ロスタム)

  左翼軍(指揮官ヤン)
      第十三艦隊(ヤン・旗艦ヒューベリオン)
      第八艦隊(メルカッツ・旗艦シヴァ)
      第十二艦隊(アッテンボロー・旗艦トリグラフ)
      グエン分艦隊(旗艦マウリヤ)

  予備軍(指揮官ファーレンハイト)
      第七艦隊(ファーレンハイト・旗艦アースグリム)
      第十四艦隊(モートン・旗艦アキレウス)
      第十五艦隊(カールセン・旗艦ディオメデス)

  イゼルローン軍(指揮官パエッタ)
      第三艦隊(パエッタ・旗艦パトロクロス)
      第十一艦隊(フィッシャー・旗艦アガートラム)
6551:04/08/02 02:22
そうなんですか。どうもです。

原作のラグナロック作戦の時、フェザーン通過した艦隊だけで、
10万隻超えていたと思っていたものですから。
66名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/02 10:36
フェザーン=イゼルローンの会戦・帝国軍戦闘序列

大本営総司令部(総司令官ラインハルト)

  中央軍(指揮官ラインハルト)
    ローエングラム艦隊(旗艦・ブリュンヒルト)
    ミッターマイヤー艦隊(旗艦・ベイオウルフ)
    ビッテンフェルト艦隊(旗艦・王虎)
    ミュラー艦隊(旗艦・リューベック)
    ワーレン艦隊(旗艦・火竜)
    シュタインメッツ艦隊(旗艦・ロキ)

  前衛軍(指揮官キルヒアイス)
    キルヒアイス艦隊(旗艦・バルバロッサ)
    ロイエンタール艦隊(旗艦・トリスタン)
    ルッツ艦隊(旗艦・スキールニル)
    レンネンカンプ艦隊(旗艦・ガルガ・ファムルル)
    アイゼナッハ艦隊(旗艦・アウステルリッツ)

  イゼルローン軍(指揮官メックリンガー)
    メックリンガー艦隊(旗艦・ダヴィンチ)
>>66
間違い探しか?
>65
原作ではそれだけの戦力あったと思うよ。
帝国の領土内に、予備兵力を多めに残しているということで。
同盟を勝たせるために、原作無視して戦力減らしてるわけだ。
このIFでの、この時点での金髪の構想が、今のところ明確に語られていない
からなあ。

原典では、少なくとも同盟滅亡の辺りまでは、帝国による人類社会再統一と大
改革が目的だった訳で、積極的に勝ちに出ていた訳だが。

原典の、シヴァ星域会戦。その気になれば全軍繰り出せた筈だよな。
さて。
この戦力差で、帝国軍がフェザーン回廊通過できるのか楽しみです。
たとえ、10万隻超えていても回廊通過はむずかしそうだし。

つうか、原作もあの戦力差なら、
尚のこと回廊出口で戦うべきだったんじゃないかな。
原作のビュコックは、そこらへんの準備を、戦いの前に独断で整えておける
権限が無かったのでは。
政府は勿論、統合作戦本部長ドーソンもアテにならないし。
フェザーン占領されてからじゃ準備が間に合わない
76名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/06 01:37
ヤンの影が薄くて良い案配
アルサレムの活躍とかきぼん
77264氏のストーリーより:04/08/06 20:08
フェザーン回廊の会戦・同盟軍戦闘序列

フェザーン方面軍(総司令官シトレ元帥・総旗艦アイアース)
   統合作戦本部直轄艦隊(クブルスリー大将・旗艦ヘクトル)

   第五艦隊(司令官ビュコック大将・旗艦リオグランデ)
       アル・サレム分艦隊(旗艦パラミデュース)
       アラルコン分艦隊(旗艦マルドゥーク)
       ザーニアル分艦隊(旗艦ペレノス)

   イゼルローン艦隊(司令官ヤン大将・旗艦ヒューベリオン)
       メルカッツ分艦隊(旗艦シヴァ)
       アッテンボロー分艦隊(旗艦トリグラフ)
       グエン分艦隊(旗艦マウリヤ)

   第七艦隊(司令官ファーレンハイト中将・旗艦レオニダスU)
       モートン分艦隊(旗艦アキレウス)
       カールセン分艦隊(旗艦ディオメデス)

イゼルローン防衛軍(司令官パエッタ中将)
   第三艦隊(パエッタ中将・旗艦パトロクロス)
   第十三艦隊(フィッシャー中将・旗艦アガートラム)
78名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/07 07:38
264さん。早く続きを書いてくれ〜〜〜〜〜〜〜〜
213さんの続きを楽しみにしております。



           _,,:-ー''"""""゙''ー;、,,_
       ,,;rー''"     `''ミヾミヾ、゙ヽ,,_
      ,r'"   -ー--;;,,_ ヽミヽ,゙i ), )゙ヽ.
    ,r'"   ,,,ニ"二=-ー-=ニリツノ_ソ,ク,ノ ,)゙!
   ,/    "-'''",/    (( lr"~`ミ:、 ̄`<ノヽ,
   |     _,,r'"      `' `'ー  })  }\ソ
   .| ,i;' -ー彡|            〃   |, ヽ, なんの、まだまだ止まらん!!
   レ'i'  " ̄_,ィ! ,,,__            ゙l ;| 全速全身あるのみ!!
  ;'f,  ,ニ≡ヲ'   _二ニ:ェ__   _,,,,=-、| ソ でもsageで
  ,f,/',if'" `i_l!    `''-゙''゙-''"_~` <''セァ,ラ ソノ 
  ゙l ll!゙l, l〈 ~ ,,      '''"   l`     lリ 
  ゙l l! \`''  {           ゙     ,|  
  =リ,l ノ ゝ-i ゙':i;,       、 -、 ,,).   ,r"
  ,f.i  f~ ハ,ト.  ゙i     ,,,,,____   /
  ゙い. l  ;l' ゙l、.     `''ー==='"   ∧
   ゙),) ぃ、も=' \     `'''==-'  /),}
   (、ミヾf`'<,,_  \         / r"
    ゝニ/,;へーニ'''ー-ミ=:,,,_    ,,/';、,)
    ,,r-'/     ̄`フ'' -ャ、`l!'';ニ":<i.l'
   ニ-:、ミ-ニ,,,    し⌒'l | | | i⌒'| |、_
      `'''-ニ''-ニ__ノ .,| | | ゙l,. ゙'ハ   ̄`'''ー-
          `''-、. 、-''",! l! lゝミー' ノ
81名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/11 09:33
面白くなってきたら流れが止まってしまった。。。
うわ〜〜〜〜ん
82264 ◆X4sTWrpuic :04/08/11 17:52
少々お待ちあれ。本業が多忙なもので・・・。
断じて敵前逃亡など致しませんので。

暇つぶしに、よかったら264の話の中でよく出来てると思うキャラがいましたら教えて下さい。参考にしますので。
キャラがなかなか立たなくて、自分で情けないんですよね・・・。
83名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/12 22:26
>>264

がんばってください。応援しております!
84名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/14 11:43
>264
ヤンの影が薄いよ。
同盟贔屓だから同盟軍が活躍するのは嬉しいけど、なんだかなー。
オベはそうとうキャラが変わってるし。
264はファーレンハイトのファンなの?
 ガイエスブルクをフェザーン方面にもっていけば
という案は、ないのですか?同盟軍
(ヤンあたりは、それで手詰まりを提示させ、共存の道を帝国に求め
 年金泥棒をやっていそうなんだが)
86名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/14 23:04
出撃前の酒宴の描写はなんか違和感感じますが、後はいい。
個人的には、ビュコックの副官のファイエル少佐復活(というよりこの
話では、まだ健在?)よろしくです。私は本編ではマルアデッタに当然
参加してるはず(宇宙艦隊司令長官に副官がいないのは。。。)と妄想
してるんですが、原作、アニメとも。。。。。悲しい。。。。いい人
だったのに
87名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/15 00:39
まとめサイトの更新はないのでしょうか・・・
前スレログもないので、このスレの続編の話しもよく分からん・・・
お盆明けに動きがないと言う事は、そう言う事だろうな。
>>85

それに近い話題は、前スレに出てます。

264氏のお話の現在の状況では、同盟がガイエスブルク要塞をフェザーン回廊に
持ち込むことについては、政治的には可能でしょうけど、軍事的には、要塞をイ
ゼ回廊からは易々とは動かす訳にはいかないでしょうし、そして同盟にそうさせ
ない様に粘るのが、芸術家の任務の最大のものでしょう。

もし、芸術家とその艦隊が敗れ(壊滅しないまでも要塞移動が可能な様な隙を見
せたら)、そして帝国側の増援も無かったら、ガイエスブルク要塞移動って展開
も有り得るかも知れませんね。

しかし、チュン・ウーの活躍を見たいものですなあ…。

213氏の続きも、拝読したいっス。

お2人とも、暑いですけど、お体には気をつけて、頑張って下さいまし。
逆じゃね?

政治的にはフェザーン回廊に動かすのは(フェザーンの意向を考えれば)困難であるが、
軍事的には難攻不落のイゼルローン要塞が既にあるのだから一向に差し支えないと思うんだが。

百万隻の大軍が押し寄せるとかでもなければ、複郭化による利益は損害を抑えるという以上の
モノは得られないと見るが。
>フェザーンの意向

黒狐も死んじゃってますし、現状、存在しないに等しいのでは。


>軍事的には難攻不落のイゼルローン要塞が既にあるのだから一向に差し支えない

全く同感ですが、今現在は、芸術家が頑張ってますから。
フェザーンの意向って、いわゆる地球教の意向じゃねえの?
ああ、もうルビンスキーしんでるのか。すまん、読んでなかった
戦端が開かれたら今更要塞を動かすのはちょっとばかり骨が折れるなぁ。

ただ、イゼルローン要塞+それなりの艦艇があれば二万程度の艦隊は支えられそうだが。
間に合うのであれば可能な限り主戦線に戦力を投じるべきだなぁ。
>>82

シトレ氏が、いい感じと思いましたよ。
95264 ◆X4sTWrpuic :04/08/19 10:10
のんびりと再開しますので。
---------------------------------
銀河帝国宰相ローエングラム侯ラインハルトがフェザーンを進発したのは、宇宙歴798年、帝国歴489年11月30日のことだった。
当初の予定ではもう少し早いはずだったのだが、ルビンスキー派のテロが相次ぎその鎮圧に手間取ったのだった。
結局、憲兵総監ケスラー大将をオーディンから呼び寄せてようやく鎮圧に成功、若干の治安兵力も残さざるを得なくなった。
結果としてフェザーンを後にした帝国軍兵力は前衛4万、本隊3万5千の計7万5千である。この2群が、約1日の間隔を置いて出撃した。総旗艦ブリュンヒルトがフェザーンを離れたのは、翌1日の払暁だった。

回廊出口に配置していた無人偵察衛星によってこれを察知した同盟軍は即日ウルヴァシーを全力出撃した。兵力は5万3千。
途中ランテマリオにて最終補給と艦艇整備を済ませた彼らは、迎撃地点をポレヴィト星域に設定した。ほぼ無人のこの辺境の星域が、決戦場として歴史に名を残すこととなる。

ttp://game8.2ch.net/test/read.cgi/mmominor/1084865693/
ゲームのスレだけど張ってみる
97名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/23 07:43
age
9885:04/08/24 13:32
 ガイエをフェザーンにもっていけない訳って、同盟の方は地球教がらみで
共存の道を無くす事と、経済的問題(交易拠点に軍事要塞なんて置かれた日には、
おちおち商売もできたものではないので困る)の二つをどう上手に処理できるか
が問題だから、軍人が持ち出した構想と政治家の思惑の違いという、民主主義なら
ではのジレンマの産物だからだとおもったので


9985:04/08/24 14:00
書き忘れ、、、
 ガイエを移動させたとしても、帝国軍側には止める術も無いし
むしろ帝国側にその事(フェザーンに持っていく)を知らせるということは
 間に合えば戦線を一挙に押戻すこともできるし、間に合わなくても帝国軍
の補給線を分断させることが可能なので、どっちみち退却せざる終えないから
動かすと見せるだけでも、敵の戦意を挫く効果を得られるので
もうこうなると、我らがパエッタの活躍にこうご期待である
(彼が怪我を負うたびに英雄が生まれる)
>>99
 ガイエの移動能力は一応「ない」コトになっているが、真実はどのレベルまで知らされて
いるか、も考えないと。
 シトレまで知っていて「ここぞ言うときの切り札」と考えていれば、戦略レベルで構想に
組み入れているだろうし、ヤン艦隊関係者しか知らないのであれば、シトレの構想が破れ
た時などの保険としての秘中の「切り札」として温存しなければならない。
 いずれにしても、ガイエ投入は成功しなければエラいことになるので、決戦最終局面
とかになるのでは?
 流れを切るようで悪いが…。
 フト思ったのだが、ラインハルトがかつての姉と自分(或いはキルヒアイス)とよく似た(外
見というよりも、性格・境遇などが)姉弟と出会ったら…心の隙間を埋めるように、姉への
償いの代わりのように、ふたりを援助し、そこから姉とラブラブなんて展開もあるかなと思っ
てしまった。

 それだけです。スマソ
 
102264氏のストーリーより:04/08/24 21:30

ポレヴィト星域の会戦・同盟軍戦闘序列

フェザーン方面軍(総司令官シトレ元帥・総旗艦アイアース)
   統合作戦本部直轄艦隊(クブルスリー大将・旗艦ヘクトル)

   第五艦隊(司令官ビュコック大将・旗艦リオグランデ)
       アル・サレム分艦隊(旗艦パラミデュース)
       アラルコン分艦隊(旗艦マルドゥーク)
       ザーニアル分艦隊(旗艦ペレノス)

   イゼルローン艦隊(司令官ヤン大将・旗艦ヒューベリオン)
       メルカッツ分艦隊(旗艦シヴァ)
       アッテンボロー分艦隊(旗艦トリグラフ)
       グエン分艦隊(旗艦マウリヤ)

   第七艦隊(司令官ファーレンハイト中将・旗艦レオニダスU)
       モートン分艦隊(旗艦アキレウス)
       カールセン分艦隊(旗艦ディオメデス)

イゼルローン防衛軍(司令官パエッタ中将)
   第三艦隊(パエッタ中将・旗艦パトロクロス)
   第十三艦隊(フィッシャー中将・旗艦アガートラム)
各艦隊の艦艇数も追加しておくれ。


104264 ◆X4sTWrpuic :04/08/26 10:36
12月5日払暁。
帝国軍前衛部隊の最先鋒を務めるミッターマイヤー上級大将はのもとに、偵察機よりの報告がもたらされた。
・・・敵艦隊はポレヴィト星系外縁部に布陣しつつあり。兵力、およそ5万隻。
ミッターマイヤーからの報告は即座にキルヒアイスに転送され、更にラインハルトのもとに届けられた。
「・・・正々堂々、雌雄を決するというのか。よろしい」
その刹那のラインハルトの微笑こそ軍神の微笑みのようだった、と後に副官シュトライト少将は述懐する。

「敵前衛を確認・・・ミッターマイヤー提督の旗艦ベイオウルフを視認しました」
「前衛兵力は4万内外、続いて後衛が続航しています」
総旗艦アイアースの艦橋に、オペレータの声が低く響いている。シトレは大きく身を乗り出すと、モニターの向こうのビュコックに微笑みかけた。
「決戦だな」
「そうですな。まさに決戦です」
ビュコックも笑い返してくる。ベレーをかぶり直し、老提督は敬礼した。
「この老骨、最後のご奉公といきますかな」
「何の、まだまだ頑張って貰わねばならん。この決戦で何もかも終わってしまう訳ではない」
「・・・そちらは若い連中に任せたいものですな」
苦笑。改めて敬礼する。
「・・・全軍の指揮権を委ねる、提督」
「全軍の指揮権を委譲されました・・・では、迎え撃ちましょうかの」
ちょっと孫の相手でもしてやるか、というような気楽な微笑を浮かべ、老提督は交信を終えた。
105264 ◆X4sTWrpuic :04/08/26 11:08
帝国軍前衛を指揮するキルヒアイスは正攻法を選択していた。古来、正攻法を選択したものが結局は勝つ場合がほとんどだ。
「奇策を弄する者は、往々にして最後の勝者たり得ませんから」
彼はそう説明したが、しかし正攻法と芸のない正面攻勢は全くイコールではない。彼は左翼にミッターマイヤーを配置して敵右翼を牽制させつつ、ルッツとワーレンをして敵左翼を叩かせた。

対する同盟軍は、正面にビュコックの第5艦隊、そのやや後背にヤン艦隊が位置していた。ファーレンハイトの第7艦隊はその更に背後に拘置されている。
まず先制してきたミッターマイヤーに対応したのはビュコックだった。これが本攻だという確証はないとは考えたが、しかし順次対応ではておくれになりかねない。
そう判断した彼は、ザーニアル少将に右翼部隊を裂いて迎撃を命じた。その直後、敵右翼が攻勢を取ったが、これに対応はできないと即座に判断する。
・・・まあ、これはしのげるだろうて・・・。
手薄になっていた第5艦隊左翼にワーレンとルッツが取り付くが、そこに狙い澄ましたかのようなヤン艦隊の集中射が浴びせかけられる。
そのままヤンは艦隊左翼に延翼運動を指示、フィッシャーの代役を務めるマリノ准将とこういう仕事には慣れているアッテンボローがその指示を過不足無く実行し、分断−半包囲という彼らの十八番に持ち込みかけた。
106264 ◆X4sTWrpuic :04/08/26 11:09
「・・・いけませんね・・・」
しかしさすがにキルヒアイスだった。彼は危険を看破すると、シュタインメッツを前線に送って敵最左翼の延翼運動を遮らせ、ミッターマイヤーに対してはただ「適宜対処されたし」との指示だけを送る。
心得た、とばかりにミッターマイヤーは頷き、放胆にも敵前面で艦隊を旋回させるとそのままルッツらの救援に向かった。この離れ業に、ヤンらも嘆声をあげるしかない。
「・・・ミッターマイヤー提督、疾風の渾名は伊達ではないということか・・・」
第5艦隊の正面を横に突っ切りながらも素早い機動で被害を最小限に抑え、ルッツ・ワーレンの後退路を確保し、殿まで務めてミッターマイヤーは後退した。その芸術的なまでの艦隊運動の妙に、本隊のラインハルトよりすかさず褒賞の電文が送られる。
・・・只今ノ艦隊運動見事ナリ。
ミッターマイヤーは破顔したが、しかし一方で状況に厳しさも認識せざるを得ない。
「僅かでも隙を見せれば、途端に食い付いてくる。今までの敵とは訳が違うぞ・・・」
107名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/26 19:36
同盟軍がんがって。。。
専制君主は人民の敵でふ。
>>98
>経済的問題(交易拠点に軍事要塞なんて置かれた日には、
おちおち商売もできたものではないので困る

取り敢えずその点では、要塞が有ろうが無かろうが関係ないでしょう。
フェザーンはどのみち、帝国に対しても同盟に対しても軍事的には無力に近く、
政治と経済で事実上の独立を獲得している国ですから。フェザーン自治領にとっ
ての、フェザーン回廊における、いずれかの国側出口辺りにおけるその国の要塞
の存在は、それ自体はあまり脅威にはなり得ないと思われます。
フェザーンが占領され、自治政府が事実上消滅している状況では、どのみち問題
にはならないことですが(地球教は表舞台には立てませんし)。

もしフェザーンの独立が回復・維持され、3勢力鼎立が続いたとして(264氏の
IFでは、それは有りそうに無いような気がしますが)、パワーバランスが回復
してきたら、フェザーン政府としては、同盟に要塞を撤去させるか、或いは帝国
にも自分達のを持ってこさせるか造らせるか、または、要塞を惑星フェザーンの
近くにまで移して、3国の共同管理とかにするのが、政治的に必要になってくる
でしょうけどね。

「常勝と不敗の争覇」なんですから、どこかの時点で、ヤンが同盟軍側の総指揮
を執るようになる可能性が高いでしょうし、ガイエスブルク要塞移動の要素も、
それに伴って出てくるかも知れません。
正直シトレが出張るのが痛すぎるんだけど、更に不慮の戦死を遂げさせたりなんだりで
ヤンに宇宙艦隊の指揮権を握らせたりしたら萎えまくり。
同盟軍の統合作戦本部長には、「同盟軍最高司令官代理」の肩書きも有りますか
ら、この決戦で現場に出張るのは、異例では有っても異常では無いと思います。

でも、ヤンが総指揮を執るには、シトレとビュコックが、何らかの形でリタイア
する必要が有る訳で。怪我ならいいですが、戦死はご勘弁願いたいですねえ。
つまり最高司令官たる議長は前線に出るのも異常ではないということですね
文民である議長と、軍人である統合作戦本部長を、同列に論じる訳には
いかんでしょうな。
日清戦争じゃあるまいに、軍令の最高責任者が艦隊決戦に参加ですかそうですか。
それだけの重みの有る一大決戦てことざんしょ。
負けたらアレだし、他に人材居ないみたいだしね。
敢えて難を申しますと、ビュコックとヤンは、決戦前に元帥に昇進させても
良かったのではと。
んで、ヤンには、「宇宙艦隊副司令長官」の肩書きと職責も与えておくとか。

それとも、今の決戦の後で、もう一幕有るのでしょうか?
117264 ◆X4sTWrpuic :04/08/27 16:15
プロローグが終わり、第一幕の幕が上がる。

キルヒアイスは再び攻勢を取った。今度も主攻軸を右翼に取り、先鋒は再びミッターマイヤーに委ねる。
しかしその布陣は重厚だった。中央では自らが戦線の主軸を張り、左翼にはワーレンを配置してその側面にルッツを拘置する。
古くはギリシアのエパミノンダスにまで由来を遡ることができる、堂々の斜線陣である。ミッターマイヤー指揮下にはシュタインメッツが入り、その後詰めを務める。
「・・・敵左翼の動きが少し鈍い。叩くならあそこです」
赤毛の勇将は、確かに戦場をよく見渡していた。

ビュコックは再びザーニアルをして迎撃に当たらせたが、今度の攻勢は前回より苛烈だった。
ヤンが再び右翼で攻勢防御に出るが、さすがにワーレンがそのねばり強さをよく発揮して容易に術中に落ちない。さらにその側面から展開したルッツがアッテンボローの前衛部隊を横合いから圧迫し、ヤンの前進を阻む。
「・・・全く、これじゃまともに動けやしない・・・!」
指揮卓に腰を降ろしたヤンは、表情をしかめて戦況を見つめる。
「さすがキルヒアイス提督だよ。こちらが何を仕掛けてくるのか、よく分かっている」
「・・・しかし、今のところ敵は兵力的に劣勢です」
とユリアン。しかしヤンは首を振った。
「いや、こちらが軽々しく動けないのもあちらにはお見通しさ。よしんば彼を倒しても、まだ後がある」
118264 ◆X4sTWrpuic :04/08/27 16:26
ほぼ同じ呟きを、ファーレンハイトも漏らしていた。
・・・敵は、我らが容易に動けぬことを知っているのだ。
ビュコックからの指示はない。全力を挙げて左翼への圧迫をしのごうとしている。
ヤンの牽制攻撃も、今のところワーレンがよくかわし効果を挙げていない。
「しかし・・・」
そうなのだ。後のことを考えて今を失えば、結局その後など妄想以外の何者でもないではないか。
・・・そんな馬鹿が出来るか。
彼は顔を上げると、さっと腕を振り上げた。
「我が艦隊はこれより攻勢に出る。配置は既定通り。全軍、前へ!」

ファーレンハイトのこの時の選択は、ある意味ひどく冷酷なものだった。二者択一を迫られた彼は、躊躇無く片方を活かし片方を見捨てた。
もちろん、魏を囲んで趙を救う、との故事もある。しかしこの時の彼はそこまで考えていない。
歴戦の勇将カールセンを前衛に、第七艦隊は帝国軍左翼へ全面攻勢を掛けたのである。
得意の迂回からの横撃。ワーレンは対応できず、ルッツの援護も遅れた。彼らは実際問題として、ヤンへの対応に忙殺されていた。
「ただ前進し、目の前の敵を撃砕せよ!」
その叱咤通り、彼の艦隊は帝国軍左翼を破砕していく。
119264 ◆X4sTWrpuic :04/08/27 16:32
「第七艦隊、独断で攻勢に入りました!」
オペレータの報告に、ビュコックは軽く首を振った。
・・・なるほど、いい判断だし、妥当な選択ではある・・・。
彼には、場合によってはあの若い帝国よりの亡命者が彼を捨て殺しにする気であることに気づいていた。
だからといって腹は立たない。恐らく、彼がファーレンハイトであってもそうしただろうから。
しかしそれは口にして良い感慨ではない。
「よろしい、これで敵の攻勢は頓挫するじゃろう。粘り抜け、今はただ粘るしかないぞ」

ヤンもそれに気づいている。しかし、だからと言ってこの機を逃す訳にはいかなかった。
彼は再びアッテンボローに延翼運動を命じ、メルカッツにはその支援を依頼した。今度はこちらが金床になる番だった。
・・・第一幕は、なんとか勝てるかな?
彼は首を振った。最終幕の悲劇だけは御免だから。
120名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/27 19:48
ポレヴィト星域の会戦・帝国軍戦闘序列その1

前衛軍(総司令官キルヒアイス元帥・総旗艦バルバロッサ)
  キルヒアイス艦隊(旗艦バルバロッサ)
  ミッターマイヤー艦隊(旗艦ベイオウルフ)
  ワーレン艦隊(旗艦サラマンドル)
  ルッツ艦隊(旗艦スキールニル)
  シュタインメッツ艦隊(旗艦フォンケル)
121264氏のストーリーより:04/08/27 20:09
ポレヴィト星域会戦の推移

第一幕(12月5日)
両軍の布陣
帝国軍 ― 左翼にミッターマイヤ艦隊、中央にキルヒアイス艦隊、右翼にワーレン&ルッツ艦隊
          後衛にシュタインメッツ艦隊
同盟軍 ― 前衛に第五艦隊、後衛にイゼルローン艦隊、最後衛に第七艦隊

戦闘の推移
帝国軍 ― 右翼ミッターマイヤー艦隊が第五艦隊の左翼に攻撃を仕掛ける。
同盟軍 ― ビュコックはザーニアルを左翼に配置して迎撃させる。
帝国軍 ― それと同時にワーレン・ルッツ艦隊が第五艦隊右翼に総攻撃。
同盟軍 ― 後衛のヤン艦隊がワーレン・ルッツ艦隊を側面攻撃、さらに半包囲に持ち込もうとする。
          ワーレン・ルッツ艦隊危機に陥る。
帝国軍 ― 後衛のシュタインメッツ艦隊が前進してワーレン・ルッツ艦隊を援護。さらに
      ミッターマイヤー艦隊も敵前回頭して援護に駆けつける。
      ワーレン・ルッツ艦隊崩壊の危機を脱した帝国軍は一時後退する。
まさに決戦という感じになってきましたね。

軍の最高責任者という事は最前線以外の場所(補給線の維持とか)にも気を
配らなきゃいけないわけですが、それを言えば帝国なんか事実上の国家元首が
出張って来てるし。勝っても負けてもこれが最後の戦いだという認識があって、
将兵の士気を鼓舞するためにあえて参戦するのもありかな。

ところで…すっかり忘れてましたが、この世界じゃエルウィン・ヨーゼフ二世の
警備責任者(モルト少将だっけ)はどうなったんでしょう。
◆銀河英雄伝説IF物語のスローガン
・嫌ならわざわざ見に来るな
・文句があるならお前が書け
・ケチつけないで黙ってろ
・深夜の煽りはほどほどに
いちいち小説仕立てにすると駄目な部分が余計に鼻につくから、
箇条書きっぽくまとめた方がいいけどな。
213氏続きマダー

あるかないかだけでも教えてください・・・ってもう
見てないとかいう落ちだったらどうしよう。
一応、続きがあるようなこと言ってたから、書く気はあるんじゃないか?
文章すごい上手いよな。原作の雰囲気つかんでる感じがする。

自分も続きを待ってます>213氏
>文章すごい上手いよな。原作の雰囲気つかんでる感じがする。
漏れには恥ずかしくてとてもこんな誉め殺し出来ません
? 何か気に障ったのか。だとしたら謝るが。
ところで、他に誰かIFを書いてみんか。ほんと、箇条書きで良いから。
小生が思うに、同盟側から見たIFが見てみたいものですな。
若干のアイデアも無いではないですが、どうも過去の作品の立場を替えての焼き直しにしか見えない・・・。
んじゃ、ラインハルトとヤンの立場逆転IF一発ネタ。
家族の事情は変わらず生まれるサイドが逆だったら。

同盟政府の無能・愚劣さがなんらかの原因となって
最愛の姉と親友を失っている、野心に満ちた同盟軍の英雄ラインハルト。
イゼルローン艦隊司令官として仲間達と共に機を伺っていたが、
救国軍事会議軍のクーデターで、一気に同盟の掌握にかかる。
一方、帝国では貴族連合軍との戦いにおいて、ある士官学校同期三羽烏が
ずば抜けた頭角を現そうとしていた。ロイエンタール、ミッターマイヤー、
ヤン・ウェンリー。彼らの狙いは、現ゴールデンバウム王朝の打倒と
帝国における共和主義的政府の確立という巨大な改革の実現にあった。

んで、その後はラインハルト独裁の同盟VS民主主義の体裁はできた帝国かな?
ヤンの「現皇帝を倒し帝国に共和制を敷くという凡人には不可能な発想」を
気に入ったロイエンタールが後に叛乱を起こすかどうかは知らん。
133名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/01 22:49
>>132
皇帝を打倒して・・・って構想を思いつくのはラインハルトぐらいかな。
そう考えると、ロイターェンリーたちがたどり着くのはせいぜい
軍務尚書レベルかなと。
日本も1000年以上歴史あるけど、
自分が皇帝にって考えた奴なんて一人か二人だけ・・・。
意外とそこまで頭まわらんのかもしれんね。
134133:04/09/01 22:51
>>132
あ、でもヤンなら考え付くかも。
続きプリーズ
135名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/02 01:09
ロイエンタールの乱でもし討伐に向かったミッターマイヤーがロイエンタールに寝返って
しかもイゼルローンも回廊封鎖したら帝国軍はノイエラント軍に勝てるだろうか?
その際、ワーレン、ビッテンフェルトは配下の幕僚と共に監禁されそれらの艦隊は
完全にノイエラント軍に吸収されてしまったとしたら。

例 シュワルツランッエンレイター:バイエルライン指揮
  ワーレン艦隊:ベルゲングリューン指揮 
>>135
となるとイゼルローン側もノイエラント軍と一蓮托生になるよなあ。
帝国に残るのは皇帝以外ではミュラー艦隊のみ?

そこまで条件が整えばようやくガチ勝負になるかもしれんが、
ビッテンの部下達は素直に従わないと思う。
それどころか、双璧側に叛乱起こしてビッテン奪還するだろ。
最近のCS放映分でもオーベルシュタインとの対立ででああまでゴタついてたじゃないかw
そうなればワーレン側もその機に乗じるだろうし。
アンネローゼがフリードリヒ4世の子供うんでたらどうなる?
ラインハルトが発狂するだけか。
138132:04/09/02 07:19
>133
続き…続き、考えてなかった。
原作におけるヤン艦隊をラインハルトが率いたら、
意外とラインハルトも幕僚達も楽しそうかもと思って。
覇気がありすぎて、同盟政府の言動にいちいちぶちぎれる
ラインハルトに、「まったくうちのカイザーは…」と
ぼやくムライとか。「まあ、あの人が突然人畜無害で
何のトラブルも起こさない手のかからない人間になってみろ。
本人も不幸だが周囲はもっと不幸だ。だからあれはあれでいいのさ」
とか。
139132:04/09/02 07:23
ロイエンタール・ミッターマイヤー・ヤンの三人が
親友だとしたらのいい感じっぽさは前スレから。あれ好きだ。
ロイエンタールには、ラインハルトの発想に衝撃を受けたように、
さらっと「わたしは、ゴールデンバウム王朝を打倒して、その後
共和政府制に近いものを成立できればいいなと思っているだけだよ」
というようなヤンの言葉に衝撃を受けて欲しい。
 ロイエンタールがミッターマイヤーに破れた後に行きつく先が、
ハイネセンでなく、イゼルローン(敵の敵は、味方)だとしたら
スケコマシトリオならぬ、当代五指の用兵家イーブンの戦いが実現できた
ろうからすごく面白い展開といえばそうなのだが、 人となりを考えると
ベルゲングリューンあたりが、無理やりにでも実行しない限り無理過ぎる
というのは云うに及ばず

>>137
 アンネローゼが子供の世話で忙しくなり、弟の面倒をキルヒアイスに
まかせて、弟はいじけて、イゼルローンにガイエスブルグをぶつける
(無論、ラインハルトが乗っている)に1フェザーンマルク  
141すまぬ:04/09/02 08:06
>>135
 オーベルシュタインがまずミッターマイヤーに心理攻撃(家族を人質)
をとり、ついでにナンバー2になりうる人材の排除する良い機会だから
喜びはしないが、この際新王朝の害となりうるもの(地球教も含めて)
一挙につぶせる機会なので、戦いを選ぶだろう

ミューラーの他に 沈黙提督、憲兵総監(状況に応じて)、芸術提督を
貴下にした
帝国軍を皇帝が指揮し、一時的に国内の混乱はオベ自身が能力を
振るい、草刈を行い磐石の体制を完成させることだと思うが

 結果として、オーベルシュタインの描く未来行進曲を、観客を含めた
当事者すべてが、合唱することになるだけでは(イゼも含む)

 結論からすれば、例えミッターマイヤーが裏切ったとしても
ノイエラント軍が不利で有ることに変わりは無く、

 大軍は有利ではあるが、補給もできず、ましてや敵地で
おまけに烏合の衆ときたら話は別、まして今度は、皇帝と戦うのだから
兵士達の不安を解消させる策(原作では、皇帝の戦う前に軍事的勝利の
高揚感をもって)が、無い所なのでどこで爆発するか解らない爆弾
を抱えてしまった。というのがノイエラント軍の評価ではないだろうか  
>>139
あー俺もミッター・ロイエン・ヤンの親友ネタ好きだったわ。
そこのエピソードのみでもいいんで続ききぼー
>>135
>シュワルツランッエンレイター:バイエルライン指揮
 ブッチャケ、これはあり得ないだろう。ifにしても、可能性低すぎ。
 バイエルラインはかねてより、ロイエンタールに反感持っていたから(特に根拠のない感情
レベルのものだったが)、ミッターマイヤーが親友の情に流されそうになったら、体を張って
止めるだろう。仮に押しきられても、そのままロイエンタール指揮下に入るとは考えにくい。
むしろ、自分の艦隊単独で離脱、カイザーの下へ戻り、裏切り者の元上官討伐に燃えると
思うな。
  
144264 ◆X4sTWrpuic :04/09/02 11:42
キルヒアイスは二者択一を迫られていた。左翼を救うか、右翼を強化するか。
左翼のワーレン艦隊はファーレンハイトの苛烈な攻撃を受け、崩壊しかけていた。ルッツが懸命に支えようとしているが、本格的に戦闘を開始したヤンに阻まれ思うように動けない。
右翼のミッターマイヤーはビュコックの第5艦隊前衛と交戦しているが、ザーニアルだけでなくビュコック自らが主力を率いて督戦し始めるとさすがに簡単には抜けそうにもない。
さすがのキルヒアイスもしばし躊躇した。

彼を救ったのはミッターマイヤーだった。経験豊富な彼は主将の躊躇を素早く察知すると、即座に以下の電文を送った。
・・・小官麾下の部隊は士気益々旺盛につき支援の要無し。
この電文を受けたキルヒアイスは、ミッターマイヤーの配慮に感謝しつつ左翼に支援を振り向ける事を決意した。


145264 ◆X4sTWrpuic :04/09/02 11:55
この会戦序盤で顕著だったのは、同盟軍側の連携の見事さだった。ビュコック、ヤン、ファーレンハイトがそれぞれの立場でお互いに配慮し、有機的に連動した戦術機動をとり続けていた。
後に内情を知ったラインハルトは、さすがに嘆声をもらしこう言ったと伝えられる。
・・・民主主義体制下の軍隊とはこういうものか。私は、強力な統率者がいるものとばかり思っていたが。
その更に後、こういうやり方は一歩間違えればただの烏合の衆にしかならず、これはかの三人なればこそ実現したものだ、と聞かされた彼は、さもありなんと頷くと共にこう語っている。
・・・しかし一面で用兵上の理想ではある。それを実現したというただ一点において、彼らはいかなる賛辞も受ける権利があろう。

キルヒアイスの主力が左翼を指向した事を見て取ると、ビュコックは麾下兵力に交戦しつつの後退を命じた。
無論、それは極めて困難な戦術機動ではあった。しかし彼は持ち前の粘りと統率力を遺憾なく発揮し、見事に秩序を保った後退を成し遂げた。
ミッターマイヤーは敵の意図に気づきつつも、それに付き合うしかなかった。結果として彼はビュコックに足を取られ、拘束される羽目に陥っている。
一度はシュタインメッツを分離して左翼に振り向けようとも考えた彼だったが、結果としてこちらも断念した。ビュコックは片手で戦うには少々面倒すぎる相手だった。



146264 ◆X4sTWrpuic :04/09/02 12:06
ヤンはビュコックの動きを見て取ると、即座に次の判断を下した。
「まずは敵の左翼部隊を撃破し、次いで本隊と対峙する。タイミング勝負になるだろうけど、多分いけるだろう」
彼はまずメルカッツに一手を裂いてキルヒアイスの足止めを任せ、自らはワーレンを半包囲する構えを取った。
先ほどから翼側で戦場を駆け回っていたアッテンボローは、その最側面に位置する。ルッツを牽制する位置だ。
そしてその正面から、文字通りファーレンハイトが全面攻撃を掛ける。キルヒアイスの来援までに敵を揉み潰す腹だった。
ヤンを金床に、ファーレンハイトをハンマーに見立てた一撃は、文字通りワーレン艦隊を粉砕した。

アウグスト・ザムエル・ワーレン大将戦死の報がキルヒアイスのもとにもたらされたのは、戦闘開始から約3時間後、午前8時47分のことである。
あー……やっぱ同盟マンセーか……………………
大丈夫、ビュコック爺さん辺りもそのうちリタイアします。
タブン。
149264 ◆X4sTWrpuic :04/09/02 14:32
「・・・ワーレンが死んだか!」
その報を知らされたラインハルトは拳を握りしめると、憤りに任せて左の掌に打ち付けた。
乾いた音がブリュンヒルトの艦橋にこだまする。全員が息を呑む静寂の中、彼は瞑目すると早口に命じた。
「・・・ワーレン大将を二階級特進せしめ、元帥号を授与すると全軍に布告せよ」
「戦死を通達されるのですか?」
ブリュンヒルトに同乗しているロイエンタールが、控えめな声で確認する。金髪の独裁者は大きく頷いた。
「当然だ。勇士の死は全軍に知らされるのが筋であろう」
「将兵の士気に影響が懸念されますが」
何を馬鹿な、とラインハルトは目を見開く。
「・・・それで士気を損なうような者は、我が軍旗の下に立つ資格はない」
それきりラインハルトは黙り込み、指揮座に体を沈めた。
・・・キルヒアイスが苦戦しているのは、味方と言うより敵の問題だ。いい動きをしている・・・。
しかし、ただ援軍に入ればいいというものでもない。彼は歯を食いしばると、虚空の彼方の親友の為に祈る。

「・・・全ては私の責任です。ですが、今はそれを言っている場合でもない」
瞑目すると、キルヒアイスは戦線を再編すべく指示を下す。
ワーレン艦隊の残存兵力を何とか掻き集め、これをルッツと合流させる。そうして増強したルッツ艦隊を自らの左翼に配置、敵と対する。
釣り込まれ突出した形となったミッターマイヤー艦隊は後退させ、右翼に置く。
「・・・一旦戦線を整理しなければどうにもなりません。今の所、我々は敵にいいようにあしらわれています」
・・・さすがに簡単にはいかない・・・。
歯がゆさを感じつつ、キルヒアイスは敵陣を睨んだ。
150名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/02 17:47
ひとつ疑問なのはなぜラインハルト本隊の到着を待たずに戦端を開いたのだろう。
そうしないと同盟が勝てないからです。
152シュターデン:04/09/02 21:41
>>150
ポレヴィト星系はフェザーン回廊の出口付近の隘路にある小恒星系なので
大軍の運用が困難になっている。
展開できるのは五万隻位までなので、前衛軍が先に戦端を開くのは
そんな不自然ではない。
>五万隻
とりあえず根拠レスに数値を断定するのをやめろ
>>150
理屈倒れのシュターデンもこのスレも覗いてるとは知らなんだw
155ポレヴィト星域の会戦・同盟軍戦闘序列:04/09/03 01:34
フェザーン方面軍(総司令官シトレ元帥・総旗艦アイアース)総兵力53000隻

   統合作戦本部直轄艦隊(クブルスリー大将・旗艦ヘクトル)5000隻

   第五艦隊(司令官ビュコック大将・旗艦リオグランデ)18000隻
       アル・サレム分艦隊(旗艦パラミデュース)
       アラルコン分艦隊(旗艦マルドゥーク)
       ザーニアル分艦隊(旗艦ペレノス)

   イゼルローン艦隊(司令官ヤン大将・旗艦ヒューベリオン)17000隻
       メルカッツ分艦隊(旗艦シヴァ)
       アッテンボロー分艦隊(旗艦トリグラフ)
       グエン分艦隊(旗艦マウリヤ)

   第七艦隊(司令官ファーレンハイト中将・旗艦レオニダスU)13000隻
       モートン分艦隊(旗艦アキレウス)
       カールセン分艦隊(旗艦ディオメデス)

イゼルローン防衛軍(司令官パエッタ中将)総兵力10000隻
   第三艦隊(パエッタ中将・旗艦パトロクロス)5000隻
   第十三艦隊(フィッシャー中将・旗艦アガートラム)5000隻
156ポレヴィト星域の会戦・帝国軍戦闘序列その1:04/09/03 01:35
前衛軍(総司令官キルヒアイス元帥・総旗艦バルバロッサ)総計4000隻

  キルヒアイス艦隊(旗艦バルバロッサ)
  ミッターマイヤー艦隊(旗艦ベイオウルフ)
  ワーレン艦隊(旗艦サラマンドル)
  ルッツ艦隊(旗艦スキールニル)
  シュタインメッツ艦隊(旗艦フォンケル)
157ポレヴィト星域の会戦・帝国軍戦闘序列その2:04/09/03 01:41
イゼルローン攻撃軍(司令官メックリンガー大将)総計20000隻
  メックリンガー艦隊(旗艦クヴァシル)
今、同盟がいい感じでも、金髪の本隊が到着すると、そうはいかなくなる訳だな。
もう何度となく既出だろうが「キルヒアイスが生きていたら」が一番興味があるな。今迄の意見を誰か教えてくれません?
ちなみに俺はアンネローゼの仲立ちもあり和解成立→快く思わないオベとキルヒの対立→オベフェードアウトで長期的に
見たらむしろマイナスになるようなきがする。でも地球教の妨害やルビンスキーの陰謀に本編以上に苦しめられるも
ライ・キル・ミッタ・ロイの強力カルテットで困難を打ち破る話しも見てみたい。ちなみに役職は
帝国宰相・宇宙軍最高司令官(後に皇帝)ラインハルト
軍務尚書ロイエンタール
統帥本部総長・副宰相キルヒアイス
宇宙艦隊司令長官ミッターマイヤー
辺りでミッタはなるべく現場に集中させて普段は軍事演習を、有事のさいは先陣を。デスクワークはロイ・キルに。
いざ戦争の際はラインハルト自ら出陣。留守番役はロイ・キルに。事前の協議もロイ・キルに。
戦争中は政治の方はキルヒアイス主導の王道政治を。陰謀の類はロイ主導で。平時はもちろんラインハルトの補佐。
ヤンやヤンやヤンなどの強敵相手の時は4人がかりで袋叩きだ!もちろんビッテンやミュラーやフォーレンやルッツや…
もいるよ!!その名もラインハルトと14人の提督達、お楽しみに!!!


スマン自分でも途中からなにがなんだか…
160名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/04 04:33
ヴェスターランドの一件で、決定的な亀裂が走った
ラインハルトとキルヒアイス。
キルヒアイスはもはや自分の存在がラインハルトの覇権の確立に
寄与しえないと思い、下野してフェザーンへ亡命。

そこでアンスバッハの暗殺劇。オーベルシュタインがラインハルトをかばい死亡。
ラインハルトも重傷を負う。
ガイエスブルクで沈黙を続けるラインハルト一派に対して
リヒテンラーデ公の陰謀により、トゥルナイゼン、グリルパルツァー
等と内通してクーデターを起こし、ラインハルトを捕縛。
オーディンに幽閉される。

一転して、逆賊として追われる立場となったロイエンタール、ミッターマイヤー達。
辺境へと逃れた彼等は自勢力をまとめ得る存在としてキルヒアイスと接触を図る。
ラインハルトを救うべくキルヒアイス率いるラインハルト派と、リヒテンラーデ派
が衝突。帝国の内戦が長引き、軍事クーデターを鎮圧した同盟が
漁夫の利を得ようと内戦に介入する。

こんなIFはいかがでしょう


>下野してフェザーンへ亡命
なんで亡命までせにゃならんのだ
>>160
 全体的には面白いと思うが…
>下野してフェザーンへ亡命。
 キルヒアイスの行動原理は、アンネローゼとの約束と存在の方が上位だから、彼女が
ラインハルトを見捨てない限り、あり得ないな。

>リヒテンラーデ公の陰謀により、トゥルナイゼン、グリルパルツァー
>等と内通してクーデターを起こし
 リップシュタットの時点で、こいつらラインハルト麾下だったのか?(まあ、そうじゃなきゃ、
後に出てこないと思うが) いても、クーデターを起こせるほどの戦力はもってないと思う
が。
 それに、リヒテンラーデは自前の軍事力がなかったからこそ、ラインハルトと組んだワケ
で、一部を寝返らせたとしても、双璧以下の戦力には敵わないと思うが。

>軍事クーデターを鎮圧した同盟が
>漁夫の利を得ようと内戦に介入する。
 どれくらいの時間経過を想定しているか知らないが、クーデター後の同盟はヤン艦隊
以外、まともな戦力がほとんどないから、漁夫の利を狙っての介入はできないと思うが。
 介入するなら、どっちが勝ち組みになるか正確に読みきって、そちらに肩入れすると、
その後の講和への道が開けていいと思うな。

>>159 オーベルシュタインがいないのはマイナスを通り越して致命的じゃね?ロイエンタールには荷が重いだろ。
>>160
グリューネワルトを軟禁して、
ラインハルトに出頭を命じる。
もちろん、艦隊をつれて来いと。
罠と知りつつ行ってしまうラインハルト。
彼にできたことは、戦死者、破壊された艦艇数をごまかし、
戦死したことにした双璧に少数の艦隊を託すことぐらいだった。

下野してオーディンに戻っていたキルヒアイスは
遠くからひとめでもアンネローゼを見たいと思い、
山荘へ・・・。そこで異変に気付く。
しかし、キルヒアイスにはなす術なく、
ラインハルトは軟禁されてしまう。

どこをどうやったかは知らないが、
失意のキルヒアイスの下に軟禁中のラインハルトからメモが届く。
「姉上を頼む」
さらにどうやったかは知らないが、
比較的警備の薄かったアンネローゼを救い出し、
オーディンを脱出するキルヒアイス。
行き先は双璧との待ち合わせ場所マリーンドルフ領だった・・・・

>>164
一年後、キルヒアイス達の手によって助け出されたラインハルトは、
拷問でボロボロになり、自分の足では二度と歩けない身体となっていた。
そして、ゴッドハンドのささやきが・・・・。
悪魔に魂を売ったラインハルト。
仲間たちを悪魔に売った挙句、アンネローゼを襲ってしまう。
辛くも脱出したキルヒアイスとアンネローゼは背中に刻印を背負い、
眠れぬ旅を続けるのだった・・・・。

英雄伝説的ベルセルク
>>163 
オーベルシュタインは能力はぴか一だけどあの平時に乱を起こすような性格がちょっと…と思わなくもないんですが
小説のネタにしても無理があったか。
ミッターマイヤーが、「ハイジ」のアニメの、ロッテンマイヤーみたいな
性格だったらのIFキボン。

ウォルフガング・ロッテンマイヤーは口うるさいハイミスな性格したオカ
マであった。自分より立場の弱い人間に対し鷹揚に寛容に温和に接するこ
とは、彼の根本的な部分が反撥してやまぬのだ。

つまんねえ?
うん、かなり
イゼルローン艦隊(司令官ヤン大将・旗艦ヒューベリオン)17000隻
     メルカッツ分艦隊(旗艦シヴァ)
     アッテンボロー分艦隊(旗艦トリグラフ)
     グエン分艦隊(旗艦マウリヤ)

第七艦隊(司令官ファーレンハイト中将・旗艦レオニダスU)13000隻
    モートン分艦隊(旗艦アキレウス)
    カールセン分艦隊(旗艦ディオメデス)

アッテンボローとファーレンハイトが逆じゃないとおかしくない?
264だっけ?ファーレンハイトマンセーなのは
個人の好みだから仕方ないんだろーけどさ。
より多数の部隊の指揮では、華氏の方が一日の長が有るからなあ。

もっとも、それを言うなら、メルカッツにどうにかして一個艦隊は預けたいが。
華氏ってファーレンハイト?

アッテンボローとファーレンハイトが逆じゃなくて
メルカッツとファーレンハイトが逆の方がしっくりくる。
というかモートンもカールセンも納得いかないんじゃなかろうか。
「華氏」って、意味的に間違いじゃないし、打ちやすいのよ。w

メルカッツは一応中将待遇だし、彼の名声は同盟でも知られている
だろうしね。
>169
確かファーレンハイトは正式に同盟軍人になってるはず。
それで一旦ヤンのもとを離れてハイネセンに行ってる。
アッテンはヤンの下から離れていない。そのへんで区別してるんだろ。
メルカッツは中将「待遇」だしな。
このドタバタだし、ビュコックが、「メルカッツ提督は、改めて、わしが
お預かりする形にしたいのだが、如何だろうか」とか言ったって、否やは
出ないような気もする。勝率を少しでも上げるのは、トップの務めだろう。
>「華氏」って、意味的に間違いじゃないし

意味が分からないんだけど、誰か教えて!
ファーレンハイト 華氏でググること

>173
なんというか、それでいきなりファーレンハイトだけ正規に任官していきなり
艦隊司令ってのはやっぱりなんだよな。
たんなるえこひいきというのは身もふたも無さ過ぎる説明だが、なんとかそれらしいこじつけはないものか
>それで一旦ヤンのもとを離れてハイネセンに行ってる。
>アッテンはヤンの下から離れていない。

ファーレンハイトは正式な軍人になるために行ったんじゃない?
アッテンがヤンと離れないのは部下なんだから当然。
そのうち辞令が出て司令官なり何なりとなる身だろうに。
そのアッテン、ベテランのはずのモートンらを飛び越えて
ファーレンハイトが艦隊司令官とは…。
178名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/07 00:33
>>169
   第五艦隊(司令官ビュコック大将・旗艦リオグランデ)18000隻
       アル・サレム分艦隊(旗艦パラミデュース)
       アラルコン分艦隊(旗艦マルドゥーク)
       ザーニアル分艦隊(旗艦ペレノス)
   イゼルローン艦隊(司令官ヤン大将・旗艦ヒューベリオン)17000隻
       メルカッツ分艦隊(旗艦シヴァ)
       アッテンボロー分艦隊(旗艦トリグラフ)
       グエン分艦隊(旗艦マウリヤ)
   第七艦隊(司令官ファーレンハイト中将・旗艦レオニダスU)13000隻
       モートン分艦隊(旗艦アキレウス)
       カールセン分艦隊(旗艦ディオメデス)

普通に考えれば第七艦隊司令官にはアルサレムが就任するのが一番自然だと
思うが。次いでフィッシャーかアッテンボローね。
グエンはやられ役wなんだろうけど、ヤン艦隊は攻撃のファーレン、守備のメルカッツって
豪華二本柱の艦隊描写にしてもよかったな。
何しろファーレンハイトを小ラインハルトと言ってるお方だからねえ。
贔屓するのも仕方ないかと。
180名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/07 08:28
脱力系ラインハルトなんだよ。たぶん。
アルサレムって生きてたんだ!
原作でも生きてたっけ?全く記憶にないんだけど。
182名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/07 12:09
てか>>3のまとめサイトにある続きはどこで読めるの?
普通におもろいんだけど。
今のところ、●持ちしか読めない。
ログコピペでよけりゃ上げてもいいけど。
184名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/07 19:59
>183
お願いします。
俺も読みたい
186名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/07 21:03
漏れも
187183:04/09/07 21:44
ほい
コピペしてテキストにしたので読みにくいだろうがまあ許せ。
http://up.isp.2ch.net/up/d438932c7e46.lzh
>>187
thx!
189名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/07 23:08
GJ!
オンラインノベルで面白いif小説が有るかと探しては見たが、
ヤオイばかりで面白い物がない・・・
反銀英伝は途中で読めなくなってるし・・・

誰か、俺の読書欲を満たしてくれ・・・

あと、183乙。
キルヒアイスが死ななくて、ラインハルトと関係修復出来ず、色々有って、
アンネローゼと一緒に同盟に亡命してヤンのもとでもう一人の客員提督にっ
てIFは、どんなものか。




尚、ラインハルトは、魔王の如き性格になります。
もし、フリードリヒ4世が、もう2、3年長生きしていたら。

リッテンハイム侯辺りの娘(皇位継承候補)と金髪が政略結婚とか、
有り得たのかなあ。
>190
丹念に探せばないこともないぞ。
面白いif小説。確かに数はかなり少ないんだが。
>193
どこ?丹念に探す気力は無いよ。
IFは、それらしいキーワードでぐぐれば結構見つかるが、面白いかどうかは
読んでみないと判らないからね。

誰か、お勧めのIFとそれへの感想とそれらの在処を、どこかでまとめて紹介
してくれないかな。
確かにヤヲイ系削ると激減するからなぁ
数少ないまともなサイトで良いif小説というと・・・
>>195
ここでもいいんじゃねえの?
たとえ良サイトとしての紹介でも、2chで晒されるのを嫌がる
人も多いから、ここはどうかなあ。
良サイトとして紹介されて荒らしにあって、潰されたサイトと
かもあるしね。
ヒント程度ならまだいいかもしれないが。

それにしても、やっぱりIFはキルヒアイスやヤンが生きている、
という設定のものが多いな。
じゃあ、探す上でのキーワードだけでも教えてくれ・・・
好きなキャラクター名&創作とか小説とか>キーワード
−× とかやると、矢追系は結構落とせる。
自分のお薦め。キルヒアイスが生きてたらのIFで蝶が
重要な鍵を握っているお話。
>200
それ読んでみたい。
何かヒントくれませんか?
キルヒアイスが、いったん死んで復活して、パンツ一丁か全身タイツで
蝶マスク付けて「蝶サイコー!」とか叫ぶ話を想像してしまったよ。
>201
キーワードは文章中に出しているので、適当なのでググってください。
改訂版を同人誌で出しているそうだけど、改訂前のはネットで読める。

>202
そんなぶっ飛んだ話、見てみたいぞ激しくw

他のオススメは帝国の小魔術師の話とか(オリキャラ活躍が駄目な
人には向かない)、キルヒアイスの辺境征伐を書いた話とかかな。
辺境征伐は見かけた事がある・・・読んではないが。

アンネローゼのローゼンリッター入隊ものって、公開されてませんでしたっけ?
あるということは分かったんですが、実物を見つける事ができない・・・
サイトも閉鎖されちゃったかな・・・

でもなぜか、その話の物と思われるアンネローゼ画像は持っているw
46 名前:名無しは無慈悲な灰色の女王 投稿日:04/04/28 00:59
かなーり昔、ニフティに発表された仮想SSで
「もし、キルヒアイスがアンネローゼと同い年だったら」つーのがありました。

アンネローゼと同じ歳じゃなくて、ヤンと同年齢らしいけど、前スレで
出てきた↑のIF話が読みたいと思って、探してるんだけど見つかりません。
ニフティのアニメフォーラムに行ったんだけど、創作活動館がない……。
どなたかご存じの方いらっしゃいませんか。
ニフティ会員じゃないと見れないという話。
@ニフティ会員ではあるんです。
でも、アニメフォーラムに行っても掲示板ばかりで、
過去ログを収蔵しているような場所が見あたらなくて。
もしかして場所が違うのかなとも思うんですが……。
それとも、収蔵する場所そのものがなくなってしまったとか?
教えてちゃんで申し訳ありませんが、もし詳細をご存じの方が
いらしたらよろしくおねがいいたします。
同盟の話はない?
>>207
フォーラムとサークルを間違えているとか・・・

フォーラム自体の統合とか分割は最近は知らんけど
ニフティ全盛期にはかなり頻繁にあったから
別の所に保管されてるのかもしれない。
たぶんログが廃棄されるって事はないと思うんで。
>>205
創作活動館があるのは古い方のフォーラムだけです(インターウェイから入れます)。
ライブラリーの「会議室バックナンバー」で「喫茶イゼルローン1-500」「同501-1000」
を落して下さい。

>「もし、キルヒアイスがアンネローゼより年上だったら」
tacさんの『カルテット』(途中までは『題未定』)です。
もし、ガイエスブルク要塞移動によるイゼルローン要塞攻略を、金髪が
取りやめていたら(或いは、来るべき遠征まで延期することにしたら)。

査問会でキレたヤンが、軍を辞めるってことも有り得ましたかね。

エドワーズ委員会にでも入って、選挙に出て、政界入りしていたら面白
かったですな。
「正統政府」樹立を、阻止できましたかねえ。
213さんのIFが、この先そんな展開になりそうだったかと。

個人的には軍が辞めさせてくれないんじゃないかと
思ってるけど。
そういう意味では、辞めるには査問会が絶好のチャンスだったのでは。
何せ、口実を政府と軍部がくれている。
やめて政治家になった所で、すぐ帝国軍に滅ぼされるだけだと思うけど・・・
で、オーベルに即行拘束されて戦争犯罪者として処刑。というオチ。
原典で、義眼は、「草刈り」で大勢拘禁してるけど、処刑までは
してないざんしょw

同盟軍にヤン不在の状況が発生したら、アッテンボローの出番が
来るのではと妄想したり。
>>213
 >>212も言ってるが、辞めさせてくれないよ。
 「防波堤としてのヤンの存在は必要だが、自分たちを脅かす存在になってほしくない」人たち
がヤンをいじめるためにやっているんだもん。
 辞表叩きつけるとビビるだろうが、単に受け取らず、受理しなければいいだけのこと。ヤンが
押しつけていっても、「忘れていっただけ」と言い張るだろう(どこぞのお役所のようにw)。

 ただ、もう辞めてやると思ったところでガイエ襲来、査問会打ち切りとなったが、あのまま続い
ていたら、「もう同盟も、民主主義も知らん!」というところまでいったかもしれんナ(軍は辞めない
けど、ラグナロクの際、イゼルローンを明渡すことなく篭城しつづけて、同盟を見捨てるとか)。
アッテンボローを活躍させるなら、こういうのも。

クブルスリーが嫌気がさして辞めた際、ビュコックが後任の統合作戦本部長、
ヤンが宇宙艦隊司令長官。フィッシャーとメルカッツはヤンと共に中央に。

そしてアッテンボローが中将昇進して、イゼルローンの駐留艦隊司令官とか。
尚、要塞司令官には、同じく昇進したキャゼルヌ。
>辞めさせてくれない

訴訟でも起こせば?
アレは、勝てる状況だと思うw
ヤンの退役の可否については、彼の政界入りをトリューニヒト派の連中が危惧して
いたし、軍を辞めるのも、本人がその意志を明確に示すなら、不可能では無かった
ということでは。
220名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/16 21:03:37
●バーミリオン IF物語●
ヒルダの献策も一歩届かず、同盟政府の降伏の伝令がヤン艦隊に届く前に
ラインハルトはヤンの砲火によって死亡してしまう。
ラインハルトの死を知ったロイエンタール、ミッターマイヤーらは、急遽同盟政府と
講和条約を締結し、帝国の諸提督を引き連れてイゼルローンに戻った。
“何人を以てラインハルトの後継者とするか”
提督の合議制の結果、“アンネローゼを盟主にローエングラム王朝を興す”
ことで、意見がまとまりかけたその時オーディンからイゼルローンに
「グリューネワルト伯爵夫人自殺」
の急報が届いた。再びラインハルトの後継者問題に頭を悩ます提督たち。
次第に帝国軍はロイエンタール派とミッターマイヤー派に分裂し始める。


>>209-210
ああああありがとーーーーー
読めました! 面白い。
続き読みたくなりました。無理なんだろうけど。
>>220
ロイエンタールとミッターマイヤーに分かれることはないだろう
いや、待てよ。オーベルの陰謀か?w
義眼は多分金髪とくたばってるし。

両者の意見が割れるとしたら、その後の帝国の対外政策でしょう。
敵対と復仇か、恒久的な平和共存か。
前者が多数派。後者が少数派で、同盟(ヤン)と協力することになるとか。
>>222
 あえて、派閥ができるとすれば、このふたりしかないだろう。本人たちはいやがるだろうが。
 オーベルは早々に粛清されたりして(ビッテン辺りにw)。

 しかし、ロイエン太郎についていく提督はいるのだろうか? 人望ではミッターマイヤーに
負けているだろう。なんか、主だった提督連中はミッター派。ロイエンの下には、中将クラ
スの若手ばっかりとか―。
人望だけじゃ派閥は割れませんて。意見が対立しないなら、疾風が色目を立てれば
済みますから。
権力握った色目が醜く変わって、変わらず信望を集め続ける疾風を危険視するよう
になるとか、有るかもしれませんが。

しかし、バーミリオンで金髪たちが死ぬより、捕らえられるという展開も面白いと
思うのですが。
もしヤンが停戦命令無視して金髪が死んだら

起こりそうなのは軍部と行政府(官僚)との対立だろうな、帝国、同盟共に。
同盟はヤンはシビリアンコントロールを無視してるし、国家元首が国民を裏切った形。
まあトリュの排除に動くわな、トリュはピュコックその他を人質に対抗
227続き:04/09/18 00:03:37
帝国は金髪アボンの混乱に貴族の反乱が普通に起こる
当初は混乱収拾の為に協力出来てもじきに仇討ち派と国内安定重視派とに軍部が分裂
国内安定派は金髪なしの帝国で内政をやれるシルバーベルヒがトップであと開明派コンビ
これに庶民の生活を苦慮した疾風が協力して形成。けっこう民主的
色目は自分が最高権力を持つ為に行動。金髪の仇討ちを成し遂げ、今後の主導権を取りたい
なので仇討ち派を形成、一部貴族勢力も取り込んで軍閥化
>>226

ヤンは、「ルール違反したんだから」と、辞任して、自首して出て拘禁されるとか。
その後、ヨブの逆クーデターが発覚して紛糾。
騒乱の中、ヤンは裁判前に謀殺されかかり、部下たちに救出される。
229続き:04/09/18 00:34:32
同盟の追加

ハイネセン開放に迫るヤンに対してトリューはピュコック達だけでなく市民すら人質に!
逆にヤン艦隊に降伏、元隊復帰を要求。ヤンは悩んだ末に艦隊の解散を決める。
そして家族のいない、もしくは他星域にのみいるような乗組員のみ(及び一部のお調子者)で構成した少部隊で
イゼを再奪取、イゼルローン共和政府を樹立、政府首席に。周辺星域も同調。これは民主的な軍政
トリューは憂国騎士団や地球教信者を手駒として同盟を恐怖政治により支配
密告や市民の相互監視を奨励、テロ国家に。ルビンスキーも合流、三頭政治に
230補足:04/09/18 00:48:14
この場合はトリューは事前にハイネセン及び主要惑星の各所に地球教を予め配置していたことにしておきます
目的は帝国軍の侵攻から身柄を交わすための補助としてね


ヤンの行動のおかしい点(停戦命令無視、出頭拒否)に関してはトリューの逆クーデターの報せも別ルートで同時に入ってきたから
これならヤンの行動原理からも矛盾しないし
金髪が捕らえられたらの話が面白そうだ。
232名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/18 07:39:14
>>231

金髪が捕らえられたら
トリュ-的には、自らは国を売ることを表明したため、ヤンに人望で
完敗するのは明らかだろう。
となると、ヤンに金髪処刑を命じるか。
帝国の憎しみをヤンに集中させ、同盟の婦女子の反感も買わせ一石二鳥。

ただ金髪がヤンの部下そそのかして同盟到着直後、トリュ-や憂国騎士団、地球教
襲いクーデター起こす。金髪なら可能かも。(ヤンは軟禁しておく)
クーデター成功後、ビュコックかレベロを首班にして、講和条約を約束して
金髪は帝国に戻り、混乱を収める。
>>211
 この議題には、馬鹿らしくも有るが重大な欠陥要素があるので一言

もし、帝国軍によるイゼルローン突破作戦が立案されなかったら、
フェザーン自体がヤンを前線から遠ざける工作などしないだろうから

(時期としては、帝国軍の軍事行動にあわせてこそ、意味の有る工作なので)
これに対する返答は如何に?
「作戦実行直前になって独裁者が考えを改める」。
>ヤンに金髪処刑を命じる

捕虜の虐殺はルール違反だろうから、その命令には逆らえるのでは。

だいたい、そんな命令だしたのがバレたら、ヨブたん、双璧辺りに、
ただでは澄まされないのではないかと。

そういう状況なら、自分個人の安全確保の為にも、金髪の生命保全
は必要でしょう。
235の4行目、訂正。
「ただでは済まされないのではないかと。」
ラインハルトが、「皇帝にはなる。しかし自分の血統に皇位を伝えるような真似
はしない」とか、原作のどっかの地の文で思考していましたが、結局、自分の倅
に跡目を取らせました。

そうしなかったとしたら、誰を後継者に指名したでしょう?
皇帝ウォルフガングに、帝国宰相ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフってと
こでしょうか?
>>233
>フェザーン自体がヤンを前線から遠ざける工作
査問会って、フェザーンが裏で糸引いてたんだっけ。

>>238
ハイ、原作一回読み直し。
>237
普通に女帝ヒルダだと思うが
自分の血統に皇位を伝えるのが駄目って前提で後継者を選ぶなら、
配偶者を2代目にするのもマズいのではないか。

死ぬ前に離婚すれば、形式上は問題無くなるかも知れないが。
>自分の血統に皇位を伝えるのが駄目って前提
そんな前提はない。
無能な血縁より、有能な他人と言ってるだけだ。
子供や妻が有能ならそれでよい
取り敢えず、生まれたての子供が有能かどうかは分からんわな。

専制的権力を特定血族が私物化するのはマズいという認識が、初期の金髪には
有ったのでは。
自分の直接の後継が有能でも、その後歴代ずっとそうとは限らないんだし。

まあ、「ヒルダの代で立憲制に移行するんだろうからいいや」って感じだった
のかな。
244233:04/09/18 21:53:33
>>  作戦実行直前になって独裁者が考えを改める
 それやっちゃうと、ラグナロク作戦のときにガイエスブルク移動要塞
を,帝国軍が保有していることになるので、同盟に勝ち目が無くなるし

なにより,ヤンの拘束期間(査問会)が、ラグナロクまで伸びるだけという
救い要の無い落ちになるのではと、、


 私が思うに,ヤンが査問会の場で辞表を出したとしても
同盟にヤンに変わる人材がいない事と、軍事と政治面(カリスマ的側面)
での彼の影響力(トリューニヒト派が体制を占めたとしても)
が無視できない以上、きっとこう言われるのが落ちでは

 君の査問会が終わってから、改めて提出したまえ。まだ
査問中のみであるのだから。と
(法的根拠のない、秘密会議であるから出されても困るため)
同盟の勝ち目は、確かに一段と下がるでしょーな。
ヤンが政治家になれば、勝ち目の低い戦争するより、講和に持ち込もうとする
でしょうけど(それが成功する可能性がどれくらいかは知らんですが)。

あと、取り敢えず、ラグナロク作戦まで査問会が続くってのは非常識でしょー。
だいたいあの査問会自体、表沙汰に出来ないかなり無茶な代物でしたしね。
内容も、「どう落としたものか」って状況になってましたし。
もう少し時間が有れば、ビュコックやフレデリカが正攻法で解放可能だったと
思います。ホワン・ルイも居たんですしね。

あの状況で、ヤンが査問会中に辞表を出したらどうなったかは、結局未発に終
わった訳ですし、通る通らないはいずれも100%の断言は出来ないのではと。
>>245
 通らないって。
 同盟にとって、英雄ヤン・ウェンリーは(軍事面で)絶対必要な存在なんだから。
 イジメてるバカどもも、ヤンが自分たちの生命線だってのは十分理解しているのだから、
辞めさせるワケがなかろう。
完全に切れたヤンが、あらゆるルートを通じて全てを暴露し大混乱の同盟。
ちょっと見てみたい

248233:04/09/18 23:40:54
>>245
 エドワーズ委員会って知っているかね?

何故に,ヤンの拘束期間が長くなるのかという根拠は三つ。
 一つ目は、法治国家としての同盟が崩壊しつつ有ること
(トリューニヒト独裁政権で軍事面も実行部隊の一部以外は彼のシンパである)

二つ目は、どのように体裁を整えるかが、もともとアムリッツア(行き当たりばったり)
明確でなので、それを決定する要素が無いので
(法的根拠も無く只の個人攻撃のため、ヤンに反撃の機会を与えない
根拠を作る必要がある。)
 
三つ目は、経済的にフェザーンに押さえられて、それを打開するだけの手腕
が無い事
(トリューニヒト自体が、フェザーンの息の掛かった{地球教}政治家でも有る)
 
 であるから、世論を操作する傍ら,時間稼ぎ(なにか良い逃げ道が出るまで)
も兼ねて、 拘束しておいた方がいい(臭いものには蓋)


 なんか、現代日本の事書いているみたいで、やな感じな駄文ですまぬ

 
文章ぐちゃぐちゃで論旨がわけわからん
250おまけ:04/09/19 00:11:45
  現実プランで考えるなら、帝国におけるオーベルシュタインならぬ
同盟の理想を追う不良中年事、シェーンコップが秘密裏に救出作戦立案して
、ハイネセンからヤンを奪回すると思う
(フレデリカらは,結局は体制が決した状況では、なにかが出来ると言う訳で
 ないので、実行部隊がどうしても必要性があるが、それをビュコックの方で
やる事はできない。ならば、使うとするならばローゼンリッター連隊が適当かと)
 
「法的根拠の無い、ハイネセン休暇を前線司令官がいつまでもされていたら、
 兵に示しがつかないでしょう。ですから、不本意ながら小官が、
 バカンスを切り上げさせるという、不名誉な役割を演じさせていただいた
 までの事です」
 秘密会議という法的根拠の無い事を,利用し、実力で奪還しても
表ざたにすることが難しく,なればなったでそれこそ,シェーンコップの
思う壺(いよいよ、ヤンに同盟を捨てさせ,自立の道を辿らせる事を立場上
強要させられるので)

>エドワーズ委員会
苦戦していたこの人たちは、もし知名度と民衆の人気抜群の新人政治家が仲間に
なってくれたら、かなり助かったでしょうなあ。

>査問会
「軍事面で絶対必要な存在」を、何ヶ月も拘禁出来る訳無いでしょ。
前線にヤンが居ないと、その事がいずれ同盟市民や帝国にバレない訳は無いって
ことくらい、幾らマヌケどもでも想像つくでしょうし。まして、得勘定には優れ
たヨブたんでしたらね。


ヤンが軍を辞めるとしたら、キレるとか、「気楽な年金生活が」とかでなく、
「自分が軍に居ない方が、政治屋たちも好戦派の市民も、冷静になれるのではな
いか」って判断をしたからってのが、有り得そうな気がしますな。
得勘定 → 損得勘定 ね。
>ヤンが軍を辞めるとしたら、キレるとか、「気楽な年金生活が」とかでなく、
「自分が軍に居ない方が、政治屋たちも好戦派の市民も、冷静になれるのではな
いか」って判断をしたからってのが、有り得そうな気がしますな。

確かにそれは思った。
切れて勢いで進退を決める。ってのは、やはりヤンには似合わない。
そうかな?それだったらブチ切れて辞表用意したりしないと思うけど。
そこまで人格者じゃない気もする。同盟にとっての損得勘定はきちっと判断するけど、
そのうえで、即滅亡ルートでもなければ最後は辞めちゃうんじゃないかなぁと
255名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/19 13:29:48
あそこで金髪が絹布にイゼルローン奪回命じなかったとしたら
査問会はどう続いただろうか?
「忍耐にも限度ってものが有りますよ」って啖呵を無事切りおわり、売り言葉
買い言葉で、勢いのまま辞表提出。
「辞める」「それは困る」「ならこんな茶番大概にしろや」で押し問答。
後は不明。

政治屋たちはヤンに居なくなられると困ると、低姿勢になるかも知れないし。

ならなくてもどのみちジリ貧。「辞める」とまで言っている人間を審問する口実
が無い。
更に、ヤン最前線に不在に気づいたマスコミも騒ぎだし(実はホワンとレベロが
リーク)、ホワン辺りが「そろそろ潮時ではないですか?」と発言、査問会終了
大急ぎで要塞へ帰還って流れになるかもしれない。

本当に辞めるかどうかは、やっぱり不明。
部下のアッテンボローたち少将クラスが中将くらいにならないと(或いは、なる
と確定しないと)、現場のこととか、メルカッツの立場のこととか、色々心配だ
ろうし。辞めるにしても、もう少し後になるかな。
257名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/19 19:49:18
 アスターテ,アムリッツア、そして,救国軍事会議。どれ一つとっても
奴には致命傷に成る筈だったのに、奴はその都度、権力と地位の
階段を上っている。俺は怖いのかもしれない、奴の化け物地味た政治生命が

 ヨブは、同盟の存続よりも、むしろ同盟を枯れ死させたとしても
帝国でさらに実質的な地位と権限が与えられるのなら、民主主義
さえも売り渡す人である事をわすれていませんか?
(ロイエンタールが最後に殺した人物  参章)
そして笑えないものの一つに、彼が目指していた物が、帝国に議会を
制定させることだったと言う事(ユリアン達の目的と,方法論は違えど
目的はいっしょだったという皮肉)
 
経済的に破綻した同盟、そして、改善されつつ帝国。変わり身の早い
ヨブがやった。最悪の状況の斜め上を行く行動(皇帝の亡命を認める)
なんて行動や、首脳部の罪は問わない条件降伏の受諾
(しなければ、ハイネセンは灰になるが、民主主義は生き残る道を得る)
などと言う選択を考えてみても、同盟なんて枯れ木にいるより、
ローエングラム王朝という木に移って、そこで(地球教のバックアップも
計算に入れて)より高い地位を目指した方が実質的と考える方が
解りやすいのでは(その方法に一番の弊害になるのが、ほかならぬヤン)

ヨブたんが、同盟を売り渡すことを、査問会の時点で明確に予定に入れていたっ
てのは、可能性としてそう高くないのでは。

彼は、クーデター後の時期に、目の前の自分の派閥の人間を目にしながら「こん
な飼い犬のような連中でなしに」って、ヤンを味方に付けたいとかいう意味のこ
とを、地の文で思考してましたし。

結構、行き当たりばったりな人ではないかと。
「機転が利く」とも言うのでしょうけど。
帝国に身売りするにしても、それとは別にヤンを味方に出来れば得点だろう
別に矛盾しないと思うが。
あの時点で「味方につけたい」ってのは、同盟での権力者としてではないですか
ねー。

査問会自体には、ヨブ自身は立ち会ってませんし、確か、彼がどういう積りだっ
たかは原作には明記されてませんでしたが。
アレは結局、ヤンに対しては、嫌がらせ以上の効果は持ち得なかったと思います
よ。ヨブがどんな積りであれ、あの時点で、それもあんなやり方で、当時の同盟
の国民的英雄を潰せる訳など有りませんしね。
「嫌気がさして、或いは思うところあって自分から退役」でしたら、有るかも知
れませんが(笑)。

「帝国への身売り」は、周到な計画でなく、状況に応じた成り行き任せの機転と
見ました。
本気で早くから同盟を滅ぼす積りなら、彼の権限の範囲内で、もっとあれこれ同
盟にとってマズい人事とかが出来たと思います。
でも一応、ビュコックやヤンを、現場では重用し続けてますし。
あの査問会は、ヨブ本人は乗り気じゃなかったことも有り得る。

フェザーンの圧力と、ヨブ以外の政治屋たちの突き上げで、しょうこと無しに
認めたが、彼自身は「馬鹿どもが馬鹿なことを」と思っていたかも知れない。

ホワンを加えたのも、案外、ヨブの意向かもな。
トリューニヒト英傑説

・実は本心から帝国領遠征作戦に反対していた。しかし所詮国防委員長でしかない彼は、
フォークに焚きつけられた議長を止めることもできず(明確に反対した場合、軍を掌握
できていないと責任を追求される恐れもあるし)、まあ負けてもイゼルローンがあるから
大丈夫だと踏んだ。
・しかし敗北は予想以上だった。手下どもは相変わらず政争に明け暮れ、ヤンを吊し上げ
にして喜んでいる。地球教経由の情報では、帝国はほぼラインハルトが掌握し開明的な
政策を打っている。これではもう同盟は滅亡するしかない。
・ラインハルト統治下の開明的な帝国内部に民主主義の種を残すのは、同盟を多大な
流血を伴わない解体に導くしかない。そう考えたトリューニヒトは、「戦争屋」ヤンを巧みに
掣肘しつつその目的を達成する。しかしヤン一党は軍閥化し、平和は戻らない。
・今一度の大親征をもって帝国内部の不穏分子とヤン一党を葬る最後の策が、地球教徒
と教導立案したロイエンタールの反乱だった。しかしイゼルローンは動かない。策が潰えた
事を悟ったトリューニヒトは、悪名を被りすぎた自分よりイゼルローンの方が民主主義の
シンボルとして相応しいと考え、ロイエンタールを挑発して自分を殺させる。
・結果、民主主義の暗黒面はトリューニヒトが全て引き受け、半ば理想化されたシンボル
としてイゼルローンが残る事となった。

・・・駄目かなぁ・・・。
>>262
 本編内の主な行動だけとって継ぎ接ぎしていけば、そういう解釈も可能だろうけど、
前提設定として、「腐敗した政治家の親玉」となっているからねぇ。
 その気があれば、侵攻作戦失敗後、なんとでもいい方向へ改革できただろうし、
やっていれば、クーデターはなかったろう(逆に言えば、何もやってないってことになる)。
 他にも、憂国騎士団を裏で操っていたり、地球教の手下だったという「事実」は、ちと弁
護しづらいわな。
>帝国はほぼラインハルトが掌握し開明的な 政策を打っている。これではもう同盟は滅
>亡するしかない
 ものすごい短絡思考だな(w) 開明的改革をしているのだから、ヤンが言っていたよう
に講和の可能性があったのだが。わざわざ「・ラインハルト統治下の開明的な帝国内部
に民主主義の種を残す」なんてメンドクサイまねしなくても、同盟を健全な状態にすれば
済む話。
>悪名を被りすぎた自分よりイゼルローンの方が民主主義の
>シンボルとして相応しいと考え
 突如、守護天使でも降臨なされましたか?(w)
 
264名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/20 12:06:28
>>258

ヨブが同盟売り渡しに傾いたのは、ルビンスキーのささやきも影響ありそうな。
もともとは同盟と帝国共倒れ狙ってたのが、ルビンスキーが同盟を潰し、ラインハルト
に帝国そして全宇宙取らせ、それを裏から支配する事狙ったんだから。
この2人としてもグズグズの状態より金髪に全宇宙支配させ、そこから勢力を伸ばした方が
得策、と考えただろうし。
>263
ネタにマジレスしてどうすんのw

トリューニヒトがどう動こうと、ラインハルトに講和の意思なんて最初から無いんだし、
機動戦力のほとんどを失った同盟に生き残る道は存在しないよ。
あまり人の書いたネタを馬鹿にしなさんな。262は褒めすぎだが、ネタ承知で書いてんだろ。




結論が先にあり、それにあわせて史実をつぎはぎするような
伝記・評論はよくあること。
資料が足りなかったら自分で作ってしまえばいいしね。
トリューニヒトに、早期から同盟売り渡しの意図が有ったってことにしたいなら、
或いは「実はいーもん」にしたいなら、皇帝誘拐亡命事件の際、同盟に来た彼ら
を帝国に引き渡して、それをきっかけにして講和して、同盟経済をフェザーンに
代わって、経済状態良好な帝国に支配させ、数年後、体よく併呑って流れが、一
番カタいような。
こっちの方が、トリューニヒトはあまり手を汚してない分、多分帝国で出世しや
すいし。
「史実」を曲げて良いのならどうにでもなるよ。
>>262は、表層的な事実はそのままに、可能な限り好意的に解釈しようということでは?
あ、なるほど、そういう遊びね。

では、ヤン極悪人説も可能かな。
要はよくある歴史解釈の論争モノが作中で行われたと解釈してみる訳か。
まあ終戦後、数年くらいじゃとても口には出せんだろうな。市民にぬっころされる。

数十年経ってから客観的に、あるいは無責任にそんな説が出てきて陥落時の
ハイネセンに住んでた爺さんが激怒したりするのだろうか

善人説悪人説面白いかもw

〜キルヒアイス悪人説〜
ちょっとした気まぐれから
つまはじきものラインハルトに話しかけてみたキルヒアイス。
適当に話を合わせていると、家に連れてかれ、アンネローゼに会う。
一目ぼれするキルヒアイス。
ラインハルトはあまり好きじゃないが、
アンネローゼに頼まれてしまっては仕方がない。
仲良くしてやることにした。
しかし、アンネローゼは皇帝に連れてかれてしまう。
アンネローゼを助けるためには偉くなるしかない。
彼は、お人よしのラインハルトとともに幼年学校に入学するのだった。

272271:04/09/20 19:17:34
それから数年後、
大手柄を立てればアンネローゼと結婚できると思い、
辺境平定を頑張るキルヒアイス。
胸を張って帰る途中にヴェスターランドの惨劇を知る
「金髪の小僧の馬鹿が!俺のいないうちに勝手なことしやがって!」
ラインハルトと面会し、敬語を使いながらキルヒアイスは問い詰めていく。
お前は俺のなんだ!と言われ、
「(アンネローゼ様と結婚するまでの我慢だ・・)閣下の忠実な・・・」

偶然、アンスバッハが盟主の体内に銃を隠し持っていることを知るキルヒアイス。
ラインハルトがピンチになってから助けたほうが恩を売れると思い、
わざと放置。
そして、ラインハルトのピンチを助ける。
「これでラインハルトは俺に頭が上がらないだろう・・(ニヤッ)」
と口元が緩む直前、指輪から発せられたレーザーに・・
「え・・指輪からレーザーが出るなんて聞いてないよ・・・グフ!」
キルヒアイスは自分の怪我の重さをわかっていない。
ここはお涙作戦とばかりに
「ラインハルト様・・宇宙を・・(目の前が真っ暗に)」
「(え・・死ぬの?死にたくないよー!・・)」

・・・書いてて空しくなった。
キルヒアイスファンの俺が書くべきじゃなかった・・
273226:04/09/20 22:25:04
>>226
見たいな感じで金髪生きてるバージョンを書いてみようと
おもうねんけんど需要はあるのであろうか?


新しい風を・・・入れてくれ・・・
270の話と271の解釈には帝都フェザーンと地球ほどの乖離が見られるが、
「え・・指輪からレーザーが出るなんて聞いてないよ・・・グフ!」にはワロタ。
ヤンが23歳ぐらいでジェシカと結婚していたら。

ラップは「ちくしょう、幸せになりやがれよ!」と祝福。
既婚者にトラバース法は適用されないので、ユリアンは養子にならない。
アッテンボローも刺激され、3年後、士官学校の同級生と結婚

25歳、一人目の子供(女の子)生まれる。ヤン・ホワンファと命名
ヤン、完全に思考が守りの人生モードへ。原作以上に軍を辞めたい辞めたいと思いつづける。
29歳、アスターテ会戦の直前、二人目の子供が生まれたのをきっかけに、中佐で周囲の反対を
押し切り退役。
憧れの年金生活へ。
翌年、ハイネセンの私立大学の歴史科の編入試験を受け、合格
(士官学校の元戦史学科在籍により3年次の編入認められる)。
ヤン「もう一度学生をする事になっちゃったよ、ジェシカ」
ジェ「でもウェンリー、ホントはこれがあなたの望んだ道だったのでしょ?」
ヤン「そうだねえ、30を目の前にしてようやく正道に戻れたよ」

277276:04/09/21 01:07:16
ヤンが試験を受けた頃、アスターテ会戦勃発。金髪の作戦により
三艦隊がほぼ壊滅。ラップ死亡。
ラップの死を悲しむも、ヤン、そのまま軍には戻らす入学。好き放題に
歴史の勉学に没頭する。

その後、何度か同盟軍によるイゼルローン要塞の攻略が行われるが、全て失敗
しかし、大きな被害も出ずに済む。
一方、皇帝フリードリヒ四世の死により、帝国では内乱が勃発。
しかし今だ10個艦隊を持つ同盟軍を背後に控えた上に、ゼークト&シュトックハウゼンは
貴族連合側として旗色を鮮明にし、イゼルローン、ガイエズブルクの二大要塞を敵に回し、
さすがの金髪軍も苦戦し、戦線はこう着状態に。
さらにその後、貴族連合軍もブラウンシュヴァイクとリッテンハイムが決裂し、真っ二つに。
その影響でにより時を同じくして、帝国内で次々と地方貴族領が独立を宣言。
たちまち帝国中に小国家が溢れ返り、収集のつかない状態に。
金髪はこの内乱を収めてみせる自信はあったが、少なくとも5年はかかると踏んでいた。

さて、同盟の最高評議会がこの帝国の内乱にどうつけこむか喧喧諤諤している頃、
ヤンは結婚7年目でありながら美貌の衰えない、やや気は強いが優しい妻と、二人の
可愛い子供たちと幸せな家庭生活を営み、また、勉学に励むのであった。
もちろん将来は院に進み、修士号、やがては博士課程に進むつもりだ。
>既婚者にトラバース法は適用されないので
ここがダウト。
トラバース法は本来、既婚者に適用されるもの。
ヤンの場合はキャゼルヌが強引に押し込んだ。
279276:04/09/21 01:34:43
ヤン退役から1年、そろそろ大学院進学の準備を考え始めたヤンの元に、
アッテンボローが尋ねてきた

ア「実はおれも今日、軍を辞めてきました」
ヤ「そうか…お前さんほどの人材を手放すのも軍としては惜しかっただろうなあ」
ア「まあ、いろいろ引き止められはしましたが…でも、これでようやくおれも先輩と同じく、正道って
ヤツに帰れますよ」
ヤ「やっぱり、お前さんの正道とはジャーナリズムのことか」
ア「…ええ、親父にはめられ苦節10数年…やっとですよ。まずは嘱託から始めますが、
やがてフリーライター、ノンフィクション作家とステップアップしていけたらいいですねえ…
まず手っ取り早く名をあげるには、帝国に潜入して、内乱の様子を突撃ルポ…というのも
悪くないですねえ」
ヤ「おいおい、ようやく弾丸やミサイルが飛んでこない世界に来れたのに、またわざわざ戻る気かい」
ア「どうにも性分ってヤツでして。でも同じ戦場に行くのでも、ジャーナリストとして行く事におれの
10年来の意義があるんですよ…まあ、ヤン先輩と違ってまだ子供もいませんしね」

…勢いに任せて書いてきたが、どうにも、ヤンとアッテンにとっては幸福な人生を歩みだしそうだ。

金髪による帝国の完全統一と皇帝即位は10年後、金髪の同盟制服と宇宙統一は25年ほど先になるか。
その頃、ヤン(55歳)は、地方大学在籍の歴史学科の講師を勤続10数年、昨年、要領の悪さから先送りに
されていた教授にようやく昇進し、著書もわずかだがぽつぽつと売れ初めて来たのだった…

「ああ、国が無くなってしまったよ…カイザーは表現や学問の自由を掣肘するような人間ではないと聞くから
私の著書が発禁になる事はないだろうけど…これから私たちの業界は自由惑星同盟の歴史の総括をはじめる事
になるだろうな。なら、せめてアーレ・ハイネセンがあの世で嘆くような仕事をするのは避けたいものだなあ…」
280276:04/09/21 01:39:15
>>278
ありゃりゃりゃーん、完全にカン違いしてました。
では、すみませんが、運命の歯車が変わった事によって、
ユリアンは別の家庭へ引き取られたという事で。

でもヤン、ジェシカ夫妻にユリアンが養子ってのも面白かったなあ。
ヤンの子供たちはきっとユリアンを実の兄と慕うでしょうね。
絵に描いたようなほのぼの家庭だ。

金髪は史実の予定通りのタイミングで病死させた方がおもろそうだ

>>276
ヤン、幸せそだ…
ユリアンとフレデリカと出会わなくても、ここまで幸せになれるのか。
母国滅亡後も、同盟の興亡の研究、偉大なカイザーの研究と、
老後の楽しみがいっぱいだ。
もし、同盟軍士官学校戦史研究科が、廃止されなかったら。

ヤンもラップも無事卒業、2人はそれぞれ在学中に書いた論文が評価され、
同盟軍戦史編纂室に配属。

ところがそこは、仕事の内容的に軍事機密を扱うことが多くなる関係上、
名前ののんきさとは裏腹に、強い権限を備え、危険な任務にも関わる情報
機関と化していた。
情報分析官として頭角を現していくヤンとラップ。

ヤンが任務の都合でエル・ファシルに出張中に、例の事件発生。
ヤン分析官の助言(と監視)のもと、リンチは無事脱出作戦に成功。
後年「魔術師リンチ」と呼ばれる名将に成長していく。

その後、ジェシカとラップ、結婚。

アスターテ会戦の頃、ヤンは29歳にして准将、宇宙艦隊総司令部情報参謀
を勤めていた。
彼の立案した情報操作が成功、帝国軍の侵攻部隊は3個艦隊を各個撃破する
積もりが、最初にリンチ中将指揮下の艦隊に掛かった時点で、兵力において
劣るリンチにてこずり、やがて更なる伏兵として忽然と現れたビュコック提
督指揮下の第5艦隊に挟撃され、更に苦戦。ラインハルト、撤退を図りつつ
援軍を要請するも、帝国軍上層部はこれを拒否。
貴族たちは、ラインハルトに、「名誉の戦死」を遂げさせる意向だった。
そして同盟軍のもう2個艦隊も駆けつけ、ラインハルトの艦隊、4個艦隊に
予定通り包囲殲滅される。
ラインハルト、キルヒアイス、メルカッツ、ファーレンハイト、戦死。

アスターテ会戦での功績により、ヤン、少将に昇進、情報部次長に就任。
対帝国領内特殊工作活動の統括担当者としてその全権を担うことになる。
284283:04/09/21 15:47:08
シトレの企画とヤンの発案により、イゼルローン要塞攻略作戦。
作戦実行担当、ビュコック提督。無事奪取成功。

シトレ、これを花道に引退、政界入り。のち国防委員長。
ヤン、中将昇進、情報部長に就任。
ビュコック、アスターテ会戦とイゼルローン奪取の功が評価され、大将昇進、
宇宙艦隊司令長官に就任。
ラップ、准将。情報部参事官。ヤンの腹心。
D・グリーンヒル、統合作戦本部長就任。
尚、ロボス、性病により退役。

フォークの遠征計画、事前にヤンに潰される。
その後、フォーク、ゲームセンターで小学生に惨敗、精神病院に入院。

帝国での内乱勃発とそのタイミングでの介入を目論む、ヤンとラップの神算
鬼謀が進行しつつあった。
ラインハルト死んだんじゃ、内乱勃発しないんじゃ・・・
それとも同盟が糸を引いて起こすのか?
ブラウンシュバイクとリッテンハイムの皇帝の跡継ぎ争いなんじゃねーの
なんかダークなヤンになってそうだ。
権謀術数によって同盟が銀河を再統一して裏で操るとかになりそうだ。
そんな働き者はヤンじゃないだろう
289283:04/09/22 02:22:59
ムライ准将、少将昇進。新設の「機甲憲兵部隊」司令に就任。
ワルター・フォン・シェーンコップ大佐、准将昇進。「薔薇の騎士
連隊」と共に機甲憲兵部隊に出向(実戦指揮担当)。

ヤンとムライとシェーンコップ、同盟軍内部を帝国に対する防諜を
口実に調査。数々の腐敗・汚職の証拠を確保。

同じ頃、憂国騎士団のアジトの武器庫にて、横流しされた同盟軍制
式兵器の高周波爆弾、「原因不明」の事故により炸裂。アジト半壊。
死亡者は居なかったが大騒ぎになり、「偶然にも」すぐ近くで演習
していた機甲憲兵部隊の協力を得た警察により強制捜査される。
地球教団との関係と、双方の諸々の犯罪発覚。
憂国騎士団、並びに地球教団ハイネセンポリス大司教管区(同盟方
面本部)、壊滅。

関係が取り沙汰された国防委員長ヨブ・トリューニヒト、一切知ら
ないと言明。
数日後、彼を「裏切り者」と怨む憂国騎士団のメンバーによる自爆
テロで死亡。
「まったく気の毒だねえ。一体どうしてこんな惨劇になったんだろ
うねえ」(情報部長ヤン・ウェンリー中将・談)
290283:04/09/22 02:23:52
同盟軍内部で大粛正始まる。ドーソン、ベイ、ロックウェル、逮捕。

トリューニヒト委員長の憂国騎士団・地球教団・軍事産業絡みの汚
職・犯罪疑惑、数々発覚。
自由惑星同盟最高評議会、総辞職。

主戦派にたいする市民多数の失望と反感が強まる中、ジョアン・レ
ベロ、最高評議会議長選挙に勝利。
政治家としては新人のシドニー・シトレを国防委員長とする、異例
の組閣を行う。

同盟政府、軍の一部解体による民力回復計画、開始。
291283:04/09/22 03:17:14
帝国においても、地球教に対する捜査、始まる。
担当、憲兵隊のウルリッヒ・ケスラー准将。

ルビンスキー、地球教に見切りを付け、この組織について知る限りの
情報を、帝国政府、及び同盟政府にリーク。

帝国軍、地球教本部を強襲。少なからざる犠牲の上、地球教、壊滅。
指揮を執っていたミッターマイヤー・ロイエンタールの両提督、少将
より中将に昇進、一個艦隊を預かる身の上となる。
並びにケスラー、少将昇進。

これよりしばらく後、帝国政府財務尚書ゲルラッハ子爵、フェザーン
に出張。
同盟軍情報部長ヤン中将と接触、非公式の会談。

同盟と帝国における、双方の社会学者たちの、帝国の将来についての
シミュレーションの結果を突き合わせる。
いずれも、銀河帝国は、半世紀以内には、地方領主たちの軍閥化の進
行により、中央の統制が崩壊し、幾つかの地方王国へ分裂する事を予
測していた。
292283:04/09/22 03:28:32
フェザーン自治領主アドリアン・ルビンスキー暗殺未遂事件。
フェザーンの情報機関及び警察内部の地球教残党による犯行だった。
ルビンスキー、同盟軍情報部の特殊工作部隊の護衛・協力により、生
命を救われ、犯人達を摘発・捕縛する。

フェザーンの、政府部内・民間双方における、地球教の残党、一掃。
293283:04/09/22 19:17:09
帝国財務尚書ゲルラッハ子爵、帝都オーディンへ帰還。
それに伴い、フェザーン自治領主ルビンスキー、帝都オーディンへ出張。

自治領主には、見慣れない顔の黒髪の秘書官が随行していた。

ルビンスキー、皇帝フリードリヒ4世に拝謁。
皇帝の山荘にて、国務尚書リヒテンラーデ侯、財務尚書ゲルラッハ子爵
を交え、皇帝臨席のもと、非公式の会談が持たれる。

マリーンドルフ伯爵令嬢ヒルデガルド、ルビンスキー、及びその秘書官
と接触。

ルビンスキー、フェザーンへ帰還。

そのしばらく後、長期休暇を取り、フェザーンへ観光旅行をしていたと
される同盟軍情報部長ヤン中将、職務に復帰。
「結構楽しめた。面白いお土産が色々有るよ」
294283:04/09/22 19:39:00
「カストロプ動乱」勃発。
状況が悪化する中、宇宙艦隊司令長官ミュッケンベルガー元帥の命によ
り鎮圧にあたったエルネスト・メックリンガー少将、これに成功。
中将昇進、艦隊司令官就任。


皇帝及び国務尚書、エルウィン・ヨーゼフを立太子、次期皇帝に指名。
続いて、カストロプ動乱を口実とし、貴族達が地方警備部隊の名目で抱
える私兵の解体・返上の旨、命令。
ブラウンシュヴァイク公、リヒテンラーデ侯ら、門閥貴族の多数はこれ
に反発、再考を要請。

皇帝、急逝。
エルウィン・ヨーゼフ、即位。帝国軍上層部と官僚層、これを支持。

ブラウンシュヴァイク公・リッテンハイム侯、皇帝暗殺容疑の為、召喚。
両者、これを拒否、国元に脱出。

マリーンドルフ伯爵家、私兵のみならず領地の返上を進んで行う。
フランツ・フォン・マリーンドルフ伯爵、内閣書記官長に就任。
その令嬢ヒルデガルド、帝国宰相リヒテンラーデ侯の秘書官に登用。

帝国政府、帝国全土での郡県制の施行と徹底を公布。
貴族たちに、その領地を、1年の猶予期間内に返上の旨、新皇帝の勅命。

門閥貴族達の多数、領地と私兵の整理の名目で、続々国元に帰還。

ブラウンシュヴァイク公・リッテンハイム侯への討伐令出される。
295283:04/09/22 19:41:29
「リップシュタット会盟」。
盟主、ブラウンシュヴァイク公。副盟主、リッテンハイム侯。
貴族の出身・関係の帝国軍高官、相当数これに参加。

帝国軍の実戦部隊最高指揮官たる、宇宙艦隊司令長官ミュッケンベルガ
ー元帥は、体制側から動かず。尚、その領地は返上している。
ミッターマイヤー、ロイエンタール、メックリンガーら、大将昇進。
ケスラー、中将昇進。憲兵総監部刑事課長に就任。
軍部・政・官・経済界の、潜在的な門閥貴族派の捜査・粛正開始。
帝国政府、「開明派」の登用。リヒター、ブラッケ、入閣。

「リップシュタット戦役」、始まる。
総兵力と財力においては、貴族連合軍(公称「賊軍」)が体制側を、相
当に凌駕していた。
296283:04/09/22 20:09:17
同盟全軍、ブラウンシュヴァイク公・リッテンハイム侯への討伐令の頃よ
り、臨戦態勢。
ちなみに、これに先立ち、4個艦隊分の兵力が解体され、軍から民間に戻っ
ている。このどさくさに、平行して、大掛かりな作戦行動の準備が、目立
たないよう行われていた。
6個艦隊・約9万隻、加えて後方支援艦艇諸々、合わせて、およそ12万
隻の動員。

大遠征、始まる。
作戦名は「ラグナロク」であった。
>>296
>大遠征、始まる。
>作戦名は「ラグナロク」であった。
うまいネーミング、神々(ゲルマンの、つまり帝国)がオシマイというわけですな。
298283:04/09/22 20:57:52
同盟遠征部隊総司令官、宇宙艦隊司令長官アレクサンドル・ビュコック大将。

遠征部隊参謀長には、やや異例ながら、情報部長ヤン・ウェンリー中将が選
任された。
後方主任参謀に、アレックス・キャゼルヌ少将。
作戦主任参謀、チュン・ウー・チェン。士官学校戦略研究科の教授を勤めて
いた人物である。抜擢に伴い、准将から少将に昇進。
情報主任参謀には、ジャン・ロベール・ラップ。これに先立って、少将に昇
進している。

艦隊司令官、リンチ、ウランフ、ボロディン、クブルスリー、エドウィン・
フィッシャー、各中将。
尚、ビュコックは自ら一個艦隊を直属とし(分艦隊司令、カールセン少将、
モートン少将ら)、全軍の艦隊運用をフィッシャーが担当する。

陸戦部隊の指揮官として、シェーンコップも従軍している。階級はこの時点
で少将であった。
299名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/23 00:19:17
>>283
面白いよ、続きをキボンヌ
そうかな?プロットだけだらだら書かれても正直ツマラン。
できたら、作品にしてから書いていただけると嬉しい。
301名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/23 10:42:16
激しく既出だと思いますが
ヤンが、やけにマキャベリスティックで
ヨブちゃんと手を組んだら、どうなりますかな?
「センセーもうやばいっすよ、利権も糞もないですよ
 いらん政治家狩りませんか?」とか
妄想スマソ
302名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/23 13:45:16
>>301

どのあたりでヨブと手を組むにもよるが、
ヤン途中で切り捨てられるか、ヨブ見切ってクーデターか
どっちかだろうな。
303283:04/09/23 15:42:15
帝国体制側の兵力、ミュッケンベルガー元帥指揮下の主力と、ロイエンタール大
将の指揮下の別働隊に分かれる。後者は辺境星域各地に拠る賊軍の兵力打倒・支
配領域鎮定を任としていた。

数と軍資金において勝る賊軍は、当初は優勢だった。
ミュッケンベルガーの部下のうち、そう有能でない提督達が何人か敗北し、その
兵力はかなり削られる。賊軍にも相応の損害。

同盟軍情報部、貴族連合内部に予め作っておいた、何人かの貴族の協力者(脅迫
・事業失敗などに付け込んだ買収、及び隠れ開明派など)を利用し、ブラウン
シュヴァイク公・リッテンハイム侯の不和・対立を煽る。

リッテンハイム侯、劣勢に立つ。

同盟軍、リッテンハイム侯に接触。支持を公的に表明。
リッテンハイム侯、選択の余地無く、同盟軍の協力を受け入れる。

リッテンハイム派、離反・自立し、賊軍、二分される。

ブラウンシュヴァイク派、帝国体制側に一時的な講和と共闘を要請するが、帝国
体制側、これを拒否。

非公式ではあるが、帝国体制側と同盟遠征軍は連携しており、同盟軍は、補給に
おいても帝国体制側の協力を得ていた。
304283:04/09/23 15:43:43
ブラウンシュヴァイク派、リッテンハイム−同盟連合と、帝国正規軍との二正面
作戦を強いられる。
また、貴族達の国元は、次々とロイエンタール大将の武略の前に制圧され、援軍
も期待出来ない戦況だった。

ブラウンシュヴァイク派の艦隊、ミッターマイヤー大将指揮下の艦隊と交戦、殲
滅される。

ブラウンシュヴァイク派の要塞と艦隊、同盟軍遠征部隊と交戦、殲滅される。
リッテンハイム派の戦力、多大な損害を出す(そう仕向けられる)。
この折、帝国軍装甲擲弾兵総監オフレッサー上級大将は、同盟軍陸戦部隊指揮官
シェーンコップ少将と交戦し、一騎打ちの結果、戦死している。
305283:04/09/23 15:44:14
ヴェスターラントにて民衆叛乱。ブラウンシュヴァイク派の領主、殺害される。
ブラウンシュヴァイク公激怒、ヴェスターラントの人民への核攻撃を、周囲の反
対を押し切り命令。
同盟軍、これを、事前に内部通報者により知らされる。
攻撃実行部隊を捕縛、虐殺を阻止。
ヴェスターラント星系を、人的・情報的に封鎖。
「ヴェスターラントにおいて、ブラウンシュヴァイク公が、民衆に対する核攻撃
を命じた」「ヴェスターラントの民衆からの通信途絶」との報道を、核兵器のキ
ノコ雲の映像とともに、帝国全土に流し、「虐殺が行われた」と誤解されて当然
の情報操作を行う。
ブラウンシュヴァイク派所属の貴族・将兵による、戦乱に伴う民間人への犯罪も
数々頻発しており、これらを材料としたネガティブキャンペーンによって、ブラ
ウンシュヴァイク派への人心は、帝国全土で離反していくことになる。

「別に、嘘はついてないよねえ?」(ヤン中将・談)
306283:04/09/23 15:44:40
リッテンハイム侯、同盟との協定に背き、手兵を率いて帝都オーディンを急襲、
幼帝の身柄確保を図る。
尚、彼は、この時点で、戦後の彼自身の安寧の保証と引き換えに、自分の野望の
放棄を、やんわりと同盟に言い渡されていた。

この時、留守兵力を預かっていたナイトハルト・ミュラー少将、寡兵をもって良
く守り、ミッターマイヤー艦隊の来援まで持ちこたえる。
そして、急報を受け、常識外の速度で帝都に戻ったウォルフガング・ミッターマ
イヤーは「疾風」、3倍以上の兵力と五分に渡り合いその攻勢を防ぎ続けたナイ
トハルト・ミュラーは「鉄壁」の異名で呼ばれることになる。
リッテンハイム侯、敗死。
307283:04/09/23 15:45:40
ロイエンタールの別働隊、辺境経略を終え、帝国正規軍主力と合流。

ブラウンシュヴァイク派主力が拠るガイエスブルク要塞付近の宙域に、帝国正規
軍主力と同盟軍遠征部隊、集結。

この決戦は、「三軍会戦」と呼ばれることになる。

アンスバッハ准将、戦死。
ブラウンシュヴァイク公、自殺。

ビュコック大将、ミュッケンベルガー元帥、会談。
同盟軍と帝国正規軍、休戦協定。

ここに、「リップシュタット戦役」並びに「ラグナロク作戦」は終結する。

銀河帝国と自由惑星同盟、お互いの存在を公式に公認。
平和条約、通商協定などを締結。
308283:04/09/23 15:47:17
リヒテンラーデ侯爵、公爵(帝国では、この時点では、爵位は、既に名誉のみで
実体は無い)に爵位を勧め、帝国宰相に就任。
同日、引退。本人の意思によるものである。

後任の帝国宰相、フランツ・フォン・マリーンドルフ「侯爵」。
内閣書記官長、ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ。
ちなみに彼女は、後に帝国宰相となる。

財務尚書、リヒター。
司法尚書、ブラッケ。
経済開発尚書、シルヴァーベルヒ。
外務尚書、ゲルラッハ「伯爵」。

民生尚書、ラング。
社会秩序維持局長を勤めていたこの人物のこの職務への登用に、無数の人々が驚
倒した。そして、一番驚いたのは当人であったという。
その後、大方の予想を裏切り、多大な業績を見せることになる。
309283:04/09/23 15:47:53
宇宙艦隊司令長官ミュッケンベルガーなど、帝国軍三長官を含む5人の帝国元帥
は、しばらく後、揃って、これも自ら引退。
三長官の後任は以下の人々である。
軍務尚書、メックリンガー。
統帥本部総長、ロイエンタール。
宇宙艦隊司令長官、ミッターマイヤー。
全員、帝国元帥に昇進している。
尚、この時点において、「上級大将」の階級は、制度上消滅している。
また、「帝国元帥」の、「元帥府を開設、部下を自由に任免」などの特権は廃止
されている。

10年後、憲法が制定され、議会が開設されている。

皇帝エルウィン・ヨーゼフ2世は、立憲君主として、何の不足も無い人物に成長
し、玉座での100年近い年月を大過なく過ごし、天寿を全うしている。
310283:04/09/23 15:48:24
「銀河連合」と「星際司法裁判所」(刑事・民事・経済問題の裁定など全て管掌
する)、そして「広域宇宙艦隊」が創設される。
いずれも本部は、フェザーンに置かれる。
「フェザーン自治領」は廃止され、「連合直轄特別区フェザーン」となっている。
帝国・同盟両国の軍産複合体の解体に伴い、フェザーンの商人たちによる、人類
社会の経済の再編・統合が進んでいた。

銀河連合の初代事務総長、アドリアン・ルビンスキー。
数年後、惜しまれながら病死するが、それまでの短い間に、その卓越した政治手
腕によって、これらの国際機関の確立に尽力し貢献する。

「広域宇宙艦隊」は、三勢力が人員と資金を出し合い構成される、警察力として
の軍隊であり、帝国・同盟における軍縮の結果、10年後には、人類社会におけ
る唯一の恒星間軍事組織となる。


初代長官 ケスラー。大将に昇進している。
次官 兼任 刑事局長 ムライ。中将に昇進している。
参事官 ルパート・ケッセルリンク。

イゼルローン要塞は、広域宇宙艦隊の管理下に置かれることになる。
要塞司令官 シェーンコップ中将。
要塞駐留艦隊司令官 ミュラー中将。

100年後、「銀河連合」は、「銀河共同体」へと発展的解消を遂げる。
311283:04/09/23 15:54:15
ヤン・ウェンリー、大将に昇進の上、自身の強い希望で退役。
元帥号は、これより70年先、死去の後に追贈される。

情報部次長に就任以来、彼の副官を務めていた、フレデリカ・グリーンヒル(最
終階級、少佐。退役)と結婚。

情報部長の後任は、中将に昇進したジャン・ロベール・ラップである。

ヤンの被保護者だったユリアン・ミンツは、当人の強い希望により、保護者の反
対(笑)を押し切り、士官学校に入学し、優等生として在籍中。
将来の夢は、「広域宇宙艦隊」の捜査官であるらしい。


ヤンはその後、ハイネセン記念大学歴史学科の3年次編入試験を受験、合格。
長年の夢だった、歴史学者への道を、再び歩み始めることになる。

「今更だけど、同盟軍の戦史編纂室って、詐欺だったよなあ」(ヤン退役大将
・談)
312283:04/09/23 16:10:38
最後になるが、或る人物の消息について。

アスターテ会戦の終了後、帝国軍の救命ボートが拿捕されている。
中破したそのボートの唯一の生存者は、重傷の上、衝撃の為、記憶を喪失していた。
更に認識票・階級章など、身元を確かめる手段になる物を一切所持していなかった。
これは、拿捕され、尋問された際、敵の手掛かりになる危険を鑑みての配慮であっ
たと思われる。

赤毛のこの人物は、記憶が回復しないまま、同盟軍の病院で数年を過ごす。
その後、記憶を回復したと見られ、退院。オーディンに向かい、グリューネワル
ト伯爵夫人アンネローゼの元を訪れている。
彼女は、皇帝の死後、帝国政府より年金を得て、帝都オーディンの郊外に隠棲し
ていた。
2人は、しばらく後、結婚。
幸福な第2の人生を送ったという。

余談だが、結婚の数年後、生まれた子供は、「ラインハルト」と名付けられた。
友達を作るのは、別に下手ではなかったらしい。

講和後の連合創立の際に、帝国と同盟が主導権争いから一悶着ある様な気がしないでもないけどな。
この争いの時に双方の好戦的軍人が粛正されるんだろうけど。ビッテンとかグエンとか。
>攻撃実行部隊を捕縛、虐殺を阻止。
>ヴェスターラント星系を、人的・情報的に封鎖。
>「ヴェスターラントにおいて、ブラウンシュヴァイク公が、民衆に対する核攻撃
>を命じた」「ヴェスターラントの民衆からの通信途絶」との報道を、核兵器のキ
>ノコ雲の映像とともに、帝国全土に流し、「虐殺が行われた」と誤解されて当然
>の情報操作を行う。
 そうか。このテがあったか。
 オーベルシュタインが自分から言い出すことはないだろうけど、ラインハルトも気づけよ、
という感じに単純な策だな。
315283:04/09/23 20:25:16
レスを下さった皆様、有り難うございました。

尚、小説仕立てにしますと、切り詰めてもえらい分量になったでしょうし、
ご勘弁を。

ビッテンとかグエンとか、血の気の多い連中は、広域宇宙艦隊に出向して、
貴族や地球教の残党のテロや叛乱鎮圧、それに戦後急増した筈の宇宙海賊
退治に駆り出され、政治的な不満を言ってる暇は無いと妄想しております。

>>294
8行目の「リヒテンラーデ侯」は、正しくは「リッテンハイム侯」です。

>>308
2行目、「勧め」は、正しくは「進め」です。
>>310
> 銀河連合の初代事務総長、アドリアン・ルビンスキー。
> 数年後、惜しまれながら病死するが、それまでの短い間に、その卓越した政治手
> 腕によって、これらの国際機関の確立に尽力し貢献する。

> 参事官 ルパート・ケッセルリンク。

この部分がちょっと無理ある
元々が感情、同属嫌悪からくる対立だから政治的な局面がどうあれ
同じ旗の下には立てないだろ?
317283:04/09/23 21:08:16
ルパートくんは、「実力でのし上って、親父を凌いでやる」と、前向きに考えた
としておいて下さい。

で、数年後、「勝ち逃げされた」と、虚脱感を味わうことになります。
318名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/23 21:12:26
>>283
なかなか面白かった。
一息に読んでしまったよ。また別の物語も書いて欲しい。
アスターテ会戦の死亡リストに私が載ってなかったので、どうやら
生存してたようだが、その後の話に登場してないのがちょっと残念。
リップシュタット戦役時にブラウンシュバイク公の参謀長として登場させて
欲しかったな。(アンスバッハは首席副官)
319シュターデン:04/09/23 21:12:53
>>283
なかなか面白かった。
一息に読んでしまったよ。また別の物語も書いて欲しい。
アスターテ会戦の死亡リストに私が載ってなかったので、どうやら
生存してたようだが、その後の話に登場してないのがちょっと残念。
リップシュタット戦役時にブラウンシュバイク公の参謀長として登場させて
欲しかったな。(アンスバッハは首席副官)
w
321283:04/09/23 21:28:07
シュターデン閣下は体制側でした。
>>303辺りで惨敗され(生還なさいますが)、結果、帝国正規軍において、
ミッターマイヤーたちが主導権を握るきっかけを与えることになります。

戦後は、軍官僚として、大過無い人生を送られます。
322シュターデン:04/09/23 21:49:13
なるほどミュッケンベルガー配下の分艦隊司令だったのか。
しかし、私が敗れるとは・・・
323ベタ誉めしたい:04/09/23 23:20:48
>>276
>>283
面白いし新鮮だった。
別に大きなIFから始めなくても(これがイイ)、一人の人間の(ヤンだが)運命が、
まだ本人が無名の頃に、ちょっと原作と変わっただけで、ここまで後の歴史の展開に
揺らぎが出るっていうのがいい。
まさに風が吹けば桶屋が儲かる(?)。って感じ。
それにプロットだけでも、要所要所にキャラのコメントが入れば(少なくも漏れは)十分面白い。
276が基礎をつくって、283が見事に完成形に発展させた。

お二人とも偉い。まさに>>274のいう新しい風だったと思う。
乙です!
324名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/24 01:51:54
人気声優の林原めぐみさん(37)が6月28日、都内の病院で女児を出産した。
あれ、有名な話じゃ無かった?出産。
>>325
 それ以前に、どーでもいい話だな。
>>325
まったく、関係ないどーでもいい話だ。  

37でも産めるんだな
まあ、無事で何よりだったし。30代なら普通だろうし。
どーでもよくは無いような気もするが、関係無い話だな。

思ったより若いんだな。
330名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/26 21:54:43
ここでそろそろ264氏
キボーンヌ
\_______________/
           …と思う吉宗であった
   (__) ..    ,--、、,,,,,,,,,,,,,,,,
             {::::::::}三三三ミミミ`、、
    (_)       >ー-"'" ⌒,,ィシヽミミiミミ 、
  モワモワ      /     三彡彡彡ィ`、ミミミ`、
     (_)   /      シ彡彡彡彡ノ'ヽミミミ`、
          ,'        ,三彡彡彡彡彡ソ,ー--'
        ○  l    _ _ """'彡彡彡彡彡ノi
         {;、 ';;;='''"""`  彡彡彡 - 、ノノi
            kr) .ィェー   彡彡' r、ヽ}彡i 
          レ'  ..      シ彡' )ァ' /彡'
         {_,,,、 ;、      シ彡 ニンミミ{   


283さんのIF で,どのように この当時は青二才であったヤンが,
リンチを説得したのか〔後脱出計画はどんなのだったかと)
その辺が気になって、しょうが有りません。
ぜひ教えて
333283:04/09/28 21:45:25
エル・ファシルの時点での、ヤン分析官(階級は大尉くらい)の権限と発言力は、
結構大きかった筈です。ですので、リンチも無視できませんでした。

ヤンのこの時の任務は「エル・ファシル星系付近へ侵攻する可能性の有る帝国軍
についての情報の収集と分析、現地の人心の視察・調査、及び、それらに伴う、
守備部隊司令への意見具申」でして、その為に必要な権限は、全て与えられてい
ました。
ヤンが偉い訳ではなく、彼を派遣した戦史編纂室の権限が大きかったのですけど。

脱出計画は、原典と似たような感じです。
この場合、囮に使うのは、守備部隊の戦闘用の艦艇を、全艦、無人の自動操縦に
したものです。あとは、原典と同じです。


>>294
16行目の「帝国宰相」は、正しくは「国務尚書」でした。
 非常にわかりやすい回答有難うございます
階級が低くて 艦隊幕僚でないからどうしたものかと思いましたが、

政治的地位を利用しての発言力の強化というヤンらしくないが、この場合
一番的を射ている (短期間で、現場を掌握するには、張ったり含めた台詞
がものを言うので)、 ヤンがリンチに、たとえ捕まっても、政治的判断で
捕虜返還などを手配してもらえるなどと言う餌も混ぜて、
成功しても、失敗しても相手に損をさせない と思わせることに成功させてから
 後は、原点みたいな展開は ある意味読んでみたかったであります
〔まさに一生分の労力を使い果たしたと言うのはこのことを言うのだろうか〕

 



           _,,:-ー''"""""゙''ー;、,,_
       ,,;rー''"     `''ミヾミヾ、゙ヽ,,_
      ,r'"   -ー--;;,,_ ヽミヽ,゙i ), )゙ヽ.
    ,r'"   ,,,ニ"二=-ー-=ニリツノ_ソ,ク,ノ ,)゙!
   ,/    "-'''",/    (( lr"~`ミ:、 ̄`<ノヽ,
   |     _,,r'"      `' `'ー  })  }\ソ
   .| ,i;' -ー彡|            〃   |, ヽ,     264も283もどうした!
   レ'i'  " ̄_,ィ! ,,,__            ゙l ;|    卿らの力はそんなものではなかろう!!
  ;'f,  ,ニ≡ヲ'   _二ニ:ェ__   _,,,,=-、| ソ 
  ,f,/',if'" `i_l!    `''-゙''゙-''"_~` <''セァ,ラ ソノ 
  ゙l ll!゙l, l〈 ~ ,,      '''"   l`     lリ 
  ゙l l! \`''  {           ゙     ,|  
  =リ,l ノ ゝ-i ゙':i;,       、 -、 ,,).   ,r"
  ,f.i  f~ ハ,ト.  ゙i     ,,,,,____   /
  ゙い. l  ;l' ゙l、.     `''ー==='"   ∧
   ゙),) ぃ、も=' \     `'''==-'  /),}
   (、ミヾf`'<,,_  \         / r"
    ゝニ/,;へーニ'''ー-ミ=:,,,_    ,,/';、,)
    ,,r-'/     ̄`フ'' -ャ、`l!'';ニ":<i.l'
   ニ-:、ミ-ニ,,,    し⌒'l | | | i⌒'| |、_
      `'''-ニ''-ニ__ノ .,| | | ゙l,. ゙'ハ   ̄`'''ー-
          `''-、. 、-''",! l! lゝミー' ノ

二一三氏のIFの続きもキボンヌ
337ゲーム風銀英伝:04/10/06 01:08:19
9月9日。ガイエスブルク要塞。
勝利の式典が行われる広間の入り口に行くと、衛兵が武器の持ち込みを注意された。私は腰からブラスターを抜き取った後、
ふと心づいたので訊ねてみた。
「私はキルヒアイス上級大将だが、やはり武器を持つのはだめなのか」
「たとえキルヒアイス提督でも、特例は認められません。そういうご命令です、申し訳ありませんが」
「わかった。いや、いいんだ」そう言ってブラスターを差し出すと、私はすでに入室していた諸提督の列に加わり、
彼等と目礼を交わした。そのときのロイエンタールやミッターマイヤーの瞳には微妙な光が浮かんでおり、彼らが、
私とラインハルト様との間の確執を知っていることは疑いえないことのようだった。
―特権意識を持ってはいけない
私はそう自分にいいきかせた。だが、寂寥感が胸をよぎることだけはどうしようもなかった。
しばらくは耐えるしかない、今は自分とラインハルトとの関係は、もはや主君と部下のそれに限定するしかないのだ。
ラインハルト様ならいずれ解ってくださる、いままで11年間、ずっとそうだったではないか…いままで?
不意に、私は不安に襲われた。今までは確かにそうだったし、それは永遠のものだと信じていたが、はたして本当にそうなのだろうか?
それは、私の自惚れであったのかもしれない・…
私の考えを遮るように式部官が今日の式典の主役の入来を告げた。



338ゲーム風銀英伝:04/10/06 01:10:46
捕虜の引見も終わりにさしかかった所で、列の端の方からざわめきが起こった。ブラウンシュバイク公の腹心とも言われた
アンスバッハ准将が、特殊ガラスのケースに収められた主君の遺体につきそって入ってきたのだ。
ごく低い、だが明らかな冷笑に迎えられながら、ゆるやかな歩調で歩くアンスバッハ准将に、私はある種の違和感を憶えた。
思慮深く、忠実な人柄で知られる彼が、なぜこのような行動を取るのだろうか?このようなことで、ラインハルトの歓心を買えないことは
解っているだろうに…
アンスバッハがラインハルトの前まで進みうやうやしげに一礼した後、ボタンを押してケースを開き、主君の遺体に手を伸ばした時、
いきなり耳の奥の方で私を呼ぶ声が聞こえた。

「ジーク!!!」
その瞬間、私は全てを理解した。

アンスバッハ准将が死体から取り出したハンド・キャノンを発射するより一瞬速く、私は飛びかかった。
狙いが逸れたハンド・キャノンが床に落ちる。私は彼の右手を掴んで床にねじり伏せようとした。
そして彼が自由な方の手を私の胸に押し付けた瞬間、胸に焼け付くような激痛が走った。
そして私は彼の手首を……

  →1、それでも、放さなかった。
    2、放してうずくまった。
    3、握っていない方の腕で殴りつけた。


>>337-338
ワラタ
1→死亡 バッドエンド
2→ラインハルト死亡。キルヒアイスが摂政となり
  グリューネワルト王朝(エンディング1)
3→ラインハルトと仲直り。軍務尚書&宇宙艦隊司令官代理となる(エンディング2)
彼の腕を、握ってない方の腕で殴りつけたって何も意味ないと思うんだが。
>>342
すまん。
彼の腕を握ってない方の腕で、殴りつけた。に修正しといて。
彼の手首を握ってない方の腕で、准将を殴りつけた。

にした方がよりわかりやすいかと。
すまん>>342

右腕をつかまれたアンスバッハは――キルヒアイスの合わせた右拳にカウンターをとられ――
十分過ぎるほどの衝撃が彼を遠い世界へと連れ去り――続けざまに放たれた右フックは――全てを終わらせた!!!その間 実に2秒!!!
これが もうじき22歳を迎えようとする 青年 キルヒアイス ベストコンディションの姿ではない

これに修正しといて
346名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/08 09:28:52
キルヒアイス率いる帝国軍艦隊とシドレ元帥率いる艦隊の話
どうなりました?
         /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;)
         {;;;;;;;;;;毬〕;;,..-ー' ´`マ`《
         ィゝ、_;.、‐´二ニ 二::::::::::};;;}
         {}ミ _,..-、ゝ i._,.-::、;;_::|;;リ
         {rリ)'ニ=Ftミ ゙frァャ―ミレi     _____________
         ゙i {  `''¨ ::{ .| `'' ン:::)::j    /IF進行の限界もこれまでだな。
         ヽ}   ,イ_ ::)_  ::L/   | かくて陽は沈み、
          |:゙i; ∠、彡ミ、_,,ヽ fj|   ノ 一将功ならずして万骨は枯る、か…
         ,r'"ト、   ー   ,::ノト、_   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       _/;;;;( `イ、  ;i ,j_ノ'´ノ|;;;;;;ヽ、
_,,,.-ー''''" ̄/;;;;;;;;/}>⌒ノ二三⌒く√∧;;;;;;;;;i''ー-、,
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;{;;;;;/;;;;ヽ  f゙ { }  i /./;;;;;゙i{》 ノ;;;;;;;;;;;;;`''ー-
〔二二二二}レ'i;;;;;;;;;;;゙、,  乂  |レ゙;/;;;;;;;;;レ'´二二二二}



       _,,:-ー''" ̄ ̄ ̄ `ヽ、
     ,r'"           `ヽ.
 __,,::r'7" ::.              ヽ_
 ゙l  |  ::              ゙) 7
  | ヽ`l ::              /ノ )
 .| ヾミ,l _;;-==ェ;、   ,,,,,,,,,,,,,,,_ ヒ-彡|
  〉"l,_l "-ー:ェェヮ;::)  f';;_-ェェ-ニ ゙レr-{  
  | ヽ"::::''   ̄´.::;i,  i `'' ̄    r';' }    このスレもついに
 . ゙N l ::.  ....:;イ;:'  l 、     ,l,フ ノ
 . |_i"ヽ;:...:::/ ゙'''=-='''´`ヽ.  /i l"    終ったようですな・・・
   .| ::゙l  ::´~===' '===''` ,il" .|'"
    .{  ::| 、 :: `::=====::" , il   |      伝説は終り
   /ト、 :|. ゙l;:        ,i' ,l' ノト、
 / .| \ゝ、゙l;:      ,,/;;,ノ;r'" :| \    歴史が始まるのです・・・
'"   |   `''-、`'ー--─'";;-'''"   ,|   \_
    :|     `'7"""""ヽ       |
    ト、    ,,イ     ∧     /|
    :| \ / \   / ヽ  / |


       ,,,::-ー''''""""゙''=-:、
    ,;r''"ツソ'         `ヽ、
   ,/_,, ,イ, ゙<          >! `ヽ.
 ,r'〃 ,r'''''''ーミ:、.   _,,,,-"",Z,,  ゙l,
 l,',,  ,il    ゙ヽミ、ミ、ミ三ッ-ー''  ,>゙l,
 {f ,〃      `''=ニ_ー----:、  ゙l ゙|   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |l イ!         ゙゙''''=-   ゙|i   } .|. .| 
 ゙ll |! _,,,_        __  .|ト、 i l   | 黙れ、ゲス!
  `lr'l!" ーモヲ'ツ:ヽ ;'"チモァ=-~゙ .|l _ ;リ  | 
   |. |    ̄ ''":l!  `'' ̄    ;ll´ レ;'   | 
   ゙l. l;、.    ::l!        ,:タ /ノ'   | 
   ヽ_l`    _;;L_ ,,     ,.ィ'ソ',イ}   ノ___________
    !_|、   __,,,,__    /f",ツ   ̄
      | ゙i,   __ `   ,/i |/
     rl ゙li    ̄ ̄   ,r'"リ L,
    _,i',rミーゝ.     ,;r'"_,,ニ-ン,|.
   _;l,:ヘヽ. `'''ァ゙=ー‐''"''彡='ニ~〃l
 ニ"-、<ヽヽ. ,/ f~゙い!.| |_f~l.|ri_,リノ,ニ=ー-
     `ミ、ゝニべ:、 `'!.| | ;;ソぅァシ"
      `''-ニ_ミ \| ! レ'ツ彡'´
        _,ニ=-┴-=ニ_


       _,,:-ー''" ̄ ̄ ̄ `ヽ、
     ,r'"           `ヽ.
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 .| ヾミ,l _;;-==ェ;、   ,,,,,,,,,,,,,,,_ ヒ-彡|
  〉"l,_l "-__二二_;::)  f';;_.二二__ ゙レr-{  ぐすん…
  | ヽ"::::''`J~~~~`.::;i,  i `~~~~~し  r';' }  そんな事言わなくても・・・
 . ゙N l ::. ,; ..:;イ;:'  l 、    | ,l,フ ノ
 . |_i"ヽ;:..し:/ ゙'''=-='''´`ヽ. J/i l"
   .| ::゙l し´_===' '===,,` ,i"l .|'"
    .{  ::| 、 :: ..::=====::、 , iし |
   /ト、 :|. ゙l;:        ,i' ,l' ノト、
 / .| \ゝ、゙l;:      ,,/;;,ノ;r'" :| \
'"   |   `''-、`'ー--─'";;-'''"   ,|   \_
    :|     `'7"""""ヽ       |
    ト、    ,,イ     ∧     /|
    :| \ / \   / ヽ  / |



       ,,,::-ー''''""""゙''=-:、
    ,;r''"ツソ'         `ヽ、
   ,/_,, ,イ, ゙<          >! `ヽ.
 ,r'〃 ,r'''''''ーミ:、.   _,,,,-"",Z,,  ゙l,
 l,',,  ,il    ゙ヽミ、ミ、ミ三ッ-ー''  ,>゙l,
 {f ,〃      `''=ニ_ー----:、  ゙l ゙|   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |l イ!         ゙゙''''=-   ゙|i   } .|. .| 
 ゙ll |! _,,,_        __  .|ト、 i l   | 早くここから出て行け!
  `lr'l!" ーモヲ'ツ:ヽ ;'"チモァ=-~゙ .|l _ ;リ  |   それとも自分の足でいくのは嫌か!
   |. |    ̄ ''":l!  `'' ̄    ;ll´ レ;'   | 
   ゙l. l;、.    ::l!        ,:タ /ノ'   | 
   ヽ_l`    _;;L_ ,,     ,.ィ'ソ',イ}   ノ___________
    !_|、   __,,,,__    /f",ツ   ̄
      | ゙i,   __ `   ,/i |/
     rl ゙li    ̄ ̄   ,r'"リ L,
    _,i',rミーゝ.     ,;r'"_,,ニ-ン,|.
   _;l,:ヘヽ. `'''ァ゙=ー‐''"''彡='ニ~〃l
 ニ"-、<ヽヽ. ,/ f~゙い!.| |_f~l.|ri_,リノ,ニ=ー-
     `ミ、ゝニべ:、 `'!.| | ;;ソぅァシ"
      `''-ニ_ミ \| ! レ'ツ彡'´
        _,ニ=-┴-=ニ_




       _,,:-ー''" ̄ ̄ ̄ `ヽ、
     ,r'"           `ヽ.
 __,,::r'7" ::.              ヽ_
 ゙l  |  ::              ゙) 7
  | ヽ`l ::              /ノ )
 .| ヾミ,l _;;-==ェ;、   ,,,,,,,,,,,,,,,_ ヒ-彡|
  〉"l,_l "-__二二_;::)  f';;_.二二__ ゙レr-{  ぐすん…
  | ヽ"::::''`J~~~~`.::;i,  i `~~~~~し  r';' }  そんな事言わなくても・・・
 . ゙N l ::. ,; ..:;イ;:'  l 、    | ,l,フ ノ
 . |_i"ヽ;:..し:/ ゙'''=-='''´`ヽ. J/i l"
   .| ::゙l し´_===' '===,,` ,i"l .|'"
    .{  ::| 、 :: ..::=====::、 , iし |
   /ト、 :|. ゙l;:        ,i' ,l' ノト、
 / .| \ゝ、゙l;:      ,,/;;,ノ;r'" :| \
'"   |   `''-、`'ー--─'";;-'''"   ,|   \_
    :|     `'7"""""ヽ       |
    ト、    ,,イ     ∧     /|
    :| \ / \   / ヽ  / |




       ,,,::-ー''''""""゙''=-:、
    ,;r''"ツソ'         `ヽ、
   ,/_,, ,イ, ゙<          >! `ヽ.
 ,r'〃 ,r'''''''ーミ:、.   _,,,,-"",Z,,  ゙l,
 l,',,  ,il    ゙ヽミ、ミ、ミ三ッ-ー''  ,>゙l,
 {f ,〃      `''=ニ_ー----:、  ゙l ゙|   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |l イ!         ゙゙''''=-   ゙|i   } .|. .| 
 ゙ll |! _,,,_        __  .|ト、 i l   | 早くここから出て行け!
  `lr'l!" ーモヲ'ツ:ヽ ;'"チモァ=-~゙ .|l _ ;リ  |   それとも自分の足でいくのは嫌か!
   |. |    ̄ ''":l!  `'' ̄    ;ll´ レ;'   | 
   ゙l. l;、.    ::l!        ,:タ /ノ'   | 
   ヽ_l`    _;;L_ ,,     ,.ィ'ソ',イ}   ノ___________
    !_|、   __,,,,__    /f",ツ   ̄
      | ゙i,   __ `   ,/i |/
     rl ゙li    ̄ ̄   ,r'"リ L,
    _,i',rミーゝ.     ,;r'"_,,ニ-ン,|.
   _;l,:ヘヽ. `'''ァ゙=ー‐''"''彡='ニ~〃l
 ニ"-、<ヽヽ. ,/ f~゙い!.| |_f~l.|ri_,リノ,ニ=ー-
     `ミ、ゝニべ:、 `'!.| | ;;ソぅァシ"
      `''-ニ_ミ \| ! レ'ツ彡'´
        _,ニ=-┴-=ニ_



           _,,:-ー''"""""゙''ー;、,,_
       ,,;rー''"     `''ミヾミヾ、゙ヽ,,_
      ,r'"   -ー--;;,,_ ヽミヽ,゙i ), )゙ヽ.
    ,r'"   ,,,ニ"二=-ー-=ニリツノ_ソ,ク,ノ ,)゙!
   ,/    "-'''",/    (( lr"~`ミ:、 ̄`<ノヽ,
   |     _,,r'"      `' `'ー  })  }\ソ
   .| ,i;' -ー彡|            〃   |, ヽ, 
   レ'i'  " ̄_,ィ! ,,,__            ゙l ;| 
  ;'f,  ,ニ≡ヲ'   _二ニ:ェ__   _,,,,=-、| ソ 
  ,f,/',if'" `i_l!    `''-゙''゙-''"_~` <''セァ,ラ ソノ 
  ゙l ll!゙l, l〈 ~ ,,      '''"   l`     lリ 
  ゙l l! \`''  {           ゙     ,|  
  =リ,l ノ ゝ-i ゙':i;,       、 -、 ,,).   ,r"
  ,f.i  f~ ハ,ト.  ゙i     ,,,,,____   /
  ゙い. l  ;l' ゙l、.     `''ー==='"   ∧ =3 ´,_ゝ`)プッ
   ゙),) ぃ、も=' \     `'''==-'  /),}
   (、ミヾf`'<,,_  \         / r"
    ゝニ/,;へーニ'''ー-ミ=:,,,_    ,,/';、,)
    ,,r-'/     ̄`フ'' -ャ、`l!'';ニ":<i.l'
   ニ-:、ミ-ニ,,,    し⌒'l | | | i⌒'| |、_
      `'''-ニ''-ニ__ノ .,| | | ゙l,. ゙'ハ   ̄`'''ー-
          `''-、. 、-''",! l! lゝミー' ノ



       _,,:-ー''" ̄ ̄ ̄ `ヽ、
     ,r'"           `ヽ.
 __,,::r'7" ::.       u      ヽ_
 ゙l  |  ::  u           ゙) 7
  | ヽ`l ::              /ノ )
 .| ヾミ,l _;;-==ェ;、   ,,,,,,,,,,,,,,,_ ヒ-彡|   うぐう・・・
  〉"l,_l "-__二二_;::)  f';;_.二二__ ゙レr-{  オーベルシュタイン元帥…
  | ヽ"::::''`J~~~~`.::;i,  i `~~~~~し  r';' }  少しはわたしに助け舟を・・・
 . ゙N l ::. ,; ..:;イ;:'  l 、 u  | ,l,フ ノ
 . |_i"ヽ;:..し:/ ゙''U=-='''´`ヽ. J/i l"
   .| ::゙l し´_===' '===,,` ,i"l .|'"
    .{  ::| 、 :: ..::=====::、 , iし |
   /ト、 :|. ゙l;:        ,i' ,l' ノト、
 / .| \ゝ、゙l;: u    ,,/;;,ノ;r'" :| \
'"   |   `''-、`'ー--─'";;-'''"   ,|   \_
    :|     `'7"""""ヽ       |
    ト、    ,,イ     ∧     /|
    :| \ / \   / ヽ  / |
            /‐-、fr'"_,、、,,_`ヽ、 ヽヽ,
          / r'⌒'ー'゙──-ヽ ヽ ヾ、   
          i゙ ,!         ゙、゙、 ゙i ゙! !  ラング・・・・・
          } ,!          ゙i、 ゙、 ' ゙、   私を失望させるなよ
          ,!/!_     _,,..、、  i,ヾミ ゙i, ゙i
          l ,! ィtテ:、  '"モェ-'   レ,^'iミ゙i, |
          ゙、トl,  ''"i  `     ! り,! リイ
           ゙i、;  ,!      / ,ム-'゙ '゙ 「
           | i,  `_",,_    / | '゙ i゙ |
           ゙、.゙、 ゙ー─''´   ,ィ゙ ハ l ,/
            |, , ゙、 ` ´  / / l「 ソ!
            `ミトr゙、__,/.、_-'ニ"ヘリル′
             ,!=ミ,|゙r'',ニヽl「`_ノム、,,_
            _, ィ'ト-'゙,!|.| !、__,,>,ニ゙-'~`''ー``''ーァ,、,,_
     ,、_,,.. -^ミ"´、 | Y'フ」 !`ーァ,r''" __,,...、、、 _-‐''"-'^''‐-
rュr'ri'f゙f,i゙    ,rっ`、 l |゙,へ, V / ,/'(~ヽ ̄ ̄___,,,......
__l L!'-' '── 、l (   ノ,! '、ノノ,! !、   ).,レ',、-───… ''''
ー''"´ ̄ ̄ ̄`ヽ`ーr'ニ` 、.ニ'ー゙ー、ニ゙,,ィ゙/
           `ー-、ヾl ,fン'_,ニ゙-─'゙
             ヽ'!.j゙/゙


357名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/24 14:56:36
この流れつまらん


          _,,,,,,,,,,,,_  _,,,,,,,,,,,_
        ,;r'"    ミf"'"三- `゙''-、
      ,;r'" ,,:r'''''''ー、ミi;ニ二─-:、  ゙ヽ.
     ,i' /" ,,:-─-:、,_ミi;ニ-─-:、_゙ヽ. .゙l;
    ,,f"〃 ,f" ̄ ̄ ̄~゙゙"~ ̄ ̄~`'ヽ.ヽヾi
    f",i:.;| |;               ゙l } i :}  
    |/j; リ ,|'              | ! l ,l
    { ,/ ,ソ               ゙l; ヽ ゙} 
    | /.,rj .,,,__      __,,,,,,... ゙l, ゙l;.} 氏ね………
   ( l リ-l  -=wァ三''';;:. '''~←wァ=- ノミ、| } 
    l {ノl! ゙l.    ̄ ''´ ::   `''  ̄   ト |,リ }
    ゙l;ヾヽ、l      .:::         ノ ノ,イ:{ 
    ,) :i ゙-i\    ;;   ,,    ,/f'"i ,}
    {. i: l l゙i、     `_´      ,イ i l リ
   . ゙l,  i l |゙、.  -=====-   ,i', { l :|
     :|  ; ; | ゙、.   ''==''   .,/ ,l | ,リ ,リ
     ゙ヽi,ir"ヒ,,_ ゙ヽ.     / /,ノ、'-'"
       j-、`''-ニミ`''──''":-ー''" 'r゙li.
      ,(.(ヘ`f"-'"`'''i,`l! ̄"~て~'y',n }
,,::-rvー''f">ミ ゝ ゙vっ /.,i゙|.| とヽ)ノ フフ`=ニェ-:rェ_
==-'''''""~ヾミ-,,_ゝ(_ ,/ ;i' :|.l ノ,,r", ,f"''二`ニ=-=-
=ニ" ̄ ̄~`ヽ、`''-ニ___,ノ  :l,三,ニ-''",,-'',,r'''''ー-ニ二

┌┴┐┌―┐                                    ヽ  / / /
  _ノ   _ノ アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア _ノ 。。。

                     _,,:-ー''" ̄ ̄ ̄ `ヽ、
                   ,r'"           `ヽ
               __,,::r'7" ::.       u      ヽ_
               ゙l  |  ::  u           ゙) 7
               | ヽ`l ::              /ノ )
               .| ヾミ,l _;;-==ェ;、   ,,,,,,,,,,,,,,,_ ヒ-彡| 
                〉"l,_l "-__二二_;::)  f';;_.二二__ ゙レr-{−−−−、
   _            | ヽ"::::''`J~~~~`.::;i,  i `~~~~~し  r'/ / / / ,、  |
 /   `ヽ、        ゙N l ::. ,; ..:;イ;:'  l 、 u  | ,l,フヽヽヽヽヽ  |
/       `ヽ、       |_i"ヽ;:..し:/ ゙''U=-='''´`ヽ. J/i(二)ヽ  ノ
!_         `ヽ、     .| ::゙l し´_===' '===,,` ,i"l .|'" |    |
 (_ノ⌒ヽ、     \     {  ::| 、 :: ..::=====::、 , iし |  |      !
       \     \   |、 :|. ゙l;:        ,i' ,l' ノ  |     |
         \    \  \ゝ、゙l;: u    ,,/;;,ノ;r'" :|  ノ     ノ
          \    \  `''-、`'ー--─'";;-'''"  ノ /     /
           \     \\>'7"""""""ヽ,-''         /
            \                       /
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              \                 /
               ヽ    ・      ・  ,,,-'''
                |            /
                         
                ノ            /
               /           ノ
             /           /
             /   _____/
            /           `ヽ
            i              \
            |                )
             `ー-------――-、   ,,ノ
            /    /  /    /
           /    /   /    /
         _/    /    /   /
        /    /    ノ    ー---―''⌒)
       /    ノ     (_,,    `  三ヲ
      /   /         `ー―-、_フ´
    _,,ノ  /
   f   /
  ノ  /
 (_ノ
誰か、なんか妄想披露してよ。箇条書きでも単発でもいいから。
じゃあなにか書きまーす。
246氏、面白いです。しかし、同盟と帝国が決定的に亀裂を産むには至っていないと思います。
ボルテックの策謀から分岐し、「フェザーン独立」というタームはどうでしょうか。
これなら地球教のテロが組み込めるし、その過程で
・皇帝亡命=同盟と手を結ぶ
・ケッセルリンク蜂起、フェザーン独立宣言、自由銀河市民宣言にて同盟と同盟
・ラインハルト暗殺未遂
・同盟軍フェザーン駐留宣言
・足留めされた帝国軍、内部でのルビンスキー=ラング枢軸の暗躍
・結果としての「ロイエンタール謀叛疑惑」
・混乱収拾過程でのキルヒアイス躍進ーアンネローゼとの愛
・この時間でフェザーン資本による同盟軍立て直し
・ヘボ詩人による「キルヒアイス暗殺」
・ラインハルト大親征の発動を宣言、疾風によるフェザーン奇襲
・同盟軍先遣隊と交戦開始、フェザーン会戦はじまる
・・・・・・・・・・
同盟政府の動き:
トリューニヒト議長、キルヒアイス暗殺に報に接し「天罰」と発言。
ラインハルト「不逞な叛徒どもを惑星ごと掃滅してくれる」
以降雲隠れ、アイランズが政府を指揮する。
同盟軍の動き:
フェザーン攻防戦で一度は勝ったものの敗北に等しい打撃を蒙る。
ランテマリオまで後退し、決戦を企図。
ここで主力が「フリートアドミラル要塞」をもって帝国軍撃滅を狙う。
総指揮官・ビュコック
ヤン、直轄部隊で帝国軍本営への切り込みを計る。
  ヤン艦隊編成 =アッテンボロー分艦隊 フィッシャー分艦隊 シェーンコップ部隊
          グェン分艦隊 マリノ分艦隊
          指令部直轄予備
         
フェザーン会戦推移:
 第一合戦図 

 同盟軍 メルカッツ?マ                     帝国軍
   ヤン   ?マ          フェザーン本星     ▽    ?ヤミッターマイヤー
   ビュコック?マ             ☆     先遣隊
    ファーレン  ?マ                   △アラルコン

帝国軍フェザーン奇襲部隊:
  先鋒 ミッターマイヤー
       第二陣 シュタインメッツ  第三陣 ロイエンタール  本隊 ラインハルト
           ワーレン          レンネンカンプ     ケスラー
  
   イゼルローン方面分遣隊
     首将 メックリンガー  ケンプ
                 ルッツ
帝国軍:
ミュラー オーディンでの地球教連続テロの始末を行い、帝都の安全確保を確認してから
     帝国軍本隊を追及
     ランテマリオ会戦直後にラインハルト本隊に合流

ビッテンフェルト
     キルヒアイス遭難の報を受けて救援に向かうが、すでにバルバロッサ大破
     キルヒアイス、MIA・・・同乗していたアンネローゼの救出には成功
     帝都に駐留
 
キルヒアイス遭難の経緯:
ロイエンタール謀叛を未発に導き、ラインハルトを説き伏せ、同盟との講和を進言。
「ただし、条件があります。それは・・・同盟政府がゴールデンバウム帝国皇統の廃絶を
 認めること、新銀河帝国との友好を約すること。」
「できると思うか、キルヒアイス?行動に原則を欠く同盟指導者は、エルウィン・ヨーゼフと
いう犠牲の羊を差し出すだけのことではないか!」
「交渉相手はトリューニヒト議長ではありません。ヤン・ウェンリーです」
「・・・・・・・・・ヤンは高官とはいえ、文民統制下のいち官吏ではないか。
 お前の嫌いな策謀でも使うつもりか」
「ーーートリューニヒト氏が行っている秘密の行為を暴露するのです」
「!オーベルシュタインか?」
「ラインハルト様、いま戦えば、さらに多くの兵士が戦場に倒れます。
 これ以上の出師はラインハルト様の両手を血に染めるでしょう。
 2度目のヴェスターラントを現出なさるおつもりですか!?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・キルヒアイス・・・・・・」

かくしてキルヒアイスは同盟との一時停戦協議のためフェザーンに出発した。
全権代表はキルヒアイス。オーベルシュタインを同道する。
そして、たっての希望でーーーーーアンネローゼの姿があった。
「姉上、あなたがこんなにつよい方だとは思いませんでした・・・
 私はいつまでたっても姉上に叱られる小僧のようです」
「閣下」
「ああ、フロイライン。今日は・・・・・・寒いな」
「・・・はい閣下」
 N 誰もが安寧の日々の到来を疑いもしなかった。
 
>>367
 なんか、「隻眼、サンマ傷でマント姿」の宇宙海賊が影からラインハルトを助けて活躍する
という展開が浮かんでしまった(w)
>>368
サンマ傷なのはアンネローゼの方鴨。
あるいは、どんな列車にも乗れる女になるとか。
>>368,369
ほな、













メルカッツあたりが再就職したキルヒアイスに「死ぬな」と打電するんですかい?
そうか!キルヒアイスがブリュンヒルトの中央大コ(ry

セカイガチガイスギルorz
「もしも○○少佐の元に、幼年学校出たての金髪と赤毛が配属されていたら」
ってお題で、色々書けんかな。

取り敢えず「ビッテンフェルト少佐」とか、「オーベルシュタイン中佐」とか。
373名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/04 02:29:23
実際、ミスターレンネンとかは、ラインハルトが部下として配属されるという形で知遇を得たんじゃなかったけ?
レンネン以外にも、そーいうケースが有ってもいいだろうよってことで。
375名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/04 15:30:41
ビッテンフェルト少佐のもとに配属された場合

・金髪の生意気な態度にビッテンぶち切れ
・実戦でその手腕を目の当たりにして見方を改め、可愛がるように
・金髪が皇帝に注目される余波でビッテンもトントン拍子に出世
 戦艦「黒虎」の艦長から分艦隊司令官へ
・やがて金髪も分艦隊司令官に抜擢され転属へ
 あの方が宇宙艦隊司令長官になった暁には
 一兵卒の扱いでも喜んでその旗に従うと公言するようになる
・金髪、元帥府を開き、ビッテンを招く

 絆は深まるかもしれんが余り代わり映えしない気がする。
金髪イジメをもくろむベーネミュンデ候爵夫人の誘いを断る→暗殺
となりそうだなぁ。
ベーネミュンデ侯爵夫人の手先に暗殺されかかった金髪と赤毛を、
「野郎! 俺の部下を!!」と助けに行く猪とか、絵になるな。
378名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/04 17:40:16
オーベルシュタイン中佐のもとに配属された場合

・義眼は金髪を特別視しない
・金髪は優れた献策をする。義眼はまともな献策なら受け入れる。
 だが、義眼自体が上司に好かれていないので献策は却下
・金髪は髀肉の嘆
 義眼の見識およびカリスマ性のなさは印象に残るか・・・
・そのうち皇帝の引きで金髪配置転換

う〜ん、どう絡ませればいいんだろう?
駆逐艦長アイゼナッハ少佐の副長で金髪

まだ当時は喋っていたアイゼナッハ的確な戦術指揮で金髪をうならせる、
が、奥さんとのプロポーズでお喋りはキライといわれて以後沈黙、
リップシュタット後再会、金髪ビックリ「アレ、こいつしゃべらネーヨ!」
380名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/04 18:03:12
オベ、ケスラー、双璧は原作で言及があるからなぁ>出会い
あとメックもだった
ルッツ:決闘:銃コーチ
ワーレン:奪還:副官
アイゼ:奪還:補給
ミュラ:奪還:駐在武官
ケスラ:??:憲兵だっけ?
レンネン:奪還:上司
他にもいたっけ??
シュタインメッツはブリュンヒルトの初代艦長だっけ?
>>381

「もしも」だから、原典(ましてやアニメ)にはこだわらなくていいと思うよ。
>383
なんだそれ?

>385
補完ではなくて書き換えとなると「アメリカに勝つために日露戦争から歴史改変」になるから大変だし。
いや、気力があればやってもいいんだろうけど。

オベなら、キルヒアイスにあいさつする以前に、2人が会話してるのを偶然聞いちゃったりして、
「こいつらなら逝けるぜ」とか思ったりするシーンとか、原作と矛盾しない範囲であると萌える。
原作と矛盾しない、だとIFにならないしなぁ
○○の部下に金髪と赤毛が配属されたらってのを
適当に想像すればたのしそうやん、て事ですよ
388名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/05 12:54:50
IFとしてはちょっと弱いかな〜
多少流れが変わったとしても
金髪が誰かを旗印にしてのし上がっていくてのはイメージしづらいし
また、その看板になりそうな人材もいない。
すると、結局はいずれかの時点でローエングラム元帥として立つだろうし・・・
新ネタということで、既出かもしれないけど、ラインハルトがアスターテ以前に失脚していたら・・・

・アスターテ会戦…メルカッツが指揮、包囲攻撃の危険を避けて撤退する
・同盟政府の選挙対策は必要なので第7次イゼルローン攻略作戦が発動
 (史実の帝国領侵攻作戦の代わり)
 しかし、相変わらずの力攻めで同盟軍大損害
 ヤンは死傷した第二艦隊司令部の指揮を引き継いで活躍、少将に
・皇帝崩御、エルウィン・ヨーゼフを立てたリヒテンラーデ侯爵は
 ブラウンシュバイク公の暴挙によって殺される
・ブラウンシュバイク公とリッテンハイム侯を対立軸とする帝国内戦
・これに乗じる形で同盟軍8度イゼルローンへ・・・

スター級の提督にあまり活躍の場が回ってこないので面白くないかな?
「もし、ラインハルトがマリーンドルフ家にスカウトされていたら」てのは
どうよ。
391ゲーム風銀英伝 [:04/11/05 23:07:04
>>340 → 3、握っていない方の腕で殴りつけた。

骨と骨のぶつかる鈍い音がホールに木霊した。一発、二発…私が最後の力を振り絞って15発目を入れたとき、
一際鈍い音が響き渡ると同時に、驚愕の呪縛からとけた提督達が軍用ブーツの響きをたてて殺到した。
「医者だ!医者を呼べ!」「もう、遅いんじゃないか?これ…」「大丈夫だ!まだ息はある!救護班はまだかー!!!」
諸提督の声が遠くで聞こえる。
「馬鹿野郎!!!キルヒアイスの方が重体だろーが!!!」ミッタ―マイヤー提督が私の胸をハンカチで押さえながら叫ぶと
慌てて声が近付いてきた。
「医者だ!医者を呼べ!」「大丈夫です、気をしっかり!」「そのとうりだ!救護班はまだかー!!!」
……………………………………………・…………………………………………………………………………

気が付くとベットの上だった。目を開けると目の前に見慣れぬ女性が居て、そのまま悲鳴を上げた。
「先生!患者が目を…」そのまま彼女は出てゆき、しばらくするとルッツ・ワーレン両提督が入ってきた。
彼等は満面の笑顔で祝辞を述べ、よかっただの心配しただの言った。そして現在の状態を説明した。

どうやらあれから丸三日が経ち、ラインハルト率いる本隊はもう引き上げたらしい。そして現在、首都ではある噂が流れている。
いわく「ラインハルトとキルヒアイスは仲違いをした」らしい。口論をしていたとか特権を取り上げられたなどの状況証拠もあり、
病と偽った分派行動と受け取られているらしい。
「それを聞いたリヒテンラーデ公は必ず卿と接触をしてくる。これがあの参謀長殿の作戦です」一部やや含みのある声で
ルッツ提督は説明してくれた。
ラインハルトに代わる番犬に私を選んだということらしい。恐らく元帥の地位と爵位がリヒテンラーデ公より送られる。
それで私を釣るつもりで…。私はこれよりはじまる一大陰謀劇に思いをはせ、一人溜息をついた。
>>390

ヒルダに評価され登用されるラインハルトとキルヒアイス。
カストロプ動乱の折は、マリーンドルフ領警備隊を率いてフランツ氏を救出し
叛乱を自力で鎮圧して名を上げるミューゼル准将。
同盟遠征時にも、警備隊を率いて参戦、現場指揮官として活躍するミューゼル
少将。
そしてブラウンシュヴァイク公とリッテンハイム侯の後継争いによる内乱に乗
じて、漁夫の利と覇権を狙うヒルダとラインハルトであった。

金髪の出世が遅くなるけど、「もしもアンネローゼが皇帝の寵姫にされなかっ
たら」って前提なら、悪くは無いかも。
首尾良く内乱を制して(同盟は遠征では被害は少なかったけどヒルダたちの
仕掛けたクーデター謀略が効を奏し帝国の内乱に介入は出来ず、潰し合いで
戦力が更に何割か減っている)、ヒルダは帝国宰相(フランツ氏は国務尚書)、
金髪は帝国元帥で帝国軍三長官を兼任。
ガイエスブルク要塞をイゼルローン回廊の帝国側出口に機動戦力と込みで置
いて同盟からの侵攻を防ぎ、その後、フェザーンを制圧、フェザーン回廊経
由で侵攻。
国力と兵力に勝る帝国が事実上の勝利、自国に有利な講和を締結。
ヒルダと金髪、結婚。同格の女帝と皇帝として即位(従来どおり、前者は政治、
後者は軍事を分担)。
マリーンドルフ朝銀河帝国始まる。
数年後、一子を残し病死する金髪。
単独の専制君主となった女帝ヒルダの独裁。
同盟の経済破綻、同盟併呑。

立憲化運動を開始するジェシカやアッテンボロー、ホワン、レベロ。

そんな中、退役し、結婚するフレデリカとヤン、アンネローゼ(プロの菓子職人
として就職している)とキルヒアイスであった。

…我ながら、原典と変り映えせんでつまらんな。
この流れだと、「銀河帝国首相トリューニヒト」も有り得るかな。
 しかし、なんだ。
 ラインハルトが原作通りの時期に、ある程度は昇進してないと、ミッターマイヤー殺され
ちゃうな。
 よくて、双璧がまとめて同盟orフェザーンへ亡命か。もったいない話だ。
 オーベルシュタインも、死んじゃっているかもしれない。
ミッターマイヤー謀殺のためには
「有力な弁護人になりうるロイエンタールの抹殺の可能性も含まれる」と
原作では仮定もなされていたので、あの事件は双璧が一蓮托生だな。

ラインハルトとの連携が取れなかったとしたら、先にロイエンタール謀殺かも。
そうしたら軍事法廷に持ち込まれても弁護人が居なくてミッターマイヤーも死刑。
ふたりまとめて死ぬのも何なので仮定ふたつやってみる。

1.ロイエンタールが先に謀殺された場合
→短気を起こしたミッターマイヤーが法廷前か処刑前に自力で脱獄かます
その後地下に潜って反門閥貴族の連中と組むか、それとも亡命か

2.法廷妨害のためにロイエンタールを軍命令とかで何処かに飛ばして出廷させず
結果的にミッターマイヤーを死刑に追いやる
→ぶちきれたロイエンタールは…どうするだろうか?
ああまで慕った親友を死なせたとなると手段を選ばず門閥貴族を殺すかも試練
そこまで短気を起こさなかったら、1と同じ展開だろうか

どちらにしても遺されたエヴァたんが可哀相だな。
双璧が家族もろとも亡命、同盟軍で大活躍。
ヤンとも仲良くなるって話も出来そう。
既出っぽいが。
>>386
>「アメリカに勝つために日露戦争から歴史改変」
それをやると完結しなくなります(泣)。

>>397
同盟軍の不良中年と不良青年にとっては強敵出現ですなw
>>386
>>396

日露戦争からでは足りん。最低限、幕末辺りからではないと。
新大陸は発見されなかった・・・とかw
>399
それやると、ガチで八八艦隊と三年計画艦隊が決戦……なかなか起きない罠。
いや、アメリカが南北戦争引き分けて分裂したままとか、日英同盟が存続してたりとか、
相手が弱くなる+自分が強くなる改変でどうにかする。
日本が元禄辺りで開国。太平洋を勢力圏とする交易国家になる。
そして、南北戦争に軍事介入して負けそうな南部に肩入れして泥沼化させる。


世界的には、大英帝国辺りの覇権が続く結果になりそうな気もするが。
まあ、今のアメリカよりはマシかな。
 信長が本能寺で死なず、日本統一ってところから変えていけば、ひょっとして…。
 関ヶ原が遅くなるだけかもしれんが。
>>403
それって『夢幻の如k(ry


どうせなら双璧がフェザーンへ亡命して文字通り三国志状態に……ってのが
面白そうだ。
>>398
パナマで挫折でつかorz
>>404
 双璧だけフェザーンへ行っても、フェザーン自身に表立った第三勢力になる気がないからなぁ。
 フェザーンを地球教から分離して、経済ばかりでなく、軍事・政治的にもある程度の勢力に
なるよう改革するには、それこそラインハルトくらいの強烈かつ有能な英雄が必要だろうな。
 
 実は皇帝は愚者を装っていただけで、ラインハルトの台頭に対して、ついに本性を現す。
門閥貴族どもをまとめあげ、ラインハルト率いる勢力と対立。謀略に敗れたラインハルトは、
キルヒアイス、アンネローゼを連れて、フェザーンへ亡命するハメに。双璧以下、数名の提
督連中も麾下の艦隊を連れて同行。事実上、帝国の政と軍は7:3ぐらいずつで分離する。
 そして、フェザーンを乗っ取ることで、打倒・帝国を目指す。
 フェザーンの背後に地球教勢力の存在を察知し、さらにルビンスキーの思惑が必ずしも
地球教とは一致していないところら目をつけて、ルビンスキーと地球教を切り離し、ルビンス
キーと手を結ぶ。そして、フェザーンの経済力を使って、帝国に経済的揺さぶりを掛けつつ、
連れてきた戦力に密かにフェザーン市民で編成した部隊を加えて、軍備を増強する。回廊
周辺を勢力下におき、独立宣言。帝国と敵対する姿勢を明確にし、同盟と軍事協定を結ぶ。
 一方、息子を使ってルビンスキーを失脚させ、フェザーンを事実上、我が物とした上で、
帝国侵攻作戦を開始する。それに呼応して、同盟もまたイゼルローン駐留艦隊を中核とし
た侵攻部隊(総司令ヤン・ウェンリー)を派遣する。
 ラインハルト・ヤンの合同艦隊は、ラグナロクを逆にしたような状態で帝国を挟撃し、門
閥貴族率いる帝国軍と激突・撃破。皇帝は、ガイエスブルグに本陣を置き、決戦を挑む…。

 というのはどうだろう?
>皇帝は愚者を装っていただけで、ラインハルトの台頭に対して、
ついに本性を現す

皇帝がアムリッツァ会戦終了の時点で死ななくて、金髪が予定通りクーデター
の準備を進めたらって前提ならいけるかも。
クーデター失敗ということは、ラインハルトは滅茶苦茶危険な香具師だということが完全に発覚すると思うんだが
そんな香具師がフェザーン占領したら、仲良くしようって言われても困るなぁ。
帝国打倒したあとにラインハルトに滅ぼされても嫌だし。
という訳で、

・ラインハルトの戦力が少ないのをいいことに見殺しの形で双方が潰しあうのをなま暖かく見守る
・フェザーンの再中立化を前提に帝国と共同出兵してみる

くらいにしておくか。なんとか同盟に迎いいれた上で姉ちゃんを実質的な人質に出来れば安心して使えるけどな
アムリッツァ後なら、どーせ同盟の国力と兵力は激減してる訳で、金髪を潰
すのも同盟的には勿体無いなあ。
帝国の体制側と潰しあわせるのも、ほっておいたら幾らなんでも多勢に無勢
だから、金髪、負けて死ぬ可能性が高いし。
「フェザーンの再中立化を前提に帝国と共同出兵してみる」ってのも、その
後、優勢な帝国が劣勢の同盟との約束を守るメリットも特に無いし。

金髪が、赤毛・双璧たちと3、4個艦隊を引き連れて同盟に亡命てのが、取
り敢えず有りそうかなあ。
フェザーン回廊を帝国体制側に渡すのも、同盟としてはべらぼうにマズいし、
金髪たちが結構な兵力引き連れて同盟に来るのも、一応味方としてであっても
怖いと思うけどな。
>409
いや、だから死んでくれて結構なんだけど。
同盟の戦力を根こそぎにした張本人(フォーク除く)なんだよ>ラインハルト
おまけに自らの野望のためにクーデターなんて起こしてる訳で、そんなのが逃げてきたら
まずもって、「またクーデター起こされたらやだなぁ」でしょ。同盟の権力者としては

まあラインハルトが帝国に一蹴されたら嫌だけど、香具師が抵抗するために
拝金主義者のフェザーンから搾り取れるだけ搾り取った挙句に散々抵抗して死ねば
むかつく連中(フェザーン、帝国貴族派、ラインハルト派の三者)が大量あぼーんでニヤニヤしたい
まあ軍事介入のタイミングとしては、反乱軍敗北の瞬間かね。
んで全軍総崩れになった反乱軍を追撃に移った帝国軍の本隊に、突如現れた同盟艦隊が襲い掛かる。
全ての予備を投入していた帝国軍は対応する暇もなく旗艦に集中砲火を浴び……
って伏兵を何処に置くのか。しまった、フェザーン回廊の何処で会戦やるんだろう……イゼルローンから回り込むかな(w
>散々抵抗して死ねば

抵抗の期間が長いほど、同盟には望ましい。

おいそれと介入出来るほどの兵力が、同盟にはなかなか無いでしょ。
帝国体制側は金髪の反逆初期はまだ余裕だろうし(金髪がどれだけの兵力を引き
連れて反逆し、更にその後、どれだけ帝国体制側に損害を出させたかにもよるが)。

フェザーン回廊帝国側出口辺りで、金髪と帝国体制側がなるたけ長期間、兵力損
耗を続けてくれるのが、同盟としては望ましいかと。
まあ、金髪が同盟の思惑を読めてない訳ないけどな。
そんな状況にならない様、なんらかの手を打つんだろうけど。
双璧とか、コマには困ってない訳だし。
大体同盟に直接見を投じるのではなく、フェザーン占拠という時点で
「第三勢力として旗揚げして勢力拡大してやるぜ」って言ってる訳だが
同盟としては、そういう事態になったら、「敵の敵は味方」と言うことで、金髪
を或る程度支援して、帝国体制側と敵対して貰う様仕向けるのが賢い。
万一、帝国体制側に帰順でもされて、国力回復前にフェザーン回廊を帝国に完全
に抑えられても困るし。
金髪としては、帝国体制側と同盟と、まとめて敵対して二正面作戦など、双方が
余程弱体化していて、自分の兵力が相当に強化されていないと、マズいだろうし。
「史実」のリップシュタット戦役や幼帝亡命時の同盟上層部の乗せられっぷりからして
ラインハルト陣営がそう望めば同盟を手玉に取ることは可能ぽい
ていうか、同盟首脳部がそこまでの戦略眼を持っているとは思えないので、
金髪と帝国を争わせて漁夫の利を得ようとすら考え付いてないかも知れない・・・
この状況なら、国力回復前にフェザーン回廊から敵が侵入してきたら困るって事
くらいは同盟の政治屋どもでも想像出来るのでは。
どさくさ紛れに、フェザーン回廊の同盟側出口付近に艦隊駐留させて、その為の
泊地とかでっちあげるくらいは思い付くでしょ。

何か馬鹿な戦略判断ミスをやらかすとしたら、国力が或る程度回復してきてから
では。
帝国と同盟のパワーバランスが崩れていない当時、イゼルローン
要塞が独立と中立を宣言して云々って話はどうだろう。
例えば、遠征が行われず(行われても双方に大した被害は出ず)、
同盟軍のイゼルローン要塞司令官・兼・要塞駐留艦隊司令官に
ドワイト・グリーンヒル大将が着任。
同盟の政財界・軍部の腐敗に批判的だった彼は、可能な限り民
間人を巻き添えにしない形での大博打に出たのであった、とか。
ヤンがイゼルローンを落としてから
帝国領侵攻作戦が発動される迄の間ってことかな

遠征軍総司令官のロボスが乗り込んでくる前
参謀長のグリーンヒルが先に着任して司令官代理というのはあるかも。

誰の艦隊が守備にあたっていたかが当面の問題かな?
ルグランジュが指揮していたら、楽に独立出来ますかね。
指揮ってのは要塞守備艦隊のね。
やっぱり経済面を無視しちゃクーデターも独立も立ち行かない。と。
交渉次第で、同盟と協定結んで定期的に援助させるくらいは出来るのでは。
万が一、帝国に帰順されたら同盟は困るだろうし。
上手く行けば、独自の中継交易でも始めるてのはどうよ。


しかし、スタッフ的に頼りないから、シェーンコップ辺りが参謀に欲しい気がするな。
>帝国に帰順されたら同盟は困るだろうし

帝国から見ても同様だから、持って行き方次第では帝国とも協定結べるかも。
「自分の方で確保出来ないまでも、敵に渡さずに済むならとりあえず次善」
「鬱陶しいフェザーンの影響力を削げる」と、双方に思わせることが出来たら
こっちのもの。
かも。
428名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/16 11:31:29
動画OPが見たいのですが、
お願いします。
>>421
 アホな遠征計画の大失敗とアムリッツアでの壊滅的打撃によって、政治家どころか、軍
上層部も、救いようがないと認識せざる得なくなったから、現状を憂いつつも穏健派であっ
たグリーンヒルも決断したのだから、遠征失敗というキッカケがないと、特にグリーンヒルは
そんな強攻策はとらないと思うが。
遠征計画が決定された時点でその作戦および立案動機のアホさ加減はまともな軍人なら認識できるだろうから、あとは何らの引き金かな。

史実ではリンチだけど、この時点ではローエングラム伯にはその策謀を実施するメリットがないからね。
さらにいえば、フェザーンにもデメリットが大きいから妨害が入る可能性の方が大。

それを乗り越えさせるだけのきっかけがあれば・・・
遠征計画が決定のしばらく後の辺りで、転んで頭を打って、
モーツァルト好きになるグリーンヒル大将。

勿論デコも広くなる。
>>431
 イゼルローン乗っ取って、「独立国家や○とである」とか宣言するんだな。
波動砲も有るしな。
>>432
超国家規模の抑止力を背景に銀河統一政府の樹立と戦争廃絶を要求するんです?
>>432
宣言に賛同した各地の要塞司令官が(要塞ごと)集まってくる、と?
マジレスすると、賛同者がもし両国の軍から出るなら、
普通に艦隊司令官でいいでしょ。
金髪のほっぺたもふっくらとするのか。
>>437
 うわ、キルヒアイスが黒人に!
「グリーンヒルーッ!!」と叫ぶのはウランフ辺りか。
ルビンスキーとイゼルローン保険の交渉をするのは、ヤンとトリューニヒトのどちらだろうか?
トリューニヒトは中国のことわざ好きの息子に造反され監禁されてリタイアしまつ
アッテンボローの父親がイゼルローン要塞に取材しに行ったら、
「国民」になることと引き換えに入国を認められたり。


                 ,,,..、-──‐-、,,_
              ,.、-''´         \
               /              `ー、
           ,イ                 `、
          ,イ                   `、
            ,!                      i
            |i      ,r──--、         _,∧j  'l
          !,r 、 _/  _,,.r─'─-、_,..ィ_,ィ'´  `i゙,.イ
            | ,K   /  _,,.r-‐─'l| | _,、-''´ `i|,イ|
           ! / ,r'´  ,ィ'-‐──-、!r'´       「| l
            ,! ,;   _ノ   _,,..-─'     ,,.._  ,li,r|
             /  i     ,r'´      _/,r;´`` リri
          l    '  ,イ二ニ;、_,..,_  ,イノ'iIソヾ  /!l
          !  !    , `ー'¨"´ _ノ i´、``'''  ィ' /
            l /   /    .、-‐'´  .|,:       |/
         |        /´   冫 :l ヽ、  / !`、
            ,!         /    / 'ー'、_〉'´ 'li. / /  |!ー‐- 、._
        /         ./i、ヾ、 / r===、 ,!./   !    l                  いつからここは雑談スレになったのだ・・・?
        ./`丶、   /  ヽ、ヽ  `====='  / /i /"'''- ..!_
       /    ` ̄´.i、.    `ヽ、  ´ ̄`,ィ' i/ /
     /        | ヽ、       ト'ー─,〈´ ,)、,ィ/   r'ニニニ
     ,イ         /   `ヾ、   .|  / i レ;/ゞ   |i;:;i:;:i;:;


444ペーネミュンデ:04/11/20 01:10:20
>>443
それというのも、あの246とやらが続きを書かぬからじゃ!
213氏もね。

お2人とも、急かしは致しませんが、そのうちにお願い致しますです。
アンネローゼが後宮に入れられなかったらどうなってただろうか。
ラインハルトはやっぱり軍人になった気もするが、姉の後ろ盾が
ない分、苦労も多くなるんだろうな。
その場合、マリーンドルフ家領警備隊に就職でつよ。

ヒルダ「あんたいちいち生意気よ、ミューゼル!」
金髪「これは失礼、明敏なお嬢様には遠回しな言い方は迂遠ではと思いまして」
赤毛「…ラインハルトー…(滝汗)」
フランツ氏「…」(黙って笑っている)
hosyu
それは萌えるかもしれん。
あの性格だし、目下となると、金髪赤毛の二人を思いきり振り回しそうやね。
「金髪、あんた顔だけはいいんだから、エリーザベトかサビーネか、
どっちかをたぶらかしなさい!」
「お嬢が皇帝たらしこめや!」
うーん、結構おもしろい夫婦漫才になるのか。
ところで帝国騎士の娘と平民が結婚するのはアリかな?
帝国騎士なら、貴族といってもごく下っ端だし、平民との結婚は普通に有った
のでは。

尚、伯爵令嬢と帝国騎士の倅なら、駆け落ちとか亡命とかせず、体制の枠内で
結婚出来るかどうかは、まあ、令嬢の親御さん次第だろう。
マリーンドルフのおっさんならヒルダに逆らえない気がする

でも、ぺーぺーの金髪にヒルダが興味もつのだろうか?
金髪が示す才幹や功績次第でしょ。
金髪、幼年学校に。15歳で卒業、准尉任官。前線に出て活躍、16歳で少尉、
17歳で大尉。名を上げ、マリーンドルフ家の警備隊にスカウトされる。
赤毛、民間で育つ。16歳で士官学校。2年次を終えた時点で中退(この頃18
歳くらい)、准尉任官。金髪(この頃18歳、少佐)に呼ばれ、マリーンドル
フ家警備隊に加わる。
幾多の戦いにマリーンドルフ家警備隊も参戦し、カストロプ動乱勃発(同じ
頃、アスターテ会戦)の時点で、金髪は准将、赤毛は少佐に昇進、共に20歳。

>>392へ続く…とか。
カストロプとマリーンドルフって親戚だったよね?
ヒルダ、金髪、赤毛が結託して、マクシミリアンを後ろから操るというのはどうだろう?

マクシミリアン一人だけでも帝国の討伐艦隊を二回も撃退してるのだから
こいつらの知謀がついたら面白いことにならんかな?
>452
ならば中盤のメインイベントはキルヒアイスとアンネローゼの
ラブラブ展開にショック受けまくりのラインハルトと、少女漫画
にありがちな怒涛のついでにくっついちゃう脇役カップル展開だな。
つまりラインハルトと(以下略

>455
姉の奪還という目的が無いんだから、士官学校逝っても良いんじゃないかな?
>>457
>士官学校

帝国なら、どのみち軍人としては、「幼年学校卒業」が一番手っ取り早く
出世させられるし、「史実」通りなら、どのみち金髪は永くないし。
それに、金髪は、姉上の奪還と体制への復讐って目標が無くても、早くに
自立したがるような気がする。
>>456

マクシミリアンを暴発させず自重させたら、内乱発生時には或る程度は使える
かも。
性格的に信頼出来る訳無いから、どこかの時点で使い捨てが良かろうけど…。
>458
姉が無事ならそこまで必死にはならんだろうし>出世
貴族対象ぽいからあのミッターマイヤーも幼年学校は出とらんだろう
特に逝く必要はないだろうし、なによりキルヒアイスが一緒に逝けない訳だが。

あと、個人的にあの病気はやること無くなっちゃったらやる気もなくなっちゃった病だと思ってるので、
皇帝にでもなって宇宙を統一しないと発動しないフラグだとしたい。
>貴族対象ぽいから
ミューゼル家は、一応貴族の帝国騎士。

>あの病気はやること無くなっちゃったらやる気もなくなっちゃった病
…いや、それはちょっとw
まあとにかく、どさくさ紛れにのし上り権力を握り得る絶好の機会が
フリードリヒ4世死後の政争・内乱し、その時までに将官に、最低で
も准将くらいにはならせておかないと、活躍させにくい。
道原氏の漫画版では、アンネローゼとラインハルトの母親も門閥貴族に
轢き殺されているようだが、そういう事情が有れば、或る程度大きくなっ
て物を考えるようになれば、そして呑んだくれている無気力な父親の姿
を見ていれば、子供心にも、「力が欲しい」とか思うようになるんじゃ
あるまいか。
もしも幼年学校に入ったら、帝国騎士ってことでさげすみを受けて
この国はくさっとると憤りを覚えるかもしれん。

もともと、帝国打倒の意志を固めたのは幼年学校入ってからだし。
>461
だからさ、ラインハルトは入れてもキルヒアイスがついていけない訳だが。
どうせ同じオーディン在住なんだし、休暇には里帰り出来るし、ちょくちょく
会えるから、友達として切れはせんだろう。
いつも一緒にいないといかん訳も無いし。

まあ、「皇帝杯射撃コンクール少年の部」でも有れば、赤毛なら、全国大会で
優勝とか準優勝とか可能だろうし、そーいう実績でも有れば、偉い人の口利き
とかが別に無くても、特待生として入学許可が下りるとか、有ってもいいんじゃ
なかろうか。
幼年学校にも逝っていない市井の少年が射撃コンクールに出れるのであろうか。
軍事関連の教育機関にいかなきゃ射撃訓練も受けないだろうけど(猟師の子は除く)
幼年学校にでも通わなければ、平民であるキルヒアイスに射撃練習の機会なんかないと思うのだが。

それ以前に、アンネローゼが後宮に入るまで二人は普通の学校に通っていたわけで、
その事件がなければ幼年学校に入る理由はないと思われる。

軍人を志すにしても一般学校卒業後、士官学校入学というコースが無難じゃないかな。

フリードリヒ崩御までに准将になれば、というのは彼らの社会的地位や後ろ盾の不在を考えると無理が有りすぎる。

むしろ、フリードリヒ崩御後の跡目争いで新米士官の二人が辛酸を舐め、その後の帝国の混乱の中で改革を志していくという方が自然な流れじゃないかな?

ラインハルトの寿命が史実通りでないという前提が必要だが
あの病気って先天的で絶対確実なものなんだろうか?
スポーツ射撃なら、現代でもアメリカ辺りじゃザラに有るだろ。
あの優しいジークフリードが?
まあ、別にラインハルトの病気なしにしてもいいんでね。
あくまでもIFなんだし、そっちの方が面白くなりそうだし。

でも、士官学校卒業ルートだと、金髪と赤毛がいつも一緒って
わけにはいかなくなるよな。
ラインハルトあたり、「どっちが先に手柄を立てるか競争だ」とか
言いそうだ。
目端の利くほか、上官受けがよく、周囲に対しても穏当にふるまえるキルヒアイスの方が常に半歩先を行ってしまったり(w
処世術の差が最終階級の差になりそうな予感。

赤毛 中将
金髪 准将
>>468
>後ろ盾
前述の状況なら、成り行き次第で、マリーンドルフ家がそれになり得るのでは。
マリーンドルフ家(或いはヒルダ個人)のみならず、どの貴族にとっても、影響
下の軍人が出世すれば、その後領地の警備隊から転属したとしてもメリットにな
るだろうし。

>あの病気って先天的で絶対確実なものなんだろうか
怪我でもなけりゃ、伝染病でも、誰かの呪詛でもなかろうな。
国家レベルでも為す術が無かった「未知の奇病」が、多少の人生行路の変化で無
かったことになるのは都合が良過ぎ。
発病が遅れるか早まるかくらいならともかく。
まあ、「偶然、早期に名医に出会う」って出来事でも有れば、もっと大きな「歴
史」修正も可能かも知れんし、おして病死の要素を省きたいならそうするべきだ。
「全快不能な持病を抱えた天才」てのは或る意味デフォかもね。
>>470
「スポーツ」なら、気が優しくても、何やっていたって有り得る。格闘技でも良
いし、球技でもよろしい。運動能力はずば抜けていて頭も切れるんだから、どん
な種目でも実績は立てられる。

問題は、幼年学校であれ、士官学校であれ、お隣りのお姉さんがヒドい目に合わ
されていない状況で、赤毛が軍人を志す、積極的な動機だが。
例えば、赤毛の父親が司法省の官僚だったそうだから、そこら辺からでも作れそ
うだ。父親から、貴族の犯罪の話を聞かされていたとか。
頭が良くて正義感が強いなら、「世の中おかしい」と考え始めて当然。
思う所有ったジーク少年は、軍人を志し、スポーツで実績立てた上で幼年学校に。
ずっと見ていたラインハルトも、問題意識は同様に有り、親友に付き合う、とか。


>>471 >>472 >>473
赤毛の方が金髪より昇進が早くなる、というのは面白そうだね。
赤毛が出世した結果、うっかり金髪の上官になっちゃったりしてw
金髪を手なずけられる奴がいないから、必然的に赤毛が金髪の上司になる。
↑赤毛が金髪より階級が上の場合。
疾風や色目たちなら、能力的にも性格的にも、金髪の上司をこなせそうだ。
前出の話題とかぶるが。
>>479
 しかし、使いこなしたらこなしたで、功績を挙げてしまって昇進させざる得なくなるから、
結局、遠からず立場逆転ってなりそうだが。
 原作でも最後まで生き残って、成り上がったって感じなのはミッターマイヤーだから、
いっそミッターマイヤー主役、ラインハルト・キルヒアイス腹心で、理想主義的だけど軍事
の才能はない若き指導者(ラインハルトから軍事的才能を抜いて、温和にした感じ)を支え
て新帝国を打ち立てるって話はどうかね? 他の要素は大体そのままで。
皇帝の妾の弟だから、とんとんで出世したんだと思われ。
皇帝の関係者じゃなかったら、どんなに実績上げたとしても、年齢に応じた出世よりちょっと早くなるくらいだと思うけど。
ましてや、金髪の場合は上層部の貴族とかに目を付けられそうだから、能力があっても出世街道から外されそうだし。
初っ端で、門閥貴族とかのボンボン上司につく羽目になった場合、擦った揉んだの末にいきなり左遷される・・・
で、エルファシルがなかったヤンみたいに、取りあえず冷や飯喰らい落ち着く。>金髪

で、赤毛がある程度出世した後に、金髪が赤毛に呼ばれて表舞台へ。

同盟も、ヤンやラップ等が頑張っちゃって、帝国と五分五分の状態まで勢力を増大。
一艦隊を操る赤毛一党と、一軍を操るヤン一党の対決が迫る!!


まあ、要は入れ代わりですね。
>480
部下の功績は上司の功績
上司の失敗は部下の失敗
>>480
>理想主義的だけど軍事の才能はない若き指導者

「若き指導者」は、ヒルダで良いのでは?
金髪が極端なスピード出世をしないなら、双璧が先に帝国元帥になるのはアリだ
と思う。
疾風謀殺未遂事件で、色目が頼っていって、疾風を助けるのがマリーンドルフ家
に。その後、ヒルダたちと協定を結んだ双璧は軍功を順調に立てて中将に昇進し、
同盟遠征時にも活躍して大将に。
金髪、赤毛たちもその下で頭角を現していく。
そしてヒルダグループが内乱を制して、双璧は軍のトップに就くとか。
ていうか、別に双璧とかマリーンドルフ家に覇権を取らせなくても良いジャン。
かといって、無理して殺す必要もないけど。
IFとは言え、原典に出てない人物を主役級で出すよりマシでは。
>>485
いや、普通に主役は金髪で良いジャン。赤毛でも良い。
で、その話を書くのに双璧とかを勢力のトップに持ってくる必要無いだろうと。
変な強運で出世して早死にする金髪より、40過ぎでやっと中将になって風格が出て来たライキルコンビを見てみたい。

もちろん相手は元帥閣下のヤン大提督w
488487:04/12/03 01:56:35
アンカー間違い。
>>486です。
いやしかし、金髪に特殊な事情が無いなら、普通、双璧が先に偉くなってる
だろうよ。
金髪・赤毛が、士官学校を進路にして、軍人デビューが20歳頃になるなら
尚のこと。
そういう状況と、金髪・赤毛を主人公にするのとは、別に相容れないことは無い。
偉くはなるだろうが、本来の流れの様に大規模なクーデターでも起きない限り、双璧が覇権を握るのは難しいと思わないか?
まあ、門閥貴族同士の争いに加担して軍の重役に就くとこがあっても、なんだかんだで政治の中枢を握るってのはちょっと無理がありそうな・・・
軍のトップに貴族の誰かが居座ってる限り、どんなに双璧が実績上げたとしても頂点には付けないと思うんだがどうか。
マリーンドルフ家にしたって親父はそれほど野心家には見えないし、娘も金髪並の切れ者にも見えないし(実務能力は非凡だろうけど)。

皇帝の匙加減で昇進が早まる様な軍政だし、実績あげれば昇進する訳でもないでしょ。メルカッツみたいな例もあるし。
順調にいったとしても、金髪が艦隊指揮をする頃にやっと一軍の指揮を任せられる階級ってのが関の山の様な気がする。>双璧
>本来の流れの様に大規模なクーデターでも起きない限り

金髪の出世が無くても、皇帝崩御辺りで、後継争いで大規模な内乱が起きると
した方が、有りそうでないかな。

>娘も金髪並の切れ者にも見えないし
金髪より冷静な分、或る意味、金髪以上の切れ者と思うがなあ。
>実績あげれば昇進する訳でもないでしょ。メルカッツみたいな例もあるし。

実績次第で、大将くらいまではいけるのではないかな。仮に、伯爵クラスの
大貴族と組んでいるなら尚のこと。
上級大将以上は、もう、軍の最高幹部だし、より強い政治力も必要になって
くるかもだけど。
>金髪が艦隊指揮をする頃にやっと一軍の指揮を任せられる階級

双璧はラインハルトに登用される前、既に少将。実力だけでそこまでいってる。
中将以上が艦隊司令官みたいだから、一軍の指揮を担う立場は、もう目前だろう。
フリードリヒ4世死亡後の、ブラウンシュヴァイク・リッテンハイムが内乱を起
こしたとしたら、その時までに少なくとも中将になっていれば、その後混乱の中
で頭角を現し、軍のトップを狙うには充分な立場では。

金髪たちが士官学校ルートを進んでいるなら、アスターテ会戦かカストロプ動乱
辺りが、卒業後まもなくの初陣。
内乱時にはまだ佐官にはなっていない。
そんな状況での彼らの成り上がり物語とかも面白そうではあるな。
>>481
>皇帝の妾の弟だから、とんとんで出世したんだと思われ

仮に、大貴族の領地の警備隊に入っているなら、その中での人事なら、その
大貴族の自由裁量が或る程度利くのでは。
ブラ公の所のアンスバッハが准将だったから、警備隊のトップの階級が、高
くて少将くらい(同盟でもエル・ファシル守備部隊司令のリンチが少将だっ
た)。つまり、少将辺りまでは、上司の大貴族の意向次第で、スピード出世
も可能、とか。
問題は、金髪が大貴族を物凄く嫌っていると言う事だ。
同様に双璧も嫌っている。

ファーレンハイト辺りが、案外覇権を握ったりして。
問題は、金髪が大貴族を物凄く嫌っていると言う事だ。
同様に双璧も嫌っている。

ファーレンハイト辺りが、案外覇権を握ったりして。
>>494
警備隊って公式の設定だっけ?
アンスバッハとかの地位身分とかあまりよく覚えていない
ブ公は予備役とはいえ元帥なので、元帥特権ということはない?
>>497
たしか、まだブ公が上級大将だった時から准将だったはず。
元帥なら元帥府内で昇進なんかはある程度出来るのかも
知れんけど・・・・・・
>>496
>金髪が大貴族を物凄く嫌っていると言う事だ。
同様に双璧も嫌っている

大貴族なら個性など関係無く誰も彼も嫌いということは無い。そんな記述は
原典には存在しない。
腐敗した権力者や選民意識の塊のような貴族なら、当然、嫌うだろうけど。

>>497
>警備隊って公式の設定だっけ?
「警備隊」の存在は公式。
原典のカストロプ動乱についての記述にも、カストロプやマリーンドルフの
警備隊の名前が出てくる。
警備隊が、総て「帝国軍」の扱いかどうかは不明だが、貴族の私兵が帝国正
規軍並みの装備を持っている以上、基本的にはそうなっていると見た方が自
然では。
私兵を抱える貴族を非合法の軍閥化させるより、一応の大義名分を与えて体
制内に組み込んだ方が、統治上は得策。
金髪の小僧が嫌われてるのは姉が皇帝陛下に取り入ってスピード出世してるからだけど。
実力で出世とか。あとキルヒアイスの方が一歩先をいっている場合、人格的な問題での軋轢が
生じないため、ラインハルトの稚気とキルヒアイスの大人ぶりがコンビとしてはいい方向に働いてしまう可能性が(w
あの面とあの性格だと、出世したらやはり「貴族たち」には疎まれるんじゃ?
皇帝と無関係だと、こいつ生意気だから殺したろかとか
どのみち金髪には、何らかの後ろ盾は有った方が良いといことではないか?
>501
ラインハルト一人だと間違いなくそうだけど。
結果、人間性の問題でキルヒアイスが先に昇進してしまい
その下に配属というか転属してきたラインハルトと再会、
以後凸凹コンビとして活躍しつつ、キルヒアイスの人の良さで
うまくオブラートに包まれて……とか。
>オブラート

グリュンメルスハウゼンがもっと長生きしてたら、それが勤まったかもw
>>496が言ってるのは、『金髪』が『貴族』を嫌ってるって事だろ?

なんで、貴族が金髪嫌ってる事になってんだ?
同じ様なものでつよ。

金髪は、姉のことが無くても、腐敗した貴族のことは、確実に嫌うだろうし。
貴族は、成り上がり者や腐敗していない人間のこと、ましてそいつがキッツい
生意気な性格してたら、これも同様に、確実に嫌うだろうし。
姉を奪った「体制側」の人間を敵とみなしその全てを否定するにいたった、という事を無視できないんじゃないかね。
確かに仲良くできそうにはないけど、不倶戴天の敵とまでいくかどうかは微妙。
金髪が公務に就いていたら、どーせそのうち、何か事件が発生するでしょ。
金髪が、貴族どもを軽蔑するのみならず、憎悪するのに充分な理由になる何かが。
金髪って、母ちゃんを貴族に殺されたんじゃなかったっけ?
>>508
姉をレイプされて泣き寝入り。が最有力。
赤毛がレイプされて挙げ句攫われ妾にされる
図体のでかい妾だな。
>フリードリヒ4世死亡後の、ブラウンシュヴァイク・リッテンハイムが
>内乱を起こしたとしたら
金髪、赤毛の出世が遅れていた場合、この内乱は起こるんだろうか。
リヒテンラーデは大貴族達が政治に関わってくるのを快く思って
なかったが、幼帝をつけるような思い切ったことができたのは、ライン
ハルトと手を組んで、その強大な軍事力を背景にできたからっしょ。

軍事力の当てがなかった場合は、リヒテンラーデはブ公かリヒテン候か
どっちか選ぶことになってたかもしれない。

つか、その前にアムリッツアで同盟に大敗しててて、内乱どころでは
ない可能性も出てくるが。
>フリードリヒ4世死亡後の、ブラウンシュヴァイク・リッテンハイムが
>内乱を起こしたとしたら

どっちかの娘が女帝。
もう一方は、それではおさまらず挙兵。


>アムリッツアで同盟に大敗しててて

可能性だけはあるかもね。
ロボスが転んで頭を打ってリタイアしてもっとマシなのが後任に就くとか、
金髪と赤毛が隕石に当たって横死するとか。
あ、金髪、赤毛の出世が遅れていた場合か。
>>514の最後の行の文章はナシね。
金髪が出世してなかったら、シトレによるイゼルローン攻略が上手くいってる
可能性も。

その後、遠征が早まるかも。その場合、多分シトレが総司令官。帝国全土の完
全制圧が同盟に可能かどうかは知らんが。
或いは、講和ということも有り得る。その平和がいつまで続くやらだけど。
>>513
>リヒテンラーデは大貴族達が政治に関わってくるのを快く思って
なかったが、幼帝をつけるような思い切ったことができたのは、ライン
ハルトと手を組んで、その強大な軍事力を背景にできたから

金髪が台頭していない場合は、ミュッケンベルガーたち三長官と組むことも
有り得る。
官僚&軍部VS貴族という構図だな。
同盟の介入も有るかもだが。
>516
シトレの時は金髪関係ない。
味方ごとトールハンマーでなぎ払う決断が同盟の意図を挫いただけ。

第六次であればもしかしたら。
>>513
アムリッツア戦は、その出征自体が同盟の失敗だから大敗はないと思う。
でも、史実の内乱の時期は、まだアムリッツア関連の戦闘は終わってない予感。
同盟遠征部隊と帝国軍の交戦中に、皇帝死亡。
以下のどれになるだろう。

1.取り敢えずばたばたと講和。結構平和な状況がそのまま続く。

2.混乱に乗じて、遠征部隊、帝都制圧。

3.内戦勃発。各勢力は同盟と組みたがり、サンフォード大笑い。
4.帝国軍混乱、同盟が有利になるもメルカッツを中心とする
若手提督たちのふんばりで持ち直す。のち、講和。
かなり希望的観測が入ってますがね。どっちにしろ、同盟の
補給線はメタメタだから、普通に戦った場合も領地占領してる
うちに、食料・軍資不足になるような。
金髪・赤毛もこのあたりで手柄立てて出世して欲しいなと。
ただ、これだと同盟が戦果を上げているので、フォークが出世
しちゃうんだよなー。すげー嫌だ。

つか、金髪・赤毛がいない場合のアムリッツアは、帝国軍は誰が
指揮してるんだろうか。やっぱミュッケンベルガーかね。
金髪が30代くらいで一線に出てくる頃、
同盟ではフォークとヤンが軍部内で派閥争いしてたりしてw
フォークは、双璧や金髪赤毛が手柄を立てる際の、絶好のイケニエになるかと
推察されます。

で、その後、同盟軍を立て直すのは、当然ヤン辺り。
金髪が、25歳くらいで、例の病気が発病。早期に発見出来ていたので死には
しないまでも、思うように動けない不自由な身となり、惜しまれながら退役、
最終階級は准将か少将。
その後も頭の冴えは変わらず、企業を起こして短期間に巨万の富を築き、開明
派に入ってその智謀と財力で主導権を握る。
そして、軍に残った赤毛や双璧たちと連携しつつ革命を狙う。
つー展開はどうだろう。
金髪は、革命を望んではいないんじゃ・・・
金髪は、自分のやりたいようにやれれば満足なんだから、皇帝でも、革命政権の
指導者でも、どっちでもいいのではないかな。
帝国がその後、民主共和体制になるにしても、自分の死後のリーダーたちが信頼
のおける人間(この場合は赤毛)なら、文句は無いだろうし。
>>526の3行目、「自分の死後」っつーのは、どのみち金髪は長生きは
出来ないような気がするので。寿命が延びたとしても10年くらい。
本格的におっさんになる前に血を吐いて死んで欲しい。

「…キルヒアイス…少し疲れたよ。しばらく休んでもいいか?」
「うん。ラインハルトは過労気味だよ。ゆっくり休むといい」
そのまま、息を引き取る金髪。
その側で黙って泣いている赤毛、とかな。
金髪に商才があるとは思えない。
政治の才能はあるようだが。
いや、判らんにょ。
証券取引所で勇ましく売り買いする金髪の姿とか、絵になるではないか。

ならんか?
もしも軍人にならなかったら
ヤン→歴史家とキルヒアイス→教師は作中に出てきたけど、
他キャラはあったっけ。
取り敢えず

アッテンボロー→ジャーナリスト
メックリンガー→水彩画家・散文詩人(専業の)
そもなんでメックが軍人なんかが不思議
嫌々ながら軍人になったのはヤンと一緒ってことだから、
アッテンボローと似た風に、代々軍人の家系で軍人以外の職に就くのは許されず
芸術はやってもいいがともかく軍人になれの一点張りで士官学校に入れられたんじゃなかろうか。
キルヒアイスと帝国の双璧がいない、帝国ってのはどうだろう?
結構バランスが取れると思うんだが
ただ、あんまり史実と変わらないか
変わりそうなのは

・アムリッツァ会戦も最小限に食い止められる
・その後、同盟が余力がある分、ヤンが退役できる(退役した場合、あっさり帝国が勝つだろうが…)
・軍事クーデターは早めに終結するが、ごたごたするのは必須のなので
帝国領再進行はなさそう
・アンスバッハの件は、キルヒが死ぬためのイベントだからなし。
としたいものだが…
・ラインハルトは、リヒテンラーデといつ手を切るか
・ヤン艦隊とアムリッツァで残存した兵力でのランテマリオ大会戦

なんか史実に沿わせただけっぽいな…
金髪がアンスバッハに暗殺される
アンネローゼ召し出しの際、セバスティアン氏が一念発起して、娘と倅を連れて
同盟へ亡命。更に数年後、疾風謀殺未遂事件の際、双璧が家族もろとも、これも
同盟へ亡命、つーのは?

双璧は少将の待遇で重用され、活躍し、アスターテの前年辺りに中将昇進、艦隊
司令官就任。
赤毛は士官学校経由で軍人に。ラインハルトも同様。アスターテ会戦の年に卒業、
少尉任官。
アスターテ会戦では、帝国軍は「敵は2倍だこりゃやべえ」と普通に撤退。両軍
損害無し。
よって、この頃はヤンは准将のまま。双璧とは既に知り合い、仲良くなっている。
シトレが統合作戦本部長になっているとして、彼の任期満了の期限とかは変わら
ないだろうから、そういう意味でも、任期満了前にと、イゼルローンをヤンに攻
略させるのを思い付くのは有り得ないことではないが、どうしたものだろう。

赤毛が中将辺りまで偉くなるのに、まあ普通10年は掛かるだろうから、その頃、
金髪が死んでいなくて、両国の間に大決戦が有ったら盛り上がるのだが。
念の為明記するが、赤毛は、帝国に居たままで、軍人になってるんで。
イゼルローン奪取が原典の時点で同盟によってなされず、20万隻以上を動員する
大遠征が、皇帝フリードリヒ4世死亡前に、同盟ではなく帝国によって行われる
というのは。
企画立案者は国務尚書リヒテンラーデ侯。門閥貴族の勢力を削ぐのが裏の目的で、
ブラウンシュヴァイク公・リッテンハイム侯ら貴族の私兵を勅命によって大動員。
国務尚書の目論見はまんまと図に当たり、同盟軍ではシトレ、ヤン、ビュコック、
ウランフ、ボロディン、そして双璧らが大活躍。
大決戦のさなか、両軍それぞれにおいて頭角を現していく、アッテンボローやビッ
テンフェルト、ミュラー、それに金髪・赤毛たちであった。
尚、シトレは任期満了で退役して、ロボスが統合作戦本部長に昇格。
宇宙艦隊司令長官の後任はドワイト・グリーンヒル大将辺り。
シトレは政界へ転進、議員当選、レベロらのグループに。国防委員
に抜擢され、トリューニヒトを脅かしている、とか。
同盟軍が順風なら、ヤンのような変人や双璧のような亡命者は大して出世しないのでは?
地球教の暗躍で亡命組が同盟内で孤立。
双璧首班で辺境蜂起に踏み切る亡命組。
討伐にでかけるヤン一党。

ってぐらいのがないと、話が同盟勝利一辺倒でつまらなくね?
同盟が、議長がサンフォードに統合作戦本部長がロボスでは、あまり順風でも
ないのでは。
宇宙艦隊司令長官に、「歴戦の勇将」ムーアかパストーレが大将に昇進して就
任してくれれば、尚のこと都合が良い。
尚、宇宙艦隊作戦主任参謀はフォーク准将。

で、帝国の対同盟大遠征が或る程度成功してしまい、同盟大ピンチ。これくら
いに同盟にとって悪い状況になれば、ヤンやビュコック、亡命双璧、それに新
人政治家シトレも、活躍し出世出来るのでは。
>540
准将になるってのは結構な出世だけど
20代の将官は、同盟全軍でも数えるしか居ないということだったかな。
まあ、戦況全体に最初から影響を与え得る立場は、軍の中枢に居ない限り
(例えば、アムリッツァでのフォーク准将とか)、中将以上でないと難し
いだろうということで。
双璧の居ない帝国では、猪と鉄壁が仲良くなり、2人の連携が効率的だと軍の人事
や上層部にも認められていって、やがて「双璧」と呼ばれるようになっていくとか
どうか。
帝国の遠征は、同盟に結構な被害を出すも結局失敗、ミュッケンベルガーは責任を
とって辞任。
そして、遠征終盤の帝国軍の劣勢をどうにか建て直し、撤退を成功させたメルカッ
ツが、帝国元帥昇進の上、後任に。鉄壁たちは彼に引き立てられていく、とか。
オーベルの動向が気になる
えーと、
「アムリッツァの戦略立案者が金髪じゃなかったら」
「アンスバッハが門閥貴族だったら」
「リップシュタット戦役後も赤毛が生きていたら」
「フェザーンが金髪の政権奪取後、経済戦争を吹っかけてきたら」
こんなIF話を考えてたら、途方も無く話がでかくなってしまって、
10巻分書き換えないといけなくなってしまった。
オリキャラ出して、ものすごく設定の変わる登場人物も出て来る。
もう銀英伝のIF話の範疇超えてしまいそうで、
いっそ完全オリにした方いいんじゃねえかって勢いなんだが、どうしようか?
完全オリにした方がいい。
どっかの賞にも応募出来るし。
コミケに出せば?
>>548

義眼は軍を辞め、マリーンドルフ家の執事に再就職します。
なんでもかんでもマリーンドルフ家にたたき込めばいいってものではw
ヴェストパーレ男爵家はどうよ?
違う、義眼は変な犬を飼いだして、動物と会話出来る特殊技能を何故か身に付けて、
ペットショップに就職して、人間とペットの理想の関係を模索するようになって、
上玉な美少女2人に好かれるんだ。


つまんねえ orz
いや、その美少女とどういう生活してるのかと想像したら、それなりに面白そうだと思った。
557549:04/12/12 07:15:08
あらすじとしてはこんな感じ(イゼル攻略まで)

天性の才能に加え、皇帝の寵妃である姉貴と国務尚書リヒテンラーデの引きで出世した金髪であったが、
ブラウンシュバイク派の策略で同盟軍三個艦隊の相手を押し付けられる。
しかし、罠に感づいたリヒテンラーデがギリチョンで、メルカッツと半個艦隊を滑り込ますことに成功。

金髪は三個艦隊を粉砕。第二艦隊は旗艦に被弾して、司令部壊滅。分艦隊司令の少将たちも皆アボン。
戦隊(分艦隊の下の編制単位)司令官のヤン准将が指揮を引き継ぎ、
第四艦隊の生き残りのフィッシャー戦隊と共同で金髪を撃退。

助っ人メルカッツと、分艦隊司令ファーレンハイトは「金髪やるじゃん」と思う。
金髪艦隊参謀長シュターデンは「運が良かっただけだ」と思う。

三個艦隊粉砕した金髪は晴れて元帥・宇宙艦隊副司令長官昇進。九個艦隊の指揮権ゲット。
金髪艦隊以外は全部ブラウンシュバイク派かリッテンハイム派の艦隊。
自前の武力を持つついでに、敵派閥の武力を削いでおこうと言う一石二鳥なリヒテンラーデの陰謀。

全軍崩壊の危機を救ったヤンは少将に昇進。そんなヤンにシトレが相談を持ちかける。
「帝国軍内の共和主義者の人たちが、『内応するからイゼルローンを占領しないか』と言う話を持ちかけてきたんだが…」
書類を渡すシトレ。ヤンは書類を読んで、ひらめきを得る。
ヤン「もう少しひねったら実現も不可能ではないと思います」
シトレ「試しに具体的な作戦を考えてみてくれないか。宿題と言うことでな」
558549:04/12/12 07:18:20
シトレに具体的な作戦案を見せるヤン。シトレは計画書を読むと「よし、これで行こう。指揮も君にやってもらおう」と言った。
戦争に強いが政治感覚ゼロのヤンは、政治から距離を置いてるつもりだが、
老獪な軍内政治家シトレの手駒としていいように使われてるのである。
シトレの威光のおかげで、艦隊首脳部は全部知り合いで固めることができた。
陸戦部隊には知り合いがいないので、有名なローゼンリッターのシェーンコップをもらった。

内応者の手引きで「正規の帝国軍人」として、ローゼンリッターが要塞内部に侵入成功。
ヤン艦隊が要塞に近付いてきて、駐留艦隊が出撃した隙に要塞司令官シュトックハウゼン大将を捕まえ、
同時に内応者が破壊工作を開始。要塞守備隊が混乱した隙に、要塞内部の要所を素早く制圧。
要塞の機能をローゼンリッターが掌握する。ヤン艦隊も駐留艦隊の隙を突いてイゼルローンに入城。

進退窮まった駐留艦隊司令官ゼークト大将は突撃を命じるが、分艦隊司令の一人オーベルシュタイン少将が
「兵を無駄死にさせるような命令は聞けません!」と配下の部隊を率いて離脱。他にもビビって逃げ出す連中が続出。
部下に見捨てられたゼークトは寡兵でイゼルローンに突っ込み、宇宙の塵となった。

シトレが「勝てば俺は同盟軍史に残る英雄。失敗してもダメもとさ」と思って実行した作戦は大成功。
ヤンはアッシュビー以来の天才と謳われ、中将・第十三艦隊司令官に昇進。
シトレ派が空前の功績と大スターを手中に収めたのに対し、
ライバルの宇宙艦隊司令長官ロボス元帥はアスターテの負けで影響力低下気味。ロボス派大いに焦る。
ゆるやかに拒否されていることに気がついていないようだな・・・。
560549:04/12/12 08:30:17
原作との変更点
・金髪姉は皇帝を手玉に取っており、後宮では確固たる地位を築いている。
・独自の皇帝候補を持っていないリヒテンラーデは、後宮と結び付くことによって、
 ブラウンシュバイク、リッテンハイムの二大派閥に対抗してきた。
 現在は金髪姉と同盟。金髪の軍才を利用し、軍部に食い込もうとしている。
・上記の事を全て金髪と赤毛は知っているが、「皇帝を倒せば、昔の優しい姉に戻ってくれる」と信じている。
 リヒテンラーデの事はハナから信用していなくて、いずれ皇帝もろとも潰す気でいる。
・ブラウンシュバイク陣営はリヒテンラーデの思惑を知っており、金髪を潰そうと考えている。
 アスターテに出兵させる一方で、同盟に出兵計画の情報を流して、死地に追い込んだ。
・リヒテンラーデは軍部に影響力が無いため、金髪と赤毛を出世させるだけで精一杯で、
 艦隊幕僚人事には介入できない。そのため、ブラウンシュバイク派のシュターデン、ファーレンハイト、
 リッテンハイム派のエルラッハなど、艦隊内の主要ポストの大半を二大派閥の人材に占められている。
・ヤンは第二艦隊の次席幕僚ではなく、パエッタ直轄部隊所属の戦隊指揮官。
・シュターデンは分艦隊司令官ではなく、金髪艦隊の参謀長。メルカッツは別艦隊の司令官だが、
 焦ったリヒテンラーデによって高速艦だけで金髪の後を追いかけるように指示を受け、
 途中で金髪と合流した。助っ人と言う形で参戦している。
・第二艦隊の指揮権を引き継いだヤンは第四艦隊生き残りのフィッシャーの部隊と合流して、金髪と交戦した。
・金髪が指揮権を握った9個艦隊は全部ブラウンシュバイクかリッテンハイムの系列の部隊。
 そのため、艦隊司令官から将官・佐官レベルの士官は飛ばされるか、引退を強いられた。
 その穴を埋めるために現体制では栄達し得ない立場の人物が大量に昇進し、事実上ラインハルトの私兵と化している。
 元帥権限を非常識なまでに濫用しまくったせいで、門閥貴族たちに明確に「敵」と認識されるようになった。
561549:04/12/12 08:49:10
・情報戦では同盟が帝国を圧倒しており、帝国内部の共和主義者は同盟の諜報機関と頻繁に連絡している。
 国力に劣る同盟軍が、帝国軍と互角に戦えた理由の一つ。
・同盟軍内には、統合作戦本部長シトレ、宇宙艦隊司令長官ロボス、国防委員長トリューニヒトの3つの派閥がある。
・シトレはかなり生臭い野心に満ちた人物。ヤンの後ろ盾でもある。
・イゼルローン要塞制圧時は、要塞内部の共和主義者が内応した。
 そのため、ローゼンリッターは要塞の内部構造を知っており、電撃的な制圧が可能となった。
・義眼の設定を大幅に変更。駐留艦隊幕僚・大佐から、駐留艦隊の分艦隊司令官・少将に。
 義眼の無私な性格と矛盾無く、逃げられる理由を作るため。
 なんか、原作を「ゆるく」した(或いは、観方を変えた)だけという気も…。
もーちょっといじって、完全オリにしろって。

銀英IFとしては、改変が多すぎると面白くないし。
「もしアンネローゼが野心を持った悪女になったら」或いは「もしシトレが原典
以上に凄い謀略の才能の持ち主で、野心も強かったら」とかの改変だけで行くな
ら、悪くはなさそうだが。
>>549
自分でも書いておられるが、いわゆるIFの範疇を越えていると思います。
正史三国志に対する三国志演義(または反三国志)的なものを目指しておられるなら
それはそれで面白いと思うけど
ご自分でサイトをたちあげて、まとめた方がいいのではないかと思います。
案外、「メルカッツ朝銀河帝国」てのも有り得…



ないかw
いやいや某鎌倉政権の様にナンバー2が代々世襲される形態もある
帝国の主要人物が全部死ねばないとはいわんけど
さすがに都合が良すぎるってもんでしょ。

メルカッツ絡みで面白そうなIFは既出ぽいけど
リップシュタットで中立をまもって帝国に残るというパターンか

最高実力者となっらローエングラム傘下で活躍するものの
ラインハルト即位の際に旧帝国派の残党に担ぎ出されて
第二次リップシュタット戦役を引き起こすとか
「メルカッツが、門閥貴族連合軍残存兵力2個艦隊くらいを引き連れて、
同盟に亡命してたら」。

当時の同盟の戦力が2個も増強されたら、しかもその指揮をメルカッツが
取っていたら、ビュコックやヤンの負担はかなり減ったのでは。
まあ、メルカッツは、用心の為に手兵とは引き離されるような気もするが。
単純にブラウンシュバイクが全権をメルカッツに委ねていたらとか
崩壊が遅れただけで、結果は同じ。
ひょっとしたら既出かもしれんが・・・
第十三艦隊イゼルローン攻略

帝国との和平協定

同盟&帝国のの強硬派により、数年後に戦争再開

と言う流れになったらどうだろう?
この時には同盟の国力は軍への負担が緩まったことで回復してるだろうし、帝国領侵攻作戦による壊滅的被害もないし・・・
帝国では皇帝崩御→内戦突入→門閥貴族の一掃完了と言う流れが終わっているだろうし・・・

ただ、和平協定で帝国がイゼルローン返せと言ってくるのは確実だからイゼルローンがどうなるかは判らんけど
>イゼルローン

1.共同管理
2.いっそ破壊
573名無しは無慈悲な夜の女王:04/12/17 18:35:12
>>572
 イゼルローン回廊そのもの(出入り口付近も含む)を「中立ゾーン」として、どっちも立ち入り禁止
とするとか。
 要塞そのものは、動かせる物を除いた後に、機能凍結の上でその場に放置で。
>571
イゼルローン陥落で身の安全をたもてるからこそ和平を提案「してやった」のになんでそんな条件飲みますか。
「攻め込まれて領土を荒らされたくなかったら言うこと聞け。頭下げれば休戦してやってもいいぞ」ってのが同盟の基本的態度になるだろう
>>573
 追加。 
 中立ゾーンを不可侵域にするのではなく、要塞自体は武装解除(or封印)で、フェザーンみたいに
双方の武官が駐在する(小規模な艦隊程度は駐留しているが、戦闘行為は厳禁)場にするというの
は? イゼルローン要塞の中を半分に仕切って、同盟領・帝国領としているって感じ。
 フェザーン介入がかなり減らせるので、意外に平和に貢献するかもしれない。
フェザーン介入が無くなる分、かなりの火種を抱えそうな予感。
火薬庫だね。
>>576
フェザーン解体という線はどうかな?
帝国・同盟によるフェザーンの解体接収。暗躍するルビンスキー。
史実のルビーはいまひとつ負け犬だし…そういや「ルビンスカヤ」はどうしたのだろう。
意外に好きなんだけど。
両軍合同で人員や資金、資材を出し合って、国際交易公社でも作るとか。
同盟側代表を率いるのはヤンにキャゼルヌ、帝国側代表はメックリンガーに
ケスラー辺り。

そのうち両国代表たちに連帯感が発生してきて、公社を潰そうと企む双方の
反対勢力に協力して抵抗する展開つーのは。
フェザーンと言う仲介役がいるから、両国を股に掛けた商売ができるんじゃないか?
それがいないイゼルローン非戦闘地域(仮称)を拠点とするのは、両国にとって危険の方が大きい様な気がする。

両国とも、相手に対しての憎悪を偏見を考えると特に。
フェザーンを共通の脅威と見なすことによって、相手に対する憎悪と偏見を
冷静に見直せる可能性も有るのでは。
フェザーンを共通の脅威とみなす動機が希薄な気がする。

和平交渉の過程で妨害しそうだから、そこから悪事が露見するという感じか?
しかし、金髪陣営ならともかく
同盟や帝国の旧勢力なら手玉に取られてしまいそうな気も・・・
まあ、順調に行き過ぎても面白くないしね。
ヤンの悪知恵の見せ所ですよ。
アムリッツァ会戦前に講和なら、金髪は帝国軍の宇宙艦隊副司令長官として
当然健在な訳で。
彼が、両国の講和や、それが成立するとして「国際公社」の存在を、どう見
なすかもポイントだな。
>575
だからなんで折角てに入れた最大最強難攻不落の超弩級要塞をわざわざ武装解除するわけ?
>>584
 イゼルローン攻略直後の時期に、同盟首脳部が冷静で遠征なし、ヤンの予想通り(一時的な)
休戦状態になるという想定。
 何らかの休戦交渉がなされれば、当然、帝国は要塞の返還を求めてくる。しかし、同盟側とて
ようやく攻略した要塞を素直に返すのはイヤ。ここで決裂という可能性もあるが、双方の休戦への
意欲が充分なら、なんらかの落しどころ・妥協点を探すだろう。そのひとつが要塞の武装解除っ
てこと(万全に機能する状態でどちらかの手にあれば、一方にとっては脅威でありつづけるワケ
で、交渉の妨げになる)。
 大体、中立地帯ってのは、非武装・非戦闘地域というのが普通だろう。そのど真ん中に艦隊も
殲滅できる要塞が万全で機能しているってのはマズイ。 
キルヒ暗殺別パターン 参考にどうぞ
バーらトの講和以降旧同盟の高等弁務官になったのは皇帝ラインハルトの
腹心にして唯一の友、ジークフリード・キルヒアイス元帥。彼は公正明大な姿勢で
同盟政府に対し自暴自棄ではなく友好と信頼をもたらした。誰もがこの平和が恒久的であると信じた。
宇宙暦799年12月25日。遠来の客が彼の元を訪れた。
グリューネワルト大公妃、すなわちアンネローゼである。大公妃は婚約中のキルヒアイスと新年を過ごすため
ハイネセンまでやってきたのである。
キルヒアイス「アンドリューフォークが精神病院から脱走したそうです。至急捜査隊を編成してください。
それと私は人を迎えにいかなくてはなりません。後は頼みます」。
宇宙港
アンネローゼ「ジーク」
キルヒ「初めての長旅お疲れ様でした。車を用意してありますので」・・・・
フォーク「うひゃひゃひゃひゃ、俺が皇帝の手先を倒して英雄となるのだ。死ねーっ」。
しかしフォークの銃口が狙いを定める前にキルヒの銃が火を噴いた。
フォーク「ぐはっ、何故だ。俺はヤンを超え・・・」。
キルヒ「アンネローゼ様ご無事ですか」。
ベルゲングリューン大将「閣下、ご無事ですか」。
キルヒアイス「私より大公妃の安全を。まだ周囲に暗殺者がいるかもしれません」。
ベルゲン「とりあえず車で総督府に向かってください」。
車に乗り込み総督府へ
キルヒ「おや、総督府へは道が違うのではないかな」。
運転手「これでよいのです。この車はヴァルハラ行きですから」。
キルヒ「アンネローゼ様」!
アンネ「ジーク」!
一瞬後すさまじい爆発が起き、二人の肉体は四散した。
>>586
ラインハルトが第2のルドルフになりそう
わかってないね、イゼルローン攻略まで同盟は常に受け身であり社会は消耗を強いられていた
それがイゼルローンを得ることで社会的負担を軽減させつつ領土防衛が可能になった
対して帝国は戦争負担は変わらず勝ち目は激減した。
この状態で「一時的な」休戦を実現する為にはただ同盟側が「攻め込まない」だけでよい
まあ帝国はああいう社会だから威信の為に軍を起こすこともあるがまあ持って数年だろうな
あとは自然に休戦状態になり冷戦となる
一時的でない休戦を実現したいなら、講和条約を結んだ方が堅いだろうな。

フェザーンの影響力も弱めたいし。
もし仮に中立地域を作ればそれは直にフェザーンの権益に損害となるが
休戦状態とはいえ敵対しているならフェザーン自身のポジションは何も変わらない
仲介者、中継交易の拠点として十分に旨味がある
特には問題無い
>>586
PC版5?
>585
本土の絶対的な安全を棄ててどうして侵攻ルートを開けっぴろげにしますか?
なんというか社会党の非武装中立論聴いてるような気分になってきます。
591さんへ
その通りです。
>>592

回廊を非武装中立地帯にするにしても、双方、回廊の入り口辺りに
艦隊と泊地を置いて、常時、監視・警戒くらいはするでしょ。
>>592
 イゼルローン要塞を帝国が持っていた頃から開けっぴろげですが?
 つか、ラインハルト以前の帝国は、同盟の征服を目的とした侵攻にどれくらい意欲的だっんだろう?
 同盟のように、イゼルローンを後方拠点にして、大侵攻作戦なんてやったことがあるんだろうか?
 それ次第では、「打倒、帝国」を国是としている同盟の方がタチ悪いような気がする。
 
>同盟のように、イゼルローンを後方拠点にして、大侵攻作戦なんてやったこと
があるんだろうか?

大侵攻作戦は無い。
リヒテンラーデが、同盟による兵力3000万の遠征の情報を聞いた際、「帝国
にも、それだけの兵力を動員した事は無い」とか地の文に出ていた。
強いて言うと、要塞建設以前の、ダゴンの殲滅戦の折くらいではないか。

だが、150年、多少の休戦期間は有っても、何度と無く攻めてきてるし、例え
ばエル・ファシル星系などを「叛乱軍の魔の手から解放」しようと図っている。
>>596
>エル・ファシル星系などを「叛乱軍の魔の手から解放」しようと図っている。
 回廊出口付近に橋頭堡を確保してから…ってことなのかな? 
 だとしたら、帝国軍の方が賢いな(w)
つーか、アムリッツァでの同盟が愚劣すぎ。
>>596
記録(原作)に残る大規模な攻勢作戦というと
・ダゴン会戦で失敗に終わったヘルベルト大公の遠征
・優勢に侵攻を続けながら宮廷クーデター発生で頓挫させられた
 元帥量産帝コルネリアス1世による親征
ですかね。
第二次ティアマト会戦でも艦隊戦力の動員はかなりされてますけど
同盟首都を直撃するような極端な作戦ではない気がしますね。
>>593
レスサンクスです。
他にも仮装シナリオの設定お持ちでしたら見てみたいです。
もしも三国間で戦っていたら。いやありえないか。あれは、独裁VS共和の図式を
独裁的な作者が書いたから、もう一国は、社会主義国?(ちなみにフェザーンの代わりに地球を置いて、
地球を中心に3国分かれているっていう感じの星図)。オリだな。でも3国軍事国があったほうが、
話は伸びるはず(三国志は伸びたからね)。
>595
>イゼルローン要塞を帝国が持っていた頃から開けっぴろげですが?
そうだよ。だから毎年のように攻め込まれて無駄に人が死んでいたんだ。
おまけにこっちから行くときは要塞のせいで散々な目にあってる。

折角やっとのことで蓋をふさいだというのにどうしてまたパンドラの箱を開く必要があるのかね?
講和条約も、不備が無ければ、それなりに「蓋」になるのでは。

自分の方の主戦派を、完全に信用出来る訳でも、コントロール出来る訳でも
なかろうし。
主戦派が暴走してほとんど軍事力を完全喪失してもあれだけ国が保てたんだぞ。
「掟破り」のフェザーン侵攻してはじめて同盟は滅んだ。

ほとんど完璧な蓋を自ら開けてなんで「それなり」の劣化品に付け替えるんだよ。
あんたナウシカ並に広い心の持ち主だな
国が保てたのは単に帝国が本気で攻めなかっただけでしょ。
仮にフェザーンルートがなんらかの事情で使えないとすれば
イゼルローン回廊で同盟軍に消耗戦を挑みつつ
物理的にイゼルローン要塞を破壊する質量兵器攻撃を実施してたのでは?
「本気で攻め込んだ」なんていうのが何回あったか、すぐ上にレスがついてるよ。
とにかくあんたもう無理矢理持論に固執するのをやめて一旦頭を冷やしてみたまえ
>ほとんど完璧な蓋

ヤンなら、そうかと聞かれれば、首を横に振るだろうけどね。
つまり貴方は自分がヤンと同等の頭脳を所有している、と主張される訳ですな
講和した方が、「蓋」としては幾ら難攻不落といえど、所詮は単なるハードウェア
よりも「堅い」と、彼なら判断するだろうということですよ。
ちょい訂正。

誤【「蓋」としては幾ら難攻不落といえど、所詮は単なるハードウェアよりも「堅い」と】
正【「蓋」としては、幾ら難攻不落といえど所詮は単なるハードウェアよりも、「堅い」と】
アムリッツァ会戦前に講和なら、当然、ラインハルトが帝国軍の宇宙艦隊副司令長官
として存在している訳だしね。

ヤンが、単なるハードウェアを信じて、ラインハルトは怖れないなんて、有り得ない。
神の視点で語られてもな。同盟の多数派の反応を予測してくれよ。
それが出来てないからトンチンカンなんだよ
>同盟の多数派の反応

そこらは、非主戦派の政治家の皆さんの働き次第だなあ。
彼らは、講和した方が、軍縮も、民力休養もやり易いと判断したと思うのだが。
「史実」では、結局、大失敗してる訳だけどね。
だから、社会党だと、言っているんだ
読んでて思い付いたんですが、もし講和の交渉になったとして、同盟が、帝国に、
「イゼルローン要塞は返せないが、そちらが新しく要塞を建設するなり、泊地を
艦隊込みで置かれるのは構わない」というのも有り得るのではありますまいか。
双方が、「蓋」を持つ事になります。

150年戦争してきた両国が、なまじの馴れ合いするよりも有りそうでは。
ガイエスブルグだっけ?移動要塞の名前って。

まあ、なんだかんだでまた動かせる様にして、イゼルローンの正面に置くんでしょうな。
>>615
条約と条件しだいではグアンタナモのように敵の勢力下でも基地は持てるね。
仮に講和したとしてどんな条約であろうと「選民思想」に凝り固まった「お偉い」生まれの「貴族様」が
「不遜にも」武力で逆らう「叛徒」との約束を律義に守るハズがない
これが一般的な認識だろうな

あの世界には国際条約の基礎となる周辺諸国の監視というものが欠けてるから
守らせるためには現実的な武力のアドバンテージが必要不可欠
歴史的にも講和なんてのは対等な国力の時は行わない
決定的では無いがある程度の差が明白になれば、その時点を固定(損切り)するような停戦条約
決定的な差が明らかになれば半属国としての立場での友好条約
うまく講和出来たとして、その平和が永続的なものになるだろうなんて、
それこそ、作中、ヤンだって期待してませんよ?

ぼちぼち、ご意見が、否定の為の否定になってきていませんか?
永続的にならない休戦のためにみすみす要塞を手放したりはしませんとも
>>620
>要塞を手放したりは

>>615を要精読。
615みたいな温すぎる条件を同盟側がだしたりしたら日比谷を焼き討ちするな
憂国騎士団辺りが騒ぎそうだが、鎮圧されて終了。
>>622みたいな勇ましい人間が、アムリッツァの遠征を支持したんだろうな。
しかし要塞をフライングボールのボール程度にしか考えてない香具師らの脳内構造ってどうなってんだろうな。

・要塞を同盟のモノとして認めさせる。
・要塞を防衛するために必要な条件を認めさせる。
・上の条件をみたすため、回廊出口までを同盟領とし、回廊出口から一定の区間を非武装地域とする
・相互に侵略的な行動をとらないこととする

その上で、ようやく戦時体制から準戦時体制への移行、動員の大幅解除でめでたしめでたしだろうけど
あ、同盟の人間が望む内容だけどね。
>624
そういうファクターを無視して売国的な条項を自ら入れたらマジで刺されると思うが
>売国的な条項

「要塞を丸ごと明け渡す」なら、そう言われてもしょうがないだろうけどさあ。
「主戦派にテロられたくないから戦争を続けます」

本末転倒と言うか、民主国家でもなんでもないというか…

まあ、講和交渉→同盟国内で主戦派反対→講和成立→同盟で政争続く→
帝国で皇帝死去→帝国内乱→条約を破って介入するか否かでまた政争→
同盟で主戦派のクーデター→ヤン艦隊出動

ってIF話は、ちょっとおもろそうだ。
同盟の戦力が激減しない分、力の均衡は維持されるから、ラインハルトの覇業
は、より困難なものになる。
半ばで、ヤンに敗れるか、例の病気かで死ぬかもな。
キルヒアイスを死なせない展開になれば、彼が帝国側主人公を引き継げるが。
アムリッツアの勝利を経ずにイマイチ基盤が弱体なラインハルト対貴族か。

帝国に侵略するのではなく、「軍事顧問団と義勇兵を派遣」するだけなので、
条約違反ではありません。

なにしろこのたびの派遣は帝国にも認められているのです。
帝国内で発生した叛乱に対して人道的見地から援助をおこなっているだけで
ありまして領土的野心に基づく侵略では決してありません。

と答弁してみるテスト。
帝国の各勢力のうち、同盟の介入を認めたものを、銀河帝国における正当な
代表権を持つ政府と、みなしちゃう訳だ。
ローエングラム&リヒテンラーデ枢軸vs
門閥貴族連合軍vs
同盟遠征部隊。

フェザーンの動向が気になるな。
フェザーン
同盟本土において民主主義原理派(帝国との共存完全否定)のクーデターを画策、支援
>628
原作と違ってかなりの数の艦隊が同盟領に駐留しているのでクーデターは難しいのではないだろうか?
平時に各艦隊がどこに駐留していてどういう任務が与えられているのかが不明だが、(多分第一艦隊同様地方の警備だろうか?)提督のラインナップを見ていると主戦派と思しき人間が見当たらないと思うんだが
ただ、これでウランフvsヤンの構造ができたらそれはそれで面白いかも
>>633
同盟のマスコミを仕切ってる最大手広告代理店を金で買収(設立時からフェザーンの息がかかっているのだろうが)し、
マスコミに反帝国キャンペーンを張らせる為の圧力を掛ける。

で、世論が反帝国に染まって、また戦争へ・・・
実は千里眼のヤンがトリューニヒトと手を結ぶと(以下略

金権政治家と腹黒軍人(個人レベルでは精錬潔白だが)が手を結んで宇宙を統一ってのもなんだな
フェザーン(ルビンスキー)にしてみたら、同盟に銀河統一させて、フェザーン
が経済支配を担当し、裏で牛耳るってのが、一番堅いかも。
金髪の百倍、同盟の政治屋の方が操り易いだろうし。
>>637
金髪より、むしろ帝国の経済を握っているリヒターと、
事実上の秘密警察と化した憲兵隊を擁しているケスラーの存在が重要。

新帝国建設・頻繁な出兵・同盟領併合と、いくらゼニがあっても足りない状況で、
帝国経済を安定させてたリヒターの経済手腕なら、
フェザーンお得意の経済浸透も通用せんだろう。
政治家・官僚と癒着しようとしても、警察権有り拷問有りの優秀な憲兵隊にしょっぴかれるだろう。
(ケスラーの憲兵隊は一般犯罪の取締や対テロなどもやってて、明らかに憲兵の域を超えてる)

どうしてフェザーン流が通用しない人材が付いてる(あるいは付きそうな)金髪を選んだんだろうな。
一番やりにくい相手だと思うんだがな。
もし、ロイエンタールの叛乱の際に、ミッターが断って、ラインハルト(+ビッテン、ワーレン)VSロイエンになって、
ブリュンヒルトが落ちたら。

ミッターマイヤーは自殺するかな?(乃木大将みたいに殉職)それともミッターが正帝、ロイエンが副帝で統治するかな。
第三軍になるかな?(アレク大公のことを知って)

その前に切れたビッテンにロイエンが殺されたりして。
>>639
ワーレンは退却。ビッテンはぶちきれてバンザイ突撃。
ロイエン軍は半壊するぐらいの大ダメージを食らう。
クナップシュタインかグリルパルツァーのどちらかシボン。

疾風は筋を通す男なので、旗を変えないと思う。
自殺するぐらいなら、生きて責任を取ることを選びそうな気がするから、たぶん生き残る。

討伐軍の生き残りがフェザーンに戻ったら、
たぶん帝国首脳は暫定政権を作る方向に動くだろう。
武官の中で玉座への野心を示す野心家はいないし、文官も帝国の分裂は望まない。
首班になりうる資格があるのは実戦部隊首座である疾風と、軍政を握っている義眼の二元帥。
文官では内閣首座たる国務尚書マリーンドルフ伯。
極端に軍部が強い帝国の首班たりえるのは、実戦部隊の支持を得られる人物だろうから、
たぶん疾風が首班に推される。マリーンドルフは支持。義眼は疾風首班就任は支持。
その後政権内部に留まるか、引退するかは分からん。
疾風は性格上断りきれなくて、たぶん引き受ける。

帝国がとりあえず安定したら、「自分のせいで金髪を死なせてしまった」と言う
自悔の念を抱いている疾風は、必勝を期して大軍を動員し、自らロイエン討伐に向かう。
この戦いがどうなるかは、帝国が安定するまでにどれだけ時間が掛かるかによるだろうが、
仮にロイエンの打つ手が全部決まって、旧同盟軍将兵とイゼルローン軍を味方に付け、
たぶん量と質に勝る帝国が最終的には勝つだろう。
ロイエンを仕留めた疾風がなし崩し的に即位するだろうが、その後はどうなるか知らん。
>>640
経過はそれもありかと思うけど、
ミッターマイヤー即位はないでしょ。

ラインハルトの戦死に責任を感じてるなら特に。

600さんへ
銀英Xの隠しシナリオには「友との戦い」。
があります。これはライキルが戦う貴重な架空シナリオ。
無論ヴェスターラントの件が引き金です。ほかに銀英Xには架空シナリオが多いので
参考にすると良いでしょう。

某海賊団が、ついにランテマリオ・・・いやマル・アデッタ星域会戦敗北後
の自由惑星同盟(ヤン一味除く)のごとき状況になりました。彼らの終焉も近いでしょう。
>>640
>>641

アレクが生まれた以降なら、疾風の性格的に、彼の即位は有り得ない。周公旦
や太公望のポジションに就くだろう。
万一、アレクが死んでも、アンネローゼかその子供を擁立するのではないか。
金髪の血統の方が、帝国における大義名分も得られ易いだろうし。それが全滅
した場合は判らないが、万一疾風がトップになるにしても、帝政じゃなくて、
別の政体ということも(民主制にいくかどうかは知らんが、独裁としても、非
世襲の「総統」とかな)。
アレクが死んだらって、どうやってだ?まぁ、それはありえなくないが、
問題はアンネローゼの子供って。父親誰だよ。アンネローゼはラインハルト死んだらますます引きこもっちゃうんじゃ?
>アレクが死んだらって、どうやってだ?
病死か事故死か暗殺ですね。

>問題はアンネローゼの子供って。父親誰だよ。
さあ? アンネローゼだってまだ若いし、恋をして結婚して子供を作る可能性
が無いなんて言えない訳で。

>アンネローゼはラインハルト死んだらますます引きこもっちゃうんじゃ?
有りそうですが、「帝国、ひいては全人類の平和と安定の為、形式上で結構で
すから、女帝としてご君臨下さい」との説得は、不可能ではなかろ。
アレクについては何の異存もないが、アンネローゼはキルピにぞっこんだぞ。
ちょっと昔の少女マンガのごとく。純愛と言うかなんというか。とにかくほかの男にってあるかな?
形式で、強制だとは言え、フリードリヒ4世にもけなげに尽くしていたんだし。

銀河帝国正当政府出てきたらどろどろなのにな。
大昔、某SF大会にて。

漏れ「アンネローゼさんが、作中世界で、今後、幸せな結婚をすることは
有り得ますか?」
田中氏「響子さんが結婚したら彼女も結婚するかも知れません(笑)」


ああ、当時は、「めぞん一刻」が、まだ完結していなかったんだなあ…
往時茫々…。
金髪の死体を回収、冷凍して、「まだ完全に死んでいない」と公式発表。
駄目押しで、ウラシマ効果が発生するくらいに亜光速の宇宙船に載せる。
以後、形式上の「皇帝」は、ずうっと金髪。

政治の実権は、摂政なり、帝国宰相なりが。立憲制に行くかどうかは知らんが。
 アンネローゼもキルヒアイスの遺髪くらい持ってそうだから、そこからクローニングでキルヒアイ
スの細胞を作り、それをアンネローゼの卵子と結合させて、擬似キル×アンネの子供を作る。
そして、その子…てのはダメ?
 つか、ラインハルトの遺体からクローニングした方が早いか。で、卵子の提供と母体がヒルダで、
成長するまで摂政となるってのは、とう?
作中、意図的に無視された、「クローン」の様なSFネタは御法度。

吉岡某氏と、○イラーにさせときなさい。
>>646
アンネローゼってジークにぞっこんなん?
だとしたらいつ好きになったんだろう?
10歳のときじゃないよね?
意識するようになったのは、赤毛が10代半ばの、「子供」から「若者」
になりかけた頃合いではないかと。
その辺から、赤毛の方も思春期だし、憧れとか崇拝とかだけではない、
恋愛感情をも、アンネローゼに持つようになったんじゃないかと思われるし。
クローンと言えばヤンがそれについて論文書いてたよね。
どの辺だっけ。
一巻の、永遠の夜の中で、での、ヤンのシーンのはじめ。ちなみに書いてたんじゃなくて、
読書でした。スマソ。
姉上と赤毛の年齢差ってなんぼ?
35
トリューニヒトがあそこで死ななかったら

色々はしょってラスト。
皇帝襲撃に来た地球教徒と戦うユリアンとポプラン、アッテンボロー。
だが予想外に敵は数も多く質も良く、ポプラン、アッテン戦死。ユリアンもド・ヴィリエ相手に重傷を負う。
辛うじて全ての襲撃犯を撃破せしめたものの、ユリアンは最早死を待つばかりの身となってしまった。
と、そこへ今頃になってトリューニヒト現れる。
「安心したまえ、ユリアン君。民主主義の芽は、私がしっかりとこの帝国に根付かせておこう」
いかにも政治屋らしい偽善に満ちた笑みを浮かべるトリに、ユリアンは震える手でブラスターを向けるが
力尽きて死亡。

んで、なんでそんなに襲撃犯が強かったかと言うと、まあ言うまでもなくトリが裏で色々援護していたからだったのだ。
ついでに鬱陶しいオーベルあたりも始末させて。

後味最悪だな。
>>656
5歳差
660名無しは無慈悲な夜の女王:04/12/28 16:46:06
金髪崩御の現場に中性子爆弾着弾。
地球教を、ヨブが売った以降、その残党は、ヨブのことも、狙わない訳には
いかんのではないかと思うのだが。
ヨブたんには、彼がどんな悪さをしても、みんな、「だめだぞお、こいつう!」で
済ませてくれる人徳があるのです。
ゲームのパストーレは結構強い。
台2・6艦隊合流前に帝国軍遠征部隊を完全撃破するよ。
1巻を読み返しているんだが(新書版)、21ページの上段に、こんなことが
書いてある。
【大佐といっても、キルヒアイスはまだ二一歳になっていなかった。軍服を脱
いだ時の彼は、後方勤務の女性兵たちが噂するように、「ハンサムな赤毛ののっ
ぽさん」にすぎなかった。】


【後方勤務の女性兵】


…居たんだ! 帝国軍にも女性兵!!
>>665
物語中には出てきてないだけで、
後方部門には女性出身の将官も少なからずいるかもな。
米軍の女性将官も、みんな後方・衛生・技術分野だしな。

原作中(アニメは無視)にはっきりと容姿が描写されていない後方部門の将官が
何人か女性だったら面白いよな。

幕僚総監クラーゼン元帥とか、
近衛兵総監ラムスドルフ上級大将とか、
憲兵総監クラーマー大将とか…。
ラインハルトの部下の最高幹部クラスの軍人にも、1人2人、女性が居たら
おもろかったのに。義眼とタメ張る切れ者の情報部長とか。
>>667
義眼は一人で軍政・諜報を仕切っててたみたいだが、どうかんがえても不自然だな。
義眼には諜報に専念してもらって、
もう軍政を切れ者女性が仕切ったら面白かったと思う。※

※ヒルダ不可
アイゼナッハが女性で、キャゼルヌ同様の、前線指揮はしない後方勤務が主なタイプとかな。
「沈黙軍官僚アイゼナッハ」。

…語呂が悪いかな。
670名無しは無慈悲な夜の女王:05/01/04 01:57:56
バトルに参加できない軍政家が、寡黙なキャラだと見せ場が無くなってしまう。
会議とかで自己主張しないと、名前だけキャラになってしまう。
強烈な個性と言動を付加しないと、いけないんじゃないかな?
「普段は寡黙だけど、たまに口を開くと、皆、凍り付く様なことを言う、
切れ者軍政家の美女」とか。
この場合、「沈黙」とは、「他人やその場全体を沈黙させる」って含みも有る訳ね。
寡黙ではなくて、結構良く喋る毒舌家で、軍国主義的ロマンティシズムに全く毒さ
れていない、姐御肌かつ穏健派な軍政家とか軍官僚とかも、いい感じかも。
>>673
漫画版ホワン=ルイが軍人だったらそんな感じかね。
つーか、キャゼルヌが女性で金髪の部下だったら>>673だな。
たしかにキャゼルヌはそんな感じだ。
メックリンガーが女性で、仕事が参謀専門でもおもろかったかな。
>>677
でも、そうしたら帝国本土を守る人がいなくなっちゃう。
ルッツなりシュタインメッツなり、別の誰かでも良かろうよ。
よく考えたら、シュタインメッツはいてもいなくても良い奴だったな。
あと、死に際の印象度除けばルッツ。
上級大将クラスの提督の半分は名前だけの人にしても良かったかも知れん。

ちなみに地味と言われがちなワーレンは何気に良く働いてるから必要。
男でも女でもいいけど、上級大将クラスの幹部、たとえ出番少なくても、
後方勤務・事務管理型の連中を、軍組織のバランス的には、もう2、3人
は増やせば良かったのに。
有能である描写がなく説明文で優秀である事を強調する程度にしか事務仕事を理解していない作者がこれ以上後方勤務キャラを増やしても「名前のある脇役」が増えるだけだと思う。
オーベルシュタインが一体何してたのか俺にはわからんかったし、キャゼルヌが具体的にどう処理して他の人間よりも優秀だったのかも想像つかない。
>>681
後方部門もそうだが、もっと軍令面の実力者を増やして欲しいと思った。
ラインハルト政権は、皇帝と前線司令官だけで戦争してる感じがする。

>>682
田中芳樹の軍事知識がナポレオン戦争まででストップしてるから、軍政・軍令を書けないんだろう。
ナポレオンの元帥で純粋な軍政家は一人だけ。
古代中国やナポレオン時代のように、最高首脳部に優秀な軍政家が一人いれば、
どんな大軍でも動かせると思ってるんだろう。
軍令は軍事的天才一人と、優秀な前線司令官がいればいいと思ってるんだろう。

近代以降の戦争の後方部門は実戦部隊並みの激務で、
人数に至っては実戦部隊の何倍もいる。
平時ですら、過労のあまり自殺する将官・高級軍官僚がいるぐらいだ。

>オーベル
作品上じゃ、諜報担当兼後方担当だったな。
近代以降なら、何人もの大将・中将級幹部が、他の省庁の大臣と協力してやるような仕事。

>キャゼルヌ
事務屋。企業で言えば優秀な総務部長・経理部長ってとこなんだろう。
>>681
>軍令面の実力者
>諜報担当
>後方担当

作者を弁護すると、大将・中将クラスなら、地味だけど有能なスタッフが何人も
居たのではなかろうか。フェルナー以外、全員胃痛持ちで。
彼らが上級大将クラスになっていないのは、そこまで引き上げて良い器量の持ち
主でなかったのと、義眼の「No.2不要論」が原因では。
>>684
いや、軍政や軍令に上級大将クラスの実力者がいないと、
上級大将が大勢いる実戦部隊とのバランスが取れない。
後方部門の最高幹部が義眼一人だと、義眼自身がNO.2になってしまう。
自分を例外視しない義眼にとっては、忌避すべき事態ではなかろうか。

あれだけの巨大な軍隊を運用するなら、軍令・軍政に相当な器量のある人材がいないと無理。
平時でも、地味だけど有能なスタッフでは無く、
軍や国家の首脳たる人物でないと務まらない仕事だ。
有能なスタッフ程度の人材が、軍令や軍政の首脳部(次官・次長級以上)を占めてるなら、
ローエングラム朝の軍組織は、かなり硬直化した官僚組織と言う事になる。
そもそも、実力主義を標榜しているローエングラム朝において、
元帥・上級大将まで引き上げられる器量の人材が
後方部門に義眼以外居ないと言うのは、ぶっちゃけ有り得ない。
確かに、そこら辺がしっかりして無いと同盟の逆の方向で腐敗が始まりそうだな。
そういえば、ケスラーの「憲兵総監」のポジションは、実戦部隊の範疇に入るの
かね。
それとも軍政・軍令関係なのかな。

アイゼナッハが、実は実戦部隊の指揮官であるばかりでなく、軍務次官、或いは
「補給艦隊総司令官・兵站総監」の肩書きとかも持っていて、同盟で言う後方勤
務本部長みたいな職権も持ってたというのはどうよ。
そーいうのが実戦部隊も率いて現場に居るのは異例な気がするが、そもそも皇帝
が陣頭というのがかなり無茶だし。

あと、シルヴァーベルヒ辺りとそのセクションも、軍の後方システム運営に参与
していたとか。
金髪即位後なら、「軍令」については、統帥本部総長たる色目が居るな。

即位前の時点においては、アイゼナッハ(当時大将、ケンプらと同格の最高幹部
クラス)が、補給とかを担当していたのは、その旨の記述が有るから確実な筈。
>>687
>ケスラー
軍政だと思うが、治安畑だから、軍の運用を担当する香具師らとは別ライン。

>アイゼナッハ
兵站総括者が艦隊を率いてたら、誰が兵站をやるんだよ。

>シルヴァーベルヒ
軍の施設建設なども、基本的には軍政部門内のセクションが統括。
建設関連の省庁は、ほとんど手を付けないことが多い。
軍政部門はだいたい何でもできるから、権限が被る部署とは調整だけして、
システム運営には手を付けさせない。
財務省や外務省あたりとは、緊密に連絡しないといかんけど、
それもあくまで調整レベル。

>>688
色目は軍令の最高責任者と言うより、皇帝個人の参謀長と言う感じだった。
>683
ストップしているから、というより、軍事小説じゃないからそれ以上苦労して描いたり調べたりするのは御免だということじゃないかね。
一般論程度しか言えなくて「補給は大事だ」と言ってるだけマシだし、まあ正解言ってるんだから漏れはあの作品はあれでいいと思うよ。
あれ以上細かくやれっていうなら佐藤大輔でも読めばいいんだ。そっちの方がミリ系小説として大いに楽しめる。
×一般論程度しか言えなくて
○一般論程度しか言えなくても
>兵站総括者が艦隊を率いてたら、誰が兵站をやるんだよ。
非常時の実務は、最高幹部より一段下の連中に或る程度任せても良いのでは。
兵站の総責任者が最高幹部の一人という事実も、組織的に重要だろう。

>シルヴァーベルヒ
現実にはどうか知らんが、まあ、金髪の裁量次第なのでは。

>色目は軍令の最高責任者と言うより、皇帝個人の参謀長と言う感じだった。
皇帝親征時はともかく、普段は他の地道な仕事が有るだろうし、それがメインだろう。
それに、皇帝の居場所が、即ち政府の中枢にして軍の中枢でも有る訳で。 特に総旗艦
ブリュンヒルトは、ハード的にもそういう機能が整っているのだろうし。
軍令のトップが、政府・軍部の中枢に詰めている。そう考えれば、別におかしくない。

>>690
同意。
作者は、設定の描写を、マニアックに細部にわたってするのは趣味ではないのだろ。
巨大な恒星間国家の政府、及び軍部の軍令・軍政(兵站含む)のあれこれのトッ
プレベルの事務処理、そして当然大艦隊の実戦指揮を、ブリュンヒルト一艦で可
能な様にしていたとしたら、鬼のようにとんでもない情報機能では。
戦艦としての機能も保持しないといかんだろうし、居住性も或る程度はだし、ブ
リュンヒルトをそんな代物に改修するのには、どれ程の膨大な費用が注ぎ込まれ
たんだろうな。
純軍事方面の事柄は金髪の脳味噌で処理してるつもりで書いてるような気がする。
ちなみにイゼルローン初攻略時フレデリカの「何万枚かの写真の中から矛盾する何枚かを見つけ出す」と言う作業はどの程度難しい事なんだろう?
普通、人間業ではないのでは。
>>694
実在する諜報機関の情報分析要員の中には、できる香具師もいる。
機械を使わないでやるとしたら、相当な職人。
>>690
そこらへんを細かく考えて補完するのが、IF話書きの楽しみじゃないか?

>>692
>非常時の実務は、最高幹部より一段下の連中に或る程度任せても良いのでは。
いや…。非常時は仕事が激増するから、下手に一段下の奴に任せて、
破綻をきたすとまずいわけだが…。

>兵站の総責任者が最高幹部の一人という事実も、組織的に重要だろう。
その事実は絶対に必要だが、そいつが艦隊を率いて前線に出なければならない理由も無い。

>軍令のトップが、政府・軍部の中枢に詰めている。そう考えれば、別におかしくない。
帝国全軍の軍令を取り仕切る香具師が、前線に出てて、
皇帝直轄艦隊の参謀長みたいなことやってるってのはおかしいような気がするが…。
普通は帝都の統帥本部で、戦局全体を眺められる位置にいるもんじゃないか?

>>693
仮にそれができるとしたら、ブリュンヒルドは動く霞ヶ関兼市ヶ谷と言うことになるな。
恐ろしいことだ。
ブリュンヒルトが事実上の「帝都」なのだな。
>普通は帝都の統帥本部で、戦局全体を眺められる位置にいるもんじゃないか?

そーいや、金髪の即位前、義眼は、宇宙艦隊総参謀長であると同時に、
統帥本部総長代行でもあったんだよな。当時から、軍令のトップ2人が前線
に居た訳だ。
要は、金髪が、常識外れの能力と権限を持った独裁者であり、金髪が、即ち、
「帝国政府」ということなのだろう。
>>697
>そこらへんを細かく考えて補完するのが、IF話書きの楽しみじゃないか?
同意だが、それはわれわれ読者の楽しみであって、作者の手抜き(悪い意味ではなく)を責める人に対して酷だと。
ナポレオンなんだよ、ラインハルトは。

能力的にはこんなとこか?
ラインハルト=ナポレオン
キルヒアイス=ランヌ+ドゥゼ
ミッターマイヤー=ダヴーとネイのいいとこ取り
ロイエンタール=ダヴー+スーシェ+ベルナドット
ビッテンフェルト=律儀なミュラあるいは若いブリュヒャー
ミュラー=ダヴーあるいはウェリントンの簡易版
オーベルシュタイン=野心のないフーシェ
シュトライト=ラ・ベドワイエール

こうして書くと、独自に戦略単位を運用できそうなのは双璧くらいだな。
参謀長らしい参謀長がいないのはナポレオンと同じ。
ベルティエは参謀長というより副官団長兼秘書長だし。

>>701
ナポレオンの部下には、品性下劣な奴がたくさんいたが、
ラインハルトの部下はラングぐらいだな。
色目も強姦犯だがね。
強姦したっけ?
705名無しは無慈悲な夜の女王:05/01/15 23:50:29
>>704
リヒテンラーデの娘は強姦じゃなかった?
和姦かも知れんが・・・。
彼を殺しに来た娘をレイープ。
その結果としてフェリックスが生まれた。

げらりげらりげらり。
色目ってロイエンタールか・・・。
わかりにくい例えすんなよ。
新入りさんかイ?
銀英スレじゃ、ほとんどデフォで使われてるぞ。
>>701
ガイエは色んな時代の色んな人物を複合させて、キャラを作ってるらしい。
ラインハルトは、ナポレオン、カール12世、アレクサンダー大王らがモデルだと言うことだ。
他の提督もそれぞれ別のモデルがあるんだろう。
「北方の流星王」って、具体的には誰のことだい?
>>710
スウェーデン王カール十二世。
上杉謙信でないの?
713上杉謙信:05/01/16 19:15:11
呼んだ?
714名無しは無慈悲な夜の女王:05/01/16 20:34:18
>>710
グスタフ・アドルフだろ。
ちなみにビッテンフェルトのモデルは彼と言われる。
>710
スウェーデン王カール12世。ロシアのピョートル大帝のライバル。
「北の流星王」「戦争王」「北欧のアレクサンドロス」の異名を取った。
かのフリードリヒ大王が敬愛していた戦争の天才で、15歳で即位し18歳で戦争を始め、36歳で戦死するまでほぼずっと戦い続けた。

>714
はじめて聞いた。グスタフ・アドルフがビッテンフェルト?随分ひどい書かれようですな。

ちなみに「疾風ウォルフ」の元ネタは「快速ハインツ」。
そして快速ハインツの元ネタは快速マリンライナー
Beans Means Heinz
「黒色槍騎兵」の元ネタって、何か有るの?
井伊の赤備えとか本多の黒備えとか。
元ネタが有るとしたらドイツ辺りではと思うのだが。
一応、ドイツって黒のイメージあるよな。
シュヴァルツバルト=黒い森とか。

あとファシストイタリアには黒シャツ隊と言う精兵がいた。
カラーギャングだろ
「黒備」みたいなのが、中世ドイツか、そこら辺を背景にした古典には
居なかったのか?
ヨーロッパで黒と言ったら、エドワード黒太子くらいしか思いつかん・・・
でも集団じゃないし、そもそもドイツ人でもねぇ・・・
>716
ああ、あれは速いな。
30分に1本しかないが。w
疾風ウォルフが30分に1本攻めてきたら
同盟は一日で陥落します
キルヒアイスじゃなくて、ラインハルトが死ぬ銀英伝。

しかも、キルヒアイスのミス(例えば、温情で見逃した奴が
ラインハルトを暗殺するとか)で死んでしまう。
死ぬ前にラインハルトに「宇宙を手に入れろ」と言われて
彼の遺志を継ぐキルヒアイス。
彼がトップになるのをよしとしない提督(ロイエンタールとか
オーベルシュタインあたりか)などの離反があり、苦労はする
ものの帝国は手中にする。

キルヒアイスが帝国のトップになれば、同盟と和平を結び、宇宙に
平和が訪れるだろう――そう予想していたヤンだが、その予想は
裏切られた。
キルヒアイスは同盟に侵攻してきたのだ。

何度もキルヒアイスに和平交渉をするヤン。だが、キルヒアイスは
ことごとくはねつける。
キルヒアイスの本当の望みは和平であったが、ラインハルトの
最期の言葉が彼を縛りつけていた。
望まぬ戦いを仕掛けるキルヒアイス。望まぬ戦いを強いられるヤン。
それは、これまで以上に無意味で虚しい戦争たった――。

鬱展開で爽快感のない銀英伝になりそうだなw
まあとりあえず、同盟の政治家ではない軍人としてのヤンには、どのみち和平交渉
は不可能だな。

(゜∀゜)
べへリットでゴットハンドになったラインハルトと、
憎しみで使徒を狩り続ける赤い剣士ことキルヒアイス。
オーベルシュタインって別にラインハルトに個人的忠誠を誓ってるわけじゃないんだから
それこそロイエンタールと結びつくこともありえるのかな
>>727
どうせ同盟の元首はトリュだから、
ハイネセン上空に帝国軍が出現するまでは、
和約のワの字も出ない罠。

>>730
みんなが付いていきそうな方に付いていくんじゃね?
あっけなく和平してくれて、ヨブの天下が続くのも鬱だが。
ヨブ政権になって、そこそこ早い段階で和平交渉があったら、
ヨブはどうしていたんだろう。
自分が戦争を終わらせた英雄になれるのならば、和平を
受け入れそうな気がしなくもない。
バックの地球教は戦争を続けさせようとするだろうが。
>>733

その仮定は、どの時期で和平交渉がなされるかによるな。

黒狐の監視役だった地球教主教のデグスビイの発言を読むに、地球教がヨブのバッ
クに付いたのは、クーデターの折、ヨブを助けた以降みたい。
(参考、新書版3巻77ページ下段)

同盟でのクーデター(並びに帝国での内乱)前に和平というのも、金髪的には、内
乱の邪魔をされずに済むなら次善と考えたかもしれない。
講和するかどうか決めるのは、その時点では、帝国においては、宰相リヒテンラー
デ公かもだが、彼としても、同盟を利用して金髪を牽制するくらいは企むだろう。

3巻目以降なら、金髪としては、せっかく同盟が弱体化してくれていて国力に差を
付けている状況なのに、銀河統一のチャンスを見送って講和するメリットが余り無
いような気がするが。
黒狐とヨブが協力するという仮定なら、フェザーンと同盟の国力を合わせれば、あ
の時点でも、国力の数字だけなら帝国に対抗出来るし、ついでに地球教は金髪に潰
させればいいし、和平の可能性も無いではないかも知れんな。
どちらにせよ、一巻で同盟軍を殺しすぎたな。
アムリッツァで死んだ将兵が生き残ってたら、
もっと緊張感ある展開になってたのに。
事実上の決戦はあそこで、後の戦いは長すぎる掃討戦にしか見えん。
アムリッツァの同盟大敗が無いと、全10巻じゃ収拾つかなくなります。
ま、漏れ的には、そっちの方が嬉しいがw
全10巻の構想が最初からあれば
アムリッツァ(に相当する同盟軍の大敗北)は真ん中あたりでいいと思うけどね。

売れたからって引き延ばそうとしたのがそもそもの敗因
まあ、売れるとは判らないから、1巻で終わってもいいような構成にした訳で。

しかし、2巻目で同盟が帝国に介入ってのもアリだったかもよ。

或る程度ヤンの企みが奏効して帝国の国力を削ぐも、いい所で、首都でクーデタ
ーが勃発、同盟遠征軍は帰還せざるを得なくなる。
兵力の少なかったクーデターは鎮圧されるもトリューニヒト一派は皆殺しにされ、
トリューニヒトは助かるも、力をかなり削がれる。
同盟・帝国のパワーバランスはかなり回復。
その後、同盟にとってわりと有利な講和締結に成功。
帝国側は赤毛が健在、彼の意見も有り、取り敢えず金髪は同盟との平和共存を決
定。ヤン、退役。ここで3巻辺り、第1部完。
第2部、4巻目以降。作中では5年後。ユリアンが士官学校を出て少尉任官、主
人公級の立場に。
国力の回復した同盟(トリューニヒト)が、和約を破り帝国を侵略。
ヤン、同盟敗北を予見するも、復帰要請を拒んで事態を静観。
ユリアン、前線で活躍。
同盟大敗。帝国軍大遠征。
残存兵力一個艦隊を率いるアッテンボロー、ヤンに復帰要請。魔術師帰還。
バーミリオン会戦。金髪戦死。その後、程無くヤン、地球教に暗殺される。
帝国は赤毛がトップに。トリューニヒト、帝国有利の講和条約を受諾、帝国へ亡命。
ここで6巻目。第2部完。
7巻目以降、第3部。
赤毛・アンネローゼ暗殺未遂事件。赤毛、出兵。同盟併呑。
退役して革命政治家になっているユリアンらのレジスタンス。
赤毛とユリアン、死闘の末、会談。
いずれの立憲化の公布と、バーラト自治区成立。
大団円。
とか。
正直、同盟軍壊滅は5巻ぐらいでも良かったと思う。
まあ、実際、5巻で同盟敗れた訳で、同盟軍はあの時点で名実共に壊滅。

マル・アデッタや回廊の戦いでの戦力は併せて5万、内容も老朽艦、新造艦、
地方警備兵力の残りと、もう残りカスみたいなものだし。
>>740
でも、5巻時点の同盟軍って、アムリッツァで死ななかった人だけじゃん。
なかば残党状態。
遠征は、する方が不利だし、迎撃側に正規軍が2、3個艦隊も居れば厄介だろう。
現に、帝国は楽には勝てなかったし、もう少しで返り討ちされるところだったし。

アムリッツァで消えた同盟軍8個艦隊が温存され、
クーデターで消えた第11艦隊が温存されたら、金髪はどう同盟と戦うか。
それを見てみたいのだよ。
それはそれで面白そうだがね。
ヤンやビュコックが総指揮を執って、政府がマトモで、ヤンたちにフリーハンドを
与えてくれると、そこまでの仮定も無いと、面白くないと思うけどね。さもないと、
アムリッツァがちょっと遅れて発生するだけになるし。

しかし、帝国内乱の三つ巴状況になる仮定の方が、政戦両略の妙味が有るのでは。
>>745
うーん。
南北戦争の国力比は北2.5対南1。
北の政府首脳部は優秀だが、将軍がアフォ。
南の政府首脳部はアフォだが、将軍は優秀。

こんな状態で始まった戦争だったが、かなりギリギリの戦争だったよ。
北の将軍が優秀なのに入れ替わるのに2年、
そこから南軍を降伏させるまで2年かかった。
帝国の場合、政府も軍指揮官も、両方アフォじゃないしなあ。
ついでに言えば、南部はもう少しで戦争目的を達成する(欧州列強諸国に独立を認めさせる)
ところまでこぎ付けたのに、北部の政治工作で失敗に終わった。
政治的な勝利が無理になってからも、南部の戦意は狂信的に高く、
北軍では厭戦気分が高まってて、「もう疲れたから、南の独立認めちゃおうよ」って意見すらあった。
北軍が勝つには、徹底的に土地を略奪しつくして、物理的に抗戦不可能にするしかなかった。
将軍が優秀で、愛国心が強い民衆を相手にしたら、
政府と将軍の両方が優秀でも、死ぬほど苦労するってこった。
原作でも、6巻以降も、帝国は結構苦労してるじゃんよ。同盟でレジスタンスが
頻発したし。

だから、ヤンの死後ですら、ユリアンたちにも、抵抗と交渉の余地が有った訳で。
>>749
苦労度が足りん。レジスタンスも頻発しとらん。
判った判った。

けどな。
>北軍が勝つには、徹底的に土地を略奪しつくして、物理的に抗戦不可能にするしかなかった。
そんな鬱展開、銀英で本当に読みたいか?
漏れ的には、>>745前半の条件での、名将同士の、戦略条件互角での大決戦は、
読んでみたかったなあ。
>>751
金髪の天才でそうしなくてもいいようにするんだよw
ま、ヤンが金髪の好きにはさせないだろーし。
和平に持ち込みたい金髪とヤンを、ルビンスキー&トリュのさいきょうタッグが
(結果的に)ことごとく粉砕、とか。
ますます鬱だw
連想ゲームしてしまいました。
結果的に粉砕→無意識のトラブルメイカー→萌え系キャラ

萌え系のルビンスキー&トリュ…………




……もう寝よう_| ̄|○
ルビンスカヤ様マンセー!!
ホワン・ルイお姉様も好き。
(゜∀゜)
わたしゃーアンネローゼ様で充分ですたい。
760名無しは無慈悲な夜の女王:05/01/25 05:04:02
アンスバッハが伯爵ぐらいの爵位を持つ門閥貴族だったら、どうなってたんだろう。
ブラウンシュヴァイク一門の実力者で、大抵の貴族は頭が上がらない貴族陣営の重鎮。
そういう立場だったら、貴族陣営はどうなってたんだろうな。
>>760
あくまで内戦回避派なら暗殺。
もしくはメルカッツの立場。
金髪登場の時点でブラウンシュヴァイクを掣肘できる位なら門閥貴族は堕落しきっていない。
>>761
義眼と知謀を戦わせつつ、アホ貴族を巧みに動かす策士なアンスバッハって、
似合わないかねえ…。
貴族陣営に策士兼まとめ役が一人でもいたら、
リップシュタット戦役もかなり面白くなるんだけどな。
>>762
本来ならその役割はリヒテンラーデだと思ったよ。
ラインハルトが言うほど策謀を巡らしてるようには見えないんだけど。

策士がいたら同盟軍の利用を考慮したのは確かだね。
アンスバッハがブラウンシュヴァイクを操りあくまで皇室護持を
図るなら…どうなんだろう。
立場的に開明派なのか保守派なのかでも行動は別れるからいくつも選択肢が出来そう。
開明派なら身内に妬まれて半ばで暗殺かなぁ。
保守派ならアンスバッハ=メルカッツ枢軸が枢軸内にできることになってやはり疎まれて暗殺では?
貴族連合軍を強化するには、どういう人材が必要なんだろう…。
強化版アンスバッハでも無理じゃ、どんな人材を出しても勝てそうに無い…。

いや、勝てなくてもいいから金髪を苦戦させるぐらいはしたい。
ヒルダ。
ぶらとりってんがけんかしてりょうほうくたばって、そのむすめふたりが、
「めるかっつおじさまにぜんけんいにんします」
「さからうかたは、あんすばっは、てきとうにしょぶんなさい」
といったら、けっこうつよいとおもいます。
>>764
問題は人材より組織としての体質だからねえ。
実質軍閥の集合体みたいなもんだから。

統一された指揮系統がないとむりぽ……
人材で何とかしようと思ったら、こまごました能力よりも圧倒的なカリスマがないと駄目かな。
あと爵位。
>>767
じゃあ、人望厚い皇族。皇位継承権は持ってない。
爵位は公爵。ブラウンシュヴァイクもリッテンハイムも一目置く帝室の大物。
これでどうだ!
アレだ。
冷凍睡眠でルドルフが後略。
ブラウンシュヴァイクに息子がいて、そこそこの出来だったらよい訳だ。
現状の門閥貴族を快くは思わないが皇室護持の意志堅き人物。
マクシミリアン帝のような人物が欲しい。

 Σ(゚Д゚;フレーゲルが使え奴になればいいのか!
ようは、アレだ。
実はフレーゲルは二重人格。
もう一つの人格はヤン・ウェンリーとオーベルシュタインの
長所を持っている化け物。
最初は、ブラウンシュヴァイクの下に入っているがいつのまにか、門閥貴族を統合するとか。
アレだ。
ミッターマイヤーに独房で殴られた事でもうひとつの人格が目覚めたんだw

このくらいの目覚めなら長年の策略とかは出来そうにないなあ。
>>771
帝位纂奪希望者がもうひとりという訳か。
ケッセルリンクも小物過ぎるんだよなー。
優秀なブラウンシュヴァイクの息子か甥を捏造するしかあるまい。
義眼の知謀、トリューニヒトの政治力、ヤンの統率力を兼ね備えた奴。

>>773
ケッセルリンクは小才子。しかも、フェザーンを乗っ取ったところで、
ルビンスキー以下の頭しかないケッセルリンクじゃ金髪には対抗できない罠。
>>774
 >優秀なブラウンシュヴァイクの息子か甥を捏造するしかあるまい。
 そいつがリップシュタットの後、フェザーンへ行って、ケッセルリンクと組むか、あの親子を消し
てフェザーンを乗っ取ればいい。
たのしいか?
>>775
フェザーンを乗っ取ったところで何が出来る?
帝国に経済封鎖でも仕掛けるか?
不景気を意図的に引き起こすぐらいは出来るだろうが、
義眼あたりの知恵で「不景気は全部フェザーンのせいだ。フェザーンを潰せ」と。
そういう方向に世論が誘導されて、結局フェザーンは滅ぼされるんじゃないか?
アムリッツァ遠征途中で、同盟に撤兵論が出たが、もしこの時、政府が撤兵を
決めて、遠征部隊が占領地を大部分放棄して引き上げに掛かったら、その後、
どういう事態になったろうか。
>>777
そこらへんを上手くするのがSS職人の腕の見せ所じゃ無いか?
地球教徒にして門閥貴族有力者、或いは門閥貴族の権門出身の地球教大主教って
キャラなら有り得そうだが。
>>778
戦果無き出兵を企図した政府は猛烈に叩かれる。
戦果無き出兵を指導したシトレとロボスは引責辞任。
戦力を温存したまま暫定政権首班になったトリューニヒトウマー
金髪が黙って逃がしてくれるかな。
>>779
オリジナルキャラを使ったIFって俺キャラマンセーになるだけだと思う。
しかもラインハルトやヤンが、単なる引き立て役になったりするし。
某反銀●伝とかね。

ていうか、万能キャラをもう一人作っても面白くないような。
それだったら、ロイエンタールと義眼が結託して謀反起こしたらとか
キルヒアイスがラインハルトと袂を分かったらとか考えた方が面白そう。
>>783
だから、そこらへんを上手くするのがSS職人の腕の見せ所じゃ無いか?ってーの。
>>783
オリキャラ出すぐらいなら、既存のキャラの性能をアップさせたいしな。
登場人物、これ以上多くしてどうするよ?w
>>784
>腕の見せ所

オリキャラで腕を見せるくらいなら、最初からオリジナルを書くべきだろう。

そもそも、オリジナルキャラクターに主人公級の重要人物であるという役回
りと主人公級の能力を与えて改変をするなど、「IF」の範疇から外れると
思う。
まあ、妄想だからなんでもありだと思うけど
俺キャラマンセーに走ってしまったら
783みたいのに叩かれるだけだと。

銀英伝の場合、優秀なやつは何でも出来て
駄目なやつは全然って描写が多いので
万能ではなく専門家の組み合わせで書くといいかもしらん

レンネンカンプとかトゥルナイゼンとかグリルパルツァーとか
地の分では誉めてる点もあるけど
実際に活躍する場面がなくて
単なるやられキャラのまま終わったし
そこらへんは、職人個人の考え方によっていくらでも変わるダロ。>IFの範疇

264氏が書いてたSSはIFでは無いと言う事ですか?
>IFの範疇
>264氏が書いてたSSはIFでは無いと言う事ですか?

264氏のお話、別にオリキャラが主人公じゃなかったろ。
華氏たちの亡命が「歴史」の主な改変ポイントだったが、華氏をはじめ、極端な
能力アップをされてる訳でも無いし。

「IF」の定義のルールなんか、確かに存在しないが、オリキャラ大活躍による
改変は、支持を受け難いだろうね。
>>787
>専門家の組み合わせ

ちなみにヤン艦隊がそんな感じだな。
用兵と作戦立案のヤン、用兵のアッテンボロー、事務のキャゼルヌ、陸戦とその
指揮のシェーンコップ、艦隊運用のフィッシャー、緻密なムライ、副官フレデリ
カ、空戦とその指揮のポプラン&コーネフ、ナルホドのパトリチェフ、とか。
「なるほど!」と発言する技術にかけては、パトリチェフは銀河でも1、2を争う名手
それに比べて、帝国の提督どもの万能なことよ・・・。
宇宙なるほど対決

自由惑星同盟 パトリチェフ
794名無しは無慈悲な夜の女王:05/01/27 23:31:11
>>793
相手は誰だよw
>>794
自由惑星同盟 vs パトリチェフ
なるほどの技術で銀河を制圧
通販の売り文句みたいだw
しかし、金髪陣営ばかりに優秀な手駒が集まりすぎてて、IF話の作りようも無いな。
貴族陣営は無能だし、同盟は駒不足。
帝国内乱と同盟征服だけで十巻行けるような話は作れんもんだろうか。
アムリッツァが起こらない状況で、或いは起こっていてもクーデターは起こらずと
いう仮定で、同盟が帝国内乱に介入。
金髪がりってんの娘サビーネと政略結婚。サビーネ即位。金髪、帝国軍最高司令官
代行就任。
りひてんはぶらと組み、リップシュタット盟約。ヒルダも貴族陣営に。
りひてんを抱き込みぶらを暗殺して彼女が実権を握り、メルカッツが軍事総指揮権
を掌握。
>>799
皇帝を擁していないリヒテンラーデに何か利用価値があるのか?
官僚層の貴族寄りの連中をまとめる。
エルウィン・ヨーゼフと玉璽を抱えて逃げる。
金髪側と貴族側、双方で皇帝即位って状況もアリだろう。
>>801
な る ほ ど ( パ ト リ チ ェ フ 風 )

となると帝国は、
A.サビーネ皇帝、摂政リッテンハイムを代表とするリッテンハイム派門閥貴族、
  最高司令官代行ローエングラム夫君殿下を代表とする寒門出身軍人らの陣営
B.エルウィン・ヨーゼフ皇帝、帝国宰相リヒテンラーデを代表とする貴族官僚、
  ヒルダを代表とする革新派貴族、メルカッツを代表とする古参軍人・貴族軍人、
  誰が代表になるか分からんが、旧ブラウンシュヴァイク派門閥貴族らの陣営

この二つに分かれるわけだな。金髪はリッテンハイムに、
メルカッツは旧ブラウンシュヴァイク派に、それぞれ足を引っ張られそうだ。
かなりの泥仕合になりそうだな。これは面白そうだ。
金髪がもっとも望まない状況か…
キルヒアイスが欠けてると、やってられないな。
金髪的には、勝った後でリッテンハイム派も始末の予定。
サビーネはその動向次第。
>>802
>誰が代表になるか分からんが

目立った存在で言うと、フレーゲル辺りですかねw
ぶらの娘で皇孫エリーザベトを担ぐというのも有りそうですが。
>>802
>泥仕合

そこで、魔術師のワンマンショー開始ですかね。
>>806
無理だね。アムリッツァが起きてなければ、
サンフォード−ロボス−フォークの亡国ラインが健在だろうから、
一介の艦隊司令官に過ぎないヤンにはどうしようもないだろう。
シトレは政治力無さそうだし。

アムリッツァが最小限の被害に留まってたとしたら、
史実どおりトリューニヒト−ドーソン・ロックウェルラインが力を持つだろうな。

結局、同盟政府はアフォな介入の仕方をして、
ヤンにため息をつかせるんじゃないかねえ。
そーでないと、同盟の独り勝ちになりかねないから詰まらんわな。
>>807
>シトレは政治力無さそうだし

それは過小評価し過ぎでは。「老獪」って明記してあったじゃん。
まあ、内乱介入の遠征部隊司令官は、ロボス元帥閣下になる可能性が高いから、
どのみち頼りないことおびただしいが。
金髪、ヒルダ&メルカッツ、ヤン、いずれも身内に不安要素を抱えての三つ巴で
すか。

しかし、軍事面ではともかく、政治的泥仕合な状況では、意外とサンフォード&
トリューニヒトが、そっち方面の専門家みたいなものだろうから、活躍しちゃっ
たりして。
その分野のスキルでは、義眼はもとより、リヒテンラーデも手強そうだし、良い
勝負になるのでは。

…読んでて、つまらんかもな。
そこで黒狐の登場ですよ。

>>807
 あそこまで出世しただけで、充分な政治力や人脈、派閥を持っていると見ていいはずだが。
 トリューニヒト派に押されているだけで。

 つか、軍内部でのトリュ派ボスって、誰だよ。
階級でいえば、
1.ドーソン
2.ロックウェル
だけど
作中での描かれ方が三流悪役なので
派閥のボスってイメージではないな〜

大将まで出世してるぐらいだから
軍内の一部からは支持されていたんだろうけど・・・
同盟が8個艦隊で介入して、肩入れしたほうの巻き添えで壊滅的打撃。
これでいいんじゃないか?
8個艦隊も投入して、尚且つ先方が分裂している状況なら、結果失敗しても、
壊滅的打撃とまではいかんだろう。
>>790
>ナルホドのパトリチェフ

「十傑衆」みたいだな。
BF団に君臨する超人集団の中で、ひたすら、「なるほど!」と言ってうなずくのみの
パトリチェフ。
>>815
でも、アムリッツァで帝国正規軍の半数にあっさりこかされてるからな〜
上層部の作戦指導がまずいと
ヤンが危険を察知して自分は逃げる算段をしている間に
友軍壊滅ってのは十分ありそ〜
同盟が帝国内乱に介入するなら、「同盟遠征軍総司令官ビュコック」という
要素は、最低限、欠かせんなあ。
(゜∀゜)
クブルスリーが健在だったら、
じゃがいも大将の出番なんかなかったよ。
パトリチェフの「なるほど!」は一個艦隊に匹敵すると言われる
士官学校もでとらん爺さんにそんな顕職を与えてどうする
ビュコックのことかーーーーーーーーーーーーっ!!
ヤン       =悟空
ラインハルト =ベジータ
フォーク    =ヤムチャ
>>809
相対的にサンフォードバックに付けたロボス、
子分が大勢いるトリューニヒトより政治力が劣るってことじゃない?

>>810
サンフォード、トリューニヒト、リヒテンラーデは権力闘争では強いだろうが、
国益という概念が薄そうなんで、外交戦略では大して活躍できなさそう。
下手したら、私利私欲で売国もんの条約結んじゃったり。
こいつらは自民党の派閥政治家みたいな奴らのような気がする。

>>807
>>813
>トリュ派ボス
ドーソン=傀儡、ロックウェル=トリュの手先ってイメージだな。
悪い意味での政治力に長けてそうなロックウェルがボス的な存在だと思う。
こいつ、レベロ政権でちゃっかり統合作戦本部長になってるし。

>>818
士官学校出てて、市民にも大人気のウランフの方が、
まだ総司令官就任の可能性高いと思われ。
ウランフ総司令官も悪くはないが、同格の中将たちの中でなら、最先任の
ビュコックが総指揮権を預るのに選ばれるのでは。

アムリッツァ後で、クーデターが起こっていないって仮定なら、普通に
宇宙艦隊司令長官ビュコック大将か、最前線方面の司令官ヤン大将が、
遠征部隊総司令官だろうけどね。
この場合、兵力は振り絞って5万隻強ってとこだろうけど、ロボスが総
司令官の20万隻より、遥かに強そうだなあw
>>825
同一階級内での先任順は、軍への通算在籍年数じゃなくて、
その階級に任命された順だよ。
3年前に准将に昇進した30歳の将官と、
2年半前に准将に昇進した50歳の将官なら、
前者が先任扱い。

同盟の艦隊司令官連中の中に、ビュコックより先に中将になった奴がいたら、
そいつがビュコックより優先的に指揮権を握るってことだ。
少なくともウランフよりはビュコックが先任。
50歳で中将昇進、以後20年間ずっと中将どまりとかね。
アムリッツアの惨敗がなければビュコックが大将になることなどありえなかっただろう、と
アムリッツァ遠征が起こっていないって仮定なら、動員兵力によっては、総司令官
は、元帥・大将クラスでなく、遠征部隊の各艦隊の司令官(中将)の中の最先任と
いうのも有り得るのでは。
4、5個艦隊、6万隻程度でも戦況は左右し得るし、補給も比較的楽。

シトレ本部長が健在な状況だったら、ビュコックをプッシュ出来るし。
複数の艦隊を動員するなら、やはりきちんとした上位の人間に指揮させると思うが。
11Fの前任者がそれで死んでるし。
アスターテ会戦も、3個艦隊の動員だったが、ホーランドの前例が有るにも
関わらず、大将クラス以上が総指揮を執ってはいない。

余程の大兵力の動員ならともかく、4、5個程度の動員なら、3個動員の場
合と同様になる可能性は高いのではなかろうか。
ホーランドのあの時の場合、大将や元帥クラスに「退け」と命令されても、
言うこと聞かなかった様な気が。
>>829
外伝4巻によると、ビュコックは外伝4巻(宇宙歴788年)の時点では62歳で准将。
外伝3巻(宇宙歴794年)のヴァンフリート会戦では、68歳で中将。
>834
ありゃ同格の艦隊司令同士で、指揮権問題にも噛み付いてフリーハンドを手に入れた(と本人は思ってる)からだろ。
ビュコックも、上官(ロボス元帥)からの命令を無視したことが有るんだよな。
外伝3巻、ヴァンフリート会戦。当時中将。

この場合は、良い結果を出すのだがw
イゼルローン陥落後、オーベルシュタインが同盟に亡命して、ヤンの部下とかなったら、少しは展開が変わるかな。
アムリッツア会戦をオーベルシュタインの策謀でなんとか防いで同時にヤンに同盟軍に発言力を持たせるように尽力を尽くすとか。

まぁ、絶対あり得ない組み合わせだが、例えば、ユリアンが憂国騎士団にやられそうなのを、
助けて、それから・・・・・やっぱり、無理だ。
>>838
 あの時、オーベルシュタインは自分の判断・行動に落ち度はないと思っているから、いきなり
亡命という選択肢を選ぶ理由はないんじゃないかな。保身の手段として、ラインハルトに売り
込むことも考えていたと思われる。より不確定要素が少なく、彼の目的(現体制をつぶす)を
達成するに近そうな選択肢をあったのだから、そちらを選ぶの方が自然。
まあでもラインハルトに助けを求める余裕も無く首チョンパの可能性もあったかもしれず、
案外亡命してもよかったかも。同盟というかヤンを助けて銀河帝国を宇宙から抹殺せんとする
オーベルシュタインってのもたしかに面白そうだ。
脱出時の混乱で帝国領への逃亡失敗
13艦隊の艦艇に拿捕される

武装解除したローゼンリッターが横柄な態度に困ってシェーンコップに泣きつき
話をしてシェーンコップが目を付け
ヤンの参謀チームに押し込むとかどうだろう?
>>838
ヤンの下なら、オーベルシュタインものびのび働けそうだね。
なんせ、一芸に特化した連中ばかりだから、
ヤンに取って代われそうなほんまもんのナンバー2はいない。
あからさまに対立しそうな相手もいないだろう。
もしかしたら、この二人は理想的な主従かも知れん。

この場合、ラインハルト陣営におけるヒルダの重要度が大きくなるな。
>>838
>アムリッツア会戦をオーベルシュタインの策謀でなんとか防いで

新参の亡命者でしかも大佐程度じゃ、どのみち無理。
ヤンの部下になっても、野心の無いヤンの下ではせっかくの謀才も揮いようが
無い。せいぜいムライ程度。
ヤンが、統合作戦本部長や、宇宙艦隊の司令長官や総参謀長になれば、或いは
いっそ政界に出れば、また違うかもだが。

取り敢えずは、アッシュビーの折と同様な感じで、情報部にスカウトされた義
眼が、ヤン個人にあれこれの情報の横流しをする、そんな感じなら役に立つの
では。
まぁ、オーベルシュタインだったら、アムリッツア会戦をとめるには、
フォークやロボスを暗殺するくらいのことはするんだろうな。
もしくは、サンフォードに対して何かするとか。
フォークを小物と看破したオーベルシュタインが、低レベルな煽りでフォークを挑発、
ヤンまたはビュコックあたりを赤軍司令とした図演を実施することにというのはどうか。

当然コテンパンにやられて恥をかいたフォークは作戦立案から外されるというのが狙い。
その結果はファビョったフォークがぶっ倒れるというオーベルシュタインの予想の斜め上を行く展開に
>フォークを挑発

悪くない手だが義眼の立場じゃ、直接口出しはし難い。
実現するとしたら、シトレかヤンに、そうさせる様に入れ知恵するとかかな。
非公式の場でも構わない、参謀憲章つったもん同士タイマンで会話する機会さえあればいいんだけど。
あるいは他の人が居る方がいいかも。おもいっきり挑戦的な言動で図演やるまえからプッツンしそうなくらいになったりとか。
ロボスやシトレ、ビュコック、ヤンらが呆然と見守るなか、挑発に乗ってヤンをコテンパンにやっつけてやると宣言してしまうフォーク萌え
良く考えてみたら、宇宙艦隊司令長官次席副官だったということで、
侵攻作戦立案に際して「必要な情報を戦務参謀に提供する」機会くらい簡単につくれそうな気がしてきた。
ヤン、シトレに「情報提供にかこつけて、ヤン相手の図演を申し込むよ」と提案すればシトレがOKしそうだ。

で、周囲が想像もしないほどの毒を吐く。駄目かな?
>宇宙艦隊司令長官次席副官だったということで、
侵攻作戦立案に際して「必要な情報を戦務参謀に
提供する」機会くらい簡単につくれそうな気が

な る ほ ど !
すったもんだした挙句、ヤンが勝利して、フォークの代わりに遠征作戦案を考える。
遠征計画そのものは、選挙のために必要ということで却下はされないが、ヤンが帝国侵攻作戦を考える機会を初めて、得るのか。

やばい、面白そうになってきた。

帝国侵攻作戦の内容はどんな感じになるだろうか?

まぁ、オーベルシュタインがヤン艦隊に馴染むかどうかわからないが、非常に興味があるな。
シトレの下でもいいな>オーベルシュタイン

まず、遠征計画の詳細は決定されていない。
規模については決まっていても公開まではされていないだろうから幾らでも変更可能だろう。
作戦目的は軍事的勝利(内容問わず)をあげることで、次の選挙で現政権に優位をもたらす事。
目標は軍事的な成果、すなわち敵艦隊の撃滅、敵軍事施設の破壊、「^君主を僭称する圧制者に虐げられた市民」の開放のいずれかくらいか。

敵艦隊の撃滅は、別に引き分けでも勝ったことにすればよいので、敵が出てきて負けなければよい。
敵艦隊が引きこもった場合、軍事施設の破壊が次にくるけど、これは辺境にはロクに無いみたいだ。(ツマランものでも一つでも壊せば宣伝材料にはなるが)
市民の開放は、恒久的なものか、一時的なものか、狭い範囲か広い範囲かの問題はあるが、「絵になれば」選挙的には勝ったも同然。ただし、投票日までは占領地を維持したい。
結局、オーディンまではとても届かないのになまじ大艦隊をつっこんだのが敗因な訳で、
結論をいきなり言うと兵力規模を思い切って小さくすれば終わりではないかと思う。

つまり8個艦隊、3000万の大軍だからラインハルトが容赦なく焦土戦術を採用したのではないか。
(大軍だから補給腺への攻撃が有効というのも大きい)
同盟側も大兵力を動員したので引っ込みがつかなくなり、撤退の機を逸した。

たとえば3個艦隊程度なら、帝国側も同程度か多少色をつけた兵力で迎撃となってまともに艦隊戦に
なった可能性が高いと思うし、同盟の参謀部もそのように予測するんじゃないか
この程度の兵力なら帝国軍が引きこもって空振りしても、帰ってきてもいいし、遠征準備の手間が
少ない分、直前に出かけて投票日まで辺境星域を開放しつづける事も出来るかも
>>851
いっそ、「圧制からの解放」と称して、辺境住民を同盟本土に連れ帰ろう。
「食わしてやる。職も保障する。だから同盟に移住しろ」ってw
曲がりなりにも自分達が切り開いた土地だろうからなぁ
それはうまくないんじゃないか。ただ若いお調子者はホイホイついてくる可能性があるかも。
抵抗用の武器を与えてしまうというのも面白そうだが、後が怖いな……
>>850
ムライのようにプライベートでは孤高を保つという手もある。
ヤン艦隊の幕僚連中なら、馴染もうとしなくても排除はしないだろうし、
能力を見せれば、一目置くぐらいの度量はある。

バグダッシュだって白い目で見られていても、能力を示して地歩を固めているしね。
ところで、情報・工作担当ということでオーベルシュタインとペアをくむバグダッシュというのはなかなか想像するに嫌な光景ぽ(笑
>>856
フェルナーとの関係と、似たような関係になりそうな予感。
(゜∀゜)
出番が増えそうだね。
>>853

「地下鉄道」銀河版か。そーいうネタが以前出たな。
幾つかの辺境星系を「解放」して橋頭堡にし、更に帝国領内の通商破壊作戦や、
急進派への資金・武器・情報支援、カストロプの同類扇動などと平行して行えば
効果有るかも。
>>852

その程度の動員なら、総司令官を、ロボス元帥閣下ではなく、グリーンヒル大将
か、或いはウランフ、ボロディン、ビュコック辺りのいずれかに出来るしな。
>>859
ついでにフリードリヒが病死して、帝国で内戦が起きたらパーフェクトだ。
史実どおりの割れ方をしたら、圧倒的に金髪有利だから、
>>802どおりの割れ方をしてもらおう。

物量・兵力は最大だが、帝国辺境を抑える程度で力尽きてしまう同盟。
物量はイマイチだが、寒門出身の実力派軍人が多いリッテンハイム・ローエングラム連合。
物量が豊富で旧体制の要人を多く擁するリヒテンラーデ・旧ブラウンシュヴァイク派・メルカッツ連合。

この三つ巴、どうなるんだろうな。
シトレとトリューニヒトが手打ちして、ロボスを追い出したあと宇宙艦隊司令長官にグリーンヒルでも就任させたら
(ヤンの進言を退ける人間が消滅して)マジで同盟やりたい放題になってしまいそうだ……
しかもこのシナリオだとオーベルシュタインが同盟側なんだから手の施しようがない。
ラインハルトは謀略担当を失って後背の備えが不安だし

うーん、どうやって同盟の足を引っ張ろうか……
>シトレとトリューニヒトが手打ちして

いっそこーいうのは?
サンフォード政権が汚職発覚で総辞職。トリューニヒトも失脚。
レべロ政権発足。
内乱に乗じて、同盟、帝都制圧。ただし、全土を即制圧可能なほどの国力は無し。
その事情も有って、フェザーンは、その制圧を同盟果たせず、独立を維持。協力
関係を続行、支配分担の構想。
地球教は黒狐の示唆で殲滅。
帝国、エルウィン・ヨーゼフU世が即位、ゲルラッハ辺りが傀儡政権を作る。

そして、尚、数個艦隊を率いて辺境に拠った金髪一統、「レコンキスタ」開始。
いや、トリューニヒトがいないと地球とフェザーンがややこしい。
奴がいればうまく三悪トリオを味方につけて、
「同盟が銀河を征服して地球、フェザーンもおいしい目にありつく」
展開になるかなと。あるいは黒狐の策で地球はあぼーんかもしれないけど。

あと、ヤンが自由に動けるようだと、帝都直撃はしなさそうな気が。
最小限の手間で両者共倒れにもっていっちゃいそうで。
同盟(レベロ、ヤン)的には、黒狐とフェザーンを味方に出来るなら、
ヨブも地球教も邪魔なだけでしょ。
>最小限の手間で両者共倒れ

そこを、金髪と義眼が如何に防ぐか。
同盟政府の、ヤンの叛乱と独裁者化への疑惑を煽ることにより、彼に与えられていた
フリーハンドを制限させるとか。
レベロ政権が成立しているにしても有効そうな手だし。
>>866
おいおい、義眼はすでにヤン派という前提だぞ。
ヤン+義眼というコンビがアムリッツアを防ぎ、さらに帝国の内乱に介入ということになる。
どっちかというと、ヒルダが金髪を補佐するしかないだろう。
何か、悪辣で有効の手の一つや二つ笑顔で考え出すよ。
なにせ、10個艦隊に匹敵する知謀だからな。
>義眼はすでにヤン派という前提

あー、そーだったね。
つくづく、悪知恵じゃ最凶のコンビだなあ。

>ヒルダ

10個じゃなくて1個ではなかったか。
話の流れで言うと、彼女も貴族陣営ではない仮定だが、まあ、同盟の脅威の前に、
彼女と金髪と(裏面で個人的に)手を結んでもいいかな。
>義眼はすでにヤン派という前提

あー、そーだったね。
つくづく、悪知恵じゃ最凶のコンビだなあ。

>ヒルダ

10個じゃなくて1個ではなかったか。
話の流れで言うと、彼女も貴族陣営ではない仮定だが、まあ、同盟の脅威の前に、
彼女と金髪と(裏面で個人的に)手を結んでもいいかな。
二重カキコしちゃった。済まん。
>ヒルダ
原作では同陣営に同じ策士タイプの義眼がいたせいで、
彼女はぎこちない予言者兼金髪の童貞略奪者程度の、
薄味なキャラにしかなれなかった。

こっちでは、キャラがかぶる奴が居ないから、
存分に活躍できそうだな。
笑顔で容赦なく黒いキャラ化したら面白いかも
>>868
うわ。
「彼女も貴族陣営ではない仮定だが」じゃなくて、「彼女も金髪陣営ではない仮定だが」
だよ。

>>871 >>872
そーだね。
>>862、867
その状態からヒルダの策謀が始まるんですよ。
一度は軍の勢力からはずされたシトレ元帥をあおれば、なんとかなるでしょう。
あの御仁は何げに操りやすいだろうし、それまでれっきとして派閥もあるだろう。
実はトリューニヒトもそれを裏から支持しているが、失敗したらちゃんと証拠隠滅もできるという流れかな。

トリュちゃんのことだから、最初にレベロを暗殺というところから、始めそう。
そして政治的空白ができた一瞬にクーデター軍を一斉蜂起。
自分は、ちゃっかり国防委員に臨時に就任して、何かと同盟軍に介入して、邪魔みたいなことをする。

一方、ヒルダはフェザーンにも何らかの利益誘導を約束して、同盟のクーデター軍を有利にさせる
ように介入を要請する。
同盟が帝国に打倒されるという流れを嫌う黒狐もそれにのっかるという感じかな。

シトレ、トリュちゃん、黒狐の三頭体制で同盟勢力分断させる。
>トリューニヒト
暗殺だのクーデターだの、そういうドラスティックっていうか直裁的で過激な手を
能動的に打つタイプかな?
サンフォードやトリューニヒトが失脚している仮定であっても、同盟の政・官・
経済界の腐敗状況がすぐ改革されてる訳は無いから、いずれにせよ、原典通りに
グリーンヒル大将にクーデター起こさせても良いのでは。「軍主力が国に居ない
今が好機」とか思い込ませて。
>>875
同盟の政治家だった頃は、相手のミスに付け込むタイプ。
同盟滅亡後は、水面下でいろいろ手を打っていたが、
帝国政界に人脈を広げて行くと言う、これまた気の長い手。

積極的な策は使わないっぽい。

>>876
クーデター派の主力だった単細胞軍国主義軍人どもは、
「民主主義の敵であるにっくき帝国が二分している。今こそ、奴らを叩き潰すチャンスだ!」と、
現在の状況を大歓迎してるだろう。
今こそ空前の武勲を立てる機会とばかりに軍務に奮励してて、
クーデターに参加するどころじゃないと思われ。
>>877
>単細胞軍国主義軍人ども

グリーンヒル大将はそうじゃない訳で。彼としても、そんな連中とは極力組
みたくなかった筈。

あと、ルグランジュ提督とブロンズ情報部長(彼らが思想的にどうかは知ら
んが)が居残っていて、もし彼らを引き込めれば、軍主力が出払っている間
なら、一定期間の首都占拠と腐敗した権力者皆殺しくらいは、戦力的にも充
分可能では。
>>877

>民主主義の敵であるにっくき帝国が二分している。
今こそ、奴らを叩き潰すチャンスだ

原典でも帝国は同様な状況(同盟的には戦力激減しているから、むしろ巻
き返しの絶好の、そして最後のチャンス)だったから、そういう判断が出
来たなら、クーデターどころじゃなかった筈だし、少なくとも帝国の内乱
勃発後に決行しているから、中止だって出来たろう。
>>878
ルグランジュは二巻の演説を読む限り、単純な軍国主義者のようだから、
帝国内乱介入を歓迎するんじゃないかね?
ブロンズはどう出るか不明だが、情報部だけじゃクーデターは難しかろう。

エベンスやクリスティアンらは主戦派に入ってると思われるので、
実戦部隊を掌握して無いグリーンヒルじゃ、
首都を確保するだけの戦力を用意できないと思われ。

>>879
片方の陣営と組んでもう片方を討っても、帝国の再統合を早め、
相対的に帝国を強くするだけに終わる。
帝国打倒を見据えてキャスティングボードを握るには、戦力が足りなさ過ぎる。
機動艦隊が第一艦隊、第十一艦隊、イゼルローン駐留艦隊の
三個艦隊しか存在しない状態じゃ、どうしようも無い。
アスターテで三個、アムリッツァで七個艦隊を失った同盟に、
もはや巻き返すチャンスなど無い。
という絶望的な状況が、国力及び軍事力の建て直しが急務であるとの判断に繋がった訳だな

実際手元に十分な戦力があればまず味方より敵を攻撃することを考えるだろうね
>>880

>片方の陣営と組んでもう片方を討っても、帝国の再統合を早め、
相対的に帝国を強くするだけに終わる。

そこらへんは、ヤンにうまいこと考えさせれば良いだろう。彼は自信有った
様だし。
漏れなら、まず金髪を始末して、弱体化した貴族連合軍を更にブ派とリ派に
分裂させるってのが思い付けるが。

>機動艦隊が第一艦隊、第十一艦隊、イゼルローン駐留艦隊の
三個艦隊しか存在しない状態じゃ、どうしようも無い

そーか? 残存正規艦隊3個を中核に、5万隻強は絞り出せると思われる。
赤毛の別動隊が4万隻程度だったし、やり方次第では色々出来るだろう。
それ根こそぎ動員だろ。

相手がたかが別働隊だけで4万じゃぁなぁ。「ヤンならばどうとでもできる」のは間違いないんだろうが
>>883
>根こそぎ動員

同盟は、ランテマリオ会戦時には第14・15艦隊を1万隻ずつでっち上げていた
し、更にその後のマル・アデッタや回廊でも、それなりの兵力が動員出来ている。
地方警備兵力の残りとかも振り絞れば、内乱介入の遠征に5万捻出しても、あと、
更にイゼルローン駐留と本国警備に数千隻ずつくらい残せるのでは。

金髪直属は多分10万前後だろう。
前方に貴族連合軍を迎え、後背に同盟軍が動いていたら、それだけで同数近い
兵力をそっちに回さないといかん。
帝都もがら空きに出来なくなるし。

そういう状況なら、同盟遠征軍が5万程度でも、立派に戦略的影響力を持ち
得るのでは。
帝国内乱時の同盟の戦力がアムリッツアがないとして、10個艦隊だよな。

でも、ラインハルトはすでに8個艦隊を指揮下におていおいたきがする。
提督も、キルヒアイス、ロイエンタール、ミッターマイヤー、ビッテンフェルト、ケンプ、ワーレン、メックリンガー、ルッツ。
そして、ラインハルト自身も艦隊を率いていたから、最低でも9個艦隊の勢力があると仮定するか。

まぁ、貴族連合はそれより、さらに数の上では上回っているはずだから、内乱時でいかいに互いの戦力を減らせるかが
重要だな。

予想戦力(艦隊数)はこんな感じかな。

金髪軍・・・・9個艦隊、貴族連合・・・11、同盟軍・・・10

同盟軍は攻め時を間違えると、金髪軍と貴族連合に組まれてあえなく壊滅すると思うので、
そこは、どうするかがポイントだろうな。



クーデター終結後に急遽(多分無理矢理)編成された小艦隊等が出てきている訳だが、
もうここらへんは財政的にはそうとう辛い希ガス。かなりフラフラになりながら捻り出したんじゃないか。

あと、特に遠征ともなると正直後方支援も負担がでかすぎるような。
国内の防衛戦なればこそ正面戦力整備に全力を集中できる訳で。あれだけの戦力をかき集めることが
出来たのは兵站の負担が小さくて済むからじゃないのか
>>886
>兵站

5万動員なら、アムリッツァ会戦の20万動員時よりは、財政的負担は少なくて
済むだろう。
「このチャンスに勝っておかないと、彼我の国力差的に、もう絶望的にマズくな
る」という認識を皆に徹底させることが出来れば、兵力同様、予算もどうにか捻
出可能なのでは。日露戦争時の日本並みにキツい状況だが。

うまいことすれば、帝国での、味方に付けた勢力から補給を期待出来るだろうけど
ね。それを前提にしての遠征は甘いかも知れんが。
>>884
戦略的には意味があるが、たぶん、金髪の考えだとそうした場合、帝都周辺に艦隊をおいて、
貴族連合をあおったりする戦略に切り替えるかも知らない。
同盟軍が我が領土に侵入しているが、それをどうするのかと。
まさか、叛乱軍ごときに大貴族のリヒテンラーデ公が負けることはありえないでしょう。
とか。
たぶん、あのおっさんなら、簡単な挑発にのって、同盟軍を攻撃する。
同盟軍も貴族連合も戦力減らして、金髪もにやりという展開だろう。

そのあたりは、ヤンが上手にいけばいいが、下手すると、損害ばかり多くて、
結果は少ないという流れになるかもしれん。
>リヒテンラーデ公

ブラウンシュヴァイク公、だよな?

悪知恵でヤンが金髪に遅れを取るとは思えんし、どーにかするんだろう。
ブ公に、「金髪陣営と同盟軍が手を結んで、貴族連合軍を挟撃しようとしている」、
と思い込ませるとかね。
「貴族連合軍が同盟軍に掛かったら、金髪陣営は後背から襲い掛かる積りだ」
かな?

まあ、同盟軍が金髪陣営を襲う姿勢を見せていれば、「取り敢えずやらせと
け」って判断も出て当然とも思うが。
>>889

同盟的には、帝国の両勢力共倒れを狙う訳で、最低限、一番厄介な金髪は潰して
おきたいから、貴族連合軍と同盟軍が戦う流れになったらマズいだろう。
ヤンとしては、取り敢えずは、話の通じそうなメルカッツやアンスバッハ辺りに
連絡を付けるとかかなあ。
>5万動員なら、アムリッツァ会戦の20万動員時よりは、財政的負担は少なくて
>済むだろう。

おき楽だなぁ。アムリッツアが無ければそのとおりなんだが、もう一度3巻から5巻読んでくれ
>>884
>金髪直属は多分10万前後だろう。

赤毛の別動隊(3個艦隊、4万から4万5千隻)が、金髪の「全軍の三分の一」
だから、金髪直属は8万から9万隻。

尚、賊軍(門閥貴族連合軍)は、リッテンハイムが分派した折に率いた兵力が
5万隻で、それが敗れた際、「全兵力の三割を失った」ということだから、当
初の総兵力が16万から17万、及び、貴族達の所領各地の留守兵力(総数は
不明)か。
>>892

>>887の後半も読んでやれ。
予算的に本当に介入不可能だったなら、1巻から2巻辺りにその旨明記されるの
ではなかろうか。
まあ、ヤンとしては、「如何に、兵と金を遣わず、最大限の収穫を得るか」に、
当然、悪知恵を凝らすだろーな。

まず、「同盟としては皇帝打倒が本筋故、帝都制圧とリヒテンラーデ−ローエン
グラム枢軸打倒を目指す」と公表するだけで、同盟は、実際に戦わずとも、金髪
陣営のただでさえ少ない兵力の何割かをイゼルローン方面に振り向けさせること
が可能になるかも。来なけりゃ来ないで、色々出来る。
>>891
 同盟側が、アスバッハやメルカッツが「話の通じそうな相手」と認識する根拠は?
 それに、若い新興勢力のラインハルトとゴールデバウム王朝保守主流の門閥貴族、最終的に
共倒れに近い状況に持っていくにしても、貴族連合を支援し、ラインハルトを「厄介な相手」として
叩く根拠は? どっちかと言うと、同盟的に恨みが深いのは、貴族連合だろ? だからこそ、ヤンは
「ラインハルトとなら、手を組める」言っていたわけで。
>>895

その場合、辺境経略と安定を担当していた赤毛の別動隊が、対同盟も担当するの
ではないか。
そうなると、金髪は、賊軍本隊との戦いに専念出来にくくなるな。

同盟(ビュコック、ヤン)としては、実際に赤毛と会戦をする場合になっても、
イゼルローン回廊からあまり離れずに済めば、兵站と補給線維持も楽。
>同盟側が、アスバッハやメルカッツが「話の通じそうな相手」と認識する根拠は?

敵国の政府・軍部・特権階級の指導層各人の性格・能力くらい、両国、普段から、
調べて分析するくらいしてるのでは? 情報部だって遊んでる訳じゃなかろう。


>貴族連合を支援し、ラインハルトを「厄介な相手」として叩く根拠は? 

こういう場合、兵力の少ない方から潰していくのは基本では。
それに、「金髪が戦争の天才」てのは、アスターテ・アムリッツァで、同盟は
もう骨身に沁みているし、居なくなってくれた方が同盟的には都合が良かろう。

更に、貴族連合は内紛の火種が幾らでも有るから、金髪始末後も付け込み易い。
賊軍を潰した後で、恐らくはリヒテンラーデ公も始末するであろう金髪の、減っ
ていたとしても10万近い兵力をそのまま相手にするのは、5万程度の同盟ではキ
ツい。

ラインハルト政権の帝国と平和共存が可能と、確定的に判っているなら話は別か
もだが、それを決めるのは、ヤンではなくて、同盟政府と金髪本人だし。
>>898訂正。

誤「賊軍を潰した後で」

正「まず、金髪ではなく賊軍を潰すとして、その後」
>>898
介入してくる時期にもよるけど、同盟政府の方針は貴族連合を結果的に支援するのかな。
しかし、ラインハルト側が特使にヒルダをだして、同盟政府を説得する役目とかするかもれいない。
例えば、貴族連合のいかに民衆を迫害しているかということを説得させる役目とか。
他にも人質役に誰かを送るとかして。
まぁ、領土に関しても多少は譲歩するとかいう話もでるだろう。
それに対して、貴族連合が同盟に対して、利益をもたらす話し合いをするとか思えない。

ましてやヴェスターランドみたいな事件を戦況が長引いて起こしたとしたら、
それでも同盟が貴族連合につくとしたら、軍首脳部の大義名分が失われると思う。
>貴族連合のいかに民衆を迫害しているかということを説得させる役目

「あなた方は、もうそういうことを心配しなくてもいいんですよ。そういう
心配の無い所にご転居された後で、我々が総て良いように計らって差し上げ
ますから」とかね。
まあ、金髪陣営としては、同盟政府に或る程度の譲歩を伴う和睦の申し入れ
をするというのが最善手ではろうけどね。

>ヴェスターラント

同盟介入によって、結果、貴族連合有利に状況が進むなら、この事件も発生
しない可能性も有るのでは。

>大義名分

戦争中は、報道次第。たとえヴェスターラントの虐殺や、それと類似の事件が
発生しても、勝ってしまえばこっちのもの。
考えるのも嫌だが、ヨブ政権はそーいう情報の小細工が上手いだろうし。
>>901 6行目訂正。

誤「最善手ではろうけどね」

正「最善手ではあろうけどね」
>人質

ラインハルトに対して、人質に取って有効な人間は、この場合、
姉上以外有り得ないだろーなあ。

彼女当人は、「それで平和に寄与出来るなら」って、引き受ける
だろうけど。
>>898
同盟軍の介入は基本的に戦闘は絶対避けるべきだろうね。
どっちにしろ、片方の勢力が全艦隊で挑んできたら、撤退するしかないんだし。
同盟側はラインハルトを倒すという名目なら、戦闘は必要になるでしょう。
この点がきついと思う。

ラインハルト側は譲歩をするけど、貴族連合はありえないわけだから。
となると、ラインハルトの方は譲歩ができないなら、同盟側を全力で倒すという選択をするでしょう。
どっちみち、向こうの目的が譲歩より、自分を倒すということがわかれば、数の少ないほうから
各個撃破という戦法をするしかない。
同盟政府はそこをどうとらえるかだろう。
ラインハルトは帝都をからにしても、皇帝さえつれていけば、名目はたつだろうし、まずは
同盟軍を撃ち、その後、貴族連合に対するという構えだろう。

この場合、同盟にとって最悪な状況になるかもしれない。
戦力を減らした上に、ラインハルトが負けて貴族連合が勝利する。
そして、その勢いで同盟政府を倒すという流れになりそう。
>片方の勢力が全艦隊で挑んできたら、撤退するしかないんだし

そうだろうけど、その状況の発生は考えにくいな。賊軍、金髪&リヒ公、両勢力
とも、もう片方の勢力を無視する訳にはいかんし、かと言って和睦も難しい。

>同盟側はラインハルトを倒すという名目なら、戦闘は必要になるでしょう。

状況次第では牽制だけでも充分。

>貴族連合はありえないわけだから

それは判らない。ブ公、リ侯、或いはリヒ公に、「同盟と組めば、競争相手を
制して帝国の覇権を握り得る」と思い込ませることは、不可能とは断言出来ない。

同盟にすれば、組んだ方を戦後もコントロール出来るなら、全部潰す必要も無い。
どのみち、戦後、帝国全土の政治的完全制圧が独力で可能なほどの国力は無いだ
ろうし。
>まずは同盟軍を撃ち、その後、貴族連合に対するという構えだろう。

金髪が馬鹿正直にそうしてくれれば、同盟的には楽でしょうな。
賊軍が金髪陣営を後背から襲ってあげちゃいけない義理なんて無いし。

>その勢いで同盟政府を倒すという流れになりそう。

イゼルローンを同盟が抑えている限り、それは無い。
同盟は、金髪敗亡だけでも充分な戦果と、一旦引き揚げてもいい。
貴族どもでは、フェザーン通行って発想は出ないだろうし。

で、ブ公とリ侯、いずれかが潔く身を引くなんて、それこそまず有り得ない。
よって、引き続き、ヤン提督のマジックショー第2幕開演。
同盟的な最善は内乱初期に金髪を致命的でない程度に叩いた上で貴族側を分裂させ
兵力的に劣勢な金髪、兵力はあっても無能な貴族勢力二つに三分する事かな?
こうなれば後は最小限の介入で帝国を慢性的な分裂に陥らせると思う
まあ最終的には金髪が残るんだろうがその時には同盟との国力は逆転してるだろ
 同盟がラインハルトを潰して、ある意味御しやすい貴族側を後回しにするってのはわかるが、
ふたつばかり疑問・不安点が。
○その貴族連中を主体としたゴ王朝に長年、負けてきた(イゼルローン要塞があったからこそだが、
その前の艦隊戦で戦術的に常に圧倒していたわけではない)。メルカッツ、ファーレンハイトら、有
能な者もいるのだから、簡単にはいかないと予想できる。それに権力を取り戻したブラ・リコンビは
仲違いする理由もなくなるので、協力体制はより強固になり、切り崩しも難しくなるかもしれない。
○ラインハルトが素直にやられるままでいるだろうか?
 性格的に考えにくいが、まだ権力を握る過程でもあるし、オーベル・キルヒもいる。彼らは早期に
撤退、同盟対策を提言するだろう。貴族と同盟の連携の分断、同盟への逆工作、同盟に頭を下げ
て連合する……etc、対応策もなくもない。それに、ラインハルト軍は、要はブラ・リコンビの首級を
上げればいいのだから、同盟軍を無視して、全戦力を投入して、ブラ・リコンビだけを狙う――バー
ミリオンでヤンがやったような方針をとれば、とりあえず戦いに勝てる目はあると思う。


>>905
>どのみち、戦後、帝国全土の政治的完全制圧が独力で可能なほどの国力は無いだ
>ろうし。
 だったら、既存権力や利権のしがらみがなく、国民人気があり、必要とあらば「民主的改革」も
できるラインハルトを残した方がよくねか?
 いっしょにゴ王朝を叩き潰せは、同盟的復讐心も満足できるだろうし。あの時期のラインハルトな
ら、それで一応満足orガマンできるだろう。

 まあ、そうすると、逆にラインハルトが同盟のシステムの中で権力を握り、マジにルドルフ二世
になってしまう可能性も……(トリューニヒトは、これを一番警戒するだろうなぁ)。
>>907

なるほど。その手もアリですね。
帝国の内乱がこじれればこじれるほど、兵力も国力も消耗する訳だし。
>>908

>簡単にはいかないと予想できる。

メルカッツや華氏が、本当に軍事的全権を預けて貰えればね。
それはまず有り得ないけど。

>権力を取り戻したブラ・リコンビは仲違いする理由もなくなるので、協力体制
はより強固になり、切り崩しも難しくなるかもしれない

残念ながら、玉座は一つしか無いのです。
「私の娘を女帝にして私は摂政になります。貴方は帝国宰相で如何でしょうか?」
「ははははは。何をおっしゃいますやら。宰相には貴方こそふさわしいですとも」
「ははははは。いいから引っ込んでろってんだよ」
>>908

>同盟対策

それは幾らでも有り得る事態。政治面の交渉関係は、軍人のヤンには、意見を求
められたら口出し出来る、その程度しか出来ることが無いし。
でも、金髪を潰した後で、貴族連合が再分裂するのは火を見るより明らかだし、
厄介な金髪と妥協して彼を残すのはリスクは高く、メリットが無い。
ヨブ氏にそれが理解出来ていれば、金髪も義眼もどうしようもないかもね。

>同盟軍を無視

兵力に勝り、要害のガイエスブルグを本拠とする賊軍を、都合良く一朝一夕に倒
せる訳が無いです。
そして、無視された同盟が、金髪の奮闘を黙って見守ってあげる義理も無いです。

>必要とあらば「民主的改革」もできるラインハルトを残した方がよくねか?

金髪が、ヨブ氏に代表される同盟の腐敗した権力者たちを認める訳は無いと思い
ますが、それはさておき、金髪について、ヨブ氏が確定的に知っていることは、
彼が「戦争の天才」であり、「危険な野心家」だということです。
同盟政府としては最優先すべきことは、帝国の同盟に対する無力化です。それが
叶えば、誰を傀儡にしても、民主的改革は出来ます。
まず貴族連合を潰して、金髪と協定を結んで彼を残すとして、彼が同盟との約束を
誠実に守り続けてくれる保証なんて、本当に同盟が姉上を人質に取りでもしない限
り、皆無だしね。

金髪の兵力が大きく消耗していたとしても、10万も有れば余裕で勝てる。
5万隻程度残っていても充分戦える。
金髪陣営は、貴族連合と違い、再分裂の可能性も無い。武力の無いリヒ公は、この
場合、無視して良い。
遠征は基本的にする方が不利だし、長引けば流石に予算的にもキツくなる。
まして赤毛や双璧も健在な状況なら、いかにヤン&ビュコックでも完封勝ち出来る
かどうか。

自分に結構有利な状況なのに、自分に不利な約束をする必要は無く、便宜上、いっ
たん約束したとしても、それを守り続けるメリットは無い。

よって、金髪を残すのは賢くない。
その程度の計算が出来ないヨブ氏でもない。
金髪を倒すのは、わかるけど、それは思ったほど楽ではないと思う。
軍事と政事が息があった戦略を一致させない限り、例え倒せたとしても、損害の方が大きいだろう。
一番の問題はヨブとヤンが仲がどうしようもないほど悪いことだろう。
ヨブ氏がヤンの意見を入れて、そのとおりの政略や軍略をしないと損害少なく、金髪を倒すのは不可能に違いない。

ヨブの考えでは、金髪が倒れて、貴族連合が分裂状態、ついでにヤンも死亡がいいだろう。
そうすれば、イゼルローンにこもっていれば、あとは自由惑星同盟にも目の上のたんこぶはなくなるだろうし。

口では全人類との統一とかいっているけど、ようは、自分の政権さえ維持できれば、いいだから。
内乱介入はそういうシナリオになると予想する。


ヨブ氏が、ヤンと自分は合いそうにないと確定的に認識するのは、原典では、
多分「査問会」辺り以降ではと思われるが。
よって、帝国内乱の辺りでは、ヤンの死を願うほど、彼を敵視している訳で
はないのでは。

と言っても、ヤンが遠征で大活躍していれば、未来の政敵と見なすかもだが。

ヨブ氏にしてみたら、帝国を打倒し銀河を統一した同盟元首になるのが理想
だろうから、統一が完成せず、敵の脅威が存在する間は、ヤンを失う訳には
いかんだろう。

ま、金髪が簡単にやられたら面白くないし、彼の最善手として、同盟の最大
の弱点たる、政府の愚劣さを最大限に利用しようとはするだろうね。
金髪敗亡。赤毛、残党を率いて辺境に潜伏。
賊軍分裂。貴族連合事実上殲滅。
帝都に同盟傀儡政権成立。
その辺りで、ヤン、ビュコックらが叛乱謀議の容疑で逮捕。危ういところを
シェーンコップ達によって救出され、脱走。
そしてそのタイミングでグリーンヒルらがクーデター、ヨブ氏行方不明。
なんてな。
つくづく権力を得る事しか興味ないんだな>トの字

黒狐のように無類の女好きとかラングのように家では良き夫良き父親とか
そういうエピソードの一つもあれば人間性に深みを持たせることも出来たんだが。
これじゃ糞にたかるハエだよ。
徹底した俗物振りが「化け物」の印象につながってる部分もあるし、これはこれでいいと思う。
ハイエナじみているかもしれないが創竜伝にでてくるようなチンケなハエレベルの政治家よりかはずっとインパクト強い希ガス
トリューニヒトって、ルックスと口のうまさは小泉、脳の中身は竹下登ってイメージがある。
でも小泉は見たときの第一印象がまずもってマシリト
どっちにしても、同盟が銀河を完全に統一するにはアムリッツア会戦以降では、不可能だろうな。
できたとしても、何十年後かの話になりそう。
銀河帝国が分裂したとしても、それをすべてうつだけの戦力はないし、領土を維持するなんて、
もっての他だろう。
財政的に見てもヨブ政権では、自由惑星同盟の経済が発展するとは思えないし、国力もあがらんだろうな。
最終的にはフェザーンの一人勝ちになる予感がしてきた。
統一するならフェザーンを首都にした方が都合が良いし、国力や経済の点から
言っても、同盟としてはフェザーンと組んでも悪いことはない。
結局アムリッツア前にオーベルシュタイン亡命ルートか

両陣営内乱に対して、同盟側はうやむやに済ます手があるが、オベがいるとなると
(実行にうつすかどうかはともかく)予防拘禁とか、先制攻撃に打って出そうな気もする。
で、目標は過激派にするか、トリューニヒトか……うわぁ
>財政的に見てもヨブ政権では、自由惑星同盟の経済が発展するとは思えないし、
国力もあがらんだろうな。

内乱に乗じて帝国を無力化した後で、ヤン政権成立って目も有り得るがね。
同盟の国力再建については、実質重要なのはキャゼルヌの手腕だろうが。

同盟が事実上滅亡するという難局にあってさえ
ヤンは自ら政治的地位につくことはしなかったのに
同盟が順境にあるときにヤン政権が成立するというのは
ボタンを掛け違える型のIFとしては違和感が大きすぎるのではないかな?

ヤンの性格が少し違っていたら、というIFなら有り得るかもしれないけど

同盟社会の健全化のためには
アムリッツァのような大損失をだすことなく
大規模な復員が最低条件だと思われる。

平和な手打ちのために重要なのは
キルヒアイスとの接近かな。
>>924

念の為。「ヤン政権」というのは、民主的で合法的な選挙の結果ね。

原典の6巻以降では、ヤンは軍事指揮官としての民主共和勢力の再起の構想が
有ったし、取り敢えずヨブ氏も同盟から居なくなっている。

この仮定の場合は、帝国を無力化出来ていても、ヨブ氏が権力握っているなら順
境じゃないでしょ。
国民的英雄になったヤンなら普通に選挙で勝てるし、「国を建て直すまでのあと
数年辛抱なさい」とシェーンコップ辺りが説得するのは不可能ではないのでは。

ま、エドワーズ政権でもいいですがねw
レベロ政権という手もありまっせ。
ホワン政権。
>925
エルファシルにいってもなお政治のトップにつくのを拒否してるんだぞ。

どう考えても選挙に打って出るなんてない。
誰か御輿を担ぐというやり口しかありえないだろう
>エルファシルにいってもなお政治のトップにつくのを拒否してるんだぞ

あの時はロムスキーたちが居たし、別に彼らに政治トップに就いてくれと
請われもしていないし、自分でやろうと思えばなれたかもしれないが、ヤ
ンは軍事の仕事が有ったしな。独裁者になるなど問題外だし。

と言っても、確かに、この仮定の場合も、他に適当な政治指導者が居るなら、
その人を担ぎそうではあるがね。
>>924
>同盟社会の健全化

帝国を無力化している仮定の場合、講和条件として、莫大な「貴族財産」を
根こそぎ賠償金としてふんだくり、更に毎年、従来の軍事費に匹敵する金額
の「安全保障税」を納めさせる、かな。
帝国が、戦後、第2のフェザーンになったり、或いは壊滅した軍を再建され
ても、同盟的には困るしね。
>>924
>アムリッツァのような大損失をだすことなく大規模な復員が最低条件だと思われる

ホワン・ルイが最高評議会の会議で要求していたのは、軍の後方支援関係の
スタッフを大勢民間に戻せってことだったし、この連中はほとんどは前線に
は出ることが無いだろうから、アムリッツァでも、あまり戦死していないの
ではと思われる。
よって、アムリッツァ発生後でも、戦争が終わって大規模な軍縮が可能にな
れば、人材的にも、同盟社会の健全化は難しくはない。
アムリッツアの大敗の後では、同盟軍宇宙艦隊は大打撃を受けているので、内戦介入どころでは
ないだろう。
 ランテマリオンとかは、国がなくなるかどうかの瀬戸際だから、ムチャな動員が可能だっただけ
で、内戦介入なんて理由で、再び大軍を動かせると思えない。ある意味、大侵攻作戦以上に、
ギャンブルな作戦だし。
 トリューニヒト的には、大侵攻反対で人気をとったのだから、その後は軍事控えめ、社会の健全化
を優先という方が支持は受けやすいだろう。
 再建前提の一時的な軍縮ということで、軍部反対派を放り出せば(ヤン一派は難しいが)、この
先の軍部掌握もやりやすくなる。
>>930
あまり過酷な条件を課して締め付けると
ヴェルサイユ体制下のドイツでナチスが台頭したように
新たな独裁者を生み出す土壌になるやもしらん。

オーベルシュタイン亡命想定で
彼が同盟政府に影響を与えることが出来る立場についたら
上手にやってのけるかもしれんけど

ただ、彼が戦争終結後の体制を模索したとして
民主共和政体を支持するのはいまいちしっくりこないな。
>>932
>アムリッツアの大敗の後では、同盟軍宇宙艦隊は大打撃を受けているので、
内戦介入どころではないだろう。

残存正規艦隊3個を中核に、5万隻強は絞り出せると思われる。
地方警備兵力の残りとかも振り絞れば、内乱介入の遠征に5万捻出しても、
あと更にイゼルローン駐留と本国警備に数千隻ずつくらい残せる。
予算的に介入不可能だったなら、1巻から2巻辺りにその旨明記される。
てか、当時の同盟がそこまでいっぱいいっぱいの状況なら、金髪が陰謀企む必要
も無い訳で。
同盟の介入が脅威だから(2巻にその旨念入りに明記されている)、クーデター
を起こさせたのだ。

>>933
>あまり過酷な条件を課して締め付けると
ヴェルサイユ体制下のドイツでナチスが台頭したように
新たな独裁者を生み出す土壌になるやもしらん。

一般庶民的には締め付けなど無い。
貴族の財産など最初から別世界の話だし、税金の使い道が軍事費から同盟行きに
変わるだけなら、極端な増税が有る訳で無し、特に暮らし向きが従来より悪化す
る訳でも無い。
むしろ、戦争と、貴族階級の圧政が無くなるのは、当然プラスになる。
>ある意味、大侵攻作戦以上に、ギャンブルな作戦だし。

戦略をきちんと立てれば、ギャンブルではなく、分のいい投資。


>トリューニヒト的には、大侵攻反対で人気をとったのだから、その後は軍事控
えめ、社会の健全化を優先という方が支持は受けやすいだろう。
再建前提の一時的な軍縮ということで、軍部反対派を放り出せば(ヤン一派は難
しいが)、この先の軍部掌握もやりやすくなる。

ヨブ氏にそんな構想が有れば、原典のクーデター前の時点で書かれない訳が無い
と思うが、勿論、そんな記述は無い。
>オーベルシュタイン亡命想定

そもそも、思想的に専制(独裁)主義を信奉していると思われる義眼が、
同盟に亡命というのが考えにくいな。
ヤンが、性格的に、独裁者になる可能性でも有れば別だが。

「もし義眼が隠れ民主主義者なら」って仮定の方が面白いと思う。
軍人やりながら、同盟にこっそり通じていて、情報を同盟に流したりしてね。
>>936
 トリューニヒト自身の構想どころか、同盟政府がどう国防戦略を修正し、軍部の立て直しを
しようか等など、ほとんど触れられていなかったような記憶が。
 ていうか、全般的に同盟は政府がまともに機能していないとしか思えないほど、政治描写が
少ない。
>>936
>戦略をきちんと立てれば、
 そりゃ大侵攻だって同じことで。
 あのトリューニヒトと取り巻きが政府を牛耳っている状況をどうにかしないと、そんなのムリ。
 トリューニヒトに民主主義の神が降臨する奇跡とか(w)して、同盟そのものを立てなおすくらい
のことがない限り、内戦介入だけ、軍政息のあった戦略が立てられたり、実行面で足ひっぱっ
たりしないなんてのを想定するのは、都合よすぎ。
 まして、同盟政府は後に、幼帝亡命を受け入れたりと、バカの限りを尽くすのだから、ここで
いきなり利巧になってはねぇ。
>>939
それじゃあやはりヨブ氏には暗殺されてもらうしかないかw
その任は電波受信したフォーク辺りに・・・
>>934
>予算的に介入不可能だったなら、1巻から2巻辺りにその旨明記される。

2巻に、「外征する余裕などありはしないが」とは書いてある。
まあ、牽制だけでも有効だろうし、メルカッツ辺りにヤンが策を授けてもいいし、
或いは、実際に外征するとして、貴族連合が劣勢に立った辺りで彼らと交渉して、
遠征費用をフェザーンの銀行に振り込ませるとか、不可能では無いような。

>実行面で足ひっぱったりしないなんてのを想定するのは、都合よすぎ

足ひっぱったりしないなんて誰も想定しとらんよ。
同盟政府の愚劣さが、同盟の最大の弱点とか、それを利用するのが金髪の最善手
とか書いてあるし。
もっとも、それが同盟のネックなのは、アムリッツァが発生しないって仮定でも
同じ事だしなあ。
同盟に勝たせようってのが目的のIFなら、やはりどのみち、サンフォード氏や
ヨブ氏にはどうにかご退場戴くしか無いか。
クーデターが、アムリッツァの最中(大被害が出る前)に発生して(丁度良く、
ルグランジュは居残っているし)、腐敗した権力者皆殺しとかね。

>幼帝亡命を受け入れたりと、バカの限りを尽くすのだから

愚策とは思うが、フェザーン通行の要素が無いなら、それなりの外交カードには
なった筈だな。正統政府が多少の実体を持つようになり、反ローエングラム勢力
を多少なりとて糾合出来ていれば、改めてそれをより高く売れるだろうし。
双璧すら発想の外だったフェザーン通行を、同盟政府が思いつけなかったからと
言って、当時の同盟政府の戦略のセンスを全否定は出来んだろう。
全否定は出来んでも、ショボいのも間違いは無いがw
>>939
>そりゃ大侵攻だって同じことで

同じではない。アムリッツァ当時の帝国は分裂していないから、国力でも兵力
でも同盟を凌駕している。
よって、同盟がきちんと戦略を立てても、ガチの戦争をやるなら、帝国の戦力
を短期間に壊滅させ完全無力化するなど難しい。

しかし、分裂に付け込む場合に必要な、合従連衡関係の損得勘定や交渉技術に
ついては、ヨブ氏はむしろ上手ではあるまいかと思うのだが。
よりによってヨブ氏に、弱みに付け込まれ手玉に取られて歯ぎしりする
金髪とかは見たいようなw
>>942
戦略をちゃんと考えていれば、そもそも「やらない」という選択肢もあったし、回廊出口付近を
橋頭堡として確保してよしとする選択肢もあった。という、そもそもあのまま帝国打倒or政治的
妥協を引き出すまで勝ち続けるなんてムリだった―それすらわからんバカチンどもが、より
少ない戦力で汲々としている状況下で、より緻密な戦略、謀略を要求される作戦を立案、実行
できるとは思えないなぁ。ヤンに丸投げなんて言うなよ。ヤンがフリーハンドで動けるような状況
なんてトリュ一派は絶対認めんだろう。
 まして、何より大侵攻失敗後の国民感情を考えた方がいい。軍備の再建もせず、しかも、
内乱に乗じて、しかも、旧主流派の貴族どもを支援するなんて(そこまでは事前に言わないだ
ろうが)、支持を受ける可能性は低い……とはいえ、後に政治宣伝に乗せられて幼帝亡命受け
入れを支持してしまう民意ではなんでもマンセーしてしまうかもしれんが(w)
「帝国の分裂に乗じて、魔術師がまたもや奇跡を起こす!」って宣伝したら、
みんなホイホイ乗せられそうではあるな。
>ヤンがフリーハンドで動けるような状況なんてトリュ一派は絶対認めんだろう

わからんよ。帝国に勝てるなら、トリュに文句は無かろう。
その後、ヤンが政界に転じるのは脅威だろうけど、アムリッツァ遠征の済んだ
時点で、既に彼は充分過ぎるくらいの国民的英雄だから、その後その手柄と名
声がもっと増えたって同じ事だし。
>そもそもあのまま帝国打倒or政治的妥協を引き出すまで勝ち続けるなんて
ムリだった―それすらわからんバカチンども

取り敢えず、少なくともトリュは、そのバカチンどもとは一線を画している。
彼個人は、国力的に成功する訳が無いと判っていた上で、遠征後の政治的立場
強化を打算して、積極的に止めたり、路線修正をしなかっただけで。
介入が上手く行って、同盟が銀河統一出来ても、トリューニヒトが
勝ち誇る展開になるかと思うと、ちょい鬱だねえ。
まあ勝ち誇るっていっても暴虐の限りを尽くすとかそういうことないしなぁ。
個人レベルでの生活はもう安泰なんだし、汚い事に手を染める必要もさほどなくなる。

ヤンとの手打ちさえ済めば暗黒面を暴露せずに偉大な政治家で真っ当に終われるような気もする
>>949
んだなぁ。人間的にどうかという問題を置いておけば、
平時では案外いい政治家だったりするかもな。
ボチボチ、次スレよろ。
トリューニヒトって憂国騎士団を使っている時点で、俺はいやなヤツだと思ったけどな。
あんな私的な実行部隊を持っている時点で普通の政治家とは思えん。

実際に、トリュ支持派は憂国騎士団についてどう思っているのだろう?
あれは後に地球教徒に鞍替えしたけど。
(人格面の)良い、悪い、という基準で物を見てるわけじゃないから。
間違いなくイヤな奴だけど、無能じゃない。好き嫌いと有能無能の評価は別で。

内政面ではうまく立ち回れるので、ヤンと手を組んだりしたら(帝国軍にとって)かなり手ごわい相手だろう。
という評価は的外れじゃないと思っている。問題は、ヤンは頭では解っていても、結局は好き嫌いで行動を決めてるような気がする(w
憂国騎士団=ナチスの親衛隊(SS)って感じでは。

ヒトラーを熱狂的に支持するドイツの大衆は、むしろSSを愛国者と評価したり、
憧れたりしたんじゃなかろうかと思われる。

だとしたら、トリュ支持者の憂国騎士団に対する感情も同様では。
1巻目、ヤンの家に憂国騎士団がデモに来た後現れた、役立たず警官みたいな感
じで。

同盟が銀河統一したら、独裁者トリューニヒトって展開も有り得るかもなあ。
でもトリューニヒトの場合クーデター起こす必要もないしなぁ……
戦争する相手ももう居ないし、せいぜい長期政権を狙うくらいか
>>955
子供や孫、子々孫々まで続く長期政権を狙いそうだなw
トリューニヒト幕府・・・・
内政面では、トリュそれほど優秀ではないだろう。
同盟が解体したとき、ラインハルトに対して、自分の公務を押し通そうとする気概のある官僚が
のきなみ、たいしたことない役職につかされていた。
人事面で優秀なヤツを使う気がないというのは、マイナス面が大きい。

軍でもイゼルローンの経験ある兵士をはずして、若輩者ばかり入れるし、一番の前線にそんなことを
させている時点で国を守ろうとする気概がないきがした。
いくら、ヤンの力をそぐとはいえ、国防力まで低下させては意味がない。

国を動かし、戦争を指導して行く為政者としての才能は
無いに等しいんだよ。
その点では、近視眼的で場当たり的。能力は低い。
(アムリッツァの時は、他の主戦派閣僚が
もっと比較もできないほど馬鹿だった)
だが、自分の保身と栄達を成し遂げる才覚だけは天才的。
政治の才覚のなさで危機を招いても、
その危機を、必ず自分ひとりだけは切り抜けられる自信と能力がある。
(危機に瀕する周りにとってはほんとに災厄のようなタイプ)
そして弁舌に巧みでイメージ操作に巧み、
保身、栄達、コップの中の権力闘争(汚職と利権分配含む)に巧みで、
有権者にこれらの事実を気づかせない。

戦争指導がタコかつ無責任だった以外にも、
トリューニヒト政権化では、社会経済は疲弊するいっぽうで
回復のきざしすら見えていない。
トリューニヒトだけのせいではないにしろ、その間、政権と軍部で
自派の勢力拡大運動だけは爆発的に進めてるのに…
>>958

前半は、当時の同盟の政界官界全体の問題では。
本当に有能で高潔な政治家が元首になっても、その人一人で、そういう体質を一
朝一夕に改革は出来ないだろうね。

後半は、別にヤンの力を削ぐ為ではなく(そんな記述は無かったし)、軍全体の
建て直しの為だろう。
【同盟軍はすくなからぬ人的資源を消耗した】
【新設された部隊の中核的存在たることを求められ、「引き抜かれた」のである】
とか、3巻に書いてあった。
>>954

ヒトラーは、内政では、第1次大戦後ボロボロにされたドイツ経済を立て直して、
高い業績上げてた優秀な政治家で、そこら辺でも国民の支持を得た人だから、ト
リューニヒトを彼になぞらえることは、やや無理が有るな。
>959
目端は利くし、バランス感覚もある。要は目的(と人格)が腐っているのが問題な訳で。
それを無能というのは嫌いだから認めたくないという風に聞こえる。

アムリッツアの敗戦から建て直しを図るといっても、危機的な状況に陥った財政なんか軍隊を解散でもさせなきゃ
とてもおぼつかんだろうけど?たとえヤンやキャゼルヌが政治権力を握ったとして彼らなら可能だったと思う?
 立て直しを急務とするなら、一時的な軍縮断行は不可欠だろう。技術職を中心に中堅層を
除隊させて、社会機能の回復を図るとともに、老害になってる連中を更迭。若手を中心に再
編して、鍛え直す。とうぜん、大規模な軍事行動なんぞ、もっての他。精鋭はイゼルローンに
集中させて、防衛に徹する(ヤンが戦略面で主導権を握れるなら、とりあえず情報収集活動
くらいはフェザーン方面に集中させるかもしれんが)な感じ? 戦略面も根本的に見直す必要が
あるだろうなぁ。今まで惰性で戦争してたんだから、これを機に視点を変えるのもありだろう。
 でも、フェザーンの干渉が心配だなぁ。これを絶ち切ろうとすると、同盟経済そのものが瓦解
しそうだ(w)
>ヤンが戦略面で主導権を握れるなら

そうなったら、内乱発生で、介入して、帝国をいいように出来たろうね。
アムリッツァの後で、ヤンが幕僚総監か総参謀長になっていたら、歴史は変わって
いたかも知れん。
結局ヤンの思考にも経済再建の方策なんぞなかったしな>2、3巻
軍縮なんて敵対強硬派はもちろん支持基盤からも総スカンまちがいなしで失脚だろ。

ヤンに全てをたくして帝国の内乱に介入するしか生き残る道はなかった希ガス。
となると同盟滅亡の主犯は救国軍事会議だな。フォーク(こいつもメンバーだが)といい、
ロクな軍人がいないのな>同盟
アムリッツァ後、ヤンが積極的に望めば総参謀長とかになれたろうし、内乱介入
の説得力有るプランを積極的に提示して、ヨブ氏も口説き落として、クーデター
勃発前にその計画を軌道に乗せておけば、グリーンヒルたちも「これは内輪揉め
どころではない」考え直したかも知れん。

アムリッツァ前の作戦会議での彼の態度についても言える事だが、ヤンの非積極
性が、結果、同盟を見殺しにしたという見方が、可能かも知れない。
結局そこに行き着くな。
ただ、ヤンという超人が一人で頑張って帝国を打倒すという事態は、
ヤンの民主主義信仰と相容れないような感じではある。

まあなんのかんのと理屈をつけてもマンドクセだけじゃねーかという気もする
いや、ヤン一人では何も出来ない。
彼に限らず、あの困難な時期に、人材が然るべく有効活用されなかったという
ことが問題だろう。
正直、同盟滅亡時まで、ビューフォート准将やバウンスゴール技術中将のような骨の有る人材を、
地方に放置しといたのはいかんだろ。
>>969
アドーラ参事官・ノエルベーカー二等書記官・モンテイユ財政委員会事務局国庫課長のような
「立派な男たち」(何故か中の人たちは三谷ドラマでおなじみのメンバー)も冷や飯を食わされていたしな。
トリュ政権に限らず、末期の同盟政府というのは上に媚びない人間は疎んじられるという体質だったようだ。
>上に媚びない人間は疎んじられるという体質だったようだ。
古今東西を問わず、基本的に国家・組織とはそういうものだけどね。
上に媚びないのに出世しているヤン・ウェンリーは例外中の例外だな。
もっとも、上には思いっきり疎んじられているけどw
>>972
ヤンはシトレに士官学校時代から目を掛けられてて、副官も務めてる。
ビュコックにも好かれてるし、一部の年寄りが目を掛けてくれそうだ。
>>972
小説のどこかにも書いてあったけど、
平時だったら無名の一市民で終わってるでしょ。

 フト思ったが、ヤン個人だけの歴史がちょいと違って、不本意に士官学校に入らずに済み、無
名の一市民のままか、徴兵された一兵士とかいう状況で、始まったらどうなるだろう?
 アスターテ:ラインハルト完勝
 イゼルローン:勿論、帝国のまま。
 大侵攻&アムリッツア:当然、起こり得ない。
 同盟クーデター:これはあり得そう。ただ、クーデター成功の可能性高し。

 帝国側の動向は基本的に変わらないだろうから、ラインハルト覇道一直線って感じ? 面白く
なさそうだなぁ。
ヤンの参謀としての働きが無いなら、シトレたちの人事とかにも多少は影響が
出たり。
シトレが統合作戦本部長になり損なって、原典1巻の時期に宇宙艦隊司令長官
のままだったら、結構歴史に影響出たかも。
>>975
むしろヤンの人間関係などはそのままで、ラインハルトが皇帝暗殺未遂時に死んでた方が、
面白そうだ。

アムリッツアも壮大な叩き合い。同盟はヤンだけでなくウランフ、ボロディンも大活躍。
反面、帝国もメルカッツらが堅実に戦いつつ、ロイエンやミッターらも下っ端として活躍。
キルヒアイスはラインハルトを失いながらも、ゴールデンバウムの転覆を計る。
もしかしたら同盟に亡命するのもありかもw

で、アムリッツアは双方大損害を出しつつも同盟が一定の戦果ありとして撤退。
後日、シュターデン率いる帝国軍8万隻がイゼルローンに侵攻。
ヤンが巧みに撃破するも、トリューニヒトの介入で辺境に左遷。

・・・・・妄想は膨らむw
>ラインハルトが皇帝暗殺未遂時に死んでた方が

アムリッツァの前に、そんな事件有ったっけ。

>トリューニヒトの介入で辺境に左遷

帝国の脅威が有る間は、有能な司令官を左遷はせんだろー。
和睦成立後なら、話は別だが。
辺境送りになんかして、退役→野党で立候補→議会で言いたい放題なんてことになったら
薮蛇もいいところだし。普通にまずは取り込みを図るだろ
>>977
皇帝暗殺未遂=クロプシュトック事件だとすると
ミッターマイヤーは謀殺されるか、ロイエンタールの手引きで同盟亡命
キルヒアイスがあそこから王朝の転覆を謀るなんて無理だろ
弟ならともかく、皇帝がそこまで便宜を図ってやる必要もないしな

そもそも、アスターテでの完敗がなければ
第13艦隊によるイゼルローン攻略などという
個人プレイのチャンスはなかろう。
否定的な意見ばかりだ・・・orz
>第13艦隊によるイゼルローン攻略などという
個人プレイのチャンスはなかろう

ヤンが参謀として偉くなれば、イゼルローン攻略のアイディアを発表し実行する
機会も自然に来るのではと思うのだが。アスターテ前に既に准将だし。
アスターテがラインハルト抜きだったら、たぶんヤンの存在なんぞ関係なく推移して、
目論みどおり同盟圧勝か、メルカッツらの進言のとおり帝国軍がさっさと引いて、不戦勝
になると思われる。
 それではヤンはなんにも評価されず、参謀としては偉くなれない(逆に、パエッタに出した
各個撃破への対応策レポートが元で、「アイツつかえねェ」と左遷の可能性も)。
>>983
まあ、敵が倍の兵力で待ち受けてるって分かったら、
普通は交戦以前に逃げるよな。
ラインハルト抜きで普通に出世してるから多少の足踏みはしても問題ないけどね
>>983
>参謀としては偉くなれない

「アスターテ前に既に准将だし」と書いたのは、「異常な大手柄を立ててなくて
も、彼は順調に若くしてスピード出世していたのだ」って意味だ。「2回に1回
は奇功を立て」ていたそうだし。
当時、20代の将官は、同盟全軍でも数えるほどしかいないということではなかっ
たか。准将って辺りで、既に、軍の中枢は目前ってくらいに偉い。
だから、アスターテで少将、その直後イゼルローン奪取で中将ってルートでなく
ても、戦争が続けば、戦死しない限り、数年以内には確実に中将くらいには昇進す
ると思われる。

あと、アスターテの各個撃破案、採用されなくても、別にマイナスにもならんと
思うが。ヤンに限らず、複数存在する参謀の案が全部採用されないなんて当たり
前だろうし、結果的に不採用になった作戦案の提出が左遷の理由になるなら、参
謀など、すぐ誰も居なくなる。
そもそも、そんな減点主義なシステムの中で、ヤンみたいなタイプが出世出来る
訳が無い。
しかし、イゼルローン奪取イベントが原典通り発生しないなら、30才前には
退役して年金生活に入っちゃうんじゃないかという気も。
>>986
 本人が押し出し強くて、周囲も「できるヤツ。同盟軍の将来を担うヤツ」と認められていれば、
まず参謀として成り上がるだろうけど、実際は本人積極的ヤル気なし、上官の覚えもイマイチ
では、近い将来に主導的立場に立てるとは思えないなぁ。押し出しなんかではフォークの方が
上だろうし。せいぜい次席参謀長か、どこぞの艦隊の主席参謀くらいじゃねの(上へ行くほど、
本人の政治力が出世の鍵だからね、普通。評価して押してくれるのが、非主流派の人ではど
うしようもない)。
 で、そんな人間が上の人が「鉄板!」と自信を持っている作戦にケチつけるようなマネをすれば、
覚えはますます悪くなりも左遷の消極的理由になる(誰だって、自分の気に入っている人間を
評価し、出世の後押しをしたい思うものだ)。ま、あくまでも「そーゆー可能性も否定できない」と
いうレベルの話だけどね。減点主義とかいう話じゃない。
>できるヤツ。同盟軍の将来を担うヤツ」と認められていれば、
まず参謀として成り上がるだろうけど

30前で准将。既に十分成り上がってるし、「できるヤツ」と認められている。

>上官の覚えもイマイチ
>評価して押してくれるのが、非主流派の人

シトレには評価されてるし、「非主流派の人間」は、元帥で統合作戦本部長には
なれんだろ。
>イゼルローン奪取イベント

シトレの統合作戦本部長の任期が近くて、再任を確実にしたいと言うのも、彼が
その企画を立てた動機の一つだったと思うし、そういう意味では、別にアスター
テの大敗が無くても、シトレが統合作戦本部長になっているなら、ヤン准将にそ
れをやらせるという可能性も有りそうな気はするな(就いているポストが宇宙艦
隊司令長官でも、企画を立てて実行に持ち込むのは可能だろうが)。ウランフ・
ボロディン・ビュコック辺りと組ませて、その副参謀長にでもして。
そーなると、アムリッツァが発生するかも知れず、しかもヤンは、その時点では、
少将程度で、艦隊司令官ではなくなるが…。
カウントダウン開始。

1。
カウントダウンなら、990で10から始めないと。

8。
新スレ立ちました。

【勝手に】銀河英雄伝説IF物語【妄想】3
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1109234063/l50

7
>上の人が「鉄板!」と自信を持っている作戦にケチつけるようなマネをすれば、
覚えはますます悪くなりも左遷の消極的理由になる

ヤンは、それを平然とやり続けて、そして良い結果をしばしば出して、准将まで
いったのでは。
外伝3によると、確か、「他の人間の失敗に乗じて活躍して点を稼いだ奴」とか、
言われていたんだっけか。
多少、出世が遅れて、40歳辺りで中将でも、立派なものだな。

>>989
 アスターテ時点での、ヤンの参謀としての評価は、そんなに高くない。
 本当に「同盟軍を担う逸材」とか評価・期待されていれば、パエッタらの態度ももっと違う。せい
ぜい「できるヤツだけど、よくわからん変なヤツ」程度ってところだろう。

 あの時期、既にトリュ派の派閥はかなり大きかったようだし、その脅威を感じていたからこそ、
再任されるために、シトレは英雄と彼によるイゼルローン奪取というイベント成果が欲しかった
わけでしょ。そんなギャンブル打つ時点で、派閥勢力としては拮抗or負けていたと思われる。
時代は既にトリュ派のものだったわけで。アスターテで英雄になれなければ、ヤンに出世の目
が出る可能性は低くなる一方。
 
>本当に「同盟軍を担う逸材」とか評価・期待されていれば、
パエッタらの態度ももっと違う

別に、パエッタ=軍上層部全体の意向ではない。
軍上層部に評価されているから、准将・機動艦隊副参謀長。

>そんなギャンブル打つ時点で、派閥勢力としては拮抗or負けていたと
思われる。

半個程度の動員、失敗したって別に致命傷ではないし、特にギャンブルではない。
ヤンによるイゼルローン攻略は、シトレのヤンに対する評価は別として、派閥の
長としてのシトレにとっては、勢力伸張の為、駄目で元々で打ってみた手の一つ、
それ以上ではないだろう。

>時代は既にトリュ派のものだったわけで。

そこまで断言出来る状況でも無かったと思うが。

ま、現場に居たら、手柄立てる機会も、幾らでも有るだろうよ。

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