2 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/07/21 15:29
アタイこそが 2げとー
乙かれ!
4 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/07/21 22:13
前スレで衝撃波がどうのな話題に埋もれちゃった他のネタを 張り付けといたほうがいいのだろうか…… 質問者が時間をおいて戻ってきたときとかのために。
俺も一通り読み直したが、いずれもとりあえずの解答は付いていて、 質問者が納得せず再質問というケースは無かったようだが。
再質問じゃないみたいだけど 「レンズマン世界で太陽系黄道面に垂直な方向から ボスコーンが攻めてきたとき太陽ビームは撃てるの?」 ってのは残ってたね ま、基礎知識とは関係なさそうだけど
9 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/07/26 13:36
保守上げします。
10 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/07/26 13:44
11 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/01 21:37
よろしければ教えてください。 メタってなんですか? 作者が小説中に出てくるようなものですか?
12 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/01 21:41
ハチャメチャ→ハタメタ→メタ
13 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/01 22:09
>>11 「一段階高次の」みたいな意味じゃないの?
例えば、「議論についての議論」=「メタ議論」だよね。
「鉄の夢」はメタ小説ってことか。
>>11 辞書的に言えば「〜を超える」という意味の接頭辞
「メタ××」とは「××に関する/を取り扱う××」の事。
と言っても何の事だかワカワカだと思うけど「メタコンパイラ」は
「コンパイラをコンパイルするためのコンパイラ」「メタ数学」は
「数学の規則自体を扱う数学(集合論とか)」。
小説に関しての話では「メタ小説」とか「メタフィクション」の事。
作者が作品内に登場してストーリーに介入したり、逆に作中人物が
作者の意に反した行動を取ってるように書くのもメタフィクションの手法。
また、地の文だと読者に思わせていた作品の一部が実は作中作で
地の文で語られている事実と反する記述とか、さらに相反する複数の
ストーリーが絡まって進行して、どれが作中事実なのか判然としない等
「小説の論理構造を意図的にパラドキシャルにして読者を幻惑させる作品」
をメタフィクションと呼ぶ。
今日T3を見てきたんですが、 「燃料電池(水素電池だっけ?うろ覚え)」 って大 爆 発するような代物なんですか?
>>15 「爆発しないように水素を貯蔵する方法」が実用化に向けての
キーテクノロジー(吸蔵合金とかメタノール使用とか)のはず
なんだけどな。
>>15 燃料電池は、電気化学反応による酸化還元を両極で起こすことにより、
エネルギーを取り出す電池です。
燃料の燃焼・爆発を用いて運動エネルギーをとりだす自動車のエンジン
にくらべればずいぶんとおとなしいシステムです。
燃料としては水素を直接用いるものと、ブタンやエタノール・メタノールなど
比較的安定した炭化水素から改質器により水素を取り出して使うものの
二種類があります。
前者は高効率を求められる自動車や設置型蓄電器など、後者は小型の
電子機器(携帯電話やノートパソコンなど)に考えられています。
純水素型の燃料電池ならば、水素吸蔵合金がはいった燃料タンクが
破損しさらに高熱に晒されれば、爆発の危険はあります。
18 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/01 23:34
>>13-14 ありがとうございます。
意外と広いものをさすのですね。
∧_∧ ∧_∧ ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕 = ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
20 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/03 01:18
すみません、「論理爆弾」てどういうものなんですか?
>>20 論理爆弾
ある条件がそろうと活動する破壊プログラムのこと。
コンピュータウィルスに見られるほか、
シェアウェアの不当利用を防ぐためにも使われている。
また、特定の条件下でエラーが発生することもこういう。
SF小説ならたぶん二行目のこと
>>20 主にコンピュータ用語として使われてます。
ロジック・ボム(Logic Bomb)とも呼ばれています。
コンピュータウィルスなどに仕掛けられていて、ある条件をみたすとデータを
消去したり、プログラムを破壊したりします。
例えば、99回目にソフトを起動したときとか、突然質問ダイアログがでてきて
NOと答えると、隠れたプログラムが作動して被害をもたらしたりします。
李鵬ウィルスなんかが有名ですね。
ただ、悪質なものばかりではなくシェアウェアの機能制限などにも
使われたりしています。
被ってしまいました。(´・ω・`)
>>16-17 ありがとうございます。
色々な種類があるんですね。
その中には爆発する危険性を持つものもある、と。
25 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/03 16:12
論理兵器。 「宇宙船オロモルフ号の冒険」で出てきませんでしたっけ?
>21-22 ありがとうございました。 よく文中などではコンピュータウィルスみたいな表現になっているので 説明を聞いてなるほどって感じです。
>>20 コンピュータが爆発します。
昔のアニメや特撮映画で良く出てきました。
相手の戦闘力が高すぎるとスカウターが爆発するのもこれです。
前スレでヒッグス粒子ネタを出したが、加速器で観測しようとしてる ヒッグス粒子って、 「ヒッグス場で満たされた真空を励起して発生したフォノン」 でよい? いやあ、日経サイエンスにブラバスターネタが載ってから 時空を超流動流体として解釈する理論からどんなSFが作れるかと その事で夢中で…
29 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/05 07:09
>>27 リモコン式の怪獣やロボットが破壊されると
リモコン装置まで誘爆してしまうのは、これの一種だと思われます。
光速に近付くと長さが短くなる、ってのはローレンツ短縮でよかったでしょう。 あと、同様に光速に近付くと重くなるってのも、何か名称はあったでしょうか? (ローレンツ肥満? そりゃローレル指数でんがな)
>30 ローレンツ収縮だな。
>>31 どっちでも良かったような気もするのだが。
>>30 光速に近づいても重くはなりません。
質量は速度に係わらず一定。
>33 本当ですか? 昔、学習マンガで「重くなる」という説明があり、また銀英伝でも それを利用した攻撃があり、信じていました。 どういう事情でこんな誤解が出てきたのでしょうか? (団獅子丸の「ブラックホール」っていう科学マンガでした)
それは他の慣性系から観測したときの慣性質量の話でそ。 運動している奴自身が観測した場合は質量は一切変わってませんし、 そもそも自分は止まっていて他の奴が動いてるようにも見えます。 ローレンツ変換だったかな?
??? 止まっている人が、動いている人の質量を観測すると重く見える? (そもそもどうやって動いている人の重さを測るのかな?) 止まっている宇宙要塞から見て、高速に近い速度で飛んでくる小惑星が ぶつかると、実際の質量以上のダメージをもたらす、でいいのかな?
>37 リンク先を読むとやっぱり「重くなる」って書いてあります。うーむ。
>>36 ローレンツ短縮によって他の系から見ると加速が鈍って見えるから、
質量が増大したように見える。この見かけ上の質量を慣性質量と呼ぶ。
ふむ。分かってきたぞ。(あるいは分かってきた様な気に なってきてるぞ)。 では、止まっている宇宙要塞に光速に近い小惑星が ぶつかった時のダメージ(運動エネルギー)はどちらでしょう? 1:本当の質量×速度×速度÷2 2:慣性質量×速度×速度÷2 前者ならばヤン・ウェンリーは間違えてる事になりますか。
田中芳樹に一体何を期待している?
科学考証的に言えば ガンダム=銀英雄伝>>ヤマト くらいか
軍事学的考証でも クレヨンしんちゃん映画版>(えらく高い壁)>>>超大本営・大和=銀英伝 くらいだしなあ‥
>>43 宇宙が平面であるらしい銀英伝はヤマトと並べても構うまひ
厨房臭さで言えば ヤマト>>銀英伝 かもすれん。
君らいい加減スレ違い
すんません、それで41のお答えは・・・ あと慣性質量は引力を伴いますか? もし引力があるのなら、光も 引き付けるので、 「ブラックホールが接近してくる。危ない! と思ったら、キキキーッ とブレーキをならして小さな宇宙船が目前に停止した。実は、光速に 近い速度で飛んでいた宇宙船をブラックホールと見間違えたのだ」 という現象が起きるんじゃないかと、今日の午後いっぱいかけて 考えていた次第。
>>30 そろそろ、返事がないのは、みんなあきれてるからだと気付かないか?
よく考えたら、いくら光速近くまで加速した物体がぶつかっても
加速に使った以上のエネルギーが発生するわけないんだよね
エネルギー保存則上。
あと
>>30 最後の行のギャグが寒かった。
51 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/06 19:36
E=mc^2 なんだから、結局「質量=エネルギー」ということなんでしょ?
52 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/06 19:44
>49 48はヨタ話ですからこれを読んであきれられるのはわかりますが、 41の時点で皆さんあきれますか。 銀英伝が科学考証に劣るというレスから、41の正答は推測できますが・・・ >50 おお、納得。でも、何となく。 寒さはご容赦。 >51 ??
いいかい、まず、増えるといわれる質量は縦質量だ
これは
>>33 のいう質量、つまり静止系からみた質量をmとすると
mγ
γ=1/sqrt(1-(v/c)^2)
で表される。
縦質量を質量とする定義は啓蒙書では極めてありふれているが、物理の
世界では質量といえばm。これは固有質量と呼ばれる。固有質量は静止系で
測定すると決まっているんだからこの定義だと質量は系に関わらず一定。
で、物体のエネルギーはE=γmc^2で表される。このうち物体が静止している
とした系から観測したエネルギー(固有質量と同じく固有エネルギーと呼ぶ)
は、γの式にv=0を代入してE_0=mc^2になる。添字の0は速さ0の記号ね。
物体の運動エネルギーTは物体を静止させる時に放出されるエネルギーだから、
以上よりT=E-E_0=(γ-1)mc^2
二項定理よりv<<cにおいて
1/sqrt(1-(v/c)^2)≒1-(-(v/c)^2)/2+(-(v/c)^2)^2*3/8
=1+((v/c)^2)/2-((v/c)^4)*3/8
よってv<<cにおいて
T≒(mv^2)/2-(mv^4/c^2)*3/8
以上は「間違いだらけの物理概念」(丸善)の完璧な受け売りですのでヨロシク。
>>51 その式は運動量が0の場合にのみ成り立ちます。
運動している物体には適用できません。
58 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/07 01:22
マトリョーシカってなんですか?
>>58 ロシアの伝統工芸です。
人形の中に人形、そのまた中に人形‥という入れ子構造になっております。
人形といっても、だるまとこけしをあわせたみたいな寸胴なかたちですがね。
>>59 人形の中に二体の人形、だったらフラクタルマトリョーシカだ!
・・・・・実在しないけど。
>>21 カーク船長が一言いうと敵の超ハイテクスーパーコンピュータが
壊れてしまうのも同じ原理ですな。これぞ人間論理爆弾。
>>60 各スケールごとに一体であっても自己相似形ではあるのでは
(⌒V⌒) │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。 ⊂| |つ (_)(_) 山崎パン
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66 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/31 13:53
宇宙速度についての質問です。 宇宙空間に地球ひとつしかないとして、 すごく燃費のいいロケットが1km/sで垂直に上昇したとします。 そのまま100光年とか進んで噴射をやめたらどうなりますか? やっぱり引力によっていずれは地球に戻ってくるのでしょうか?
67 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/31 14:58
否。 100光年の高度で1km/hの速度なら、脱出速度を超えてること間違いなし。
>>66 加速度が距離の逆二乗に比例するって事で積分してみそ。
100光年先からだったら、秒速1cmでも永遠に戻ってこないよ。
69 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/31 16:09
人間原理について意見をお聞かせ願いたい。
>>66 出発地の「宇宙に一つしか無い地球」ってのが,
自転も公転もしていない(観測不能かもしれんが)
(そも宇宙に地球しか無かったら,公転はありえないか)
のなら,垂直方向になんぼ離れても,そして上昇速度が
いかに速くても,途中で噴射を止めれば,いずれは地球の
引力に引かれて落ちてくる
71 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/31 21:25
よく人物描写で、ハート型の顔っていう表現があるのですが、 実際どんな顔なのか想像出来くて いつも読んでる途中で頭の中が?になってしまいます。 綺麗?かわいい系の決して悪くはない顔だとは思うのですが。。。 どんな顔をさすのでしょうか?? 具体的に教えて貰えると助かります。 よろしくお願いします。
>>72 アゴ割れ顔の反対で頭のてっぺんが割れてる顔が頭に浮かぶ
単にあごの小さい顔のことでねえの? んで額がベジータ。
やっとわかりました(かも) 100光年も離れれば、地球の引力もずっと弱くなって、 1km/秒よりずっと遅い、それこそ徒歩のようなスピードでも やすやすと地球の引力圏から脱出できるってことですね。 で、あとはずっと直線に飛んでいくと。 どうも皆様、ありがとうございました。
地球の重力から脱出できるわけじゃなくて 地球の重力は宇宙船に届くんだけど,とても微弱な重力なので いくら宇宙船に重力が働いても,宇宙の無限遠の地点に達する までの間に速力をゼロには出来ない・・・という事なのかな? 文系頭で理解しようとしてみたら↑みたいな解釈になったけど,
>>66 ロケットがそれまでに獲得した運動エネルギーを重力エネルギーで無効にする必要があるが
微弱な重力ではその前に事象の地平線を出てしまうか…
81 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/09/01 22:42
>>77 それであってるよ。
>>79 「事象の地平線」っていうのはブラックホールにしか無い。
地球の重力は無限に遠いところまで届く。どんな物体のもだけど。
*それでも* このロケットは永遠に遠ざかり続けられる、っつーのが要点。
ニコちゃん大王。。。 べジータ。。 ハート様。。w なるほど! わかりました! 少年ジャンプ系の顔ってことですね(^^ みなさんいろいろ言ってくださってありがとうございます〜。 なんか心が晴れやか。。 長年のもやもやが解けました〜。 ただたんに顎小さいってことだったのですね〜。 なるほどなるほど〜。
とんでもないことになったようだな。
85 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/09/07 14:47
冷凍光線はどうやって作るんですか?
86 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/09/07 14:50
87 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/09/07 15:26
地球温暖化、砂漠化の進んだ東京では江戸前の寿司ネタは 食べられなくなるのでしょうか?
88 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/09/07 15:36
地球温暖化が進めば東京は海に沈むよ。 サンシャインの上で魚釣って寿司作れば江戸前一丁出来上がりってなもんだ。
89 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/09/07 16:47
築地に水揚げされたものってんならともかく実際に東京湾で穫れる寿司ネタなんてシャコくらいじゃねえの?
アナゴも取れるかな。
館山辺りまで東京湾だから結構何でも取れる。
水温が上昇して、住む魚が変わると言うことはないのか? 沖縄あたりにいるようなカラフルな魚って江戸前寿司のネタとしてどうなんだろうか。
熱帯魚か…あまり旨そうには見えないが、安い回転寿司のネタって実はグロい深海魚が多いらしいし 喰ったらそこそこ旨いのもあるかもしれんな。
深海魚は水圧でミが引き締まってるからプリプリして美味しいんだよね。
みんなが知りたい寿司ネタの基礎知識はここですか?
Sushi-Fish
光速に近づくと質量が増大するってマジですか?
>>99 物質に同じ力を加えても、その物質の速度が光速に近づけば近づくほど
ローレンツ収縮により加速し難くなる(物質の速度が光速を超えられない理由)。
この現象が、あたかも物質の質量が増大したかのように見えるため、
見かけ上増大した質量を「相対論的質量」と呼ぶ。あくまで「見かけ上」であって
実際の質量(静止質量)自体が増大するわけでは無い。
99じゃないんですが、 見かけ上の、ってことは実際には「タウ・ゼロ」みたいに 「質量でかくなってるから恒星にぶつかっても大丈夫」 ってなわけにはいかないわけですか?
>>102 ありゃ、ラムスクープを何でも喰えるように改良した&高速だから減速しない
って設定だったような気がするが。
たしか、うつ病の博士が「未曾有の改良をせにゃならん」といって落ち込んだのを
隊長が女あてがってやらせたと記憶しとる。
>>102 光速に近いほど加速しにくいってことは、減速しにくいってことでもあるわけで、
「質量が大きい=減速しにくい から恒星も通り抜けることができる」
という点では、この文脈の質量が「見かけの質量」でも大丈夫だね。
>>102 モノを見るには光しかなく、光が誰にとっても同じ速度に見えると
いう前提に立って、見かけの質量ってのが質量そのものなんだと
いう結論になるってのが、相対性理論のスピリットだ。
>>105 系の中では質量は一定だということでいいわけだろ。
そうじゃないと光速宇宙船の中の人は大変だもんな。
107 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/09/15 23:04
普通は質量が大きいほうが大事故になるわけだが
>107 質量が大きい方の被害が少ない。 自転車と20tトレーラーがそれぞれ軽自動車にぶつかるとして、 どちらの被害が軽いと思う? 軽自動車の被害は別な。
つい50スレくらい前に99と同じ様な質問があったな。
110 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/09/18 14:50
この場合、宇宙船からは恒星が光速に近いスピードで向かってくるので 恒星も質量増えてるんじゃないの? 「相対的」に考えれば
111 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/09/20 02:59
だから「相対論的質量」ってのは運動エネルギーをM=C^2/E(有名なE=MC^2の変形)で 質量に換算してるだけなの。その方が計算が簡単になるケースが多いから。 速度が大きい方が当然衝突時の被害も大きいけど、それは運動エネルギーが大きいから であって質量が増えたからじゃ無い。
>>112 細かいことだが、式の変形を間違えてるぞ。
変形、というか…何でこんなミスを…。 エネルギーが大きいと質量が小さい、という式になってるな。
>>113-114 スマン。寝る前に寝ぼけまなこで書いたからかオオボケこいてるな。
右辺の分子と分母が逆だ。
×M=C^2/E
○M=E/C^2
>>112 説明としては、運動量 p = mv を使ったほうがいいんじゃないの。
ニュートン力学的には、この式に従って、与えた運動量に比例して速度が上がるんだけど、
光速に近くなると、運動量を与えてもなかなか速度が変わらなくって、見かけ上、m が増えたような感じになると。
>>116 そうだよなあ。あくまで見かけの問題だ。
離れた星にロケットで飛ぶとして、1Gで(船内時間の)10年
飛んだら、元の星から50光年先まで飛べるんだからね。
118 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/01 20:04
魔法と魔術の違いは?
クラークが言及してる方が魔法。 ヴァーナー・ヴィンジがタイトルに使ったのが魔術。
120 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/01 20:50
定義上での違いは?
広辞苑じゃどっちも「魔力をもって行う不思議な術」で同じだねぇ。
122 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/01 21:06
私は魔術は行うのに様々な道具や儀式を必要とするもの、魔法というのは簡単な呪文や動作で奇跡を起こす使用者自体が奇跡的な存在の もの(例えば妖精とか)だと考えてるのだがどうだろう?
「術」と「法」のちがいだろう。
124 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/01 22:18
白黒つけられるのが「術」。 「使い」をつけられるのが「法」。(例:魔法使いサリー)
125 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/01 22:35
じゃあwitchcraftとsorceryとmagicはどうだ?
126 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/01 22:39
「法」はその名のとおり法則そのもの。 「術」はそれを利用した技術
>>85 レーザー冷却は実用化されてるが、冷凍光線とは違いそうだw
>>111 いや、
>>110 氏が正しい。
『運動が』相対的なので、互いに相手の相対論的質量(=エネルギー)が増える。
>>116 同意。
ちなみに、相対性理論では、
運動量p=mv/√(1−(v/c)^2)
となる。
>>30 氏はよい質問をしてる(と俺は思う)のに、飽きられて気の毒だな。
禿しく遅レスだが俺でよければ答えておくよ。
>>41 c:光速
v:速度
m:固有質量(静止質量)
とおくと、
運動エネルギーK=mc^2/√(1−(v/c)^2)−mc^2
となる。右辺の第一項が全エネルギー、第二項が静止エネルギーでつ。
>>48 質量は重力を伴うが、その重力の大きさは質量だけで決まるのではない。
具体的には、エネルギー運動量テンソルという物理量で決まる。
従って、光速に近い速度で飛んでも、重力が強くなるとは限らない。
背中に背負えるくらいの超小型原子炉って、臨界に必要な量の物質積むことができるんですかね?
>>128 できるよ。
臨界質量が小さい原子使えばいいだけ。
ただ、遮蔽が不完全だろうから、被爆する罠。
レーザー核融合炉のほうが小さくできるかモナー
戦う人間発電所にでもなるつもりか?
アメリシウムとかカリフォルニウムとか<低臨界質量核物質 人工元素なので生産効率が悪いのと半減期が短いので 長期貯蔵が無理なのが難点。 冷戦期にはカリフォルニウム弾頭の歩兵携行型核兵器とか 研究されてたと記憶してる。
その一歩手前が、デビー・クロケット核迫撃砲だな。 携行こそ無理だが歩兵部隊で十分に運用可能な小型兵器で、 弾頭の威力は0.25キロトン。 実際にヨーロッパの米軍に配備されていたが、1971年に退役。
しばらく前に、スーツケース型核兵器が話題になったよね。 長崎型原爆なんて、プルトニウムの臨界質量が小さいせいで そのままでは威力が乏しいため、小分けしたプルトニウム塊を 同時に合体させるという面倒な方法を採ってるくらいだ。
ありがとうございました。
137 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/12/03 04:35
さがりすぎでね?
138 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/12/04 06:13
>>105 遅レスだけど相対論では質量は不変。
そんなスピリットはない
>>138 そうか・・・E=mC^2ってのは相対論じゃなかったのか。
140 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/12/05 04:14
>>139 138は相対論では、といってるとけど相対的にはとは言ってないからね。
まあ釣りだと思って、金星を見上げよう。
金星…きれいだよな
よく分からないんだけど、つまり(特に光速に近いような場合)は質量だけを計ると言うことに 意味がないって言うことで良いのかな。全体としてのエネルギーで計算するというか。
誰から見た質量(慣性質量)かってことじゃない?
あー、なるほど。時間も質量も相対的と言うことですか。
そうたい!
相対性理論の用語のよくある誤解だね。質量には2通りある。 静止質量: 物体の、観測者に対して静止している時の質量。物体に固有で不変。 物理学で単に「質量」と言った時は「静止質量」のことを意味する。 相対論的質量: 物体の静止質量をm、観測者に対する速さをv、光速をcとすると、 m/√(1−(v/c)^2) で定義される物理量。物体が持つエネルギーをEとすると、 E/c^2 に等しいので、現在ではこの用語は殆ど使われない。 物体が観測者に対し速くなると、質量(=静止質量)は不変だが、 エネルギー(=相対論的質量×c^2)は増加する。たまに、 相対論的質量を誤って質量と呼ぶ人が居て、それが混乱を招く。
凄くよく分かりました。サンクスコ! >146 九州弁の良くある誤解だね。九州弁にも複数ある。 〜たい: 博多弁 ごわす: 薩摩弁
>148 ワロタ
>>148 まったく浅はかなレスで申し訳ないです。
勉強になりました。
#いや〜とれぇこと書いて(「けぁて」と発音する)まった。
>>147 質量の表現は文脈によるから、単に多い少ないで割り切るのも無意味。
たとえば「電子ボルト」ってのは相対論的質量と切っても切れない表現では?
>>151 「電子ボルト」は質量ではなくエネルギーの単位だよ。
相対論的質量はエネルギーをc^2という定数で割った値と一致するのだから、
わざわざ混乱し易い用語を使うよりも、単にエネルギーと言った方が早い。
だから、素粒子の相対論的質量を論じる時も「電子ボルト」というエネルギー
の単位を使うわけ。
ちゅーか、電子ボルトは単にエルグやジュールが大きすぎるから出来ただけなんだが。
154 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/12/23 21:52
>>151 「電子ボルト」なんて単位が出てくるような分野では
ローレンツ変換で不変な量である静止質量は重要。
相対論的質量と混同するような使い方は絶対しない。
エネルギーの単位で質量の話をするのは、
静止質量に対応した静止エネルギーがc^2倍することで得られることと、
高エネルギー物理屋は普段、光速度定数cと
プランク定数h(を2πで割ったもの)を1と置く「自然単位系」で
計算をしているから。(この単位系では質量もエネルギーも同じ次元になる)
そうすると、「静止質量」は静止時のエネルギーと同じなり
「相対論的質量」は静止時のエネルギー+運動エネルギーと同じになる。
後者は単に物体の全エネルギーと同じ。単独の言葉として使う意味は
少なくとも通常は、まったくない。
その上、非相対論と相対論の橋渡しとしても不適格。
>>139-140 わかった?むしろ相対論的質量の意味での質量の定義は忘れるべきなんです。
>>154 ごめん、相対論的質量の定義ってなんだっけ?忘れちゃった
量子テレポーテーションによる超光速通信が実現してしまったら どの位の数のSF作品が恥をかくのですか?
恥をかくより、 「それ見た事か」 と胸をはるSF作品の方が多かろ?
宇宙がどうにかなっちゃうかもしれない事のほうがガクガクブルブルだって。
>>157 量子テレポーテーションでは有意な情報を伝達できないというのが通説だが、
仮に超光速通信が実現したとしても、
>>158 に同意。
「銃夢」のEPR通信機とか、量子テレポーテーションを使ったネタはSFに多い。
>>157 それはSFではなくスペースオペラでは?
スペースオペラはSFではないと(ry 以下いつもの定義論です↓
スペースオペラはSOじゃないの? スペースファンタジーがSF
マジレスをするべきなのかどうか迷ってしまいます。 負け。
SOS受信!
スペースオペラがSFなら、スターウォーズもSFになってしまうが、 ま、俺にはどっちでもいいが。
一般人にとっては、むしろスペースオペラがSF。
鉄腕アトムはどうやって放熱しているのでしょうか? あのサイズで10萬馬力は、凄過ぎると思うのですが
>>168 あくまでも「最大」出力が10万馬力なんではなかろうか。
そして、原子力とだけでどんな動力機関なのかは分からないが
熱効率は100%なんだと思うことにしよう。
「V−Max!」などと叫んだり、その後体のあちこちがパックリ割れて
蒸気が噴出するようだとヤバいよね。
背中から放熱塔が迫出してきて、蒸気を噴出するアトム カッコイイ! 目が光るのはもちろんチェレンコフ(ry
そうか! アトムが真空管を使っているのは、放射線対策の為だったんだね!
なるほど、たしか宇宙では電子機器は宇宙線がヤバイから レトロな仕組みになってるんだっけ。それと同じ理屈ですか。
なんか恥ずかしい質問ですが、現実にバリアを創ることは出来るのでしょうか。 空想科学毒本とかいうのでは無理と書かれていたような記憶があるのですが、 SF的な理論では爆撃や銃撃を遮断するバリアを創ることは可能なのでしょうか。
SFな謎理論は、本質的には「現代物理をちょっとかじった人向けにもっともらしく聞こえて いればなんら問題なし。ただし安易なご都合主義の味方はしないこと」あたりが下限ライン になってしまうので、それこそなんでもできてしまいます。 爆撃や銃撃というと、電磁気的に中性な物質に対しても斥力を発生しうる、そして容易に制御 できる物理現象があればいいわけですが‥ えー‥レールガンやビーム兵器で撃墜しちゃ駄目?(w
慣 性 制 御
デブリバンパーじゃダメかい>バリア
プリウスは月面で走れるのですか?
179 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/02/15 02:40
保守揚げついでに質問一つ ローレンツ変換ってなんですか?
光速度不変の原理から導き出される、異なる慣性系間の座標変換。 いわゆる、特殊相対性理論の「光速に近い速度で運動する物体が縮んで見える」とか 「時計がゆっくり動くように見える」とか言うヤツ。
181 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/02/16 22:34
低速では近似的にこうなる(おなじみのガリレイ変換) x'=x-vt t'=t
「シミュラクラク」ってディックしか使ってないの?
ク?
苦楽をともにする、って言うじゃない
シミュラ・クラーク あーさーCくらーくのレプリカントと思われ
186 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/02/18 21:29
ホシュ
趣味楽々
シミュラクラクの複数形がシミュラクラでなかった?
単数形はシミュラクラ「ム」じゃないの? datum<data みたいな。
>>185 俺は、おまえらアーサー・C・クラークには想像もできない
ものを色々見てきた。
ナザレから見える超新星のそばで炎に包まれた住民たち。
海底牧場の近くで、闇の中に輝く 軌道エレベーターを見た。
それら全ての瞬間は時が来れば失われる、星の子供たちのように。
もちろん脳内だけどな。
ゆきだるまの元ネタ?
シムラクラムだっけ?
うん。
シムラウシロゥシロ
世界線 ってどんな感じでごわすか。
4次元空間の中に、あるモノが動く軌跡をプロットすると一本の線になる。 それが世界線。残念ながら世界全体の行く末を表したりするものではない。 素粒子でもいいんだけど、人間の例でひとつやってみよう。 本来は3次元空間を時間軸に沿って並べていくわけだけど想像しにくいので 空間は2次元の地図で代用することにする。生まれた瞬間の場所を地図上 にプロットする。次の瞬間をプロットした地図はその上に重ねていく。こうして 最後には揺りかごから墓場までその人が動いた軌跡ができる。
>>197 ありがとうでごわす。
グレッグ・ベアの「ナイトランド」での
世界線っつう言葉と描写にしびれたもので、
実際どういうものか理解したかったので。助かりました。
ごっつぁんです。
おすもうさんがいるな
他世界解釈ってどういうことですか?
プラズマって何?
大槻。
>>202 あなたの体内を駆け巡り,酸素や栄養分を身体の各部に運び
炭酸ガスや老廃物を回収している体液・それがプラズマ
>>204 嘘つくなっつーの
プラズマって言ったらアレだよアレ
そう、テレビのことだな
ウラシマ効果ってなんですか?
あぁ、あれだよ。大きいつづらと小さいつづらと どっちを選ぶかって話だよ
それはあれやん、ほら、ずっとおんなじ服着てるやつ。
>>208 それはシタキリ効果
ウラシマ効果は、さえない浪人生がなぜかモテモテハーレム状態になるってやつ。
>>208-210 ヲイヲイ!
>>207 光速近くで運動する物体は、ローレンツ収縮で時間の進み方が遅くなる。
だから亜光速宇宙船で他星系へ行って帰ってくると、飛行士は数ヶ月とか
数年とかしか経ってなかったつもりが故郷では数十年とか数百、数千年
経ってて浦島太郎状態になる。これをウラシマ効果と称する。
ローレンツ収縮についてはこのスレの過去レス参照。
英語圏ではなんて言ってるんだろ>ウラシマ
>>212 ここの過去スレだったか雑質スレだったかで以前読んだ記憶では、
リップ・ヴァン・ウィンクル効果と呼ぶ場合もあるがあまりメジャーでは無く、
味も素っ気も無く相対論的時差とか呼ぶ場合が多いらしい。
そういや豊田有恒がおおまじめに宇宙に連れて行かれた人として 浦島太郎を論じてたな。
ベタな浦島太郎といえば「内海の漁師」だなあ。
>>214 てゆーか、豊田先生が命名者だし。>ウラシマ効果
220 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/03/09 07:42
>>219 いや、それを根っこで書いた本。NONブックスだっけか?
情報が欲しいな。読んでどっかいっちゃったからさ
ワープの仕組みってSFじゃいっぱいあるけど、どんな種類があるんだろう。 やっぱりワームホール系が多いのかな?
あ、超光速航法の仕組みって言ったほうが良かったか。
バクスターで重力波ソリトンジャンプつーのが出てきてた。
ありきたりなのは別にすると、ブリンの知性化シリーズで、強力な現実否定でジャンプするってのがあったな。
そこでエピシアークの登場ですよ
確率航法ってのもそこそこ最近は多くない? すぐに思い出せるのが敵海のΩ転移くらいだけど
説明もあるとうれしいかも。 最近の導きの星の慣性系同調航法だと・・・ 位置エネルギーを変更するのにはエネルギーと時間が必要、 ならば、位置エネルギー値が同じになる点の間なら無時間で移動できないはずがない。 その特異点を膨大緻密な天体観測で算出する航法。 作中ではあっさり封じられたが。
山本弘の「ギャラクシートリッパー美葉」は変な超光速航法がてんこもりだった。 一巻 ・量子生成=消滅型位相波不連続超光速ドライブ 量子論的に、消えては何兆分の一ミリかと離れた所に現れる、ということを 一秒間に10の何十乗回か繰り返すことによって、光速を超えて移動する航法 ・ステルス航法 ステルス技術で超光速で移動していることを誰にも観測されないようにし、 証拠を残さないことで、相対性理論に矛盾してないことにする航法 ・信念航法 信者450万人の信念によって相対性理論を無視することで超光速を実現する航法 二巻 ・ビッグバン航法 時間移動を併用することで、見かけ上所要時間0で移動する航法 (移動に1000年かかるなら、移動後1000年分過去にさかのぼる) ただし、時間の流れる方向は末端でしか変えられないため、必ずビッグクランチとビッグバンを往復する必要がある (ビッグクランチまで時間を進める→ビッグバンまで時間を戻す→目的の時刻まで時間を進める) ・幽体化航法 幽体になってから移動し、その後実体に戻る航法 ・アリバイ隠滅航法 元いた場所を恒星系ごと破壊し、そこにいた痕跡を消し、相対論を破った証拠を無くすことで光速を超える航法
三巻 ・ファンタジー航法 リアリティ低下フィールドでファンタジー空間を作り出し、ファンタジーの世界で光速を超える航法 ・黒魔術航法 相対性理論に呪いをかけて物理法則を無効にする航法 ・収縮航法 説明なし ・タキオンレール航法 説明なし。見た目は銀河鉄道999みたいな感じ こんなものかな。他にも見落としがあるかも。
ワロタ
w 要するにアインシュタインをこけにすれば 光速を超えられるというわけだな。w
「あれは仮説に過ぎない」
233 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/03/11 05:53
まだSFに書かれてないと思うけど 他世界へエネルギー排出する、慣性?航行ってありかな? 自分のありえる未来を犠牲にしながら推進する航法。
>>221 最近のSFアニメではワームホール系が多いね。
「ダイバージェンス・イヴ」 インフレーション・ホール
「星界の紋章」「星界の戦旗」 門、平面宇宙
「アルジェントソーマ」 ペンローズ・ツイスター・ホール
「カウボーイビバップ」 位相差空間ゲート
「それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ」の、擬似ニュートン空間を滑らせる
というのは、スタートレックが元ネタかな?
>>224 類似品として、「ロスト・ユニバース」では、根性で光速を超える航法がある。
だから、宇宙船には必ず人が乗っていなければならないという……
牧野修の記述式無限選択航法。 蓋然性毒物でもって、「Aを出発したのち、絶対の時刻表どおりに、Bに到着した」以外の平行宇宙を抹殺する。
まぁ、すべて仮説なわけだし 仮説と現実について議論をしたいなら宗教スレでネタ振りすると良いかも
237 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/03/12 23:20
ここのって用語辞典にしないのかな
239 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/04/21 16:02
あげてみる
>>233 ヒノシオ号の「白黒穴ラムジェット推進」が、「あの世」を利用していた。
SF用語辞典か。 まとめるのはものすごく難しそうな気が… 誰か作ってやろうという猛者はいねがー。 自分は無理ッス…
登録型の辞典じゃだめかね。荒れるか。
>>242 議論はスレでやって、誰かがまとめサイトを作るのが理想的でしょうな。
>>233 推進力じゃないけど神林の「敵は海賊」シリーズに
「この世のエネルギーをどっか他所の世界へ奪い去ってなんでも凍結させる銃」と
「どこか他所の世界からエネルギーを供給されて高出力熱線を出す銃」ってのがあったね
塵理論ってなんですか? 順列都市がわかりません。誰か教えて!
「チリリロン」って書くと、コードウェイナー・スミスの小説に出てきそうだな。
>>246 毎日毎日掃除して
集まったものを固めて大アポロン像を作ったら
そこで世界の七不思議・・・
みたいな理論。
>>246 パーツだけ教えてやるよ、ってやつですか?
そのまんまな気が…
Wikiで作ればそう難しくはないんじゃないの?>用語辞典
251 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/04/24 01:29
用語辞典専用のスクリプトもあるってば
じゃ言いだしっぺということでひとつよろしくお願いします。
254 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/05/13 12:25
ケッセルランとパーセクの関係について教えてください
>>254 スター・ウォーズネタ。銀河系で最も高価なスパイスを産出する惑星ケッセルは
多数のブラックホールが集まったモー星団の向こう側にあり、この星団をどれだけ
短いルートで通過できるかが密輸業者の腕の見せ所でした。18パーセクで飛べれば
武勇伝ものだったといいます。
パーセク(Parsec, 単位はpcで表記)は距離を表す単位である。おもに天文学の分野で使用されている。 年周視差が1秒角となる距離が1パーセクとなる。1パーセクは3.26光年になる。 光年は、天文学で使われる長さ・距離の単位。1光年は、光が一年かかって進む距離で定義する。 1光年 = 9,460,000,000,000(=9兆46百億)km
257 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/05/17 22:50
【ゴールデンレス】 このレスを見た人はコピペでもいいので 10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。 そうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ 出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
懐かしいなこのコピペ
SF板は他と時差があるからな。
SF板は高速に近いスピードで動いているという話は本当だったんですか!?
SF板を高速でしごくんだ!
それも微妙に古いしw
一晩経ってから高速と光速を間違えたことに気がついた。 _| ̄|○
保守age
惑星とかの重力って、どういう場合に発生するんでしょうか? 例えば人間がいて、それに対して十分小さいチリや埃であれば 人間にも重力が発生すると考えてよいのでしょうか? それとも何か特別な物質や要因がないと重力は発生しないんでしょうか?
チリにだって重力はあるさ
重力っつーか引力
269 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/09/01 12:32
>>266 重力子が交換可能なら重力が発生する。
でいいの?俺にも教えて偉い人!
質量があれば、重力(引力が)発生する。これ常識。 >例えば人間がいて、それに対して十分小さいチリや埃であれば >人間にも重力が発生すると考えてよいのでしょうか? 質問の意味がよく分からないけど、地球と人間の間だろうと、人間とちりの間だろうと 人間と人間の間だろうと、人間と太陽の間だろうと、重力は働いている。
漏れとは斥力が働いているように観測される人がいるぞ。 まあ漏れが避けている訳だが。
え、相手が避けてるんじゃないの?
運動はつねに相対的なわけだから、 外部の観測者から見れば、両方が避けてるように見える。
漏れには、本屋で偶然接近しても、斥力を発して遠ざかって行く本がありまつ
じゃあ、運命の赤い糸は科学的に証明できるってこと?!
>>266 ばんゆう-いんりょく ―いう― 5 【万有引力】
〔universal gravitation〕すべての物体の間に作用する引力。
その大きさは質量の積に比例し距離の二乗に反比例する。
ニュートンにより発見された。重力。
277 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/09/02 01:08
静止質量のない光はなんで重力の影響をうけるの?
静止してないし
空間が影響受けてるだけ。
質量とエネルギーは等価なので エネルギーを持っている光は重力の影響を受けます。 重力場に向かって落ちるのです。(速度は変わらない) かなりのエネルギーを持った光でも質量に換算するとたいしたこと無いので フツーは影響を受けてるようには見えない。 時空間が変化するのはちょっと別の話だと思う。
>>281 光を質量に換算できて曲がりを計算できるなら、f=ma に
当てはめて、光の"a"がどうなるか教えてくれい。
>>282 そうかもしれん。でも大元はこれでいいのじゃないか? 光→エネルギー持ってる。→エネルギーは質量と等価→引力働く→合成成分、光速超えちまうじゃねーか! →観測者の時空間を捻じ曲げりゃOK、ノープロブレム! →それだったら時空間のゆがみで、重力場表せるよー。 →歪んだ時空間の中で光は最短経路をとるっていう見方も出来るね! >>281 その天体の重力加速度でいいと思うけど。 漏れもイメージだけで理解してるつもりになってるので、突っ込みヨロ。
>>283 運動方程式 F=ma というのは、本来は、F=dp/dt (力F=運動量pの微分)って形なんだよ。
古典物理学の範囲だと、p=mv でmが定数だから、dp/dt = m dv/dt = ma になるので、
F=maって書けるだけ。
光子の場合、そもそも運動量をp=mvって表現はできないから、その式の形で光子の加速度aを求めることはできない。
>>286 そりゃふつうはそうだろう。
そこまで考えなくたって、光子の加速度ってのを考えだすと鏡すら
説明がつかなくなるでしょ。
でも
>>281 は光を静止質量に換算して・・・ってわざわざやってるから
その先があるかどうかは気になるじゃないか。
重力は時空を歪める→歪んだ時空を動く光は重力の影響を受ける 矢印一個で済むんじゃね?
289 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/10/22 22:59:02
この過疎さがSF
>>288 重力は時空の歪み→物質は時空の最短距離をすすむ→曲がってみえる
じゃなかったか?
291 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/10/24 23:27:21
「重力の源が質量」というのがそもそも近似で、 重力の源はエネルギー(と運動量)。 エネルギー=運動エネルギー+(静止)質量エネルギー で、普通の物質は質量エネルギー>>運動エネルギーのため 「重力の源が質量」という近似でもうまく現象を再現できる。 ただし、光の場合質量エネルギーがゼロで運動エネルギーオンリーのため、 ニュートン力学の範疇では正しく記述できない。
フリビライザーのグーゴル処理って何でしょうか?
たった一つの冴えたやり方だっけ? 劇中で隠語めいた使われ方をしていたような気がする。
294 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/11/03 23:41:21
いろんな作品にいろんな兵器がでてきますが、 皆さんの考える、それらの攻撃に耐えられる 究極の防御ってありますか?
ラムダ・ドライバとか・・・・・
本を閉じる。
それプリンセスプラスティックで使った
「いまのなし!」 でなかったことにする
夢にする。仮想世界にする。作中作にする。 牧野とかマジでやりそうだけど
神林もやってたような。記述支援システムだっけ。ぶち壊されてたけど。
301 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/11/06 03:38:07
敵は海賊 にありましたよねえ>記述支援システム だっけ。 みなさん抜本的な解決法ですっきり・・・ってそれってSFではないのでは? 私としては スプリガンに出てきた時間の止まった材質?で出来た ノアの箱舟なんか結構硬いと思うんですけど
302 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/11/06 03:43:02
強制的に時間を流すようにすれば無意味だ>>時間の止まった物質
>時間の止まった物質 それはただの停滞フィールドに包まれてる物質ジャマイカ フィールド切れれば単に木材
何で読んだのか忘れたけど、「空間を断絶するシールド」というのを読んだ覚えがある。 空間的に繋がってないから、どんな攻撃も通らない。 なぜか視認できるので、「なんで見えてるねん。それなら可視光による攻撃ができるやん」と 思わずツッコミを入れましたけど。
「空間断絶シールド」で囲まれた密室で、焼けこげた死体が見つかった。 第一発見者は、虫眼鏡がトレードマークのIQ220の天才オランウータン 「うーたん」。完全な密室で、一体誰が、どうやって殺人を犯したのか?
いまどき金魚鉢の怪も無いような気がするが。
「重力が働いて、物が落ちる(加速する)」場合、重力のエネルギーはどこから来るの? たとえば、地球でもなんでもエネルギーがまったく与えられんかったら、等速直線運動するはずやろ。 けど、太陽の重力の所為で円を描いとるわけや。 ほんなら、この重力はどこから沸いたの? 等速直線運動してないんやから、 どっかからエネルギーもらって、それを運動エネルギーにかえとるんや、 いうのは分かる。 それが、重力の作用や、いうのもわかる。 けど、その重力のエネルギーの元は何やのん? だれか教えてんか。
「重力エネルギー」
質量っしょ?
>310 ごめん、ほんなら、なおさら分からんところが出てくるねん。 原子とか、核子とか、むっちゃ小さい粒子でも、質量はあるんやから、重力はあるはずやろ? あっ、無視していいほど小さいのは分かってんやで。 けど、無いわけやないんやろ。 ちょっとづつでも重力が働いてるんやったら、ちょっとづつ質量は減っていくんやろか? まだ、原子くらい大きい(?)のやったら、 そうかも知れんなぁ、とも思えるんやけど、 電子とかもそうなん? 電子がほんのちょっと質量減った状態になったりするのん? クウォークとか、ニュートリノとかも?
>>308 位置エネルギー。
物理の先生にでも聞け。
まず標準語の勉強をしろ、と言いたい。
ネタだろう……
位置エネルギーの「エネルギーの素」が何なのかは俺もわからん・……
重力=空間の歪み。 物質は歪んだ空間の測地線(ようは最短距離)を通る。 加速度が質量に比例しないのは、それが空間そのものの性質だから。
>>315 それは当然「重力」でしょう。
圧縮したり引っ張った状態のバネが持つエネルギーの素はは何か、
と聞かれたら、バネの弾性力、とした言いようがないでしょうし。
>>308 の間違いのおおもとは、「力 = エネルギー」と勘違いしてることだよな。
だから「重力のエネルギー」なんていう意味不明な言葉が出てくる。
そうじゃなくて、「力に従って/逆らって動くこと = エネルギー」なんだよ。
だから、重力が働いていても、動かなかったらエネルギーの受け渡しは無い。
重力従って動く=重心に近づけば、エネルギーをもらうことになるし、
重力に逆らって動く=重心から離れれば、エネルギーを失うことになる。
318 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/11/16 08:27:58
>>311 >ちょっとづつでも重力が働いてるんやったら、ちょっとづつ質量は減っていくんやろか?
力が働き続けるとエネルギーが消えていくと思っているのか?
317も説明してくれてるとおり、それは明らかな間違いだぞ。
普段人が生活で使う「エネルギー」というのは
「人間が便利に利用可能なエネルギー」という意味でのエネルギー。
「電池が切れる」というのはエネルギーがなくなったわけじゃなくて
人が電気エネルギーとして使えない形(熱エネルギーとか)に変わってしまっただけ。
注目しているエネルギー形態以外の状態にエネルギーが変化したために、
見失ってしまっているの。いろいろな変化に目を凝らせばエネルギーはどこにも行ってない。
全てのエネルギーの和は最初から一定。
それで。
力が物体になした仕事(物体に与えたエネルギー)というのは
力の大きさ×(力の働いている方向への)物体の移動距離。
太陽が地球の周りを回るときは、力の向きと移動方向が直角をなしているので
重力の位置エネルギーと地球の運動エネルギーの間のエネルギーのやり取りはゼロ。
もう少し詳しく言うと地球は太陽の周りを楕円運動しているけど、
その場合太陽に近づくときには位置エネルギーが減り運動エネルギーが増える。
でも太陽から遠ざかるときに位置エネルギーが増え運動エネルギーが減り、を繰り返す。
その間、位置エネルギーと運動エネルギーを足したものは常に一定の値を保つ。
(実際には太陽も地球の動きに合わせて運動しているが、
地球に比べ非常に重いので地球の運動の反作用を受けたぐらいではほとんど変化しない)
ちょっとづつ質量を失うことで重力というのは生まれてるんやで〜 という設定のSFがあったような気がする。重力じゃなくて時間だったかな。
>>319 ホーガンの「星を継ぐもの」〜「内なる宇宙」の巨人シリーズかな?あれだと質量だった。
>>304 時間を止める技術を持ちながら、使っているのがただの木材、
ってところにセンスオブワンダーを感じました。
>>311 ニュートン力学による説明は
>>318 の通り。
力の向きと直角をなしている方向への移動では、
エネルギーのやり取りは無い。
相対性理論による説明は
>>316 の通り。
重力とは時空の歪みであり、物質は等速直線運動してるのだが、
空間が歪んでいるためその軌道が曲がってしまうだけ。
物質は等速直線運動してるので、エネルギーのやり取りは無い。
ただし、物質が重力場で運動すると少しだが重力波を放出する。
結果、物質はエネルギーを失い、いずれ重力源に落ちてしまう。
量子論による説明では、重力とは重力子の交換により生じる。
この場合の重力子は仮想粒子であり、そもそも重力子は質量が
無いので、いくら交換しても質量やエネルギーは変化しない。
322 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/11/17 19:14:16
ヒッグス粒子は?
ヒーーッグスッ
さぶっ
冬だし
こないだテレビで小学生のドミノ倒しコンテストを やってたが、そこで「位置エネルギーをスピードに変える 仕掛けです」みたいな説明をしている子供がいて、 思わず引いた。
判って話をしているのかは疑わしい。 ・・・まあドミノ倒しを作るようなレベルでは「判っている」と判定してもいいだろうが、 似たような仕掛けを作った子供の何人かは直感的にどういうことか判っているのではないか
位置エネルギーを運動エネルギーにかえるが正しい(w
>>328 そうそう……ってよく考えたら違うじゃねえか!
おれもそんなガキだっただけになにもいえないorz
>>330 いや…勘違いでも同級生に「痛い香具師」と思われてもいい…
その好奇心が、その好奇心が…
漏れは、今もそんなガキの心性のままかも…
一言多いってよく言われるし…_| ̄|○
「え?ほんまは何を何に変えるん?」 と思った俺は今も昔も素朴だ。
333 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/11/30 22:16:34
ア タ イ こそが 333げとー
>>305 すごい遅レスだけど、もしかして“行脚”って言葉に覚えがない?
もしそうなら作者が「作ってて自分でも突っ込みたくなったんで
主人公エスパーにしました」とか何とか言ってたスよ。
(エスパーでもどうかと思うが)何か一定量の光子だけ通るとか。何だそりゃ。
それ以外には類例を知らない。
335 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/12/21 04:40:59
>>321 >この場合の重力子は仮想粒子であり、そもそも重力子は質量が
>無いので、いくら交換しても質量やエネルギーは変化しない。
なんでやねん。
336 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :05/01/03 10:45:07
>>305 似た様なヤツで、OVAとコミックの「モルダイバー」で
超次元装甲システムと言うのが在ったような。
>>334 横山光輝の「時の行者」かな?
主人公バリヤー使ってたし
時々聞くオールトの雲ってなんなんでしょ?
すまん、ありがとう。
だから初心者は嫌われるんだ。
そういうレスも好まれたりはしない
わざわざ礼するだけちゃんとしてるだろ SF好きのそういう選民的なところはあんま良いと思わん
一日に一回はどっかのスレで初心者が嫌われてるな。 昨日も某スレで叩かれてたし。 まあ確かに最近荒らす初心者が多いのでむべなるかなとは思うが。
初心者に優しくしないと、SFの裾野が広がらんと思うんだが。 ただでさえマイノリティなのに。
そうするとアニオタばかりが増える罠。
小説>アニメ って考え方もどうかとは思うが。 アニメが好きなSFファンだってSFが好きな事に変わりはないし、 もっと深いところに行く可能性もあるし。
まあアニメ以下の小説もあるが 大概の商業アニメは映像作品としても「どうよ?」な物が多いなあ
SFをわかってない人間がSF小説を書くことはそんなに多くないけど、 SFをわかってない人間がSFアニメを作ることはしょっちゅう有る気がする。 アポジモーターとか。
>349 俺は初めて聞いたときマブチモーターの親戚だと思った。
おれは韓国語かな〜と思ったよ。
最終的にSFなんて雰囲気でてりゃいいんだよ
アガシモーターのほうがいい
354 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :05/02/01 21:12:01
I've seen things you people wouldn't believe. Attack ship on fire off the shoulder of Orion. I watched C-beams glitter in the dark near the Tannhauser gate. All those moments will be lost in time, like tears in rain. のCビームとタンホイザーゲートってなんですか?
ブレラン
言語設定を日本語にしてぐぐるのはどうだろう
358 :
354 :05/02/01 23:06:31
ブレランを見てわからなかったから聞いてるんだけど
>>349 その世界では公式に使われている言葉なので問題なし。
問題は、あの世界でしか通用しない言葉を、リアルで使えると勘違いしている椰子が後を立たない事だな。 やはりリアルだなどと言うから(ry
モノポールについてちょっと調べてみたのですが、巷で耳にする永久機関への利用法がよく分かりません。 陽子と中性子を崩壊させるらしいので、そのエネルギーを使うとか、そんな感じなんですかね? うーん、SFっぽい利用モデルが知りたいのです……
磁石だけで発電機が作れるとかじゃなかったけ?>>モノポール
未来技術板より
ttp://science3.2ch.net/test/read.cgi/future/1026823049/l100 5 :父サンデーサイレンス母エルレイナ:02/07/17 09:23 ID:8rw3HBN6
まず、モノポールは電荷と磁荷の対称性仮定の帰結として想定されて、
ゲージ理論などでは存在は既に前提条件らしい。
またモノポールは陽子と比べて1兆倍は重いと想定されている。
加速器で検出を試みたのだが150倍程度がせいぜいなので断念。
SFにおける利用法としては、銀河乞食軍団においてエネルギー源として
利用されている。
エネルギー源としての工学的な仕組みは、
1.モノポールと電気的に中性な物質を混ぜて封入
2.高速に極性が反転する強力な磁場をかける
3.モノポールは巨大なハンマーとして通り道にあるハドロンを根こそぎ分解
という方式。
6 :オーバーテクナナシー:02/07/17 09:53 ID:w1C9ptPN
仕組みはサッパリ理解できんが、そんなハイテク集団が乞食をしてるとは
未来が相当にシビアな社会らしいことは分かる。
43 :オーバーテクナナシー:02/08/29 14:52 ID:4bmoepTt
フォワード『竜の卵』ではモノポールを小惑星に打ち込んで縮退させ、中性子星に
宇宙船を接近させるための潮汐力補償体として利用している。
山本弘『サイバーナイト』ではモノポールを水の中で振動させ、陽子崩壊を起こさせて
エネルギー源にするほか、超高速で回転させてディラックの海に「真の真空」を発生
させて反重力を達成している。(ただし本人もこれは不可能なSF設定とあとがきで
述べているが)
>362 おおう。素早いレスありがとうございます。 陽子崩壊を起こさせてエネルギー源にするのは不可能なSF設定なのですか……。 でも、陽子も中性子もハドロンの一種っぽいことが調べてみると発覚。じゃあ、 >1.モノポールと電気的に中性な物質を混ぜて封入 >2.高速に極性が反転する強力な磁場をかける >3.モノポールは巨大なハンマーとして通り道にあるハドロンを根こそぎ分解という方式。 これも無理なんですかね。いや、SF的にはOKか。 固定したモノポールに粒子誘導レールで粒子流を当ててエネルギーを取り出すっていう、 循環型のリアクターが某作品で出てきたのですが、基本的にはそういう使い方でいいのかな。
その場合、モノポールの周囲の物質が振動すれば桶なのかしらw
>>363 モノポールで反物質使わずに物質をエネルギーで変換って設定はちらほら見るから無理でもないのかも試練。
>>363 不可能なのは、「真の真空」を使った反重力についてじゃなかったかな。
たしか本職の物理学者に相談したら、これは物理法則的には不可能な設定ですね、
といわれたとかなんとか。
>>354 亀レスだが、その二つの言葉には意味がない。
ルドガー・ハウアーのアドリブだからだ。
本人もスタッフも意味を考えていなかった。
その後、魅力的な言葉だから色々な人が意味付けをしているだけ。
ちなみにブレラン世界の映画「ソルジャー」では、「タンホイザーゲート方面で
任務に就いていた」とタンホイザーゲートはタダ単に地名になっている。
「ソルジャー」かよ
実際、C-beamsにしろTannhauser gateにしろ解釈は人それぞれだし、オマージュ 作品を入れたらわけ分からんしな。「ソルジャー」も入れてもいいんでないの? K.W.ジーターの解釈がオフシャルってわけでもないだろ。
いや、あの駄作「ソルジャー」を出してくるのかと・・・。
トップの科学講座でタンホイザーゲートの解説していたな
375 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :05/03/01 11:28:32
質問です。 電流→水流 電圧→水圧 というふうに電気の力は水の流れに擬して考えることができます。 一方、磁力や重力では「場」という言葉が使われています。 電気の力と磁力・重力ではいったいなにがどう違うんでしょうか?
「電場」と言う言葉をご存知ですか? この言葉からも分かるように電場、磁場、重力場、流れ場、etc. いずれも同じ「場」の理論で説明することが可能です。 つまり歴史的な経緯により名前の付け方が異なるだけで 本質的には同じものと言えます。 「場」の理論については大学の電磁気学の教科書あたりが よい入門書になるかと思います。
電界と電場は同じものだが、電界という言葉で説明している教科書もあるな あと磁界と磁場も同じ 重界ってのは聞かないがw
濡場を構成する要素の探究をしているのだが なかなかどうして精力という力の発生と維持に問題がある様で 長時間の場の維持がむつかしいのです
接してもらさず
仙人にでもなる気か
「濡場」の理論については大学の房中術の教科書あたりが よい入門書になるかと思います。
382 :
吾輩は名無しである :05/03/17 13:46:06
j
383 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :05/03/18 00:25:48
日本経済の復活には理系は必要不可欠でしょう。
しかし、実情は学生時代は男だらけでレポートに終われる日々、メーカーに就職しても激務薄給。
その上、世間では理系人は変人扱い。文系の理科離れも深刻な状況です。
そんな理系の現状を見ている子供がますます理系離れを起こすのは目に見えています。
今こそ、理系の地位向上を図り、次の世代の優秀な頭脳を理系に引き込まなければ
日本は世界の貧乏国になってしまうでしょう。
理系の地位を上げて、理系に夢を!
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/soc/1110273934
それで誘導かよおめでてーな
理科に冠を正さず。
建築はいいよ、理系だけど女もいるし、 いわゆる理系の企業とは違うところに就職できるし。 なによりSFっぽいのがいいね!
最近のアーサー.C.クラークはまさに暴走。 ありゃ翻訳者も一苦労だろ…
388 :
吾輩は名無しである :2005/03/31(木) 12:05:40
8
389 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/05/31(火) 05:38:22
>>377 >重界ってのは聞かないがw
重力はほとんどの場合、非相対論的(ニュートン力学的)に扱うので
「場の概念」を導入する必要がないため。
390 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/05/31(火) 05:39:41
伝達速度無限大で扱うため、といった方がよいか。
人工衛星や惑星の運動を計算する時には考える必要があるんじゃないのか
人工衛星や惑星の運動を計算する時には考える必要があるんじゃないのか
人工衛星や惑星の運動を計算する時には考える必要があるんじゃないのか?>>場の概念
ぐは、マルチスマソorz
冷凍ビーム・冷凍光線というアイディアが初めて出た作品は何でしょうか? 一体いつごろからこのような発想が生まれたのでしょうか?
>>395 スレ違いじゃないかと思うが
おれの記憶では「怪奇大作戦」の1エピソードが一番古いような希ガス。
俺に文句いうなボケが
>>396 「マグマ大使」でゴアゴアゴンが使った
絶対零度光線とどっちが古いかな?
どっちも元祖ではないだろうが。
海底軍艦は?
400 :
396 :2005/06/08(水) 02:03:29
うーん微妙だ。 マグマ大使かなあ? でも冷凍光線って海外であったかなあ。 寡聞にして知らず。
熱線銃が出た半年ぐらい後には誕生してたんではなかろうか?
>>401 海外SFだとみかけた憶えがないんだよな。
SFじゃないが、「悪魔くん」にも魔術・絶対零度がでてきたな。 だいたい同じ頃じゃないか?
ぐぐるとfreeze beamでもcold beamでもレーザー冷却の話ばかり出てくるw まあパルプで出ていても驚かないぞ。映画「バットマン」でもシュワちゃんがMr.フリーズを演じていたし。
「固め系」マニアの存在がショックだ
ホレーシオ、この天地の間には君の哲学では夢にも考えられないことが沢山あるものさ
>>407 ベルヌかウェルズが書いていても不思議ではないような希ガス
書いてるなんていってないじゃん
413 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/06/13(月) 12:21:46
じゃ「冷凍光線は日本発祥」は SF板意義なしということでage
意義なしと認めます よって本件はどうでも良くなりました
こうして副島隆彦的な事実が増殖していくのだなw
電場や磁場は非本質的だから、ベクトルポテンシャルで考えましょう。
アンドロイド : 人間型ロボット と、思われがちだが、本来は女性型ロボットを指す。 男ならガイロイドが正しい。
419 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/07/31(日) 09:42:59
筒井康隆の古い作品にアンドロ・オイドという尻形の なんと言うか、一部の機能に特化した機械が出てきたっけ 性別は判らなかったが。
日本語の「おいど」がお尻を意味するというダジャレですがな
422 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/08/03(水) 19:46:43
ふと思ったんだが 今ボイジャーとかパイオニアってどこらへんを飛んでるのかな?
パイオニア減速問題か・・・
424 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/08/05(金) 02:01:53
いわゆるウラシマ現象っていまも起こるとされてるの?
否定する根拠は見つかってませんねぇ
ボイジャーは ヴィージャーになりますた。 パイオニアはどっかに買収された?
427 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 23:39:14
お恥ずかしい話なんですけど ロレンツ収縮と言うのはなんなのでしょうか? どうも物理の基礎っぽいんですが、ガチガチの古文専攻なもので…。 気になった1文です。 「ロレンツ収縮の講義を聴いて直線を歪めて書いたと言う 馬鹿な学生の話を思い出しましたわ」 厳密にはSF作品ではないのですが。
まずgoogle。話はそれからだ。 「ローレンツ収縮」の方が一般的だと思う。 調べた上で、わからない点を聞いてホスィ。
>>427 まずはこのスレの過去レス
>>30-128 あたりを(全部読むのが面倒なら「ローレンツ」で検索しつつ
前後のレスを)読んでみるのが吉かと。
>>128 が良いまとめになってるけど、順を追って読んで
行かないと理解し難いと思う。
過去レスを読まずに質問するのって、マナー違反に感じるのは俺だけか?
まあ非難する理由にはなりそうだな
433 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/09/13(火) 09:12:58
>>428 ,429さん
ああなるほど。
ロレンツじゃなくてローレンツだったらばひっかかるのですね…!
ロレンツだとあまりにもヒット数が少なくて困惑していたのでした。
ありがとうございます。このスレのまとめも読んでみます…。
>>431 さん
ご気分を害してしまってすみません。
過去スレも含めずっとロレンツで検索をしてたために気付かず。
つっても言い訳ですね。本当にすみません。
例えば水が、お湯になると体積が増えるのは何故ですか? 分子の運動が活発になって広い範囲を動き回るから?
暑いと汗をかくだろ。その分が増えるんだ
>>434 概ねそんな感じの認識で問題は無いと思うけど
もう少し突っ込んむなら分子同士の結合の問題
水分子同士の結合が最も固い(分子密度が高い)のが氷
その次に結合が固いのが水
一番同士が緩いのが水蒸気(あくまで常態における範囲での話)
状態変化によって体積が変化する事の延長上にあると考えれば良い
水は凍るとまた堆積が増えるけど、これはイレギュラーな性質なので割愛
437 :
↑ :2005/09/19(月) 17:22:14
下から三行目の「同士」を「結合」に脳内変換してください
438 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/09/20(火) 00:13:49
>>393 んー、ほとんど無視できるんじゃないかなあ。
距離によって重力の大きさが変わる分布、というものを考えたときには、 場の概念を使っていると考えるのかそうでないのか、という見解の差なんじゃ・・・
440 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/09/28(水) 15:26:38
? 重力ソースの位置変化による情報が 有限速度で伝わって来るように扱うかどうか、程度のことでは?
位置が動かなくても場は存在するし
プラズマジェットで、大気圏内を飛ぶ事ってできるんですか? イオンエンジンでは無理らしいですけど……
443 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/10/22(土) 14:53:14
>>441 位置が変わらなければ遠隔力で考えても同じになりますよ。
力がなぜ存在するのか、という理由を場を使って説明するんじゃ……
445 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/10/29(土) 05:14:37
えーと。そういう話じゃなくて計算の都合の話なんですが。 どこまで簡略化して計算しても大丈夫か、という。 たとえば、誰もロケットの軌道計算に量子力学なんて使わないでしょ? そういう程度の話です
量子力学と場の概念は別物だしねえ。 ポテンシャルとかを考えてるときは場の概念を使ってそうだが
計算方法を考える話と、確立された計算方法をただ使うときの話もごっちゃになってるのかも
448 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/11/20(日) 21:03:24
スペースサルガッソーというのは現実に成立するものなのですか?
デプリがたまりやすい場所はあると思うけど(ラグランジュ点とか) 普通の宇宙船で脱出できないような場所は普通の恒星系近傍にはないかと。
デプがたまりやすい場所はあると思うけど に見えた(秋葉原とか)
相撲取りはデブじゃない
秋葉原と両国は2駅離れてるぞ。
454 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/11/21(月) 20:34:51
456 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/11/21(月) 20:41:15
>>455 昔の漫画見てふと気になっただけなんで。
たとえば、
>>448 のラグランジェポイントにしても
二個のブラックホール連星が作り出すL4、L5は強力な
重力井戸になる可能性がある。
そういう意味では、一見何にもないところに、重力井戸が
発生して、抜け出せなくなるというのはありえるかも。
ただ、「スペースサルガッソー」っていうとイメージ的には 脱出できなくなった宇宙船の残骸が原形をとどめたまま漂ってる感じだよね BHや重力井戸なら自重で圧壊しちゃうだろうし
>>457 ブラックホールの連星があったとするとかなり激しい運動をすると思うんだが
それでもラグランジュポイントが安定に存在しうるのだろうか?
スペースサルガッソーとは 宇宙の一部がなぜか曲率が正の値に歪み 進入はできるが脱出は不可能な空間。 でOK?
>>459 運動関係ないだろ。
三体問題なんだから。
>>460 どっちを正ととるのか知らんが、単なるブラックホールやんけ。
>>461 まあ、そうなんだけどさ
ラグランジュポイントに止まるためにはそれに近いベクトルで近づく必要があるよね。
ブラックホールの連星ともなれば亜光速で回転してるかもしれないわけで、
そううまいことラグランジュポイントに捕まるのかなと疑問に思った次第。
三体問題で言えばブラックホールの質量とラグランジュポイントのアトラクタの形状との
関係はどうなっているのかという問題になるのかな。
>>462 というより潮汐力のないブラックホールだな。
>>464 ブラックホールだと、潮汐力無くても、主観的にはあっという間に落ちてしまうからちょっと違うような。
サルガッソーと言うからには、中にはまってしまってから
「しまった、ここは宇宙の墓場だ。もう脱出できないぞ!」
と悩むぐらいの時間的余裕が欲しい。
本命はブラックホール同士のL4/L5かなぁ。
竜の卵方式で潮汐力をキャンセルできないだろうか?…
>>465 超巨大ブラックホールなら無問題<潮汐力
銀河中心核のブラックホール連星だな。
銀河系どうしのラグランジュポイントってのはどうだろう。
>>467 銀河系からの脱出速度は秒速300kmぐらい、銀河集団からの脱出速度は秒速1000kmぐらいらしい。
核融合推進技術があれば抜け出せそう。
469 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/12/31(土) 03:24:32
ジャイアントロボはなぜ草間少年の命令に従わなかったのですか? プログラムにバグが有ったのですか?
仕様です
大作の命令を聞く<大作を守る というコマンドの優先順位に従っただけじゃないのか
ロボット工学三原則そのものだな。 人間の保護>人間の命令に服従>自己の保存
つまり人間の定義を変えれば幾らでも酷い事ができると
肌の色や信仰などで人間か否かを判断するのか・・・・・
三原則ロボは言いくるめられれば殺人を犯すだろうし
時たまアニメとかのエンターテイメント系でよく観るけどさ。 ○(物体A) |(ワイヤーケーブル) (大気の壁:下は地球で上は宇宙空間) |(ワイヤーケーブル) ○(物体A') な建物(同じ質量の物体を宇宙空間に置いて、本来なら空中浮遊しない物体を空中に置く、っていうアレ。通じる?)があるけどさ、 アレの理屈教えてくれ。 上記の場合、物体A'は重力の影響を受けて下に行くエネルギーがかかる。で、物理的に繋がっている物体Aは物体A'に 引っ張られて下に落ちる。 = このような建築物の場合、落下するんじゃないのか?
>>476 重力と遠心力の釣り合いだと桃割れ
地球側のA'は重力で引かれ(向心力)、
宇宙側のAは地球の自転による遠心力で離れていこうとするんで
両者を釣り合いが取れる位置に浮かばせるってことかな
実際には釣り合いが取れそうもないけどな
>>478 そうかもしれないけど軌道エレベータって
色々な作品でそれぞれ仕組みが違うものだったりしない?
477は銃夢のイェールとザレムを思い浮かべたんだけどね
あれは地球側がワイヤで係留されてたけども
>>477 サンクス!
>>479 色々会ったのか……スマン。オレが言いたいのは「SDガンダムフォース」という作品の
掌形の空中要塞なんだ。
錘の位置を常に動かせばコントロールはできるかもしれない 軌道エレベータなら作品以前にいろいろな型が提案されてはいるが 2chで語られるときは月の潮汐力の影響すら語られないことが多いな
>>479 銃夢のザレムは係留されてるわけじゃない。アレは資材搬入用のパイプ。
元々ザレムは普通の機動エレベーターだったんだけど色々あって地上基部が
破壊されたから結果的に浮いてるように見えるだけ(破壊されたときにバランス崩れそう
な気がひしひしとするけどな)。
483 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/01/07(土) 09:03:59
ふと思ったんだけど、平行宇宙って誰が考えたのかな? タイムパラドックスからきた観念だと思うけど結構大胆だよね?
量子論からでしょ
485 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/01/07(土) 11:18:50
>>483 > ふと思ったんだけど、平行宇宙って誰が考えたのかな?
鏡をしげしげと覗き込んだ人。
487 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/01/07(土) 21:58:05
>>483 > ふと思ったんだけど、平行宇宙って誰が考えたのかな?
もっとも有名な作品は『鏡の中のアリス』あたりかな。
「現実がこれこれだったら……」というアイデアから派生したものだな。
>>486 軌道エレベータの長さは短くできるっしょ
静止軌道上にあるプラットホームより先はちょこっと伸ばして
重りつければいい
>>488 だからその「静止軌道」の高さが36000kmなんだから
最低でもそれだけの長さが必要
軌道リング型の方が融通はきくよな。 リングを赤道面から傾けて、地球の自転に合わせて歳差運動させれば、 赤道上に限らず任意の地点に軌道エレベータ設置できるはずだし。 軌道リングの建設そのものが非常に困難ですかそうですか。
491 :
:2006/01/09(月) 06:53:22
軌道エレベータって、グイーんって、地球の自転方向にそって、曲がったようなかんじになるん?
>>491 静止衛星から地球に向かって伸ばしていったらどうなるか考えてみよう
軌道リングを安定させるのは軌道エレベーターどころの騒ぎじゃないような気がする。
フラフープを10分間続けるのだってたいへんなのに。
衛星の速度ですっ飛んでいる、リングの中のモノの速度などを制御すれば良いので、 軌道エレベータより考え方は簡単かも
そういうことじゃなくて、軌道エレベーターと違ってリングワールドは力学的に不安定だってことじゃないか?
文系の人たちって見てて楽しいね
勝ち誇ったとしても理解できているのかどうかは知られずに済むというのは楽しいだろう
ここは知りたい人と教えたい人が来るスレなんで… からかいたい人は他のスレに行けばいいじゃんね。
ネタにしか見えないことについてはネタレスが返って来るだろうと。
502 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/01/12(木) 21:27:07
>>479 全部基本的に一緒でしょ。
どの軌道エレベータも常に落下中
503 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/01/12(木) 22:01:14
>>497 えっ?496の言ってるとおりのことだろ?
リングワールド(軌道リング)の位置は力学的に不安定って話じゃないの?
軌道速度以上で物体を回して、その遠心力でリングを浮かせるわけだからな。 そりゃ不安定だ。 おまけに何億トンかしらんが、そんな大質量を浮かせるだけのエネルギーを 常時消費するってのもなんとも…美しくない。
>>503 リングワールドと軌道リングは同じものを指さなかったり
>>504 それを不安定と言うなら現実の軌道エレベータも不安定じゃないかと
月が存在するだけで
軌道リングってのは、衛星軌道上を一周する建築物だよな? リングワールドは、ダイソン球をスライスしたやつだよな?
どこが違うのかを説明させると頓珍漢な答えがきそうだw
頓珍漢じゃない答えを書いてから言うべきでわ
>>506 同じじゃないの?
中心にある天体が恒星か惑星かはどっちでもいい…と思う。
まあ、軌道リングとリングワールドを同時に使う文脈というのは、こんなスレくらいしかないから、
区別する必要もないかと。
「狭義の」リングワールドは、もちろんニーヴンのアレであって、それ以外のものは却下。
「狭義の」リングワールドの中では何かがすっ飛んでいたのかと
511 :
509 :2006/01/13(金) 21:04:07
ああ、何か勘違いしてたわ。 天体の周囲を回転するリングは全部リングワールド=軌道リングだと。 リングワールドは、遠心力で引力を作る。 軌道リングは遠心力で中心天体の重力と釣り合いを取り、無重力状態を作る(軌道を安定させる。浮力を作る?)。 こんな感じ?頓珍漢でなければいいのだけれど…。
>>506 の書き方からして用途の違いを含んでるのではないの
語の意味の広さがどうこうと言い出すと面倒だが
>>511 見たいなのでいいんじゃないのか
手元にはフォワードの「SFはどこまで実現するか」(ブルーバックス)があるんだが、 そこで紹介されてる軌道リングは、遠心力で維持しているわけじゃないようだよ?
安定かどうかは、遠心力とは関係ないんじゃないか。 環状構造体の位置がかわっても位置エネルギーが変わらない ので、元の場所にもどるような力が働かないってだけの事。
>元の場所にもどるような力が働かない 制御理論ではそういうのは「不安定」と言うような希ガス 制御すれば「安定」となり得るので、一般的な意味とは違ってくるが
517 :
515 :2006/01/15(日) 01:07:37
>>516 この話の元ネタは「リングワールドふたたび」の著者まえがきで
リングワールドは不安定だとファンに指摘されたこと。
で、いまの流れは「どこがどう不安定なのか?」の話になってる。
>>515 は、「不安定」を前提にして「遠心力には関係ないでしょ」
って言ってるだけ。不安定であることは否定してないよ。
ちなみに制御すれば「安定」ってのは「リングワールド」続編のネタだね。
引き続き軌道リングについても勉強してくれ。
>515がどこから書き込んでるのか知らないけど、 軌道リングとリングワールドが同じものだと「仮定」して、リングワールドの 不安定さを語って見たでOK?
軌道リングが何を指すのか知らないけど、遠心力でリングを安定させるのなら張力が 大きくなりそれに耐える素材が必要になる。軌道エレベーターと同じ事。 それなら素直にエレベーター建てた方が技術的には簡単なんじゃないかな。
>>519 リングが歪まないのも安定なら、どこかへ行ってしまわないのも安定。
十分な強度があれば遠心力は前者に有効だが、後者は軌道リング
だろうがリングワールドだろうが共通して不安定だろ。
そういう観点なら両者が同じだと仮定するまでもなく、まさに同じだよ。
>523 問題は度合いなんだよ。 重量物の周りを回るモノが不安定なら月だって地球だって不安定だ。
静的に安定といっても動的に安定とは限らない
>>524 おいおい、月も地球も安定だろ・・・
安定って意味が分かるか?発散しないことだよ。
発散してりゃ、とっくに落ちるか飛び去るかしてるだろ。
リングワールドに限らず環状構造、球状構造は発散するぞ。
いわゆるダイソン球だってその意味じゃ安定していない。
2.安定性(stability)
飛行機がある状態で飛行しているときに,外部からの攪乱によって,その釣り合い姿勢を変
化させられた場合,操縦によらず,自然に元の状態に戻ろうとする性質の度合いを安定性と
いう。この安定性は,元の状態に戻るまでの時間的経過を考えるかどうかによって,静安定と
動安定とに分けられ,状態が変化したとき,元の状態に戻ろうとする性質を持つ場合,静安定
が正であるといい,また,状態の変動が時間的に減衰する性質を持つ場合,動安定が正であ
るという。
ttp://www.jal.co.jp/jiten/dict/p062.html
>>527-529 にもあるが簡単にまとめると
一般に力学系では「ある状態を保ち続ける」ことが安定の定義。
どんな状態を保つかは自由に決めて良いが
その状態を保ち続けるられることが必要。
その意味で月も軌道エレベーターも地球に対する軌道は不安定。
ちなみに月は潮汐力を介して運動エネルギーを蓄えているので
その軌道は毎年少しずつ地球から離れている。
仮に数億年経って静止軌道になったとしても静止軌道自体が外力に対して
安定ではないので不安定な軌道であることには変わりはない。
※もし静止軌道が安定なら適当に打ち上げた衛星は
放っておくといずれ静止軌道に乗ると言うことを意味する。
以下は適当な思いつきだけど
軌道リングにする利点は制御しやすくなることだと思う。
軌道エレベータを一本だけで動かそうと思ったら
地上側に強力なモーターを置くか宇宙側にロケットエンジンを付けるかしないと
動かしようがないけど、軌道リングなら隣のエレベータを「押す」と言うかたちで
比較的簡単に動かせるから微調整がやりやすいんじゃないかな。
系全体の重心の運動は変えられなくても系の内部の点に関しては
融通が利くだろうから単体のエレベータよりは扱いやすそう。
531 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/01/19(木) 11:43:00
532 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/01/19(木) 11:44:59
軌道リングのほうがはるかに動かしづらいと思うが。
リングワールドと比べてか?
衛星を地球方向に押しても、軌道は変わるが周回しつづける。 一方、軌道リング状のものを地球方向に押したら、戻さない限り 押された速度でそのままぶつかるでしょ。 月が潮汐で離れて行くのと同列には論じられないと思うけどね。
ここにいるからには、対価は決まっている。 新刊、新刊、新刊。 ははは。それ以外のものを望むわけがない。
…すまん誤爆した。
>衛星を地球方向に押しても、軌道は変わるが周回しつづける。 まあこれを安定と呼ぶのか?といえばどうなんだろ、というのもあるし、 周回し続けるとは限らない >一方、軌道リング状のものを地球方向に押したら、戻さない限り >押された速度でそのままぶつかるでしょ。 軌道リングの中には衛星が入っているようなものだが・・・ 外部から制御をしてるなら復帰は可能だろうね
みんなが知りたい早川のやる気についての基礎知識
>>537 軌道リングの中に衛星が入っているようなものだとは言うが
一部だけが独立した楕円軌道をとるわけには行かない。
これが最も大きな違い。
仮に鋼鉄で作ってもそのサイズを考えると、一部を押したとしても その力が地球の裏側にそのまま伝わるわけじゃないだろう 軌道リングは剛体というよりは柔らかいチューブのようなものと考えてもいいだろう
>>540 輪のカタチが安定するかわりに、丸ごと落ちていくんだよ。
>>542 軌道リングの質量を考えると、ひとつの人工衛星を落とすよりも大変だぞ>>その「力」
また常に中で飛んでいるものの速度の制御をやってないと成り立たないし
>534 ある程度の力以上で押せば衛星は落ちていくよな? 軌道リングも同じだろ? 衛星は落ちない程度の力で押し、軌道リングは落ちるだけの力で押す。 そんな恣意的な操作で安定性を騙るのは無理がないか?
そこらへんが理解足んないんだよな
安定性という視点から素直に
>>534 の意見を解釈すれば
衛星なら軌道が楕円に変わるだけで次の平衡状態になるけれど
リングの場合は地球に落ちるまで次の平衡状態にならないと読める。
後者の例において外力の強さは全く問題にならない。
もし安定ならば地球にぶつからない範囲でいくら強く押してもよいはずだし
不安定なら例え蟻がぶつかった程度でもいつかは地球に落ちてくるから。
追記
もちろん他の解の可能性については議論の余地があると思う
>>546 はあくまでも
>>534 の意見を解釈するとそうなるという意味ね
個人的には妥当な意見だと思うが確証はない
一度、ここで扱う軌道リングとはどんな物なのか、確認しておいた方が良いんじゃないか? 思い描いてるモノが各人バラバラじゃ話にならないぞ?
>>544 >>546 の言う(解釈する?)とおりなら、どんなに小さな力でも外力が
加わればリングは落ちる。もし円形を保ったままならばそれ以外に
解釈しようがないとは思う。
>>549 この世に完全剛体なんてものは存在しないんだから
「円形をたもったまま」なんて仮定は無意味じゃないか?
どんな物質でできていたとしても押せば必ず歪むぞ
>>550 完全剛体じゃなくても、系としちゃ同じ。
押された一部だけが独立した楕円軌道をいつまでも描けるほどに
グニャグニャでなければね。
>>551 系としては何が同じ?
加える力が弾性変形域なら元に復元するだろうし
塑性変形域なら変形するだろうと思うが
ある程度以上の力を加えれば落ちるってことが主張したい?
なら、そりゃそうだとしか言えない罠
>>552 あなたの意見は風船を押しても弾性変形するから
移動しないと言ってるのと変わらないように見えるのだけれど
もし私の読み違いならもう少し詳しく説明していただきたい。
>553 では係留していない巨大飛行船も指で押しただけで移動するんですか? 安定性の問題は度合いが重要なんだってば。
>>554 つまり同じ質量の物体を同じ力で押したとき
柔らかいものの方が受ける影響は小さいという主張ですか?
なあ、続けるんなら捨てハンか数字コテでも使ってくれないか? ・・・外野からの一言。
どういう力がどの程度の量加わるのかってえのも決めずにはなせるのがここの良い所w 厳密に話したい方とイメージで話す方とじゃ話噛み合う訳なかろうもんww
558 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/01/22(日) 02:12:37
ふと馬鹿な疑問を思いついたんだが 今軌道上を回っている静止衛星を紐でつなげると リングとして安定しないの?
>>558 同じ静止軌道上にある場合の話か?
べつに赤道上空じゃなくてもイイんだぞ。
もし軌道面が揃って周期が揃ったとしても、微妙に楕円軌道だしな。
角速度も位置も違うもの同士をつなげることになるんでよっぽど紐に
余裕がないと難しいだろうね。
実際には周期も異なるわけで、内側の速い衛星が外側の遅い衛星に
引っ張られてより内側に、外側の衛星は速くなってより軌道が外に
膨らむんでないかね。
紐ではなくぜんぶを剛体化、ガチッと固められればいいんだが
今度は逆に一切の楕円軌道が取れなくなってしまい、地球との
相対関係にかかわらずリングがグルグルまわることになる。
>>559 なんか質問に対する答えがズレてないか?
>>558 静止衛星同士をつなぐことは出来る。
しかし、地球が完全な球体ではないために、重力場には偏りがある。
だから、放っておくと、静止衛星も移動してしまうのだ。
赤道上空の場合は、モルジブ諸島上空あたりが、最も重力場が凹んでいるらしく
そこに集まってしまう。
尤もそれほど強い力では無いため、静止衛星はスラスタで微調整している。
完全に繋いだ場合を静止軌道リングという。
この場合は安定させられると思う(静止衛星同様に微調整は必要だが)。
しかし当然ながら、このリングが存在するのは、静止軌道上であり、
36,000Km上空という高軌道だ。 ISSやシャトルが精々500kmだということを
考えれば、どれだけ高いか判って貰えると思う。
今議論になっているのは、そんな高いところにリングを置くのは不経済だから
200-300km程度の低軌道にリングを置いて、リング中にある質量をその軌道速度で
回転させ、その結果発生する遠心力を用いて、リング本体を静止させながら、
常時浮かせられないか?という話だ。
お分かりのように、非常にクリティカルな技術であり、一箇所でも故障すれば、リング全体が
地球に落っこちてくる。 とてもじゃないがこんな構造物の存在が許されるとは
思えない。
それを言うなら、軌道エレベータも同様なわけだが。
反発力でもあるし遠心力でもあるような
>>560 人工衛星が微調整で済んでも、リングの場合は微調整では
済まないんじゃないだろうか。
人工衛星なら軌道がズレても位置エネルギーが運動エネルギー
に変わるだけなので周回を続けられると思うけど、リングの場合は
地球に近くなった部分にいっそう強い重力が、遠くなった部分は
いっそう弱い重力がかかるっしょ?
地球近傍でそんなに大きな重力勾配があるとも思えないが どっちにせよ修正を常にかけていないとイカンだろう>>軌道リング だが軌道リングを動かすような力を人工衛星にかければどうなるか、って・・・ 質量にもよる訳だが、軌道リング並みの質量を持つ人工衛星・・・でかっ!
>>567 ズレたら同じ方向にズレようとする状態は,制御が非常に
むずかしいと思う.
>>568 だったらヘリコプターの制御も非常に難しいことになるな
つーか倒立振り子とかも非常に難しいと
>>569 定速度直進なら、固定翼よりだいぶ難しいでしょ
ネガティブキャンバー、ネガティブオフセットのの自転車も同様
実際のヘリや飛行機には機動性が必要なんで安定してれば
いいってもんでもないが、人工衛星や軌道リングにゃ無用かと
ヘリの操縦は固定翼よりはるかに難しいよ。 飛行機なら手を離してもまっすぐ飛び続けるけど、ヘリは揚力と進行方向を絶えず コントロールしないと操縦できない。
だが無人ヘリも存在するしな
>>568 はジェームス・ワットがネガティブ・フィードバックを実現した事を知らないのか?
車のエンジンの速度制御も、発電所の発電機の回転速度制御も、HDDのモータの速度の制御も
ロケットがまっすぐ上昇することも非常に困難なのか?
>>573 言葉じゃ2単語だけど、ネガティブ・フィードバックっていう共通の
原理があるわけじゃないし、解決したから、その制御が困難じゃ
なかったって事にはならんと思う。
人類がはじめて湯を沸騰させてから、ジェームズ・ワットの
ガバナー(だよね?)の発明に至るまでが、そのまんま困難の
度合いを表してるんじゃないかねえ。
人工衛星のテクノロジーに対するその制御のためのテクノロジー
よりも、軌道リングのテクノロジーに対するその制御のテクノロジー
のほうが相対的に困難であるのは間違いないんじゃないか。
>>574 だからといって
>>568 >ズレたら同じ方向にズレようとする状態は,制御が非常に
>むずかしいと思う.
ということにはならないんじゃないかな?話を逸らしてるのか?
ズレたら同じ方向にズレようとする状態は、産業革命の頃から制御されていた
無論、制御不可能な状況もあるが、
「ズレたら同じ方向にズレようとする状態」であるから「制御が非常にむずかしい」訳ではない
>言葉じゃ2単語だけど、ネガティブ・フィードバックっていう共通の
>原理があるわけじゃないし
原理というか方式だな。ずれていってしまうものを元に戻す方法で、これが非常に困難であるというのなら
>>573 のラスト二行だな
>>575 行き過ぎたら戻さにゃならんとか、できれば自動で何とかならんかという発想は
誰だって思いつくものだろう。これは要求であって方式じゃない。
方式には特に法則があるわけではないが、主に計測と調整とでできている。
(一体になっているスグレモノのアイデアもあるが)
ズレたら元を断つ方式は比較的楽だな。バイメタルとかポップオフバルブとか。
ポジティブフィードバックを断つという方法もあるね。HDDの、これはヘッドの
形状を工夫するとか。
いっぽう軌道リングのズレだが、高度の計測は難しくない。
しかし重力(潮汐力)を切るわけにはいかない。どうにかして持ち上げる必要がある。
高度が下がった部分に絞りをいれて、中の流体の速度を上げるか?
制御の難しさ 工学的難しさ 制御するために必要な性能を達成するのが難しい 数学的難しさ 制御するために必要な問題を解くのが難しい 物理的難しさ 制御するために必要な現象の把握が難しい あるいはそもそも制御ができない
難しいのは否定しないが、どのくらい難しいかだよ。 実現不可能なくらい難しいのか、コストが10%上昇するくらいの難しさなのか。
文脈を考えると
>>568 は
非常に難しい
↓
だからできない
に持っていきたいように見えるが
>>576 >行き過ぎたら戻さにゃならんとか、できれば自動で何とかならんかという発想は
>誰だって思いつくものだろう
すごい後出しじゃんけんだな・・・
現在では良く知られた手法だが
>高度が下がった部分に絞りをいれて、中の流体の速度を上げるか?
そして絞りは反動を受けるのか?
つーか電磁石で加速するとかになるんじゃ?
>>578 そもそも制御を行わないと軌道リング自体が成立しないのじゃないか
>>581 どういうズレに対してどういう制御をするのか?の話をしてると思うぞ。
制御がいらんとは誰も言ってないだろ。
>>582 >>578 は人工衛星と比べて
>コストが10%上昇する
なんて比較はしてないよな?していないで欲しいが
制御するしないで
>コストが10%上昇する
かどうかを言うなら、そもそも制御抜きで(ry
地球(の重力)を制御する方向で。
阿呆かw
586 :
578 :2006/01/29(日) 21:26:57
>583 もちろん、「難しさ」に対してだから、対策費用と総工費との比率に決まってるじゃないか。 で、耐震工事等と同じように、どこまで復元性を持たせるかで、費用は変わってくるだろ? 落ちてきた月がぶつかっても大丈夫なくらいの強度が必要なのかどうかとかね(w
>>586 だから「ずれ対策費用」って完全に独立に算出できるようなもんではなく、
「ずれ対策構造」自体が構造の中に組み込まれてしまうようなものだと思うが
外力はどのくらいを想定してるのか?
何かの摂動的なもので動いてしまった時の外力なのか?
それとも何か巨人でもやってきてリングを押すと想定したときの話なのか?
588 :
578 :2006/01/30(月) 01:16:40
>587 ところで、俺の発言を見て、ズレ対策費用を求める必要があるように思えるのか? >583が良くわからないレスをつけているが、「難易度がどのくらいであるか?」という 話をわかりやすく書いたつもりなんだが。 もちろん「10%」と言う数字は「許容範囲のコスト」という程度の意味しか持ってないぞ。 ついでに下3行は俺が>586で提示している問題じゃないか? 聞き返してどーする。
つまるところ
>>578 は質問であって、578自身は何ら解答するための知識を持ち合わせていないという解釈でよろしいか?
それならば話は簡単で、人類はその質問の正確な答えを知らないというのがおそらく正しい。
確かなのは現在の技術ではシミュレーションすら満足にできないほど難しい問題であるということ。
そーかなー
>>588 >対策費用と総工費との比率に決まってるじゃないか。
この比率を求めるにはズレ対策費用を求める必要があるんじゃないのか?
>>583 が良くわからないレスをつけているが、「難易度がどのくらいであるか?」という
>話をわかりやすく書いたつもりなんだが。
ぜんぜん判りません
>もちろん「10%」と言う数字は「許容範囲のコスト」という程度の意味しか持ってないぞ。
10%が許容範囲かどうかなんて言も一概に言えるようなものではないと思うが
俺が言いたいのは、「10%のコストアップって何よ?」
とか
「対策費用と総工費との比率に決まってる」と言うが「だからその比はどうやって出すのかと」
>ついでに下3行は俺が>586で提示している問題じゃないか?
その可能性もあるが、まったく理解していない可能性もあると思ったのでね
「何かの摂動的なもので動いてしまった」というのは常に起こり得るだろうから、軌道リングを作るには
それは補正できねばならない、というのを確認しておくという意味合いもある
>>589 >確かなのは現在の技術ではシミュレーションすら満足にできないほど難しい問題である
何故そう思う?なんとなくそう感じるから?
泥沼になりかかってんぞw
整理したほうが良いだろうけど、しばらくこのまま進行か
いや、すでに泥沼。 論点も不明だし、名無しで論争してるから部外者には どっちがどっちかさえ不明。
確かにね
シミュレーションできないと断言する前に
>>562 のリンク先でも読めば良いような
単に
>>578 の耐震補強からの連想としての「コストが10%上昇する」ってのに対して
「そういう数値は出せないだろ」というのが派生した議論
「シミュレーションできない」と釣りまがいの事を書いているのが約一名居て
こいつは考えることも拒否している模様
「ずれに対抗する補強をすればコスト10%up」みたいな話じゃなくて、 補正がなければそもそも軌道リングが成り立たない
>591
>この比率を求めるにはズレ対策費用を求める必要があるんじゃないのか?
その比率を求める必要があると思うのか?
>>583 が良くわからないレスをつけているが、「難易度がどのくらいであるか?」という
>話をわかりやすく書いたつもりなんだが。
最初の>578がわからなくても>588でわかったろ?
>俺が言いたいのは、「10%のコストアップって何よ?」とか
>「対策費用と総工費との比率に決まってる」と言うが「だからその比はどうやって出すのかと」
粘着?
>598
「難易度が高いので不可能」という人がいるから、「じゃあ、その難易度ってどのくらいよ」って聞いたら
こんなことに・・・
つーか軌道リングに「制御なし」はありえない というレスがついたらファビョったように見えるが
難易度とは言っても、軌道リングを作れるようなテクノロジーを前提と したものだから難しいよな。だから比率という形にしたんだろう。 人工衛星を打ち上げるテクノロジーに対し、ズレを補正するコストは 「ズレたらズレたで新たな軌道上を回り続ける」という性質があるため 軌道リングを打ち上げるテクノロジーに対し、ズレを補正するコストは 「ズレたらもっとズレようとする」性質があるため、より高いだろうと推測 される。 でも、前提となるテクノロジーはともかくどうやってズレを補正するんだと いうメカニズムの話がろくろく出てないんで、具体的には出んわなあ。
>軌道リングを打ち上げるテクノロジーに対し、ズレを補正するコストは >「ズレたらもっとズレようとする」性質があるため、より高いだろうと推測 >される。 詳しく。なぜ「新しい軌道を回ろうとする」にならないのかと >メカニズム ちゃんと考えられている。角度とか。 てか ・ガイドのリニアモータ ・中のモノを進行方向に対して垂直方向に動かす電磁石 ・中モノを進行方向に加速原則を行う電磁石 がある。そして地球方向の加速度を検出すると中のモノの速度を上げる とかじゃいかんの?それともありえないの?
>>600 変なレスをして答えられないと粘着と言って逃げるのはどうか
>>603 軌道リングだけに、リング外の「新しい軌道」なんてありえないだろ。
いっぽう、ズレが発生した部分は「もしリングのその部分が独立した
人工衛星だったらたどるであろう楕円軌道」を進もうとする。
ズレた部分にはリングの真円と楕円軌道の差に相当する応力が
加わり、またリングがその応力に耐えているあいだは一つの剛体と
してふるまう。この応力をどうするかが第一の課題だな。
リングの一方が地球に近ければ反対側は遠い。近い方にはより
強い重力が、遠い方はより弱い重力が働くので近い方はより近く
なろう(落ちよう)とする。この補正の方法が第二の課題だ。
まあ応力には耐えられたとして、そしてズレは早く発見できるので
重力の影響がないんだと仮定してもなお「地球と、地球大のリングとが
大きさの1%前後の隙間しかないニアミス状態をえんえんと続け、しかも
ぶつからない」というコントロールをせにゃならん。
なお「中のモノを進行方向に対して垂直方向に動かす電磁石 」てのは
リングの中に閉じている限り意味がないと思うんだが・・・
>>605 規模から考えてそんな素敵な剛体ではないだろう
リングワ−ルドのようなオーバーテクノロジー剛体は忘れるべきだ
波打つような感じに動き、それに対する制御が働くと見た
607 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/02/01(水) 10:10:09
ひとつ素朴な疑問なんだが 惑星の周りにリングを作る目的ってなに?
好きなところからエレベーターが降ろせる。
素人の考えだが、居住スペースの確保、宇宙開発の足がかり(軌道エレベータ)その発展型と思える。 だが、テロや災害に対する脆弱性、二次災害の危険性、維持の困難さが素人ながらにも想像できる。 とすると目的は、科学者のロマンあるいはSF者の夢、ということだと思える。
>>605 >リングの一方が地球に近ければ反対側は遠い。近い方にはより
>強い重力が、遠い方はより弱い重力が働くので近い方はより近く
>なろう(落ちよう)とする。この補正の方法が第二の課題だ。
そう断言するなら、ちょっと重力の大きさの差について計算をヨロ
高度は仮に300kmでも良いし、何かの文献をあたっても良し。
>まあ応力には耐えられたとして、そしてズレは早く発見できるので
>重力の影響がないんだと仮定してもなお「地球と、地球大のリングとが
「ズレは早く発見できるので重力の影響がない」とは?詳しく
>大きさの1%前後の隙間しかないニアミス状態をえんえんと続け、
その1%とはどこから来た数字なの?
精度からするとCDドライブのヘッドですらその程度の制御はやっていそうだが
>なお「中のモノを進行方向に対して垂直方向に動かす電磁石 」てのは
>リングの中に閉じている限り意味がないと思うんだが・・・
「中のモノ」と軌道の間に隙間があればよろし
611 :
605 :2006/02/02(木) 03:03:40
>>610 重力の差があるかどうかに計算は不要。
「ズレは早く発見できるので」ではない。
「ズレは早く発見できるので重力の影響がないんだと仮定しても」だ。
1%は1万kmオーダーの地球と100kmオーダーの低軌道のこと。
200だ300だっていう揚げ足はなしにしてね。
1%っていう精度は、1%だけを見るんじゃないくて「この大きさ、速度にして1%」
という困難のことを問題にしてる。たとえば車が、飛行機が自分の大きさの
1%の距離でなにかをかすめて走る、飛ぶことを考えればわかるはずだ。
>>なお「中のモノを進行方向に対して垂直方向に動かす電磁石 」てのは
>>リングの中に閉じている限り意味がないと思うんだが・・・
>「中のモノ」と軌道の間に隙間があればよろし
一方に動いたら止めなきゃならない閉じていれば結局は同じ。
まあズレの範囲を中のモノの可動範囲よりかなり小さく抑えられるなら別だが。
少なくとも軌道リングのサイズと質量が決まらなければ、計算のしようがないと思うが。
それと、軌道のズレをどの位の精度で検出できるかだ。極論すれば、1mmズレただけで
検出できれば補正も容易だろうが、大気圏突入するくらいまで落ちてしまったら手遅れ。
>>554 巨大飛行船を指で押しても、空気抵抗があるからたちまち止まる、てゆーか動かない。
だが、軌道上には空気抵抗は無い。変形によって力を100%吸収してくれれば無問題だが、
100%吸収なんてありえない。従って、あくまで理論上は、何らかの制御をしない限り、
たとえ蟻ほどの力でも軌道リングはズレ続ける筈。落下がいつになるかは知らんがw
もっとも、地球のジオイドや月の潮汐力の非対称性の方がはるかに影響が大きくて、
蟻ほどの力など埋もれてしまうだろうけどね。
巨大飛行船が指で押しても動かないのは、空気抵抗のせいじゃないのでは? 「水素ガスはあらゆる気体の中で最も軽い。それでは中が真空のボンベと水素ガスが 詰まったボンベはどちらが重い?」という質問に正解できた大学生は半数以下だった そうだが。 全体の論旨には異存のない揚げ足取りなので念のため。
よーし俺がリングを設計してやる。 高度は、わかりやすく100Kmだ。 地球の直径を12742kmとすると 当然全長(周長)は 40658kmだ。 断面積は10m×50mとすると500m^2だ。 よって体積は、およそ4.07×10^7×5.0×10^2=2.04×10^10m^3だ。 材質はCNTとして密度は1.4g/cm^3すなわち1400Kg/m^3だ。 よって、全質量は 2.04×10^10×1.4×10^3=2.86×10^13Kgだ。 このチューブ内においてCNTで構成された複数のリボンを回転させるとする。 (ジャイロ効果を相殺するために、半数を逆向きに回転させる) リボンの幅の合計を100m、厚さを0.1mとする。 よってリボンの総質量はリングの1/50となり、5.72×10^11Kgだ。 さて、リングを浮遊させるためには、リボンを回転させ、その遠心力を 重力と釣り合うように、回転速度を調整すれば良い。 重力加速度をg、リングの質量をm、軌道半径をrとし、リング全体を回転させる場合は mg=mv^2/r となり、vはご存知の通り軌道速度である7.9km/sとなる。 ここで、リボンはリングの1/50の質量であるので、 v^2を50倍すれば、リングの高度を保持できることになる。 よって sqrt(50)×7.9=55.9km/s リボンは秒速55.9kmで回転させれば良い。
615 :
614 :2006/02/02(木) 20:14:19
ここで問題が生じる。 リングをどうやって建設するかという根本的な問題だ。 高度100kmに資材を浮かせておくことが出来ない以上 地球上でリングを作っておき、それから浮上させる以外に無い。 つまり地球を一周する構造物を山脈を横断し、海洋を横断し作らなければ ならないのだ。 さらに問題なのは、真空度にある。 秒速55.9kmという第三宇宙速度の 三倍以上(マッハ163)という無茶な速度を地上で実現するために リング内部は超高度な真空にする必要がある。 とてもじゃないが、地球を一周する構造体を十分な真空度にする技術を 人類は持っていない。 さらにさらに言ってしまうと、5.72×10^11Kgのリボンを秒速55.9kmまで 加速するのに何年かければ良いのか?必要なエネルギー量は…… というわけで、低軌道リングというのは越えなければならない技術的 ハードルが高すぎるのである。 尚、リングの構造を工夫して(たとえばハニカム)リングとリボンの質量比を 小さくすることが出来れば、それに応じてリボンの速度は小さくなるが 決して7.9km/s(マッハ23)以下にはならない。 これでも無理だろう。
616 :
614 :2006/02/02(木) 20:23:57
……ん? 待て。俺。 高度100kmは無理だが、高度250km程度ならその高度で回転するリボン構造体を先に 作っておいて、その周囲をリングで覆い、逆回転させれば良いのか? リボンの速度を上げつつ、リングの速度を下げてやれば、いつかリングは地上に対して 静止させることが可能かもしれない。 ちょっと考察中
>>614-616 解説乙
でも軌道リング打ち上げはさすがに無謀過ぎると思う。
あらかじめ静止軌道辺りでリングを分割して建設しておいて
目的の高度まで降ろして組み合わせるのがより現実的かと。
必要最低限の機能を備えたパイロット機で骨組みを作って
しかる後に低軌道で随時機能強化をしていくことになるのでは?
618 :
614 :2006/02/02(木) 20:52:43
……さらに待て俺。 リングはタワーを支えるベースでしか無いんだから、リボン全体を覆う必要も無いわけだ つまるところタワーが存在する場所に、リボン上を回転方向と反対向に7.9km/s以上で 走る列車みたいな構造物があれば、それですむ。 問題は、タワーの加重をぶら下げるため、リボンは軌道速度以上で回転する必要があるので その張力にリボン自体が耐えられるか? だな。 あと、リボンを加速するのが、軌道上の数箇所になった場合、やはり張力が問題になるな。
619 :
614 :2006/02/02(木) 20:54:02
>>617 そうするとだね、低軌道リングを作るためには、静止軌道リングが必要となるという
なんともお粗末な結果になるのですよ。
620 :
617 :2006/02/02(木) 21:21:08
>>619 静止軌道で「リング」を作らなくても「リングの断片」を作ればいいだけなので
べつに本末転倒になることもないと思うけれど。
軌道上での建設の問題は単体で軌道を保つのが難しいことだと
認識しているので、ラグランジュポイントあたりに建設基地を作って
そこから打ち出すというのも現実的な解法だと思う。
621 :
614 :2006/02/02(木) 21:26:38
いやいやあなた、問題は、高度数百キロメートルで、地上に対し静止している物体を どうやって組み上げるかですよ。 いいですか? 高度数百キロで軌道速度にある物体では無いのです。 重力はほぼ地上と同じです。 軌道を保つのが難しいどころでは無く、鉛直に地上に落下します。
>>621 落ち着いてラグランジュポイントをググって見ることをお薦めする
623 :
617 :2006/02/02(木) 21:39:47
舌足らずですまんかった。
もちろん静止軌道から「降ろす」ときは軌道速度に合わせて
高度を保ちながら徐々に降ろしていくことを考えているよ。
そして目的の軌道で安定させた後、構造体内部の質量体を
起動して外殻の速度を地表に対して静止させる。
最初は全体が軌道速度で移動しているわけだけれど、
内部の質量体を加速すると反動で外殻の速度が落ちてゆく一方、
加速された質量体はそのエネルギーを外殻を支えることに使うので
いつかはバランスさせることができるはず。
>>614 にあるように初期の回転方向と反転する方向の質量体を
軌道速度まで加速する前に落ちなければの話だけど。
624 :
614 :2006/02/02(木) 21:41:04
>>622 すみません、そのラグランジェポイントが、月-地球系における
ものだとすると、今の議論に何の関係があるのか分かりかねるのですが…
L4,L5ならば、月同様、地球から38万km彼方にありますが?
625 :
614 :2006/02/02(木) 21:49:32
>>623 了解すなわち
>>616 のアイデアですね。
それならば、別に静止軌道から降ろす必要も無いかと。
低軌道の人工衛星を繋ぐのと同じわけで、最初からその軌道で
建設してしまえば良いと思います。
しかしこの場合問題なのは、内部の質量体を加速させるのに必要な
エネルギーです。 これだけでこの技術に無理があるのが分かります。
また、内部の質量体(私はリボンと書いてますが)には絶えず張力が
掛かり、しかも変動します。 物質である以上疲労による破壊は免れず
これもまた、低軌道リングの技術的実現性が低いことの理由になります。
だから流体って・・・
627 :
614 :2006/02/02(木) 22:18:02
流体をどうやって浮上保持するのか? ですね。 磁性流体でも難しいと思いますが……反発力は使えませんよ? 吸引力だけでどうするか…ですね。
628 :
617 :2006/02/02(木) 22:25:26
大筋で
>>614 の意見には同意なんだが
完成品を降ろすのと低軌道で組みたてるのは
制御可能になるまでの時間という意味で前者が有利。
また低軌道でなく静止軌道やラグランジュポイントを
持ち出したのはその方が重力等の影響が少なくて
建設中のリングを維持しやすいから。
実際、低軌道衛星は軌道維持に必要なエネルギーが大きいため
燃料切れで墜落して寿命を迎えるのに対し、
静止衛星は電池切れで寿命を迎えるのが一般的。
軌道リングの素材や動力源に関しては今後の技術次第ですね
核融合炉とか超伝導体とか超流体とか要素技術の芽はあると思う
えらく伸びたな
えらく伸びたな。 つーかスペースファウンテンについて言及のあるwikiの記事とか、金子隆一の本とか読んでないんですかおまいら まず地上で柔らかいチューブを作っておいて、中のモノを動かすのですよ。中のモノに十分勢いがあれば、 チューブが上に向かってするすると・・・ この状態でのチューブの形状は放物線なのか、懸垂線をひっくり返したような物なのか
>>611 >重力の差があるかどうかに計算は不要。
なぜ?この後の文章はそれを説明しているつもりなのか?
>「ズレは早く発見できるので重力の影響がないんだと仮定しても」だ。
これも判らん。なぜズレを早く発見できれば、重力の「あらゆる」影響がなくなるのか?
>>631 >1%っていう精度は、1%だけを見るんじゃないくて「この大きさ、速度にして1%」
>という困難のことを問題にしてる。たとえば車が、飛行機が自分の大きさの
>1%の距離でなにかをかすめて走る、飛ぶことを考えればわかるはずだ。
HDDでもベアリングでもサイズの1%以下のギャップなどは珍しくはないような
それに地球の直径の1%って127kmではないかw
%だけを出すのもどうかど思うがなあ。リングワールドみたいな素敵な剛体じゃないだろうとも書いたし
634 :
614 :2006/02/02(木) 23:46:42
>>628 んー惜しい。
低軌道衛星が早く落っこちるのは空気抵抗の為です。
およそ高度250km以下になると顕著にその影響が見られ
高度100kmでは数週間で落下します。
衛星の軌道維持に重力の影響は存在しません。
(月・太陽等の外部擾乱を除いた場合)
なぜなら、軌道速度を出していれば、遠心力と重力が釣り合うからです。
もし地球に大気が存在しなければ、高度10kmの軌道でも安定して非常に
長い時間周回しているでしょう。
(もし関係あるとすれば、水星はそのうち太陽に落下することになりますよね?)
あと、静止軌道でモノを作って、低軌道に降ろすことの不利な点は、軌道変更
のために膨大なエネルギーが必要なことにあります。いくら分割するとはいえ
何億トンという質量を、静止軌道から低軌道まで運ぶのに必要な反動質量と
それを噴射するエネルギーの量を考えればお分かりになるかと思います。
635 :
640 :2006/02/03(金) 00:44:57
636 :
635 :2006/02/03(金) 00:49:30
640とるしかないのか(汗
>衛星の軌道維持に重力の影響は存在しません。 こう言うのもどうかと思うが。軌道の形状を維持するのに重力は(ry 表現方法が変だ
おれは
>>622 がどういうつもりでラグランジュポイントを持ち出して来たのかが
興味が有るんだが、もう戻って来てくれないかな。
639 :
638 :2006/02/03(金) 06:03:51
ああ、622は仮コテハン617さんだったのか。
640 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/02/03(金) 09:22:22
月の影響に対して不安定性が増大するような性質が あったりすると大変そうですね、軌道リング。 月の公転と周期が異なると、 周期の差かなんかに対応した振動の波ができて安定する?のかな
月の公転自体はゆっくりしてるからなあ
大体、低軌道リングって話が何故出たかってーと 36,000kmもの構造物を作る必要がある、軌道エレベーターに 無理があるから、100km程度のタワーを作るのに低軌道リングを 作ろうって話なんだから… 地球の円周と同じ長さのリング40,000kmを作らなきゃいけないって 時点で本末転倒だ罠。 スペースファウンテン程度で我慢しておくのが吉。
643 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/02/03(金) 14:55:45
>36,000kmもの構造物を作る必要がある、軌道エレベーターに 無理があるから へ?
もっと待て。お前。 リングの質量を計算するのに体積に密度かけてどーする。 リングは中空だろう?
>>642 まあ要求されるテクノロジーが違うので単純比較も本末転倒だろうか
>>643 俺も低軌道リングの利点って、タワーを低くできることぐらいしか
思いつかないが…
>>647 「赤道直下以外の場所からタワーを伸ばせる」という
現在の先進国にとって重大な利点があったような
>>648 低軌道だと無理じゃないか?
角度を10度つけられるとして、高度500Kmとしたって
赤道からの距離は 90km弱だ。
太陽同期軌道をとったリングなら可能だな<高緯度 ただ軌道傾斜角は軌道高度によって異なるから そのへんも考慮する必要がある。
いや、リングに地球の自転に合わせた歳差運動をさせるんだろうに。
ずっとリングの影になったりする国から苦情とか出ないのかな
数百キロ上空では影は生じないだろうが、朝夕は地平線から地平線まで 空の真ん中を横切る線が見えるだろうな。 それを許容うする文化なら良いが、過激的宗教指導者のいる国などは…
田中芳樹の「銀環計画」だっけ、温暖化で上昇した海水を軌道タワー型ポンプで宇宙に放出して 地球の周りに氷の環が出来るの あの話で一番笑ったのは「『銀環』をどの季節の季語にするか俳句界でちょっとモメた」という 超小ネタだったなあ
>>654 まずそんなものを否定する宗教があれば、の話でそ
>>647 その結果、軌道エレベータ最大のネックである、張力の問題が緩和される
エネルギーは食うだろうガナー
>>657 そのぶん軌道リングに張力がかかるわけだが…
軌道エレベータほどじゃあるめい つーか張力で形状を保っているわけではないので、張力はえらく減らせそうだが
>>654 その場合、タワーは極周辺の2地域しか建てられない?
>>654 の状況は赤道上空にリングがあっても起こり得ると思う訳だが
大昔の短編だからね まだ宇宙開発とかそんなに具体的じゃなかった頃の
日本の戦車の底面の装甲は川底の岩に当たるとひび割れる ・・・最近だろう大昔だろうと田中よっしーに期待しても仕方が無い
665 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/02/10(金) 21:24:48
サイファイとSFの違いを認めると現段階では たった一人のために新ジャンルの名称を使用せねばならないわけだが
どこの誤爆だ? 適切な例かどうかはわからないが、 「伝奇SF」という言葉が生まれたときは半村良ひとり、 「ハチャハチャSF」という言葉が生まれたときは横田順彌ひとりのために 新ジャンル名が生まれたわけで、そういうのもアリではないのか。
まあ名称の由来なども考えると完全にイコールではないと言えるだろうかだが、 その「たった一人のための新ジャンルの名称」とは一体何だろうか
SFとSci-Fiの違いを論じてる辺りからして相当不穏なネタに違いない
Sci-Fiは映像系のSFもどき、でいいと思うけどね。 カタカナのサイファイはジャンル名としては「一人の電波作家のジャンル名」だと思う。 推理作家協会賞の返納後は泣かず飛ばずだけど、 やっぱり出版社に見捨てられたのかな。
梅は〜咲いたか〜桜はぁまだかいな〜♪
671 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/02/11(土) 05:50:12
ベンチをずーっと繋げると足が要らなくなって浮かぶというのを 聞いたことがある・・・
トラがずーっと追いかけあうと、足から溶けてバターになるというのを よんだことがある
>>672 足から溶けると、上のほうはまだ虎のまま速度が落ちて
それ以上は溶けないような気がするのだがいかがだろう
そもそもバター化の進行率が速度の関数であるという仮説を 検証する必要がある。
シベリア横断鉄道のレールに10cmの段差があると大事だが、 さてシベリア横断鉄道の曲率に対して10cmはどのくらいの大きさになることか
つまりシベリアトラはバターになるかどうかという命題だな?
そしてバターをすくって食すマイク水野
走ってる電車の中でジャンプすると列車の後ろの方に着地できるらしいよ
回ってる地球の上でジャンプすると自転の向きと逆のほうに着地できるらしいよ
そりゃ後ろに向かってジャンプすれば後ろに着地できる罠
>679 加速中の電車ならそら着床点はズレる罠。 っていうツッコミをしたかったんだろ喪前は
>>682 いやそれは違う現象だろう。レスアンカーも間違っているようだが
着床・・・
回っている地球の上でロケットを打ち上げるときには、自転方向に打ち上げると楽だ
685 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/02/14(火) 18:33:36
別のスレで質問したのですが、どうも答えられる方がいないようなので こちらで質問いたします。 ロバート・フォワード著「竜の卵」で、単磁石を使って小惑星を圧縮し、 ドラゴンスレイヤー号を無重力で囲って、中性子星の軌道を巡らせようと するくだり。あまりにも途方のなさを感じさせるアイデアに惹かれるの ですが、その課程の説明が いまひとつよくわかりません。超高密度の物質 のなかをモノポールが高速で前後に動くところまでは何とか分かるのですが その後の核融合のくだりに、素粒子対? 磁気単極対??(検索かけても出て こなかった…)小惑星がいかにして縮退物質=モノポールの固まり?と化すのか どうか解説よろしくお願いいたします。m(_ _)m
>ドラゴンスレイヤー号を無重力で囲って そ、そうだったっけ・・・
俺のうるおぼえだと、潮汐力に抵抗するために なんかよくわからんものでかこってたな
>>685 「原子の外殻から電子を追いだすことで高密度の物質を作る」だっけか?
あれ?別の作品のモノポールと間違ってる?
手元に無いので、そのくだりを説明してくれないことには、答えられない。
ちょうど最近読みなおした所だったんで後書きを読んでみた
>この重力による残留潮汐力からドラゴン・スレイヤー号内の人間を保護するために、
>観測用カプセルを囲む半径200mの円周上に六個の潮汐力補償体を配置し、
>この六個の天体の作る平面が中性子星の方向に対して常に直角になるようにした。
>この補償体は、直径約200kmの小惑星を直径100mに凝縮して作られた。
ってことでモノポールは保護には関係無いっぽい
補償体の軌道修正用として"磁気単極触媒を利用した核融合ロケット"を使うと書いてある
作者の詳細な説明があるんで後書きを読んでると良いよ
>>685
690 :
682 :2006/02/15(水) 07:43:25
>683 補足説明 >679の"走っている"という表現は等速直線運動とも加速中とも取れる曖昧な表現なので ”「喪前は慣性の法則を知らんのか」というツッコミを釣るためのレスじゃないのか”と>682で 突っ込んだ訳だ。 ついでに言うと、どちらにしろ電車の「外の人」視点の着地点と「中の人」視点の着地点は 明確に区別されないといけないので、地面に降りる”着地”ではなく電車の床に降りるという意味で (この文脈で受精卵の着床と誤解する香具師もいないだろうし敢えて)”着床”と書いた。
>>679の"走っている"という表現は等速直線運動とも加速中とも取れる曖昧な表現なので
> ”「喪前は慣性の法則を知らんのか」というツッコミを釣るためのレスじゃないのか”と>682で
>突っ込んだ訳だ。
いや
>>681 はそんなつもりで書いた訳じゃない。書いているとおりのことを書いたまでだ。読めば判ると思うが。
おまいは俺の心が読めるわけじゃないから、人のカキコをわざわざ曲解してこうだと決め付けるのはイクナイと思うぞ。
また「着床」と2chで書けば、もうそういった突っ込みが帰ってくると決まったようなものだとも思うが。
電車の中でジャンプして地面に着地すると思う奴もあまりおるまい。
692 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/02/16(木) 18:51:54
軌道リングは、基本的に内部の流体あるいは投射体の速度で調節し、 それを複数をたすきがけにして軌道に対して横方向の安定を図るんじゃなかったか あと、速度の話が出てきてるけど、リングの構造体そのものは地球に対して 高速で動いてるわけじゃないよな 内部の回転体も一つながりの巨大なリボンではなくて、気体液体、あるいは 固体だとしても割合小さなもの(せいぜい数mオーダー)を無数に走らせてるんだよな 建設はスペースファウンテンから始めて複数のファウンテン間を結ぶように 作っていくんじゃないかな そして完全リングになるまえに挫折
693 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/02/16(木) 19:27:23
バレンタインデーに着床すると十月十日後はクリスマスイブというネタなんだろ?な?
人間の妊娠期間は約280日(9ヶ月10日)だけどな。数えで10ヶ月。
>>692 閉じた系のなかで流れる速度を変えるだけで軌道が調整できるんなら
なにも噴射しないで空を飛ぶことができてしまうぞ。
惑星間のハンターの愛機、アーク号のように・・・
697 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/02/17(金) 08:08:29
電磁的に加速させるとすれば外部からエネルギーの注入があるわけで 閉じた系じゃないと思うが 一旦稼動すれば閉じた系で自律的に安定して動き続けるリングのことを みんなが語っていたんだとしたらごめんな
>一旦稼動すれば閉じた系で自律的に安定して動き続けるリングのことを >みんなが語っていたんだとしたらごめんな 少なくとも俺はそういったリングの事は語ってないつもり
少なくともファウンテンは地球を足場にしているよな。 ハッ!地球がファウンテンの反対方向に加速されてしまうから飛べないってか!?(違
700 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/02/18(土) 00:16:41
そう 軌道リングなど所詮は妄想、お伽噺なのだよ この宇宙が閉じている限りなッ!!!
衛星の中でホイールを回しても姿勢制御ができない とかに通じてそうだがw
ネタなんだよな? 軌道と姿勢をいっしょにしてるのは…
一緒ではないが通じるところはあるだろうな
>>704 作用反作用によって何が起こると思っているのか、アフォな俺にも判る様に詳しく
球面(あるいは円周)と中の流体ひっくるめて、運動としては閉じた系じゃん。
だから?
708 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/02/18(土) 22:15:01
重力の効果やら摂動の影響は言うくせに 人工的な制御は閉じた系だから無効だという 次はゼノンのパラドックスでも持ち出すか?
虎はいつまでたっても黒んぼの少年に追いつくことができない だがスピードはだんだん上昇し、最語にはバターに変わる
少年の周りを3匹の虎が回るとする。 加速する虎が少年の周りを回り続けるためには その質量を増すことでお互いの間に働く引力を大きくして 慣性との釣り合いを保つ必要がある。 そこで虎の質量をm、速度をv、回転半径をrとして、 遠心力と万有引力の釣り合いの式を求めると以下のようになる。 m・v^2/r = G・m^2/3^(1/2)・r^2 上式において虎の速度を光速c、回転半径を10mとすると このときの虎の質量は2.6*10^27kgとなり、これは太陽の約1000分の1の質量に当たる。 虎の体積を考えるとこのときの虎の密度は中性子星相当となることが分かる。 一方、中性子星は超高密度ゆえに超流動状態となることが予想されている。 よって同様に考えることで回転する虎は光速に近づくとバター状となると予想される。 なお少年の位置は平衡点となるので少年が虎に捕まることはないが、 最終的には潮汐力によってバラバラにされてしまうであろう。
少年がジョウントできれば無問題
>>708 中の流体をどう動かそうと、動かないんじゃないか?
外に何か噴射するとか、地球につながってるとかしないと・・・
713 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/02/19(日) 10:26:21
え?地球につながってないの? ヒント:スペースファウンテン
714 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/02/19(日) 17:47:17
>>686 〜689の皆々様
レスいただき、遅ればせながら御礼申し上げます。
強力な交番磁場が、高密度の物質塊の中で触媒の単極を、高エネルギーの
もとに前後に激しく動きまわらせた(と、ここまでは判るのですが…)。
単極と高密度の原子核との衝突が超高エネルギーのもとでおこり、磁極単極
対を含む素粒子対が大量に発生した(物質塊がN極あるいはS極に帯磁して
素粒子レベルまでにバラバラにされる?この分解の仕組みがよく判らないでいるのです。
あとは…)小惑星の中心に次々と単極が注ぎこまれるにつれて、そこの構成
物質は、軽い電子で膨れた通常の物質から、高密度の“モノポリウム”に
変換した。もとの原子核はそのままだが、まわりには単極が連鎖した軌道を
描いているので、密度は中性子星に匹敵するほどに増大した。(こう次から
次へと磁気単極を詰め込むだけ詰め込まれれば、片方の極にしかならなくなる?)
…以上、どうか長年の疑問につきましてアドバイスいただけますよう、よろしく
お願い申し上げます。長文失礼いたしました。
715 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/02/19(日) 19:46:17
磁気単極子は推定では質量がものすごく大きい だから磁気単極子を磁場でがんがん揺らすと 磁気単極子と周囲の粒子との相互作用で、 周囲の粒子にものすごいショックを与えることができる 一方、磁気単極子はそれ自体が安定した素粒子で さらに安定した状態に崩壊するモードが(ほぼ)存在しないため 磁気単極子であり続ける
>>714 >単極と高密度の原子核との衝突が超高エネルギーのもとでおこり、磁極単極
>対を含む素粒子対が大量に発生した
粒子加速器の中と同様で、粒子と反粒子のペアが対生成しているのだと思う。
ただし、衝突する素粒子の中に磁気単極(モノポール)が含まれているので、
磁気単極の対(N極モノポールとS極モノポールのペア)が発生し易くなった
と考えられる。
>小惑星の中心に次々と単極が注ぎこまれるにつれて、そこの構成物質は、
>軽い電子で膨れた通常の物質から、高密度の“モノポリウム”に変換した。
「ミューオン触媒核融合」の様なものだろう。「ミューオン触媒核融合」は
電子をより重いミューオンに置換することによって、軌道半径を小さくし、
原子核間の距離を縮めることで、核融合反応を起こし易くする手法のこと。
軽い電子を弾き出して、もともと大質量な磁気単極に置き換わることでも、
同様の現象は生じ、原子核間の距離が縮んで密度が高くなると考えられる。
>もとの原子核はそのままだが、まわりには単極が連鎖した軌道を
>描いているので、密度は中性子星に匹敵するほどに増大した。
磁気単極が電子に置き換わっても、いわば電気単極とも言える電子とは、
振る舞いが異なるだろう。電子のように軌道を回るようなことはせずに、
磁気単極そのものが輪を描くことで電気双極子となり、原子核を引き付ける
と考えられる。同様にして、原子核も輪を描くことで磁気双極子となり、
磁気単極を引き付けると考えられる。
>>712 >中の流体をどう動かそうと、動かないんじゃないか?
中の流体をどう動かそうと「何が」動かないんだ?
地球上で大砲から弾を打ち出すと、弾は動かないと言いたいのか?
大砲の弾は大砲の中を飛ぶんじゃない。 地球上で大砲から弾を打ち出すと、(第一宇宙速度を越えない限り)地球全体は 動かない。
これでいい?
スペースファウンテン(Space Fauntain)
ロバート・L・フォワード博士によって提唱された高空構築物。
電磁加速ランチャーにより、秒速数十mで真上に打ち上げられる磁性体の
流れをチューブですっぽり包み、チューブ内側のコイルが電磁誘導により電力
を得ながら磁性体を減速すると、その力がチューブを支持して直立させる。
適当な高度に達したところで、強力な磁石を使って上昇流を曲げ、真っ直ぐ
下に向けてやれば、磁石は上昇流の勢いをすべて受け止めて、その高度に
静止する。この磁流の上にステーションを建設し、連結させていく。噴水の上
に乗ったピンポン玉を連想すればよいが、軌道エレベータより遥かに簡易で、
低軌道に建設できるなど利点は多い。
SFはどこまで実現するか―重力波通信からブラック・ホール工学まで ブルーバックス
ロバート・L. フォワード (著), 久志本 克己 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061328018/
>>718 第一宇宙速度を越えたら何が起こるんだ?
第一宇宙速度を超える場合と超えない場合は何が違うんだ?
長文でもいいからどんどん語ってください。ワクワク
722 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/02/23(木) 12:00:32
モノポール対が生成されても すぐに対消滅すると思うがな
>>722 強力な磁場か電場をかけて、分離すればよいかと。
中性子星の磁場をそのまま利用してもいいし。
>722 モノポールって対消滅するようなものか?
モノポールと反モノポールなんじゃね?
>電荷には+と−があってそれぞれを取り出せるが、 >磁石のように磁極のN極とS極は単独では取り出すことができない。 >モノポールはディラックにより導入された粒子で、 >磁気単極子という名前のように磁石のN極またはS極だけの磁荷をもっている。 反モノポールって、例えばSNがいっぱいある「マルチ」ポール?
>>724 対生成する以上、モノポールと反モノポールの対だろうから、対消滅するだろう。
だから、対消滅する前に引き離す必要がある。
>>726 モノポールと反モノポールとは、質量が同じで、量子的性質(例えば磁荷)の
符号が逆(例えば、N極に対するS極とか)であると思われ。
反モノポールって表現おかしくないか?
対消滅って電子と陽電子とか通常物質と反物質でしょ? 通常物質のNモノポールとSモノポール 反物質の反Nモノポールと反Sモノポール が存在しうる? 生成されるのはどういう組み合わせ? 対消滅するのはどういう組み合わせ?
そもそも磁気単極子が独立して存在すること自体が 作り話であることを前置きしておく。 で、仮に磁気単極子が取り出せるとすると 磁気単極子はSとNの組みで磁気双極子となるのが最も安定と 思われるので通常はこの状態に落ち着くと予想される。 これは電子と陽子が原子を構成することを想像すればよい。 さらに通常物質から磁気単極子が取り出せるとすると 反物質の世界でも磁気単極子を取り出すことができるはずなので 反物質の磁気単極子も存在すると予想される。 こうして得られた反磁気単極子は磁気単極子と対消滅を起こす。 これは電子と陽電子が対消滅を起こすのと同じ原理である。 もう一つの可能性は磁気双極子が圧縮されることで S単極子とN単極子が融合して別の素粒子に変換されることである。 これは電子と陽子がベータ崩壊して中性子になることに相当する。 何ができるのかは想像もつかないのでノーコメント。
現代物理学で予想されているモノポールは、素粒子ではなく、 初期宇宙の真空の相転移で生じた位相欠陥だね。ソリトン、 即ち、局所的に集まったエネルギーの束と考えられてる。 位相欠陥なので「磁気単極対が生成」とかは考えにくい。 つまり、劇中のモノポールは作品オリジナルの存在かと。 余談だが、モノポールは0次元の位相欠陥だ。1次元の 位相欠陥をコズミック・ストリング(宇宙ひも)と呼ぶ。 「宇宙のステルヴィア」で登場したあれのことだ。
>>729 仮にそういうモノポールの種類があるとして、対生成・対消滅できるペアは、
N極モノポール & 反N極モノポール(S極)
S極モノポール & 反S極モノポール(N極)
だろう。ただし、N極モノポールと反S極モノポール、および、
S極モノポールと反N極モノポールが同一である可能性もある。
>反物質の磁気単極子も存在すると予想される。 >こうして得られた反磁気単極子は磁気単極子と対消滅を起こす。 >これは電子と陽電子が対消滅を起こすのと同じ原理である。 これは普通の対消滅で、モノポールかどうかには関係ない 以上、モノポールの対消滅とは言えないと思うんだが。
>>733 物理学で対消滅といったら、物質と反物質のそれしか存在しないんだが。
北斗と南が合体するようにモノポールじゃない何か別物になってしまう ことを考えてるんじゃないのか それを対消滅とはいわないが
北斗と南斗は合体して何になったんだっけ、と一生懸命考えた俺はもう死んでいる。
「モノポールの対消滅」って語を使い始めたのは722だろう。 あとは俺(=733)も724もその他も「そもそもモノポールの対消滅ってあるのか?」って話だ。 それに対して「対消滅とは物質と反物質の...」なんて定義をいまさらいわれても。
それじゃ電気単極子の対消滅から考えてみようか
2本の棒磁石のSとNをくっつけると,単に長い棒磁石になると思うのだが U磁石をひん曲げて,SとNをくっつけると磁界はどうなるんだろ?
円形の棒磁石(というか円磁石?)になると 軸線に垂直な面方向に弱い磁界が発生すると思う。
磁石というのは要するに磁界を保持している金属のことなので 棒磁石というのは釘にコイルを巻いたものと同じと考えられる。 そうすると円磁石というのは環状の金属に満遍なくコイルを 巻いたものと言うことができて、右ねじの法則を考えれば 環の中心を通って環を含む平面に垂直な軸を中心とした 同心円状の磁場が形成されることが分かる。 棒磁石から考えると磁力線が沸いて出たような感じで 気持ち悪いけど、磁場とはもともとそういうものなので、 実は棒磁石でも真ん中辺の磁場は円磁石と同様に 磁石の外で閉じた環を作っている。 さらに余談をすると、磁場が環状の構造を持つのは 磁場が磁気「双極子」によって作られていることに起因している。
742 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/03/31(金) 06:13:19
>>729 >>732 反粒子の性質知ってたら、
ある種のS極モノポールの反粒子=ある種のN極モノポール
とわかると思うが
(ある種の、とつけたのはモノポールが1種類とは限らないため)
>>737 えーと…要するに反粒子とか
対生成・対消滅のことよくわかってないんだね?
そうでないなら、722に「モノポール対」って書いてるの
読んでちゃんと考え直してくれ
743 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/03/31(金) 06:14:35
そうそう、738もネタにしてるように、 電気単極子も磁気単極子もたいして変わらんからね
ひと月ぶりにレスついてると思ったら、 ヴァカの荒らしだか釣りだかの書き込みか。やれやれ。 変な粘着のせいで、すっかり屑スレになっちゃったなぁ。
745 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/04/02(日) 11:10:38
なんでそう思うの?別に煽ってないし。
反粒子っていうのは量子的性質が真逆の粒子で、
粒子=反粒子な一部の素粒子を除くすべての素粒子に存在してて、
「対生成」が起きるときは必ず粒子と反粒子のペアで生成されるわけだけど。
電荷ゼロの状態から電子を生成しようと思ったら
陽電子が一緒に発生しないと電荷保存が破れてしまうでしょ?
モノポールの場合も、磁荷を保存するようにペアの反粒子が一緒に生成されるんよ。
大元の
>>714 の文章にも、「素粒子対」ってあるでしょ。
対生成で発生する粒子のペアのことを〜対って日本語でよく書くんだよ。
モノポールだけ別に考えてるように見える737は、
そのへん知らなかったか、適当に書いてたかのどちらかだと思ったわけだ。
だからよく読んでみて、ととりあえず書いたんだけど。
>反粒子の性質知ってたら >要するによくわかってないんだね? こういうレスつけておいて「別に煽ってないし。」か。 やれやれ。
粒子の性質云々じゃなくてスレの流れを無視してる書き込みなのが 問題だったんだが・・・ で書き込みの意図をみんな適当に推察したところ、「わかってない奴が書き込んだ」 と言う判断が出ただけだ。
749 :
732 :2006/04/06(木) 22:09:46
>>742 >(ある種の、とつけたのはモノポールが1種類とは限らないため)
俺が言っているのはまさにそういうことなんだけど。
750 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/04/24(月) 11:10:05
次元断層スレ見てて、疑問に思ったんだけど レーザー(Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation) の light って紫外線、赤外線領域も含むものなの? 赤外線領域も含むなら、熱線銃って、赤外線レーザー銃じゃあるまいか、 というのは間違いですか?
マイクロ波になるとメーザーになったりするけどlightは光全般をさすと思う 広い意味で電磁波一般をさしてX線レーザーなんて言い方もするよね 赤外線でなくてもレーザー銃なら基本的に熱線銃のような気もする
>751 なるほど、レーザーは結構広い範囲で使える用語なんですね。 メーザー(Microwave〜)という用語を知っていたので、 各波長域に応じて別の用語があるのかと勝手に思ってました。 熱線銃は単なるネタか.....。
その昔、光と熱は別々に送られるものと考えられてたんよ。 そしてハーシェルとゆー天文学者が、光のスペクトルと同様、プリズムを利用して熱の部分を分離できないかと考えた。 当初ハーシェルは、一番明るい黄色い光の部分で一番熱くなるのでは? と考えたが、 いざ温度計を当てて見ると、赤い所の方が温度が高くなる事を発見。 更に実験を進めると、赤よりも更に外側、一見光の見えない部分が最も温度が高い事が分かった。 で、『光線』と『熱線』が別々に存在して、それぞれ別のスペクトルを作っているらしい。 とゆー推測を得たのだな。 ところが、その後光の研究が進んで、この見えない部分にあるのは波長の短い光の一種で、 ハーシェルの確認した温度の違いも、結局波長による吸収率の違いによるものと分かった。 かくして、『熱線』の存在は科学界から放り出され、現在は高い吸収率を持つ赤外線、もしくは電磁波の熱を伝える作用に注目した場合、慣例的にこれを熱線と呼んでいるのだな。
755 :
753 :2006/04/25(火) 19:21:07
1と2を読んだ記念。 予想外に専門的で勉強になった。
757 :
752 :2006/04/27(木) 12:09:15
おおっ、熱線の説明まで...。 熱線って赤外線を指す一般用語だと思ってましたよ。ありがとうございます。
水素原子一個分の刃っていうのがよく分からないんですけど、 この場合、水素原子以外のものを使って水素原子分の厚さにしている、っていう意味でいいんでしょうか?
>758 設定しだいだろうけど、そういう解釈でいいのでは?
作者が言いたいのはそういうことなんだろうが実現不可能じゃないかな 水素原子より小さい原子は無いんだから、水素原子以外の物質で 水素原子一個分の厚さの刃なんて出来るわけがない 物質じゃなくてレーザーやら電子ビームだったら可能か
単分子ワイヤーのようなもの?
>>760 中性子だけを固めれば、水素原子一個分の幅にそりゃあ
ギッシリ詰め込めるぞ。
>>763 薄いから核子の数はむしろ少ないだろう。よって、無問題。
765 :
753 :2006/05/04(木) 13:53:51
>>762 それくらい詰め込むと本当に何でも切れそうだな。
単分子ブレードの類はブレードの方が切れてしまいそうだが。
重力及び慣性操作技術のある世界(Gガンとか)なら中性子ブレードは強力な武器になるな。
破壊魔定光の宇宙ポン刀ってそんなんじゃなかったっけ
>>764 原子間距離(というか核子間距離)が小さいから密度が高くなって
やっぱり重いだろう
スラスター バーニア ブースター って、どういった区別がされているんですか?
age忘れスマソ
語源は全部違うが、似たような意味で使われてるな スラスタ=噴射口 バーニヤ=副尺, 補助ロケット(微調整) ブースター=後援者; 昇圧器; 増幅回路 というのが本来の意味だと思う。
ロケットのブースターとバーニアは全然違うだろ
だから本来は違う意味だがSFでは大して区別されてないって
thruster: 推進装置一般 vernier: 姿勢制御などに使う比較的小出力の補助推進装置 booster: 瞬間的な加速などに使う比較的大出力の補助推進装置
シャトルでいえば、 真後ろにある大型のがブースターで、横とかについてて、噴射したりするのがバーニアか…
スラスター thrust + er 強く押す、突く+者 の意 推力(航空宇宙用語でスラスト)を発生させるもの。推進器。 特に姿勢制御などに使う補助的な推進器を指す。 宇宙に行くと何でもかんでもスラスタになってしまいがちなのは、 一番でっかいエンジンを打ち上げの時に捨ててしまうため。 バーニア Vernier 主尺の目盛よりも小さい数値を読み取るための副尺の事。 発明者、ピエール・ヴァルニエの名に因る。 転じて細かい調整をするもの、宇宙機の姿勢制御用の推進器を指す。 ブースター boost + er 後押しする+者 の意 付随的に加える事により、出力を増強させるもの。 宇宙機では、特に打ち上げ時に使用する補助エンジンを指す。
まあ、みんな富野が悪いんだが。
「アレはSFでは無い」
シャトルの真後ろにあるのはメインエンジンって呼ばないか? 打ち上げの時の細い二本のが固体ロケットブースタ あとアポジモータもよく出てくるけど、本来は人工衛星の専門用語で トランスファ軌道からドリフト軌道に投入するときにトランスファ軌道の アポジ(遠地点)で吹かすからアポジモータなのだという事は過去スレでも既出だと思う
真後ろの黄色いヤツは単なる燃料タンクだ
>>781 腹にかかえてるのは燃料タンクだね
オービタのおしりに3基ついているのはメインエンジンと普通呼ぶのではないですか?
という意味でいいました
775準拠の表現によって誤解が生じたとすればすいませんでした
>>782 もちろん打ち上げ時のカメラの手前が前、奥が後ろ
シャトルの頭は上、エンジンノズルは下だ
乗り物の座標系はふつう乗ってる人の主観にあわせないか?
または
>>783 のように「腹に抱えてる」などと表現すると誤解が少ない。
一生乗らない乗り物だからなぁ
>>775 シャトルでは「バーニア」も「ブースター」も使ってないはず
「バーニア」なんてアポロ以降はアニメでしか聞かないぞ
788 :
787 :2006/05/10(水) 00:02:58
SRBがあったな>>ブースター orz
>>787 後の世のホンモノの宇宙船のために、それらの用語を
取っておいてあるんではなかろうか。
>>789 ホンモノのトミノ式宇宙船ですね!
・・・昔からだが最近は略号で呼ぶ傾向に拍車がかかっているような
OMS:Orbital Maneuvering System
RCS:Reaction Control System
とか。
こういうのってロケットモーターだけじゃなくて制御用の電子系も含めてシステム、と呼ぶ方が
不具合が起こった時に判りやすいのかも?(何か姿勢制御に以上がある時、
まずはRCSが変と言い、次にRCSのモータのせいか、電子系か、等と切り分けていったりしそうだし)
ただ略号だらけってのは判りにくいだけのような気もするが。
あー略号だらけってのはNASAでの話ね
漢字がないと不便だな。
OMSは軌道上における移動装置 略して 「軌移装」 か? 三文字じゃ漢字でもよくわからん
中国人なら何とかしてくれる
むしろ「軌道操作システム」か>>OMS OMSは向きを変えるだけじゃないから、それで正しいとも
「軌道操作系」 中国語っぽくなってきた
遊戯機中心
中国語で「システム」は「組織」
あたいこそが 801 げっとー 訳せない単語の代表例だろ<system seriousと同じで、文脈ごとに訳し分けるしかない。
その昔、勇者王ガオガイガーというアニメで中国製の緑と黄色のロボが モデルになったオリジナルなら「システムチェージ!」と叫ぶところで わざわざ「組織交換(ズージィジャオファン)!」と変な中国語訳で叫んでいたのが たいそう間抜けだと思ったことがある。
まあ「電探」よりも「レーダー」のほうが通じやすいよね。 しかし「オウエムエス」が一般人も使うほどポピュラーな単語になるとは思えん。 略し方にもセンスってものがあるなあ。
「Oh!MS」 マイクロソフト製OS専門誌(発行:日本ソフトバンク)
>>801 >seriousと同じで、文脈ごとに訳し分けるしかない。
それを「訳している」と言うのでは
「…何度軌道修正やってもダメなんだから。 あの会社はOMSが壊れてるんじゃないの?」 「OMSですか、確かにそんな感じですねハッハッハ」
は、激しいジョークだなぁ;
>>804 一瞬"MZ"に見えてとても懐かしかった。
負質量、または負のエネルギーを使うと発生する「量子利息」ってあるじゃん。 あれが増え続けるのをほっとくと結果的にどうなるの? 宇宙崩壊とか?
>>809 "量子利息" の検索結果 約 6 件中 1 - 3 件目 (1.00 秒)
これは「あるじゃん」と言える用語じゃないぞw
さかのぼってビッグバン以来の利息を取られる借金ですか
なんとなく意味はわかる気がするが… 負のエネルギーを取りすぎると、真空の潜熱が冷やされてインフレーションが起きちゃうんじゃないかな。
神武元年に1銭を年5厘の複利で預けると紀元2600年には
428円?
>>811 過去にハイパーインフレが何度も宇宙を襲っていたので、利息が幾ら膨れ上がっても
どうって事はありませんから安心して下さい。
>816 誰がうまいことを(ry
818 :
809 :2006/05/15(月) 18:51:58
ごめ、空想科学読本のツッコミ本に負質量推進と量子利息云々と書いてあったから。
全然違う質問なんだが
エネルギーが完全にゼロの状態であるはずの真空中に、真空エネルギー(
>>812 の言う「潜熱」?)
という物があるそうで。
その潜熱を取り出した後の真空は「真空よりエネルギーの低い真空」になっちまうって事?
真空の相転移ってヤツ?ディラックの海とは違うのかな?
真空の相転移のことでしょうね ディラックの海はちがうでしょ。対生成のことを言ってるのかな? 今の真空が総転移を起すことが可能なものかどうかは分かりませんよ タイムスケールを考えるとほぼ無いでしょう。
>>818 そいつは負のエネルギーという問題を解決するために
「エネルギーがゼロの真空は、ほんとうはエネルギーを
持っている」ことにした仮説で、今は廃れてしまったもの。
小説版スタートレックでは、転送がディラックの海を経由
して行われることになっていたと思うけど・・・
>>809 おそらく、これのことが言いたいのだろう。
ttp://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0004/minus.html?PHPSESSID=073b91da835cd3ee2db98e58421abc8f 負のエネルギーを大量(絶対値が)に長時間保持しようとすると、
莫大な正のエネルギー(通常のエネルギー)が必要になるということ。
問題の件だが、莫大な正のエネルギーがあって初めて負のエネルギーを保持できる
のであって、正のエネルギーの供給が止まれば、負のエネルギーの状態も消える
だけのことかと。利息が払えなくなった時点で終わりってだけのことかと。
以前「トリビアの泉」で、上述の理由でワープは不可能であることが証明されてる
というトリビアがあった。詳しく説明すると、ワームホールを使ったワープでは、
ワームホールを支えるために負のエネルギーが必要で、宇宙船が通れるくらいの
ワームホールを支えるには大量の負のエネルギーが必要であり、そのためには
観測可能な宇宙の全エネルギーの10倍ものエネルギーが必要だそうだ。故に不可能。
ただし、方法を工夫すれば地球1個分のエネルギーで可能だ、という反論もある。
また、ブラックホールの中では負のエネルギーの物質が安定して存在できるので、
これが原因でホーキング放射が生じ、ブラックホールの蒸発が起こる。
>>818 「真空のエネルギー」はあると考えられている。その存在を疑う物理学者の方が少数派だろう。
量子論の不確定性原理により、真空は真に空なわけではなく、仮想粒子の対生成と対消滅が
至る所で繰り返されている状態であることが判っている。(カシミール効果など)
だが、実は、真空のエネルギーの大きさの理論的な予測値があり得る上限値を著しく上回り、
現代物理学の謎の1つとなっている。
ちなみに、最新の観測によれば、宇宙の全エネルギーの73%はダークエネルギーと呼ばれる
謎のエネルギーだと考えられている(これが宇宙の加速膨張の原因)。ダークエネルギーの
正体の有力候補の1つとして「真空のエネルギー」も挙げられている。
初期の宇宙は「真空のエネルギー」が大きく、それが「真空の相転移」によって小さくなり、
その差分が言わば「潜熱」として解放され、そこから物質が作り出されたと考えられている。
「真空のエネルギー」は空間を膨張させる性質があるので、初期の宇宙は「真空の相転移」が
完了するまで指数関数的に膨張をし(インフレーション)、その後、真空の潜熱が解放されて
物質が作り出されて宇宙は超高温・超高圧になった(ビッグバン)、というのが現代宇宙論の
基本シナリオだ。
>>819 「ディラックの海」の概念は、場の量子論の完成により、現在は完全に廃れている。
824 :
809 :2006/05/16(火) 19:18:55
おお、さすがSF板。
レスくれた皆さんd。
某RPGの設定で「量子論によれば無は揺らいでおり、宇宙はその波動から生まれたものである」
みたいなのがあったんで「これはどこまで本当なのか?」と思って調べ出した次第。
「波動」が真空の相転移を指してるならある意味間違ってはいないかも。
>>823 そろそろしつこいかもしれないが質問三つ目いいかな。
>初期の宇宙は「真空の相転移」が
>完了するまで指数関数的に膨張をし
とあるけど、今手元で参考に呼んでる本だと
「ビッグバンは水素原子の原子核よりさらに小さい空間で起こった」と書いてある。
間違った本買っちゃったってヤツ?
ゼノギアスなら専スレあるよ?
>>824 どこも矛盾してないじゃん。
水素の原子核よりも小さい空間が指数関数的に膨張して今の宇宙になったんだよ。
そう無理やり説明されてるんだよw
>>824 >某RPGの設定で「量子論によれば無は揺らいでおり、宇宙はその波動から生まれたものである」
ビレンキンの「”無”からの宇宙創成」説のことだと思われ。
宇宙は”無”(量子論的な揺らぎはあるので、完全な「無」ではない)からトンネル効果により
生まれるとする説。ビレンキンによれば、真空のエネルギーの大きい宇宙ほど生まれる確率が高く、
そのため、生まれた宇宙は多くがインフレーションを起こして巨大な宇宙になるのだそうだ。
>「ビッグバンは水素原子の原子核よりさらに小さい空間で起こった」と書いてある。
>>827 氏のご指摘の通り。
ただ補足すると、「ビッグバン」という言葉のニュアンスが微妙に異なっているかもしれない。
宇宙の創造そのものを「ビッグバン」と呼ぶ場合と、インフレーション後に初めて物質が発生した
高温高圧の火の玉宇宙のことを「ビッグバン」と呼ぶ場合とがある。
>>823 は後者の意味で使ってる。
その本は前者の意味で使っているのかも。
830 :
809 :2006/05/17(水) 18:38:03
重ね重ねd。以後の質問は質問スレへ逝きます。
831 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/06/10(土) 06:41:18
>>750 紫外レーザーってあるよ
っていうか物理では光っていうと可視光以外も含めること多いし
(別に可視光だけが特別なわけじゃないし、分けるのが面倒だから)
X線レーザーがあるくらいだからな
医療用メーザーとかレーザーの劣化版?
835 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/07/02(日) 08:25:46
自由電子レーザー
今時、実験室レベルだけど室温で215nmとかいう(゚Д゚)な波長で 発振する固体レーザとかもあるらしいですぞ。 もちろん非線形光学結晶とかいうズルは無しで。
非線形光学結晶はどんな短い波長でも使えるわけじゃないから、 ズルとも言えないよ。 より短い波長で使用可能な非線形光学結晶を開発すること自体が、 大きな技術的挑戦でもある。
そんな波長のレーザー当てられたら、体中のDNAとかタンパクがずだずだになりそうだ。 たいしたことない出力でもまじで殺人光線になるな。
839 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/04(金) 02:06:51
すみません。 実際のところ、バリアーというのは可能なんでしょうか? 「空想科学読本」だともう相当に無理っぽいのですが、じゃあ仮に”SF的考証を入れて無理矢理にでも”実現させようとした場合、どういった構造になるんでしょう? 全方位展開(アニメであるようなドーム状)は無理でも壁状のものなら可能・・・などなど 色々とお聞かせくださると幸いです。
君にも作れるようだぞ barrier 【@】バリア、バリアー、バリヤー、【変化】《複》barriers、【大学入試】 【名】バリア、障壁、関門、関所、防壁、柵、境界、検問所、障害、(柵)障害物、仕切り、国境の砦、(進行・接近を)阻むもの、踏切遮断機
どんなものを防ぐバリアかくらいは限定しないと なんでも防げる盾と言ってるようなもので実現不可能だろうさ。 まあ、でも一般論としては能動的な防衛機構で正面から エネルギーを相殺しようとしたら効率が悪いのは確か。
>>839 SF的設定なら
ワームホールで周囲を覆って
あらゆる攻撃を別空間に接続してしまう
これで完璧
て言うか話が続かない
お母さんが部屋に入って来れないようにバリアを張りたいのならまず、学習机を移動だ。
お母さんに対して心のバリアを設けるだけなら簡単に・・・
国境の砦や踏切遮断機あたりは作るのが難しそうだな
さすがにまともに取り合う人が少ないよな。
バリアって作品それぞれで設定が違うからな
精神的防御なら最強のバリアがあるよ! 作り方は簡単。 どこでもいいから70m以上の所から地上に飛び降りる ↓ 誰も君の心を傷つけることは出来ない!(^ω^;)
自殺幇助イクナイ(´・ω・`)
飛び降り自殺が増える中不謹慎だが 不覚にもワロスwwwwwwwwwwwww ブラックホールのシュバルツシルト半径って そのまま事象地平面までの半径になるんだっけ?
>>852 ブラックホールには落ちるほどに内側がチョイと見え、外側が
チョイと見えなくなる。だから事象の地平は、つねに見る人と
ブラックホールの間のどこかにある。
真空について考えてみたことが二つほどあるんだけども…。 1:真空に潜熱があるのなら、エネルギーの内包量としては「絶対零度の空間<真空」 なわけじゃね?エネルギーが完全にゼロじゃないと絶対零度は実現しないっぽいし。 で、もし本当に「絶対零度<真空」だったら、潜熱をエネルギーとして利用するときに問題になる 「どうやってエネルギーを取り出すか」つー問題はクリアされるんじゃ? 真空エネルギーを取り出すのが難しいのは、そのために「よりエネルギーの低い真空」を 設定する必要があったからであって、絶対零度(の空間?)がその役割を果たすなら ダムの水の落差で発電するごとくエネルギー利用できそうな希ガス。 2・真空って「いかなる粒子(波動)も存在しない単なる空間的な広がり」だよな? すると「力は粒子を媒介にして働く」という最近のスタンスに従って グラヴィトン(重力の媒介)も存在しない=重力を遮断することが出来る とならないか? まあ、地球上でいきなり重力遮断フィールドなんか発動した日にはその上にある物体が 自転の遠心力で空に漂い出て行く羽目になり 「ちょwwwwおまwwwその位置エネルギーはどこからwwwwww」ともなりかねんが…
真空の定義が間違ってる。 真空は粒子数が限りなくゼロに近い空間であって 決してエネルギーがゼロの空間ではない。 電磁波を考えればその意味は明らかだろう。 質問はいずれも仮定が間違っているので回答できない。
>>854 はトンデモ学説をゼロから作る前に「量子力学と私(朝永 振一郎著)」
あたりで先人達もモノを考えていたことを認識すべきだろう。
>>854 とりあえず2番についてツッコミ入れると、それ順番が逆だろう。
(仮に)真空をそのように定義するならば、”あらゆる粒子・波を遮断する何か”が無いと
真空状態ってのがあり得ないって事になるだけだ。
(ってゆーか量子論的には真空は何もない空間じゃないけど)
あと動いてるものには全部運動エネルギーが働いてるんだから、一方向からの力が消えれば
逆方向に動くのは当たり前。大体重力(引力)消えたら位置エネルギーもクソもないだろ?
>>857 位置エネルギー持たないクソはいやだお・・
>>854 真空の温度は絶対零度かそれに近いと思っているようだが
実際の真空はそんなに冷たくないよ。
むしろ暖かいと感じる人のほうが多いかもしれないくらい。
古典的には温度は粒子の運動エネルギーで定義されていて
速度の速い粒子の集まりは温度が高く遅い粒子の集まりは温度が低い。
その極限として全ての粒子が止まっている状態が絶対零度というわけ。
そこで真空の温度について考えて見ると、真空中には粒子がないから
温度も存在しないという結論が導かれる。
これは一見無意味な言葉遊びに思えるかもしれないけれど
この性質を応用した商品として真空魔法瓶というものがある。
興味があったら調べて見ると面白いよ。
>>854 その説に従えば重力子に限らずに、真空は光子でも音子でも遮断できてしまう。
つまり真空は光も音も伝えない!w
ああ、もともと音は伝わらないのかw
861 :
854 :2006/08/07(月) 15:22:44
トンデモ仮説おったててごめん。 自分でも1と2がすでに矛盾してるのは解ってたんだけど ここで聞いたらどんな返事が返ってくるか、という好奇心も多分あった(迷惑) それでも答えてくれるこのスレが大好きです。ありがとう。凄く参考になった。
>>854 定義論から言うと、「真空」とは「エネルギーが最低の状態」のこと。
最低なのであって、けっして0ではない。なぜならば、エネルギーが0の
状態があり得てしまうと、不確定性原理に反してしまうからだ。
潜熱云々を言っているのは、おそらく「真空の相転移」のことを言いたい
と思われるが、「真空の相転移」とは、上記の「エネルギーが最低の状態」
そのものが変わる現象だ。相転移前の最低値と相転移後の最低値の差分が
潜熱として出てくる。だから、絶対零度とか関係ないし、何者も遮断しない。
浅学ゆえ真空の定義については良く分からんが、 1の仮説って、 「海の底までパイプを突っ込んで、その中の海水を全部汲み出し、そこに海水を流し込めば海でも水力発電できる!」 というようなもんだな。 どー考えても汲み出す為に必要なエネルギーの方が多い。
いや、どっちかというと 「高い所から水を落とすか流すかして水車を回すのが水力発電だ。 一方、海には海底があって、それは海面より低い。 つまり海底の上には水深の分だけ水が唸っているということだ。 だから海の水を陸上に流せば電気が得られるに違いない」 って感じじゃないか。 長すぎて喩えとしてイマイチだが。
>864 海底に発電所を作ればいいんだよ。
>>865 で、どこに水を落とすんだ?
水力発電は落差(位置エネルギー)を利用するもの
サイフォンの原理を用いれば 海底からエネルギーを取り出すことは原理的に可能 中空のパイプに蓋をして一方の端を海底に降ろし 他方の端を水面より上に置いた状態で蓋を開けば 海底から水を汲み上げることができる
>>867 なんだよその反重力パイプはw
サイフォンの原理であるなら、始まりが海底の場合、途中で海底より高い位置を通過可能だが、終端が海底より
低い位置からでないと水をくみ出すことはできないぞ?
>>867 はネタだと思うが
海底火山の上にパイプを設置するとなんとなく
うまくいきそうなイメージがしないでもない
パイプの設置と維持はSFですか
この海底火山は奇跡でできているんですよー
海底温泉としたほうがいいんじゃ… どっちにしろ単なる地熱発電の一種です。
種(SFじゃないが)に出てきた用語で 「ポジトロニック・インターフィアランス」 というのがあったけどどういった現象? 場面としては主役の戦艦がマスドライバーで宇宙に離脱する際に艦首陽電子砲を空にぶっ放したら 艦体が謎の加速を得て大気圏を突破するというシーンなんだけども。
む、単に進路上の障害物(大気やデブリなど)を取っ払って飛び出しやすくしてるだけじゃなくて?
陽電子砲で?砲口を出た瞬間に濃密な大気での対消滅が始まるから‥ 恐い考えになってしまった。
>>873 electron interference なら電子干渉なので、これの陽電子版と思われる。
光の干渉と同様の現象が電子でも観察されるので、これを電子干渉と呼ぶ。
が、たぶんこれで謎の加速を得ることはありえない。
>>875 をもう一歩進めて前方の大気を対消滅させることで真空を作り出し
それに吸いこまれることで加速するというのはどうか…
>>876 その加速だと、マッハ1は超えられないような。
前方で対消滅爆発が起きたら爆圧?で後進する気が。 目の前で小型爆弾を並べて次々に爆発させてるようなものだから。 それ以前に至近距離でのガンマ線と熱で偉いことになるが。電子装備全滅。
ガンダムSEEDの、ジェネシスを喰らった連邦軍みたくなりそうだw
>>878 作中ガンガンぶっ放してる以上シールドは充分されてると見るべきじゃないか?
そして
>>877 、得るのはマッハ1の速度じゃなく加速なんだからいいんじゃないか?
脱出速度11km/sの3%、障害物の除去と合わせて5%以上と考えれば
僅かに及ばない分を知恵で補ういい作戦かつSFなんではかろうか。
>>880 >そして
>>877 、得るのはマッハ1の速度じゃなく加速なんだからいいんじゃないか?
いや、真空に吸い込まれる方式じゃ、その大気中の音速までの加速が限界だよ。
>作中ガンガンぶっ放してる以上シールドは充分されてると見るべきじゃないか? 戦艦はいいだろうが、その周りへの影響が、そのなんだ
ガンマ線ってすぐ大気に吸収されるから 理科雄が言うほど危ないもんじゃない って山本弘が言ってた(・∀・)
どっちもどっちという感じのするソースだな
読本も凄かったけど つっこみ本も凄い内容だしな
>>884 山本弘の言ってることの大半は専門家の受け売りだから、
山本弘自身の考えではない分、理科雄よりは信用できる。
887 :
638 :2006/09/07(木) 10:40:50
それは専門分野以外の事を嬉々として喋る俺らも同じだよw>受け売り
888 :
880 :2006/09/07(木) 12:16:42
>>881 だからそれは得られる加速が、にすぎないと思うんだが。
仮に既に鑑がマッハ20に達していたとして、残りのマッハ19がどこに消えるのか聞いてもいい?
ていうか真空と虚無(宇宙の外側)を混同してないか。
宇宙戦艦でなくとも勢い余って乗っかってる空気より前方に飛び出しちゃいかんという法はあるまい。
>>888 >だからそれは得られる加速が、にすぎないと思うんだが。
全然分かってないね。単純に物理学の問題だよ。真空に吸い込まれる艦の速さは
音速に達する(もしくは元々超えている)と、それ以上は加速されない。
>仮に既に鑑がマッハ20に達していたとして、残りのマッハ19がどこに消えるのか聞いてもいい?
逆に訊くよ。既に音速を超えている艦が空気中から真空中に入るとして、
どういう仕組みでそれ以上加速されるんだ?
>ていうか真空と虚無(宇宙の外側)を混同してないか。
真空がブラックホールみたいに周囲の物を吸い込んでくれると勘違いしてないか?
真空が吸い込むのではなくて、周囲の空気の圧力で真空中に押し込まれるだけだよ。
>宇宙戦艦でなくとも勢い余って乗っかってる空気より前方に飛び出しちゃいかんという法はあるまい。
どうやって、乗っかってる空気より前方に飛び出すことができるんだい?
詳しく説明してもらおうか。
なんか随分喧嘩腰だな。マターリいこうぜ、とか言うと売ってんのはそっちとか言い出すんだろうな。ウヘァ 既に鑑がある速度で飛んでいる。その土台・足場である空気がマッハ1(弱)で同じ方向に流れ出す。 鑑は前方からの抵抗や後方からの引っ張り力(水泳選手の背中とか潜水艦の艦橋の後ろに小さい渦が できるとかいうアレ)が弱まった分マッハ1には及ばないだろうがそれに由来する加速を得る。 BHと勘違い? 舐めとんか。あくまで空気がマッハ1で戻る事しか俺は問題にしとらんよ。 鑑自体が真空の引力に吸い寄せられるなどと俺がいつ言ったか言ってみな。 土台が動いたら乗ってる物も動くと思うのが普通じゃないかと同意を求めたつもりなんだが。 百m走で動く歩道使って反則じゃないとでも言うつもりか? どうやって飛び出すか、だ? ヒトのハナシ聞けオメーは。 既にマッハ20(数字はあくまで仮のもんだが)の前提なんだからマッハ1でゆっくり戻る空気なんぞ すぐに追い越すだろーが。
俺としては俺が慣性の法則を誤解してしまってるのかもしれんという考えもないではなかったんだが、 そうだとしてもこんな簡単な文章もマトモに読めないで行単位で脊椎反射レベルのレス返す奴相手に 何十レスやり取りしたところで矯正の役にも立たんしな。 しばらくこのスレの存在は忘れて他所で楽しくお勉強でもして出直してくるよ。 その時までにお前がWeb翻訳の逐語訳に頼らなくても日本語喋れるようになってたら また相手してくれや。
文系の香り高いレスが並んでるなぁ
禿同
空想の話ならできるけど、ちょっと面倒な話になると相手するだけ無駄っていって 逃げるのが流行らしいね、この板の。 あと専門用語でると山本弘とか理科雄の名前だしてけむに巻くのw みんながみんな理系じゃないのは仕方ないんだから、せめて尊大な態度で逃げるのだけはよしなよ。 知らない事、あやふやな事は認める潔さとさ。 って言っても無駄だろうけど。
そういえば少ししか関係ないけど、エンジェルリンクスでカタパルト発進するとき 「先行飛翔体」とかいうのを飛ばす意味って何だったんだろう ていうかあんな個人でグラップラーシップとか持てるような技術レベルの世界で いちいち細かい手順踏まないと飛び出せない大企業の宇宙船ってどうなんだろう
>>890 >既に鑑がある速度で飛んでいる。その土台・足場である空気がマッハ1(弱)で同じ方向に流れ出す。
そこまで分かっていて、なぜマッハ1を超える速さまで加速できるだなんて考えられるんだ?
艦がマッハ1未満の速さで飛んでいる場合、その土台・足場である空気がマッハ1で同じ方向に流れ出すので、
艦は加速され、マッハ1に近付く。これはいいよね。
艦がマッハ1以上の速さで飛んでいる場合、艦から見ると周囲の空気はマッハ1以上で後ろに流れてるわけだ。
その状態で、土台・足場である空気がマッハ1で同じ方向に流れ出したところで、艦から見ると周囲の空気は
初期状態よりも低速だが依然後ろに流れていることに変わりない。減速されこそすれ加速されることはない。
>鑑自体が真空の引力に吸い寄せられるなどと俺がいつ言ったか言ってみな。
言ってないけど、もしやと思って、「勘違いしてないか?」と質問してみたんだよ。分かってるなら、いいさ。
>土台が動いたら乗ってる物も動くと思うのが普通じゃないかと同意を求めたつもりなんだが。
後ろに動いている土台が多少減速したところで、乗ってる物が前に加速されることはないと思うのが普通だろう。
それとも何か? 君の考える艦は羽が生えてて、それで羽ばたいて空気をかいで進んでいるのか?
それならマッハ1を超えるのもあり得るが、そんな前提あったっけ?
>>891 慣性の法則とか言う以前に、根本的なところで間違っている。出直すのが良いだろう。
真空じゃなくてさぁ、オーブのマスドライバーは磁力を用いるタイプみたいだから その磁場(?)に陽電子がなんかの干渉起こしてるんじゃね?
>895 あれはスリップストリームに入って空気抵抗減らしてるんじゃなかったか?
エーテル抵抗ではないかと。エーテル宇宙だし。
>>880 この場合、艦の至近距離から対消滅反応が起こりまくりなので、減衰が十分ではないのでは?
陽電子流が敵艦の装甲にぶつかったときと同様の現象が目の前で起きてるわけだから。
ガンマ線だけでなく各種粒子もばりばり発生しまくりだし、電子装備自体の硬化処理だけでは厳しい。
電子装備自体を物理的に遮蔽物に隠したいところだ。
まあそれと、陽電子砲本体にもダメージがいく気がする‥
陽電子砲なんて言わずになんか普通の大出力レーザー砲ってことにしておけば こんなややこしい話にならなかったのに。
ちなみに、種設定担当の森田曰く 「ローエングリンなどの陽電子砲は、陽電子ビームの周囲を通常のビーム(空気を電離する?)で覆って発射するもので 大気との対消滅は極力押さえられるように設計されております」 だそうよ。 つっても、空気中の分子なんて隙間がら空きなんだから敵艦の装甲に当てたときと 同列に語っちゃいけないんではないかい。ガンマ線の圧力で前方の空気は吹っ飛ぶし。
陽子と反陽子は電荷が逆でひきあうから、密度が希薄でも危ないんじゃないか? そのうえ、大気のほうを電離しちゃったら余計‥
まてまて、話を戻そう。
>>873 だ。
「アークエンジェルが陽電子砲を空にぶっ放したら船体が謎の加速」をするという設定。
これを既存物理学と照らし合わせて、どう説明付けられるか、かという話だ。
謎の加速はともかく、
目の前で線上の対消滅びしばし → γ/X線が空気を押しのける → 空気抵抗が減ってウマ?
までなら説明できなくはない。
(この説明だと第2段階で、コンプトン効果によるEMP爆弾状態になるのは避けられないが)
このほかに、真空状態が戻るときの作用で引っ張られる、というのは効果としてはあるだろう。
ただし、この場合の引っ張られる物体とは、全長420mもある戦闘艦アークエンジェルだ。
これだけの質量を「謎の加速」といえるほどの引っ張り上げるのは、疑わしいのではないか。
真空へ空気が流入しようとするのは何も一方向(アークエンジェルの方向)からだけではないのだし。
あの世界特有の謎物理かもしれないな 遠隔地から、自由中性子の発生を制御出来る世界だからねぇ といってはならないことを言ってみる
ガンダムだろ?物理法則に何か独自拡張ほどこしてたって驚かねえぞ。 新粒子だって作り出してんだし。謎金属もでてなかったか?
“ガンダリウム”なんて言葉が浮かんだが、いつもの如く何かと勘違いしてる俺様を助けて下さい。
>902 >>陽電子ビームの周囲を通常のビーム(空気を電離する?)で覆って “宇宙空母ブルーノア”なんて言葉が浮かんだ
>907 意味わかんないぞ。 ちなみにガンダリウムはZ以降普通に存在する。
>>904 吸引力はほとんど関係ないだろ。
超音速で動いてるし、
空気密度かける物体の容積程度の力(大気圧)しか出ないだろうし
空気密度もそうとう薄そうだし。
電磁加速で物体を打ち上げるマスドライバーと何らかの相互干渉があるんじゃない? どこからでも大気圏離脱できるならやってただろうし。
>>910 だからそう書いてるんじゃねぇ?→「効果としてはあるだろ→けど実際こんな物体には以下略」
>>911 そのためには、陽電子砲を線形のシンクロトロンと言うべき妙なものとして
作らなきゃならん気がするが。(兵器としてどうなんだろう?)
リニアモーターのペースで電磁石を切り替えてたら陽電子を加速できないし
陽電子を加速するペースで電磁石を切り替えてたらリニアモーターの加速と
同期できないのではないか。
陽電子を高速に加速するのと、重い物体を加速するのではものの性格が違うし。
914 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/13(金) 14:30:01
リニアコライダーは超長いぞ 発生させられる電場の強さに限界があるからな
915 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/13(金) 15:23:24
>915 河童と馬と豚?
あれは、馬に見えるけど、実は龍。
岸部シローって見ないな。関係ないけどw
>918 電車男のドラマに出てたよ。
>>918 ついこの間「実録借金地獄」みたいな番組のコメンテーターやってたwww
921 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/15(日) 03:51:06
>>918 NHK視聴料不払い宣言で、この三日前ほどに
ニュー即にスレ立ってたぞ。マジで。
シロー曰く
「NHKに出演してないから」という
どうにも「催促」がましい理由だったと記憶している。
スレ違いかもしれないけど、エクセリオンという言葉って英単語としてどういう意味か知ってる人いる? 辞書引いてもググっても分からなかった… 単なる造語?だとしたら元ネタはゲーム?
おまえ、それはSFじゃなくてエロゲではないのかと小一時間(ry
エクセリオンでトップとビィトしか思い浮かばなかった俺カナシス
エクセリオンって「トップをねらえ!」に出てきた戦艦じゃなかった?
擬似3Dシューティングでしょ?
Xerionで検索すると、何万もhitするけど、全部トールキンが由来なんかな?
泉のエクセリオンはEcthelionで綴りが違うぞ。
どうもカタカナ表記は同じ「エクセリオン」でも EcthelionとXerionとExelionとあるようだな。 ほかにもあるかも。
ホテルのエクセルと表計算ソフトのエクセルってつづり違う?
エクセルシオは?
フェムトテクノロジーって量子テクノロジーと同意義?
フェムトは10のマイナス15乗の意味だろうから ナノテクノロジーのもっとすごいやつという感じではないだろうか。 大きさのオーダーは素粒子程度なので量子的な効果は無視できないと思うけど、 今日的な意味での量子テクノロジーは素粒子を直接扱う技術ではないので フェムトテクノロジーと呼ぶのはしっくり来ませんね。
フェムトっていうと10^15ですよ。 フェムトメートルといえば100,000オングストロームで、原子核サイズ。 そのレベルで何か技術的なものが作れるのかって言うと疑問だな。 核子変換ぐらいが関の山じゃないのか。 フェムト秒であればレーザーとかで今でも使うからそっちかな。
ピコはスルー?
つまりナノテク>>>フェムテクと…。 小さければいいってモンでもないね
938 :
953 :2006/11/15(水) 01:31:16
一日たって見直すと誤記してました >フェムトメートルといえば100,000オングストローム は 1フェムトメートルといえば100,000分の1オングストローム です。 大小関係反対でした。
>>933 検索してみたら、「フェムトテクノロジーのガン治療への応用」てのが見つかった。
きっと、癌細胞に陽子線を照射して破壊する、みたいな技術だろう。
>>936 ピコは中途半端なのでスルー
分子や原子がナノのスケールで、原子核や陽子や中性子がフェムトのスケール。
グレーザー砲ってたまに聞くけどいったい何を撃ち出す大砲なんですかね?
>940 ガンマ線レーザーでグレーザーだそうな。 『太陽の簒奪者』(野尻抱介)に出るみたいだけど、 これがオリジナルかどうかは知らない……。
>>941 なるほど。
「シンギュラリティ・スカイ」でもちょろっとだけ名前が出てました。
つまり高エネルギー光子を打ち出す砲って事か。
X線レーザーは「クセーザー」になるのかねえ。
(゚д゚( ::: l ::: ) =3 ブッ Σヽ(゚Д゚; )ノ
コヒーレントってことは、「メルカプタンの匂いしかしない!」みたいな感じか。
949 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/11/28(火) 16:50:19
メルカプタンってウンコの臭いの元?
>>941 古くはマクロスのデストロイド・ファランクスが装備してた
グレーダー+グレーザー(探知・攻撃両用)というのがあった
何かのSFではゲーザーと書いてあるのもあった。
>>940 ブラックホール連星を利用した、コヒーレントな重力波発生装置という
意味のグレーザーは「さよならジュピター」に出てるな。
それはガンマ線じゃなくてグラビティ(重力波)レーザーだな
>>950 >何かのSFではゲーザーと
デイヴィッド・ブリンの『ガイア』だったような気が。
>>951 火星のナスカパターンをじいさんが解読してたときの台詞に出るね。
重力波レーザーやらの技術にびっくりしてひっくり返ってた。
重力波レーザー = トラクタービーム でOK?
引っ張る前に潮汐力で粉砕されると思うが
レンズマンとかで見る「トラック/プレッサービーム」ってどういう理屈なんだろう
>>954 重力と重力波は、電場と電磁波のように違うんじゃないかな。
電磁波でものを引き寄せられるか?
>>957 気圧と音波も別物だが、音波でモノを押すことはできる。
縦波横波が違いますが・・・ 電磁波でものを引き寄せるのは限定状況下では可能。
>>959 まだ宇宙にエーテルが満ち満ちていたあの頃・・・
光は縦波だったのだよ!
冴えたやりかたに出てくる「フリビライザーのグーゴル処理」のグーゴルって10^100を意味するグーゴルでいいんですかね?
それにはまず、フリビライザーが何であるかが判らねばならぬ
963 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/01/11(木) 16:08:31
文中には 「あとはフリビライザーのグーゴル処理をしなおさなくちゃ。高重力場へ突入しないようにね」 中略 「今のは古いジョークだ」コンピューター部長が口をはさむ。 "フリビライザーのグーゴル処理"---要するに、自動操縦の手動切り替え装置を無効にすると言っているんだ。 とある スペルが分かればな・・・
フリビライザーでググったらこのスレともう1個しかないのな しかももう1個の方と質問の内容がリンクしてるんだが… 閑話休題、フリビライザーもグーゴル処理も深い意味はないと思うよ。 元ネタがあるにしてもあまり有名ではなさそう。 実家に帰れば原書があるはずだけど、どんな記述だったかさっぱり記憶にない。 勝手に語感から推測するとフリビライザーはfreebilizerでstabilizerの反意語的なもので グーゴル処理はやっぱりgoogol処理でとてつもなく面倒くさい作業って感じかねえ。
不確定性原理によって不可能なのはあえて承知の上で 『量子の位置と運動量を同時に知覚』できたとすると、具体的に どういうことが起きたり可能になったりするんだろう。 以前ゼーガスレで話題に上ったときに気になってたんだけども。
安直なところでは完全な未来予測ができるようになるとか
>>965 単純に、「〜と仮定」しても何もおきない。
不確定性原理ってのは天から降ってきたわけじゃないぞ。
モノを見たり聞いたりできるのは、そのモノよりだいぶ細かい
単位のモノサシがあるからなんだよ。
だが量子ってのは最小の単位だ。
最小なんだから、それを見たり聞いたり計ったりできるような、
もっと細かいモノサシなど存在しない。
見るほう見られるほうがお互いに押し合いぶつかり合いしながら
動きや位置を当てようとするなら「ピッタリ正確」はありえない。
この理屈をキチッと述べたのが不確定性原理ってだけ。
だから
>>965 の仮定自体、いまの量子の定義を否定している。
しかし量子効果とされている現象は山ほどある。
これを両立させるような新しい定義、新しい理論まで「仮定」
しないと外挿はできない。
3+1次元を超越してるから空間と時間自由自在に行き来できるようになる と、トキトーなことをぶっこく
>>967 なんか勘違いしているっぽいが、素人相手に苦心して説明しているんだったらスマ
つまり、量子よりもっとずっと小さい何かがあればいい訳だな ……なんだろう、それ?
量子くらいになると「ある」という概念が希薄だからなあ。 そういう性質のモノがあると辻褄が合うから「ある」と仮定しているだけで 誰も実体を知覚できないという意味では抽象的な概念と大差ない。 例えて言うならTaylor展開すれば多項式が「量子」になるけど Fourier展開したら三角関数が「量子」になるみたいな感じで 何を量子とするかにはかなりの自由度があるわけだ。 だから完全な統一理論ができるまでは好きなだけ「量子」を仮定することができるし その量子を仮定して説明できる現象が認知されればその量子は「ある」。
972 :
967 :2007/02/06(火) 08:27:03
>>969 観察には限界があるとか言われても、そこから展開される
不確定性について理論を読んでも、
「だって、そこにあるんだったら見えるだろ」
と思ってる限りピンと来ないからなあ。それを打破できることを書きたかった。
もっとうまい言い方があれば書いてくれい。
>>970 それはサブエーテルといってね・・・・
半世紀以上前にみんなが使ったやり方なんだよ。
いまさら書けんわな。
ただバクスターみたいに、量子論で飾ってサブエーテルを描くという
逃げ方もあるので、まあ頑張れとしかいいようがない。
最近では位置と運動量を同時に求めることができるとも言われてるよ。 それは解釈の問題であって、別に量子力学がひっくり返るわけではないらしいんだが。 不確定性はもう一つある変数にしわ寄せされて、全体としては破綻はしないらしい。 #俺は別方面でこの可能性に気がついたんだが、調べたら本当にそういう(まともな)研究があって驚いた。
974 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :
2007/02/20(火) 20:11:58 あげ