■ホラーHoRRoR恐怖怪奇小説総合雑談質問案内スレ■
1 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :
02/02/08 05:19
2 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/08 05:19
3 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/08 05:26
雑談スレでホラーを推した手前もあって立ててみました。
正式に板TOPやメニューやテーブルにホラーが追加されたときには
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この度、SF板が「SF・ファンタシー・ホラー板」として
装いも新たに再出発することになりました。
このスレッドの皆様も是非一度お立ち寄り下さい。
SF・ファンタシー・ホラー板
http://natto.2ch.net/sf/ ■ホラーHoRRoR恐怖怪奇小説総合雑談質問案内スレ■
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/sf/1013113143/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
とまあこんな感じで貼って宣伝して回るというのはどうでしょう。
あとはミステリ板とラ板と一般書籍板と文学板などの雑談スレにも。
文面は改良の余地あると思うので意見ください。
4 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/08 05:37
>>3 ファンタジーにしてください。
恥ずかしいです。
5 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/08 05:52
正直どちらでもいい。 どちらが恥ずかしい人も自意識過剰。
でもファンタジーと呼ぶのが普通だから… 総合案内で主張するのは止めたほうが。
ファンタジーが定着しているのは認めるけど なぜ「sy」が「ジー」になったんだろう? ってここはホラースレだな。 サンドマンってどうなの? 洋書屋に色々あったんだけど?
ありゃ、誤爆してしもうた。失礼しました。
12 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/08 23:18
>8 やっぱfantasyは「ファンタジー」で定着してるの? 自分は「ファンタジイ」って表記してしまうけどなあ。 妖精文庫とかの頃って「ファンタジイ」だったような気がするんだが ライトノベル系の表記はすべて「ファンタジー」だし、そのせいか? とか思いつつ「季刊幻想文学」など開いてみたら ここでも「ファンタジー」だった…そうか。 そういえば永井豪作品に「ファンタ爺」ってのがあった。 自分の「ファンタジイ」表記はこのあたりに由来する説を立てるか。
13 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/09 02:34
「ファンタジー」約317,000件 「ファンタシー」約1,890件 「ファンタジイ」約1,920件 ‐‐‐‐‐‐‐ 「ファンタ爺」約62件 (Google調べ)
14 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/09 06:57
15 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/09 08:16
>11 コミックに加えて天野イラストのサンドマン(英文)とかゲイマン編集のアンソロジーとかあったから 「一体これは何だ?」って思ったんだけど、面白いのか。今度買ってみるよ。 >12 いや、ファンタジィでもいいんだけどfanta「s」yがなぜ「ジ」と濁ったのかな、という単純な疑問。 ファンタ「シ」ィかファンタ「シ」ーかファンタ「ス」ィ(ー)で良かったんじゃないかと。 定着した物を「おかしい」とか「変えよう」とか主張している訳じゃないので念のため。
ファンタスィは62件。
>>62 天野氏の奴は夢枕獏訳。
18 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/10 07:27
ピーター・ストラウブの「モモ」「スローター」って面白い? ストラウブは「カッティング・エッジ」っていうアンソロジーに収められた短編 「ブルー・ローズ」しか読んだことが無いんだけど(でもお気に入り)、 ああいう、霊とか悪魔とかあんまり出てこない、恐いというより気分が悪いって 感じの奴が読みたいんだけど。 誰か紹介してくれ〜
「スローター」じゃない、「スロート」でした。
20 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/10 07:33
ココはおもろかった。 ベトナムがえりのヤツ。 どちらかというとミステリふうだけど。 えいがのジェイコブスラダーにえいきょうをあたえているとおもわれ。
21 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/10 15:24
じつはニール・ゲイマンの「サンドマン」が、「スーパーマン」や「バットマン」と 世界を共有しているキャラクターとは思うまい。 過去にサンドマンとスーパーマンは共演したこともある。
22 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/10 23:15
ストラウブは結構好きだな〜。 長編だったら「ゴーストストーリー」と「ココ」を読んだ。 どっちも「恐れられるもの」の正体を明確にしないまま 「人々が恐れている様子」を巧みに語っていく話だったと思う。 カタルシスが無いといえばそうなんだが 不思議と退屈したり食い足りなかったりはしないんだよなぁ。
23 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/10 23:38
ダークファンタジーとホラーの違いって怖いかどうか、でいいのかな? 怖くないのにホラーと言われてる物があると思うんだけど。
26 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/11 14:56
ドン・ドラキュラとか?
>>25 ホラーが「現実への恐怖の侵食」を基盤とするのに対し、ファンタジーの舞台(異世界とか)で怖いことが起こるのが
ダークファンタジーなのでは。オレもあんまり詳しくないので違ってたら許して。
個人的にはジョナサン・キャロルが登場したときのキャッチフレーズがそのまま一般名詞化
したような印象がある。
28 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/12 16:22
>26 例えばクライブ・バーカーの「血の本」とかでも怖くない (下手というわけでなく怖さを狙っていない)のが幾つかあったよね。 スプラッタだったり悪魔が出てくる奴でも。 ああいうのもホラーなのかな、と思ったんだけど。 >27 「怖いかどうか」じゃなく舞台や設定の差って事だったの? でもキャロルはあまり異世界じゃない気が…。当方も詳しくないけど。
「超人バロム1」「デビルマン」「サンダーマスク」「幻魔大戦」、、、etc みんな、 「〇〇〇伝説」の脚色ですよね。 「〇〇〇伝説」の正式名称は?
30 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/12 18:15
ゾンビ伝説
31 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/12 22:58
愛天使伝説ウェディングピーチ
32 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/12 23:49
>>26 死とセックスと星明りだったっけ?
SFでSFのガジェットを使用していてもSFでないのが多数あるように
ホラーのガジェットを使用していてもホラーでないのは一杯あるのではないかな。
勿論書き手がホラー作家であっても。
俺はガジェットに関係なく怖い小説はホラーでいいと思うけど(乱暴)。
まあ作品の出来とは関係ない話題なんだけどね。
ダーク・ファンタジーはようわからんです。
33 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/13 00:44
>28はたまたま例に挙げただけかも知れないが クライヴ・バーカーってそもそもあまり怖くなくない? ホラーのガジェットを愛して多用してる作家ではあるが 物語のキモっていうか、テーマめいたものはいつも別にあった。 長編になるとさらにそのテーマ性が際だつからか ヴィーヴワールドあたりから 「ホラー」じゃなく「ダークファンタジイ」として紹介されてたし。 個人的には「イマジカ」がすごく好きだが もう全然ホラーじゃなかったなぁ。 でも、純粋に読者を怖がらせることに力点を置く作家って誰だろう?
34 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/13 00:56
35 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/13 01:09
>でも、純粋に読者を怖がらせることに力点を置く作家って誰だろう? やっぱキングでは。全部がそうとは言わないけど。 まあ、「ラスボスは巨大蜘蛛、これ最怖」と自信満々で送り出したはいいが 全然怖くなかったりする例もあるけど。
36 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/13 02:19
>「ラスボスは巨大蜘蛛、これ最怖」 なるほど、それですか。それは確かにあまり怖くなかった… むしろキングで怖かったのはお父さんだったり、犬だったり。 あと自分が怖かったホラーというと結構古典ものが多い気がする。 ポーとかM.R.ジェイムズとか。
37 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/13 02:35
キングで一番怖かったのは熱烈なファンだったなー
38 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/13 13:45
「ホラー」というと「羊たちの沈黙」「黒い家」みたいな サイコものも含まれることが多い。 だからチャールズ・グラントなど超自然的な怪奇にこだわる作家が、 自作をダーク・ファンタジーと呼んでいるようです。 でも、小説のジャンルってあいまいだからなあ。 結局、超自然的な要素のある暗い話が「ダーク・ファンタジー」らしい。
38の意味で使う作家・評論家もいるけど、むしろ少数派。一般には、比較的現実に 密着した世界を舞台にした怖いファンタジーの意味で使うみたい。 もともとはそういうのも単にファンタジーだったんだけど(ブラッドベリとかね)、 80年代ぐらいにアメリカでダンジョンズ&ドラゴンズ風の異世界ファンタジー の大ブームがあってからファンタジー=異世界ファンタジーみたいになっちゃっ たのと、モダンホラー作家でファンタジーっぽいのを書くのがでてきたんで、 「じゃ、新しい名前付けて売りますか」みたいにしてできたのが、ダーク・ファ ンタジーというブランド。 だから「ダーク・ファンタジーとは何ぞや?」って真剣に考えても空しいばっか りだよ。
>39 ジャンル名称なんて、スチームパンクも半分そうだったように(残り半分は冗談) 最初の経緯は大抵そんなもんだよ。 ただ、上で出てるバーカーもキング(ダークタワー)もそうだけど、 ホラーでもないしファンタジーでもない作品ってのが結構出てきている。 昔は「怪奇小説」と言う言い方があったけど、現代ではそれがダークファンタジーという呼称になる気がする。 でもってこれからは結局このジャンルが伸びていくのでは?と思っているんだけどね。
41 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/13 19:55
>>29 >「超人バロム1」「デビルマン」「サンダーマスク」「幻魔大戦」、、、etc
>みんな、
>「〇〇〇伝説」の脚色ですよね。
「グイ-ンサーガ」もにたようなプロットかな。
地球人類を滅ぼす者と、それと闘う者の話だよな。
どっちが善でどっちが悪か?
と聞かれても答は決められない。
たしか、「クフォルト伝説」とか、「ソホート伝説」とか、
そんな感じの、
日本語的には発音不可能な言葉だったとおもう。
識者の「まじレス」を請う。
42 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/14 03:56
43 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/14 04:35
ラヴクラフトの小説は、そんな人類を滅ぼす者と戦うような話ではありません。 物好きがうっかりしゃれにならないものに触れて気が狂う話です。
補足。善悪の対決は、不肖の弟子オーガスト・ダーレスが付け加えた蛇足だよね。
46 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/14 21:20
47 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/14 23:04
クトゥルーは「神話」だろ?
48 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/15 08:38
49 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/17 08:07
クトゥルーって今読んで怖いのかな? 昔読んだときは結構ぞくぞくしたけど、今は既に「モダンホラー」が死語の時代、 クトゥルーはただの「伝奇ネタ」になっていくような気がする。
50 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/17 14:52
怖いというかキモイ
51 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/17 23:45
ラブクラフト純正品はもとから怖いというより 「気分が悪い」という読後感だったな。自分は。 「壁のなかの鼠」とか「インスマスの影」あたりは 最高に気分が悪かった。(賞賛)
52 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/18 00:54
いわゆるモダン・ホラーの、特に長編は、全然怖いとは思わない。娯楽小説として面白いけど。 ラヴクラフトは真剣に怖いです。 「インスマウスの影」を初めて読んだときは、自分の本当の姿を知った気がした。
53 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/18 12:52
やっぱハーバートウェスト君かなあ。愉快な狂人。
54 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/18 23:51
55 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/19 00:07
>>53 なんで主人公も一緒に襲われなかったんだろうね?
私はダヴィッチの怪の後半が怪獣物のノリで好きでした
56 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/19 00:16
「ダニッチの怪」は(ラブクラフトにしちゃ)判りやすいホラーだよね。 怪異の正体がいちおうすっきり説明されるしさ。 多くのラブクラフト作品では怪異を追求すればするほど 状況は悪化し絶望感は高まり謎は深まり 読者は気がふさぐ。 でも「狂気の山にて」まで読んだら 妙に吹っ切れた明るい気持ちになった。なぜかな…
>>56 "Old One" と分かりあえるかもって感じがしたから?
ホラーでもファンタジーでもないっつか、ホラーでもファンタジーでもあるって感じだよね>ダーク・ファンタジー。
ホラーよりの現代を舞台にしたファンタジーか、ファンタジーよりのホラーって感じ。
バーカーは一般的には<血の本>『ダムネーション・ゲーム』≪ヘルレイザー≫はホラー、
『ウィーヴワールド』『イマジカ』≪アート≫はファンタジーで、≪カバル≫がどっちつかずッて感じだろうか?
このスレ↓によると和田はつこ『狼神』(ハルキ・ホラー文庫)が「本当にやばい」らしい
http://love.2ch.net/test/read.cgi/gender/1013682368/l50 読んだ人いますか?
59 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/19 02:47
クトゥルー神話に入りたいんですが どこからはじめればいいんですか? なんかホラーを読むには必須なようなことが あちこちで書かれているので。
まずは東京創元社の創元推理文庫版ラヴクラフト全集の6巻 からこのおぞましき世界に足を踏み入れられんことを願う。 次に、青心社の暗黒神話大系のシリーズをチェック。 文庫本で11巻。一気読みすると寝そうになるし、どの話が どれに入っているのか分からなくなって困惑するので、それ はオススメできない。
わたし、『妖蛆の谷』って大好き。
ラブクラフトの文庫って 外見がすごくゴシックな感じがするんですが 物語的にも面白いんでしょうか。
63 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/19 03:22
ラヴクラフト作品に「物語」「面白い」などという 低次元なものを求めてはいかん。 ただ「怖い」か「気持ちよい」かである。 それからオーガスト・ダーレスの作品は、 読むと神罰が下るので、ゆめゆめ手を触れないように。
64 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/19 03:27
なるほど。ありがとうございます。 なんだか今までの世界観がゆさぶられそうですね。 トライしてみます。楽しみです。
『チャールズ・ウォードの奇怪な事件』とか『狂気の山にて』 とか、ハラハラドキドキで面白いと思うにゃ。
66 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/19 06:36
『チャールズ・ウォードの奇怪な事件』はHPLマイベスト。 しかしHPLの会話文の無い文体って特徴的だよな。
67 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/19 19:07
あの〜、海外の古い小説って なんか読みにくいんですけど、 何とかならないもんですかね。
>>67 自分の知能と適応力を上げるのがいちばん手っ取り早いと
思います。
うまくやれたら、どうやってやったのか教えてください。
69 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/20 00:10
>67 それがそのうち快感になって、 「キングなんてダメ。怪奇小説(あくまでホラーとは口にしない)はヴィクトリア時代の英国にかぎるね」 などと言って、人から煙たがられるようになります。 とりあえず、創元推理文庫の「恐怖の愉しみ」を読みなさい。
>>69 『M.R.ジェイムズ全集』も、とても清々しくてよかったやうです。
71 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/20 00:32
『M・R・ジェイムズ怪談全集』は2001年出版界最大の快挙と申せましょう。 この勢いで、昔の創土社で出した古典怪奇小説の短編集を文庫化していただきたい。
>67 一番良いのは英語で読んでみること。 読めれば訳文が気になることはないし、 挫折したら、翻訳のありがたさが身にしみて判ります。
73 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/22 19:02
英語よむの大変だなぁ。辞書ひきひき、って感じになるな。 で、ここは、古典ホラーのスレですか?
74 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/24 01:09
>>73 偏ってると思うなら、自分でネタふりなちゃい
75 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/24 03:44
>>74 パラサイト・イヴどうおもう? 良くも悪くも、
あれが出でからホラーが庶民権を少し得たような気がするが。
76 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/25 08:34
ブームってだけで、結局、読者層は広がらなかった気がするけど。 特に翻訳のホラーの読者数は。増えたのかな? で、庶民権って、2ちゃん用語?
>>76 googleで検索すると、6個hitするな…<庶民権
78 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/26 00:47
どっかでホラー大賞とった「リカ」ってやつ 望月峰太郎(漫画家ね)の「座敷女」を ほうふつとさせるんだけど、両方読んだ人いますか? ディテールはもちろん違ってるけど、大筋は ほとんど似てるような・・・。
79 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/28 03:07
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ │ よんだ? | \______ _______/ |/ | ̄ ̄ ̄ ̄| _|____|_ /ノ/ ノ ノ \ヽ |( | ∩ ∩|)| 从ゝ ▽ 从 /  ̄<V> ̄  ̄|⊃ / ハ o ノ ̄ (__)/ o | /__ __ヽ |_|_| | |_ |_ |___)_)
80 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/02 21:13
結末が違うドラキュラ(↓)からコピぺしておく(リンク訂正済み)
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/sf/1014896994/ 1 名前: 投稿日:02/02/28 20:49
怪奇小説「ドラキュラ」の未定稿、NYで競売へ
【ダブリン27日=渡辺覚】アイルランド出身の作家ブラム・ストーカーが著した怪奇小説の
傑作「吸血鬼ドラキュラ」(1897年)の未定稿が、4月に米ニューヨークで競売にかけられ
ることになった。原稿は、実際に出版された定本とは別の結末を用意している“幻の物語”で、
150万ドル(約2億円)近い高値がつくと見込まれている。
問題の未定稿は、出版直前の段階と見られる529ページのタイプ打ち原稿。定本よりも約1
00ページ長く、定本にないエピソードも盛り込まれている。圧巻はクライマックスで、ドラキ
ュラ城が火山の噴火で倒壊し、伯爵が最期を迎えるシーンが鮮烈に描かれている。
原稿は米国で1980年に発見され、現所有者の米収集家の手に渡ったが、発見までの83年間
の所在は、今も謎のままだ。
ttp://www.yomiuri.co.jp/04/20020228ic02.htm これって、ホラー界の大事件じゃない?
読みてー!!
81 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/02 23:22
ヒトラーの日記みたく偽物と判定されたりして。 本物だったらいいね。 ヒトラー日記のノンフィクションは「ファーザーランド」のロバート・ハリスだったか。 読みたいけど日本語訳は出てただろうか。
82 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/03 00:04
サンドマン・・・ いしかわじゅんの相撲のマンガで出てたやつしか思いつかん。 ホラーっつーと、友成氏あたりですか?
83 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/03 10:45
>82
友成氏ってホラーはホラーだが「スプラッタ」系統だと思う。
ついでに言うと面白くないとも思う。
サンドマンはアメコミ。以下、ファンサイトからの抜粋
ttp://www.interbooks.co.jp/syupan/sandman/sandman.htm “サンドマン”は夢の王である。彼は人の瞼に砂をかけ、眠りにいざなう。
眠りの世界を統べる夢の王はあらゆる人の夢想を知っている。
彼ら七人の兄妹――破壊、欲望、絶望、運命、譫妄(または喜び)、夢そして死――とあまたの神や悪魔、
人の業とがからみあい、生のタペストリーを編み上げてゆく。
84 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/03 12:32
鬼が出てきて暴れ回る話は面白かったと思う>友成純一
85 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/03 12:33
まあ筒井がやってると言えばそうなのだが
>>83 詳しい解説サンクスです。
いしかわじゅんのネタはそこから持ってきてたのか・・・
>>84 漏れは短編でビデオの中からゾンビとか出てくる話が好きだ。
最近のお勧めホラーありますか? 心理サスペンスじゃなくて(超自然的でってこと)怖いもの、出来れば翻訳の文庫本で。
88 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/10 15:08
補足。 気持ち悪さじゃなくて怖い物を。 (質問なので上げときます)
90 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/11 20:06
「暗い森の少女」 …オカルトともサイコとも読めるけどね
91 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/12 12:06
レスありがとうございます。 「不死〜」は古典と聞いて敬遠してたのですが、マニアじゃない人間が今読んでも面白いんでしょうか? 「暗い〜」はちょっと古いんでは?という気がするんですが…。探してみます。 他にも、最近の作品でお勧めがあったらよろしくお願いします
迷っているヒマがあったら、読んでみればいいのに……
そそ。 このジャンルの邦訳は大概すぐ品切→絶版になるからねぇ。 読める時に読んでおかないと、入手し難くなると思われ。
94 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/12 16:03
怪奇小説の邦訳なんか滅多にないんだから、見かけたらすぐに買え。 出版日から三日以内に買え。絶対に古本屋などでは買うな。 われわれ怪奇党が買い支えないと、翻訳が途切れてしまう。 「自分が買わないで誰が買う」という意気込みで買え。
95 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/12 20:21
小野不由美「屍鬼」文庫になったので読み始めた。 この本ってスティーヴン・キング「呪われた町」への オマージュなの? 読み比べた人いる?感想キボン
96 :
名無しは無慈悲な夜の女玉 :02/03/12 20:46
97 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/12 21:34
>>94 と言われても、そもそも何が出版されてるのかワカラン。
>>94 さんが最近買った本を教えてちょ。
『アクアリウムの夜』を注文したら、出荷不可でリジェクト されたなり(泣)。
99 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/12 23:36
>97 とりあえず本屋の棚を見て、新しい翻訳小説が入荷していたら すべて内容を確かめて、ホラーと書いてあればレジに持ってくように。 店に貼りだされている文庫出版案内もちゃんと読んで、 知っている作家名があるか確認しておく。 とりこぼしがあるといけないので、SFマガジンとミステリマガジンの レビューを立ち読みする。 今月は文春文庫でジョー・R・ランズデールの 『テキサス・ライトランナーズ』が出た。 裏表紙のあらすじにはパルプ・ノワールと書いてあるが 解説には「正体不明の邪悪な存在と闘うホラー」とあったので買いました。
>>99 でも、確かに最近は数が少なくなる一方だね、海外ホラーは。
漏れが探すのに使ったのは、
別冊幻想文学の「モダンホラー・セレクション」(古っ!)なんだが、今では半分以上が絶版でしょ。
あとは、アンソロジーなどは文庫巻末の解説に、他の書籍の名前が挙がっていることがあるので
それを見て探したっけ。
確かに新刊購入も必要だが、
傑作、怪作と言われる本の多くが古本でないと入手できない現状は悲しい。
>>97 とりあえず書評サイトなどをあたってみれば?
SF・ミステリー系の中に混ざっていることもよくあるし。
101 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/13 02:42
去年、ときどき行く古本屋の未整理の文庫の束に、 買いそこねたハヤカワ文庫NVのモダンホラーセレクションが ずらりと並んでいた。 おやじさんに「これは、いつごろ棚に並ぶんですか?」 とたずねたら「どうせ出しても売れないから、そのまま捨てるよ」 と言われました。 もちろん「すみません。売ってください!」 と頼みました。危ない、危ない。
102 :
トリフィド :02/03/13 03:03
>>101 わたしは、「ここから取ってもいいですか?」と
訊くがな。
103 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/13 09:24
怪奇小説は古本で買うのも味があるかも。怪しげなシミがついてたりして
104 :
トリフィド :02/03/13 13:55
105 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/13 15:56
>>101 救出お疲れさん。
ちなみにどんな作品があったの?
106 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/13 19:36
>104 ラヴクラフトの本で白いパリパリしたものが付着していたら、 もっと怖い。
107 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/13 20:06
薄く桃色がかってて、小さい泡の跡があってもコワイ。
108 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/13 20:25
イカ臭くてパリパリしてたらどうよ
109 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/13 22:15
>>96 ありがとう。
自分で読んで、確かめてみます。
110 :
トリフィド :02/03/14 01:11
で、おあずけ食らった『アクアリウムの夜』、読んだ人いたら コメントプリーズなり。
111 :
ソイレイト・グリーン :02/03/16 04:14
ホラーでオンライン小説載せてるサイトで、面白いってとこってあります? 探しても実話系かハズレばっかなのよね・・・
112 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/16 04:29
キングもあと5作品で、おしまいかぁ...。 バーガーが演劇に帰って逝き... クーンツはアカデミーでロボトミー。 マキャモンが主夫に シモンズはSFで大物に成った。 ひとつの時代が終わるのれす。
113 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/16 04:30
>クーンツはアカデミーでロボトミー。 激ワラタ。
114 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/16 11:31
>>111 日本の古典なら青空文庫にいっぱいあるよ。泉鏡花、岡本綺堂、田中貢太郎とか。
116 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/18 08:16
>>61 それ、R.E.ハワードの?
ホラーをコナンのノリで書いてちゃってるやつだよね。
たしかにあれは、すごく面白いw
117 :
トリフィド :02/03/19 02:12
>>116 そ〜そ〜
先触れの笛を吹く猿だかなにかが、毒矢をくらってバタっ
てのが最高に笑える。
そりゃ禁じ手じゃ〜といいつつゲラゲラなり。
118 :
ハーバート・ウェスト :02/03/21 23:10
大昔に読んだ、子供向けに要約したホラーアンソロジーに集録されていた 「ノド切り農場」(だったかな?)って話が怖かった。 もう一度読みたいけど、ちゃんとしたタイトルがわからない。 ラヴクラフトの「アウトサイダー」が「おれは誰だ」ってタイトルに なってたのはワラタ。
>>118 「のど切り農場」でgoogleと、なにやら出てきますが……
120 :
ハーバート・ウェスト :02/03/21 23:31
>>118 ああほんとだ!ありがとうございます!
当時読んだそのままの文章で出てきました。
今読むと全然怖く無いです(笑
121 :
サイラス伯父 :02/03/22 00:54
「のど切り農場」って、アルジャナン・ブラックウッドの短編にも 似たようなタイトルの短編がなかったっけ?
122 :
マグナス伯爵 :02/03/22 01:05
123 :
マルペルチュイ :02/03/24 01:20
稲生平太郎の「アクアリウムの夜」を読んだ。 こんなものが、角川スニーカー文庫に入っていいのか。 正統な少年小説の文体で書かれた、不安で、忌まわしく、甘美な、真の怪奇小説だ。 この本を、主人公と同年齢で読める人がうらやましい。人生が変わる。 必読。 ところでこの本を最初に出した出版社「書院風の薔薇」の本を、 確か二十年ほど前に買ったはずなのだが、 なんだったか、思い出せない。
>123 『書肆風の薔薇』ね
125 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/26 11:44
>124 すみません。その「いん」の字を探し出せなかったんです。 しかし、ライトノベル板で全然話題になってないなあ。 誰も読んでないのかよ。
126 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/28 02:33
伸びないねぇ、せめてageておこう
127 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/28 02:36
ジョン・ソールの7年ぶりの新訳「妖香」発刊記念age。
130 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/29 18:00
OKOK
131 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/04/02 01:22
あーこんなスレあったんだ。 いいね。ageとこうっと。 でも「ホラー」の定義が、ちょっと狭義な気がするなあ。 友成純一こそホラーの、ひとつの真髄かと。 そもそも「ホラー」とは「怖くない」 寧ろ荒唐無稽で「生理的嫌悪感を催させる」ものかとね。
↑ ごめん。 >友成純一こそホラーの、ひとつの真髄かと。 こう書いてしまう自分こそ狭義だったよ。
133 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/04/02 10:29
>>132 調べてみたよ。
horror
━ 【名】
T 【U】 恐怖 (類語 ⇒fear)
draw back in horror ぞっとしてあとずさりする.
be filled with horror at… …にぞっとする.
to one's horror 恐ろしかったことには.
U [a 〜] 〔…に対する〕嫌悪(けんお), 大嫌い 〔of〕
have a horror of… …を嫌う.
He has an absolute horror of spiders [meeting strangers]. 彼はクモ[知らない人に会うこと]が大嫌いだ.
V 【C】 恐ろしいもの, ぞっとするほどいやなもの[人]
Snakes are his horror [a horror to him]. 彼はヘビが大嫌いだ.
the horrors of war 戦争の惨事.
W 【C】 《口語》
1 実にひどいもの
His clothing was a horror. 彼の服装は実にひどいものだった.
2 手に負えない人, 腕白(坊主)
He's a horror. あの子はまったく手に負えない.
X [the 〜s] 《口語》
1 ぞっとする心持ち, 憂うつ.
2 (アルコール中毒の)ふるえ 《発作》.
the Chamber of Horrors
⇒chamber 成句.
━ 【形】【A】
恐怖を感じさせるように仕組んだ, 戦慄(せんりつ)的な
a horror film 怪奇[恐怖]映画.
語源
ラテン語「(恐怖で)毛が逆立つこと」の意; 【形】 horrible, horrid, 【動】 horrify
New College English-Japanese Dictionary, 6th edition (C) Kenkyusha Ltd. 1967,1994,1998
また、「horror は嫌悪感や反感などを伴った恐怖」ともある。
生理的嫌悪感ってのは必須だが、まず怖くなきゃホラーではないだろ、と言ってみる。
長文スマソ。
134 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/04/02 12:09
やっぱりレイモンだよなあ。
135 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/04/02 23:56
んー。 自分もレイモン大好き。 死んじゃったけど。 「野獣館」の三作目が早く訳出されないかなあ。 あれ? この「レイモン」でいいんだよね?
「生理的嫌悪感」は突き詰めると「スプラッター」 というか単なる「グロ」になっちゃって しかも、そこに妙な「ダイナミズム表現」を加えられると、 もう「笑い」と紙一重になっちゃう気がするなー。 所謂「怖さ」とは別次元のものに。 寧ろ「怖さ」は「サスペンス」や「スリラー」の範疇で――。 あ。此処は「恐怖怪奇小説」だったのね。 なにげに「映画」の感覚で語ってました。スマソ
137 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/04/03 00:21
生理的嫌悪感って、人によって違うけど、例えば蛇とかムカデとかナメクジとかもあるんじゃ? スプラッタやグロと通じているけど微妙に違う気がする。
138 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/04/03 00:27
いわゆるホラーで扱うのは「超自然的な」恐怖でしょう。 サスペンスとかパニックものと区別する意味で。
139 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/04/03 00:47
蛇・蜘蛛・ムカデ・ナメクジ といった「小動物の気色悪さ」が寄与する じめじめした湿気は 戦前の「猟奇小説」に通ずるなあ。好きだ。 「ミステリー」と呼称される前の「探偵小説」の頃の。 しかも、その辺りの感覚を取り入れて「スラッグス」 ってあるけど、あれは「ホラー」として凄い好きなんだよー。 肉体破壊に繋がってるし。 「超自然」というか「未知の」恐怖を以てして 「ホラー」とする。という論旨もあった気がするし、 同意もします。 確か「異形シリーズ」の井上雅彦氏は 「殺人鬼たるもの、マスクのひとつも被るぐらいの嗜みを持て」 と明確に現実的な「サスペンス」との線引きをしておられたような。 あ。あんまり関係ない話か。 でも「超自然」のものって「恐怖」っていうか 寧ろ「興味」を感じてしまって 自分の中では「怖いもの」ではなかったりして。 長くなって、しかも支離滅裂でスマヌです。
140 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/04/03 01:43
ホラー作家も愛読者も みんな「超自然的な恐怖」は大好きなんだと思うよ。 だいたいにおいて怪奇小説の主人公連中は 「超自然的な・未知なる、存在/事象」に 好きこのんで首を突っ込んだあげく怖い目に遭ってるし。 好事家が禁忌を侵す=>異質・異形の存在に遭遇=>生命の危機 ってのが自分の愛する黄金パターンです。
142 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/04/03 20:09
「レイモン」はどこ行った? ていうか、クーンツ。
143 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/04/03 21:50
去年亡くなった>礼門
ドチャンドラー
ホラー板はあったほうがいいよな
146 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/04/05 05:41
「異形コレクション」スレ、11レスでdat落ちしました(哀
147 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/04/06 10:38
他スレに聖戦を仕掛けて荒らしまわれば隔離板作ってくれるかもな
148 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/04/06 17:43
ああ、まきゃもんまきゃもん
149 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/04/06 17:44
,、_ __,....,_ _,...、 ,} {`i;:r,;'ニ (;;;;、` , r' . {i' i:.'ー<.・)}:ム ヾi, キタ━━━━━━━ノ // -r /:::ミ ('ーヽ━━━━━━━━━??!! i゙ i:/ /二./ /',=、__ノi/ ヽ ヽ! {:::} //::::''´`'7!/ ヽ、__ヽ!l::i:::::ii;;;;;;;|,ノ `ヽ、`ー""ヽ `'ー-'''"
150 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/04/08 01:35
アーサー・マッケンはどうよ? 「夢の丘」を古本で買ってきたんだが。
151 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/04/08 01:59
おお、いいねえアーサー・マッケン 眠くなるけど
152 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/04/08 03:14
「パンの大神」2度読んだが、今一つ怖さがわからない。
154 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/04/08 13:02
なにおう。「パンの大神」が良くないだと! それなら「白い投薬」を読んでくれ。 マッケンは古典三大家のなかでは、一番現代に通じるグロ作家だな。
155 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/04/08 16:44
アーサー・マッケン は、さすがに大昔の作家だからなあ、、。 モダンホラーを読むつもりで読むと、肩透かしを食らってしまう。 俺は好きだが。
マッケンは、聖邪を問わず「人智の及ばないもの」との接触の衝撃を描くこと にかけては、最高の作家だと思う。文庫化されていないのにも凄いのがまだあ るので、創元推理文庫の奮起を期待したいのだが。
>>154 いや、良くないとは言わぬ。まだ味わい切れてないだけっす。
描かれている世界はかなり気色悪いしね、書かれた時代を考えれば、かなりぶっdだ作品なんだろな、と。
創元の「怪奇小説傑作集」を今頃になって1巻から読んでます。
「屍鬼」と並行して(w
海外で、怪奇・ホラー小説の雑誌って今もあるのかな? 昔は「ウィアードテールズ」とか、結構あったみたいだし、 映画雑誌なら今でもあるみたいだけど。
159 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/04/09 16:36
映画で有名なキャンディマンの原作は何処で手に入りますか?
>>158 確かアメリカでは、普通に書店で売ってるような商業誌は80年代後半に全滅
したはず。
今では、小出版社の機関誌的なものや同人誌しか無いのでは。
161 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/04/10 02:10
>160 スティーヴン・キングの大成功によるアメリカ出版界のホラーバブルも 80年代ではじけてしまいましたからな。 アメリカでは書き下ろしアンソロジーが、雑誌のかわりをはたしているようだけど、 それも往時の勢いはなくなったようです。
確かに今の海外ホラーは元気がなくなったけど、元気な時代の作品がまだまだ 邦訳されとらんのをなんとかしてくれ〜。
163 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/04/11 03:12
>>159 >キャンディマン原作
クライヴ・バーカーの短編集『血の本』の「5」
『マドンナ』に収録の『禁じられた場所』ってやつが
原作で合ってるかな?
http://www.bk1.co.jp ↑ こういうオンライン書店でも扱ってたから、まだ普通に流通してるものと思われ。
「クライヴ・バーカー」で検索すると出るかと。
しかし初版の頃の定価に比べると倍近くなってるなあ。
売れないのかね。
因みに当時は¥480とある。
164 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/04/15 05:18
『血の本』の頃は、とてもいいね。 「ミッドナイトミートトレイン」だもんな。 最近は、なんか違う世界に逝ってしまったが
165 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/04/15 06:09
キャロルのほのぼのと狂気が混じり合った世界観好きだな。
166 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/04/16 02:09
「血の本」で傑作選を一冊出すとしたらどれをいれる? とりあえず短編6本として。 個人的に「ミッドナイトミートトレイン」と「丘に、町が」は外せないかな、と。
169 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/04/17 00:58
>166 「丘に、町が」は文句なしに同意。 ホラーというか奇想小説としてずば抜けてる。 あと、バーカーの短編で非常に好きなのがあるんだが タイトルが思い出せないので挙げられない。 キリスト再臨に絡めた反クリスマスの話なんだが。 血の本じゃなくて別のアンソロジイ収録かもしれないし。
>>今年で77周年(w 昔のウィアードテールズとは何にも繋がりはないと思うんだけどね(w 年4回って『幻想文学』なみだな。
インターナショナルホラーギルド賞って、 バーカーやキングとストラウブの共作抑えて 全然知らないキエマンって作家が取ってるんだが…。何者? ゲイマンのような元コミック原作者? 日本では女王様系(?)のサイトにリンクされてた…(w
174 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/05/02 08:53
ホラー板独立希望の話、全然話題になってないなあ(w
つーか独立しても板が成り足ちませんからね。
>>166 『丘に、町が』
これ大好き。
村人達が組んだ姿を想像してしまったのが
或る種のトラウマとなってしまったよ。(w
個人的には
『豚の血のブルース』『髑髏王』
とかもいいなあ。
177 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/05/04 00:43
古典大好き。マッケン、M.R.ジェイムズ、ブラックウッド。 マッケンは、平井呈一先生の訳された「アーサー・マッケン作品集成」がありますが、 あの中に収録されていないものもちょこちょこあるようですね。翻訳があれば、 教えてください。
178 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/05/04 00:55
ブラックウッドは傑作がいっぱいあるけど、「木に愛された男」がよかった。 幽霊も何も出てこなくて、ある意味、サイコものとも解釈できそうだが、 樹木それ自体の不思議さが迫ってくる感じ、それがよかった。
179 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/05/04 00:58
ブラックウッドで最初に読んだのが、ハヤカワの「幻想と怪奇1」に入ってる 「柳」だった。あれはむちゃ怖かった。コリン・ウィルソンが「夢見る力」で けなしていたけど、それを読んで腹が立つくらい怖かった。
181 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/05/04 01:51
遺伝子ホラーの小説のスレってどこかにありますか? (ここの板でいいんですよね?)
182 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/05/04 02:50
沈みあげ
>181 この板で良いと思いますが、スレはないと思います。 瀬名秀明などの特定作家スレもちょっと違う感じです。
184 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/05/05 01:55
ないなら、立てても大丈夫ですか? この板に来るのは初めてなので…
>184 この板では、スレ立てはそれほど厳しくないようです。 板違いは叩かれますが。 ただ、過疎板なので、スレが成立するかどうかは判りません。
186 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/05/05 05:23
遺伝子ホラーというとクーンツとかかな?
瀬名のパラサイト・イヴを想像したけど? 結構ありそうだね。
遺伝子ホラーはSFです。
189 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/05/07 00:25
このスレ沈んでなかったのか 別のスレからリンクしたとき沈んでたのに……。 わけわからん。
何たってホラーだもの。怪しいことが起きて当たり前。
191 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/05/09 13:34
創元の「怪奇小説傑作集」の 4巻(フランス編)の「フルートとハープ」と 5巻(ドイツ・ロシア編)の「たてごと」が ほとんど同じ話なのは、 やっぱりフランスのほうがドイツのをパクってるんでしょうか?
しかし、ホラースレというのは伸びないなぁ。
ホラーの定義論争でもやれば伸びると思うけど。 とりあえずゴシップをひとつ。 The New York Post says on May 9 that Stephen King is beginning to suffer a vision problem, incurable macular degeneration
194 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/05/16 21:58
マキャモンって断筆したって聞いたけど もう小説は書いてないの?
公式サイトによると、今年の九月に「Speaks the Nightbird」ってのがハードカバーで出るらしいよ。
ttp://www.robertrmccammon.com/novels/speaks_the_nightbird.html Speaks the Nightbird will be translated into Japanese and published in Japan by Bungeishunju!
とあるから、日本でも早めに出るんじゃないかな。
1699年、CarolinaのFount Royal という街のRachelという魔女の裁判の話。
異邦人で美しかったので魔女裁判にかけられて、呪文などの証拠も出てくるけど、
書記官のMatthewは「本当に魔女なのか?」疑いを抱く。
と言うような話みたい。
おお!ありがとうございます。 その流れだとやはりホラーでは ないようですね。 非ホラーのアン・ライスみたいなのかな。 期待して、待っておきます。
198 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/05/25 16:56
あげ
199 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/05/25 22:26
ホラーの定義で延ばすんですか?(w じゃ、思いきりいい加減のを 作者が本気で起こり得るとは信じていないような、怖い話。 前半で怪談と区別。なお、精神分裂症などを正確に描いたサイコ物はサイコ・ホラーとは呼ばないこととする。
200 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/05/26 04:39
サイコホラーってあんまし面白いのに出会ったことない。 自分に合ってないだけかもしれんが。 おまえらはホラーに何を求めてますか? 笑い?グロ?狂気?
恐怖に決まっとろーが
あー、あと怪奇ね。
少なくとも、笑いを求めてはいないな…。
204 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/05/26 14:55
求めるもの・・・癒しかな。 スプラッタはお笑いの要素もありでない?
×サイコ・ホラー ○サイコ・スリラー
206 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/05/27 12:45
洋書のバーゲンでクーンツの"FROM THE CORNER OF HIS EYE"(2000)というのを400円で買った。 クーンツだからそれほど難解な文章じゃなくてあんまり辞書引かなくても 内容が理解できそうだから買ったんだけど果たして面白いのか? '80年代後半以降のクーンツは詰まらない、という評判だし、 実際「ミッドナイト」が詰まらなかったのでその辺の(つまり文春文庫で出てる奴) とかは読んでない。(「戦慄のシャドウファイア」は面白かったけど) ま、超訳で読むよりは原書で読むほうがずっといいに越したことはないので 楽しんで読みたいと思ってる。
日記調だ
208 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/05/27 23:37
>206 アマゾン見ても評判は悪くないみたい。 どこまで信用できるかは判らないけど。
210 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/05/28 05:41
_,..----、_ / ,r ̄\!!;へ /〃/ 、 , ;i i,__ i ‐=・ァj,ir=・゙) lk i.l /',!゙i\ i / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゙iヾ,. ,..-ニ_ /<超自然の無いホラーはホラーではない! Y ト、 ト-:=┘i \_______ l ! \__j'.l 」-ゝr―‐==;十i _,r--――、 .ト、.j.!レ' ̄三! >ーr‐r‐r‐< _,.r<"「 l_____ ____,..r--r=ヾヽj,r―'"≦__ ̄ ̄r―'"\\ \r",.-、, \ ∧ ト-'‐'"三へ>ト-‐'"~ ゙i / \\(_.人 ヽ._ ヽ レ'へ._ノi 「 \ ゙l //./",「 ̄/ / / ヽ-ゝ. \ / レ'// .l l ! ! i/./ ./ / / / ,( \ ノハ レ'/ .! ! i ゙'!  ̄ ∠, / ヽ._ ,ター '",〈 ! /゙" ,r'" .l‐=ニ゙,「l ! 「 ̄!. /./ ー==' .l.ト、. -‐'"/!.ト, / .ト- ゙ー―┘!└‐'='-‐" ヽ._/ 、 トミ、 ̄ ̄._ノノli\
漢やのう。
212 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/06/05 10:07
創元の「シルバー・スクリーン」はいつになったら出るんだょ!
213 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/06/07 14:59
河出文庫の「世界怪談名作集」岡本綺堂 編・訳が面白そう。 創元の「怪奇小説傑作集」とかと重なってるのもあるけど、 平井呈一とは違うタイプの「古い訳」(良い意味)の味が楽しめそう。
214 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/06/07 22:06
KORNのジョナサンの音楽とクライブ・バーカーの絵をミックスしたDVDでる んだってね。日本版でんのかな? みんな買うかい?
215 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/06/12 23:26
「母親を喰った人形」でおなじみ(?)のラムゼイ・キャンベルの 新刊が出てたぞ。 「無名恐怖」発行アーティストハウス 発売角川書店 ブックプラスという叢書のひとつ。 キャリアウーマンのもとに、九年前に誘拐惨殺された娘から 電話がかかってきて……。
216 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/06/13 10:11
「妊娠しちゃったの、おろすから金送って」
217 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/06/14 04:33
なんか和物のホラー少ない感じがする。 私は小林泰三、好き。玩具修理者もよかったし、最近恩田陸と一緒のアンソロジーに載ってた誘拐犯の話もすごくよかった。ちょっと描写グロいところもあるけど、すごく引き込まれたよ。 前読んだ女の子が臓器移植される話はちょっと??…な、感じだったけど。
218 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/06/15 03:20
「かかし」って出たでしょうか? 児童文学だけどあれ結構怖かったよ
219 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/06/15 04:40
和物ホラーというか、 「送り雛は瑠璃色の」が九月に復刊されるのが楽しみ。
220 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/06/15 06:04
雛人形って、存在そのものが、ホラーっぽい。 うちにも出さなくなって十年以上のが押入れにある。
221 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/06/15 12:20
「かかし」って、ベネッセから出ていた、ロバート・ウェストールの作品ですよね。 つい買いそびれて、そのままになってしまったけど、 もう絶版なのかなあ。読みたい。
222 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/06/16 10:24
「かかし」ってあの夜な夜なかかしが近づいてくる奴よな。 私は好きじゃないっす。 なんかつらい話だアレは。 かかしよか母親がイヤ。児童虐待ホラーだよ。
223 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/06/20 11:19
和ものホラーでは角川ホラー文庫のアンソロジー (現代ホラー傑作選)が面白いですね。 いろいろあって。 わたしは雑誌「新青年」あたりの作家と作品が好きです。
224 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/06/25 03:22
ホラー板ってほんと住人少ないのな。 寂C〜
>213 河出のアンソロジ―に外れなしの法則。 自分が読んだ中では、日本怪談集(上下、絶版)、中国怪談集は面白かった。 角川ホラー文庫だと きっと本質はホラーじゃないけど貴士祐介はそつのない整った作品を書くよな。 最近続けざまに4冊読んだが、外れといえるほどつまらない作品は無かった。
226 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/06/25 06:32
>>225 剥げ桐 駄作がないよね
『天使の囀り』なんかはSF板でもっと話題になってもいいと思うんだけど
それにしても岩井志麻子がなぜ文庫化されぬ!
「天使の囀り」はかなり恐くおもった!良い作品! 小林泰三の「人獣細工」個人的にこれこそホラーだと思ったな! 読んでて生理的嫌悪?ぞくっときた。
228 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/06/25 11:07
>>226 7月の文庫新刊のラインナップに「ぼっけえきょうてえ」が入ってたよ。
発売予定は10日、レーベルはもちろん角川ホラー文庫。
230 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/06/27 06:26
乙一はどうかなぁ? ミステリのほうに入ってるのかもしらんけど、 「夏と花火と〜」のラストとか、立派にホラーと思う。 どれに入ってたか忘れたけど、トイレの落書きが どんどん増えていく話とか、面白かった。 今個人的にはまってる。
231 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/06/27 21:03
age
乙一の文体には付いていけぬ。もう歳なのか。
233 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/06/28 01:57
嘘やろ〜?! 私はすごい読みやすいと思ってた。 どれ読んだの?
田中芳樹の「夏の魔術」シリーズ。 ぜんぜん怖くも、あまり面白くもないけど たまにラヴクラフトや古き良き英国怪奇小説なんかの作品に言及してたりしてて そこだけを楽しみに読んでおります。作者がホラー好きという点だけ評価。 んで、このシリーズの完結編が 6月中に出ると以前トーハンの週報に出てたんだが。でねぇな。
たしか2が冬で、3が秋だったかな? 次は春ですか
236 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/07/04 02:54
237 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/07/09 03:40
昨日、「月の裏側」読んだよ。 途中までは怖かったんだけどなぁ‥‥ 後がショボン 好みの問題もあるかもしらんが。
238 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/07/10 01:17
お、恩田陸だね。文庫落ちしたら読む。 「6番目の小夜子」も途中までの雰囲気がすごくいいんだけど 最後で尻すぼみになるな。集団劇?のシーンはどきどきした。
239 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/07/10 02:51
恩田陸は、説明を求めたらだめだにゃ。魔法がとけてしまうにゃ。
240 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/07/10 09:27
つうかそれに限らずホラーは説明いらん。 理解できたら怪奇でなくなる。 逆にホラーっぽいSFなんかだと説明必須。
説明を求めてるわけじゃないんだけど…うーん、 なんというか、例えばホラーのつもりで読んでたら最後でいきなり 少女漫画に転じてしまったみたいな、位相が転換しちゃって 「……あれ?」という感じになるのさ。 なまじ中間の怖さ雰囲気が面白いだけに、もっと怖がらせてくれ〜!と望んでしまう。
ジャンルわけは必要だよな
243 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/07/17 13:27
板トップに<ホラー>が入ったね
244 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/07/18 04:17
ほんとだー! ちょっと嬉すぃーかも。 それにつけても人の少なさよ…。 ついでに今ごろ乙一の「犬の目」読んでみたけど、 怖くないな。ほのぼのホラー?だったよ。
乙一。読みたいんだけどおすすめなによ?
246 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/07/18 10:06
すいません、90年代以降の和製ホラー小説でお薦めはないでしょうか。 これぞ! というもう真剣に怖いやつ。 震えの余りに途中で閉じてしまい、しばらくたってまた開きなおすようなホラー。 リングとパラサイトイブ以外で、あれはパラパラと読みました。 ここまで読めばわかるでしょうが私はホラー厨房です。
>>246 どういう質の怖さを求めているのでしょうか?
248 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/07/18 10:31
>>245 ホラーを求めるなら、「天帝妖孤」「石の目」あたり。
ちょっと泣ける、いい話を求めるなら、「失踪holiday」がイチオシ。
>248 ありがとうございました。さっそく読んでみるよ。
250 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/07/18 10:46
>246 ホラー文庫をいろいろ当たってみるのはどうでしょうか。 最近文庫化された岩井志麻子の「ぼっけえ、きょうてえ」とかいいですよ。 ホラー初心者だったら貴志祐介なんかもおすすめ。
251 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/07/18 12:01
>246 「アクアリウムの夜」稲生平太郎 角川スニーカー文庫ミステリ倶楽部 一昔前のライトノベルの文体で書かれた極上の怪奇小説。 怖い。そして泣ける。日常がどろりと溶けていく快感が堪能できます。
>>246 グロ・スプラッタ路線がお望みなら、綾辻行人「殺人鬼T/U」(新潮文庫)。
90年代ではないが、友成純一「獣儀式」(幻冬舎アウトロー文庫)も可かと。
ホラーなのかどうか意見はわかれるだろうが、貴志祐介「黒い家」なら満足できるかも。
他には篠田節子「神鳥-イビス」(集英社文庫)など。
253 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/07/19 23:56
「黒い家」はほんと怖かったな〜 いまだこれを超える怖い小説を読んだことないな
254 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/07/20 00:24
2chヲチ板 怖いですよ現実にいるから・・・
255 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/07/20 00:25
でも、やっぱり怪奇小説となると貴志裕介は「天使の囀り」を推したい。 劇中のギャルゲー君は身につまされすぎてしゃれにならん。 自分も蜘蛛恐怖症だし。
256 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/07/22 09:25
>255 あの主題歌を思い出すとこが泣けるよね 傍から見るとただのキモいヲタだが
258 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/07/24 13:38
幽霊屋敷もので本当に怖い奴ってある? ブルワー・リットンの「幽霊屋敷」は古典としては楽しめるけど今読んで怖いという類のもんじゃなかった。 ヘンリー・ジェイムスの「ねじの回転」は純文学すぎる。 シャーリー・ジャクスンの「山荘奇談」も心理描写メインで上品すぎる。 リチャード・マシスンの「地獄の家」は理屈で説明してしまうのでサスペンスとしては面白くてもホラーとしては全然怖くない。 「シャイニング」も面白いけどどこがキング最高傑作と言われるほど怖いのか分からん。(バスルームの女のくだりだけは例外) 概して西洋の幽霊屋敷ものはその怪異の正体を抽象的な『悪』として捉えているものが多いので、 日本人の自分には皮膚感覚の怖さが感じられなくて隔靴掻痒の感がある。 和物でもいいから本当に怖い幽霊屋敷小説はないもんだろうか。
259 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/07/24 19:09
>>258 デ・ラ・メアの「The Riddle」は?
>>258 倉阪鬼一郎の「百鬼譚の夜」の中のが怖かったけど、タイトル忘れた……。
261 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/07/25 05:34
>>261 ジェームズ・ハーバート「月下の恋(ホーンティング)」は?
262 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/07/25 05:35
間違えた
>>258 ジェームズ・ハーバート「月下の恋(ホーンティング)」は?
263 :
ドボチョン一家 :02/07/25 07:59
>>258 「草迷宮」(映画も原作も)やその元ネタの稲尾もの、
あと恥ずかしいけど「ハウス」(大林宣彦監督)
とか好きなんで…
幽霊屋敷がこわくなくたっていいじゃないか
…ドボチョーン!
むしろミステリーで閉ざされた館のドロドロし
た人間模様にこわいものがあったような…
あっ、ウエイクフィールドの「赤い館」は
こわかったす。ただし今読んだらどうかな。
ついでに「防人」は何回読んでも意味わかり
ません。だれか教えてたもせ。
純粋に幽霊屋敷とは言えないけど、フリッツ・ライバーの「闇の聖母」とか。 一応、屋敷にお化けが出る仕掛けがあったってことで(W。
258さん…何処に行ってしまったのだろう? カムバック
266 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/07/26 01:55
267 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/07/26 10:44
>>259 デ・ラ・メアのは確か一つか二つ短編読んだ事ありますが、
この人も怪異を直接描かないタイプの人ですよね?
苦手なタイプですが訳書が出てれば挑戦して見たいと思います。
>>262 ルイス・ギルバート監督で映画になった奴ですね。
宣伝でオチをばらしてヒンシュク買ってたような記憶があります。
ジェームズ・ハーバートっていうと「鼠」とかでお下劣作家として
有名な人ですね、確か。読んだ事無いけど、そういう人のなら肌に合いそうな気がします。
>>260 あまり和物は読まないので、この人も名前しか知りませんが、手を出してみようかと思います。
>>263 「防人」っていうと「猿の手」と同じ作者の書いた奴ですね。
自分も読みましたが、確かによくわからなかったような…。
ウェイクフィールドの「赤い館」、というのはタイトルからしていい感じなので読んで見たくなりました。
西洋の幽霊小説では唯一「上段寝台」が怖いと思ったので、ああうタイプの怖さを感じさせてくれる幽霊屋敷ものがあるといいな、と思ってます。
270 :
ドボチョン一家 :02/07/26 18:02
>>268 よかった、安心した。他にもわからない
人がいて…ってせこいね。あとちょっと突っ込む
けど「猿の手」はジェイコブズ、「防人」はウエイ
クフィールドっす。
ま、自らの読解力のなさはたなにあげて訳をうたが
ったりして。ていうのは「上段寝台」都筑道夫先生の
大絶賛信じて綺堂訳で読んだんだが、化け物が×××
って思えるようには訳されてなかったのね…。都筑先生
的には朦朧としてる方が好みなんだろうが…私には
×××が何度でも…っていう方がトボケててしかもキモ
くてよかったんで…。
>270 >「猿の手」はジェイコブズ、「防人」はウェイクフィールド ああ、「防人」とジェイコブズの「徴税所」を混同してたようです。 どっちも『恐怖の愉しみ』に入ってたので。 となると内容についてももしかして他のと勘違いしているかもしれないので もう一度読みなおして見ることにします。
「防人」読みなおしました。 やっぱり別のと勘違いしてました。 「防人」について(ネタバレあり) つまりこれは2人がそれぞれ連れだと思っていた相手が いつのまにか幽霊に入れ替わっている、というオチです。 「やがて目的の家へたどり着くと、ブリントは三階の窓を見上げた。 ランダーはそのあいだに玄関の前へ行って、錠の穴に鍵をさしこんだ。」 この記述がキーポイントです。 ここで本当は2人ははぐれて、連れだと思っている相手が幽霊と入れ替わって いるのに、二人ともそれに気づいていないのです。 この話しのキモは、幽霊屋敷の中で幽霊と遭遇するのを期待していたのに、 玄関でいきなり遭遇してしまった、という不意打ちのショックにあるのだと解釈しました。
273 :
ドボチョン一家 :02/07/27 18:20
なるほど、ねたばれの危険をおかしてまで 解説ありがとう…って、それでいいの?えーっ? それでオチるのか、ウエイクフィールド!! 今、手元にテキストないけど、霧の中をゆくんだ よね、そのあたりまではムードいいんだけど… そっかー、「赤い館」所収作品にも意味不明なのが あったけど、そういう落とし方で読まなきゃ いかんのだなあ。
275 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/07/28 03:32
既出かもしれんが、南條竹則氏の 『恐怖の黄金時代 -英国怪奇小説の巨匠たち-』集英社新書を最近発見。 幽霊屋敷もので良さそうなのもいっぱい載ってるんでおすすめです。 しかし、後書きに書いてあった、ラブクラフトを友達に薦めるやつや、 吉川幸次郎全集を読んでるやつがいる中学ってスゲエ。
276 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/07/29 14:11
皆さん、こっちにいらしたのね。パン書のホラースレではなーんかモノ足りぬと 思っておりますた。 あたくし、バーカー教信者なのですが、どなたか彼の書いたエルビス・プレスリー 物を読んだ方はおられませんか?プレスリー物のアンソロに入っているらしいの ですが、見つかりませぬ・・・その話を聞いたとき「地雷くさ」と思ったのも事実 ではありますが。
277 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/08/04 20:15
海外、日本問わずに一番怖いホラー小説ってなんだと思う? 私の場合は海外ではキングの「シャイニング」、日本では乱歩の「孤島の鬼」
278 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/08/04 21:57
小林泰三では『玩具修理者』よりも『酔歩する男』のほうが読んでいて精神的に追い詰められました。 角川ホラー文庫で一番のお気にいりは『レフトハンド』。 一番恐いのは!? …もう一度考えてみます。
>277 キングだったら「呪われた町」の方が怖いと思う。
280 :
日本@名無史さん :02/08/04 22:54
281 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/08/04 23:00
282 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/08/06 12:38
小説じゃないけど「新耳袋」の新刊は読みながら何度もゾッとした。 小説・実話、本・映像を問わず、怪談を生かすも殺すも語り口次第、 ということを再確認した。 テレビで、演出過剰・説明過剰で真の恐怖とは無縁の陳腐な再現VTRを 作ってる連中はこれを読んで弁給しろ。
283 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/08/06 17:30
「新耳袋」って怖い? 自分語りが混じっていないだけ「あやかし通信」よりはいいと思うけど、 語り口を評価するなら稲川淳二のほうが上じゃない?
284 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/08/09 02:00
>282 個人的に、新耳は徐々にレベルが落ちてきてると思う……。 新刊よりも、1〜6までのほうが面白いんじゃないのかな。 このシリーズは装丁が凝ってて表紙めくって中見るのが楽しい。 実話系のやつなら、今は亡き剄文社の「超怖い話」シリーズが 語りも話の内容も群をぬいてると思う。 お風呂でシャンプーしてる時、後ろに気配を感じるような怖さがある。 ただ、これ読むと、創作ものってなかなかこの種の怖さに 太刀打ちできないのかもな…と、ホラーファンとしては、 ちょっと複雑な気持ちにもなるな。
286 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/08/09 13:33
福澤徹三のファンっていないか?最近怪談実話を集めた本も出してたけど、 この人の語り口、すごくいいよ。今のところまだ三冊しか出してないが、 とりあえず一生フォローしようと思ってる。
今日の「芸術に恋して」で和製ホラー特集やってたが、 あまりにしょぼくってがっかり。
>>286 具眼の士ハケーン。小説推理の連作が1冊にまとまる日が楽しみですな。
>>287 なぜか番組の最初に似非廃墟の紹介・・・。
中途半端な番組でした。
「幻想文学」編集長のヒガシ氏、顔から想像された声とぜんぜん違う 妙に低い声で、異様な印象を受けた。
291 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/08/10 23:13
>290 うそっ この前の朗読会のとき初めて声をきいたが、高めのよく通る声だと 思いましたが
292 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/08/11 07:34
>>286 ファンと言うわけではないけれども、「怪の標本」は結構好きです。
3冊と聞いて。検索かけたら「怪を訊く日々」と言うのが出たようですね。
もう読みましたか?どうでした?
293 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/08/11 11:20
衛星放送でテレビ版が放映されるのに備えて数年振りにキングの「シャイニング」を読みなおしてみた。 そしたらどうだ。 前に読んだ時は、まあ面白いけどそれほど大騒ぎするほどのもんでもないだろ? と思ったんだが、今回はこの小説がまったく他人事ではない事に気づいた。 別に自分は結婚もしてないし、アル中でもないし、悲惨な子供時代を過ごした わけでもないが、読みながら自分の中にもジャック・トランスと共通する資質が 少なからずあることに何度も思い当たった。 キングの凄さというのはこの辺にあるのだ、ということがわかってきた。
>292 うん、読んだ。感想は…う〜ん、シブい。 今回は小説的な体裁を付け加えていないぶん、読み物としてはどれも短くて 前二作ほどの密度はないんだけど、怪異に対するこの人特有のスタンスのとり方というか、 淡々とした語り口は愉しめます。
295 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/08/12 01:56
>293 年齢によって読み方かわるよね。キングの場合は、デッドゾーンがそうだった。 厨房で読んだ時主人公可哀想すぎと思ったけど、二十歳ぐらいで 読み返してみると、これハッピーエンドだったんだなって、気付いた。
>295 そうだね。 今度は10年ぶりくらいに「呪われた町」を読み直してみようかな。
すみません ちょっと文章切れた 古典の現物をさがしてるんです なんか未訳の掘り出しもんありませんかねえ
299 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/08/14 00:19
この板、ホラー関係のスレが少なすぎない?
300 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/08/14 00:32
一般書籍とオカ板、ミステリ板のほうでスレが立ってるからな。
下がってもまたあがってくるのがHORRORなのであげ
303 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/08/19 12:28
>301 カーナッキを楽しめたとは羨ましいな。 自分の場合はあれを読んで、自分はゴーストハンターものは性に合わない、 というのを確信してしまったので。 本物の超常現象の話と、超常現象に見せかけた人為事件の話とが 混ざってるのは面白いと思うんだけど、 同一主人公のシリーズものになるとヒーロー活劇化してしまうのと、 エーテルとか力場などの疑似科学用語で超常現象を説明してしまうのは あんまり好きじゃない。 自分としては短編怪奇小説の醍醐味は、 無名の人物が全くわけのわからない物や現象に偶然遭遇してしまう所にあると思ってるから。
304 :
名無しは無貌な夜の女王 :02/08/19 13:16
ゴーストハンターものは好きだけど(おそらく原点はウルトラQ)、 その面白さは純粋な怖さとは別のところにあるね。
305 :
ドグマグ派 :02/08/19 14:23
>>301 うわっ「インゴルッビー伝説」の人までいる。
そっかー、このあたりの人はフリーテキストがころがってるんだね。
探してみよう。
307 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/09/01 15:55
キングの新作「トム・ゴードンに恋した少女」の新聞広告を見た。 なんか、完全に文学のほうに逝っちゃった感じ。
308 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/09/02 16:27
うわっ、レスすくなっ
309 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/09/02 17:21
すみませぬ、この板、小林泰三の単独スレがないのですか… 検索ミス?ほんとにないの? 人気ないんですか? というか洩れの勘違い? それとも板違い? 酔歩に逝きそうな洩れに誰か答えて…
310 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/09/03 02:03
311 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/09/03 02:21
わしのHPにも書いたけどこっちにも書いとこう。
こんなイベントがあるみたい。
----------------------------
「秘神界」の長い午後
日時:9月8日(日)2:00〜4:30pm
会場:ロフトプラスワン(新宿)
http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/ 出演:朝松健(作家)、鷲巣義明(映画評論家)、友成純一(作家・映画評論家)
トークと映像で繰り広げる〈クトゥルー神話〉の世界。「DAGON」予告編、
ラヴクラフト原作の短編映画上映。書籍販売も予定。
----------------------------
313 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/09/03 22:38
あ、カーナッキの話題が。 昔読んでイラストが怖かった。また読み直してみよう。
314 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/09/05 12:53
315 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/09/08 16:03
津原泰水の「芦屋家の崩壊」読んだ。 猫背の女の話が嫌だった。 なんか座敷女の親戚みてぇ。手に釘……こわいよ。
316 :
動画無料サンプル :02/09/08 18:20
317 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/09/17 20:39
ホラーやスプラッターではない怪奇小説が好きです。 「猿の手」や「十三階」のような・・・。
すみません 「猿の手」は知ってるけど… 「十三階」って…? 鬼太郎のダルマの話と関係が…? (水木先生は「猿の手」は3回くらい、 他にも「黒魔団」からコーマン映画まで パクリまくり…
ゴメン。「十三階の女」でした。作者は、フランク・グルーパーです。 水木先生もネタにしてました。
320 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/09/18 21:37
リチャード・マシスンの「激突」。 自動車の運転をする人ならこの怖さが分ると思う。
321 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/09/19 00:05
322 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/10/15 00:04
うわっ、人いねーw
この板は落ちませんね。
324 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/10/17 00:07
特に書くことないけどage
325 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/10/19 01:11
ほらーはもうだめなのか?
326 :
(-_-) :02/10/19 02:03
ではホラーの話しでもしましょう。 「デットミート」という本を買いました。 まだ読んでません。(サイコミステリ物でつ
327 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/10/19 08:59
>>326 西友に押しかけた道民の話だろう。
確かに怖いわ。
小池壮彦の心霊ビデオの本読んだんだが、この人いいね。他にも読んでみようっと。
329 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/10/23 12:13
>328 ホラーは好きだが、心霊はイヤン。
330 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/10/29 03:54
たまには上げてみるか。 今さらながら平井呈一の「恐怖の愉しみ」上を読んでいます。 「慎重な夫婦」がいい。 古い訳語がふんだんに使われていて日本語力の無さを痛感。 「問者」とか「生面」とか「大喜利」とか言われても、わかんねーよ。
331 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/10/29 07:42
「問者」と「大喜利」はわかる 「生面」はわからん
332 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/11/14 17:09
漏れは 「ふんどし横丁」 「(切符が)すやになったので」 がわからん。 前後関係から見当つけてはいるが。
333 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/11/20 09:29
加門七海「怪談徒然草」読んだ。実話怪談も面白い。こういうのもっと 読みたい。
334 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/11/21 18:33
上の方で話題出てたが、 ホジスンってつまらんのか? それ以前に本が見付からないから読もうと思っても読めないが。
335 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/11/21 18:42
ホジスンは「カーナッキ」しか呼んだことないけど、 「夜の声」(マタンギの原作)とか「異次元を覗く家」(元祖コズミックホラーらしい) とかを読んでみたい。
336 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/11/22 00:27
「異次元を覗く家」これは最高っよ。ブヒブヒ!(豚のようなものが出てくる
ホジスンはやはりラヴクラフトが愛した『ナイトランド』であろう!
338 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/11/22 02:15
『ナイトランド』の完訳でないかなー
339 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/11/22 02:19
>335 メタクソ団?
340 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/11/22 04:17
質問です。 こんな感じの短編(中編)を小学生のとき(20年程前)読んだ覚えがあるんですが、どなたか ご存知ないでしょうか。 頭の中で考えた情景がホログラムとなって現れる子供部屋。 幼い兄妹は、耽溺し、そこに引きこもって出てこようとしない。 いつしか二人の強力な思念(?)は、ホログラムを実体化させるほどになる。 危惧した両親は、医師の薦めもあって部屋から無理矢理、兄妹を出そうとする。 部屋から出ることを良しとしない兄妹は、実体化させたライオンに両親を食い殺させる。 両親を食い、満腹したライオンに寄り添う兄妹の安らかな寝顔。 うろ覚えなので間違っている部分はあると思います。 親殺しという結末ももちろんですが、やたら不気味な挿絵だったことで今でも印象に残っています。
自殺サークルてどーよ?
>340 ブラッドベリ「草原」だと思う。
343 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/11/22 17:21
久しぶり盛り上がっているなあ
344 :
火祭り ◆FIRE4rZZzs :02/11/22 21:27
マタンキ…と、マタンギを混同しては どうかと思われ。 だいたいマタンキ!を知ってるとは侮りがたい とりいかずよしファンなのかと小一時間…
345 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/11/23 01:46
>341 「自殺サークル」はショッカ―的な演出はけっこう評価できる。 テーマや内容をまじめに論ずる気にはあまりなれん。
>343 ありがとうございます。 「草原」で間違いないようです。
すみません。 >342 でした。
>341 あっ、映画版ね。
349 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/11/23 11:45
339は335がマタンゴのこと マタンギと言ってることを冷やかしてる と思われ。 ただそのためにトイレット博士をもって くるのはどうかとオモワレ。 ホラースレなのだからとりいでも 「のっとり魔子」(…だっけ? あたりが適当かと尾・も・我。
350 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/11/23 11:47
352 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/12/06 22:48
なイトランド長いなあ。夜の声ぐらいなら訳してもいいが創元社が版権持ってるよなあ
ホジスンの版権なんて、とうに切れてるんじゃないの? 80年以上前に死んでる のに。
354 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/12/08 02:17
いや、翻訳権ってのがある。夜の声は大丈夫そうなのだが。 つうか今訳しちゃったんだが、需要あるかなあ
356 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/12/08 11:08
東京創元社のビルをこの前たまたま歩いてたら見つけて 感動した。 これが長年読んできた本を出していた東京創元社かと。 おがみそうになった。 意外と小さいビル。
357 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/12/08 15:54
ところで神無月マキナが編集長やってたスケアードって 結局何号まで出たの?
358 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/12/08 18:08
たぶん4号かな?俺、そこで書いてました。
359 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/12/08 21:14
360 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/12/09 22:43
需要ということなら、そりゃあ"Boats of the Glen Carrig"か"The Ghost Pirates"では? 「異次元を覗く家」なんて、ネット古書店で簡単に邦訳が買えるじゃない。
先人達に質問! 牧野修みたいな感じ?の短編書く人、他に居る? おせーて!
↑外人でもいいでつ
363 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/12/13 00:12
364 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/12/13 02:31
>361 小林泰三とか少し近いかも。 もう読んでそうだけど。 >363 エルガーのチェロ協奏曲の1楽章とか あんな雰囲気だったらいいねぇ。
365 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/12/17 22:21
366 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/12/19 01:24
ねんまつじゃし2002ベストホラーでも考えんか? 洩れはストラウブ「ミスターX」 理由は・・・これくらいしか思い付かん 他になにかあったっけ?
367 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/12/19 09:27
今年は新作ほとんど読まなかった
368 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/12/19 14:16
海外の古典では、ジェシー・ダグラス・ケルーシュ「不死の怪物」と、 ジェラルド・カーシュ「壜の中の手記」が良かった。
369 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/12/20 00:00
ホジソン「ナイトランド」 新刊じゃねえや
370 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/12/21 11:01
371 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/12/21 11:48
久しぶりにモーターサイクルのURLを堂々と張っているバカを見たなぁ
372 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/12/22 19:12
ガイ・N・スミスの"Night of the Crab"をよんでます 殺人蟹かっこいい
373 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/12/22 20:07
そういえば今日、聖悠紀のTWD−EXPRESSを読んだが キラークラブという多足歩行兵器が出ていたな
よみおわった 戦車をよってたかって海にほうりなげる蟹さんたち ちなみに殺人蟹シリーズは6冊くらいあります このB級ホラーの巨匠の長編が翻訳される日は・・・ 来ないだろうなあ
375 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/12/23 17:34
面白そうだな 蟹ネタで6冊も書くとはかなりの暴挙だな
376 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/12/24 14:36
来月、ついにランズデールの「モンスター・ドライブイン」が創元から出るぞ。 待ちに待ってたので嬉しいことこの上なし。 ピーター・ストラウブの「シャドウランド」は、買うかどうか迷って 訳者あとがきを読んでみたら、作者のヲタ属性の欠如をネチネチと あげつらう大瀧氏の文章に引いてしまった。
377 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/12/26 00:05
作者がヲタでなくても、小説がおもしろければいいじゃんよ。
378 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/12/27 23:51
最近、本屋でクライブパーカーがハリーポッターのライバルのように売られている。
379 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/01/03 23:09
昨日やってたゴーストバスターズってカーナッキの影響受けてるのかな
380 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/01/05 06:21
*(Φ∀Φ)*呪まーす
>379 キッチュな仕掛けと「科学」理論。 たしかにカーナッキぽいなー。 因みに稗田礼次郎はサイレンスの影響受けてるとおもうぞ。 関係ないけど。
383 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/01/08 22:05
何で今日もゴーストバスターズがやったんだ?
七つの恐怖物語―英米クラシックホラー 偕成社文庫 坂崎 麻子 偏 おすすめです。小学生向けだが。
(^^)
386 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/01/19 02:43
HoRRoRスレ年末企画 2002ベストホラー 集計結果 1 1票 ストラウブ「ミスターX」 1票 ジェシー・ダグラス・ケルーシュ「不死の怪物」 1票 ジェラルド・カーシュ「壜の中の手記」 1票 ホジソン「ナイトランド」 1票 読まんかった 参加者:4名 ということでした 2003年度がHorror当り年でありますように
387 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/01/19 03:25
スキップ&スペクター「闇の果ての光」(文春文庫) 既に読了した香具師はおられますか? ところでランズデールの「The Drive-In」は いつになったら邦訳が出るのだろう
388 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/01/19 15:15
>387 今月下旬に「モンスター・ドライブイン」というタイトルで 創元SF文庫から出るよ。
389 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/01/21 19:02
「闇の果ての光」買ってきたよ。 でも、いつ読むかわからないな。
>>388 情報感謝。
しかしスプラッタパンクを
「推理」でなく「SF」で出すのか、創元…
>390 情報訂正。 どうやら刊行は来月に変更になった模様。 本屋に貼ってある2月の文庫ラインナップを見たらそうなってた。
(^^)
394 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/01/24 17:14
へえ、カーナッキ漫画にもなってるんだ。 読みてえ
395 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/01/25 22:42
>>394 >>379 はそんなこといっとらんぞぉ
稗田礼次郎シリーズの著者は諸星大二郎
すんごいメジャー作品の盗作をしてたのしか
おぼえておらんのう
396 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/01/26 23:56
>395 >379とは無関係ですわ。 なんか調べてたらそういうのが学研から出てるって知ったんだ
>>394 学研文庫・怪奇ミステリーシリーズ
幽霊探偵カーナッキ
画:すずき清志
昭和61年・初版発行
・魔物の扉
・幽霊馬伝説
・口笛の鳴る部屋
(註:絵はかなりナニです)
398 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/01/27 10:02
デニス・ホイートリーって面白いですか。
399 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/01/28 19:08
アンブロース・ビアスの『ダムドシング』読んだ。すげえ。
400 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/01/29 04:58
アタイこそが 400げとー
401 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/01/29 05:02
オイラ17cmです。 その都度、デカイって言われます。 身体は細めなので、よけにギャップがあるらしく(ワラ
えらい誤爆してしまった。スンマソ
403 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/01/29 05:04
オイラ17cmです。 その都度、デカイって言われます。 身体は細めなので、よけにギャップがあるらしく(ワラ
404 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/02/03 15:11
>399 創元の「怪奇小説傑作集」で『怪物』というタイトルになってるやつのことだね。 あの本では解説の平井呈一先生が、『怪物』は芥川の『藪の中』の元ネタと 間違えて書いてしまってるので要注意。 正しくは同じビアスの『月灯りの道』。
405 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/02/04 14:33
そういやビアスって今はどれが読めるんだ? 悪魔の事典ばっかりどこにでもあるんだよな 岩波ぐらいか?
406 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/02/04 14:49
岩波で「ビアス傑作集」(「ビアス短編集」だったかも)が出てるよ。 創元からも一冊出てたみたいだけど、見かけない。 そういえば、クトゥルー神話に編入された「カルコサの住人」は まだ読んでなかったな。青心社の「クトゥルー」のどれかに入ってたはずだ。
おお、レスさんくす。 >404 多分そうだす。おいらは改造社ってとこから昭和四年に出た 世界大衆文学全集三十五巻『世界怪談名作集』に収録されているのを読んだ。 ビアスの他にもプーシキン、モーパッサン、ドイルなど十七名の十七編。 訳したのは半七捕物帖の岡本綺堂。邦題は『妖物』 アンブロース・ビヤースと表記。 本来ならポーの黒猫を入れたかったけどポーだけで全集中の一冊になったので 「ポーの二代目ともいふべきのビヤース「妖物」を掲載した」と書いてある。 千九百十四年以来ゆくへ不明となりて、その消息を知らず。とも。 あと流石は昭和四年。コナン・ドイルの欄には現存、とあって驚かされる。 この本は戦後も筑摩文庫で再刊されているはず。 平井呈一さんも訳してたのか。読みたいな。
408 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/02/05 01:19
綺堂訳ってどう?平井さんよかすごい江戸弁だったりするの?
409 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/02/06 11:14
>>この本は戦後も筑摩文庫で再刊されているはず。 筑摩は知りませんが、河出で出た上下2巻文庫が昨年重版。 河出文庫は足が速いがまだ書店の棚にあるかも。 もっともアッシは前に書き込みやしたが都筑先生推奨の 「上床」が?でやんした。
410 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/02/06 14:55
三月のホラー文庫。牧野修の短編集がでるらしいんだけど、 中身知ってる人います?
411 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/02/12 12:18
ランズデールの「モンスター・ドライヴイン」、 やっと本屋に並んでるのを見たら表紙が横山えいじ。 ショックだった。
>>410 「ファントム・ケーブル」?
中身までは知らないけど、ファンサイト覗いてみたら?
413 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/02/15 23:09
メリメ『イールのヴィーナス』ってどの本で読めるの? 虹板の同人スレで聞いても無視
414 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/02/15 23:37
メリメ怪奇小説選(岩波文庫)。
ちょっくらテストさせて下さい
おじゃましました。 これはここに置いて逝きます。 Chthlhu#pJQ)bmYF
(^^)
418 :
おじゃまします。 :03/03/18 10:55
『角川ホラー』復活させました。 ミス→SF板に移行しましたので、ホラーファンの皆様、よろしくお願いします。
419 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/03/20 03:27
このスレともども繁栄するといいですね(心から思う・・・。
421 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/03/20 14:59
折角立ったホジソンすれ、もうきえてる 角川ホラーも古典を絶版させねいでほしいねえ
>>421 俺はカキコしたけど、ああいうどマイナーなスレは1がマメに引っ張らないと無理。
423 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/03/20 15:10
待て待て(w まだあるよホジスンスレ。 ホジソンで検索したろ?
424 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/03/20 15:34
日本のホラーでいいのありませんか? リングシリーズとかパライブとかはつまらなさのあまり反吐がでますた
426 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/03/20 16:17
>425 あなたがどんな怖さを求めているかで答えは違ってくると思いますが
427 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/03/20 16:24
とりあえず異形コレクションはどーよ?
書き下ろしゆえ玉石混淆。
429 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/03/20 18:43
いろんな作家のをちょっとずつ読めて、いいんでない? 「石」だと思ったらつぎからパスすりゃいーんだし。 何がその人にとって「いい」のかは、読んでみないとわからんっしょ。
430 :
bloom :03/03/20 18:54
>>426 怖さの種類はかまいません
とりあえず、まともな小説の形になっていること
そこからスタートしたいと思います
>>431 「これはよかった」っていう例を挙げればさらにわかりやすいのでは。
> とりあえず、まともな小説の形になっていること
> そこからスタートしたいと思います
あなたの言う「まともな小説の形」にも色々あると思うけどね。
自分もリングやパライヴを高評価するわけじゃないけど
一般的にはあれだけ話題になって、一過性であれ
ブームにもなった作品なわけだし。
ここで色々ススメられても、つまらないの一言で切り捨てちゃうんじゃないかな。
乱読でいいから手当たり次第読んでみたら?
433 :
クープファー・ステレート・セル :03/03/20 21:54
つーか、リング、パライヴで反吐が出るほどなら薦めにくいんだよ。 ホラーの一般的水準はあんなもんだ。 ホラー畑で磨き抜いた文章を読みたければ津原泰水あたりか。
434 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/03/21 02:50
>431 小林泰三とか牧野修あたりは 作家の個性が全面に出ている作品を書いてるので この辺から波長の合うのを探してみては?
>>429 異形はB級メインだから初心者にすすめるのはちょっと。
良質の短編読むなら角川ホラー文庫のアンソロジーなんかのほうがイイよ!
小林泰三の短篇は水準高いと思う。 ほとんどがアイデンティティ喪失ものだが。
>>423 わりいわりい
この前に「闇の声」っていうすれがしぶくたってたよね
それが落ちてたから(今渡のも落ちんだろ茄)
438 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/03/22 11:29
>>431 あまり日本のは知らんのだが、小松左京の「くだんの母」は怖かった(激マジ)
439 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/03/22 15:43
>>433 に同意 津原泰水は文章がイイ
短編集『蘆屋家の崩壊』は各作品の質も揃っていてお奨め
小松左京、筒井康隆なども上質のホラー短編を書いてますが、今手に入る本で
どれにどの作品が入ってるかワカランです。
あと、中島らもあたりもいいと思います。
自分は牧野修の大ファンなんですが、まったく読書傾向のわからない人には
ちと薦めづらいものがありますね(w
国産ホラーの概要に触れたいのなら、中島河太郎&紀田順一郎編『現代怪奇小説集』 (立風書房)がベスト。明治から昭和40年代までの代表的作家を、純文学だろう が大衆小説だろうが概ね網羅している。ぶあついハードカバーで値も張るけれど、 それだけの値打ちは充分にあると思うよ。 これ以降の作家・作品を系統立てて集めたアンソロジーは、今のところないので、 角川ホラー文庫の尾之上浩司編『ホラー・ガイドブック』とかのガイド本を参考 にすべし。
441 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/03/22 17:01
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442 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/03/22 17:03
文章にこだわるなら、小池真理子、坂東眞砂子、篠田節子、岩井志麻子あたり 女性作家のホラーは概して質が高いね。
443 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/03/22 18:29
>437 ま、単一作品じゃあな。 そんな事より、そう思うなら今のスレにも書き込んでくれよ
445 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/03/22 22:04
>>443 ほい。色々貼っといた
小松左京は
不思議文学館のがいい短篇揃ってたような気がするが
絶版だろうねえ
>447 僕も『妖都』好きじゃないけど『蘆屋家の崩壊』はいいですよ。 >446 出版芸術社のふしぎ文学館といえば角田喜久雄がよかった。
449 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/03/24 06:37
>>447 >>448 長編は三食おなじもの食うみたいでげっぷが出る。
その点『蘆屋家』は短編連作だから否応なしにヴァリエーションがあっていいな。
450 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/03/31 12:38
ランズデールのあれ、どうっすか? これから買いに行くんだが
>>450 ランズデール好きなら買い。
スプラッタパンク好きなら読んどけ。
表紙イラストや背表紙の紹介に惹かれたなら
あまりに内容とずれ過ぎなので、止めとけ。
スプラッタパンクって 思ったほど歌劇じゃないよな
(^^)
454 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/04/18 05:39
さがりすぎ age
455 :
動画直リン :03/04/18 06:17
456 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/04/18 13:03
アタイこそが 456げとー
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
458 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/04/22 05:46
悪魔的なホラーといえばどんなの薦めてくれますか? 文章にはこだわります。
459 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/04/22 05:51
460 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/04/23 00:54
>>458 「悪魔的」という言葉でどういうものを想定しているのか今ひとつわからんが、
とりあえず、平山夢明「メルキオールの惨劇」をすすめておく。
文章は硬質で姿勢が良いよ
461 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/04/27 00:54
462 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/04/28 23:42
ウェス・クレイヴンの初小説『ファウンテン・ソサエティ』つーのが出てるみたいだけど 読んだ香具師いる?
あーおれもそれ聞きたい。
関係ないね
狂気太郎の「希望への破滅」読みたいんだけど、どこかにないですか?
467 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/05/09 15:49
下がりすぎage
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
469 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/05/22 12:30
ヤン・ポルツキの「サラゴサ手稿」よんでます こりゃすげえや
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
保
∧_∧ ( ・∀・) | | ガッ と ) | | Y /ノ 人 / ) < >_∧ _/し' //. V; ^^ ) (_フ彡 〔~∪ ̄ ̄〕 ◎――◎
473 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/06/14 19:11
捕手
ウワァァ、ひといねえ
大正とか、 昭和初期の頃の ホラーが読みたい。 何かないですか。
国産物か舶来物のどちらが好み位、教えれ
477 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/06/19 10:50
つか質問はageれ
>>475 学研伝奇M文庫の「伝奇ノ匣」シリーズがちょうどその辺だわな。
芥川龍之介、国枝史郎、村山槐多とか。
あとは、国書刊行会の「日本幻想文学集成」かな。
どちらかというと幻想寄りだが、豊島与志雄なんかはホラー度が高い。
手引きとしては、角川ホラー文庫の「ホラー・ガイドブック」に国産ホラーの
概説があるので参考にしる。
>478 ありがとう、今度読んでみるよ。
480 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/06/27 08:09
洋物ホラーアンソロジーでおすすめありませんか? 既読はハヤカワ文庫NVの「ハードシェル」「スニーカー」程度なので もっといろいろな作家のを読みたい。
本屋で創元の棚あさってみ。 『怪奇小説傑作集1〜5』『恐怖の愉しみ上・下』『怪談の悦び』 どれも文庫です。
482 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/06/27 10:49
>481 まず創元の棚のある本屋を探すのが先(w
>>480 481は定番中の定番なれど、古典怪奇オンリーなり。年若の読者にはちとつらいもの
があろう。
古典から現代物までカバーしたより初心者向けのアンソロジーとしては、宮部みゆ
き編『贈る物語 Terror』(光文社)がおすすめ。これを読んで古典怪奇に興味が
抱けたら、481に進まれよ。
現代物のアンソロジーはほとんどが書き下ろし競作集なので、玉石混淆の恐れがある。
アル・サラントニオ編『999』全3巻(創元推理文庫)などは圧倒的なボリューム
で目立つが、中身はそうとうひどいハズレもある。
カービー・マッコーリー編『闇の展覧会』全2巻(ハヤカワ文庫NV)がハズレが少
ないと評判なので、こちらをオススメする。
評価もあまり聞かないし、「古いもの」にいれられてしまうんだろうが 「ロアルド・ダールの幽霊物語」(ハヤカワ文庫)をすすめておく。
485 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/06/27 19:37
>>483 「闇の展覧会」自体、古書店でもなかなか見つからない状態ではないかと。悲しいことだが。
新潮文庫の「ナイト・ソウルズ」「カッティング・エッジ」なども
>>481 におすすめなのけれど、これも枯渇気味。
最近の海外アンソロジーは大概、何らかのテーマ別になっている模様。
・SF系が好きなら「影が行く」「マッド・サイエンティスト」(共に創元SF文庫)
・クルマに関するものなら「死のドライブ」(文春文庫)
・吸血鬼もののアンソロジーなら「ヴァンパイア・コレクション」(角川文庫)、「死の姉妹」(扶桑社ミステリー)
・ゾンビ系なら「死霊たちの宴(上下)」(創元推理文庫)
・エロホラーなら「震える血」「囁く血」「喘ぐ血」(祥伝社文庫)
ってところか。
486 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/06/27 20:20
よかった人がいた(w
レスありがとうございます。
>>481 「怪奇小説傑作集1〜5」の一部と「怪談の悦び」は品切れ中だったので
古典は「恐怖の愉しみ上・下」を入門にしてみます。
>>483 「贈る物語 Terror」はバランスいいですね。早速買ってみよう。
「闇の展覧会1・2」は前々から探しているのに見たことありませんヽ(`Д´)ノ
同じくハヤカワ文庫NVで「幻想と怪奇 1〜3」なんてのも出てたみたいですが
こっちはどうなんでしょう。
>>484 ダールの選集はウェットな感触のようでツボの予感が。
>>485 この手のアンソロジーはちょっと時間が経つと速攻で消えてしまうみたいですね・・・。
「影が行く」「死霊たちの宴」は以前読みましたが(上に書くの忘れてた)
粒よりの作品ばかりですごく面白かったです。
挙げていただいた他の本もいろいろ読んでいこうと思います。
487 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/06/27 20:28
>>486 あ、そこら辺も読んでたのね。
古本屋を渉猟する元気があるのなら、「闇の展覧会」もそうだけど
扶桑社ミステリーの「罠」「プレデターズ」も、見つけたら程度が多少悪くとも目をつぶって
即買いすることをオススメしまつ。
こういう面白いのをどーしてすぐに絶版にするかね、日本の出版社は( ゚Д゚)ゴルァ!
……転勤で引っ越す時に「闇の展覧会」1,2とも売っちゃったんだよなぁ。
なぜそんな過ちを犯したのか……鬱。
「霧」初めて読んだのは随分前だけど、今だにスーパーの駐車場では、何気に 建物の入り口に近い所に停めがち。店から離れてる駐車場だと無頓着なのに。 怖い、と言うか強烈な一篇であったということか。
490 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/06/29 13:17
>>486 幻想と怪奇もいい古典揃ってますよー
ブラックウッドの最高傑作ともいわれる「柳」とか
>>490 それはポケミスの「幻想と怪奇」だろ。2巻までしかないやつ。
都筑道夫が編んでいて、ホラーの技術史にもなってるのがちょっと凄い。
>>490 >>491 あ、上で書いたのは文庫のモダンホラーの方です>幻想と怪奇
ぐぐって気がつきましたが、同タイトルで古典のアンソロジーが
ポケミスで出ていたようですね。
こちらもお薦めということで両方読みたいなァ・・・と思ったら
ハヤカワ文庫NV→入手困難 ポケミス→もっと入手困難
先にほかのを読もう・・・。
角川に「怪奇と幻想」なんてもあったりするw
入手の難易度に目をつぶると他に、 朝日ソノラマ「真夜中の黒ミサ」「悪夢の化身」「13人の鬼あそび」「神の遺書」 「魔の配剤」「魔の創造者」「魔の生命体」「魔の誕生日」「恐怖の分身」(以上全て文庫) 番町書房「世界怪奇ミステリ傑作選」「続世界怪奇ミステリ傑作選」(以上新書) 福武書店「猫は跳ぶ」「イギリス怪奇傑作集」(以上文庫) 早川書房「十三階の女」「ドラキュラのライバル」「フランケンシュタインのライバル」 河出書房新社「ドラキュラ・ドラキュラ」「世界怪談名作集 上下」 「アメリカ怪談集」「イギリス怪談集」(以上文庫) KKベストセラーズ「心理サスペンス」 講談社「幽霊たちの館」 あたりがおススメかな。
495 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/07/13 03:25
古本屋で見つけたパラサイト・イヴを今更ながら読みました。 書籍を読まずに映画を観たことがありましたが、さっぱりわかりませんでした。 初めて読んでみてやっと意味がわかりました。専門用語が多くて読むのに疲れました。 読んだことのある方、あの頻発する専門描写を理解しながら読みましたか? 私はなんとなくで読んだのですが、、、。私には理解できません。
496 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/07/13 04:46
>>495 >専門描写を理解しながら読みましたか?
理解できなくても、薬くさい雰囲気というか、異化効果というか、
そんな感じで読みとばせばいいのでは。
漏れ的には「ミトコンドリアの反乱?」という基本骨子が
どうにもピンとこなかった。つーか、そもそも核の方が意識を支配している
という考え方がどうもね。そこにひっかかっていたので楽しめなかった。
497 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/07/13 05:42
「猫に関する恐怖小説」(たしか徳間文庫)という古いアンソロジー読んだ方いませんか?読んだの15年くらい前だけどおもしろかった記憶がある。古本見つからないでつ
498 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/07/13 05:43
「猫の大虐殺」なら読んだ。
「猫は知っていた」なら読んだ。
500 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/07/13 09:53
>>495 レスありがとうございます。
ミトコンドリアやらゲノムやら、わからないものが氾濫しているのですが、
ここを解ってないと後の展開で行き詰まるのかもしれんと思い、無理矢理読みました。
「聖美」は「きよみ」ではなく「さとみ」で読みました。
「きよみ」って好かん。
『魔法の猫』『不思議な猫たち』(扶桑社)なら読んだ。
503 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/07/14 03:25
ところでゲイマンの「サンドマン」日本語版は完結したの?
>>502 レスありがとうございます。ヤフオク見てみます
「猫に関する恐怖小説」ブクオフで100円で入手しますた。
507 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/07/15 02:36
>>500 >ミトコンドリアやらゲノムやら、わからないものが氾濫しているのですが、
いや、そこはおおよそ掴んでおかなければ。
漏れが言ったのはベータ酸化系酵素、ペリスタポンプ、ハイブリドーマ、
ノザンブロットがどうした、こうした、などのことだす。
508 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/07/15 08:41
>>507 レスありがとうございます。
高校の生物でミトコンドリアは知っていましたが、ゲノムって何?って感じです。
その概要を簡略でもいいので説明してほしいと思いました。
その他の薬品系のものは要らないが、話の核になる部分の説明は必要だろうと。
文章から読み取ってくださいってことなのでしょうか。
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
510 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/07/16 02:08
age
511 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/07/20 01:09
友成純一以外でスプラッター・猟奇系の作家はいませんか? 内臓からしたたる血を夢にまでみるんですが・・。
>>511 >>512 ではないが、クライヴ・バーカーをお勧めする。
古本屋じゃないと見つからないけどね、多分。
515 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/07/20 15:07
あの〜、猛烈にうんこしたくなってきたんですが。 していいですか?ここで。
ただし血の本かその後あたりまでね>クライヴ・バーカー ダムネーションゲームの後はダークファンタジーになってしまって、 血みどろを期待すると肩透かし食う鴨。
517 :
R・T・ストレイカー :03/07/21 00:11
>>511 綾辻の「殺人鬼」1,2を読んでの発言か?
未読なら読んどけ。数日は満腹感に浸れるんぢゃないか。
マキャモンの新作出るのね〜。
長いブランクだったな
522 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/07/28 17:49
こんな地下で言っても… せっかくだからageてみよう
523 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/07/28 17:59
腿 \_ | _/
彡彡彡
ミミミミ クリトリス ★オナニー共和国です★
ミミミミ / ̄ ̄ ̄ ̄
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\ *──肛門(アナル)
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524 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/07/28 18:45
ageた結果↑
∧_∧ ∧_∧ ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕 = ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
528 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/03 07:26
「子猫を殺し、子犬を殺し・・・」 とかいう文章がキーになってよく出てくる日本のホラー小説の題名を どなたか知りませんか?色々検索してみたけどみつからない。 たぶん5〜10年くらい前の本。 悪になる教育を子供の頃から受けた人がいて、 その霊が人を殺しまくるとかそんな話だったような。おねがいします。
529 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/03 09:46
>528 倉阪鬼一郎『ブラッド』とは違いますか? 登場人物に感情移入する暇もなくどんどん殺されていきます 集英社から出てますが、今年になって文庫になりました >■内容説明 >あるアミューズメント施設を取り囲むように、次々と起こる惨劇。 >犯人たちの頭に低く響く不気味な童謡。現代に悪魔が甦ったのか。 >最後に生き残るのは誰なのか。戦慄のノンストップ・ホラー。
>>529 おおお〜!それでした、完全にそれでした。
長いこと気になってたんで助かりました。
(´Д`;)、<へへー、どうもありがとうございます
ノノZ乙
531 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/04 00:17
福澤徹三の新刊「廃屋の幽霊」半分くらい読んだが、すげぇ後ろ向きの 人生怪談でばっかりで最高です。なんていうのかなあ色んな意味で ドツボにはまったときに脱け出せなくなってそのままズルズルとダメなほう ダメなほうへ行っちゃう感じがいいんですよ。もっとこういうの読みたいなあ
532 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/04 00:35
シャーリイ・ジャクスン好きで 学研から「ずっとお城で暮らしてる」出た時は嬉しかったんだが 表紙がダサかった…頼むよ学研 この人の、恐怖と笑いが融合してる感じがすごく好きだ。
>>533 メリキャットはヒッキーの女王かも…。
学研M文庫で復刊されないかなぁ。
535 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/11 02:14
すみません。題名を教えて下さい。 嵐のため一人(だったか?)取り残された燈台守が謎の日誌を残して蒸発する・・・ って感じの話しです。情報少なくてすみません。お願いします。
創元から出てたレズニックの「サンティアゴ」 カバー表紙が、末弥純氏に変わったみたいだけど、そんなの見たことない。 いつ出たか、誰か知らない?
539 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/11 11:02
age
540 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/11 11:18
ようやくランズデールのモンスタードライブイン読んだが、 結構おもろかったでage
538です 擦れを間違いました。スマソ
たしか、文春かどっかから出てた「不死の怪物」(ゴシック小説だったと思う) 作者名教えてたもれ
543 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/11 13:02
フレディ・フランシスの映画で「骸骨」というサド侯爵の頭蓋骨の呪い を描いた作品の原作がロバート・ブロックだとポスターに 書かれていたのですが、翻訳されていますか?
544 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/11 13:12
されとる。
>>542 ゴシック小説ではなくホラー。正調ゴシック小説はマチューリンの『放浪者メルモス』(1820)
あたりで終わりとされる。
ケルーシュの『不死の怪物』は、そのほぼ100年後の1922年に発表されたもの。
ホイトリーの黒魔団シリーズ「娘を悪魔に」が原作の 「恐怖の性キャサリン」がDVD化ですよ? クリストファーリー(背教の司祭) withナスターシャ・キンスキー(10代) ああもう!
551 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/12 00:00
>>536 さん
短編だったと思います。
>>537 さん
外国の作家さんです。
改めて宜しくお願いします。m(_ _)m
(⌒V⌒) │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。 ⊂| |つ (_)(_) 山崎パン
(⌒V⌒) │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。 ⊂| |つ (_)(_) 山崎パン
554 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/24 17:13
大量のモンスターに対し、大人数で現代的な武器で戦うホラー小説って有りますか?
556 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/24 22:22
それはモダンホラーでいいんじゃないか?
だって全然怖くないじゃん
558 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/24 22:46
「恐くないのがモダンホラー」 という定義が昔あったなあ(独り言
「奴らは乾いている」だっけ?マキャモンの初期のやつがそんな感じ だったよーな。
560 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/24 23:32
>551 ブラッドベリの「霧笛」…じゃないよね
>>554 現代的な武器になるかどうかわからんが
「屍鬼」はそれにやや当てはまるのでは?
戦うというより狩るという感じだが。
エイリアン2だろ
563 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/26 00:22
オンラインのサウンドノベルなんだけど「犬神」。古典的なホラーとしてかなり上質な部類じゃなかろうか。久々にゾッとしたよ。
>>563 どうもありがとう。「犬神」面白かったです。
なるほど上出来ですね。ほかのもプレイしてみます。
565 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/27 01:20
マシスンの「地獄の家」読み返してます。 いやぁ、もう実になんともええ感じです、はい。 モダンホラーにはないクラシカルな味わいが なんとも言えません。さすがロングセラーだけ ありますです。 ☆ お す す め ☆
「地獄の家」は充分にモダンホラーだと思うが。
時代がかった大げさな形容で雰囲気作りをしないのがモダンホラー
569 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/08/30 01:09
30点。スレ止めんな、アフォ!
いや、どんな阿呆でも偉そうにものが言えるのが 大衆化社会のいいところなのよ。勘弁してやってね。
>>567 一般的には作品の形式よりも時代で区切ってるんじゃない? だから、定義はなく
て傾向があるだけ。
1960年代がボーダーだね。ウェイクフィールドは古典怪奇の最後だが、シャーリー・
ジャクスンはモダンホラーだとか。
1970年代以降はすべてモダンホラーにしてしまうのが普通でしょ。
間にヤキソバが挟まっているのがモダン。
1960年代あたりが分岐点だというのはわかるけど、 そこを分岐点にするときにいったいどういった特質に 着目して「以前・以後」を分けたのかが問題だね。 作品の特質上ずっと連続してるのなら、あえて 別け隔てする必要はなかったはずだからね。 だとすると、そこで着目された特質に基づいて 大まかに古典とモダンとを特徴付けることはできるはずよね。
>>535 遅レスだが、
ロバート・ブロックの「燈台」(原題:The Lighthouse)がそれに近い話。
嵐のため一人(だったか?)取り残された燈台守→一人だが自ら着任
謎の日誌を残して→日誌形式
蒸発する・・・ →ネタバレになるので無回答
E・A・ポーの遺稿を受け継いで完成させたという形式を取っているので、
ポーとの合作となっている。
邦訳では「世界ミステリ全集18 37の短篇」(早川書房 1973年)だけ。
ちなみに人数が違うが似た話もある。
よく調べたら 「ポオ収集家」(新樹社 2000年)にも掲載されているようだ。 申し訳ない。
>>573 『幻想文学』63号に載ってる中島晶也「ゴシック・怪奇・ホラー」がそのもの
ズバリな論文だったが、長いので引用するのがしんどい。
578 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/09/05 23:44
「世界の恐怖怪談」という本を子供の頃読んでいたのですが なかなか手に入らないことを今日知りました。 ・短編集 ・ストーリーが外国のもの ・挿絵がいい ・小学生向け 以上の条件を満たしていて今 定価で買える本を教えてください。 よろしくお願いします。
>>578 岩崎書店の「恐怖と怪奇名作集」全10巻
あたりはどう?
昔、角川書店の文庫で出ていたものだけど。
>>579 一冊1300円で3話くらいずつ名作が入っているものですね。
欲しくなりますた。教えていただきありがとうございます。
ただできれば一冊に10話くらいまとめられていて安価なものを
探しています。
よろしくお願いします。
じゃあもう古本屋で「世界の恐怖怪談」をおさがしなさいな
>>580 オーダーに副ったものはなかなか難しいが、
「フランス怪奇小説集」偕成社
「七つの恐怖物語」偕成社
「ミステリアス・クリスマス」パロル舎
「メグ・アウル」パロル舎
このあたりは新刊で手に入ると思う。
パロル舎の2冊は挿絵がない。
中古で何とかなりそうなのは、
「幽霊たちの館」講談社青い鳥文庫
「魔女のひつぎ」講談社青い鳥文庫Kシリーズ
「鏡にうかぶ影」講談社青い鳥文庫Kシリーズ
「幽霊のひっこし」講談社青い鳥文庫Kシリーズ
「頭だけの少年」講談社青い鳥文庫Kシリーズ
「魔のトンネル」講談社青い鳥文庫Kシリーズ
「血を吸う植物」講談社青い鳥文庫Kシリーズ
「影を殺した男」講談社青い鳥文庫Kシリーズ
「ふしぎな足音」講談社青い鳥文庫Kシリーズ
新書サイズでよくブックオフで見かける。
とりあえずこんなところだ。
583 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/09/07 16:50
世界の恐怖怪談、今も持っとるよ。 荒俣宏が編集と翻訳なんだよね。 復刊.comにもリストアップされてたな。 ちなみに収録作は(皆、子供むけの抄訳でタイトルも変わってるが)、 「猿の手の呪い」Wジェイコブズ「ドラキュラの息子」リチャード・マシスン「人形館の怪」ネルスン・ボンド 「魔猿」レ・ファニュ「狼男がツメをとぐ」ピーター・フレミング「塔のなかのへや」Eベンスン 「少女は魔女」ロバート・ブロック「幽霊屋敷」ウェイクフィールド「小さな殺人者」レイ・ブラッドベリ 「夢の女」ウィルキー・コリンズ「地図にない町」フィリップ・ディック「地下室のなか」DHケラー 「絞首刑の男」アンブローズ・ビアス「魔女の裏庭」ジョゼフ・ブレナン「幽霊駅馬車」アメリア・エドワーズ 「夜間通信」アーノルド「そしてだれもいなくなった」デ・ラ・メア「鏡のなかの地獄」ホワイトヘッド 「怪獣のすむ島」パトリシア・ハイスミス「ヘビの目」アンブローズ・ビアス「魔女の呪う家」MRジェイムズ 「浮遊術」ジョゼフ・ブレナン「見知らぬ首つり男」フィリップ・ディック「死の舞踏人形」ジェローム・ジェローム 「古城の惨劇」ブラム・ストーカー「おれはだれだ!?」HPラブクラフト「えぐられた心臓」MRジェイムズ 「冷房装置の悪夢」HPラブクラフト「深夜の急行列車」アルフレッド・ノイス「サーカス」モーリス・ルベル 「雨地獄」レイ・ブラッドベリ「死刑の実験」Gウェイト「のどきり農場」ベリスフォード 「運命のくじ」シャーリー・ジャクスン「仮面舞踏会」ジャン・ロラン「もしもし、私は地球」レイ・ブラッドベリ 「アマゾンの精神病医」ロバート・ブロック「高度6000メートルの悪夢」リチャード・マシスン
>583 『少女は魔女』というタイトルだけで萌え系ビジュアルが 脳内で凄い勢いで湧いてきて助けてようぐそとほうrjj
>>582 またまたご親切に教えていただきありがとうございます。
「フランス怪奇小説集」←おしゃれなひびきですね。
青い鳥文庫のほうもぜひ参考にさせていただきます!
>>583 今もお持ちですか〜うらやまPです・・・。
収録作もあげていただきveryありがとうございます。
38話も入っていたのですねー驚きです。
581さんのいうように古本屋さんにいってみようと思います。
青い鳥シリーズも気になりますので。
あとお正月にでも実家の物置をほじくりかえしてみます!
>>584 ごめん 意味わかんなかった・・・
>>584 落ち着いて!どうせロバートブロックだ……ってわかってるのか(笑)
ちなみにクトルー関係の話は一切入ってません。
「少女は魔女」って、可愛い女の子が実は悪の魔女だった、って話。
ラストが強烈でした。
「緑の想い」とか「特別料理」とかダールが入ってないのに今改めて気付いた。
原題みんなわかる人いるかな。
>>578 発掘の成功を御祈りします。
WEBで見てみると1000円〜1500円くらいで出てるようですね。
緑の想いも特別料理もダールじゃないですよ。 あ、「緑の想い」「特別料理」「ダールの作品」てな風に並置しているのかな?
588 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/09/09 01:37
>587 ごめん、書き方悪かった。 そう、コリアの「緑の想い」もエリンの「特別料理」も、ダールの諸作品も、 という言いたかったのです。 入ってても不思議じゃない気もするけど。 「特別料理」はマズイのかな……オコサマには……でも「くじ」が入ってるんだし……
589 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/09/18 20:01
以前、ネットで紹介されていた小説なのですが、 タイトルもアドレスも分からないので気になってます。 誰か存じませんか? 内容は、地獄の鬼が突如地上に現れ、鬼たちは とりあえず今まで地獄でやっていたように人を殺す 仕事をし始めた。で、東京は地獄と化し、路地には 死体が溢れて云々… といった感じでした。かなりエグイ表現だったり、 学校に人間を集めてブタのように扱っていたりとか そんな表現に溢れてました。仕事中、ふと思い出し、 気になって仕方ありません。誰か、知りませんか?
590 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/09/18 20:13
「狂鬼降臨」ですね。読んだことないけど、 同じくネットで紹介されてたのを見て気になってます
>589 タイトルは「狂鬼降臨」で、著者は「友成純一」氏ですね。 同じ著者の「凌辱の魔界」もエグイ描写という点では、なかなかに いっちゃってますよ。
>>590-591 あぁ、これです!間違いないです。
本屋で買って読んでみたい。
自分でググって調べてましたが、
情報が少なすぎて分かりませんでした。
どうもありがとう。
593 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/09/22 03:28
>>492 文庫の『幻想と怪奇』は一巻と二巻は粒ぞろい。好評に応えて後から編まれた三巻は
ちょいクオリティ落ち
>>494 さんの薦めていた
番町書房「世界怪奇ミステリ傑作選」「続世界怪奇ミステリ傑作選」
見つけました。
これはよかった!
ハーツ―死に抜けゲームって本を読んだ人いる? さっき、平積みされてたよ。 多分、その書店でだけだろうけど…
596 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/04 07:08
作の新旧を問わず、みんながここ1〜2年内で読んだ中の ベスト! って何? 最近ハズしまくってる俺に、傑作を教えておくれ!
>>596 手に入れやすいものなら創元の怪奇小説傑作集2がいいね。
>>597 596は「ここ1〜2年内」って言ってるだろ!
ちなみに全盛期にはモダンホラー読みまくったが、ここ1〜2年、全くいいものないと感じる。
キングの夢捕手には期待したが、アイデアが陳腐すぎてなんじゃこりゃだったし。
作の新旧を問わず、て書いてあるけど、ダメなの?
別にここ1〜2年内に読んだんならいいんじゃないの。
>>599 「1〜2年以内に読んだもの」なら新旧を問わず、ってことであげたんだが。
藻前の言うように1〜2年以内に「刊行」されたものということなら
ブライトの「絢爛たる屍」をあげとく。
>>599 まあモダンホラーは最近に限らずつまらないものと思いねえ……
>>596 重複を避けるため及び嗜好を知るためにも、596のベストをまず聞きたい。
605 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/09 02:29
最近で言うと、バイロン・ハギンズの『極北のハンター』『凶獣リヴァイアサン』は傑作モダンホラーだと思う。
近作のベストは福澤徹三「廃屋の幽霊」。
>>606 ありゃモダンホラー言うよりは伝統怪談だな。
第1部 妖魔がやってくる 「猿の手の呪い」W・ジェイコブズ William Wymark Jacobs:The Monkey's Paw 怪奇小説傑作集1・「猿の手」・東京創元社 「ドラキュラの息子」リチャード・マシスン Richard Matheson:Blood Son 怪奇幻想の文学T・「血の末裔」・新人物往来社 「人形館の怪」ネルスン・ボンド Nelson Slade Bond:? ??? 「魔猿」レ・ファニュ Joseph Sheridan Le Fanu:Green Tea 怪奇小説傑作集1・「緑茶」・東京創元社 「狼男がツメをとぐ」ピーター・フレミング Peter Fleming:The Kill 私が選んだもっとも怖い話・「獲物」・徳間書店 「塔のなかのへや」E・ベンスン Edward Frederic Benson:The Room in the Tower 怪奇幻想の文学T・「塔のなかの部屋」・新人物往来社 「少女は魔女」ロバート・ブロック Robert Bloch:Sweet for Sweet 恐怖通信U・「キャンディにはキャンディを」・河出書房新社 「幽霊屋敷」ウェイクフィールド Herbert Russell Wakefield:The Frontier Guards 恐怖の愉しみ 上・「防人」・東京創元社 「小さな殺人者」レイ・ブラッドベリ Ray Bradbury:The Small Assassin 10月はたそがれの国・「小さな殺人者」・東京創元社 「夢の女」ウィルキー・コリンズ William Wilkie Collins:The Dream Woman 夢の女・恐怖のベッド・「夢の女」・岩波書店
第2部 異次元の魔界 「地図にない町」フィリップ・ディック Philip K.Dick:The Commuter 地図にない町・「地図にない町」・早川書房 「地下室のなか」D・H・ケラー David Henry Keller:The Thing in the Cellar ウィアード3・「地下室になにかが」・青心社 「絞首刑の男」アンブローズ・ビアス Ambrose Gwinnett Bierce:An Occurrence at Owl Creek Bridge いのちの半ばに・「アウル・クリーク橋の一事件」・東京創元社 「魔女の裏庭」ジョゼフ・ブレナン Joseph Payne Brennan:Canavan's Back yard 幻想と怪奇1号・「裏庭」・三崎書房 「幽霊駅馬車」アメリア・エドワーズ Amelia B. Edwards:The Phantom Coach 恐怖の愉しみ 下・「幽霊駅馬車」・東京創元社 「夜間通信」アーノルド H.F.Arnold:The Night Wire ウィアード テールズ1・「深夜通信」・国書刊行会 「そしてだれもいなくなった」デ・ラ・メア Walter Jhon de la Mare:The Riddle 恐怖の1ダース・「謎」・講談社 「鏡のなかの地獄」ホワイトヘッド Henry St. Clair Whitehead:The Trap 怪奇幻想の文学W・「わな」・新人物往来社
第3部 ふしぎな展覧会 (エッシャー、ゴヤ、キリコ、ムンク等の絵をコメント付で掲載)
第4部 魔人と妖獣たち 「怪獣のすむ島」パトリシア・ハイスミス Patricia Highsmith:The Snail-Watcher 幻想と怪奇2・「かたつむり」・早川書房 「ヘビの目」アンブローズ・ビアス Ambrose Gwinnett Bierce:The Man and the Snake いのちの半ばに・「人間と蛇」・東京創元社 「魔女の呪う家」M・R・ジェイムズ Montague Rhodes James:The Ash-tree M.R.ジェイムズ傑作集・「秦皮の木」・東京創元社 「浮遊術」ジョゼフ・ブレナン Joseph Payne Brennan:Levitation 世界ショートショート傑作集1・「浮遊術」・講談社 「見知らぬ首つり男」フィリップ・ディック Philip K.Dick:The Hanging Stranger 人間狩り・「ハンギング・ストレンジャー」・筑摩書房 「死の舞踏人形」ジェローム・ジェローム Jerome Klapka Jerome:Dancing Partner フランケンシュタインの子供・「ダンシング・パートナー」・角川書店 「古城の惨劇」ブラム・ストーカー Bram Stoker:The Squaw 怪奇と幻想 第二巻 超自然と怪物・「牝猫」・角川書店 「おれはだれだ!?」H・P・ラブクラフト Howard Phillips Lovecraft:The Outsider ラブクラフト全集3・「アウトサイダー」・東京創元社 「えぐられた心臓」M・R・ジェイムズ Montague Rhodes James:Lost Hearts M.R.ジェイムズ傑作集・「消えた心臓」・東京創元社 「冷房装置の悪夢」H・P・ラブクラフト Howard Phillips Lovecraft:Cold Air ラブクラフト全集4・「冷気」・東京創元社
第5部 狂乱のシンフォニー 「深夜の急行列車」アルフレッド・ノイス Alfred Noyes:Midnight Express 世界ショートショート傑作集1・「深夜特急」・講談社 「サーカス」モーリス・ルベル Maurice Level:? フランス怪談集・「或る精神異常者」・河出書房新社 「雨地獄」レイ・ブラッドベリ Ray Bradbury:The Long Rain ウは宇宙船のウ・「長雨」・東京創元社 「死刑の実験」G・ウェイト ?:? ??? 「のどきり農場」ベリスフォード J.D.Berestford:Cut-throat Farm 怪奇幻想の文学W・「のど斬り農場」・新人物往来社 「運命のくじ」シャーリー・ジャクソン Shirley Jackson:The Lottery くじ・「くじ」・早川書房 「仮面舞踏会」ジャン・ロラン Jean Lorrain:Les Trous du Masque 怪奇小説傑作集4・「仮面の孔」・東京創元社 「もしもし、私は地球」レイ・ブラッドベリ Ray Bradbury:Night Call,Collect キリマンジャロ・マシーン・「夜のコレクト・コール」・早川書房 「アマゾンの精神病医」ロバート・ブロック Robert Bloch:The Cure 血は冷たく流れる・「治療」・早川書房 「高度六〇〇〇メートルの悪夢」リチャード・マシスン Richard Matheson:Nightmare at 20,000feet ミステリーゾーン4・「高度二万フィートの悪夢」・文藝春秋
613 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/09 22:24
596です。
みなさんにせっかく教えてもらっておきながら、アクセス規制が掛かってたもんで、お礼が遅れて申し訳ないっす。
>>597 さん、マキャモンは好きな作家なんで、スティンガーはずいぶん前に読みました。確かにあれは面白かった。
>>598 さん、怪奇小説傑作集は、今度読んでみます。
で、最近は俺も旧作を中心に読んでたんだけど、世間での好評価を信じて読んではみたものの、外した〜、と思ったのをいくつか挙げます。
蜂工場(イアン・バンクス)
あの程度の結末でサプライズしてやれるほどお人好しじゃないもんで…。
カーリーの歌(ダン・シモンズ)
アメリカ人の傲慢さだけが鼻についた。よくまああれだけ他所の国を貶せるもんだ。
ゴーストストーリー(ピーター・ストラウブ)
話しの展開が遅い、重い。
死者の書(ジョナサン・キャロル)
あの結末がアリなら、もう何でもアリだろ?
魔女の刻(アン・ライス)
あ、そうですか…って感じで。
などなど…。
>>604 さん、逆にベストというと、古いけれどキングのIT、クーンツのファントム(クーンツのベストだと思うんだけど)、ストーカーのドラキュラ辺りが、まあ王道ながら確かに面白かったかと…。
最近ならF・ポール・ウィルソンの始末屋ジャックシリーズはまあまあ楽しめましたが、新しいものは外れが多い気がして…。だもんで、ここ1〜2年で、と書きました。
614 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/09 22:40
なるほどなあ この調子では紹介されたものも片端から「あ、そうですか」あたりで片付けそうですなあ
というか・・・本当にこのジャンルが好きなのか疑問。
たしかにね まああまり興味や関心のないジャンルを無理して読むことないよ 君の心を満たすようなすばらしい(おそろしい)ものにはならないと思うな
617 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/10 14:41
ん? そうかなぁ…。俺は613の言いたい事、なんとなくわかるなぁ。
俺も「スティンガー」はマキャモンのベストだと思うし、
クーンツなら「ファントム」、キングなら「IT」だと思う。吸血鬼物なら「ドラキュラ」は白眉。
ま、俺は「魔女の刻」は嫌いじゃないんだが、他に613が挙げてる外した本は、
そう言う評価があっても可笑しく無いと思うしな。
「カーリーの歌」と「死者の書」は俺もダメだった。「蜂工場」は読んだこと無いから分からんが。
っつーか、
>>615 に訊きたいんだが、なに読んでたらこのジャンル好きと判断するだ?
ちなみに、俺はチャールズ・L・グラントの「オクスラン・ステーション」シリーズ
なんかを薦めとくよ。
ピーター・ストラウブに関しては>613に同意できる。 ミスターXでその冗長ぶりに閉口したもんで。 あの半分の分量で描ける話だろ!!って
619 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/10 17:27
蜂工場も613に同意。 読み終わるなりゴミ箱に叩き込みますた。
「カーリーの歌」ついこの前見つけて買ったってのに、ダメなのか・・・ ストラウヴは「ココ」と「ブルー・ローズ」でもういいと思った。これ以上読む気起きない。
621 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/10 20:55
596です。
俺、このジャンル好きだと思いますよ。一時期ハマって、今でもホラー系はざっくり数えても300冊程度は本棚に並んでますから。
ま、良し悪しを言う気にもならない様な、どーでもいい本もかなりありますけど。
俺も知りたいな、何を、あるいは誰を読んで、どんな感想を持てば、このジャンルが好きと見なすんだろう?>615さん
>>617 さん
オクスランシリーズは、持ってるんだけど積ん読状態でした。ぜひ読んでみます。
>>620 さん
いや、「カーリーの歌」はダメとは限らないんじゃないでしょうか。俺はダメだった、というだけで。世間的には良い評価を受けてる作品ですよ。俺はシモンズが苦手なのかも。殺戮のチェスゲームも世間でそんなに言うほど良いとは思わなかったし。
622 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/10 21:23
615ではないけれど・・・・ 「アメリカ人の傲慢さだけが鼻についた」のがいったい作品のだめさ加減とどうつながるの? 「話しの展開が遅い、重い」というのが「はずした」理由?内容はどうなの? 「あ、そうですか…って感じで。」ってなにがどう「あ、そうですか」なの?理解できないけどもっとここが だめとかいいとか感想ないの? など、およそ内容と以前の次元で文句言ってる。(ひとつひとつについてのご説明・ご反駁は 不用ですから。今出されている文からそう読める、と言いたいのですから。あとからの説明があ って真意が理解できてもあまりここでは意味をもたないので・・・) これね、内容なんかどうでもいいとしかとれないけど。 615も同じじゃない?話の中身がどうとか言ってるんじゃなくて、もはや難癖ともいえるような 否定がはじめにあるもんだから「このジャンルに面白味を感じてない」と思ったのでは?
623 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/10 21:25
内容と以前の→内容以前の
>622 なんかあんたの方が難癖つけてるようにしか思えないよ >「アメリカ人の傲慢さだけが鼻についた」のがいったい作品のだめさ加減とどうつながるの? >「話しの展開が遅い、重い」というのが「はずした」理由?内容はどうなの? >「あ、そうですか…って感じで。」ってなにがどう「あ、そうですか」なの?理解できないけどもっとここが >だめとかいいとか感想ないの? っていっていながら、 >など、およそ内容と以前の次元で文句言ってる。(ひとつひとつについてのご説明・ご反駁は >不用ですから。今出されている文からそう読める、と言いたいのですから。あとからの説明があ >って真意が理解できてもあまりここでは意味をもたないので・・・) なんて書いて相手の反論を封殺してるじゃないさ
625 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/10 21:43
613の時点でどう読めるか、って話であって 「あれはこういう意味なんだ」と今追加説明されてもどうしようもない、それだけのことなんですが 封殺のつもりはないけどね まあいいや、「あんた」呼ばわりされてまで615でもないのに首突っ込んでもしょうがない。 あとは全部615に任す
未読者を萎えさせる書き込みはきらい。
勘違い野郎の599で〜〜す。いやいや盛り下がってますね。 しかし596さんは読書家みたいなのでお勧めしてもほとんど読んでそうですね。w ということであんま関係ないけど超有名どころのMYナンバー1でも挙げときます。 クーンツ:ファントム キング:呪われた町 マキャモン:スワンソング シモンズ:殺戮のチェスゲーム ウィルスン:神と悪魔の遺産 ストラウブ:スロート バーガー:ウィーブワールド
628 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/10 23:38
>>622 話の中身? オマエは一冊一冊の論評が聞きたいのか?
何かの本を読んで「面白かった」と思ったら、
何の、何処が、どう面白かったのか、って
わざわざ説明しなきゃならんのか?
またそれを説明してもらわなきゃ、人の感想が理解できないのか?
少なくとも俺は、
「アメリカ人の傲慢さだけが鼻についた」と聞けば
それは読んでてツラいかもなと思うし、
「話しの展開が遅い、重い」と聞けば、
それは読み難いだろうな、と思うぜ。
うん。でもそれはすべてのジャンルの小説にはめることが出来るじゃない。 小説して面白くない、ってのは伝わってもホラーとしてのつまらなさとはちがうよ
630 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/11 00:25
俺、小説としてはつまらないけどホラーとしては面白い、ってな小説は読んだこと無い。 ホラーだろうがサスペンスだろうが、小説としてつまらなかったらそれは“つまらない話”だろ? アイデア、プロット、展開…、その他全ての総合的なものとして小説ってのはあるんじゃないのか?
表現力の上手い、下手で読める作品もあるよ。 内容や結末は今イチだが、こういう表現や描写は上手いよなぁ〜ってことで、 引き込まれる作品も少なからずある。 特にホラー系は、いかに得意な状況や情景、 その場にいる人間の恐怖を表現しうる能力が高いかが要求されるジャンルともいえる。 そこまで突っ込むと、本を読む姿勢の違いになっちゃうんだけどね。
>>629-630 実例を挙げれば良いじゃないのかな。
小説としてはつまらないがホラー固有の面白さがあるとか
あるいは逆に小説としては良くできているがホラー固有の面白さが
あるとか。一般論だけであるとかないとか言っていても不毛だから。
間違えた。 「あるいは逆に小説としては良くできているがホラー固有の面白さが ないとか」に訂正。
635 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/11 01:29
596です。すんません、俺の評し方がマズかったようで、おかしな方向でヘンな雰囲気に…。
ただ、一つ一つの細かい所まで言及すると、長くなるでしょ。長文ウザイ! とか書かれそうでね。
>>599 さん、では俺も。
クーンツ:ファントム
キング:IT
マキャモン:スティンガー(少年時代も捨て難い…)
シモンズ:ハイペリオン(ホラーではないが)
ウィルスン:始末屋ジャックシリーズ
ストラウブ:(強いて上げれば…)シャドウランド
バーカー:イマジカ
というラインアップはいかがなもんでしょう。
バーカーなら「血の本」シリーズに尽きると思う一人。 マキャモンにしても「スティンガー」も捨てがたいけれども 「ブルー・ワールド」と「夜襲部隊」は非常に好きなのだが。 ま、勝手な好みですけれども このスレの住人さんって、長編好きの人が多いのかなあ。
637 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/11 13:39
>>596 キミが
>>621 で言ってる
>良し悪しを言う気にもならない様な、どーでもいい本
って、例えば何?
そんな本を間違って買わないためにも参考までに教えておくれ(w
638 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/11 22:15
>一つ一つの細かい所まで言及すると、長くなるでしょ そんなことはだれもいってるわけでなく、どんなジャンルにもあてはまる不満しか書いてないから ホラーとしていったいなにをもって「はずした」と判断したのかが伝わってこないだけだよ
639 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/11 22:19
>>638 なんつーかそのまま、小説としてつまらなかったのではなかろうか。
そしてそれらはホラーとされていたので、このスレにその感想を書いたと。
640 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/11 22:53
>>638 っていうかさ、そんな文句垂れてるのお前だけだし ┐(´ー`)┌
641 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/11 22:55
>>641 別に労ってもらうような事はしてないけど…。
643 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/11 23:03
質問です。 ハヤカワ文庫の小説版『宇宙大作戦』(スタートレック)シリーズを語るスレって、 現在この板には無いようですけど、以前にはありましたか? 倉庫をざっと見てみたけど、見つけられなかったんで…… もし過去スレのURLご存じの方がおられましたら教えてください。
644 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/11 23:04
じゃ出てけや
おいおい、643が気を悪くするぞ。 644は恐らく642へのレスなんだろうが。
>645 ありがとう、だいじょうぶです… 気にしてなんか……シクシク…
647 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/11 23:59
596です。
>>637 そうっすねぇ〜、最近だとスティーブ・オルテンの「蛇神降臨記」なんかは、かなりガックシ来ました。風呂敷を広げるだけ広げて畳み損ねたってところかな。
あとはモンテルオーニの「破滅の使徒」も読み終わって絶句しました。これは「聖なる血」という話の続編ですが、最初の話だけで止めときゃ良かったのにねぇ…、という感じ。
この2冊に共通するのは、宙ぶらりんで放りっぱなしの伏線が多過ぎるってこと。とくに「破滅の使徒」の肩透かしは愕然とします…。
この2つは、まだ普通に本屋で売ってると思う。
古いものなら集英社文庫から出てたクリストファー・パイクやR・L・スタインのモノは、かなり脱力出来ますよぉ。二見文庫なんかからも、西部劇の名手ルイス・ラムーアに期待したら思いっきりコケた「魔界伝説」とか、他にも「過去を繋ぐ男」なんてのもあったなぁ…。
後は好き嫌いもあるんで。
じっくり思い出せば、まだまだあるんだろうけど、取り敢えずはこんな所でいかがでしょうか。
んぁ?
何で俺が出ていかなイカンの?
638って622だろ?
一昨日から他人の言葉尻捉まえてウザイ難癖つけてるバカ。
他の誰もそんな事で文句言ってないのにさ。
それに
>>640 で一言文句言ったら「はいはいご苦労さん」で、
その次は「出てけ」かよ。
オレ、このスレ結構好きなんだよね。
オレとしちゃあウザイ文句たれの644に出てってほしいね。
649 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/12 00:17
出てけ
650 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/12 00:22
638に文句言ってるのもひとりだけだな 出ていくならうざい文句たれの640
651 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/12 00:22
出てけ
652 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/12 00:23
638に文句言ってるのもひとりだけだな 出ていくならうざい文句たれの640
>620とか>638とかは(同一人物でも別人でも構わぬが) SFは読まないの? 是非SF系の紹介スレや総合スレに行って、 君の粘着振りを発揮して欲しい(嫌味ではないよ) 「日本のSFはツマンネ」とか「SFは衰退してもうだめぽ」とか それこそ具体的な作品名すら挙げずに愚痴ってる奴等を一喝して いただきたいものである。 >596の感想は参考になったよ。アリガト もちろん自分とは違う評価の作品もあるけど あと、出て行けとか言ってる奴はタダの荒らしなのでスルーしましょ
654 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/12 00:46
つまり「オレとしちゃあウザイ文句たれの644に出てってほしいね。 」と言った人物もタダの荒らしだから 出ていくわけだな
あ、荒らしっていうのは>641>644>649-652のことね
656 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/12 00:52
>君の粘着振りを発揮して欲しい(嫌味ではないよ) 究極の嫌味だな オソロシイ人物だ
>>596 書き込まれた内容を拝見すると、
ミステリーのような謎解きと
伏線をキチンと整理できる、話の整合性を求めるタイプのようですね。
もし短篇でよければ、ゴーストハンター物はいかが?
「妖怪博士ジョン・サイレス」とか、
「幽霊狩人カーナッキ」とか。
>ミステリーのような謎解きと >伏線をキチンと整理できる、話の整合性を求めるタイプ となると、スレイドの『髑髏島の惨劇』が最適なわけだが…
スレイド新刊出たね
596は、ハズレについて愚痴るよりアタリについて語った方が、気持ちよくアドバイスを 得られるものと思われ。
マキャモンの新作って もう出てるのかな? でもホラーじゃないんだろうな。
662 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/10/15 16:47
パトリック・レドモンドって人の 『霊応ゲーム』って本を読みました。 結構おもしろかったけどこの人ってこれ以外出てないんですね。 あと子供向けホラーでR.Lスタイン『迷信』 どっちもおもしろかったですよ。
スレイドってホラーなの? ミステリ畑の椰子が解説書いてるけど??
スレイドはサイコ・スリラーでしょ。 それと、ホラー畑な人材で文庫解説までやってる椰子は ほとんどいない。
>665 今後ソニーが一手に受けることになるんだろうか・・・また宮脇・大久保両氏 の訳で読みたいのになぁ・・・とりあえず今日買いに逝ってきまつ。
なぁ、今日牛の首って怪談があるって知ったんだが そこのみんなの意見が 「あんな怖い話聞いたこともない」 「知らないほうがいい」 といわれてどんな話か、どの本に載ってるのかわからなかったんだが。 俺は知らないほうがいいのかな?
>>667 小松左京の「くだんの母」で納得しておきましょう。
それ以上は、考えないことです。
669 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/11/14 17:33
ほっしゅ
なんかホラーなネタ頼む。
NHKの「南極」中継にて 「黒いのが近づいてきました……黒いのが近づいてきましたね。」 「最後の瞬間はどうなるんでしょうか。」 「ああ、信じられない、信じられない。これは」 毛利さんの実況中継を聞いていると、邪神の一柱や二柱は顕現しそうな気配 がしてなりませんでした。 いや、まぁ、小説ネタではありませんでしたな。
673 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/12/07 02:02
「脂祭り」の夜、小学生だった僕は縁日ではじめて「姉」を見る。 姉は皆、体を串刺しにされ、髪と爪を振りまわしながら、凶暴に うめき叫んでいた……。 不可思議なフリークス世界に息づく濃密な生を描く、 かつてないホラー小説!! 「姉飼」(あねかい) 日本ホラー小説大賞 君の姉は良い声で鳴くんだろうねぇ… 感想をお聞かせください。 勇気が出ないヘタレでございます。グロはダメー
>>673 冒頭は、いきなり異様な世界に放り込まれてよかったでつが、
後半だれだれで、怖さは感じませんですタ。残酷描写を期待したのに(´Д⊂
675 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/12/07 05:28
「こりゃ怖い作品揃いだ」と思ったアンソロジー教えて
676 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/12/07 05:31
↑ 個人の短編集でなく、ってことでね。 文庫でも単行本でも入手難でもいいです 特に日本の小説のアンソロジーだとうれしいです
677 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/12/19 21:14
小松左京の恐怖SF 「静寂の通路」 「石」 「牙の時代」 本当に怖いです。
678 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/12/20 01:49
やっぱりホラーはリアリティーだと思うんだよ。どれだけその世界に入りこめるかというリアリティーね。
679 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/12/20 01:50
やっぱりホラーはリアリティーだと思うんだよ。どれだけその世界に入りこめるかというリアリティーね。
>>676 アンソロジーは玉石混淆だかんね、当然といっちゃ当然なんだが。
怖さってことでも個人差があるので、それも踏まえた上で。
国内のだとハルキホラーから出てた
女性作家の作品を集めた「ふるえて眠れ」はなかなか粒ぞろいだなぁと思った。
あと、正確にはアンソロジーじゃないが、ホラーウェイブ02の「鬼畜スペシャル」(w
海外なら創元の「怪奇小説傑作集1〜5」とか
新潮の「ナイトフライヤー」「ナイト・ソウルズ」、扶桑社ミステリーの「罠」とか
色々あるんだけどな・・・ただ殆どが絶版なのがこれまた鬱
681 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/12/31 20:04
アンソロジーならば祥伝社の 「万華鏡」「舌づけ」「いきどまり」「鬼瑠璃草」等のシリーズは? 作家によってムラはあるけど
682 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/01/01 00:17
皆さん、新年、おめでとうございます。 雑談・質問@SF/FT/HR板 から誘導されて参りました。 岩井志麻子「ぼっけえぎょうてえ」読み終わりました。 漏れは元々宇宙科学系のSF専門なのですが、 こういう系統の作品(ホラー系)をもっと読んでみたいと思います。 「じゃあ、これを読んでおけ」、というのがあったら、 教えてくださいませんか。
古典的な怪奇小説という理解でよろしいかな? であれば「赤い館」(ウェイクフィールド/国書刊行会)なんて好きです。
>>682 小松左京の短編集をおすすめします。恐怖SFの傑作が収録されています!
■ハルキ文庫:
・「物体O」: 『静寂の通路』(怖い!)、『牙の時代』、『石』 他
・「夜が明けたら」: 『夜が明けたら』、『腐蝕』、『青ひげと鬼』 他
・「結晶星団」: 『飢えた宇宙』 他
■電子書店パピルス (ダウンロード版)
・「石」: 『夜が明けたら』、『ツウ・ペア』、『石』 他
・「小松左京短編全集【1】─地には平和を」: 『蟻の園』 他
・「小松左京短編全集【2】─影が重なる時」: 『影が重なるとき』 他
686 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/01/02 01:26
>>682 創元SF文庫「影が行く 〜ホラーSF傑作選」なぞどーよ。
作品は海外のものだけど、編者が日本人です。
687 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/01/18 01:27
ほしゅage ここの住人さんお勧めの小説レビューサイトってあります?
そういえば、「ホラー専門」のレビューサイトってあんまり見ないな
怪奇クラブが気に入って、昨日マッケンの夢の丘を見つけて読んでみた… まさかヒッキー自滅小説だとは思わなかったんで、ちとショック。
>689 そこでさらにユイスマンスの『彼方』を読んで厭世気分増強ですよ。
691 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/01/22 15:05
夢の丘の主人公は、ちょっと前にテレビでやってた「引き籠もりで才能の欠片もない癖に 漫画家になりたくて上京して親の金で代アニ生活」なキモヲタにそっくりだよな(w というか、時代は変わってもああいうヲタなヒトは不滅なのだな・・・
>>691 舞台を現代に置き換えて映像化の元ネタしようと考えるやつがいる・・・かも。
ありふれ杉か。
693 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/01/23 01:48
>>682 大分前に読んだのではっきりとは覚えてないんだけど、
阿部公房の「人間そっくり」は結構怖かった。
あとはラヴクラフトやホジスンが基本なのかな?>SF的ホラー
阿部公といや「闖入者」ってウォルポール「銀の仮面」のパロディなのかな。
695 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/01/23 13:37
マッケンは「大いなる来復」が好きだったな、なんか淡々としてて。 「夢の丘」は…中盤までは一気に読めたんだけど、主人公が「アニーたん(;´Д`)ハァハァ」 しながら毎夜自室でマゾプレイ始めたところで気力が萎えて停止(w
696 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/01/25 15:01
死ぬほど怖いホラー小説を教えてください。 リング、らせん、ループ、バースディ、仄暗い水の底から、 ボルネオホテル、弟切草、クリムゾンの迷宮、黒い家、 は持っているのでそれ以外でお願いします。 この中ではリングが一番好き(怖かった)です。
697 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/01/25 18:01
暗黒神ダゴン
698 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/01/25 19:58
ホラー文庫ばっかじゃなく、 川端康成の「片腕」でも読んで間口を広げてください。 死ぬほど怖いホラー小説など存在しません。
699 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/01/25 20:28
>>697 ありがとうございます。
タイトルも表紙の写真も面白そうですね。
>>698 すみません。私はホラー小説にしか興味がないわけではないです。
普通の小説も読んでいましたが、ここ4年くらい全く小説を読んでいなくて
最近なんとなくホラー小説が読みたくなったので聞いただけなんです。
川端康成の片腕も読んでみます。ありがとうございました。
700 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/01/25 21:56
アタイこそが 700げとー
>699 ダゴンは「ただただ怖い」って感じじゃあないな。 自分も読んでみて、どうにも作者の意図する所を読み取れ切れないようなので敗北感を味わっている。 おそらく、読み手をそういう気分にさせるのが望みなんだろうな。 でも嫌味ではない だけど入手は容易な方だ。創元文庫だし 創元の海外ホラーは秀作揃いなんで この中から幾つか選んでみるといいんでない?
702 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/01/26 00:55
>>696 漏れが怖かったのはド定番ながらジェイコブスの「猿の手」と
橘外男の「蒲団」でつ。死ぬほどは怖くないけど。
曽野綾子「長い暗い冬」に一票
夢野久作の「一足お先に」の冒頭の夢の場面は怖かった。
706 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/01/26 05:32
既に古典だけど、MRジェイムズの「笛吹かば現れん」と「猟奇への戒め」がぞくぞくきたな。 特に前者の幽霊?なんて、ただの白い布きれなんて言う今時学園祭でもやらないような シンプルな奴なのに、状況描写の巧みさでしばらく頭から離れなかった。
>>682 宇宙科学系じゃないけどSFホラーの代表的古典と言えば
メアリ・シェリーの「フランケンシュタイン」だと思ふ。
読んだことあったらごめんなさい。
おれも自分の今後の人生を考える方がコワイ
徳間ノベルス「怨霊記」についてなのですが、ホラーだと思うのでここでいいかなと。 夢枕獏をはじめ大絶賛やゲーム化企画ありというわりに2chでスレも立たないし、ひょっとして世間的な評価は低いのかな?
ハードディスク使用量 75% (book) もういいかげんおなかいっぱいです。
oyster5(旧tv2) 争奪戦 (〆切りは二月21日午後3時かな?)
http://tubo000.ninki.net/idol/oys/oyster5/ book系に投票してください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
鯖争奪戦の投票には2ちゃんねるターボ「壷」が必要です。
http://tubo.80.kg/ 投票ボタンを押したら1時間は投票できません。1時間以上の間隔をあけて投票
しましょう。投票ボタンを押してから例えば30分後に再度ボタンを押すと、それから
また1時間たたないと投票できません。
※正しい手順で投票しても、「投票ありがとうございました。」の画面が出たあとに
票数が更新されないことがありますが、数分経ってから更新される場合もあります。
票が入らないからといって諦めずに、気が向いたときに投票をお願いします。
※壷初回起動時に「IE自動設定」の画面が出ます。このとき「起動/終了時に設定/
解除するオプションも設定」にチェックを入れて「はい」を押しておけば、壷起動時に
自動Proxy設定されて、壷終了時にProxy設定が解除されます。(要IE再起動)
-----------------------------------------------------------------------
Q:2ちゃんねるターボを起動しないとインターネットが出来なくなりました。
-----------------------------------------------------------------------
A:IEのプロキシの設定が原因だと思われます。
2ちゃんねるターボを起動したときに自動でIEにlocalhost 8095をセットし、終了時に自動で
localhost 8095 をOFFにしてくれるオプションがございますので、こちらをご利用ください。
2ちゃんねるターボを起動、終了するだけで localHost の設定が行えます。
詳しくは
http://tubo.80.kg/step2.html を参照してください。
711 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/02/23 11:52
712 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/02/28 02:44
昨日、パンの大神って短編読んだけどめちゃ面白かった。 でもこのマッケンって人の邦訳って、大雑把に探した感じ「怪奇クラブ」と 「夢の丘」しかないのね… とりあえず、過去レス見る感じ「夢の丘」はヤバそうなんで、「怪奇クラブ」の方を 探してみます。 あともし良かったら、この作者の邦訳情報教えて貰えないでしょか?
全集でてるよ
715 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/02/29 03:24
>>713 >>714 ありがとうございますー。
なんとか怪奇クラブは近所の古本屋で100円ゲット。
後は検索で出てきた牧神社ってとこの選集相場ネットで見たんですけど、
ライトユーザーには結構きつい価格になってるのですね…
とりあえず怪奇クラブ読んでから色々悩んでみますです。
神々の糧
ってどんな話? ウェルズの
昔の人の文章どうも苦手だなぁ。
719 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/04/05 18:06
>>709 それなりに売れてるけど知名度がまだまだ低いのでは?
ところで709さんはどのキャラが好きなの?
俺は怨霊師では烏丸姉妹、陰陽師では左京って所かな。
720 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/04/15 13:39
プルプルッ… _| ̄|○
722 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/05/07 08:40
7月に創元から古い怪奇幻想短篇を集めた 『怪奇礼讃』という本がでるそうで。
723 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/05/08 02:58
>>718 俺と逆だわ。
俺は怪談もミステリも今の小説家より昔の作家の方が馴染み易い。
>>718 ,723
その昔とはどれぐらい昔なのか、お互い摺り合わせてみないと判らんよ。
教えてください。 角川ホラー文庫のスレは最後どうなったの? ちょっと目を離したら消えてました。 次スレも建ってないみたいだし、良スレだっただけにちょっと心配…
>>725 DAT落ちした模様・・・980越えてたのに次スレ立てなかったんだなぁ。
>726 レスありがとう。 落ちてたんだ…残念。 しばらく復活しなかったら建て直そうかな、また怒られそうだけど(笑)。 今は浮気して『リアル鬼ごっこ』読んでます。
角ホの新スレ建てました。 よろしくお願いします。
すみません。sageてしまいました。
731 :
大 網 傘 茸 :04/05/30 06:28
再度間違い。ageます。(まぬけですみません)
732 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/06/03 07:01
もしかしてこことファンタジー幻想うんたらってセット?
セットで注文すると、100円安くなってコーヒー付きです。
クラインの「復活の儀式」読みました。 感情移入しづらい登場人物達が右往左往しつつ 怪異に巻き込まれていくお話はわりと好みなのですが、 大瀧くんは関係ない人の本の後書きにまで ストラウブの悪口書くのやめて下さい。 よっぽど嫌いなんだろうなあ。
735 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/06/11 08:05
「人狼」っていう海外の短編小説について、作者など詳しい事知ってる人、教えて下さい。15年位前に「海外怪奇小説集」のような文庫本で読んだのですが。
736 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/06/11 23:33
まったく期待しないでフィリップ・ナットマンの「ウェットワーク」読みましたが意外にいけました。ゾンビ物です。怖くはないけどね。
今、海外ホラー(文庫)で頑張ってくれてる出版社ってどこだろう。 やっぱ文春かな。次に創元(再版も多いが)、扶桑社ミステリーの順番じゃないだろか。 たまにふっと出してくる新潮もあるよね、キング偏重気味だけど。 ハヤカワがかつての「モダンホラー・セレクション」で絶版になったやつを 再版してくれたりなんかしたら感涙モノなんだけどね。
>735 創元の怪奇小説傑作集の2巻にフレデリック・マリヤットの「人狼」が 載ってますけどこれでしょうか。 浮気した妻を殺した男が、子供達を連れて山小屋に逃げたのだけれど そこに人狼の親子がやってきて・・・と言うお話。 生き延びて成長した子供が当時を友人に語って聞かせるのですが 人狼の呪いで悲惨な最後を遂げます。 原題はThe Werwolves。
>>738 検索してみたら、まさにそれでした。
ありがとうございましたm(__)m
怪奇礼讃が楽しみだが結構知らない作家も入ってる。ワクワク。
741 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/06/22 13:51
『復活の儀式』読んだ人いますか? 英国幻想文学大賞受賞だそうですが、 上下2巻で長いし高いし、合わなかったら、と思って躊躇しています。 (書評をみようと思ってぐぐったら、なんかゲーム系同人とおぼしき サイトばかりひっかかる…)
今日このスレハケーンして今全レス読破しますた。 ジョナサン・キャロルは評判良くないね。「我らが影の声」が大好きなんだけど。 最近では筒井のホラー集がインパクトありました。特に「二度死んだ少年」と「驚愕の曠野」。
>>743 この板に来始めた頃覗きました。
当時から今に至るまで新作がうpされてない…
745 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/06/26 02:39
祥伝社のエロホラーアンソロジーってどうですかね? ジャケ買いしてそのまま放置してます。 あんまり有名な人書いてないし、 レイモンの野獣館いまいちでしたからね。 バイト先が品不足で、 売ったら有り難がれるかもしれないけど、 コレクションとして置いときたい気もするし、 どうしよう。
>>745 野獣館がダメだったのか……
個人的にはレイモンの「浴槽」、野獣館より気に入ったけどなあ。
3冊ともスプラッタパンク寄りだし、その味がダメなら愉しめないかも。
別の用途に(以下自粛
有名な人が書いてないというけれど、
あちらのアンソロジーとしては(しかも内容の割に)執筆陣は充実してる方だと思うが
今日amazonから「アクアリウムの夜」が届く予定です。
↑です。アクアリウム読みました。 あんまり怖くなかったです。。
749 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/07/03 20:22
某所の議論ではバンパイアの「真祖」の語源はダイ・アモン(バスタード!)に決まりましたw え〜実際のところはどうなんでしょ?
>>749 語源はDじゃないかなあ。。。違う?
バスタードってパクリだけで成り立ってる漫画やし。
いきなり、何の話だ。
誤爆と思われる
754 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/07/12 05:31
>752 誤爆じゃないよ〜 バンパイアの分類で「真祖」ってのがあるけど、それを最初に使い出したのは 誰だろうって話。元祖のブラム・ストーカーには出てこないし。
Dの親父は「神祖」だった。スマソ
ノリで適当に当て字変えてるだけでしょ
757 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/07/17 01:09
創元が久々に古典ホラーのアンソロジーを出すらしいね。期待。
758 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/07/17 01:19
>>722 >>740 既出でした。
訳者のホームページで収録タイトル発見
「塔」マーガニタ・ラスキ
「失われた子供たちの谷」ウィリアム・ホープ・ホジスン
「よそ者」ヒュー・マクダーミッド
「跫音」E・F・ベンスン
「ばあやの話」H・R・ウェイクフィールド
「祖父さんの家で」ダイラン・トマス
「メアリー・アンセル」マーティン・アームストロング
「『悪魔の館』奇譚」ローザ・マルホランド
「谷間の幽霊」ロード・ダンセイニ
「囁く者」アルジャナン・ブラックウッド
「地獄への旅」ジェイムズ・ホッグ
「二時半ちょうどに」マージョリー・ボウエン
「今日と明日のはざまで」A・M・バレイジ
「髪」A・J・アラン
「溺れた婦人(ひと)」エイドリアン・アリントン
「ジョン・グラドウィンが言うには」オリヴァー・オニオンズ
「死は素敵な別れ」S・ベアリング=グールド
「昔馴染みの島」メアリ・エリザベス・ブラッドン
「オリヴァー・カーマイクル氏」エイミアス・ノースコート
「死は共に在り」メアリ・コルモンダリー
「ある幽霊の回顧録」G・W・ストーニア
「喉切り農場」J・D・ベリスフォード
すばらしい……
>>758 うち既訳は
>「塔」マーガニタ・ラスキ
>「谷間の幽霊」ロード・ダンセイニ
>「髪」A・J・アラン
>「喉切り農場」J・D・ベリスフォード
の4作のみ。
しかもその既訳の掲載誌も「塔」マーガニタ・ラスキを除いて
入手が困難かつほぼ一回こっきりしか紹介されていない作品だから、
絶対買いでしょう。
>>759 もちろん絶対買いますよ。
久々だなあ、文庫で読める古典怪奇小説の本は。
喉切り農場は宮部みゆき選でも読めるはず。 であろうがなかろうが買いですけど。
762 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/07/29 14:12
ホジスンの「異次元を覗く家」ってどぉですか? 紹介文読む限りじゃかなり好みなんだけど・・・
怪奇礼讃数軒回ってみたが置いてなかった…
「怪奇礼賛」本日紀伊国屋で購入。新宿店には置いてたよ。 ついでに古本屋でハヤカワのJ・ハーバートものも入手。 ↑こっちの方がニヤリだったりする
怪奇礼讃即買いしますた。 夏にぴったりですね、ちびりちびり味わいながら 楽しませてもらいます。
怪奇礼讃、即購入で一気読み。
内容についてはまだ入手していない人がほとんどだと思うので触れないが、
いかにも東京創元のアンソロといった感じで、一応満足。
>>762 「異次元を覗く家」は楢喜八が挿絵を書いた旧版を探すといい。
雰囲気がマッチしている。
怪奇礼讃、発売日に大手や中堅の本屋7店を回って発見できず、 最後に入った紀伊国屋だけが入荷してた。 文庫って、雑誌と違ってキチンと発売日に出してるところが少ないのに 少し驚いた。
768 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/08/03 00:59
怪奇礼讃の感想を聞かせてください。
最近まで怪奇小説の類は読んだこと無かったヘタレの感想ですが、全体的に え、これで終わり?みたいなのが多いなーって思いました。 後、最後の喉切り農場なんですけど、これって前の下宿人の時にどんどん消えてった 家畜とか主人の嫁が、次の下宿人である主人公の時にはきっちりリバースしてたのを 怖がるべき話なんですかね?
怪奇小説って別に怖いとかないんだよね。 ( ´_ゝ`)フーンってな場合が多い。 ラヴクラフトみたいに後に引きずるような印象が大事かと。
>>769 あれは本人の手記だから前の下宿人云々は関係ないだろう。
だね、怖がるっていうより雰囲気と不思議さを楽しむものだ。 モダンホラーとは思考回路が異なる。別ジャンルと考えたほうがいい。
中井拓志のスレってどこにありますか? ミステリ板も見たけどなかったし
むしろモダンホラーの方が恐くないと思うが。
>>774 そういう見方もある。
ありふれたネタの駄作が、濫造されているきらいもあるしな……
恐いのはナカグロが付き「モダン・ホラー」というのが倉阪学説。
下手なホラーより小説版逆襲のシャアの方が怖かった。
ホラースレで何言い出すねん。 シャアないやっちゃな。
↑((;゚Д゚)ガクガクブルブル
780 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/08/13 01:26
20年ほど前に読んだ話なんですが、 多分アメリカが舞台のホラー小説で、 とある銀行員が地下の金庫での仕事を終えて、 外に出てみたら、目の前の電信柱に人間の死体がぶら下げられていた、 さらに町の人間の様子がおかしくなってて、見た目そのままに中身だけが入れ替わっていた、 という内容の小説のタイトルが思い出せません、どなたかご存知ありませんか? 何とか自宅に逃げ帰ったけど、結局家族も中の人が変わってしまっていて、 ラストはその銀行員が冒頭のように電信柱に吊り下げられて、 いまだに入れ替わってない人間を見つけ出すための餌にされるという終わりだったと思います。
短編集の一遍だったと記憶しています。
それ小学生の時に読んだ記憶あるな…タイトルも本も思い出せんけど。
自分も読んだことある。 ディックかな……。思い出せない。
784 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/08/13 20:44
「サッちゃん 続・渋谷怪談」 前作はノベライズでイマイチだったけど、 これは書き下ろしで意外と怖くてよかったです。 2005年に映画化されるとか…。
「ゲッチンゲンの床屋」てな(風の)タイトルの短編、ご存知の方はおられぬか? 確か悪天候の日に主人公が見知らぬ床屋に入って……という感じの話。 小学校の頃、子供向けの世界の怪談全集(要は名作アンソロジー)の中で 読んだんだが、内容が思い出せない。 ググっても出てこないようです。 ちなみにサキの「開いた窓」もこのシリーズで読んだ気がする。 挿絵は山藤章二だった。
「イッチンゲンの床屋」 悪天候の日に主人公が見知らぬ床屋に入ると、 オヤジが凄い形相で…… 「ウチは一見さんはお断りや!」 この後主人公は雨の中街をさまよい歩くが 行く先々の床屋で断り続けられ、 髪の毛ボウボウのまま、のたれ死ぬ。
787 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/08/14 19:16
最後の床屋の戸が開いていて入れたが、 雨漏りしまくりキノコだらけで主人公が力つきるんだよな。
最後の床屋の戸が開いていて入り、 愛想のいい親父が迎えてくれる。 ようやく刈ってもらえたが、勘定をして外に出ようと、 戸口を出たとたん、一瞬気が遠くなる。 はっと気がつくと目の前に床屋の扉がある。 刈ったはずの髪はぼうぼうになっている。 おれが戸口を入ると、またもや、あのイッチンゲンの 親父が凄い形相で……
789 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/08/14 22:52
>「イッチンゲンの床屋」 「フェッセンデンの宇宙」からひらめいたタイトルみたい?
790 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/08/14 23:11
床屋に入ると玄関に「上着をお脱ぎください」とあるので上着を脱ぐ。 進むと「手にシャンプーを取ってよく泡立ててください」とあるのでそうする。 さらに進むと「当床屋は注文が多くてすみません。髪をよく洗ってください」とあるのでそうする。 「クシとハサミをお取りください」とあるのでそうする。 正面の鏡に「注文が多くて困ったでしょう。さあさあ髪をお切り下さい」とあるので、 いいかげんおかしいと勘づいて逃げる話。
>>780 フィリップ・K・ディックの「ハンギング・ストレンジャー」
原題:Hanging Stranger
筑摩文庫の「人間狩り」と朝日ソノラマ文庫の「ウォー・ゲーム」に収録されている。
ジュブナイルでは、このスレの上の方でもあった、
学研の「世界の恐怖怪談」(荒俣宏他著)に載っている。
>>785 >「ゲッチンゲンの床屋」てな(風の)タイトルの短編、ご存知の方はおられぬか?
ゲッチンゲンというとドイツかな?
>確か悪天候の日に主人公が見知らぬ床屋に入って……という感じの話。
全然わからない。
何故悪天候の日にわざわざ床屋に行くのか。
何故それも見知らぬ床屋へ行くのか。
悪天候をさけるために宿屋に入る、というのは理解できるが、
わざわざ整髪をした後でそれが台無しになる天候へ出て行くのか?
ネタばれになるにしてももう少し情報が欲しい。
>小学校の頃、子供向けの世界の怪談全集(要は名作アンソロジー)の中で
あなたの現在の年齢がわからないので「小学生の頃」というのはあまり意味がない。
何年前がつけばそれなりに探す範囲もせばまる。
最後に、児童書板でも質問をしてみたら?
>>791 ありがとうございます。
自分が読んだのは学研のものだったと思います、
最近、その本に掲載されてたほかの短編が、
ラヴクラフトの「冷気」だったことが判明したもんで、
てっきりおなじクトゥルー関連かとそっちばっかり探してました。
>>794 その本小学校の図書室に入ってたよ。
他にも喉切り農場とか入ってなかったっけ?
>>793 ありがd。
そのまま「ゲッチンゲンの床屋」でググったけど1件もHitしなかったんですよ。
おかしいなぁ。
リンク先見ました。恐らく自分が読んだのはこれだったかと。
奇妙な経験をするのは床屋側だったんですね。
恐怖を味わうのは客側だと、どっかで記憶がこんがらがってました。
すっきりしました。多謝。
797 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/09/01 00:54
月が変わったよage
お伺いしたいんですが・・・。 確かハヤカワか何かだったと思うんですが。 ある子供のない夫婦に引き取られた女の子が見えない男の子の話をして。 いろいろあって結局その見えない男の子は死んだお兄さんだった。 ・・・って話だったんですが。 女の子がエイミーとかエミリーとかそんな名前だと思ったんですが・・・。 今、ものすごく読みたいんですがタイトルとかわからなくて・・・。 よろしくお願いいたします。
>>798 ローズマリー・ティンパリイの「ハリー」かな?
内容は大体そんな感じだけど、女の子の名前はクリスティーヌ。
ハヤカワ文庫の「幻想と怪奇2」と「ロアルド・ダールの幽霊物語」
に収録。(他にもあったような…誰か知らない?)
>>799 思い出しました!
確か、そのタイトルです。
読んだのも「幻想と怪奇」だったと思います。
ありがとうございました!!
>>799 >(他にもあったような…誰か知らない?)
他には河出の文庫「イギリス怪談集」に掲載されている。
このアンソロ自体もものすごくいい。
河出のアンソロ、自分も持ってるけど忘れてたよ… 学生時代に初めて行った東京の、飯田橋の角にある 3階立ての狭い本屋で買ったのも懐かしい思い出。 (でも「ロシア怪談集」だけ買いそびれた)
>>800 今日、「幻想と怪奇2」が届きました。
確かにこれでした。
また読む事ができて嬉しいです。
ありがとうございましたー!
人里はなれた古城が舞台のお勧めの小説はありますか?
>>804 「ずっとお城で暮らしてる」S・ジャクスン ・・・但し絶版orz
講談社の「怪談 〜24の恐怖」ってアンソロジー、読んだ人います?
806 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/09/29 00:07:54
>>805 読んでない本勧めちゃいけませんなあ。
それ人里離れた古城の話じゃないぞW
>>804 「人里離れた古城」ってのはホラー以前のゴシック小説の流行なので、
ホラー小説にはあんまり無いよ。
古城はあきらめて、せめて洋館ぐらいにしないと。
古城で有名なのは「ドラキュラ」ぐらいかな。
ラブクラフトの「アウトサイダー」は?
809 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/09/29 22:01:33
シルバーバーグのスレないですか?
ごめん。死んでくる。
811 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/09/29 22:08:00
>>804 人里離れた辺境の要塞なら
ブッツァーティ「タタール人の砂漠」をどうぞw
>>804 難しいオーダーですね。
そもそも「人里離れたお城」ていうのが(管理や手入れをする人間が
いないのにもかかわらず)城の形を残したまま存在しているという状況が
ものすご奇怪なことであるし、
またそんなところへわざわざ行くシチュエーションというのが
ものすごく限られますからね。
しいてあげれば、ヴェルヌの「カルパチアの城」、
ただこれは純粋な意味でのホラーではありませんが。
813 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/09/30 00:01:23
「狂えるオルランド」で決まりだな
オトラント城奇談でも読んでろ
「ザ・キープ」もある意味人里離れた古城が舞台でしょ 出来もそう悪くはないと思うし、古臭過ぎでもないので 未読ならオススメかと
816 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/09/30 06:39:08
>>804 > 人里はなれた古城が舞台のお勧めの小説はありますか?
〈ゴーメンガースト〉三部作がストロングリィ・リコメンデッドされます。
817 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/09/30 06:40:34
ヴェルヌの『カルパチアの城』
818 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/09/30 08:40:51
>>816 それ忘れてた。
俺も一巻だけは強烈にお勧め。
でもたぶんロマン派な
>>804 には「なんか違う!」とか言われそう。
そうさおいらはゴシック派〜
>>816 ホラーではなく、強いて言えば異界小説
あ、でも第一巻のフレイに殺意を抱くスウェルターのエピソード
の部分だけ取り出すとホラーかも。<名刺>こわいよぅ〜
ゴーメンガーストは濃厚すぎて体力要るね
821 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/09/30 22:22:33
夏の暑いさなかにスウェルター親父のとこ読むと熱中症になりそう
>>805 遅レスだけど、「怪談 〜24の恐怖」を読んだので感想。
ぶっちゃけ、他のアンソロに収録されている定番の話が多く
(というか鈴木光司の話以外はほかのアンソロに一度は選ばれた話)、
また伊波南哲や杉村顕道あたりが入っているのは立風書房が昔だしていた
怪奇小説や怪談のアンソロへのオマージュがこめられているのかもしれない。
締めの三話に岡本綺堂、小泉八雲、高橋克彦を持ってきているバランスもいい。
ただ惜しむらくは話の合間に挟み込まれた漫画に好みが分かれそうなのを
使っているのがつくづく残念。
結論をいえば、角川ホラー文庫あたりから読み始めて
もっと色々な怪談を読みたいと思っている初心者にはおすすめ。
昔から読んでいる人間にはアンソロ好き以外にはおすすめできない。
以上。
823 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/11/02 02:41:32
★11月5日(金)15:00 教育テレビで大爆発が起こる★
NHK教育テレビで、毎週金曜日の15時(午後3時)から30分間放送されている、
NHK高校講座「化学」という番組があります。
この番組では、11月5日に「アルカリ金属」の授業が予定されていますが、
その際に、番組内で「 モ ル パ ワ ー 」の実験演示が行われることが予想されています。
> 広い校庭。その中央に、水を張った盥(たらい。ドリフのコントで上空から落ちてきて頭に当たるやつ)が置いてある。
> 漬物石くらいの大きさのナトリウムを、新聞紙で何重にも包み、
> 白衣を来た実験者が、それを、盥の中にぶち込む。そして、実験者は一目散に逃げる。
> (水が新聞紙に染みて、ナトリウムに達するまでの間に、避難しなくてはならない。)
> 数秒後、ひた走る実験者の背後で、ナトリウムが大爆発を起こす。
> 数mはあろうかという水柱があがる。
> 粉々になった盥と新聞紙が上空から降ってくる。
> たしか1mol分のナトリウムを水の中にぶち込んだんだよな。
> それよりも、実験後の解説者の「さすがはモルパワーですね」というコメントに笑った。
> ナトリウムはガソリンだか、アルコールだか、そんなものの中に保管するらしいな
> 精製所かなにかだと、大きいプールみたいな所に石油を満たして その中に浸すんだと。
> たしかに水分からは守れるだろうが、一度火が出たらもう手が付けられなさそうだな。。
> 生徒の前でナトリウムを掲げて「これを水に入れると非常に危険」と説明していたところ、
> 生徒が「大したことねーんだろ(プ」とつぶやいたのにぶち切れ、
> アフリカツメガエルを飼育していた水槽にナトリウムをぶち込みモルパワーでカエルもろとも水槽を木っ端微塵。
> 「これでもたいしたことねーか!!」とハッスル。
【流石は】もるぱのガイドライン【モルパワー】
http://that3.2ch.net/test/read.cgi/gline/1099228681/l50 11月5日(金)15時、教育テレビに注目。
> みんな!オラにモルパワーをわけてくれ!
824 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/11/28 03:52:40
恐怖と怪奇シリーズ、知ってる人いますか?
質問です。 35年くらい昔、少女マンガの付録についていた小冊子で、30枚くらいのあつさで・・・ 主人公は小学校くらいの女の子でないようは・・・ なんか、猫の目の玉がおちてころころ転がってたシーンがあったと思うんですが・・・ だれかわかりまス?
826 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/12/08 02:36:24
age-
早川書房の2005年2月の新刊に『幻想と怪奇』が載ってる。 > ハヤカワ名作セレクション > 2月下旬 NV > 『幻想と怪奇 ポオ蒐集家』 > 仁賀克雄・編訳 > ホラー、サスペンスなどの傑作を集めた伝説 > のアンソロジー。解説:菊地秀行(全三巻)
828 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/12/29 12:29:12
わりとSFやファンタジーの含有率の高い良質なアンソロジーだね。 新装版にする必要があったかはともかく、喜ばしいことだ。
ハヤカワにはモダンホラー・セレクションから再版して欲しい。 増版し続けてるのもあるけどね
>>829 >モダンホラー・セレクション
本当にセレクトしてんのかってモノもあったけどな。
831 :
第4回集計人 :05/01/08 22:04:35
832 :
第4回集計人 :05/01/14 18:34:51
創元文庫のラヴクラフト全集、やっと完結…何年待たせるんだよ。 背表紙も黒い旧版と違っちゃうじゃないか。
ラヴクラフト全集って6巻で完結じゃなかったの? (;´Д`)ハァハァ知らなかった
835 :
名無し物書き@推敲中?: :05/01/31 22:03:30
45626
ジェームズ・ハーバートの『鼠』と『罠』っ邦訳されてないんですか? amazonにもないんですけど
「鼠」が邦訳されたのは昭和50年だよ…。
838 :
名無し物書き@推敲中?: :05/02/10 13:51:12
65
839 :
名無し物書き@推敲中?: :05/02/18 12:31:03
86t
840 :
吾輩は名無しである :05/03/02 14:19:41
yt
すごい昔に読んだんですが。 探偵が出てくるホラー推理ものはどこから出てますか? 私が読んだのは骨が抜けてる女の人の話なんですが・・・。 よろしくお願いいたします。
>>841 ジョン・サイレンスとカーナッキとタイタス・クロウでも読んでください
このホラーが怖い!99年版の作品リストがあるページってないですか? というか、これって99年版しかないんですか?
ジーン・ウルフ「探偵、夢を解く」のオチの意味が今一つわからないんですが あれって(メル欄)のこと?
>>843 99年版しかないよ。
その翌年、版元のぶんか社が文芸関係の出版から撤退してしまったので。
846 :
吾輩は名無しである :05/03/15 12:52:25
po
847 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/03/24(木) 14:41:03
ゲームのバイオハザードみたいなホラー小説ってありますか? 特にゾンビ物がいい、というわけではないんですが 特殊部隊がそういう奇怪な現象を目の当たりにする!みたいなものがいいんですが。 普通の民間人が主人公だとイマイチ燃えられないのです
848 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/03/24(木) 14:47:26
ホラー小説ってのは、凍り付くもんだと思うが……
>>847 伝奇アクション系を読めば?
煽りじゃなく、おまいさんの求めているような作品は
そっちのカテゴリーで括られているような希ガス
以前このスレだったと思うのですが 「先生のいる〜」で始まるホラー小説がすごく怖いというレスを見ました。 過去レスを探しても見つからなかったので、他スレだったかもしれませんが 正確なタイトルと作者名を教えていただけないでしょうか。 スレ違いになるかもしれませんが、よろしくお願いします。
851 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/03/27(日) 21:22:19
ホルベルヒ『ニコラス・クリムの地下旅行』 ティーク『はるかな蒼い彼方へ』 『不死身のジークフリード』 『魔法の財布と空飛ぶ絨毯』 これらの作品の詳細ご存知の方おりますか? 上の二つはポーの作品に出てきたんですが、 下のは18世紀頃の児童書らしいです。 それから1790年代のゴシック小説ブーム時に 巷に流布したもので翻訳されていない 原書でしか入らないようなマニアックな 短編があったら教えていただけないでしょうか?
>>847 ザ・キープ〈上〉 扶桑社ミステリー
F.ポール ウィルスン
とかがいいんじゃない。
>>851 18世紀のゴシック小説の主流は長篇で、しかも今、名前の残っているメジャー作品以外は
総じてつまらないというのが定説ですが……。
怪奇短篇が盛んになるのは、19世紀後半以降の話。
855 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :皇紀2665/04/01(金) 15:41:54
>>851 そんな古いものだったら、みんな
著作権切れてるだろうね。
もちろん欧米の研究者たちが盛んに言及してる
だろうし。
困難なのは、原題を調べることか。
>>851 ティークは、もしドイツロマン派のヨハン・ルートヴィヒ・ティークなら、
あれこれ翻訳が出てるがな。
「不死身のジークフリート」は、
国書刊行会の「ドイツ民衆本の世界」という叢書に入ってたはずだが、
児童書かどうかは知らん。
ちょっとスレ違いかもしれんが、マクシェーンの 「雨の午後の降霊会」再刊されるのね…
「ねじの回転」新訳が出るね。
859 :
吾輩は名無しである :2005/04/12(火) 11:58:09
h
860 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/04/13(水) 09:21:56
マシューグレゴリールイスのマンク読了 少しばかり退屈な作品でした
でも「マンク」はゴシック小説では読みやすい方だよ。 「イタリアの惨劇」なんか退屈で死ぬぞ。 おすすめは「フランケンシュタイン」と「ヴァテック」。
862 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/04/13(水) 18:48:42
オクターブミルボーの責苦の庭と レジスメサックの滅びの島って面白いですか?
863 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/04/13(水) 22:35:44
すいませんが幻想文学を高く買い取ってくれる、 もしくは少数で買い取ってくれる古書店って 東京にありますかね?
>>863 手間は掛かるが、結局ヤフオクがいちばん高いよ。
何か小説を読みたいな…と思って本屋に行く予定にして せっかく夏も近いし、ホラーを読もう、と考え付いたものの ホラー小説など今まで一度も読んだ事が無いし 「このホラー小説は面白い」なんてのも全然聞いたことがありません。 何か「ホラー小説を読むならまずこれを読め」というのはありませんか? もしくは個人的オススメなどでも良いです。教えて貰えると嬉しいです。
S・キングの小説をてきとーに選ぶ
ラヴクラフト、ホジスン、マッケンなんかのゴシックホラー
海外の人がいいのですね。ありがとうございます。
さっきブックオフで買ってきた、怪奇小説傑作集3の信号手と透明人間の奴面白かったよー なんかこういう古くさい感じの奴癖になりそ
870 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/04/25(月) 21:24:47
怪奇小説傑作集は5巻とも読了したのですが 他に怪奇アンソロジーでお勧めってあります?
871 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/04/25(月) 21:40:52
異色作家短編集
>>870 ・傑作集1〜3と似たような雰囲気なら同じ創元推理文庫の「怪奇礼賛」
・それより多少後の時代ならハヤカワから新装版で出た「幻想と怪奇」3冊
・モダンホラー期に入ると作品数が増えてくるので
テーマ別アンソロジーが多くなる(しかも大半が絶版)
なので角ホの「ホラー小説大全」「ホラー・ガイドブック」等でチェックして
古本屋を地道に探すことか
モダンホラー期なら ハヤカワNV 闇の展覧会1&2 ナイトヴィジョン1&2 新潮文庫 ナイト・フライヤー カッティング・エッジ ナイト・ソウルズ 幽霊世界 血も心も―新吸血鬼物語 文春文庫 13の恐怖とエロスの物語1&2 扶桑社ミステリー文庫 罠 プレデターズ ショック・ロック ゴーサム・カフェで昼食を 創元推理文庫 死霊たちの宴 999 家に全部ある。ダン・シモンズは大出世してるなぁ。
怪奇小説傑作集3読み終えたー ちなみにシートンおばさんって何が「怪奇」だったんだろ? 解説には吸血鬼物と書いてあったけど、俺にはただの偏屈ババア物語としか 読み取れなかったよ
875 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/04/26(火) 22:10:30
876 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/04/26(火) 22:40:27
すいませんが集英社から出ていた 世界短篇文学全集 の収録作品って 分かる方いらっしゃいますか?
>>870 もしもお金持ちなら、
新人物往来社の「怪奇幻想の文学」全7巻を
古書でまとめ買いするのをお奨めする。
・舞台は東京 ・ガソリンを飲む悪魔の王子(骸骨の姿をしている)が登場 ・主人公のおばあちゃんが不思議な力を持っている ・主人公はの男の子悪魔の王子に狙われている少女を助ける ・悪魔は少女を嫁にしようとしているが、不思議な微笑みに邪魔され上手くいかない ・不思議な力を持った刀で悪魔と戦う ・おばあちゃんが不思議な力をこめた小さなだるまが主人公の身代わりになる こういった話の小説を探しています。 日本の話らしいのですが、タイトルがどうしても思い出せません。 1970年ごろに読んだものです。
>>878 はいはいくまくま
あちこちにコピペ乙。
シートンおばさんについて解説してくれる人は居ないか…残念
>>880 「のど切り農場」という作品を読めば分かる。
882 :
870 :2005/04/28(木) 00:31:04
いろいろと情報ありがとうございます。 わたくし大変な潔癖症でして 蔵書はすべて新品で揃えないと我慢がなりませんので、 楽天ブックスでまとめて購入しました。 とりあえずバベルの図書館や書物の王国や幻想文学大系などの シリーズを数十冊予約して506,893円くらいでした。 これからどんどん幻想文学を集めていこうと思っています。 もちろん上の方の言っていた怪奇礼賛、幻想と怪奇3巻、 恐怖の愉しみ、ホラー小説大全も購入しました。 ちなみに短編怪奇小説の載っている月刊誌なんてあるでしょうか。 SFマガジンやミステリーマガジンはあるのですが。。。
ドルフィンという月刊誌がおすすめだ。 とてもドロドロとして面白い。
>蔵書はすべて新品で揃えないと我慢がなりませんので 気持ちはわからないでもないが、やはり不幸だな 面白いホラーは新刊で入手できないものの方が多い希ガス しかし\50マソって・・・ネタじゃないのか?
他人が騙ってるんだろう 聞いたわりには教えてももらってないものぞろぞろあげたり。 本人だったら聞くまでもなく全部知っていたじゃないか、ってこ とになるw それにあの系統の怪奇アンソロジーって話から完全に離れた ものを買った買ったと騒いでいるところもさ。
みなさん洋書アンソロジーって読みます? 最近翻訳怪奇アンソロジーを集めだしたんで そもそも洋書のアンソロジーがあるのかは謎ですが、 お勧めのアンソロジーなんてありませんか?
20レスくらい遡って見れないのかヴォケ
889 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/05/02(月) 23:45:57
ハヤカワから出た「幻想と怪奇」ってどうですか? 「怪奇小説傑作集」とか「恐怖の愉しみ」みたいな、 19世紀〜20世紀前半くらいのが好みなんだけど・・なんか雰囲気違いそう・・ でもハートリイとかジョン・コリアーとか、おなじみの名前も入ってるし。 読むべきか読まざるべきか・・
>>889 早川の「幻想と怪奇」は、
ほとんどが20世紀半ば以降のモダン・ホラーだよ。
怪奇小説傑作集が好みなら、
「乱歩の選んだベスト・ホラー」ちくま文庫がおすすめ。
江戸川乱歩の随筆「怪談入門」と邦訳書籍の一覧がついている上、
E・F・ベンソン「歩く疫病」、マーガレット・オリファント「廃屋の霊魂」等の
珍しい作品も読める。
他にまだこのスレで、話題にのぼっていないものでは、
絶版になってしまったが、
「怪奇小説の世紀」(全3巻) 国書刊行会
がいい。
それとあまり訳の良し悪しを気にしないなら、
「英米ゴーストストーリー傑作選」 新風書房
「化けて出てやる 古今英米幽霊事情 1」 新風舎
「幽霊がいっぱい 古今英米幽霊事情 2」 新風舎
あたりもたしかその時代のアンソロだったはず。
ありがとうございます! 「幻想と怪奇」は新しい作品が多いんですね、やっぱりやめときます。 なんとなく手が伸びなかったもので。 「乱歩の選んだベスト・ホラー」は読みました。 あとで「恐怖の愉しみ」の「見えない眼」を読んだ時、 なんか「目羅博士」とそっくりな話だと思ったら、その辺のことも書いてあったので 納得したのでした。 ウェイクフィールドが好きなので「怪奇小説の世紀」、読みたいんだけど、 確か1巻が品切れ。河出文庫のアンソロジーも品切れが多いですね。 怪奇小説のアンソロジーって絶版が多くて悲しい・・
そういやこのスレとかファンタジーの質問スレって、 「幻想文学」のバックナンバー見れば解決するのに っていうような話も結構多いね。
東京創元社近刊案内 オトラント城奇譚 ホレス・ウォルポール/川辺由紀子 訳【創元推理文庫】 秘密の地下牢、近親相姦、飛来する巨大兜・・・。オトラントの城主マンフレッド とその家系に降りかかる呪詛。18世紀ゴシック小説ブームの先駆けオトラント 城奇譚が新訳で登場!
898 :
吾輩は名無しである :2005/05/17(火) 12:20:03
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Great Short Stories of Detection, Mystery and Horror, 1st Series Gollancz (London), 1929 1"The Open Door" by Mrs. Oliphant 2"Story of the Bagman's Uncle" by C. Dickens 3"The Trial for Murder" by C. Collins & C. Dickens 4"Martin's Close" by M. R. James, "Phantas" by O. Onions 5"How Love Came to Professor Guildea" by R. Hichens 6"The Open Window" by Saki 7"The Black Seal" by A. Machen 8"Tcheriapin" by S. Rohmer 9"The Monkey's Paw"by W. W. Jacobs 10"The Hair" by A.J. Alan 11"Mrs. Amworth" by E.F. Benson 12"Moxon's Master" by A. Bierce 13"The Dancing Partner" by J. K. Jerome 14"The Man With a Malady" by J.F. Sullivan 15"August Heat" by W.F. Harvey 16"The Anticipator" by M. Roberts 17"The Brute" by J. Conrad 18"Where Their Fire Is Not Quenched" by May Sinclair 19"Green Tea" by J.S. Le Fanu 20"The Misanthrope" by J.D. Beresford 21"The Bad Lands" by J. Metcalfe 22"Nobody's House" by A.M. Burrage 23"The Seventh Man" by A.T. Quiller-Couch 24"Proof" by N. Royde-Smith 25"Seaton's Aunt" by W. de la Mare.
>>900 邦訳のあるもの(以下邦訳時タイトル)は
1.廃屋の霊魂 マーガレット・オリファント
3.殺人公判 チャールズ・ディッケンズ=チャールズ・コリンズ
4.マーチンの墓 M・R・ジェイムズ
5.魅入られたギルディア教授 ロバート・ヒチェンズ
6.開いた窓 サキ
7.黒い石印のはなし アーサー・マッケン
8.チェリアピン サックス・ローマー
9.猿の手 W・W・ジェイコブズ
10.髪 A・J・アラン
11.アムワース夫人 E・F・ベンソン
12.マクスンの人形 アンブローズ・ビアース
13.ダンシング・パートナー ジェローム・K・ジェローム
15.炎天 W・F・ハーヴィー
18.胸の火は消えず メイ・シンクレア
19.緑茶 J・S・レ・ファニュ
20.人間嫌い J・D・ベレスフォード
25.シートンのおばさん ウォルター・デ・ラ・メア
2、4の後ろ、14、16、17、21、22、23、24が未訳じゃないかな。
なかなか良い買い物したね。
エロくて、激しくて、オモロイ洋物ホラー教えて。
野獣館
904 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/05/30(月) 23:30:25
↑それ四だ。オモロクなかった。
ダムネーションゲーム
「震える血」「喘ぐ血」「囁く血」(祥伝社文庫)
アンソロジーなのでどれかはひっかかるだろ
>>902
>>906 『ゴーサム・カフェで朝食を 22の異常な愛の物語』 (扶桑社ミステリー文庫)
の方が水準が高かった記憶がある。
エロ度では負けるが。
908 :
906 :2005/05/31(火) 11:41:14
>>907 同意。
ただ
>>902 は「エロくて、激しくて」に重きを置いてたようなんで
Hot Blood系を勧めたよ。
「ゴーサム・カフェ〜」にもR18っぽい作品が入ってるよね。
あ、もしBL系がいいのならポピー・Z・ブライトにしとけば?
>>902
909 :
902 :2005/05/31(火) 14:28:33
>>905 クライブバーガーはコールドハートがまぁまぁ楽しめたので挑戦してみます。
>>906-907 有難う、こちらも挑戦してみます。
>>908 ポピー・Z・ブライトはホモがベースでなっかたかな?
910 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/06/01(水) 16:25:58
日本怪奇小説傑作選1 紀田順一郎・東雅夫 編 【創元推理文庫】 明治から現代まで、日本の怪奇短編の粋五十篇を一堂に会する傑作集、 全三巻。第一巻には、小泉八雲をはじめ、泉鏡花、岡本綺堂、江戸川 乱歩、夢野久作らの十七編を収録する。
江戸川乱歩は 押絵を旅する男以外にしてほしい 久作も瓶詰の地獄以外のがいいなぁ
久作は猟奇だけではなくスーパーナチュラル志向もあるので、 その辺を拾って欲しいね。 「押絵の奇蹟」とか「木霊」とか。
第一巻の収録内容 小泉八雲■茶碗の中(平井呈一訳) 泉鏡花■海異記 夏目漱石■蛇 森鴎外■蛇 村山槐多■悪魔の舌 谷崎潤一郎■人面疽 大泉黒石■黄夫人の手 芥川龍之介■妙な話 内田百間■盡頭子 田中貢太郎■蟇の血 室生犀星■後の日の童子 岡本綺堂■木曾の旅人 江戸川乱歩■鏡地獄 大佛次郎■銀簪 川端康成■慰霊歌 夢野久作■難船小僧 佐藤春夫■化物屋敷
豊島与志雄は第二巻なのかな?
4冊か5冊、中公のノベルスで「ホラーセレクション」とかいって出てるじゃない。 あれどう?
青心社のクトゥルーも完結か…
918 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/06/09(木) 20:08:35
瀬名秀明のスレってなくなっちゃったんですか? 聞きたいので揚げ。
919 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/06/10(金) 19:49:14
紀田順一郎・東雅夫編 『日本怪奇小説傑作集2』 城昌幸、横溝正史、西尾正、角田喜久雄、橘外男、幸田露伴、久生十蘭、三橋一夫、 中島敦、山田風太郎、三島由紀夫、円地文子、遠藤周作、日影丈吉、他。 紀田順一郎・東雅夫編 『日本怪奇小説傑作集3』 吉行淳之介、稲垣足穂、小松左京、都筑道夫、半村良、星新一、中井英夫、 吉田健一、筒井康隆、赤江瀑、澁澤龍彦、皆川博子、他。 8月に異形コレクション33冊目『お化け屋敷』刊行予定
>>916 俺は4冊とも買ってしまったが、まぁ面白かったと思う
井上氏の作品は異形コレに出るのよりのびのび自由に書いてるような感じで楽しめた
あっちは監修者でもあるから(自作がページ数調整でも使うし)
そう好きにもやれないのかもしれないが
時々行く喫茶店が、井上雅彦の行きつけだと知った。
922 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/06/12(日) 19:30:52
923 :
吾輩は名無しである :2005/06/30(木) 11:29:59
9
近頃よく聞く朱川湊人の「花まんま」って、 ホラーって言っていいんでしょうか? ちょっと違う感じがするんですが。
本人がなんかのインタビューで答えてたのを読んだけど、 ガチガチのホラーは苦手なんだと。
8月上旬NV ハヤカワ名作セレクション 『闇の展覧会 敵』 カービー・マッコリー編/矢野浩三郎・他訳 SF、ミステリの名手らが紡ぎだす異様な世界。 新装の全三巻で贈るホラー短篇集第一弾 【以下続刊】9月『闇の展覧会 罠』 10月『闇の展覧会 霧』
復刊はいいが、元版と配列が変わってる予感。
>異様な世界。 をでかい文字でだいなしにするのか
『霧』だけで1冊だったら笑う
立風の「現代怪奇小説集」読んでる。 何度読んでもいい本だわ、これ。
932 :
吾輩は名無しである :2005/07/22(金) 11:46:28
-
933 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/08/11(木) 10:40:02
日本怪奇小説傑作選1ってもうでているの? 全然見ないけど
>>933 先月末には出てるので探されよ
俺はフツーに書店で買ったが、読むのは暫く先だ・・・
売ってるとこには山積み おれOAZOで買った
>>933 増刷決まったらしいから、いずれまた出回るでしょ。
「凶獣リヴァイアサン」 ついさっき読み終わったんだけどかなりヨカッター 帯には「モンスター軍事SF」とか書いてあるんだけど 立派に怪獣ホラーでした。 怪獣ホラーのお勧め本って他にもありますか?
>>937 リヴァイアサンおもしろかったなら、
他のどんなクズ読んでもおもしろいと思うよ
極北のハンターとかww
友成の怪獣シリーズ?はどうよ
友成は途中で放り出し杉だろ、最近 「ナイトブリード」の続きはどうなったんだ( ゚Д゚)ゴルァ!
売れなかったんだから続刊はないよ 出版社も慈善事業じゃねーだろうしw 個人的に、友成は作家の中でも最低最悪 スプラッタ得意とか言ってるわりに、描写は綾辻にさえ負けてるわけで 筆力のない作家はダメだな
>>939 友成純一の怪獣シリーズ
早速探して読んでみます
ありがとう
友成の近作「覚醒者」を読んだけど・・・ダメだこりゃ
怪獣小説といえば 山田正紀「未来獣ヴァイヴ」が出るぞ!
出るって未完結の続きが出るのか?
新潮のクリスティーンは絶版か? あのカバーアートは新潮キングの最高傑作だと思うんだが
「ヴァイヴ」 イーノベルで今年完結していて、そろそろ本になります。 「クリスティーン」あの2冊で一台のやつですか。 そういえば新潮「クージョ」の表紙がこわすぎて、カバーかけてる人いたなぁ。 個人的にはやっぱりハードカバーの「ミザリー」かな。
ミザリーは芸が細かいよな 文庫で読んだのに、ブクオフで単行本も買ってしまったよ
>>929 「闇の展覧会」店頭で見たけど、ホントに台無しだな。
そういやF・ダラポンが「霧」を映画化するらしいが。
「幻想と怪奇」を今年出た新装版で初読した人間としては 新装版「闇の展覧会」を悪し様には言えぬw 闇の〜は昔の2分冊版で持ってるけど
茶碗の中 八雲はガキの頃から読みすぎた。いいもんはいいけど。 海異記 初読だけどよかった。救いが無いのが好き。 蛇 蛇が喋った話。でもよく西洋の怪奇勉強してるね漱石。 蛇 科学で解明。冷めるかどうかは人による。雰囲気ホラー。 悪魔の舌 グロ好きにオススメ。キモイだけともいえる。 人面そ ここらへんから面白くなってくる。 黄夫人の手 ちと長い。身体の話が多いな。 妙な話 こないだ変なことがあってさーって話。怪談の昔からのパターンなんだね。 じん頭子 百鬼園先生も読みすぎた。知ってるととばしちゃうよね。 蟇の血 田中も既読。定番てことで。 後の日の童子 ゴーストストーリー!好きだー。 木曾の旅人 いいねいいね。お父さんなんでお母さんを背負ってるの系。 鏡地獄 説明不要。乱歩は別の短編でもよかったかも。 銀簪 傑作!知らずにいたのが惜しいくらいのジャパニーズホラー。 慰霊歌 ホラー?趣味がいいです。幽霊の出てくる純文学。 難船小僧 久作も既読。瓶詰めでもよかったんじゃ…。 化物屋敷 住んでみてえー。6、7度も幽霊物件に当たった文士って…羨ましい。
953 :
名無し物書き@推敲中? :2005/09/06(火) 11:32:19
oo
954 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/09/09(金) 21:56:35
age
955 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/09/09(金) 22:02:47
このスレはもー駄目かも知らんね。
956 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/09/10(土) 03:56:47
うーん、やっぱりホラーはもう駄目なのかいな・・・さみちいね でも怪奇小説は復活の目があるんじゃないかなあ
早川や創元にがんばってもらうしかないのかなあ。
958 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/09/13(火) 05:37:36
単独スレでさえこれだし、板レベルでは…とも思ったが、俺ホラー関係の話 SF板でやってること知ってこの板に来たのも最近だし、独立したら今まで 知らなかった人間が来るようになるかもな。
意外にそうかも知れないね
961 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/09/15(木) 10:03:06
早川「異色作家短編集」も復刊するんだな。 シャーリィ・ジャクスンのが未読だったんで楽しみ。
ならんわな
>>961 ジャクスンの「くじ」はずっと現役だが?
もし、すぐ読みたいなら、
ネット書店で注文するか、大きな書店に行ってごらん。
965 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/09/16(金) 19:02:27
966 :
962 :2005/09/17(土) 02:26:29
>>964 「くじ」は持ってるよ、茶色のハードカバーのやつ。
(表題作が読みたいがために買った)
他の作家のも手軽に読めそうなので、「異形作家短編集」のシリーズが
文庫化しないかな、というのが
>>962 の意ですた。
元々文庫派なもので・・・
968 :
964 :2005/09/18(日) 00:26:34
失礼しました、誤爆です… orz
モンスターや異星人VS人類(or軍隊)みたいなので面白いのありませんか? いままで読んだのは 朝松健、貴志祐介、小林泰三、クーンツ、キング、 H・P・L、小野不由実、などです。角川ホラー文庫はほとんど読んでます。 オススメがあったら教えて下さい。
973 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :
2005/10/03(月) 21:55:18 佐藤大輔「フッケバイン ヒトラー最終指令」角川文庫 マキャモン「スティンガー」