「温冷水の温度差を利用して動力エネルギーを引き出す」函館で水素駆動機実証試験[02/24]
◇水素駆動機 温度差利用で動力引き出す 函館で実証実験
温冷水の温度差を利用して動力エネルギーを引き出す「水素吸蔵合金アクチュエータ(駆動機)」の
実証試験が北海道函館市の函館港旧函館ドック岸壁の建屋で始まった。
温水で加熱した合金から放出された高圧水素をシリンダーに送り込み、ピストン駆動させる仕組みで、
排ガスが出ない画期的な実験装置。
世界で実用化した例はなく、研究グループは揚水や発電などへの応用を目指す。
開発したのは独立行政法人寒地土木研究所▽NPO法人「環境パートナーin北海道」(札幌市)の
吉田静男理事(元北海道大助教授)▽財団法人「函館地域産業振興財団工業技術センター」の3者。
10年前に研究を始め、豊富な温泉があり、温度差を生かしやすい函館を実験場所に選んだ。
函館では昨年7月、研究グループ「水素吸着合金アクチュエータ活用研究会」(会長、長谷川淳函館
高専校長)が発足。函館港内の海水を浄化する揚水ポンプなどへの実用化を図る。
実験装置は長さ6メートル、幅3メートル。1個825グラムの水素吸着合金を24個(計約20キロ)使い、
それぞれステンレス容器に密閉。温水に浸して加熱する。40度以上の温度差が生じると、合金に吸着
した水素が高圧で放出され、シリンダー内のピストンを押し出す。逆に合金を海水で冷やすと水素が
固体となって合金に吸い付くため、シリンダーの反対側が低圧になり、ピストンが引き戻される。
この相反する動きを組み合わせて連続駆動させる。
装置は重さ100キロのダンベルを水平に回転させている。温水はヒーターで温めているが、岸壁直下
の温泉を生かせば外部エネルギーを全く使わず、稼働できるという。
研究会副会長を兼ねる吉田理事は「温度差の自然エネルギーだけで自律でき、環境への負荷は
ゼロだ。合金の性能の改良や容器の熱伝導向上など課題はあるが、実用化したい」と話している。
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20070224k0000e040051000c.html ※水素吸蔵合金
ニッケル、マンガンなどをさまざまに組み合わせた合金で、水素を固体として貯蔵できる。
高温になると水素を気体として放出し、低温では水素を固体にして合金の内部に取り込む。
燃料電池などへの応用が注目されている。
2 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 00:02:26 ID:jdeEldS8
にだ?
3 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 00:07:12 ID:jdeEldS8
スターリングエンジン より優れていると表記がない以上
性能はいまいちであるという話だろうなぁ
4 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 00:17:50 ID:ZGi7VEO0
温泉水を使いペルチェで発電する実験があるな
5 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 00:24:04 ID:lhcKIvQY
ノエインキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━
6 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 00:25:56 ID:dc+PTMS7
>・・ステンレス容器に密閉
密閉してしまったらピストンなんか動かせないだろ
7 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 00:40:46 ID:dc+PTMS7
小さな温度差でも (もちろん限定つき)、動力エネルギーとして取り出せることが売りなんだろう。
8 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 01:32:51 ID:OBFBlq6m
>重さ100キロのダンベル
ダンベルで100kg!?
いったいどんな奴が使うダンベルなんだ?
重すぎるだろどう考えても!
スターリングエンジン?
大人の学研でこういう付録あったな
10 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 11:01:32 ID:80LmCJQ5
中東の砂漠でやれば結構でかいエネルギー産みそうな気がするんだが。
昼夜の温度差が60℃のところもあるらしいじゃん。
11 :
名無しのひみつ :2007/02/25(日) 11:12:22 ID:yO3BU7Ny
「装置をつくるのにつぎこむエネルギー+メンテに使うエネルギー」のほうが大きそうw
12 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 11:27:21 ID:LM8ji3Cb
わざわざ水素を使ってるってとこに、こいつのバカさかげんがわかる
水素使ったら、ピストン内だ配管も痛めるんだがね。
無駄な特殊法人は廃止して、核武装費用にしようぜ。
13 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 11:30:34 ID:kYEmCYTl
>>10 普通に太陽電池か太陽熱のボイラーのほうが激しく(ry
14 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 12:42:18 ID:mp1bEY6Z
>>12 「水素吸蔵合金の応用を開拓しよう」ってところから始まってるんだから仕方がないような・・・
あと、普通に考えて合金以外の部分で水素に強い材料を使うのは当たり前なんじゃないの?
15 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 12:49:41 ID:dlDIClK2
>外部エネルギーを全く使わず、稼働できるという。
<丶`∀´> ホルホルホル! 永久機関はウリナラ起源ニダ!
16 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 12:55:11 ID:LM8ji3Cb
>普通に考えて合金以外の部分で水素に強い材料を使うのは当たり前なんじゃないの?
たとえば
ありえないはずだが
17 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 13:33:09 ID:80LmCJQ5
別に爆発させる必要はないんだから、樹脂なんかでコーティング出来んのか
18 :
( '∀')ノ わちにんこ:2007/02/25(日) 14:17:46 ID:2sE0RCYm
> 温冷水の温度差を利用して動力エネルギーを引き出す「水素吸蔵合金アクチュエータ(駆動機)」
で、、、これは、、、
自動車のエンジンとしては、使え無いのでしょうね。。。
19 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 14:19:51 ID:nCIev7y2
>>4 ペルチェ素子といえば、
少し前にカーボンナノチューブだったか、薄い皮膜にして
何層かにすると電流の流れ易さが飛躍的に上がって
効率のいい熱伝素子に応用出来る、みたいな記事があったような・・。
20 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 14:28:17 ID:k311qRoF
ゼーベック効果?
21 :
名無しのひみつ :2007/02/25(日) 14:54:26 ID:yO3BU7Ny
>>19 そうゆう「○○に役立ちまっせ」な「研究」、
湧いては消え、湧いては消え‥‥だね。
研究費を踏んだくって食い逃げする奴ら大杉。
22 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 15:17:50 ID:VH4yGtId
水素って分子サイズが小さすぎるから
金属パイプを浸透してヌケてしまったり
吸蔵が一部で起こって、パイプが劣化したりするらしいね
案外扱いが難しい。
23 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 17:22:04 ID:xhp7g9PK
1000トンくらいのフライホイール回す
低温スチームエンジンでも良くねえか?
熱源は温泉
24 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 18:06:02 ID:XZoYZCY8
25 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 18:20:54 ID:Z7nkmyGt
それより
最初にちょっと熱を与えてやると後は気化した水素で自力で発熱して水素を出し切るまで永久に続けるようなもの
作ったほうが利用価値高いんじゃないか?
1年くらい水素を出し続けるボンベとか作れそうだよね
26 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 18:52:04 ID:PZ3XQ57V
>21
最初から何をどうすれば役に立つか分かり切ってることだけに
研究費かければ大儲けできるのにね。世の中バカが多くて。
27 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 19:07:37 ID:MNo8ZFjw
>>21 研究してみなきゃ実際に利用できるかどうかわからなくないか。研究しないのに研究費もらったらいけないが、そうじゃなきゃ結果がどうであれ食い逃げにはならないんじゃないかな。
温度差の利用ならスターリングエンジンでも良さそうなのに。こっちのほうが効率がいいのかな?
28 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 19:17:25 ID:rg2SkYyX
>>26 シーズは捨てて、ニーズがあるところだけ研究しろってことか?
29 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 19:37:56 ID:7P7SzVGm
基礎研究の意味もわからんやつばっか沸いてるな。
あほは考えんでええぞ
30 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 19:55:20 ID:huvs/yPd
>>29 あんたみたいな書き込みがあるとホッとするよ
まともな人もいる
31 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 19:57:21 ID:nIvu+i9M
>>29 アホの意外な発想は、意外と聞いてておもろいよ
自分中心のオマエ二流だろ
32 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 20:22:44 ID:Z7nkmyGt
普通の技術者が一週間で解決する問題を
この手の科学者は数年かけた大事業でやってのけるからな
相当な馬鹿だ
33 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 21:04:11 ID:nCIev7y2
34 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 21:14:27 ID:cUqASCYF
, -.―――--.、
,イ,,i、リ,,リ,,ノノ,,;;;;;;;;ヽ
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|} ,,..、_、 , _,,,..、 |;;;:|
|} ,_tュ,〈 ヒ''tュ_ i;;;;| __________
| ー' | ` - ト'{ /
.「| イ_i _ >、 }〉} < 研究の続きはシベリアでやってもらう
`{| _.ノ;;/;;/,ゞ;ヽ、 .!-' \
| ='" |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
i゙ 、_ ゙,,, ,, ' {
丿\  ̄ ̄ _,,-"ヽ
''"~ヽ \、_;;,..-" _ ,i`ー-
ヽ、oヽ/ \ /o/ |
35 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 21:55:55 ID:wM0SH1MS
水ピストンだかフルイドピストンだかのスターリングエンジンでもいいような。
この仕組みを使ったアクチュエータ多数で軸を回転させるような仕組みなら、一つ一つが鈍くても何とかなるかもね。
>19
スレが残ってなかったっけ?
36 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 22:49:51 ID:ZZBGfQQS
今から30年近く前、海洋温度差発電というのがあった。
フロンガスを深海へ送って深海の低温で液化。
液化したフロンガスを海面付近の高温で気化し、
タービンを回して発電する。
四方を海に囲まれた日本にとって有望な未来のエネルギー源
と言われたものだが今はさっぱり聞かれなくなってしまった。
37 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 23:12:35 ID:gbr1b0y3
>>36 佐賀大学でやってたと思うけど。その人が佐賀大学の学長になった。
今はインドでやってるんじゃないかな。
38 :
名無しのひみつ:2007/02/25(日) 23:31:53 ID:wM0SH1MS
今も続いとるやん、ウエハラサイクルは。
39 :
名無しのひみつ:2007/02/26(月) 00:13:31 ID:BX0kXR5H
理屈だけで技術を捉えているから理解できねーんだろw
おまいら、後から適当に飾ってそろえた建前の技術だけを
見ているだろw 心ぐらい読めよ。w
40 :
名無しのひみつ:2007/02/26(月) 00:22:19 ID:CwfVAmAR
はぁ核融合炉実用化まで人類もちそうも無いな
日本の原子力発電に対する拒絶反応も大したもんだし・・・
反対している人達は、危機的状況を理解してのかなぁ
まぁ経済発展重視の何処かの国よりまだ日本の方がましだけどな
水素吸蔵合金アクチュエータ開発チームの皆さんも
頑張ってください。
41 :
名無しのひみつ:2007/02/26(月) 01:19:14 ID:8titurm4
たしか常温核融合の基礎技術研究に日本は60億だか投資してるんですよ
42 :
名無しのひみつ:2007/02/26(月) 01:51:18 ID:CwfVAmAR
うん、環境破壊での被害額を考えると100倍投資しても
安く済むんだよね。
その金額は、各国国防費から調達するのが一番なんだけど・・・
43 :
名無しのひみつ:2007/02/26(月) 03:39:17 ID:xOprX128
>>40 >日本の原子力発電に対する拒絶反応
そりゃ、「安全神話」なんて題目唱えてる連中の
危機管理なんて不安になるし、
神話の下に隠ぺいまでしてると分かれば
地元民にしてみれば怖いわな。
44 :
名無しのひみつ:2007/04/05(木) 21:32:08 ID:X8uHTLfj
45 :
名無しのひみつ:2007/06/19(火) 02:48:04 ID:taN3nXln
スターリングエンジンはどうでしょう?
46 :
名無しのひみつ:2007/06/19(火) 02:52:52 ID:TCqET+u8
47 :
名無しのひみつ:2007/08/03(金) 00:39:39 ID:HPhrBVPW
>45
温度差が小さすぎるけどな。
48 :
名無しのひみつ:2007/08/23(木) 01:59:31 ID:rJrIkwgi
学研の大人の科学の付録で体温で回るスターリングエンジンがありましたよ。
49 :
名無しのひみつ:2007/08/23(木) 08:24:29 ID:82W7LHgf
地熱にピッタリ
50 :
名無しのひみつ:2007/08/23(木) 22:42:19 ID:3LId3YH1
原子力発電所などの冷却水なら棄ててる熱の量もばかにならないよな。
昔、学研の付録で陽に当てると金属タンクが熱膨張して水を吸い込み、
その水に冷やされて水を吐き出す。
ていうのがあってパカパカ音をたてながら水を吐き出し吸い込みしてたけど、
バイメタルぐらいの仕組みでも沸騰まではいかない熱で発電できるはず。
51 :
名無しのひみつ:2007/08/23(木) 23:03:15 ID:kuSgNXIU
効率10%だと効率50%の時と比べて設備が5倍になるんだよなあ。
設備がでかいと初期投資も大きくなるし。
効率が数%の海洋温度差発電は設備が発電容量の割に巨大。
52 :
機械・工学@2ch掲示板:2007/08/24(金) 08:11:00 ID:kk6kZ3ca
53 :
名無しのひみつ:2007/08/24(金) 08:22:32 ID:Y0pHUT4b
ぜんぜん、話は変わるがアイルランドは地熱発電で全エネルギーを
まかなっている。しかも発電機は日本製だw
同じ火山国なので地熱発電をもっとやれw
54 :
名無しのひみつ:2007/08/24(金) 23:25:40 ID:N269VxtD
>>53 それってひょっとしてアイスランドのことか。
アイスランドは人口が数万人規模じゃなかったか。
55 :
名無しのひみつ:2007/08/25(土) 00:29:24 ID:UhNVO+Vl
インドネシアは8割が地熱
でも日本が原発を売り込もうとしている
56 :
( '∀')ノ わちにんこ:2007/08/26(日) 07:06:58 ID:YvKlr68P
57 :
名無しのひみつ:2007/08/26(日) 09:22:46 ID:63H3spOT
上原サイクルは複雑だなぁ
熱効率5%くらいか・・・・
58 :
機械・工学@2ch掲示板:2007/11/18(日) 18:41:08 ID:Q+td/T+3
59 :
名無しのひみつ:2007/12/14(金) 23:40:18 ID:geSdzDhV
それなりに出力が得られて運用のコストが低ければ、低効率でも許されるんじゃないの。
60 :
名無しのひみつ:2008/01/13(日) 02:05:09 ID:CKPnqadE
梶川啓のお父さんは60才高校の教員をで退職する。
61 :
名無しのひみつ:2008/01/13(日) 04:11:28 ID:HlUhbbh4
>>59 低効率だと同じ出力を出すための設備が大きくなる。大きくなると当然初期投資が
多額になるから、なかなか採算に乗りにくい。
62 :
名無しのひみつ:2008/01/17(木) 23:54:48 ID:EWQdhDmy
63 :
名無しのひみつ:2008/01/21(月) 11:24:24 ID:Z2q22tvG
あげ
64 :
名無しのひみつ:2008/01/27(日) 11:44:32 ID:Yq977V4R
ギガトパーズか
65 :
名無しのひみつ:2008/01/29(火) 13:23:38 ID:OMVWSOTB
66 :
名無しのひみつ:2008/01/29(火) 16:57:58 ID:Ebpyv6Hw
スターリングエンジンだけじゃなく、形状記憶合金のことも忘れないでやって下さい
67 :
名無しのひみつ:2008/01/29(火) 17:22:04 ID:fo/xyWIk
>>3 >スターリングエンジン より優れていると表記がない以上
>性能はいまいちであるという話だろうなぁ
水素貯蔵合金が実用化の足踏みをしている原因は、その寿命が
著しく短いため。この寿命が10倍になってもたかがしれている
この問題が解決するなら、水素高圧タンクより貯蔵合金のほうが
実用化が急がれるだろうなぁ
68 :
名無しのひみつ:
水素貯蔵、効率よく・太平洋セメントが材料開発
ttp://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20080225AT1D250AT25022008.html >太平洋セメントと広島大学は25日、水素を従来より4割多く蓄えられる無機質の貯蔵材料を共同で開発したと発表した。
>マグネシウム、リチウム、窒素で構成し、気体の水素と接すると化合物として固定化。
>別の化学反応をさせると水素を放出するもので、水素を重量比で5.5%まで蓄えられる。
>燃料電池車やその補給のための水素ステーションへの利用を想定している。
>ナノ(ナノは10億分の1)メートル単位で化合物の反応を制御する方法を開発、従来重量比4%が限界だった貯蔵効率を向上させた。
>水素を効率よく貯蔵・放出することは、燃料電池車などの軽量化に不可欠とされている。