乙!
わんわん忠臣蔵というと
イメージでは田河水泡を思い出すが
いや、こういうタイトルではなかったが
乙です!
カレンダーはもう売ってる?
近所の書店じゃ見かけないな。
テレビアニメのはいっぱいあるけど。
10 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/12(木) 00:55:32 ID:N4ZzdcjN
あ
れ
なぜか過疎
いっつもここは過疎ですよ・・・。
カレンダー,売ってないから注文しちゃった。
カレンダー買ったよ。
アニメ化したやつだけで構成されてた。
もっとマイナーキャラを出して欲しい。
毎年でているから、今後そういう企画で出ることもあるのでは?
マイナーキャラまでびっしり
ガンダムとかならやりそうだ。
いや、やったことあるかな?
手塚先生はメジャーキャラだけでも範囲が広すぎて
拾いきれないだろうに。
マイナーキャラも全部カバーするなら、作品を限定しないと無理そうだな。
カレンダー買われたかた、各月の内容をお教えいただければ幸いに存じます。
うんと媚びたところで、コスプレカレンダー。
浴衣姿、登校姿、水着姿
の、手塚治虫
そんなのやるより定番の格好がいい。
と思ったら御大がやるのかよ!
それならいいよ。
>>20 1月:アトム
2月:どろろ
3月:孫悟空・0マン・W3
4月:メルモ・ピノコ・ウラン・チョコラ
5月:三つ目
6月:リボンの騎士
7月:トリトン
8月:レオ
9月:BJ
10月:ユニコ
11月:メトロポリス
12月:上記のキャラ全員集合
お得だな。
四月はいらないな。
4月の組み合わせ気持ち悪ー
私は4月すき。
11月はイラネ
どうせなら有名、アニメ化したじゃなくてレギュラースターだけの月があっていいと思う。
4月きもい。あんなのイラネ。
まだ見てないけど、4月のラインナップは、いかにもという感じだな。
あんなのを作るくらいなら、美青年特集の月があった方がいい。
4月=ヒョウタンツギ+オムカエデゴンス+手塚治虫
4月;ハムエッグ・ランプ・ブーン・占部
表紙にアセチレン・ランプとハム・エッグとヒゲオヤジとケン一くんがいるんで買おうかと思ったが
4月がそんなんだったら(゚听)イラネ
>>33 +ブクツギキュ+ロロールル+ブタナギ+ママー
チョコラがいてドン・ドラキュラがいないなんてあんまりだ。
4月はロリ娘特集かよ
どうせなら成人美女特集きぼん
なにげに3月はショタ特集だな
ショタより美青年がいい
ロリばっかり集めた男性向けと、美青少年ばっかり集めた女性向けを作るべき。
1〜12月まで全部占部がいい
占部は好きだが毎月占部と向き合ってたら確実に欝になる。
占部って、時計仕掛けのりんごとか、地球を呑むのでてきた、あの最凶軍人か…
私生児だってことが、すげえコンプレックスなんだよな。
>>47 占部と言えば、これですよ。
つ【きりひと讃歌】
「料理する女」の先生とか。
じゃあ、ヤバい人特集で。
12月は全員集合。黒手塚カレンダー。
基地外特集か いいね
黒手塚カレンダーと動物キャラカレンダーなら激しく欲しい。
美青少年お色気カレンダーが激しくほすいでつ
MW・天外一家・アラバスターとか?
熟年カレンダーとかどう?
ヒゲオヤジ・アセチレンランプ・ブーン・レッド公www
マジメに考えて美青年カレンダーだったら
ロック・トリトン・ブラックジャック・百鬼丸
つか、マニアのことは考えて作ってないな。
マニアは御大が描いてないカレンダーなんか見向きもしないだろうから、それで合ってるかも。
>美青年
エプシロンを入れて
美青年なんかに興味ねえ。中年カレンダーきぼん。
人妻特集きぼん
美青年特集だったらやっぱりエプシロンがいないとね!
日めくりカレンダーでいいじゃん
356キャラなんて余裕だしょ
×356
○365
エプ厨ウザイ。アトムスレ池。
全部のキャラの話が出てるんだから、ここでもいいでしょう。
それにしても,最近エプシロンは人気だね。
浦沢さんの漫画でかっこよかったせい?
ブラックジャックは美青年の範疇に入るのか?
何歳って設定だっけ?
>66
携帯公式にあったプロフィールによると31
>>65 浦沢氏の漫画ではそれほど出番もないし活躍してないよ。
でも、エプは元々人気があったキャラだから話題に出やすくなったみたいだね。私も大好きだった。
イマイチスポットが当たりにくいけど、手塚先生は、ああいうキャラを
生み出したことが偉大さの一つだと思う。
>>67 えー?そんなに若いの?
知らなかったー。
BJ、40前後くらいかと思ってた。
アニメの主役やるには、あまり年とっててもいけないのだろうけど…
それより、年齢設定があることに驚いた。
カレンダー買ってきた。俺は気に入った。早速飾ります。
4月は英国・ビッグベンの前に左からメルモ、ピノコ、ウランが並んでいる。
塔の上の方に飛んでいるチョコラが小さく描かれています。
>>53 動物キャラは、自分はユニコたんさえいれば昇天できます。
レオやリッキーも好きだけど。(リッキーはどちらかと言うと半獣かな)
>>28 活躍ないの?そうなんだ…
やっぱり他の作家さんには活かすのが難しいのかな…
>>70 携帯公式には何人かプロフィール載ってるよ。身長体重年齢が書いてある。
もっとも、手塚没後の後付設定だろうが
>>74 ありがとうございます。
身長体重まで決めるんですねえ。
でも後付けってことは、本当の設定は、不明なままってことですね。
手塚先生の美青少年は,本当に色っぽい。
別に色っぽいのは美なんとかに限ったことじゃない。俺はドン・ドラキュラに色気を感じたぞw
まあ全員なんだが。線が色っぽいんだな。
エプシロンの入浴シーンがいいな。
ロボットが風呂に入るのか?
でも見たい気もする。
個人的にはワンダー3が一番おもしろかったなー、次いでロストワールド、火の鳥。
>>80 ありがとう、教えてくれて。
初めて見たよ。
しかし、待ち受け画像にエプシロンがいないのは
納得いかないな。
イマイチなサイトだね。
手塚関係はどうしても代表的なところだけ扱った
表面的なものになっちゃうからね。
仕方ないよ。
エプ厨うぜー!
つーか
>>85は何なんだ。あまりに初心者まるだしの物言いはやめろ。そこは全然参考にならないぞ。
エプシロンがいない→イマイチなサイト
プッ( ´,_ゝ`)
まあ、プルートウを載せるくらいならエプシロンを載せてほしい気はするけどね。
美化されててうんざりなキャラだ、プルート。
常連マニアしか認めない
みたいな発言もどうかと思うけどね
しかしスターシステムの紹介としては代表的なキャラを押さえてて悪くないと思うよ
シュマリとキリコが入ってるのは違和感あるけど他はわりと手堅いラインナップ
チックタックやメイスンとかも入ればなお良かった
どうだろなあ。スターシステムと名乗るくらいならこの10倍は紹介しないと。年齢や体重とかは冗談のつもりで受け取ってるが。
スタシス半年振りに見たけど全然変わってないんだ。そのうち黒歴史になるのかな。
あれは黒歴史なのか、そうか。
まあ携帯のサイトなんてそんなものかも。
手塚は表面に浮かんでいるメジャーどころと
裏に潜む深い世界のギャップが大きいのだろうな。
最近の漫画は細かいところまでわかりやすいからな。
<<89
同意ー
プルートを入れるならエプシロン出してほしい。
スターシステムに佐々木が居ないのが納得いかん
手塚漫画は、密かに愛されてるキャラに、名キャラが多いんだよな。
佐々木が居ないのがってか・・・もういいや黒歴史だからw
トランプハカッタケド
アトムのパンツ脱ぐシーンをカレンダーに
エプエプ騒いでるやついい加減空気嫁。プルートスレから出てくるな。
手塚スレでエプに話してはいけないとは、変な話。
エプは手塚先生が生み出した最も美しいキャラの一人だ。
プルート版は足下にも及ばない。
浦沢のは、漫画がもう壊れているからなー。
残念なことだが。
完全に逝ってるやつが2人(1人?)いるなー。
人それぞれだから好きなのは否定しないけどあんまり痛いこと言わないほうがいいぞ。
痛い奴→103
どケチ付けはともかく、痛いのがどれか、よくわからんスレではある。
…なんだこの流れ
カレンダーの内容晒さないほうがよかったのか
<手塚作品の傾向>
導入部で主人公とヒロインが離れ離れになった後別の女が現れる時、主人公は高確率でこう言う。
「似てる!」
1発やらせてくれ
>>107 人間昆虫記もそんなの合ったね。あれは脇役と主人公だったけど。
111 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/21(土) 14:12:51 ID:K09p/6SK
<手塚作品の傾向>
熱血主人公がよせばいいのに首を突っ込んで事件に巻き込まれる。
さめてる一般人では事件にならない、つまり漫画にならないのでは
ごめん。気が短い、よく考えないね。大分違うなw
カオスは復活したら殴りこみに行って、ちょwおまwモチツケとおもた。
>>107 シュマリも。
また似てるのかYO!って感じww
似た女とくっつくが前の女に未練たらしい。
人間昆虫記もな。
801が足りない。
<手塚作品の傾向>
無駄に人が死ぬ
手塚作品に限らないだろ。
人死にの多い作品はいくらもあるだろうが
たしかに手塚のはほんとに「無駄」って感じで殺してるよな
ロボットが集団自殺は
とても印象的でよかった。
126 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/24(火) 02:10:32 ID:aNFPBD7q
122
特にシュマリの連載の最初の頃は、やたらと登場してきた人間が
死ぬということが多かった。
>>124 手塚が無駄だったら他はもっと無駄だろ
大体、時代が違うんだよ。手塚時代はまだ人が死ぬことにたいして今ほど大きな意味はない
>>119 いまはいいんだよ。
ブクオフにコンビニ版の「シュマリ」上下あったので買ってきた。
>>126 そんななのか。
俺の思いついた所では。
・犬人間が出てくる
・右翼・左翼が暴動を起こす(70年代辺り)
・男のようで女。または何かに変身(これは手塚作品に外せないか)
・女が男に○○される
魅力になってる部分もあるけどね。
自分が感じたのは
・状況の考察や考えをまとめる時、モノローグでなくひとりごととしてフキダシでしゃべる。
・かなりトンデモな仮定が大抵その通りで当然のように話が進んでゆく。
時代性なのかも知らんけど。
人間どもあつまれ!の「無性人間は働きバチのように人に尽くす習性」
あたりのくだりを読んだ時は結構びっくりした。
結果的にそういう習性だったと判明するのはいいとして
それ以前に登場人物がそんなことを思いついていた事態に( ゚д゚)ポカーンとした。
先月号の「フィギュア王」のマグマ大使特集読んでたら、単行本未収録の代筆部分読みたくなった。
サイクロップス編って、面白いのかな。
奇子の仁朗の行動は偽善なのか?
火の鳥1,2と鳳凰編見たけど
つまらなくはないけど次読みたい読みたいって気にならない。
なんか行き着く先はどーせ一緒だろって感じ。
そもそも漫画ってのは伝えたい本質を隠すもんだと思うけどこれはガンガン押し付けすぎ
ヒューマニズム色の濃い世界観で強引に悲劇をもっていくお決まりのやり方はもううんざりなんだよ。
>>127 逆だ。手塚時代は人が死ぬことにたいして大きな意味があった。
とくに ロストワールド、ロック冒険記などの頃は。
手塚はその後、惰性のように簡単に人を死なせるようになっていった。
135 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/27(金) 20:53:01 ID:NoYlPkGc
週刊アスキーで、まやもやオナ虫先生が登場。
しかし、せっかく作者は仮名をあてているのに、
雑誌の担当者がページのあおりで「手塚先生」と書いちゃあ、問題だろうが。
作者の苦労が水の泡だろ! Fの遺族やAなどともよく訴訟にならないものだな。
>>134 ブラックジャックでトンネル事故があってリボンの騎士が死んだとき
ひでえ、と思ったよ。まさに無駄死に。
あれは死ぬことによって無常さをかいたんだけど。
むしろ、スターシステムだから、役者はどこかで生きている
と考えることもできるわけだけど。
手塚擁護も苦しいですな。
擁護?ここは批判スレではないのですが。
アンチはアンチスレに行ってね。
批判もありの手塚総合スレでしょ
マンセーオンリーなんて気持ち悪い環境を作ろうとするなよ
そうそう。反論すればいいだけのこと。
手塚作品を完全無欠だと思っているのかよ。
まあまあ、批判もいいけどただの煽りはやめましょう。
何か建設的な意見を。
145 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/28(土) 19:21:16 ID:hG7FLrAm
ブラックジャック1巻以外オモロナイ
1巻って鳥人間
よく読むと粗が多い漫画だ
それは手塚以外の漫画でも同じダロ
藤子F、石森と比べれば手塚、藤子Aは突っ込み所が多いぞ。
統計とったの?
統計とって漫画の感想述べるやつなんているかよ
2chは主観で好きなこと書けばいい。統計があれば出せば良い。
ワンピースの尾田とか今の若手売れっ子はさ、
何に影響受けてるというと「映画」なんだよね。
で、日本人にとって自分の考えたストーリーを表現するのに漫画というものを
最もポピュラーにしたのは確かだけどその考えたストーリーそのものに関しては手塚の影響はないんだよ。
今の若い人らにはさ。
そこを勘違いすんなよ糞手塚厨信者共が。
はいはいわろすわろす。
>>154 「ボクちんはセカイを憎む」まで読んだ。
つか、最近の週刊少年誌のメジャー漫画はマーケティング主導、編集主導だから、
作劇作法であえて作家性を語るのもアレな感じがするなあ。
手塚治虫だって映画の影響かなり受けて描いてる漫画あるし
漫画家なんて全員手塚治虫のDNAを受け継いでるもんだ。
おまえにどんなこと言われたって何も感じないが
偉そうに手塚治虫を語るな。
批判スレがにぎわっているせいか
こっちには中身の無いアンチが
中身のないレスを落書きしてるなw
>漫画家なんて全員手塚治虫のDNAを受け継いでるもんだ。
いや、そういうことを軽々に言い切っちゃうからw
若年のマンガ購読層が思ってるほど影響皆無なわけではないし
だからといって信者が語るほど重く影響がのしかかってるわけでもない
最近の漫画にはないテーマが手塚漫画にはある。
162 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/01(水) 01:26:59 ID:ExbUKTZt
確かに手塚漫画のテーマは極限に薄っぺらい
んじゃ読まないで良いお。
薄いレスしか書けないアンチは恥ずかしい。
薄くない信者のレスを教えて欲しい
極限に薄っぺらい鉄鋼は、刃物の様に鋭い
薄くない信者のレスを教えて欲しい
168 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/02(木) 19:30:49 ID:6kE3ZHhT
デスノートって、ダスト11に似てなくもないと思うのデース。
MW1巻読み終わった。
おもろいね。
170 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/02(木) 19:52:47 ID:6kE3ZHhT
ノーマン読了
もっと細かく書いてくれてもいいかな、と思えるくらい面白かった
仮死ボールの設定ワケワカラナスww
日曜のNHKに期待
手塚治虫誕生日記念カキコ
とりあえず生まれてきてありがとう
今日がお誕生日だったのか。
おめでとうございます。
手塚先生、おめでとうございます。
今生きてたら何歳?
手塚先生の誕生日と俺の親父の命日が同じ日とは。
見てないが内容どうだった?
>>180 ? 普通に見れるんだけど…。
何で表示できないんだ?
>>170 原作では明かされなかった不発弾の真相って・・・
しかもバンパイヤ病
ついでに火の鳥編
黒歴史になりそうなゲームだな
169と171は同じ人かな?
今まで手塚漫画をあんまり読んだことがなくて、
いきなりそれらが面白く感じられたんなら、
手塚者の素質があるような気がするよw
186 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/04(土) 18:05:50 ID:ieq4UVj4
ブッダおもしれー
たまんねー
でも手塚ってロリコンっぽいな
手塚がロリコンだとは思わないが
BJとシャアが似たような雰囲気だとは思う
ピノコが可愛い男の子だったら、もっとよかったかも。
男性は1時間に一度はSEXのことを考えるという。
192 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/04(土) 21:13:17 ID:Ji5q7ehx
こいつの三流ストーリー見るならアメリカの映画見たほうが何倍も勉強になるよ。
手塚漫画だけにある特性なんてあるの?
ねぇ答えてよ?漫画の神ってのは認めるけどさ
物語そのものにおいてこいつが開拓したことなんてないでしょ?
193 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/04(土) 22:25:09 ID:HEphTjz5
>>192 ないだろうね。新しい話の開拓じゃなくて映画や小説の技術を漫画に入れたのが。
手塚の功績だから。
生前手塚の言葉
「スピルバーグっていうのは映画の語り部なんですね。ディズニー、ヒッチコック、
黒澤とかの語り部であると思うんです。オリジナリティーは全くないです。
悪い意味ではありませんが。」
なんかかぶるな。
こんなものが読めたら楽しいだろうな。
そういうのを読ませてくれたのが手塚。
という感じが。
>>192 そんなこと言い出したら映画だって小説だって物語の開拓に
どれだけ貢献したと言えるのかって話になるんじゃないの?
物語の原型なんて神話で全て出そろってるだろ
今じゃ当たり前になって何の新鮮味もないが
当時は漫画表現でやったことが新しかったわけだ。
>>192 じゃ「火の鳥」のような大叙事史漫画が他にあるのか?
言ってみろよ。
「火の鳥」は、正直言っておもろくない…
あれでか自由にページを使えればゆったりと描けるだろう
という雰囲気になっちゃってるのがな。
>>196 どんなメディアでも大抵そんな感じかも。
勃興期はとりあえず試行錯誤で形式を固めつつ、
その内、徐々にハイカルチャーの果実を導入していく。
で、「○○でこんなこともやってイイんだ!」という発展期が
どんなジャンルでも一番盛り上がる時期。
手塚先生
早過ぎたなあ。
こいつはともかくこいつの信者は盲目的だな。
なんだっけ?漫画を作った10人の男って本みたけど吐き下がしたね。
コマ割を作っただー手塚のヒューマニズムやらトチ狂ったことばっか書いてあったよ
まあ、手塚周辺には手塚で理屈こねまわしたいだけの評論家もどきが多くて
それが手塚漫画の面白さを覆い隠してしまっている感hが否めないけどね。
もうちょっと直接的な魅力があると思うし。手塚キャラ。
はいはいアンチはもう寝る時間だよ
何でもアンチかよW
アンチ認定自治厨きどりうざい
>202には結構同意
手塚の作品って必ずと言っていいほど、デカ鼻にぶつぶつがある
おじさんが出てくるけどあれって何か意味はあんの?
ないんじゃないの?
手塚はディズニーに勝てないどころかジブリに負けた男。
押井の言うとおり手塚はディズニーにコンプレックスを持っていた。
ディズニーはアニメーションではなく「ディズニー」というジャンルを作り上げてしまった。
手塚にはそれができなかった。しかしジブリはやってのけた。
宮崎>>>>>>>ディズニー>>>>>>>>手塚(苦笑)
210 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/06(月) 21:33:49 ID:Ib8yqLDV
昨日のドキュメンタリーで、
初めて奥さんの顔見たけど、
手塚の漫画に出てくる女の面影があるな。
特に、アドルフあたりの。
無意識にモデルにしてたのかなー。
なんかここにアニメと漫画をごっちゃにさせているDQNがいるな。
神様特権を欲しがるお得いのDBオタか?
一輝まんだら読んだけど最後まで描いてほしかったな
王太白の片目の怪我は北一輝の眼帯してるのとで符号するから
のちのち入れ替わりみたいなのがありそうだったし
三娘の性癖とかも活かせる場面が考えられてたとおもうし
伏線らしきものが未消化でもったいない
なんか宮崎信者がきてるな。
一輝まんだらって持ってないからわからないんだけど、どろろみたいになんとか完結したのか、
完璧な未完かどっち?
216 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/07(火) 22:47:59 ID:d/4HIx7v
手塚治虫って映像(この前のラストメッセージは除く)を見るとガタイ良く見えるんだけど
身長何センチくらい?
「ブッキラによろしく」のトロ子いいキャラだったなあ
ザザブトン先生ww
「アラバスター」のロックなんかキモスwww
手塚が才能なさ過ぎて可哀相
>>214 このあとどうなるのか、みたいなこと書いて無理やり終わらせた感じ
主人公がでてくるのが遅いから脇役くらいしか活躍してない
この間のNHKの手塚スペシャルの中で見たんだけど、
全身ケロイドっぽい主人公が
浜辺で素っ裸でうっふーんってしてる美人ちゃんを見出したんだけど
自分がコンプレックスの塊で暗闇で懊悩してるっていうシーンがある作品って何?
火の鳥の復活編…かな?
222 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/08(水) 11:08:28 ID:14Po2rw5
>210
結婚したばかりの頃は、とても美人だった。手塚治虫は*喰いだったのだ。
昔の写真を見るとはっとすること間違いなし。
不覚にも先日のNHKの番組を観るまで、手塚の母校であり最後に講演したのが、
あの附属池田小だということを知らなかった。何て皮肉なんだ……。
皮肉?
どうせ命の尊さを訴えた手塚先生の母校でとか言いたいんだろ
先生が生きてたら漫画のネタにしただろうな
皮肉って言うかな?
>>225 その番組の中でも、そういうニュアンスのことをナレーターが言ってた。死ぬ前に
無理をして母校に行き、子どもたちに命の大切さを訴えたのに、数年後に同じ場所で
あんな惨劇が起こったんだから、本当に皮肉なもんだ。
手塚に小説の才能がなかったことは日本の漫画界において本当幸運だったな
天は二物を与えずだな
おれは手塚の大人気ない性格があんまり好きじゃない
完璧な『大人』だったら、あれほどの漫画家にはなれなかっただろ。
手塚が大人だったら死ぬまでアトム描いてる(描かせてる)ような
漫画家だったろうな
233 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/10(金) 01:13:38 ID:s8w0E1bQ
228>
しかも手塚もよく知っているSF小説家のごく親戚だったというじゃないか。
>>232 そんなにたくさんアトムが描かれたなら読んでみたいけど。
漫画の神は許せる。でも手塚治虫のDNAってのはキモすぎる
そーいや、息子、うざいなあ。
息子がうざいのはガチ
親の財産を食い潰すとか権利を売り散らかすとかのよくある馬鹿息子ならまだ分かるが
僕たんは親以上の芸術家というあの態度に虫唾が走る
程度でかいよな。息子。
親の七光りだってのに。
美空ひばりの養子の息子のほうが嫌いだな
奥さんと娘二人はそれなりにまともそう(少なくとも勘違い発言はしない)なのになぁ。
あんな息子を野放しにするなよ…手塚の価値が下がる。
息子の勘違い発言ってそんなに酷いのか
2chによくある悪意の解釈
アトムは後から親が作られた。
息子ってどんな勘違い発言したの?
ブラックジャックのアニメ化で原作を変更したために
ネットの一部で叩かれるようになった。その流れ。
その前から言うこと変だったよ。
自分のことを「才能ある有名人はつらい」とか「芸術家は個性的なので理解されにくくて困る」とか
え?あんたそこまで大物でしたっけ?的発言が多い。
親の七光りで表舞台に立ててるという謙虚さが全く無いのがなぁ…
とりあえず本人のブログを流し読みするといい
違和感を感じずにいられないから
量が多くて探すのが困難だから貼ってくれ
今発売中の手塚治虫が表紙の雑誌で息子がインタビュー受けてたよ。
とりあえず自分を皇族に例えているのはドン引きした>息子
注目されて自由がないと言いたいらしいが…
あの東宮妃の旦那ならある意味似ている
鬼女は巣にカエレ
>>245 手塚のアニメなんて昔から変えられまくりだったじゃんかよ。
手塚息子もそういう小物の一人にすぎないわけで。
手塚のまわりには小物がむらがり、威を借りたがる。
そこが難点だな…
つーか、手塚自信もアニメ化で自分の漫画を変えたことで
当時のファンから批判されてたわけだが
陽だまりの樹は買っても損しないかな。
全部買うとけっこうな値段するよね。
陽だまりは完成度高いけどあんまりおもしろくないよ。
ブッダも長いわりに面白くないね
>>255 そこは手塚も小物だった感じがするな。
漫画では思い切ったことをいろいろやっても、いざあ、アニメにするとなると
世間の評価を気にしてたんだろう。
>>259 アッサジが生きてた頃が一番よかったかな。それ以降はグダグダだった。
262 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/11(土) 14:51:54 ID:xs5T+Tbf
>>258 俺は陽だまりの樹面白いとおもうんだけどな。
元々時代物が好きってのもあるんだけど、主人公の万次郎が自分とかぶるのが良い。
不器用なところとか。
細かいところを指摘すれば歴史上の大物と絡みすぎるってのもあるけど。
陽だまりはグッダグダ。
キャラクターも馬鹿丸出し。
陽だまりは物凄く面白いと言うわけでもなく佳作という感じだ
手塚漫画はいろいろあり過ぎて、つまらんと思う物も多量。
また自分の気持ちの時期によってもかなり変わる。
一概に全部いつも好きとは言えないくらい範囲が広い感じだな。
あたりまえ
それをできない漫画家が今いっぱいいる
ということですね。
意味不明
最近の漫画家は作る作品の数が少ないからな。
あまりたくさんのジャンルを描けないし、描こうとしないし。
陽だまりの樹は、それまでの手塚作品とおなじように一年間連載で
良かったと思う。途中(ハリスが江戸に来たあたりから)ぐだぐだに。
勝や西郷やらいろいろ出して話の焦点がわからなくなった。
>>269 同じ作品を何年もひっぱってつないでいるだけの漫画家が多いよな。
ヒット作で儲けるのが難しくなったせいもあるだろうけど。
昔と違って漫画製作の環境が変わったから仕方ない面もあるな。
鳥山明でさえ引き伸ばされたのだから一概に漫画家のせいにはできない。
>>269 実際、自分の好きなこと意外、描かない,描けない漫画家見かけるよな。
BJと短編集数冊くらいしか読んだことないけど
だれがよんでもそれなりにおもしろいのってなにがあるかな
>>275 だれが読んでもそれなりに面白いという作品ってのは、たいがいつまらんもんだよ。
この面白さは俺だけにしかわからん!とか、この本は俺のためにだけ書かれた
ものだ!という作品を一生かけて見つけることの方が楽しいぜ。
というわけで、俺なら「ガラスの城の記録」あたりから薦めるな。
好悪は置いといてクオリティならやっぱりアドルフでしょ
「ネオ・ファウスト」が忘れ去られてるー;
タイムパラドックスあり、社会風刺あり、
何より時代の移り変わりと人間の一生を、シンクロさせるとこがすき。
誰か続き描いて欲しい
この面白さは俺だけにしかわからん!とか、
この本は俺のためにだけ書かれたものだ!とおもえる作品ってのがいい作品だよね
同時にそういう作品は好き嫌いがおおきく分かれるものだけど
おれはメトロポリスが一番すきだ。
もちろん原作。映画も好きだけど。
282 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/12(日) 02:08:32 ID:2ma4GVxH
ばるぼらやMWが好きだ。俺は黒手塚が好き、でも読んでて鬱になる
「空気の底」
短編集だが。
アホのように明るい作品でも欝要素は入っていると思う。
ところで、「ビッグX」の最終回ってどうなってるの?
アフリカかブラジルのジャングルで主人公がビッグXのクスリをなくして、
そのまま行方不明とか、という終わり方でよかったのかい?誰か知ってる人いない?
285 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/12(日) 11:16:04 ID:+QkBol0H
「サンダーマスク」が好きだ!!
手塚ですら時代に翻弄されたのがよく分かるアホ漫画
>>285 あの「銅像ラスト」でも、一応はピーエンドとする感覚がいいなw
サンダーマスクいいよね。ヒロインが意味もなく脱ぐところもいい!
サンダー!
人間が溶ける
酸だー!
一、二の次は?
三だー!
子供を産むことは?
お産だー!
もってて嬉しいものは?
資産だー!
父ちゃん、虫プロは?
破産だー!
おとうさんつまらない
手塚の漫画は?
手が疲れたよー!
ブラックジャックのゲーム、すげーストーリーだったよ。
ブラックジャック21以上に手塚作品をいじくりたおしてた。
面白そうだ。
そういうのはゲームの醍醐味だね。
ゲームスレはどこかにあるかな?
BS買おうかな〜っと思う今日この頃。
火の鳥編、なんだか面白そうなんだよね。
302 :
地球を呑む:2006/11/14(火) 14:15:45 ID:???
小学館全集版の「地球を呑む」を読んだ。
講談社版より少し長いような気がする。黒人に化けた五本松を救った黒人女性が
実は同じく黒人に化けたゼフィルスだったとか、ゼフィルスに超能力がついてる
とか・・。
ビッグコミックに連載された版はまた違うのだろうか?誰か詳しい人いない?
>>301 BSって・・・DSだね。
ビッグコミックに連載されたシリーズはどれも力作だと思う。
成功作かどうかは別として。休載も手塚にしては少なかったようだ。
お気に入り順に:
奇子>陽だまりの樹>アイエル>地球を呑む>ばるぼら>
シュマリ>きりひと賛歌>MW
グリンゴは未完だから除外。
>>302 自分も昨日「地球を呑む」読んだよ。なんか奇遇だw
小学館叢書版(94年初版、裏表紙にビッグコミックのナマズマーク)だったんだけど、
>黒人に化けた五本松を救った黒人女性が実は同じく黒人に化けたゼフィルスだったとか、
>ゼフィルスに超能力がついてる とか・・。
っていうのは無かったよ。連載時には読んでないので詳細は分からないのでスマソw;
ちょっと関連ありそうなカキコがあったので転載
>167 名前:愛蔵版名無しさん メェル:sage 投稿日:2006/11/14(火) 20:15:26 ID:???
> 全集収録時に書き直して、なんとか読める作品になった代表が
> 「マグマ大使」だと思う。カットしたページ数が膨大なのは「ビッグX」
> かな(ただし、切られても良いシーンばかりだった)。
>
> 「W3」はサンデーコミックで切られた部分が全集で復活した例。
> 「バンパイヤ」は後半収録ページオーバーの部分を切られた。
> 大人向けのマンガは単行本のページ設定が自由なのか、初期の「地球を呑む」
> 以外はあまり切られていないが、そのかわり、修正が多い。
> 大人向けで全く修正もされず切られもしなかった代表が「アイエル」。
>>302 >黒人に化けた五本松を救った黒人女性が
>実は同じく黒人に化けたゼフィルスだったとか、ゼフィルスに超能力がついてる
>とか・・。
ほ、ほんとか!?
あの「次は、私がサービスする」の!?
>>300 ありがとう。
行ってみる。
手塚で何か面白い事ないかな〜と思っていたのでうれしい!
DSのBJ火の鳥編にはMWのあいつも登場していると聞いたぞ。
ちょっと見て見たい。
地球を呑むだが、小学館の手塚全集版はほぼ連載版に近く、その後虫プロ商事
で発売した版から一部カットされ、それが現在まで続いていると手塚FCブック
に書いてあった。
つまり(1)連載版(2)小学館全集版(3)その後の版、の三種類があるらしい。
オリジナルではゼフィルスの中の一人(五本松と一緒になる女)は仲間に
洞窟に落とされたときに、洞窟に巣くう霊に取り付かれて超能力を得たことに
なったのでは?危機一髪のときに、その霊の力で命拾いもしている。
作品としては明らかに失敗作だと思うけど、宝箱をひっくり返したような
面白さがあるので、オリジナル版が出たら買いたい。
ビッグコミック最初の連載で、連載のコツをうまくつかめなかった、と
手塚は言ってるね。最初は長編、中ごろから短編形式になってる。
あと、ビッグ創刊なので、先にタイトルを決めてくれと言われ、
「地球を呑む」という題だけ渡し、その後ストーリーを考えたと。
「アイエル」もそう。
アイエル(I.L.)は誤植だったって話じゃなかったか
>>311 よく言われる話は、次回作のタイトルを聞かれた手塚が「○○」と
言ったのに、誤植で予告に「I.L」と出たので手塚がそのタイトルのまま
連載をスタートさせたというもの。
しかし、俺は予告編の載ってるビッグを持ってるが、予告には「I.L」
とは書いていない(タイトルがなく女の顔だけで新作連載としか書いて
いない)。
どこから出た話なんだろ、誤植って?
>>312 手塚って、話を面白おかしくするために、「いやあ、実は・・」
と言いながら話を作ることがあるよ。「アイエル」のタイトルの由来を聞かれ、
適当に話を作ったのじゃないだろうか?
それを聞いた記者が確認もせずに記事にし、読者も鵜呑みに・・・と嘘が
広まるいつものパターン。
(上のつづき)
311のは、アイエルが「I'll(I will)」の誤植説だろ。
それにしても意味不明。
公式の発表。
『地球を呑む』(1968-1969年)に続いて、青年コミック誌「ビッグコミック」に連載された作品です。
前作では、長編にするか読み切り形式にするかで迷い、結局、中途半端になってしまったという
反省を踏まえて、この作品は最初から、1回1話完結形式の読み切り連載として描かれました。
手塚治虫は当初、タイトルを「I WILL」の意味で「I'L」としたつもりでしたが、予告編に、間違って
「I.L」と出てしまったため、思い切って、それをヒロインの名前にし、タイトルも「I.L」に
変えてしまいました。
手塚治虫のマンガは、あらかじめ綿密に計算されたプロットが用意されていることが多い一方、
それを状況に応じて柔軟に変化させていくライブ感覚も併せ持っています。
この、タイトル変更のエピソードなどは、そうした手塚治虫のライブ感覚の一端を
うかがわせる典型的な例と言えるでしょう。
タイトルが変わるのは手塚漫画では多いね。
タイトルが計画中に変わるのはあるけど、ギリギリに変わるのは珍しいかも知れないな。
「ワンダー・スリー」や
「どろろ」がそうかな。
アイエルの予告編って何種類かあるのかな?
掲載の直前号の予告は↓こんなかんじ。
「<新連載>手塚治虫 読みきりシリーズ」
「地球を呑む」の手塚氏が構想をねりにねった読み切り連載シリーズ!
ロマン豊かに展開する、読みきり作品の傑作は、おもしろさ最高!
挿絵が、ナイフらしきもの(針か?)を含んだベルトを両腕につけた女
(金髪だがアイエルとは顔が違う)が黒いトランク(!)の中から現れる
場面。
タイトルはなし。
ちなみに次作品の「きりひと賛歌」の予告↓
★憎悪と復讐に燃えて絶望の底からはいあがってきた男・・・・
新連載「きりひと賛歌」乞うご期待!
こちらはアイエルとちがって、構想はしっかり作られていたようだ。
I WILLならI'LL じゃないか?
どうしてI’Lなんだ? 手塚の英語力ってそんなものか?
>>302 小学館全集版って、貴重な奴でしょ。いいなー
>>320 全三巻で2000円だった(古本)。
ただ小学館全集の中では最後の方の配本なので発売部数は少ないのではないだろうか?
ネットでもあまり出ない。
>>319 MWでCongratulationをちゃんとcongratulationsと書いてあるあたりそんなでもないと
おもうけどね。でも戦時中で英語の勉強ができなかったそうだからなー。
I'Lはあまりも・・だな。
それより『ばるぼら』って名前はどこからやってきたの?
「ばるぼら」とはおかしな名でしょう。べつに深い意味はありません。しいていえば、
美の女神ムネーモシュネーの何人かの娘の中に、こういうような名の娘がいたような、
いなかったような気がしますが……。ひらがなでかいたのも、「どろろ」などとおなじ
たぐいの気どりです。(余談ですが、お茶の水女子大漫研の同人誌に、これとおなじ名が
ついたりしていて光栄です。)
だそうだよ。
ちなみにムネモシュネーの娘はこんな感じ。ばるぼらはいないね。
カリオペ(カリオペイア) Kaliope(ia) - 英雄叙事詩。持ち物は書板と鉄筆。
クレイオ(クリオ) Kl(e)io - 歴史。持ち物は巻物。
エウテルペ Euterpe - 抒情詩。持ち物は笛。
タレイア Thaleia - 喜劇。持ち物は仮面(喜劇)・蔦の冠・羊飼いの杖。
メルポメネ Melpomene - 悲劇・挽歌。持ち物は仮面(悲劇)・葡萄の冠・靴。
テルプシコラ(テレプシコラ) Tersichora - 合唱・舞踊。持ち物は竪琴。
エラト Erato - 独唱歌。持ち物は竪琴。
ポリュヒュムニア(ポリュムニア) Ply(hy)mnia - 讃歌・物語。
ウラニア Urania - 天文。持ち物は杖。
ひとつも似た名がないなw
ドルメンも「いたような、 いなかったような」で付けたんかな。
しかし、『ばるぼら』はタイトルとしては成功例だろうな。
内容は忘れてもタイトルだけは覚えていたもの。
つくづく手塚はタイトルのつけ方が絶妙だと思う。
『ピロンの秘密』・・と初めて聞いた時に、不思議な忘れがたい印象を受けたが、
ピロンって飲み物が当時本当にあったんだよね。子供時代に刷り込まれていたの
かも知れないが・・。
手塚信者に井上雄彦のリアルを読めといいたい。
いかに手塚のエセヒューマニズムが薄っぺらいかわかる
↑で思ったんだけどきりひと讃歌はヒューマニズムの部類に入るのかな?
患者強姦する医師やら人間テンプラやらが
ヒューマニズムと言えるのかは判断しかねるな。
井上信者も相当痛いな
バガボンドも蒼天航路に比べたらえらく薄っぺらいがなw
つか、手塚と井上、比べる感性が分からんわ。
普通、比べたいならもうちょっと共通項あるもの集めるだろうに。
<最近読了した作品>
グリンゴ・・・手塚作品の主人公は感情移入の対象としては頼もし過ぎるというか男らし過ぎる。この作品の主人公も然りでジャングルに迷いこむのを見ても物凄い安心感がww
作品としては日本人村の辺りでとても面白くなってきて相撲大会が・・・って終わりかよ!wwドスコーイ!!
ダスト8・・・一話完結物って結局最後がどうなるかだけが関心事でそれぞれのエピソードは見てて退屈。最後はどんなオチかなあと思ったら・・・なんだこれww始めからそうしろよww
無益な殺生するなw平行現実ですかwなにやってんだヴェールに包まれたこの偉いひとはww最後の飛行機の一コマはムーディーで良い。
I.L・・・この作品も一話完結物。例によって辻褄合わせみたいで面白くない。なんか読む前はばるぼらチックな救われなさを予感してたがそんなに重くなかった。
落ちぶれた映画監督の伊万里大作はなんか感じいいキャラクターでアイエルと結ばれるのかなあと思っていたら最後は寂しいエンディング・・・
なんだよ〜幸せにしてやってくれよ〜これじゃこの人晩年寂しすぎるだろうよ〜残念。
>>335 頼むから少しは改行してくれ。
読みづら。('A`)
『ダスト18』なんて、うまく行けば『火の鳥』と別の視点で生命力を表現
した傑作になってたかもね。手塚のノリの悪い時の作品って哀れだけど、
ただ、この作品はそんなに嫌いではない。完全版、というか連載版も出して
ほしい。
『アイエル』は大失敗大作『地球を呑む』と初の変格医学もの大作『きりひと
賛歌』という巨人の間に挟まれた乙女のような作品。ベートーベンの4番。
息抜きにいいんじゃない?
『グリンゴ』は何といってもこれからが作品の成否を分けた部分だと思うと
残念だ。ただし手塚は疲れていたから生きていても大傑作にはならんかった
ろう。
「地球を呑む」はある意味すごい作品なんだけどな。最後がいけないや。
あと、単行本化のさい、ムウ帝国の女王(霊)が実はゼフィルスらの
影の黒幕だったという話がすっかり消えているのはどうしたわけだ。
グリンゴとバンパイヤ第2部は未完作品の中でも特に先が気になる。
どうやってストーリーを収束させるつもりだったのか。
自分でその後の展開を考えようとした事もあったけど、無理だった。
>>339 グリンゴは天下のビッグコミックだし、最後までストーリーは考えていたと
思う。その点で惜しい。
バンパイヤ2は、続きを描くチャンスがありながら放棄している。
つまり、書く気がなくなったのか、次を考えていなかったと思う。
未完といえば「新撰組」も本当はまだまだ続く筈だったのが人気が出なかった
ので途中エンドになった。編集者がじっくり掲載させたら、もっと面白い
作品になったと思うので惜しい。(一部「陽だまりの樹」と後半かぶるだろう
けど)
ところで「陽だまりの樹」を昨日読み直したら、前半3分の1は勢いがあって
面白いぞ。ハリスが将軍に会うあたりから力尽きてるな。
>「地球を呑む」
モンテ・クリトス女史のいじらしさは異常
変装したまま「交際して欲しい」とか迫ってるのがもうw
>>340 天下の…って、浦沢みたいな漫画家が描いている時点でどうかと思うが…
344 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/18(土) 16:50:05 ID:mAmNyxpa
宣伝です。12月2日(土)午後2時から、渋谷区立中央図書館で
講演会「手塚治虫の残したものと現代」が催されます。講師は漫画
評論家の石子順氏。先着順で入場無料です。手塚漫画は現代にどん
な影響を与えたのか。先日のNHKスペシャルでもやってましたね。
そうだ。申し込みはрO3−3403−2591まで。
>>330 「ヒューマニスト手塚」なんて惹句は、後から評論家や出版社が宣伝の
ために付けたもの。
作品を読めば、ヒューマニズムなんて手塚の多彩な面のごく一部にしか
過ぎないと分かるよ。
「話を面白くするために主要キャラを殺す」
って事やったさきがけの人がヒューマニストて、ねえ・・。
↑宮崎パヤオさんでつか?
話はどうでもいいから人員整理で殺す
よりはまあまだ。
>「話を面白くするために主要キャラを殺す」
いいんじゃない?話を面白くするため主要キャラを突然殺すのは物語の
王道じゃないか。「夕顔」や「柏木」の時代から。
ただ、手塚の場合は無意味な死も多い(読者を感動させるためじゃなく)
ような気がするのは俺だけか?「白いパイロット」のラストで主人公が
死ぬ必然性がどうもわからん。「奇子」のラストでの下田の息子も死ぬ
理由がないと思う・・。
↑「感動させるため」なら殺してもいいってこと。
問題は無駄死に。
きりひとの麗花はひどいと思った。
>>350 >下田の息子も死ぬ理由
これは続編描くつもりだったからじゃないの?
あそこで一応それまでの人間関係をご破算にして
奇子を別の舞台に登場させる予定があったんじゃないかな
(奇子って黒フォレストガンプだよな)
>>351 所詮人間の生き死になんてのに意味なんてものはネェんだよ
という手塚流のニヒリズム
あの丸っこい絵柄だからグロく感じないが、ブッダなんて殺戮の
オンパレードだ。
やはり空襲の焼け跡で死体ゴロゴロ、を見て育った世代だから
オレらとは死生観がビミョーに違うんじゃね?
>>354 俺もそんな感じに読み取ってしまう。
わりと初期の作品から、無闇に死人が出る展開が多いのって、
やっぱり戦中体験から来るニヒリズムみたいなものが根底にあるのではないかと。
「面白くなるなら殺す」ってのも、手塚の一連の諧謔の一つであるような気がする。
どうも核心に迫るところは諧謔で煙に巻いている印象が強い。
(「ボクは女が描けないんです」とか)
で、ニヒリズムとそれの裏返しのヒューマニズムのそれぞれが多量で、
その大きな差が作品の幅になってるのかなあ、とか。
ある意味、戦中戦直後あたりを経験した漫画家の感覚は
現代しか体験していない者には語りきれない部分はあると思われ。
戦争体験した漫画家は、主張があるないに関わらず
自然と戦争との関わりは出てくるしね。
「ロック冒険記」の「ロックが死ぬバージョン」と「ロックが死なないバージョン」
を読み比べると、ストーリー上、意味のある死というのもあるなあ、とわかる。
新撰組の鎌切大作のラストなんかは
話を印象的にするための意味のある死のような、
打ち切りのためだけのご都合の死のような、微妙なとこだな。
>>358 死なないバージョンもあるのか。
スターシステムならではかな?
「ロックが死なないバージョン」は少年クラブ連載時のラストで、
単行本化の際に先生が望んだ形(死ぬバージョン)に描き直したそうだけど、
「死なないバージョン」って何で読めるの?
河出文庫の『華麗なるロック・ホーム』で、
死なないバージョンラストだけだけど読めるよ。
トンクス〜
アトムなら「ミドロが沼」でコバルト死ぬ(連載)と死なない(単行本)、
「ロボットランド」でオデット姫死ぬ(連載)と死なない(単行本)
というのもあるね。描きなおしが好きな手塚のおかげで2バージョンを読める
のはお徳用かも。
描き直しするほどのエネルギーがあった手塚もすごいな。
366 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/19(日) 17:06:55 ID:5jz5PhCx
一ページ30分で仕上げられた手塚でならばこそだ。
最近の漫画家ってエネルギーなさ過ぎだよな。
「あんなもの(眞くん)、30分もあれば作れる」と豪語した手塚ならばこそだ。
5分か…5分つーと、3分より長いじゃん。ふーん。
いや、当時と今では原稿の書き込み密度が全然違うだろ。
現在のマンガ家の状況と比べちゃかわいそうだ。
でも現代の漫画家って、あまり漫画を好きじゃなさそうな人が多そうだ。
>>367 いや、今は1Pにかかる手間が、当時とはもう比較にならんほどに多くなってるから。
本来、それって作品の表現内容によりけりで、絵柄も含めて作家が取捨選択すべき
要素だったと思うんだけど、今はどんなジャンルのどんな漫画であっても、
原稿のグラム数が漫画の絶対価値であるかのような価値観が蔓延してるから。
白かったり簡潔で許されるのは4コマ漫画と、絶滅しかかってる大人漫画くらいじゃないかと。
で、「手塚は絵が下手」とか言い出す奴のかなりの部分が、
上記の価値観を疑問も持てない手合いである場合が多く。
(もちろん手塚の絵が荒れていた時期も事実としてあるけどね)
問題は、五分が準備運動も入れての時間か、そのものズバリだけの時間かだ。
五分ってあんがい長いからな。
手塚の絵はとってもエロかわいいのにね。
>>373 オノナツメとか岡崎京子とか西島大介とかあじまとかは?w
377 :
373:2006/11/20(月) 00:47:31 ID:???
う……それらはみんな大人漫画に入れてしまおうw
いろいろな作品をたくさん描くというのは、ファンとしてもうれしい部分かも。
最近は一つの作品に何でも詰め込んで、
全部ダメにしてしまうケースもよくあるからな。
379 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/20(月) 13:13:58 ID:jZ1VojtB
手塚治虫の直筆サイン色紙って高く売れますか?
サインってファンへのサービスだからお金に換算できず、
値段をつけることは難しい。手塚も「これをお金に換えなさい」
と思ってサインしてるわけじゃないし、「しめしめ、これで
○○○円だ」と思っているファンにサインしても面白くないと思う。
さらに問題なのはニセモノの鑑定が極めて困難なこと。
売ることも買うことも止めた方がいいと思う。
手塚程度の作品なら漏れでも余裕でかけちゃうよ
本当に奇子やきりひとみたいなのが描けたらすごいけど無理だろ。
383 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/20(月) 16:58:15 ID:jZ1VojtB
親父が直接受け取った物なので本物なんですが、
どれくらい価値のあるものか知りたかったんです。
物の価値って結局人それぞれだからねぇ。
いらない人はタダでもいらないだろうし、
欲しい人は何万円だしても欲しいだろうし。
思うんだけど、サイン色紙って憧れの先生とファンとのコミュニケーションの
証しみたいなもんでしょ。
他人に書いたサインをいくらで買おうと自由だけど、それでホントに
有り難いんかな。
直筆のサインを見るだけでもうれしいんじゃないの?
今じゃ自分に向けて書いてもらうこともできないし。
スターのサインというのは特別の魅力があるのかしらねぇ。
たとえばピカソの絵がすきでもピカソのサインばかり集まるのはちょっと間違って
いるような気もするが・・。
ブラックジャックって2巻以降書きなぐりで描いたゴミだよな
手塚って300近くの作品数を残しているんだよな…
例えファンでも全ての作品を読み終えたって奴はそうはいないんじゃないか?
未読なのとか普通にまだ残っていそう
問題なのは手塚マンガを集めだしたら、金がいくらあっても
足らない事だよ・・・orz
古本屋で買えばいいジャマイカ
図書館にもあるよ。
というよりなぜ全作品を読まなきゃいけないのかな?
川端康成や夏目漱石の全作品を読んでいる人なんてそんなにいないだろ。
それに手塚は単行本になっていない作品はまだ多いし、単行本と連載版が
違うのもあるし、すべて読むのはほとんど不可能だね。
気になったのを読むだけでいいと思うけど。
>気になったのを読むだけでいいと思うけど。
その気になったのを読むと今度は別の作品が気になって・・・
と、泥沼が始まるワケっスよ。
本になってるのでも300冊あるんすよ
>>395 >というよりなぜ全作品を読まなきゃいけないのかな?
そんなこと言ってる奴誰もおらんが。
あとこの流れで「集めだしたら」っつってんのに図書館とか意味分かんない
あえて全作品とか、別バージョンにこだわる奴は、
講談社の全集382冊ですら満足できないヤシだってことですよ?
>>398 別バージョンへのこだわりは、ある作品が好きになって、オリジナルや変更版を
読みたいということで、別に全作品読破とは関係ないのでは?
手塚が目的か、作品が目的か?ということかな。
>あとこの流れで「集めだしたら」っつってんのに図書館とか意味分かんない
集めるとお金がかかるので図書館を利用(盗むんじゃなく読む)しては?
ということではないか?好きな作品だけ購入してもいいよね。
俺図書館でなんとなく手塚作品借りて読んできた20代なんですけどこのスレさすがにdeepなmaniacが多いなあ〜
と思ってました
>>400 自分はまだ10代だけどここに出る作品はすべて読破済み。
友達だと分かる子いなから、2chは楽しいな…。
>deepなmaniac
なんか英語にするとかっこいいなw
>>400
>>401 そりゃスゴイなぁ。10代の目から見て70年代「冬の時代」の頃の
作品はどう思うか、感想聞いてみたい。(奇子、きりひと、ばるぼら等)
他人の感想はともかく、年をとると同じ作品でも受け止め方が変わっちゃうことも
あるね。以前面白かったところが、面白くなくなったり、その逆だったりと。
『奇子』や『きりひと賛歌』は一回しか読んでいないが、先週『ばるぼら』を
ほぼ十年ぶりに読んだ。最初読んだときは、混乱している、というより舌足らずな
作品だと感じた。ところが、今回は作者の居直り感が心地よく感じて、楽に
読めることができた。難解とかそういう意味じゃないんだけど、『ばるぼら』
は、読者の気分によって受け止め方が変わるような気がした。もしかしたら
酒でも飲みながら読むと良い作品かも知れん。
10代ですが全集200冊突破!いえーい('A`)
まだ半分かよww
手塚の主人公が全部いえる奴は神。
主人公ぐらいならけっこういそうだが。
ただ、マイナー漫画になると存在自体を知らない人も多いだろうな。
主人公を50名でもすごいと思うけど。
しかし、本当に何人いるんだろう、主人公は。
レギュラースターなら何とか。名前の分からないやつもいるけど。
ブラックジャックのカプセルを吐く男の名前が分からん。
同じ名前の主人公もけっこういるから言える人もいるかもね。
主人公が誰だか分からない作品もありそうだ
412 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/23(木) 22:14:24 ID:G8C18Z+R
全集ではなく、文庫化されている分だけだと、手塚全作品の何割くらいを占めるの?
>>412 手塚の文庫本80冊売ります、とかオークションでやってたから100冊
ぐらいはあるのじゃないかな。で、文庫本一冊=全集一冊としたら、
全集の四分の一が文庫化されていることになる。文庫はやや厚めだから
全集の三分の一かも。
文庫になるのは有名というか、いちおう売れそうなタイトルばかりだから
全集ではカス・・じゃなくマイナーな作品が残ることになるね。
値段的にも文庫の方が安そうだから、まず文庫で集めて、残ったのを全集
で、としてもいいのでは?
収録内容が違ってたり、被ってたりがあるから単純には置換えられないと思う
ライトファンなら全集でも文庫でもその他単行本でも気になる作品だけピックアップ
コアなファンなら全集コンプリート後に未収録作を捜していく
てのが楽そうではある
415 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/24(金) 02:40:31 ID:Qip86aZc
そうなんだよなァ。短編集だと出版社別に収録内容が違ってるから、
作品がダブったりしてタチが悪い。オレは「空気の底」だけで4冊持ってるw
別バージョンなら何種類も持っていてもそれなりの価値はあるけどなぁ。
>>414 問題は、ライトなファンが文庫本を読み進めていくうちにコアファンになり
全集を買わざるを得なくなる場合だな。あきらめて最初から全集で行くか?
全集は版が大きいし、どうでもいいが英語の説明もついているし、値段は
やや高めだが買って損はないと思う。
B・Jを除いて、全集よりも文庫本が優れている作品ってあるかな?
(全集の方がカットされている作品とか)。
三つ目は収録順がメタメタでSC版を買い直したよ。
BJ全集版は先に図書館で読んで知ってたのでスルーしたが
秋田の愛蔵版で同じ目にあって結局チャンコミ版を買い直した。
全集の作品順は手塚が決めたものだから、あれはあれで良い。
420 :
415:2006/11/24(金) 18:25:31 ID:???
そうそう。415だけど、最初は古本屋で目に付いたのをテキトーに買ってた
から、他の版にしか載ってないのを読みたくなって、いろいろ買うハメに
なっちゃったのよ。
全集なら全集でターゲットを絞り込んだ方が利口だと後から気付いた。
全集は「あとがき」が載ってるしね。今は亡き先生が自作を振り返ってる
文章はやっぱ貴重だと思う。
>>405 がんがれ!!
若い世代でこういう子がいるってのは嬉しいね。
>>403 70年代の作品は暗くてどろどろしてて、初期にはない面白さがある
なんか怖いし。
ただ自分はアトム、来るべき世界、ロック冒険記などの初期作の方が好みかな。
手塚絵の初期は評価が分かれるよね。自分は初期の絵あんまり好きじゃなかったけど
今はなぜか結構好みだ。
絵でいうと、俺は週刊誌連載を始めた頃の絵が好きだ。
初期の絵はよく描き込んであるが、うまい、とか味があるという感じない。
週刊誌連載が始まり、手抜きし始めた頃が、見事な手抜き具合でほれぼれする。
この頃の絵はまさに天才。
その後、主役以外をアシスタントが手を入れるようになると、
絶妙のバランスが崩れて味わいがなくなる。
アトムでいえば「ミドロが沼」あたりから「エジプト陰謀団」あたりが
すばらしい、と思う。それに、この頃の絵は模写しにくい。
ミドロが沼はアシスタント使ってるよ。
横山や石森はいいんだよ。
俺もそんな感じ。後になって50年代の作品を読んだとき、
絵の完成度が高いと思った。一つの完成されたユートピアっていうか。
漫画でも歳いってから分かってくる良さってあるんだと知った。
同時に、対劇画戦略で、そのユートピアを自ら崩さざるを得なかった
無念さとかもようやく分かってきたような。
ガシャポン見つけてやったよ。
有名キャラばかりだけど、こういうのは初めて見たのでうれしかったよ。
300円は、高いと言うより、両替機がない売り場ではつらいね。
手塚漫画は有名なわりに、グッズが少ないのがさびしいから
ガシャポンキャラはうれしいね。
エプシロンの人形がほしいけど、出来るのはまだ遠いんだろうなあ。
いま手塚キャラのガシャポンでてるの?
地方の本屋にあったから間違いない。
スケールが大きい物語を多く書く作家は創造力のスケールが小さいとはよくいったものだけど
こいつや大友や宮崎なんかがまさにその典型だな。
ジャンプ作家でもこいつらのもんより面白い漫画はあるよ。
ヒカルの碁とかスラムダンクとか
井上なんかはまさに神の領域だよな。
手塚なんか火の鳥なんか「命」「命」ってかなり押し付けがましい。
普通それを隠して伝えようとするのが漫画家だろ。
井上はそういうの抜きして「人生」というのを重くのしかからせるリアルを読め
批判スレがあるから、そっちへ書いた方がよさそうだぞ。
>>434は手塚のメジャーな作品しかしらないとみた。
実は俺も前まではそういう認識だったからな。
ジャンプ漫画って、作家を駄目にしてしまうイメージが強くて
あまり好きじゃないな。
メジャーなのも普通にすごいと思いますが。
>>434のいってる火の鳥は地球全体の過程の流れを巧く描いてるし
今人気沸騰中なBJは今現代の医療に大きな影響と技術発想を与えている。
美青少年のエロさも描いているしな。
この人、竹宮や萩尾の革命家(そう思うのは人によりけりだけど)を生んだ張本人ですよ。
手塚の美青少年のエロさには勝てないがな。
>>434 「奇子」
「MW」
「I・L」
「地球を呑む」
「人間昆虫記」
「ガラスの城の記憶」
「空気の底」
「ザ・クレーター」
昔の絵は受けつけられないって言ったらそこまでだが・・・
まずはこれらを読んでから反論しろ
そして詳しい感想を置いてくれ
購読しようかどうか今迷ってる品物なんだ
今までの感想じゃ足りないのか?
クレーターは玉石混合。
ここをのぞく暇があるなら、さっさと読めよw
読むにも買う価値があるかどうか分からんだろうが。
古本屋で簡単に見つかるものじゃないし。
きりひとは良かったけど、火の鳥とブッダはあまり好m
手塚の作品って当たり外れがあるから読む(買う)にも慎重になry
だから
>>434で試しに読ry
>>446 手塚作品は出来、不出来よりも、万人の好みに合う、合わない、という
揺れの方が大きいと思う。
だから、人の意見はほとんどあてにならんぞ。
俺は「火の鳥」「ブッダ」「BJ」は好きじゃない。でも、「アラバスター」
や「バンパイヤ」「どろろ」は死ぬほど好きだぞ。
自分の好きなものは自分で探すしかないよ。他の人の意見を参考にするのは、
ああ、この作品はこうい傾向なんだな、とか、売れなかったのかあ、ぐらい
しか役立たないと思う。音楽や絵だってそうだろ?
クレーターはやめとけ。
>>446 ここで屁理屈書き並べる時間を、全集の新本買いに行く時間に使え。
高いもんじゃないんだからさっさと買って、屁理屈じゃなくてその感想をここに書き込みなさい。
だれか
「ザ・クレーター」はあまり好きじゃないな。なんだか思いつきだけで
短編を作ったという感じがする。毎回主人公が変わる(リュウイチは同じだが)
ので、その世界へなじめないのかも知れんが。「SFファンシーフリー」とか
そんな系統の作品のように思える。「空気の底」の方が楽しんで描いてる
ような・・。
俺は好きな話はすごく好きだけど、全体にいまいちな気がする。
「ブルンネンの謎」や「三人の侵略者」はちょっと・・・。
「鈴が鳴った」だけは俺的に傑作
誰もが大なり小なりトラウマ抱えて生きてるものかも
>>443,446
434は恐らく、今まで手塚作品を読んだことがなくて、
代表作といわれる『火の鳥』の最初の2巻読んでみたけど、
面白くなかった、って先代批判スレにカキコしてた子。
他の手塚作品は一切読んだことないみたいだから、
あんま過大な期待はせずに大目に見てあげて。
後、迷うくらいなら図書館行ってみるって手もある。
「買う」かどうかを迷ってるならアレだが。
ついでに言うと、俺は『鳥人大系』がお気に入り。
一連の青年向けよりも、さらに「どうかしてる」手塚が味わえる一作。
>>455 火の鳥の黎明編と未来編読んだら普通はまると思うんだが。
ひょっとして黎明編の2巻だけ読んだって事?それでも俺は感動したが。
コンビニで買った「ミッドナイト・ブラックジャック編」めちゃめちゃ好きだわ。
BJが出た話は全部収録されてるのかな?
ゲームのBJは、三戸真也が出てくるし恋人の話も出てくるし
更に三戸が「いつかあの娘と一緒になれるような気がするんだ」とか伏線かけまくりながら、
結局ミッドナイト最終回の手術はなかった。非常にがっかりしました。
つーか隠しステージかなんかであるのなら誰か教えて下さい。
隠しステージでBJがオナーニ
ナンバー7読了
すごい既視感。「ノーマン」ぽい。逆かな?
>>443で挙げられてるような大人路線が好きだなあ
少年漫画路線では今の所「W3」「未来人カオス」「白いパイロット」辺りが印象深いかな
>>438 こんなに沢山の本があるなら例えファソでも好き嫌いがでてくるんだろうな。
>>459 そりゃそうだよ。
気分によってもかわってくる。
自分の場合、手塚漫画は初読はみんな面白くてスルスル読めるんだが、
読み終わった後にもう一度読みたくなるか、手元に置いて何度も読み直したいか
というと難しいんだよね(ようはオチが気に入らないものが多い)
結局本棚スペースの関係もあってBJと三つ目以外は全部手放してしまったよ
クレイターは評価の分かれる作品、「やけっぱちのマリア」はあまり評価も
話題にもならない作品(でも面白いよ)、「アラバスター」はスレもあるし、
好きな人はとことん好きな作品、「ミクロイドS」はアニメ版は評価高いが
マンガは評価低く、「BJ」は一概に評価が高い。「ドン」は不運な作品で、
「七色いんこ」は力作ながら好き嫌いが分かれる作品。その後は評判にも
ならん作品・・。少年チャンピオン系はBJを除いて運がないようだが、
それぞれ味わいがあって、他の作家のようにどれを読んでも同じ、という
ことはないから、ヒマとお金があったら読んでみたら?
アニメで評価が高いのと言えば、メトロポリス。
メトロポリスのやろうとしていることはわかるが、いかんせん、観ていて
胸がときめく場面が少ない。演出の古臭さが問題なのか・・。
ブッダに出てくる脇役達は魅力あるな。
後期ビックコミック系が好きな人は多いかもね。
ビッグコミックだた。
アラバスターって微妙
既存の美的価値観を否定する、ってテーマなのに西洋趣味の城に住んでたり
なによりヒロインが普通にかわいいから
なんか結局男は顔じゃない、って事を言いたいだけに見える
ヒロインが引くようなブスなら面白かったかも
アラバスターは面食いだからなあ。言ってることとやってることが全然違う。
要は“妬み”がテーマなんだろ>アラバスター
「ひがみ」のような気もする。
きれいな女にあこがれ勝手に結婚すると決め、断られたら自動車でひき殺そう
として他人をひき殺し、刑務所を出てから殺しにやってきて、その後は、
小学生の女の子をストーカーして最後に誘拐、ついでに少年院の少年たちを
脱走させ、殺人、盗難、あれやこれや好き放題・・・う〜ん、情状酌量の余地は
全くないな。
>>464]
もしまだご存命だったら、きっとときめきのいっぱいの色っぽいアニメも
作ってくれていたかもね。
残念残念。
>>455 自分も「鳥人大系」好きだよ
どの話もはずれが無いし何より出てくる鳥の色っぽさが半端ない
手塚治虫の描く動物は色っぽいとよく言われるけど
これを読んであらためて認識させられたよ
鳥もエロいし、美青少年もエロい
上の方で手塚のメジャー作品とかが話されていたけど、順位を付けたらこんな感じ?
1.アトム
2.BJ
3.火の鳥
4.リボンの騎士
5.ジャングル大帝
6.三つ目
手塚の描くキャラはすべてエロい。それでいいじゃないか。
メジャーだといわれるが、本当に面白いかはわからんベスト6
1 BJ
2 アトム
3 アドルフに告ぐ
4 ブッダ
5 三つ目がとおる
6 リボンの騎士
手塚作品はメジャーかもしれないが、世間の認識と実際の違いが大きいものが多いのも確かだろうな。
アニメ化で歪んじゃったのが多いからな。
アトムとかまさにそんな感じ。
480 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/29(水) 09:21:59 ID:Vp05l97b
>>480 17万円は高い!
カッパはかなりの部数が発売されているので古本市場では安い。
一冊500〜2000円。ただし二冊の別冊は発行部数が少なかったせいか
倍以上の値段がつくことがある。もちろん状態によりけりだが、全セットで
3〜8万円ぐらいなら落札されるのではないか。12万以上では入札する人は
きわめて少ないと思う。
以前テレビのなんでも鑑定団にも全セットが登場した記憶があるが。いくら
だったかな〜。かなり高めに評価していたと記憶しているが忘れた。
1 BJ〜短編で読みやすいので人に薦めても怒られることはないだろう。
2 アトム〜初期作品が面白いが現在の目で見ると書き込みすぎていて読みにくい。
3 アドルフに告ぐ〜ラスト以外はまとまっている。絵に迫力と魅力がない。
4 ブッダ〜最初の1巻のみお薦め。その後はグダグダ。
5 三つ目がとおる〜とてつもなく面白い回もあるし、アホらしい回もあるので、
評価はメチャクチャ。
6 リボンの騎士 〜三回目の連載(なかよし版)のサファイアは色っぽい。それだけ。
483 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/29(水) 09:59:02 ID:PI7a8vEO
宣伝です。12月2日(土)午後2時から、渋谷区立中央図書館で
講演会「手塚治虫の残したものと現代」が催されます。講師は漫画
評論家の石子順氏。先着順で入場無料です。手塚漫画は現代にどん
な影響を与えたのか。先日のNHKスペシャルでもやってましたね。
そうだ。申し込みはрO3−3403−2591まで。
7 火の鳥〜人生観とか生命観について勉強したければちゃんとした本を読む
べきだろうな。説教くさくて個人的にはきらいだ。SFマンガとしては
「未来編」、手塚の絵の変化を楽しむには「鳳凰編」がお薦め。
メトロポリスのアニメ化は正解だったけどな。
原作は読みづらい上に意味が分からん。
ただ名前を変えるのだけはやめて欲しかったが…
>>473 ナカーマ(・∀・)人(・∀・)
手塚の反社会性とかトランスジェンダーをもっと取り上げて語らないのはなぜ?
とかいう人はいるけど、そういう人でさえ、なぜ手塚の獣/獣人嗜好を
スルーするのかホントに分からんですよ。
これってある特殊な人のアンテナにしか引っ掛からないんだろうか?w;
手塚先生の愛は、すべてを包み、突っ込むのです
手塚をけだもの萌えの元祖とする意見は前からあったけどね。
(アニメヒロイン画報とか)
なんてたってボッコの色気は圧倒的さ。
レオが可愛すぎる。
オパール(サファイアの愛馬)の尻に萌える俺。
岩根山ルリ子の野生の魅力。
ユニコたん(*´Д`)ハァハァハァハァ
>>488 あ、ホントに?w
でも手塚のどうかしてる点って、確かに元祖「ケモ萌え」ではあるが、
同時に「萌え」のその先も一人でとっくに超えてしまっているトコかと。
さらに重要なのは、どうも獣/獣人嗜好が、その創作欲や表現手法の根っ子の
抜き差しならない重大なものの一つであるらしいコトかと。
「動物や虫にも愛をそそぐ手塚の博愛主義のあらわれ」なんて言ってる
解説者もいるけど、違うよな。
普通の人間(女)以上に、けものや虫の女が好きなんだよな。
子どもの頃から昆虫大好き少年だったらしいからね
松本零士もそうらしいね。
昔の漫画家には虫萌えが多かったんだろうか?
蝶を画鋲かなんかで止めて飾るのがあるじゃん?
その当時はそれのコレクターが流行っていたらしいからね
当時はまわりに自然が豊富で、お金のかからない趣味が一般的だったからでは?
近くの小山に行くといくらでも虫は捕まるから。
虫だけじゃなく、蛇、馬、牛、鳥も人間より多かったんじゃないかな。
それで女よりもそういう生物が青臭い欲望の対象に・・・。
そう考えると、これからは年寄りが増えるから、ばあさん萌えとかが
主流になると思うぞ。歯のない口は○○に調子がいい・・とか。
なんつうか、理想のエロい描線みたいなものが頭の中にすでに存在してて、
それを十全に表現できるのが獣キャラだったって感じがする。
言ってみれば、二次元コンベースのケモコンみたいな感じだったのではないかと。
遺作になったブリンクのエロかわいさは異常。
さっき思い付いたんだけど、BJにゴルゴ13の影響ってないのかな?
これもとっくに誰かが指摘してる?
>>502 よく言われている。
「ゴルゴ13」→「子連れ狼」→「BJ」
高額な報酬金で闇の世界に生きる。金は何のために集めているか不明。
「子連れ狼」で「復讐のため、コブつき」が加わる。
手塚は「ゴルゴ13を見たときに、やられた!と思った」と口惜しがった
そうで、もともとそういうアイデアはあったようだ。
>>503 連載開始時に「数回で終わる予定」というのも共通してる。
(ゴルゴ13は7回で終了予定だったので、さいとうは最終回を既に書いている)
文庫より全集の方が種類豊富だからそれを買い集めようかなと思っているんですけど、全集の表紙ってあれ手塚先生が描いたものですか?
なんか所々、絵が違うんですが…
後半は手塚プロ製がちらほら。どれがどれと言えんが。
(同じポーズが本編や少チの表紙にあったり、絵がうんとヘタな場合は
疑わしい)
全集の「W3」の表紙絵、なんとかならんのか?
そうなんですか…
なんかそういうの嫌だな…価値が下がるというか
特に「ザ・クレーター」の表紙が好みなんですが、手塚先生でない別の人が描いたものだと思うとなんだかorz
まだ表紙に漫画の絵が描かれてない文庫の方がいいですね。
だけど、文庫になってないのもまだ半分以上あるみたいだしなぁ。。
文庫だってよくわからないイメージイラストじゃないかw
510 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/03(日) 15:47:17 ID:ABT2vcsP
ゴルゴが連載されるや、手塚は「テロリストが主人公になるようなマンガは
良くない」というようなことをどこかで公言したという。それを聞いてさいとう
たかおファンは怒った。結局BJはゴルゴ13へのアンチテーゼである。
殺し屋ではなくて命を救う医者として画風は完全に劇画を目指す
(劇画派の模倣だ)。大金を貰ってプロフェッショナルに徹して
凄腕で世界を股にかけて活躍するが、正体は不明、感情は押し殺した
ような寡黙な男。
短期連載だったはずだが、なぜか人気が出てから
いつものように、周辺キャラを作って話を作りやすいように、「家族」を
加えていった。その最初がピノコ。
そのほかゴルゴ13の真似として、身体が思うように動かない期間が
出来たりとか、真似のし放題。さいとうたかをが文句をいわないのを
いいことに。多分さいとうたかをは「手塚に自分のマンガが真似された」
と喜んだと思う。
俺も文庫の表紙見た時は流石に萎えたよ
>テロリストが主人公になるようなマンガは良くない
おい、それいったらMWはどうなるんだ。
テロリストではなく、悪人が主人公になるマンガは良くないマンガ、
というのは昭和30年頃に『漫画大学』で言ってる。これは、当時の漫画弾圧
に対するアリバイつくり。
手塚は昔から「ピカレスク・ロマンを書きたかった」と公言しているので、
テロリストうんぬんはガセじゃないかな。
514 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/04(月) 18:05:17 ID:Jb3s/SsA
五万円か。高いな。
>>514 古本屋で、このセット、最低3万、最高11万で売ってるのを見た。
五万円なら落札する可能性もある。
この単行本を出版した後に、第6巻の原稿がまるまる紛失してる。
そのため、この後の「0マン」は全集版も含め、第6巻は他人によるトレース
で、それもかなり出来が悪い。「0マン」のファンはそのため、この単行本を
手に入れるしかない。そういうわけで、他の「0マン」の単行本より高めだ。
「僕らが愛した手塚治虫」買ってきた。
レヴューよろ
>>513 自分にとって脅威になると感じたり、俺がやろうと思ってたのにぃ!みたいな
作品や作者には、とりあえず文句つけておく癖は確かにあったから……
後から謝ったり悔やんだりするけどw
>>510 ゴルゴ→子連れ→BJネタは批判スレ向き、つか批判スレでまさに今、
こういうネタを求めていると思うんで、以後、そっちでやらない?
もし良かったら
>>510を転載して、そっちでレスつけたいのだが。
519 :
517:2006/12/04(月) 22:42:42 ID:???
まだ、パラ見しただけだけど、俺はそんなに御大自信のことは知らないんで、“サンデーコミックスの「どろろ」や「ビッグX」は借金救済のため急遽刊行されたらしい”などの記述が興味深い。
それぞれの時代を検証するためか、手塚以外の図版もいろいろ収載されている。単行本で削除されたページ、代筆部分等の懸賞も図版で示しておりこれまた興味深い。
本扉前にカラー8ページで往年の刊行物のカバー等の紹介あり。
520 :
518:2006/12/04(月) 23:27:23 ID:???
パラ見で即レスありがとう。
ちょっと聞いただけだと、
分析も裏話もかなり濃い&突っ込んだ内容みたいね。
「僕らが愛した手塚治虫」購入した。
<優れているところ>
●作者(昭和28年生)の少年〜青年時代の手塚史かつマンガ史が描かれて
いるため、マンガの流れがわかる。
●雑誌掲載版でカットされたページが比較的多い。
(アトム「宇宙の寄生虫」「ミドロが沼」、どろろ、バンパイヤ、リボンの騎士、
地球を呑む、マグマ大使、ノーマン、W3・・・)
<それほどでもない点>
●目新しいことが書かれていない(ほとんど、他の本や評論で紹介
された話ばかり)。(ファンクラブ誌を読んでいれば、同じ話が何度も
登場している=例:「地球を呑む」や「バンパイヤ」のカット部分など)
●作者は単行本を中心に収集しているので、オリジナル原稿についての説明
が不足している(例「地球を呑む」ではあくまでも単行本間の比較)
まだ連載中なので、続編、続々編が登場するので、今後おもしろい話が登場する
可能性がある。
総評:絶対買うべきとは思わないが、他の手塚本に比べるとましだと思う。
516の発言にもあったが、トレスも問題にした本がほしいと思う。
手塚やアシスタントの手によるトレス作は筆に勢いがなかったり、味わいが
消えているのでコピーでもいいからオリジナルを出して欲しいものだ。
0マンの後半の一部(地球人の虜になった大僧正やリーズのあたり)、
アトムの「アトラス」のラスト、「天馬族のとりで」、「ふしぎなボール」
全部、「ロボット爆弾」の一部、本誌カラーページ部分、などは再トレスを
ぜひおこなってほしい(またはコピー版で)。
アトム大使や赤いネコのトレースはできがいいよ。
赤いネコなんかオリジナルよりよくなっているところをみると、手塚自身による
トレースじゃないかと思う。
サンデーコミックス版の魔神ガロンは全1巻なのに、
なんで全集や秋田文庫はあんなに巻数あるんですか?
「ぼくらが愛した手塚治虫」の中に、「化石島」の絵物語風の場面を
「火星シリーズ」や「ターザン」の挿絵画家である武部本一郎が手伝った
という話が出てたな。
手塚の絵物語風のシーンといえば、「ぼくのそんごくう」にも悟空らが
「えものがたりたけ」を食べて絵物語風キャラに変身するとこがあった。
これも武部が手伝ったのだろうか。異様にうまい。
>>524 未収録部分を追加したということもあるけど、サンデーコミックス版は
一冊に無理やり入れるためにかなりカットする悪癖があるんだよね。
「W3」も他の版と同じ話なんだけど、ここかしこ削っていて、とてもスリム。
>>525 それって噂じゃなかったっけ?本当なのか?
>>527 昨年、武部の息子が「城青兒はオヤジのことだ」との発言があった。
城青兒は化石島で手塚が謝意を述べている人物。一時は手塚本人じゃないか説
があった人物。
529 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/08(金) 15:01:50 ID:dPq0bvUc
イナゴ星人がでてくるやつだっけ?
今昔物語は数年前にオリジナル復刻版が発売されたからなぁ〜。
あれがなければ価値は○○万円だったのに。
しかし、俺はこの話はきらいだ。天馬博士が実は金髪だったとか、無理が
ありすぎる。
>>531 それに、ベトナム戦争をありきたりの平和団体的視点で描いているし。
アトムの外伝にしても好きになれないな。
それじゃあ、オマイのありきたりではないベトナム戦争観を聞かせて
――とは言わんけどw、あそこら辺の時代のそういう作品って、
時代のそういう雰囲気を楽しむのがいいんじゃない?と。
そういう主張がまだ新鮮で熱を持ってたのだなあ、とかって。
今の視点で見て、それを好悪でいちいち判断してちゃ、
懐漫なんて何にも読めなくない?
懐漫だけの話じゃないけどさ。
批判の心を失ったマンガはつまらんな。
世の中の流れにのるのは楽だけどな。
科学万能マンセーに批判をなげかけたのが初期のアトムなんだけど。
全学連めいた青騎士、、ミーバのあたりからダメになったような気がする。
ベトナム戦争がらみ流れにのった作品『雨のコンダクター』。
ジョージ・セルが完全に悪者。クラシックファンなら一概にそんな表現はしねえ。
新聞連載というのは家庭向けだから、毒を入れることが難しいのかも知れないな。
黄金のトランク、オズマ隊長、ハトよ天まで、アトム今昔物語、青いトリトン、
どれもぬるま湯的な作品。
手塚って何歳の時から漫画を書き始めていたんだろうか?
300作品って普通に有り得ない量だよな…
宮部みゆきよりすげぇ
未公開の作品もまだあったわけだし
神様というよりも化け物だな((;・Д・))
シュマリがバイオレンスジャックにしか見えない・・・
逆なのか・・・
541 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/10(日) 13:46:40 ID:t2d0wVud
ミッドナイト読みオワタ
ブラックジャックの行動より
あのタクシーが全ての元凶だったってのが衝撃的だった
あと
「いまさらジタバタあがいてどうなるってんだ」
「あんたいい年こいて男らしく覚悟もできねえのか」
ってコマで腹抱えてワラタwwwwwwwwwwwwwwwwwww
車が人を襲うSキングの「クリスティーン」の映画版の影響もあるような・・。
『クリスティーン』(84年)より『ザ・カー』(77年)とか?
年代的に考えて(AA略
>>544 そうそう、ザ・カーの車はなんだか似てるよね(四角い感じとか)。
ザ・カーは誰も乗っていない車が人を襲い、クリスティーンは乗り手と車の
ただならぬ関係が・・だったかな(昔テレビで一回見たきりだから記憶がトホホ)。
あれを見ていて、「ロボットに愛着を感じる日本人はアメ公のように車に襲われる
話なんか考えないだろうな」と思っていたのでミッドナイトの最後をみてちょっと
意外だった。
でも手塚先生って有機物フェチだよね。
ロボットの様な機械類もどっか有機的だし。
なんだか諸星を絶賛したのがわかる様な気がする。
もにょもにょしたものが好きだと言ってた。
不定形生物ですな。
ムーピーのことか!
手塚ならタマミよりもムーピー形状の方が好みじゃないか?
あの泡みないものに包み込まれるイメージって「ガラスの城の記録」にも
あったね。
手塚のイメージは大らかで冷静沈着で優しいおじいちゃんって感じがあったけど
2chに来てから、そのイメージ像が良い意味でも悪い意味でも見事に壊されたな。
基本マッチョでしょこの人
>>551 文豪漱石がノイローゼだったとか、マッチョに思える三島由紀夫が虚弱児童
だったとか、と同じで、人間だから奥が深くて当然さ〜♪
あまり関係ないが、最近、昔の「太陽の季節」を見たら、石原都知事が病院に通う
サッカー選手の役で出ていたが・・・変わらんな、こいつ。
恋人や女房だって、一緒に暮らしてみると、数週間で、こいつは誰だ、と思うことが
あるぞ(涙)。
あるあるwwww orz
でも相手も同じコト思ってるんだろうなと。
「海のトリトン」のラスト近く、トリトンの新婚初夜後のシーンで
トリトンが、精根尽き果てた表情で「ルカー…(卵が)生まれたよ」
ってとこは、色々妄想させてよかった。
ただ、子供が生まれた後のピピの、なんとなく変わっちゃった感じが哀しかったな
ジャングル大帝のライヤも出産後、人、いや、ライオンが変わったね。
ブルンガ1世もだ。
>>554 いやでも普通はそういうイメージが手塚には付いていると思う。
だよね。
でも実態は生きてたら(多分)2chに降臨するような人だからw
しかも最初は自分で自分を貶す書き込みしといて
アンチレスが増えたら急にマジギレして
お前手塚だろwなんて突っ込み入れられてたんだろうな
>>560 俺もそう思う。
だから、手塚は良いんだよ。
まぁ多少痛い事を言っても、基本的に自己顕示欲旺盛なワガママ男というだけだからな
手塚のDQN言動を知って呆れることはあっても失望させられたことはない
むしろそれが良いとまで言うと信者っぽいが
手塚は人一倍僻みや嫉妬が酷い上に
平気で戯言や喧嘩言葉を吐いたりもするが
なんか嫌みに感じないんだよなぁ‥
水木に対してだって、「水木だって驚くぞw」
みたいなのを作中に自分の私情をいきなり持ち出してきて、どろろに代わりにしゃべさせたり
ガキの喧嘩かよwwって思う
そんなに水木に振り向いてほしかったのか…
実にヘタレ
そ…それは誤解だ。プラザホテルは10階だ。
手塚はツンデレだからな
石ノ森みたいにちょっと強めに抗議したらデレッてすぐやれたのに
水木は馬鹿だよ
藤子・・・ひたすら盲信
石ノ森・・・一時確執を経て和解
赤塚・・・わりと円満?
横山・・・喧嘩売られるも無視
水木・・・同上
というイメージなんですが合ってますか?
大友はどうだったんですかね。
手塚が嫉妬深くて
色んな漫画家に喧嘩吹っ掛けたってのは
自分に関わりがないエピソードとして聞けばそりゃ面白いけど
もし実際に吹っ掛けられたら堪ったもんじゃないと思う
そのスレ、漫画家の話よりアニメーターの話の方が面白い
>>569 まぁでも手塚に喧嘩を吹っかけられるのはある意味一流の証だからな
当時は確かにウザかっただろうが今となってはかえって当人に箔がつくエピソードとも言える
特に喧嘩を売られても買っていない水木の話とか普通にかっこいいし
逸話として読むから好意的に受け入れられるわけで。
実際手塚がまだ生きてて >560のような状況になってたらイタイどころの話じゃないだろう
最大級の祭りになるな>560のような状況
煽られるままにヒートアップして収集がつかなくなる手塚が目に浮かぶよ
>>572 いや水木はその場で黙ってはいたが、腹の底では怒っていたと思うぞ。
何も思っていないんだったら、手塚をモデルにした一番じゃないと気がすまない病の棺桶職人の話なんて描くかよ。
手塚とは逆に感情を表に出せない内気なヤシです。
レス番まちがってね?
横山だけが漢ってわけか
この頃の横山は競馬に夢中だったからなぁ。
横山って一切反論も何もしてないの?手塚について何か語ったことも?
579 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/16(土) 17:57:54 ID:u4KMe5vh
手塚治虫漫画全集
に収められていない作品はありますか?
あったら全部教えて下さい(できれば入手方法も)
>>574 その棺桶職人は最後氏んじゃうんだよなw
遠まわしに「手塚てめぇウザイ。氏ね」と言いたかったのかな。
まぁでも水木からしたら蠅みたいな存在だったんだろうが>手塚
>>578 手塚が死んでから一回ぐらい何かに書いている。
「鉄人28号」が人気が出て、独り立ちした頃、何かのパーティ会場で
手塚から「あなたの絵の描き方は効率が良い」とか言われて、ちょっと
カチンときたらしい。(というか、意味がよくわからなかったらしい)
>>579 全作品は誰も知らない。他のペンネームの作品もあると手塚自身が証言してる。
そもそも手塚治虫全集がオリジナルのままじゃないからなあ〜。
幼年雑誌連載ものはほとんど未収録じゃないだろか(くろちょろの冒険とか)。
「野ばらよいつ歌う」「孔雀石」「せむしの仔馬」とかも。
>>580 それより水木には自分の盗作作品について弁明してほしいな(星新一とか
ウェルズ作品をそのまま使ったことについて)。
>>579 松本零士に弟子入りして彼の死後コレクションを譲ってもらえるように約束を取付ける。
583 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/17(日) 20:40:01 ID:y0swTX80
>582
だめだ、これは、著作権を守るために、俺が死んだら一緒に棺に入れて焼くんだ
から。それまでは金庫に入れて。。。
584 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/17(日) 22:50:50 ID:3n4Nxyn6
「火の鳥」の全ての話を読むのには、文庫(1〜13巻)まで揃えればOK?
>>584 火の鳥スレいっておいで
テンプレが詳しい
手塚は漫画家には、嫉妬心むき出しだけど小説家とかは好意的だったのかな?
W3の主人公は星新一、鳥人体系にも星新一の作品についての書き出しがあるし
、ばるぼらの主人公は三島か澁澤をモデルにしてるし筒井も出てくるけど
こういうのは漫画家とは違う意識してたのかな?
馬場のぼるはなかよし?
なかよし。BJ読めばわかるけど。
>>586 三島由紀夫は好きじゃなかったみたいだよ。漫画についての考え方がよくないとかで。
>>586 三島と手塚は直接会ったことは一度もない。
電話は「千夜一夜物語」について何か書いて欲しいと頼んだときが一回だけ。
「わたしは自作以外には興味ない」とけんもほろろの回答だった。
その後、「クレオパトラ」の声優の依頼で手塚自身で何度か電話したが「居留守」を
使われている。この件で手塚は三島を徹底的に嫌いになったらしい。
もっともその頃の三島は死ぬ準備で忙しかったようだが。
手塚は「三島はSFが好きだといっているから、彼と自分は感性が似てると
思っていた。しかし、根本的に何か違っていたらしい。僕は死の美学なんか
認めない。生きてこそ花だ」という発言を三島の死んだ直後に発してる。
「死の美学」は手塚作品にもみられると思うが、手塚は自分では違うと
考えていたようだ。
ファンの間では「火の鳥」と三島の「豊饒の海」の構成が似ており、この
ことを指摘された三島が怒り狂った、という話が伝えられているが、真偽の
ほどはわからない。
手塚治虫は、アイデアはバーゲンセールしたいほどあるって言ってたけど
もしアイデアが尽きたら自殺とかするのかな?まあアイデアが尽きないから手塚治虫なんだろうけど・・・
あと乱歩が亡くなった時、枕元にアトムの漫画が置いてあったと聞いたけど本当?
手塚に自殺はありえないだろうなぁ。
そういう潔さというか諦めの良さには無縁の人だし。
万一自分のアイデアが枯れたとしても絶対にそれを認めたりしないだろう。
それこそ他人のアイデアを盗んだり妨害したり、一段とエネルギッシュな活動をしそうだw
>>590 これは雑誌「少年」の宣伝臭も感じられるが、乱歩死亡時からよく言われて
いる。有名作家の発言だった筈でウソではないと思う。
手塚と乱歩はお互い認め合っていた風であって、変な噂は聞かない。
というか、乱歩は大先輩だからな。
雑誌「少年」で手塚は乱歩の「少年探偵団」の宣伝を自分の写真入りで
やっていたくらいだ。(原則、手塚は自分の作品以外の宣伝はやらない)
おもしろいもので、乱歩と三島は性格があわなかった。
同じ耽美文学をこころざし、かつ同性愛が大好きな作家同士なのだが
ソリが全然合わなかったらしい。三島は筋肉質の男が、乱歩は優しい少年が
好みだったという。
ちなみに石原慎太郎と三島、慎太郎と乱歩もお互いに嫌っていた。
小説家や漫画家というのは個性が強すぎなくてはダメなんじゃないか?
590の書き方だと 590は手塚が既に死んでることを知らないようにも見える
もともとひ弱な青年だった三島に美輪明宏がボディビルをすすめたんだよ。
それを聞いた週刊誌が「行動する青年文学者」とかってに持ち上げ、
三島もその気になり「ボクシングでプロとスパーリングする三島」って
記事を作り上げた。そのとき同席した石原慎太郎が、のちにこのボクシングが
「ふらふらの三島が、相手が打ってこなくても1ラウンドもたなかった」
と暴露。この時から三島は石原を敵視するようになったんだ。
(石原はなんとか打ち合うとこまでいったが、やはり1ラウンドでギブアップ)
乱歩はデビューしたての石原をゲイバーへ連れて行って、石原に嫌われた、
という説があるが本当かどうかはわからん。
手が麻痺でもして使えなくなったら自殺していただろうな。
死ぬ間際まで「漫画…、漫画を描かせてくれぇ。まんg」と言っていたぐらいらしいから。
頭ではネタが回っているのに描くことができないこの辛さ。
つーか結局絶筆作品あたりは代筆だったっぽいし
死ぬ前に原作だけ完結させてくれたら良かったのに。
たしか乱歩が病床にあったときに、編集部が自宅へお見舞いに行って、
枕元にアトムの単行本があった、という話じゃなかったかな。
>>593 無理いうな無理を。まあ、せめてシノプシスだけでもあればいいんだけどな。
>>600 つ『創作ノート』
どうして手塚プロは小出しにするんだ?
創作ノートすべてまとめて本にしろよ〜。
>>595 江戸川【タチ】乱歩がアトムを好んでいたというのは実に興味深い事実だw
>>601 漫画界の歴史の裏では
手塚漫画帳を巡って影の漫画家達の死闘が繰り広げられている。
ショタコンだったのは分かるけど、なんでアトムだったんだろ?
もっと他にいi
確かにロックとかケンイチの方が乱歩的ショタコンという感じだな
小林少年に通じるものがある
アトムがオナニーに使われていたのを知った手塚先生はどんな気持ちだったんだろう…
ロボットでヌクなんて乱歩せんせいは本当に変態さんですね。
と小林少年でヌキながら思う先生であった。
ちょっww
でも手塚って小林みたいなキャラは好きそうにないけどな。
そうです
ボクは小林少年が大嫌いなんですよ
だから怪人になったつもりでコバヤシ君を虐めるんです
コバヤシ君の屈辱に歪んだ顔を想像しただけで
ボクはボクはウヒっ
手塚が美青少年をいじめるシーンには色気がありますものね。
俺は今でもボッコ少佐(ウサギ形態)でヌける
必要もないのにすぐ女装する小林少年。
奥さんを療養に出して、小林少年と同じ部屋で寝起きする明智探偵。
「ぼくは君が好きで好きでたまらないんだよ」と執拗に小林誘拐に精を出す二十面相。
自立心旺盛で一度も泣いたことのない正太郎よりも、家出をする軟弱ロボット
のアトムに乱歩が萌えたのは当然だと思う。
613 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/21(木) 17:33:10 ID:xv5wkfRK
手塚治虫が一番気に入ってたキャラって誰?
615 :
ピノコ:2006/12/21(木) 18:58:33 ID:???
あたち。
手塚がひそかに描いていたエロマンガってまだ見つからないのか(発表
しないのか)?
「三つ目」に出てきてたじゃんw>エロマンガ
この人よく変態って言われてるけど何がどう変態なの?
作品読んでりゃわかるっしょ
わかった気になってるのかもよ。
621 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/22(金) 03:13:03 ID:HyevlYFU
黒澤明の家には講談社手塚全集が置かれていた。
海野十三は、赤本時代の手塚を知っていて、彼の原作で漫画を描いて
貰えればなどというようなことを奥さんに漏らしていたようだが、
まもなく病にふしてから、奥さんが手塚の話に水を向けたら、
いやもういいんだといったという。そのころ鉄腕アトムで手塚は
少年誌デビューしていたのを読んで、原作付きでなくてもSF漫画
としてちゃんと一本立ちしていることを知っていたのだろう。
漫画でも小説でもいいから陽だまりの樹みたいなのってなにかある?
>>622 手塚は男装したタイツ女の話とか、色っぽいウサギの話とか、同級生の女の子と
一緒に風呂に入る少年の話とか、裸の少女にペンキをぬりたくる話はエロ漫画
とは思っていないんじゃない?
キレた手塚の作品を読みたい。
626 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/23(土) 09:09:12 ID:2IQ4CNUR
早いよ
誕生日おめでとう!
陛下って手塚と同年代じゃなかったかい?
今上天皇が昭和8年、手塚が昭和3年、だから手塚が五つ上。
のらくろ世代みたいだな。
633 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/26(火) 21:25:44 ID:4QioI+tJ
最新発売のAERA 2007年1月1日ー8日号の17ページの写真を見よ。
>>597 そういえば…子どもの頃、酷い水虫でそれが悪化して
しまいには、手を切り落とされるスレスレの経験があったんじゃなかったけ?
>>634 軍事訓練所時代、栄養失調のまましごきに近い教練を受けたため両腕の糜爛性白癬疹(水虫の一種)が悪化して、
もう数日で両腕切断というところまで悪化した。
元々水虫持ちだったんじゃなくて訓練所に入所してから発症したと解釈してたが、ここら辺はどうなんだろ。
DSのゲーム「ブラックジャック 火の鳥編」には、
手塚医師の水虫をBJが治すステージがある。
637 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/29(金) 17:34:49 ID:vGxdbZ89
ボレボレ東中野の映画館で、
虫プロ3大アニメラマ(成人向け劇場用アニメ作品)
*アラビアンナイト
*クレオパトラ
*悲しみのべラドンナ
をDLP映写機により上映しています。大きな画面で見たい人はどうぞ。
(子供は見てはいけません)
スレタイの(わんわん)って可愛いねw
639 :
愛蔵版名無しさん:2007/01/01(月) 21:29:01 ID:1CHiLmNl
手塚治虫が亡くなって悲しくて、一人夜泣いているあなたにお知らせしませう。
1月5日に、日本テレビで21:00〜23:24の枠で
「日本人が好きな100人の偉人・天才編)という手塚治虫関連の番組が
あるので、ビデオテープにとって積んでおきましょう。
手塚先生のエロ画像、出ますか?
どの本誌にもでているじゃないですか。
>>639 夜泣きで引いてビデオテープで噴いた。
過去からタイムスリップしてきた人ですか?
復刊ドットコムから、うれしい情報が入りましたので、
報告させてください。
アニメ化当時・1969年に発行された
「小説どろろ・辻真先版」復刊が決定しました!!
どろろ・小説版 手塚治虫・原作 辻真先・文 北野英明・絵
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=9644 復刊が決定!!!!
【著者】原作/手塚治虫、文/辻真先、イラスト/北野英明
【発行】朝日ソノラマ
【判型】四六上製
【発送時期】1月下旬
【定価】1,300円(税込)
「小説どろろ・辻真先版」は、手塚治虫先生原作どろろを大事にしながら、
でも小説独自の、おもしろさがあります。
例えば、醍醐影光(小説どろろでは、この表記です)が、
自分の意志で、我が子を生け贄として魔物達に与えてしまう、
極悪人ではないのです。
多宝丸もかなり行動・考え方も違っています。
多宝丸もかなり描写に、原作にない名場面・名セリフがあります。
どろろの背中に描かれた地図についても、
どろろの父親が残そうとした、宝物についての描写もあります
これ以上、書いてしまうとこれから読む人たちのネタばれになってしまうので、
説明はこのあたりで。
未読の方は、ぜひこの機会に読んでください
文庫版の「ミッドナイト」を読んでたら
「長いは無用」とか「い所」とか、なぜか「居」の字が平仮名なんだが
どういう理由なんだろう。
カレンダーめくったかい? 1月はアトム。
エプシロンがエロいな。
エプシロンって名前よく見かけるけど、手塚作品にそんなのいたっけ?
マイナー作品にいるキャラなのかな
エプシロンのためにカレンダー、保存用と2部買っちゃったよ…
>>647 つ【アトム】
てか最近あちこちの手塚関連スレで見かけるエプシロン厨ウザー
それだけ人気あるんだよw
たまに載ってたカレンダーの話題でうざがられても困る。
アトムにエプシロンってのいたっけ?
お茶の水博士とアトム妹とアトムを造った博士ぐらいしか分からない。
いや一応メジャーな作品ではあるんだろうけどね
てっきりプルートの方にいるキャラかと‥
手塚は作品多いしキャラ多いしね。
でも印象強いキャラも多いよ。
エプシロンもその一人だね。
手塚キャラのエロ可愛いさがいっぱいでつょ、>エプシロン
エプ厨は数字板に引っ込んでろ。
数字話してるわけでもないのに
変な椰子
椰子?
香具師の実
専用スレ立ててそっちで思う存分語ればいいじゃまいかん。
俺は立ててやるほどお人好しじゃない。
ネタにいちいちかみつく厨房ウゼー
>>639 見たお。手塚先生11位だったね。
一寝入りしたらちょうどやってた。
11位か〜
てかファンなら誰でも知ってる有名なエピソードって、もしや…?と思ったら、やっぱり大友だった。
結局最後は降参するって言ったんだよね。
水木かと思ったけどな、あと梶原
まぁ手塚の嫉妬だなんてそんな珍しいもんじゃないから今更驚きはしないけど。
名前が出るだけで終わると思ったらエピソードもあったから見てよかった。
ブッキラの最終回の原稿書き映像見れてよかった。
あれだけ忙しかったから打ち切りになったわけだ。
1人1作品連載が当たり前な漫画家の世界だけど
手塚はいつも5,6作品かけもちでやっていたからな。
多い時期では10作品以上のかけもち。
神と呼ばれるわけだ。誰にも真似できない。
多作をどの漫画家より生み出したが、その代わりキリからピンが誰よりも異常に目立つ漫画家でもある。
しかし残酷な話は書かないというのは嘘だ
>残酷な話は書かない
え?そんなこと言ってたの?
それはどう見ても嘘だろ。
まあ、最近の無神経という意味での残酷さを含んだ一見のどかな漫画
とは違うという意味なら。
最近三つ目で手塚漫画を初めて読んだんだが女の子のかわいさとかノリとか現代の萌え漫画かと思った
なんつかああいうののすべての原点みたいなのは手塚治虫だったんか、おどろいた
手塚をよく知らない時噂とかで神だのなんだのよく言われてるの聞いてたからもっとこうなんか厳格なイメージだったんだが目から鱗
若い人がちゃんと読み取ってると嬉しいな。
そういう観点で他の作品も読んでみると驚くよ、きっと。
あまりにもそういうのがふんだんに盛り込まれててw。
オレ的に言うと「漫画の神様」っていうより「漫画の始祖混沌」とか。
今の「おたく」に連なる要素を、漫画に最初にして全てぶち込んじゃった人。
弟子たちはその要素を一つづつ受け継いで、使徒となった感じ。
使徒たちが頑張り過ぎたせいで過度の神格化が進んだきらいもあるがw。
手塚系はあくまで漫画界の中の「一派」なんだよね。巨大な一派だけど。
あるいは別の見方をすれば「漫画の亡者」とか。
漫画にまつわるあらゆるものを貪欲に手に入れたがったという。
手塚の一番すごいところは作品の数。
作品のなかにさまざまなアイデアの種がまかれている。
別に多ければ多い程いいってもんじゃないし
所々によっては適当に描いてる駄作な作品も見られるけど
幅広いジャンルを扱っているところは良いなと思います。
でも手塚以外に50年60年代の漫画家たちって
少年誌以外に少女誌とか扱ってその読者らに合わせて描ける漫画家が結構いたのに
今はなんで誰一人そういうのがいないんだろう?
誰一人いないわけではなく、あんたが知らないだけ。
少女、少年、成年とジャンル問わず、または転向して描いてる漫画家なんて
腐るほどいるよ
例えば誰?
ジャンルごとに先鋭化してしまったから、昔よりは難しくなっていると思う。
なんじゃそりゃ
じわじわくる面白さが手塚にはある
消防の時はつまらなかったが中学高校で面白さがわかった
それでも火の鳥見たら夢に出てくるほど鬱になったが
美青少年のエロ可愛さ萌えも手塚には既にあったしね。
ほら、アメリカの同時多発テロの映像を観た人の中で
不謹慎だが「映画の一場面みたい」という意見が少なからずあった。
人間が新たな刺激を求めた結果、映画の映像がどんどん
過激になっていって、実際の現実感が薄くなったわけだが、
たとえば「大洪水時代」を読んで、映像の先取りだなぁと思った。
こんなのよく、あんな大昔、ポンと提供できたもんだと。
競争の結果じゃなく、いきなり感性が突出してるように思える。
過激な映像に慣れた現代人が「うおお、こう来るか」と思うんだから
当時の人がどれほど衝撃を受けたか計り知れない。
>>663 しかし今だと大友と言うと、AKIRAと言うよりカップヌードルのCMって
イメージだなw
>>674 >少年誌以外に少女誌とか扱ってその読者らに合わせて描ける漫画家が結構いたのに
まず、
>>677も言ってるけど、50-60年代以降、各ジャンルが細分化し、
表現技法・様式が特化して、それぞれに発展してきたこと。
で、受け手も嗜好もそれに合わせて、細分化・固定化してきたこと。
あと、ある一定レベルに達している漫画家の絶対数が
当時とは比較にならないくらい増えていて、掛け持ちさせる必要性が薄いこと。
それに、描かせる側も、あるジャンルで一度ヒットを出した漫画家には
あえて他ジャンルを描かせたがらないこと。
ローリスクハイリターン指向で柳の下に泥鰌を何匹も狙うのがセオリー。
……辺りなんじゃないかと。要は、表現の細分化・専門化と、商業論理による、と。
今は、作家がジャンルまたいで描くよりも、受け手がジャンルまたいで読む方が
やりやすい環境なんじゃないかな? 少年漫画を読む娘とか、あるいはその逆とか。
で、少女漫画家が男・一般ジャンルへってのはかなりいる気がする。
山下和美とか高口里純とか……。立原あゆみはかなり独特な立ち位置か。
男が少女ジャンルってのは……竹本泉とか? 和田慎二はちと違う感じか。
>>684 和田慎二は秋田書店の少女誌で今ひさびさに連載してるよ
(原作提供じゃなく)
柴田昌弘は最初少女漫画誌で描いてる。
今は少女・少年のボーダーがそんなに強くなくなってると
思う。WJも女性読者が(目的は何にしろ)多くなってるし、
ゼロサムみたいにどちらに分けるか悩む雑誌もある。
読者からすると、面白ければジャンルはどこでもいいんだよ。
萌えロリ漫画は男性読者に特化させた変形少女漫画と
言えないこともないな。
WJは本当にここ最近一気に雰囲気が変わったよな‥
腐女子の支持が6割ありそうだ
>>686 801のターゲットにされる長州力を想像してしまった俺はプロレス者w
手塚ファンにも増えたなー
腐女子といえば
最近歴史人物の顔を異様に美化して絵を描いてるサイトが増えてきましたよね。新撰組とか
手塚も後20年30年したら腐女子とかに顔を美化されて描かれる時が来るんでしょうか?
真の腐女子はわざわざ美化させなくても萌えてるから安心しろ
でも手塚って若い頃結構かっこよくない?
聡明な感じかな。
サザエさんにでてくるマスオさんみたいな顔してる。
眼鏡もかけているし、間違いない!
マイナーだけどブルンガ一世この前読んだけど面白かった。
ユニコみたいな姿のブルンゴが邪悪なうえにエロくていい
さっそくユニコでエロを妄想して抜いた
DSのゲーム「ブラックジャック」が酷かった。
手塚作品をごちゃまぜにして、子供だましのストーリーを繰り広げていて、引いた。
BJの父親が音声付きで「ギドロンー!!」っと叫んだ時は、あまりに馬鹿馬鹿しくて笑ってしまった。
TVアニメのBJ以上に手塚治虫を舐めてる。手塚ファンとしてとても腹が立ったよ。
しかも異様に難しいし。おまいら絶対に買うなよ。
俺もかえって興味をそそられた。それが作戦だったりして。
アトムハートはまだ売ってるのかな?
最高で週刊3本月間8本。ざっと400p
>>696 あれは隠れた名作だよな。なぜか家にあって感動した。
>>693 あるあ・・wないない!でも許斐(このみ)先生の範囲は広いからなあ・・
超こち亀トリュビュートで両さんを自分の中学生キャラに小僧呼ばわりさせてた。
http://mangaen.blog30.fc2.com/blog-entry-364.html >>702 いくら背景が簡素(それでも十二分漫画になっている)だからといって
400ページは怪物だよな。スタッフを財政考えず大量に雇っていたのもあるけど
アイディア・ネームを悩んでもせいぜい一晩どっかに雲隠れだけで殆考えてしまうからさすが
さてレスが終わったところでだれか「鉄の旋律」のアスキーアートもっていませんか?
「俺はエディが憎い刑事さんっあんたも憎い なによりもこんなことであきらめてしまうおれが心そこ憎い!」
って奴が欲しい。ダイモンズスレでも頼んだがないみたいで無理だった。AA製作板・スレッドへ行くのがいいかな?
昔、手塚治虫のマンガ「ユニコ」が劇場アニメになったとき
キャッチコピーが「ユニコから愛を取らないで」だったのだが
(゚д゚ )
(| y |)
ユニコから愛を取ると・・・
( ゚д゚) UNICO
(\/\/
・・・
I ( ゚д゚) UNCO
\/| y |\/
取るべきじゃないな・・・
( ゚д゚) UNICO
(\/\/
マシンガンふいた
つづりが合ってるのかググって見たらwikipediaに載ってたわw
偶然ではなく製作者側の意図があったのだろうか
>なお、映画化されたときのキャッチコピーは「ユニコから愛をとらないでください」であるが、
>これはユニコの輸出用英語表記「UNICO」から「I」を取らないで(「UNCO」になってしまう)
>というギャグ性もあったものと考えられる。
>>708 てかウィキのユニコって殆どが2chネタw
それも昔のユニコスレにあったのだしw
{総合ランキング}11月付
1→(1)ブラック・ジャック
2→(2)どろろ
3→(3)奇子
4→(4)ブッダ
5→(5)陽だまりの樹
6↑(8)鉄腕アトム
7ー(ー)七色いんこ
8↓(6)アドルフに告ぐ
9→(7)三つ目がとおる
10ー(ー)ユニコ
●赤丸急上昇「陽だまりの樹」
By手塚治虫マンガノムシ
何のランキング?
つBy手塚治虫マンガノムシ
ところで、なんでアトムとか火の鳥とかリボンの騎士とかジャングル大帝とか手塚のメジャーな作品のスレッドが未だに立っていないんでつか?
>>712 最近鯖移転とか鯖落ちが多いからなー。見つからなかったかも
スレタイに手塚のキーワード入れてないからでは?
ミニコミって読んだことが無いが
あのサイズは凄い読みにくそうなんだが、どうなんだ?
こんなちっこい本、手塚が生きてたら絶対出せないよなぁ
場所とらないのは魅力だけど値段がなあ…。半額ぐらいなら買いたい気はする。
新書でも読みにくいだろうからB6サイズにしてくれって
言ったんだっけ?>講談社全集
出版社は文庫サイズにしたい、
本人はもっと大きくしたい、
交渉の末にあのサイズになった。
B6サイズでも不満だった、もっと大きくしたかった。
視力が悪かったら読めないじゃん。
誰が読むんだ?
グリコのオマケじゃあるまいし。
下がっていたから上げたんだろ。いいじゃないか。
sage厨はしつこいなw
>>725 たまに注意されたくらいで厨呼ばわりかよ。
上げなくても手塚ファンは必ず来るから、上げないでいいって。
べつに荒らしが来るようなスレでもないしageてもいいんじゃない?
>>726 ageようがageまいが腐女子は必ず来るよ
相手にしないのが一番
何故腐女子?
腐女子にも良識ある人は居るよ…同人スレに突撃した人?
ひとくくりにするのはいかがなものかと
なんでブッダのスレがないのですか?
命日
まだ生きていたら何歳だったんだろう…
1928年11月3日生まれだから、生きていたら今年で79歳だね。
79か。。。生きていても不思議じゃない年齢だな。
まだ70代か…
てっきり80代かと
七色いんこ買おうか迷ってるんだけどオススメ?
いんこはかっこいいよな。
ケツのしまりもよさそう。
腐(ry
742 :
シ:2007/02/12(月) 17:18:21 ID:???
アッー
>>739 俺的にはオススメだが。
とりあえず、1巻だけ買ってみたら?
日本の国土ッ
745 :
愛蔵版名無しさん:2007/02/12(月) 21:44:36 ID:hOosFikd
鉄腕アトムを読みたいと思っているのですが、どの出版社のものが安価で一番手に入りやすいでしょうか?お願いします
ブックオフか古本市場
小学館文庫かね?
>>743 1巻買いました。手塚治虫の漫画って暗い雰囲気のしか読んだことなくて好きじゃなかったけど
七色いんこは明るい感じでおもしろい!
千里刑事かわいい・・・
>>745 講談社文庫じゃないかな
古本なら光文社文庫版も結構見つかるかも
>>748 気に入ったみたいでなにより。
千里刑事が気に入ったのなら、是非最終巻まで買うことをオススメ。メロメロのポー。
あと、多分「三つ目がとおる」も気に入ると思うから心に留めといたらいいかも。
752 :
愛蔵版名無しさん:2007/02/14(水) 05:42:46 ID:aClKeEXN
陽だまり読んでるんだけど相変わらず女性キャラのレイプ率高いね
ま、でもおせきもちゃんとやられたからいいけどw
こいつだけ安全圏で相対美化かよと軽くいらついてたのでw
手塚死亡後の現代では、男までレイプられる作品もあるから要注意w
男も安心していられないw
手塚作品でも怪しいのはあるとおも
MWはレイプはもちろん
ホモショタレズ獣姦なんでもアリだからなw
MW、鳥人体系、ばるぼら、きりひと、地球を呑む、IL、奇子、グリンゴ、ルードウィッヒその他メジャー作品
読んだけど70年代以降でこれ以外のオススメ教えてください。
>>757 >その他メジャー作品読んだけど
この一言がひっかかるんだけどw
火の鳥、陽だまりの樹、シュマリ、人間ども集まれ!と、まともに答えておく
人間昆虫記
つ【空気の底】
>>757 というか、「メジャー」といいながら、敢えてBJを外してあるのは故意なの?w
あと、遺作の「ネオ・ファウスト」は、手塚のソーダイな構成力や伏線力みたいな
ものが(未完だけに余計に)見られていいと思うよ。
>>758-761 ありがとうございます。人間昆虫記とシュマリは見てないんで読んでみようと思います。
今、火の鳥とブラックジャックを集め中です。
近いうちにどろろも買おうと思っているんですが、
自分のような初心者に、これだけは読むべきだっていうオススメありますか?
>>763 ばるぼらは読んどけ。
ばるぼらを読むと、奇子とかも必ず読みたくなる。
人間ども集まれもいい。
絵が違うから。
とりあえず、ザ・クレーターとか。
意外と短編がいいぞ。
「地球を呑む」も「鳥人体系」も、ある意味「とろろ」も「鉄腕アトム」も
言ってみれば、短編を密接続した、マルチコアCPUみたいなもんだし。
手塚治虫本人も、映画「舞踏会の手帳」みたいなのが、自分のスタイルと言ってる。
768 :
763:2007/02/17(土) 12:14:38 ID:???
自分の好きなジャンルはわからないんですが、
自分ではブラックジャックより火の鳥の方がかなり好きですね。
ブッダとかお勧めかな。
少し前、火の鳥スレで醜い争いが起こっていたのを目撃したのですが
その後スレは落ちたのでしょうか?
リボンの騎士おもしろいですか?
手塚世代じゃないけど・・・
版による。
手塚キャラん中で
一番凶悪なのは誰だろう
手塚
(手塚以外で)
一番凶悪なのは、スカンク草井かなぁ
スターシステムにおいても悪役しかやっていない
つ頭にロウソクかざしているあの人
つハムなんとかって人
アセチレンランプはBJで善人の役もあったよ。
BJに免許が降りなかった時に
「人を助けたんですよ!」と叫ぶ演技に(;´Д⊂)
悪役っぽく登場しながらも、あのシーンは善人といっていいのでは。
ラストのBJへ返す言葉がない申し訳なさそうな顔、
なかなかいい役者だよね。
ハムエッグはどうだったろう。
善人とまではいかなくても
善人でも悪人でもないチョイ役、ってのは何故かたくさんあるが。
どっかで手塚で一番の悪はロック(間久部緑郎)ときいたことがある。
ほかのキャラはどこかに愛嬌があるが、ロックは冷酷そのものだから、というのが
その理由らしい。
ロックの場合は純粋な悪人なのに魅了されてしまうからな
まさに悪魔にふさわしい
西郷殺しや指のラストでのサングラスをはずす所とか
ゾクゾクしてしまう
ロックが悪だったらミチオは…
多くの人間に地獄の運命を与えた火の鳥は?
ロックは昔の短編だと善人の主人公役も多かったような
男で一番かっこいいのはだれ?
ロック
女で一番かわいいのはだれ?
男でいちばんかわいいのはエプシロンだね
ロックはブッキラで善人回帰してるし
悪役が似合うキャラではあるが、一番凶悪って程でもないと思うなぁ
>>786 手塚治虫の奥さん。
「僕の奥さんはもっと美人だい!」「…そう、せめてそのくらい」
手塚先生は絵柄を時代によって変えてきたけど、いしかわじゅんが初期の絵
はきれいな線でこんな絵が描けたら死んでもいいって言ってたけど初期の絵って
うまいの?俺は晩年の絵のほうが人間らしくて好きなんだけど……
うまいとかヘタとかじゃないんだよ。線が生きているんだよ。
「絵」 が 「うまい」 んじゃなくて
「線」 が 「生きている」 んだよ。
「絵」 じゃなくて、 「線」 なんだよ。
「うまい」 んじゃなくて 「生きている」 んだよ。
「線が生きている」って、言葉じゃ説明できないんだよ。
ホントに単なる線なんで、この線がどういいのかって、言葉じゃ説明できないんだよ。
でも、見ると生きているんだよ。
晩年の劇画っぽくなってしまった絵もあれはあれでいいんだけど、
あれは練習すれば描ける人はいるんだよ。 例えば田中圭一とかw
あの生きている線(絵、ではない)は、
初期の神がかった頃の手塚にしか描けない。
手塚本人も量産体制になって
ああいう線を描かなくなってから、描けなくなってしまった。
思い込みってすごい
普通に味があるでよくない?
ディズニーみたいなアニメ作りたかったから
「味がある」んじゃなくて
「思い込みってすごい」んだよ。
>>790 とりあえずは自分で実際に見てみることをおすすめ。
初出1955±3年くらいのヤツ。
でも、ある程度自分で描いたり、漫画について考えてる人じゃないと
もしかしたら分からん可能性もあるかもなあ。
いや、それでも、たとえ漠然とでも何かを感じるとは思うんだが。
本来「素人」の「子供」が見るものだもんね。
796 :
愛蔵版名無しさん:2007/02/23(金) 22:12:20 ID:96hAGZNo
>>795 激しく同意。あの時代の手塚描線はエロ過ぎ。
とにかく初期の線のなめらかさは神がかってるね。
あれだけなめらかな線を引くには、かなりのスピードが必要なはず。
スピードを上げると普通は絵のバランスが犠牲になるけど、それもない。
そんな能力に対して、同じ漫画家があこがれるのは無理もないと思う。
俺の印象だとなんつうかこう、「押さえ込んでる」っていうか、
「丸め込んでる」っていうか、「完璧に制御してる」っていうか。
漫画のペン描ってかなり「運動」とか「身体制御能力」の要素が
大きいと思うんだけど、それを意のままにこなしてる感じ。
体操競技の吊輪や鞍馬でゆっくり滑らかな動きしてるのを見てる時に
受ける印象に近いっつうか。
時折、実際にペン入れしてる映像なんか見るけど、
今みたいに描きやすいように原稿くるくる回さないんだよね……
原画展で原画見たことあるけど、かなり綺麗だという印象。
ホワイト修正とかも少ない。
手塚の絵ってどの辺りから変わってきたんだろう?
どろろまではまだディズニーの面影が強く残っている感があるけど。
それはそうと、凶悪なキャラの話題はどうなった?
だから手塚って認定したじゃん
火の鳥説は?
スカンクかな
804 :
愛蔵版名無しさん:2007/02/25(日) 20:38:05 ID:lrSX+Gex
キャラがいい主人公の手塚治虫作品教えてください
作品がたくさんあるから何読めばいいかわからない
ちなみにカノンレベルの暗い話は苦手です
ジャングル大帝
青年誌の作品だが「地球を呑む」の主人公が
ストレートなバカ正直者。
話はやや暗いが、
(ってゆーか、手塚作品でストーリーが暗くないのってあるか?)
主人公の明るさが暗いストーリーをカバーしてる。
ってことは手塚さんは暗い話がお好みだったんですね
手塚治虫って読者人気とか気にするタイプですか?
キャラといえば、「ヤケッパチ」という一見だけ不良っぽい少年がいいな。
大人のウソを的確に見透かしてる。
作品で明るくて、キャラがいいとなると
「W3」「アドルフに告ぐ」「海のトリトン」とかかな。
余談だけど、「長老」になっても、新人同様(以上)に、人気にこだわってたのが手塚。
相手が新人でも、人気で負けたら悩む・研究する・努力する…だから巨匠なのか
初期の絵うんぬんっていうと↓
3/14より九段下の昭和館にて、
企画展『手塚治の漫画の原点?戦争体験と描かれた戦争』
中学頃の私製本とか直筆原稿とか出るらしいので参考まで。
>何読めばいいかわからない
一応、現在の読者でも8割の人はイけるだろうってコトで、
『ブラックジャック』『三つ目が通る』を挙げておかなくてはなるまい。
>>799 『どろろ』も初回と最終回ではかなり変化してるよね。
特にどろろの描き方。
特に初登場の回はすごく丹念つうか、
この時期にしては以前の描き方っぽい「艶」のある感じがある。
後半に行くと60年代っぽくおさまってる。
60年代まではまだディズニー色強くないかい?
基本的に手塚の初期漫画は受けつけられない。
>812
ディズニー色っていうのが50年代の絵みたいな感じを言ってるんだとしたら、
50年代と60年代ではかなり断絶があるように感じる。
劇画隆盛の圧力で…って話はよく言われるけど、
それ以前にかなり大きく変わってるんだよね、印象として。
あまり言われてないことだと思うんだけど(もしかして激しく既出?w;)
どうも50年代後半に起こった「悪書追放運動」
(コレは後に頻発した同様の運動よりもかなり凄絶かつ大規模だったらしい)
を一つの契機にして、手塚の絵は変質していったように思われるんだわ。
端的に言うと、絵から《艶》が抜けちゃった。
一番分かりやすい例が『リボンの騎士』。
50年代の少女クラブ版と60年代のなかよし版、
掲載誌による読者の想定年代の違いがあっただろうとは言え、
少女クラブ版のサファイアにあったイケナイものを見てるようなドキドキ感=《艶》
(即物的かつ下世話に言えば、衣装、プロポーション、下半身・脚の肉付きとかねw)が
なかよし版ではもう悲しいくらいに無くなっちゃってる。
『リボンの騎士』だけじゃなく、60年代の他の作品でもそうなっちゃってるから、
これはもう、自ら意図的に《脱脂》したんだと思う。「悪書」扱いを避けるために。
#だから、後の「ボクは女体が描けないんです」「特に脚が描けないんですよね」って
#発言は絶対韜晦だと確信しちゃう。色んな状況によって《描けなくなった》ことを
#悲哀と皮肉を込めて語ってるのかもしれないけど。
#まあ、50年代にアレをやっちゃあ、そりゃ悪書扱いされるのも頷けるがw
もちろん「悪書追放運動」以外にも、《変質》の要因はあると思うんだけど、
また、そういうのが50年代末から60年代初頭にごちゃっと固まってるんだわ。
20歳代の終焉、30歳代への突入、結婚、子供が出来る、虫プロ創立……
もちろん同業他者や手塚系のチルドレンたちからの逆影響もあったと思う。
これらの事どもを経て手塚絵は60年代モードに突入し、今度はさらに劇画圧力が……って感じ。
なのかもしれない。と思う。
816 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/02(金) 18:33:18 ID:P6MYI9Wx
1つは、虫プロを始めた頃、週刊誌体制の始まりも関係あるけども、
量産を迫られることになった。それで、アシスタントを使って
作品毎に分業体制で、ストーリー、ページ割り当て、コマワリ、セリフ
を手塚が考えて、優秀なアシが主役のキャラの絵まで含めてペン入れを
してた。誰にでも書けるようなキャラクターの描き方として、従来の
陰のある、微妙な細かい線や表情を廃して、主なメンバーであればそれほど
違いが出ない、お互いに真似しやすい絵柄に改造していったの。
これはアニメーションのキャラクターと同じ発想で、分業を前提にした
製作が可能な方式に色々な点を作り変えたということ。
昔の赤本とか漫画少年版のジャングル大抵の絵そのものとか、
少女クラブ版のリボンの騎士とかは、作家の個性が色濃く出ていると思う。
絵の線に魂がこもっているし、手塚が幼少時から見てきたいわゆる大人
向けの新聞漫画などの絵柄も残っている。
ディズニーっぽい絵柄に変えていったときにも、個性が少し抜けたのだと
思う。つまりディズニー的な絵柄というものは、アニメーション用に便利
な工業生産に適する絵柄なの。
そうはいっても、昭和40年代までの子供漫画の手塚の絵柄は、神業で
あって、よほどの熟練者であってもトレスして似せて書くのはなかなか
大変。一本の線ですーっと描くときに、線のふとさ細さを変化させながら
描かれて優美な曲線を書いている。仮に0.1ミリでも線の太さや位置が
狂うと、台無しになる。絵の中で小さい遠方にいるキャラクタの絵柄を
極細い線のペンで書いているのなど、とてもトレスなどできん。
才能あるものが10年トレスのみに専念しても、影武者になれるかは疑問。
それでもある時期の作品のみしか代筆できない。手塚自身も劇画時代のあと
では昭和40年代の絵柄を再現でき損ねているし、それ以前の作品も二度と
同じ絵柄を描けていない。たとえトレスしたのがアシだったとしても。
初期の手塚絵が可愛いと感じるのは自分だけ?
今の漫画アニメキャラみたいなのとはまた違って
サンリオ軍団とか海外の絵本キャラみたいなキャラクター心をくすぐる。
ハムエッグとかランプのおじさんとか特徴あるのが多くあって可愛いんだけど。
リボンの騎士ディズニーって感じだ
初期の絵ってなんか全体的に小さい?
見てみるとやっぱり漫画も進化していってるんだなと感じる
819 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/02(金) 22:18:20 ID:as3O4k0O
連載始めたから小さくなったんじゃないか?50年代は連載してなかったからコマが大きい。
820 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/02(金) 23:43:34 ID:oA3tcPt9
>>816 優秀なアシが主役のキャラの絵まで含めてペン入れをしてた。
んなこたぁない。てか、んな優秀なアシなどこの世に存在しない。
(キャラに表情のないマグマ大使が例外として存在するのみ)
いいかげんなことを言っちゃいかんよ。
優秀かどうかは知らんが、手塚絵を再現できるアシはいたっぽいよ、後期に関しては。
ヒゲオヤジみたいなP.N.のアシ(グリンゴやネオファウストあたりの絶筆作の代筆やってた人)
とか、自分は見分けつけられん
その伴俊男の「手塚治虫物語」見てみなよ。
中に引用されてる手塚漫画との線やキャラの違いは一目瞭然だよ。
手塚治虫マンガノムシの新着履歴にばるぼらと鳥人大系が加入された。
まだ読んだことないから楽しみ楽しみ。
劇画ブーム以前の手塚作品(「どろろ」以前)の手塚の絵はとてもマネ
できるもんじゃないよ(ペンの勢いが違う)。どんなに上手なアシが描
いても今見ると判るよ。
825 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/04(日) 16:51:22 ID:i4Dwpmct
手塚全集の扉絵も、水彩で書いたりしているために違いが出るのは当然だが、
これ本当に本人の絵なの?と思うものが多々ある。アシの代筆じゃないのかとか。
例えばリボンの騎士とか、明らかに別人が書いたようにしか思えない絵が
扉に使われてる。あれが本人だとすると、やはり時代が変ると本人であっても
同じ絵が描けないということが分かる。
全集の扉絵って、手塚が描いたのとアシスタントが描いたのがあるんじゃなかったっけ?
本人しんでから発売された全集の扉絵がアシスタントが描いたものかと…
全集の扉絵にアシが書き起こしたものを使うかなぁ?
連載当時やコミックスの扉絵を持ってきているのかと思ってた。
もちろんその時点(手塚存命中)からアシが描いてたって可能性もあるが
>>824 それについて否定してる人はいないと思うが。>816も>821も後期の話をしているんだし。
全集の扉絵は、いちいちその都度描き下ろし。
ファンは当時の絵を使って欲しいんだけど
神様はいちいち新たに描きたい性格だったから。
今でも生きていてくれたら、いろいろ描いてくれたかなあ。
美青少年の絵とか。
全集版リボンの絵で、サファイアの雰囲気が違うのが『なかよし版』第3巻。
他の表紙は以前に描いた絵をもとにしているけど、第3巻は構図からして
全くの新作のため。手塚のサファイアは『なかよし』連載版でさえ連載開始時
と終了時は違う。チンクはアシの手が入っているためか、毎回毎回異なった。
後期の作品になると、主人公の顔は連載数回で安定し、その後はほとんど
変化がわからなくなるほどだ(BJや写楽)。年をとってタッチが安定した
ためか、何か工夫をしているのか・・わからんけど。
死後に出た全集100冊分の中にはアシが描いた表紙が結構あるじゃん。
アドルフとか陽だまりとか、見ればひと目でわかる。
アシに重要な扉絵とか描かせるのかな?
でも、奇子・クレーター・MWは手塚が描いたようには思えないし
なんか証拠みたいなのが残っていればいいのにね
>アシに重要な扉絵とか描かせるのかな?
死後全集に追加する際、巻数が多くて表紙用のカラーイラストが足りない作品はアシが描いた。
アドルフなんかはカラーイラストが全然なかったんじゃないか。
たしか全集が完結した際、ファンクラブの会報で手塚プロのスタッフが証言してた。
>奇子・クレーター・MWは手塚が描いたようには思えないし
生前にでた300巻は描きおろしなので、少なくとも奇子・クレーターは
絶対手塚。
>>アシに重要な扉絵とか描かせるのかな?
死語のものまで「手塚先生が描かせた」とは言わないでしょう。
「出版社が描かせた」と言えば、まあそうなんだけど。
文庫本は表紙はしょぼいし、絵は小さくてつぶれ気味だし
なんとかしてほしい
全集の表紙は書き下ろしじゃなくても良かった
特に初期〜60年代の作品は雑誌掲載時に描いたカラーを使って欲しかった
豆本みたいな新しい全集、秋葉原のアソビットに展示してあったけど、ありゃとても読めないや。小さすぎて。
謎のマンガ家・酒井七馬伝―「新宝島」伝説の光と影 (単行本)
面白かった!
全集の「W3」の扉絵、ひどい出来じゃない?
とくにボッコ(涙)。サンデーで描いた色表紙を使ってほしかった。
新作でよかったのが全集の「アラバスター」。
連載時のを使わなかったのは正解。本当は好きなんじゃないかな、この作品。
>本当は好き
その可能性は大いにあると思う。
>>839 大して意味ない首なし馬の大群を、ページ全面で使ってるとこなんか
「実はすき」って気もする
手塚というのは、他人の評価を人一倍気にする性格だと思う。
「アラバスター」は描きたくて、描きたくて描いた作品なんだけど、
きっと編集者や読者から冷たい視線や評価を浴び、照れ隠しに
「いちばん嫌いな作品だ」と言っていると思う。
本当に好きな子を「あいつは大嫌いだ」と言う小学生の心理と同じ。
「本当は再録はいやだったが、全集だからやむをえない」と言いながら
嬉々として表紙の亜美を描いている手塚の顔が眼に浮かぶような・・・。
ミニコミの全集だすなら、もっと他にやってほしいことがあるぞ。
オリジナル版全集とか、未発表原稿集とか、雑誌掲載時と同じカラー版の
全集とか、防水加工のお風呂用全集とか、
>842
手塚の作品って「パンツ脱いでる感」がある。
まあ、大抵の作品はパンツ脱いでも、実はその下には決して破れないパンスト穿いてて、
怒張した中身が薄皮一枚のソレを破らんばかりに突き上げてる感じというか……
そこが独特のエロさに通じていると思う。
『アラバスター』の場合は、うっかりパンストまで脱いじゃったんで
ちょっと恥ずかしかったんだと思う。コレはボクのやり方じゃなかった、みたいな。
着エロアイドルが全裸になったらダメじゃん、みたいな。
(アラバスターっぽい比喩にしたらなんか下品になってスマソw;)
それはそうと、この「パンツ脱いでる」感を基準にすると、
手塚後継としてよく名の挙がる浦沢直樹や細野不二彦などは、
実は手塚後継たりえないと思ったりもする。
>>844 言えてるかも。
浦沢の漫画にはエロ気が足りない。
「あぁ、こんな本を読んじゃいけないなぁ」
という気持ちを持たせてくれる作品を描いてほしいんだけどねえ。
手塚はいっしょうけんめい隠しているけど、チョロチョロと見え隠れ
するね、あやしい趣味が(「奇子」とか)。
昔の乱歩がそうだったな。
「俺は何というものを読んでしまったのだ」
>845
浦沢は基本「イイ話」を描こうとする人なんだよね。至極真っ当。
細野はエロも描いてたけど……エロ感覚がごく真っ当だから。
あ、でも、『ガンモ』の半平太のママさんのイジり方はちょっとエロかったなw
>846
>「あぁ、こんな本を読んじゃいけないなぁ」
まさにそう。それが言いたかったw
>隠しているけど、チョロチョロと見え隠れ
で、実はわざとチラ見させて誘ってんじゃないの?
って感じもあるんだよね……淫婦のようにw
初期の講談社全集にある「虫」マークはキリトリ線があるけど
集めて送ると何か貰えたの?
>>851 ゴキブリのつまったボール箱が・・・。
何もなかったような記憶が。(全集だよね)
「脳味噌をトコロテンにする機械」レプリカの組み立てキットがもれなく
第2期だか3期だかが始まった当初に
アレを集めて送ると特製カバーが貰える、って企画があったような。
ばるぼらの全集版が刊行されてた頃だったよな。
855 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/17(土) 02:03:08 ID:SPAt1+BE
テレビでリボンの騎士を放映中あるいは放映してからしばらくの期間、
ファンに対する色紙書きで、サファイアを書いてと子供ファンに頼まれて
描くと、絵が違うとよく言われて当惑したという。つまりアニメのサファイア
(穴見和子)の描いたキャラクターを期待されていたわけで、手塚治虫も
これには参ってしまって、それ以来頼まれると何とか理屈をつけて断って
他のキャラクターの絵に持ち込もうとしていたようだ。そうしてもちろん
アニメータである和子さんに対してますますある種の感情を抱いたと共に、
女性キャラクターや衣装については女性作家やアシスタントには敵わないと
思ったようだ。彼の持論である漫画は記号という論で言えば、衣装や服装
はそれらしい感じでありさえすれば詳細はどうでも良いと言えるわけだが、
特に女性作家の衣装に対するこだわりの書き込み、そうして次第に少女漫画
が劇画と同様に設定等の精緻化が進むにつれて、メルヘンの要素が薄れ、
男性作家には少女漫画(女性漫画)は感性の点からもやりづらいジャンルと
なってしまったのでした。女性は男性とでは感情や関心、人間関係、
こだわり等に置いてすこし別の生物であることがますますはっきりしたのです。
昔のアニメは特に原作漫画と絵が違っていることが多かったからね
原作と違っててがっかりするファンだっていたさ、きっと。
初期のアニメ(動画)は立体化できるモデルという考えがあって、
二次元の漫画キャラはアニメに向かないと言われた。
(手塚が東映動画で手伝っていた時期の話)
東映動画出身の人は、アトムの髪の毛の描写ができない、と主張。
その後、別にそんなことにこだわらなくても面白いアニメはできる
ことがわかり、原作と同じ絵を使うことが可能となった・・とさ。
>>857 ソレはおおいにあると思う。
そういうことが多いので、アニメは無理して見るものではないと、よくわかった。
>彼の持論である漫画は記号という論で言えば、衣装や服装は
>それらしい感じでありさえすれば詳細はどうでも良いと言えるわけだが、
この「漫画は記号」ってのは、よく引用される手塚発言なんだけど、
一番誤解されている発言のような気もする……。
ふむ。
どのように誤解されているの?
それが、まだ考えがまとまらないw;
大抵、自分の絵を卑下する文脈で出てきていた発言だと思うんだけど、
手塚絵にはそれだけでは割りきれない「何か」に執着してた感じがあるから、
手塚にありがちな韜晦、自虐なんかの含有率も考慮しなくてはならないし。
まともに言葉通りに受け止めるにしても、少なくとも「絵画」と「記号」、
それに「漫画」についてある程度知ってなきゃ、
そして、手塚がそれらをどう考えていて、それをどう捻って言ったつもりだったのかが
分からないと、真意を捉えようがない発言かと。
「記号」=「ステロタイプ」「定型」「様式的」って一般には捉えられがちだけど、
もっと根源的つうかラジカルな意味を持たせて言っていたのであって、
そこに誤解が生じているるんじゃないか?とか。
よく「これ、アニメ絵だよなあw」みたいな物言いってあるけど、
でも、よく考えたら「アニメ絵」って特に何も意味を為してない言葉なわけで。
半可通が喜んで飛び付く、業界ズレの匂いと小馬鹿にする悪意だけは伝わるけど。
「漫画は記号」が引用されるとき、コレに近いモノを感じることが多い
(855がそうだというわけではない)。
……って長いくせに内容無くてスマソですw;
昔niftyのCG描きが集まってるフォーラムで「マンガ(絵)は記号」発言した人がいて
CG描きたちの反発レスがたくさん付いて荒れてたことがあったな。
本来なら絵を描く人間自らが言うセリフじゃないんだよね。
それを手塚があえて言ったというのなら、自虐や諦観以外だけからきているとも思えないし
「記号」に一般的に感じ取れる意味以外のニュアンスを含ませてではいるんだろうね。
同様に「デタラメを描いちゃいけないのなら漫画を描く意味がない(大意)」みたいな発言もよく見るね。
「固定観念に縛られない自由な発送」とかそういうようなモノを敢えて「デタラメ」というネガティブな
言葉を選んで使っていたみたい。
「陽だまりの樹」結構評判良いらしいから読んでみたいけど
表紙を見た感じ、主人公が汗臭い熱血男っぽくて何故かいつも遠回し…
表紙もしくはタイトルが自分好みじゃなさそうが理由で未読なままのってない??
日本語が変。
タイトルは大体どれも好きだな。
「上を下へのジレッタ」が特に好き。
てんてけマーチの語感の良さったら
手塚のタイトルセンスは異常w
自分の場合、60年代前半の活劇モノ(バンパイヤやどろろ以前)の作品には
なんとなく手が伸びない傾向がある。「ビッグX」みたいな感じの。
正直、読むと色んな意味でツラいんだろうなあという予感みたいなモノがあって。
読み始めれば、色んな意味で面白いんだが。
「ビッグX」って名前からしてありきたりなヒーロー漫画っぽくて読む気しない。
まあ、たとえばドンドラキュラなんかだって、単行本で一気にまとめて読めるのと
手塚治虫のネームバリューを充分に意識しているから面白いと思って読めるんだろうな。
これが消防高学年か厨房ぐらいのときにリアルタイムで週一連載で読んでたら
地味すぎて読み飛ばすくさい。
関係ないけど、ブラックジャックの鳥女の話のところに出てきた桐人なんて、
理解できた子供読者は当時どれだけいたんだろうかw
「未来人カオス」は題名のイメージと内容が違いすぎたw
題名の雰囲気と主人公の髪型からして超能力系の漫画かと思ってた。
タイトルに惑わされてはいかんということだね。
タイトルなんて飾りで、エロい人にはわからんということだね。
男子マンガは主人公の名前か属性をタイトルにする、が原則だった時代。
お色気うさぎボッコ
とか
『透明少女亜美』とか『箱詰め近親相姦奇子』とか『あそこも巨大化ビッグX』
とか『北海道の放浪一匹狐シュマリ』とか『犬も男も相手にするMW』という
タイトルの方が親切だと思わないか?
>>875 確かに親切だ。
色気は減退するけど…w
手塚の短編もののタイトルは結構好みなのが多い。
目をひくというか
長編は主人公の名前、短編はそれなりに工夫(目立つタイトル)
、という原則だと思う。
空気の底の各エピソードのタイトルなんか、よく考えているじゃないかな。
879 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/24(土) 11:27:36 ID:x1W99XMu
記号という意味は、抽象化、観念化された絵であることを意味する。
つまり頭の中で解釈されているのに近い描かれ方をしているのであって、
そっくり現実の写実ではないということ。
いろいろな例をあげることができるが、2次元漫画はもしも3次元
であったらおかしな空間構図とか人物の描写がむしろ自然である。
最近のアニメで、CGモデルによる自動車とか建物をはめ込んだのが
あるが、あれがとても浮いていて溶け込んでおらずに不自然だと思う
のは、その一例。
お約束ごとや、特徴を捉えて他と区別する描かれ方をしているが、
厳密とは異なる、だから記号。同じキャラでも髪型を変えれば女性キャラに
なったり男性キャラになる。もともとお芝居とかもそういったものであって、
誰が演じようが、弁慶は弁慶だし、義経は義経、能についてもそう。
Aという記号は、手書きであっても、ほかと区別がつけば少々歪んで
いようが、鉛筆でかこうがフェルトペンで書こうがAはAであってBと
区別ができれば用が足りる。
880 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/24(土) 12:10:07 ID:x1W99XMu
881 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/24(土) 13:56:59 ID:CdKgr6hy
60年代後半から80年代までが漫画の革新期で
以後は停滞してるってのはまったく同感だね
>>879 >記号という意味は、抽象化、観念化された絵であることを意味する。
手塚が「漫画は記号」って言う時の《記号》は、こういう意味だってコト?
「記号」って言葉それ自体、そもそもそういう意味だってコト?
マンガの記号って、大きな汗とか、足のうしろの土ぼこりとかじゃない?
汗一個で、困ってる〜という意味を表している。
確かに「記号」の意味は、抽象化、観念化された絵ってことでしょ。
ただ漫画でいう記号化っていうのは、キャラの感情表現とか、相対的位置関係とかを、
脚本のト書きや小説の心理描写でなく、読者に絵だけでわからせることじゃないかな。
手塚が「車にはねられて飛ばされた人の絵を描けますか」って言って、その場で黒板に
描いた絵を見たことがあるけれど、車も背景も表情も無く、輪郭だけの人体だったけど、
それは確かに「車にはねられて飛ばされた人」にしか見えなかった。
つづけてご免。
何かひらめいた時の頭の上の電球とか、ふらふらしてるときの頭の上のツブツブ
とか、イッちゃてるときの白目とか、飛び散る涙とか。
うしおそうじの「手塚治虫とわたし」という本が発売になっていた。
この人はいろんな所に書いているから、今回の本に目新しいことはなかった。
そもそも手塚の話は本の三分の一ぐらいで、あとは自分のことばかり。
記号的というと言語的な絵ということなんだろうな
手塚治虫Oマガジンっていい企画ですね。
自分の好きなエピソードが大判で読めるなんて!
今から何をセレクトしようかワクワクしてます。
久松文雄の「スーパージェッター」の中に「キングスペード」という
話があって、バネでジャンプする自動車、不死身の巨人、金髪美女と、
当時の「007」の雰囲気、というより「W3」の最初の数回にすごく
似てる部分があり、以前より、どちらがマネをしたに違いないと思って
いました。
で、最近当時の「少年サンデー」を入手、おぉ、二作品がほぼ同じ時期に
連載されているんですよ。そして、「W3」の星光一の007ばりの活躍の
二週後にジェッターの同じようなシーンが!
当時はこういうことに目くじらを立てなかったのかも知れませんが、よく
担当や編集部で問題にならなかったものです。これでは手塚が「君は僕より
手塚的な絵を描くね」と久松氏にイヤミを言うのも当然かと・・。
百聞は一見にしかず。チャンスがあれば見比べて下さい。
スレ違いだけど、午前の鬼平と午後の必殺の再放送、
同じ日に全く同じプロットの作品を放送してたのを見て、引っ繰り返ったコトがあるw
>「君は僕より手塚的な絵を描くね」
重要発言と思われるので詳しく。
つか、イヤミの文脈の中で言ったのなら、コレも自虐ネタなのかなあw
2週前じゃ先の手塚作品を見てパクれる程の時間はなかっただろうし単純に被っただけな希ガス
編集や担当がきちんとチェックしてなかったのか、気づいたけど間に合わなかったのか。
それか、プロット段階では久松氏とやらのが先にできていたが、出したもん勝ち、で手塚がフライングしたとか
もしくは当時の少年漫画的にはよくあるお約束展開だったとか
今キシリトールでストラップもらえる
キャンペーンやってるけど、当たる確立どれくらい
なのかな…。自分は3回やって全部あたったけど。
ストラップ?ほんとでっか?
CMやってる?
>>895 最後中央の富士額キャラは誰よ?と思ったら、
なるほど、手塚キャラではないのな。
>>890 扶桑社文庫「スーパージェッター2巻」のあとがきより
私が漫画を描きはじめたきっかけは、小学三年生の頃に、漫画の神様、
手塚治虫先生の「鉄腕アトム」に遭遇してからです。あの丸みのある
流麗な線と、ストーリーの新鮮さは子供心にも魅了され少しでも手塚
先生の線に近づきたい一心で、毎日にように模写を繰り返したことを
覚えています。
デビュー当時、「私より手塚的な絵を描くね」と手塚先生から言われ
ましたが、なぜか私は皮肉をこめたその言葉に、神様の御神託の如く
感動したものです。
ジェッター連載当時は、手塚先生を中心とした丸っこい線の漫画が
全盛でした。(以下略)
久松氏本人が書いていることから、噂のたぐいじゃなく、本当に
言われたのでしょうね。手塚には悪気はなかったようですが・・。
別に嫌いではないんだけど、アトムとかBJとかサファイヤとかロックとかお茶の水らのメジャーは欲しくない。
雨降り小僧やリッキーのマイナーなキャラが欲しいです。
>>897 なるほど。でも、そんなに皮肉は感じないなあw
ホントにそう思ったから、屈託なくそう言っちゃった、みたいな感じでしょうね。
つか、手塚本人が「手塚的」なることをどう捉えていたのか?という興味があったモノで。
「記号」「人形」「デッサンできない」「つるつるしてる」……
自分の絵についての本人の発言はどれ一つマトモに受け取れないしw
でもまあ、自分の絵についていざ語れって言われたら、漫画家は誰でもそんなもんなんでしょうね。
HR打ったら「真ん中まっすぐ甘い球でした」って言っとけという、昔のバッターみたいな。
マイナーでもいいなら、エプシロンおじちゃんを出してほしい。
ハムエッグやローソクの人みたいなアメリカンチックなキャラクターは普通に持てそう。
ハムエッグの名前が言えるんだからランプの名前ぐらい言ってやれw
アセチレンランプ、と本名をいってやれw
箱に入った奇子とか、女になったミッドナイトとか、生まれたばかりの百鬼丸
なんかユニークでいいと思うけど。
ランプについてる蝋燭はいったいなんですの?
残りの人生をあらわすロウソク。
だんだん短くなっているのに気づいた?
たしか学生時代の友人に頭の形が凹んでる人がいて、
「そこにローソクが立つんじゃないか」と噂されてた事に
ヒントを得たんじゃなかったか。うる覚えだが。
公式見れば書いてあることを聞かれてもな・・・。
ユニクロのコラボTシャツ楽しみです。3つぐらい欲しいのがある。
910 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/31(土) 02:39:35 ID:7/wOqup4
今の冒険ガボテン島の単行本からは消えているが、
ジャングル大帝のジャングル王城を作るシーンと
ほぼ同じ絵の並びが、ガボテン島の作品中にそっくり
使われていたことを、(手塚マガジンれおに再録された
ガボテン島を読んだときに)知って、ちょっと露骨やな、
これはまさしく盗作だと感じたね。今から35年近く前の
ことになるが。
盗作というか、その手の話は探せばくさるほどある。
「手塚絵」のお手本が手塚作品なのは、当然といえば当然だ。
他の作家の場合とは違い、手塚の真似は許されると思っていたのでは?
当時の手塚はずばぬけた実力があったため、誰も自分は手塚のライバルと
思わなかったので、真似しても罪悪感をもたなかったのではないだろか。
あと、昔は著作権とかほとんど気にしなかったと思う。現在は残ってない
けど、当時の雑誌は手塚風、藤子風、ちば風、とそっくり作品がゴロゴロ
載っていた。
まあ構図には著作権はないってのが定説らしいし。
著作権的にイタダキがマズいのは、
構図<絵柄<プロット<台詞<キャラクター(意匠)<タイトル
みたいな感じなのかな。
タイトルには著作権ないよ。
「猿でもわかる〜」なタイトルパクられまくった、さるまんの人が自分のブログで言ってた。
構図というか、あるコマの絵(築城のありさま)が日本史の本の図版と
そっくりだといって池上遼一の「信長」が発売中止になり、その部分のみ
カットされたことがあったよ(小学館)。著作権より真似をしたという
倫理的なことが問題になったかも知れないけど、最近はやはり厳しいのでは?
クロマティーとかなあ。
タイトルについては、パロディ的なのはおkなんじゃね?
しかし、そのものズバリを騙ったら一発でアウトになるから、
一番白黒ハッキリしてるモノかと。
写真トレースについては、劇画的写実的にトレースしてアウト、
っていう判例がいくつかあったような。
でも、漫画的に処理する(自分の絵柄フィルターを通す)とどうなんだろなあ?
>>915 最近は外野がうるさいから、問題になる前に芽を摘むんだろうなあ。
>>917 あからさまな類似性が認められるとダメだったと思う
フィルタを介しても構図とかその他もろもろでひっかかるはず
著作権にひっかからなくても、まんが出版界はお互いに必死だから、
道に外れるようなマネをすると総殴りにされるんだろうなあ。
古い話ですまないが映画「うる星やつら2」の中にゴジラそっくりの
映画をみんなで見る場面があり、「こりゃマズいんじゃないか?」
という声もあったが、映画の配給会社が東宝だったので見逃してくれた、
と、監督だったか作画だったかの人が言ってたな。
そういうこと言い出したら、パロディなんて全くできなくなっちゃうもんなあ。
そういう面白さから本家に興味を持ったりするのに。
「誕生!手塚治虫」という本を読むと、
かなり初期から色んな物を参考にして(パクって)るのが解る
「ブラックジャックによろしく」なんて、問題になりそうでならないみたいですね。
ブラックジャックとという言葉が既にいろんな意味で使われているからかな?
「涼宮ハルヒによろしく」は許可を取らなきゃダメだろうな。
○の例 「サファイアによろしく」「アトムによろしく」
×の例 「リボンの騎士によろしく」「鉄腕アトムによろしく」
・・・ということかな?
オマージュ漫画だともうわかっているからじゃないのかね?
歌にも、時々昔の歌をイメージや引用で出すのってあるけど。
イエスタディとか。
ブラックジャックが一般名で自由に使って良いなら、
『ブラックジャック第二部』というタイトルのマンガが
許されることになるぞ・・。
ケースバイケースじゃね?
>>923 単にあらかじめ手塚プロに挨拶してあったんじゃない?
>921
権利ビジネスの成熟が、過去の資産との断絶を招いている部分が否めない。
中長期で見れば業界が自分で自分の首を絞めてるような気もする。
再放送なんかもせず、すぐパッケージ化しちゃうから、
かつてのヤマトやガンダムみたいなムーブメントが起きる可能性は
どんどん無くなっていってるし。
>>920 てかうる星には、そもそもやたら弱っちいケンシロウが出てる訳だがw
連レス失礼。パロディと言やあ、ケロロや今日から始まったハヤテのごとくなんて、
パロディてんこ盛りだもんなぁw 今そういう規制って、どこまで緩くなってんのかな?
【「ブラックジャックによろしく」によろしく】
>>900 エプシロンおじちゃんのは造形がかわいければ最高なんだけどなあ。
いつかは出てほしいね。
そういや「ブラックジャックによろしく」って
「ブラックジャック」と「ブッキラによろしく」の合わせ技とも言える。
ブラックジャックに夜露死苦!
だと違った漫画に。
バイオレンスジャックにもよろしく
バスジャックによろしく
これは駄目だな…
ウルトラマンジャックをよろしく
……とか言ったら新マン・帰りマン派の総攻撃が
切り裂きジャッk
おまえら遊ぶな。
それよりブッキラによろしくが入った恐怖短編集がコンビニで売ってたぞ。
コンビニ版はあまり見つからないな
945 :
愛蔵版名無しさん:2007/04/10(火) 15:12:14 ID:M0+Qa1rz
ミッドナイトって面白いの?
うん
ほとんど面白いからさ逆につまらないの教えて
ミッドナイトははなぁ。
好き嫌いがありそう。
短編の寄せ集めだからどうしてもブラックジャックとかぶる。
本屋で文庫本以外の手塚作品を見たことないんだけど
普通のコミック版はどこに売ってあるんだろう
でかい本屋、古本屋、通販、オークション
>>947 やっぱり『サンダーマスク』じゃないだろうか。
『ミクロイドS』もいい味出してる。あと『ダスト8』や『未来人カオス』かな。
冒険狂時代
結構面白かった。
わかりやすくて面白いといえば「W3」だと思うぞ。
ミッドナイト、まーおもしろいけどキャラ弱いよね。BJに比べると。
ミッドナイトはサブキャラやライバルに恵まれなかったような気がする。
この前三つ目を手塚全集で全13巻買ってきたんですけど
掲載順バラバラなのは何故ですか?どれが1話目でどれが最終回かよくわかんない
んですけど・・・
>>958-959 ご丁寧にありがとうございます。なるほど、そうだったんですね。
手塚作品は子供の頃から好きで、又最近持っていない物をちょこちょこ集め出して
いるのですが何か間違って買ってるの他にもありそうですね・・・
本当にありがとうございました。
ロッテのキシリトール
たくさん買ったのに結局当たったのBJとアトムとひょうたんつぎだけ。
もうやめた。
全集に何を採録するかは手塚自身がいろいろ思うところあって決めたのだけど、今からすれば余計なことをしているよなあ。
コンビニ本は紙の質が悪いけど、未収録作品がいくつか入っている。
最近は下火だが、未収録作品を目玉にして発売するのが流行ってたね。
あとは、ブラックジャック好きならをチャンピオンコミックス(新書版)で集めたほうがよろしい。
ブッダもコンビニ本には未収録作品入ってたね
それは読んでみたい
赤いリボンつけてるクロネコが出てくる漫画ってなんだっけ?
>>966 ユニコか。見たことないと思ってたけど実は見たことあってびっくり
コンビニ本とはコンビニで売っている漫画のことでつか?
ヒント
コン・ビニ本
缶入りのカン・ビニ本
金色のキン・ビニ本
とか、昔はいろいろあったんだよ。
赤本もね
ヒントじゃなくして答えをください。
974 :
愛蔵版名無しさん:2007/04/14(土) 20:59:24 ID:TpLmUUCz
ユニ子は愛を求めてひたすら他人に依存して自分というものを見失っている
一種の神経症的なキャラクターだと思った。
俺は黒男♪チンコは白よ〜♪
いや、そもそもユニコーンってのが処女を好きなスケベ馬、という
設定なんだから。
火の鳥とは逆なのか。
世界観やユニコの立ち位置は火の鳥と繋がるものがあるけどね。
そうか。火の鳥は童貞大好きのスケベ鳥。
>>980 まぁ、手塚作品はエロいのがデフォだしなw
そろそろ世界最後の日が迫ってきているのだが、次スレを心配しなくていいのか?
『12』のつくもの・・。
今日、コンビニ本の恐怖傑作集を買ってきたんだけど・・・ブッキラって何者?妖怪?裸でネクタイ巻いてるし・・・
末見の為、スイマセン。
気になったもので・・・
\ ∩─ー、
\/ ● 、_ `ヽ
/ \( ● ● |つ
| X_入__ノ ミ 俺は釣られないクマ ・・・
、 (_/ ノ
\___ノ゙
/ 丶' ⌒ヽ:::
/ ヽ / /:::
/ /へ ヘ/ /:::
/ \ ヾミ /|:::
(__/| \___ノ/:::
>>983 1→ワン 2→ツー
1→いち 2→に
1→ア 2→キ
一輝まんだら打ち切りみたいな感じで終わって消化不良だった。
手塚流のフィクションとノンフィクションを合わせた伝記もの
好きなだけに、その後が気になる。
>>984 妖怪。手塚御大曰く、グレムリンのイメージらしい。
手塚先生ってキティちゃんの絵を描いてたんだね。
ほとんどヒョウタンツギだったけど。
それより、次スレどーすんの?
十二,十に、じゅうに、じゆうに、じゅにゅう?
「自由に(12)つくれる手塚治虫作品集」
>>993 次スレ乙。
ところで、「火の鳥2772」のDVDが安売りしてたが、未見なのだ。
見る価値があるか、誰か教えて。原作はあまり好きじゃないけど。
>>994 内容はしょうもないらしいけど、未来都市のラーメンみたいにからまった立体交差道路
を行くシーンが、実際にプラレールの立体版みたいなのを組んで、それを実写して
それをなぞってアニメにした…って話は聞いた事ある。
ただ、原作あまり好きじゃないなら、逆に、2772気に入るかも…
2772ってオルガのやつ?
だったら原作はなかったはずでは?
劇場版オリジナルだと思ったけど。
もしかして火の鳥シリーズ自体が嫌いなのかな?