>>933 逆に言えば、他のロボットが、アトムも含めてかなり好戦的で、戦いに簡単に同調していったのに比べれば
、一人だけ戦いを望まず、平和に生きたいロボットだったんだよね。
そこが特殊でもあり、不思議な存在だった。
彼の行動はけっして卑怯とは思わない。
戦って勝つ条件が必要なのはプルートウの側だけの勝手な都合。
エプシロンはどんな方法を使っても生きる権利はあった。
でも、自分を殺しに来た相手なのに助けてしまう。
その報われない優しさがかわいそうだし、なんともやるせないんだよな。
プルートウに、決闘は延期、海底に沈んだアトムを助け出すのを手伝ってほしいと
言われてついて行ったわけでしょ>エプシロン
そこでプルートウを騙して罠にかけるのは、やっぱ卑怯だと思う
決闘を一方的に押し付けたのはプルートウだからなあ。
エプシロンが拒否したって一方的に殺すつもりだったし、そんな侵略的な暴力にさらされたら、
助かるために様々な方法を使うのは当然だろ。
そんな状況に自分がなったら、というのを
>>935は想像してみたらいい。
本来正々堂々と戦う義務があるのに、エプシロンの弱みに付け込むようなことをし、
助けられた借りも返さなかったプルートウは
確かに卑怯者の人の心を持たない奴だと言えるがね。
>>936 エプシロンは決闘を拒否してないよ。
オーストラリアで、って場所まで指定してるじゃん。
アトムに拒否(お茶の水博士に止められて)された時には引き下がってるしね。
それとプルートウはエプシロンに助けられたことはない。
アトムには一度助けられたけど、その借りをプルートウはちゃんと返してるよ。
>>937 海底で助けられたのは、どう見ても助けられた状況ですよ。
単にプルートウが恩を知らなかっただけ。
プルートウは一方的に殺すのが目的だから
引き下がってもまた来るだろ。
助けられたことはない
とは、あきれた。
読者にこんなことしか残せないんだな。
この漫画。
だいたいプルートウは一方的な侵略者だぞW
海底?
あれは休戦して共同でアトム救出作業にあたってるんだから、協力し合うのは当たり前。
助けられた内に入らないし、逆にあそこで罠にかけようとするエプシロンの方がおかしい。
悪人に造られたプルートウは、主人の言うままにロボットを破壊し続けた。
造られたばかりで言われるままに動いていたプルートウだったけど、アトムの態度やアトム
を失った天馬博士やウランの嘆き・・・色々なものを見て自分で考えるようになる。
最後には、人間のために働きたいと考える。
それでも主人の命令だから、ボラーと戦って死んでいく。
そこら辺の板ばさみ状況でのプルートウの姿勢は身ごたえがあった。
ゲジヒトの、背後にいる人間をつきとめなければという考えもうなづけた。
ウランがプルートウに食ってかかって、プルートウの心を動かすエピソードもよかった。
エプシロンについては、可哀想だったという以上の感想はないな。
プルートゥに命を狙われている状況で
毅然と助けることのできるエプシロンの気高さが
かっこいいと思うな。
助けないほうがよかったのはにねw
そもそも決闘を拒否できないような状況に追い込んだのはプルートゥなんだよな。
その暴力の酷さがわからないとしたら不思議だが。
ひかり…ひかり…
あプルートウがエプシロンに助けてもらった事実は変わりないんだよね。
それをなかったことにしようとする940がどうかしてるんだよ。
プルートウには理解できなくても
自分を殺しにきた敵を、逃げることもできたのに助けてしまう
エプシロンの心は尊いと思うし、切ない。
海底の件はプラマイ・ゼロで貸し借りなしになると
思うが、あの場面を読み直すと、ずーっとエプの視点
なんだよね。読者はエプに感情移入しちゃうし、手塚も
プルートウへの読者の憎しみをかきたてて、ラストの
カタストロフィーへ持っていくつもりじゃなかったのかな
(すくなくともエプ最後の回までは)
>944
それは違うだろ。
どう見ても助けたエプシロンの姿勢の貸しが大きいと思う。
プルートウの自分買ってな都合に感情移入させてるから
プルートウのしたことの酷さもわからない擁護者ばかり出てくるんでしょ。
まあ、この作品は今まであまりにプルートウの側からしかものを考えない
都合の悪いことに蓋をするような扱いされてきたから
エプシロンの立場も考えられない人が出てくるのもよくわかる。
940もプルートウに都合の悪いことはなかったことにしているような言い方だもんな。
白黒のアニメ版だとエプシロンはプルートゥに殺されないで
アトムと一緒に火口に岩投げたりしてた覚えがある
アニメは別物だしスレちがい
はーい
プルートウはどんな手を使っても勝つことを命じられているから
あれでいいんじゃないの?勝てばいいんだ、だもの。
それがボラー戦で気が変わった、というか目覚めた、ということだろ。
手塚の言いたかったことは。
>>950 プルートウはよくても、他人の迷惑も考えなさいw
>>948 アニメはエプシロンはほとんど削除かキャラ変えられてるからなあ。
もっとも、原作のあの場面はお茶の間ではきつい。
とてもプルートウやアトムによかったねという気分にもなれなくなる。
そこで変えてしまったことでプルートウが酷いことをしているという認識が
作品から薄れてしまった。
今更言われても理解できない人も増えてしまったのだろう。
人間、都合の悪いことは忘れたいものだからね。
でも、プルートウには都合が悪くても、エプシロンのお話は
普通に見れば胸を打たれるね。
彼の一見弱そうでもしっかりした優しさを持った姿勢や彼の死を悲しむ子供の存在は、画面には出なくても
プルートウが変化するのに一番影響を与えたに違いないと思うよ。
『闘将!拉麺男』で、エプシロンが幼児かばって破壊されるシーンを
そのまんまパクッてるね
>『闘将!拉麺男』は別物だしスレちがい
はーい
>>953 なるほど、そういう話もあるんですか。
情報どうも。
史上最大のロボットの話題が続くけど、同じように長いロボイドは
話題にもならんな。俺はあの五号だか四号だかの変身する女ロボイドが
好みなんだが。
エプシロンのエロ可愛さが全てを凌駕してしまうのだ。
長い話だと、ホット・ドッグ兵団の巻が好きだな。
センスオブワンダーと謎解きの面白さがあって、見ごたえがある。
44号が最後にひげおやじ先生の元に帰ってくるラストも後味よし!
乱歩的な毒々しさ、というかアクの強さからいうと、「ロボットランド」
はスゴイ傑作だと思う。ただし、現行版じゃなく初版。破壊される
オデット姫の場面も悲惨だが、ヒゲオヤジに化けたアトムの母親の
変装がやぶれ、服ごと剥ぎ取られてしまう場面はエロいぞ。
959 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/16(土) 14:35:49 ID:QYG1hFr+
ロボイドの巻なんか蒸しプロアニメではたったの1話にして放送している
ぐらいだから。
原作がアニメで蔑ろにされている、という話題だから、
ここでもいいのだよ。
ロボイドって地球侵略が親子ゲンカで終わってるからなあ。
「ロビオとロビエット」=家どうしのケンカ
「青騎士」=夫婦げんか+親子げんか
「アトム復活」=親子げんか
手塚の心はこの頃、荒れ果てていたんだよ。
喧嘩を描く奴の心は荒れ果てているんですか?
言いがかりをつけるヤツの心が荒れ果てていることは間違いない。
そうだな。
それはともかく、ロボイドはファンに嫌われているんじゃないか。
前半と後半のつなぎがうまくいってないぞ。
なんとなくロボイドはワクワク感に欠けるような気がする
968 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/17(日) 17:33:59 ID:Alcmj2oT
ロボイドの巻では、仕事に没頭しすぎでパパが
家庭不和を興して子供がぐれてという話なので、
作られた時期を考えると、手塚先生が自分の
状況と重ね合わせて描いているかのような
気がしなくもない。
ロボイドにしても、地上最大にしても、複数戦士ものの魅力である
各キャラの掘り下げ、個性の膨らませが,足りないってのもあるんだろうなあ。
手塚漫画ではそういうのが難しいかもしれないけど。
ナンバー7なんか、連隊もののはしりのような気がするけどね。
でも009に比べると、七人の戦士の描写が不足がち。
手塚はこういうのが苦手なのかな。常に主役がからまないと話を進めない
とか・・。
>>970 昔の漫画では、主人公一人がえんえん活躍というのが多かったから
戦隊的設定を利用しながら話を進めるという発想が乏しかったのかも。
設定は面白いのは時々あるから、もったいなかったよなあ。
でも、今も生きていたら、何かやったかもしれないね。
鉄腕アトムの良さは、斬新なアイディアとテンポの早い展開だと思う。
SFに謎解きの妙味や人間ドラマを加え、圧縮して(冗長にせず)一気に最後まで
読ませる。
ただ、後期になると余り新鮮なアイディアが無くて、未知への憧れをかきたてると
いうよりは、妙に現実的で安っぽい話が多かったと思う。
ロボイドはまぁまぁ面白いけど、ロボイドに普通のロボットと一目で分かるほどの
違いがなくて、平凡な作品だったかなという印象ですね。
地球外から来たロボットということなら、アトム対ガロンの方が面白かった。
地球上に出現した他惑星の環境。
地球上の生物が絶滅してしまうという危機感。
水爆ミサイルも通用しない圧倒的な強さ。
最後まで息もつかせぬ迫力だった。
>>973 刻々と迫る地球の最後・・・。
CGか実写で映画作っても面白くなりそうなんだけどな。
ロボイドの銀色(たぶん)の体が
無機質なイメージを呼んでるのかな
ロボイド編が人気ないわけではなく、
地上最大ロボット編がキャラ人気で突出していて
語りたい人が多いだけかと。
トラウマがの残る話もあったし。
俺は【地球最後の日】がベスト。
現代のマンガ家なら、あれで大長編を作るだろうな。
>>976 エプシロンのエピソードは、アトムだけでなく手塚作品全体でも最高の一つだと思う。
でも、すごくトラウマでもあるんだよね。
地上最大のロボットも、アトムの中におさめられたお話ではなく、独立したお話だったら
エプシロンにももう少し救いのあるお話になっていたかなあ、
などと思うこともある。
「地球最後の日」もよかったね。
キャラの描写やエピソードでふくらませて大長編にできる話を凝縮してまとめる。
次々に新しい話を生み出す。
手塚治虫は天才だったと思うよ。
>>979 そうだね。アイデアが次々投入されて面白いお話になっているのは
手塚先生の強みだね。
キャラが魅力あったりすると、もう少し延ばしてくれても、と思えてしまうこともあるくらいだw
バランスが難しいね。
そ
ゾロモンの宝石も面白かったよね。