遥かに時を越えて、
萩尾望都作、少女漫画の名作「ポーの一族」について語りましょう。
導尿カテーテル2げと
「アロイス」はダメなの?
4 :
愛蔵版名無しさん:04/03/02 20:49 ID:EL+hE+8G
あらゆるものを見てヒキコモリを連想してしまう私。
例えば、カタツムリを見て、ヒキコモリを連想し、
寝ぼけた人を見て、ヒキコモリを連想し、
子供をみて、ヒキコモリを連想し、
障害者を見て、ヒキコモリを連想し、
鬱病のCMを見て、ヒキコモリを連想し、
伊集院光さんを見て、ヒキコモリを連想してしまう。
「引」という言葉に過剰反応ぎみ。
当然、「引きこむ」という言葉を「引きこもる」と聞き間違えてしまう。
でも、ヒキコモリの存在は性解放や美少年ブームやナンパブームに
ブレーキをかけている感じがするので、ありがたい。
だから言いたいの、
ヒキコモリありがとう
誰が 殺した クック・ロビン!
あーロビンカーの話も泣けるね…。
アランだけはガチ
9 :
愛蔵版名無しさん:04/03/04 09:48 ID:EPLfGqwW
なぜ?
10 :
愛蔵版名無しさん:04/03/04 20:55 ID:1HwHYylM
ポーの一族懐かしいですね。
エドガーの妹の彼氏だったか、髪の長い人
はまったわぁ
11 :
愛蔵版名無しさん:04/03/04 21:40 ID:bmA9VRpw
そのあまりの美しさに
少女の時を止めました
12 :
愛蔵版名無しさん:04/03/04 22:07 ID:gyHHiY4v
>
>>11 そう、美しかったわ。胸キュン
何で死んじゃったのかしら。
ユーシスだわな
母のあまりの愛に押しつぶされたんじゃなかった?
「どちらも選べないから…」
>>13 そういえば、かすかに記憶が蘇ってきました。
今だったらユーシス様に言えるわ
「どちらか選びなさいよね」
でもその優柔不断なところがまたいいのよね。
15 :
愛蔵版名無しさん:04/03/05 21:58 ID:LvidqHc/
でもポーでユーシスってあんまり意識したことないキャラだ…。
死んだ時も、「アララ死んじゃったよ」と思っちゃったし。
しかし「ユーシス」という名前のキャラはどうして「アララ死んじゃったよ」感を残して
死んでいくのだろう。いや、私だけかもしれないけど。
>>15 >「アララ死んじゃったよ」と思っちゃったし。
↑
おっかし〜(笑)
この漫画は敵が出てこないからな
と、ジャンプ的発想で読んでたら
いつのまにか新しい感性に衝撃を覚えた記憶あり
しかしエドガー、死ぬとき親父のことも思い出してやれよな
時を越えたアランが時計に巻き込まれて死んでいくっていうのが…切ないのう。
今連載してる「バルバラ異界」もおもすろいよ。
ユーシスは、こいつち○こついとんのか?って思うくらい、生命力なさそうだった。
マザコンだし。
20 :
愛蔵版名無しさん:04/03/08 19:07 ID:F8JL2ooG
>19
結局死んだしなー。
自分の中ではユーシスってかなり脇役なんだけど…。
あの話の見どころはメリーベルがエドガー殺そうとした時、エドガーが「どうしたの、早く
おやり」と言った所から…。
「私ずっと待ってたのよーーエドガー」
「みんな私をおいていった!」
「世にも類いまれなる美女が、あなたに求愛してるのよ。
まろやかな家庭を作るのよ。何もかも取り戻せますとも…」
散々泣いたな…。
トーマの心臓の方が好きだなぁ。
オスカー超カッコイイ。マヂ恋したし。
あの話の見どころはメリーベルがエドガー殺そうとした時、エドガーが「どうしたの、早く
おやり」と言った所から…。
なんか水しぶきみたいな感情の激流に流されてしまうメリーベルがいいよね
「私ずっと待ってたのよーーエドガー」
小鳥の巣で天使を待っていたロビンとも重なるし
誰が 殺した クックロビン!
>21
自分はトーマの話はそんなに好きじゃないけど、オスカーはかっこよすぎ…
半ズボン 長いマフラーをまいて
シュロッターベッツにやってきた彼
おとなっぽい目をして おとなっぽい口をきいて
金髪をかきあげてた彼
萌えってこういう感じだろうか、と19歳にして知るw
でも11月の〜に出てくる初期オスカーは、普通に性格が悪いw
25 :
愛蔵版名無しさん:04/03/09 02:07 ID:hTgT2mIe
キリアンの役は、構想の段階では、オスカーがやることになって
たんだよね。
そういえばキリアンはどうなったんだろう…。
オスカーでもよかったかも。萌え。
キリアンのその後は気になるよね
ドイツも統一されたしベルリンの壁の上で踊ったのかな
萩尾さんも忘れてたんだっけ?>キリアン
インタビューか何かでつっこまれて、「どうしよう、私責任もてないw」
とか言ってたらしいw
責任持てよ・・・・・・
トーマの心臓読んでみたけどあんまりよくない
男子校で男子量だったから拒絶反応でてしまう
やっぱポーだよ
吸血鬼で性欲ないからホモでもOKだよ
トーマの心臓も一応性欲はないのだが…
初期傑作といえば「小夜の縫うゆかた」!
昨日「耳をすませば」見てて急に思い出した。
脇役のおさげにそばかすの女の子が、
「小夜〜」のえっちゃん(だっけ?めがねの。何故かモテる)と
重なって見えちゃうんだよなあ、全然似てないのに。
32 :
愛蔵版名無しさん:04/03/13 22:19 ID:eeDRLKxD
「小夜の縫うゆかた」!っておかあさんが死んじゃう話でしたっけ。
違う話かもしれないけど、みつあみ編んでくれたお母さん亡くなって
髪切ったよと語りかけるシーン泣けました。
リデルになりたいって思った人はいるの?
34 :
愛蔵版名無しさん:04/03/18 06:38 ID:LZ/TLF/g
明朝系のフォントであっても、
横組みで表記されていると、いまでも
ぽ ー の ー ぞ く
と読んでしまう。
誰もがオズワルドだしエリゼリだしマドンナだし魔法使いだしリデルだよー。
なりたいというよりポーでリデルの立場を体験したというのが正しい。
それぞれのキャラで、「これは自分にない気持ちだ」と思ったのはユーシスぐらい。
親の愛と自分の愛の板挟みで窮屈になってて…っていうのは、幸福なことになかったので。
正直、「小鳥の巣」の女装アランには萌えた(*´Д`)
やっぱりアランだけはガチだよね
やっぱりキリアンのその後は収録されてないんだね。
必死で探したよ(w
すごく気になるんだけど。
キリアン子供作ってたら隔世遺伝で吸血鬼出るはず
いつか出会っただろうか、エドガー
実際どんな話になるんだろうね。キリアンの子孫が発現するとして。
はぐれパンパネラか…うまいことラストに登場エドガー達を救うなんて
期待していたわけだが。そんなにおいしくいかないか(w
キリアンは人間として生きていったはずなのに、やはり物語で先が
ぼやけてしまったせいか、「取り残された子供」の印象が強い。
血だけ残して去っていったキリアン。
何気にパンパネラではないにしても
やたら長寿になってたりして。>キリアン
でもきっとビール腹の太った陽気なジジィだろうな
で、イマドキの若者にキレたり
「最近の若いのは…」とか?w
そういや奴はバラの香料がだめっぽかったね。となるとビールがエネルギー源か。
そういやエドガーって、死んだことになってるの?
ラストの花畑の絵を見て初めはそうかと思ったけど、
ファンサイトの年表には失踪やら行方不明やらあるんだけど…
>44
作品的には「謎」。
ただ萩尾さん自身は、「エドガーはまだそのへんでどっかで生きてます」と言ってます。
もしかしたらあなたの部屋の窓からさらいに来るかもよということでしょうかね。
>あなたの部屋の窓からさらいに来るかも
そういうこっちに振るのは個人的にヤダ(w
現実じゃないし〜
向こうで生きてて欲しいな。
ポーの村に帰れるといいっす。
「おいでよ。ひとりではさみしすぎる・・・・・・」
このセリフ好きだからついていくかも
でも俺もうすぐ25だしなぁ十歳はなれたエドガーに命令されるのは癪
だけど永遠の若さにはあこがれるなあ
48 :
45:04/04/03 00:25 ID:???
>46
自分はそのテのタイプではないけど、連載時は窓開けて寝たり
バラの花びら煮たりしてる子いっぱいいたって言うし、
まあそこまでいかなくとも、皆、「どこかにいれば」と思うでしょうと思う。
ポーの村に帰ってもエドガー幸せじゃないだろう…
彼はバンパネラにもなりきれていない、永遠の疎外者なのだから
>47
エドガーは百歳越えてますぜ
49 :
愛蔵版名無しさん:04/04/03 02:39 ID:AYZ3Xiqe
スコッティの村の上にあったお館、グレンスミスが迷い込んだポーの村。
それらは全く離れたところに在るバンパネラの根城なのだろうか。
エドガーたちはポーの村を探しているし、キングポーが今どこにいるのかも解らないなんて
キングポーは一族の儀式での仲間増やしにしか関わらず殆ど棺おけで眠っている。
殺戮と一族の儀式での仲間受け入れと、からかい半分で周りの人達から少量のエナジーを
貰うので生きながらえている。
ポーが暮らしている場所をいつか見つけ遠いときを彷徨って欲しいですね・・・・
>>48 外見が15歳の少年に命令されて、場面を他の人に見られたらヤでしょ
それより連載時バラの花を煮たりしてる子いっぱいいたって社会現象じゃないですか
もっと詳しく教えてください当時の事を
51 :
472:04/04/03 08:46 ID:???
>49
いや、私47より年下の読者なんで。
ただ少女板や雑誌ではよく見かける。
「バラ煮たら臭いだけだった」とか。「お茶にバラのエッセンスのかわりに**入れてた」とか
「窓開けて寝てた」とか。
まあでも少女期ってそういうのがある…と思うから、社会現象と言うと言いすぎでは?
僕地球読んで月見て泣いてたって人もいるっていうし。
エドガーはどのみち他のバンパネラと一緒にいても孤独なんだろうなあ。
誰かかわりを見つけることはあっても、むやみにすすんで仲間に加えようとはしないだろうし。
そしてかわりをみつけても結局苦しむんだろうな。
時の無限ですね…。ラストでは一応「もう明日へは行かない」って言ってるから拒否してるんだけど。
52 :
48:04/04/03 08:46 ID:???
↑間違いまくった。
>50
実体験としてバラを煮たことはある。
ただしポーの一族を夢見てとかそんなものではなく
物理的にバラを煮たらどうなるかという興味で。
テレビの中はどうなっているの?という同じ感覚。
もしロマンチックな答えを期待していたらスマソ。
でも得てして現実こんなものだと思うが。
>53
現実は想像を越えてるものだよ
スレどこ行ったか忘れたけど、「忘れたい痛い過去スレ」には51みたいな話はずらりあった
マジでつか!?
本気でエドガーが迎えに来てくれるとか想像して窓開けて寝たりしたわけ?
う〜ん、一体何歳くらいの時の話なんだろうなぁ。
なんか数年前にトルコで子供たちがポケモンになりきってベランダから
飛び降りた事件とかあったのを思い出してしまった・・・
ぼく地球の時も思ったが、現実に思い込むのってすごいねえ・・・・
少女趣味ってやつはロマンを超えている・・
バラのポプリとか、紅茶に浮かべるとかまでなら友人がやっていたが。
ところで、薔薇の香料って本当にあーやって作れるの?
>48
自分もそのテじゃないタイプだが
「夢みる幻想」として考えるなら、生きていて欲しいと思う。
だって切ないじゃん。
もっとも、死が解放なのは人間も同じなんだけどね。
死という概念を無への解脱と解釈するならば。
夏は毎晩ベランダの戸を開け放って寝ていますが誰も来ません。
エドガーは体温低そうなんで抱き枕がわりにしたいが。
バラのジャム、というバラの花びらが少し入ったジャムを買った
ことはありますが花びら以外は甘い色付きの液体をゼリー状にした感じで
得体の知れないものでした。
萩尾本人はバラのジャムについて「あれおいしくない」と言っていたような
不死で彷徨うのがなんとなくかっこいい。
いきなり変な質問して申しわけないのですが、ずーっと謎だったので
聞かせて下さい。ポーの一族でエドガーがいきなりアランに目を付けたのは
なんでなんでしょうか。血がおいしかったから?ただなんとなく?
エドガーが積極的に一族に加えようとしたのってアランぐらいだった気が
するんだけど、どういう基準で選んでたのかなぁ・・・・と。
自分とアランの孤独さからかな。
62 :
54:04/04/04 18:59 ID:???
多分、「マジで信じて」痛い行動をとってるんじゃなく、「酔って」るんだと思うから、
別に本気で信じ込んでるわけじゃないと思うよー。
気取っているというか。想像の域だが。
スターウォーズのファンがサーベル振るような物では?(違うか)
>60
アランってピーターパンでいうウェンディ的存在だよね。
こちら側から世界へ連れていかれる存在であって、やや読者寄り。
形式的には分かっても確かに理由がはっきりは語られてないと思う。
確かにアランは家庭の中で孤独だけど、アランのことをよく知る前に目を付けるし、
出会いで一目ぼれと言っても説得力はない。
多分寂しいからだと思うんだけど、メリーベルのために連れていく、みたいなことも言ってたし。
あのまま誰も死ななかったら連れていくの大変だっただろうか。パパママ怒っただろうに。
血が美味しいっていうのはないと思う。
仲間にするにはエナジーを注ぐんじゃなかった?ただ吸ってもグレンスミスや死んだ女の子みたいに
なるぐらいで?
明確な表現はなかったが。
ところでヴァンパネラって何語?
やっぱり気が合いそうだったからじゃない?
やっぱり一言で言うと「気に入った」っていうやつですかね。
直感?でももしあそこで出会ってたのがテオみたいな子だったら
エドガーはどうしてたんだろう。
どうでもいいけど竹宮の風木の眼鏡がテオに似ててちょっと嫌だった
漏れ的解釈だけどアランをつれていったのは北斗の拳で言う
「同じ女(ユリア)を愛した男だから・・・」と同じかな?
それとも、いずれメリーベルを知ってる人達はいなくなって忘れられるから
忘れたくない!アランをつれていこう、愚かな行為だとはわかっていても・・・
ってそんな感じかな。ごめんうまく表現できないわ
>68
いや、ラストで浚っていく気持ちは理解できても、
最初にアラン!と決めてる理由がワカラナイってーこと。
馬で出会った直後に決定してるし、メリーベルにもあいつにするって言ってるし
>>69 血(エネジー?)が合いそうだったからじゃないの?
体の弱いメリーベルに合わない血を与えると危険だから。
結論
いろんな意味でアランが美味しそうだった
>68
アラン=メリーベルの身代わりっていうのは、そのままポジションのすり替えだとオモ
勿論二人でメリーベルの記憶は共有してるけど、
エドガーにとっては弱く自分の保護が必要で自分がいなきゃ生きていられない存在がアラン
エドガーは「ぼくら二人でアランを愛してるよ」と言ってるけど、アランは少なくとも自分あh
メリーベルの身代わりだと思っていた。
>71
>いろんな意味でアランが美味しそうだった
正直、萌えた(*´Д`)ハァハァ
エドガー×アラン萌えとか言っちゃ駄目ですか…_| ̄|○
厨房の時から謎に思っていた事。
パンパネラ夫妻はHをしているのだろうか。
子供はできないとか言ってた箇所がある(男爵夫妻の結婚あたり)
単に一旦死んだ身体故、作れないという揶揄なのか、
作る行為そのものすらしないからなのか。
一般的に吸血鬼はHは血吸い兼ねてしてるみたいだよね。
あの作品で性的な部分は考えたことなーい
作品外って感じだー
でもセクシャル的な部分の排除された吸血鬼作品って見たことないなそういえば
普通、美女と吸血鬼とエロっぽい雰囲気がある
勿論ポーもいろんな意味で色っぽいが
まだ日が浅くて人間だった頃の生活習慣がのこっているヴァンパネラはHもするかもしれないが、
年を経て身も心もヴァンパネラになってしまうとHしたいと思わなくなる。
そんな気がするだけ。
つーか年取らないはずなのに、老ハンナとキングポー老けまくりだよね
老ハンナ枯れ木じゃん
よっぽどバンパネラになるのが遅かったのか、それとも少しずつ歳はとるのか
エドガーもそうなると夢が壊れるから、よっぽど遅かったでアンサーとします
親父に怒られてむしゃくしゃしていたので、ついかっとなって
やってしまった。正直、相手は誰でも良かった。
こんなスレに何故紛れ込んで…?w
被害者の少女はデイリー
幼少時、借金がわりに奉公に出されていたが
出先が破産したため、実家に戻って母親と二人で暮らしていた。
金目のものは盗まれておらず、通り魔の犯行と見て捜査にあたっている。
「酔っちゃいませんぜ、あっしァ!」
赤い服きた子鬼がピョンピョン・・・だっけ?
証言者、時空を超えてまっせ(w
昔どっかのアマチュア劇団が11人いる!の芝居をやった時、ツタが
のびる…のシーンでいきなりメリーベルが出てきて
「にいさま見て ツタのかんむり」
…とやったらしい。
>>82 11人目はメリーベルだったのか・・(w
大胆な解釈だ。
エンジェー
ルカミング
アイム
ヒア!
エドガーたちは何語でしゃべってるんだろ?
………………英語じゃなかった普段?
ロビンとも英語で喋ってたんじゃない?だから何て言ったかキリアンも
ちゃんと判別出来なかったような気がする。
そういえばアランと内緒話する時は英語だったような〜
長く生きてるから、二、三ヶ国語話せても不思議はないんだろうね。
訳が書いてなかった、エドガーとアランの内緒話・・・
英語の先生に頼んで訳してもらったイタイ思い出が_| ̄|○
え? 小さく訳書いてあるよ。
>90
内緒話の部分じゃなかったかも?
たしか書いてない部分があったんです。
読み直して見ないと思い出せないけど。
ア「どだい気に入らなかったんだ、学校なんて」
エ「第一日目から何を言ってる」
こんなかんじの日本語訳がはいってる、そのあとの英語ですよね。
ナニイッテンダコノヤロとしか書かれてない。
で、先生なんて訳してくれたの?
93 :
愛蔵版名無しさん:04/04/27 01:48 ID:fu+A+ofo
94 :
愛蔵版名無しさん:04/04/27 14:58 ID:hT5faLjM
タイトルページの前の導入部かな?
アランが「What a blabfermouth!」(正確にはblabbermouth)
というのと「What kind of question is that!」
だと思う。
BSこだわり館「THE・少女マンガ!〜作者が語る名作の秘密〜」
第3夜 4月29日(木) 23:00〜 「ポーの一族」 作: 萩尾望都
ナビゲーター・はな ゲスト・夢枕獏
この話、日本でやったら人気でなかったろうな・・・
日本を舞台にしたら座敷わらしのイメージになってしまうと
作者が言っていた。
>>60 >ポーの一族でエドガーがいきなりアランに目を付けたのは
>なんでなんでしょうか。
それはきっと、アランにユーシスの面影が重なったからでは??
共にパツキンキャラで、顔立ちが似てる。
「ポーの一族」のラストに、ちらっとあったユーシスの髪型と、
メリーベルと銀のバラ時のユーシスの髪型は違うんだけど
それって、まんま2パターンあるアランの髪型の変化とシンクロしてる。
「ポーの一族」→「小鳥の巣」
母親との関係性の描写や、メリーベルとの関係ということからみても
ユーシスとアランは重なるところが多い気がする。
性格の違いは、萩尾さんの作戦というより、
アランというキャラクターが暴走したっぽい。w
キリアンその後も気になるんだけど、ランプトンも凄く気になる。
何故アランは描かれなかったんだろう。
そもそもアーサーと居たのは、エドガーだけっぽい。
アランを置いて時々出掛けてたエドガーの行動も、勘ぐって30余年…。
100 :
愛蔵版名無しさん:04/04/30 17:05 ID:v3ImYRca
漫画夜話よりずっとイイ!
作者本人に当時のことを振り返ってもらって
いろいろ語ってもらえるのはすごく貴重だと思う。
つか、夜話イラネ
>>100 たかだか100とったからっていばるな・・・!
人のかって・・・・・・!
103 :
愛蔵版名無しさん:04/05/01 00:17 ID:jK6+AxRz
「ねえ、あのおばちゃま好きよ、おかあちゃまにしてよ、
おばあちゃま何でも出来るんでしょ」
「きれいな人、きれいな人、ぼくはお母様を知れないけれど
こんな感じの人じゃなかったんじゃないかしら」
シーラはこのとき20歳、エドガーの母ちゃんどころか
おばちゃま扱いを受けるなんて・・・シーラ・・・気の毒
…でもまぁ今更だけど、よくこの作品が世に出たなと思うよ。
この作品が無かったら、私の人生変わってた! なんて人が
この世に何人いることだろう。末席に自分含め。
今の日本漫画というものも、絶対に違ったものになってたと思う。
と、いうことはアニメの方にも影響あるわけで。うぅむ。
オスカーは恋人にしたい理想の青少年。
エドガーは永遠の憧れ。
オスカーにはいつも居て欲しい。
エドガーにはどこかにきっと居て欲しい。(けれど遠くで想っていたい)
オスカーは垂れ目。
エドガーはツリ目。
(w
オスカーねぇ・・・
カレカノの浅葉的ってゆうか
格好いいのか?女にとっては。
男からすると男の友情を勘違いしてる風にしかみえん
「ユリスモール、グダグダ悩んでないでサッカーでもしようぜ!」
ってくらいの方が格好いいでしょ
あ、エドガーはいいんだ。だって吸血鬼なんだから
是非インタビューさせて欲しいよ
>「ユリスモール、グダグダ悩んでないでサッカーでもしようぜ!」
>ってくらいの方が格好いいでしょ
まさに、そんな風なキャラと思うけど、オスカーって。
カレカノの浅葉ってかっこいいか・・?
好きなセリフ集
「ほん気だよ!ほんとに!約束だけでもいいんだ・・・!メリーベル・・・!」
「きみも おいでよ ひとりでは さびしすぎる・・・・・・」(ポーの一族)
「アラン!目を!なぜ目をさまさない ばくは一人で思い出ばかりを追いすぎる」
「でもぼくがわかるね」「うん」「ぼくたちがながい旅に出ることもわかるね」「うん」
「なにも思い出さなくてもいいことも?」「・・・うん」(ペニーレイン)
「わたし待ってたのよ!ずっと待ってたのよ!エドガー!エドガー!エドガー!」(メリーベルと銀のばら)
「首にかみついてきた?」「メリーベル!?}
「では記憶が・・・もどったんだわ もう 待つこともないわ わたし つれていけるわ!」(デヴァンズの遺書)
「どーせおせっかいだよ」「なんだそう人の心配ばかりしてるの?」「髪のせいだよ」「髪?」
「みんな友だちでいたいさ そうだろ?」
天使を待っていた 待っていた 待ってたのエドガー わたしずっと待っていたのよエドガー
ここにおいでメリーベル ここにおいで 今・・・いま・・・!(小鳥の巣)
・・・帰ろう帰ろう 遠い過去へ・・・ もう明日へは行かない(エディス)
そんなツボ突きまくりのセリフ並べたてられたら、
画面の前で悶絶しちゃうじゃないか〜!
便乗〜♪
――でも時に そんな日びの中で
どうしようもなくせつなく 昔のわたしがうかんでくる
――でも・・・そう考えるにはあまりにも・・・
あまりにも・・・あの夜の彼らは透きとおって見えすぎる――
そしてやはり最高なのは、ラストのオービンのモノローグ・・・・あぁぁっ!
覚えてるよ、魔法使い
どうぞ、ぼくはきみからもらう
アランに 撃たれた
出てってよ
オービンさん
出てってよ
ぼくは人間じゃないもの
クリスマスは? ロンドンで
(こういう言い回しが死ぬほどカッコ良かった。)
アランに 撃たれた ごっこやった人いますか?
やってません やりたかったけど
(失恋する時間ときたら・・・一秒とかかんないこと
いそがしいから・・・
私の弟 弟・・・!弟か・・・!ああいいよ あなたはいつもやさしかったからね
いつも・・・いつもさ・・・リース姉さん
創立祭! はじける笑い
友達はやってたようです。
女子校の子達は特に。
でも、エドガーの真似は出来ませんでしたが、
撃つアランの真似は共学だった自分たちも、しょっちゅうやってましたよw
助けようとしたんだ
出ておいき
……
じゃ…きみ
やいてるんだ!
きみは 負い目で いっぱいだ
アランに 撃たれた
は、本当に名場面、名台詞ですね。
「香料のビンが割れたのに!
ぼくはきみよりずっと血がうすいんだ そんなにもたないから!」
「その時には まただれかをからかうさ ひまそうな上級生をね!」
「半ダースほどぶち殺してサッとずらかれってのがぼくの提案だ」
「どこへいくんだ?」
「バーン!」
「おいエド・・」
「バン!!」
(みんな死ね!幽霊になって出てこい ふん なんだぼくはぼくで勝手にやるから)
「エド!練習やるからこいってさ うちの演出家が」
おみごと
ぼくのことだけ考えてくれなけりゃいやだ・・・!
ぼくがdat落ちしてしまっても
きみは泣きもしないんだろ
_, ,_ パーン
( ゚ д ゚ )
⊂彡☆))Д´)
ぼくのそばからはなれるな!
どうしたの? はやくおやり
あの花も? 父さんが飾っとけって?
手が冷たい 手が冷たい
アランに撃たれたごっこ、やりますた。
「クリスマスは?」と聞かれると必ず「ロンドンで」と答えてますた。
家族にコーヒーを入れるときは「お茶飲む? おばあさま」と聞き、姉に「○○や、いいお嬢さんはお茶いかが?というのよ」と返されてますた。
おしゃれしてきたんだね
とても可愛いよ
馬鹿ね、本当に子供みたい。
世にもまれなる美女が側にいて、あなたを熱愛しているのよ。
私達は結婚するのよ。
そして、子供を生んで、育てて、まろやかな家庭をつくるのよ。
何もかも取り戻せますとも…
あら、みっともない若い娘なんていやしませんわ。
…最初はネクタイ 次はハンカチ せわのやけること
「おいで、雨が海にふってる。ちょっといい眺めだよ」
「それだけのことなのに不思議ね」
メリーベルは、もういないよ
月の夜、牧神(フォーン)は笛を吹く
エドガー どうして
ねえ
なぜさ…
…きみと知りあってよかった
>>133 このプレイボーイ二人に同じこと言ったわね
「このことは一生忘れんぞ」
すいません、メッシュに撃たれたごっこでした。
髪を結ってお化粧なさって
40のおばあちゃんが
彼はクツひもが結べなかったんです
>彼はクツひもが結べなかったんです
これは「向かい風」についで、
遅刻の言い訳に実際使わせてもらってました。
「いやー、出がけにクツひもが…」みたいに。
その青い目の 少年は たったいまも
どこかの 町かどに 立ってるのかもしれない
ガキと年増とピーチク歌えるかい
おかしくって…!
>148
じゃ 一人で待ってろよ
あの子‥ どこ?
メリーベル? そうよ!
メリーベル! そうよ!
クリムソン・グローリーをおったのぼくだよ
そうよ、ほしいのよ。
私の頼みよ、だめ?
…私を愛してるって言ったのはうそ?
日に透けて後れ毛は銀色 遠い少女を思い起こさせる
…手元に本が無いのでちょっと違ってるかもしれない。
小学生の時読んだ、小学館の「少女マンガ入門」で引用されてたコマのセリフ。
なんか印象に残ってずっと覚えてた。本編を読めたのはそれから15年後でした。
これなに?
バラをつんで作ったスープさ
(ウェップ)
(ズー)
メリーベルが人間からヴァンパイアに変化したシーンはなかったよね?
どこかの洋館で、ポーについて語り明かす集会があったらいいな。
なに 保釈金つみゃいいさ
エドガーが大好きだー!
誕生日オメ
我が妻 我が愛
我が運命を分けし者ども
さらば さらば
さらば 我が遠き日々
おお船よ 帆かけて進め
空の下 星の下 黎明にむかい
東へ
学校は中洲にあり 教会を舳先とし
波をわけ進む 船のようにも見える
いつもなにを考えているのだろう
わたしの心はその果てをゆく
お山の大将なぜ髪を切らない?
「なぜ時計どろぼうをかばった?
ロビン・カーの伝説となるとなぜそうもむきになる?」
そんなふうにふっと目線が宙に浮く時
なにを見てる考えてる?たとえば東にいる父親のこと?
・・・おや・・・もちろん彼、父親にあいたいだろうけど
金色がかった目の色、視線はもっと遠いものを追っている
殺されたという母親か・・・あれは・・・?
だれが悲しみをせおう?
わたしか?
母さまか?
メリーベルか?
…生まれてきては
いけなかったのかもしれない
「自殺でも事故でもぼくが
追いつめたんだ
張り出し窓で彼を一人で泣かせたんだ
そうだよ、いったとおりクック・ロビンを殺した」
「・・・おだまりよ!!」
パタリロのクックロビン音頭はこれからとったというのは定説ですか?
定説です
イエローサブマリン音頭と同じ
マザーグースの元唄を聞いてみたいなあ<クックロビン
どんな曲なんだろう?
165 :
愛蔵版名無しさん:04/05/15 15:23 ID:hNhV+FfC
パタリロが歌ってたでしょ(w
「覚えているよ、魔法使い」のシーンは何度見ても泣ける気持ちになる。
大人になれず少女のまま手首切ったエルゼリのために泣くエドガー、
黙って公園の家で男の話を聞き続けるエドガー、
自分たちと違い大人になっていくリデルのために最後の夜、物語を話して聞かせるエドガー、
彼は一見突き放して冷たいようなキャラクターとして描かれてるけど、要所要所で胸が痛くなるほど
優しい。
167 :
ayu:04/05/15 18:15 ID:/niwPdfN
「そんな必要はない。メリーベルが死んだらアンタを殺す。」
セリフはもちろん、エドガーの表情も印象的でした。
169 :
164:04/05/15 20:13 ID:???
>>168 どうもありがとう!
ジョージィポージィ…や、オレンジとレモンもある。
ああ、この曲をエドガーとアランは口ずさんでいたのね…。感動。
でも、明るいけれど不気味な感じはする。<クック・ロビン
ホラー映画で印象的に使われてそう。
…そういえば、この曲を元にした推理小説があったよね。
ハンプティ ダンプティ
死んでしまった白ねずみ
砕けたガラス 食べちゃったお菓子
すべてもとには戻らない
(うろ覚えスマソ)
>>169 ヴァン・ダインの「僧正殺人事件」だっけ?あらすじ読んで、速攻買って
読みました。小鳥の巣とほぼ同時期に読んだのでもう興奮して…
マザーグースはイギリスでは子供向けの歌ということらしいが
意外と殺伐としてて童話と通じる所があります。
萩尾さんはその雰囲気を生かして作品に取り込むのがとてもお上手。
173 :
愛蔵版名無しさん:04/05/16 00:30 ID:8w2QRzg5
花の中 花の中 ぼくはあの子を どれほど愛したろう
マザーグース怖いよ
クックロビンの引用って別にポーだけじゃないけど、かなり不気味
ナーサリーライムズ(Nursery Rhymes)とも呼ばれるね
グリム童話とか日本の民話もそうだけど、
子供を残酷さから遠ざけないで
「うたとおはなし」という形で教える文化が広く見られるのは興味深いですね
ゴールデンレター
このスレを見た人はコピペでもいいので
30分以内に7つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後好きな人から告白され、17日後に
あなたに幸せが訪れるでしょう
あーエドガーに逢いたい
エドガー エドガー 私待ってるのよ
この年になっても ずっと 待ってるのよ・・・
「エヴァンズの遺書」のメリーベルが好きだ
小悪魔と言うか魔女というか、したたかで計算もできて嘘もつくくせに
最後に男の心をさらってそのまま遠くへ行ってしまう・・・大好き。
「ポーの一族」は今読むと、田舎の大きな一族に
無理やり嫁がされた少年エドガーという母親の話に見える。
生まれてきた長男のバンパネラエドガーを愛せずに長女と次男を可愛がる母親。
ポーの一族に嫁ぎたくなかった母親にとって
守るべき弱い存在こそ、生きていく理由になるので
日々、そういう呪文をとなえて2人を弱く、弱く、しているような気がする
メリーベルもアランもそれを察知していて、
母親エドガ‐のために、彼なしでは生きていけないように頑張ってるカンジ
でも最後に母親に残されたのは長男・バンパネラエドガーという結末
あ〜切ない〜〜〜。エドガー死んでないよね?
小学生の初見時は最後エドガーなにもかも無くして
自分も無き者にしてしまったと思ったよ。
>>180 そりゃああ見えてメリーベルだって百歳近くは年取ってるし
これ10年以上前13歳の時に読んでハマリまくったな
いいよね。笑うミカエルにもあったがロマンチシズムの極み。凄いハマッた。
おしゃれな雑貨屋で雰囲気がメリーベルそのものの
外国の少女の写真とか買っちゃったなー
凄い名作なのにCD化やOVA化一切無いのか。
風と木の〜ですらOVA化してるのに。のび太の声で。
でも日本語はたぶん話せないと思うよ。
?
OVA=アニメ
ポーはOVA化しちゃだめだろう
トーマの心臓ならまだ平気
バンパネラの空気感はマンガでしか描けなかったし、
あの描き方を萩尾自身がやめてしまった。
人体骨格とか、ダンスやバレエを見てまじめに研究したんだろうけどさ
70's前半の絵柄は神だよな
今は普通にベテラン
補足
「まじめな研究」の副作用で、
神の絵柄を失ってしまったという意味ね。
骨がないって煽られたらしいし、
今の絵になって作風が広がったのは事実だけど、
ちょっと惜しいかなと。
後半絵から普通に上手くなったんだろうけど
魅力は圧倒的に初期だよね。
あの幽玄的というか幻想的な絵柄でないと。
明確なデッサン力とか、いらなかった気がするね。
今の絵も上手いし悪くないと思うが、確実に別種の絵になった。
初期の路線のままじゃ確かに古くさい印象があっただろうけど、変化後もバルバラはともかくバルバラ以前の
絵は多少やっぱり古くさく見える。
というか古くからの人で絵柄が上手くチェンジした人って見ないなあ…。
しかしエドガーに逢いたいとか待ってるとかって…
エドガーとは別れておいた方がいいんじゃないか?大人になるなら。
エドガーは外部にいるのではなく、人の内部に在るのだ。
SF短編の「あそび玉」が初期の神作品。
話自体は普通の異能力ものだけど、
ラストの少年自身がビー玉のように地球からはじき出される絵の表現、
あれはすごすぎる。
手塚とか石森がこの時期に、
SFにふさわしい絵を開発しようともがいていたけど、
それをあっさり達成。
この頃は「妖精狩り」とか「この娘うります!」とか、
テンポが良い作品が多いよね。
五十くらいになってもまだエドガーを待ってるならむしろかっこいいぞ。
七十過ぎてもまだ待ってたらジョン・オービン。
ポーの映像化は絶対無理!と長年思って来たんだけど、
この間、案外「ランプトン〜」の実写ならいけるかもしれんと
ひょいと思った。あの作品はポーの中でも不在の者を語らせて、
人物を語らせる手法やエピソードをつないで時空を前後させる構成が映画的。
ただ、まあエドガーとアランは出来るだけ出さない方が良さげ。
アランはともかく、エドガーをする俳優が、…うーん。
良くてオスカーな顔立ちの子なら、見つかりそうだけど、
エドガーとオスカーじゃ、また、全然違う。
二人のヴァンパネラの配役が無理なら、やっぱり映画化の目は無いかもね。
>>185 同意。
例えば「ペニーレイン」。
煙るように降る雨。重い湿気、暖炉で爆ぜる薪。
重なり連なり積もるエドガーの懊悩。
読んでいると雨の匂いがページから染み出して、
身体に纏わりつくように感じた。
目覚めたアランの浮揚する意識。最終ページの哀しいまでの色彩感。
ただ、堪能するだけ。
>>192 ランプトンは回想系のエピソードだから、いけるかもという気はするね。
ただし、エドガーアランは顔をはっきり映さないのがいいなぁ。
何気に見えそうではっきり見えない・・・くらいなら、なんとかなりそう。
>>193 禿同ーーー!
文章お上手ですね〜。
まさにそうだっ!とヒザ打ってしまいましたよw。
この作品ほど、匂いや空気感が画面から溢れ出てくる作品って、他に知らない・・
ご存知の方、居られたらおねがいします。
昔の事ですがNHK−FMのFMドラマでポーの一族を聞いた記憶があります。
録音したCテープをした紛失してる様なので何処かでCD音源など発売されてないでしょうか?
全5話または6話で宝塚歌劇の方が声をあてられていたとおもいます。
あと、モトさま御本人が作詞作曲の歌で詞が
『ターコイズ ブールーカラ スフィンクスの目ェ〜』(こんな感じでした)
こちらのCDも探しているのですが分かりません。
よろしくおねがいします。
NHK−FMのFMドラマ「ポーの一族」のCD化はしてないと思います。
確かに宝塚の方が声をあてられてました。
(自分もカセットで録音したようなしなかったような・・・探してみよう。)
萩尾さんが作詞作曲で歌っているアルバムは「エトランゼ」といいます。
LPなら持っています。
こちらもCD化はしてないと思います。
>>196 エトランゼ、私も持ってる(w
同じくLPです。副題が「萩尾望都・1」となってるのですよね。
続きも出す予定があったらしいけど…結局出なかった。
はっきり言って二度と聴けたもんでないからか(先生ごめん)
>>195 そのLPの中では、♪ターコイズブルーカラー〜の歌は一番お上手で
私もお気に入りでした。題名は「ターコイズ・スフィンクス」です。
ただ、先生は「エトランゼ」全曲作詞はされてるのですが、
ターコイズ〜自体は先生の作曲ではありません。LPの中には、先生の
作曲でないものがいくつか交じっていました。
>>196 >>197 有難うございます。
FMドラマは想像OR妄想が頭の中を駆け巡ります。当時はかなり熱中してきいていました。
特に『ポー』はメリーベルとアランの声の方が素晴らしく、
「私たちと一緒に遠くへ行く?」(どの場面かは判りますね)
この台詞を何回聞いたことか....。
NHKのサイトを覗いてみたのですが資料らしき物がありません。
テープをまだお持ちの方、何方の声かお教えください。
当時からの疑問ですがOPENINGの効果音(声)は何をいっているのか判ったらお願いします。
私には『フレ、フレ、フレイャ』と聞こえました。甲子園ですね。
>>197 あれは聞けたもんではなかった。喜んで買ってきてさっそく聞いて………
最後まで聞くのが本当に辛かった。そして、そのまま封印。
で、CD-Rドライブ買った時にレコードから録音するために再生したけど、や
はり何年たっても聞くのが辛かった。もう、ユニコーンとかオウムアニメの主
題歌みたいだし。ハギオポエムに曲が付くとここまで恥ずかしくなるものか
と思うと涙が…
nyとかどこかのp2pに放流して供養するべし
>>201 宝塚の人が男役まんまの声でエドガーやアランをやるところを想像したら
キモチ悪かったので、ラジオでやってたことは知ってたけどあえて聞かな
かったよ。
203 :
愛蔵版名無しさん:04/06/09 13:04 ID:GyVHhsgY
アタイこそが 203高地げとー
人稲杉
ノシ
ノシ
フラワーコミックスのポーの単行本の宣伝ページで、
「1〜5巻」だったのがある時「全5巻」に変わった時はショックだったなあ…
人大杉直って久々に来てみたら
えらい真面目な話や生まれる前の古い話になってるね
ペニーレインはあのデブの娘が重要だね
ちらっと出てきて殺されて、アレは単なる永遠の命との対比で出したんだろね
そんな事しないで普通にヒーローっぽく助けてやれよと思ったが
>>207 エドガーはデブスよりもアランの方が大事に決まっているじゃないか。仲間にしちゃう
くらいなんだから。
>>208 少年漫画じゃありえないんだけどなぁ
デブだけど素朴で心優しい田舎娘でしょ
ナヨナヨアランなんてちょっとそこらに置いといて
助けろよ。
家庭的な盗賊は皆殺しでいいけど
首にかみついてきた? では記憶が・・・もどったんだわ
もう 待つこともないわ わたし つれていけるわ!
イケイケのメリーベルを見て「やれば出来るじゃないか!」と思った。
エヴァンズの遺書では兄妹の立場が逆転していて面白かった。
儚げな兄、謀をめぐらす妹。
>>210 私は「やっぱりエドガーの妹!」って思ったな。エドガーとあんまり変わり
ないから同じ遺伝子持ってんだなって感じたよ。
弱々メリーベルよりもこっちの方が好きだな。
俺もあのメリーベルにやられたな
二人の求め合う心はリアルでやるとキモイが
美しく魅せるよな
だいたいアレが物語りの中核だし
メリーベルは最終的にエドガーとはほとんど歳が変わらないぐらいに成長しちゃったからね
そういう部分もメンタルには影響及ぼしてそうだよなあ
「ポーの一族」のメリーベルより、エドガー記憶喪失の頃のメリーベルの方が大人びて感じる
ペニーレインデブの娘重要
ただ絶対助けないのも重要
野花をつんだり野菜をくれたり時計をまいてくれたり
でもどうやっても触れ合わない隔絶された別世界の女の子だし
エドガーにしたらさほどの興味もない他人事だがじんわりとショックはあっただろうな
214 :
愛蔵版名無しさん:04/06/30 03:33 ID:jvGyhe30
さがりすぎ
エドガーやアランやエディスやエルゼリやロビンという
名前なら実在してると思うけど、メリーベルとか
メリーウェザーって名前の人ってほんとにいるのかな。
マドンナとか。
>>215 いるんじゃないの?
ライクアバージン♪のマドンナは本名もマドンナだよ。
そうなんだぁ。マドンナって本名なんだ。知らなかった。
メリーベルという名前の子に会ってみたい。
そういえば、昔エドガーの本名がエドガール・エヴァンスと知って
ビックリこいた。何故ルが付く?
もし今ならここに
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
と書きにくるな、きっと。
>>218 それ初めて聞いた。どこで知ったの?
>>197 亀レス
きっと萩尾さんも忘れたい過去なんでは?w
あれは企画が悪かった。比べるのも何だけど、
例えば同じ頃に出たものでも
大島さんのは鈴木慶一プロデュースの傑作だったのにね。
それ、ほんとか?<エドガー【ル】・エヴァンス
間違いじゃないか?初耳だ。
「カウボーイ・ビバップ」に出てくるニセ予告
カウガール・エドを思い出した>>エドガール
ってカンケーなくてスマソ
江戸ガール………
つーかそれって、綴りの読み違いでは?最後のRをルと読んでもたとか。
ニューサマーオレンジだって綴りの読み方知らんやつが“サンマーオレン
ジ”なんて書いてたりするし。
223 :
218:04/07/02 10:44 ID:???
エドガールの件です。レスたくさんありがとう。
もうずっと以前(リアルでポーを連載していたころ)
別コミの巻頭にカラーしおりみたいなのがついていて、何人かのキャラクターの
絵が描いてあったんです。もちろんもーさまの描くエドガーです。
しおりの裏にはキャラクター紹介みたいな簡単な文面があって、
そこに【本名 エドガール・エヴァンス】と。
もーさまファンの友人とナニコレ?と盛り上がった記憶もあります。
まだ「エヴァンスの遺書」の発表される前だったような気もします。
現物が今手元にないので、証拠にならないのが残念…誰か覚えてる人
いませんか?細かいところはうろ覚えですが、「エドガール」は脳裏に
焼きついています。
>>222 もしかしたら「R」の読み違えかもですが…ああいった文面も作者が
書くものですよねえ?
>>223 自分は記憶に無かったけれど、誤植なんでは?
それは萩尾さん自筆の書き文字だったんでしょうか。
可能性と考えられるのは、同じ企画中に名香さんの美女姫がいて、
勢いで間違いが起こったりしたんではとw
作品中には、その名前は出てきませんものねぇ。
ジョジョの初期の元ネタの大きなひとつがポーの一族だそうです
すげーびっくりしたが、言われてみれば…
馬車は落ちるし子供は拾うしそいつは吸血鬼になるし
何代にも渡って話は受け継がれるし 懐中時計を盗むディオはアランだし ああああ
感性って違うねえ
>>225 あなたがそう思うのは勝手だが、得意げになってマルチポストするのは
みっともないですよ。
ジョジョ信者?
別に元ネタでもいいじゃん
萩尾さん名前はよく見かけるから「そんなにおもしろいんかいな?」
と思って、代表作といわれる「ポーの一族」と悩んだけど、
一巻完結なんで「トーマの心臓」読んでみたけど、すっげーおもしろいね。
今まで手出さなかったこと後悔。
一回読んだあとまだストーリーや台詞が頭の中ぐるぐるまわって、
何度も何度も読み返したよ。こんな一つの漫画にのめりこんだのはじめてかも。
絵とかは確かに時代を感じるけど、それがこの漫画の繊細で透明な世界観を
構築する一つの要素となっていたので、全然気にならんかった。
でもさ、これエーリクとオスカーかわいそうじゃない?
彼らが努力しても結局ユーリは電波入ったトーマに向かうのか…orz
となってしまった。
…なんかファンの人気に障ったらスマソ。
とにかくすげーおもしろかったのと、ラストの悔しさのあまり
書き込ませてもらいました。
>>228 誰にとっても都合良くには終わらないのが、
萩尾作品の魅力の一つだと思う。
…で、悩んだって事は、「ポー」はまだ未読?
強力お奨めだから、是非読んでみて。
>228
トーマについてはラスト賛否両論のようです
でもトーマそのものを偶像(記号)として捉えると納得いきますよ
自分はポー派
ストーリーの完成度がずば抜けている
231 :
愛蔵版名無しさん:04/07/07 12:21 ID:j6cViNh0
ホームズの帽子、降霊会の最中に消えたケイシイ・クレイバスはどうなったの? インチキな心霊術に
腹を立てた(腹は空いてもいた) エドガーに、跡形もなく食われてしまったという解釈でよろしいか?
そうなのか!
てっきりケイシイ・クレイバスの能力が本物で、
メリーベルを呼んでしまったものだから、
次元の隙間に行っちゃったのかと思ってたよ。
エドガー、喰ったか!
エドガーってメン喰いじゃないの?
ケイシイはエドガーが心の中の
独裁スイッチ状のものを「ポチッとな」
とやったのかと思ってた。
メリーベルの霊が降りるとモザイクの形が歪んで世界が崩壊してしまうので、
うたのおねえさんがやってきて殺しました。
236 :
愛蔵版名無しさん:04/07/09 23:51 ID:n4LfSH/b
皆濃いねえ。
することもなくてつまらんし、引っ張り出して読み返したくなってきたよ。
アーサー卿って、ランプトンの絵の下りになって突然出現した人だけど、
結局ポーの一族の人なんだよね?
エドガーと出会って絵を描くエピソード、何でストーリーとして
出てこなかったんだろう。
どこかでその話見落としたかと、単行本さかのぼって探したりしたっけ。
>233
いや、本スレでの解釈は大体貴方の方。
ケイシイの能力が本物で、次元の狭間に行ったメリーベルにコンタクトをとったから、
次元の狭間に飲み込まれた…というのが皆納得の意見ですた
>237
あの謎な感じもわりと好きだが
アーサーとエドガーの関係ってもやっとしてるよね
どうしてアランじゃなくエドガーの絵だけ描かれているのか、とか
エドガーはよく一人でアーサーに会ってたみたいだし
ポーの一族とはまた別系統の不死人なのかも。>アーサー
「ホームズの帽子」でエドガーが盗んできた本によれば
ポーとは別の不死人の伝説?か何かがあるようだし、
ケガの傷跡が残ってたりするのもあんまりポーらしくないような。
>>240 お〜なるなる。傷跡はポーの特徴と合いませんよね。
今まで見落としてました。dクス!
あの傷跡は不死になる前の怪我だったんじゃない?
だから残ってる
昔の傷でしょ?
傷負って隠遁生活してたら、エドガーに会って絵を描いて不死化、じゃないの?
エドガーがアーサー卿を仲間に加えたってこと?
いや、そう言われると不死化がいつかは分からないけど。
顔に傷を追って偏屈な暮らしをしたって記録まではあって、エドガーの絵を描いた直後に
死亡したということになってる。
エドガーに会うまでは人の道からズレながらも、マトモに人間として生きてたって
ことじゃないのかと思ってた。
どっちにしろアーサーとエドガーの関係はちょっと魅力的。
別にエロ的な意味はなく。
萩尾望都の巧いところは全部言ってしまわないところ
伏線張りかけで終らせるというか、読者に想像の余地を残してくれるところかな
多分ポーがもっと続いたら、張りかけた伏線を回収するところが読めたかもしれないと考える
これも想像なんだが・・・
オスカー版「小鳥の巣」も見てみたかった気もするよねえ
子供のころは素直にイイ!と思った
最近また読む機会があって、懐かしさに手に取ったんだけど、
なんていうか、うーん、オナニーっぽいなと感じた。
>>246さんが言うように、それがまた、いいところなんだろうけど。
オナ(ry
どのへんが?w
どんな作品もそういう部分はあるけど、十分年齢を経ても読みごたえは高いと思ってたが…
248はエドガーとはもうキッパリお別れしたんだねえ
お別れしたというより、窓を開けて寝ると風邪をひくことに気が付いた…なのかも。
「オナニー」というのが
セクース以前的なセクシャリティーという意味なら同意。
自己満足という意味なら違うと思う。
「作者のオナニー」という言い方は安易だから使わない方がいいよ
246はそれまでの流れにそってアーサー卿のことを書いたつもりなんですが
248の意見に目が点・・・・
そうですか、そう読めましたか・・・・ がっかり
少なくとも自己陶酔や自己憐愍だけにおさまってない、
大衆に向けられた開けたエンターテイメント性を感じる作品だけどなあ
そのバランスが絶妙なのが魅力だし
オナニズムっていうのはどんな作家にもあるけど、
作者のオナニー的作品、って言い方は、軽蔑や侮蔑が込められてるから、ふさわしいとは思えない
エドガーはオナニーしないしな
だからあんな格好良く生きれるのさ
漏れはオナニーするから現実的になるんだ
病弱な妹もガキのアランもウザくなるだろ
謎は多いよね
ランプトンは語るに出てきた話、
アーサーの命日に二人は何しに来たんだろうね
「ランプトンは語る」イイねー!!
謎が解かれていくようで、謎が残る
アーサーに逢いに現れたわりには、二人で国定公園に泊まってるしね。
しかし、「エドガーの絵」をあの話の主軸にしたのは秀逸だよなあ。
ちょっと絵が手放されすぎで迂闊だなあ、と思うがw、
見事としか言えない。
あと自分はリデル森の中も大好き。
しんみりしてしまう…暖炉の側で黄金のりんごの話をしてくれるエドガー、泣けるほど優しい
「リデル森の中」は、鬱々とした雨模様の「ペニーレイン」から続くさまがすごく絵画的で感動した。
まだ覚えていますよ。
一人の彼の名はエドガー、もう一人の彼の名はアラン。
彼らは私をリデル人形と読んでいたのです。
こんな言い方はマンセーすぎるかな、と思うんだけど、
ポーの一族に関しては、言葉にしにくい完成度を感じることがある
普通漫画呼んでると、どうでもいい描写や、不用なエピソード、「これがあったら」っていう
ようなエピソードがあるんだけど、
ポーに関して言えば、「最初からそうあるべきだったような」エピソードで出来てることが多い。
初めて読むのに、すべてがそうだったみたいな話。
それが、古くから皆がよく知る吸血鬼の物語をベースにしているせいもあるんだろうけど、
誰の中にもあるあらゆる成長に対する気持ち・永遠への憧れを上手く昇華してるからなんだろうな、
と思う。
例えばリデル森の中にしても、
リデルの二人との生活、離別、少女期卒業、大人になる、思い出にふける、っていう描写が、
「私は窓を閉めたのでした」とか、理論と物語が上手く混ざり合ってる。
萩尾本人がそう思っているはずだよ
ポー以外はせいぜい秀作の作家
だがポーは神作品
リデル婆さんを魔法使いの帽子の爺さんはどうやって見つけたんだろう。
見ず知らずの爺さんの耳に入る偶然が起こるほど、
子供の頃の話をあちこちで喋りまくってたのかよ婆さんは。
完成度だけで言えば、「銀の三角」なんかもあの構成は凄過ぎるが、
要素要素でルグィン等の影響が見られるのが気になる人もいるだろうし、
トーマもBLの走りだし名作と呼べるのは間違いないけど評価は分かれる。
当時はセンセーショナルだろうなとは思うけど(打ち切りになりそうになって、
ポー人気で首つないで、最終的には絶賛だと聞く)
あと名前があるのは「訪問者」「半神」って感じかな。
他作品は良くも悪くもマイナーだからね。
SFって読む人を今や凄く選ぶジャンルだし。
全体に完成度の高い人だけど、はるかな高みまでポーは昇華しきってる気がする。
萩尾作品では最も「読者を選ばない」し。
しかし昨日全部通して久々に読んだけど、
メリーベルとエドガーって、最初の頃そういう目で見ると恋人同士のようにも
見えるんだなあ。
ポーはブラッドベリっぽさもあるけどブラッドベリとは全然違うなあと。
多少エピソードが似てる(似てるとも呼べないほど)のもあるけど。
「麦を狩る」とか、「月夜にマントをひるがえして大きな影を連れて歩いていく人」とか。
>261
駄目だよ突っ込んで考えすぎちゃw
あそび玉の完成度も神だと思います
私も、萩尾作品では、「ポーの一族」は他の作品から飛び抜けていると思います。
他には「小夜の縫うゆかた」や「精霊狩り」「ハワードさんの新聞広告」が好きです。
もうちょっと最近のになると、
「銀の三角」「ゴールデンライラック」、トーマの関連作品の「訪問者」がとっても好き。
わたし、私の庭でユニコーンをつかまえたわ!
バラをくださる?
ええ、いくらでも。
私の青い目のユニコーン。
>>215 遅レスですが、
「マドンナ」ってのは、ラテン系?で「マリア」と同じだと思いました。
確か歌手のマドンナはスパニッシュ系だったかと。
「マイケル」がフランスだと「ミッシェル」となるように・・・。
メリーウェザーは、眠れる森の美女(ディズニー版だけかな?)の3人の魔女の1人が、
まさにメリーウェザーという名前です。
かの「風と共に去りぬ」にもメリーウェザー夫人が出てきます。
初代映画「バットマン」や、初代の映画「逃亡者」にも、メリーウェザーという女優が出演していますよ。
メリーベルは、見つかりませんね。
メリー・ベルとしてクリスマスソングになら出てくるんだけど。
基本的に長編でだらだらより、
短編でピリッと決まった作品がイイ。
完成度が高いから。「半神」なんてもう、
どこもいじれない完成度だし。初期の
短編も同じ。
いや、ポーや残酷やトーマやSFがそうじゃないという
意味ではありませんよ。短編がきちっと決まる人は
長編もちゃんとしてるって訳で。
まあ、要するにいいもんはイイってこと。
「ハワードさん」は原案が池田さんという人だったかな。
ポースレでする話題じゃないが、「半神」は漫画家志望者たちが、
「16枚じゃストーリーなんて作れない」というのに対し、
「作れますよ」と作ったらしいね
16枚だもんなあ…。
実は萩尾SFってあまり好きじゃなかったんだけど、
「マージナル」を読んで、その圧倒的な存在感に
やっぱりスゴい人だと思った。
「半神」の16枚はすごいよ
萩尾望都の短編はキレがあるというか、締まってるというか、珠玉の輝きがある
長編もすごいけど、内容を考えたらかなり短くまとまってると思う
長いだけの長編がいっぱいある中で傑出してるよ、やっぱ
マージナルが最後の輝きという気がしなくもないです。
世間的には「イグアナの娘」とか「残酷な〜」もはやったけど、
普通に面白いマンガだというだけで、正直衰えを感じました。
ちとスレ違いになってきたけど、
そうかな〜?
マージナルは熱心なSF読みには、話の構成が後半破綻していくのが不評。>SF板・少女漫画板本スレ参照
SFってそもそもはそういう伏線がどう構成がどうっていうのを楽しむ方が主だから、
つじつまが合わないと突っ込まれる→海のアリアとか
残酷な神はそういう意味では、久しぶりに萩尾さんが精神部分を頑張って描いてくれたかなと。
一般的にはどうだか分からないけど。
今やってるバルバラがどう終わるか見守ってる。
久々に計算されつくした感じがあるし。
個人的にはもっと情感欲しいんだけど。
残酷な神〜とバルバラは、もう絵が好きになれなくて・・
残酷な神は、内容も重かったから、途中で挫折してしまった・・
バルバラは、単行本で一気に読む予定でまだ見てない。
あげ
バルバラは待ってもいいと思う。
雑誌で読んでるけど、不定期だから待つの辛いorz
絵だけならバルバラは久しぶりに好きだ(正直、初期以降はあまり好きではない)。
作品に合ってるからかな?
275 :
愛蔵版名無しさん:04/07/21 18:01 ID:JuH/V2im
あがってねえ…
一族の一番偉かったじーさんばーさん二人、
どっちが先にバンパネラになったにしても、
どういうロマンスがあったのかw
いろいろ想像が膨らむ。
でも、やっぱお話にまとめるのは難しいや。
キングポーと老ハンナの存在がこの話の深みを出してるんだね。
この一族の重鎮も20代半ばだったら、随分物語も変わってくるんだろう。
ハギオモトなら、そういうネタでいろんなものを作ることができるんだろうなあ。
キングポーと老ハンナ、
元々は若々しい美しいカップルだったに違いないと想像。
やっぱり千年くらい生きてあんなにシワシワになってしまったか、
そもそものヴァンパネラになった課程が違うのかって気もするが、
あんな年になってから、人でないものとして長く生きたいとは思わないだろうし、
いったいどうしてああいう姿になっているのか気になるね。
吸血鬼物はまた描きたいって言ってるね、萩尾さん
夢枕氏が物凄い勢いでせがんでたけどw
今の絵だとどーなんだろー、と思う反面、あれから30年、どんな新しい吸血鬼像が
生まれるのかとても興味がある
萩尾さん、あと10年なんて言わないでずっと描いて欲しいけどそれはファンの我が侭鬱
キングポーは特異体質で、老化と共にヴァンパイヤ化していったとかw
でも、ワガママ言うのがファン体質だよね。
ある意味ワガママ言わないファンは特異体質。
で、老化と共に(ry
キリアンの子孫にバンパネラが出るような描写があったから、
100年ぐらい未来に舞台を移してSF版ポーの一族ができないかな。
キングポーの直接の血を受け継ぐのは羨ましいと言っていたポーツネル男爵
理由は、確実に長く生きられるからだって言ってたけど、
バンパネラは不死なのでは?
いくらバンパネラでも、
銀の弾丸で撃たれたり、胸にクイを打たれたら塵になって消えてしまう。
もしくは、シカと間違われて首を銃で撃たれて瀕死の重傷を負ったメリーベルは血を貰ったようだけど、
キングポーの血を受け継ぐと、人間のエナジーが得られなくても、
自力で治す力が強まるんじゃないの?
老ハンナだってキングポーの血を貰ってバンパネラになったんだろうし
(だからポーツネル夫人は老ハンナが仲間に加えることが出来た)
でも、村人の攻撃で死んでしまったよね。
だから、不死では無いんじゃ?
もしくは、着ている服もろとも塵になってしまうので、
どこかでモー様が語っていたように、
大けがを負ったり撃たれりすると、この世にいられるバランスが崩れて、次元のポケットに落ちていってしまうのかも。
不老というのも、キングポーと老ハンナを見るとちょと疑問なんだよねぇ。
ヴァンパネラになるのに失敗すると永遠に眠りつづけるからじゃないかな?
アランだけでは人をヴァンパネラにするのは無理だと言っていたし。
大老ポーの血をもらったエドガー。そのエドガーにポー化されたアランは、ポーの血値(?)が
比較的高いはず。そのアランでも他人をポー化できないってことは、ポーの一族を増やせる
増殖型ポーは本当に一握りしかいないのかも。
まあ、正直、萩尾さんも老人二人については、「そこまで考えてなかった…」んじゃないかと
思うが…
一族物にはつき物だし、永遠を生きてきた家族たちって。そこに老人がいるのもつきものって感じが
するなあ。
あれで老ハンナが普通の女の人だとちょっと濃厚さが薄れてしまうし。
増殖型ポー少なそうだよね。
キングたち一族に許可を得なければならないっていうのもあると思うけど。
(ピカデリの話もそうだし、ポーツネル男爵もそうだった)
そう思うと、エドガーがアランを仲間に引き入れたのなんかは、普通のポー一族は嫌な目で
見てたんだろうなあ。お互いの安全にも良くないし、勝手にやったし。
それにしても、いろんな人に幅広く大事にされてる作品だよね
なんというか、そういう印象
映像化しないのも、映像作家たちにその勇気がない・もしくはする気がないんじゃないかと
思うことがある
これだけ有名で人気のある作品だから誰かが手をつけてもよさそうだけど(萩尾さんが許さなかった
のかもしれないけど)。
宝塚とかではやった事あるらしいけど・・・
誰かOVA(オリジナルアニメビデオ)とかでやんねえかな
知らない人が見るとヒク ファンもヒクだけだと思うが
それでも作ったらそれだけで共感するけど
>287
やってそうだなーとは思ったがやって欲しくなかった>宝塚
アニメねー。
もうちょっと待って欲しい気もするなあ。
今一歩足りない。何かが。
特に週刊連載だけはやめて欲しいwカクカクしてしまう、絵が
アニメ化するなら、むしろ昔の方が良かった。
なぜなら今のアニメの人間は、
気合いが入れば入るほど人体をちゃんとモデリングしようとするから、
ポーの持ち味が死んでしまう。
「骨が入っていない絵」だったからこそ、
独特の吸血鬼表現が生まれたのに。
萩尾自身が人体をしっかり描くことで、
自分の絵のマジックを台無しにしたのと同じ事が起こってしまう。
290 :
愛蔵版名無しさん:04/07/26 12:32 ID:E4otobkt
エドガーとアラン?の関係って「インタビュー・ウイズ・バンパイア」の
トム・クルーズと ブラッド・ピット の関係みたいだな。
>290
映画公開当時、結構みんな言ってたよ。
292 :
愛蔵版名無しさん:04/07/27 07:55 ID:QDm9G+T8
>291
そうですか?マンガとは十何年遠ざかっていたもので、
このスレで「ポーの一族」のこと懐かしく思い出しました。
アン・ルイスのインタビューウィズバンパイアは、
萩尾と同時期かその少し後ぐらいに出版された作品。
確か映画化までに10年以上かかったんだと思う。
一部ではアン・ルイスがパクッたんじゃないか、という人々もいるが、
時期的にはポーをアン・ルイスが読むことは不可能だったと思われるため、
詳細は不明(個人的には正直どっちでもいい。アン・ルイスはアン・ルイスで
例えパクッててもテーマから別物になってるし、読み進めていくと
レスタトマンセーアクション物になっていくし)
ただ、名監督が撮った映画は無駄もなくすっきりして完成度が高いのに対し、
バンパイアシリーズの方のインタビュー〜は、結構無駄が多い。
映画に関しては、クローディアを二人が連れていく所とか、
リデル森の中を彷彿とさせるイメージもある。3人で放浪するとか。
個人的に興味あってアン・ルイスのバンパイアシリーズは読んだけど、
似てるというと似ている。でもなんというか、味が全然違う。
吸血鬼がロックスターになって吸血鬼の歌を歌いまくってたり、
世界の救世主になってみたり…露出的。
294 :
愛蔵版名無しさん:04/07/27 14:47 ID:QDm9G+T8
インタビューウィズバンパイアの原作者の娘が
白血病で亡くなったって聞いたんけど本当なんでしょうかね。
>294
確か本当。あとがきにも書いてある。
幼くして死んだ娘の命を奪った物が、
命の源でもある血液であるということのギャップに苦しみ、
また、「信仰」では決して心が救われないということに対するアンチテーゼで、
バンパイア・クロニクルシリーズを書き始めた、と確かある。
個人的には、無性の愛、憧憬、永遠への憧れ、夢との対話…などロマンチズムに徹してるポーに対して、
クロニクルは同性愛・肉欲・鬱屈からの解放・自己実現…など対極に走ってるから、比べる物でもない感じ
例えパクリだとしても、ダレン・シャン読むのと同じような気分。
「ああ、吸血鬼なのね」というぐらいだ
>>293 アンルイスじゃなくてアン・ライスね、バンパイアは。
分かってるけど一応…アンルイスじゃ六本木心中だもんなあ…
297 :
295:04/07/27 17:49 ID:???
というか普通に映画版は良作。
「パクってるかもしれないから嫌い!」という人もいるかもしれないが、
ポーファンだがあの映画はとても好きだ。
ラストが上手すぎる。
>>296 自分はまさに293を読みながら、六本木心中をBGMにアン・ルイスが執筆をしている姿が
チラついて仕方がなかったw
299 :
293:04/07/27 20:12 ID:???
おわっ、すまん、ほんとだ。
マチガエた。
ダレン・シャン、訳が悪いのか原作が悪いのか、
面白くなかったよ。
そもそも死んだことにして親に諦めて貰う為に偽装工作だのってのが気に入らない。
児童文学なのに妙なとこがリアルで萎える。
>300
ははは。両方悪いんだと自分は思うよw
自分的にはポッターよりマシ。
でも1冊でやめた。完成度低いんだよね…まとまりなくて、その場しのぎで。
こんなスレあったんだ…と見てたら読みたくてたまらなくなった。
押し入れいってきます。
303 :
愛蔵版名無しさん:04/07/28 23:55 ID:9IxGtFaM
押入にあるんだ。いいな。随分前にみんな処分してしまった。
もう読めない…。
買いに行け!
買いにいけよ
文庫3冊新しく買っても1500円ブクオフで買えば700円だろ
今文庫ブームだから全部出てるよ
306 :
愛蔵版名無しさん:04/07/29 10:04 ID:TaSLnzPr
ブクオフでも行くか。
このスレの初期にあるんだけど、
バンパネラってどういう意味?
萩尾さんが「勘違い」して造語として作ったの?
それともバンパネラって言葉が「勘違い」って意味なの?
308 :
愛蔵版名無しさん:04/07/29 11:04 ID:TaSLnzPr
バンパネラって「銀河鉄道の夜」で聞いたような。
309 :
愛蔵版名無しさん:04/07/29 11:08 ID:QJfhyfwk
>>261 超亀レスだけど、オービンは「エドガーの足跡」を追っていて
リデルにたどりついたのでは?
夏はどうもここいらで過ごしてたらしい。こっちで見たという人がいる…
と手がかりを探しているうちに、
「そういえばあそこの奥様は小さい頃行方不明で・・・」
「男の子二人が連れてきたって噂も…」なんて話を聞き、
もしかしたらとリデルに近づいたらドンピシャだったのかなーと思った。
>>307 「バンパイヤ」と間違えて「バンパネラ」と書き、
そのまま使い続けた…という話なら聞いたことがある。
パタリロのクックロビン音頭の元ネタになったってマジですか?
マジです。
ポーやマザーグースより先にパタリロを知ってしまった自分としては
どうしてもあれがギャグに見えてしまう。
>313
ハゲワラ!!!
ジョバンニ=カムパネルラって、なんか物理学者かなんかだよね?
ごくせんにはエーリクとオスカーという髪形だけそのままの犬が出たという噂だ
そもそもがエドガー・アラン・ポーのもじりだしな…。
レヴィナスとか参考にしていたのか…
>>316 メリーベルと銀のばらの加筆は大量ですね。
加筆の時期がトーマの連載のころだったので、私には加筆のオズワルドが
オスカーに見えて仕方ありませんでした。
質問攻めの幼いメリーベルのシーンなどは、元のほうがテンポがよくて好き。
でも黒い髪の少女(エドガーが初めて人を殺した相手)のエピソードなど
好きな場面もあるので、加筆前加筆後のどちらとも決めがたく
結局見比べるととても面白いです。
>加筆の時期がトーマの連載のころだったので、私には加筆のオズワルドが
>オスカーに見えて仕方ありませんでした。
ヘラの実家かミュラー家がエヴァンズ家の傍系だったりして
加筆前って見たことないよ〜
どれで見れる?初期単行本とか?
初版のFCで既に加筆されてるから、当時の別コミを見るしかない。
エヴァンズ家の家系図を見ると、
オズワルドとオスカーの二つの名前が伝統的に代々
命名されてますね。
オスカーは人気あったし、キャラとして
使い勝手もいいので、スターシステムみたいに
出したんじゃないかしら。
当時、初めてオズワルド登場したときから、
これ、オスカーの役じゃん、と思ってました。
ヘラの系図がエヴァンズ系だったら意味もなくだけど納得(勝手だ)
ごめんなさい、>316さんの下のリンク、どうやったら見ることが出来るの…?
326 :
324:04/07/30 00:47 ID:???
>325
ありがとう、見れました。
「〜」→「~」の変換は自分でもやってみたんだけど何故か出てこなかったので…
なにかが間違ってたんですね;;
>323
いやー…それはどうなんだろう
オスカーはキリアンの役だったっていうのはよく知られてるし
考えすぎじゃないかとは思う
オズワルドのキャラクターにオスカーを彷彿とさせる物は確かにあるけど
え?323のレスは別に本気でそう考えている訳ではないんじゃない?
「もしそうだったら楽しいな」というレベルの話だと思ったけど。
そうか?
>322
絶対無理じゃんorz
加筆は結構派手にやったみたいだね
原稿ザクザク切っては張ってしたみたいだし
いや、絶対無理ということは無い。
オークションとか古書店とかで根気よく探せば・・・
入手出来る確立は限りなく低いと思うが。
× 確立
○ 確率
1,2年前からスゴイ勢いで日本のコミックの英訳版が
アメリカのふつうの書店に進出してるけど、ポーのような
古典的名作はまだ出ていない。萩尾作品は是非英訳版で
世界中の人達の共有財産になってほしい。(たぶんマシュー・
スローン氏あたりが既に英訳済みだろうけど、日本のコミックが
世界に浸透した今こそ、沢山の人達に目を通してもらうための
機は熟したと思う。)
334 :
323:04/07/30 21:00 ID:???
>329
そうです。328さんの仰るとおりです。
>>330 × 原稿ザクザク切っては張ってしたみたいだし
○ 原稿ザクザク切っては貼ってしたみたいだし
>>330-331 絶対無理、とはいえないと思います…当時の別コミを保存している人が
この世のどこかにいる!と信じて。
ただ、30年も前だから印刷の状態が心配ですね。
たまに昔の漫画雑誌を見ると、インクの油がにじんで裏写りしてるのを見る。
別コミのポーシリーズは紙が緑色で一種独特だったっけ。
国会図書館なら、全部保存してるはず。出版物は全て保存するのが建前だから。
少年向け雑誌が、なぜか閲覧申請に別の窓口行かなきゃ行けなかったんで、面倒で実は見たことない。
今どうなってるのかな。
後は、早稲田あたりのあるはずの「内記マンガ図書館」かな。(話は聞くが行ったことがない)
>>336 裏写り、紫インクがひどいよね、5年ぐらいで染み出してたことがある。黒はそうでもない。
買い物!これこそ女の特権ですわ
シーラに見立てて欲すぃ
ユーシスを殺したのは(見たこともない)エドガーだと決めつけたオズ悪度って一体・・・
それを鵜呑みにするメリーベルも一体・・・
ユーシスが自殺だったと判明しても、エドガーの事を弁明しないオズワルド
言い訳をしないエドガーには萌えたけど
「どうしたの、早くおやり。」
結局メリーベルは、エドガーがユーシスを殺したと思ったままついてったって事かのう
>338
だってオズワルドはエドガーはもう人間でないと思ってたし
あの状況で化け物がユーシスを血まみれにして去ったら
別に違和感はないが
後々メリーベル、誤解は解けたかもしれないけどね
ユーシスを殺して憎いけれど、それをも越えてしまったあの場面切ない
エドガーを憎いのに、どうしても憎み切れない
上の方にあったけど、本当に感情の水しぶきにメリーベルが流されていくんだよな
>>338 もともと血縁関係があったことのほかに
エドガーだと決め付けた後、自殺だと判明したから、あの遺言書があるのでは?
>>340 そう、あとエヴァンズ家の人間が、あの兄妹に行った全ての所行への
罪悪感からだろうね。
>>338 オズワルドもメリーベルには、行ってほしくなかったんだと思う。
エドガーが魔の領域に存在する者という認識の中では、尚更。
誰よりも毅然としていてカッコよかったのはマドンナだな
大人の女の強さを見た
オズワルドは彼女と結婚してスゲー幸福だと思う
エドガーもいいけどオズワルドがたまらなく好き
オスカーとオズワルドって似てるよ
顔もだけど、残されるとこがさ、せつない、泣ける
やっぱり兄弟だしね。
オスカーとオズワルドは兄弟じゃないよ
首にかみついた?キラーン!
では・・(ryのメリーベルカコイイ
>>342 最後、「オズワルドは愛妻家だった」という箇所があって
なんか感動した覚えがあります。
兄弟だよ? 異母兄弟。
それはエドガーとオズワルドのでそ(w
まろやかな家庭の響きがなんともいえんのう。
まろやかな・・
ジョージィ ポージィ レモンにパイ
女の子には、キスしてポイ!
ああ、オスカーか。 うっかりしてた、ごめんね。
でも確かに、オスカーとオズワルドは似てる。
ついでに、ユーリとマドンナも似てるし、
トーマとユーシスも似てるわけですw
だぁれが殺した?クックロビン。
それはわたし…とツグミが言った。
アップルパイの唄を唄いましょう♪
A〜はアップルパイ
B〜囓っちゃったよ
C〜切っちゃったよ
D〜分けるよ、
E〜食べちゃったさ、
バラをくださる?
−ええ、いくらでも。
エドガー?泣いてるの?
ねえ、なぜさ…
この街を出よう!今すぐに。
急だね、いつもそうだけど。
待ってて、上着とってくる。
ごめん
靴ひもが・・・
エルゼリの話いいよなあ…
切ないけど優しいよ
エルゼリの話は、エドガーが彼女には、少年の心で接してるから、
切なくて優しくていいのよ。
他の話だと、エドガーは何百年も生きてるヴァンパネラだけど、
あの話のエドガーは、
愛おしく思える女性をはじめて(性的な意味じゃなく)どこかで意識してたんだろうなー。
エルゼリは母性的でもあるし、少女のままでもあるし。
なるほど、エドガーは身体は子どものままだが心は大人になった部分が
結構大きくて、エルゼリは身体は大人だが心が少女のままという図式かー。
遅かったが気づけてよかった。
大人になりきれない人なのに、
エドガーは彼女を仲間には入れなかったんだね。
ドクターに彼女をゆだねてすぐに街を出てよその土地に旅立ったことが、
アランの前ではじめて涙を流したことが、
エドガーの気持ちの表れかなぁ?
エルゼリはエドガーと違って大人になっていける存在だし(人間だから)、
だから「そんなに幸せでいられるわけない、
現実に直面して云々」ってエドガーもやるせなくて言うんだけどさ
エルゼリは自分で「分かって」少女のままでいるんだよね
その覚悟と夢の見方の切なさがなー
エルゼリはそのまま読者だなあ、と思う
大人になれない、怖い、このまま美しい世界で…という存在のエルゼリは、
でも決して大人の幸福や未来は得られない
でもそんな彼女のために泣いてあげるエドガーがたまらなく優しい
彼女とリデルの話は、もう一人の自分のようだ
現実と直面し大人になること、
夢を失うことを拒む少女(読者・作者)の投影ともとれるエルゼリが、
読み手の少女たちの永遠の憧れであり、
失った少女そのものでもあり導き手でもあるエドガーと出会い、
そのエドガーがエルゼリに優しいっていうのが、切なくも優しい
エルゼリのために泣いたエドガーの涙は読者たちのための涙にも見える
あそこでお前はひきこもってないで外に出ろや、と社会的自立を促されるのが
普通なんだろうけど、誰もエルゼリを責めない
自分の選んだ小さな夢の中で、エルゼリは本当の意味では幸せとは呼べなかったのだろうけど
エドガーの目で見ると、大人にならず現実を否定して生きることは
出来ないことを知り、
エルゼリの目で見ると、大人になろうとしても決してなることが
出来ず、人と触れ合うこともないエドガーの悲しみを知る
皆さん、エルゼリの話は
あのシリーズの中でも結構読み込んでらっしゃるとお見受けします。
どうでもいいけど、決闘の時の銃、ぶっこわれすぎだよね
まぁね。
でも現在とは違うんだから、
昔のあの時代の銃は湿気にも弱いだろうし、
暴発も不発もしょっちゅうあったりしただろうと思われる。
あんまり深く考えな〜い!w
あれ、友達が細工したんだと思ってたよ。
殺し合いイクナイ!って感じで、コソーリと。
>371
んなわけないだろ
神出鬼没のエドガーが細工したんじゃなかったの?
決闘に行く途中のオズワルドに意味深な微笑みしてるし。
あんまり脳内補完してもつまらんよ
花も?父さんが飾っておけって?
アテネの湿度50%と聞いて、
なぜか天気がよくてもアランは無理だなと思った
…ぼくが湿気に弱いの知ってるくせに
病気になっちまう
もう気分悪い やだやだ
萩尾の作品、これと「トーマの心臓」しか読んでないな。
他も秀作だから読んでみて!
トーマがらみなら、「訪問者」がオススメ。
「アロイス」もいいと思う。
SFも大丈夫なら、「スターレッド」や「11人いる!」もイイよ。
あと、「ウは宇宙のウ」なんてウマイよな〜(注:これは原作はブラッドベリ)
マンガから遠ざかって長年経つが、また読んでみるか。
友達にポーとトーマ貸したら、キモくて挫折したと言われた。
トーマは同性愛描写がキモかったらしく、ポーは「何が言いたい漫画なんだろう???」
って感じだったらしい。
70年代の少女漫画を読むのは初めてだったらしいので
絵柄や表現技法に馴染めなかったというのもあっただあろうけど。
もっとアクがなくて、読みやすいのから薦めればよかった…。
きっと萩尾作品に偏見持たれちゃった…。
残念でしたね。
ご友人の漫画読み度、方向性・人生観・人間観など考慮してお薦めすべし。
>>381 トーマの同性愛描写はともかく、
ポーが分からないとは、
その人は、読解力と想像力の無い、繊細じゃない方だったのだろうな。
可哀想だな、ポーを読んでそんな感想しか出ないなんて。
私なら友達になれない。
ところでキング・ポーは
今頃どこの地下室で眠っているんのでしょうか。
スコッティの村からは総員退避したんだよね?
グレン・スミスの日記に出てきたあの森に
キング・ポーはいるんじゃないのかな?
いつの間にかエドガーの見た目年齢より年齢が大きくなってしまった‥ショック‥
>383
そこまではさすがに言えないが、この頃と今の漫画じゃ読み方が違っちゃってるのも事実だしね
フルバやのだめやらが売れてる時に、あのどちらかと言うと文学寄りな世界は、
漫画を暇つぶしぐらいにしか思ってないタイプには読めないでしょ
まあ、情緒薄いタイプなのかな、とは正直思ってしまうが…
いつの間にかエドガーの生きてきた年数より、自分が年食ってしまった・・・ショック・・
ありえねぇ〜
懐古抜きで思うんだけど、
少女マンガの頂点ってもうすぎたのかな?
萩尾とか大島のような作家が二度と現れないような気がして。
私自身は二十代なので同時代を知らないのですが…
>389
何を頂点とするかにもよるけどね
最初のうちは皆開拓者だし、正直どこからでもネタを持ってこれたし(24年組くらいまでは、
まだ著作権意識さえ微妙な時代だったこともある)やれる幅もあったんだと思う
今はあらかた出尽くしたからね…。飽和状態。
商業的な路線で「売れる型」が模索されてるよーな時期
エンターテイメント化してるとも言えないが…
あと対象が凄く細分化したっていうのもあると思うよ。
変な例えだが、ルネッサンス時代なんかは、絵画は皆が同じ方向を目指したから、皆その方向は
物凄く上手かった。切磋琢磨してたから。皆で東大目指せば東大受かる奴が多いのと同じ。
まあ、どっかり来なくても、こんな時期にボチボチと才能は出てくるものだとは思うがなー。
そもそも昔だって、「この人凄い!」という人は多かったとは思うが、それでも凄くいたと
いうわけじゃないんだし。
なんだかんだ言ってムーブメントとしては、ないない言われてた90年代だって変わり種は
出たわけだし。文学的というか、半睡半覚醒の天才肌は思い当たらないが、
全体としては一応90年代はオタク文化で頂点を見たという結果がある。
>>390 なんというか、オタク市場が出来上がりすぎて、
その反面リテラシーが下がったような気がするんですよ。
商業誌でプルーストを平気で引用するとか、
そういう本物の文学少女ノリが、もはや成立不可能な気がします。
サブカル誌で知的にやられても普通だし。
よしながふみがハイソを匂わしても、
テーマ性の拡がりはそれほど期待できないし…
白泉社の劣化が原因だと思うのですよ。
例えばカレカノの天才設定とか、
底が浅すぎますよね?
川原泉のような、本当に知的な作家が出てこないというか…
多くを望みすぎているのかもしれませんが。
>391
スレ違いだがそりゃ当たり前の話っちゃ当たり前だよ
シェアが広がる、大ヒットするというのは、浅い読み手・底が浅い読み手・
読解力のない読み手もゲットするということ
誰もが高尚で崇高で力を使う読み物を欲しがるわけじゃない
今の時代萩尾を100人に渡して、どの程度が最後まで読むか
漫画市場は今では巨大化しすぎて、どの大衆誌も「売れる物」を欲するように
なったわけで。
昔がどうだか知らないが、昔のような黄金期を望むなら、現主流誌に文学化を望むってことになる
現状としてそれは有り得ない
雑誌としたら、そりゃポーなんてのも欲しいだろうけど、セーラームーンきたら
分かりやすいもんセーラームーン欲しがるわ
ハリウッドにヘッセ持ち込むようなもんだ
どうしてそうなったんだ、と嘆いても、それは時代が求めたからだと思うがなあ
今の主流は結果的には、萩尾や大島でなく、柄亀やベルばらの流れなんだと思うよ
「底が浅い」のが気になるのはそれは読み手の問題であって、多くの読者は
それについていくわけで…消費文化としたら、責められることでもない罠
ついていけない人は、別で探すしかないよーだから雑誌も対象ごと、読者ごとに
分かれるに分かれた
あれは狙い所が全部違うからだよそして細分化は質の低下を呼ぶものだ
だから今後の流れは恐らく、色の違う才能というのはマイナー誌・マイナー文化
から出るんじゃない?
例えばここ10年で言うなら、
今市子はネムキ、三浦建太郎はヤングアニマル、あとは西原理恵子なんかは
どこぞのパチンコ誌…というように
ただこの場合、単独で出てくるから、雑誌内での切磋琢磨はないかもね
ただ言えるのは、内容が多少高度だろうが面白ければ読者はまだつくわけだからなあ
>392
レス長すぎ・・
メニール
ヴィドメニール
塩化ヴィニール
>>392 同意っす。
萩尾読む人はトップから底辺の三角形の上半分だと思う。
でも底辺の方が面積は広いんだわ。
まあ、読み手のレベルが高いだからエライ!という発想ではないが、
現在の一般読者が萩尾にたどり着くまでってかなり長いよ
自分はDB、セラムン世代だが、14ぐらいで漫画読むの飽きてやめて、
高校でまたちょっと流行って、その後、19で親に貰って読み始めた
わりと漫画は好きな方だったと思う自分でさえ、なんというか…「ようやく来た」という
感じだったから、一般の漫画読みはここには到達しないでやめちゃうと思う
そこまで熱意がないというか
知る機会もないしね
実際漫画においては、ピラミッドが、「内容レベルが高い」=「最高!」なわけじゃないし。
これが「純文学」「大衆文学」みたいに分かれてたら話は別だけどさ、ゴッチャになってるん
だからしょーがない罠
うまいこと言うね
思うに、今は「読み流し」みたいな、
別に残らなくても、単行本買わなくてもいいみたいな漫画が
一般的なんだろうか?
漫画しか読まないでいると、
かるーいものしか読みたくないんだろうとも思う。
本も読み、漫画も好きって人が、萩尾を推奨するんじゃ??
ハハハ
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ^∀^)< どいつも長文で必死だな馬鹿じゃネーノ?
( つ ⊂ ) \__________________
.) ) )
(__)_) (^∀^)ゲラゲラ マジデイッテンノカ?
って冗談だけどね。
ポーのコミックが出てすぐ読んだ世代からみると19才で萩尾初体験ってなんとも、遅い
エドガーやオスカーと同じ年に読んで萌えた
良かった
なんか萩尾はレベルが高いみたいに読めるレスがあるけど、
萩尾にはまるかどうかって単に感覚の違いって思う。
>403
現在19歳、同年代で萩尾知ってる人は、身近に二人しか心当たりない
そこそこに漫画読みだったが、18過ぎるまで名前を聞く機会もなかったというのが実情
エドガーと同じ14歳って、そろそろのめり込んで読む漫画なくなって飽きてたころだな(青年誌を読むにはまだ早い)。
自分の時にはそこに丁度エヴァが来たわけだが。
今の子たちは、ジャンプ系・りなちゃ系から入って、白泉やらマーガやら漁って
そっちの分野のに飽きてようやく次、別の味を欲しがって、上手く言えば萩尾山岸あたりにまで来る。
普通はそこで「飽きた」時点で卒業。
触れる機会すら、じゃないとないんだよね…だって触れる物が他に呆れるほどあるし
背伸びしなくても、順序よく読む物が用意されまくり。
でも漫画市場で、文学的な香りのする世界が「主流」で有り続けるわけがないと思うから、
嘆くも何も有る意味当然のことというか。
とっつきやすいエンターテイメントとしたらレベル高い物は多いと思うし(そうでないのも多いが)、
別種の楽しみがあるから、個人的には「昔は良かった…」って言われるほど今がどうとは思わないんだけ
ど(比べるにも、世界が違うし)
どっちかって言うと、「当時とは別の分野が幅をきかせてる」状態にすぎないんじゃないかな?
何を選ぶかは読者の甲斐性というか…。
まあ、エンターテイメントの方向に天才は結構いても、萩尾山岸的な時代の方向に天才が
最近あまり見当たらないのは確かかもしれない。エンターテイメントも停滞期だし。
でもそのうち出る人は出るべさ。
そのエンターテイメント感と、上手くミックスして大ヒットしたのがエヴァなんじゃないかな。
ミックス型は最近出てきてると思う。
ある一時期に、そういう世界を漫画に取り入れる人たちが時代的に多く現れ、その人たちが
よっぽど面白かったから輝いた希有な時代なんだと思う
長くなっちゃった
何にしろ
内容が浅いから漫画としてレベルが低いとか
深いからレベルが高いっていう世界じゃないしな
萩尾山岸も最高峰なら、鳥山高橋的な方向も最高峰
最高とか高レベルとかじゃなくて、小中高のころから
数十年ずっと一緒に歩いてきた漫画がポーなんです。
私の場合リーゼントまるだし、二本の足が片方に通ってしまうようなズボンを
はいて、恥ずかしげもなく、毎月楽しみに別コミを買ってました。
>407
>389
この流れは質問あってのこと
>394-396
ワラタ
今16歳ですが・・・周りにポー知ってる人が居ない・・・
べつにすすめて読ませたくもない・・・
何故だろう?
私は吸血鬼物が好きで、この本に出会ったわけだけど、
ポーが特別優れているとも、劣っているとも思わない。
萩尾さんのほかの作品を読みたいとは思わないが、
ポーの続編が出れば読むと思う。
他のって?
ヘルシングとか??
>411
いや、他に比べて優れた作品であるのは、客観的に見ても事実だよ(ニガワラ
ちょっと論点が違うさ…
>>413 何と比べてどの点で優れているのか、具体的に言わなきゃ
<ちょっと論点が違うさ… >と言われても訳わからん
これだから萩尾信者は煙たがられるんだよ。。。
>414
今までは、「最近の作品」や「文学性のない作品」と比べても、ジャンルが違うんだから
別に優劣があるわけではないという話をしていたと
よーするに例えばセラムンはセラムン、ポーはポー
だからってポーが「特に優れた作品ではない」とは言えないべさ
俺は大学の時にヒマだったし、前から名作!って書いてあったのどこかで読んだから
それと男子寮に住んでてそういう耽美系というかなんていうか分が不足してたから
周りはもちろんキモイといって薦めても読まなかったな。
「ホモっぽくてキモイよコレ」
「ホモッぽいのは物語上仕方ないんだって!「風と木の歌」はまんまホモだけど!
これはホモじゃないんだって!ほら妹萌えだよ、妹萌え好きだろ?読んでみろよ!」
「いや俺「はじめの一歩」の方が・・・」
「あんな軟弱努力してる偉い系なんてつまんねえよ!ボクシングなら漫画より現実だろ!
ほらポーの一族おもしろいって!」
「絵が受け付けないんだよ」
「天上のウテナは受け付けてるじゃねえかよ!」
長くなっちゃった
先入観って嫌ね
419 :
k:04/09/18 01:11:24 ID:zwTcrkrS
ポーは歴史的名作じゃ!!!!!!
萩尾望都がいなければ、今の日本の
漫画・アニメーションは無かったと思う。
同世代や後進に与えた影響は計り知れない。
はぁ?
萩尾都望は漫画家だけでなく舞台作家や演出家にも影響を与えてるよね
そうそうたる大の男が影響受けたって、ファンだもんな
すごいと思う
野田秀樹が「半神」を舞台化すると聞いたときはどうなるもんかと
心配したけど、あれは素晴らしい舞台だったよ。
まあ、原作と味わいは全然違ったけど。
吸血鬼物をまた描きたいっていうのは本心かね?
見てみたいような、見たくないような。
全くティストの違う方向でやるんだろうなあ〜
「屋根屋の娘」って、レダのことですか?
「赤いほっぺのあの子が好きさ〜」
「屋根屋の娘かい・・・@ビルおやじ)
ってセリフからして・・・・
今の絵柄や作品は、もう好みでなくなってきているけど、
彼女の精力的な活動は応援してるし、だいたい目を通してる。
再び吸血鬼ものをやるんだったら、それはそれで楽しみ。
ポーとは全く別の感性で描くだろうし、
こっちも、別の作家の作品・・みたいなつもりで、楽しみにするよ。
427 :
愛蔵版名無しさん:04/09/25 06:41:32 ID:ZgHkoiX7
アランがあまりにもあっけなく消えてしまった喪失感が未だに残っている…
途中から(メリーベルと銀のばらあたりから)リアルタイムで読んでたもんで、
アランが死んだ時には呆然とした。涙も出なかった。ただもう呆然。
その後のエドガーはどうしただろう、いまだに気になってる。
エドガーは死んではいないと思うよ。
グレン・スミスが彷徨い込んだあの森で、
今も静かに妖精のように、「彼」が死んだ後のエルゼリのように過ごしていると思う。
というか、死ねない体なんじゃないかと思うよ・・・。
萩尾望都は物語を完全に完結させないというか
読者に委ねるのがうまいと思う。
エドガーは前にも出たけど、作品的にはどうなったかは「不明」なんだよね
でも、「もう明日へはいかない」という言葉から「死んだんじゃ…」という声もあるが、
作品テーマ的にはあそこでエドガーが死んでしまうのは意に合わない気がする
失っても世間とかかわり合えなくても寂しくても生きて行かなくてはならない、というので
きてるわけだし、エドガーは読み手自身でもあるから、
死ぬことで物語が止まってしまってはいけない気がするな
また、萩尾さん自身も、「エドガーはそのへんでどっかで生きてます」というような
発言をインタビュー等でしている
アウトサイダーにも居場所を与えたかった、生きさせたかったというようなことを言っていた
ただエドガーはアランを失ったことで、もう「関わる」ことには一種の諦めを持ちそうだよね
それでも憧れと孤独を抱えて生きていく
やっぱりキリアンの話はもう続かないんですかね
あのちっちゃくかかれてた女の子?が気になる・・・
のちにキリアンと結婚した人だったりして。
そしてあのエピソード(マチアスに噛まれた)と話が繋がるの。
どう繋がるかというと・・・
>432
萩尾先生曰く、
……「忘れていた」とかなんとかw
某インタビューで、キリアンどうなったんですかと聞かれ、
「えっ、どうしよう、私責任もてない(笑」と言っていたとか
あと、あの女の子は子孫じゃないの?
バンパネラの因子を隔世遺伝的に継いでるんだと思ってたけど
ぼくは無力な人間の類
国境さえ越えられない
中二のとき読んでなんかショックだったよ
こんな面白くてシリアスなまんがが世の中にあったのかー!と思った。
絵柄がまた古すぎて目新しかった。メリーベルが死んだあとエドガーが
いつまでも悲しんでるのが読んでて可哀相で辛い。
んでキャラはメリーベルが一番好きです。銀のばらはせつない。
437 :
愛蔵版名無しさん:04/09/30 01:03:21 ID:15ROb2pf
メリーベルみたいな娘が欲しい。
それは身体弱くてちょっと可哀相だよう
439 :
437:04/10/01 03:58:33 ID:0ae3Bo3F
>>438 確かにそうですね・・・
でも健康だったらメリーベルじゃないし…
メリーベル、女の子女の子してて儚げで可愛いよー。理想の女の子像だなー。
カッコイイ女性多いよなあ、ポー
それも押しつけがましくない、洗練されてる
メリーベルもそうだし、シーラにしろマドンナにしろ、自然にかっこいい
美人だとは思うけどカッコイイとは思わない<シーラ、メリーベル
生き方も考え方も、男が求める女像がそこにあるだけ。
そういうものをかっこいいとは思えない
しかしメリーベル、守られてるだけのか弱い女と思ってたら、
エヴァンズの遺言でなかなかしたたかな面があるとわかって
ビックリしたぞ。
「私を愛してるといったのはうそ?」なんて言われて見たい。
メリーベルはバンパネラになるまでは、
お転婆で無邪気で、とても愛らしい女の子だったのに、
エドガーの弱い血?のせいで、儚げな女性のようになってしまった。
しかし本質は、記憶を失ったエドガーの話で出てきたように、
しっかりしてしたたかな人だと思うな。
「バンパネラ」という特殊な状況が無ければ、
カッコイイし美しい女性になれただろうに。
悪いけど、
>>443が語るメリーベルの性格はカッコイイには繋がらないよ。
おてんばで可憐で可愛いと思えばしたたかな部分も隠し持っている
まんま男が求める女像だと思うだけ。
>>444 それはあるね。すごいメリーベルはかわいいし魅力あると思うけど
貴族とかバンパネラから離れた状況で一個人としてどういう女の子なのか…
漫画では描かれてないから分かんない。まあでも普通にちゃんとした
女の子だろうと勝手に思ってるよ。
マドンナってかっこよかったけどなー
男の求める理想どうこうはおいといて、一本線があるというか
勿論サブキャラだから深みとか個性とかじゃないが、
なんというか…一人で立っていられそうというか
オズワルドの件だって、別に黙って見守ってたとか、いつか帰ってくるから待ってたとかじゃ
なく、駆け引きしながら様子見してたって感じがする
>>441 シーラの生き方はカッコイイと思うけどね。
メリーベルも自分で生き方を選択した。
充分カッコイイと思う。
シーラとお買い物行きたい
マドンナ実際いたら、ついていきたくなっちゃいそう
…ほろほろ
「よせよイルリー乳母」
「はい はい」
我が妻 我が愛
我が運命をわけし者ども さらば さらば
このモノローグ凄すぎ
シーラは女を武器にしてるからいやらしく感じるし、
メリーベルはユーシスの死から逃げただけ。
いいとか悪いとかは別にして、それをかっこいい『生き方』とは思えない。
ただ、美人だとか綺麗とか、そういった形容詞は出てくるけど。
ただ単に絵やストーリーがかっこいいだけではないかと。
そう、ドラマティックだから。ヒロインとしてはおいしいよね。
でも両方好き。
刷り込みみたいなもんだと思う。
女を武器にしてるのっていやらしいかあ?
まあ主観かなあ。
自分は不二子ちゃんもシーラもさとうたまおもイイ!裏山と思うタイプなので…。
3人目はキャラづきしすぎてむしろ苦労してそうだけど、
弱いから男いないと駄目なの、男に縋って生きるの、というようには見えないから、
したたかでいいじゃない、と思うけど。
全部捨てて男爵と来るっていうのはお約束ドラマだけど、でもまあシーラの自立性というか、
自主性は出てたと思う。
メリーベルがカッコイイと言われるのは、エドガー記憶喪失編の大人っぽい変身のせいかと
思っていたが。
わたし連れていけるわーキラーンのとこ。
なんだやれるじゃないか、ということかと。
>>453 佐藤たまお以外は同意
裏山とは思わないので。
いやらしいのがだめだって言ってないよ。
どんな生き方もありだと思うし、なによりもポーに出てくるメンバーみんな好きだもの。
部分的にかっこよく見えるシーンもあるし、その意見にも同意だよ。
でも、ストーリー通して、カッコイイ『生き方』しているとは思えない、といっているだけ。
<シーラ、メリーベル
エドガーにしても結局押し付けられた運命に
後ろ向きな部分を残した生き方しているわけだし。
アランは叔父殺しから逃げた。
>>452さんが言うように、ドラマティックに仕上げているストーリー全体のかっこよさみたいなのはあると思うけど、『生き方』って言う点に引っかかったの。
まあヒーロー物でもスーパーマン物でもないし
等身大の人たちを描いているということでいいではないか
マドンナはかっこいいと思うなあ。
ダメなのはエルゼリ。もっと強く生きろよ!!と思う。
まあ彼女はああいう表現ですから
大人になれない永遠の少女ですから
バラをあげる人がいるのはいいわ
459 :
愛蔵版名無しさん:04/10/09 09:41:51 ID:y13mdf4x
今日はこれでおしまい、私ピアノが弾けないわ
エルゼリは言うほど弱い人じゃないとオモ。
エドガーは弱い女と言ってたけど・・
現実受け入れられないって言っても引きこもりじゃないし、
きょうび現実に流されて、日々の寂しさにまかせて、
たいして好きでもない相手でもほいほい付き合っちゃうってよくある。
それも生きてくための術だと思うけど、
そうできないエルゼリは、不器用だけど弱い人じゃないと思う。
自宅に少年ばかり集めていたエルゼリ・・・
ちょっとアブナイかも。
>>461 チガウだろーが。
461の頭の中が腐ってる。アブナイ。
うろ覚えだから、なんともだけど。
>>461の言う事持ちと解る。
優しげなのに女の子が寄りつかないのはやっぱりアブナイよ。
>>463 女の子は“この人なんか危ないかも”という雰囲気みたいなものを
本能的に感じ取って、近づかなかったのかもね(あくまで私的想像だけど)
男の子は綺麗で危なげだと余計に寄っていく・・・!?
ただ現実から逃げてしまって夢の中で生きていくなんて、
私が男だったら、結婚相手にエルゼリにしなくて正解だったって思う。
卑怯者かもしれないけど。
永遠の少女性を保ったままの年増女性に、少年達が惹かれる…という図は想像しやすいが、
(スレてないし、所帯じみてもないんだし)
でも確かによーするにエルゼリちょっと危ない人だから…。
女の子的には、そういう夢に走る故に無垢であるとか、誰にでも優しいっていうのは
「アアン?」というものがあるんでは?(w
ただエルゼリは「弱い」のかと言うと…
彼女は、自ら決断して閉じこもってるんだよね
「閉じこもらずにはいられない」「外部が恐い」とか惰性で…というんじゃなく、
「外出ても耐えられないから、ここにいる」という強固な意志をもってひきこもってる、
気合い入ったヒッキーだと思う
まあ男が死んでその檻も壊れるわけだが
>>465 受動的のほうが救いがあるような気がする。
そういう意味では、エルゼリはやっぱり危ない&怖い
なんつーか、異性の前と同性の前とでは180度態度が変りそうな気がする>エルゼリ
>>467 異性っていうか、夢の世界が壊されかけると、豹変しそうだ…。
それかそういう人の存在自体をスルー、あぼーんしてしまうか…。
ところで、リデルは両親を殺した
エドガーに育てられて慕っていて
ばーさんの所に帰されたときも
エドガーに捨てられた、なんて思うのが妙だね。
リデルを一族に加える気はなかったのか?エドガー。
ロビン・カーは仲間にするつもりだったんだろうけど。
そもそも一族に加えるか否か、どういう基準で
決めてたんだ?エドガー。
>>469 可愛いかどうか。
リデルを育てたのは単なる遊びだったんでしょう……。
471 :
愛蔵版名無しさん:04/10/10 18:41:34 ID:NywzkTgM
ここきてよかった。
やっぱり萩尾作品のなかでもポーは別格。
みなさん列挙してましたが
かっこよすぎる台詞回しと
今の漫画にはない繊細な絵柄はほんと芸術。
>469
両親殺されたのはちっちゃすぎて
覚えてないんじゃないですか?
それと,やっぱり普通に人として
生きていったほうが幸せかどうか
ってのは基準なのでは?
ロビン・カーはアランとおなじで人として
生きても孤独だったとか。
とにかくずっとひとりで萩尾作品を追ってきたので
こんなに分かり合えそうな仲間がたくさんいて感激。
>471
私も仲間にするのは「孤独な人」なんだと思う。
マチアスはちょっとわからないけど。
エディスをアランが仲間に加えたがったときに
家族より愛して幸せにすることが出来るのか?って反対してたしね。
リデルは育てながら生家のことを調べ、そこに戻した方が幸せだと判断したんだろうね。
エドガーが仲間に加えてるのは、
この世で生きていけないようなダメージを負った、寂しい子供達・・・
のように思えてならんです。
メリーベル、アラン、ロビン・カーはそれ。
でも、マチアスは違うよね。
突発事故的にマチアスを仲間にして、マチアスが死んでも
エドとアランは結構クール。
エドは、ロビン・カーを死に追いやってしまったキリアンから
心の支えになってたマチアスを奪い去った様に見えまつ。
罪に対する烙印のように、(マチアスが噛んだ)バンパネラ血をキリアンに残して、
エドとアランは去って行ったのかなーと。
殺すにはしのびない、育ててみるか、と育てたんだろうけど、
要するにリデルは「永遠に次に残す遺産もない」エドガーたちが、何かを育て、残そうとした
存在なんじゃないかな
作品的には
何よりエドガーは、仲間にすることを幸福なこととは全然思ってないから、
親のような気持ちでリデルを育てたなら、他でもないリデルこそ仲間にしたく
ないんじゃないかな
先のない、一歩も大人になることの出来なかったエドガーと違って、
リデルには思ってくれる人も平穏な未来も、エドガーが奪わない限りあると言えるんだし
血縁のお祖母様が見つからなかったら、
もしかしてリデルを仲間に加えたのだろうか・・とも考えたけど、
リデルのあの小さい生命力は、外へ向かって行っただろうし。
もしお祖母様や血縁者がいなくても、
そのうちに優しい若者と恋をしたリデルを、
エドガーは置いていく・・というストーリーがあったような気がする。
>>475 恋をする年になるまでは育てられんだろう。
追いついてしまう。
あれぐらいの年齢が手放す限界だよね
コールドチキン嫌い
なリデルに合わせて
食生活をしていたエドガー優しいね。
新たなる血や殺戮を求めて
獲物を欲したエドガーたち。
殺さなくてもエナジーは吸い取れるんじゃなかったの?
>>478 ヤパーリたくさん吸うと死んじゃうんじゃない?
リデルの時はてっとりはやくたくさん欲しかったから
死ぬまで吸い上げちゃったとか。
見知らぬ人間など、別にどうなってもいいじゃないか。
って、そんな気分で「狩り」をしている時も結構ありそう。
顔覚えられたら困るから殺してるんだと思ってた。
大量に欲しい時はオオカミのオニーサンみたいに貧血起こすぐらいじゃ済まなそうだし
吸血鬼ってバレるくらい吸ってるって感じになるかなーと。
そーいえばリデルは子供だからたいした血の量じゃないとか言われてたし
大人何人分も必要だったんじゃない?
あの時はアランの出血が湿気で止まらなくて血が必要だったし。
エドガーたちには残酷性もしょっちゅう見えるから、
自分は480っぽい考えかなー
481もあるだろうけど、
エドガーは自分の大事な物しか見えなくなることがあるし、
例え相手の死に痛みや悲しみは覚えても
480の意見に賛成。
でも、確かに成長して面立ちが変わるわけでもないし、
とっても目立つエドガーとアランだしで、
狩られた側の人が、死なずに無事その後40年生きて、
どっかの社交場なり街中で2人を見かけた時、
大パニックになる恐れは充分あるかも。
そこから、またスコッティ村と同じ事が繰り返されてしまうやも。
事情が良くわからないので質問したいのですが
エドガーを育てたおばあさんはバラに囲まれた村にひっそり暮らしているんですよね?
スコッティ村で殺されたおばあさんとは別人ですか?
エドガーは濃い血を受け継いだはずなのに、なぜ、エドガーが仲間にした人は
あんなに弱いんですか?
エドガーが濃い血をもちながら、仲間が脆弱になってしまうことに関しては、
シーラ「メリーベルの弱さはあなたのせいよエドガー
あなたの血はメリーベルにはあわなかったのだわ」
ポーツネル伯爵「あれだけの濃さをもちながら おかしなことだが
まあおまえは一族のうちでもいろいろと特異だからへんだからしょうがない
おまえは異常だからかわりものだからおまえは――
ここらへんの会話が参考になるかと
あと、エドガーを育てたおばあさんと、
スコッティ村で殺されたおばあさんは同一人物です。
老ハンナ・ポーですね。
私の個人的想像だけど、
エドガーはキング・ポーからの直結の血・・という、
一族でも一番濃い血を受け継いだにも関わらず、
それまでバンパネラの仲間を愛することもなく、むしろ憎んでいた為か、
メリーベルと違うものになりたくないという気持ちも働いたのか、
自らの体に入ったその血を否定しつつ生きている。
それゆえ、血が威力を失って、
エドガーが仲間に加える者は、虚弱になってしまうのだと。
>>485の伯爵のセリフの続きが、
「まだときどきは人間にもどりたがってる
バラを散らすその手を持って――
エドガー(ときどきじゃない いつだってもどりたかった
なのにメリーベルの手をとって
なので多分487タソの言うとおりかと。
よく考えてあるなァー
ポリスター卿も一族に加えるために
女の子を育ててたっけね、殺られちゃったけど。
しかも娘には男が・・・・
ポリスター卿も、エドガーが仲間に加えたんだろうか?
あのランプトンの絵を描いていた画家の彼も!?
ポリスター卿は、ポーツネル男爵には慣れなかったのね。そこが少し可哀想。
(ポーツネル男爵は15〜6のシーラを見初めて、
老ハンナに永遠の伴侶が見つかったと報告に行き、更に彼女が20歳になるまで待った・・・
シーラはポーツネル男爵を愛し、その後バンパネラという運命も受け入れた)
萩尾さんの設定では、ポーの一族はいつごろから発生したことになっているんだろう。
人類発祥と時期を同じくしてたりして?
>>491 それについて触れている記述は読んだことありませんねぇ。
ポーの一族に影響受けた?なんて思ってしまうアン・ライスのレスタトの方は、
エジプト王朝時代まで遡ってるけどね。
ポーの一族の者が死んでしまう時、体が砂の様に崩れるだけでは、
「これはバンパネラが最後に使っていたメガネです」
「これは身につけていたパンツです」
なんてことになりかねないけど、ロマンチックじゃない。
だから、彼らは銀の銃弾で撃たれたり、クイを胸に打ち込まれたりして、
この世界にいる為のバランスが崩れたとき、
来ている服などもそのまま、異次元にすっぽり落ちていくんじゃないだろうか?
と、作者の萩尾さんが書いておりますね。
途中で押しちゃった・・
だから、人類発祥というか、異次元からやってきた人たちなのかも?
と書きたかったのに、途中で・・・
まーそこらへんあまりまじめに考える必要はないと思うが。
異次元からやって来たってのもいまいちロマンチックじゃないし。
じゃあ、萩尾サンの別作品つながりで、
精霊の一種だとか?
少しはロマンチックかしらん??
496 :
愛蔵版名無しさん:04/10/20 01:12:08 ID:MF2NWjyP
>>489 普通に娘を育てるとそうなります。そうならないように努力すると普通でない
娘さんになります。…辛いとこやね。
プリンセスメーカーでも父(プレイヤー)とケコーンさせるのって難しいし。
老ハンナが殺られちゃったあと、
館にいた一族の方々とキング・ポーは
一夜にしてどうやってどこに逃げたのだろう・・・
ラトランド方面のポーの村?
そもそもポーの村、ってスコッティの村より
後で出来たの?
ああ、グレンスミスが迷い込んだポーの村の存在を忘れてた・・・491です。
だから異次元とか精霊とかのことも忘れてました。
ポーの村って、どっか時間と空間の条件によって
入り口がうまく現れたりするんだろうか、と497を読んで妄想したわ。
ポーの村でグレン・スミスがあったおばあさんは
老ハンナではないな、メリーベルがバンパネラになった後の話
だから、ハンナはもういないはず・・・
で、このポーの村の「お館様」が誰だったのかが気になる・・・
ポーツネル男爵か?
>>499 ポーツネル男爵でしょ、確か登場もしてたと思うけど。
そうだ、シーラの印象も随分ちがってたっけ。
「異次元」とか言ってもロマンないなあ
人には見えない妖精の村とか言っても、まあそれも異次元なんだろうけど
「バラを育てていますよな」とか言う口調のオバーサン、あれはハンナじゃないと
思って読んでる
お館様ご一行様がポーの村を出て
「いつかまた帰ってきます」「さようならポーツネルさん」
・・・・・・でその数ヵ月後には
エドガー以外あぼ〜ん。
男爵、あっけなかったな・・・
>502
だからハンナはエドガーがバンパネラになる前に
殺られちゃったんだってば。
私は妖精というよりは妖怪みたいなものと思ってる。
そう言えば妖怪人間ベムを思い出すけど、人間への思いというか執着が
エドガーと重なって切ない存在だな。
>504
だから違うって分かってるって
エドガー、1人じゃないんだね。
あの村に行けば、まだ仲間がいるんじゃない。
モンダイは、どうやってその村に入るか・・入り口がわからないって事なんだけどさ。
ポーの村(グレンスミスの日記)の存在は、古典映画、
「ブリガドーン」がヒントになってるって、ずううううっと昔に
どっかのインタビューかなんかで読んだ記憶がある。
それ読んで、なるほどと納得したもんです。
>507
本当の意味で仲間とは言えない気がする
エドガーはもともと異端だし、
血は濃いけれど仲間は虚弱になるし、
そのくせ許可も得ず仲間を作る
子供だから連れて歩けないし
自分を一族にした一族を、憎むというでもないけど、恨みのような
物持ってるし
ピカデリで、「ポーにしてはいい人だった」みたいに男爵?のことを言ってるように、
彼にとってポーの一族は仲間であって仲間でない気がするな
彼は人間に添えないバンパネラであって、
完全にバンパネラであることを受け入れている一族とは違う
勿論出会えばお互いバンパネラだし、
村に行く理由もあるのだろうけれど
>>509 そこにエドガーの絶対的な孤独感があるんだろうね。
完全なバンパネラでもない、もちろん人間でもない。
大人でもない、子供とも言えない。
なんか、せつないよ。
そして最後ですよ
もう明日へは行かない
彼は人間に憧れるし、
誰かと一緒にいたいし、関わりたいし、愛したい
けれどアランの喪失でそれを諦めてしまった
けれど生きていかなければならない
切ない憧れはそれでも失えないままに
彼にとって仲間はメリーベルだけだったし、
メリーベルの後はアランだけだった
リデルでさえ、いつかは去っていく愛し子
アーサーはもう少し近い存在だったかもしれないけど、
彼は大人だしね
>512
「エディス」後のエドガーで心配なのはそこ。
メリーベルがエドガーの命の一部、というのはアランを得ても変わってない。
アランはメリーベルを愛した人だったけど、
これからはメリーベルと関わりを持った人もいないんだよね。
本当の、絶対的な孤独になってしまったエドガーはどうやって生きていくんだろう…
エドガーの事を色々調べてオズワルドの時代の事から知っている「魔法使い」を、
仲間に加えてみる・・・
もうかなりのじじぃだから連れ歩くのが大変かな。
魔法使いは 「いっしょにくる?」って言われたら肯くかな?
もう年寄りだから案外くるかもね。
魔法使いは、仲間に加えて欲しかったと思う。
エドガーがそれを、鼻でフフンとやっていたフシがある。
でも、アランが死んで、孤独になった今、
もしかしたら、魔法使いを道連れとして選ぶかもしれないね。
いやー…どうだろ
出会えば有りうるかもしれないけど、共存となるとね
まあ、エドガーのことは、せめてアーサーがみつけてあげて欲しいな
でもエドガーは永遠の孤独、と終わって良かった気もする
ポリスターはエドガーと偶然出会ったバンパネラなんでないの?
アブサント酒が好きな彼・・・・
久々にこのスレにきたけどなんだかなぁ
この前「ヴァン・ヘルシング」っていう吸血鬼映画見にいったよ
外国人の吸血鬼ってあんなイメージなんだね
美学がないというか日本人が憧れすぎ?
いや、どっちかと言うとあの映画がはしゃぎすぎてるんだと思うよ(w
作品としても失敗だろうし
>>523 互いの文化の違いから来る感覚の相違点ってあると思うよ。
ただ、吸血鬼ってもともとルーマニアが発祥の地とされているよね
だから、日本人のほうが、吸血鬼に対して神秘とか美学を求めすぎる嫌いはあるように思う。
現地の人たちからすれば、決して、美しいものでも、悲劇のものでもなく
ただ、化け物として恐ろしいものと感じる人のほうが多いでしょ。
難しい罠。
でも吸血鬼に人間性が+されたのはここ30年と言われてるし(それはアンのおかげだと
言う海外人もいるが…)、それ以前は本当にただの化け物だったのかも。
でも、ドラキュラ伯爵もキッツイけど、紳士で暗い所から出てくる、って感じは、
やっぱり狼男とかそういう化け物とは一線がある気がするけどね。
人間と同一の物を感じるからこそ恐ろしいんだろうし。
日本で言うと、鬼とか魑魅魍魎っていうより、雪女とか、そういう感じかなー?
吸血鬼ドラキュラといえばプラム・ストーカーの小説が有名。
そこでちょっと豆知識
その「吸血鬼ドラキュラ」は、実在の人物をもとにして書いたもの。
モデルはヴラド・ツェペシュ。
この人がやった残虐的なことはとにかくおぞましく恐ろしいもの。
「串刺し公・ヴラド」として有名。
お、お勉強の時間ですか?
ヴラドといえば篠田真由美が「ドラキュラ公-ヴラド・ツェペシュの肖像」って本書いてたな。
この人のヴラドはまるで信長。
なかなか面白かったのでおすすめしとく。
ポーの中では小鳥の巣が一番読みやすく、入り込みました。
トーマが好きだからかな・・
マチアスとアランのキスシーンとかは特に必要なかったと思うけど。
それよりなにより、キリアンいいですね。
一見強気な子なんだけど、心の中に寂しさとか辛い過去を
抱えているってとこがせつないですね。
ラスト近くにキリアンが、
神様、人間として生きていくことにたえているから強くしてください
というシーンが好きです。
強く生きて欲しいと思いました。
春雷・・!のシーンの絵素敵ですね。
この作品に限らず、小さいコマだけど
印象的な絵ってたくさんありますよね。
豆知識とか言って寒すぎる・・・orz
普通知ってるでしょ?ネタですか?
スルー汁
527は、つい最近覚えたての事を、みんなに自慢して
「まあ、お利口なのねぇ」って言って貰いたいのよ、w
533 :
528:04/10/29 23:37:50 ID:???
まあヽ(゚д゚)ノ ええじゃないか、((((*´ー`) マターリ行こうぜ。
(*´ー`)うん
Sキング『呪われた町』と小野不由美『屍鬼』を比較しても、吸血鬼像のとらえ
方は明らかに和洋で異なるよなあ。血も涙もない、完全に異質で排除すべき
怪物と、滅びを宿命づけられ倫理と本能の間で苦悩する悲しい生き物。
それを和洋の比較文化論なんかに結びつけるのは、近視眼的な気もするが。
小野のシキ自体、ポーの影響を受けていると言われている作品だから、
耽美的な吸血鬼の捉え方自体、そう古い物ではないのではない可能性もあるね。
Sキングも男性であることや、作風なんかも考慮しなければならないように思うし…。
ただ、単純に、「化け物をただの化け物として描く」か、「化け物に悲哀をこめる」かは、
作者によるんじゃないかと思うがなー
大体にして、「吸血鬼」という化け物が出来た時点で、後続の作家はそれをモチーフとして
使用する時、それを従来の「吸血鬼」のまま主人公にしてホラーに使用することは、
あまり意味がない気がする(ヘルシングなんかは、本来の形に帰ったのと、エンターテイメント
へ使うというのに意味があったんじゃないか?)
例えば、まず「雪女」が例えば男を凍らせる霊がいました、という話があったとしたら、
次の「雪女」も男を凍らせるだけじゃ、何の変化もない。同じ話になってしまう。
そこで、雪女が人間に恋をしてみたり、迫害されてみたり、あるいは元々人間だったのが
雪女と呼ばれただけだったとか、いろんな風に変化していく。
吸血鬼を人間的に捉えるというのも、吸血鬼を多面的に見たうちのひとつで、
それを選ぶか選ばないかというだけのことな気がする。
でも、西洋的な物に日本人が感じるロマンは、
やはり西洋人が自分たちの文化に感じるロマンとは異なる部分もあるだろうけれどね。
>529
私もキリアン好きでした。前の方で話題になってたけど、
エドガーやヴァンパネラになった人たちがどこか後ろ向きなのに対して、
キリアンは自分の弱さや無力さに打ちのめされながらも、
人間として、懸命に前を向いて生きようとしていた。
いま振り返ると彼のそんなところに魅かれたんだけど、
エドガーやアラン人気の当時は少数派だった。今でもだが。
そんな彼だから、大切な友人のマチアスがヴァンパネラとして生き返るより、
人間のまま死なせることに躊躇がなかったんだろうなぁ。
539 :
愛蔵版名無しさん:04/10/31 20:43:42 ID:mZWsRf0U
前からきになっていたんだけれど、キングポーとトーマの最初のほうに
出てくる神さま(トーマの首を短刀できろうとしている神)は同じ?
同じ…と言い切るには乱暴だが、
萩尾さんが狙ったかもしれんな
ただ概念としてはちょっとね
トーマのはキリスト教的な神の印象も強いし
ポーは好きなんだけどトーマは受け付けないんだよな。俺が男だからか
んでも主人公とママの関係は好きだったな。
ところで最近雑誌でチラッと萩尾先生の写真を見ました
素敵なおばさんだったよ。ムーミンに似てた
ムーミンw
543 :
愛蔵版名無しさん:04/11/03 11:24:13 ID:ASjfqmXs
>541
同じく。自分は女だけど。
ポーとトーマはよく比較されるというか、同じような傾向で語られるけど、
作品の質は全く違うと思う
綿密に計算され、変わらない普遍的なテーマを扱ったポー
どちらかと言えば進行していくタイプの物語で、偏った方向性もあるトーマ
後者をすんなり読める人もいるだろうが、
その時の時代・少女漫画性なんかを考慮しないと受け入れられない人もいるし、
何より終わり方や作品自体が未だ賛否両論だしね
>541
結構いろんな所に出てるけどね
なんかオーラのある人だよな
描き手と絵は結構似るというけど、
彼女の場合も、黒髪の切れ長の男性キャラが、とても本人と似ている気がする。
最近のはあまりちゃんと読んでないからわからないんだけど、
「メッシュ」の相棒ミロンと、「銀の三角」のマーリーを足して2で割ったような・・
少女漫画史上不滅の美しい作品だね、ポーは。
旧「ぱふ」の「萩尾望都の世界」もいい特集だった。
きっとあと30年経っても、エドガーは誰かの心を奪っていると思う
てゆうか早く返して欲しい
>>548 いいのよ、エドガーは貴女が寿命を終えてこの世から消えて行ってしまっても、
貴女の心を抱いたまま、永遠に生き続けるのよ。
貴女の心は、エドガーと共に永遠に生きるのよ!
書イテテ、ナンダカスゲー恥ズカシィヨ、ママン
>549
ぜんぜんおっけーっす。
ポーとか、古き良き感じの少女漫画読んでるとそれくらい浸りたくなっちゃうよ。
昔萩尾さんが、エドガーなら椅子を立ったり座ったりしてるだけで?16枚書けるって
言ってたけど、見たかった〜〜〜〜
メッシュでいう「ムーブメント」(だったか)みたいな感じかな
椅子の前に立つ ランプトン
庭の中のランプトン
>>551 クエントン卿は、エドガーが立ったり座ったりいなくなったりしただけで11枚
絵を描けます。
>>554 いなくなったりワロタ
でも、「ランプトンのいない部屋」って題も題材もいいよな。
想像も広がる
どうしてエドガーはアーサーと共にいたのか
どうしていなくなってしまったのか
なぜアランはセットじゃないのか
あの前後に何かあったと思われるよね
エドガーが去った後、アーサーに何かが起きてエドガーが戻ってきてバンパネラにしたのか
それとも共に世界を去るつもりで「いない部屋」を描いたのか
なんにせよアーサーのあたりのモヤっと感好きだ
後にアーサーの命日にエドガーとアランが花を持ってきてはいるけど、
降りた駅は別にアーサーの元家の近くというわけじゃない
どこかで会うつもりだったにしては、花は燃やしてしまう
そうだね、なんだかわからないことだらけだ・・・
こういう謎解きはエドガーに任せとけばいいんだ。
ぼくには向いてない。
もう寝る!
エディスが描かれた後に、長い間ポーの完結を信じて
いなかった理由がそれ。 キリアンの後の話もあったけど、
自分は、アーサーのランプトンエピソードが絶対あるはずだと
思っていたから。 どう考えてみても、「ランプトンは語る」と
いう話は、長い話の伏線としか思えなかった。
萩尾さんは、ポーでその手法を多用していたし。
まあ、可能性としたら描きえたかもしれないね、アーサー編
でもあのぼんやりとした感じ好きだなあ
シーラがクリフォード先生に色仕掛け
みたくして徐々に仲間にしようとしてたけど
それじゃ美人局じゃないか?
男爵、妻に男を誘惑する役目させてていいのか?
男爵とシーラは、ジェインを仲間にしようとしてたのでは?
馬車の中でシーラがとても気にいったと言っているし。
夫のポーツネル男爵も、エドガーに、ふたり(シーラとメリーベル)が
出かけた帽子屋がジェインの家の裏にあって、
つまり下見だと言っているし。
下見、つまり襲う時のためでしょうね…
仲間にするんじゃなくて、二人セットでおいしくいただくための下準備じゃ?
別の話に家庭教師とお姉さんが「かけおち」になってたこともあったし。
えぇ!?あれは普通に「駆け落ち」でしょ、、、と思いこんでたが、
その可能性もあるわけだ。気づかなんだ。
エナジーの味には個人差があって、対象の外見によって食欲?が左右されるんかな?
ジェインやクリフォードを選ぼうとしたのは外見や話をした印象から?
飲んで(吸って?)みなけりゃ分からないというわけではないのかどうか。
(私も>561と同様に、仲間にするんじゃなくて麦を刈るつもりでいた、と踏んでたから)
キリアンの味も「なかなか」とか言ってたね。
自分もあの二人>医者と婚約者 は食べる(吸う)つもりだったんだと思うよ
でもまあ爺さんのことも素敵と言っていたから、
見た目や年齢で判断というわけではなさそうだ。
ただそうか、あの姉と家庭教師、食われた可能性もあるのか…!!!!!
姉と家庭教師って、何に出てきた話だっけ?
メリーベルと銀のバラ、だったっけ?
すきとおった銀の髪の方だと思われ。
あの主人公のキャラは結構好きだな。
あ、そっちか。確かめずに書いてスマソ
しかし、すきっとおった銀の髪のオサーン、
メリーベルはともかく、エドガーと伯爵たちの顔なんか
よく覚えていたな。
それだけ印象的だったのだろうけど。
最後の表情、いいよね…
>>569 一人一人別に見たのならたぶん覚えてなかったと思う。
あのセットで見たから子供の頃の記憶がどっと戻ってきたのじゃ?
でも、後になったら、このデジャビュはどこから??とか思ったかもしれない。
子供の頃の記憶は鮮明だったりするよ。
得てしてええ大人になってからは忘れっぽく
なったりする。 ハロルド・リーのように。
あいつ許せんな>ハロルド・リー
男は大体昔の彼女のことは覚えてるものなのに
「誰のことだね」ときたもんだ。
死んじゃったけど…・゚・(つД`)・゚・。
ところでみんなオービンさんみたいにエドガーを見かけたらどうする?
俺はとりあえず警察に通報してみる
「殺人鬼で誘拐魔がいますよ!」
それでエドガーが俺のところにやってくる
ウマー
アタシャ顎がはずれるだろう。。。
エドガーを見かけたら、後をつけちゃいそうな気がする。
当然、エドガーにつけてるのがバレて、
血を吸い取られてポイされそ・・・w
いや、絶対日本にはいないでしょう。
っていうかいてほしくない。
日本にいて欲しくないかもしれないけど、
トーキョーという都会としてなら、萩尾さんはお得意だからあり得る。
もしくは、古い寺院が建ち並ぶ京都など、似合いそうだけど。
憧れてるけどリアルでいたら殺人鬼でしょ
どうすっかな。
周りの人には注意を呼びかけて自分はストーカーするかな
てゆうかインタビューしたい
それこそ、インタビューwithバンパイヤ ですなw
ワロタ
会ったらかー
自分が死ぬ前にもう1回会いにきてくれないか頼むかな
あれは夢だったんじゃないんだ…と思いたいかな
奈良公園で鹿にせんべいあげているエドガーは見たくないな〜。
>>582 そんな場面でも、エドガーがいるだけで異国情緒漂いまくりですよ
エドガーwith奈良の大仏はさすがに無理そうだ…
エドガーのオーラは、東大寺まで倫敦に変える……!
なわけないかw
はとバスに乗って東京見物しているエドガーも見たくない。
>>586 え? そう?
自分ちょっと見てみたい、 特にアランとセットで。
一人ではっちゃけるアラン、眉間にシワ寄せてるエドガーw
浅草にエドガー・・・
人力車に乗って観光されてるエドガー…写真に写るの?
アランがいたら、大喜びで鹿にセンベあげてそうだし、
クセークセーって騒ぎながら浅草寺で、
体にかけるお線香のケムリを物珍しげに嗅ぎまくってそう。
エドガーは、はとバスでほおづえついて景色みながら、
「フン!」ってつまんなそうにしてそうだよねw
文庫版の掲載順バラバラなのは我慢できーん
「こんなエドガーは嫌だ」になってきたなw
アキハバラをうろつくエドガー
東京タワーにのぼって現世のはかなさを思うエドガー
回転ドアが回れないエドガー
下りのエスカレーターに乗れずに、強がるエドガー
温泉を熱がるエドガー。湯上がりに浴衣姿で牛乳を飲むエドガー。
そしてマッサージ機で「あ〜極楽極楽」とか言ってるエドガー。
彼らの年代的にはフランス革命前だから黄金の国ジパングという印象じゃない
浮世絵とかで知ってるくらい。
「ゲイシャガールどこ?」
「忍者は!忍者は!」
って感じかなあ
ぶつくさ言ってるわりに、舞妓さんの格好が似合うエドガー。
バルバラの未来でも生きてるエドガー
更に未来変動値が高くてマーリーに発見されるエドガー
「もう明日へは行かない」だっけか、ラストの方の独白。
エドガーは自死したのか?
>>598 自分は肉体的なものでなく精神的な死だと受け止めてる。
言い方は悪いけどヒキコモリみたいな。
だから今でもエドガーは花畑で眠ってるんだと思う。
いや、あの花畑で眠るシーンは心象をイメージしたものだと思ってるよ。
実際のエドガーは、今も変わらない永遠に続く日常を
淡々と送っていて、倫敦の街角で、
薔薇の花束なんか抱えて立っているに違いないな。
ハンズやロフトをうろついてバラのエッセンスを探し漁るエドガー
エドガーが大和民族なんか、迎えに来るわがけない
604 :
603:04/12/05 05:44:39 ID:???
いや、わけがない。
子供の頃そう考えて、へこんでた・・・
「もう明日へは行かない」というのはエドガーの独白なんだろうか?
萩尾作品には誰のセリフともいえない詩のようなものがよく出てくるから
それだと思う。
同意
実際死んでないと一応作者も言ってるしね
ゴシックっぽさや雰囲気は変わってしまうだろうけど、
日本にいるエドガーってなしじゃない気がする
すげー想像し難いけど
ただ日本じゃ絶対エドガーは生まれないね
日本で生まれたら多分、もっと妖怪っぽそう
それで納得した(´∀`)
でも肉体的に死ぬより切ない・・・
そういえばエルゼリの話で、アランの台詞に
「ガキと年増とぴーちく歌えるかい」っていうのがあるけれど、
エルゼリは26、少年たちはアラン達と同年齢に見え、
百歩譲ってガキはともかく、26の女性に年増っていうのも
当時にしても言い過ぎで、アランの八つ当たりっぷりが想われるものだと
今夜初めて思い至ったリアルポー世代。優れた作品は、いつまでも
新しい発見があるよねって、自分が鈍いだけか語ってスマソ。
アランの母親も「40歳のおばあちゃん」という表現されてたよ。
今は60歳くらいでも「おばあちゃん」なんて呼べない感じだけど。
てか、十代前半のぴっちぴち(死語)の女の子からしたら
20歳でも十分ババァ扱いかと。
40歳なんて化石でしょうな。
エルゼリって初めて読んだ時期には美しく純粋で人の世に生きるにははかなすぎる人と感じたけども
今となってはかなりイライラさせられるところのある馬鹿ちん万年少女…
>512
そうだよね。
だから嫌いなのよ、同属嫌悪もあるし。エルゼリ。
612と613は、大人になった自分を祝福すればよい。
ア、ハーン。
>>610 現代の感覚とは比べられないくらい、当時は平均寿命も短かったんだろうね。
総合スレって落ちちゃったの?
>>617 え〜?まだ生きてるでしょ?
ああ、思い出すなあ。ポーを読んで、
プレゼントにもらったポプリのばらの花びらをつまんで紅茶に入れて飲んだこと。
正直ゲッていう味だった。
自分はキリアンのごとく、一族ではないのだと思い知った。
>618
食用以外のばらは農薬がきつい可能性もあるし、ましてポプリなら
食用に向かない合成香料が添加されてるかもしれないので…とマジレス。
ポー一族はポプリでもばらジャムでもエナジーに出来るのかなー
>>619 618です。ご心配いただいてどうもありがとう^^
一度で懲りて二度とやりませんでした。
あれからもう30年も経ってるけど、一応生きてるし健康体な方なので
影響はあまりなかったみたいです。
ここ読んでる人もやらない方がイイよ!(w
ローズティーも、よっぽどバラへの愛がないと、ちょっと飲みにくいよね。
ヨーグルトサンてところが売ってるバラのジュースとかジャムうまいよ!
ちょっとお高いので、ごくごく飲むのはもったいなくて、でもあると飲んでしまうので買い置きするのは
私には危険…
毎年五月頃行なわれてる国際バラとガーデニングショウ行ってる人いる?
ポーオタにはたまらんよ。クリムゾン・グローリーも出たりします。
ポーの薔薇は、吸血鬼カーミラが薔薇に触れると枯れるというところから
来てると作者が言っていたと思う。
へぇ〜へぇ〜へぇ〜
ちょっと無粋かもしれないが、「ポーが影響を与えた」じゃなく、「ポーに
影響を与えた」他作家・他作品、根拠がなくても皆さん思い当たりますか?
萩尾さんは他の作品にはわりと色濃く受けた影響が見えてたりするから
(例・トーマ→ヘッセ 11人・銀△→ルグィンとか)、わりとこれの影響
あるんじゃないかと言われたりするけど、
ポーに関してはめっきり聞かないので。
他に比べてかなりオリジナル的な展開や発想だったのかな、とは思うんですが。
たまに読んでるとピーター・パン的な言葉が出てきたりするので、
そういうのは自然に入ったのかなーと思うんですがね
>>612 さすがに「馬鹿ちん」とまでは思わないが、たしかに子供っぽい女性だな>エルゼリ
恋に恋する永遠の子供w
たとえ恋敵が金持ちの娘でなくても、ハロルドはエルゼリを妻にはしなかったと思う。
まあ遊び相手にされる理由も分からなくない
業のうずまくような絵ですね、仮面があったりもするし
マザラバはどうして2時間近くもやるの?
今期視聴率一番のラスクリでもそこまでやらなかったのに。
不治は実はマザラバのほうに力を入れていたってこと?
すまん、629は誤爆
>>627 ブロンツィーノの愛の寓意だね。山岸さんの漫画だったかな?うろ覚えだけど
ホンのちょっとしたエピソードで出てきて魅了されて、ロンドンに旅行に行った時
本物を見て感激したよ。何の漫画だったか思い出せないのが気持ち悪い・・・
エドガーに似ているかは自分は???
一番イライラするのはユーシスだ。というよりエドガーの疑いが晴れない
ままってのがなんかいらつく。
たとえユーシスを殺した者だとしても、ついていくメリーベルってのが
いいのかもしれんが。
それから、エドガーが一族にいれられる時の話。
読み返すと、スコッティ村の連中めとっとと攻め入ってこいという気になってしまう。
いきなりのっそり起きてきたキングポーがウザい。
それにしても老ハンナはなぜにエドガーも仲間に入れようと言ったんだろう。
儀式を見られたからには、殺すか仲間にするかしかなく、
殺すには情が移ってしまっていたからかな。
自分はそういうどうしようもなさ、逃げ道のなさ、悲しみのままっていうのがとても好きだけど。
エドガーの疑いは、メリーベルに対しては晴れたかどうかは分からないが、
晴れていなくてもメリーベルはエドガーを受け入れたのだし(悲しみもあるが)
オズワルドはユーシスの手紙を見て事実に気がついたし。
ユーシスが死を選んだ動機がちょっと弱いんだよね
>>634 きっとロビン・カーと同じようなタイプだったんだよ。ユーシス。だからつまらん
ことでもホイホイ死んでしまう。
ワシもロビン・カーを思い浮かべた。
なんだっけ、確かに弱すぎて育たない子供がいるんですよ(?)みたいな。
ただロビン・カーが張り出し窓から落ちるタイミングはなんか納得できるけど、
ユーシスの場合は、なんでそこで?!とつっこみを入れたくなる。
砂/の/果/実 という歌が流行ってた頃、それ聞く度に
何となくユーシスの事を思いだしてたw
あなたは自分を呪わないの、シーラ
なぜ?
なぜ?
なぜ?
台詞はうろ覚えだけども
今はこういうシーンを描く少女漫画ってない気がするね
いやほとんど読んでないんだけどさ
男爵がシーラに跪いて求婚するの図が好きだ。美しい。
640 :
愛蔵版名無しさん:04/12/24 20:07:29 ID:NvOHxr9B
久々にブラックジャック読んだらなんとなくエドガーに見えた。
BJの服はドラキュラ伯爵をモデルにしたとか。
エドガーとアランが着ているようなピラピラのブラウスとか
子供服で売って欲しい。
子供に着せるんですか?
カラーイラストで、エドガー一人が正面向いてるののなかで
ベストのボタンがありえなさそうなくらいいっぱいついてるのが
あるんだけど、あれは実際ああいう服があったのかなぁ。
子供の頃、ボタン穴一つにつき留める用ボタン一つと、
二つの飾りボタンがついたブラウス(留めるのは全部で5つとすると、
同じボタンが全部で15コ並んでる)持ってたので、
ああいうのがエドガーの時代にもあったのかなあ
それとも萩男さんの創作かなあ、全部普通に留めるボタンなのかなあ。
と、かれこれ15年以上悩んでます。
萩尾センセって服飾史のようなこと勉強なさったとどっかで読んだ記憶がある。
だから時代設定と服がちゃんとされている、とか。
間違った記憶かもしれん。。。
>>641はい。息子達に・・。さすがに14歳になったら
もう着てくれないだろうけどまだ4歳、1歳なので。
萩尾デザインの服売ったら絶対売れると思う。
ポーの中でも、時代ごとに服装もちゃんと少しずつ変わってきていますよね。
文庫の表紙のエドガー&アランのツーショットのブラウスとかイイ!
「一枚の完璧な絵と思わないかね?クリフォード君。」の家族の服とか、
ポーツネル男爵の服、エバンスの遺書の中のエドガーのコートとかもいい。
いきにグレーのタータンなぞ着おって
そう、グレーのタータン。
あの話を読んで以来、グレーのタータンの服が増えましたw
粋に着こなせているかどうかは分かりませんが。
>>643 被服の専門学校に行ったことがあるんじゃなかったっけ?
(うろ覚え)
服のデザインや歴史にはお詳しいし、スカートの中の脚の格好まで考えて
描いていると聞いた覚えが。
いや、まあ、服の下の体ってのは萩尾さんに限らず普通考えて(というか下書きして)ありますよ
バラはいつも、移り住む家の庭先に咲き乱れていました。
罪を犯した血のように、あまりに赤く美しく、物言いたげに風に揺れ…。
>>648 647ですが、言葉が足りませんでした。
先生は昔、世の中にミニスカートが流行したころ、マンガの登場人物に
ミニスカをはかせてみたところ、スカートから出る脚が描けないことに気づき、
今までスカートの下の脚まで考えて描いていなかったことに思い至ったそうです。
それからは、スカートや衣装の中の体も考慮して描くようになったと
どこかに書いてありました。
漫画家だったら当たり前のことに気づいた、気づけてよかったという話です。
ポーの村でエドガ−達を世話してるメイドさんたちって
やっぱりバンパネラなんですよね?
でも使用人だから「一族」の仲間ではないんでしょうか?
不死の使用人ってのもなんだかな・・・
はるかにはるかに
時を超え永遠にお世話し続ける者たちよ・・・
>651
不死族にもランクがあるってことかな?
尊敬する老ハンナにお仕えしたい、お守りしたい、だから側に…とかいうのはあるかも
しれないね。
エドガーたちは老ハンナに拾われ愛されたわけだし、そういう意味では「特別」な存在と
みなされていた可能性もある。
不死族のまとまりは、本当に「家」って感じがするね
日本的に言えば、老ハンナと爺さんはお茶かなんかの家元。
お世話し続ける不死組たちは、
きっと「屋敷しもべ」の一種だと思います〜ぅw
マチアスもパシリ要員にされていたかも・・・
>>647 デザイン学校行ってました。グラフィックデザインの学校かと思って行ったら
実はファッションデザインを勉強するトコだったという…
>不死族にもランクがあるってことかな
ポーの魅力の一端は、メイン舞台が英国である事じゃないかな。
階級制度の歴史ってやつ。
これはナチュラルに不死族の間にもあると思う。
服装や仕種、佇まいだけでも何となく家柄が分かる、みたいな…。
エドガーは生まれが伯爵家、
育てられた老ハンナ&キング・ポーの家も言わば名門旧家、
バンパネラ化して以降は男爵家、
アランにしても大富豪の令息だったわけで
ポーの様式美を支える要素には不可欠な何かがあるんじゃないかと。
そーすっと人手が足りなくなった時には
とりあえずメイド要員を補充するために
庶民を仲間にしたりもしてるのかな。
萌え萌えメイドたんに吸われたいよ(;´Д`)ハァハァ
兄妹モノと言われて読んだら、1話でいきなりメリーベルが死んでショックだった
ところで、結局エドガーとメリーベルは何歳離れてるの?
メリーベルが仲間になるのは、エドガーが一族になってから何年か後だよね
確か、本当は7歳違う筈なんだけど、エドガーは14の時にバンパイアに
なり、その後メリーベルが13歳の時に一族に加えちゃうんだよね。
てことは6年ぐらいタイムラグあるってことかな。
エドガーとメリーベルは、実際の年齢差は4歳。
エドガーがバンパネラ化してからメリーベルが仲間に加わるまでに3年。
だから結果的には1歳差。
バンパネラ化直前の、人間だった13歳当時のメリーベルが
生き別れの兄の年をオズワルドに訊かれて「17のはずよ」と答えてるよ。
貴族的特権の話だと
爵位がある人はそれなりに領地なんかもあるのかな?
「ペニーレイン」じゃポーツネル男爵は
時の雇い人にとっては「お館様」で、
数ある城を移動して住んでる事になってたし。
勿論いろんな工作もしてるだろうからあんまり意味ないか。
大老ポーの「ポー」から「ポーの一族」が来てるんでしょうから、
要するに使用人も含むバンパネラの皆さんにとって大老ポーと老ハンナは、
一族のアダムとイブなんでしょう。ご先祖は大切にしなくちゃなりません。
ポーとは、ポーツネル以外にもいるのかしら?
666げと!
エドガ−の最初のエサになった女の子も
一族の使用人仲間にすればよかったのにね・・・
あのコ、きっと誠心誠意、若様のお世話をしたと思うよ。
669 :
愛蔵版名無しさん:04/12/30 19:38:32 ID:FvUFhbR1
あの女の子もほうっておけば目覚めたのかな。
あの時代は土葬だよね。そんで墓に埋められたあとに
目覚めたはいいけど、江戸ガーももういないし、
さまよっているうちにゾンビ伝説になるんだね。
仲間にするのと、
エサとしてエナジー(血)をただ吸収するのとは、
大きく違うと思うけどな。
あの律儀に館の時計のネジを全部巻いていた子は、
いくら待っても目覚めないと思う。
そのまま朽ちて土になるんだろうな。
そっか、あっちは山賊に殺されたんだった。
最初の子は、エドを見て、ポッと頬を染めていた、
母1人子1人の孝行娘だったね。
勘違い、すみません。
エドガー最初の餌食のあの女の子(ディリーとか呼ばれてたね)のエピソードって
さりげなく深いというか、巧いなあと思ってた。
年頃からいって、本来ならあの少女がエドガーに恋心を抱いたように
(エドガーの性格はともかく)初恋じみた展開があってもいい
絶妙なタイミングなんだよね。
ところがエドガーは、まさにあそこで対・人間の立場を確立してしまうわけで
(ついでに愛情の全ては完膚なきまでに妹へと向かって、究極のシスコンに…)
心身ともに一気に方向付けられるというか、
人としての世界とのかかわりを一度に全部引き裂かれてしまった感じがあって
むごい変化だったなあと。
なるほど。
メリーベルが銀のナイフで断ち切りたがってた描写を思い出した。
(あれは逆だけど)
エドガーは、ディリーを食う事で人間としての・・を断ち切った。
だから最初の獲物はあくまで同世代の少女。じじいでも赤ん坊でもオヴァでもだめだな。
メリーベルとエドガーって、恋愛的な雰囲気もあるしね。
しかしポーツネル男爵や、確かピカデリの叔父様も爵位をお持ちなわけだが、
不死なわけで、戸籍とか申告とかどーしてんだろうね
変なネットワーク持ってそうだしどうにでも出来そうだが(実際エドガーやアランは
好き勝手に学校に入ったりしてるし、身分詐称ぐらい大したことないのかもしれん)
有る程度時間が経ったら死んだことにして、同じ名前を継いだふりとかしてるんだろうか
エドガーは子供だから2年と同じ所にいられないけど、男爵やシーラだって
さすがに10年が限界か?老けメイクで20年はいけるかな。
同じ土地に再び住むには、そこに住んでいた人たちでポーツネルさんを
知っている人もちゃんと死に絶えた状態で行かないと、
「すきとおった銀の髪」な事が起こるよね。それどころかオービンさんみたいな
ストカに狙われる穴。
同じ土地に長くいられなくなるから、子供は一族に加えないんだよね。
どこかに移動してしまったポーの村で、キング・ポーは
いまだに眠りつづけているのだろうかな。
読み切りで何か新しいエピソードが読みたいような、読みたくないような…。
語り部というか、視点が人間サイドなら(ランプトンとかグレンスミスとか)
多分いけそうだと思う。でもフィルターが幾重にも入れば入るほど
その後のエドガーへの距離を感じる事になるかなー。
いっそポーの村みたいな異空間の話の方がいいのかな。
と妄想するのも結構楽しかったりな。
キリアンの子孫の話とか・・・。
またはエディスその後も気にはなるけど、
一人ポツーンのエドガーが出てくるのか、
誰か新たな仲間がいる状態か・・・この辺は妄想の方がいいかな。
そうですねぇ、今の萩尾さんの絵だと、イメージが随分変わりそう。
だから、エドガーは出さずに、
登場人物に「さっき金髪の巻き毛の青い目の少年が覗いていたけど〜」
くらいな登場の仕方にしておいて、
エディスのその後か、キリアンのその後を描いて欲しいなあ。
グレーのタータンの袖口だけの登場でもいいわ<エド
あ、でも彼らは時代にあわせたファッションをしてるのかな。
そーすっと、現代のロンドンにいたらどんな格好してるんだろう。
テーシャツに破れジーンズとかでも、スマートな感じ
なんだろうけど…、なんだか見たくないな。「エディス」が60年代の
お話だっけ?自分的には優雅な20年代のお話を希望。
>>682 エディスは1976年くらいの設定でなかったっけ?
リアルで読んであまりに「今」と近いのでビクーリした覚えが。
いつも「今」に添えるように感覚を磨いておかないと、
人間に混じって暮らせないだろうから、
凄いよね、
トシをとると、流行とか疎くなるものなのに。
ちょっと感心する。
ヴィヴィアン・ウエストウッドで全身決めてるエドガーとアラン。
……そんな人ロンドンでも見かけなかったな、そういえば。
「エディス」の時点で、アランはすっかり当代の男の子的な服装だったけど
エドガーはややクラッシックな部分を残してたよね。キャラクター性かな。
ファッションに関して品位へのこだわりを感じるのは
キング・ポーのセリフが印象的だったからか、エドガーがオサレだからか…。
たかだか100歳年上だからとか>ちょとクラッシック
どこかで眠り続けている「噂」の話なら問題ないか。
キリアンの子孫なら全く登場してないし、出してもいいよね。
それかいっそ未来の話・・だと全く別物になっちまうな。
そこはかとなく漂うクラシカルな薫りも魅力のうちだからね。
未来はどうもなぁ…。エドガーの衣装も想像つかないし。
>そこはかとなく漂うクラシカルな薫りも魅力のうち
そうそう
それでこそポー
エディスの話のところで、
エドガーが怪我したときに着ていた、
ビラビラしたブラウスも似合ってて好きだったなぁ。
あれ似合ってたね。
グレーのタータンも好きだけど
ペニー・レインの表紙の感じもいいな。
そもそも本来は18世紀の英国貴族だから
一番ビラビラな時代の人なんだよね…。
エディスで、怪我した時の衣装の話だけど、その後
木の下かなんかでエディスに「あなた怪我したんじゃないの?」
と言われて、怪我?どこに? と言う時の服、スマートでエドガーっぽい。
そうだねー
スマートでクラシカルだけど、その前の時代に着てたら違和感もありそうだし
なんか同年代の女の子と一緒にいたせいかもしれないけど、
あの話でエディスと喋ってるエドガーは、メリーベルみたいに身近な子と喋ってるわけじゃない
からか新鮮だ
なんか、「クラスのちょっとカッコイイ男の子」的というか
カコイイ男の子。そういう側面て、ちょっと「トーマ」のオスカーにも
繋がってくるんだよね。萩尾さんはこのころの絵が一番良かったな。
背景も人物も凄く魅力的だった。そういう意味で
今の絵で続編書かれてもちょと困るかもね。「訪問者」でさえ
オスカーの顔のイメージが違って、なんだか困ったし…。
顔のイメージもだけど、線が違いすぎて私はちょっとなぁ。
儚げな印象の線から、今は荒々しいというか逞しい太い線で描いてるから、
印象が全然違うんだよね。
絵と作品との関係って密接だ…。
「エディス」なんかは冒頭からそうだったけど
エドガーはしょっちゅう同世代の少女達に頬染められてるなw
アランは、あの2人の女の子に「キスしてポイ」のあたりしか、
頬染められてないね。
なぜだろう?
二人とも容姿その他がよろしいのだから好みの問題とか。
老成しきったシニカルで優雅なムードは
思春期少女達にとってはなんか衝撃だったりしそうです。
アランが精神的にもポジション的にも女の子みたいだからとか?
エドガーがしょっちゅう少女から頬を染められているのは
ブラックジャックがしょっちゅう患者の女性に惚れられているのと同じか?
…スレ違いだね。
ブラックジャックですかw
でもまぁ振り向いてくれなさそうな人ほど、惚れられ易いよね、
アランは「湿気が多い」「僕は血が薄いんだから〜」
などと体の調子が悪いと言って館にこもってることも多そうだし。
>ブラックジャック は吸血鬼のイメージだそうだから、的外れというわけでもないわな。
そっけないからくどく感じないだけで
どちらも強力なモテオーラを放っているのですな。
私は「エヴァンズの遺書」「ランプトンは語る」の頃の
ちょっと硬い感じの絵柄が一番好きだなぁ〜
あのころのエドガ−の顔が好みだ。
「エディス」になると、少し丸みがかった絵になってるよね。
ところでエドガ−の髪の色って何色なんだ?
アランは明らかに金髪だし、メリーベルはしつこいぐらいに
銀髪だし、
エドガ−の髪の色の表記ってないんだよね。
カラー絵だと、茶色だったりグレーっぽかったりしてたけど。
単行本4巻の表紙に描かれてる色でFAじゃない?
いわゆる、栗色。
>メリーベルはしつこいぐらいに 銀髪だし
ワラタ。でもずっと思ってたんだけど、銀髪の少女ってどんなん?
思うに
究極のプラチナブロンドってやつじゃないかな。
ハウルで「ソフィ、髪が星の色に染まってるね。きれいだ。」
というシーンがあったその色かなと>銀髪。
どっちかというとばあさんのイメージだったが>銀
エドガーは金髪だと思ってた。
金髪に青い目の・・とか誰かが言ってるシーンなかったっけ。
勘違いかな。エドガーも目はしつこいぐらいに青いね。
銀色の髪というのは、老ハンナの子守唄で、メリーベル自身は、
銀髪ではなかったと思うのだけど。
カラー絵を持っている人、確かめて〜。
メリーベルの髪は金色でいいんじゃないかなぁ。
陽に透けて、銀色、ね。
エドガーの瞳は染まるように、青いね。
エドガーの瞳は、記憶をなくした話のところで、
しつこいくらいに「青い瞳!!」と讃えられてるけど、
髪については実は描かれてないの?
私はてっきり金髪だと思いこんでましたが・・・
エドガーの髪は最初イメージだけで金色だと思っていたけど
やっぱりランプトン(エドガー)の肖像画が正解では?
金色がかった茶色というか、金褐色じゃないかなあ。
で、メリーベルの髪はきっぱりはっきり銀色なんだと思うけど…。
金髪のユーシスとは、あえて意識的に対比させてたと思うな。
あとコミックス1巻表紙のメリーベルは銀髪のイメージだと思う。
(2巻は金色だけど、あれは単純に明るい光のイメージだと思ったw
むかーし、MOEかなんかの少女漫画特集巻頭に
例の「すきとおった銀の髪」の詩と、長い巻き毛の女の子の写真がのってて
その娘の髪がまさしく銀色だった。
ああ、そういえば、マリー・アントワネットが夭折した愛児の髪を編んで
ガラスに閉じこめたペンダントトップを作ってて、
その色がメリーベルの髪のイメージかな。
>しつこいくらいに「青い瞳!!」と讃えられてるけど
よっぽど、イヤというほど、青かったんだろうねぇ・・・
脳裏にこびりつく青ですわ。
「ありえないくらいの青!」とか
「なかなかないけど銀!」とか、
人間界においてもひたすら稀有な容姿が宜しいのです。
凍てついた湖のような青とかいう形容もあったね。
銀髪は、白髪とははっきり違うよね。薄いグレーが極限まで光ってるかんじ。
凍てついた星のように青い
>>709 陽に透けて銀色…なのはエルゼリで、メリーベルは銀なのかと思ってますた。
白髪じゃない銀髪っていうのは、そもそも存在するもんなの?
しないと思う。
エルゼリと一緒で、
メリーベルも陽に透けると銀色に見えるプラチナブロンドなんだろうな。
その方が柔らかくてメリーベルのイメージにあうと思う。
エドガーや老ハンナには銀色なのかもしれないけど。
真っ白で光ってないのが白髪でそ。銀髪は違うよ。
でも詩的に「銀」としてても
実際欧米人の髪の色って明暗で変化激しいから
プラチナブロンドになるんだと思う。
てか、プラチナって所からして所謂「金」じゃなくて「銀」寄りだね。
もともとが白黒印刷だから、やっぱり読者の数だけ固定イメージがあるんだね。
ちょっと面白い。萩尾さんのカラー画はイメージ画に近いと思うし。
自分にとっては、柔かなプラチナブロンドじゃなくて
逆に硬質な銀色がメリーベルのイメージだなあ。あくまでも印象の話なので。
結局それは、ジーン・ハーローの髪みたいな
白金の髪、つまりプラチナブロンド以外にないよね。
エドガーのヒール高めの靴がツボでした。
履いてた時代は限定されてるかもだけど。
いえいえ、透き通った銀色なのでしょうw
>>726 白金て黄色入ってませんか。やっぱり違うなー…。
銀色の髪って、想像しにくいねー。見た事ないしなぁ。
ジーン・ハーローじゃ白っぽくない?
>>730 個人的にはそこがいいんだと思うけど。
エドガーの目だってどんだけ青いんだか想像できないよね。
そうだね。この世ならぬ者だからね。
>>730 >>712だけど、自分も件の写真見なかったらリアルに想像はできなかったかも。
だから皆、自分のイメージを大事にしつつ読むので正解かと。
西洋人は色彩で特徴とか個性を語れるのがいいね。
日本人でも色白とか目の形とか、それなりにあるけども。
そうだね。
西洋系だと、髪の色や目の色で、
似合う色、着てはいけない色まで決まってくるようだし。
青い目・・・去年亡くなった、映画スーパーマンだったクリストファー・リーブが真っ青な瞳だったな。
最近シャネルNo5のCMやってるニコール・キッドマンも青い目。
古くは、ポール・ニューマンの瞳が綺麗な青だった・・・
「目」って感じがしなくて見入ってしまうよね、瞳がカラフルだとw
小学校(カトリック系)の頃、カナダ人の先生の瞳が極薄い水色だった。
近くで見ると人間の目とは思えなくて(感覚的に)底知れぬ恐怖を感じてた。
でも足がすくんで目が離せなくなってジッと見入ってしまってた。
今思いだすと、非常識で礼儀知らずの生徒だと思われてただろうなと赤面する。
自分語りスマソ
欧米人て体毛も金や銀で当たり前だけどびっくりするよね。
高校のALTだったミス・マリリンの腕も毛生えまくりでキラッキラしてたなー。
あんまり頓着しないのかな。
バンパネラも髪やヒゲは伸びるのかな。それとも生えてるのが永遠にそのままか?
伸びないとしたら、丸坊主なんかにされちゃったら悲惨だよね。アーサー卿なんかは
ヒゲはやしてたっけ?
あと、髪が透き通った銀なら、下の (ry
バンパネラになった時の姿がデフォルトなんだと思ったな
年令も、外観も。
髪を切っても傷がすぐ治るように、長さが一晩で戻ってそうだ。
よく考えたら、アン・ライスのヴァンパイヤがそうだったわ、
でも一緒っぽい。
西洋のどこぞでは、銀の髪緑の瞳は悪魔の子扱いを受けると聞いたけど
漫画のネタだっかたもしれない。
インタビュー・ウィズ……では、クローディアが「きー!」って自分の髪
ばさばっさ切ったら、ずんっ!ってもとの長さまで伸びて「ぎー!!」
ってなってたね。
髪ぐらいは伸びて欲しいかなー
なんとなく。
だって時代変わっても同じ髪形じゃあ…
不変なるもの、それがヴァンパネラなのだ。
髪型ごときが何だというのかね?
アランは最初ふわっとした髪型だったけど
途中ですっきりしたよね
アランの髪は時代が下って来て
ストレートになるよね。
セットの仕方だけ時代に合わせて変えてたとか
形状記憶合金のような髪の毛?だったらセットもできない orz
ファッションは時代に倣うわけだから、実際には必要なくても
多少なり化粧や整髪料なんかも使ったりするかも…
シーラは二十歳だったっけか?
現代ならあるいはミニスカだったりへそ出したりしてたかも
シーラは貴族の若奥様だけど、現代ならそうなるか
あぁ、シーラが生きていたら、
若くて美しいゴージャスマダム(今だとコマダム?)もOKだし、
ポーツネル男爵に眉をひそめられつつも、
ミニスカ、へそだしもやってそう。
きわどいヒップハンガーも楽しんでそうだわ。
髪も、すぐに戻るのなら色んなバリエーションをかえって楽しめていいんじゃない?
ポーツネル男爵が現代にいても、
暑いからって単パン履いてたりしたらヤダなw
それとも、シーラが「いまどきビーチで足を隠しているなんておかしいワって言うんだ」と、
アロハシャツに単パン、ビーサン、サングラスで歩き回ったりもするかも〜!
このスレは「初期傑作ポーの一族から妄想暴走するスレ」になりますた。
みんなで仲良く走りましょー。時を越え、はるかなる一族へよせて……
メリーベルの髪を梳かして編んだりリボンつけてあげるエド。ん〜シスコン?
14で時を止められ、人間でもなくなって、
恋愛はおろか、友達もつくれないし、恋する気も友達作る気もさらさら無い。
父や母と呼ぶ相手は偽りの家族で、浅ましい吸血の仲間にすぎない。
と、なると、
自分についてきてくれた可愛い妹が何より大事だろ。
と、マジレス。
そだね。
しかもその妹は自分の孤独を唯一理解してくれてるんだよね?
この世の全てになるよねえ。
ポーって、エドガーがこういう愛するものを
失っていく展開なんだよなあ…。切ない。
悲しいね さよならはいつだって 優しさを失った海の色
渡辺美里
青い青い瞳で数百年ただ想っていたものは失った
ただ一人の肉親である妹のみ。
もうあの日は戻らないのにあの子がいないまま永遠の明日へ行かねばならない。
悲しむのは君の方なのに。
エエエエ
歌ですか
アロハシャツに短パン姿のポーツネル男爵・・・見たい!
そんで「ケータイは嫌いだ!」とか言ってそう。
シーラはエルメスのお得意様パーティとかにちょろちょろ行ってそう・・・
760 :
愛蔵版名無しさん:05/01/07 15:08:24 ID:AuLM1eWg
現代に生きてたら、
ポーツネル男爵の年でケータイやPC使えないのはまだ沢山いるけど、
あと30〜50年もしたら、ポーツネル男爵の年齢でもケータイやパソコンは
必須でほぼ全員が使いこなしていそう。
って、ポーツネル男爵ってせいぜいが40代でしょ?
あの時消えなくて存在していたら、色んな意味で苦労しょってそうだよねw
一番苦労するのはキングポーでそw
いや、引きこもって寝ていればいいだけか。寝ながら全部ネットで
必需品は調達できるし、都会なら隣は何をする人ぞだし、
あまり不振がられないかも。
moe2月号の少女マンガ特集、
萩尾さんのページに載ってる「エドガ−&アラン人形」
すごくイイ!!欲しい!!
人形かあ。SDをお持ちなんだっけ。見たい。
立ち読みなんでうぷできん〜ごめん。
青羽ちゃん人形も載ってたよ。所蔵は東逸子さん。
ちなみにスーパードルフィーの「クリス」「ルカ」という少年人形を
カスタムしたものだそうです。
まだ書店に並んでますかね?moe2月号。
あー!moe買うの忘れてたー!!
まだあるかなー。
Moe買ったよ♪
アオバ人形の髪が銀髪だ
ハッ!! moe…
もうないかな…
大きな書店やJRの駅の本屋なら、
まだMoeたくさんあったよ!
どうでもいいんだけど
萩尾望都ってどんな人なんだろうと思って画像検索してみた。
商店街で野菜をたくさん買い込んでいそうな普通のおばちゃんだった。
しかし1949年生まれで「望都」って名前も凄いね。
まさか本名だとは・・・。
確か完全犯罪〜フェアリー〜の巻末にインタビュー記事があって
そこに先生のお姿が載ってたけど、確かに普通のおばさんて感じの人だったな。
喋ってると何か面白い方ですよ。うまくいえないけど
余裕があってギャグのわかる・・・みたいな。
名前がおされなのはホワイトカラーのご出自だからかなあ。
Moe購入。あのエドガー人形が書庫にいるってのは素敵だな・・・。
>>773 >商店街で野菜をたくさん買い込んでいそうな普通のおばちゃんだった
ワラタw
だいぶ前にトークショーに行ったんだけど(城さんとか佐藤さんとか
夢枕さんとかもゲストで来てた)客席から質問があると、ちょっと
たどたどしいような喋りかたで答えた後、必ず「どうもどうも。」
と言ってマイクを置くので、数回目にはみんな、「やっぱ言った!癖なんだ!」
といった雰囲気で笑ってて素敵な時間だった。
そんときは緑色のマニキュアしてて、赤ワイン飲んでて、カッコよかった。
何年も前にテレビ(いいとも)に出たとき、
タモリの頭をはたきまくってたなw
随分威勢がよくて手の早いひとなんだとビックリした記憶が。
面長であのホクロと細い切れ長の目とまっすぐな黒髪がとっても印象的で、
力強い女の人といった感じだった。
登場するところは見なくて座ってたところしか見なかった気がするけど、
背筋がピーンとしてて、背の高そうなイメージ。
なんか、
メッシュに出てくる相棒のミロンを、もっとピシッとさせたイメージだったな。
でもつい最近見かけたときは、柔和な小柄な人だったです。
テレビで見たときより、顔も少しふっくらしてた。
何かこう、独特なんだけど
嫌な感じを受ける人じゃなかった。
そうですね、テレビで見たときはクセありそげに見えたけど、
優しそうな普通のおば様って感じでした。
動いてるとちょっとクセがあるよね
でも、「オバサン風」っていうより、軽いアクのある感じで…。
ミロンは萩尾さんに似てるって誰か漫画家が言ってたな。
写真写りは、物によってはシャーマンのような写り方をw
少女漫画展の画集にのってたのはこう、後ろに黒いオーラが漂ってそうだった…
ホクロからなんかエネルギーを発しそうな、雰囲気のある写真だったなあ、あれ
笑っていいとも、は誰からの紹介だったのですか?
>>781 ミロンには、あまり似てないような…。
自分はBSマンガ夜話の「陰陽師」の回に着物姿で登場し
あの屁理屈屋のいしかわじゅんをタジタジとさせる程に
しゃべり倒していたのが印象的だった。案外、小柄だった。
>>782 野田秀樹さんからの紹介で、里中満智子さんにつないだのだったように思う。
いいともの歴代ゲストを調べられるサイトによると、放送日は1985年7月23日らしい。
自分が忘れられないのは、斉藤由貴さんが司会をしていたテレビのトーク番組に
先生がゲストに出たときのこと。
斉藤さんはもーさまファンということで、初めから舞い上がってしまっていて
スタジオで原画を見せてもらったりしてすごく喜んでいた。
でもその分、ふたりだけで盛り上がってしまって、ちょっと内輪受けな内容になり、
先生を全然知らない一般的な人には不親切で
(どんな方なのかの客観的な紹介があまりない)
もともとよく知っているファンが喜ぶような打ち明け話的なことも引き出せず、
中途半端だった印象が強い。
>>782 少女板で読んだ話では、20年ぐらい前で、
山岸さんだったかも前後に出てらしたとか。
で、「皆で老人ホーム作るんです」って言ってて、そのメンバーには梅津かづお先生も含むとか
なんとか。
パタリロの魔夜氏が出た時は、アナウンサーが、「漫画家にこんな素敵な方がいるなんて」と
言ってたとか。
また、画面ではサングラスでオールバック二人並ぶというわけのわからない絵になっていたらしい。
昔はいいともはそういう各界からゲストを読んでたんだねー。
いいなあ…。
ちなみに萩尾さんが張り倒したのは、
タモリが女性器の落書きをしてたから とか
>>785 萩尾先生もタモリに
「木原さんと、カトレア老人ホームを作ろうって言っているんです」と
話していた。でもタモリは木原敏江さんのことだとわからなくて、
水泳の木原さんだと思って受け答え、話がかみ合ってなかった。
会場の人もイマイチ先生のことがわかっていなかったみたいで
あまり盛り上がらなかった。
何かというと、女性器で頭ハタキのことばかりが話題になるのも
悲しいこと。先生はあれが恒例だと知らなかっただけなのに。
繊細っぽかったり、ちょっとクセあったりするけど
どこか鷹揚な感じのする人だよね。
萩尾さんは、あれ、あれに似てる。
百億千億に出てきた荒野に立つ弥勒像(のはりぼて)
モトセンセイ、ゴメン。。
雰囲気でいうなら、
ラーギニーの主人公の黒髪の長い…
望都さまは、あんな印象かな、私には。
782です
皆様教えてくれてありがとう!
20年前のことだったのですか・・・・先生たちも若かったから
養老院ネタも笑えたでしょうね・・・・・
マンガ夜話でいしかわを黙らせてたのが結構女性独自の萌え理論でしたね。
そのマンガ夜話の話、有名ですね。
でも自分見てないんだな…どっかに会話うpされてないか探してみよう。
萩尾さんちに居る猫のうちの1匹は大島さんから貰ったらしいね
>>793 その話詳しく教えて。何てコが萩尾さんちに行ったの?
>794
あーわからん
この前、大和ドリームにのってた萩尾さんの仕事部屋にいた猫だったと思うんだが…
少女板で話題になってた
flowersのHP、仕事場訪問に出てる猫のこと?
すず姫がそうかな?
もう一匹は子供らしいし。
マンガ夜話の話俺も気になる
>793
月刊本の旅人に連載してる大島さんのエッセイマンガに顛末がのってたよ。
もうだいぶ前なんでうろ覚えだけど・・・
大島弓子さんが井の頭公園で捨て子猫5匹を拾って
あちこちに里親依頼をして、萩尾さんが里親の仲立ちをするんで2匹引き受けて
そのうち1匹が萩尾家に残ったんだったかな?
こんな幸せな捨て子猫の話が雑誌に載ってしまうと
安心して公園に猫捨てする人が増えるんじゃないかとフト心配になりました。
799 :
794:05/01/24 20:19:53 ID:???
ほぼ半年の間どころじゃなく、「エヴァンズの遺書」のアーネストが気に掛かっていました。
「首にかみついてきたですって・・・!? (め▼め」の被害者の、あの彼です。
あれだってキリアン・ケースと同じじゃないか、因子が潜在していつかは・・・と。
でも目覚めたての待ち明日(←アラ? ^^;)が、キリアンを仲間に引き込もうとしたのに対し、
目覚めかけのエドガーにとって、アーネストはただのエサだったんですよね?
アーネストの子孫(エドガーと血が繋がっている可能性もアリ)がポーになる話を、
ぽーっと想像したりしてたんですけどね〜。
少女板のタモリスレが知らないうちに落ちてたorz
あれの小鳥の巣とポーの一族ネタちょっと好きだった
タモリなアランとみうらじゅんなエドガーとトットちゃんなメリーベル
誰かとっておいてる人いないかな
802 :
愛蔵版名無しさん:05/01/30 00:07:23 ID:dPU9uSsS
知らねいよ、と
ビッグベンの鐘が鳴るよ…
あげてまで何を…
さあ しんねいよ と ボウのおっきな 鐘がなるよ
『ピカデリー7時』ですね。これに出てくるアブサント酒が、
実は労働者の好むキツーイお酒で(原材料はニガヨモギ)、
萩尾さんは知らずにポリスター卿の好物としてしまったとか・・・。
(描写がえらくロマンチックでした)
「きっと卿は、うー、この苦さがたまらん、とか言いながら飲んでるのよ(笑)」
ってことでしたが、この談話、どこで読んだんだったかな。気になってます。
>>804 あんず堂から出た「思い出を切りぬくとき」にそんな話が載っていた
記憶があります。
あれはエッセイの再録本だったから、元の掲載があるかもだけど…
確認したいけど、押入れの本の腐海の中だ_| ̄|○
どなたか、わかったらフォローよろしこ。
あぶさん つーと下品な酒の代名詞
807 :
804:05/01/30 11:28:06 ID:???
おー、ありがとうございます♪
『思い出を切りぬく時』に収録されてるとなると、
きっと今はなき『グレープフルーツ』で読んだのだと思います。
ていうか、それを知ってるってことは、『思い出…』も持っているのだろうな、自分。
同じく本の腐海のどこかに……。
「ねぇエドガー、"日本"ってなんて読むの」
「"ニホン"だよ、アラン」
「嘘!"ニッポン"だよ!」
「…じゃあ間をとって"ニポーン"だ」
「ニポ…ニホ…ポー・・・・ポ・・」
「ニホーン…?ニッポー・・・・」
「………ポンでいいじゃない、エドガー…」
「そうだね…(どうでもいい…)」
日本人のくせにニホンかニッポンか、で悩んだ事があります
クリスマスは? ロンドンで
正 月 は ? ニポーンで ゴメンナサイ…
>>804 なんかわかった。ポリスター卿は見た目と違って結構アイタタな人だったんだよ。
リリアの回想では思い出が美化されててああなっているが、実際はキツーいアブサ
ント酒飲んで「カーッ!たまんねぇな、こんちきしょう!」とか言ってる様なちょっと
下品な親父だったんだよ。
で、それが原因で長いこと女に恵まれず、最終手段として娘を育てて嫁にすると
いう暴挙に出たに違いない。
そんな強いお酒をグイグイと・・・。
ってことは、ポーに限らず萩尾キャラでいちばんの酒豪はポリスター卿?
カカオフィズ一杯でトマトみたいに真っ赤になっちゃったドミは論外として、
寮の部屋にアルコホル常備、医務室の消毒用のだって用途があやしいオスカー(飲んだんでしょ!)、
ひとびんあけて無重力室でチャールストン踊っちゃうフロル、etc.
うーん、やっぱりポリスター卿が最強なんだろうか…。
>クリスマスは? ロンドンで
>正 月 は ? ニポーンで
桜茶ならぬバラ茶すすりながら日本庭園をながめるふたり
ししおどしの音がカコーン・・・
なんか微妙に絵になるような・・・
振袖のお嬢さんにお茶たててもらって緋毛氈の上であぐらかいてる
QUEEN来日映像が頭をよぎった…
「太陽と月にそむいて」という映画でベルレーヌとレオ様演じるランボーが
アブサンを酒場で飲むシーンが出てくると思う。緑色のリキュールだった。
凄く強そうな感じの色の酒だなと思った。
学生の時、酒屋で一番強い酒をくれと言ったら
アブサン薦められて買ってしまい、
みんなで飲んでみたらなんかすげー匂いが…
ちなみにアブサンは水を入れると白く濁るんでおもしろいっすよ。
アブサン という酒を知っていたのに、
「アブサント酒がお好き」に全然気付かなかった
私は下戸。
同じく下戸。
「アブサン物語」のことも思い出さなかったアホ、でもある。
あの、なが〜いバットに酒しぶきをかける「あ○さん」との関係やいかに…。
(スレ違い、すみません)
水島新司の『あぶさん』も、お酒から命名したと聞いた事があるが。
アブサントは19世紀退廃の象徴ではあるんだよね。
ピカデリー の時代性にはうってつけの小道具。
確か幻覚やら中毒やらで、今は販売禁止になっていたんじゃない?
ニガヨモギって、たしかロシア語でチェルノブイリ・・・。
まあ、何にせよいかにも苦そ〜。白濁するところは見てみたいけど。
にがよもぎがチェルノブイリって、月の子に出てきたんだっけか。
チェルノブイリの事故があった時に、ノストラダムスの予言にあったって
話題になったよ。
去年が1999年じゃなくて良かったね、
だって世界的に天災がてんこ盛りだからきっと‥
世紀末というと、今ふと「恐るべき子供たち」が思い浮かびました。
いかにも退廃的な・・・。
電燈に赤い布をかぶせる場面は、=胎内回帰と考えたら安易なのかもしれないけど、
ちょっと遊郭みたいな、不思議な感じ。
雨の匂いや、風の音や、温度や、光や、空気や・・・。
そういう見えないものを感じ取れる場面ってとても好きです。
すみません、「ポー」スレでしたね(_ _;
ポーなら暖炉で薔薇が燃されたシーン。実際にどんな匂いかは分からないけど、
強烈な芳香が扉をあけた途端に入ってきた風と交じりあう・・・そんなイメージ。
ホントは焦げ臭かったんだったりして(^^;
>>827 燃やす前はいい香りでも、燃やしてみると駄目ってのはよくある。
ところであの暖炉の薔薇は、やっぱり二人が食べた後の残りかすなのかな?
なんでバラなのかな、と不思議だった。
ほかの花じゃだめなんですかね。
本当かどうか知らないが
コアラはユーカリを主食としているので体臭がユーカリの匂いだと聞いた。
だとすると
エドガー・アランの身体は薔薇の香りを漂わせているに違いない。
「源氏物語」の薫君と匂の宮のようだ・・・(*^_^*)
バラや桜の下には死体が埋まっていたり、
バラ科の植物は人の精気を吸い取るような性質があるとされているらしい。
エドガーが桜の枝を散らしてたり〈ワシントンか?)抱えてる花がボケだったりした日にゃ・・・。
桃だけはなぜか魔を祓うとされてますな、桃の実を怖がるエドガー・・・タハハ
バラも種類がいろいろあるし、好き嫌いはあるかもね。
どうもメリーベルはジンチョウゲの匂いと思ってしまう。違うよね(笑)。
しかし、831さんが挙げられた花、すべてバラ科ではあるんですよね。
同じバラ科でも、いいのとわるいの、似合うのと似合わないのがあるってことか…。
真夜中に桜吹雪の中に佇むエドガー&アランも見てみたいカモ。
先日初めて「ポーの一族の秘密」というのを読んだのですが、
その中に「エドガー達には霧に変身して姿をくらます能力がある」というような事がかかれているのですが
そんなシーンどこにあったのか思い当たらないのですが・・。
どの話に出てきますか?
いまだにユーシスのどこがいいのか分かりません。
メリーベルには悪いけど。
「生徒諸君」の飛島先輩といい、私にはどこがいいのか
謎のキャラの1人です。
スレ違いだが桜吹雪の中の魔っつーと東京バビロン連想した。
メリーベルのジンチョウゲなんだが、
私はアレはキンモクセイなんじゃないかと
不審に思っている。
「金色ににおう」ってのも、キンモクセイの花色なら説明がつく。
だいいちジンチョウゲにしては木がでかすぎる。
>>831 >桃の実を怖がるエドガー
あれに含まれている桃太郎が怖いの。
>>835 ユーシスが美形だからでは? 少女って美しい物に憧れるし。
『生徒諸君!』は、読んだ事ないので分からんが。
>>838 私もワラタ。
「十字架 あれに含まれている信仰が怖いの」ですな^^。
こんな**は嫌だシリーズ2
命の源がキクの花
>>837 リアルではそう思ってしまうよね。でも、とりあえず色に関しては
萩尾さんは直球ではない表現をする事も多いと思う。
(エドガーの青い青い目とかはそのままだけど)
ひたすら暖かくて明るい陽光と、それが照らす幸せの象徴として
「金色の香り」とイメージされたんだと思ってる。
霧に“変身して”姿をくらます、というのはナイと思います。
オズワルドが決闘へ向かう時に現れたエドガーはそんな雰囲気だけど、
忍法みたいに姿を消す能力とか、そういうのはないと思う・・・。
桜とエドガーというと、あれ。庭に立つランプトンでしたっけ?
綺麗だったな〜。
イギリスのジンチョウゲは巨木だったとか・・・
萩尾さんの生家では金木犀をジンチョウゲと呼んでいたとか・・・
(たしか山岸さんのエッセイで北海道の桜餅は東京の道明寺のことだったというのがあった)
あの場面って季節はいつなんだ?
春なら沈丁花、秋なら金木犀かも。
私はヨーロッパ炸裂なお話の中に唐突に
「ジンチョウゲ」なんて日本庭園な単語が出てきて違和感だったかなぁ
子供だったもので・・・
>>833 ま、まさか右肩にはビッシリとバラの刺青が!!(遠山の●さん?
真夜中に垂れ桜の桜吹雪の下でエドガーとアランが立ってたら、
それはそれで風情があるような無いような…w
・・・・・・・・・お江戸だ・・・・○| ̄|_
輝く金のリンゴが出てくる古い北欧の物語ってどんなお話なんでしょう。
知ってる人がいらしたら教えて下さい。(既出だったらご容赦)
神様が食べる若返りのりんごが金のりんごだったと思う。
お話であったかどうか・・・うろ覚え。
そうだ、北欧なんでしたっけ。
私は最近まで勘違いしていて、ちょうどその頃に読んでいた、
「太陽の金色のりんご」というSFを想定していました。
エドガーがSFかぁ、やるな〜、って思ってた(^^;
今ごろ気づいたんですが、
【萩尾】ポーの一族【初期傑作】ということは、
ポー以外でもOK・・・?(としたら、どこまで?)
853 :
850:05/02/10 08:06:39 ID:???
・・・ですね(^^; 851さん、ありがとうです。
総合スレも活況になるといいな。何かネタ考えようっと…。
852さんご紹介のページ、面白かったです(^^)
>>837 亀レスだけど、スケートをする程の季節で、
日だまりだから早く咲いたのね!みたいなセリフもあったし、
ジンチョウゲでいいんじゃない?
確かにあまり大きな木にはならないが。
余談だが、母校はジンチョウゲの花が学年章にもなっていて、
庭にびっしり植わっていた・・。
日当たりのいい場所だったので、春が近づくと真っ先にいい香りがした。
なんだか懐かしい・・・
そうか、「エヴァンズの遺書」にも出てましたよね。
確かに、つい最近、もう蕾をつけてるジンチョウゲを近所で発見して驚いたとこです。
エドガーたち不老の者が、不老の林檎を語るのか。イイ。
そしてオービンは薬用不老林について語・・・スミマセン。
神話で思い出しましたが、
「花畑の真中でとんぼがえりする小人を見た それが神話のはじまり」
というの、あの絵と詩は好きでした(ポーでしたよね?)。
ポーはイギリス色が良く出てたなー
私がイギリス好きなのは、エドガーとアランと伯爵の影響。
ドイツも大好きなのは、エーリクと少佐の影響。
フランスもいいかなと思うのは、メッシュとQの影響。
>859
あいやー御同類!
ドイツにオスカーを入れてくれたら
まるで私のドッペルゲンガ―。
↑ 激しく同意。
オスカーは欠かせないわ〜。
全部同じだw
863 :
859:05/02/16 07:37:49 ID:???
オスカーはねー、無国籍っぽいというかコスモポリタンって感じでしょ?
『花嫁をひろった男』や『精霊狩り』にも出演してるし。
「僕は一つの国に縛られるようなスケールの小さい男じゃないぜ。フッ」
ってイメージなんで。
エーリクは、名前からしてドイツ人らしいし(正確にはエーリッヒだけど)
ケストナーの小説に出てきそうなキャラなもんで。
!あっ、「フッ」ってロレンスみたいになってしまった…
864 :
愛蔵版名無しさん:05/02/16 09:16:13 ID:tc+8a6tG
ポーにでてくるマザーグース素敵。誰が殺したクックロビン♪それはわたし
>>864 ずっと不気味な歌だと思っていたけど、意外ときれいなメロディだった・・・。
「クックロビン音頭がか?!」と一瞬思ってしまった
>>863 分かる。
あと『花嫁をひろった男』は大好きな小品です。キャンディが可愛くて。
クックロビン音頭の着メロとか着歌ってあるのかな…。
868 :
愛蔵版名無しさん:05/02/16 19:21:57 ID:r1hFIovA
別れた人のことを時々思いながら
アップルパイを焼いたり、近所の子供に歌を教えたりしながら
気楽に暮して一生を終えてしまいたい。
869 :
愛蔵版名無しさん:05/02/16 22:13:54 ID:lygSI7XR
花嫁を拾った男って何にのってますか?
携帯からなので調べられなくてスマソ
「ああ ほんとだ お城だね」
って、私もそう言ってくれるような人とけっこんしたかったものです(笑)。
キャンディやジェニファ・バンクルの、あっかるくそらっとぼけた感じ、
良かったな〜。「三月ウサギ…」のチバちゃんも、何か好き。
871 :
愛蔵版名無しさん:05/02/16 23:28:33 ID:l0UiIDXE
>>869 「花嫁をひろった男」
萩尾望都作品集(第一期)の第2巻「塔のある家」に収録されてますが
文庫になっているかどうかはちょっとわかりません。
>>867 私はなんとかいう名の(プチコミックだかプチフラワーだか…現在の
フラワーズの前身のプチフラワーではありません)少コミの増刊号のような
雑誌で初めてこの作品を読みました。
オスカーとキャンディのキスシーンの、描きおろし(と思う)カラー表紙が
しゃれていてとても素敵だった思い出が。
わたしもお城の話をわかってくれるような人と一緒になりたかったな・・。
バンパネラってバラを食べるみたいだけど他の食べ物は食べられないってことはないよね?
必要はないけど、おつきあい程度に食べられる、と読んだことあります。
多分、萩尾さん自身が言ってらしたと思う・・・。どなたかヘルプ。
食べたものはきっと異次元空間へ、とこれは私の妄想。
&バラを“食べる”のは、エネジー吸い取るだけだと思います。
花びらムシャムシャ、ってことはないような・・・。
>>874 「リデル・森の中」に、エドガーたちは香りの高いお茶のほかは
ほんのお付き合い程度にしかものを食べないとありますね。
関係無いけど、あれを読んでコールドチキンを食べてみたかった(w
>>875 おいしそうだったよね、 でも鶏ハムだよねw
>>874,
>>875 dクス!私もコールドチキン食べたかった!
そういえばエドガーが幼い頃バラのスープとやらを飲んでまずそうな表情してたけど、
どんなのだったんだろう…何となく想像はつくんだけどw
ようするにバラの茹で汁?<スープ
せめて塩ぐらいは…と思うんだけど、塩はダメかな?
879 :
869:05/02/17 22:54:18 ID:???
>>871 ご丁寧にありがとうございます
萩尾望都さんの漫画は芯があって面白い。
周りに好きな人いないから、語る人がいないのが残念。
英語のことわざで、
「○○を××するのは、バラが美しいからといって、バラのスープが美味しいと思うようなものだ」
というのを習ったような気がします。
でも「美味○んぼ」で、つわりがひどくて食欲のない人に、
バラのエッセンス(?)を加えたタピオカ(??)を作る話があったな〜。
温度等の関係で日本には輸入できない(?)そうだけど
バラのジャムは美容と健康にいいってテレビでやってましたよ。
>>871 『花嫁をひろった男』の表紙いいですよね。
作品集だとモノクロで、一度カラーで見てみたかったので羨ましいです。
それって、オスカーがキャンディの腕をうかまえようとしていて、
振りかえったキャンディの唇がCHU♪の形になっている絵のことでしょうか?
私はこれ、白黒とカラー、どちらも見たような記憶があるんです。
作品集と、もうひとつは何だったんだろ…。それとも勘違いかしら。<自分
↑のことが分かるかな〜と思って、今CD-ROM作品集「sanctus」を見てました。
(それでカラーの方を見たのかと思って)
そしたら雑誌掲載時の扉絵は、また全然違ったものだったんですね。
そのsanctusで、いくつかの作品のアイデア・スケッチが紹介されていて、
中にポーの「ホームズの帽子」もあったんですが、
そこには「3年後にいすだけ戻ってくる」の文字が。
クレイバスの椅子…だろうな〜、きっと。ちょっと読んでみたい…。
そういえば家にバラのエッセンスがあって、紅茶に落として飲んでるんだけど賞味期限切れ10年物orz
家族からは「くさいからやめろ」と不評です…
885 :
871:05/02/18 11:30:52 ID:???
>>883 <振りかえったキャンディの唇がCHU♪の形になっている絵
それそれ、それがカラーの描きおろし(だと思ってた)表紙絵です!
その絵の初出がなんだったのか、はっきりしないんですが
私が見た増刊号のような雑誌の中表紙に使われていました。
作品自体の初出は白黒表紙で、最初のページでオスカーが占いを引いたあと
キャンディを車で轢きそうになった次の見開きが表紙だったんですよね?
(以上、コマ割りからの推理)
その表紙は見たことがないのですが「sanctus」に載ってるのですか…
発売当時はパソがなくて購入をあきらめたんですよね。
買っておけばよかった〜(´・ω・`)
「sanctus」私も持ってない…。
>>883 >「3年後にいすだけ戻ってくる」
なんだかアイデアだけで衝撃かも。どんな風に戻ってくるんだろう。
ポーは、「謎」が、人知の及ばない次元での永遠の「謎」として
ひたすら独立して神秘的なのがすごいっす。
へえ〜>椅子だけ戻ってくる
現実の「奇妙な話」ではわりとよく聞く類の話だけど(例>異次元に引っ張りこまれて
裏がえって戻ってきた 異次元に引っ張り込まれてしばらく空中から声がしていた
娘の脳内に入ってしまって嫌なものをたくさん見た)
ポーでそう使われるとまた全然色が違うなあ。
異次元に引っ張り込まれる話ってどうしてもSF的で、ネッシーとか電気を出す人とかそういう
方向のと同一視しちゃうから、
こういう色気のある雰囲気のある世界に盛り込まれるとは思わなかった。
ただ戻ってきた描写をしなかったのは、戻ってくるとそこにまた小話入れる必要性があるものね。
驚く人の描写とかあると、謎めいた余韻がグダグダっとしちゃうかもしれない。
日本でもあるよね
トイレに行ったまま行方不明になった男が30年して同じように同じ服でトイレに現れて、
歳だけとってたとかいう話
古今東西、「聞いたことがある」「知っている」「どこかで…」という要素が、
ポーにはたくさん盛り込まれてる。
アイディアひとつとっても、全く見ない物じゃないんだけど、むしろそうなことで
物語がウェルメイドで、ずっと前から知っていた物語なような、懐かしさを含んでる。
そうそう、随所に散りばめられてますよね。
ちなみに私は「sanctus」はPCも持ってないのに買ってしまいました。
「sanctus」PCも持ってるのに、まだ見てません、
開封してないです。 ……もう一冊買えばよかったよ。
>>871 白泉から出た緑色の詩集の「少年よ」に、入ってますよ。<カラー
ほんもののバラの花の匂いはともかく、バラの香料って苦手だー。
アロマオイルもちょっと・・・。
もひとつ、リンゴみたいな甘酸っぱい爽やかさがあればなー。
<戻ってきた描写をしなかったのは <グダグダッとしちゃう
ですよね、それはそれで興味深いんだけど、
「クリスマスは?」「ロンドンで」の簡潔なラストが生きなくなっちゃう。
>>889 「少年よ」か〜ありがd!ナン年ぶりかであのカラー表紙を見ました。
あそこに収録されてたのをすっかり忘れてました。
まだポーの一族に出会ってない頃、地元の伊勢丹に薔薇味のジェラートが売ってて、食べたんだけど、激うまだった。
…周りには不評だったけど。だから初めてポーの一族見た時、そのアイス思い出して無性に食いたくなった。
まだ売ってるんだろうか…
ああ、何か今バラの花が好きなのは、そういえばポーの影響だったわ。
(スイートピーも萩尾さんがもと)
「少年よ」、懐かし。あれのカバー(箱)ってオスカーでしたよね。
>>893 スイートピーは、何に出てきてましたっけ?
『少年よ』の箱のイラスト、オスカーなん?
一般的な少年だとオモテいたが。
>>890 ラストの一行同意。
自分としては、それは「小鳥の巣」のラストにも言えると思ってるんだけど…。
キリアンの子孫については、話はあっても描かない方が
絶対にいいと思っていたので。
足し算引き算でいうと、引き算による物語の色気ですよね。
>スイートピー
は「キャベツ畑の遺産相続人」だったかね。スイートピー越しの女の子のアップがいろっぽい。
>スイートピー
ほかに「ベルとマイクのおはなし」に冬咲きのかおり豆として。
それから複製原画集に入ってるイラストにも。
(後者はシャンテ? というお菓子の箱イラストでもありました。)
『少年よ』の少年が腰掛けている壊れた塀が、
オスカーがよく寝転んで煙草吸ってる原っぱにあるのと似てるかと思ったので…。
いかがでしょ?
ところで、シャンテの箱の裏に、女の子がベッドに横たわってるイラストと、
「魔法使いは森の中 ・・・・・・・・でしょう
ふくみ笑いは胸のうち 誰かさんに手紙を書こうかな」
という詩があったんですが、どなたか全文覚えてらっしゃいませんか?
(全部ポー話じゃなくてすみません)
898 :
894:05/02/20 08:31:30 ID:???
>>896-897 サンクス。皆さんよく覚えてるんでつね!(感心)
『ベルとマイクのお話』は、個人的に好きな短編。
何て事ない少年少女の淡い恋物語のはずなのに、萩尾さんの手にかかると
不思議にどこか児童文学っぽい香りが漂う。
「そんなこと… だけど… ほんとうにもし…」ってラストがいい。
『ベルとマイクのお話』とか、あの時期の短編は独特でいいよね。
自分は、上とちょっと系統違うけど『モードリン』が凄く好き。
萩尾さんはやっぱり70年代の絵が一番よかった気がするなぁ。
オスカーに恋をしていた少女の頃が懐かしいわ。
萩尾さんの愛称をモー様からモっちゃんにしたい。
もっちゃーん ソドップ モッチャ〜〜ン
を思い出すからそれはちょっと…
>不思議にどこか児童文学っぽい香りが漂う。
「秋の旅」なんか、ヨーロッパの古い短編小説のようだ。
「グレンスミスの日記」も文学調で、ポーのシリーズの中では一番好き。
萩尾さんに限らず、当時の作家さんって文学的素養のある人が多かったような。
いすだけって
ふと二人のイーダを思い出した
「明日は7時 かたおかにつゆみちて」
とか、ポーで覚えたなぁ・・・赤毛のアンのラストにも出てくるけど。
北原白秋のマザーグースやヴァン・ダインの僧正殺人事件も
ポーを知らなかったら読まなかったかも。
「グレンスミスの日記」はほんと名作だと思う。
「生きていくことはつらいけど…」のくだり、いつも泣いてしまう。
「ランプトンは語る」で、最後の絵の画題が『庭先のランプトン』なのに
「エディス」では同じ絵が『花の中のランプトン』になってるのが気になる・・・
庭先のランプトンはタイトルじゃないと思うな。絵の中のエドガーの位置を
そう言い表しているだけで。それと”ランプトンのいない部屋”だけは絵のタイトルだと
台詞の中で名言していてダブルクォーテションで括ってあって他の絵とは区別してる。
ある小説家はシリーズが長引く内に女主人公の年齢設定をこともあろうに若返らせて
しまってるよ・・・orz
仮にタイトルを変えたとしても、それに比べたら無問題w
「グレン・スミスの日記」は、エルゼリの話と対極にあるような気がする。
>>905 ナカーマ(・∀・)人(・∀・)
その詩はよかった。僧正殺人事件もバッチリ読みますた(w
聖書の中に「もろもろの天は神の栄光をあらわし…」の文章を偶然
見つけたときは、もう狂喜乱舞でしたわ。
詩が絵をともなって響いてくるから強烈で、とにかく忘れられない。
思い入れ深くなってしまうね。
912 :
愛蔵版名無しさん:05/02/24 05:46:39 ID:lJ6uaNSQ
さっき4チャンのアナウンサーがポーの一族の話題を出してまして、また読みたくなったよ。
914 :
愛蔵版名無しさん:05/02/25 23:32:51 ID:xy4R5OUx
亀レスですが、大した事ないです。新聞の記事紹介のコーナーで、バラの香料の話題が出て、アナウンサが「ポーの一族を思い出しますね〜萩尾望都さんでしたっけ?アランとエドガーが出てくる」みたいなコメントしてただけです。
このスレ見つけて、アランがすっごい好きだった昔の自分を思い出した…
生意気なくせに寂しがり屋だったりする子供っぽいとこが、すごく母性本能くすぐられたな〜
エドガーとアランのツーショットはミステリアスでなにより好きだった。
最期、すごいショックだったな〜アラン…(;_;)
初めて読んだとき、アランが横っ飛びジャンプしてるのかと思ってしまいました。
2回ぐらい見つめてやっとわかった自分・・・orz
私も初読の時はアランが落ちてると認識できませんでした。
アラン〜、なんであげな所で消えちゃうんだよぉ。・゚・(ノД`)・゚・。
私はあの火事のシーンからなんだかんだでエドがアランを救い出し、ペニー・レインに
ループしていることをはかなくも祈っている……
エドガー・ポーツネル
アラン・トワイライト
私もこの二人好きです!なんだかんだ言って、実は深いところで依存しあってる関係ってのが好きだった。アランが生きてた頃の二人の話もっと見てみたいな…と未だに思う。
二人のかけあいに名言多いですよね。
私が好きなのは、うる覚えだけど
「いいよ、僕は君からもらう」ってアランがいうとこの会話。なんか好き。
私は「一週間」の、「淋しかった?」 「うん」が好き。
あと、「こーんにちは アラン!」も(笑)。
うわ〜〜(>_<)思い出せない!
「こーんにちは。アラン!」
って、どんな場面でしたっけ?今手元に漫画ないので調べられません(涙)よかったら詳しく教えて下さい!
ジューンとカレンのセリフです。
このあとアランは馬に乗り、女の子達の吹いたラッパの音に馬が驚いて、アランは落馬。
「このプレイボーイ、ふたりに同じこと言ったわね!」と続きます。
ごめんなさい、これはエドガーとの掛け合いじゃないかったですね(^^;
でもこの時の、ジューンの「コノヤロ〜!」って感じの顔が、なかなか好きなんですよ。
しかし、「一週間」のアランは女の子のスカートを「お人形みたい」と捲くってみたり、
「どっちが好きなの?」と詰め寄られて、満面の笑顔で「どっちも」と答えてみたり、
「おしゃれしてきたんだね かわいいよ」だの、「きみだって素敵だよ」だの、ほんとワルイやつ(笑)。
そして別れはそっけない。女の子にはキスしてポイ。罪つくりだなぁ・・・。
ありがとうございます。思い出しました!(笑)
「一週間」私も好きです。最初は女の子達と遊んで楽しんでるアランが、日毎にだんだん不安になってきて、やっとエドガーが帰ってきたときに見せる嬉しそうな顔が好きでしたね。
それにしてもエドガーに馬も引かせてもらえないアラン…(笑)ま、確かにアランに手綱を渡したら大変なことになりそうだけど(笑)
「キリアン」でちょっと検索をかけてみて気づいたのですが・・。
(トップが切り餡だったのはご愛嬌。^^;)
ちょっと前にやってた、サーカスの少女を主人公にしたアニメ「カ●イド・スター」に出てくる
男前キャラの名が「ユーリ・キリアン」なんだそうで(たまに見てたけど、名字は知らなかった)。
いちばん多く引っかかったのは聖人&教会、次にダンス関係のサイト。
ついでに特撮「快傑ライオン丸」に出てくる「カマキリアン」なんてのも。
キリアン、幸せになったんだといいな。
少なくとも子孫はいるわけだから、愛する人には出会えたんだと思うけども。
キリアン行方不明になってるんだよね…漫画の中の事ながら心に引っかかる…
ベルリンの壁はもう崩れてるから髪は切ったんだろうなあ…でも大雑把に年齢
推し量ってみると、還暦近い…orz還暦近いキリアンは想像がつきませぬ。
テオは何となく想像できるのに。
926 :
愛蔵版名無しさん:05/03/01 22:21:51 ID:RUipDsNN
いつかポーの続編が描かれることがあったら、
それこそテオに再登場して欲しいな。
ハイデルベルク大学医学部の教授で、
血液学か遺伝子工学の研究やってたり、とか。
理系のオービンって感じで、
エドガーやキリアンの影を追い続ける、ってのは想像できる。
実は東独に戻っていたキリアンが、ベルリンの壁崩壊後に再び西側に現れ
テオと再会する…とかね。
キリアンは早死してそうな気がする。
ベトナム辺りで報道カメラマンとして殉職とか。
夢摘んで、スマソ。
テオは長生きしてそうだね。
髪が薄くなった偏屈な痩せたオヤジが想像出来るよ。
あー、ageちゃってた。スマソ。
ん?
あげたらだめなの?
色々想像できる描き方で、でも実際に描いてしまわない所がいい
『左手のパズル』に出てくるあの村は、ポーの村なのかなぁ…。
>>923 でもエドガーとアランの最初の出会いっていうのはアランが乗馬してて突っ込んできたんだよね…w
エドガーは結構何でもオールマイティにこなせそう。彼のテノールボイスが聞きたいわ…
>>932 ……だったら面白いなぁー。
吸血鬼病とか"吸血鬼"っていう名前だけでも出てきて、ポーを思い出さずにはいられなかったな。
>>933 あ! そうか、エドガーのあの発言は、<下手だから
最初の出会いのエピに伏線があったのか!
30何年ぶりのガッテンガッテンガッテン。 気づかせてくれてありがとう!
……と、いうことはまだ何か見逃してる可能性もあるわけだね。。
なるほど、「下手だから」! エドガー、記憶力いいなぁ(笑)。
テノール・・・私の中では、エドガーはまだ声変わりしてないです(^^;
あぁ!あれは下手だから引かせてもらえなかったのかぁ。
てっきり、アランのあのやんちゃな性格を見込んでの発言だと思ってた。
あの性格からすると綱を持った途端、調子に乗って「ソレッ!!」とか言っていきなり引っ張って馬を暴走させる恐れあり…だからだと(笑)
ん?つまりやっぱり下手ってことか、馬の扱いが(笑)アラン(^^;)
ちなみにマチアスは吸血化して体強くなってサッカー選手になって
かなり傍若無人で嫌われて今はルーマニア代表監督らしいよ
湿気には弱いと?
>>935 確かエルゼリがエドガーの声を聞いてテノールだって言ってたような…
私もそれを見て「そんな!!!」とショックを受けたのですが…
昔と今とでは成長の度合いも違うとは思うけど
14歳だったら、大抵の男児は声変わりしてると思う
エドガーの誕生日は原作者と同じ5月12日だが
漫画家って、自分の作ったキャラに自分の誕生日を充てる人が多いよね
それだけ思い入れが強いんだろうけど、エドガーって牡牛座のイメージじゃないなあ
そっか、エーリクが変声まだだったから、つい・・・。
そしてアランは? ガブリエルの生徒たちも?
万一アニメ化なんてしたら、男の声優さんがやるのかなぁ・・・。
変声後も声って変わり続けるから
変声直後くらいだとけっこー高めな人もいるね
イギリスの5月って、日本の本州の3月くらいなのかな?
花がいっせいに咲き出して、ああ、春・・・! って感じの。
北海道の6月頃のかんじ。>イギリスの5月
えー、スレ立てした者ですが、このスレ2って必要でしょうかね?
ポー好きな皆さん、皆さんが他に好きな作品(映画・小説・漫画)ってなんですか?
確かにもう一つあるけど、やっぱりポーの一族のスレは別にほしいです!私二十歳なんですけど、この歳でポーの一族を語れる人が周りにいないんです。だからこのスレは無くなってほしくないです。
好きな映画は、ジョニーデップやリバーフェニックスの作品ですね。あと今回もオスカー逃したディカプリオのとか(^^;)作品だとギルバートグレイプとか…
好きな漫画は、少年漫画系が多いですね(笑)もちろん少女漫画も読みますけど、私の中で少女漫画で好きなのと言ったら、萩尾さんの作品です。あ、あとbanana fishも好きです!
小説は雑食です(笑)
うーん、確かに「ポー」の名を冠したスレって魅力なんだけど、
「総合」でポーの話題になったり、こちらでポー以外のネタが出たり、
ポーに関連してほかの作品の話があったりもしてるから、統合してもいいかなぁ・・。
総合のレスが今700近いから、次が立つ時に「ポー」って入れてもらえたらいいな、と。
ちなみに懐漫板には、「百億」スレもあるよん。
漫画・・・萩尾さん以外で目下のいちばんの楽しみは山岸さんの「舞姫 ―テレプシコーラ―」。
小説は、一時期タニス・リーと野阿梓にハマってたけど、もう10年前の話だ(^^;
ほかに倉橋由美子、金井美恵子のいくつか、あと中井英夫あたりが好き。
ずっと前、今はなき新宿三越南館の地下の書店に、「新宿幻想館」って一角があって、
その通り幻想小説等が色々並んでたんだけど、「ポー」が小説だったらここに並ぶんだろうな、
なんてボーっと考えてました。
すみません、追記。
トナメとかラシの意味が分からなかったシロウトですが(ラシは調べました)、
こんな企画があったのですね〜。ラシAAというのに興味があります。どんなのですか?
ポースレ、私的には残してもらいたいです。
萩尾さんは作品が多いから、総合スレだとここほど濃密に語れない気がして…
とゆうか単純になくなってしまうのは寂しい。
私も二十歳で、周りにポーを語れる人がいなくて燻ってるクチです。
好きな映画は岩井俊二。
小説も岩井俊二、または山田詠美。
漫画はいくえみ綾が好きです。
スレ2ほしいです。
私の場合なんですが、2chで萩尾スレがあるのを知ったのは「ポーの一族」で2ch内検索してみたときなんで。
好きな漫画は同じ24年組の山岸凉子!
私もこのスレはあった方がいいな。総合スレは元々臨時で立てられた訳だし少女漫画板の
本スレと被ってるから、どっちかと言うとそちらの方がイラナイ。
ポー周辺というか、萩尾初期作品限定ってことで
総合スレとは別にしてほしいなあ。
実はメッシュ以降、知らない作品も多い。
全集の赤は全巻持ってましたが、この時代の萩尾作品が一番好き。
私も今いちばんハマッてるのは山岸さんの「テレプシコーラ」です。
映画はスリーピーホロウとか…時代物で洋画のちょっとB級ぽいのが好きです。
スレ1です。
ポーだけを選ぶなら残す意味もあると思うんですけど…
初期だけで建てるなら、より総合と内容がかぶるだろうし、
前期後期分けないか、という話なら総合に持っていくのが妥当な話題な気もします。
思い入れの多い人の多い作品だろうと思ったのと、あまりに自分が好きなので
濃密に語れたらと思って立てたのですが、思いがけずレスが伸びてしまったので…
二十歳多いですね。
実は自分も二十歳です。皆さんの好きな作品興味深いです。
大体読んでたら好きな作品も多いですね。
自分は映画は大友やマトリックス(1のみ)、ブレードランナー、アマデウス。
漫画では24年組、その他少女漫画数名、ベルセルクやレベルE、寄生獣等です。
小説は初期ルグィン。
ポースレあってもいいと思う。日本漫画史上空前絶後の傑作名作なんだから、
単独スレがあっても然るべきだよ。
映画も漫画も小説も、何か挙げようと思ったけれど、簡単には語られないね。。
単独スレにして話題にする程度ならオケ、でいいかと。
総合もキャラ萌えもなんか違うんだよね。
【萩尾】ポーの一族【初期傑作】
このタイトルでいいと思います。
No2をぜひ!
949ですが、もちろんスレ2に反対というわけではないし、
どころか、あったらあったでもちろん嬉しいです。
・・・というのも、今ざっとまた読み返してみて、49さんのレスはじめ、
気になるところが何ヶ所かあって、語られるべき謎はまだたくさんあるな〜と
思ったので。
(関係ないけど、誰か絶対「モーの一族」ってギャグを言ってそうだな、
と今思った)
「ポーのいちじく」と言うのが、頭にこべり憑いて・・・orz トラウマか?
「ポルノ一族」もあったな…
ほぼ一年で一スレ消化しましたね。
>960
萩尾さん自身がご自分の家族のことを
「モーの一族」って言ってましたよ。
昔、レディコミで「Oの一族」ってのもあったなぁ・・・
O型の家族の話だったような・・・
>>963 イイですね!ポーの一族の謎は皆で語るべし。
おーすっきり〜
基本的に作家スレではなくポースレだっていう明記は必要かしら?
私は以前【初期傑作】の文字に、「もしやポー以外もOKだった?」
などと勘違い質問をしてしまったクチなので(すみません、単なる読み不足)、
もし良ければ、ちょこっと一行添えて頂けたら・・・と思います。
【初期傑作】
この一言が効いてると思います。
もう話す事ないと思うのは俺だけですか?
たまに読みたくなるのと同じように
読むと語りたくならない?
新しい感想なんか出てきたりして…。
話すことがないような作品だったら、
スレ自体たたない
話すことないなら来なきゃいい
ポーの一族、っていうタイトル自体が秀逸だと思うわ〜
もうこれ以上ピッタリな語感はないというくらい・・・
一族の中に、名字に「ポ」がつく人が多いのが面白い。
まずはポーツネル男爵、ポリスター卿、パスポート偽造のポラスト先生、
・・・ってそれだけか。
でも名前が出てきてないだけで、ほかにもいるワ、と勝手に思っていマス。
ていうかだからポーの一族なのでは
そういえば誰かが萩尾さんにはネーミングのセンスがある、
みたいなこと言ってましたよね。
何十年も前につけられたタイトルなのに今見ても響きが新しいのは
確かに凄いこと。
パーの一族
ピーの一族
プーの一族
ペーの一族
「くまのポーさん」ってネタがいしいひさいちの漫画であったな
ペーの一族は「ピンクのタータン」かのう。
漫画じゃないけど、エドガー達のシムを落としてきて専用のビューアーで見た
結構良く出来てる・・・ アメリカンな動きに噴いてしもうたw
アメリカンな動きってw
どんな仕種なんですかそれは
>>985 腹を抱えて笑い、ハデに拍手する アランならするかもしれないが。