1 :
贋心理学教授 :
2000/09/23(土) 06:03 一般向け・・・☆ 学部生向け・・☆☆ 専門家向け・・☆☆☆ てな感じで、 心理学(および関連領域)の面白くて役に立つ本を推薦してください。
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/23(土) 06:19
芋坂直行「心と脳の科学」岩波ジュニア新書 ☆ 精神物理学から最先端の意識研究までがやさしく紹介されている。 中学、高校生で心理学に興味のある人、読んでみたまえ。
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/23(土) 06:32
岩波科学ライブラリーには、良質の入門書がそろってますね。 渡辺茂 「認知の起源をさぐる」 佐々木正人 「アフォーダンス」 高野陽太郎 「鏡の中のミステリー」 芋坂直行 「意識とは何か」 子安増生 「心の理論」 など。いずれも☆。 そうそう、このシリーズは理工学書の棚に並んでますので、見逃さないでね。
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/23(土) 06:36
芋坂直行→苧阪直行(おさか なおゆき) よく間違えられるそうです。 本気で興味もったかたのために一応訂正。
5 :
名無しさん :2000/09/23(土) 09:18
入門書(ってより押さえておかないと話にならん本)ってことだと、 アロンソンの「ザ・ソーシャル・アニマル」 チャルディーニの「影響力の武器」 あたりは押さえておきたいっすね。 2ちゃんねるをよりおもしろく読めるっす。
6 :
マルシンド :2000/09/23(土) 11:36
1.心理学や心理学の「仕事」を「妄信」しないために.... 佐藤達哉「知能指数」講談社現代新書☆ グールド「人間の測り間違い〜差別の科学史」河出書房新社☆☆ 「カウンセリング〜幻想と現実」現代書館☆☆ 2.心理学の授業では習わない「本当の心理学」 ガーゲン「もう一つの社会心理学」ナカニシヤ書店☆☆〜☆☆☆ ギブソン「生態学的視覚論」サイエンス社☆☆ やまだようこ編「現場(フィールド)心理学の発想」☆ 杉山尚子他「行動分析学入門」産業図書☆☆
7 :
2,3です。 :2000/09/23(土) 14:35
>4 訂正ありがとうございます。 僕の辞書には「おさか→芋坂」で登録してあった。恥ずかし。 ところで、「苧」って「からむし」って読むんですね。
8 :
どっちも授業で使った本。 :2000/09/23(土) 22:00
・「心理学のあゆみ」大山正(他著)、有斐閣新書☆☆ 心理学史を概観するのに便利。新書版なので読みやすい。 ・「カウンセリングの理論」国分康孝(著)誠信書房☆☆ 心理療法の諸理論の初歩を学ぶのによし。 ってかこれ書いてて思い出したけど、私この本どこやったんだっけ? 確かに持ってたはずなんだけど・・・(爆) ・「マイクロカウンセリング」アレン・E・アイビィ(著)、福原真知子(他訳編)、 誠信書房☆☆ カウンセリングの基礎を学ぶのに良いです.
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/23(土) 22:03
村瀬嘉代子先生の本もいいぞ!
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/23(土) 22:14
森 真一 「自己コントロールの檻」 講談社選書メチエ ☆☆ 臨床家をめざす学生の人に一読を奨めたい。
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/24(日) 02:18
っていうか、どれ読めばいいの? レスした人全員が「コレッ!」っていう本は無いの? それとも全部読まなきゃダメ?
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/24(日) 05:14
ここにいる版の人が最も 多くの割合で共通して読んでいる本は何だろう? フロイトの「精神分析」か?
13 :
名無しさん :2000/09/24(日) 08:55
>11 心理学って、ものすごく学際的な領域で、やたら広いんです。 だもんで、それぞれの分野の入門書をあげてゆくと、このスレッドに でてくる本全部...とはいわんけど、とりあえず10〜20冊ぐらいは ってことになってしまいます。 ですので、つまんないかもしれないけど、最初に教科書的な本か、 あるいは様々な領域を網羅的に紹介した本を読んでみて、 興味を持った分野の入門書に進むのがいいんじゃないかな。 教科書的な本で1冊で、いい本ってのは私はわからないっす。 何冊もかうもんでもないし。 3分冊になってしまい、かつ高いけど、定番本は、 ジンバルドーの「現代心理学 I〜III」サイエンス社です。 院試受けるひとの定番本なんで、入門書ってわけではないけど。 様々な領域を紹介した本としては、まるっきりの初心者向けとして 朝日新聞社のムック「心理学がわかる」シリーズがいいと思う。 確か3冊ぐらいでていたかと思うぞ。 もう少しつっこんだ本としては、ブレーン出版からでている、 43人が語る「心理学と社会」 って4分冊の本を読むといい。 各領域の専門家が自分のやってる領域を紹介している本だ。 1 知覚・認知・感情 2 発達・学習・教育 3 性格・社会・産業 4 臨床・福祉・犯罪 とに分かれているから、興味をひくのから読むといいぞ。
14 :
マルシンド :2000/09/24(日) 09:50
「これ一冊」なら俺もジンバルドに1票. これと勝負できるくらいの教科書 日本人だけで作れないかねえ.
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/24(日) 10:10
八木べんの『心理学TU』を忘れるな。 えらく古いがそれをいったら、ジンバルドーも五十歩百歩。
16 :
↑ :2000/09/24(日) 12:42
通好み. でも大きくて持ち運びに不便, それ以前にもう絶版じゃない?違う?
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/24(日) 13:46
金城辰夫編『図説現代心理学入門』(培風館)は八木べんっぽいぞ。
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/25(月) 07:39
日本の教科書ってアメリカの教科書のコピーか (昔は1冊丸ごとほとんど訳しただけというインチキもあった) もっとひどいのは国内の教科書の孫引きだけだからなあ, 自然と似てくるかもよ. まあ最近はまともなのもあるけど. 良い教科書を選ぶコツは単著(誰かが1人で書いたもの)を 選ぶこと.単著だとときどきトンデモをつかまされることもあるが それも一興.3人以上の共著はすべて可もなし不可もなしでつまらん.
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/25(月) 08:46
私が勧める本は ・ジュディス=L=ハーマン『心的外傷と回復』(みずず書房) → ☆☆〜☆☆☆ ・重野 純『キーワードコレクション 心理学』(新曜社) → ☆☆ ・V=E=フランクル『それでも人生にYESと言う』(春秋社) → ☆〜☆☆☆ この中でも、『心的外傷と回復』は、これから臨床家を目指す人のための バイブルになると思うよ。名著だから、読んでみて損はない。
20 :
19 :2000/09/25(月) 08:52
「みすず」が「みずず」になってますね(汗)。 間違えてます。済みません。
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/25(月) 09:54
「エクリ」、仏語で読むこと。
22 :
>21 :2000/09/25(月) 16:40
翻訳で読むよりはいいと思いますが、その前に ソーカル 『「知」の欺瞞』 岩波書店 ☆☆ を読んでおくともっといいと思います(翻訳で十分)。
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/26(火) 13:34
エクリを仏語でよみきれる人間がいったい日本に何人いる事やら・・・? 実際に仏語でよみきった人なんて、ほとんどいないはず。 「知の欺瞞」を読んでポストモダンコンプレックスを解消したつもりになった 難解な概念は全部嫌い単細胞理系はよーけいるだろうけど。
24 :
>21 :2000/09/26(火) 16:49
「エクリ」は「この本だけは読んでおけ!」っていうより、 「語りたい奴は読んでおけ!」がふさわしいのでないかい。 臨床屋さんに限定しても、必読書ってものではないと思う。 それよりメルロ=ポンティとかウィトゲンシュタイン読んでほしいね。
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/26(火) 17:29
臨床屋さんはエクリよみません。フロイトだって原著ほとんど読まない。 現場でやくにたたないもの。マスターソンとかは読んでるかもしれませんが。
26 :
名無し.@お腹いっぱい。 :2000/09/26(火) 17:34
>25 別に煽るつもりはありませんが、臨床をやっていれば必然的にフロイトからエリクソンあたりの歴史は勉強したよね? 俺も役に立たないのはわかるけどその後の派生の元になっているものも多いからいちおう原書は目を通したけどな。 別に対して時間も掛からないし。どうなんですそこのところ?
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/26(火) 18:28
原著といったっていっぱいありますからねぇ。フロイトは血気さかんなころに 全集で(著作集)かいましたけど、もう15年も前の話し。どれくらい読んだ かって内緒ですわ。ウィニコット、クライン、コフート、最近だとサールズですか。 あとサリバンとか中井久夫とか、わりと役立つってこのあたりでしょうかしらん。 それでも入門ですませるものはすませている。マスターソンとかそのまま臨床という ようなのは一番に読むけれど、離れるにつれて読まなくなってくる。 時間かかりませんか?羨ましい。全然に時間がないと言うのが本当。
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/28(木) 15:56
長谷川寿一,長谷川眞理子「進化と人間行動」東京大学出版会 ☆☆ どの分野に進むにしても, 進化と遺伝に関して最低限このくらいの知識は持つべきだと思う。
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/28(木) 16:37
遺伝の話なんてあったっけ?
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/28(木) 17:23
心理学の生物学的基礎を固めるということで付け加えると、 ポスナー/レイクル「脳を観る/認知神経科学が明かす心の謎」日経サイエンス社 ☆☆ エーデルマン「脳から心へ/心の進化の生物学」新曜社 ☆☆ 前者は1996年度APAのW.ジェイムズ図書文化賞を受賞しており、 「脳と心」本の決定版だと思う。翻訳は養老孟司ほか。 後者はノーベル賞科学者による大胆な試論だが、 この手の本にありがちなトンデモではなく、 一読に値すると思う。翻訳は金子隆芳。 本書はダーウィンとフロイトに捧げられている。
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/28(木) 18:02
>29 行動遺伝学の話はあったよ。遺伝率とか。 遺伝子レベルの話はあんまりなかったと思う。
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 21:42
脳関連の本だったら、『脳の中の幽霊』(角川書店)なんて どうよ?
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/30(土) 02:43
ラマチャンドランね。 おれは、チャンと読んどらん。
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/01(日) 23:19
駄じゃれオヤジは無視するとして, 「脳の中の幽霊」は読み物としてはとても面白いけど, 知識を得る目的なら「脳を観る」の方がよいと思う。 そういえば, 行動主義批判の古典「機械の中の幽霊」というのもあったね。
35 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/03(火) 23:01
亀系最強,中村陽吉大先生,懲りもせず第2弾! 「心理学者が亀に恋した理由(わけ)」 毎日新聞社 ☆ あ,立ち読みでいいです。
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/03(火) 23:11
「父性の復権」林道義先生。 臨床心理というものはは、こういうものだと思いませんか? ここでクダを巻いて無駄な時間を過ごしている諸君。
37 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/03(火) 23:51
もっと臨床心理らしい手の込んだ煽りをしてくれ。沽券にかかわる。
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/04(水) 00:35
>37 なにを言っているのかさっぱり分かりません。 あなたには父性がありませんね。ふふ。(笑)
39 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/04(水) 02:15
フェミニスト相手にケンカ売るんならよぉ 上野とか江原とか大きいところにしろよなあ. ちんけな父性だぜ>林
40 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/04(水) 06:52
認知・知覚・神経科学・脳といったキーワードで 岩波の認知科学シリーズと☆☆と1/2 朝倉の脳と・・・シリーズ。☆☆〜☆☆☆ 卒論のテーマ探しか、そのそれぞれの領域の入門&文献孫引き用。 あとちょっとした辞書代わり。 脳と・・・シリーズはちょっとだけ高い。 認知科学シリーズはちょっと古くなってきた部分あり<内容。 日本語の本で珍しく「買って損した」感がない(少ない)シリーズ。<私にとって
41 :
RIO :2000/10/04(水) 20:32
1:心理学の面白い本
遠藤利彦『喜怒哀楽の起源』☆(発達心理学)
山岸俊男『信頼の構造』☆☆(社会心理学)
佐伯胖『わかるということの意味』☆(教育・認知心理学)
宮崎・上野『視点』☆☆(教育・認知心理学)
佐々木正人『からだ:認識の原点』☆☆(生態心理学)
2:心理学の役に立つ本
無藤・苧坂・倉光『心理学とは何だろうか』☆☆(心理学全般)
守一雄『認知心理学』☆☆(理論認知科学)
佐伯・佐々木『アクティブ・マインド』☆☆(生態心理学認知系)
徃住彰文『心の計算理論』 ☆☆☆(理論認知科学)
佐伯胖『認知科学の方法』☆☆☆(理論認知科学)
田中敏『心のプログラム』☆☆☆(心理学全般批判)
下山晴彦『心理臨床の発想と実践』☆☆(心理臨床学)
倉光修『臨床心理学』☆☆(心理臨床学)
3:関連領域
松本雅彦『精神病理学とは何だろうか』☆(精神病理学)
妙木浩之『フロイト入門』☆☆(精神分析学)
森真一『自己コントロールの檻』☆(社会学)
奥村隆『他者といる技法』☆☆(社会学)
西阪・上野『インタラクション 人工知能と心』☆☆(認知科学+社会学)
野矢茂樹『哲学・航海日誌』☆☆(分析哲学)
信原幸弘『心の現代哲学』☆☆☆(分析哲学)
多すぎて申しわけないです。
http://sendai.cool.ne.jp/rio0101//index.html の管理人です。全部きちんと読んでるわけじゃないので、念のため。
42 :
↑ :2000/10/05(木) 02:12
結構「正しい」買い物をしていると思います。
43 :
RIO :2000/10/05(木) 15:59
44 :
RIO :2000/10/05(木) 16:03
2:心理学の役に立つ本
無藤・苧坂・倉光『心理学とは何だろうか』☆☆(心理学全般)
守一雄『認知心理学』☆☆(理論認知科学)
佐伯・佐々木『アクティブ・マインド』☆☆(生態心理学認知系)
徃住彰文『心の計算理論』 ☆☆☆(理論認知科学)
佐伯胖『認知科学の方法』☆☆☆(理論認知科学)
田中敏『心のプログラム』☆☆☆(心理学全般批判)
下山晴彦『心理臨床の発想と実践』☆☆(心理臨床学)
倉光修『臨床心理学』☆☆(心理臨床学)
http://sendai.cool.ne.jp/rio0101//index.html
45 :
RIO :2000/10/05(木) 16:10
3:関連領域
松本雅彦『精神病理学とは何だろうか』☆(精神病理学)
妙木浩之『フロイト入門』☆☆(精神分析学)
森真一『自己コントロールの檻』☆(社会学)
奥村隆『他者といる技法』☆☆(社会学)
西阪・上野『インタラクション 人工知能と心』☆☆(認知科学+社会学)
野矢茂樹『哲学・航海日誌』☆☆(分析哲学)
信原幸弘『心の現代哲学』☆☆☆(分析哲学)
http://sendai.cool.ne.jp/rio0101//index.html まだ、この板のしくみがよくわかりませぬ。長々失礼しました。
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/08(日) 16:23
西垣 通 『こころの情報学』 ちくま新書 ☆ 著者は工学畑の出身だが、 ちょっとペダンティックで領域横断的な論考は 専門の勉強で視野が狭くなりがちな学生諸君にはいい解毒剤になるのでは。 本書では「情報」をキーワードに、 機械の心、動物の心、オートポイエーシスとアフォーダンスなど 刺激的なテーマが語られている。
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/15(日) 00:23
井上 京子 『もし「右」や「左」がなかったら』 大修館書店 ★ (見やすさを考慮して黒星にしました。こういうのも心理屋的知恵かな) 著者は言語人類学という分野の人らしいが、 言語相対性(いわゆるサピア・ウォーフの仮説ね)についての地道な研究が紹介されていて、 心理屋にとっても大変興味深い。
48 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/20(金) 17:49
正高 信男 『老いはこうしてつくられる』 中公新書 ★ 正高センセ、今度はアフォーダンスを武器に 高齢者の行動研究に乗り出しました。 アフォーダンスを安売りしすぎのきらいはありますが、 いつもながらの平易な文体で読みやすい本です。
49 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/23(月) 06:04
昨日、「痛快心理学」和田秀樹を買ったんだけど、これはどうなの?
50 :
↑ :2000/10/23(月) 10:45
そのスレあるよ。
51 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/24(火) 07:59
心理統計の本、教えてケロ
52 :
51ではない :2000/10/24(火) 22:08
↑「推計学のすすめ」以外でね.←これは読んだ.
53 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/25(水) 00:38
山内光哉『心理・教育のための統計法<第2版>』,サイエンス社,1998年. 初学者向けだけどね。これだけだと物足りないから、北大路書房の各種 統計教本でも読んどいたら?
54 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/25(水) 00:41
質データの多変量(クラスター,MDS)に関する入門書って?
55 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/28(土) 11:57
私も知りたいので、あげ。
56 :
名無しにして頂戴 :2000/11/01(水) 00:09
誰か教えて頂戴
57 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/01(水) 00:23
SASのマニュアル。
58 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/01(水) 00:26
>57 研究者(院生含む)なら確かにおっしゃるとおりです(^^;
59 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/01(水) 01:13
えすぴいえすえすわ?
60 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/01(水) 12:23
SASとSPSSのどちらかが必要。 それ以外はダメ。
61 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/01(水) 15:01
多変量解析の本じゃないけど,統計入門書なら 上越教育大の田中敏さんの本が面白いよ. たとえば「実践データ解析」新曜社 田中さんといえば,以前日心大会のあるセッションで 一緒に発表者だったことがあるんだけど,ある御老体が 延々と自慢話を続けるのに怒って,討論時間になる前に 「こんな馬鹿馬鹿しいセッションにこれ以上でてられない」 みたいなことを叫んで帰ってしまったことがあった. 私はそれ以来のかくれ田中ファン.
62 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/01(水) 15:13
>>61 >ある御老体が延々と自慢話を続ける
西川か?
63 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/01(水) 15:25
残念ながら(?)西川先生じゃない. 昔は日心の「原理方法」セッションには変な爺さんが 多数出没した.「軽井沢心理学散歩」とか 「山本五十六怪死の謎」なんてタイトルの発表が 毎年あって,俺はけっこう楽しみにしていたんだが.... 今はみんな死んじゃったね,そういう爺さん.
64 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/01(水) 17:58
>61 ありがとうございます. ご老体,成仏あげ. ある意味うらやましい時代ですな.
65 :
電波猫 :2000/11/01(水) 18:34
プロミン『遺伝と環境』はどうですか?
66 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/02(木) 22:04
プロミンは行動遺伝学の第一人者だし、 この分野の日本語で読める最良の入門書だと思うけど、 学部上級生以上の基礎知識がないと読み通せないかも。薄い本だが。 別スレでも紹介されていた 安藤寿康 「心はどのように遺伝するか」 講談社ブルーバックス ★ を読んでからでも良いのでは。
67 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/03(金) 00:13
信原幸弘 「考える脳・考えない脳/心と知識の哲学」 講談社現代新書 ★ 表象主義、コネクショニズム、意識と無意識、フレーム問題など、 認知科学の最前線のテーマをわかりやすく紹介しながら 哲学者の視点で批判的に検討している。 どの分野の学生も読んでおいて損はない。 それにしても、信原さんの顔は漠然と想像してたのとはずいぶん違ってた...
68 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/03(金) 13:27
ロフタス&ケッチャム 『抑圧された記憶の神話―偽りの性的虐待の記憶をめぐって―』 誠信書房★★ カウンセラー必読。
69 :
名無しさん@やわらか☆おっぱい :2000/11/03(金) 17:36
>63 山本五十六怪死の謎! 本題とずれますが、あまりになつかしいので書いてしまいました。 私がはじめて行った学会(at 日大)で「山本五十六怪死の謎V(たしか)」 というのをプログラムで見て片膝ついてしまいました。 (Vということは、当然TとかUもあったということですね・・・・) ワープロ打ちがほとんどをしめる論集の中において、全文手書きのレジメが ひときわ異彩を放っていました。 ちなみに先輩がこの発表を聞きに行ったところ「なかなか盛況だった」とのことでした。 そうですか・・・お亡くなりになったのですね。
70 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/05(日) 01:21
あげといて.
71 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/08(水) 11:34
>66 安藤寿康 「心はどのように遺伝するか」 講談社ブルーバックス ★ これいいか?買って読み始めたけど初めの数ページで投げたよ。 ゴルトンとダーウィンが似たような学問やったのは遺伝子が似ているせいってとこ。 噴飯者の記述がどんどん出てくる。例えば、ゴルトンはエジプトに、ダーウィンはビーグル 号で、ともに旅行先が南方である点もよく似ているとか(イギリスから北方に行ってどうすんだよ)。 なんか、いきなりこじつけのオンパレードで、確証バイアスかかりまくり。 こんなやつが宣伝している学問は信用ならんな。
72 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/08(水) 13:58
>71 君の意見も確証バイアスかかってないか? 行動遺伝学はまだ歴史の浅い学問だから、日本語で読める本も限られているし、 安藤氏の本は一般向けに書かれた初めての本だろう。 単純な遺伝決定論者に悪用されないように配慮はなされていると思うが。 批判するにせよ受け入れるにせよ、一応最後まで読んでからにしようよ。 俺は最終章「遺伝の意味論」から読み始めたが。
73 :
71>72 :2000/11/08(水) 14:23
リンゴは一口かじると腐ってるかわかる。
74 :
伍長 :2000/11/08(水) 23:57
>66 その2冊は私も推薦します。 プロミンの本の方は、たしかに統計の知識がかなり必要ですが、 大筋を掴むだけなら、別に基礎知識が無くても何とか読めると思います。 現に素人の私でも面白く読めましたから。難しいところは読み飛ばせばいいし。 とにかく、行動遺伝学関係では、目下のところこの2冊しかない(と思う)。 >71,73 この本の導入部の主旨を取り違えています。これでは著者が可哀相です。 もう少し先まで読んだ方がいいですよ。 環境論者の私が、遺伝論者?の本を推薦するんだから、たぶん間違いない(かな?)。
75 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/09(木) 04:40
梅津八三「重複障害児との相互輔生」東京大学出版会☆☆☆ 日本で初めて盲ろう二重障害児に言語行動を形成させた著者の 代表的論文の一部を収録したもの.梅津先生の論文は,とかく用 語が難しいという理由で敬遠されがちですが,読めば読むほど梅 津先生ほど真に独創的な研究者はいなかったのではないかと思え てくるほどです.一読をお勧めします. 佐藤方哉「行動理論への招待」大修館書店☆☆ スキナーの考えを中心に,行動理論の過去から現在に いたる歴史の流れや行動主義,新行動主義,行動分析学 等の考え方がわかりやすく読みやすい構成で展開されて います. ティンベルヘン「動物のことば」みすず書房,ローレンツ「ソロモンの指輪」紀伊国屋書店, ティンバーゲン「本能の研究」 いずれも,動物行動学における古典的文献ですが,心理学を研究する人には 必読ではないでしょうか. A.J.プリマック「チンパンジー読み書きを習う」思索社☆,テラス「ニム」思索社 チンパンジーに「言語」を教える試みのさきがけのような人たちが書いた一般向けの わかりやすい本です.チンパンジーに「言語」を教える試みは様々な議論を引き起こ しましたが,あらためて,生活体にとっての「言語」や「コミュニケーション」とは 何かということを考えさせられます.
76 :
電波猫 :2000/11/09(木) 17:23
>66 ありがとうございます >71 その後で、行動遺伝学はエピソード集めではないとも書いてありましたよ(じゃ、アレはなんだったんだろう?) 個人的にはプロミンの方が抵抗なく読めましたが
77 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/09(木) 23:18
>その後で、行動遺伝学はエピソード集めではないとも書いてありましたよ(じゃ、アレはなんだったんだろう?) その書き方じゃ、読んでない人にはどういう意味だかわからないよ
78 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/11(土) 15:04
◆一応、ネタ振りに一冊挙げておくよ。立ち読みしただけなんで、題名はうろ覚え。誰か知っている人がいたら、正しい題名や出版社名をレスして欲しい。この本の情報を掲載したHPのアドレス歓迎。 ◆たしか「遺伝子神話をぶっ飛ばせ」とかいう名前の本。書いているのは外国人の学者。厚さ2センチくらいで、A5版くらいの大きさ、ハードカバーの表紙。遺伝子一般に関する本だが、心理学に関係する記述もある。行動遺伝学の成立の困難性について何章か割いている。アル中、分裂病、暴力の原因になるような遺伝子の存在については懐疑的。☆一般向け ◆「心はどのように遺伝するか」 とは対立すると思う。「ケインズ博士」のときのようにざっと目を通してたらありがたい。特にプロミン関係を推薦した人の意見求む。
79 :
正誤表 :2000/11/11(土) 15:23
「ケインズ博士」→「ハインズ博士」 「目を通してたらありがたい」→「目を通してくれたらありがたい」 >71(=73) >リンゴは一口かじると腐ってるかわかる。 いい台詞だね。
80 :
伍長 :2000/11/11(土) 18:47
>79 ハッバード&ウォールド『遺伝子万能神話をぶっとばせ』(東京書籍)でしょう。 安藤『心はどのように遺伝するか』の巻末にも、「批判書にも敬意を表し・・・遺伝常識の落とし穴に陥ることを防ぐ・・・」などと、他の4冊の批判書と共に紹介されています。 行動遺伝学、特に人間行動遺伝学の最新の研究よりも、批判書の方が先に出回っているので、最新の研究を知らずに批判書の主張を受け入れてしまう危険性がある。 プロミン本や安藤本にも目を通しておかないと。 少なくとも、これまでの教科書や新書本などに出てくる「相互作用説」の「だから何なんだ」的な空しさからは一歩も二歩も前進していると思う。 ひとこと言いたくなる部分もけっこうあるが、「なるほどね」と思える部分も多々ある。そのように読めばよいのです。 総じて、私は2冊とも面白く読めました。特に、共有環境や非共有環境の話。 なお、安藤氏の学位論文の審査には、かの佐藤正哉大センセも加わっており、その後、共同研究などもされているらしいので、環境論(環境決定論という意味ではない)の大御所も、遺伝論(遺伝決定論という意味ではない)の最新の研究にある程度注目していると解釈できて興味深い。
81 :
(^-^ :2000/11/12(日) 06:40
☆「七つの習慣」スチーブン・R・コヴィー クリントン大統領の推薦コメントがみられて面白い
82 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/13(月) 12:27
あげておいてネ。
83 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/14(火) 03:55
age
84 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/16(木) 02:21
age
85 :
2ch :2000/11/16(木) 03:10
「東京アクセス」社長ひろゆきのもと、順調な成長を続ける巨大掲示板2chだが その裏に「プロ固定」なるものの存在が関与していることは意外と知られていない。 「プロ固定」とは・・・・・その名の通り、2chにおいて固定ハンドルで書き込むことに よって給与を受け取っている者たちの総称である。 パチンコ屋でもサクラとしてパチプロを雇うことが有るそうだが、その関係と似ている。 彼ら「プロ固定」は2chに客を呼び込むためにありとあらゆる書き込みを行う。 時には煽り、罵倒し、また固定同士で「実名が公開された」などといった茶番を演 じ、ギャラリーの覗き見根性に訴えかけるような手段さえつかうこともある。 彼らがそこまで集客に腐心するのは理由がある。 給与の変動が激しいのだ。管理人のひろゆきが割り出した「集客貢献度」によって 「プロ固定」たちは細かくランク付けされ、月ごとの給与が算出される。査定には過 去の貢献などは一切考慮されず、純粋に現在の貢献度のみが評価される。 また、実力によっておそろしく給与の額が変わってくるのも特徴である。 三月期の最高給与取得者のDの場合は235万円だが、最低ランクになると月に5万 にも満たない。もっとも、前述のように変動も激しいのでこの格差も翌月にはあっさりと 逆転されることも十分にありうる。 この特徴有る給与制度のお陰で固定たちは集客には手段を選ばず、何がなんでも 人気を得ようとする。ネタがなくなれば前に言ったような「茶番」さえ演じる。(あの手の 茶番は古参固定に多いのはこのあたりに理由がある)
86 :
猫電波 :2000/11/18(土) 23:45
>とにかく、行動遺伝学関係では、目下のところこの2冊しかない(と思う)。 R・グラント・スティーン『DNAはどこまで人の運命を決めるか』(三田出版会)★があります (これまた個人的には)安藤氏の本よりもバランスが取れてるように感じました。 私の遺伝論に関するイメージはグールドによって形作られた事を付記しておきますが
87 :
心はどのように遺伝するか 双生児が語る新しい遺伝観の書評 :2000/11/20(月) 17:41
88 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/22(水) 10:16
下条信輔 サブリミナルマインド(岩波新書)★★ ちょっと入門書だけど読む価値あり。 ジンバルドー 現代心理学1〜3 ★★ 完全な入門書。しかし網羅的で分かりやすくよい。
89 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/23(木) 23:49
あげ。
90 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/28(火) 01:56
>88 入門書と言うか、 下條のは講義録みたいなものだし、 ジンバルドーのは教科書だわな。 心理学を本気で学ぼうというなら、両方とも読んでおいたほうがいい。
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/28(火) 12:11
お蔭様で最近2週間に一回(最寄りの書店は届くのがこのくらい)、 心理学の本を買って読む日々です。 どうもありがとうございます。勉強になります。
92 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/28(火) 15:01
91さんのように書店に注文する人のために訂正しておくけど、 下條信輔 『サブリミナル・マインド』は 岩波じゃなくて中公新書だよ。
93 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/30(木) 10:34
お金の無い門外漢にとっては 古本屋(特に心理学生がいそうなあたり)は教科書の宝庫ですよ。 新しいの(版)も古いの(版)も混じっているけど。
94 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/01(金) 17:08
下條信輔 『〈意識〉とは何だろうか/脳の来歴、知覚の錯誤』 講談社現代新書 ★ 佐々木正人 『知覚は終わらない/アフォーダンスへの招待』 青土社 ★ 何も言わないから、だまされたと思って読んでみな。 これも心理学。
95 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/01(金) 17:32
>94 いま書店に並んでる月刊PLAYBOY1月号?にこの本が紹介されていて、 佐々木さんが写真入りでインタヴューに答えてる。 残念ながらヌードじゃないけど(笑)。
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/01(金) 20:58
>94 最近出た,リード「アフォーダンスの心理学」新曜社 おもしろいですね〜.一気に読んでしまいました.ベルタ ランフィーの有機体論をさらに多くの知見を交えつつ展開 させたというような感じがしたんですけどどうなんでしょ?
97 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/01(金) 21:13
佐々木正人初心者には 『知性はどこに生まれるか』 講談社現代新書 ★ を薦めたい。 彼の学問的立脚点がどのあたりに由来するのか良くわかる。
98 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/01(金) 21:43
岩下豊彦「心理学」金子書房 の評価ってどうなってるんでしょう。 個人的にはとてもヨイのですが。
99 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/02(土) 00:49
>85 そうだとしても別に構わない。割り切ってやってるから。というか、そのことは、昔、他の人から聞いている。 その真偽のほどはともかく、俺は、他の専門板でつまらない思いをしたから、自分の専門のところでは何も語らないことにしている。遺伝子ネタも実りがなさそうなんで遠のいている。伍長はそれほど悪い人間ではないと思うが。プロとはちゃうのでは?わからんが。
>99 ああ、あれはいわゆる「ネタ」というやつでデタラメっす。 真に受けちゃ駄目だよ。
101 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/03(日) 00:45
三嶋博之「エコロジー・マインド」日本放送出版協会.☆ リードの「アフォーダンスの心理学」新曜社の解説本って 感じですけど,それゆえ,リードを読む前に読んでおくと, より理解しやすくなると思いますね、
102 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/03(日) 00:47
101ですが,「エコロジー」ではなく「エコロジカル・マインド」です.失礼しました.
103 :
フロイディアンじゃないけど、 :2000/12/05(火) 10:55
土井健郎「精神分析」入門書です。小此木哲吾(おこのぎ・けいご)「フロイト」 興味があったら読んだら?最初は何でも好きな本を読むのが良いかも。どうせ学部と院でさんざん教科書読むんだから。
104 :
↑ :2000/12/05(火) 12:47
大学院で教科書を読んでいたら恥ずかしいなぁ。 大学院で教科書読むときはこっそり読むもんだよ。
105 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/05(火) 16:16
別にはずかしくないぞ?<院で読んでも どうどうと読もうぜ。
106 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/05(火) 17:01
んへ
107 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/05(火) 17:36
いったいどういう大学院に逝ってるんだ?
108 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/05(火) 17:39
最近の大学院,とくに臨床心理士関連で新設されたところは 学部と比べてたいして教育レベル高くならないし, そういうところは学部もレベル低いから,院でも教科書, それも学部レベルの教科書読んでるなんて別に珍しくない. 研究者養成の大学院と,資格教育の大学院は根本的に違うんだよ.
109 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/05(火) 17:44
文部省は「大学院」と「だいがくいん」と分類すべきだな。
金沢吉展『カウンセラー 専門家としての条件』 他の本では取り上げることのないテーマについても言及しています。 「カウンセラーのための広告講座」、「カウンセラーは全国で何人必要か」など、 具体的で明解な点がよいです。
111 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/07(木) 00:33
_ , '⌒ ⌒\ \\ ノ// ヘヘ、 '(○) |||)、 ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ' 'へ゛ーノ ( ゚Д゚) age! (  ̄ ̄ ̄《∪∪ \________ | ー−− | | |__| | | ∠|_|_|_|_|_ゝ 丿UU |__|_| | || |__|__| | \\  ̄ ̄ ̄
112 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/07(木) 23:45
上野直樹,西阪仰 『インタラクション/人工知能と心』 大修館書店 ★ 認知科学と社会学の対話。とくに脳至上主義者の方に読んでいただきたい。
113 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/10(日) 14:07
小学館から出版されていた,「講座現代の心理学」はなかなかいいと思います. とくに,2巻「人間の成長」中の細谷論文,鹿取論文や5巻「認識の形成」中の 須賀論文,久保田論文などはかなり勉強になります.心理学についての入門書程 度の知識さえあればわかりやすくて読みやすいと思います.ただ手に入れようと すると古本屋をめぐるしかありませんね.特に5巻はほとんど見かけません.評 判がいいから手放す人が少ないのではないでしょうか.
114 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/10(日) 16:00
有用あげ
115 :
教科書は独学の父-103 :2000/12/11(月) 16:10
whatsup? Re: 104 そうだな。確かに、自分の専門分野がある程度出来ていないと院生としてはどうかとは思うぜ。 でも何かに興味を持った時ってまず間違いなく自分の専門外の知識が必要になる。 例えば抗欝剤の効用について考え出すと、俺は臨床屋で最低限の科学しかやってないから結局薬学、ばけ学、数学の教科書をめくることになる。必要で、かつ面白いなら教科書も悪くない。 あと、専門と云うが、一つの分野でさえ教科書を本質的に理解するのは難しいと思うし、又必ずしも一冊の教科書をマスターする必要は無い。(本当に興味を持っていない科目は誰でもテスト範囲しか読まないし、講師が要求する以上の理解をしようとはしないだろ?) でも本質的な理解は時々必要になる。例えば躁鬱って何なのかを考えずに治療をしている臨床家は本当に多い。(うどん一杯賭けてもいい)子供のUnipolar, bipolar, ADHD についてある程度理解する為に俺は学部の時の薬学の教科書を他のこムズカしい資料と平行して読んでるぜ。(あといろいろな学者や臨床家に聞きまわってる。) まあ、教科書ヨミは何か困ったことがあると基礎から叩きなおす習慣がある人に向いているのかもな。まあ、自分の用が足りれば良い訳で、各人それぞれのやり方があるのだろうな。Re:108: 臨床家と知識について:臨床やってるやつら(俺も含めて)自分の興味を追求してないと自然に淘汰されていくだろうな。クライエントによっては理論や薬剤にやたら詳しい人いるからなあ。 いわゆるプロフェッショナル・スクールはピンからキリまであるのでは?使える卒業生を送り出すがっこは生き延びると思う。 peace.
116 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/12(火) 07:51
117 :
西古良二 :2000/12/12(火) 12:03
>112 ちなみに西坂氏(明学大)は日本の社会構成主義社会学者の 代表的なひとりですな。
118 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/12(火) 12:37
「心理学そのもの」に関係しなくても、心理学(の考え方)に 通じてくる本というのも、あれば読んでみたいです。 そういうもので、高校時代や学部時代に出会いたかった、 読んでおきたかった本、ってありますか?>専門家の方々
119 :
西古良二 :2000/12/12(火) 13:06
>118 ・ヘッセ「荒野のおおかみ」新潮文庫 ・夏目漱石「こころ」新潮文庫ほか ・レーニン「唯物論と経験批判論」国民文庫ほか ・マーク・トウェイン「人間とは何か」岩波文庫 ・ニーチェ「道徳の系譜」岩波文庫ほか ・旧約聖書,新約聖書 ・中谷宇吉郎「科学の方法」岩波新書 ・永井均「<子ども>のための哲学」講談社現代新書
120 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/12(火) 13:21
>118 ファラデー『ろうそくの科学』岩波文庫
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/12(火) 21:19
渡辺 茂 編 『心の比較認知科学』 ミネルヴァ書房 ★★ 小嶋祥三・鹿取廣人編『ことばと心の発達』という4巻シリーズの論文集の第3巻。 必要以上に厚い紙と余白の多さから専門書のような分厚さになっているが、 けっして専門家向けというわけではない。 心理学とその関連領域の学部生諸君に読んでもらいたい。 心理学に因縁をつけたがる諸君にもね。 他の3冊も読む価値あり。
122 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/12(火) 22:56
鶴見済 「完全自殺マニュアル」 ってもう古いか。 個人的にはM.L.フォン・フランツの「永遠の少年」が印象に残っている。 フロイト不要。
123 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/14(木) 07:59
苧阪直行編 『意識の認知科学』 共立出版 ★★★ 今井むつみ編 『心の生得性』 共立出版 ★★★ 日本認知科学会による『認知科学の探求』シリーズの論集。 121で紹介されている『ことばと心の発達』シリーズよりはやや専門的か。 学部生の諸君には、個別のテーマについてより平易に解説している 『認知科学モノグラフ』シリーズ(同じく共立出版)がお薦め。 少し古いが、東京大学出版会から出ている『認知科学選書』シリーズも まだまだ読む価値はあると思う。
124 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/16(土) 01:01
エヴァンズ「B.F.スキナー」誠信書房.☆ ご存知B.F.スキナーの考えが対談形式で述べられています. 彼の思想の一部がわかりやすく書かれていますが,ちょっと 訳が読みにくいかなー,という感じがします. 同じくエヴァンズの対談シリーズで「ローレンツの思想」 思索社☆☆.動物行動学の開祖ローレンツとの対談と彼の論 文のいくつかが収録されています.「記載なしで済ますとい う当世流行の錯誤」という彼の言は,統計的処理,数量化が なされれば科学的となってしまいかねない今日の心理学のあ り方に対する痛烈な警告といえるでしょう. ちょっと変り種としては,ティンバーゲン「自閉症.治癒 への道」新書館☆☆☆.をあげてみましょう.本書では自閉 症の原因は心因であると述べられており(現代ではその原因 論はほとんど指示されていない),精神科の医者などからめ たくそに非難GOGOにされてしまいましたが,動物行動学に基 づいた彼の,子どもの行動の捉え方やアプローチ方法,研究 を支える方法論等は十分に参考になるものといえるのではな いでしょうか.
125 :
伍長 :2000/12/16(土) 04:25
バウアーとヒルガードの『学習の理論』上・下(培風館)の翻訳は2種類だけですか? 新しいのは出なかったのかな? それとも、さすがにもう古いのかな? 愛読したんですけど。
126 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/16(土) 11:51
118: 風姿花伝, 世阿弥編 本物のゲーじゅつ人って迫力あるねえ。 Tao Te Ching, 道教のヤツ。英語版でGia-Fu Feng と Jane English 訳。古典って英語で読むと面白いときも。 カール・ロジャースの On Becomming a Person が挙がって無いから取り敢えず。来談者/人間中心療法の創始者の自伝的な本。
127 :
>125 :2000/12/16(土) 12:27
翻訳は原著第3版と第5版だけですね。 というか、原書も第3版あたりが一番よくて、あとはだめ。 それから第5版の日本語訳は一部「?」なところがある。 京大教育系(梅本先生の弟子たち)が訳していて学習理論の 専門家じゃない人が過半数だから。
128 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/16(土) 15:10
>118 老子荘子.
129 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/17(日) 19:34
age
130 :
名無しさん@お腹いっぱい :2000/12/19(火) 23:00
>123 今井先生の本はいいよね。
131 :
伍長 :2000/12/20(水) 02:30
>127 おっと、レスに気がつきませんで、お礼も言わず申し訳ありませんでした。 やはりヒルガード主導の第3版のほうが出来がいいわけですね。そういう感じはしていたので納得です。 どうもです。
132 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/20(水) 05:32
「脳と人間」計見一雄(三五館)★ 心理学といっていいのかよく分かりませんが、 この本の直前に、えー題名忘れましたが、 ソーマッティクマーカー仮説を提唱している本を読んでいたので 非常にわかりやすかったです。 あと、高校時代に読んで心理学に興味を持つきっかけになった 「原初からの叫び」アーサー・ヤノフ(講談社)★ こういう路線って、個人的には好きなんだけど評価されていないのかな?
133 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/25(月) 14:36
有用あげ
134 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/25(月) 14:52
FBI心理分析官(ハヤカワ文庫)
135 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/25(月) 19:09
はだしのゲンは必読ものだ。
136 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/27(水) 12:29
Steven Levenkron の Cutting. えーごだけど臨床っぽい人に是非。自傷癖のあるクライエントって結構いるんだと分かった。最近読んだ 臨床の本で一番ためになったものの一つ。 ISBN は 0-393-02741-4
137 :
Le Petit Prince :2000/12/30(土) 11:44
SVP
138 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/01/04(木) 18:02
デール・カーネギー 「人を動かす」 営業マン ・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆ 女getしたい奴・・・・・・・・☆☆☆☆ 「いいひと」になりたい方 ・・☆☆☆☆☆ 暇人・・・・・・・・・・・・・☆☆
139 :
もも :2001/01/13(土) 19:34
私は最近心理学に興味を持ったんですが、河合隼雄さんって有名ですよね? でも、ここでは一つもあがってないようなんですが、どうなんでしょう?
140 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/01/14(日) 01:28
このスレのタイトルは「この本だけは読んでおけ!」でしょ。 河合隼雄の本はどれもこれも「読みたい奴は読んでおけ!」なんです, 多くの心理学徒にとっては。
141 :
犬猫厨房 :2001/01/14(日) 01:56
>140 俺は犬猫厨房だが、一般心理学やってるやつだって、 高校生の頃はフロイトやユングやりたくて大学入って、 でも教授に「そんなものは心理学じゃない」なんて 洗脳されて「心理学徒」やってるやつを沢山知っている。 元をただせば、何らかの臨床心理学的問題を持っていたのに、 そいつを一般心理学の研究のほうへベクトルを変えただけ っていう問題児を沢山知っている。 そいつらは、もういちど初心にかえってフロイトやユング を体験的に学びなおしたほうがいいんじゃないかと思うわけ さ。 なにが心理学徒だ。
142 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/01/14(日) 09:08
あのなあ,大学の心理学科っていうのは 心の問題抱えて「こころ」に興味持って入学してくる厨房を 一般心理学や実験などで失望・更正させ,こころへの 興味なんかなくしてマトモな職業につかせるシステムだったのよ. それが臨床心理士ブームのせいで厨房を厨房のまま, それも厨房度をもっと高めて社会に送りだすシステムに かわってしまった.これが心理が社会に害毒を流すようになった原因.
143 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/01/14(日) 09:42
142に強く同意
142,143 一般心理や実験心理って、所詮、最初から興味もたれる ことってなかったんだね。
145 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/01/14(日) 16:18
いやいや、生物学や動物学に関心があって、心理学を選ぶやつも多いぞ。 慶應の渡辺先生なんかその口。
146 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/01/14(日) 18:40
>144 そりゃあマトモな学問はみんなそうだよ. 最初から根粒菌の分類に興味持って農学部に入る 受験生なんていないだろう?
147 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/01/14(日) 22:30
河合隼雄や岸田秀(と言うか,ユングやフロイト)は通過儀礼みたいなもので, 多くの人はそれを卒業して他の心理学やってるのよ。 いまさらここで取り上げなくてもということでしょうか。
148 :
犬猫厨房 :2001/01/15(月) 01:38
>142 >あのなあ,大学の心理学科っていうのは >心の問題抱えて「こころ」に興味持って入学してくる厨房を >一般心理学や実験などで失望・更正させ,こころへの >興味なんかなくしてマトモな職業につかせるシステムだったのよ. よっしゃ認めてくれたな。(笑) 俺の言っているのはそいつらのこと。80年代に河合隼雄や岸田秀、 秋山さと子なんかの著作が売れていた頃、自分の「こころ」への興味 から心理学科へ入学。しかしセンセイにさとされて「こころ」の問題 への興味を失い、「科学的研究」へ転向。ちょうどパソコン出始めの 時代。「これからはコンピュータの時代だ。パソコンくらいは自分で いじれるようにしておけ。」センセイに言われ、統計ソフトとか組ん でみる。卒業時にはそれを活かしてコンピュータ関連会社へ潜り込む。 バブル全盛期にはどんなヤツでも採った。心理学の専門馬鹿はコンピ ュータの専門馬鹿になった。 ところが、今そいつらが中年を迎えて、専門馬鹿だけではやってい けなくなって次々と壁にぶち当たっている。中間管理職が務まらない。 バーンアウト。家庭内不和。心理学勉強したというのに、自分の「こ ころ」と向かい合えない。向かい合うような教育も受けていない。そ れどころか、馬鹿にする。(笑)
149 :
犬猫厨房 :2001/01/15(月) 01:39
>142 >それが臨床心理士ブームのせいで厨房を厨房のまま, >それも厨房度をもっと高めて社会に送りだすシステムに >かわってしまった.これが心理が社会に害毒を流すようになった原因. 原因を臨床心理士ブームへ転嫁してはいけない。 ヒトラーもオウムもトンデモ学者の林道義もそうだが、パブリック な場所で害毒害毒って他人に害毒の原因があることをを騒ぎ立てるヤ ツは、往々にして自分自身が害毒の元だという自覚を欠いているのだ。 心理学を学んだと自称していても、自分の「こころ」と向かい合えな いような厨房くんたちを社会に送り出すシステムは、心理学の世界では 昔からあったよ。これについては後述する。 いずれにしても、心理で飯を食っていけるのは将来的にも少数だし、 専門家にならないにせよ、自分の「こころ」と向かい合うことを希望す る学生にそれをとことん大学で学ばせることは、将来的に本人や社会に とっても有益なことだと思うわけ。 まあ臨床心理学やったからといって、自分のこころと直面出来るか、 といったら、そうではないと思うけれどさ。少なくとも自分は心理をやっ ていたからといってそれをバカにしてほしくないわけ。
150 :
犬猫厨房 :2001/01/15(月) 01:41
>142 俺は犬猫厨房だが、このような話を知っている。(その1) 15年ほど前、とある社会人のための通信制大学が創設されたので、 俺の友人が心理学を勉強したくて入学した。そいつは、心理学につい ては色々な分野があることだけは知っていたようだが、突っ込んだと ころ右も左も分からなかった。ただ、広く心理学全般を学びたいと思っ ていたようだが、本人は河合隼雄の本が好きだったので漠然とユング の心理学を勉強したいと思っていた。 入学して間もなく、心理学を学びたいと考えている学生のために学 生相談の集まりがあったそうだ。発達心理学の教授が一人来て、質疑 応答するという形式だった。 で、そいつはそこに出席し、自分の思っているこころについての疑 問点やら、河合隼雄の著作についてなど、聞いてみたらしい。発達心 理の教授に河合隼雄のことを聞くなんて、はっきり言ってオカド違い もいいところだが、とにかくそいつは聞いてみた。 ところが、このセンセ、 「ユングが心理学なんてもってのほかだ!!」 などと異常なほど興奮し、友人に向かって猛然と怒鳴り散らしたら しい。 「出版社は、ユングが売れると分かると、ユングに関係する本ばか り出したがる。!」 などとも言っていたらしい。
151 :
犬猫厨房 :2001/01/15(月) 01:41
>142 俺は犬猫厨房だが、このような話を知っている。(その2) それから4年ほどたって、その教授が定年で辞めることになったと き、学内報に載っていたその教授が書いた退任の挨拶を見て、そいつ は驚いた。 俺も見せて貰ったが、その教授が青年時代から神経症を患っていた こと。発達心理を教える側になって、勤務先の大学を変わるたびに神 経症の症状が出ていたこと。その通信制大学へ転勤になって、もしか したら神経症の症状が出るのではないかと怯えていたこと。結局症状 が出ずにみごとに勤めあげたので良かった、というようなことが書か れていたのだ。 まあ、正直な人ったら、正直なんだろうけど、友人も俺も呆れた。 こういう人が、何十年も「心理学」を教えて「心理学徒」さんたち を世間に出陣させて来たわけです。 友人が「このセンセ、結局自分のこころと直面して来なかった可哀 想な人なんだろうな」と言っていたが、俺もそう感じる。 一生のほとんどを「臨床ではない」心理学を研究し、学生を教える ことに費やして、臨床心理学について質問する学生を「そんなものは 心理学じゃない」と馬鹿者よばわりで恫喝するような人。その人が、 結局学生に向かっての最後の挨拶では自分の「臨床心理学的問題」ば かりを書かざるを得なかったという事実。 今、大学で心理教えているセンセが、そんな可哀想な人ばかりでは ないと思うが、これは昨今の「臨床心理ブーム」とは無関係な、昔か らある問題だと犬猫厨房は愚考するのだよ。
152 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/01/15(月) 01:55
>犬猫厨房 ええと、「自分の心と向かい合う」って、どういう意味ですか? そのことが、心理学の研究と関係あるの? あなたは「自分の心と向き合えない人」を哀れんだり非難したりしてるけど、 単にあなたが「自分より下だ」と思いたい相手に、 そのレッテル(自分の心と向き合えない)を張ってるだけな気がするけど。
153 :
もも :2001/01/15(月) 12:32
あの、多くの心理学科では、心そのものについてではなく、心と関連した何か についての研究をしていくということでしょうか? そういえば、大学1年のとき心理学をとったんですけど、脳のしくみとか 記憶のこととかを教えられて、なんだこりゃ??一般学生はこれが心理学なの かと取ったのを後悔してる人が多かったです。
154 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/01/15(月) 13:10
このスレで書物以外のことを議論するのはやめにしませんか? 心理学板の中でもロングランのお役立ちスレなので。
155 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/01/15(月) 13:38
>153 このスレで紹介されている本を何冊か読んでみてください。 そこにはユングやフロイトとはまた違った心理学の世界が広がっていますから。 それを面白いと感じるかつまらないと感じるかは読み手次第ですが。
156 :
犬猫厨房 :2001/01/15(月) 22:34
>154 了解。 俺は犬猫厨房だが、書き込んだあと、ちょっと気になっていたんだ。 ヒマがあったら、別スレにコメントする。
157 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/01/16(火) 16:35
心理学の立場から、仏教の唯識について書いている本ってありませんか?
158 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/01/16(火) 16:52
>157 駒沢大学グループの専門領域だな. 本はあるかなあ?
159 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/01/16(火) 22:41
大学院受験用の図書ったらなんでしょう? 臨床系心理を専攻したいんやけど・・・
160 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/01/20(土) 14:59
誰か答えてくれ。
161 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/01/20(土) 21:14
159はは心理学科出身? だったら4年間ちゃんと勉強してれば それを復習すれば良し。
162 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/01/22(月) 00:30
アゲとりますか?
163 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/01/25(木) 01:15
>159 Introduction to Psychologyが英語の勉強にもなってよいか。
そういうことならZimbardoらの Psychology and Life が 基本かねえ。
165 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/01/30(火) 01:14
お役立ちあげ。
166 :
名無しさん@どーでもいいことだが。 :2001/01/30(火) 01:40
ここでは評判の悪い臨床系です。
なぜか院は発達系にいますが。
個人的に氏原寛の著書が好きです。語り口が・・・
臨床に関わっている身、不安が少しラクになる。
>>159 臨床系の大学院ですか。
よほどの覚悟がおありで?
167 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/01/30(火) 10:14
>>159 受験対策だったら過去問調べる方が手っ取り早いよ
大学によって傾向全然違うから。
完全(藁)臨床系だと,実証系の心理学はまったく出題されない
可能性もあるし(出題採点できる教師がいないから)
(もちろん,臨床以外の心理学のこと知ってた方がいいのは
たしかだけど,受験に限定したことなら,てとこで)
168 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/01/31(水) 19:59
臨床心理学=心の学問 実験心理学=自然科学の奴隷 これが分からないかなあ? 一般人相手にしこしこデータあつめて理屈ばかり積んでも、 やっぱ「生の現場」で格闘している人にはかなわないんだよ。 心に問題がある人に接する体験は、毎日がみえない発見だろうな。 いくら知識で理解しようと、そういう貴重な生の声にはかなわない。 「言葉の重み」が違うよ。どうせ、ここにいる実験系は、 せいぜい掲示板で憂さを晴らすのが関の山なんだろう(藁
169 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/01/31(水) 20:04
まともな臨床家、とくに理論をつくりあげる人は、実験心理学の意義もわかると思うな。 心理アセスメントだって、実験心理学的な手法がないとでてこないものだってあったんじゃない?
170 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/01/31(水) 22:09
如何なる学問においても,本来,実践と理論は車輪の両輪のように 互いに輔けあう関係にあるはずで,理論のない実践も実践のない理論 もどちらもむなしいものでしょう.学問とは,この実践と理論とのあ いだの激しい循環のうちにこそ成り立つものだと思います.臨床系と 実験系と自称する方々も一度以下の文献を読まれることをお勧めしま す.梅津先生は,まさに実践と理論の方だったそうです. 梅津八三「各種障害事例における自成信号系活動の促進と構成信号 系活動の形成に関する研究−とくに盲ろう二重障害事例について−」 教育心理学年報第17集 101−104 1978.
171 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/01/31(水) 22:53
ウィルヘルム・ライヒ『性格分析』
172 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/01/31(水) 23:48
『心理学者のための科学入門』北大路書房 は超おすすめ。 特に来年卒論や修論書く人は今から読んでおこう。
173 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/03(土) 01:29
梅津八三他編『心理学事典』平凡社. さすが辞書関係に強いといわれる平凡社です. 心理学関係の辞典の中では群を抜いておもし ろい.読んでいてわくわくする事典です.ただ 個人的には改訂版が出る前の,つまり現行版の ものよりも,前のもののほうが項目や記述内容 に関して好きでした.
174 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/03(土) 01:39
動物に「言語」は形成できるのか?次の本は そんなことを考えさせられます.よかったらどうぞ. まずは古典.ケーラー『類人猿の知恵試験』岩波書店 E.リンデン『チンパンジーは語る』紀伊国屋書店 スー・サベージ・ランバウ『人と話すサル カンジ』講談社,『カンジ 言葉を持った天才ザル』NHK出版,『チンパンジーの言語研究』ミネルヴァ書房 松沢哲郎『チンパンジー・マインド』岩波書店,『チンパンジーから 見た世界』東京大学出版会 こんなものもどうぞ ユージン・リンデン『悲劇のチンパンジー』どうぶつ社
175 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/03(土) 01:43
ヴィゴツキー『思考と言語』明治図書. これ,ほしいほしいって思っていたら, 先日,全国チェーン展開している某古本 屋で1冊100円,上下セットで200円で 手に入れちゃいました.その日は含み笑いが 止まりませんでした.本の価値がわからない んですねー.
176 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/03(土) 17:09
というより、世の中から見ればその本には価値がないんだよ。
177 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/03(土) 19:08
>176 まあ,本の価値,というよりあらゆる価値観は 個人的なものですからね.
178 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/03(土) 21:33
☆☆『心理学者のための科学入門』北大路書房 はよかった。 これ読んだから卒論も余裕で書けた。
179 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/03(土) 23:35
180 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/04(日) 00:39
>>175 チェーン展開してる古本屋は本の内容ではなく,
出版された時期(新しいものほど高い)と本の状態で値段を決めているからね。
目利きにとっては宝の山かもしれない。
181 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/04(日) 21:03
ギブソン『生態学的視覚論』サイエンス社. 今はやりの「アフォーダンス」の原点です.従 来の「知覚」観では,わけのわからない話かも しれませんが,偏見を排して読めばすごく知的 興奮に満たされることでしょう.
182 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/04(日) 22:13
『心理学者のための 科学入門』をかいませう
183 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/05(月) 02:52
184 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/05(月) 09:05
役立つスレッドなのでage
185 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/08(木) 18:17
山岡重行「ダメな大人にならないための心理学」ブレーン出版 1900円 これは面白かった。 ここで厨房がおかす基本的な誤りパターンや誤解と そういう「偽心理学イメージ」へ批判がほとんど網羅されている。
186 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/09(金) 01:05
傍観者age
187 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/11(日) 20:06
心理学の教科書にはよく載ってるけど原典も読んでみようキャンペーン. その1.パヴロフ「大脳半球の働きについて(上)(下)」岩波書店. その2.ローレンツ「動物行動学T(上)(下)」「動物行動学U(上)(下)」思索社. その3.ティンバーゲン「本能の研究」共立出版. それぞれ「条件反射」,「インプリンティング」,「リリーサー」という用語の源.
188 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/12(月) 03:11
しかし、200近くもレスが立ってのに
>>1 は経過ぐらいまとめてほしい。
俺がスレたてたらそれぐらいはするぞ。
また推薦している人には心理学を勉強している方が多くいると思うが、専門用語
も多くでているし(日本語ならまだいいが)わかりづらい部分がおおい。
と思ってROMしてる人もいると思うんで、その辺「気」を使ってくれよ
せっかく心理学勉強してるんだろ。全員がそうでなくても良いけどさ
少しはそうゆう心理を理解してる人がいるとたすかるな〜。「心使い」って
ゆうのかな。
ちなみに俺が推薦するのは心理学じゃないけど(これから勉強しようと思って
います。)「春と修羅」かな。みやざわけんじの詩集です。
189 :
名無しさん@立読み :2001/02/12(月) 15:13
>>188 ランキング目的のスレではないので,まとめる必要はないと思うぞ。
みんな結構気を遣って,書名だけでなくひとこと紹介や批評を書いてくれるので,
初学者にも役立つスレになってるのではないかな。
自分で調べてもわからない用語については,質問スレで訊いてみよう。
本の内容についての質問ならこのスレでもいいけど。
190 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/12(月) 17:20
>>189 だれもランキングなんていってないだろ?
今まで出てきた本を大体1の感覚でまとめてくれると嬉しいと
言っているんだけどね。1本人も★マークで区別してくれと言って
いるからね。
191 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/12(月) 20:34
アインシュタイン・インフェルト「物理学はいかに創られたか」岩波書店 心理学が専門と自称される方々も物理学について知っている必要あるよな〜, と感じて最近読みました.研究とは,(皮肉と自戒を込めて言えば)本来,創造 的営みであることを感じさせてくれます.
192 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/12(月) 21:10
しろうとで心理学に興味を持つ人にいいと勝手に思ってるのは以下。 心理学じゃないのも入ってるけど。 入手しやすい、読みやすい、分かりやすい、でもトンデモじゃない と思われるものです。反論どうぞ。 河合隼雄 岸田秀 春日武彦 中井久夫 オリバー・サックス
> 河合隼雄 トンデモです。
194 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/12(月) 22:13
岸田秀は臨床やる以前の人が読むもの、河合隼雄は臨床やり初めの人にはいい事書いてるよ。 中井久夫は臨床やってから読むと感心したりわかったり。 ユングをけちょんけちょんにいいたくなる感覚というのはわからいでもないが、(他スレで熱心) あれを幻想って簡単にひとくくりにしちゃうと、箱庭から発想をいただいた風景構成法も 非科学的な幻想だっていう理屈になってしまう。(河合個人の××はまた別件ですね) 理論派学生、病者、信心深い人(笑)、治療者、でそれぞれにそれぞれの評価の仕方がかわってくる。 結局、みなさん、おのれの出自と程度を語っているだけという事になるかも。それをわかった上で、 ぼろのちょんのいう議論の応酬をやると毒を持ったり盛られたりでも、楽しいんだがねぇ。 それ以前ではお互い距離が遠すぎて、石も当たらず、川越しに悪口いいあうだけになるんだよねー。
195 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/12(月) 23:17
心理学板初心者の方は,このスレの前半をぜひ参照してください。
196 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/13(火) 02:23
づら?
××にたいして意味はない。人間性みたいなものへの批判とかそんなとこ。
199 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/13(火) 21:38
今田恵「心理学史」岩波書店. 知ってるべきですよね,こういうこと.
200 :
初心者くん(法学部) :2001/02/15(木) 00:34
すばらしい良スレ! 感動age!
age
202 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/16(金) 00:03
ヒトの「こころ」とは何かを考えるとき,ヒト以外の「こころ」 について考えてみることが,大いに参考になることもあるでしょう. 以下は,そのようなことを考えさせてくれます. グリフィン「動物に心があるか−心的体験の進化的連続性」岩波書店 グリフィン「動物の心」青土社
203 :
名無し :2001/02/16(金) 02:01
鯨岡峻「原初的コミュニケーションの諸相」「両義性の発達心理学」 「関係発達論の構築」「関係発達論の展開」の4部作。 (いずれもミネルヴァ) 「アナーキー」な発達心理をやりたければ読めば良い。
204 :
E YAKUZA(医学部) :2001/02/16(金) 03:19
顰蹙覚悟で書きます。 「図解雑学・心理学」ナツメ社・・・☆ 心理学には興味があるけど、そもそも心理学とは何なのかが よくわからない人で、かつ自分の読書能力に自信のない人は まずこれから読んでみては? キングオブ入門編として、個人的には超おすすめなんだが... (特に心理学童貞のメディカル系大学生向けには)
205 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/16(金) 04:56
>203 「アナーキー」っつうより「彼岸」じゃない?
206 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/16(金) 14:22
☆『アドラー心理学トーキングセミナー―性格はいつでも変えられる』 ☆『アドラー心理学トーキングセミナーU―勇気づけの家族コミュニケーション』 ……って、この板アドラー心理学が話題になったことって、ある? (全然知られてもいなかったりして)
207 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/16(金) 17:16
助手だったころに研究室にかかってきた電話を思い出した。 若者「あの,心理学科に入ってアドラー心理学を勉強したいのですが, そちらの大学のアドラー心理学の先生の名前と,授業内容を 教えてください」 おれ「申し訳ありませんが,こちらにはアドラー心理学の先生はいませんし, 授業もありませんが」 若者「(しばし絶句のあと)じゃあ,どこの大学なら授業がありますか?」 おれ「私の知る限りでは,ちゃんとした心理学科でアドラー心理学なるものの 先生がいたり,それ専門の授業があるところはないと思います」 若者「(長い沈黙のあと)そうですか,どうもありがとうございました」 とても礼儀正しい,まともな若者だった。 まじめな人の方がそういうものを信じ込むのかなあ,と すこしかわいそうに思った。
すいません、アドラーが出てきたので 「親業訓練」もやっつけたいのですが トーマス.ゴードンってここの板の皆さんはどう思われます? 親業は害毒以外の何者でもないような気がするんですが...。
209 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/16(金) 19:50
>203 障害児教育の領域で今,「はやり」ですよね. まあ,鯨岡先生の考えを参考にしているという人達が 実際どれだけ現象学について知っているのかは疑問で すね.
210 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/16(金) 21:19
>>208 ここの方たちが親業訓練や教師学をご存じないのはよかったです。
自分的には親業はやっぱり専門家に相手にされてないものだとわかりました。
自己啓発セミナーと同じようなものと思ったものですので...>親業訓練
なるほど。この板ではアドラーは知られてなかったんじゃなくて、 相手にされてなかったんですね。了解。
213 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/18(日) 12:58
age
214 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/18(日) 20:04
言語の獲得に関して古典をいくつか. マクニール「ことばの獲得」大修館書店 マクニール「心理言語学」サイエンス社 ロジャー・ブラウン「ことばともの」研究社出版. いずれも古本屋で見つけました. あと,これも古いものですが,読んでおいて損は ないと思います. イタール「アヴェロンの野生児」福村出版 シング「狼に育てられた子」福村出版
215 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/18(日) 23:47
age
216 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/20(火) 10:48
age
217 :
アスリート名無しさん :2001/02/20(火) 21:10
218 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/22(木) 00:40
鳥居修晃「視覚の世界」光生館. 鳥居修晃・望月登志子「先天盲開眼者の視覚世界」東京大学出版会. 先天盲の人が開眼手術を行なった後,どのような経過を経て 視知覚を形成していったか.開眼手術をしたからといって即座 に人や物を認知できるというわけではないことがわかります. 知覚の成立には能動的な運動の関与が必要と説かれています. ギブソンの「アクティブ・タッチ」の考えにも通じています.
219 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/22(木) 00:49
220 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/23(金) 00:11
時実利彦「目でみる脳」東京大学出版会
221 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/23(金) 00:13
>219って何ですか?もしかしてブラクラってやつでしょうか? 無視しちゃえばいいのかな?
222 :
あるブスの処女廃人 :2001/02/23(金) 21:39
「心のつぶやきがあなたを変える/認知療法自習マニュアル」井上一臣/星和書店 何で認知療法の話題が出ないんだろう。
223 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/23(金) 22:21
ちょっと古いかもしれないけど 認知療法なら大野 裕さんの本もいいですね。 素人にもいいとおもいます。
224 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/23(金) 23:32
very good! 良スレの代表的なものだね age!
225 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/24(土) 15:34
松村道一「ニューロサイエンス入門」サイエンス社. 基礎・臨床問わず,神経科学の基本的知識は持っておいたほうがいいでしょう. その入門書として,手ごろだと思う. (心理含め)脳研究の方法論について言及されている点もおすすめポイント.
226 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/24(土) 16:25
♪聞いてアロエリーナ ちょっと言いにくいんだけど 聞いてアロエリーナ このスレのカキコにはこれを使ってね 聞いてくれてあーりがと アロエリーナ♪ \_____ ______________/ . |/ ヾ¥// ∧_∧ ヾ|〃 (∀・ ,,,)∩゛ □. (∩∩ , ⌒つ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
227 :
>225 :2001/02/24(土) 18:55
もちろんいい本です。スバラシ ただし、 ニューロサイエンスは95年でも「ちょっとレトロ」 なので、新しい本も読んでくださいね。 同じサイエンス社からは新しいのが出てますし。
228 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/25(日) 01:05
>>225 脳研究の方法論なら
「脳を観る」 日経サイエンス社 3500円
も良い。
Posner and Raichleの Images of Mindの訳本。
原本は94年なのでちと古いが、判りやすい。
訳者に心理屋が入ってないのが、ムムーーって感じではある。
229 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/25(日) 01:15
>>228 かなり前のほうでがいしゅつですが,いい本なのでアゲ。
230 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/25(日) 19:39
細谷純「教科学習の心理学」東北大学出版会. 以前,中央法規出版から出版されていましたが, 最近増補改訂されて上記の出版社から出版され ました. これぞ教育心理学!!といった感じです.心 理学は実践の学であることを再認識しましょう.
231 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/27(火) 00:51
age
232 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/27(火) 01:44
>230 あなた,脳の話のあとに.... 「脳といえばNO!」ってなもんで.....
233 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/27(火) 18:46
age
234 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/27(火) 19:22
エドワード・S・リード「アフォーダンスの心理学〜生態心理学への道」 細田直哉訳 新曜社 売れ線狙って「アフォーダンス」というタイトルになっているが, 内容は心理学全般を見渡す,とにかく物凄い内容.物凄い本. かならず10年後の心理学に大きな影響をおよぼす内容. 翻訳も考えられているし読みやすい.少なくとも心理学を 職業としている者は(内容に同意するかしないかは別として) 必ず目を通すべき本だと思う.
235 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/27(火) 20:53
マジで良スレ 例え誰が上げなくとも俺が定期的に上げてやる!!! と言う事でこっそりage! 本当に良書ぞろいで感謝感激♪ 1000レスまで届けっ
236 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/27(火) 21:07
ちょっと古くて恐縮だが 19のジュディス=L=ハーマン『心的外傷と回復』(みずず書房) → ☆☆〜☆☆☆ はまったくの素人には少し難しかったっす。 もう少し勉強してからもう一度読み直してみるよ。 しかし、わからないなりにも感動した部分は多々あって 名著と言われるだけのことはあると思った。 いずれにせよ、よい本を紹介してくれるここの住人に感謝してます。
237 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/28(水) 23:42
>236 ここで紹介された本を実際に読んでみての感想 っていうのもたくさんあっていいですよね.うん. 最近読んだ本です.古い本ですが,乳幼児の知覚研究の 古典といえるものでしょう.従来,乳児の知覚世界は混沌 としていて全く受動的なものである考えられていたのを, いや,生まれたばかりの赤ん坊も,能動的・積極的に外界 に働き掛けているんだということをいってのけたすごい人 だと思います.厳密なところでいろいろと批判はあるよう ですが,知覚や発達心理学を研究するという人には必読で しょう. バウアー「乳児の世界」,「乳児期」いずれもミネルヴ ァ書房.おそらく絶版ですので,図書館か古本屋でお探し ください.同じ筆者で「賢い赤ちゃん」ミネルヴァという のもあります.これはまだ書店に並んでいたように思いま す.
238 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/01(木) 22:35
age
239 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/02(金) 18:21
乳幼児の知覚研究ですか? 甥っ子が最近生まれたので身近なものとして考えられるなぁ・・・ よし、さっそく探してこよう age
240 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/03(土) 00:38
社会心理学者なら「菊と刀」 既出?
241 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/03(土) 08:18
>239 やまだようこ「ことばの前のことば」新曜社 もいいですよ.僕も自分の子どもができたらこんな ことやってみたいと思うけどなぁ.
242 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/03(土) 12:24
岡本夏木「子どもとことば」岩波新書
243 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/03(土) 14:01
認知心理学シリーズ 東大出版会 ☆☆ ゼックミスタ クリティカルシンキング 北大路書房 ☆ 実践としての統計学 ☆☆ Psychological Review ☆☆☆ 心理学系の雑誌のインパクトファクターなんてタカが知れてるが、 なんで日本語文献にPsychlogical Reviewが引用されてないんだ?
244 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/03(土) 21:37
「心理用語の基礎知識」,「心理学の基礎知識」いずれも有斐閣. よくできた本ですよね.ただ,いきなり入門書っていうにはちょ っと難しい気もしますね.心理学を少しかじった人が知識の再整理 するのにちょうどいい位かな.
245 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/03(土) 23:57
>>244 たしかによくできた本ではあるが,あまりにも古すぎる。
これが改定もされずに今でも公務員試験や大学院入試の参考書として流通しているのは,
出版社と心理学者の怠慢以外のなにものでもあるまい。
246 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/04(日) 00:04
>>245 ,244
心理学史の勉強にはいいんでないの(笑)。
247 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/04(日) 10:44
>>244 とっても懐かしいですね。20年前に私もそれで受験勉強しました。
まさか今でも同じ内容ではないんでしょうが...。
248 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/04(日) 11:25
同じ内容です。
249 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/04(日) 12:20
スレ立てるまでもない質問箱にもかいたんだけど 最近この板に来た素人です。 フレームとかわからない言葉だらけです。 でも、心理学に興味あります。ここきて心理=臨床じゃないとしりました。 一番興味あるのは臨床心理にかわりないですが 「心理学に興味あるならこれくらい押さえとくといいよ!」という お勧めの本を教えていただきたいんですが。
250 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/04(日) 14:58
>>246 心理学史って・・・
勘弁してくださいよ、ほんとに、も〜(^^;
もう少し新しめのもの、きぼ〜ん
251 :
239 :2001/03/04(日) 15:03
>>241 本当にありがとう。
時間を見つけて読んでみます。
感謝age
252 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/05(月) 11:17
age
253 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/05(月) 21:21
がいしゅつかな?
垣内出版から出てるクローズアップ現代心理学用語事典
昭和63年初版なんでちょっと古いですが、
初心者が知識を整理するにはいいと思う。
基礎知識の基礎エッセンスってトコでしょうか。
認知や学習や生理が苦手な私はこれで救われました。
>>244 そうだよね。院試の時、押さえとこうと思って買って
改めておくづけを見たら、自分が生まれた頃と
初版年が大差なかったので愕然としたよ。
254 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/05(月) 22:22
>246 心理学史なら今田恵の「心理学史」岩波書店. しかしこれもめちゃめちゃ古いな〜.古本屋でも めったに見かけません.
255 :
どーでもいいことだが。 :2001/03/06(火) 01:32
249さんをはじめとする心理学板初心者のみなさん。 このスレの前半の方を参照してください。 いい本がたくさん紹介されていますよ。
256 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/06(火) 08:49
ありがとう 初心者一同より
257 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/06(火) 09:45
>>256 激しく同意!!!
代弁してくれてありがと♪
258 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/08(木) 01:26
定期age
259 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/09(金) 20:17
メイザー「メイザーの学習と行動」二瓶社. これ一冊をしっかり読めば学習心理学の基礎 はばっちりです.
260 :
>259 :2001/03/10(土) 23:43
いや、訳書は、磯の担当分が・・・ちょーひど。 Mazurに聞いたわけじゃないが あの本は世界中で読まれるように ごく平易な英文で書いたと思う。 それを正確に読めてない人がいるとわ。
261 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/12(月) 00:29
定期age!
262 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/14(水) 03:36
古いけど読んどいて損はない!! ヘッブ「行動学入門」紀伊国屋書店 ヘッブ「心について」紀伊国屋書店 あと同じ筆者で「行動の機構」岩波書店っていう のがあるんですけど古本屋をいくら探してもでてき ません.ほしいなぁ.
263 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/16(金) 20:35
定期あげええええええええええええええええええええええええええ
264 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/17(土) 01:14
佐々木・三嶋 編訳『アフォーダンスの構想』 東京大学出版会 ★★ ギブソン以後の生態心理学の発展をあとづける論文集。 アフォーダンスについて語りたいなら必読。
265 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/17(土) 01:29
須賀哲夫『理論心理学アドベンチャー』 ★★ 10年くらい前に斜め読みしただけで,内容もうろ覚えなんだが, こんなに面白い心理学の本があったのか,と感動したことは覚えている。 今,手元にないので手に入れたいのだが,どなたか出版社を教えてください。
266 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/17(土) 06:33
>>266 ありがとうございます。
どうも玄人うけする本のようですね。
269 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/17(土) 15:05
やる気を生む脳科学
270 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/17(土) 15:30
>265 僕も図書館でちょっと読んだら面白くて それで注文したんですが絶版でしたよ,確か。 同じ著者の本としては「知覚と論理」東京大学出版会。 「認識の形成 講座 現代の心理学」小学館、などがあり ますね.
271 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/17(土) 15:35
久保田正人「2歳半という年齢」新曜社。 これも玄人うけする本ではないでしょうか。 ワクワクしますよ。ちなみにこの著者は、 270の「認識の形成」も執筆しています。
272 :
Re:同著者 :2001/03/17(土) 19:46
ヴぁーちゃるいんふぁんと (超最近)
273 :
アミ :2001/03/17(土) 21:16
274 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/19(月) 00:14
定期age! 恐るべし2歳半という本もなかなか面白かったぜぃ
275 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/20(火) 00:59
☆「記憶は嘘をつく」ジョン・コートル 癒し系。力強くて暖かい名著。 ☆「春にして君を忘れ」アガサ・クリスティが本名で書いた小説 上記、「記憶は嘘をつく」の暗黒バージョン 読み比べるといとをかし。
276 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/22(木) 07:38
age
277 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/24(土) 19:53
定期上げ
278 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/25(日) 17:02
やっぱり心理学の歴史も知らないとね! とりあえず… ケーレル「ゲシタルト心理学」内田老鶴圃 ギョーム「ゲシタルト心理学」岩波書店 ウェルトハイマー「生産的思考」岩波書店 温故知新です.最新の知見を知ることも大事ですが, 過去を知らずにものを語るのはナンセンスです.
279 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/25(日) 18:45
ちょっと質問なのですが、メロディーとかリズムに関する元型を扱った本って無いですかね? つまり、人類に共通のメロDぇい―に対する感覚とか、そう言うもの。 心理学の分野じゃないんでしょうか? オクターブの概念とかは共有されてるみたいなんですけど。 あと、こういう研究を院に行ってやるとしたら、心理学じゃなくて総合領域行ったほうが良いですかね? 東大の佐藤良明教授(表象文化論)なんかはけっこう近いことやってるんですが。 音楽療法とかを理論的に説明した本でもいいっす。 なんか教えてください。
280 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/26(月) 00:29
音楽療法が現場でいろいろ思考錯誤でやられているが、それに「元型」などを 混ぜてやられる事はあまりないな。音楽的センスでやられているように思う。 「芸術療法」でさがせば本があるだろうし、「音楽療法」っていうタイトルの本も あったように思うが。まだ理論という段階ではない。芸術療法学会などで散発的に 成果が報告されている。これから。
281 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/26(月) 00:38
たしか日心で音楽の調とか音高とかの話を認知系で聞いたことがある…
282 :
279 :2001/03/26(月) 10:50
>280.281 まだまだこれからの分野なわけですね。 要は色んな言葉と同じように音楽にも「文法」がありますが、その中に人類が共有できるものはあるかということを調べたいんです。 民族ごとの音楽論はそこそこありますが。 認知系、ですか。 たとえば、こういうメロディーを聞かせたらこういう気持ちになるってのはある程度共有なのか、それともその時々、その個人によって完全に違うのか。 ある程度共有されているから音楽は成り立っていると思うんですけど、それがどの程度のものなのか。 こういうことを調べたいんです。 これについて研究や論文を書いている人っていませんかね。 これから、の分野だとしたら、いまやっている人で近い人って誰ですか?
283 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/27(火) 08:17
梅本尭夫大センセが音楽心理学の本,書いてませんでしたっけ。 あと,心理学者じゃないけど意味論で有名なJackendoffが 著書の中で音楽について論じていたかと思います。タイトル忘れたが。
284 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/27(火) 16:33
松沢哲郎・長谷川寿一編 『心の進化』 岩波書店 ★★ これぞ日本発の進化心理学論集。 レベル的には学部上級生〜専門外の院生向けくらいか。 この板じゃ憎まれっ子の澤口クンも書いています。 巻末の研究機関・学会のリストも役に立つ。 そうそう,この本も理工学書(生物学)の棚に並んでました。
285 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/29(木) 04:47
素人が読み物として読むのにいいのないですか? 話のネタになるようなやつ
>>285 「チーズはどこへいった」
「話の聞けない男・地図の読めない女」
あ、あとPHP文庫あたりいいんじゃない(藁
287 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/29(木) 10:38
↑心理学じゃないじゃん
288 :
279 :2001/03/29(木) 20:54
>283 情報ありがとう。 今度探してみます。 新約聖書。>285
289 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/29(木) 22:12
>>282 上の補足です。
Jackendoff,R.(1992) Languages of the Mind. MIT Press.
これの Ch.7 "Musical Parsing and Musical Affect." が参考になるかもしれません。
内容は...私もこれから読んでみます(笑)。
290 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/30(金) 00:20
>289 日本語ならこのあたり? 吉野巌 1998 異なる時代のメロディに対する調の解釈 音楽知覚認知研究. Vol. 4, No.2. Pp. 81-99.吉野巌 (1998). 異なる時代のメロディに対する調の解釈. 音楽知覚認知研究 4. 81-99.
…わりぃ 鬱氏
292 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/30(金) 02:49
北浜 邦夫 『ヒトはなぜ,夢を見るのか』 文春新書 ★ 睡眠と夢の研究の最前線を紹介するコンパクトな本。 インチキフロイト氏の夢判断もいいけど,こういうのも読んでね。 著者は文学部心理学科出身の理学&医学博士。 現在はフランス国立科学研究所で神経科学の研究をしている。 ときどき現れては「理系>>>文系」とか言ってる理系馬鹿にも読ませたいね。
293 :
インチキフロイト :2001/03/30(金) 05:33
ジークムント・フロイト 「夢判断」「精神分析入門」 私はこれだけあればオッケイです。
294 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/31(土) 07:21
295 :
279 :2001/03/31(土) 11:15
>289 290 ありがとうございます! 早速読んでみます。 今日買いに行こうっと。
296 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/31(土) 11:45
フロイトファンは興ざめするかもしれないが、 松岡悠一朗著 「フロイトはコカイン中毒だった。」マルジュ社 多少サヨクっぽい発想もあるが、精神分析が異常な状態で の発想であったとわかる好著。 作者は勿論ペンネーム。 外国では1950年代から、この手の告発はなされており、 フロイト派は人気を落としている。しかし、 反フロイト本は日本の学会&出版社では御法度だから 正体を隠さないと本音がいえないのがつらいところ。
訂正 日本の学会→日本の精神医学
298 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/31(土) 21:12
>>296 冗談なのか,無知なのか。
フロイト批判,精神分析批判の書物なんていくらでもあるぞ。
だいたい今の日本の精神医学界というのは生理・生化等々の研究が圧倒的主流で、 精神分析はもちろん精神病理学全体が趣味の集まりの感覚で隅でやっている というのが本当なんだがね。
300 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/02(月) 04:44
新入生歓迎あげ。
301 :
名無しさん@お腹いっぱい :2001/04/02(月) 13:02
「芸」に学ぶ心理面接法 面白かったよ。 精神分析を軸にした本。
302 :
376 :2001/04/02(月) 18:46
>>298 冗談でなくて無恥でした。(^^;;
心理が専門でないので、でも本の話しは実話だよ。
90年代前半までしか知らないから、今は変わったのか。
当時でも科学哲学から、精神分析の批判はあるが、(反証不可能性)
徹底的な反精神分析の本は邦訳でもみかけなかったなあ。
フロイトの本を売りたい出版社の意向でもあるといってたけど。
(本には書かれていない、業界の裏話だけど)
研究をして論文をかけば業績になると思っていたから、専門の本を
書いてばれたら業績どころかマイナスになると聞いて、すごいもんだと
驚いたことを覚えている。
ないなぁ〜
304 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/05(木) 19:27
>>19 の「それでも人生にイエスという」
は映画の「life is beautiful」と内容が似てるかも
ちょっと哲学的で、深い本でした。
305 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/06(金) 16:50
定期age!
306 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/06(金) 18:45
ブルーナー「思考の研究」明治図書.
307 :
猫電波 :2001/04/07(土) 22:52
>>260 そうなんですか。いえ、今読み始めたところだったもので
アロンソン『ザ・ソーシャル・アニマル―人間行動の社会心理学的研究』(サイエンス社)☆
なんかはどうでしょう?面白かったんですけど人に勧められるような本ですか?
308 :
まげ :2001/04/08(日) 07:41
「一般診療科における不安と抑うつ コモン・メンタル・ディスオーダーの生物・社会的モデル」 David Goldberg & Peter Huxley著 中根允文訳 創造出版 DSMよりはこの本のほうが心理士向けかもね
309 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/09(月) 17:37
定期あげ
310 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/11(水) 00:06
ピアジェとかいま読んでいる人とかあまりもういないのかな〜? いろいろ批判はいっぱいあるようですがその後の研究を確実に展 開させたという意味で特に発達心理学への貢献は絶大ですよね. 今まで誰も挙げていないのでいくつか. ピアジェ「思考の心理学」みすず書房 ピアジェ「知能の心理学」みすず書房 ピアジェ「知能の誕生」ミネルヴァ書房 解説本も ファース「ピアジェの認識理論」明治図書 波多野完治の本いっぱい.
311 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/11(水) 05:06
ピアジェを批判した意見を教えてヨ
312 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/12(木) 21:51
age
313 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/16(月) 23:46
知りたいage
314 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/18(水) 03:25
きぼーん!
315 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/18(水) 04:57
ナツメ社の図解雑学心理学☆ 学研のひみつシリーズ☆
316 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/18(水) 04:59
ここで聞いていいのかわかりませんが、 鬱に関する役立つ本てありますか?
317 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/18(水) 09:23
>316 星和書店の認知療法シリーズ 専門家のかたにはどうかわからないが 「自分も鬱かなァ」と思ってるくらいの人なら 参考になります。経験者はかたる。(いじめないでね先生方
318 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/18(水) 09:28
>311 波多野完治が編集した「ピアジェ派心理学の展開T,U」 という名前だったと思いますが,こういう本が明治図書から ずっと昔に出版されていて,それにピアジェの行なった観察 や実験についての批判・修正といったことが書かれていたよ うに思います.
319 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/19(木) 00:36
320 :
田舎の素人さん :2001/04/19(木) 18:27
>315 ナツメ社の方の本買いました。 このスレのお勧め本、全部は読めないですがこのようなスレあると 助かります。ありがとうございます。
321 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/21(土) 10:20
グールド「人間の測りまちがい」河出書房新社 「知能」という概念や「知能検査」の功罪などについて 鋭い視点でわかりやすく書かれています.定量化された ものであればを単純に科学的と見なすおろかな傾向を批 判しています.こうした点については,エヴァンズ「ロ ーレンツの思想」思索社 も面白いです.特にそのなか の,ローレンツの「記載無しで済ます当世流行の錯誤」 という指摘は,研究者がみな心にとめておくべきことと 思います.
322 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/22(日) 00:15
age
323 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/22(日) 22:29
人類学関係から1冊だけ(読みたい人だけよんでおけの本だが) Trevathan, Smith Mckenna ed. (1999) Evolutionary medicine Oxford University Press 医療の基本は生物学で、進化論は生物学の基本だが、進化論を医療の基礎 とする考えは今までものすごく遅れていた分野だ。 精神病やノイローゼが、人類進化の中で生じてきたという主張には今後が検討がなされていくだろう。
324 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/22(日) 22:31
↑ Trevathan, Smith Mckennaは3人の名前。 Trevathan, Smith and Mckenna のまちがい。
325 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/25(水) 08:37
ゴールデンウィークだ.本を読もうage.
326 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/26(木) 08:59
あげ
327 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/29(日) 00:07
『日本の心理学』刊行委員会編「日本の心理学」日本文化科学社. 心理学の研究者は必読といえましょう.日本の心理学を切り拓いて きたそうそうたる研究者が執筆しています.特に,そのなかの梅津 八三「順応変換」お勧めです.知覚など研究されてる方とくにどうぞ.
328 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/29(日) 00:09
正高信男 『子どもはことばをからだで覚える』 中公新書 ★ 竹下秀子 『赤ちゃんの手とまなざし』 岩波科学ライブラリー ★ いずれもヒトのコミュニケーション能力の発達を 比較認知科学的視点から検討した研究を紹介している。 妊娠したら(させたら)読んでみよう。
329 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/02(水) 00:49
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
330 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/02(水) 01:06
>比較認知科学的視点から検討した研究を紹介している。 >妊娠したら(させたら)読んでみよう。 妊娠させたら認知しようってことですか?
331 :
ななしのたましい :2001/05/02(水) 01:20
>妊娠させたら認知しようってことですか? 認知科学会でそう受付の子に聞いてみたことあるよ。 回答は、「そんなこといっちゃだめですよ。みんな言いたくてたまらないのだから。」 でした。(藁×2
332 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/02(水) 02:36
その子は妊娠していたに1000モナー
333 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/02(水) 02:50
∧_∧ ( ・∀・) ×1000 ( つ つ
334 :
×10 :2001/05/02(水) 03:19
( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`) ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`) ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`) ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`) ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`) ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`) ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`) ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`) ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`) ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)
335 :
×5 :2001/05/02(水) 03:24
( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`) ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`) ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`) ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`) ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`) ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`) ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`) ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`) ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`) ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`) ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`) ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`) ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`) ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`) ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`) ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`) ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`) ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`) ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`) ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)
336 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/02(水) 03:33
もにゃー
337 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/02(水) 09:41
>330 赤ちゃんウオッチングをしよう. というわけで,正高信男編「別冊 発達19 赤ちゃんウオッチングのすすめ」 ミネルヴァ書房. 僕も,彼女が妊娠したら読んでみよーっと.
338 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/03(木) 10:18
S.I.ハヤカワ「思考と行動における言語」岩波書店 事実とことばの対応ということについて,ことばをも つが故の危うさ,事実誤認の危険性などなどについて 述べられていて面白いです.言語学の分野の一般意味 論というらしいのですが心理学者も必読でしょう.こ れに関して,森岡健二・藤永保「言語と人間」東海大 学出版会も面白いです.著者の前者は一般意味論の立 場から,後者は心理学の立場から言語と人間について 述べています.古い本だけどお勧めです.
339 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/03(木) 12:43
行動分析学入門 産業図書
341 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/03(木) 23:18
>339 どうしてですか?東北ですけど….
342 :
探しています :2001/05/04(金) 05:07
20年程前に高校の図書室で読んだ本を探しています。 一般向けにかかれた本です。 そのなかで猫のイラストを書いていた人が、その病気の進行にしたがい 猫にトゲが生えてきて、最後は猫の幾何学模様になっていく その何枚かのイラストがカラー口絵で紹介されていました。 (同じイラストは一部「異常の心理学」相場均でも使われていましたが) どなたかタイトル、出版社等わかりませんか。 古本屋さんで探すことになると思うので、本の装丁サイズなども 教えていただけると助かります。
343 :
無礼講 :2001/05/04(金) 09:23
図書館に電話してみようよ
344 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/05(土) 19:08
Solso, R. L., & Johnson H. H. (1999) 『心理学実験計画入門』学芸社 今年からうちの大学の心理実験のテキストとなった本。 去年のこのコースで消化不良を起こしていた私は この本でやり直す決意を。 ひとまず、どの分野で心理学にかかわるにせよ、 この本の過程を経て心理学は成り立っていると思って欲しい。
345 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/08(火) 10:04
ここでは,あんまりロシア,旧ソビエト心理学で有名な本って あまり出てきませんね.例えば,ルリヤ「言語と精神発達」, 「精神薄弱児」いずれも明治図書,とか同じくルリヤ「ルリヤ現 代の心理学」文一総合出版,とか.言語の行動調整機能について 有名な「バルブ押し実験」を行なった人の本です.
346 :
名無しさんお腹がすいた :2001/05/08(火) 12:41
雑誌はどうでしょうか?金剛出版の「精神療法」、星和書店の「精神科 治療学」などなど。アップトゥーデートだと思います。
347 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/09(水) 01:15
みんなもっといろいろ良書紹介してage
348 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/09(水) 02:35
興陽館から出ている『新・コサキン☆コント集( )カッコ』 人がなぜ笑うのかを知ることができる。
349 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/09(水) 03:19
>>348 笑わせるにも泣かせるにもツボというものがある。
そのツボにも人類に共通の部分と文化によって異なる部分がある。
つまり泣き笑いといった感情は一種の社会的構成物なんだな。
心理学もこのような視点から感情の研究を進める必要がありそうだね。
350 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/09(水) 06:20
↑すでに研究すすめてるだろ。勉強しろよ。英語読めないのか?
351 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/09(水) 13:08
352 :
名無しさん@腹減った... :2001/05/09(水) 18:49
ちくまプリマーブックス(筑摩書房) の No101.「考えるヒト」 養老孟司著 ☆/☆☆ ちょっと万人向けではあるが スバラシイ切り口、さすがは解剖学者!!
山本奈緒だっけ? 「恋愛中毒」 深読みすると、人間の ど-しようもない現実がとてもせつなかった。 ただ、私はあの手の人間は好きではない。 もっとみんな前向きに生きヤガレ! !!
354 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/11(金) 20:57
定期あげ〜
355 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/12(土) 00:47
真性厨房ですが、一般書店で小批木哲吾(ひの字が見つからなかったです) と言う人のがたくさん置いてたので、買ったのですが「現代の精神分析」 というのは良い本ですか?なんか全然誰も触れてらっしゃらないので不安になってきた。 それと、下北のコジャレ系雑貨屋にRDレインという人のが一杯あったのは 心理学コジャレシーンで有名な人なのですか?
356 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/12(土) 02:34
>>355 小此木啓吾(おこのぎけいご)だろ,それは。
名前も間違えてるよ。
で,その本,精神分析の入門書として読んで損はないと思うが,
ちょっと古いこともあって,ここで推薦すべきだと思う人がいなかったんだろう。
どうせならもっと遡って,フロイト自身の著作を読んでみたら?
俺は小6のとき精神分析入門を読みながらオナニーしてたぞ。
レインは反精神医学の旗手で,70年代にはちょっとしたヒーローだったな。
ただ日本で紹介されている彼の本はほとんど文学作品というべきだろう。
現代の精神医学界における評価についてはこちらへ(しっかり英語の勉強をしてくれ)。
http://www.independent.co.uk/story.jsp?story=61326
357 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/12(土) 02:37
>>355 ついでに言っておくと,
小此木もレインも精神医学者であって,
狭い意味での心理学者ではありません。
358 :
禁断の名無しさん :2001/05/12(土) 05:45
どなたか解離性人格障害や多重人格についての良い入門書がありましたら,教えて下さい。
>>356 -357 さん
ありがとうございました。英語苦労して読み中・・・・
360 :
青空の :2001/05/14(月) 11:59
教えて下さい。 全くの素人で・ただ単に心理学の本が読みたいな・と。 (プロファイリング・心理テスト系でなくて。) 一応・臨床心理学入門書?とかユング?とか簡単なものを手にとって読んだのですが・ 辞書を片手にですらアタシの脳では処理しきれませんでした。 なんか…心理学とは!みたいな。(入門書の入門書みたいな) 頭悪いので簡単なものが良いな。 別に知識にしようとかでなくて。(出来ない)何だろうと云うカンジで。
361 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/14(月) 13:03
「図解 心理学のことが面白いほどわかる本」 渡邊芳之・佐藤達哉 中経出版 1400円
362 :
青空の :2001/05/14(月) 16:20
>>361 有難う御座いました。早速購入します。
(アタシでいいんですよね?)
363 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/14(月) 19:54
↑マルちゃんの餌食?けけけ。
364 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/15(火) 15:54
だれか「錯聴」に関する文献おしえて
自傷行為があったら教えてください
366 :
日本アメリカ化計画 :2001/05/15(火) 17:12
A型は徒党を組んで国民を操ろうとする。注意せよ!
367 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/17(木) 00:35
あげとく.
368 :
171 :2001/05/17(木) 02:11
ザポロージェッツとか皆さん読んでます? 「知覚と行為」,「随意運動の発達」とか 「乳幼児のコミュニケーション活動の研究」 とか.いずれも新読書社です(…だったと思います).
369 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/17(木) 03:07
強迫性障害について、すごく詳しく書かれている本 があれば教えてください。
370 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/19(土) 21:57
有用あげ
371 :
日本アメリカ化計画 :2001/05/19(土) 22:37
A型は徒党を組んで国民を操ろうとする。注意せよ! 特に全国民の5%しかいないAA型は偏固で神経質。
372 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/20(日) 08:25
age
373 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/21(月) 21:36
突然な質問なんですが 自分の素行を落ち着かせるにはどうしたらいいのでしょう。 なんか変な質問になってますが、自分としては、常にもう少し落ち着いて行動し、冷静に物事を見る目が 欲しいのですが、たまに子供っぽくはしゃいだりしてしまう自分が嫌になります。 そんな自分を分析できるような文献があれば読んでみたいんですが、どういう種の本を探せば よいのでしょうか?
374 :
373 :2001/05/21(月) 21:49
追加: 「自己暗示」というのは関係ないですか?
追加: セルフコントローール? 自己実現?? だれかいい本紹介してください!
376 :
373 :2001/05/22(火) 01:56
あげ
377 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/23(水) 09:50
だれかいい本紹介してあげてください!!
駄目か‥‥
379 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/25(金) 00:34
>373 成瀬悟策「自己コントロール法」誠信書房 池見酉次郎「セルフ・コントロールの医学」NHKブックス こんなところしかわかりません.健康有名な方たちですけども う読みましたか?
380 :
373 :2001/05/25(金) 01:47
あぁあ!どうもありがとう!! 本屋や図書館で手当り次第に探してみたけど専門的すぎたり胡散臭い感じだったりで 迷ってたんです。 早速読んでみます!感謝!
381 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/28(月) 02:58
age
382 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/28(月) 16:43
素人から聞いちゃいます。 星和書店からでてる 大野 裕先生の本は読んでみてよかったですが ここの方たちの評価はいかがですか? 自分には認知療法の考え方あってるようでした。
383 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/29(火) 21:57
あげ
385 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/01(金) 22:08
英語の辞書でお奨めはなんでしょうか.特に臨床モノ
387 :
田中洸人 :2001/06/02(土) 19:34
388 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/05(火) 01:06
あげときマース!!
389 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/05(火) 13:13
390 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/06(水) 03:36
age
391 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/06(水) 23:17
文部省からでてるやつ、学術用語辞典
392 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/07(木) 02:41
ブブカ。今週号
393 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/09(土) 00:27
age
394 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/10(日) 04:20
レネバーグ「言語の生物学的基礎」大修館書店 大変古い本ではありますが「言語」に関係することをする 人にとっては必読の書でありましょう.行動分析学の大御所 佐藤方哉が翻訳しているのにも注目,というより興味があり ます.
395 :
2 :2001/06/11(月) 02:45
学習心理やるなら『メイザーの学習と行動』
396 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/11(月) 03:48
G.A.ミラー『ことばの科学』 東京科学同人 ★★ 認知心理学の大御所による言語研究展望。 原著は Scientific American から出ているシリーズの1冊だったと思う。 言語学の人から見ると喰い足りないかもしれないけど, 言語に興味のある心理の学生は読んでおくといいんじゃないかな。
397 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/11(月) 04:30
野矢茂樹『論理トレーニング』産業図書 ☆☆ 野矢茂樹『論理トレーニング101題』産業図書 ☆☆ ものごとを論理的に考え、論理的に文章を読み、書くための素晴らしい教科書。 2ちゃんねらーはこれを読んでカキコや議論の訓練をしなさい。←オレモナー。 あ、レポート作成用にもどうぞ。 むしろ専門家も読むべし。
398 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/12(火) 02:49
なんかスレッドがシャッフルされちゃったみたい。 このスレはあげておかなくちゃ。
399 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/12(火) 03:12
>395 出版社はどこですか…ってじぶんで調べろって感じでしょうけど お願いします.
400 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/12(火) 03:15
ミネルヴァ書房から出ている「発達心理学辞典」って見やすいし読みやすいし 記述内容も簡潔にして要所を押さえてる感じで僕は好きですね. 基礎的な知識を整理するのにも学部の心理学の試験やレポートにも役立ちそう ですね.あくまで学部ですが.
401 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/12(火) 03:19
>>399 『メイザーの学習と行動』二瓶社
最近の定番。
402 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/12(火) 03:51
>>420 私もボロボロになるまで使いました。なかなかいいですよね。
院試があったので、ホントお世話になったな。
今となってはなつかし〜〜
403 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/13(水) 20:19
役立ちアゲー
404 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/13(水) 23:22
下條信輔「まなざしの誕生」新曜社. 読みやすくておもしろい本.視知覚のことを中心 としているが,心理学の入門書としてもいいと思う. 本当にあることを「知っている」人は自分の専門を わかりやすくかけるのだなーと思った.逆に自分の 専門を難しい言葉でしか説明できない人はあんまり 分かっていないのではないでしょうか(自戒を込めて).
405 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/14(木) 21:17
有用スレ揚げ
406 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/16(土) 21:48
あげっぺ
407 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/18(月) 07:16
クラウディオ・ナランホ 「性格と神経症」 ライヒ 「性格分析」 カレン・ホーナイの前著作
408 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/18(月) 07:19
409 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/20(水) 04:43
引用文献・参考文献に有用あげ
410 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/20(水) 13:35
ドン・エシッグ 『1分間でやる気が出る146のヒント』 気分がとても前向きになります。抑うつっぽい人にいいかも。
411 :
実習生さん :2001/06/20(水) 19:52
フロイトの「フロイト入門」は一般向けもしくわ学部生向け。 フロイトの「コンプレックス」は学部生向け。どちらも基本的なことが一通りわかる。 値段もそんなに高くないと思われ。
412 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/22(金) 02:21
定期あげーーーーーー!!!!!!
>>411 あのー,その本どこから出てるんでしょうか?
このスレに書き込む方へ。
取り上げる書物の選択はまったく自由ですが,
推薦する以上,タイトルや著者,出版社などの
書誌情報だけは正確に書き込んでくださいね。
414 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/22(金) 03:33
めんどくさかったりすっからなぁ。 タイトルと著者を正確に書く,というところにしておきませんか。 それさえ分かれば,どこででも検索できるっしょ。
415 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/23(土) 01:45
だから,フロイトの「フロイト入門」って何?
416 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/23(土) 02:24
>>415 自分で自分の入門書を書いてるなんて。さすが,フロイト先生!
417 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/23(土) 10:40
お勧めの心理学辞典ってありますか?
418 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/23(土) 21:19
>417 やっぱり平凡社の「心理学辞典」が抜群にいいでしょう. さすが監修:梅津八三です.でもちょっと古いかな?
419 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/23(土) 21:22
心理臨床大辞典 高すぎ!!! しかし充実した内容
420 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/24(日) 23:09
あげちゃおーっと
421 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/26(火) 02:35
お勧めの本はもう尽きてしまったのでしょうか? いや,そんなはずはないでしょう.いい本教えてくださいませ. 領域等は問いません.その分野における古典的名著でも最新の 研究のにおいをかげる本など何でもOKです.
422 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/26(火) 02:44
聖書 ネタじゃないです。一回くらい目を通しておいた方がいいかも。心理学に限りませんが。
423 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/26(火) 03:00
ナイジェル・C・ベンソン 著, 清水佳苗/大前泰彦 訳 『マンガ心理学入門』 講談社ブルーバックス ★ マンガと銘打っているが,イラストレイティッド心理学入門と言った方がピッタリ。 心理学=カウンセリングと思い込んでいるような初学者が とりあえず心理学の全体像を知るための入門書としては悪くないと思う。 著者はイギリス人。
424 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/26(火) 03:08
>>423 ドキュソ大学臨床心理学科の教科書だったりして(w
425 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/28(木) 04:27
市川伸一『考えることの科学/推論の認知心理学への招待』中公新書 ★ 3囚人問題に興味を持った方はぜひお読みください。
426 :
教えてクン :2001/06/28(木) 11:47
ドキュソ大ではない大学名を教えてください
427 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/28(木) 18:44
Mazurがここでやたら評判いいようだが 馬鹿田の木村によると 「この本は時々飛躍していてわからない所がある」 そうですが、どの部分でしょうか? (邦訳がでる前の発言)
428 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/28(木) 20:11
429 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/30(土) 15:34
あげあげあげ
430 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/30(土) 22:22
かくれんぼごっこ
431 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/01(日) 00:53
S.ピンカー著 椋田直子訳 『言語を生み出す本能』上・下 NHKブックス ★★ このスレではまだ取り上げられてないようなので。 認知科学的言語研究の全体像を一般向けに解説した本。 けっして専門家向けというわけではないのだが, 読み通すにはある程度の知識と根気が要るかも。 また英語の例文がたくさん出てくるのに無理やり縦書き本にしたため, 読みづらいのも難点。 英語力に自信のある方は原語で読んだほうが良いでしょう。
432 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/02(月) 03:01
>431 おうおう,そういえばこの本はまだあげられていませんでしたね. ↑書いてあるとおりだと思います.
433 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/03(火) 04:49
粛清
434 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/03(火) 06:55
粛清
435 :
名無しさん@お腹いっぱい :2001/07/04(水) 13:59
H.R.シャファー著 無藤隆・佐藤恵理子訳『子どもの養育に心理学がいえること』新曜社 「子どもはいつ他者との愛着を形成するか」といった古典的なテーマから、 「新しい親に愛情関係を形成できるか」などの今日的な話題まで、 20のテーマに分けて、発達心理学の研究成果をコンパクトに紹介している。 現場に対するアドバイスは、慎重で中庸な記述が目立つけれども、 テレビのコメンテーターの断片的で無責任な解説より、信頼できると思う。 一般向けの入門書として、発達心理を専攻する学部1,2年生のガイドブックとして 良質な本。
436 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/04(水) 22:12
>435 おーっ,最近の本だ.シャファーってサイエンス社から出ている 「母性のはたらき」の著者と同じ人ですよね?
437 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/05(木) 02:46
このシャッファーの本はマジで名作だと思われ. 小児保健,保育関係者のみならず,親になる人に読んで欲しい.
438 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/06(金) 11:22
良質スレ強化あげ。
439 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/07(土) 18:37
age
440 :
奇 :2001/07/08(日) 00:47
あんまり書きたくないけど、若島孔文・長谷川啓三著 「短期療法ガイドブック」金剛出版。 臨床系の人へ、短期・家族療法しらなすぎです。母子面接 したら家族療法だと思ってる人、もうちょっと勉強してください。
441 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/08(日) 03:21
>440 あんまり書きたくない…って理由は何ですか?
442 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/09(月) 03:22
岩波や中公新書の“波多野・稲垣”シリーズはどれもわかりやすくて どれもお勧めできます.初学者にも十分理解できます.教育関係者も必読. 特にお勧めは,「人はいかに学ぶか」中公新書,「無気力の心理学」中公新書, 「知的好奇心」中公新書の3部作かな.
443 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/09(月) 04:35
全国の大学で一番採用されている心理学入門テキストって知ってる方いらっしゃいます? まぁ、実験系臨床系色々有ると思いますが。
残念ながら、ありません。
445 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/09(月) 21:59
>443 一番採用されているかどうかは分かりませんが(たぶん一番採 用されているということはないでしょう),鹿取編「心理学」東 京大学出版会はわかりやすくとりあえず入門書としてお勧めです.
446 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/09(月) 23:43
>>445 わしは採用しとるぞ。
二十数回の講義では消化しきれないが。
447 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/13(金) 01:50
藤永保「発達の心理学」岩波新書 類書をたくさん書いてる著者の本の中でも,易し過ぎず 難しすぎず,よくまとまっている本.学部生のちょっとだけ 心理学かじりましたっていう人にちょうどいいくらいかな?
449 :
どきゅん大生ですが何か? :2001/07/13(金) 13:07
教科書は心理学演習 久保松嘉信です。日信出版
450 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/15(日) 17:18
ageeeeeeeeeeeeeeeeeee
451 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/17(火) 08:10
夏休み直前あげ。 心理学初心者の方は このスレッドの最初のほうを参考にしてね。
消化できないのはあんたの理解度がその程度だっていうこと。
453 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/18(水) 11:20
ヒルガードたんの教科書は 専用の問題集みたいのもありますねぇ。 買った人いらっしゃいます?
454 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/18(水) 12:42
>>453 え?問題集なんて売ってるの?
詳細きぼん。
455 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/18(水) 12:50
>>453 Study Guideってやつですかね。
アメリカの教科書にはよくあるようです。
AmazonでみたらOut of Printだった。
欲しいんだけどね。
456 :
453 :2001/07/18(水) 21:19
おおっ書き込んでよかった〜
>>454 八重洲ブックセンターで教科書の隣に置いてありました。
立派な教科書と違って電話帳みたいです…4000円くらいだったかな?
ぱらりと見ましたが穴埋め問題とかがあったやうな。
>>455 amazonめええええ
教科書二倍くらいの値段じゃありません?
古い版のくせに。
457 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/20(金) 23:08
あげ
458 :
池田晶子 :2001/07/20(金) 23:21
459 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/22(日) 23:36
夏休みだから早起きして心理学の本でも読もう!
460 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/24(火) 02:31
>>299 するとやっぱり、フロイトとかユングとかは、単なる
妄想好きの男女が愛玩するインチキなんでしょうか?
>>460 そこまで言い切るのは何だが、
まあ素人衆なら、そう思っていてもよいだろう。
フロイト、ユング=心理学などと思い込まれるよりは千倍マシ。
462 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/26(木) 00:59
夏休みの課題図書あげ。
463 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/26(木) 01:02
>>456 4000円なら買いでしょ!
本体がその4倍近くすることを考えたら。
464 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/26(木) 08:26
夏休み長期貸し出しage
465 :
:2001/07/26(木) 12:42
「こころ」はどこで壊れるのか 滝川一広 洋泉社
466 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/27(金) 23:40
age
467 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/29(日) 03:04
さぁ,ガンガン紹介してちょ
468 :
S・D・P :2001/07/29(日) 03:17
「宮沢賢治詩集」 新潮文庫 古い日本語が使ってあって難しい本だが、 おもしろいぞ
469 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/29(日) 18:31
D.J.フツイマ 進化生物学 蒼樹書房 15000円 心理学に関係ないと思うだろうが今読んでおくと 5年後に役に立つぞ。
470 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/01(水) 00:45
age
471 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/08(水) 23:29
ageちゃいマース.
472 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/11(土) 01:09
S.ミルグラム 服従の心理 河出書房新社 古典ですが。 私は実験屋さんではないですが、 学部3年のときに読んで非常に示唆を受けました。 自分の実験あるいは調査がどのような影響を他人に及ぼすか。 知っておくことは大事なことだと思います。
473 :
472 :2001/08/11(土) 01:11
ちなみに↑は☆☆で、学部生向けということで。
474 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/19(日) 23:17
永野重史「発達とは何か」東京大学出版会 物欲しげな題目ですが,面白いですよ.「発達」 ということばほど広く知られていてわかっているよ うでなんにもわかっていないことばも珍しいくらい です.「発達」ということばは十分に吟味されねば ならないでしょう.行動分析の人たちはこのことば 使いませんけどね.
475 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/19(日) 23:31
別スレにも書いたのだけど,臨床心理学のいい入門書ってないですか? 片寄りがなくって正統的なもの. 当方実験屋で臨床心理は何も知りません. でも基礎知識くらいは持っておきたいので.
476 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/19(日) 23:36
統計学の入門書でいいの知りませんか? 難しい計算式の解説よりも、この検定はこういう場合に使うんだよって浅く広く書いてあるものがいいです。 MDSなど多変量解析まで書かれてると嬉しいのですが。。
477 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/19(日) 23:49
>>475 山中・橋元・高月「シネマのなかの臨床心理学」有斐閣ブックス(\1,900)
さすが京大と思わせる本☆☆
478 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/20(月) 09:05
>476 もう既出のような気がしますけど,「データ解析テクニカルブック」 …という題名でよかったと思うんですけど,ナカニシヤ書店から出版さ れてます.これほんとわかりやすくていいですよ.
479 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/21(火) 00:03
>478 ありがとうございます。 検索したら似たような本がいくつかでてきたので、よろしければ著者名を教えていただけないでしょうか?
480 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/21(火) 03:43
>>478 「心理学のためのデータ解析テクニカルブック」(森敏昭・吉田寿男:北大路書房)
とは、また違う本なんですか?
481 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/21(火) 09:59
>479,480 ごめんないさい,出版社間違ってました.480さんのものが 正しいです.ずっと研究室におきっぱなしになっていたもので すから.
482 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/21(火) 14:50
ほんとうにわかりやすい統計学の本だったかな あれは、わかりやすくていいよ 名前まちがってるかなあ 今、社会人だからさ 院生の人、学会がんばってね
483 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/25(土) 03:31
age
484 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/25(土) 03:34
学習理論,学習心理学の教科書でなにかよいものはないでしょうか? できれば,英語で。
485 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/25(土) 22:00
「メイザーの学習と行動」二弊社やバウアーとヒルガードの学習心理学の本 (名前忘れちゃいましたがこのスレの前半に載っていたと思います)の 原著を読まれてみてはどうでしょうか.(僕は,原著は読んでいませんが…)
486 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/25(土) 23:40
>484 英語ならCataniaの「Learning」第4版や Mazorの「Learning and behavior」第5版がよいと思われ。 後者の日本語版は485が書いてるやつ。出版社の漢字は間違ってるけど。
487 :
485 :2001/08/25(土) 23:59
>486 あっ,そうだ.失礼.正しくは二瓶社です. あれ,この字でいいんだよね.本,研究室に置き っぱなしだ.
488 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/26(日) 02:29
いいかげんなアドバイスをするな。 ちゃんと勉強するならLiebermanかTarpyかDomjan(簡易版でない方)だろ。
489 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/26(日) 03:14
統計の結果ってどのように記述したらいいのでしょうか? 英語の論文の話です。 先行研究読んでも,なかなか都合の良い記述にあたらなかったりして。 ノンパラメトリックの分析から多変量解析の分析まで, 心理学的論文の記述にも配慮した(あるいは参考になる)英語の 統計学の教科書って何かありますでしょうか?
490 :
この本教えてくらさい :01/08/27 20:56 ID:Olh/sBT2
Dr.に提出する、知能検査・心理検査の所見の書き方に関する本がここ5年以内に 出版されたと思うのですが、買おうと思ってたらタイトルや著者名を忘れてしまい ました。ご存知の方いらしたら、教えて下さい。
491 :
名無しさん@どうぞ :01/08/27 21:06 ID:bYF6BVD.
鬱だけど氏にません
492 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/01 15:34 ID:ABJMbwqk
院試験のため、広範囲の基本的な知識をつけたいと思っています。 それでジンバルドーの現代心理学に目を通してみたのですが、用語と説明が一対一に対応してない部分が多くて、院試向けではないように感じました。 例えば、スキーマの説明にピアジェが提唱したとか記載されてなかったり、認知的評価理論の説明が漠然としていたり…。 みなさんの、院試の勉強におすすめなテキストを教えてください。お願いします。 それから一応私は認知系です。
493 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/01 16:12 ID:03mKX5Wo
テキストにケチつけられるくらいのあなたなら,最初から テキスト1冊で院試勉強などなさらずに,各分野の概論書を数冊読んだらどうですか? また「心理学概論書」の自分の専門分野についての記述が不十分に感じられるのは あたりまえです.狭い専門から見ても全分野に最新のことしか書いてない教科書なんか ありません.また,自分の専門分野についてのテキスト記述に不十分さを感じない程度の 専門知識しかないなら進学などしないほうがいいです. そもそも,テキストを読もうというのは「自分の専門以外の概観的知識を得たい」 からでしょう? だったら自分の専門分野だけみて「不十分だ」というような 選び方はしない方がいい.認知分野については最新のことが書いてあるが, 他の分野については全然見当違いなテキストと,認知分野はちょっと古いが 他の分野についてはバランスよく書いてあるテキスト,あなたに今必要なのは どっち?
494 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/03 09:43 ID:AGVOlBZE
ジンバルドは原書(Zimbardo and Gerrig "Psychology and Life", HarperCollins)を 読むべし.毎年のように改定されており,最近の版では認知関係の記述も充実している. 同時に進化関係の記述も増えてるのが時代を感じさせるね. 訳本は10年以上前の版の訳だし,原書を読めば英語のお勉強にもなるぞ.
495 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/14 02:35
age
496 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/14 03:41
スキーマってピアジェが提唱したんだ〜。へぇ〜。 そりゃまたビクーリ、ピアジェット!
497 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/10/09 02:27
age
498 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/10/14 00:18
499 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/10/14 00:30
森田療法関係の本はいいよ。 おいらは随分救われた
500 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/10/14 01:17
501 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/10/17 00:09
良質スレ強化あげ。
502 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/10/17 06:13
ねぇシェークスピアはだれか言った?あとついでに近松門左衛門。 小田晋氏が何かでこの二人読んどきゃ、心理学のことはほとんど 分かると言ってました。私は実験心理なのですが、興味があるの でこれから読もうと思っています。
>>502 ついでにドストエフスキーと紫式部を入れといてちょ。
504 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/06 03:17
聖書。
505 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/06 04:00
506 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/06 08:13
このスレの前半のほうはまさに心理学の良書が盛りだくさんですね.
507 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/11 01:42
>>460 ,
>>461 遅レスなんだけど。
逆にいうと、今は薬物療法が進んでいる割には、
まともに精神力動的な治療ができる精神科医ってのが
ほんとに少ない。
今の保険制度のもとでは、精神科医がじっくりカウンセリング
するなんてことは不可能に近いのだが。
「精神療法」という名前で簡易な話し合いの時間を取ること
はあるが、どうも徹底性にかける傾向がある。
「フロイトとかユングとかは、単なる妄想好きの男女が愛玩
するインチキ」っていうのも、あまりに素人的過ぎ。
508 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/15 21:47
ブルーナー 『意味の復権/フォークサイコロジーに向けて』 ミネルヴァ書房 ★★★ ニュー・ルック心理学,教育心理学,そして認知心理学と 心理学の地平を切り拓いてきた碩学の到達点。 難しい本ではないが,心理学の歴史と現状を知った上で読まないと意味がないかも。
509 :
名無しさん@お腹いっぱい :01/11/15 22:08
学部の一年なのですが 社会心理学の授業をとったものの、なんだかぜんぜん系統だった授業してなくてよくわかんねえっ(゜田゜) のです 教科書も使ってないし 基本を学ぶのに良い本はないでしょうか〜・・・ どなたか教えてくださひ お願いします
510 :
名無しさん@お腹いっぱい :01/11/17 23:38
age
511 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/17 23:46
>>509 >なんだかぜんぜん系統だった授業してなくてよくわかんねえっ
大学生なら学生の授業評価の機会とかあるのでは.
そういうとき書いたれ.
「社会心理学」とタイトルの本なら,大きめの書店に
いけばいくらでも売ってる.
学部一年なら,適当に一冊とってとりあえず通読するのがベストかと.
まあ,社会心理学が系統だった学問系統かどうか,は別にして(藁
(高校の教科のような系統性はないだろうが ..どの領域も同じ)
512 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/19 00:45
513 :
デビプロです :01/11/19 00:50
http://b2b-1.rocketbeach.com/~shinya-s/ ここのデビルプロダクション!通称デビプロはどこよりもはやく芸能情報を
皆さんにお届けします。日記コーナーはえっ!?こんな人が!!という有名人が
毎日日記を書いていますし、一言コーナーでは沢山の人が自慢、告知、愚痴、
中傷、情報提供、伝言として利用してます。どんどん書き込みして皆さんで盛り上げてください。
芸能情報に問わず色んな情報も随時受け付けてます。よろしこ!!
514 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/29 20:52
ショウペンハウエル『読書について』岩波文庫 薄い本だけど、これぞ古典。 「読書とは、他人にものを考えてもらうこと」 の名言をはじめ、著作の価値についての考察。 学問をする人、マスト!
おおっ。俺の立てたスレがマターリと続いていたか。 久しぶりにあがって来たから,書き込むとしよう。
516 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/02 11:23
age
517 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/02 11:26
このスレの,特に前半は心理学関係の古典,良書が ほとんど網羅されているといってもいいのではないで しょうか.
518 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/10 22:14
age
誰か認知行動療法について具体的な方法論などの良書があったら教えてくれませんか。 外出だったら、マジすいません。
520 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/13 23:50
あげ
杉崎仁志の成功新理論 読めばわかるさありがとう!
522 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/20 16:10
いんしにらくらく合格できる本を教えて せんせいは認知(運動)・知覚・社会・発達です。
523 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/22 09:06
岩波から出てる W.ジェームズ著 今田寛訳の 心理学上下はどうでしょう?
524 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/22 14:13
>>523 現代の心理学をひと通り学んだ上で
心理学の歴史を知るための教養として読むにはいいと思いますが,
心理学初学者やシロートさんがいきなり読む本ではないですよ。
逆に本格的に心理学史を勉強するのであれば,岩波文庫版だけでは不充分です。
あれは短縮版の翻訳ですから。
525 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/22 19:32
>>524 ありがとうございます。
図書館で借りるかどうか悩んだのですが
年内に学校に行くのは今日が最後だったので
勢いで借りちゃいました。
学部1年に読めるかどうかは判りませんが、
頑張って読んでみようと思います。
526 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/24 08:09
>>525 学部1年?
なら,悪いことは言わん。やめとけ。
ジェイムズなんか読む前に読むべき本はたくさんある。
このスレッドの最初の方を参照してくれ。
527 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/24 09:40
>>525 もう借りてきたんだし,
冬休みなんだからからやめなくてもいいと思うよ。
だけどジェイムズの心理学は
心理学が学問として独立する以前の哲学者や生理学者らによる研究の総括であって,
同じ現象を扱っていても,それを研究する方法や説明する概念が
現在の心理学とはかなり異なっている。
だからジェイムズを読んでも,
今のあなたの心理学の勉強に直接役立つわけではないということは知っておいてね。
528 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/24 23:32
N.C.ベンソン 『マンガ心理学入門』 講談社ブルーバックス ★ マンガと銘打っているが,イラストレイティッド心理学と言うほうが正確か。 けっして通俗本ではなく,アカデミックな心理学の全体像を浅く広く紹介しているので, これから学ぶ人の予習にも,ひと通り学んだ人の復習にも役立ちます。
529 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/25 00:44
学部を卒業して早ウン年。年末年始の休みを歯ごたえのある心理学書 を読んですごそうかと思っている。 候補に上がっているのが、マーの『ビジョン(ヴィジョン?)』、 ナイサー『認知革命』、ギブソン『アフォーダンス(正確な題は知らん)』。 翻訳のよしあし、知的に興奮させるかどうかなどが知りたい。参考意見 を希望している。時間のある人、レス頼む。
530 :
525=523 :01/12/25 01:46
>>526 >>527 そうですか・・・
じゃ、読むのやめてスレの最初の方のを読むことにします。
学校の図書館まだあいてるのかなぁ。
できればお金はあまり使いたくないんですよね。
ご指摘感謝いたします!
531 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/25 02:36
もしかして今更『ファントム空間論』安永浩:金剛出版なんか読んで「面白〜い」 などと思ってしまった俺は逝って良い厨房ですか?
532 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/25 07:56
ちがうよーん。
533 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/25 08:40
やっぱり入門で特定の人(ジェイムスとか)から入っていくのは あまりオススメできませんね。同じペースで全てのひとをカバー するのも不可能でしょうし。偏った見方をするようになってしま う危険もあります。 全体がバランス良く書かれた概念書から入るのがベストだと思い ます。しかし、それが日本語で思い当たらないのが、残念なとこ ろ。アメリカの教科書でも読まれ。
534 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/25 19:38
入門書は一人の人間が書いたやつのほうがよいと俺は思う。複数の人間が書いた ものだと、全体の統一がとれずちぐはぐになってしまいがちだ。また偏り=著者 の個性。偏りは慣れると心地よく、また著者の見方が絶対ではないと承知の上で あればそれほど危険ではない。 あと、教科書は分厚ければ分厚いほうがよい。説明が丁寧だからな。
ファントム空間論って胸キュン?
536 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/25 22:25
一般心理学の概論書として、東大出版の「心理学」はどう? 培風館の「心理学の基礎」(今田寛ら)も悪くないと聞くけど。
537 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/25 23:27
>>525 ジェームズなら「宗教的経験の諸相」だ。岩波で少し前に復刊された。
「心理学」より、よっぽどとっつきやすいし、面白い。宗教心理学の
古典でもある。
538 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/25 23:43
催眠療法系の本はないですかね。
539 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/26 04:52
サイエンス社 新心理学ライブラリ1 『心理学への招待 −こころの科学を知る−』梅本・大山著はどうでしょ? 新心理学ライブラリシリーズは結構良い本が多いと思うのだが。
540 :
とおりすがり :01/12/26 11:52
人の心を知るのに、家族は大丈夫かを知るのは不可欠だとおもっています。 「親を愛せない子供たち 少年・少女の心理が分かる本」久徳重盛著 大和出版 税抜き1400円 なんと、ムー大陸など古代文明が何故滅んだかまで書いています。 さいごに、信用できる内容を書いている可能性が高い本の選び方です。 「文庫本」 PHPなど、出版社で捜すしか有りません。 一冊信用できる本が見つかったら、出版社をチェックしましょう。その出版社の本は全部同じ信憑性で書かれています。 「文庫より大きい本」 1000円以上。 「ハードカバー」 意外にも、全部信用できます。 これはタイトルか作者、そしてあなたの感性で選ぶといいでしょう。ピンときたら読んでみて下さい。 「小説」 あと、おまけで小説の選び方を。僕個人はあまり読んだことはないので、間違っているかも知れません。 これは面白そうな映画、マンガは表紙・看板を見れば分かることがあります。 これと全く同じ考え方で構いません。しかし、小説の方は実際は表紙・広告だけでは分からないんです。 聞いたことがあるのは、ざっと目を通してみて、自分の感性で「おもしろそう」と買う人はいるそうです。 このやり方は完全にあなたの知識量と感性が試されます。はずすこともあるようです。 ちなみに、小説の場合、おもしろさと扱う知識の難しさは全く関係有りません。扱う知識が全く分からなくても読むときは頑張って読んで下さい。 あとは作者の書き方が気に入れば尚いいですね。 これが僕が感じた信用できる本を買うための目安です。
もう一つ忘れてた。 この選び方は全部のジャンルでつかえます。 あなたの好きな本を探すときもこう考えれば見つかりやすいかも知れません。
542 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/26 12:19
ここは「心理学を学ぶ上でこれは読んでおけ」という本をすすめる場所 であり、 個人的に本の選び方を伝授する場ではないような気がする… ムー大陸は、心理学徒には、関係ないものなのですよ…
543 :
とおりすがり :01/12/26 12:25
全く見たことがない知識をどうやって考えるか、僕なりの技法を一つ。 こんど全く知らない言葉を見たら、よく見て下さい。 その言葉は文章に出来ると思いませんか?できない? だったら、それはカンペキに知っていないと分からない言葉。たとえば外国語ですね。 もし、文章になるなら、いちど文章で考えてみて下さい。 「精神病質者」→「精神の病気になる性質を持つ者」 こんなかんじで、自分なりに文章にしてみます。これで知らない言葉も大丈夫!(かも) (その後、「精神病質者」はほんとうに「精神病者」よりも軽い精神障害を持つ者を言うことが分かりました)
544 :
とおりすがり :01/12/26 12:34
>>542 了解。きをつけよう。
ただ一つだけ言っておきたいのは、ムー大陸と言っても、雑誌「ムー」で見たからだと言っているわけではないんです。
滅んだ理由というか、要因の一つとして、心理学的側面から書いていたんです。
当時の人々はある精神状態にあった。そのために滅んだと。
そういう書き方だったんです。それをみて僕はビックリしました。まさかこんな事まで書いているなんて。
それに、他の家族の心理についてもいちいち納得できたので、信用出来そうだと思い、紹介してみました。
本当のレスの仕方を無視したのは謝ります。ごめんなさい。
545 :
とおりすがり :01/12/26 13:05
>>542 信用できる本が意外とたくさんあって、自分の足でも探せます。
だからこの版は要らないと言っているわけではないですよ?
ここなら、紹介される殆どの本が近所にはないかも知れません。
そう意味で役に立つと思っています。
自分の足で捜すときに、本屋でどう探せばいいのか知って欲しかったし、
少しでもはずれる可能性が減ればいいなと思って、つい書いてしまいました。
たぶん、ここの人達は紹介される以外の本も探すでしょうから。
考える材料として信用できる本を求めて。
546 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/26 13:50
デビソン,G.C. 著/ニール,J.M.(ジョンM) 著/村瀬 孝雄 監訳 異常心理学 B5 824頁 本体価格(税別):\15,000 これは臨床をしようとする人にとって必読の基礎文献ですね。
547 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/26 17:08
>>546 深く同意。
>>545 なぜ心理学を専門に勉強しているわけでもないひとが
心理学の範囲外のことを「心理学」として講釈たれるのか意味不明。
きみはちょっとおかしい人なのだろうか?
548 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/26 17:13
>>547 ですが、
>>545 さんへ
ちょっと言葉が過ぎたようで、失礼した。心理学専攻院生なのでつい熱くなったことを謝罪します。
学問板であるとはいえ、一般の人の心理学の認識に配慮すべきだった。私が今後来ないことにするよ。
549 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/26 18:21
「精神救急」という本は精神病という病気を抵抗なく理解できると思います。
550 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/28 07:33
後々の為によい本を! 読んでください
551 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/02 01:07
正月あげ。
552 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/02 21:45
他のスレに書いたんだが,ここにコピペしておく。 見田宗介『自我の起源』岩波書店 ★★ 板倉昭二『自己の起源』金子書房 ★★ 前者は社会学の論客の, 後者は気鋭の比較認知科学者(俺の後輩)の著書だが, 並べて読むのも乙なもの。
553 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/03 13:14
中井久夫・山口直彦 『看護のための精神医学』 医学書院 ★ もともと系統看護学講座の1冊として書かれた教科書ですが, 絶版後も名著の誉れ高く,筆を加えて再刊されました。 心理学徒が読んでも面白くためになると思います。 お勉強と気張らずに,寝転がって日向ぼっこしながら読むのもまた楽し。
554 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/03 17:55
ガイシュツかもだけど「魂の殺人」アリス・ミラー
555 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/04 00:53
556 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/04 01:08
ライ麦畑でつかまえて
ここはいつから読書感想文用図書紹介スレになったんだ。
学生で心理学について学んでいるのですが、好奇心について興味があります。 好奇心は本能的なものなのか? 内発的動機付けを決める要因(面白いからなど)は学習・経験の結果なのか? 動物にも好奇心はあるのか? 好奇心は脳のどの分野でつかさどるのか? 上記のことや好奇心について詳しく書いてある本がありましたら教えてください。
559 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/07 22:46
560 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/09 05:41
柴田正良 『ロボットの心/7つの哲学物語』 講談社現代新書 ★ 最近出た本です。 哲学板にはこの本をタイトルにしたスレが立ってます。盛り上がってないけど。 これを読んでから改めて 「心ってどこにあるの」シリーズや「ロボットは心を持つか」などの 過去の名スレを読むと理解が深まるかも。 心理学やるのに哲学は必要ないとか仰る学生さんには薦めませんが(笑
561 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/12 02:16
心理学初学者の皆様。 このスレを参考にしてください。 とくに前半の方。
562 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/12 10:58
>558 既出ですが,波多野・稲垣「知的好奇心」中公新書.はいいと思いますよ. 文庫ですから簡単に全部読めちゃうし,とてもよくまとまっていて この領域の概要は大体つかめると思います.参考文献も載っていますから もっと詳しく学びたいときにも便利だと思います.
563 :
名無しさん :02/01/12 12:01
何故、ライ麦が出てくるのか?フラニーとゾーイは?
564 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/13 00:32
プラトンはどうかね? プラトンとユングを両方読むと全体像が掴みやすい。
著者名、書名、出版社、できれば出版年と価格も書いてほしいにゃ
566 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/13 15:53
フロム
>>566 そんな書き込みでは情報にならないでなないか。
ここは自分の趣味を公開する場ではないぞ。
569 :
名無し素人 :02/01/15 17:32
突然ですいません。 私は大学で心理学、特に犯罪心理学を学びたいと思っている者ですが もしそちらの方面で良い本を知っている方いましたら教えてください。
570 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/15 19:09
読んではいけない: 臨床投映法入門 人間学的心理学 不登校−その多様な支援−
571 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/15 22:58
アダルトチルドレンと共依存 緒方明 誠信書房 心理学や精神医学の立場からのACの解説書。
572 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/16 05:54
入門書を読んだら即原著に行くべきだと思います。 それと、本はあくまでも読み物ですから、論文の数をこなして いったほうがいいと思いますよ。もちろん最新のものは英文になって しまいますけれど・・・
573 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/16 10:54
>>572 研究者になるならそれでもよい。
しかし,それだと自分の関連分野以外のことは
素人並みにしか知らない,ということになる。
自分の関連分野以外についても原著論文を縦横に
読む,なんてことはなかなかできないだろう。
研究者をとくに目指さず心理学を勉強する,というなら
原著論文など読むより,本をたくさん読んだ方がいい。
日本語の本だけでも十分に豊富だし,翻訳もある。
同じことは,心理学の教育,とくに学部教育に携わる人間にもいえる。
自分の研究分野のことしか知らないのではろくな授業は
できない。自分の分野は最新の原著論文を読むとして,
専門分野以外についてはせめて日本語の本だけでも
ある程度目を通してほしい。授業を受ける学生にとっては,
狭い専門分野の最新の成果だけ知ってる先生より,
最新のことには多少疎くても広い分野の基本的知識を
持っている先生の方が良い先生だ。
574 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/16 10:58
本はあくまで読み物,確かにその通りだ。 でも本を読まない学者は,自分の専門分野のことは 詳しくても,心理学という「物語」の中で自分が どこに位置しているのか,そもそも自分が研究している ことがらにどう言う意味があるのか,ということに疎くなる。 そういう学者には他人の研究をちょっとアレンジした 研究はできても,オリジナルなものはできない。 理系ならそういう人も通常科学のひとつの「部品」として 役に立つが,心理学ではどうか? 若者よ論文だけでなく本も読もうよ。日本語のなら 電車の中でも読める。
575 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/16 12:32
広い意味での「教養」というものですね。確かにその 通りだと思います。それに、大学側にも教えるのが上手な先生 と研究者としては一流でも講義は意味難解というかたもいらっしゃいますからね。大学教育とりわけ教養分野の教育には今現在でも模索中といったところなんだと思います。
576 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/18 07:33
渡辺 茂 『ヒト型脳とハト型脳』 文春新書 ★★ 『ピカソを見わけるハト』,『ハトがわかればヒトがみえる』に続いて ヒトと動物の知性を脳の機能と構造の比較という視点から論じた本。 そういえばブンチョウが言語音を聞き分けるという 渡辺研究室の院生の研究が新聞に紹介されていましたね。 「ブンチョウはバイリンガル?」とかいう見出しだったけど(苦
577 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/18 13:14
>>569 いまさらの亀レスですが,
『プロファイリング/犯罪心理分析入門』
ホームズ&ホームズ著 影山任佐訳 日本評論社
なんかどうでしょう。
訳者の影山は精神医学畑の人で,最近の著書にこんなものもあります。
『テキストブック殺人学/プロファイリングの基礎』 日本評論社
『自己を失った少年たち/自己確認型犯罪を読む』 講談社選書メチエ
影山センセ,酒鬼薔薇事件のときの推理は思いっきりはずしてたけど。
578 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/18 13:39
>>569 ついでに言っときますが,
日本の大学の心理系学科で犯罪心理学を本格的に学ぶことは困難です。
犯罪心理学という科目が講じられている大学自体少ないですし。
大学では基礎的な心理学をしっかり勉強して,
公務員として科学警察研究所などに入り仕事をしながら学ぶか,
大学院(海外が良いかも)へ進んで犯罪心理を専門とする先生のもとで学ぶかでしょう。
むしろ法学部や医学部のほうが近道かもしれませんね。
579 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/18 14:25
>>569 医学部には法医学という分野がある。
殺人事件があったときに、傷口を見てこれは鈍器による損傷だ、
鋭器によって切られた、傷口の面、深さなどから判断してこれは自殺だ、
他殺だ、などと状況を断定していく。
違うなーと、思うかもしれないけど、自分の部屋の中で「犯人は〜をして、
こういう心理で、何々をした」などともくもく考えるより、
現場で実際に関わった方が、犯人の心理とやらにも詳しくなれると
思われまする。
580 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/18 14:36
>>579 あのー,
犯罪心理学は犯人の心理をもくもくと考えるようなものではありませんが。
582 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/18 21:13
>>579 ,
>>581 犯罪心理学は犯罪者の心理だけを研究しているわけではない。
犯罪という現象を引き起こす物理的・社会的環境要因の研究や
被害者の研究,捜査手法の研究なども重要な分野。
プロファイリングも犯罪心理学の1つの分野に過ぎない。
583 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/18 21:23
>>579 >自分の部屋の中で「犯人は〜をして、こういう心理で、何々をした」などともくもく考えるより
をいをい,
安楽椅子探偵でもあるまいし,そんな犯罪心理学者がどこにいるんだ?
犯罪心理学以前に,心理学というものがまるでわかってないね。
585 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/18 23:57
カウンセリングの幻想と現実(上)(下)
>>587 最初のやつはね。
あとの2冊はアマゾンで拾った。
だけど,どうして君にそんなこと答えなきゃならないの?
589 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/19 01:59
>>539 >サイエンス社 新心理学ライブラリ1
>『心理学への招待 −こころの科学を知る−』梅本・大山著はどうでしょ?
>新心理学ライブラリシリーズは結構良い本が多いと思うのだが。
大先生方が執筆なさったスタンダードなテキストですが,
やや全体的なまとまりに欠け,章ごとの出来不出来が大きいような気がします。
歴史と方法の章を除くと精神分析に関する記述がまったくと言っていいほど見当たらないのは,
ひとつの見識か。
初版以来10年を経て,そろそろ改訂も必要かと思われます。
新心理学ライブラリのなかでは
市川伸一編著『心理測定法への招待』 ★★
がとてもよいと思います。
単なる心理測定の教科書ではなく,
測定という視点から書かれた心理学入門という感じでしょうか。
心理学専攻の学部生,とくに大学院への進学を目指す人にお薦めします。
590 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/19 03:12
サイエンス社 新心理学ライブラリ15 梅本・大山編著 『心理学史への招待』★★ 院試や公務員試験対策の必読書と言っていいでしょう。 ただ,この本,かなり大事なことが抜けてます。 以前別スレにも書きましたが。 まず,心理学に留まらず,今日の認知科学,神経科学にも大きな影響を与えた Lashley,Hebb,Olds という神経心理学の系譜がほとんど紹介されていない。 Lashley については1行だけ,Hebb,Olds に至っては本文に名前さえ出てきません。 そう言えば,ソ連の神経心理学者 Luria も出てきませんね。 また,今をときめくアフォーダンス論の J.J.Gibson も Neisser を紹介する囲み記事の中で1回名前が出てくるだけで, 本文では取り上げられていません。 あんまりだと思いませんか? ついでに,肖像写真の下に生没年ではなく引用元の本の出版年が出ているのも変。
591 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/19 03:19
引用元の出版年が出ているのは版権の問題があるからだろ。
>>591 それはわかるが,
巻末にまとめて表示するとかできないのかね?
593 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/19 05:28
心理統計に強くなるにはどんな本がいいっすか? 心理学、とりわけ臨床系は数学できねーって言われるの しゃくだからさー。マジに強くなりてぇー。教えてくれぇ やっぱり、数学のレベルから基本的にやって行ったほうが いいんすか?
594 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/19 09:59
>>593 付け焼刃の統計の知識なんてすぐボロが出る。
それに心理学に必要なのは統計だけじゃない。
集合や論理についての基本知識は身につけておくべくだし,
対数や微積分をある程度知らないとフェヒナーの法則だって理解できないだろ。
今からでも遅くはない。高校の数学からやり直してごらん。
>>594 さん
どうも有難う。決心つきました。
腹くくって数学参考書、春季休暇にやります。
596 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/19 16:35
このスレ,いっとき中だるみしてたけど, ここんとこ内容のある書き込みが増えてるな。 よって,age。
597 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/19 18:38
>558 動機づけに関する本ですが、 速水俊彦 1998 自己形成の心理―自律的動機づけ 金子書房 がおすすめです。
598 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/23 16:25
ゲラトゥリ著 サラーティ絵 小林司訳 『マンガ脳科学入門』 講談社ブルーバックス ★ “INTRODUCING”シリーズの1冊で,ガイシュツの『マンガ心理学入門』の姉妹編。 著者は心理学畑の人らしく心理学ネタも豊富だし,訳者による付録も役に立つ。 心理学系の1年坊主は,この程度の内容を頭に叩き込んでおけば十分ではないかな。 ただ問題点がひとつ。 Aplysia(アメフラシ)をナマコと訳しているが,これは明らかな誤訳。 日本人なら絵を見ればナマコでないことはすぐわかるし, カンデルらのノーベル賞受賞につながる有名な実験を紹介している箇所なんだけど。 訳者は精神医学畑の人だけど,こういうのに疎いのかな?
3ヵ月前に「灰色の照明」という小説本を新風舎から出しましたが全然売れません。この世界そのものが「永久神」の夢の作用で生じた世界である、というコンセプトの話なのですが、以前にこういう物語を書いた本があったら教えてください。なぜ「永久神」があらわれたのか、 なぜ「永久神」が夢をみる羽目になったのかについてもわかりやすく書いてあるのですが。
600 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/24 22:13
age
601 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/28 12:06
心理学徒の読むべき本はここに書け!
602 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/02 10:40
このスレだけはあげておけ!
^ ^ ● ● ● 人 メンヘルで、某大学の助教授が 面白いことやってるよ。 「物事を難解に」の250あたりから 読んでみて。
604 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/02 19:18
別スレで「心」をめぐる議論が改めて出ているので,こんな本を紹介しておこう。 ジャン・ドラクール著 須賀哲夫・中村祐子・中島欣哉訳 『脳はこころである』 文庫クセジュ794 白水社 ★★ 挑発的な題名につられて手にとると, エムラス先生須賀哲夫が訳者に名を連ねているので即購入。 裏表紙の惹句を引用しておきます。 「アフォーダンス理論など現代認知科学と行動学に依拠しつつ,本書は, こころが人間(そして動物)にどのように体現されているかを踏まえたうえで, こころと脳の関係を精密に提示する。 脳とコンピュータの誤った類推を糺し,神経回路網モデルで脳とこころの謎を解く。 脳死問題を考えるための必読書でもある。」
606 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/04 05:46
推理小説(ハードボイルド)なんですけれど・・・ ジェイムズ・エルロイの一連の著書は深いと思います。 とりわけお勧めは「ブラックダリア」、分厚くて読みにくい のですが、読後感はなんともいえず重厚でした。
607 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/04 08:19
また心理とは畑違いの本なのですが、 中島義道という哲学やっている人のもので 「孤独について」PHP新書 はとても面白かった ですよ。大学内での人事の裏話とかも載ってい たりしてて。
608 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/04 08:57
『「甘え」の構造』 ☆☆
609 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/06 00:38
「ひきこもる小さな哲学者たちへ」(小柳晴生、NHK生活人新書) 学生相談の経験が深い著者により書かれた一冊。「豊かさ」を一つの切り口として、 現代の子供や大人たちの生きている地盤を描こうとしている。 また、とかく否定的に捉えられがちな「ひきこもり」に対しても、著者なりの視点で その意味合いを肯定的に探ろうとしている。 一度手にとって、見てみる価値があると思います。
610 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/07 01:30
611 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/10 00:08
なんかない?なんかない?おかあさん!
612 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/12 01:16
613 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/12 05:30
あげ
614 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/12 13:23
なかなかよかった。
616 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/12 20:01
学部1回です みなさんが今の分野に引き込まれた この一冊ってのをお教え下さい。
>>616 別スレ立ててやってはいかが?
ここはマターリ書評スレみたいになってるので。
日本人の協調性や集団行動好きについてレポートを書かなければならないのですが 良い参考図書が見つかりません・・。 心理学専攻者じゃなくても読めるような本ありますでしょうか? 日本人の性格、アメリカ人の性格/A・ジーグフリード+宮城音弥/宮城音弥/山手書房 今のところネットでこんな本は見つけたのですが他にもいいのがありましたら 教えてください<(_ _)>
619 :
厨房心理士 :02/02/13 08:39
>>618 基本中の基本だと思いますけれど・・・
「菊と刀」ルース・ベネディクト
「タテ社会の人間関係」中根千絵
「甘えの構造」土居健郎
全部が日本人論の基本書となっているはずです。
>集団行動好きについて 本当にそうなのか?その根拠は? とそれだけでレポート一本十分書けると思うのだが。
ありがとうございます! 「タテ社会の人間関係」なんかおもしろそうですね。 レポート書く前に基礎知識を本から得ようと思ってます
622 :
厨房心理士 :02/02/13 18:27
頑張っていいレポート仕上げてください。 ちなみに、どの本も安値で買えますし、図書館に 置いてあると思います。あと日本人論に関しては たくさん出ていますので比較してみると面白いですよ。 山本七平(イザヤ・ペンダサン)とかも名著かと・・・
624 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/14 00:16
初心者さんへ たぶん心理よりも社会学関係のほうが、その手の本 は充実していると思います。レポートにとどまらず、 それ以上、例えば卒論とかに手をつけようとする場合 はそちらの方を御参照あれ。
625 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/14 00:39
>618 東大の社会心理の山口勧先生が、集団主義と文化の研究をしていて、論文が いくつもある。 ネットで検索したら。
626 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/17 00:29
情報募集あげ。
627 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/17 18:18
工学部出て某企業に就職した「心理学」全く無知な人間なんですが、そんな私にもわかりやすく「心理学」に入っていけるような最適本って結局どれなんでしょうか?すみませんがどなたかまとめてみてください。 さらにその本の後2冊目を何読めばいいか教えてください
628 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/20 17:27
>>627 放置されてるね。
そもそもここは質問スレではないからね。
そのうち親切な人が教えてくれるでしょう。
ここは過疎板だからな.
>>627 どんな心理学をやりたいかによって全然読む本が違ってくるぞ.
それから「まとめてみてください」ってなんか偉そうだな.
気に入らねぇな.
630 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/20 17:58
>>627 ROBERT A. BARON, "PSYCHOLOGY" ISBN 0-205-16050-6
がお勧めだよ。
2冊目以降は、興味をもった章のreferenceから選べばよろし
>>630 おまえ,シロートさんに英語の教科書紹介してどーすんだよ。
632 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/20 18:23
>>631 心理学がシロート=英語の本が読めない じゃねーだろ
っつーかシャレだよ(藁
>627 Introduction to Psychologyでも読め。その名の通り心理学入門として最適の本だ。 これ一冊読みきれば基礎としての心理学はとりあえずOK。あとは自分の興味を持った分野を深く掘り下げていけばよし。
>>633 おまえ,シロートさんに英語の教科書紹介してどーすんだよ。
誰かレスしてくれんのかなー。だいぶ下の方に落ちてたけど。 保全ageもかねて、不特定多数の皆さんにお尋ねします。 脳科学系の本で、「この本だけは読んでおけ!」ってやつ、ないですかね? どっちかいうと心理学系統に属するもんが良いんですが。 新しければなお良し。 ミラーニューロン注目中なんで、それの記述があれば更に良し。
636 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/24 02:13
>>635 ガイシュツだけど,
ポスナー&レイクル 『脳を観る/認知神経科学が明かす心の謎』 日経サイエンス社 ★★
は読んだ?
原著が1994年だから,ミラーニューロンは出てこないけど。
637 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/24 02:27
>>635 新しくてお手軽なのがよければ,
茂木健一郎 『心を生み出す脳のシステム/私というミステリー』 NHKブックス ★
>>635 ありきたりだし、心理系ではないかもしれんがまだ紹介されて無いみたいなので。
Roger Penrose 「皇帝の新しい心」 みすず書房☆☆〜☆☆☆
気に入ったら、ペンローズの他の本も読んでみると面白いと思う。
物理系に嫌悪感があったら、
治部 真理, 保江 邦男 「脳と心の量子論―場の量子論が解きあかす心の姿」ブルーバックス☆
あたりかなあ。
おお、レスが!! 感謝。m( _ _ )m とりあえず、全部メモメモ。本屋行ってパラパラ見て、それから決め申す。 何せ脳・神経科学系は厨房も良いところ。 表象とかは社会心理の中心的命題でもあるんだが、脳本体はあんまり。 最近、人間の初期発達をやり始めたんだが、どうにも知識の部分抽出では追いつかん。 よって、とりあえず全般的に勉強しなおそうかと思いつつ、更にレスを待つ。 どうも。 >XYZ 俺は物理系マンセーです。(w というか、医学部へ行くか、心理学やるか、農学部(分子生物学)やるか、 さんざん迷ったあげくに結局、手法と背景が固定してないので何でもできそうな心理学を選び、 無節操さと無秩序さは心理学の長所である、と言い切る身。 で、ことのついで、氏には更にもう一点、教えを請いたいのだが。 人間(脳)の情報処理と、コンピューターでの情報処理を比較・検討したような本はござらんか? 工学はズブの素人なんで、分かり易そうなんを、知っていればご教授願いたい! 更に、どうでもいいことなんだが。 何で工学・理学は、「コンピュータ」って書くんだ? つまり最後の「ー」が無いってことだが。 記憶媒体の容量削減が目的だった、というウワサを聞いた事があるんだが……。
640 :
他のツリーの25 :02/02/24 04:13
頼むから、ペンローズはよしてくれ... 日経サイエンスなどで取り上げられることが多いけれど、 あれはトンデモ系だよ... かつて、茂木健一郎は、あんな科学的に検証されてない 話を堂々と書き連ねたウソ記事を公の場に、チェックなしで さらすな、と、科学朝日かどこかに、反論記事を送ったことがある...ブルーバックスの方の著者たちの記事に対して。
>>640 ふ〜ん。まぁオレは半ばSFみたいにして読んでたからなあ。4・5年前に読んだときはオモロイこと言ってるおっさんだと思ってたんだが。
ともかくすまんかった。
>>639 だ、そうだ。
ご要望の本はまた見繕っておく。
余談だけど少なくとも工学系は音引き省略が多いなあ。由来は初耳……
補足 ペンローズ自体は数学者で、のーみそのほうは全くのど素人。 だもんで、彼の著作には多分に彼の信念や曲解が目立つ。 ただまあ、物理学なんかから心にアプローチする方法論を考える手助けにはなるんじゃないかな、と。 ここまでフォロー入れておくべきだったな。 重ね重ねスマソ
643 :
他のツリーの25 :02/02/24 04:38
どういたしまして。 周辺状況を理解した上で読んでる分にはいいんだけどね。
>SOS 寝られなくて家に転がってた本をひっくり返して見たけど、 Annette Herskovits 「空間認知と言語理解」 オーム社 ☆☆☆ あたりが希望に近いんじゃないかな。
ついでに家の本棚から発掘したもの。 森川幸人 「マッチ箱の脳(AI)―使える人工知能のお話」 新紀元社 ☆ 人工知能に興味を持っているが、数式とかプログラムはちょっとという人にはおすすめじゃなかろうか。 筆者は「がんばれ森川君」の作者。なんだゲームかと侮る無かれ。ちゃんとしたAI入門書になってるよ。
きゃー、過疎スレなのにいっぱいレス。どうも。m( _ _ )m ペンローズとか、聞いた事ないんだけど、どういうところがダメなんだろ? 心理学でいう和田みたいなもんかな? そこまでひどくない?(w いやはや、脳科学者なんて、伊藤さんと櫻井さんくらいしか知らん。 心理学の基礎論で岩波科学ライブラリーは読んだが……。どうなんだろね〜。 >XYZ 数式は嫌いじゃないけど、プログラムはダメだなー。全然分からん。 知ってると便利そうだけど。 やれやれ。暇ができたら勉強しよ。winの不安定さには辟易してるし。 文献、他にもあったら紹介お願いしマス。どうも。
647 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/24 14:44
>>646 心理学やっててペンローズ知らないのはもぐりだぞ。
知覚の教科書に出てくるだろ,ペンローズ図形。
>>647 ペンローズって、あのクネクネした三角形のやつ?
同一人物なの?
650 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/24 18:46
>>649 そう,ペンローズの不可能な三角形。
数学者にして理論物理学者のロジャー・ペンローズと
父親で遺伝学者のライオネル・ペンローズの共同制作だよ。
1958年に心理学の論文として発表されたらしいが,掲載誌は不明。
651 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/24 21:02
オリバー・サックス 「妻を帽子と間違えた男」 晶文社 ☆ 心理学への興味は、この一冊から始まりました。 神経学の臨床医だったかな?医者として手がけた患者の事例集 という感じの内容です。 心理学というか・・・人ってどこまでいっちゃうの?と言う感じで、 心に対してものすごい興味をかきたてられました。 妻を帽子と間違える男、比喩でもなんでもなくそれがその人に とっての世界。そういった人達がぞくぞく出てきます。 普通に読み物としても面白いですよ
652 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/25 15:12
ペンローズが出てない? <<<数理心理学統一スレ>>>見ろよ!
>>652 このスレでは紹介された無かったと思うが?
654 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/26 19:53
どうでもいいが,「この本だけは読んでおけ!」が「読んでおいた方がいい本」になってるな.
655 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/26 20:13
一般教養の心理学の講義で、矢田部センセの「心理学初歩」を使いつづけてる 教官(行動系)がいる。発売当初はいい本だったんだろうけど、今はどうよ? ちょっと、内容が今に合わない所もあるんだけどね。
>>654 正確に言うと「読んでおいてもいい本」だな。
いわゆる古典に属する本はあまり紹介されていないわな。
まあ,心理学において古典というものが成り立つかは議論もあろうが。
>>655 それが事実なら,ホントの化石だな。
心理学史じゃないんだろ?
658 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/26 21:26
>>657 地方国立大学じゃ,珍しくない風景だYO.
あと八木センセの「心理学」が専門の(最新の)バイブルだったりする.
659 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/26 22:37
心理学科の心理学概論などで使われるテキストは、今はどんなものが多いのかな? 東大出版の「心理学」とか、培風館の「心理学の基礎」とかが、オーソドックス なんだろうか。
660 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/27 12:03
>>659 心理学科の心理学概論って,心理学専攻の学生専用科目ってこと?
そういうのは心理学専攻だけで1学年に100人以上いるような大学の話じゃないの?
俺の出身大学は1学年35人くらいで,
心理学専攻向けの基礎演習とかいうのはあったが,
心理学概論は他の学部や学科と共通の授業だったよ。
ずいぶん昔だが。
661 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/27 12:23
教科書問題は別スレでやったら?
662 :
名無しさん@お腹いっぱい :02/02/28 15:42
age
663 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/28 22:12
『母を支える娘たち』(高石浩一著、日本評論社) 母−娘関係、親子関係を分析的な観点を採り入れつつ、著者自身の考えを深めようと している力作です。
664 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/03/02 12:56
ちょっと出遅れたが,脳科学関連でもう1冊。 中田 力 『脳の方程式/いち・たす・いち』 紀伊國屋書店 ★ 人を喰ったようなタイトル(いち・たす・いちのほうが本題)で損をしてると思うが, 脳神経学の研究者でfMRIの専門家でもある著者による平易にして大胆な試論である。 「はじめに」をそのまま引用する。 この本は脳について書かれた本である。 もう少し正確に言えば,ひとの脳がどのようにして心を持つかが 書かれた本である。 しかし,量子力学とかカオスとか,物理学の話が頻繁に登場する。 なぜかといえば21世紀が,物理学から脳科学までを統合した統一理論 の誕生する時代であるからである。 この本は21世紀を知りたい人のための入門書である。 なぜか立花隆が推薦文を寄せている(w 時代を画するマニフェストなのか,はたまたトンデモ本なのか, 読んでみてから考えよう。
おお。過疎スレで、あまり期待してなかったのになぁ……。
>>664 氏、サンクス。
しかし、「はじめに」を読んだだけでどうとも言えんが、
何だかトンデモ本のほがらかな香が……。
面白そうではあるんだが、学問的な価値はどうだろうかな。試論、と664氏も言っているし。
ちょっと独善……というか独断的な文章っぽい。
「ひとの脳がどのようにして心を持つかが書かれた本」とか言い切るところなど。
俺の知る限り、そんなメカニズムは未だ解明されていないし、おそらく永久に解明されないだろうし。
しかも、立花か……俺はあいつ、大嫌いなんだが。物理学マンセーで。
どれくらい嫌いかって、カワイ→ワダ→大江→立花、ってくらいに。(w
しかしまあ、紹介を頂いたことだし、一度探してみる。
パラパラ立ち読みして、面白そうなら買うべ。
ご紹介、感謝いたしますデス。m( _ _ )m
666 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/03/05 00:21
あげ。
667 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/03/08 19:54
何かないかあげ。
668 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/03/11 23:14
本明寛編「ブックガイド心理学」日本評論社,ってどうですか?
669 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/03/12 07:28
本明先生が書いてるんだったら読む価値ないけど, どうせ一行も書いてないだろう。
670 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/03/12 13:53
>>668 「こころの科学」の連載をまとめたもののようだが,
取り上げられている本が古すぎる。
(書いてる人たちも相当古いが)
古典というより化石と呼んだ方がいいものも混じってるし。
「ブックガイド心理学史」と割り切って読むならいいのでは。
>>669 一行も書いてないなら読む価値あり?
671 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/03/13 03:53
小沢牧子 『「心の専門家」はいらない』 洋泉社 新書y ★ 心理臨床家をめざす諸君。とりあえず読んどけ。
age
673 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/03/13 09:26
あげ
674 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/03/13 12:19
>>671 読みました.なかなかいい本ですね.臨床心理士志願の方,
ぜひ一度,自分の頭で考えながら読まれるとよいかと思います.
尊師の言うことしか受け付けない頭になってしまう前に(w
675 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/03/13 15:46
アメリカでは教科書的な位置にある本は次々に版を更新してくようだが(Hilgardなんか13版だっけ),日本では版が更新されるテキストなんてほとんど見かけませんね. この差は何に由来するのでしょう? 日本で版を重ねている本というのは,良書と見なしていいのでしょうか?
676 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/03/13 16:15
売れるか売れないかによるのか?
677 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/03/14 08:55
678 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/03/19 21:46
あげとけ。
679 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/03/20 19:11
ガイシュツかもしれないが, D.I.チャーマーズ 『意識する心/脳と精神の根本理論を求めて』 白揚社 ★★ 今月の日経サイエンスに養老孟司センセによるこの本の書評が載っているのだが, これが面白い。養老センセが二元論者だったとは知らなんだ。 書評の中でさりげなく宣伝されている 養老孟司センセの『人間科学講義』という本, 読んだ方いませんか?
実は隠れた名著(なのかな?)は、辰野・磯貝著『心理学』日本文化科学社 です。個人的に概論系の本で一番イイと思っています。内容もわかり やすいし、重要だと思われる項目で穴がない。やや情報は古いが、気 になるほどではない。
681 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/03/21 15:57
春休みあげ。 このスレには心理学の隣接領域の本もたくさん紹介されています。 心理学に毒された(?)頭の解毒剤にどうぞ。
682 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/03/25 13:48
最近伸び悩んでますね,このスレ。 歴史的使命を終えたということでしょうか。
683 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/03/25 15:21
>>682 紹介してもどうせ誰も読まないし,
「読むの面倒だから内容も紹介しろ」とか
いわれるんじゃやってられないYO。
684 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/03/25 15:28
このスレ,結構役立てている人はいるみたいですよ。 ただ,あまりロングランになりすぎて, 情報の密度が薄くなってしまったことは否めませんね。 倉庫送りにして,新スレ立ち上げましょうか?
685 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/03/29 16:44
んにゃ。 使えるうちは,まだまだ使おうぜ。 苧阪直行編著 『意識の科学は可能か』 新曜社 ★★ なななんと,編者でもある苧阪直行以下, 下條信輔,佐々木正人,信原幸弘という日本を代表する認知科学研究者に, ユング派の山中康裕まで加わって,主観を客観的に認識する方法論を論じている。 いますぐ本屋に走れ。
宗宮は?
687 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/03/30 10:17
新曜社はこんなのも出してるね。 これから継続的に発刊されるようだ。 無藤隆・やまだようこ他編 『質的心理学研究〈1〉』 新曜社 ★★
688 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/03/30 12:32
吉森護「アナトミア社会心理学」北大路 は 社会的構成主義までも含んだ初邦書と思われ。
689 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/03/30 12:37
690 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/02 04:40
就職活動が盛んなじきになったからか、学生から就職試験の性格検査について質問されることが多くなってこない? うざいから、そんな時紹介してお茶を濁している本。 SPIノートの会著「この業界企業でこの採用テストが使われている」洋泉社
なんか宣伝臭いな。 他のスレにも書き込んでるし。
692 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/02 12:09
あー、確かにこの本人気あるみたいだな。 2ちゃんねらーが作った本なんじゃないかと思ってるんだけど、どうなんだろう? 裏情報がいかにも2ちゃんぽいよ。
693 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/02 16:21
精神病 笠原みよし 岩波新書 読んだ事ある人いらしゃいますか?感想をお願いします。
694 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/02 17:31
「今日一日のアファメーション」。 ACだと気づいた人へ。 傷ついて立ち直れない人へ。 人や社会が怖い人へ。
695 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/02 18:19
馬場禮子「こころの管制」朝日出版社 「臨床心理学概説」放送大学テキスト 「学問の鉄人」宝島社のうちの臨床心理学の部分 「精神分析の知」福島章編
696 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/02 18:25
>>693 笠原嘉(よみし)でないかい?
一般に向けに書かれた彼の著作は精神医学の入門編として優れたものだと思う。
「精神病」はずいぶん前に読んだけど,
今で言う「統合失調症」に関する内容が大半を占めていたと記憶する。
こんなところで人に感想を聞く暇で読んでみては如何?
よみしです。すみません。 読んだんですが、イマイチ理解できなくて…。 課題の参考にさせて頂こうかと思いまして、レスしました。
698 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/02 19:47
馬場禮子「こころの管制」朝日出版社 「臨床心理学概説」放送大学テキスト 河合塾編「学問の鉄人」宝島社 臨床心理学の部分 太宰治「人間失格」
699 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/02 20:52
>695 >698 二重カキコ失礼。
700 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/02 22:56
国分康孝の本 どの本を読んでも、OK。
702 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/02 23:31
>>701 教育論、「範は陸幼にあり」だな、一番は。
陸幼とは陸軍幼年学校ね。
703 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/04 03:18
真夜中あげ。
704 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/04 15:47
「人間学的心理学」池田豊應著 ナカニシヤ出版 DQN大学教授の一生が書かれている。内容自体はゴミ箱逝きなのだが 反面教師として大いに役立つであろうと思われる。
悪書を読むと良書の価値が身に染みて分かるからね!
706 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/07 21:36
新入生諸君! このスレを参考にしてくれたまえ。
707 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/07 22:42
708 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/08 05:34
age
709 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/08 22:24
age
711 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/09 02:16
さらにageとく
『精神分析に別れを告げよう フロイト帝国の衰退と没落』 H.J.アイゼンク 批評社 ISBN4-0030-87090-7189 \3,200 今でも売ってるのかな? 臨床心理を学人は、この批判に耳を傾けて欲しい。
713 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/09 07:33
>>713 本の紹介ページで「確立は50%以上」はひどいよな。
2ちゃんじゃあるまいし(w
715 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/10 21:57
あげとけ。
716 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/10 22:16
>>714 いいんじゃん。
目くじら立てなくて。
学生あしらうのもいいけど、一般企業に就職を考えるときに使えそうだな。
しかし、全然名前聞いたこと無い業者がテスト作ってるんだな。
717 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/10 22:49
おれはSPIと聞くと、下田式人格目録を思い出す。 ちなみにおれの彼女は分離大豆タンパクを思い出すらしい。 スレ違いか。
718 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/11 00:09
なんか、スレ主に悪いことした気がするのでマジレス> おれは学部4回のうんこ学生だが、 「2か3回生の時に心理学事典を通読しておくべきだった」 と後悔している。 『心理学事典』平凡社 ☆☆
事典ってのはそもそもどう言う目的で作られてるのよ? まあ通読するのも個人の好みだからとめないが。
すこし720さんの問いからはズレるが、 コトテンは、うんこ学生に以下の効用を与えた。 @知識の体系化、統一化 A学校の授業は(知識量としては)数ページぶんで、知らないことの多さ、 自分の甘さを思い知る B読まないときは頑強なブックエンドとして有効
3番目については禿同。その目的において 俺が最も重宝してるのは研究社新英和大辞典だけどね。
723 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/13 12:12
山岸俊男 『心でっかちの日本人/集団主義文化という幻想』 日本経済新聞社 ★
大衆受けを狙ったのか,タイトルからはDQNな印象を受けるが,
実証研究の積み重ねにより日本的集団主義の神話を突き崩す
気鋭の社会心理学者による論考。
>>618 の初心者くんには絶好の本だと思うが,
ちょっと遅かったか。
724 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/13 21:39
================================= 大山正 梅本尭夫編著 『心理学史への招待 −現代心理学の背景−』 サイエンス社 ☆☆ ================================= 心理学の歴史の授業がある大学って、多いんですか? うちはこれっぽっちもありませんでした。
726 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/13 22:30
>>724 その本,心理学史のテキストとしてスタンダードじゃが,
いろいろ問題点も多い。
というか,このスレで激しくガイシュツじゃ。
>>590 を読め。
728 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/13 23:27
広瀬弘忠 『心の潜在力 プラシーボ効果』 朝日選書/朝日新聞社 ★ プラシーボに関する質問が質問箱に来ていたので,紹介しておく。 プラシーボ(偽薬)の歴史とその効果に関する研究を概観したうえで, 代替医療,心理療法,さらには宗教の与える癒しとの関連を探っている。
729 :
タガッカの人 :02/04/14 18:31
『人は自分を「癒す力」を持っている』 ーある診療内科医のカルテからー 黒丸尊治 著 ダイヤモンド社 出版 心理学に関係している本ならいいということですので、 私はこの本がオススメです。 ともすれば現場でも 自分の知識や常識の枠に患者さんをはめ込むことで治そうとする事が多い。 それで患者さんが良くなるにこしたことはないが、、、 実際に患者さんの立場がわかる臨床心理士はどれだけおられるのだろうか。 2年間も患者さんを問い詰めた所で治らなかったりもする。 実際に良くなった患者さんを見てこられた心療内科医の書いた本。 「ちょっと心理学って興味ある」人から 「人の心が立ち直るのを助けたい」人まで 幅広く読めると思われ。
>729 むしろそういう本は「心理学がちゃんと分かっている人」が読まないととんでもないことになるような気が・・・・
731 :
タガッカの人 :02/04/14 23:03
無駄な空白つくって申し訳ない、、 >730 言われてみればそうかもしれない。素人にはやっぱり出来ないことなのだし。 ここの掲示板熱心な方が多いんで、わしもこうしちゃおれん、、、(アセアセ)
732 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/16 15:42
昔からあるみたいですが, 木下富雄他『教材心理学』ナカニシヤ出版 というものがあります. 第4版が最近出ました. 大きさの恒常性や記銘なんかの実験が10ほどできる実験キットです. 本ではありませんが.(A4版上質紙の束です(w) ヒキーな自称心理学徒でもできるんじゃないですか? 2000円です. 小学館の『小学○年生』の付録や,学研のキットを思い出しながら 遊ぶのもいいでしょう.
733 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/18 02:11
真夜中あげ。
734 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/18 23:34
広田すみれ・増田真也・坂上貴之編著 『心理学が描くリスクの世界/行動的意思決定入門』 慶應義塾大学出版会 ★★ 最近出たばかりの本です。 日常生活から経済学,生物学,工学,社会学に及ぶリスクと意思決定の局面を 面白く解説する入門書,だそうです。 私もこれから読みます。
735 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/19 02:01
注意と視覚についての良本あります?
736 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/22 12:05
情報募集あげ。
737 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/22 16:33
「なんだよ、うちのネコ、クロネコのみーちゃんよりミケネコの タロウの方がエサたくさん食べるじゃねえかよ」 「え !?ほんとに ?」 「でもお隣の動物学者の人、クロネコの方がよくたべるんだって」 「ああ、あいつは口先ばかりのエセ動物学者だ、ペットだって ろくに飼ったことないんだぜ」 「え〜ッ !?」 「そのくせしゃあしゃあと知ったようなゴタクばかり 並べやがって、まったく・・・」 「あんな奴のいうこと真に受けるからこんなことになるんだ エサ代だってバカにならないんだぞ、少しは考えろッ !」 「……」 「ミケネコの方、隣に返しにいってきなさい。」 「やだよう、だってかわいいじゃないかっ !」 「聞き分けのないこと言わないの、いい子だから早くしなさい」 「わ〜ん、パパのばか〜」、ダダダダダ・・・ 「あいつも最近反抗期だな」 「あなたがかまってやらないからでしょ」 「ちくしょう、なんだよまたおれのせいかよ、ちっ」 「もうしょうがないなあ、私返してくるから留守番お願いね」 主人は返事もせずにテレビの電源を入れたのであった。
738 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/22 16:36
もしもし、キッコーマンさんでしょうか?
「はい、そうですが。」
えーっと、おたくのホームページについてお聞きしたいんですが。
「はい、ホームページに関するどのようなご質問でしょうか?」
そうなんです、前に一度見たんですがURLを忘れまして、教えて欲しいん
です。
「
http://www.kikkoman.co.jpです 。」
えーっと、WWWのKIKKおまんこJPですね。
「え、はい、KIKKOMAN.CO.JPです。」
KIKKおまんこJPと覚えたらいいんですね。
「キッコーマンCO.JPと覚えて下さい。」
えーっと、キッコーモンですか。
「いいえ、キッコーマンです。」
ああ、コーモンじゃなくてコーマンですか。
「はい、キッコーマンです。」
コーマンか、ところで、オマンコしませんか?
「え、な、・・・・・カチャン!」
739 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/25 04:14
ここはネタスレじゃねぇんだゴルァ!!!
740 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/25 13:45
マジレス希望。 今、卒論を取りかかり始めた学部三年です。 フィールド・ワークの手法で「社会化」について研究しようと考えています。 何か参考になる教科書・論文等ありましたら、お聞かせ願いたい。 ちなみに私の専攻は国際経営学・経営戦略論です。ヨロシクオネガイシマス。
一口に釈迦烏賊といっても。。。。ねぇ。。。。 だれの、どういう条件における、どのような社会への 釈迦烏賊なのかをはっきりさせないとね!
742 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/27 03:18
>>740 「社会化」という言葉にどのような意味を込めているのかわからないのだが,
とりあえずこれ読んでみたら。
>723 :名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/13 12:12
>山岸俊男 『心でっかちの日本人/集団主義文化という幻想』 日本経済新聞社 ★
>大衆受けを狙ったのか,タイトルからはDQNな印象を受けるが,
>実証研究の積み重ねにより日本的集団主義の神話を突き崩す
>気鋭の社会心理学者による論考。
743 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/27 03:38
毒になる親 という本をよんでください。
746 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/29 21:49
福島真人 『暗黙知の解剖/認知と社会のインターフェイス』 シリーズ・身体とシステム/金子書房 ★★ 著者は文化人類学畑の気鋭の研究者。 さまざまな職場におけるルーティンのフィールドワークによる研究を通して, 徒弟制,分業,チームワークといった協働の諸形態を支える 暗黙知の構造を描き出そうとしている。 金子書房「身体とシステム」シリーズでは以下の巻が出ているが, いずれも旧来の学問の枠組みを乗り越えようとする野心的な試みに溢れている。 ○人と○太郎という名の著者が多いのは単なる偶然か。 高木光太郎著 『ヴィゴツキーの方法』 佐々木正人・三嶋博之編 『アフォーダンスと行為』 多賀厳太郎著 『脳と身体の動的デザイン』 喜多壮太郎著 『ジェスチャー』
747 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/29 23:07
>>742 その本は読んでないが,山岸氏の基本的な方法論は,740のいうような
フィールドワークではなく,バリバリの実験室実験だろ。
それに彼の集団主義研究は,経済学者にはDQNだと見られているのをご存知?
(URL;
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/5933/ )
立ち上げから1年少しになります。この短期間に8万人近い
人達のご来客をいただき、私の音楽作品やエッセイに触れて下さり、
ご感想、スコア送付依頼等もたくさんいただきました。
それもこれも全て、2チャンネラーの皆様が必要以上にお騒ぎ
下さったお陰と深く感謝申し上げます。本当に有難うございました。
「K.OKADAワールド」はますますの発展をしてゆくことと
確信いたしております。
また、5月以降いろいろコンサートなども立て込んできており、
四国にいながらにして楽しい週末が送れるようになりました。
これからも頑張って、自分のライフワーク、趣味の音楽に取り組んで
参りたいと思っております。まずは取り急ぎ厚く御礼申し上げます。
Katsuhiko Okada" <
[email protected] >
749 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/11 02:57
ずいぶん下がってるので,あげておく。
750 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/18 02:38
ニャロメだかみゃろめだか知らないが, 本気で心理学を語りたい奴は まずこのスレで取り上げられてる本をチェックしろ。
kevin lynch, l.a.festinger, m.wertheimer ぐらいしか 心理学の人物は知らないのですが、彼らに対する評価はどんな感じですか? 彼らに関連した書籍で最近出版された物はありますか?
753 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/21 03:03
>>752 都市計画とか建築方面の方でしょうか?
挙げられている人名がかなり偏ってますね(w
Lynchの名は,
残念ながら環境心理学を専門とする心理学徒以外にはあまり知られていないでしょう。
Festingerは認知的不協和理論で知られる著名な社会心理学者ですが,
後年は社会心理学を離れて視知覚研究に没頭し,
さらに晩年は人間精神の考古学的研究なんてことをやっていたようです。
Wertheimerはゲシュタルト学派の旗頭ですね。
多くの心理学徒にとって,もはや歴史上の人物です。
しかしながらFesitingerの不協和理論も,
今をときめくJ.J.Gibsonのアフォーダンス論も,
ゲシュタルト学派の影響下に生まれたものであり,
彼らの思想がけっして過去のものになったわけではありません。
754 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/21 03:07
>>752 で,お尋ねの最近出版された書籍というのは
日本語のものではちょっと見当たりません。
755 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/21 03:55
>735 注意と視覚についての良本あります? 入門書ではないけれど、 松田隆夫『視知覚』培風館 乾敏郎『認知心理学 第一巻 知覚と運動』東京大学出版会 あたりがよいと思います。ベタですけどね。
>>753 偏ってますか。彼らの事を知ったのは心理学とはかけ離れた分野です。
アフォーダンスという言葉は Norman の「誰のためのデザイン」で見かけました
があれの事でしょうか。
>>754 そうですか。彼らに関した本はかなり昔の物しか知らないので、最近のがあれば
読んでみようかと思ったのです。
757 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/21 09:57
>>142 いま、ずーっと読んでいるとこだけど、すっげぇ同意。
758 :
名無しさん@お腹いっぱい :02/05/21 10:05
>>747 >その本は読んでないが,山岸氏の基本的な方法論は,740のいうような
>フィールドワークではなく,バリバリの実験室実験だろ。
>それに彼の集団主義研究は,経済学者にはDQNだと見られているのをご存知?
DQNの書いた本が、経済学者が審査員をつとめる日経新聞の賞を取れるかねえ?
経済学部で実証系なことをやってる知人は絶賛して、俺の方が、逆に読むのを進められたけどな。
759 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/21 13:24
>758 まあ山岸先生の研究がDQNかどうかはともかく, 経済学者だって学会賞でもない一般紙の賞を 審査するときには学術的なことより一般受けを 配慮した審査するだろうね。 それに,他の分野のDQNにはなかなか気がつかない。 心理学者でも生物や進化論のかなりDQNな本を 本気で読んでる人はたくさんいるし,その「知人」が まともな経済学者だとしても,ちょっと毛色の 違うものには素人的な評価しかできないこともあろう。 まあ「日経新聞の賞」とかをなにか学術的な ステータスみたいに言ってるとこみると 研究やってる人じゃないんだろうけど。
おすすめの本=自分が読んだことのある本
761 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/22 01:02
>>760 俺は自分が読んでない本でも勧めるぞ(w
762 :
医者が医学か社会学 :02/05/22 01:55
阿呆ダンス
763 :
ずいぶんとしつこいんだな :02/05/22 08:36
764 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/22 22:19
良質スレage
765 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/31 21:12
櫻井芳雄 『考える細胞ニューロン/脳と心をつくる柔らかい回路網』 講談社選書メチエ ★★ ニューロンの働きから脳と心を考える脳科学の入門書。 著者が心理学畑出身ということもあって, ヘッブのセル・アセンブリ仮説の紹介や 認知心理学的研究との関連について多くのページを割いており, 心理学専攻の学部生にはうってつけだと思う。
766 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/31 23:10
こんな奴の本棚を参考にしてはいけません。
768 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/31 23:13
誰かの本棚紹介してちょんまげ。
769 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/31 23:21
>>768 このスレの
>>41 は心理学を捨てた人らしいが,
結構正しい買い物をしていると思う。
770 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/31 23:25
>>769 サンクス!
参考になります。
まあ、何が正しいかはわかりませんが・・。
771 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/31 23:29
ひょっとして、ここの書き込み、売れない著者や出版社の 息のかかった人の集まり??
>>771 そのように見えてしまうあなたは
まともな心理学を学んだことがありませんね。
773 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/31 23:35
>>772 からんでごめんなさい、まともな心理学とは、どんな心理学?
占いじゃないということではないよね。
>>773 このスレでコメントつきで紹介されいる本の多くは
マトモな心理学徒が読むべきマトモな心理学の本です。
周辺領域の本も数多く含まれてますが。
775 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/31 23:44
マトモでない心理学の方が、魅力的かも? 私は統計の本なんか好きです。
776 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/31 23:44
>>771 そもそも売れてる本なら
わざわざこんな所で紹介しなくてもいいだろ。
777 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/31 23:46
>>775 あなたが魅力的だと思う本を紹介してくださいな。
778 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/31 23:56
「バキ」 作:板垣恵介(秋田書店) ★☆★☆
キィワードは「考える」(思考)でおもしろい本はないですか?
>>765 氏紹介の本はおもしろそうなので読んでみたいと思います。
780 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/06/01 00:11
>>779 そうだね。
こういう紹介があるといいね。
(私はさらに考えないで面白い本もいいけど。)
図書館司書の資格取ったけど、図書館で働いてないからな。
781 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/06/01 00:37
>>779 こんなのはどうでしょう。
市川伸一 『考えることの科学/推論の認知心理学への招待』 中公新書1345
信原幸弘 『考える脳・考えない脳/心と知識の哲学』 講談社現代選書1525
柴田正良 『ロボットの心/7つの哲学物語』 講談社現代新書1582
いずれも新書版の手軽な本ですが,
認知科学の最先端で何が問題とされ,
どのような研究が行なわれているかを知るにはいい本だと思います。
あとの2冊は哲学者によって書かれたもので,
内容的にも重複する部分がありますが。
782 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/06/01 09:00
>>766 私としては、書棚のページに東豊『セラピスト入門〜システムズアプ
ローチへの招待』、『セラピストの技法』の二冊があげられているのが嬉
しいところです。
783 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/06/01 09:20
>779 『考えることの教育』,佐伯胖,国土社,1990年 教育関係者にお勧めです。
>>780 、
>>781 、
>>783 わ!びっくりした、レスがついてる…。
あ、いや、2ちゃんだと侮ってレスは
期待してなかったんですが、レスが
いただけたうえにおもしろそうな本ばかり
教えていただいてほんとうれしいです。
ありがとうございました、マジで、マジで。
785 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/06/04 21:18
荒んだ雰囲気を和らげてくれること期待して こんなのでもあげておこう。
786 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/06/16 02:10
age
ちょっと最近「うつ」な私。 うつを”治す”というより、 うつを”受け入れる”うつと”つきあう”...。 そんなテーマの本があったら、紹介してください。
789 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/07/01 04:04
あげ
790 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/07/03 23:44
夏休みも近いので なんか面白い本紹介してください。
791 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/07/03 23:45
原初の叫び アーサー・ヤノフ
792 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/07/04 02:28
793 :
没個性化されたレス↓ :02/07/05 03:08
教育的に意義ありにつき、あげ
794 :
没個性化されたレス↓ :02/07/07 22:58
あげとこう。
795 :
没個性化されたレス↓ :02/07/07 23:23
オーソドックスな心理学の本を教えて下さい。 意味は、主流派で正統派でアメリカ人が書いた本です。
>>795 なんじゃそりゃ。
研究成果?概論書?それぐらい書いてくれ。
Hilgard's Introduction to Psychologyでいんじゃないか。 こないだ翻訳版も出たしな。高いけど。
あ、そだ。素人(+一部のDQN)用概論書に「心理学パッケージ」は? 古い、偏ってる以外に何かある?
799 :
没個性化されたレス↓ :02/07/09 23:46
有斐閣「心理学の基礎知識」にとって代われる本って出ないもんかねぇ
801 :
没個性化されたレス↓ :02/07/10 02:03
>>Hilgard's Introduction to Psychologyでいんじゃないか。 こないだ翻訳版も出たしな。高いけど。 これでいいんじゃないの。禿同。
802 :
没個性化されたレス↓ :02/07/10 02:04
認知系はもう教科書にでてますか?
ホストの決め台詞にも「仕事じゃないんだ」というのがある罠
激しく誤爆したので氏にます || Λ||Λ ( / ⌒ヽ | | | ∪ 亅| | | | ∪∪
805 :
没個性化されたレス↓ :02/07/10 02:38
>>802 認知系って認知心理学のことか?
20年前の教科書にも出てるよ(w
情報処理心理学(原題:Human Information Processing)という名の教科書もあったし。
ゲシュタルト心理学やらピアジェやらバートレットを認知系と言うなら,
50年前の教科書にも出ているが。
806 :
没個性化されたレス↓ :02/07/10 03:07
>>802 教科書の知覚,記憶,思考,言語あたりの章の内容は
ほとんどが認知系の成果だろ。
発達や社会なども基本的に認知系の発想だし。
むしろ認知と関係のない分野を探すのが難しいくらいだ。
かつての新行動主義的学習理論全盛期には
記憶の研究は言語学習と名を変えて
隠れキリシタンのように細々と続けられたと聞くが,
最近では学習を記憶研究の中の一領域として扱う教科書が増えてきている。
まさに「革命」だわな
808 :
没個性化されたレス↓ :02/07/11 08:35
age
809 :
没個性化されたレス↓ :02/07/13 02:06
ヒルガードの心理学、品切れに近くなってるよ。
810 :
没個性化されたレス↓ :02/07/13 02:27
県庁所在地にある唯一の大手の書店にはいまも何冊も山積みに なってる.全く売れてないようだが(わら) 田舎の人が買うわけないとは思うが
811 :
没個性化されたレス↓ :02/07/15 19:43
ヒルガード、紀伊国屋で注文したよ。ちゃんと来るかな・・・ 夏休み、頑張って読破しようと思っています。
812 :
没個性化されたレス↓ :02/07/15 20:01
オレはそれよりも修士論文だよ
813 :
没個性化されたレス↓ :02/07/15 20:38
ヒルガードとはヒルよけに効くんですか?
815 :
没個性化されたレス↓ :02/07/23 17:55
在庫切れーーーーーーーーーーーー
818 :
没個性化されたレス↓ :02/08/01 02:39
夏太郎上げ
819 :
没個性化されたレス↓ :02/08/02 01:27
このど厨房の桐山なんとかならんのか。うざすぎ。クソにたかる ハエなみにうざい。アクセス禁止に出来ないんか?
821 :
没個性化されたレス↓ :02/08/04 07:51
「この業界・企業でこの採用テストが使われている」洋泉社 ☆または☆☆ 性格テストとか心理テストとかその程度なんだ、ふーんと知るには良い本。 まあ、一般のヤツらが心理学の周辺に触れる一番多い機会は採用テストなのかもね。
ぼくは心理学に関する本は和田秀樹さんの 『痛快!心理学』しか読んだことがありません。 ちょっと漠然とした質問ですが、 あの子かわいーな(゚∀゚)とか 空がきれー(゚∀゚)とか、 なんだか理屈にならない美しさや魅力について、 どーして感情が反応するんだろうっていうことを 心理学的に解説してる本てありますか? 一般向け、専門家向けどちらもおねがいします。 ところで、心理学って理屈的な分野なんですか? (変な質問すいません)
823 :
没個性化されたレス↓ :02/08/04 19:19
>ところで、心理学って理屈的な分野なんですか? >(変な質問すいません) 変な質問というか日本語が貧しいね。理屈的な分野って何だよ。君小学生か?もうちょっと言葉を選べよ。 そんな日本語しか使えない君がどういったことを知りたくて書き込んだのか正直、正確に読みとる自信は無いが もし文言通りの意味で通すとすれば、君が知りたいことは「クオリア」という単語で検索してみれば色々と見つかる と思う。漏れも色んな所から拾い読みしてるだけだから、どれが決定的な本か、ということは言えないが。
>>823 レスありがとうございます。
言葉まちがえました。
「理屈的」ではなく「科学的」のまちがいです。
質問の意図は、心理学が「科学的」な分野なら
なぜ文系におかれているのか不思議に思ったんです。
826 :
没個性化されたレス↓ :02/08/05 10:08
>>821 前にある企業で性格検査を受けたことがある。
「この質問はこの尺度で、この質問は尺度重なるぞ、出来悪いな」と無意識につぶやいてたらしい。
試験官が俺の顔をのぞいていた。
827 :
没個性化されたレス↓ :02/08/06 12:12
828 :
没個性化されたレス↓ :02/08/06 23:24
自意識過剰
829 :
没個性化されたレス↓ :02/08/07 11:32
830 :
没個性化されたレス↓ :02/08/08 21:14
831 :
没個性化されたレス↓ :02/08/09 00:22
やっぱ、自己愛 ダキシメラレタイ コフート『自己の治癒』
832 :
没個性化されたレス↓ :02/08/10 19:30
833 :
没個性化されたレス↓ :02/08/21 23:18
最近うつでパチンコも競馬も負け続けています。幸いローンの支払いは 滞りないのですが、どうしても勝たなければと、つい仕事もそこそこに ジャンバリ急いでしまうのです。 なにかいい本はないでしょうか。病院に行くほどではないとおもうのです。 2 ぱちんこは好きではないのですが、やめられません。そのため、サラ金に 通ってしまいます。 宝くじはやりません。トトは駄目です。サラカードは6毎所持しています。携帯に入ることが できませんでした。3軒断られました。ブラックリストに乗っているから? どうしてもやめられません コレはうつですか
>>833 二度とギャンブルに手を出さずに済ませるため、
樹海に行くことをお勧めします。
>>833 樹海に行かなくてもいいが、超ど田舎の支社に転勤させてもらったら?
836 :
..サラリーマン. . :02/08/25 13:12
興味があって、社会学、心理学などの本を独学で読み、仕事の合間に 勉強しております。 しかし、こうした勉強方法、議論をする相手や、勉強仲間がいるわけでもなく、 どうしても独りよがりになりがち。 最近、そうしたことを自覚し、正直、ちと困り気味になっております。 このままの方法では、独りよがりになるばかりという、危機感です。 社会人の、心理学のよい勉強方法、読むべき本などを教えてください。 専門家の意見聞きたく、レスいたしました。 よろしくお願いいたします。
837 :
没個性化されたレス↓ :02/08/25 13:28
>>836 心理学と言っても幅が広いのですが
どのような分野に興味をお持ちですか?
また今までにどのような本をお読みになりましたか?
興味のある分野 @社会心理学 A精紳分析学 社会心理学については、どの本も同じように見えて、ツボがつかめずにいます。 よい本をしりたく思います。 読んで面白かったのは、 「人はなぜ恥かしがるのか:羞恥と自己イメージの社会心理学」菅原健介:サイエンス社 でしょうか。 精紳分析学については、フロイト、エリクソン、ユング、コフート、ラカン、交流分析TA (ほぼ興味をもった順番です) の原著を読むも、途中挫折。解説本を読んで、おぼろげながらのイメージでの理解。 多分、独りよがりな理解なになっていると、危機感を感じています。 一本筋の通った理解ができる良書は、ないものかと思っております。 「心理療法序説」「こころの処方箋」他 河合先生の本は、面白く読んでいます。 ラカンは、宮台真司、斎藤環先生の著物の拾い読みからの理解。 ・・・・・・・という感じです。 こう書いてみると、ずいぶん乱雑な興味範囲ですが。 自分と他者と社会。日々の相互の接点への興味、と本人は理解しております。 素人の雑文、オユルシクダサイ 。
今日、ハインツ・コフートの『自己の治癒』 を買いました。6500円。高かったけど。 コフート死後出版の著作。 「歎異抄」も親鸞の死後、弟子による出版であることを思いだし、”何か”を感じます。 エリザベート・コフート夫人の序文のはしがきが良くって、なんだかわくわくしている。 ゆっくりと、味わいながら、読み進めていきたいと、思っている。
841 :
没個性化されたレス↓ :02/08/27 02:57
>>836 1.まずは、ベンソン『マンガ心理学入門』(講談社ブルーバックス)を読みましょう。
2.あなたのイメージする「心理学」は心理学ではない(少なくともズレている)可能性があります。
3.大半の心理学徒が、「精神分析は心理学ではない」と考えていることを知っていますか。
4.本の紹介なら、まさにこのスレで行われているではありませんか(とくに始めの頃)。紹介されているほとんどが「良い本」であり、これこそが“心理学”です(精神分析系はほとんど出てきません)。
水を差すような書き方をしてしまいましたが、上記1を手始めに、4(つまりこのスレ)の中から興味の持てそうな本を片っ端から読んでみましょう。あなたの「心理学」のイメージが変わるでしょう。
また、このスレの初期に登場した
>>41 のRIOという人は素人さんらしいのですが、意外と良い選択をしており、こういう「正しい買い物」のできる素人さんもいるのだということを参考に。
なお、あなたの関心は心理学よりも社会学に向いているのではないかと思われるので、
森真一『自己コントロールの檻』(講談社選書メチエ)をまずは読んでみてはどうでしょう(このスレでも紹介されています)。
>841 ありがとうございます。 <あなたのイメージする「心理学」は心理学ではない(少なくともズレている)可能性があります。 そうかもしれません。 独りよがりな学問の理解になっているのではと、危機感を感じながら、レスしました。 客観的な言葉の発言いただいて、うれしく思います。 相談は、やはりしてみるものですね。 41 を立ち上げて見ましたが、私の関心のイメージと、おっしゃるとうり、少しちがう と感じました。書店で手にしてみたものの、書棚に戻してしまった本が何冊かありました。 そのあたりのズレについて、前向きに考えてみたいと、思った次第です。 社会学を含め、自分の関心のありかを、今一度振り返ってみたいと思います。
そのズレを正しく認識なさることが有益な学習への第一歩であると思われます。がんばってください。
>>842 41氏のサイトを覗いてみたが、全くの素人ではないようだ。
41の選択も悪くはないと思うが、やはりこのスレ前半を参考にした方がいい。
あるいは、41氏のサイトでリンクを貼られていた以下のサイト、
ttp://www4.ocn.ne.jp/~murakou/psychobook.htm へ行ってみたところ、これがかなりお薦めのコーナーであった。
紹介されている本は一般向けのものが中心で、解説コメントも丁寧で充実しているので、
参考にされてはいかがか。
管理人は認知系の教育心理学徒だそうだ。
#)
認知系なのに行動主義系に対しても積極的に意義を認めていて、将来性まで評価している。
不勉強を棚に上げたありがちな先入観がない点が気持ちよい。
各書のコメントの内容もオレの感覚・趣味に近いものがある。
未読のもので買ってみようという気になった本もいくつかあった。感謝である。
こういうサイト、他にもないかな?
845 :
842=836 :02/08/29 01:13
>843san.>844san ありがとうございます。 今、反省的(リフレクション的)に、自分の興味と動機付けのありかを、整理中です。 41 が 1:心理学の面白い本 2:心理学の役に立つ本 3:関連領域 という段階をつけて、本の紹介をしていたのが、印象的でした。 3:関連領域 への関心が高く、1:心理学の面白い本 になるほど、 関心が低くなるというのが、今の私の率直な感覚です。 どうも、私の興味の「こだわり」の対象は「心理学」とは少し違うところにあるのかもしれない、 とも感じつつも、慎重に探求領域を模索していこうと、思っている次第です。 良くも悪くも専門家でない立場でどのようなスタンスでの探求がよいのか。模索中です。 専門家と素人では、やはり学問に対するスタンスのとり方は違ってくるはず。 しかし、だからといって、探求される知識が独りよがりで的外れだとしたら、困る。 そんなことが、今、頭の中を巡っています。 そんな今の私がしりたいことは、 「精神分析」が「心理学」から、どのように見えるものなのかということです。 両者の間の距離、その機能、意味、学問の動機付けの違い、などです。 専門家の方の意見が聞ければ、うれしく思います。 学問の羅針盤について、といってもいいでしょうか。
846 :
探してみリークだよ :02/08/29 01:26
847 :
没個性化されたレス↓ :02/08/29 04:25
>>845 禿しくスレ違い。
かといって新スレを無闇に立てるのはヒンシュクを買う。
なぜなら、ハゲしく禿げしく剥げしくガイシュツだから。
ただし、あなたが最後までスレを仕切る心意気があるなら、
新スレ立ててみるのも悪くないかもね。
荒れるのは間違いないテーマだけど、
あなたのように常識をわきまえていて自省できる人で、
しかもナイーブな立場の人が、進行役または生徒役を買って出て、
仕切りを放棄しなければ、面白くなるかも。
848 :
没個性化されたレス↓ :02/08/29 05:24
849 :
没個性化されたレス↓ :02/08/31 11:20
「精神分析」と「心理学」って、仲悪いんでしょうか。
基礎心理と精神分析は仲悪い。 まさに水と油、アメリカと旧ソ連やイスラム教のように。
基礎真理の方が一方的に嫌っているという印象を持つけど…。 でも外部から見ても、精神分析は心理学じゃない感じがするから 基礎真理の方も精神分析に擦り寄られると厭なんでしょう。 精神分析なら社会学か哲学だと思うよ。
そんなことを言うと哲学や社会学からも願い下げだと言われる罠 精神医学の中でも異端扱いだし 精神分析は、精神分析。それ以外の何者でもない。
哲学、社会学の中では精神分析は嫌がられてるんですか? フロイトの名前はチラホラ見るんですが…。精神分析の「流れ」が 嫌がられるのかな…。いずれにしても、オイラには、 なんで嫌がられるのかワカランです。激しくスレ違い、スマソ。
精神分析は、心理学の異端?なのでしょうか。 そんな印象をもちました。 精神分析は、心理学を、より豊かにする要素なのだと思っていました。 そうではないのでしょうか。 精神分析のない心理学は、精神分析を伴った心理学より、価値のあるものなのでしょうか。 あるいは、学問の守備範囲の都合?・・・・・
心理学はいくつもの研究分野、学派に分かれており、考え方や思想は様々だ。
その中には精神分析学派と呼ばれる、フロイトの流れを汲むものもある。
精神分析に対する批判にしても外から中からいろいろあるんだが、
分かりやすいものとしては、反証主義を唱えた科学哲学者C・ポパーや
行動主義を興した心理学者J・B・ワトソンらの主張に見られる、
精 神 分 析 な ん て 非 科 学 的 というやつだろうな。
スレ誘導しようにも相応しいスレがないんだが、とりあえずこれ読め。
精神分析って・・・
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/psycho/1009044623/
……と思ったらdat落ちしていた罠。
>>854 なんかオイラのいい加減なイメージだと、精神分析は心理学の
異端というより伝統的な基礎心理学とはあんまりカンケーないような
気がするよ。フロイトは一応、神経科のお医者サンだって話しで
いわゆる心理学者ではなかったって聞く。心理学って言葉を使えば
心理学者だっていうなら哲学者のエドムント・フッサールだって、
心理学者だ。でもいま、フッサールを心理学者だって言う人はいないと
思うんだ。つまりねあの当時、心理学って言葉は、こころ(心)の
ことわり(理)を学ぶという意味で、ほぼ一般語だったからフロイトも
心理学って言葉を使ったのかな、ってオイラは思うんだけど…。
詳しい方、ツッコミお願いします。
精神分析が心理学かどうかは定義の問題に過ぎない。 じゃあ今現在一般的にはどう考えられているかというと少々面倒な問題になるが。 フロイト自身は精神科医であって心理学者とは呼ばれないんだけど、 社会心理学の中に精神分析学を持ち込んだ新フロイト派のフロムみたいなのもいるし、 ゲシュタルト学派にも影響を及ぼしたし、精神分析が心理学と無関係なわけではない。 精神分析を蛇蠍の如く忌み嫌う行動主義でさえ、精神分析の方法論への アンチテーゼとして生み出された、という側面があるとも言えるし。 基礎系から異端として排斥された、あるいはされているというのは本当だがな。
859 :
没個性化されたレス↓ :02/09/03 02:00
昼ガードはよい
なるほどなるほど。確かに精神分析は社会心理学に 近いかもしれないね。でも社会心理学だとますます社会学だなぁ。
「他者といる技法」奥村隆 社会学と心理学、そして遠くは、精紳分析との架け橋。 一応、社会学の本ということになっているが、心理学から見た、 評価について、一考、必要と思われ。
>>858 行動主義も精神分析を取り入れたことを知らないのか?
MowrerやSearsなどHullの弟子筋が融合を試みたし、
MassermanやWopleなど初期の行動医学者・行動療法家
もそうだね。
「そいつらは行動療法家ではあってももはや行動主義者ではない」 とどこかのスキナリアンに言われていたけどな
まあ,フロイドは20世紀の知の四大巨頭に挙げられているんだから, あっちこっちに影響を受けた人がいてもおかしくはないわな. なお,エリクソニアンな私だが, 講義時間にはエリクソンを「精神医学者」として紹介する.
865 :
没個性化されたレス↓ :02/09/06 05:30
頼む!!!! 社会心理を精神分析などと一緒にしないでくれぇ???っ!!!!! フロムなんか、今時、アメリカの教科書にさえ出てこない。
>>865 どこの分野でも嫌われる精神分析…。
なんか可愛そうになってきた(W
有斐閣の「ベーシック現代心理学7 社会心理学」にもフロムは出てこない。 しかしフロイトは第一章「社会的自己」の1ページ目に堂々と登場しているという罠 「S.フロイト(1921)のいうように、個人の精神生活の中で、他人は手本として、 対象として、援助者として、また敵対者として影響を与えるのが通例である」
しかしフロイトや精神分析学派諸理論の心理学史上の影響力は別として、 狭義の精神分析それ自体に関していえば叩かれるのは当然ではある罠 ただ問題なのは、だからといって自分達の今やっていることが フロイトとその系譜に対して完全に独立した流れを持つわけではないということ。 フロイトと出会わなかったアドラーはポパーを助手に雇わなかったかもしれず、 そうしたらポパーは可謬主義を生み出さなかったかもしれない。 まあ塞翁が馬の世界だが
869 :
これどーっすか :02/09/06 16:20
心理学の哲学 北大路書房 渡辺恒夫他編 2002
870 :
没個性化されたレス↓ :02/09/08 17:17
>>864 エリクソニアンって,E.H.の方ですよね?
彼はハーバードの心理学科に在籍したことはありますが,
アカデミックな精神医学の訓練を受けてはいませんよね。
エリクソンを精神医学者と紹介するのは,
精神分析⊂精神医学というお考えからでしょうか?
871 :
没個性化されたレス↓ :02/09/08 17:22
あれ,あがらないのは何故? もう一度...
>>870 催眠をやってる方には興味がないので.エリックなり.
>精神分析⊂精神医学というお考えからでしょうか?
そゆことざんす.って,この考えは奇妙なのかな?
873 :
没個性化されたレス↓ :02/09/10 20:22
>>872 その考えでいくと
A.フロイトもM.クラインも精神医学者ということになるのでしょうか?
ついでにエリクソニアンのドナさんも精神医学者?
874 :
没個性化されたレス↓ :02/09/10 21:16
弘文堂の(縮刷版)精神医学事典はどうですか? 民俗関係ではそれなりの事典を出してる印象があるけど・・・ これは心理学事典としてはちょっと網羅性に欠けるかな。実験や認知はおさえてなさそうだし。 やっぱり平凡社のを超える奴ってないのかな? できれば一万円以内で・・・
875 :
没個性化されたレス↓ :02/09/11 00:16
>>874 精神医学事典が心理学事典の代わりになるわけないだろ,ゴルァ!
>>873 その辺,というか,自我心理学とか対象関係論とか,
そういう勉強していないところは社会心理学で言う「外集団」なので,
すべて俺の認知過程では「精神医学者」で処理されているのは確か.
で,それを間違いと指摘されても,この認知処理以外に魅力的な情報は
今のところないのも確か.
なお,私の場合,自称で言えば「発達心理学者」である.
人が認めるかどうかはわからないがね.
877 :
没個性化されたレス↓ :02/09/21 21:52
青の炎=☆☆
879 :
没個性化されたレス↓ :02/10/02 00:03
ちょいあげ。
880 :
没個性化されたレス↓ :02/10/04 16:19
>>874 その辞書の監修者の一人が、指導教授だった。
あれはあくまで精神医学の話だからなぁ・・。
最近いいのは、有斐閣の心理学事典。
CD-ROM版は、ノートPCを普段から持ち運んで仕事
している私には便利。
882 :
没個性化されたレス↓ :02/10/12 03:28
市川伸一編著「心理測定法への招待」は
>>589 に激しくガイシュツ。
883 :
没個性化されたレス↓ :02/10/12 03:33
>>881 一応、小辞典じゃない方ね。辞書っていうのは、どうしても
文字数に制約もある。で、鵜呑みにすべきではないとは思って
いる。
884 :
没個性化されたレス↓ :02/10/12 03:37
>>881 昔は有斐閣の社員も出入りしてたのか,この板。
885 :
没個性化されたレス↓ :02/10/12 03:39
でも、間違いは確かに困るけどね。初学者には。
886 :
没個性化されたレス↓ :02/10/12 04:20
すみません、学部3年生で来年に向けて卒論の準備をしています。 テーマは、各種のモデリング技法についてやろうと思っているのですが、 網羅的に語ってくれている書籍か論文等、或いは良書がございましたら 教えていただけないでしょうか。お願いします。ウチの大学の図書館 しょぼい上に、電子ジャーナル、NACSISやMagazinPlusで検索しても なかなか目ぼしいものが出てこないのです。だから特殊教育学研究くらいのもの しかまだ論文はあたっていませんです。
887 :
没個性化されたレス↓ :02/10/12 16:13
>>886 モデリングって観察学習のほうね。
誰か教えてやってくれ。
888 :
没個性化されたレス↓ :02/10/12 23:00
結論として、 佐々木正人 下條信輔 行動分析学 心理学批判 これが皆のそういってことか? 足りないものがあれば付け足して
889 :
没個性化されたレス↓ :02/10/12 23:03
>>888 そういって総意ですか?
で,何の総意でしょうか?
890 :
没個性化されたレス↓ :02/10/12 23:05
891 :
没個性化されたレス↓ :02/10/12 23:05
>>889 間違えた。総意ね。
このスレ「この本だけは読んでおけ」に書いた人の総意かな、と。かなり大雑把だけど。
892 :
没個性化されたレス↓ :02/10/13 01:37
本だけ読んでも意味ないね。 内容を理解し、細部まで暗記し、それを用いることができるかどうかだ。
894 :
没個性化されたレス↓ :02/10/13 02:05
>>893 ゆとり教育推進者ですね。
知識なければ発想も無い。まあ、文系にはわからんと思うけれどね。
また出た
896 :
没個性化されたレス↓ :02/10/13 14:16
897 :
没個性化されたレス↓ :02/10/18 19:16
ジェフリー・F.ミラー(著) 長谷川 眞理子(訳) 『恋人選びの心/性淘汰と人間性の進化』I・II 岩波書店 ★★ 人を魅力的に見せる身体,装飾,言語,美術,スポーツ,道徳性,創造性といった特徴は, 深く人間性にかかわっているはずなのに,どうして生まれてきたのか, 自然淘汰の理論ではどうにも説明がつかなかった。 本書では,ダーウィンに提唱されながらも省みられなかった性淘汰を鍵概念として この進化の謎を解き明かす。 著者は英国の進化心理学者。 訳者にして寿一氏のパートナー長谷川眞理子氏が (自然)人類学畑出身だったと初めて知りますた。
898 :
没個性化されたレス↓ :02/10/18 20:17
>>897 これ,男は女を顔で選ぶだとか,
モテる男モテる女がどうだとか騒いでる連中のスレに貼ってやれば?
899 :
没個性化されたレス↓ :02/10/20 19:59
もうじき次のスレに移行するだろうから, そのとき『マンガ心理学入門』を 心理学板推薦の初学者向け標準テキストとして >1に明記しておくといいんでないかい?
>>899 講談社ブルーバックスですね。
ところで同じブルーバックスの『マンガ脳科学入門』ってどうですか?
901 :
没個性化されたレス↓ :02/10/20 20:10
>>900 『マンガ心理学入門』は
認知心理学や神経心理学に関する記述が手薄なので
それを補う意味でも合わせて読むといいと思います。
>>598 を参照のこと。
他に講談社ブルーバックスって何があったかなと探したら 「Q&A野菜の全疑問 八百屋さんも知らないその正体」 という本があったのだがどうか。(いや、どうかと言われても)
そういえば苧阪良二大先生の『地平線の月はなぜ大きいか』も ブルーバックスの1冊として出ていたのではなかったかな? 品切れになって久しいけれど。 厨房時代に読んだ村上陽一郎の『新しい科学論』が 長らく品切れになっていたのに最近になって再版されたようだから, 苧阪先生の本もぜひ再版して欲しいものです。
おっと,書名は 『地平の月はなぜ大きいか/心理学的空間論』 が正しいようだな。
905 :
没個性化されたレス↓ :02/10/20 21:02
ブルーバックスにはときどきトンデモ系も混じっているが, 心理学関係のものはまあまあだと思う。 評判にはならなかったけど,勉強になったのは イスラエル・ローゼンフィールド著 『記憶とは何か/記憶中枢の謎を追う』★ 記憶をカテゴリーの再構成として捉える視点がバートレットに由来し, それがフロイト,マー,エーデルマンらの研究とどのように関連するのかを教えられたよ。 今はたぶん品切れだと思うが。
を,ロボさん,どうも。 さっきからこのスレでぼそぼそ呟いてるのは私です。
ブルーバックスからもう1冊。 新垣紀子・野島久雄 『方向オンチの科学』★ 物理畑と心理畑の2人の認知科学研究者による空間認知研究入門。 話題になった『話を聞かない男,地図が読めない女』に対する批判がさりげなく込められている。 方向オンチのための具体的な処方箋も示されているので“how to”本としても役に立つ。
このスレで紹介された講談社ブルーバックスの本をリストアップしてみました。
ポインタは初出レス。訳者,副題は省略しています。
見落としがありましたら御指摘ください。
事情により『Q&A野菜の全疑問』はリストから外しました(w
>>66 安藤寿康 『心はどのように遺伝するか』
>>423 ベンソン 『マンガ心理学入門』
>>598 ゲラトゥリ 『マンガ脳科学入門』
>>638 治部真理・保江邦男 『脳と心の量子論』
>>904 苧阪良二 『地平の月はなぜ大きいか』
>>905 ローゼンフィールド 『記憶とは何か』
>>909 新垣紀子・野島久雄 『方向オンチの科学』
>>903 村上陽一郎 『新しい科学論』 も入れといて。
>>638 治部真理・保江邦男 『脳と心の量子論』
は削除。基本的にトンデモ本として認識されている。
>>912 了解。
紹介してくださったあの方も納得なさるでしょう。
他スレでは紹介されてたように思うけど、これ 古いけど、それなりに読める 脳から見た男と女 性差の謎をさぐる 新井康允 1983年 手元にあるのでもう一冊、こっちは読んでないんだが 「心」とは何か 精神生理学からのアプローチ 高橋 宏 1987年
以下は講談社現代新書の中から紹介されたもののリストです。
見やすさを考えてタイトルを先にしました。
補足や削除があればお願いします。
>>6 『知能指数』 佐藤達哉
>>67 『考える脳・考えない脳』 信原幸弘
>>94 『〈意識〉とは何だろうか』 下條信輔
>>97 『知性はどこに生まれるか』 佐々木正人
>>119 『〈子ども〉のための哲学』 永井均
>>560 『ロボットの心』 柴田正良
>>619 『タテ社会の人間関係』 中根千絵
私,講談社のまわし者ではありません(w 中公新書,岩波新書についても近いうちにリストを作りますが, 今日のところはこれまで。
>>905 >イスラエル・ローゼンフィールド著
>『記憶とは何か/記憶中枢の謎を追う』★
1980年代までの認知心理学と神経科学の成果を統一的視点に立って紹介する良い本だが、
基礎知識を持たずにいきなり読んでも十分理解できないだろう。★★が妥当。
今となってはいささか古いが、再刊する価値はあると思う。
>>916 私も応援してます。
応援ありがとうございます。
次は中公新書から。
>>36 『父性の復権』 林道義
>>48 『老いはこうしてつくられる』 正高信男
>>88 『サブリミナル・マインド』 下條信輔
>>328 『子どもはことばをからだで覚える』 正高信男
>>425 『考えることの科学』 市川伸一
>>442 『人はいかに学ぶか』 稲垣佳世子・波多野誼余夫
>>442 『無気力の心理学』 波多野誼余夫・稲垣佳世子
>>442 『知的好奇心』 波多野誼余夫・稲垣佳世子
お疲れ様です.
フェミでサヨ(笑)の私としては,
>>36 『父性の復権』 林道義
はdデモ本かと申し上げたいのですが.
それともユングをやっていれば
>>36 のような感想になるのかな?
しかし,あんまり自分をサヨ・フェミいってると予言の自己成就が....以下略
ドナさま,コメントありがとうございます。 中公新書には臨床心理方面のまっとうな本もあると思うのですが, 唯一取り上げられたのが林みっちーとは脱力モノですね,たしかに。
岩波新書は意外に少なく,以下の4冊です。
>>119 『科学の方法』 中谷宇吉郎
>>242 『子どもとことば』 岡本夏木
>>447 『発達の心理学』 藤永保
>>693 『精神病』 笠原嘉
ついでに岩波ジュニア新書から。
>>2 『心と脳の科学』 苧阪直行
以下は岩波科学ライブラリーから。理工学書の棚にあります。
>>3 『認知の起源をさぐる』 渡辺茂
>>3 『アフォーダンス』 佐々木正人
>>3 『鏡の中のミステリー』 高野陽太郎
>>3 『意識とは何か』 苧阪直行
>>3 『心の理論』 子安増生
>>41 『喜怒哀楽の起源』 遠藤利彦
>>328 『赤ちゃんの手とまなざし』 竹下秀子
こうして一覧にしてみると分野がかなり偏っているのがわかりますね。 認知心理学・認知科学の本が多いのは時代の趨勢から当然として、 発達心理学がこれと並ぶ勢いですね。かなりカブってますが。 新書版の臨床心理学入門書は結構出ているはずですが、 ほとんど紹介されていないのはなぜなんでしょうか? 専門書は結構紹介されてるのに。
>>924 心理学板は臨床屋さんにとって居心地よさそうには思えないので,
書き込む人自体が少ないということもあるかもしれませんね。
そろそろ新スレに移行して,
このスレの残りはマイナーな新書や叢書のリストで埋めましょうか。
贋心理学教授はどこ行っちゃったのかな?
926 :
贋心理学教授 :02/10/23 03:09
呼んだ?
>>927 そうそう,忘れてました。
リンクをありがとうございます。
929 :
没個性化されたレス↓ :02/10/23 20:21
御苦労様あげ。
文春新書
>>292 『ヒトはなぜ,夢を見るのか』 北浜邦夫
>>576 『ヒト型脳とハト型脳』 渡辺茂
ちくま新書
>>41 『フロイト入門』 妙木浩之
>>46 『こころの情報学』 西垣通
洋泉社新書y
>>465 『「こころ」はどこで壊れるか』 滝川一廣
>>671 『「心の専門家」はいらない』 小沢牧子
講談社選書メチエ
>>10 『自己コントロールの檻』 森真一
>>577 『自己を失った少年たち』 影山任佐
>>765 『考える細胞 ニューロン』 櫻井芳雄
NHKブックス
>>101 『エコロジカル・マインド』 三嶋博之
>>379 『セルフ・コントロールの医学』 池見酉次郎
>>431 『言語を生み出す本能』上・下 ピンカー
>>637 『心を生み出す脳のシステム』 茂木健一郎
見落とし等ありましたら御指摘ください。
932 :
没個性化されたレス↓ :02/10/28 08:32
心理学板住人の方へ。 このスレの残りもあとわずかとなりました。 つきましては,初学者の参考になるように, このスレで紹介された本の中から「私のおすすめベスト3」を選んでいただけませんか? おすすめできるのものが見当たらないという方は 「第2幕」のほうで改めて御紹介ください。
子どもの心の危機は本当か 小沢牧子 意味の復権 ブルーナー 意識とはなんだろうか 下條信輔 Ψさん乙です。
934 :
没個性化されたレス↓ :02/10/28 12:10
>>933 >子どもの心の危機は本当か 小沢牧子
この本はこのスレで紹介されてましたっけ?
もしまだなら「第2幕」のほうでぜひ紹介してください。
ソフィーの世界は外出か?
936 :
ちょっとズルだけどΨ :02/10/28 17:18
『マンガ心理学入門』を卒業した高校生に
>>97 佐々木正人 『知性はどこに生まれるか/ダーウィンとアフォーダンス』 講談社現代新書JEUNESSE
>>88 下條信輔 『サブリミナル・マインド/潜在的人間観のゆくえ』 中公新書
>>28 長谷川寿一/長谷川眞理子 『進化と人間行動』 東京大学出版会
心理学専攻の大学生に
>>6 ギブソン 『生態学的視覚論/ヒトの知覚世界を探る』 サイエンス社
>>30 ポスナー/レイクル 『脳を観る/認知神経科学が明かす心の謎』 日経サイエンス社
>>829 ブラウン 『ヒューマン・ユニヴァーサルズ/文化相対主義から普遍性の認識へ』 新曜社
研究の合間に
>>94 リード 『アフォーダンスの心理学/生態心理学への道』 新曜社
>>679 チャーマーズ 『意識する心/脳と精神の根本理論を求めて』 白揚社
>>6 ガーゲン 『もう一つの社会心理学/社会行動学の転換に向けて』 ナカニシヤ書店
937 :
没個性化されたレス↓ :02/10/29 15:40
コテハンの諸氏もベスト3を挙げてくださいませんか?
>>936 のように読者対象別でも構いませんので。
オレは工学屋なので,趣旨に沿えるかどうかわからないけど. 工学系にも興味を持った高校生向けに 森川 幸人 「マッチ箱の脳(AI) 使える人工知能のお話」新紀元社 ISBN4-88317-080-2 大学生が読むなら 喜多村 直 「ロボットは心を持つか サイバー意識論序説」共立出版 ISBN 4-320-02972-0 ちょっと高価だが Stuart Russell & Peter Norvig 原著, 古川 康一 翻訳 「エージェントアプローチ 人工知能」 共立出版 ISBN:4-320-02878-3
>>938 >喜多村 直 「ロボットは心を持つか サイバー意識論序説」共立出版 ISBN 4-320-02972-0
この本,私も推薦します。
じつはその昔,「ロボットは心を持つか」というスレの中で紹介したことがあります。
心理学徒が読んでもためになると思いますよ。
940 :
没個性化されたレス↓ :02/10/29 23:09
心理学に疑問を持つ方。心理学をこれから学ぼうという方。 読むべき本はこのスレで紹介されています。 参考になさってください。 とくに100番までと900番以降が役に立つと思います。
期待に応えられるかどうかわからんが.
厨房・初学者向け
>>361 渡邊芳之・佐藤達哉 「図解 心理学のことが面白いほどわかる本」 中経出版
>>590 梅本・大山編著 新心理学ライブラリ15「心理学史への招待」 サイエンス社
教育・発達系の学部生向け
>>13 ジンバルドー 「現代心理学 I〜III」 サイエンス社
>>435 H.R.シャファー 無藤隆・佐藤恵理子訳 「子どもの養育に心理学がいえること」 新曜社
>>68 ロフタス&ケッチャム 「抑圧された記憶の神話―偽りの性的虐待の記憶をめぐって―」 誠信書房
>>338 S.I.ハヤカワ 「思考と行動における言語」 岩波書店
>>474 永野重史 「発達とは何か」 東京大学出版会
で,今俺がじっくりと読みたい本
>>28 長谷川寿一,長谷川眞理子「進化と人間行動」 東大出版会
唐沢穣 「社会的認知の心理学」 ナカニシヤ出版
マイケル・コール著 天野清訳 「文化心理学」 新曜社
942 :
没個性化されたレス↓ :02/11/02 06:32
心理学初学者のためにあげておいて下さい。
脳科学ならば、オーンスタイン著「脳ってすごい」草思社 心理学概論ならば、磯貝ら著「心理学」日本文化科学社 これらがよい。
944 :
没個性化されたレス↓ :02/11/02 13:57
945 :
没個性化されたレス↓ :02/11/04 15:45
教育的指導あげ。
946 :
没個性化されたレス↓ :02/11/07 00:13
新参者のためにあげておく。
947 :
没個性化されたレス↓ :02/11/13 01:10
あげとくよ。
948 :
没個性化されたレス↓ :02/11/13 19:35
次スレの予定は?
950 :
没個性化されたレス↓ :02/11/16 16:03
レイノルズの「オペラント心理学にゅうもーん」 悪くないと思たよ。行動分析の基本を学ぶにはいい本だと思た
「にゅうもーん」ってなんやねーんゴルァ
953 :
没個性化されたレス↓ :02/11/20 17:13
もうひと働きしてもらおう。
954 :
没個性化されたレス↓ :02/12/06 20:17
まだまだ保全あげ。
955 :
没個性化されたレス↓ :02/12/14 01:16
エリザベス キュブラーロス『死ぬ瞬間』『新・死ぬ瞬間』 レイモンド・ムーディ『かいまみた死後の世界』 ケネス・リング『オメガに向かって』 バーバラ・ハリス『バーバラ・ハリスの臨死体験』 立花隆『臨死体験上・下』
957 :
没個性化されたレス↓ :02/12/14 14:33
>>956 すぐ上に書いてあることが読めないのか?
958 :
時間に支配された男 :02/12/19 21:24
「ドグラマグラ」は読むべきだ。精神異常者がかいた本は 読者まで幻惑される。
959 :
没個性化されたレス↓ :02/12/19 21:58
>>958 お前はその前に
>>955 を読 む べ き だ
しかもドグラマグラといえば九大医学部だがここは心理学板である。
a!
961 :
没個性化されたレス↓ :02/12/19 22:12
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553 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/01/03 13:14 中井久夫・山口直彦 『看護のための精神医学』 医学書院 ★ もともと系統看護学講座の1冊として書かれた教科書ですが, 絶版後も名著の誉れ高く,筆を加えて再刊されました。 心理学徒が読んでも面白くためになると思います。 お勉強と気張らずに,寝転がって日向ぼっこしながら読むのもまた楽し。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ これ私もお勧めします. 今まで読んだ「素人+α」向けの本の中でもっともよかったと思います. 家族みんなで今日からでも役に立つ『精神医学版常備薬』といえるほど, 分かり易く,平易な,それでいて中井の的確で豊かな文章表現が素敵な 一冊ですね.
963 :
media :02/12/25 10:08
1000までもうすぐだ
(^^)
ヽ(´ー`)ノ ボクモ ヨンデ ミヨウカナー。 ナニカラ テヲ ツケヨウカー…
967 :
没個性化されたレス↓ :03/02/11 16:40
968 :
没個性化されたレス↓ :03/02/11 17:06
(^^)
970 :
没個性化されたレス↓ :03/03/24 22:29
春休みなのであげておこう。
ほしゅ
972 :
没個性化されたレス↓ :03/04/15 17:04
新しき心理学徒のためにあげておこう。
(^^)
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
977 :
没個性化されたレス↓ :03/04/28 01:44
黄金週間あげ。
3年経ちましたか・・・早いですなぁ
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
やっぱりメディスン・ホイールでしょ。