すいません。yukiさんではありませんでしたな。
♭だし。
「宇宙少年」
幼少の頃
果てしなく広大で
果てしなく深淵な
この宇宙の暗闇と
永久とも思える時の流れを
三畳間の押入れの中で
僕は見ていた
短い詩を中心に書いていくので、感想を宜しくお願いします。
何か詩を書いてくれれば、できるだけ返詩を書いてみたい
と思います。恋愛の詩以外を書いていきたいと思います。
「原野へ」
家にいるのが嫌ならば
服を着て 外に出よう
外に行って疲れたなら
家に帰ってゆっくりと眠ろう
帰るところがないなら どこか安らぐ場所へ
もし仕事が嫌なら また何か探そうよ
息がつまった時は
勇気を出して ゆっくりと空を見上げてみよう
青空と一片の心が見えたなら
きっとどこへだって行けるから
>宇宙少年
よほどの恐怖を感じます。
恐怖に飲み込まれ、時間だけが冷静に一定を保ち流れていく。
そんな時間に苛立ちと焦りを感じている、その状況に憤りを覚える幼児の姿が目に浮かびます。
>原野へ
人間は本来自由…そんな事が頭に浮かびました。
それがこの詩を読んだ時の第一印象です。
そんな感じですかね。
短くてすいませんね。
4 :
名前はいらない:01/11/30 21:05
あらら、yuuさん 良スレたてましたねぇ。
おめでと♪ 頑張ってホシー!!
5 :
名前はいらない:01/11/30 21:07
めくそ鼻くそを笑う
6 :
名前はいらない:01/12/01 00:07
>>5 こらこら! そんな事 言っちゃー駄目でしょう!
7 :
名前はいらない:01/12/01 10:19
あらら、yuuさん 良スレたてましたねぇ。
おめでと♪ 頑張ってホシー!!
8 :
名前はいらない:01/12/01 10:21
>7
漑出。
9 :
名前はいらない:01/12/01 13:10
.
10 :
名前はいらない:01/12/01 14:03
なぜか新スレの始まりは、みんなこういう具合なのだ。
へ〜んな人たちの洗礼が必ずある。
「あ・・・」
雲の切れ間にみた青い空
そこに手は届くのかな?
そこへいけるのかな?
いつの日も
どんな自分も
迷うことなく包んでくれる
そうありたい
少なくとも君だけには
3>どうもです。
1>は、そう読めばそっか、そう読めますね。
もっと明るく捉えて、押入れの中に何となくいたずらに潜っている少年が、その
真っ暗な暗がりの中で、色々なことを想像している感じがあります。
11>どうもです。
「帰宅」
朝まで酒で過ごした後
さあ帰ろうかと友人宅を出たところで
隣のビルの間から
朝焼けの光の差し込むのを見た
眠さと疲労で濁った眼に
判然と見えたもの
そういえば俺はこんな処から出発したんだった
「朝の憧憬」
夢
朝起きると
ひんやりした空気
外にでると、青白い朝の空気の中に 朝露に濡れた花があって
蝶がその周りを飛んでいる
自分の息の音と 靴の踏みしめる音が響くような
シーンとした山の中
僕はひとり 自分の小さな家に向かって言う
仕事にいってきまーす
>結構昔に書いた詩で、ああ何だ若いなあと思って
もらえれば・・・。
「I'm a dreamer」
人間は 忘れる動物である
自分は いろいろなつらいことを忘れた
昨日 嫌なことがあっても
今日は笑っている
一体何を覚えているのか
いつからか 自分は物事を断片的にしか覚えていられなくなった。
ぱっと 夜 外を歩いている風景
街灯が 滲んで見える
繋がったものではない
そのうち 昼間の風景全てが 滲んで見えるようになった
夜寝るときは いろいろなことが思い浮かぶ
暗闇は 記憶の引き出し
すぐに眠たい朝が来る
逃避
私は 逃避して 生きてきた
嫌な人間
嫌な慣習
幸福を追っかけてきた
幸福とは幻想のこと
虚ろな気分を 忘れる刹那
そう 忘れるということ
私は 夢をみるひと
「外と中」
膨大な情報の中で
興味の行方を探す
その微弱な神経は
渦の中に飲み込まれ
それでも這出ようと
必死に もがく
情報とは
欲であるのか
その眼は何を観ているのか
その耳は何を聴いているのか
生きる術が 巧妙に
隠されているというのか
「微妙な違い」
文章は
書いてしまって
その言霊が表出するものである
あ 書き足りない
言い足りない
言い回しが悪い
本質が曖昧
主張が弱い
シンプルでない
美しく無い
筆で書くのと
キーボードの直に打ち込むのとでは
微妙に
ニュアンスが変わってしまう
ことがあって
悩むところである
まだ未熟文字にすることお手本は本ではなく
心
バイト先で一緒に働いている
60歳のおじさんの家に
オーディオを聴かせてもらいに
遊びに行った
彼はエヴァンスが好きで、私も好きである
ビルエヴァンスは メロディが余りにも美しい
ピアニストである
「いや、良いっすねえ」
彼は如何にも優しくて、人の良い人である
「エヴァンスは、この時注射でぼろぼろだったんだよね」
「そうですねえ」
夜11時半 私は、週末の酔っ払いが沢山乗っていた
京浜東北線を降りて冬の寒い道を帰った
人は美しく優しく脆く恐ろしく そして
愛おしいものであるが
何も無い中空を握り締めるように
私は未だにその本質的な何かを
掴めていない
昔見たモノクロのフィルムの中のエヴァンズは
ピアノの前に酷い猫背で座っていた
解析しながら並べ替えた音を
指が伝達し続けているようなその姿は
踊り続けている赤い靴の主人公のように見えた
白人独特の美意識と繊細さと神経質さと破壊の印象
彼は音には破壊を残さなかった
20 :
yuu ◆vYueMMw6 :01/12/07 23:05
19>踊り続けている赤い靴の主人公
自分にはちょっと難しくて解りませんでした
>彼は音には破壊を残さなかった
まさにその通りですよね。酷い状態の体とは全く感じられない、
本当に純粋な音だと思います。
22 :
yuu ◆vYueMMw6 :01/12/09 06:14
「満ちているもの」
深として 張り詰めたように満たされている
乾いた冬の深夜の空気
マイペースに音を吐き続ける
誰も見ていないテレビの音
一定の量で部屋の中に充たす
パソコンの動作音
何と無くキーボードに向っている わたくし
23 :
yuu ◆vYueMMw6 :01/12/09 06:49
「神経戦」
どうも
純粋なものを渇望しているらしい
ピュアなもの
無垢なもの
叫び
苛立ち
穏やかな眼差し
本当に稚拙な
心無きもの 俗なものに
何の防備を持たない幼子の如く
心を侵食される
示唆するところは
我の弱さか
心が汚れているということか
24 :
yuu ◆vYueMMw6 :01/12/14 01:19 ID:+EWnJ/Bc
オーバークロックしたら、立ち上がらなくなって、Duronが
死んだかと思ったよ・・・。
「玄関の外は厳寒」
夜。
ジャンバーに突き刺す寒風。
歩道橋下の自転車置き場。
冬は寒いね〜。
独り言。
すき屋と松屋と吉野家をぐるぐるしてるような
食生活だと 味覚狂っちゃうのね。
この前環八沿いの中華に入ったら
やっと生きた飯を食ったと思ったよ。
とりあえず食べるのもまた楽しみに
成り得ますよこれは、うん。
25 :
yuu ◆vYueMMw6 :01/12/18 01:21 ID:5pdHlOvp
「剣」
あなたのその手にもつ剣は
人の体を断ち切るものでは無い
あなたが悔いてやまない過去
あなたのその偽りの笑顔
その背中を 亡霊のようにつきまとう
不安の魂
その身をほんの少しも案ずることのできない
危うさ
そんなものを切り裂くために
存在するのだ
だから今一度
まっすぐ天に向かって振りかざして!
その勇気の剣を 真っ赤な太陽に向かって!
26 :
yuu ◆vYueMMw6 :01/12/21 01:23 ID:TMeGBhvX
「腐った林檎」
腐った人間は沢山いる
それを見た俺の眼も腐ってるのかも知れないし
根性が腐ってるのかも知れない
しかしだ
俺は腐っててもお前みたいに生半可に
腐ってはいない
腐ってても大真面目だ
ひねくれてても、ひねくれてるのを
装ってるんじゃなくて
魂からひねくれてるから本物だ
そんなんでお前 いいよ
俺に余計なことを喋るなよこの野郎
こっちは努めて冷静に喋ってんだから
二十歳の者には
二十歳のモノしか書けないってね
若くて恥ずかしいけど
恥ずかしいものを書きましょうってね
ぼきゃぶらりいは少ないけど
不学な分はすみませんってね
熟練した文章を見たらやられちゃうけど
それでも何か食えるものを書こうかってね
まあそんなわけで宜しくってね
28 :
良スレageます♪:01/12/21 10:32 ID:97mUmLV5
シンプルで、わかりやすくっていいね!!
詩の内容も、なかなかのものです。
ほのぼのとして暖かいよー!
まーじさんのスレの ライバルかもね(w
30 :
ハサキ:01/12/21 18:33 ID:???
美しすぎる今日の日を
慈しむことができたなら
懐かしいあの日も思い出せるよ
生きることに意味があるものならば
その分前に進んでみようよ
私達はその資格を持ってるんだから
明日の日も昨日のことを振り返るように
スイマセン!マジで駄詩ですね・・・・
31 :
ごめんね:01/12/21 18:41 ID:???
うん
28>いやあ、まーじさんは結構、数書いてるけど、
僕は気がついたら書きに来るようなものですから・・・。
まったりとね。
30>ハサキさん、力強い詩を、ありがとうございます。
「意味の無意味の意味」
生きるということば。
そんなものを考えてない時の方が
生きていたかなあと
言葉の もっと先の空間に飛んでいるような
言葉なんか無くても 笑顔があればなんて
33 :
yuu ◆vYueMMw6 :01/12/23 17:02 ID:zwKPT1sU
「罪」
赦して下さい
すみませんすみません、
すみませんすみません
トイレの あの小さくて白くて
四角い箱の中でも
電車の 互いに向き合うように
配置されている長椅子の上でも
何も言葉は発さずに
心の中で何度も何度も唱えた
夢の中にまで侵食してくる亡霊
今日待ち合わせを遅刻したのは
君は赦してくれるだろうが
それよりも遥かに
巨大に圧し掛かるものがあって
それが何かは知覚できないのだ
言葉では顕せないのだ
顕せないから死にたい程つらいのだ
34 :
まーじ ◆DJvODuLA :01/12/23 19:02 ID:7CS6tA+l
yuuさんどーもです。
先日は来て頂いてうれしかったです。
僕は
>>26の詩も天真爛漫な武者小路実篤みたいで好きですが
>>27の詩の方が、yuuさんの真心が感じられて好きです。
またお邪魔いたします。
yuuさんも僕のスレに来ていただけると
少しさみしさが紛れます。
35 :
yuu ◆vYueMMw6 :01/12/25 00:30 ID:hC1g6cgY
「その存在は贈り物」
幼い頃に小説で読んだ
素っ気なく惹かれていく恋愛の話が好きで
それはそれほど
TVで見る様な程にべったりして無いんだ
一緒に二人でいたら
突然に愛おしくなってしまうように
そこでその主人公が見たのは
人としてのいじらしさとか 美しさとか
尊さなんだ
だから 神様の贈り物なのかなってね
36 :
yuu ◆vYueMMw6 :01/12/25 00:49 ID:hC1g6cgY
↑35阿呆ですね。すまんです。
「秒針」
カチカチカチカチ
その速度に自分は必死に合わせる
焦ったように動く時計の音
都市のリズム
人の造りだした 社会の速度
そのリズムを 胸で 体でどうにか数えて
脆弱な神経を それこそ必死に
そして僕は空っぽになって
ぽっかりと帰宅する
37 :
藪鳩 ◆ZNnw4kZI :01/12/26 03:01 ID:oiD9iaZL
とおして二回読ませて頂きました。
読んでてまったく退屈じゃないってことに驚ろいた!
>>1 >>11 の詩が好きです
1はとくに凄いです、幼少の頃の特権ですね
罰をさらりと有益に
宇宙空気を得てしまう
童心の震え
包む宇宙のふくよかさ
てな具合でした。
38 :
藪鳩 ◆ZNnw4kZI :01/12/26 03:13 ID:oiD9iaZL
>37
11>間違えた、、(yukiさんごめんなさいな(汗))
>>12 でした、、
39 :
yuu ◆vYueMMw6 :01/12/28 20:29 ID:iN90E0fG
「散歩」
何も無い気持ちで机に座る
何も無い気持ちで本を読む
何も無い気持ちで家の扉を開け
何も無い気持ちで夕暮れの空を見上げ
今日の空の雲の模様と色とを伺い
肌に触る空気の冷たいのを快く想い
今夜の予定などをぼうっとしながら想像しつつ
玄関の中にあるほんの少しの安らぎを期待しながら
わが家に帰る
40 :
yuu ◆vYueMMw6 :01/12/28 20:41 ID:iN90E0fG
「手」
思念が暴走する
考える必要の無いことを
考える
意味の無いことを恐怖する
意味の無いことを呆然と案じて
精神の行方とひととしての
限界と 安らぎと我侭な平和と
私の身の周りの人のことを考えて
そして私はその手を見つめるのだ
儚くも 手応えの感覚を欲しているのだ
41 :
yuu ◆vYueMMw6 :01/12/28 21:02 ID:iN90E0fG
「私という」
物事の本質を見つめよ
其の総体を全ての神経でもって愛して
其の力の限りを使って憎め
そのたった一つの小さな魂は
自然のたった一現象に過ぎない
其の身体は 自然の気まぐれが
形成したものだから
だから私という現象は自然の一部
私の内包する自然の中に
必ず其の真実が在る
たった一つの私だから
世界にたった一人の私だから
37>カキコんでくれて有難うございます!
どうにも寂しかったので、うれしーです!
43 :
yuu ◆vYueMMw6 :01/12/28 21:29 ID:iN90E0fG
こんなにも無責任で
こんなにも適当で
無政府も無政府で
決まりごとなんて無くて
でもそんな中にでも
相手の声も顔も年齢すらも
判らなくても
そんな中にとっても嬉しい言葉がある
そんな言葉が 救ってくれるんです
44 :
yuu ◆vYueMMw6 :01/12/30 02:48 ID:ccJAydGg
「心にあの旋律を」
おもむろにCDを掛ける
空気が 音の情景で満たされる
私の心は 音楽の色に染まる
音楽は言語では無いが
はっきりとそれを創ったもののいのちが
言葉より遥かに鮮明に 私の心境を抱きしめる
何時も一曲の美しい音楽のような
文を書きたいと思う
何時も一曲の美しい音楽のように
澄んだ魂でいたいと思う
レスは あまりしませんが、yuuさんの詩は必ず読んでいます♪
あっ おんなじだ と思ったり、なるほどね! と感心したりして
いるんです。では 頑張って下さい。これからも詩をよろしく!
>>44 「澄んだ魂でいたいと思う」・・泣きました・・。
44,45>有難うございます!何かが伝わってくれれば
これほど嬉しいことは無いです。是非何か詩を載せてくれれば、
詩で返そうかと思います。
48 :
yuu ◆vYueMMw6 :01/12/30 15:29 ID:ccJAydGg
結構昔に書いたものです。
時期的には、まだ早いですが。
「暖かい日」
希望の春がやってきたのか
仕事場の窓から空が見える
夢のような青空
そよそよと入ってくる風の匂い
授業中の窓際で
独り ぼうっと空を眺めていた あの頃
47> 45,46でしたね、46さん。すいませんずれました。
50 :
yuu ◆vYueMMw6 :01/12/31 02:00 ID:nfvIoW8h
「星の彼方に」
夜も深まり
暖房の熱気の煙の如く立ち込め
熱で浮かされた神経から
抜け出すように
近所のコンビニに
ちょっとした菓子を買いに
玄関を出ると
丁度目の覚めるように鮮やかな
満月が出ていた
天球の空間は
真っ黒の色で吸い込まれそうで
夢のように
宝石のようにチラチラと
星の瞬く大宇宙!
あの恒星と僕は何光年だろう?
今も 10年前の少年は
あの星屑の彼方を飛び続けている
↑50、下から2行目
>今も は
>今もきっと
に訂正です。言い回しが・・・。
yuuさんは、1本目のスレから来てくれていた人だった。
わたしとあなたが一緒にいたら
yukiと短いポエム♪
yuuと短いポエム♭
コーヒーと紅茶どちらにします?
みたいに親近感。
だから私を見せてあげる。
ほんの少しだけ。
ちょびいーっとだけ。
後になって
たわいのないことだったと
つぶやいてほしいから。
53 :
はらだ将:02/01/01 02:30 ID:???
yuuさん、はじめまして。あけましておめでとうございます。
偶にROMらせて頂いております。ぺこり。
<18(古いレスでご免ね)
ビル・エヴァンスにアンテナピッキーン!!
『everybody digs Bill Evans』の
『ぴーす・ぴーす』は最高にメロメロピアノ!!と思います。
聴いたことありますか?あれはホンマにええ。
これからもナイスポエムがむばって下さい。
52>覚えていますでしょうか。
いつかみてこうさんと悪ノリして
yukiさんは実は男じゃないかとか言って
あなたをその日の朝から傷つけてしまった。
男は悪ノリするのが面白いんだよなんつって
とっても楽しかった記憶です。
53>Everybody digs・・・持ってないアルバムですね〜
メロメロっすか〜。聴いてみたいものです。
いずれアルバムはどんどん買ってこうと思ってるんですが
まだ初心者で・・・。いわゆるWaltz for Debbyでひっくり返って
しまったクチですね〜。
55 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/01/02 03:22 ID:qLBLry2z
「境内」
初詣の前の
小さな神社の深夜の境内に
まだ人の気は無く
用意された無数の提灯の
炎の連なりが ゆらめき
建物の古びた材木の構造を
恰かもぼうっとした幻影の様に
しかし どっしりと佇む様相を
静寂の空気と共に写し出している
それは全く悠久の時間と空間の中に
溶け込んでいて
また老木の様に自然体である
ひっそりとその時間の流れの中に佇み
変わらない人間の表情を
無言で見つめている
56 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/01/02 03:35 ID:qLBLry2z
「一時休戦」
人は
つかれっちまって
感性が腐って
表情も死んで
ぶっきらぼうで
言葉が冷たくって
眼が虚ろで
よくわからないが
なぜが常に眠たいというような
ことがある
そんな時は
諦めて 寝てしまえ
57 :
名前はいらない:02/01/02 03:42 ID:phsduc7q
59 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/01/04 01:51 ID:rHoqp+TT
「破壊」
カチカチカチカチ
その男は何かを 口の中で
一心不乱に呟いている
何だろうと思って見たら
一瞬目を合わせて
また逸らしてしまった
カチカチカチカチ
私は 何かを口の中で呟く
それは意味の無い言葉である
それは 意味の無い言葉を
思考する呪文である
誰か同じことをやった人がいた
トカトントンだっけか
60 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/01/04 01:55 ID:rHoqp+TT
「晴れ。」
晴れのち晴れ
晴れのち晴れ
晴れのち晴れ
晴れのち晴れ
晴れのち晴れ
これからずーっと
お天気が続くでしょう
ずーーっと。
61 :
ドスとFが好き:02/01/04 12:16 ID:Xtlammxc
>>18 しつこい詠嘆が少なくて好み。
かつ中盤と後半を繋ぐ「詠もう」という"間"が、
記述には真似できないものを持っていて脱帽。
この詩の内容の発展を見届けるべく、ブックマークに追加です。
62 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/01/04 16:43 ID:rHoqp+TT
「やばい」
風邪の初期症状にご用心
肩が凝る
えもいわれぬ頭痛
仕事中に家に帰りたくなる
視野が狭窄する
音が鼓膜の中で反響する
むしょうに鏡を見る
無意味に笑う
人と話すのがうっとおしくなる
自分が何言ってるのかわからなくなる
リゲインを飲んでみる
自分の体がちょっと心配になる
詩がつまらなくなる
61>ドストエフスキイさん、とっても嬉しいです。
‘間’ですかー。味のある詩を書きたいとは
思ってるんですが・・・。上を見ると反則みたいなのも
あるかも知れません。
64 :
えあ:02/01/04 17:26 ID:or5C/Rw9
>>54 正真正銘の雌犬です。(笑)
あの頃(夏?)は、詩板に難民として来てたので
ここの空気が、全然読めなかった。
しかし、実に面白い。飽きないね。
--------------------------------------
「超不健康な毎日バラバラスタイル」
今は冬
ほの暖かい暖炉につつまれて
気持ちよさげにしんなりしている
どこかせつなく映るのは
きっと
夜がものすごく長いのを知っているから
67 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/01/04 22:49 ID:rHoqp+TT
「子供」
久しく忘れていた
冬空のコンクリートの坂道を
菓子の袋を振回しながら
タッタと登っていく
子供達の姿を
この僕を弱くしたのは 君の存在
大切なものを 中心に据えた
バランスが悪かったらしく
空中衝突
笑えよ
もう結構 時が経つ
そうです僕は 僕を忘れて
69 :
kanon:02/01/04 23:18 ID:4fh7L2s9
yuuさん、少しお邪魔させていただきますネ
yuuさんの詩、とても面白いものが多いですね。
まだ後ろの方しか見てませんが
>>67の「子供」とかは大好物(謎
微笑ましい情景が浮かんできます。
私も一つ載せときますね。
「桜」
いつか君と歩いた桜並木
君の頬と花弁とどちらが桃色だろうと比べたあの日
もう隣に居ない君の幻影
その肩越しに見える桜の花弁は
今年も満開の桃色
70 :
♯×:02/01/05 16:30 ID:LXJDwMLG
>>1 絵本『おしいれの冒険』ですね
>>2 疲れないと寝れません。
何かに囲まれた、何かと繋がった安心感がないと眠れません。
>>12 彷徨い続けるものなのですね。
>>15 より高度な観察眼の訓練中ですね。
外と中の、境界はなんでしょう?
>>16 まんまですね。良い意味で。
>>18 ヨイ空気感。評より実際をと。
>>24 自転車置き場に寒風。
ヨイ質感。でも、その映像には勝てない。
からっ風だとしたら地域を限定するかも。
>>26 努めて冷静に。
その揺れ具合を、書き連ねる事自体で表現してるか。
反則滑り込みセーフといった感じ。
>>27 ちょっとひいた。
詩は、対象を自明できる手段だから
それ使うならもっとそっちの方面で。
>>32 ふーん。
笑顔があれば。
と言うのと実際に楽しく笑うのは全然別の事。
と解って書いたなら、
実際に楽しく笑わせる文を盛り込めばよかったかも。
難しいけど。
>>33 正直は評価。
でも罪を犯すってのは覆水盆に帰らずってこと。
それに答えて越えるような詩ならヨカッタ。
71 :
♯×:02/01/05 16:31 ID:LXJDwMLG
>>35 ほのぼのね。詩集の中に一つある程度でヨイね。
んー。疲れてきた
>>36 そうねー。
ぽっかりと帰宅 は読み手に負担。
>>39 そうねー。
美化を排除すると質感が増すのはなんでー。
>>50 星の瞬く大宇宙!
ワラタ
>>52 既にたわいのないこと。
>>55 うん。だからそーゆーの映像創れる人に任せてみたらどうだろう。
>>56 仮眠でもとります。
>>59 シーンとしてヨロシ。
捻りをいれた呟く内容がホシイ
>>60 脳天気な。
関東はからっ風で寒い晴れです。
>>62 そんな時でも書いてるほど詩作と仲良し、と。
読み手の歩みよりを待った自明か。で、自明してどーなの。
>>67 タッタ に反応。
短歌というスタイルで隠したほうが鼻につかないかも。
>>68 ドガーン
ぎゃははははははははは
>>69 生殖腺に春が来ました。
オツムはいつも春ですね。
きっとこの量は期待してるという自明です。では。
72 :
♯×:02/01/05 16:47 ID:bw/WFbJk
誤解産むな。
遊び相手として期待してます。
返信はあくまで参考として見てホシイから。
70,71>感想を、どうも有難うございます。
中で使われている、対象を‘自明する’とはどういう
感じなのでしょうか?
74 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/01/06 09:14 ID:aMd8EtoX
66>超不健康な・・・ううっまさに今↑の方の詩の如く
風邪に・・・。風邪人らしく暖炉でぼーっとしております。
68>とっても暖かなものに
吸い込まれてしまったようで
君の存在が弱くなってしまったことを
自分で肯定する 君の強さを
僕は判然りと肯定したい
69>桜色・・・
今は寒いけどきっと訪れる景色
それは一瞬であって
きっと永遠なんだろう
75 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/01/07 01:35 ID:C0lPjKOW
「偶然」
蓮さんは
とっても言葉が豊富で詩の巧い人だけど
何時か自分が拙い文を載せた時
巧い下手等の手前に
感動しましたと
素直な感想を返してくれて
ああとっても優しい人だと
想いました
元々バンドの為に詩を書いていたのだから
バンドの曲の美しいメロディに乗せて
きっと誰かを感動させているのかも
知れなくて
きっとここは通過点であって
たった一つの偶然の交差なのだから
↑別にいなくなったわけじゃ
ないけどね
77 :
:02/01/07 06:45 ID:???
yuu=新城の留守電
いかタヌ=新城の留守電 ← 詩板の常識(w
79 :
アモ:02/01/07 22:34 ID:???
[好き」
君が好きだよ
あなたも好きです
あっと、そうそうお前も
みんな好きだぜ
だけども僕は小さくて
好きも嫌いもありまして
言葉がどうにも遠すぎて
想いが、心が、届きません
世界に
音楽みたいに響けばと
心で弦をはじくけど
僕のギターはたどたどしく
怒ったように唸ります
どうかあなたよ
独りが救える範囲は狭い
僕はここで、小さな声で
あなたはそこで、あなたの声で
想いを、心を
届けてみようよ
80 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/01/08 01:31 ID:EjfPhwyn
「蒼の世界」
殆ど車の通らない
正月初めの
早朝の環状八号線は
浸透するような寒さに
吐く息は
一瞬滲んで消える
冬の陽は昇るのは遅く
まだ深く蒼いブルーの空は
時間が止まっているようで
チカチカと点滅する
信号機のみが静かに
浮遊して
私は 凍った世界を
独り自転車で走っていた
81 :
掃討TRIVE:02/01/08 11:39 ID:h4mchIxH
直接自分が言うのではなく、
作者と切り離された作品が、
説明的になるのではなく受け手に想起させる。
あからさまに欲求を言うのではなく
結果として受け手がそう思うような言葉を
目に前に置いて、放置する。
↑なるほど
↑何自分で書いといて「なるほど」とか言ってんの?
あ、痛かったかな。ごめんね。じゃ。
84 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/01/08 19:32 ID:EjfPhwyn
「至上の愛」
枯渇に恐怖し
その諦念にすら
恐怖し
あの人の一言に恐怖し
だんだんと視力が失われていくような
感覚に襲われ
耳も聴こえなくなってきたのでは
あるまいかと気になり
親友が離れていってしまうような
感覚に襲われ
笑顔が汚れてきたのではあるまいかと
鏡をじっと見つめ
それでも何か希望を得ようとする
気持ちが 傲慢のようにすら感じ
只肩は凝り 足取りは重く
何かを埋めるように人に向かって喋り
無意味に怒り
無意味に悲しくなり
意味も無く本を捲り
明日の陽の昇ることにすら
恐怖を感じて
残された感覚だけで
只刻が過ぎていくのを
じっと 待って
静かに目を瞑って
そっと君に問うてみようか
アイ なるほど
愛って何だい?
>>80 元ネタの映像そのまま見たい。
何も改行多くしたりと難解にしなくとも
経験だけで十分心動かされて結果になるよ。
心情日記を公開して楽しそうだね。
ぱっと見ですが
経験を文章化するに限って次なる影響にはノンタッチのスタンスですな。
それはそれで書くだけで楽しいしね。継続キボンヌ
86 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/01/10 00:06 ID:Iu4RWBcE
79>
「音」
奴のサックスは狂っていた
ソロの録音を聴いて
奴は狂っていると確信した
その音を聞いたとき
僕は 呆然と泣いた
81>なるほど
85>元ネタの映像というか、
まあ体験ですね。
87 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/01/10 20:55 ID:Iu4RWBcE
「あああれこそが太陽」
ゆら〜ゆら〜
足元がぼやついて見えない
掌をぎゅっと握ってみると
あんまり力が入らないようだ
おはよーございまーす
なんてね
早すぎるんだこの野郎って
後で呟いてみる
腐敗したビルディングの
外に出て見ると
おお
太陽とは真に神々しい
なんと光り輝いて眩しいのだろう
このピンと張り詰めた
こめかみの神経を 優しく
解きほぐしていくようでは
あるまいか
あまりの睡眠不足には
ご用心
88 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/01/10 20:57 ID:Iu4RWBcE
ちょっと前に載せたやつで、
まあ。
「うさぎ」
今、!!!うさぎが目の前を横切った!!!!
ぞっとした。
うさぎは白かった。
さささっと音がした
でもぱっと横を向いたら、叢に逃げ込んじゃった。
どんなうさぎだったのかな。
僕は草むらに向かって飛び込んだ
まて!
こんなもっさりと草が沢山あったら見えないや。
ねえ!どこいったの?あそこ?あのビルの奥?
あの日
夏の猛暑の コンクリートの熱気のもやもやした新宿西口の交差点の
横断歩道の中で
僕は白いうさぎを追っていた
89 :
はらだ将:02/01/12 13:13 ID:???
コルトレーンっすか?『至上の愛』。
『マイ・フェイヴァリット・シングス』
1963年7月7日ニューポート・ジャズ祭での
ライヴ録音は圧巻っすよ。CDですか?レコードですか?
もしコルトレーンにはまったら、是非
アルバート・アイラーも聴いてみてほしいです。
レコードでしか聴いたことないけど(CD探したけどなかった)、
アルバート・アイラーの『ジーザス』ってアルバムは
ホンマに逝きます。大音量で聴いたらぶっ飛んだ!!
最近はジャズも聴かなくなったけど
偶に車の中でマイルス聴いたりしてます。
俺もジャズ通ほどのことは知らないけどよく聴いてました。
レコードが三千枚近くあるジャズ喫茶で半年ほど
働いてたのでそれなりに知ってます。
奴のテナーは、肉体的にホンマ、頭が下がる(笑)。
89>うう、僕は21才で、もうレコード世代では無いっつうか、
レコードは持ってないっすね・・・。オーディオは結構
凝ってたりして。マイルス、最高っすね。
ジャズ喫茶で働いてたんですか。かなり詳しそうっすね。
最近女性ボーカルを聴きたいなあと思ってるんですが、何か良いのあったら
教えてくださいな。ホリー・コールあたりから聴いてみるかなあ・・・。
あとはらださん、なんか詩書いてくださ〜い。
91 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/01/13 01:55 ID:ATSLSFB/
「猫」
近所の多摩川の土手の側の
小さな工場の駐車場に
5,6匹程の猫が住んで居る
猫屋敷では無いが
工場の人が餌を与えているせいで
だんだんと集まってきた様である
コンクリートの駐車場の端っこで
暖かい日差しに眼を細め
丸い背中で首をカリカリと掻いている
自分も猫の側に そっとしゃがんで
じっと目を細めてみる
僕はこの猫と
それ程は違わない様だ
92 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/01/13 02:14 ID:ATSLSFB/
「Simple Days」
何か
心躍らせるような事があると
あなたは 心躍らせているように
ワクワクして まるで子供みたいだ
何か 悲しいことがあると
まるで でくの棒の様に顔が
凍り付いて まるで子供みたいだ
何か つらいことがあって
心を汚してしまったら
きっとわたしは 汚れてしまったと
おいおいと独りで泣くから
きっと全くの子供みたいです
前の人が書き込むスレで
載せられなかったやつを
「雨のち」
曇りガラスを
張り付くように流れ落ちる水滴
この湿った空間の
全てを掻き消すように
雨音が降る
都会の全てを掻き消して
私の意識を掻き消して
94 :
藪鳩 ◆ZNnw4kZI :02/01/14 00:55 ID:WeUmpgeB
「新海」
今日はとても気持ちよく泳いだ
泡があり 太陽があり ときめいた
少し前の水泳部の頃
バケツに毎週溶かしていた粉
そんなもの ここには無いね
気持ちよく泳いだ
泡がいちいちこそばゆいんだ
溶けていくことが海自体の持ってる真白
95 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/01/14 01:51 ID:MsYAWHVw
「神海」
真っ暗な海の底から
ゆっくりと浮上している時
私は瞼の中で夢をみていた
ずっと幼い頃の
玄関、食卓、布団、天井、父親
やがて水は透明度を増していき
深く暗いブルーから暖かい水色へと
遥か彼方の キラキラと
揺らぐ水面を目指して
96 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/01/16 01:06 ID:nDzi3XBv
「心と伝達について」
幾つもの言葉を巧みに使って
自分の思考を論理的に
極めて整理して説明して
伝わらないことが在る
相手の感情に訴えるように
感情を込めて精一杯伝えても
伝わらないことが在る
意思の伝達の限界性と
人間のエゴイズムを感じて
深い絶望に陥ったことが
何度も在る
一切の曖昧な感情を捨て去って
論理性と客観性でもって
行動することを心がけて
それでも解らない寂しさが
一つ在る
97 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/01/18 01:35 ID:T4ChjLc1
「たった一つ」
たった一言の
言葉を求めて
あの人に会いにいこう
たった一つの
青空を求めて
あの場所に行ってみよう
何かのきっかけを作って
気持ちを整理して
たった一つの
今の真剣な想いを胸に
忘れてしまった
たった一つの自分を
もう一度 探してみたいから
98 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/01/18 01:53 ID:T4ChjLc1
「強さ」
君の
回りくどい言い方は
もういらない
色々と 喋りたいことがあるのは
もう解かった
少し黙って
僕の目を見てくれ
君の言葉には
君がいない
君の 心持ちが知りたい
叫び声が聴きたい
何かを隠した笑顔と正義感と
誇りとその強さはもう解ったから
だから もし良かったら
本当の事を教えて欲しい
94>風景の美しい詩ですね。
色彩豊かで、雄大な海が目に浮かぶ
ようです・・・。さらっとこんなものを
書き残していくのが嬉しいです。
yuuさんって、なんかスゲェーかっこよくて・・。以上(w w
心の または その精神性の「清廉である」という事に優先的価値
を配する人生観を 想わせる詩文が多くみうけられます。
自己の内面の混濁に注意を怠らず それを意識して嫌悪するという
貴方の その強い姿勢と有様には共感を覚えます。現社会において
「人として清廉である」という事は容易ではなく、かく言う私も
敗北的に濁した日々にあります。貴方には良い精神性が宿ってい
ると常々から感心しています。詩文も比較的に平易で良いですね。
ただ ごく最近に思うのですが・・鳩さん
>>94 の創作的傾斜の
影響を徐々に受けつつあるかのようにも少し思われます。
鳩さんは yuuさんに比較すると やや難しめです。平均して良い詩
を連続創作している >鳩さんの筆力は 疑うべくもありませんが
そのぶん yuuさんの特質と思われる「平易であるがゆえの優しく
暖かな訴求力」が希薄化していくようにも思われてなりません。
しかしだからといって・・かくの如くの私の望む 私の希望に沿っ
た詩作を yuuさんに求めているという事では これは当然そういう
事では 全くありませんので お気になさらないで下さいね (藁
それでは >yuuさんの 一層の ご健筆を お祈りいたします。
yuuさんの詩文は商業的にも成功しそうな気配を感じます(藁
失礼いたしました・・。
難しい語句の整列の詩 ⇔ 簡単 ⇔ 成功しても感動が薄い
簡単な語句の整列の詩 ⇔ 困難 ⇔ 成功すれば感動が濃厚
103 :
oo:02/01/18 19:32 ID:???
夢うつつ 足音とともに進んできた
みんなといたような一人ぼっち
背中で踏み切りの音が赤く染まり
学生時代末年も早黄昏の日は西に傾いて・・・・。
>>101-
>>102おれも前から思ってた、YUUのような作為を持たない、汚れていない詩は希だ。
作為の住む詩もたまにあるけど、それとてとても真っ白でしょ?
俺は勝者だと思った奴にだけレスしてるつもりなんだ。
人間的に、詩的に、だ。
清廉・・・それは自分は特に意識はしてないですね。
自分の心情や、目に見えたことを正確に描写するということを
考えて書いてます。
もともと評論みたいな文を書いてたこともありますが・・・。
だから詩的な言語の思考が、身について無いのかも知れません。
前に鳩さんに、詩的な文章の思考ですね、と書いたんですが、鳩さんは
多分無意識に書いて、ああいう詩になってるのかなと思いました。
106 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/01/20 15:35 ID:Ij5jTvEb
「地震」
安定した生活に
余分な言葉は無い
安定という言葉に憧れるも
無意識に其れを
破壊しようとしている
さあ 自身の自信ということを
考えてみようか
君は自信を持ってるのか
其れは何の自信だ
そっと教えてはくれまいか
ああ漂白 漂白
107 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/01/20 15:52 ID:Ij5jTvEb
「中学生」
大体君はアレだよ
中学生のときから
死ぬ 生きる目標が無い
なんて言っちゃあ駄目だよ
なんつって
今しんでも後しんでも
同じだから生きろ
なんつって
それじゃあ早く死んだほうが
浪費が少ないから
なんつって
とりあえずあのゲームが
来月発売だから保留
なんつって
105>いや、捻くれてましたね。
101,102,鳩さん、とっても嬉しいです。有難うです。
103>孤独な詩ですね。
独りぼっちの
帰りみちは
自転車置き場に
夕日が差し
立って漕ぎながら
家に向かう
109 :
ゆり ◆olJZZGWw :02/01/22 19:34 ID:9BHbkcDL
ドモです。
スレに来ていただいたので、訪問返しです(w
いやー、たまには人のスレに来てみるものですね。
(ということで良スレあげ)
》18と、26と、44と、62と、86と……
此処は素敵な詩がいっぱいですね。書き込んでくれる方も、
いい詩をたくさん残してますし・・・
なんだかyuuさんの世界観は、すごくあたしにとっても等身大でした。
あなたこそ、正に「虚飾が無い」。
話し言葉で書かれている詩も多いからでしょうね。
「なんつって」、とか。
なんだか、あなたは頭がいい人だな、と思いました(?)
変な感想ですが、素直にそう思いました
(スイマセン、言葉が巧く出ません)
さらりとした言葉に、重みがあります。
ありきたりな言葉を、使わないからなんでしょうね。
それが希望に満ちた詩でなくとも、あなたは自分の言葉で書いているから。
では、また来させていただきます。
これからもがんばってください。
>>90 yuu君久し振りです。こむばむわ。
俺も詳しくないです(恥)。有名だけどヘレン・メリルとか
聴いたことありますか?俺はあまりにも弱い男だったから
ジャズで踏み外しちゃったよ、勿論イイ意味でね。ふふふ。
ホレス・シルヴァー(ピアニスト)とかカッコいいよ。
スタイリッシュ(死語?)な感じでシビレマス。ニヤリ。
俺さぁ、最初君の詩を読んで女のコだと思ってたの。何故か。
すごく自然だったんだよね、そう云う風に読んでても。
あっ、気ぃ悪くせんとってな。うらやましいねんで、マジで。
俺がそこにいくのは無理やったから・・(辛い回想)・・。
それとスレちょっと借りちゃいますね。
藪鳩くん、お久し振りです。どうやら俺は君に嫌われてる
みたいで(苦笑)。そこかしこで良質な詩を書いてますね。
アルチザン気質だね。どこを切っても安定感があって安心
出来る、厳しい人柄が想像できます(笑)。もう少し笑って
生きてもエエやん。
軽々しく笑おうなんて言えないけれど。
という訳で映画、
『存在の耐えられない軽さ』をお勧めします。ではまた。
111 :
名前はいらない:02/01/23 00:39 ID:fDIvPFi0
ことし、だめだったらあきらめよう
イキルことも
90>ゆりさんのスレでの>男性の場合は「情景」や「空間」を重視する
傾向にあるらしい
という指摘、どきっとしました。確かに自分はその傾向が強い・・・
110>自分の文章が中性的なイメージがあるんだとすれば、
ちょっと嬉しいです。作為は全く無いんですけどね。
113 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/01/23 03:04 ID:kGrZ6CH8
「謝罪」
まっさらな白の布のように
私は周りの世界の色に染まってしまうので
今日あなたの その汚れた言葉のせいで
私の心は 汚れてしまいました
残念ながら
少しの間は元に戻りません
人と楽しいことがあったなら
とても 楽しいのですが
どうにも単純でばかな人の様ですが
客観的に 冷静に自身を見つめる目
をやられてしまうので いた仕方ありません
お腹が減ったので 勝手にご飯を食べますが
どうも すみません
>>113 ご自分の内面の純白を やはり意識して おられますね。
それと確かにyuuさんは中性的はオーラだとも想います。
115 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/01/24 20:22 ID:QNEcv+vO
「灯」
眼球がしばしばと
瞼がカサカサと
頭がぼうっと
肩はガチガチ
足はジーン
喉はカラカラ
額の上には
おんなじ言葉がぐるぐると
腐敗腐敗腐敗腐敗腐敗
休暇休暇休暇休暇休暇
瞳の奥には
ゆらゆらと
仄かな燭台の灯
116 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/01/25 14:15 ID:wuMmhryP
「無形」
喪失 興味の喪失
疲れ 気だるさ
衝動の枯渇
休日の空洞
ノイズ 倒錯
幾つもの 意味不明な動機
静かなものへの憧れ
整理された空間への憧れ
狭まった視界
息が詰り もうすぐ死にそう
いや 眠りそう
気だるさに 身を任せたくない
懐疑 全ての法則への懐疑
倒錯と葛藤
不条理と無形の衝動
力を振り絞って
今を生きたい
訳の解らない
幸せを見たい
試しに上をアレンジしてみる
「無形の世界」
もはや可憐な黄色い花は失われた
疲弊と気だるさに
枯れ果てて
野原は荒地と化し
陽は殆ど差さず
騒音と歪んだ地面
幾つもの 意味不明な雑草
静かな世界の方角は何処
整理された場所は何処
狭まった世界に窒息して
もうすぐ死にそう
いや 眠りそうだ
気だるい時間は
とうとうと流れ墜ち
全ての法則への懐疑
この花は本当は何?
不条理
無形の衝動
旅人は探している
理由も無い幸せを
↑「この花」を、「その花」に訂正。
ぐあっ。
>>117 少し真剣に批評。
第一連の疲弊、気だるさ、枯れ果てなどは、
ほとんど同一の意味です。
重ねることによる効果はあまりありません。
三連の無形の衝動、などは、
口当たりのいい単語を、
雰囲気だけで語っていないでしょうか。
詩は直感で書けるように思いますが、
本当は作者の深い理解を必要とします。
疲弊、気だるさはまあそういう意味ですが、
それによって花が枯れ果てたという順序ですね。
無形の衝動は、元の116の方にもありますが、
自分自身が、きちんと分析できない衝動という
意味ですね。形にならない衝動です。うーん、
筆力ぐあ。
yuuさんのいう「無形の衝動」があるとして、
それを詩にする場合は、
「無形の衝動」と書いてしまったら簡単すぎると思います。
歌の歌詞だったら、短くする必要もありますが、
詩の場合、名付けられない「無形の」ものを、
がんばって言葉にするのがおもしろいと個人的には思います。
たとえば「かなしみ」という感情を、
「かなしみ」という言葉を使わずに書くのが詩ではないかと。
そうしなければならない、というものでは、
もちろんありませんけど。
122 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/01/27 13:19 ID:4g77Ba+s
「良い香りのする部屋で」
オレンジ色の電燈
沢山の 壁に掛けられた綺麗な小物
一定の緊張感の空気を保った部屋に
優しく 厳しい先生がいた
うんどうしたの
辛いのは 先生も解るから
その肩をそっと触れると
微かに震えてるようで
何も言わないでいいから
全然 泣いていいから
特に多くの言葉は交わさなかったが
僕は或る幼い頃から知っている女の先生の前で
思わず後ろを向いて どっと泣いてしまった
何かが パチンと切れてしまった様で
情けないからこらえようと思ったが
理性でどうにかなるものでも無かった
部屋を出て 目に映るのは
細長く続くコンクリートの廊下
あの頃 僕は
四角く区切られた青空に
何を見ていたんだろう
123 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/01/29 00:07 ID:y4bpEmcx
ちょっと昔のものを
「狂ったもの」
私はおかしなモノしか愛さない
ずれてしまったモノしか愛さない
狂ったモノしか愛さない
太陽に向かって 我先にと犇めく向日葵の花よりも
その下でそっぽを向いている〜の花を愛する
割目せよ
そして叫びの声を聞け
124 :
名前はいらない:02/01/29 15:34 ID:0hWjJrCJ
「嘔吐」
げえげえと全部吐き出して
しまいましたから
もう何にも出てきやしません
あとは苦い胃酸が
喉をじくじくつつきます
『羽化』
緊張していた奴隷が小さな羽根の生えた指で
均質化した不透明な音の出口を弄る夜が明け
昨日を当たり前のように生きた君主は
今日と云う日の朝を新聞に告げてもらう
希望のない名前を変えられた病の名前が
金色に輝く第一面の花ならば
九死に一生を「与えられた」延命行為
禁じられた遊びに一喜一憂する男達と
禁断の果実を別腹で食べようとする女達は
木の実一粒で満足できる魔法などいらない
気分次第であの山や、海や、森に還れるならば
奇妙奇天烈な記号や数字に迷うことなく
基地の過失にさえまず始末書を書かせるべきだ
機械よりも正確なコトバに羽根をつけて
杞憂することない詩人はエイエー、エイエー、と
気泡をついばむ
切り立った崖のうえで、エイエーと
28.January.2002
自分のスレに書いた詩だけど。良かったら。
読んでみて。
127 :
愛季沙希 ◆LD.UhKwA :02/01/29 23:42 ID:FQfg+hAD
「隙間」
じっと
詩板に向かってる人の
ことを考えてみる
あの人はなに考えて詩
書いてるんだろうなあ
楽しいんだろうなあ
とか
上手いなあ
上手いこと言ったと
思ってるんだろうなあ
とか
良いこと言ってるなあ
良いこと言ったと思ってるんだろうなあ
とか
そんなことを
考えさせる隙間が
もうダメなんです
「空色のような空っぽ」
坂道を駆け上がる瞬発力
坂道の始めに堪えればよい
ぐっと腹をこらえてダッシュ
一本の樹
枝葉は枯れて幾つもが薄暗い空を突き刺す
或る者は木の精気の力強さを感じ
或る者は生命の寂しさを感じるだろう
それは別にどちらでも良い
実はその感じるという事を見出したい
何かを書く
書いた後に不味かったと嘆く
それはきっと不味かったのだろう
しかしだ
それはきっと活き活きと不味いものに
したい
きぼうという3文字
漠然と見えてあれば良い
あとは魂に導かれることを
信じたい
若干の侘しさに
日々を焦り急ぐことによって
侘しさが増幅するのか
そこで
空を青を 当然の様に
気持ちよく眺め
息をしてみる
スーハー
126>はらださん、詩、ありがとうございます
暫くsage進行でいこうかなと。
127>愛季沙希さん、それはもしかしたら詩じゃないかも知れないっすね。
独り言の類か。自分でも良く解らない。
今更ながら、詩は難しいなあと思ってます。
〜は、只単に花の名前を知らなかったからですね。
何を当て嵌めるのが良いでしょうか・・・?
「欠けた」
何かのお話の中に
自分の心が入っていって
自分では無い何かになったような
気になると
やっと おかしな引っ掛かりから
解放されたような気になります
自分を忘れた瞬間に
ちっぽけな勇気をやっと得ると言うのは
ニュートラルな私が既に
何かが欠けているからなのかも
知れません
その欠けているものは
漠然と何か解かっていますが
とても怖くて 言えません
「悪夢」
全ての世界が溶けて
いってしまうような夢
馬鹿みたいに笑ってる俺
「気分転換に」
夜中に
コンビニにふらっと行く
家から5分
まず雑誌のところを
ぼうーっと見る
ASCII PCUSER ASAHI 日経
PCのパーツ欲しいなーとか
あとゲーム関連を・・・
その後 お菓子
そう チョコレートを買いに来たのだ
100円やつより、200円のやつの方が
若干高級感があって美味い
特に小さいパッケージのは きっとこの質量と
価格に意味があるのだろうと 買いたくなる
5分の距離に黒いジャンバー引っ掛けて
夜の空気がひんやりと気持ち良くて
帰って食ってみる
ふわっとしてうむと納得すれば正解だ
いい仕事だ いいね。
「沈んだ世界」
溶解したコンクリートの構造のどろどろとした塊を
私は ゆっくりと右手 左手と掻き分け泳いでゆく
陸地はどこだ どこから上に上がれば良いのか解からず
只無機質な太陽と凍った月がかわりがわりに昇ってゆく
あても無いまま 泳ぎ続けるのは 何とつらいのだろう
多くの記憶は 既にコンクリート色の海に沈んだ
じっとしていれば私も沈んでしまう、どうか助けてくれ!
多くの者は 見向きもしない 皆一心に 上がれる場所を
探している 他の人に構うような そんな暇は無いのだ
人一人上がれるような小さな 瓦礫の塊を探しているのだ
そんな時後方に 年齢も少ない小さな少女が
必死の表情で泳いでいるのが見えた
助けを呼ぶ声ももう出る力が無い 絶望と生きる為の闘争の混じった
険しい表情だ
私はそちらに向かった 灰色の小さな手を引っ張った
死んだ眼が私を見た
そうだ 生きなければ駄目なんだ
私はこの小さないのちと共に行く
あても無い 何の目標物も無い
ただ右手と左手を交互に掻き分ける
コンクリート色に染まった全身と
ただ二つの拙いいのちで
135 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/02/02 23:29 ID:VsGHQc1y
やっぱ寂しいのでageてみたり・・・
「オーイ」
考えたってでてこない
解決方法なんてありゃしない
こんなもんは
出てくるのを待つしかない
一時
良くわからないものが
体の中からでてきて
それは 叫びのようなものだし
人間そのものの 活力のようだ
捏ね繰り回したって駄目だ
喋ろうとしたって駄目だ
でも 形成したい
良くわからないものを
知覚したい 認識しなければいけない
勢いだ
理由を考えるヒマは無い
考えているうちに 忘れちまう
逃げちまう
どこだどこだ
言葉はどこだ
自分の言葉はどこだ
どこにいる
オーイ
弱い者!
早く出て来い
怖がらずに出て来い
136 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/02/03 02:50 ID:nOdkhJzN
「真面目じゃ無いから」
マジメ腐った顔で
考え込んで
風呂場でシャワー片手に
座り込んだり
苛々したり
本捲ってみたり
どうにも憂鬱なときは
どうしようも無い
だから調子の良いとき
若しくは調子が良いと勘違いしてるときは
そのまま半分 にやけ顔で
ニヤリと笑ってやれ
駄目な上司
駄目な社会
駄目な自分
ニヤリ そう その調子
137 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/02/03 19:29 ID:nOdkhJzN
「友人と」
親しい人と久しぶりに会って 少し目を合わせる
何を話そうか そんな小さなことに
若干神妙な気持ちになる
心を無色にしなければ混濁を見られてしまうという
怖れであり 畏怖の気持ちである
例えば今自分は真剣だろうか
真っ直ぐだろうか
そんな事は構わずに笑って話し掛けるのだけれど
別れて気付くのはそんな作用だ
友人はそんな作用がある
その逆に孤独は恐ろしい
どんなに注意深く自分を見つめても
決して客観性を持ち得ない
繊細な人であれば 尚更自分を臆病の淵に追い込む
その先は考える限り出口の無い暗闇だ
良い友は 静かな光明だ
私の歩く道が照され 友の歩く道が見える
別れて彼とは逆方向
しっかり脚を踏み締め 帰ろうか
・・つまらない。↑駄目。ふう・・・
139 :
すぅ:02/02/06 10:39 ID:8KLJN71g
>>138 ツマラナくないですよ☆素直に共感できるステキな詩だと思います☆
yuuさんだいすきなんであーげ♪
ドりームドりーム
夢みてパッシょン
ドリームドリーム
はずんでパぴオン
つないだ手を
はなさないでね
ドキドキ色の冒険が今
始まる
うけとめて
笑顔の
クレッシェント
われながらカナーリ(・∀・)イイ!よね〜〜〜っ〜!
>>137 よく書けてると想いますが・・。
詩文の流れの中で・・>良い友は静かな光明だ
が とても印象的でした。
yuuさんらしい自省的で深みのある詩文ですね。
139>すうさん、どうも有難うです。
そっすね。今読んだらまあそうかな〜って感じでした。
140>冒険という言葉は良い言葉ですよね〜。ドキドキ色、
僕はそんな色にロマンを抱かずにはいられないのです。
カナーリイイ感じです。
141>ずっとレスが無かったんで、とても嬉しいです。
有難うです。
143 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/02/09 18:09 ID:jZy/i9Ux
「軽井沢にて」
その日は夜半から雪が降り始め
翌朝 起きたら
新雪の目の覚めるような真っ白が
窓からキラキラと溢れている
山奥の朝は 鮮やかな色彩で空気が凍り
屋根の軒の透明なつららから水が滴って
あとは外に出てみれば
只平然と静けさのみが横たわる
私は白い息を吐きながら
ぶらぶらと朝の雪道を歩く
このガサガサしたものを懐に入れたまま
シンと凍った空気はとても暖かかった
只そこに 静かな世界がある
その嬉しさも 懐に一緒にしまい込んで
144 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/02/09 18:51 ID:jZy/i9Ux
「目に映るもの」
時に両方の目の解像度が増し
見つめているものの姿
例えば人の顔 自分が歩いている路
読んでいる文字など
その焦点の総体がくっきりと見えることがある
時に全てが霞んで見えることがある
自分の手すら見えない 書いた文字も怪しい
歩いている路は彷徨っているも同然だ
こんなに不確定な目を持ちながら
確信を持つ事など何があろうか
だから 今目に前に判然と見えるものを
少しずつ確かめていくことしか方法は無い
145 :
はらだ将:02/02/09 22:08 ID:yvYoU450
145>言葉の浪費。う〜ん。気分的な
ものですかね・・・。なるほど・・・。
まあそちらには書き込みます。
私は
>>143を読んで軽井沢に行ってみたくなりましたよ。
「ファンタジー」
とても素直な言葉で
言ってくれて本当に有難う
その一言が
僕には一つであり
全てだ
その一言に
僕は心の中で
顔を歪ませて
涙が出るほどに
嬉しくて仕様が無い
人は全く
スレ違いのでこぼこで
接点が全く見つからなくて
だから人は
ファンタジーを夢見るんだ
なんて悲観的に呟くけど
ああその一言に
僕は救われる
たった一時
僕は とても暖かい夢を見る
虚しい孤独をふと忘れて
美しい音楽に我を忘れ
また春の風を全身で受ける
ようでもあり
ああそれは永い流れの中の
一瞬の炎のようだけど
それは
言いようの無い安堵で
君のぬくもりなんだ
149 :
はらだ将:02/02/12 22:42 ID:cjuA7yg+
yuuくん。
遊びに来てくれてありがとうです。
>>148の詩はとってもきれいな声でうたってるね。
細胞が音楽を自然に受け入れる感じです。
>>143>>144なんかは内向的な感じでしょ?
悪いとかじゃなくて、それもひっくるめてyuuな
訳だし全然構わないんだけど、僕は君のファンだ
からさ、外に向けて書かれた詩が読みたかっただ
けなんだ、多分。おかしなこと書いてごめんね。
でも、いい詩を読ませてくれてありがとうです。
ぺこり。ではまた。
あっ!!ごめん!!あげちゃった。
ホンマごめん!!許して!!
「君よ」
不確かな もやもやした世界より
確固とした 小さな世界を歩いていけ
君よ 音楽を聴く時
あなたの心が綺麗になる
そんな気持ちになれるような音楽を聴け
何時にも愛だ 漠然としてても
愛を信じるしか無い
人の愛とか 博愛とか
そんな漠然とした言葉ではない
愛とは君の 明日を生きる力だ
僕の 明日を生きる力だ
君よ モニターの外側にいる
見えない君よ
僕は君が好きだ 良く解らないけど好きだから
僕は それだけを闇雲に信じて
とても深い眠りに着こう
君が生きていく夢と
僕が生きていく夢と
(微笑)。
↑いちいちうざい、消えろ。
突然ですが
コテハンさん達の実世界のイメージ。ええ、勿論只の妄想ですね(w
yukiさん>背丈が少し高い、きりっとした美人で、グレーのしゃれた感じの
OAラックで、カップにコーヒーかなんかを入れたものを飲みながら
モニターにむかってる感じを想像しましたが、(妄想はアリ)
イメージをあえてひっくり返して、小柄な体で、笑顔がぱっと明るくて、
とても優しそうな人ではないかと。どーでしょうか。(謎
はらださん>スーツが似合いながら、一見アウトローな感じを醸し出しつつ、
人にはさっと気が利くタイプではないかと。人と話すのは上手く、人が集まったら
場を盛り上げるのとかが上手そう。紳士のイメージがあります。
Kanonさん>この人は、なんか陰のある感じの美青年を想像するんですが・・・。
きっとそうに違いない。使ってる言葉からしてなんか文学青年な、落ち着いた
感じでしょう。女の子に好かれそう。中学生だか高校生だか忘れたが・・・。
まあどっちにしても俺より全然大人でしょうな(w
ハサキさん>今詩を幾つか読み返していたんですが、中学生とは思えない、
というか、物事の捉え方が大人です。文章が上手い感じで、落ち着いた感じで、
頭がとても良いんだろうなという印象があります。使ってる
言葉が綺麗で、素直にああ、綺麗だと共感しました。
詩には、若々しさがあると思います。どういう人なんだろうと考えると、
きっとしっかりした女性でしょうな。きっと俺が面と向かって対峙したら、
負けちゃいますね(w
次
藪鳩さん>通称鳩さん。はっきり言って、僕には知覚できないというか、超えた所の
感性を持ってます。言葉を、音として捉えてる感じもありますよね。
わざと不協和音を選ぶ、ジャズの感じはあります。
鳩さんの言う「20代そこそこのがらんどう」の如く、漠然とした寂しさが
あるように感じます。
僕が想像するに、皆スーツ姿で集まる会合で、何故か間違えてジーパンと
ジャンバーで来て、はじっこの方で飲んでる感じがあります。(いや冗談
かっこ良いっす、鳩さん。
ゆりさん>文章は、訴えかけてくるようです。というか、言葉使いが
好きなんですね。〜なのだ、みたいな。一番自分と似ているというか(いや冗談
詩的な言語というよりは、小説のような文章の感じですが、それでも
伝わってくるものに、遜色は全くありません。
真面目さと優しく、敏感な感性を持った人だと思います。
さあ、書きたい放題書きましたがどうでしょーかねー(w
どうせageないがら誰も読まないだろーなー。きっと、
上に書いたものなんて、全然当て嵌まらなかったりするんだろうな。
現実は、小説より奇なり、だっけ。
あと、俺(爆
上の方の詩を読んで、なんだこの如何にも脆そうな、
弱そうな奴は、と思った方は、いるでしょう。
それは、実は当たりです(w
書いてるうちに、早くも文章が崩れちまったんで、自粛気味です(何だそれ
まあ、元々大した文は書いてないけどね。溜まってる本でも
ゆっくり読もうかな〜。
しかし上のコテハンは、殆ど皆去ってしまったような。
寂しい限りです。
IMASU!
OO!Imashitaka!
独り言。(僭越ながら・・・ていうか詩の本はあまり数読んでないことを
始めに言います)
この詩板、上手い人は、数人いるんだけど、
感動させるものが少ないんですよ〜。お前が、上手いのは
良く解った。だからなんだ?というか・・・。
手元に、二十歳の詩集という本があって、少し引用。
井伏鱒二
「つくだ煮の小魚」
ある日 雨の晴れ間に
竹の皮に包んだつくだ煮が
水たまりにこぼれ落ちた
つくだ煮の小魚達は
その一ぴき一ぴきを見てみれば
目が大きく見開いて
輪になって互いにからみあつている
鰭(ひれ)も尻尾も折れてゐない
顎の呼吸するところには 色つやさへある
そして 水たまりの底に放たれたが
あめ色の小魚達は
互いに生きて返らなんだ
>つくだ煮を水たまりに落として
も生き返らない、という当たり前のことを描写してるんだけれども、
その寂しさをとか静けさを、感じ取る井伏鱒二の心境を
鮮明に感じます。それは叫び声にも似ていると思います。
中原中也
「女よ」
女よ、美しいものよ、私の許(もと)にやっておいでよ。
笑ひでもせよ、嘆きでも、愛らしいものよ。
妙に大人ぶるかと思ふと、すぐまた子供になってしまふ。
女よ、そのくだらない可愛いい夢のままに、
私の許にやっておいで。嘆きでも、笑ひでもせよ。
どんなに私がおまへを愛すか、
それはおまへにわかりはしまい。けれどもだ、
さあ、やっておいでよ、綺麗な無知よ、
おまへにわからぬ私の悲愁は、
おまへを愛すに、かへってすばらしいこまやかさとはなるのです。
さて、そのこまやかさが何処からくるとも知らないおまへは、
喜び甘え、しばらくは、仔猫のやうにも戯れるのだが、
やがてもそれに飽いてしまふと、そのこまやかさのゆゑに
却(かえ)って憎みだしたり疑ひだしたり、
つひに私に叛(そむ)くようにさへもなるのだ、
おお、忘恩なるものよ、可愛いいものよ!
おお、可愛いいものよ、忘恩なものよ!
>おそらく初めて、中原中也の詩を読みましたが、強烈です。
最後の字はビックリマークですよ。女よ、というタイトルが
全てを示していて、女に夢中になってる中也の姿しか、
在りません。で、そのシンプルな情熱が、凄く良いですね〜。
詩集本屋で探して読んでみるか・・・。
yukiさんのHPのURLを誰か教えて欲しい。
探したが見つからない・・・。
おお、イラストですね。これは鳩さんが書いたものですか?
もうTOPを消してしまったのですね・・・。これだけだと謎な
サイトですね。
なんか最近上のコテハン達が一斉にどこかへ行ってしまった
ような気がしてたんですよ。yukiさんもそうっすね。
HP、頑張って捜索してみますか・・・。
あ、yuuくんおひさしぶりに来ました。2ch。
>>154 私のプロファィル、最後の2行はビンゴです。(笑)
>>162 探してくれてたんですか?
今居るところは、犬のカテゴリーで、詩も書いてます。
166 :
:02/03/04 03:36 ID:???
age
167 :
yuu:02/03/07 00:14 ID:???
「一日」
狭き庭に 紅い夕日が差し込む
セミの鳴く声が遠くに聞える
開かれたふすまからは 気持ちの良い
風が流れ込む
畳の敷かれた部屋には
机が一つと今読んでた本が一冊
妻の 私を夕飯に呼ぶ声が聴こえる
夜は 何時も静かに訪れる
風呂を そろそろかと沸かす
暖かい湯気を吸い込む
あとは清涼な布団が在り
今日の終わりと明日の夢をみる
168 :
yuu:02/03/07 23:30 ID:???
「静寂の部屋」
その者の部屋の中はとても散らかっていて
客観的に見れば全く落ち着きの無い主の姿が窺える
よく眼を凝らして
どうして落ち着きが無いのかを観察してみると
其処には狂った様に何かを求め
情報の形をした愛に溺れ
神経ばかりを迷走させているような
そんな姿が見えてくる
さてその様な迷走を
私は止める方法を知っている
健全なる精神
彼が喉から手が出る程欲しているような
ぐっすりとした安眠をとる方法も
実は知っているのだ
健全なる生活
いつも彼はその事に悩む
例え健全な生活を
数日繰り返したとしても
すぐにまた迷走に
戻ってしまうのだ
馬鹿である者
馬鹿であるから
何かを補わなければいけない不安に
いつも駆られている
心はカラカラに飢えている
それを常に満たすことは難しい
生きるとはなんと辛い
その心はもしかしたら傲慢だ
殺してしまいたい
人と会いたくないとしばしば想う
人と会いたいといつも想う
つまらない つまらない
何でこんなにつまらない
だから今日の夜は
不安でどうにも眠れないのだ
もう今日は御終い
大した事では無いのだ
今眠ることも
明日起きることも
人と話すことも
これから生きていくことも
いつか死ぬことも
169 :
yuu:02/03/07 23:49 ID:???
「手紙」
邪悪の手紙が届きました
開封しましたら
如何にも私に訴えるような文で
嫌なことが書かれていました
それを全部見たら
嫌な 汚れた気持ちになってしまうのは
解っていましたので
すぐに放ってしまいました
170 :
yuu:02/03/07 23:59 ID:???
「数音」
到底
彼女の弾いた
ピアノの数音には
かないません
否
そんな数音があるから
私は生きているような
ものです
171 :
yuu:02/03/13 04:38 ID:???
昔のやつを・・・
「記憶の風」
寝ぼけ眼でも感じること。
それ自体が自分の勇気につながること。
朝の淡いブルーの空を見て、体の緊張が解けること。
安堵と深い眠り。
たった一曲の中の、美しいメロディ。
また明日、青空が見られるという希望。
全てを忘れてしまうほどの笑顔。
今、正に生きているという実感。
まばゆいほどの、記憶の風。
172 :
yuu:02/03/13 04:41 ID:???
「真っ白な」
真っ白なもの
心を癒すような真っ白さは
真っ白と考える
遥か以前に もう真っ白である
美しいものをみると
その美しさとは
じっとみなくても
もう既に美しい
人は美しいものを
渇望するが
美しさのその中心は
人の想像の
遥か先に存在している
春の青空を
見上げてみれば
ハルノアオゾラと書く以前に
もう心は青空だ
解って欲しい
美しさとは
ウツクシサでは
無い
ここに
人の生きる、
という言葉以前の
生きる意味があると
思うのだ
このちっぽけな想像の遥か先に
見えないものがあるから
ああ生きていこうと思うのだ
173 :
yuu:02/03/15 00:14 ID:M1agyiHN
「感情生活」
今日という日が
暮れてゆきます
勝手な
思惑と共に
例えあの時 涙を流していても
今何かを諦めと
何かの希望を感じても
今日の日は
暮れてゆきます
しかし
あの時あなたに見せた微笑みは
嘘では無かったのです
+ 待っていた +
なぜここにいるの?
ずっとひとりぼっちで咲いていた
喉がつぶれるほど涙した夜遠い記憶
それでもひとりで咲いていた
でもね
わたしは知っていた
みんな真夜中に泣いていたこと
2002/02/26yuki
175 :
yuu:02/03/16 23:13 ID:???
サウンドカード入れ替えるのに、成功。
PhilipsのAcoustic Edge、音質は素晴らしいです。
これをCDPでDA変換して、Luxに・・・。
MP3をこんなに良い音で聴けるとは!!
いやー良い時代になりましたなあ・・・。
PCの静音改造進行中で、次はCPUファンをと・・・。
176 :
yuu:02/03/18 21:24 ID:???
最近東京は良い天気ですよ
詩板の皆さん
だいたい暑くも寒くも無い気候なんて
あまり無いからですね、
あまりに気持ち良いんで
バイトやるの嫌んなっちゃうよ全く・・・
177 :
yuki ◆DIe/YuKI :02/03/19 01:10 ID:3nJ3nUfu
+ 感謝 +
お父ちゃんみたいな人と
熱燗ぐいーっと飲んで
人生語り合ってきた
濃いーのなんのってーの
歳をとるってことは
ああ、こういうもんだあ
帰り際に名刺を交換して
ああ、これで私も大したもんだあ
自由に生きるってことは
こういうもんだあと
ふふっと笑い
片手運転に気を引き締めて
その人のふくら顔を思い出しながら
流れるFMに耳を傾ける
ああ、一人ってこういうもんだ
自由はいいなあ
神様、ありがとう!
2002.03.19yuki
yuuくん、移転しました。
またおいでまし。ぺこり。
大阪、寒かったでつよ!
179 :
yuu:02/03/20 02:54 ID:jNrKHjaw
「子供たち」
近所のコンビニによくいる
あの、10歳くらいの男の子の表情に
私は人の姿を見る
活き活きとしていて
それでいてとても平然としていて
やや挑戦的な態度で
早口に友達に向かって喋り
動きが俊敏で、すぐにどこかに行ってしまいそうな
雰囲気である
自分が小さい頃は 女の子が喋ってる内容などは
気にも止めなかったが
今聴いてみると 案外男の子と変わらなく
当たり前のことを当たり前にきちんと主張している
そのくらいの年齢の子供達の動きや言葉を
じっと落ち着いて見るようになったのは
年齢的に大人になってからだろうか
そして至極当たり前の人の姿に
私はしばしば人として生きることの勇気を与えられるのである
180 :
yuki ◆DIe/YuKI :02/03/26 00:05 ID:VmpEfhQd
+ こどもたち +
あなたが理解してくれようとする
声で
待っているんだ
181 :
Jey-J:02/03/26 00:45 ID:rD4sgqz7
You don't say "Good Bye”
そうじゃないと また会える理由がなくなるだろ?
182 :
あげ:02/04/08 07:52 ID:VmjwJtvC
yuuさん、頑張ってください!!!
183 :
名前はいらない:02/04/08 10:49 ID:TLxscYPX
yukiさんのHPどこですか?
>>183 よせよ。さすがのyukiも2ちゃんでアドレス晒す勇気ないだろ。
yuu、こんばんは。
>>154 はは、俺はスーツなんて持ってないよ(苦笑)。ほんとに。
紳士のイメージをもってくれてるなら正直うれしいです。
「好意的な誤解、っていいよね。」
YMOの高橋幸宏さんが言ってたらしい。
最近全然元気がなかったんだけど、yuuの詩を読むと何か
励まされます。生きてやろうかな、と。なんてね。
俺とyuuはずっと寄り合わないだろうけど、ここで君に
出会えたことをうれしく、また有難く思う。
この神の気まぐれに感謝です(笑)。
自分勝手にだらだら書いて申し訳ない。
いつ読んでもらえるともわからない言葉達だけれど。
186 :
yuu:02/04/10 00:05 ID:???
はらださん、俺なんかは全く、上の詩を見る通り人格がまだ成ってない
んで、そんなに言われたら嬉しくて涙出ちゃいますよ。
あと、詩に関しては、北野武の詩集に、これは独り言です、っていう本人の
前書きがあるんですけど、俺も実はそんなものかも知れないですね。
はらださんとかの、語彙の豊かな詩を読むと、凄いなあと思うんですよね。
まあ最近は自分はあまり書いてませんが、気ままにいこうかなという感じです。
187 :
yuu:02/04/10 19:00 ID:???
「終焉」
空調を効かせた
この独りの部屋で
録ってあった映画を見て
見終わってからあくびをして
やられてしまった頭の中が
すこしずつ冷めはじめ
ひとときの平和を
涙の出るような 安らかな
BGM
さかなさかなさかな〜
(おさかな天国)
188 :
yuu:02/04/14 17:15 ID:???
「笑顔」
あの人は
どうも引きつった目で
私を睨み付けるので
どうしたのと聞いたら
なんか崩れた様に
笑ってしまうのです
どうも眠いらしいのか
目をいつも擦っていて
あの人はあまりにニッコリと笑うので
私も思わず一緒に笑いました
189 :
yuu:02/04/22 20:48 ID:???
「ひとの姿」
一言目に気持ち悪くなり
二言目に怒鳴りつけてしまう様な
ひとの弱さを
自分一人の安らぎの為に
真に悩んでしまう様な
ひとの弱さを
たった一度微笑みかけられたなら
泣き出してしまうような
ひとの弱さを
全てを失っても
また明日を迎えてしまう様な
ひとの姿を
190 :
yuu:02/04/22 21:14 ID:???
「実像と虚像」
花なんか見ないくせに
花を使って詩を書くな
そんなものは嘘っぱちだ
そもそも人に花の美しさなんて
説明するものでは無い
甘美な愛の詩なんて糞ったれだ
お前の恋愛観なんか知ったことか
そんなものこねくり回したって
食えたものでは無い
詩の美しさは
それとは全く別のところに
きっと在るのだ
フィクションなんてものに捕われるな
必要なのは真実のみだ
フィクションが力を持つのは
そのフィクションを創る意識が
ノンフィクショナルの場合である
フィクションはその情熱によって
初めて真実の光を放つ
君よ
目に見えない社会的地位などに
脅えるな
その人の立っているその姿
それのみが真実を語ることができる
破壊だ
全部余計なものを壊してしまった後の
塵屑だ
ばらばらの塵屑の中に
真実がもしかしたら在る
191 :
yuu:02/04/23 21:49 ID:???
ごぼごぼごぼ・・・
この沈んでいく感じが〜ちょっとイイ
上のほうで反応してくれてなんか凄く
嬉しかった。
「命」の詩は、良くないとか
言われてたけど僕は好きです。
あはは!!ていう感じが、、
192 :
yuu:02/04/23 21:54 ID:???
「無能者」
かちゃり
かちゃり
キーボード
昨日の想い出
今日の思い出
すみません
昨日の私にすみません
今日の私にすみません
すっぽり抜け落ちて
想い出がすっぽり抜け落ちて
気が付いたら
明日になってた
すっぽり抜け落ちて
馬鹿みたいに笑ってた
193 :
yuu:02/04/23 22:04 ID:???
「異端者」
馬鹿みたいに
笑いたかった
でも
馬鹿みたいに
笑えなかったのだ
yuuさんこんばんは。
別スレで詩を褒めてもらったのにレスを返さずすみませんでした。
向こうはフィナーレに近付いていますので、ここでお礼を。
ありがとうございました。結構気に入っていたので、嬉しいです。
『ノンストップ・キッチュ・ポエム』part2では私が二代目店主になりました。
遊びに来てね。
>>192 なんか、私にもそういう心境の時があったな。
悲しむには、まだ若すぎる。
悲しむほど、まだ人生は知らない。
歌の歌詞ですが、落ち込むと私はこの文句を口にします。
『Crow on the Beach』
カラスの強い眼差し――!
日射しのまだ弱い早朝の砂浜に迷い込んできた。
何者にも染まり得ない、その黒。
カラスは、サーフィンに無言で興じる若者たちを見る。
少年の高くあげる白い凧を見る。
砂を、波を、空を、あちこちに散乱した塵芥を、
岸辺にうち上げられたミズクラゲを、
そして、希望に満ちて輝くはずの、
生れたばかりの小さな太陽を圧倒する。
その孤独な、強い視線で。
>>189 yuu~~~俺はもう言わずにはいられないです!
「ひとの姿」良すぎるよ!
これをsageれるあなたは凄いね、、
197 :
yuu:02/04/26 03:35 ID:???
194>Canopusさん、いや、アレは失礼でした。
本当にすみませんでした。歳がかなり離れてて
人生の先輩であるはずなのに。あの時詩が良いなと思ったのは、
大人の透明な心境みたいなものを垣間見たからです。
新しいスレ、是非頑張って下さい!
カラスの詩>一枚の絵画が想像できる様です。淡い風景に、
カラスの黒。描写の鋭さと、カラスの心境に感動しました。
196>sageているのは、ちょっと最近暗い詩しか
書けないから・・・。ageたら悪いような気がしてるんですかね。
鳩さんのところはいつも読んでます。所謂、ファンです(w
198 :
yuu:02/05/01 14:32 ID:WBMqGtbF
「雨の日」
雨は朝から
一定の量で
淡々と降り続いていて
暗くした部屋の中は
穏かな雨音と
心地の良い重たさを持った
湿度に満ちて
眠る人はその中に溶け込むように
目を閉じていた
目覚めは
静かに唐突に訪れ
淡い光が知覚されると
曇りガラスは
幻想的な白色を湛えていた
枕元で
耳を澄ますと
遠く車のエンジン音が
雨音に掻き消されるように
弱弱しく響いていた
眠る人は
再び目を閉じて
まだそのぼんやりとした
頭の中で
何かの想いを
巡らしているようだった
199 :
yuu:02/05/12 01:57 ID:???
199
200 :
yuu:02/05/12 02:00 ID:???
・・・200げっと。
君は黒い渦巻
呟いている
僕と
君と
小鳥たち
お互いに 空気を知らない
普通に生きる
宇宙を馬鹿にしているくせに
吸い込まれる錯覚に
長い物語を
暖めている
黒い渦巻き
砂煙を暖かい影に
沈めるならば
ヘリコプターの陽気さで
少し昼寝を
してみよう
202 :
yuu:02/05/14 21:48 ID:???
「小さな住処」
様々な人の哲学と
様々な人の思惑が
交差する中で
きっと些細な幸せを思い求めて
片言の言葉を喋ってみるのだ
暗闇に覆われた夜空に
ひときわ輝くような星を見つけて
その一つに
心が奪われてしまうのを
密かに待ち望んでいたのだ
吸い込まれてしまいそうな
美しい宙の色の瞬きを
夜の街でじっと見つめていた人は
ふと心に灯った
暖かい想いを抱きしめながら
その小さな住処へ
静かに帰っていったのだ
>他の批評スレで書き込んだやつを少し換えたもの。
canopusさん、短評を有難うございました。
しかし`片言'の代用は分りませんでした・・・。
>>201さん、さりげなく上げていきましたね!(w
なぜかこのスレは荒らされもカキコも殆どされねえんですね、、
こんな変なスレは殆ど無いだろう、
俺が変な電波を発してるのか、それとも、???
上の詩、黒い渦巻きは俺なんですかね?
ていうか
>>201の詩の言葉の感じがすげー鳩さんっぽいんだけど
違う?違ったらすいません。
>>203 それって確かソウルコンフィグの一節じゃないの?
>>204 ソウルコンフィグって何ですか?(ググルで0Hit)
おお、いわゆる荒しっすね!
>>207 普通はっていうか健常者はな
荒らしとかには批判的なんだよ、
なんで207は喜んでるの?
荒らしにさえ
レスしてくれてあんがとってか?
ちょっとそれ寂しすぎないか?
シバン派でも居心地悪くて結局詩板でsageトークですか、、
それにつけてもあなたの姑息さ
名無しに逃げずに頑張ってくださいね。
おれモナー。。
208>シバン派をチェックしてるあたり、さすがっすね。
あれですよ、荒らしでも、面白いのは俺は好きですからね。
確信犯的な、知的なやつですよ。何かの雰囲気を破壊してしまう
ような力を持った言葉ですよ。笑えるようなコピペとか。
大体ですよ、良い詩なんてものがあったら、何かしら破壊の要素を
含んでるんですよ、きっと。
しかしね、あんまり面白いカキコは上をほうを見る限り、無いですね。
>あんまり面白いカキコは上をほうを見る限り、無いですね。
こいつカスのくせして偉そーなことばかり言っている、と思いませんか。
>>210-211 いや、マジな話、おもしろい煽り&荒らしっつーのは、見たことないよ。
俺以外にはな。
何様だよこいつは。
>>213 俺は俺様だ。悔しかったら創造的な煽り&荒らし、やってみろや!
つまらん荒らしはすべて俺のスレに隔離してやるからそう思え。
>>214 234 :ドン亀 ◆kKwXqDyU :02/05/08 20:12 ID:???
さて。幸福な気持ちになったところで寝るとしよう。
このスレは、僕のカトリック教会だよ。
マリア様だ!マリア様が見えるよ、ママ!
>>215 チクチクと弱点ついてくる貴様は、いつぞやの100点野郎ですね?
参ったから、やめて。。。
217 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/05/22 11:36 ID:q85oXpfU
「祈り」
バッハの作曲に フーガの技法という曲がある
フーガの技法はバッハが死ぬ間際に書いたものであり
曲は彼が死ぬその直前まで書かれたのか
未完成のままに曲が途絶えてしまっている
私が今より遥かに言葉を知らない頃
それは小学校の6年生位だったか
この曲が弦楽四重奏で演奏されたカセットテープを聴いて
何も知らない私は その曲を好きになったと言うより
その曲の音の流れに吸い込まれるような
無意識の中で何度も聴いていた記憶がある
バッハの作曲には 所謂貴族の優雅なイメージは 無い
300年も昔の作曲家の描いた美しいメロディに
私は 遥かに崇高な気高いものに対する祈りにも似た
透明な感慨を抱くのである。
私がもしかして 全ての言葉を失ってしまったとき
幼い時のように言葉の無い無意識の中で
またこの曲を聴いているのかも知れない
>>217 yuuさん
ボクもバッハ好きです。フーガの技法ですか、こんどチェックしときますね、
ボク的にはバイオリンとチェンバロの為のソナタが好きで、特にクイケンと
レオンハルトの盤を良く聴きます。バッハの弦楽はとても柔らかく、心をもっていかれる感じが凄くありますよね。
219 :
:02/05/23 22:38 ID:???
age。
220 :
yuu:02/05/26 14:42 ID:???
「一人ごと」
あーうん、そうかどうなんだろ。
うーん、確かにそういう考え方か、うん、
ある種の説得力があると思います。確かにそういう種の人は
自分より優れたように思えるし、納得のいくまで努力すべきか。
しかし何だろう、知識とは何だろう、地位とは何だろう。
自分にとって真に幸福とは何だろう。そんな地道な哲学が
重要というよりも、自分が好きなんだよね。確かに、その頃僕の友人は
弁護士を目指して東大に行って、それすら通過点に過ぎなかったんだろうけど
彼はあの時に彼の視点でものを観てたし、俺も自分の視点でものを捉えてた
という自信はあるよね。只僕はもっと不器用で、もっと基本的な所から
考え直さなきゃいけなかったんだと思う。あの時に僕は葛藤をしてたし
今は、また大きな葛藤の中にいるけど、僕には本当にそれしか無かったん
だと思うし、その事のみしか、本当の自身の根底になる自信には成り得ない
のだと思う。
221 :
yuu:02/05/26 15:28 ID:???
217>
「バイオリンとチェンバロの為のソナタ」ですか。
まだ聴いたこと無いけど、いずれ聴いてみようと思います。
バッハは、良いですよね。もっとこれから
色々CDを聴いてみたいと思ってます。
蛆虫が
ニキビを気にしている
馬鹿げてる
虹が
太陽を遮る
そんな世界
この世のすべてが無意味なら
それはとても誠実じゃないか‥
223 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/06/05 02:05 ID:T6hpOlxw
マイルスデイビスが
そのときただトランペット
吹いていたように
私は洗濯物を干してて
・・・
噎び泣くようなあなたの声
這い上がった水面の太陽のきらめき
あなたの命
些細な真実に
些細な私
それでいても
あなたの命
224 :
駄々打男 ◆7x9MvIdM :02/06/05 02:17 ID:jLj44HTj
>222
>この世のすべてが無意味なら
>それはとても誠実じゃないか‥
すげえ気に入った!
226 :
横ちん:02/06/05 05:02 ID:???
横入りでごめんよ!バッハは音楽の捧げものを聞こう!
バッハは技巧的だから好き嫌い分かれるかもしれんが
ひとつの主題であんなにいろんな曲が作れるなんてすごい!
と感動しました!聞けば聞くごとにいろんな音が聞こえてくるよ!
227 :
namiko:02/06/05 06:45 ID:SIK7tYuZ
四角い物体が空を浮かんでいた
あたしは
あれに乗りたいと思った
青い空の中で
幸せなひとときがすごしたいと
ふと そう 思った
生い茂った木の葉がゆれる姿を
上空から見上げられる
このここちよさ
肌に感じるこのあたたかさ
あたしは今天使になった気分
あんがとー
あんがとー
あんがとー
>>222 え・・・パクリなん?
でも私はむしろ1蓮目に強いパンチを感じました。
レイアウトと単語のセレクトが素敵だなあと。
>>225 それを書いたという >タヌタヌは
いったいどこからパクッたんだろ・・・(爆笑
222の詩って意味不明なんだけど、
>この世のすべてが無意味なら
>それはとても誠実じゃないか
何か哲学的な響きの言葉ですね。
自分としては、色々と意味の無いものに無理に
意味を与えていく、意味の無さ、みたいなことを
感じました。
233 :
222:02/06/07 01:13 ID:???
イングランド対アルゼンチン戦だ。
すげー楽しみだ。わ〜い。
凄い戦いだった・・・。
アルゼンチン負けたけど、個人の能力が凄すぎ。
予選リーグは是非勝ち残ってもらいたい。
前に別スレで書き込んだものを
ちょっと修正
「幻想の世界」
幼い頃
夜遅く暴走族が遠くでぶんぶん走る音が
団地のコンクリートの壁に響いていたのなんか気にもせずに
あの心の中で一人で想い描いていた
大きくて穏かで平和な世界なんて
ちっともみつからない
無垢の心の中に広がっていた
ファンタジーの風景なんて
みつからない
あれは本当に安らかな世界だった
あれは本当に美しい世界だった
しかしこの僕の想像なんて
実はちっぽけだ
こんな想像を遥かに越えるような
素晴らしい世界に満たされているはずの
大気の温もりが
静寂の中に響く小鳥の鳴き声が
穏かな木漏れ日の陰の揺らめきが
ふとそこの窓のカーテンの隙間から
この小さな自室に流れ込んでくるのだ
そして僕はまたファンタジーの世界に
迷い込んでしまうのだ
「詩人は腹を括れ」
わけのわからないもの
自分も知らない様な素晴らしいことを
文章を書くときに
何となく表現しようとした
僕が傲慢だった
自分が何かを書いたって
それは自分以上には成り得なく
自分が解らないことを書いたとしたら
嘘臭い文章になるのは目に見えているのです
だから、詩人の皆さん 一つ決心をしましょう
Aと思ったらBと書かずにAと書くこと
いざ詩を創ろうというときは
腹を括ってしまうこと!
それで駄目なら寝てしまうのさ。。。
>>227 こんな素敵な詩をあんがとーと言いたい(w
空という言葉、それだけでも色々な想像が
膨らみますよね。
239 :
◎:02/06/11 19:08 ID:???
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎ お知らせ ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
蓮さんスレ(その2)のスレッドストップに伴い、◎(旧シバン派)では詩板の削除スレ、
削除対象スレの保存作業を行う事にしました。
とりあえず、蓮さんスレ(その2)と削除された胤舜スレを移植しましたので、お知らせします。
http://siban.s2.xrea.com/bbs/yourpoem/ 他にも削除されたスレで復活を希望するスレ、現在削除依頼されていてこちらに引越し希望のスレも、
◎にてお気軽にご相談下さい。
尚、この避難処は◎から独立した掲示板と考えていますので、
スレ復活、引越しの用途以外でも、普通の掲示板としてお気軽にご利用下さい。
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎ お知らせ ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
そうですね。@さんの方に移動しようかなと
思います。
「彷徨う者」
ああ、私は何をして、何を求めて生きてゆけば
良いのでしょう
私は、自分の心と身体を苦しめ続け
いつかは朽ち果てかねません
私を苦しめるものは一体何なのでしょう
一瞬でもその苦痛から逃れることができるなら、
私は何でも致しましょう
ああしかし、私は私自身を忘れ去ることができない
私は、私が両目を見開いて捜し求める真実から
一瞬たりとも逃れることができない!
242 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/06/12 03:03 ID:t7Q9ERSw
真実という言葉でもう一個
「唯一」
私が知りたいのはあなたの知りうる唯一の真実だ
もしあなたが精一杯生きているのならば
その精一杯生きていることを私は知りたい
もしあなたが深い悲しみの中を彷徨っているのならば
その深い悲しみを私にそっと教えて欲しい
もしあなたが大きな感動や喜びを得たならば
その感動の瞬間を私も共に味わいたい
私が知りたいのは
何も包み隠さないあなたの姿
私を救いうる唯一のものは
あなたの本当の姿だけ
続いてたの
続いてますた。
245 :
◎:02/06/12 10:45 ID:???
>>240 yuu さん
歓迎します!
yuu さんが「ここまでで引っ越します」という時点でスレッドを保存して実作業に移り、
引越しが終了した段階でお知らせしますので、どこか区切りを決めて下されば嬉しいです。
よろしくお願いします。
245>@さん、有難うございます。
これでまたちょっとイタい詩を書いていけそうです(w
@さんの都合の良いときに、適当なところで区切ってくだされば
そのまま僕も移動しようと思うのですがどうでしょうか。
247 :
yuu ◆vYueMMw6 :02/06/12 13:05 ID:t7Q9ERSw
「海原にて」
この数日間
私の乗った小さな帆船は大海原の
嵐の渦の中に飲み込まれ
激流の中でその行き場を失っていた
しかしどうやら今
遥か南の空の彼方
重たく立ち込める雲の切れ目に
一筋の陽光が微かに降りてくるようだ
それは ただ広いこの海の中に
もたらされた希望の光
それは この遥かにまだ長い航海の中では
小さな吉報に過ぎなくても
この私にとっては大きな神の祝福だ!
それは一瞬の人の思い込みであるのは
解っていても
私とこの船にとっては唯一の道標となるのだ
おお我が友よ!
君と共に笑顔を分かち合った
あの愛おしき日々よ!
君との取り留めの無い記憶の連なりは
あの遠い空にきらめく一条の光のようだ!
247>一番最後の!はいらない。失敗。
ゲーテ氏のようには・・・。
249 :
◎:02/06/12 13:15 ID:???
じゃあ
>>247 が門出に相応しい詩なので、247までを引越しする事にします。
これ以降の書き込みは引越し先に反映されない恐れがありますので、ご了承ください。
>>249おお、レス早!わかりました。宜しくお願いします。
251 :
◎:02/06/12 13:21 ID:???
昨日はお疲れさまでした。
結局、私が家に着いたのは3時すぎ・・・(笑)
しかし…ネタスレかと思いきや、良スレですね。
ゆっくり読みます。
とりあえず、ご挨拶まで。
どもっす。微熱さん。3時過ぎっすか!
会合自体も結構遅くまでやってみたいですよ。
ネタスレ・・・まあ暇な時にでも。
つい先日引越ししてしまいましたが・・・。
あと微熱さんはどのへんのスレを中心にカキコんでるのか
教えてくださいな。
yuuさん自分で削除依頼されてますよね。何故ですか?
>>256 もうこのスレに書き込むのをやめたから。
@の避難所の方はマターリと書き込むかも知れませんが・・・。
このスレを密かに読んでくれた人、どうも有難うございました。
ていうかいつ削除してくれんのかな、削除屋さん・・・。
書き込まずに、dat落ち→過去ログ倉庫行きを目指すのが良いと思う
真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ