412 :
名前はいらない:2005/04/30(土) 23:00:08 ID:XL6+vXLC
age
409 リトライ
柔らかい乳房
白い雲を噛んだ
あなたの記憶の中から
公園とか 空とか
気にも留めない景色を
取り出させたい
平面的ワタシ
ワタシの今に
芽生えさせるリズム 形
最低限、
そういう理想
ひとつの種を撒き
たくさんすくいとる
眠る時のはじける水飛沫
限定的時間的人間
即ち貴方
「量」という言葉
「質」という言葉
貴方なしではただの飾り
落としても
見つけてしまう いつも
すまんそ。
上は390さんのリトライでした。
>>387 『変身』 の リトライ
あたしの翼が拡がっていく
あたしの体が軽くなっていく
心臓の鼓動だけ真っ赤で
あたしは水母のように透明になって
あなたを思って 思って
思って
時計の秒針チクチク感じる
痛みも苦しみも感じない
体積を失ったまま
心だけになって
たったひとつの言葉になって
あたしを待ち焦がれる
その人に逢いに行く
391 リトライ
箱型のヴィジョン 目線の先にある世界
庭園は幻想 最強にして無敵な己
のぞきこんで見ればバラの世界が拡がり
独裁下で整えた理想の街
俺の空が眩しい 裁ち斬ったリアリティ
さあ、高く沈め
者々、麻薬でデータを改造せよ
くるいびとさんのリトライ
ふわふわ浮いてる心
ときめいてる、ダーリン?
辛い事でも乗り越える
愛され愛してる
早く来て 待ってる
止まらない
現実を見てとか
大人になりなさいとか
他愛のない台詞でしょ
愛を送ろう
気持ち伝わって
>>3 のリトライ
毎日がこんなに楽しいと
感じられるようになったのは
きっと
出会えたおかげかもしれない
辛い夜も悲しい朝も
怖くないって思えるから
ありがとう大好きです
>>20リトライ
何も出来ないと言いながら
ちゃんと泣いたりしてるくせに
何も出来ないと言いながら
ちゃんと苦しんでるくせに
そうだ
あたしはちゃんと生きてるんだ
>>23のリライト
「恋はいつでも季節はずれ」
桜雨の降る
光だけの世界で
わたしは踊る
あなたはどこにもいないけれど
踏み鳴らす枯葉の響きがどこか
クールなあなたのよう
寒くはないけれど
あなたの胸に飛び込む
雪のように熱く
焼けた砂浜のように冷ややかだった
わたしが気のふれた顔で笑っていても
気にしないでね
季節の感覚が 狂っているだけだから
422 :
名前はいらない:2005/09/26(月) 06:36:00 ID:9MJ7Y8G9
421のリライト
「四季のなか」
桜雨の降りしきる
陽光だけの世界のなかで
わたしは疾走る
荒く踏みしだく
枯葉の響きに
あなたの姿を想う
深雪も辛くはないのだけれど
あなたの胸に飛び込むと
真夏の氷の冷ややかさ
わたしの笑顔を
気にしないでね
季節の感覚が 狂っているだけ
ただ 狂っているだけ
423 :
名前はいらない:2005/09/27(火) 06:42:39 ID:DrooSrJI
416のリライト
『変身』
背後に翼 拡がって
風に軽く舞い上がって
心臓の鼓動だけが赤で
クラゲのように透き通る肌が白で
秒針の痛みも感じないままで
重さを失った わたしの焦がれる恋心
背後に視線 絡まって
大地に重く根をはって
子宮の皿だけが赤で
クラゲのように透き通る肌が黒で
夜な夜な浮き上がる姿が嫌いで
秒針の痛みも感じるママが
重さを失った わたしを責める親心
あるとき転んだ拍子に呟いた
ママ待っていてね、と一言ぽつり
だってわたしは―――
424 :
名前はいらない:2005/09/27(火) 14:18:13 ID:DrooSrJI
420のリライト
「生きていける」
毎朝起きて唇を開閉して
目玉をクチに運ぶ
好きなように時を刻んで
時折 グラスを傾ける
毎晩遊んで世界を旅して
国を傾け相手を選ぶ
バカやりながら時を刻んでいつしか 部屋を形づくる
なあんだ あたし
ちゃんと生きたりできてるみたい
425 :
名前はいらない:2005/09/27(火) 14:39:58 ID:DrooSrJI
424のリライト
「未定」
朝起きて
好きなように時を刻んで 時折 眠る
晩遊んで
バカやりながら時を刻んで
いつしか 眠る
なあんだ
ちゃんと 生きたりできてる
明日は未定
426 :
名前はいらない:2005/10/02(日) 21:56:52 ID:UGXnHFwi
>>413 リライト
ええい
ままよ
まんまるの
くもをかむ
むがむちゅうの
まるのひと
こたえは
わかりません
ぷふいと
きえる
また
あらわれる
こたえは
ありません
「めがね」
あいつは言った
「俺は視力は滅法悪いが、めがねをかけるともりはないんだ。」と
それで俺は聞いた
「それじゃあ何かと不便だろうに。何故なんだい。」と
あいつは答えた
「めがねかけてまで見たいと思うほどキレイな世界じゃないさ。」と
それもわかる気がするから俺は言った
「見なきゃ良かった。なんて思うこともよくあるしね。」と
あいつは笑っただけだった
「ははは。」と
後であいつの知り合いが話してた
「あいつは貧乏でね。めがね買ってる余裕ないんだよ。」と
でも俺は思った
「あいつはべつに強がりで言ってたわけじゃないんだ。」と
だから俺も笑った
「ははは。」と
427のリライト
「自由」
学校?…行かないわ
行かなくていいの
私は働いて、弟を学校にやるわ
そうね…以前は行ってたけど
私はいいわ
行かなくていいの
429 :
sage:2005/10/19(水) 09:24:32 ID:FJiy4g+j
こんなスレがあったとは。
面白そうなので書き逃げ
>>427のリライト
強がりな君が逸らす眼は/硝子玉にも似た美しさで
鋭利な輝きが僕を裂く/(こんな世界見る価値なんてないのさ)
ビイドロを強く吹いて/心も儚い音たてて割れた
(強がりなんかじゃないさ)/(うそつき。)
本当にうそつきだね/嗚呼ほら、硝子玉が壊れて、落ちた。
(かえって清々したよ)/(うそつき。)
ほんとうの君をみせてよ/ねぇ、君。
>>414 リライト
あなたのココロ
ピッタリ張り付いて
わたしに離れない
わたしのイマ
限りなく大きくなって
あなたの中で膨らむ
コトバ
あなたの意味を
語るためにある
足元に
いつも何かが残っている
>>427リライト
世の中こんなに曇っているが
別にはっきり見たくない
怒り哀しみ妬みに嫉み
みんな景色に溶けていく
俺は貧乏暮らしだが
眼鏡が買えないわけじゃない
見上げた夜空は
空の星さえも見えなくて
雨音に押し込められ これが私の世界の果て
あなたがいる実在は全て彼方に
無人の世界、霧と雨の世界
なのに心は乾いてばかり
>>433 ありがとうございます。
>>432リライト
外は雨空一人の夜に
あなたの幻遠ざかる
冷たく湿った世界にいるが
心の砂漠は枯れたまま
>>408 リライト
この感覚
突然くるなんて
そ知らぬ顔しても
どきどきして会話にもならない
気づかれぬようにしてるけど
早く鳴れよチャイム!!
「残像」
喉がカラカラになりそうなほど
白々しい泣き顔をしている
おれはずっとそれを見ていた
写真がきみの笑顔を奪ったんだ
茶色の瞳は確かにおれを見ていた
色があるのはなんだか怖い
どうか白黒にしてほしい
きみが何度も蘇る
網膜に焼き付いて 剥がれない
>>436 リライト
喉をカラカラにしてしまう
白々しい泣き顔
おれはずっと それを見ていた
写真がきみの笑顔を奪ったんだ
おれを見ていた あの茶色の瞳
色が怖さを 掻き立てるのなら
せめて白黒になってくれ
網膜に焼きつき 剥がれない
きみが 何度も
蘇える
>>436リライト
涙が
涙が心のフィルムに
その瞳
焼け付く
おれは
琥珀に閉じ込められた
虫
きみからは
逃げられない
>>438 良いかもw
>>436 リライト
「残像」
喉がカラカラになりそうな
白々しい泣き顔を形作っている
おれはずっと見ていた
写真がきみの笑顔を奪ったんだ
茶色の瞳はおれを睨んでいた
白黒にしてほしい
色があるのは
生きているようで あまりに恐ろしい
網膜に焼き付いて 剥がれずに
蘇ってしまう きみが 何度も
>>436 リライト
喉がカラカラになりそうなほど
馬鹿馬鹿しい泣き顔をしている
おれはずっとそれを見下していた
写真がお前の笑顔を盗んだんだ
あいつの瞳は確かにおれを見ていた
色があるのはなんだか怖い
どうかモノクロにしてほしい
きみが何度もせまってくる
網膜に焼き付いて 剥がれない
>>440 馬鹿馬鹿
彼女は言った
これが最後の写真だ
撮らせてくれるか
その写真は
恐ろしい程に
俺に迫ってくる
そんなに睨むな
まだ
まだ
忘れることができない
忘れさせてくれない
この写真ある限り
捨てちまおうか
それとも色あせるまで
ここに置いておこうか
「無限の世界」
一つの世界に、二人の思い。
二人想えば、四つの世界。
よって集まる、やな世界。
やがて、問い向く、三人世界。
路地にて、日に焼け、吹き込む。 ゴトッ、当人死んだ。
倍倍せかい、バイバイ、世界。
...。
>>442 「世界」
俺も、こいつも、あいつも
世界をもっている
一人一人が思っただけ
ふくれあがる
世界、世界、世界
窮屈だ!!窮屈なんだよ!!
潰してやる潰してやる
パチン パチン パチン
ちょっと息つく
まただ また窮屈だ
せまっ苦しい世界
消えろ!!消えてしまえ!!
>>442 リライト
一つだけの世界の中には
複数形がうろついている
化学変化のパッチワーク
は昇華し 反発し 融合し
新しきの創造主となる
数字達の飽食は止まない
文殊、駆ける宿
を
予知する
落下傘の誘惑は
嘘の様な衝撃を連れて来た
世界は負へ走る 灰色
445 :
442:2006/05/02(火) 20:21:06 ID:X9EO1Z0u
>>443 「 せ ッ けん 」
俺も、世界も、無我、無像。
不精な、俺の、無償なシャボン。
無駄に、膨れる、無意味な世界。
膨れろ、世界!
シャボンの、世界!
恥いた、世界!
弾け、飛べ!
飛べない、俺は、退屈だ。
飛べない、俺は、窮屈だ。
弾けて、消えろ!! 恥いて、消えろ!!。
( 若象 )
446 :
他スレの39:2006/05/24(水) 21:12:37 ID:M+JSJaOQ
「 輪廻 」
いつか、世界は、五日で変わる。
その日、誤解は、司会が晴らす。
次の日、視界は、散開で開く。
次の次の日、密会、二階で、ばれる。
次の次の、次の日に、
人界、一回、滅び去る。
いったい、にくたい、サルのまま。
したいは、ゴダイに、かわります。
( 明王 )
>>446 「りんりん」
さあ、皆さん
生きていらっしゃいますか
これから、
散会してください
怖くなんかないです
ご安心を
いきますよ
いち、に、さん、
はい!!
り
りん
りんりん
聞こえますか
聞こえますか
あなたの番です
出番ですよ
あげ
449 :
446:2006/08/21(月) 21:57:42 ID:ImGTSWS3
「 ウツシミ 」
映すは 鏡 彼方に 陰り
写るは 瞳 人事 なのに
移ろう その身 その人 鬱み
鏡に 映身 俯く 限り
瞳に 写身 頷く 素振り
嫉みに 移る 疼いた 痛み
いと惜しむは いと遅し
恐ろし ウツミ 宙を舞い
美し その身 空 そうそう
( 僧 )
よみ)
人事(ひとごと) 映身 写身(うつみ) 嫉み(そねみ)
450 :
449:2006/08/28(月) 21:31:37 ID:JvG/2rex
>>82 >>83 >>85 >>88 >>91 より
『 響き 』
「生まれたモノは、生まれた意味を、
生まれる前に、生まれる意味を、
知っている」 大地が語る、大事な話。
「卵の鳥は、卵を産む、鳥を産む、...」
鳥の話は、取り留めない。
「殺したものが、殺された、殺されものも、殺しもの」
はしゃいだ、子供は、シャイだった。
僕が歌おう、君の歌、君の残した、僕の歌。
( 空 )
451 :
450:2006/08/28(月) 21:52:40 ID:JvG/2rex
>>436-441 より
「 残照 」
鮮やかな、僕らの世界を、留め置いた。
置きざ された 僕。
君は 独りで いった。
虹の世界が、琥珀になっても、僕の世界は、動かない。
いない君、写真の君、僕のすべて。
すべては、灰色の世界、僕の世界。
( シキ )
452 :
451:2006/10/11(水) 22:10:01 ID:MkmhsjGJ
「 酒 」
秋に なったら 出かけよう
柿が なったら 出かけよう
鐘が なったら 出発だ
飽きが 来るまで 出かけよう
先は 車で 出かけよう
軒で 包まり 祝宴だ
秋に なったか ?
飽きは まだか ?
軒で 微睡む ...
( おやじ )
よみ)
包まり(くるまり) 微睡む(まどろむ)
すべてはこの小さな公園で始まる
周りは静かで、だれも彼を知らない
望みはしないが、明らかな事実だ
様々な道の上に、たくさんの可能性がある
それに辿り着く事はできる?たったひとつの正しい道に
彼は間違った道を行った 間違った判断
もう戻れない だれも助けてくれない
なぜ叫ばないんだ?
孤独が君を切り裂くのに
なぜ身を任せるんだ?
他人の為に君の時間をドブに捨てることに
なぜ自分を苦しめるんだ?
いつも一人で泣いているのに
時が壊れ行くことを、君は知っている
そこで彼は砲声を聴いた
終りに向かって身体を倒した
それは解放で、死の接吻だった
彼は公園に横たわっていた
彼は死んでいた
454 :
452:2006/11/16(木) 21:23:07 ID:bTiulAEZ
>>453 より
「 ナ ク ス 」
銃が鳴く 自由も無く 自我に泣く
公園で鳴く 後悔で無く 孤独で泣く
銃が無く 自由に泣き 自我は亡く
公園が鳴く 後悔が無く 孤独が泣く
銃が泣く 自由は亡く 自我となる
公園はナク ナク ナル
( 在 )
455 :
鍋奉行 ◆2m6lgc78hU :2006/11/27(月) 21:07:23 ID:NgqaM0mB
ai
456 :
454:2007/04/08(日) 18:54:08 ID:rXwQjJnZ
『 輪 唱 』
何年も、何年も、想い。
何度も、何度も、思う。
「何でもない、何でもない」 といい。
「何にもない、何にもない」 という。
「なぁ、君よ。 泣けよ」
「 泣く ものか、
なく ものか 」
( 風雪 )
458 :
456:2008/09/03(水) 22:00:37 ID:KF4OH8RK
>>449 より 続 詩
「 ウツリミ 」
映すと 陰る 彼方の 鏡
写ると 曇る 彼らの 瞳
移ろう 鬱身 語らう 素振り
映身に 頷く 移ろう その身
写身に 俯く 鬱らう その身
嫉みに 射付く 苛立つ その身
その世 惜しむは いと おかし
その身 惜しむは いと とおし
そのみ そのよと ひと おわし
( 憎 )
459 :
458 :2008/11/06(木) 21:07:33 ID:v5helPjI
「 途方 」
歩いても 遠く
減った 靴底
減った 腹
ヘッタ クソ
うまくない
うつろう
歩いても 遠く
( 徒歩 )
生きてることが辛いなら ・・・(*)
いっそ チンポの小さなモコになればいい ・・・(*)
恋人と親は悲しむが ・・・(*)
三日と経てば元通り ・・・(*)
生きてることが辛いなら ・・・(*)
嫌になるまでモコになるがいい ・・・(*)
その内 夜は明けちゃって ・・・(*)
疲れて 眠りに就くだろう…・・・(*)