●○● Aquirax: 浅田彰 part49●○●
浅田 彰(あさだ あきら、1957年3月23日 - )は、京都造形芸術大学大学院長。専攻は経済学と社会思想史。兵庫県神戸市出身。
著作
単著
『構造と力――記号論を超えて』(勁草書房, 1983年)
『逃走論――スキゾ・キッズの冒険』(筑摩書房, 1984年)
『ヘルメスの音楽』(筑摩書房, 1985年)
『ダブル・バインドを超えて』(南想社, 1985年)
『「歴史の終わり」と世紀末の世界』(小学館, 1994年)
『フォーサイス1999』(NTT出版, 1999年)
『「歴史の終わり」を超えて』(中央公論新社, 1999年)
『映画の世紀末』(新潮社, 2000年)
『20世紀文化の臨界』(青土社, 2000年)
前スレ
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/philo/1212851475/
共著
(黒田末寿・佐和隆光・長野敬・山口昌哉)『科学的方法とは何か』(中央公論社[中公新書], 1986年)
(島田雅彦)『天使が通る』(新潮社, 1988年)
(松浦寿輝)『ゴダールの肖像』(とっても便利出版部, 1997年)
(田中康夫)『憂国呆談』(幻冬舎, 1999年)
(柄谷行人)『マルクスの現在』(とっても便利出版部, 1999年)
(田中康夫)『新・憂国呆談――神戸から長野へ』(小学館, 2000年)
(佐和隆光)『富める貧者の国――「豊かさ」とは何だろうか』(ダイヤモンド社, 2001年)
(四方田犬彦・大野裕之)『パゾリーニ・ルネサンス』(とっても便利出版部, 2001年)
(田中康夫)『憂国呆談リターンズ――長野が動く、日本が動く』(ダイヤモンド社, 2002年)
「必読書150」
共編著
(岡崎乾二郎・松浦寿夫)『モダニズムのハード・コア――現代美術批評の地平』(太田出版, 1995年)
(渡邊守章・渡辺保)『表象文化研究――文化と芸術表象』(放送大学教育振興会, 2002年)
訳書
メアリー・ダグラス, バロン・イシャウッド『儀礼としての消費――財と消費の経済人類学』(新曜社, 1984年)
参照リンク:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%85%E7%94%B0%E5%BD%B0
>>1 >ダブル・バインドを超えて
って共著じゃね?
>>3 本当はそうなんだけど、奥付では浅田彰の単著として出た本のようです。
5 :
考える名無しさん :2008/09/10(水) 23:59:59 O
浅田はバラまき路線と小泉路線のどっちを支持してるの?
6 :
考える名無しさん :2008/09/11(木) 01:05:04 0
言語的なメッセージに回収されないのが、ポストモダンなのですよ? 従って「必然的にキモAAに落ち着かざるを得ない」ということになります。 逆にハンニバルさんが司るとしても、それほど不思議な時間を 「意思のオブクソップティ」してないかずいぶんと哲学不能でもかまわないのです。 「合理的観点から理解できない」としてもそれを 「止めることが出来ない構造(的要因)」・・・ということになります。 それが「合理的構造的要因」・・・ということになります。 ,--'ノヘリ`^\,ィ-、\ /三彡シリソリ)ノル))))))ヽ、 ィ'ヨソミミ、ノリ))ノノルノ)ノノノノ))))ヽ) /ニ三彡ソルソノ-'‐--、ノ丿ノノ))シ)ノノヘ {三三彡ゾンノ ~``ヽ彡ノル))}} }ミ三三彡'゙ ヽ彡リ;;;ト {:;:;:;三三彡 ';:;:;:;:;:;{ }シ|l彡シ' ,,,,, |:;:;:;:;ソ !´`ワYト、 _゙_゙゙ヽ ,,,,, |:;:;:;リ ',弋 {/ \/ ィャァ、`ヽ‐-ュニニ゙`:|:;:;/ ヽ ´ l 厂ソ ィャハ`ヽ;f }-ィ 丶‐--‐' '、 / )シ| .:: (‐、__, )、ー‐‐ァ' ィl '_ _:: ::. / /:r-、 '゙^、'ー--ヽィ ィ l^ヽ/ | |\ ` ̄´ ./ /::| i | | ` 、... ..:::_ィヘ\``‐ 、 / | | | :| ∧ } \ ヽ、 | i | :| |/ \ \ { ヘ lヘ / r--、 } ヽ
7 :
考える名無しさん :2008/09/12(金) 23:26:32 O
8 :
考える名無しさん :2008/09/12(金) 23:46:47 0
なわけねーよw
memeka!
10 :
考える名無しさん :2008/09/17(水) 06:26:52 0
新スレ立てるの早過ぎ?
12 :
考える名無しさん :2008/09/20(土) 03:11:32 0
エ〜、せき・こえ・のどに浅田飴。
東と浅田って和解したの??
14 :
考える名無しさん :2008/09/20(土) 21:49:28 0
(^o^ ) / ヽ 現実は いつも私に選択を迫る | | | | 私には それがたまらなく嫌なのだ | | | | ならば逃げよう その先に何があろうとも || || その現実からも 逃げてみせよう し| i |J 私には この生き方しかできない .| || | ノ ノ .| .| ( / |\.\ し'  ̄
>999 名前:考える名無しさん[sage] 投稿日:2008/09/20(土) 12:23:32 0
>>998 東京ごときが都会と思ってるお前の方が田舎者なわけだがw
思ってねえよw
そんなにムキになるなら、都会を定義してみろよw
>>15 おいおい。前スレの話題まで持ってきて、ムキになってるのはお前だろw
都会の「定義」とか言い出やつは間違いなく田舎者www
浅田は「メトロポリス」が本当は好きじゃないんだろう
>>16 最初にムキになってレスしてきたのはお前だろw
すりかえるなやwww
ベタな人選
>>18 お前はそんなに東京が都会って言って欲しいのかw
じゃあ、言ってやるよ。
東京は都会だなー。おら、ビルヂングとか見たことねーだwww
これでいいの?^^;
>>20 いや、俺だっていまどき東京が都会だなんて意識することはない。
そこは君と共有してると思う。
ただ、にも関わらず東京は田舎だとあえて強弁してみせる
浅田に、隠れたコンプレックスがあるんじゃないかと思っただけ。
非常に意外だけれども。
東京が田舎だと思うんなら、黙って思ってればいいわけで、
いちいち鬼の首取ったみたいに主張するまでもないことでしょ・・。
反応するほうが…
まあ、即死判定回避のための20レスだと思って、肩をすくめてやり過ごそう
>>21 いつ「鬼の首取ったみたいに」主張したんだよ^^;;;;
イタリアとかドイツのような都市が好きそうというのはある
東京が田舎ってのはなかばギャグで言ってるんであって…。パリも田舎だって言ってたし。 あからさまに「うちは大都会ですから」って主張してるような都市を皮肉ってるだけだろ? そういう意味じゃニューヨークなんてド田舎だなw
京都大好きなのは間違いない
「都会は存在しない」とか「京都は大都会である」とか エッセイ書けばいいのに
カッチャーリの亜流になるよ メトロポリスって本あるし
あのさ、都市内の身内で固まってサークル作ってることを 田舎じゃない?と言っただけだと思うんだけど。 みんなけっこう文字通りに受け取るんだね。
浅田さんの開放-閉鎖って評価軸はぶっちゃけ崩壊してるよな
浅田さんのセンスって結構田舎臭いよね ダムタイプとか見た目がカッコよさそうなものに弱い というかカッコいい/悪いの対立軸で評価してるところがダサい
耽美趣味だからさ
三島と共通点あるな
母看護のあと微妙に自死をほのめかしているのが下品 あれはマジでやめるべき
隠れウヨ
38 :
考える名無しさん :2008/09/22(月) 04:11:56 0
隠れユング、はなかなかの言葉だと思う。
浅田、そのダサさについて
ダサいのを極度に嫌がるよね オウム真理教もかっこ悪いから嫌だと言ってた だがそのセンスは・・・
隠れユングというのは浅田よりもむしろ柄谷の方に当てはまると思うけど、柄谷の場合は隠してさえいないってことか。
蓮實だってそうだよ!
結局ネオアカはみんなオカルト?
44 :
考える名無しさん :2008/09/22(月) 14:48:40 0
ユングの何が悪いっていうんだ?
ユングはUFOに目を付けるのが早かった そこは偉大
46 :
考える名無しさん :2008/09/22(月) 15:55:58 0
ユング最強伝説ーーーーーー。 キタ?
なんだ、きてないのか。
48 :
考える名無しさん :2008/09/22(月) 23:39:14 0
>>36 それ、対談か何かですか?
web上で読めるんでしょうか?
構造と力を今読んでるんだけど、エントロピーってのは無秩序さや乱雑さの度合いってことでいいの?
うん
たぶん無機的なニュアンスが入ってるよね
____ / \ /\ キリッ . / (ー) (ー)\ / ⌒(__人__)⌒ \ | |r┬-| | 「俺をただの文芸批評家だと思うなよ!」 \ `ー'´ / ノ \ /´ ヽ | l \ ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、. ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
, -Oー○、 //:./.:.:}○ヽ //.:.:〃.:.:./リ.:.:.:.ヘ _ (:/:.:.:.:j/.:.:/'´.:.:.:.:.:.j:ノ /.:.:.:.:.:.:ji:∠!.:イ了/ プッークスクスクス /.:.:.:.:.:.:/⌒ ヽ:jノ) -3 /.:.:.:.:.:.:.:.:/ ヽ {(_,ハ /イ.:.:/.:.:.:./ 、 Y {こノ V!.:.:l.:./:/ ノーヘ ' ノ . /ヽレ'V -〈 `‐' ,' / rク ヽ ∧{ /\ └L「`r┬ーイ \./ └lL」__j___xヘ \\. '. ヽヽ. | />' ノ /:'´:\/ /:/:::::::/
浅田彰と同い年の有名人 シド・ヴィシャス
55 :
考える名無しさん :2008/09/27(土) 06:42:19 0
33 名前: 考える名無しさん [sage] 投稿日: 2008/09/21(日) 19:43:06 0 浅田さんのセンスって結構田舎臭いよね ダムタイプとか見た目がカッコよさそうなものに弱い というかカッコいい/悪いの対立軸で評価してるところがダサい 京都という土地の底知れぬ閉鎖性を十分に吸い込んでるから
>>55 むしろ神戸人の本質的にミーハーな感じを感じるな
しばらく前に金井美恵子に浅田は映画の センスが悪いと言われて逆ギレしてたな
60 :
考える名無しさん :2008/09/28(日) 04:00:25 0
浅田さん、きっとパフューム大好きだよね!
61 :
考える名無しさん :2008/09/28(日) 04:20:15 O
文芸評論て何にでも首突っ込む事ですか。批評って何ですか。教養主義に基づいて持論をタレ流すのとどう違いますか。
62 :
考える名無しさん :2008/09/28(日) 04:39:14 0
>>61 メディア使って世論操作したいんじゃないの?
だからあっちこっち目につくとこばっか選んで書いてるんでしょ。
そんで世間を持論で染め上げたいとか。
自分作家とか政治家じゃないのに世間はみんな浅田派ってのが理想なんでしょ
63 :
考える名無しさん :2008/09/28(日) 04:44:59 0
>>62 坂本龍一も騙されてるよね
というか浅田も坂本に騙されてるが
どっちもどっち
坂本レベルの音楽家を激賞するなんて文化的犯罪だろ
結局のところYMOでも細野が勝ち組だよな
大河ドラマ風林火山は作品そのものも凄かったし、千葉さんも はまり役を演じてて凄かった。彰も風林火山を見てたのかな。
おんな風林火山を見てたりしてw
69 :
考える名無しさん :2008/10/02(木) 16:57:56 0
文芸評論て何にでも首突っ込む事ですか。批評って何ですか。 教養主義に基づいて持論をタレ流すのとどう違いますか。 ・・・と言うか小林や柄谷の影響力は大きいのだろうけども 文芸評論家をどういうカテゴリーで扱うべきなのかが全く分からない 単純に思想家とするものなのかどうか 「在野の有識者」ではあるけどね 俺は暇つぶし程度にしか読まないけど とにかく皆教養主義的であるのは確かだね
いまほど教養の権威が失墜している時代はないと思うけど。 実際、今まともな教養がある人間がどれくらいいるんだ?
71 :
考える名無しさん :2008/10/02(木) 18:18:12 0
大学全入時代ですからね そりゃ権威ないよ
温室から外に追い出されたら、焦って仕事するようになった彰。
温室が恋しい・・・
74 :
考える名無しさん :2008/10/03(金) 07:29:29 0
長年にわたり同世代の人気にかまけてきた糞虫というイメージですが妥当ですか?
そうかな。たまに変な方向に乱射攻撃するようだけど、全体を見渡して冷静な判断をするフェアな人なんじゃないかな。
フェアだと思うよ。あと、視野の広さの大切さを これほどまでにストレートに理解させてくれる人もいないのでは。 真実はもちろん事実すら存在しない、それは事と事との関係性によって 成り立ってるかりそめの姿に過ぎない、ということを とてもわかりやすく示してくれる。 閉じられた領域はともかく、まったく異質な事と事同士を 独力で奇麗につなぎ合わせられる人は意外と少ないよね。 講演を聴いた限りでは、三浦雅士はそうだったが。
パッと思い出せる限りでは、多木浩二もそうだった。 自分の視野が狭いだけなんだろうが、それほど多くは知らない。
視野を広げ過ぎても散漫になっちゃう気がするな。 多方面から来るはずの雑誌の仕事とか意識し過ぎなんじゃないの? それはどうでもいいけど 浅田ってなんか眼鏡かけたゴブリンみたい もうちょっと老けるといいオヤジ感が出てくるかも。出ないかも。
隠れユングってどういう意味?
顔真っ赤にしないけどいつもほんのり赤いよな
肌が弱いんじゃないかな 昔林真理子が悪口で、チビで乾燥肌の評論家が〜とかいってるのがあったけど、 浅田のことだと思ってる。
だから挿入しないんだな
俺も乾燥肌だから分かる。 特に冬は額と鼻だけが妙にテカって顔が全体的にピンク色になるので キモいと言われてしまう。
84 :
考える名無しさん :2008/10/05(日) 20:09:14 0
更新まだかしら
メディアへの露出がまた減ってきたな。
気力体力が無いからね。
時の運ならあるよ!
憂国でワープアとか格差とかは他国と比べりゃごく一部でたいしたことない、つってて そりゃそうなんだけど、 二人ともけっこーなボンボンだしなんかイヤミだなあ
>>88 嫌味というよりワープアの苦しみなんて理解できないんじゃない?
政治家の資質としてまずいと思うよ
浅田は許せないぜ かつて嫌った自己責任論以上の暴論
新党日本には失望した
第1回 10月7日(火) 東 浩紀 (哲学者、東京工業大学世界文明センター特任教授(現代思想/表象文化論/情報社会論) 「社会契約と『動物化』―オタク的公共性のゆくえ」 行かれた方レポお願いします。
なんで和解したの?
浅田さんて精神がすごく幼いよな ぼっちゃんのまま大人になるとああなるのか いまだ学生みたいだよな
ないんだもん 訂正
>>88 フランスの活動家が、世界で一番酷いとかこれで暴動が起きないのは可笑しいとかいったんじゃなかった?
まあ以前から疎外論とか中心と周縁とかバタイユとかクリステヴァとか嫌いなんだから、こういうものを問題にしたくない気持ちはわかるけど。
あれ?彰って新潮新人賞の選考委員になったの? 文学界のをやめてよかったかもね。
ソトコトの憂国呆談、読んだ人いる? まだ本屋でみてないや。
100 :
考える名無しさん :2008/10/10(金) 18:55:22 0
ストローブ=ユイレでは、どの作品が一番好きなんだろ?
アンラシャシャンじゃない?
102 :
考える名無しさん :2008/10/10(金) 20:51:04 0
浅田彰は、良い意味での貴族趣味的な人たちの一部には強い影響を 与えているけど,それ以外はほとんど無視されてるんじゃないのか。
悪い意味だよw 浅田は批評空間やってるのが一番向いてた モデレーターとして天才的なのであって、趣味そのものは心底どうでも良い
批評家が偉かった最後の世代かね 90年代から批評的な作風をもった表現者がでてきたし
106 :
考える名無しさん :2008/10/11(土) 04:03:44 0
たとえば、平野さんですよ。w おなじ京大卒じゃないですか。仲良くしてやってくださいよ。
ないw
マジレスすると岡崎乾二郎じゃね
格差論で引き合いに出されるのが加藤や小川みたいな馬鹿で不細工だから、 彰はそんな連中どうでもいいというのが本音だろう。 彰と加藤は外見で酷似してるし。 美形男が暴れ出した時に彰の正義心はようやく発動するのではないか。
>>109 なるほど、それは正しい。
が、美景男はなかなか暴れんだろう。
111 :
考える名無しさん :2008/10/11(土) 16:11:03 O
浅田彰と松岡正剛ってどっちが物知り?
ハト派と左翼は軸が違うんだけどねぇ。 ゆとり教育の成果?
多くの「ウヨ」にとっての左翼は小中高の「女教師」イメージでしかないから 大学行かないし
115 :
考える名無しさん :2008/10/11(土) 19:09:30 O
浅田彰氏ノーベル文学賞受賞
116 :
考える名無しさん :2008/10/12(日) 02:43:08 0
117 :
考える名無しさん :2008/10/12(日) 03:24:37 O
隠れユングって蓮實の発言だよな 謎だな 要は蓮實が精神分析に興味があまりないんじゃない?
浅田彰は、土人だ。
119 :
考える名無しさん :2008/10/12(日) 07:59:23 0
ほんとに格差たいしたことないとか言ったの? 周回遅れなんじゃないのそれ? 本当に来た世界恐慌にキョドる彰w
教授は恐慌関係ないから
関係ないってことはないんじゃないか?職は保障されてはいても それなりの資産持ってるだろうし。
浅田は文化資本に関してはいくらでも下層を罵れたけど、 経済資本でそれやったらアウトだろ……
実際なんと言ったんだ?
もしほんとならほとんど転向宣言じゃねえw?
直島の福武をいつも褒めちぎってるから、 実質的には経済弱者も史ねって路線だが、 それを公言するのは野暮だろう…… 浅田は美しさに足を掬われてけっこう下品なこと言う人だよね
だからNAMにも反対だった
ウヨが左翼と言ってる連中って、 実際には国際派貴族階級の交流にすぎないから ポスコロなんて完全にそういう批評。 サイードもスピヴァクも北米留学の統治者層じゃん
浅田がポストモダンを語ったときは、 経済資本がなくても文化資本でなんとかできるかも、 って類の「逃走」が問われていたんじゃないのか
namに対する態度は別にどうでもいいけど、 貧乏人の現状を認めないとか貧乏人は死ねと公言するより悪質。
介護やってるから俺だって辛いと言いたいだけなんじゃね 老人に対する社会的インフラの不備は富裕層にも響くからさ
貧困問題を取り上げる際に、生きづらいとか希望が見えないとか心理的な話を強調しがちな人たちに対して冷淡なんじゃないか? 貧困そのものをたいした問題ではないと主張しているわけ?
心理的なこと言ってる奴を、それを理由に美学的に切り捨てるのが浅田 徴候的読解もできないんだよな
>>133 の一行目と二行目の態度では180度違うよ。
前者は経済的な話、人間がそれなしでは生きられないシステムの問題を
それ以外の何かに解消するなという唯物的な態度であって、
後者はガチネオリベ。
兆候的読解ができるとかできないとかではなくてね
180度違うって主張をしているんだから当たり前だろう
ああ、そうか ごめん
>>109 ,131
宮崎のといいオウムといい今まではこの手のオタク系の若者が起こす、社会を騒がす事件には冷淡だったけど
今度のはそうでもなかったんじゃないの。
熊野大学での発言からすると。
オウムに冷淡だった柄谷も文学が力を失ったと、浅田とは逆の意味で注目してるみたいだし。
柄谷は最近社会派になってきてるね 年取った証拠かな
で、aquiraはサブプラ問題と今回の金融危機でなんかコメントしたの?
芸術哲学に夢中でそれどころではない
で、何と発言したわけ?
恐慌の話なら、構造と力に書いてある。
147 :
考える名無しさん :2008/10/13(月) 22:52:04 0
浅田ってやっぱそういう意見なんだ。トホホ。。。 一体何を守るためにそんな発言したんだろうね。
そりゃあ自分だろう
「ドタバタ日記」に、メトロポリス東京の中心に皇居の森という原始の森が あるのは、バラード的な反都市の極めてラディカルなヴィジョンだという文章 があるけれど、これっていかにも西欧的な発想だよね。東洋人が自分で オリエンタリズムを再生産してどうするんだ、という気もするが。
ジョークだと気付いてないのは君だけだ。
浅田ってそういう奴じゃん ラカンは構造主義のリミット コジェーヴはくだらない ジジェクは図式的 オリエンタリズムはだめ ・・・・・・ 全部本人が好きな思想
ノーベル文学賞記念 ※クロード・シモンの『路面電車』 2001年にクロード・シモン(1913年生)の『路面電車』とアラン・ロブ=グリエ(1922生)の『反復』が発表されたとき、 われわれは既に過去の遺物と見なされがちだった「ヌーヴォー・ロマン」が実に旺盛な生命力を保っていることに驚いたものだ。 その『路面電車』の邦訳が刊行された(白水社)。 平岡篤頼の訳は、正確である上に、独特の味を持った文体として彫琢されている。 こうしてシモンの新作をすぐれた日本語で追体験することができるようになったことを、まずは一読者として喜びたい。 それにしても、あらためて読み直してみると、90歳近い作家のこの新作の、遺言のようでもありながら何と瑞々しいことだろう! ペルピニャンらしき地方都市の路面電車をきっかけに、かつてそこで過ごした子供時代の回想と、 いま病院で過ごす老いの日々(ただしシモン自身の入院は短期間だったらしい)の印象が交錯し、やがてすべては「花」と「死」への結びつきへと帰着してゆく。 そう要約してしまうといかにも退嬰的に響くし、確かにそういう面があることも確かなのだが、 そんな要約に還元しようもない豊かな細部に満ちたエクリチュールは、それ自体の力によって読者に文学の魅惑そのものを伝えてくる、 それを体験するには実際にこの本を読んでもらうほかないだろう。 贅沢を言えば、近年の傑作と言ってよいロブ=グリエの『反復』の方も、一刻も早く日本語で読めるようになればと思う。
なお、これらの作品について、またヌーヴォー・ロマン以降のフランス文学の流れについての私の見方は、 『早稲田文学』2002年7月号のヌーヴォー・ロマン特集に掲載された野崎歓との対談で述べた。 同誌は2003年3月号でも再びヌーヴォー・ロマン特集を組んでおり、翻訳も含め、なかなか読み応えがある。 ちなみに、後者に掲載されたシンポジウムで菅野昭正が前者に掲載されたわれわれの対談に触れ、 私がヌーヴォー・ロマンに続く世代のソレルスやル・クレジオについて当時の日本では「ふたりの区別があんまりはっきりついていなかった」と述べたのに対し、 彼自身の当時のエッセーでもその区別は明確にしていたと指摘している――むろん喧嘩腰ではなく冗談まじりの口調で。 私としては、当時の若い読者(私自身を含む)が例えば豊崎光一の訳したル・クレジオの『物質的恍惚』をソレルスらの前衛的実験と 同じ流れの中にあるものとして受け取っていたことを証言しておきたかったまでなので、菅野昭正の指摘は素直に受け入れておきたい。 ついでにもうひとつだけ最後に付け加えれば、そのル・クレジオが今年になって発表した新作『革命(変転)』(ガリマール社)は、 作家とその一族の歩みをある意味で総括する大作であり、これまた翻訳の待たれるところである。
翻訳を待たなくても原書で読めるんだろ
フーコーは原書で読まないと分からない。
159 :
考える名無しさん :2008/10/15(水) 17:47:48 0
>>156 アイクリ
ル・クレジオなんて原書じゃ読めねーorz
ル・クレジオのノーベル文学賞受賞を予見する彰
162 :
考える名無しさん :2008/10/15(水) 19:39:36 0
予見するんじゃなくて彰本人がとれよ。 本気出してれば経済学賞くらいとれてただろな。
それはない
クルーグマンも学問的に新しいことをやったわけではないという説があるな。
浅田彰は、土人である。
浅田先生って自分の批評力の切れ味が悪くなって来た自覚あるのかな。
167 :
考える名無しさん :2008/10/16(木) 07:59:30 0
地元が土人すぎてうんざり なんで皆進次郎なぞに投票するのか 関東最強の保守王国横須賀は今日も平和です
>>166 中沢と和解なんて昔なら考えられなかった
オカルト化した坂本龍一を介して再接近?
170 :
考える名無しさん :2008/10/16(木) 18:27:40 O
>>164 そんなこといっているのは池ノブさんのブログだけだと思いますよ。
実際、院生や研究者のブログで間違いが指摘されている。
172 :
考える名無しさん :2008/10/21(火) 22:32:12 0
>>168 会って話す、対談をする。
和解という言葉を使って適切だろうか。
>>172 昔なら会って話すことさえなかったんだから
174 :
考える名無しさん :2008/10/21(火) 22:39:45 0
そうだったの オウムの時以来会ってなかったのかしら
ニューアカブームの時には一緒にライブへ行ったりして遊んでたらしいな。
会わないでしょ ネオアカで蜜月の時はよく議論したらしいけど
177 :
考える名無しさん :2008/10/21(火) 22:46:02 0
ICCの坂本龍一とのトークで、中沢新一が途中参加したが、 これはこれで、ある読者にとって、ビックニュースでもあったわけ? 個人的には、最初に浅田氏が「途中でビックゲストが来るやもしれず」と言った瞬間 中沢氏だろうと直感した程度だったが。
178 :
考える名無しさん :2008/10/21(火) 22:51:18 0
最近、演奏会で浅田彰を見かけなくなった
180 :
考える名無しさん :2008/10/21(火) 22:57:47 0
京都にいる時間が増えたからかも
181 :
考える名無しさん :2008/10/22(水) 02:11:46 0
1〜2年くらい前から京大の経済学研究科で 授業受け持つようになったらしいけど、受けた人いる? どんな内容の授業してるのかな?
以前シラバスが公開されてなかったっけ
京大は辞めたろ。
184 :
. :2008/10/22(水) 12:29:09 0
ビックゲスト
ビックニュース
ドイツ訛り
>>168 批判したことはあっても完全に関係が切れたことはなかったんじゃないかな
アイクリでも褒めてたし
283 :走召 糸色 文寸 ネ申:2008/10/23(木) 13:53:30 0 (理論)物理学・・・(分子)生物学・・(大脳)生理学・・的な「証明」 ・・というレベルで「証明されている」ことだけで「十分」であり、それらの 「証明」を、あなたの頭脳が「理解できるか否か」は、それらの「証明の正当性」 には、なんらの影響を及ぼすことは無い・・ということです。 本日は脳内睡眠物質の蓄積により就寝させて戴きます。 284 :走召 糸色 文寸 ネ申 ←バカ:2008/10/23(木) 13:55:34 0
京都造形大で、中沢新一の講義をやってるらしいね。
島国のお友だちばっかじゃんw ロザリンド・クラウスぐらい呼べよ
192 :
考える名無しさん :2008/10/24(金) 12:32:39 0
「809」 副島隆彦の「ミネルバの梟(ふくろう)は夜、飛び立つ」論。 私が原著は12年前に書いた本である「決然たる政治学への道」(弓立社=ゆだちしゃ=刊、2002年)の P.174に、「本当は学問の体系はこのようになっているの表」で、私は、はっきりと、「フィロソフィー (×哲学と訳すのは嫌いだ。知恵の学)と数学は、神学(セオロジー、テオロジー)の下女、はしためである」 そして、「サイエンス(ヨーロッパ近代学問)と、この神学が、大きく闘うのである」と書いた。 神学(セオロジー)は日本人には分からない。「神学論争」なる言葉は、日本語になっているが、その中身を 日本人で分かる者はいないだろう。そして、その下に、初級学問=下等学問としての、ヒューマニティーズ (人文、じんぶん、人間の文字による記録、石碑、古文書の解読、文学部の世界)があるのだ、と書いている。 「数学は、神学の下女」なのだ。これは、ヨーロッパの学問の体系の中では、はっきりしていることだ。 数学は、決して自然科学(しぜんかかく、ナチュラル・サイエンス)には、所属しないのだ。 ただ道具として多用される。私、副島隆彦がこのように書いて、まだ反論したり、何か異論を唱えることの 出来る、日本人は、誰でもいいから、名乗りを挙げて出来てください
193 :
考える名無しさん :2008/10/24(金) 12:33:31 0
まず「自由主義者」の訳であるが、「リベラリスト」と言う言葉は、ドイツ語にはあるが、英語ではリベラルズ liberalsというのだ。「リベラリスト」と言う英語は無い。日本の知識人層は、この初歩の事実から学ばなくては ならない。リベラル派の反対がコンサヴァティヴズ(Conservatives・保守主義者)である。日本やアメリカで、 自分の事を「リベラル」だと思っている人々は、そもそもの、本物の歴史上の「古典的自由主義者」とは似ても 似つかぬものだ、と言う事に気づいてほしい。今の日本やアメリカのリベラル達は、本物の自由主義者達とは 反対の立場の人だのだ。言葉だけは「リベラル」だから、きわめて紛らわしい事になったのだ。 それは、イギリス人の18世紀の初期リベラル思想が、海を渡ったアメリカで共和党系の思想になったからだ。 このねじれを理解しなければいけない。 日本やアメリカの現代リベラル達は、本当は、今でも隠れ(あるいは無自覚な)社会主義者(ソーシャリスト Socialists)たちである。だから、「本物の本来の自由思想を貫く生き方をしたい」と言う人々は、アメリカでは、 仕方なく、自分達の事を リバータリアン(Libertarians)と呼ぶようになった。 アメリカでは、民主党支持であるリベラル派は、その実態は福祉優先の弱者救済主義者である。このことに 気づいて、最近は自らを「現代リベラル派(モダン・リベラル)」と呼んで保守思想である 古典自由主義者 (クラシカル・リベラルClassicalLiberals)と区別をつけるようになった。本物の自由主義とは「この、私の 私自身の自由を、他の何よりも大切にする思想」の事だ。だから、根本的に、個人主義者なのであって、 共同体優先主義(社会主義)ではない。
194 :
考える名無しさん :2008/10/24(金) 12:34:28 0
18世紀のイギリスの本物の古典的自由主義者たちは・「国王や教会が、私たちの生活に余計な干渉 をしないでくれ」という思想態度から興ったものである。だから本物のリベラルというのは、本当は、 徹底的に新興企業経営者層(ジェントルマン)たちの思想なのである。これが、イギリスのウィッグ党・ ホイッグ党(Whig 自由党)の支持勢力を作った。そして、トーリー党(Tory 保守党)である、貴族 たちの勢力と争ったのだ。 一般庶民(貧乏大衆)の政党などまだまだ現れない。このウィッグ(イギリス自由党)の思想が海を 渡ってアメリカに到着した時に、これがアメリカの保守勢力であるアメリカ共和党になってゆくのだ。 だから「もともとのイギリスの自由主義者が、現在ではアメリカの保守主義者」と言う事である。 いつの間にかねじくれて意味が逆転してしまった。即ち、本来の「リベラル」という言葉が、民衆 統合主義者や、左翼・社会主義者たちによって奪い取られてしまったと言う事である。この世界の 政治思想上の言語使用上の重大な逆転現象に、私たちはそろそろ気づかなければならない。 この事が分らないものだから、日本では政治学者たちですら、現代リベラル派と、本来の古典派 自由主義者の区別がつかないのだ。 副島隆彦著 「ハリウッド映画で読む世界覇権国アメリカ」 P143〜146
195 :
考える名無しさん :2008/10/24(金) 12:36:40 0
この国は、学者と称する、土人のまじない師どもの国だ。その土人(原住民)のまじない師どもが支配している 愚か極まりない国だ。この土人のまじない師たちの体制を、かならす、事実 facts ファクツ の力で打ち倒してみせる」 と。私は、今でもあのときの苦汁を思い出す。何十年かかっても、私は、全てを明らかにし続けるぞ、と。私は、 あのとき自分の書いたものを、一行も訂正することなく、かならず、再び、この国民の前に、示してみせる。 私の深い決意に付き合ってくれる人などいなくてもよい。私は、鬼になってもやりとげる。 副島隆彦「属国日本論を超えて」P74
196 :
考える名無しさん :2008/10/24(金) 12:38:41 0
アメリカでは、学問(サイエンス)というのは、「自分の打ち立てた仮説(理論)を、実際の、現実の社会の中でみずから、 ポリシーメイカー(政策立案実行者)として実験してみて、その結果を冷酷に検査すること」なのである。 これを、positivism (人為的実験証明主義とでも訳すか)と言う。このポジティビズムを、「実証主義」などと、訳して、 分かった気になるな。この世で、実証できるのは、自然学問(代表、物理学)系の実験だけだ。これは厳密に同じ条件で 誰がやってみても同じ結果になるものだから、これは本当に学問(サイエンス)なのだ。 ところが、人間社会を対象にする学問、すなわち、ソシアル・サイエンス(私は、社会学者という訳語が嫌いだ)は、本当に サイエンスとして成立しているか、ものすごく、今でも怪しいのだ。なぜなら、現実の人間社会を使って実験証明(ポジティ ビズム)するというようなことは、できないからだ。ソシアル・サイエンスとは、それでも、一応、次のようなものだ。 人間社会を刺し貫く諸法則を発見すること。かつそれは、個々の人為や願望から独立した客観であり、同一条件でなら、 世界中どこにでも存在するものでなければならない。そしてそれらを、冷酷に記述することである。 だから、これは、文学即ち、=下等学問=夢の世界との混合=人文(じんぶん)=今の北朝鮮の人間たちと同じ =カルトの世界=幼児の並みの人々=なのに自分を知識人だと勘違いしている日本の文芸愛好的読書人階級。 これらの、一切を排除したものの考え方のことである。ところが、このソシアル・サイエンス(政治学、経済学、社会学、 サイコロジーの4つ)がアメリカでも、1980年代に、どうも、うまく行かない、ということが、判明し始めて、それで、 世界的に困った事になったのである。アメリカ行動科学(ビヘイビアラル・サイエンス)という、壮大な学問体系は、 50年代にアメリカで起こり、そして80年代には崩れ去ったのだ。 副島隆彦「属国日本論を超えて」P37〜38
お、久しぶりじゃん副島厨w
198 :
考える名無しさん :2008/10/24(金) 15:03:34 0
高尚な文系は人間の生活と 苧疾呼玖差亥苧饅湖にしゃぶりつきながら〜 うう旨過ぎwwwwwwwwwwwwwwww ヘラゲラ生と死を哲学するのだよwwwwwwwwwww // ̄ ̄ ̄ ̄\ . 彳丿; /,,,,,,,,\ u lヽ 入丿 -◎─◎- ;ヽミ. | u:.:: (●:.:.●) u:.::| フ〜! フ〜!! ちゃんと議論してこいよ。 | :∴) 3 (∴.:: | ノ ヽ、 ,___,. u . ノ、 ハァハァ! キモいロリコンには危機麒麟の魅力はわかるまい / ヽ:.___;;;;;;;;;;___.ノ ヽ / ,ィ -っ、. .ヽ | / 、__ う 人 ・ ,.y i | /  ̄ | | ヽ、__ノ ノ ノ | x 9 / | ヽ、_ _,ノ 彡イ シャシャシャシャシャ | (U) |
199 :
考える名無しさん :2008/10/25(土) 14:27:25 O
世界恐慌について経済学者浅田彰の見解が聞きたいお
彰も2chに降臨すればいいのに 東との格の違いを見せつけて欲しい
彰の講演やら対談の音声ファイルってないんでしょうか? 造形大でやってる連続講義も聴きたい人いっぱいいるだろうに。
202 :
考える名無しさん :2008/10/25(土) 15:28:40 0
>>199 世界恐慌に限らず、それについて浅田彰の話を聞きたいことはいっぱいあるのにな
いじわるしてる
ソトコトでやらないかな
>>203 短めのコメントをいろんなものに対してすることに適していて
出し惜しみするタイプの才能じゃないと思うんだけどな
週一ぐらいでニュースのまとめ番組みたいな事をやって欲しい
浅田って芸術の話を経済と混ぜるのを異様に嫌ってると思う 文学ならけっこうズケズケ物を言うのに
混ぜるってどういうこと?憂国呆談では政治とか経済の話した後に芸術の話するとか 結構あったような気がするけどなあ それともプロレタリア文学的なものを嫌ってるっていうこと?
音楽や美術を支えている下部構造的な問題を語りたがらないってこと そこに本気で取り組めば他の追随を許さないはずだけど、 いわゆるハイアートに対してはあくまでも美的な享受に徹しているのではないか
>>201 秋元学長のことだから、絶対本かなにかで出すと思う
んー 業界話をしないっていうこと? しかし業界話に本気で取り組む浅田彰というのも想像できないけど
211 :
中3 :2008/10/26(日) 00:00:36 0
文学だって別に「売れなきゃダメ」とか言ってないし。 同じような態度でしょ。
経済と芸術の関わりは業界話にはとどまらないよ 浅田が昔訳したグーの議論とかああいう路線の考察もできる
213 :
中3 :2008/10/26(日) 00:26:55 0
音楽の下部構造を語る場合もあるよ。 例えば、指揮者のカラヤンが昔の日本では地方の講演もしてて、 それは昔の日本は知的レベルがそこそこ高くて地方にカラヤン呼んでもペイできたから。 とか、そんな感じ。
それは下部構造とか言うか??
215 :
中3 :2008/10/26(日) 00:39:26 0
じゃ、「音楽の下部構造」って具体的には何?
俺もさっぱりわかんなかったけど強いて解釈すれば業界のことかなあと思ったの
217 :
中3 :2008/10/26(日) 00:47:24 0
うーん、業界話のことですか・・
因みに音楽の業界話のことも書いてますけどね。
《大野和士はザグレブからブリュッセルに移って着実に実績を積み上げてる。
良かれ悪しかれ小澤征爾みたいなケレン味はないんだけど、はるかに知的だし、
語学ができて雄弁だし、はたまた今回みたいな急場をしのぐ力もあるし、今後が楽しみだね。
そうそう、ストっていうと、最近改装されたミラノのスカラ座(
http://www.teatroallascala.org/ )
も、組合との紛争が続き、さらには総裁のカルロ・フォンタナ(およびその後任)と
一九八六年から音楽監督を務めてきたリッカルド・ムーティが両方とも辞任するっていう騒ぎになったんだけど、
その結果、ステファヌ・リスネルっていう改革派が総裁になったの。
リスネルは、パリのシャトレ座のディレクターや、エクサンプロヴァンス音楽祭(
http://www.festival-aix.com/ )
のディレクターなんかを務めて、新しい指揮者や演出家をどんどん登用してきた、なかなかのやり手なんだよね。
しかし、就任発表直後に奥さんと京都で食事して話を聞いたら、フランス人でイタリア語のできないリスネルのために、
スカラ座がちゃんとイタリア語教師まで用意するってんだから、やっぱりヨーロッパは違うなァ。》
http://dw.diamond.ne.jp/yukoku_hodan/200506/
やっぱり浅田彰に業界話なんか真剣に語ってほしくないよ 他の追従を許さない業界話の達人てなんかそれ意味あるのかな
219 :
中3 :2008/10/26(日) 00:57:53 0
グーぐらい読めよ……
221 :
中3 :2008/10/26(日) 01:07:50 0
いや、ジャンジョセフgooを読む読まないじゃなくて浅田さんの態度がもんだいな訳でしょ?
222 :
考える名無しさん :2008/10/26(日) 02:52:43 0
別宮貞雄か吉松と対談本やってくれたら買うけどね。
どっちもくだらんだろう
おお、ずっとROMってたけど、そのレポありがたい
教えてくれてありがとう、
>>224
226 :
考える名無しさん :2008/10/26(日) 11:52:32 0
>>224 レポありがとう。言葉は多彩だけど、なんかよくわからんというか。
最近思うのは、批評家の言葉は眺めるためのロジックであって、
動くためのロジックではないな、と。
そしてほとんどの人が暗に求めているのは、自分が動くためのロジック、
つまり動機を深い部分で形成するための考え方なんじゃないのだろうか。
実践の手段としてのノウハウとなるべき思考法を、少なくとも自分はほしがってる。
眺めるためのロジックが必要な時期もあるんだろうが、
それだけじゃなににつかみきれないまま終わりそう。
226はなにかだいじなことをいったようにおもう
そこで構造と力ですよ。
そういや「元気が出る本」みたいな言い方を最近はしないな すっかりアドルノ派なのか
構造と力ではアドルノよりニーチェって言ってたのにね
たぶんドゥルーズもそんなに好きじゃなさそう ドゥルーズは浅田ほどアウトサイダーアートを叩かないし
233 :
中3 :2008/10/26(日) 17:47:19 0
「下部構造」って、マルクス用語で経済って意味じゃないの?
文化や法制度などの上部構造に対する。
>>224 あなたが、どんな意味で「下部構造」と書いてるのかが不明なのですが。
英訳はベースストラクチャーだから、基盤って意味ね
235 :
考える名無しさん :2008/10/27(月) 02:25:09 0
日曜日のシンポジウムに行った人いる?
近代とは壷である。
>>224 公共財のほうがより大事と言っても、
東に情報環境の公共財つくれるわけないんだから、
結局ぐーぐるのやっていることを後付で萌えるとか、
ニコ動に萌えるとか、それぐらいしか東にはできないんじゃないの?
俺としては、それでいい、萌えをきわめて、オタク道を徹底してもらいたいけど。
けどそれは、個人の趣味であって、なんら公共性のある話じゃないわな。東の言うとおり。
>>237 _,,,,,,,,,,__
,.ィ'",ィ `' 、
. /_ / __,,, ',
//..、 ̄.,、、ゝ .',
i.F‐'゙ `'ー‐',. l
!| `‐、 ,.、 ',
||,,,,_ , _,,,,,, | |7}. ', 久々にわろうた
||. ̄ ,' ´ ̄ リ!|/ ', げにいみじきすれのたつのも今はむかし
!.', i,_っ l!| ヽ
. l ', _,,_ | l \ あたらしき人まいりこれりども
| ヽ `゙´ , ヽヽ 程しらぬものばかりなりて いとこうじけり
ヽ. ヽ、 ,.ィ ヽ,
/,、ri个`,゙゙゙゙´ //ヽ ,、
// | ||| | ',',\ / / // /\
>>241 「下部構造」は infrastructure で間違ってない。
マルクスの英訳が特殊なだけ。
上部構造/下部構造 のそれぞれの意味合いからすると、 インフラストラクチャーでいい、ってのは微妙な答えなんじゃない?
インフラストラクチャーってのが別の意味で 現代語化しているから、マルクスの用語として 用いるとなると誤解を招く表現ではあるかもしれない。
245 :
考える名無しさん :2008/10/28(火) 23:21:40 0
2chってミメシスの場なんだしミメシスを楽しんでもいいんだよね・・・
>>225 >>226 どういたしまして。
>批評家の言葉は眺めるためのロジックであって、 動くためのロジックではない
最近だと宇野常寛なんて動くためのロジック、まあ自己啓発系の評論なんじゃない?
浅田の逃走論も逃げろや逃げろ、と、かなり動機付けに着目してる。
宮台真司は書を捨てナンパせよ、みたいな感じだし。
この辺は後で紹介する講演も参照。
>>233 存在が意識を規定する、みたいなイデオロギー論の意味です。
>>240 東にはできない、というか言論人による言論による公共性はもう無理、という一般的な話。
>>245 講演参照。
宇野に惹かれる美大生って謎かも 黒瀬みたいなやつかな
今回の京都造形公演は市田良彦。講演の内容は3部構成。 1.ポスト・ポストモダン 2.国家とはなにか 3.ランシエールへの不満 合間で浅田の突っ込み、講演後ディスカッション。
1.ポストモダンとは、 (1)新しいものはない(リオタール、フクヤマ) (2)決定不可能性(1.の一部だけど強調点の違い) である。 ポスト・ポストモダンとは 倫理(問題としての他者) である。 例えばリオタールは「大きな物語は終わった」と言った後、ユダヤ主義に向かう。 レヴィナスも流行。ホロコーストのアート化。ランズマンによる表象不可能性の表象。 2.政治と美。 現前への反発として記憶による共同性へ、というのは政治的共同体への回帰で、プラトン・アリストテレスの話。 そこでランシエールはユダヤ主義とは関係ないんじゃない?とする。 ランシエールは他者との抗争・戦いによる共同性こそが公共性である、とする。この間の一地点をピックアップし、 スタティックな状態を理想化するのがプラトン。 3.抗争の舞台に登って初めて主体となる、というのは、あまりに強い個人を前提。 もっと水面下の準備プロセスが必要で、そこで感覚を組み替えることが政治。
浅田のコメント。 デリダはエクリチュールと差異で、レヴィナス論を展開。そこではギリシャでもなくユダヤでもなく、という議論だった。 しかし、晩年は非常にレヴィナス的。他者との不可能な出会いとかいってる。 ゴダールは映画最大の罪は「アウシュヴィッツを描けなかったことだ」という。ランズマンとは逆の、イマージュによる救済。 最近、東浩紀周辺の議論で決断主義というのがある。セカイ系の自意識うだうだからとにかく決断へ。 たとえばバディウは「出来事がおきる」という。パウロ、毛沢東という「出来事」に対する決断が重要である、と。 東周辺の決断主義ではシュミットが使われているようだが、シュミットはもともとロマン主義批判。 自意識うだうだと決断主義は裏表である、といっている。本人がナチに決断しちゃったから厄介だけど。 ギリシャに対しハイデガーは「存在」、アレントは「政治」を見る。デリダはアレントを批判、「政治(アゴラ)」に関われない人はどうなるの!と。 公共空間の明るみでなく、暗闇で行われるネゴシエーションが大事。 メシアンは収容所で長く過ごし、世の終わりのための四重奏を作曲。その後瞑想しつつひきこもって鳥の声へ。引きこもりという政治。 蔡國強(ヒロシマ賞)とChimPom(謝罪)の対比。 長年被爆者とネゴシエーションしてきた蔡だからこそ、ヒロシマで大爆発の花火という無茶苦茶ができた。
>>247 宇野がダメってこと?宇野はいいけど美大って感じじゃないってこと?
京大生ならいいの?
今回の公演は美大らしく、かなりアートに触れました。固有名詞がたくさん 出たのですが大幅に省略。ちょっと東の講演につながるところを強調すると、 プラトンは国家から他者を排除する。たとえば動物。人間は一つのことを するが、動物は同時に二つのことをする。理性で感覚できない鳴き声(外国語) を発する者を排除する。動物はミメーシス、たとえば鳥は互いにマネしあう。 人間は理解する。悲しみのマネをするのではなく。 ミメーシスの可能性は、市川の本で。
>>252 まちがえた。市田の本ね。ミメーシスとエディプス的同一化は違う。ミメーシスは
一体になる手前に踏みとどまる感じ。データベース消費はパスティシュ。
いろいろ選ぶアルゴリズムの面白さ。でも選ぶ主体は安全。
254 :
考える名無しさん :2008/10/29(水) 15:33:58 0
>>253 まとめてくれるのはありがたいんだが、ボイレコで撮ってこっそりうpしてくれた方が、俺らとしては数十倍嬉しいんだぜ?
一つ、次から頼むよ。
>>254 さすがにそれは図々しいし、本人サイドが嫌がるだろ
むしろ講師陣からは要約こそが嫌われるんじゃないかな? よく彰がネット上で弁解してるじゃないw でも、京都まで行けない者としては要約でも有難いけどね。
要約はあくまでも要約者の文章だろう 出版企画もあり得るから、ボイス全うぷは権利侵害になりかねないと思うぜ
ニコニコにうpすればいけるんじゃね? あそこは半分治外法権みたいなもんだし…
頭が悪い人じゃないのはわかるから要約でも十分嬉しいことは嬉しいし、 音声版と対比して要約の良さもあるんだが、 たしかに音声up、黒画面動画でのupがあるともっと嬉しいな・・・ マジでじっくり聞き込むよ。 いや、要約でも十分助かるから感謝してるんだけどね。
お前ら浅田を召喚しているとしか思えねえぜw こういう件については降臨もあり得るだろ
あと、出版企画はあるのかなあ…。 この手の講演企画で、浅田が率先して掲載・刊行するのって稀でしょ。 批評空間があったころ、とっても便利が動いていたころは、そこに載る傾向があったが、 いまはそうじゃない。他の紙面に載せたのって、IC掲載のデュシャンシンポ、岡崎対談、 新潮や文学界掲載のデリダシンポ、柄谷メイン座談会、at掲載の柄谷メイン座談会ぐらいで、 それ以外はほぼ無掲載。 柄谷メイン座談は編集者がすぐ動くし、新潮は矢野が率先して動いたからで、 今回の企画だといつものように浅田が「別に掲載とかどうでもいいんじゃないですか」 って感じで放置しそう。これまでの多くの単発シンポのように。 というわけで、音声うpもありではないかと。
京都造形の負担が大きいだろ
京都造形なんて無駄に金余ってるんだからパンフレットにでもして売れよ
俺が言ったのはハンドル「京都造形」君のことなんだが 黒瀬だけじゃなく池田剛介もここ出身だったな けっこう人材出してるじゃん 院で芸大に行けば色々出来そうなルート
関東に住んでて参加は絶望的なおいらにとっては、音声うpは本当にありがたい。 書籍化すら怪しいし、ましてや映像が出ることは絶対ないだろうからね。
市田のランシエール批判がどんなものかは知りたいかな
造詣君が録音機器持ってるなら録音してほしいな
録音機器とかじゃなくても、ふつーのICレコーダーで充分だろう。 1本あると何かと重宝するよ。
院で芸大って言っても先端なんたらって学科だろ 絵描けなくても入れるところ
京都造形君は明らかに黒瀬コースじゃん だから先端行くべき
講演の時間は何時間くらいなんだ? あんまし長いと録音するほうも聴く方も大変だが
おはようございました。紛らわしいのでコテハン変えた。
>音声うp
レコーダー持ってないし手間かかるので無理。時間も2時間くらい。
>>266 ランシエールが他者との抗争・戦いによる共同体(アレント的)により、これまで
関係なかった者たちの間の公共性が生まれる、というのに対し、抗争の舞台に立って
初めて公共的な主体になるのはあまりに強い個人を前提としてる、という批判。
サルトル、そしてシュミット的な決断こそが個人を作る、という考えに対抗したい
というのがモチベーション。たとえばネグリ、そしてスピノザは、自己の生の過程
それ自体が政治、という。浅田も批評空間とかで、スピノザの「即」へのこだわりを
重視してたね。世界即神、みたいな。
またしかに決断して個人になれなんてマッチョなこと言われてもだわな
へえ 市田ってエリート左翼っぽいと思ってたけどそうでもないのか
良かったら俺がrecしてうpしましょうか? 需要があるならやります。 あんまり期待はしないでほしいんだけどさ
受容ありますよそりゃ
めちゃくちゃありますよ。
278 :
質問くん :2008/10/30(木) 22:59:30 0
「権利侵害」について。 ただたんに、浅田さんに「録音してUPしてもいいっすか?」って訊けばいいだけの話では? ダメって言われたら諦めれば良し。
>>272 >レコーダー持ってないし手間かかるので無理。
そっか、じゃあしょうがないな。
出版or掲載の予定が立つことを期待しながら、ありがたく要約を読ませていただきます。
って、
>>275 が名乗り上げてるのに気づかなかった。
マジで需要ありますし、この数年来の浅田関連の企画の中でも注目株のものなので、
ぜひとも録音も聞きたいです
れこーでぃんぐウプはやめれ。 京都造形は、単なる浅田フアン、現代思想マニアなのか? そーいうフアン行為は、かえって浅田の足を引っ張る。これ以上足引っ張って、どうする。 おまえは、他人が無償で、人脈使って、せっかく提供してくれている講義をネタに、 匿名で人とコミュニケーションとりたい厨なのか? そこでは確かに、勝手に人のメタにたってあれこれ言えるけど。 京都造形はそーいう野次馬フリーライダーじゃなく、 いい形で(次の展開があるように)、講義に参加することを考えたほうがいいんじゃないの?講義内容を公開、広めるにしろ。 浅田も、嫌になって、や〜めた、といって、次がない、 なんてことも十分あるぞ。別にやる義理全くないんだから。 原則的なこといってすまんが、 それぐらいの力はもっている文章かくから、あえて、言わしてもらった。 やるなら、それなりの身元あかしてやるとか。
あれこれ言うのもわからんでもないけど、 278が言うように浅田本人に訊ねる以外ないと思うよ。率直に。
東スレのゼロアカ連中のように、やたらと動画うぷするのもアレだしな
浅田本人に訊ねるのは薮蛇だろうな。 彼自身は心情的には見逃すつもりでも、主催者として 立場上、正式に許可することはできないだろうから。
285 :
278 :2008/10/31(金) 02:33:14 0
浅田は心が広いから多分、了承するんじゃないかなぁ。 出版予定があるんなら、断ると思うが。 端的に尋ねてみたらいいよ。 なんか日本人って、こういうとき質問しなさ過ぎじゃない? 質問するのは悪いことではないんだよ?
そうだよ 聞いてみりゃいいじゃん。 浅田先生は異常に記憶力が良くて博識ですが、アスペルガー症候群のためですか? ってさ。
287 :
278 :2008/10/31(金) 02:40:18 0
《この連続講演は学部学生をはじめ、学外のみなさんや地域のみなさんにも広く公開し、》 ってあるんだから、認めるんじゃないかな? 無料の講演なんでしょ?
知の三馬鹿の一人
278みたいなのが出てくるとややこしくなって録音は無理泥沼突入です
こっそり録ってこっそりウプすればいい。 抗議されたら止めればいい。 278みたいに下手に録らせろと騒げば かえって話がややこしくなって、 できたものもできなくなるだけ。
こっそりな。
二時間分とかうpできるの?
音声なんてサイズ小さいから余裕だろ
>>281 うpする造形君と自分は別人。念のため。
彰って、今や何をやっても小馬鹿にされるだけで気の毒だ。 せめて俺らだけでも彼の批評を真摯に読もうじゃないか。
>>297 そこだけ読んでもよくわからんが、古楽についての解釈が
ピアニストと批評家で違ったんだろうな。京都同士仲良くしてほすぃ
それ以前に、無断転載で逮捕だろ。
京都人なら分かり合えるとかアホか 無駄に東京を敵視するうっとおしい京都人の心性がわかった
ゆとりは恐ろしいね。京都人なら分かり合えるなんて どこに書いてあるんだろうね。あと「うっとうしい」ねw 頑張ってね。
「ほすぃ」はアリ
無断転載のなかで太字で書かれてるところが気に入らなかったとこかな? 当時の響きの浅いピアノ・フォルテ、とか。京都人はやり方が陰険どすなぁ マジレスすると彰はここ数年モダニストの立場で文化相対主義を批判してるから その流れでピリオド楽器とかその当時の奏法とかにこだわらなくてもいいのでは? というかそんなこだわりがなくても創造的誤読ができるのが真の古典では? と言ってるだけなわけで。古楽器の魅力自体は否定していないと思うんだよな 最近は現代より古楽のほうに傾倒しているピアニストとしてはいろいろ 引っかかったのかもしれんがピアノ>>ピアノフォルテとかそんな話ではないわけだ罠
というか、高橋悠治以外に浅田と交流のある現音系の作曲家・演奏者っているの? 若手と交流があるとも聞かないし、ほとんどの人間が既に過去の人扱いしてるんじゃないか? もし若手と交流あるなら、情報いただけたらうれしいです
池田亮二くらいじゃない?
>>307 うーん、彼を現音って言うのはちょっと微妙じゃ?
大野和士は違ったっけ
交流はいろいろあるだろうけど現代美術にくらべて あんまり名前は出てこないな
美術は鑑識眼ないのにね
>アスペルガー症候群のためですか 顔つきから、そう思いますね。 (多少かじった者です)
DSMなんかが変に普及すると、いやな差別が始まりかねないな。
316 :
315 :2008/11/04(火) 04:36:49 0
書誌を提供してくれた人。ありがとう。感謝。
ありがとう
西部邁と浅田彰は経済から逃げたな。
学部の時点で逃げた柄谷が正解
320 :
考える名無しさん :2008/11/04(火) 10:11:37 0
クラシックも、音楽業界のように、いろいろあるからねw 枕とか 彰のような人がいないと窒息しそうになる
でも彰も枕w
322 :
考える名無しさん :2008/11/04(火) 10:14:23 0
>>297 大井は、高橋アキさんにも、かみついてたな。
ダメだね、大井は。
323 :
315 :2008/11/04(火) 10:15:27 0
書誌を年代別とともに 項目別 にも分けようと思っているんですが。 たとえば、グールド記事一覧とか。 スレ住民の協力していただけるとうれしいです。
経済から逃げるのは麻疹みたいなもの
総体的に音楽評論の価値も落ちたね。 CDの試聴ができなかった頃は、音楽評論が情報としても価値あったけど、 今はネットで試聴できるからね。 少年少女が自分の小遣いの中から金を出して買うことに躊躇したり勇気出す必要がない。 誰かにお勧めを選んで貰う必要が薄れた。 自分の耳の快感だけでピックアップしていける。 情報はネットで集められるし。 いま需要の高い評論は、どう解釈して良いか戸惑う事件に関するものですね。
>>325 より知覚のプロセスに沿って、あ、こう聴こえてくるものなんだ!?
という局面を再提示する評論は需要があると思う。
音楽はその気になれば落とせる、ネット視聴もできる、しかし、ってところで止まりやすいから。
だが、浅田のレトリカルな音楽評論はその路線には向かない。
彼のスタイルは、浅田ネームバリューと形容詞の配置から、
「浅田的に○○ってことで一押し」なんだなという論点を形成するにとどまりすぎていると思う。
>>315 wiki作成、ご苦労様でした。
動画情報は抜けていたので補完助かります。
あと、別項目作って田中康夫対談の時系列的なまとめとか作ると、便利かもね。
wordのファイルの方はそろそろuploderの保存期間終了かな。
あと、2007年時点の対談と思われるものが見つかった。
・「日本版特別対談 any会議が切り開いた地平」(磯崎新との対談)、
浅田彰・磯崎新 監訳、『Anything:建築と物質/ものをめぐる諸問題』NTT出版(ICC BOOKS)、2007.7
「any会議の記録をあらためて検討することは示唆的かも」とか言ってるから、
その隔世感から言ってたぶん2007年対談だと思う。
前スレ、前々スレで何度か言及されたよそれは
>>327 とりあえず、追加しておきました。
あと@niftyで新聞記事の検索かけたから、
新聞署名コラムはさらに充実していると思います。ほぼ完璧。
右上バーの「編集」→「このページの編集」
で楽勝で書き込めるので、皆さんも暇なときよろしくお願いします。
田中康夫との対談が確かに抜けているけど、
今のところ、ごめんだけど、やる気がしないなあ。
ソトコトの対談(やっているんでしょう?)も読んでいないし。
>>325 いーぐる後藤のところのサイトを読んで思ったんだけど
http://d.hatena.ne.jp/eaglegoto/ こうやって選曲リスト
書いてもらえると、
今一曲ごとに買えるので、自分でCD作れるよね。
作って車の中で聞いています。クラシック版も欲しいなあ、と思っている今日この頃。
>>330 >あと@niftyで新聞記事の検索かけたから、
>新聞署名コラムはさらに充実していると思います。ほぼ完璧。
このへんが追加されたようですね。ご苦労様でした。
・「ゴダール「右側に気をつけろ」 善悪の彼岸に“曙光”」朝日新聞 朝刊1989年2月20日
(※ これはたしか『映画の世紀末』に入ってます。
1988年扱いになってる「?」記事がたぶんこれなので、いずれ編集しますか・・・)
・「対談 フランス革命二百周年」(樺山紘一との対談)『読売新聞夕刊』1989.07.13
・「対談 フランス革命二百周年(上)浅田彰 樺山紘一」 『読売新聞夕刊』1990年1月11日
・「ロマン主義は死んだか」『朝日新聞夕刊』1990年2月6日
・「資本主義について」(大江健三郎との対談)、『朝日新聞』1990年5月1日・5月2日夕刊
・「シノーポリとの対話 マーラーをめぐって」『朝日新聞夕刊』1990.11.12
・「ルイジ・ノーノの<墓>に思う」、『朝日新聞夕刊』1991年4月01日
・「内なる国境越え アンゲロプロスの映像倫理」読売新聞夕刊 1992.10.03
・「[検証 模索の時代]現代思想10年(1)浅田彰さんに聞く」、『読売新聞夕刊』1993.12.06
・「オウム真理教関連 別の団体が介入した可能性 浅田彰氏 」『産経新聞夕刊』1995年11年8日
・「歴史の複雑性と向き合う 映画「アンダーグラウンド」『朝日新聞夕刊』1996.04.24
・「[わが20世紀人]グレン・グールド 孤独愛したピアニスト」『読売新聞』1999.11.13 夕刊
・「よみがえるアイヒマン裁判 映画「スペシャリスト」を見て」『毎日新聞』2000.02.08 夕刊
・「知性の裏に熱い情念 シノーポリ氏を悼む」、『朝日新聞』2001.04.23朝刊
・「 仏映画作家ゴダール「映画史」DVD化 総合監修、浅田彰氏に聞く」、『産経新聞』2001.11.13 夕刊
・「シュトックハウゼン氏を悼む 前衛音楽を純粋に追う」、『読売新聞』2007.12.12朝刊
・「(フェルメールと私)揺らぐ永遠、先取り 批評家・浅田彰さん」、『朝日新聞』2008.10.11 夕刊
>田中康夫関連
私も面倒くさくて放置してるな。
ただ、Any会議シリーズの目次転載と、
any中に浅田が参加したシンポジウムのまとめとかは、できれば作りたいけど、
あんまりanyシリーズ揃えてないから面倒だ。
332 :
330 :2008/11/04(火) 17:42:26 0
あと、これが面白いなあ、と思った。 ディズニーランド、出来た当初なんだよね。 ●「東京ディズニーランドの象徴性」、『京都新聞8月19日』
>>332 うん、それは当時ボードリヤールが注目され始めた時期でもあったから、
ディズニーランド出現はマイケル・ジャクソンに並ぶある種のイコン性があったと思うよ。
80年代の金属バット事件やコンクリ詰め事件に相当する、イコンだったんじゃないかな。
335 :
330 :2008/11/04(火) 18:55:25 0
あとi-critiqueのタイトルはやっておいたほうがいいなあ、 と思っています。東スレのジジェクの話題とか見てると、 こりゃ、あかんわ、と思ったので。
>>335 昔作ったi-critique目次あげるよ。
最初の方の掲載日は批評空間HPと停止中の後身HPなどに記載されてるかも。
半分ぐらいは批評空間HPにupされてるよね。
終わりごろの記事名はひょっとしたら漏れてるかもしれない。
(重力シンポに参加しての大杉に突っ込んだ記事なんかもあった気がする)
ttp://www.zshare.net/download/50876700945c8ea6/ 怠惰な私に代わって誰かが、どうかwikiに[i-mode critique]欄でも作って
URL付けを含めてまとめてはくれまいか。
upされてない記事の大半も、当時浅田スレで打ち込まれて転載されていたね。
337 :
考える名無しさん :2008/11/04(火) 21:55:52 0
質問です。 浅田氏が昔、「人間は交通の束」みたいなこと書いていたのですが、 出典が分かりません。教えていただけますか。
338 :
335 :2008/11/04(火) 23:06:23 0
>>337 普通に彰が、どこででもいっている気がします。
彰が何を言っても基本、これの変奏です。
『構造と力』にない?最近だと、早稲田文学フリーペーパー2007年VOL09に、
「ドゥルーズ的な表現を借りるなら、カントの可能性の中心を担う
「調和し得ない諸力の束」を体現するものとしての
アルチュール・ランボー」と出ていますね。
「スキゾキッズ」とか「逃走」とかいうイメージスローガンは、
まあこれを、どうやって当時のマスメディア状況に載せて流通させるかの模索です。
諸力ってなんですか?
341 :
337 :2008/11/04(火) 23:45:14 0
>>339 文庫版「逃走論」のP141にマルクスの思想として交通の概念が出てきましたが、
構造と力にはなさそうです。浅田自身の考えとして語っていたような記憶があります。
ひょっとして雑誌か何かに書いたものなのでしょうか。
ちょっと参考文献として使いたいのです。
「交通」は、マルクス由来の柄谷行人の言葉だろ。
>>341 彰の対談の、ドゥルーズのところかマルクスのところを当るしかないんじゃないですか?
あまりに彰が言いそうなことなので、わかりませんね。
最初に似たようなことを言い始めたのはたぶんヒューム 良くこの手のことは柄谷が批判的に引用するね
>>344 その辺は微妙。
「ドゥルーズ的な表現を借りるなら、カントの可能性の中心を担う
「調和し得ない諸力の束」を体現するものとしての
アルチュール・ランボー」に関しては、彰は、80年代じゃなく、今なら柄谷のアソシエーション
というでしょう、とか言っているからねw
く、訓詁学スレでつか?
347 :
考える名無しさん :2008/11/05(水) 18:30:18 0
いーぐる後藤、て四ツ谷のいーぐるの店の主人のブログだったのか 近所じゃんw
wiki編集のコツがわかってきたから、とりあえず細かい修正かけてくぞ。 とりあえずURLベタ貼りじゃなくて埋め込みに変える。 あと、何気に809氏の最終ver.使ってないから翻訳欄とかおかしくなってるじゃないかw
809氏文書では●か・かで単行本所収記事か否かが見分けがついたが、 その書き分けがwikiでは維持されてない。 単行本所収記事については記事タイトルをワインレッドにでも変えて見やすくしてみる。
i-mode批評のは、スレ打ち込みされたテキストを 結構もってるけど、wikiにリンクできるようにupしたりしたらまずいんだろうな・・
そりゃまずいね、しかし欲しいね。
とりあえずリンク処理はほとんど終わった。i-modeの方の批評空間HPにあるのも完備。 単行本所収見分けはまた今度考えよう。 グールド、デリダ、ジジェク項目がすでにあるが、ゴダールとか足そうかな。
354 :
350 :2008/11/05(水) 22:00:44 0
thx!
356 :
考える名無しさん :2008/11/06(木) 00:34:38 0
この間、京大時計台で、「やさしいサスティナビリティ学」という 講演があった。今枝由朗というブータンの「国民総幸福」を紹介する 講義をたたき台に、竹中平蔵のあとを引き継いで、経済財政諮問会議の議長やっていた 太田弘子と、岩井克人と佐和隆光が意見交換する、というもので、 思わず、彰を思い出してしまったw 不在の彰。
>>297 大井は少し前からピリオド楽器に凝ってるようだけど、無能すぎてリゲティに
犯罪者呼ばわりされたような三流ピアニストの避難所にされてはあっちの業界の
ひとも迷惑だろう。
変な音楽学の本読むよりおもしろいこと書いてるけどね、ブログは・・・。 ちょっと喧嘩っぱやいのが難かな。演奏もアマチュアレベルだけど マニアックな曲を紹介してくれるのはいいと思う。そういや以前このスレで 高橋アキのサティのCDに彰が書いた文章がうpされてたっけ?また読みたい
東はとうとう白石稔と 仕事しはじめたが・・・ ってこのスレの人白石稔知っている? ザ☆ネットスター ねとすた、アキバに降臨! 今回は秋葉原公開収録 の第1弾をお送りします。 ゲスト出演者:東浩紀(批評家)、 岡田有花(ITmedia記者) 白田秀彰(法政大学准教授)、 林和弘(コンティニュー編集長) 白石涼子(声優)、金田朋子(声優)、 白石稔(声優) 放送日時: 2008年 11月7日(金)24:00〜24:44(BS2)
知らん
俺も知らんけど、なんで東の話題をこのスレで?
366 :
考える名無しさん :2008/11/07(金) 20:19:41 0
>>363 この声優陣じゃパスかな
田中理恵とか斎藤千和が出るなら絶対見たけど
いや、あんた。東のスレでやってよ。声優とかこのスレでは扱いませんので。
白石稔とは、らき☆すたで ネタとしてブレイクした声優。
ハイカルチャーの話をしよう。
柄谷スレにも出没してるようだ
東スレの人間はどうしてこう見境なくあちこちにオタ話を持ち込むのかな?
なんか懐かしいネタだね、と思ったら、DLできるようになったってことか。thx
次の「現代思想」、ドゥルーズ特集だけど、 いつから彰はドゥルージアンであることをやめたの?
今の彰はドゥルーズと反対だと思う
377 :
考える名無しさん :2008/11/09(日) 12:35:11 0
>>391 リゲティ切れさせたピアニストって
大井だったか?
378 :
考える名無しさん :2008/11/09(日) 12:38:51 O
浅田がニュースキャスターになったら筑紫哲也以上に2chで嫌われそう
このスレでそういうつまらない話はしないでください。
>>377 私が責任を持って391に書き込んで辻褄を合わせますから安心して構えていて下さい。
解説委員のスタンスでいいから、TVニュースの レギュラーになって毎日コメントやってみて ほしいな。1年でいいから、やってみてほしい。 ものすごく浅田に向いてると思うんだが。
田口に頼まれればサッカー解説とかやりそうだけどな。
382 :
考える名無しさん :2008/11/09(日) 13:24:54 O
浅田はテレビどころか雑誌のメジャーどころも避けてるからな
デリダの追悼で、自分はデリディアンというよりドゥルージアンって言ってたけど、端から見てると今はデリディアンって感じだよな。
80年代の彰が言うんならわかるけど。
>>378 加藤の乱みたいなのが起きても、「犯人はただのバカでしょう。くだらないですね」しか言わなそうw
384 :
考える名無しさん :2008/11/09(日) 16:46:59 0
ハイカルチャーは死んだ。
浅田さんて新聞社会面の記事の原因分析は、バカだからの一言で済む と考えてそうだね。楽なので俺もその姿勢を見習うことにした。
バカが「バカだから」では済ますと「ああ、バカなんだな…」と思われるだけで いいことはなにもない。黙ってる方がいい。
387 :
考える名無しさん :2008/11/09(日) 18:24:15 0
よいこは浅田彰の真似しちゃいけません。 馬鹿にされますから。 実際、柄谷行人は浅田彰に会う前、馬鹿だと思っていた。 ところが会って話をしてみたらこれがとんでもない奴だった。 浅田彰は公式見解で馬鹿をやる。単純さと軽快さ、偶然だけの。 それで食いついてきた馬鹿がいたらお説教たれまくる。 それでもなにがしか見所のある奴じゃとかわいがって面倒見る。 奇怪な社交術。老獪だね。
ああ、バカなんだなと思う方がバカなので、気にする事はないぞ
>>386
森毅から身につけた社交術そのままですな
所詮、3流にもなり損ねた人間の小賢しい社交術ということですか
アディダスを着た彰を見たい
ユニクロでうろうろする彰を見たい
服はどこで買ってるんだろう?
>>372 なんかもうお座敷芸みたいに確立されてるな
395 :
考える名無しさん :2008/11/10(月) 07:07:10 0
/. ノ、i.|i 、、 ヽ i | ミ.\ヾヽ、___ヾヽヾ | | i 、ヽ_ヽ、_i , / `__,;―'彡-i | i ,'i/ `,ニ=ミ`-、ヾ三''―-―' / .| iイ | |' ;'(( ,;/ '~ ゛  ̄`;)" c ミ i. .i i.| ' ,|| i| ._ _-i ||:i | r-、 ヽ、 / / / | _|_ ― // ̄7l l _|_ 丿 `| (( _゛_i__`' (( ; ノ// i |ヽi. _/| _/| / | | ― / \/ | ――― / i || i` - -、` i ノノ 'i /ヽ | ヽ | | / | 丿 _/ / 丿 'ノ .. i )) '--、_`7 (( , 'i ノノ ヽ ノ Y `-- " )) ノ ""i ヽ ノヽ、 ノノ _/ i \ /ヽ ヽヽ、___,;//--'";;" ,/ヽ、 ヾヽ
396 :
352 :2008/11/10(月) 15:40:35 0
ゴダール項目作っておいた。 他にもゴダール言及を含む別記事はありそうだが、思い出せたものだけとりあえず。 2006年のアテネフランセでのストローブユイレ特集で講演もしているが、 これはゴダール言及があるのか知らないので省略。 なお、2006年記事にこれが漏れていたので補っておいた (雑誌掲載記事ではないが、そういう記録が多いのだからいいだろうし)。 DVD監修業務について『映画史』が抜けていたので補完。 他には、『新ドイツ零年』DVD以外にも監修やってたような記憶があるが、思い出せず。 とりあえずストローブ=ユイレ『アンティゴネ』は冊子が充実しているが、 浅田関与はなかった気がする。 細川の『ストローブ=ユイレの映画』で協力した膨大なメンバーリストには 浅田の名前もあったけれども、まあいいか。
397 :
352 :2008/11/10(月) 15:51:33 0
あと、いま思い出したけど、 ・「映画が21世紀を迎えるために:『ゴダールの映画史』以降」(青山真治・浅田彰・蓮実重彦・堀潤之とのシンポジウム。2003.3.8、ICCにて) ってのがリストにも抜けていたので追加。 時系列順とゴダール項目の両方に足しておいた。
398 :
考える名無しさん :2008/11/10(月) 17:16:44 0
>>372 当日のシンポジウムに参加したものだが、
浅田彰が器用に整理した現代芸術の中での位置づけと、
S/Nの当事者の思惑がかなり食い違ってたのは興味深かった。
そういうズレのようなものがもっと見えた方がいいかも。
>>398 そのシンポのさらに3、4年ぐらい前になるだろうか、
古橋逝去後の初新作となるVoyageが発表された折、
同様にシンポジウムが開かれたのだが(これはHIVEにあがってたっけ?)、
浅田の「いつもどおりの」弁舌が展開されはするが、
スタッフたちが抱えている「ロマン主義といわれようと、ある種の美の問題は出てくるし、惹かれるんですが」
みたいなモチーフを受け止めて、説得的に何かを言うことができたかというと、疑問が残るものだった。
たしか、そのときの浅田の応答は
「わからないでもない。バウシュの試みに接近していくということだろうか」
スタッフ「そうですね、バウシュには惹かれる」
浅田「なるほど、ただし、〜〜には気をつけたほうがいいと思う」云々みたいな感じだったかな。
そこでスタッフから「浅田さん、スタッフに入ってくださいよw」みたいに返されていたが。
しかし、浅田は制作スタッフに関わって「オペラLIFE」でかなり駄目な関わり方をしたし、
どうもあのレトリカルなスタイルを維持しちゃって、制作関与に関してうまいかたちがないんだよね。
ゴダール、フォーサイスらについて浅田が頻用してきた語り、作家賞賛というのは、
そうした議論の回避の手法にもなるのだし。
400 :
352 :2008/11/10(月) 17:39:33 0
アダプテーションに対する態度は対蹠的と言い切れると思う
……いや、ちょっと違うと思う。 明らかにテキストと光景・場所の関係が無いものを、ストローブ側が作っている面もある。 『雲から抵抗へ』で見られるショットは、直接にテキストに根拠を持たないし、 ショットの持続性にいたっては特にそうだ。 正しい/単なるイメージという対比は、ゴダールを主軸に ストローブを見出したときに出てくるものであって、この対比では潰れてしまうものが多いのでは。 ストローブも単純に基準が先行してアダプテーションが成立しているわけではない。 それぞれ異なる創意あるアダプテーションがある、で見たほうが交叉する問題系もあるのではないか。
>>399 >どうもあのレトリカルなスタイル
まあ、そうなんだけど、たとえば、彰の文章より、
グールドの作家論・作品論や、ゴダールの映画史講義のほうが、
圧倒的に面白いし、直にテキスト読んだほうが、
変な先入観つかなくて済むと思うけど、
そこになかなかたどりつかないからなあ。
それで埋没してしまうと言うか。
とっかかりとしていいんじゃないでしょうか。
405 :
考える名無しさん :2008/11/10(月) 19:26:21 0
生まれてこの方ずっとああですのよ。おほほほ。
>>404 浅田の文章は紹介と一定割りきって、
言及されている作家についての議論やその作家の著書などを
読むことに向かった方がいいし、機能をそこに限るのならば
浅田のスタイルも悪いものではない、ということかな。
それは同意なんだけど、ストローブやゴダール、バウシュに関する議論が
ろくに進捗しないで妙に浅田論法内にとどまった指摘が見られるなか、
浅田の功罪もかなりあるなあ、と最近つくづく思う。
この前、新潮だったかよく覚えてないが、文芸誌で青山・蓮実が対談してて、
「大島の「御法度」については、浅田とはまた別の批判が必要とされる」とか
青山が吹いていたが、どういう批判を展望するのかについては口にされずじまい。
藤井仁子も浅田によるユイレ追悼講演について不満を述べながら講演したのだが、
その論旨も甘すぎ、ここでも「浅田はこういってるけどさー」とマーキングしてるだけみたいな議論になってもいる
(ガスケの原作、バレスの小説を使うストローブを
単純に18世紀ロマン主義から脱却していると言うのは素朴すぎるし、
むしろ複雑な関わり方があると思う)。
浅田の存在感は巨大で、影響力もあり、功罪はあるんだが、
後続の連中が浅田に対してオルタナティブな問題系を立てるわけでもなく、
漠然とした指摘で浅田に対して補助線を引くといった微妙に依存的になっているのを見ると、
これは何とかならんのかと疑問が出る。
・・・まあ、浅田の責任とまで言うべきではなんだろうけど。
>>406 結局浅田以上の明快な議論が出ないというのはなさけない
浅田と議論になったら負けるからなぁ。
>>407 たしかに浅田以外の当事者(俺含む)の情けなさなんだけどね。
大筋の構図を明快に提示することには長けている浅田だが、
その構図を支える諸前提を含めて吟味しなければらないってのと
後は意外に悪影響以外の浅田の指摘の創意もあって、それをさらに展開してもいいはずなんだが、
両方とも全然されてないんだよね。
講演での、ストローブとユイレの二人の掛け合いを弁証法と呼ぶあたりは
アドルノ的ヘーゲルと連関させることもできるなかなかいい発想だし、
あるいは『映画の世紀末』に入ってる講演で言うなら、
アルチュセールを引くあたりに晩年のアルチュセールの「偶然性の唯物論の地下水脈」
を想起させもして、うまく展開できれば正しい/単なるイメージの話に収まらないものもある。
しかし、堀も含めて、ろくな議論が出ないというね…。
表象文化論による映画研究者の輩出以後、
思想や美学との関連抜きに研究が進みがちになった停滞と、
浅田論法の功罪がつながって、事態が悪化してるように感じられる。
ハードル上がったから仕方がない でも堀よりは藤井の方が見込みあると思うけどね
411 :
考える名無しさん :2008/11/10(月) 21:54:14 0
「ゴダールじゃねえ!ゴダードだ!」って頑張っちゃう人って このスレにはいないの?
誰だよそれww
413 :
404 :2008/11/10(月) 22:24:21 0
>>406 >グールドの作家論・作品論
ごめん、「グールド著作集」のこと。書いているものも、彰より、皆さんあきらか
に野蛮で動物(註:東の「動物化」じゃない)なわけで、
でも、それだと理解不能な人がいっぱいいるから、彰のレトリックは、
ありがたいんじゃないかな、と思ったのでした。まずこんな人がいる、
って知らせないとね。
>>406 の大意には同意しますよ。
>>413 グールドとかブーレーズって著書も実際面白かったりするんだよね。
浅田のこなれた紹介よりもあの野蛮かつ知的なものにぶつからないと! というのは同感だ。
グールドは音楽やめてライターに専念しても良いと言ったくらいだからね
書誌リストにもある坂本・浅田対談では「やっぱ演奏の方で代えがたい衝撃」 とは言われているにせよ、その言葉を真に受けてグールドの書き物なんか読まないでいいや、 みたいにならないでほしいと思うね。
浅田の仕事の良さ自体を批判する気は毛頭無いのだけれど 唯一欠陥があるとすれば、彼の書いたものを読んだり講演を聴いたりすると、 対象とされるテキスト等を分かったような気になってしまい、 元の対象を読みたくさせるような要素があまりないところかな。 この点だけは、欠陥かなと思う。
批評ならテクストから自立してるはずなんだけどな。
>>417 本の後書きや解説読んで、本文を読んだ気になるのと似てる気がする
便利だけど有害な面もある
彰のせいでドゥルーズ読むのが十年遅れた
それはむしろ蓮實じゃないかな 今の蓮實は露骨なアンチドゥルーズ&デリダで笑えるけど
ドゥルーズとデリダそれぞれに浅田による言及・視角では奇妙な欠落があるのは事実だが、 蓮実による悪影響は浅田の比ではない大きさなので、浅田に関してはそこまでぼろくそに言おうとは思わないな。 浅田は、ヘーゲル、ハイデガーあたり以来の議論(デリダも含む)の意識的カットが多く、 「とりあえずヘーゲルなんてダメだぜ」みたいな弊害を生んだとは思うが。 不勉強な批評好きドゥルージアンでヘーゲルを読まず嫌いしている連中のどれだけ多いことかと…。
ハスミって今はアンチドゥルーズなの? つか、ハスミの批評こそ、まったく目に入らんようになった。 今でもどこかで書いてる?
多分どこかで書いている。 つーか文芸誌で座談会タイトル見るよ。
425 :
考える名無しさん :2008/11/10(月) 23:54:09 0
浅田彰は、アリストテレスほかのギリシャ哲学について どのような評価をしてるんでしょうかね。プラトンから新プラトン主義の流れを。 あいかわらず、ユング的という感じで切り落としてるんでしょうか。 個人的には、現代思想や現代哲学はある意味どうでもいいんだけど。
>>377 そうだよ。京大生でやたらと大井を持ち上げる奴がいるがなw
蓮實は露骨に仏文の人に回帰したw バルトとフーコーが好きでドゥルーズとデリダが嫌いとか
蓮實のリシャール流のテマティスム で、今のハリウッド映画語れるのかなあ。 CG多用だと、映画への偏愛は厳しそうな気がする。
蓮實翁は今や七十二歳のおじいちゃんだよ。 今更、叩く対象じゃないんじゃない? なんつーか、もう好きにさせてあげたらいいやん。
そうだよ 浅田でさえそろそろ枯れてきたんだから
>>417 そう?それ柄谷読むといつも感じるけど浅田には感じたことないな。
むしろ重い腰を上げさせてくれる感じ。
>>425 「必読書160」でプラトン「饗宴」の解説してたね。
ドゥルーズが「意味の論理学」でルクレティウスとかあのへん、
シミュラクルの流れで、がんがんとりあげるけど、彰は、あまり触れないなあ。
匂いは感じるけど。
グールドの文章はちょっと辛いなぁ。専門家としての知見を前面に出したニュートラルな 音楽分析をメインとした文章はもちろん読めるしそれなりに面白いんだけど、彼が作家的に 振る舞って書いた安っぽいユーモア満載の文章はどうにも堪え難い。
435 :
考える名無しさん :2008/11/11(火) 04:11:37 0
浅田は地図を描き出している。 何もないところから法をつくり国を作った。 のまれていることさえ気付かないだろう多くの者たちの 誤解誹謗までのみこんだ。
436 :
考える名無しさん :2008/11/11(火) 04:47:40 0
都合のいい解釈ですことw
437 :
考える名無しさん :2008/11/11(火) 04:53:42 0
浅田はプログラミングできるの? あとアニメ語れないの? エヴァ見て、自意識アニメといってたみたいだけど、 だめだ、こいつ。
このスレはアニメとか扱わないので東スレに帰って下さい。
>>434 >ニュートラルな音楽分析
モーツアルト論とか爆笑したけどなあ。おいおい、こんなこと言っていいの?とぼけてんなあ、って感じで。
『ヘルメスの音楽』だけはいただけない。 本人は一番好きなのかもしれないが。
>>425 フランスにおける中世哲学研究の新潮流も扱ったアリエズの本に
帯文を寄稿しているという状況証拠で、俺は浅田は割とギリシア哲学興味はあると推測してる。
あと、ストア派とかルクレティウスへの関心とか。
晩年アルチュセールへの関心も割とあるんじゃないかなあの人。
>>441 >アリエズの本に帯文を寄稿しているという状況証拠で、
これはさすがに無理がある
あれはタイトルを無理矢理フランス現代思想ものに変えた一環で頼んだもの
けど、浅田はエピクロスの「クリナメン」には、びんびん反応すると思う。
>>443 そこが、アルチュセール「偶然性の唯物論の地下水脈」経由なんじゃないかなあ、と思うんだよね。
まあ、さすがにアリエズ本帯文でつなげるのは無理か。
445 :
考える名無しさん :2008/11/11(火) 09:27:37 0
バーカwwクラブ行かねー奴がコメントすんなよw バレバレw無知って恥ずかしいねー
>>440 しかし、浅田の思考履歴を辿る意味で読み直すと、
あの本の時点でケージ=エピクロス という議論が出ていて、
浅田なりの「偶然性の唯物論の地下水脈」への関心みたいなものが濃厚に漂っており、
面白くないこともない。あの頃からのブーレーズ評価は正しいのか疑問だけど。
あの時点でのエピクロスへの関心は直接マルクスからか柄谷経由じゃないの?
それが82-83年あたりなんだよね、「偶然性の唯物論の地下水脈」の発表は。 ちょうどアルチュセールに関する論文を『思想』に寄稿した頃だし、 意外にありうるんじゃないかと…。 あと、柄谷がエピクロスに触れてたことってあったっけ? 柄谷のあの時期や初期にあまり詳しくないので、ちょっとそこは結びつかなかった。 アルチュを介せずマルクスからの、ってのも十分にあるけども。 いきなり関係のない話をすると、十川幸司のラカン本のアルチュに関する章でも、 「雨が降るように、人が死ぬ」の一節を「偶然性の唯物論」に触れていたり、 立木康介のラカン本最終章では「偶然性の唯物論の地下水脈」を軸として触れながら、 フランスのアリストテレス研究者のオーバンクの注釈を補助線に、 形相/質量に関して議論していたりもする。 最初期にケージ=エピクロスを持ち込むあたり、 あるいはデリダをウルトラ・アルチュセーリアンとして見出すあたり(『逃走論』所収のライアン本書評)、 意外に浅田にはアルチュセリアンの相貌が持続しているのではないか、 と何となく思っているんだけど。
高橋悠治の1977年くらいの文にも「クリナメン」でるよ。(「はじまりの音楽」収録) ケージとの親交からいって、高橋悠治じゃないかしら。 そしてそれは、高橋の独創じゃなく、そういう知的サークルからのインスピレーション だと思うんだよね。 エピクロスを扱った、マルクス博士論文の出版は確か、世界的にも1970年代だったと思う。 あれやたらと面白いんだけど、柄谷も(「マルクスその可能性の中心」)もアルチュセール も即座によく、面白がれるなあ、とその辺は感心するわ。
いま矢野顕子の「ブロウチ」を聴いててきづいたが 歌詞ページにthanks so akira asadaとあった。 このアルバムでは高橋悠治が曲提供してるし 教授もピアノ弾いてるし彰もなにか関わったのかしらん
高橋経由もかなりありうるね…。
高橋自身はさかのぼるとクセナキスのギリシア自然哲学好みと、
クセナキスに師事していた頃の思索もあるんだろうし。
彼って本当に長い間クリナメンについてこだわってて、この前SITE ZERO2号読んでたら、
また高橋のクリナメン話に再開したよ。
クセナキスも含む意味での「知的サークルからのインスピレーション」というのはありそう。
たしかクセナキスに関するNHK番組で浅田が関与してるものがあり、
youtubeでも見れる(見れた)んだけど、音の粒子からなる雲、という解説がなされ、
そうした発想自体、エピクロスなども含むギリシア自然哲学、唯物論をにおわせる。
たしか
>>416 で挙がってる対談では「ランダムな配置で、そこがクセナキスの限界なんじゃかしら」
とも言ってたように記憶しているが。
>エピクロスを扱った、マルクス博士論文の出版は確か、世界的にも1970年代
それは俺の無知ゆえ、まったく見落としてた。
フーコーも、そしてごく一部の記事ではドゥルーズも、クリナメンについてこだわっていたらしいけれど、
なんで彼らが一斉にこだわってるんだろうとずっと不思議だったんだが、
刊行年代も関係してるのかもね。経哲草稿なんかの発見と近い時期なのかなあ。
>>448 柄谷の『マルクスその可能性の中心』は、まさにマルクスの
『エピクロスとデモクリトスにおける自然哲学の差異』がキーになっている。
で、これ実は連載は1974年。
>>452 あー、そうなのか。すっかり忘れていたよそれは。
そういえば、エピクロスの語るユダヤ人=交通 みたいなそんな論調も当時浅田とってたよね。
>>449 >エピクロスを扱った、マルクス博士論文の出版は確か、世界的にも1970年代だったと思う。
一応、1927年、1967年の版もあるみたい。
ただMEGA版の前に一般的だったMEWだと1969年の模様。
455 :
449 :2008/11/11(火) 11:19:48 0
>>454 それは失礼しました。
1927年版といいうと、スターリン時代のアドラツキー版以前の
粛清された、(名前忘れた)人版だよね。
やっぱ、一般的じゃなかったのかしら。
日本の大月書店全集の初訳は、1970年代初頭か、60年代後半だと思います。
今日の、彰コーディネート講義の斉藤環の秋葉原無差別殺人へのコメント。
NHK「視点論点」より。
最後に「カントの、他者を手段としてのみならず目的として扱え
という定言命令を社会システムをいかに変換していくかがこれから問われることとなる」
と結論付ける。
http://jp.youtube.com/watch?v=JqbuCvBP0hU ・・・だれか、「具体的にそれはどーいうことやねん?」と質問してきてくれる
勇者を求む。
定言命令を社会システムをいかに変換していくか ↓ 訂正 定言命令を社会システムにいかに変換していくか
ついに「思想地図」に登場だね。
459 :
考える名無しさん :2008/11/11(火) 19:50:37 0
ここで言われているらしい、浅田彰の言説の功罪といったものは
まったくナンセンスだと思う。
http://www.athenee.net/culturalcenter/special/special/asada_sh.html でのストローブとユイレの仕事(重し)とゴダールの仕事(逃走)の対比なんかは
もっとよく知られた対比である、
マルクス主義(重し)とポストモダニズム/ポスト構造主義の哲学(逃走)論の
派生系である。浅田氏は何をしてきたか。そう、柄谷行人氏とともに諸学術芸術問分野
における近代(化)を追求-追及しその徹底としてのポスト近代を善かれあしかれ肯定してきた。
二十世紀に物を考える者であるならまず回避できぬマルクスの遺産そしてマルクス主義の崩壊と
残骸とをどう乗り越えるのか、どう考えるのか、を追求してきたといっていい。
つまり、特に変わった問題系、独自の思想体系を編み出したわけではなく、ごくごく、ありふれた
問題系で仕事を展開、編集してきたと言って差し支えない。
もちろん、この点を押さえた上で、浅田氏の言説を、こうした点に囲い込むことから
一歩、遠くへ解放する試みもあっていい。
460 :
考える名無しさん :2008/11/11(火) 19:51:55 0
しかし、今はそれは違う。今、諸分野で起こっている事件はみな、1989年以降 の流れに属し、一言で言えばマルクス主義の重しに代わるもののなき時代にあって 初めて可能となったことだ。 (たとえばどうでもいいことだが、たもがみ幕僚長の論文が提出され、大衆から 支持されるなんてのがそうだ。大衆がいってるのは内容はともかく、 どうしてこんな当たり前の意見すら表に出してはいけないのか、 というものだ。言い換えれば戦後の重しはもはやくそくらえだ、というものだ。 確認しておくと、ポストモダンなものは、こうした重しをそれと認めながら その周囲を刺したり引いたりしてうろちょろする戦術として意義があった。 ひたすら重しを迂回する、道草-亜流の道を歩んだ、但し北極星を眺めることを 忘れることはなかった) こうした奔出は、放置しておくと、近代もポスト近代もなくなり、たんなる前近代に 墜ちるという柄谷らの指摘してきた事態である。 それゆえ、現在、急務であると浅田氏が述べる芸術の哲学、ひいては政治哲学とは、 物事の最低限度の認識、近代的なものを保つような重しの役割を果たすと期待される何か であって、マルクスそしてマルクス主義にその範型をみるものではないにせよ、 なんらかの教条性(頑固さ)ぬきには語れぬものだといえる。 これがスターリン主義者としての浅田氏の教師根性の可能性である。 そして、それゆえの小物ぶりという限界もつきまとう。 だが、われわれは彼に多くを望みすぎたようだ。 浅田氏には近代きっての常識家でいてもらうだけでも贅沢というものではなかろうか。
来年の1月28日水曜日夜、東工大大岡山キャンパス講堂で『思想地図』のシンポジウムを行います。 テーマは「アーキテクチャと批判的言語の可能性」。パネリストは、磯崎新、浅田彰、宮台真司、宇野常寛、濱野智史、東浩紀(司会)。 シンポジウム冒頭で、宇野さんと濱野さんに15分づつレクチャーをしてもらい、それを叩き台に、社会設計としてのアーキテクチャ ネットのアーキテクチャ、そして文字どおり「建築」のアーキテクチャの3つの領域が重なるところで議論を進める予定です。
>マルクス主義(重し)とポストモダニズム/ポスト構造主義の哲学(逃走) という分割が容易にありうるという認識が定着したのが、まさに功罪なんじゃないのか。 デリダのマルクス論とかアルチュセール以後をどう考えるかとか、 それこそ市田を招いて議論するといった浅田の選択が何に由来するのかとかがごっそり抜ける。 デリダなどは遺産相続の人だ。 言うならば、重しを重しとしてどう継続し書き直し、続けるかといったような。 前近代/近代/ポスト近代を、時代区分として扱うことは 19世紀フランスにおいてもその分裂、共存の雛形が見られるとする浅田の立場からも反するし、 歴史記述をそうしたモデル移行として扱うことは、デリダ・フーコー論争以来大きな問題であり、 「そういう認識でいける」という暗黙の過信が、俺には浅田の影響がもたらした功罪だと思う。
463 :
考える名無しさん :2008/11/11(火) 21:07:32 0
ヘルメスの音楽を 音楽論だと勘違いして噛みつく芸を持ってる動物が 多くて笑わせてもらった
464 :
考える名無しさん :2008/11/11(火) 21:12:05 0
>>462 はたとえばデリダの著作群が重しになり、その正当な継承だとし、
そのデリダの著作とその役割である重しぶりを
>>460-461 を度外視してると
いうとして、
われわれはそのようには思わない。
デリダは重したり得なかったというのが現状認識。
デリダもフーコーも重したり得なかった。
ただ、アルチュセールが「党」に最後まで拘ったこと、
これは重したろうとする努力として認めうる。
「誰々が重しになりえたか」という話は英雄待望論になるよ。 誰々を賞賛する、などという振る舞いがすでにどうかしてると思うんだが。 必要なのは、どう議論を継続するか、更新するか、その上で何がいまできるのか、 と向き合うことだろう。
LIFEの座談会 浅田「嫌だねえ!」 中沢「そんな大声でw」 というやり取りにワラタ
467 :
考える名無しさん :2008/11/12(水) 04:36:37 0
彰を危ぶむ敵も多いが、彼を称える友も多い。 この善悪定かならぬ人物に、多くの評が集まった。 それらを悉く呑み込む度量が、彼を大徳と評す由縁。
斉藤スレにあげようかと思ったけど、なんか場違いな感じなんでこっちにあげてみる。 浅田彰が主催の講演会に斎藤環が出演したよ。テーマは「身体とまなざし」。 1.東浩紀「動ポモ2」の話。 あのなかで自然主義リアリズムとゲーム的リアリズムって話がされてるけど、それって昔からの対立。 プラトンのミメーシス論とアリストテレスのミュトス論。 虚構自体の論理があり、イメージで表せないものがある。 2.ラカン理論の説明。まなざしの話。 マトリックスが想像界、人間を栄養にしてる世界が現実界、ネオが見たソースコードが象徴界。 認識できるのは想像界、言い間違いとかで認識できるのが象徴界、認識できないのが現実界。 唯幻論(岸田)はすべて想像界、唯脳論(茂木、早く返事返せ)はすべて現実界で説明。そのあいだに精神分析。 鏡像理論の説明。虚像のほうがよりリアル、それを介してでないと現実にたどり着けない(ラカンの光学装置)。 ホルバインの骸骨。主体とは欠如(去勢)された存在。 主体として絵に向き合う時は欠如としてしか捉えられない部分が、「斜めから見」れば、骸骨に見える。 あとデューラー、ブルネレスキ、ベラスケスによる視覚分析。 3.身体性の話。精神分析では身体とは女性の身体(拒食、抜毛)。 ベルメール、ピカソ、キャロル、ポニョ、吾妻、村上(とその系列)、エロ漫画その他の例。 これらはすべて少女の身体の変形をテーマにする。 なぜ少女がテーマになるか? それは少女が身体(客体)とまなざし(主体)の統一(女と自己の自己愛的一体化)した存在だから。
浅田との討論。 浅田:ラカン右派的に言うと、これは退行では? 斎藤:エルオーというロリコンマンガ雑誌がある。断念に満ちている。 これは一つの去勢、成熟といえるのではないか。 浅田:ポストモダン的歴史の宙づりが終わり、現実がむき出しに現われてきたといわれる。 芸術にはどこかで現実界に触れるといえるような体験が必要では? 斎藤:大澤「不可能性の時代」。面白いけどいろいろ疑問。 リストカットの例があったが、あれは現実への逃避ではない。 リストカッターという物語性の高いキャラクターに同一化すろことで緊張を解放する。 そもそも現実とは刺激が強いというより、もっとのっぺりとしたもの。 芸術の可能性としては、「ダークナイト」。ジョーカーには根拠がない。これはハリウッドのトラウマ語りのパロディ。 浅田:しかし村上的戦略は自虐すぎ。またラカン的にはアートとは現実界のまわりにできるものでは? 斎藤:確かに。しかし二次加工からさらっとうまれる無意味さというものがある。
470 :
S.S. :2008/11/12(水) 07:17:29 0
会場からの質問。 質問者1:少年は身体変形の対象とならないのか?それは何故か? 斎藤:精神分析上はならないと答えるしかない。それはペニスがあるから。 質問者2:ダーガー見てきた。他のアウトサイダーアートと比べて突出。なぜ?浅田はダーガー好き? 斎藤:浅田はダーガー嫌いだよ。アウトサイダーアートとか持ち上げるのは反対。搾取。 浅田:精神分析家は精神障害者のアート扱いがち。それでいうと斎藤の新刊は「普通の」アーティストに向き合ってて評価できる。土着的なオタクとか障害者を搾取するのはよくない。 質問者3:オタク的アートは普遍性持つか? 斎藤:持たないんじゃないかな。 あと浅田が熱くやおいを擁護。それらは退行かもしれない、しかしそれが何か?とのこと。
471 :
S.S. :2008/11/12(水) 07:19:39 0
サンクス。
報告ありがとー しかしLOねw そして浅田はジャニーズ好きだしね
浅田は村上の、ペニスが巨大化した少年像を絶賛していました。この像には 肛門までついているのだ、と。
>しかしLOねw この雑誌の標語として、イエス!ロリータ、ノー!タッチ、というのが ある。踏み出すな!ということ。そして、この本は読者欄を設けない、 なぜならロリコンどもが集まると碌なことがないからだ、とのこと。
476 :
考える名無しさん :2008/11/12(水) 08:02:14 0
見事にまとめた!
>>470 >あと浅田が熱くやおいを擁護。
学長…
おつ
>>467 つ 「躓きの石」
>>474 それに近い発言は「原宿フラット」のころから言われているが、
「よくできてる」ぐらいの意味であって、絶賛と言うほどのものではなかったような。変化したの?
>>477 構造と力の頃から一貫してこういう感じだけど、なにがいいんだろうね?
>>480 めちゃくちゃうまいデザイナーのような言い方はしていたよね。
村上隆を「評価」する日が来るとは。日和ったなー。
>>481 性に関する文化的制度を正面突破的に、いわばマッチョに変革しようとする
フェミニズムと違って柔軟なゲリラ的戦略となりうるということで評価して
るんだろうけど、まあ、それはあんたの趣味でしょと言いたくなる瞬間があ
るのは確かだよね。
ドゥルージアンなら退行とか言わないんだけどな 浅田はそのへん常識人だろ
>>482 きっと留保つきの評価か、
〜〜と比べると村上は一定の水準には達している
といったお定まりの限定評価ではないかと希望的観測をしてみる
それをありがたがるのもどうなんだろう 浅田が留保抜きで褒める対象って皆無だぜ
487 :
485 :2008/11/12(水) 13:10:14 0
>>486 俺にとっては、
>>485 の推定から、その浅田の意見はスルー対象。特に興味が無い、という感じ。
ていうか村上を褒めるから何かが揺らぐのって脆弱すぎじゃね? チンポムならわからないでもないが
以前から一定の評価はしてたじゃん。
浅田は同席してるアーティストはけなさないよ 森村の対談も同じ
491 :
485 :2008/11/12(水) 13:40:19 0
揺らぐものなのか? そういう評価では言っても言わなくてもノーカウント、ゆえに相手しない、としているんだが。 そんな評言どうでもいいや、ってことでスルーしてる。
まあ、俺も坂本に関する評価はシカトしてる。どう考えてもまともには受け取れない。
どうみても細野の方がミュージシャンとして格上だしな
>>475 倫理的だな
この編集周りから第二の大塚英志の出現が期待できるな
>>475 >>470 要約での斎藤が言ってる「断念」ってそういう意味、って補足なのかな。
斎藤用語で言えば「二重見当識」による切り替えがあり、それを成熟としようって話だね。
>>468 ありがとう。
「みすず」の8月号(斎藤、岡崎の対談)にもホルバインは出てたな
村上は(「売り方」「戦略」が)うまいって言うのは昔から言ってるじゃない 坂本については座談会とかだと本音をこぼしてることもあったような
>>497 仲のいい友達は批評対象にしちゃダメだよね。関係性も崩れるし。
自分も坂本龍一への評価が当てにならないというのに一票。
つーか、なんであんなのと友達なの?
シノーポリの次はバレンボイムかよと揶揄されていたとおり、自分の言葉で自作を語れる音楽家が好き 政治的な発言ができればなお良しだから
>>500 おお、探し求めていたものがここに。ありがとうございます。
バレンボイムは優れた音楽家だから問題ないと思うけどね。 指揮活動が忙しいのか、ピアノの練習は少し疎かになってるのかな と感じるときもないではないけど。
昔から当たり外れが激しい人 それがバレンボイム
日本国内の奥の院というか、一般には知られていない賢者のネットワークというか シンクタンクのようなものがあってさ、長期的な戦略をそこで組み立ててどうこうとか、 勝手に夢想していたんだが、どうもそういうわけでもないんでないの? とか思い始めてるよね。 いや、あったらいいな、程度なんですけどね。ホントは。ただし、あるべきだろう、とは思いますけど。 すさまじく頭のいい人たちは世の中にはいるし、そういう人たち同士のネットワークは まぁあるんだろうけど、であるならばどういう理由でこんなにダメな国の状態をずっと 放置していたのか、よくわからん。やれることいっぱいあっただろうに。
>>505 結局、日本の統治者層は芸術ではなく骨董などの工芸品が好きなんだよ
>>506 そのたとえはわかりにくいなぁ。知のネットワークよりも血のネットワークが大切って
ことなんですかね。
この国には何百年も、いや千年以上も続いてきたような「名家」が平気であるからね。
古都にはそういうのが特に多そうだけど。
表だって見えるものは矛盾だらけだし、しかもそれを隠そうとしない変な国でしょ(笑)。
でも、何となく回ってる。ときどきトリックに気がつく奴らが出てくるから、
めざとく見つけて、できればパージしようしたりね。まぁ、いろいろありそうですけど。
わかりにくいか? 芸術の理念性を誰も重んじないと言ってもよい
また変なバカが湧いてきたな
>>508 発言の抽象度が自分にはやや高くて裏読みしてしまいがちになりますよ。
移り変わるものを認めないのでしょ。ようするに。
骨董品に投影されるのは過去の追憶。新しい価値観ではない。
芸術が、あなたの言うように「理念」を表現したものならば、
いまこの瞬間にも書き換えられてしまう。
だが、それを好まない、ということかな。
流動性を嫌う性質が、この国の支配層の主要な価値観だと。
自分はその部分を「知」ではなく「血」に見いだしましたけどね。血のネットワークに。
511 :
考える名無しさん :2008/11/13(木) 00:16:33 0
>>509 まぁ、バカなんだけどね。だが、バカが多いぞ。この国は。
社会的な地位なんか関係ない。いろいろ見てればわかるはずだ。
自分事ばかりを大切にするエリートなんて死んだ方がいいでしょ。
どう考えてもそれは偽物だよ。
もっと面白い話をしようよ!
滋賀県立近代美術館でダーガー見てきました。関西の人にはダーガー見るだけでもおすすめ。 >村上隆 講演でも、ダミアン・ハースト、村上、(あと誰か)が現代の三巨頭だ、という評価には疑問があるが、という条件付きだけど。 浅田が最も誉めてるゴダールでさえ条件付き(自画像ボロクソとか)なんで、村上程度はいわずもがな。 坂本は、LIFEは浅田がテキスト選択に関わってるし、最近の編集版も良かったと思う。 >ダメな国 日本はなかなかいい国だよ。治安もいいし、食べ物もうまいし。 人間もなかなか優秀だよ。そこそこ利己的で、そこそこ公共的で。 現実にある(あった)別の国とくらべてどんだけ悪いかって考えるといいのでは。 クルーグマンは80年代のスウェーデンが最高っていってたよ。福祉とかよくて。
>>513 >自画像ボロクソとか
どこでボロクソに言ってたの?教えて。
>>514 「映画の世紀末」かな?すごくナルシスティクでこれは袋小路だ、映画史の悪い
とこがでててやべー、と思ったら、フォーエバー・モーツァルトで大復活、
みたいな感じ。
>>515 ええ? 自画像はそんなに悪くいってなかったと思うぞ?
浅田の興味をさして惹かなかった様子は伺われたが。
微妙に浅田評価低いゴダール作品って、ミエヴィル時代とか70年代とかいろいろあるべ
>最近の編集版 LIFEに近年のverとかあったの? DVDとかで出てるのなら買おうかな。 ダライラマを持ち込んだり、妙な坂本色が気になるんだが・・
>>513 >浅田が最も誉めてるゴダールでさえ条件付き(自画像ボロクソとか)
浅田は自画像はダメだけど、ゴダールは素晴らしいよといってるんじゃなくて自画像は
素晴らしいけど、問題もあるという話をしただけだよ。もちろん自画像はゴダールの作品
だからゴダール評価の留保ともいいうるけど、自画像自体を下らない作品だと言ってる
わけではない。
LIFEはもう放っておこう。あれはとにかく作品としてつまらない。
LIFEについては一対一で(あなたが可愛い男のであればなお良い)聞けば、苦笑いしながら話してくれるはずに違いないのです。
522 :
考える名無しさん :2008/11/13(木) 18:09:48 0
浅田は、坂本龍一のいないところで、何度か「職人」という言葉を使っていたけど、 ライフの対談の時、本人の目の前で「職人」と言ったときは、さすがwと会場で一人思い切りふいてしまった。
>>456 2chで下層を煽ってテロらせろということだよ。
目的は下層の救済、手段は下層によるテロル。
まさに手段でもあるし目的でもある。
この辺の知識人の人脈図とか紹介しているサイトはないかな?
525 :
考える名無しさん :2008/11/13(木) 20:41:01 0
>>525 おぉありがとう。
でも、柄谷行人はなんで美少女なんだ?w
528 :
考える名無しさん :2008/11/14(金) 01:44:10 0
529 :
考える名無しさん :2008/11/14(金) 02:29:54 0
530 :
考える名無しさん :2008/11/14(金) 04:49:29 0
池田亮司はopまでは評価できる。 dataは完全にこけたと言える。 testでちょっと盛り返した部分はあるけど、 職人になりかねん状況だろう。あやういかな
ほうほう… 池田CDはいくつか持ってるが、音楽に関してはからきしなんでよく考えたことなかった。 いろんな意見あるもんなんだな
いや、op.はまさにコケた作品でしょ。彼の作品は構造的にすぐれてるわけでも形式的に すぐれてるわけでもない、単に感触がよいだけなのに、弦なんていう中途半端な音では ひたすらアイディアの貧困さだけが露わになる。Dataplexがマンネリとかというひとが いるけど、ミニマリズムにとって大事なのはマンネリにひたすら堪える事でしょう。 それに堪えられないとグラスのような無惨な姿を晒す事になる。See You at Regis Debray もつまらなかった。妙な色気を出さないで欲しい。 そもそも浅田の職人ってのは悪い意味じゃないよ。坂本にしても自ら商業映画のサウンド トラックなんかやってるわけだし、彼は知識はあるんだから自分の音楽がどういう性質の ものかぐらいわかってるでしょう。少なくとも理性的には浅田の職人って言葉を悪くとり はしないはずだよ。職人では上等すぎる気さえする。ニノ・ロータやモリコーネのレベル になってから職人と呼んだ方がいい。
>>528 自殺という名前の暗殺? すら気がつかないならよほど鈍いんじゃないのか。
誰かが情報をきっちりコントロールしてるに決まってるでしょ。
情報を制御する仕組みってのは、考える仕組みであり、判断する仕組みってことだよ。 こういう発想が自然に出てこないのは、おかしいわけでしょ。 ただ実態が見えないし、それをなんという具合に名付けていいのかわからないってだけ
つ ブルデュー
536 :
534 :2008/11/14(金) 11:40:01 0
ブルデューが日本に来たときに講演見に行った。 メディア論の講演だったが、まぁ言ってることは普通だったような。 講演自体はそれほどすごい印象はなかったような。 全然覚えてないけど。
明日は高橋ゆうじ。 レクチャー・コンサートなんで講演は無しかな。 ところで浅田スレ的な噂話を。 真偽はわからない。 明日はピアノが二台用意されるらしい。
お戯れを…
大昔二人でピアノを弾いた楽しい時代もあったが今でも指動くのかね
指を見たこと無いけど、細くて小さそうだね
高橋悠治との親交もよくわからないな。
茂木についてのコメントはないの?
連弾じゃないか
阪神大震災に遭う、結婚できず子供がいない、 親の介護で地元を離れられない、とゆう環境の中で踏ん張ってるから偉い人だな。 家族から逃げろというけど、その陰では健気に頑張ってるのね。
被災したの?
あのとき中京にいたけど目が覚める程度に揺れただけだったよ。物一つ落ちなかった。 白川なんて歩いていれば気付かない程度じゃなかったのかな。
548 :
考える名無しさん :2008/11/15(土) 23:17:17 0
>>532 茂木が高橋悠治にぼこられたけど
その理由も意味もわからないで涙目になっているレベル
お前の理解力は
549 :
考える名無しさん :2008/11/15(土) 23:49:11 0
ドタバタ日記すら更新しない彰。なにをやったも続かないね。
【このスレッドは ル・サンチマン™ の提供でお送りしております】
>>548 たかが掲示板でぼこられたくらいで涙目にならなくてもいいんだよ?
誰やねん>茂木
茂木健一郎 浅田彰をしばしば揶揄するもの
茂木と高橋悠治の対談を聴いたが高橋ってボケてるのか?あれは茂木に同情したぞ。
555 :
考える名無しさん :2008/11/16(日) 21:29:24 0
>>555 意味不明。
じゃあ、あの対談で高橋が何を言いたかったのか解説してくれ。
解説出来ないだろ?
出来ないんじゃ、君は知ったかぶってるか、
高橋の権威と有名性を有り難がっているだけではないか。
下らない。
>>556 下らないのは君だ。
あんなことも理解できないのか。
558 :
考える名無しさん :2008/11/17(月) 02:35:56 0
>>556 そんなことでイラつかれていたら話になんないですよ。
茂木がつっこまれてたのは「クオリアみたいなもんが分かる、とどうして いえるのか」ってことだったと思う。 単純に自分の感覚をどうしてそこまで信じられるのってこと。 茂木ともめてる斉藤環的には、クオリアがわかる主体ってのは、 欠如の無い主体。 茂木の小林擁護に関してはちょっとすれちがってたかな。
>>557 >あんなことも理解できないのか。
だから理解してるところを書いてごらんよ。ね?
見てあげるからさ。
561 :
考える名無しさん :2008/11/17(月) 15:05:54 0
ここまでの議論をまとめてみよう。 サルコジ>>>>>>>>彰 でOK?
次浅田のことメガネザルって言ったやつ殺す
彰はメガネザル
福田元首相みたいなメガネの時はヤバかったな。オランウータンの子供みたいで。
おお、wikiがいきなりたくさん項目追加されててビビッた。多謝。
566 :
考える名無しさん :2008/11/18(火) 09:57:20 0
>>594 それって浅田さんのほとんどの時期じゃないですかw
生まれてから去年まで
:.f:.f:.ムハハ:.i :.i:(Y -‐ ‐fリ ぅ , ぅ , /:.:.7ドzャく. ~ ~
569 :
考える名無しさん :2008/11/18(火) 18:44:29 O
こいつの本読んだけどなんで必要以上に横文字多用するの? 見にくいんだけど
読んでも分からない馬鹿は放っておけというスタンスですので
衒学だから中身はない
浅田も浅田信者もスノッブ止まり。 知識人の常識です
:.f:.f:.ムハハ:.i :.i:(Y -‐ ‐fリ ぅ , ぅ , /:.:.7ドzャく. ~ ~
575 :
考える名無しさん :2008/11/18(火) 23:19:57 0
新ちゃんは(あっ君も)栗慎を批判してたと思う
576 :
考える名無しさん :2008/11/18(火) 23:45:58 O
例の金融危機でドイツで資本論が売れているらしいですね。 芸術哲学なんてやめて、資本主義批判をやればいいのに。 どうでもいいじゃん、フォーサイスとかゴダールとか。
577 :
考える名無しさん :2008/11/18(火) 23:51:26 0
>>576 新ちゃんはマルクスの“生産力”を芸術的に語ってたよ
芸術哲学と経済学はつながってるだろ。
579 :
575=577 :2008/11/19(水) 09:58:31 0
>>578 S.S.さん、新ちゃんスレであげてる!
未来人は、人工的に 両性具有にするような 気がするんだが。
はい、中沢スレで簡単に講演アップしてます。よければどうぞ。 最初に浅田が講演者を紹介するのがめちゃめちゃ面白い(講演よりも)のですが 「この人は麻原しょうこうみたいな人なので、学生は影響をうけないでください」 といってたのは面白かった。 あと、それじゃクリステヴァじゃん、って批判してたけど、僕もそう思った。 あれじゃ二元論を脱していないのでは。
583 :
考える名無しさん :2008/11/20(木) 03:33:19 0
>>581 記憶ではクリステヴァにならないようにしているところが良いと言ってたと思うけど。
584 :
考える名無しさん :2008/11/20(木) 04:45:15 0
>>576 本当ですよねw
浅田先生はどうでもいいアート(笑)なんかで時間を浪費して、
ほんと何やってるんでしょうかw
585 :
考える名無しさん :2008/11/20(木) 05:56:07 0
「みぞうゆう」な知性の持ち主はゴルゴ13でお勉強するのですね! 次の総理も、この最新学習法を「ふしゅう」しなければなりません! そしてその次も、そのまた次も、・・・・ つまり、未来永劫、自民党・官僚・経団連による共産主義体制を維持することが、 日本の将来を明るくする唯一の方法なのです。
中沢との対談はこの記事が興味深い。 「オウムとは何だったのか」『諸君』1995年8月号
>>576 金融危機の原因ってほとんど(浅田の嫌う)心理学の世界でしょう
原因解明も問題解決も資本主義の分析では何の役にも立たないよ
選好の問題だからねえ
589 :
575 :2008/11/20(木) 16:03:13 0
クリステヴァや山口昌男の二元論は許容範囲だと思う、 資本主義の真っ只中に突っ込んで脳卒中になったのが栗慎。
金融危機も関係者がバカだからの一言で済む問題ってやつか
若い人には分からないだろうが、人間40〜50代になるとやはり頭は悪くなる。 頭が上手く回らなくなり、思考力が落ちる。 浅田のように若い頃、優秀だった人間はなおさらだろう。 だから、「アート(笑)なんかで」お茶を濁すしかないんだ。 それでも浅田は頑張ったよ。柄谷はもっと頑張った。 東なんて30代であの有様だ。
柄谷は頑張ったと思うけど、彰はどうだろ?
>>583 そう、クリステヴァと誤解されそうだけど、そうじゃなくて・・・ということ
しかし浅田の心の声は二元論と同じじゃんっていってるきがするような。
>>591 浅田の天才エピソードを一席。
ダムタイプのS/Nについて高谷としゃべってた時。
S/Nについて浅田が30分くらいしゃべったあと。
高谷「最近、浅田さんが古橋に送ったテープが出てきた。それを聞いて
きたんだけど、今しゃべった内容とまったく同じ。10年前くらいのテープ。
もうひとつ持ってるの?なんで全部覚えてるの?」
浅田「いやそんなもの脳の力でなんとでもなりますよ」
次回の講演は、ついに柄谷。
僕は批評空間3期に間に合わなかった世代。
リアルタイムで柄谷浅田の討議が聞ける日がくるとは思わなかった。
題名は「力の構造」。
彰のデビュー作を転倒するのかと思ったけど、 あっちは構造と力か。
浅田は演劇青年だったから台詞を覚えるのは得意なんだろう。
>>591 東が駄目になったのは時代だと思うなあ
本人も「マルクス主義が駄目になって批評で政治運動みたいなことができなくなって社会を変える
みたいな動機がなくなってしまって、郵便本も浅田さん僕って頭良いでしょっていうための本に過ぎない」
とかなんとか言ってたように思うけど
柄谷が駄目になった時期と東が駄目になった時期はほぼ同時だったろ
蓮實は趣味の人だし、浅田もそういう部分があるからある程度大丈夫だと思うけど
全部時代が悪いんだ(ワラ
>>597 柄谷って、いつごろから「駄目になった」の?
探求以前までしか読んでないから、よう分からん。
批評空間終了の頃
東は郵便本だしたあとの座談会でひどくいじめられて拗ねたんだと思う。
柄谷はもともと細部の思考の人だからさ。マルクス主義に変わるグランド・デザインを描き出したら もともとあった思考の粗さが出てきただけの話だろうね。 言ってることはいまでも面白いし、あいかわらず構造主義を通過した実存主義ってかんじ。 東は90年代の浅田彰を目指していろんな方向に口出しして結果的におかしくなった感じがある。 性格的に柄谷に近いのに浅田を目指したのがおかしくなった原因じゃないか。 「動物」とか「データベース的消費」とか偽装されたマーケティングの話かよってくらい 言ってることは面白くないし・・・。 いづれにしろ「蟹工船」が売れて騒いでる日本と「資本論」が売れているドイツとの「格差」が 東問題を象徴しているかもね。
ドイツは資本論の本家みたいなもんだから仕方ない 日本で宇野弘蔵が読まれるかというとあり得ない 日本は小説の国
ところがぎっちょん 日本でも昔は経営者が結構マルクスと宇野を読んでいた変な国
資本論初版の半分は日本にあるんだって?
ステレオタイプのガリ勉の顔のイメージが浅田にピッタリなんだけど もしかしてこの人から生まれたの?
違うよ。そういうイメージが受肉したのが浅やんだよ
>>605 向こうだと大学とか図書館で買うような本でも
日本だと学生とかもホイホイ買ってしまうからな
>>605 ちなみに財務省図書館にも「資本論初版」はある。資本論遍歴 / 鈴木鴻一朗
に出ていた。一次大戦後のハイパーインフレのときに買いあさったみたい。
ちなみに資本論初版は3000部だったはず。
浅田や柄谷って人類の知の発展に何か貢献したの?
お前らの脳みその大半を作り上げた
浅田と柄谷は東という鬼子を産んだ
東は本を一冊出して死にました。
郵便本ってどのへんがいいの?
一時期の過剰なジジェク=大澤的「否定神学」に冷や水を浴びせたところ
たしかに対ジジェクという当時の布置で考えた方があのモチーフは理解しやすい
618 :
考える名無しさん :2008/11/24(月) 10:36:50 0
>>617 ゴメン、すごい久しぶりに激しく笑わせてもらったwwwwwwwwwww
グラスを愛でる浅田バージョンを作るべきだ
621 :
考える名無しさん :2008/11/24(月) 21:09:12 0
>>406 「群像」の吉田喜重をめぐる蓮實-青山対談ね。
>どういう批判を展望するのかについては口にされずじまい。
それは単に浅田氏の「御法度」批判が水準以下だからですよ。
「どういう批判を展望するのかについては」、われわれにとって、
言わずもがなのことなんでね。
つまり「御法度」が傑作なのは自明であり、青山に展望を示されなくても、
浅田氏の批判はとるに足らず、本来どのような角度で「御法度」を
批判すべきなのかは、シネフィルならみんなわかっていますよ。
そのことを青山さんもよくわかっているから、あえて「展望」を
示さないわけでね。
浅田氏はもう映画批評はやめた方がいいって。やっぱり、
われわれシネフィルには勝てないよ。
もし浅田氏がY級、Z級映画をうとましがらずに手当たり次第
観るような人だったら、【「御法度」をめぐる御法度】のような
頓珍漢な文章は書かなかったと思われる。
>>621 蓮實クラスの大物が「言わずもがな」と振舞うのなら
それなりに意味は読み取れるが(好ましくはないが)、
そうでない人が「言わずもがな」と振舞ったら
単に「具体的に語れない人が通ぶっている」にすぎないよ。
ここまで滑稽な621を見ているとギャグに見えてくるわ・・
>>621 はネタでしょう。
こんな堂々とした「シネフィル」はいまどきいないでしょう。
626 :
考える名無しさん :2008/11/24(月) 22:57:30 0
文化人気キドリの坊やがよく使うターム満載だな 言わずもがな 自明で とるに足らず みんなわかっています わけでね
627 :
考える名無しさん :2008/11/24(月) 22:58:03 0
文化人キドリね
628 :
考える名無しさん :2008/11/24(月) 23:04:55 O
おまえ本当に殺すぞ。痛い目見たんじゃねえのかよ?俺は何もねえぞ。わけわかんないからいろいろ言われるけど全部跳ね返すなりしてそれでも来るけど何だよ?テメエわかっていながら。本当にいいのかよ?それでなくてもこれ以上何もすることねえんだよ立教大学
629 :
考える名無しさん :2008/11/24(月) 23:08:09 O
おまえあってもおまえなんかと盆も正月も過ごさんぞ。わるいけど俺の家系が大切にしてきたもの踏みにじられたから嫌だから。だけどいいのかよ?
浅田さんは日本で一番展覧会観てる
浅田先生おネエmans出演まだ〜?
それはない
633 :
考える名無しさん :2008/11/25(火) 03:00:30 0
死ぬまでにはIKKOと対談するだろう
634 :
考える名無しさん :2008/11/25(火) 03:04:43 0
こんなとき大型書店が目の前にあったらといつも夜中におもうんだ よなかに眼がさえて知的好奇心がわんさかわいてる ひるまは人生つらくてひきこもってるのにね ふしぎだね むじゅんしてるね 世の中とぼくの人生
目の前に書店があったとしても夜中はたぶん閉まってるよ
青山ブックセンターとか色々あるよ
大型書店て言ったって紀伊国屋かジュンク堂あたりじゃないと話しにならないだろ
638 :
考える名無しさん :2008/11/25(火) 12:48:58 0
>>634 そんなときは六本木の青山ブックセンターに行ったなぁ
麻布に住んでいた頃。朝5時まであいてる。今年の春まではそんな生活。
六本木周辺に引っ越せばいい。
ジュンク堂が24時間なら最強か?w
池袋新宿にあって渋谷にないのは痛い。
青山ブックセンターはアート本は充実してるけどなあ
640 :
考える名無しさん :2008/11/25(火) 20:33:17 0
アファナシエフにシャトーラフィット1985年を送ったと書いていたが、 85年は、本が売れて、お金が入った年なので、ちょっとしたワインを買ってみた、ってところ だったんだろうなあ、と彷彿させるエピソードでした、と書くやつは馬鹿といいそうな彰
?
643 :
623 :2008/11/26(水) 13:30:08 0
そう、そういう層ならありえなくもない、という感覚がネタ半分、マジ半分、に見えてしまう惨状といっていいw
644 :
考える名無しさん :2008/11/26(水) 22:49:31 O
>>604 柄谷によると柄谷の時代は東大法学部も含めてみんな宇野経済学やって
官庁や大企業に就職した。
亀井静香もマルクスの亀井と言われてたらしいw
亀井は左翼に対して妙なシンパシーがあるみたいだね 最近の反体制・左翼を「腰抜け」と鼓舞してた
646 :
考える名無しさん :2008/11/28(金) 10:08:32 0
昔、浅田は1000ページを超える主著をこっそり書き続けていると言われていたのだが。
647 :
考える名無しさん :2008/11/28(金) 17:10:41 0
じゃあ、今では10000ページに達する。
648 :
考える名無しさん :2008/11/28(金) 18:11:30 0
アイクリティックの文章は、行方不明になってしまったか?
649 :
考える名無しさん :2008/11/29(土) 11:47:46 0
今でもマッキントッシュユーザなのかね
650 :
考える名無しさん :2008/11/29(土) 17:06:34 0
>>644 私は45歳ですが、学生時代の経済学はやはり宇野の経済原論がメインでした。
会社に入社して全く役にたたないので第一週目土曜日の午後に書店に行って
「日経新聞の読み方」を買ってきて勉強しなおしたものです。
もしかすると当時の経済学部の教授たちは当日の円ドル為替レートさえも
満足に答えられない連中だったかもしれません。そんな時代でした。
ちなみに地方の国立大学でした。
>>650 私は39歳で、ソ連崩壊時、
マルクス経済学者が一斉に沈黙して、
経済学史に鞍替えしたのを目撃しました。
柄谷経由で、「資本論」も読んでいますが、
日経も読んでいます。しかし日経の個別記事のデータとかは別にして、
あの社説の適当さと一面見出しの適当さはなんとからなんのか、
と思います。朝日よりひどい。というか、今年のリーマン破たん前まで、
まだ、国内メガ銀行も、国外のように、証券化商品をがんがんやれとか、あじりまくっていましたねえ。
アジが多い。左翼みたい(笑)
この株価下落もなんら事前予想も警告もなし。ただ、やはり経済にかかわる記者がダントツ多い、というのが目玉でしょうねえ。
あの妙にもっともに見えてわかりやすい数値化データをがんがん載せるのが、
日経のいいところですよねえ
>>644 亀井静香は、この間のF労の渋谷不当逮捕でも賛同しているな。
後輩の警察官僚に「何やってんだ!」とやった、と新聞に出ていたね。
いや、亀井とかでなしに40年前に本を読む人間なら、かなりの人間が左翼的なものと何らかの関係があるはず。
いまでも本を読む人間ならマルクスくらい読みマルクス
さ、次の話題に行こうか。
なら左翼は何故衰退したかって話になるな
マルクス面白いと思うけどなあ。 ルイブリュメールが文庫化したけど、今でも読めると思う
◯ _」 _..__ _.ィ ´: : : : : : : : :`:\__ / : : : :\ \ /: : : . . : : :\ \ /: : : : : : : : : : . . : : : ヽ lヽ /: : : : : : : : : : : /: : : : : . . l レ′ /: : :/: : : : : /:≠ー-、/: : : :ノ: : : : : :| /: / /: :/ _イテぅ、 /: : /|/|/: : :丿 /_ イ: : //| : : |` トzリ / /_≦、/:!: : : :|  ̄ / : /': .:∧: : l 弋ノ / んリ ):|: /∨ /: : : : : : /: :∨ヘ⊃ , ヒソ /fヽ:/ ← えむえむしたい。 /_. イ: : : : /.: : : : : :\ _ ⊂イリ| |:ヽ .  ̄ /: : : :/: : : : : _ノ二>-‐ ≦´: :_ | |: : \ /: /:/ ̄⌒ _ レ' 「ヽ く~ヽ、_) /イ : / ´ ̄ | | / / /} . | : { l __| ヽ〈ノソ . | : ト==ノ Y \人 / . | : ∨∧ i /⌒ |--==ヘ . レ' | {___\ | / _| \ . | ヽ/ ` ー- 人-‐' ヽノ! ハ ← えむえむしたい。 . l > ┬─'′ ` ー─ <_ |二二二=ノ | !\ V\___/} | | ヽ \ \ ノ | | 丿 , \  ̄ | | / ヘ | ! ,′ |
660 :
575 :2008/11/30(日) 21:34:10 0
一時期、栗慎が人文知と経済知を繋げようとあがいてたよ、 この間wbsに人文派の帰一が出てて驚いたよ。
661 :
考える名無しさん :2008/11/30(日) 22:36:57 O
>>652 浅田も憂国で亀井のこと面白がってるからね。
憂国では、「保守でさえ批判するバカ保守」という構図が 好まれている。 田中なんかことあるごとに使っている。
でも康夫ちゃんは国籍法改正問題で 右派的な立場からの主張とは違うといいながらも同レヴェルの主張をしてしまっている
でもね、認知しうる地位を濫用したビジネスって出てくるのよ。そういうのは完全に 予想しうる事態だから、一定の歯止めを法律レベルで設けることが子の福祉をより 促進することになるという考え自体は必ずしもおかしなものだとは思わない。 でも、彼は確かDNA鑑定を強制すべきだとか言ってるよね。あれはプライバシーや 事実的な親子関係の安定の観点から適切じゃないから賛成できないな。彼はあそこで バランス感覚を失してると思う。
まあ浅田自身がルサンチマンの塊だからしょうがないというか・・・ 数学もどきの数理経済学の論文も書けないわけだし。ピアノにしてもしかり。 プロには到底なれないことを悟りながら、 3流ピアニストにしかなれないことが見えていたから没入するのを避けた、 というポーズで虚勢を張る。学問でも芸術でも、1流になれないことが早めに見えたから、というポーズで 没入せずに俯瞰して批評する立場を「選んだ」とねw まさに、メダルに届かず「1位じゃなきゃ2位でも4位でも同じ(=全て無意味)」とか吼えた中山竹通のごとし。 だけどさすがに彼は、ある程度の能力はあるから、 そのスタンスのとりかたのみっともなさに無自覚ではないし、 一定以上の人には虚勢を張ってるのが見えるということも重々承知してる。 そこで、「中途半端に小賢しい者の悲哀をわかってくださいよ」という空気をちらほら醸し出して、 判っている人には、そっとして置いてくださいよと信号出してるんだよね。 ところがその含羞に全く無頓着で素直に心酔しちゃうようなのが増えてきちゃったというw そうなると彼も「僕の言うことに賛同してるようじゃだめでしょ」というようなことを 実際に言わなきゃならず、そっとしておいてほしかったのに変な騒ぎになるという悲喜劇に。
お前は何なんだ
無駄な改行で分かる通りいわゆる「構ってちゃん」というやつです。
確かにバルテュス、クロ祖父スキー兄弟を変態と言ったりしてるね
668と669がまったくつながってないのは何なんだ
茂木健一郎がうざすぎるんですけど
茂木がなんか言ったの? あいつ明らかに彰のこと嫌ってそうだが。
高橋悠治にボコられてたね
いってないけどメディアにしょっちゅう出て胡散臭さを振りまくだけでも公害。 本なんてとても読む気になれない
じゃ、なんでその話をあえてここでするの?
元日本一頭の良い人と現日本一頭の良い人 どっちもはじめにマスコミありき
何言ってんだ?このバカ
世間的評価を言っているだけだよ マジになんなよ
679 :
考える名無しさん :2008/12/03(水) 17:02:15 0
世間的に茂木が、今でも頭の良い人だと扱われているとも思えないが
680 :
考える名無しさん :2008/12/03(水) 17:40:46 0
茂木こそ80年代の像にあこがれてる人だと思うけどね。 んで、高橋悠治に化けの皮はがされたうえに、ボコられて、しまいにはあやされた。 何もかもバレているのに、がんばってる茂木さんは素敵です。ほんとうにありございました。
それってどこで?
検索すれば、音源見つかると思うよ。 茂木のブログにうpされてた。 自分は聞いたことないけど。
>>680 なんであんたしつこくスレ違いの茂木の話に執着してるの?頭オカシイの?
まあ、気になってしょうがないんだろうね。浅田のスレで何の関係もない下らない人物に対する コンプレックスをムキになって開陳されても困るが。他のスレでもやってるのかね。
柄谷が昔言ってた科学者が文学を語りだすと、それは往々にして最悪の文学である っていうのを思い出すな
別に
689 :
考える名無しさん :2008/12/03(水) 20:41:59 0
そもそも茂木はまともな科学者ですらない
脳科学者としてどんな業績ありますか?
模擬スレはあちこちにあるんで、そっちでやりなさい。
693 :
考える名無しさん :2008/12/04(木) 02:23:43 O
科学者は科学も芸術も哲学も語れるけど哲学者は芸術と哲学しか語れないもんな そういうとこが茂木に対するルサンチマン的なものにかられて敵対するんだろう
浅田と茂木を比較するのは、刺身と干物を同列に扱うようなものだ。
>>687 日本の知識人やら大学のセンセイが軍人である田母神空幕長の論文を
「あんなの小学生の作文だ」と文章の拙さを酷評していたのと同じようなもんだ。
中身(歴史的事実)には言及しないで、格好(文章)の悪さだけを責めるんだよ。
696 :
考える名無しさん :2008/12/04(木) 06:38:30 0
連合国+マスコミ+学者 VS 田母神+ネット+右翼
クオリア批評宣言
>>658 遅くなったけどありがとう。representationは5号までなんだね。もっと続いたかと思ってた。
茂木も浅田も本業?を疎かにして、芸術ばかり論じてるのは似てるかも。 年食うとそうなっちゃうの、なんか分かるんだよね。
二人とも本業の見つからなかった人たちだな
702 :
考える名無しさん :2008/12/04(木) 23:31:22 0
岡崎乾二郎も茂木をフル批判してたな。美術手帳でw 去年の号だったか。
703 :
考える名無しさん :2008/12/04(木) 23:32:16 0
>>685 頭のおかしい人はいつもあなたと同じこと言うよ。
704 :
考える名無しさん :2008/12/04(木) 23:35:30 0
はじめにやつらは共産主義者に襲いかかったが、私は共産主義者ではなかったから声をあげなかった。 つぎにやつらは社会主義者と労働組合員に襲いかかったが、私はそのどちらでもなかったから声をあげなかった。 つぎにやつらはユダヤ人に襲いかかったが、私はユダヤ人ではなかったから声をあげなかった。 そして、やつらが私に襲いかかったとき、私のために声をあげてくれる人はもう誰もいなかった。
ユダヤ人を殺したのはソ連ですので悪しからず。 戦後ドイツの歴史はイギリスが書いて、日本の歴史はアメリカが書きました。 ホロコーストと南京大虐殺は捏造です。 イスラエルと韓国はCIA製の人工国家です。 国連勧告とは連合国からの命令です。
wiki、『必読書150』のところ時系列上に書き直してくれた人いたんだね。こんなふうに 2002年 ・「饗宴」(プラトン)解説、『必読書150』(大田出版) ・「ユートピア」(トマス・モア)解説、『必読書150』(大田出版) ・「グラマトロジーについて 」(ジャック・デリダ)解説、『必読書150』(大田出版) ・「アンチ・オイディプス」(ジル ドゥルーズ , フェリックス ガタリ)解説、『必読書150』(大田出版) ・「オイディプス王」(ソポクレス)解説、『必読書150』(大田出版) ・「パウル・ツェラン全詩集」(パウル・ツェラン)解説、『必読書150』(大田出版) これは失念していた。ありがとう。 凡例的に出版社は()閉じしてないようなので、はずして置いたのと、 太田出版が大田出版になってたので訂正しておいた。
709 :
考える名無しさん :2008/12/05(金) 14:29:34 0
低能たもがみ君登場wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
710 :
考える名無しさん :2008/12/05(金) 14:54:34 0
【ステロイド抜けたらガリガリで横チンを公共電波に晒したり 土俵に力水はいたり尻の穴ほじくった手でツッパリして相手をひるませたり 自分で隠し持っていた山響株を兄が盗んだと騒いだりする】より 【子供たちとの草サッカー】の方が力士としての品格に欠け極悪である とされてしまうのが日本という国家なんですよ。
711 :
考える名無しさん :2008/12/05(金) 15:28:09 0
理屈でなんでも説明や証明できるという考えは間違っている。 どんな種類の理解も、言葉にできない直観・実感という土台なしでは不可能である。 ゆえにどんな種類の哲学でも、私的な部分を追い出せない。 特に哲学では、個々のセンスに依存する部分が他の学問より多いようである。 どんなに勉強しても「ピンボケ哲学」しかできない学者が多い現実が証拠だ。 哲学以外の学問では、自分の学問をマトモにできない学者なんてほぼ皆無である。 マイ哲学だろうがアカデミック哲学だろうが、結局「マイ思考・直観」に媒介されているに決まっているのだ。 これの性能が悪ければ、いくらかは訓練で向上可能ではあるが、どうしょうもない。 杜玖椀すら理解できない、堵虞慧螺簸轡すら知らない。 こんなやつは厨2秒オナニー思索に耽ることしかできない。 当然子ラオ間一著不満じゃ外部問題の理である。
誰でも分かるスターバックスオーダー基礎知識 1.ホットかアイスかを決める 2.ショート、トールサイズのエスプレッソのショットを決める(1ショット、ダブル) 3.サイズを決める(グランデ、トール、ショート) 4.シロップのトッピング(バニラ、アーモンド、ヘーゼルナッツ、キャラメル) 5.ミルクの種類を決める(無脂肪乳、低脂肪乳) 6.水やミルクの量、温度も注文可(多い、少ない、熱い、温い) 7.コーヒー名(通は最後にコーヒー名を注文する) つまり、トールサイズのアイススターバックスラテに、エスプレッソツーショットに、 ヘーゼルナッツシロップを2杯加え、牛乳の泡を多めに変えたい場合は、 「アイス、ダブル、トール、ダブルヘーゼルナッツ、エクストラフォーミー、ラテ」 と注文すればいいわけです ね、簡単でしょ
田中康夫が国籍法関連の妄想をまくし立てて、それに対して諌めることをせずに適当に調子を合わせたりしそうな悪寒
康夫ってレイシストだったの? じゃあ彰はレイシストと四半世紀もの間マブダチだったんだw
・大東亜共栄圏 = 東アジア共同体 ・五族協和 = 多文化共生社会 ・八紘一宇 = 地球市民 ・日鮮一体 = 日韓友好 まるっきり 「 左 翼 」 の思想ですwww あの戦争や侵略を煽ったのはどう見ても 「 左 翼 」 ですw 現在に至って同じことやってます。 創氏改名を進めたのも 「 左 翼 」 です。 なぜなら右翼は 「日本人と朝鮮人の区別がつかなくなるからヤメテクレ!!」 と言ってました。右翼として当然の反応です。 右翼が民族をごちゃ混ぜにすることを支持するはずがありません。 「 左 翼 」 が軍国主義的で凶悪であることは、中国・ソ連を見ても一目瞭然! すでに歴史によって証明されてます。
717 :
考える名無しさん :2008/12/06(土) 08:24:14 0
>>715 DNA鑑定しろというのがレイシストなのか?
田中康夫は人権を護る為にDNA鑑定をしろと言ってたんだがな。
それに外国をみるとDNA鑑定を取り入れているところが多い。
康夫の主張の方は普遍的だよ。
ttp://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/799264/ 牧原氏は、「調べてみると、スイスは従来の日本の法律(国籍法)と全く同じだ。
ドイツは今回の日本と同じような改正を行ったところ、偽装認知などの事例がみられた。
日本はドイツと同じ失敗を繰り返すことになる。DNA鑑定は有効であり、
世界的にも事例があることだ」と語っていました。会合で配布された各国の
移民の家族に対するDNA鑑定の様態は以下のようでした。
要約
イギリス、1990年から、費用は国が負担
イタリア、2005年から、費用は申請者が負担
オーストリア、2006年から実施
オランダ、2000年から、費用は申請者が支払うが、親子関係が証明されれば払い戻し
スウェーデン、DNA鑑定が行われていて、費用は申請者の負担。ただしDNA鑑定の法はない。
ドイツは、2004年から、費用は申請者が負担
デンマーク、1996年から、費用は国が負担
ノルウェー、2002年から、費用は国が負担
フィンランド、2000年から実施、費用は申請者が負担
ベルギー、2003年、費用は申請者が負担する。
>>717 それは移民規制的な方向性なんじゃないの
DNA鑑定を判断材料として申請者の任意で提出しやすく するような環境を整備することはかまわないと思うんだが、 それを義務として法制化するのは明らかに行き過ぎでしょう。 血縁がないと本当の家族じゃないと国が言っているような もので、そっちこそ時代に逆行するようなイデオロギーの 押しつけにもなりかねない。
720 :
考える名無しさん :2008/12/06(土) 12:05:34 O
>>713 朝日に浅田がコメントしていた。最後の正統派知識人が失われたって
722 :
考える名無しさん :2008/12/06(土) 14:52:04 0
金正日がチャップリンのスタイルを真似ていたのは、資本主義陣営が孕むソフトファシズムへの強烈なアイロニーだったわけでしょ。
茂木*悠治対談酷いね 茂木もアホな文化人相手には上から目線&饒舌だけど 本物の考えてる人相手には全く子供だな 恐らく本職の脳科学についても最近なおざりなんだろう
>>718 DNA鑑定を義務づけないと偽装認知が横行し人身売買、
幼児性愛に利用されかねない。また偽装認知が横行すると
本当の子供に対しても不審の目が向けられる。
悪意を持って制度を利用する者のせいで他の人間が害を蒙ることを避ける
為の手段としてDNA鑑定を義務づけようというのが康夫の主張。
むー 古来子供の種が夫じゃない率ってけっこう高いんだがw
726 :
考える名無しさん :2008/12/06(土) 21:39:54 0
>>724 一般的に制度は性悪説に基づいて作らないとだめ。
悪用されて制度そのものが崩壊します。
運用で悪人を回避しようっていうのは結構危ないと思いますよ。
結局個々人の判断に任されてしまうので。
実際、生活保護費とタクシー代を1夫婦に月に1000万円払っていた自治体もあったわけで。
偽装認知と幼児性愛にどのような関係があるのか? 最新の憂国呆談で言及してなければスレ違いだけど…
しかし身体論て何なんだろうねえ。位置づけが分からないよ。 スポーツ科学、アフォーダンス、知覚心理学、記号論、 言語意味論、現象学、脳科学、医学、神秘主義、社会学、 ヨガ、自己啓発、空手、中国拳法、伝統武術、プロレス、 バレエ、暗黒舞踏、整体、気功、針灸、健康術、俳優養成所・・・ のゴッタ煮。玉石混淆。
730 :
728 :2008/12/06(土) 23:45:36 0
『構造と力』の時点で、ある種の身体論を回避しようという傾向はあった。
生々しい・生きた身体/死んだ文字 という対立を立てて前者へ、という軸への批判。
80-90年代の国内文脈で言うと、鷲田清一やサルトル派の現象学好きへのあてつけがあると思う。
そのニュアンスを「体育会系的な」と言ってるとみなしている。
あと、暗黒舞踏は割と拒否してた。
なので、
>>729 で挙げられている各種身体論の中には、浅田も好きなのはあるんじゃないかな。
身体論と言われるものは根拠がないフィクションを記述しているに過ぎないんだけど、 身体論的フィクションを実体的なものと思い込むようになると、 それが行動を抑圧する働きをもってくる・・・からかな。 ダンスなんかはフィクションの力をフィクションとして楽しんでいるからいいんだけど、 他はファシズム的な危険が潜んでいるね。 暗黒舞踏は二項対立の罠にはまっているし、健康術や武術の世界は全共闘崩れから 神秘主義に流れた人が混ざり込んでいるし、エキセントリックで神秘主義的なものが多い印象。 何かよく分からない魑魅魍魎の世界なので、明晰な浅田先生にバッサリ整理してもらいたいよね。
肉体的で野蛮なものは正面から批判しないであえて楽しむというのが浅田のスタイル
733 :
考える名無しさん :2008/12/07(日) 03:35:08 0
スポーツはともかくとして、少なくとも武道は野蛮ではない。 武道は自己を研鑽する事である。 それとともに護身の方法でもある。 護身対象には、事故・病気・暴力と違う要素があるが あえて暴力を対象とした場合、負けてはならない。 勝たなくていいが負けてはいけない。 なぜなら、試合では負けてもいいが、護身で負けることは 死や大怪我を意味するから。 (力量もわからない相手とむやみに正面から立ち会うなど愚の骨頂) そこに護身の根本の理念がある。 武道やってないひとはこの「護身」の概念を狭い意味で取りがちだから、野蛮なものに写るんだろう。
734 :
考える名無しさん :2008/12/07(日) 03:54:26 0
その
>>728 の本は前に思い切り警戒しながら手に取ったけど、
以外なほど面白いぞ。ドキュメンタリーフィルムがあれば
見たかったなー。
その本に度々現れる「それまで出来ないことが出来てしまう」という時に、
フィクションが生じる可能性があるわけでしょ?なんでできたか分からない。
おそらく本人の意識も変るその変化の過程を、
どれだけ神秘主義的な引き込みを回避しながら記述できるかってことで
その本は良心的だと思ったし、
日野ってオサーンも読み終えたら好ましく思えたな。
同時に、そういう予測を立てた自分の先入観が、見るからに危いものを食えない、
神秘主義にヒステリ的な拒絶をしているのではないか、と思わんでもないんよ。
以前に武術雑誌を見たらオカルト雑誌状態だったので俺も先入観が強いんだ。 その雑誌の編集後記では「武術業界は理論と実践の両方で駄目なものが多い」と書かれていて、 編集者もこりゃ駄目だと思うものでもネタに困っているから雑誌に載せている裏事情があるみたい。 武術業界の言葉がオカルト的である事を許していたのは、 合気道の植芝盛平が大本教に強く影響されていた事と関係あるんじゃないかな。
737 :
728 :2008/12/07(日) 09:50:50 0
>>735 >ドキュメンタリーフィルムがあれば見たかったなー。
同感同感。外れ覚悟で買ったけど、いい本だった。
日野のHPにあるギエム評、2004年のフォーサイス公演の評なんかも鋭く、面白い人であった。
勝たなければいけないっていう勝負師ならば、不安になった経営者が宗教に走るように、 神秘主義的宇宙観が必要になってくるのだろうけど、ダンスなら動きのバリエーション増やすための 新しい動きの創造法として、フィクションと距離を取れる。 フォーサイスと武術の接点て伊藤昇氏辺りから始まったのだろうか。 様々な身体技法の異分野が出会って、身体図式のフィクションが解体され再構築されてるなら面白い。
739 :
728 :2008/12/07(日) 10:17:33 0
>>738 どうやら接点を知らないようなので、日野日記や本をじっくり読んだ私がちょこっと説明しておく。
(序文的あらすじ)
安藤洋子が日野の身体トレーニングに、ダンスにとって勉強になると判断し、
日野の武道稽古に参加していた。
冬休みを終えて2005年1月にフランクフルトに戻り、フォーサイスカンパニーと再びダンスの練習。
日野のところで身に着けた身体感覚などを生かし、メンバーたちは安藤に惹かれ、
安藤からいくつかのトレーニングを学ぶ。1ヶ月もしないうちに皆の動きが一変。
ダナ・カスパーセンすら「私も洋子のように踊りたい」と言い出す。
そこでフォーサイスは「秘密にしておきたいならそれでもいいけど、
良ければ洋子がどうやって知ったのか教えて欲しい」と。
隠すどころかフォーサイスたちに日野を紹介したがっていた安藤は
「これは武道の先生に学びました。私の先生を招待してくれませんか」と。
そして、2005年3月、日野は外部から唯一招聘されたコーチとして招かれるのだった…。
日野の身体メソッドは相手の無意識的な筋肉運動を惹起させる技、
視線同調を用いた間合いのコントロール、相手の体に触れながら筋肉の動きを察知したり、
緊張を瞬時に察知し、先の先をとる動作・・・etc.などなどを披露および、
基本的なトレーニングをおこない、メンバーたちは驚きと新たな身体操作に目覚めていく。
まあ、滅茶苦茶面白くてね。日野は極力神秘的なことは言わず、クリアにメカニズムを説明するタイプ。
「タネも仕掛けもあるんや」「ほら、こう動いてみ」と、飄々としていて、
ちょっと高橋悠治めいた雰囲気もないこともない。
フォーサイスは日野にほれ込み、もう毎年ワークショップをやったり、
カンパニーのメンバーも何度も来日して
2005年夏からはじめた日野のコンテンポラリーダンスワークショップに参加するなど、
密接な関係になってる。
740 :
728 :2008/12/07(日) 10:30:21 0
トリシャ・ブラウンのあたりの コンタクト・インプロヴィゼーションのあり方って良く知らないんだけど、 日野はその緻密なヴァージョンって感じだよ。 彼の武道の方向性は、いわば超高度なカウンター型で、 昔はフリージャズやってたらしく(坂田明、山下洋輔などとも共演していたらしい)、 そういう関心は強かったみたい。
>>739 なるほど。
伊藤昇さんて人はもう亡くなったヨガ教師人だよ。
安藤洋子も習ってたんじゃないかな?よく知らないけど。
日野氏も伊藤昇さんの所に行って体験レポしてたけど、
今の日野氏は伊藤昇さんの影響が強いんじゃないかなあ。
伊藤昇さんの本でフォーサイスが紹介されてて、そこからのような気がするけど。
亡くなってなかったら、日野氏より伊藤さんの方が適任だったんじゃないの。
伊藤さんの理論や実践から学んだことって多いだろうし。
742 :
728 :2008/12/07(日) 10:42:57 0
ああ、伊藤式体操の人か。
追悼文をたしか日野はHPに乗せてたよ。たしか「秘伝」の載ってたやつの転載が。
そっちはまだ読んでないな。
2004年前後のギエムなどなどについての日野の評はここで見れる。
武道家とは思えない発想の鋭さで、フォーサイスと親友になるのももっともだという感じだわ。
ttp://www.hino-budo.com/art-1.html
743 :
考える名無しさん :2008/12/07(日) 11:00:14 0
日野晃ってどう思われてんの?実際
http://sports.2ch.net/budou/kako/1023/10234/1023452475.html 41 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/06/10 23:28 ID:BRWFaya2
しょせんマスコミの力を利用して名をあげてきた者の
いってること。T岡にしろ、H野にしろ、あとT木とか
いう神懸かり先生にしろ(彼が昔Mって雑誌で書いた
和尚の追悼記事なんてもうドキュん通り越してKちがいだった)、
金さえもうかったらいいってだけのこと。
H野はジャズでくえないから武道って言う一番はっきり
してるようでいて曖昧模糊な世界を金もうけに選んだに
すきない。素人だまくらかすのが一番やりたすいからね。
同じジャズプレイヤーで武道を研鑚している近藤等則氏
(新体道)とは姿勢がちがうのは、そういう点でってこと。
一方は変な弟子相手にドキュンな自説をひけらかしてる間に
もう一方は世界をまたにいろいろ活動しているよ・・・
744 :
128 :2008/12/07(日) 11:12:06 0
2ちゃんがソースとか言われてもなあ。 風聞みたいな話はどうでもいいよ。 あと、マスコミがどうとか言ってるけど、日野がTVに出たのって2006年になってはじめて。 秘伝のこと言ってるのなら、知らんとしか言えんけどさ。
745 :
128 :2008/12/07(日) 11:27:49 0
あと、日野の日記を読むと、首をかしげるというか、 ちょっとこれ、社会的な主張としてやってるのならまずいなあ、という感じもあるんだが、 基本的には「対人的な姿勢をもっと、相手を見るものにしようよ」 「言葉でわかった気になっても、実際に自分の身体と一致させていったりすることが稽古では大事」 「工夫しよう! 工夫の仕方、練習の仕方、目的意識をもたなきゃいけない。そうしないと、"やらされてるのと一緒"」 ってのが主で、生徒に宛てた手紙みたいな意識で書いてるもんだと思えば、そんなに無理はない。 ただ、現代人は対人的な感覚が落ちてるとか、その流れで言われると、 日記の公私の曖昧さが悪いかたちで出ちゃってるなあとは思うが。 あと、対面的空間の想像力だけで全部語りすぎかな。 だけど、作家が素朴な社会観でつい言葉に出してしまってる、みたいなもんだと思えば、違和感はあんまり。 身体での感覚をすべてに一旦敷衍するといった姿勢は、 作家にはたまに出てくるしね。そういう人だと思えば抵抗はない。 神がかりってよりは、(生徒向けの発言ゆえか)言葉でまとめるのを拒否しがち、って程度で、 きわめて具体的なことしか語りたがらない人って感じだ。
武道家日野晃ってyoutubeで浅草キッドとからんでるのみたら ちょっとあれなおじさんに見えるけど。。
747 :
128 :2008/12/07(日) 11:36:37 0
あの種のネタ引き出しをいくつか持ってるっぽいね。 2人挟んで3人目に衝撃を与える技以外は、全部タネ明かしされてたとは思う。 あの技はよくわからんけど、拳に衝撃を集約させるんじゃなくて 体重ごと伝導させちゃう感じなんかね。 格闘技には詳しくないので、ありふれてるのかどうかもよくわからん。 まあ、できるんじゃないの、ああいうの。 物理エネルギーってあんなコントロールもあるんだろ、とかおもって見てたが。
748 :
128 :2008/12/07(日) 11:40:49 0
武道面には興味がないなら、とりあえずフォーサイスとの出会いの本だけ読めばいいと思う。 私はそっちの方がメインで興味があったんで、他の単著は読んでない。 あの本で怪しげなところは特にないぞ。 非暴力主義みたいな思想につながってる流れになってるのが、 人文的にはいただけない、切断してもらえないだろうかw とか思ったりはしたが、 そんな瑕疵は気にならない程度で、身体操作の本として普通に面白かった。
でも騙されている素人の典型なのかもよ?
750 :
728 :2008/12/07(日) 12:52:45 0
その種のマジックワード使い出したら何でもありになる。 「それはヤラセだから」「それは当人も騙されてるから」「日野側の記述には嘘が入ってるから」 これを使えば全部潰せるよ。 日記の浅田の箇所→日野の嘘 フォーサイス関係→日野の嘘or嘘ではないがファーサイス側が騙されている TV→ヤラセ マジックワードは全く裏付けなしに使えるから、何も言ってないのと一緒になる。 いずれにせよ、そんな単純な手でフォーサイスカンパニーの連中が何度も 日野のワークショップに来たり、毎回熱烈に招聘するの? まあ「フォーサイス側が騙されている」カードを使えばこんなの潰せるけど、 そこまでして確保したいあんたの先入観はこの陰謀論まがいのマジックカードと大差ないんじゃない? 俺は何も信じない、すべてどうせ嘘だ、とか言われても。 それでいて2ちゃんの前後関係や言及箇所も曖昧な記述は信じるという不思議。 まあ、「読まない理由」をそこまで頑張ってつけなくてもいいんじゃないの。 第一、フォーサイス本って全然神秘的なことを言ってもいないのだが。 そもそもフォーサイスがオリエンタルなものにそう簡単に引っかかると本気で思う? 日野って気とか全く言わんタイプだし、意識を捨てよ、さすれば・・・とかいうタイプでもない。 具体的なトレーニング方法の開発者としての力量が面白い人だと思うね。
751 :
728 :2008/12/07(日) 12:57:46 0
あと、私の個人的な不満というか、できればフォーサイス本で欲しかった側面ってのもあって、 「フォーサイスの製作アイデア、構成は日野で回収できない」ってこと。 この面への記述があまりに足りない。 ただ、フォーサイスは同時にダンサーの動きからの着想や コンタクトインプロヴィゼーションを重視して作品を組む。 その場合、ダンサーの身体の力をつけるコーチがいることは嬉しいに決まってるわけだけど、 それだけでフォーサイスの作品が生まれるわけではない。 フォーサイスは振付とダンサーとの両面があるわけだけど、 日野側の視点だとダンサー側のみになってるなあ、とは思った。 あと、カウンター型の身体制御が主なので、あれだけでは複雑な構成はできないはず (日野が国内でやってるコンテンポラリーダンスのワークショップは一定の成功は収めるかもしれないが)。 この二面の間での模索を考える上では、もう一度『フォーサイス1999』のような視点は必要になると思う。
>>751 >『フォーサイス1999』
これもう入手できん。。アマゾンだとプレミアついて1万円もする。
いきなり逆ギレか。こえーなw 身体論の問題点を指摘する流れでそこに填っちゃ意味ないだろ
ダンスの批評のほとんどが批評になっていないという問題を考えるべきだ
755 :
728 :2008/12/07(日) 13:08:29 0
逆ギレてw
>>749 にまともに返したらああなるだろ。
「それを言ったらすべてを疑えるが、それをする根拠は何か」って言ってるだけ。
読んで言ってないってのが明白だし。
>>752 地味に図書館とか使ってコピーするなり読むなりするしかないと思う
他に副読本らしいものもない現状を考えるならば
あとは10年前に出たCD-ROM
12月6日朝刊 <京都造形芸術大大学院長・浅田彰さんの話> 最後の正統派知識人だった 加藤さんの死で、「基準」 が失われたことをあらためて痛感する。 戦前・戦中の日本が情緒に流されたことへの反省から、 加藤さんは徹底して論理的であろうとした。 見事に一貫した生涯だったと思う。
対談してほしかったなぁ。 「基準」の人とはほとんど絡んでないよね。 変な人とばっかりで。
>>760 昔、村上龍と坂本教授の対談に呼ぼうとしていた覚えがある
762 :
考える名無しさん :2008/12/07(日) 23:06:08 0
>>760 対談している。2000年前後、サルトルに絡むもので。雑誌掲載はされていないんじゃないかな。
それは読みたいですね。
>>762 雑誌掲載がないってのは、シンポジウムみたいなの?
2000年12月2日(土)14:00より、京都大学時計台内 法経第一教室で、評論家の加藤周一、京大経済研究所助教授の浅田彰、学習院大学と青山学院女子短期大学の非常勤講師である三宅芳夫によるシンポジウム「サルトルの世紀」が行われました
766 :
考える名無しさん :2008/12/07(日) 23:20:36 0
今朝、WebのMSN産経ニュースの訃報記事のところを見たら、 亡くなった人みんなに「氏」や「さん」の敬称がついてるんだけど、 加藤氏だけ「加藤周一」と呼び捨てだった。 それでさっき、みたら「加藤周一さん」に直されてたw 昼頃に誰かクレーム入れたのだろう。 文句言われて直すなら最初から敬称つけとけw
産経は本当に啓蒙が嫌いなんだなw
768 :
考える名無しさん :2008/12/08(月) 01:28:43 0
京都では他にも同席した会があったような気がするなあ
>>765 そのシンポ、三宅のサルトル本が浅田に全否定されてたのがワロタw
>>757 >「西麻布ダンス教室」
それ面白そうだね
>>760 なかば揶揄してたよね
誰かが加藤を継がなきゃみたいに
でも蓮実、柄谷を含めてそんな志持ってるやつはいないわけ
ていうか今や加藤を継げるのは、浅田だけでしょう。
でも浅田に加藤の真摯さはない
>誰かが加藤を継がなきゃみたいに 浅田が継げよ、浅田が と即思っちゃうよね 「何々には継ぐべき重要性がある」と見出すことは誰にでもできることじゃない それを見出している時点で、継ぐべき、そういう意識をもつべき器だと思う そこまでわかった上で「面倒くさい」が先行してるんだろうけど やってみて面白かったりするんだから、やればいいのに
>やってみて面白かったりするんだから、やればいいのに 同感w
>>776 「べき」 ってよりは 「面白いかどうか」 で浅田は言えばいいのにね
面白いことをやらない理由に「怠惰」とかありえないから
加藤のような仕事は面白くないからやらない なら一応納得はする
でも やってみたら違うかもよ 面白いかもしれないよ とか思うが
また建築か・・・ いま建築について語ることなんてあるのか?
いつだってどんな分野についてでも語ることが尽きるわけないだろ そういうシニシズムはよくない
780 :
考える名無しさん :2008/12/08(月) 20:08:59 0
―宇治野宗輝とChim↑Pomに共通する「絶対的な明瞭性」 は、この世界のなかで本当に希有な輝きを放っているわけだけれど、思 い切ってひと言でいうなら、 その輝きの秘密は「オチンチンとどうつき あっていくのか」という大問題に正面から向き合っていることにあると 思うのだ。 「オチンチン」を「生命」と言い換えても「暴力」「欲望」 「快楽」「男性性」などと言い換えてもいい。たいていの表現は、はじ めに自らを去勢する。 作品を身体から切り離して自律させようとする。 それに対して、宇治野やChim↑Pomの作品(パフォーマン ス)にはオチンチンがくっついていて、 いつもぶらんぶらんしている。 すべてを、膨張と萎縮を白日のもとにさらして、脈動し続けている。だ からカラッと明るいのだ。 残酷で本物で美しいのだ。オチンチンのくっついたアート。さあッ、善悪の彼岸と此岸で屹立せよ! ◎木村覚(きむら・さとる 美学/ダンス批評) こんな奴がやっていけるダンス批評なんて底が知れてる
ちょっとダダカンが通りますよ ∩∩ ( ・x・) / \ ((⊂ ) ノ\つ (_⌒ヽ ヽ ヘ } ε≡Ξ ノノ `J
爆笑ww全然脈絡内wwww
山形浩生に涙目にされた浅田
加藤周一ってポストモダンも守備範囲内だったの?
>>783 どう考えても逆だろw
クラインの壺問題で間違いを認めて涙目www
温暖化問題で再びケンカを売るも、的外れすぎて再び涙目www
>>785 スルーしろよ。
本人が宣伝のために書いてるんだから。
ここで宣伝してメリットあるの? 笑われるだけでしょ
なんでいちいち全力で構うの。
このスレでも登場している割とまじめで賢い20歳前半と思われるSS君の
東スレでの発言を見てマジで愕然としてしまった。
++++++++++++++++++++++++
>>64 それはわりと一般的な解釈だよね。柄谷の「理念」とか。
でも、ドゥルーズのカント解釈ってのもけっこう有名。そして面白い。
ちょっと引用できないんだけど、真善美を統括する視点はないっていう解釈。
錯乱した視点としてのランボー、みたいな。
だから、動物とカントは親和性高い。
+++++++++++++++
(浅田彰を経由した)東浩紀を経由すると、ドゥルーズが解釈したランボー・カントと
東の「動物」は親和性が高いそうだ。
・・・完全に真逆だろ、それ。だから東は浅田に心底叩かれていたわけだろ?
何か?アルチュール・ランボーは「ゆるゆる消費者やってハッピー」
なんて奴なのか?アルチュール・ランボーは、「セカイ系」か?
しかしちょっと、人文系雑誌で派手なのなくなると、ここまで、馬鹿になるのか?
教師やっている奴は、検討をお願いする。
・・・みんながんばれや。 若い世代は、マジでまったく文明が崩壊した状況に置かれているぞ。 だれかメディア出ろ。
おまえもがんばれよ。
東浩紀は、秋葉原の加藤容疑者に責任を感じると言っていたが、 このスレ住人は、それは多分関係ない。 けどss君とかには責任感じたほうがいいんじゃないか?
794 :
考える名無しさん :2008/12/09(火) 04:38:56 0
あきらくんが、しゅういちさんの、あとをつぐんだと、そんなふうに、おもっていたことも、ありました
>>790 文明が崩壊した状況というのはまさにその通りだねw
情報化社会は恐ろしいです。でも、おれもがんばるよ。
>>789 そうは思わないな。カントの批判哲学の核心に錯乱があるというのが
ドゥルーズの(「判断力批判」読解を根底に置いた)解釈だといってもいいし、
それを動物や退行につらなるものだといってもいい。
動物や退行につらなる危険はある。自殺の危険もある。が方向としては錯乱や
多数多様な諸力の押し合いへし合いし合う中でゆけるところまで行かせてやること。
行き詰まる袋小路ではたえず水漏れと濁流とを対置すること。
それは留まることなく流れ続ける。
他方で、柄谷行人のように、ドゥルーズのようなポストモダンな認識から出発しながら
しまいにゃ岩波文化人、国家の人になっちゃう最悪な例もある。これについても
こうした危険があるとドゥルーズらは告げていたはずで、ポストモダニストとしては
迂回しなければならなかった。柄谷行人の言い訳としては日本ではポストモダンが
そのままプレモダンになる、曲げた棒を曲げ直すために近代主義者として振る舞う、
ということなのだろうが、安易すぎた。もう一工夫あればよかったろうに。
だが、柄谷行人が不運だったというのは事実だ。 同時代に丸山真男のような頑固一徹である近代主義者がリードしていれば 柄谷はむしろポストモダニスト足り続けることも容易だったはずだからだ。 歴史、役割分担、人材、どれもちぐはぐな組み合わせ、 ありあわせで「思うようにではない」二十世紀末だったのは間違いない。
>>796 >動物や退行につらな
るものだといってもいい
その通りで、柄谷の解釈に「もう一工夫」
というのも同感だ。というかそこが緊急の課題だ。
しかし東の「動物」はそういう結果としての
「危険」をおかすなんてことはやめて
「いまのこのポストモダン化し動物化した世界、あまり肩肘を張って大人になろうとか
公的になろうとかするとむしろ欝になるので、
適当にぬるぬる消費者をやって、小さくハッピーに生きるべきではないか」と
いうものだぞ。
そもそも大きな物語が終わったから動物化する
(コジェーブのヘーゲル主義のバイアスがかかったネガに過ぎない)、
というのとドゥルーズの
「動物になる」とはぜんぜん違うだろ。
まずそこをおさえていないというのに驚いたわけ。
違うことを自覚しているからこそ、
東は「誤配」を強調する、つまり「届く可能性を広げるために」、というレーゾンデートルを立てる、
とかいう論立てなら分かるよ。
東は聞かれれば、わかってやってると答えると思うけど、実感的な部分ではそうではないんだろうな 南京がなんとかとかやってる問題もそうだろうけど それが軽い雑談みたいなところでポロッと出る これは柄谷もそうだった
東の動物化は宮台の「終わりなき日常を生きろ」を展開してみただけでしょ ポストモダンと社会学がつながるというのはなんなんだろう ポストモダン状況を分析できるのは社会学だけだということだろうか
>>798 そもそも大きな物語が終わったから動物化する
(コジェーブのヘーゲル主義のバイアスがかかったネガに過ぎない)、
というのとドゥルーズの
「動物になる」とはぜんぜん違うだろ。
そうは思わない。全然違うわけではない。
やはり、マルクス主義という大きな物語がある/あるけど威圧なだけで
役立たず感という緊張感がなければポストモダンなものの衝撃もない。
それゆえ、東のぬるまゆへの降下としての動物にせよ、
ドゥルーズの動物への/女性への/〜への生成にせよ、
マルクス主義批判としてのみ意義があるのだし
形や成果はどうあれ、発想は「大きな物語はもう死んでる!」「すでに水漏れしてる!」
というものなんだ。
むろん、水漏れしているといっても、だからこれすべて肯定せよとかいったら
へたすりゃみんなだらしなくなる、白痴になるじゃないか!ってのが近代主義下のよくもわるくも
常識家のぼやき節であり、だいたいこのスレッドの書き手はそれ。
だけど、やはりドゥルーズとかなんとかいっても常識からすれば許せないもんまで
流出するに決まってるわけで、それが哲学の可能性と限界とであるんで、
私はそれはしかたないし、まあいいことだ、ゆくところまでいくだろう、ただ
なんかドゥルーズは違うんだ!という言説に対しては哲学者にも盲点があるし
逆にそのような盲点こそ卓越した射程ある理論を可能にしたといいたいね。
>>800 宮台の派生なら、元ネタはニーチェなんだから全く無縁でもないな
ただ、宮台は女子高生を超人と見たけど実際は末人だった
小室哲哉の紹介記事を読むたびに宮台がチラつくのはなぜなんだぜw
田中康夫は小沢さん好き好きいうようになって変わってしまった 大連立がぽしゃってやめるやめないのときも必死の擁護が見苦しかったし
SS君にこう反論されてしまった。サンプルとして非常に面白いと思うので、掲載。特にこういう言い方ね。
「ポストモダンにおける主体は、理論的に、浅田的なスキゾではなく動物である、ということです。」
214:S.S. 12/09(火) 13:50 0
>64さん
>>183 論法を借りれば、東にはったおされますよ(笑)
浅田を意識する度合では、東は多分、日本一ですよ。
ポストモダンにおける主体は、理論的に、浅田的なスキゾではなく動物である、ということです。
リゾームってデータベースのことですよ。
東は浅田に理論枠組みを完全に(逆向きに)書き換えようとした、そして大成功した、と思います。
>>184 >ファシズムと親和性
これは「アンチ・オイディプス」で一生懸命反論してますね。
僕のドゥルーズ解釈は完全に浅田経由ですよ。
デリダ解釈が東経由であるように。
あのさ、あっちでやれよ。 それも自分の力でね。
808 :
S.S. :2008/12/09(火) 21:20:12 0
そんなおかしなこと言ってるかな。 浅田はポストモダンの主体として、なんかすごい超人を想定。 東は、あんまたいしたことない動物を想定。 ドゥルーズは大きな理論的な源泉。 >「いまのこのポストモダン化し動物化した世界、あまり肩肘を張って大人になろうとか 公的になろうとかするとむしろ欝になるので、 適当にぬるぬる消費者をやって、小さくハッピーに生きるべきではないか」 この言葉に惑わされすぎじゃない?これはポストモダンの社会構造を前提とした、東の私的主張だと思うし。
浅田経由でドゥルーズ、東経由でデリダって最悪だろ。
>>808 つーかさ、その動物って、
社会学でいうアノミー、とどう違うわけ?
なんかくだらないんだよな。彰はまだアイロニーがあるから許せるんだよ。
彰は自分の「スキゾ」を腐っても「理論」とかいわないよな。
恥ずかしくて。
動物はかわいい。 だけどときに猛獣もいるから注意。
超人(理系)と動物(文系)が並存するのがポストモダン化した世界。 だから浅田と東の違いは語る対象の違いにすぎない。
動物って言ったって家畜だろう? っていう言い方もあるぞ。
やっぱり今ドゥルーズならベルクソンな檜垣とかが良いの?
いや、ドゥルーズ自身をじっくり読みふけるのが一番いいに決まってるわな・・ 誰々経由より結局それが近道
>>804 ちょっと酷すぎるね。なんでこうなったんだろう
田中さんもこれまでか。 やはりぼくがたまにいじめてあげないとみんなこうなっちゃうのか。 と、柄谷行人がアップを開始しました。
819 :
S.S. :2008/12/10(水) 08:29:21 0
>>809 小泉とか檜垣も読んだけど、あんまり…。
ドゥルーズもデリダもさくっと読んだけど、浅田・東のほうが面白かった。
デリダなんて、僕が独力で読んだら決定不能の否定神学でおわるな。
>>810 >アノミー
さあ?大きな物語がなくなった、みたいな意味では同じなのかな?
>>812 文系とか理系は関係なくね?
820 :
S.S. :2008/12/10(水) 08:44:08 0
さて、評判の悪い浅田ドゥルーズについて。
浅田はドゥルーズを過激な独我論者(自我すら不要とする意味で)、とします。
私も世界も多様な記号の群れである。しかし、それを超越するような外部はない。
で、東の評判の悪い(良い)以下の文章を参照。
http://www.hirokiazuma.com/archives/000443.html >私とあなたは絶対に分かりえない。したがって、私は私の内面を、あなたはあなたの内面を見つめることしかできない。
>しかし、にもかかわらず、私の内面に見えるものはひとつではない。つまり神はひとつではない。
>私のなかには、たくさんの「神々」が、コミュニケーションのモジュール(『未来にキスを』で言う「属性」)が詰め込まれていて、
>あなたのなかにもまたたくさんのモジュールがあり、それらが勝手に衝突しあうことで、「私」と「あなた」のコミュニケーションは成立している。
>「私」というひとりの人間、「あなた」というひとりの人間、その両者は決して出会うことがないけれど、
>しかし、私の手とあなたの手が、あるいは私の唇とあなたの唇が、あるいは(あえてオタク用語を使うならば)私の「萌え要素」とあなたの「萌え要素」が、
>ほかにもさまざまな局所的で部分的なものたちが勝手に出会い、勝手に離散することで、私たちのコミュニケーションは成立している(ように見える)。
>私が考え続けているのはそういう問題だ。
この両者の思考は全く同じだと思うよ。そして面白いとも思う。
>さあ?大きな物語がなくなった、みたいな意味では同じなのかな? だからさ、アノミーなんてのは、19世紀末のデュルケイム(社会学の基礎を築いた人)のタームであって、結局用語 をかえて、古くからある発想を反復させているだけじゃないの?って思うところがあるわけ。 批評であるなら、そこからずれているものや、違うものを拡大させて提示して欲しいわけよ。まあないものねだりなんだけどね。
822 :
S.S. :2008/12/10(水) 09:11:03 0
>結局用語をかえて、古くからある発想を反復させているだけじゃないの? これはそうかな、とおもう。言い換えて、他のジャンルと繋げてるだけ、みたいな大澤真(ry >そこからずれているものや、違うものを拡大させて提示 浅田や東は、これを相当うまくやったんじゃない? 東はオタクの消費行動からポストモダン社会と特徴を拡大して提示したといえる。
823 :
考える名無しさん :2008/12/10(水) 09:48:16 0
なんだ、やっぱりS.S.ってまともに原典が読めないバカだったのかw ニューアカの被害者はまだ健在なんだな
なるほどね。つまりそれが、「違うもの」とは見えない、と見えるの違いか。 オタクの消費活動あるいは、いかに承認欲求をガス抜きするか、とか、 結局古いヘーゲルの欲望の 三角形をプチ化させてつかっているだけじゃないの? と思うわけよ。そしてそれは統治者目線なわけ。 その目線をとっても傍観者にしかなりえないのに。
825 :
S.S. :2008/12/10(水) 09:57:34 0
>>823 浅田や東レベルの読みが独力でできないことは、全面的に認めるよ。
>>824 >統治者目線
これはそうかな、と思うところもあるけど。
でも、そんな強い個人になれ!みたいな理論や実践はあんま有効ではない、というのは浅田・東の共通了解かなあ。
S.S.はテクストの強度みたいなものを根本的に吐き違えて、 メタに構図が差し出され、論理展開がショートカットですいすい進む 批評特有の悪しきジェットコースター性に溺れてるか、 批評-社会学カップリングにおける状況論のための状況論の心地よさに嵌ってるように見える その病にあるかぎり、批評の中毒者から抜け出れないよ
浅田による紹介にしても、
>>404 >>406 のような線引きを浅田がしていること、
これは作家のみならず哲学者にかんしても変わらない。
こういうところは本当に重要なのであって、批評の語りに溺れるぐらいなら、
率直に言って批評は全く有害無益の遺制だ。
批評のなかにしか住み着けない、批評純粋培養は本当に意味がないんだよ
>>825 >浅田や東レベルの読みが
そんな話じゃなくて「さくっと読んだけど」なんて平気で言う程度
しか読んでない、読めないわけでしょ?何うぬぼれてるの。
>統治者目線 というかね、分析主体の問題は ずっーと昔から議論されていて、そこからテクスト論とかもでてくるわけ。 テクストを読むとはどういうことか?とか。 上から目線で分析すんなよ、とか。 そういうの全部はずして意匠だけ新しくしてもしょうがないだろ、というのと、 「強い人間になれ!」じゃなく、 東が、自分の存在理由として、オタクを開発・搾取しているだけじゃないのかという疑いかな。 新聞読んだほうがいいに決まっているじゃん。非正規雇用の人間に、今どういう解雇の流れになっているか、 とかの情報おしえてやったほうがいいにきまっているでしょ。 それは「強い人間になれ」というのと違うよ。オタクがあるいは脱社会的な人間が 生き抜くための技術を東は教えてくれているのかな?
S.S.は昨日今日のやり取りで、ドゥルーズやデリダをじかに読むのは日本の批評を読むより重要、 とは即座には思えないかもしれない。だけど、それは「面白い」んだということは覚えておいて欲しい。 重要だから、読むべきだから、じゃない。断然面白いって面はあるんだよ。
831 :
S.S. :2008/12/10(水) 10:31:18 0
>>826 >批評特有の悪しきジェットコースター
これって「悪しき」なの?面白くていいじゃん。
>状況論のための状況論の心地よさ
心地いいかはわからないけど、映画とかみたく面白いことは確か。
運動とかは全然興味ない。
>>828 いや、別に哲学者めざしてるわけじゃないよ。趣味は読書。
>>829 >東が、自分の存在理由として、オタクを開発・搾取しているだけじゃないのか
これは、あんまわからない。
>生き抜くための技術
これは東関係ないような。非正規雇用とかもあんま関心ない。
橘玲の本とかがそうかな、と思ったりする。
日経225の話とかここでやってもなあ。
832 :
S.S. :2008/12/10(水) 10:33:31 0
>>830 自分の能力不足は自覚してるつもりだよ。
ドゥルーズの本が浅田よりずっと「豊か」ってことも、読めばわかる。
ガイドブック読んで旅行しない、みたいな。
>>831 趣味で読書するのであっても、
>>830 の言っていることは本当だから、
早くそのレベルにまで達してね。
ある臨界点を超えると、それまでの景色が全く別様に見える。
浅田とか東とかっていうのは全部括弧に入れて
物事をみることができるようになるよ。
哲学者目指してないから読まない、ってのがいかにも批評中毒者なんだが ドゥルーズやデリダをじっくり読むのは哲学者目指してるから、とかそんなわけねえだろ
835 :
考える名無しさん :2008/12/10(水) 10:38:21 0
勧誘する側も宗教じみてきたな
まあ、ここが面白い、と指差すとなると一気に困難になるし、やりにくいからねえ
837 :
S.S. :2008/12/10(水) 10:45:24 0
>>834 いや、「読まない」わけじゃないよ。
デリダをさくっと読んだ、決定不能で否定神学の部分しか読み取れなかった、ということ。
ま、なんだかんだいって勉強は必要だよ。 がんばれ。
839 :
S.S. :2008/12/10(水) 10:53:28 0
>>838 チャート式で勉強するのが好きなんだよねw
>生き抜くための技術 これは東関係ないような。 それはそうだなwけど消費ばっかやってどうすんの? 生産しないと生きていけないぜ
つーか、批評家による読解なんてものはそもそも原本そのままであるわけ がない。もしそんなの書くやつがいたら原本で良いじゃんと突っ込まれる。 ある時代とか文脈に、ある原本を差し向けた時に見えてくるパースペク ティブを批評家は提示してるんであって、ジェットコースターとか関係なく そもそも原本の代わりに誰かのを読むなんて間違いだろう。
原本代わりの解説書が好まれる風潮は昔からある
アメリカの方が凄いらしいね 経済教えてる教授のほとんどがケインズもマルクスも原書を読まずに サーヴェイだけ見て論文を書く(からこそ質の高い物ができる)とか聞いた
議論を広く共有するための技術なんだろうね 味気ない気はするけど、初学者には優しいのかも
東や浅田のは決してサーヴェイではないだろ?違うか?
浅田はサーヴェイのつもりで書いてるけど、幸か不幸かそこから始めちゃう人たちがいる
東は電波
848 :
考える名無しさん :2008/12/11(木) 00:05:30 0
柄谷の似たような書評は以前にもあった だから疎遠になったのかと思っていたんだけど
浅田東経由で云々と話題になっているみたいだけど、 俺はやっぱり柄谷に弱いとつくづく感じる。
851 :
考える名無しさん :2008/12/11(木) 00:20:33 0
なんでも近代の発明にしちゃうな。
東ですら柄谷に弱い。びっくりした。
南京大虐殺・歴史修正主義がらみで、高橋哲哉のデリダ観との違いを
強調していたが・・・
俺は東の「強い人間になれ!」とか言わないとか政治化しない、とか
柄谷に向けていっていたかと思っていたが・・・
+++++++++++++++++++++++++
http://d.hatena.ne.jp/nitar/searchdiary?word=%c5%ec%b9%c0%b5%aa 政治的な単位は敵がないと無理
全地球がひとつの政治的単位というはありえない
火星人とかいたら違うけど
ネットとグローバル資本主義に
よって結びついた これは単なる社会的単位
さらに育っても消費−生産組合
まさに今、ここ10年くらい思想の中では熱い注目を浴びている、
NAMとかロスジェネとかはぜんぜん政治的な単位ではない
友と敵を区別していないから
お前死ねといわないから
>>842 原本の方がいいよ。感情がギュッと詰まってる。
やはり本人の感情が詰まってる文章とすでにある文章を
コラージュしたがごとく読解する文章は似て非なるものに思える。
思想だって必ず直感に裏打ちされてるんだし、
そこには直感をもたらしたなにがしかの体験があるはずだ。
なにがしかの体験に裏打ちされている文章は動的で、
それを読んでまとめて書いただけの文章は静的というか。
つか、読書に何を求めるかだね。
生臭いことが嫌いで お上品な芸術が大好きな浅田をdisってる
浅田は以前から国家みたいなものが採算の取れない芸術を保護するべきという立場 もちろん浅田を名指しはしないけど、ちょっと前から柄谷はその手の考え方を批判してる 国家は太古から、自分の権威を増すためにそういうことをしてきたみたいな感じで
日本はまず近代国家になるべきだってのが浅田のこのところの主張でしょう。 近代批判ならその後ですべきだっていうんじゃないの?
90年代の前半あたりは、多和田葉子あたりからもらった知識でドイツでは小説家が政府から助成金をもらっているみたいなことを 好意的に語っていたのが、同じ話題を大塚英志との対談では ドイツの現代の小説家なんて誰も知らないでしょうみたいな感じに使っていた 結局採算を取る努力をしないと駄目なんだって
小泉義之のブログで似た話題について書いてあったのを読んで思ったんだけど、このことに関しては浅田と小泉の方が正しいと思う 小泉は直接的に採算が取れない物でも保護しておけば、あとでそれを引用してその赤字を取り返せる物を 誰かが作ることは多いにありうるみたいな話をしてたけど、浅田が田中との対談で取り上げていた 日本で5人ぐらいしか読まないような源氏物語の研究なんていうのはその最たるものだし 源氏物語はマンガの原作としては大人気なんだから
アサヒで柄谷が書評してるとか、小泉義之がブログやってたとか、全然知らなかった。 その辺の知識人関係で、みなさんがチェックしてるサイト等があったら教えて欲しいです。
つまりここでいいじゃんw
吉本隆明の公演は糸井重里がほとんど善意でBOX化したが、 浅田彰で同じことをしてくれるような人はいるのだろうか? 特に浅田彰は本を書かないわけだし、生の声というのが重要になるわけでしょう。 もし本だけ残るとしたら、浅田彰の死後生まれた人の評価はかなり下がるだろうな。
当人がそれを狙っているのは明白
>日本で5人ぐらいしか読まないような源氏物語の研究 まあ日本古典研究は究極には、各原典それぐらいの人数だよな。5人じゃなく 2〜3人といってもいいと思うぞwそれが教育やメディアを通して流布されるんだよな。
866 :
考える名無しさん :2008/12/11(木) 06:40:02 0
源氏は研究者も多いし周辺をやっていても押さえなければいけないから 研究本は、もう少し読まれると思うよ それに源氏自体は原典で読んでる人は結構いるでしょ
867 :
S.S. :2008/12/11(木) 07:08:43 0
国家と芸術助成、というテーマは憲法学の表現の自由の議論が参考になるよ。 国家による消極的関与(検閲・事前抑制)ではなく、積極的関与(助成金・公立美術館)の問題。 政教分離の問題とパラレル。靖国参拝とか。
868 :
考える名無しさん :2008/12/11(木) 08:22:26 O
>>867 法学部で人文音痴なのがモロわかりだなw
>>867 東の講義で思い出した。
前、宇野の決断主義との関わりで、バディブ「存在と出来事」原書で読みたい!
といっていたけど、そこにリソース使うより、決断主義、あるいは決断主義批判
ならデリダの「友愛のポリティクス」日本語でいいんじゃないかなあ。
もう読んだ?シュミットの決断主義との違いを「政治的に」
どう立てるのかをニーチェの一節をひたすら解釈することで示すのがメインテーマ。結論はデリダのいつものように、出てない気がするけど。
「法の力」よりこっちのほうがお勧めで、講義だし比較的読みやすいと思うなあ。
とりあえず「秘密」とか「メシア主義なきメシアニズム」とか意味不明な用語はパス。
だれかデリダの「秘密」ってなんスか?と彰か東に質問してみてくれ。
871 :
S.S. :2008/12/11(木) 10:57:39 0
>>869 これで何かわかるの?さすが2ちゃんねらー。これからもご教示下さい。
石川健治のシュミット論とか、だれでも面白く読めるよ。
>>870 「友愛」よんだけど…って感じかなあ。「法」のほうが面白かった記憶が。
シュミット関係なら「歓待について」もよかった。
また再読して、浅田に質問します。
>>867 ああ、「法の力」も法学者たちの集まりでの講演だから興味持つかもね。
反主流の一つの、CLS(「批判的法学研究」)の会議での冒頭講演。そこの法学者
の誰がが、1990年代のANY会議にも出席していた。
英米の法哲学には、オックスフォードの法哲学者H・L・Aハート(ヴィトゲンシュタイン
やオースチンの影響下)やロールズやドゥウォーキン、の決定的な影響を受けている主流派
と、他に、それに対する反主流派があるらしい(解説より)。ローレンス・レッシグとか
どの辺の文脈にいて発言しているのか興味あるけど、追いきれん。
873 :
S.S. :2008/12/11(木) 11:45:41 0
>>872 ただ、僕が普通に読むと決定不能の中で決断する、そしてまた悩む、みたいな高橋的読解になっちゃう。
やっぱあずまんのほうがずっと面白い。
浅田は薬害エイズとかにも関わってて、けっこう法律も強いよね。
>>873 確かにそれだと否定神学(終了)になるねw
機会とらえて話すこと作って
彰のとこいったら?
ねらーよりいいしょ。
流通しているメディアイメージとは違う彰
を味わったほうがいいです。そうしたほうが視野が開けます。
俺もねらーやめよ。
>>863 講義録はできる限り音声や映像で残しておくべきだと思う。
ご本人は嫌がるだろうけど。
彰ってオナニーするの?
するよ
>>873 そこはわかんないんだよな
東は決断において悩んですらいないように見える
コテハンつけたとたん、特定作業やりだすやつが出てくるのはうんざりするよね
2chの匿名性とやらを神聖視しているやつよりまし いつもレポしてくれるし
881 :
考える名無しさん :2008/12/11(木) 19:25:31 0
東は否定神学とは別のものを示しかかったところが面白かった。 高橋の読み、岩井克人的な読みに快楽をおぼえてハマりながらも、ウサンクササを ぬぐいきれなかったから。東浩紀は爽快にあらわれた。 ただ、もう10年以上前の本なんだなw
882 :
考える名無しさん :2008/12/11(木) 19:27:34 0
田中康夫との対談は続いているの?
窪塚洋介との出会いは新鮮な驚きだった。(・・・) その驚きとともに私は江口洋介がとうとう完全に 過去のものとなったことを認めたのである
もう田中康夫は駄目だろ
885 :
考える名無しさん :2008/12/11(木) 19:31:48 0
ジョン・レノンとの出会いは新鮮な驚きだった。(・・・) その驚きとともに私は一柳慧がとうとう完全に 過去のものとなったことを認めたのである
886 :
考える名無しさん :2008/12/11(木) 19:32:22 0
麹町のパン屋で先日一緒になったよ。
買ってたのはクロワッサンだよな? まさかカレーパンとかじゃないよな?
テンガとの出会いは新鮮な驚きだった。(・・・) その驚きとともに私は板コンニャクがとうとう完全に 過去のものとなったことを認めたのである
889 :
考える名無しさん :2008/12/11(木) 19:40:05 0
>>888 こういう美文調のレトリックが好きだよな
三島と近いメンタリティー
891 :
考える名無しさん :2008/12/11(木) 19:56:58 0
オノヨーコの元ダンナが一柳慧だって知ってる人、少ないんじゃ
>>818 ,884
このことに関してはすぐに自分の間違いに気づくだろうが
夢想家の柄谷と違って、アクティビストの僕は心にも思ってないことをいわなくてはならないことがあるんですよ
とかいいわけをして、横で頷いている浅田の姿が目に浮かぶ
よく頷くよね
それは格好いいと思ってる
理解力を示すジェスチュア
頭いい人はアホな発言にも頷ける。 基本的に思いやりのある人だからね、浅田さんは。
897 :
考える名無しさん :2008/12/11(木) 20:15:02 0
今日、構造と力を借りてきた これって文庫になってないんだね ところで浅田さんってサブカルとも仲いいっぽいね フルーズメイトの編集長とか。 横山サケビさんや江戸アケミについてどう思ってんだろ
>>883 それ誰の言葉?
個人的には共感できるんだがw
って、元ネタある改変か
構造と力のどのへんが過去のものになったの?
それ持ってナンパできなくなったところ
靖国神社の帰りに 店を紹介した本を片手に パン屋に入る浅田彰の後姿
似非学問らしい賑わいかただなw
906 :
考える名無しさん :2008/12/12(金) 07:06:34 O
博覧強記の浅田も日本のマイナーロックはさすがに疎いだろう。
907 :
考える名無しさん :2008/12/12(金) 08:26:56 0
>>905 へぇー、無二の親友なんですか
僕は2人とも好きです
ロキノンにはどんな文章を投稿してたんだろうな
遊にも投稿したんだろ?
910 :
考える名無しさん :2008/12/12(金) 12:29:16 O
松岡と彰って仲いいの? 両方とも京都人の嫌らしさは共通してるけど
松岡は柄谷には一度も会ったことがないらしいよ
じゃあモグリだなw
>>911 松岡は人とケンカできるような度量ないよ
>>912 ,913
でも、凄く好きだと書いてていたね
正剛の千夜千冊、いつになったら彰を取り上げるつもりなんだろう?
セイゴオのお眼鏡にかなう著作がありません
浅田彰ってあの「構造と力」を書いた奴のことでしょうか。 あのフランス思想丸写しの。 わたしが感じたことを、谷沢永一氏がそのまま言ってくれました。「よくあんな本出せたな。」 「こんな日本に誰がした」という本の中で、谷沢氏が浅田彰氏の言動を紹介しています。 日本国民を「土人」と呼んでいるんですが、その「土人」の国民が納めた税金のおかげで、 温室の中で本を読み、社会批判をしている手合いでしょう。 実社会で経験を積み重ねて、自分の足で歩いてきた浅田次郎氏のほうがずっと立派で、 わたしには共感できますね。
いい餌だ。たぶん数人は釣れると思う。
松岡正剛ってアフィリで食ってるの?
事務所は赤字で大変らしいね 高い本を買いすぎ
922 :
考える名無しさん :2008/12/12(金) 14:58:29 0
谷沢を持ってきてコピペめいた批判、というのは文学板じゃよく病人がやってるから、さすがに釣られんなあ・・
彰ってアナニーするの? 至急教えてください。
しません。痛いのは嫌いらしいです。
浅田さん神戸のどこ生まれなんだろう。
中華街
最近このスレ盛り上がってるね
浅田がバタイユの面白さと面白くなさについて対談か鼎談かシンポジウムでちらっと言ってたのって分かる人いる?? たしか批評空間だったと思うんだけど、手元にないから持ってる人いたらどの号か教えてちょ
中沢とやってるだろ。 20世紀に入ってる。
神戸は人種の坩堝だな
『20世紀文化の臨界』に中沢とのバタイユに関しての対談あり
>>930 >>932 どうもありがとう!これでした!手元にあったわ
しかも、もろに語っててちらっとでもないじゃないかと
いかに適当に読み流してきたかが分かりました(>_<)
また批評空間を再開してほしい。 読む雑誌がない。
ソトコト読め。
critical spaceというタイトルはかっこよすぎます byソンタグ
批評空間の後釜狙ったようなのがここ何年か色々でたけど つまらないのばっかだわ
VOLとか?
939 :
考える名無しさん :2008/12/13(土) 00:49:23 0
浅田は再開する気ないだろうし今の仕事的にも時間ないだろうし しかし他にあのレベルの雑誌編集的作業をやれそうな若手もいないし
批評空間は、彰の研究時間があってこそだもんなあ。 あれを3ヶ月に一度出せるのはすごいわ。
内藤さんの功績も忘れてもらっては困る
前言撤回。 「友愛のポリティクス」面白い! 118pあたりからの、出来事の出来事性は、決断によって排除される、みたいな話とか。
浅田さんクリントン大統領当選のとき民主党大会にいたってどういうことだろう。。 お友達でもいたのかな?
京都造形って京都駅から1時間で行ける?
俺も柄谷の行きたいな 土日だったら新幹線かっ飛ばして行くのに。
批評空間って凍っちゃってたんだ 知らなかった。ずっと更新待ってた
>>943 前衛建築家と前衛音楽のコンサートに行くぐらいだから
誰かと民主党大会に行くこともありそうだな。
最近のネットだと批評空間は「エロゲー批評空間」なんだよな
こんばんは〜。 浅田先生は包茎って聞いたけど本当ですか?
おもろないわ。
これは包茎乙といわざるをえない
952 :
考える名無しさん :2008/12/13(土) 21:57:29 0
浅田さんって勢いがなくなったよな 昔のように勢いつけてほしい やっぱ思想はサブカルとセットで売らないと駄目よ
953 :
考える名無しさん :2008/12/14(日) 08:26:06 0
>>944 混んでいない時間ならバスで30分程度
朝夕の通勤通学時間はもう少しかかることもある
天一本店でラーメン食べるといいよw
京都駅からなら5番のバスかな。恵文社よって蛸虎でタコ焼き、もオススメ。
「構造とカ」ってタイトルの書き方が最先端だったんだね。今の若者みんな使っている 「とか」弁。しかも「とか」じゃなくて「とカ」ってカタカナにしたところが面白い。
実際にそういう勘違いしてた若者達が当時いたらしいね。 よくネタに使われているよ。 これ持ってナンパするのが流儀だったとかも。
>>956 それを今知った俺は、グラウンドを周回遅れで先頭走っていると錯覚おこしている感じだな。
時代はマルクスを必要としている 彰の出番だ
渋滞知らず JR京都駅→地下鉄今出川(わびすけで御飯)→徒歩鴨川目印で出町柳(漬物野呂本店牛蒡胡瓜漬、ふたば豆大福、京都最後の名曲喫茶で珈琲)→叡電茶山(雲母漬) JR京都駅→地下鉄四条→阪急河原町(三高左翼喫茶フランソワ)→京阪出町柳→ JR京都駅→徒歩鴨川目印で京阪七条(谷崎陰影礼賛のわらじやで鰻雑炊・器も食える茶寿器)→出町柳→
961 :
名無し募集中。。。 :2008/12/15(月) 19:12:12 O
本当は左翼じゃないから
963 :
考える名無しさん :2008/12/15(月) 21:37:41 0
渋滞に巻き込まれる可能性が低く、かつ乗り換えが楽なのは 北大路まで地下鉄で出て、市バス204
彰は時代とズレてる感出てきたな。
むしろ時代が彰に追いついてきた
966 :
考える名無しさん :2008/12/16(火) 12:28:59 O
時代はニューアカより共産党w
今彰のこと考えながらしこってる
前から疑問なのだが、何で浅田先生ってダサい髪型とダサいメガネなの。 もうちょっと何とかしたらどうなのといつも思うけど。 昭和1960年代の人間かよって。
ダサカッコいいのを狙ってる
今の彰はそれなりにお洒落でしょ。
昔は顔の半分が眼鏡だった
それがいまや、眼鏡の半分が顔なのだから 彰ときたら。
眼鏡市場との出会いは新鮮な驚きだった。(・・・) その驚きとともに私は京都メガネ館がとうとう完全に 過去のものとなったことを認めたのである
974 :
S.S. :2008/12/17(水) 10:40:36 0
メガネ外した顔みたことあるけど、薄いかんじのイケメンだと思ったな。 柄谷スレに造形講演レポしたよ。
イケメンだとばれると追っかけの女が増えてウザい。 若いファッションだと背が低いので中学生と間違われる。 チャラチャラしてる奴と思われたくない裏硬派のプライド。 鏡で自分の容姿の美しさに見とれる時間を減らしたい。 等の思考の積み重ねが結晶化するとああなってしまうのでは。
>>974 いやあれが世の中では普通なんですよ
察するにあなたも人生相当ツライと見た
978 :
考える名無しさん :2008/12/17(水) 20:55:51 0
今日も彰でオナニーするね
彰は池面だろ。
きもい顔して苦しんでのはお前のほうだよ
>>976
980 :
考える名無しさん :2008/12/17(水) 21:03:40 O
今月号のソトコト見て浅田も顔老けたなあとおもた。
>>974 割と淡白な顔立ちで、ブサイクとは言えないいい顔してる、とは思うよね。
目鼻のバランスもそうおかしくはない。
>>979 いやあれが普通で
どちらかというと平均以下ですよ
もっとも社交界のレベルを下げたらあれでもよいほうになるかもしれませんがね
本人の自称がチビ眼鏡ザルなんだから
本人の申告をそのまま真に受けるのが倫理的でしょうねw
>>982 いや、いけてるかどうかは別に、「上品そうな顔」ぐらいでS.S.もいってるんだろうし、そんなもんじゃない?
歳と職種などを考慮すると、悪くない顔してるよ。老醜を感じさせないというか。
ダサダサ眼鏡だと頭が良さそうに見える 明治・大正・昭和初期の文豪→大江健三郎→ という流れ
テレビでああいう古いファッションの人に 「何でそのタイプのファッションなのですか?」と取材して回ってるのを見たことあるよ。 「母親がこういうのが好きで、こんなのばかり買ってくるから」 という答えが1番多かったよ。 「なんか、自然とどうしてもこういうの買っちゃうんですよね〜」 というのが2番目に多かった。 母親が買ってきた服を着るという習慣が固定化してる人に多いようだね。
以前のスレに裸顔の写真が貼られてたよね 主婦になりたいとかいう記事の 池面だったよ
昭和の光源氏と言われてもおかしくない。
ヤフオクに上がってた雑誌の写真を見る限りでは めがねかけてなければ確実にイケメン ただ、いくら顔が良くても背が低くて頭が大きすぎるのでバランスが悪い 変に顔だけ綺麗なのも悲惨だからああなったんでは
>>989 それはスタンドカラーと言ってネクタイ無しで着れる服
要は反体制を気取ってる
大御所の建築家も好んで着てるし彰もスタンドカラーのシャツを着用
>>992 カラー写真で初めて見た。
白黒写真では印象が良かったのだが、カラーだとちょっと。
この色づかいでは、慎太郎に小馬鹿にされるのも分からないではない。
写真で正確な色が再現されてるかは分からないけど。
>>994 たしかにこのデザインで軍服でこの色はないわ・・・
アホの坂田もマオカラーが好きだよね
三島の軍服はちゃんとデザイナーに発注したものじゃなかったっけ。 当時としてはハイセンスだったんですよ。 ナチスの軍服(とりわけSS)が、若者をひきつけるために あんなデザインになったのと同様に。
この前始めて見たけど彰かっこよかったわ。どうでもいいけど柄谷は座り方からして適当だったw
1000 :
考える名無しさん :2008/12/18(木) 23:56:04 O
リゾーム!
1001 :
1001 :
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