【戸田山和久】名古屋学派を語れ【伊勢田哲治】

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1考える名無しさん
2考える名無しさん:2007/08/07(火) 15:49:14 0
名古屋は法学部にも分析系(森際さんと大屋さん)がいるんだけどね。
あと南山や中京にも分析系がいるよ。
3考える名無しさん:2007/08/07(火) 17:08:33 0
愛知教育大も
4考える名無しさん:2007/08/07(火) 17:19:37 0
「名古屋学派」に入る人物を一覧にした、きちんとしたリストキボン
5考える名無しさん:2007/08/08(水) 17:02:10 O
戸田山うぜー
6考える名無しさん:2007/08/08(水) 20:13:46 0
らず☆すたから来ましたー
7考える名無しさん:2007/08/10(金) 12:53:12 0
これはナゴヤ学派についてかたるべきことが特にないということを
確認するために立てたスレなのか
8考える名無しさん:2007/08/10(金) 16:29:58 0
いや伊勢だの本がゆるせないから
9考える名無しさん:2007/08/10(金) 18:40:02 0
情報哲学とかいうのやっているひと名古屋じゃなかったかな
10考える名無しさん:2007/08/10(金) 19:40:21 0
RATIOの連載いつまでやるんだ
あれ下敷きにして本でも出したらどうか
11考える名無しさん:2007/08/10(金) 20:59:12 0
>>9
米山さんなら戸田山伊勢田コンビと同じところ所属だよ。
12考える名無しさん:2007/08/11(土) 08:20:35 0
>>1
文化人類学と東洋史にも分析系の教官がいるの?

>>8
???
13考える名無しさん:2007/08/11(土) 09:32:08 0
個人スレにしたほうがよかったのに

このスレはのびない
14考える名無しさん:2007/08/11(土) 10:23:07 0
田村均ってどうなったの?
15考える名無しさん:2007/08/12(日) 02:04:21 0
>>6
ここは「なご☆すた」スレではないんですが。
16考える名無しさん:2007/08/12(日) 20:54:54 O
認識論をネタに社会学してる社会学者コンビ。スレ作るな社会学板だね。
17考える名無しさん:2007/08/13(月) 01:03:32 0
社会学なんかやってたか?
18考える名無しさん:2007/08/13(月) 01:23:42 0
金沢大の柴田さんって名古屋学派なの?
19考える名無しさん:2007/08/13(月) 05:20:26 0
>>18
名大出身だし、近いところにいるんじゃね?
てか、名古屋学派ってなに?
中部地方を中心とした、どちらかといえば自然主義的傾向を持った分析哲学者の集団ってこと?
20考える名無しさん:2007/08/13(月) 09:40:10 0
名古屋を中心とした分析哲学研究グループを名古屋学派と呼ぶなら、
中心はむしろ南山の服部さんや横山さんだろ。
21なぜ理性は自然化できないのか:2007/08/18(土) 16:19:39 0
科学的実在論は独断
だから自然科学は独断
22なぜ理性は自然化できないのか:2007/08/18(土) 16:20:49 0
科学的実在論、検証主義、道具主義、相対主義は独断
だから自然科学は独断
23考える名無しさん:2007/08/18(土) 18:09:21 0
釣りにもなりゃしねー
24考える名無しさん:2007/08/18(土) 18:28:51 0
自然科学などというものは、数学にせっかくあった厳密性を独断的前提(たとえば形而上学的実在論、科学的実在論、道具主義、操作主義、奇跡論法、構成主義的経験論、介入、構造的実在論、内在的実在論など)の導入によって薄めてしまった出来損ないだ。
25考える名無しさん:2007/08/18(土) 18:29:49 0
という言明を見て、あるいは聞いて、宗教や非明晰主義の主張と受け取るバカは死ね。今すぐ死ね。
26考える名無しさん:2007/08/20(月) 11:25:26 0
>>24>>25
自己完結型バカ
27考える名無しさん:2007/08/25(土) 22:03:36 0
戸田山の「論理学をつくる」よみますた。
この語り口は 
予備校の名物教師かいっ
28考える名無しさん:2007/09/26(水) 08:38:35 0
名古屋学派など存在しない
29考える名無しさん:2007/09/26(水) 22:38:54 0
>>27
あれが臭くてこいつの文章が嫌い。
30考える名無しさん:2007/09/27(木) 00:40:48 0
戸田山さんが大学生時代に蓮実文体で同人作ってたってのは意外だったw
それはいいとして確かに名古屋学派とか言うほどのもんはないな
31考える名無しさん:2007/09/27(木) 17:23:39 0
>>1 の勘違いだな
終了
32考える名無しさん:2007/10/15(月) 20:12:47 0
えー?終わりか…
33考える名無しさん:2007/11/08(木) 04:47:26 0
戸田山和久のWIKIPEDIAの項目

>2007年、少し痩せる

なんだこりゃw
34考える名無しさん:2007/11/08(木) 23:08:53 O
土曜日お待ちしてますから。名古屋グランパスをサポートしろ。
35考える名無しさん:2007/11/09(金) 07:36:46 0
哲学 論理学 ・・・ んーっ 素晴らしいっ! よくやった! 感動した!
36考える名無しさん:2007/12/09(日) 16:32:44 0

【ニセ科学】菊池誠@モンテカルロ屋【疑似科学】
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/sci/1174710590/
37考える名無しさん:2007/12/10(月) 17:25:34 0
>36
そっちにリンクするとは屈折してるな。
ttp://www.nagoya-u.ac.jp/info/event/071215_sis.pdf
38考える名無しさん:2007/12/22(土) 23:45:12 0

結局のところ、向こうでいろいろ質問したり問題を提起した人の主張の中身は、全く空っぽらしいということがわかりました。
by apj (2007-12-21 00:10)

しかし、丁寧に指摘すれば、彼の云っていることがでたらめだってのは万人の目前にはっきり示せるんですね。ぼくにはとうていそこまでの根気はありませんでした。すごい。
by pooh (2007-12-21 22:07)

apjさんの議論の展開は本当にすごかったですね。なんというか、惚れ惚れしました。
by dlit (2007-12-22 11:23)

もう、読むひとが読めば「言説の場で言説の破壊を戦術として用いることの自家撞着的な無意味さ」と「その戦術を選ばざるを得ないような思考の水準」が分かるはずなので、そろそろ放置してもいいと思いますよ。例のIPのアクセス拒否でもいいかと思いますし。
by pooh (2007-12-22 21:34)

http://blog.so-net.ne.jp/schutsengel/2007-12-18
http://d.hatena.ne.jp/muroikensuke/20071222/1198324716


608 :あるケミストさん:2007/12/22(土) 22:33:37

apjさんの論理展開は、見事だと思いました。あれはなかなか真似出来ない…。詰め将棋みたいな鮮やかさですね。
投稿 TAKESAN | 2007年12月22日 (土) 12:44

平気で盤外に駒を置くような相手までも詰めきってしまうというのはすごいなあ、と思いました。
投稿 dlit | 2007年12月22日 (土) 17:32

http://seisin-isiki-karada.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_7aca.html
http://d.hatena.ne.jp/muroikensuke/20071222/1198324716
39考える名無しさん:2007/12/22(土) 23:46:38 0
>>38
○○は科学的事実であると社会的に誤解されている、ということを検証したデータなりが存在しているのですか?私の議論は印象レベルですが、貴方の議論がそうではないと言うのならば、その論拠をご提示ください。
「○○は、ニセ科学である(科学的事実と一般の人達に誤解されている)」と主張をしているのは、ニセ科学批判派です。要するに、それらは(未だ)何ら実証されていない主張である、ということでよろしいですね。
40考える名無しさん:2007/12/23(日) 23:30:51 0
この人達を見てると、科学者って科学的判断以外では本当に無様だと思うわ。


611 :あるケミストさん:2007/12/23(日) 15:27:40

【非科学 ≠ ニセ科学】「所謂、血液型性格判断」は科学と本当に誤解されているのか?ただの話のネタのようにも思うが…。
http://d.hatena.ne.jp/muroikensuke/20071222/1198387352


612 :あるケミストさん:2007/12/23(日) 15:28:32
>>611

ニセ科学批判って、本当に頭悪いんだな
41考える名無しさん:2007/12/27(木) 15:05:58 0

> 貴方がどういうものを指して「状況を同じくしない」と呼んでいる

一つ例を上げましょう。(ほぼ繰り返しになりますよ。)
1.日常的な雑談中に、「A型は神経質」と言ったこと。
2.「血液型と性格の遺伝統計分析」なるタイトルの本で遺伝がどうのこうの、統計がどうのこうの書きながら、「A型は神経質」と主張すること。

こういったものを一緒くたにして、ニセ科学であるというのは不正確だというのです。もちろん、【大袈裟なアジ表現】としてならば有り得るでしょう。だから、確認的な疑問なのですよ。

http://d.hatena.ne.jp/dlit/20071218/1197947031


619 :あるケミストさん:2007/12/25(火) 21:52:54
>>618

> 1.日常的な雑談中に、「A型は神経質」と言ったこと。
> 2.「血液型と性格の遺伝統計分析」なるタイトルの本で遺伝がどうのこうの、統計がどうのこうの書きながら、「A型は神経質」と主張すること。

こんなの全然、違う状況だよな。

1はニセ科学とするのは不適切。
2はニセ科学とするのは適切だ。
42考える名無しさん:2007/12/27(木) 15:08:10 0

ニセ科学の定義と判定について考える :: 事象の地平線::---Event Horizon---
http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/blog/index.php?logid=7215


623 :あるケミストさん:2007/12/27(木) 14:56:31
>>622
私個人についていえば、授業とは関係なく、もっと前から水伝は科学ではないことを指摘していた。浄水器や活水器の宣伝に登場したからである。科学と一緒に並べて宣伝に使うということがなされているのだから、水伝はニセ科学、と言ってもかまわない。


624 :あるケミストさん:2007/12/27(木) 14:58:40
>>623
相変わらず、バカ過ぎるな

>科学と一緒に並べて宣伝に使う

普通はそうではないのだから、それこそ【例外】だろうが
頭悪ぃ〜〜〜w
43考える名無しさん:2007/12/29(土) 11:37:46 0
いまどき「学派」なんてあるの?今の学者さんって一人で何でもできる人が多いでしょ
44考える名無しさん:2007/12/30(日) 22:26:25 0
【論理学をつくる】戸田山和久【科学哲学の冒険】
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/philo/1199020931/l50
45考える名無しさん:2007/12/31(月) 00:38:55 0
>>44
重複スレ立てんな。
46考える名無しさん:2008/02/18(月) 18:13:47 0
論語
47考える名無しさん:2008/02/18(月) 22:34:07 0
あれ、戸田山スレ削除されたの?
48考える名無しさん:2008/02/20(水) 00:54:17 0
伊勢田さん、転出なさるようですね
49考える名無しさん:2008/02/23(土) 07:11:06 O
>>48
狂大の科哲へ?
50考える名無しさん:2008/02/23(土) 08:09:14 O
遂にか
51考える名無しさん:2008/02/23(土) 20:10:41 0
名古屋終わったな
52考える名無しさん:2008/03/04(火) 20:43:34 0
伊勢田さんの日記に研究室引越しの話題が。
移籍は本当らしいな。
53考える名無しさん:2008/03/04(火) 22:11:59 0
普通に戸田山&伊勢田スレとして立てたほうがよかったんじゃない?
54考える名無しさん:2008/03/05(水) 03:04:30 0
>>53
南山や中京とかにも分析系いるからこれでよくない?
55考える名無しさん:2008/03/05(水) 21:16:22 0
伊勢田スレはあるからな
56考える名無しさん:2008/03/05(水) 23:50:56 0
あれは伊勢田スレとは違うと思うんだw
伊勢田先生を語るスレじゃなくて伊勢田先生と語ろうスレだ。
57考える名無しさん:2008/03/07(金) 22:04:55 0
伊勢田さんの後任を予想しよう
58考える名無しさん:2008/03/09(日) 01:50:47 0
伊勢田何にもやってないじゃん。それより修士で消えた森君が心配だよ。
59考える名無しさん:2008/03/09(日) 03:40:44 0
森君って?
60考える名無しさん:2008/03/10(月) 06:51:27 O
文哲のおじゃまんが山田くんの後任も誰やろ?
61考える名無しさん:2008/03/10(月) 20:06:45 0
文哲はセクハラ疑惑から人がいないからな。
62考える名無しさん:2008/03/20(木) 17:12:36 0
伊勢田哲治 Daily Life
March 17, 2008 (Mon.)
研究室の梱包続き。まだ先が長い。
ttp://www.yonosuke.net/~iseda/diary/
63考える名無しさん:2008/03/21(金) 09:30:04 0
伊勢田哲治 ブログ
ttp://www.yonosuke.net/~iseda/diary/
64考える名無しさん:2008/03/23(日) 08:17:04 0
Date: Fri Nov 06 04:31:05 1998
Name: 伊勢田哲治
Subject: マタイの法則

新参者ですが井口さんの意見についてひとこと。
井口さんの最初の掲示を読んだときにはどういう主旨でおっしゃっておられるのかよく分
からなかったのですが、「譲歩案」をみてようやく納得がいきました。つまり、問題なのは、
自分の地位を利用して、公共の資源を使って売名行為をすること、なわけですね(そう理
解しないと井口さんの譲歩案は全く筋が通っていません)。
科学社会学に「マタイの法則」とよばれるテーゼがあって、それによると有名な科学者は
何もしなくてもさらに有名になっていき、無名な科学者はよほど努力しない限りいつまでた
っても有名になれないという、いわば名声の収奪構造みたいなものが存在するのですが、
井口さんが感じておられることの少なくともひとつは、この「マタイの法則」や、それに類す
る権力構造をなんとかしたいということだと思います。
もしこの理解が正しいのであれば、井口さんにもう一度考え直していただければと思うの
は、この種の掲示板には、まさにそうした権力構造を緩和する働きがあるということです。
わたしのような人間がいきなり飛び入りで参加して、きちんとしたリアクションがいただけ
るというのは、この掲示板が比較的権力関係の希薄なオープンな議論の場として機能し
ているいい証拠です。
ついでにソーカル事件について。ある種の科学社会学者にとってソーカルの行動がにが
にがしく感じられたのは、たとえば上に述べたような権力関係を分析してなんとかいい方
にかえようというような問題意識をもった「よい」科学社会学者もいるのに、ソーカルのよ
うなやり方では科学社会学全体が十把ひとからげに茶化されてしまっているように思わ
れたからです。この感覚はその種の科学社会学に同情的な科学哲学者にも共有されて
いたと思います。そう簡単にくだらないと切って捨てることはできない問題だと思います。
それでは。
伊勢田哲治
ttp://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/keijiban/a0026.html#a19981106043105
65考える名無しさん:2008/03/23(日) 08:33:40 0
Date: Sat Nov 07 04:54:47 1998
Name: 伊勢田哲治
Subject: ソーカル事件と科学哲学者

最近のScience Warsの動きはきちんと追いかけていないので責任のあることは
いえませんが、2年前のクリーブランドでの話。 Philosophy of Science Association
の2年に一度の大会にソーカルが呼ばれて講演に来た(ほんとうはPickeringと二
人でのシンポジウムの予定が、Pickeringは欠席(逃亡?)した)のですが、その席
上でArthur FineやPhilip Kitcherといった科学哲学者が質問に立ち、ソーカルを
批判したのが印象的でした。暖かいコメントがもらえると思っていたソーカルは呆然
としたようです(というのはそのあとでソーカルと話したSteve Fuller の証言。つい
でに、黒木さんも確かどこかで書いていたと思いますが、ソーカルってほんとうに左
翼系の元気なにいちゃんという感じの人です)。 前回わたしが書いた内容は、その
時Fineが言っていたことに基づいています。もう少し補足すれば、科学社会学者の
仕事を評価するときに必要なのは採るべきところを採り、捨てるべきところを捨てる、
という理性的な態度で、ソーカルのやり方だと、みんな頭に血がのぼってそういう理
性的な議論ができなくなる、という主旨だったと思います。
66考える名無しさん:2008/03/23(日) 08:34:06 0
(つづき)
ちなみに、 牧野さんが紹介されたA House Built on Sand の編者Noretta Koertge
(このラストネーム、「カージ」のように発音されるのを聞いたことがあるのですが不
確か)は、その席では取りなし役にまわっていたように記憶しています。
先月またPhilosophy of Science Association の大会があって、A House Built on Sand
の執筆者たちが中心になってScience Warsについてのシンポジウムをやったので
すが、そこではソーカルの名前はあまり話題になりませんでした。(もう一つついで
に。社会構成主義の大御所Harry Collinsが先月のシンポジウムの聴衆のなかに
いたのですが、彼が「うちの大学では科学社会学者と物理学者は joint courseや
joint degreeなどやろうという話があるくらい仲良くしている。だから君たちの話を聴
くまで、二つの文化の橋渡しについてわたしは非常に楽観的な観測をもっていたの
だが」と、かなり怒った調子でコメントしていました。)
ちょっとゴシップめいた投稿になってしまいましたが、ではまた。
伊勢田哲治
ttp://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/keijiban/a0026.html#a19981107045447
67考える名無しさん:2008/03/23(日) 09:00:44 0
Date: Mon Nov 09 03:35:36 1998
In-Reply-To: a0026.html#a19981107171808
Name: 伊勢田哲治
Subject: ファインと社会構成主義
はまださん、
アーサー・ファイン(いきなりカタカナになって失礼)がソーカル事件に関して何か書いて
いるかどうかは知りませんが、かれの社会構成主義に関する見解は以下の論文を見る
とよく分かります。
Fine, A. (1996) "Science Made Up: Constructivist Sociology of Scientific Knowledge",
in P. Galison and D.J. Stump (eds.) The Disunity of Science: Boundaries, Contexts,
and Power. Stanford: Stanford University Press: 230-254.
以下おおざっぱに要約すると、ファインは社会構成主義を形而上学的構成主義(事実や
世界が社会的に構成される)と方法論的構成主義(科学者の信念や合意が社会的に構
成される)とに区別し、前者はナンセンスだけれども後者はむしろ既存の哲学的アプロー
チよりも優れている、と論じます。ラトゥールなどの著作で困るのは彼らが両者の構成主
義の間を自由に行ったり来たりすることで(区別の存在に気づいていないのかも)、哲学
者の仕事は、彼らの著作を読んで、使える部分と使えない部分を丁寧により分けること
だ、というのがファインの主張です。(つまり、ナンセンスな文言に気をとられて、社会構
成主義者たちの仕事のいい部分まで切り捨ててしまうような態度が問題だと言ってるわ
けです。)
68考える名無しさん:2008/03/23(日) 09:01:15 0
(つづき)
ファインのこの主張は、黒木さんが以前質問されていた彼の NOA (Natural Ontological
Attitude)とも密接につながっています。NOAというのは、これもおおざっぱにまとめると、
科学者の使う「真理」や「実在」の概念について哲学的な分析を加えるのはやめて、未定
義概念として額面通りに受け取ることにしようではないかという提案です。ファインが形而
上学的構成主義を否定するのは、この立場が、「真理」や「実在」についての非常に特殊
な哲学的見解(真理の合意説)に基づいていて、NOAの提唱するオープンな態度と矛盾
するからです。
では、そうやって社会的に合意された科学の措定する対象は(哲学的な意味で)実在する
のか。ファインの答えは、「そんなものは場合による」。そういう問いに超一般的な答えを出
そうとする実在論、反実在論、そして形而上学的構成主義は、そもそも問題の立て方が間
違っている。問いの形をもっともっとローカライズしなくては意味のある議論はできない、と
いうのがファインの立場です。はまださんが引いていた「社会的構成主義と実在論は両立
可能だ」というファインの発言は、文脈をきちんと限定すれば社会的に構成された理論の
中にあらわれる対象(電子とか)が実在することは十分あり得る、ということだと思います。
ただ、そういう問いを追求することは科学を理解する上であまり意味がないよ、っていうの
がNOAなわけで。
え、わたしの立場ですか?わたしはおおむねファインに賛成ですが、ファインよりは社会構
成主義に批判的だし、わたし自身の立場はむしろ反実在論よりです。
では。
伊勢田哲治
ttp://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/keijiban/a0027.html#a19981109033536
69考える名無しさん:2008/03/23(日) 13:30:38 0
第19回 哲学って役に立つの?――伊勢田哲治インタビュー其の一
ttp://media.excite.co.jp/book/daily/friday/019/

第20回 なぜ人を殺してはいけないのか?――伊勢田哲治インタビュー其の二
ttp://media.excite.co.jp/book/daily/friday/020/

第21回 パラダイム論以後の科学哲学――伊勢田哲治インタビュー其の三
ttp://media.excite.co.jp/book/daily/friday/021/

第22回 「自衛のため」のクリティカル・シンキング――伊勢田哲治インタビュー其の四
ttp://media.excite.co.jp/book/daily/friday/022/
70考える名無しさん:2008/03/23(日) 13:55:38 0
【空間の謎】内井惣七【時間の謎】
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/philo/1206247934/l50
71考える名無しさん:2008/03/23(日) 15:55:42 0
分析哲学厨うぜー
72考える名無しさん:2008/03/23(日) 17:20:23 0
73考える名無しさん:2008/03/24(月) 07:25:45 0
伊勢田哲治 ブログ

March 23, 2008 (Sun.)
ここ一週間ほど朝から晩まで引越関連の作業に追われていた。本当に間に合うのか危ぶまれた荷造りもなんとか引っ越し屋さんに手伝ってもらって片付き、無事に新居へ移動。そのあとは荷ほどきとこの機会に新調した家具のセッティング。とりあえず生活空間らしくなってきた。
出席する義理のある学会や研究会や準備会をこの週末にやっていたがそんなわけでどれも欠席。申し訳ない。

March 18, 2008 (Tue.)
某出前講義の関係で技術者さんたちにインタビュー。概念的に知っているのと実際にきくのでは大違い。
その足で送別会へ。たくさんの方にきていただいて恐縮する。
ttp://www.yonosuke.net/~iseda/diary/
74考える名無しさん:2008/03/25(火) 01:09:31 0
>>71
そういうスレだし。
75考える名無しさん:2008/03/25(火) 18:31:27 0
伊勢田哲治 ブログ

March 25, 2008 (Tue.)
学部と大学院の卒業式。教員がかなり重なっているにもかかわらずお互いに特に配慮せずにスケジュールを組んでいるのでいたるところでスケジュールがバッティングしている。おかげであちらへこちらへとふらふら。その他学部長との昼食会や提出しわすれた書類の処理など。

March 24, 2008 (Mon.)
いろいろ相談やら様子見やらで新しい勤め先へ顔を出す。
ttp://www.yonosuke.net/~iseda/diary/
76考える名無しさん:2008/03/25(火) 18:36:15 0
科学哲学コンビ解散かあ
名大の方の後任人事はどうなるのかな?
77考える名無しさん:2008/03/26(水) 17:27:44 0
ドミノ倒しでいろんな人が職場がえしそうだな。
78考える名無しさん:2008/03/26(水) 21:27:48 O
しかし、伊勢田ってそれほど良い論文を書いてるようには思えんのだが。
79考える名無しさん:2008/03/26(水) 21:37:15 0
哲学者ってエラそうなのが多いけど、伊勢田センセはめずらしくそうじゃないな〜
ちらっとインタビューを読んだかぎり。
80考える名無しさん:2008/03/26(水) 22:01:51 0
>>78
本はいいだろ。
81考える名無しさん:2008/03/28(金) 11:58:06 O
文哲、山田くんの後任は
ディアロゴス宮原かぁ。

ま、妥当なとこ?
82考える名無しさん:2008/04/01(火) 18:53:09 0
科学哲学総合スレ U
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/philo/1206363990/

分析哲学 W
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/philo/1142179715/

【空間の謎】内井惣七【時間の謎】
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/philo/1206247934/


【戸田山和久】名古屋学派を語れ【伊勢田哲治】
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/philo/1186464588/

認識論を社会化する!
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/philo/1101851780/
83考える名無しさん:2008/04/02(水) 09:36:09 0
伊勢田哲治 ブログ
April 1, 2008 (Tue.)
辞令をもらいにいく。
ということで、この4月から京都大学文学研究科科学哲学・科学史講座に転任しました。
今後ともよろしくお願いします。
ようやく研究室の荷ほどきをはじめられる。あれ、書類を入れた箱がない。

March 2008

March 31, 2008 (Mon.)
京都観光。そういえば京都観光って大学に入学したてのころにやって以来やっていなかっ
た気がする。

March 28, 2008 (Fri.)
原稿の直し。
数日がかりでようやく衛星放送の見られる環境を構築。いろいろ便利な配線用品が出てい
て壁に穴をあけずになんとかなった。
今日締め切りの書類があるがその書類を作成するための資料が取り出せないところに眠っ
ている。
84考える名無しさん:2008/04/02(水) 09:37:00 0
(つづき)
March 27, 2008 (Thr.)
引越の過程で失われて見つからないものがいろいろ。ただでさえ出費が多かったのにまた
つまらないことで出費がかさむかも。
山本弘『"環境問題のウソ"のウソ』。細かいところで疑問な点もあるが、わたしがフォロー
している範囲ではおおむね同意できる内容。というか本書に出てくる武田先生とのやりとり
が本当なら、武田先生はわたしが思っていた以上にかなり困った人のようだ。武田さんが
「科学的に考えよう、事実をきちんと見ようという同じ仲間」だという中西さんの意見 はこ
の本を読んでも変わらないだろうか?
疑問点の一つは「危機に瀕している国内のリサイクル体制を救う」ために「僕たちにもできる
こと」として「ペットボトルの消費自体を控えること」が挙げてあること(p.191)。別にキャパ
シティの問題で危機に瀕しているわけではないので消費を控えてもリサイクル体制を救うこと
にはならない。もちろん環境負荷は減るだろうが。というかもしかしてここだけ前後の段落と
違う話題になっているのか?

March 26, 2008 (Wed.)
旧研究室の片付けと鍵の返却。役所まわり一件。
研究科での送別会。ふだんあまりしゃべらなかった先生たちにもこの機会に挨拶。この期
に及んで意外な接点が見つかったりとか。
ttp://www.yonosuke.net/~iseda/diary/
85考える名無しさん:2008/04/02(水) 22:08:02 0
>>83
なんなんだいったい
86考える名無しさん:2008/04/08(火) 20:31:40 0
いちいち転載してる奴は何がしたいの?
87考える名無しさん:2008/04/12(土) 19:45:36 0
伊勢田センセの一回目の授業を受けたひと、どうだった?
88考える名無しさん:2008/04/20(日) 10:23:57 0
伊勢田哲治さんのインタビュー記事
http://media.excite.co.jp/book/daily/friday/020/
>でもこの答えに対して、「極端な状況を想像すれば、
>そのルールに従わなくても私の損にならないことがありうる」という反論があります。
>(中略)
>ところが、そういう問い方は、問いの構造自体が、
>ルールに従うべきだという答えを拒否しているんです。
この反論に対して問いの構造がおかしい、というのは違うと思うなあ。

「「ルールに従うべき」という答えは絶対に出てこない。」のは
自己利益からの説明したからであって、反論した側が妙な曲解をしたからじゃない。

「哲学思考トレーニング」でも伊勢田さんが言っているように、寛容の原理に則るなら
「自己利益にならない状況においては人を殺しても良いのか、
そうでないとしたらそれとも自己利益ではルールを説明できていないのではないか」
という問いだと素直に解釈して答えるべきじゃないの?

「この状況においてもルールに従うことが、自己利益になることを示せ」
と同語反復的な問いに解釈するのは相手の質問を悪意から変な曲解をすることだとおもうけどな。
89考える名無しさん:2008/04/20(日) 22:55:16 0
>伊勢田哲治さんのインタビュー記事
http://media.excite.co.jp/book/daily/friday/020/
これは末期的だな。
「なぜ人を殺してはいけないのか?」という問いに答えるには語用論的背理法しかないというのに。
90考える名無しさん:2008/04/25(金) 22:35:42 0
91考える名無しさん:2008/04/27(日) 07:46:46 0
伊勢田哲治 ブログ
January 12 (Wed.), 2005
某2ちゃんねるに「認識論を社会化する」スレを立ててくれた人がいるようなので挨拶に実名の書き込みをする。荒れたりストーカーが出たりしたら逃げますけど。
ttp://www.yonosuke.net/~iseda/diary/january2005.html
92考える名無しさん:2008/04/28(月) 01:01:24 0
>>90-91のクソカスは死ねばいいが

伊勢田さんのサイトは名古屋大学のままなの?
93処刑ライダー ◇.EDMOUBKE2 :2008/04/28(月) 20:27:35 0
俺は外部サイトを伝ってネット右翼の巣窟のここを荒らしに来ただけだ。
社会学板なんて右翼が常駐してて廃墟だったのを追っ払ってやったんだぞ。
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/philo/1206363990/401-500#tag428
94考える名無しさん:2008/05/02(金) 21:38:24 0
伊勢田哲治 ブログ
May 1, 2008 (Thr.)
内井先生が 『進化論と倫理』のオンライン版の公開をはじめられたようだ。…
ところで 日誌の方でこれについて「自分の弟子たちも含めて、理解してくれる人が少なかったのは残念」
(29 Apr.) と書いておられるが、そんなつもりではなかったのでちょっと意外に思う。まあたしかに論文なん
かでは批判的コメントばかりしてきたかもしれない。しかしわたしとしてはむしろ、正統派の進化倫理学はこ
れでもう安心だから自分は差別化をはかってあえて文化進化で、という意識だったのだが。むずかしいものだ。
http://www.yonosuke.net/~iseda/diary/

                      ↓

内井惣七 ブログ
◎2 May
…先のログで「自分の弟子たちも含めて」と書いたことに引っかかるアホがおるかもしれんが、まあ、
誰々とは言わないので、心当たりのある人は、胸に手を当ててよく考えてみ!「弟子」にもピンから
キリまであるからな。同じ題材で京大で一年間講義もやったし、某大学(クソ暑い夏に、冷房のきかん
部屋でやらされ、しかも旅費支給が一年も遅れて出されるというオマケ付き)と某々大学(こちらは学
生さんはまじめやった)で集中講義までやったのだ。そういえば、通信制の「空気」大学、京都の学習
センターで特別講義までやったな! …
http://homepage.mac.com/uchii/Personal64.html
95考える名無しさん:2008/05/05(月) 09:18:10 0
戸田山クマゴロー先生のブログってあるの?
96考える名無しさん:2008/05/18(日) 21:41:06 0
ないんじゃない?
97考える名無しさん:2008/05/20(火) 16:41:35 0
ないのか。そっか。
98考える名無しさん:2008/05/23(金) 21:43:15 0
伊勢田先生のブログに出てくる連れ合いって戸田山先生でおk?
99考える名無しさん:2008/05/24(土) 02:14:04 0
アッー!
100考える名無しさん:2008/06/03(火) 10:55:17 0
専門は情報工学。8月に発表する論文も意思決定に関するちょっとしたものです。
ゾンビ問題に関しては認知科学の問題だと思ってます。
クオリアとは何かとか意思とは何かという話で、 AI論者の俺としては「意識」のメカニズムさえ解明できれば、
(思想的に問題にしてる人がいるのは知ってますが)解決される問題だと思っています。
ちなみにその他の哲学用語に関しても主観を書いておくと、
・自我とは…
「自分」という名前のキャラクターの認識。
ボディ・イメージ(脳の中のホムンクルスとも)に基礎を置き、
鏡での自己観察などによって明確化する。
・心とは…
意志決定機関の簡単な言い換え。キリのいいところで思考停止する時に使う。
・愛とは…、感情とは…
感情は脳内ホルモンのバランスの変化。愛とは錯覚。
・意味とは…
テクストと単語の関連性。
・知能とは…
効率の良いアルゴリズム。
101考える名無しさん:2008/06/03(火) 10:56:06 0
・人間と人間以外の違いとは…
構造の複雑性。
・生物とは…
恒常性(ホメオスタシス)を持つ物質。
人間の脳が「物質」であることには、誰も異論がありません。
しかし、脳内には物質以外の「何か」がある(筈)と考える人が居ます。
・・それは願望思考・自己欺瞞という「観念論的誤謬」です。
人間の脳を構成する千億個の神経細胞は軸索を伸ばし、突端から分泌する神経伝達物質で、他の神経細胞に情報を伝えるだけです。
勿論、脳内には核分裂のような原子核反応もありません。
分子生物学と生理学の対象分野「分子レベルの現象」が全てです。
「この宇宙」で人間の脳だけが「特殊な物質」であるとする科学的根拠は全くありません。人間の脳も地球上における「物質の進化」の一過程に
すぎず、人間の脳が造り出す『意識』も何ら「特別」ではありません。
『意識』は『クオリア』を持つ動物全部に生成する現象です。
「何を思うか何を意志するか」は、あらかじめ物理・化学法則により決定されております。自由(意志)感は文字通り『感じ』にすぎません。
量子論の「不確定性」は意識には何の関係もない「単なる観測問題」です。
以上が「超・大統一理論」=量子論と相対性理論の統一後に残存し得る『唯一の最終真理(思想)』の輪郭です。全宗教全観念論は徒労です。
102考える名無しさん:2008/06/03(火) 15:09:27 0
伊勢田哲治 「哲学系一般教育のモデルとしてのクリティカルシンキング」『中部 哲学会年報』39号, 54-65ページ年9月
http://ir.nul.nagoya-u.ac.jp/dspace/bitstream/2237/9345/1/%E5%93%B2%E5%AD%A6%E7%B3%BB%E6%95%99%E8%82%B2.pdf

伊勢田哲治「集団思考と技術のクリティカルシンキング」『技術倫理と社会』第 2号、36-39ページ、2007年4月
http://ir.nul.nagoya-u.ac.jp/dspace/bitstream/2237/9344/1/%E9%9B%86%E5%9B%A3%E6%80%9D%E8%80%83.pdf
103考える名無しさん
           イ三三三三 \
         /イニニニニ\ヽ\ゝ_
       /イニニニニニ\\V/彡\、
       |三ニ>───、\V//彡\ヽヽ
       |三ニ|         ̄ \\ヽ|
       ハ三シ∠ミヽ,        \ミ l
      {!レ/  ミゝ.,_     ∠三ゝ |ミ l
       | レ  彡ヽ`'ゝ   f=・xミ;  |ミ/
       '┤      ノ  i `''     /}
       l  ーイ⌒(、  ':i      / /  サァン!
       |   《三ヲ`7≦     〃
       ト、   斤  ̄`''キ≧   /´
      <| 丶  ヽニ--ソ'"   /
     ノ| \ \    ̄   /\
    / l / ヽ、ヽミ _彡'´.〉  /\
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