1 :
フェノ:
2 :
考える名無しさん:2005/12/16(金) 22:17:20
器官なきアホなぴかぁ〜がまたスレ立てました w
3 :
考える名無しさん:2005/12/16(金) 22:31:33
コフマン編『フロイト&ラカン事典』、弘文堂
シェママ編『精神分析事典』(改訂版)弘文堂
どう?
>ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw
ペンパック聴いてねーだろ
5 :
ぴかぁ〜=ハリー・ボッテー:2005/12/16(金) 23:06:30
あ、純一!
よかったら、想像界で遊んでいかないか?
想像界とは何かね?
オッス、純ちゃん!
今夜も人生踏み外してるかーい?
私は人生踏み外しているのかね?
245 :考える名無しさん :2005/12/13(火) 10:50:47 HOST:189.9.244.43.ap.livedoor.jp
>>146,142,137,135,157,167,172,179,182,197,199,208,209,212,220,225,227,231,234,239等、
数年前より哲学板で恒常的に続いている同一違反スレの再発です。
削除対象アドレス
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/philo/1134404648/ 削除理由・詳細・その他:GL3:固定ハンドル(2ch内)に関して
・固定ハンドル叩き・固定ハンドルが占用している・閉鎖的な使用法
・固定ハンドルが題名に入っている
13 :
考える名無しさん:2005/12/17(土) 05:39:37
ん?
14 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2005/12/22(木) 20:32:09
シェママ編『精神分析事典』(改訂版)弘文堂
買いました!
16 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2005/12/22(木) 21:55:01
英語かよ!早く訳せよ!
英語で読めばいいじゃん
18 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2005/12/22(木) 22:15:56
そんな暇ない
プ
英語は義務教育の範囲です。
辞典なんか買うなら、セミネールを買うのが先でしょ。
その前にフロイト著作集だし。
22 :
考える名無しさん:2005/12/22(木) 23:49:34
ラカンてのは現実界という言葉が便利すぎて駄目だね。
23 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2005/12/23(金) 00:22:51
セミネール読んでもわかるわけねぇべ。
24 :
考える名無しさん:2005/12/23(金) 00:27:44
セミネール読むならやはり「精神分析の四基本概念」からが
よいですか?
ラカンを読むならやはりフロイトから入るのがよいですか?
そうだね
28 :
考える名無しさん:2005/12/24(土) 11:18:49
生き延びるためのラカン終わったね
別に何から読んだってかまわないよ。
縁のあったものから読めばいい。
>>29 なんでも良いわけじゃない。
ラカンを読みたかったらラカンを読めってこと。
精神分析を、その最初から読みたかったらフロイトから読めってこと。
そういうことだろ。
何をどんな順番で読もうが関係ない。
いずれ全てがつながるからな。
ま、家元制度の方に興味があるなら
お稽古の教材は順番にやっていく必要があるけどな。
>>31 いずれ「全て」が・・って楽観的ですね。
ま、いいけどさ。
33 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2005/12/27(火) 23:22:15
シニフィアンの連鎖age
34 :
考える名無しさん:2005/12/28(水) 01:11:31
ラカンを知ると何が変わるの?
フロイト知ってりゃいいじゃん精神分析ごときww
35 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2005/12/28(水) 01:16:40
ラカンは「フロイトへの回帰」といいますが、基本的に別物でしょう。
36 :
考える名無しさん:2005/12/28(水) 01:17:46
じゃあどこが違うの?
37 :
考える名無しさん:2005/12/28(水) 01:18:57
ぴかぁ〜にわかるわけない。
38 :
考える名無しさん:2005/12/28(水) 01:20:35
ラカンはやっぱあかんなぁ
汝、欲望をあきらめるな
これに尽きます。
欲望をあきらめることも欲望なり。
欲望の外はない。
41 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2005/12/28(水) 01:21:45
ラカンはフロイト+ヘーゲル+ハイデガー+ソシュール+αです。
違いは、言語論、主体論、欲望論などですね。
欲望は他者の欲望である、
無意識は言語で構造化されている、などですね。
あとはお勉強を。
42 :
考える名無しさん:2005/12/28(水) 01:21:57
>>39 ラカンって、たんなるホラ吹きじいさんなの?
欲望の主体であることを限界まで維持することで
精神分析特有の倫理が立ち上がります。もちろんはげしい苦痛を
伴いますが、その苦痛を快楽へと転化できるようになればいいのです。
44 :
考える名無しさん:2005/12/28(水) 01:25:10
>>43 つまり欲望充満状態で悶絶してるうちに順応能力が発動して仕方なくマゾ
になるってこと?
45 :
考える名無しさん:2005/12/28(水) 01:27:00
ぴかぁ〜よりまきなが良いね。
46 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2005/12/28(水) 01:31:04
僕はフロイトの言説にはどうしても時代性を感じてしまいます。
臨床を重視したこともあってか、抑圧されるリビドーが、
性的なものが強くタブー視されているなど時代背景が
色濃くでているなどのように時代性が出ているようにおもうのです。
その意味ではラカンの方が、言語による抑圧(疎外)ということで
人間学として、普遍性、あるいは汎用性が高いように思うのです。
47 :
考える名無しさん:2005/12/28(水) 01:34:17
フロイトを読まずしてラカンを語るか。
48 :
考える名無しさん:2005/12/28(水) 01:40:35
>>46 >>言語による抑圧(疎外)ということで
つまり、無意識もまた特定の言語圏の文法やら言語解釈の呪縛にかかっている
ということでよろしいのか?
49 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2005/12/28(水) 01:42:12
>>48 人は、言語インストールで作動する、みたいなことでしょう。
50 :
考える名無しさん:2005/12/28(水) 01:48:35
ぴかぁ〜は斉藤をまんまパクッてるね。
フェノってぴかぁ〜でそ?
52 :
考える名無しさん:2005/12/28(水) 01:57:25
>>49 >>無意識は言語で構造化されている
識閾下の欲望と言われるものもまた、用いている言語の文法上の解釈や
連想によって後から構築された象徴的形式に過ぎないということか?
53 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2005/12/28(水) 01:59:08
>>50 ラカンをパクるのと、斉藤をパクるのと違いがよくわかりませんが、
ラカン系で好きなのは、ジジェクと斉藤ですかね。
とくに現実界への、ラカンからの逸脱感が良いですね。
54 :
考える名無しさん:2005/12/28(水) 01:59:34
ラカンを読んでいるのではない、斉藤を読んでいるのだよ。
55 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2005/12/28(水) 02:01:08
>>52 先に構築されていた象徴的形式に過ぎないということですね。
ラカンの劣等な自分と同じだと考えると、
喜びを感じるという項でしょうか。
フロイトの夢分析を読むなり、精神分析的経験をある程度積んでいないと
無意識は言語で構造化されている、なんていわれても理解されにくいと思う。
58 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2005/12/28(水) 02:02:37
>>54 ラカンと、斉藤は別物で読みますよ。
ラカン理解は斉藤でない方がわかりやすいので。
59 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2005/12/28(水) 02:04:40
>>57 そうですか。なぜ流行りのものをほしがるのか。
だけでも「無意識は言語で構造化されている」
「欲望は大文字の他者の欲望」ということは、
わかりますよね。
60 :
考える名無しさん:2005/12/28(水) 02:05:52
ぴかぁ〜のはラカンじゃないと思うぞ、と。
61 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2005/12/28(水) 02:13:18
>>60 僕がいう「まなざしの快楽」は象徴界に近いが、
象徴界ではないですし。
62 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2005/12/28(水) 02:16:09
というか、ラカンは、いつもラカンじゃないと思いますよ。
斉藤は斉藤の、ジジェクはジジェクの、藤田は藤田の・・・
それぞれのラカンがあるのが、ラカンでしょう。
これは良いこといった。
63 :
考える名無しさん:2005/12/28(水) 02:16:16
デリダはどうした?
64 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2005/12/28(水) 02:27:40
まあ、僕が一番好きなのは、愛子先生のラカンなわけですが・・・
愛子先生わかりやすいもんね
しかもバックに樫村晴香いるし安心
>>66 そんなことで安心するなよ。
何考えてんだ、バカ
69 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/01/03(火) 16:14:48
ラカンの解説書がみごとにどれも失敗しているのは、
ラカンが本質的に哲学であるということを、理解できない人々が
書いているからだろう。
それを、精神分析として、解読しようと懸命するあまりズレつづけるのだろう。
それは単に、プラトンであり、ヘーゲルであり、ハイデガーの接ぎ木である、
という一言が見いだせないのだ。その一言で容易に説明されるのに。
だれか、ラカンのまとまも解説、入門書を書いてください。
みんな根っこは一緒だからね。出版社の事情で立てられた柵など
に惑わされてはいけません。
71 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/01/03(火) 17:25:40
>>70 じゃあ、まきなの好きなラカン関連本をおしえれ!
ジジェクじゃだめなの?
福原泰平の冒険者だって悪くないし
十川の『精神分析への抵抗―ジャック・ラカンの経験と論理』
だって悪くない。
>じゃあ、まきなの好きなラカン関連本をおしえれ!
その前に、一冊でいいからラカンを直で読んでみなって。
解説本ばかり読んでないでさw
74 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/01/03(火) 17:45:34
>>72 >じゃあ、まきなの好きなラカン関連本をおしえれ!
うるへ!質問に答えろや!ごらぁ〜!!!
75 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/01/03(火) 17:52:45
ボクのバイブルは「ラカンの思想」ボルク・ヤコブセンです。
内容が、他とは違いすぎます。
他のは単なるラカン萌え本でしょう。
ラカンが読めてひきこもりの2chコテという生き方を選択するっていうのも
不思議だけどな。ぴかぁは体でも悪いのか?
77 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/01/03(火) 18:09:08
>>76 どちたの?こわかったの?ごめんね。
質問に答えてね。
78 :
考える名無しさん:2006/01/03(火) 18:25:49
うわあ、ラカン読まないやつが偉そうにしているスレってどうなのよw
えらそうに思わせているところですでに「先の先」を取っているのですよ。
ありです、あり。
81 :
考える名無しさん:2006/01/04(水) 00:21:52
教えてください。
「3界(「現実界」「想像界」「象徴界」)は独立している」のでしょうか?
独立しているとすれば、
1)相互依存的に各界は立ち上がっている
2)各界は相互に影響を与えあっている
のですから、何を持って「独立」と言えるのでしょうか?もしくは、
このばあいの「独立」とはどういう意味なのでしょうか?
82 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/01/04(水) 00:54:58
>>81 〜の世界があるようなことでも、独立もしていないです。
ある現象に対して、3つのようなもので語れるということです。
83 :
考える名無しさん:2006/01/04(水) 01:09:42
>82
ぴかぁ〜さん、いつもありがとうございます。
斉藤環さんがよく「3界は独立している」と言われるので……
斉藤さんのスレで聞いてみますね。
3界については、
人間の認知し得ない「現実界」(認識の地平とか物自体とか)があって、
それを人間は鏡像のように「想像界」として取り込み、
しかし複雑性を縮減するために「象徴界」という言語活動を取り扱っている
というだいたいの見取り図で良いのですかね?
84 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/01/04(水) 01:17:23
>>83 >人間の認知し得ない「現実界」(認識の地平とか物自体とか)があって、
>それを人間は鏡像のように「想像界」として取り込み、
>しかし複雑性を縮減するために「象徴界」という言語活動を取り扱っている
それは少しぴかぁ〜的、あるいはパース的解釈ですね。
斉藤さんが「独立している」ですか。
それは、ラカンの考え方という意味でしょうか。
ラカンの思想、それは精神分析の有効性(倫理)のための思想ですが、
3界が独立している必要があった。そのような3界を独立に考える必要があった。
ということでしょうか。分けることによって、精神分析技法が説明可能になる、
みたいなこと?
85 :
81:2006/01/04(水) 01:54:48
ラカンとは程遠いスレになってきましたw
あかんなぁ
環も読んでいるはずのセミネール23「サントーム」を読めば
3つの界の関係がよくわかりますよ
ラカンをカラダで分かりたければカメラを持つことです。
東京に住んでいるのであれば、山の手線でも一周して
商店街の写真でも撮り歩いてみてください。
写真には誤認が不在します。それはつまり人間的な対象関係が作動していない
ということです。腹が減ってれば食い物やの看板が目に付くし、性欲がたまっていれば
ヘルスの看板が目に付くでしょう。それが人間というものです。カメラの分節性は
日常とか<私>などといった幻想を仮借なく破壊していきます。
ぼくが東浩紀スレで何度か使った「現実界化した象徴界」というのは
直截に写真をイメージしていました。
92 :
まきな ◆I2rWVFDN2M :2006/01/04(水) 17:47:09
写真は何を指示するか。
カメラの仮借なき分節力によってすら象徴化しきれない残滓を。つまり身体を
直截に指示します。写真を見るというのは不可能なものの経験なんです。
身体にはまぎれもなく射し込んでいた無数の光の束、それらを捨象することでぼくは日常性なり
<私>といった安定を仮構していたわけです。写真は常に不吉です。
まんじゅうこわい
94 :
考える名無しさん:2006/01/04(水) 17:49:16
95 :
まきな ◆I2rWVFDN2M :2006/01/04(水) 17:50:41
96 :
94:2006/01/04(水) 17:55:24
97 :
81:2006/01/04(水) 19:32:16
まきなさん、映画など記録技術は全部そうですね。
ライブと録画の感覚の差異が問題になるわけですね。
既にラカン関係のスレとは思えない展開だな。
ぴかなんとか、まなんとかいうコテハンをどうにかしないと
ラカンが可哀想だよ、不憫だよ。哲学スレにバカしかいないみたいじゃないか。
100 :
考える名無しさん:2006/01/05(木) 00:51:55
だが、それがいい
大丈夫、弁証法があるじゃないか。
メタ言語は存在しないように、隠れた賢者は存在しない。
政局が変われば、レーニンだってワルシャワに還ってくるよ
101 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/01/05(木) 01:34:01
>>99 「ならお前がなんとかしろよ!大馬鹿やろう」
いやいや、お前がなんとかしろよ。
103 :
考える名無しさん:2006/01/05(木) 01:46:49
ぴかちゃん荒れてるねぇ
104 :
考える名無しさん:2006/01/05(木) 01:48:55
ぴかぁももう頭打ちだろ。
自らで体得した技がないやつは枯れるのみ。
本の読み方のまずさが自分の首を絞めたね。
南無
105 :
考える名無しさん:2006/01/05(木) 01:51:46
名無しはコテを叩けば何とかなると思っているから楽だねぇ
>>105 それを名無しで書くところが頭の弱い証拠w
ぴかって誰??
ピカドンで気狂いになったの?
108 :
考える名無しさん:2006/01/06(金) 00:20:55
たぶん光をイメージしてるんだと思うよw
バカみたいにあざちおけどね。まぁバカなんだけど。
一生懸命読破したから自慢したいんだろうよwwww
110 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/01/12(木) 00:17:52
age
111 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/01/14(土) 01:21:34
現実界のシニフィアン
麻原尊師みたいになりたいんだろうな
>>111 現実界のシニフィアンの例としてふさわしいのは、
論文「リチュラテール」にある・・・(以下略)
というわけで、皆様のお手元にも
Fink訳が届いたことでしょう。
115 :
考える名無しさん:2006/01/16(月) 21:34:51
そういえば今日発売日かあ
116 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/01/16(月) 21:42:31
え、なにの?
Ecrits: The First Complete Edition In English
Bruce Fink訳
のことでしょ
118 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/01/16(月) 23:04:56
>>117 Thx
どこかで早織って20才って見たけど、
よく勉強しているね。
「アンコール」って薄いのにいつまでも和訳がでませんが、
どなたか既に訳し始めておられるのでしょうか?
「あのくらい原文で読め」ということでしょうか?
120 :
考える名無しさん:2006/01/19(木) 23:29:14
精神分析というのは「欲望の科学」だ
121 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/01/21(土) 22:59:41
欲望とはなにか、というのはラカンの基本問題ですが、
それぞれの時期で違っていることもあり、
明確に言うのがむずかしいですね。
122 :
考える名無しさん:2006/01/21(土) 23:46:27
123 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/01/22(日) 00:29:15
>>122 有名でしょう。ボクも読んでますよ。ブログを本にして欲しいほどですよ。
そりゃ、ボクと比べると失礼です。
>「ねこまっさかさま」
たいしたこと書いてないのにねw
反国民クイズ統一戦線本格派
126 :
考える名無しさん:2006/02/01(水) 10:48:07
127 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/02/10(金) 00:25:37
hokan
>>123 >そりゃ、ボクと比べると失礼です。
当たり前のことは言わんでもいい。
比べられる方が迷惑。
Ecrits: The First Complete Edition In English
Bruce Fink訳 を購入してしまった。
さて、どうしたものか。
130 :
考える名無しさん:2006/03/01(水) 01:11:14
ジャック・ラカン 無意識の形成物
(下)
ジャック=アラン・ミレール 編
佐々木 孝次,原 和之,川崎 惣一 訳
■体裁=A5判・上製・400頁
■定価 5,670円(本体 5,400円 + 税5%)(未刊)
■2006年3月29日
■ISBN4-00-023411-0 C0011
--------------------------------------------------------------------------------
ラカン思想の1つの到達点を示すセミネール第5巻.ソシュール以降の言語学の観点から機知や文学,症例
など豊富な事例を検討し,フロイト思想の根源に迫ろうとするラカンの試みが見事に結実している.無意識
のシニフィアン構造や,「欲望のグラフ」など,言語と精神分析の基本概念との関係性が鮮やかに示される.
(全2冊)
131 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/03/03(金) 04:15:29
●Tフロイトの技法論(1953-1954)
●Uフロイト理論と精神分析技法における自我(1954-1955)
●III 精神病 (1955-1956)
IV 対象の関係とフロイト的構造 (1956-1957)
●V『無意識の形成物』(1957-1958)
VI『欲望とその解釈』(1958-1959)(ハムレット)
●VII『精神分析の倫理』(1959-1960)
VIII『転移(その主観的な不均衡における)』(1960-1961)
IX『同一化』(一なる印)(1961-1962)
X『不安』(1962-1963)
●XI『精神分析の四基本概念』(1964)
XII『精神分析の核心的諸問題』(1964-65)
XIII『精神分析の対象』
XIV『幻想の論理』
132 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/03/03(金) 04:16:45
XV『精神分析的行為』
XVI『大文字の他者から小文字の他者へ』
XVII『精神分析の裏面』
XVIII『見せかけではないであろうディスクールについて』
XIX『Ou pire...』
XX『アンコール』(第六章の翻訳が『現代思想』1985年1月号)
XXI『騙されない者はさまよう』
XXII『R.S.I.』
XXIII『サントーム』
XXIV 『L'Insu que sait de l'une bevue s'aile la mourre』
XXV『結論の時』
XXVI『トポロジーと時間』、「パス」の挫折を表明。
XXVII『Dissolution』(『現代思想』1981年7月号)
133 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/03/03(金) 04:18:43
●以外はどうやって読めばよいのかな。
ぴかにしては実用的なレスだ
135 :
考える名無しさん:2006/03/04(土) 12:57:11
じゃあまず、現実界って何? 誰か説明してみて。
非現実
137 :
考える名無しさん:2006/03/11(土) 14:21:53
あ?
138 :
考える名無しさん:2006/03/11(土) 14:33:25
le neel
ねらー界の砂漠へヨウコソ
140 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/03/15(水) 19:23:34
>>139 英語ですか、それならば頑張ればなんとかなるかも・・・
どこか教えてもらえますか。
142 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/03/16(木) 18:41:01
>>142 ごめんなさい。いったい誰と間違えたんだろ
先ほどのページに
>三と十一巻以外のセミネールの邦訳は、 英訳が出てからされている
とあるので、英訳も徐々にされている段階みたいですね。
1立方センチの水の重さを、人は<1g>と名付けた。
それでは1gの重さとはどれだけなのか?
愚問かもしれませんが、ラカンって日本語で理解できた
人っているのでしょうか?
146 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/03/18(土) 22:12:57
ラカンを理解するとは、どのような意味かということでしょうか。
>>146 君は理解力がないようなので、日本語をもっと勉強した方が(ry
>>145 フランス語がわからないと無理ってこと?
149 :
考える名無しさん:2006/03/19(日) 18:43:04
ラカンを理解するってのは、ラカンの言説を誤解することだよ。
その誤解の行程を通して、「理解」に達する。弁証法だわな
150 :
考える名無しさん:2006/03/21(火) 15:47:23
十川幸司はラカンに批判的だな
ラカンの人間観はちょっと古い、って言ってるね
エクリチュールについて詳しく教えてください
エクリチュールはね、シニフィアンの写しじゃないんだよ。
それはね、シニフィアンの効果の写しなんだ。
つまりね、話す人によって与えられる、言語の効果の写しなんだよ。
ね、簡単だろ。
うるせーばか
155 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/03/28(火) 12:33:41
藤田の新刊でました。
エクリチュールによって削られてできた空虚(溝)は、
常に快楽を受け入れるために待っている受け皿なんだよ。
また、その人によるテクニックによって快楽を喚起する受け皿なんだよ。
な、簡単な話だろ。
うるせーばか
158 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/03/30(木) 22:02:20
>>156 エクリチュールによって削られてできた空虚(溝)とはなんですか?
159 :
考える名無しさん:2006/03/30(木) 22:37:53
自分で考えな。
160 :
京奴:2006/03/31(金) 00:24:05
わかっているくせに、やらしいわぁ
153と155はリチュラテールだったのか!ww
は?
163 :
考える名無しさん:2006/04/04(火) 23:57:18
153と156のことだろう
164 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/04/07(金) 23:30:24
無意識の形成物 下巻でてますよ。
持ってるよ
166 :
考える名無しさん:2006/05/09(火) 15:45:23
セミネール
167 :
ContextSurfer:2006/05/24(水) 01:20:23
最近なにげに関連本がいくつか出版されていますね。
「貨幣と精神」中野昌宏を読み始めました。なかなかおもしろい。
169 :
ContextSurfer:2006/05/25(木) 01:11:48
クライン‐ラカン ダイアローグ
性倒錯の構造―フロイト/ラカンの分析理論 藤田博史
人形愛の精神分析 藤田 博史
>>169 どうもです。
中野さんの本はかなり期待できそうな感じですね〜
岩井センセの貨幣論にはがっかりさせられたので、
週末にでも書店で探してみます
171 :
ContextSurfer:2006/05/28(日) 23:33:10
>>170 読みました。マルクスから構造主義、ポスト構造主義そしてシステム論へ
「構造と力」、「存在論的、郵便的」につづく!という勢いで、
全てをラカンをキーワードにつなげる力作!
と思いきや。システム論でいきなりターンダウン、終了・・・
博士論文を元に書いたというのが、勉強本になってしまいました。
次回作に期待という感じですかね。
172 :
ContextSurfer:2006/05/28(日) 23:37:50
東のラカン批判の批判など、わかりやすくておもしろいのですが、
勉強の成果という感じでわかりやすいですが、
「構造と力」、「存在論的、郵便的」のような読むスリル?は
ないですね。読みやすくてボクは楽しく読みましたが。
性倒錯の構造―フロイト/ラカンの分析理論 藤田博史
人形愛の精神分析 藤田 博史
読んだ方、感想ねがいます。
173 :
考える名無しさん:2006/05/28(日) 23:40:42
トーンダウン ね
174 :
考える名無しさん :2006/05/29(月) 23:56:46
>>172 藤田博史はシェーマ・マテームに拘泥し過ぎだ。
現象(症状)からかなり隔たってしまっている。
精神医学にも精神分析にも貢献できるような観点では無いと思うよ。
藤田<ラカン<フロイト
175 :
ContextSurfer:2006/06/07(水) 19:31:45
新刊 買ってないけど
文化と現実界 キャサリン ベルシー
大航海No.59 特集 ラカン 人間存在の仕組み
176 :
考える名無しさん:2006/06/07(水) 19:32:58
週末の時が近づいている。好むと好まざるにかかわらず、
それはわれわれすべての直面しなければならない、運命である。
2001/9/11世界は週末の目撃者であった。我々が見たもの経験したものは、
まもなく明るみにでるであろうはずの大災害とは較べくべくもないだろう。
これまで非常に多くの命が失われてきたが、それ以上に多くの命が失われるだろう。
今存在している、あるいは古代からある人間の政府は1つの完全な支配も出来なかった、
いかなる政府も失敗してきたし、失敗するだろう、これからたぶん次のようになる
中東和平の完璧な手の施しようのない瓦解
バチカンとエルサレムは宗教テロリストによって破壊される
すべての宗教に世界的な規模での崩壊
すべての宗教が禁止される
世界中の平和と安全宣言に続いて、国連は臨時単一世界政府を樹立する、
新しい単一世界国家の市民が出現する
アメリカ、イギリス、中国などの政府は瓦解し、その他の世界政府も瓦解し、無政府無秩序状態に陥る、
そこで新政府機構は少数エリート官僚といくらかの役人が支配する。新しい新世界政府が創出されるにつれて、
大量総統作戦が開始し経済復活し、病気、加齢などないし、ひとつの復元された人間の家族によって地球はひとつのパラダイスとなる。
そしてまた月曜日がくる。
178 :
考える名無しさん:2006/06/12(月) 21:47:18
月曜日になった。
179 :
考える名無しさん:2006/06/13(火) 00:46:36
マルクスからシステム論へ、なんてのは愚の骨頂だろ。
180 :
考える名無しさん:2006/06/13(火) 23:55:40
大航海 59 「特集・ラカン 人間存在の仕組み」
1500円
内容:
ラカンへ向かう道(大航海インタビュー)・新宮一成×三浦雅士 全30P
加藤敏、原和之、妙木浩之、宇波彰 その他
雑誌にしては高いけど、面白いぞ。
181 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/14(水) 00:52:46
>>180 買おうかと思いますが、どの当たりが読みどころですか。
182 :
考える名無しさん:2006/06/14(水) 09:18:25
>>181 今回の「大航海」はいずれの論文も出来が良いと思います。
やはり新宮一成×三浦雅士のインタビューと立木康介の「性関係はない」
加藤敏「虚像と創造 精神分析の倫理」
妙木浩之「ラカンという名」
……。
いずれもかなりこなれた論文で論旨も明確なのでかなり読みやすいです。
私の宿敵(笑)原和之 以外の論文13篇は結構明確な論文で良いです。
原は日本ラカン協会でも適当な事ばかり言ってるので…。
183 :
考える名無しさん:2006/06/14(水) 09:33:32
大後悔のほうがいいのにな
184 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/20(火) 21:22:23
>>182 そうですか。まだ買っていませんが、楽しみにします。
原さんの「ラカン 哲学空間のエクソダス」はわかりやすくて
結構すきなのですが(笑)
185 :
考える名無しさん:2006/06/21(水) 20:29:36
原さんがお好き…それは困りましたですねぇ。
186 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/21(水) 23:46:44
困らせてしまいましたか・・・
どの当たりから勉強すれば良いか、アドバイスいただけると
ありがたいのですが。
187 :
考える名無しさん:2006/06/22(木) 00:45:26
日本のラカン派を大体ザックリと大雑把に分けると、
1・新宮一成派:一見ラカンに忠実なようで、独自に単純化して解釈する。
セミネールの翻訳でも主導権を握りつつある。
2・藤田博史グループ:シェーマ・マテームに関心が集中し過ぎている
3・原和之グループ:精神科医・臨床家ではなく、哲学的視点による考察の実践
非常に乱暴もいいところですが、あえて3つに分ければこうなります。
個人的には ソシュール>ラカン<フロイト ソシュール≒フロイト
これも乱暴過ぎますが、こうした関係を勝手に思い描いています。
ソシュールとフロイトが理解できていれば、ラカンは両者の部分借用に近いので
(とは言っても非常に重要な点はいくつかもありますが…)より解りやすいと思います。
あとはメラニー・クラインの理解ですね。
しかし、誰もこの意見には賛成してはくれないと思いますが。
私の言う事なぞ戯言だと思って頂いて宜しいかと…。
188 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/22(木) 09:27:02
わかりやすいですね。勉強になります。
ただいまの「ラカン」理解のポピュラリティーでいうと、ジジェク(一派)、斎藤環の位置が
大きいと思いますが、主流ラカン派としては、このあたりをどのように考えますか。
とくにジジェクの現実界中心としてラカン理解は現代には魅力的です。
ジジェクはミレールに師事し、後期ラカンの秘技?を受けているように言われていますが。
189 :
考える名無しさん:2006/06/22(木) 11:31:14
現在ミレールの高弟たちはフランスではそれほどの勢力がありません。
特にジジェクはフランスではあまり(言い過ぎかもしれませんが)評価されておらず、
日本でも言われているようにワンパターンな考え方ととらえられています。
現実界中心の考え方ですが、主体の理解が及ばないモノについての思考は確かに
魅力的ですが問題が無いわけではではありません。
ラカンによるRSIと言う図式自体がスタティックな様相を呈していて、ダイナミズムに
欠けるという問題があると思われます。
RSIはあくまでも主体中心です、この中に《モノそのものの世界》を導入すべき
時期に来ているのかもしれません。
ラカンの欠点は図式・数式・論理式化を徹底させてしまったことで、レヴィストロースの
ように構造主義にありがちな「その他の視点」を喪失させてしまいがちです。
その反動が河本・花村の「オートポイエーシス」の導入という発想に繋がっていると
考えられると思われます。
斎藤環ですが、彼は在野の医師として活動を行っていますが、十川幸司と同じように
まだ注目に値する視点を提示しているとは思えません。
斎藤環は「読みやすい・とっつきやすい」という事意外のメリットは無いように
思います。
人間の精神活動は非常に複雑です、後世に繋がる思想というものは一朝一夕には
できませんが、柔軟な思考が要求される事は間違い無いかと思います。
すみませんでした、これも戯言だと思って頂いてよろしいかと…。
190 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/22(木) 20:11:28
正統派のラカン派への反発もありますよね。閉鎖的、秘技的になっているなど。
現にジジェク、斎藤環がいなければ、ラカンはよりとっつきにくものになっている。
そして逆に正統派はそのとっつきやすくおとしめることに、反発するのだと思いますが。
ボクのような素人にはどちらもあっておもしろいです。
現代は、動物化、生権力など、精神としての人間よりも、身体としての人間に注目が
移っていますね。
日本人のラカンは想像界、象徴界に偏って、スタティックな印象を受けてしまいます。
「オートポイエーシス」の導入はより理論的で、とっつきにくいです。
ジジェクの現実界はそこを補完するように語るのでおもしろいです。
特に(日本語で)後期ラカンを知るのは、ジジェク経由のミレールしかないように思うのですが。
ボクとしては、もっと誰かに「身体としての人間」を語って欲しいです。
ネグリの「帝国」(資本主義システム)、ネット社会、遺伝子操作などのホットな話題ですね。
191 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/22(木) 20:23:36
「身体としての人間」は、ラカンのRSI図式を元に
フーコー、ドルゥーズを経て語られてきてますから。
192 :
考える名無しさん:2006/06/22(木) 20:25:00
>ボクとしては、もっと誰かに「身体としての人間」を語って欲しいです。
お前が騙れば良いだろ
>>189 モノそのものの世界<ダメだってw
「自我中心主義」や「物自体」という罠に陥らないための精神分析でしょw
>>189 >十川幸司と同じように
kwsk
「精神分析への抵抗」は十分に面白かったぞ
195 :
考える名無しさん:2006/06/23(金) 00:44:25
精神分析は建築工事で言えば「解体作業」です。
実際に臨床への効果を考えた時には精神の「再構築作業」が必要でしょう。
その意味では岸田秀の『精神分析は思想だ』というのは正しい捉え方ですね。
196 :
考える名無しさん:2006/06/23(金) 01:18:58
>>191 はたしてそれはどうでしょうか?
ラカンが「身体」について意識していたとは思えません。
RSIも「主体」という精神活動の主を中心に据えての考え方です。
ようするに哲学で「外界の表象」と呼ばれていることではありません。
更に言うと我々が普通に使う「自然界」というものとは全く違うわけです。
そこで、丸山圭三郎の言う「身分け構造」と「言分け構造」という考え方は
非常に魅力的な考えを提示していると言えるでしょう。
「身分け」は言語を持たない動物が外界と自分とを分節することで
「言分け」は差異の体系である言語を使って世界を分節することです。
もちろん人間は「身分け」と「言分け」の両方を行っているわけです。
197 :
純一:2006/06/23(金) 01:21:09
>>196 あ〜、駄目ですよ。
そうやってぴかぁ〜の知ったかぶりで
分かっているかのようにして知識を聞き出すのが目的なんですから。
198 :
考える名無しさん:2006/06/23(金) 01:29:35
>>197 そうなんですか(笑)
掲示板では制限があり過ぎて中々まとめられないものですねえ。
それからネグりにつても現代の世界情勢では「机上の空論」に近いくらいに
有効性は無いと思います。
それはデリダについても同様だと私は思いますが…。
199 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/23(金) 01:34:54
>ラカンが「身体」について意識していたとは思えません。
ではラカンの現実界をどのように理解されていますか。
ジジェクなどは、カントの「物そのもの」のような人が到達できないがあるものと、
象徴界の穴によって表れる欠如の二通りの理解の仕方があるようです。
あるいはフロイトそしてラカンはデカルトの心身二元論を継承していると言われています。
この身体は、フロイトではエスであり、ラカンでは現実界に対応するのではないでしょうか。
200 :
考える名無しさん:2006/06/23(金) 01:51:52
解りやすく言えば物理学で言うところの「まだ観測されていない天体」という
ようなものを思い浮かべて下さい。
かつてアインシュタインは「月は我々が見ていない時は存在しないのか、そんな
はずは無い」と言いましたが、ここで言っている「月」「まだ観測されていない天体」は
「現実界」では範疇には入っていません。
また、人間は光の三原色で世界を見ていますが、カラスは近紫外線を含む四原色で見ています。
この近紫外線が「現実会」に入っていない事は言うまでもないでしょう。
ラカンの中心概念はやはり「シニフィアン」です。
ソシュールの概念で言えばこれは「セーム」に相当します。
丸山が「シニフィアンに導かれたシーニュ」と「ラカンのシニフィアン」を言い換えた
のは卓見だと思われます。
201 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/23(金) 02:02:16
>>200 これはカントの「物そのもの」に近いものではないでしょうか。
しかし現実界は、欲動、享楽と関係づけられます。
これはどこかにある外部でなく、人間の中の外部(心身二元論の身体)
と関係するのではないでしょうか。
202 :
考える名無しさん:2006/06/23(金) 02:08:47
そうです、カントの「物そのもの」とラカンの「現実界」は違うものです。
あくまでも「考える主体」であるところの主体にとって、RSIの議論をラカンは
展開しているわけですね。
203 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/23(金) 02:19:53
ん・・・ボクの現実界理解はジジェクによるところが大きいです。
その他の人、特に正統ラカン派の方々は現実界を重視してないように感じるのです。
ジジェクにおいては、まさに現実界が、ラカンの主体が
(静的な)構造主義、そして(相対主義的な)ポスト構造主義を
越える、主体のリアリティを救うものだと考えられます。
たとえば斎藤も同じように、現実界のセクシュアリティの核が
人間を現実(物質世界)に止めると考えます。
この当たりの理解は邪道なのでしょうかね・・・
204 :
考える名無しさん:2006/06/23(金) 02:28:44
そこはジジェクと斉藤の「誤解」している部分でもあるんですね。
そうなると、ジジェクの「現実界」とそれに付随する部分、その他更には
ジジェクの思想までが「間違った理解」で論理を進めてしまい、フランスでも
非常に評価が低いんですね。
ジジェクは本質的なところで誤謬をおかしているのです。
ラカンを「フロイトの二次テキスト」とすれば、ジジェクは「フロイトの三次テキスト以下」
ではないでしょうか。
非常に残念ではありますが…。
205 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/23(金) 02:43:12
ん・・・そもそもラカンに正解があるのでしょうか。
それはよいとして、
正統ラカン派的な、現実界、死の欲動、享楽の理解
ジジェクの本質的な誤謬いついて、
もう少し教えていただけませんか。
206 :
考える名無しさん:2006/06/23(金) 02:54:52
「ラカンの正解」という事を考える必要は無いでしょう。
ただ、私はラカン派では全くありませんが、当事者のディスクールを取り合えず
きちんと理解してからその先に進むという地道な方法しか私には思いつきません。
ジジェクの誤謬につてはさすがにここでは書ききれません。
厚手の本が一冊できてしまうでしょうから…。
ラカンのように自らの臨床経験から論理を構築しないやり方は本質的に問題が
あるのです。
他人のふんどしで相撲をとるようなものですから。
ただ、ラカンを無駄だとは私は思いません。
彼のディスクールの「多くの断片」は非常に重要な問題提起になっているからです。
207 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/23(金) 03:40:07
>ラカンのように自らの臨床経験から論理を構築しないやり方は本質的に問題が
>あるのです。
正統派らしいご意見ですね。ラカンは精神分析である、ということですね。
これははじめの哲学派の原さんへの批判にも繋がるように感じます。
たとえばジジェクのラカンは、思想、社会分析のように、社会に対して
ラカンが適用されています。そもそも精神分析のラカンをそのように
展開できるのか、という批判もありますね。
後期ラカンの重要性は、正統派(精神分析)の中ではなく、哲学において
あるのだと思います。それは急を要していると言えます。
だから現実界を語るジジェクは求められるだと思います。
208 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/23(金) 03:49:23
フーコー、ドゥルーズ、デリダはラカン批判をしています。
ドゥルーズの精神分析批判としての分裂病肯定(器官なき身体)
フーコーの生権力、デリダのエクリチュールという物質性
これらはラカンを批判しながら、
ラカンの構図の象徴界から現実界へに乗っています。
それは
ラカン→フーコー、ドゥルーズ、デリダ→ジジェク、ネグリ、アガンベン
と繋がって、現代の大きな物語の消失(象徴界の機能不全)から
現実界の全面化という認識で繋がっています。
正統派的には、「他人のふんどしで相撲をとるようなもの」でも、
ラカンはこのような役割を担っています。
209 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/23(金) 03:51:35
時間があれば、正統ラカン派的な、後期ラカン(現実界、死の欲動、享楽)の理解を
教えてください。それともラカンの分裂病への展開の失敗とともに、封印されのでしょうか?
210 :
考える名無しさん:2006/06/23(金) 04:00:19
後期ラカンは、構造主義のそれに近いアクチュアリティーを
持っています。
フーコーやロラン・バルト等と同じ問題意識を
共有しているのです。フーコーはパノプティコンにおいて、
ラカン的な父の-名に-よって、
欲動がエディプス的法則に従い、シニフィアンの連鎖を
生むのは周知のことであると思います。ただ、ラカンの
場合、後期にはこうした論の精緻化に終始したようですが。
211 :
考える名無しさん:2006/06/23(金) 04:05:00
1975年の「Surveiller et punir, naissance de la prison」でも
お馴染みのように、Foucaultは、シュジェのグアヴァヌマンタリテ、
あるいは、ビオポリティクスを念頭に置いていました。
ラカンもシュジュのパストラやディシプリンに一種、異常な
興味を示してもいます。この2人は同時代人であり、お互いに
構造主義者としての影響を請合った仲であるからでしょう。
212 :
考える名無しさん:2006/06/23(金) 04:19:34
何いってんのこいつらきんもー
213 :
考える名無しさん:2006/06/23(金) 04:37:09
>>207 ラカンを「哲学」としてみるとあまりにも綻びがありすぎるのです。
肝心要の「シニフィアン」にしてもソシュールの援用というには、意味が違い過ぎます。
ラカンの「シニフィアン」はやはりソシュールの「シニフィアン・シニフィエ・シーニュ」
という事から比較してみても「シーニュ」に相当します。
ソシュールにおいてはシニフィアンとシニフィエは不可分離で共起的なものです。
>ラカン→フーコー、ドゥルーズ、デリダ→ジジェク、ネグリ、アガンベン
ということですが、私には(あくまでも私見であり独断ですが)右にいくほどに
脱力感を覚えます。
しかしこれはしつこいようですが私の意見ですから、一般にそう言われている
わけではありません。
214 :
考える名無しさん:2006/06/23(金) 04:49:22
>>209 後期ラカンと言う事ですが、私には(すみませんこれも私の独断です…)その
重要性は感じられません。
理由としては赤間啓之の意見とかなり通ずるものがあるので(同じではありませんが)
『ラカンもしくは小説の視線』『ユートピアのラカン』『分裂する現実』を読まれる事を
お奨め致します…。
215 :
考える名無しさん:2006/06/23(金) 04:50:16
それから、ラカンは構造主義のリミットとしてあるのです。
これはほとんど知らなければならない常識としてあり、
それはドゥルーズ達によって乗り越えられるべきものなのです。
216 :
考える名無しさん:2006/06/23(金) 04:51:55
ラカンはエディプス的制約の元にあるのであり、
父-母の系からの脱構築を目指すものとして為されなければ
ならない運命と言っても良いでしょう。
217 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/23(金) 11:08:08
>それから、ラカンは構造主義のリミットとしてあるのです。
>それはドゥルーズ達によって乗り越えられるべきものなのです。
これは浅田「構造と力」でも示されている始点ですね。
「構造と力」のラカンは、まだ後期ラカンが広まっていなかったのだと思いますが、
想像界と象徴界で構成され、後期ラカン(現実界)がありません。
結局、後期ラカンへの言及はいまだ積極的にされていないのではないでしょうか。
推測ですが、ミレールが頭角を現すのが後期からですので、前期、中期/後期=
旧ラカン派/ミレール派の漠然として境界があり、後期はタブー化されている面がある
のではないでしょうか。
実際、後期ラカンは精神分析的には重要ではないのかもしれない。
ジジェクはめずらしく?ミレールからラカンを受け取っているので、ある意味で数少ない
後期ラカンの正統な?伝承者なのですね。
ラカンの前期、中期、後期で、言っている内容が異なっている面がありますので、
どれを師事するかの問題はあると思います。
218 :
考える名無しさん:2006/06/23(金) 16:57:00
>>217 >後期はタブー化されている面があるのではないでしょうか。
タブー化されているわけではないんですね、後期はラカン自身もまとめきれなくなり
途方に暮れながら演台に立っていたんです。
しかし後期だけが混沌としていたわけでは無いと思われます。
最初のセミネール『フロイトの技法論』で光学的シェーマを提示した時から
すでにラカン自身が内部矛盾を背負い込んでしまったのではないでしょうか。
図式・数式・論理式については下手な手を出すべきでは無かったと思います。
ソーカルの指摘は全くもってごもっともであり、それらには極めて精緻さが要求されるからです。
普通に語る事が出来る事においては、やはり複雑な手段を導入すべきでは無かったと思います。
ラカンはフロイトの読解よりも、彼自身の豊富な臨床経験を例にしてもっと語るべきでした。
ただラカンは勇敢にも学者・医者そして学生とでさへ等しく「闘うヒト」でした。
それでも挫けずに自らの言説を語り通した点は思想史に大きく明記されてしかるべき巨人であると
私も思っています。
219 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/23(金) 17:45:51
>タブー化されているわけではないんですね、後期はラカン自身もまとめきれなくなり
>途方に暮れながら演台に立っていたんです。
セミナールでの長い沈黙が熟慮か、惚けて?いるのかわからなかった、というエピソードを
読みました。後期ラカンは失敗だ、という意見はありますね。それを積極的に掘り起こし評価する。
それは前、中期の批判でもあるとなると、そこに対立が起きそうです。
>最初のセミネール『フロイトの技法論』で光学的シェーマを提示した時から
>すでにラカン自身が内部矛盾を背負い込んでしまったのではないでしょうか。
難解なラカンをラカン自身がどこまで系統的に理解していたのかは、疑問に思いますね。
>図式・数式・論理式については下手な手を出すべきでは無かったと思います。
>ソーカルの指摘は全くもってごもっともであり、それらには極めて精緻さが要求されるからです。
あれはネタだという話もあります。すなわち数学自体の不完全性を逆手に取っている。
そうだとソーカルは「ネタにマジレスかっこわるい」となります。
しかしさまざまな図式・数式がなければ、難解なラカンを理解しえたのかとも思います。
>ラカンはフロイトの読解よりも、彼自身の豊富な臨床経験を例にしてもっと語るべきでした。
先に言われていましたが、フロイトを読んでからラカンを読むのがよい、ということですね。
フロイトの剥き出しさがあるから、構造的なラカンにありえるのではないでしょうか。
220 :
考える名無しさん:2006/06/23(金) 18:13:32
ラカンの『エクリ』にはすでにミレールの関与がありました。
『エクリ』での晦渋な文体はかなりミレールの影響を受けて書かれたものです。
私もこの事実を知った時はミレールとの緊密な関係がなんとなく理解できたような
気がしました。
「テクスト」を著す方法論としての先駆的斬新さをラカンはミレールから得たのでしょう。
しかしこの方法論は肝心の「一次テクスト(この場合はラカンの頭の中です)」が
メタテクストへ移行してしまい自己言及的迷宮と化してしまいます。
ようするに読者にとって「意味不明」になってしまうということです。
この方法ですと著したラカン本人以外には知りえないモノとなってしまします。
>難解なラカンをラカン自身がどこまで系統的に理解していたのかは、疑問に思いますね。
そうかもしれません…しかし私は上記の理由からラカンは適当な事を書いたり、
適当な事を言ったりしたのでは無いと思えるわけなんです。
221 :
考える名無しさん:2006/06/23(金) 18:34:54
>>219 >先に言われていましたが、フロイトを読んでからラカンを読むのがよい、ということですね。
私はそう思います。
それからソシュールは絶対にはずせませ。
ソシュールは「意識せざる精神分析学者」と言えます。
図らずもフロイトとソシュールは同時代人でありながらお互いを知らなかったんですね。
とても奇妙な現象ですが、だからこそラカンは両者を結びつけたんだと思います。
222 :
純一:2006/06/23(金) 19:57:39
やあ、
223 :
純一:2006/06/23(金) 20:05:24
>>203 >203 :ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/23(金) 02:19:53
>ん・・・ボクの現実界理解はジジェクによるところが大きいです。
>>205 >205 :ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/23(金) 02:43:12
>ん・・・そもそもラカンに正解があるのでしょうか。
口調も真似出したか。
224 :
純一:2006/06/23(金) 20:09:17
ちなみに、ぴかぁ〜が語ってるのはラカンの理論では
ないんですがね。まあ、本人がそう思ってるみたいだから、
特に直す必要はないでしょうけどね。
225 :
純一:2006/06/23(金) 20:11:33
>>197でも指摘しました通り、
>あ〜、駄目ですよ。
>そうやってぴかぁ〜の知ったかぶりで
>分かっているかのようにして知識を聞き出すのが目的なんですから。
っていうのが目的なんですよ。
その証拠に、
>>192〜とかの説明を自ずからしなければ
ならないレスは全部スルーしているわけですから。
226 :
純一:2006/06/23(金) 20:22:51
>>196でのレスに対して、
大体、ぴかぁ〜は本文を理解していないのですよ。
>199 :ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/23(金) 01:34:54
>>ラカンが「身体」について意識していたとは思えません。
>
>ではラカンの現実界をどのように理解されていますか。
>ジジェクなどは、カントの「物そのもの」のような人が到達できないがあるものと、
>象徴界の穴によって表れる欠如の二通りの理解の仕方があるようです。
>あるいはフロイトそしてラカンはデカルトの心身二元論を継承していると言われています。
>この身体は、フロイトではエスであり、ラカンでは現実界に対応するのではないでしょうか。
要するに、レスがどうであれ、
>ではラカンの現実界をどのように理解されていますか。
という質問をしたいだけであってね。
227 :
純一:2006/06/23(金) 20:27:16
>>199 >ではラカンの現実界をどのように理解されていますか。
というのが、聞きたいだけなんですよ。
ぴかぁ〜はね。
何故かというと、ぴかぁ〜がいい加減な理解をしている
のが行き詰ってる原因なんですが、これを他人に聞いて
乗り越えようとしているからなんですよ。
まあ、教えてるのはたぶんむじんくんでしょうね。
228 :
純一:2006/06/23(金) 20:31:43
>>196では、
現実界云々という件はないわけです。
つまり、そのレスは全部流し読みしているだけなんですよ。
会話しているように見えてもね。
>>199 >ではラカンの現実界をどのように理解されていますか。
というのはぴかぁ〜の心の叫びですね。
これしか頭に無いわけですから、簡単に教えちゃ駄目ですよ。
というのも、こういうのは他人に聞くんじゃなくて、自分で
考えるもんであろうからですがね。
229 :
純一:2006/06/23(金) 20:37:06
>>227 >ぴかぁ〜がいい加減な理解をしているのが行き詰ってる原因
とも申しました通り、
簡単に言えば、今まで散々「無垢、無垢」って言ってきた
ツケがまわってきたって感じなんですよ。
それで自ら行き詰っているというより、それで批判されるから、
別の方法で批判を避けようってことで、他人からまた新たな理論を
借用しようってことでしょう。
そもそも、ちゃんと理解していれば、そんなとこで行き詰まりは
しないわけで、他人から教えてもらうって方法を使わないと
何もできない人なんですよ〜
230 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/23(金) 21:01:46
>>220 >ようするに読者にとって「意味不明」になってしまうということです。
>この方法ですと著したラカン本人以外には知りえないモノとなってしまします。
ラカンは「エクリ」をあえてわからないように書いているようなことを言っていたと思います。
>図らずもフロイトとソシュールは同時代人でありながらお互いを知らなかったんですね。
ソシュールの差異の体系は、古典経営学の交換価値体系から来ているというのを最近知りました。
商品の値段はどのように決まるのか。だからマルクスも共有していますし、同時代のソシュール、
フロイトでも共有されていたのではないでしょうか。
ラカンはマルクス資本論を若き頃に読んでいたという話があって、マルクスの商品の呪術性
(フェティシズム)は有名ですが、ジジェク曰く、「ラカンは最初に症候を発見したのは(フロイトでなく)
マルクスである」といったということです。時代の共有性というのはこういうものではないでしょうか。
231 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/23(金) 21:03:30
古典経営学→古典派経済学
232 :
純一:2006/06/23(金) 21:33:25
>>230 >ソシュールの差異の体系は、古典経営学の交換価値体系から来ているというのを最近知りました。
わかってないね、
ちゃんと元ネタを調べないからそうなるんだよ。
233 :
純一:2006/06/23(金) 21:42:21
>>230 ぴかぁ〜が聞きたいのは、
>>199 >ではラカンの現実界をどのように理解されていますか。
ということでしかないよ。
234 :
純一:2006/06/23(金) 21:44:49
しかし、何故こうもパクリが可能になるのかは、
良く考えねばならないでしょうな。
235 :
純一:2006/06/23(金) 21:47:02
>>226のように、
>要するに、レスがどうであれ、
>
>>ではラカンの現実界をどのように理解されていますか。
>
>という質問をしたいだけであってね。
レスの無視→相手からの知識を聞く
というループですかな。
236 :
純一:2006/06/23(金) 21:50:14
しかし、どうしようかな〜、
パクリを繰り返せば理屈的には、
知識は増大するからね。
237 :
考える名無しさん:2006/06/24(土) 00:29:41
>>236 人に何かを執拗に聞きだす「耳学問」的やり方はあなどれないですものね。
フィールズ賞受賞の広中氏はかつて若かりし頃アメリカのシカゴ大学で教えていた時の
話しを思い出します。
受験面接の時成績は今ひとつでしたが本人は大変やる気とパワーがあり教授陣も
それ程粘るなら大学に入れてみるかと、基準に全然満たないにもかかわらず
入学を許可したんですね。
しかし案の定入学してからは問題の学生として数学科でも有名な存在になってしまいました。
彼は大学数学についていけないばかりか、毎回教授をつかまえてはとんちんかんな質問をしました。
ようするに中学生レベルの質問しかできないのです。
一番ひどい質問は難解で有名な専門書を持ってきて「先生、この本には何が書いてあるのですか?」
という具合です。
彼は本を買っても読まずに内容を訊くんですね。
しかしそこはアメリカ、教授は長い時間をかけて彼に解るように説明します。
そんな有様ですから、彼を見かけた教授陣は質問される前にそそくさと逃げる
ようになりました。
広中氏も「アメリカは色んな意味で凄いなあ…」とやはり辟易していたらしい
のですが、その彼も大学の3年生にもなると段々まともな質問をするようになってきました。
それから数年後、問題児の彼はシカゴ大の数学科教授になり、フィールズ賞とまでは
いかないまでも、数々の重要な論文を書くようになってしまいました…。
人間の可能性とは凄いものですね…(^_^;)
238 :
考える名無しさん:2006/06/24(土) 00:37:51
>>230 ジジェクからはとりあえず一旦離れた方が良いのではないでしょうか?
加賀野井氏の「知の教科書・ソシュール」なんかは非常に入門にいいと思います。
その次に丸山氏の「ソシュールの思想」「ソシュールを読む」を読まれると
ソシュール理解は大きく進展するはずです。
ちなみに資料として「ソシュール小事典」を手元に置く事をお奨め致します。
239 :
純一:2006/06/24(土) 00:53:54
>>237 >その彼も大学の3年生にもなると段々まともな質問をするようになってきました。
>それから数年後、問題児の彼はシカゴ大の数学科教授になり、フィールズ賞とまでは
>いかないまでも、数々の重要な論文を書くようになってしまいました…。
ほーう、凄いもんだね〜
ぴかぁ〜とは違うと思うけども。
彼と同じようになるか、ならないか・・・
240 :
純一:2006/06/24(土) 00:55:27
>>238 >ジジェクからはとりあえず一旦離れた方が良いのではないでしょうか?
>加賀野井氏の「知の教科書・ソシュール」なんかは非常に入門にいいと思います。
>その次に丸山氏の「ソシュールの思想」「ソシュールを読む」を読まれると
>ソシュール理解は大きく進展するはずです。
>ちなみに資料として「ソシュール小事典」を手元に置く事をお奨め致します。
前にその話をしていた人物を思い出したのだが、
それによると君はリーマンだという結論が出るのですがね。
241 :
考える名無しさん:2006/06/24(土) 01:08:44
>>239 そうですね、世界は広いですね(笑)
基本的に学問もスポーツ・格闘技と同じで「負けて悔しい・論破されて自分に
腹が立つ」といった面がないと伸びないですね。
別に青クサイ競争心が重要だと言うつもりはありませんが、歴史的に見ても
自分の思想を確立していくような人は自分の身を削っても執拗に根源へと歩みを
進めていきますから。
フロイトも周囲と軋轢ばかりあって友人にも恵まれませんでしたが、口蓋癌の苦痛と闘いながら
弱音を吐かずに見事な死に方をしましたものねえ…。
242 :
考える名無しさん:2006/06/24(土) 01:12:18
>>240 偶然ではないですか。
私は2ちゃんはほとんどやりませんでしたから。
それにリーマンではありませんよ(笑)
243 :
純一:2006/06/24(土) 01:16:25
>>242 >それにリーマンではありませんよ(笑)
むじんくんだったかな?
名前を忘れてしまってね。
244 :
考える名無しさん:2006/06/24(土) 01:18:11
むじんくん??
そういう人がいるんですか…。
245 :
純一:2006/06/24(土) 01:20:15
>>244 居るよ。
とりあえず、ぴかぁ〜は何も知らないのに、
何の為に話しているのかね?
246 :
考える名無しさん:2006/06/24(土) 01:23:49
ここのところWCに集中しているものですから、テレビ見ながらの
ながら打ちです。
WCが終われば多分消えます…(笑)
247 :
純一:2006/06/24(土) 01:25:21
248 :
考える名無しさん:2006/06/24(土) 01:28:46
そうでしたねえ。
しかしこういうコテンパンな経験も今の日本代表には必要なんでしょうね。
ブラジル流のサッカーをやらされたのは良かった思っていますけれども。
249 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/24(土) 10:21:08
>>238 ジジェクというか、もはやジジェク系のような感じで、
ひとつの流れになっています。
たとえばラカン関連では誰の本がおすすめですか?
250 :
考える名無しさん:2006/06/24(土) 10:37:25
>>249 そうですねえ…中々難しいところなんですけれども
『精神分析学を学ぶ人のために』新宮一成・鈴木國文・小川豊昭[編]
『言葉と無意識』丸山圭三郎
『言葉・狂気・エロス』丸山圭三郎
『ユートピアのラカン』赤間啓之
とりあえず段階的難しくなっているので、この順番がいいかもしれません。
もちろんいずれもラカンが重要な扱いで出てきます。
なぜだ!?
ラカンを知らない人たちのスレになっているぞ!
今さらラカン理解にソシュールを出すのは狂気の沙汰だ!
爆笑w
とりあえずセミネール読めよ>ばかぁ〜
253 :
考える名無しさん:2006/06/24(土) 14:40:36
>>253 1.シニフィアンの意味が相当違っている。
2.その言葉を導入したのは初期。
3.どうでもいいが、昔の丸山の説明が間違っていた。
255 :
考える名無しさん:2006/06/24(土) 18:30:55
256 :
考える名無しさん:2006/06/24(土) 18:35:40
__、、=--、、 __
/ ・ ゙! /・ `ヽ
| ・ __,ノ (_ ・ |
ヽ、 (三,、, _) /
/ー-=-i'’ (____,,,.ノ
|__,,/ |__ゝ
〉 ) ( )
257 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/24(土) 19:59:02
>今さらラカン理解にソシュールを出すのは狂気の沙汰だ!
ベースに差異の体系としてのソシュール理解がないと、
その後の、シニフィアンとシニフィエの転倒、
シニフィカシオン、シニフィアンの連鎖などは
ないということではないでしょうか。
いまでのラカンのメインは構造主義的中期に
あるのだと思います。
258 :
純一:2006/06/24(土) 20:50:16
>>249 >>238でジジェクの話題は一行目だけだろ。
自分の聞きたいことだけ聞くんじゃなくて、
相手との対話をしましょう。
>>257 お前、全然ダメだな。
ジジェクさえも理解出来ていないような発言だぞ。
260 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/25(日) 00:24:52
261 :
考える名無しさん:2006/06/25(日) 00:57:46
>>250 『精神分析学を学ぶ人のために』は読みました。『ユートピアのラカン』はもっていますがまだ読んでいません。丸山圭三郎は当たってみます。
お話しをしていると、僕のラカン理解はジジェク系なのがよくわかりました。
僕が好きなのは、こんな感じです。
『ラカンの思想』ボルク・ヤコブセン
『イデオロギーの崇高な対象』ジジェク
『ラカンと政治的なもの』スタヴラカキス
『ラカン派社会学入門』樫村愛子
『文脈病』斎藤環
よく考えてみると、確かに哲学(社会学)系なのですね。最初の原和之本を
気に入っているのにもつながります。
262 :
純一:2006/06/25(日) 01:01:59
>>260 >
>>257からなぜジジェク?(笑)
>674 :純一 :2006/06/23(金) 23:59:17
>
>>672 >何故この流れで?
また、私の発言からパクリましたね。
263 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/25(日) 01:05:31
哲学(社会学)系ラカンは、人の精神とう複雑なものをあつかうのでなく、社会現象を対象に
するので、ある図式で説明できて、わかりやすいですね。ボク自身の興味の社会現象に
ありますので、他にもラカン関係の本は読んでいますが、気に入るのが哲学(社会学)系に
なっているのですね。
264 :
純一:2006/06/25(日) 01:07:43
>>263 >人の精神とう複雑なものを
また、間違えましたね。
さっきまで、私のスレで同様に間違えている
名無しさんが居ましたよ。
>>263 あなたがラカンを語るのはやめて下さい。
もういいです。人間として恥ずかしい。
266 :
しんじ:2006/06/25(日) 10:06:04
十川幸司が8月に新宿の朝カルで、「ラカン以降を構想する」という講義をするんだって。
楽しみだな。ちょっとのぞいてみよう。
267 :
考える名無しさん:2006/06/25(日) 11:52:43
>>266 十川さん頑張ってますねえ。
論文も準備してるんでしょうから、楽しみですね。
268 :
考える名無しさん:2006/06/25(日) 12:06:46
>>263 社会現象の観点から興味があるんでしたら、
『日本がアメリカを赦す日』岸田秀
も面白いですよ。
ここのみなさんからはブーイングが出そうですけれども(笑)
彼の個人につての言及は『ものぐさ精神分析』から全く変わっていないので
私には少し退屈なんですけれども、岸田秀の歴史・社会分析は斬れてると思います。
269 :
考える名無しさん:2006/06/25(日) 17:17:00
愛子がんばれ愛子
夫が寡作だからおまえがんばれ
270 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/25(日) 18:19:59
岸田秀は読んだことありませんが、ここまで広げると
精神分析に関連した書物はさまざまありますね。
しかし多くはラカンでいうと中期でしょう。
中期では認識社会は幻想であるという相対主義で終わってしまうんですね。
そこに現実界の位置が確保されないと、ポスト構造主義は越えられない。
ジジェクによるとそういうことです。
271 :
考える名無しさん:2006/06/25(日) 19:12:16
>>270 それはジジェク言っている事で(私はそういうジジェクの理解はしていませんが)
ジジェクの言う事が全てだという「ジジェク原理主義」はぴかぁ〜さんの思想的成長を
大いに妨げてしまうことになりかねないと私は思いますよ。
ジジェクが世界で一番正しいという(そんなつもりは無いでしょうが…)考えがもし
あればそれは「カルト」や「忌まわしき宗教的狂信者」になりかねません。
自分が読んだ事のない事について、どうして「〜だ!」と断言出来るでしょうか?
ぴかぁ〜さんの自身の目で見て頭で考えて前進することが非常に重要ですよ。
ラカンを読まないばかぁ〜に何を言っても無駄
273 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/25(日) 20:59:44
>>271 >それはジジェク言っている事で(私はそういうジジェクの理解はしていませんが)
具体的にはどのような理解をされていますか。
ラカン正統派?との対比として、ジジェクをどうのように考えますか?
274 :
考える名無しさん:2006/06/25(日) 21:50:37
ジジェクジジェクうぜえなばかあ
>>266 うわぁ、聴きたい……でもほとんど理解できないんだろうなぁ
276 :
考える名無しさん:2006/06/26(月) 02:11:07
>>273 長くなってしまうので端折りますが、ジジェクの功績は「ラカン」という名前に
多くの人に馴染ませた程度にしか私には評価できません(残念ながら…)。
ジジェクのマルクスへの傾倒は表層での思弁的影響以上に意味不明の「イズム」を
感じてしかたがありません。
ある意味では「硬直した思想」とでも言えば良いのでしょうか…。
岸田秀は基本的にフロイトの著作しか真面目に読んでいません。
ラカンについての本を翻訳もしていますが、ラカンについてはボロクソに言っています。
しかし岸田秀の思想は多くの人達からラカンとの相似性を指摘されています。
「現実界」という概念はそれほど特別な概念ではないと私には思えます。
「主体が到達できないもの」ですから同様の事はフロイトも言ってますし、
もちろんフロイト主義者の岸田秀も言っているわけですね。
ラカンとジジェクを比較した時なぜかジジェクの方が限定的で硬直した思想に
感じられて仕方がありません。
ラカン派と言われる人は沢山いますが、ジジェクはその中の一人に過ぎない
というのが多分一般的評価なのではないでしょうか。
解りにくいでしょうか?簡単に説明しようとはしているのですが…。
277 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/26(月) 10:18:49
とてもわかりやすいです。むしろボクがジジェク原理主義?のようになって
説明し切れていないですね。
フロイトは思弁的で哲学を良く思っていなかった言われます。当然、哲学書は
読んでいたでしょうが、医者であり、臨床経験、目の前に1回性の観察を
大切にしていましたし、その観察力が天才的です。
だから哲学史の中でフロイトの存在は大きいですが、それはあくまで哲学者側からの
解釈です。
しかしラカンの場合は、積極的に哲学に関わり、哲学者としての一面を持ち続けました。
ラカンはまず構造主義に大きな貢献をし、位置づけられます。そしてそのようなラカンの
中期は、フロイトではなく、コジェーブから来ています。その欲望論はそのままといってもいい。
コジェーブはハイデガーを経由したヘーゲルの解釈者です。
そしてハイデガーを経由したヘーゲルの欲望論で理解したときに、ラカンは
それをフロイトの中に発見したのだと思います。思弁的でない生の観察(原石)を
欲望論で読み直す、組み立てる。それがフロイトの回帰だったのではないでしょうか。
278 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/26(月) 10:21:30
このような哲学者としてのラカンを見ていくと、中期のハイデガーを経由したヘーゲル、
そして言語論を経由した構造主義者としてあり、そして後期ではそれを乗り越える
現実界のラカン哲学があります。
そしてその後の哲学に多大なる影響を与えます。フーコー、ドルゥーズ、デリダ・・・
現代思想はラカン哲学理解がないと難しい。
ラカンの哲学理解が、臨床体験と離れた思弁的であるとしても、哲学側からみると、
哲学史の中にラカン哲学というものがあるのです。これは精神分析側からなんといっても
いたしかたない。もう哲学の血肉になっていますから。
もう哲学のあちこちにラカン理解があります。そしてこのような
流れの一部にジジェクのラカン理解があるのです。
279 :
考える名無しさん:2006/06/26(月) 19:26:58
>>277 >そしてそのようなラカンの 中期は、フロイトではなく、コジェーブから来ています。
その欲望論はそのままといってもいい。
そこの理解が「大きな誤謬」だと思われるわけです。
ラカンは自らの言説を語る際にしばしば色々な人の名前やディスクールをその人の
コンテクストを無視して使用する事があります。
この中にはソシュール、パース等のキーターム、図式も含まれます。
これはラカン独特のやり方で、自らの言説に包含されるからといって前面的に
承認している訳ではないのですね。
良く言えば柔軟、悪く言えば厳密性の欠如といえる行為です。
コジェーブの思想、歴史観に大きな問題がある事は他の現代思想家たちも指摘している
とおりです。
そして一番解りやすい誤謬が「ジジェク」という存在なのでしょう。
フランシス・フクヤマの論からもその点は明らかですし、ジジェクがラカン派マルクス主義者を
標榜する根本的な誤謬を抱えた思想家である事は極めて明白です。
フーコー、ドゥルーズと(デリダは外しますね)ジジェクを比べる事はあまりにも
大胆であり次元の違う話しではないでしょうか。
残念ながらジジェクは歴史に残る存在足り得ません…。
280 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/26(月) 20:05:40
ジジェクから話をそらそうとしているのですが、そうとうにお嫌いなようですね。(笑)
ソシュールがラカンではないようには、コジェーブはラカンではないと思いますが、
ラカンがコジェーブを師と呼んだ数少ない人であることは代わりがありません。
中期の根本的なコンセプトはコジェーブのヘーゲル講義にあることは過小評価することは
できないと思います。正確にはヘーゲル+ハイデガーですが。
たとえばラカンからハイデガーの影響を根本的ですが、これはコジェーブ経由ですね。
それとフランシス・フクヤマの論から、コジェーブの思想と「ジジェク」が離れているのが
わかるのではないですか。思想的に対立関係ですね。
ボクが興味があるのは、ジジェクが正しいかではなく、(正しい正しくないとはなんでしょう?)
哲学的理解のラカンと精神分析理解のラカンの違いなのですが。
哲学的理解のラカンは簡略化されている。これはラカン自身にも言えますが。
281 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/26(月) 20:07:05
ハイデガーからラカンへの影響を根本的ですが、
282 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/26(月) 20:20:31
簡略化された?哲学としてのラカンに対立する?生な精神分析としての
ラカンとはいかなるものだろうか。ということです。
たとえばラカンは臨床では使えないということも聞きますが。
283 :
純一:2006/06/26(月) 21:05:12
やあ、
284 :
考える名無しさん:2006/06/26(月) 21:25:21
また偽者か。なにしに来た?
285 :
考える名無しさん:2006/06/27(火) 00:05:22
>>282 臨床とは大変難しいものです。
いまだにどの流派・技法も決定打に欠けているというのが現状です。
ラカン派にしても臨床における有効性が低いという事実は精神分析そのものの
根幹にかかわる問題である事は確かです。
この点での考察は私自身の今現在のテーマであり、批判的検討をしている点でもあります。
(論文準備中です)
私はラカン派の輪にはおりますが、周囲とはかなり違う立場を取っています。
私が師事したのは河合隼雄先生とそのお弟子さん関係の筋でもありますし、元々は
ユング派からスタートしています。
ユングはイメージ・夢ばかりなんですね、
フロイト=ラカンは「言葉」ばかりなんです。
そう、両者をたしても「身体」が欠けているのです。
286 :
考える名無しさん:2006/06/27(火) 00:06:40
失礼話しが逸脱しましたね、戻しましょう。
>ラカンがコジェーブを師と呼んだ数少ない人であることは代わりがありません。
中期の根本的なコンセプトはコジェーブのヘーゲル講義にあることは過小評価することは
できないと思います。
それは本質的には違います。
ラカンの中期以降のセミネールはまだ日本でも出版されていませんが、コジェーブはラカンにとって
やはり思想を構成する上での「パーツ」に過ぎません。
ソシュールの扱いよりも格段に低い「パーツ」です。
結局ラカンは最後まで「フロイト主義者」でした。
後期のRSI、トポロジーもやはりフロイトについてしか語っていません。
コジェーブの講演を聴講したのは事実ですが、そこに拘っているのはジジェク
だけです。
>ボクが興味があるのは、ジジェクが正しいかではなく、(正しい正しくないとはなんでしょう?)
哲学的理解のラカンと精神分析理解のラカンの違いなのですが。
ぴかぁ〜さんのお話はあっちこっちに行ってしまうので(笑)何を中心軸にお話しされているのか
中々掴み難いところがあるのですが(すみませんね、気を悪くしないでくださいね)
ここが中心なのかなと思い、論を進めますね。
精神分析は思想です。哲学も思想ですからその点では同じと言えます。
しかし関係式としては
ラカンの精神分析>ラカンを援用した哲学 という事になってしまいます。
本当はもう少し入り組んだ論理式になりますが、極めて単純化するためにこうしました。
上記の関係式は現時点において判っている思想家達の成果のみを意味します。
ぴかぁ〜さんは「エクリ」「セミネール」はお読みになられているのでしょうか?
フロイト、ソシュールを読まれてないという事ですから、私の立場から言わせていただければ
ラカンについては「極めて勉強不足」という事になってしまうんですが…。
287 :
考える名無しさん:2006/06/27(火) 00:21:53
うーん ぴかぁや純一みたいなハッタリ屋ではない本格的な人達もいるんだな。
288 :
純一:2006/06/27(火) 00:54:39
何だと!!
290 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/27(火) 01:42:26
ソシュールからの影響は、象徴界でしょうか。特にラカンではなく、構造主義そのものがソシュールを
祖にしていますが。しかしラカンのシニフィアンの連鎖など、言語論そのものは、ソシュールのそれと
は違います。
ラカンがコジェーブから受け継いだのは欲望論ですね。ヘーゲルの他者の欲望を欲望する。これは
想像界に対応します。そしてハイデガーの無への欲望です。これは現実界に繋がります。
フロイトにおいて、「欲望」は重要タームではなかったが、フロイトを欲望論として読み直すという意味
で、コジェーブの影響は大きいということです。
ラカンの著作読みは苦労しています。読めたかなと思ったのは、もっともわかりやすいと言われる
「精神分析の四基礎概念」ぐらいでしょうか。フロイトでは「性理論三編」がお気に入りです。
291 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/27(火) 01:53:50
>ぴかぁ〜さんのお話はあっちこっちに行ってしまうので(笑)何を中心軸にお話しされているのか
>中々掴み難いところがあるのですが(すみませんね、気を悪くしないでくださいね)
>ここが中心なのかなと思い、論を進めますね。
何が上だ、正しいではなく、
ラカン理解を教えていただけるとうれしいのですが、享楽、欲動について
スルーされたので・・・(笑)
292 :
考える名無しさん:2006/06/27(火) 02:21:35
>ソシュールからの影響は、象徴界でしょうか。特にラカンではなく、構造主義そのものがソシュールを
祖にしていますが。しかしラカンのシニフィアンの連鎖など、言語論そのものは、ソシュールのそれと
は違います。
もう残念ながら決定的にぴかぁ〜さんの理解はなってないわけなんですね。
ソシュールとラカンの関係につて上記のような事を言ってる段階では、やはり大変僭越ながら
私とではお話しにならないと思います。
決して思い上がって言ってるのではありませんよ。
>何が上だ、正しいではなく、
ラカン理解を教えていただけるとうれしいのですが、享楽、欲動について
スルーされたので・・・(笑)
「享楽、欲動」についてご理解されていないとはどういう趣旨でしょうか?
わが耳をいや、目を疑ってしまいます…。
ラカンの基本概念ではありませんか、それに『精神分析の四基本概念』はフロイトの
「無意識・反復・転移・欲動」の四つを扱っている本です。
本当に読まれたのでしょうか??
本を読むことと、本を見ることは違います。もっとしっかりとあらゆる本を
「読まれる」ことを老婆心ながらお奨め致します。
思想はファッションではありません。本を買って満足する程度の事であれば書店、
出版元は喜ぶかもしれませんがご自身の血肉にはけっしてなりません。
「基本概念としての単語」を理解したければシェママの『精神分析事典』などいくらでも
あるではありませんか。
しかしぴかぁ〜さんからは待てど暮らせど「私は欲動について〜と思うんですが
あなたはどう思いますか?」という事にはなりません。
>何が上だ、正しいではなく
と言う事に拘っているのはぴかぁ〜さんご自身だと言う事を自覚されるべきです。
293 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/27(火) 09:14:18
>もう残念ながら決定的にぴかぁ〜さんの理解はなってないわけなんですね。
そうですか。残念です。
>「享楽、欲動」についてご理解されていないとはどういう趣旨でしょうか?
ラカン後期の理解はジジェクがわかりやすいというボクの発言にそれはダメだと
言われるので、ではラカン後期の重要ターム、たとえば「享楽、欲動」をどのように
理解されているのか伺ったのですが、スルーされたということです。(笑)
シェママの『精神分析事典』は持っていますが、あまり好きではありません。
>しかしぴかぁ〜さんからは待てど暮らせど「私は欲動について〜と思うんですが
>あなたはどう思いますか?」という事にはなりません。
お互い同じことをおもっていたのですね。(笑)
・ソシュールを理解しないと(たぶん丸山のことだと思いますが)ラカンはわからない。
・ジジェクは糞だ。
・ぴかぁ〜はまだまだだ。
・自分で勉強せよ。
この4つは伝わりました。安易に伝授されようと思ったボクが浅はかでした。
教えていただいた本などあたってみます。
疑うわけではないのですが、中身になかなか言及していただけないので、
最後に、「対象a」についてどのように考えておられるか、教えていただけないでしょうか。
294 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/27(火) 09:39:38
>疑うわけではないのですが、中身になかなか言及していただけないので、
>最後に、「対象a」についてどのように考えておられるか、教えていただけないでしょうか。
やはり良いです。このような効き方は失礼ですね。
いろいろ教えていただいてありがとうございました。
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw
哲学板の長年の住人なら分かっていることだが、
こいつにかかわるとせっかくのスレも荒れるので
スルーするように>all
でも、昨日までと打って変わって別人のように謙虚になったような・・・・・・。
朝から見回りごくろうさん。
ぴかぁ〜を叩くために仕事を辞めたかいがあったようだな>純一
298 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/27(火) 10:39:21
たいへん「残念ながら決定的に理解できていない」哲学としてのラカン好き?のボクが再度まとめると、
ラカンは、フロイトの生の人間観察を素材として、コジェーブ(ヘーゲル+ハイデガー)、ソシュール、
バンヴェニストetcなどのさまざまな道具で、素材を生かしながら調理したというようなことではないか
と思っています。
だからフロイトの素材としての生を重視する(すなわち精神分析としてみる)と、簡潔に構造化した理
解は、危険なものとなる。その反面、生で受け止めると残るのはあの難解な文体なので、ラカンが
言ったことを丸飲みにするしかなく教条主義的になってしまう危険がある。
ボクはラカンの入門書がなぜあんなにわかりにくいのかと思うのですが、その多くが精神分析側か
ら書かれ、ラカンを生で提示しすぎるからだと思います。多くにおいて、たぶん著者も理解していない
だろうが、ラカンがそういったという生で提示されるの、初心者にはもっと理解できない。
道具側から見る(すなわち哲学としてみる)と、「な〜んだ、これってハイデガーそのままじゃん」とプ
ラモデルを分解するように見えてくる。ジジェクがラカンの前にハイデガー研究からはじまったと言わ
れるように、このようなラカンの仕組みを見抜いているので、開き直るほどに、わかりやすくラカンを
提示する。
しかしラカンが目指したのは、あくまで精神分析ですし、フロイトという生の人間分析です。それは構
造的に簡潔に語れるようなものではない。だから哲学的な安易なまとめは、ラカンの趣旨に反する、
というようなことでしょう。
それは理解の仕方だけでなく、ラカンそのものに内在する簡潔性だと思います。ラカンが臨床に使え
ないのは、多くにおいて精神分析でなく、哲学すぎるからではないでしょうか。ラカンがなんと言おう
と生の人間から離れすぎている。それはなぜラカンの「主体」という言葉にこだわるのか、にも表れ
ているように思います。
299 :
--------^----------:2006/06/27(火) 10:40:40
/ ̄ ̄ ̄ ̄\
( 人____)
|./ ー◎-◎-)
(6 (_ _) ) カタカタカタ
| .∴ ノ 3 ノ ______
ゝ ノ .| | ̄ ̄\ \
/ \__| | | ̄ ̄|
/ \___ | | |__|
| \ |つ |__|__/ /
/  ̄ ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄| 〔 ̄ ̄〕
| | ̄
300 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/27(火) 10:48:36
ボクでも、フロイトのものすごさはわかります。フロイトの観察した生の人間分析は
いまだにリアリティがあり、容易に構造化するのははばかられます。
やはりラカンはそれとは違います。ラカンの「主体」は哲学化された人間ではないでしょうか。
301 :
考える名無しさん:2006/06/27(火) 10:54:32
>>298 わかりやすいまとめですね。
フランス現代思想一般に言えることだけど、
ハイデガーを通してみると、理解が進むということはありますね。
302 :
考える名無しさん:2006/06/27(火) 10:58:26
かなわないと思い、謙虚なふりしてんだよ。
303 :
考える名無しさん:2006/06/27(火) 11:42:41
相手が専門家じゃあ、ぴかぁの戯言もかすんで見えるなあ。
ぴかぁは偉そうな事いうくせにへんてこりんな質問するからだめなんだべさ。
304 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/06/27(火) 14:28:39
>>301 >フランス現代思想一般に言えることだけど、
>ハイデガーを通してみると、理解が進むということはありますね。
それは良く言われますね。
フッサールとフロイト、意識と無意識という対立がありますが、
ハイデガーの現存在分析とフロイトの人間分析は、多くの共通点がありますね。
いまでは現象学的精神医学というものもあるようですし。
フロイトが臨床の中で人間分析を深めたのに対して、ハイデガーはどのように
あれほど分析を深めたのか、興味があります。フロイトの参照したのでしょうね。
ラカンは特にフロイトの後期、快感原則の彼岸を重要視したといわれますが。
フロイトの「死への欲動」論とハイデガーの現存在の「「死の不安」」は繋がる
ところがあり、現にラカンはそれを現実界としてつなげたわけですね。
305 :
考える名無しさん:2006/06/27(火) 16:23:28
負けず嫌い 必死だな
306 :
純一:2006/06/27(火) 16:55:48
そのようですな、
307 :
考える名無しさん:2006/06/27(火) 16:58:41
>>305 ちなみにオレ様夜勤なのでした( ´,_ゝ`)
ヒキコじゃなくて残念だったねぇm9。゚(゚^Д^゚)゚。プギャーーーッハッハーヒャヒャヒャヒャヒャヒャ
308 :
考える名無しさん:2006/06/27(火) 17:13:49
>307
ンが?
309 :
考える名無しさん:2006/06/27(火) 21:59:56
>>304 フロイトもラカンもまともに読んでないのにどうしてそういう発言ができるんでしょうか?
全く持って不思議です…。
310 :
考える名無しさん:2006/06/27(火) 22:19:16
解説書に書いてあったからだよw
311 :
考える名無しさん:2006/06/27(火) 22:23:40
>>310 まあ、そうでしょうねぇ。
厚顔無恥とはこういうことをいうんでしょう。
312 :
三ケ月:2006/06/27(火) 22:31:23
いや、ぴかぁ〜さんはきちんと読みこなしていて、内容もよく把握していますよ。
ぴかぁ〜さんのレスから、それを読み取れないあなた方こそちゃんと読んだことないのでは(笑)
313 :
三ヶ月:2006/06/27(火) 22:37:12
>>312 おお、やっぱりなんかうれしい偽者!!
私は生粋の日本人です。
なのでラカンは理解できない。
ラカンを理解するには、
フランス語の夢をみるくらいどっぷりフランス文化につからなきゃ無理だ(20年くらい)
と、死んだバアちゃん言ってた。
314 :
三ケ月:2006/06/27(火) 22:39:49
偽者とは失礼な
あなたこそ紛らわしい。
315 :
考える名無しさん:2006/06/27(火) 22:42:00
316 :
三ヶ月:2006/06/27(火) 22:46:49
317 :
考える名無しさん:2006/06/29(木) 22:34:50
『システム現象学−オートポイエーシスの第四領域』河本英夫
執筆に際して十川幸司がかなりからんでるそうだ。
十川もオートポイエーシスに興味があるのかな?
フロイト、ラカンが出てくることは言うまでも無いけど。
さっそく買って読んでるけど中々面白いぞ、諸君。
318 :
考える名無しさん:2006/06/29(木) 22:43:09
全部読み終わってから言え
319 :
考える名無しさん:2006/06/29(木) 22:44:48
そうですね。読んで感想いただけると嬉しいですね。
320 :
考える名無しさん:2006/06/30(金) 09:33:06
>>317 > 十川もオートポイエーシスに興味があるのかな?
つか、まんまだろ。
岩波の思考のフロンティア『精神分析』嫁。
321 :
考える名無しさん:2006/06/30(金) 11:07:53
嫁坊ひさしぶりにみた
322 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 21:37:41
>174
シェーマ・マテームの図式を頭に入れてから、セミネールを読まないと
何言っているのか分からないだろう。藤田博史が正解。藤田博史の
図式が理解できなければ、ラカン理解は諦めるということです。
323 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 21:52:16
藤田博史:
『性倒錯の構造』『人形愛の精神分析』『人間という症候』『精神病の構造』
『幻覚の構造』
を徹底的に読んでから、ラカンのセミネールは読みましょう。
そうすれば、ラカンが言っているシニフィアンの意味や(全てはシニフィアンである)、
現実界・想像界・象徴界、去勢、父の名、といったことの意味が分かります。
特に、精神分裂病についてラカンがどう考えていたのか?も分かる。
原和之氏のラカン理解がいかに変なものかもわかる。また、ラカンを理解するのに
様相論理学の教養が必要なこともわかる。そして、後期ラカンを理解するのに
位相数学が必要なことも分かる。
大航海のラカン特集はひどいですね。性関係は存在しない、の解説がお粗末。
アンコール読んだとは思えない。昔のイマーゴとか現代思想とかのラカン特集
の方がよかったですね。そもそも、オートポイエーシスとかウィトゲンシュタインとか
認知科学絡みでラカンを語っていること自体がナンセンス。関係ないですよ。
性関係は存在しないということを解説するなら、様相論理学に触れないと・・・
いけませんよね。
324 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 21:56:21
ちなみに、対象a=Das Dingですよ(セミナール『精神分析の倫理』では)。
ナシオはちょっと出来が悪いので、うまく納得させられないように注意
する必要がありますね。周知のごとく、『エクリ』の翻訳は最悪なので、
自分で仏語で読むしかないですね。補填が重要です。そもそも、精神分析は
精神病の人を治す、実学としての医学なのであって、哲学的なインプリケーション
は派生物ですよ。十川氏も認知科学なんかに走らず、そのことを自覚すべきですね。
ちなみに、ラカンが気が狂ってしまったと言われる、後期ラカンが重要です。
325 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 21:57:29
藤田派の来襲ですね。ラカンは懐が広くて良い。
326 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 22:01:38
>そもそも、精神分析は
>精神病の人を治す、実学としての医学なのであって、哲学的なインプリケーション
>は派生物ですよ。
ラカンは臨床につかえないだろう。哲学だよ。
327 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 22:03:36
>藤田博史はシェーマ・マテームに拘泥し過ぎだ。
>現象(症状)からかなり隔たってしまっている。
>精神医学にも精神分析にも貢献できるような観点では無いと思うよ。
それは藤田先生の著作群が理解できない人の言うことでは?
精神病を治すために、精神病の構造把握に努めていますよ。
変に哲学的になろうとしていないあたりが、十川氏らに比べて100倍誠実。
同性愛はパラノイアに対する防衛である⇔パラノイアは同性愛に対する防衛である、
なんてちゃんと構造的に図式化して示してくれているよ。。
決して、易しくはないけど、分かりにくいラカンの言説をうまく図式化して
説明している。女性同性愛の診断が難しい、ということも言っている。
http://foujita.vis.ne.jp/ でも行ってみて疑問をぶつければ、藤田先生がどれほど深くフロイト―ラカンを
理解しているのか?が分かるでしょう。またそのすさまじい語学の能力も(
フランス語およびドイツ語)。だいたい、フロイト全集もラカンのセミネールも
全部原語できっちり精読しているのは、日本人では藤田先生だけですよ。
328 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 22:06:47
>326
>ラカンは臨床につかえないだろう。哲学だよ。
それはラカンを哲学的に解釈したいという君の欲望だ。
精神分析は実験物理学に近く、患者を治すという目的がちゃんとある。
哲学遊戯にふけるためにラカンを引用するなら、郵便的な〜の東氏
と変わらない。
>藤田派の来襲ですね。ラカンは懐が広くて良い。
ひと通り、日本人のラカン研究者が書いたものを読んだが、
みんな明晰ではない。藤田先生の方が100倍も明晰。
理解してないのに、論文書くなよ!と言いたいね。
329 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 22:09:55
藤田博史が責任編集した、昔の現代思想とかイマーゴとかの
ラカン特集号はとても良い論文が多いよ。
いまのラカン研究者の研究水準はそのレベルに達していないこと
は明らか。読み比べてみれば分かるよ。
330 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 22:11:55
>精神病を治すために、精神病の構造把握に努めていますよ。
いまどき精神病に精神分析?
誰も相手にしていないと思うが。
>精神分析は実験物理学に近く、患者を治すという目的がちゃんとある。
>哲学遊戯にふけるためにラカンを引用するなら、郵便的な〜の東氏
>と変わらない。
なぜ東?せめて浅田か、斎藤にしてくれ。
ラカンは臨床に使えないだろうの答えになってない。
331 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 22:13:51
ラカンを学ぶのに藤田から入るのは癖がありすぎる。
どれだけ勉強していると知らないが亜流であることにはかわらない。
332 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 22:15:07
そもそも、ラカン協会のI.R.S.という雑誌は、変でしょう。
heReSIe(異端)の掛詞としてR.S.I.というセミネールをやった
のだから。フランス語できない、って白状してますよ。
それとも想像界を最初にもってきたのは何か理由があるんですか?
333 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 22:23:51
>>187 >日本のラカン派を大体ザックリと大雑把に分けると、
>1・新宮一成派:一見ラカンに忠実なようで、独自に単純化して解釈する。
> セミネールの翻訳でも主導権を握りつつある。
>2・藤田博史グループ:シェーマ・マテームに関心が集中し過ぎている
>3・原和之グループ:精神科医・臨床家ではなく、哲学的視点による考察の実践
>非常に乱暴もいいところですが、あえて3つに分ければこうなります。
いまは新宮一成派が主流なんだね。
334 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 22:24:05
>331
ラカンを学ぶのに藤田から入るのは癖がありすぎる。
それは君が様相論理学とかの素養がなくて、藤田先生の図式が
理解できないだけ。亜流とか主流とか、そういう問題を言って
いる段階で、もはや駄目(フランス精神分析学会が、ラカンを
破門した理屈そのもの)。そして、精神病の構造を、構造的に把握する
という知的鋭意を無視するあたり、地味な精神分析とは何の関係もないね。
科学は享楽を解雇している、というラカンの言葉の意味が分かっていない。
あるいは、セミネール『騙されない人はさまよう』の意味も分かっていない。
335 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 22:28:20
>いまどき精神病に精神分析?
>ラカンは臨床に使えないだろうの答えになってない。
この意味はわかるよな。
キミはラカンと言うよりも単に藤田を敬愛しているだけに聞こえるか。
それが悪いとは言わないが、それで他をけなすのはいかが、ということ。
336 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 22:29:03
「科学は享楽を解雇している」
これはどこの言葉で、どういう意味?
337 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 22:38:27
各派の人でで議論するとおもしろいですね。
たとえば基本ですが、「欲望」とはなにかとか。
338 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 22:42:52
>>いまどき精神病に精神分析?
>>ラカンは臨床に使えないだろうの答えになってない。
>この意味はわかるよな。
>キミはラカンと言うよりも単に藤田を敬愛しているだけに聞こえるか。
>それが悪いとは言わないが、それで他をけなすのはいかが、ということ。
精神分析は、精神病を治すための実学です。医学ですよ。
君が哲学を多少かじったからといって、それでどうなるものでもあるまい。
ラカンが臨床に使えない?はあー?ラカンは医者ですよ。精神病を治す
ためにセッションをやりながら、自らの理論を練り上げていったんですよ。
哲学遊戯に耽っていたんじゃないんですよ。
悪いけど、最も知的な精神分析には、君は近づかない方がいいね。
藤田博史氏の論理学的な図式さえ理解できないようじゃ、後期ラカンを解読する
ための位相数学なんて永遠に分からないだろう。現実界の理解だって
怪しいもんだ。直観論理とそうじゃない論理との区別さえ分かっていないのでは?
それを理解していないと、性別化の論理式が分からんぞ。
言葉としての父を掴んで、危機的な双数的鏡像関係にある想像界から象徴界へ
ジャンプする、と言われて、ああ、abjectionの話か?って分かるか?
ファルスの意味作用って言われて分かるか?隠喩的連鎖が成立して初めて
換喩的連鎖が成立するということも理解しているよね。
まあ、頑張りたまえ。とりあえず、『人形愛の精神分析』から始めることだ。
認知科学とかわき道にそれないことを願っている。迷える羊君。
339 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 22:47:07
ラカンに興味がある、迷える羊達へ
ラカンを理解したければ、藤田博史先生の本を入門書とすべし。
他の本は遠回りして深い闇の中に入っていくようなもの。
それでは検討を祈る。
340 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 22:51:52
>ラカンが臨床に使えない?はあー?ラカンは医者ですよ。精神病を治す
>ためにセッションをやりながら、自らの理論を練り上げていったんですよ。
なんと言おうが、「ラカンは臨床に使えない」は、精神分析の常識だろう。
これを真剣に言っているのなら、単なる教条主義者だな。
知ったことを並べるのも特徴的だ。
ラカンが哲学から安易にパクった内容を懸命に狂信している口だな。
ラカンと哲学の関係をわからないと、ラカンなどわからんよ。
キミはなにをめざしいているんだ?藤田の理解か、ラカンの理解か?
精神分析医、あるいはそれを目指すものなのか?
341 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 22:54:00
藤田先生定巡乙です。
342 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 22:59:21
この当たりはもう廃版じゃなかったけ?
『人間という症候』
『精神病の構造』
『幻覚の構造』
343 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 23:01:14
なんと言おうが、「ラカンは臨床に使えない」は、精神分析の常識だろう。
んー。バカだのう。じゃあ、ラカンが転移の概念について考察を深めたことと
、臨床とは無関係だといいたいんじゃな。話にならない。
>ラカンと哲学の関係をわからないと、ラカンなどわからんよ。
それを言うなら、ラカンとフロイトとの関係が分からんとラカンは
分からないよ、だろう。ウィトゲンシュタインとかはどうでもいいんだよ。
『制止・症状・不安』を読まずして、R.S.I.が分かるか!
ファルス的享楽と大文字の他者における欠如のシニフィアンの享楽も
分かるまい。へーゲルとか読んでる暇があたら、フロイトの基本論文
読んだ方がラカン理解に近道なんだよ。迷える羊君。
ちなみに、現実界とは、知覚を可能にする身体そのもの、およびそういった
知覚装置としての身体に入っている情報、のことだよ。理解していたかな?
モノ自体とか、形而上学とかじゃないんだよ。
ちなみに、ラカンが女性は精神病である、といった意味が分かるかな?
ふふふ。現実的去勢・想像的去勢・象徴的去勢を説明できるかな?
ふふふ。まあ頑張りたまえ。ふふふ。
344 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 23:07:24
>>343 もしかして、「存在と時間」読んだことないとはいわないよな。
ラカンの根底で、ある意味でラカンの間違いの元。
それはさすがにないな。
「ラカンは臨床に使えない」とは"ラカン"が臨床と離れているではなく、
"ラカン精神分析"は臨床に使えないだ。
単なる藤田信者だろうが、キミは藤田にもうざがられる口だな。
345 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 23:10:01
まあ、分かってしまえば、性関係は存在しない、というのはさほど
衝撃的な内容ではないね。大航海のラカン特集ではさもすごいことの
ように巻頭論文を飾っているが。論理学的な意味で関係は存在しない
ということですよ。そもそも男女で集合が違うじゃん。ふふふ。
たいした話ではない。それよりも、男性同性愛の構造とか女性同性愛
の構造とかの方がよっぽど、理論的には深い。
精神分裂病とパラノイアの精神分析学的な把握の方が、よっぽど、
理論的にはおもしろい。シニフィアンの連鎖とか鏡像段階とか
そういうことばっかり言っていても進歩はない。ふふふ。
346 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 23:12:10
精神分裂病に精神分析が使えるように安易にいうな。
だからラカン派はトンデモと思われる。
347 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 23:22:08
>もしかして、「存在と時間」読んだことないとはいわないよな。
>ラカンの根底で、ある意味でラカンの間違いの元。
ハイデッガーに興味があるなら、そっちの道に進みな。
精神分析の基本概念さえ理解していないようでは、君はラカンは
理解できないだろう。ラカンがハイデッガー用語(よるべなさ等)を
借用したからといって、ハイデッガーの観点からラカンを理解できる
わけなかろう。アホだな。まだソシュール読んで、ソシュールの
シニフィアンとラカンのシニフィアンはどこがどう違うのか?を
押さえた方が100倍まし。ラカンの考え方の根底がハイデッガー
にある、という珍説には恐れ入った!ラカンは生涯、フロイトを
尊敬していたわけで、そういった珍説を唱えること自体がもはや
学問やる資格がないね。サラリーマンになりたまえ。
ハイデッガーとニーチェとかいうテーマの方が君には向いている
じゃない?位相数学とか嫌いでしょ。
348 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 23:26:57
こんなぺダンチックなスレがいっぱいだと漏れは嬉しいんだけどなw
え?ラカン?知りませんよそんなの。完全に守備範囲外です。はい。
349 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 23:27:37
>精神分裂病に精神分析が使えるように安易にいうな。
>だからラカン派はトンデモと思われる。
精神分裂病の科学的な構造把握を精神分析は目指しているし、
ラカンもそういう把握を目指している、と言っているのであって、
「使える」などとは言っていないよ。
それに、ラカン派とかレッテル貼るなよ。臨床心理学とか、
気の毒にも専攻しちゃったの?そういうレッテル貼りは、よく心理学系
の人がやるんだよなー。フロイトさえ理解できない連中が。
フロイト分からなくてラカンの知的営為なんか当然分からない。
ラカン派がトンデモとか言う人は、まず理解してから言え。
理解していないのに非難するのは、知の世界に存在する資格なし。
ロールシャッハテストとかやって、影絵が何に見えるか、遊んでろ
って。
350 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 23:30:12
>>347 そんなことだろうと思った。
ラカンを勉強したいなら、フロイトは当然だが、
ハイデガーは読まないと話にならないよ。
たぶんキミのはラカンでなく、藤田だな。
351 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 23:32:10
>精神分裂病の科学的な構造把握を精神分析は目指しているし、
>ラカンもそういう把握を目指している、と言っているのであって、
>「使える」などとは言っていないよ。
だから使えないってなんども言っているだろうw
352 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 23:36:22
ラカンを勉強したいなら、フロイトは当然だが、
ハイデガーは読まないと話にならないよ。
バカじゃない。それを言うなら、デカルトだって(デカルトの主体を
ひっくりかえしてるので)、ヘーゲルだって読まないといけない、
という理屈になるよね。そんなの読んでる暇があったら、まずは
フロイト読むべきなんだよ。と同時にソシュールを読むべきなんだよ。
君は、勉強の手順間違っているんだよ。
ラカンの根本的な考えがハイデッガーで規定されているというなら、
それはどういった点でそうなのか、ここで解説してみなよ。君が
たまたまハイデッガーを少し勉強していたからといって、それで
ラカンが理解できるとは恐れ入った。説明してみなよ。セミネール
の何巻でどういう風に述べているか?
353 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 23:38:38
>351
使えるか使えないかの議論はしていないだろう。頭悪いな。
このスレの住民は、まあ、アカデミックな世界で生きていくのは
無理ですね。諦めなさい。そんなに甘くないのだよ。ふふふ。
354 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 23:41:04
>>352 デカルト、ヘーゲル、ソシュールも大切だが、ハイデガーなんだよ。
セミネールではでてこないよ。セミナール以前だからな。
ラカンはハイデガーを学んで、ラカンになった。
そしてフロイトの読み直し方がわかったということだな。
355 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 23:44:21
>>353 だから使えないってオレがなんども言っているだろう!
いまどき精神分裂病と精神分析を安易につなげてしゃべるな!
ほんと素人は、どこでも隠語を叫ぶ勢いだなw
356 :
考える名無しさん:2006/07/01(土) 23:56:09
>セミネールではでてこないよ。セミナール以前だからな。
じゃあ、『エクリ』に出てくるの?説明しろよ。逃げんなよ。
>たぶんキミのはラカンでなく、藤田だな。
頭悪いな。学部学生か?ラカンはフロイトの症状なんだって。
ジジェクもラカンの症状なんだって。
藤田先生もフロイト―ラカンの症状なんですよ。
症候(症状)って分かってる?ふふふ。
>ほんと素人は、どこでも隠語を叫ぶ勢いだなw
それは、君が精神分析の専門用語を理解できないだけ。
勉強していない人は出て行けよ。授業の邪魔だよ。わたしの
講義聴いたって理解できないなら、出席点はやるから出て行けよ。
357 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 00:00:25
セミネール以前なのに、なんで『エクリ』?
>わたしの講義聴いたって理解できないなら、出席点はやるから出て行けよ。
馬鹿ごまかすのにはったりかw
どこにいまどきラカンとハイデガーは関係ないとか、
精神分裂病と精神分析を安易つなげる先生いるんだよ。
初心者バレバレだろう。
藤田本に感化されたんだろうが、それだけがラカンではないぞ。
358 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 00:04:32
まあ、藤田が悪いとは言わないが、他も勉強するんだな。
藤田だけを狂信するのは感心しないし、
あとどうも本を理解するだけで、それが自分の現実とのどのように
関係するかが、ほとんどないようだな。
がんばれ
359 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 00:08:24
>デカルト、ヘーゲル、ソシュールも大切だが、ハイデガーなんだよ。
>セミネールではでてこないよ。セミナール以前だからな。
>ラカンはハイデガーを学んで、ラカンになった。
>そしてフロイトの読み直し方がわかったということだな。
だから、『セミネール』でも『エクリ』でもないとすれば、
どこで触れているんだよ!説明しろよ。逃げんなよ。
単に、ラカンの蔵書に『存在と時間』があった、ということで
説明になるのか?説明しろよ。逃げんなよ。学者を舐めるなよ。
こっちはそれでご飯食べているんだよ。プロなんだよ。まじなんだよ。
論拠示せよ。論拠なかったら、査読で落ちるんだよ。常識だろう。
この剽窃やろうが。
>精神分裂病と精神分析を安易つなげる先生いるんだよ。
バカじゃないの。精神分析ってーのは、精神病や神経症の
患者に対してセッションを行ってなんとか治癒させようと
する実学なんだよ。
360 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 00:13:46
>説明になるのか?説明しろよ。逃げんなよ。学者を舐めるなよ。
>こっちはそれでご飯食べているんだよ。プロなんだよ。まじなんだよ。
>論拠示せよ。論拠なかったら、査読で落ちるんだよ。常識だろう。
>この剽窃やろうが。
そんなバレバレのうそついてなにがおもしろいんだ。
初心者だから勉強しろよ。
ヒント:ラカンが「師」と呼んだ数少ない人は?フロイトを「師」とは呼ばない。
何故にか。
>バカじゃないの。精神分析ってーのは、精神病や神経症の
>患者に対してセッションを行ってなんとか治癒させようと
>する実学なんだよ。
なこと知らないヤツいるのか?
神経症は良いが、精神病に精神分析が使えないのはいまや常識なんだよ。
初心者くん。
初心者つかれる。逃げるよ。
361 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 00:18:48
>ヒント:ラカンが「師」と呼んだ数少ない人は?フロイトを「師」とは呼ばない。
> 何故にか。
知らない。理由を含めて教えてケロ。ふふふ。
362 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 00:22:01
コジェーブだろ。
363 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 00:23:54
コジェーブを師と呼んだ理由は?
364 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 00:33:25
「欲望」とはなにか教えてもらったから。
365 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 00:34:32
コジェーブを師と呼んだ理由は?教えてケロ。
366 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 00:44:47
言っただろう。俺は学者だって。それを言うなら、
コジェーブを師と呼んだのは、他者(母)の欲望を(子が)欲望している
ことで危機的な双数的な鏡像段階が成立していることをラカンが上手く
説明できたからだろ。そういった想像界をabjectして象徴界へ入ることで
幼児は、「人」になるんだろ。そのとき、現実の母の替わりに父としての
言葉を掴むんだろう。
こういう風に答えろよ。ついでに教養があるかどうか確かめよう。ふふふ。
コジェーブとEUに何か関係があるとすればどういう点で関係があるのか?
367 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 00:49:35
もうひとつ質問しよう。ラカンが聴講していたコジェーブの講義は
次のうちどれか。
法の現象学に関するもの。精神現象学に関するもの。カントに関するもの。
その他。
ふふふ。どれでしょう。素人君。学者を舐めんなよ。
368 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 00:52:32
>>366 それはコジェーブのヘーゲル面な。他者の欲望を欲望するぐらいで、
師とは呼ばないだろう。
重要なのは、ハイデガー面ってなんどいえばわかるんだかw
ウソつくは、なにも知らないわ、頭悪いわ、しつれいだわ
これ以上、相手する理由はないだろう。初心者は初心者らしくな。じゃあ。
369 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 00:53:16
さらに質問。
コジェーブの講義に触発されて書かれた小説:「人生の日曜日」
は、人類がどのような事態になったときのことを描いているのか?
1.共産主義革命が起きた後の人類
2.歴史が終わった後の人類
3.キリストが降臨した後の人類
ふふふ。学者を舐めんなよ。
370 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 00:54:35
なめねーよ。
そんな煮ても焼いても食えない奴ら。
371 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 01:00:51
ハイデガー→コジェーブから学んだのは「無への欲望」ですよ。
372 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 01:09:17
>それはコジェーブのヘーゲル面な。
アレクサンドル・コジェーブはハイデッガーの講義はしていないんだが。
ボケ。学者を舐めんなよ。
どうせ、『法の現象学素描』も『ヘーゲル読解入門』も理解できまい。
まず、F.フクシマ以上に後者の本をちゃんと読解してから、ラカンを
読めよ。そうじゃないと、鏡像段階分からないぞ。学者を舐めんなよ。
無への欲望?ハア?ラカンは「死への欲望」については触れているが。。
死っつったって、2種類あるぞえ。ふふふ。第2の死の方が重要。
死への欲望については、フロイトの概念の練り上げだよ。無への欲望
とひっかけて読むのは、セミネール『精神分析の倫理』の誤読だ。誤読。
まあ、生活が苦しそうだから許してやらあ。
おれは、週に4回講義して、あとは研究できるが、君の場合は
それほど優雅ではあるまい。頑張って専任教員になるんだな。
精神分析ではポストがないから、社会学でもやるんだな。
ふふふ。まあ、その頭じゃ無理だろうが。ふふふ。
373 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 01:12:45
学者って、それは知ってれば誰でも答えられるクイズみたいなもんじゃん。
それじゃただのオタクだよ。
>372
フランスにハイデガーブームを作ったのは、コジェーブの『ヘーゲル読解』講義だよ。
「無への欲望」知らなくてラカン語るヤツ始めてみた。
ラカンにとって欲望とは何なんだよ。
ったく。酪農の先生でもラカンの初心者は初心者だろう。
375 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 01:35:26
ラカンとは誰か?なんてな
376 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 01:41:53
コジェーブを師と仰ごうが、全体としてみてラカンにとってはパーツに過ぎないと
思いますよ。
ラカンは有名無名の学者・精神科医の名前をしばしば挙げますが、だからといって
前面的にその人の思想を受け入れている訳ではありません。
関係ないですけど藤田さんは結構気さくで、話しやすいお方ですよ…。
377 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 01:42:57
ラカンはあらかじめ、すでに社会化されたものを語っているに過ぎない。
378 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 01:44:58
まあ「存在と時間」ぐらい読みなさい。あまりにラカンでショックを受けなさい。
そこからですよ、全ては。
379 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 01:46:18
ただ実際問題として「現象学」の影響はかなり感じますね(当たり前ですが…)。
380 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 01:50:15
ハイデガーを読むかどうかで勿論理解は変わるでしょうが、それはどんな本を
読んでも同じ事ですよ。
ハイデガーとラカンの距離もその程度です。
381 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 01:55:47
ラカンは良くフロイトの哲学化など言われますが、ハイデガーの現存在とラカンの主体が
近似するときに、それはフロイトのように臨床的な生の人間であるか、という疑いが
生まれるわけです。
ラカンは哲学でなく、精神分析である。ということが疑われるわけです。
たとえば藤田は様々な図式化は良いでしょう。
浮世離れした精神病へのこだわりもよいでしょう。
しかしそれは精神分析なのか、臨床的な生の人間に適用できるのか。
単に思弁的な、空想のものではないのか。
決して証明されない多くの宇宙論のように。
382 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 01:59:35
>>381 それは極言すれば臨床に役立つのは当たり前なわけです。
「視点」が変わるわけですから。
臨床に全く役立たないということは有り得ないことですね。
383 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 02:01:10
だから、ラカンは臨床に使えないと言われているわけでしょう。
384 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 02:04:01
>>383 それはラカンが理解しにくいから、そういう人が多いというだけのことです。
「使える・使えない」はそういう意味でみなさん言っているわけではないですよ。
385 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 02:07:35
では藤田先生は?w
386 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 02:09:49
藤田さんは藤田さんなりにご自身では使いこなしているんではないですか。
私は藤田さんの著作はあまり好きではありませんが、無駄という事は無いですよ。
387 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 02:11:07
あれ?藤田信者さんは?
388 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 02:13:02
WCが山場ですから、テレビにかじりついてるんじゃないですかねぇ…(笑)
389 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 02:14:26
なにか煮え切らない試合ですね。ベッカムも変わったし
390 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 02:15:32
両方とも似たようなチームですね。
このスレにラカンを理解している人がいないことだけはよくわかった。
オマエモナ
393 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 10:13:19
みなさんのような知識も基礎もないずぶの素人です。
ラカンの有名な観念について自分なりに知りたいのです。
最初に読める本を教えていただけたら幸いです。
お前などにはわからん、はごもっともですが興味を持ってしまったのでわからないなりに一回挑戦してみたいのです。
どうかよろしくお願いします。
394 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 10:17:05
>>393 駄目です。あなたはアウトです。火曜日にきてください。
395 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 10:26:12
なんでですか?
正当な理由があれば、そうしますが。
396 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 10:28:06
過疎板って聞いたこと有りますか?
常駐の社員しかいないって、どういうことだかわかりますか?
397 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 10:42:49
過疎板は聞いたことあります。
ここもそうらしいとは思いますが、
常駐の人にお聞きしてはいけないのですか?
398 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 10:44:10
利権や政治的ということばを聞いたことがありますか?
399 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 10:47:34
なにをおっしゃりたいか、理解できません。お答えいただけないようなので失礼します。場違いなこと申し上げてすみませんでした。
400 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 10:49:07
401 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 11:01:46
北斗羅漢撃!
アベシ!!
402 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 11:03:21
君は合格
403 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 11:38:42
>>393 いきなりラカンを読んでもわからないので、入門書からになります。
こんな感じです。総合的な入門としては福原本から入ればよいかも。
哲学知識があれば、ジジェクでもよいでしょ。
現代思想冒険者たちSelect 鏡像段階 ラカン 福原 泰平 (2005/04/13)
知の教科書 フロイト=ラカン 新宮 一成 (編集)(2005/05/11)
ラカンの精神分析 新宮 一成 (1995/11)
ラカン 哲学空間のエクソダス 原 和之(2002/10)
イデオロギーの崇高な対象 スラヴォイ ジジェク(2001/01)
人形愛の精神分析 藤田 博史(2006/03)
404 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 11:39:56
>>403 は広告です。最近こういうのがおおいんです。
405 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 11:41:25
>393
『人形愛の精神分析』が入門書としてはベストじゃない?
次は、『人間という症候』でその次が『幻覚の構造』で、
その次が『精神病の構造』でその次が『性倒錯の構造』だよ。
その後は、『エクリ』を原書で丁寧に読むしかない。佐々木氏の
訳は無茶苦茶なので。
406 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 11:45:04
ラカン 哲学空間のエクソダス 原 和之(2002/10)
現代思想冒険者たちSelect 鏡像段階 ラカン 福原 泰平 (2005/04/13)
は駄目だね。読むと混乱するよ。よく分かっていないのに本書くなって。
イデオロギーの崇高な対象 スラヴォイ ジジェク(2001/01)
は、一通りラカンを理解した後に読むべき本だね。
新宮氏のものは、本当に何もしらない学部の1年生が、単なる精神分析
の知識を得るには、いいかもしれないけど、ダイナミズムはないね。
やはり、人形愛の精神分析 藤田 博史(2006/03) から入るのがいいね。
407 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 11:47:39
新宮のラカンの精神分析はトンデモ本
なんだよソニックブームってw
408 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 11:48:01
>>405-406 藤田派工作員必死だな。
まず福原から読め。そこから派閥を決めればよい。
409 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 11:53:26
はあ^〜
福原氏の本は読んでも混乱するだけだって。本人理解していないのに
書いているからね。迷える子羊だね〜〜〜。
410 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 11:54:42
>408
派閥とか言っている時点で、どこかへ行けよ。邪魔だよ。
理解しているかしていないか、だけだよ。
411 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 11:58:56
ほんとにラカンの良い入門書ないよな。
一番売れてるの講談社新書で一番手に入りやすいので、
「ラカンの精神分析 新宮 一成」だろうけど、
これから読んだ人は間違いなく、挫折するね。
ネットで読めるので、「日本一わかりやすいラカン入門」から入れ。
生き延びるためのラカン 斎藤環
http://www.shobunsha.co.jp/
412 :
393:2006/07/02(日) 12:07:43
>>403 ご親切にありがとうございます。
大変うれしいです。
感謝します。
>>404 ちょっとわかりません。
>>405-408 の方々もありがとうございます。
参考にします。
みなさんありがとうございました。
わからないながらも、なんとか読みたい興味が強くあったもので、突然の横からお願いしたしだいです。
今更、無知無学の上にどうにもならないのは承知の上で無謀な取り組みをしてみるつもりです。(私もういい歳なんです)
本当にありがとうございました。
失礼します。
413 :
393:2006/07/02(日) 12:11:20
>411
遅れました。
ありがとうございます。
早速見てみます。
414 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 12:16:13
ラカン入門書一覧まとめ
総合・・・ネットで読めるのでまず「日本一わかりやすいラカン入門」斎藤を除いてみれば
生き延びるためのラカン 斎藤環
http://www.shobunsha.co.jp/ 現代思想冒険者たちSelect 鏡像段階 ラカン 福原 泰平 (2005/04/13)
新宮派・・・癖あり
知の教科書 フロイト=ラカン 新宮 一成 (編集)(2005/05/11)
ラカンの精神分析 新宮 一成 (1995/11)
哲学派・・・もはや哲学ではジジェクのラカンがラカンスタンダード?
イデオロギーの崇高な対象 スラヴォイ ジジェク(2001/01)
ラカン 哲学空間のエクソダス 原 和之(2002/10)
藤田派・・・入門書?
人形愛の精神分析 藤田 博史(2006/03)
415 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 18:17:54
おいおい。
現代思想冒険者たちSelect 鏡像段階 ラカン 福原 泰平 (2005/04/13)
ラカン 哲学空間のエクソダス 原 和之(2002/10)
は、書いた本人が分かっていないんだから、読むと混乱するって。
入門書にするなよ。まだ、ジュエル・ドールの『ラカン読解入門T・U』
の方がましだって。
ジジェクはラカンの症状なんだから、ジジェク読んでラカンの言いたいこと
を掴むよりは、やはり『エクリ』を原語で読むことが一番の早道。
体系的にざっと理解したいなら、藤田博史氏の一連の著作が参考になる。
図式化してラカンのいいたいことを掴んでいる。新宮氏も十川氏も藤田氏
の著作はあまり引用しないが、本当に影響を受けた人の本というのは
引用しないもの。プライドがあるからね。
416 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 18:58:09
藤田の症状は必死だなw
入門書とかなんとか言わないでセミネール読めっつーの
つ「寝ながら学べる構造主義」
つ「現代思想のパフォーマンス」
どうせ文句付けられるんだろうが、途中で挫折するくらいなら最後まで読めた方がまし。
419 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 20:28:41
大学の研究室とかにはまだ日本語訳出版されてないセミネールの翻訳本とか
あるんでしょ。だれかこっそりアップしてよ。
420 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 21:11:29
>入門書とかなんとか言わないでセミネール読めっつーの
それは間違い。様々な図式を頭に入れて読まないと何言っているのか
分からないのがセミネール。ジュエル・ドールでも藤田博史でもいいから
まず図式を頭に入れて、それで読むのが正解。
421 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 21:32:08
「翻訳としての人間」嫁。
422 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 21:48:23
藤田さんの著作は中級者以上向けでしょう。
本当の意味での入門書って確かに中々無いですね。
まあ、ラカン自身に責任があるわけですが…。
423 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 21:59:53
>藤田さんの著作は中級者以上向けでしょう。
そういう意味では、『人形愛の精神分析』は、中級者向けの
藤田氏の著作の中でも入門的な位置づけと言えるでしょう。
424 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 22:00:30
しかし、専修大の院生をただ働きさせて成立している
ラカン協会はそのうちなくなっちゃうかもね。。。
医療系の人を一時期排除したり、若森とか文学系の人が
権力を握っちゃうとあーなっちゃうのかな?
文学やっている人にラカンは分からんよ。少なくとも哲学
の訓練受けた人じゃないとね。一番いいのは、精神科医だね。
425 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 22:03:45
>>424 まあ、確かに難しいですね。
今現在で協会員は90人ちょっと、もう少し広がりが無いと厳しいです。
426 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 22:11:28
で、君たちはなんのためにラカンを学んでいるのかね。
どうせおもしろいからぐらいしかないんだろう。
427 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 22:24:11
90人か・・・
年会費は、A会員(大学の専任教員;6000円)とB会員(非常勤;3000円)で区別しているね。
一般の財団法人とかで研究している人は、どっちの会員なんだろう?
大学で研究している人しか対象にしていないから、会員も増えないし、
会員種別もAとBで変な構成になっているんじゃない?
学生・大学院生はB会員で、社会人はA会員とするのが普通。
専従職とか言っている段階で、広く会員を集める姿勢が感じられない。
また、
二 大学学部卒業2年以上経過している者、ただし、理事会の承認
があれば必ずしもこれを充たしていなくてもよい.
三 会員二名の紹介を受けた者.
とか要件をいろいろ課しているから、会員が増えないんじゃない。
仮に1/3がB会員として、30人×3000円=9万円、A会員60人
×6000円で36万円、計45万円くらいしか予算がないじゃん。
45万円では何もできないから、専修大の院生とかがただで働かざる
を得なくなるわけだ。若森とか佐々木とか、教授連中は、沢山給料もらっている
んだから、教授は年会費10万円にしろよ。助教授は7万円、専任講師は
5万円だよ。それくらい十分払える。
しかも医療系の研究者を排除しようとした経緯があるあたり、度し難いね。
大学病院の精神科を営業して廻って、会員をどんどん募れよ。
そうじゃないとなくなっちゃうよ。45万円で何ができるってんだ。。。
学会誌の発行だって危ない。
428 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 22:43:42
>>427 そうそう、とりあえずA会員B会員に序列分けしただけ。
AとBの配分は実際それで正解ですね。
せめてユングクラブ並みに裾野を広げたいけれど如何せん「ラカン」ですから…
女性の入会は厳しいでしょうし。
事務局長の伊吹さんにも私から話そうかとは思っていますが…。
429 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 22:51:06
原が理事ですから将来は東大が事務局になる可能性もあるでしょう。
430 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 23:32:57
東大が事務局になるんだったら、研究費を文部科学省からいろいろ
引っ張ってきて、それで院生のバイト代を出せばいいね。
まあ、原のところに進学する院生がいるとすればの話だが(-<>-)。
止めといた方がいいね。原氏は自分で学生バイトを常時雇う必要
があるのでは?またもや、院生をただで働かせるようなことをすれば
見識が疑われるだろう。誰も、将来がない仕事を本気でやらないよ。
専修の大学院に、進学を勧める時点で詐欺だな。研究職につける
確率、ものすごく低いじゃん。
というわけで、ラカン協会はつぶれないように、内部改革した方が
いいね。精神分析は万人に開かれたものであって、文学や哲学研究者
らが内輪で集まって、オナニーするものではあるまい。
とりわけ、I.R.S.にもっと医療関係者の論文を載せるべき。権威付け
が始まった時点で怪しげな組織になってしまったね。
432 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 23:39:53
ラカンの若手研究者という点では、原・川崎・立木もイマイチ。
頭脳では、10年の1度の大秀才、田崎英明氏の100分の1くらいしかないね。
門外漢の田崎氏の方が精神分析をよく分かっていると思うね。
皆さんはご存知ないかもしれないが、浅田彰の後継者は、田崎英明氏だよ。
田崎氏よりすごい人は、若手知識人ではちょっと見当たらない。
というわけで、こと文系に関する限り、大したことない人しか、ラカン協会
にいないとしたら、それも問題だと思うよ。入会する意義がない。。。
という話になったら、衰退要因のひとつになろう。
433 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 23:45:04
まあ、ラカン協会は、事務局専修大の大学院生をタダ働きさせるのを止めるべきだね。
人間関係に序列を持ち込む破廉恥な行為は、精神分析とは何の関係もない。
体質を変えないんだったら、医療系の人々だけで独自にラカン研究は進めて
いくよ。そもそも、患者に触れようと思えば触れられる環境があるわけで、
精神分析に対する理解が深まる契機は、医療系の人の方がはるかに恵まれている。
臨床経験がなくて、精神分析なんて勉強できるんですかね〜〜。
434 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 23:46:52
私達がラカンという名のもととに呼んでいる一連の言語、あるいは焼酎的テクスト
の連鎖が、良く知られたように記号表現のメタファーであるという事実は、
想像界の現実界への機能的経路が主体という深奥の脱中心的事象であることよりも
否、むしろ解釈を拒む非-場所としてのみ、 (ry
435 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 23:50:08
まあ、若森氏は気の毒だよ。結局、一生かけたけど、ラカンはついに分からなかった。
だから、若森氏の本読んでも、ラカン理解にはつながらず、混乱するだけ。
同じ東大門下として川崎氏や原氏もそうなりかけている気がするね。
保科先生の方が数倍理解されていらっしゃる。精神科医と文学者の違いだね。
436 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 23:51:07
結局、ラカンの「欲望」ってなんなのですか?
437 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 23:53:41
まったく東大ってのは、既得権益と権威を自ら作っていく習性が
あるので、あんまり批判すると若森・原・川崎で、団子のように
固まって、自分達に権威を認めず、恭順の意を示さない場合には、
よりますます部外者を排除しようとするから、この変でやめとこう。
>434
病気なの?消えて。
438 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 23:57:29
>>436 ラカンの「欲望」とは小文字の他者→大文字の他者→対象aとたらい回しにされて、
最後に幻想でごまかされるものですよ。
439 :
考える名無しさん:2006/07/02(日) 23:57:58
>>433 臨床といったら尚更「ラカン」は人気が無いから、難しいところでしょうね。
ラカンの言説の理解とは「誤読」じゃないの?
むしろどのように「誤読」したのかを理解することが「理解」であって、
それぞれの「誤読のしかた」が問題になるのでは?
441 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 00:28:40
442 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 00:36:14
ハイデガーもデリダ並みにキャッチーな用語を考えてればなぁ…。
そのセンスだけは無かったね。
ハイデガーの方が遥かに重要だけども。
443 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 09:02:57
>441
ハイデッガーのスレに行ってくれるかな?
場違いだよ。
444 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 11:21:30
ハイデガーを語らずにラカンの本質は理解できない!
445 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 12:43:20
ラカンの思想の基礎はハイデガーでしょ?+フロイド
446 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 13:05:21
>444,445
だから、スレ違いだよ。勘違い野郎はほかへ行ってくれよ。
447 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 13:09:51
>>445 フロイトは別格です。
「フロントへの回帰」というアイロニーは、フロイトのハイデガー化です。
それがラカンが、フロイト後期の「死への欲動」によってこだわった理由です。
ラカンの精神分析としての間違いは、このようにフロイトの生の思想を
ハイデガーの「死」の思想で汚したことではないでしょうか。
448 :
中西克徳:2006/07/03(月) 13:28:21
ラカンの名言
『私は「この宇宙は非存在がもつ純粋性の中の欠陥である」と言う叫びが生じる地点に立っている』・・・・・・
そんなものはラカンじゃないね。
450 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 13:30:43
ラカンは他者の思想家である。
現象学には他者がいない。だからハイデガーにも他者がいない。
フロイトの他者は小文字の他者であり、大文字の他者である。
ラカンの他者は小文字の他者、大文字の他者で偽装されているが、
ハイデガーの他者、不可能な他者である。
451 :
中西克徳:2006/07/03(月) 13:31:59
ラカンの奇行
ラカンは講演会にローマ法王を招待しようとして失敗したらしい・・・・
452 :
中西克徳:2006/07/03(月) 13:34:10
ラカンの謎
対象aは黄金数であるらしい・・・・・
453 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 13:35:44
ラカンのとほほ
エクリ出版後、敬意をはらってハイデガーに「エクリ」を送ったところ、
ハイデガーはエクリを開いて一言「こいつは狂っている」・・・トホホ
454 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 13:37:23
ラカンのとほほ
アメリカへ招待されて蒼々たるメンバーのまえで講演したところ、あまりの意味不明さに
アメリカ人を馬鹿にしているとキレられた・・・とほほ
ラカンとハイデガーは友達なんだね
456 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 13:41:47
ラカンのとほほ
アメリカへ講演後、さっそうとメジャーリーグ観戦へお出かけ。
当然、VIP待遇と思いきや、誰もラカンをしらない。
あわてて招待者が「この人はあの有名なサルトルさんですよ」と
いってVIP待遇になる。
当のラカンはそんなことはつゆ知らず、「オレの名はアメリカでも有名だ」
とご満悦・・・とほほ
あなたはラカンじゃないよ
悪いけど、その手のことはあなたに我慢してもらおうと思ってます
別の人でもってするようにしてください
458 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 20:10:01
>「フロントへの回帰」というアイロニーは、フロイトのハイデガー化です。
>それがラカンが、フロイト後期の「死への欲動」によってこだわった理由です。
珍説発見!素人は来るなって。死への欲動は、サディズムやマゾヒズムを
説明したり、あるいは、死への欲動の極限として対象aを考えるにいたった
という文脈で触れられる。ハイデッガー?爆笑ものだぞ。対象aとは分かり
やすく言えば、未分化で母子一体化している状態のことだよ。フロイトの
死への欲動は、『精神分析の倫理』では、むしろ自然の徹底的な破壊に
よって再生が可能になる第2の死というという意味で解釈されている。
この辺の話を無視して、いきなりハイデッガーを持ち出すあたり、ド素人
は去れよ。消えてくれ。ハイデッガーのスレに逝けよ。
459 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 20:13:09
>対象aは黄金数であるらしい・・・・・
間違い。原和之の説明とか読んじゃったのね。。。
余計混乱するだろう!欲望の原因としての対象aは、母子一体化して
いる状態のことだよ。不可能な近親相姦の状態といってもよかろう。
永遠に出会い損ねるね(だからテュケーなんだよ)。
460 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 20:18:47
>対象aとは分かりやすく言えば、未分化で母子一体化している状態のことだよ。
がはははははははh!腹遺体!!!!!!!はぁ?????
これ永久保存な!!!!!
ハイデガー知らずにラカンやるとこうなるんだな(爆
> 間違い。原和之の説明とか読んじゃったのね。。。
新宮だろう。バーカ!!!
なんか必死だな。そんなにハイデガー持ち出されるのが嫌か?w
つメラニー・クライン
463 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 20:40:55
ウィニ コットの移行対象?
464 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 20:46:04
>永遠に出会い損ねるね(だからテュケーなんだよ)。
ハイデガーですね。
465 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 20:46:08
>460
ずーと分からなかった、対象aが初めて分かって、そんなにショック
だったんだ(-<>-)。正直に、教えてくれてありがとう!と言いなさい。
啓蒙を拒否するのは君の自由だが、これ以上、ハイデッガー持ち出して
自分のラカン理解がお粗末なことを曝け出すのは恥ずかしいぞ。
早くハイデッガーのスレに逝きなさい。ここは君の来るところではない。
466 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 20:47:05
467 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 20:50:44
いっておくが、ラカンの主体とハイデッガーの現存在とは何の関係
もないよ。何もラカンを理解をしていないんだから、早く、
ハイデッガースレに逝けって。邪魔だよ。根本的に誤読している
んだから、もうラカン理解は諦めろって。
ハイデッガー難しくて分からないんだったら、ドイツ観念論でも
やってろって。この出来損ないが。
468 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 20:51:07
469 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 20:51:47
普通、対象aといえば、「精神分析の倫理」でなく、「精神分析の四基本概念」でしょ。
読んでないの?
470 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 20:53:38
>>467 >ラカンの主体とハイデッガーの現存在とは何の関係もないよ。
キミは板違い。電波板へどうぞ。
471 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 21:01:46
ちゃんと「対話」ができる人だけがこういった掲示板に書き込めれば、こういう
哲学板なんかはかなり学問的にも実りの多いものになるんだろうね。
シューティングゲーム並みに言葉の実弾で打ち落とすのが目的だと、何の意味も
ないんだけれど。
472 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 21:07:05
ラカン的にはコミュニケーションはすれ違う「運命」なんだから致し方ない。
ハイデガーね。
473 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 21:10:23
関係無いが、中田英が現役引退だとさ??
474 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 21:12:50
だね。
475 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 21:18:17
>>472 ハイデガー、ハイデッガーどっちでもいいんだよ日本語表記では。
476 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 21:35:27
>対象aとは分かりやすく言えば、未分化で母子一体化している状態のことだよ。
>がはははははははh!腹遺体!!!!!!!はぁ?????
>これ永久保存な!!!!!
えっ。幻想のファンタスム、S/ ◇ a が分かってないんだ。。。
やっぱ、バカは死ななきゃ治んないね。この分割された主体S/が
ハイデッガーの現存在?爆笑ものだぜ。
>普通、対象aといえば、「精神分析の倫理」でなく、「精神分析の四基本概念」でしょ。
>読んでないの?
精神分析の倫理では、Das dingのことを対象aと呼んでいるだろう。
精神分析の四つの基本概念でももちろん出てくるけど、基本は、
原初にあった母子一体化の状態のことだよ。だから、現実界にあるんだよ。
対象aは。まあ、基本だな。
477 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 21:40:21
>だから、現実界にあるんだよ。対象aは。まあ、基本だな。
キミはいつもかすってはいるんだよね。ほしーな!
対象aが現実界のみにあるとどやって接触するの?
3界の重なったところにあるんだよ。
頑張れ!
478 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 21:44:41
「精神分析の四基本概念」まではまだいってないんだね。
「精神分析の倫理」ではまた対象aの論理は不十分なんだよ。
小文字の他者aとものそのものの間で揺れてる。
一般的に対象aとは、「精神分析の四基本概念」で言及しないとだめだよ。
そうすると、新宮の黄金比の意味もわかる。これが正しいかは微妙だけどね。
頑張れ!ひよこラカン好き!
479 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 21:47:52
ハイデガーはS(A/)だね。
480 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 21:50:15
>477
バカよ。よく聞きなさい。象徴界・想像界・現実界の輪の重なったところに
対象aがある、という説明も確かにラカンはしている(『サントーム』で)。
でも幻想のファンタスムでは対象aの位相は現実界であると説明されるんだよ。
母子一体化の欲望は永遠に封印されて、象徴的去勢が完了するんだろう。
(そして、主体に斜線が引かれて主体は分割される:無意識の主体の生誕と
言ってもよい―ちなみに斜線が引かれるのは、現実の物理的な母の替わりに
最初に掴んだ言葉[あっち、こっちFort-daが有名]に、第二番目の言葉(シニフィアン
としての言葉)が接続したときだぞ。これは精神分析の4つの基本概念を丁寧に読めば分かる)。
だから、母子一体化なんて永遠に不可能というかすれ違う運命なんだよ
(テュケー)。ちなみに、言葉を持つ以前の母子間での危機的な双数的情念の
世界が想像界で、現実界は、知覚を可能にする身体そのものの領域および
そういった知覚装置に入ってくる情報から構成される。明快だろ!
こういう風にちゃんと理解していかないと、原和之や福原の本読んでも誤解する
ばかりだぞ。なんで双数的なめくるめく情念の世界が子供にとって危機的であり、
その状態をスプリングボードにして象徴界に参入するのかは宿題としよう。
まあ、ハイデッガー屋君、もっと勉強したまえ。象徴的去勢と想像的去勢、そして
現実的去勢の違いも勉強したまえ。サントームでは、大文字の他者における
欠如のシニフィアンの欲望が、女性の欲望であるということも理解しろよ。
いっぱい勉強することあるぞ。ちゃんと理解しろよ。
481 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 21:52:10
新宮の黄金比の意味もわかる。
新宮氏大丈夫かな。。。そんなこと言っているんだ。
482 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 21:55:02
>>477 「<想像的なもの>―<現実的なもの>―<象徴的なもの>の三つの組は
ラカンの理論的空間の根本的座標を形成しているのだが、これらの三つの次元は
決して純粋な共時性のうちに同時に把握されることはできない」
(スラヴォイ・ジジェク 『否定的なものの元への滞留』 ちくま文庫版p336より)
ジジェクの解釈だとこうなんだけど、君の解釈だとどうして三つの「もの」が重なるの?
そこを教えて欲しいんだけど
483 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 21:57:19
対象aが現実界のみにあるとどやって接触するの?
バカよ。もうひとつ教えてやろう。現実界そのものへの接近はできないから、
言葉という象徴秩序(=他者)を介してしか、現実界は、認識できないんだよ。
不可能なものの領域にある現実界へ言葉を介して、介入して治療することを
考えているんだろう。父の名が現実界へと排除された状態である精神病に
対して言葉による治療行為が成立しないじゃないか?
まあ、根本的に理解したまえ。精神分析を!
484 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 21:57:56
「セミネール」を読んでいくと別の意味で面白いですね。
執拗に図式、数式化に拘っていたくせに、当のラカン自身は用語の使い方が
かなり乱暴なんだ。
「倫理」と「四基本概念」だけでなく後のセミネール(未邦訳も含む)になれば
いっそう顕著になる場面がある。
ミレールの問題かとも思ったけれども地下出版版でも読むと変わらないんだなあ…。
>>484 それではセミネールを読んでいないと思うのだがwwww
486 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 22:09:12
うん、読めてないのかもしれないね。
自分でもそう思うから…。
487 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 22:34:04
>>476 ほしい!というか、おっちょこちょい君と呼んでもよい?w
微妙にズレて、ズレて理解してるんだね。
初心者に説明する方が簡単だよ。
母子一体化の欲望(これは欲望とは呼ばないがね)→鏡像関係(小文字のa)→
想像関係の失敗(象徴的去勢)→象徴関係(大文字のA)→象徴関係の失敗→
対象a→幻想S/ ◇aによる迂回
ここまでは良いよな。
><想像的なもの>―<現実的なもの>―<象徴的なもの>の三つの組は
>ラカンの理論的空間の根本的座標を形成しているのだが、これらの三つの次元は
>決して純粋な共時性のうちに同時に把握されることはできない」
>(スラヴォイ・ジジェク 『否定的なものの元への滞留』 ちくま文庫版p336より)
バーカだな!対象aが把握されるのか?3界にあるのと、3回を把握するのは違うだろう。
同時に把握できないから、対象aなんだろう。
再度いうぞ。対象aが現実界のみにあるとどやって接触するの?
対象aは欲望の対象であり、原因だぞ。欲望する対象がなければならないと
ラカンがあえて作った概念だぞ。
「対象aについてあげることのできるすべての形、これ(リビドー)の代理、
これと等価のものです。乳房は個体がその誕生の時点で失った彼自身の一部、
もっと古い失われた対象を象徴することのできるものを表します。」
(ジャック・ラカン 精神分析の四基礎概念)
対象aは把握できずに逃げるか、現実界にあるのではく、対象aは3界に重なる=
象徴界から現実界に開いた穴としてあるの。それを幻想S/ ◇aが塞ぐわけだよ。
488 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 22:34:50
>だから、母子一体化なんて永遠に不可能というかすれ違う運命なんだよ(テュケー)。
これ、ハイデガーな。
489 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 22:46:12
490 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 22:49:52
こういう基本的な話がわからないのは、実感がないからでないかな。
キミだって現存在の端くれだろ。
キミにとって、小文字のaとは、大文字のAとは、対象aとはなにか、
実体験として感じることだよ。
そのときにほんとうにラカンの(そしてフロイト+ハイデガー)のもの凄さがわかるよ。
491 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 22:52:30
>>490 そういう基本的な事の解らない「社会学者」ってかなり多いね。
492 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 22:56:52
>487
バカよ。現実界への穴を塞いでいるのは、幻想のファンタスムにおける
ポワンソン ◇ だろう。ポワンソンの中身が、象徴界(原初的シニフィアンun
とそれに接続していくシニフィアンのシステム=他者Autre)だろう。
だから、象徴界のベールに遮られて、主体S/は、永遠にobjet petit aに邂逅
できないんだよ。もっと勉強しろよ。それに、「対象aは3界に重なる」
というのもボロメオの結び目をもうちょっと精確に理解すれば不用意な
発言だ。3界というか3つの輪の剰余として対象aはあるんだよ。それに3つの輪
の重なり具合はシュレーバーとジョイスとでは違うし、4つ目の輪(サントム)を
途中から導入して構造的安定性を再度考え直しているあたりもポイントだね。
紐で重ね合わせて理解すべし。バラバラになった3つの輪を繋ぎ止める=補填
の議論がここから出てくる。3つの輪がバラバラになる仕方はそれぞれで、それで
精神病の様々な理解が可能となるなんだが、ラカンは3つの輪の繋ぎ止め方=
補填の議論をすることで、治療のことを考えているんだよ。医者だからね。
>母子一体化の欲望(これは欲望とは呼ばないがね)→鏡像関係(小文字のa)→
>想像関係の失敗(象徴的去勢)→象徴関係(大文字のA)→象徴関係の失敗→
>対象a→幻想S/ ◇aによる迂回
ここまでは良いよな。
よくねーよ。ボケ。想像関係の失敗って何それ?失敗するんじゃないの。
母にとっての欲望の対象である状態に幼児は耐えられないからその状態を、父としての
言葉を掴むことで抜け出すの(母にとっての想像的ファルス「であるetre」から、
ファルス(象徴的ファルス)を「持つavoir」に至る)。象徴関係って何それ?
象徴秩序へ入るとか参入するということだぞ。しかも、極めつけは、象徴関係の失敗
って何それ!根本的に理解していないじゃん。象徴関係がどうやって失敗するんじゃ?
象徴界が崩落するという精神病における「荒廃」の話してんの?
ちゃんと理解しろよ。
493 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 23:01:29
ついでに言っておくと、男女で、ポワンソン◇の中身が違うの。
それで男女の象徴的な性別化の違いが説明できるの。ふふふ。
女性は、死への欲動に対して一者の特徴(シニフィアンun)が
不完全な防波堤となっているの。ふふふ。
まあ、頑張りたまえ。もちろん、この辺の話は、性別化の論理式を
理解できた上での話しだけどね。
494 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 23:07:57
ちなみに言っておくと現実界に対して、正常な人は穴なんか
開いてないぞ。精神病になっちゃった人の話しているのか?
まあ、新宮とか原とか福原とかの解説本を読むと混乱することが
これで分かっただろう。ふふふ。それとちょくちょく出てくる
欲望に興味があるなら、欲望のグラフを理解すべきだね。
後期ラカンの方が数百倍重要だけどね。
495 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 23:10:49
そうそういい忘れたけど、女性は死への欲動に対して、世界で最初
に掴んだ言葉(それによって原抑圧が可能となった言葉=
シニフィアンun=一者の特徴=象徴界を吊り上げている要の石)
が、不完全な防波堤になっているから、女性は精神病である、と
ラカンは言ったの。しかもこの観点から、マゾヒズムは理解できるの。
分かった?分からんと、単位やらんぞ(笑)。
496 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 23:14:13
みんな分かったかな?学者をなめんなよ。
497 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 23:16:23
さらに言うと、象徴的補填・想像的補填・現実的補填という補填
の議論において熱力学とかが重要になってくるんじゃよ。
まあ、ここまで来ると、なんちゃってハイデッガー屋君では無理だろう。
補填の意義も理解していないようだし、早く、別のスレに逝けよ。
ふふふ。
498 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 23:16:38
>>493 ラカンの一連の論理式は「論理式」としては極めてずさんだけどね。
まあ、ラカンは論理・分析哲学者ではないから仕方ないのか…。
499 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 23:19:18
そういうことは、ラカンの様々な論理式を理解してから言うの。
不可つけるぞ!(笑)ふふふ。
500 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 23:21:23
ついでに言うと、補填の話と固有名は関係があるの。
ハイデッガーとか読んでもだから、ラカンは分からないの。
名指しと必然性の方が役に立つの。
否定と排除と否認の違いも分からないようじゃ、素人なの。
分かった?ふふふ。
501 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 23:21:53
・・・・おーい、もちつけ。「対象aは現実界にある」ってドキュン発言はどこいったw
ボロメオの結び目なんていってもわかんないだろうから、初心者用に
「対象aは3界に重なる」、「想像関係の失敗」、「象徴関係の失敗」
とかとかいって上げてるんだろう。
すなおに、「対象aは現実界にある」ってドキュン発言でした、ごめんなさいと言えば
呼んだよ。ひよこはまったく。
>ちなみに言っておくと現実界に対して、正常な人は穴なんか開いてないぞ。
はぁ?とにかく「精神分析の四基礎概念」と10ぺん嫁。
あれは、一番わかりやすいか。それからも一度来い。
502 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 23:23:50
>>499 学者?ではあっても「覚者」ではないみたいだな。
先生、なんか大人気ないですよ(笑)
503 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 23:26:37
>>500 クリプキを出すんなら余計に「ずさんな論理式」を擁護するのが解せないよなあ?
君は「学者もどき」だろ???
504 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 23:36:13
ラカンは否定神学なんだよ。それはフロイトとはなーんにも関係なく、
ハイデガーなんだよ。そしてそれはゲーテルの不完全性定理なわけ。
ヴィトとハイデガーは同じ年にウィーンに生まれているわけで、
その哲学も見事に背中合わせになっているわけ。
語りえぬものをハイデイガーは補完したわけだよ。
505 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 23:38:03
おい、ハイデッガーかぶれの出来の悪い学生!
分かったか?明日の講義の準備するからもうわしは寝るぞ。
じゃあな。後期ラカン理解のために、位相数学でも勉強しなさいよ。
そういえば、ファルスの意味作用ってなんだか分かる?
じゃあな。ふふふ。あとは、ボロメオの結び目理解したいんだったら、
『制止・症状・不安』を読みなさいよ。
それに、パラノイアは同性愛に対する防衛である、反転して同性愛は
パラノイアに対する防衛である、って構造的に理解しておきなさい。
レオナルドダヴィンチの分析が参考になろう。
>「対象aは現実界にある」ってドキュン発言はどこいったw
バカ学生は死ねよ。幻想のファンタスムではそうなっているの。
ボロメオの結び目では剰余として対象aはあるの。
>「想像関係の失敗」、「象徴関係の失敗」
恥さらし。アホ。それを言うなら、象徴的去勢の失敗としての
精神病、が正しいの。
>はぁ?とにかく「精神分析の四基礎概念」と10ぺん嫁。
>あれは、一番わかりやすいか。それからも一度来い。
頭に図式をもってセミネールは読まないと誤解するだけなの。
セミネールの要約が『エクリ』なんだから、先にエクリを
読むべきなの。穴が開いて、そこからリビドーが流れ込んで
来ちゃったら、君みたいに精神病の発症しちゃうの。分かる?
じゃあね。せいぜい頑張りたまえ。セミネールでどこどこで
こう書いてあったからといって、それを金科玉条みたいに死守
していてもラカンは分からないの。そういうのは素人のやることなの。
プロはまず、エクリを読むの(普段の授業ではこんな調子ではないの)。
うふふ。
506 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 23:42:25
>>505 >穴が開いて、そこからリビドーが流れ込んで
>来ちゃったら、君みたいに精神病の発症しちゃうの。分かる?
こいつ馬鹿だ。たぶん「排除」の意味も分かってないなw
リビドーが糞づまりになってるヤツにはなにをいっても無駄か。
507 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 23:42:49
>プロはまず、エクリを読むの(普段の授業ではこんな調子ではないの)。
うふふ。
そんな奴おらんやろ〜
508 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 23:45:20
>クリプキを出すんなら余計に「ずさんな論理式」を擁護するのが解せないよなあ?
>君は「学者もどき」だろ???
ずさんな論理式とか、ラカンの位相数学の使い方が多少間違って
いるからといって、それでラカンの価値が下落することにはならないの。
そういうのをくだらない足の引っ張りっていうの。
>ラカンは否定神学なんだよ。
わけわかんないこと言わないの。中途半端な哲学の訓練受けたくらい
じゃラカンは分からないの。
>学者?ではあっても「覚者」ではないみたいだな。
>先生、なんか大人気ないですよ(笑)
先生は、戦闘的知識人なんで、ごめんなさいね(-<>-)。
授業ではFDよろしく、丁寧に解説してます。
まあ、後期ラカン理解のための位相数学の勉強が大変です。
最近は。いつまでもシニフィアンの連鎖とか鏡像段階とか
性別化の論理式とかで吼えていても能がないでしょ。
補填で吼えますよ。わたしは。後期ラカンへの扉は補填によって
開かれましたね。
509 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 23:48:37
>幻想のファンタスムではそうなっているの。
ラカンの思想はaを巡る思想なんだよ。
前期、中期、後期とaが変化し続けるんだよ。
で、普通「対象a」というのは、「精神分析の四基礎概念」に
準拠するんだよ。覚えとけ。ごろつき。
510 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 23:49:50
あしたは、享楽についていくか。
またドキュソ発言でるんだろうな。ワクワク。
511 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 23:49:56
>こいつ馬鹿だ。たぶん「排除」の意味も分かってないなw
そういうなら、お前が、「排除forclusion」を解説してみろよ。
学者をなめんなよ。添削してやるよ。解説しろよ。逃げんなよ。
512 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 23:51:28
>>508 あんまり良い先生ではないみたいだですな…(笑)
トポロジーくらい「学者」を称するならある程度理解してないと。
もっとも理解したところで「後期のラカン」にはそれほど重要性は感じないけど。
513 :
傍観者:2006/07/03(月) 23:53:27
藤田博史の口真似はもういいから。
ちゃんとラカン読もうよ。
514 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 23:56:05
>ずさんな論理式とか、ラカンの位相数学の使い方が多少間違って
いるからといって、それでラカンの価値が下落することにはならないの。
そういうのをくだらない足の引っ張りっていうの。
いや極めて重要な事ですよ、論理式の厳密性は。
515 :
考える名無しさん:2006/07/03(月) 23:57:24
ラカンの思想はaを巡る思想なんだよ。
根本的には違うんだよ。バーカ。
言葉を持つことの意味を徹底的に考えたんだよ。ラカンは。
>普通「対象a」というのは、「精神分析の四基礎概念」に 準拠するんだよ。
そんなことしか言えないなんて。。。ショック。。。人間の欲望の
対象は対象a絡みで4つあるんだよ。。。そういう風に突っ込んで
書かないとね。乳房と眼差しと糞便と・・・ふふふ。あともうひとつは
なーんだ?しかもこれら4つの対象と、対象aはどういう関係にあるのかな?
ふふふ。もうきりがないのー。アホは。早く寝ろよ。
さて、先生も寝よう。学生からかってもつまらん。いじめるなら、
原や福原や新宮なんで、そういう研究をするよ。ふふふ。
516 :
考える名無しさん:2006/07/04(火) 00:00:20
声
517 :
考える名無しさん:2006/07/04(火) 00:01:39
518 :
考える名無しさん:2006/07/04(火) 00:02:11
>もっとも理解したところで「後期のラカン」にはそれほど重要性は感じないけど。
違うの。トポロジーで思考実験しているの。だから必要なの。
>いや極めて重要な事ですよ、論理式の厳密性は。
違うの。数学者がラカンを批判して、ラカンの価値を引き下げよう
とする動機とそれじゃ同じことをしているにすぎないの。
そんな卑しい動機はすぐ見抜かれるの。学者をなめんなよ。
じゃあー。お休みなさい。良い子はラカンなんか読まんでいいですよ。
はい。なにせ「(精神分析も含めて)科学は享楽を解雇している」からね。
519 :
考える名無しさん:2006/07/04(火) 00:04:20
>言葉を持つことの意味を徹底的に考えたんだよ。ラカンは。
はぁ?その前に鏡像段階があるだろう。これはaなんだよ。ったく。
>人間の欲望の対象は対象a絡みで4つあるんだよ。。。そういう風に突っ込んで
>書かないとね。乳房と眼差しと糞便と
>しかもこれら4つの対象と、対象aはどういう関係にあるのかな?
はぁ?
>>487に乳房の件を書いただろう。
乳房が現実界にあるのか?ってきいてんだよ。
オマエはちびっ子か!w
520 :
考える名無しさん:2006/07/04(火) 00:05:57
>516
よくできました!正解です。出席点はあげます。
>517
専任教員としてボーナス年間で260万円もらっていますが何か?
君みたいなバカ学生の指導で疲れていますが何か?
この前もゼミに来なくなった学生の親に電話しましたが何か?
まあ、大学の先生とはいえ、アホなやつはいっぱいいるので、
肩書きは信用ならないね。原や新宮だって、一応先生だろ。
騙されちゃいけないね。ふふふ。
521 :
考える名無しさん:2006/07/04(火) 00:06:10
>>518 うはは、やっぱり高校生じゃんか。
成人した大人がそんな文章の書き方しないって。(笑)
522 :
考える名無しさん:2006/07/04(火) 00:10:24
523 :
考える名無しさん:2006/07/04(火) 00:10:58
>乳房が現実界にあるのか?ってきいてんだよ。
バカ学生君、
乳房・糞便・声・眼差しと対象aとの関係が分からないんだ・・・
ご臨終。チーン。全部俺に解説させんなよ。
『人形愛の精神分析』に全部書いてあるよ。詳しく。
それくらい読めよ。黄金比?で対象aの説明?ハアー?
そんなこと言ってるから、いつまでたっても精神分析が
分からないんだよ。
524 :
考える名無しさん:2006/07/04(火) 00:12:51
525 :
考える名無しさん:2006/07/04(火) 00:13:43
はぁ?その前に鏡像段階があるだろう。これはaなんだよ。ったく。
意味不明。鏡像段階が対象aなの?意味不明。
早く寝ろよ。バカ学生。鏡像段階で、主人と奴隷の弁証法が
使われているのは有名だが、対象a?痴呆症かな?
526 :
考える名無しさん:2006/07/04(火) 00:16:14
藤田さんは面白くて良い人たけど、読者には色んな人がいるもんですね。
527 :
考える名無しさん:2006/07/04(火) 00:17:21
>東京電波大学教授ってか(大爆笑)
教授じゃないよ。助教授だって。あと5年かかるんだよ、教授になる
のは・・・ああー早く、1号級になりたい。
んったく、ラカンに手を出すのは100年早いよ。君たち。
ソシュール言語学とフロイトをよく理解してから、来なさい。
528 :
考える名無しさん:2006/07/04(火) 00:19:35
>>527 そうか失礼、
東京電波大学・助教授どの。
529 :
考える名無しさん:2006/07/04(火) 00:30:55
>>527 藤田さんの新宿のバーでバイトしている学生だよ、この人。
間違いない。
530 :
考える名無しさん:2006/07/04(火) 00:31:44
>意味不明。鏡像段階が対象aなの?意味不明。
>早く寝ろよ。バカ学生。鏡像段階で、主人と奴隷の弁証法が
>使われているのは有名だが、対象a?痴呆症かな?
はぁ?鏡像段階のaと言えば、小文字のaだろう。
小文字のa→大文字のA→対象aと展開するんだよ。
鏡像段階と「主人と奴隷の弁証法」はまったく関係がない。
フロイトの回帰前、純粋に精神分析概念だ。
ったくとんだ先生だなw
531 :
考える名無しさん:2006/07/04(火) 00:40:52
>>529 私もそう思いますよ、たぶんその可能性は大でしょうね…。
533 :
考える名無しさん:2006/07/04(火) 09:12:53
ジジェクでなく、デリダのラカン批判ですね。
ジジェクもそれを認めつつ、否定神学でなにが悪い。この強迫性野郎。という。
たしかにデリダは脱構築に強迫であるあまり、私は私はデリダであり、デリダでない
とか意味不明なことを言っている。
534 :
考える名無しさん:2006/07/04(火) 09:24:34
■ラカン入門書一覧まとめ
総合・・・ネットで読めるのでまず「日本一わかりやすいラカン入門」斎藤を除いてみれば
生き延びるためのラカン 斎藤環
http://www.shobunsha.co.jp/ 現代思想冒険者たちSelect 鏡像段階 ラカン 福原 泰平 (2005/04/13)
新宮派・・・癖あり
ラカンの精神分析 新宮 一成 (1995/11)
知の教科書 フロイト=ラカン 新宮 一成 (編集)(2005/05/11)
哲学派・・・もはや哲学ではジジェクのラカンがスタンダード?
イデオロギーの崇高な対象 スラヴォイ ジジェク(2001/01)
ラカン 哲学空間のエクソダス 原 和之(2002/10)
藤田派・・・入門書?
人形愛の精神分析 藤田 博史(2006/03)
535 :
考える名無しさん:2006/07/04(火) 09:52:24
お試し・・・さわりだけならこの当たりから
「寝ながら学べる構造主義」 内田樹 (2002/06)
「現代思想のパフォーマンス」内田 樹(2004/11/13)
だからセミ・・・
セミ、水着、カキ氷の季節ですね、もうすぐ
スク水?スク水?
すいません、浅田彰「構造と力」読んでたら、恋愛を鏡像段階で説明して
成人の男女ではすでに象徴界に参入した後なので、言語という第三者の
媒介があるため完全な合一は不可能、とか記述があったんですけど、
「恋愛」というのは鏡像段階理論で説明がつくものなのでしょうか
エロい人いたら教えて下さい
いえむしろ転移です
>>541 恋愛を精神分析的に定義してください。
であれば、明日の夜にでも答えるつもりです。
>>543 精神分析について詳しくないので、精神分析的に定義はできませんが、
542さんの言うように恋愛は転移関係の一種なのかな、と思ってました
そうすると、鏡像関係の相手と転移関係の相手とは同じことになるの
でしょうか。鏡像段階理論と転移とは同じ関係を指しているのか??
鏡像段階理論って幼児期の発達過程の理論ではないのでしょうか
浅田彰「構造と力」の記述が間違ってるの??ちなみに新宮一成
「ラカンの精神分析」にも恋愛をラカン派の立場から説明している
箇所があって、自分と相手との両方を客観的・全体的に見る視点
(神の視点)から見られた自分の姿を相手の中に見るとき、相手の
ことを愛している、との記述がありました。ますます分からない…
再びエロい人いましたら教えて下さい
545 :
考える名無しさん:2006/07/06(木) 00:13:34
ここで「鏡像段階」で示しているのは、想像関係の意味でしょう。
恋愛は想像(界)関係をもとにするが、
「成人の男女ではすでに(想像関係)から象徴界に参入した後なので、
言語という第三者の媒介があるため完全な合一は不可能」である。
ということです。
しかしこの浅田の恋愛解釈も良くないと思います。
「恋愛」とは「完全な合一」を目指すものでしょうか。
想像的な「完全な合一」とは母子の原初的な関係です。
恋愛とは一つのゲームです。
そもそもに「言語という第三者の媒介があるため完全な合一の不可能」性そのものを
前提に楽しむ文化的なものではないでしょうか。
546 :
考える名無しさん:2006/07/06(木) 00:23:12
>自分と相手との両方を客観的・全体的に見る視点
>(神の視点)から見られた自分の姿を相手の中に見るとき、相手の
>ことを愛している
ここでいう神の視点とは、第三者の媒介です。
人は神の視点に立つことはできないので、「完全な合一は不可能」
なのです。
そして「客観的・全体的に見る視点」によって、恋愛ゲームは、
楽しまれるのです。
恋愛は相手を愛するのですが、そこには必ず客観的視点、
たとえば「オレっていまキムタクみたいだ」というように楽しみによって
なりたっているのです。
547 :
考える名無しさん:2006/07/06(木) 00:25:15
「構造と力」はおもしろいですが、ラカン入門としては、
>>534-535でいえば、「お試し」に分類されます。
厳密性を求めない方が良いでしょう。
548 :
考える名無しさん:2006/07/06(木) 00:46:56
鏡像段階と転移は想像関係ですが、正確には意味が違います。
鏡像段階理論は、幼児と他者(母)との発達過程の想像関係
転移は想像関係の強いもの?良い転移、悪い転移など
>>545-546 そうすると恋愛ゲームでも「オレっていまキムタクみたいだ」
という客観的視点、つまり第三者の媒介を通して行われている
もので、そのベースには想像界の関係があると捉えていいのですね
そうすると浅田彰「構造と力」の記述そのままになってしまうの
ですけど…
>>548 >転移は想像関係の強いもの?
「強いもの」の意味してることがよく分からなかったです…
550 :
考える名無しさん:2006/07/06(木) 01:10:59
恋愛は主体にとっての「完全性」求める行為と言えるでしょう。
恋愛については主体の「生育環境」が非常に大きな影響を与えます。
言い方を変えれば「過去の失敗(心的外傷)」の正当化となる場合もあります。
フロイトの「妄想」の観点からも説明出来るでしょうが、恋愛は主体の「幻想」の
行為ですから、多くは「恋愛の対象」と関係が進むにつれて上手くいかなくなるのも
この点に原因があるのでしょう。
>>550 >恋愛は主体にとっての「完全性」求める行為と言えるでしょう
この行為の原理的な説明として、鏡像段階理論を使うことに妥当性
があるのかどうか、を私は知りたいです。
少なくとも浅田、新宮の著書には鏡像段階理論から説明している
記述があるので…
552 :
考える名無しさん:2006/07/06(木) 01:17:07
>>549 良いのではないでしょうか。
人はいつも、想像界、象徴界、現実界にいます。
たとえば恋愛では、
想像界・・・相手への引かれる思い
象徴界・・・客観的に自分をみる
現実界・・・相手の考えていること(好きなふりとしているかも)は絶対にわからない
正確にはこのように分離できるものではないですが・・・
>>549 転移は精神分析用語で様々に用いられるので、簡単に言えないのですが、
相手への強い思い(想像関係)です。
良い転移=愛、悪い転移=憎しみ
恋愛がストーカーに変わるのは、良いから悪いにかわることですね。
553 :
考える名無しさん:2006/07/06(木) 01:21:04
>>551 そうでうね、言い方を変えれば「胸像段階」の考え方の延長線上にあると思われます。
ただ、成長して主体が色々な人生経験を積むとその経験も主体の「幻想としての恋愛」
にも大きな影響が与えられるわけです。
新宮氏の説明でも重要な点は押さえられていると私は考えています。
554 :
考える名無しさん:2006/07/06(木) 01:22:01
鏡像段階とは、想像界しかない幼児の状態ですね。
そのご、象徴界(社会)に参入して大人になっていく・・・
それが精神分析的発達物語です。
正確には想像界も象徴界も同時に形成されていくわけですが。
555 :
考える名無しさん:2006/07/06(木) 01:27:18
>>550 精神分析的「恋愛」は古典的で美しすぎますねw
現代の恋愛はもっと文化的ゲームです。
たとえば、あいのりの馬鹿さ加減。発情した動物じゃあるまいし、
ほいほい恋愛するなよ。どうせやらせだろう。
というのは、違うと思います。
実際の恋愛もそんなものです。
統計的も学内、社内恋愛という小さな中で乳クリ合い楽しまれるのです。
556 :
考える名無しさん:2006/07/06(木) 01:29:50
「胸像段階」のあとの「象徴界」への参入とは言葉による分節行為です。
「現実界(主体が到達できない段階)」との隙間を出来るだけ埋めようとする行為
なんですね。
もちろん、それは決して埋めることの出来ない行為だからこそ、「恋愛の失敗」
ということがよく起こるわけです。
557 :
考える名無しさん:2006/07/06(木) 01:45:46
そして決して埋めることの出来ない行為だからこそ、「恋愛」生まれる。
558 :
考える名無しさん:2006/07/06(木) 01:51:12
生まれたばかり 現実界(母子未分化)
↓
鏡像段階 想像界の参入(母子分離)
↓
言語の獲得 象徴界への参入(父の登場)
559 :
考える名無しさん:2006/07/06(木) 01:58:09
>>558 でもなんですねぇ、ラカンの「現実界」というのはある意味非常に問題のある概念
ですね。
後期がトポロジーでぐちゃぐちゃになってしまうのも、「現実界」の適用範囲に問題が
あったように感じてなりません。
個人的には3界にプラスして「自然界(じねんかい)」ということを新に提言したい思いですが…。
560 :
考える名無しさん:2006/07/06(木) 02:05:17
>>559 「現実界」でわからないのが、カントの「ものそのもの」と言われることがあると思うと、
フロイトの「もの」、欲動と言われることもある。
ジジェクは想像的現実界、象徴的現実界、現実的現実界と分けていましたが、
よくわかりません。
561 :
考える名無しさん:2006/07/06(木) 02:08:48
イメージレベル、言語レベルより下位つーかもっと物質的(生命含む?)レベル
ってことかな?
562 :
考える名無しさん:2006/07/06(木) 02:14:14
イマジナリな諸関係の構造化は個人がイメージとして持つ範囲を超えて
関係し構造化されていてその関係性ー構造が想像的現実界なのですよ。
563 :
考える名無しさん:2006/07/06(木) 02:15:49
ジジェクがそういうふうにあえて分けたのも何となくわかりますね。
ラカンの3界はあくまでも「主体」中心に考えていった結果ですから。
時代と共に複雑化する「精神病」を視野に入れた時「主体」とは切り離した
「ものそのもの」という事は非常に重要な考え方だと思えます。
主体(人間)を取り巻く「現実の環境」にはヴァーチャルなゲームの世界も含めて
理解不能でありながら、「主体」にアタック(攻撃)を仕掛けてくるような現象が
散見されます。
例えば、電磁波や目に見えない色々な「情報群」などですね。
現代にはこういった要素を加味する必要があると思いますが…。
564 :
考える名無しさん:2006/07/06(木) 02:20:12
>>561 それは、カントの「ものそのもの」ですね。
その意味でも使われますが、
ラカンが多く使うのは、不可能なものとして現実界です。
これは、僕たちの認識世界から見ると現実界は認識できない故に、
不可能性、不完全性、欠けたものとして表れる。
死への欲動、享楽、対象aはこのような意味で使われます。
565 :
考える名無しさん:2006/07/06(木) 02:22:49
>>563 そのような意味で、たしかラカンは科学を現「実界の知」と呼んでいたような・・・
566 :
考える名無しさん:2006/07/06(木) 02:27:01
>>565 ラカンの頃はまだそれを3界に入れてまで考慮する必要は無かったと思います。
しかし非常に多層複雑化した現代社会では、もう少し「高次のもの」を考慮する
必要があるのかもしれないですね。
>>563 セミネール17巻を読めばそういう話は書いてありますよ
ついでに言えば見えない現実というのは現代において
急に浮上したというわけではなく、それこそ「磁力と重力」
の発見あたりから位置づけるべき問題でしょう
568 :
考える名無しさん:2006/07/08(土) 21:58:37
17巻って「精神分析の裏面」?
日本語訳いつになるんだ!?
569 :
考える名無しさん:2006/07/08(土) 22:14:32
ごめん!今がんばってる
570 :
考える名無しさん:2006/07/12(水) 22:17:28
オレが書き込むとスレが止まる法則・・・
571 :
考える名無しさん:2006/07/14(金) 20:15:08
■ラカン入門書一覧まとめ
総合・・・ネットで読めるのでまず「日本一わかりやすいラカン入門」斎藤を除いてみれば
生き延びるためのラカン 斎藤環
http://www.shobunsha.co.jp/ 現代思想冒険者たちSelect 鏡像段階 ラカン 福原 泰平 (2005/04/13)
新宮派・・・癖あり
ラカンの精神分析 新宮 一成 (1995/11)
知の教科書 フロイト=ラカン 新宮 一成 (編集)(2005/05/11)
哲学派・・・もはや哲学ではジジェクのラカンがスタンダード?
イデオロギーの崇高な対象 スラヴォイ ジジェク(2001/01)
ラカン 哲学空間のエクソダス 原 和之(2002/10)
藤田派・・・入門書?
人形愛の精神分析 藤田 博史(2006/03)
お試し・・・さわりだけならこの当たりから
「寝ながら学べる構造主義」 内田樹 (2002/06)
「現代思想のパフォーマンス」内田 樹(2004/11/13)
十川さんの本も入れておくれよ
「精神分析への抵抗〜ジャック・ラカンの経験と論理」
絶版だけどなw
573 :
考える名無しさん:2006/07/15(土) 00:03:26
>>571 こうして延々と続く繰り返し…
「ラカン入門書」の話題ばっかりでんな、このスレは
十川せんせいは、もう「ラカン」を卒業しているだろう。
独自の路線を走り始めている。
ただ臨床路線を強調していながら、でている論文は臨床特有の迫力がない。ただ臨床系にありがちな、「逆転移」だの「共感」だの、やたら情緒的な論文より数段おもしろいが。
哲学系はどう読む?
575 :
574:2006/07/15(土) 00:57:54
失礼
最後の文章意味わかんない。
訂正>>哲学系の人は、最近の十川論文を読んでどう思うか?
>>574 その卒業の過程が「精神分析への抵抗」と「精神分析」に
溢れて居るんだよね。これは貴重だと思うよ。
578 :
考える名無しさん:2006/07/15(土) 20:34:04
十川さんはこれからの人でしょう。
まだまだ変化していくし。
まあそうかもしれないけど、「ラカンと愉快な仲間たち」とは言えないよなあ。
「卒業」された方は別スレでどうぞ
どれだけあがき続ければ「卒業」できるのだろうか……?
581 :
考える名無しさん:2006/07/21(金) 00:56:36
>>580 精神分析で治ったキチガイなんて実は殆ど居ないこと。
現代では大脳生理学に基づく薬物療法が主であり、
精神分析はオカルト扱いである事という現実を受け入れられたら。
それこそデカルト的発想だね。
薬漬けにして人間は「治る」=矯正させられる
アンチ・オイディプスと同時に、対象の非人間化に反対。
医学者は観測者であっても神じゃねぇ。
ベイトソン的サイバネ攻撃をくらえ!
583 :
考える名無しさん:2006/07/21(金) 01:34:25
いいこと言った。
>>581、582
「臨床的」にはそうだろう。とりわけ統合失調症には精神分析は無力に近いのは常識。
もちろん、統合失調症の治療に努力した先人はいるが。
かといって、薬物療法を否定するのも、まったく「臨床的」にはナンセンス。現実に症状がおさまって感謝される事実が厳然とある。
で、ここは「哲学版」だし、哲学・思想的に精神分析が無意味だとしたら、どういう批判がありえるのですか?
>>585 なんで「統合失調症に精神分析が無力」だと「哲学・思想的に精神分析が無意味」に
なるんだ?訳わからん
>>581を引いているってことは、「キチガイ=統合失調症」とでも言いたいのか?
あやまれ!(AAry
つか、精神分析が有効な場面ってあるの?
既にアメリカの医学界では「神経症」なんて分類は消えてるし。
588 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/07/22(土) 00:27:53
哲学、社会学などでは一般なのは当然として、
現代の精神分析を考えるときに、「心理学化する社会」を考えないといけませんね。
何故かつてのようなベタな神経症患者が減っているのか。
それは神経症患者が減っているわけでなく、浅く広く一般化したということです。
ポストモダン的「再帰性」です。
このような意味で、いまこそ精神分析は有効なのです。
589 :
純一:2006/07/22(土) 00:39:44
ふんふんふん〜♪
590 :
考える名無しさん:2006/07/22(土) 10:26:44
結論
精神分析は学問ではなく、新興宗教の一種。
信奉者は学者ではなく、新興宗教の信者。
>それは神経症患者が減っているわけでなく、浅く広く一般化したということです。
全く違います。
医療研究が進み、症状の詳細が判明し、それまで「神経症」と大雑把に括られていた症状も
別々の原因があることが判った為、原因と対処方に応じた別々の病名が付けられた為です。
病名は治療の為のラべリングですから、哲学とは全く関係ありません。
実際、病気の分類・命名は医学者が行い、哲学者はそこに一切関わっていない現実があります。
592 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/07/22(土) 10:34:12
>>591 >実際、病気の分類・命名は医学者が行い、哲学者はそこに一切関わっていない現実があります。
当たり前では?
>>588のレスを理解できていませんよ。
593 :
考える名無しさん:2006/07/22(土) 13:51:05
土曜の昼間から何やってんの?
594 :
考える名無しさん:2006/07/22(土) 19:48:17
さあ、割り箸詰め作業に戻ろうか >ぴか虫
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| _____人__/
i_,,, r´_ _〉
((テヽ!´ _ _ /_ _j
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ゝ ヽ (_、__j_)ヽ ノ
, イ ヽ、 ii /
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___/´ 、、ヽ/i :|三三三三三三三\.ヽ.ヽ二l
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| ヽ_,r.'\rj)、rj) !| |
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>>588 精神分析という、創始者の属人的な対処療法技術を、単純に
社会一般に敷衍できる担保はなにかね?
何でもマルクス主義で解決しちゃうのと大して変わらないでしょ
>>591 それこそ対象を普遍的・固定的な観測者と切り離されたものとして
扱うデカルト的「科学」でしょう。ラベリングによって「正常」の基準自体が
変わることを科学は規定できない。その意味で哲学は必要。フーコー嫁
596 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/07/23(日) 11:51:11
精神分析は社会一般に展開できるのかは、よく指摘される問題ですね。
フロイトからすでに語っているわけです。
それにジジェクののように、なんでも精神分析か、とも言われます。
自然主義的誤謬、マルクス主義的誤謬?、精神分析誤謬?・・・
しかしそれはまさに「心理学化する社会」への批判でもあるわけで、
>>588の正当性の証明になるわけです。
>>596 >しかしそれはまさに「心理学化する社会」への批判でもあるわけで、
この指示代名詞「それ」とは、
>精神分析は社会一般に展開できるのか
という問いを指しているのかね?
598 :
考える名無しさん:2006/07/23(日) 19:55:44
さあ、隔離スレ(
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/philo/1151086281/ )に
戻ろうか >ぴか虫
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ゝ ヽ (_、__j_)ヽ ノ
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599 :
純一:2006/07/23(日) 19:57:32
ちなみに、ここも私が荒らしています。
600 :
純一:2006/07/23(日) 19:58:38
600
601 :
考える名無しさん:2006/07/23(日) 19:59:06
強制連行汁
結論としては、ラカンはともかく、その弟子はスノッブ電波で、
精神分析は学問の名に値しない疑似科学、せいぜいエッセイ、でFA?
603 :
考える名無しさん :2006/07/23(日) 20:55:57
「哲学」自体が「一個人的自由思考」の賜物だからなあ・・・。
哲学に絶対は無し。
604 :
考える名無しさん :2006/07/23(日) 21:30:17
純一=ぴかぁ
純一×ぴかぁ
純一 1
─ = ─ = a
ぴかぁ Φ
なるほろぉ〜。
605 :
考える名無しさん:2006/07/23(日) 21:35:07
なんだっぺよ。
606 :
考える名無しさん:2006/07/24(月) 21:56:20
607 :
考える名無しさん :2006/07/24(月) 23:39:45
「哲学は科学ではない、せいぜいのところ文学だ」ウィトゲンシュタイン
なるほろぉ〜。
608 :
考える名無しさん:2006/07/25(火) 20:15:30
今の文学がやっていることはすでに哲学で分節されたことの大衆版
と樫村
609 :
考える名無しさん :2006/07/25(火) 21:07:47
610 :
考える名無しさん:2006/07/26(水) 05:28:45
ラカンは哲学はありません→お花畑版へ移転してください。
赤間さんはもうラカンの研究はしてらっしゃらないないんですかね?
小説の視線といいユートピアのラカンといい、
視点が独特で刺激的だったんだけど・・・
内心、赤間さんがフランス精神分析史を
翻訳してくれないかと期待してたんだけど、
無理そうね
612 :
考える名無しさん:2006/07/26(水) 20:28:16
613 :
考える名無しさん :2006/07/26(水) 23:05:45
バカンはもういいよ。
>>607 ほんとにウィトゲンシュタインがそんなこといったの?
616 :
考える名無しさん :2006/07/27(木) 19:46:44
>>615 有名な言葉でしょ。
結構引用されるよね。
617 :
考える名無しさん:2006/07/27(木) 20:36:01
618 :
考える名無しさん :2006/07/27(木) 21:05:39
619 :
考える名無しさん:2006/07/28(金) 18:44:47
馬鹿に発見されちまった馬鹿か。
620 :
考える名無しさん:2006/07/28(金) 21:08:03
621 :
考える名無しさん:2006/07/28(金) 22:03:22
羅漢と愉快な仲間たちはまさに駄洒落合戦だ
駄洒落の翻訳は論説文の翻訳よりも数段難しい
翻訳者の方々に敬意を表する
622 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/07/28(金) 23:09:53
アンチオディプスが新訳、文庫化らしい。
エクリは無理かな・・・
623 :
考える名無しさん :2006/07/28(金) 23:44:42
今ラカンは流行らないでしょ
625 :
考える名無しさん :2006/07/29(土) 00:14:04
ちょっと、ラカン人気も下火ですね。
肝心の「セミネール」も売れてないですし。
626 :
考える名無しさん:2006/07/29(土) 00:21:20
学問的にはたわ言だし、文学的には何言ってるかわかんないし。
627 :
考える名無しさん:2006/07/29(土) 00:31:19
ラカンは無線通信の実験が始まった頃に生まれたのだし、
628 :
考える名無しさん:2006/07/29(土) 00:33:21
それはアインシュタインも一緒
629 :
考える名無しさん:2006/07/29(土) 00:53:57
想像界てのは見えてる世界というか知覚されてる世界で、虹が七色というのは
そこに文化規範(象徴界)が入り込んでいるわけだよ。
ホントは七色なんかじゃないけど。
630 :
考える名無しさん:2006/07/29(土) 11:34:51
>>625 ラカン読んでる人のほとんどは、精神疾患の治療に興味ないでしょ。
治療の文脈から離れた分析理論って、どこまで説得力をもつの?
フロイトやラカンが文学作品に分析理論を適用することがダメといっているのではなくて、
そのような適用が説得力をもつのは、実際の治療場面に裏打ちされてこそでしょ。
たとえば、ラカンやクライン、ウィニコットたちが「対象」と呼んでいるものは、
治療文脈(しかも精神分析的な)以外では出逢えないシロモノなんだし。
631 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/07/29(土) 14:52:22
逆に言えば心理学化する社会でそのようにいうことはなにを意味するかを聞きたいですね
おまえらわかってない、わたしわかっているという自己の優位な位置どりですか?
632 :
考える名無しさん:2006/07/29(土) 15:04:05
ラカンは言葉遊びだよね
またーりするのが真のラカニスト
633 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/07/29(土) 17:21:25
というように、もはやなにものも精神分析的なものからのがれられない。
それは精神分析が社会的に自己言及性を開いたからです
よくも悪くも
634 :
考える名無しさん:2006/07/29(土) 21:11:43
ラカンは臨床家だよ。下手だったけど。
彼の理論はバカ理論で、それがまた素敵じゃん。
636 :
考える名無しさん:2006/07/30(日) 03:02:25
ラカンは本国じゃ、日本の吉本バナナなみのあつかいだよ。
つまり学者じゃなくてエンターテナーあつかい。
吉本ばなながエンターテイナーだったとは……
勉強になるわ
「想像界」とか「象徴界」とかっていう言葉自体が、
どことなくオカルト・ニューエイジっぽい感じ
オカルトニューエイジに対してなら、
それは褒め言葉になっているから注意してね
オカルト・ニューエイジの代表的な人って誰?
641 :
638:2006/08/02(水) 03:02:53
>>639 ラカンってだからなんか胡散臭い、という意味です
>>640 ルドルフ・シュタイナーとか、ケン・ウィルバーとか。
>>641 シュタイナーやウィルバーとラカンとのあいだに、あんまり似た雰囲気は感じないなぁ。
ラカンに神秘学的なところはないでしょ。
想像界、象徴界だって「イメージ的なもの」「シンボル的なもの」を日本語に訳しただけだし。
643 :
考える名無しさん :2006/08/02(水) 09:39:08
シュタイナーもウィルバーもまだマシなほうじゃん。
ラカン的では確かにないけど。
644 :
考える名無しさん:2006/08/02(水) 12:26:54
香山リカは日本のラカンです。
645 :
考える名無しさん:2006/08/02(水) 20:35:42
シュタイナーもウィルバーもまだマシなほうじゃん
シュタイナーもウィルバーもまだマシなほうじゃん
シュタイナーもウィルバーもまだマシなほうじゃん
シュタイナーもウィルバーもまだマシなほうじゃん
そんな話はどうでもいいのにwwwwwww
ここにはバカしかいないなwwwwwwwwwwwwwww
恥ずかしいよおまえらwwwwwwwwwwwwwwwwww
649 :
考える名無しさん :2006/08/02(水) 23:16:55
でもおまえら、ウィルバー並みに論をはれないだろ。
ウィルバーとお前らが議論したら
確実に負けるべし。
はったりのみの2chねら〜
650 :
考える名無しさん:2006/08/02(水) 23:20:25
負けると思う根拠は?
651 :
考える名無しさん :2006/08/02(水) 23:24:04
>>650 そういうこと訊いてる時点で
無能の極地。
じゃあ、おまえは本の一冊でも書いてるのか?
652 :
考える名無しさん:2006/08/02(水) 23:25:45
書いたよ。販売部数は覚えていないよw
653 :
考える名無しさん :2006/08/02(水) 23:31:25
ウィルバーとおまえじゃ実績が違いすぎる。
やつは最近、大学まで設立してる。
池田大作だってたくさん本書いてるし、大学も設立してるぞ。
宗教教団と個人じゃ比較にならんべし。
だいたい池田は本なんか書いてないし、ゴーストライターだし。
656 :
考える名無しさん:2006/08/03(木) 23:29:58
相対的=人それぞれ
重層的非決定=人それぞれ
ニヒリズム=かっこつけ
パラダイム=常識
イデオロギー=思いこみ
テクスト=文章
エクリチュール=文章
コンテクスト=話の流れ
コード=お約束
アイデンティティ=わがまま
アフォーダンス=わかりやすさ
アウラ=よくわかんないけどなんかすごい
現前性=ある
反グローバリズム=金持ちムカツク
身体性=ボクね、こう見えてもなかなか頭でっかちってわけじゃないんだなぁ。わかる?
---
と訳せばこんな事には…。
657 :
純一:2006/08/03(木) 23:32:38
学者の格好付けみたいなところがありますから。
658 :
考える名無しさん :2006/08/04(金) 01:51:09
>>656 「ことば」は差異の体系だから「=」にはならないよ。
新語が定義されれば必ずそれと対のことばができる、それとの差異という意味。
「≒」のほうがいいんじゃない。
659 :
考える名無しさん :2006/08/06(日) 17:24:17
ラカン最高!
660 :
考える名無しさん :2006/08/07(月) 14:51:31
>>611 赤間さんは別れた嫁さんの香山リカにかなりラカンの知識を教えてたもんね。
今は他の研究業績が評価されているから、ラカンには戻ってこないでしょ。
661 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/08/07(月) 15:03:14
赤間さんとリカちゃんって結婚してたんだ。業界狭いな・・・
662 :
考える名無しさん :2006/08/07(月) 16:23:45
あんまり知られてないけどね。
そうとう赤間に教えてもらったらしいけど、なんせリカはレベルが・・・。
663 :
考える名無しさん:2006/08/07(月) 18:55:56
田崎英明と岡真里とかね
彼女が精神科医とか心理学者というのは何か嫌だなw
665 :
純一:2006/08/07(月) 20:24:15
何故、皆ぴかぁ〜の知ったかぶりに突っ込まないのですか?
666 :
考える名無しさん :2006/08/08(火) 10:27:40
純一=ぴか
せめて邦訳のあるセミネールを全部読んでからコテハンになってね(はあと)
668 :
考える名無しさん :2006/08/10(木) 18:33:35
ラカンを読む前にフロイトの『精神分析入門』『夢分析』くらいは読もうね♪
さあ、割り箸詰め作業に戻ろうか >ぴか虫
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((テヽ!´ _ _ /_ _j
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ゝ ヽ (_、__j_)ヽ ノ
, イ ヽ、 ii /
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| ヽ_,r.'\rj)、rj) !| |
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670 :
考える名無しさん :2006/08/11(金) 17:15:35
【速報】
日本ラカン協会の事務局がついに《専修大学》から《東京大学》の原和之研究室に移動。
671 :
考える名無しさん :2006/08/11(金) 21:23:45
>>670 そうか、ついに陥落したか・・・。
これでラカン協会は原の掌中に握られたってことだな。
672 :
考える名無しさん :2006/08/12(土) 14:22:01
やっぱりそれで何か変化があるわけですか?
日本のラカン派がどうなるかを追っかけても無意味 欲望の対象にするだけ無駄 いいからセミネール読め フロイトでもいいけど
674 :
考える名無しさん :2006/08/15(火) 23:09:14
675 :
考える名無しさん:2006/08/15(火) 23:12:35
126 名前: 考える名無しさん 投稿日: 2006/08/15(火) 18:23:51
■9月28日発売・単行本
対象関係(上)
ジャック・ラカン著 ジャック=アラン・ミレール編 小出浩之ほか訳
A5判上製カバー装304頁
676 :
考える名無しさん :2006/08/16(水) 23:05:29
セミネールは順調な翻訳ペースですな・・・。
1953 ●I『フロイトの技法論』(1953-1954)
1954 ●II『フロイト理論と精神分析技法における自我』(1954-1955)
1955 ●III『精神病』(1955-1956)
1956 ●IV『対象の関係とフロイト的構造』(1956-1957)
1957 ●V『無意識の形成物』(1957-1958)
1958 VI『欲望とその解釈』(1958-1959)(ハムレット)
1959 ●VII『精神分析の倫理』(1959-1960)
1960 VIII『転移(その主観的な不均衡における)』(1960-1961)
1961 IX『同一化』(一なる印)(1961-1962)
1962 X『不安』(1962-1963)
1963 ●XI『精神分析の四基本概念』(1964)
XII『精神分析の核心的諸問題』(1964-65)
1965 XIII『精神分析の対象』
1966 XIV『幻想の論理』
1967 XV『精神分析的行為』
1968 XVI『大文字の他者から小文字の他者へ』
1969 XVII『精神分析の裏面』
1970 XVIII『見せかけではないであろうディスクールについて』
1971 XIX『Ou pire...』
1972 XX『アンコール』(第六章の翻訳が『現代思想』1985年1月号)
1973 XXI『騙されない者はさまよう』
1974 XXII『R.S.I.』
1975 XXIII『サントーム』
1976 XXIV 『L'Insu que sait de l'une bevue s'aile la mourre』
1977 XXV『結論の時』
1978 XXVI『トポロジーと時間』
1980 XXVII『Dissolution』
おふらんすでは次はXVIIIかな。
>セミネールは順調な翻訳ペースですな・・・。
翻訳着実に出ているようなので嬉しいんだけれど、
『アンコール』『精神分析の裏面』とか、
有名なのから順番に訳してくれないかな、とは思う。
681 :
考える名無しさん :2006/08/17(木) 00:37:24
翻訳チームが「基本的なところから翻訳していきましょう」というコンセンサスだから、
『アンコール』なんかは遅くなると思うよ・・・。
そうなんですか、残念。
その方針、再考してくれないですかね・・・。
683 :
考える名無しさん:2006/08/17(木) 00:42:51
うちの婆さんが認知症で寝たきりだがラカンは役に立つですか?
684 :
考える名無しさん :2006/08/17(木) 00:51:17
>>683 ラカンは何の役にも立ちません。
お婆さまの枕の下に敷いて頭を高くするぐらいの使い道しかないです。
ちなみにうちでは、エクリ全3巻はインテリとし飾っています。
なんか頭が良さそうに見えるでしょ。
685 :
考える名無しさん :2006/08/17(木) 00:55:45
>>682 翻訳の主導権を京大(新宮)・東大(原)ががっちり握り始めたので、
難しいでしょうね・・・。
フランス語ができないと、死ぬまでに全巻読めないわけですね。
みなさん、どの当たりまで読んでいるんですか。
688 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/08/17(木) 02:45:28
とりあえずフロイト著作集は全部読まないと話にならない。
そのあとすぐラカンにうつってもいいが、ソシュールを先に読んでおくと
スムーズ。
ラカンは少なくとも邦訳されている岩波のもの全部読むべし。
エクリは最後でいい。
ジジェクだのデリダだのハイデガーだの、ましてや斎藤環など、
後回しでよし。
読むなら十川幸司だろう。
ラカン特有のフランス語でセミネールを海賊版も含めて読んだのは、
十川とあと数人くらいだろうから。
十川は、ラカンを卒業したのではなく、吸収しつくした。
ラカンがフロイトに回帰しつつ、完全に上書き保存したように、
いずれ十川はラカニアンからトガワニアンになる機会を
虎視眈々と狙っているはず。誠実な分析家だけどね。
689 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/08/17(木) 03:10:39
>>686 語学レベルじゃない。
ラカン読むにはラカン語を習得しなくてはならない。
くだらない例で言うと、日本語マスターした外国人が、
源氏物語を古文のままで、和歌の修辞法なども含めすらすら読めるか、
落語や歌舞伎を世界にすぐ入れるか、ということと少し似ている。
少しね。たとえが悪いかもしれないが。
690 :
考える名無しさん:2006/08/17(木) 03:15:12
十川読んだけど、くだらなかった。
花村誠一とか河本とかのパクリだろ。
691 :
素人:2006/08/17(木) 03:22:50
十川だって、孤高の天才じゃない。アドバイスや哲学者との交流も必要。
河本の思想に影響されているというよりは共鳴しているのだろう。
ただ、今現在の十川の著作だけで十川を評価するのは酷だ。
「本というものはある絶対に達したときに出すもの」という
十川の主義から、中途半端なことはできないはずだ。
斎藤や香山とちがって。臨床に踏み込んだ記述が少ないのはそのためだろう。
海外の学会発表では、もっと派手にやってるらしいが。
十川、文章の硬質さとはちがって、わりと叙情的な分析家。
臨床に踏み込んだ論文発表の怖さをよく知っているんだよね。
692 :
考える名無しさん:2006/08/17(木) 03:45:40
臨床に踏み込まない論文 = 文学
693 :
考える名無しさん :2006/08/17(木) 19:47:36
ラカンははっきり言って上級者向け。
しかしそれはラカンが優れているからという意味ではない。
言葉の使い方や他の思想家の引用が強引過ぎると言う事と、細部がかなりいい加減
であるという理由から。
「ラカンを理解する」という姿勢より「ラカンを批判的に検討する」という姿勢で
挑むのが最善の方法だろう。
その為にはフロイト、ソシュール・・・といった基本ラインをしっかり読み込んでいる
ことが、重要になるわけ。
694 :
考える名無しさん:2006/08/17(木) 20:18:01
>>693 きみが他の思想家を理解しているように思えないのだが。
フロイト、ソシュール読めってw
695 :
考える名無しさん :2006/08/17(木) 23:25:10
>>694 そうか?説得力ないか・・・。
一応読んではいるんだがなぁ。
>そうか?説得力ないか・・・。
どの当たりに説得力を見ればよいのかと・・・
697 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/08/18(金) 00:09:21
>>説得力あると思います。
フロイト、ソシュールというラインがわかるまでに、
デリダやハイデガー、カントを読まなければ納得いかないし、
ラカンは「カント的」な言説をくり返していることも
わかる。賛成。
698 :
考える名無しさん :2006/08/18(金) 00:29:49
>>697 おいおい、デリダはラカンより後の世代だ。
699 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/08/18(金) 04:17:39
>>698 世代の問題ではなく、テクストの読み方の流れの問題です。
分析家とはまったく無縁の立場から精神分析を批判した
デリダを先に読んでおくことで、ラカンがなぜあそこまで
精神分析に対して異常なまでにとりつかれたか、それがわかるからです。
書き方に問題があったのが、誤解を招いてすみません。
700 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/08/18(金) 04:24:08
話が見えない・・・勉強しろではつまらない・・・
701 :
考える名無しさん :2006/08/18(金) 14:05:40
>>699 だからおめーはシロートなんだよwwwwwww
>>700 だからおめーはバカなんだよwwwwwwww
>>660 赤間さんと香山さんはご結婚されてたんですか!
知りませんでした。
なかなか良い男性の趣味ですね・・・見た目には拘らないのかな・・・
今というと、情報科学系のご研究ですよね。
コンピューターサイエンスを経由したラカン論なんて、
かなり面白いそうなんだけど・・・
705 :
考える名無しさん :2006/08/18(金) 22:17:50
706 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/08/19(土) 01:55:54
>>702 すみません、素人なもので。
テクストを読むことはできても、それらを複合的に理解して、
わかりやすい説明をすることは、まだできないんですね。
ラカンの前に読むものが多過ぎてラカンまで行けません。
708 :
近刊図書情報:2006/08/22(火) 00:04:29
S. ルクレール
向井雅明訳
精神分析すること
無意識の秩序と文字の実践についての試論
4-6版 224頁 2730円
誠信書房
ISBN 4-414-40418-5
ラカンがセミネールでも参照した必読の書
709 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/08/22(火) 00:10:08
>>707 たしかにそう思います。フロイト著作集読破するだけで相当しんどいですね。
あとは、個人のスタンスの問題だと思います。
ラカンを本格的に読むためにはやはりさまざまな文献をその前に
読んでおいたほうがいいし、実際ラカンを読破することは常人には難しい。
生涯ラカンと格闘するくらいの覚悟がなければ無理でしょう。
膨大な知識と、語学の力、それもラカンを読めるだけの語学の力が
必要だからです。
でも、趣味として、娯楽として読んだってかまわないと思うのです。
フロイトの代表作を5,6冊読んだあと、ラカンの入門書を読む。
入門書は案外馬鹿にできないものが多いし、なによりおもしろい。
ついでにソシュールの入門書を読むだけで、だいぶちがいます。
そのあと、邦訳の「精神分析の四基本概念」から読むと、
意外とよめます。次は、「精神分析の倫理」「精神病」と
読みすすめていくと、わかった気分くらいは味わえますね。
素人は素人なりに楽しめばいいと私は思っています。
といいつつ、ラカン読破の夢はまだくすぶっていますが。
710 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/08/22(火) 00:21:36
ラカンの格好の入門書と読んでもいい「小説」もありますね。
「ラカンのところで過ごした季節」ピエール・レー。
文学から入るというものまた一興。
また、パリでラカン派の短時間セッションを実際に体験した
南さんの体験記がちょこっとだけのっている、
「精神分析学を学ぶ人のために」
これなんか、ごろっと横になって読むのには最適です。
■ラカン入門書一覧まとめ
総合・・・ネットで読めるのでまず「日本一わかりやすいラカン入門」斎藤を除いてみれば
生き延びるためのラカン 斎藤環
http://www.shobunsha.co.jp/ 現代思想冒険者たちSelect 鏡像段階 ラカン 福原 泰平 (2005/04/13)
新宮派・・・癖あり
ラカンの精神分析 新宮 一成 (1995/11)
知の教科書 フロイト=ラカン 新宮 一成 (編集)(2005/05/11)
哲学派・・・もはや哲学ではジジェクのラカンがスタンダード?
イデオロギーの崇高な対象 スラヴォイ ジジェク(2001/01)
ラカン 哲学空間のエクソダス 原 和之(2002/10)
藤田派・・・入門書?
人形愛の精神分析 藤田 博史(2006/03)
お試し・・・さわりだけならこの当たりから
「寝ながら学べる構造主義」 内田樹 (2002/06)
「現代思想のパフォーマンス」内田 樹(2004/11/13)
712 :
考える名無しさん :2006/08/22(火) 14:35:41
>>711 もう入門書はええかげんせえっちゅうの!
と言いつつ
『精神分析学を学ぶ人のために』新宮一成・鈴木國文・小川豊昭 編(2004/11/10)
羅漢
714 :
考える名無しさん:2006/08/22(火) 14:49:36
715 :
考える名無しさん :2006/08/22(火) 19:44:32
>>710 「ラカンのところで過ごした季節」ピエール・レー
出版されてすぐ読んだけれど、内容がヒドイ・・・。
著者も何が言いたいのかはっきりしていないからこんな内容になるんだろうな。
入門は翻訳されているセミネールからで充分
フロイト著作集なんか全部日本語じゃんw
ありがたいよねえ
セミネールをセミナーといったらすごくバカにされるのでしょうか。
718 :
考える名無しさん :2006/08/22(火) 23:10:13
とりあえず秋刊行予定のフロイト全集を待て
馬鹿にする奴が莫迦か
721 :
考える名無しさん :2006/08/24(木) 14:59:09
■11月刊行開始
フロイト全集 全22巻・別巻1
新宮一成+鷲田清一+道籏泰三+高田珠樹+須藤訓任【編集】
※版元紹介文:「精神分析」誕生から百年、フロイトが現代思想に与えた影響は
余りに大きい。全面的に見直された訳語、正確な訳文、過去の研究を集約した注解
により、21世紀のフロイト像を提示する本邦初の全集。
なるほどね・・・。
722 :
考える名無しさん:2006/08/24(木) 15:01:52
バカな奴らが金を貢ぐんだろうなぁ〜
723 :
考える名無しさん :2006/08/24(木) 20:10:31
やっとまともなフロイト訳が出るのですね
725 :
考える名無しさん :2006/08/24(木) 22:18:49
“まとも”になってるといいんだけれども・・・。
何をして“まとも”というのか
ラカン的に述べてください↓
727 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/08/25(金) 01:17:09
>>726 ラカン的に述べるということは、具体的にどういうことでしょうか。
ラカンが言語学を科学とみなしたという観点で、「まとも」という
単語自体を扱うのか、それともほかに意味があるのでしょうか。
少なくとも人文書院のフロイト著作集を読んだあと、ちくま文庫から出た、
中山元氏の翻訳を読み比べれば、あきらかに「まとも」になっている。
ミスリーディングが避けられるようになっていることだけでも、
十分「まとも」だと言えるし、そうあってほしいと思いますね。
728 :
考える名無しさん:2006/08/25(金) 01:17:45
729 :
考える名無しさん :2006/08/25(金) 01:18:10
ラカンだったら“まとも”な論理展開で語らないから、煙に巻くような話しになるだろうな。
だいたいが“まとも”っていうのは最大公約数としてのコンセンサスだから、
多数派の意見の集約だ。
相対評価であり、絶対評価では無いから地域間格差もあるしね。
ましてや、グローバルスタンダード足りえない表現だな。
730 :
考える名無しさん:2006/08/25(金) 01:24:44
勢古ヲタ必死だなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwww勢古ヲタ必死だなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwww勢古ヲタ必死だなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
731 :
考える名無しさん :2006/08/25(金) 01:28:44
732 :
考える名無しさん:2006/08/25(金) 01:30:06
>>731 いい加減にしろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
お前のせいで変な探りいれ始めたやつがいるだろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
死ねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
733 :
考える名無しさん :2006/08/25(金) 01:33:53
>変な探り
ってなんだよ、クソ電波。
734 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/08/25(金) 01:34:23
>>729 なるほど。もっともなご意見だと思います。
ただ、なにをもって「まとも」と判断するかは、最大公約数だけではなく、
個人の見解も含まれると思います。
とくに日本のラカン派が危惧している、現在の翻訳のメタサイコロジー論の
翻訳の不備が、次にどう変化するのかは、見どころですね。
たしかに、地域間格差もあるため、英訳、ドイツ語訳、仏訳などとも
読み比べないと、偏りは避けられないですね。
735 :
考える名無しさん :2006/08/25(金) 01:38:10
>>734 いや「まとも」という表現は「世間」を背負ってるんだよ。
「サイレントマジョリティー」ってやつをね。
こういう曖昧な表現はそもそも英米にも欧州にもないから。
736 :
考える名無しさん:2006/08/25(金) 01:40:06
737 :
考える名無しさん:2006/08/25(金) 01:41:46
>>736 だからいっつも寝ろっつってんだろ何回言わせんだ堵虞慧螺轡簸どもwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
738 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/08/25(金) 01:46:02
>>735 「まとも」という表現自体が、日本的な「世間」というのは、
よく理解できますね。では、「まとも」という言葉の変わりに
なにか「○○」になった、という言葉を探そうとすると、
ラカンが行った、「一行一行フロイトのテクストに回帰する」という
作業に、邦訳が多少とも道具として性能をあげたと、そういう解釈で、
いいんでしょうかね。私としては、少なくとも、翻訳の過程で生じた
ズレによってミスリーディングをまねく、という可能性が、減ってくれれば、
ありがたいとおもうのですけれどね。
739 :
考える名無しさん:2006/08/25(金) 01:48:46
>>738 だ・か・ら、素人は黙って寝ろや。
ばーかばーかばーかばーか。
740 :
考える名無しさん:2006/08/25(金) 01:51:02
あのう、フロイト自身は何語で書いたんですか?
ウィーンの人って、何語はなしてるの?
741 :
考える名無しさん :2006/08/25(金) 01:52:56
フロイトの著作を翻訳する作業と、ラカンの「言説」を翻訳する作業は
根本的に意味合いが違うでしょう。
フロイトは「内容」が変わるくらいの変化はもう翻訳上おきません。
ラカンには十分その可能性があるでしょうね。
742 :
考える名無しさん :2006/08/25(金) 01:58:34
743 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/08/25(金) 02:07:13
>>741 フロイトの翻訳では、やはりその程度なんでしょうね。
誤訳を逐一訂正したサイトなどもありますが、文脈上の修正に
とどまっていますからね。
フロイトの翻訳の最大の意義は、やはり、なんだかんだいって、
最初に「精神分析」なるものに立ち会った人物の書物だからで、
そこから派生したさまざまな派の「言説」に正確さをとりもどす
(単純に言語レベルで。思考レベルではなく)ことにあると思います。
ラカンの「言説」を翻訳する作業は、一見無駄にも思えますね。
ラカンはやはりラカン的フランス語で読まなければならないし、
邦訳は所詮、二次テクストに過ぎないでしょう。
744 :
考える名無しさん:2006/08/25(金) 02:12:45
>>743 おい素人、じゃあおまえはフランス語でラカン読破したのかよ。
おまえみたいなアホがいちばんムカツクんじゃあああああああ!
745 :
考える名無しさん :2006/08/25(金) 02:14:24
>>743 ただ「翻訳」が罷り通らないような原書というものはテクストとして大きな
問題があると言えるでしょうね。
「内容」は程度の差こそあれ「翻訳」出来なければ、テクストとして役に
立ちません。
残念ながら、ラカンはその「世界チャンピオン」でしょうね。
円生みたいな語り口で頼む。
747 :
考える名無しさん :2006/08/25(金) 20:47:26
748 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/08/27(日) 03:10:09
ラカンを「理解」するところまでいかなくても、人間・分析家としての
ラカンを身近に感じることができれば、セミネールも読みやすくなるでしょう。
フロイトにしても、フロイトの無意識を知ることができれば、読みやすくなる。
ラカンだって教育分析を受けていたのだし(三歳年上の分析家)
そこでラカンがなにを吸収したのかがわかれば、「反復」という観点から、
何かを知ることができるはず。しかしラカンは、そして多くの分析家は、
自分の分析経験(教育分析の経験)を語らない。
なにかここに、精神分析のひとつの鍵があるように思いますね。
749 :
考える名無しさん :2006/08/30(水) 17:40:48
>>784 >しかしラカンは、そして多くの分析家は、 自分の分析経験(教育分析の経験)を語らない。
なにかここに、精神分析のひとつの鍵があるように思いますね。
そうですね、ラカンにしても自らの臨床事例は「精神分析学の源泉」足りえたはずです。
それをなぜ語らなかったのか・・・。
自分が受けた教育分析を語ることを、そして自らの臨床事例を語らなかったのは、
たぶんラカン自身が「裸」になることを恐れたからでしょう。
フロイトは自らの夢を著作で分析していますが、夢の一部分だけです。
おおやけになってはプライバシーが危ういからでしょう。
それでもフロイト自身の夢を分析しているくだりは、「源泉の宝庫」です。
ラカンも体裁より、自らが「はだか」になる勇気を出してほしかったですね。
750 :
749:2006/08/30(水) 17:42:41
751 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/08/30(水) 17:50:39
たんに語れないものだからでしょ。
752 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/08/31(木) 01:11:59
>>749 分析家のプライバシーは患者にとってむしろ害である。
患者にとって分析家、あるいは分析家の身体はイマージュでなくてはならない。
それゆえ、分析家たちは、「個人的経験」「プライバシー」としての
分析経験をあえて積極的に隠蔽している可能性もありますね。
フロイトはパイオニアだから教育分析ではなく自己分析に頼るしかなかったが、
それでもフリースとのやりとりで、二者間の自己分析を行っていた。
それらの多くを「消去」した事実もそのへんに
由来すると思う。
>>751さんのおっしゃるとおり、「語れないもの」なのでしょうね。
753 :
考える名無しさん:2006/08/31(木) 01:17:27
無意識にせよ神にせよ、盲人が象の鼻や尻尾を語るようにしか語りえないのだ。
それが分からずに語るやつもいるのだろうが。
754 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/08/31(木) 22:28:26
>>753 ちょっとまってくださいな(笑)
まず「無意識」と「神」を混同させるのはやめるとして・・・。
それから、盲人が象の鼻を語るのと、分析家・分析者が無意識を
語るのは、明らかにちがう行為だと思います。
(ここに盲人に対する差別は一切ありません)
視覚を失われているから対象を言語化できないということと、
無意識の言語化の作業の困難さは別物ではないかと
思うのですが。それは、一度でも精神分析を受けて見れば、
多少は理解できます。
755 :
考える名無しさん :2006/08/31(木) 23:01:39
>>754 >>753 は適当な事を言ってるだけですよ。
こういう輩はいちいち相手にしても仕方ないです。
見える物や事実に言葉を正確に対応させているか、その正確性が強固に保障されているか。
悪いことが良いことのように言われたり価値観も移り変わる。
言葉で捉えようとする現実が常に揺らめいて静止することがない。
自分が選択した言葉というものが意図に反して作用する性質を持つ。
ということは極論すると見えていても意味がない、要するにめくら同然だよね。
無意識と現実をつなぐ鍵だと思われたものが実は蛸足なんだから。
757 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/01(金) 02:08:57
>>756 精神分析ではあくまで無意識を扱うので、現実界の言語化は問題にされないと
思います。
>言葉で捉えようとする現実が常に揺らめいて静止することがない。
自分が選択した言葉というものが意図に反して作用する性質を持つ。
これは自由連想においては当然起こりうることで、意味がないことではない。
断片的なシニフィアンを連鎖にするまでは、患者は自身の知について
当然「めくら」であり、分析家と患者の共同作業でその「めくら」の状態から
脱するのが精神分析の存在意義なのだと思う。
無意識と現実をつなぐ鍵は、自由連想において、徐々に見えてくるのでは
ないでしょうか。そのためにまず「転移」が起こらなくてはならないし、
転移・逆転移を分析家が上手に取り扱えば、そこには必ず意味が生じるはずだと
思います。
758 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/01(金) 02:16:05
>>755 おっしゃるとおりでした。
誰かに何かを言及されるとつい熱くなるクセがあるもので。
いや、おはずかしい。
アドバイスありがとうございます。
759 :
考える名無しさん :2006/09/01(金) 02:25:36
>>758 哲学板とは言っても、所詮「2ちゃん」ですから・・・。
相手を見極めてレスした方がいいですよ。
頭にくるだけで時間の無駄ですからね。
一時的な思い込みしか与えてくれない自由連想を、
阿呆らしいと放棄した患者はどうするの?
761 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/01(金) 02:43:57
>>759 そうですね。
相手に少しはまともな知識や見解があるかどうかは、
見極めなくてはなりませんね。
2ちゃんとはいえ、もう少し期待していたんだけどなあ。
762 :
考える名無しさん :2006/09/01(金) 02:50:38
>>761 このラカンスレでもレスする人達のほとんどはフロイトもソシュールも読んでいません。
よくてジジェクを何冊か、あとは解説書を読んでる程度ですよ。
全くお話しにならないです。
763 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/01(金) 03:08:10
>>760 自由連想をアホらしいと感じるところにその人の病理があるわけで、
他の分析家との予備面接の際にそのことを話し、再分析に取り掛かるのが、
ベストでしょう。そもそも分析家に対し転移が生じていれば、
アホらしいなどとは感じないはずなので、放棄した分析家との
「出会い損ね」に焦点をしぼってやり直すか、対面の精神療法に
切り替えるのも一つの手段です。精神分析には向き不向きがありますので。
764 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/01(金) 03:11:44
>>762 フロイト全集や一般言語学講義はもちろんのこと、邦訳されている
ラカンはすべて読んでいる、そして精神分析の経験もある、
そんな人たちの集まりだと思っていたのですが、どうもそうでは
ないようですね。内容的な議論に踏み込んでいけない・・・
765 :
考える名無しさん :2006/09/01(金) 03:16:01
>>764 そんな人はここにはいませんよ(笑)
相手を追い詰めて黙らせる事にだけ喜びを感じているサディストばかりです。
766 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/01(金) 03:23:46
>>765 なるほど。ある意味残念ですが、冷静にお遊びをする分には
いいかもしれませんね(笑)
自由連想を阿呆らしいと思ったら何故病理なの?
たまたまそれらしい事が思い浮かんでもやっぱ違うってのを繰り返してたら普通 阿呆らしくなるじゃん。
768 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/01(金) 12:02:08
>>767 精神分析は「二者間」で行われるものですが、分析家の「解釈」に目が行かず、
あくまで自らの自由連想にのみ目が行っている状態に病理があると思います。
人工的に作られた、カウチに横たわる子供と世話する分析家という設定の中で、
転移が生じないというのはやはりひとつの病理と考えてよいでしょう。
>たまたまそれらしい事が思い浮かんでもやっぱ違うってのを繰り返してたら
そこに分析家の「解釈」が入っていくのが精神分析で、時にあほらしいと
感じつつも、それをくり返すのが精神分析です。あほらしいと感じている
うちは、まだ無意識に手が届いていないのだと思います。
769 :
考える名無しさん:2006/09/01(金) 12:06:02
素人は本当にラカンよんでるのか
ラカンはやはり読んだたけでは理解できないんだな
770 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/01(金) 12:25:20
>>769 読んではいますが翻訳されたものだけなので、「読んだ」とはいえないでしょう。
翻訳されていないもののほうが圧倒的に多いのですから。
ましてや、「理解している」などとは言えません。
勉強不足で申し訳ありません。
771 :
756:2006/09/01(金) 13:23:13
人工的に作られた状況に阿呆らしいと感じるのが何故病理なのかな。
無意識に届くというのが二者間の転移ありきみたいな決め付けの根拠は?
患者にしてみれば、そもそも精神科医から与えられた世界じゃないよね。
772 :
考える名無しさん:2006/09/01(金) 13:59:48
精神分析は20世紀の遺物
ただの妄想だってことに気づけよ
>>770 翻訳されたものは読んでいるんだ。
読んだというか、なんとか目を通しきったという感じだな。
素人さん、想像界、象徴界、現実界とはなにか教えてください。
775 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/01(金) 14:49:44
>>771 「自由連想」にたいしてあほらしいと感じることと
「人工的に作られた状況」にたいしてあほらしいと感じることは、
話の次元がちがってきてしまいます。
>無意識に届くというのが二者間の転移ありきみたいな決め付けの根拠は?
この問いに関しては、言葉足らずの私があれこれ言うより、
以下の文献をおすすめします。ラカンからだいぶズレますが。
「精神分析という営み」藤山直樹・岩崎学術出版社
「精神療法と精神分析」土居健郎・金子書房
「治療の行き詰まりと解釈」H・ローゼンフェルト・誠信書房
776 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/01(金) 15:06:35
<<774
それらを厳密に説明する能力は私にはありません。
前にも申したとおり、ラカンを「理解した」わけではありませんので。
ただ単語レベルの意味を知るだけなら、精神分析事典や
概説書があふれていますので、そちらを参照ください。
シェママ編・精神分析事典は、好き嫌いが分かれますが、
わりとすっきりとした説明を得ることができるように思います。
お答えできず、すみません。
777 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/01(金) 15:13:05
778 :
765:2006/09/01(金) 15:54:46
>>776 ラカンの最大の問題は自身のディスクールやキータームを「理解しやすいように」
説明しなかった点です。
「アート」ならばそれは良いと思うんですね、「アート」は出来るだけ理解しにくく消費
されにくい、いわば「長持ちする」ものの方が有難がられます。
「アート」は「作品」として自立することで観る者聴く者の想像力を刺激し、多様な解釈
こそが意味のある行為となります。
しかし「思想」や「科学」というものはそうはいきません。
これらは「探求し」「明らかにする」行為ですから、意味不明ではどうにもなりません。
ラカンの問題点はそこにあるんです。
私は一応ラカンを共に勉強する輪の中にいる人間ですが、それでもこの考えは持たざるを
得ません。
>お答えできず、すみません。
じゃあ、無駄にベラベラしゃべらずにタンスの隅で座ってろ。
780 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/02(土) 08:29:05
>>778 >私は一応ラカンを共に勉強する輪の中にいる人間ですが
これはうらやましいですね。私も社会人対象のゼミで師を囲んでカントを
読んでいますが、ラカンを読もう!と呼びかけても賛同者はいません。
ラカンが理解しにくいのは、
ラカンが「定義」を怠ったのか、単に自分の勉強不足なのか、
それはやはり、原語でセミネールをすべて読んでみないとわからないし、
それには膨大な時間と強い動機が必要ですね。
しかし翻訳でも理解できるものは理解できるのですからね…。
(ソシュールの明快さなどその典型。翻訳でもよくわかる)
上記の象徴界・想像界・現実界についても、ラカンを読み返すたびに
自らの解釈が変化し、ぴたっとこない。要するに理解できないんですね。
ミレールには失礼ですが、ラカンの言説はただでさえ文脈が崩れているのに
さらにミレールという媒介のせいで、二重、三重に「意味不明」になっていった
のでしょうね。
781 :
考える名無しさん:2006/09/02(土) 08:54:10
>>778 −>>素人
結局おまえらラカンわかんないんだろ。
チンコ洗って出直して来い、知ったかぶり野郎ども。
特に素人。おまえがラカン読んでないのは一目瞭然。
782 :
考える名無しさん:2006/09/02(土) 08:58:27
783 :
考える名無しさん:2006/09/02(土) 08:59:06
素人は氏んでから出直すべし。
784 :
考える名無しさん:2006/09/02(土) 09:01:49
>>782 おめーにも、ぷっ。
笑ってねーでラカン語ってみろよ、一言でも。
象徴界と想像界と現実界がどうちがうか、説明してみろ。
785 :
考える名無しさん:2006/09/02(土) 09:03:11
>>784 ぷっ
なんで笑われてるのか、まるでわかってないw
786 :
考える名無しさん:2006/09/02(土) 09:05:17
矢追純一の著作をめぐる解釈論争に似ていますね
どうでもいい文献だということに気づけ!
787 :
考える名無しさん:2006/09/02(土) 09:08:33
>>785 だから説明しろっつーの。おめーのレベルを知りたいんでね。
あと、くだらない自作自演やめれ。こっちがはずかしい。ぷっ。
788 :
考える名無しさん:2006/09/02(土) 09:09:51
説明とおいでなすったよ
ぷぷっ
789 :
考える名無しさん:2006/09/02(土) 09:13:31
おーい、素人、おまえのせいでなんか、ばかばかしい「論争」起こってるぞ。
びしっと止めてやれ。一応、ラカンお勉強してるんでしょ。カントも。
790 :
考える名無しさん:2006/09/02(土) 09:16:07
>>788 ぷぷぷぷぷ。ラカンのスレに来てて、説明できないんだ。
なんもわかっちゃいないんだね。あーはずかし。
早く消えな。ぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷ。
791 :
素人:2006/09/02(土) 09:19:26
呼ばれたから来ちゃったよーん。
おめーらバカすぎて俺の知的レベルについてこられないからって
そうひがむなよ。落ち着けよ。みんな静まれ。
バカはな、黙ってりゃバカだってばれないから。
聞きたいことがあったら俺に聞け。何でも答えてやるぜ。
792 :
考える名無しさん:2006/09/02(土) 09:24:20
ぷっ
793 :
考える名無しさん:2006/09/02(土) 09:25:20
794 :
考える名無しさん:2006/09/02(土) 10:25:14
素人さんは解説書で1から勉強した方がよいようですね。
解説書が正しい、正しくないはよいんです。ラカンがどのように語られているかしることです。
ラカンとは自分のラカンをつくることなんです。だから他の人がどんなラカンを作っているかしるところからはじめましょうね。
795 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/02(土) 12:13:54
>>794 なるほど。興味深いご意見ですね。
そこでちょっとご指導いただきたいのですが、794さんはこれまでに
どのような解説書を読破され、いま、ご自身の中にどのような
「ラカン」を「つくる」ことができたのでしょうか。
具体的にお教えいただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。
796 :
考える名無しさん :2006/09/02(土) 12:21:24
>>780 翻訳で理解に苦しむような「内容」の思想書は、原書で読んでも大して変わらないでしょうね。
翻訳すると個々の単語は一対一対応しませんが、「意味内容」というものは大筋理解できなければ
おかしいんです。
ラカンはフランス国内でも各種の事典が必要なくらい読みにくい書物ですから、
原書にも問題がありすぎるんです。
その点については多方面で多くの人が言っている事ですからご存知でしょうが。
フランス国内にラカン派の団体がいくつあることやら・・・。
797 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/02(土) 12:41:52
>>796 そうですね。ラカンはフランス人にも読めないと言われているくらいですから。
ただ、原書で読むと、ラカン特有の「言葉遣い」に慣れてきて、「意味内容」が
把握できると、セミネールを読破された分析家に聞いたことがあるので、
少し希望を持ってしまったわけです。ただし10年以上の格闘が必要だそうですが。
フランスにもアメリカにも200や300のラカン派が存在すること自体、
テクストに問題があると思いますね。その問題のあるテクストに魅了されて
しまったのは、幸運なのか不運なのか・・・。
798 :
考える名無しさん:2006/09/02(土) 13:04:12
>>794 おまえバカだねえ。えらそうにくだらないこといっちゃって、素人に痛いところつっこまれてやんの。
ラカンとは自分のラカンをつくること〜? なんじゃそりゃ。
ま、素人が素人らしく謙虚に質問してるんだから答えてやれ。
オレも興味あるしね。って答えられんの、こいつ
>>794 逃げそうだな。
だからジジェクでいいんじゃね?
800 :
考える名無しさん:2006/09/02(土) 13:30:46
>>795 それは、素人さんがラカンの勉強の仕方でなく、ラカンへ言及できるようになってから
語り合いましょうね。あせらなくてもラカンは逃げませんよ。
>>795 ラカンを誤読して、その「誤読」が何故誤読なのかを追求すること。
ラカン自身が「誤読おk」と言っている。
802 :
考える名無しさん:2006/09/02(土) 16:02:48
ラカンとソシュールをつなげるのは素人
803 :
考える名無しさん:2006/09/02(土) 16:12:35
■素人のためのラカン入門書一覧
総合・・・ネットで読めるのでまず「日本一わかりやすいラカン入門」斎藤を除いてみれば
生き延びるためのラカン 斎藤環
http://www.shobunsha.co.jp/ 現代思想冒険者たちSelect 鏡像段階 ラカン 福原 泰平 (2005/04/13)
新宮派・・・癖あり
ラカンの精神分析 新宮 一成 (1995/11)
知の教科書 フロイト=ラカン 新宮 一成 (編集)(2005/05/11)
精神分析学を学ぶ人のために 新宮一成・鈴木國文編(2004/11/10)
哲学派・・・もはや哲学ではジジェクのラカンがスタンダード?
イデオロギーの崇高な対象 スラヴォイ ジジェク(2001/01)
ラカン 哲学空間のエクソダス 原 和之(2002/10)
藤田派・・・入門書?
人形愛の精神分析 藤田 博史(2006/03)
お試し・・・さわりだけならこの当たりから
「寝ながら学べる構造主義」 内田樹 (2002/06)
「現代思想のパフォーマンス」内田 樹(2004/11/13)
結局みんな駄目なんですってわけですね
806 :
考える名無しさん :2006/09/02(土) 17:12:17
>>797 ただラカンと格闘することは、色んな方面の事に手を出すことになりますから、
二次的恩恵としてかなりの思想を吸収することになります。
そう考えるとマイナスばかりではないんですがね・・・。
特にラカンに興味がおありならば、「日本ラカン協会」に入ってみるのもいいかも
しれません。
じかに藤田博史や斉藤環、十川幸司、原和之、などの人達と話せる機会もありますから。
そんな二流と話してもしょうがない
808 :
756:2006/09/02(土) 20:56:14
>>775 あなたが言ってるじゃないか。
人工的に〜阿呆らしいと感じるのは病理だと。
自由連想について尋ねたらそちらでスライドしただけだ。
それと窮したらこれを読め、はエホバのやり口です。宗教だ。
俺はわからないものは排除する。
無意識はわかる。意識と関係なしに記憶の細部が明瞭になったりする経験があるからそれは認める。
だからわかることにわかることを積み重ねればいいだけ。
まずラカンを大枠で示し、細かく補足すればいいだけ。
それも出来ない奴が他を勉強不足と蔑むなど愚かしい。
809 :
考える名無しさん :2006/09/02(土) 22:27:51
>>807 >そんな二流と話してもしょうがない
ウハハ、話したくても話せないだろおまえじゃ。
日本ラカン協会に入会することもできないだろうしな(笑)
810 :
考える名無しさん :2006/09/02(土) 22:55:01
>>808 かぁ〜醜いねえ。
悪口雑言しても己の器の小ささを示すだけ。
自ら「素人」だって名乗ってるるんだから、熱くなるなよ。
かわりに教えてやればいいじゃん、教えられればのはなしだがな。
811 :
756:2006/09/03(日) 00:20:12
つまりあれか、ラカンというのはわからないものをわかったふりし合う
見栄に塗れた輩の格好のファッションというわけだ。
812 :
考える名無しさん :2006/09/03(日) 01:12:11
>>811 >つまりあれか、ラカンというのはわからないものをわかったふりし合う
>見栄に塗れた輩の格好のファッションというわけだ。
どうでもいいけどオマエの文章めちゃくちゃだな。
ラカンがどうしたよりミカンでも喰ってろ。
813 :
756:2006/09/03(日) 01:20:12
衒学趣味よりミカンのほうがマシだな。
814 :
抹消抹消抹消:2006/09/03(日) 01:58:31
「756」ってどっかのスレで、「一方的に裁かれた」って、
ピカーに半べそかきながら抗議してなかったっけ?
815 :
756:2006/09/03(日) 02:08:28
違う。
俺はここの756だよ。
816 :
考える名無しさん:2006/09/03(日) 02:15:48
早く働いた方がいいと思うよ
大変だよ 年食ってからじゃ
2ちゃんぐらいしか
やることなくなるよ
817 :
考える名無しさん:2006/09/03(日) 02:31:11
らちがあかんことを略してラカンというわけだ
818 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/03(日) 02:34:20
>>806 ラカンを読もうとすると、ラカンだけではどうしてもすまなくなりますね。
フロイトやソシュールは、賛否両論あれやはりおさえておきたいし、
ラカン自体が、ヘーゲル、ハイデガー、ニーチェ、スピノザなどから
決定的な影響を受けていることも考えると、そちらにも手を出したくなり、
それは「二次的恩恵」であると同時に、「二次的困難」でもあります。
この先自分がどれくらいの思想書を読破できるかと考えると、暗澹たる気分になりますね。
あと、「日本ラカン協会」は私には敷居が高すぎますね(笑)
まず論文がかけないし、推薦してくれる会員の知り合いもいない。
私などお呼びではないところです。
819 :
抹消抹消抹消:2006/09/03(日) 03:01:19
そっか。あんたにそっくりだったから、そう思った。
あれはほんまいい見世物やったわ…。
820 :
考える名無しさん:2006/09/03(日) 03:13:04
このスレで最近みっともないやつベスト3
1、>>765・・・・・・・・・・バカすぎる、意味不明
2、
>>800・・・・・・・・・・結局何も答えられない
3、素人・・・・・・・・・・・無知すぎる、しゃべりすぎ
パンパカパーン
821 :
考える名無しさん:2006/09/03(日) 03:14:53
あ、ごめん、1位は756ね。
822 :
756:2006/09/03(日) 03:14:55
>>819 俺は未消化のラカンがふと気になって「ラカン」でスレ検索しここに来た。
その最初の足跡が756。
823 :
考える名無しさん:2006/09/03(日) 03:47:46
↑あんたもう消えな。徐々に晒し者になってるよ。
いまならまだみんなの記憶に残らずに消えられるよ。
いや、756はいいとこ突いてる。
825 :
抹消抹消抹消:2006/09/03(日) 03:55:59
>>822 いつまでも未消化はよくないな。
ためこむ奴は支配欲が強い。権力者が好きで、整理好き。
早くみんなに良いものを披露してやってくれ。
おやすみ。
826 :
考える名無しさん:2006/09/03(日) 04:00:36
もうひとつ質問しよう。ラカンが聴講していたコジェーブの講義は
次のうちどれか。
法の現象学に関するもの。精神現象学に関するもの。カントに関するもの。
その他。
ふふふ。どれでしょう。素人君。学者を舐めんなよ。
827 :
考える名無しさん:2006/09/03(日) 04:01:18
>>824 こいつは756本人か、よっぽど馬鹿かどっちかだな。
早く寝とけ。おやすみw
828 :
756:2006/09/03(日) 04:18:19
>>825 無意識を表現するのにソシュールの図式を流用したのはわかる。
それはうまいと思う。
でもその答は無意識の不確定性であるはずだ。
そんな理論が何故、治療法として利用されているのか。
自由連想の結果も永遠に不確実。
それがクランケの治癒とどう結び付くのか。
そこら辺に興味がある。
829 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/03(日) 04:59:37
このスレはなかなかおもしろいですね。最近は目覚めるたびにチェックする
癖がついてしまいました。
ところで
>>826さん、素人君とは私のことでよろしいのでしょうか。
とりあえず、学者の方をなめているなどということはまったくありませんし、
いろいろ教えていただいたり、間違いがあれば訂正していただきたいと
思っています。せっかく学者の方とコミュニケーションを取れるチャンス
なのですが。素人君というのが私のことではなく、まだまだラカンに
関して素人である人全般を指しているのであれば、さしでがましいですが、
せっかく質問をいただいたので、自分なりにこたえてみたいと思います。
次に続きます。
続かなくていい
カエレ
831 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/03(日) 05:06:10
コジェーブの講義で何が行われていたか。
基本的な解答としては、コジェーブがへーゲリアンであり、
ヘーゲル読解を行っていたことから、やはり「精神現象学にかんするもの」
なのではないかと思います。そこからラカンが欲望について思考を
深めていったことからも、そう答えたくなります。
しかし乱暴に答えるとすると、「全部」なのではないかと。
一人の思想家について講義をするとき、必ず他の思想家との関連が出てくる。
またコジェーブが法の現象学と結びついていることから、この話題が
出なかったとは言い切れない。同じ理由でカントも。続く
832 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/03(日) 05:11:09
そもそもラカンだけでなく、フランスの思想家のそうそうたるメンバーが
参加し、多大な影響を受け、しかし彼らは独自の道を歩んでいったことから、
精神現象学を主軸に、多くのことが関連して語られたのではないかと思います。
しかし、コジェーブが6年にもわたって講義した中心の内容は、
やはり「精神現象学」に関するものだったのではないでしょうか。
833 :
考える名無しさん:2006/09/03(日) 06:43:24
>>829-831-832
ばーか。意味不明だしまちがいだらけ。
長々とごくろうさん。恥を知れ。
この「素人」マジうざい。
おい、
>>826、こいつの答えどう思う?
無知は犯罪だな
え、「精神現象学」でしょ?講義自体は
蝶のように舞い、蛾(ガ)のようにずんぐりむっくり
837 :
考える名無しさん:2006/09/03(日) 14:04:50
精神現象学でいいんだよな。まちがってんの?
素人は、やや逃げ腰だが、まんざら間違いは言ってないと思うが。
838 :
考える名無しさん :2006/09/03(日) 14:47:43
>>818 不思議なものでラカン本人ではなくて、いわゆるラカン派の人達の著作には良いものが
中々無いのが現実です。
ラカン派ではありませんが、赤間啓之の著作は“ラカン関連”の中でも一風変わっていて
面白いと思います(まあ人それぞれでしょうが・・・)。
ラカンは思想のコンテクストを無視した部分借用ということをよくやっています。
それはある意味一環した行為で、ソシュールにおいても又聞きに近い状態であるにも
関わらず、あたかもラカンが引用した思想家がそういう意味で言ったかのように
セミネールでも平気に話しているんですね。
コジェーブについても同様の扱いであると言えるでしょう。
決してコジェーブに忠実であるわけでは無いです。
ラカンの理解を困難にしているのはこの点が大きいでしょう。
ラカンの微に入り細に入るのは迷宮の中で遭難死するのと同じです。
むしろ「大意を掴む」くらいの姿勢でラカンのディスクールを受け止めた方が
得るものは大きいはずでしょう、老婆心ながら。
839 :
考える名無しさん:2006/09/03(日) 15:11:52
>>835-837 「精神現象学」で正解。常識。
無知は>>833-
>>834 ってオレが答えてどうするんだ。ま、のんびり
>>826の見解を待とうや。
まさか質問しておいて、答えないわけではあるまい。
それから素人さん、話はもっと簡潔にしましょうね。
840 :
考える名無しさん:2006/09/03(日) 15:21:18
ついでに質問しておきましょうか。
やたら上からものを言い、上級者であることをさりげなく
ひけらかしている
>>838さん。
「素人」に対してやたら好意的なのもばかばかしい。
>コジェーブについても同様の扱いであると言えるでしょう。
決してコジェーブに忠実であるわけでは無いです。
ラカンの理解を困難にしているのはこの点が大きいでしょう。
これも部分借用の問題? それとも他の問題?
同様の扱いとは具体的にどんな風に扱われたの?
答えてちょーだい。まさか答えられないとは言わないだろうな。
上級者さん。
大意を掴むくらいの姿勢のほうが得るものは大きい?
それってすべてを読み通した人間の台詞としては許せるが、
そうでないなら、怠慢か情熱不足じゃないのぉ。
842 :
考える名無しさん :2006/09/03(日) 15:32:11
>>839-840 おまえは誰にも相手にされてないんだよ
「素人」に嫉妬するのもいいかげんにしとけや、池沼くん。
843 :
考える名無しさん:2006/09/03(日) 15:37:19
>>841 率直に答えてしんぜよう。「素人」がうざいからだ。
いまここに、「『素人』をこのスレから追い出す会」を結成する。
あ、会長オレね。
844 :
考える名無しさん :2006/09/03(日) 15:40:52
>>843 おまえがうざいんだよ
人格障害だろおまえ
消えろ
845 :
素人君を追い出す会会長:2006/09/03(日) 15:46:44
素人かえれ! 素人かえれ! 素人かえれ! 素人かえれ! 素人かえれ!
素人かえれ! 素人かえれ! 素人かえれ! 素人かえれ! 素人かえれ!
素人かえれ! 素人かえれ! 素人かえれ! 素人かえれ! 素人かえれ!
素人かえれ! 素人かえれ! 素人かえれ! 素人かえれ! 素人かえれ!
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素人かえれ! 素人かえれ! 素人かえれ! 素人かえれ! 素人かえれ!
846 :
考える名無しさん :2006/09/03(日) 15:55:54
>>845 こら、荒らすんじゃねえよ!
便所コオロギの佃煮でも喰ってろボゲ
847 :
素人:2006/09/03(日) 16:02:38
荒らしてません。
私が自分の無知さに反省し、自分を罰するために
かえれコールを送ったのです。
バカなことべらべらしゃべって、このスレのみなさん、
すみませんでした。陳謝します。
848 :
考える名無しさん:2006/09/03(日) 16:17:16
氏ね、にせ「素人」。なぜそこまで「素人」をきらう。
とりあえず今、まともな言及しているの、「素人」と
その他数名じゃないか。ところで気になるんだが、
本物の「素人」さんって♂それとも♀?
♀でしょうね
850 :
考える名無しさん:2006/09/03(日) 16:28:49
なんで♀だと思う? ♂のような気がしてるが。
本当の♂はこんなことしないよ、とかいうわけのわからん漢論とかいうものを今勝手に言ってみるか
荒れてますね・・・
まあパーフェクトなんちゃらっていうわけのわからない映画よりは荒れてないと思いますよ
ひたすら無知だのなんだのと騒いでいるのはベトコンだ
具体的にどこがどう間違っているのかを指摘するのは訓練されたベトコンだ
つまり、ベトコンとはパラノイアのことなんですか?
全然愉快な仲間じゃないな。
858 :
考える名無しさん :2006/09/03(日) 23:04:30
>>840 ケチつけてるだけじゃあ池沼だろ。
オマエもちゃんと語ってみせろや、おい。
859 :
考える名無しさん:2006/09/04(月) 00:14:06
>>838 赤間はわりとすきですね。一風変ったという感じは受けませんが、ある種の
「おもしろみ」を感じますね。ラカンから一歩離れた人の著書もまた、時に
刺激を与えてくれますね。視点のブレに意外性があっておもしろみがある。
「部分借用」なのか「ラカンがソシュールの理論を自分の理論に取り入れたのか」
これについては、なかなか結論が出ないし、結論が出ないこと自体おかしいですね。
コジェーブには忠実だと思っていたのですが、そうでもないのですか。
コジェーブに何かを刷り込まれた感があったのですが、実際はわかりませんね。
<ラカンの微に入り細に入るのは迷宮の中で遭難死するのと同じです。
これは本当に実感としてくらくらと感じますね。ラカンマップが存在しないため、
自分が体系的なめぐりかたをしているのか、細部にはまり込んでいるのか、
独学だと特に見当がつかなくなる。
>むしろ「大意を掴む」くらいの姿勢でラカンのディスクールを受け止めた方が
得るものは大きいはずでしょう。
しかしこの「大意を掴む」ことがまた困難で、これはラカンと格闘した
経験者ならではの言葉でしょう。私も「大意を掴」もうとして、試行錯誤の日々です。
と同時に、ラカンだけではなく「精神分析」に対する興味が強いので、こちらにほうは
実際に分析を受けることで、生の声から学ぶようにしています。
ラカン派の短時間セッションのような過酷な派は選びませんが(笑)
セミネールのはちゃめちゃさと、特に後期のラカンの人生のはちゃめちゃさには、
類似したところがありますね。また、優れた弟子を育てられなかったのは残念。
今のフランスでは、ラカンよりウィニコットという感じなんでしょうか。
860 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/04(月) 00:15:15
861 :
考える名無しさん :2006/09/04(月) 00:42:43
>>859 ウィニコットは非常に立派な精神科医でしたね。
メラニー・クラインの息子さんの分析をまかされていたくらいですから。
私もあまり偉そうに「大意を掴め」とは言えた輩ではないのですが、「ラカンを解読しよう」
という姿勢だと思想的広がりが無いように思えてならないんですね。
日本のソシュール研究の第一人者であった丸山圭三郎も「読み」の重要性を亡くなるまで
言い続けました。
丸山の著作は読んだことがおありですか?
非常に限定的ですがラカンについてかなり言及しており、これはこれで面白いと思います。
あと、丸山には『欲動』という名著がありますが、ぜひお読みになる事をお奨めします。
タイトルどおりフロイト・ラカンを中心にした論考をしています。
862 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/04(月) 00:47:33
>>828 756さんの問いとほぼ同じ問いを私も持っていました。
>でもその答は無意識の不確定性であるはずだ。
そんな理論が何故、治療法として利用されているのか。
自由連想の結果も永遠に不確実。
それがクランケの治癒とどう結び付くのか。
そこら辺に興味がある。
長年自由連想を行っていると、不思議な体験をすることがある。
予期せぬ言葉がぽろんとこぼれおちてくる。分析家はそれを見逃さない。
患者は「分析家は自分の無意識を知っている」と想定し、そこから転移がはじまるから、
分析家は、新しいシニフィアンと患者すら予期しなかったシニフィアンを
結合させる。この作業で無意識の不確定性はほんの少しだけ「確定的」になる。
自由連想に結果はないので永遠に不確実といってかまわないだろう。
そして精神分析の目標は治癒だけではない。むしろ治癒は副次的なもので、
患者が無意識を切開され、やり損ねた人生に目を向け、これまでの世界観を
大きく変えるところに意味がある。そして、それには膨大な時間と費用がかかるし、
挫折する人も多いことも確かである。また、教育分析をおこなえるくらいの
水準にある分析家の数が絶対的に足りていないこの日本で、よい分析家と
出会えるかどうかは非常に難しい。しかし、プライバシーに関わるので自身の
分析経験については割愛するが、無意識は完全に不確定なものではないと、
実感することはできた。
なぜ素人さんの話しは、人を不快にするのだろう・・・
864 :
考える名無しさん :2006/09/04(月) 00:51:36
あとコジェーブの重要性を強調を強調しているのはジジェクくらいのものでしょう。
ジジェクは「社会学者」であると私は受け止めています。
もっとも、ジジェクはフランスではほとんど相手にされていない学者ですが・・・。
素人さんはラカン歴何年ですか?
>あとコジェーブの重要性を強調を強調しているのはジジェクくらいのものでしょう。
なわけない・・・それにジジェクは強調してないし・・・
867 :
考える名無しさん :2006/09/04(月) 00:58:57
>>863 転移の問題でもあるでしょう。
陰性転移の一種です。
「素人」さんは誰も攻撃しているわけではないですからね、それでも「不愉快」と
感じるならば、ある種の嫉妬であったり、投影の問題も絡んできそうですね。
どちらにしても、無駄にカリカリしないことですよ。
868 :
861:2006/09/04(月) 01:02:40
869 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/04(月) 01:04:19
>>861 またM・クラインも立派な分析家であったと思います。
彼女の波乱に満ちた人生にも興味があります。
丸山はソシュールを読んでいるときに、2冊ほどよみました。
おなじみの「ソシュールの思想」とあと「言葉と無意識」だったか。
「欲動」は読んだことがありません。ぜひ読んでみようと思います。
M・クラインの仕事ぶりはもちろん、彼女が女性であったことも
大きな要因でしょう。最近はフランスやアメリカでも、女性の分析家
たちが、フロイトの「去勢」や「女児のペニス願望」といった言説を、
画期的に書き換えているそうで(詳しくは知りませんが)
精神分析の死はまだまだありえないのではないかとおもっています。
870 :
861:2006/09/04(月) 01:06:29
871 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/04(月) 01:07:40
>>868 当然、承知しております(笑)大丈夫です。読めばわかります。
872 :
ヤーベ:2006/09/04(月) 01:10:42
まだ、フロイトの夢判断やっているのか。神話で判断するのは古いよ。
873 :
考える名無しさん :2006/09/04(月) 01:22:23
>>869 ただ、クラインは彼女の用語の使い方というか、少々馴染めないところが個人的には
あるんですがね。
ウィニコットも波乱に富んだ人生でした。
彼の妻は精神を患っていたこともあり、家庭内でも大変だったと思います。
それでも自分の家に患者である子供達をあずかったりと、大した人です。
ウィニコットはクラインに比べて非常に解り易い「ことば」で常に語りましたが、
時にはそれを専門家から非難されたりもしていました。
彼には亡くなるまで書き綴った日記があるのですが、未だに出版されていません。
出版されては都合が悪い人達(学者・関係者)が大勢いるんですね。
なんとも酷いはなしです。
素人はラカン歴2年ってとこか。自分の頭で考えたことはなくて、
知ってることをなんでも言いたい時期だな。
875 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/04(月) 01:32:56
>>873 結局、クラインは、せっかくの上等の「経験」をうまく「概念化」できず、
読み手としてはやや稚拙に感じる言葉、たとえば「よい乳房・悪い乳房」などという
用語に甘んじてしまったのだと思います。「死の欲動」を「羨望」と結びつける
くだりも、やや短絡的と感じる読み手は多いと思います。
ただ、アブラハム等に教育分析を受けながら、独自の精神分析を拡大
していった勇気(?)には頭が下がりますが。
クラインの人生やウィニコットの人生から垣間見えるものは、
ある種の誠実さ、それゆえ歩まなくてはならなかった過酷な道ですね。
臨床至上主義はどうかとおもうけれど、やはり分析家には人間的魅力が
必要だし、臨床にすべてをかけてもらいたいと願いますね。
フロイトだって、自身や家族を犠牲にして、患者を診たのですから。
時には無料で。
勉強の復習はよそでやれ。
877 :
ヤーベ:2006/09/04(月) 01:36:49
ラカンよりコアな学者はいらねえ〜
878 :
考える名無しさん :2006/09/04(月) 01:40:54
>>875 そうですね。
フロイトは口蓋癌に苦しんでいて何度も手術を受けていましたが、死に際も見事でした。
あと臨床と精神分析は別物と私は考えています。
精神分析は「思想」であり「解剖学」です。
臨床は「実践」であり「精神の再構築」ですから。
私もそのつもりでラカンと付き合ってるつもりですし、臨床は臨床で別の勉強をしてきました。
ageてる馬鹿が二人いますね。
ほうらよってきた
なにもいえないクソ虫たちがうようよと
881 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/04(月) 01:58:28
>>878 なるほど。
>精神分析は「思想」であり「解剖学」です。
臨床は「実践」であり「精神の再構築」ですから。
非常にすっきりとする言葉ですね。
自分なりの「臨床」の意味が変化しそうですね。
こういう言葉に出会えると非常にありがたいですね。
私がラカンからどうしても離れられないのはやはりラカン派の
分析家との長年にわたる交流のせいなのかもしれません。
ラカンに転移しているといったら、笑われてしまうでしょうか。
882 :
考える名無しさん:2006/09/04(月) 02:03:17
相手を非難し、馬鹿にし、叩くだけで、
自分は何も言及できない。
いやいや、そんな連中の多いスレだね。
まだ「素人」とその相手してるやつのほうがマシだね。
あ、私? 何も言及できませんよ。知識不足なので。
だからせめて叩かないし、おとなしくしてる。
ほかのおばかさんも、とにかく何か言及すべし。
それができないなら、くだらないこと言ってんな。
叩くなら、どこがまちがっているのか、指摘しましょう。
883 :
考える名無しさん:2006/09/04(月) 02:13:45
>>876 ばーか。「素人」ごときに転移するか。
「素人」がバカだからみんな不愉快なんだよ。
884 :
考える名無しさん :2006/09/04(月) 02:15:37
>>881 極端に言えば「臨床」は改善または治癒するという結果を出せば何でもいいんですね。
カール・ロジャースは「クライエント中心療法」で有名な人ですが、誰でもロジャース
のようには上手くいかないでしょう。
彼にはクライエントの話しを聞くだけで効果を上げる強力な人間的魅力があったに違いありません。
臨床とい事だけに限って言えば今は成果をあげている流派が沢山ありますものね。
それらが何故ゆえに効果があるのかを知る事も面白い事だと思われますが。
885 :
883:2006/09/04(月) 02:16:20
まちがった。
>>867ね。「素人」ごときに嫉妬するやつはいないよ。
>>883 完全に嫉妬して転移しとるじゃないか、ボケクソ虫くん
しかもおまえさんだけな。
887 :
考える名無しさん:2006/09/04(月) 02:27:05
「転移と図星について」 Wilhelm Johnes
叩く奴ってさ、コミュニケーション障害なんじゃないの?
なにも叩かなくっても普通に「〜じゃないの?」って言やあいいじゃんか。
叩く奴は欲求不満の腹いせだろ、普通の議論でも言わないようなこと言うしな、2CHだと。
889 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/04(月) 03:15:50
>>884 私は自ら学問として精神分析やその他の精神療法に関わったわけではなく、
さまざまな療法に興味があり、患者として(特に症状もないのに)
関わりました。ロジャーズ派のカウンセリングなどは「治癒」には
適しているだろうという感慨を受けたし、対面の精神療法なども、やはり
「治癒」には効果がある。もちろん、治療者の力量も関係してくるわけですが。
しかし、精神分析は全くちがう。分析経験が5年以上たった今でも、
精神分析とはなにものなのか、わずかしか理解できない。無意識が
切開され、言語化され、縫合される過程については、多少体感できてきた
ところです。精神分析は「治癒」を第一にせず(もちろん無視はしないが)
やはりその人の無意識を解剖していく作業だし、それには患者は、
患者として甘えているだけではなく、自らも分析者として、その
解剖に立ち会わなくてはならない。そう気づいたとき、私はラカンを
読み始めたのです。
890 :
考える名無しさん :2006/09/04(月) 04:42:44
>>889 なるほど、そうでしたか。
しかし精神分析の技法は患者にはハードルの高い療法なんです。
分析家と患者の「あいだ」で交わされるものは「ことば」なんですね。
したがって分析家は患者を「説得」するか「話しを聞いてあげる」という関係になります。
ほぼ「話しを聞いてあげる」だけで治療効果をあげた人の筆頭がロジャース
だったといっても差支え無いと思います。
ロジャースはある種の「天才」だったんだと思います。
患者の声を聞くというシンプルな行為で結果を出す事は、ロジャースの天分もあったから
のように思われます。
ではラカンは臨床家としてはどうだったのか。
それは今ひとつはっきりしませんが、短時間セッションの導入、時には患者の頬を
ピシャリとやるという驚く事までしました。
それでも患者から夜道で「ブスリ」とやれれなかったということは、ラカンも
意外といい臨床家だったのかもしれません。
いかに臨床の勉強をして実際にトレーニングをしても必ず個人差がでます。
いまひとつな人はやはりいまひとつなんですね。
反してたいしたトレーニングを受けずとも、すぐにかつ安定して臨床家としての
結果を出す人がいるという事実があります。
まさにこれこそが「語り得ぬこと」の範疇に入る、才能というものなのだと思う
わけです。
ラカンが単に「構造主義の四天王」ということだけならば、私もここまで興味を
持たなかったように思いますね。
891 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/04(月) 05:31:56
>>890 実際に見聞きしたわけではありませんが、ラカンの介入の仕方はかなりのもの
だったと思います。セッションの時間を極端にずらしてみたり、背後から
患者の顔までまわりこんできたり、5分と話を聞かず、患者をぽいと放り出したり。
しかし、その侵襲性が、逆に強烈な転移を生じさせたのかもしれません。
ロジャーズはひたすら「受容」「共感」したのに対し、精神分析家は、
患者の顔も見えない位置で「はなし」をする。ここであえてパロールだの
ラングだの対象aだのと言わなくても、お解かりいただけると思います。
しかし分析家はもう一つの仕事をしています。患者の話を聞き、解釈を
加えるだけでなく、自由連想中に、自らの無意識を探っています。
おそらくラカンは、この「自らの無意識を探る」ことの天才だったのでは
ないでしょうか。そうでなければ精神分析は、「性」にひたすらこだわった
フロイトの遺物として死んでいたかもしれないし、「他者の言説」という
観点からフロイトのテクストを刷新した点でも、二人目の天才だと思います。
しかし現在は、薬物療法が王者の位置を占め、ロジャーズ派のカウンセリング
すら受容は低く、いわんや精神分析は、という状況ですね。
みなさんの「素人」さんへのこのなさけない転移ぶりはいったいなんでしょうね。
冷静になりましょう。「素人」さんはなかなか博学だと思いますよ。
だから、しっかり反論することですね。もっとも、「素人」さんの
無知ぶりをしっかり見抜いて、沈黙してらっしゃる方々も多いと思いますが。
わたしはこの「素人」さんと議論する気はさらさらないので。
(上述のラング、対象aだの、笑っちゃうから)
893 :
考える名無しさん:2006/09/04(月) 07:27:31
>>892 >(上述のラング、対象aだの、笑っちゃうから)
おまえも相当「素人」に転移してるな。
議論する気がないなら出てこなきゃいいんだよ、アホタレwwwww
>>892 自演乙。
素人おまえ、精神的に病んでるよ。
895 :
考える名無しさん:2006/09/04(月) 08:25:11
>>894 はい、全部おまえの自演ね。
あちこちのスレで同じ手口でがんばるね。
月曜の朝っぱらからごくろうさん。
896 :
考える名無しさん:2006/09/04(月) 08:52:25
今度のスレは
ラカンと陰険で馬鹿な仲間たち、になりそうだな。
素人は自演やめろ
898 :
考える名無しさん:2006/09/04(月) 09:49:01
バカ発言・自演多発の「素人」をこのスレから追い出すことに賛成の人〜。
追い出すことはないが、
「想像界、象徴界、現実界とはなにか」に答える勇気をもってほしい。
自分なりの解釈で良いんだよ!がんがれ!
900 :
考える名無しさん:2006/09/04(月) 10:12:54
バカ発言・自演多発の「素人」をこのスレから追い出すことに賛成の人〜。
バカ発言・自演多発の「素人」をこのスレから追い出すことに賛成の人〜。
バカ発言・自演多発の「素人」をこのスレから追い出すことに賛成の人〜。
バカ発言・自演多発の「素人」をこのスレから追い出すことに賛成の人〜。
バカ発言・自演多発の「素人」をこのスレから追い出すことに賛成の人〜。
バカ発言・自演多発の「素人」をこのスレから追い出すことに賛成の人〜。
バカ発言・自演多発の「素人」をこのスレから追い出すことに賛成の人〜。
バカ発言・自演多発の「素人」をこのスレから追い出すことに賛成の人〜。
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バカ発言・自演多発の「素人」をこのスレから追い出すことに賛成の人〜。
バカ発言・自演多発の「素人」をこのスレから追い出すことに賛成の人〜。
バカ発言・自演多発の「素人」をこのスレから追い出すことに賛成の人〜。
バカ発言・自演多発の「素人」をこのスレから追い出すことに賛成の人〜。
901 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/09/04(月) 10:29:42
素人さんとソシュールさんは精神分析派なだけでしょう
ジジェク嫌いで、ラカン中期重視=構造主義で、
哲学派を小馬鹿にしているが哲学知識は低く嫌われるよくあるパターンだ。
この対立はパターンだね
902 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/09/04(月) 10:47:49
哲学的にいうとラカンは結束点としてあるから
デカルト、カント、ヘーゲル、ハイデガー、マルクスなどなど
ラカンそのものより哲学の流れの中でとらえられる。それをうまく利用しているのがジジェクなわけで
哲学派からいえばラカンが臨床につかえないのは当たり前でラカンが扱っているのは
人間でなく、(哲学的)主体なわけで、だからフロイトの哲学化と呼ばれるわけだけど
精神分析派に、とくに新米に滑稽さがつきまとうのはネタもとをしらずに人間に適用するところだね。
哲学派からすると、あーあれはハイデガーのネタね。あくまで哲学なんだから臨床につかっちゃだめだよ
哲学はテクスト化された荒いモデルであって生の人間はそんなに簡単にはいかないよ。
精神分析派の特に新米はネタを離れてただマジになってラカン教条主義化する滑稽さがあるんだよ。
903 :
考える名無しさん:2006/09/04(月) 10:52:19
なあ、ぴかぁ〜の力で「素人」をここから排除できないものかね。
904 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/09/04(月) 10:56:24
ってかきみ誰?
905 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/09/04(月) 11:02:24
精神分析派(新米)はラカンのテクストを完成されたもの、ひとつの作品として深く文学的に読もうとするし、
哲学派はだれのネタか仕掛けを読み込もうとする。
まあ、ぴかぁ〜は「素人」に遠く及ばないから論外な。
おまえはラカンじゃなくてジジェク派。
しかもラカン読んでないしな。
907 :
756:2006/09/04(月) 13:45:23
ぴかあって人のほうが話せそうだな。
>>756 オマエとぴか虫なら話し合うはずだよ。
ただし他のスレでやってくれ。
みんなの迷惑だからな。
909 :
考える名無しさん :2006/09/04(月) 14:53:32
>>902 >哲学派からいえばラカンが臨床につかえないのは当たり前でラカンが扱っているのは
人間でなく、(哲学的)主体なわけで、だからフロイトの哲学化と呼ばれるわけだけど
誰がそんなこと言ってるんだよ。
>哲学派からすると、あーあれはハイデガーのネタね。あくまで哲学なんだから臨床につかっちゃだめだよ
哲学はテクスト化された荒いモデルであって生の人間はそんなに簡単にはいかないよ。
だから誰がそういうことを言っとるわけ?
おまえがラカン哲学派を代表せんでもいいよ、クソボケ。
910 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/09/04(月) 15:19:22
>誰がそんなこと言ってるんだよ。
たとえば日本ラカン協会新会長の原ちゃんとか・・・
http://thought.ne.jp/html/text/medio/medio208.htm ラカン哲学派がジジェクに向かうのは仕方がないんですね。
後期ラカンを理解する手がかりが、ミレールの弟子ジジェクしかないのだから。
これは広い意味でジジェク系と読んでも良いでしょう。
最近は、ジジェク系とは、後期ラカン=現実界のラカン重視で、最近は
広がりを見せていますが。
なぜ後期ラカンでなければならないか。中期ラカンではデリダやドゥーズや、
ポスト構造主義連中に馬鹿にされちゃうからです。
それに中期を語るのにラカンでなくてもたくさんいますから、
ソシュール、レヴィ、バタイユ・・・
哲学の中で戦うためには、後期ラカンが必要なわけです。
精神分析派はそんな苦労もしらずにのほほんと・・・
911 :
考える名無しさん :2006/09/04(月) 15:41:45
>>910 それで「哲学派」っていうふうに十把一絡げにはできんだろ。
むやみにグループや派閥を主語にして語らなんことだな。
だいたいオマエはソシュールもラカンもフロイト読んでないじゃん。
ちょい前のレスでオマエ自身が言ってるの確認したぞ。
それでよく偉そうにいえるね?
リアルでバカだなおまえは。
912 :
909:2006/09/04(月) 15:55:00
>>910 >哲学派からいえばラカンが臨床につかえないのは当たり前でラカンが扱っているのは
人間でなく、(哲学的)主体なわけで、だからフロイトの哲学化と呼ばれるわけだけど
>哲学派からすると、あーあれはハイデガーのネタね。あくまで哲学なんだから臨床につかっちゃだめだよ
哲学はテクスト化された荒いモデルであって生の人間はそんなに簡単にはいかないよ。
原はわかったけど、文章が対応してないじゃん。
どいうことだ???
>>882 藻前のレス自体が藻前に対する自己批判になっていることに気が付け
915 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/09/04(月) 16:16:01
>>911 読んでない?つまんないレスするよな。萎えるよ。
>>912 >原はわかったけど、文章が対応してないじゃん。
リンクまでつけてるだろう。ブスが。
すまんが、馬鹿は放置するので。
916 :
考える名無しさん :2006/09/04(月) 16:16:53
>>910 >たとえば日本ラカン協会新会長の原ちゃんとか・・・
うはは、原ちがいですなあ。
原 宏之
[email protected] (コミュニケーション思想史/フランス文学専攻)
1969年12月3日生
パリ第10大学DEA修了
GRAM、言語態研究会所属、「ポリロゴス」協力メンバー
(主な論文)
『「記号の帝国」の傍らに』
『コミュニケーション』
『新生の文学──ネルヴァルの幻想のエクリチュール/自伝のエクリチュール』
(以上3点、電子出版)
「ネルヴァルの新生」(『言語情報科学研究』n°3,1997)
「知と情報」(『ポリロゴス1』冬弓舎、2000)
「シュポール/シュルファス」(『ポリロゴス2』冬弓舎、2000)
「福澤諭吉と《交通》の近代」(『言語情報科学研究』n°5,2000)
「19世紀フランス社会にみる「情報社会」の問題──ロマン派とサン=シモン主義」(『言語態』創刊号、2000)
(翻訳)
レジス・ドゥブレ、ベルナール・スティグレールなど。
原和之だろ日本ラカン協会の会長は。
おまえさん本当にダメダメ君だね(笑)
917 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/09/04(月) 16:22:37
>>916 おー!なるほど。
じゃあ、日本ラカン協会新会長の原ちゃんと一字違いの原ちゃんとか・・・で
ごくろう。今後の頼む。
918 :
756:2006/09/04(月) 16:23:38
まあ大枠示さず原ちゃんとか言ってる時点でアウトだな。
宗教だ。
919 :
考える名無しさん :2006/09/04(月) 16:32:17
さあ、割り箸詰め作業に戻ろうか >ぴか虫
i | |
| _____人__/
i_,,, r´_ _〉
((テヽ!´ _ _ /_ _j
ゝ_i  ̄ |  ̄ i
ゝ ヽ (_、__j_)ヽ ノ
, イ ヽ、 ii /
/ \ ヽ =ニ= /
/ \ `ーj---‐i´i\
\/ !j \
_ ,,,,_ /\ \ ,c、.c、
___/´ 、、ヽ/i :|三三三三三三三\.ヽ.ヽ二l
// \ \/ .i / ,.-、-、| |: |
| | 、\ \ \! |:| !
| ヽ_,r.'\rj)、rj) !| |
\___/ / | /
920 :
考える名無しさん :2006/09/04(月) 16:34:02
原和之は会長ではありません。
事務局長です。
921 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/04(月) 19:21:14
なんか荒れているのかいないのか。
私自身、かえれコールや追い出せコール、自作自演容疑と、やはり2ちゃんは
なかなかゆにーくですね。
>899
たしかに、勇気を持ってこたえるべきでした。しかし私の中には「用語」と
しての「象徴界・想像界・現実界」、または解説書などで読んだ他者の
解釈しかなく、自ら説明する能力は、やはりまだないんです。せっかく応援
してくださったのに、すみません。昨夜からここまでの流れを読んで、
ラカンという人物一人に対して、いろんな人が本当にそれぞれのスタンスで
関わっているのだなと感じました。言葉であるならば、議論でも喧嘩でも
すきですが、ののしりあいは見ていてあまり「愉快」ではありませんね。
叩かれたり疑われたりするのも「愉快」ではありませんが、このスレには
ときどきキラリとひかる言葉があるので、やはりすきなのでしょうか。
922 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/04(月) 20:08:56
>>910 私自身が精神分析派という自覚はありませんでし、哲学派の人たちと対立が起こる
というようなことも知りませんでしたが、そう仮定したとしても、少々疑問点が。
>なぜ後期ラカンでなければならないか。中期ラカンではデリダやドゥーズや、
ポスト構造主義連中に馬鹿にされちゃうからです。
それに中期を語るのにラカンでなくてもたくさんいますから、
ソシュール、レヴィ、バタイユ・・・
これはさすがに中期ラカンに失礼ではないかと。たしかに、とくにデリダは
精神分析とは離れた位置から、精神分析批判を行い、ラカンに対しては
対立的だったが、フロイトとは友好的であった。彼自身、特にフロイトの
テクストはしぼりにしぼって言及し(最も重要なのは「快楽原則の彼岸」
ラカンに対しては「精神分析への抵抗」という形で、一時的な勝利を
おさめたに過ぎない。
それから、>中期を語るのに、ラカンでなくとも・・・?
このへんはちょっとあまりにも乱暴なくくりかたではないでしょうか。
ヘーゲルからニーチェへとバタイユは進んでいき、
ヘーゲルからハイデガーへと進んでいったラカンを、
どうしてもひとくくりにすることに抵抗があるし…。
それが哲学派の考え方、といわれてしまったらどうしようもありませんが。
なんていうか素人さん見てるとああ、こういうのが自分なんだなって
そういうのがわかるとちょっと複雑な気分だ
こういう文書く人間って読む人間にしてみたら
打ん殴りたくなってしまうことがある人っているもんね
924 :
考える名無しさん :2006/09/04(月) 20:38:33
>>921 哲学者の視点だけではラカン理解はむしろ陳腐なものになっていまうんではないでしょうか?
やはりある程度臨床の視点というか、興味もないと思想の発展性もないように思えます。
その原宏之という人も私は全く知りませんが、感情論に走っているので、特に興味を引かれる
人では無いですね。
「帰れコール」なんか気にしても仕方ないですよ、2ちゃんのいつもの反応です。
しょせん2ちゃんですから肩の力を抜いていればいいんです。
それにいわゆる「コテハン」ということも標的に遭い易い理由でしょうから。
925 :
考える名無しさん :2006/09/04(月) 20:50:14
>>922 それに日本ラカン協会でも総会の後に場所を移して飲み会がありますが、フランクに
いろんな意見を交換できますから、哲学派の原和之さんなんかも頭ごなしに上から言う
ことも無いです。
お知り合いの分析家の方に相談してみたらいかがですか(笑)
紹介者2名なんてなんとかなりますよ、私もそうでしたから。
926 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/09/04(月) 21:06:44
>これはさすがに中期ラカンに失礼ではないかと。
哲学界では構造主義はもはや笑い者なのですよ。
これはボクに言われても、致し方がないのですよ。
>ヘーゲルからニーチェへとバタイユは進んでいき、
>ヘーゲルからハイデガーへと進んでいったラカンを、
>どうしてもひとくくりにすることに抵抗があるし…。
バタイユもラカンもコジェーブ学校の生徒なので、
ヘーゲル+ハイデガー経由ですね。
ここは哲学板なので、この当たりは前提としてあるので、
どうしても精神分析派への風当たりは強くなるのでしょうね。
927 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/09/04(月) 21:15:07
>哲学者の視点だけではラカン理解はむしろ陳腐なものになっていまうんではないでしょうか?
これは正しいですね。ジジェクが典型的ですが、
哲学派はラカンのみで語らず、哲学の文脈の中でラカンを語るので、それもありなのですね。
たとえば、哲学派だと「象徴界・想像界・現実界」とはなにかと考えるところから始まります。
正しいでなく、ここから始まるので、これを回避するのは問題外であり、仲間はずれです。
精神分析というフロイトの繊細さを重要視し、その補完としてのラカンでは、
むしろ「象徴界・想像界・現実界」とはなにかは、重要ではないのでしょうが。
928 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/09/04(月) 21:18:06
どちらが良いとかでなく、ボクもこのスレの中で、立場の違いがあるんだなーと
知りました、ということです。だからそれぞれまたーりと。
>>926-927 原和之と原宏之を間違えるやつが偉そうなこと言ってんじゃないの。
>これは正しいですね。ジジェクが典型的ですが
オマエはグローバルスタンダードかボケ。
まあいい。無知は犯罪だよ。
つまり素人は犯罪者だな
問題なのは、ぴかあとかいうバカと素人というトーシロの発言が誤っているのに、その誤りを自覚できないことだ。
その誤りを具体的に指摘するのは我々の役割ではない。2chはただ言いっぱなしの場所であることは彼らの発言からも証明されている。そんな場所に、誤りを訂正するという「常識」を示す必要はない。
しかし、彼らはそれを要求する。頭が弱いから・・・。
このスレは「素人」と「上級者」の独壇場だな・・・。
2人以外は屁みたいなもんだから、しかたないか。
>>932 そうやって今日も逃げるのね。
情けないよ。
このスレの自演率高杉。
逃げているのはそうやって捨てハンで書く某コテハンだろw
自演でもするしか仕方ないんだろうよ。
実際問題何も語れないんだから、事実だろ。
オレははっきり言って語れないから叩いてはいないぜ。
しかし、せっかく自演しても盛り上がらないのは無意味だよなw
内容の無い自演じゃあなあ・・・
「素人」も「上級者」もマナーよろしく、でもしっかり語ってるじゃん。
それを叩くのも器が小せえよ。
なんだそりゃ・・・語ってないよー
だって簡単な入門書しか読んでないのに「何読めばいい?」って聞いてるんだぜ
語る内容は入門書から拾ってきた誤りをそのまま出しているし
ここまで指摘するのはあまりにも親切すぎているので、もうおれは出てきませんよw
もちろんバカのウソは糾弾するけどね
しかし「上級者」と「素人」とは情けない・・・ww
>>940 じゃあ、オマエこそ語れよ。
オレは語れない宣言してるんだよ。
考えを言やぁいいじゃんか。
やだ
>>940 >>941 オマエらしょせんはテロリストなんだよ。
人にケチつけるくせに何も語らない。
かといって「私は語れません」ともいえない。
他のスレに逝けばいいじゃん、逝けよ。
なんだそりゃ
子供かよ
金にならないとこで偉そうに語るヤツはほとんど間違っている。自意識過剰なだけだからw
とラカンが言っていたよなあ
>>945 オマエはさしあたって赤ちゃんだな、ボケ。
理解力の無い蛆虫ヤロウ。
ホントにうぜえよ。
>>946 じゃあオマエはほ「とんど間違っている」っていうことになるな。
ラカンスレってこんなに野次馬いたっけ?
萎えたので、しばらくおやすみします・・・
951 :
考える名無しさん :2006/09/04(月) 23:43:03
907 :756:2006/09/04(月) 13:45:23
ぴかあって人のほうが話せそうだな。
918 :756:2006/09/04(月) 16:23:38
まあ大枠示さず原ちゃんとか言ってる時点でアウトだな。
宗教だ。
∴756=真性のアホ
■9月28日発売・単行本
対象関係(上)
ジャック・ラカン著 ジャック=アラン・ミレール編 小出浩之ほか訳
A5判上製カバー装304頁
■2006/09
S. ルクレール 向井雅明訳
精神分析すること
無意識の秩序と文字の実践についての試論
4-6版 224頁 2730円
誠信書房
ISBN 4-414-40418-5
ラカンがセミネールでも参照した必読の書
■11月刊行開始
フロイト全集 全22巻・別巻1
新宮一成+鷲田清一+道籏泰三+高田珠樹+須藤訓任【編集】
※版元紹介文:「精神分析」誕生から百年、フロイトが現代思想に与えた影響は
余りに大きい。全面的に見直された訳語、正確な訳文、過去の研究を集約した注解
により、21世紀のフロイト像を提示する本邦初の全集。
953 :
756:2006/09/05(火) 00:12:44
自分が理解できてないのにこれを読めば判るとか
奨める素人の神経はなんなんだ。
全く理解出来ない。
954 :
考える名無しさん :2006/09/05(火) 00:16:20
951 :考える名無しさん :2006/09/04(月) 23:43:03
907 :756:2006/09/04(月) 13:45:23
ぴかあって人のほうが話せそうだな。
918 :756:2006/09/04(月) 16:23:38
まあ大枠示さず原ちゃんとか言ってる時点でアウトだな。
宗教だ。
∴756=真性のアホ
ラカンは最後どうなったけ・・・
956 :
考える名無しさん :2006/09/05(火) 00:20:03
「私は頑固だったが・・・消えるよ」:病床でのラカン最後の言葉
957 :
考える名無しさん:2006/09/05(火) 00:24:26
病苦で自殺?
958 :
考える名無しさん :2006/09/05(火) 00:25:59
単なる病死だ。
959 :
考える名無しさん:2006/09/05(火) 00:33:13
自殺はドゥルーズだった。w
「ある父親」の中に出てくるエピソードに笑った
娘に当時彼女が罹ってた鬱病か何かについて聞かれて
「何という病気なの?」
「昔だったら神経衰弱とでも言ったんだろうなぁ」
961 :
考える名無しさん :2006/09/05(火) 01:19:40
「神経衰弱」ってトランプゲームだよな。
高卒にはわからねえ問題だ
消化スレになってきたなあ・・・。
964 :
756:2006/09/05(火) 02:14:47
しかし自由連想から作られた状況に自分で勝手にスライドさせといて、
その責任が俺にあるかのような口振りには正直驚いた。
記憶するだけで思考に向いてない脳の持ち主らしい。
965 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/05(火) 04:13:21
>>924 >哲学者の視点だけではラカン理解はむしろ陳腐なものになっていまうんではないでしょうか?
やはりある程度臨床の視点というか、興味もないと思想の発展性もないように思えます。
そうですね。私は臨床的興味からラカンへの興味に移り、当然、ラカンに深く
関連する思想家たちにも近づいていくという道のりだったので、どうしても
臨床(この言葉が適切かどうかはわかりませんが)的視点でラカンを読む癖が
ありますね。結局は、精神分析的視点と哲学的視点が融合しないと、どうしようもないし、
分析家です「哲学者との交流」を非常に大事にしていますから、偏った見方だと
盲点が生まれてしまうのでしょう。以前にもおっしゃっていたように、それら
すべてを含めて「大意を掴む」ことが重要なのでしょう。
あとは自分がなぜラカンと取り組んでいるかというスタンスですね。
分析家になりたいのなら「教育分析」を意識してラカンを読むのもいいし、
ラカンの研究者になりたいのか、哲学で食っていこうとしているのか、
教養として読みたいのか、ただたんに理由もなくラカンに魅せられているのか…。
私の場合、理由もなく魅せられているタイプなので、どうしても読みが主観的になる
傾向がありますね。
966 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/05(火) 04:28:33
>>925 日本ラカン協会に関しては、やはりどうしても興味があるのですが、
独学とはいえもう少し勉強しないと、乗り込んではいけませんね。
とはいえ、じつはこそこそと会員の方に相談に行ったり、
分析家(日本ラカン協会に所属しています)に
相談したりもしたのですが、基本的に精神分析を行っている最中は、
「生の分析家」と会う機会は避けたほうがよいとのアドバイスを受け、
それは最もな理由だと思ったので、断念しました。
あの独特の分析空間で感じている(視覚的にはほとんど接しない)
分析家を、他の場所で見ると、作り上げた分析経験に「崩れ」が
生じてしまうのですね。こちらは個人・分析家を見ておらず、
象徴化させているのですから。
たぶん分析家が酒飲んで酔っている姿なんか見ちゃうと、
これまでの分析経験ががらがらと崩壊していくんでしょうね(笑)
分析家は、質問すれば分析理論については多少語ってくれますが、
要は「汝のことを語れ」という基本に戻そうとするので。
しかし入会の際、論文提出が義務付けられていませんでしたか?
それは一昔前の話なのでしょうか。
967 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/05(火) 05:00:52
>>926 >バタイユもラカンもコジェーブ学校の生徒なので、
ヘーゲル+ハイデガー経由ですね。
ここは哲学板なので、この当たりは前提としてあるので、
どうしても精神分析派への風当たりは強くなるのでしょうね。
私が語ろうとするラカンは結局、分析家としてのラカンであり、
精神分析について語ろうとしてしまうので、やはり「哲学板」には
適さない(なかなか受け入れられない)発言が多くなってしまうのでしょうね。
いつかご指摘いただいたとおり、ジジェク嫌いで、中期ラカンにはまっていて
どこか文学的に読解しようとするという点は、当たっていると思います。
「野次馬が多くて萎えた」との言葉がありましたが、ご存知かと思いますが
野次馬のいない哲学系MLなどはまたそれなりに厳しさがあり、
(つまり、かえれ、ばーか、などではなく、本格的に理詰めでこてんこてんにされる)
2ちゃんはまだ楽しめる場所だと思いますので、おやすみなどなさらず、
ぜひいろいろ言及してほしいと思いますね。
968 :
考える名無しさん :2006/09/05(火) 09:12:49
>>966 >しかし入会の際、論文提出が義務付けられていませんでしたか?
私はA会員ですが論文は提出しませんでした。
しかし今は事務局長が東大助教授の原和之さんですから少し入会基準も変わってしまったかも
しれませんね。
でもB会員ならいけるんではないでしょうか。
多くの研究者・学者とじかに話せるのは魅力ですよ。
チャレンジしてみても面白いと思いますが?
教育分析はある意味「禅」に似てるでしょう。
「禅」における師と弟子の問答は精神分析の空間そのものです。
「禅」においても何を語りかけるのか、何のためにこの問答をしてるのかといった
根源的なことまでが、答えを与えられずひたすら進行していきます。
精神分析の収束点も結局はクライエントが離れていく時ですから、それについて明確な
説明にも難しいものがあります。
私はフロイト派、ユング派、ロジャース派、仏教では真言密教、曹洞禅と色々な師についた
経験がありますが、今にして思えば経験しておいて良かったと思っています。
何でも経験ですね。
969 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/05(火) 09:37:02
>>968 日本ラカン協会のHPだけでは、ちょっと情報不足なので、もう少し詳しく教えていただけますか。
1、A会員とB会員のちがいについて
2、会員の中の専門職の割合(学者、分析家、医師、文学者等のだいたいの割合)
3、1年間に何回ほど、どんな集まりがあり、その内容はどんなものか
4、総会というと、具体的にどんな場所で、どんな雰囲気で、どういったことがなされるのか
5、入会に際して、率直なところ、ラカンに関してどの程度のレベルのことが求められるのか
6、原さんはじめ、中心になる人物はどなたか
いずれにせよ、いまの分析が終結し、転移が完全に(とはいかなくても)
解消してからでなくては難しい話ではありますが。
ラカンは教育分析と一般の分析を区別しなかったし、
それどころか教育分析しかない、というような言い方もしました。
「禅」における師弟間の問答についてはよく知りませんが、
>何を語りかけるのか、何のためにこの問答をしてるのかといった
根源的なことまでが、答えを与えられずひたすら進行していきます。
教育分析もまさにそんな感じですね。終結の話題はまだ出ていませんが、
答えは人それぞれ、どのように分析が終結するのかも人それぞれで、
それゆえ精神分析は科学や哲学と密接な関係を結びながら、どこか
独立しているのかもしれません。
970 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/05(火) 09:46:19
>>968 師の必要性、ありがたみというのは、よく感じます。
>私はフロイト派、ユング派、ロジャース派、仏教では真言密教、曹洞禅と色々な師についた
経験がありますが
これはうらやましいご経験ですね。なんでも経験するのとしないのでは
大きくちがう。私ははじめ、ユング派の師についていたのですが、途中から
ユング自体に魅力を感じなくなったこと、派閥などがからんで、
学問内容とは関係のないところで気を遣うことが多くなったことから
師の元を離れました。次に、現在の仕事に関わる分野で長く師につき
なんとか形ばかりはものにしてもらいました。今は、文芸評論家のもとで
少しずつ思想書を読んでいます。分析も、その一貫なのかもしれません。
971 :
考える名無しさん :2006/09/05(火) 10:14:46
>>969 1、A会員とB会員のちがいについて
Aは専門職を有する人で大学の教授・助教授・分析家・医師で実際問題構成されています。
Bは大学の講師・院生の方ですね。
2、会員の中の専門職の割合(学者、分析家、医師、文学者等のだいたいの割合)
A会員は学者・医師・分析家で99,9%でしょうか。
B会員は講師・院生で85%〜90%でしょうか。
3、1年間に何回ほど、どんな集まりがあり、その内容はどんなものか
今までは年末に総会が大学でありました。
内容は会員による研究発表とゲストを招いた数人のよる公開ディスカッション。
ゲストによる講演もあります。
もちろん、次年度の理事の選挙等もあります。
終了したら場所を変えて食事会(飲み会)ですね。
他にも年一回の割合でシンポジュームがあり内容は総会に準じて結構濃い内容です。
972 :
考える名無しさん :2006/09/05(火) 10:15:56
>>969 4、総会というと、具体的にどんな場所で、どんな雰囲気で、どういったことがなされるのか
今までは事務局が専修大学でしたからそこでやりました。
これからは事務局が東大に移ったので、東大だと思います。
全体的に和やかで自由な感じですけどね。
普段着でOKでしょう。
5、入会に際して、率直なところ、ラカンに関してどの程度のレベルのことが求められるのか
これは、難しい質問なんですが、事務局長に「どうして入会したい旨をメールする
事をお奨めします。
「素人」さんのように教育分析を受けているのなら、事務局も考えてくれますよ。
6、原さんはじめ、中心になる人物はどなたか
小出さん、佐々木さん、十川さん、川崎さん、斎藤環さん・・・あとで名簿をアップ
しますよ(主要な人を)。
現在会員は97名ですか(うちA会員60%・B会員30%)
簡単過ぎますがこんな感じでしょうか・・・。
973 :
考える名無しさん :
>私ははじめ、ユング派の師についていたのですが、途中から
ユング自体に魅力を感じなくなったこと、派閥などがからんで、
学問内容とは関係のないところで気を遣うことが多くなったことから
師の元を離れました。
上智でしょうか?まあいいですよ言わなくて。
ユング派も河合先生と林道義先生の確執は凄いものがありましたものね。
もっとも林先生が一方的に転移していたようにしか見えませんでしたが。
小川先生がなくなった時は大変でしたしね。
日本のユング派も中々まとまらないですけど、老松克博さんみたいに頼もしい
後進も出てきましたね。
POPも日本の協会ができましたし・・・。
どんどん変わっていきます。