もの凄い勢いで誰かが質問に答えるスレ

このエントリーをはてなブックマークに追加
952考える名無しさん:04/11/08 17:55:14
>>951
Charって人です。
953考える名無しさん:04/11/08 18:29:57
人は、目的がなくても行為する。
終了
954 ◆05nYLrwuNY :04/11/08 18:42:54
>>952
知らないひとですね。答える意味があるかな。

「行為には必ず目的がある」ってことを言おうとするなら
もし題意がその意味なら、その対偶
「目的がないなら行為はない」を「証明」すりゃいいけど、
これは真ではないかも。
他のひとのくりかえしになるけど、
「目的」や「行為」の定義しだいですね。

「手があがる」はたんなる運動かもしれないけど
「手を上げる」は「行為」だ、とかいう人もいるかも。

いずれにしても私は論理的真の命題ではないと思う。


955考える名無しさん:04/11/08 19:04:12
どのように定義すれば真になるんですか?
956 ◆05nYLrwuNY :04/11/08 19:05:47
「行為」とは「目的のある身体運動」とか定義しときゃいい。
(この定義を受けいれる人も多いと思う)
957 ◆05nYLrwuNY :04/11/08 19:09:04
もっと受けいれる人が多そうなのは、
「行為」とは「意図のある身体運動である」
だけど、この定義だと
「行為には目的がある」は真にはならない。
こんどは「意図」と「目的」の間をつながないとね。
「そのときわたしはなんの目的もなく、しかし意図して腕を上げた」は私には
問題のない文章に見える。まあこうなってくるとよくわからん。

もしほんとうに興味あるなら後期ウィトゲンシュタインやアンスコム『インテンション』とか
デビッドソンとかサールとか読めば?私はあんまり興味ありません。

958考える名無しさん:04/11/08 19:14:10
すると、950さんの指摘はどうなるのでしょうか?
959 ◆05nYLrwuNY :04/11/08 19:15:27
>950はまともな指摘だと思いますよ。
だからもともとの命題は真じゃないから証明できないと
考えるのがよさそう。

960考える名無しさん:04/11/08 19:16:50
すいません。958は956への質問です。
961考える名無しさん:04/11/08 19:18:35
だから、「目的を持って意識的にするおこない、自由な意志に基づいて、自発的な意思」だけではなく、
「無意識的にするおこない」or「自由な意志に基づかない」or「非自発的な意思」
という意味でも「行為」を考え得るのか?
もし、そう考えれるとした場合において、この条件で行為にとって目的は必然であるのか?
962考える名無しさん:04/11/08 19:23:28
むろん、プラクシスなのか、パフォーマティヴなのか、という
議論はあるが、たとえば、近代的実践は目的的であるという意味では、
古代ギリシアのアリストテレス的なプラクシスから、われわれの「行為」
の意味はずれているということはいえる。そもそも論理構文で真偽の判
断をするというかたちで論じている場合、そのような論理構文がなぜ提
起されたかという条件を問うことになる。だいいち、目的とはなんであ
るか、行為とはなんであるかを予め閉じられた定義に押し込むことは不
可能。
 ふつうは、行為と目的という二語を出す場合は、ヴィトゲンシュタインや
分析哲学系の「ふるまい」の考察をではなく、カントの問題とみるのが、
「文脈的」な考え方だろう。もっとも、分析哲学の現場によっては、明
らかにカント的問題でも、カントを参照するのを避けるみたいだが。で、
(1)カントの実践理性と認識する理性とは、別個の源泉による
のかという問いを論じてから、(2)実践と理論との関係にかんする古典的
議論、「理論がまずあって実践する」を批判解体して、(3)言語行為も
また実践であることを前提にし、(4)そもそもの問いを問いただす。
論理的構文がまず先にあるときはだいたい、ある一定の価値を価値づける
という意図がある場合がほとんど。つまり、「行為とは目的的なことである」
という価値観を普遍化したい、ということだ。で、目的はテロス(終末)なん
だから、終末には始まり(アルケー)が対応する。始まりがあって、終わり
がある、そこには原因と結果の因果律が、論理的に成立しているのか、という
問いが誘発されるわけだ。ところが、歴史に目的はあるのか、あたりまでの議論
まで含むので……あとわかるでしょ。以下省略。
963考える名無しさん:04/11/08 19:25:55
生きてる意味わからない。誰か教えて。
964考える名無しさん:04/11/08 19:34:53
題意より、行為の定義には目的を含める事はできない。

目的と意図は異なる。
なぜなら「そのときわたしはなんの目的もなく、しかし意図して腕を上げた」
という文章に問題がないからである。

「行為には必ず目的がある」
の対偶をとると
「目的がないなら行為はない」
となる。

目的がなくても意図がある場合に行為する事がある。
目的がなくても理由がある場合に行為する事がある。

ゆえに「目的がないなら行為はない」は偽である。
よって「行為には必ず目的がある」も偽である。
965a:04/11/08 19:49:15
そうかあ。
目的があってこそ、結果があるとは言えないんだな。
結果があるからそこに目的を求めるのかな。
結果も目的も現在、と言う今にしかないな。
966考える名無しさん:04/11/08 20:15:43
>>965
意味不明です。消えていいよ。
967a:04/11/08 20:23:06
そうかあ。
あなたにとって意味は無くても
僕にとっては意味があるんだ。
分からないってことは意味がないことなんだ。
968 ◆05nYLrwuNY :04/11/08 20:24:34
>>963

こういうスレがあるみたいだからそっちでどうですか

生きる意味
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/philo/1098491197/l05

この人生に意味はないけど楽しく生きよう
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/philo/1099144644/l50

◎◎ 人生相談総合スレッド@哲学板 ◎◎
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/philo/1096590923/

(・∀・)人生って何?
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/philo/1087407654/l50

人生とは何かについて答えが出てしまった
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/philo/1073384823/l50

(類似スレはもっとあるみたい)
969考える名無しさん:04/11/08 20:33:47
>>◆05nYLrwuNY

966が何を言わんとしているか教えて下さい。
970考える名無しさん:04/11/08 20:46:39
法哲学の立場から一言よろしい?
実定法上の行為をどのように捉えるかという問題で、(とりわけ刑法学、刑法哲学において)戦後ドイツで「目的的行為論」というのが提唱された。
この目的的行為論の立場は、まさにこのスレで議論されている内容を行為と定義したもの。人間の行為には目的性があるといった感じ。
この立場は、Hans Welzelの提唱によるもので、その後Armin Kaufmannなどが受け継いで、ドイツで一世を風靡した。
日本でも福田平、木村亀二などが説いてきたが、現在でも井田良などこのような立場を主張する者がいる。
でも、行為には過失や不作為も含まれるはずで、このような立場からは過失犯の行為性を認定できないのではないかと、批判がくわえられた。
たとえば、典型的な事例で、忘却犯というものがある。これは過失の不作為犯なんだけれども、電車が通過する線路のポイント切り替えを、係員が忘れて
その結果事故になった場合、係員は「ポイントを切り替えるのを忘れた」というだけで、目的性は認定できないのではないか、との批判が出た。
つまり、目的的行為論によると忘却には目的性が認められず、忘却それ自体が行為ではないとされてしまう。
しかし、忘却自体も人間の行為であることすべきではないのか? と。この係員は業務上過失致死罪を犯したのではないか、と。
そして、目的的行為論は現在では完全に少数説となったのである。 めでたし、めでたし。
971a:04/11/08 21:08:14
説とは廃る?消える?
どの時代にあっても説は説。
その時代に沿うか、弾かれるか。
972考える名無しさん:04/11/08 21:09:11
漏れが知っている目的的行為論は
「ありとあらゆる行為の中から、刑法の対象とする「行為」をいかに選択すべきかの理論」
なんだが、970の話が微妙によくわからん。
973考える名無しさん:04/11/08 21:17:52
漏れが知ってる目的的行為論は
「ありとあらゆる行為の中から、刑法の対象とする「行為」をいかに選択すべきかの理論」
にしか過ぎなかった行為論を批判し、行為そのものの哲学的考察から行為概念を明確にしようとする理論
なんだが、漏れ自身何をコメントすべきかわからん。
974コゾー:04/11/08 21:34:59
裁く私と裁かれる私をもちいて自殺を説明しなさい。
975考える名無しさん:04/11/08 21:37:54
なんにせよ、題意からは、行為の定義に目的が含まれないって事ですかね。
976考える名無しさん:04/11/08 21:53:15
教えてエロい人。
結局ヒトは将来に超人/神を自ら創りだすんでしょーか?
977考える名無しさん:04/11/08 22:07:24
>>965
原因があって結果がある。
結果を引き起こす原因に目的は含まれる。
目的があって結果があるが、目的がなくても結果がある。

よって目的があって「こそ」とは言えない。
965のこの結論は正しいが、3行目以降は意味不明。

余談ですが、たぶん
964は因果律もおかしくないです。
978977:04/11/08 23:26:00
あ、この「原因に目的は含まれる」というのは集合を考えた時の事ね。
目的 ∈ 原因
って事で。
979 ◆05nYLrwuNY :04/11/08 23:35:07
>>976
さあ? 定義にもよるけど、
そんなことはないと思います。
980考える名無しさん:04/11/08 23:55:47
目的的行為論(もくてきてきこういろん)とは、「行為を目的的意思に基づく作為に限定する理論」である。
ドイツの刑法学者ヴェルツェルが主張し、福田平らにより輸入された。
 一般に犯罪とは「構成要件に該当した違法、有責な行為」と定義される。
ここでの「『行為』とは何か」に関する一つの説明が目的的行為論である。
すなわち、ありとあらゆる行為の中から、刑法の対象とする「行為」をいかに選択すべきかの理論である。
例えば、「鼻をかむ」、「くしゃみをする」、「あくびをする」という動作も「行為」であるが、
それらを全て刑法の対象とすることは煩瑣であるから、あらかじめ選択するのである。
そして、この選択について目的的行為論は「人が目的をもって行う動作」のみを
刑法上の「行為」として扱うべきだと主張するものと言えよう。
981考える名無しさん:04/11/09 01:23:12
俺が無理に抱きしめた女が、このあいだ喜んで(ry
982考える名無しさん:04/11/09 01:38:03
今、産業図書の哲学の教科書シリーズの現代哲学っていうのを読んでるんですが、
初めは主に知識の正当化について書かれてるのですが、こういうのって、
いろんな人の議論の寄せ集めなんですか?
こういう教科書シリーズっていうのは要するに、哲学のいろんなカテゴリを過去から現在まで
いろんな哲学者の見解を寄せ集めて書いてあるのでしょうか?
こんな教科書読むよりも、個別の哲学者の本を読んだ方がいいのでしょうか?
983考える名無しさん:04/11/09 01:47:58
>>982
そうですね。
984982:04/11/09 02:31:33
でも、どんなのを読んだらよいのでしょうか
985考える名無しさん:04/11/09 02:35:04
うーむ。あなたの興味次第ですね。
986982:04/11/09 03:02:10
各哲学者によっても色々な本を書いてるので、どれを読んでいいか迷ってしまいます。
プラトンならこれ読んどけとかそういうのはないのでしょうかね?
987 ◆05nYLrwuNY :04/11/09 03:42:33
>>982
> 今、産業図書の哲学の教科書シリーズの現代哲学っていうのを読んでるんですが、
> 初めは主に知識の正当化について書かれてるのですが、こういうのって、
> いろんな人の議論の寄せ集めなんですか?

あのシリーズはよいと思うけどね。『現代哲学』は悪くないけどちょっと概説すぎるかも。
戸田山さんの『知識の哲学』や小林さんの『科学哲学』は読み物としてもおもしろい。

>>986
> 各哲学者によっても色々な本を書いてるので、どれを読んでいいか迷ってしまいます。
> プラトンならこれ読んどけとかそういうのはないのでしょうかね?

プラトンなら『弁明・クリトン』と『ゴルギアス』。両方あわせても1000円ちょっとだから
買うよろし。

988982:04/11/09 03:56:35
>>987
あの本を読んでいると、知識の正当化について、規約主義とか整合主義とか、
観念論とかいろいろと出てきますが、誰がそのような説を唱えたのかとかは書いてないですよね?
誰がどんな意見をいったのかとかも知りたいのですが、そいういう場合は、やっぱ本を読みまくるしかないんですかね?
989 ◆05nYLrwuNY :04/11/09 04:05:12
門脇さんのはコンパクトすぎるんで、
そこらへんの話をもうちょっと読みたかったら上に書いた小林さんや戸田山さんのを
読めばいいと思う。ブックガイドもついてるはず。あとチャルマーズの『科学論の展開』とかが定番。
あの手の話は「哲学者」の本気の本を直接読むのはよくわからないことになるかも。

990a:04/11/09 06:22:38
目的を持っている時は未来に起こる結果を求める。
結果が起きた時は過去の目的は何であったかを求める。
でもそれを思うのは共に現在。
そんな感じで思ったんだ。
991考える名無しさん:04/11/09 09:42:51
「現在」と言っているのはいつの事でつか?
992考える名無しさん:04/11/09 10:20:44
あのね、思想体系史と、個々のテクスト講読ってのは往還なんだよ。
客観的な哲学史なんか記述できないんだから。
われわれは哲学が哲学史を意識しはじめた「近代人」なのだから。
文学史の展開について、とある展望をもたないひとが、文学の方法論
なんてもてるわけないのと同様、哲学史はたえず更新されてゆくのだ
し、固定された完成された哲学史は存在しない。哲学史的な解説本
ってのは、必ずなんらかの意図が存在するということになるわけね。
だから哲学に教科書は存在しない。プロパーになるなら、徒弟すれば?
いちばん駄目駄目な道だと思うが、将来、裏切るつもりで、徒弟して
おくっていうのも、近道かも。
993考える名無しさん:04/11/09 16:30:27
このスレになぜか粘着がいるなぁ。
珍しい。
994考える名無しさん:04/11/09 17:00:08
誰?
995考える名無しさん:04/11/09 17:00:34
aってやつ。なぜか必死。
996考える名無しさん:04/11/09 17:04:44
>>993
オマエガナー
997a:04/11/09 18:09:11
ああっ。僕って粘着野郎だったのか。
そうか。
自分のことすら分かっていないなんて。
そうかあ。
自分がどんなものなのか、それを教えて貰うんだあ。自分以外から。
きっかけか。きっかけを容認するか、拒否するか、それが自分だ。
みんな、自分のこと分かる?
自分が自分のことを一番分かってる、なんて言えるかい?
998考える名無しさん:04/11/09 18:17:37
↓次スレよろ
999考える名無しさん:04/11/10 15:43:19
もの凄い勢いで誰かが質問に答えるスレ 2
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/philo/1100068971/l50
10001000:04/11/10 15:46:17
1 名前: 考える名無しさん 投稿日: 04/11/10 15:42:51
教えて君以外は逝ってヨシ!

新スレは教えて君だけが延々書き込むスレになりますた。
10011001
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。