1 :
考える名無しさん :
03/02/26 11:57 ドイツ・イデオロギーの新訳が岩波文庫から出て、 死後ますます注目を集める哲学者について暑く騙ろう。
難しいよ、この人の文章
3 :
Kurihara :03/02/26 12:22
ブントですね、広松さんは。
4 :
考える名無しさん :03/02/26 12:28
ブ、ブントって?
5 :
Kurihara :03/02/26 12:32
共産主義者同盟=ブント
これでしょうか? A[BUND](日本で)共産主義者同盟(共産同)の別称.〈現〉 ★武装闘争を放棄した共産党を不満として, 自ら離党または除名された学生党員らが昭和 33年 (1958) に結成. のち分裂・統一が繰り返され, 軍事路線グループ(左派), 大衆主義グループ(右派)など十数派に分かれる. (yahoo辞書検索)
・・広松センセの『今こそマルクスを読み返す』はまあまあオモシロかったヨっ。。。 \(;_;)/
・・広松さんって、マルクス主義者じゃなくって、革命を愛する、哲学屋さんみたいだヨっ。 。 。『現代革命論への模索』(新泉社) ☆ \(^ε^)/
9 :
考える名無しさん :03/02/28 13:35
廣松、日本語難しいよっ!! 廣松の本がすらすら読める人って絶対漢検とってるよな。
10 :
考える名無しさん :03/02/28 16:13
とってねえよ
11 :
考える名無しさん :03/02/28 16:14
取らなくっても別に読めるよ センスの問題ね。読めるか
12 :
考える名無しさん :03/03/02 03:32
とってるし、結構すらすら読めるけど、関係ないと思うよ。
13 :
初心者その1 :03/03/02 09:40
廣松さんのスレがあったのですね。 以前「全く」歯が立たなかった『新哲学入門』『哲学入門一歩前』 読み返したのですが、今度は「ほとんど」歯が立ちませんでした(笑) ただ、著者の論の進め方に、ー内容は難しいのですがー、 丁寧で誠実な彼の哲学への姿勢を感じられ、理解できない ながらも惹き込まれました。 「教科書的」な入門書ではなく、哲学の核心へと導いていく 「ナビゲーター的」入門書ですね。 廣松さんには興味があるので、このスレが盛り上がってくれればいいのですが・・ (まあ、無理だろうなぁ(笑))
14 :
考える名無しさん :03/03/02 10:58
「表情」気軽に読めてよかたよ
ヒュポダイムって何語だよ。 ヒュポ hypo-:ドイツ語読み。Hypothese の hypo- ダイム -digm: 英語読み。paradigm の -digm ってことか? ひょっとして?
17 :
初心者その1 :03/03/08 22:13
>>14 そうですか・・っと思って、図書館で見てきたのですが、
僕には気楽に読めそうもありませんね(笑
(きっちりそろった目次には笑いましたけど)
『廣松渉 哲学小品集』は気楽に読めました。
東大退官記念文(?)には驚きましたが、普段から
こういった皮肉った文章が得意だったですね(笑
おもしろい人です。
>>15 見てみました。OFWさんが参加しているだけあって、
レベルの高いスレですね。参考にしてみます。
しかし、廣松さんの経歴始めて知りました。
なんか凄い人です。
ますます惹かれそうです。ヤバイです(笑
18 :
タカラブネ@京都 :03/03/08 23:29
元ブントの新開(八木沢)って人知ってる? どんなことやってたの? 京大出身らしいんだけど。 烽火派とかいうグループの人らしいんだけど。
カントの四肢構造はカコイイ! 大学で普通に感動シマスタ。
>>9 官権は一球もっとルガ、廣松は難しい。
『新哲学入門』はむしろ幼稚すぎて今更という感じだったが。
それでも全共闘世代に聞くと、往時の階級闘争は大体ああいう晦渋な表現
が普通だったいう。
(^^)
22 :
考える名無しさん :03/03/20 22:32
W渉ですね
23 :
考える名無しさん :03/03/23 16:34
仏教と科学についてまともに考えたのこいつだけ?
科学?
広松の半分文語体みたいな漢語文は、亜細亜主義から影響を
受けていることを示すため、みたいなことを宮台が
『憲法対論』でいってた。ホントかどうかは知らんけど
>>24 確かケイソウ書房から相対性理論だか量子力学だかの本を
出してたよ
ところで「カントの四肢構造」って何?
(^^)
川*・-・)
あぼーん
>ところで「カントの四肢構造」って何? 「物自体-現象-経験的主観-超越論的主観」のことでは?
あぼーん
∧_∧ ( ^^ )< ぶんと(^^)
人に伝えることを考えていなかった罪は重い。
33 :
考える名無しさん :03/05/04 14:35
考えていなかったの?
34 :
考える名無しさん :03/05/04 14:39
難しく書いてるが緻密じゃないな
35 :
考える名無しさん :03/05/04 15:23
東大物理学科に2浪して入ったのってホント?
養鶏場の経営に忙しかったんでしょう。二浪したのは。
山崎変拓なみに変態だったのってホント?
エロかったのは確か。あと酒乱だった。
うーん、酒と女・・・。ますますプチ・マルクスしてるじゃありませんか。(^_^;) 『存在と意味』の第一巻持ってんだけど、あれ結局完成しなかったんだよね?
40 :
考える名無しさん :03/05/06 01:25
スレタイの (^^) にワロタ 廣松渉はかっこいい。 これからも廣松渉を応援してね
42 :
考える名無しさん :03/05/12 09:19
認識論と革命論ってどう繋がってるのだろうか
"大切なのは世界への認識を変えることではなく、世界を変えることだ"(マルクス) ってあたりじゃないの?ま、マルキストじゃないんで引用不正確だけどさ。(^_^;)
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
廣松は偉いと思うよ。大変な奴だったんだよ。でも、死んじゃったんだよ。 残念なことだ。 でも、彼の思想は実はそれほど難解ではないと思う。文章は難解な顔を しているけれども、イギリス経験論の議論を踏まえることのできる人は、 だれでも理解できる。ラッセルの哲学史を読めれば大丈夫。
46 :
考える名無しさん :03/05/23 00:21
よりによってラッセルかよ・・(´Д`;)
47 :
考える名無しさん :03/05/23 01:15
ヒロマツって死んだのかよ。
ナムー
49 :
考える名無しさん :03/05/25 00:43
1位三郎が訳した分厚いのをムカーシ見たよ。分冊のもあるがね。 しかし関係ないとしかいいようがないことは、ちみも知っていよう。 存在と意味を文庫にしない岩波は、哲学の敵さ。入れるべきでない 理由はないんだからね。
50 :
考える名無しさん :03/05/25 00:54
広松はたしかに偉かったが、死後まともに思想を継承している弟子って 誰か、いるのかなあ?
>>49 言い方をかえると、ドイツ観念論の勉強をしてなくても、廣松は
理解できるという程度に理解してもらって結構でつ。
>>50 正統な後継者なんか要らないでしょう。オンリーワン、結構じゃないでつか。
あぼーん
しばらく昔、廣松さんに所要で手紙を出したところ、長文の返事を いただいた。残念なことに、ほとんど読めんかった。あれじゃあ 編集者も大変だったと思うね。
今を去ること23年前、駒場で廣松氏の哲学概論の授業を受けたのが始ま りだった。それに感銘を受けてからというもの、氏の著作を読み耽り、いつ の間にか"ワタリスト"になっていた。 漢文調とドイツ語を組み合わせたあの独特の律動感溢れる文章が懐かしい。 中年サラリーマンより。
学園祭で講演したな。 それから2度会ったよ。71年と、もう一度はいつだったかな、80年代になって からぐらいかな。なかなか熱心に人の話を聞いてくれる人だった。 最初に会ったときは「全共闘運動の総括なんか、できるわけないでしょう」とか 言ってたヨ。
あぼーん
あぼーん
58 :
考える名無しさん :03/06/11 19:52
誰か、四肢的存在構造を動かしてちょうだいヨ。 グワ〜〜〜って。期待してるよ。
59 :
考える名無しさん :03/06/11 20:33
グワ〜〜〜て動かそうとした論文なかったっけ? 情況出版の論文集にあったような
61 :
考える名無しさん :03/06/12 00:03
この人の量子力学の理解は間違ってたな 相対論もね
量子力学を正しく理解している人間の方が少ない。(一説には正しく理解している人間なんていないとも。) 少なくとも、そうしたことを思想の射程に呼び込んだことは評価に値する。
64 :
考える名無しさん :03/06/12 01:24
浅田彰がマルクスやアリストテレスがなんのかんのと渉を批判した。 ま、今はちとやりすぎたと思っていると思うが、なんせ、今や存意味は 絶版?である以上そのとがはあがなうべきかと。
>>61 ありがと。
構造変動? まんまじゃん、てゆーか、ホントにグワ〜〜〜って?
読んでないから知らんw
廣松って、結局エンゲルスなんだよな。マルクス的な思考には、ついに 到達できなかったというか、そこが残念というか、当然というか、 別に馬鹿にしてるわけじゃないよ。
>>67 両者とも高校中退だし。
廣松の最高傑作は「エンゲルス論」だし。
高校中退はどうでもいいが、「エンゲルス論」が最高傑作だというのは、 ネタとばかりは言い切れねー。
あぼーん
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 廣松渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 廣松渉
>>72 はコピペ改造ミスだなw
(´`)
(´`;
.(^^)
(^^)
(^^;)
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
93 :
考える名無しさん :03/07/23 22:42
しかし、いくら2ちゃんといってもこの人日本有数のマルクス研究者 だろ。くだらない絵とか愚劣レスとか、もうやめろよな。いくら2チャン でも。。
(^^)
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
(^^)
あぼーん
(^^)
あぼーん
104 :
考える名無しさん :03/07/27 23:07
さ、そろそろ廣松についてでも 語りますか
106 :
考える名無しさん :03/08/08 22:07
先生によると、「新哲学入門」は自身の著書の中で一番難解だとか。 同じ岩波新書にある三木清の「哲学入門」を意識しすぎた故との噂も。 天国で今頃マルクス・エンゲルスと議論してるのかな??
エロ松先生は天国にいるのだろうか、 いや先生が天国にいても、マルクスとエンゲルスが・・・
108 :
考える名無しさん :03/08/08 22:13
先生は人格者だったのできっと天国にいると思う。 佐々木力とは大違いw
109 :
考える名無しさん :03/08/08 22:21
先生は物理学から哲学に転向されたのですが、 物理学を続けて方がよかったのではないですか?
>>108 失礼しました。確かに先生は人格者。
佐々木力は先生の弟子を自称してますけど、
も前は先生に何を教わったんだと(以下略)
なんでこのスレに「山崎渉」が出没するかと思ったんだけど、 きっと、廣松「渉」と字数、名前が一致するから、 勘違いしたんだね。
112 :
考える名無しさん :03/08/09 21:54
先生は佐々木力とは仲が悪かったような・・・
113 :
考える名無しさん :03/08/10 16:28
「哲学入門一歩前」は、為になった。
114 :
考える名無しさん :03/08/10 17:53
先生は哲学が既に過去のものになってしまったことを身を もって教えてくれた気がする。先生の著書を読むことで理 転する決意が固まった。
115 :
考える名無しさん :03/08/25 13:14
広松のは知らんが、 三木清の「哲学入門」は文字通り入門 (もっとも西田幾太郎のそれなんだが) という感じで読み易かった。 当時、西田を読んでいなかった者としては それなりに新鮮だったな。 確かに一般的には読み易いというものではないだろうけど、 あの程度のものはさっと読めるくらいの学生って減ったんだね。 (文学青年しかり。もちろん、それが良いか悪いかは別として)
116 :
考える名無しさん :03/08/25 15:40
浅田彰の「構造と力」と読み比べて、 三島由紀夫の「天人五衰」も読んで、 浅田の「天使が通る」を読むと、おもろい。
117 :
考える名無しさん :03/08/28 23:48
広松渉と、この板にスレのある青木孝平の関係おしえて。
118 :
考える名無しさん :03/08/29 23:50
20年ほど前、早稲田の院生だった青木が処女作『資本論と法原理』を出版したとき、 広松は見ず知らずでありながら、感心して当時の「朝日ジャーナル」に書評を書いた。 広松の著作がはじめて文庫本に収録されたとき、最初の講談社学術文庫『唯物史観と国家論』に 収録する解説を、編集部の反対を押し切って自分で青木に依頼した。 広松は東大の弟子やとりまきのエピゴーネンの誰よりもよりも、自分に逆らう青木を 高く評価し、かわいがっていたといわれている。
119 :
考える名無しさん :03/08/30 01:16
小林昌人でも青木孝平でも、広松はバカな直弟子より、専門外の俊才が好きだった。 きっと自分が学界から長く排除されたから、本物の思想家は在野から生まれるという 確信があったのだと思う。
>>119 >バカな直弟子
て誰のことだよ。力か?
広松著作集に解説かくしか能のない取り巻き連中がいっぱいいたでしょーが。
は?今村仁司のことか?
123 :
考える名無しさん :03/08/31 22:35
問題はマッハだよな。 マッハを理解するのは難しい。 アインシュタインの言っていることはまだ直感的に理解できるけどな。
124 :
カガリ=ユラ=アスハ :03/09/01 00:43
『哲学入門一歩前』 100円で買ったのだがまだ読んでない
126 :
考える名無しさん :03/09/02 11:31
そのマッハを叩いて一家を成したフッサールの隘路を超克したのが廣松。 廣松といえばマルクスだが、フッサールにも凄いこだわってるよ。 フェノメノンからの弁証法的上向という方法がそうさせるんだろうね。
128 :
考える名無しさん :03/09/02 16:10
大庭健だろ。 こんな名前知っているひとのほうが珍しいが。
知ってますよ、オオバタケシ。 先週大学の教員っすよね。 産業図書から、なんか、哲学の入門書出してた人でしょ。 対話形式の。分析哲学を扱ったやつだったかな? なんか、内輪話っぽいノリがちぃと寒かったよな記憶ありです。
存在と意味 が読みたい
131 :
考える名無しさん :03/09/03 12:01
>>130 読めよ。
もしかして今絶版なの?
>>129 大庭健と永井均が仲良しなのが私は理解出来ないんだよね。廣松と永井
を両方解るというか両立可能だと考えられるのが解らない。
>>131 今うってないよ。図書館もずっと貸し出し中だし・・・
永井均のことはよく知らないんで、なんとも。
広松の物象化や「関係の第一次性」については、ここより 青木孝平『コミュニタリアニズムへ』のスレの方が ずっと内容のある、おもしろい議論をしてるね。
135 :
考える名無しさん :03/09/05 02:10
関係が実体化するという物象化論としての疎外論を延々と語るわけ。 これはどういうことなのか。
社会学ですね。
137 :
考える名無しさん :03/09/11 00:25
疎外とはパラダイムが端的に違うんだけどなー。
138 :
考える名無しさん :03/09/11 01:02
哲学板の奴って、一般的にみると さんまのからくりテレビの加藤淳だね。
140 :
考える名無しさん :03/09/11 03:31
その「一般的」を検討するのが哲学。 加藤さんは面白いけど関係ない。
141 :
考える名無しさん :03/09/11 08:54
>>137 ジョークにまじレスされると、返答に困る。
>>141 つまらないジョークは言っちゃいけないって教育されなかったの?
143 :
考える名無しさん :03/09/12 16:00
>>142 ごめん、間違えた。
ジョークじゃなくって、アイロニー(皮肉)だ。
昔の左翼は、馬鹿な扇動に乗せられて労働組合や全学連で、 反日活動を繰り返す、国際共産主義を信じた、似非インテリが多かった。 最近の馬鹿サヨは、低脳が多くなり、主にヒキコモリ秋葉原系アニメヲタで それでも、マジに国際共産主義をを信じてるとは恥ずかしくて言えないので、 2chねる用語を使いながら、隠れ共産主義者として、オナニーばかり。 反日マスコミを擁護するのが生き甲斐で、世論には低脳で立ち向かえないので、 2chで低脳コピペを繰り返すだけ。2chでしか鬱憤を晴らせない本当の馬鹿サヨに 落ちぶれたけど、反日カルトのオナニーを繰り返すのが特徴。 ゲラゲラ
age
あ
共同主観的存在構造に反論できるやつはしてみろってんだ
理解できたら反論できるかもしれないが、理解出来ないので反論できない
149 :
考える名無しさん :03/10/02 10:43
>>147 それにたいする反論は、「普通の言葉で書かないのは何故?」というのが一つあります。
なにしろ、まともなことを言っている以上、普通の言葉で表現できるはずですし、
普通の言葉で表現できないのであれば、それはちょっと・・・でしょうから。
さて、このような反論は実は反論と言えないということなど承知しております。
以下に具体的な反論を書き込もうかどうか悩んでおります。
というのも、書き込んだとしてもまともに相手にされないような、
何か虚しい経験をせねばならぬのではないかという怖れを抱いているからです。
それでもやはり書き込んだほうがよいでしょうか?誰か相手にしてくれるのでしょうか?
します。
151 :
考える名無しさん :03/10/02 22:33
>>149 俺も相手させてもらうよ ただし理解できればだけどw
(^^) (・3・) (^^)
このスレにKuriharaはこないね。なんで?
>>149 普通の言葉って、廣松のあの晦渋な漢字遣いを批判する意図?
それとも、彼の「学知的省察」というスタンスへの批判なのかな。
155 :
考える名無しさん :03/10/03 11:47
156 :
考える名無しさん :03/10/03 11:53
(・◇・)
前者なら萎えるなあ(藁)。
前者じゃ議論にならないね。 漏れとしてはマルクスは勿論として、フッサールをちゃんと理解して いる希有の哲学者としての廣松先生を議論したかったのにな。 格好付けてぼこぼこにされた竹田某なんかより廣松先生のほうがフッ サールに詳しいという笑える話もあったんだけどねえ。
159 :
考える名無しさん :03/10/06 02:52
廣松渉の真骨頂はなんといっても「世界観」がある哲学だろう。 揚げ足とりヒョーロン家にはおよばないところだ。 それから、なじみのない文体については、これまた「世界観」のあらわれだろう。 しかし、読みなれるとこれほどに明確な文章表現の哲学も珍しいし、やはり「世界」 への信頼があるよ。 いまどきのヒョーロン家連中の敵じゃない。
広松を現象学の流れで理解するのは大間違いだ。 特に初期フッサールの超越論的主体は広松が最大の敵とした論点であり、 むしろ広松はソシュール的構造主義に連なる人間主体批判の文脈に 位置づけるべきだというのが、別スレ(青木孝平スレ)での理解のようです。
ふぇのめのんは?
162 :
考える名無しさん :03/10/06 13:03
構造や、主体を強調するとすぐに主体を批判したり否定していると とるような連中は哲学ヤメレ。 それくらいの逆説は理解しろ。
164 :
考える名無しさん :03/10/08 02:54
すまそ、俺も分からん。
165 :
考える名無しさん :03/10/08 02:57
162はおつむおかしい
166 :
考える名無しさん :03/10/09 01:41
>>166 ヘンな誘導するな。
それに柄谷ってなんだよ。
廣松と丸山だけならいいスレになったかもしれないのに柄谷かよ。
クソスレ決定。
168 :
考える名無しさん :03/10/10 02:10
age
『弁証法における体系構成法』は名著だ!
あげ
171 :
考える名無しさん :03/10/21 20:52
こいつの文体硬すぎ。
いいじゃん、別に。
173 :
考える名無しさん :03/10/21 20:59
読みづらいじゃん、なんか。
174 :
考える名無しさん :03/10/21 21:31
わかれづらいじゃん、なんか。
この文体が「硬い」なら、きみたちは一切哲学から縁を切るべきだ。 廣松は存命中から「エロ松」と呼ばれるほどのすけべだったが、あの 文体はすけべそのものではないか。 そんなことがわからないひとは読まなくていいわけで、文句もないは ずである。
176 :
考える名無しさん :03/10/22 15:54
>>175 廣松の没後なんら新たな思想を生み出せない、腰巾着どものイエスマン対談の
受け売りだな。(w
『表情』読めや。 エロいぞ。
『存在と意味』読めや。 キモいぞ。
179 :
考える名無しさん :03/11/09 03:21
コントロヴァーシアルな哲学者である。
廣松渉の現象学
181 :
考える名無しさん :03/11/09 17:11
「ぼくだって、いろいろ書いてはいるけれど、根は、やはり文芸批評家なん だ。『根は』だなんて、そうわざわざことわらなくちゃいけないほど、いま は具体的に文芸批評をやってないわけで(笑)、それでも廣松渉や丸山圭三郎 を相手にするときは、いや、相手にはしませんが(笑)、ぼくは批評家なんだ ってやはり思いますね。」
↑ワロタ
あぼーん
あげ
185 :
考える名無しさん :03/11/17 17:11
。─廣松渉が本のなかで罫線をつかって注のような ものをときどき入れるが、それがどこまでを指しているのかがいまいち 明確でない。活字のポイントを小さくしてあるときもあるが、まったく 活字がいっしょで──を入れられると文脈をだどるのがたいへんである。
186 :
考える名無しさん :03/11/17 22:11
私は最終的にはこの論法には組みしませんが、いまは論の運びをみえやすく するために、暫定的にこの考え方に仮託して論をすすめてまいります。 という論法がいまいち釈然としない。
>>184 自分の主張を明確に述べるために,自分と違う主張で一応対象を
考えてみる ってのはダメ?
ただのヒュポテシスだろ。
189 :
考える名無しさん :03/11/22 21:38
あげ
190 :
考える名無しさん :03/11/23 00:42
>186 いわゆるはげどう。たとえば転成説が本意なのだが とりあえず随伴説に仮託する、なんてね。 おかげで転成説はさわりしかわからずじまい・・・ それにしても、岩波文庫にいれていいよね、ソンイミ。井筒なんかも 入っているのであってみれば。
191 :
考える名無しさん :03/11/23 01:46
あぼーん
エンドクサ。 ディアレクティコス・シュロギスモス。
194 :
考える名無しさん :03/11/24 01:07
廣松渉の哲学は金八先生の哲学である。 「人として人に出会い 人として人に迷い 人として人に傷つき 人として人と別れて それでも人しか愛せない」 海援隊「人として」 「反省的能知は、かの彼としての私∞私としての彼≠ニいう在り方の非人称化された位相で あることに鑑みればヒトとしての私∞私としてのヒト≠ニよぶこともできよう。 勿論、当の能知が反省的に『私』であるかぎり、私がヒトとしての在り方をしているから といって、身体的自我のパースペクティヴな特異性を全く免れてしまうわけではない。 しかし、日常的既成性においては、私は『ヒト』が見るように見、『ヒト』が思うように思う。」
>>身体的自我のパースペクティヴな特異性 ここをあっさりスルーする廣松。 ここにこだわり続ける永井均。 漏れは両方好きで両方解るから困っちゃうよ。
196 :
考える名無しさん :03/11/30 21:03
あげ
廣松渉のラジカルな「正義」について語れ
198 :
考える名無しさん :03/12/01 20:06
弟子の青木孝平が言ってるように、 広松の関係主義において 普遍的「正義」はありえない。 あるのは、ただ共同体という 関係ごとに異なる「善」というもの なのではなかろうか。
199 :
考える名無しさん :03/12/01 20:37
>>198 >共同体という関係ごとに異なる「善」というものなのではなかろうか。
そういう視点を保守主義というのはどうしても持てないらしい。
200get
201 :
考える名無しさん :03/12/02 01:04
今どきは左翼でも子供作ってるとか言っちゃう時代の人
>>201 確かにあれは笑った。
哲学というものについての個人というか実存の関わりについて考えさせら
れたよね。
ないものはない、に対して、ない「こと」もある、と廣松は言ったので えらいと思う。
204 :
考える名無しさん :03/12/22 03:41
保守上げ
邦子
図書館嫌いになった
207 :
考える名無しさん :03/12/29 20:07
古本屋で五木寛之との対談集『哲学に何ができるか』があったので買った。 対談集ということもあって、非常に読みやすかった。 現代哲学のパースペクティブや彼の人となりが分かって、面白かった。 生前は同僚の大森荘蔵氏と飲み屋で哲学議論してたそうで。 見てみたい…
>>207 俺も読んだ事アルよ。それ。青とか赤とかの表紙でしょ?
>>208 私の買ったのは、中公文庫で再版された版なので、表紙は黒系の色でした。
もっとも、現在はこちらも絶版のようですが…
210 :
考える名無しさん :03/12/30 20:41
みなさん。今晩NHKでイッセー尾形のがきが、三島由紀夫の金閣寺について、 ゴタクをのべます。 表情(美・愛、そして醜と憎悪)についてテツガクできる方は、 是非、ご鑑賞を。
211 :
考える名無しさん :03/12/30 21:28
小林よしのり、香山リカ、福田和也、猪瀬直樹、鈴木邦夫、 浅田彰、柄谷行人、東浩紀、 おまえら醜すぎんぞ、くそがきども。 テロが怖くて靖国にいけるか!この全体主義者ども。 特攻隊から、言論の自由と自衛隊の存在そのものを、導いてみろ!がき。 男やったらパリっとした格好で、捨て身でいかんかい! それがいやなら、都民全員マシンガンで武装しろ! 朝鮮人になめられるばっかりやぞ、このままでは。 アメリカ人全員に、悔い改めいといわんかい!
あぼーん
213 :
考える名無しさん :03/12/30 21:41
あいつらパラノイア(サカキバラ)そのもの。wwwww
214 :
考える名無しさん :03/12/30 21:45
覗き趣味のゲスどもは、天人五衰でも読んで、反省しとけ!がき。 おまえらに廣松渉は無理やろwwwww。
215 :
考える名無しさん :03/12/30 22:04
ミサイル二万発もてや!
216 :
考える名無しさん :03/12/30 22:09
クーデターおこせ!
香山リカと、浅田彰サイテー、あげ。 せめて、三島由紀夫読んで、でなおしてこい!がき。
218 :
考える名無しさん :03/12/31 00:49
泣くな 働け
219 :
考える名無しさん :03/12/31 00:52
ハラキリしないニホンジンはもはやニホンジンでなく蒙古人だ
220 :
考える名無しさん :03/12/31 00:52
あいつら、ホントのイミでの売国奴やのう。。。。。
221 :
考える名無しさん :03/12/31 00:58
>>219 マルクスのなんたるかを、知ったうえで、モノいえや、がき。
せめて相対性理論くらい理解してからゴタクならべろ。
桑田佳祐っじゃあるまいし。がき。
222 :
考える名無しさん :03/12/31 00:58
わしが言ったとおりや。 石原チン太郎は竹島でハラキリすべきや
223 :
考える名無しさん :03/12/31 01:01
浅田彰じゃあるまいし。
224 :
考える名無しさん :03/12/31 01:02
香山リカじゃあるまいし。
225 :
考える名無しさん :03/12/31 01:02
このスレにはマルクスと相対性理論って言葉使えば他人を出し抜けると 信じている馬鹿がいる。
226 :
考える名無しさん :03/12/31 01:04
猪瀬直樹じゃあるまいし。
227 :
考える名無しさん :03/12/31 01:05
小林よしのりじゃあるまいし。
228 :
考える名無しさん :03/12/31 01:08
>>225 わりい、おまえ、間主観性についてどれだけ理解があるんかのう、、
入門書から、でなおしてこいや、がき。
229 :
考える名無しさん :03/12/31 01:13
オヤジ!間主観性追加な
230 :
考える名無しさん :03/12/31 01:17
>>228 お手数ですが、廣松先生の間主観性について
本当に知りたいので、ちょっと展開してみてくれませんか?
231 :
考える名無しさん :03/12/31 01:20
>>229 おまえ、わかっとるようやのう。見所あんぞ、がき。
わり、俺はまだまだ現役の若い衆やがな。
232 :
考える名無しさん :03/12/31 01:24
>>230 わり、廣松渉「哲学入門一歩前」読んで。
わかんなきゃ、哲学やめれ。
233 :
考える名無しさん :03/12/31 01:30
>>232 『世界の共同主観的存在構造』(講談社学術文庫)
を持ってますがまだ読んでいません。
あなたは廣松先生の間主観性の重要性を熟知しているように見えます。
この思想のキモを教えてくださいませんか?
234 :
考える名無しさん :03/12/31 01:38
236 :
考える名無しさん :03/12/31 02:06
大日本愛国党のHPで、川手一昭の実名で、メアドまでさらしてるよ。 前スレ読んでから、覗きに来てね。
もう寝るね。 また来年。
あぼーん
239 :
考える名無しさん :03/12/31 02:14
前レスだった。すまん。
240 :
考える名無しさん :03/12/31 03:10
このスレ最近知ったけど、
>>15 で紹介された過去ログ
すごい面白いね。
面白いし、レベル高い。
242 :
考える名無しさん :04/01/06 02:59
おまえらは邦子で抜け!
邦子マニアハケーン
245 :
考える名無しさん :04/01/10 20:01
廣松さんがした手に出たときは非常におそろしい。
246 :
考える名無しさん :04/01/10 23:57
『生態史観と唯物史観』は 内容が面白かっただけに もっと纏めて欲しかった。
247 :
考える名無しさん :04/02/01 17:06
邦子で縫田
>>246 いわゆる「経済人類学」とも合流出来る内容だった。
廣松さんは人類の深層とやらもちゃんと考えに入れていたよね。
249 :
考える名無しさん :04/02/04 19:32
250 :
考える名無しさん :04/02/05 22:35
最近、ミヤデーさんが弟子を自称しておりますが、 いつあんな弟子をとったのでしょうか?
『今こそマルクスを読み返す』は解りやすかったな。 友人が哲学関係の著書を読んで難しいと言ってたが。 哲学が本業らしいね。
252 :
考える名無しさん :04/02/06 19:11
屑の極左が(*゚д゚) 、ペッ
253 :
考える名無しさん :04/02/06 19:14
こたつ好きですよね
>>251 わかりやすいけど、なんか、もう終わりのほうとか痛々しかったよ、『今こそ・・・』は。
広松さんが死んだのは大学2年の春だった。帰省先の実家で読んだ朝日に「北東アジアに
あらたな政治的枠組みを」みたいなこと書いてて、ありゃー、とうとう梅毒が脳に回ったかと
思ってたら、案の定程なく死んでしまいました。
255 :
考える名無しさん :04/02/07 13:08
>>254 それ、吉本が言ってたこと
そのままだよね。
『近代の超克』を読めば
理解できないか?
>>255 そうなの?まあ、吉本は当時から既にボケ老人だったけどね。
>>『近代の超克』を読めば
>>理解できないか?
「北東アジアに新たな政治的枠組み云々」が目的語なのかな?
理解することと実現可能性の評価は全然別だから。
あまりにリアリティのない願望ぶちまけが日本を代表する全国紙の朝刊に載ったのが、
当時はものすごい衝撃だったのですよ。
大哲学者のPolitisches Testamentとしてはちょっと、ね・・・
今は和田春樹が東北アジア共通の家とか言ってるけど、全然相手にされてないし。
北東アジアうんぬんは最近宮台がよく言ってる亜細亜主義じゃないのか。
それこそ廣松の謂う「存在被拘束性」で、廣松の「時代被拘束性」を思い 遣ってみればわかることだ。 しかし廣松の哲学を未だ誰も超え出ていない。乗り越えていない。 宮台が弟子を名乗ったりしているのはそういうことの顕れではないかな。
259 :
考える名無しさん :04/02/09 13:32
それよりもアジアもアメリカ側にしっかり付いてアメリカ本体 を少しずつ変えていく方が現実的。
260 :
考える名無しさん :04/02/09 14:06
>>259 それがマルクスがいうところの世界市場を前提としたプロレタリアー
トの世界史的実存というやつですよ。
あらゆる生産関係と交換関係から自然性を剥ぎ取り、一体となった諸
個人の力に屈しめること。
諸個人から独立した一切を不可能たらしめる土台の唯物論。
ドイデでそんなことを主張してる。
261 :
考える名無しさん :04/02/19 01:05
age
>>258 うん、乗り越えないで、避けてあっちのほうを通っているのじゃないかな。
いや、そこにあるってことに気づいてさえいないかもしれないね。
『世界の共同主観的存在構造』読んでます。これいいですね。 新書の『新哲学入門』『哲学入門一歩前』でさえ、 幾度チャレンジしても、読みきれなかったので、 こっちは到底歯が立たないだろうと思い込み、 本棚の中で埃を被ってました。 が、こちらの方が”遥かに”読みやすいです。(まだ2章ですが) すっかり騙されました。 文体は”平易”とは言えませんが、極めて”明快”です。 内容も僕には素晴らしくよかった。 『青色本』ではいまいち納得できなかった、心理主義批判が 「として」構造を通すことで、初めてよくわかりました。 『存在と意味』はどうなんですかね?
死ね
ポールも大変だね
あぼーん
関係の第一次性=自存的なモノに対する、関係の第一次性。 対他があって、対自があること=外界・他者の理解があってから、 自己の現実・自分の立場・自分が どう思われているか、があること。 能知者と能識者=「誰それ」としての「私」
身心問題は不毛である。
このスレタイ(・∀・)イイ!!
ピカのほうが大変だよ。
271 :
考える名無しさん :04/03/13 16:27
邦子キモ
あぼーん
273 :
考える名無しさん :04/03/22 23:26
加藤尚武
274 :
考える名無しさん :04/03/22 23:58
邦子たんのスク水写真きぼん
275 :
考える名無しさん :04/03/26 02:41
>>274 > 邦子たんのスク水写真きぼん
(*´Д`)ハァハァ(;゚∀゚)=3ハァハァ
熊野純彦著 『戦後思想の一断面:哲学者廣松渉の軌跡』 ナカニシヤ出版 228頁 2520円 ISBN 4-88848-869-X
277 :
考える名無しさん :04/04/16 02:08
ヘーゲルの弁証法においては、上向といい、量より質への転化といい、否定の否 定、等々といっても、「概念化された神学」としての彼の哲学の主想──万有を 神的なロゴス・ヌースの被造物として措定する発想──と切り離すことができな い。彼は創造神話の表象にとどまることはおろか、「人間の思考においてこそ観 念は所詮うちなる表象たるにとどまるが、神の思考においてはうちなる観念が直 ちに実在物となって現われる」という説法で創造を説明する“常套の遣り方”に 従うこともできなかった。「かくのごとき原型的知性の表象で以ってしては」考 える主体としての神と、神のうちなるイデア(すなわち別のコンテクストでは 『果物』等々という実体)とが別々である。マルクスの視角でみれば、ヘーゲル はこの分離を統一し、諸々のイデア=実体に自己運動の主体としての権能を認め、 イデーそのものに化肉の能力をあてがう。ヘーゲルの神は、これら諸々のイデー とその化体をはなれて自存するものではなく、神とはこれらの総体にほかならな いのである。
あぼーん
279 :
考える名無しさん :04/04/16 23:48
廣松タン・・・・・なんで死んじゃったの?
ガンだっけ。
281 :
若き日の廣松渉 :04/04/23 22:36
282 :
考える名無しさん :04/05/12 06:03
情況で広松特集
284 :
考える名無しさん :04/05/21 06:48
世界の共同主観的存在構造、ならびに、四肢的存立構造について述べよ。
285 :
考える名無しさん :04/05/21 14:35
彼の「存在と意味」、緒論冒頭の「ルビンの杯」について記述してある箇所についての 疑問なのですが、7P、8行目の、「個々の見え姿という所与に即していうさいには、先 に所与と称された「白黒図形」は〈横顔〉や〈高杯〉と並ぶもう一つの意味的所識態で あって、単純な所与ではない。」という文中の、「〈横顔〉や〈高杯〉と並ぶ」の、この「並 ぶ」がいまいち理解できません。
286 :
考える名無しさん :04/05/21 14:37
細かいところに固執するようですけれども、なんだか、横顔や高杯として覚知される見え姿ないし射映相と、ルビンの杯として白黒図形として覚知される見え姿ないし射映相とでは、その情報「量」とでもいうべきものに大差が見られ、後者は前者を含んでいます。
287 :
考える名無しさん :04/05/21 14:38
前者が対象的与件を、その諸部分的な物理的図形ないし諸部分的な白黒図形として受け取り、顔、あるいは杯としてさらに意味を付帯されるのに比べ、
288 :
考える名無しさん :04/05/21 14:38
後者は、対象的与件の全体をもって、全体的な物理的図形ないし白黒図形を受け取り、「ルビンの杯」として全体的な意味を帯びています。
この両者は、仮にも「並ぶ」として同列に置いてはいけないような異質なものであるように思えるのですが・・・。 ワケワカでしたらごめんなさい。どなたか意見を聞かせてもらえたら嬉しいです。
290 :
神 ◆KdXlBeIA6c :04/05/21 14:41
こんちゃ〜 みかわやです〜
熊野純彦氏が廣松渉についての本を出した。 内容は、回想記と評伝とのあいの子のような性格。
292 :
考える名無しさん :04/05/30 16:41
熊野がこけおどしであることがわかった
293 :
考える名無しさん :04/05/30 16:42
294 :
考える名無しさん :04/05/30 16:46
熊野の信者大杉 顔がイイから三割増しに見られるし、 事実良い教師だとは思う。
>>292 =294
じゃあ、何がダメなんだよ。
漏れは熊野を推すよ
しょせん良い教師でしかないところ レヴィナス論でげっそりきたのに ヘーゲルのアレはどうよ?
熊野は本来のフィールドであるはずの 「日本哲学」研究に専念すべし。 和辻論にちゃんと取り組まないと駄目。 けれど廣松論が内在読解じゃなかったことで、 期待感はだいぶ薄らいでしまった。
>>296 ヘーゲル論は良かったと思うがな。文献学かくだらない
入門書書いてる日本のヘーゲル研究者ではあれは書けない
だろうよ。
>>297 熊野の本来のフィールドが「日本哲学」というのは
全然違うと思うけど。廣松論はむしろ本人に近すぎた
というハンデがあると思ったが
298みたいな感想はわかるよ。 だから良い教師だと俺は言っている。 イントロに最適だよね。
301 :
考える名無しさん :04/06/05 07:06
広松のさあ、存在と意味の3巻にあたるものって本当にのこされてないんでっか?
302 :
考える名無しさん :04/06/05 17:20
>>289 純粋な所与は内という意味で、第3の白黒図形も所識である、という意味で、「ならぶ」という表現をしたのでは。
303 :
考える名無しさん :04/06/05 18:01
広松・・・おれはいまでもオマエのファンだ。なんで早くに死んじまったんだ。せめて 存在と意味を完成させてほしかった。オマエが示してくれた世界には度肝を抜かされたぜ、 存在と意味の1巻の最後のほうなんて、まさに感動したよ。世界が世界す、なんてなんてかっちょいいこというんだ。2巻は病気のため破棄がなくなってきたのが悲しかった。けど、革命のための3巻が・・・・オマエの理想への情念はとげられなかったのか・・・
304 :
考える名無しさん :04/06/06 23:33
日本独自の哲学者といえば、西田と広松。 広松はもっと読まれていい。 けど、このスレ全く人気なし 時代?
広松の文体は良い。
306 :
考える名無しさん :04/06/07 06:25
おれも好きだ。
広松の受け売りをする弟子は腐るほどおるが 広松を創造的に発展させた本は、いうまでもなく 青木孝平『コミュニタリアニズムへ』に尽きるだろう。
308 :
考える名無しさん :04/06/07 21:27
宇野のバイヤスがかかりすぎてる気もするが・・・ たしかに広松の凡俗なエピゴーネンばかりのなかで 異才ではある・・・
309 :
考える名無しさん :04/06/08 00:32
疎外論超克説は誤りである
310 :
考える名無しさん :04/06/08 12:44
廣松はたしかに面白いんだけど、 なにかが足りないんだよね。
311 :
考える名無しさん :04/06/11 00:54
そうかなあ?なにが足りないんだ? 革命論に至らなかったのが残念でしょうがない。
あぼーん
314 :
考える名無しさん :04/06/16 21:09
情況の特集ってどうよ
(^^)
(^^)
317 :
考える名無しさん :04/06/25 22:21
廣松渉は社会学者なんだと思う。
319 :
考える名無しさん :04/07/10 07:14
「認識的意識は、『所与をそれ以上の所識として』覚知するという所知の側の 二肢的二重性と、『能知者が能知の側の二肢的二重性との、双方併せ四肢的存 在構造を呈する、といわるべき構制」(「新哲学入門」廣松渉著)」 ここがキーポイント。だが「所与」、「所識」、「能知」、「能識」という概 念がぼんやりとしてしかわからん。そこで、この言葉の定義を正確に教えてく れ。頼む。というかお願い。
320 :
考える名無しさん :04/07/11 00:58
321 :
考える名無しさん :04/07/11 01:21
>>319 俺はほとんど客体と主体それぞれの物質性と観念性位で読んでる
誤読の可能性を大きく見積もってもらって、以下俺の解釈を言えば
所与→客体の物理的性質、媒体「そのもの」、まあ「物自体」かな
所識→客体が認識される場合の記号
能知→自分というハードウェア
能識→ハードウェアの中のソフト、主として自分が使う言語
心身問題に、マムコは入るの?
323 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :04/07/11 07:09
>>321 ありがとう。これで頭がすっきりしました。あなたのおかげです。
「新哲学入門」は「世界の共同主観的存在構造」より難解だったので助かりま
した。
324 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :04/07/11 10:59
>>320 もありがとう。こんなスレがあったんだね。廣松の読者って超インテリ
ばっか。こっちもついていくのが大変だけど、楽しいからやめられないね。
職場や学校で廣松哲学の話題が出来ないのがつらい(用語・概念が特異すぎる
から)。でもこのスレがあるからいいや。これからもよろしくね。
>「所識」、「能知」、「能識」 哲学本読むようになって6年くらいたったけど、こんな単語初めてみたw まったく知らなかったよ
東洋哲学ならそうめずらしい言葉ではない。
廣松って、大学ではどういう授業してたんだろう。 中島義道が廣松のもとで『純粋理性批判』を徹底的に精読したってエピソードは聞いたけど。
>>327 駒場の1年生の時に哲学史の講義を受けた。オレは理系だったけど、文理関係
なく色んな学生が聴講していた。他大学のモグリ学生もチラホラいたな。
鼻を垂らした子供同然の学生を前にして、飄々と穏やかな表情で難解な哲理の
解説をしていた。その当時はよく理解できなかったけど、講義は非常に面白かった。
先生は新左翼のイデオローグだったから、原理研のアホ学生の目の敵にされて
講義の前後に妨害的なアジテーションを受けることがあったけど、相変わらず
飄々とかわしていたな。さすがに大物は違うなぁ、と感心した。
駒場時代はどこへ行くにもバッグの中に『世界の共同主観的・・・・』を入れていた。
バイトに行く時も、合コンする時も、六本木のディスコに行く時も。暇さえあれば貪る
ように読んだ。 あの頃が懐かしい・・・・・・。
40代のオヤジより。
>>327 この前出た熊野氏の著書によれば、大学院(学部後期過程だったか?)では
ヘーゲルの『精神現象学』精読の授業をやってたりもしたそうだ。
330 :
考える名無しさん :04/08/26 11:45
>>329 俺もこの前買ったよ。
この熊野の本は面白く読ませてもらった。廣松の素顔の片鱗を窺い知ることができる。
331 :
考える名無しさん :04/08/27 07:47
理三ヽ(`Д´)ノ
廣松派の書いた廣松論なんて信用できるかよ。
回想録として読めばいいんじゃね? 少なくとも私はそう読んだ。
334 :
考える名無しさん :04/09/02 20:00
つーことは、マルクス(主義)派の書いたマルクス(主義)論も信用できねーと。
短絡するなよ 日本の師弟関係はけっこうグロテスクだから、 眉に唾つけて読む必要があるだけのこと。
337 :
考える名無しさん :04/09/03 15:08
ほんに短絡じゃーのうて、脈絡とおりじゃがな。
俺はアンチの書いた廣松論なんぞ読みたくはないがなあ。 自らの取り組む対象に寄り添って格闘してきた者だけが、 その長所も短所も見抜くことができるんじゃあないか。 熊野の廣松論はそういうものだと思う。
もちろんアンチである必要はないよ。 ただ、直弟子だと「論評を差し控える」事柄が多くなる。 当然言及すべき欠点にも甘くなる。 短所を知っていて手加減するのが、 正しい師弟関係とされている以上、 冷静な評価はあまり期待できない。 西田派にも同じ事が起こった。
>>339 >短所を知っていて手加減するのが、
>正しい師弟関係とされている
これは師弟関係としては本当は正しくないと思う。
むしろ歪んだ関係ではないか。
師であるからこそ批判すべきときは手加減なしに
本気で批判しなくてはならない。
>>340 そう思うんだが、
柳田民俗学や折口学、及び宇野学派や西田学派など、
日本のオリジナルな思想家の弟子達の有様を見ていると、
楽観できない。
こうした問題は、
批判がそのまま否定を意味しがちな、
アンチの仕事にも原因があるとは思うが。
342 :
考える名無しさん :04/09/03 19:39
うん、射得てるっていうか、そうなんだろうなって思う。
343 :
考える名無しさん :04/09/04 12:00
↑ おい、そこんところをもうちょい展開しろよ。 ジクジクしたカキコじゃねーかよ。
>>341 近年、京大系の人が京都学派についての著作とかを盛んに出して
あらためて「西田哲学復権」みたいなことしようとする動きが出てるな。
過去の日本の哲学者に光を当てるのはもちろん悪くは無いのだが、
最近のああいった動きは、西田の偶像化が過ぎるように見えて仕方ない。
345 :
唯仏只管 :04/09/20 22:07:14
マルクス主義の皮をかむった新カント派。 晩年アナル派に目覚める。
346 :
考える名無しさん :04/10/19 19:42:16
廣松って、普段の著作を見る限りではいかめしいイメージしか受けんが、 対談とか随想的文章とかエピソードとか読むと結構面白い人だったんだなぁ、と思う。
348 :
考える名無しさん :04/11/11 03:00:48
保守
12月になりましたね。
自存的なモノに対して、対象を「何何」として認識しているコトが第一次的なのである。よって認識は写実ではない。対象をゲシュタルト的に(間主観的に)(時間的、空間的に視点を遍在させて)「立体視」しているのである。 「【実際相】の把握」である。
である(相在)という事=知っているという事。
〈超越論的自我は、この固有領域(原初の光景。他人が居る、自分の世界)の内部で、かつこれを媒介にして、自己にとって他なる存在の宇宙としての客観的世界を構成するのであり、
他人=外的対象 第一段階としては、他我という様態をもつ他者を構成するのである〉 それでは、その他者の構成とやらは如何にしておこなわれるのであるか? ここがロードスだ。ここで跳べ!
きよあき的かも。
広松は唯物論者ではないと思う。 マルクス主義を自称する特異な現象学者だ。 こんなのに騙されていてはいかん。
法律が無い国では、やくざが一番弱い。
認識の対象は「対他帰属」。 欲望の対象は「対自帰属」。
360 :
考える名無しさん :04/12/15 23:05:15
「唯物史観と生態史観」読んでたら、某女子の水中進化説は論外というところがあって、 こんな異端俗説まで目配りしてましたかと、感動した事あります(甘いですかね?)。 書き方難渋だったり、アジっぽいとことか、いろいろあっても読むと考えさせられる人です。 マルクス興味無かったけど、著作集の広告みてマルクス主義者が、認知科学や物理学について どんな理論を展開してるか気になって、初給料で著作集買ってしまいました。 それから、広松(漢字がすんなり出ないのは困る)経由でマルクス読むようになりました。
廣松
362 :
考える名無しさん :04/12/17 16:20:08
よう、エロ松じゃんかよ。 どうしたい、あの世はもう飽きたか? 飽きたなんてこたーねーよな、マルクスにも逢って 四方山話ができたんじゃねーか。 あっそーかー、マルクスは超有名人だから引く手あ またで極東の黄色い哲学者なんぞは相手にはしてく れねーってか。 そうかい、それで2ちゃんに来たんか。 まあ、ゆっくり若い衆のスレを楽しんでってくれや。
『広松渉理解─近代の超克論者』
あら!たいすけ
365 :
考える名無しさん :04/12/18 14:42:51
基本的にはマルクス思想も近代にドップリと浸かりきっ ちまった思想だろうが。 それでメシ食ってたエロ松が近代の超克たー、招致旋盤。 それともなにか、エロ松は近代の超克を訴えた時点で、 マルクス思想にアバヨしたんか?
世の中には短絡的な香具師が如何に多いことか。
難しく給うて世の不理解を嘆く輩も負けじと多い
368 :
考える名無しさん :04/12/18 15:13:22
どっちも廣松のことですね
369 :
考える名無しさん :04/12/18 18:10:15
いいんじゃねーか、お客がいっぱいいてさ。 短絡も迂回も何でもありよが廣松スレよ。
370 :
考える名無しさん :04/12/18 18:17:59
さいな、息抜き・お遊び場の2ちゃんで決着でもないしね。 どんどんカイテすっきりしましょうよ。
371 :
賛成 :04/12/18 18:19:06
最近安室奈美恵でも結構抜いています.きっかけは家電量販店のハイヴィジョンテレビ売り場で,NHK-hiの安室のライブを流していたのを見た時.腰フリがエロいのです.思わずトイレに駆け込んでオナちゃいました.
372 :
考える名無しさん :04/12/19 19:33:07
で、指に付いたザーメンは便所紙でふき取ったのか?
ペットボトルに溜めておく人もいるらしいよ。
374 :
考える名無しさん :04/12/20 11:34:37
で、それどうすんのよ。 まっまっまさか、売る?
エピソードを一つだけ センセが駒場退官前に『存在と意味』を輪読するゼミがあり、 その時「最近ようやくテレビを買いまして・・・」と発言がセンセからあり、 さすが大学者ともなるとテレビも持たずに勉強なんだと感心・・・。 で、当時放送してたCMで、志村けんが「ビールなんてうまけりゃいいじゃん」 というのがあったんだけど、そのフレーズがセンセはいたくお気に入りだった ようで「○○なんて説明できりゃいいじゃん」とか連発して 一座の和やかな笑いを誘っていた。
376 :
考える名無しさん :04/12/22 10:34:35
いい話だなぁ。 茂木健一郎の「脳と仮想」読むと、テレビゲームにも興味あったんだって? スーパーマリオとかしてたら、どんなコメントしただろ?
377 :
考える名無しさん :04/12/23 14:17:51
エロ松を偲ぶスレなんぞやめちまいな、糞だぜ。
シャケはこんな所まで荒らしてるのか
379 :
考える名無しさん :04/12/24 13:00:30
どこでも荒らして、メチャ楽しいでーす♪ エロ松+糞スレ=マンセーだよ〜ん。
380 :
考える名無しさん :04/12/24 14:18:02
おい、379よ、もういい加減楽しんだだろうが。 早いとこ消えろよ。
381 :
考える名無しさん :04/12/24 19:07:36
判ったよ、そんな冷たい言い方されてまで皆を楽しませてなんかやんないよ。
382 :
考える名無しさん :04/12/25 19:46:48
「ごめん、ごめん、そんなつもりじゃーなかったんだ」てなこと 言うかよ、この糞スレフリークが。
383 :
考える名無しさん :04/12/26 15:09:39
てな具合に、オメーも糞スレフリークになってんだよ、382さんよ。 まあ、糞スレ倶楽部へようこそ、てこったな。
384 :
考える名無しさん :04/12/26 19:00:02
てめーら、ここはエロ末を語るスレだぞ。 エロエロと糞スレしたいだろうが、エロ以外は語るな。
高齢者で2ちゃんにハマる人ってタチ悪いよね
386 :
考える名無しさん :04/12/26 19:10:42
マルクス主義の地平買ってきました
( '(ェ)`)クマー!
388 :
386 :04/12/26 19:14:41
マルクス主義の理路も一緒に売ってたんだけど、そっちも買ったほうがよかったでうすか?
389 :
考える名無しさん :04/12/26 21:33:37
いいえ、そっちだけでなくエロエロと買いましょう。
390 :
考える名無しさん :04/12/27 15:46:10
エロ松本は高けーよな。
391 :
(^^) (^^) :04/12/27 23:13:19
ヽ|/ / ̄ ̄ ̄`ヽ、 / ヽ / / \ │ | (彡) ( ミ)||| | \ | // ̄⌒ ̄ヽヽ | ガッカリ・・・ ハァー | | .l~ ̄~ヽ | | / | ヽ  ̄~ ̄ ノ | |  ̄ ̄∪ |
弟子筋の某教授がセクハラ行為だよ
しかし「存在と意味」だけは何度チャレンジしてもさっぱりわからん。
394 :
考える名無しさん :04/12/28 03:38:18
セクハラするパワー
395 :
考える名無しさん :04/12/28 03:38:50
セクハラするパワー
396 :
考える名無しさん :04/12/28 03:41:38
セクハラのイデオロギー
397 :
考える名無しさん :04/12/28 04:00:21
2ちゃんねらーゲバルト
>>388 理路はよかったよ。
若いころはエネルギッシュさがあって、それもまたかっこいい。
399 :
考える名無しさん :04/12/28 04:24:49
まったくもって、おっしゃるとおり。老人力がつきすぎたか・・・。
400 :
考える名無しさん :04/12/28 04:32:53
エロ万歳(ただし、セクハラ禁止) 悲しくなってきた
>>362 エロ松だけど。
あの世に言って、マルクスに会いに言ったんだよ。
だけど、ドイツ語なので、サッパリ分からんかった。
日本語でエロ話したら、追い返されたよ。
エンゲルスには、睨まれるし・・・「マルクスと私は一心同体」なんだって・・・
最近では日本人担当の地獄の鬼に関係の
第一次性の哲学を教えてまつ。
でも、こないだ、「お前の言ってることは分からん」と
言って、針の山に登らされて・・・ヒドイ・・・
で、来週は、ウソついた罪で舌を抜かれることになってまつ。
現象学を唯物論と称したため、詐欺罪だって。トホホ・・・
402 :
考える名無しさん :04/12/28 05:21:07
それはゴシュウショウサマ。先生に祝して、これから濃いのをやりみますよ。会議なんて×××!
403 :
考える名無しさん :04/12/28 05:21:30
それはゴシュウショウサマ。先生に祝して、これから濃い酒やりますよ。会議なんて×××!
404 :
考える名無しさん :04/12/28 05:31:20
駒寮×××を代表して新年元旦、エロ松祭開催を宣言する。なんでもいいからボトル一本用意、飲みながらエロ話ひとつ開陳(セクハラ話厳禁) それまで静粛。以上。
またまたエロ松だけど。 こないだ地獄でアドラツキーにも会ったんだよ。 「あのド・イデは、俺のアシスタントが編集したのものなのに、 アドラツキー版は偽書だ、偽書だと騒ぎやがって。おかげで エライ恥かいたよ」・・なんてロシア語で怒鳴られたよ。 死人に口なしと思って、アドラツキー版は偽書だ、偽書だと 騒いでみたけど、さすがにちょっと大人げなかったかな。 そうそう、そのあと、リヤザノフが来て、「君の広松版ド・イデ は、私の配列と根本的な違いがないじゃないか」なんて言わ れてギクリとしたね。 実は広松版なんて言っても、リザヤノフ版に新発見の草稿を 付け足して注を入れた程度のものだからね。あー、やばかった。
406 :
考える名無しさん :04/12/28 05:54:36
そりゃそうかもしれんが、「静粛」って言ったべ。元旦にもっとエロ混ぜて開陳してよ。
407 :
考える名無しさん :04/12/28 06:10:57
最近の学者はアホあけま。
408 :
考える名無しさん :04/12/28 06:11:19
最近の学者はアホあげ。
409 :
考える名無しさん :04/12/28 06:33:07
あの地震へのヘルプ待ってます。
410 :
考える名無しさん :04/12/28 06:39:11
日本にいても即、支援する術はある!
411 :
考える名無しさん :04/12/28 06:43:33
ワン・クリックで支援できるから。
412 :
考える名無しさん :04/12/28 07:19:47
展望台。
413 :
考える名無しさん :04/12/28 11:43:34
マラ滓
415 :
考える名無しさん :04/12/28 14:26:43
>>414 劣等数学科学生の怨嗟がキモイ
佐々木はもっとキモイけどな
今年は熊野純彦やアラタイスケなんかが宏末本を出していましたね ほかにどんな人が書きそうかな
廣松本。スマソ
418 :
考える名無しさん :05/01/01 12:30:27
宮台真司が弟子を自称しているが、そんな事実あるのか? 「存在と意味」二巻の前書きで、名前が言及されてはいるが、交流あったのか? 熊野氏の著書にも、宮台の名は全く出てこないし。 ただのハッタリだと思われるが、だとしたらふざけてる。 読者が広松なんか知らないし、知っても読みもしないのを見越してだろうが。
419 :
考える名無しさん :05/01/01 13:11:59
高校、浪人のとき神様は、哲学者の故・廣松渉さん。『権力の予期理 論』の第四章「権力の人称類型」は廣松渉のアドバイスによって誕生 したんです。廣松さんの近い人の話だと、死の直前の未刊行本でボク に対する謝辞、献辞が掲げられている予定だったと聞いて、大変嬉し かった。ボクはデビュー作で自分の正体を隠したけれど、そういうこ とによって道が開けたんです。
420 :
考える名無しさん :05/01/01 13:14:14
煽動家と言われたりもしましたね。 M それは、廣松渉から教わったことでもあるんです。彼は革命家の 役割は歴史の推転を早めることだと言っていた。例えば、30年後に 起こるはずの革命を5年後、10年後に起こすことですね。ブルセラ 云々に関しても煽っていたとも思うけれど、ただボクが煽ろうが煽 るまいが時間の問題で表にでてくることを、早めに目に見えるよう にしただけの話ですよ。
保
422 :
考える名無しさん :05/01/11 07:59:04
この人の「表情」という本は好きだな。 感情解発価という言葉にときめいた。
>>418 宮台は小室の弟子とも自称している。
はったりだよ。
ちゅうことは、橋爪大三郎とアナ兄弟か
SAGE
426 :
考える名無しさん :05/02/03 15:54:20
427 :
考える名無しさん :05/02/03 16:01:22
宮台は左翼の煽動家だったの?
428 :
考える名無しさん :05/02/03 16:03:18
http://www003.upp.so-net.ne.jp/ikeda/Sasaki.html 佐々木力『科学論入門』岩波新書
著者は、東大教養学部のの科学哲学の主任教授である。廣松渉氏の後継者と自称し、廣松氏の葬儀では、自分がいかに廣松氏に重用されていたかを延々とのべる「弔辞」を読んでひんしゅくを買った。
私も学生時代につきあったことがあるが、とにかくエゴイストで、出世主義者である。廣松氏に取り入ってその後釜に座ったが、学問的な功績は足元にも及ばない。しかも、今どき珍しい「トロツキスト」である。
学生時代から第4インターを支持し、三里塚に行ったりしていたが、危なくなると逃げ、他人を利用することしか考えていないので、だれもついて来なくなった。
(2段落 省略)
頭の中では「革命家」なのかもしれないが、実際にやっていることは学問政治と派閥取引。
中沢新一氏の助教授任用を妨害する工作の中心人物だったともいわれ、駒場の教授会の中身は、彼のおかげで翌日には岩波書店に筒抜けだそうである。
廣松氏は、私がこれまでの人生でもっとも大きな学問的影響を受けた大哲学者だが、こういう俗物がその後継者を自称するのは許しがたい。
まあ学界でも評判は最悪のようだから、こういう連中が東大や岩波書店の知的権威を失墜させるのは、むしろ歓迎すべきことなのかもしれない。
429 :
考える名無しさん :05/02/03 20:09:42
(^^)
432 :
考える名無しさん :05/02/24 00:12:55
age
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 廣松渉
ちがうだろ
435 :
考える名無しさん :2005/03/23(水) 12:30:02
そうかな?
436 :
ローカルルール審議中 :2005/04/02(土) 12:12:11
「東北アジアが歴史の主役に」・・・・・・無理!! 「日中を軸に『東亜』の新体制を」ニッポンには荷が重過ぎる。 「アジア」を文化的停滞と言い切る吉本隆明の発言の方に共感してしまう。
437 :
ローカルルール審議中 :2005/04/02(土) 21:09:04
で、オメさんも御大と同じく一挙に「アフリカ的」に行っちまうかい?
いかねぇよ。あれは最高に無内容だからな。
439 :
ローカルルール審議中 :2005/04/17(日) 09:16:44
『唯物史観の原像』(σ゚Д゚)σゲッツ!!
440 :
ローカルルール審議中 :2005/04/25(月) 22:02:39
砦の上に我等の世界を・・・・
441 :
ローカルルール審議中 :2005/04/26(火) 20:02:08
そこまでは望まないが、 せめて、家庭の一角に 我が世界を......。
442 :
考える名無しさん :2005/05/09(月) 04:02:59
ほしゅ。
sage
元札大の宇波さんの研究会に参加してるんですが。 廣松ネタが面白いんだよね、邪道な学び方だけど。 俺は田舎育ちだから、エロ松ネタとかは知ってるんだけど、人柄は東京に来て知ったというか。 どの人も悪口を言うんだけど、楽しそうに言うんだよね。 せめて10年早く生まれたかったな。うやましい。
445 :
考える名無しさん :2005/07/05(火) 02:14:26
前哨
おまいら間主観性ってどういうことかわかってて書いてますか
447 :
考える名無しさん :2005/08/16(火) 12:12:51
448 :
マジ :2005/08/18(木) 16:47:40
>>446 -
広松のとして等値化を手っ取り早く知るには、海援隊「人として」が便利。
449 :
考える名無しさん :2005/08/23(火) 21:25:25
原罪論―広松渉とともに
450 :
考える名無しさん :2005/08/23(火) 21:33:10
>どの人も悪口を言うんだけど、楽しそうに言うんだよね。 聞きて〜!!
451 :
考える名無しさん :2005/10/01(土) 01:44:22
悪口キボン!
452 :
考える名無しさん :2005/10/01(土) 01:51:16
廣松などカスにすぎんよ。
453 :
考える名無しさん :2005/10/01(土) 01:52:42
>>452 ではあなたにとって、カスじゃないのは誰?
454 :
考える名無しさん :2005/10/01(土) 01:56:37
アインシュタイン>>>>>∞・・・廣松
455 :
考える名無しさん :2005/10/01(土) 02:04:44
>>454 アインシュタインと比べるところが典型的な厨
ソウダネ
457 :
考える名無しさん :2005/12/02(金) 12:01:04
458 :
考える名無しさん :2005/12/21(水) 18:27:56
あの、本の題名全く忘れてしまったんですけど、仏教学者との対談を 著した本で絶版になってるの、誰か知りませんか。 昔、その本がすごく読みたくて、手を尽くしたんですがだめでした。
459 :
考える名無しさん :2005/12/22(木) 04:50:15
『仏教と事的世界観』、廣松渉+吉田宏哲、朝日出版社エピステーメー草書24
460 :
考える名無しさん :2005/12/22(木) 15:30:57
>459 おーきに
461 :
考える名無しさん :2006/01/11(水) 20:20:33
俺は会社帰りに新宿の朝日カルセンに通い、広松の教えを受けたので、リーマンのくせに広松の弟子。広松シューレの一員。 どうだ、うらやましいだろ?
462 :
考える名無しさん :2006/01/12(木) 22:09:05
廣松渉という名前に接すると、学生時代の「存在と意味」との強烈な出会い体験を思い出す。 俺の主任教授が廣松の大学時代の先輩だったので、廣松の名前を知った。 大学図書館で「存在と意味」第1巻を読み始め、「これは只者ではない。」「物凄い哲学が現れた」と驚嘆し、一気に読みきった。 やっぱり廣松といえば「存在と意味」第1巻だね。あんな凄い本は廣松自身も二度と書けなかったし、今後も当分現れないだろう。
464 :
461 :2006/01/19(木) 20:43:53
>>463 おいおい、うらやましがるなよ。
>>461 のカキコは、ただの俺の冗談だよ。
自分のことを広松シューレの一員だなんて思っちゃいないよ。
カルチャーセンターで、広松教授の、いわゆる“謦咳に接した”だけ。
まあ、俺はそれだけで満足だけど。
>>464 でもいい体験だと思いますよ。もう廣松はこの世にいないのですから。
466 :
考える名無しさん :2006/02/18(土) 06:49:07
age
467 :
考える名無しさん :2006/02/18(土) 09:47:02
俺、広松、丸山圭三郎、今村仁司の公開座談会(たしか1991年だったなあ)に行き、全編テープ録音したよ。3時間ある。講談社現代新書の主催でね。広松の声がでかくて通りのいいこと。今村は声がこもる人。丸山はまさにジェントルマンて語り口だ。
468 :
岩崎巌 :2006/02/18(土) 19:13:52
えーっと続きです。 第二章 「 近代の超克=弁証法=パラダイム転換」の実態 弁証法はヘーゲルが絶対精神を導くために作った思考の方法である。肯定(テ ーゼ)、否定(アンチテーゼ)という同じ地平を止揚(アウフヘーベン)して ジンテーゼ(総合)へといたる。しかし止揚(=超克)は私の独断でいえばク ーンのいうパラダイム転換と同義である。パラダイム転換は浪漫主義的(=理 想主義的)な人々がよく使う「騙し」である。なぜならばパラダイム転換は実 態的に不可能であり、思想的に考えれば宗教的なもの=天空のイデア、絶対精 神、神、マルクス、構造、涅槃(=ニルヴァーナ)、云々−また脱線しますが、 ニルヴァーナという名前を冠するバンドは私が大好きなロック・バンドの一つ。 グランジ・ロックという新たな分野を開拓したバンド。代表する曲は「ネヴァ ー・マインド」。ヴォーカルのカート・コバーンはメジャー移籍後2枚目のアル バム「イン・ユーテロ」を完成させてまもなく拳銃自殺した。ドラマーのデイ ヴ・グロールは自らがヴォーカル、ギターをとってフー・ファイターズ(ふー といってもレイザーラモンHGとは無関係である。また、HGがフーコーを模し ているという説もあるが、絶対に、いや恐らく、たぶん、それは誤りであろう。 )を結成。大成功をおさめている。)、−への帰依を意味する以外ないからだ。
469 :
岩崎巌 :2006/02/18(土) 19:16:08
また京都学派・日本浪漫派(本質は西田哲学の絶対無=仏教ですね)の 「近代の超克」はきわめて近代に生きていなければ発想不可能な概念で ある。このことは、宮台氏が『リアル国家論』(教育資料出版会)中の 論文『共同体原理を脱し、共生原理を確立せよ』で詳細に述べている。 曰く「日本の近代を理解するには、日本浪漫派の中心人物、保田輿重郎 (やすだ・よじゅうろう)の言う『イロニー』がキーワードになります。 『皮肉』とも訳せますが、社会学者に馴染み深い言い方に直せば『逆説』 (筆者注「急がばまわれ」のように、相対立するもの・一見矛盾してい るが正しいとされるもの)もしくは『パラドクス』と言ったほうが分か りやすい。保田が言おうとしたのは、『急速な近代化は、日本人を失わ れた伝統へと向かわせる。ところが伝統とはヨーロッパにとってのギリ シア古典時代と同じく、日本人が伝統的であろうとすれば徹底して近代 であるほかない。ここに逆説がある』ということです。」このとおり近 代の超克者のはずだった保田が、実はきわめて近代人であることを自己 暴露してしまっている。
470 :
岩崎巌 :2006/02/18(土) 19:18:19
ここで筆者の私見ですが、藤岡信勝氏、西尾幹二氏ら「新しい教科書を つくる会」の主要人物は同じパラドクスに陥ってしまっていること、そ して自称伝統主義者たれば、スーツや革靴、自動車…のような近代欧米 物質文明につくられた物を使用することは論理的に矛盾していることを 自覚しなければならない。彼らは羽織、袴、下駄を身につけて荷車に乗 らなければならない。 さらに引用すると「フランクフルト学派のフロムやアドルノが50〜60年 代に『共同体主義(筆者注 あくまでも「共同体」ではなく「共同体主 義」ですよ)は近代的なものであり、共同体が空洞化したからこそ共同 体主義が主張される』と言いました。 これを踏まえてユダヤ人ハンナ・アレントは共同体主義的にふるまって いないというユダヤ人社会からの批判に答え、『私は現に共同体を生き ていることは自明だ。共同体主義を主張しないと共同体が消えるかのご とき主張こそ反共同体的だ』と反論しました。」 ここまでの分析で、近代の超克者はきわめて近代人である以外ないとい うことが解っていただけたと思います。 −このことは、デリダがレヴィ=ストロースを批判している事と相即し ている。ここで竹田青嗣氏の文章を引用する。氏は「デリダによると、 文明と未開(=野生)を対置させて、後者に近代文明を乗り超える契機 を求めようとするルソーやレヴィ=ストロースの考え方は、じつはそれ 自身が隠された文明主義である。なぜなら、彼らの野生に対する評価は、 まさしく文明の側からの観点にほかならないからだ。というのだ。」と 書いている。(別冊宝島44『わかりたいあなたのための現代思想・入門』「デリダと脱構築という概念」より)−
471 :
岩崎巌 :2006/02/18(土) 19:26:28
最後に 1.存在と時間、生命については沈黙しなければならない。 2. 世界に神は存在しない。 3. 哲学は不義・不平等を正すためにのみ存在できる。
472 :
岩崎巌 :2006/02/18(土) 19:29:26
著者自己紹介 本名 安藤俊一。1966年福島県塙町生まれ。塙中学校卒、都立クロマ ティ高校卒、茨城大学理学部生物学科卒。大学3年のときに戦旗・共産 同(現BUND)に結集(05年10月に代表と活動内容に失望し脱退)、大学 卒業後、更なる探求のためパチンコ大学を受けるも機種名が覚えられず 不合格。やむを得ず東京早稲田のバカ田大学に入学(バカボンのパパは 34年先輩)、主席で卒業。その後スタンアホード大学、バッカード大学 に留学。 細菌検査技師、環境化学分析技師、ゴムチューブ(横浜ゴム)の現場作 業員(3日でクビ)などを経て現在は小学生、中学生、高校生の学習塾 講師。も昨日クビになり家庭教師。 国家としての天皇制の廃止と環境問題、人権及び動物の権利問題をライ フ・ワークとする。
473 :
岩崎巌 :2006/02/18(土) 19:30:59
趣味は音楽鑑賞(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、ビョーク、 マーキュリー・レヴ、コールドプレイ、システム・オブ・ア・ダウン、 ナパーム・デス、コンヴァージ、あぶらだこ、ブラフマン、ボーヅ・オ ブ・キャナダ、シガーロス、その他ハードコア・メタル、プログレッシ ブ・メタル、クラシック・メタルなど。 クラシックではバッハ、ベー トーヴェン、シューベルト、ヴェルディ、ブルックナー、ストラヴィン スキー。 ジャズはコルトレーン、モンク、ジョン・ゾーン。)、映画 館鑑賞、もとい、映画鑑賞(好きな監督はアンドレイ・タルコフスキー、 スタンリ・クーブリック。好きなミュージカル映画は「サウンド・オブ ・ミュージック」、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」)、お笑い(好き な番組は「ごっつええ感じ」、「MontyPysons FlyingCircus」、「バ ク天」、「はねるのトびら」、「爆笑オンエア・バトル」、「笑金」、 「エンタ」、「地上波では放送出来ないTV」など。その他の好きなお笑 い芸人はアンタッチャブル、おぎやはぎ、東京03、ダイノジ、田上よし え、キング・オブ・コメディなど)
474 :
岩崎巌 :2006/02/18(土) 19:32:22
読書(好きな作家は赤塚不二夫、吉田戦車、しりあがり寿、うすた京介、 中川いさみ、野中英次、みうらじゅん、中島らもなど)、AV鑑賞(好き なAV女優は美里真理、時任歩、みゅう、椿まや、明乃夕奈、天見麗、松 島かえで、みひろ、松岡玲奈、萩原舞、森村はるか、峰なゆか、如月カ レン、喜多村麻衣、小森美樹、乃亜、吉沢明歩、伊東怜、宮下杏奈、南 ゆり、白川陽奈など(カワイイor綺麗だったら誰でもOK!!)好きなア イドルは小太りのときのめぐたん(安めぐみ)、小野真弓、好きな顔の タイプはAKB48)、クルマ(現在は軽のオープン・スポーツカー、コペン に乗っているが、ゆくゆくはハチロクトレノに乗りたい)、料理(中華、 洋食、ケーキ、たこ焼きなど)、冬山登山。好きな言葉は「ヤらせろ! !」。嫌いなものは擬似科学(細木和子、江原啓之、Dr.コパ、ゲルマ ニウム、マイナスイオン、アガリクスなど)。
475 :
考える名無しさん :2006/02/18(土) 19:38:15
面白いねーHPは開いてるの?あればURL教えてください(^!^)y~
俺は 悪い夢を見ている のか
477 :
考える名無しさん :2006/02/18(土) 19:51:49
夢は終わった 俺に何が言えるだろう 夢は終わった 昨日
478 :
岩崎巌 :2006/02/18(土) 23:45:30
自己紹介の続きです。尊敬する人物はマルコムX、キャプテン・ヴァン・トラッ
プ、ハンニバル・レクター博士。なお、現在メル友募集中でーす♡。私は謙虚
なので、誰とも友達になります。以下の条件を満たしているだけでOKです。
1.女性であること 2.カワイイor美人であること 3.デブとヤセでないこと
4.年齢が25歳くらい〜40歳くらいの人 5.性格がやさしい人 6.バカでない人
携帯のメアドは
[email protected] でーす。よろしくお願いしまーすっ♡♡♡
それから考える名無しさん。あなた様も哲学が好きなんですねー。友達になってください。
あと水戸市内の大学か短大で私を助手にしてくれるところはないですか?よろしくお願いします。
479 :
岩崎巌 :2006/02/18(土) 23:52:58
あと好きな芸人の中にタカアンドトシと次長課長を入れるのを忘れてました。 なお私が所属していた新左翼団体「ブント」への批判は「ブント」を引けば出てきます。そちらもご覧になってください。
480 :
岩崎巌 :2006/02/20(月) 21:25:47
廣松先生の偉大なところは近代二元論を超克したことだと思います。 仏教で言えば梵我一如(アートマンとブラフマンは一体)になりますね。
481 :
考える名無しさん :2006/02/20(月) 22:08:28
>>480 あと、エルンスト・マッハの「思惟の経済」哲学を紹介した功績
は大きいと思ってます
482 :
岩崎巌 :2006/02/20(月) 22:21:44
483 :
考える名無しさん :2006/02/20(月) 22:23:47
ここの人たちはみんな考える名無しだよ
484 :
岩崎巌 :2006/02/20(月) 22:30:33
485 :
岩崎巌 :2006/02/20(月) 22:36:14
そうですかー。デリダは亡くなったんですか。後はチョムスキーに期待するしかないですね。
486 :
岩崎巌 :2006/02/20(月) 22:48:09
487 :
岩崎巌 :2006/02/20(月) 22:54:02
19年ぶりで完結! 良知力・廣松渉編 『ヘーゲル左派論叢第二巻 行為の哲学』 御茶の水書房 ¥7980
489 :
考える名無しさん :2006/02/21(火) 05:06:21
チョムスキーの政治評論を有り難がっているのは日本だけだこのバカ
あぼーん
491 :
岩崎巌 :2006/02/21(火) 17:56:52
489、バカの定義を教えましょう。バカとは「公共のルールを知りながら、あえて、それを破る人」です。 だから、あなたはバカではなく、うんこちゃんです。 それからチョム2の政治評論をありがたがっているのは、中南米の大半の人、ヨーロッパの半数の人です。 反論できるんだったら反論してみー!ばーか、ばーか、べろべろばー!
492 :
考える名無しさん :2006/02/21(火) 18:38:33
岩崎クン、チミこそ公共のルールをあえて破ってます。 ばーか、ばーか、べろべろばー! ではなく、 ばーか、ばーか、お前のかーさん、でーべそ! でちゅ。
公共は漢字の意味を取ると、個人的なものが前提であると考えられる。 全体であることに加え、個人的な意味である。 それとも、英国、中国などから導入した考えですか。 Public、人民の考え方でしょうか。
>>493 何故なら、公は全体であり、共にするというように、何かと接していると考えられるからだ。
公や国家の全体は、何かと何かが接していることであると考えられる。
つまり、何かと何かが接しているというと個人であると考えたからだ。
それとも、
もっと広いところで考えてあり、広いものが公であり、そのなかの幾つかのものが接していると考えられる。
何かを集団と考えて、接しているという世界観だ。
とりあえず彼の人には 「半年ROMってろ」 としか言いようがない
496 :
岩崎巌 :2006/02/21(火) 21:16:46
497 :
岩崎巌 :2006/02/22(水) 04:48:22
498 :
考える名無しさん :2006/02/22(水) 20:37:49
>>489 そうでもないみたいよ。
イギリスのミュージシャンで影響を受けた本の欄にチョムスキーの本があったのみて
微妙にげんなりしたのを覚えてる。
どうも左翼の旗手みたいな扱いになってるようだな…
45万部のベストセラー『嫌韓流』の第2弾 『嫌韓流2』発売中 駄作か傑作かは、買って自分で確かめよう
500 :
考える名無しさん :2006/02/26(日) 00:10:39
>>480 関係の第一次性を批判してんじゃないの?
ちなみに、存在が意識に対してどのようにたち現れるかを解き明かそうというのが
広松哲学だろう。単純に観念論を批判して、広松哲学の批判になるのかね?
現象学にも通じるところだろ。
501 :
哲学者 :2006/02/26(日) 00:12:37
>>500 なんでもいいですが、貴殿は『世界の共同主観的存在構造』
を読まれていますね?
502 :
考える名無しさん :2006/02/26(日) 00:24:37
↑ はい、ずいぶん昔に、読んだり、休んだり、読んだり。
503 :
考える名無しさん :2006/02/26(日) 03:06:13
あはははははは
504 :
考える名無しさん :2006/02/27(月) 07:56:42
>>480 日本の哲学の教授は、「主観=客観の二元論の超克は、広松や大森をまつまでもなく、
西田幾多郎でもう超克済みだ」と考えている人が多い。
そして、学生たちが西田幾多郎を読んでいることを暗黙の前提として、講義をしている。
日本の大学で哲学を学ぶなら、一見全く関係のない分野を勉強するにしても、「善の研究」
は読んでおいたほうがいい。
505 :
考える名無しさん :2006/02/27(月) 09:56:21
近代哲学の二元論を「超克」する理論を拵えるのと、 「梵我一如」のような高次の意識状態とは、 まったく異なるものだと思うよ。
506 :
考える名無しさん :2006/03/18(土) 01:51:02
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/4309243746 単行本
テツガクシャヒロマツワタルノコクハクテキカイソウロク
哲学者廣松渉の告白的回想録
廣松 渉 著
小林 敏明 編
定価2,100円(本体2,000円)
ISBN 4-309-24374-6 ● Cコード 0010
※未刊4-6 ● 224頁
発売日 2006.03.17
戦後日本を代表するマルクス主義哲学者が生前、病床で語った、
その生涯の回想。その哲学のはじまりとコミュニストとしての
青春がはじめて明らかに。
廣松 渉 (ヒロマツ ワタル)
1933-1994。物象化論によってマルクス主義を根底からくつがえす
とともに、「ドイツ・イデオロギー」の復刻など、その後への影響は
はかりしれない。著書に『西田幾多郎の憂鬱』など、著作集はじめ著
書多数。
小林 敏明 (コバヤシ トシアキ)
>>506 読んだ。廣松のスタンスがおもしろかった。
50〜60年代の共産党周辺の流動的な状況は、後代の人間が想像するよりはるかに荒削りで、
危機感と暴力に満ちた世界だった。そんな荒々しい状況の中から廣松哲学は生まれたのだ。
60年安保から一貫してブントとの関係が微妙なところが廣松だな。
508 :
考える名無しさん :2006/03/21(火) 23:01:37
『今こそマルクスを読み返す』って著作集の中に収録されてる?
509 :
岩崎巌 :2006/03/31(金) 21:52:00
野家先生、ご相談したいことがあるので読んでらしたら御連絡ください。
510 :
野矢 :2006/03/32(土) 01:25:23
ここに書いといて。
511 :
野家 :2006/03/32(土) 02:20:23
おい野矢。青二才がでしゃばんじゃねーよ。
512 :
岩崎巌 :2006/04/06(木) 14:27:37
513 :
考える名無しさん :2006/04/06(木) 14:31:32
今は亡きOFWによればマッハ主義者だったかな、エロ松は。
514 :
考える名無しさん :2006/04/06(木) 14:35:22
うわ なにこのスレつまんね(^ω^;)
>>514 廣松哲学は、あの廣松調の漢語・ドイツ語混合体の文体で語って初めて面白さが
出てくるんだよ。
廣松読みの連中が普通の日本語で雑然と感想を語っても、面白味は出てこない。
516 :
考える名無しさん :2006/04/06(木) 21:04:46
オレも、そう、念(おも)うな。
517 :
考える名無しさん :2006/04/06(木) 21:49:10
ageる秋 あほくさー
518 :
考える名無しさん :2006/04/06(木) 23:13:26
文体で面白さって・・・・・・漫才じゃないんだから。
519 :
考える名無しさん :2006/04/07(金) 00:06:38
まあ漫談みたいなもんですから
520 :
考える名無しさん :2006/04/09(日) 18:17:29
懐かしい名前のスレ発見。 記念かきこ。 遅くなりましたが、ご冥福をお祈りいたします。
521 :
考える名無しさん :2006/04/09(日) 18:24:57
>>520 > 懐かしい名前のスレ発見。
同感。w
世の中の変化は、遅いからねー。
522 :
520 :2006/04/09(日) 19:04:07
俺がまだ若くて思考とか意識とかに興味があったころ、 廣松渉先生の本を読んで、精神世界の限界の壁をひとつ打ちこわし 精神世界が一段階広がった気がしました。 その時の衝撃は今でも忘れられません。 廣松渉先生、ありがとうございました。m(__)m >521 > 世の中の変化は、遅いからねー。 俺には速く感じる。(^^;
>>522 んじゃ、言い換え。
反動は早く、革命は遅い。
524 :
考える名無しさん :2006/04/09(日) 23:48:07
ははノンキだねー
525 :
考える名無しさん :2006/04/10(月) 09:49:20
確かに懐かしいね〜〜。 社会思想史研究会はやっているのかな〜〜? オーナーの死後は評判を聞かないが・・・
526 :
考える名無しさん :2006/04/11(火) 19:04:33
懐かしいね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ものからことへって池田?
528 :
考える名無しさん :2006/04/19(水) 16:33:59
物から事? チョット違うような気がしますね。 まあ、有名な日本の著作家にも、誤解をしていらっしゃる方が 多く居ますので、
529 :
考える名無しさん :2006/04/19(水) 23:39:14
廣松は自他共に認める筋金入りの左翼だが、右翼陣営から面と向かった廣松批判にお目にかかったことはない。 共産党系や対立する新左翼の側からの党派的な批判があっても、右翼からの批判はないねえ。 中川八洋や渡部昇一、谷沢永一はクズ本量産して左翼批判してるんだから、正面切って廣松渉を批判してみれば面白い。 どうせろくな批判はできないだろうけどさ。 オツムの出来と教養の差が歴然としているからね。
530 :
考える名無しさん :2006/04/19(水) 23:45:19
廣松さんも屑本量産しちゃったな…
531 :
考える名無しさん :2006/04/19(水) 23:45:44
532 :
考える名無しさん :2006/04/19(水) 23:46:46
悪いけど君を相手にする積りはないからw
中川とかと比べるんじゃねえ!あんなアホ。
廣松渉の代表作 『存在と意味』 『世界の共同主観的存在構造』 『物象化論の構図』 『マルクス主義の地平』 『エンゲルス論』 いずれも第一級の仕事。
535 :
考える名無しさん :2006/04/19(水) 23:52:38
廣松渉著作集(岩波書店)全16巻持っています。 ついでに大森荘蔵著作集も。
536 :
考える名無しさん :2006/04/19(水) 23:52:57
「マルクス主義の地平」はなんだかなという感じ でも量子力学の哲学の本はそれなりに使えた。
537 :
考える名無しさん :2006/04/19(水) 23:53:27
>>534 君は随分ハードルの低い奴だなあ
まあ頑張れよ
と中川好きが申しております。
539 :
考える名無しさん :2006/04/20(木) 01:47:59
ハードルに加えて品性も低いよw
>>534 エンゲルス論の、
佐々木さんの解説は笑える。w
ちなみに、
中身は読んでいない。w
「存在と意味」の2巻を出版と同時に読んだので、
もう、
読む本はなくなってしまった。広松以外の本もね。w
541 :
考える名無しさん :2006/04/24(月) 16:10:59
廣松渉の代表作は 個人的には、 ドイデの邦訳と単行本にはなっていない、役割役柄論かな〜〜。 教科書的な意味では、弁証法の論理も面白かったよ。 まあ、認識論を中心に研究されている方は、 「世界の共同主観的存在構造」や「存在と意味」の一巻あたりが名著だし、 マルクス関係の三冊も、マルクス関係の方には宜しいのでは。 まあ、これらを1人の廣松渉個人でやってしまうところに、 廣松渉の凄さがあるのかも?
542 :
考える名無しさん :2006/04/24(月) 23:03:49
弁証法の論理もいいね。 それからこれは一般向けのものだけど 唯物史観の原像もよかった。
543 :
考える名無しさん :2006/04/25(火) 12:09:45
確かにね〜〜。 廣松渉の史観本は面白いよね。 和辻の「風土」の流れを組む、読ませる学術書の一冊だよね。 下手をすると、学術書ではなく読み物にもなってしまう。 でも、これらの本は廣松渉には珍しく、読み易い本だよね
544 :
考える名無しさん :2006/04/27(木) 13:44:36
岩崎は毎日何やってるんだ?
545 :
考える名無しさん :2006/04/29(土) 22:30:30
そういえば廣松先生は東大退官前に本郷にて和辻倫理学の講義をやってた。
546 :
考える名無しさん :2006/05/02(火) 05:38:33
ところで、岩崎って誰?
547 :
考える名無しさん :2006/05/02(火) 05:42:11
まあ、もし存在と意味の三巻の草稿ができているとすれば、 和辻の風土をしようした、歴史観は必需になるでしょうからね。 あれ、目次は一応できていたっけ?
友人に目次をこっそり見せたことはあるかもしれないけれど、死後、遺稿を いくら探しても、第2巻続編や第3巻の原稿は出てこなかったそうだ。
549 :
考える名無しさん :2006/05/06(土) 05:41:34
あ、そうなんだ。 小林さんあたりが見つけ出さないかな〜〜
所識としての所与は、能識としての能知が認識しうる限りで、「所与」は存在 するつでつか? すると人間が存在する以前には<地球>は存在しなかったと いうことでよろしいでしょうか。厨房な質問ですみませーんニャハハ(*^▽^*)。
そうです。存在がなければ、意味がありませんからね。
>>550 「人間が存在する以前の世界」「地球」という舞台装置自体が、一定の能知・能識
に対応する所知・所識なわけなんですよ。
まず人間があって、その機能として能知・能識が存在するわけではなく、まず
能知・能識と対応する所知・所識として、「人間」なるものが在るのであり、
この「人間」なるものに能知・能識的機能が帰属させられてしまうのが、近代的
世界像への第一歩なわけです。
553 :
考える名無しさん :2006/05/09(火) 15:00:33
あれ、この500〜502の書き込みって、 いつも参照する、「ド・イデ」のオーストラリアのサンゴの話だっけ。
554 :
考える名無しさん :2006/05/09(火) 15:07:22
まあ、廣松曰く、「als」構造ですか。 「もの・こと・ことば」の言語論を表す日本語表記は、 いつ読んでも違和感があって、読み慣れないのよね。
555 :
考える名無しさん :2006/05/09(火) 15:34:48
小林昌人ってどういう人なの?
廣松学派の論客であること、林真佐事と同一人物であること、以外は知らない。
557 :
考える名無しさん :2006/05/16(火) 08:02:23
しかし、最近、廣松関連の本が何冊か出ているな。 そろそろ、本を出しやすい人になってきたのかな? そういえば、熊野さんも岩波の新書を出していたっけ。 教科書的な新書だったけど、東大に入ると面倒な仕事が多そうだね。
558 :
考える名無しさん :2006/05/16(火) 08:32:42
エロ松学派ときたか。
559 :
考える名無しさん :2006/05/16(火) 14:46:04
だれ林真佐事って 経歴も書け
560 :
556 :2006/05/16(火) 22:17:32
俺にもこれ以上の情報は無いんだよ。 林真佐事も小林昌人の別名だ、としか知らないんだよ。 編集部に聞いてくれよ〜 ・゚・(つД`)・゚・。
561 :
考える名無しさん :2006/05/17(水) 00:38:19
林真佐事で検索してもこのスレしかでてこないんだけど マサジの「ジ」、の漢字、間違ってませんか?ww
562 :
556 :2006/05/17(水) 20:26:59
>>561 情況出版鰍ゥら出ている「廣松渉コレクション」の第3巻の224ページに
「林真佐事[=小林昌人]」とはっきり書かれている。
あと、昔読んだ廣松の本で、著者が「林真佐事」の論文の参照を求めていた
のを覚えているけど、何の本のどこだったか、昔の事すぎて思い出せない。
563 :
考える名無しさん :2006/05/17(水) 20:55:27
小林昌人は本名で、むかし、アルフィーの坂崎と「へそ下三寸」という フォークグループで、ちょっとは売れていた。 林真佐事は、ブント戦旗派で理論家をやる時のペンネーム。 また、党派の実践運動家としては、赤城護という活動家ネームを使う。 三つとも同一人物。これ左翼界隈では常識。
564 :
556 :2006/05/17(水) 20:55:50
思い出した!! 岩波書店の「物象化論の構図」146ページだ。 自然弁証法について、やはり「林真佐事」の論文の参照を求めている。 まあ、なんにしてもこの「林真佐事」という人、地味な活動ばかりしてきた人みたいだ。 ググッても出てこないのは、そのせいだろう。
565 :
556 :2006/05/17(水) 21:09:08
>>563 そうですか。林さんは「そちら界隈」でご活躍の方ですか。
私はもっぱら哲学畑専門の廣松読みだったので、まったく存じませんでした。
566 :
考える名無しさん :2006/05/18(木) 00:52:27
んで小林昌人の経歴は?
山崎渉荒らしも終わったな・・・。
>>552 マッハだね。所与の「実体」は認めない。感覚の複合体。観念論的倒錯。
569 :
考える名無しさん :2006/05/19(金) 09:16:05
関連本(解釈本)が出始めているが、 哲学畑の方が書いている本が無いことが気になる。
570 :
考える名無しさん :2006/05/19(金) 14:01:51
柄谷、スガその他 好村富士彦、廣松、などなど学生運動の思い出話ばっかwww 正直、当時の分派の名前だされても何のことだかわかんねえww
571 :
考える名無しさん :2006/05/19(金) 23:12:47
昔朝日出版社から刊行された『マルクスの思想圏』。今頃やっと読み始めたんだが、意外や意外、かなり面白い。生誕からライン新聞までの思想形成と背景を広末得意の対話体で書いているんだが改めてこの人の学識と思考力に驚嘆させられた。
573 :
考える名無しさん :2006/05/29(月) 06:26:24
そろそろ、あげとこうか ところで、近代の超克論で、 どうして、西田は取り上げられなかったの?
574 :
考える名無しさん :2006/05/29(月) 19:49:38
人文科学最新刊 広末涼子・著『マルクスの思想圏』朝日出版社 【内容】幼少期からの思想形成を辿る。広末得意の対話体によるスリリングな思考!広末は女優の仕事を休業し、約3年かけて本を仕上げた!
576 :
考える名無しさん :2006/05/31(水) 11:15:03
座談会を中心にしているのは判るけど、 座談会のメンバー構成に問題があるのも廣松渉は指摘していた。 問題があるメンバー構成を基にして、 当時の近代の超克論を批判するのは、 廣松にしては、議論を徹底していないような感じが否めない。 この感想は私だけでしょうかね
>>576 廣松があの著書を書いた直接の目的は、「戦後モダニズムの雪崩によって埋没
した遺構の一端に鋤を当て」ることだったのであって、今なお埋もれていない
西田哲学その他に直接対決することではなかったから、それは無いものねだり
になってしまうでしょう。
578 :
考える名無しさん :2006/06/01(木) 11:09:20
それこそマッハ主義者のエロ松らしいじゃんか。
579 :
考える名無しさん :2006/06/02(金) 08:07:05
最近は情況でも廣松は取り上げられないのかな?
580 :
考える名無しさん :2006/06/07(水) 23:36:23
この人間の本質規定、フォイエルバッハ的人間概念からの脱却は、マルクスに決定的な転換を要求せずにはおかなかった。ヘス も指摘している通り、類と個、本質と実存の一致という特権的な性格は、ヘーゲルにおいては無限者=神の特質とさ れていたのであったが、ヘーゲル左派においては、それがそっくりそのまま神の真実態≠スる「人類」「普遍的自己意識」 「人間」に引継がれた。(本質と実存との特権的な一致というこの大前提を衝いたのが後期シェリングであり、それを 自己批判したのがマックス・シュティルナーであった)。マルクスは、学位論文以来本質と実存≠フ問題を一応は意識 していた。とはいえ、彼も所詮はヘーゲル左派の範にもれず、個人としての人間と類としての人間、人間の実存と本質 との一致を──『ヘーゲル国法論批判』では一種独特の「民主制国家」に、『独仏年誌』の二論文では「人間的解放」に 託し──近くはGattungswesenの即自対自態に仮託したのであって、『経哲手稿』の雄大な構図は、フォイエルバッハのいう 「現実的人間」の二重性を巧みに襲用することに俟っていた。 「マルクス主義唯物論とは何か」
581 :
考える名無しさん :2006/06/07(水) 23:37:56
時務的文章というものは、それが書かれた際の背景をなす情勢が推移してしまうと、とかく議論のアクチ ュアリティーが失われがちである。本書第四章≠ノ収録されたプロレタリア独裁をめぐる立論は日本 共産党の「プロ独論」放棄がジャーナリズムを賑わせていた情況から切り離されては論判としての意義 が薄れるし、第五章≠ノ収録された全共闘運動をめぐる立論もいわゆる全共闘運動が圧殺≠ウれて 敗北主義が活動家層にまで浸潤しはじめ「壮大なる零」に終ったという声が巷に聞えていた情況から切 り離されては弁証としての意義が薄れる。第一・第二・第三章≠ノついても、やはり、執筆時の情勢 と切り離されては空漠感が漂う。このことを承知しつつも、しかし、敢て本書を現時点で世に送るのは、 所収の論稿が、情況の推移にかかわらず、今猶主張し続けらるべき若干の契機を秘めているものと思い直し てのことである。本書が既刊の別著『現代革命論への模索』(新泉社刊)と併せて繙読されるならば、 著者の微意を汲み取って頂けるのではないかと念う。
>>579 情況は広松を取り上げる以前に、
600部も売れず、在庫の山で
廃刊は時間の問題だ。
583 :
考える名無しさん :2006/06/08(木) 23:26:00
え、そんなに売れていないの。 それは、編集者が変わってしまったから。 なんだが、最近は運動家を取り扱っている マニアックな雑誌になってしまったのかな?
584 :
考える名無しさん :2006/06/08(木) 23:27:17
情況以外に廣松を取り上げてくれる雑誌は無いのにね 他に雑誌がありそう?
月間を隔月刊に減らして生き残りに必死だが もはやどうにもならんだろう。 編集も今年からは大下氏が降りて、事実上 一ツ橋の院生(レーニン研究者)に変わった。 これはかええって、情況を悪化させた。
笑える情況だなw
587 :
考える名無しさん :2006/06/09(金) 16:12:33
というより、まだ、院生レベルでレーニンの研究をさせてくれる大学院が存在するの。 そっちの方が驚きですね。
なんでも加藤哲郎の弟子らしいよ、白井聡とかいう院生。
589 :
考える名無しさん :2006/06/09(金) 20:43:53
情況も、とうとうブント系から共産党残党系かよw
590 :
考える名無しさん :2006/06/09(金) 22:43:16
というよりも、全左翼の寄り合いのタコツボw もはや何でもあり。 今出てる号では、ついに日和見して 佐藤優なんて右を巻頭にだして なんとか売り上げを伸ばそうと必死w でもやっぱりダメポ。
>>589 自称宇野派の、
金子勝が出た段階で、運命は決まっていたね。w
>>590 まあ、
ブントとしては、宮崎同様、
かいどう支持なので、野中&宗男ラインが出るのはいいことなのでは?
院政のわりには、秀才ということで・・・・・。
592 :
考える名無しさん :2006/06/13(火) 05:59:09
しかし、ひどいな〜〜〜。 情況の現状はそんな状態なのか。 久しぶりに情況に目を通したけど、 廣松は泣いているよ。 廣松が復刊させたんでしょう。一度・・・
降旗といいだの対談だけが売りだったからな。w 広松が死んだり、w 噂の真相が休刊したりの段階で、w 運命は決まっていたな。
594 :
考える名無しさん :2006/06/13(火) 17:50:49
降旗といいだの対談? 何十年前の話だ? 80歳のジーサンの対談なんて 今、読む奴いるかい?
5年前だな。w ま、日刊ゲンダイの読者ぐらいだろうな。w
596 :
考える名無しさん :2006/06/14(水) 09:25:12
東スポの読者も混ぜてよ。
597 :
考える名無しさん :2006/06/14(水) 09:51:27
この間、古い雑誌で、「知の考古学」というやつで、 廣松渉×見田宗介×吉田民人の対談をみたな〜〜。 三人ともすげ〜〜〜若かった。 本としての出版では、見たことが無かった対談だな。
598 :
考える名無しさん :2006/06/16(金) 01:49:56
スレタイにワロタ。 山崎渉ですか。 なつかしい…
599 :
考える名無しさん :2006/06/17(土) 06:06:16
う〜〜〜〜〜〜〜〜ん、 廣松のネタはなかなか難しい。
600 :
考える名無しさん :2006/06/17(土) 12:48:55
601 :
考える名無しさん :2006/06/20(火) 17:22:21
よし、弁証法の論理でも読み始めますか。
602 :
考える名無しさん :2006/06/26(月) 11:18:03
どうでもいいけど、時間の浪費にならないといいけどね。
603 :
考える名無しさん :2006/06/26(月) 18:17:08
時間の浪費は計算済みだろうぜ。
604 :
考える名無しさん :2006/07/04(火) 14:45:47
時間の浪費かと思っていたけど、 なんだか、久しぶりで、良かった。 おれが哲学専門でないせいかもね。
605 :
考える名無しさん :2006/07/04(火) 22:53:26
広松の哲学やマルクス解釈の完成度は高く、面白いので、 逆にもうマルクス読む気なくなるね。
606 :
考える名無しさん :2006/07/04(火) 23:39:25
20年以上前,通っていた大学で集中講義が行われた. 経済学部においてだったと思う. せっかくの機会だったが,逃してしまった. 大学に入って初めて買った教科書以外の本が, 廣松編訳?「ドイツイデオロギー」だった. 懐かしい. 電子工学科のおれも 当時はこういったアカデミックな空気がスキだった.
607 :
考える名無しさん :2006/07/04(火) 23:43:22
廣松渉も終わってる
608 :
考える名無しさん :2006/07/05(水) 08:30:14
ああ、とっくにな。
>>605 なくなるな。
読書自体が必要なくなったからな。おれの場合は。w
610 :
考える名無しさん :2006/07/05(水) 23:08:56
それよくわかる。 多くの他の本がどうでもよくなるほど守備範囲が広く完成度高いからね。 広松哲学、知のマスターキーと評してた人がいた。
外国語も、^_^; 必要なくなるんだよね。 さすがに、 英語ぐらいは必要だけど、 フランス人も英語を話す時代になったからね。
612 :
考える名無しさん :2006/08/01(火) 10:56:22
書籍名 手稿復元・新編輯版 ドイツ・イデ 1 1 著者名 K.マルクス F.エンゲルス 出版社名 河出書房新社 発行年月 2006年7月 価格(税込) 15,750円 ISBNコード 4-309-70608-8
613 :
考える名無しさん :2006/08/10(木) 14:30:04
本屋で対談物の本を見かけたけど、若いころは窪塚洋介みたいな顔している写真もあった。 窪塚主演でドラマ化とかすれば・・
614 :
考える名無しさん :2006/09/16(土) 11:21:09
はあ?w
なんだかんだ言ってもこの人、基本的に学者だから、自宅の書斎で原稿を書いている シーンが上映時間の大半を占める映画になる。 「弁証法の論理」を書いているシーン 「物象化論の構図」を書いているシーン 「存在と意味」を書いているシーン etc.
616 :
考える名無しさん :2006/09/17(日) 08:29:24
エロ松のエロ松たる由縁の構図も一つ欲しいな。
617 :
考える名無しさん. :2006/09/17(日) 09:37:58
最近、東大の総合図書館で廣松渉教授遺贈図書とかいう印を押した図書を多くみかけるようになった。
618 :
考える名無しさん :2006/10/16(月) 03:46:51
619 :
考える名無しさん :2006/10/16(月) 04:52:27
あ
So, so you think you can tell Heaven from hell, Blue skies from pain. Can you tell a green field From a cold steel rail? A smile from a veil?
>>620 じゃ、俺もつづきを・・・・
Do you think you can tell?
And did they get you to trade your heroes for ghosts?
Hot ashes for trees?
Hot air for a cool breeze?
Cold comfort for change?
>>621 をを、懐かすぃね。ほんじゃ、ワシも続きを
And did you exchange a walk on part in the war
For a lead role in a cage?
How I wish, how I wish you were here.
We're just two lost souls swimming in a fish bowl,
Year after year,
Running over the same old ground.
What have you found? The same old fears.
Wish you were here.
623 :
考える名無しさん :2006/11/26(日) 18:18:46
雑誌「経済」に、広松ドイデのテキストクリティークがいかにずさんであったかを 一橋の平子氏らが書いてる これだけインパクトのあるものをなぜ経済なんかに書くのか? よけない色がつく(日共系とか)からやめたほうがいいのに
624 :
考える名無しさん :2006/12/04(月) 22:27:28
625 :
考える名無しさん :2006/12/05(火) 01:45:57
626 :
考える名無しさん :2006/12/05(火) 07:27:42
頭の悪いカント主義者。 岩波がこんな奴の本を出すのがおかしい。 ドイツ・イデオロギーはマルクスとエンゲルスの執筆分担を示しただけ。 筆跡見れば馬鹿でも分かる。
新メガ版の「ドイツ・イデオロギー」は結局、草稿を年代順にバラバラッと 並べて提示するだけみたいだね。 芸が無いというか、責任放棄・戦線離脱というか、実質的にリャザーノフ 版に戻るだけというか・・・
628 :
考える名無しさん :2006/12/11(月) 15:01:33
ちくま学芸文庫近刊 『もの・こと・ことば』 廣松渉 ¥1,050 1/10
惜しむらくは滑稽な東北アジア共同体論を展開していたことだな
>>629 その構想、廣松が生きていた頃は今よりずっと現実性があった。
ちょうど廣松の死去あたりの頃を境に、日本を除く東北アジア諸国が国内の
諸矛盾をごまかすために反日ナショナリズムを採用してしまったので、今日
の目で見ると全く非現実的に見える。
非現実的になってから 日本でその話が盛り上がっている わけかw その頃はむしろひかれてたのに
632 :
考える名無しさん :2007/02/11(日) 13:02:58
皮肉なもんだな
633 :
考える名無しさん :2007/02/11(日) 14:59:18
諸外国での廣末研究はどのようなものですか?
634 :
考える名無しさん :2007/02/11(日) 21:02:08
マイケル・サントン氏って、今はどこで何やってるの? 彼の動向が分かれば、諸外国での廣末研究の様子もある程度は分かるんだが…
前に野家さんがこの人の事話してたけど ヒロマツ氏は分哲系の人とも交流あったんですか?
>>635 おまいは広松渉がどこに勤務したてかすら知らんのか?
>>634 結局英訳って出たのか?世界の共同主観的存在構造のw
638 :
考える名無しさん :2007/02/16(金) 00:43:47
海外での廣松渉研究がどんなものか、とりあえず名前でググッてみた。 广松〓(渉の旧字体。2chで表示不可。) →約600件ヒット。 히로마쓰 와타루 →約267件ヒット。 Hiromatsu Wataru →約454件ヒット。 大したことはないな。
639 :
考える名無しさん :2007/02/16(金) 01:26:45
英訳って結局出てないのか。
640 :
考える名無しさん :2007/02/16(金) 08:46:21
広松ってブント経験者って聞いてたけど、 結局はマッハ主義者に落ちぶれたらしいな。
642 :
考える名無しさん :2007/02/16(金) 23:33:55
>>639 アメリカのAmazon.comやイギリスのAmason.co.ukで検索しても出てこない。
そこまでは確かだ。
あの、漢文とドイツ語を合成したような「廣松語」を、明晰性を重んじる英語や
フランス語に翻訳するのは、土台、無理じゃないのか?
ヘーゲルを日本語に翻訳する(それも読んで分かるように)のと同じくらいか、
それ以上に過酷な仕事だぞ。
643 :
考える名無しさん :2007/02/16(金) 23:52:47
>>640 マッハ ('A`)ヨンデネ
廣松は新左翼の「大学解体」論に同調して名古屋大学助教授を辞任
し、文筆業で身を立てていた。
その後、山崎正一や大森荘蔵の招きで東大助教授となった。塾の講
師などで食いつないでいたかつての左翼同志たちには、帝国主義大
学の構成員に成り下がった、と思われ、ひどく評判が悪かった。
その後さらに、教授に昇進し、定年退官して名誉教授になった。
しかし、健康上無理であることが分かっているにもかかわらず、河合
塾の招きに応じて講師に就任(講義は1回もせず)し、ブント荒派の顧
問格でもあった。
廣松の最終的な肩書きは、「塾講師」で「ブント荒派」。
廣松は、革命家として死にたかったんだろう。
>>642 死の直前に、そろそろ出る、見たいな事を、
広松が言っていたはずだが?
英語をフランス語と同列扱いするのも疑問だが、
英文法書みたいな存在と意味の1巻なんて、
翻訳が難しいとも思えん。w
結論から言えば、出てないって事だな。英訳は?
645 :
考える名無しさん :2007/02/19(月) 01:12:41
廣松って実は文体の人でアイディア自体は実は凡庸。 殆どは新カント派の焼き直し。だから、英訳にしたら アイディアだけになってしまって、 つまらないものになってしまいそうだ。
646 :
考える名無しさん :2007/02/20(火) 01:44:52
おまえらの頭の悪さだけが浮き彫りになってるしw
1年程前に登場していた岩崎巌氏、連絡をとりたいのですがどうしているでしょうか? 私信、スレ違い失礼しました。
>>645 「関係の第一次性」も、凡庸なアイデアないし新カント学派の焼き直し?
そうは思えないんだが…
>>648 >「関係の第一次性」
これって結局は、ヘーゲルのいう「精神」や
弁証法の「媒質」概念のことじゃないか?
それを新カント派風の科学論で観念論テイストを
削ぎ落としたのが廣松ってことなのかも。
650 :
考える名無しさん :2007/04/05(木) 12:42:15
雑誌「情況」の増刊号でまた廣松特集が出てたね。
廣松渉先生を回顧する文章を書きました。 ─────────────────── 古めかしく色彩られた新しさに感染した私 ─────────────────── ■私の大学時代と大学院時代は「廣松渉の時代」だった。 東大に入学した78年に初めて聴講したが、壁際にも教壇の前にも立ち見がぎっしり。 どんな答案でもAがつくと評判だったから、成績目当てで聴講する必要はない。 神話的イメージゆえに人が集っていたのだ。 ■だが廣松ゼミで廣松語を使うエピゴーネンには、辟易した。 私は廣松先生に心酔したからこそ、廣松語を別の言葉にパラフレーズしようと必死になった。 その訓練の場として社会学のゼミを利用した。 ちなみに蓮實重彦先生のゼミでも私は同じような体験をした。 ■廣松先生を経て社会学に接して、驚いた。 第一に、社会学理論が厳密さを欠くこと。第二に、理論が全体構想を欠くこと。 この欠落を埋めようとして長大な卒論と修論を「非廣松用語で廣松的に書き」、 東大助手になった。助手になって『権力の予期理論』を書いた。 ■ゲーム理論とシステム論を使った国家権力論だ。 私の思考は廣松先生に触発されて始まったが、気がつくと遠くまで来ていた。 廣松先生ならどう評価するかが気になり、研究室に押しかけて原稿を渡した。 真っ暗な研究室の扉を十分ほど叩き続けたのが今も懷かしい。 ■まったく思いもかけないことに、間もなく「コメントするから研究室に来い」と連絡があった。 好意的コメントに続けて「権力の人称論を展開しろ」と仰言った。 かくて第4章「権力の人称類型」が成った。 本の上梓以降も、あり得ないような襃め言葉をいただいた。
■廣松先生の仕事を一言で述べれば、ミクロな四肢構造論とマクロな協働聯関論のセットだ。 前者は「我以上としての我」(主体論)が「何か以上の何か」(客体論)を認識するという図式。 ハイデガーの「として構造」論(客体論)と用在性論(主体論)の拡張版だ。 ■コップとしての現前は水を飲む[のにコップを使う]という潜在行為を前提とする。 可能な潜在行為は社会の協働聯関=分業体制で決まる。 然るに協働聯関を支える個別行為はコップの認識のような構成的認識を前提とする。 かくて循環する。単なる主観は(客観も)ない。 ■「可能にする関係」を「→」で記せば [協働聯関→潜在行為→構成的認識→現実行為→協働聯関(以下同)]。 協働聯関が潜在行為を通じて構成的認識を生む過程を物象化と呼ぶ。 物象化を免れる認識はない。疎外からの自由があるようには物象化からの自由はない。 ■かくてマルクスが前期疎外論と後期物象化論に区別される。 ハイデガーに加え、イデアル(我以上/何か以上)とレアル(我/何か)の カント的調停を再問題化したリッケルト、絶対時空を否定して 相対性理論を準備したマッハ等を踏まえて、マルクスを改釈した形だ。 ■廣松先生は今では忘れられた観がある。 19世紀的「潜在性の思考」に留まり、20世紀的「自己言及の思考」に 背を向けたからだと、私は考えている。 潜在性の思考は、目に見えるものが目に見えないものに規定されるとする発想。 無意識論や下部構造論が代表的だ。 ■自己言及の思考は、潜在性を否定、互いに参照し前提し合う循環として社会を記述する。 言語ゲーム論やシステム論だ。言語ゲーム理論への評価を尋ねたら、 言語ゲーム論への批判も言語ゲームだといった循環的な物言いに、 「それを言っちゃお終いだよ」と仰った。
■真理性の要求ができなくなることを恐れられたのだと思う。
だが今日残ったのは自己言及的に閉じた循環の指摘によって
真理性への要求を前提に満ちた特殊な営みへと部分化する類の議論ばかりだ。
これに抗うのでなく耐えるのでなければ、言説として生き残れない。
■廣松先生が真理性の要求に執って「自己言及の思考」を却けたのは、
「真理の政治性」を批判するフランクフルターとは逆で
「真理の政治性」を革命に利用するためだろう。
だが複雑化した社会では真理性要求の文脈依存性が高まり、
真理性への要求がカルト化する。
■これを踏まえ、真理の言葉の階梯でなく、機能の言葉の網の目を通じて、
全体性を企図するのがシステム論である。
だが廣松先生は、叙述的にはイザ知らず、実践的には「自己言及の思考」に連なった。
価値観に基づく政治的行為としての真理研究を企図したからだ。
■価値観には根拠はなく、実践によって分業聯関が変われば後から妥当だったことになる。
自分の振舞いは正しいと言い、正しさを振舞いによって現実化する。
そこに手前味噌な自己言及的実践がある。
まさに廣松先生が影響を受けたローザ・ルクセンブルクの思想だ。
■廣松先生はこの自己言及を前述の「協働聯関と構成的認識との循環」で正当化した。
振舞いにおいて新しくあるべく、叙述において古かった。
古めかしく色彩られた新しさに感染した私は、
廣松先生の盟友松田政男氏の影響もあってグラムシ流構改派へのコミットを経た上、
マッチポンプを実践する社会システム理論家になったのである。
http://www.miyadai.com/index.php?itemid=479
654 :
考える名無しさん :2007/04/18(水) 02:13:30
島根県のみなさん、パチンコをするなら、 優良パチンコ店 エ○トワン に行こう! 遠隔(※1)をやっていないパチンコ店は「エイ○ワン」だけ! 違法ロム(※2)を使っていないパチンコ店も「エイト○ン」だけ! ○イトワンでは、遠隔等が可能な設備は入れていません。 ロムも、警察がチェックしやすくしています。 詳しい方はご存知の通り、どんなにパチンコの遊戯人口が変動しても、その市場規模は変わりません(※3)。 要するに、客が減っても、残った客から絞り盗る量を増やして調整しているのです。 しかし、何故それが可能なのか?…ご理解頂けると思いますが、9割以上の店が確実に遠隔等を行ってます。 1万店以上のパチンコ店の中で、遠隔も違法ロムも確実にやってないのは「○イトワン」ただ1店です! ※1…遠隔とは 「お、あの客は新顔だな。勝たせて味を占めさせるか。遠隔操作で設定変更しよ」 「客が減ってきたな。ま、設定を絞めて(違法)、1人あたりから搾る量を増やせばいいか」 「あのオヤジ負け続けてるからそろそろ辞めるかもな。今日は勝たせてやるか」 ※2…違法ロムとは 「うちのアタリ確率は、もちろん他と同じ『○○○分の1』ですよ!(ロムいじってるからウソだけど)」 ※3 市場規模 遊戯人口 平成06年 30兆4,780億円 2,930万人 平成08年 30兆0,630億円 2,760万人 平成10年 28兆0,570億円 1,980万人 平成12年 28兆6,970億円 2,020万人 平成14年 29兆2,250億円 2,170万人 平成16年 29兆4,860億円 1,790万人
656 :
考える名無しさん :2007/04/18(水) 05:06:00
広松先生といえば荒 大介先生ですよね 広松=理論家 荒さん=実践家 広松=マルクス 荒さん=エンゲルスといっても過言ではないのでしょうか
657 :
考える名無しさん :2007/04/22(日) 20:34:30
あぁ 広松先生といえば荒さんだよな
658 :
考える名無しさん :2007/04/24(火) 01:28:07
ああ 逆にいえば荒さんといえば広松渉だ
659 :
し :2007/04/24(火) 05:39:47
あら?
660 :
考える名無しさん :2007/04/24(火) 20:50:57
加齢臭濃厚な割りにレベル低いよなここ 頭悪い奴は年取ってもバカってことかw だいたい『共同主観的存在構造』とか高校生向きの 読み物だろ
>>660 >『共同主観的存在構造』とか高校生向きの読み物だろ
,、、--‐.'∠,__
__,,,、-‐‐───-- 、、, ,,、‐'":::::::::::::::::::::Z゙´
_,、-'''''"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽf゙:::::::::::::::::::::::::∠´,,_
、ゞr ...:::::,、/:::://:::/i::::::::N:::::::..... ::::: :: :::::::::::::::,、-'''゙ ̄
/'"/.::::/ /::::/ /:::/ l:::::| l:::::::: ::: ::::: ::::::::∠ --───-- 、
/ , ::::/ /|:::/ |::i ,、r '|゙:| |:::::ハ::::: :: .: :. : ::/ \
/::::::/,_. |/ 、f'゙ .,,,,、、リ、、 .|::::| |::::::::..:: ..:::::| 全 あ |
//|/i ゙゙゙'ヽ ‘゙';;;;;;;;;;;;;゙l |:::| |::::::::::..:::::::.| 然 の |
/ /,,、-‐ =i'' ゙'、 , ,..ノ |/ .||r-- 、:::::| わ 本 |
/ ,';;;;;;;;;ノ .|:|゙ヽゝ、ヽ::| か. を │
. ,' ゙ "´ |::| (ii l |::| ん 読 │
i |::| )i:lソ |::l. な ん │
. i 、-‐ ''''' ‐ , |::| ト |::|ノ:∠ い だ |
/,.、 ," ヽ .|::|__,,、-''|::|::::/| よ. け │
/:/ \ !,, _ ,,、 ' i::ノ:::::::::::::|:::|" | ど /
/::/ //ヘ、  ̄ ン'::::::::::::ノ|::::| ヽ,______ /
662 :
考える名無しさん :2007/04/29(日) 01:16:24
広松先生は莫迦嫌ってたよなあ
>>654 遅くなりましたが情報ありがとうございます。
彼とは13〜14年前に知り合い8〜9年前から疎遠になっていました。
昨年偶然再会し3回ほど顔を合わせた後何となくそのままなっているうちにメールも電話も繋がらないことに最近気付いてとても心配しておりました。
情報が確かだとすれば残念です。本当は詳しい事情を聞きたいところですがネット上で個人情報を聞くのも非常識ですよね。
664 :
新刊 :2007/05/15(火) 12:54:18 0
講談社 『廣松渉‐近代の超克』 小林敏明 6/19 ¥1,470
666 :
考える名無しさん :2007/07/14(土) 15:53:44 0
「余語ルリ」って何者?
668 :
考える名無しさん :2007/08/21(火) 03:25:34 0
廣松渉って左翼?
自称新左翼。実践家としての政治力は落第。もっぱら理論哲学者として名が残った。
>>668 マルクス主義者で左翼。
ウヨサヨごっこにおけるサヨではないのに注意。
671 :
考える名無しさん :2007/08/21(火) 18:29:28 0
新左翼業界ではむしろ戦前の遺物というぐらい感覚がズレていた面もあったらしい。
672 :
考える名無しさん :2007/08/22(水) 12:13:00 0
廣松渉の教え子って誰?
>>672 忽那敬三(哲者)、高橋順一(思想史)、野家啓一(科学哲学)、西原和久(社会学)、
日山紀彦(経済学)、星野智(政治学)、増山真緒子(心理学)、山本耕一(社会学)、
吉田憲夫(経済学)、俺(仕事帰りに朝日カルセンに通って廣松の講義を聴いた)
漏れはあるだろうが、著書の共著者を洗っていくと、こんなのが代表的な顔ぶれか。
ま、最後の一人は、軽い冗談ということで…(^^;)
>>673 でも廣松亡き後、一番光っているのはこの人たちじゃなくて印刷労働者の小林昌人
じゃないの。
675 :
考える名無しさん :2007/08/23(木) 12:34:59 0
かつての駒場で廣松以外に左系の学者って誰かいましたか? 弓削達は知ってます。
676 :
考える名無しさん :2007/08/23(木) 14:19:44 0
見田宗介、蓮實重彦
蓮見?w
事的世界観への前哨 ─物象化論の認識論的=存在論的位相 廣松 渉 著 ちくま学芸文庫�� 文庫判 ��464頁��刊行� 10/10 �� ISBN� 9784480091000 ��JANコード�9784480091000 定価1,575 円(税込)
679 :
考える名無しさん :2007/08/30(木) 13:31:14 0
681 :
考える名無しさん :2007/08/30(木) 22:39:24 0
熊の住み彦(哲学)が一番弟子じゃなかったけ。それに、近年二冊も廣松本を出してる小林敏明(哲学)が抜けてる。 あと、遠い昔、「廣松工場の工場長」といわれたこともあった山本啓(社会学)とか。
>>679 右巻きは講義聞きにいかないと思うぞ?
まあ反動でガチガチの保守になる人はいたんだろうけどな。
sage
685 :
新刊 :2007/11/03(土) 13:35:09 0
事的世界観への前哨 ─物象化論の認識論的=存在論的位相 廣松 渉 著 ちくま学芸文庫�� 文庫判 ��464頁��刊行� 10/10 �� ISBN� 9784480091000 定価1,575 円(税込)
424 :考える名無しさん:2007/07/14(土) 17:03:58 0 オマエラホントあほだな^^; ↑ こいつホントあほだな^^;
687 :
考える名無しさん :2007/11/09(金) 12:30:28 0
>>686 お前、誤爆だろ??
このスレの
>>424 は、
>424 名前:考える名無しさん 投稿日:05/01/14 23:13:39
>ちゅうことは、橋爪大三郎とアナ兄弟か
なんだが・・・
確かにアホはアホだが。
688 :
新刊 :2007/11/16(金) 11:29:18 0
『情況』2007年11・12月号 目次 特集 廣松渉『カントの「先験的演繹論」』をめぐって 廣松哲学とカント哲学のコペルニクス的転回の射程 牧野英二 廣松共同主観性論のトポス――ヒュームとカントの<あいだ> 松井賢太郎 廣松カント論を読む 大庭健 廣松渉はいかなる意味において“カント的”であるのか? 大黒岳彦 近代認識論の超克へ向けて 近堂秀
689 :
考える名無しさん :2007/11/24(土) 00:23:12 0
なかなか面白そう
情況もネタが無いんだなww
691 :
考える名無しさん :2007/11/24(土) 21:41:25 0
73 名前: OFW 投稿日: 01/12/24 00:01
>>69 (mimesisさん)
>この科学的知見は廣松の批判に対してカントを擁護するものでしょうか?
必ずしもそうではないでしょうね。
空間知覚と対象知覚(認知)とは不可分の働きであり、ニューロンシステムが感覚器官からの
非空間的な信号を元に環境世界を空間的に再構成する
ためには、(全身に広がっている)感覚器官自体のニューロンシステム内でのトポロジーが既に
確立されていることが必要でしょう。(その限り空間は純粋直観であり直観形式であるというのは正しい)。
しかし、世界―内−対象の認知のためには、単なる射影ではなく、トポロジカルな変換(位相反転)が
必要ですから、カメラモデルは不当です。
もっとも、廣松渉(故人のため敬称略)のカメラモデル批判は俗流唯物論の機械的な反映説を批判した
のであり、カントはむしろ構成説でしょうから、カント批判とは直接関係ないでしょう。
また、彼の三項図式(意識作用―意識内容―意識対象)批判は
(アホくさい「世界の共同主観的存立、四肢構造」などを持ち出して)<意識>の唯物論的、
実践的な位置づけに失敗しているため、見当違いでしょう。
その点では、上のレスにも出てくる西田幾多郎の方が、意識についてより深い哲学的考察をしていると
言えます(『取り残されたる意識の問題』『働くものから見るものへ』等)。
692 :
考える名無しさん :2007/11/24(土) 21:43:53 0
104 名前: OFW 投稿日: 01/12/27 21:08
>>75 >所与=使用価値 能知=具体的有用労働
>所識=価値 能識=抽象的人間労働
殆ど理解不能です。
マルクス思想との関連も含めて、解説きぼーん。
確か廣松は使用価値、交換価値、価値をそれぞれ有、無、成に対応づけて(それ自体誤りだと思うが)
いたと思うが?
>>81 廣松は文献学者あるいは紹介者としては優れていると思うが、哲学者としてはあまり頂けない。
ざっと言えば
1「マル存主義者」達の疎外論に対抗して物象化論を強調するあまり、<物象化>を社会関係の
疎外としてではなく、単なる認識上の「錯視」(錯覚)として矮小化している。
2近代の主観・客観パラダイムを超えるとしながら、物的→事的という転換は単なる現象主義であり、
主観―客観の対立から「役割存在」−「意味構成態」の「相即」(対応?)への転換は(共同主観的
とは言われても)世界の客観性を廃棄する主観主義である。
3文献学者の割に自らの使う用語にルーズであり、平凡な思想を難解な言葉で説き、逆に要点となる
概念を通俗的なたとえで説明するのみ。
>>82 >『唯物論と経験批判論』を認識論哲学上のバイブルにしている模様。
そんなことはないな。「坊主とバイブルを外せ!」(レーニン)ちゃて。
>エルンスト・マッハを逆に評価している
確かに、廣松はマルクスに共感的だが、認識哲学的にはマッハと共に観念論者でしょうね。
彼の主張のどこに唯物論があるのかな?
693 :
考える名無しさん :2007/11/25(日) 08:39:00 0
>>692 OFWとやらは良くエロ松を読み込んでるね。
ただ、3に付いてだが、難解な言葉か否かは置くとしても、
手垢の付いた言葉を避けたかったと講義で聴いた記憶がある。
後年、吉本隆明も『共同幻想論』だったかで同様の記載を
していた。
694 :
考える名無しさん :2007/11/25(日) 18:15:10 0
>>693 廣松のは知らねェーが、吉本自慰サンの手垢説は読んだことありんす。
695 :
考える名無しさん :2007/11/25(日) 21:25:00 0
sage
革新
保守
699 :
考える名無しさん :2008/04/03(木) 11:49:33 0
j
ぴゃ?
ぷゅ?
702 :
メタP ◆p1AdJ397o. :2008/05/11(日) 00:46:16 0
結局、廣松の物象化論的なマルクス「対自然的かつ間人間的な動態的関連態」は、 デリダの差延ということでしょ。 差延=差異+遅延=関連+動態
703 :
メタP ◆p1AdJ397o. :2008/05/11(日) 01:03:46 0
そして生産という動性が、関係(対自然、間人間)の歴史を作っていく。
>>702 >結局、廣松の物象化論的なマルクス「対自然的かつ間人間的な動態的関連態」は、
>デリダの差延ということでしょ
デリダの「差延」というのは、廣松のいうマルクスの「対自然的かつ間人間的な動態的
関連態」に近いことが、おかげさまで今になってわかりました。
私は学生時代、「はやり物は一切読まない」ことにしていたブラームス的古典派だった
ので、デリダはとうとう読み逃しました。今の私の頭ではデリダを読んでも理解する馬力
が不足でしょう。廣松はもうはやっていなかったこともあり、ガンガン読みまくりましたが。
廣松とデリダを「読む順序」が、私の場合は同世代に比べてひねくれている、ということ
です。なにしろ学生の頃は「アチャラでデリダがはやってますよ」の余熱がまだまだ熱い
時期でしたから。
思想形成の時間的順序から言うと、廣松の方がやや先行しているのかもしれませんが、
直接の影響関係はないでしょう。20世紀後半の時代精神の産みの子ということからくる
必然的な近縁性だと思います。
705 :
メタP ◆p1AdJ397o. :2008/05/11(日) 13:03:03 0
廣松のデリダ性は、柄谷、そして東へと継承されているという感じでしょうか。 デリダはニーチェに多くの影響を受けています。マルクスとニーチェは、 ヘーゲルの思弁哲学の完成後、実存をめざすという、時代精神の近縁性が あります。
706 :
メタP ◆p1AdJ397o. :2008/05/12(月) 17:25:48 0
それでもやはりマルクスはデリダではない。 物象化論の問題は、「対自然的かつ間人間的な動態的関連態」として歴史が進むならば、 ではなぜ革命は必要かに行き着く。 疎外論ならば、疎外を矯正するといえるが、物象化論では、そのはじめに共産主義社会という 目的が設定されるのはおかしい。デリダは当然、革命など言わない。 廣松もこの説明には苦慮していると思う。 実際、マルクスも共産主義社会は目的でなく、必然。結果的にはそこに向かうと考える。
フュアウンス、フュアエスの視座を導入してるんだから苦慮なんかしてない。 相異なる労働の結合様式に物象化の根源が潜むことを見抜いているのは 「哲学者たる我々」であり、「当時主体」は事態を自覚していない。・・・従って 前衛党が革命を導かねばならない。 彼は一度も党のあり方、組織論について語ったことはない。
708 :
メタP ◆p1AdJ397o. :2008/05/12(月) 22:45:02 0
>「哲学者たる我々」であり、「当時主体」は事態を自覚していない。 廣松(マルクス)は、決して言い切ってしまわないように、とても慎重なのですね。ではどうする のか。「理論外的な実践的決着」。「実践が未来を形成するのであり、共産主義的未来社会な るものは人々の実践によって創出される。」 でもまだ終わらない。 >> 広汎な大衆が反体制的な革命思想に覚醒することは殆ど不可能といってよいくらい困難では ないか?然りである。 このような即自的な大衆運動では、真に革命的な思想性は望めないのではないか?それは 措くとしても、前衛的先端部分は運動にどう介入するのか?P170 「物象化論の構図」 廣松渉 << そして、措かれて、終わります。 「第三節 物象化批判の体系的方法と価値評価の視座」がこの議論の説明ですが、その他の 部分とは異なり、問いつつ進むという苦しい展開になっていると思います。 「対自然的かつ間人間的な動態的関連態」においては、いかに真理をピン留めするのか。天 動説と地動説の例が出ているが、これはいまから考えるから言えることであって、その時点で どちらが正しいという評価はできない。それだけではなく、動態においてどの時点でも"正し さ"のピン留めはできないでしょう。 実際、廣松(マルクス)は「共産主義は必然的な結果」といってしまいます。
荒らし?
>>630 これだからサヨク脳は…
今も当時も東(北)アジア共同体など全然現実性ないってことが分からないのがサヨク。
711 :
考える名無しさん :2008/06/18(水) 17:52:28 0
要するに白旗赤旗論であって、日本を韓国もろとも共産主義国にしたいだけの話。
>>710 オリジナルに「大東亜共栄圏」的な発想を持っていたのは、当然ながら右翼だ。頭山満、宮崎滔天、北一輝、軍部の橋本欣五郎、石原莞爾・・・
廣松は、良く言えばこれを換骨奪胎しようとした、悪く言えばパクッたに過ぎない。
今も昔も「東(北)アジア共同体など全然現実性ない」かどうかは、連中が孫文やその後継者たちと現実に提携関係にあったことも踏まえ、歴史的・実証的に検討を要する。
第二次大戦終結時点から時計を回し始めて戦後世界だけから未来世界を類推したり、まして廣松の晩年の国際情勢のみから論断して済まされる話ではない。
>>711 世代的な関係だろうか、遺憾ながら「白旗赤旗論」とは何なのやら、小生は不勉強にして少しも存ぜぬ。
しかし廣松の日本革命論は、典型的な「一国革命論(一国革命開始論)」の一種であったこと、「日本を韓国もろとも共産主義国にする」などという発想とは全く無縁であったこと、よもやお忘れではございますまい。
そんなこと言われなくても。 戦前に大アジア論を唱えていたのは確かに右翼だね。でもそれは相手が一応近代民主国家を志向していた 中華民国の指導者が相手であったから。 戦後のアジア共同体論は左翼のものであって、それは組する相手が金日成やら毛沢東やらの共産主義者である からでしょう。 で、ここで議論されていたのは廣松なのだから、戦後のアジア共同体論なのであって、それは日本に共産主義者の力が 増して日本が共産主義革命でひっくり返ることを前提としているのだろう。 自分はどっちの大アジア主義も嫌いだが、現実的であるかどうかの観点から評価するのなら戦前の右翼のものだろう。 要するに廣松は脳内革命家なんだろ。
714 :
考える名無しさん :2008/06/29(日) 01:50:24 0
岩波講座哲学 買いました。
そうか。読んだら感想を書いてくれ
716 :
考える名無しさん :2008/07/01(火) 00:29:29 0
岩波講座哲学 第5巻「心/脳の哲学」 こっち系は駒場勢が圧倒的に強いということを再認識しました。 巻末の文献リストに「身心問題」が挙がっています。すかさず、青土社が村田純一解説で新装版を出しました。 感想もどき:もし廣松が、知覚のエコロジカル・アプローチなるアフォーダンス理論を論じたらどうなるのか、などと思った。 「唯物史観と生態史観」の著者だけに生態学アプローチにもただならぬ関心を寄せていたであろうから。
717 :
考える名無しさん :2008/07/09(水) 02:14:02 0
719 :
考える名無しさん :2008/07/10(木) 20:42:13 0
ほんと申し訳ない。 難しくてわかんないんでほんと簡単に教えてくだせ〜〜〜。 お勧めの本も2冊ほど・・。
>>719 >難しくてわかんないんでほんと簡単に教えてくだせ〜〜〜。
そんなことができるわけね〜だろ〜〜〜。
>お勧めの本も2冊ほど・・。
初心者向けは、新書本2冊。
・「新哲学入門」 岩波新書 広松 渉
・「哲学入門一歩前−モノからコトへ−」 講談社現代新書 廣松 渉
以上読んだら、あとは本格的に「世界の共同主観的存在構造」と「存在と意味」に噛りつくしかない。
ただし本格的な本の方は、最低限、上っ面だけでもデカルトまでの近代哲学への流れを押さえておくこと。さもないと理解不能と思われる。(できればカントまで制圧しておくのがよい。)
721 :
考える名無しさん :2008/07/13(日) 15:36:21 0
720さん ありがとう。参考にします。
722 :
考える名無しさん :2008/08/10(日) 22:52:00 0
存在と意味いいかげん文庫化してくれ
岩波現代文庫に『存在と意味』と『役割存在論』編入希望
せめて『思想』で連載してた「役割理論の再構築のために」だけでも単行本化してほしい
>>724 それは岩波の「著作集」第5巻で出た。今は絶版だが俺は買い逃げた(^^)
sage
sage
728 :
考える名無しさん :2008/10/31(金) 00:52:12 0
廣松ファン必読文献出た。レーヴィット「共同存在の現象学」(岩波文庫)。熊野純彦新訳。 役割理論だったら押さえておきたいところ。
青年マルクス論 平凡社ライブラリーから出たね。
730 :
考える名無しさん :2008/12/30(火) 22:36:20 0
私は世代的にいって、廣松が若い頃を生きた「革命の時代」、それどころか全共闘の時代とすら全く交わらない年代に属します。 しかし、廣松が『存在と意味』第一巻を出した後に学生として彼の哲学に興味を持ち、彼が死去するまでを同時代人として生き、病気と闘いながら書かれ続ける彼の論文や新著の公刊を期待し続けた世代の哲学生でした。 ですから廣松のかなり「柔らかい」面も、さまざまなルートである程度はリアルタイムで知っているのですが、今では岩波の著作集でしか彼を知らない世代の人も多いでしょう。 若い哲学生の皆さん、廣松渉というと『世界の共同主観的存在構造』や『存在と意味』の印象から、「ものすごく堅い人だ」と思っていませんか? ここで廣松が公刊した一番柔らかめの文章を紹介します。若い皆さんの中には知らない方も多いのではないでしょうか。 『仏教と事的世界観』(1789 朝日出版社(廣松の旧知の学僧、吉田宏ルとの対談))より。 「 廣松:…老子 ─ 彼が実在したかどうかは別として ─ その思想と呼ばれるものが果たして無の哲学 なのか。『道徳経』のはじめのところに出てくる「玄」ね。注釈には有難いことが書いてあるけど、 どうも、女性のあそこのことじゃないかって感じがしてしょうがない(笑)。「無い」ことがつまり「穴」 の存在だから(笑)、「穴」があるというのは「無」が在ることだから、有即無、というより無なんで すかね(笑)。叱られちゃうな。 吉田:君は昔からそんなことをいっていたような気がするけど(笑)、仏教の場合『倶舎論』あたりでは、 穴としての空は色法に属していて、無為法としての虚空とは区別している。道教や廣松哲学には その区別が無いんじゃないの(笑)。 廣松:穴への執着(笑)。煩悩の元でね(笑)。老子の道は「無名」といっても… 」
731 :
考える名無しさん :2009/01/06(火) 20:49:06 0
ああ、あだ名がエロ松だったっていうからなあ。
قوةفيالأداءوالثباتسرعة ودقةستشعربهاعندتنصيبكلإحدى هذهالنسخوالثبات عکساولپیامآپدیتدانلودمنجررانشانمیدهد عکسدومزمانیستکهدکمهآپدیتلآپدیتاست عکسسومپیاممیدهدکهسروربهترانمیدهد
안녕하세
734 :
考える名無しさん :2009/02/03(火) 23:07:58 0
著作集の復刊を河合基金の援助でもう一回だけでいいから希望したい
品切重版未定か 『存在と意味』以外の主要著作は 結構文庫化されてるからなあ 今需要があるのか否か
彼は実は自分の発想のくだらなさを知り抜いていて、中身が空っぽなことがバレないようにとにかく難解に書こうとしたのだった。 彼の死に物狂いの張りぼてが私には読み取れ、余りのいじましさに涙したことが私にはある。
737 :
考える名無しさん :2009/04/12(日) 01:29:09 0
廣松渉が最晩年になって変更した論点。 「プロレタリアートの階級的独裁というのは、共産党独裁の謂いでもなければ、況や個人独裁の謂いでもない。 独裁という詞はマルクス本人の用語法では、統治形態よりも、政治権力の階級的性格規定を表わす。 マルクスはまさにプロレタリアートというデモスのクラティア(デモクラティー)を構想していたのであった。」 (1991年1月号『群像』所載の論文に初出、情況出版『マルクスの根本意想は何であったか』所収。) 1976年時点での廣松は、まさにこの「独裁という詞はマルクス本人の用語法では、統治形態よりも、政治権力の階級的性格規定を表わす」という見解を批判してプロレタリアート独裁論を展開した。 その観点からレーニンの理解をマルクスと違うと断じ、日本共産党の執権論を批判し、不破哲三と論争もしたのに、その自分が批判した議論(の一部)を今度はほとんどそのまま自説として開陳している。 少なくとも、1990年の『今こそマルクスを読み返す』では、76年当時の廣松のプロレタリアート独裁論がほぼ原型どおり維持されているように読めるのだが。 これは、「庶民に受けがいいように政治的に妥協」できるような範囲を越えた変更だし、健康は悪化していたにしても、まだ過去の自説を思い出せないほど悪くはなっていなかったはずだ。(廣松の死去は1994年。) 1年間に見解の変化(路線変更)があったのか?あったとしたら、東欧市民革命の経験を熟慮した結果か??
>>737 分かりにくい。もう少し整理して書いてくれ。
739 :
考える名無しさん :2009/04/12(日) 16:52:34 0
>>738 観念論者のエロ松の自家発電だぜ。
気にするようなこっちゃねーさ。
740 :
考える名無しさん :2009/04/12(日) 17:29:23 O
テメーもうわかった
741 :
考える名無しさん :2009/04/27(月) 12:15:27 O
あげ
>>482 岩崎さん、リンクが切れてるんだけど
廣松に関する面白いページ紹介してよ
743 :
考える名無しさん :2009/08/28(金) 00:09:04 0
廣松読んでみるか
744 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2009/08/30(日) 18:19:52 O
^^
廣松渉哲学論集 (平凡社ライブラリー 678) 廣松渉=著 熊野純彦=編 HL判 584頁 2009.09 ISBN978-4-582-76678-3 C0310 NDC分類番号 121.6 現代日本にまれな哲学する哲学者廣松渉。 近代的世界観の地平を超え出ようとするその思考のエッセンスを1冊に編む。 廣松哲学形成の軌跡をたどる編者の力作解説100枚。
747 :
反米だが・・・ ◆ai/4WmELPY :2009/09/17(木) 23:40:31 0
>>436 民主党政権発足でいよいよ日中が軸になった『東アジア共同体』が実現しそうですね。
>>747 廣松の東亜新体制論は当然ながら94年時点の国際的社会・経済事情を前提としている。
しかし、あえて今日の事情に引き寄せて“翻訳して”言えばこうなるだろう。
「『新冷戦』においては日米同盟に代わって日中提携が実現する可能性がある。が、第二次大戦の時のようにその東亜提携構想の主導権を右翼に先取りされるヘマはするな。むしろ先取りしてあらかじめ資本主義者の道を塞いでしまえ。」と。
鳩山政権成立ごときで日中が軸になった『東アジア共同体』が実現するとはとても思えないし、鳩山の構想は右翼からというより古い市民的思想の見地から出されているが、廣松が言いたかったのはむしろ「こういう事態は避けろ」ということだったはず。
^^
750 :
考える名無しさん :2009/09/25(金) 22:54:38 O
超克論買って、面白そうだが、まだ寝かせたまま。 バブル期の右傾化にちょっとだけ触れてて興味深かった。 俺は若くて右往左往するばかりで何も理解出来てなかった。
751 :
考える名無しさん :2009/10/08(木) 11:42:22 O
哲学は不断に言葉遊びにだする危険を孕んで居る。 この人、理屈は物凄い(これ以上の理屈の凄さを自分は知らない)けれどどこか現実から遊離してしまっている。
752 :
考える名無しさん :2009/10/13(火) 18:39:14 0
渉さんは、大のタバコ好きって、皆さん知ってました?? タバコが好きで、口癖が、「僕は、エイトマンだから」っていうのが口癖。 東大の名誉教授で哲学の博士なのがすごいですね、と、聞かれても、「あんなの別にたいしたことじゃないよ」と、 以外に、渋い。まぁ、自分の名誉を鼻にかけないところが逆に、へぇー、と思うし、少しむかつく。 どことなく、ダンディな感じ、 そんな、お方ではなかったですかね??だれか生前の渉さんを知っている人いますか? いたら、いろいろ、生前の故人の思い出をここで披露してください。
753 :
考える名無しさん :2009/10/13(火) 19:12:48 0
タバコ吸いすぎて、ガンになって、割と早死にだったんでしょ??
754 :
考える名無しさん :2009/10/13(火) 19:13:57 0
故廣松先生って、子供は何人いたの? 子供さんって、現在は学者ですか??
>>752 煙草好きは知っていましたが、廣松氏は博士号を取ってはいなかったのではないですか?
著書の奥付のプロフィールに「哲学科博士課程修了」とありますが、これは要するにいわゆる「単位取得満期退学」では??
>>753 肺癌のため満60歳で死去。
廣松氏に限らず、戦前の旧制高校的な雰囲気を残した環境で育った学者・文士たち(東大教養学部出身の左翼理論家で哲学者、などというのはその典型)は、本当にあきれるほど煙草をよく吸いましたね。
あの知識人たちは煙草を吸うついでに学問や政治活動や文学をやっていたのではないでしょうか?
>>754 邦子夫人との間に子供はいません。
作家の五木寛之氏との対談で・・・
「 五木:・・・さっきの子供をつくらないというのはたまたまできなかったわけではなく、自分の選択でつくらなかったわけですから。それは日本が滅びる、そのときにジタバタしたくないという気持ちがあってつくらなかったわけです。
廣松:そうですか。ずいぶん先のことを考えてやってこられたんですね。ぼくの場合、収入や住居のことを考えると、子供なんかいたら勉強できないという単純な理由からなんですが、もう少しさかのぼっていうと、・・・」
・・・ということで意図的に子供は儲けなかった、とのことです。
756 :
考える名無しさん :2009/10/15(木) 07:32:22 0
故廣○先生は、たしか、福岡県柳川市の庄屋さんの分家の息子。 身長は170センチないぐらいで、戦前派としては、割と背が高いほう、 若い頃は、スラリとしていて、割とイケメンだったという話を聞いたことがある。
757 :
考える名無しさん :2009/10/16(金) 00:53:16 0
このスレにわざわざ廣○先生と書く意味がわからん
758 :
考える名無しさん :2009/10/16(金) 21:06:39 0
教え子さんか、ファンだろ
759 :
考える名無しさん :2009/10/17(土) 13:13:57 O
^^
760 :
考える名無しさん :2009/10/17(土) 18:47:51 O
廣松先生って本当にあんな哲学信じてたのかなあ。 壮大なお伽話に見えて来るんだが。
761 :
考える名無しさん :2009/10/22(木) 02:46:00 0
この哲学者の功績は?、 ところで、東大の名誉教授って年収どれくらいなの?(諸手当すべて込みで)
>>761 >この哲学者の功績は?、
そればかりは著書を読んで各人が自分で判断するしかないでしょう。
私に言わせれば、20世紀の哲学と科学の成果を内容的にも形式的にもきちんと踏まえた形で近代的世界観の地平を認識論的な場において提示し、もって近代的世界観に取って代わる新しい世界観の可能性を提示したこと、です。
簡単なようですが、これは至難の業です。廣松氏自身の比喩を借りて言えば「アニミズム的世界観をようやく抜け出しかけた時代の人々が『アニミズムとは何か?』を反省する」ようなもので。
とくに「言葉使い」が難しい。自分で分かることよりも、それを同時代人にその時代の言葉で分からせることが一大困難です。
>ところで、東大の名誉教授って年収どれくらいなの?(諸手当すべて込みで)
日本の(多分外国も)名誉教授は称号であって官職ではありません。だから国から俸給などは出ません。
763 :
考える名無しさん :2009/12/04(金) 11:01:35 0
>>755 >あの知識人たちは煙草を吸うついでに学問や政治活動や文学をやっていたのではないでしょうか?
ああ、すごくカッコいいね。
そういうあんたもなかなかカッコいいよ。
哲学入門→ものことことば→事的世界観の前哨 廣松哲学の理解はこの順番でOK?
>>764 哲学全般・各論の知識をどの程度持っているかによって廣松哲学「履修コース」は違いますが、それがほぼ万人向けの普遍的コースの典型、ということで結構かと。
ちなみに私はヘーゲルから西洋哲学に入っていたので、「弁証法の論理」で頭をガスンとやられました。「こいつは只者ではない」と直感しました。
>>765 あなたはヘーゲリアンですか
わたしはフッサリアンです
767 :
組織名ワタル :2010/01/04(月) 00:41:44 0
ちょうど「存在と意味」が発刊された年に大学祭の学術講演会にお招きいたしました。 2回生で二十の頃。あの頃の私にとって、廣松渉は「神の如き」存在でした・・・。 ブント系自治会と目される大学で、京都に来るのは十数年ぶりだったとか。 講演会の前に、廣松先生と学生会館近くの喫茶店で昼飯を食いました。 緊張して何をしゃべったのか全く覚えておりませんが、最後に「存在と意味」の内表紙に サインを頂きました。 ○○学兄 著者 無知の極みの若僧に、学兄などとサインして頂き、感動で身震いしました。 その後、「廣松思想」とは無縁の社会生活を送って来ましたが、あの紳士的な 振舞い・物腰はいまだに鮮明に記憶しております。
768 :
考える名無しさん :2010/01/11(月) 19:04:26 0
この人って茂木健一郎の親友で、狂ったように頭のいい 塩谷賢って人の御師匠さんだったとか。 宮台真司も認めているが、著作ってどれくらい難解なのか・・
769 :
考える名無しさん :2010/01/11(月) 21:18:45 0
『記号的世界と物象化』丸山圭三郎・廣松渉(情況出版) これ、読んだひと?
770 :
考える名無しさん :2010/01/12(火) 17:43:46 0
廣松先生のはまだ・・ 西田幾多郎の絶対矛盾的は読むだけで精一杯だった
771 :
考える名無しさん :2010/01/14(木) 06:10:59 0
>廣松渉 なんでこいつキチガイ扱いされてないわけ? 「根拠」はあるのか? 正当性は?? 先生ってなんだ ???
772 :
なんか反論ある? :2010/01/14(木) 06:14:26 0
>>771 具体的に廣松の著書のどこがどう分からないんだ?
ことによったら教えてやってもいいぞ。
774 :
考える名無しさん :2010/01/26(火) 09:30:01 0
廣松渉(^^)
775 :
考える名無しさん :2010/02/02(火) 00:47:20 0
廣松渉のテクスト読んでたら、なんか和辻哲郎を別様に補強してる感じが するんですけど、どうなんでしょうかねえ。 元になる哲学は異なれど、意外なことに両者は極めて親和的であると思われる。 特に和辻の主著『倫理学』と廣松の主著『存在と意味』を比べてみて。 『存在と意味』は未完なので第三巻が出ていたらもっと明確にわかったと思うけど。 その意味で、廣松の薫陶を受けた熊野純彦が和辻を取り上げるのは至極当然の成り行き のような気がする。
776 :
考える名無しさん :2010/02/02(火) 13:11:50 0
廣松渉(^^)v
777 :
考える名無しさん :2010/02/04(木) 20:05:34 0
この人もそうだが哲学ってのなんで難解な人工言語を駆使して概念を説明してんだろ 池田昌子みたいな安易なのも下らない気がするが、もっといちいち単語の説明してくれないと・・
778 :
考える名無しさん :2010/02/04(木) 21:09:59 0
晦渋な漢字を使いたがるのは こいつ個人の性癖だよw
779 :
考える名無しさん :2010/02/04(木) 21:18:03 0
廣松の主著が復刊されたようだ。 存在と意味 ―― 事的世界観の定礎 ―― ■構成 全2巻 廣松 渉 著者鏤骨の思想的達成.物的世界像(実体主義的世界観)から事的世界観(関係主義的存在観)へのパラダイム・チェンジを提唱.第1巻では従来の認識論・存在論を,第2巻では行為論を,物象化の観点から根底的に批判. 〈 全巻の構成 〉 1 認識的世界の存在構造 (廣松 渉) 定価 5,985円(本体 5,700円 + 税5%) 2 実践的世界の存在構造 (廣松 渉) 定価 5,880円(本体 5,600円 + 税5%)
>>777 >この人もそうだが哲学ってのなんで難解な人工言語を駆使して概念を説明してんだろ
『新哲学入門』(岩波新書)P7〜9で、廣松自身がその理由を弁疎している。
>池田昌子みたいな安易なのも下らない気がするが、もっといちいち単語の説明してくれないと・・
入門書ならともかく、『存在と意味』あたりになれば、廣松はそれなりの哲学の知識教養を読者が持っていることを前提にして書いている。ズブの素人向けの本と専門学徒向けの本では書き方を変えている。
物理学者が『誰でもわかる!相対性理論超入門』だのと本業の学術論文とではものの書き方が違うのと同じ。
専門向けの方の廣松の著書を読むには大学で西洋哲学を専攻した程度の哲学(用語も含めて)知識は前提として必要。
781 :
考える名無しさん :2010/02/05(金) 06:11:23 0
廣松渉(^^)
782 :
考える名無しさん :2010/02/06(土) 00:47:05 0
廣松渉の物象化論・関係の第一次性・共同主観的存在構造・四肢的構造連関などなど、 その思考からみて、唯物論であることの必然性がないというか、もはや唯物論ではないと 思うのですが・・・。 唯物論というより、ラスクあたりの新カント派と見紛うばかりなんですよねえ。
>>782 それは「唯物論」の規定如何による。「唯物論とは何か」を論じ始めたらそれこそ大問題になる。
廣松が理解していた「唯物論(当然マルクス・エンゲルスに由来する)」とは何だったか、については、正規には『マルクス主義の地平』第一章を熟読して「歴史・内・存在」論を読み解くしかない。
しかし廣松はある機会にマルクス的唯物論についてやや別の角度から論じていて、
「・・・唯物論とは、『事物をあるがままに wie sie sind 見る立場』・・・と言われており、また・・・唯物論の立場とは『自然と歴史をそれらが自己現示するままに把える auffassen wie sie sich selbst geben』立場・・・だとされている。」
「エンゲルスは謂うなれば phénoménalistique な立場の表明を行っているのであり、超越論的イデーの存在とそれの根源性・・・を唱える観念論との対比において・・・唯物論的立場と自己規定しているのである。」
と説明している。(『ヘーゲルそしてマルクス』青土社、P266〜267)
要するに廣松の唯物論は、“廣松語”でなく我々の普通の言葉で言えば、「現象主義」に一番近いというか、その一種に含まれる(認識論的には)。
しかし廣松は若い頃にフッサールの本質直観論の洗礼を受けて、マッハ的な要素一元主義ではどうにもならないことを痛感していた。
だから「現相的所与が意味的所識として(als)、能知的誰某が能識的或者として、現れる」という「として(als)構造」に依拠して自分の哲学を展開した。
その結果出てきた著作を読めば、結果的な図式としてはあながち新カント学派と似ていない訳でもないだろう(体系構成をカント(と新カント学派?)にヒントを得たためかどうかはともかく)。
が、世界の存在を根源的に人間の歴史性に包摂された相で把握し、認識的出発点を我々の言う現象論的な場に置いている限りで、廣松は自分の立場を「唯物論」と称している次第。
784 :
考える名無しさん :2010/02/07(日) 00:54:07 0
>>783 確かに、「唯物論」の意味規定如何により結論は異なってくるでしょうね。
しかも厄介なことに、「唯物論」について哲学者たちが何を想定しているのか
一様であるとは言えないのが現状であって、辞書的意味として「唯物論」の
項目に記されている意味内容とは異なる意味合いで使用される唯物論、あるいは
異なるとまでは言えないもののそれにはみ出る部分をも併せ持つ唯物論を想定して
いる哲学者たちがいるわけだから(例えばスピノザはそうでしょう。そして当然、
スピノザの延長にあるドゥルーズも然り)、そもそも「唯物論とは何か?」という
問いを本格的に突き詰めていけば相当労力を要する仕事になってしまいます。
これは例えば、法学において「権利とは何か」と問われているのと同様に難しい問題
なのかもしれません。
一応の辞書的定義はなされるものの、権利の意味については見解が分かれ、百花繚乱の様相。
「権利」「権利」と言葉は使用すれど誰もその正確な意味規定をなしたとも言えない現状ですからね。
廣松渉の『マルクス主義の地平』が参考になるとのご指摘、その通りだと思われます。
加えて、『唯物史観の原像』や『世界の共同主観的存在構造』、『物象化論の構図』なども
廣松哲学における唯物論的契機を考える上で有益であろうと。
もっとも、廣松哲学の場合、上記テクスト以外の数多のテクストにおいて廣松哲学の
主要概念装置が登場するので、それをも丹念に読んでいくべきなのでしょう。
廣松が考える唯物論とは、ご指摘の通り、自然界や歴史界を超越的イデーの現世的具現態
とみるイデアリスムスに対して、現世的な自然界や歴史界というフェノメナルな世界がそれ自身で
存在性を持つと見るマテリアリスムスである。
だから明らかに、唯物論という場合の「物」をいわゆる物質、それもそれ自体で存しうる実体としての
物質ではない。とはいえ、何らかのマテリアルなものが残るとしないと、主観・客観ないしは精神・物質の
それぞれの項を入れ替えたとしても同じことが言える、つまり完璧に対称的な構造になっているわけで、
非対称性が言えない構造を敢えて「唯物論」という意味がどこまであるのか、いまひとつわかりにくいわけです。
上手くいえませんが。
785 :
考える名無しさん :2010/02/07(日) 00:54:58 0
結局、主客未分化の関係規定態があたかも物と物の関係に、あるいは物の持つ性質であるかのように、あるいは物がそれ自体で 自存しているかのように、それに対する主観に映現する(もちろんこれは物象化的錯認!)という構成をとるわけですから、 敢えて言うなら唯”社会的協働連関”論てな感じになってしまう、と思うわけです。 共同主観的存在構造は、それ自体固定された共同性を持つわけではないと断りつつも(つまり 社会的協働によって動的に展開する限りにおいて通時・共時的に固定的ではない)、その社会的協働連関の内実は というと役割理論で固めるわけですから、セクシャルなもの一つとってもやはり同型性が想定されているんじゃないか という疑問がつきまといます。
786 :
考える名無しさん :2010/02/07(日) 00:58:27 0
この点、吉本隆明の対幻想論にも言えることではないかと。 もちろん、吉本隆明の共同幻想論と廣松渉の共同主観性論とは性格を異にしている と思いますが。
787 :
考える名無しさん :2010/02/07(日) 01:07:59 0
廣松渉(^^)
788 :
783 :2010/02/08(月) 13:18:28 0
>>785 >とはいえ、何らかのマテリアルなものが残るとしないと、主観・客観ないしは精神・物質の
>それぞれの項を入れ替えたとしても同じことが言える、つまり完璧に対称的な構造になっているわけで、
>非対称性が言えない構造を敢えて「唯物論」という意味がどこまであるのか、いまひとつわかりにくいわけです。
>上手くいえませんが。
そこのところ、上手く理解できませんが(笑。
ちょっとからめ手から攻めてみましょう。
例えば英米の論理実証主義・分析哲学が前提としている世界、あれは廣松に言わせれば完全に物象化的に錯認された観念の楼閣です。
現象的世界から二次的、三次的に幾重にも物象化されて構築された世界を、彼らは第一次的な世界と称している。逆に現象的に現前する世界を「主観のフィルターを通して現れた、夾雑物に満ち満ちた世界に過ぎない」と考える。
付け加えて例を挙げれば、レヴィ・ストロース系の構造主義については、関係の総体を実体化する物象化的錯認がよりはっきり現れる。
エンゲルスがドイツ観念論の転倒を排することを主眼にして自分たちの一種のフェノメナリスティックな立場を「唯物論」と称したのは上述の孫引きの通り。
同様に、廣松の「唯物論」もそういう他説―近代の地平内部で踊りを踊っている他説―との対他的な緊張関係の文脈における自称である、と考えるべきだと思います。
廣松哲学内部だけをいくら睨みつけても「唯物論」的契機を見つけるのは難しいでしょう。(「現象主義」的契機ならいくらでも見つかるが。)
>>784-786 ドルーズ、セックシャル、同型性、よしもと、は遺憾ながら守備範囲外です (^^)
当方、ドイツ観念論哲学が専門だったもんで。(いわゆる現代思想、流行哲学のたぐいには学生時代とそれ以降とを通じて意図的に一切手を出しませんでした。)
廣松の本ももっぱら自分の専攻する古典との関係における視点、視角から読んできました。
789 :
考える名無しさん :2010/02/08(月) 23:46:00 0
>>788 ありがとうございます。
僕は哲学専攻じゃなくて、法学部に在籍しているズブの素人ですw
対称性云々というのは、こういうことです。
廣松渉の共同主観的存在構造での対象認識における四肢的構造連関では、
対象の側の二肢的二重性と主観の側の二肢的二重性が指摘されます。
つまり、対象に関していうならば、レアールなもの、イデアールなものが
固定して存するのではなく、レアールなものーイデアールなものとが無限の
入れ子構造になっています。
例えば、あるところではインクのシミはレアールなもの、対して関係代名詞の非制限用法の
際におかれるカンマがイデアールなもの、でありえます。
別のところでは、インクのシミがイデアールなものとなりえます。
原理的には、レアール・イデアールの構造は無限階梯を持つといえるでしょう。
この構造の任意の一対を抽出してレアールなものとイデアールなものを入れ替えたところで、
なんら二肢的二重性は崩れないわけで、いつまでも対称性を保持し続けたままです。
マルクス主義のいわゆる「正統派」からすれば廣松哲学はマッハ主義、
あるいはマッハ・ボグダーノフ主義といわれるのもあながち理不尽な批判とまでは
いえない気もしないではありません。
もっとも、僕自身は「正統派」の主張はナイーブな「ただもの論」で認識論的には
お話にならない主張だと思いますが。
廣松からすれば、そうした四肢的構造連関で捉えることのできる認識論的構成は、
結局は社会的協働連関によって基礎づけられているのだから、ぎりぎり「唯物論」の
立場を崩しているわけではないという反論がくるかもしれませんね。
あくまでもフェノメナルな世界を措定し、世界認識の被媒介構造を解明するための
概念装置として共同主観的存在構造や対象認識の四肢的構造連関があるのだ、と。
790 :
考える名無しさん :2010/02/08(月) 23:51:31 0
吉本隆明に関しては僕もほとんど知りません。単に『共同幻想論』をざっと目を 通しただけです。 セクシャリティについても別に社会学やってるわけではないんで全く学問的に分析 しようというつもりはなかったんですが、例えばバイセクシャルな自分から見て、役割存在論の ところでそういった性差のことが全く念頭におかれていないのかなあという感想を持ったまでのことで 大した意味はありませんw
791 :
考える名無しさん :2010/02/08(月) 23:56:00 0
廣松渉は要するに観念論ですから(^^)
佐藤優の影響で廣松の名前がさらに広まったようにおもう
793 :
考える名無しさん :2010/02/26(金) 20:06:21 0
観念論→物自体を認めない、インテリジェンスだけ だとすると廣松にとっての現世とは?
>>793 「観念論とは何か」という一般的な問題について、哲学界全体を通じたコンセンサスを得る用語法を今日見出すのは不可能でしょう。
しかし少なくとも、ドイツ観念論→マルクス主義(+もろもろ)→廣松、という生起発展ラインの上で哲学を考えるならば、
「何らかの意味で(存在論的、認識論的etc.に)イデー(観念)にマテリー(物質)に対する先行性(先在性・第一次性)を認める哲学上の立場」
というハードルは最低限クリアしたものでなければならないはずです。
ついては、遺憾ながら貴見における「観念論→物自体を認めない」という規定では、始めからこのラインと議論の対象がズレすぎていて話が始まらないと愚考します。
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪??〕 = ◎??◎ 廣松渉
796 :
考える名無しさん :2010/03/03(水) 15:40:55 0
なつかしいなw
社会の関係性を物質と捉えるか?観念と捉えるか? 安易に関係性を物象化理論でとらえると新たな観念論を形づくることになる。 廣松はそこにレベル設定を導入した。 『資本論の哲学』で、リカードとベイリーの対立を普遍論争の実念論と 唯名論になぞらえたのは的確だった。
発達心理学者だったかの対談本知ってる? どうだった?
まあまあだったよ
800 :
考える名無しさん :2010/03/09(火) 02:52:40 0
渉先生は、東大主席でたしか、、卒業でしたっけ? 一度見たことあるけど、前頭葉なんかすんげー肥大してる感じだった、 頭脳マッチョなんだろうね
801 :
考える名無しさん :2010/03/09(火) 02:59:11 0
渉先生は、出版された書籍でどれくらい儲けたか知っている人教えて、 数億単位で儲けたの?? ところで何万部売れたか、知っている人いたら、教えて
数億w せいぜい2000部ってとこでしょう
803 :
考える名無しさん :2010/03/15(月) 01:43:39 0
広松の漢字, 茲と爰(ここ)は, どう区別して使っているのかな
たいして意味はありません 難しい漢字を使って衒学したいだけの人です
805 :
考える名無しさん :2010/03/16(火) 01:50:36 0
衒学の意識はないのではないか。広松は非常に分かりやすい噛んで言 い含めるような文章であると思う。漢字を多用するのは、漢文的な硬質 なスタイルを求めてのことで、颯爽とした心地よさを感じさせる。
単純なことをわかりにくく書いてるのはものすごく不誠実だと思うけどね
807 :
考える名無しさん :2010/03/17(水) 01:37:29 0
存在と意味を読んだばかりのところだけれど、四肢構造は図式は単純に みえるかもしれないけれど、それがどれだけ誤解に陥る危険に充ちた複雑 きわまりないものかが、よくわかった。
808 :
考える名無しさん :2010/03/17(水) 01:55:15 0
こんな人死んだらめっきり名前でなくなった その程度の人
どうとでもいえることしか書かない人
810 :
考える名無しさん :2010/03/18(木) 10:50:00 0
やっぱ"エロ松"でしかなかった、と。
>>803 「茲」と「爰」の具体的な出典を挙げてくれませんか?どの著作の何ページですか?
『相対性理論の哲学』で「茲」「爰」の用例を見た限りでは、意味的な使い分けはしていないものと判断されます。
日本語の文章作法によくある「単調を避ける」ための文字使いと思われます。
>>804 >>806 岩波新書『新哲学入門』の7〜9ページを読んでごらんなさい。あなたの誤解・疑問への回答が書かれています。
>>808-810 具体的な論点に関する何の反主張もせず、ただ悪口だけを羅列する愚行はいい加減にしたらどうだ?
場所が場所だけに工作員認定されてしまうのは諸君の勝手・自業自得だが、ここは哲学をやっている連中も集まっていることを忘れるな。
世界の四肢構造とか すでに唯物論じゃないしw
何がwなのかわからないんだが。
814 :
考える名無しさん :2010/03/19(金) 01:37:11 0
>>811 存在と意味のいたるところで多用。日本語の文章作法によくある
「単調を避ける」ための文字使いということで納得しました。
>>812 マルクスのいう意味の唯物論だったら、俗流マルキストよりも広松
のほうが真正の唯物論だと思うが。
平易なことばで困難な問題について論じるのが良い哲学者
816 :
考える名無しさん :2010/03/20(土) 01:27:02 0
>>815 それは論理実証主義、分析哲学の立場。古今の内容のある哲学がすべ
てそうした考えにしたがっているわけではないし、また従う必要もない。
分析哲学系は、言葉は平易でもそれで内容が理解しやすいわけでもないし
何かスタイルとしてそれが鼻につく。
廣松さんあの世から見てる〜(^^)v
甲斐
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 廣松渉
820 :
考える名無しさん :2010/04/23(金) 22:21:08 0
今日新宿のジュンク堂にいってみたら廣松の新刊を発見、「役割理論の再構築ののために」 とともに何冊も置いてあった。またまだ影響力を維持しているようだ。
テスト
822 :
考える名無しさん :2010/05/07(金) 13:26:42 0
(^^)
823 :
考える名無しさん :2010/06/10(木) 20:45:26 O
「表情」を読んでいるのですが、「現相」とはどういう意味なんでしょうか。 手元の哲学辞典には載ってないのですが。
>>823 私見ながら、哲学用語としてはフッサール的な「現象」と読み替えていいと思います。
だだ「現象」と言ってしまうと哲学史の行き掛かり上、まず何か「本質」が先在してそれが我々に対して「現象」する、という語感が付きまとうおそれがあります。
廣松氏はそれを避けたかったのでしょう。「あるがままに現れる姿」という意味での「現象」です。
(廣松哲学をかじった者ならその点の誤解のおそれはないのですが。)
ねえねえ、熊野スレってないの?
826 :
考える名無しさん :2010/08/23(月) 19:40:22 0
ない
827 :
考える名無しさん :2010/08/26(木) 20:09:04 0
「哲学入門一歩前」「Majiで恋する5秒前」広末涼子
828 :
考える名無しさん :2010/08/27(金) 22:10:02 0
>>808 めっきり名前でなくなったのは死んでからではありませんよ。
少なくとも晩年10年〜15年は、すでに忘れられた存在だった。
活躍したのは主として30歳代だから。
829 :
考える名無しさん :2010/08/28(土) 08:02:50 0
そうでもないでしょ けっこう本も出してたし
この人の本、再刊するなら注釈つけてほしい
>>828 >>829 廣松は、ある種の読者にとっては30代までで終わった人。
別な種類の読者にとっては40代からが本領発揮だった人。
833 :
考える名無しさん :2010/08/29(日) 12:13:55 0
ホントだ。 たしかに新左翼運動が急速に退潮したのと廣松が運良く東大駒場に転進できたのが、ほとんど40歳になると同時だったんだ。
この人、東大では科学哲学のポジションだったのにその手の著作がほとんど無いな。 単行本未収録の一般受けしない論文とかあるのかもしれないけど
>>834 廣松は日本のマッハ研究の第一人者。
『認識の分析』や『感覚の分析』を翻訳したり
マッハの論文もある。
あと『相対性理論の哲学』なんて本もある。
>>835 マッハはレーニンとの絡みもあるし、本業に近い感じなんだよな。
>あと『相対性理論の哲学』なんて本もある。
学生との架空対談とか載ってる奴だっけ?講義録まとめたものかな
837 :
考える名無しさん :2010/09/03(金) 19:34:34 0
つか、エロ松って基本的にはマッハ主義というか観念論者じゃん。 何処で、何を血迷ったかブントとは。
>>837 もしマッハ主義を「観念論」と呼んだら、「観念論」の意味を広く取りすぎだ。
それでは西洋近代哲学のほとんど全ての哲学者が観念論者になってしまう。
廣松とマッハの関係については廣松本人が自認していたとおり、
廣松の哲学はマッハよりもフッサールに遥かに近い。
839 :
考える名無しさん :2010/09/04(土) 08:45:02 0
マッハッハッハッハ
唯物論以外は観念論