1 :
考える名無しさん :
02/12/15 06:03 無いので創ってみました。
2 :
考える名無しさん :02/12/15 06:10
だいたいすれたてするやしはそのとうのほんよんでないんだよな。
3 :
考える名無しさん :02/12/15 06:14
概念記法からはじめるです。
ばぶー
ダメだこりゃ
フレゲ は アレゲ
9 :
考える名無しさん :02/12/22 21:57
フレーゲ読むやつはフレーゲ以外哲学じゃないという香具師が多い
フレーゲ読む人はウィト読まないですか?
11 :
考える名無しさん :02/12/23 11:18
フレーゲ本人のキャラに染まると最悪なんだけどな
12 :
考える名無しさん :02/12/24 11:38
ユダ公氏ねとかな
13 :
考える名無しさん :02/12/24 13:52
フレーゲの性格の悪さはガウス並。 業績はガウス以下のクセに
14 :
考える名無しさん :02/12/24 21:07
フレーゲ最強。文句言う前に読もう。
あぼーん
16 :
考える名無しさん :02/12/24 22:15
フレーゲの邦訳は勁草書房から出ています。 解説としては 飯田隆 言語哲学大全T〜V 野本和幸 フレーゲの言語哲学、意味と世界 がお勧めです。
フッサール>>>>>>フレーゲ
>>2 Kleine Schriften (Georg Olms Verlag)
(フレーゲ小論集)
ゲーデル「不完全性定理」>ラッセル「プリンキピア・マテマティカ」>フッサール「算術の哲学」>>>>>フレー下
21 :
考える名無しさん :03/01/01 22:17
あげ
22 :
考える名無しさん :03/01/02 01:00
○○からフレーゲへ。
24 :
考える名無しさん :03/01/02 20:38
盛り上がらんな。 仕方ないからダメットについて語ろう。
ラッセルの奴はわざとだよね?ゲーデルのと間違えてないよね?
26 :
考える名無しさん :03/01/03 21:22
>>25 意味がわからん?
ラッセルがまさか不完全性定理を証明したとでも思っているのか?
(^^)
28 :
考える名無しさん :03/01/12 02:27
ダメットはつまらない。
29 :
考える名無しさん :03/01/13 00:07
どうしてみんなフレーゲ嫌いなんですか?
31 :
ぺん(ぺん) :03/01/13 01:24
>>稲さん わーい、稲さんだー(笑 初心者さんのスレからいなくなった後、 再び帰ってきて下さるのを、お待ちしてました。 フレーゲ入門書としては、アンソニー・ケニー『フレーゲの哲学』は お薦めなんでしょうか? あ、ちなみにフレーゲ著作集『算術の基礎』は、一応買ってはみたものの まだ読んでません(汗
>>31 そんなに喜んでもらえると気恥ずかしいな.
ちゃんと読んだわけじゃないけどケニーの『フレーゲの哲学』は悪い評判は
聞かない.いいんじゃない,多分^^.
『算術の基礎』をもっていればそっち読めばいいのに.以前この本はフレーゲ以前の
数の定義を批判ばかりしているだけだから,読むべき必然性はないようなことを言って
いる人がいたけど,大きな誤解だな.この本は「哲学的な議論はこうやるもんだ」という
お手本のようなもので,単にそこから知識をえるというような本じゃない.とにかく日本
でこの本があまり読まれてないというのが本当に不思議だ.
33 :
考える名無しさん :03/01/13 01:57
35 :
考える名無しさん :03/01/13 02:03
>>33 こういう馬鹿げたランク付けしか出来ないようなヤシが
要するに哲板に常駐しているという事実
他のスレでも
常習犯
ダメットはフレーゲの言語・数学分野について 本を書いていたと思うけれど評価はどうなのですか?
37 :
考える名無しさん :03/01/13 02:09
だからあ 他人のランク付けなんか当てにならないっつーのw
『算術の基礎』は個人的にも思い入れがある.もともと僕は哲学なんかくだらないと 思ってた人間なんだけど,『算術の基礎』を読んで哲学が学問だと思うようになった. この本は面白いよ.例えば,有名な議論だけど, 「数1はわれわれの表象である」という説明は数の客観性を説明できないからだめだというときに, フレーゲは, 「なるほどよしんば表象が客観的に存在したとして,数1はAさんの表象なのか,それともBさん の表象なのか,それともAさんの1についの表象とBさんの1についての表象を取り出してそれが 同じだと言うのか,もしそれができないとしたらAさんの1とBさんの1というように数1が二つ 存在することになるのではないか.もしくは誰のものでもない表象が存在するとでもいうのか, しかし誰のものでもない表象など表象ではないのではないか.だから表象によっては数の客観性を 説明できないじゃないか」 というような議論してゆく.『算術の基礎』はこういった議論に埋め尽くされてる.だから哲学に 多少なりとも興味を持つんであれば,読んだ方がいい本だと思うけどね. やるんであれば,
>>36 フレーゲにはダメットのような研究者がいるけど,ラッセルにはそういう人がいない
からラッセルは気の毒だ,とまで言われるぐらいの人だよ.ダメットは20世紀代表
する哲学者の一人.
>>39 ありがとう
私は大庭健「はじめての分析哲学」でフレーゲを知りました。
41 :
面白がるもの :03/01/14 00:29
稲さん、こんにちは。半年くらい前に学ぶものがやってた デイヴィドソンのフレーゲ論法のスレで、稲さんの証明解説の お世話になりました。あの解説はとてもわかりやすかったんですが、 コピーする前にスレ削除されちゃったらしくて(学ぶものがヘンテコな タイトルつけるからいけないんだけど)泣きました。 算術の基礎、翻訳を買ってぱらぱら読んでますが、 哲学科ではないぼくに(まったくのトーシローデス)、 議論の細部を楽しむ、っていう読み方はちょっとむりです。 フレーゲは論理こそ客観だ!って言ってるみたいですが、それでいいですか? こんなざつなことを言うと怒られるでしょうが。 でも、デカルトのコギト(われ)なんかそっちのけで、論理以外の何に 立脚して哲学するんだ!っていう主張には説得力があると思います。 あと稲さんはカントとか読まないんですか? ウィトゲンシュタインもフレーゲも「純粋理性批判」の厳密化をやってるように 思うんですけど。あ、具体的に著作を引用して論拠を言えって言われても、 オレあほなのでだめです。
>>41 >フレーゲは論理こそ客観だ!って言ってるみたいですが、それでいいですか?
>こんなざつなことを言うと怒られるでしょうが。
>でも、デカルトのコギト(われ)なんかそっちのけで、論理以外の何に
>立脚して哲学するんだ!
まあ基本的にはそう.とくにフレーゲがそれ以前の哲学と根本的に違うのは
認識論をすててしまったところだろうね.例えばフレーゲは「概念Begriff,concept」
という抽象的存在者にコミットするけど,概念がはたして存在するのかどうか
とか,われわれは概念をどのように認識するのかというような認識論はやらない.
それに心の問題とかモラルの問題はフレーゲには一切ない.だから読み慣れないとフレ
ーゲの本を読むのはつらいかもね.
あとカントだけど,「純粋理性批判」の厳密化というのはちょっと語弊があるけれど
まあフレーゲでも分析性/総合性の問題が一つの中心的問題だからね.
だけどカントとの直接的な関連とかはないんじゃないかな.フレーゲも教養として知って
いたという程度なんじゃないかな.
43 :
面白がるもの :03/01/16 13:11
>>42 稲さん、レスサンクス。
「認識論を捨ててしまった」というのは、なるほど明快なフレーゲ評価ですね。
認識論は純粋理性批判で片付いているとぼくは思いますし、
心の問題については議論する方法がわからないので、
ぼくにはフレーゲ的な態度こそ近寄りやすいです。
でも論文としてクワインやパトナムのようなおもしろさがないのはちょっと。
専門家のための文献のように思います。
それからカントとの関連を言ったのは、純粋理性批判の中でも主に
悟性のカテゴリー(純粋悟性概念)の分析を念頭に置いたものでした。
稲さんに指摘されて、純理から認識論を取り払って先験的論理学の部分だけを
厳密化するとフレーゲのような概念分析の哲学になるのかな、と思いました。
もう少し算術の基礎をちゃんと読んで、また教えを乞いたいです。
あとスレ違いですが、大森スレでそのままになってしまった水槽脳の話も
ホントは続きを聞きたかったです。
(^^)
ノイマンの論理学を勉強すればフレーゲの論理学は不必要かと 思いますがどうでしょうか。フレーゲってよくわからないのですが 論理学にフレーゲは重要でしょうか。
46 :
考える名無しさん :03/01/19 02:50
47 :
考える名無しさん :03/01/19 03:01
>>45 現代の記号論理学において極めて重要です。
>>45 「ノイマンの論理学」には笑えた^^ そもそも「ノイマンの論理学」で何を意味してるのかわかんないな^^
たしかに数学科で形式論理学をやるというのであれば,フレーゲは勉強する必要はないだろうね.
だけど科学哲学とか分析哲学やるうえでフレーゲの論文を一本も読んだことないなんて学生いるのかな.
フレーゲの影響というのはとても看過できるものではなくて,例えばヴィトゲンシュタインの『論考』
命題1 「世界は事実その通りであることの全体である」
っていうのは,フレーゲの文脈原理をヴィト風に言い換えたものだと思うけど.
>面白がるもの たしかにフレーゲの本は難しいね.参考になるかどうかわからないけど,『算術の基礎』には読み方のコツみたい なのがあるんだ.たしか全部で109節ある本で,何節(53,4節前後だと思うけど)からだったかな「数の概念」 という章があるでしょ.そこから以降はフレーゲ自身の見解が表明されるんだけど,そこは必ずしも読まなくていい^^ とくに専門でフレーゲをやるんでなければ,フレーゲ自身の見解は読まなくていいから,さまざまな哲学者や数学者 の数の定義や見解が批判される前半部分をむしろ読んだほうがはるかにためになると思う.どうしても難しいというの であれば序文を何回も読むとかね. あと,フレーゲのように精密に議論をやる人の文章というのは,行間を読んではだめで,とにかく字面で理解したほうが いいと思う.つまり小説なんかを読むときとは反対だね. あと,こう書いてきてこんな風に言うのもなんだけど,もし面白がるものが哲学を専門(哲学科の学生とかね)でやる のでなければフレーゲは読まなくてもいいかも.一般の人が哲学に期待するようなものはフレーゲには何もないから.
50 :
考える名無しさん :03/01/19 07:27
>>49 確かに前期や中期に書かれた数学論文や、論理学に関する論文はそうかも
しれない。ただ後期に書かれたいくつかの哲学論文は非常に示唆に富んでいる。
>ただ後期に書かれたいくつかの哲学論文は非常に示唆に富んでいる。 (^^)
52 :
考える名無しさん :03/01/19 08:25
>>48 命題1 「世界は事実その通りであることの全体である」 ってのは
誰の訳?「その通りである」っての、すごく笑える。あと、何でこの
命題がフレーゲの文脈原理の言いかえって考えるの?全然違うんじゃない?
あぼーん
55 :
考える名無しさん :03/01/19 18:40
ウィトゲンシュタインが一貫してフレーゲの文脈原理を支持していたのは明らか。 たとえば、ウィトの有名な「家族的類似」のアイデアにしても、文脈原理の 変奏として考えることもできるのである。
56 :
考える名無しさん :03/01/19 22:04
>>53 あんたが勉強しろ。この命題は文脈原理なんかに依存してねえよ。
>>55 確かにウィトゲンシュタインは文脈原理を指示してたが、論考のT1は
文脈原理なんかと関連付けて考えないよ、普通は。そういう短絡的な
関連付けっていうのは、フレーゲを信奉し過ぎるのもいいとこ。まあ近々
野本さんと会うから聞いとくか。
>>56 別にフレーゲを信奉してるわけではないんだがな.まあ野本先生に教えてもらう
といい.
58 :
考える名無しさん :03/01/20 03:09
稲が偉そうなのには根拠なさそう
59 :
考える名無しさん :03/01/20 03:12
age
文脈原理というのは,通常は 「語の意味は文の内部で問え」 と定式化される.しかし一方でこの原理は, 「文の意味は,この文の構造とそれを構成する諸部分の意味によって決定される」 と定式化される合成原理と対立するのではないかと考えられる.しかしこの対立は 見かけにしか過ぎない.というのは,文脈原理が主張していることは,意味の最小 単位が文だということではなくて,言語活動の最小単位が文であるということだから である.「人は語によっては何もなしえない」.「世界とは事実の全体であって, ものの全体ではない」のであり,事実は文によって表されるのであるから,われわれ が世界を言語によって認識するのである限り,「世界は事実その通りであることの全 体である」ということと文脈原理は相即するのである.
61 :
Kurihara :03/01/20 03:37
フレーゲよりガロアのほうがいいと思います。
62 :
考える名無しさん :03/01/20 04:12
相手を確実に論破する方法:「それは強引なこじつけだ」
64 :
考える名無しさん :03/01/20 19:40
>>56 =
>>62 「まあ近々野本さんと会うから聞いとくか。」
こう言う人っているよね。
65 :
考える名無しさん :03/01/20 20:22
>>60 漏れも『論理哲学論考』の最初のテーゼを、フレーゲの「文脈原理」と
結びつけるのはちょっと無理だと思っていたが、60の議論は、結構
面白いと思う。
要するに、フレーゲの「文脈原理」は、コミュニケーションの最小単位
が文であることの帰結であるが、一方、『論考』の最初のテーゼは、
世界を構成する基本的単位は(文によって表される)事実であるという
ことを述べているわけであって、要するに「文脈原理」が意味論的に
述べていることを、第一テーゼは存在論的に述べている・・・ということ
でいいのかな。
>>65 まあそんな感じだね.それに言語と世界との対応を像理論で説明する
『論考』の基本的アイディアとも一致してるでしょ.だから『論考』
の命題1を文脈原理の表明として理解するというのは,単なる関連づけ
ではないと思うよ.というより,僕はこの考え方はわりと常識的かな
と思ってたけど,そうではないことを知って逆にちょっとびっくりしてる.
>>65 (付け足し)
もっとも,文脈原理と命題1が相即するということから像理論が帰結する
というわけではないんだけどね.それに文脈原理が意味論的で第一テーゼが
存在論的というのもちょっと微妙な言い方ではあるけどね.もっとうまい言い
方があるかもしれない.僕もちょっと思い浮かばなかったから「相即」なんて
言葉を使ったんだけど.このテーマで卒論でも書けば面白いと思うし,丁寧に
やれば学術論文にもなるかもしれないね.
>『論考』の命題1を文脈原理の表明として理解する 正直言って、上記の話を聞いたのはたぶん初めて。単に漏れの 勉強不足だけかもしれないけど。 とはいえ、やはり、「命題1」は「文脈原理の表明」であるというのは、 やや言い過ぎのような気もする。 文脈原理の根本にある発想(文を言語的意味の基本的単位とみなすという 発想)と、『論考』の命題1が述べていること(事実を世界の基本的単位 とみなすということ)は、表裏一体であり、同じことをそれぞれ言語の側 からと世界の側から述べたものである、ぐらいの言い方のほうがいいのでは。
>>67 >それに文脈原理が意味論的で第一テーゼが
>存在論的というのもちょっと微妙な言い方ではあるけどね.もっとうまい言い
>方があるかもしれない.
漏れは、自分では「うまい言い方」であると、少しばかり自負していたので
あるが・・・(涙)
70 :
考える名無しさん :03/01/23 07:52
受賞おめでとう
71 :
考える名無しさん :03/01/23 09:37
72 :
考える名無しさん :03/01/23 18:49
妙に多摩くさいなこのスレ。w
73 :
Kurihara :03/01/23 19:45
65=ぺんぺんさん
75 :
考える名無しさん :03/01/24 01:36
けっきょくダメットのフレーゲ本が最強
∧_∧∩ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ´Д`)/ < 先生! 論理記号が分かりません __ / / / \________________________ \ ⊂ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ||\ \ ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| .|| ||
77 :
考える名無しさん :03/01/26 04:55
78 :
全くのど素人 :03/01/27 00:14
詳しい人教えて下さい。 フレーゲって、算術の基礎は最終的には分析判断的であるとしたんですか? あと、その辺はヒルベルトとゲーデルのどっちに近いと言えるんでしょうか?
79 :
考える名無しさん :03/01/27 03:52
訳が悪い
>>38 >僕は哲学なんかくだらないと思ってた人間なんだけど,
哲学はくだらんよ(w
ただ、どこがどうくだらないか知らずに、ただくだらんと思うのは、
哲学以上にくだらんけどな(w
失敬。私は哲学してはいかんといっているわけではない。
くだらんからやるなというのは、くだらん(w
ゲーデルの結果は、フレーゲのような基礎付けを 木っ端微塵に粉砕したといっていいだろう。 もちろん、このことはプラトニズムに対する 宗教的信仰を否定するものではない(w むしろ理性的懐疑のバカバカしさを示すものだ。
>>81 もちろん、フレーゲを読むのが無駄だということはない。
大いなる失敗は、それだけで学ぶ価値があるということだ(w
哲学科で哲学を勉強してるのに「哲学はくだらない」なんて言ってるやつほど端から
見ててイタイものはない.
そもそも「哲学がくだらない」なんて言ってるやつは人の論文を読んでも理解できな
いようなやつだから,要は「自分には才能ありません」と言ってるだけ.
>>80 も自分に
才能がないからって他人まで同類のように考えられても困るんだけどな^^
84 :
考える名無しさん :03/01/29 05:12
稲にしてはくだらないレスだな。
85 :
Kurihara :03/01/29 05:17
稲さんにしてはくだらないレスですね。
86 :
考える名無しさん :03/01/29 09:42
稲くんにしては、くだらないレスだな。 まだ読んでないけど・・・。
読んでみたけど、やっぱり、くだらなかった。w
88 :
考える名無しさん :03/01/29 13:14
フレー下って評判言い値
89 :
考える名無しさん :03/01/29 17:08
ダメットのフレーゲ本、第2巻は出たんですか?
あぼーん
91 :
考える名無しさん :03/01/29 23:20
哲学科で哲学を勉強してるのに「哲学はくだらない」なんて言ってるやつほど端から
見ててイタイものはない.
そもそも「哲学がくだらない」なんて言ってるやつは人の論文を読んでも理解できな
いようなやつだから,要は「自分には才能ありません」と言ってるだけ.
>>80 も自分に
才能がないからって他人まで同類のように考えられても困るんだけどな^^
あぼーん
ダメットのフレーゲ本 Frege and Other Philosophers Frege: Philosophy of Language Frege: Philosophy of Mathematics The interpretation of Frege's philosophy 他にもありますか?
ageとこうか。
99 :
考える名無しさん :03/02/17 00:02
あげ。
100 :
考える名無しさん :03/02/17 00:03
しょうがないな。 100取っちゃうよ。
邦訳は フレーゲ哲学論集 岩波書店 フレーゲ著作集1〜6 勁草書房 ダメット 真理という謎 分析哲学の起源 (勁草書房
「フレーゲ著作集 全6巻」も既に出てるコトだし、 刊行から今年で30年目のDummettの>>FREGE:Philosophy of Language<< も そろそろ、邦訳されないですかね。 訳されるとしたら、やっぱり、野本さんの監修の下に、だろうか? この大著を一人で訳すのはキビしいだろうし。 (paperback版の厚さは、前小口の真ん中で測ると、42ミリほどある。)
確かにFREGE:Philosophy of Languageは厚すぎますよね。 本棚が埋まる… 邦訳版「真理という謎」は 確か原書の抄訳だったから抄訳なら可能性はあるかも。
104 :
考える名無しさん :03/03/04 20:28
あげ。
105 :
考える名無しさん :03/03/04 21:41
文の意義は(伝統的解釈なら)その真理条件、これは分かる。 でも語の意義が何なのか分からない。「語の意義は表示されたものの様態を含む」とか「語の意義は文の意義への寄与である」と言われてもなんだか・・・・・・
106 :
考える名無しさん :03/03/07 08:44
野本さんの解説は?
あぼーん
(^^)
109 :
考える名無しさん :03/03/15 19:40
あげるか。
110 :
考える名無しさん :03/03/29 22:49
あげようよ!
111 :
考える名無しさん :03/03/29 23:21
最近この板で英米哲学ブーム起こってないか?
この程度でブームと呼ぶなよ。寂しくなるから。 でもようやくまともな議論が一部で開始されたのは確かだ。
(^^)
あぼーん
>>105 たしかに、、、
その点ラッセルの記述理論の方が分かりやすい
記述理論だって結局は真理条件が問題なんだろ?
フレーゲ→ヒゲあり ラッセル、ウィトゲンシュタイン→ヒゲなし というわけでオッカムのヒゲ剃りについて誰か語ってください。
117 :
考える名無しさん :03/05/03 00:23
だれか語ってくれ。
118 :
考える名無しさん :03/05/03 00:52
すっきりさせようぜてことで、
119 :
考える名無しさん :03/05/03 01:16
髭しだいだな
フレーゲスレあったのか。 上げてる香具師、実は一人だろ?
フレーゲ岳というのが失敗だったな。 どう考えてもフレーゲ岳というのは流石に厳しいぞ・・・ もうちょっと話題を広く取っていれば、 フレーゲ話も盛り上がりやすかったんじゃないかと漏れは思うぞ。
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
123 :
考える名無しさん :03/05/28 01:35
フレーゲ万歳!!!
124 :
考える名無しさん :03/05/28 03:16
フレーゲいいぞ!!!
あぼーん
126 :
考える名無しさん :03/05/29 00:36
フレーゲやるぞ!!!
で、>1は読み終わったのか?
フレーゲなんて三流数学者。 「分析」のヤシらが持ち上げてるだけdaro。 プ)
129 :
考える名無しさん :03/06/01 23:44
>>129 Kleine Schriftenでしたよね?
よかったら感想キボン。
あぼーん
>>1 は読んだけどサパーリ分からなかったに1000000アフガニー
まだ読み終わってないんだよ。 ドイツ語は苦手なんだ。
134 :
考える名無しさん :03/07/03 01:35
おおー、なんか板の上位に哲学者の名が入ったスレを見たのは久しぶりだ・・
135 :
考える名無しさん :03/07/03 01:36
「算術の基礎」おれも買ったけどさっぱりわからんかったよ
136 :
考える名無しさん :03/07/03 02:44
フレーゲはわかる 論理実証主義わからん 馬鹿なもんで
137 :
考える名無しさん :03/07/03 02:46
138 :
考える名無しさん :03/07/03 02:47
稲はじめ分析軍団は最近見ないけどいるのか?
この本、400ページ以上あるもんでね。 「アプリオリ」というものが何なのかが俺にとって問題なんだよ。
140 :
考える名無しさん :03/07/03 03:22
>>121 「フレーゲ岳」があるかと思ってビビッた。
>136 フレーゲより論理実証主義(特に初期)の方が単純では?
あぼーん
143 :
考える名無しさん :03/07/20 13:46
稲氏は哲学板の最後の砦だったのになぁ。 「言語哲学大全を読む」のような良スレさえあらされるとは。 あれだけクソスレ乱立しておいて、そのなかに自閉することさえできず、 良スレにまで進行するヤシらは本当に逝ってほしい。 フレーゲと関係ないカキコすまそ。「算術の基礎」読書会きぼんage
『算術の基礎』読書会やるなら参加したいです。
稲は思考が硬直してるけどな 読書会いいね
146 :
考える名無しさん :03/08/06 02:49
読書会あげ。
あぼーん
ここも理系が「いい加減な事言うな」 って言って荒らしにきそうだ。
149 :
考える名無しさん :03/08/06 19:16
心配しなくてもいい。 今の哲板にフレーゲを読める奴はいないから。 >148
151 :
考える名無しさん :03/08/06 19:35
>>150 いや、哲板住人が読めないから読書会も始まらない。
よって、理系の荒らしも来ようがない。
フレーゲもそうかもしれんが、今の状態では どの人物でも読書会は不可能という事だろう。
153 :
考える名無しさん :03/08/27 02:32
あげるか。
154 :
考える名無しさん :03/09/04 03:44
あぼーん
156 :
考える名無しさん :03/09/04 23:15
『算術の基礎』ってどこからでてるの? 文庫で手に入る?
157 :
考える名無しさん :03/09/05 02:36
>>156 日本語で読むなら、勁草書房から出版されているよ。
文庫では手に入らない。
158 :
考える名無しさん :03/09/07 02:06
「直角」とか、「平行」といった言葉のイミはなんでしょうか。 イミはフレーゲの文脈によれば実在的な指示対象であるらしいのですが、 こういう理念性によって定義付けされた指示対象については、 どう考えればよいのでしょう?
159 :
考える名無しさん :03/09/07 02:09
>>158 満月と三日月が同じ意味だと思いますか?
あぼーん
161 :
考える名無しさん :03/09/07 02:20
>>158 僕もフレーゲ初心者ですが
フレーゲの『意義と意味』の中に
「三角形の頂点から対辺の中点に引いた線分をa, b, cとするとき
「aとbの交点」と「bとcの交点」は
意味は同じだが、意義は異なる。」
みたいなことが書いてあったと思います。
って、これでは疑問の解決にはならないですかね。スマソ
>>159 意義は異なるが、意味は同じだと思います。
162 :
考える名無しさん :03/09/07 02:22
>>161 そうすると「意味」はカントの「物自体」のようなものになり
不可知になるのではないですか?
163 :
考える名無しさん :03/09/07 02:28
>>162 すいません、わかりません。素人なもので (-ω-)
勉強して出直してきます。
>156 ドイツ語でよければネットでも読める。
165 :
考える名無しさん :03/09/14 12:48
167 :
考える名無しさん :03/09/14 17:27
直角と平行は意味は異なるが意義も異なる。
>165 まず検索しようとか思わないわけ?この美痴愚祖が。
あぼーん
野本さんの『フレーゲ入門』買った人いる?
あぼーん
頭悪いやつは余計なことすんなよ ↑
173 :
考える名無しさん :03/09/18 13:25
頭悪いやつは余計なことすんなよ ↑
175 :
考える名無しさん :03/09/20 16:03
フレーゲ入門 生涯と哲学の形成 野本和幸著; 勁草書房; 3000円 3000円か。哲学書ならそんなもんでしょ。
どうせ本棚の飾りになるだけなら、もっとカッコよくてかつアカデミック な題名の本を買いたいものだ。
177 :
考える名無しさん :03/09/20 23:40
178 :
考える名無しさん :03/09/30 19:39
今月の「思想」は久々に哲学雑誌のようだ。 フレーゲ特集。飯田先生久々に執筆。
ageとくか。
「思想」今読んでるぞ。 科学哲学以外で、なかなかこの分野の特集が 組まれることはないので貴重ですな。
フレーゲの哲学は本当はもっと射程が広いのに、 科哲専用と思われている分損している気がしてならない。
>181 例えばどんな射程があるの?
こんなスレが大学生活板にあるとは・・・哲学板かとオモタよ。 『言語哲学大全』はわかりやすくていいですよね。 2巻になってウィトのところで躓きましたけど
184 :
考える名無しさん :03/10/25 00:12
すっげー突っ込みたい!!
うわわわわーーーー。哲学板じゃないすか。ごめんなさいm(_ _)m
186 :
考える名無しさん :03/10/25 00:13
あら、先にボケられてまった・・
187 :
考える名無しさん :03/10/27 02:37
>科哲専用と思われている分損している気がしてならない。 思われてるか?
>>187 社会理論をフレーゲから展開しているヤシいるか?
文学理論も。
ポストモダン系と住み分けているのが現状だろ
189 :
考える名無しさん :03/10/27 02:45
>>188 分析哲学一般がフレーゲの影響受けてるだろ。
談話分析なんかもフレーゲの系譜のもとにあるじゃん。
190 :
考える名無しさん :03/10/27 02:46
本買ってほすい・・
age
192 :
考える名無しさん :03/12/08 04:45
数学やろうよ。
193 :
考える名無しさん :03/12/08 05:07
フレーゲ研究でこういうの問題にならないの?
晩年のフレーゲは,日記などの私的な書き物にもとづいて推定するかぎりでは,
「人種差別主義者」,ことに「反ユダヤ主義者」だった.マイケル・ダメットは,
これに衝撃を受けた.《というのは,私は,なるほど非常に好ましい人物として
ではないにせよ,全く合理的な人物として,フレーゲを崇敬していたからであった.
残念ながら,フレーゲ遺稿集の編者たちはこの特定の項目を削除することを選択した.
この項目から私は,人間について,遺憾ながら,それまで知らなかったあることを,
また恐らくヨーロッパについてもあることを,学んだ》(p.236).
http://www.fsinet.or.jp/ 〜eureka/bookish/bksh_0309a.htm#20030922a
より
ナチス以前のドイツってほとんど反ユダヤ的じゃない?
195 :
考える名無しさん :03/12/08 06:54
しかしヤスパースみたいにレジスタンスを通した者もいる。
196 :
考える名無しさん :03/12/08 09:21
フルトヴェングラーもユダヤ人をいろいろ手を尽くしてたぞ
197 :
考える名無しさん :03/12/08 09:21
意味分からん ユダヤ人のためにいろいろ・・・だ
あぼーん
>193 分析哲学の観点から見たらそんなもん主題にはならんだろう。分析哲学にはその方法論がない。 やれるってんなら見せて欲しいぐらいだ。 でもそれが主題にできんからって、フレーゲ研究者がみんな人種差別に無関心てことにもならんだろう。 当時の知識人の人種観の一例として、歴史学や社会学の主題にならなるんでないの?
200 :
考える名無しさん :03/12/09 00:28
祝 200!!!
201 :
考える名無しさん :03/12/09 01:57
>>199 方法論がない。
したがって、分析哲学と人種差別は両立する。
つーことでいいんですか?
202 :
考える名無しさん :03/12/09 06:12
>>201 分析哲学でも差別の問題とかやるよ。
答えは人それぞれなんだろうが。
分析哲学人気がいまいち広がらない原因って、 こういう問題扱うのに腰が引けているからだな。 アメリカだとなんでも主題にするのに、 日本で分析哲学に興味がある奴で、 歴史とか政治とかに関心ある奴がほとんどいない。
>>193 ハイデガーに対するのと同じような批判だな。
研究家は○○(哲学者の名前)マンセーだから無視するか必死に擁護します。
必死擁護読んでみたい
>>204 ハイデガーだったら、その哲学内部から歴史や政治についての問題提起が
可能だと思うんだよね。ラクーラバルトがやっているみたいに。
分析哲学だとせいぜいローティ流のプラグマティズムか。
といっても、ローティが分析哲学者かどうかはあやしいが。
こういう観点ではやはり分析哲学は擁護できないのか?
ネーゲルとかがやってるが。 例をあげても分析哲学の議論じゃないとか言われそうだな。 ロールズやノージックも分析哲学者ですよ?
>>207 例きぼー。
>ロールズやノージックも分析哲学者です
はぁ?
>203 >方法論がない。 >したがって、分析哲学と人種差別は両立する。 >つーことでいいんですか? どういう推論だよ。アホか。 火星には水がない。 従って火星人と金星人は共存可能だ って言ってるようなもんだぞ。方法論がなかったら、分析哲学と人種差別が両立可能かどうかの判断すら、分析の側からはできねーんだよ。 分析哲学が人種に関わる言論を主題にしようとしたら、実際どういうやり方があるんだろうな。 おれも具体例あるなら知りたい。
>>209 フレーゲは分析哲学者かつ人種差別主義者だった、かつ分析哲学は人種主義を反駁する
方法論をもたない、ゆえに分析哲学は人種主義と両立する、あるいはより正確に言えば
少なくとも両立する可能性がある、ということでいいんじゃない?
この議論を退けるには「分析哲学は人種主義を反駁する方法論をもたない」という前提を
撤回するしかない。
212 :
考える名無しさん :03/12/11 03:40
そんなことより、数学しようよ。
後期ウィトゲンシュタインやポパーなんかは 色々発展の可能性があるがフレーゲは頭固杉では?
214 :
考える名無しさん :03/12/23 02:58
まだ読書会しないの?
215 :
考える名無しさん :03/12/23 10:35
ここのスレを読んでフレーゲに興味を持ちました。ちょうど近所の図書館にも フレーゲ全集が置いてあったのでどれか借りてみようと思うのですが、初学者は なにから読めばいいでしょうか?ご教授お願い致します。
『算術の基礎』だ。 これ入門の定番。参考書は『言語哲学大全』の1巻
>>215 さん
レスありがとうございます。さっそく借りてみます。
>参考書は『言語哲学大全』の1巻
そういえば過去にこの本を買った記憶が・・・。まったく触れても
いませんでした。 ありがとうございました。
218 :
考える名無しさん :04/01/03 22:03
稲および識者の連中に質問だ。 おれはフレーゲの意味論の基礎にあるBedeutungとSinnの区別は、論拠に欠陥があると思っている。 というのも、フレーゲがこの二つを区別する必要を感じた理由は、同一性言明において 「明けの明星 = 明けの明星」 が何ら認識価値を持たないのに対し、 「明けの明星 = 宵の明星」 という言明は認識価値を持つがその違いをBedeutungだけでは説明できない、ということだった。 しかし、だ。この「認識価値」ってのは、フレーゲが意味論から排斥しようとした心理的概念以外の何物でもない、とおれには思える。 なぜって認識価値ってのはその名の通り、俺たちの認識が増大することから生じるからだ。 とても認識価値が客観的な存在者であるとは、俺には思えん。もしそうだと主張する人が居たら、是非証明が欲しい。 従って、フレーゲの論証は、実は心理的概念を密輸入しているために、失敗している、と俺は思う。
219 :
考える名無しさん :04/01/03 22:08
続き。 だから、フレーゲみたいに、意味について2レベルを設定するよりは、ラッセルみたいに1レベルだけの意味論の方が、どっちかというと納得いく。 もちろんラッセル流のやり方にも、指示(indicate)の関係だけじゃなくて、表示(denote)の関係を持ち込まざるを得ない点など、苦しいところは沢山あるが。 あるいは、たとえBedeutungとSinnというレベルを2つ設定するにせよ、その必要性の論拠はフレーゲのものではいかんと思う。 どうだろう。
カラスの寝言が聞きたいわけじゃないのよ。
222 :
考える名無しさん :04/01/04 09:50
ウィトゲンシュタイン読んだ後にフレーゲ読み辛い。
>>218-219 マジレスしていいんですか…
例えば「256=256」と「2^8=256」の二つだったら、
前者を計算によって確かめるということはしないけど
後者を計算によって確かめるということはあるでしょ。
この種の「何によって正当化されるか」に関する違いが
認識価値の違い。
この違いを心理的な区別と呼びたければ呼んでもいいけど、
それはちょっと変だし、
「フレーゲが意味論から排斥しようとした」ものも
その意味で心理的なものではないでしょう。
それから、ラッセルが指示の関係以外に
表示の関係を持ち込まざるを得なかった云々というのは、
『数学の諸原理』を書いた比較的初期の段階の話で、
その後の論文「表示について」では
「表示句は一つの論理的単位をなさない、
従って指示の関係以外に表示の関係は必要ない」
という話になっている、
ということが『言語哲学大全I』に書いてある。
>>210 フレーゲは哲学者かつ人種差別主義者だった、かつ哲学は人種主義を反駁する
方法論をもたない、ゆえに哲学は人種主義と両立する、あるいはより正確に言えば
少なくとも両立する可能性がある、ということでいいんじゃない?
この議論を退けるには「哲学は人種主義を反駁する方法論をもたない」という前提を
撤回するしかない。
>前者を計算によって確かめるということはしないけど >後者を計算によって確かめるということはあるでしょ。 そうだね。 >この種の「何によって正当化されるか」に関する違いが >認識価値の違い。 もちろん「アプリオリに根拠づけられるか」という点が、ある命題が認識価値を持つか否かの基準になる。 それは「意義と意味について」の1ページ目で言われている通り。 そこまでは俺も異存ない。しかし、 >この違いを心理的な区別と呼びたければ呼んでもいいけど、 >それはちょっと変だし、 なぜ「変」なのかがさっぱり分からん。 繰り返しだが、「認識の増大」ってのは俺たちの心理的な変化でなければ、一体何の変化だと思うね?
続き。
>表示の関係を持ち込まざるを得なかった云々というのは、
>『数学の諸原理』を書いた比較的初期の段階の話で、
>その後の論文「表示について」では
>「表示句は一つの論理的単位をなさない、
>従って指示の関係以外に表示の関係は必要ない」
>という話になっている、
>ということが『言語哲学大全I』に書いてある。
おれもその箇所は読んだよ。
で、結局ラッセルは「語の意味=指示対象」という1レベル意味論を「表示について」以降も支持することになる、ってシナリオでしょ。
めでたく、ラッセルにとって表示の関係の問題は解決した、というわけだ。
・・・という風に、おれはあんた
>>223 のレスを読んだのだが、間違ってるか?
もしこの理解で正しい場合、俺へのメッセージは一体何を言いたかったのだろう?
「心理的」って語で何を言おうとしているのかはっきりさせた方が
いいんじゃないか?
>>219 そうでないと議論が空回りすると思うが。
>「心理的」って語で何を言おうとしているのかはっきりさせた方が >いいんじゃないか? それもそうだ。 ちょっと待っていてくれ。
おれが「心理的」という言葉を使うとき、それはフレーゲの用法(と俺が信じるもの)に忠実だ。 だから(ほぼ)同義語としては「主観的」が当たるし、反意語としては「論理的」、「客観的」が当たる。 これは以下のフレーゲの言葉を論拠として、正当化されると思う。 「心理的なものを論理的なものから、主観的なものを客観的なものから明確に分離しなければならない」(GLA序文) 要するに、「個々人の心のうちで起こる過程に結びついた」という意味で使ってる。ここで「心」という言葉を使うのは許して欲しい。 この使い方は、今でも普通に使われる用法と大きなズレはないはずだ。 で、最初の「認識価値」の話に戻すと、この認識価値ってやつが増大するとかしないとか言うとき、それは心理的過程ではないか、だとしたら、それを意味論の基礎に使うことはフレーゲとしては許されないのではないか、 というのが、俺の言いたいことだった、と、こういうことだ。 だから、「認識価値の増大」というのが、心理的な、すなわち主観的な過程ではないというのなら、俺はその証明を知りたいのよ。
。ちゃんとレスしますね〜レス遅れてスマソ。
まずつまんないところから。
表示句の話を出したのは、
>>219 で「もちろんラッセル流のやり方にも、
指示(indicate)の関係だけじゃなくて、表示(denote)の関係を持ち込まざるを得ない点など、
苦しいところは沢山あるが。」
と書いてあるのをみて、これじゃあラッセルがずっと『数学の諸原理』の
表示概念の理論を引きずってたみたいに見えるな、と思って
表示概念の理論は記述理論に取って代わられたでしょ、と突っ込んでみただけ。
だから、219さんの
>>223 のレスの読み方はOKで、
かつ219さんが分かって書いていたなら、私の誤解でしたスマソ。
それで本題だけど、
まず、「認識が増大するという過程」は確かに個人の心理的な過程
だったりするけど、
そもそもフレーゲの意義の説明にはその意味での「認識の増大」なんて概念
使われてないんじゃないかしら。
我々がある命題を実際に正しいと認めるようになる過程とは一応独立に、
「その命題にとって何が正当化になるのか」ということが
客観的に決まっていて、それが命題の認識価値とか命題の意義なのだ、
というのが意義という考えではないかしら。
続く
続き だから、219さんの言うことが今ひとつよく分からない。 第一に、正当化の仕方の違いは客観的でしょう。 例えば算数の教科書に「2^8=256」を導く計算 (これは「2^8=256」という命題の証明、つまり正当化)が 書いてあったとして、これがこの命題の正当化であることは 一応客観的に決まっているといってよさそうでしょ。 つまり、「何がこの命題の正当化になっているか」ということは 客観的であり、正当化の仕方の違い即ち意義も客観的であると言えそうじゃない。 (219さんは正当化の仕方の違いが心理的な違いであると言っているように 見えるけど、それってよく分からない。) 第二に、認識の増大という過程が主観的であることと、 命題と正当化の関係が客観的であることとは矛盾しないんじゃないの。 認識の増大という過程は、 ある命題と客観的に結びついている正当化の仕方の一つを 実際に遂行するという過程に他ならない、と考えればいいんじゃない? (…あ…ちょっと苦しいかな。でも一応筋は通るかなと。) 再び続く
続き
あと、また細かい揚げ足を取らせて貰うと、
>>225 で
「「アプリオリに根拠づけられるか」という点が、
ある命題が認識価値を持つか否かの基準になる。」
って書いてあるよね。アプリオリに根拠づけられるか否かは
確かに認識価値の上の違いだけど、
認識価値があるかどうかの基準にはならない。
だってアプリオリに根拠づけられる命題に認識価値がないんだとしたら、
数学の命題は全て認識価値なくなっちゃうでしょ。
でもフレーゲは数学の命題が認識価値を持つって考えてるよ。
(幾何学の例が「意義と意味」にもあったはず…だよね。)
主観的・客観的という言葉の意味を明確にするのをさぼってますが、
以上のようなレスではどうでしょう。長くてごめん。
一坪は3.3平米である。てのはどうですか?
レスありがとさん >223 ラッセルについての理解では食い違いなさそうなので、横に置いておこう。ここフレーゲのスレだし・・・話出したのは俺か。 >そもそもフレーゲの意義の説明にはその意味での「認識の増大」なんて概念 >使われてないんじゃないかしら。 なるほど。確かに、ここには俺の早合点がありそうな気がする。もう一回「意義と意味について」を読み直すから、検討させてほしい。 >だってアプリオリに根拠づけられる命題に認識価値がないんだとしたら、 >数学の命題は全て認識価値なくなっちゃうでしょ。 そうそう、俺はさ、正にそう考えているの。以心伝心? 数学の命題にも認識価値はないんじゃないかと、俺は考えてるのよ。 もちろん、あんたが言うように、フレーゲはそんなこと言ってないと思うけど。 でも、とにかくちょい待ってて。
>>235 いいとも。こちらも矢継ぎ早にレスできるほど暇ではないので
(それにしては前回長く書きすぎw)ゆっくり考えてください。
>稲さん(他識者の方) 『算術の基礎』読んでます。質問させてください。 77節の「1は自然な数列において0に直続する」の証明がよくわかりません。以下抜粋。 「0と等しい」という概念に帰属する基数は、「0と等しい」という概念に帰属する基数と等しい ・・・(a) 「0と等しいが、しかし0とは等しくない」という概念に帰属する基数は0である ・・・(b) したがって、我々の説明により、「0と等しい」という概念に帰属する基数は、自然な数列において0に直続する。 ・・・(c) ここで、 1とは、「0と等しい」という概念に帰属する基数である ・・・(d) と定義すれば、直前の命題は次のように表現できる。 1は自然な数列において0に直続する ・・・(e) なぜ、abからcが出てくるのでしょう?(そもそもaの意味が分からない。トートロジーでは?) 「したがって、我々の説明により」がどの箇所を指しているのか分からないのが原因でしょうが・・。 このスレの過去ログは読みました。 また、W(55節)以降、分からないのはこの箇所だけでなく、ほとんど分からない のですが、一つ分かれば、フレーゲの思考パターンが分かるかなと思い、これを 挙げてみました。
もう一つ、質問させてもらえれば、87節の数法則について。以下抜粋。 「外界、すなわち空間的なものの総体の中には、概念も、概念の性質も、数も全く存在しないからである。 従って、数法則というのは、本来外的な物には適用不可能である。それは数法則ではない。 とはいえ、数法則は外界の物について成立する判断には適用可能である。 つまり、それは自然法則の法則である。数法則が主張するのは自然現象感の結びつきでなく、 判断間の結びつきであり、そして判断の中には自然法則も含まれるのである」 「数は主観のうちにも、物に付属する性質でもない」というフレーゲの主張はわかりますが、 自然法則についてはどのように考えているのでしょうか?ここで、 >数法則が主張するのは自然現象感の結びつきでなく、 >判断間の結びつきであり、そして判断の中には自然法則も含まれる と、言われているのをみると、数は客観でも、自然法則(数法則?)は主観的なもの、 つまりカントのカテゴリーのようなものと考えているのでしょうか?
ちなみに邦訳「フレーゲ著作集」の装丁、センスいいですね。 学術書でこれだけのものは、なかなかお目にかかれませんよ。
>ポール 77節の証明について: まず「概念Fに帰属する基数」を「#xFx」と表記しよう.すると75節での数0 の定義は 0=df #x(¬x=x) となる.さて76節の定義から「nは自然な数列においてmに直属する(mSn)」は ∃F∃x[ n=#y.Fy ∧ m=#z( Fz∧¬z=x) ] となる.だから証明すべきは #x(x=0) S 0 ところで77節の 「0と等しい」という概念に帰属する基数は、「0と等しい」という概念に帰属する基数と等しい ・・・(a) 「0と等しいが、しかし0とは等しくない」という概念に帰属する基数は0である ・・・(b) から,これの連言を考えると #x(x=0)=#y(y=0) ∧ 0=#z( z=0∧¬z=0) となる.ここから存在汎化によって ∃F∃x[ #x(x=0)=#y.Fy ∧ 0=#z( Fz∧¬z=x) ],すなわち #x(x=0)S0 以上
↑ごめんね ちょっと書き間違い 誤:「nは自然な数列においてmに直属する(mSn)」 正:「nは自然な数列においてmに直属する(nSm)」
稲さん早っ!! 論理式ですか・・・。 今、ちょうど述語論理(2章)でヒーヒー言ってるところでして・・。 (分かりそうにないですが)とりあえず考えてみます。 ありがとうございました。また宜しくお願いします。
ポールは早く寝ろよと。
ちなみに #xFx は基数量化子とでも考えればいい(数量化子というのもあるがそれとは別).つまり全称量化∀xFxや 存在量化∃xFxと同じで個体変項をおさえる働きをする.つまり,簡単には#xφxは概念から基数への 関数と見なせばいい.だから #xFx と #yFy は同じ.∀xFxと∀yFyが同値であるのと同じね.
>>238 たしかに難しい部分ではあるけれど,フレーゲの論理主義の萌芽がある.その引用の
直前にあるように「計算するとは推論することだ」というのは特にそうだと思う.こ
こでの論点は主観的/客観的ということではなくて,数法則が何についての法則なのか
ということだね.少なくともそれは「もの」についての法則でない.はっきりとは述べ
てないけど「判断に関する法則」とでも言えるのかな.
>稲さん
毎度ご親切にありがとうございます。
>>240 は、今の僕にはやはり難しいですね。ただし、論理式で証明できるというのは
わかりました。記号論理学の方は地道にやっていきます。
『算術の基礎』は、後半は難しいですが、前半の明晰な議論はおもしろいです。
特に、観察される事実から数や数式を基礎づけようとするミルへの反論には
「なるほど」と。
>ここでの論点は主観的/客観的ということではなくて,数法則が何についての法則なのか
>>245 これがどういう意味なのか考えてます。
判断についての法則なら、主観にアプリオリに備わったものではないか?と
考えたくなります。
とまれ、今日明日とじっくり読み返してみます。
あぼーん
判断とはある命題を真とみなすことですが、判断と一口に言いましても…
大した根拠もないのに何らかの原因から命題が正しいと思い込んでしまう場合と、
数学の証明のようなきちっとした正当化の上で命題を正しいとみなす場合があって、
前者の判断間の結びつき(因果関係)は主観的なもの・心理法則、
後者の判断間の結びつき(正当化関係)は客観的なもの・論理法則、
というイメージがフレーゲを読んでいるとたびたび出てきます。
(参考:『フレーゲ著作集4』の一番最初の「論理学」)
>>238 で引いてある「数法則が主張するのは自然現象間の結びつきでなく、
判断間の結びつきであり、そして判断の中には自然法則も含まれる」
という文章の中でも、判断間の結びつきということで
きちんとした正当化の上でなされる判断の間の結びつきが考えられている、
と解釈してよければ、ここでの「判断間の結びつき」は
(フレーゲの用語法で言えば)客観的な結びつき/関係としてよさそうに思います。
でも、こう考えてみるとフレーゲの「主観的/客観的」の区別って、
ちょっと変な感じがしますね。
>>248 判断には、主観的判断と客観的判断があるのですね。忘れてました(汗。
野本さんの『フレーゲの言語哲学』に、
アプリオリ−分析的判断 :論理学、算術
アプリオリ−総合判断 :幾何学や純粋力学
と書かれていました。自然法則はアプリオリな総合判断と
フレーゲは考えているようですね。
初歩的で馬鹿馬鹿しい質問かもしれませんが、文脈原理 「語の意味は文脈において問われなければならない」 に疑問です。 これが「語の意義(Sinn)」なら、確かに文脈によって意義するものが 変わってくるのは理解できるのですが、「意味(Bedeutung)」は 単独でも文脈中においても指示するものは固定されてませんか? フレーゲのような客観的実在論者は、固有名でも概念語でも、客観的な 事柄についての主張なので、文脈によって指示する相手が変化するとは 思えません。 特に文脈原理は、心理主義批判のために持ち出されているので、 なおさらその時の状況によって指示対象が変化したらマズイのでは ないでしょうか?
あぼーん
ふと、思いついたのですが、「私」「あなた」といった 指示代名詞なら確かに文脈によって意味するものが変わりますね。 ただ、このような特殊な例を言うために文脈原理があるのでしょうか?
あぼーん
254 :
考える名無しさん :04/01/26 03:01
>>250 文脈原理で問題になっているのは、「文という脈絡(文脈)」であって、「発話の文脈」
(=発話者、発話時点、等)ではない。
ほんとに馬鹿馬鹿しい質問である。
>>254 >「発話の文脈」(=発話者、発話時点、等)ではない。
254のポール文の解釈自体がおかしいような。発話の文脈なんて出てない
ようだけど。
>指示代名詞なら確かに文脈によって意味するものが変わりますね。
意味ではなくて指示がかわるね。指示代名詞だと。フレーゲは語を定義から見るのではなくて
文脈から見るのを強調してるわけだけど、文脈(のみ)から語の意味が決まるわけでもないね。
数学の形式化の問題でもこの辺は切り捨てられていると思う。形式化できるのも自然言語におおくの
部分を負っていることをわすれているね。特にソーカル読んで哲学批判者になったような人は。
まあよくある間違いだね。最近は訳語に注意が払われてるので少なくなったと思うが。 著作集でもSatzzsammenhangは「文という脈絡」と訳されてるし、飯田氏は「文という連関」と訳してたかな。
>意味ではなくて指示がかわるね。
>>255 散々既出かもしれませんが、「Bedeutung=意味」、「Sinn=意義」の訳は混乱しますね。
通常の用いられる「意味」は意義の方ですから。
『言語哲学大全』のように、指示としての意味(Bedeutung)は「イミ」とした方が、
混乱しなくてすみますね。(Bedeutungは「指示」と訳して欲しいところです)
意味 :通常使われる意味
イミ :Bedeutung
意義 :Sinn
>まあよくある間違いだね。
>>256 僕の考えがですか?
もう少し詳しく指摘してもらえれば・・・。該当するテキストを指定もらえればもっと嬉しいかも。
繰り返し文脈原理について。
>>250 「その中(完全な命題)でのみ、語は本来、意味(Bedeutung)を持つのである」(『算術の基礎』60節)
フレーゲは、「言表とは、客観的なものについてのそれである」と述べています。
フレーゲのいう「語は主観的表象ではなく、客観的なものを指示する」という
考え方は分かります。しかし、「客観的なものを指示する」故に、語のイミは
語単独で固定されていませんか?文脈や発話の状況に関わりなく。
語が指示するのが、主観的表象でなく客観的なあるものならば、文脈によって、
「地球、赤道、1、点、面」(固有名)、「地球の衛星、犬、唯一の存在物」(概念)
といった語の指示対象が変わるとは思えません。
「明けの明星」「宵の明星」のように、同一の対象でありながら、昔は別の対象
であると誤認した例もあります。しかしこの場合も、その誤認された当時でさえ、
”客観的には”、「明けの〜=宵の〜=金星」と、指示は固定されていたと思います。
また、意義はあるが、イミが存在しない語もあります。
しかし、この場合も、単独で指示対象が存在しないならば、文においても
指示対象は存在しない、つまり、文脈に依存しないと思います。
・・・と述べましたが、『意義と意味について』で、 「そこで使用された固有名は意味(Bedeutung)を持っているという前提が常に当然とされる。 (しかし、実際にはそうではない)」(著作集4 p87) と、固有名ケプラーの例が挙げられてます。 これをみると、ある構文においては(副文等)、語単独では対象を指示しえない 場合があるのでしょうか?(軽く目を通した程度なので、詳しいことは分かりません)
あぼーん
>語単独では対象を指示しえない 場合があるのでしょうか? 指示代名詞こそそれにあたるんじゃない?「彼」=ポール、「彼」=太郎 と文脈によってちがってくるんだから。
>>259 多くの語は抽象された一般的なものなので、唯一の対象を指示できるのは
固有名詞の一部だけだろう。
あぼーん
遊ぶのもいいけど良スレは荒らすなよ >キキキ
あぼーん
>良スレは荒らすなよ p(w
267 :
考える名無しさん :04/01/27 00:29
284 名前: 考える名無しさん 投稿日: 04/01/27 00:11 ☆キキ+キ゚Д゚ ◆qpmo.OOqAo はよほど嫌がられるのがすきなんだな まめさとしつこさに呆れるというか鬼気迫るモノを感じる。 こうやって反応すると喜ぶんだろうが・・・異常者め。
「語の意味は文という脈絡の中で問われねばならない」という原理の中の 「文という脈絡」という言い回しは、当該の語の文中の位置(主語になっているか 目的語になっているか等々)とか、当該の語を含む文と前後の文の続き具合 という意味での「文脈」や、その文が発話された状況のことではない、 と考えるのが普通ですし、 文脈原理もこのような意味での「文脈」に応じて 語の意味ないし指示対象が「変化する」という主張ではない、 と考えるのが普通です。 (実際、この意味での文脈が変わるごとに語の意味が変わってしまうような言語は 論理的に欠陥のある言語だ、ということをフレーゲが言っていたと思います。 どこかは忘れました。多分書簡集か数学論集のどこか。) じゃあ文脈原理って何なのか、ということですが、よく分かりませんねえ。 『算術の基礎』§60前後の議論を見ると、 語の意味を単独で問う → 語の意味はその語を聞いて思い浮かぶイメージだ、 という誤った考えが生じる。 語の意味を文の中で問う → 正しく語の意味を捉えられる。 といったことをフレーゲは言いたがっている気がしますけど、 この主張にどういうポイントがあるのか、私にははっきりしません。 分析哲学・言語哲学で一般に言われる「文脈原理」は 「語の意味は文の真理条件への寄与である」というものですが、 これは思い切り噛み砕いてしまえば 言語の意味を説明するということの眼目を 「文の意味を説明し、それに基づいて言語行為・伝達を説明する理論を作ること」 に置き、語の意味を文の意味を効率的に説明するための理論的道具立てとみなそう、 という考え方だと言えると思います。 このように理解された文脈原理とフレーゲの文脈原理の関係は、不透明です。
269 :
考える名無しさん :04/01/27 22:40
ポールへ。いくつか初歩的な思い違いをしているようなので指摘しよう。 1. >特に文脈原理は、心理主義批判のために持ち出されているので、 この理解は間違い。 実際は、文脈原理はフレーゲの心理主義批判の論証に何の役割も果たしてない。 だから、文脈原理を保持しなくても心理主義の不合理性はちゃんと論証できる。 (ただし、フレーゲの論証そのものに不十分な点を指摘できることは、『大全』に書いてある通り。それでもWの論証なら誰でも納得するだろうし、この場合も文脈原理は使わなくていい。) フレーゲが文脈原理を立てた理由は他にある。それが何かわかるか? 2. >Bedeutungは「指示」と訳して欲しいところです そう訳したいところだ。だがそう訳してはまずい理由が、大全を読めば二つ理解される。 巻末のクイズは考えた?
254です。前のレスはちょっと不親切すぎたから、若干のフォロー。 オレはフレーゲについて特に詳しいわけではないので、「文脈原理」について フレーゲ研究の文脈でどういったことが言われているかは良く分からないけど、 一般に、分析哲学の枠内での意味論的な研究の展開において文脈原理がどういった 意味を持つものものであったかという点については、クワインが書いた論文 "Five Milestones of Empiricism" なんかを読むと(クワイン独特のバイアスが かかっているにせよ)ポイントがつかみやすいように思う。 前にも書いた通り、「文脈原理」で問題になっている「文脈」は、あくまでも 「発話の文脈、文が使用される文脈」と区別しておかなければならないわけだけど、 これについては、発話の文脈に対して、また「私」や「あなた」のような指標的 表現(発話文脈に応じて指示対象の変動する表現)に対して、フレーゲがどのように 対処したか、それからまた、このフレーゲの対処策がどのような問題を孕んでいたか をあらかじめ見ておくのがよいかもしれない。これについてはまず、フレーゲの論文 「思想」は必読だけれども、それに加えて、ジョン・ペリーの超有名論文 "Frege on Demonstratives"と"The Problem of the Essential Indexical"を 読むのがいいのでは? (指標詞の問題については野本氏の本でも説明はあるけども、 ポイントが分かりにくいかもしれない。) それから、このスレを見ていると、専門的な知識を持っている風を装って結構いい加減な ことを言っている人もいるようだから、注意した方がいいと思う。余計なお世話かもしれない けれども、念のため書いてみた。
それから、John Perry の論文については、以前にその翻訳をネット上で見た記憶が あるので、探してみると良いと思う。
>それから、このスレを見ていると、専門的な知識を持っている風を装って結構いい加減な >ことを言っている人もいるようだから、注意した方がいいと思う。余計なお世話かもしれない >けれども、念のため書いてみた。 こういう書きこみこそが一番混乱させる原因になることが分からないのか? 前も言われていたように、、 >「発話の文脈」(=発話者、発話時点、等)ではない。 は明らかにポールの文を早飲込みした解釈でしかなかったと思う。 それと今は「フレーゲルネッサンス」と言われているように、フレーゲの評価が 劇的に変わろうとしている。そんな中で、クワインの論文を持ち出して得々と語っ ているところには違和感を覚える。 >「言っている人もいるようだから」 このような文が一体どういう意義を持つ事になるのか、せめてフレーゲを語るときくらいは 注意して欲しいと思う。キツく聞こえるかもしれないが、すまん。
>>272 おまえなあ、正々堂々とコテハン入れて喋れよ。
>>270 おお、なんと的確な。
ちなみに私が
>>268 で「分析哲学・言語哲学で一般に言われる「文脈原理」」
と呼んだのはクワイン(及びダメット)が言う意味での文脈原理を
念頭に置いたつもり。
ただし、「クワインが言う意味での文脈原理」のまとめ方と、
「クワインが言う意味での文脈原理」vs.フレーゲの文脈原理の関係については、
かなり私個人のバイアスがかかっているので注意をおながいします。
もう一つ
>>270 >それから、このスレを見ていると、専門的な知識を持っている風を装って
>結構いい加減なことを言っている人もいるようだから、注意した方がいいと思う。
この中に自分が入っていないことを望むwけど、
私のレスはあまりスタンダードではない解釈に基づいているので注意した方がいいと思う。
あぼーん
あ。。。既に
>>270 への突っ込みが。。。
確かに書き込みマナーに関して
>>272 の言うことも尤もだが、まあいいでないの。
クワインの論文を引き合いに出すことの是非に関しては、
>>270 の意図はそもそもフレーゲの文脈原理解釈の決定版を挙げることではなく、
分析哲学の中で文脈原理がどういう意味を持っていたかを知るための文献を
挙げることだったわけで、そのためにクワインの
"Five Milestones of Empiricism"はかなりよい選択と思われるが如何。
でもさ、確かにクワインとペリーの論文は超が付くくらい有名だし、 誰が間違ってるかははっきり言わないとスレの全体が疑わしくなる ことになるのも事実だよね。全称汎化かな。
あぼーん
あぼーん
280 :
考える名無しさん :04/01/28 01:30
280!!!
素数!!!
あぼーん
ハズカシイ。。。
『言語哲学大全』の問題:フレーゲの「Bedeutung」を「指示」と訳すのは、なぜまずいのか? やっぱり論点先取りというのは違うような気がするな.pp.110fを読む限り,単純に「指示対象」 と訳すべきだということじゃないかな.
285 :
考える名無しさん :04/01/28 07:10
まだフレーゲで止まってるのかよ。 記号論理は理論計算機科学に消化されたわけだから。
286 :
考える名無しさん :04/01/28 07:13
>>284 それ別すれで解決したんじゃいの?
また忘れたの?
ああそうか,大全のほうか.ごめん間違えた.
>>285 理論計算機科学では解決出来ないと思いますよ。
また254だけど、文脈原理の問題に興味はあっても、英語の文献にあたれない人も いるかもしれないから、そうした人たちのために再びフォロー。 何かないかなと思って探してみたら、飯田さんの『言語哲学大全T』139〜140ページ の注14で、文脈原理についてありがちな誤解に関して的確な説明がされていた。 ここを読んでみるのが一番良さそう。
飯田さんのクイズの趣旨は、なぜダメットやエヴァンズが Bedeutung について 説明するのにわざわざsemantic valueといった概念を持ち出したのか、という点に あると思う。 これについては、Gareth Evans, The Varieties of Reference, pp.8 で簡潔な 説明が述べられているし、飯田さんの本をちゃんと読めば理解できることだと思う。 (それにしても罪作りなクイズを出題したものである。)
>254 >飯田さんのクイズの趣旨は、なぜダメットやエヴァンズが Bedeutung について >説明するのにわざわざsemantic valueといった概念を持ち出したのか、という点に >あると思う。 >これについては、Gareth Evans, The Varieties of Reference, pp.8 で簡潔な >説明が述べられているし、飯田さんの本をちゃんと読めば理解できることだと思う。 >(それにしても罪作りなクイズを出題したものである。) 罪作りというか,よくわかんないな.とくに「指示と訳したらまずい」というのがわからない. 「指示対象」というわけじゃないよね.以下はエバンス(p8)からの抜粋 Frege was distinctive in supposing that the semantic power of an expression was determined by that expression's being associated with some extra-linguistic entity. He called such an entity the expression's Meaning(Bedeutung); given the multiplicity of use of the word 'meaning', one might follow Dummett and call this entity the expression's semantic value. だからって「フレーゲのBedeutung」を「指示」と訳したらまずいというのは言い過ぎのような気がするけれど.
あぼーん
あぼーん
295 :
考える名無しさん :04/01/28 18:29
Originally concentrating exclusively upon extensional fragments of language, and later feeling able to lay aside non-extensional contexts as special or abnormal (i.e. as contexts in which expressions do not have their normal semantic value), Frege was drawn to the identification of the Meaning (semantic value) of a singular term with what would normally be regarded as that term's referent. The idea that the semantic power of a singular term consists in its being associated with an object in the world as its referent makes evident good sense, once the decision to lay aside non-extensional contexts for special treatment has been made, since, given that decision, any two co-referring expressions can be intersubstituted anywhere salva veritate. However, this consideration by no means force the identification of a singular term's semantic value with its referent; and the consequence that all empty singular terms have no semantic value, and hence no semantic power, is not one which is obviously acceptable. Frege's later willingness to ascribe sense to terms with no semantic value is only dubiously coherent... (Gareth Evans, The Varieties of Reference, p.8f.)
あぼーん
>>295 なおさらわからないな.エバンスのフレーゲの理論に対する評価としてはいいけれど,
「フレーゲのBedeutung」を「指示と訳したらまずい」という意味がわからない.これは
「解釈のうえでもまずい」ということなの?それとも「フレーゲはBedeutungを指示対象と考えたけれど
,必ずしもその考えは妥当ではない」ということなの? そこのところがわからないんだが.
あぼーん
あぼーん
最近論戦になりかけると荒らす連中が居るな。
>>稲 エバンスのフレーゲ解釈はかなり特殊だから、この際ダメットあたりから 考えてみたほうがいいと思わない?
ところでフレーゲ哲学の研究って、フレーゲの思想が理解できる って以外になんの役に立つの?算術の哲学とか数学的発見の 役に立つとも思えんし、凡人にはどうでもいいような用語の 定義とか延々とやっているように見えるんだけど、なにかに応用 できるの?
>>290 への補足。
飯田さんの本(『大全T』)の中では、特にこのクイズに密接に関わるのは
107ページあたりの話だと思う。
たしかに単称名辞については、そのBedeutungを「指示」(もしくは「指示対象」)
と訳すのはそれほど不適切ではない。けれども、「単称名辞が世界の内の対象を指示する」
という関係(飯田さんが「素朴な実在論的意味論」と呼ぶものが立脚している関係)は、
フレーゲにとっては決して、Bedeutungについての一般的な理論のためのモデルを
与えるようなものではなかった、ということがダメット的な解釈のポイントだと思う。
要するに、ダメットやエヴァンズ(それに飯田さん)によれば、フレーゲがBedeutung
について採った見解には二つの異質な要素が混入している、ということになる。
これに対して、「素朴な実在論的意味論」の流れを引き継ぐ要素(実在物の指示という
要素)を取り除くことによって、フレーゲのBedeutung理論を言わば純化しようとしたのが
トゥーゲントハットの試みだと言える。
蛇足だけど、Bedeutungの解釈に関して飯田さんの本の中で「論点先取」ということが 言われているのも、こうしたトゥーゲントハット流の解釈を念頭に置いてのこと。 (トゥーゲントハットの問題の論文は昔の『理想』に翻訳されていたと思う。)
それから、前に問題になった文脈原理というものの重要性も、フレーゲのBedeutung理論 の内で、「素朴な実在論的意味論」に連なる要素ではなくて、もう一方の要素(ダメットらが semantic valueの概念を用いて説明しようとした要素)に深く関わっている。 これは飯田さんの本でも述べられている通り。
>フレーゲが文脈原理を立てた理由は他にある。それが何かわかるか?
>>269 『言語哲学大全T』2・2辺りの議論ですね。
文脈原理には、心理主義批判への消極的役割だけでなく、積極的な解釈があると
述べられています。
「語の意味は、それが現れる文の意味への寄与に他ならない」(『言語哲学大全T』p92) ・・・(a)
文の意味は、それを構成している「語の意味」と「文の構造」によって決定される。
語だけを考えていては、文の構造が現れてこない。よって、語は単独でなく、
文の構造と共に問われなければならない、、、ってことですね。
『大全』のp139(14)を読んでみると、僕の解釈がよくある誤解とわかりましたが、
それのどこが間違っているのかがよくわからない。
それと、225さんや254さんのレスを見たら、フレーゲの文脈原理と、分析・言語哲学で
一般的に使われるそれとはかなり違うみたいですね。
あぼーん
あぼーん
>>307 1ドグマ=2.5マイルストーンですか。。。どこの通貨やねん。
「経験主義の五つの里程標 Five Milestones of Empiricism」は
"Theories and Things"所収。(未訳?)
あぼーん
>>307 "Five Milestones..."は、223氏が書いてるとおり、「二つのドグマ」とは別物の、
「五つの里程標」です。経験主義が辿ってきた道のりの上の里程標を大きく五つ確認し、
その道を辿ってゆけば最後はクワインのところに行き着くという、ある意味では
(クワインにとって)きわめて虫のいい内容になってます。
翻訳はされていないようですが、誰かの本で内容紹介のようなことがされていたと思って
少し探してみたのですが、ちょっと見つかりませんでした。(野家さんあたりがどこかで
触れていたかもしれない。)
>>310 で書かれているように、この論文はクワインの著書 Theories and Things に収められた
5ページほどの短い論文です。この本は比較的短めのものを集めた論文集なので、
クワインの著作の中では取っ付きやすい方なのでは。もしお持ちでなかったら、
買って損はしないと思います。
それから最後に一言。ここ最近なんだかこの板は全般に沈滞気味のようなので、多少とも
話が盛り上がればいいなあと思い、前の方のレスではあえて挑発的な言い方をしてみました。
失礼な言い方もあって、気分を害されたかもしれませんが、その分、埋め合わせに情報提供
には努めたつもりなので、ご勘弁ください。
それから、私自身は別にフレーゲの専門家とか研究者といったものではなくて、
単なる素人にすぎないので、私のレスもネタにして議論を続けていっていただければ
と思います。(読み返してみたら、
>>303 は文章もメロメロで結構ハズカシイ。)
254さんの参加でむしろこのスレが活発化してきてROM人間としては 嬉しい限りです。
フックウェイ(浜野研三[訳])『クワイン』の初めの方を読めば、 「五つの里程標」が何かは分かるでしょう。 つまりトマトなんだよ。ベジタブルなんだよ。
306(ポール) >文の意味は、それを構成している「語の意味」と「文の構造」によって決定される。 >語だけを考えていては、文の構造が現れてこない。よって、語は単独でなく、 >文の構造と共に問われなければならない、、、ってことですね。 そういうこと。一言で言えば、項論理学批判のため、あるいは文の論理形式に正当な役割を認めるため、だ。 決して心理主義批判のために文脈原理が持ち出されたわけじゃない。
>307のリンク先のペリーの論文て、著作権の問題クリアされてるのかな? 以前、(多分)同じ人物のダメットの論文の翻訳を見かけたときもふと気にかかったんだけど。
317 :
考える名無しさん :04/01/29 22:50
あぼーん
くだらね
>>303 >けれども、「単称名辞が世界の内の対象を指示する」
>という関係(飯田さんが「素朴な実在論的意味論」と呼ぶものが立脚している関係)は、
>フレーゲにとっては決して、Bedeutungについての一般的な理論のためのモデルを
>与えるようなものではなかった、ということがダメット的な解釈のポイントだと思う。
内容はわかるけれどBedeutungについての一般的理論がどうであるべきかということとBedeutung
をどう訳すかということとは別のような気がするな.単に「Bedeutung」を「指示対象」と訳したか
らって素朴実在論になるとは思えない.僕が気になるのは,飯田先生がフレーゲのイミを単称名の
場合にだけ指示対象と訳しているところかな.文のイミについては真理値ということで文の指示対
象だとは書いていないよね.フレーゲは真理値を文の指示対象だと考えたんじゃなかったっけ?
321 :
お邪魔します :04/01/30 19:22
322 :
考える名無しさん :04/01/30 19:29
要するに、Bedeutungはそれだけ取り出すんじゃなく文脈において 問われ、かつ、Sinnと区別されるなら細かい訳にこだわる必要ない。
>223、254、269氏 「五つの里程標」でしたか。『現代思想の冒険者 クワイン』で探してみたら、 「二つのドグマ」しか載っていなかったので、てっきりこちらかと・・。 5pぐらいなら英語でも読めそうです。 僕とみなさんとではレベルが雲泥ですが、時々参加させていただきます。 暇な時は相手してください。
324 :
考える名無しさん :04/01/31 00:16
>>322 に基本的に同意。
Bedeutungの概念を取り巻く理論的背景を見ずに単に訳語だけを云々しても、
それほど大きな哲学的意味があるとは思えない。
あぼーん
326 :
考える名無しさん :04/01/31 09:12
大全の今日の今日的解釈を飯田ゼミでやってた。 ノーと借りるか聴講に行ったら?
327 :
考える名無しさん :04/01/31 13:01
>>322 >Bedeutungはそれだけ取り出すんじゃなく文脈において
>問われ
まあフレーゲがそういう認識でいたということでしょ
優位性ということでは
文>>>>単語
ということで、こうなると単語自体がもはや単語とは扱えず、単語も文だ
とするWに通じる。
328 :
考える名無しさん :04/01/31 13:30
329 :
考える名無しさん :04/02/09 11:57
大全の「今日的解釈」。うーむ。 てゆーか、「今日の」言語哲学の中では、フレーゲってどーゆー位置付けにあるんだろ。 ネオ・フレーゲアンみたいに「思想の哲学」につなげていく以外に、最近はどういった展開があんの? 誰か教えて!
330 :
考える名無しさん :04/02/09 12:02
フレーゲの哲学ってなんですか?
331 :
考える名無しさん :04/02/09 13:54
知ってるけど教えない
332 :
考える名無しさん :04/02/11 00:47
おねがい。教えて!!
333 :
考える名無しさん :04/02/11 02:14
てゆーか、フレーゲってだれ?
334 :
考える名無しさん :04/02/11 02:15
性格悪いおっさん。
335 :
考える名無しさん :04/03/09 01:00
期待あげ。
Shelahがこっちに手を出したら革命的な業績を起こしただろうなー
>>337 Shelahは天才数理論理学者だよー。
つまり、DQNだということですね。
340 :
考える名無しさん :04/03/09 20:11
Shelahの本持っているよ。
342 :
CC名無したん :04/03/23 10:12
>CC名無したん thx(w なかなか見つからなかったので助かりますた。 おもろかったでつ。
続ききぼん
345 :
考える名無しさん :04/04/18 03:19
フレーゲに関心のある人はいないのか。
いるよ。
いないよ。
348 :
考える名無しさん :04/04/18 13:45
二値原理が成立しないよ
ファジイ論理でいくか。。。
350 :
考える名無しさん :04/04/18 14:11
我々が見ているのは「月」なのか、それとも「月の像」なのか?
351 :
考える名無しさん :04/04/18 14:30
キキキ
>>340 ・・・持っているだけで一生終えそうなのは残念だが。シェラハは確かに
令名が轟いているね。イスラエル大学の教授で、巨大集合論で業績を挙げ
た香具師ですね。。。
353 :
考える名無しさん :04/04/21 20:34
馬鹿しかいないの?
354 :
考える名無しさん :04/04/21 21:53
でも、科学の前では、哲学なんて ゴキジェットのまえのゴキブリに等しいんだろ?
あぼーん
356 :
考える名無しさん :04/04/21 21:58
科学と哲学では分野が違います。
357 :
考える名無しさん :04/04/21 22:17
なんでも哲学だろ?
358 :
考える名無しさん :04/04/22 01:42
>>352 俺を甘く見るなよ。
もう読んでいるぞ。あと2年ぐらいあれば読み切れる。
「モデル理論」のバイブルと言われている本だ。そう言えば分かるだろう。
だいたい、Shelahだって人間なんだ。読めないわけはないだろう。
>>352 シェラハはヘブライ大学の教授だYO! 巨大基数に関する業績もあるけど、どちらかと
いうとZF内部でできることを極める、という感じの仕事がメインかな。基数算術における
pcf theoryなんかがそれ。
>>358 Classification Theoryでつか。漏れには一生かかっても理解できそうにないよ。('A`)
360 :
考える名無しさん :04/04/22 13:55
formal semanticsについて教えてけれ。 『意味論1:形式意味論』(くろしお出版)てのは読んだが この本はダメポ。
361 :
考える名無しさん :04/04/22 13:58
353 名前:考える名無しさん :04/04/21 20:34 馬鹿しかいないの?
362 :
考える名無しさん :04/04/22 14:19
>>360 その本は言語学板の意味論スレでも評判わりかったような…
363 :
CC名無したん :04/04/22 23:55
365 :
考える名無しさん :04/04/23 01:25
まあ、これからGamutの本読むから
蛾夢ちゃんか。
367 :
考える名無しさん :04/04/26 12:56
岩波から出てる論文集は素人でも読めますか?
>>367 専門家や哲学科卒でなくても読めますよ。
このスレの大半は素人でも驚かない。
369 :
考える名無しさん :04/05/04 20:29
ダメットのTruth and the Pastキタキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!! てことで、これから読むです
>>369 それ、新しい本? JPに出てた論文じゃなくて?
通販で来たとかって意味と思われ。
JPに出たやつ(てのはコロンビアでやった講義らしいが)の増補版
>>372 あー、なるほど。情報ありがd!
JPのやつ、コピったけど読んでない。_| ̄|○
374 :
dthat(考える名無しさん) :04/05/11 19:28
久しぶりに野本さんの本を引っ張り出して読み返してみたが Kaplan読む方がずっと易しいな
>>374 それはみんな思ってるよ。野本先生の本は、一通りわかってる人が読むと
いいまとめになってるんだけどね。
「まとめ」とゆってもゴタゴタし杉 まとめに徹するなら せめて Martin Davies の本みたいな明快さが欲しいぽ 「カリフォルニアくんだりまで行っといてコレかい!」って誰でもツッコムだろ
∧∧
/⌒ヽ)
>>376 i三 ∪ 野本先生はいい人だぽ。
〜三 | あんまり悪口言っちゃだめぽ。
(/~∪ Davies と比べちゃ酷だぽ。
二三
二三
二三
Frege: Importance and Legacy ,Schirn がきました。 これから読もうと想います。 とても楽しみです。
そうか だからなんだ 門外科まったく
381 :
考える名無しさん :04/05/24 19:34
おい、おまいら 森本浩一『デイヴィドソン』はお読みですか?
あとがきだけ立ち読みした。 けど、そこに出てくる「Iさん」てのがなんか気になる。
383 :
考える名無しさん :04/05/24 20:18
Iさん=石川梨華
384 :
考える名無しさん :04/05/25 22:49
『デイヴィドソン』は近くの本屋に売ってなかた..._| ̄|○
稲さん、復帰しませんかぁ?
稲ではないが、議論があるならつきあうよ。>ポール氏
しかしフレーゲは人気ないなあ
人気ないねえ。 なんかさ、好感度アップ作戦とか考えたらいいんじゃないの?
389 :
考える名無しさん :04/05/27 22:51
ホント閑散としてんね
>>381 森本さんのデビ本は結構いいよ。
デイヴィドソンが最終的に立ち至った地点(の重要な側面)を
うまく伝えてると思うし。
このシリーズの中では断然「買い」でしょー。
でも個人的には、S田正良さんあたりにデビ本を書かせたら
また違った角度から一ひねり効いた面白いのになったんじゃないかと
思うけど。
>>386 ご親切にありがとうございます。
久しぶりに、本当に久しぶりに、哲板の良心に触れたように感じました。
稲さんとしたい議論が特にあるわけではなく、稲さんが戻ってきてくれれば、と
いつも考えているのでついレスしてしまいました。
稲さんのような専門コテが一人でもいれば、周りにレベルの高い名無しさんが
自然と集まります。一人でいいんです。それでスレの、ひいては板のレベル、
マナーがupします。(
>>386 さんはコテはつけないのですか?)
以前は結構いた分析軍団も、今や跡形もなくいなくなってしまいました。
専門コテだけでなく以前は、初心者である僕の稚拙な考えに突発レスを
くれる専門家の名無しさんがいたものです。ところがいつのまにか、
そのような名無しさんもほとんどいなくなりました。
何とかしなければと思いながらも、寂しいことです。
>森本さんのデビ本は結構いいよ。
>このシリーズの中では断然「買い」でしょー。
>>389 飯田さんの『言語哲学大全』もUで放り出したままですが、こちらも
明日買ってきます。
391 :
考える名無しさん :04/05/27 23:39
期待したい!! 現代思想 7月号 特集=分析哲学の世界 (6月28日発売予定)
392 :
考える名無しさん :04/05/28 00:19
>>391 なんか捻りの無いタイトルだにゃー
つか、漠然としすぎだろ
393 :
考える名無しさん :04/05/28 00:23
反ユダヤ主義者なんだろ?
394 :
考える名無しさん :04/05/28 11:44
たぶん飯田は書いている。 それと業界人にとってはピンと来ない人選がありそう。 全部予想だけど。
>>390 僕は分析系が専門というわけではないので、そこまで感謝されるとかえって恐
縮しちゃうな。ただ、まともな議論ができればよいとは思っているので、もし
ポール氏から何か議論があるのなら、できる限りでつきあわせてもらうつもり。
そうしているうちに専門家がレスつけてくれるかもしれないわけだし。
ポール氏は今はどういう関心をもっているの?
コテハンについては(つけるかどうかを)次までに決めておくね。
『現代死相』は相変わらず迷走してるみたいね。
日本科学哲学会第37回(2004年)大会は、下記の要領で開催いたします。 場所:京都大学吉田キャンパス ○10月2日(土) ・特別講演:西田利貞氏(京都大学理学部教授) ・シンポジウム:「フレーゲ――その歴史的位置付けと展開」 (司会:野本和幸、提題者:三平正明・佐藤雅彦・松阪陽一)
400 :
考える名無しさん :04/06/09 01:11
四〇〇ゲット!
ボールの衣装部屋 ・質問君 ・虎 ・胡頽子 ・Scarecrow ・前スレ226
>>399 三平さんと松阪さんはわかるとしても、佐藤雅彦先生が提題者とは!
すげー!!
>>402 すげー・・・・こんなにキャラ持ってたのかアイツ。
w
w
407 :
考える名無しさん :04/06/13 01:22
あげ。
408 :
考える名無しさん :04/06/15 20:23
∧∧ /⌒ヽ) フレーゲは天才ぽ・・・ i三 ∪ 〜三 | (/~∪ 二三 二三 二三
スレ立て荒らしのおかげで、大全スレついに落ちたね。
ホシュ
412 :
考える名無しさん :04/07/06 02:01
あげ。
413 :
考える名無しさん :04/07/15 03:44
∧∧ /⌒ヽ) i三 ∪ フレーゲ、嫌われているぽ。 ?三 | (/~∪ 悲しい・・・ぽ・・・ 二三 二三 二三
415 :
考える名無しさん :04/07/18 00:15
∧∧ (゜∀゜) 彡 大丈夫だぽ。 i三 ∪ フレーゲは愛されているぽ。 〜三 | 仲間はいっぱいいるぽ。 (/~∪ 三三 三三 三三 三三
417 :
考える名無しさん :04/07/20 02:54
∧∧ /⌒ヽ) やっぱり、フレーゲは嫌われているぽ・・・。 i三 ∪ 〜 三 | もう・・・だめ・・・ぽ・・・ (/~∪ 二三 二三 二三
反ユダヤ主義が知れ渡ったのがイタイ。
419 :
考える名無しさん :04/08/18 22:24
どうして、日本ではフレーゲが理解されないの?
420 :
考える名無しさん :04/08/18 22:28
訳が出揃ったのは最近だから むしろこれからでしょう。 入門書もまだ少ないし。
あげちゃお
誰か話題提供汁
分析哲学はかなり下火
424 :
考える名無しさん :04/09/26 03:18:37
で、結局、フレーゲの論理主義プログラムは どうなったの?
アメリカ人には認知科学の方が面白いみたい。 内観主義も大復活。 よって一階の述語論理完成以外、フレーゲイラネ
(´・ω・`)
お蔵入りしているフレーゲの伝記っていつでるの?
429 :
考える名無しさん :04/09/26 14:52:27
425みたいな知ったか低濃しかいないのか…
∧∧ (゜∀゜) 彡 大丈夫だぽ。耳直ったぽ。 i三 ∪ ・・・も文で事態で思想だぽ? 〜三 | (/~∪ 三三 三三 三三 三三
なんか話題ないの?
432 :
考える名無しさん :04/10/24 00:05:10
あげ
ふむ
ほしゅ
あげ
最近アメリカで人気が下がっているのは、 反ユダヤ言動が一般にも知られるようになったからだな アメリカの国是的にまずいだろうし。
ハイデガー叩きまくった時の論法が使いにくくなるし。
438 :
考える名無しさん :04/11/21 03:43:30
反ユダヤがなんだ。 フレーゲは偉大な哲学者だ。
反ユダヤがなんだ。 ハイデガーも偉大な哲学者だ。
でも今のアメリカって、 思いっきりイスラエルに加担していて、 反イスラエル=反ユダヤぐらいの勢いで迫害するからなあ。
441 :
考える名無しさん :04/11/25 04:16:51
アメリカがなんだ。 フレーゲは偉大な哲学者だ。
そうだね
ダメット新刊出版記念age
おめでとう!
もっと他に訳すべき本があるだろう、ダメットは!
そうだ!
タロットカードの本ですか?
新年から、ドイツ語の復習を兼ねてDie Grundlagen der Arithmetikを読みはじめました。 分からない部分など、質問させて貰おうと思ったんですが、 このスレの現状では無理なようですね。残念です。
>>448 どうして自問自答しない?此処は彼方の日記(ry
唯物論を破壊しつくしたいのですが、まずは何からはじめると良いでしょうか? よろしくご教授ください。
452 :
考える名無しさん :05/01/07 00:07:38
まあウェトスタインの話でもしようぜ
ハイデガー以上にユダヤ人を差別した香具師ですね
フレーゲとフリーザはどっちが強いの?
フレーゲ
ユダヤ人ぐらい差別してもいいじゃん。 彼らは差別されるのが仕事みたいなもんだし。
457 :
考える名無しさん :05/01/07 06:39:01
いやいや、アメ公には大打撃だよ 大陸哲学とは違ってイデオロギーと無縁というのが分析哲学の売りなんだから
で、フレーゲはユダヤ人なの?サイヤ人なの?
459 :
考える名無しさん :05/01/07 07:11:49
スーパーサイヤ人のベジータに近い。 差別という悪行も、論理学の完成という功績でチャラになるから。 しかし悟空(ゲーデル)には決して勝てない。
ほ
F
462 :
考える名無しさん :05/01/31 01:20:36
カルナップのフレーゲ講義ノートって出たんだね。 内容的はどうなの?
464 :
考える名無しさん :05/02/11 01:27:10
フレーゲの「論理主義」とカルナップの「論理実証主義」の 関係ってどうなんですか?
465 :
考える名無しさん :05/02/11 02:01:16
関係はあるよ
正直カルナップみたいなクズはどうでもいいよ
>カルナップの「論理実証主義」 なんだそれは?
468 :
考える名無しさん :05/02/12 00:06:09
フレーゲとカルナップくらべちゃあな
469 :
考える名無しさん :05/02/12 00:59:57
フレーゲについてさあ語ろう!
470 :
考える名無しさん :05/02/12 01:03:44
よし!
471 :
考える名無しさん :05/02/12 01:04:39
いくぞ!
472 :
考える名無しさん :05/02/12 01:09:08
さて!
寝るか。もう遅いし。
474 :
考える名無しさん :05/02/12 01:15:44
寝るな!フレーゲいくぞ
その前に腹が減った!
476 :
考える名無しさん :05/03/01 00:53:36
お前ら英語ではなく原著で読んだことあんのか?
そうすることにどれほどの意義があるというのか
478 :
考える名無しさん :05/03/01 11:19:42
実在論的に意味について考えるとどんな問題が生じるんだろう・・・?
>>478 あなたが言ってるのはBedeutungの実在論的な捉え方のことかな?
それともSinnや思想の実在論的な捉え方のことかな?
480 :
考える名無しさん :2005/03/21(月) 11:31:46
あがり
f
482 :
考える名無しさん :2005/05/02(月) 01:37:09
483 :
考える名無しさん :2005/05/02(月) 01:38:19
プ
484 :
考える名無しさん :2005/05/11(水) 13:33:52
プレーゲ
f
r
487 :
考える名無しさん :2005/07/11(月) 22:00:30
読んだよ。
488 :
考える名無しさん :2005/08/08(月) 20:56:26
しかし方程式を解き英作文を演習し品詞を判別しながら僕は、 人間的であるということはどういうことなのかを考えていて、 こう思った。 「数学」や「英語」や「国語」を勉強するのは人間だけとは限らない。 例えば馬にだって馬なりの「数学」「英語」「国語」があるかも知れない。 馬も自分の子供の数の累乗を出したり縄張りの面積を測ったりしているのかも知れない し、アメリカの馬や中国の馬やロシアの馬はそれぞれ別の言葉を喋っていて日本の馬の言葉が通じないのかも知れないし、 「ヒヒーンブルブルガフウ」にだって文法や方言が混じっているのかも知れないし、 そういうのを親が子に、 仲間が仲間に教えあっていれば馬だってちゃんと勉強していることになる。 舞城王太郎『山ん中の獅見朋成雄(シミトモナルオ)』講談社 9-10頁
489 :
考える名無しさん :2005/08/08(月) 21:05:33
かも知れないって言ったら、なんだってかもしれないだ。
果たしてそうかな?
491 :
考える名無しさん :2005/10/30(日) 05:37:23
hosyu
f
493 :
考える名無しさん :2005/12/09(金) 21:36:04
age
494 :
考える名無しさん :2006/01/14(土) 23:27:45
寝るか。もう遅いし。
496 :
考える名無しさん :2006/03/18(土) 02:41:53
age
sage
ネタがない
↑ ヴィトゲンシュタインがないね。フレーゲがあるのに・・・
502 :
考える名無しさん :2006/06/28(水) 19:21:23
ほsh
h
504 :
考える名無しさん :2006/08/21(月) 15:53:52
哲学とは別枠で、論理学系の板欲しいね。
505 :
考える名無しさん :2006/08/21(月) 17:01:52
つまらなそうな板だなあ。
みんなが仲良くやろうってところで権高いと偉くなるよ。 しかし、実際に必要になるのは実務家だから、そういう人を選ぶんじゃないのかな。 彼はどれくらい評価されている人なのかな。
507 :
考える名無しさん :2006/08/21(月) 17:17:07
>>504 2chにはないの?
>>505 きっと各人の主観のみに頼る論証よりも、
万人が良くも悪くも「なるほど」といった共通の
理解を得られる場になるじゃないかな?
なぜなら、それが「論理」だからね。
>>506 身体がでかいばっかりとか、神経質で形重視のやつは一応働いてくれるけど、
怒らせたら何しでかすかわからないし、煩いしから煙たがって仕事に付かせてる
けど、適格であるのかと疑うと、一体、どんな能力があるのか。
量が多いの、体重選手権かな。神経質な能力かな、ゲームとかはそうだな。
ひょろながい野郎はなんだろうね、どこか裏の人だってわかるけど、いなくなったら
あいつはうぜえとか言われて、とにかく嫌な気分を起させて対立する人だったな。
どこかないところで嫌なことがあるっていうと彼が絡んでる。それで、自分ではそれが
仕事だって役までつくっちゃって、落ち目になったひとに勇敢にかかっていくんだから、
たまらん。調子の悪いところには現れるので、不幸の兆しをいち早く教えてくれる人で
はあるよな。彼が現れないとけっこう幸せに過ごせるんじゃないかと思うんだ。でも、
彼がいないと、幸せかというと、幸せなんてことには少しも縁が無いので、何だかなー。
幸せなら彼がいるって生活もいやだな。しかし、些細な不幸に彼を投入してそれなりの
不幸にするにはなかなかの役に立つんだ。何故なら、不幸を一手に引き受ける覚悟みたい
なものをもっているからね。それが求道的とも思える禁欲ぶりが気高さまで放出しだして
いる。そんな少し悪いことがあるだけなのに、何もそこまで・・・。
509 :
考える名無しさん :2006/08/21(月) 17:57:07
>>508 いっぱい書いて、がんばって、もしかして誤爆?
その文章は主観の塊でフレーゲおじさんもビックリかも。
主観の言葉だと伝わらないから、述語論理の記号で論理式で
書いてみると何を伝えたいのか気がつくのかもしれません。
>>509 フレーゲは数学と自然科学以外をどうやって考えていたんですか?
511 :
考える名無しさん :2006/08/21(月) 18:28:22
>>510 スレ違いです。フレーゲの事を気にするよりもまず書いた日
本語が相手に伝わるかを気にしましょう。日本語で意味が伝わるよ
うに文章を練ってから書いてみると自分が何を伝えたいのか気がつ
くのかもしれません。
512 :
考える名無しさん :2006/08/22(火) 06:45:41
このおじさんが使ってた記号は、とても使いにくかったんだよね。 だからいっそう難解になって埋もれていた。
513 :
考える名無しさん :2006/08/22(火) 06:47:56
高階の述語論理ってなんですか?
514 :
考える名無しさん :2006/08/22(火) 06:58:24
一階の述語論理だけにしましょ! フレーゲに思いやりがあったなら凡人に難しくは言わなかったはずさ!!
515 :
考える名無しさん :2006/08/22(火) 07:09:20
一回の述語論理はもう飽きたので、もっとたかいstageへいきたいでつ。
516 :
考える名無しさん :2006/08/22(火) 07:16:22
>>515 宗教がましいここでは一回の述語論理すら知らないおばけばかりで、
ここで天空に行くのは無理でしょう。図書館に行きましょう。
まずは、会得した一回の述語論理を使って、
この板で実験というか少し遊んでみてはいかが?
517 :
考える名無しさん :2006/08/22(火) 17:05:08
述語論理のこの記号∀と∃ 全称記号と特称記号 ∀と∃ 普遍記号と存在記号 ∀と∃ 人によって少し言い方が違うけど、他にもある?
518 :
考える名無しさん :2006/08/23(水) 00:54:29
∧_∧ ( ´・ω・`) 今夜の「言語ゲーム」ショウーまだ? ( つ旦O と_)_)
519 :
考える名無しさん :2006/08/23(水) 17:11:39
野本和幸センセイに大学時代クワインの本で「記号論理学」を習った。 あのセンセイがフレーゲの第一人者になるとは、思ってなかった。
520 :
考える名無しさん :2006/08/23(水) 21:27:13
野本のどこが第一人者なんだよw
「日本での」ってことじゃないの
522 :
考える名無しさん :2006/10/14(土) 11:00:56
そういうことだろうね。
ダメットの主著(フレーゲの数学の哲学)て何で誰も訳さない? 英語だからかな?
日本のフレーゲ研究がダメなだけ
フレーゲ自身が書いたものが素晴らしい。類例がない明晰さ。 ウィトゲンシュタインが「フレーゲのように書きたい」と言ってたのはだてじゃない。
sage
527 :
考える名無しさん :2006/11/24(金) 18:58:01
普遍論争系の板ないですか?
板じゃなくてスレでしょ? 過去ログでみたような・・・。 てなんでフレーゲスレで・・・。
フレーゲを遡ると普遍論争ですよね。実在論VS唯名論。 フレーゲは実在論よりかな まだ読み始めで詳しくないが
フレーゲ哲学の最新像岡本賢吾編訳/金子洋之編訳 勁草書房 2月下旬 税込価格:3,990円ISBN:9784326199518 フレーゲの論理主義を救い出せ。ラッセルのパラドクスによって 挫折したと思われていたフレーゲのプログラムを復興する議論を精選。
531 :
考える名無しさん :2007/02/24(土) 05:35:10
>>530 ゲットしたけど、ヘックの論文入ってなかったよ!
なんでやねん
533 :
考える名無しさん :2007/05/04(金) 10:09:45
age
535 :
考える名無しさん :2007/05/21(月) 15:22:58 0
>>534 数学の哲学とかフレーゲ研究が専門じゃないと読めない。
536 :
考える名無しさん :2007/05/22(火) 19:07:39 0
そーか
やっぱり、論理は哲学でなくて数学だな。 論理のヤツって、 数学へ行くと小さくなっていて、 哲学では横柄でみっともないな。
日本でフレーゲ研究が盛んなところって 多摩地域だけだろw
>>529 フレーゲと普遍論争は無関係なのでは。
そもそも、
論理と普遍論争は無関係。
>>539 普遍論争?
唯名論の哲学者なんて300年前に絶滅したはずだが。
541 :
考える名無しさん :2007/07/24(火) 12:55:49 0
age
sage
544 :
考える名無しさん :2007/09/06(木) 16:56:50 0
新フレーゲ主義論文集の話題出てないってことは、そうとう売れて ないんだなw フレーゲ全集も売り上げ悪かったらしいしなw
ネオ・フレーゲアンだけに限った本じゃないけどね。一応。
sage
sage
549 :
考える名無しさん :2007/11/27(火) 17:11:14 O
パウッ
550 :
考える名無しさん :2007/12/16(日) 12:56:13 0
日本の哲って数学弱すぎるよね 世界的に見て
551 :
考える名無しさん :2008/01/10(木) 12:05:55 0
あのさ戸田山とか野矢の本読んでフレーゲにたどり着けるかな?
552 :
考える名無しさん :2008/01/10(木) 15:19:48 0
553 :
考える名無しさん :2008/01/10(木) 15:20:17 0
554 :
考える名無しさん :2008/01/10(木) 15:20:53 0
人の人生は限られている
555 :
考える名無しさん :2008/01/11(金) 16:00:52 0
爆弾がその時間を知っている
556 :
考える名無しさん :2008/01/12(土) 11:10:29 0
557 :
考える名無しさん :2008/01/12(土) 11:12:59 0
558 :
考える名無しさん :2008/01/12(土) 11:15:24 0
559 :
考える名無しさん :2008/01/12(土) 11:17:57 0
560 :
考える名無しさん :2008/01/12(土) 11:18:31 0
561 :
考える名無しさん :2008/02/18(月) 17:59:08 0
訳が層化な件
562 :
考える名無しさん :2008/02/18(月) 18:02:48 0
一丁目
563 :
考える名無しさん :2008/02/18(月) 18:03:16 0
青山
565 :
ABSALOM,ABSALOM! :2008/02/20(水) 02:57:51 0
566 :
考える名無しさん :2008/02/20(水) 02:59:50 0
567 :
考える名無しさん :2008/02/24(日) 21:55:16 O
富士に月見草はよく似合う。フレーゲに層化はよく似合う。
568 :
考える名無しさん :2008/04/15(火) 09:35:06 0
は?
sage
sage
571 :
考える名無しさん :2008/08/05(火) 14:28:21 0
フレーゲはさえないおやじだったから はじめて会ったウイトゲンシュタインはがっかりしたみたいだね。
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分析哲学 b a n z a i
q
s
d
o
d
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なんとなく保守
終わったなw
無いので創ってみました。 produced by 卍神聖第三創価帝国(c)2009
587 :
考える名無しさん :2009/04/22(水) 13:17:21 0
無いので創ってみました。 produced by 卍神聖第三創価帝国(c)2009
588 :
考える名無しさん :2009/04/22(水) 13:30:45 O
みちき
589 :
考える名無しさん :2009/04/22(水) 13:45:54 0
sage
おお、こんなスレあったのか。 新論理主義者のたまり場か。みんな水平線が嫌いなんだろうね。 ところで、表示されるものと意味内容ってどう違うのよ?
フレーゲ哲学の最新像のダメット論文を読んでいるのだが、 意義が異なっていれば同一表現でも意味も異なるということはあるのか?
But those stories aren't as difficult as it thought.
sage
___________________________ / / / / \ / \ / / ● ..\ / ● ..\ / / \ / \ / / \ / \ / / \ / \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / \ / \ | | | | | | \ ../\ / \______/ \_____/ \ | \ | \ | \ | \ | \ | \ | \____|
596 :
考える名無しさん :2009/10/22(木) 12:01:17 O
「オマエら…… オレを無視するとは笑ったぞ……」 たかしは激怒した。 しかし、顔には笑みが浮かぶ。 ……違う。たかしは笑っていない。たかしはまじめな顔のつもりだが、 他人が見ると笑って見える。 先天的顔面奇形なのだ。 普段は目立たないが、この時はその超越性が最大限発揮された。 「笑ってやがる!?」 はじめが驚いた声をあげる。 それを聞いたたかしが怒りに任せて突進した。 隙を消せないはじめは間一髪ガードを取る。 ギャラリーが湧いた。 たかしは最後の情けをかけた。 「謝って去ればゆるす」 しかしはじめは怒る。 たかしの顔が笑ったままだからだ。 真っ当な判断力を失ったはじめはちっぽけなプライドのために仲間を失った。 たかしは悲しい。しかし笑ったまま悲しむ。
>>43 >純粋理性批判の中でも主に
>悟性のカテゴリー(純粋悟性概念)の分析を念頭に置いたものでした。
>稲さんに指摘されて、純理から認識論を取り払って先験的論理学の部分だけを
フレーゲは晩年に幾何学に接近したそうですが、邦訳はありますか?
598 :
考える名無しさん :2010/03/27(土) 11:51:19 0
最近どうよ?
どうにもなりません
600 :
考える名無しさん :2010/05/07(金) 13:38:06 0
布令下
601 :
考える名無しさん :2010/05/13(木) 19:24:32 0
フレーゲ語れるやつなんかいねえだろ
602 :
考える名無しさん :2010/05/13(木) 20:16:06 0
いると言ったらどうする
603 :
考える名無しさん :2010/06/05(土) 20:33:45 0
反ユダヤ主義なのにウィトゲンシュタインと話したの?
604 :
考える名無しさん :2010/06/05(土) 22:43:25 0
おまえら背伸びしすぎw この板でフレーゲとかww
605 :
「機械的唯物論」者 :2010/06/06(日) 00:41:19 0
>>604 人間の脳が「物質」であることには、誰も異論がありません。
しかし、脳内には物質以外の「何か」がある(筈)と考える人が居ます。
・・それは願望思考・自己欺瞞という「観念論的誤謬」です。
人間の脳を構成する千億個の神経細胞は軸索を伸ばし、突端から
分泌する神経伝達物質で、他の神経細胞に情報を伝えるだけです。
勿論、脳内には核分裂のような原子核反応もありません。
分子生物学と生理学の対象分野「分子レベルの現象」が全てです。
要するに、宮台も大澤真幸も、オウム真理教にショック受けてるんです。
しかし、オウムとか、AKBの食い込み汚れパンツにショックなんて受けてどうすんの。
舞台の上で「今(オシッコが)出た」と言って、
舞台をやりながらオシッコをしてしまうことだってざら・・・ということです。
大澤なんて、顔が林家ぺーに酷似しています。
以上が「超・大統一理論」=量子論と相対性理論の統一後に残存し得る
『唯一の最終真理(思想)』の輪郭です。全宗教全観念論は徒労です。
606 :
考える名無しさん :2010/06/06(日) 07:39:07 0
だから普遍論争ですよ
607 :
考える名無しさん :2010/06/06(日) 10:54:39 O
フレーゲではなくフルートはどうした?
608 :
考える名無しさん :2010/06/06(日) 11:49:09 0
誰も言わないからはっきり言うけど、 実は『言語哲学大全』の解説があまりよくないんだよ。 フレーゲの哲学的ポイントを取り逃がしている。 ダメットに依拠しているのにダメットの哲学的ポイントも取り逃がしていると思う。 ケニーもイマイチなので、日本語限定なら、当人のものを翻訳で読むしない。
なかなかしおらしいじゃないかw
611 :
考える名無しさん :2010/06/06(日) 16:05:03 O
まあおれをふろうなんて背中から返り討ちにしてやるっけどなっっ
612 :
考える名無しさん :2010/06/06(日) 17:54:35 0
>>608 どこを取り逃したのか書かないとだめですよw
613 :
考える名無しさん :2010/06/06(日) 21:11:54 0
>>608 はっきり言うけど、ってはっきり言ってないじゃん
ゴミクズが
>>614 おまいは、それを読んで言っているのか?
フレーゲの論理哲学でおけ
原書読まないとだめだよ
でたよ 原書厨
教科書的で無味乾燥だけど真面目に勉強するにはいいんじゃないの?
とりあえず家具としては重宝する本だ
あの野本の創作記号ってわざわざ使う必要ないよねw
フレーゲも原書なのか? おフランス系の言葉遊びと違うから、フレーゲは翻訳でも割りと問題ないと考えていたが・・・ 主要な著作と論文は翻訳されているしね・・・
625 :
考える名無しさん :
2010/08/08(日) 22:14:26 0 結局この人の言う Gedanke(「思想」が定訳だが、この訳もまた ミスリーディング極まりない)ってのが、躓きの石なんだよな。 現代の研究者はフレーゲの Gedanke に、自分の解釈に引きつけて 都合のよいものを読み込み過ぎ。 ↑にも出てる某書第I巻での単純化のし過ぎは、言うまでもなく 初めから論外だが。