4 :
おまけw:2009/02/14(土) 20:26:25 ID:wNp56QOh
5 :
日曜8時の名無しさん:2009/02/14(土) 20:53:17 ID:XKcysCPz
昔セガのメガドライブで出た
「NHK大河ドラマ太平記」のゲームは
やったけど内容あんまり憶えてないな
TVはOPと沢口靖子が良かった
6 :
これで最後。:2009/02/14(土) 21:04:47 ID:F5+uRsPL
7 :
日曜8時の名無しさん:2009/02/14(土) 22:39:35 ID:0yj/GDKF
メガドライブでもあったよ
勝利条件のあるイベントをクリアーしていく戦闘シュミレーション
足利方、新田・楠方を選べる、最後は湊川の戦いで
義貞・正成を倒すと足利の勝ち、逆に尊氏・直義を討ち取られると足利負け
ゲームの出来は良くなかった
足利直冬は南北朝ドラマの主役でいけるんじゃないか。
ドラマ性のある人物だよねえ。
このクオリティで続き見たいよw 直冬だけでなく、義貞義助や、
正成の息子達の物語も。正行はちょっと出たけど短すぎ。
そうすっと結局、義満まで見たくなっちゃうけどw
ただ、朝廷サイドの割合が多い南北朝や平安時代の
ドラマ化無理なのは太平記見てたらわかるよ。
公家サイド、まして内裏だとどうでもいいような場面でも
いかにも金のかかる衣装の人物がわらわら出てくるから。
戦国武将は安上がりだよなー。
ドラマ後半は予算が尽きたというけど、尊氏の衣装だけは結構金がかかってた気がする。
でもさすがに判官殿の衣装は使いまわしが増えてたw
あと直義は出家する前はいつも同じ衣装だった印象がある。赤?というか橙っぽい色のやつ。
19 :
日曜8時の名無しさん:2009/02/17(火) 07:23:48 ID:eweEHsX5
お洒落な判官殿としたら使いまわし衣装は不本意だろうなw
次はタイトルから太平記2にして義満時代を
終盤はオリキャラで引っ張って
放送後に組!のような後日譚形式の太平記3をやる。
古典名に倣って『後太平記』でいいんでない
太平記GOGO♪
太平記
さらば太平記 愛の源氏たち
太平記 新たなる戦い
太平記よ永遠に
太平記V
太平記 完結編
TAIHEIKI2520
大TAIHEIKI
太平記復活編
帰ってきた太平記
25 :
日曜8時の名無しさん:2009/02/20(金) 15:19:26 ID:+ELbQzQ3
義満役の役者って誰かな。
かなりリアルな画像や木像が残っているんで結構難しいね。
壮年すぎなら津川雅彦の垂れ目具合とアクの強さがいいと思うんだが、若い頃は誰ができるかな。
津川雅彦の顔って歴史上の人物だったらほとんどあてはまるような気が・・・w
いい役者の証拠かなw
家康で固まってしまったイメージがあるんだが・・・
ハゲタカの主人公だった人は
義満っぽい顔だと思う。
大森?
だったら麿さんでもいいなw
レンタルDVD後半の足利内紛、尊氏が可哀想になってくるが、
そもそも自分で仕切らなかったのがいけないんじゃ・・大体アンタが
後醍醐に甘くて逃がしたから南北朝なんて事態になったんじゃ・・
直冬も中途半端にしといたからああなったんじゃ・・元凶は尊氏さんなんじゃ・・
と思ってしまうな。おかげでドラマ最末期になってもまったり展開どころか
いよいよ泥沼になっていくばかりで面白いけどwラスト2話だが、混乱のまま逝ってしまうんだな。
しかし老いた姑を攻撃する鬼嫁登子が怖すぎww
いや気持ちは分かるが、嫁までアレじゃ尊氏が安らぐ場所が無くて
可哀想w
しかし源平の源氏兄弟に例えると、戦上手で人がいい尊氏が義経、
冷徹な政治家直義が頼朝って感じで、兄弟の序列が逆だったら
もうちょっと上手くいったかも。
>>31 >しかし老いた姑を攻撃する鬼嫁登子が怖すぎww
>いや気持ちは分かるが、嫁までアレじゃ尊氏が安らぐ場所が無くて
>可哀想w
まあ、それも尊氏が藤夜叉との間に子供をこしらえてるのが大元なわけで。
終盤誰にも感情移入できなくなるところが炎立つの3部みたいだな。
適当に桃井あたりに入れ込むのが良いのかも知れないw
思いっきり尊氏に感情移入して観てたから後半は試聴拒否おこしそうになった
こんな話日曜日の夜に観ちゃったら世のお父さんたちは死にたくなるだろ・・・
いや俺は自分で苦悩を背負って(文字通り腫瘍が背中にできてしまうが)
死ぬまで戦おうとする尊氏には感情移入してたよ。
そういやあの背中に出来てた腫れ物って実際何なんだ?
時代も国も違うけど、項羽の軍師だったハンゾウも背中にでかい腫れ物が出来て客死したって書いてたけど・・・
腫れ物がだんだん直義の顔になっていく恐怖
人面疽かよ!
古来気を病んで亡くなった人の死因にありがちですな>腫れ物
後醍醐とか楠木とか新田とか
やたら人面疽が体中に出てきて焦る尊氏
他のメンツはともかく後醍醐だけはマジで人面疽として出てきそうで怖いw
たーかーうーじー
44 :
日曜8時の名無しさん:2009/02/22(日) 21:17:58 ID:5FHV+Lgs
師直兄弟の人面疽が出たら最期だなw
45 :
日曜8時の名無しさん:2009/02/22(日) 21:30:50 ID:URvwty4m
>>32 もしそうだったらやっぱり尊氏は即行で粛清されちゃうのかな(´・ω・`)
「こんな太平記は嫌だ」スレになっとる
こんな太平記は嫌だ!
「本当に10年待って制作された太平記」
まだバブルの名残があったあの時代に作ってくれて本当に良かった・・・
藤夜叉の人面疽でこっそりハァハァする尊氏
50 :
日曜8時の名無しさん:2009/02/23(月) 04:32:33 ID:mdi0D97e
3月から時代劇専門チャンネルで初放映だってさ
前に見たのはファミリーチャンネルだったのか
ノーカット祈願だな。
有料なんだからカットなんてすべきではない。
>>46 うん、ヤツはやれる男だ。長男頭領の立場なら間違いなくw
実際政権の中枢にいる兄に反抗して一旦破ったというぐらいの根性のある弟は
歴史的に珍しいのではないか。
天武とかも天智が死んでからだし。
流れ無視して書くけど
河内の観心寺参拝してきた
正成の首塚に後村上帝の御陵に阿野廉子の墓
「非理法権天」て言葉はドラマ中に出てきましたっけ?
首塚前の石碑は「非『利』法権天」だったので質問してみたら
『利』の場合もあるし『権』が『憲』のときもあって
どれが正しいのかはよくわからないんだって回答でした
>>53 まさに上杉謙信がそれでないかな
それぐらいしか思いつかないことにいささかびっくりだが
佐竹実定みたいなドマイナーな人物が思いついたが
あれも父親の存在があってこそだし
>>32>>46 尊氏は粛清される前にさっさと引退してしまうような気もするな
でも結局反対勢力に担がれそうになってやっぱり粛清?
どう転んでも悲惨な未来しか思いつかないわ
だなぁ。大塔宮も事実上負けて引退みたいなモンだったもんな。
あっさり殺したw
天地人が大嫌いです。篤姫はそこそこ見れました。
葵 徳川三代が好きです。
こんな私ですが、太平記は楽しめますでしょうか?
中学生の頃、放送してたのですが何が何だか分からなくて挫折した経験があります。
>>58 好き嫌いは基本的に同じっぽい俺が言ってみる
太平記そのものはかなり面白い…が、時代背景や人物相関など複雑すぎる所がある
本来なら1年ドラマで終われる内容ではない為、若干端折っている所もあるから、
この時代の知識もある程度入ってないと、ワケワカメ状態になりやすい
その辺を踏まえても、お奨め出来る物かと思う
>>59 ありがとうございます。
知識に関しては中学時代に比べれば上積みしてあるので大丈夫かと。
時代劇専門チャンネル契約することにします。
見といて損はないな。風と雲と虹とくらいからだいたい見てるけど、
自分的にはベスト3に入るな。脇の人物に至るまで丁寧に描かれているし魅力的。
ストーリーも起伏があって飽きないし。
DVDが出る前は熟読しますた
理想家のぼったまが挫折する物語。
>>32 頼朝は冷徹で間違いないとして、義経は人がいいというより血をあてにしすぎた坊ちゃんなだけじゃ…
判官になるとかそれ以前からの振る舞いとか
尊氏みたいな大将軍の器とは程遠い気がする
北条がアホだったので討ち滅ぼして新政府作ったはいいが
天皇や公家がアホだったのでとりあえず尊氏でまとまったが
やっぱりこいつもアホだったので弟や側近が離反したと思えないでもない。
ししし知らんかった
大河の藤夜叉=ウツギだったんだ
>>67 まだまだ血筋の時代だしさ、まとまっただけ御の字だよw
能力主義じゃないしさ、人の上に立つの許されるのって凄く限られた
人たちだからな。尊氏くらいの能力の人に当たればいいほうw
>>69 ウツギって正成の妹、花夜叉(樋口可南子)じゃなかったか?
藤夜叉には別名なんかなかったと思うが。
今日、時代劇専門チャンネルにて1週間後に放送する第1話を録画予約した。
自分は見るのが18年ぶりで今からソワソワしてる・・・。
お、自分も予約せねば。風と虹とも録るんだけど、HDDがすぐいっぱいに
なるからマメに落とさないと。
74 :
日曜8時の名無しさん:2009/02/26(木) 13:40:59 ID:8Mb7VV5x
できればアバンタイトルも放送してほしいな
太平記のアバンって毎回はやってなかったと思う。
76 :
日曜8時の名無しさん:2009/02/26(木) 15:46:52 ID:5tHGIEsu
真田広之は、
若いときの理想に燃えた表現と
晩年の鬱々とした表現を
うまく演技していたと思う
紀行が放送されるかどうかじゃね?
DVDは収録されてなくて残念だったけど…
>>74-75 毎回じゃないよ、むしろアバンがある方が少ない
>>72 昨今の大河ドラマと違って冒頭から一気に引き込まれ、そのままハマルこと
は保障する。自分なんか正月休みから、もうまる2ケ月もハマって何度もD
VDを見返してる。
このところは、全国の太平記ゆかりの地を訪ねる旅のプランを考えてるくら
いw。しかし、沖縄、北海道除くほぼ日本全土が舞台になってるから、これ
またハマリそうで困るWw
今とりあえず考えているのは、鎌倉は何度も行ってるので、そこに達するまで
の鎌倉街道の面影をたどるプラン。
中先代の乱の舞台となった近所の井出の沢(東京都町田市本町田)、女影が原
(埼玉県日高市のあたり)、関戸(分倍河原)あたりから始めて、ゆくゆくは
暖かくなってから本格的に全国を巡るつもり。
道誉ゆかりの伊吹山や道誉桜も一度は見てみたい。
スレ違いすまん。
当時視聴率はあまり良くなった記憶が有るけど
私は確か弟の毒殺辺りで視聴を辞めてしまった。
それ最終回ですから〜
残念毒殺!
>>80 俺も右馬介が斬られる回ぐらいを最後に見なくなった
俺も尊氏が孫に義満って名付けたあたりまでで辞めてしまったよ
ケーブルTVの番組表が
9:00 太平記 ◇時代劇ゆかりの地
10:00 別番組
ってなってるんだけどまさか「太平記のふるさと」やるとか……?
いや、ありえねぇとは思うんだけど。
尊氏が死ぬあたりで見るの辞めた、とベタなことを言ってみる
>>84 時代劇専門チャンネルが独自に作った紀行もの
だと思う
緒形直人が何か喰ってる辺りで見るのを止めたなぁ
88 :
日曜8時の名無しさん:2009/02/28(土) 01:49:58 ID:Velb4ndp
>>87 すでに次回作の予告編じゃないかw 懐かしいな
ABと※が出てきた時点で見るのやめた
高氏が背中だっけ?デキモノが化膿して大変苦しそうだったシーンがかすかに記憶に残ってる。
>>78-79 ↓俺とこは東村山近隣なんで尊氏より義貞関連のモノが多い。
余暇が永久にあったら下記の旧跡をもっと詳しく調べたいンだが・・
---
久米川古戦場
http://homepage2.nifty.com/matsuken/sanpo03.htm#kumegawa ・・・『太平記』によれば、1333年(元弘3年)、鎌倉幕府倒幕のために挙兵した新田義貞の軍勢は、5月11日に初戦の
小手指河原合戦(所沢市)で鎌倉軍を破り、翌12日に南下した新田軍と鎌倉軍との第二戦が行われたのが、この周辺であるといわれている。
久米川宿を中心とする久米川一帯は、その後も、1335年(建武2年)の中先代の乱や、1416年(応永23年)の上杉禅秀の乱などたびたび合戦の戦場となった。
将軍塚
八国山は、8つの国々(駿河・甲斐・伊豆・相模・常陸・上野・下野・信濃)の山々が望めたことから呼び伝えられた。
新田義貞が、鎌倉攻めの際にここから指揮を執ったという伝承がある。
徳蔵寺(板碑保存館)
徳蔵寺は、臨済宗大徳寺派で、1616年(元和2年)に壁英禅師による中興開山と伝えられている。
通称「元弘の板碑」と言われている板碑(国指定重要文化財)は、鎌倉幕府滅亡数日前の1333年(元弘3年)5月15日の銘が刻まれ、
元弘の役で戦死した飽間斎藤一族3名の菩提を弔った供養塔である。新田軍の鎌倉侵攻については、
史実としての裏付け資料は少なく、金石文として刻まれた元弘の板碑は貴重な資料である。
-----
九道の辻 武蔵野風土記-ウェブリブログ
http://tama-kosatsu.at.webry.info/200806/article_38.html ・・・この「九道の辻」の鎌倉街道の南角に一本の桜の木がありました。季節には見事な花をつけ、往来の人々の目を楽しませ、
人々からは「迷いの桜」の呼び名で親しまれてきました。この「迷いの桜」について伝えられるところによりますと、
元弘3年(1333)5月、新田義貞が鎌倉攻めの際にこの「九道の辻」にさしかかり、どれが鎌倉への道であるか迷ったので、
義貞は一本の桜を植えさせて、道しるべとしたのがこの名の起こりといわれています。・・・
レンタルで見た。いままで見た大河である意味一番面白いかもしれない。
また見たいけど、買うのは高いよなあ・・。
93 :
日曜8時の名無しさん:2009/02/28(土) 13:51:21 ID:dSa2T+3B
>>91 笛吹峠は拍子抜けすること間違いなし
初めて来た人は誰もが「これが峠?」と思うはず
かつて難所だったとは到底想像できないし、
「峠」と呼べるような雰囲気でさえない・・・
>>92>>93 録画するとCD-Rで25枚くらいになるぞ
画質落としてもいいならもうちょっと少なくて済むけど、折角の綺麗な衣装が台無しになる
いっそ買っちゃった方がいいかもな、と
CSの再放送を録画予定の俺が言ってみる
>>96 Blu-ray2層なら画質そのままで1枚に収まるよ
98 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/01(日) 12:51:42 ID:JK2r5T7O
太平記は、自他共に認めるダメ執権の高時が最後の最後でリーダーらしいところを見せたとこに哀愁を感じた。最後の特攻を願い出る守時への対応…あのシーンは泣ける。その懐の深さをもっと早い段階で見せられてたら、展開も変わっただろうな。
円喜も一応、正中年間の5話に
安東家の相続争いで双方から掠め取った金品着服しといて
碌な裁きせずに謀反招いた高資を厳しく咎めてはいたンだがな・・・
私はこのドラマを見た時から千種忠顕役の人はいつか世界で評価されると思ってました
徳川慶喜!
Googleのトップページの「急上昇ワード」
ここに「足利義満」と「細川頼之」が現れる日はくるのだろうか?
直義と師直はあれだけ仲悪いのに、うだうだ尊氏のケツを
叩くときだけは一致団結してるから面白いよなw
>>100 そういや
トワイライトサムライこと「たそがれ清兵衛」は
ノミネートはされたんだっけ
義詮って38歳で死んでしまうんだよな・・・
この義詮がこの先そんな早死にしてしまうとはちょっと
悲しくなる。
余談だが足利将軍って総じて早死になんだな。
9代義尚までは60年以上生きた人が1人もいない。
>105
チビっこ期間が長かった義詮の元服後が後醍醐の中の人の
ご子息ってのが面白いが、またあの見るからにダメ息子なお顔と、
よく通るお声ですごくいいキャスティングだったw
ヘタレ二人だけの勝負にしないで
基氏出してきたら良かったんじゃないかと思わないでもない
108 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/03(火) 07:15:29 ID:jm8+UkBz
2年掛けて
鎌倉公方と義満までやるべきだった
109 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/03(火) 09:20:56 ID:CUl2nawo
「寛容・優しさ・戦嫌い」・・・スイーツどもの好みを完全装備してるにも拘らず
ガタガタの秩序しか築けずに後世の人間の蔑視を受けてしまう主人公。だからこの時代は好きだ。
110 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/03(火) 21:45:39 ID:FmW16Erl
こんな名作に出ておきながら今じゃ糞大河天地人に出てる高嶋を見ると悲しくなるよな
>>111 つうか今年の天ナントカは出演者は被害者だとしか思えないデス
>>111-112 全く同感だわ
直義と小一郎の知名度向上にあれだけ貢献した高嶋弟を
あんなにショボい役で使うなんて納得できないよ
北村一輝だって「時宗」ではあんなに輝いていたのに・・・
>>113 >直義と小一郎の知名度向上にあれだけ貢献した高嶋弟を
>あんなにショボい役で使うなんて
は?
どこがショボいの?
脳内妄想で適当なこと言ってないでちゃんと説明してごらん。
まぁ次回以降から活躍するようだし…
決してショボイ役柄って訳じゃないよな…地味だけどw
本放送時オープンセットまで見にいったにもかかわらず
なぜだか途中で挫折してしまったので、今回は最後まで見るぞォ!
もうすぐだ。
118 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/04(水) 09:12:20 ID:uz42W2Ey
始まった
なぬ?
弟毒殺は最終回だったのか!
確かにオデキも記憶に有るが…
しかし直冬なんて全く記憶にない。
直冬はラスボスなので
121 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/04(水) 13:32:07 ID:5n3GrdMT
>>111-113 21世紀になってからまともな大河がない。
出演者にそんなに変化ないんだから制作能力が低下してんだろうな。
役者陣は豪華だから個々の役者の存在感だけが楽しみで見ているよ、最近の大河。
ドラマの筋にはもう何も期待してないw
122 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/04(水) 14:10:15 ID:sLCH0Qo+
初回よかったねぇ。オープニングテーマの勇壮なこと!
足利・新田(源氏)の北条(平氏)に対する鬱積が初回から炸裂。
源氏発祥の地に生まれ、現在鎌倉在住の私としては、
22話(北条滅亡)までの流れがすごいワクワク感を持って見ていけそう。
でも高時や円喜の自刃シーンは哀愁漂いまくったなぁ。
現在放送中の旅チャンネルの蕎麦探訪番組で、高時の鶴ちゃんが
足利市を訪れてることすら感慨深い気になるから不思議。
やべー面白い。
高時憎たらしいなー
124 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/04(水) 18:39:59 ID:T0vV3dP5
あんなに憎たらしい高時でも最後は愛おしくなってくる不思議
高時が出たときに思わず「鶴ちゃんキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!」ってやってしまった。
この調子で半ばまで観賞してしまうのだろうか・・・
高時があまりにアレなんで霞んでいるのだがフランキーの長崎円喜もなかなかのワルだわね。
夜の部の人にはネタバレで申し訳ないが
安達泰盛の変から始まるとは知らなかった。
つまりコレの前が『北条時宗』につながる訳か。
・・・時宗はコレとは似ても似つかない駄作になってしまったけど。
>>126 その後、安達をぶっ殺したハチが
貞時めにぶっ殺される・・・
「北条時宗」に高氏や高時ちょい役で出てるんだな
ギバちゃんの安達泰盛はハマってると思うから
時宗見たいんだけどね。まあリアルタイムで時々見てて
駄作の誉れ高いのは知ってるがw鎌倉中期とか
映像化は貴重な時代なのに、駄作になるとほんともったいないよな。
その点同じくマイナー時代の太平記や炎立つ(一部二部)は
ドラマとしても名作でめぐまれてると思う。
ザクッ!!!!!━━━━━━ッっ!!
白拍子&田楽一座
「太守さまぁ━━━━━━ッっ!!(涙)」
鶴
「え、円喜ぃ〜〜っ、、、こ、これでよろしいか〜〜?、、、」
わしは鎌倉なんかに住みとうなかった
時宗なぁ・・・あれは本当に渡辺謙の無駄遣いw
「時宗」は駄作というか珍作というか。
少なくとも前半は久しぶりに次回が楽しみになる出来だった。
>>132 いやいや、時頼パート(第1話〜ナベケン退場まで)は
決して「無駄遣い」じゃないと思うけどな
ナベケン退場後、とくに二月騒動の後は・・・・
二月騒動以降と言うより、時輔の生存と立ち回らせ方がマズかったと。
頼綱の台頭とそれに伴う安達泰盛との対立、北条義宗の葛藤なんかは面白かったと思う。
第一回ベルリンの壁にワロて時代を感じた
北条の足利イジメを丹念に描いてて面白かったけど
ちょっとフィクション強すぎかな
逆恨みの猿誕生のフィクションは問題ないと思うけどw
結局今度の再送も紀行の部分は無しだった?
140 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/05(木) 01:39:17 ID:cb3C3WjM
時宗はキャスト最高だったからな。
ちゃんとした制作陣で作ってたら名作になってたろうさ。
和泉元彌が主演っていうのが、今では考えられないw
モトヤとあのママゴンって高時と円喜の関係みたいだなw
よく見ると顔も似ている
1ヵ月後には鎌倉炎上が見れるわけだな。
まあ何度見てもたのしみなことこのうえない。
初めて見ましたが、以後期待感の高い第1話だった
高評価大河?
闘犬のシーン一つとってもスタッフの力の入れようが分かるわ。
犬って本当に舐めてる相手にはガチでああいう態度を取るんだよな。
潤沢な予算と良質なスタッフが揃った稀有な大河だ
ほんとうに、あれならば犬であってもMVPの考慮に値するw
どやって撮ったんだろうと思いました。
犬と格闘する高氏の動きもさすがは真田広之。
本放送以来、17年振りに見たけど、この面白さはガチだなw
149 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/05(木) 10:38:43 ID:0qeE1aUU
>>144 今までCSで二回再放送してるけど、鎌倉炎上ではカットシーンがあった。
今回はノーカットを待望してる。
楠木の生首シーンもカットなしでお願いしたいな。
正義感あふれるぼったま主人公
対するは悪玉の北條
わかりやすい(最初は)
今年の大河は、違った、今年の大河も1月中にリタイヤしちゃったけど
これは何度でもいけるな
>>150 北条もそれほど悪くは描かれてないのでは?
金沢や赤橋はよく描かれているし、高時も内管領に政治を牛耳られて思うように
いかないことで、失望して現実逃避している描き方だし、内管領に抗って足利家を
擁護する場面もある。
悪役色が強い長崎円喜も幕府を守るために苦心している様子が描かれているし、
東勝寺の場面では高時を慈しむような描き方もあり、鎌倉武士らしく潔く描かれていた。
強いていえば、円喜の息子の高資だけはダメダメだった。
153 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/05(木) 20:02:32 ID:K0IXHUi/
個人的には今のマイナーな個人的人物に焦点を当てるより
有名な人物で教科書で習うような時代の流れを描く大河が好き
まさに太平記はこれだな。
154 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/05(木) 20:22:50 ID:0qeE1aUU
高資だって最後は必死に戦い、瀕死の状態で自害した。
みんな善悪の彼岸超えて鎌倉武士だった。
だから感動するんじゃないかな。
攻撃してきた相手が新田・足利連合軍だったわけだから
守時と貞顕は投降すれば間違いなく助命されたよね
高氏や登子も助命嘆願したはずだし、実に惜しい
太平記で一番の悪役は誰だろ?
坊門清忠かな?
あの人の演技は大好きなんだけどね。
まさに怪演。
誰がどう太平記を描いても楠木には好意的に描くから
坊門はどうしても悪役になっちゃうよね
>>154 でも鎌倉幕府(北条得宗家)ほど、組織内や身内での血で血を洗う凄惨な争いが頻発した幕府もなかったね。
北条政子は息子殺してるし、歴代執権の中でも今まで尽くしてきた家臣がいとも簡単に一族もろとも惨殺されてる。
この北条家の滅亡こそ、因果応報って言葉が似合うと思うがね。
室町が凄惨でないとでも
160 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/05(木) 22:05:26 ID:0qeE1aUU
>>158 つ足利幕府w
つーか世界中の政権みてみなよ。
政権内部の殺しあいなんて普遍的現象だよ。
むしろ徳川幕府の方が異常w
室町将軍家のほうは族滅ということをやってないはず
山名家も大内家も、鎌倉公方家も結城家も赤松家も
族滅なんてされずに存続・再興ができた
北条得宗家・羽柴筑前守・徳川将軍だったら確実に族滅してただろうけど
義満はもちろんあの「万人恐怖」も相当の温情家だった・・・かも?
163 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/05(木) 22:25:50 ID:0qeE1aUU
北条の場合も三浦、名越、安達、毛利、等々ちゃんと生き残りおるよ。
北条は綺麗に消滅したけどなw
今スパカーで録画した第2回目を見終えた。
この回は好きだな〜。
時宗(ジシュウ)の遊行僧を助けて内管領の家人と騒動を起こす場面。
日野俊基と出会う場面。
藤夜叉一座の座興に付き合って、矢を番えて弓を引く瞬間に
周囲の人たちが、あまりの凛々しさにハッとする場面。
好きな場面がてんこ盛りの回だ。
大塔宮が全国にばらまいた令旨は
「ただの豪族だった北条時政の子孫ごときが調子こいてるのでやっつけるぞ」
ってまずその出自を罵倒されてるあたりが、北条氏のありようを示してるというか。
所詮伊豆の土豪の成り上がり、って認識は武士達にはずっとあったと思う。
どっかの勢力が担いで使える正当性も血の権威も元々ないのできれいさっぱりお掃除されたと。
歴史の教科書でもたどり着けないorさらっとヌルーされる事の多い時代だと思うんですが
知らない人物が多い割に1回目、2回目ときて次はどうなるのと期待させられるこの展開
メジャーじゃなくても作り方で面白い大河は作れる例
確かにバブル真っ最中なので馬とか屋敷とかお金はかかってると思うけどw
・・・もうこんな大河は戻ってこないのだろうか
こないよー
だから宮将軍が必要だったのかな
>>165 そんな内容の令旨じゃ、北条家と似たり寄ったりの出自や、
北条家にも及ばない家柄の全国の豪族、悪党衆は宮に対して
反感を持つばかりだな。
ましらの石=平蔵
172 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/06(金) 00:22:04 ID:uHQBk2c2
>>170 いや、人間の嫉妬心は怖いから。
これは結構効果ある令旨と思うよ。
わしらと同類のくせして生意気だって豪族悪党は多かったと思う。
日本で皇室が長続きしたのはこのあたりの心理が大きいと思う。
同類の連中に偉い顔されるのはむかつくが、自分等と隔絶した家柄の人になら従ってもいいという心理だね。
>>172 そういう解釈もあるのか〜。
俺は、武家全体を統治者としてはふさわしくない低いものと見なして、
皇統や公家こそが統治者たるべきだという、建武親政の路線につながる
思想だと思ってしまった。
174 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/06(金) 09:11:23 ID:uHQBk2c2
>>173 そういう思想だと思うよ。
だけど人間はそう理性的に動かないから。
令旨で嫉妬心を刺激されて感情的に宮方についた武家が多かったんだと思う。
その結果の倒幕でしょ。
だけど倒してみたら公家一統で自分等の権利すら奪われる始末。
そこで公家を見捨てて源氏の嫡流たる足利の下で再度の武家政権を求めて武家が集まったということだろうと思う。
榎木孝明がこの太平記と真田太平記でまるで対照的なキャラクター演じていて面白い
にわかは黙ってろ
>>172 中学生のいさかいじゃあるまいし。
利害関係で鎌倉幕府に用がないのが多かっただけ。
恨み辛み以前に理性的に動いた連中の方が多いのではないかな。
自分たち以外にも家臣や領民たちの生活がかかっているわけだし。
まあやってることは結果的に今から見るとあまり理性的ではないが。
179 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/06(金) 12:09:48 ID:uHQBk2c2
大多数は保身で動いているだろうね。
鎌倉陥落直前まで関東は安定してた。
それが一気にああなったのは乗り遅れたら自分が滅びてしまうという恐怖心がメインだと思う。
関東の政治は結局室町中期まで鎌倉幕府仕立てで行われたよね。
足利が決起すれば・・・って
(ドラマ内で)言われているが
鎌倉時代を
粛正されずに生き残ったのは
身分は高くても、執政の座に遠かったから
かな?
蔑まれようと屈辱に耐えてたからでないの?
ドラマ見てるとそんな感じがするけど
レンシ怖ぇぇぇぇぇ
総集編の尺じゃあれだったけど
風の音だけになってあの横顔の演技
結構時間たっぷりとってまじ怖いわあああ
183 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/06(金) 21:36:25 ID:ni3S5PMH
来週あたりかな、円喜暗殺未遂。高時狂乱…刀振り回し奇声をあげ失神して気絶。
>>183 あの回は冗談抜きで面白いわw
ファミ劇で録画したのを何度も見たもん
たぶん平禅門の乱をヒントにして作ったんだろうなぁ
しかし去年『ととと』の全話放送があり、初めて全貌を知った人も多いと思うが
・暗黒ダンサーズ
・京で悪い女?に引っかかる
などなど『ととと』と『太平記』シチュエーションよく似てるなぁ。
今日の放送分では榎木日野を助けようとして腕まくりする真田高氏
水干の袖の括り方(袖のヒモをしばって、右と左の袖のヒモを括り首の後ろに回す)とか
細かいところまで考証してるなと感心した。
>>185 そうそう。
今日の場面と、ましらの石の挑戦を受けて、弓矢を射る時に袖口の紐を口でくわえた場面、
あー、あの袖口の紐って、あんなふうに使うものなんだって感心しました。
>>186 次回の冒頭で、直義が兄が笑いものにされて怒る場面があるけど、その背景
で足利家の家臣たちが訓練しているシーンも芸が細かい。
今はやりの総合格闘技でいうマウントポジションをとり、相手の刀剣を握っ
た方の腕の間接を極めてるw
>>181 >ドラマ見てるとそんな感じがするけど
あんまドラマ基準で考えない方がいいぞ。
まあでも細かいところでいろいろインチキはあったが、
終始一貫した(そこそこに辻褄があっていた)から傑作には違いないけど。
この大河ドラマはできが非常にいいので、いろいろと興味がわいて来るんだ
よね。
さらに自分なりにつっこんで詳しく調べたり、関連のWeb、原作となった
本や他の歴史小説などを読んだりして新たな発見をしてわくわくすることが
できる。
確かに細かい点はあくまでドラマなんだけど、全体を通してみると辻褄あって
ると自分は思うし、まさに大河って名にふさわしいドラマなんだよな。
>>180 北条氏が源氏や他の有力御家人を滅ぼす時には常にその手足として協力してきたからね。
名よりも実をとって勢力を維持・拡大してきた。だから新田義貞に
「北条と同じ汁を吸う、北条の犬」と罵倒されてるし。
武家の棟梁になりえる正統な血筋と兵力共に備えてる点で、足利の動向は
鎌倉幕府の命運を握ってたんだよ。足利が寝返れば他の中小豪族が一気に動く。
ただ時期を誤れば三浦や安達の二の舞になる訳で。故に逡巡する父上の苦悩がよく描かれてたと思う。
>>190 そうだね。
だから、このドラマにおける足利決起までの長いこと長いこと。
このドラマでは楠正成の活躍を中心に、後醍醐天皇の佐渡脱出、赤松、名和
など京周辺豪族の決起、護良親王と千種忠顕などが足利決起の下地を作った
様子がうまく描かれているね。
さらに佐々木道與、新田義貞などとの密約のあたりも辻褄をあわせてうまく
ドラマ化されてると感心する。
>>172 下卑た例えで申し訳ないけど、アイドルや美人女優が抽選で偶然当たったファンにサービスするのはむかつくけど
ドラマで俳優と恋人役やるのはむかつかないとか
恋愛漫画や美少女ゲームで主人公が無能・普通以下の顔の駄目人間より美形で有能な方がかえって納得がいくとか
そういうしょうもない感情と似たものを感じる
人間はいつの時代も小さいものだ
結果としてこの大塔宮の令旨から発端となって
全国規模の連係プレーが出来上がったんだから
恐るべきモノだったわけだよね
194 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/07(土) 18:03:24 ID:3cEvtO1e
大多数は日和見だったろうが、火付け役を焚き付ける効果は高かったろうね、宮の令旨。
195 :
191:2009/03/07(土) 19:17:01 ID:mPEwyViG
スマン佐渡じゃなくて隠岐だったonz
>>193,194
まさに恐るべし恐るべし大塔宮!ってとこだね。
これだけ全国規模で一斉に連携させることは、隠岐に流されて物理上不可能な
後醍醐天皇を除くと大塔宮をおいて他にいないという説も納得する。
南朝からすると大塔宮を失ってしまったことが、後々不利になってしまう原因
なんだよな。
今回が初見なんだけど、これだけ重要な登場人物っぽく描かれてる石が途中退場しちゃう事や、
ショーケンが途中で降板する事を知ってるから、見てて今から残念な気持ちになる。
途中降板?ショーケンのあとの新田義貞は誰が演じるの?
>>197 根津甚八
ショーケンは病気で降板。ショーケンの出番は第7回が最後で、
第16回から根津の新田が登場するみたい。
新田は根津に代わって良かったと思うけどな
根津は元々いい役者だが大河ドラマではとりわけいい仕事している
まあ最後までショーケンがどう演じるか見て見たかった気持もあるが
ただでさえ主人公を食い気味の役者が多いこの作品でショーケンが暴れ回ってたら大変だったんじゃないかとも思う
ショーケン新田は武力クーデターの目論見が失敗して根津新田に変貌しますた。
203 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/08(日) 11:45:50 ID:MKNny403
この判官もそれには気づかなんだわ
ふわっはっはっはっ
太平記というのは本質的に足利高氏が主人公というわけでもない気はする
むしろドラマなので主役っぽく扱われすぎという感じ
本来の「太平記」は、誰が主人公って事は無い
ただやはりドラマ化するに辺り、誰かを中心に据えないといけないから、
尊氏(高氏)の生涯を中心にまとめたんでしょ
週一じゃないことに今気がついた・・・・
>>196 石や藤夜叉は、このドラマで当時の一般庶民の生活や視野を表現している
架空の存在だから、ドラマ上非常に重要な存在だと思う。
まあ本来、登場人物が2千人以上も登場する太平記を1年でやるのが短すぎ
るんだよね。
初見の人はあまり変なドラマの前提知識持って見ない方が良いと思う。
まあ再放送だから仕方がないけど、なるべく聞かなかったことにしてw
>>207 藤夜叉の場合は「半実在・半架空」というほうがより正確かも。
モデル(?)となった人物は本名も出自も全く不明とはいえ
まちがいなく実在してたわけだし。
>>206 全49話を放送し終えた後、しばらく経ってから全話再放送があるので
今後の時専公式サイトなどでの情報を入念にチェックされたし。
おんな太閤記も2回目だったかな
近々やる風と雲と虹とも去年放送してる
太平記も、秋か年末ぐらいに二度目があるんじゃないかな
>>207 藤夜叉はまだしも石は重要の前後にかぎカッコつけた方が正確な人物だなあ
ただでさえ登場人物が多く、それぞれ役割を背負ってる物語にオリキャラつっこむというのは
原作改悪の最たるものでしょう
無力、低い身分、狭い了見の人物は「庶民」の視聴者が自己投影するには必要という理屈は確かにある
でも、そんなものより優先して描くべきものは山ほどあるし
歴史上の大人物や大事件に感情移入させてこその大河ドラマでしょう
高(尊)氏や直義に感情移入するなら、石なんていらないんですよ
主人公サイドじゃなくて敵対サイドから見るにしても楠木や新田がいるわけだし
そういった点でいえば「どうしても武田につくことをよしとしない、できない」って視点がついてただけ
一昨年の平蔵とかいう架空の人物の方が石よりまだマシ
>>212 でも、ああいったキャラは必要なんだよ。
尊氏のあずかり知らない場所で展開するエピソードと、ストーリーの本流を
結びつける役割がある。
それに、石はそれほど重要な役割はないよ。
庶民のオリジナルキャラが入るのは感情移入とかじゃなくて
権力者視点になりがちな大河ドラマに上下の遠近法をつけるためなんではないの
>>214-215 脚本がどう思って書いたか分からないけど、基本的にそれで良いと思うよ
話の機軸には然程重要ではないが、話の流れとしての緩衝材として必要…と
207ですが、自分も最初、この石という存在がうざかったよ。
時間がないんだから、こんなことで時間とるならもっとほかに重要な
ことがあるだろ!ってね。
しかし、何度も何度もビデオを見返すうちに、これはあくまで当時の
無数の名もなき庶民を代表する語り部の役なんだと思うようになった。
あくまで石と一個人としてしかみなさないならそりゃウザイけど、そ
こは狂言回しの役としてとらえると考えかわるよ。
訂正
あくまで石と一個人として→あくまで石という一個人として
実は、この狂言回しの役が成功した例としてスレチだけど「風林火山」
前半における山本勘助の例がある。
例えば、建武親政で土地の領有関係がメチャクチャになって、
ましらの石に代表される庶民が苦しめられるという場面などの場合、
それまでのストーリーに登場したこともない庶民役が演じても、
苦しんでいる庶民役が唐突に登場した人だと、視聴者にその人の
人となりが分からないために、理不尽さが伝わらない。
知っている人が理不尽な目に遭ったことで初めて視聴者に理不尽さが
伝わるんじゃないかな。
>>215 ある程度上に上がった人ではあるけど、そういう役なら倒幕までの楠木一族なんかがいるしなあ
>>220 確かに、そういう役目はあるとは思う
でも、その手のオリジナル人物は往々にして石や平蔵みたいな逆恨みキャラクターになるから
同情よりも鬱陶しい馬鹿が自業自得で苦労してるっていう風に見えてしまうんだよなあ
成功してるのかどうかしらんが
おれの世代で一番なじみ深いのは
「人形劇三国志」の紳々と竜々
だから本当は原作の盲法師とその母の尼とウツギとその夫で
十分その役割は良かったのになあ
北条時宗で出てきた尾身としのり演じる足利〜〜が緒形拳演ずる足利の自殺した父なのかな?
>>224 頼氏ね。まさにそう。
ちなみに時宗で江原さんが演じてた高師氏は太平記では安部さんだね。
悪役の安部さんより江原さんの方が無気味だったなw
>>222 あいつら、ほぼ全ての回で役割が
与えられてたからな
しかも必要以上に出しゃばらずに
今の大人が見ても十分あの世界に
溶け込んで見えるのは脚本の腕だな
まあ、半世紀以上の三国志を通して
全く歳をとらないのが変と言えば
変だったけど
DVDの鎌倉炎上の辺りを見ているが、
幕府滅亡の年を「元弘3年」と繰り返して言っている。
当時の後醍醐はあくまでも先帝であり
持明院統の光厳天皇が正当な天皇とされていたのだから
その年号の「正慶2年」を使うべきではなかったか。
脚本家が南朝贔屓だったのだろうか?
微妙な問題だろうけど後醍醐天皇役が後の仁左衛門だから
そりゃこっちを贔屓してたんだろうなと感じるのもなんとなく分かるぞ
>>212 このドラマでの石の存在が成功したとはいいがたいけど
>歴史上の大人物や大事件に感情移入させてこその大河ドラマでしょう
こういう考えもわかるが
ただ大人物や大事件を追うだけのドラマって創作物になれてから見ると面白くないことが多いんだよな。
なんかありきたり展開のために単純な人物がいるようでさ。
太平記は尊氏たちも小市民的なドラマ性に落としこむことでドラマとしてうまく作ってると今でもおもう。
>>225 頼氏は貞氏の祖父だよ。父は家時。
家時は自殺というショッキングな最期以外の事績が謎だらけの人物。享年も不詳。
231 :
225:2009/03/09(月) 05:37:48 ID:rlhUURW4
>>230 224を読み違えた。自殺した緒形拳の父(家時)の父は誰か?という意味かと思って頼氏と書いたのさ。
232 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/09(月) 06:26:51 ID:B24ua5vm
きょうは吉宗公大暴れにつきお休みでござるか
80年代に軽く流行った網野史観的な見せ方を石や旅一座が担ってるわけで。
娯楽作品である以上、リアルタイムの影響は当然受ける。原作とは制作時期
が30年近く違うんだから。
このドラマって、芸能も初期は田楽や白拍子だけど、後半では猿楽に変わるよな。
海には万永亀遊ぶ 蓬莱山をやいただける 仙人童を鶴に乗せて太子を迎えて遊ばばや
黄金の中山に 鶴と亀とは物語 仙人童の密かに立ち聞けば 殿は受領になり給う
この今様は、義経(タッキー主演)でも出てきてたと思う。
>>229 どうも言い方が拙くて逆方向に伝わっちゃったのかもしれないけど
大人物、大事件をダイナミックでありながら小市民的でもあるように
関わった人物の人間臭さまで描くのが大河ドラマの面白みではないかと
それは大人物たちだけでも十分になしえることで、藤夜叉や一座はまだしも石なんていらないだろうと
石のようなのがいないと描けない話じゃないだろうと思うわけです
238 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/09(月) 23:26:07 ID:qKJpI8mh
>>227 現在の皇室は南朝が正統とされているから(天皇の代数も南朝を正統として数えている)、
後醍醐天皇を中心にするのはおかしくない。
あくまで後醍醐天皇の公式見解は退位はしておらず、隠岐にも「旅行」に行っただけだし。
石の役の流れってさ…
戦火に巻き込まれた子供→一座での生活→その中で一人の公家と知り合う→
戦闘に参加→綸旨のゴタゴタ→一応村の主になる→またまた戦火に巻き込まれる→
でまた一座に帰ってくる
(一部抜けている所もあると思うが…)
とまぁ、主要人物では成し得ない事をしている訳で
一般市民代表って訳じゃないだろうけど、こういう役割も必要なんじゃね?
こういう役割が無いと
>>229の言っている様な話に成りかねないし、
主要人物でやってしまうと、どうしてもこの中の一部に偏りが発生する恐れもある
ありきたりな展開っていっても歴史の浪漫はそれだけで面白いものだ
それに、戦渦に巻き込まれる人々って描写は必要かもしれないけど
だからこそ、その中の1人に代表面させるだの
あまつさえ主人公に延々恨み節を聞かせるだのという役は不要とも思う
それこそ物語の流れを澱ませる元凶じゃないかと
あ、一つ追加
石は絶対に必要か?と言われれば”否”となるけど、不要か?と言われても”否”なんだよね
居なくても、特に困る事は無いけど、居てくれても問題ない、そう…
言うならばレストラン等での食事に出てくる御新香のような存在
好きな人も居れば嫌いな人も居るでしょ、御新香
江戸時代以前は一般民衆にもパワーがあった時代だからね、
石、藤夜叉や、花夜叉一行以外にももっと出てきても良かったと思う。
まあもちろん権力者である公家や武士も面白かったからそれはそれでいいわけで
要はバランスの問題かな。後は見ている個人がどう思うかというレベル。
>>240 >ありきたりな展開っていっても歴史の浪漫はそれだけで面白いものだ
まあ、ありきたり度合いにもよるしね
太平記みたいなあんま映像化されてない時代は通説や有名小説の映像化そのものを楽しめる。
戦国や幕末みたいなマンネリ化した時代の話だと有名事件には歴史の浪漫は感じなくなってくる。
展開は飽き飽きしてても演出美とか役者の芝居や台詞のよさが楽しめる場合もあるけど
あと三国志(三国演義)とか和製の軍記ものなんかで出てくる若い頃わくわくした策略謀略の類も
一通り堪能すると今度はうそ臭く見えてきて今では苦笑するしかないってことが多いな。
網野善彦の「異形の王権」が出版されたのが86年。これが確か数十万冊は売れたはず。
世の世の歴史オタ達が中世の民衆史に興味を持った時期だからこそ太平記の制作に
OKがでたんじゃないかな。制作者側もその辺は意識して制作しただろうし。
>>156-156 尊大で選民意識の高い公家という意味では
西園寺公宗も坊門並に嫌味だったなww
1回だけの登場だったと思うが・・・。
---
「これはこれはw 治、部、大輔どのww」
いよいよ次回からは、後醍醐天皇、日野俊基、佐々木道誉などキラ星のごとく
太平記を彩る重要人物が続々登場してきます。
日野俊基の墓は現在、鎌倉の源氏山公園内にあって、これからは桜がみごとな
所です。桜が咲く頃に行くと、お花見にもいいですね。
ついでに化粧坂という有名な坂も、太平記を見た後に行くと感慨深いです。
>>246 ウチは今CS非加入なので昨夜、手持ちの動画から
俺的名シーン抜粋で鎌倉炎上回まで
お先にもう一度視聴してもうた♪
248 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/11(水) 10:11:28 ID:+s4cwxyU
西園寺はわりと出ているぞ。
六波羅探題が落ちる時、それと建武政府転覆の陰謀を企んで捕らえられる時と。
絶頂期の憎たらしさと最期の哀れさの両極端が描かれてたね。
人柄良く有能で人望あるが優柔不断で他人に優しすぎるって尊氏には真田はかなり嵌まり役だったと久しぶりに見直して思う
西園寺といえば、楠木攻めに上洛した尊氏を北条と比べて、
『人と犬ほどに違う』と蔑んだ台詞が記憶に残っている。
『あーぁ、後の支配者に対して言っちゃった。しーらない!』と思った。
>>248 ちょうど太平記の出番が終わった頃
月9で正成の邪魔をしておりました。西園寺殿ことショパンは
高時ってもしかしていい奴?
って思う俺はもう制作サイドの術中に落ちてる?
根はいい奴がひねくれた、っていう設定でしょあれw
少年時代はおじいさん同様の聡明そうな少年だったんだが・・・>太守
少年高時、時宗に出てたな
最初のころは悪いヤツだと思っていた得宗や内管領が、
鎌倉陥落が近づくにつれ、いいヤツに思えてくる。
最初のころは、なんて気高くていいお方なんだろうと思っていた、
後醍醐帝がだんだん悪いヤツに見えてくる。が、吉野に落ちた頃からまた、
敗者としての哀愁が漂ういいお方に思えてくる。
尊氏も観応の擾乱のころから「ええ加減にせー!」って気分になるが、
直義軍に敗れたのに、なぜかハッタリだけで直義を圧倒した辺りから
大物感が漂うようになり、安心して見ていられるようになる。
道誉だけは、常に安定していいヤツ感がある。
味方になったり裏切ったりを繰り返すんだけど、裏切り自体が織り込み済み
なので裏切ること自体に期待感があるし、味方に戻った時にも
ヤッターと溜飲を下げる効果がある。
全然いいヤツには描かれていないんだけど、好きな役は、北畠親房かな。
>道誉だけは、常に安定していいヤツ感がある。
道誉が完全に味方になったのは一緒に倒幕やってから。
それ以前は尊氏に恩を売るけど胡散臭い奴という役回り。
途中でいきなり火付けはたらいた時は人格変わったかと思ったくらいいい人っぽかった
原作の胡散臭さに比べるとちょっと底が見えてる感があるよ道誉
>>257 いら、それは分かっているよ。
でも道誉の裏切りや日和見は予定調和的な安心感がある。
丁度、水戸のご隠居様が印籠をかざす前に悪役と切り結んでいるときの状態。
あの状態のときに、黄門さまが危ない!って思う人はいないよね。
>>238 ここで歴史談義をするつもりはないが
それじゃまるで戦前の「吉野朝時代」みたいだ。
後醍醐が即位から死ぬまで天皇だったなんてのは
本人の勝手な言い分でしかないし。
現天皇の祖先なのに北朝って可哀相だな。
262 :
261:2009/03/11(水) 23:03:59 ID:d5HaJemT
北条が滅びたのはその悪政ももちろんあるが、
後醍醐が天皇親政、そして両統迭立を破って自分の系統だけに
皇位を独占させたいという勝手なことを考えたのが原因。
それが元で南北朝の動乱が起こった。
どう考えても後醍醐が立派な人物とは思えない。
263 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/11(水) 23:40:49 ID:JVrQjvs6
>>261 とりあえず、南朝を正統としているから、今上天皇は「第●●代」とされている。
むしろそういう風にイデオロギーに結びつける人がいるから、この時代を大河にできなかったんだよ。
あまりこだわらず、南朝が正統、でも今の天皇は北朝の子孫だけど、程度でいい。
>現天皇の祖先なのに北朝って可哀相だな。
そもそも今上天皇と同一の祖先をもつけど直接の父系の祖先でない歴代天皇は南朝系以外にもたくさんいるわけで
南北朝だけ直系にこだわる意味はないよ
>>256 >全然いいヤツには描かれていないんだけど、好きな役は、北畠親房かな。
最期までぶれずに自分の信念を貫いたという意味でそれ、すごくわかる。
でも某サイトでも指摘されていたが、あれだけ対立していた
阿野廉子と最後に仲良くなっていたところがなんともw
ま、それも含めて好きかもw
>>261-263 日本史板の投稿によると徳川時代の水戸学が起源とされる南朝正統の皇国史観が
在野の国粋運動家から湧き上がって来たことに関しては
北朝系の天皇を戴く明治政府も対応に苦慮したそうで最終的には
『(義満の時代に結ばれた)明徳の和約[1392年]に基づく
後亀山⇒後小松への神器禅譲までは南朝が正統。以後は
(持明院系の伏見宮の末裔である明治天皇も含め)北朝系が正統。』
と云う折衷的な見解を発表して論争の収拾を図ったらしい。
井沢元彦氏の『逆説の日本史』(小学館)にも確かこれと似たような記述があった筈・・。
267 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/12(木) 07:38:27 ID:yX7tL/bo
>>265 いや「敵の敵は味方」を目的達成のためにきちんと実行しているあたりが親房らしいじゃん。
ぶれてないと思うぞ。
>>267 そうそう。
そして親房と廉子が仲良くしてるのは自分達が弱小勢力になったればこそで、
巨大政権になった足利家が内部抗争してることの対比でもある。
柄本さんの師直が一番印象深い。
これはしたり・・
271 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/14(土) 15:49:44 ID:ZZ5eEDmA
十数年ぶりに全話見返したけど、観応の擾乱あたりが一番見ごたえあったな。
よく終盤失速したと言われるけど、俺の中では終盤徐々に速度を上げて最終回で最大速度になって終わった感じ。
また九州落ちのエピソードを丸々カットしたのも結果的には英断だったと思う。
おかげで観応の擾乱に時間を割くことができたわけだし。
そもそも北畠顕家がアレな感じだったからなあ。
いずれにせよ太平記の内容を49話に収めるためにはどこかのエピソードを省略しなきゃいけないわけで、
それをどこに持ってくるかってのは難しいところだね。
確かに九州落ちやるとテンポ落ちるんだよねえ。
藤夜叉関連がもっとテンポを落としていたことは言わないお約束前提で。
円喜暗殺失敗事件は本当の意味で「おもしろい」。
大河ドラマでこれほど面白く感じたのは他に思い当たらないな。
鶴太郎「わしではない、わしではないぞ」
鶴高時は小田茜相手に目が逝っちゃってる
ロリコンシーンも印象に残ってる
275 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/14(土) 19:09:49 ID:d6T1ha3A
>>260 最初は損得勘定だけの付き合いだったのかもしれないが
奥底では尊氏との友情も本物だったのかもしれない、
といった強かさとカッコよさがあったな、陣内判官は。
尊氏の死の間際
尊氏「行く末、義詮をよろしゅう頼みまするぞ…幕府を頼みまするぞ」
道誉「わしは…頼りにならん男ぞ…?」
尊氏「いや…三十年前、初めて会うた時から、友じゃ、と思うておった…生涯の友じゃ、と…!」
道誉「か、かなわぬな…!」
>>271 ここでは後藤久美子の話題はタブーなのか?
ほとんど話題にのぼったことがないように記憶しているが。
そもそもなんで女が男役やっているの?大河でそういう前例あったっけ?
午前から録りためた第一回から見始めて、つい7回まで全部見てしまった…。
真田広之が若々しくていいなあ。鶴ちゃんも放映当時はムカついたけど、今見るとなかなかいい。
歴代大河の中でたぶん一番体が動く主役で、そこをしっかり生かしてて楽しい。
「お互い美しうないのう」というセリフは、よりによって六平さんが真田広之に向かって言うセリフではないようなw いや六平さんも好きなんですが
弓がなくてはー!(棒)
>>276 北畠顕家が眉目秀麗の美青年なんだけど
男で適役がいなかったってことでしょ
基本的に太平記は独眼竜政宗とキャストが
かなり被ってるからその中で選ばれたのかと
大河で女優が男役を演じた前例は
記憶にないな
蘭丸とか普通に出来そうな気がするけど
そんなに政宗と重なっていたかな。
まあ北畠顕家の出番はそんなに多くなかったから、あまり関心がないのかもね。
忠輝、五郎八、秀忠、淀、秀長
主要キャストは政宗と結構被ってるような
>>280 ただ重なっているだけでなく、兄弟・夫婦関係がほぼそのまま引き継がれたり
向こうでは対立関係にあった人物同士がこっちでは協力関係になったり
不倫関係にあった(と思しき)人物同士がこちらでは同志だったりする。
単なる出演者の被りとはやっぱり何かが違うんだよね。
なかでも樋口女史は独眼竜政宗と太平記では本当に別人(個人的には)。
もし太平記出演時に「糸井可南子」と名乗っていたら
本放送当時は淀殿役の人と中の人が同じ気付かなかったかも・・・
284 :
283:2009/03/14(土) 23:28:51 ID:PeN7NZTN
訂正失敬
中の人が同じだと気付かなかったかも
>>279 眉目秀麗ってことならジャニあたりでも良さそうなもんだけどね。
NHKに「お姫様役と少年役だったらどっちがやりたい?」って聞かれて
ゴクミが「少年役がやりたい」と言ったとかって話を当時何かで読んだ記憶はあるんだが
もしかしたらNHK側の質問は「次はどんな役を演じてみたい?」だったかもしれん。
当時のジャニーズ系タレントといったら少年隊ぐらいしか思いつかないな。
まだSMAPが露出し始める前だし。
まあ二年後の炎立つには稲垣吾郎が出演しているのだが。
北畠顕家はモックンで良かったと思うけどなあ。
千種忠顕なんてそんな目立つ役所でもないし、
誰か別の役者にやらせて
本木にはこっちをやってもらいたかった。
まあ、同学年で人気絶頂だった宮沢とゴクミを
同じ番組に出したかっただけのような気がしないでもないけどねw
でも、ゴクミに合う役もないし
(強いて挙げれば匂当内侍くらいだけど、藤夜叉とは役の大きさに開きがある)
男役なら話題にもなるというスケベ根性だったと想像する。
>>281 日野俊基=大野治長もそうだね。
独眼竜政宗には男闘呼組のメンバーが
>>283 太平記という難しい題材を映像化するにあたって受けをとりやすいように
人気番組だった政宗のキャスティングと意図的に重ねたとかってことはないのかな?
>>287 ゴクミで美少年役というのはビジュアル的に萌えるんだけどな。
男装キャラってキャッチーだし話題作りを狙ってたんじゃないの。
たしか国民的美少女に選ばれた直後くらいで
話題づくりだったと思う
個人的にTVドラマで女優が美少年とか美青年を演じるのは萎えるから
自分ももっくんか別の若手発掘してほしかった
まあ端的には
>>290の通りだろうな。
北畠顕家はこのドラマではそこまで重要な扱いではないようだったから、
演技よりも話題性を重視したんだろう。
他のキャスティングが良かったせいでゴクミ顕家も良かったんじゃないかと思う。
錯覚かも試練が。
>>291 国民的美少女の初代は藤谷美紀で
後藤久美子はイメージガールで
そもそも独眼竜政宗に出てるんだからずっと前の話だ
高嶋弟をこれで好きになった
誰が何と言おうと手放さん!
わしから政を奪いたくば、わしを殺してからになされい!( `p´)・゚・
重要な且つ緊迫したシーンなのに涎が多すぎて
一寸だけ笑ってしまったのも良い思い出(;´Д`)<高嶋弟
>>296 けど、迫真の演技ならば涎が出るのも不思議ではない
なので、俺はその演技に魅了した
立派にラスボスこなしてたもんな高嶋弟
「将軍っ!そは、余りと言えば余りの仰せぞ!」
当時若造なのに入道チックなかぶり物も良く似合ってた
299 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/15(日) 17:59:37 ID:NJT+ddfD
>>292 実際、当時は結構評判になったし、話題つくりとしては成功。
ただ、あまりに演技がへたくそだってので、重要なポジションにしてもらえなかったような気がする。
足利を九州を追い落としたところもあっさりだったり、
顕家諫奏文のことを考えれば、文観などをどやしつけるのは
正臣親房ではなく、顕家になった方が良かった。
近所のツタヤに大河ドラマコーナーができて太平記もあった。
中学のころ見て感動したの思い出して借りてきました。
今31話あたりです。馬ノ介が死んでしまうところが悲しかったなー
太平記のちょっと前だったか
高嶋弟はゴジラ対ビオランテにも出ていて好演してた
>>301 ああ、あれはかっこよかったな
都会の森の印象が大きかったんで、こういう方向も演れるんだって思った
(たしかビオランテの方が先のはずだけど)
直義は、都会の森の方向の演技だね、唾とばしまくりでしゃべってる感じの
『HOTEL』で
『ネェさん、事件です』と言っていたのと
どっちが早かったかな・・・高嶋弟
今日一日かけて7話まで再見したが
まず、鎌倉炎上のイメージが強すぎて印象の薄かった前半が
本当に面白いことに驚愕。
そして、二時間前にやってるおんな太閤記では大留めのフランキー堺が
中盤に過ぎないという異常な豪華キャストもすごいわ。
そして、緒形拳の存在感。藤村志保とあわせてみると
太閤が秀頼を守ろうとしたのと同じように高氏を守ろうとしていたのだとすぐに分かるように出来ている。
傑作はクライマックスに拠らず。毎回が緊張感に包まれながらも
独眼竜政宗を踏まえた真田-沢口夫婦とその兄たる勝野洋がクローズアップされつつある。
妖霊星のエピとか、もうすぐだよね。鎌倉炎上までは息もつかせぬ展開が続くんだ。
そして、息をつくのは2〜3話で、そのあとは果てしない戦いが続く。
本能寺や関ケ原のように比較対象がないのも幸いしてるのかもしれないが
とにかく何度見ても面白い。
「鎌倉炎上」あと何日かな。もうまちきれないんだけど。
>>303 ホテルの方が一年早いみたいだね。
ホテル:1990年1月スタート
太平記:1991年1月スタート
高時が哀れに思えてきた
正成も哀れだ
高氏の帝マンセー、都への憧れは都育ちの母上の影響、って事もちゃんと描かれてるよな。
しかし
馬之介「さほどにミカドが美しゅうございますか」
の一言で決別へ
やっぱり高時は時宗や貞時の血を受け継いでいるんだな >第8話・妖霊星
311 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/17(火) 10:20:13 ID:8pDVVsyp
さきほど九話「宿命の子」を久々に見直した。素晴らしいの一言に尽きる。
貞氏が自らの死を悟り、四十余年背負ってきた父・家時の思いを
息子・尊氏に受け継がせる(家督の移譲)宣言のシーンは凄い。
これは自分が尊氏であったとしても(畏れ多いが)身震いするだろう。
「徳なく才乏しく」悲願ならなかった足利二代の無念を引き継ぐ
覚悟を決めた尊氏。この回を見た人は、六波羅攻め宣言をした回の
「我(家時)に代わりて天下を取れ」と涙を堪えながら
置き文を家臣一同に披露する尊氏に感動するだろう。
「今は読まずにおこう。いずれ読まねばならぬ時がこよう」
いいタメである。「京都攻略」が楽しみである。
312 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/17(火) 10:39:51 ID:8pDVVsyp
それともう一言。
「太平記」と「北条時宗」のキャストを比較して見るのも面白い。
まあここだけとも限りませんがね。
「太平記」では一身に憎まれ役を買っている長崎高資役の
西岡徳馬さんが、「北条時宗」では貞氏・尊氏の祖先で
”天下を取れなかった時代の足利棟梁”足利泰氏を演じている。
それをいえば柳葉敏郎は”ましらの石”が「北条時宗」では
安達泰盛(第一回の霜月騒動で抹殺される)だものなぁ。
時代劇専門チャンネルで初見ですが
今日のラスト、瞳に上手に照明あてていてGJでした
この大河、俳優陣(主に高氏だけど)がいろいろ達者な芸を見せてくれて楽しい。
闘犬(あれは芸か?)、流鏑馬、大男&小男の色物芸、
昨日は高氏&直義の蹴鞠と、トヨエツの棒芸
この先出てくる武田正成の舞も楽しみだな〜
315 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/17(火) 12:50:55 ID:8ZIqw32H
>>312 足利家時、足利尊氏、安達安盛、高師氏、北条高時は両方に出るよね
>>291 オスカープロモーションの国民的美少女コンテストっていうのは
所属するゴクミが国民的美少女と呼ばれるようになったから、
ポストを捜そうと始めた賞。ゴクミ本人はコンテスト受賞者ではない。
と思ったら
>>294がフォローしてくれてたね。
小田茜が前年の第4回受賞者だよ。出演当時、中1。
自分はゴクミ顕家容認派。そりゃ巧くはないが、美しかったし
太平記という、絵巻の華麗さを残したドラマの中ではあれで良かったよ。
>>314 トヨエツの出番少なかったけど目立っていたよね。
常盤貴子はどこにいるのか最後まで全くわからなかった。
常盤貴子?どこに出ていたっけな。
今日の沢口靖子、名セリフだったなぁ。
うん、いい嫁だ。
>>317 >常盤貴子?
今手元に映像がないのでうろ覚えだが
最終回近く、直義派が尊氏に文句を言いに行ったら
尊氏に薪割りを手伝わされたというシーンのときに
案内をした侍女の一人でセリフがあった。
そういえば真田の冤罪をはらそうとジャーナリストの常盤ががんばったけど
実は真犯人だったドラマなんだっけ
掘った芋弄るな
今の大河で酒宴級w扱いの常盤貴子が、「太平記」では駆け出し役。
時代を感じますなぁ。
ちなみにゴクミのシーンでよかったのは、後醍醐天皇の前で舞う場面。
台詞と馬上で太刀を振るう武者姿はなんだかなぁ。
ま、周りの役者が補って余りあるのでいいか。
>>311 >「我(家時)に代わりて天下を取れ」と涙を堪えながら
>置き文を家臣一同に披露する尊氏に感動するだろう。
そのシーン、本当は「冷静に置き文を読み上げる尊氏と、涙に咽びながら聴く家臣たち」
という演出にしたかったんだけど、真田が役に入り込みすぎて泣いてしまい
何度もNGを出したって話を某所で見た。
もし本当なら”涙を耐えながら”の部分はある意味演技じゃないよな
実は俺はついさっきDVDで第20話「足利決起」を見たところだ
名シーンぞろいな回だった
道誉と高氏のやりとりといい
トーコと兄のやりとりといい
そのみんなの前で読み上げるシーンといい
太平記は名シーン多いし、役者もはまり役が多いのに
意外と視聴率が低い。
南北朝はマイナーなんだね。
戦国や幕末でないと数字は取れないのか・
戦前・戦中はむしろ楠正成の活躍を国民にたたき込まれたことだろう
その反動なんですかね
足利尊氏の功績も評価されてきたが、どことなく正面から語りづらいムードがある
視聴率に戦前戦中の影響なんかあるのかな?
90年代の大河で。
戦国物みたいに勢力拡大とか統一とか分かりやすくないからね
ある種の大河通から言わせるとそこがいいんだけどね、
独眼竜以降のスイーツ視聴者にはそういう分かりにくいのは不評なんだな。
分かりにくいのが不人気なのはしょうがない
大河ドラマで人気のある時代の御三家は、
(1)安土桃山時代前後
(2)源平時代
(3)元禄期前後
人気はイマイチなんだけど(1)に次いで作品化される回数が多いのは、
(4)幕末前後
(3)以外は動乱期。やっぱ歴史として面白いのは動乱期だよな。
でも元禄時代のような安定期における権力闘争や、松の廊下事件/忠臣蔵のような
ゴシップドラマも捨てがたい面白さがある。
平安時代から鎌倉時代に移り変わる動乱期は(2)。
室町時代から江戸時代に移り変わる動乱期は(1)。
江戸時代から東京時代に移り変わる動乱期は(4)。
あまり古い時代は資料が残っていないから描きにくいが、
資料が残っているのに描かれないし、人気がないのは鎌倉時代から室町時代に
移り変わる動乱期である太平記の時代。不思議な気がする。
ストーリーも波瀾万丈だし役者もそろっている時代なのに。
安定期の権力闘争やゴシップドラマとして作品化されてもよさそうなのに、
取り上げられないのは、藤原道長前後の時代と足利義満の時代かな。
>>331 > 不思議な気がする。
> ストーリーも波瀾万丈だし役者もそろっている時代なのに。
動乱が長く続いて敵味方がコロコロ入れ替わってわかりにくいし
何より天皇家が分裂して争っていた時代だから
南朝北朝どっちが正統か?みたいなイデオロギー話がからんできて
制作者も腰が引けちゃうということなんだろう
政治的なものがからむと敬遠されるのは仕方ないよ
(1)の朝鮮出兵だって半島の人に気兼ねしてまともに描かないしな
イデオロギーが絡む題材だと
イデオロギーが絡むことが問題だと変な勘違いする人も出てくるしな。
>>333 それだけ重要なんだから、むしろ積極的にとりあげるべきなんだけどな
よほどのタブーなら無理ってのもわからなくもないけど、
日本にそこまでのタブーなんてほとんどない
第二次大戦関連はともかく、南北朝とか唐入りなんかタブーの内に入らんと思う
時専で本放送以来10数年ぶりに観てるけど、これは面白いな。
これほどの大河が今の時代まで残っていたことが嬉しい。
もしもう15年前に放送されてたら、それこそ総集編と「鎌倉炎上」の回しか残っていない・・・なんて惨状になったかもしれないと思うと、こうやって今見れることに感謝したい。
もし1976年頃に作られてたら
尊氏=加藤剛
正成=緒形拳
藤夜叉=吉永小百合
とかになったんだろうか
>>336 そのキャストで作ったら
とんでもない大傑作になる予感。
何しろ実際のとととがあの出来だからなぁ。
その時代だと後醍醐は誰だろうね。
高橋幸治かなあ
>>331 今月からボチボチ観始めてる『風と雲と虹と』(75年制作)は
一応、道長前夜の時代。まだ1/4ぐらいしか消化できてないが
将門・貞盛が上洛して純友に出会う前半部で早くも父祖に当たる藤原忠平らが登場している・・・
(公家内部の権力闘争は描かれてないと思うけど
主キャストはほぼ
>>336のとおり)
判官殿は山口崇だろうな
長崎高資は源扶の人と書いてみる!
343 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/18(水) 23:14:31 ID:PS+HLRhR
これに継いですごいのは
花の乱
あのぐちゃぐちゃの権力闘争
応仁の乱を大河でやった
いまでは無理だな
>>343 残念ながら、ほぼ確実に最初で最後の室町大河になってしまうだろうな。
鎌倉末期・南北朝大河も太平記が最初で最後になってしまうのも・・・
>>343 判官殿の子孫を貞氏の人が演じた作品(他、高時・日野俊基の人も出演)に
10代将軍義稙も登場するので一応「花の乱」と大河定番の戦国後期は
既に繋がったとみていいのかな・・・
準定番の源平時代−「草燃える」−「時宗」 ときて
結局「太平記」と「花の乱」を繋ぐ作品が未だに無いワケだ。
>>343 まあ、「花の乱」は展開が昼ドラ風味だったけどね。
犯されてできた子とか少女時代に摩り替えられたとか
傑作だったのは応仁の乱で山名宗全は日野富子への愛ゆえに動くって展開だな。
個人的には市川森一のやりたい放題の脚本は大好きだったけどw
347 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/18(水) 23:50:54 ID:gXLjQk8Y
伊勢の北畠家はこの時代で滅びたの?
>>347 太閤立志伝や信長の野望とかにも登場してなかった?
北畠は信長に滅ぼされたな
室町でやるとしたら足利義満なんだろうけど、無理だろうな。
353 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/19(木) 01:06:30 ID:L3obwSOb
一休と義光とかだめかな?
一豊や直江まで手掛けるくらいだから何時かは義満やると思う。
義教は流石に厳しいだろうが・・・
義教は花の乱で、首チョンパされるところだけはかろうじてやったな〜w
まぁ将軍が配下に殺されるのは、確かにインパクトあったが。
義満いいんだけど、北山文化の再現は金がかかりそう。
観・世阿弥の能衣装と鹿苑寺のショバ代?
持氏なんかはドラマや歴史小説にもってこいの素材だと思うんだけどな
もっとも、義満の治世をすっ飛ばしたら訳が分からなくなりそうだが
室町時代なら、関東府のいざこざの話が面白そう。
持氏の関東管領のほうが主役向き。
花の乱みて、足利将軍家が代々の御代所に日野家の姫を迎えてたって知ったんだけど、これは日野俊基と尊氏との縁からそうなったの?
というか、日野俊基とその後の将軍家御代の日野家は血縁関係(子孫?)だったのかな?
>>361 三代将軍義満の時に日野家から正室を迎えて以来伝統になった
>>361 Wikiで系図をたどると親戚関係にあるね
花の乱も太平記も再放送が初見で、先に花の乱を見ていたので
この日野様の日野ってあの日野さんか…と感慨深かった
逆賊高氏が主演と言う時点でもうダメ
関東管領→北条をやって何とか風林火山につなげるという手もあるな。
室町3代目は無理でしょう・・・
尊氏の時代ですら、皇室関係で腰引けてたのに、義満なんて不可能
その時代はアニメ「一休さん」で
足利将軍家室の日野家は尊氏が先帝光厳院の院宣をもらうときに
仲介してもらったバリバリの持明院統忠臣日野資名の系統ですね
それが縁で代々将軍家と結ばれることに
資朝は弟です
俊基は日野は日野でも傍系です
369 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/19(木) 22:44:00 ID:NeV1Vhf0
義満はやっても単発だな
特番で
NHKにやれる能力あるかは疑問だが
大河制作の責任者だった若泉とかいう人の話によると、
「室町時代は資料が少ない=i!)のでドラマ化が困難」なんだそうです。
>>370 それ、同じようなことを法制史やってる先生が言ってた。
まあいろいろと混乱してた時代だからなあ…
応仁の乱ですっぱり燃えちゃった?
いや、そういうことじゃなくてだなw
>>366 義満が「天皇になろうとした将軍」ってトンデモ説だろ?
375 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/20(金) 00:29:56 ID:M29uV7ub
除目したり、お礼の踊りを受けたりしたんだからトンデモ説でもなんでもねーだろ。
>>374 今谷明氏の「室町の王権」は結構オモロいよ
百王説の流布、日本国王の自称や、祭祀権・改元権等の
天皇大権を周到に奪っていく過程を読むと、
義満が急死してなかったら何をやらかしてたのかと
興味が湧いてくる
井沢元彦がこの説を取ったからデンパ扱いされてるけど
377 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/20(金) 00:45:46 ID:M29uV7ub
君主の権限を次々に奪って行くのは算奪の常套手段だからね。
>>376 全く読んでないが、とりあへず今谷氏の云う「祭祀権・改元権等の
天皇大権を周到に奪っていく過程」が何の史料に基づくかだな・・・
1000年以上も皇室以外で(厳密には源氏も皇室の系統だが)
天皇位を簒奪しようという奴が現れなかったと思い込む
おめでたい奴がこの平成の世にもいるとは驚いた。
380 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/20(金) 02:52:31 ID:22ck6G2F
直義(山口崇)師直(蟹江敬三)義貞(露口茂)顕家(草刈正雄)円喜(佐野浅夫もしくは西村晃)金沢殿(長門勇)もいいかも…
>>371 後南朝を含めた吉野方についてはそのとおりだと思うけど
幕府や北朝については多く存在すると感じるだけに意外も意外
応仁の乱などで失われてしまった史料が数多いのかな・・・
382 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/20(金) 06:43:25 ID:s2xGUpcA
ここの板って年齢層どれぐらいなんだろ?みんな大河詳しいから関心するよ。ちなみに当方24歳です。
383 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/20(金) 07:17:39 ID:sQhYtOyC
武田楠木はハマリ役
あと鶴ちゃん
鶴太郎はこのドラマから演技開眼したんだよねw
演技で評価されたのは「異人たちとの夏」でしょ
386 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/20(金) 14:37:52 ID:L0MMwtVI
逆にどうかと思ったのは
高島、ゴクミ、楠木弟
どこかにあったように
ゴクミはモックンがやるべきだった
当時の話題性ではゴクミが勝っていたんだろうか
やっぱ、ゴクミは浮いてたのは間違いない
女性が男役やるってのも絶対に駄目とは思わないけどもうちょっと工夫すべきだったね
楠木弟は、武田鉄矢の弟役っていう意味だとあんなもんで充分だったと思う
下手に演技が上手い役者を当てると武田の印象が弱くなりそうな所
当時のモックンの演技力は千種殿のソレなんで、酷な言い方だが
たとえ顕家卿をやれたとしてもゴクミとそう変わらないとおも。
顕家=ゴクミぐらいはあんなんでもむしろ華があって良かったのではないか。
って同じ話を何度も蒸し返しているようなw
見てると高島と楠木弟の演技が暑苦しくてうざいな
まぁこれは冷静な兄(真田&武田)との対比でわざとやってるんだろうが・・・
あと脚本の人は比喩を使ったセリフ書くのが上手いなぁと感心した
夫婦関係を月の満ち欠けに例えた沢口靖子のセリフ
妻として送る人生の機微を柿の木に例えた藤真利子のセリフ
そして倒幕の気運を柿の実に例えた今日の武田のセリフ
どれもなかなか味わい深い
高嶋弟は後半になるに従って落ち着いていくから、あんま違和感はなくなったな。
最初は確かに力んでるなって印象が強かったが。
真田も貞氏が死ぬまでの妙に若作りした演技が苦手だった
392 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/20(金) 16:47:50 ID:q5iE9Iec
私は今のところ、高嶋弟の、常に「憤懣やる方のない」といったテイの演技を楽しんでいるが。
>>379 あの信長ですら皇室や朝廷の権威を完全には無視出来なかったという説もあるし・・・
まあ検証が十分なのか判断し難い皇統簒奪シナリオは採らず、無難に
頼之後見の幼少時から山名・大内征討と南北朝合一で制作すれば右翼のイチャモンは付かんだろ。
>見てると高島と楠木弟の演技が暑苦しくてうざいな
>まぁこれは冷静な兄(真田&武田)との対比でわざとやってるんだろうが・・・
新田弟も加えていただきたい
何にせよ面白いのは確かだよね。
早く新田義貞が登場しないかな。
根津甚八の新田義貞が、悲劇性を漂わせた古武士みたいな感じで大好きなんだ。
俺は何やらかすかわからん狂気のこもった目つきな
ショーケンの義貞の方が好きだ
>>397 うむ、最期あっけなかったとはいえ
根津の義貞は良かった。
ところで「その時歴史が動いた」がついに放送終了となったそうだが
歴代放送回リスト見たら
正中〜元弘の鎌倉倒幕が一度も取り上げられなかったことに今気付いた。
>>394 絶頂にあった晩年でさえ本願寺との和睦に
朝廷使ってるし、覇王といえども天皇制の
掌握はほぼ手つかず状態のまま逝っちゃったよな
室町幕府は鎌倉や江戸の幕府と違って朝廷と一体化しちゃったからなあ
あのあっけない最期がらしくていいじゃん。
鎌倉落とした直後に嫁がもってきた着物の柄がださかったなあw
でも嫁に文句言えずにかえってきづかう様が笑えたw
尊氏と高時ってたった2歳差なのか・・・
10歳くらいは離れているのかと思ってたw
烏帽子親になったりして
ずいぶん年上のようなイメージはあったよなあ。
このスレで話題のゴクミがいよいよ登場してきたな
ここで言われるほど酷い演技だった記憶はないのだが
来週からじっくり見直してみることにしよう
ゴクミは別に酷い演技だったと思わん。
台詞少ないのはあんまり上手くないからもあるとは思うがw
監督が上手く使ってたんじゃないのかな。
>>406 同感
酷い演技の印象はなかったな(さりとて演技に感心したこともなかったが)
ただ、放送前は沢口靖子や宮沢りえとならんで若手女優の目玉だったわりに、
出番が終わってみると、大した扱いじゃなかったな、って印象だった。
覚えてるのは矢を放つ登場シーンと後醍醐の前で踊るところと討ち死にの回ぐらい。
酷いという程ではないが、なんか感情がこもってないんだよね
愛姫もそうだったけど
演技がどうこう言うほど出番も台詞もないんだが浮くんだよな
美少年という雰囲気がなくどう見ても男装だから
なんだまだゴクミの話題引きずってるのか?w
まあアリさんマークの演技の前では誰でも名演技
あれはあれで初登場時よりだんだんうまくはなってるんだよ
別に演技は酷くないよ
ただ女性なのに男役で普通にでてきたら、
やっぱり浮いちゃうよってなだけ
とてつもない演技力か、それを見越した演出のどちらかが必要だけど
どっちもなかったって事
大河ドラマの違和感
・そんな年齢じゃないだろ
・おまえ他の登場人物が言うほど絶世の美女じゃないだろ
・そんな格好の奴がその時代にいるわけないだろ
・おまえ女だろ ←今ここ
>>414 >・そんな年齢じゃないだろ
高氏の元服時点での高時(あれが2歳差かよwww)
他作品だと、なんといっても妖怪三姉妹だわな・・・・
今まで源って名字の女の子に2人会ったことがあるが、二人とも美人で可愛かったのはやはり血筋のなせる業ですか?
あと源利華って女優が蟹みたいな顔なのにフランスで絶賛されてますが、これもまた知略のなせる業でしょうか?
>>415 もはや伝説だな
あの年で毎週毎週子供ができたのできないのと・・
>>416 今の時代に源を名乗ってる人たちはあれどういう経緯なんだろうな
おれの同級生には藤原くんがいたが不良だったぞ
>>416 氏としての源姓はあったけど、源を苗字として名乗っていた家は
江戸時代にはなかったと思うぞ。
>>415 高時の年齢自体はこの作品よりずっと以前に確認していたから
演出狙いで鶴太郎を起用したのは当たりだったと思ってた。
>>418 明治維新の近代戸籍制で
由緒ある家名をパクった庶民が結構居たと聞く
幕府に禁止されていた「徳川」や「松平」で届け出た人とかも・・
久我とか岩倉とか言われたら
ああちゃんとした源氏なのかなって思っちゃうけど
源ですって言われたらどこの馬の骨かよって思うな
423 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/21(土) 20:19:58 ID:7tiZ4s8v
執事師直の柄本明もよかった
後半、尊氏暗殺を考えるがやはり主を殺せない葛藤。
佐々木、土岐の朝廷に対する態度とか
戦国以前の倫理観と言うか。
424 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/21(土) 20:21:32 ID:7tiZ4s8v
戦国時代の下克上の下地を垣間見させるところ
>>422 おっと、しずかちゃんの悪口はそれくらいにしてもらおうか
この前近くの葬儀場通ったら福田さんっていう人の葬式やってて
看板の家紋が二引両だったよ
wikiによると
>源、平、藤原、橘は、姓であって苗字(名字)ではないので、現在の源さん、平さん、藤原さん、橘さんは、
>歴史上の源氏、平氏、藤原氏、橘氏と必ずしも関係があるわけではない。
>ただし、一部には姓と苗字が同一である場合もある。また、明治時代に以前の苗字を捨てて本姓を新たに苗字にした事例もある。
>安直に、現在の苗字から先祖を想像することは慎まなくてはならないが、苗字だから歴史上の人物とは無関係と考えるのも早計で、
>個々の事例を勘案することが必要である。
>・本姓=苗字の代表的な家系 源義忠流源氏(源義高・源義清の子孫)は現在も、源を苗字としており、江戸時代の資料等にも苗字が源であり、姓も源とある。
(wikiはwikipediaの略称ではない)
wikiであるpedia略してwiki
今は一体化してるけど姓と名字は違うからね、元来。
ちなみに大陸には姓はあるけど名字はない。
だから韓国なんて金や朴だの李ばかりだw
431 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/22(日) 14:52:24 ID:dHRHQDkR
この作品が素晴らしいのは
各パートでの憎まれ役の演技が秀逸なことと思う
序盤は円喜のフランキー堺
中盤は坊門の藤木孝
終盤は桃井の高橋悦史
惜しむらくは、皆さんお亡くなりになったこと
こんな作品は二度と作れないのでは?
朝鮮人や「愛新覚羅、etc」の満州人が
殆ど漢風の一文字姓に乗り換えてしまったので
複数文字で名乗るのは日本人だけになってしまったとか。
433 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/22(日) 15:09:23 ID:NHUjHoff
>>317-319 第48回と最終回にクレジットされていた。
48回は、案内をした侍女の一人でセリフがあっったけど、最終回はなかったね。
第四十八回「果てしなき戦い」
真田広之(足利尊氏)
沢口靖子(登子)
高嶋政伸(足利直義)
略
斧篤・木谷宣克(近習) 石川佳代・美咲かおる・常盤貴子 (侍女)
略
樋口可南子(花夜叉)
陣内孝則(佐々木道誉)
最終回「尊氏の死」
真田広之(足利尊氏)
沢口靖子(登子)
陣内孝則(佐々木道誉)
大地康雄(一色右馬介)
高嶋政伸(足利直義)
略
木谷宣克(近習) 石川佳代・美咲かおる・常盤貴子 (侍女)
略
緒形拳(足利貞氏)
藤村志保(清子)
片岡孝夫(後醍醐天皇)
20数年たって、「天地人」で、高嶋弟の前のクレになるとは。
434 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/22(日) 15:13:58 ID:NHUjHoff
あと、今DVDで見ると当時は今ひとつだけど、現在、ドラマで活躍している俳優さんが多いね。
大杉漣、段田安則、長谷川初範、六平直正、渡辺哲、羽場裕一に
今は亡き、深浦加奈子さんとか、多彩だったんだね。
436 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/22(日) 16:23:23 ID:NHUjHoff
437 :
おぼろ月夜:2009/03/22(日) 16:28:33 ID:ozuJrrXZ
渡辺の哲ちゃんは、北条時政とか似合いそうだな。
凄みのある悪役。
胸はって「名作」と断言できる
最後のNHK大河ドラマだな。
439 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/22(日) 20:18:10 ID:wi3THz1m
バブル期かなんかで衣装も
相当金かったんだよな
440 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/22(日) 20:25:59 ID:8clwwYs3 BE:270390252-2BP(0)
大昔から「昔はよかった」「昔はよかった」と言い続けて現在に至っている。
現在は大昔に比べて凄まじく酷い世界なんだろうな。
大昔はどれほど住みやすい世界だったんだろう?
>>438 言い過ぎ。本作品以降にも面白い大河はある。
所詮個人の趣味嗜好。
どちらにせよ、他の作品を引き合いに出すのは荒れる元だ。
ほかの作品を貶さないと太平記のおもしろさを確認できないような痛い子には優しくしてあげましょう
>>441 同意する
昔の伝説的な作品とかも今見ると・・・って例も多々ある
(その作品のおかげで、使われた演出や技術が当たり前になったりする例もあるから
一概には言えないけど)
太平記の話だけしろや。
欝陶しい。
445 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/22(日) 21:20:10 ID:YYAaZCML
第12回目の楠木正成が水配から出陣するときの
旗指物が菊水だったような気がするんだけど?
見間違えかな?
447 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/22(日) 22:34:30 ID:NqvhEPCP
本来は佐々木道誉は出家してるんだよな。
佐々木を演じた陣内の役柄に実際に近いのは高師直の方。
実際の高師直は柄本明のイメージとは程遠い。
448 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/22(日) 22:43:22 ID:7ccbhhFY
>>436 坊門=藤木孝さんで正解。ご存命です。
藤木悠さん(故人)は尊氏・直義の伯父上でござる。
>>447 会ったのかよw
師直は木像蟹って言われてたんだぜ。
それだけで柄本はストライクの配役だ。
>>445 やべぇ、どれも名シーンすぎる。
鉄矢と片岡のド迫力に圧倒された。
吉川原作に比べると確かに
道誉は得体のしれないどす黒さが足りないし
師直はエロエロバサラっぷりが足りない
といってこの大河のキャラづけが悪いとは思わないけどね
師直は最初は冷静沈着な参謀キャラとして登場しているんだよね。
建武政権の頃になると喜怒哀楽がはっきり表に出てくるようになり、
建武政権崩壊後は俗物街道まっしぐらw
最後に改心するが、直後に惨殺。
太平記の主要な登場人物は皆、時代に大なり小なり翻弄される訳だけど、
柄本師直も翻弄された一人として見事に表現されているね。
森口瑤子がエロいったらありゃしねぇ
「中納言とは、少納言の上、大納言の下ですーっ」
なぜかこの台詞だけよく覚えてた。
道誉は陣内というキャストの時点でどっかいい人になっちゃうんだろう。
勾当内侍やってた宮崎真純は当時ファンだったな
>>456 今は精神世界の人になっちゃったけどなあ
>>453 八代将軍吉宗だと綱吉の養女で出演。
吉宗とあんな関係になるのでもっとエロいです。
お梶はさらにエロ
>>445 楠木の和睦献策は梅松論だね。太平記では叡山行きとゲリラ戦だからその折衷案かな?
太平記では拙攻の責任を感じる新田に対して気遣うシーンだけだったと思う。
そもそも播磨攻めの遅延って、単に新田が瘧を病んでたからじゃないの?
今見ても後藤久美子はかわいいな
今日のやつ、いつもより1分ちょっと短かった。
>>460 >そもそも播磨攻めの遅延って、単に新田が瘧を病んでたからじゃないの?
太平記じゃ義貞が勾当内侍に色ボケして出陣を渋ったエピソードがあって
放送初期に発売されたガイド本の中の宮崎萬純演じる内侍の説明にはそんなことが書いてあったが
本編じゃ内侍が後醍醐帝に失恋したあとののラブロマンスにとどめてあったね。
もしかして義貞がショーケンのままだったら色ボケエピソードやってたんだろうか。
「太平記のふるさと」に時間を割いたんじゃないかな
人物叢書を読んだら、
匂当内侍エピソードは物語中の総大将としては義貞があっけない最期だったので
悲劇性を高めるために挿入したみたいなこと書いてあったな。
何だかますますかわいそうだな新田
所詮、猿回しの猿よ!
でも新田義貞は「鎌倉を陥落させた人物」として
初代義重以降、その他大勢だった新田氏の名を歴史に残したじゃないか。
義仲みたく悪行やらかして名を汚してもいないし。
最高権力者になっても、弟や腹心殺して息子も殺そうとして
死ぬまで身内争いを続けるのと、どっちが幸せか分からんわな。
陥落はさせたけど、いまいち引き立て役にしかなってないからね
義貞後の一族も駄目だし
>>470 やっぱり南朝方の武将の中でも核心を突く進言や、人徳をもった描かれ方をしている
楠木正成にくらべて、足利勢への対立軸でしかなくて、ミクロな環境に流されっ放しな人物
として描かれてるな。史実も同じだったっぽいけど。
新田義貞。
鎌倉攻めだって、兵力の大半は足利に従った者たちだし、所詮は軍勢が上方に出払った後の
空き巣狙いだし。
いい男にいい女で絵になるのう
このころの宮沢りえの容貌に今の宮沢りえの演技力があったら完璧なんだが
473 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/24(火) 12:41:20 ID:a5RDZOkQ
犬じゃ!犬じゃ!公家の犬じゃ!!
今はむしろ「レベルの違う足利に対して健闘した」と言う再評価で固まったんじゃない?
もともと「愚直な坂東武者」としての好意的な人柄評価は一貫してあるし、
北畠顕家との挟撃に応じなかったのも北畠との対立以前に、単に越前を離れられなかっただけと言う
それに義貞後の新田一族なんて楠木も真っ青の勤王でしょ、中先代の北条時行もめちゃ頑張ったけど
>>471 作中の解説ナレだと、それでも鎌倉方が
一万ほど多かったそうだが・・
>>475 兵の数は多くても、連敗につぐ連敗で鎌倉まで追い込まれた感のある鎌倉方だし、
京では主力軍が反対しているし、敗色濃厚で、雑兵は浮き足立っていたに違いない。
武将も兵を退かせないようにするだけで精一杯だったんじゃないかな。
ドラマの円喜は新田勢が鎌倉に近づくぎりぎりまで余裕こいてた風だった
兵の数だけで情勢を見ていたのだろうか
アタックチャンスはカド取られた時みたいなアセリぶりだったよ
あのアタックは名演技だったな
>>477 新田に大軍など用意できるわけがないって蜂起時から見くびってたからね。
まあ、古典太平記じゃ軍勢の数は誇張されてる始末だし(100万人とか普通w)、
実際の所も戦ってる相手の兵力なんぞ正確にわかりようもないだろうけど
481 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/25(水) 00:43:51 ID:0gNhc6Xg
最初は北条泰家が新田軍に勝利したのじゃなかったっけ?
六波羅が落ちた知らせが入り、寝返りが続出して幕府軍崩壊
確か新田軍の鎌倉攻めでは、当時の鎌倉街道分倍河原の戦いで北条泰家
の大軍に負けて一旦退いた。しかしその後、泰家軍が追撃せずに一旦、
武蔵国府の府中を占領しているすきに、六波羅の陥落を知った三浦が寝
返り新田の軍に参戦したので‥以下略
多摩川の防衛ラインを突破した新田軍は、鎌倉街道沿いに現在の町田に
進軍。ここより新田軍は3軍に別れ、新田本軍は井出の沢(現在の町田
市本町田)を通って鎌倉に迫った。
井出の沢には、鎌倉街道において米の炊飯に必要な豊かな水場があった。
以下、井出の沢石碑より抜粋
「この地は北関東から鎌倉へ通じる街道のうち重要な地点となった。
すなわち、府中方面からここまでの間は多摩丘陵で起伏重畳であるが、
ここから鎌倉まで兵を進めるには平押しに押し下れるのである。」
訂正
× ここより新田軍は3軍に別れ、新田本軍は井出の沢(現在の町田
市本町田)を通って鎌倉に迫った。
○ 井出の沢より新田軍は3軍に別れ、新田本軍は現在の町田駅中心
部方面を経て、鎌倉上道沿いに鎌倉に迫った。
多摩ニュータウンから港北ニュータウンが進撃路か
あの辺て坂も藪も多いから、伏兵置いて火攻めするには
絶好の場所だと思うんだけどな
分倍河原の合戦で大勝して油断している新田軍を
ここで叩くことを鎌倉軍は考えなかったんだろうか
楠木正成カッコいいな
487 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/25(水) 11:03:42 ID:9aJjB4CB
太平記・第十五回「高氏と正成」
「戦上手といわれたお方が、何故勝ち目のない戦に立たれたのか」
花夜叉一座にまぎれた楠木をあえて見逃した高氏の問いに
「戦は大事な者のために戦うものと存知おり候。大事な者のために
死するは、負けとは申さぬものと心得おり候。それ故、勝ち目
負け目の見境なく、一心不乱に戦を致すのみで御座候・・・。」と
返書を送る正成。
この覚悟に感じ入った高氏が、鎌倉同様腐っていく都を後に。
父・貞氏の弔いを許さぬ「北条幕府」の理不尽に憤激を隠さぬ
高氏の”大事な者”が何であるかを確信させた回であった。
「天地人」の直江兼続や大谷吉継に通じるものがありますな。
これぞ侍魂というもので御座候。
488 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/25(水) 11:47:46 ID:HX09mUcT
後醍醐に恩賞をもらえず、播磨に帰る赤松円心に
尊氏が「一番の功労者は赤松殿です」といって一言で信服させるシーンが好きだ
今やってるのに比べたらこれのほうがまだましだったんだなと実感した
天地人に通じるわけねーよ
むしろ天地人で受けたダメージをこれと武田信玄で癒していますが何か?
ゴールデンタイムにTVを占領することで嫁の視線が痛い・・・orz
まるで後半の登子のようじゃ
492 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/25(水) 13:52:25 ID:9aJjB4CB
実在の兼続について言うておる。
妻夫木にではないwww
今やってる大河なんかこの作品の中でのオクレ兄さんのような物だ
ふと気付けば何時の間にかいなくなってる
そんな事より面白いぜこの大河。ここから鎌倉炎上までクライマックスの連続だからな
なんでいちいち他の作品を貶さなきゃ気がすまないのかな〜。
495 :
北条高時:2009/03/25(水) 14:48:27 ID:+1UJrHB9
ほ〜ほっほっほっほっ
放してやれ、放してやれ、放してやれ
人の心の移り変わりは恐ろしゅうござりまする!
>>487 高氏が車引き正成に舞いを所望するくだりは
勧進帳を踏襲したんかな?
流石に大楠公まで足蹴にするのはヤヴァぃと判断したようだがww・・・
太平記ファンがいかにくだらない人間かわかるレスが多いな
北条高時がヘタレすぎるな
実際の北条高時もヘタレ執権だったのだろうか?
本当は道誉も高時も出家してるんだよね
それにしても武田鉄矢の腕っ節は凄いな
あんな鍛えてたんだ
>>502 刑事物語を見たことないのか?
ハンガーヌンチャクw
ヘタレと言うか、あれは高時の苦悩を描いたものじゃないの?
高時は史料が少なくて実像はわかりにくいそうだ。
太平記はお話として色々誇張されてるが、闘犬田楽好きで
病弱で政務は任せきりだった、ってのは一族の金沢貞顕の手紙なんかで残ってる。
戦がおさまった事を喜んだ、ってエピもあったみたいでドラマは
史料が少ない中でも実像にせまった描写じゃないか。
御家人と得宗の間に挟まれた金沢どのの父上が
胃を痛めて亡くなったってのが何とも。ちなみに一瞬だけ出てきた
貞氏の正室釈迦どのの母親は安達泰盛の娘。
貞氏の嫡子が北条の血筋だったら、歴史はどうなっていたのかねえ。
あ、北条の血筋の嫡男が長生きして家督を継いでたら、って事。
風と雲と観て武田信玄観て太平記観てたら
疲れてしまった…
高時・貞顕・円喜たちの死亡は確認されたのだろうか?
誰かしらどこかへ落ち延びた可能性はありそうだけどな
少し前の世代の時輔や、ずっと後の羽柴秀頼親子には生存説があるけど
北条一門に関してはそういう説は聞いたことが無いよね
>>508 そりゃ、その後も北条一門はあちこちで乱を起こしてるからだろう
落ち延びてたら、いくらでも再起の機会があったのにやってないって事は死んでるってこと
>>505 この大河が採用するように
高時は長崎らの粛清に失敗して以後、政治に消極的にならざるを得なかった
と言う説も強いんじゃないの?そこに時頼、時宗、貞時ら順調に粛清を進めた者との違いがあると
得宗家(得宗家には限らないが)は必ず代替わりごとに有力者を誅殺してるから
トキスケを殺せ
>>510 円喜も一門の叔父?だった平頼綱が貞時に成敗された過去があるから
得宗からの粛清には警戒してたんだろうね。
長崎親子って実際はそんなに頭良さそうじゃなかったみたいだから
それに対抗できなかった高時もやっぱりアホだったってことになるのかなあ。
史実では高資に貢がされた賄賂が徒労に終わった
安東兄弟が挙兵したのは正中の変の2〜3年前だったそうだね・・・
515 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/26(木) 10:23:56 ID:UziH+LNC
しかしフランキー堺は怪演と言っていいねありゃ
高時でなくても逃げ出すよあれ
あー長崎一家は時宗の北村一輝がなってた奴の一門なのね
北村扮する頼綱はいろんな意味ですごかった・・・
真田広之がいきなり義貞に子供の頃のまんまの本心全開親友モードで面食らった
根津は小さい頃の同級生が大きくなったら大企業と中小企業と言う屈折を漂わせてたけど
>>518 ほんとに子供の頃からあの言葉のことばっかり考えてたんだろうなw
岩松にも建武以降の場面にもっと出て欲しかったンだが
中先代で戦死してたのね・・・
この時代の「鎌倉殿」というのは、具体的には誰のこと?
得宗?、執権?、宮将軍?、それとも個人ではなく鎌倉幕府全体のこと?
源頼朝の時代には、頼朝公個人を称していたと思うが。
将軍を指す場合と幕府を指す場合の両方。
ちなみに幕府って言葉は当時はまだない。
義満の頃まで将軍や幕府は鎌倉殿と呼ばれてた。
御家人が仕えている主君が概念化しちゃったんだろうな
世情が違えば頼朝も鎌倉頼朝という名になっていたかもしれない
>>509 なるほど
確かに、もし生きてたら中先代の乱とかで
ちゃんと姿を現すはずですな
こ・れ・は・したり!
したり!したり!
ハッハッハッハッッハー
今日の放送分、序盤で佐々木判官殿が苛つき始めた時、
いかにも高級そうなあの花瓶ごと割るかな?そしたら凄い演出だな、
でもいくら大河とはいえそんな勿体ないことしないかな、
などと余計なこと考えてハラハラしてしまったw
ほんと、武田楠木は名キャストだな。坂本竜馬の100倍くらいイメチェンに成功してる
いかにもああいうせこい?作戦を思いつきそうなおじさんに思えるw
>>527 志はあくまで高く、そして手口はせこく、というかんじがたまんないね。
なんたって名門・足利なんかとは違う単なる河内の土豪だからね。
江戸時代から言われている楠木と伊賀の関わりから
実際の楠木も乱波や素波みたいな人だったに違いない。
そう言えば第17回で道誉(判官)のセリフに「北条の兵力20万」という
のがあったけど・・・・。実証研究の裏づけがあるのかな?ご存知の方
いませんか?
>>529 古典太平記では、千早城戦での幕府軍の数、100万だとか・・・
>>530 そうらしいけど、どう考えても冗句だよね?!
古典は誇張するもんだ
1300年頃の日本の人口は1000万人くらいらしいから
日本人の10人に1人が千早城を取り囲んだということだなw
>>531 目標が小さな千早城であれば、1万の軍だろうが、100万の軍だろうが、
一時に城に攻めかかれる人数は同じですけどね。
今どき100万なんて数字、字面通り信用するやつなんかいるのかよ
1000万石として幕府支配分が半分として500万石。
そのうちの8割が北条支配分として400万石。
経済力が低い当時は1万石あたり150人も動員出来たら上出来とすると北条家の総兵力は6万くらいじゃないかな。
幕府総力で7万5000くらい。
赤坂や千早を囲んだ兵力は2万がいいとこじゃないの?
それでも当時の世界ではかなりの大軍だよ。
もちろん単純には比較できないけど、
室町幕府軍よりはるかに強かったかも?>鎌倉幕府軍
山城を攻める鎌倉軍が面白い
ように転がり落ちていく様は
風雲たけし城を彷彿とさせる
太平記はどうしても信憑性という点で他の軍記物に大きく劣ってるからな。
無用に三国志やら史記の影響受けすぎ。何だ100万の軍勢って・・・
個人的に後醍醐が崩御してからは北朝側のワンサイドゲームだったと思ってる
当時の100万って表現は、八百万の神とかと同じで
「数え切れないほど沢山」の比喩みたいなもんだろう
>>539 まあ現実には手足はあらぬ方向にまがり
顔なんて斜面でずる向けて鼻や耳なんてもげたり
落石で頭がトマトかスイカのようにべちゃっとなったりで
いやそんなところまでリアリティ追求しなくていいからたけし城レベルでいいね
543 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/28(土) 20:23:33 ID:DR+vPuFI
ファミ劇でやってた時に、ましらの石が百姓って言ってた箇所が消されてた記憶あるが何回かな?
今回は大丈夫かな
今は大丈夫でしょ
最新の水戸黄門でも普通に百姓って言ってるし
百姓は悪くないよ説が浸透してると思う
545 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/29(日) 00:02:01 ID:QqCTh0Ym
来週は鎌倉幕府打倒ウィーク
30日(月)#18「帝の脱出」後醍醐帝、隠岐島からの脱出。
31日(火)#19「人質」むろん尊氏の妻子、登子と千寿王(義詮)
1日(水)#20「足利決起」鎌倉幕府への反旗宣言、
2日(木)#21「京都攻略」尊氏軍、六波羅探題を打ち破る。
3日(金)#22「鎌倉炎上」千寿王を担いだ新田義貞軍、幕府を滅ぼす。
大河ドラマ史上屈指の神回(必見!)
というか、この週はすべて必見。神週であることは保証する!!
>>545 うわぁ・・・
怖くて未だに見れない第22話がついに来るか・・・
鎌倉幕末編が終わるか。
普通の大河だと、こういう序盤のクライマックスで燃え尽きたりして、テンションが下がったりするけど、
太平記の場合は、少しのインターバル後から、怒涛のごとく展開するから、目が離せなくなる
なにせ主人公が死ぬまで戦ってるからね。
序盤というか話数的に中盤なんだよな。
放送当時は尊氏死ぬまで終わるのかと心配したけど。
>>548 鎌倉炎上が凄まじいからさすがの太平記もそのインターバルが燃え尽き感をもってた。
でも実際は沢山のエピをどう整理するかで大変だったはずだから、燃え尽き感はやはり鎌倉炎上の反動だろうね。
青年期〜鎌倉攻略で盛り上がって後は駆け足になるのは原作も同じ
>>551 円喜&高時が終盤まで顕在なら
視聴者のモチベーションも繋ぎ止め易かったろうけど
坊門清忠や高師直じゃどうしても役不足感は否めないもんなぁ・・・
554 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/29(日) 21:10:21 ID:JJ2Z4mO0
評判良いから太平記をレンタルで見始めた
天地人と比べると脚本が重いね
当時の真田は今の妻夫木さんと年齢変わらないと思うけど、妻夫木さんと比較しても全然負けてないね
真田高氏カッコいいわ
負けてないって?!
雲泥の差があると思うがw
吉川英治が私本太平記に取り組んだ頃、既に病が重く
後半をかなり駆け足気味に書かざるを得なかったと聞いたことがあるんだが
>>554 ぜひ最終回まで見てね。人生変わるほどの衝撃を受けると思う。
>>556 弟子の杉本苑子が残念がってたな。
足利尊氏の評価はもっと書き込んで欲しかったとか。
>>556 最晩年には新水滸伝も書いてたな
こっちも未完のままご臨終された
一応108星は揃ったけど、招安
受ける前に終わっちゃった
あそこまでリアルに、しかも時間をかけて次々にバタバタ死んでいく様子を
まったく逃げることなく描くなんて凄すぎるわ
同じく集団自殺で幕を閉じた大坂夏の陣は他作品で多く出てくるけど
おんな太閤記・独眼竜政宗・春日局・葵徳川三代はかなり避けてたように思えるし
徳川家康だって時間をかけてたのは淀殿の切腹シーンだけだった感じだしね
560 :
日曜8時の名無しさん:2009/03/30(月) 00:25:32 ID:phuM3i6U
比較とかしてはいかんのだが、ナレーションも「太平記」がいい。
山根基世アナの淡々とした状況説明が何とも心地よい。
「篤姫」の奈良岡さんや、「天地人」の宮本さんと申し分ない
ご両人を活用しながら「その頃、・・・・では」みたいなことを
繰り返す語り口。逆に何か癪にさわるのはオレだけかな。。。
相変わらず他作品を出さないと太平記を語れない人が多いな。
何度言われてもやめようとはしないのだから始末に負えないな。
切腹して腸引っ張り出すとか…マジ坂東武者ハンパネェ
これ佐々木だけじゃなく足利も一族郎党首斬られてもおかしくないのでは
>>557 佐藤進一先生なんかはむしろ直義を評価してなかった?
吉川英治は大好きなんだけど、将門・新平家・太平記はパターンに不満が残るなあ
逆賊東国武士再評価、凡庸な敵総帥も一般人なら良い奴だよ、的な暖かい視線はいいんだけど、
天皇法皇には触れない、結果、頼朝梶原・義貞・純友一味、とわりを食わされる奴が出てくるのが…
この大河は円喜も含めて全ての人に光を当てた結果、少し難しくなったが、ストレスなく見られるよ
>>565 天皇関連に関しては時期的にしょうがないな
新・平家で1951年、私本太平記でも1959年
まだ天皇を小説で気楽にかける時代じゃなかった
放送当時、最初は真田さんだと線が細いって感じてた。
でもそれが狙いだったんだよな。
良家のボンボンで、どうやら自分が動乱のキーマンらしいという自覚は
一応あるけど、どうしていいのかはわからない。
話が進むにつれて、ボンボンがじりじりと化けていく展開には痺れましたわ。
大河の後で「私本太平記」読んだんだけど、「私本」での尊氏のイメージって
大地康雄なんだよねw
>「私本」での尊氏のイメージって
大地康雄なんだよねw
ああ、それオレもおもてたよ。
NHKスタッフはいろいろバランス考えて
配役したんだな、という感じがするよ。
大地どののドアップが延々続くとさすがに暑苦しいなw
真田氏は話わからないガキの頃でも、顔見てるだけで満足してた。
やはり映像化にあたっては視覚的に美しいに越したことはないw
映画「病院へ行こう」は、太平記ファンにとっては悪夢の作品
私本の尊氏のイメージは例のざんばら髪の肖像画から来てるのかね。
しかし木像の尊氏はたれ目の童顔の坊っちゃん顔。真田で違和感ないんだよね。
源頼朝が実は直義とか言われてるの見ると尊氏も坊ちゃん風だと思う
オープニングで、騎馬武者隊が幻のように現れて
馬上の尊氏が正面を睨んで刀を振り上げるシーンが好きだな。
転調したテーマ曲の展開もガッチリ合ってて、鳥肌たつほどカッコイイと
思うんだけど、ちょうどその時に出るのが
でんでん
ストロング金剛
Mr.オクレ
だからなんだと言われても困るんだが、なんとなくやだw
鎌倉方の兵力なんかを誇大にしてるような節はあるが、尊氏は表面的にはよくこれだけのリスキーな戦いに挑もうとしたなぁ。
やはり鎌倉で北条に頭を下げながら安穏に暮らすよりは、と思い詰めてたのかね。
今度鎌倉行ってみよう
頼朝なんかもそうだけど、本人にその気がなくても周囲の不満勢力が
御輿になる人物を担ぎ上げるんだよ。尊氏は血筋、勢力からして鎌倉勢で最適の大将だった。
幕府滅亡後のグダグダぶりを見ると尊氏自身に幕府を倒して具体的にどうしたい、
ってな展望があった訳じゃないんだろーなと思う。
「逃げろ家康」みたいな
579 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/01(水) 02:15:45 ID:1h6kTmqN
>>576 東勝寺跡、もう5〜6年以上前だったか、
行ったことあるけど、
霊感のない俺も、重苦しくて、嫌な気分になった事を思い出す。
近江番場は行ったこと無いけど、
一族郎党が自刃って場所だから、何か(抽象的だけど)怨念のようなモノが
漂っているように感じた。
それだけに、歴史の現場って思いました。
580 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/01(水) 02:43:17 ID:ja08g7HK
堤大二郎かっこいいよ
大塔宮♪
東勝寺での大規模集団あぼーんと比べたら
大坂城陥落時の集団あぼーんなんて全然大したこと無いよなぁ
なぜか一般レベルの関心度ではあちらに遠く及ばないが
583 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/01(水) 04:03:54 ID:XDrLzfJA
昨日、チャンネル銀河「徳川家康」で大阪城陥落久々に見た。
「苦しむのは忍びないので介錯を頼むと秀頼が言ってるのに、
だれもやらないのは不憫な気になった(><)
いよいよ鎌倉炎上が金曜に放送。腐っても何とやらで
幕府打倒が至難の業と視聴者に思わせる流れはさすが。
ここまでのタメが充分なので、打倒達成が凄く伝わる。
それと共に、滅び行く幕府側の悲哀もよく描かれてるので、
自分的には「太平記」が歴代大河最強を公言して憚らない。
昨日の回の登子の演技も味わい深かった。
人質の話を聞いて登子が本を綴じ損なって紙がバラバラになってしまう描写は
足利家と北条氏の架け橋となるべくして嫁に来た登子の失敗を象徴している。
親父の最初の嫁と違って愛し合ってる夫婦だけに悲しいんだよね・・・
あと原作だと後醍醐からの密勅がさかんに出てて尊氏のところにも来て
新田なんかはかなり前から倒幕の意思を固めてたみたいな描写だったけど
大河だとそこらへんはあまり描かれてないんだね。
密勅はまずいのか、それともわかりにくいから外したのか?
>>576 >>579 鎌倉は切り通しややぐらも多く残り
歴史の惨劇も多く、海岸から人骨が出てきたりするよね。
霊感のある人にとって、鎌倉はとてもしんどい土地だと言うよ。
源氏の白旗が揚がるシーンかっこよかった。
588 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/01(水) 11:30:03 ID:XDrLzfJA
今日は、感動の回だった。三河での足利一族結集の中、
尊氏の祖父・家時の遺言披露は泣けたねぇ。
「故あらばこそ、此処に書き置くなれ。
死するにあたり、我より後の子に託す。
我に代わって天下を取り、遠祖の遺託を成し遂げよ。
我、世運を想うや多年。
しかれども、我に徳なく、夢 空しく破れ、
僅かに家名を守らんが為、一命を投げ打つのみ。
我より後の子に託す。我が意を告げをかし。
我に代わりて 天下を取れ! 」
幼少時の仇討ち成就の時を待っていた右馬介の涙も秀逸。
589 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/01(水) 11:37:10 ID:XDrLzfJA
そして、登子の兄・守時との別れも身に詰まされる場面。
人質として預かった妹・登子を黙って見逃す守時。
世の流れを悟り、”北条幕府”の命運尽きたと知りながら、
執権・北条一族として、義弟・尊氏に与することができない
愚直な兄・守時の心を知る登子の心情もよく描けている。
幼くして両親を亡くし、兄妹二人で育った背景を知る
視聴者の琴線に触れるシーン。
変わって、佐々木判官との談判も痛快極まりなし。
鎌倉ではなく、六波羅探題攻め宣言に気色ばむ判官もいい味出てる。
あの天下六十余州の図屏風がいいアイテムである。
後醍醐帝の綸旨を受け、八幡大菩薩の御加護を得た尊氏の
北条討伐の火の手が上がった。明日、明後日とクライマックス。
590 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/01(水) 12:20:31 ID:XDrLzfJA
あ、言い忘れてた。
鎌倉を出る尊氏軍を見送る幕府首脳の面々の表情もいいね。
裏切りはないとノー天気な鶴ちゃんの高時。
いささか疑念が残る表情のフランキー円喜。
あきらかに敵意むき出しの西岡高資。
尊氏を信じて止まぬ足利縁者の一人、児玉貞顕の笑み。
そして、ただ静かに尊氏を見つめる義兄、勝野守時・・・。
それぞれのお歴々にそれに応じた表情を見せる真田尊氏。
睨みを利かせて覚悟の表情を隠さない高嶋直義と柄本師直。
みなさん役者よのう(当たり前だが)。
それと御曹司時代、共に将軍在所で「美しゅうない世の中」と
語った同僚、六平さんの宍戸知家も晴れやかに見送ってる。
こういう演出がニクイところ。佐藤幹夫氏さすがです。
591 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/01(水) 13:20:02 ID:1aoRclmk
(´・ω・`)
592 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/01(水) 13:23:15 ID:jZuwHwqH
>>590 >尊氏を信じて止まぬ足利縁者の一人、児玉貞顕の笑み。
俺はここは、ちょい違う解釈だった。。
本当に鎌倉から出してよかったのか?
本当に裏切らないのか?
笑顔の後にそんな表情が横切ったし。
そんな風に思ってたと思う。
前回の、檻から出していいのか発言や
足利は、貞時の頃と変わった発言がその伏線。
ともあれ、590さんご指摘の通り、
演出、すばらしいね。
佐々木に計画を明かした後では
京都へ向かう高氏の映像の後ろの旗がそれまでの二引両だけから二引両に佐々木の旗も何気に加わってる
演出の細かさにワラタ
おれも592さんに同意だな。
このドラマの貞顕は能吏的に描かれてる。
最初に見せた笑顔は縁者に向けた外向きの親しみの顔。
その後にふっと見せた厳しい顔は足利に対する危惧という本音の顔。
593さんも指摘してるように本当に演出が細かくて素晴らしい。
595 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/01(水) 15:07:57 ID:XDrLzfJA
なるほど、そうですね。
尊氏が去った後の貞顕の1カットを見逃しておりました^^;
芸の細かさが秀逸です。とまれ、明日明後日と楽しみです。
素晴らしい名シーンが満載であった。
皆さんが挙げているどの場面も印象深いものばかり。
素晴らしいの一言に尽きる。
>>592 俺は金沢殿の表情は
『くれぐれも短慮なきようにな。頼みましたぞ足利殿!』
と感じた。
>>592 『檻から出してよいのか』発言は、
次回の『野に放った虎だわや』発言への伏線でもありますね。
なんで金沢と赤橋は新田軍に投降しなかったんだろう
足利家との縁を考えれば助命されたはず
最悪でも判官の子孫・尼子義久みたいに幽閉で済まされたでしょ
大塔宮が相当うるさく文句をつけてきそうだけど
生命より名を惜しんだんだろ。
あとは一族の絆だね。
鎌倉にいた連中だけじゃなく六波羅の北条一族も番場で皆自害してる。
降伏したのは大仏高直くらい。
北条一族はそういう一族だったんだろ。
>>592 貞顕は決断力や指導力に欠ける、
やや軽い人物風に描かれてるからね。
>>599>>600 んん・・・新田相手だったから、といのが一番じゃないか?
足利相手ならまた違った展開もあったと思うが・・・。
尊氏が鎌倉攻めを新田に投げたのも、
その辺の感情的なもんから逃げたかったんじゃないか?
なんて思うのだが。
まあ
>>600氏の意見が妥当なのかな。
今日の尊氏を見送る金沢の表情は笑顔の後に一瞬曇るのが印象的だった。
人質は取ったし誓紙も書かせたけど「本当に大丈夫なのか?」というかんじ。
赤橋と登子の別れもちょっとやばいくらいの仲の良さでそれがまた哀しいね。
赤橋の台詞で新しい武士の世を作ってくれと頼んでおいて最後に
「尊氏殿にできなければ義詮に・・・」とまとめるのは伏線張りすぎな気がしないでもない。
よく見ると金澤殿は終始浮かない顔なんだよね。
守時をチラッと睨んだり。
高氏が来た時だけ笑顔でうなずいたりしてる。
あれはやはり内心を隠した作り笑いなんだね。
長崎親子は足利の裏切りも見込んでるから不安は全くない顔。
赤橋は既に裏切りの予感を持ってるからか無表情。
大守一人だけ脳天気なんだね。
彼の本領は滅亡寸前に発揮されるが。
金沢が執権になってすぐに辞めたという、
何のことは無いシーンも、
頭を横に振りながら、
どうしようもない諦観のような表情も細かいと思ってました。
>>583 あの場面か・・・
まあ、そのとおりに描写したらそこらじゅう生首だらけになって
アタックチャンスや金八先生の生首どころの騒ぎじゃなくなっちゃうしw
次は〜、金沢文庫〜金沢文庫〜
ストレスがが溜まりきったような今までと一転、
叛くと決断してからの尊氏が異様に生き生きとしてるところがw
尊氏は躁鬱病だったのでは?なんて説もあるそうだけど
それにしても国(家)が滅びるときはもうどうしようもないものだなあ・・・。
>>608 幕府の上にいる連中からすると、もうどうにもならないんだよな
もはや分け与える土地も金もないから、どんどん不満は高まっていく
北条が権益を独占した事にしても、やらなきゃ北条内部での内乱になってた訳で
一旦、既得権を持ってしまった連中からその権利を取り上げるなんて事は不可能
滅ぼすしかない
真田広之はアクション出身だから
行軍シーンがアップ多様にならなくて楽しいね。
馬を走らせてても上体が安定してるし、流石だ。
>>610 馬上で弓を扱うシーンも自分で演じてるよな。
>>611 やっぱりそう?
一瞬本人かなと思ったけど、よく判らなかった。
613 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/01(水) 22:09:31 ID:NncRBXd6
>>610 北畠顕家に負けて、ぼろぼろになって九州に落ち伸びるところ。
寝かせている馬を起こして走っていくシーン。
さすがだ、と思った。
>>612 序盤で流鏑馬なんかもやってた
あんなの普通の役者には出来ん・・
>>610 >行軍シーンがアップ多様にならなくて楽しいね。
単にNHKの事務的な問題でしょ
まぁ湊川が終わったらスタジオ撮りのアップ連続になるけどね
>>610 あと蹴鞠のリフティングもうまい
あの大きさだと普通のサッカーボールより
難しいはず
東勝寺跡ぐぐったら北条高時腹切りやぐらとか、、ムムム
鎌倉行ってみるしかないわ
>>609 江戸幕府の最後も悲哀に溢れてるねぇ
金なんかいくらあっても流れは食い止められないんだろうな
619 :
579:2009/04/02(木) 03:33:56 ID:iUTdKXyG
>>617 ぜひ行ってみて。
ホント特殊能力のない人も絶対に同じ感想抱くと思う。
俺の場合、同行した人も、何か凄い息苦しかったって言ってた。
よく分からないけど、
北条氏の無念も、2chであっても語ってあげたいし、
察してあげるべきだと、マジで思った。
>>615 下手、或いは出来ない俳優だと否応なしにアップ連続になるぞ。
>なんで金沢と赤橋は新田軍に投降しなかったんだろう
立場上、前執権の金沢と現執権の赤橋が投降できるわけないwww
そこらへんを考慮すると徳川慶喜はすげーな!
徳川慶喜(消臭殿今井朋彦)
「足利尊氏は錦の御旗に逆らって末代まで朝敵の汚名を着せられた
ワシは足利尊氏のようになりとうない」
(新撰組)
そもそも三河出身の松平(徳川)家が新田氏の末裔を名乗るとかw あそこら辺は
今川・土岐氏を見れば分かる通り足利系で占められてて新田系の痕跡なんか少しも無いんだけど
だが流石にスレ違いだな
625 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/02(木) 18:30:15 ID:a/m4OQQ4
>>624 松平家の先祖は諸国を旅する遊行僧なので、別におかしくない。
高師直の子孫が元就の家臣になったりもしてるし。
明日はいよいよ鎌倉炎上だな。
是非ともノーカットで頼むわ。
鎌倉時代にどの御家人がどこに領地を持っていたかなんて断片的にしか伝わってないんだから、
新田が三河に云々を断じるなんて出来るのかねえ。
それ以前にもともと松平家は藤原氏を称していたはず
赤橋守時は勝野氏の名演技も手伝って、今回で忠義の人という評価は最大になったけど
逆に金沢はあのファビょりっぷりで今まで幕府内の良識派だっただけに残念。
>>630 あそこまで自体が急転すればねえ・・・・・。特に自分が抱いていた
予測が(悪い意味で)的中したのだから・・・・・。
もはや理屈不要の名場面がすぐそこまで・・・・・。
六波羅が陥落した知らせに騒然とする鎌倉の中枢、緊迫感があって良かった
金澤のあの動転ぶりがいいんじゃん。
良識派は存外非常時には役に立たないわけだが、そのあたりを上手く描いていると思うし。
対照的に描かれてるのが大守だよね。今日明日と隠れた本領を発揮する。
アタック25でああいう感じの解答者いるよ
ときどき
3幕府の最後の最高権力者で自己あぼーんしたのは鎌倉幕府だけなんだよね
(守邦親王はとても最高権力者とはいえないから除外)
尊氏の子孫・義昭は天寿を全うしてるし(しかも将軍職も剥奪されず)
徳川慶喜は悠々自適な晩年だったというし・・・
高時のもはや達観した演技が素晴らしい。
見ていて思わず涙が出てきた。
近年の大河でこんなに心の機微を描いた作品はないな。
>>625 え?
松平一族は、もともと中部一帯を荒らし回っていた盗賊団でしょ?
エッタの集団だったらしいね
高時はただの馬鹿殿として描いてないんだよね
昔見たときは派手なキャラだなくらいにしか捉えてなかったが
そうじゃないんだね
「危うし足利家」で幕府内の汚職に憤慨する場面、
このあたりからはっきり変わってきたかな>太守
前にファミリー劇場で再放送やったときには、
14年前に高校生で本放送見たときには気づかなかったわからなかったものが見えたからな
やっぱり深いドラマだよ
高時といえば、赤橋が北条の領地を減らしてでも分け与えればいい的な事を
提案してた時に、そんなことをしたら北条同士で内乱だ、みたいな事を即返してたね
きっと、赤橋が考えてたような改革案はとうの昔に考えてたが、
実現できなかったか、実現しても事態が悪化する事を見越してやらなかったか
>>584 それに二人の最初の出会いが高氏が書物を返しに行くことだからね
おそらくそれとも繋がっているんだろう
親父の貞時は散々改革を試みたが挫折してんだよね。
お袋さんや円喜から教育受けてるから高時はその辺は知り尽くしてる立場なんだと思う。
実は貞時も最晩年は政治に絶望して酒浸りになってたらしい。
高時は貞時の最晩年の状態に最初からいたという風にこのドラマは描いているのかなと勝手に解釈してる。
本放送と違ってwktkがすぐ解消されてうれしい
鶴ちゃん高時の演技は本当に素晴らしい、単なるボンクラ殿でなく
親周りから過剰な期待かけられ本人もかつてはやる気あったのに挫折重ねた挙句
遂にはあんなになってしまった物凄い悲哀が見事に表されている
646 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/03(金) 02:06:36 ID:SbNDuShT
今回が初見の者ですが、明日の回はそんなにすごいんですか
647 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/03(金) 02:09:46 ID:p6VsRMEM
明日(日付変わっちゃたっけど…)の「鎌倉炎上」、
過去にカットとか有ったの??
高時の最後の舞と、切腹した時、吐露する真情が素晴らしい。
貞顕の最期も良かったな…
個人的には、貞将の戦死とか、
高時が最期に相模守を譲る史実?をやって欲しかった。。。
どなたか書いてらっしゃいましたが、
高師直の一族の末裔が毛利家臣って?
誰か分かりますか?
国司元相。国司家は高氏の末裔を自称。
>>646 登場キャラが次から次へと自殺しまくります
トラウマになること請け合いの壮大な集団あぼーん劇をご堪能あれ
昔の事で覚えてないんだけど高重でてきた?
>>609>>641 円喜から、謀反が一向に収まらないのは後醍醐が北条一門の所領を
恩賞で釣って悪党を唆しているからと聞かされた高時が
---
「ならば悪党共に倍の恩賞出すと申して寝返らせれば良いではないか!?
さすれば戦をせずに済む♪、恩賞じゃっ!!恩賞じゃっ!!!」
と提案するものの、「恩賞に与える領地はもう無いorz。」と返され、
守時 「左様、我等が滅ぼしてきた三浦、安達一門の所領はことごとく
北条家が押さえることとなり、必定、その恨みを全て買う事になったのでは?
ここも、ここも、、ここも長崎殿が御自身の所領となさって仕舞われた・・・」
高資 「だからと云うてっ!!我等の領地をみすみす
悪党共にくれてやれと申されるのかっッ!!!」
---
って得宗内での寄合が荒れ捲っていたけど、
少し前の回で判官を呼びつけたとき、覚海尼から
---
「機内や西国の謀反が一向に止まぬ様じゃが、
『北条一門が所領や守護職を独り占めし過ぎてはおりませぬか?』と
先日ある僧が申しておった・・・」
と問われた円喜が、
「それを申さば公家や寺社どもは如何相成りませうやッ!!
我等よりも更に広大な荘園を独占しておるでは御座りませぬか!?」
---
と開き直るやり取りがあったワケだが
大覚寺派の荘園や大塔宮に加担していた比叡山の山門領では
悪党を寝返らせるには足りなかったのか?
上流階級のピンハネ権を下級武士に与えても多分意味がない。機能しない。
>>651 鎌倉末期ともなれば、寺社公家の領有する荘園もほとんどは鎌倉殿が任ずる在地の代官「地頭」の
実効支配下に置かれていて、名目上の荘園領主「本所」への納税は細々としたものであっても
残っていればいい方。大半は完全に途絶えていて、地頭や守護が実効領主化していた。
だから、寺社公家の荘園を恩賞として分配しても無意味だったと思う。
それらの荘園の実効領主は既に武家になっていたから。
まあ鎌倉幕府の滅亡も後の直義と師直との争いも根っこはそこなわけで
655 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/03(金) 09:08:51 ID:gLYt6/VP
準トメが「北条高時 片岡鶴太郎」
トメが「長崎円喜 フランキー堺」
いよいよ幕府滅亡の秀逸回「鎌倉炎上」が始まる。
もう守時の最期の時点でお涙モノである。
炎上見た。
いやー強烈だった。
田楽一座はどうなったの?殉死?
そんなに凄いと言うこともなかった気がする
一緒に自殺してたね。
生首はやはりカットか。女の裸出してるんだからカットしなくてよさそうなもんだが。
>>659 見ていないけれど
放送用にいれた素材がファミリー劇場用と同じなのかな ?
深夜枠限定放送ならば生首が映せたのかな?
どうでもいいが、太守殿の母上って安達氏の出なんだな
>>659 見たのがあまりに昔過ぎてはっきり覚えてないんだけど
生首出てくるシーンなんてあったの?
カットがあるならTSUTAYAでDVD借りてきて見直そうかな。
663 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/03(金) 10:12:23 ID:pILgQIvG
フランキー堺の長崎円喜の最期の表情が良かったな。
済まんageてもうた。
>>661 貞時の母は安達出だし、頼綱を滅ぼして実権取り戻したわけだからね。
安達を復活させて身内人とのバランスを取るために高時の母ちゃんを側室にしたんだろう。
ちなみにドラマでちょっとだけ出てくる城介殿が安達の代表者と思われる。
ドラマではちょい役だが実際は円喜とタメ張る実力者だったらしい。
>>661 ありがとう
平頼綱の一族・円喜と安達氏の一族・母上か
円喜と母上って微妙な関係なんですね
登子も似てるけど
前回と鎌倉炎上は、相当迫力がないと戦闘シーンでは納得させられない気がする。
新田じゃなくて鎌倉・高時サイドに焦点を当てたから逆に良かったと思う。
高時が守時にじかに語りかけるシーンとか、
平然と舞っていたのに途中で取り乱して、一門が集まって、「これでよいか」のシーンとか…
>>653 回答乙。公家や寺社が裕福というのは
やはり円喜の出まかせだったかw
>>659-662 鎌倉炎上ではモロの生首シーンは当時から無かった気がする。
(さり気ない瞬殺カットではあったかもしれんが
はっきり描写したのは湊川後の正成の首だけな気が・・・)
裸体登場シーンで、生首持った武者が
前を横切る。
昨夜、DVD版で見たよ。
>>669 それって田楽一座の鳴り物のバックで流れるシーン?
>>669 ちょっと再確認してみた。う〜ん、、不鮮明だけど
放送用の動画にもチラッと移っている感じはする・・・
鎌倉炎上の回、まあまあ良かったが、
そこまで神レベルのエピとも思えんが
個人的には足利決起の回がとても良かった。
あと、新田義貞が渋くてかっこいい。
>>668 正直なところ、寺社や公家の収支の実態がどんなものかは、
関東もはっきりとは把握してないと思う。
荘園の権利関係は複雑で、実効支配者が誰なのかは、
当事者でさえ把握できておらず、争いが絶えなかった。
藤原摂家は名目としては、北条などより遥かに大きな荘園を領有していることに
なっていたのは間違いない。しかし、そこから上がる年貢を取り立てる
実力手段はほとんど持ってなかったから、鎌倉の興味が薄い流通分野の
利権で糧を得たりしていたらしい。
672の言う神レベルの例を聞いてみたい気もする
DVDで見た時は田楽ミュージックをバックに鎌倉の町中から不気味な
夕焼けに切り替わる直前に生首もって歩いてる武士が一瞬映るが、
やっぱカットか。
実況スレの伸びも凄まじかった・・・
鎌倉炎上見終わった。
まさに栄枯盛衰だね。
話は全く変わるけど、吉川英治の私本太平記の巻末の北条家家系図で、高時の妹が「足利貞氏室」と表記されてたんだが、尊氏・直義兄弟の母とは同一人物ではないよね?
尊氏母は上杉でしょ。
京滞在の際も上杉家に宿借りてるし
680 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/03(金) 22:25:59 ID:FGC7LOFn
「太平記」前半の最終回ともいえる「北条幕府」滅亡の回。
戦闘シーンもそこそこに、北条一族滅びの悲哀描写に重きをおく。
高氏の延命要請を断り、戦火の中で自刃した守時の矜持に
生命を捨て、名を惜しむ鎌倉武士を見る想いがして感涙もの。
これが侍(もののふ)というもの。だが、北条方でなく源氏方に
生まれていれば、共に良き世を謳歌できたものを。
悲しき哉、士道に生きる者。
そういう意味では、東勝寺の集団自決(大河で、しかも平成初期で
出来る限りの表現だったのでは?)も、悲しいほどに見事。
あれだけ憎々しげだった円喜・高資父子にさえ、哀悼の意を
禁じ得ない気分にさせられる。過去の回で、北条は斜陽の体を
為していることを円喜自身も自覚していた。高時の乱心を
どこか悲しげに見つめる円喜のフランキーさん、名演でした。
鶴ちゃんの高時も、役者として開眼したと評価されるだけある。
こういう方々あってこその序盤の「太平記」だったと思う。
だが、実際はもっと壮絶な地獄絵図だったんだろうなぁ・・・。
源氏贔屓の自分も、鎌倉に住む者として今度、腹切りやぐらに
参ってこようかな。。。
このあたりの回では
沢口靖子、小田茜あたりが
今見ると予想以上に名演してる。
細かな部分まで。
守時は言うまでも泣く・・・
が、吉良のじいが全部もってった感じも、しなくはない。
全然関係ない話だが、OPテーマの最後のイントロ部分がどうしても「サクセスブロッケン!」に聞こえて仕方がない
>>678 過去ログで何度も既出だけど貞氏の正室だったのは第1回でチラッと登場した金沢貞顕の妹。
貞氏より30歳前後も年下の高時の妹というのは
原作本の誤表記かお主の記憶違いでは?
大河制作決定から20年もの間迷いに迷ってきたが
時専の放送に触発されてついに『私本太平記』を読み始めてしまった。
まだ第一巻の半分も進んでないが、新田のキャラ違いすぎw
しかしこの原作でよくもまああんな前半部分を創作できたもんだ。
極楽寺坂なんて今じゃ静かな風情あるところ
激しい血戦が起こってたなんて信じられんくらいだ
山崎も稲村ケ崎もなあ
687 :
凱旋の宴♪:2009/04/04(土) 00:01:17 ID:n2kT54FS
+ + / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
+ /⌒ヽ + / 某(それがし)、此度戦のさ中に
∩(;´∀`;)∩ < 舞いを一つ覚え申したので披露つかまつる!!
ヽ( 高氏 )ノ \_________
| | |
彡 彡 (__)_) ミ ミ
∧ ∧ ∧,,∧ ∧ ∧
(・,, ∧▲ ミ ∧ ∧ ( \|/
〜(_( ∧ ∧_( ∧ ∧_ ∧ ∧
@(_(,,・∀・)@ (忠顕)〜ミ_(正成 ,,)
@(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ
判官
688 :
凱旋の宴♪:2009/04/04(土) 00:02:17 ID:n2kT54FS
\\ 冠者は女もけに来んけるや〜♪♪ //
+\\ 冠者は女もけに来んけるや〜♪ /+
_____ _____ +
. + ////\ ////\
(´∀` ∩(・∀・ ∩)
+ (( (つ高氏ノ(つ正成丿
ヽ ( ノ ( ヽノ
(_)し' し(_)
AAかわいいなw
金沢どのが息子(金沢文庫に息子宛の手紙がいっぱいあるとか)に
刺させるとき、息子の頬をちょっと触る何気ない仕草が
なんだか好きだ。また役者さん同士がリアル親子みたいに
似た雰囲気だからよけい泣ける。
現代だと、他者に頼んで自分を殺させたら
その人物が罪に問われてしまう理不尽・・・
>>681 小田茜の顕子も最後の最期に「皆さん、お先に、、あぁッ!!」と
言い残し首を突いて自刃したがそれまで殆ど台詞が
回って来なかったからなぁ・・。
高氏の談判や守時との軍議を「慈悲の心は犬に食わしてもうた・・・」
「あとは良しなに♪」と放っぽりだした高時とイチャついたり
蹴鞠に興ずる様は名演というか目立っていたけどw
いやー、本放送以来の鑑賞だったけど凄かったねぇ。
演出も役者さんの演技も素晴らしいわ。
女たちの泣き声がひとつふたつ消えて行き、
男たちの嗚咽も聞こえなくなって
最後に自害する長崎円喜。
フランキー堺さんはさすがに名優だ。
大河放送当時はそんな見方もできてなかったな。
だが、CS時代専が初見の諸君。
後醍醐天皇、新田義貞、楠木正成、そして足利直義、高師直
彼らをはじめ、今、尊氏と力を合わせて戦った人物の
ほとんどが敵に回るという、あり得ない展開が待っているんだぜ。
燃え尽きてる暇は無いぞ!
鶴太郎が腹を切ろうとしているのを
フランキーが黙って見ているわけだが、
あれは「腹切るならさっさと切れよ」という目線だったな
ラスト
胡散臭い風貌の赤松が高氏に「よき世になる」と言っていたが
成り上がりの彼と名門の足利
建武親政下での赤松は・・・と考えると興味深い場面だった
本放送の時も思ったが
新田の鎌倉攻め、剣を海に投じて神仏の加護を祈る場面
あっさりしていたな
昔見た漫画日本絵巻か何かだと、もっと壮大だったんだが
>>692 あぁ、そして仔細は右馬介に託しつつも
折に触れ目を掛けていた不知哉丸とも・・・
696 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/04(土) 04:37:27 ID:JbuO3Ol2
貞顕は「足利の棟梁が高氏ではなく、早世した高義ならば・・・」と
考えたのだろうか。
貞顕の妹(貞氏の正室)・釈迦堂殿は貞氏との間に嫡男・高義を
生んでいる。実際は尊氏は次男、直義は三男にあたる。
故に貞顕と高義は伯父甥の関係なので、足利は縁者になる。
高義が若くして亡くなったらしいので、弟・尊氏が家督を継いだ。
実の甥ならまだ手なずけられたと思ったかもしれない。
でも、高義が棟梁になったとしても、尊氏と同じことをしたかも。
697 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/04(土) 04:47:21 ID:NN5FO+fL
高時の母上様は結局、どうなったんだろう?
存命?
演じてた沢たまきさんはお亡くなりになったのは、知ってるんですが。
>>683 指摘されて本を見返してみたが、やはり足利貞氏室と表記されてある。
誤表記なのかね。ありがとう。
699 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/04(土) 07:08:02 ID:wum5XcG2
高時とよしあきらの描写はかぶるところあるよね
犬好きとか
先代が偉大だとつらいところとか
>>699 太平記は物語だからね。
人物描写に一定のリズムがある。
だから悪く描かれてる人物の性癖は嘘か誇大が混じってると思われる。
ちなみに尊氏は大の猿楽好きだけどだからといって悪いようには描かれてない。
田楽や犬がダメで猿楽がならオッケーという道理はないからやはり描き方の問題と思う。
女に囲まれて自害って羨ましいカモ
大河史上最高とかウィキに書いてあったから期待してたけど
それほどでもなかったね。高氏も後のほうにちょろっと出てきただけ
鶴太郎の怪演は良かったが・・
もう少し長崎親子の悪辣さを前回までの段階で許し難いというレベルにまで
にしておく必要があった
703 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/04(土) 08:49:26 ID:4ajaTb0F
>>702 「すごい」「すごい」って期待しまくってみるとそうなるかもね。
生放送当時だと、白紙の状態で見たので、唖然とするほど衝撃的だったんだよ。
また、長崎親子の悪辣さ、耐えに耐えてきた貞氏と高氏もずっと描かれてきたし。
1回だけで楽しむ時代劇とはその意味では違うかもね。
大河史上最高か、と言われるとわからないが、「花神」以来の大河ファンとしては
屈指の傑作であることは間違いない。
>>702 ざまぁwww
このスレの連中はみんな初見の連中がガッカリすることを狙って
持ち上げまくってたんだよ
俺はどちらかというと建武編以降が好き
706 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/04(土) 11:14:50 ID:4IUMZ14v
4月放送作品につきまして、通常と異なる放送時間、
スペシャル拡大版、お休みがある番組をお知らせいたします。
(連続予約をご利用の皆さまは、
録画が解除される場合がございますので、ご注意ください。)
「太平記」
4/9(木) #26 お休み(※翌日4/10(金)に放送)
あの円喜にも鎌倉武士の魂が宿ってたんだなと思わせる最期だった
本当に狡猾な人間だったら自分だけ逃亡したりしてそうだ
高時自刃の際には、
鎌倉の主だった連中はみんな一緒に腹を切ってる。
北条氏の腐敗堕落ってのも、敵側の政治宣伝っぽい。
>>697 太守の台詞から察するには鎌倉から脱出したようだけど、
覚海尼のその後はどうなったんだか・・・
そもそもこの人は情報が非常に少ない感じがしますな
松下禅尼と覚山尼はググると様々なサイトがヒットするんだけど
710 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/04(土) 12:56:08 ID:w8Y7yEiz
史実では円喜は真っ先に腹を切ったらしいがドラマでトリを取ったのはやはりフランキー堺の格もあるのかな
北条一派の真のラスボスだからね。
712 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/04(土) 13:22:46 ID:eREgUtgx
今太平記のDVD観てて途中でテキトーにTVのチャンネル回したらテレ朝で御台(科捜研)NHKで御舎弟(天地人)が立て続けにアップで出てきて笑った…
>>702-702 序盤から円喜も高時も単純な悪代官とは
決め付けられない演出がなされていたからな・・
>>711 ラスボスだけに円喜の最後には鎌倉幕府の
総括コメントが欲しかったんだけどな
今後の伏線として
「ワシらを滅ぼしたとて、世の乱れは
決して収まらぬわ」ぐらいの
ラスボスだが、
あくまで尊氏の敵対者というだけで、絶対悪ではないから。
曲がりなりにも、落日の北条一門を支え続けた老臣の悲哀が
見事に表現された最期だと思った。
>>71 > 今後の伏線として
> 「ワシらを滅ぼしたとて、世の乱れは
> 決して収まらぬわ」ぐらいの
そこまでやったら伏線張りすぎじゃね?
その後も戦争が続いて南北朝時代になったのは
足利の戦後処理がまずかっただけだから。
尊氏は優しい人だったみたいだから政敵を殺せなかったんだよ。
とゆーか長崎らは元々得宗の執事、家令であって
御家人でさえないんだよね。本来自分が仕える得宗家の利益の
ために働くのが仕事で、幕府全体やまして世上がどうこうなんて
思考はないだろう。そんなんが実権握ってたから滅びたわけで。
>>718 公私を区別しはじめたのは近代になってからだからな。
家政機関が国政の実権を持ってるというのは普通の話だったと思う。
摂関家、得宗家、将軍家などの実権者の御家の繁栄=国家の安定
という考えがあったからね。
得宗家強ければ、誰も鎌倉幕府に対する謀反は起こさないわけだから、
得宗家強いことこそ国政の第一義。
これもまた一理ある。
鎌倉幕府は執権の北条氏に権力が集中しすぎたから滅びたとも言われている。
将軍家である源氏がもっとしっかりしていれば、もう少し長く鎌倉幕府は続いたかもしれない。
頼朝が義経や範頼を殺さなかったら違った結果も出ていたはず。
あえて言えば高時の子の時行に再興を託するシーンは描いてほしかった。
彼は20年後の京・鎌倉同時奪還まで生き抜いて足利を苦しめ続けるわけだし。
権門と武家が互いの領分で分立しつつ共存てのが織豊以前の中世の姿で、とかいいながら武家が権門を侵食する。
そもそも武家自体が御家人系と非御家人系があるなど非常に不安定な状況だった。
こういう状況だから何が悪いから滅びたというわけではないんじゃないかな。
身も蓋もないが闘争を140年くらいは勝ち抜いたが、1333年についに年貢を納める時が来たという感じと思う。
尊氏の場合は闘争に勝ち抜いてかなり絶対的な状況を築いたのに、自ら冷徹になりきれず武家一統を築き損ねたという印象がするが。
それが悪かったかどうかはわからないけどね。
戦国で苦しんだからこそ生まれた事もあると感じるし。
六波羅攻めで高氏は仲時の家来に「裏切り者」呼ばわりされて
鬱入ってるな。
>>720 「武家政権」を作るためには勝手に判官になっちゃう義経みたいなのは罰しないわけにはいかないからしょうがなかったんじゃないかな、頼朝は
それよりも頼朝と前後して足利の先祖の義兼なんかを初めとする源氏一門の有力者がばたばた死んでるのが初期の鎌倉幕府には大ダメージでは
北条はむしろ源氏の幕府を守るために頑張った方だと思う
三浦潰すあたりからは独裁だけど
基本的に幕府政治というのは農業主体だから
貨幣経済が発達してくると行き詰ってしまうんだよね
>>697 春渓尼は事の顛末を報告し、計算すると4日後には覚海尼らとともに自害したと
原作の『私本太平記』にはある。
私本から得宗の最後の謡を抜粋。原作はもっと長い。
年へたる
鶴ヶ岡べの
やなぎ原
茂るもくるし
青のみだるる
(ここで矢が飛んでくる)
天狗がまわす此世車(このよぐるま)
修羅を行く輪は業の焔
(ここで高資自決)
→春渓尼が続きをうたう。
此世車には
人を乗せ人に引かしめ
春は春をたのしみ
秋は秋を・・・
ここで「世の中謡のようにはまいらん」のセリフ
高時の強烈おかんは幕府滅亡後は北条一門の
女性達とひっそり暮らした模様。まあ出家した女性まで
自害・迫害はあるまい。
>>727 そうなんですか。
私は史実の話しをしているつもりはないので、それはそれで納得できる。
あのお母さんが徳子か濃姫か市か淀か篤姫か、どの滅亡政権の女に類するのか
そういう視点の小説とか研究って、ないのかな。
すっと、健礼門院と同じような感じで静かにすごしたってかんじなんかね。
別に篤姫みたいに徳川宗家に再度天下をとらせようと・・・ひょっとしたらしてたのかな?
続き、高時おかん(覚海円成)は幕府滅亡後に伊豆の高時の
所領を安堵されて尼寺を建立、一族の女性の保護と戦没者の
供養をして1345年に没。その寺は直義から寄進を受けてて
ちゃんと足利から保護されてた模様。
ところでドラマで唐突に登場した春渓尼は吉川原作の
オリキャラだったんですかね?
劇中でも描かれているけど、足利一門としては鎌倉陥落には複雑な気持ちがあったんだろうな。
西国の悪党連中には鎌倉に対する愛着も誇りもないだろうけど、武家が公家から独立して、
公家にへつらうことない政ができる体制を確立した武家政治の象徴だったろうし、
尊氏自身もそれまでの人生の大半を鎌倉で過ごしているんだろうから、
鎌倉が滅亡したことはショックでもあったんじゃないかな。
732 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/05(日) 15:13:07 ID:nGG2uRSf
しかし、足利はよく北条に潰されなかったな
頼朝公の時点で足利家はそれなりの地位だったのか?
733 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/05(日) 15:14:33 ID:nGG2uRSf
それとも他の有力御家人が粛清されて
結果的に筆頭になったとか?
有力御家人で潰されたのは、比企氏、三浦氏、安達氏、他にいる?
>>735 足利はピンでも名門源氏の血筋、かつ頼朝と母系で近い血縁関係。
頼朝時代は源氏門葉として一般御家人より格上に位置づけられた。
北条時代になると当初から北条の娘を嫁に貰っていたので北条同盟者・縁戚として
家格で劣る北条に忠実に従った。その辺の立ち回りは足利は実に世渡り上手。
北条の分け前に預かって勢力拡大してきた訳で、大勢力から転落した新田の小太郎から
北条と同じ汁を吸う北条の犬と言われれば事実その通り。
北条は元々伊豆の小土豪あがりで、単独で対抗勢力を排除できるような勢力は持たな
常に他の大勢力と結ぶ事でのし上がってきた。
中途半端で送ってしまった。スマン。
つまり北条の対抗者を排除するには、他の勢力を借りないといけないわけで、
北条単独でやってきた訳じゃないって事ですね。足利は忠実な同盟者だった。
家時の母ちゃんが北条じゃないんだよね。
このあたりから足利と北条の関係は微妙になってった。
ちょうど北条が得宗独裁期に移行した時期でもあるし。
やはり縁戚か否かは重要なんだね。
鎌倉幕府の権力機構を知ろうと思ったが室町幕府同様ややっこしくてかなわん
CSで見てるけど太平記は面白いね
篤姫に負けない出来の良さ
先知りたくないからスレ見ないでカキコ
何あの高時の存在感
完全に主役喰ってた
742 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/05(日) 20:50:47 ID:Oqr1qr0r
北条の男子の多さには あっぱれもの。
兄と夫が争うと言うなら、天地人の愛撫先も同じ立場だけれど
脚本と演技のレベルが全然違うな。
いちいち他作品を出すな。
745 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/05(日) 22:11:19 ID:B+q/uE8m
天地人がどうとかじゃなくても、
太平記の役者さんたちは
老若男女、神がかってたと思うよ。
ただなあ、大河出演者のレベル云々で、
>>743の気持ちはよくわかる。
放映時基準で同世代な役者さん、
多いしね。
何度も言わせるな。
太平記の場合、多数の登場人物がその他大勢にならずに済んでるのが
ストーリーの深みに貢献している。
登場人物が多数でも基本、それぞれ一対一の関係になっているというか。
最近の大河は分かりやすさが前面に出すぎるきらいがあって、
現大河の兼続の場合も、竹馬の友は大勢いるが、友が居ない。
結果、大勢のお友達はその他大勢に過ぎず、
バラエティ番組のひな壇の賑やかし芸人的になってしまっている。
分かりやすさのみで一年掛けるドラマを押し切る最近の手法には
時代の要請とはいえ、正直、違和感がある。
>>729 なるほど、本来の法名は「覚海円成」すか
「覚海尼」でググってもあまりヒットしないのは当然かも
>>730 少なくとも当時の史料に名前が出てくるのでは?
「春渓尼」という法名は創作とは思えないし
>>746 なんでそんなに・・・。
太平記の出演者は凄かった、
と言ってるだけだろ?
覚海尼は少ない出番ですごい存在感だったな。こんな母ちゃんじゃ
そりゃ息子は萎縮しちゃうわという感じで、北条一門ビビリまくりなのが
面白かったw
752 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/05(日) 23:15:34 ID:Ikf63tfO
高時のは切腹とは言わんな。突き刺しとる。
倒れ込む時に刀が余計に入りこんで、胴を貫いている。
なにげに強烈な最期である。
>>749 他作品の名前出して大荒れしたことがあるんだよ。
悪く思わんでね。
>>750 アタックチャンスを1ヶ月で辞任に追い込むんだからスゴイw
最近の映画やドラマは俳優に演技させずに
セリフや演出で全て説明してしまっているというのは良く言われてる事だよね。
単に視聴者にわかりやすくする為なのか、俳優が演技できないからなのかは解らないけど
やっぱり演技でみせてくれた方がぐっとくる。
円喜の最期なんか、表情だけで無念さがひしひしと伝わってくる。
ここで「無念じゃ・・・」とか言ったら台無しだったと思う。
>>755 俳優は今と当時でかなり被ってる。
若い俳優さんも映画育ちで芸達者な人が多いよ。
今と昔とで一番違いを感じるのは演出だね。
大河は多少わかりにくくてもじっくり演技させて欲しいよ。
見返すたびにああ、こういう事だったのかと味わう楽しさもあっていいはずだよね。
>>755 >単に視聴者にわかりやすくする為なのか、
実際、そういう方向らしいね。
だから細かい演技を求めてないのかね・・・
児玉貞顕なんて、
ほんといちいち、細かいことしてるよなあ・・・。
うなずきひとつにしても。
片岡高時の目の演技にしてもね・・・。
円喜の最期は無念というか、深い、本当に深い哀しみ、一門を家族と思うからこその深い哀しみを感じてグッとくる。
本当に一門のためを思って動いていたんだなあと。
太平記は立場の違う人間の立場にもきちんと立つよね。
その辺りが実に素晴らしいと思うわ。
フランキーさんは「おんな太閤記」で、
テキサスさんは「徳川家康」「独眼竜」で
それぞれ大坂夏の陣で旧主親子を自害に追い込む役だったのに、
こちらでは全く正反対の役回りなんだな・・・
>>758 大河に限った話じゃなく、最近の作品はジャンル問わず
主人公または正義・善玉認定されてる組織、登場人物一辺倒ですからね
主人公様や作家のお気に入り様の持ち上げとそれ以外の人物、特に敵やライバルの貶めが酷いったらない
OPテーマのサビが「逆襲のシャア」に似ていると思ったら
同じ人だったんだ。
どちらも時代を感じさせても古さは感じさせない名曲ですね。
>>755 やはり、演技が出来ない人が多いと思う。
分かりやすさを求め、特に若い人に見てほしいために、
昔にも増してモデル上がりの人や若いアイドルを主人公や脇役連中にあてがう傾向は多い。
大河を撮影する裏で同時期に民放ドラマや映画の役を引き受けてるから、一部に大河の役作りが単なる一仕事化している人もいる。
もちろん、昔の大河でもそれはあったし、同時期に撮影しても実力ある人なら問題ないが。
ただ心に響く細やかな演技、演出は確実に減ってる。今CSを同時に見てるとそう思う。
太平記や真田太平記あたりは別格なんだろけどね。
763 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/06(月) 17:20:47 ID:hKDIUUpc
皆落ち着け
真田太平記って楽しめる?
765 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/06(月) 17:50:49 ID:Oa/2cy1t
真田太平記、角兵衛が原作のイメージと全然違って笑ってしまった
>>747>>755-762 少し前の「武田信玄」も暗い演出に関わらず高視聴率だったのは
京言葉・方言等の古めかしい台詞回しが
役者の風格と相まって重厚な時代劇に仕上げられた成果だったしね・・。
(児玉タンはあっちでも義信守り役の
飯冨兵部に扮して非業の最期を遂げたんだった・・・)
今の作品をおとしめないと太平記を語れない奴が多過ぎるな。
太平記の役者が素晴らしいなら、それだけを言っていればよい。
わざわざ今の作品と比べてよかったよかったと言う必要などない。
比較などしなくとも十分素晴らしい作品ではないか、太平記は。
>>766 スレチは承知の上で、
武田信玄は、小川真由美の八重が圧巻。
あのイヤミな京言葉が聞きたくて観てたw
>>767 比較してるだけで、貶めてるわけじゃないだろう、と。
最近の大河と、太平記の頃とでは、
あきらかに雰囲気が違う、つくり方の様々な点で。
それをいいと思うか悪いと思うかは、人それぞれ。
で、例えば、太平記の頃は良かったなあ・・・、とか
いまリメイクしたらどんな風になるじゃろgkbr・・、
という話は別に悪いことじゃないと思うよ。
最近の作風だって、
視聴者がそういうわかりやすいモノを求めてる傾向が強い、
という前提の結果だし。
オレも含めて、懐古派(おじさん世代)の思いや苛立ち?が隠せないのも、
こういうスレの特徴でいいじゃない?
ただ、過熱はよくないわな。
>>769 でも近年作品アンチのだしに使ってるようなレスが続くとねぇ。
>>766 アタックチャンスの生首は本当に衝撃的だったわ
(当時の「グラフNHK」にて撮影手順が紹介されてたが)
こっちはこっちで悲惨な最期だし、良い役の様な悪い役のような・・・
それにしても、高氏は守時だけでなく貞顕も助けようとしなかったのかな
そうしてくれれば貞顕としても渡りに船だったのでは
>>766 武田信玄の台詞回しはやりすぎで、嫌みに感じて、俺は駄目だった
(信長なんかも同じ)
太平記くらいだと、使いどころを絞ってるから丁度良く感じるんだけど
>>771 助かりたいなら、逃げてるんじゃないの?
赤橋殿も言ってたけど、裏切り者の足利風情になんで命乞いなんぞしなきゃいかんのかと
個人的には親しくしてたわけで、
個人としては、そういう申し出があれば嬉しく思うかもしれない
でも、北条の武士としては、そんな話を持ちかけられれば、
ふざけるなって事になるんじゃないかな
そして、あの時代は個人的な感情より、武士としての面子の方がはるかに大事な時代
あと一門の絆も大事にしてた時代だね。
我だけ助かるよりも一門と運命をともにする方を選ぶ時代だったと思う。
三浦・安達が滅んだ時も、戦に敗れたら一族郎党自害して
子供含めて犠牲者500名は行ってる。双方北条と縁戚関係があり、
個人的に親しい人たちもいただろう。
権力の座をかけた戦いには頂点か一族滅亡かの二択しかないって事ですよ。
それを嫌と言うほど知ってるから、父上はあれだけ迷っていたわけで。
>>773 人間一人の命など大した意味を持ってない時代だったんだろうな。
人間の命は50年が精々だが、家は永遠だからね。
777 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/06(月) 22:41:07 ID:Rc8HBjX0 BE:811170465-2BP(0)
近藤正臣の何をたくらんでいるのか分からない不気味な北畠親房はいいな〜。
大塔宮の言葉遣いもいい。
坊門清忠の悪どそうな表情もたまらん。
778 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/06(月) 22:50:32 ID:WkaNqoy1
かじゃはみもけにきんけるや
780 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/06(月) 23:01:42 ID:Nq2NeZXO
最初の北条に追われて
足利貞氏に屋敷に逃げてきた人たちが
助けられず女子供まで皆なで斬りにされいく様が
なんとも言えない
(一人助けられたのが一色馬の助という設定だが)
781 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/06(月) 23:03:56 ID:Nq2NeZXO
役者的には足利方よりも
北条方や公家の方の役者がはまり役というか
際立っていたような気がする
782 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/06(月) 23:06:18 ID:lCEBgQ2M
鎌倉と違い、ドラマでは表現されてなかった六波羅の集団自決は、
蓮華寺にて北条仲時以下189名が切腹(「太平記」は432名と表記)。
殆どが北条一族、郎党、身近な人々であったそうだ。
高氏に攻められ、三千騎の兵力が五百騎に減らされて、勝ち目なしと
観念した仲時は、家臣たちに今までの奉公に感謝し(「恩」は主君が
従者に対してもある)、
「我の首を手土産にして、新たに(足利に)忠誠を尽くすべし」
そう語って腹を切ったという。六波羅でもそういうドラマが実際にあった。
そりゃ安藤三郎も、「裏切り者!」と激怒しながら高氏に斬り込んで
いった訳である。返り討ちにあったけどね。
六波羅といい、東勝寺といい、北条一族集団自決をつらつら惟るに、
この強い絆・連帯感は何なのか?これを追求するのが当時の武士道。
よしんば、足利が謀反に失敗しても同じことをして滅んだに違いない。
戦場で戦況が悪くなった時の自決と、江戸時代以降の「刑罰」としての
切腹とは分けてみる必要があるね。まあ刑罰としても武士は有難く
受けたという者も当然いるのだが・・・。
>>781 今日から時専で登場した藤木孝氏は
ホンモノが憑依してるのかと思うくらいの
公卿っぷりだったなぁw
>本当に一門のためを思って動いていたんだなあと。
>太平記は立場の違う人間の立場にもきちんと立つよね。
昔はそう思った。だが、今はむしろそれが演出を弱くしてるんじゃないかと思う。
円喜も最期まで、太守と北条一族を自分の手のひらの上で転がした満足の微笑でいいだろう。
本当に一門のためを思ってなんてゾッとする。あくまで権力者であってほしい。
786 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/06(月) 23:23:38 ID:Nq2NeZXO
それはどうかな
末期とはいえ
鎌倉武士の気概というか片鱗が見えてるとこでいいと思うが。
南北朝以後はそれがなくなり己の利益だけで大儀もくそもなくなるわけだが
787 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/06(月) 23:24:47 ID:lCEBgQ2M
ちなみに、一騎は騎馬武者1人と従者3〜4人を指す。
討たれたり、逃亡したりで約1万2500人失ったわけですな。
武士道の話で言い忘れてた。
高時や仲時という、自らの命を差し出せる”対象”を持てることが
武士としての幸せだった。人となりはともかくとして。
>>786 そんなにいいもんでも無いと思うけどね
寄って立つ集団がどうしても血縁になってしまうのは
社会が発達してない証拠
社会が進歩していくと、金銭やイデオロギーとかで集団の求心力を
得られるようになるから、血縁の重要度が薄れていく
逆にいうと、室町時代ってのはそれだけ日本の社会が進歩した時代だったって証
>>777>>781>>784 ほんと、坊門清忠の嫌味っぷりはマジで
西園寺公宗とツルみつつ老練に武家の恫喝を上手くあしらいながら
新政を維持し続けて欲しい位の魅力に満ち溢れていたよな〜〜ww
棒もん役の人、
大昔の時代劇の再放送で、正義派の若侍をやってて
黄門様に助けられてた。
どっかで見た顔だなぁ、と思いながら見てた。
気がついたときコーヒー吹いた。
西田主演の金の手錠のヤツで
新興宗教の悪徳教祖役の赤字と結託する
悪い官僚の役もやってたなぁ。
まんまじゃねぇか、と。
実況でオレがひとりで騒いでいたのだが、
知ってる人がいなくて悲しかったお
霜月騒動前の足利の経済力見たら北条の次点だわ。
残った御家人勢力ではやっぱり最大クラス。
生き残ったのはやっぱりガチ衝突では北条サイドにも
リスクがでかすぎるから、ってのがあっただろうな。霜月後の
御家人圧迫政策の結果、返り討ちを食らったと。
793 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/07(火) 01:19:15 ID:DwXU+q5N
>>782 当時は武士道という観念かな?
北条は討伐する場合相手を根絶やししてたから、
討伐される側になった北条側はもう観念したて感じじゃないですかね
/「先日、讃岐殿の御館前で討ち果たした吉見の残党の
貞氏 円喜 /遺骸の中にその仔が見当たらなかったと云うのですw。
(;゜Д゜))) (^ω^ ) < 何処(いずこ)へお隠しになられましたかのww?」
と つ と つ. :.\_____________
ガクガク フフッ
束の間の骨休め回か
実際の後醍醐帝は怪しげな宗教にはまってたてマジ?
なんでもセックスしながら悟りにいたるとかw
796 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/07(火) 02:55:20 ID:KHARm9wa
立川流か。マジだよw
セックスの時に出す男女の汁を髑髏に塗ると願いが適うとかいう物凄くいんちきな邪教だよw
北条が滅んだと聞いた後醍醐がかなりあやしい笑い方してたけど、ああいった感じのおっさんだったんだろうね。
後醍醐は中世のカルト教「真言立川流」の尊師様だからな
笠置以後はグルみたく髭伸ばしてるしww
---
/ それから幾日か後に御領内より旅立たれた
貞氏 円喜 /ご家来衆の中に子供が一人混じっておられたとの由・・。
(;゜Д゜))) (^ω^ ) < 何れも全て相違御座りませぬなw?」
と つ と つ. :.\_____________
ブル゙ブルッ ググッ!!
「Go-Daigo」という力強い響きがなんともいえない
>>795 真言宗から派生した異端、立川流。
真言宗の中心経典に「理趣経」ってのがあって、そこではこれまでの仏教経典とは違い
セックルを肯定している。性欲も食欲も人間が生きて社会が存続していくための重要な原動力で、
そうした原動力で成り立っている人間社会に支えられなければ仏僧の修行もなし得ないのだから、
人間の根本的欲求を忌避すべきではないという経理なのだが、
それを曲解してセックルを奨励し、儀式の中にセックルを導入しちゃった流派。
で、その流派の当時のトップがドラマにも何回か出てきた後醍醐帝の側近である文観(もんがん)。
帝も立川流に心酔していたらしく、後醍醐帝像を見ると密教法具である五鈷杵(ごこしょ)を手に持っている。
800 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/07(火) 09:29:20 ID:dVsFj8mP
今週から「今日の友は明日の敵」編のスタートです。
味方同士で殺しあいを始めるのは古今東西の革命の悲しい法則なんだよね。
例外はまずないんじゃないかな。
比較的穏便だったのが明治維新かな。
その後の成功は人材と国力の浪費が最小限だったからだろう。
後宇多天皇→後醍醐天皇→後村上天皇と
天皇権力の絶頂にあった時代の帝になぞらえてるのね
しかしゴウダ天皇という響きもまた…ジャイアンかよ
>>802 基経の不忠に苦慮したり
時平の讒言に謀られて忠臣を追放したりと
既に絶頂期では無かった感があるのだが・・・
時専で見てるけどOP前の時代背景説明みたいなのが
あったりなかったりするのは何故?
あったりなかったりだったから
>>804 現在では許可が取りづらいもの(取れないもの)を使ってるからカットなんだろね
>>803 色々な不安要素が発生するのはいつの時代も同じだが、
天皇親政が行われたという意味においては天皇家権力の最盛期だと思う。
劇中でも後醍醐帝が『延喜、天暦の治に戻す』みたいな言葉があったし。
ツタヤディスカスで完全版借りてみようかなあ
生首カットされるから完全版がいいんでね。
さりげないけどインパクトが違うよやっぱり。
先日、近江柏原の道誉桜、はるばる東京から見に行った。
貫禄のある2代目と3代目の枝垂れ桜が、3重の塔を背景にきれいだった。
そこに行くまでの参道の桜も、きっと今頃満開だろうな。
太平記の最終回最後の場面のように‥
ホントこのドラマ、最後は大変なことになるので、せめてエンディングは
桜の舞い散る中で‥ってことにでもしないと、後味悪いまま終わってしま
うもんな。
812 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/07(火) 21:30:38 ID:dVsFj8mP
後の養父子、直義&直冬の初対面の巻。
不知哉丸はまこと元気なわっぱだが、
成長して、のったり筒井道隆になるのはちと違和感^^;
DVDで見てるが陣内の佐々木どうよのハイテンションぶりがいいな
カットしてんのに「オリジナルのまま放送しました」ってなんなの。
でもとりあえず今日はファミ劇でカットされてた「百姓」が復活してたから
ちょっと見直したけど。
あとは楠木の首だけど、『翔ぶが如く』では普通に隆大介の首がでてきたから
ちょっと期待しておこう。
鎌倉武士の心根は、俺の知識が足りないせいでよくわからんが・・・。
特に、北条について、俺も含めて一般の日本人はあまりにも知らないし、
そのせいで評価も低い。
北条の恩顧がどれほどのものであったのか。
これだけ続けて代々有能な一族もすごい。
泡沫平家が足利を押さえていたなんて、
北条の権力はもちろん権威の大きさを現してるように思う。
>>799 文観も酒宴の席で何時もノリノリで
まんま破戒僧だったなw
>>814 カットしているように見えるのは
大抵記憶違いのことが多いと前スレで言われたが・・
>>815 最近の研究では北条は泡沫平家かどうかすら怪しい一族らしい。
なにせ時政より前が既によくわからないレベル。
坂東には有名な大豪族がひしめいていたわけだが、彼らからしてみたらまさに馬の骨だったと思うよ。
あの時代にそんな馬の骨が政権の実権握れたのは余程力量ある人材が続いたからだろうね。
日曜に腹切りやぐら行ってきた
確かに夜だと怖そう
このスレ的には、護良親王が幽閉されたという土牢も見学ポイントでしょうかね
819 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/08(水) 00:37:31 ID:n1fJN2sc
え?
北条は桓武平氏の流れを組む伊豆に土着した豪族で、
中央の平家を牽制するため源頼朝に加担して、平家を滅ぼさせ、鎌倉幕府を創らせそれを乗っ取り、
北条一族=平氏政権を打ち立てた。
それを足利・新田の源氏が打ち滅ぼした。つまり足利vs北条は源平合戦の第二幕だった、
ってことではないの?
北条家は平家の宗家だった!!
って、白虎が言ってたぞ。
あめくみちこが濃ゆすぎ
あれが新田の正室か
そりゃ内侍にゾッコンになるわ
822 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/08(水) 01:58:00 ID:1tuswNkJ
ファミ劇太平記のカット
・鎌倉攻略時の首
・ましらの石の「百姓」発言
・楠の首
時代劇太平記のカット
・鎌倉攻略時の首→カットされた
・ましら→クリア
・楠の首→実放送待ち
でいいのかな?
本放送のあと、
NHKラジオで「私本太平記」の朗読ってのがあったことを思いだした。
確か朗読は、林隆三。
覚えてる方っていますか?
>819
日本史ミステリーって痛い番組でやってたな・・。真に受けないほうがいいかと。
>817氏の言う通り、桓武平氏系の東国御家人は多いが、北条は自称レベルですから。
あくまでも将軍、頼朝あっての北条で、時宗くらいまでその立場を
よくわかってる世代が生きてて執権を支えてたけど、蒙古襲来で
得宗権力増大して北条が自ら将軍のごとく勘違いを始めたら倒されたんだな。
尊氏と直義は
頼朝と義経のばあいと違いすこぶる仲よかったんだよね
それでも結局骨肉相食むんだから
ゴダイゴという強烈な個性が牽引したこの時代半端ないでホンマ
>>823 太守の曽祖父も『北条時宗』の本編で
「(北条家が桓武平氏というのは)本当のことかどうか判らん」
とおっしゃってましたな
>>819 なんか釣りっぽいが、坂東平氏の多くは
家門を誇る目的で自称した者が多いという説もある。
近世に家康が幕府を開くために新田源氏を名乗ったのと同じように・・・
>>822 えっーと、前スレで
「湊川の後の武田鉄也の生首は91年の本放送時は
合戦場での高氏と師直による検分以外に河内へ届けられたあとの楠木館での
久子・正行・郎党衆との無念の対面シーンでもモロに映ってなかったか?」
って質問したら91年当時も合戦場の検分シーンだけって回答受けたけど??
三浦あたりですらどうやら自称平氏らしいからね。
そもそも坂東の土着の豪族は一門の格を上げるために積極的に国司の下級貴族の息子を婿にしたらしい。
将門の伯父達が坂東各地に散ってそれぞれ勢力を持ってたがあれも自ら開いた土地というより土着の大豪族に婿入りしたかららしいね。
婿をゲット出来なかった豪族は対抗上自称する形になったんじゃなかろうか。
>>827 平安時代だから、婿入りじゃなくても妻の実家の財産は、
女系で引き継ぐってのは当たり前だったと思うよ。
829 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/08(水) 09:32:51 ID:lsvfcB+x
北条は政子さまさまにつきる
本編はやはり多々が浜の戦いぐらいは入れて欲しかった。
尊氏がどうやって九州で挽回したか全部省いてるし
フジ夜叉と石のエピソードは邪魔だったな
>>829 架空の人物藤夜叉と石というより、顔のない市井の民の代表だて思えばいい。
例えば親政の混乱、公家や宮中における浪費などで、具体的にどんな事態が発生していたのか
を描いたりするには、ああいった役回りも必要だと思うよ。
後醍醐帝の志しとは裏腹に、結果的には悪政に陥っている様子を描いたり、
別に足利家は正義の味方ではなく、北条と同じ横暴な権力者の側面もあることを描いたり。
藤夜叉な石のエピソードは単なる人情劇ではなく、重要な状況説明になっていると思うよ。
俺も石は嫌いだけど視点の違う時代の見方として不可欠だったと思うよ。
あと、藤夜叉と直冬は尊氏の若い頃の夢と、それが年を取るごとに崩れていく悲しい現実の象徴としてとても大事と思う。
ぬるくて無駄なようだが最後に効いてくるから。
本日は、宮方オールスター、京都に集うの話だったが、
こいつらが、総当たり戦のように争うにことになるかと思うと
感慨深い。
大塔宮が尊氏を物凄く憎んでる理由が分からない
何の罪もなく戦功第一で武士の頭領の暗殺謀るなんてアホにしか思えないんだけど
>>833 「戦功第一で武士の頭領(になりそう)」だからだよ
>>833 単純に、大塔宮は(後醍醐帝もだけど)、「打倒北条」ではなく「打倒武家政権」
だったからじゃないのか?
延喜、天暦の御代のような天皇親政や公家一統の政治を取り戻すために蜂起したのに、
蓋を開けてみれば、六波羅(政庁)に足利一門が勝手に居座って京を支配している。
京に集まった武家のほとんどは天皇でも宮でも公家でもなく、足利尊氏の居る
六波羅に詣でて、足利尊氏が勝手に武家に命令を発している。
これでは、北条が足利に変わっただけで旧体制と同じ。延喜、天暦の御代とは程遠い。
大塔宮としては、北条打倒の戦いは自分が始めたもので、自分が最もリスクを冒して
宮方を勝利に導いた。自分こそが戦功第一。今足利尊氏が座している場所には
自分が就くべきで「大塔宮の元に全国の武門が統一されるべきだ!」くらいは
思っているはず。武門を統括する権限を与えられたなら、その力を利用して
三位局の一派などは踏み潰すこともできる。そうすれば武門の棟梁の地位のままで
東宮→皇位に就くこともでき、名実ともに帝が文武を掌握することになる。
その立場からすると、どう考えても目障りなのは足利尊氏だと思うよ。
836 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/08(水) 16:25:41 ID:Ykjt4vo4
>>835 >名実ともに帝が文武を掌握することになる。
護良親王に関していえば、文武だけじゃなくて、
天台座主だった経緯から、仏法勢力も掌握することになる。
史上比類ない強力な天皇が登場したかもしれない。
>>835 大塔宮は反足利・反武家政権にこだわって視野が狭いために
次期皇位という別の利害でモノを見てる廉子や
自分の政権維持が最優先の父・後醍醐を敵に回して破滅するんだよな。
俺は、視野が狭いのは後醍醐帝や廉子だと思う。
視野が広いからこそ足利を放っておくとどうなるかが見えていたんだて思うし、
武門を直接統治していない政権など絵に描いた餅だということに気づいていた。
後醍醐帝は、そのことに気づいていなかった。
既に全国規模で政治的実力を持ってしまった武家を排除しては、
政治は機能しないことが理解できていなかったと思われる。
税を集めるにも、兵を集めるにも、物資を運ぶにも、すべて武家が協力して
くれなければ、公家が命令を発しても何一つ動かないことが理解できていなかった。
だから、武家を冷遇した。冷遇した結果、武家が離れて政治が機能しなくなった。
大塔宮は、もはや武家の協力がなければ政治が動かないことを知っていたから、
武家を自分に集めようとして、足利と衝突した。
帝は現実問題として足利と衝突することを恐れて宮を排除したが、
武家を冷遇した政権運営はやめなかったため、結局足利と衝突することになった。
時代劇チャンネルで「太平記」と「風と雲と虹と」やってるのか。
お前ら( ;Д;)イイナーイイナー
うちの地元ケーブルなんざ、毎年大河再放送してるけど
今年は利まつだぜ… 地獄だ…orz
>>839 「ととと」と「太平記」いっぺんに見るとすごい疲れるよ〜。それだけ充実してるってことだけど。
「ととと」のキャストティングと演出で「太平記」を見てみたかったと思うよ・・・・・
カトちゃん → 尊氏
上様 → 直義
緒形 → 道誉
露口 → 楠木
吉永 → 藤夜叉
真野 → 登子
近藤洋介 → 赤橋
逆説の日本史〈7〉中世王権編―太平記と南北朝の謎 (小学館文庫): 井沢元彦
第1章 足利幕府と南北朝1 尊氏対後醍醐編―戦乱を招いた天皇絶対国家の理想(後醍醐が直面した軍事力無き中央政府のジレンマ
尊氏に幕府開設を決意させた直義の「ニセ綸旨」 ほか)
第2章 『太平記』に関する小論編―巻二十二の欠落が暗示する作者の正体(欠落した巻二十二を境に大きな断絶が存在する謎
タイトルに隠された「欠徳の人」後醍醐に対する作者の思想 ほか)
第3章 足利幕府と南北朝2 尊氏対直義編―幕府政治の確立を遅らせた兄第ゲンカ(半世紀以上の戦乱を招いた足利尊氏は「平和の破綻者」か
弟直義に「非情」になれない尊氏が招いた二大派閥の抗争 ほか)
第4章 足利幕府と南北朝3 「日本王国」足利義満の野望編―「天皇家乗っ取り」直前の不可解な死(「和」の精神が通用しない南北朝時代に求められた“怪物将軍”
寺社勢力に対抗する軍事力・政治力を持たなかった室町幕府 ほか)
第5章 「恐怖の魔王」足利義教編―「くじ引き将軍」が目指した絶対権力(足利義満、徳川家康は絶対的権力を確立した「平和の創造者」
四代将軍義持の後継者を「くじ」で決めた室町“連合”政権の困惑 ほか)
---
後醍醐天皇の建武の新政と足利尊氏
http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/vision/history001/muromachi001.html 作者不詳の軍記物語である『太平記(たいへいき)』では、
後醍醐天皇の即位・鎌倉幕府の滅亡・南北朝の対立・細川頼之の管領就任までの
約50年間(1318-1368)を取り扱っていますが、後醍醐天皇はどちらかというと
欠徳の君主(無策な悪君)として描写されています。後醍醐帝は『天皇中心の
政治体制・宋王朝的な官僚機構』という自己の理想を実現するために、無我夢中で
建武の新政の政治体制を固めようとしましたが、新政の失敗後にも自身の皇位に
こだわり過ぎた為に『南北朝の争乱』によって膨大な犠牲を生んでしまったという経緯があります。
建武の新政は鎌倉の武家政権を打倒して天皇中心の公家政権を再興したという意味で
『建武の中興』と呼ばれますが、実際には諸国の所領問題を解決できず、国内の治安・庶民の生活の安定を
維持できないという惨憺たる有り様でした。鎌倉幕府の政治に不満を持っていた公家・武士・庶民(農民)の
すべてが、後醍醐天皇の『明王聖主の御世(めいおうせいしゅのみよ)』に期待していたのですが、
天皇親政の急進的な改革によって日本国は大混乱に陥り、諸国の相次ぐ反乱を招きます。1334年8月に掲げられた
『二条河原落書(にじょうがわらのらくしょ)』には、問題の多い建武の新政に対する
京童(きょうわらわ=京都の民衆)の揶揄・風刺が以下のような今様の七五調で書き込まれていました。・・・
しかし、武家が実権を握ってた時代とはいえ、
この時代はまだまだ武家の官位は低いな。
御家人最大級の足利家の当主にして、従五位下だもんな。
江戸時代の外様大名に置き換えたらどのクラスかな。
加賀前田?、薩摩島津?、仙台伊達?
いずれにしても、三位か四位で、近衛中将とか参議、権大納言クラス。
平家一門がバブル的な高位に就いた後は、江戸時代までは武家は控え目な官位よなだな。
843 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/08(水) 18:57:59 ID:XcBtC8Um
ドラマとは関係ないが、「太平記」を読み返してみた。
後醍醐が黙って新田を切り捨てて尊氏と和睦しようとした時、
堀口貞満が「それなら義貞以下新田一族の首を刎ねてくれ」と訴える「太平記」のシーンは、
涙なしには読めない。
いくら後醍醐の政治理念が斬新でも、はっきり言ってこんなオッサン勝手に毒殺されればいいと思うわ。
>>838 視野の狭さってのは、足利ばかりに敵意持ってて味方もしくは敵の敵になりそうな勢力を取り込めず
反大塔宮連合を許した点ね
着眼点は正しくとも現実的な政治力はなかった石田三成みたいなもんだ。
この大河ドラマ放映後に書かれた森村誠一の「太平記」読むと、花夜叉
の扱いがまるでタイムトラベラー。作者の花夜叉への贔屓も別格。
第三者からみて「おまい、絶対結果を知ってる現代から来ただろ」って
言いたくなる。
ドラマにそういう視点を持ち込むと、ウザくて違和感がでるね。
その点、この大河ドラマは現在進行形で見て、とにかくハラハラドキドキ。
次にどうなるのか、一体だれが味方でだれが敵なのか想像もつかないところ
が面白い。
結局、ドラマって結果論から見てしまうと面白くないってことで。
史実はわからんが、
ドラマの後醍醐は足利の動向に
まったく無頓着だったわけではないと思うが。
視野の話でいえば、やはり大塔宮も狭いだろ。
大多数の武士層がなにを求めていたか、
という点を知らぬまま、武士(社会)を利用できると思ってたんだから。
将軍宮とかさ。
むしろ本気で「源氏」になればよかったんだよ、大塔宮は。
皇位などにこだわらず。
何で真田は根津にいつも親友モード全開なんだよw
根津は微妙に複雑そうな顔してるじゃん
850 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/08(水) 21:54:28 ID:MTgRUF+x
いやぁ、このスレ面白い! 自分もちょくちょく書いてるけど、
他の方々の投稿が勉強になったり、新たな発見があったりで最高ですな。
建設的な意見が多いので、読んでても気持ちがいい。
もうしばらく楽しめますね。2ちゃんねるであることを忘れちゃう^^
この良スレがいつまでも続きますよう。争いは登場人物らに任せて♪
>>大塔宮は、もはや武家の協力がなければ政治が動かないことを知っていたから、
>>武家を自分に集めようとして、足利と衝突した。
尊氏がいなかったとして、大塔宮に武家が集まったかな。
武家が求めるのは所領の安堵や調停が最大の案件だけど、
その基本は武家諸法度。
宮に、律令以外の法規を使いこなすことができたんだろうか。
少なくとも、全国の武家は、天皇家や公家に武家の事情がわかるはずがないと
思っていたんじゃないかな。
>>849 高氏が義貞好きなのは、子供の頃に「ゆめゆめ北条の犬に成り下がるな!」といわれたのが反北条の原点だからだろ。
逆に義貞は、大人になるにつれて貧乏御家人新田と大足利の格の違いがわかってコンプレックスを抱くようになった。
お前たち(武士たち)
下賎な者は朝廷の奉仕するのが当たり前
恩賞なんてとんでもない
討伐されないだけ有り難いと思え
というのが
北畠親房の持論じゃなかったかな
護良親王も同じ意見じゃなかろうか
854 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/08(水) 22:32:28 ID:Ii386JmU
北畠親房と円喜の対決が見たかった
上手い具合に妥協してしまうんじゃないか?
親房=後醍醐じゃないし。
856 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/08(水) 22:46:58 ID:D3uiA5px
東夷に何ができる!
そもそも武士達は北条倒したら足利幕府になると思って駆けつけたら
京都で公家政治始まったってなんだそりゃポカーンな武士も多かったんじゃないかと。
特に東国武士はね。で、尊氏が鎌倉戻ったら一斉に付いていったわけだし。
858 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/09(木) 00:06:07 ID:NmTE6tA0
>>857 たぶん、足利幕府とも思っていなかったと思う。
「政権交代すれば世の中よくなる」という漠然とした期待程度で。
作中、ぎばの石が「これからは俺たちの世の中だあ」ってシーンがあったけど、
それがほとんどの武士たちの期待だったのでは?
で、「政権交代」したが、後醍醐政治はだめだめ、で、次は足利政治だが、
これも内紛続きで期待はずれ。
結局60年近くごたごたすることに。
ちなみに後醍醐政治は公家政治ではないよ。
だから公家の北畠顕家も激しく後醍醐を批判している。
単に後醍醐と取り巻きのわがまま政治。
>>852 「新田は足利にくらべてやっぱり・・」と周りのほとんどが義貞を低評価の中
とうの主敵の尊氏だけが味方の時も敵のときも対等に義貞を扱うんだよな。
主人公補正だけどw
湊川の戦いのあと、坊門らに嫌味言われて比叡山を飛び出した義貞が尊氏のとこ来て一騎打ちを申し込むんだけど
因縁の決着を付けにきた展開のはずが、いじめられっ子が泣きつきにきたとしか思えないw
いじめられっこ言うなwwそうだけどw
阿野廉子相手でも、尊氏は廉子を利用するけど、
義貞は明らかにいじめられてるしww
家柄というか、社会的地位の差は
いかんともしがたいんだろな・・・
今も昔も同じだ。
建武新政時代
尊氏 従三位
--公卿の壁--
義貞 従四位上
苛められるのも、道理ではある…(フランキー円喜の声で)
>>858 石の言葉は武家の希望ではないと思うよ。
武家はやはり、次は誰が主なのかを当然考えるし、次期政権の中での
自分の立場も考える。だから当然北条が倒れた後は足利が将軍なり執権なりに
就く足利政権が誕生すると思ってたと思う。
足利家は鎌倉幕府においても複数の国を治め、幕政にも食い込んでいたから、
家内に統治組織が出来上がっている。
京や鎌倉の都市行政くらいなら、即座に担当できるだけの組織をもっている。
新田にはそれがない。ないというか、組織規模が小さ過ぎる。
足利家の分家にも及ばない規模しかない。
鎌倉支配でも行政力の差は歴然としていて、劣勢に立たされるのはやむを得ない。
鎌倉と言うか坂東支配に関しては登子の存在も大きかったと思う。
相模、武蔵は北条の地盤だから北条一門の登子と千寿王擁する足利に求心力が集まるのは仕方ない事。
片岡ゴダイゴ迫力ありすぎw
実に当代の傑物らしい存在感と胡散臭さを兼ね備えてる
>>861 系図チラっと見たけど血筋の上ではたいした差ないんだね>足利と新田
けっきょく父祖の代からの蓄積が物を言うのね
このドラマで後醍醐の親政の失敗ってどの程度まで描かれるの?
尊氏って本当は征夷大将軍になって自分で幕府開きたいって思ってたはずだし
後醍醐はずっとそれを警戒していたはず。
尊氏も後醍醐も悪くないのに取巻き連中の確執でぎくしゃくする・・・みたいな
描き方ではきれいごと過ぎるよ。
本当は上皇になってたんだから息子に政治を譲ってりゃよかったのに欲が深いな。
>>866 新田は鎌倉初期に色々やらかしちゃってんのが痛い。
そのせいで総領権をなくしてる。
パー速でやってる源平のやつ見るとすごくわかりやすいと思う。
大塔宮は後醍醐帝隠岐配流語に大人しくしていれば山門法主として過ごせたものを
乾坤一擲の令旨発令して各地を転戦
令旨やっちゃったものだから再び北条方に捕まれば配流じゃすまない
呼応して立った河内の楠木、播磨の赤松も捕まれば一族滅亡
篭城して耐えてしのいでようやく山城攻防戦になり六波羅目指して数度の波状攻撃
あと一息で六波羅に手が届くというところで足利寝返り
その後に入京してみれば六波羅に足利が入って我が者顔
大塔宮、大塔宮系武将の楠木、赤松などからみれば足利はおいしいとこ取りしただけ
とも思える
赤松はだけど後に有力な尊氏党になるんだよな。
その赤松はそれでいながら北畠ともずっと昵懇というとても不思議なスタンスを貫いた一族w
で、子孫は将軍殺すしね。
赤松こそ真の悪党だわえ。
>>867 >このドラマで後醍醐の親政の失敗ってどの程度まで描かれるの?
親政の横暴のせいで藤夜叉が斬られるはめになる。
>>856 DVDの始めに「今では放送出来ない表現が含まれてる」ってあるけど
”東夷”も、その1つなのかな?
このドラマでは尊氏らがどっしり構えて
護良親王一党が勝手にファビョってる感じだけど
じっさいそういった単純な構図だったんかね
尊氏方にはなんら落ち度ない?
落ち度も何も、
単なる権力争いだから、同類。
足利尊氏は躁鬱のケがあって・・・
とは話に聞くけど
878 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/09(木) 20:18:06 ID:NmTE6tA0
>>863 そういう武家は御家人の中の有力者くらいだよ。
そもそも御家人ってのは、武士の中の少数派であって、だからこそ「御」家人としてプライドを持てた。
今日でいえば、3万人いる議員(市町村、県議も含めて)の中の1000人の国会議員のようなものだ。
大半は石のような身1つの武士が大半(後家人の中にも一所懸命の土地を持たない人もいた)。
石ってのは、そういう多くを占める武士の代表なんだよ。
京都攻めでも、足利の他にも千種を大将とする軍勢や赤松を筆頭とする軍勢がいて、
数の上では足利以上だったわけだし(ただし、強さは比較にならないが)。
で、そういう武士たちが一斉に動いたため、鎌倉幕府はあっという間につぶれた。
879 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/09(木) 20:20:26 ID:NmTE6tA0
>>875 ドラマでは尊氏はどっしりと構えていたが、史実では尊氏と阿野廉氏がグルになって
護良の失脚を図ったというのが通説。
じゃなければ、いくらなんでも、後醍醐の皇子であった護良を足利に引き渡すことなどないだろう。
880 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/09(木) 20:32:34 ID:1yrFGM7n
ドラマでも足利内紛で尊氏@真田が鬱演技してるな
最初の若々しい演技と対象的だ
「足利尊氏」の回見てるんだが
脚本交代したの?
つ Wiki
一応脚本は二人居るようだね
>>879 廉子と尊氏はこの時点で利害が一致しているからね。
敵の敵は味方だから。
尊氏はやはりなかなかの政治的力量の持ち主だよ。幕府創設者だから当たり前だけどね。
身内に甘い点が魅力でもあり後々致命的な欠点にもなったのがいかにも惜しい。
>>884 でも尊氏が江戸幕府のような強力な統治機構を作り上げていたら、
室町時代の文化、経済、技術の大発展はなかっただろうな
(室町時代は、産業革命以前では最も人口が増大した時代でもある)
中世から近代に移り変わろうとするタイミングで、
不安定だけど自由な国柄だった事は、日本の発展には物凄く良かった
逆にトルコとか中国はそのタイミングでガチガチの国家体制だったことが
発展を阻害したと思う
室町時代って、政治的にはハチャメチャだし、○○時代という区分の中でも
今一マイナーな印象があるんだが、今に伝わる「日本らしい文化」のほとんどは
室町時代に成立しているんだね。文化的には特筆すべき華やかな時代。
政治はグダグダだったけど、町人は豊かだったのかな?
政治がグダグダだったからこそ規制もなく自由か商工業活動が可能だったのかな?
商工業が守護大名の利益になるから、
商工業が盛んになり、守護大名が栄え、
足利幕府が弱体化していったといえるかな。
京都はぼろぼろだったかもしれないけど、
全国的に見れば、平和で経済的に栄えた時代ではないでしょうか。
これ、いま見ると柳葉の石が一番共感できるわ。最初は何のキャラかと思ったが
>>870 じゃあ対足利和睦提案に関しては、やっぱり梅松論の正成の上申は信用できないかな?
>>886 貨幣経済が大進展したので全体的に物凄く豊かになったのは確か。
だけど、所謂戦国時代は気候的に相当悪くて全国的に飢餓状態の大変苦しい時代。
あの時代は食うために隣国や隣村を襲うというのが実態だったようだよ。
でも、そういう状況を脱するために各地の領主が必死に灌漑技術を代表とする統治技術を磨いたおかげで
戦国時代が治まって安定した17世紀には人口が1800万から3000万くらいに増大した。
鎌倉時代が世界的に寒冷だったはず
モンゴル帝国の拡大もそのせいとも
室町から戦国、江戸と温暖になっていって豊かになっていった
でも江戸中期にはまた寒冷になっていった
その頃飢饉が多くなる
>>885 難しいところだな・・
尊氏のころはキリシタン排除の為に鎖国して
貿易を禁止する必要はなかったし
強大な権力機構を築いていたとしても発展の阻害には
ならない様にも思える。
>>891 日本の権力機構っていくら強力でも基本的に商工業を規制しないからね。
江戸時代も民政の基本は町方の事は町方の自治に任せるという事だったし。
もちろん松平定信なんかが締め付けたりしたことはあるけど、締め付けといってもたかがしれてて大きな流れを変えられるものではなかったし。
893 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/09(木) 23:39:24 ID:NmTE6tA0
>>885>>886 室町幕府は弱体政権であったが、反面そのために、有能な人が自由に行動できたというのもあるだろう。
室町時代はおそらく元気な庶民が一揆などで暴れた時代でもあるし、文化人なども自由に活動できた。
なぜならこういう庶民や文化人を弾圧できるだけの力が中央政府に無かったから。
ちなみにイタリアでも神聖ローマ帝国やローマ法王がぐだぐだの時代にルネサンスが真っ盛りになったりしている。
ルネサンスのマキアヴェリの「君主論」も、ひらたくいえば、「お前ら(法王や皇帝、王など権力者に)ちゃんとしっかり政治しろ!」って本だし。
悪党・一揆連中全てに権力者なり悪徳な高利貸なり等と
真っ当な商人を区別できる能力があり、石の生家のごとき
零細の百姓が標的とならずに済んだなら問題ないが果たしてどうだったか・・・?
−−−
逆説の日本史〈7〉中世王権編―太平記と南北朝の謎: 井沢 元彦/小学館
時代を問わず政治家という人種が為さねばならぬ
最低限度の責務は国を安定させることである。
その前提条件となるのは平和を実現させると云うことである。
では平和の実現に必要なものは何か?
それは絶対権力の確立なのである・・・。
−−−
なぜ戦乱記を『太平記』と呼ぶのか?「天皇家乗っ取り」目前に急死した足利義満は暗殺されたのか?
日本史上これほど天皇という王政の座が揺らいだ時代があったろうか!南北朝の混乱期に権力を目指したヒーロー像に迫る。
日本歴史史上、天皇という王権がこれほどまでに激震した時代があったろうか。王権をめぐって天皇家と、
武力をもってのし上がった足利氏との争乱には多くの謎が秘められていた。たとえば、なぜ戦乱の記を『太平記』と呼ぶのか?
「天皇家乗っ取り」目前に急死した足利義満は暗殺されたのか? その義満の野望を、金閣寺の奇妙な三層構造から
解読するという大胆な手法を駆使した著者会心の歴史ノンフィクション待望の文庫化なる。
商工業が盛んになって
土倉(金貸し)・酒屋の勢いが盛んになった
一方で徳政令を求める一揆が度々おこった
らしいね
そろそろドラマのスレに戻りましょうか。
原作だと石が登場しなかったり花夜叉がおっさんだったりと
色々相違点があるな
ドラマと同時進行で原作読むと楽しさ倍増。
898 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/10(金) 02:02:03 ID:fLuCZJmr
>>894 いま逆説の日本史(6)を読んでいるけど、これで太平記というか南北朝時代に興味を持った。
小学生のころ、漫画日本史とかで鎌倉時代くらいまで読んで
南北朝〜室町はなじみがなかったからか飛ばしてしまった。
大河ドラマでも楠木正成を主人公にしたものを見たい、とか思うけど
いろいろ検索したら、この時代のドラマはやりにくいみたいね
天皇がらみだからな。
でも大河で足利義満はみたいぜよ。
>>898 俺が読んでいたのは↓このシリーズだな。
おかげで最初の放映時、鎌倉炎上直前以降からの
視聴だったにも関わらずすんなり入り込めたわ。
-----
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2巻 光明皇后/鑑真/道鏡
3巻 桓武天皇/最澄・空海/菅原道真
4巻 平将門・藤原純友/紫式部/源義家
5巻 平清盛/源義仲/源義経
6巻 源頼朝/北条政子/親鸞・日蓮
7巻 足利尊氏/足利義満/日野富子
8巻 一休・雪舟/北条早雲・毛利元就/上杉謙信・武田信玄
9巻 織田信長/豊臣秀吉/淀君
10巻 徳川家康/天草四郎/松尾芭蕉
11巻 徳川吉宗/伊能忠敬・間宮林蔵/大塩平八郎
12巻 吉田松陰/坂本龍馬/勝海舟
13巻 西郷隆盛/大久保利通/福沢諭吉
14巻 伊藤博文/渋沢栄一/野口英世
15巻 原敬/宮沢賢治/吉田茂
別巻 歴史人物事典
ちなみに70年代以前はリアルで経験無かっんで
長らく大河の存在を知らなかったんだがこの板来るようになった今にしてみると
将門・純友と北条政子の巻の編者は「ととと」と「草燃える」の視聴者だったんだと思う。
>>897 ナカ〜マ発見。
ほんとにドラマと同時進行で原作読むと、ドラマでは省かれたような細かな
エピソードもあって面白いね。
まだ原作読んでない人のために一つ例を挙げると、後醍醐天皇の隠岐への島
流しの護送の際、ドラマでは道中何事もなかったかのように描かれているが、
原作では児島高徳という宮方の土豪武士が天皇の奪還を図っていろいろ活躍
する。戦前では楠木と同様、この名を知らぬ人はいないほどだったらしい。
その児玉って一説には太平記の作者でしょ
そう。
太平記の作者が小島法師という説があって、小島も児島も当時は使い分けが厳密じゃなかったからね。
あとこのクラスの武士にしたらやたら細かく取り上げられてるのでね。
905 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/10(金) 08:54:24 ID:aWLCTJzO
昨日はみれなくて残念だった。落胆した。ただそれだけだ。
>>899 まあ、本当言えば、日本史で天皇を抜きにして
理解できる時代なんてないんだけどね。
学校の教科としての日本史が、
なんだかわかりにくく感じられるのは、
天皇の位置づけの時代による移り変わりを
教科書も教師もはっきり言えないからだと思う。
北畠の父親が来て栗食べてるシーンの三者三様の表情が良かったなな。
最後に師直の表情がチラッと映るのも。
親房「武士は大嫌いじゃ!」と言った直後の
師直の丹波栗おっとっとシーンがお気に入りw
909 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/10(金) 12:18:51 ID:ws+rbesK
>>908 子孫が伊勢と陸奥で武士になってく様を見て
あの世でどう思ってたんだろう親房。
義詮は楠木正行を敬慕していて遺言で隣に埋葬してもらったんだよね。
当時の武士の心情は面白い。
個人的好き嫌いで敵対したわけじゃないから敵の天晴れな武将には素直に敬意をもったんだろうね。
正行の成年は定かじゃないがおそらく同世代だろうしね。
このドラマの尊氏は尊王家だけど
実際は直義と同じで武家の利益を第一に
考えてたんでしょ
原作とドラマ比べると、
高時が一番、雰囲気変えてない気がする。
他のキャラは意外なほど、けっこう変わってる。
あとで仁義なき戦いを繰り広げる連中が呉越同舟
たまらんものがあるな
>>911 個人的には後醍醐帝を尊崇してたようで
その死を悼んでお寺建立するし
崇りが怖かったのかもしんないけどw
今日のネタばれになっちゃうけど
赤松のお調子者ぶりに苦笑
昨日まで尊氏殺しにかかってたくせにw
節操無いけど仕事はきっちりやるのが赤松のいいところ。
>>914 >昨日まで尊氏殺しにかかってたくせに
んにゃ。大塔宮の前で、殿ノ法印と楠木正季が尊氏暗殺の計画を打ち明けた時に
円心は困ったような顔をしてたよ。困ったというか「おいおい。そりゃちょっと行き過ぎだろ」って
表情を描いていた。
足利に鞍替えする布石なんだなと思った。
このドラマはほんと表情の演出が細かいんだw
随分前の場面で布石たっぷり。
師直が直義を小馬鹿にし、そんな師直を直義がむかついてる様子はかなり初期からあるしな。
赤松て鎌倉幕府の非御家人?
室町幕府の守護で足利一族以外の鎌倉幕府での非御家人の守護てほかにいるのかな。
山名宗全で有名な山名氏って新田氏の支流でありながら
足利方についてんだな
大内なんて在庁官人上がりだから非御家人かもしれないな。
西国の連中にはいくらかいそう。
新田は鎌倉初期に宗家が下手打って以来一族は宗家の統制を受けない御家人になってるからね。
端から宗家に従う意識は少なかったんじゃないかな。
今調べたら、大内は御家人だった。
結城親光て三木一草の1人だけどこのドラマだとあんまり印象ないな
というより出て来た?
>>919 ヤマーナはマイナーだが足利とほぼ同時期に頼朝に臣従してる。
それ以降は完全に足利派だったんじゃないか?
924 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/10(金) 20:48:06 ID:8xuPQBmt
>>905 まあまあ、時専ではちょと時期を空ければ再放送がある。
気長に待たれよ、気長に(^^)
親父の結城宗広はキャストに記載されてるね
顕家が西上するときに出てきたっけか
親房の離間の計ワロス
最後っ屁で愚痴こぼしに来たと思ったら
足利新田が手を組まないように
キッチリ楔を打ち込んだな
>>926 北畠親房殿は喰えないお方であります・・・・。
近藤正臣の名演をこれからも堪能できます・・・・。
後醍醐帝にとって赤松を冷遇したことは後で高く
ついてしまった・・・・。恩賞の失敗が建武の崩壊の
最大の要因であるのは明らかだけど、根本は武士を
甘く見すぎたことだろうね。
それにしても「太平記」は確かにキャストにほとんどハズレがないねえ。
大河ドラマが文字通り「大河ドラマ」だった時代だね。
それにしても小松方正の名和役はあまりにも・・・・・でよく講義されなかったものだ。
面白いけどww
・・・・亡くなられたんだねえ・・・・。
というか、自前の軍事力持たない段階で天皇に勝ち目はない。
武士を争わせてその上に乗っかろうとしたんだろうがそんなの上手くいったためしないし。
武士の最後の勝利者には勝てないからね。
>>928 赤松というか大塔宮系武士を冷遇したことだな
播磨赤松、河内楠木、伊賀服部
大塔宮令旨を奉じて在地で戦い抜いたこれら武士団の恩賞がしょっぱすぎる
権力を握った後では第一皇子直系武士団ってのはやっかいだったというのは
わかるし、廉子があれやこれやと暗躍したんだろうけど
対して、名和や千種(公家だけど)といった隠岐脱出以降に身近にいた武士を
重用しすぎた
>>919、
>>923 しかし山名家もやっぱり新田一門、
足利一門への対抗心は捨てていなかったんだろうね
明徳の乱は室町方が完勝したからよかったんけど
応仁の乱は幕府(細川京兆家は例外)にとって致命傷に・・・
もし明徳の乱で山名家を完全に潰していたら
室町幕府はしっかりした形でもっと長く存続できていたのでは
史実厨うぜえな
うせろゴミ
赤松はばっさり切られたから尊氏について四職までなれたようなもんだな。
935 :
912:2009/04/10(金) 23:40:19 ID:8bZDMVvL
原作の台詞をドラマの声に置き換えると、
ほんと面白いなあ。
道誉とか円喜とか、違和感ありあり。
尊氏も、真田さんって感じじゃないんだよな、ホントは。
でも、そこは改変、上手くいってるね。
ドラマでは、登場人物が「強い人物」になってる。
原作の方が人間的で弱い。
936 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/10(金) 23:50:34 ID:aWLCTJzO
道誉はあれが好きだがなあ
太平記を題材にしたドラマって少ないからイメージがこの面子で固定されちゃうんだよな
信長や家康なんか演じた役者が何人もいるけど
>>936 陣内孝則は決して芝居は上手いとは思わないけど(今でも)、判官殿はハマって
たね。
>>938 陣内と鶴ちゃんは太平記での演技が最高傑作だったと思う。
「毛利元就」にも二人とも出ていたけど、どうも生彩を欠いた感じだったな。
(「毛利元就」自体の作品としての質は置いといてね)
>>937 "ややこしい"話だからね。よほど腕の立つホン屋(脚本家)でなければ
リメイクすら無理。
941 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/11(土) 00:17:45 ID:X4Sem2uZ
「毛利元就」の陶隆房(晴賢)はちとキャラかぶってましたな。
「はっはっはっ」の笑い声とか判官と同じだった。
>>939 亡くなった役者さん多いね。
フランキー堺・緒形拳・小松方正・高橋悦史・・・・・。
合掌。
>>939 陣内のどんなに真面目に演じても残るうそくささ
が最大に発揮されてたな、判官殿
まったく笑っていない、高笑いとか
毛利元就は好きだよ。
陣内の陶もわりと好き。年齢が合わなかったりとか笑えたけどw
ただ、判官殿がはまりすぎなのであれと比べると見劣り感するのは仕方ないw
>>940 脚本そのままでもいい、
と思ってしまうがな。
後半の処理は難しいが。
>>941 というか、あれは陣内スタイル。
道誉も陶も自分のキャラ全開だったという感じ。
>>942 だね・・・。
年月感じるよ・・。
>>943 そうそうw
胡散臭いが憎めないやつって感じが最高に良かったw
どんなに胡散臭くても大事なときは必ず尊氏側に立つ奴だからそういう感じがはまるんだよなあw
あといろんな芸術に大きな影響与えた人物だけにあのくらい華がないといけないよな。
>>945 本作以上の脚本を書けといわれても難しいだろうね。泣く泣くそぎ落とした
話も多そう。
後半は高橋悦史が結構強烈。
このような昔の大河の傑作を見てしまったらハマって抜けられなくなるww。
>>946 不良少年がそのまま大人になってしまったような者。
尊氏が死んだ後も色々派手にヤッてますww
これだけ好き勝手に生きて長寿を全うされてる怪物です。
派手にやっても足利将軍家だけは裏切って居ない所も、またいいよなw
>>944 陶は世代的に元就の息子達に当たるからもっと若い役者のほうが史実的には
合ったんだろうけど、そうすると悪辣な老元就にボコボコにされる陶という
家康vs三成が再現されてしまうことになる。
>>918 赤松は商人系の武士じゃなかった?
>>930 倒幕の先達でやはり隠岐へ流された後鳥羽は大塔宮同様、自ら武芸に励み
西面の武士を募ったりして一応は自前の武力拡充を図っていたそうなんだがな・・・
祖父の後白河も御所警備のためのある程度の子飼いの兵は持っていたとか・・。
そうだよん。
昨日の回は北畠の狡猾さ、足利の人徳、存在感を発揮し始めた高、
土地がもらえない石を通して新政の矛盾、新田と内侍の出会いなど、
色々な要素を上手く描いていてさすがと思った。感心した。
歴代足利将軍って登子の子孫な訳だから
生物学的には北条家の血も引いてるんだよな
勿論当人達はそんなこと微塵も意識してなかっただろうけど。
>>955 そう考え始めたら、天皇家とだって血がつながってる。
鎌倉時代から足利の惣領には北条の女が嫁いでいるからな。
足利の目的は天下獲りであって
打倒北条、とはちょっと違うからね。
959 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/11(土) 12:21:13 ID:xcuumt7s
>>955 少なくても登子の息子達は意識しているだろう
千寿王は伯父の赤橋守時と戦ったことになるな
しかし今から見たら足利尊氏の偉大さがわかるが
徳川家康からはあんな尊氏みたいな将軍ではダメ、と反面教師にされ慶喜が鳥羽伏見で江戸に逃亡する際には
ワシは後世に足利尊氏みたいな逆賊として情けない伝わり方はしたくないのだ
とかコメントされたり散々な言われ様で気の毒
すごーくどうでもいい話だけど
柴咲コウが出てるコフレドールのCMの最初が太平記OPの最初にしか聞こえない
>>958 つまりドラマの偽善者尊氏うぜーてことですね^^
あの御仁も内心では思い巡らしてるようですが
>>960 大日本帝国がいまも存続してたら
尊氏主導の太平記とかとんでもないだろうね
ドラマの尊氏は偽善者つーかおぼっちゃんだから。
「帝の政ちょっと違うなーでも諱もらって嬉しいしー」
な感じは出てる。
同じ読みてのは凄い偶然だよなあ。
佐々木道誉の本名が高氏というのも凄い偶然だと思う。
>>963 おぼっちゃんというか、本当に人が良すぎる御仁として描かれてるな。
昨日の回でも、北畠に散々揺さぶられながら全然その策略に気づいて無さそうにニコニコしてたし。
その一方で、無茶苦茶コンプレックスを刺激されまくって思いっきしキョドってる新田と、そんな姿を見て「しめしめ」と思ってニタニタしてる北畠と、北畠の策謀に感づいていながらあえて言及を避けてる師直の表情が対照的に描かれてたな。
>>965 双方、高の字を高時からもらってるなら、そんなに凄い偶然でもない
執権や将軍から一字もらうってのはよくある話だからね
同時期の大名には似た様な名前が多くなる
武田・楠木が中学の頃初めて見たときは凄い違和感があった
今見るとなんかいいよな
「そんし」と書いて尊氏ってのは今だと某犯罪教団の「そんし」を連想してしまうな
>>960 尊氏の本心としては源氏の棟梁として在郷武家達の田畑所有を
保証してやらねばならない立場にあったから
中先代で再び騒ぎになり出した坂東を鎮める為に
勅命を無視した格好で援軍に向かったり
大覚寺派公家による謀殺を警戒した師直や一門に慰留されて
再上洛の綸旨に慎重となり帝の不興を買う破目になったのには
忸怩たる思いがあったと思う。
それこそ「足利殿と某(それがし)では背負っているものに
差が有り過ぎますからのぅ・・・」と武田鉄矢に言わせた如く
帝が長講堂領との住み分けと皇位継承・宮中人事への不干渉を条件に
幕府開設を容認していれば全て丸く収まっていた筈。
だからこそ崩御の際に持明院派を説得してまで天龍寺を建立し後醍醐を弔ったわけで・・・
>>970 >>帝が長講堂領との住み分けと皇位継承・宮中人事への不干渉を条件に
幕府開設を容認していれば全て丸く収まっていた筈。
ただ、専制天皇でありたかった後醍醐天皇には、
妥協ができるはずもなく・・・。
まあ、仮に970の言う条件で幕府開設を認めたとしても
幕府が安定すれば、鎌倉末期もしくは義満時代のように武家側からの朝廷の干渉をしだすだろうし。
それをするセンスが尊氏になければ幕府は維持できないだろうし。
>>971 大覚寺と持妙院の皇位継承争いは得宗健在の時に高資も言っていたように
朝廷内々の事情で幕府は当座の仲介として両統迭立案を提示したに過ぎず
強制していたわけでは無かったという説もある。
で、あくまで後醍醐が武家の政を認めぬというなら
名実ともに兵部省付きの軍を整えて北条残党の新政転覆に備え
天下の平穏を維持しなければならなかったとの由。
974 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/11(土) 23:08:43 ID:28kKV/IS
どっちみちあの時代に天皇親政の維持は不可能だったと思うよ。
あの頃は武士が圧倒的に戦に長けてたから。
明治維新の成功は刀の時代が終わって武士が戦に勝てなくなったから。
48回でセブンに 大殿にお急ぎの用でございますか? と言っている侍女は常盤貴子さんですか?
そうだよ。声が若いんだよね(;´Д`)
お船が若い
戦闘隊長でしかない新田と、政庁・官僚陣を自前で揃えることができる大族足利
これから明暗が分かれていくんだよなあ
勝ち残った尊氏も勝者とは言えないけれど
>>948 普段は好き勝手やっててもいざという時には頼れる味方になってくれるのが判官殿クオリティ
最終回のやり取りがまた泣かせる
「行く末、義満殿に寝返りいたそうよ。ハッハッハ」
一門が独立しちゃって一番使えるのが外様ときたもんだ。
982 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/12(日) 06:46:04 ID:vsga+lob
基氏の鎌倉公方をやってほしかった
烏帽子って何で出来てるんだろ
まさかプラスチックじゃないよね
一族郎党骨肉の争い
それが源氏の頭領クオリティ
八幡太郎以来の伝統ですね
987 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/12(日) 11:12:13 ID:eJCfQ3pL
>>985 >一族郎党骨肉の争い
なんかで見たが、
相関図みたいにするとホントに凄いのな。
>>979 判官殿と登子は尊氏以上の勝ち組だからな
登子は実家が滅んでるわけだしなあ。
だからこそ義詮を溺愛し直冬を疎む心境がよく分かる描かれ方だった。
今の大河は観光誘致の一種の公共事業だから、地元の英雄を悪く描くことが許されないので
せりふに説得力がないこともあるが、
太平記の頃はそうでもなかったから描き方に自由度があっていいわ。
また他の大河か。
懲りない馬鹿が多過ぎるな。
太平記で苦情がくるほどひどい書かれ方された人物っていない気がする
主人公サイドと敵対してる側でも彼らなりの信念があったんだな、と
共感できる人物像になってるのがいいね
>>990 宿敵や第三勢力の本拠だって観光の対象になってるだろうにそっちは平気で主人公きれいきれいのための汚れ役にするんだよなあ
その辺は間抜けにも程があると思う
今後もし義詮の息子2人が大河で取り上げられることがあれば
兄貴のダークな部分を余すことなく描いてほしいな
「毛利元就」の後半部みたいに、遠慮なく
もっとも、南北朝室町大河は「花の乱」で最後になることが確定してしまったが
>>995 つ大河史上最低の視聴率
俺は嫌いじゃなかったけどね
そういえばテーマ音楽が太平記と同じ三枝成彰だったな
花の乱は面白いけど主役が年食いすぎなのがねぇ。
本当は細川萬斎より一回り年下なはずなんだし。
素直に尊氏死後の南北朝の争乱を
描くだけでもかなり面白いはずなんだけどな
南朝勢力の京都再奪還とか
正成の息子2人の生き様とか
999 :
日曜8時の名無しさん:2009/04/13(月) 00:54:19 ID:Gd//Qzw7
第一幕=足利(清和源氏系)vs北条(桓武平氏系)
第二幕=足利(武家政権)vs後醍醐天皇(天皇親政)
1001 :
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