とあるバカの黒歴史

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 12:01:42.16 ID:GPrs8GYy0
727 :パラノイア・コリア ◆Moin7.Df0c :2010/07/07(水) 11:18:19 ID:xFXHHqPa
あの日、それは突然の電話から始まった。

♪私アイマイマイン!(着メロ)

俺「はい、もしもし」
彼女「もしもし、島村君?」
俺「えっ? どちら様ですか?」
彼女「久しぶり、ちえみよ、覚えてる?」

東亜板の七夕スレで、彼女との淡い想い出を綴った、正にその日の夜の出来事であった。

つづく
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1278432911/727-
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 12:03:09.37 ID:GPrs8GYy0
736 :パラノイア・コリア ◆Moin7.Df0c :2010/07/07(水) 11:20:13 ID:xFXHHqPa
つづき

俺「ちえみちゃん? あの〇〇〇で一緒だったちえみちゃん?」
彼女「そうよ、久しぶりね、元気してる?」
俺「ま、まあな・・で、何で俺の携帯知ってんの?」
彼女「今日の夕方、紀恵からрェあったのよ、覚えてる?紀恵の事?」
注)紀恵ちゃんというのは同じ初等科に通っていた同級生で、札幌に引っ越したちえみとは大学で再会したそうである。
俺「ああ、覚えてるよ」
彼女「紀恵が電話で言うのよ、『ちょっと、ちえみ、2ちゃんねるの東亜板にあなたの事をアノ島村君が書いてるよ!見てみて!』って、私早速2ch見てみたのよ!」
俺「・・・・・(あまりにも唐突な話に絶句)」
彼女「紀恵からр烽轤チた時、私最初は何かの間違いなんじゃないかと思ったけど、書かれた内容を読んで、これは間違いなく島村君本人だと思ったの、だって私たち2人しか知らない内容だったから・・」
俺「・・・・ごめん・・・」
彼女「いいの、気にしないで、私嬉しかったの・・」

つづく
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1278432911/736
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 12:03:53.28 ID:GPrs8GYy0
753 :パラノイア・コリア ◆Moin7.Df0c :2010/07/07(水) 11:25:40 ID:xFXHHqPa
つづき

彼女「それで私、急に島村君に話がしたくなっちゃて、島村君の実家にрオて携帯番号を
お母さんから教えてもらったの。・・・本当に島村君久しぶりね・・」
俺「ああ、久しぶりだね・・ちえみちゃん今も札幌にいるの?」
彼女「今は就職して神戸にいるの」
俺「へえ、そうなんだ」
彼女「あの書き込み、やっぱり島村君なんでしょ?」
俺「うん」
彼女「私、読んで何だか分からないけど涙がでちゃったの・・・
だって島村君あの日の事、私の事今でも想っていてくれたから・・」
俺「・・・・・」
彼女「島村君、彼女は?」
俺「いないよ・・仕事が忙しくてそれどころじゃないし・・ちえみちゃんは?いるの?彼氏?」
彼女「今はいないわ・・」
俺「・・・・」
彼女「島村君?私折り入って島村君にお願いがあるんだけど・・」

怒涛の展開をみせる次回にご期待ください
つづき
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1278432911/753
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 12:04:22.89 ID:GPrs8GYy0
777 :パラノイア・コリア ◆Moin7.Df0c :2010/07/07(水) 11:32:36 ID:xFXHHqPa
つづき

彼女「島村君・・こんな事を言うと変な女と思うかもしれないけど聞いてくれる?」
俺「ちえみちゃんが変な事言うわけないじゃん」
彼女「そう言ってもらえると嬉しいんだけど・・島村君、新聞取ってくれない?」
俺「え?」
彼女「〇〇新聞、知ってるでしょ?本当に良い話ばかりなのよ、
私、〇〇〇〇先生のおかげで人生が変わったの・・」
俺「いや・・・今俺、新聞読んで無いし・・・」
彼女「じゃあ、ちょうどいいじゃない?ね?」
俺「んん・・新聞読んでる時間も無いんだ・・」
彼女「島村君、いい大人が新聞くらい読まなきゃダメよww 
本当に良い新聞だから・・ねえ?」
俺「・・うーん・・・・(予想外の展開に俺の頭脳は混乱モードに突入寸前だった)」

緊迫した展開の次回は数分後!
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1278432911/777
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 12:05:01.81 ID:GPrs8GYy0
808 :パラノイア・コリア ◆Moin7.Df0c :2010/07/07(水) 11:40:08 ID:xFXHHqPa
つづき
彼女「何よ!島村君私の事信じないの?」
俺「いや、信じるとか信じないとかじゃなくて」
彼女「結局男なんて度胸がないのよ、そうやって〇〇〇〇に偏見を持ってるんでしょ!」
俺「いや、だから偏見とか・・」
彼女「偏見よ偏見!」
俺「(さすがに切れて)何だと?俺はそんな小さな男じゃない!」
彼女「えwwwwwwwwwwwwww
島村君が小さい『お・と・こ』だって事は私が一番良く知っているのよwwwwwwwwwwwwwww」
俺「何だとwwwwwwwwwww 
おまえは何だ?可愛いからってそうやって男を誘惑して、新聞を取らせてんのか?」
彼女「何が『俺は小さな男じゃない!』よ? 笑っちゃうわwwwwwwww」
俺「おまえなんか男がいなけりゃ体が〇〇できなくて狂ってしまう××じゃねえかwwwwwwwwwww」
彼女「あんたなんか短×の包〇じゃないwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
俺「てめえwwwwwwwwww×××〇〇〇で××が〇〇〇の×××××じゃねえかwwwwwww」
彼女「××××××××××の〇〇〇〇〇〇wwwwwwwwwwwwwwwwww」
俺「舐めんじゃねえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ふと気が付くと、俺は自分の携帯電話を折ってしまっていた・・・

次回グランドフィナーレ!
男の哀愁、愛と青春の追憶・・ 天の川の向うへ
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1278432911/808
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
845 :パラノイア・コリア ◆Moin7.Df0c :2010/07/07(水) 11:51:28 ID:xFXHHqPa
最終回 
男の哀愁、愛と青春の追憶〜天の川の向うへ〜

2009年7月7日の夜、
俺は壊れた携帯を持って、ひとりレンタカーを借りて次の目的地まで涙を堪え運転していた。
カーラジオのFMからスティービーワンダーの唄が流れていた・・

♪La la la ...

My cherie amour, lovely as a summer day
My cherie amour, distant as the milky way
My cherie amour, pretty little one that I adore
You're the only girl my heart beats for
How I wish that you were mine

奇しくも七夕の夜空には、天の川が高く高く流れていた。
俺の淡い想い出は、あの天の川の遥か彼方へ飛んで行ってしまった。
♪distant as the milky way

こうして俺の夏2009は終わった


http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1278432911/845