女の子とぶつかった 7

このエントリーをはてなブックマークに追加
1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
ベタだけど壮大な、真のツンデレラストーリー。
そして、生み出される数々のパラレルワールド。
職人達が織りなす、ツンデレクオリティ。

【関連】
まとめサイト
http://onnanoko-to-vip.hp.infoseek.co.jp/

まとめサイト for Mobile
http://onnanoko-to-vip.hp.infoseek.co.jp/i/

第三回 女の子とぶつかった真夏の人気投票
http://vote2.ziyu.net/html/galcrash.html

(第三回人気投票 携帯向け)
http://vote2.ziyu.net/m.php?galcrash
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 07:33:46 ID:HoJ8L0M/0
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 07:33:58 ID:HoJ8L0M/0
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 07:34:09 ID:HoJ8L0M/0
【ここまでの登場人物:メインキャラ】

あいつ:主人公と同じクラスに転校してきた少女
     背が高いほうで、ショートカットで活発な性格
     両親と実家に住んでおり、弟が一人いる
     性格はツンデレw普段はキツイがたまにかわいい一面をみせる
     カエルが苦手。足が速い。暴力的。料理がちょっと苦手。
     初出:#1 : 出会い

あの子:主人公の隣のクラスの学校一の美女といわれる
     背の高さは普通で、黒髪のロング
     成績優秀でおしとやかだが天然だ
     主人公のライバルで今は友人のサッカー男と交際中
     初出:#7-1 : 亀裂

小悪魔:主人公のクラスに来た第二の転校生
     背が低く、童顔な顔つき
     明るく活発で、強引な性格
     主人公を何度も誘惑する
     資産家の娘で、父親が会社の会長で母親はいない
     家が嫌で主人公の学校に無理やり転校してきて一人暮らし
     初出:#16-4 : 予兆
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 07:34:21 ID:HoJ8L0M/0
【ここまでの登場人物:サブキャラ1】

サッカー野郎:主人公とあいつを取り合った元ライバルで、今は良き親友
         背が高く、スポーツ界系ハンサムボーイ
         主人公達とは違う学校だが、サッカーの名門校
         古風なしゃべりかたで、真面目な性格
         バナナが大の苦手
         初出:#8 : 告白

オタク:主人公の数少ないクラスメイトの一人
     情報通の異名を持ち、膨大なデータが詰まった手帳を持っている
     いわゆるオタクだが、カップル祭以降あいつの写真と引き替えに
     主人公が世話になることもしばしば
     いろんなアニメのキャラのような言葉を使う
     初出:#58-1 : カップル祭

弓道部主将:主人公の一生懸命さに惚れた先輩
        すらりと細く、少し背の高い古風な感じの大人っぽい女性
        部活一筋に生きていたが、主人公に恋をした
        主人公を何度も誘惑する
        主人公が振った後、同じ学年の男子と付き合ったらしい
        初出:#U : 年上の彼女

D組男子:カップル祭でなぜか主人公にアプローチしてきた空手部
      パラレルで主人公にそっちの気を目覚めさせた本物の漢
      初出:#59-2 : D組男子

6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 07:34:33 ID:HoJ8L0M/0
【ここまでの登場人物:サブキャラ2】

女性担任:主人公のクラスに来た美人担任
       妖艶な魅力で主人公を惑わす
       小悪魔の阻止で収まったが、本当に諦めたかは不明
       巨乳。美人。網タイツ、ハイヒール。
       初出:#94-1 : 新しい担任

ヤンキー女:隣のクラスにいる、学校でも有名なヤンキーの女
       不幸な(?)事故で主人公にファーストキスを奪われて以来、
       主人公に責任を取って付き合うように迫り続ける
       3人娘、特にあの子を目の敵にしている
       実は、本当は幼馴染の秀才くんのことが・・・
       初出:#106-1 : 凄み

秀才くん:主人公と同じクラスで、成績優秀な優等生
       ヤンキー女とは幼馴染で、現在片想い(?)中
       主人公にヤンキー女がたぶらかされたと思い込み、
       一方的にライバル視している
       初出:#108-1 : 伏兵

サッカー部女子マネ:サッカー男と同じ学校の後輩で、サッカー部のマネージャー
       主人公達の学園祭にサッカー男が連れて来たせいで、
       あの子のジェラシー爆発でその後大変なことに・・・
       学園祭でサッカー男に告白し、玉砕。今もサッカー男に片想い中?
       初出:#119-1 : 修羅場

7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 07:34:42 ID:HoJ8L0M/0
【相関図】

    ┌―好き↓
【女子マネ】 【サッカー野郎】  【あいつ】←―――――ライバル
  ↑     ↑ | ↑      ↑          |
  |     | | |      |          |
 敵視     交際中 └――親友―┐好き         |
  |     | |       ||          |
  |     | ↓       ↓↓          ↓
  ├――――【あの子】―好き?→【 俺 】←―好き―→【小悪魔】
  |      |  ←元彼女―┬┘↑
  |      |       | |       【ヤンキー女】
 初恋?    ペット  名付親―┘ 級友       ↑  |
  |      |    |    |       好き! 好き?
  ↓      ↓    |    ↓        |  ↓
【ペン吉】   【シロ】←―┘  【オタク】     【秀才くん】

【弓道部主将】  【D組男子】  【女性担任】  【保健の先生】
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 07:34:53 ID:HoJ8L0M/0
★常時イベント募集中!
★職人さんはトリップ推奨です。

★暗黙のルールは・・・
・名前(仮名)をつけない
・俺視点
・けっして終わらせない(名セッターになれ)

★★職人さんへのお願い★★
 シナリオorイラストorその他投下中など、活動中以外は
 なるべくトリップを外しましょう。。
※スレが鳥だらけになっちゃうとふいんき(ry が・・・ということで。

★★保守の鉄則★★
夜中は20分〜30分おき ゴールデンタイム、土日は10分〜15分おき
平日、昼間は30分おき程度

※現在保守が不足ぎみです。皆様のご協力をお待ちしております

※職人さんも常時大募集中です!!皆さんで盛り上げていきましょう〜www
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 07:37:43 ID:XzTGkABH0
>>1
乙だお( ^ω^)
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 07:37:55 ID:HoJ8L0M/0
「た・・・立てておいてあげたからね!
 勘違いしないでよ! 昼間に前のスレが落ちちゃうと・・・困る人がいるかなって、
 そしたら可哀想だなって思っただけなんだから!」
「ふふ、朝から立ったとか言って、あなたも何だかエッチねえ」
「な・・・何言ってんのよ!もう!しらない!」
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 07:55:23 ID:57ofbqutO
乙です!
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 08:13:21 ID:57ofbqutO
ちょwwwほんとに投票できないんだけどwwwwwwwwww
こんなん不公平だwwwwwwwwwwww
13 ◆qJpMyqjTxk :2005/08/10(水) 08:17:31 ID:XzTGkABH0
出かける前に投下( ^ω^)
ttp://vippic.moo.jp/up/files/up4299.jpg
こういうズボン(ぱんつ?)はいたおにゃのこってえろかわいくていいよね。
ふとももえろいよふともも

と、股下空間フェチの俺が申しておりました⊂ニニ( ^ω^)ニ⊃ブーン
それではまた来年あいませう^^^^^^^^^^^^^^^^^
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 10:20:42 ID:aJ9yN3Ct0
二時間くらいでは落ちないのねほす
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 10:25:43 ID:cUG47ASWO
>>12
つ携帯

>>13
GJ!!!
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 10:40:25 ID:qWjol5yX0
>>1
乙ですー。


さて、8月いっぱい仕事がパンパンで
まとめ作業も一向に出来ない状況が続いています_no
ちょっとずつでも更新出来たらやっていきますが、
最悪まとめ人交代の可能性もあr

何とか暇見て頑張ります(´・ω・`)
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 11:14:23 ID:qWjol5yX0
ホーホーホーホーホー
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 11:36:09 ID:cUG47ASWO
>まとめ氏カワイソス AA(ry
まったり気長に待ってますおw
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 11:45:59 ID:57ofbqutO
携帯からが投票できないんだよぉぉぉおおおぉおぉ
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 11:50:42 ID:qWjol5yX0
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 11:55:32 ID:57ofbqutO
ちょ、あっさり出来たおwwwwwwww
何このいじめwwww
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 12:09:44 ID:5xrj/xmz0
テンプレの相関図のずれが気になったからちょいと直した。
こんなもんでよいかな?

【相関図】

    ┌―好き↓
【女子マネ】 【サッカー野郎】     【あいつ】←―――――ライバル
  ↑      ↑ | ↑         ↑          |
  |      | | |         |          |
 敵視     交際中 └――親友―┐好き         |
  |      | |          ||          |
  |      | ↓          ↓↓          ↓
  ├――――【あの子】―好き?→【 俺 】←―好き―→【小悪魔】
  |      |  ↑元彼女―┬┘↑
  |      |          |  |       【ヤンキー女】
 初恋?    ペット  名付親―┘ 級友       ↑  |
  |      |    |       |       好き! 好き?
  ↓      ↓    |       ↓        |  ↓
【ペン吉】   【シロ】←―┘     【オタク】      【秀才くん】

【弓道部主将】  【D組男子】  【女性担任】  【保健の先生】
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 12:45:18 ID:cUG47ASWO
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 13:31:47 ID:cUG47ASWO
小悪魔支援ほす
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 13:38:38 ID:qWjol5yX0
前スレ埋め立て乙保守

久々に自力でdatをゲット出来たwwwwwwww
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 14:23:40 ID:qWjol5yX0
ホーホーホー
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 14:58:44 ID:qWjol5yX0
誰もいないのか?wwwwwwwwwwwwww
ホーホー
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 15:10:14 ID:cUG47ASWO
ときどき見てますほ
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 15:44:14 ID:VcnJmlKs0
いるぜぇ!
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 16:27:11 ID:cUG47ASWO
ホー
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 16:57:29 ID:VcnJmlKs0
ほーほーほー・・・ぽよん
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 17:24:08 ID:Kwi37FF10
ぷに
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 18:08:17 ID:H2CkLKfL0
ほほ
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 19:08:11 ID:Irv4x3ft0
保守
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 19:45:35 ID:VcnJmlKs0
ほす
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 20:25:02 ID:AkmDu9oZ0
帰宅ほすー
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 20:34:38 ID:D6wsdR3/0
はいはいぽよんぽよん。


子悪魔のお父さんの話が出てこなくて寂しいこの頃ですね。


さて、小悪魔に妹が居ることになってますが、思わぬ弊害で


小悪魔のお父さんと主人公が話をすると小悪魔の妹の事について


の話題が出ないとおかしいとはみんなが思うことでしょうが。
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 21:03:59 ID:57ofbqutO
ほす
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 21:08:31 ID:icYah+Rt0
>>37
釣り?
日本語もおかしいよね
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 21:31:28 ID:57ofbqutO
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 21:55:17 ID:QliBywPS0
ほっしゅ
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 22:22:58 ID:el9BsT9XO
ほっす
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 22:32:32 ID:sKzwSjap0
寝る前ホス
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 22:34:52 ID:c9Lo9KrS0
>>13が神過ぎるwww
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 22:44:28 ID:AkmDu9oZ0
新スレ記念に話書きたいのに仕事が終わらない件orz
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 22:44:30 ID:tpp88n3e0
>>44
そう言われて真剣に嬉しい件
であ今度こそ来年!⊂ニニ( ^ω^)ニ⊃
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 22:46:17 ID:tpp88n3e0
あと2秒でケコーンだったか・・・
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 23:08:51 ID:fWqB3ps90
なんかさっぱり話をまとめられないので投下しながら話作ることにしますた
というわけで今から投下します。かなり本編ぶっ壊します
49 ◆s9p/K6FE/2 :2005/08/10(水) 23:10:23 ID:fWqB3ps90
一応本編

ある日、家で漫画を読んでダラダラしているとテーブルの上の携帯が鳴った。
バイブ音と共に鳴るあの曲。しかしすぐに鳴り止んだ。メールか。
漫画がいいとこだったからメールを見るのも少しめんどくせぇ…。
とは思ったものの、急用だったりすると困るので、見ることにした。
二つ折りの携帯を開き、ボタンを押してメールを開く。
メールはあの子からだった。…そして、内容は。

『彼と別れちゃった』

「…え、ちょ…え!?」
俺は思わず大声を出していた。
だってあの子とサッカー男の関係はただの関係じゃない。
一度終わりそうなとこまでいったけど…。あの旅行でなんとか持ち直して。
あれからはずっと上手くいってたじゃないか…どうして?
俺はどうしても頭の整理がつかなかった。
とにかく話を聞こう…そう思ったけど、あの子に話を聞く気にはなれなかった。
男と別れたばかりの女の子にどう接していいかわからないから。
だから俺はアドレス帳を開き、サッカー男の番号に電話をかけていた。
何度かの呼び出し音のあと、サッカー男は電話に出た。
『もしもし。』
「もいもし…俺だ。」
『…いまどきオレオレ詐欺とは…。』
「真面目な話なんだよ、茶化すな。」
家電ならまだしも、携帯なんだからサッカー男は俺からの着信だと分かっているはずだ。
それでこういう対応。俺の用もわかっているはずなのに…。
…サッカー男も色々とつらいのかもしれない。
「あの子からメールきたんだ。別れたってな。」
『………ああ。』
50 ◆s9p/K6FE/2 :2005/08/10(水) 23:11:26 ID:fWqB3ps90
>>49 続き

「話してぇから公園に来い。」
俺は淡々と話し、さっさと電話を切った。
電話を切った後はすぐに着替えをすまし玄関まで来て靴をはく。
そこで天気予報を思い出し、傘を持って俺は家を出た。

天気予報とは裏腹に、星を数えることさえ可能な晴天の中。
暗い公園にある街灯の下で俺はサッカー男を待った。
ここで、待つのが女の子だったらどんなにロマンチックだろうと思う。
だけど待つのはムサくるしい男…なんとなくため息をもらす。
「何ため息なんてついてんだ。」
背後から声。いきなりだったもんでビクッとしてしまった。
「…よぉ、遅かったな。」
「お前が早すぎるだけだ。俺は別に遅くない。」
「あっそ…。」
俺はベンチを指差し、二人でそっちに歩いていく。
お互い端に座る。まさか肩をより合わせて座るなんてことはない。
そんなことしたらハードゲイフゥー!だと思われてしまう。
「早速本題から入らしてもらうけどよ…なんで別れた?」
俺の言葉のあとにサッカー男の反応はない。俯いていて、暗いせいもあって表情は伺えない。
だけどそっと静かに顔を上げた。
「俺のせいだ。」
「お前の…?どういうことだよ。」
「俺は常にサッカーを優先してしまったんだよ…。
 待ち合わせをしていても部活で急用が入れば部活を優先した。」
「…でもさ、お前は前からそうしてただろ。」
こいつは前からそうだった。放任主義かと思うほどあの子をほったらかしにしてた。
だからそのせいで一度は破局寸前まで追い込まれたんだ。
でもそこから持ち直したんだ。のに…どうして!
51 ◆s9p/K6FE/2 :2005/08/10(水) 23:12:16 ID:fWqB3ps90
>>50 続き

「何がきっかけになったかはわからない。だけど…。
 今日俺は部活が休みだった。だから一緒に帰ったんだが…帰り道に告げられた。」
「…あの子はなんて?」
「『もう、無理だと思う』その一言だけだったよ。」
サッカー男はそこまで言うと、顔を俯かせた。こいつはこいつなりに責任を感じているんだろう。
だけど不満がひとつあった。
「お前さ、それで終わりなのかよ?」
「何がだ?」
「何も言い返さなかったのかって言ってんだ!あの子の言うとおりにしたのかよ!?」
「…ああ。」
「お前にとってその程度だったのか!?」
俺の言葉に、サッカー男はいきなり立ち上がった。
殴られるかと思った。だけどそんなことはなく、ただ真剣な表情で俺をにらみつけていた。
「そんな事はない…っ!!だけど…結局このまま終わりだと思ったんだよ…。」
真剣な表情を一瞬にして悲しそうな表情に変える。
「お前には感謝している。ここまでなんとかやれてこれたのはお前のおかげだ。」
「別に…そんな…。」
恩を着せるつもりでやってきたわけじゃない。
それに…結局こういう結果になってしまっては何の意味もないじゃないか。
「じゃあ、俺は帰る。」
その言葉を捨てるように言うと、俺の返答を待たずにサッカー男は公園を出て行く。
だが、いきなり立ち止まった。
「…お前のおかげでもあり、お前のせいなのかもしれないな…。」
「……え?」
今後こそそれが捨て台詞だった。サッカー男は足早に公園を出て行った。
だけど俺はその姿を目で追いつつも、頭では別のことを考えていた。
サッカー男が最後に残した言葉。俺のせい…?
頭痛の種が、またひとつ増えた気がする…。
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 23:13:15 ID:UZ3uA1jI0
・・・えええええええええええええええええええええ急展開ですね
53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 23:13:51 ID:fWqB3ps90
と、まだこれしか書けてませんorz
短編ならちょこちょこっと書けるんですけどねぇ…
これから、書きながら投下していきますね
54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 23:18:32 ID:6kGDjN9v0
本編ワクワクテカテカ
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 23:25:39 ID:AkmDu9oZ0
>>53
乙彼〜GJ!

今日はどうも話書けるような精神状態じゃないんでもう寝ます・・・
あとは任せたw
56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 23:28:34 ID:D6wsdR3/0
やっとあの子路線!!!!!!!ワクテカワクテカ
57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 23:30:37 ID:UZ3uA1jI0
このままでは最近小悪魔&あの子に押され気味のあいつヤバス
58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 23:30:41 ID:Irv4x3ft0
ハードゲイフゥーーーーーー!保守
59 ◆s9p/K6FE/2 :2005/08/10(水) 23:34:56 ID:fWqB3ps90
>>51 続き

翌日、俺はあの子に会うためにいつものように屋上に行く。
心なしか自分の足取りが重いように感じる。当たり前か…。
屋上へと続くドアをあけると、一気に風が吹き抜ける。
その先。あの子はいた。
長い髪をはためかせ、思わずドキリとしてしまうような表情をして。
こんな美人が俺の友達にいることを改めて誇りに思う。
「…よぉ。」
「あ。どうしたの?元気ないじゃない。」
「いや…そりゃ…ね…。」
「うふふ。私のことをそこまで気遣ってくれるの?」
あの子は太陽のような笑顔で俺に笑いかける。
…どうして笑っていられるのだろう。つらくないのかな…。
俺はあの子の隣に並んで、同じように風をあびる。
どう話を切り出していいかよくわからなかった。
「あの…その、残念だったな。」
「あはは、残念って。そうだね…彼には悪いことしちゃったかなぁ。」
「え?あの野郎に非があるわけじゃないのか?」
それは意外だった。てっきりサッカー男に愛想をつかせたんだとばっかり…。
「ううん。確かに彼にも非はあるわ。むしろ、彼にほとんど非があるようなもんだけどね?」
そう言ってまた笑うあの子。
「だけどね…私も……キャッ!」
あの子の言葉の途中に、いきなり突風が吹いてきた。
あの子のスカートがヒラリと舞ってパンチラ…!なんてことはなかったけど。
その時、俺は屋上に入ってきたときと同じ感情を覚えた。
髪が風に舞い、一瞬何かを考えるような表情をチラつかせ…。
思い出した。中学生のとき、俺はこの表情と笑顔のギャップにドキリとしたんだ。
悲しげに何かを考えている表情を見せたかと思えば、俺に気づくととびきりの笑顔を見せてくる。
いつでもあの子は、人前では弱さを見せてこなかったんだ。
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 23:35:40 ID:fWqB3ps90
>>57
大丈夫っすよ、このままあの子路線に入らせるわけじゃないんでwwwww
むしろあいつ派の俺としてはあいつ路線に入らせたいわけでwwww
61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 23:39:12 ID:D6wsdR3/0
無理しなくてもそのままあの子路線で行っても全然大丈夫ッスから先輩
62 ◆s9p/K6FE/2 :2005/08/10(水) 23:50:45 ID:fWqB3ps90
>>59 続き

「もぅ!風なんて吹いたら髪も乱れるし制服も乱れるし…嫌になっちゃうよね!」
「はは…そうだな。」
あの子は髪と制服を気にしながら、俺はボサボサになった頭を気にしながら言葉を交わす。
「でも…私たちはずっと屋上だよね。」
「え?」
「中学生のとき、君一人で屋上でお弁当食べてたよね?」
「あー…そうだな。」
さっき、中学生のころのあの子に対する感情を俺は思い出していた。
だからあの子が中学生時代の話題を持ち出してきたことに、少し驚いた。
「変わらないよねー、中学生のときと。」
「それは俺が成長してないってことかよ…。」
「うふふ、違うよ。だって私だって同じようにこうして屋上に来てる…。
 そう…変わってないの…気持ちも。だから…私のせい。」
「…?」
最後はつぶやくように、小さくなっていく声をよく聞き取れなかった。
「ねぇ!君はさ、中学生のとき私のことどう思ってた?」
「えっ!?い、いきなり何だよ!」
「ちょっと気になったの。ね、教えて?」
こ、これは困った…。はっきり言って中学生の俺はあの子にゾッコンだった。
もうそれこそ他に何も目に入らないくらいあの子が好きだった。
だけどそんなこと恥ずかしくて言えない…。
いや、まて。もう昔の話じゃないか。時効だ。恥ずかしがらずに本音を…。
…とはいえ、抵抗がある。
「えーと…ま、まぁ、す、好きだったかな?」
「嘘だー!じゃあ何で私が他の人と付き合うって言ったとき止めなかったの?」
「あ…じゃ、じゃあ…その…普通だったかな?」
「やっぱり。私のこと何とも思ってなかったんだねー。」
あの子がそうやってため息をついたところに、また突風が吹いてきた。
63 ◆s9p/K6FE/2 :2005/08/11(木) 00:09:45 ID:NnPTHmrV0
>>62 続き

またしてもパンチラのようなおいしい場面には出くわせなかった。
が、あの子がよろめいて倒れそうになる。俺はすぐに手を差し出してその体を支える。
「あ、ごめんね。ありがとう。」
「いや…。」
「…さっきさ、中学生のときと変わってないって言ったけど…変わってるよ。
 君は頼りがいがあるようになったかな。」
「そう?ありがと…。」
照れくさくなって顔を背ける。
「あのね。私の中学生のときの君に対する気持ち教えてあげようか?」
ドキッと大きく心臓が高鳴る。何を言うつもりだ…俺は何を聞かされるんだ…。
いや、待て。俺の期待どおりにはいかない。そんな上手く世界は…。
「好きだったよ。」
世界はとても上手く出来ていた…。
背けたまんまの顔がみるみる内に紅潮していく。
今俺の心は中学生のときのようだ。忘れていた感情を思い出してゆく。
「そして今だってずっと気にしてる…。彼と一緒にいても君と比べたりした…。
 だから君のせいでもあり、私のせい。」
何か衝撃的なことを言われたような気がするが、それよりも俺が気になった言葉。
昨日も言われた「俺のせい」。そういうことだったのか。
サッカー男は気づいていたんだ。あの子の目に写っているのが自分だけじゃないことを。
だから別れを告げられたとき、諦めた。
俺のせい…改めて気づいた。とても重い言葉だ…。
そこまで考えが追いついてから、ようやく衝撃的なことについて考える余裕が出来た。
えーと、何て言われたんだっけか。
…え?今だってずっと気にしてる…?
ガチャン!
「あー!やっぱりここにいたぁー!もう君最近いっつも屋上に来て怪しいんだからぁ!」
今まで考えていたことを全てすっ飛ばすかのような小悪魔の声。
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 00:10:51 ID:9B64Tv1pO
VIPで話題になったテレビショッピングの巨乳の女の名前何だっけ?
65 ◆s9p/K6FE/2 :2005/08/11(木) 00:16:07 ID:NnPTHmrV0
>>63 続き

このタイミングが悪い小悪魔な性格に今は感謝した。俺には今考える余裕はないから…。
「私、彼と別れちゃったから話を聞いてもらってたの。」
「え!?そうなの…?なんで私に言ってくれないかなぁ…。」
「じゃちょっとあなたにも話聞いてもらっちゃおうかな?」
「うん!いいよぉ!」
あの子は小悪魔使いが上手いなと実感した。
見事なハンドルさばき。いやはやこれは感嘆ものだ。
でも小悪魔…別れたばっかりのあの子の話を聞くのにそのテンションはちょっとおかしい…。
ガチャン!
「あ!いた!ちょっとあんた!お弁当作ってきたから食べてみて!」
俺があの子の人使いの上手さに感動しているところに、あいつが乱入してきた。
最近毎日ガッチリ練習しているともっぱらの噂の料理を俺に食わせに来たらしい。
…ちなみに、ガッチリ練習している料理、味見はいつも俺だ。
「何嫌そうな顔してんのよ!今度のは自信あるんだから!」
「はぁ…毎回それ言うよな。」
「うっ…。で、でも!今回は本当に自信あるの!」
俺はハッと気づいた。
こうしてるといつもと変わらない。騒がしい二人と落ち着いた一人。相手をする俺。
だけど俺の気持ちは確実に動き出した。
思い出したあの子への思い。それは確実に、俺の心に残っている。
そして今の思い。この二人の女の子への思い。確実に俺の心にはある。
まさか3人とも好きだとは言わない。そんなことは言えるわけがない。
だけど今すぐに決めるということだって出来ない。
こんな贅沢な悩み、俺のような男にはもったいないと思う。
それにもしかしたら自意識過剰なだけかもしれない。
だから、これは俺の中の気持ちの問題。3人の内誰かを俺は選ばなければいけない。
心の整理をつけると空を見上げる。そして心の中で小さくつぶやく。
「(ふりだしに、もどる。)」
66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 00:17:43 ID:ktFh1Il50
こんなのばっかり
67 ◆s9p/K6FE/2 :2005/08/11(木) 00:21:17 ID:NnPTHmrV0
>>65 続き

そうつぶやくと、正面を向いてこれからの過酷な未来をにらみつけた。
俺にとっては過酷でも、人はそれをハーレムと呼ぶのかもしれないな…。

…ちなみに。この後あいつには
「何空見上げてまで心の準備してるのよ!しかもマジメな顔して明後日の方向まで見て!
 そんな覚悟しなきゃ私のお弁当は食べられないの!?もういいわよ!」
と怒られた…。
補足すると、勿論あいつの弁当は食べた。しかもいつもより美味かった。
それを正直にあいつに伝えると、あいつは顔を赤くして「そ、そう?ありがと…」と言ってきた。
ついでに言うと、小悪魔はあの子の話を相槌を打ちながらずっと大人しく聞いていた。
話を聞き終わると「大変だったねぇ〜。」と言いながらあの子を慰めていた様子だった。
だけどその後、何かいきなりひらめくものがあったのか
「でもこれじゃあの子もフリーじゃない!ライバル増えたぁ〜!」
と頭を抱えながら大声でわめいていた。
それを見ていたあの子。
「あはは。」と笑顔で笑うだけで否定すらしていなかった。
はぁ…こんなこと言っちゃ全国の男どもに殴られるのかもしれないけど言わせてくれ。
こういう状況もつらいよ…。
68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 00:22:39 ID:NnPTHmrV0
ここまでです。あー、随分適当になっちゃったorz
ちなみに、俺は最近あの子が活躍してるのにコブ持ちなのが不満で、
ただぶっ壊して3人平等にしたかっただけですwwwwwすんませんwwwwwwww
69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 00:37:03 ID:NnPTHmrV0
んじゃ、寝るんで捕手よろ
70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 00:43:19 ID:J9unJWhN0
これはこれで有りじゃないか?
ナイス分岐GJ!!!
71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 00:47:25 ID:MRNo7RlE0
感動した
72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 01:12:50 ID:LDnnYZ790
このままやってくれい
73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 01:42:31 ID:MzUmARE/O
あの子!あの子!
74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 02:41:49 ID:MzUmARE/O
シュシュシュ
75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 03:32:22 ID:LDnnYZ790
もいっかい読み直すか
76以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 04:57:21 ID:436FOiw70
ho
77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 07:29:13 ID:qgi0/+B70
おはようほす
78以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 07:48:33 ID:kXObYdyN0
これなんていちご100%?
79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 07:57:27 ID:qgi0/+B70
出かける前ほす
80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 09:16:38 ID:9WvekL4bO
ほす
81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 10:34:09 ID:7DzOl0dr0
ho
82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 11:42:01 ID:7DzOl0dr0
ぽよん
83以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 12:34:46 ID:7DzOl0dr0
誰もいないのかな
保守
84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 13:16:11 ID:1/vzH2+U0
俺がいるぜ
85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 14:15:31 ID:9WvekL4bO
ほす
86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 15:54:50 ID:FzqRKPwp0
ほーーーしゅ
87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 16:50:35 ID:HE7De62z0
ぽよんぽよん
88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 17:36:19 ID:FzqRKPwp0
ぽぽぽよん
89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 18:12:30 ID:qgi0/+B70
ホッホー
90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 19:05:48 ID:9WvekL4bO
91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 20:24:00 ID:2JrGZszA0
ほー
92以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 20:50:53 ID:MzUmARE/O
シュシュシュ
93以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 21:00:15 ID:kXObYdyN0
俺はもうこの保守しかない世の中に絶望したんだ!
94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 21:23:34 ID:FzqRKPwp0
だが保守
95以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 21:36:33 ID:nrUo5+un0
すまんね >保守のみんな
いま帰って来たんだがまだ仕事が残ってる・・・orz
96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 22:17:39 ID:54GG+VHn0
ほほ
97以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 22:46:26 ID:54GG+VHn0
ほほ
98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 23:01:22 ID:Ikhf97C50
ほす
99以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 23:20:21 ID:1/vzH2+U0
ほしゅん
100以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 23:36:23 ID:qgi0/+B70
ねるまえほす
101以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 23:51:15 ID:FzqRKPwp0
起きるのだ!
102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 00:22:16 ID:LOlsKNc0O
保守
103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 00:31:23 ID:O7mjLySt0
寝る前にほしゅ
104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 00:31:43 ID:vDu+2rPyO
今晩の投下はなさげですね^^
105以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 00:38:12 ID:rxYf9fOD0
3時頃に来たりしてな
106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 00:57:20 ID:cdC7THL60
すまん、遅くなったけど寝る前に何とか短いの投下するわw
107 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/12(金) 00:58:54 ID:cdC7THL60
短編 〜仕返し?〜

「何よ!このバカ!!もう、あんたなんか知らない!!!」
 『ドガッ!!』
そしてあいつは倒れた俺に一瞥もくれず、屋上を出て行った

・・・それは、もう何度繰り返されたかも分からない、いつもの昼休みの光景だった
俺は殴られた頬をさすりながら、ゆっくりと起き上がる
別に大したことじゃないのに、何で俺はいつも殴られてるんだ?
ただちょっと、あいつが座ってるところでパンツが見えちゃっただけじゃないか・・・
ま、俺もさりげなく座る位置を変えたりしてのぞこうとしたのは、やりすぎかもしれないけどさ・・・

膝を抱えた姿勢で、屋上で一人そんなことを考えていると、何だかだんだん腹が立ってきた
だいたい、いっつもあいつは俺のことを殴ってばっかりだ
これはやっぱり、男として俺がナメられてるからこうなってしまうんじゃないだろうか

くそぉ、何とかしてあいつに仕返ししてやれないかな?
それでぎゃふんと言わせてやれば、少しは俺に対しても大人しくなるかもしれないし・・・
そして俺は、あいつに仕返しするための計画を練り始めた

(よし、さっそく明日やってみるか・・・これで少しは大人しくなればいいんだけど・・・)
108 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/12(金) 01:02:37 ID:cdC7THL60
>>107 つづき

・・・そして次の日

昼休みに屋上に行ってみると、丁度良いことにあいつが壁にもたれて腰を下ろし、ウトウトしていた
俺はそっとあいつに近づいて行った
そして俺は、あいつの小ぶりだが形の良い胸をいきなりギュッと揉んでやった

あいつがパッと目を開き、驚いた表情で俺を見る
「・・・あんた、何してんのよ!?・・・また私が寝てる隙に変なこと!!」
そう言ってあいつは右手の拳を握り、俺に向かってパンチを放って来る

いつもの俺なら、ここで黙って殴られている所だが・・・今日の俺は一味違うぜ?
俺はあいつのパンチを手のひらで受け止めると、そのまま手をつかんで離さなかった
拳を受け止められて、あいつは少し戸惑ったようだった
「ちょ、ちょっと!離しなさいよ!!いい加減にしてよね!」

あいつは左手も握って俺を殴ろうとしたが、俺はそちらの腕もつかんでしまった
両腕をつかまれ、あいつは振りほどこうとしてもがいている
「何すんのよ! 離してってば!!どうしたのよ、あんた!?」

俺は黙って真剣な表情を作ると、隙を見てあいつをそのまま押し倒した
「ちょっと!!やめてってば! いい加減にしないと大声出すわよ!?」
あいつは必死にもがきながら俺をにらみつけるが、俺は無表情を装った
そして俺はあいつを押さえつけながら、上にのしかかって行った・・・

「ちょっと! やめてってば! ・・・こんなの、嫌・・・」
涙目になってそう言うあいつに、俺は真剣な表情を続けたまま、静かな声で言った
「ゴメンよ、手荒なことして・・・けど、お前が悪いんだからな?」
「え!?」
109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 01:08:56 ID:rxYf9fOD0
ちょwwwwwwwwwなにこのレイ○マンwwwwwwwwwwwww
興奮しますた
110 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/12(金) 01:43:32 ID:cdC7THL60
>>108 つづき

「俺、やっぱりお前のこと・・・ゴメンよ、今までわざとからかったりしてさ・・・」
「ちょ、ちょっと・・・どうしたのよ?いいから離してよ?そしたらちゃんと話聞いてあげるから・・・」
「ダメだよ、こうでもしなきゃ、お前、俺のこと真剣に見てくれねえだろ?」
「そ、そんなことないってば!ねえ、お願い! だから離してよ? 今日のあんた、何か怖いよ・・・」
俺は聞く耳を持たないふりをして、そっとあいつに顔を寄せて行った
そして、今にも鼻の先が触れそうなぐらいに顔を近づけると、じっとあいつの目を見つめた
「ホントは俺、お前のことが一番・・・なのにお前、俺のこと怒ってばっかりで・・・」
「ねえ・・・こんな状態でそんな話されても嬉しくないよ・・・ね?起きてちゃんと話そうよ?」

あいつは優しい声でそう言ったが、俺は黙ってあいつにのしかかった

そして俺はあいつの耳元に顔を寄せ、そっとささやいた
「なあ、お前・・・俺のことそんなに嫌い?」
「・・・き、嫌いなんかじゃないわよ・・・でも・・・こんなあんた、好きじゃない!」
「ゴメン、どうしても気持ちが抑えきれなくて・・・でもお前が俺のこと嫌いなら、もうしねえよ」

あいつは頬を少し赤く染めて、首を振った
「き、嫌いなんかじゃないってば!・・・でも、こういうのは嫌なの・・・もっと優しくしてよ、ね?」

俺は体を少し横にずらすと、横になったままあいつを抱きしめた
そして、静かな声でささやいた
「ゴメンな。急にこんなことして。お前いつも怒ってるから、俺のこと嫌いなのかって不安でさ・・・」
「別に、嫌いじゃないってば。だから心配しないで。ね? 急にこんなことされたら怖いわよ」
「・・・じゃあ、もう殴らないって約束してくれる?」
「あんたがそんな風に思ってたんなら、ゴメンね。もう殴ったりしない」
「俺のこと嫌いじゃないんだよな? お前、いつも怒ってるから、ずっと不安だったんだよ・・・」
俺が泣きそうな顔を作ってそう言うと、あいつは真っ赤な顔で言った
「嫌いじゃないってば・・・ホントはあんたのこと・・・ずっと好きだったんだから」
111 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/12(金) 01:55:35 ID:cdC7THL60
>>110 つづき

俺はそこで起き上がると、ニヤリと笑ってあいつに言ってやった
「ふっふっふ。よおし、聞いたからな!?もう俺のこと殴るんじゃねえぞ?」

あいつは体を起こして少しの間ポカンとしていたが、やがて表情が険しくなって行った
「もしかして・・・あんた、今の・・・わざと演技してたってこと!?」
「ふぅ〜ん、お前、俺のこと・・・どう思ってるんだったっけ?」
「・・・・・」
「嫌いじゃない、ホントはずっと・・・何だっけ?」
俺はニヤニヤしながらつい調子に乗っていたが、ふとあいつを見ると、怒りで震えているのに気が付いた

「あ・・・あれ?」
「あれ、じゃない! あんたね、やっていいことと悪いことがあるの、分かんないの!?」
「いや・・・それはその・・・だってさ、お前がいつも俺のことボカスカ殴るから・・・」
「それはいっつもあんたがそうやって、妙な悪ふざけばっかりしてるからでしょうが!!」
「いや、ゴメンよ、悪かった・・・調子に乗ってたよ・・・」
「今さら謝ったって遅ーーーい!!女心をもてあそんだ罪、そこで一生償ってろぉーーー!!!」

あいつはそう叫ぶと、今までにないような勢いの拳が俺に飛んできた
 『ドガァァァッ!!!』
「ぐ、ぐふっ! う、嘘つき・・・。もう殴らないって約束したのに・・・」
「あんたが先に私のこと騙してたんでしょ! だからあんな約束も無効よ!!じゃあね!!」

そう言って、あいつはドスドスと音を立てて屋上から出て行った

うぅ・・・結局また殴られた・・・でも、普段絶対聞けないセリフも聞けたし、ま、いいか・・・
112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 01:57:40 ID:cdC7THL60
とりあえずここまで〜

うう、もうこんな時間だ・・・寝なきゃ・・・
それではまたwww
113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 02:02:08 ID:rAlk9MXj0
乙です
デレのまま終わってほしかったかもwww
114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 02:37:23 ID:2lcR9CqI0
ほす
115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 03:11:15 ID:2cuL0niVO
乙シュシュシュ
116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 04:48:25 ID:WeBGiPgG0
ho
117以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 04:56:31 ID:OmUnDm2N0
今日吉野家でVIPPERに出会ったんだけど。
ラフなスタイルの茶髪3人組の餓鬼。
なんか注文してたんだけど、随分時間たってから
「注文変更していいっすか」と店員を呼びつけてた。
店員が困った顔で寄っていくと「すぐに変更しようと
呼んだのになんでこないんすか。」と怒鳴りだしてるし。
(俺はそいつらの向かいにいたが、携帯いじってただけで
呼んでなかったことを確認している)
結局無理に全員注文を変えて、店員がひっこむと
「あいつキョドってたよ。きめえ。ワロス」と発言。
俺が引いていると更に、「VIPPER集めて店員
びっくりさせねえ?」とのたまった。呆れた・・・

更に帰り際、一人が大盛りに変更したのに変更なんかしてねえ
とごねまくり。結局普通盛りの料金に変わってたww
(残りのやつはさすがにそれは恥ずかしかったのか
逃げるように店を出た。)

おまいら現実世界では迷惑かけるなよ・・・・
118以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 06:43:05 ID:K+kdATs2O
おはようほす
119以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 08:14:23 ID:NSMhP7seO
ほす
120以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 08:32:36 ID:PfCQbNab0
>>>111
ワロスwwwwwwwwww
121以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 09:13:56 ID:75k4Netk0
主人公鬼畜w
122以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 10:32:06 ID:O7mjLySt0
ホッシュ
123以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 11:40:58 ID:NSMhP7seO
124以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 12:25:45 ID:/bRkcNEy0
保守
125以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 12:38:28 ID:/bRkcNEy0
保守
126以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 13:46:05 ID:bcqca0360
すごい過疎だな。もうだめかもわからんね
127以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 14:14:15 ID:K+kdATs2O
今のVIPって1〜2時間放置しても落ちないから、
保守も気がゆるんで少なくなってるってのも影響してるかも

ただやっぱ職人の不足は深刻だよな
128以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 14:21:39 ID:SdoVbLFH0
初めて北。だがここは名にやってるところかテンプレ見てもよくわからん
129以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 14:21:49 ID:/bRkcNEy0
多分最近まかせっきりの俺のせいもある

ちょっと頑張ろうかな・・・
130以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 14:40:21 ID:TdkWpL7L0
リレー小説。
もうほとんど一人舞台っぽいけど
131以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 15:01:29 ID:/bRkcNEy0
「なんでみんなこんなにだらけてんのよ!?」
「だっておまえ夏休みだぜ?みんな家になんかいねーよ?」
「夏休みだって全力で保守しなさいよ!」
「安心しろって、俺とおまえの関係に休みはないから」
「ちょ・・・・バカ…」

保守
132以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 15:01:43 ID:Kf/mlQ6j0
だが俺はここが好きだ
133 ◆7gz6xndNZs :2005/08/12(金) 15:07:14 ID:/bRkcNEy0
#129-2 : 星屑上天 の続き

次の朝、おれとあいつとあの子とサッカー男はバスに帰りのバスにのり、
小悪魔は親父さんの高級車で帰るのだった

俺が窓の外を見ると、隣の車線に小悪魔の父親の車があった

俺が覗き込むと、窓から小悪魔が手を振っていた

「高そうなくるまだなぁ」
そうおもった刹那、バスに大きな振動が走った

ドーーーーーン

俺は椅子から投出され床に転げ落ちた

頭がくらくらして、バスの天井が見える
隣を見ると半泣きのあいつがうずくまっていた

「おい・・だ、だいじょうぶか?」
「うん・・・・なに?なにがおこったの?」

俺は体の感覚を取り戻しながらゆっくりと立ち上がった
134 ◆7gz6xndNZs :2005/08/12(金) 15:11:27 ID:/bRkcNEy0
>>133 の続き

ゆっくりと車内を見渡すとバスの窓が割れ、
床は人が倒れていた

事故?
俺はそう思いながらふとバスの外を見た

俺の目に衝撃的な光景が映った
小悪魔の乗っていた高級車に大型のタンクローリーがめり込んでいる
そのタンクローリーの後ろの部分がこのバスに突き刺さっていた

「た、たいへんだ!!!!」
俺の声に気づいたバスの乗客たちがあたりを見回し、パニック状態に陥っていた

「ねぇ!?従兄弟ちゃんは!?」
あいつの声に反応し、俺は急いでバスの窓から飛び降りた

小悪魔の乗っていた車に駆け寄ると、車は見るも無残に潰れている
絶望の感情が押し寄せつつ、俺は車のなかを覗き込んだ

135 ◆7gz6xndNZs :2005/08/12(金) 15:15:05 ID:/bRkcNEy0
>>134 の続き

奇跡的に、小悪魔が後部座席に横たわっているのが見える
俺は車の扉を開けようとしたが、変形していてびくともしない

そうこうしているうちにサイレンの音が聞こえ始めた

俺は着ていたシャツを右腕に巻きつけ、肘で窓ガラスを割ろうとしたが、
高級車の窓は簡単には割れなかった

策がつきたおれはふと運転席を見る

そこには数分前まで運転をしていた小悪魔の父親の専用運転手が赤く染まっていた

「そうだ、おとうさんは!?」
ふと見ると、父親の姿がない

父親が座っていた助手席の扉もなかった
俺はあたりを見回した


136 ◆7gz6xndNZs :2005/08/12(金) 15:19:16 ID:/bRkcNEy0
>>135 の続き

ふと、瓦礫の下に革靴をはいた足が見える

「おとうさん!大丈夫ですか!!」
返事がない・・

俺は一人で乗っている瓦礫を持ち上げた

かおのあたりの瓦礫を持ち上げると、かおが血だらけの小悪魔の父親がいた
「大丈夫ですか!返事をしてください!」
「う・・・うう・・・・」
「僕です!わかりますか!」
「ああ・・・む、娘は・・・」
「無事です!待っててください!今助けますから!」

俺はバスの方にもどり、サッカー男を捜した
「おい!はやくこい!」
「ん?どうした?」
「小悪魔の父親が!」
「なんだと!?」

俺とサッカー男は二人で小悪魔の父親の瓦礫を持ち上げた
「うおおおおおおおお!!!」

瓦礫をどけると、小悪魔の父親はひどい怪我だった・・・
137 ◆7gz6xndNZs :2005/08/12(金) 15:22:45 ID:/bRkcNEy0
>>136 の続き

ちょうどそこにレスキュー隊が駆けつけた
「ダイジョブですか!」
「この人が怪我をしてます!はやく助けてあげてください!」

そのまま小悪魔の父親はタンカで運ばれていった

俺はすぐに小悪魔の父親の車に戻り、小悪魔のもとにむかった
そこではちょうどレスキュー隊が小悪魔を救助しているところだった

「この子は大丈夫ですか!!!」
「落ちついてください、今助けますから」

てこの原理で扉を外し、ゆっくりと小悪魔を救助するレスキュー隊員

「知り合いの方ですか?付き添い願います」
「はい!!!!」

俺はそのまま小悪魔とともに救急車に乗り込んだ
救急車に乗る間際、
「この運転手はもうだめだな・・・」
と聞こえたようだった・・・
138 ◆7gz6xndNZs :2005/08/12(金) 15:25:16 ID:/bRkcNEy0
>>137 の続き

病院に向かう救急車内

「脈が弱ってます!」
「息は?」
「微弱です!とても危険な状態です!」

救急隊のやり取りを利くたびに俺の心は絶望へ向かっていく

小悪魔はまるで死んだようにぐったりとしている
よく見ると後頭部あたりから血がにじんでいた

俺は震えながら小悪魔の手を握った

「神様・・・いるならどうか小悪魔を・・・・助けてください・・・・・」

すがるような思いで祈った

どれくらいたったのか、病院へ到着した
139 ◆7gz6xndNZs :2005/08/12(金) 15:31:51 ID:/bRkcNEy0
>>138 の続き

俺は集中治療室の前の椅子に座っていた
30分ほどしてから、あいつ達がやってきた

「ねぇ、従兄弟ちゃんは大丈夫なの?」
あいつの問いかけに俺は答えることができなかった

無言のまま、じっと手術中のライトが消えるのを待ちつづけた・・・


1時間・・・いや2時間はたっただろうか

みんなは横たわって寝てしまった中、俺は小悪魔の父親を思い出した
受付に行き、小悪魔の父親の病室を聞いた

病室に入ると、小悪魔の家の執事や家政婦と思われる人々が取り囲んでいた
「あ・・・どうも・・・」
「あ・・お嬢様のご学友の方ですよね・・?」
「ええ・・・あの、お父上のご容態は?」
「なんとかいのちは取り留めましたがまだ意識が・・」
「そうですか・・・」
「お嬢様は?一緒ではないのですか?」
「それが・・・・・」

俺がゆっくりそのことを話すと、みんな急いで集中治療室に向かった

俺も向かおうとすると、後ろから何かがうめくような声が聞こえた
140 ◆7gz6xndNZs :2005/08/12(金) 15:36:43 ID:/bRkcNEy0
>>139 の続き

「・・・・む、娘・・・・は・・・・」
「お父さん!意識が!」

俺は急いでナースコールをした
駆けつけた医師と看護婦が慌しく小悪魔の父親を調べる
酸素マスクを外した小悪魔の父親は、少しずつ話した

「む、娘は・・・・どこに・?」
「大丈夫です、すぐに着ますから」

俺は小悪魔の父親を心配させないようにそう言って集中治療室に向かった

集中治療室の手前につくと、さっき向かった執事達が泣き崩れている

俺は真っ青になりながら泣いているあいつを問いただした
「おい!小悪魔は!どうだったんだ!!」
「ウッ・・・ウェッ・・・・そんな・・・・・」

らちがあかなく苛ついた俺は集中治療室に入ろうとした

「こら!君!ダメだ!」
「小悪魔にあわせろ!どうなったんだ!」
「私が説明するから落ち着いて!」

141 ◆7gz6xndNZs :2005/08/12(金) 15:40:28 ID:/bRkcNEy0
>>140 の続き

「一命はとりとめたんだですが・・・・ただ・・・」
「ただ・・・?」
「頭を強く打っているようで・・・・・・意識がもどらないんです」

俺と小悪魔の父親は愕然としながら医師の話を聞いた

「・・娘は・・・・・娘はどうなるんだ!!!」
「・・・最悪のケースですと・・・・植物状態ということになってしまいます・・・・」

俺は膝の力が抜け、地面に崩れ落ちた
「そ・・・そんな・・・・・・あの小悪魔が・・・・?うそだ・・・・・」
小悪魔の父親の様子をみる余裕も無く、俺は心臓がつぶされたように苦しくなった

142以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 15:45:24 ID:Lt1xtwQm0
143 ◆7gz6xndNZs :2005/08/12(金) 15:48:24 ID:/bRkcNEy0
>>141 の続き

心配したみんなの親が迎えにきて、その日はひとまずあいつやあの子達は家に帰った
俺は父親に病院に残ることを告げ、小悪魔の父親の病室に泊まった

「・・・娘には本当に迷惑ばかりかけていたよ・・・・」
「え・・・?」
「あのこには私の会社のことで沢山不自由をさせてしまった・・・・」
「・・・」
「それを気づかなかった私に、気づかせてくれたのが君だったんだよ」
「・・・」
「やっとあのこの気持ちが、あのこのしたいことがわかったのに・・・」
「まだ・・・まだ生きてます。小悪魔は生きてるんです!」

そういいながら俺も半分以上は諦めの気持ちが押し寄せていた


小悪魔の笑顔が二度と見れない・・・
そう思うと俺はこのまま死んでしまいたくなった

144以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 16:17:01 ID:Kf/mlQ6j0
ちょ
俺の小悪魔があああ
145 ◆7gz6xndNZs :2005/08/12(金) 16:21:14 ID:/bRkcNEy0
>>143 の続き

次の日、朝医師に起こされた

小悪魔が個室の病室に移されたそうだ
俺は小悪魔の父親に肩をかし、小悪魔の病室に向かった


薄いカーテンが閉められたベッドを除くと
目をつぶったまま寝ている小悪魔の姿があった

細い管がすながって、呼吸器をつけたまま
小悪魔はまるで眠れる森の美女のように静かにたたずむ

「なぁ・・・小悪魔・・・・聞こえるか・・・・・・」
俺が話し掛けても反応が無い

俺の目から一筋の涙が零れ落ちた

小悪魔の父親は呆然として、椅子にもたれかかっている

俺は小悪魔の手を強く握った
「なぁ・・・返事してくれよ・・・いつもどおり笑ってくれよ・・」

俺の問いかけに答えず、小悪魔派静に眠っていた
146 ◆7gz6xndNZs :2005/08/12(金) 16:30:28 ID:/bRkcNEy0
>>145 の続き

2ヵ月後・・・

朝の登校
俺の隣にはあいつがいた

「今日もあっついわね!」
「ああ、まったくこんな暑いとやるきしねぇよな」
「あんたはいつもやる気無いでしょ!」

学校につき、いつもの席に座る
斜め前の席にはたいして仲が良くない女子がいる

後ろを見ると、あいた席が一つ

小悪魔は未だに目を覚まさない

俺は1ヶ月学校を休んでいたが、小悪魔の父親に学校へ行くように言われた

ずっと消えなかった目の下のくまも消え、痩せ始めていた体も戻ってきた

今でも週に一回小悪魔の見舞いにあいつと病院に行く

学校であったことを話すようにしているのだ

147以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 16:36:12 ID:O7mjLySt0
ちょ この展開
148以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 16:53:40 ID:2cuL0niVO
(・ω・` )
149以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 17:11:55 ID:aTbH01gOO
まとめサイトの更新おそくね?
150以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 17:31:16 ID:jE6dxwY00
ホント申し訳ないです。。。
っつうか、今月夏休みもなければ、最悪土日もない状況です_no
今日辺り、眠眠打破飲んででも更新します(`・ω・´)
151 ◆7gz6xndNZs :2005/08/12(金) 17:32:47 ID:/bRkcNEy0
hosu
152以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 17:33:52 ID:/bRkcNEy0
>>150
乙wwwwww
そこまでしなくてもwww
153以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 17:44:58 ID:K+kdATs2O
まとめサイトの更新があんまり早いと、スレに来ないでまとめで読めばいいやって奴が
増えるかもしれないし、遅いぐらいでちょうどいいんじゃね?
154以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 17:51:32 ID:ZcWR57YC0
日常が忙しいと言いながらも更新をしたいと言い

内心は鯖を軽くするためにまとめサイトの更新を遅らせるという

異端の感性を武器とする男……!
155以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 18:26:09 ID:Y9r46Bdc0
156以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 18:27:29 ID:Kf/mlQ6j0
まとめ氏。無理はいかんよ
急展開ほしゅ
157以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 18:58:52 ID:jARBEsA10
帰宅ーーほす

久しぶりに◆7gz6xndNZs氏見たと思ったら、
ずいぶんすごい展開やってますなあwwww
158以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 19:40:51 ID:/bRkcNEy0
>>157
乙ですwwww
会社に専ブラ入れるの大分躊躇してましてwwww
159以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 20:16:06 ID:jARBEsA10

さて、そろそろ何か行こうかなw
160以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 20:31:39 ID:/bRkcNEy0
ホス
161 ◆7gz6xndNZs :2005/08/12(金) 20:39:35 ID:/bRkcNEy0
>>146 の続き

毎週会いに行くたびに小悪魔は痩せている気がした

小悪魔の笑顔も二度と見れないのか・・・

病院の帰り道

「ねぇ・・・・」
「ん?なんだよ?」
「あのさ・・・・今言うべきかずっと悩んでたんだけど・・・」
「なんだよ?」
「その・・・あんたのなかに・・・まだ従兄弟ちゃんは・・・・・・いるの?」
「・・どういういみだ?」
「だから、あんたにはまだ従兄弟ちゃんをおもう気持ちはあるの?」
「・・・・・・」
「従兄弟ちゃんはあんな状態じゃない・・・だから・・・・」
「・・・・考えさせてくれ・・・・」

俺はそういってあいつを置いてさっさと帰宅した
162 ◆7gz6xndNZs :2005/08/12(金) 20:47:47 ID:/bRkcNEy0
>>161 の続き

あいつの言った意味を俺は理解してる

小悪魔があの状況じゃもうあいつと小悪魔を選ぶことなんてできない
でも、俺のなかにはまだ小悪魔との思い出が残ってる

あいつと小悪魔
選べない俺には選択するまでもない結果を神様が与えてくれたのか・・・


意識のもどらない小悪魔を思うことは
あいつを傷つけることにもなるだろう

しかし二人が一人になったからじゃあこっち
なんてことはできない

俺の心には小悪魔の笑顔がまだ残っているのだから・・・
163 ◆7gz6xndNZs :2005/08/12(金) 20:56:06 ID:/bRkcNEy0
>>162 の続き

答えをださないまま1週間がたった
「ねぇ?」
あの子が隣のクラスからやってきた俺に話し掛けた
「ん?どうした?」
「明日、あいつちゃんの誕生日だったわよね?」
「・・!あああ、すっかり忘れてた!」
「やっぱりね、あなたなら覚えてないと思った」
「ええ、予想のとおりで・・」
「なにか買うもの決めておかなきゃだめよ?」
「おう、わざわざありがとな」

あいつの誕生日か・・・

いつもだったら小悪魔と一緒に買い物に・・・・・
俺はそう思い始めようとした自分を振り払った

とりあえず買い物にでもいくか・・・
おれは学校かえり駅に買い物に向かった

164 ◆7gz6xndNZs :2005/08/12(金) 21:01:26 ID:/bRkcNEy0
>>163 の続き

雑貨屋やおもちゃ屋やアクセサリー屋を適当に回ったが
まったく何を買っていいか分からなかった

買い物に回っている間、俺はあいつの言葉を思い出していた

俺がこのまま戻らない小悪魔の笑顔を待つより・・・
俺があいつを大事にしたほうがいいのだろうか

小悪魔がもし意識があったとしたら
きっとそういうような気がした

「いいからぁ!あいつちゃんのこと、大事にしてあげなよぉ!!」

幻聴か・・・・
小悪魔の元気な声が聞こえたようだった

俺は買い物をしないで、家に帰った

家について、一息つき俺はあいつにメールした

件名:今夜
本文:いつもの神社に8時にきてくれ

送信して俺は少し眠りについた
165 ◆7gz6xndNZs :2005/08/12(金) 21:06:24 ID:/bRkcNEy0
>>164 の続き

目が覚めると丁度7時30分
30分前だが俺は家をでて神社に向かった

いつもどおりの神社
人気はないが、夜景はきれいに見える
少しのあいだぼーっと町を眺める

「なーに黄昏てんのよ!」
勢いよく俺の背中をたたくあいつ

「おう・・・気づかなかった」
「さ、はやくプレゼントよこしなさいよ!」
「はぁ?普通自分で言うか?デリカシーのねーやつだな!」
「うっさいわね!どうせあるんだからいっしょじゃない!」
「ねーよ!」
「ない?じゃあなんでよんだのよ?」

俺は少し間をあけて言った

「その、誕生日ってわけじゃないんだけどさ・・・」
「うん・・」
「さっき駅前でおまえのプレゼント選びながら思ったんだ」
「・・・」
「きっと小悪魔も、俺がおまえを大切にすることを望んでいるような気がするんだよ」
「・・・」
「だから、今日おまえに伝えることがある」
「・・・・うん」
「俺は・・・・俺はおまえが好きだ!!俺と・・付き合ってほしい」
166以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 21:15:49 ID:/bRkcNEy0
すげぇ中途半端ですけど、ここまででwww
167以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 21:21:21 ID:ZcWR57YC0
セツナスwwwwwwwww
168以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 21:22:03 ID:jARBEsA10
>>166
ここで寸止めかよwwwww
でも乙!!
169以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 21:34:16 ID:vDu+2rPyO
やべぇwwwwwww続きが気になるwwwwwwww

早く明日が来ないかな(´・ω・`)
170 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/12(金) 21:57:47 ID:jARBEsA10
>>67 本線(だよね) つづき

・・・そして次の週末
俺はあの子を誘って、遊びに出かけることにした
彼氏と別れたばっかりのあの子・・・
あの子をなぐさめてやれるのは、長い付き合いの俺だけだ、俺はそんな風に思っていた
いや、そんな風に自分に理由を付けていただけかもしれない・・・

待ち合わせ場所に行ってみると、あの子は先に来て待っていた
俺に気付くとニコニコして手を振ってくる
「ふふ、今日は珍しく早かったね」
「あ、当たり前だろ? 昔だって俺、デートに遅刻したことなんか・・・」
「うふふ、『間に合ったことなんてあったか?』の間違いじゃない?
 私が電話して起こしたことだって、何度かあったと思うけど」
「う・・・そ、そんな昔のこと持ち出さねえでくれよ・・・」

我ながら情けない声になってしまったが・・・あの子はニコニコ微笑んで俺を見つめている
すると、ふとあの子が遠い目をしてつぶやいた
「そっか、何だかもうずいぶん前みたいだよね・・・私たちが付き合ってたのって。
 もう私のことなんか、忘れちゃったよね」
「ちょ、ちょっと待てって! そんなつもりで言ったんじゃねえってば。
 俺がお前のこと忘れるわけねえだろ?だって俺は、中学の頃から・・・」
俺はつい言いかけて、慌てて止めた
バカ、今更何言い出すんだ、俺・・・?あの時自分から振っておいて、どの面下げてそんなこと・・・

「そうだよね、中学の頃からお友達だったもんね、私たち」
あの子はまた少し微笑みながらそう言った
でも、なぜかその笑顔は少し寂しげに見えた

お友達、か・・・
171 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/12(金) 22:31:14 ID:jARBEsA10
>>170 つづき

「さて、じゃあどこ行こうか。お前、どっか行きたいとこある?」
「映画行こうよ! 皇帝ペンギン!!」
「ハハ、まだ見てなかったのかよ? てっきりお前のことだから、もう何度も見たのかと・・・」
俺がそう言うと、あの子はまた少し寂しそうに笑った
「うん・・・見に行こうって約束してたんだけどね。急に合宿とか練習が入っちゃって・・・」
「あ・・・そっか」
しまった、余計なこと聞いちまった・・・俺は慌ててあの子に声をかけた
「よし、じゃさっそく行こうぜ」
「うん♪」
あの子は弾むようにそう言うと、俺の手を引っ張って先に歩き出した

そして映画館に向かう途中、向こう側から長身の男が歩いて来るのにバッタリ出くわした
ヤバイ・・・俺はその男に目を合わせられなかった
けどあの子はニコニコしながら、つい何日か前に別れたばかりのその男に、至って普通に話しかける

「あら・・・今日は練習、なかったの?」
「うむ、珍しく休みが出来たんでな。・・・まあ、一歩遅かった訳だが」

その長身の男もまた、あの子と同じように全く普通の様子だった
サッカー男はチラリと俺の方を見たが、また向き直ってあの子に話しかけた
「お前も・・・元気そうで何よりだな」
「うん、元気だよ。 あなたもコンディション崩さないでね? 大きな大会、近いんでしょ?」
「ああ、言われんでもしっかりやるさ。プライベートとサッカーとは別だからな」

サッカー男は何か吹っ切れたようなスッキリした表情をしていた
こいつももう、気持ちに区切りが付けられたんだろうか・・・?
172以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 22:46:43 ID:ZcWR57YC0
ワクワクテカテカ
173 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/12(金) 22:56:03 ID:jARBEsA10
>>171 つづき

そしてあの子はまたニコッと微笑んで、言った
「じゃあ・・・もう、行くね」
サッカー男はつないだままの二人の手をチラリと見ると、あの子に優しい声で話し掛けた
「ああ。お前もしっかりやれよ。 もうそのまま離すんじゃないぞ?お前の初恋だろう?」
「やだ、変なこと言わないでよ・・・でもありがと。私も頑張るね」

あの子はそう言うと、俺とつないだ手にギュッと力を込めた・・・

そして俺たちはそこでサッカー男と別れ、そのまま歩き出した
映画館の前に着き、あの子が当日券を買いにチケット売り場に向かう
俺がしばらく一人で待っていると、ふと大通りの向こう側の交差点にサッカー男が見えた
誰かと待ち合わせだろうか・・・? サッカー男は人待ち顔でそこにたたずんでいる
すると、向こう側からやってきた人影に気付いて、サッカー男は軽く手を振る
向こうの人影も、サッカー男に向かってちょっと手を振ると小走りに駆け寄って行った

サッカー男の側に駆けて来たのは・・・あいつだった
(え!?何で、あいつが、サッカー男と・・・?)

向こう側の俺に気付くはずもなく、サッカー男とあいつは人ごみの中に紛れて消えて行った
しばらく呆然としていると、あの子がチケットを買って戻ってきた
「お待たせー。あれ、どうしたの、ボーっとしちゃって? もしかして、誰か芸能人でも見つけた?」
「い、いや・・・何となく、な」
「ふふ、変なの。さ、入ろ♪」
そう言ってあの子は俺に腕を絡めてくる

俺はなぜか少し苛立っていた
あいつがそうするんなら・・・俺だって、こいつとこうしてても構わねえだろ?
そう思って、俺は絡めたあの子の腕をギュッと自分の方に引き寄せた・・・
174以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 22:58:33 ID:jARBEsA10
ここでちょっと休憩w
軽く食うもの買ってくるww
175以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 23:16:12 ID:Y9r46Bdc0
ホス
176以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 23:27:34 ID:MNoq4kE90
コア熊が目覚めたりしないのか!?!!!!!
177以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 00:02:15 ID:dwOkt1D10
◆6ytwm3xJRY氏が帰ってくるまで耐えられそうに無い・・・
おやすみなさい ノシ
178以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 00:02:23 ID:6MjsxHJm0
http://lovemode.info/live/test/read.cgi/chat/1123858257/
ここで⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーンすると彼女が出来るお
179以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 00:04:03 ID:7ohrYFt90
>>177
もやすみ〜ノシ
すまん、帰っては来てるけどまだ書けてないwww
180まとめ ◆xAiTSU88R2 :2005/08/13(土) 00:21:02 ID:SQT21hTp0
今帰りましたwwwww
明日は親戚の家に行くため6時起きです_no
今日含め土日のまとめ作業は無理っぽいです。。

職人の皆さんが頑張ってるのに俺がこんなんですんません_no
ではお休みなさいノシ
181 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/13(土) 00:39:26 ID:7ohrYFt90
>>173 つづき (まとめ氏ご苦労さんですww)

映画を見終わって、俺たちは軽く何か食べることにした
「ねえ、あそこのパスタのお店、美味しいらしいよ?行ってみようよ」
「ん、いいよ。お前の行きたいとこならどこだって行くさ」

こいつは昔から不思議と美味い店を探し当てる嗅覚のようなものがあって、
薦められる店はほとんど外れたことがない
だから正直にそう言ったのだが、あの子は少し違う意味に取ったようだ
「ふふ、相変わらず優しいんだね。従姉妹ちゃんたちが好きになるのも分かるなあ」
「え?」
「でも・・・うふふ、何でもない。じゃ、行こ?」
そう言ってあの子は俺の手を引っ張って、その店に入って行った

その店はやはり、あの子の言う通りなかなかのものだった
「やっぱり美味しいね。入って良かった♪」

そして食後のコーヒーを飲んで一息ついているとき、俺はさりげなく聞いてみた
「なあ、お前・・・良かったのか、あれで?」
「え?良かったじゃない! あれ、あなたもしかしてイヤだった?」
「べ、別にイヤってことねえけどさ・・・けど、奴だって可哀想じゃん」
「あー・・・可哀想だけど、しょうがないじゃない。あのひとはそういう運命なんだし」
俺はあいつと人ごみに消えて行った、サッカー男の姿を思い出していた
「そうだよな。ま、結局自分で選んだ道ってことだよな・・・」
「でも、あの赤ちゃん可愛かったよねえ〜。うふふ、私たちもああいう赤ちゃん欲しいよね♪」
「え!?何の話だよ? っていうか赤ちゃんって、お前・・・」
「何言ってるの、皇帝ペンギンでしょ? あー、ああいう家族って憧れるなあ・・・」

ガクッ! 映画の話かよ・・・
182以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 00:44:23 ID:PPMlIYGJO
まとめ氏乙!!

まぁ人生色々だから気にすることなんかないすよ!!
183以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 01:02:25 ID:0RiDoUOj0
気長に行こうや
184 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/13(土) 01:32:12 ID:7ohrYFt90
>>181 つづき

次の月曜日、俺は何となく気になって隣のクラスに行ってみたが、あの子は休みだった
(土曜は別に何ともなく元気だったのに・・・どうしたんだろう?)

俺は放課後、あの子の家に見舞いに行ってみることにした

あの子の家に行くと、あの子のお母さんが出迎えてくれた
「まあ、お久しぶりね? 元気にしてたのかしら?」
お母さんとは昔遊びに来た時に何度か顔を合わせていて、顔見知りだったのだ

「ええ・・・あの、彼女の具合は・・・?」
「もう、あの子ったら何を考えてるのかしらねえ、あなたからも何とか言ってあげてくださらない?」

あの子の部屋に通されると、ベッドの中からあの子が顔だけ出した
「あー? 来てくれたんだ?」
「どうしたんだよ、お前?」
「うん・・・ペンギンさんたちの気持ちになれるかなあって思って、
 氷のお風呂に入ってみたんだけど・・・風邪引いちゃった」
「そ、それが原因かよ! ・・・お前なあ、お母さんも呆れてたぞ? 何考えてるんだ?って」
「だって・・・あの映画見たら、どうしてもやってみたくなっちゃったんだもん」
「ったく、心配させやがって・・・いい加減にしろよな」
「ふふ、心配してくれたの?」
「当たり前だろ? 急に休んだりするから、色々考えちまったじゃねえか」
「ありがと。やっぱりあなた、優しいなあ」

あの子はそう言うと、そっと目を閉じた
熱があるせいか、あの子の顔は何となく赤くなっていた・・・
185以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 02:21:09 ID:HNT5qZSG0
ちょっと萌えるwwwwwwこれはばやいwwww
186 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/13(土) 02:28:42 ID:7ohrYFt90
>>184 つづき

・・・そして、更にその次の日

昼休み、いつものように屋上に行くと、小悪魔とあいつが外を眺めながら何やら話をしていた
二人は俺に気付かず、そのまま話を続けていた

「ねぇ、このままじゃヤバイんじゃないのぉ?」
「・・・ヤバイって?」
「何言ってるのよぉ! カレのことに決まってるでしょお?
 最近あの子がまた急接近してるしぃ、このままじゃあの子と元サヤだよぉ?」
「うん・・・でもさ、実は前にあの子から聞いたことがあるんだ。
 あの子ってあのバカが、中学のときの初恋の相手らしいんだよね。
 そういうのってさ、やっぱり忘れられないんじゃないかな・・・」
「だからってカレのことあきらめちゃうのぉ? 私は絶対、そんなの嫌だからねぇ!
 私だってぇ、こんなに本気になったのカレが初めてなんだからぁ!!」
「あなたはいつも真っ直ぐでいいわよね・・・。あなたのそういうとこ、うらやましいわよ」
「もぉ! 何だかあきらめムードなんだからぁ! やっぱりあなたってホントに、
 あのサッカー部くんといい雰囲気なんじゃないのぉ!?」
「ちょっと! 何言ってるのよ!?誰がそんな噂話を・・・?」
「ふぅーんだ!私の情報網を甘く見ないでよねぇ!彼のこと諦めるんならさっさとしなさいよぉ!」
「何が情報網よ!適当なウソ言わないで!!!別にサッカー部のカレとは何も関係ないわよ!」

あいつはそう言って、パッと振り返ると出入り口に向かって歩き出した
俺は見付からないようにそっと物陰に隠れてやり過ごす

そして一人になった小悪魔は、空を見上げてそっとため息をついていた
「あーあ、初恋の相手かぁ・・・私だってこんなに本気になったの、彼が初めてだもん。
 私も初恋って言えば初恋だよねぇ。よぉし、やっぱりあの子には負けないんだからぁ!」
小悪魔はそうつぶやくと、一人でニヤリと微笑んでいた・・・
187以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 02:36:48 ID:7ohrYFt90
ってことで、今日はこの辺でそろそろ落ちますw

あと土日はちょっと泊まりで出かけて来るんで、
たぶん話の投下できなさそうですwwwww
帰ってきたら俺の居場所なくなってたりしてwwwwww

つうかまとめ氏もいないし、過疎りまくってスレが落ちちゃう可能性もあるけど・・・
まあ絵師さんたちとか、復活◆7gz6xndNZs氏とかもいるから大丈夫かなww

それでは〜ww
188以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 02:41:16 ID:HNT5qZSG0
大丈夫だ!安心して行ってこい!!!!
189以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 02:48:37 ID:HNT5qZSG0
なんとか小悪魔の心をゲットしろ!!!!!!!!!
190以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 03:04:41 ID:EencL1XCO
あの子!あの子!
191以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 04:04:39 ID:PInppH8S0
はいはいほすほす
192以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 04:42:03 ID:vJgFZjUC0
フォ
193以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 06:00:59 ID:PPMlIYGJO
保守の皆さん&職人さん方乙です!!
194以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 07:17:38 ID:vJgFZjUC0
fo
195以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 08:31:41 ID:Mzfi/DW/O
ほー
196以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 10:01:03 ID:ItZWPkz7O
フォ
197以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 10:04:45 ID:l/td3D4z0
宣伝
腐女子がマターリいちご話をしているスレです。みんなの力で潰してあげてね?

女の子がいちご100%を語るスレ3
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1123490320/l50
198以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 10:07:55 ID:dkwDMqfy0
ho
199以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 11:02:05 ID:xVYQb4gR0
ho
200 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 11:08:10 ID:xVYQb4gR0
>>165 の続き

「俺は・・・・俺はおまえが好きだ!!俺と・・付き合ってほしい」
「・・・・・・ウェッ・・・・・グスッ・・・・・・・・・・」

久しぶりにみるあいつの泣き顔が無性にいとおしく感じた
そっとあいつの肩を抱き寄せた

俺の胸に顔をうずめすすりなくあいつ

「・・・・バカ・・・・・グスッ・・・・嬉しいじゃない・・・・バカ・・・・」
「バカで悪かったよ・・・・・ごめんな・・・・・」

小一時間俺たちは抱き合って、あいつは今までの分だけ泣きつづけた

次の日から俺たちは初めてぶつかったあの曲がり角で毎朝待ち合わせをして学校にいくことにした

「おはよう!」
「おう」
「ほんっとあんただらしない顔してるわよね!」
「しゃーねぇだろ、朝は低血圧なんだよ・・・・」

毎朝あいつとくだらない話をしながら登校する

今までで一番平穏で、そして幸せな時間が過ぎていった
201 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 11:16:42 ID:xVYQb4gR0
>>200 の続き

俺とあいつは普通にカップルだった

学校帰りは買い物にいったり、公園でしゃべったり、ゲーセンで遊んだり

あの子もサッカー男とうまくいっているようだった

このまま平穏な日々が過ぎるものだと思っていたのだった・・・


ある日の放課後
足が速いあいつは陸上部に借り出され、次の大会の助っ人になったので
大会までの2週間練習が入ってしまった
俺はしかたなく一人で帰ることにした

真っ直ぐ帰るのもしゃくなので、街をすこしぶらぶらして帰ることにした
ふと、アイスクリーム屋に目をやる

「・・・・・?」
アイスクリームや屋からでてきた後姿
なぜか小悪魔にそっくりな後姿だった

俺は気になってその小悪魔に似ている後姿を追いかけた
202 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 11:19:55 ID:xVYQb4gR0
>>201 の続き

俺が追いかけるのを裏腹に
小悪魔に似た後姿はどんどん進んでいく

俺は思わず走り出した

小悪魔に似た後姿は曲がり角を右に曲がった
俺も急いで曲がり角を右に曲がる

「・・・・いない・・・・?」

曲がり角を曲がった先は行き止まり
ビルとビルの間の袋小路だった

俺の幻想か白昼夢か

ふと我に返り、俺は家に帰ることにした


俺の中にいる小悪魔がつくりだした幻想だったのか

夢と現実の狭間にいるような、不思議な感覚に襲われながら
俺は公園に来ていた

203 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 11:23:05 ID:xVYQb4gR0
>>202 の続き

夕暮れの街
公園のブランコにもたれかかり
不思議な気分のまま揺られる

「あれは・・・・・幻だったのか・・・?」

どうしても言いやらぬ気分に襲われた俺は
1ヶ月くらい行っていなかった小悪魔の病院へ向かった

「えっと、301号室だったよな・・・・」
病院に着いた俺は小悪魔の病室を探した

(301号室)
コンコンッ
「しつれーしまーす・・・・」

ノックをして中に入る

なにもない・・・・
ベッドも無い
ただ広い病室
一度外にでて番号を確かめる
たしかに301号室だった

俺はナースセンターに行き、301号室の患者を訪ねた
204 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 11:35:37 ID:xVYQb4gR0
>>203 の続き

「えっと、301号室のお嬢さんね・・・・・先月別の病院に移動してるわ」
「どこの病院ですか!?」
「ちょっとまってねぇ・・・・・・・場所は・・・」
「場所は?」
「カリフォルニアだわ」


カリフォルニア・・・・
どうやら小悪魔の父親がカリフォルニアの大学病院に移動させたらしい
そこには最新の設備が整っているかららしい

俺は複雑な気持ちだった

小悪魔にはもう会えない
だがいま俺にはあいつという大切な存在がいる

あいつのためにも、もう小悪魔には会わないほうがいいのかもしれない

考え事をしているうちに家に帰っていた

俺の心の中から、小悪魔が薄れていくのを感じていた
205 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 11:41:47 ID:xVYQb4gR0
>>204 の続き

ある日の休日
俺は新しい靴を買うためにあいつとぶらりと買い物にでていた

「やっぱNIKIかなぁ〜」
「ええ〜abibasにきまってるじゃない!」
「まじか?でもBANSもいいよなぁ」

いろいろ悩んで1足選んで購入
「こちら今抽選券になってますので、3枚さしあげますね〜。3枚で一回抽選できますから」

どうやら駅前商店街のクジの券らしい
「せっかくだからクジでもやってくか」

駅前商店街クジ会場
意外と人が少なく、人気はなさそうだ

「さーさ綺麗なお嬢さん!がんばってねー1等はプラズマテレビだよ〜!」
あいつにガラガラを回させた

ガラガラ・・・ガラガラ・・・ガラガラ・・・ポトンッ

金色の玉がでた
「え・?うそ?まじ?うそ?」
カランカランーーーーーーーカランカラーーーン!

「おめでとうございます!!特賞でましたぁ!!!!」
「まじかよ?」
「きゃーーーー!!やったぁああ!!!」
206 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 11:44:46 ID:xVYQb4gR0
>>205 の続き

「おじさん!特賞ってなに?」
「特賞はカリフォルニア旅行3泊4日ペアだよ!!二人で行ってきなさい!」

カリフォルニア旅行・・・・?

「やったわねぇ!アメリカよアメリカ!!」
「あ、ああ・・・・・」

カリフォルニアだって・・?小悪魔がいるあのカリフォルニア?
事情を話してないあいつは純粋に大喜びだったが、
俺にはとても複雑だった

あいつと二人で旅行はいいんだが、
小悪魔に会いに行くべきなのだろうか

しかしこんなこともないと会うことも出来ない

俺はいったいどうしたらいいんだ

まるでおれは神様の手のひらで踊らされている気分だった・・・
207以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 11:47:16 ID:ZoyjWLBU0
wktk
208 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 11:51:42 ID:xVYQb4gR0
>>206 の続き

当選の手続きをして、チケットを受け取った
俺とあいつは一人1枚づつチケットを持つことにし、
当日は学校を休んで行くことにした

旅行まであと1ヶ月ある

俺は小悪魔の父親に連絡するか果てしなく悩んだ
あいつに小悪魔のことを話すかも悩んだ

悩んでいるうちに俺はいつしか眠ってしまった

「ねぇ・・・・あたしのことわすれちゃったのぉ?」
「あたしねぇ・・・やっぱり君のことわすれられないよぉ・・・・」
「大好きだよぉ?」
「おっはよぉ!げんきぃ?」

目が覚めた頃はもうあたりは暗くなって静だった
時計を見ると深夜0時丁度

「やばい・・ねなきゃな・・・」
寝ぼけながら寝る準備をしていると、
こんな時間に携帯が鳴った

知らない番号だったが、とりあえず出た
「はい・・・もしもし?」
209 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 11:56:01 ID:xVYQb4gR0
>>208 の続き

「もしもし・・私がだれかわかるかい?」
「えっと・・・ああ!小悪魔のお父さん!?」
「そうだ、そのすまなかったね。君に連絡せずに」
「いえ、この前病院に行ったときに看護婦さんに聞きましたよ」
「すまない、さぞ驚いただろう。」
「いえ、それで小悪魔は・・・?」
「うむ、それが近じか大きな手術をするんだよ」
「え・・?助かるってことですか!?」
「いや・・・それが確立は50%ってところか・・」
「・・そう・・・ですか」
「手術の報告だったんだが、1ヶ月後なんだよ。」
「1ヵ月後!?」
「どうしたのかね?」

俺は悩んだ
あいつと一緒に旅行でカリフォルニアに行くことを言うべきかどうか
しかし俺の口は本能的に動き出した

「実は・・・商店街のクジでカリフォルニア旅行があたりまして、それが丁度1ヶ月後なんです」
「それは不思議な偶然だね、娘が君に来て欲しかったとしか思えないな」

確かに・・コレは神様の仕業じゃない、小悪魔お得意の悪戯的な偶然だった
210 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 12:00:08 ID:xVYQb4gR0
>>209 の続き

「じゃあ当日は私が迎えにいこう」
「ええ、おねがいします。あ、あとクラスメイトも一緒に行くんですが・・・」
「ああ、あの子か。わかったよ、二人とも着てくれると娘も喜ぶだろう」
「おねがいします」
「じゃあ君のホテルを教えてくれ、あと私のあっちでの番号も・・・」
「では・・・」
「うむ、よろしくおねがいするよ」
ガチャン


・・・・大きな手術、可能性は50%か

50%ってのは、俺があいつか小悪魔か選ぶ可能性と一緒なのだろうか
俺は常にこの50%っていうものに踊らされている気がする

だから俺にはわからない
助かるのか、ダメなのか
俺には選べなかったから・・・

俺はあいつに連絡した

「そうだったの・・・・いいわよ」
「怒らないのか?せっかくの旅行なのに」
「その偶然はきっと従兄弟ちゃんの悪戯だもの、しかたないわねw」

意識のない小悪魔の悪戯に、俺たちは快くひっかかることになった
211 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 12:04:48 ID:xVYQb4gR0
>>210 の続き

パスポートの申請を急いで行って、準備をすすめた
旅行バッグは海外旅行バカの両親に借りることにした

「息子よ!ついに海外デビューか!癖になるぞ?俺の息子だからな!」

なんていってるバカ親父はとりあえずほっといた

あっという間に3週間がたった

「いよいよ来週ね・・・楽しみだわ!」
「そうだな・・・・」
「なによ!暗いわね!そんなんじゃ成功するものも成功しないわよ!」

この3週間は準備におわれ、それほど考える時間も無かったが、
残り1週間を切って急に不安に襲われた

もし小悪魔が助かったら?
あいつと付き合ってる俺を見たら?

もし失敗したら?
ずっと植物状態が決定する小悪魔の姿を見たら?

俺は今になって急に行くのが恐くなってしまった・・・
212 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 12:09:51 ID:xVYQb4gR0
>>211 の続き

旅行当日・・・

成田までうちの親父に送ってもらう
なんかしゃべってたが、俺は全く聞いていなかった

「おじさま、ありがとうございました!」
「じゃ気をつけてな!エロイことすんなよ息子よ!」
「ああ・・・・」

搭乗手続きを済ませる
あいつは田舎者丸出しで成田をうろうろして回っていた
俺はそんなあいつの跡をついてあるった

搭乗30分前に俺たちは飛行機に乗った

日本からサンフランシスコまで約9時間
そこから専用のバスで約2時間の長旅だ

9時間という長いフライトだが、俺には考えるだけの十分な時間ではなかった
あいつは飛行機備え付けのマルチメディア端末に夢中になっていた

空の上で、俺の心は雲のようにうち消えそうになっていた
213 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 12:15:41 ID:xVYQb4gR0
>>212 の続き

気づいたらもうサンフランシスコに到着するようだった
フライトの時もそうだったが、あいつは飛行機が揺れるのに脅えていた

「ちょ、落ちないわよね?大丈夫よね?」
「おちねーよ」

無事到着した飛行機
俺たちは名前の書いたボードを持ったガイドを見つけてバスに乗り込んだ

バスでの2時間

外の景色はアメリカそのものだった
デカイ車と外人の街
途中フィシャー・マンズワーフという有名なところも通り過ぎた

バスの中でアメリカンサンドイッチが出たが、
でか過ぎて食いきれなかった

214以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 12:23:34 ID:dkwDMqfy0
いい文章書くもんだなぁ
215 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 12:24:37 ID:xVYQb4gR0
>>213 の続き

初日は到着するとこっちは昼間だった
俺たちは時差に悩まされつつ、ホテルに着いた

ホテルは予想したよりはるかに豪華なホテルだった
俺とあいつはツインの部屋が用意されていた

「あんた夜中に変なことしたらぶっとばすからね!?」
「そんなことしたら命がいくらあってもたりねぇよ!」
「どういう意味よ!!」
ガンッ

旅行気分ですこし浮かれ出した俺たちは、
サンタクルーズ・マリーナへ向かった

沢山のボートがならぶサンタクルーズ湾
日本にない風景に感動しながら二人で歩いた

「あんたずっと考え事してるから心配してたわよ」
「ん・・?ああ、すまねぇな。もう大丈夫だ」
「ならいいけど・・・大丈夫?」
「おう」

内心は全然大丈夫じゃなかったが、
あいつを心配させないように必死に取り繕った

216 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 12:30:36 ID:xVYQb4gR0
>>215 の続き

夜になって明日の行くルートを決める

「とりあえず、昼まではデス・バレーにいって、夜はゴールデン ゲート ブリッジかしら?」
「ああ、そうだな、それでいいんじゃないか?」
「じゃあガイドさんに電話してくるわね!」

あいつはそういって電話をかけにロビーに向かった
俺はその間に小悪魔の父親に電話をかけるため、部屋の電話を使った

「Hello?」
「え?あれ?あの?え?」
「ああ、君か」
「すいません、間違えたかと思いました」
「いやいや、すまないね。一応現地では英語だからね」
「そうですよね、とりあえずこっちはホテルにつきました」
「そうか、無事で何よりだよ」
「じゃあ明後日はよろしくおねがいします」
「うむ、現地時間で7時ごろに迎えにいくよ」
「わかりました、では」

ついに明後日に迫った小悪魔の手術

不安と期待、俺の心も50%に分かれていた
217 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 12:37:29 ID:xVYQb4gR0
>>216 の続き

次の日も朝早くおきてガイドの車で観光に向かう
南カリフォルニアの壮麗な砂漠の風景、デス・バレー

広がる砂漠の風景はまるで俺の不毛なる心のようだった

手にとると砂はとても細かかった
乾いた砂がすくった手から零れ落ちる
俺が選んだあいつを、俺の手からこぼれ落としたくはない
でも俺は小悪魔を救ってあげたい

二つの感情が入り混じる
一度は消えた一つの火はまたともり
そして二つになってしまうのか

帰りに街のスーパーなどによってアメリカンなものを買って帰った

すべてが大きいアメリカンサイズに驚きつつ、
俺たちはホテルに戻った
218 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 12:40:13 ID:xVYQb4gR0
>>217 の続き

二日目の夜・・・

「いよいよ明日ね…」
「・・・・ああ」
「ダイジョブよ!きっとうまくいくわよ!」
「そう・・・だな・・・」
「でも・・・複雑よね・・・」
「ああ・・・・」

それ以上俺たちは言葉を交わさなかった
お互い言いたいことも分かるし、
それは言葉にださないほうがいいからだった

ホテルのカーテンをあけて待ちの光を眺める
ゴールデンゲートブリッヂの夜景が綺麗だった

俺はさっきスーパーで買ったアルコールを飲みながら眠りについた
219以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 12:49:00 ID:wK6uMyeT0
話しがデカくなりすぎ
220 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 12:51:27 ID:xVYQb4gR0
>>218 の続き

次の日の朝、俺は予想以上に早く起きすぎた
7時に迎えが来るが、今は5時だった

俺は少しホテルの庭におりて散歩をした

庭で黄昏ていると一人の外人が話し掛けてきた

「Hey?」
「え?俺?いや俺英語ダメ!むり!No!」
「Oh!じゃあニホンゴでいいですカ?」
「あ・・・はい・・・・」
「なにかお困りデスカ?」
「いえ、ちょっと悩み事が・・・」
「そうですカ、がんばってくださいネ?」
「ええ・・・」
「きっとその悩みはあなたをさらに大きくすることでしょう」
「・・・そう思いたいです」

それだけいうとその外人は去っていった
なにを伝えたかったのだろう
怪しいやつにでも見えたのかな?

そう思い部屋に戻るとあいつもすでに準備していた

「どこいってたのよ?」
「ちょっと散歩にな」
「はやく用意しなさいよ?」
「へいへい・・」
221 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 12:55:20 ID:xVYQb4gR0
>>220 の続き

ホテルの前で待っていると、
大きな黒い車が来た
これだと一発で分かるような感じだった
「やぁ、すまないね。どうぞ乗ってくれ」
「ありがとうございます」

車に乗り込んだ俺とあいつ
小悪魔の父親は何もしゃべらず、
めずらしくそわそわした感じだった

それに反して俺のこころは不思議と落ち着いていた

50分くらい車で走ると、大きく立派な病院が見えた

「さぁ、ついたよ」
「すごい病院・・・」
「でかいな・・・」

圧倒されている俺たちを尻目に、小悪魔の父親は俺たちの前を歩き出した

「この部屋にまだ娘がいる、手術前にあってあげてくれないか」
「はい」

俺は部屋に入り小悪魔を見た
小悪魔は前と変わらず、寝ているような綺麗な顔をしていた
「・・・久しぶりだな・・・元気か?今日は・・・・頑張れよ・・・」
そういって俺は泣きそうになって部屋を出た
222 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 13:03:23 ID:xVYQb4gR0
>>221 の続き

しばらくすると外人の医師たちが小悪魔の部屋にはいっていった
小悪魔はベッドのまま手術室に連れて行かれた

長い手術になるだろう
俺とあいつは両手を合わせてうつむきながら待ちつづけた


何時間たっただろうか
あいつは疲れて俺の膝で眠っていた

眠っているあいつをみて、
俺も一瞬油断したのかふと眠りについていた

「ねぇ、今日は着てくれてありがとねぇ!でも、今日はまだあえないよぉ?」
「なんでだよ!?」
「だってぇ、あたしこんなにかわっちゃたものぉ・・・・」
「関係ない!俺はおまえの笑顔がまた見たいだけなんだよ!!!」
「ふふ、うれしぃなぁ!でもおねがいだからもうちょっとだけまってねぇ!」

「はっ!!」
俺は目を覚ました
「夢・・・・・・か・・・・・」
最近見る夢は全て小悪魔だ
今の夢はいったいなんだったのか

夢は現実とリンクしているような気がした
223 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 13:13:52 ID:xVYQb4gR0
>>222 の続き

それからまた数時間・・・・
ふとあいつが目を覚ました

「ごめん・・・ねてた・・・・」
「いや、大丈夫だよ」

あいつと会話を交わしていると小悪魔の父親がやってきた

「手術が・・・終わったよ・・・」
「小悪魔は!?」
「病室にいる・・会ってやってくれ・・」

小悪魔の父親の暗い表情に絶望をおぼえつつ、
病室に向かった

病室にいる小悪魔は、いままでどおり、しずかに眠っていた

「そんな・・・・・」
「ひどい・・・・・」

俺とあいつは愕然として立ち尽くした
これでもう小悪魔は・・・・
224 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 13:16:59 ID:xVYQb4gR0
>>223 の続き

俺とあいつはその後ホテルに戻った
次の日は午前中だけの行動だったが、何もする気が起きなかった

その夜、俺は眠れずにベランダで空を眺めていた
星が綺麗な夜
日本の空とはまた違う空
そのとき一筋の流れ星が流れた

俺は小悪魔と旅館でみた流れ星を思い出した
「どうか・・・小悪魔を・・・」

俺はそう流れ星に祈った
あのとき、小悪魔は流れ星になんて願いをかけたのだろうか

神様がいるのなら、いやもう悪魔でもいい
小悪魔の願いをだれかかなえてやってくれ

それが俺の願い事だった
225 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 13:21:42 ID:xVYQb4gR0
>>224 の続き

俺とあいつは街をぶらぶらし、帰りの飛行機までの時間をつぶしていた

空港にすこし早めについてしまって俺たちは空港内のファーストフード店で食事をしていた

〜日本からお越しの〜○○様〜

俺の名前がふいにアナウンスで呼ばれる
「え?」
「いまあんたの名前だったわよ?」
「なんだ?なんていったんだ?」

英語と日本語が交互にアナウンスされる
おれは急いで受付の所に向かった

どうやら俺に電話がきていたらしい
「もしもし?」
「わたしだ!娘が!!娘が!!」
「小悪魔がどうしたんですか?」
「−−−。−−−−−−!!!」
「なんですか?え???」
「とりあえず迎えを出す!これるなら着てくれ!ガチャンッ」

迎えを越させても飛行機の時間まであと1時間も無い
小悪魔にいったいなにが?
226 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 13:24:23 ID:xVYQb4gR0
>>225 の続き

「ねぇ?従兄弟ちゃんのお父さん?」
「そうだった・・・子悪魔になにかあったらしい」
「それで?」

俺は言葉を発するのをやめた

「なぁ・・・」
「なに?」
「・・・・ごめん!!さきに帰っててくれ!」

俺はそういうと急いで空港の入り口に向かった
「ちょ!!どこいくのよ!!!!!!」

入り口のタクシー乗り場につくと、日本人の運転手が俺に話し掛けた
「お嬢様の?」
「はい!!!」
「ではお乗りください」

車は結構飛ばしているようだった
運転手は俺に話し掛けず、俺もなにも聞かなかった
227 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 13:30:51 ID:xVYQb4gR0
>>226 の続き

病院に着いて急いで小悪魔の病室に行く
小悪魔の病室は騒然としていた
「おとうさん!!」
「ああ君か!きてくれたのか!」
「小悪魔は?小悪魔は!?」
「それが急に容態が悪化して!今からまた緊急手術を行うんだ・・・」
「そんな・・・・!」

手術後

小悪魔は一命を取り留めた
「君の着てくれたおかげだよ・・・」
「いえ・・なにもできなくてすいませんでした・・・」
「もう・・・・娘はこのままこの病院にいさせようと思う・・・」
「・・・」
「このまま静かに過ごさせてあげたいんだ・・・」
「ええ・・・・」
「今まで、ありがとう・・・」

そういうと小悪魔の父親は俺に頭を下げた

帰りの飛行機は小悪魔の父親が取ってくれた
俺は3便遅れで日本に向かった
228以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 13:31:58 ID:xVYQb4gR0
ゴメスwww
ちょっと昼休み入るwww
229以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 13:38:41 ID:U4mTYzxbO
お疲れホス
230以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 13:55:22 ID:xVYQb4gR0
とりあえずホス
231 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 14:04:43 ID:xVYQb4gR0
>>227 の続き

日本についてからあいつにメールしたらすぐに電話がかかってきた
てっきり猛烈に怒られるかと思っていると
「どうだった?」
「ああ・・・」

俺はいきさつを話した

「そう・・・」
「もう・・・俺は小悪魔には会わない」
「・・どうして?」
「・・それが俺のためでもあるし、おまえのためでもあるから・・・」
「・・・うん、わかった。じゃあまた明日」
「ああ・・」

その夜俺は泣きつづけた
今まで流したことの無い量の涙を流した

小悪魔との決別
生きているのに、いない人として考える

それをしなければいけない
そんな非常なことを決断しなければならないのだから
232以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 14:07:23 ID:H2AuJJUg0
これ何てバッドエンディング?
233 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 14:12:43 ID:xVYQb4gR0
>>231 の続き

俺は泣きつかれて寝ていたようだった
もう小悪魔の夢は見なかった

次の日学校へは少し遅れていった

「よぉ、おはよう」
「・・・大丈夫?」
「ああ、不思議とな」

俺の心は涙とともに洗い流されたようなすがすがしい気分だった

次の日の休み、気を利かせたのかあの子とサッカー男がダブルデートを提案した

俺とあいつは行くことに決めた

次の日曜日
4人でテーマパークに向かった

俺達四人はなかよく話をしたりアトラクションをやったりした

学校の話やカリフォルニアの話やサッカー男とマネージャーの話など
そのあとあの子の機嫌をとったのは言うまでも無いが・・・
234以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 14:37:37 ID:xVYQb4gR0
とりあえずほす
235 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 14:49:12 ID:xVYQb4gR0
>>233 の続き

空もだんだん暗くなり、最後に観覧車にのって帰ろうということに

二組にわかれ観覧車にのる
「サッカー男とあの子観覧車でなにするのかしら?」
「あいつらはなにしてるかわかんねぇぞ?」
「あんたもなんか変なことしようとしてない?」
「そんなこといってるとおそっちまうぞ?」

冗談でいった俺の言葉にあいつは頬を赤く染め、目をつむった

俺は一瞬とまどったが、あいつのピンク色の唇にそっと口を添えた
時間が止まったようにキスをした

これから俺はあいつを大切にしていけると思った

「・・・・なんか照れるな」
「・・・・そ、そうね・・・」
「その、俺おまえを大切にするから・・・」
「改めて言わないでよ・・バカ・・・・」

観覧車が戻ると俺とあいつは手を繋いで下りた
あの子とサッカー男も手を繋いで下りてきて、
お互いなにかを感じ取って微笑みながら帰った
236 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 14:52:15 ID:xVYQb4gR0
>>235 の続き

俺とあいつの関係はとてもいいものだった
いつもどおりの調子だが、関係はどんどん深まっていった
まるで何年も連れ添ったパートナーのように

そして俺はあいつとの関係を続けていくことだろう
いつまでも・・・・





そう思っていた

そう思っていたのにあんなことになるなんて

誰もが思ってもいなかっただろう・・・
237以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 14:54:27 ID:nJjNHEo40
238以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 14:56:31 ID:dwOkt1D10
wktk
239以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 14:57:12 ID:xVYQb4gR0
ごめwwww
ちょっとここらで休憩しますwwww
休日出勤してるのに仕事しないのはまずいwww
つうか人いるのかwwww
240以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 14:58:19 ID:H2AuJJUg0
おkwww見守ってるぜwww
241以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 14:59:12 ID:J0X5wFdEO
wktk
242以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 14:59:15 ID:dwOkt1D10

仕事ガンバレ
243 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 15:38:15 ID:xVYQb4gR0
>>236 の続き

いつもどおり学校が終わりあいつと遊んでから家に帰った

家につき、冷蔵庫を開けてジュースを飲もうとしたが
冷蔵庫に飲み物が入っていなかった

「親父!ジュースは?」
「ないぞ!買って来い」
「んだよ、めんどくさいなぁ」

文句をいいながら私服に着替えて小銭をもって近所の自販機に向かう
外は暗く、昨日の雨のせいでもやがかった怪しい雰囲気を漂わしている

俺は自販機でペットボトルのジュースをかってそばのベンチに腰掛けた

プシュッ
蓋をあけるとすこし炭酸の音がする

あたりは静かで俺しか人はいない

コッコッコッ
ふいに暗闇から人の足音が聞こえた

もやと闇にまぎれて人影が見えない
俺の周りだけが自販機の明かりで照らされている
244 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 15:55:22 ID:xVYQb4gR0
>>243 の続き

コッ・・・・コッ・・・・

足音が俺の方に近づく
周りの雰囲気に飲まれ、俺は少しびびっていた

コッ・・・・・

俺の前をすっと人が通り過ぎた

小柄な、女の子

俺のほうをちらっとみて微笑み
また闇に消えた

「・・・・・・・・小悪魔・・・・・・?」
時が止まった

そして俺はその女の子を追いかけた

しかし見つからない
俺の足音と俺の息切れしか聞こえない静かな住宅街

俺はもやのなかに幻想をみたのか
245以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 16:01:55 ID:dkwDMqfy0
これなんて君が望む永遠?
246 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 16:01:58 ID:xVYQb4gR0
>>244  の続き

家にもどって冷静になった俺
よく考えれば小悪魔がいるはずもない

万が一、意識をとりもどしていればまっさきに小悪魔の親父さんから連絡がくるはずだ

そういって俺は布団に入った
ゆっくり眠りに入る

意識が遠くなって、だんだん無の中にまどろむ
現実がとおのき、夢に入りかける瞬間、携帯がなる

着信者名は・・・・

鳴るはずのない小悪魔からの電話

「ばかな!?」
俺は思わず声に出して通話ボタンを押した
「もしもし!!」

しかし電話はすでに切れていた


いったい誰が・・・・
誰かの悪戯なのか・・・・?
247 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 16:05:32 ID:xVYQb4gR0
>>246 の続き

錯乱した俺はなかなか寝付けなかった
また鳴るかもしれない携帯を手にもち、俺はいつしか眠りについた

ふと目を覚ますと朝だった
今日は土曜日だが、あいつは家族で旅行だそうだ

俺は顔を洗ってから昨日の自販機に向かった

自販機とベンチは昨夜の様子とは違い、いつもどおりのありふれた様子だった

俺は自販機で缶コーヒーをかって飲んだ


もやと夜のとばりに惑わされたのか
それは夢のようで、そして確かな現実のようだった


今日の俺はなにかおかしいかもしれない

缶コーヒーを飲み干し、ゴミ箱にカンを投げ捨てた

カンは音をたててゴミ箱に入り、俺はバス停に向かった
248以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 16:10:16 ID:dwOkt1D10
ワクテカ
249以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 16:21:59 ID:qeV23WubO
You!早くしてくれないとバイト始まっちゃYO!
250以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 16:43:40 ID:U4mTYzxbO
なんか専ブラから書き込めないwwwww
251 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 16:51:33 ID:xVYQb4gR0
>>247 の続き

俺は小悪魔の実家のある町へ向かうバスに乗っていた

噂によると小悪魔の父親はもう日本に当分戻ってきてないそうだ

そう、あの日からずっとカリフォルニアで小悪魔の目が覚めるのをまっているのだ


なのに俺は・・・

気が付くとバスはすでについていた

あの時、小悪魔を連れ戻しに行ったときの道を辿りながら
俺はあの大きな豪邸を探した


大きな塀が見えた

そこから数メーターいくとそこには大きなもんがあった
252 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 16:58:16 ID:xVYQb4gR0
>>251 の続き

インターホンを押す
懐かしい感覚だ

「はい、どなたさまでございましょうか」
「あの・・・・お嬢さんの学友のものなのですが・・・」
「・・・・お引取りください」
ガチャッ

どういうことだ
「あの・・・旦那様に合わせてください」
「・・・・・・」
「おねがいします!気になることがあるんです!!!」
「・・お引取り願いますか・・・」
ガチャッ

「畜生!!なんだってんだ!」
俺は怒り来るって歩き出した

なんだ?小悪魔も小悪魔の父親もいなきゃ俺なんかどうでもいいのか
それにしてもなんだあの態度は?
なにかおかしくないか?

そう思いつつ俺は歩きつづけた
253 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 17:03:10 ID:xVYQb4gR0
>>252 の続き

住宅街をでて街にでる
そのままこの街を出る気分でもなかったので、
街をぶらぶらして帰ろうと思った

細い路地に入るとなにやら露店占いの人がいた

普通なら気に求めないが、なぜか気になって目を配った

「・・・・そこのあなたお待ちなさい・・・」
「え?俺?」
「そうです、あなたです」
「はぁ・・・・?俺金ないですけど・・・」
「いいからそこに座りなさい」
「へい・・・」
「あなた・・・・・なにか探しものをしていますね?」
「(ドキッ)・・・え、ええ・・・・・・」
「その探し物は、あなたの思うところにはなかったのですね?」
「というか、あるはずもないんですがね・・・」
「ならば、東に行きなさい」
「東?」
「そうです、ずっと東に歩きつづけるのです」
「東っていったら、海じゃないでか」
「そこにあなたの望むものがあるはずです」
「東に?」

そういうと占い師はなにも話さなくなってしまった
俺は占い師のもとを去った
254 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 17:09:03 ID:xVYQb4gR0
>>253 の続き

言い知れぬ予感、不思議な気持ち
俺の気が触れてしまったのか

俺は無意識に東に向かっていた

ここから東に歩くと以前小悪魔と行った海岸がある
かなりの距離があるが、俺の体は勝手に動き出した

俺の心よりさきに体が勝手に動き出す
こんなことは初めてだ

まるで俺の体が答えを知っているかのように

2時間くらいだろうか
さすがに足が疲れだした頃、海が見え出した

懐かしい景色
蘇る思い出
潮風の匂いにのって、走馬灯のように駆け巡る
255 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 17:14:17 ID:xVYQb4gR0
>>254 の続き

俺はゆっくりと歩き出した
波打ち際にいき海を眺めた

靴が打ち寄せる波によって濡れた

左の方にある崖の上にある灯台が目に付いた

自然と灯台の方向に足が行く

白く、潮風で塗装がはがれかけたすこしぼろい灯台の階段を登る

上までつくと壮大な眺めだった

柵の下は断崖絶壁の海


丁度あたりが暗くなりはじめていて、灯台の明かりがついた

はるか遠くを照らす灯台の明かりに誘われる
256 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 17:22:22 ID:xVYQb4gR0
>>255 の続き

ふと我に返る

俺は幻想に誘われたのだろう
冷静になったおれは灯台の階段を下りた

街に戻ろうとおもい、ふと波打ち際に目をやると人影が見えた


こんな時間に、波打ち際で戯れている一人の女性がいた

俺はなにかを感じて全力で走った


すぐそこまで、ちょっとの距離だったはずなのに

俺にとっては果てしない時間だったような気がした


波打ち際で戯れる女性
小柄でな女の子だった
見覚えのある後姿

俺はその後姿にゆっくりと歩み寄った

257以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 17:26:17 ID:EencL1XCO
(゜∀ ゜)
258 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 17:35:20 ID:xVYQb4gR0
>>256 の続き

「おまえは・・・・・幻なのか・・・・?」
俺はまだ半信半疑のまま、その後姿に話し掛けた

振り向いた笑顔は懐かしく、そして温かいものだった
俺は泣いた
泣きながらその笑顔を抱きしめた

少しきゃしゃになった体が、妙にいとおしく、寂しく思えた

「なぁ・・・・・なんでだ・・・・なんで教えてくれなったんだ・・・・・」

小悪魔は言った
「ごめんねぇ・・・・・3ヶ月前に目が覚めたのぉ・・・・・・でもぉ・・・・」
「・・・・・ウッ・・・ウェ・・・・グスッ・・・・・でも?」
「すぐに動ける状態じゃなかったのぉ・・・だからせめて普通にもどるまでは会いたくなかったの・・・・」
「・・・・・お、俺は・・・・どんな状態のおまえでも・・・・会いたかった・・・・おまえの笑顔が・・・見たかった・・・・」

俺と小悪魔が抱き合っていると急に
パーーーーン!!!!

「おめでとうございます!!!!!!」
クラッカーが鳴り響く音と、大勢の人間が周りを取り囲んでいた

259以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 17:37:31 ID:dkwDMqfy0
。・゜・(ノД`)・゜・。
260 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 17:42:46 ID:xVYQb4gR0
>>258 の続き

状況を飲み込めない俺に、歩み寄ってきたのは小悪魔の父親だった

「悪いとは思ったんだが、娘がどうしてもやりたいってきかなくてな」
大勢の人を見ると、あの露店の占い師もいた

「え?なに?どういうこと?」
「実はねぇ・・・」

小悪魔がいきさつを話した
どうやら俺はあの深夜の自動販売機から踊らされていたようだ

俺をうまく導き、この海岸までおびき寄せるまでの

神様の悪戯なんかより、小悪魔の悪戯のほうがずっと手が込んでいる

でもこんなにうれしい悪戯は最高だ

「・・・・馬鹿野郎・・・。」
俺はそういって強く小悪魔を抱きしめ直した

「えへへ、待っててくれたんだよねぇ!うれしぃよぉ!ごめんねぇ、心配かけてさぁ!!」
「・・やっぱり・・おまえは笑ってるのが一番似合ってる・・・・」
「ありがとぉ!大好きだよぉ!!」
「・・・俺もだよ・・・・もう・・・はなさねぇ・・・・」
261 ◆7gz6xndNZs :2005/08/13(土) 17:48:01 ID:xVYQb4gR0
>>260 の続き

俺はあいつに別れを切り出した
あいつも仕方ないと思ったのか、あっさり別れを受け入れた

「・・・やっぱり、従兄弟ちゃんには勝てなかったのかな」
そういってあいつはいつもどおりのおれの友達になった


高校を卒業してすぐ、俺は小悪魔と結婚することにした

結婚式は家のバカ親の意見でハワイで行われた
小悪魔の父親が知り合い全員を誘ってのとてつもなく豪華な結婚式だった

なぜかわからんが家の両親と小悪魔の父親が馬が合うようで、
ちょくちょくのみにもいってるようだ

俺はというと、今は小悪魔の父親の会社を継ぐために、
子会社で平社員をしている
毎日大変だが、なんの苦にもならない

なぜなら家に帰れば大切な、俺の宝物がいるからだ

「おっかぇりぃ!お疲れ様ですぅ!!」
「おう、ただいま!」

俺の大事な”Little Devil”がそばにいるから・・・

               〜Fin〜
262以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 17:50:38 ID:dwOkt1D10
>>◆7gz6xndNZs氏
激しく乙&GJ!
楽しませてもらったよ。次回作も期待してるよwww
263以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 17:50:45 ID:dkwDMqfy0
◆7gz6xndNZs氏GJ!!!!
終わっちゃったけどwwwwwwwwwww
264以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 17:50:55 ID:xVYQb4gR0
仕事終わってないwwwww
燃え尽きたwwww
265以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 17:51:50 ID:xVYQb4gR0
>>262
>>263
ありがとう!!!
なんかスゲ-達成感wwww
とりあえず仕事戻るんで保守はおねがいします_| ̄|○
266以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 17:52:16 ID:PPMlIYGJO
てっきりあいつENDかとオモタwwwwwww
267以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 17:58:22 ID:dkwDMqfy0
読み応えあったなー
ここの職人さんたちは文章力ありすぎwwwwwwww
◆7gz6xndNZs氏仕事ガンガレ!!
268以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 18:27:39 ID:5HZBlLEbP
◆7gz6xndNZs氏、小悪魔派だったのかorz
◆6ytwm3xJRY氏の反撃期待age

つかサッカー男とあの子が別れたとこで分岐して欲しいな。
5人の方が楽シスwwwwww
269以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 19:13:14 ID:5xujtv/Y0
>>268
おまwwwwww誰派だwwww
あの子派としてはサッカー男と一緒にいると出番減るっぽいから別れてもらった方がいいww
270以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 20:02:54 ID:EencL1XCO
乙!
271以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 20:55:35 ID:52eWJDfn0
hosyu
272以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 21:42:41 ID:PnsYgXMG0
保守
273以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 21:58:44 ID:W7kD/JOC0
なんか感動したよ、、、
274以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 22:04:25 ID:W7kD/JOC0
コア熊が死んでる時はなんかきになってじっくり読めなかったな
やっぱりあの子とあいつと小悪魔の三人で主人公取り合いが楽に楽しく読めて心臓にもいいな
275以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 22:28:50 ID:PVej+XBnO
ほす
276以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 22:29:13 ID:W7kD/JOC0
ほす
277268:2005/08/13(土) 22:53:56 ID:5HZBlLEbP
>>269
ツンデレ最強wwwwwあいつ派wwwwww
あの子は「サッカーも好きだけど、主人公と2人になると!?」って描写が好きなんだが。
それにあの子が第3勢力になると、あいつ慰めてくれる子がいなくなっちゃう
278以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 23:17:46 ID:5xujtv/Y0
>>277
なるほど、おまいはあいつを引き立てるためにあの子が必要な人間なんだなwwwwwww
「サッカーも好きだけど、主人公と2人になると!?」てのはちょっと浮気性っぽくてあんまりな俺www
でもあの子なら第3勢力になっても変わらず周囲には気を配ると思うおwww
279268:2005/08/13(土) 23:51:20 ID:5HZBlLEbP
個人的にはあの子×サッカーが良かったんだがwwwww
今まで5人で楽しくやってたのにサッカー男カワイソス(´・ω・`)
やっぱりそこで分岐して今まで通りの関係の話も書いて欲しいお。
280以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 00:18:50 ID:AnFrDVs40
fo
281以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 00:25:18 ID:0uIm8pj7O
あの子派としてはサッカー男邪魔だし嫌いだったけどな
俺だけかもしんないけど
282以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 00:38:19 ID:NkwTDR5g0
ねるまえほす
283以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 00:52:36 ID:zl9yvW6SO
あの子派の俺がきましたよ
284以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 01:23:50 ID:+8FxR4QtO
あいつ派の俺も来ましたよ^^
285以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 01:34:10 ID:KAfK3K5x0
サッカー男派のおr
286以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 02:39:08 ID:+8FxR4QtO
うはwwwwww保守しまくりんぐwwwwwwwwwww
287以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 03:41:03 ID:AnFrDVs40
フォ
288以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 04:31:51 ID:+8FxR4QtO
保守
289以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 05:50:45 ID:ZV39TsA+O
290以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 05:53:49 ID:9WKQD81e0
hokkaidou.blog17.fc2.com/
北海道の人は要チェックですね
291以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 05:55:03 ID:9WKQD81e0
hokkaidou.blog17.fc2.com/
北海道の人は要チェックですね
292以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 06:19:45 ID:mrWdtSRTO
293以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 06:58:33 ID:+8FxR4QtO
おはよう保守
294以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 07:41:08 ID:GYfMp+7YO
295以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 08:55:37 ID:7z8L8OeK0
296以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 09:34:29 ID:oL7p+uSB0
おやすみ保守
297以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 10:31:45 ID:GYfMp+7YO
ポス-
298以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 10:37:15 ID:8+7Ow8LeO
さげ
299以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 11:49:59 ID:NkwTDR5g0
おはよう
300以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 11:54:16 ID:aj8nZ2flO
まとめサイトの更新まだー?
301以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 13:06:04 ID:NkwTDR5g0
ホッシュ
302以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 13:11:45 ID:xZOYHuZQ0
専ブラで書けなくなった
303以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 14:08:23 ID:GYfMp+7YO
ほお
304以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 14:40:07 ID:nX0KGanLO
ほす
305以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 14:50:42 ID:kwnnnKx/0
新しいバージョン入れたら書けた!
306以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 15:05:55 ID:KAfK3K5x0
捕手
307以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 16:02:32 ID:+8FxR4QtO
保守
308以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 16:53:08 ID:GYfMp+7YO
ホスー
309以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 17:49:01 ID:kwnnnKx/0
ほっしゅ
310以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 18:49:33 ID:GYfMp+7YO
ポス
311以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 19:21:23 ID:kwnnnKx/0
ほほほほ
312以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 19:51:10 ID:r/4Xt1N00
ちんこ爆発的ほす
313以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 20:34:20 ID:kwnnnKx/0
ほしゅ
314以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 21:14:23 ID:GYfMp+7YO
ほっほー
315以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 22:08:38 ID:kwnnnKx/0
ほっす
316以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 22:09:00 ID:7z8L8OeK0
ほろっほー
317以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 22:38:59 ID:EeGv7ae3O
318以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 22:55:44 ID:r/4Xt1N00
hg
319以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 23:33:02 ID:r/4Xt1N00
hs
320以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 23:43:41 ID:GYfMp+7YO
あの子!あの子!
321以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 00:04:55 ID:RctQ66lc0
あいつ!あいつ!
322以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 00:22:20 ID:RctQ66lc0
あいつ!あいつ!
323以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 00:35:45 ID:ZY2SGJdy0
小悪魔!小悪魔!
324以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 01:40:29 ID:s4IiylDfO
ぽよん!ぽよん!
325以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 01:42:12 ID:JFmZFRZ60
ぽよん!ぽよん!
326以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 02:28:50 ID:JFmZFRZ60
ぽよん!ぽよん!
327以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 03:10:38 ID:7TTH90voO
あの子!あの子!
328以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 03:23:43 ID:dndgsjNi0
ちょwwwwwこれおもしれーwwwww
でもテラオオスナガスwwwwwwwww
まとめサイトもどう読めばいいかわかんね( ^ω^;)
329以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 03:29:21 ID:JFmZFRZ60
俺は昨日友達に教えてもらって読み始めたけどメインシナリオは全部読んだお
330以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 03:45:25 ID:qOL3eCpK0
確かに、何も知らずに左メニューから片っ端から読んでしまうと、
ワケわからんことになるかもしれんな
331以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 05:04:04 ID:7TTH90voO
シュシュシュ
332以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 06:30:44 ID:z6zQJTwcO
ほーっ
333以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 06:47:26 ID:Tq2W3L0SO
ツンデレ保守
334以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 07:08:22 ID:ujvNhXyJ0
初めから読んでいけば普通に読めるお
335以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 08:33:40 ID:z6zQJTwcO
保守
336以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 09:33:00 ID:s4IiylDfO
もはようほす
337以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 10:00:04 ID:doHeHeoS0
hs
338以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 10:33:15 ID:doHeHeoS0
あいつぅぅぅ
339以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 10:57:42 ID:doHeHeoS0
あいつノシノシ
340以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 11:23:34 ID:E1Fp0xBBP
ほっしゃん
341以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 12:10:12 ID:6ogItFGi0
ホッホー
342以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 13:59:13 ID:j0SFTlqt0
ホァァーッホァーッ
343以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 14:02:07 ID:DfbT8ArB0
>>328
ヒント:シナリオマップ
344以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 15:03:36 ID:t1BdQgIj0
小悪魔!小悪魔!
345以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 16:00:43 ID:s4IiylDfO
あいつー!
346以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 17:18:12 ID:Jqlx1wsA0
ほっしゅ
347以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 17:57:57 ID:t1BdQgIj0
hos
348以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 18:15:15 ID:Y4ziIFCN0
なにこの超絶クォリティ
349以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 18:31:10 ID:7TTH90voO
あの子!あの子!
350以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 18:47:22 ID:6ogItFGi0
351以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 18:54:20 ID:vHuW6wzg0
やっと帰ってキマスタwww
もうちょいしたら何か書きますんでww
352以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 19:26:48 ID:t1BdQgIj0
>>351
期待age
353以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 19:29:27 ID:qOL3eCpK0
俺が保守しようとすると
いつも誰かが2分くらい前に保守してるのがいとさみし
354 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/15(月) 19:55:01 ID:vHuW6wzg0
久しぶりなんで、ちょっと肩慣らしに短編でも行きますww

短編 〜告白〜

俺はその日、ある部屋の中にいた
そして目の前には『彼女』がいる・・・

「お、俺・・・ずっと前からお前のことが一番・・・好きだったんだ!!」

俺は思い切ってそう叫ぶと、目の前の彼女を思い切り抱きしめた
彼女は俺の腕の中でちょっと身動きしたが、すぐに力を抜いて俺に身を預けてきた
そしてささやくような声で俺に答える
「嬉しい・・・ずっと・・・その言葉、待ってた・・・」

俺は、何かを問い掛けるように、彼女を抱きしめる腕に力を込めた
彼女は一瞬驚いたように身を固くしたが、すぐに俺の背中に腕を回し、抱きしめ返してくる

少しの間俺たちはそのまま抱き合っていたが、やがて俺はある決心をして、彼女の耳元でささやいた
「・・・いいのか?」
彼女は答えない、が、黙って俺を抱きしめる腕に少し力を込めて来た
それが彼女の返答代わりだろう

もう、二人に言葉はいらなかった
そのまま部屋の中にあるベッドに彼女を横たえ、唇を合わせる
そして手探りで彼女の胸をまさぐると、そっと服のボタンを外し───

・・・ん? ちょっと待て!? 『彼女』って、誰だ・・・?
355以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 20:00:59 ID:2QUWtKI/0
キタコレ
356 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/15(月) 20:02:38 ID:vHuW6wzg0
>>354 つづき

俺が体を起こして彼女の顔を確認しようとした瞬間、俺の頭に衝撃が走った
 『パァン!!』

「あんたねえ、さっさと起きなさいよ! もう午後の授業始まるわよ!!」
・・・
驚いて俺が辺りを見回すと、いつもの屋上であいつが俺をにらんでいた
「あ・・・夢、だったんだ・・・」
あいつは呆れたような表情で続けた
「夢だったんだ、じゃないわよ! 寝ながらニヤニヤしたり、妙な手つきで指うごかしたりして・・・。
 まったく、気持ち悪い奴ねえ。いったい何の夢見てたのよ?」
「え? あ、いや・・・大した夢じゃないんだけどさ。・・・でも惜しかったなぁ、もう少しで・・・」
「ふーん? ま、別にあんたが何の夢みてたっていいけどさ。ほら、さっさと行くわよ?」
そう言ってあいつは先に立って屋上の出入り口に向かう
俺も仕方なく、その後に続いて立ち上がった

けど・・・夢の中の相手って、結局誰だったんだろう?
あの胸の感触とか大きさから考えると・・・誰の胸の感触だったかな・・・?

俺が記憶を頼りに空想しながら手のひらを動かしていると、振り返ったあいつが尖った声を出した
「・・・あんた、さっきからやらしい目つきと手の動きして、いったい何考えてんのよ?」
「ん、あー、ちょっとお前とあの子と小悪魔の胸の感触思い出して・・・」
あれ? つい上の空で答えちまったけど、何か今、変な風に口を滑らせなかったか?
そして我に返った瞬間、俺の目の前に勢い良くパンチが飛んで来た
 『ドガァァッ!!!』
「このぉ、ヘンタイスケベ痴漢男!! あんたなんか一生そこで眠ってろ!!!!」

あ、せっかく思い出せそうだったのに、今の衝撃で飛んじまったじゃねーかよ・・・
でも俺、結局誰に告白しようとしてたんだろう・・・?
357以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 20:06:52 ID:vHuW6wzg0
とりあえずここまでwww
ちゃんとした話はもう少ししたらまた書きますwwwww

・・・ので、またちょっと休憩w
358以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 20:28:30 ID:84B15xs20
wktk
GJ!!!!
359以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 20:58:50 ID:E1Fp0xBBP
(0゜・∀・) ワクワクテカテカ
360以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 21:05:12 ID:XlrV5UxR0
乙ですwktk
361以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 21:19:20 ID:vHuW6wzg0
ネタ考え中ほす
362以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 21:21:47 ID:hOL1zATA0
まだネタがないなら"映画"と"あいつ"でなんか書いてください!!
363以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 21:26:57 ID:vHuW6wzg0
>>362
映画とあいつか・・・
とりあえず短編でいいならw
364以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 21:28:05 ID:hOL1zATA0
>>363
wktk
365以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 21:52:29 ID:XlrV5UxR0
wktk
366以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 21:56:46 ID:84B15xs20
定石でくるかワクテカだ
367以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 21:59:58 ID:wlveIojBO
まだネタがないなら"映画"と"小悪魔"でなんか書いてください!!
368以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 22:02:39 ID:hOL1zATA0
>>367
ちょwwwwwwwwwおまwwwwwww
369以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 22:12:59 ID:vHuW6wzg0
>>367
もう下書き始めてるっつーのwww
勘弁してくれwwwww
370以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 22:21:27 ID:XlrV5UxR0
ガンガッテクラサイ
371以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 22:36:25 ID:vHuW6wzg0
とりあえず書き途中だけど、冒頭部分だけ投下・・・w
372 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/15(月) 22:36:47 ID:vHuW6wzg0
短編 〜あいつと映画〜

夏休みのある夜、珍しくあいつから電話が掛かって来た
「もしもし・・・ねえ、明日さ、映画見に行かない? どうせあんたヒマでしょ?」
「どうせヒマってのは余計だよ!えぇっと〜、モテモテの俺はデートの予定で毎日一杯だからなぁ・・・」
「あっそ。じゃ残念だけど他の人と行くことにするわ。じゃあね!」
 『プツッ・・・ツー・ツー・・・』

おーい、冗談なのに何ですぐ切るかなぁ・・・?
仕方なく俺はあいつに掛け直した
「もしもーし・・・」
「なあに?モテモテ男さん?」
「わ、悪かったよ! ウソだってば、明日はヒマです・・・」
「ふぅん? 最初っから素直にそう言えばいいでしょ。
 だいたいあんたのこと誘ってくれる物好きなんて、そうそういないんだから」
「そ、そんなことねえぞ?」
「残念でした、従姉妹ちゃんは実家に帰ってるし、あの子は家族旅行中でしょ?」
「う・・・そこまで知ってたのか・・・」
「で? 結局あんた、行きたいの?行きたくないの?」
「わ、分かったよ・・・ヒマなんで行きたいです、一緒に行って下さい・・・」
「よろしい、そうならそうって早く言いなさいよね。まったく素直じゃないんだから」

そして明日の待ち合わせ場所を決めると、あいつは電話を切った

ったく・・・素直じゃねーのはどっちだっつーの!
373以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 22:37:49 ID:hOL1zATA0
つづきwktk
374以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 22:46:03 ID:6ogItFGi0
wktk
375 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/15(月) 22:54:25 ID:vHuW6wzg0
>>372 つづき

・・・そして次の日
俺は、またも見事に待ち合わせに遅刻してしまった・・・
待ち合わせ場所に行ってみると、あいつが険しい顔でにらんで来た
「・・・いい加減、もう言い飽きたんだけどさ・・・分かってるよね?」
「ゴメンなさい・・・お昼ご飯でいいですか?」
「そこまで分かってんなら、最初っから早く出てくればいいのに」
「だってよぉ・・・」
そんなことを話しながら、俺たちは映画館の前に着いた
俺は評判のアクション映画が見たかったんだが、あいつは恋愛モノが見たいと言って譲らなかった

あいつは映画のタイムスケジュールを見ると、皮肉っぽく俺に言ってきた
「あ、残念でした〜。あんたの見たいってやつ、もう始まっちゃってるみたいよ。じゃあ決まりね」
「えー、あとちょっとだからコーヒーでも飲んで時間つぶそうぜ〜?」
「何言ってんのよ、元はと言えばあんたが遅刻してくるからでしょ!」
「うぅ・・・そこでそれを持ち出すとは、卑怯ナリよー・・・」
「あんたがオタク君みたいな口調つかっても可愛くないわよ! さ、行きましょ」
そうして結局、俺たちはあいつが見たがっていた恋愛モノを見ることになった

・・・
そして見た映画は何気にかなり感動モノで、映画館を出て歩きながら、俺は少し涙ぐんでしまった
あいつがそんな俺を見て冷やかしてくる
「何よ、最初は見るの嫌がってたくせに。そんなに感動したの?」
「だって・・・いい話じゃねえかよぉ」
「ふふ、あんたって子供みたいねえ」
「何だよ、わりぃかよ?」
あいつは俺を見てかるく微笑んだ
「そんなこと言ってないわよ、あんたのそういうとこ、結構いいと思うよ」
そう言ってあいつは俺に腕を絡ませると、軽く引っ張った
376以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 23:08:36 ID:E1Fp0xBBP
あいつカワイスwwww
377以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 23:08:56 ID:x7gCZjqm0
おっきした
378以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 23:31:09 ID:6ogItFGi0
wktk
379 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/15(月) 23:33:41 ID:vHuW6wzg0
>>375 つづき

「ねえ、あそこのコーヒーショップで少し休憩しない?」
あいつの提案でそこに入ると、俺たちはテーブルで向かい合ってさっきの映画についてしゃべり始めた

その映画は、ある男の恋人が不治の病気に掛かっていることが分かり、
恋人が亡くなってしまうまでの二人の軌跡を描いたものだった

あいつがふと真顔になって、俺に問い掛けてきた
「ねえ・・・もし、もしもよ?私があんな風にいなくなっちゃうことが分かったら、あんたどうする?」
「そんなこと考えたくもねえよ」
「考えてよ? だって・・・実は私の家系って、元々あんまり心臓が丈夫じゃないとこあるし・・・」
「バカ言ってんじゃねえよ! いつまでもくだらねえこと言ってんなら、もう帰るぞ?」
「やめてよ。 珍しく人が真剣な話してんのに・・・」

あいつは寂しそうな顔になってうつむいてしまった
「だからあの映画って、私も他人事って思えなくて・・・ずっと見たかったの。あんたと一緒にね」
「おい・・・冗談ならやめろよな・・・」

あいつはうつむいたまま、小さな声で続けた
「心臓が弱いとね、もし将来結婚しても・・・子供とか産めないこともあるんだって。危ないから」
「え・・・」

あいつはそこでふっと顔を上げ、俺の目を見ながら言った
「もし・・・結婚する相手が『危なくてもいいから子供欲しい』って言ったら、あんたどうする?」
「ど、どうって・・・」

俺はしどろもどろになってしまった
急にそんなこと言われたって、全然想像もつかないし、何て答えたらいいか分かんねえって・・・
380以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 23:36:12 ID:5tIoupKTO
世界の中心で、愛をさけぶ?
381以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 23:36:59 ID:XlrV5UxR0
気付かなかったw
382以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 23:46:01 ID:6ogItFGi0
wktk

・・・zzz
383 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/15(月) 23:47:28 ID:vHuW6wzg0
>>379 つづき

俺はしばらく考えたあと、静かに答えた
「俺・・・もし結婚する相手がそんなこと言ったら・・・殴っちゃうかもしんねえかな」
あいつはちょっと目を見開いた
「結構・・・ひどいことすんのね」
「だって、死んじまうかもしれねえってことだろ? お前だってあの映画見たんだから、分かるだろ。
 恋人が先にいなくなるって、すげえ辛いことだぜ? 俺だったら殴ってでもやめさせるよ」
「でも・・・女って、好きな人の子供、残したいって気持ちもあったりするんだよ?」
「だったら・・・先にそいつに心臓の手術か何かさせてでも、死なせないようにさせてからかな。
 そうじゃなきゃ・・・子供と引き換えにそいつがいなくなっちゃうなんて、絶対嫌だよ」

あいつはそれを聞くと、ちょっと笑って俺の鼻をつついた
「バーカ! 何て顔してんのよ!?別に私のことなんて言ってないでしょ?」
「だ、だって、お前がそんな話、振って来たんじゃねえかよ・・・」
俺は結構情けない顔をしていたらしい
「だからそんな顔しないでよ!今のは私の叔母さんの話よ。結婚してから、そのことが分かって・・・」
「その叔母さん・・・結局どうしたんだ?」
「私、一人も従兄弟いないわ」
その言葉で、俺もすぐに分かった
「そっか。・・・でも叔母さんはそのこと後悔してる、とか?」
「ううん・・・それが分かったとき、さっきのあんたと同じようなこと叔父さんが言ったんだって。
 それで『私はこの人に愛されてるんだ』って分かったから、それからはもう我儘いうのやめたんだって」
「ふうん・・・」
あいつはそう言うとニコニコして俺を見つめていたが、ふと急に赤くなって顔をしかめた
「べ、別にだからって、あんたがどうとかじゃないわよ! 勘違いしないでよね!」
「い、いや・・・別に勘違いとか・・・」

「でも・・・やっぱり・・・、あんたと見に来て良かった♪」
そう言ってまた少しニコッと笑ったあいつは、何だかいつになく可愛らしく見えた・・・
384以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 23:49:19 ID:vHuW6wzg0
ここまで〜

話に山場つくるのに、ちょっと無理しすぎたかも・・・orz
385以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 23:56:34 ID:x7gCZjqm0
あいつの笑顔カワユス
386以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 00:03:35 ID:+AFVX9mP0
乙であります
387以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 00:04:21 ID:IdI3hXsV0
うーむ、今日は短編に時間かけすぎたせいで本線が進まねえwwwww
本線はネタ考えつつ、投下は明日にするかなww
388以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 00:04:52 ID:a5TB8IknP
超GJ!!!
389以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 00:35:39 ID:IdI3hXsV0
夜中に腹が減ってきた件w
ちょっとほす
390以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 00:56:34 ID:AtvKtBPH0
世界名芋劇場
http://ex11.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1123899195/l50
その正体はエロゲ実況なのでした!
391以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 01:14:18 ID:CYknQKK80
ホラー映画で抱きしめイベントと予想してたwwwwww
だがGJ!!!!
392以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 02:12:05 ID:PI4dtiEa0
ホラー映画抱きしめイベはガイシュツだからじゃない?
なんかベタベタなの最近読んでない気するおー、職人さんよろwwwwww
393以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 02:12:11 ID:+CAFAbheO
ヒント:あの子
394 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/16(火) 02:16:17 ID:IdI3hXsV0
では寝る前に小悪魔的ベタをw

短編 〜かわいい寝顔〜

ある日の昼休み、教室でふと周りを見ると、珍しく小悪魔が机で居眠りをしていた
スヤスヤと眠る小悪魔の寝顔は何だか幼い感じで、少し胸がキュンとなった
(普段の悪戯に目を輝かせてるこいつもいいけど・・・やっぱこういうとこも可愛いよな・・・)

俺はしばらくそのまま小悪魔の寝顔に見とれていたが・・・ふとあることに気が付いてしまった
(こ、この体勢って・・・こいつの胸元が・・・)
制服の胸元から、可愛らしいピンク色のブラの端がチラリとのぞいている

俺がゴクリと唾を飲み込むと、小悪魔が少し身動きした
「ん・・・うぅ〜ん・・・」
小悪魔が姿勢を変え、俺の位置からはさらに胸の谷間が奥まで見えるようになった
俺はそっと周りを見回したが、教室には人が少なく、俺と小悪魔に注意を向けている奴もいなかった
(これは・・・もしかして、すっげえチャンスかも・・・)

そして俺はそっと携帯を取り出し、カメラモードに切り替えるとさりげなくシャッターボタンを押した
 『カシャッ!』
スピーカーを指でふさいでいたが、それでも電子音がかすかに鳴り響いてしまった
俺は慌てて小悪魔の様子をうかがったが、目を覚ました様子はなかった

(よし! 画像を保存して、と・・・ふふふ、これはかなりのお宝画像だぞ・・・)

そのまま屋上に行って一人で余韻にひたろうと、俺は小悪魔に背を向けてそっと立ち上がった
395 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/16(火) 02:18:54 ID:IdI3hXsV0
>>394 つづき

すると、立ち上がった俺の制服の裾が後ろに引っ張られた
どこかに引っ掛けたかと思って振り返ると、小悪魔が目を閉じたまま俺の服をつかんでいた
「げ!?」
「ちょっとぉ〜、人の寝顔こっそり撮っといて、どこ行くのかなぁ〜?」
「うっ!・・・お、起きてたのか・・・?」
小悪魔はそのまま起き上がると、パッと俺の携帯を取り上げた
「あ! ちょ・・・か、返せよ!」
「どんな写真なのよぉ〜? 可愛く撮れてるぅ?」
そう言いながら小悪魔は俺の携帯を操作している
「へぇ〜、よく撮れてるじゃなぁい?今日のブラの色までバッチリ♪ 可愛いの着けてきて良かったぁ」
「うぅ・・・」
「じゃ、これ待ち受けに設定しといてあげたからぁ、毎日これ見て私のこと思い出してよねぇ?」
「あ、あの、その・・・」

小悪魔はニヤッと笑いながら、しどろもどろになっている俺をチラリと見た
そしてそのままあいつの方に目を向けると、さらにニヤニヤしながら言葉を続けた
「それでぇ、この待ち受けすっごくいい感じだからぁ、彼女にも見せてあげよぉっと♪」
「ちょ、ちょっと!!・・・なあ・・・何か欲しいモノとか、あんのか・・・?」
「うふふ。そぉねえ、またキレイに撮ってもらえるように、可愛い下着とか欲しいかなぁ〜?」
「し、下着・・・?」
我ながら情けない声を出してしまったが、小悪魔はさらに容赦がなかった
「そ。可愛い下着とかってぇ、彼氏からプレゼントしてもらったりすると嬉しいんだぁ〜。
 だからぁ、君も私にプレゼントで買って来てよねぇ?」
「え!? お、俺が買いに行くのかよ!?」
「大丈夫よぉ、私も一緒についてってあげるからぁ、君は私が欲しいのをレジに持って行くだけ♪」

小悪魔はそう言って俺にニコニコと微笑みかけてくる
ちょ・・・マジで俺が女物の下着なんか買いに行くのかよ・・・勘弁してくれぇ・・・
396以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 02:21:41 ID:IdI3hXsV0
ここまでw

さっきの短編は途中でついマジモードに入っちゃったけど
明日からはちゃんとコメディー&ベタ路線に戻すから安心汁www
397以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 02:34:55 ID:PI4dtiEa0
GJwwww
って、ちょwwwwコメディーてwwwwww
俺は最初のころのベタ感があればいいんで、コメディー色は別にwwwwww
398以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 02:47:44 ID:IdI3hXsV0
あ、コメディーてのは短編のことねw
本線には話が重くならないためにちょっとネタを仕込むかも、って程度w

ではおやすみーwwww保守よろwww
399以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 02:48:31 ID:diJnit960
人妻一本釣りチャットうはwwwwwwwwwwwwおkwwwwwwwwwwwwwww


http://houcha.chat-jp.com/kenka/
400以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 03:45:20 ID:+CAFAbheO
400シュシュシュ
401以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 05:13:50 ID:+CAFAbheO
シュシュシュ
402以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 06:31:42 ID:tGI/jID0O
403以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 06:37:30 ID:Y1TLiinpO
今沖田(´ぅω・`)ネムタス
小悪魔支援ほす
404以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 08:14:57 ID:R3PIJHVr0
保守だよ?
405以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 09:19:24 ID:q2oR9f1tO
406以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 09:43:31 ID:ikbOmm2kO
流れ読まなくて悪いが主人公の着うたの詳細キボン
407以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 10:00:54 ID:2lrWt9ZH0
女の子じゃなくて俺とぶつかったらどうするよ
殺すか?
408以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 10:36:05 ID:YV1d24zsO
409以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 10:54:48 ID:NszyLJOT0
ウホッになる
410以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 11:21:03 ID:L4q6h6Uu0
>>406
ヒント:アクエリオン
411以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 11:23:24 ID:pXdPdLSo0
>>407
とりあえず公園に誘います
412以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 11:51:42 ID:q2oR9f1tO
地震ほす
413以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 12:06:02 ID:h4pZIuL90
地震で乱立来そうだなwwwwwwww
気合い入れて保守
414以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 12:25:31 ID:IdI3hXsV0
仙台の奴だいじょーぶかなーホス
415以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 13:07:47 ID:RIHbS4WU0
小悪魔ほs
416以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 13:10:50 ID:L4q6h6Uu0
震度5食らったが無事保守
417以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 13:35:10 ID:tGI/jID0O
小悪魔は僕のものですhs
418以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 14:11:06 ID:BgouNUxZ0
じゃあ、あの子は俺のものhs
419以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 14:54:59 ID:BgouNUxZ0
420以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 15:08:01 ID:RIHbS4WU0
小悪魔!小悪魔!
421以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 15:52:23 ID:+CAFAbheO
あの子!あの子!
422以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 16:19:03 ID:yhVnykvQO
地震あったの知らないでずっと寝てた仙台の俺が保守
423以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 16:27:17 ID:RIHbS4WU0
>>422
スゲーな(´Д`;)
小悪魔ほs
424以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 16:42:10 ID:NszyLJOT0
>>423
小悪魔ほs
  ↓
小悪魔ほし
  ↓
小悪魔欲しい


(#゚Д゚)ゴルァ!!
425以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 16:42:39 ID:yhVnykvQO
>>423
地震あったって聞いてもネタかと思ってたwwwwww
テレビつけたら報道やっててそれで本当なんだと気がついたお(^ω^ )
426以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 17:14:05 ID:YV1d24zsO
保守
427以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 17:20:34 ID:BgouNUxZ0
>>425
死ぬなよ
428以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 17:21:16 ID:/SFIPQuV0
( ^ω^)こいつキメェ

勝ち組
http://tmp5.2ch.net/test/read.cgi/mog2/1124013926/
429以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 17:45:47 ID:RIHbS4WU0
>>424
ぶっちゃけて言うと子悪魔欲しいお(^ω^ )
430以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 18:33:20 ID:pkCZsrPY0
ぽよんぽよん的ほす!!!!!!!111
431以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 18:35:23 ID:TFmppA/I0
【ゴリ推ミムラ】いま、会いにゆきますpart8【大惨敗】
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/tvd/1122452470/
↑このスレに
>>576
明徳義塾
ってレスするといいことあるよ
432以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 19:18:38 ID:IdI3hXsV0
ただいまほす
もうちょいしたら何か書きます
433以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 19:46:04 ID:6E4wHVlW0
wktk
保守
434以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 20:21:27 ID:ikbOmm2kO
ほす
435以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 20:33:35 ID:IdI3hXsV0
さて、めしも食ったし何から書こうかな・・・
その前にちょいほす
436以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 20:39:56 ID:BgouNUxZ0
wktk
437以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 20:45:13 ID:BgouNUxZ0
まだネタがないなら"映画"と"あの子"でなんか書いてください!!
438以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 20:47:18 ID:pkCZsrPY0
なんで映画なのwwwwwwwwwww
いや、昨日提案したのおれだけどさ
439以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 20:52:56 ID:tGI/jID0O
だから、小悪魔と映画だって
440以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 21:01:17 ID:IdI3hXsV0
そんなに映画ネタだけで何本も書けねっつーのwwwww

つうかスマン、ちょっと別の調べモノしてたww
今から書き始めますんでwwwww
441以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 21:12:37 ID:wiQ/LGeo0
無理しないでよ!!
心配・・・なんだからっ!
442以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 21:30:40 ID:tGI/jID0O
保守
443以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 22:12:04 ID:IdI3hXsV0
なんか本線の設定が上手くまとまんない・・・orz

とりあえず出来たところから少しずつ投下しますw
444 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/16(火) 22:12:51 ID:IdI3hXsV0
>>186 つづき

・・・そして、次の日

風邪も治って普通に出てきていたらしいあの子に、昼休みに廊下でバッタリ顔を合わせた

「あ、こないだはお見舞い、ありがと」
「ああ・・・もう具合は平気なのか?」
「うん、もう大丈夫だよ。それでね、あの・・・あなた、今日お弁当は?」
「ん? あー、今日も食堂行こうかなって思ってたとこだけど」
「良かった!あのね、実はお見舞いのお礼にお弁当作ってきたの。一緒に食べない?」
そう言ってニコッと微笑むあの子に、俺は何となくドキッとしてしまった

そして俺たちは屋上に出て、一緒に弁当を広げた
「うふふ、こうやって一緒に食べるのって久しぶりだよね」
「そう言えばそうだよな」

久しぶりに食べたあの子の料理は、何だか懐かしい味がした
「ね、美味しい?」
「ああ、美味いよ。やっぱお前って料理上手だよなぁ」
あの子は嬉しそうにちょっと微笑むと、少し遠くを見るような目をした
「ねえ・・・覚えてる? 中学の時も一緒に食べようって誘ったけど、断られちゃったよね」
「え? そんなことあったっけ・・・」
「えー、忘れちゃったの? あの時は結構ショックだったのになあ」
いや、忘れるわけがない・・・あれがこの子との最初の想い出なんだから・・・
照れ臭くてつい嘘をついてしまった俺は、慌ててあの子をなだめた
「ま、いいじゃん。こうやってまた一緒に食ってられるんだからさ」
「うふふ、そうだよね。何だか私、3年越しに願いが叶った気分♪」

そう言って、あの子はまた遠くを見つめるような表情になった
445以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 22:16:07 ID:ojPJ9CBr0
ヒント:保守
446以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 22:30:59 ID:+AFVX9mP0
wktk
447以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 22:36:17 ID:ojPJ9CBr0
じゃあもう1つの願いを聞こうか(´・ω・`)
448以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 22:45:46 ID:a5TB8IknP
あいつ!! あいつ!!
449 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/16(火) 22:55:33 ID:IdI3hXsV0
>>444 つづき

そして、あの子は毎日弁当を作って来てくれるようになり、一緒に食べるのが日課のようになっていた

そんなある日、俺がいつものように屋上に行こうとすると、小悪魔が声をかけてきた
「ねぇ・・・君さぁ、ここんとこ毎日、あの子とお弁当一緒に食べてるよねぇ〜?」
「え!?ま、まぁな。せっかく作って来てくれてんだし、断れねえじゃん」
「ふぅ〜ん?」
小悪魔は意味ありげな目つきで俺を見たが、それ以上は何も言わなかった

俺はそんな小悪魔の様子に少し心残りだったが、そのまま教室を後にした

小悪魔の想いは俺だってよく分かっている・・・
そんな小悪魔の気持ちに応えないまま、こうしてあの子と一緒に飯を食ったりしてていいんだろうか?

けど・・・こうやってあの子と過ごす時間を楽しく思ってしまう自分も、確かにいるのだった

そんな風に悩みながら廊下に出た俺を、今度はオタクが呼び止めてきた
「兄さん兄さん、聞き捨てならない噂があるでヤンスが・・・例のあの子に関することナリ」
「何だよオタク、あの子が彼氏と別れたってんなら俺だって知ってるぞ? 長い付き合いなんだし」
「その前の彼氏のことでござるが・・・どうも転校生のあいつ殿と何度もデートしてるらしいでごわすな」
「な、何ぃ!?」
「ホホゥ、さすがに兄さんも知らなかったでござるな?」

確かにこないだあいつとサッカー男が一緒にいるのは見たけど・・・あの一度だけじゃなかったのか?
「ちょ、ちょっと待て! 一体どこからそんな噂が? マジな話なのかよ?」
「いくら兄さんでも情報源は明かせないでヤンスが・・・何度も会ってるのは本当ナリよ」

そんな・・・あいつが? よりによってサッカー男と?
そうだ、それにあの子がこの噂を知ったら・・・?
450以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 22:57:47 ID:ojPJ9CBr0
核熊が発信源だと感じ取ったが
451以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 23:16:33 ID:BgouNUxZ0
ほホホ
452 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/16(火) 23:25:52 ID:IdI3hXsV0
>>449 つづき

屋上に行ってみると、先にあの子が来て待っていた

「ふふ、今日は遅かったね?」
「え? ああ・・・ちょっとオタクに呼び止められちゃってさ」
「あら、オタク君? 何の話だったの?」
「あ、いや・・・ちょっとな」

あの子は少し不思議そうな顔をしたが、すぐに弁当を開いて微笑みかけてきた
「今日はあなたの好きな、肉じゃがにしたのよ」
「あ・・・そっか、サンキュ」
「はい、ご飯におつゆが染みてるのがいいんだよね♪」
「そんな細かい好みまで、よく覚えてんだな」
俺がそう言うと、あの子は珍しく少し赤くなった
「だって・・・初めてうちに遊びに来た時、お料理作ってあげたらあなた、そう言ってたんだもん」
「あ、そうだっけ?」
「なあんだ、やっぱり覚えてないんだ」

そうして俺はしばらく、微笑むあの子の横顔を見ながら出された弁当を食っていたのだが・・・
やはり例の事が気になって、俺は思い切って切り出すことにした

「なあ・・・サッカー男のことなんだけどさ」
「なあに?」
あの子はサッカー男の名前を出しても、特に気にした様子もなくニコニコしていた

「最近、別の女の子とちょくちょく会ってるらしいんだけど・・・どう思う?」

俺がそう言うとあの子はピクッとして、動いていた箸が止まった
453以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 23:31:30 ID:tGI/jID0O
ピクピク
454以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 23:35:28 ID:ikbOmm2kO
気になる
455以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 00:09:00 ID:PBi1B/gMO
456 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/17(水) 00:13:22 ID:tDyu0Vpv0
>>452 つづき

「どうって言っても・・・あの人にも幸せになって欲しいって、そう思うだけよ?」
あの子は珍しく困ったような顔をしていた
俺が黙ってあの子の表情を見つめていると、あの子はさらに続けた
「私じゃ・・・あの人のこと、支え続けてあげられなかったから。 あの人のこと、
 ちゃんと分かってくれる人だったらいいんだけど・・・ね、もしかして相手が誰だか知ってるの?」
「う、うん・・・」

俺は少し迷ったが・・・噂が耳に入るよりはと思い、そのまま明かすことにした
「実はさ、あいつがサッカー男の奴とよく会ってるとこ、見られてるらしいんだよな」

あの子はそれを聞いて、少しホッとした顔を見せた
「なんだよ、妙に安心した顔みたいだけど?」
「うん、彼女だったら大丈夫よ。あの人のことちゃんと分かってるし・・・あの人の一番大事なもの、
 彼女ならきちんと分かってくれて、一緒に大事にしてくれると思うから」
「ふぅん? じゃあ、最初誰だと思ったんだ? もしかして、奴の後輩の子とか・・・?」
俺がそう言うと、あの子は少しキッとした目になって俺をにらんだ

「私が言えたことじゃないんだけど・・・あの人には彼女じゃダメよ。もし彼女とだったら・・・、
 いつかあの人の大事な物、奪い取っちゃいそうな気がする」
「それって・・・もしかして、サッカーのことか?」
「彼女、彼のこと自分だけの物にしようっていう気持ち、強すぎるもん。それじゃ上手く行かないよ」
「で、あいつだったらそうならないって?」
「ふふ、そうね。彼女だったらあの人のそういう所、全部包んであげられる人だと思うよ。
 ・・・あ、でも・・・彼女じゃ、逆にまたあの人が可哀想かも・・・」
「え? それってどういうことさ?」

「うふふ、もしホントに彼女がそうだったら・・・たぶん、私とおんなじだもん♪」
あの子はそう言うと、意味ありげに微笑んで俺をじっと見つめた
457以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 00:14:36 ID:tDyu0Vpv0
ここでちょい休憩ww
のど渇いたんでコンビニ行ってくるw
458以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 00:17:46 ID:NS98a2f60
>>457
何かほしけりゃ俺が買ってくるから続きwktk
459以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 00:30:42 ID:AZ6s0/OcO
じゃあ、カルピスお願い。続きが気になる〜
460以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 00:41:30 ID:tDyu0Vpv0
景気付けに酒買って来た件wwwww
飲みながらだと文章のクオリティが下がりそうだけど・・・
461以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 01:14:40 ID:ZB3guMMgO
wktk
462以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 01:23:06 ID:RRg87QoCO
あの子!あの子!
463 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/17(水) 01:52:10 ID:tDyu0Vpv0
>>456 つづき

食事を終えて教室に戻ると、窓の外を眺めているあいつの後姿が見えた
俺は色々な想いが渦巻いて、席に戻ると机にうつ伏せて目をつぶった

ふと気配を感じて顔を上げると、小悪魔が目の前に立ってじっと俺のことを見下ろしていた
「ど、どうしたんだよ?」
「あ・・・ううん、何でもないよぉ?」

小悪魔は珍しく慌てた様子で、急に笑顔を取り繕った
「ねぇ〜、今日の帰り、もしヒマだったら一緒に買い物行かなぁい?」
「え? ああ、別にいいけど」
「オッケー、じゃあ約束だからねぇ〜」
そう言って小悪魔は自分の席に戻って行った
何だか妙に遠慮がちだな・・・いつもの小悪魔らしくないような・・・
そんな小悪魔の様子が気になって、残りの休み時間は目をつぶったけど眠ることができなかった

そして放課後、俺が小悪魔と並んで廊下を歩いていると、不意にあの子に呼び止められた
「ねえ、今日なんだけどね、暇だったらうちに遊びに来ない?シロちゃんもあなたに会いたがってるし」
すると、俺の隣にいた小悪魔が俺より先に声を上げた
「残念でしたぁ〜、今日は私と一緒に買い物に行く約束してるんだもんねぇ〜?」
「あ、そうだったんだ? じゃ、私の方は明日にするね」

そう言って微笑むあの子に、小悪魔は何だか挑発的な目をして後を続けた
「明日はうちで夕ご飯ご馳走することになってるんだぁ〜。だからゴメンねぇ」
「お、おい? 別にそんな話・・・」

俺は慌てて小悪魔の袖を引っ張ったが、小悪魔は俺に構わずあの子に話し掛けた
「それとさぁ〜、この際だからあなたとちょっとお話ししたいことがあるんだけどぉ・・・」
あの子はそんな小悪魔の様子を、黙ってニコニコと見つめていた
464以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 01:54:53 ID:tDyu0Vpv0
この先のアイデアはやっと少しずつまとまってきたんだけど・・・
アタマ使ってたらどうも眠くなってきたんで、文章に起こすのは限界っぽいorz

なんですいませんが、今日はこの辺で・・・w
465以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 02:12:40 ID:7IaT61300
>>464
乙wwwww
地震でびっくりして起きた俺がきましたよwww
466以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 02:20:37 ID:AcVQ9zws0
なんか凄く楽しみなんだけど楽しみなんだけどなんだけど
467以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 02:53:56 ID:7IaT61300
寝る保守wwww
がんがれwwww
468以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 02:57:28 ID:95n38zmyO
寝る前ほす
小悪魔ー!
469以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 03:20:15 ID:zOgwrnmA0
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/voice/1124103556/l50
ちょっとだけ神IDキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
470以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 03:22:33 ID:zOgwrnmA0
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/voice/1124103556/l50
ちょっとだけ神IDキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

ほしゅ
471以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 04:53:58 ID:/T1H4fiX0
ho
472以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 05:49:59 ID:95n38zmyO
一瞬おきたけどまた寝る
ほす
473以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 06:47:20 ID:6Oz56H4H0
fo
474以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 07:51:43 ID:PBi1B/gMO
ほす
475以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 07:52:15 ID:/qmhEkc5O
小悪魔ほs
続きが気になる(*´・ω・`)
476以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 08:15:33 ID:OGbPcg3h0
       /⌒ヽ
⊂二二二( ^ω^)二⊃
     |    /       ブーン
      ( ヽノ
      ノ>ノ 
  三  レレ
477以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 09:18:10 ID:i2WPH5XcO
ほす
478以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 09:47:20 ID:PBi1B/gMO
ボス
479以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 10:07:41 ID:INSFeAZv0
サルファ終えて来て見れば、5.5から7になってた件

・・・ほす
480以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 10:42:43 ID:AZ6s0/OcO
ほs
481以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 10:56:18 ID:PBi1B/gMO
保守
482以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 11:19:59 ID:xDI3ttbp0
そのサルファを俺にくれ 保守
483以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 11:48:35 ID:tDyu0Vpv0
ほっす
484以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 11:49:25 ID:QaaDob6I0 BE:134443692-##
http://blog.with2.net/link.php?138402



このブログで女VIPPERがおっぱいうpしてるぞ!



> とりあえずおっぱいうpしたけど、
> 次何すればいいのwww
> 書き込みよろ(ノ´∀`*)



無修正のマンコが見たいお(^ω^ )
って書き込んでくれwwwwwwwww



http://blog.with2.net/link.php?138402
485以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 12:37:28 ID:PBi1B/gMO
486以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 13:08:59 ID:AZ6s0/OcO
s
487以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 13:51:38 ID:YJEcqQeE0
488以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 14:29:08 ID:AZ6s0/OcO
489以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 14:42:58 ID:IrJY/+M10
490以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 14:44:31 ID:3bc8uKahO
491以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 14:57:59 ID:XNRbpfzM0
492以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 15:02:10 ID:A57RtiIc0
493以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 15:18:09 ID:PBi1B/gMO
494以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 15:40:41 ID:YPUwiGFmP
495以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 16:08:01 ID:AZ6s0/OcO
496以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 16:19:43 ID:tDyu0Vpv0
「ちょ、ちょっとあんた達!何考えてんのよ!
 そんな恥ずかしいことするわけないでしょ!?このバカ!!ヘンタイ!!!」
497以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 16:56:30 ID:Ult5iTgP0
おまいら最高だwwwwwwwwww
498以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 17:00:21 ID:5iomTrLl0
ふぉ
499以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 17:21:11 ID:OGbPcg3h0
http://blog.livedoor.jp/aya_camera/
巨乳(*´д`*)ハァハァ
500 ◆s9p/K6FE/2 :2005/08/17(水) 17:27:23 ID:+l11HY540
http://www.imgup.org/file/iup70787.jpg
何か絵を描こうと思ったらこんなの描いてた…
右手のは、カバン描こうと思ったんだけどめんどくなって持つとこだけになっちゃっただけです
501以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 17:28:24 ID:uYZUO9Y20
>>500
ちょwwwwww期待したおれが馬鹿だった・・・



だがGJwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
502以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 17:43:06 ID:+l11HY540
>>501
期待を裏切れて何よりですwwwwwwwww
503以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 17:48:23 ID:tDyu0Vpv0
そろそろ昨日の続き書こうかと思ったんだけど、さっきから微妙に腹が痛い件
しかも>>500のおかげで余計ひどくなったwwww

なんでちょっと休ませてもらうわw

  <⌒/ヽ-、___  zzz・・・
/<_/____/
504以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 18:35:01 ID:0XOtPVLE0
今日夢の中に小悪魔が出てきて、「早く起きないと遅刻しちゃうよぉ〜」って言ってくれた。
おかけで遅刻せずにすんだwww
あの子派から小悪魔派になろうかなぁ〜ww

>>503
ちょwwww
505以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 19:06:32 ID:+l11HY540
>>503
うはwwwwヤバスwwwwwとんでもないことしちまったwwwwwwwwww
506以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 19:28:16 ID:tDyu0Vpv0
   ∧ ∧
  (  ・ω・)  そろそろ起きるか・・・
  _| ⊃/(___
/ └-(____/
507以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 19:39:08 ID:AZ6s0/OcO
今日夢の中に空手部D組男子が出てきて、「早く起きないと遅刻しちゃうよぉ〜」って言ってくれた。
おかけで遅刻したwww
あの子派から空手派になろうかなぁ〜ww

>>500
ちょwwww

目的はほs
508以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 20:21:27 ID:tDyu0Vpv0
ちょっとほs
509以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 20:26:09 ID:RRg87QoCO
あいつ→D組男子→あの子派になった俺がきましたよ
最近あの子の人気が上がってウレシスwwwwwwww
510以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 20:27:08 ID:PBi1B/gMO
あのこ!あのこ!
511以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 20:32:56 ID:uYZUO9Y20
>>509
経過がワカラナスwwwwwwwwwwwww
512以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 21:04:10 ID:64oSaDgK0
小悪魔→あいつ→あの子→小悪魔な俺がきましたよっと
513 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/17(水) 21:05:32 ID:tDyu0Vpv0
>>463 つづき

「ねぇ、あなた最近、カレとベタベタしすぎなんじゃないかなぁ?」
「あら・・・そうかしら?」
「と、とぼけないでよぉ。彼女でもないくせに毎日お弁当作って来たりしてぇ。
 ちょっとスタンドプレーが過ぎるんじゃないのぉ!?」
小悪魔は妙に挑戦的な態度を崩さない
・・・けど気のせいか俺には、小悪魔が少し無理しているようにも見えた
あの子はそんな小悪魔をいなすかのように、ニコニコしてやんわりと受け答えしていた

「うふふ、付き合ってなきゃお弁当あげちゃいけないなんて、別にそんなことないんじゃない?
 それに彼だってお弁当、嫌がってるわけじゃないと思うけど」
「うぅー・・・、彼氏と別れたばっかで可哀想だったからぁ、人が遠慮してたらいい気になってぇ・・・、
 あ、あなただって今までずっと近くにいたんだから・・・わたしの気持ち、知ってるでしょお!?」
「うん、知ってるよ。 私たちお友達でしょ?」
「だったら何で、今になって急に割って入って来ようとするのよぉ!?私の気持ち知ってるくせにぃ・・・」
あの子はそこで初めて、少し困ったような表情を見せた
「あ・・・別に、あなたの邪魔しようとか、そんなつもりじゃなかったんだけど」
「だったらぁ、あんまり彼に変なちょっかい出さないでよねぇ?」

俺は様子を見かねて、小悪魔の袖を引っ張った
「お、おい、いい加減にしとけよ・・・買い物行くんだろ? そろそろ行こうぜ」
小悪魔はそんな俺の顔を見て、少し決まり悪そうな表情になった
そしてあの子の方を向き「じゃ、もう行くからぁ」と声をかけると、俺の手を取って歩き出した

俺が気になって振り返ると、あの子はまたニコッと微笑んで、後ろから小悪魔に話しかけた
「ゴメンね、あなたの気持ちは知ってるんだけど・・・。
 でもやっぱり、私も・・・自分の気持ちに素直になってみることにしたの!」

小悪魔はそれを聞いて一瞬立ち止まったが、複雑な顔で唇を噛むと、また黙って歩き出した・・・
514以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 21:12:36 ID:YJEcqQeE0
なんでもかんでも「からぁ」って感じで伸ばしつけられるとちょっとアレだな・・・
515以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 21:16:47 ID:ncU4LIxzO
>>514
それはある
516以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 21:18:18 ID:AZ6s0/OcO
あら、そうかしら
517以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 21:22:21 ID:YJEcqQeE0
保守だよ?

って感じのしゃべり方もとてもとてもよろし
幼女っぽいてやつかね⊂ニニ( ^ω^)ニ⊃
518以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 21:34:42 ID:64oSaDgK0
保守なの?
519以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 21:55:45 ID:/qmhEkc5O
小悪魔ほし
520 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/17(水) 22:02:47 ID:tDyu0Vpv0
>>513 つづき

小悪魔は駅前のショッピングモールに着くと、何事もなかったかのようにはしゃぎ出した

「ねぇねぇ、あっちのお店も行ってみようよぉ! あそこ、新しく出来たんじゃなぁい?」
「あ、これ可愛い〜。ねぇねぇ、このブローチ似合うかなぁ?」
「うふふ、わたしこれ欲しいなー・・・あ〜、誰か優しい男の人がプレゼントしてくれないかなぁ?」

俺はそのたびにあちこち引っ張り回されて、短い時間だけどクタクタになってしまった
「な、なあ・・・ちょっとそこのサ店で休憩しねえか?」
「えぇ〜? もう疲れちゃったのぉ? しょーがないなぁ・・・」

そして俺たちは、近くにあったコーヒーショップのテーブルで向かい合った

しばらく二人ともとりとめのない話をしていたが、ふと小悪魔が悪戯っぽい目つきになった
「ねぇねぇ、君ってあの子とおんなじ中学だったんだよねぇ?」
「え? ああ、そうだけど。それがどうかしたか?」
「ふふふ、中学の頃さぁ、君、あの子のこと好きだったんでしょお?」
「ブッ!・・・な、何言ってんだよ!?」
俺はつい飲んでいたアイスコーヒーを吹き出してしまった

「アハハ。別に隠さなくてもいいよぉ? 前にオタク君に聞いた事あるもん♪」
「う・・・オタクの野郎・・・余計なことバラしやがって」
「ねぇ、何でその時あの子と付き合わなかったのぉ?」
「そ、そりゃあ・・・あの子は他に好きな男がいたし、な」
「えぇ〜、そーかなぁ? あの子も君のこと気になってたって、前に彼女から聞いたんだけどなぁ?」

そう言われて俺は、また中学の頃のことを思い返していた
別にあの頃のことって、あんまりいい思い出がねーんだけどな・・・
521以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 22:11:40 ID:YJEcqQeE0
もん♪
















。・゜゜(ノД`)゜゜・。カンドウシタ
522以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 22:44:20 ID:PBi1B/gMO
523以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 22:45:41 ID:NS98a2f60
524以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 22:54:17 ID:IrJY/+M10
525以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 22:55:56 ID:tDyu0Vpv0
すまん、彼女から電話が・・・
なんで次の投下すこし遅れますorz
526以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 22:59:47 ID:AZ6s0/OcO
彼女食べちゃうぞ♪テへ☆
527以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 23:00:33 ID:Lplpf1Bz0
彼女はあいつ?あの子?子悪魔?D組?サッカー?おたく?誰に似てる?
528以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 23:06:07 ID:64oSaDgK0
俺こそが彼の彼女
529以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 23:22:03 ID:0XOtPVLE0
ねるまえほす
530以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 23:24:29 ID:tDyu0Vpv0
電話終わったwwww

>>527
しいて言えばあいつ・・・けどあそこまで照れ屋じゃないな
むしろ駆け引き大好きなとこは小悪魔っぽいかもw

・・・って何言ってんだ俺orz
531以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 23:26:16 ID:AZ6s0/OcO
あいつ+小悪魔=
532 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/17(水) 23:36:23 ID:tDyu0Vpv0
>>520 つづき

「・・・あの頃の俺ってそうとう情けない奴だったしさ、だからあの子、俺のこと守ってやらなきゃって、
 そんな風に思ってたんだろ。別に男として気になるとか、彼氏にしたいとか・・・そんなんじゃねえよ」
 
俺が自嘲気味にそう話すと、小悪魔はクスッと小さく笑った

「好きでもない男の子のこと、守ってあげたいなんて思うかなぁ? ・・・ま、別にいいけど♪」
「だ、だとしても俺はあの子とつり合うような男じゃなかったんだよ!もういいだろ、昔のことは・・・」

小悪魔は黙ってコーラを飲み干すと、またちょっとニヤリと笑みを浮かべた
「ねぇ・・・わたしとあの子と、君だったらどっちが可愛いと思う〜?」
「そ、そりゃあ・・・お、お前に決まってるだろ」

小悪魔は俺が一瞬答えをためらったのを見逃さなかった
「あー!今ちょっと間が空いたでしょお!?もぉ!私だってあの子に負けてないと思うんだけどなぁ〜。
 何でわたしって、あの子みたいに『美人』って見られないのかなぁ・・・」

そう言ってため息をつく小悪魔を、俺は慌ててなだめようとして言った
「ま、まぁそれはほら、お前って子・・・じゃなかった、あの子っておっとりしてておしとやかだしさ。
 それで雰囲気が大人っぽく見えるんじゃねーかな・・・」
俺はつい怒られそうなことを言いかけたのに気づいて、慌ててセリフを変えたのだが・・・
小悪魔は俺のセリフを聞き逃さなかったらしい
「もぉ! またわたしのこと子供っぽいって言ったでしょお!!」
「い、いや、そういう意味じゃねえって・・・」
「いーよぉ別に。・・・それよりさぁ!」

小悪魔が急に真顔になって、俺も少し慌てて椅子に座りなおした
「な、何だよ急に改まって?」
「・・・君さぁ、実際今はあの子のこと、どぉ思ってるのぉ? 今も彼女のこと好きなの?」
533以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 23:44:18 ID:NS98a2f60
期待するニダ( `∀´)
534以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 23:46:27 ID:SvaAzTzI0
やあ(´・ω・`)
きてしまったんだね
このスレは罠なんだ
君にもう一生SEXもオナニーもできない呪術をかけた
永遠に苦しむことになる
でも君は運がいい
特別に開放される方法を教えてあげよう
↓のスレに
「550タソ中だしOK?」
と書き込むんだ
http://bubble4.2ch.net/test/read.cgi/single/1124114243/
535以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 23:46:47 ID:JG48ZwreO
ミッキーですらミニーという彼女がいるのにお前らときたら…
536以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 00:00:56 ID:Rv/Yl/+w0
>>531
新キャラ登場キタコレ!!wwwwwwwwwwww
537以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 00:10:16 ID:5IKOsgRLP
あいつ気にナルスwwwww
538以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 00:15:00 ID:Kj/bF/dOO
小悪魔が出てくれりゃそれだけでいいや('A`)
539 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/18(木) 00:16:19 ID:OYgKmXGM0
>>532 つづき

ついに来た・・・
正直なところ、それは俺が今一番されたくない質問だった
好きじゃないと言えば嘘になってしまう・・・けど、だったら小悪魔やあいつのことはどうなんだ?

俺がしばらく答えに迷っていると、小悪魔が小さくため息をつきながら口を開いた
「ふぅ・・・もう言わなくてもいいよぉ、君が考えてること、だいたい分かったから。
 でもこれだけは言っとくけどさぁ・・・迷うんなら私にしといた方が、君も幸せだと思うよぉ?
 私は絶対、他の男の人なんて目に入らないんだから! 私が見てるのはぁ、き・み・だ・け♪」

小悪魔はそう言うと、ニコッと微笑んで俺の鼻をチョンとつついた
そんな小悪魔の仕草を見て、俺はドキッとして何だか頬が熱くなるのを感じていた
「ふふっ、何よぉ、赤くなっちゃって。ホント君って、そういうとこ可愛いよねぇ〜」
いや・・・それ、むしろ俺のセリフです・・・
小悪魔のクルクルと変わる表情やちょっとした仕草なんかに、俺はいつもドキドキしてしまうんだが・・・

すると、また小悪魔が悪戯っぽい顔で目がキラキラし出した
「ねぇ、それよりさぁ・・・私としてはあの子にああやって宣戦布告された以上、
 このまま黙って見てるつもりないんだけどぉ?」
「え? ど、どういう意味だよ?」
「ほら、ちょっと耳貸してよぉ」
小悪魔は少し声を落としてそう言うと、テーブルに身を乗り出してきた
言われるままに俺もテーブルに乗り出して、小悪魔の方に顔を近付けると・・・

小悪魔は俺の顔を両手で挟むようにつかまえると、素早く唇を寄せて来た
 『チュッ』
「こーいうこと! 君が私のことだけ見てくれるまで、どんどん積極的に行くからねぇ♪」

そう言って微笑む小悪魔の前で、俺はカッと頬が熱くなり、真っ赤になるのが自分でも分かった・・・
540以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 00:24:40 ID:8K8qa8C0O
ちょwwwwwwwwwwあいつはいずこwwwwwwwwww
541以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 00:32:01 ID:OYgKmXGM0
フフフ、あいつの活躍はもうちょい待ってくれwww

それよりすいませんが、ちょっと休憩しますw
542以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 00:35:50 ID:00kLXjf60
とりあえず保守

あ、小悪魔から電話だ
ちょっと悪いwwww
保守頼むわwwww
543以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 00:37:31 ID:qwQuXVkW0
◆6ytwm3xJRY さんって…

>フフフ、
って言ってるけどさぁ、私よりあなたの方がよっぽど魔性じゃなぁい?

気を悪くしたらゴメス…
544以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 00:45:12 ID:OYgKmXGM0
>>543
フフフ

俺はどっちかって言うと、みんなから『いい人』って言われるけど♪
545以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 00:51:25 ID:KCCvQcJh0
俺たちを騙そうと!?
546以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 01:12:29 ID:00kLXjf60
小悪魔保守
547以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 01:37:06 ID:OYgKmXGM0
休憩おわり〜と思ったけどもう遅いし続きは自粛ww
明日はもう少し一生懸命書きますんでwww
548以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 02:11:53 ID:7Tis9Q/AO
シュシュシュ
549以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 02:14:03 ID:MZrmBICMO
核熊派の俺が保守しますよ〜っと
550以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 02:32:02 ID:mpobzA0Y0
まぁ、食え
http://2cheese.net/
551以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 03:39:24 ID:6yIKMST30
fo
552以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 04:57:43 ID:slN4XUsG0
fo
553以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 05:30:25 ID:7Tis9Q/AO
シュシュシュ
554以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 07:24:21 ID:GGygIzP9O
ほし
555以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 07:43:33 ID:G0J7xWfV0
        ヾ  /    < 仮面ライダー555が>
       ,. -ヤ'''カー、   /Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Yヾ
 ー―ァ  /r⌒|:::|⌒ヾ
   _ノ オ{(  |0|  )} オオオォォォォ!!!!!
     __,ヽ,ヾ,_|V|,_ノ、/ ,r-,,=
    ,゛==ゝ_ViV_ノ~i/ 〃 `ー―-、
    /  /⌒`//´⌒c/^^^ ))))))))))
 ,,―イ  {ー''"~{ {~゛`ー`/'`'~/ー--―'
))   ,./ゝ_/∧ゝ_ノ  ノ
 ー''"  |ロ  ロ    |
 人,_,人,_,人,_,人,_,
< >>555ゲットだ>
556以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 08:34:41 ID:MVsDSHwS0
hs
557以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 08:51:03 ID:OO2XrRtZO
おはよう小悪魔
558以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 09:29:15 ID:+C8VoY3ZO
おやすみ小悪魔
559以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 10:10:35 ID:dgr43sZP0
hs
560以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 10:59:03 ID:WZw7rJNR0
hohoho
561以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 11:58:41 ID:gdAPHcDkO
562以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 11:59:03 ID:sF6/rfW50
ちんぽっぽおおおおおお
563以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 12:12:53 ID:GGygIzP9O
ほしゅ
564以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 13:15:14 ID:WZw7rJNR0
ほる・ほーす
565以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 13:46:23 ID:gdAPHcDkO
ほほほー
566以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 14:18:06 ID:Rv/Yl/+w0
シュシュシュ
567以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 15:23:12 ID:Rv/Yl/+w0
だれもいない?
568以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 15:56:37 ID:sBSiaNZW0
ほs
569以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 16:51:54 ID:2aGTyo+q0
ホーホーホー
570以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 17:40:20 ID:Rv/Yl/+w0
571以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 17:51:06 ID:8qPjkMPy0
通りすがりの保守
572以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 17:52:09 ID:5IKOsgRLP
おはようあいつ
573以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 18:32:24 ID:8qPjkMPy0
ほす
574以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 19:18:47 ID:Kj/bF/dOO
小悪魔部活で疲れたよ小悪魔
575以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 19:24:38 ID:xNHec5bG0
やあ(´・ω・`)
きてしまったんだね
このスレは罠なんだ
君にもう一生SEXもオナニーもできない呪術をかけた
永遠に苦しむことになる
でも君は運がいい
特別に開放される方法を教えてあげよう
↓のスレに
「秋葉原いちまんちゃんねる」
と書き込むんだ
http://pc7.2ch.net/test/read.cgi/jisaku/1123596589/
576以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 20:03:40 ID:OO2XrRtZO
小悪魔、SEXとオナヌーができなくなっちゃったよ。ごめんよ小悪魔
577以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 20:17:35 ID:sBSiaNZW0
帰宅ほす
ちょっと仕事etc.片付けたら続きやりますw
578以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 20:19:04 ID:PAeX1f3q0
北海道の糞コテが集結中!
オカルト板
【北の霊場ススキノ】風俗嬢(2人目)の悩み
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1124313874/

最初は風俗嬢の仕事場に幽霊が出るって内容だったが、あっという間に北海道の糞コテ共が
湧いてきて真面目に写真解析してた良コテ追い出して心霊関係のレスなんぞ全くせずに
ひたすら風俗嬢に下心丸出しのお世辞レスや自分達の自慢話、糞コテ同士の馴れ合いを延々と
続けてる。比較的ゆっくりと進行するオカ板で僅か2,3日でスレを消化するもオカルトの会話は
まるで無し。「馴れ合いがしたいだけなら馴れ合い板行けよ」のオカ板住民の声を無視して
「タイトルとかテンプレにオカルトっぽい事書いておけば削除人騙せるんじゃね?」とほざいて
今朝2スレ目を立て相変わらずオカルトの「オ」の字も無く無職糞コテ共が馴れ合い中です。
はっきり言ってオカ板住民みな迷惑してます。削除されても新スレ立てる気まんまんなので
いっその事荒らして貰ったほうがせいせいする。VIPPER恐れてるみたいだし
579以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 20:45:16 ID:sBSiaNZW0
hos
580以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 21:10:20 ID:sBSiaNZW0
もうちょいほs
581以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 21:52:55 ID:8qPjkMPy0
もっとほs
582以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 22:26:05 ID:XNqUlOEJ0
hg
583以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 22:27:14 ID:YR7p/EvjO
違法コピー報告スレ
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/suisou/1123968413/
おまいらも参加汁!
584以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 23:07:35 ID:sBSiaNZW0
さてと。
今日はどうも人すくなそうな予感www
585以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 23:10:08 ID:XNqUlOEJ0
ノシ
586以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 23:16:55 ID:8qPjkMPy0
確かに今日は人少なそうだな

ねるまえほす
587以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 23:28:11 ID:5IKOsgRLP
みんなの呪い・呪術を解くスレ
http://ex10.2ch.net/test/read.cgi/heaven4vip/1124375091/
588以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 23:31:57 ID:OO2XrRtZO
続きが見たいよぉ〜
589以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 23:33:02 ID:sBSiaNZW0
仕事メール一本書くの忘れてたwww
遅くなるけどちょっと待っててクレ
590以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 00:00:17 ID:iTx6ITM80
やってらんねぇぇぇぇぇ!!!
仕事放棄
話書く
591以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 00:00:38 ID:O31F+8l1O
人イナス(´・ω・`)
小悪魔ほs
592以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 00:03:02 ID:iTx6ITM80
えーっとなんだっけwww
サッカーとあの子が別れたところから分岐すればおk?
本線が別れてるのか?
593以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 00:04:17 ID:DGMoXnfkP
分岐で頼む。どっちも本線でいいんじゃね?
594以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 00:06:29 ID:iTx6ITM80
◆6ytwm3xJRY氏のほうで別れてるンだっけ?
595以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 00:09:21 ID:bzh7iwNyO
このストーリーにクリスマスが無いのですが
596以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 00:12:07 ID:c3TKxmT30
やっと仕事終わったーwww

>クリスマス
季節モノは今、わざと避けてるw
下手にやると話が終わっちゃうからwww
597以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 00:13:38 ID:pUrlnih40
女の子とぶつかった


脳みそ飛び出てた
598以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 00:14:19 ID:c3TKxmT30
>>592
分岐でも何でも構わないっすよw

俺は絵師さんの意向を尊重して、あえてそのまま続けたけど
前のままの状況がいいっていう人もいたから、どうしようか悩んでたところなんでw

1人で分岐ルートを2つ維持すんのは、さすがにしんどそうだしwwww
599以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 00:15:12 ID:bzh7iwNyO
おやすみ小悪魔♪
600以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 00:21:43 ID:iTx6ITM80
>>598
さぼっててすいませんww
分岐しましょかwww
つうか忙しくて追いつけてないんですが、
別れたのどこらへんすかww
601以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 00:26:20 ID:c3TKxmT30
>>600
ここの>>49からの流れっす

その前の本線は、実は結構さかのぼっちゃうんすけどwww
一応、中学編の回想終わりのシーンが最後ってことになってますw

ってか、6のdatまだまとめに上がってないみたいですけど、持ってます?
602以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 00:37:00 ID:iTx6ITM80
>>601
もってなすwwwww
てかまとめ氏も多忙のご様子でwww
603以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 00:40:28 ID:c3TKxmT30
>>602
datなら自分がうpしてもいいっすけど、専ブラじゃないんでしたっけ?

JaneでHTML化って出来たっけ・・・?
604以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 00:42:49 ID:UpTXM9Oe0
なんか主人公以外にもあいつを好きな男が出てくるような三角関係が読みたくなった
サッカー男との殴り合いとかそういうんじゃなくて
悪役があいつを落とそうとしてた話はあったけどさ、そういうのも違うんだよ
本気であいつのこと好きな男が出てきたときの三角関係も読んでみたいなーなんて
605以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 00:45:22 ID:c3TKxmT30
>>604
実はこの先でその辺も考えてたりするwww
(まだおぼろげなアイデアだけの状態だけどw)
606以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 00:46:41 ID:UpTXM9Oe0
>>605
うはwwwwマジでwwwwwwww超期待wwwww
でも、俺こういう話に関してはうるさいよとプレッシャーもかけとく(^ω^ )
607 ◆7gz6xndNZs :2005/08/19(金) 00:52:26 ID:iTx6ITM80
>>603
俺もjaneだけどできなすwww
608以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 00:52:53 ID:c3TKxmT30
>>606
それよりIDどおり、何かうpは?

などと言ってみるww
609以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 00:56:57 ID:c3TKxmT30
>>607
datうpしますた
http://www.vipper.org/vip85771.zip.html

パスは◆7gz6xndNZs氏のひいきキャラ(ローマ字)
610以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 01:01:41 ID:c3TKxmT30
HTMLもうpしてみた
パスはさっきと同じ

http://www.vipper.org/vip85776.zip.html
611 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/19(金) 01:37:07 ID:c3TKxmT30
>>539 つづき

・・・次の日も、あの子は俺の弁当を作って来てくれていた
そして昼休み、屋上に行こうとする俺をまた小悪魔が呼び止めた

「ねぇ〜? 今日もまたあの子に会いに行くのかなぁ?」
小悪魔は相変わらず、悪戯っぽい目つきでニヤニヤしていた

「え? あ、ああ・・・だって、食わなきゃ悪いだろ?せっかく作って来てくれてんのに」
俺が慌ててそう弁解すると、小悪魔は意外とあっさりとうなずいた
「ふふっ、まぁ別にいいけどぉ。それより昨日も言ったけどさぁ、今日の晩ご飯はうちで食べなよ」
「あ・・・本気だったんだ、あれ」

「当たり前でしょお? あの子がお昼作ってアピールするんなら私だって負けてらんないもん!
 ね、もちろんあなただって手伝うでしょお〜?せっかくお料理練習したんだし♪」
小悪魔がそう言ってあいつの方を振り向いたが、あいつは何だか上の空だった

「え? あ、何の話だっけ?」
「彼に今日の夜ご飯、うちでご馳走してあげようっていう話だよぉ!
 あなただって今更あの子に負けたくないでしょお? だったら練習の成果、見せてあげなきゃ!」
「う、うん・・・別にいいんじゃないかな?」
「もぉ〜、何よぉ、ノリ悪いなぁ・・・じゃ、約束だからねぇ!」

そう言って小悪魔に背中をドンと叩かれ、俺は教室を後にした・・・
612以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 01:40:03 ID:DEbbJM7/0
別のSSスレに居た漏れがちょっと帰ってきましたよ
こっちはちゃんとストーリーラインがあって、全体として一つの物語になってるのね…
その分、新参は入りづらいんだが。

では、まとめサイト読んできますね
613以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 01:50:26 ID:J/QMXY2o0
新参職人大歓迎!と言ってみる
614612:2005/08/19(金) 01:54:22 ID:DEbbJM7/0
昔第一話のリメイク版やってた(´・ω・`)の人ですよ。
あの時はクオリティ低い文章書いてしまって申し訳ない。
まとめサイトに乗ったときはマジビビッタ。

漏れの文体は特殊というかなんというか、
どうも周りのSSから浮いてしまいそうなんですよ。
そしてそれ以外書けないから厄介。

でもROMってて面白いですよ。このスレは。影ながら応援させてもらいます。
スレ汚し失礼ノシ
615以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 01:54:41 ID:UpTXM9Oe0
確かに新参は入りづらいかもわからんね
こういうSSスレってそのスレごとのふいん(ryがあるし。他のSSスレのぞいてみてそうオモタ
616以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 02:01:47 ID:c3TKxmT30
確かに俺も他所のスレじゃ書きづらい、っていうか入りづらいふいん(ry があるかもwww
っていうか、まあ他所で書くほど余裕ないってのが本当のとこだけどw
617以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 02:02:48 ID:DEbbJM7/0
確かに。
漏れが居たスレでは「職人の自己主張」が完全なタブーだったんだけど、
ここではそれが全然ないもんな…むしろ職人にトリップ推奨してるしw

では今度こそROMに戻る ノシ
618以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 02:19:46 ID:DEbbJM7/0
ギガワロスwwwwwwwwww誰かまとめサイト作れwwwwwww
619618:2005/08/19(金) 02:20:34 ID:DEbbJM7/0
>>618
すまん、誤爆
クソスレに書くつもりだった
吊ってくる
620 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/19(金) 02:39:28 ID:c3TKxmT30
>>611 つづき

俺が屋上に上がると、今日もあの子は先に来て待っていた
「あ、来た来た〜、早く食べましょ? 私もうおなか空いちゃったわ」
あの子はそう言って、ニコニコと弁当を広げ始めた

俺は何となく、そのまま黙ってあの子が差し出す弁当に手を付けた
そんな俺の様子を見て、あの子が声を掛けてくる
「どうしたの? 今日は何だか黙っちゃって・・・。もしかして、今日のお弁当美味しくなかった?」
「え?い、いやそんなことねえよ! 今日の弁当も美味いよ、うん」
「うふふ。ほっぺにご飯つぶ付いてるよ? 子供みたいなんだから・・・」
あの子はそう言うと、俺の顔に付いていたご飯つぶを指で取って自分の口に入れた
俺はそれを見て、何だか気恥ずかしくなってしまった・・・

昨日も何だか小悪魔に言いかけてたけど、やっぱりこいつ、まだ俺のこと・・・?
思い切って俺は、あの子に切り出した
「な、なあ・・・お前、昨日言ってたことだけど・・・」
「え?ああ、うちに遊びに来るって話? やっぱり放課後だとあまり時間取れないし、週末にしない?」
「ん、別にいいけど。・・・ってそうじゃなくてさ、お前昨日、小悪魔に何か言ってただろ・・・?」
「ああ、あれ? ふふ、従姉妹ちゃんが何だかむきになってるから、つい、ね。
 ごめんね、彼女のこと怒らせるつもりじゃなかったんだけど。あれから何か言ってた?」
「いや、別に。昔のこととかちょっと聞かれたけど。それよりお前、自分の気持ちにどうとか・・・」
「あはは。それが聞きたかったの? 分からないかな?私の気持ち」
「え・・・あ、いや、その・・・」
「私は、ずっと前から変わらないよ?・・・ううん、ちょっと違うな。変わってないことに気付いたの」
「あ・・・」
「うふふ、だから彼女に言ったのも、そういうことよ♪」

これって、やっぱり・・・元に戻りたいっていう彼女の意思表示なんだろうか・・・?
621以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 02:45:32 ID:bzBAc7LY0
萌え死ぬ
622以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 03:13:35 ID:c3TKxmT30
また電話してたwww

うぅ〜、今日も取りかかりが遅かったから全然進まなかったorz
明日はもすこしちゃんとやります

ではまた〜w
623以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 04:21:01 ID:CMwHEbkQ0
ほすすすす
624以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 05:03:55 ID:CMwHEbkQ0
ほっすー
625以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 05:51:17 ID:CMwHEbkQ0
ちょっとぉー だれかほかにほしゅできる人いないのぉー?






っておれキモスwwww 限界です・・・あとはよろしく ノシ
626以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 06:25:46 ID:TUTsH8NYO
今沖田保守
627以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 07:32:06 ID:pE9BnnouO
628以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 07:54:22 ID:FqNU+RVG0
おはようほす
629以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 07:57:51 ID:bzh7iwNyO
あいする小悪魔おはよう
630以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 08:02:18 ID:FqNU+RVG0
でかけるまえほす
631以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 09:25:27 ID:pE9BnnouO
ほす
632以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 10:00:19 ID:wv9LxRuq0
小悪魔ほs
633以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 10:35:53 ID:TRlOsvJa0
うはwww8月いっぱいかかる予定だった作業が
思いの外早く終わりそうな俺が来ましたよwwwwwwwwwwwwwww
ってワケで、今日は定時上がりしてまとめ作業する予定です。


って予告した時に限って早く帰れないor帰る頃には疲れてるのは仕様ですか神様orz
634以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 10:58:17 ID:bzh7iwNyO
>>633
がんばれ
635以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 11:21:51 ID:mJIx1hPi0
まとめ氏。無理しないようにな
だが期待してる
636以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 12:13:09 ID:mJIx1hPi0
ほーほー・・・
637以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 12:33:33 ID:i3CY40klO
まとめ氏>あなの活躍に期待します
638以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 12:43:39 ID:wv9LxRuq0
小悪魔ほs
639以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 12:49:36 ID:mJIx1hPi0
ちょwwww「あな」ってwwwwwww
640以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 13:04:26 ID:TRlOsvJa0
>>637
俺のアナルも括約しそうですwwwwwwwwwwwwwwwwww
641以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 14:10:33 ID:TRlOsvJa0
調子こきましたすんませんorz

謝罪保守wwww
642以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 14:33:22 ID:iLa5EFZs0
かつやく くわつ― 0 【括約】


(名)スル
くくりちぢめること。
643以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 14:48:32 ID:FqNU+RVG0
きたくほす
644以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 15:38:13 ID:C4CM+GrH0
ふぉ
645以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 16:15:34 ID:9e18XqE70
ほー・・・ほー・・・
646以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 17:15:57 ID:FqNU+RVG0
ほっし
647以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 18:38:42 ID:FqNU+RVG0
ホッホー
648以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 19:15:48 ID:i3CY40klO
皆もっと気合い入れて保守しろよ!
649以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 19:41:19 ID:vPJTCIMo0
帰ってキマスタ
飯食う前に少し昨日の続き書きますねw

とりあえずいったんほす
650以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 20:01:25 ID:CMwHEbkQ0
wktkほす
651以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 20:06:42 ID:bzh7iwNyO
wktkhs
652 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/19(金) 20:11:17 ID:vPJTCIMo0
>>620 つづき

・・・その日の帰り道、俺は小悪魔、あいつと3人で夕食の買い物にスーパーに寄った

小悪魔はなんだか機嫌が良さそうで、鼻歌交じりに色々な材料をカートに放り込んでいく
「なあ、今日はどんなの作るつもりなんだ?」
「今日はねぇ、洋風で行こうと思ってるんだー。ね?」
そう言って小悪魔があいつを振り返ると、上の空で考え事をしていたあいつは、慌てて小悪魔と俺を見た

「え? そ、そうね。・・・で、何だっけ?」
「もぉ!こないだからあなた、いつもボーっとしてるんだからぁ!
 お料理のときもそんなだったら、包丁でケガしても知らないからねぇ?」
「だ、大丈夫よ! さ、あとは何が必要なんだっけ?」
「じゃあ、魚介類選んで来てよ。メニューはさっき決めたんだから、何がいるか分かるよねぇ?」
「え、ええ、分かった。えっと・・・海老とタコとイカでいいんだっけ?」
「あとアサリも忘れないでよぉ? あれないと寂しいんだからぁ」
「あ、そっか。・・・じゃ、行ってくるね」

そう言って魚介コーナーに向かうあいつの後姿を見て、小悪魔はちょっとため息をついた
「ふぅ・・・何か最近調子狂っちゃうんだよねぇ。やっぱりサッカー部くんとの噂が・・・あ!」
小悪魔は何か言いかけたのを途中でやめると、チラリと俺を見た
「何だよ、噂って?」
「あ、あはは・・・何でもないよぉ! 君が知らないならいいのぉ、別に」

小悪魔はそう言いながら笑って手を振った

俺はとりあえず知らないふりをしたが、やはりサッカー男とあいつのことは噂になっているらしい
やっぱり一度、あいつに問いただした方がいいんだろうか・・・?
653 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/19(金) 20:30:34 ID:vPJTCIMo0
>>652 つづき

・・・そして、小悪魔の部屋での夕食が始まった
小悪魔とあいつが、テーブルに料理を次々と運んでくる
「はぁい、これがパエリアでしょお〜、それからスペイン風オムレツとぉ、ロールキャベツもね」
「おぉ、すげぇ!?、ずいぶん頑張ったんだな?」
「へへ〜、わたしだって結構やるでしょお? これならあの子にも負けてないよねぇ♪」
「ああ、なかなかやるじゃん・・・で、お前はどれ作ったんだ?」

俺があいつに振り返ってそう言うと、あいつは自信なさそうに小鉢を指した
「この、タコのマリネとか・・・あ、あと全般的に下ごしらえとか手伝ったんだから!」
「ふぅん・・・じゃ、さっそくそれもらおうかな」
そう言って俺がマリネを取り分けようとすると、輪切りのきゅうりが薄皮一枚で全部つながっていた・・・
「これ、ちゃんと切れてねえんじゃねえかな・・・」
「あ! ・・・う、うるさいわね! 一口で食べられるからいいでしょ、別に!」
小悪魔はそんな俺たちのやり取りをニヤニヤして見ていたが・・・
ふと手をポンと叩くと、奥の部屋からボトルを1本取って戻ってきた
「ねぇねぇ、こないだお父さんがもらってきたワインがあるんだ。せっかくだし飲もうよぉ!」

・・・
小悪魔が胸を張るだけあって、料理はどれもなかなか美味いものだった
またワインも親父さんのもらい物だけあって相当高いのだろう、飲みやすくてつい進んでしまう
「ふぅ、美味かった・・・お前もなかなかやるなぁ」
「えへへ、もっと褒めてよぉ〜。・・・あ、そうだ!もっと飲むならまだワインあるよぉ?」
そう言って小悪魔はニコニコしながら、奥の部屋にワインを取りに行った
あいつもそれを見て立ち上がる
「じゃあ私、お水とかおつまみとか、コンビニで買ってくるね」
「あ・・・おい! もう暗いしさ、俺も一緒に行くよ」

そうして俺は、あいつと二人で買い物に出ることにした
654以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 20:31:43 ID:vPJTCIMo0
ちょっと晩飯にするので、ここでいったん休憩〜w
655以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 20:35:34 ID:bzh7iwNyO
お酒は二十歳からです
656以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 21:09:37 ID:vPJTCIMo0
ちょいほす
657まとめ ◆xAiTSU88R2 :2005/08/19(金) 21:15:31 ID:Ref6O1CY0
すんません、どなたか6の1000到達datを持ってらっしゃる方はいませんか?orz
明日は仕事が休みになったので、
作業は明日まとめて余裕を持ってやりたいと思います(´・ω・`)
658以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 21:17:48 ID:vPJTCIMo0
>>657
ノシ
659以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 21:54:28 ID:pE9BnnouO
あいつー!
660以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 22:19:37 ID:BMu7tIl70
hg
661以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 22:19:45 ID:v08PeZ1i0
662以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 22:20:17 ID:fBUEsJH00
         _
     r‐-、/ `、゙、      __,,,,_
   ,.-f|  ゙!   ゙!::゙、   /´      ̄`ヽ,
   i  ,゙i   |   ト:::〉、 / 〃  _,ァ---‐一ヘヽ
  r'ヾ  ゙!  .!   iV  i  /´       リ}
  ! ゙、  l  .゙、 ,.r''"´ .|   〉.   -‐   '''ー {!
  ゙、 ゙、 ゝ__ `゙i  __,,/|   |   ‐ー  くー |    お前ら
  ゙、 ゝ、____フ''´`´::::ヽ ヤヽリ ´゚  ,r "_,,>、 ゚'}    がんばってください!
   ヽ---、'::::::::::::::::::::::::::ヽ_」     ト‐=‐ァ' !
       ゙、::::::::::::::::::::;' ゙iゝ i、   ` `二´' 丿
        ゙ヽ、_::::::::::i、 ,!::::r|、` '' ー--‐f´:::ヽ
          ゙ヽ、:::::::Yr-、:゙、゙!ゞ-,'-ィ´::_::::::ノ
            ヽ:::i゙   `ヾ>'゙´'´::r'r゙ー'-、
             V:.. ..  ,,ノ r'゙´``ゾ'{-三,,)
              `ー---'<ソi;;:___::人、ゝミr'
       皇太子様も2ちゃんねるをご覧のようです。
663以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 22:56:37 ID:vPJTCIMo0
つづき書く前にちょっとほす
664以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 23:28:50 ID:FqNU+RVG0
wktk
665以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 23:31:34 ID:iTx6ITM80
ネムスwwwww
保守
666 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/19(金) 23:32:56 ID:vPJTCIMo0
>>653 つづき

「・・・これでいいかな? さ、帰ろ」
コンビニで必要なものを買い揃えると、俺たちはまた小悪魔のマンションに向かった

その帰り道、黙ったまま先を歩いて行くあいつに、俺は後ろから話しかけた

「なあ、最近お前さ、ずっと考え事してるみたいだけど・・・どうしたんだよ?」

あいつはその場で立ち止まると、振り返らずに小さな声を出した
「私・・・どうすればいいのか分かんない・・・」
「お、おい! 何があったんだよ、俺でよければ話してみろよ?」

少しの間うつむいていたあいつは、やがて顔を上げて俺の方を向いた
「あんたには・・・黙ってようと思ってたんだけど・・・やっぱり、そんなのフェアじゃないよね」
そう言ったあいつの目には、うっすらと涙が浮かんでいた

「おい・・・それじゃ全然分かんねえよ。な、ちょっと落ち着いて話さねえか?」
「分かった・・・じゃあ、ちょっとそこの公園で話そっか」
俺たちはそうして、すぐ近くにある公園に立ち寄ることにした

誰もいない公園で、俺たちはベンチに腰を下ろした
あいつはうつむいたまま、なかなか口を開こうとしなかった

「なあ・・・またずっと一人で抱え込んでたんだろ? 話してみろよ?」

俺のその声に、あいつは泣き笑いのような表情で、俺の顔を見た
「バカ!優しい言葉かけたりしないでよ! 私、自分のためにずるいこと考えてたんだから・・・」
667以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 23:35:23 ID:BMu7tIl70
ワクテカ
668以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 23:53:42 ID:BMu7tIl70
ねるまえほす
669以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 23:59:02 ID:iTx6ITM80
>>657
昨日うpされた奴消されてるorz
670 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/20(土) 00:10:19 ID:WkJoedY60
>>666 つづき

「何があったんだよ、いったい?」
俺がそう言うと、あいつはまた軽くうつむいて、小さな声でポツポツと話し始めた
「私、こないだ先生たちが話してるの、聞いちゃったんだ・・・。
 あの子ね、今年のうちの学校のMVSに選ばれるんだって」
「MVS? すげえじゃねぇかよ。・・・あ。もしかして、MVSってことは・・・」

MVSというのは、うちの学校で毎年1人だけ選ばれる『最優秀生徒』のことだった
これに選ばれるには、成績が優秀なだけではなく、品行方正なことも重要とされていた
確かに、あの子なら成績も申し分ないし、生徒会の副会長もやっていて教師達からの受けも良い
それに入学以来ずっとミスコンで優勝をさらうぐらいの美人だし・・・って、これは関係ないか?
そしてもう1つ、非常に重要なことがあった
MVSの特典として、学校からの全額援助で私費留学でアメリカに行けるというものがあるのだ
と、いうことは・・・

「そうよ、たぶんあの子、留学でアメリカに行っちゃうんだと思う・・・」
「留学・・・!?」
ちょ、ちょっと待ってくれよ・・・それって・・・もう、あの子に会えなくなるってことか?

「だからね、あの子の前の彼氏にも時々相談したりしてたんだけど・・・、
 『もう俺は口出しできるような立場じゃない』とか言って、取り合ってくれないし・・・。
 何であの子があんたに言わないのか知らないけど、あんた・・・このまま行かせちゃっていいの?」
「え!?だ、だってそんなこと、急に言われても・・・」
「あの子の気持ちぐらい、もうあんたも分かってんでしょ?やっぱりあんたのこと、忘れられないのよ!
 でも・・・今のままで遠くに行っちゃったら、あんたの心もだんだん離れて行っちゃうと思う。
 だから、あの子が言わないんならそれでいいわって、そう思ってたんだけど・・・。
 でもそんなの、やっぱりフェアじゃないでしょ! あんたが自分で考えて、自分で決めてよ!」

俺はとっさのことで何も考えられず、その場でただ呆然とするだけだった・・・
671以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 00:11:52 ID:WkJoedY60
>>669
さっき見たら流れちゃってたんで、とりあえずまとめ氏にはメールしときマスタ
672以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 00:14:10 ID:A+fZXBn50
ワクテカ
673以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 00:27:52 ID:iOeBdZux0
ビフテキ
674以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 00:28:03 ID:Q4bjhmRz0
やあ(´・ω・`)
きてしまったんだね
このスレは罠なんだ
君にもう一生SEXもオナニーもできない呪術をかけた
永遠に苦しむことになる
でも君は運がいい
特別に開放される方法を教えてあげよう
まずこれを1つ違うスレッドにコピペするんだ
そして↓のスレに
「ゆずゆタン中出しOK?」
と書き込むんだ
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/mmominor/1122997668/
675以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 00:29:45 ID:S9bRRBku0
ちょwwwwwwww期待が広がりんぐwwwwwww
676以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 00:36:25 ID:iOeBdZux0
あら?
またきたのあんた?ほんっとバカね!!
まったくこりないわね!
あんたはもう一生小悪魔とは結ばれないわよ?
永遠に苦しむことになのよ!
でもあんたは運がいいわ
特別に開放される方法を教えてあげるわよ
まずこれを1つこのスレッドにコピペするんのよ
そして↓のスレに
「小悪魔!小悪魔!」
と書き込むの
分かった?このバカ!
677以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 00:39:44 ID:1WE2Ei5g0
小悪魔!小悪魔!
678以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 00:41:08 ID:6tJAgOEk0
小悪魔小悪魔小悪魔!
679以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 00:43:36 ID:A+fZXBn50
ねるまえほす
680以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 00:46:13 ID:P8IEIRpY0
またきたのあんた?ほんっとバカね!!
まったくこりないわね!
あんたはもう一生小悪魔とは結ばれないわよ?
永遠に苦しむことになのよ!
でもあんたは運がいいわ
特別に開放される方法を教えてあげるわよ
まずこれを1つこのスレッドにコピペするんのよ
そして↓のスレに
「小悪魔!小悪魔!」
と書き込むの
分かった?このバカ!
681以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 00:48:20 ID:WkJoedY60
小悪魔!小悪魔!
682以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 00:54:36 ID:iOeBdZux0
またきたのぉ?
君も好きだよねぇ〜
君もこんなことばっかりしてるとツンデレと結ばれないよぉ?
永遠に苦しむんだろぉなぁ〜!
でも君は運がいいよね!
特別に開放される方法を教えてあげるね!
まずこれを1つこのスレッドにコピペするの!
そしてこのスレに
「ツンデレ!ツンデレ!」
と書き込むんだよぉ
分かったぁ?
683以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 00:59:48 ID:1WE2Ei5g0
ツンデレ!ツンデレ!
684 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/20(土) 01:00:33 ID:WkJoedY60
>>670 つづき

ふと気が付くと、俺たちのすぐ横に小悪魔が立っていた
「ちょっとぉ!コンビニに行くにしてはずいぶん遅いと思ったら・・・今の話、ど〜いうことよぉ!?」
「あ・・・今の話、聞いてたのか・・・?」
「もぉ! とりあえずうちに戻ってからゆっくり話しましょ!」
そう言って小悪魔は俺とあいつを促すと、先に公園から出て戻って行った

・・・そして部屋に戻り3人でテーブルに着くと、小悪魔はいきなりワインをグラスに注ぎだした
「おい・・・?」
「こんな話、飲まなきゃ明るく話しできないでしょお? さ、二人とももっと飲みなさいよぉ!」
「あ・・・でも・・・」
「いいからぁ。さ、あの子のMVS受賞をお祝いして、かんぱぁ〜い!・・・本人はいないけどねぇ♪」

・・・しばらくそうして3人で飲んだ後、俺は酔いのせいか眠くなり、居間のソファに横になっていた
そのままウトウトしていたが、ふと小悪魔とあいつの話し声が聞こえて目が覚めた
小悪魔たちは、俺が眠っていると思ってそのまま話を続けている
俺は後ろを向いて目をつぶったまま、二人の話し声を何となしに聞いていた

「ねぇねぇ、結局あなた、このまま黙って引き下がって、彼のことあきらめちゃうつもりなのぉ?」
「そんなこと言っても! あの子の気持ちも良く知ってるし・・・。だって、3年間よ?
 あの子、3年間ずっとあのバカのこと想ってたんだから!」
「何であなたって、そんなにお人好しなのよぉ!?3年間とか言ったってぇ、途中であの子、
 他の人と付き合ってたんじゃない」
「だから! それってあのバカのこと忘れるためだって・・・」
「ちょっと、声大きいよぉ!カレ起きちゃうじゃない。とにかくねぇ、それはそれ、コレはコレだよぉ。
 私はあの子がどう想ってようと、そんな風に自分からあきらめるなんて絶対嫌なんだから!」

俺は目を閉じて話を聞きながら、小悪魔の言葉が胸にキュンと響いていた
けど・・・ゴメン、俺・・・あの子がいなくなるなんて聞いちまったら、もう・・・
685以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 01:03:44 ID:iOeBdZux0
胸キュン!小悪魔!
686以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 01:09:11 ID:iOeBdZux0
ウフフ、またきたのね?
あなたも結構懲りないのね
でも、残念ね
もうあなたは誰とも結ばれないの
永遠に苦しむことになるわ
でも、あなたは運がいいの
特別に開放される方法を教えてあげるわ
まずこれを1つこのスレッドにコピペして
そしてこのスレに
「サッカー男!日本チャチャチャ!」
と書き込むのよ
そうすれば日本はきっと勝つわ
そう、ベスト8くらいまではいけそうね
687以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 01:10:28 ID:6tJAgOEk0
あの子!あの子!
688以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 01:10:45 ID:1WE2Ei5g0
サッカー男!日本チャチャチャ!
689以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 01:23:50 ID:I/afbVtq0
あの子居なくなったらオレ死ス、、、、、、、、、、、、
690以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 01:24:55 ID:PfjO/PbCO
あの子!あの子!
691以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 01:53:10 ID:a3F6O9MRO
今晩は投下終了でおk??
692 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/20(土) 01:55:32 ID:WkJoedY60
>>684 つづき

・・・その翌日、またいつものように俺は屋上であの子と弁当を食べていた
相変わらずニコニコしているあの子の様子を、俺は弁当を食べながらチラチラと見ていた
「ふふ、どうしたの? 私の顔、ごはんでも付いてた?」
「え? いや、そうじゃねえけどさ・・・」
あの子にそう言われ、慌てて俺はまた弁当を食べ始める

でも・・・なんで何も言ってくれねえんだ? もうすぐ行っちまうんだろ?

「なあ、いつだっけ?」
俺がふとそう聞いて見ると、あの子は一瞬キョトンとした顔をしたが、すぐにニッコリと笑った
「ああ、土曜日のこと? そうねえ・・・10時ごろでもいい? お昼ご飯もうちで食べようよ」
「あ、いや・・・」
「うふふ、楽しみだね♪」
そう言ってニコニコしているあの子の顔を見て、俺はそれ以上何も言えなくなってしまった

・・・そして俺がそれ以上何も聞けないまま、土曜日になった
珍しく俺は約束の時間に遅れず、時間どおりにあの子の家に行った
チャイムを鳴らすと、猫を抱いたあの子がいつものように笑みを浮かべて出迎えてくれた
足元には犬のシロがまつわりついている
「ね、今日うち誰もいないから、先に私の部屋で待っててくれる?私も飲み物つくったらすぐ行くね」
「ああ、分かった・・・」
そして、先に上がって部屋で待っていると、あの子がお盆に飲み物をのせて入って来た
ソファベッドに座った俺の隣に、あの子が並んで腰を下ろす

俺は思い切ってあの子の方を向くと、じっとあの子の目を見つめながら、静かに口を開いた
「なあ、俺、今日は・・・お前に話したいことがあるんだ」

あの子はドキッとした様子で真面目な顔になり、そのまま黙ってゴクリと息を飲み込んだ
693以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 01:56:42 ID:WkJoedY60
ちょい眠くなって書くのが遅くなったwww
てことで今日はここまでにしときます

では〜ww
694以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 01:58:28 ID:6tJAgOEk0
GJ!!!
俺も寝るかー
695以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 02:04:25 ID:S9bRRBku0
うはwwwwwwおあずけキタコレwwwwwwww
696以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 02:56:53 ID:1WE2Ei5g0
697 ◆s9p/K6FE/2 :2005/08/20(土) 02:58:18 ID:aWgatxq+0
http://www.imgup.org/file/iup72061.jpg
眠くなるまでの暇つぶしであの子描いてたらいつの間にかチャイナ服になってましたお(^ω^ )
ここまで描いて眠くなったから寝ようと思ったんだけど、どうせだから落書きのまんま投下wwww
あくまで暇つぶしで描いてただけなんでこの続き描くかはわかりませんww
698以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 03:26:31 ID:aM67boLoO
小悪魔派の俺が保守
699以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 03:33:35 ID:kH4mEDW5O
>>697 GJ!!!

寝る前ほす
700以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 03:36:34 ID:P8IEIRpY0
小悪魔!小悪魔!
701以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 03:50:54 ID:PfjO/PbCO
続きが気になるあの子派の俺
702以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 04:19:00 ID:cpq6m805O
最近元気がないあいつ派の俺
703以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 04:58:58 ID:a3F6O9MRO
>>702
ナカーマAAry
704以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 05:58:10 ID:6kHC3hV9O
小悪魔ほす
705以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 07:31:16 ID:a3F6O9MRO
おはよう保守
706以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 08:32:45 ID:nD9CudjV0
ほす
707以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 09:26:12 ID:/JwWk9Y+0
おまいらおはいお
708以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 10:06:36 ID:/JwWk9Y+0
あいつ!あいつ!
709以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 10:44:27 ID:JORD89w40

       /:/:::,::,::::::::l::ヽ::::::,::::|:ハ
      イ::::://///:/:::|:::::}::l:::l:::|:::∧      
   /!  /::イ/ト、///!::∧:l//!::|:/:,:::∧      
   l |  , イ:/:厶//` レ斗:l/T7/::小、K   
   l l   l小仆三ノr-{三三7 /Y_{     主人公よ・・・
   ! l    `V!  /  `¬!ィ_ノ      そのくだらん汚れた心
   !. l r──-ヘ   `     ィハノリ7.      この俺がカットしてやる
   | | \=三三\こ_ ィ=三三{           
  〈__j  _>、三/ヽ三三三三三`ーz        
  fr、_r、Y:三三/L__j三≠三三 ィ ̄`¬ト
  !| | |/ !ニ/__ノ /三三三/三三三三}
ヽ_! l lj  V / /三三ニ/ニ三三三三/
   ヽ,   } /三三三/三三三三三:/
710以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 10:59:44 ID:RYJG7NIZO
3人ともおはよ
711以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 11:46:20 ID:kH4mEDW5O
712以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 12:31:40 ID:/JwWk9Y+0
713以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 12:36:46 ID:0tvIS0nY0
714以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 13:26:19 ID:bsoSuoOxO
715以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 13:33:27 ID:Gmd+rqgS0
小悪魔ほっしゅー
716以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 14:11:18 ID:/JwWk9Y+0
hshs
717以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 14:41:50 ID:A+fZXBn50
hす
718以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 15:26:10 ID:A+fZXBn50
hsy
719以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 15:41:44 ID:JORD89w40
出かける前ほすー
720以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 16:07:17 ID:PfjO/PbCO
あの子!あの子!
721以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 16:32:17 ID:Gmd+rqgS0
小悪魔ほす
722以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 16:47:28 ID:A+fZXBn50
ほっほー
723以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 17:18:56 ID:LhBYQrmD0
a
724以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 17:52:35 ID:A+fZXBn50
725以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 18:10:21 ID:A+fZXBn50
まとめ氏はいまごろまとめ作業かなぁ〜?
726以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 18:37:13 ID:RYJG7NIZO
hs
727以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 18:50:54 ID:JORD89w40
そろそろ続き書き始めるかなぁ〜
その前にほす
728以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 19:04:47 ID:a3F6O9MRO
投下クル━━━(゚∀゚)━━━??
729以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 19:07:51 ID:r19d6E5f0
やあ(´・ω・`)
このスレに来た君はラッキーだよ
ここは天使のスレなんだ
↓のスレに、下にある内容をコピペして貼り付けるんだ
必ず何か良いことがあるよ
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1122394895/
ただし、この魔法の恩恵を受けられるのは一人きり
スレをよく見て、君が貼ろうとする文章と同じものを
すでに誰かが書いていたら、そこで諦めるんだ
重複して書いてしまったら君が不幸になるよ
僕はこれと同じ文面で、下の内容だけを変えたものを
この板のあちこちに書き込んでいるから
まだ誰も使っていないものを根気よく探してくれ
絶対に重複させてはいけないよ。さあ、次の行からが内容だ

自分が叩かれているという事実にも目をそむけ、すべてをVIPの仕業にする>>2・・・。
ホント最低だな。こんなヤツが同じ2chにいるのかと思うとイライラするぜ。
730以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 19:15:02 ID:JORD89w40
うーん、やっぱ腹減って文章がまとまんないwww
先に飯くってきますw
731以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 19:24:43 ID:njk8Qlmg0
ノシノシ
732以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 19:27:35 ID:2qosOebnO
◆◆◆◆祭りのお知らせ◆◆◆◆
デート代の男女比はどれくらい?part34
http://love3.2ch.net/test/read.cgi/ex/1124518234/

↑で痛い自演女が暴れまわってるので覗いてみてください><
詳しくは↓のスレ。発言がまとめられてます。

http://love3.2ch.net/test/read.cgi/ex/1124520506/

VIPPER本拠地は↓

http://ex11.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1124519917/

現在自演進行中!
733以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 19:50:46 ID:njk8Qlmg0
おなかへった
つんでれたべたい
ほす
734以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 19:58:01 ID:RYJG7NIZO
小悪魔hs
735以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 20:13:16 ID:cpq6m805O
彼女にするなら小悪魔
結婚するならあいつ
だな
736以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 20:15:41 ID:JORD89w40
>>735
料理ヘタだけどいいの?w
737以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 20:27:21 ID:fd5O7m77P
上達してるじゃんwwwww
頑張れあいつwwwww
738以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 20:30:48 ID:I/afbVtq0
結婚するならあの子だな。。小悪魔は家政婦として雇いたいなwww
739以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 20:31:14 ID:I/afbVtq0
いやむしろ反対かwwwwwww
740以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 20:35:07 ID:RYJG7NIZO
付き合う前はあいつで付き合ってからは小悪魔で結婚したらあの子かなwww
741以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 20:50:29 ID:ac3Z4xiT0
付き合う前は子悪魔で付き合ってからは小悪魔で結婚したら子悪魔かなwww

    _, ,_ ∩
  ( ゚∀゚)彡 子悪魔!子悪魔!
   ⊂彡
742ponZ ◆Yc7NMYcDfU :2005/08/20(土) 20:51:23 ID:fHjCiBwQ0
test
743以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 20:54:23 ID:PfjO/PbCO
もうずっとあの子でいいよ
744以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 21:11:54 ID:RYJG7NIZO
おやすみ小悪魔
また明日♪
745 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/20(土) 21:25:24 ID:JORD89w40
>>692 つづき

黙って俺を見つめているあの子に、俺は覚悟を決めて話しかけた
「お前・・・今年のMVSに決まったんだって?」
あの子は驚いたようにちょっと目を見開くと、寂しそうな表情でうつむいた

「そっか・・・あなたも聞いちゃったんだ」
「なあ、何で教えてくれなかったんだよ? もうすぐ留学に行っちまうんだろ?」

俺がそう言うと、あの子は顔を上げて寂しそうに微笑んだ
「ゴメンね。あなたに伝える前に、どうしてもやっておきたかったことがあったの」
「やっておきたかったこと?」
「うん・・・でも、もういいの」
あの子はそれだけ言うと、また目をそらした

「もういいって・・・なあ、何のことだよ?」
そのまま黙って目を合わせないあの子に、俺はその肩をつかんで軽くゆさぶった
「俺・・・お前がいなくなるって聞いて・・・やっと、自分の気持ちに気付いたんだ。
 今さらかもしれねぇけど・・・やっぱり俺、お前のことが・・・」

そう言いかけた俺の口を、あの子は人差し指でついっとふさいだ
そして俺の目をじっと見つめながら、ハッキリした声で言った

「ダメ。それ以上は言わないで」

俺は自分の口を押さえるあの子の指を外すと、あの子の目を見返した
「何で・・・何で、ダメなんだよ! 俺・・・」

あの子はそんな俺を見つめて、寂しそうに微笑んだ
そして、その目から一筋の涙が流れ落ちた・・・
746 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/20(土) 21:55:49 ID:JORD89w40
>>745 つづき

「ふふ。ゴメンね、泣いたりしちゃって・・・。あなたの気持ち、嬉しかったんだ。ホントよ。
 でもね、やっぱりダメよ。今のあなた、私がいなくなるって聞いて、それで気が動転してるだけだもん」
「そ、そんなこと・・・」

あの子は一息ついて涙を拭うと、いつもの表情でニッコリと微笑んだ
「ホントはね、今日・・・少し期待してたんだ。もしかしたら、あなたがまたやり直そうって、
 そう言ってくれるんじゃないかなぁって」
「だったら、いいじゃねぇかよ! 俺は本当にお前のこと・・・」
「ううん、違うのよ。 私の留学とか何も知らない、普段のあなたが好きだって言ってくれるのと、
 あの話を知って心が動いたあなたの言葉とじゃ・・・違うのよ。少なくとも、私の中ではそうなの」
「何だよ、それ・・・分かんねえよ、そんなの!」

あの子は少し困ったような表情をした
「勝手なこと言ってゴメンね。 でもね、そうじゃないとあの二人に悪いから、ダメなの。
 何にも関係なく、普段のあなたが普通に私のこと選んでくれるならいいけど・・・、
 留学のことで釣ったように思われるのは嫌だもん」

俺はその時、色々な感情がごちゃ混ぜになって混乱していた
「だって・・・だってよぉ! お前がいなくなったら、俺・・・どうすればいいか・・・」

そんな俺を見て、あの子は優しく微笑んだ
「ふふ、そんな顔しちゃダメだよ。今のあなた、中学の頃に戻ったみたいだよ?」
「え?」
「もう・・・最近じゃ少しは頼れる人になったかな、って思ってたのに。
 あなたにそんな顔されたら、安心して離れられないじゃない・・・ね、心配しないで?」

あの子はそう言うと、パッと俺を抱きしめてキスしてきた
747以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 21:57:41 ID:S9bRRBku0
ちょwwwwww続きまだですかwwwwwww
748以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 21:58:43 ID:WPibRHTL0
もはや独壇場wwwwwwwwwwwwwwクォリティタカスwwwwwwwwwwwwwwwwww
てかリレー小説な感じナスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
749以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 22:38:01 ID:PfjO/PbCO
あの子!あの子!(*'A`)
750 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/20(土) 22:42:24 ID:JORD89w40
>>746 つづき

しばらくの間、俺たちはそうやって抱き合って唇を合わせていたが・・・
やがて、足元で元気の良い声がした
 『ワン!ワン!』
あの子はそれを聞いてパッと俺から離れた
「やだ、シロちゃんたら・・・いつからいたの?」
シロはあの子の言葉が分かるのかどうか、俺たちを見上げながら尻尾を勢い良く振っている

「さ、そろそろお昼ご飯のしたくするね?」
そう言ってあの子は立ち上がろうとしたが、俺はその腕をそっとつかんで引き止めた
「あ・・・その、お前・・・これからどうするんだ?」
「なあに? もしかして『やっぱり留学なんか行くな!』って?」
「い、いや! そんな勝手なこと言えねぇよ・・・。大体お前だって、アメリカは行きたいんだろ?」
「ふふっ、ホントに『行くな!』ってあなたに言われたら、正直迷っちゃうと思うけど・・・。
 でもあなた、そんな風に私を困らせるようなこと言わないでしょ?」
「ま、まあな・・・。それより、さっきの話だけど・・・」

俺がしどろもどろになりつつ何とか話を戻そうとすると、あの子はニッコリと微笑んだ
「その話は、お預け。 ・・・それにあなた、従姉妹ちゃんにも、もう一人の意地っ張りさんにも、
 気持ちの整理ついてないんでしょ?」
「う! ・・・い、いや、お前とちゃんと戻るんだったら、その・・・」
「ふふふ。ダメよ、今ちょっと迷ってたもん。そんなんじゃもし二人がそうなっても、
 離れてる間にケンカになっちゃうよ? 知ってるでしょ、私って結構ヤキモチ妬きなんだから♪
 さ、もうご飯のしたくして来るね?」

そしてあの子は立ち上がり部屋を出ようとしたが、ドアのところで立ち止まると振り返らずに言った
「もし・・・私が日本に戻って来ても、まだあなたの心が変わってなかったら・・・ね?」

あの子はそれだけ言うと、そのまま駆け足で部屋から出て行った
751以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 22:46:08 ID:EdJvQgzv0
あの子に傾きかけた
752以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 23:16:49 ID:Di3zfYZx0
傾いちゃえばいいんだよ
753以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 23:20:39 ID:fd5O7m77P
もう一人の意地っ張りさんガンガレ!!
754 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/20(土) 23:36:41 ID:JORD89w40
>>750 つづき

・・・次の週の月曜には、正式に学校からあの子がMVSを受賞したとの発表があった
あの子は既にパスポートを取っていたらしく、その翌週には日本を発つ予定だと俺たちに教えてくれた

そして、あっという間にあの子が日本を発つ日がやって来た
俺たちはあいつと小悪魔と3人で、成田まで見送りに来ていた
出国ゲートの前のベンチで、俺たちは集まって名残を惜しんでいた

あいつは何だか涙ぐんでいるようで、それを隠しながらそっぽを向いている
そして小悪魔は、ニヤリと不敵な笑みを浮かべながらあの子に言う
「ホントにいいのぉ〜? このまま彼のこと、私が取っちゃうよぉ?」
「うふふ。私には彼との昔からの思い出があるもの。離れてたってそう簡単には負けないわ」
そんな小悪魔に、あの子もニコニコと微笑みながらそう言い返した
「おぉ? 言ってくれるじゃないのぉ。 私はそこで泣いてるお人好しさんとは違うんだからねぇ、
 どんなことしても取っちゃうからねぇ〜だ!」
「な、泣いてなんかいないわよ!それよりあなた、もっと違う言い方ないの!?彼女の門出の日でしょ!」
あいつがむきになって小悪魔の方を振り返ったが、その目は涙で少し赤くなっている

「あはは、相変わらずなんだから・・・。少しの間、離れるだけよ。泣いたりしないで?」
あの子はそう言って、あいつをギュッと抱きしめた
そして小悪魔の方に向き直ると、同じように小悪魔のことも抱きしめる
「私がいない間、彼のこと守ってあげてね・・・」「うふふ、とぉぜんでしょ?任せといてよぉ・・・」
生意気な口を叩いてはいたが、小悪魔もうっすらと涙を浮かべているようだった

最後にあの子は俺の方を向いてしばらくじっと俺の目を見つめたあと、いきなり俺にキスしてきた
そして「じゃあみんな、またね!!」と言うと、あっけに取られる俺たちを残してゲートに消えて行った

あの子が消えた後のロビーには、我に返った小悪魔の甲高い声が響いていた・・・
「ちょっとぉ!!どさくさにまぎれて抜け駆けするなんて、ずるい!!」
755以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 23:40:54 ID:A+fZXBn50
wktk
756以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 23:45:23 ID:S9bRRBku0
ちょwwwwww海外逝っちゃったwwwww漏れのあの子返してwwwwww
757以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 23:46:42 ID:fd5O7m77P
サッカー来てナサスwwwww
758以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/20(土) 23:52:39 ID:JORD89w40
後のシーンも考えてあるんだけど
途中の文章がうまくつながらん・・・w

書き終わる前にちょいほす
759以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 00:01:01 ID:ly+1xQ4S0
wktk
760 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/21(日) 00:33:26 ID:ztxU3w8f0
>>754 つづき

あの子が行ってしまってから、学校の中は何だかぽっかりと穴が開いたようだった
学校中の男子だけではなく、女子からも一目置かれていたあの子の存在感を、改めて思い知らされた
普段は近くにいるせいで、あまり気付かなかったんだけど・・・

あの子がいなくなった後、サッカー男とは一度だけ電話で話をした
「お前、見送りも来なかったけど、それで良かったのか?」
そう言った俺に、サッカー男は鼻で笑いながらこう言った
「どの面さげて行けると思うんだ?貴様と彼女が一緒の所など、今さら見せ付けられるのは御免だ」
「だってさ、あの子にお別れも言ってねーんじゃねぇの?」
「二度と帰って来ないわけじゃあるまい。それに・・・実は行く前に一度だけ、電話で話はした」
「そっか。・・・ならまぁいいや」
サッカー男の奴も、奴なりにけじめは付けたということなんだろう・・・

・・・そして、いつの間にかあの子がいなくなってから、1ヶ月が過ぎていた
俺はなぜか何をするにも力が入らず、ボーっとして過ごすことが多くなっていた

その日も俺は昼休み、屋上で手すりに肘を乗せて寄りかかりながら、ボーっと外を眺めていた
俺の隣には、あいつと小悪魔が俺を挟むように手すりに背中を預けて座っている

あいつがそんな俺に話しかけて来る
「ねえ、あんたいつまでそうやってボーっとしてんのよ?」
「そぉだよお。こぉんな可愛い女の子に囲まれて見向きもしないなんて、失礼じゃなぁい?
 あ、でも向こうの子はすぐ怒るから、君も怖いのかも知れないけどさぁ〜♪」
「ちょっと! それどういうことよ!?」
「ほぉら、そーやってすぐ怒るんだからぁ。うふふ・・・」
彼女たちが俺を元気付けようとしてくれるのも分かっていたが、なぜか俺の気分は晴れなかった

そんな時、俺の後ろで屋上のドアがガチャリと音を立てるのが聞こえた・・・
761以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 00:35:54 ID:0eKyojDa0
ちょwwwwww屋上に来たのは新キャラwwwwwwwwww
762以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 00:46:00 ID:Ara4KUi30
クォリティ高い
763以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 00:46:28 ID:Ara4KUi30
ID荒らし食い
764 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/21(日) 00:55:28 ID:ztxU3w8f0
>>760 つづき

「あ、あれぇ〜!? なんであなたがここにいるのよぉ!?」
「そ、そうよ! 一体どうしたの?」
「うふふ、もう英会話もマスターしちゃったし、取れる単位も試験受けて全部取っちゃったの。
 それでやること無くなっちゃったから、切り上げて帰って来たのよ」

そ、その声は・・・!?

俺が恐る恐る振り返ると、目の前にはあの子がいつもの笑顔を浮かべて立っていた
「ただいま〜! ふふ、1ヶ月だけなのに、何だかすっごく懐かしい気分♪」
そう言って、あの子は俺に抱きついて来た

小悪魔がそっとささやきながら、俺を肘でつついてくる
「ほらぁ、今日だけは許してあげるから、ちゃんと彼女のこと抱きしめてあげなさいよぉ。
 ホント君って気が利かないんだからぁ・・・」
俺がチラリとあいつの方を見ると、あいつも苦笑いしながらかすかにうなずいた
そして俺は、あの子の体をそっと抱きしめた
懐かしいシャンプーの香りが、俺の周りにふわりとひろがった
あの子はそれ以上何も言わず、ただじっと俺に体を預けている

俺たちはそうしてしばらく抱きしめ合っていたが、ふと隣でかすかにささやき合う声が聞こえた

「ねぇ・・・1ヶ月で1年分の単位全部取ったって・・・どぉいうことなのかなぁ?」
「普段はポーッとしてるからつい忘れちゃうけど、彼女ってすごい頭いいんだよね・・・」
「それはそぉだけどぉ、やっぱりそこまで頑張ってでもカレに会いたかった、ってことでしょお?」
「うーん、旅行の時もそうだったけど、彼女って思いつめた時の行動力すごいもんね・・・」
「やっぱり彼女、すっごい本気だってことかぁ。ヤバイなぁ・・・あなただって笑ってらんないよぉ?」

ハハ、もう何だっていいや、これでまた元通り皆でいられるってことだろ? ホント、良かった・・・
765以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 00:58:35 ID:ztxU3w8f0
とりあえずここで一区切りwww
ちょっと休憩します〜

書けたらまた後で違う話書くけど、今日はもう遅いかな・・・w
766以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 01:02:08 ID:ly+1xQ4S0
>>765
GJ!
無理をせずにがんばってください
767以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 01:03:55 ID:0eKyojDa0
うはwwwwww>>531の新キャラ期待してたのにwwwww
768以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 01:19:01 ID:ztxU3w8f0
>>767
そんな微妙にかぶった新キャラ出したら
どーしようもなくグダグダになるっつうのwwww

とりあえず新キャラは小悪魔の妹あたりで我慢してくれwww
769以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 01:22:43 ID:/S8t63UKO
あの子!あの子!(*'A`)
770以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 01:23:08 ID:fdrJkisS0
てかここで女の新キャラまた出てきたらもうどうしようもなくなるだろwwwwwwww
771以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 01:26:31 ID:b3DxH3nM0
まさにギャルゲー状態
772以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 01:28:37 ID:fdrJkisS0
ギャルゲーだって誰かを攻略する時は、そいつを進めてる内に他のキャラは出てこなくなるわけで
この話の主人公は全員同時攻略だから(´A`)
773以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 01:38:39 ID:ztxU3w8f0
グダグダ止めるにはルート決めて分岐しかないんだけど、
それやると終わりに向かっちゃうんだよなwwwww
774以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 01:43:03 ID:fdrJkisS0
ヒント:あくまで主役はあいつ
775以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 01:53:57 ID:ztxU3w8f0
>>774
マジレスですまんが、それが何のヒントになってるんだか素で分からんwwwww

もちろんあいつが本線では主役なんだけど、それでも他の子のフラグ全部折りに行ったら
後はもう終わらせるしかなくなっちゃうんだよねw

それでは、そろそろ寝ます〜w
776以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 02:01:42 ID:fdrJkisS0
あ、スマソ、ちょっと分かりづらかったか…
単に主役はあいつなんだから、他の子はあくまで脇役で、フラグ折らずともただの盛り上げ役
みたいなことを言いたかった。ってこれ小悪魔派とかあの子派から大バッシングくらいそうな書き方だwww
でも結局、フラグ折らないで単なる盛り上げ役ってことにしたところで今の状況とは変わらんね
俺の考えが浅はかでしたスマソ
777以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 02:24:55 ID:rNYdVd7sO
>>776どんまい
778以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 02:44:27 ID:fdrJkisS0
慰められると泣きたくなるお年頃です
779以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 03:18:33 ID:Iq3mhegP0
おはよう子悪魔保守
780以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 04:01:18 ID:/S8t63UKO
あの子シュシュシュ
781以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 05:15:55 ID:XaNWhnX1O
小悪魔おはよう。これからバイトなんだいってくるね
チュッ
782以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 06:09:37 ID:/S8t63UKO
シュシュシュ
783以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 06:09:53 ID:fdrJkisS0
平山テラスゴス保守
784以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 06:34:02 ID:0eKyojDa0
寝る前にほす
785以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 07:54:19 ID:yn04hx85O
おはよほ
786以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 09:04:04 ID:ztxU3w8f0
今沖田
ほs
787以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 09:47:03 ID:ztxU3w8f0
h
788以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 10:31:11 ID:NGhsX1U40
ほしほし
789以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 11:13:57 ID:ztxU3w8f0
ho-
790以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 11:47:38 ID:NGhsX1U40
ししし
791以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 12:29:09 ID:NGhsX1U40
ほほほししし
792以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 13:03:13 ID:URtuvq1A0
ほっす
793以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 13:45:15 ID:XaNWhnX1O
hs
794以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 14:41:28 ID:iNkcWBNYO
保守
795以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 15:38:44 ID:yn04hx85O
ホー
796以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 16:32:24 ID:Ara4KUi30
保守
797以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 17:02:26 ID:ly+1xQ4S0
hs
798以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 17:22:59 ID:iNkcWBNYO
保守
799以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 17:28:42 ID:0eKyojDa0
何で俺が保守しようとすると、何でその10分以内に必ず誰かがすでに保守してるんですかねぇ
800以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 17:34:16 ID:yn04hx85O
ヒント:赤い糸
801以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 18:04:02 ID:vMNtuy8t0
今日始めてこのスレに着た俺が☆
802以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 18:35:52 ID:XaNWhnX1O
アナルに☆
803以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 19:11:38 ID:NoOcIlZ20
ぶっしゅ
804以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 19:58:14 ID:uOrt2V0b0
小悪魔シュシュシュ
805以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 20:15:15 ID:vMNtuy8t0
806以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 20:19:29 ID:ncuiq1Qq0
小悪魔ほっしゅー
807以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 20:19:39 ID:TMtEfaPY0
やあ(´・ω・`)
このスレは罠なんだ
君にもう一生SEXもオナニーもできない呪術をかけた
永遠に苦しむことになる
でも君は運がいい
特別に開放される方法を教えてあげよう
↓のスレに
>>435腹黒ブス乙>>682君も腹黒かい?」
と書き込むんだ
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/suisou/1122543777/

808以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 20:42:17 ID:2XMKCCXE0
ほろっほー
809以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 21:14:06 ID:Ara4KUi30
ホッシュ
810以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 21:34:06 ID:ZsUpnh9e0
ツンツン
811以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 21:56:03 ID:1/BkI1lb0
新展開と短いのとどっち書き始めようか、この時間からだと迷うなあ・・・

とりあえずその前にほす
812以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 22:08:59 ID:uOrt2V0b0
新展開いきましょうよ!!
813以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 22:39:35 ID:ly+1xQ4S0
ねるまえ☆
814以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 22:50:56 ID:1/BkI1lb0
書き途中ほす
815以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 23:16:46 ID:2XMKCCXE0
ほろっほー
816以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 23:27:33 ID:ly+1xQ4S0
寝れないからほし
817 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/21(日) 23:33:33 ID:1/BkI1lb0
>>764 つづき

そしてしばらくの間、俺たちは普段と変わらない日常を過ごしていた

そんなある日の休み時間、3人で何気なく雑談している中でふとあいつが言い出した
「あ、来週なんだけどさ、ちょっと実家の方に行って来ないといけないから、私一週間お休みね」
「ふぅん・・・そう言えば週末は3連休だもんな。久しぶりに家族に会って、泣いたりすんなよ?」
「バ、バカ! 泣いたりするわけないでしょ!」

すると、横から小悪魔も口を挟んできた
「まぁまぁ、誰だってお母さんに久しぶりに会えたら、泣いちゃってもしょーがないと思うよ?」
「あ・・・そっか、あなた・・・」
「だからさぁ、もぉそのまんまずっと向こうで家族と一緒に暮らしたっていいと思うよぉ?」
「え!?ちょ、ちょっと! そんなこと言わないでよ」
「うふふ、冗談よぉ。この人と仲良く待ってるからぁ、あなたはゆぅ〜っくりして来なよ♪」
そう言って小悪魔は俺に腕を絡めてニヤッと笑みを浮かべた

「な、何よそれ! もう・・・知らない! あんた達、意地悪ばっかり言うんだから!!」
あいつはそう言うと、不貞腐れて自分の席に戻ってしまった

小悪魔はそんなあいつを見て、悪びれずにニコニコしながら言った
「あらら、怒っちゃったぁ〜。冗談なのに♪」
「ったく、お前が余計なこと言うからだろ・・・」
「最初に言い出したの君でしょお?でも大丈夫よ、帰ったら彼女、多分いつものストレス発散するでしょ」
「いつもの? 何かあんのか?」
「うふふ、おっきなビニール人形に君の写真貼ってあってねぇ、
 頭に来ると部屋で何度も思いっきり叩いたりしてるみたいよぉ。
 彼女は隠してるつもりみたいだけどぉ、こないだこっそり見ちゃったんだ♪」

うぅ、あいつ、普段からそんなことしてんのか・・・
818以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 23:38:38 ID:XaNWhnX1O
そんなことされてみたいwwwww
819以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/21(日) 23:48:25 ID:2XMKCCXE0
あいつ抱き枕にしてんじゃねえだろうなwwwwwww
820 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/22(月) 00:10:17 ID:HNJH/Kjb0
>>817 つづき

その週末、俺は金曜の夜になって急に親父から、親戚の家に行くことを命じられた

「・・・と言うわけで、急な法事なんだが、俺はあいにく出張だからな。代わりに行ってきてくれ」
「えぇ? 何で俺が親父の代わりなんて・・・?」
「まあ、いいじゃないか。連休だし、宿泊費は出してやるから旅行代わりに行って来い」

その親戚というのは、親父の従兄弟の奥さんのお父さん、らしい
俺も小さい頃に会ったことはあるらしいんだが、遠方なこともあって残念ながら全然記憶になかった
ま、うちにはかなりの遠縁だし、親父の言う通り、旅行がてら気楽に行ってくればいいだろう・・・


・・・そして次の日の朝早く、俺は新幹線でその親戚の家に向かうことになった

お通夜で焼香を済ませ、向こうの家族に挨拶をして香典を無事に渡すと、それで俺の役目は終了だった
俺は不謹慎とは思いつつ、何となく開放感を覚えてそのまま市内の中心部に出ることにした

ホテルの予約などは何もしていなかったのだが、適当に入ったビジネスホテルで何とか部屋が取れた

「さてと、まだ時間も早いし軽く市内観光でもするかな・・・」
そう考えて適当に街をブラブラしていると、急に後ろから聞き慣れた声で呼び止められた

「あれ!?あんた、こんなとこで何やってんのよ!?」

俺が振り返ると、そこには驚いた様子のあいつが立っていた
「あ・・・え!? お前の実家って、ここだったのか?」
「そうよ。言わなかったっけ? それよりあんたの方こそ、ここで何してんのよ」
「ああ、急にこっちの親戚の法事に出ることになってさ、さっきそれが終わったとこだよ」
一人で観光すんのも退屈だし、丁度良かった・・・俺は何ともラッキーな偶然を、神様に感謝していた
821以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 00:27:20 ID:OEQHM0mo0
飲み会から帰ってきた俺が捕手
822以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 00:57:05 ID:XUT+tcUZ0
ほす
823 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/22(月) 01:03:16 ID:HNJH/Kjb0
>>820 つづき

「ふうん。で、今は何してたとこなのよ?」
「んー、さっきそこでホテルの部屋取ったんだけどさ、まだ早いからこの辺少し見て回ろうかと」
「そうなんだ。でも見ての通り小さい街だし、この辺は大したものないわよ」
「そっか・・・。親父からは旅行がてら、1泊してゆっくりして来いって言われてんだけどな」
「じゃあさ、明日は私も暇だし、案内してあげようか?」
「え、ホントか? 実は一人でいるのも退屈で困ってたんだ、助かるよ」
「いいわよ。実はこの辺って前に住んでたとこの隣町だし、私も割と詳しいから」
「なるほどな。じゃ、またここに戻ってきたって感じなんだな」
「まあ、ね」

そんな風に二人で立ち話をしていると、急に近くを通りかかった男があいつに声を掛けた

「あ! やっぱり、お前か! ・・・いつこっちに戻って来たんだよ!?」
「え!?あ・・・あの、久しぶりね・・・」
「どうしたんだよ、こっちに戻って来てたんなら連絡ぐらいしてくれればいいのに」
「あ、あの・・・ここにいるのは少しの間だけなの、来週にはまた向こうに帰るから」
「そうか。 で、そっちの彼は? 知り合いみたいだけど、もしかして向こうでの彼氏か?」

男は俺の方をチラリと見て、あいつにそうたずねた
あいつは一瞬困ったような顔をしたが、すぐに言葉を返した
「そ、そんなんじゃないわよ!今日はたまたま親戚のうちに来てて、偶然ここでバッタリ会っただけ」
「ふーん。まあいいや。 来週戻るってことはまだしばらくこっちにいるんだろ?また連絡するよ」
「あ、あの・・・」

男はあいつの返事を待たず、そのまま行ってしまった
あいつはそんな男の後姿を見ながら、何だか寂しげな表情をしていた

あの男・・・あいつと一体、どんな関係が・・・?
824以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 01:04:55 ID:HNJH/Kjb0
すいません、今日はこの辺でwww
続きはまた明日〜w
825以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 01:18:34 ID:OEQHM0mo0
ちょwwwwwwww生殺しwwwwwwwwww
826以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 01:20:29 ID:tcJoQYhf0
展開が気になるほっす
827以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 02:16:35 ID:ERqJLEdc0
シュ
828以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 02:17:23 ID:t2TeH0LYO
新展開キタコレ!オヤスミほっす
829以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 02:33:48 ID:OEQHM0mo0
おやすみあの子保守
830以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 03:16:52 ID:duiKEMoD0
「あいつがいい」「小悪魔がいい」「あの子がいい」という今の流れが好きじゃない俺が保守
そんなの関係なく話が楽しめればそれでいい
831以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 03:32:12 ID:o1RHeQkI0
俺も好きじゃない。小悪魔派解散。
832以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 04:07:32 ID:kMhTsB93O
解散しました。
833以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 04:39:52 ID:vGOi669B0
ししし
834以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 05:44:06 ID:vipTYgQ6O
835以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 07:02:59 ID:OEQHM0mo0
おはょうあの子保守
836以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 07:57:37 ID:28oG3kUo0
でかけるまえ星
837以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 08:38:19 ID:vGOi669B0
ししし
838以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 09:25:47 ID:7NysfAx2O
シュシュシュ
839以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 10:21:55 ID:WFjyKWUD0
小悪魔ほっしゅ
840以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 10:56:46 ID:vGOi669B0
ほっし
841以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 11:52:10 ID:vipTYgQ6O
842以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 12:35:34 ID:WVYI30wPO
保守派
843以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 13:08:08 ID:t+ltwa5D0
小悪魔ほっしゅー
844以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 13:39:24 ID:DqyBlS7H0
キッズウォーホシュ
845以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 14:34:58 ID:vipTYgQ6O
IDがvipほす
846以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 15:06:13 ID:+kQiXIcR0
スゴスwwwww
847以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 16:49:26 ID:vipTYgQ6O
848以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 17:18:04 ID:ERqJLEdc0
849以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 18:03:14 ID:7NysfAx2O
シュシュシュ
850以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 18:13:48 ID:28oG3kUo0
きたくほし
851以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 19:31:56 ID:+kQiXIcR0
ほほほ
852以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 19:59:01 ID:kMhTsB93O
ほほほほほほほ
853以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 20:41:55 ID:vGOi669B0
ほし?
854以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 20:42:29 ID:o1RHeQkI0
3人とも大好きだよ
855以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 21:33:27 ID:lG+TiTn40
856以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 21:35:34 ID:mzMEXxTq0
857以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 21:48:25 ID:vipTYgQ6O
858以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 22:05:05 ID:pd3UbV390
帰宅ホス
少し休んだらつづき書くかな・・・けど今日は何か疲れたから微妙orz
859以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 22:25:52 ID:4zvMEwBZO
>>847 のIDが… 神
ほしゅ
860以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 22:30:44 ID:y1RJdX/w0
無理しないでね的ほす
861以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 22:39:22 ID:kMhTsB93O
でも期待してるよ的プレッシャーほす
862以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 22:48:26 ID:vipTYgQ6O
>>859
呼んだ?
863以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 22:49:17 ID:OEQHM0mo0
ただいまあの子保守
864以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 23:08:05 ID:pd3UbV390
最近あの子の話ばっか書いてたせいか、あいつのリアクションなのに
なぜかあの子っぽくなっちゃって慌てて書き直してる・・・orz

こんなんじゃ「主役だれよ?」とかって批判されても仕方ねー罠w
ちと反省
865以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 23:10:37 ID:0Pzea7M20
やあ(´・ω・`)
みんなに頼みがあるんだが↓に
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/qa/1124701339/l50


( ゚∀゚)彡∩ おっぱい!おっぱい!
うぇうぇwwwwwwwwwwwwwwwwww 


と書き込んでくれないか
じゃ健闘を頼む。
866以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 23:39:00 ID:kMhTsB93O
hs
867以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/22(月) 23:46:58 ID:vipTYgQ6O
そろそろこのIDともお別れかー
868以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/23(火) 00:11:00 ID:RUnklX2B0
869 ◆6ytwm3xJRY :2005/08/23(火) 00:24:51 ID:pwzp+EGb0
>>823 つづき

その男を寂しげに見送っているあいつを見て、俺は何も聞けなくなってしまった
そんなあいつを思わず見つめていると、ふとあいつが我に返ったように俺を見た

「な・・・何よ?」
「あ、いや。別に何でも」
「何か聞きたいことあるんでしょ? はっきり言えば?」

あいつはそう言ってにらんで来たが、俺は何も聞く勇気が出なかった
そして、黙っている俺を見てあいつは軽くため息をついた
「ふぅ・・・ゴメン。あんたに当たってもしょうがないよね・・・」
「いや、別にお前が言いたくねぇことなら聞かねーし」

俺がそう言うと、あいつは少し口を尖らせた
「何よ・・・カッコつけないでよ、あんたのクセに!」
「俺のクセにって何だよ」

あいつは少し間を置くと、また1つため息をついてから静かに話し始めた
「・・・もう分かるでしょ? 前にこっちにいた時、私あの人と付き合ってたのよ。
 そう言えば、前あんたに写真見せなかった?」
「あー・・・そうだったっけ。そっか、あのペンダントの?」
「そうよ。でも私の方が振られちゃったんだけどね」
「ふぅん・・・」

そう、あいつは転校したことがきっかけで前の彼氏に振られた、確かそんな風に言っていた

「まあ、昔のことよ。今はもう関係ないわ」
そう言うとあいつは頭の後ろで手を組み、ゆっくりと歩き出した
「さ、そろそろ行くわよ。後で明日の待ち合わせのこと、電話するね」
870以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/23(火) 00:27:01 ID:VnEewd1g0
キタコレ
871以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/23(火) 00:30:25 ID:RUnklX2B0
ワクワク
872以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/23(火) 00:33:34 ID:pwzp+EGb0
ごめん、まだ1レス分しか書いてないけど今日はそろそろ限界っぽいw

つうか最近ツンデレ描写が下手になったような気がする・・・orz
本線だと後も話が続くから、殴られオチとか使えないしなぁ
873以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/23(火) 00:39:52 ID:VnEewd1g0
そうでつかwwwwwwwwwwwwwww
今日はもう休んでは?
874以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/23(火) 00:43:50 ID:RUnklX2B0
無理せず休んでくださいww
875以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/23(火) 00:51:31 ID:pwzp+EGb0
うはwwwww変なレス書いたせいでマジレスされてるwwwwでもdクス
とりあえず今日は普通に仕事で疲れたんで、もう寝ますw

明日は続きを・・・のつもりなんだけど、
番外編ネタ思いついちゃったんで、そっちも書きたい俺ガイルw


・・・でもサッカー男の話だけどw
876以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/23(火) 00:54:42 ID:RUnklX2B0
おやすみなさい ノシ
877以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/23(火) 01:45:36 ID:y55HBQ6aO
まとめサイトの更新ってどうなったの?
878以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/23(火) 01:47:58 ID:eIMVisaU0
中の人が小悪魔と旅行中のはず
879以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/23(火) 01:57:15 ID:1Gq/4v4b0
なにい!!許せん!wwwwww
880以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
ほし