【北朝鮮】金正日の妹、金敬姫は健在 しかしアルコール中毒か?[050209]
1 :
つかφ ★ :
05/02/09 23:23:03 ID:???
2 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん :05/02/09 23:24:09 ID:ftsMh2z+
2
3 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん :05/02/09 23:35:19 ID:2YkaMcuf
金を敬う姫…?
5 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん :05/02/09 23:42:56 ID:mA5J6KlE
(日本語学校・各種大学)不正入学書類の発生の要因に入管の天下り官僚が関係、 入国管理局に提出する書類の法律の抜け道・及び甘い審査の原因に、入管の天下り官僚が各種学校顧問として存在、 また学校に問題が発生すると必然的に学校顧問の天下り官僚が新しい入管法の抜け道を探し、 不正書類入学・違法的な学校運営に関与している。 日本語学校・愛知国際学院学生「郭燕銘」(1976年5月13日生まれ28歳・上海から留学) 中国人犯罪組織(株)中日本華商社長「蔡正昇」の一味(偽装結婚・違法エステ・スキミング・カード偽造)大学に進学した際、 日本語学校内・「蔡正昇」関係者、愛知国際学院 学院長「荘 昌 憲」生徒指導「古川竜治(岐阜日中協会代表)」当時担任「余語暁子」 普通なら問題を起こした生徒は学校側の推薦が受けられないはずなのに犯罪組織の構造として (中国人犯罪組織)−(日本語学校)−(天下り入管官僚・学校顧問)−(各種大学)と言う構図で法律的な問題は解決される。 警察・入管の天下り官僚が外国人犯罪が発生する原因である。各種(警察・入管)組織も天下り官僚の影響を受け、 全力を挙げての外国人犯罪組織撲滅に至らない。
6 :
しいかゆ :05/02/09 23:50:27 ID:OJ1En6uF
健康なのにアル中かよw
シャブ中じゃないの?
8 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん :05/02/10 00:20:02 ID:e52+uR13
あの顔がまた一人増えるのか…(´・ω・`)
9 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん :05/02/10 00:20:38 ID:9uRuF6uo
他にあと11人いるんだろ?
10 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん :05/02/10 02:35:42 ID:CKRdjE7X
兄貴があれならアルコールに逃げたくなるかもな。
>>10 しかも、人民の蜂起で公開処刑になる運命が分かってる訳だから、
酒はやめられないでしょうな(w
12 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん :05/02/11 21:06:48 ID:efWXNPWi
酒の、じゃなくて薬物中毒だったりして
「オーレー オーレー♪マツケンサンバ♪オーレー オーレー♪マツケンサンバ♪」 ∧_∧ ∧_∧ ( ・∀・) ( ´∀`) ⊂ つ⊂ つ .人 Y 人 Y し'(_) し'(_) 「あぁ 恋せよ アミーゴ♪踊ろう セニョリータ♪」 ∧_∧ ∧_∧ (・∀・ ) (´∀` ) ⊂、 つ⊂、 つ Y 人 Y 人 (_)'J (_)'J 「眠りさえ忘れて 踊り明かそう♪サーンバ ビバ サーンバ♪」 ∧_∧ ∧_∧ ( ・∀・ ) ( ´∀` ) ( つ⊂ ) ( つ⊂ ) ヽ ( ノ ヽ ( ノ (_)し' (_)し' 「マ・ツ・ケ・ン サーンバー♪オレ♪」 ∧_∧ ∧_∧ ∩ ・∀・)∩∩ ´∀`)∩ 〉 _ノ 〉 _ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ し´(_) し´(_)
旦那の張成沢同志はこのこと知っとるん?
┏04年5月、日朝会談。外電スレもこの話題を扱うスレとして誕生
┠(中略)
┠金正男があのブタ顔でスパイ映画さながらに暗殺計画を回避
┠と、そんなこんなで2005年も始まっちゃったわけですが
┠北が核保有を表明。これに焦ったのは日でも米でもなくシナ
∩___∩ ┠正日君63回目の誕生日。彼の毛も誕生会も共に年々寂しく
今ここクマ――! | ノ ヽ /二⊃ →┠韓国盧大統領が整形手術で二重に。この大事な時期に一体w
季節はもう3月、/ ● ● | / ( ⊇i ))). ┠(中略)
ヒナマツリですよ| ( _●_) |ノ / .┠なんか日本に核開発疑惑が浮上、安保理で制裁決定
外電スレも 彡、 |∪| ,/ ┠日本の核開発を暴いた功績で南北同時に安保理常任理事入り
22発目ですよ/__ ヽノ /´ ┠北、核武装を正式表明。米始め世界各国からも祝電
(___) / ┠拉致々々とうるさい日本にさっそく核発射。20億万人ほど死ぬ
i────、 ,r'⌒ ⌒ヽ、 ┠日本で大東京帝国が独立を宣言。アキラにハゲを治してもらう正日
|Υi /┌::::::::::::┐ヽΥiΥi f ,,r"' ̄ ̄ヾ )ΥiΥ| .┠プルガサリ出没、日本を襲撃。ついでに米も襲撃。両国とも壊滅
|::|.:|ヽ;/ニ i i ニヾ/ |.:| |.:( y-f‐=H:=‐t):| |.:| |.:| ┠なんか世界は金正日のもとにひれ伏す
|::|.:(((ヽノ(、_,)ヽ)))|.:| |.:|ヽi ー'・・ー'i..:| |.:| |.:| ┠世界の美女を集めて金正日が招待所を作る。そのハーレムで乳…
(( | )):|.:| ヽY<ー=‐>/.:| |.:| |.:| |.:、.; r==i ,!|.:| |.(( | ))┗…という夢を見た金正日は、グアンタナモ海軍基地の牢屋の中で
▽ |::|.:| |.:| /ー-─" .:| |.:| |.:| ; ー--―''::| |.:| |.:| ▽ 目を覚まし、過去の栄光を追憶しましたとさ(ちなみにフセインと相部屋)
|| .|::|.:| l/彡つニミ\ .|.:| |.:| /彡つニミ\.|.:| |.:| .||
|| .|::|.:|ム彡ェエ襾エェミハ|.:| |.:l ム彡ェエ夲エェミハ:| |.:| .||
|| .|::l.[ililililililililililililililililil].:| |.:l [ililililililililililililililililil].|.:| .||
△| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|.△
そしてこれが、この伝説の外電スレの過去ログ(04年6月分まで)を収めたまとめ斎藤だクマ。
初心者はありがたく拝見するクマ。
http://yonaoshi-jp.hp.infoseek.co.jp/atomique/index.html
★(いわゆる)「外電スレ」…初めての方へ★ このスレは、日本のマスコミが伝えない(伝えたがらない)外国の情報を共有しようという目的の元、 新聞やウェブサイトなどのさまざまなソースを外国語に堪能な篤志が日本語に翻訳して書き込む …という趣旨のスレです。 このスレにはその性質上様々な決まり事がありますので、遵守の上ご利用いただきたし。 ●書き込みはsageでよろしく。 このスレは「知る人ぞ知る」という状態を理想とし、目立たないためです。 ●ここの存在はおおっぴらに明かさないでねお願い。 これも無用の混乱を避け、ニュースの書き込みに徹するためです。 とはいえ荒らす心配のないと思われる人には、このスレの存在を(こっそり)教えてあげてください。 ●当スレは独自にスレッドを立てません。 かつてしつこい荒らしに遭って以降、荒らしの追跡を巻くために利用されなくなって久しい過疎スレを 再利用して存続するのが当スレの伝統です。 元の(スレタイ通りの)話題を望む方々には申し訳ないですが…。 ●本格的な議論はヨソでやれ。 翻訳済み外電の書き込みは1スレだけでもかなりの長文になり、スレの容量を大きく喰います。 そして上記「●当スレは独自にスレッドを立てません。」のような事情があり、当スレは独自のスレタイを 持たないため一つのスレを長持ちさせ、次スレへの移行を出来るだけ遅らせたいのです(かつて次スレが どこに移転するのかの予告がないままスレが容量オーバーで落ちてしまい、次スレを見つけられなかった 住人が発生したことがありました)。 というわけで、翻訳外電以外の書き込みは各自の良識にそって最小限度にとどめていただきたいのです。 それに、たぶんここで翻訳されたソースを元にしてどこかにスレが立っているはずなので、それぞれの 特定の話題を専門に扱うスレで議論した方がここで議論するよりも盛り上がるはずですし。 ●スレの行方がわからなくなったら「雑談★」で聞け この板に「雑談★x」(xはスレの連番)というスレがあるはずなので、外電スレのありかを見失ったらそこで聞け… と、(´д`)が言ってました。迷子になったときのために一応覚えておきましょう。
同盟強化へ共通戦略目標 日米が2プラス2会談 <共同、20日(日)01:37>
【ワシントン19日共同】日米両政府は19日午前(日本時間20日未明)、外務、防衛担当閣僚
による安全保障協議委員会(2プラス2)をワシントンで開いた。国際的なテロなど「新たな脅威」
や北朝鮮の核開発、台湾海峡での中台有事などの不安定要因に対処するため日米同盟を強化する
「共通の戦略目標」で合意、今後、在日米軍再編や自衛隊と米軍の役割・任務見直しの協議加速を
確認する共同声明を発表した。
世界規模の米軍再編の中で日米の軍事的一体化がさらに進む一方、再編の具体案には関係自治体の
反対が予想され、調整は難航が必至だ。
共通戦略目標は、アジア太平洋地域の安全保障環境について、台湾海峡問題や北朝鮮情勢を挙げて
「不透明性・不確実性が継続」していると警戒感を表明。一方で中国に対して協力関係を発展させ
る方針を強調、「責任ある建設的役割」を果たすよう期待を示し、台湾海峡問題の平和的解決を求
めている。
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20050220/20050220a3180.html
核保有宣言に「深い懸念」 日米外相が異例の声明 <共同、20日(日)01:46>
【ワシントン19日共同】町村信孝外相とライス米国務長官は19日午前(日本時間同日深夜)
の会談後、北朝鮮の核保有宣言への「深い懸念」を表明する共同声明を発表した。日米双方が
「いかなる状況に対しても準備を整えておくために、情報を共有する」と北朝鮮の脅威に共同
対処する方針を確認した。
日米外相が個別の第三国を対象にした共同声明をまとめるのは異例。
声明は核保有宣言について「国際社会からの孤立を一層深めるだけで、6カ国協議を通じた核
問題の平和的解決に向けた関係国の努力に反する」と非難。その上で「6カ国協議への即座の
復帰と核計画の廃棄を通じてのみ、国際社会との関係正常化が可能となる」と北朝鮮の翻意を
促した。
ライス氏は「拉致問題に関する日本の立場を完全に支持する」ことを再確認した。
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20050220/20050220a3310.html
日米、北の核全廃要求…共通戦略目標も合意 <読売新聞、2/20/01:59>
【ワシントン=小川聡】日米両政府は19日午前(日本時間20日未明)、外務・防衛担当閣僚
による日米安保協議委員会(2プラス2)を米国務省で開いた。
今後の日米同盟と在日米軍再編の基本指針となる「共通戦略目標」で合意した。アジア太平洋地
域の平和と安定に向けて、北朝鮮に核計画の完全廃棄を求めたほか、大量破壊兵器拡散や国際テ
ロの防止・根絶に向けた世界規模の日米協力の強化を確認した。こうした課題に効果的に対応す
るため、自衛隊と米軍の役割分担を見直し、米軍再編協議を加速する方針を打ち出した。
2プラス2の開催は2002年12月以来。日本側は町村外相、大野防衛長官、米側はライス国
務長官とラムズフェルド国防長官が出席した。協議後、共通戦略目標を明記した「共同声明」を
発表した。
日米両政府は声明で、アジア太平洋地域の安全保障環境について、朝鮮半島の緊張や台湾海峡問
題を念頭に「不透明性・不確実性」が継続していることを確認。北朝鮮については、核問題をめ
ぐる6か国協議への早期・無条件復帰と、すべての核計画の完全な廃棄を要求した。日本人拉致
問題など諸問題の平和的解決を目指す方針も打ち出した。
中国については、地域の安定に向けて「責任ある建設的役割」を歓迎し、協力関係を発展させる
方針を明記。台湾海峡問題の平和的解決を目指す方針を示した。
今後の日米協力として、自衛隊と米軍の役割・任務・能力の見直しや、在日米軍の兵力構成見直
し協議を強化。協議では、抑止力の維持と、沖縄など基地周辺自治体の負担軽減に取り組む基本
原則を確認した。
ttp://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050219it14.htm
ttp://news.xinhuanet.com/english/2005-02/20/content_2595549.htm US, Japan urge DPRK to resume six-party talks
2005-02-20 01:49:16
新華社:日米は北朝鮮に対して6者協議復帰を要請
新華社が
>>20 に反応して早速掲載しているニュース。この中では極簡単に(2+2)とか
を紹介している部分がある。"share a concern" として北朝鮮核問題が討議されたと報道し
中国に関しては:
As to US-China relations, Rice said the United States hopes forcooperative relations
with China and a peaceful solution of the Taiwan issue.
という無難なものだけを書いている。北朝鮮への宣伝用に、この(2+2)を利用している
ような記事。
ttp://news.xinhuanet.com/english/2005-02/20/content_2595551.htm US, Japan vow to strengthen security, defense cooperation
2005-02-20 03:43:23
新華社:日米は安全保障同盟を強化、防衛協力をうたう
@日米の外務、国防閣僚の出席する(2+2)がワシントンで行われた
Aラムズフェルド国防長官「こんなに日米関係が緊密になったことは始めて」と語る
B声明は二カ国の「安全保障、政治および経済分野の幅広い協力関係」を協議したという
C高官は日本の自衛隊について「役割や使命、そして能力について継続的な見直しの必要性」をいう
D日米両軍のインターオペラビリティ向上を強調している。
E駐日米軍5万人の地元への負担の問題を含めて、米軍再編成を話し合った。
F在日米軍の再編成は米軍がアジアや中東でさらに迅速に脅威に対応できるようにするもの
G日米両国は台湾問題を"common strategic objectives" (共通戦略目的)と始めて定義した
H両国の戦略目標として中国がアジア地域と世界における建設的で責任あるプレーアーとなるべく
中国との協力的関係を開発すること、と述べている
I台湾についての日米の戦略目標は "encourage the peaceful resolution of issues concerning
the Taiwan Strait through dialogue."(台湾海峡問題を対話を通じて平和裏に解決すべく関係
国を勇気付けること)と述べている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
日本国内の報道より、ある意味正確かも。評論やコメントは無く事実を報道。
ttp://www.state.gov/r/pa/prs/ps/2005/42490.htm February 19, 2005
Joint Statement of the U.S.-Japan Security Consultative Committee
米国国務省:日米安全保障協議の共同声明
Working Together on Challenges Facing the World Today
・地域の平和と安定のために軍事、政治、経済の幅広い話し合いを日米が行った
・日米はアフガニスタンやイラクで協力関係にあり、今後もそうであるし津波被害救済
などにも協力し合った
・日米はPSIを推進する
・日米は戦略ミサイル防衛構想で協力する
Common Strategic Objectives
・国際テロリズムとWMDの拡散防止
・軍備の近代化が必要
・北朝鮮の無条件の6者協議復帰と、核のCVIDを要求
・これらの目標遂行のための継続的な安全保障協議を行う
・戦略目的とは:
・・日米両軍のアジア太平洋地域での平和と安定の維持、非常事態対応能力確保
・・朝鮮半島の平和的統一の支持
・・北朝鮮の核、ミサイル、人権問題(日本人拉致事件を含む)、不法行為などの廃止、解決
・・建設的で責任ある行動をする中国となるよう、中国との建設的関係の構築
・・対話を通じた平和裏の台湾海峡問題の解決を働きかけ
・・中国が軍事行動でより透明性を確保するよう働きかけ
・・ロシアがアジア太平洋地域で建設的エンゲージメントすべく働きかけ
・・北方領土問題の解決により日本のロシアとの国交の全面正常化
・・平和で安定した、活気のある東南アジアへの支援
・・アジア地域内の開放的な、透明で非排他的な各種の多国籍メカニズムの歓迎
・・安定を脅かす軍事技術や武器の通商への反対
・・海上交通の安全保障の確保
Global common strategic objectives include:
・・基本的人権、民主主義、法の支配などの基本的価値観の支援
・・世界規模での更なる日米協力関係の協議や推進
・・WMD拡散防止、NPT体制維持、IAEA支援、PSI推進
・・テロの防止と撲滅
・・日本が国連案折の常任理事国になることを含め国連安保理の能力強化
・・国際的なエネルギー供給の安定化
Strengthening of U.S.-Japan Security and Defense Cooperation
(後略)
http://www.wenweipo.com/news.phtml?news_id=CH0502200023&cat=002CH <香港、文汪報、2、20>
[2005-02-20] 中国の高官が北朝鮮を訪問し六方会談を推進する
北京の19日のニュースを通す:朝鮮の労働党の国際部の招待に応じて、中国共産党中央対外
連絡部の部長の王家瑞は今日北京を離れて朝鮮に行って4日間を期間とする訪問を行う。
朝鮮の最高の人民の会議の常任の委員会の委員長の金永南は今日の午後ピョンヤンの万寿の
台湾議事堂で王家瑞と会見した。王家瑞に同伴して朝鮮のを訪問して中国の外交部の朝鮮半
島の事務の大使の寧賦魁がまだある。
聞くところによると、今回の朝鮮の旅、王家瑞は同朝と方を今年の中朝2党付き合うの関連計
画とについて共通の関心の国際と地区の問題におよび見方を交換するように手配する。予想、
「六方会談」はその中の1つの重要な話題だ。
アナリストは、王家瑞のこのピョンヤンを訪ねる手配は朝鮮が「核を囲む」を吹聴する前に作
り出したのだ。朝鮮の重さに帰って机を交渉するように説得して、決して王のこの訪ねた「核
心の任務」ではない。
北京とピョンヤンの高層の疎通を強化して、王の訪問の主要なよく考慮することだ。北京に外
交のごく普通の称呼があって、北京の高層も王を敷いてこのが訪ねて朝鮮に圧力を加えること
に故意にでなくなる。
>>27 このアナリストの言っている点は、案外重要なのかも。そうであれば、中国からもっと大物が
出かけるとか圧力を増すとか、そういうことが無ければ事態が動かないのかも。
核保有なら援助不可能=対北朝鮮条約見直し論も−中国 <時事通信、20日7時0分>
【北京19日時事】北朝鮮が核兵器保有や6カ国協議参加の無期限中断を宣言したことについて、
朝鮮半島の非核化を求めてきた中国の立場と相反することから「核兵器を保有しているなら、援助
を与えることはできない」とする見方が中国内で浮上、北朝鮮との関係を変化させる必要があると
の強硬論が出ていることが19日分かった。中国の北朝鮮政策に精通した権威筋が明らかにした。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050219-00000622-jij-int ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「中国の北朝鮮政策に精通した権威筋」が何者なのか気になるところ。ついでに「援助」に
石油が含まれるのであれば、このメッセージは重要という事になるのだろうけど。
ttp://www.satribune.com/archives/200502/P1_sss.htm Panic Grips Pakistani Generals as US Agrees to Sell Patriot Missiles to India
SAトリビューン:米国のミサイル防衛PAC−2のインドへの販売可能性がおきて
パキスタン軍の戦略計画本部は殆どパニックになったわけだが
近日中にアメリカ軍の専門家がインド訪問でミサイル防衛のPAC−2をインドに販売するか
否かの協議を行うことがわかったので、パキスタンの軍戦略計画本部はパニックっているとい
う、ちょっとおもすろい記事。
36 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん :05/02/20 10:58:53 ID:waGuBiIL
<韓国KBSニュース、 2005.02.19 21:33>
[世論調査]“首脳会談は北核解決後”
アンカー:こんなにコになって行く北朝鮮核問題,また南北関係に対して私たち国民はどう思って
いましょうか?
労務県大統領の就任2周年を控えてKBSが実施した世論調査結果をガングソックフン記者が伝えて
上げます.
記者:北朝鮮の核保有宣言によって北朝鮮核問題の国際的関心が高まった中に北朝鮮核問題は6者
会談などを通じて平和的に解かなければならないという世論が圧倒的に高かったです.
南北首脳会談も北朝鮮核問題が解決された以後に推進しなければならないという世論が半分に至
って首脳会談の北核連係論に力を加えています.
現政権が酔わなければならない対米政策基調では韓米同盟強化が一番高い中独自の外交政策推進
は相対的に呼応が低かったです.
去る2年間労務県大統領の国政運営に対しては否定的評価が肯定的評価より20%ポイント以上高か
ったです.
よくして来たという国政運営分野では無応答層が比較的高い中南北関係と政治改革が似ているよ
うにソンコブヒョッジだけ間違った国政運営分野はエコノミックスポリシーという指摘が数等高
かったです.
今年重点を置かなければならないエコノミックスポリシーでは働き口創出を含めて企業投資と民
間消費回復など主に経済を活性化させる要素を順に指折りました.
ttp://ocn.amikai.com/amiweb/browser.jsp?url=http%3A%2F%2Fnews.kbs.co.kr%2F&langpair=9%2C2&c_id=ocn&lang=JA&toolbar=yes&display=2
>>36 韓国国民は韓米同盟強化といっているみたいなのに‥
38 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん :05/02/20 13:09:44 ID:XN5XqmWr
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39 :
ー :05/02/20 13:10:56 ID:XN5XqmWr
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41 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん :05/02/20 14:09:33 ID:Nv7k1+ux
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42 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん :05/02/20 14:11:05 ID:Nv7k1+ux
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ttp://big5.xinhuanet.com/gate/big5/news.xinhuanet.com/world/2005-02/20/content_2596071.htm <新華網、XinhuaNet、2、20>
米日は協力で台湾海峡の問題に関与する 中国政府は強烈に反対する
米国の時間の19日、米国国務長官のライス、国防部長のラムズフェルドはワシントンで訪ねる日本
の外相町村孝行、防衛庁長官の大野功が “2+2”の会談を行う。会の後で発表する共同声明の中で、
米日は初めて具体的に台湾海峡の問題に言及して、そして台湾海峡の問題を平和裏に解決して米日
の共通の戦略目標の1つとする。
中国側は日米の安保が中国の内政に関連することに反対する
北京で、中国の外交部が昨日米日の両国について台湾海峡の問題に関連する共同声明を発表して、
台湾海峡を“安保”の範囲の1件に組み入れて作り出して応えて、深刻な関心のこのことを表して、
中国政府は断固として米、日がいかなるを発表して共通のファイルにかかわることに反対して、中
国の内政に干渉して、中国の主権を損なう。
中国の外交部は、米日の軍事の同盟は冷戦の特殊な歴史的条件の下で形成の1種の二国間の手配で、
二国間の範疇を超えるべきでないと表している。台湾は中国領土の分割してはいけない一部で、中
国国家の主権、領土保全と国家の安全に関わる。米、日はいかなるを発表して共通のファイルにか
かわって、中国の内政に干渉して、中国の主権を損なうことを利用して、中国政府と人民は断固と
して反対する。
中国の外交部は、当面、平和は、発展をはかって、促すことを求めるのは協力で大局の赴くところ
で、人心が向かうと強調している。米、日両国は台湾問題のした承諾で謹んで守るべきで、いかな
るを行わないでアジア・太平洋地域の平和で安定している事を損なう。
専門家が提唱する中に日米は最も高層の対話だ
北京の専門家の学者は、日本の近頃の一連の動向はすでにその対中政策の牽制がはっきりと現れて
甚だしきに至っては態勢に対抗すると昨日も表した。
近頃の中日の注目個所:中日の海洋の権益の争いは更に進級する 日本は中国に停止して東シナ海で
探査するように促す
中国についてどのように米日に受け答えして台湾海峡を安保の範囲に組み入れて、中国の中日関係
は副会長、中国社会科学院の時事の研究所の研究員の馮昭奎の提案をマスターして、中、米、日三
国は最も高層の指導(者)は戦略的の対話を行うべきで、同時に日本政府にはっきり理解させて、
“台湾問題”の発展はいったん“台湾海峡の危機”になったら、日本に対してかなり不利だ、しか
しでき(ありえ)ないで米国に対して影響をもたらす。彼は日本政府に情勢をはっきり見分けるよう
に注意して、時機と情勢を推し量る。
ttp://news.xinhuanet.com/english/2005-02/20/content_2596291.htm Beijing opposes US-Japan statement on Taiwan
2005-02-20 13:08:44
新華社:中国政府は日米安全保障協議の台湾に関する共同声明に反対を表明
日米両国が行った20日ワシントンの共同声明のなかで、台湾海峡を両国の「共通戦略目標」
とし、安全保障の関心事とした。さらに両国は中国に対して中国軍事展開に関して「軍事
分野の透明性の向上」を求めている。これより先にCIA長官のピーター・ゴスは中国の軍
事力の伸張により「台湾海峡の軍事バランスを中国側に傾ける」と発言している。
中国政府と人民は日米両国の中国の一部である台湾に関する内政干渉に抗議すると中国外交
部が述べた。(後略)
ttp://austinbay.net/blog/index.php?p=79 2/19/2005 Austin Bay Blog
Iraqi Elections As The Defining Moment: Now Hillary Clinton Says Saddam’s
Cronies Have Failed
オースチン・ベイのブログ:イラク選挙は決定的な事件だった
2004年の7月上旬、私はバクダッドの統合運用センター(JOC)にいて、それはアル・ファ宮殿
の中にあった。アラウィ暫定政府がCPAから政権譲渡されたばかりの頃である。そのJOCには
天井まで届く大型スクリーンがあって、複数の画面を表示していた。それはTVニュースや戦場の
映像やコンピュータ画面に切り替え可能であり、右端のコーナーにFoxニュースが表示されてい
た。念のために書いておくとCNNやアルジャジーラも表示される事がある。
Foxの下の画面が私のお気に入りで、それは無人偵察機プレディターの送ってくるイラク国内の
映像である。より大きな画面には軍事・警察情報のヘッドラインがスクロールされていて、例えば
「0331: 1/5 Cav、第一機甲部隊、イラク警察の停止させた車からテロ容疑者2名逮捕」といったよ
うな生データの表示が流れていた。
そのスクロールは絶え間なく流れていて、それを眺めながら私は我々が戦闘に勝利しつつある事を
確信していた。個々のテロや戦闘の事件は起こっていても大きな視野で見れば、敵は敗退しつつあ
る。イラクにはテロと暴力が広がってイラク社会は破壊されつつあるという印象を、個々の事件の
映像は与えるのかもしれないのだけれど、それは誤った印象である。
例えば占領軍は毎日、数千の車両を使ってクエートやトルコからイラクに物資輸送をしているのだ
が、テロリストがその中の一つを襲うことが出来ればラッキーというべきだ。しかしCNNの放送
する輸送車両の炎上する画面を見たボストンや北京や‥世界各地の人は「何たること。米軍はテロ
を阻止できないではないか」と受け止める。
サダム一派、ザルカウィのテロリスト集団は、実際には弱い敵である。彼らのやっていることは、
個別的には、自動車爆弾、自殺攻撃などの道路上の威嚇攻撃であり、それを利用して、戦略的に
イラク全土に反乱が起こっているかのような誤った印象を作り上げることである。彼らはサダム
後のイラクを民主主義の台頭しつつある国ではなく、戦乱で破綻した機能不全の国として売り込
む。
7月19日にナジャフの市長らとの会議のとき、市長は清浄な水道と下水道の改善が必要で海兵隊が
それを支援してほしいといった。私は勝利を確信したのだが、ナジャフ市民が安全保障や保護では
なくてインフラ建設を望んでいる。いったいテロの脅威は何処にいったのだろう。ナジャフでは
8月にサドル師のマハディ武装派がイマム・アリ・モスクに立てこもる奇妙な反乱があったのだが
徐々に海兵隊に追い詰められて、結局モスクから撤退した。シスタニ師やナジャフ市民の政治的
なサポートが我々の側にあったためである。
1月末のイラク選挙は、戦闘の決定的な分け目を記す事件であって、その勝敗を決めるのはイラク
の有権者達だった。選挙の後でイラクに対する新聞の論調が変わってきたのだが、それらの多く
はイラクの状況を以前には泥沼とか呼んでいたものだった。
今日のニュースで,ヒラリー上院議員がマケイン上院委員らとイラクを視察して「イラクの多くの
部分がたいへんうまく機能している」と述べた。「今も尚、自殺爆弾攻撃はあるが、そうした憎し
みと暴力は、私には敵が失敗している証拠に見える」
>>45 なんというか、こういう生の体験の情報がタイムリーに掲載されるところが、
ブログのある種の凄さでもあり、面白みでもあるような希ガス
ttp://www.intheagora.com/archives/2005/02/party_of_six.html In The Agola (イン・ジ・アゴラ ブログ、2、19)
Party of Six 六つの関係者(南北朝鮮+日米+中国+台湾)
東アジアは今週もいろいろあって、忙しい週であった。まず最初に、日本の内閣が北朝鮮の発射
するミサイルを首相と内閣の承認を待たずに、軍人指揮官の決定で打ち落とせると決定した。公
明党が国会への報告義務をつけろと抵抗したが自民党が振り切った。これは日本の将来のミサイ
ル防衛にとって影響のある法改定である。
その一方では日本は北朝鮮の船舶の入港を実際的に禁止する実効(ステルス)経済制裁を進めつ
つあって、それは北朝鮮経済の、年間十億ドル程度の外貨収入を阻むものとなる。ジャパンタイ
ムズによれば日本から北朝鮮への送金は2003年から2004年にかけて三分の一以上減少している。
そして最後に日本政府は台湾海峡の安全保障についてアメリカ政府との協議を済ませて共同声明
を出し、台湾問題を両国の「共通戦略関心事項」と呼ぶことにした。これは日本が台湾海峡の安
定に関与する意思を明確にしたということで、日本が中国に対して台湾を守っているのはアメリ
カだけではない、とシグナルを送ったことを意味する。
NYTの記事は日本・中国・台湾・アメリカの緊密で深い経済的なつながりを書いていてこれら
四カ国は経済的には強く結びついているのだ。日米の新しい安全保障定義は、日本をこの地域の
「戦略ハブ」にするものだという。アメリカ軍は日本をハブとして朝鮮半島や中東に戦力を展開
できる。日本も例えばイラクに自衛隊を送っている。
予想できることだが中国はこうした展開を不満に思い人民日報はCIA長官のピーター・ゴスの
上院での承認審査での発言(中国は、台湾海峡の状況を不安定化している、というもの)をあげ
て「台湾に誤ったメッセージを送っている」と非難した。中国は北朝鮮を巡る6者協議の例をあげ
て米中の協力の必要性を言う。しかしNYTは中国の北朝鮮への6者協議への復帰努力は必ずしも
役に立たないかもしれないという。中国にとって朝鮮半島が韓国主導で統合されることは悪夢のよ
うなものであり、そうした結果を避けて現状維持を選ぶ。
CSMは韓国の Park Chung Hee大統領を扱った映画について記事を書いていて、この映画では冷
戦を戦い韓国に目覚しい経済発展をもたらした大統領を抑圧的な独裁者として描き論争を起こして
いるという。金大中とノムヒョンの最近二代の大統領は政治的な改変を進めているのでこうした歴
史的な事件への見直しもおこる。実際韓国では北朝鮮よりもアメリカのほうが大きな脅威だと受け
止められているという。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アメリカの知識人の見た極東情勢。このしとの見方、分析は比較的まともで正確
ttp://big5.xinhuanet.com/gate/big5/news.xinhuanet.com/world/2005-02/20/content_2596701.htm <新華網、XinhaNet、16:33:34 出所:新華ネット>
北朝鮮は日本の新しい《防衛大綱計画》が朝鮮を侵略することを意図すると厳しく非難する
新華ネットのピョンヤン2月20日にニュース (朝鮮の労動党中央の機関紙《労働新聞》は20日に
評論を発表して、日本を厳しく非難して、朝鮮に“軍事の脅し”をし、新しい《防衛大綱計画》
を制定して、その本当の目的は米国と一緒に朝鮮を侵略することにあるとする)
いわゆる朝鮮からの“軍事の脅し”は日本の軍国主義の分子の製造の口実だと評論している。日
本はすでに米国の朝鮮に対してに参加して敵視して政策の中で行って、そして米国と一緒に行動
を取って朝鮮を孤立して、扼殺することを試みて、これも何の麼のためだ;朝鮮半島の情勢の絶え
ず悪化することができる原因である。
評論は、日本は“平和維持”を口実にして、途切れなくて自衛隊の触角を世界各地まで伸ばして、
積極的に米国の全世界での軍事行動に協力すると指摘している。
去年12月10日に日本の内閣の通す新しい《防衛して大綱を計画する》は公言して、“朝鮮の軍事
の動向は地域安全に不安定な要素を構成して、核不拡散の努力に関して国際社会を破壊しただけ
ではなくて、日本に対して軍事の脅しをも構成した”。
「人民は日本と共存共栄望む」 北朝鮮の党機関誌
ttp://www.sankei.co.jp/news/050220/kok084.htm >北朝鮮の朝鮮中央通信によると、朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は20日、
>日本の防衛政策に関する論評で「わが人民は朝日関係を改善し、
>共存共栄することを望んでいる」と指摘、「脅威は日本からわが国に加えられている」と述べた。
>論評は、日本への批判的認識を前面に押し出しているものの、拉致問題などで
>対日姿勢を硬化させた北朝鮮メディアが、対日関係改善への期待に部分的にでも
>言及したのは今年初めてとみられる。
(以下略)
ttp://www.kanzhongguo.com/news/articles/5/2/20/86096b.html <看中国、反体制紙、2、20>
三大通信社は米日の共同声明を分析する:台湾海峡の立場に対して次第に一致する
【中国の報道を見る】AP通信のロイター通信のAFP通信の2月20日のニュース、米国と日本
は安全な諮商の会議を行った後で共同声明を発表して、台湾海峡の問題を平和裏に解決すること
を励ます。AP通信、ロイター通信とAFP通信は、両国は台湾問題の上で立場はだんだん次第
に一致すると皆報道の中で指摘している。
ロイター通信は、日本と米国は“慎重だ”(cautious)の言語の表示を使って、両国皆“激励が平
和な方式を通して台湾海峡の関連している議題を解決する”双方を比べてみると、朝鮮の問題の
言葉遣いに対して“率直だ”(blunt)に見えて、両国に朝鮮の問題に対して“きわめて深い心配”
があると表して、同時に朝鮮の無条件の重さに交渉の机に帰るように求めると報道の中で表して
いる。
ロイター通信の分析、日、米の共同声明は中国を怒らせるかもしれなくて、両国が皆中国に頼っ
て朝鮮の問題の上で仲裁者を演じるため、日本は両岸問題の上で米国に傾いてと同一の戦線に立
って、中国に対して軍事で台湾に心配を表しているように脅すことを拡張する。日本の声明、解
読してそれが中国の武力が台湾を解放するのなために出兵することができるとは限らないが、し
かし日本の今回のは公然と心配を声明して表して、きわめて珍しい。
AFP通信の表示、これは米日の両国が初めて承認しているので、緩和の台湾海峡の問題は両国
の“共通の戦略目標”だ。ロイター通信とAFP通信は2人いっしょに1名の署名したくない国務
院の官吏の表示を引用して、“AFP通信の表示、これは米日の両国が初めて承認しているので、
緩和の台湾海峡の問題は両国の“共通の戦略目標”だ。ロイター通信とAFP通信は2人いっしょ
に1名の署名したくない国務院の官吏の表示を引用して、“この(台湾問題)は常に私達ではない──
ほとんど──正式の声明の中で話題にする一つの議題”。
AP通信は、米日の安全な諮商の共同声明、ずっと米国アジアの外交の策政にある骨幹で、しか
し両国はどのように台湾海峡を処理する問題について、ずっと共通認識を形作っていることがで
きなくて、しかし現在日本の立場はすでに次第に米国に傾いたと報道の中で指摘している。
日米同盟を一層強化…前米国務副長官が提唱 <読売、2月20日23時29分>
【ワシントン=菱沼隆雄】リチャード・アーミテージ前米国務副長官は18日、読売新聞と会見
し、中国やインドの台頭で複雑化するアジア情勢に対処するためには、日米同盟の一層の強化が
不可欠との認識を示した。
アーミテージ氏は、中国が「(アジアでの)覇権を目指している」と発言。同じ価値観と共通戦
略で結ばれた日米両国が安全保障環境作りに積極的にかかわっていくことが、「封じ込めでも衝
突でもない形で国際舞台における中国のあり方を形作る」と述べた。
アーミテージ氏は、28日に開催される読売国際会議2005開幕フォーラム「変わる世界と日
米関係」のパネリストとして来日する。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050220-00000116-yom-int
>>52 おお、アーミテージ来日するんだ。
楽しみだ。
ttp://dawnsearlylight.blogs.com/del/ir_taiwan/index.html By Dawn's Early Light (ブログ)
このブログは、日米(2+2)を高く評価した評論を書いている:
What is amazing about the event, is its timing. US Diplomacy of old would have
kept such a meeting until after China had given the message of displeasure to
the North Koreans.
(昔ながらの米国外交官なら、そういう会議は中国が北朝鮮を説得するまで待っていること
だろうに、今のタイミングで(中国を怒らせるような)ことをあえてやるのは驚愕である)
ttp://www.belmontclub.blogspot.com/ The Belmont Club Sunday, February 20, 2005 (ベルモント・クラブ ブログ)
We Shall Overcome (リベラリズムは死んだか?その再生は)
クールな評論で定評のあるベルモント・クラブがタイムリーなテーマを取り上げて評論。
まず、民主党など主要論説雑誌ともいえそうなニュー・リパブリックに掲載されたMartin Peretz
の論文、Not Much Left(
ttp://www.tnr.com/doc.mhtml?i=20050228&s=peretz022805 すかす、ニュー・リパブリックは購読契約必要)を取り上げている。
リベラリズムはいまや時代遅れになっている。リベラリズムが輝いていたのは1960年代にガルブ
レイスなどが論文を書いていた時代である。
Liberalism now needs to be liberated from many of its own illusions and delusions.
Let's hope we still have the strength.
Peretz によれば、リベラリズムは1960年代の栄光の遺産として、今では非論理的になったような
尾っぽを残している。それは市民権運動に対する思い入れの強さ("We Shall Overcome.")であり
もう一つの残滓は「アメリカの強さ(power)は他の国に対して危険なものであり、それゆえアメ
リカに対しても危険だ」という考え方である。
今は1960年代では無く、世界の多くの物事が変化したにもかかわらず、リベラリズムは変化してお
らず、そのために時代に対応できない。
ベルモント・クラブ氏はインテリジェンスと(党派への)ロィヤリティの優先順位の問題、と突き
放した見方をしていて:
Paradoxically, the only hope for Liberalism is to reject Liberalism itself. It must
regain the idea that the truth is discoverable and not a matter of political correctness;
and then a whole succession of insights will follow: who the enemy is; how he may be beaten; what the sound of children playing in the yard really means. For there is no guarantee
that it not too late to beat back the tides of darkness; no assurance that we will ever
regain the carefree life we took as given. But if Liberals can think again they can
sing again, though it may not be "We Shall Overcome"; and however they meet their end it
will be one of which books should be written.
リベラリズムがテロや共産主義に許容的でありすぎる問題を指摘しているわけで、その欠陥を克服
しなければリベラリズムの復興は難しい、という。
2月21日付・読売社説[日米安保協議]「同盟の強化と深化を確認した」
安全保障環境の歴史的な変化の下で、日米同盟を強化し、深化させるという宣言である。
・・・
国際社会の安定は、日本の平和と繁栄に直結する。世界の中の日米同盟を拡充、強化していく
のは、日本の国益という観点からも最優先の課題だ。
だが、インド洋やイラクへの自衛隊派遣などのように、個々の時限立法で対応していては、迅
速かつ効率的な日米協力ができない。自衛隊の海外派遣に関する恒久法の整備や、自衛隊の国
際平和協力活動を本来任務とするための自衛隊法改正が急務だ。
在日米軍と自衛隊が効率よく、円滑に協力活動を展開する上で、役割・任務分担をどうすれば
いいのか。日本有事や日本の安全を脅かす周辺事態の際、中国や北朝鮮にどう具体的に対処す
るのか。
同盟強化へ、日米安保協議を加速させなければならない。
ttp://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20050220ig90.htm ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
適切な社説。もう少し切れ味がほすぃ気もするけれど、
ttp://www.taiwandaily.com.tw/index03.php?news_id=38158&datechange=2005-02-20&news_top=c2 <台湾日刊新聞の社説、部分抜粋、2、20>
社論:美日安保範圍擴及台灣海峽,台灣全民更該集體發揮自助力量,台灣在重大軍購
預算案的議而不決,難保中國不會趁?而入,也讓美日憂心台海的軍力失衡。
米国、日本の合意は必要の時軍事の力で中国が台湾を侵略することを阻止して、私達は、台湾の
国民全体は米日の両国の義挙に肯定して感謝する以外に、更に集団セルフサービスの力を発揮す
るべきで、もし誠の廖宏祥は言ったのならば、台湾は米国、日本の防ぐことに対して潜んで戦っ
て連絡を強化するべきだ;
残念なのは、「柴のニュース潜水艦」、「長距離が翼の対潜水艦攻撃機を決める」を含める6108
億元の兵器購入の預算案、今なお依然として青い立法委員の杯の葛抵制が現れることに遭う;
台湾が自己の防衛戦力を強化することに反対することができ(ありえ)ることに人がいないことを
信じて、結局完全に米日のが力を合わせて防ぐことを依存するか期待することができなくて、さ
もなくば両岸の戦力の開きが極端にかけ離れて、台湾は予防性もなくてあるいは脅して性の自衛
の軍備を阻んで、北京当局かどうか分からなくてびくびくし入るうちにことはでき(ありえ)なく
て、私達はあれらが兵器購入の政党、団体と人士に反対して大局を重視することができることを
望んで、さもなくばどうしても人質を軍武拡張して、好戦的な中国のために言う嫌なことに代わ
ることと疑われさせると思っている。 【台湾日刊新聞】
ttp://www.asahi.com/paper/editorial20050221.html ■戦略目標――さあ、中国とどうする <朝日社説、2、21>
注目されるのは、安全保障についての日米の発表文書としては初めて、台湾問題に言及したこ
とだ。
・・・
軍事力の強化を急ぐ中国はいずれ米国の覇権を脅かす。米国内にはそうした警戒感が強い。台
湾の独立志向もしずまらない。台湾問題が大きな火種になりかねないというブッシュ政権の危
機感が反映されたということだろう。
日本にとっては厄介な問題だ。
中国の軍備増強に神経をとがらすことでは日米は同じだが、中国は隣国だ。米中が緊張すれば、
政治的、経済的にきわめて大きな悪影響を受ける。
・・・
むしろ、日本が米国の同盟国としてすべきなのは、中国の軍拡や軍事行動に自制や透明性を求
め、緊張をいたずらに高めないように働きかけることだろう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いつもの妙な日本語の非論理作文。
>>57 のベルモント・クラブの言うような、いまや時代錯誤
となった60年代型リベラリズムの残滓そのもの。
中国の軍事力増大、派遣拡大、人権問題、報道の自由、自由選挙と民主主義、法治主義‥‥とい
った基本的な価値観の問題を古びたイデオロギーの前に投げ捨てて省みない。アメリカは知らず、
日本のリベラリズムに復興の兆しは全く感じられない。
>>60 >中国の軍備増強に神経をとがらすことでは日米は同じだが・・・経済的にきわめて大きな
>悪影響を受ける。
この程度の論理(ともいえない逃げ)しか組み立てられないところに、基本的な破綻がある。
あまりにも程度低杉。
ttp://straitstimes.asia1.com.sg/sub/asia/story/0,5562,301863,00.html Feb 21, 2005
US, Japan's security sights on China
Latest alliance at pains not to appear hostile towards Beijing but its Taiwan focus is clear
By Kwan Weng Kin JAPAN CORRESPONDENT
ストレーツ・タイムズ:日米安全保障協議は中国を視野に入れたもの
アジアの中の中国の動向に敏感な反応を示す(風見鶏のような)シンガポールの主要紙、スト
レーツ・タイムズの記事で、日本側の動きをウオッチしているといった風なもの。内容的に新
しいものはないのだけれど:
But both sides have been very careful not to appear hostile towards Beijing.
と書くあたりは、良く観察しているところ。
Observers said the move reflected US perceptions that China's military build-up and
problems arising from Taiwan's pro-independence moves could, in the long run, pose a
greater risk to regional stability than North Korea.
この観察もなかなか鋭いような希ガス
ttp://news.ft.com/cms/s/f7f6466e-837b-11d9-bee3-00000e2511c8,dwp_uuid=d4f2ab60-c98e-11d7-81c6-0820abe49a01.html US signals hard line on China
By Demetri Sevastopulo in Washington and James Harding and Daniel Dombey
in Brussels and Mure Dickie in Beijing Published: February 20 2005 20:37
FT:アメリカは中国に、ハードラインのシグナルを送る
アメリカ国防総省は中国の軍事力増大に対するアセスメントから、その脅威に対する関心を
高め、中国にそのシグナルを送っている。
4年毎に行われる国防総省の「国防レビュー」の2005年版では先の2001年のものに比べて中国
の軍事力台頭により悲観的な見通しを示すものになりそうである。これはアメリカの、正規の
軍事政策のアセスメントになる報告書である。
レビューの完了はこの秋の予定であるが、先週国防省次官のダグラス・フェイスは中国の台頭
が重大なイシューの一つになるだろうと述べた。
中国の軍事力増大は欧州やロシアにとっても関心事である。ブッシュ大統領は今週の訪欧でN
ATOやEUの指導者と会談する予定がある。アメリカが中国の軍事力に神経質になっている
その時に欧州は中国への武器禁輸を解除しようとしており、先端的な軍事技術を売ろうとして
いる。上院外交委員会の委員長であるリチャード・ルーガーは普通は欧州支持の議員と見られ
ているのだが、金曜日にFTのインタビューに答えてアメリカの先端軍事技術の欧州への販売
について、それが中国に流出しないという保障のない限り欧州への販売規制を行うことに賛成
すると述べた。
先週のアメリカ議会ではラムズフェルド国防長官、ポーター・ゴスCIA長官、ローウエル軍
事諜報庁長官などがいずれも警告を発し、台湾海峡をはさんで中国のミサイルの設置が増大し
ており、中国の軍事費は増大が加速化し、人民解放軍海軍の拡大が著しいと述べた。
ディ・リタ国防省スポークスマンによれば中国の軍事力増大を憂慮しているのは国防総省に限
らず、国務省やCIAも同じだという。「中国は国力増大により、国際的なコミニティの中の
大国への路を歩んでいて軍備の近代化と能力拡張を行っているので多くの国の注目を集めてい
る」という。
週末には日米安全協議が行われ、共同声明は中国が軍備拡張やその費用の報告について透明性
を高めるように要請した。この声明のなかで、日本は始めて台湾海峡問題を米国と共有する戦
略的関心事と定義した。
ある議会関係者は「中国関連の多くの事項が水面下で問題になっていて、多くの問題で中国と
の協力関係が不明瞭なのだ。イラクとか北朝鮮とか」という。「中国について幾分かの見直し
が進んでいるけれど、そうしたセンチメントはブッシュ政権の開始前からあったわけで、驚く
ことではないよ」
ブッシュ大統領は第一期の選挙戦で中国を「戦略的競争者」と呼んだが中国の封じ込めについ
ては否定的とされ、テロとの戦いや北朝鮮政策でも中国との協力関係を維持し、中国の助けを
必要な場合には求める政策であるとされている。しかしながら軍事力の増大についてはNSC
が、より中国と対立的な政策に傾いている。
上院軍事委員会の聴聞でラムズフェルド国防長官は中国の軍事費の二桁の増加に加えて中国の
海軍の規模拡大に憂慮を示した。上院軍事委員会のスーザン・コリンズ議員は中国海軍が10年
でアメリカ海軍を上回る艦船を持つ可能性があるとの予想に触れて警戒すべきだとした。
そうした警告が政策の変更につながるものかは不明なのだが、ランド・コーポレーションの中
国アナリストであるエバンス・メデイロスは「過去数年間の中国の軍備近代化は、その規模や
範囲において明らかかに加速化しているから、それをアメリカの安全保障計画担当が気にする
のは正当なことだが、アメリカの見方の定量的なシフトはまだ現われていない」という。
(後略)
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FTは日米安全保障協議や欧州との武器禁輸解除を巡る摩擦の背景にあるアメリカの考え方
を調べて報道しているわけで、こうした報道が出来るのが英国の強み。
>>64 このFTの記事は、アメリカがどの程度中国との協調路線を保ち、どの程度まで
対立を覚悟しているのか、といった疑問に答えるために書かれたような記事。タイムリー
な記事で、明らかに以前より警戒を高めたが、まだ協調路線を崩したわけではない、し
かし‥、といったところ。
国内ニュースなんですが、これも前スレにあった
「ツール・キット」の一環なのかなと思った。
ttp://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050221it08.htm マネー・ロンダリング対策、外貨両替の監視強化
>>政府は4月から、テロ対策の一環として、日本円と外国通貨との両替業者に対する監視を強化する。
>>監視の網を広げることで、テロ組織への資金流入に加え、麻薬取引などで違法に得た収益を
>>両替を通じて隠すマネー・ロンダリング(資金洗浄)の抑止にもつなげる考えだ。
85 名前:華亨 ◆E79HAuuOrg New! 投稿日:05/02/21 12:18:13 ID:Ogn5az0w
タイトル:米日両国は台湾問題を複雑化させるな(論評) - 人民網 ★長文です
http://www.people.ne.jp/2005/02/21/jp20050221_47728.html 米国のライス国務長官、ラムズフェルド国防長官と日本の町村信孝外相、大野功統防衛庁
長官は2月19日、ワシントンで米日安全保障協議委員会を開いた。会議後の共同声明で
両国はアジア太平洋地域における共通戦略目標として12項目を示し、この中で台湾問題に
触れ、台湾問題の平和的解決を米日共同戦略の1つに挙げた。
台湾は中国領土の不可分の一部であり、台湾問題は中国の内政だ。中国の政府と人民は、
米日両国が共同文書に借りて中国の内政に干渉することに、断固として反対する。
1996年、クリントン大統領と橋本龍太郎首相は米日安保条約の基礎の上に米日安保共同
宣言を発表し、日本周辺で武力紛争が生じた場合、米日両国が共同防衛の責任を負うとした。
米日の外務・国防担当閣僚はその後、毎年のように安全保障協議委員会を開き、共同
声明を発表しているが、台湾問題が米日安保の範囲に含まれるか否かは、これまで明確にされて
いなかった。
今年の共同声明で台湾問題が初めて具体的に取り上げられ、「対話による台湾海峡問題の
平和解決」が米日のアジア太平洋地域における共通戦略目標の1つに挙げられた。これは中国の
主権、領土保全、国家安全に対する露骨な挑発であり干渉だ。
周知の通り、中国経済の発展から実益を得ている米日両国は近年、「中国経済脅威論」を
吹聴しているが、今では相手にされなくなる一方だ。昨年以降、両国は新たに「中国軍事脅威論」を
合唱しはじめ、「中国は米日安全保障における最大の課題」と公言している。実のところ、最も
脅威的な軍事力を持つのがどの国かを知るには、年間国防費を比較すれば一目瞭然だ。
中国は200億ドル余り、米国は4千億ドル余り、日本は約500億ドル。
中国の軍事力は一貫して防衛目的であり、他国へ干渉しようとしたことは一度もない。
----- 続く
86 名前:華亨 ◆E79HAuuOrg New! 投稿日:05/02/21 12:18:24 ID:lCZ2oA/s
----- 続き
米日両国が「中国軍事脅威論」を喧伝するのは、自身がアジア太平洋地域で軍事拡張する
ための口実であり、中国の主権への侵害、干渉への地ならしであり、中国を抑え込むための
下準備にほかならない。
中国人が世界の誰よりも台湾海峡情勢の安定と台湾問題の平和的解決を望んでいることに、
疑いの余地はない。中国は最大の誠意と最大の努力を尽くして台湾問題の平和的解決に努力し、
やむをえない事態を除き、武力は発動しないことを繰り返し表明している。
平和統一を勝ち取るため、中国の政府と人民は非常に大きな誠意を常に保っている。全国
人民代表大会が「反国家分裂法」の立法作業を開始したのは、最大の努力を尽くして平和的
統一を勝ち取り、「台湾独立」を図る分裂活動を抑え込み、台湾海峡の平和と安定を保つためだ。
これはアジア太平洋地域の平和・安全という利益の在り処であり、米日両国を含む国際社会の
共同の利益にも合致するものだ。
台湾問題をめぐる共同声明の発表は、まるで米日が台湾海峡の安定に最も関心を寄せて
いるかのように見えるが、実際は「台湾独立」勢力に誤ったシグナルを発し、「台湾独立」勢力による
無謀な行動を助長することになる。米日両国は、台湾問題が中国の国益の核心に関わるという
ことを理解すべきだ。国家主権と領土保全を守るためであれば、中国はいかなる圧力にも決して
屈しない。
米日両国が本当にアジア太平洋地域の安全と安定のために何かしたいのなら、台湾問題に
関する約束を順守し、「一つの中国」原則を断固として維持しなければならない。「台湾独立」勢力を
後押しするようなことは一切せず、台湾海峡情勢を複雑化させないことだ。これによりはじめて、
中米関係、中日関係の安定や発展の助けとなり、アジア太平洋地域の安全と平和にプラスとなる。
ソース:人民網
http://www.people.ne.jp/2005/02/21/jp20050221_47728.html
ttp://www.time.com/time/asia/magazine/article/0,13673,501050228-1029883,00.html Asia Has a Taste of Things to Come
Unless the U.S. can calm things, rivalry between China and Japan will grow
BY MICHAEL ELLIOTT
TIME:アジアに将来の紛争を臭わせる兆候が
アメリカがそれを静めないなら、日本と中国の競合は増大する
#(TIMEのMICHAEL ELLIOTTによる日米安全保障協議の評論で、典型的なオールド・リベラル
の見方)
No kidding. Increasingly, Japan looks unwilling to roll over and allow China to dictate
terms in Asia. Under Prime Minister Junichiro Koizumi, it is modernizing its military
and strengthening its strategic alliance with the U.S. ("The relationship between our countries is the best it's ever been," said Baker last week.) Notoriously, Koizumi has
ignored China's demands that he cease visiting the Yasukuni Shrine in Tokyo, where the
souls of some war criminals from World War II are memorialized.
日本は中国がアジアで台頭することを許容しないようになってきていて小泉首相は軍備を近代化し
日米同盟を強化している。(ベーカー大使は日米関係は最良と先週言っている)小泉首相は中国の
意向を無視してWWIIの戦犯を奉る悪名高い靖国神社に参拝している。
For an Asia left to its own devices, where China and Japan are allowed to intensify their
rivalry without Washington spreading its mediating balm, would be a dangerous place indeed.
That's blindingly obvious, too.
アメリカが温和化を計らないなら、アジアは日本と中国の(覇権争いの)紛争が高まる危険な場所に
なりかねない。それは余りにも明らかなことだ。
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TIMEのこの記事は日中の紛争があって、アメリカがそれをなだめているかのような妙な書き方
をしていて記者のDQNさがめだつ。そうした面が無いわけではないにせよ、
>>64 のFT記事のよ
うに、中国のアジアでの軍事力増大を真剣に心配しているのはアメリカなのだが。
ttp://www.taipeitimes.com/News/edit/archives/2005/02/21/2003224007 How to counter Beijing's strategy
By Lin Chong-pin 林中斌 Monday, Feb 21, 2005,Page 8
台北タイムズ:中国・北京政権の戦略に如何に対抗すべきか By 林中斌
北京政権の基本戦略は「東アジアを戦闘なしで支配する」事である。これは外交、防衛、対台湾、
および内政の戦略なのだ。これは政策を統合化してシナジー効果を求めるものでもある。
中国の目的は東アジアの覇権を、ゆっくりと時間をかけて、アメリカから取り上げることであり、
戦争無しで、経済的・文化的な侵略でそれを実現するというものである。中国は急速に軍備の近
代化と規模拡張を行っているが、それは準備のための軍備で戦争を目的にはしていない。
この中国の戦略は(以下のような)重要な要素を持っている。
@中国国内の「時限爆弾」の解毒剤として。つまり国内の暴動や内乱など。
Aアメリカとの相違を協力関係を築くことで問題化させないようにする
B近隣諸国に中国への友好的雰囲気を喚起する。中国ブームとか中国フィーバーなど。
Cアメリカのカウンター・ウイエイトとしてEUとの関係強化
D迅速かつ秘密裏に"acupuncture warfare" (點穴戰)を展開。これは相手の戦略急所をつくと
いうもの。(acupunctureは針治療)これは核抑止力の確保を含む。
E軍事的手段を避けて、経済、交易、交渉を正面に出した外交を展開。
Fアメリカのアジア覇権やその強化を防ぐため、ラテンアメリカやアフリカに進出して、アメ
リカがアジアに手が回らないようにさせる
胡錦濤のやり方は江澤民よりはスマートであって、より創造性に富み、多面的な台湾戦略を立
てている。それは、具体的に言えば:
A)アメリカのアジアでの行動はスローダウンすると思っているので台湾問題も時間をかけて
解決することが可能。これは江澤民との最大の違いである。
B)非軍事的な攻勢を行う。台湾への、中国の心理戦、法律闘争、メデイア戦争など。中国は
台湾を外交的、経済的、文化的、宗教的に封じ込める事を狙っている。
C)台湾政府に強硬、台湾国民にソフトな政策をとる。中国の狙いは台湾国民のハーツ&マイ
ンズを獲得すること。
台湾独立の動きに対する中国の政策は"coercion on the brink" (臨界威懾) である。これは簡 単にいえば脅迫のようなもので言葉によるものや象徴的な行動をしてみせる、というものである。 胡錦濤の指導体制が出来て以来、共産党青年部やQinghua大学などの学者が台湾関係政策での新 しい考え方を作り出している。そうした準国家的な学者達のアイデアでは、最近もてはやされて きているのが"one nation, three seats"(一国三席)だとか"overlapping sovereignty," (国家主権の二重化)だとかUnited States of Chinese Republics."(中国合衆国)といったア イデアである。 思うにブッシュ大統領再選は素晴らしいことだ。中国と台湾の関係は4年前に比べて中国が強大化 しており、台湾に有利には動いていない。中国は、なんと言っても武力侵攻を諦めたわけではない 台湾はとても大きな脅威に直面しているのだから、国内で政争をしているような場合ではないのだ 台湾にとって必要なことというのは; 壱)国家の政策優先順位を決める。経済発展とか安全保障とか、さまざまある中で何が最重要なの かを明確に順序だてること。 弐)政府内部と与党を含めた、内政のグループ内のコミニュケーション強化。内部調整能力強化。 参)野党にも協力や理解を求め、国政政策の統合化やコンセンサス形成を 四)台湾・米国関係の安定化、問題の除去、関係強化 五)中国の軍備を研究して、その対抗に充分な軍備の強化、購入、導入を促進 六)中国共産党や政府役人は人口比で4.7%、それ以外は95.3%なのだから、それ以外の多くの人 に訴えかける、対中国戦略を考えること
ttp://online.wsj.com/article/0,,SB110895289584959903,00.html?mod=opinion%5Fmain%5Feurope%5Fasia China Chides the CIA February 21, 2005
WSJ(アジア版、社説):中国様のCIAへのお叱り
CIAのポーター・ゴス長官が上院外交委員会で述べた、中国は台湾独立に対して武力を使用
するかもしれない、という証言が本当かどうかはよくわからない。武力を使わないのではという
気もするのだが。こういう発言は中国国内の鷹派を刺激してイクナイようにも思われ。CIAのアナ
リストも、何処まで信用できるものか。
しかし、それはともあれ、台湾に関してアメリカが直接の国交が無くともその防衛を支えている
のは明確な事実であって、アメリカはアジアの安定化に重要な責任を負い、役割を果たしている
のだから台湾海峡のような重要問題に関わるのは当然である。
中国外交部のスポークスマンKong Quan はCIA長官の証言に反発して、「幾つかの国際規約に
違反するものである」と述べている。「アメリカは中国の内政に禿げしく干渉しており、台湾独
立を煽りかねない、誤ったシグナルを送っている」という。
ところで外交部スポークスマンKong Quanはイラクの選挙前に、それに関してコメントしていて、
「中国は、そのイラクの選挙が国家主権の確立に寄与するものであれかしと願い、イラクの独立
と統合に役立つことを願う。中国はまた、その新政府が広範な国民の意思を代表するものである
ことを願う」といっている。
WSJはこのKong Quanのイラクの有権者による、民主主義を支持する考え方に心からの全面的賛
意を表するものである。そしてWSJは同じように台湾の民主主義体制に対して、中国が賛成し、
さらには中国自身が、そうした自由選挙による民主主義に進むことを願っている。
>>74 WSJの論説委員子は、
>>72 の林中斌 と同じように、中国は急速に軍備拡張
をしているけれど、その軍隊のおもな用途は脅迫示威であって、中国の真意はむしろ
通商などを通じた経済圏拡大と取り込みによるアジアでの覇権の確立で、その枠組み
からアメリカ(や日本)を占め出すこと、と見ているような。(所詮アメリカの軍事
的覇権に中国が対抗できないことは中国自身も知っているはず、という考え方)
ttp://online.wsj.com/article/0,,SB110895247121759897,00.html?mod=opinion%5Fmain%5Feurope%5Fasia China Is Using North Korea As Leverage
By JOHN J. TKACIK , JR. February 21, 2005
WSJ(アジア版、寄稿):中国は北朝鮮を出汁に使っているわけなのだが
2月10日の北朝鮮の核爆弾保有宣言の後の、中国政権の生ぬるいゆったりした対応は、中国政府
が北朝鮮政権の核政策を支持していることの証拠と思われる。北朝鮮外交部の発表からずいぶん
日にちが経過したが、中国外交部は北朝鮮の意図をいまだ「調査分析中」なのだという。
中国外交部は6者協議推進をいい、関係各国に忍耐と真摯な努力を要請している。アメリカの外交
官が、いまだに中国は北朝鮮に対して何かをしてくれると期待している理由は、中国の外交官が
真摯な態度でやっているからなのだが。アメリカの外交官は中国の外交官にシンパシーを感じてい
るのだ。
今、明確になってきていることは、中国外交部も、それにアドバイスしているシンクタンクも、
中国の北朝鮮政策を支配していない、という事なのである。その役割は政治局常任委員会の行う
ものであるが、中国共産党の政治局常任委員会が6者協議を続けたいとしている理由は、それが
北朝鮮の何かを変えることが出来るからではなく、それを継続することで中国がアメリカに与え
る政治的影響力を促進できるからにすぎない。北朝鮮の今や明らかな核武装には何の悪影響もな
いのだ。
そういうわけなので、中国共産党の高官Wang Jiaruがピョンヤンを訪問しているけれど,何も期
待できないのだ。北朝鮮というのは外交部の手に負える相手ではないのであって、それは基本的
には中国共産党の、一つの地方機関なのである。中国の外交官や学者達は、個人的にはしばしば
中国の北朝鮮政策を批判する。そして、彼らにはなす術がない、と嘆くのである。北朝鮮政策は
トップレベルから降りてくるものであって、外交官らが左右できる余地はないのである。
北朝鮮というのは新聞やメディア、そして学術的出版のタブーであって、違反すれば検閲された
り、もっと酷いことになる。中国はメディアが北朝鮮の核開発疑惑に触れる事を許さず、昨年夏
「戦略と管理」という人気のあった外交政策論の雑誌を廃刊させた。インターネットの"World
Affairs"というサイトは、中国の北朝鮮政策を穏やかに批判して1月に廃止させられている。
それら以外にも胡錦涛主席の直接の指示で廃止させられた出版物が知られており、主席の方向性
は明らかだ。中国ウオッチの雑誌Open Magazineが書いていることだが、主席は昨年9月、中央宣
伝会議で北朝鮮への批判に激しく反対したとされ「一時的な経済的困難にも関わらず北朝鮮の政
治的な方向は正しい」と述べたとされる。
中国と北朝鮮が、北朝鮮の核武装で密かに協調しているのでは、と疑わせる状況証拠は他にもあ
る。2003年4月の6者協議直前に北朝鮮の軍部長老のJo Myong Rok将軍が北京を訪問している。同
じように8月の6者協議直前には中国の人民解放軍のXu Caihou将軍がピョンヤンを訪問している。
6者協議は成果が無く、朝鮮半島の非核化は達成されないのだが、中国政府は一向に構わないよう
であり、彼らにやりたいことは6者協議を延々と継続することだけであって、それはアメリカへの
影響力確保になる。中国の外交官はいみじくも言っている「ただ会談を続けるだけでも大きな成果
といえる」
疑いも無く、いずれは中国は北朝鮮を6者協議の席につかせることになるわけだが、それによって
何かの成果の出ることもないのである。それは如何に長く協議を続けようとも変わることは無い。
恐らく中国は、充分長く6者協議を続けた後では、アメリカが実効的に北朝鮮の核保有を許容した
とみなすことであろう。
もしブッシュ政権がそういう結末を避けたいのであれば、中国政府が6者協議で成果を上げること
より、それを利用することに興味のあることという事実に直面しなければならない。事実の正確
な把握が問題解決の第一歩だ。
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筆者は前国務省職員で、北京、広東、台北、香港に勤務し、現在ヘリテージ財団フェロー。
>>76 ブッシュ政権の特にNSCは、この筆者の言う6者会議の限界を知らないわけではなく
場合によっては破綻させるという、タイミングを伺っているようにも見えるけれど、
そのとき中国側を北朝鮮擁護では無い態度で破綻させたいような。
ttp://www.heritage.org/Research/AsiaandthePacific/em960.cfm Research - Asia and the Pacific
The U.S.?Japan Ministerial Talks: Focus on a New Security Relationship
by Balbina Y. Hwang Executive Memorandum #960
February 18, 2005 | Print PDF
ヘリテージ財団・アジア研究レポート#960:日米安全保障協議(2+2)と新同盟関係
ヘリテージ財団のサイトにうpされている報告書。日米同盟強化をうたうもの。
What the United States Should Do
・Encourage Japan to continue strengthening the operational capabilities of the SDF
・Initiate a formal bilateral process with Japan
・Begin a serious dialogue with Japan
・Develop strategies with Japan
・Encourage Members of Congress to engage their counterparts
Conclusion. Emerging security concerns in the Asia-Pacific region and beyond pose new
challenges to the U.S.-Japan alliance. Both countries must begin work now to forge a
new security relationship built on a stronger alliance partnership.
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ヘリテージ財団らすい勧告で、特に目新しいものはないけれど日本の国会議員にも働きかけろ、
と書くあたりに、勢いの良さそうな雰囲気が。日本の米軍の存在が韓国みたくなっては大変と
いう恐れでも持っているのかすらん。
ttp://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A37138-2005Feb19.html Hard News
Daily Papers Face Unprecedented Competition . . .
By Frank Ahrens Washington Post Staff Writer
Sunday, February 20, 2005; Page F01
ワシントンポスト:日刊新聞は前例の無い競合に面している
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ワシントンポストが書いている「新聞の危機」。ケーブルTVのニュース専門チャネルやラジオ、
それにインターネットなどの成長で、昔ながらの紙媒体の新聞は先行きが危ういとする記事。
シアトルタイムズの発行人、Frank A. Blethen:「新聞はベビー・ブーマー(団塊世代)のおかげ
で、まだ暫くは販売を続けられるだろう。問題は18-35歳の世代で、彼らはベビーブーマーの後を
つがないからだ」
スポーツ・イラストレイテッド社長、John Squires:「印刷媒体は死んだ」「次の商売に行け」
この記事は4ページあって延々と何故新聞が売れなくなっているのか説明しているけれど、そんな
のは説明不要とも思えるのだけど。ブログなどの影響や、新聞広告がネットのブログなどの広告に
置き換わってゆくのでは、とのコメントも。普通の読者には興味があるとは思えないけれど新聞社
の管理職や取締役は読んだほうが良さそうな記事鴨。
ttp://blog.infinitemonkeysblog.com/archive/001470.html InfiniteMonkkeys (インファイナイト・モンキーズ ブログ)
February 15, 2005
Blog Musings
メインストリーム・メディアが執拗に繰り返しているブログ批判は、ブログはフラグメント
していて、雑多な声の入り混じった不協和音のようなものだというもので、それは当たって
いるのだが、それにもかかわらず彼らが理解できていないことがある。
それはブログの最良のものは、新聞に書いているコラムニストよりもその読者に明確に、そ
して継続的に連結しているということなのだ。 James Lileks, Hugh Hewitt, James Taranto,
Mickey Kaus, Glenn Reynoldsなどの著名なブロガーの発言は多くに人に読まれ、私も読者だ。
これは些細なことではない。それにブロガーたちはブログを読み、自分のブログを書くことで
影響しあっており、人々に影響を与えるのだが、それは新聞のコラムニストを超える。
南北、ニューヨークで核問題協議か 野党議員が主張 <東亜日報、21、22:56>
韓国と北朝鮮が今月10日にあった北朝鮮の核兵器保有宣言以降、米国ニューヨークの外交
チャンネルを通じ数回にわたって、北朝鮮核問題の解決方法を巡って協議を行なっていた、
という主張が提起された。
野党ハンナラ党の元喜龍(ウォン・ヒリョン)議員は同日、国会統一外交通商委員会の全体
会議で「精通した情報筋によると、先週、ニューヨークにある北朝鮮国連代表部の韓成烈
(ハン・ソンリョル)次席大使と韓国側の代表が直接会って、北朝鮮の核保有宣言と6者協
議再開問題などについて協議した」と主張した。
・・・
今回のニューヨーク接触は、北朝鮮側の要請で実現した模様だ。
ttp://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2005022275978 #韓国は、北と話すより、米国と対話したほうが、遥かに宜しかろうものを。
ttp://news.xinhuanet.com/english/2005-02/22/content_2602112.htm DPRK ready to return to six-party talks if conditions met: Kim Jong-il
2005-02-22 04:27:16
新華社:金正日、条件が満たされれば6者協議に復帰と語る
金正日は北朝鮮を訪問中の中国共産党・対外協力部長、Wang Jiaruiと会見し、条件が満たされ
るならば6者協議に復帰の準備があると述べた。
Wang Jiaruiは胡錦涛からのメッセージを口頭で伝達した
金正日は朝鮮半島非核化が究極の目的であり、核問題を平和裏に解決したいとの意向を示した。
Wang Jiaruiは朝鮮半島非核化が中国の政策であり6者協議を通じた解決が中国の政策であること
を改めて説明した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大変長い記事で、共産党独特のスローガンやプロパガンダちっくな陳腐な繰り返しの台詞が
山盛りになった古風な報道文で毛沢東時代を思わせるような。それでいて肝心の「条件」に
ついては全く何も書いてないというあきれ果てるような報道。この文章を見ると北朝鮮と中
国の交渉というのが共産党間の独特のプロトコルによるものなのだということがよくわかる
多分、いずれは北朝鮮が6者協議に戻る、という事を世界に示して、このまま決裂・対立が国
連安保理に直行することを避けるための、中国流の報道なのだろうと思われ。
6カ国協議復帰を示唆=条件付き「交渉に戻る」−金総書記、中国党高官と会談(時事通信22日5時15分)
【北京22日時事】新華社電によると、北朝鮮の金正日労働党総書記は21日午後、平壌訪問中
の中国共産党の王家瑞対外連絡部長と会談。北朝鮮が無期限の参加中断を宣言した6カ国協議に
ついて「北朝鮮はこれまで反対しておらず、離脱するつもりはない」と説明した上で「各国の努
力で次回協議の条件が整えば、いつでも交渉のテーブルに戻りたい」と述べ、条件付きながらも
6カ国協議復帰に前向きな対応を示唆した。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050222-00000921-jij-int
>>85 これはちょっとひどすぎ
しかも、最後の一文をみると今週いっぱいこのシリーズが続くのか・・・
6カ国協議、いつでも再開=「条件闘争」は拒否−米当局者
(時事通信、22日7時1分)
【ワシントン21日時事】米国務省当局者は21日、北朝鮮の金正日労働党総書記が6カ国
協議復帰の意向を示唆したことについて「報道は承知している。われわれは常に6カ国協議
を再開する用意ができている」として、早期復帰を求める立場を改めて強調した。
金総書記が「各国の努力で次回協議の条件が整えば」との前提を付けた点については「どの
ような条件を提示したのかは知らない。論評できない」と述べるにとどまった。
米政府は金総書記の発言を肯定的にとらえてはいるものの、協議復帰に向けた「条件闘争」
には応じない構えだ。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050222-00000933-jij-int
ttp://english.yna.co.kr/Engnews/20050222/300200000020050222105250E5.html U.S. Nuke Negotiator Rules Out Offering North Korea New Incentives
2005/02/22 10:52 KST
連合通信:米交渉代表・クリストファー・ヒル、金正日の条件付復帰を非容認
アメリカの6者協議交渉代表であるクリストファー・ヒルは、北朝鮮・金正日が6者協議復帰
について「アメリカの信頼に足る安全保障などの条件」をつけたことに対して「北朝鮮は、
ただちに6者協議に出てくるべき」と述べて条件を容認しないことを示唆した。
ソウルの朝食会で述べたもの。ヒル氏はそれ以上のコメントを拒否し、中国側と話して様子を
聞くとし、それ以前のリアクションをしないとした。
ttp://news.www.infoseek.co.jp/world/story.html?q=22reutersJAPAN170466&cat=17 豪がイラクに450人増派、陸上自衛隊に協力へ (ロイター)
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アメリカの保守派のブログをちょっとみてみると、オーストラリアの決断を賞賛する
カキコが並んでいるような。(LGF)
ttp://littlegreenfootballs.com/weblog/?entry=14795_Good_On_Ya_John_Howard#comments ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
I'm going to go drink an Aussie beer tommorrow!
Love you guys!
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John Howard has guts.
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Wonder how far back the NYT will bury this. They're probably honor-bound to bury it at
least as deep as they did the news of Howard's re-election.
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Thank you Australia!
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god i love those aussies
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Aussies = Riders of Rohan
God bless ya, boys! And Mr. Howard, you're a Real Man.
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I usually pray for everyone, but I will be sure to include John Howard in my prayers.
God bless the man.
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ttp://news.channels.aol.ca/news/article.adp?id=20050218152709990019 Last Updated: Friday, February 18, 03:27 PM EST
Paul Martin to announce that Canada sending 30 soldiers to train Iraqis
CP:カナダ首相ポール・マーチン、NATOと共にイラク軍の訓練のため30名の派兵を予定
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ttp://ap.tbo.com/ap/breaking/MGB9H64IH5E.html EU to Open Baghdad Training Office; Officials Hail Unprecedented Unity Over Iraq
AP:EUはバクダッドに訓練事務所開設、司法関係者の訓練などを行うため
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オーストラリアの自衛隊の警護のためのイラク派兵増員は歓迎すべきニュースなのだけれど
上のニュースにあるように、ブッシュ再選とイラク選挙成功で国際社会のイラクに対する態
度が変化し始めている、という流れがあるように思われ。カナダのようなアンチ・ブッシュ
も何かをせざるを得ないのは象徴的。
ttp://www.alertnet.org/thenews/newsdesk/PEK214384.htm China urges U.S., N.Korea to do more for nuke talks
22 Feb 2005 08:58:34 GMT Source: Reuters
ロイター:中国外交部広報官「6者協議開催のため、北朝鮮とアメリカはもっと努力汁!」
中国外交部広報官のKong Quanは、中国共産党・対外協力部長 Wang Jiaruiの北朝鮮訪問終了、
帰国を受けて、記者会見で語り「6者協議再開のために関係各国が善意と柔軟性、真摯な態度を
発揮すべきであり、特に北朝鮮とアメリカがそうすべきである」とした。
ttp://www.fmprc.gov.cn/eng/xwfw/s2510/2535/t184139.htm Foreign Ministry Spokesman Kong Quan's Comment on the Meeting of the US-Japan Security Consultative Committee 2005/02/21
中華人民共和国・外交部:日米安全保障協議(2+2)の台湾問題への言及について
中国外交部のサイトに、外交部・スポークスマンの「正式の」コメントがうpされている。
これを読んでみると、報道された内容をトーンダウンさせた公式コメントにしていて、
「冷戦」とか「内政干渉」とか各国軍事費への言及が全て削られたマイルドなものになっ
ていて興味深い。台湾に関して、正式コメントが言っているのは:
Taiwan problem, which is related to China's national sovereignty, territorial integrity
and national security, so the Chinese government and Chinese people are firmly against it.
We hope the United States and Japan can take concrete actions to honor their commitment
on the Taiwan issue.
これをみると、生の記者会見のときのコメントが行き過ぎであったとの考慮があるように思える。
ttp://www.yonhapnews.co.kr/Engnews/20050222/300200000020050222173454E2.html 2005/02/22 17:34 KST
Seoul Opposes Referring Nuclear Issue to Security Council
連合通信:韓国政府は北朝鮮の核問題を国連安保理付託することに反対の立場
SEOUL, Feb. 22 (Yonhap) -- The South Korean government on Tuesday reaffirmed its
opposition to referring the nuclear standoff over North Korea's drive to develop nuclear
arms to the U.N. Security Council.
韓国政府は火曜日に、北朝鮮の核問題を国連安保理に付託して、安保理の場で討議することに
引き続き反対することを確認した。
常任理事国6増に合意 大票田アフリカ連合 <共同、22日(火)22時9分>
【ムババーネ22日共同】スワジランドの首都ムババーネ郊外で開かれていたアフリカ連合
(AU)=53カ国加盟=の外相特別委員会は22日、最終日の非公開協議を行い、国連安
全保障理事会の拡大問題で高級諮問委員会が示した「常任理事国6カ国増」(A案)を支持
することで合意した。複数の外交筋が明らかにした。
常任理事国入りが悲願の日本は、今年6月にもA案を盛り込んだ国連総会決議案を共同提案
する意向で、国連加盟国の4分の1以上を占める「大票田」のアフリカ諸国の支持は、決議
採択に必要な3分の2の賛成確保に向け大きな前進となる。
「提言」にまとめられた合意は、アフリカ地域に常任理事国2カ国の割り当てを要求、新た
な常任理事国に拒否権の付与を求めた。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050222-00000251-kyodo-int
ttp://www.nst.com.my/Current_News/NST/AfpNews/200502222054051109076845.32/indexb_html "I suspect that China held out the prospect that some of the powers might take
limited sanctions, that Japan and South Korea are serious and the situation would
deteriorate," said Brian Bridges, a North Korea expert at Lingnan University in
Hong Kong.
"I suspect China also passed the message on that the US will not respond with
concessions. They won't do anything until they get back to the negotiating table."
Analysts said the likely outcome would be a return to the six-party format during
which the United States and North Korea would hold bilateral discussions.
香港のアナリストは、中国が金正日に国際的状況の厳しさを伝えて、6者協議に出る以外に
方法が無いと説得したのだろう、という見方。とにかく出て来い、と伝えたのだと。多分
北朝鮮は6者協議に復帰しそうだ、という見方。
ttp://news.telegraph.co.uk/news/main.jhtml?xml=/news/2005/02/22/wtal22.xml Rocket man gives up rebellion to put the Taliban on road to peace
By Thomas Coghlan in Kabul (Filed: 22/02/2005)
英・テレグラフ:アフガニスタンのタリバン、高位の指導者が投降交渉に活躍
アフガニスタンのタリバンの中でも大きなカリスマを有する高位の指導者、Abdul Salamは
通称、ムラー・ロケットと呼ばれている。それは、彼のロシア軍へのRPG攻撃が素晴らしく
正確であった為につけられた神話的なあだ名である。
ジャララバードを拠点に活動していたムラー・ロケットは今では恩赦と引き換えに和平交渉
に応じてカルザイ政府の支持者に変わった。彼は今ではタリバン勢力との交渉の鍵になる存
在になっている。
電話のインタビューに応じたムラー・ロケットは「タリバンは今や士気を失った」と述べた。
「しかし(和平のためには)タリバンをみつけて、彼らと直接に話さ無くてはいけない。もし
彼らが安全だと感じるなら、彼らは山から降りてくるのだ」という。
3年間の戦闘のあとで、タリバンは投降しつつあり、アフガニスタン政府によればこの数日で
4名のタリバン高位指導者が恩赦と引き換えに投降したという。「この方法はタリバン勢力の
戦闘を止めさせるのにとても有効だ」と政府の役人は言っている。アフガニスタンの英国大
使館もカルザイ政府の和解政策を好意的に評価している(後略)
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アフガニスタンは選挙成功のあと、順調に国の復興に向けて進んでいるような。もっとも
国内マスゴミはこういうのを報道しないけれど。
台湾独立阻止の法案、中国が日本に異例の事前説明 <読売、2/22/23:22>
中国は22日、台湾の独立阻止を目的にした「反国家分裂法案」について理解を求めるため、
国務院の孫亜夫・台湾事務弁公室副主任(次官級)を日本に派遣した。
中国が自国の法律案について事前に日本に説明するのは極めて異例なことだ。孫氏は22日、
外務省で谷内正太郎外務次官と会談し、「台湾の独立には領土保全の観点から、非平和的手段
の行使も排除しないが、それを目的とする武力攻撃法のようなものでは決してない」と強調した。
これに対し、谷内氏は、法案が成立すれば中台関係に悪影響を及ぼしかねないとして懸念を表明
した。また、中台問題の平和的解決のため、早期の対話再開を強く求めた。 (後略)
ttp://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050222id29.htm
米大統領暗殺計画で起訴 23歳の米国人 (共同通信、23日1時19分)
【アレクサンドリア(米バージニア州)22日AP=共同】ブッシュ米大統領暗殺と国際テロ
組織アルカイダ支援の計画に関与したとして、米国人の23歳の男が22日、バージニア州で
起訴された。
起訴状によると、男は2002年から03年にかけて仲間と共謀し、至近距離から銃を撃つか、
自動車爆弾を爆発させる手口で大統領を暗殺しようとした。
ttp://news.www.infoseek.co.jp/world/story.html?q=23kyodo2005022201003736&cat=38 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ttp://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A43940-2005Feb22.html?referrer=emailarticle Va. Man Charged in Alleged Assassination Plot
By Matthew Barakat Associated Press
Tuesday, February 22, 2005; 11:25 AM
AP:アラブ系米国人、アルカイダの組織と関連しブッシュ大統領の暗殺を計画か?
ヒューストン生まれの米国人、 Ahmed Omar Abu Ali23歳はサウジアラビア国内で、アルカイダ
の組織に参加し、ブッシュ大統領の暗殺計画を立てていたとして拘束されていたが、このほど
米国の裁判所で起訴されることになった。彼がサウジアラビアで拘束されていることは知られ
ていたが米国に戻されていることは始めて解った。彼の弁護士は、サウジアラビアで拘束され
鞭打ちなどの拷問によって自白を強要されたとしている。もし有罪となれば彼の罪状は80年間
の懲役となる可能性がある。
起訴状によれば2002年と2003年に他のアルカイダ・メンバーと共謀して暗殺計画を立てていたと
いう。彼はアメリカの高校を卒業した後で、2001年にサウジアラビアでアルカイダ組織に参加し
ていたとされる。彼の家族や支持者達は、この事件はサウジアラビアの陰謀であるなどとしてお
り、100人余りの支持者が法廷に押しかけて起訴状の読み上げの際に笑い声を上げるなどの騒ぎが
あった。(後略)
ttp://www.weeklystandard.com/Content/Public/Articles/000/000/005/274xgjeb.asp The End of the Counter-Culture Hunter S. Thompson, 1939 - 2005.
by Stephen Schwartz 02/22/2005 12:00:00 AM
ウイークリー・スタンダード:カウンター・カルチャーの終焉;作家Hunter S. Thompsonの死;
by Stephen Schwartz
Hunter S. Thompsonがアスペンの自宅で自殺したのだがNYTは65歳、WaPoは67歳と書いている。
彼の死は、ベビーブーマー世代の謀反、それは1950年代に始まり、1960年代に盛況となったカ
ウンター・カルチャーの時代、の終焉を意味するものかもしれない。
カウンターという名前がつけられたように、その動きは社会の正常な、信頼あるものごとへの
反抗であった。しかしそれがカルチャー(文化)というに相応しいかは疑問である。それは
Thompsonが書き散らした支離滅裂な書き物を甘めに見て、ある種のジャーナリズムの形を取っ
た現象であったとはいえよう。
ある時代の現象の死を象徴というにはThompson氏の自宅キッチンでの孤独な拳銃自殺は事故で
あったのではとの疑いをさえおこすもので、派手派手しかった60年代の喧騒からは遠い。しか
し彼の妻は「あの人は優雅においてゆくようなタイプではない。彼は悩んでいて、自分で結末
をつけたかった」と述べている、
作家のウイリアム・バロースはアメリカの小説を再発見したといわれたことがあるのだが1997年
に83歳で死に、詩の世界で同じようなことをいわれたアレン・ギンスバーグも同じ年に70歳で死
んでいる。作家のKen Keseyは2001年になくなり、コメディアンのLenny Bruceや作家のJack Kerouac
はずっと前に世を去っている。誰が今、残っているのだろうか?マイナーな人たちだけだ。
Thompsonはバロースやギンスバーグと同じようなところがあった。まず、彼らの作品はおもに雑
音である。彼らの本は今の若い世代にインスピレーションを与えることが出来ない。Thompsonは
"gonzo journalism"の創始者といわれているのだが、それは1972年出版のFear and Loathing in
Las Vegasの成功によっている。新聞はかれが新しい風俗を作ったと書いたが、彼の成功は60年代
特有の騒々しさによっているのであって、ジャーナリズムや文学としての成功ではない。
文学作品では作家が尊敬する先人の模倣や模写から出発して自分のスタイルを作っていくのが必
然的な成り行きだ、といったことがよく言われる。しかし若い作家がいきなりgonzoスタイルを創
始するというのはありえるのかしら?Thompsonのやっていたことは彼独特のもので、それと同じ
理由でギンスバーグやバロースに続く作家がいないのである。そうした事実を指して、彼らは不協
和音以外に残すもの無く、今の若い世代に影響を与えないと議論することはできよう。
Thompsonらの時代は過ぎたということも出来よう。しかし彼のやったことは内容無しの空騒ぎであ
り、1960年代現象のもっとも目覚しいところというのは、かれらの "living in the moment"(同時
代を生きる)という、絶対的な確信以外のものではない。彼らの見るところ、歴史は存在せず、未来
は彼らに所属する。
彼の支援者にサヨク・ジャーナリストのWarren Hinckle IIIがいて今は忘れられた雑誌、Scanlan
に彼のルポタージュを掲載した。その雑誌はポップスターのJann S. Wennerだの、大アヤトラのロー
リングストーンズだのを流行らせたタブロイドであり、ポップ・ミュージック雑誌から出発して、
その後に本物のジャーナリスムとなろうとしたのだが、今は読む人もいない。
人はそれぞれが、その60年代の思い出にHunter Thompsonを重ねて、鏡をみる思いに至ることでもあ
ろう。そして、今の911以降の世界では、gonzo風の世界の解釈というものは受け入れられないことを
知るのである。彼は "the death of the American dream." の年代記を書いた人だと言うようないわ
れ方をするときもあるのだが、実際にはアメリカはつい数年前に悪夢から覚めたので、彼の記録した
のは悪夢なのである。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
注意:以上は極端に不正確な要約。省略多し。本来スレ違いの話題だし、この手の文章を短く
要約することは不可能に近いので無謀なのだけど、60年代精神の現在における見直し、といっ
たことに興味を引かれたので、あえて無駄なことをやってみたもの。興味のある向きは原文を
じっくり読むべし。
ttp://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20050222ig90.htm 2月23日付・読売社説[金正日発言]「前向きとはとても言えない」
北朝鮮は外務省声明を通じて、核兵器の保有と核開発の継続を宣言した。この公然たる核
武装化を、国際社会は容認するわけにはいかない。
北朝鮮の核開発は、世界の核拡散防止体制を揺るがすばかりか、北東アジア地域の平和と
安全への直接の脅威だ。その認識で日米は一致している。中韓露とも連携を強化し、核開
発計画の廃棄を北朝鮮に強く求めていくべきである。
・・・
北朝鮮が、六か国協議の再開という対話ではなく、一層の核開発に動くのであれば、国際
社会は、厳しく対応せねばならない。国連安全保障理事会での制裁協議が必要となる。
対話だけでなく、圧力も強化しなければ、北朝鮮の脅威は増すだけである。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ごもっとも。
イラク政策「挫折する」 予言外れて選挙成功 米リベラル派が苦境 <産経、23日(水)>
ニューヨーク・タイムズやタイム、ニューヨーカー、ローリング・ストーン各誌の記者やコラム
ニストとして活躍してきたリベラル派の著名なジャーナリスト、カート・アンダーソン氏は大手
雑誌の「ニューヨーク」最新号に「よいニュースが悪く感じられるとき」と題するエッセーを発
表した。
このエッセーは副題に「イラクの選挙後、ニューヨークのリベラルたちは深刻な道義的、イデオ
ロギー的、感情的な苦境に陥った。そこから抜け出す唯一の方法は(イラクでの)ブッシュの勝
利を望むことだけだ」とあるように、ニューヨークなどのリベラル派はブッシュ大統領をはじめ
とする保守派よりは頭がよいと信じてきたが、一月三十日のイラクの選挙の成功で「ソ連の崩壊
以来、最も辛辣(しんらつ)で深刻な苦境に直面している」と書いている。(後略)
ttp://news.goo.ne.jp/news/sankei/kokusai/20050223/m20050223011.html ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>「リベラル派は・・・保守派よりは頭がよいと信じてきたが」
問題は、頭が良いか否かではなく、現実に足を踏まえた分析や議論を行っているかどうかだけど。
>>106 リベラルのMSN−Slateに掲載されたThompsonの覆棺録。こちらは軽いもの。
ttp://slate.msn.com/id/2113865/ Hunter Thompson The minuteman of the Rockies.
By Christopher Hitchens Posted Tuesday, Feb. 22, 2005, at 10:11 AM PT
ttp://www.channelnewsasia.com/stories/afp_world/view/133895/1/.html UN report urges internationalizing nuclear industry to stop proliferation
AFP:IAEA報告書、核燃料処理施設の国際化を求める
IAEAは核燃料処理施設を各国の管理ではなく、国際機関の管理にゆだねるべきとする報告書
を提出した。しかし、この報告書はエルバラダイ代表の以前に述べていた核燃料処理の5年間
のモラトリアムには触れていない。
Pellaud told a press conference that this could be, for instance, Argentina, Brazil
and Chile pooling enrichment, rather than doing it separately, or Japan turning its
enrichment plants into Asia-wide facilities.
IAEAのPellaudによれば、この意味するところはアルゼンチン、ブラジル、チリが共同でウラン
濃縮をおこなうとか、日本の核燃料処理施設をアジア共通のものにすること、という。
「北朝鮮、6者崩す意図ない」 韓国大統領ブレーン <朝日新聞、23日(水)06:54>
北朝鮮が核問題を話し合う6者協議への不参加を表明している問題で、盧武鉉(ノ・ムヒョン)・
韓国大統領直属の諮問機関・東北亜時代委員会の文正仁(ムン・ジョンイン)委員長(閣僚級)
は朝日新聞記者のインタビューに応じ、「不参加を宣言した北朝鮮の意図は、米国の実質的な
譲歩や対案を引き出し、環境を整えることにある」との見方を示した。
「核開発の実態があいまいな状態が続けば、日米韓の協調や中国の果たす役割にも悪影響が及
びかねない」との考えだ。
・・・
「今のように推測を重ねた核の脅威論だけが膨らみ、検証の手段がないまま時間が経過すれば、
本当に北朝鮮が核兵器を完成させてしまうかもしれないし、仲介役の中国の役割も変化する可
能性がある。韓国も南北間交流を進めにくくなる。かといって、具体的証拠なしには中国も他
国も一部強硬論には納得できない。各国の立場に相違が出る可能性もある」(後略)
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20050223/K2005022202840.html ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こんなのが、ブレーンでは韓国も困ったもの。
ttp://www.kfmb.com/stories/story.6045.html 02-22-05 at 2:15PM
Russia's ITAR-Tass news agency reported that Kim also told the Chinese envoy that
a resumption of the six-party negotiations depended on changes in Japan's position.
It quoted an unidentified source close to the Chinese Embassy in Pyongyang as saying
that Kim complained to Wang that Tokyo was blocking the talks by demanding a settlement
of a dispute over North Korea's kidnapping of Japanese citizens more than 25 years ago.
North Korea insists the issue has been fully settled, but Japan is demanding a full
accounting of the kidnap victims, some of whom Pyongyang says have died.
タス通信はピョンヤンの中国大使館に近いソースによるとして、金正日が6者協議出席のために
日本が拉致問題での立場を変えるか否かに依存すると述べたと伝えている。日本は解決済みの拉
致問題をもちだして6者協議を阻んでいると述べたという。
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source close to the Chinese Embassy in Pyongyangというのも怪しげな話に聞こえる。
少なくともKCNAはそうは言っていない。
6カ国協議復帰なら石油供給拡大、中国が北朝鮮に <日経、23>
【モスクワ=栢俊彦】北朝鮮を訪問中の中国共産党の王家瑞対外連絡部長は21日、金正日労働党
総書記に対し、北朝鮮が6カ国協議に復帰すれば中国として対北石油供給を大幅に増やす意向を表
明した。平壌発のタス通信が中国大使館筋の情報として22日報じた。
同通信によると北朝鮮が6カ国協議からの離脱を宣言した10日以降、中国は同国への石油供給を急
激に減らしていたという。同筋は「(石油は)北朝鮮に対する唯一のテコではない」と述べるなど、
中国側としてあらゆる手段を講じて北朝鮮を協議の場に引き戻す方針を示した。 (00:16)
ttp://www.nikkei.co.jp/news/main/20050222AT2M2202322022005.html
>>104 このブッシュ暗殺計画事件で、早速ブロガーが新しいネタを発掘↓
ttp://mypetjawa.mu.nu/archives/068655.php February 22, 2005 (ジャワ・レポート ブログ)
Terrorist Son of Saudi Embassy Worker Attended Saudi Run School
アメリカで起訴されたブッシュ大統領暗殺計画立案者はサウジ大使館員の息子、宗教学校に通う
新聞報道されている、ブッシュ大統領暗殺計画をたてたとされる Ahmed Omar Abu Ali について
報道されていないのだが、以下の事実がある:
・Ahmed Omar Abu Aliはアメリカに帰化した元サウジアラビア人、Omar Abu Aliの息子であるが
父はワシントンのサウジアラビア大使館勤務のシステムス・アナリストである。サウジ大使館
のサイトなどをチェックして確認。
・容疑者の通っていたヴァージニアの高校のサウジ・イスラム学校(Islamic Saudi Academy)
はサウジアラビアが資金提供していたもので、
ttp://www.saudiacademy.net/ のサイトをみると
イスラム原理主義の極端な教義を教えている。
ttp://times.hankooki.com/lpage/opinion/200502/kt2005022119064054050.htm Diplomatic Dilemma
Seoul Should Continue Dialogue With Pyongyang, Washington
コリアタイムズ(社説):外交のジレンマ、韓国は北朝鮮と米国のどちら側に?
ワシントンでは日米安全保障協議(2+2)で北朝鮮に無条件の6者協議復帰と、核完全廃棄
を呼びかけているが北朝鮮は6者会議をボイコットしている始末である。当面、中国の動きに
世界が注目しているわけだが、そうした動きの中で韓国は立ち位置不明なのである。
通商外交部は「大型経済協力」を停止するといっているのだが人道支援は行うといい北朝鮮向
け肥料支援が問題になっている。アメリカの交渉代表ヒル氏は国際協調を求める発言をしてい
る。多国籍協議というのは理論的に正しいように見えても、実際にはうまく働かない。
何故、多国籍協議で問題が解決できないのかといえば、この問題が1950-53の朝鮮戦争の延長
線上にあって、それは北朝鮮とアメリカの戦いであるからだ。この戦争は終結していないので
中国といえどもアメリカの協調無しに問題を解決できない。
2000年の南北朝鮮の首脳会談以降、韓国は北朝鮮との連帯を進めてきたわけで北朝鮮と米国の
間を仲介したいと願ってきた。しかしそれは感謝されることの無い努力で、しばしば両国から
の怒りや猜疑心を向けられる有様である。
北朝鮮は外国からの圧力に対して譲ることをしない伝統があり、北朝鮮がその誤った自殺的な
戦略を突き進むのであれば韓国は巻き添えをくって最大の被害者になるのだろう。
もっとも悔やまれることは、韓国内部が北朝鮮支持派とアメリカ支持派に分断されていること
である。韓国が自国の運命を他者に任せる意思があるというわけは無いというのであれば、北
朝鮮を支持する民族主義派はは北朝鮮に冒険主義をやめるように、反共産主義のアメリカ支持
派はアメリカに封じ込め政策をやめるように説得すべきときなのだ。
>>119 普通は、国家的・歴史的・非常時であれば、何よりもまず国論の統一、国家方針の確立
がくると思うのだけれど、韓国流の思考では、そうはならないらすい。
国内問題(主に党派抗争)の解決に外国勢力を使おうとするのが朝鮮半島史の一般則で、 こういう状態こそが朝鮮半島的な事大主義かと。 韓国は第三者として仲介役のつもりだったんだろうけど、この一般則から逃れられなかった って感じかな?
ttp://times.hankooki.com/lpage/special/200502/kt2005022320232045250.htm [Letters to the President] New Security Planning Needed
コリアタイムズ:拝啓、ノムヒョン大統領閣下 By Paul Chamberlin
拝啓、ノムヒョン大統領閣下。まず閣下の任期三年目をお慶び申し上げます。私はアメリカ人
ですが、韓国に多くの友人や親戚があり、私の生涯は韓国の安全保障の研究にささげてきました。
大統領閣下の言われるように、冷戦は過去のものになりました。しかしアメリカの核不拡散の
担当役人達は私などの研究者よりも強く、その構造に注目するのです。私は東北アジアの安全保
障のためにはアメリカとの強力な二国間の同盟関係が不可欠だと思います。私は安全保障計画の
担当者として働いていたアメリカ軍から退役し、いまは研究機関のアナリストなのですが、私は
閣下の2003年に述べられた自主防衛努力の増強を正しいことと信じます。
韓国にとって、基本的な安全保障の原則は、その地政学的な位置からくる脅威を管理し、隣国の
安全保障政策を理解することにあるわけです。韓国は、そのおかれた地政学的な条件のために、
高い対価を支払ってきたわけで、それは東北アジアの戦略的な交差路にあるわけです。
20世紀初頭には韓国は外国の侵略に無防備だったと閣下は2003年の独立記念日のスピーチで述べ
られました。植民地化や朝鮮戦争はその悲しむべき結果であります。朝鮮半島はいまだ分断のま
まであります。しかしこの歴史から、幾つかよいことも生まれました。まずアメリカは最終的に
韓国の戦略的重要性を認識するに至りました。次に、韓国は繁栄した近代的な民主国家になりま
した。
韓国の隣国は、明らかに現状維持の、朝鮮半島の分断を望むのですが、閣下は勇敢にも朝鮮半島
の平和的統一を唱えておられる。私はそれを支持し、アメリカがそれを支持することを希望する
ものであります。しかし、そのためには、朝鮮半島人がそれを導かなければならない。
韓国の安全保障について言えば、私は韓米同盟が将来に向けて変化していくことは当然で、また
閣下の進めておられる南北朝鮮間の関係改善、透明性の向上、平和繁栄のための協力などを支持
いたします。しかし問題は、韓国の人の中に戦乱は二度と起こらないと信じている人のいること
であります。彼らは地域の大国が全てそうした戦乱を望まないのだから、戦争は起こらないとい
います。けれども、プラトンが昔言ったように「ただ死者のみが、戦争の終わりを予見した」の
であります。
戦争の抑止力というのは安全保障の実際の機能であって、敵を視野に入れておくものなのです。 アメリカは韓国の同盟関係を明確に宣言していて、その抑止力の重要な部分です。韓国が自主 防衛力を増強することも重要で、C4I(command, control, communications, and intelligence ) や空域防衛、地上防衛が重要です。 韓国から遠く離れたアメリカから見ていると防衛関係のプログラムがスローダウンしているのは 韓国人が平和の到来が近いと感じているためかと思われます。戦争は過去のものとなった、とい うわけなのでしょう。EX航空機、SAM-Xミサイル、KMHヘリコプター計画が予算削減されているの はそういう解釈しか出来ません。再び私は思い出すのですが、ジョージ・ワシントンは「敵に対 抗する準備を整えること以上に平和をもたらすものは無い」と述べています。 防衛計画というのは長い時間をかけて築きあげるものであります、韓国でも使われているF-15戦 闘機は60年代半ばの設計で1974年に最初の機体が製造され、30年後の今でも使われているわけで そうした長期計画が必須なのです。戦争の起こる遥かに前の時期に、そうした国防計画方が立て られなければ役には立ちません。 韓国人の中には国防に投資すれば北朝鮮との対立を招くと考える人がいますが、そういう意見に 対する反論は簡単で、北朝鮮だけが韓国の敵ではなく、統一朝鮮にも国防は必要なのです。 アメリカ大統領のアイゼンハワーは「最終的な選択をするのであれば、兵士の背負う背嚢は、囚 人の鎖よりは軽いといえる」とのべました。韓国は国防に投資しなかったので1905-45の高い代価 を支払いましたが、それらは1880年台に準備されるべきものでありました。韓国はその教訓を将来 に生かすべきです。孫子は「戦争の技術は、国家にとって死活的に重要」といっています。 大統領閣下は自主防衛強化の優れた政策を言われました。平和は防衛準備を怠る国にはめったに訪 れるものではありません。私は次期の国防計画が充実して、閣下の言われた自主防衛が成果をみせ ることを大いに期待いたしております。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 筆者はシンクタンク、CSISのフェロー。韓国関連の本多数を執筆。
ttp://www.aei.org/news/newsID.22017,filter.all/news_detail.asp Allies and Allies
It's Worth Remembering that America has Important Friends Outside of Europe
By Thomas Donnelly Posted: Wednesday, February 23, 2005
AEI:アメリカが欧州以外に重要な同盟国を持つことは、思い出す価値がある
協和党系シンクタンクAEIのサイトにうpされている論評。(2+2)の日米安全舗装協議
を、欧州の(ぎくしゃくしている)独仏などの同盟国との対比で論じていて、日米関係を
評価したもの。日本との同盟は、アジアのハブとしてのその(米軍基地の)位置や中国との
関連、日本の経済力の大きさや自衛隊との関連で重要であるが、おそらく一番今重要なこと
は、欧州との同盟がいくらか揺るいでいる時期に日米関係が他の国に与える政治的影響であ
る、という。
ttp://www.telegraph.co.uk/opinion/main.jhtml?xml=/opinion/2005/02/22/do2202.xml&sSheet=/opinion/2005/02/22/ixop.html Atlanticist small talk is all that's left
By Mark Steyn (Filed: 22/02/2005)
英・テレグラフ:大西洋同盟の将来 By Mark Steyn
これはテレグラフに掲載されているBy Mark Steynのおもすろい評論で、その言うところはNATOは
消滅に向かっていて、恐らく2015年ごろのは存在しない、というもの。
その理由はNATOを創設したアメリカと欧州の共同の敵がいなくなったことであり、911以降のアメ
リカは新しい敵を見つけて世界に自由と民主主義を広げるとう帝国的な拡張主義に向かっているが、
内向的傾向の欧州にとって、それは自分達の目標ではなくイスラムという敵を作るだけだからアメ
リカに同調できない。アメリカと欧州の同盟一体の時代は過ぎて、これからは友人のような時代に
なるのだ、という。
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ttp://austinbay.net/blog/index.php?p=85 Austin Bay Blog 2/23/2005
Mark Steyn’s Funny But He’s Wrong: Chirac’s Western Front Folds
オースチン・ベイ(ブログ):Mark Steynはおもすろいが、結論は誤っている
テレグラフ紙に掲載されたMark SteynのNATO消滅論に真っ向から反論しているのがオースチン・ベイ
のブログで、これも読み応えのある、おもすろい評論。
Mark Steynは完全に誤っていて、その証拠は1月30日のイラクの選挙の成功である。シラク&シュロー
ダーの政治的主張は圧倒的な民主主義を求めるイラク国民の情熱、紫色の指をかざす誇らしげな映像、
アラブ諸国と世界に与えた民主主義への希望の前に全く説得力をもたない。そもそも欧州もEUも分裂
が激しいのであって、欧州やEUの全てがアンチ・ブッシュの内向的な非干渉主義、イスラムや独裁制
への許容主義ではない。むしろ欧州内部でのシラク&シュローダーの政治的将来こそが危ういのであ
る、という。
この論争は、なかなかおもすろくて、どちらの側にもそれなりの根拠や理論があるので、ディベート
のネタとしては絶好かもすれない。
>>125 この両者の論争では触れられていないのけど、欧州はEU統合に向けて内部での
調整のためにエネルギーと政治資源を使っていて、グローバル・アジェンダに積極的に
参加する気分になっていない、という事情があると思われ。
それに、これは欧州人が怒りそうなのだけれど、世界のアジェンダの重心がダルダネス
海峡の東側に移動していて、中東を含むアジアこそが焦点になりつつあるので、アメリ
カは戦闘意欲も支配意思もあるけれど欧州はもうそういう影響力を失いかけているのか
もすれない。
日韓に訪朝結果説明 中国 <共同、02/23 21:18>
中国外務省は23日、日本の阿南惟茂大使と韓国の金夏中大使に対し、金正日総書記ら北朝鮮
指導部と会談した王家瑞・中国共産党対外連絡部長の訪朝結果を説明した。説明は、同行した
中国外務省の寧賦魁・北朝鮮核問題担当大使が行った。
寧大使は中朝両国の国営通信社が報道した内容を中心に、6カ国協議再開働き掛けに対する北
朝鮮側の反応などを伝えた。
米国に対しては、李肇星外相が22日、ライス米国務長官との電話会談で説明しているが、外
交ルートでも結果を伝えたとみられる。
今回の訪朝結果を基に、日米韓は26日、ソウルで協議首席代表による会合を開き、今後の対
応を協議する。
ttp://www.sankei.co.jp/news/050223/kok114.htm
ttp://www.estripes.com/article.asp?section=104&article=27357 Top U.S. negotiator with North Korea downplays Kim's conditional overture
By Joseph Giordono, Stars and Stripes Pacific edition, Thursday, February 24, 2005
S&S:ヒル交渉代表「北朝鮮は毎日いうことがコロコロ変わるから信頼できない」
“Every day we have signs that either the DPRK does not want to attend the talks, wants
to attend the talks, does not want to without conditions, wants to with conditions,”
Hill said, using the acronym for the North’s official name, Yonhap news agency reported.
“Frankly, it’s a little hard to keep track.”
「毎日、北朝鮮は6者協議に出たいといったり、出たくないといったり、無条件拒否だといったり、
条件つきの受け入れだといったり、言ってることが変わりすぎて、正直言って追っかけるのが難し
いくらい(コロコロ変わる)のだ」
ttp://www.counterpunch.org/hallinan02232005.html Return of the China Lobby Cornering the Dragon
By CONN HALLINAN February 23, 2005
カウンターパンチ:チャイナ・ロビーの復活、中国を追い詰めろ By CONN HALLINAN
最近の政府の動きではCIAのポーター・ゴス長官、国防省のラムズフェルド長官が上院の委員会
で中国の軍事力増大を警告するなど、むかしの蒋介石の友人のチャイナ・ロビーが復活した観
がある。実際共和党はクリントン政権の中国エンゲージメントに良い感情を持ってはいなかった
現在のチャイナ・ロビーともいうべき、アメリカ政治での反中国勢力はシンクタンクAEIを中心
としていて:
American Enterprise Institute (AEI), the "lobby" recruited a group of well-placed,
powerful political figures.
AEI members include neoconservative icons like Lynne Cheney, Charles Murry, Michael
Novak, Irving Kristol, Ben Wattenberg, Frank Gaffney, and Michael Ledeen.
The AEI is closely aligned with the Project for a New American Century (PNAC), the
group that successfully lobbied for "regime change" in Iraq and argues that it is a
strategic necessity for the U.S. to control the world's oil supplies.
PNAC, the brainchild of AEI's Kristol, includes among its members Vice President Dick
Cheney, Assistant Secretary of Defense Paul Wolfowitz, former State Department officials
Richard Armitage and John Bolton, and other leading administration figures like Elliot
Abrams, Richard Perle, and Zalmay Khalilzad, presently U.S. Ambassador to Afghanistan.
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まあこのメディアはバリバリのリベラルなので、いってることをそのまま受け取るわけにもゆかない
ウルフォウイッツやリチャード・パールやチェイニーはともかく、アーミティジも同じようなネオコ
ン並みの扱い。
ttp://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20050223ig91.htm 2月24日付・読売社説[ブッシュ訪欧]「『同盟』再構築へ中身が問題だ」
一九八九年の天安門事件を機に始まった中国への武器禁輸は、中国との貿易拡大に伴い、有名
無実化が進んでいる。EUは六月にも解禁に踏み切る構えだ。
米国は、中台軍事バランスを崩す恐れがあるなどとして、反対してきた。ブッシュ大統領は、
シラク仏大統領との会談でも解除反対を伝えた。
中国の軍事力強化は、東アジアの軍事バランスを崩すだけでなく、日本の安全をも脅かしかねない。
日本にとっても望ましいのは、米欧の協力で、世界の安定と繁栄が確保されていくことである
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アメリカと欧州の同盟関係の先行きが、日米と中国との関係に影響を及ぼすとみるセンスは優れて
いて、そういう見方がエコノミストやオースチン・ベイやAEIのThomas Donnelly にも共通している
と思われ。ただし当面短期的には厳しいものがあるような希ガス。
中国語のニュースでみかけた、ちょっとおかすなもので、まあジョークのようのもの;
中国人からみると、案外、日本は侵略意思満々の野心的帝国主義に見えるのかも?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ttp://www.takungpao.com/news/2005-2-24/LT5-368819.htm <大公網、香港、2005-2-24>
東北アジアの戦争の危険は大いに増加する
朝鮮は2月11日に突然にまた明確に2項の重大な宣言を行った:一、朝鮮はすでに核兵器を持った;
二、一方的に無期限に関連朝鮮の核兵器の問題の六方会談を停止して、米国は敵対している態度
(中略)
第1銃をつけるのは日本かもしれない
少しも疑問がなく、朝鮮の声明はすでに核兵器を持ったとして、東北アジアの政治と軍事の力の
つり合いは打ち破られて、未来発展してとても大きい変数を生んで、甚だしきに至っては重大な
不変で、朝鮮半島と東北アジアは局部の戦争のリスクが爆発して大いに増加する。
これは1つのとても厳粛なしかも決して油断しないことができる大きい問題だ。
東北アジアの未来の戦争、2つは敵対し第1線の国家があって、おそらく日本と朝鮮で、もう朝鮮
半島の上の南北の2人の韓に限るのでない。その上、筆者は見積もって、「第1銃をつける」が戦
争のを始めるのはたくさんある日本かもしれなくて、理由は次の通りだ:
第1、歴史の上で、日本は1つの侵略の癖のある国家で、朝鮮半島はかつて長期にわたり日本の占
領と蹂躪を被って、双方はまったく「代々の敵」と「敵」になることができて、これは遠い源だ。
第2、日本は世紀の80年代行ってから、絶えず軍備拡張をして、また第二次世界戦争に背いた後
「平和憲法」、「平和維持」と「被災者を救済する」を名にして、軍人の出国を派遣して、軍国主
義の全体が言って明らかにもう1度燃える勢いがあって、いったん口実を探し当てたら、有り得て
朝鮮に対して武力に訴えて、これはだ。
第3、武力に訴えるためにした用意する時間がとっくに完成することを口実にして、つまり:日本
朝鮮の核兵器と「大浦の穴」の中で遠距離ミサイルの問題の上で、すでに何度も「権力(権利)があ
って先んずれば人を制す」(この「権力」は何が来ることが分からない)を脅して、含んで核施設
とミサイルの基地を粉砕する;今年1月末、日本は更にまことしやかで米、中、韓三国を知らせて、
敷いて、世紀780年代に朝鮮が日本人の長い時間を経た古い帳簿を誘拐して、起草して朝鮮に対し
て経済を含める制裁計画を実施する。更にもし日本と東シナ海海域の権利侵害行為とで釣魚台島で
灯台の挑発の動作を接収管理してよく考慮するならば、未来の東北アジアの戦争がとても有り得て
日本から朝鮮「先に攻撃をつくること」に対して引き起こすことを容易に推察できている。
韓国の立場は最もばつが悪い (略)
中国は依然として朝鮮友達だ (略)
ttp://www.asahi.com/paper/editorial20050224.html ■サマワ自衛隊――出口が見えない不安 <朝日社説、2、24>
先月末の国民議会選挙は、みずからの手で国を統治しようという人々の意思を示した。
この弾みが維持され、年末の本格政府樹立までのプロセスが粛々と進むことを、私たちも願う。
・・・
国民議会選挙での高投票率は、占領軍のようにふるまう米軍の駐留を是認したものではない。
どこまでも米軍とともに。それが長い目で見てイラクと日本のためになるのか。よく考えたい。
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無茶苦茶な朝P、この文章を、イラクで実際に働いていた
>>45 のAustin Bayの意見と比べて
みれば、こういう言いがかりとしかいいようの無い文章のナンセンスさがわかろうというもの。
むしろ、危険地帯での国家復興再建のためであっても戦闘行為を禁じている法制の不備をこそ
論じるべきであろうに。
ttp://hammorabi.blogspot.com/ 2/23/2005 12:59:00 PM
Syria trains the Arab terrorists & send them to Iraq
ハムラビ(ブログ):シリアがアラブのテロリストを養成、イラクに送り込んだ証拠が固まる
Important steps have been achieved in the last few days by the Iraqi forces to arrest
important leaders in the terrorist groups.
過去数日間に重要な発見があって、イラク軍がテロリストグループの重要なリーダーを拘束した
Some were arrested in Mosel and Baghdad including Arabs from Syria, Saudi Arabia,
Lebanon, Sudan, Egypt, Yemen and others.
何人かはモスル市、バクダッド市で拘束されたもので、シリア人、サウジアラビア人、レバノン人、
スーダン人、エジプト人、イエメン人、そのほかを含んでいる。
Adam Doma (42 years) from Sudan confessed that he received training in Syria under the
supervision of Syrian Intelligence officers. He confessed that he beheaded 10 Iraqi
civilians by his own hands so as he was given a leadership activity as Amer. He studied
(Sunni Shariah) and lived in Iraq for 15 years! He confessed that he is a Syrian
Intelligent agent. He was responsible for many terrorist activities including beheadings
and recruiting Arabs in Syria and Iraq.
アダム・ドーマ42歳はスーダン人で、シリア国内でシリア諜報部の士官の元で訓練を受けたと告白
した。彼は10人のイラクの民間人を首チョンパし、それによってリーダーの資格を得た。彼はスン
ニ派のシャリア法を学び、イラク国内に15年住んでいる。彼はシリアの諜報員として働いているこ
とを告白した。彼はシリア国内、イラク国内でのテロリストのリクルート活動も行っていた。
(中略)
Anis Al-Essa is a Syrian who works as an officer in the Syrian Intelligence Security.
He was arrested with Doma and after 3 weeks pretending as deaf and dump he collapsed
and confessed about his role and his job with SIS.
アニス・エル・エッサはシリア人でシリア秘密諜報機関の士官として働いてきた。彼はドマで拘束
され三週間の間は耳が聞こえないかのように振舞っていた。最終的に彼は告白してSISの仕事をして
きたと話した。
これらの告白はビデオテープに記録され、イラクの外務大臣から国連とシリアに送付されたとニュ
ース・ソースが伝えた。
ttp://messopotamian.blogspot.com/ THE MESOPOTAMIAN Wednesday, February 23, 2005
(ザ・メソポタミアン ブログ) 2月23日
イラク国内のTV、アル・イラキアがモスルで拘束されたテロリストの告白を放映した。まったく
恐るべき内容が明らかにされた。その内容は、余りにも悲惨なものなので、ここで詳しく述べる
ことはしたくない。シリアがこれらのテロリストの背後にいることは明白であるように見える。
この告白を、大変注意深く見たのだが、それは告白が本物か捏造かを見分けようとしたためである
告白者の全ての動作や、その言葉使いを注意深く観察したが、私はその告白は恐らく本当だと結論
づけた。
このギャングはシリア諜報部の士官に指導されたものだ。彼らはあらゆる種類の爆弾攻撃や殺人や
モスルでの首チョンパ事件に関与していた。国家防衛隊と地区警察は良い仕事をしている。多分こ
れは最良の仕事だろう。告白の内容については、別の機会に語ることにする。 サラーム筆
ttp://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/4292529.stm Iraq 'rebels' claim Syria backing 23 February, 2005, 20:48 GMT
BBC:イラクの「反乱勢力」はシリアの支援を受けているとTVで報道
イラクで米軍の支援しているTV局である、アル・イラキアは拘束したテロリストの告発映像を
放映した。そのなかでイラク国内の武装派・反乱勢力はシリアの諜報部の支援を受けていると
述べた。
ロイターの伝えたあるテロリストはシリア国内のLatakia市で2001年に爆弾攻撃や射撃の訓練を
受けたが、それはアメリカ軍のイラク侵略を予想してのことだったという。
(中略)
シリア政府はこの報道にコメントしていない。放送はイラク国内全土に向けて行われた。これま
でシリア政府はイラクの反乱勢力への関与を全面的に否定してきた。シリア政府はイラクとの国
境管理を強めるなどとしていた。
>>134 >>135 >>136 このニュースは,イラク情勢や中東情勢のニュースとして,軽いものではないのだが
どういうわけか、国内メディオアは今のところスルーしている。そして、朝Pのような
脳天気な阿呆みたく評論が新聞紙面に掲載されている。
報道とは、出来る限り客観的に、事実を伝えることで、脳内願望の表明では無いはずだが。
http://abcnews.go.com/International/wireStory?id=525944 Iraqi TV Airs Tape of Purported Confession Feb 23, 2005
AP:イラクのTVがテロリストの告白とされるビデオ映像を放映
APはかなり詳しい記事になっていて幾つかの応答を記している。テロリストがシリアの
諜報部の指示で働いていたと告白する部分をあきらかに記したもの。
この記事では、今の時期にこのセンセーショナルな映像を放映したことと、アメリカ政
府が最近シリアへの圧力を強めていることに明確な関連があると書いている。
ttp://www.japantimes.co.jp/cgi-bin/geted.pl5?eo20050224a1.htm China can't use its leverage
By JOHN PARK Special to The Japan Times
ジャパンタイムズ:中国は北朝鮮に影響力を行使できないのだが By JOHN PARK(特別寄稿)
北朝鮮の核危機と6者協議再開に向けて中国の動きが注目されているが、中国は北朝鮮への
影響力を有しているものの、それを行使することが出来ない。(力を有することと行使する
ことは全く別のことである)
表面的には軍事的にも経済的にも圧倒的な影響力を有する中国は、北朝鮮に影響力を発揮し
そうに思えるが、実際そうではない。中国は従来から北朝鮮の脱北難民になやんでおり、そ
の増加を恐れてきた。
中国の政権指導部は北朝鮮政策をきめるために、北朝鮮崩壊時の中国への影響を分析するよ
うに指示して、その報告書が届けられている。そうした分析報告の中で、中国政権が注目し
ているのは韓国への影響を分析したものである。
現在韓国は、中国の幾つかの重要産業での、外資投資の最大の国であり、もしも北朝鮮が崩
壊した場合には、韓国の外資投資の非常に多くの部分は北朝鮮に回されるだろうと予想され
る。これは中国経済の発展を阻害することになる。中国政権は2020年にper capita GDPを
3000ドルにする目標を立てているが、それに影響が出ると予想される、
中国は6者協議を主催してきたので、それは中国外交の評判を高めるものにもなったのだが、
同時に北朝鮮のウラン濃縮疑惑などで、中国のなすべき外交責任を重くしている。北朝鮮は
そうした中国の立場を知っているので、それを利用している。中国は北朝鮮に対して無視す
ることも、圧力をかけることも出来ない。
中国から見て必要なことは、北朝鮮の核問題を解決し、経済政策を成功させて北朝鮮の崩壊
を防ぐ青写真をかくことで、中国の主導による「ロード・マップ」を作り上げ関係国に承認
させることである。中国は従来からの、その場しのぎの6者協議を続けるのか、あるいは新し
くロードマップ作成のための会談を始めるのかを選ばなければいけないだろう。
John Park is a fellow at the Belfer Center for Science and International Affairs at
Harvard University's John F. Kennedy School of Government.
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ちょっと注目の意見。今まであまり見なかった視点の意見で、おもすろいような。
>>139 この評論の、「中国指導の、ソフトランディングのロード・マップ」というのは
一見魅力的なのだけれど、本質的にはこのしとの言っている「中国は影響力を行使でき
ない」という分析と矛盾する。
ロード・マップは国際的なNPTの核拡散防止に合致しなければ意味が無いので核廃棄を含
むものになるわけで、核爆弾を取り上げられた北朝鮮の現政権がそのまま維持可能かは危
うい。本質的な意味で、ロード・マップがあるとすれば「北朝鮮政権の中国の傀儡化」に
なるわけで、それを北朝鮮が飲むものかよくわからない。
もしロード・マップが核廃棄を含まないものなら、日米との対立は解消せず、それこそMD
の強化、PSI囲い込み戦略をまねき、緊張が高まるだけになってしまう。
出張で中国に渡った北朝鮮高官が「危険を覚悟で」、韓国の新聞社・朝鮮日報社にファックス
で送ってきた手紙が、昨年12月29日付『朝鮮日報』に掲載された。
手紙でこの高官が最も強く訴えていることは、韓国政府による金正日美化、金正日政権支援、
脱北者救出への無関心などの対北政策が、「滅亡の加速度がかかっている状態」にある北朝鮮
の体制を崩壊させないように支えているという、「あまりにも嘆かわしい」現実である。
・・・
現在、全世界の北朝鮮支援総額の実に50%を韓国が出している。
・・・
日本は間違っても韓流ブームなどに目をくらまされたり、また日韓交流年の名辞につられたりし
て、こんな韓国に一歩も歩み寄ってはならない。
・・・
先の北朝鮮高官は、手紙の最後を次のように結んでいる。
「米国と日本、南朝鮮が力を合わせて金正日を圧迫すれば、崩壊するか、改革、開放をするか、
彼も選択するでしょう。重ねてお願いします。北朝鮮の人民たちが今どれだけ惨めに、奴隷のよ
うな暮しをしているのか、推し量ってください。金正日を助ける人は後日、必ず北朝鮮人民たち
が正義の審判を行うことでしょう」 (ジャーナリスト 呉 善花)
ttp://www2.odn.ne.jp/~aab28300/news/keisyo.htm
5Fasia Seoul's Nuclear Amnesia By DONALD KIRK February 24, 2005 WSJ(アジア版、寄稿):韓国の北朝鮮に対する記憶喪失症 By DONALD KIRK 韓国で、人々に北朝鮮の核爆弾をどう思っているのか、あるいは国境沿いの大きな兵力集積 をどう思っているのかを聞いてみれば、そういう脅威は現実のものなのだが、人々は無視して いるとわかる。外交官や政治家が北朝鮮の核爆弾で大騒ぎしていても、それはバックグラウン ド・ノイズのようなものだ。そういうものは無視して、いつもの通りやる、というのが当地の 傾向である。 金正日が今週、中国高官と会見して、6者協議に条件が満たされるなら復帰すると語ったので、 そうした態度は強化されるばかりである。 前大統領の金大中はサンシャイン政策の創設者であるが金正日の態度を、南北首脳会談の時と 同じように、受け入れているように見える。その首脳会談につづく一連の出来事のために、誤 った希望が生まれた。それは後になって北朝鮮問題の解決には失敗だとわかるわけで、北朝鮮 の大多数の人々が恐怖と貧困にあえいでいて、それ以外の世界は誇大妄想患者の人質になって いる。 金大中は金正日の声明を聞いてアメリカをーー間違いではなくてアメリカーーを非難していて 「北朝鮮は核放棄の意思があるといっているのだから、アメリカは安全保障の約束を与えるべ きなのだ」という。「アメリカは何かの見返りを与えるべきだ」 北朝鮮はプルトニウム再処理やらウラン濃縮で原爆開発を秘密裏に地下とか洞窟とかで進めて いるらすいのだが、そうした危険は気にしていないようで、さらに1994年の枠組み合意で約束 した核開発の凍結に、北朝鮮が違反していることも、すっかり忘れられているようなのだ。 金大中のアドバイスは朝鮮戦争を終結させるべきというもので、アメリカは北朝鮮と和平交渉 を結んで国交正常化を計るべきだという。さらに北朝鮮をIMFやアジア開発銀行のメンバーにす ることを認めるべきだとする。そういうファンタジーの世界に生きるような政策は、金大中の 後継者であるノムヒョン政権にも受け継がれている。 韓国の野党、ハンナラ党には、そうした政策に反対を唱えるPark Jinなどの議員もいるのだが 多数ではない。彼は中国が北朝鮮に対して率直に会議復帰と態度変更への圧力をかけるべきだ とする。彼は北朝鮮の核爆弾については「韓国の経済成長の妨げになる」といい「その問題に 対処するには北朝鮮の考え方を変えるしかない」という。しかしそうした彼の態度は北朝鮮と 対立することを奨励するものではない。 韓国は肥料50万トンの支援要請を、北朝鮮の6者協議復帰までは聞き入れないという政策をとる チャンスがあるのだが。韓国は無条件の支援を拒否すべきで、そうすれば北朝鮮は怒り、雑音を 撒き散らすことではあろうし、脅迫を行い何かの声明を出すだろう。しかし北朝鮮の独裁者は その権力維持をホロコーストのようにテロライズしている国民にではなく、外国の支援に頼って いるのだから、そういうものに怯えるよりは、ちゃんとした態度をとることのほうがいいのだ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 筆者は長年韓国の報道に携わってきたベテラン・ジャーナリスト。韓国の北朝鮮擁護は信じられ ないファンタジーに見える、と書く。
ttp://en.rian.ru/rian/index.cfm?prd_id=160&msg_id=5440878&startrow=1&date=2005-02-24&do_alert=0 2005-02-24 12:31 * RUSSIA * NORTH KOREA * NUCLEAR WEAPONS * OPINION *
EXPERT: US WILL NOT PURSUE MILITARY OPTION IN NORTH KOREA
ロシア・ノボスチ:北朝鮮核問題の将来ーー専門家の見方
ロシアのシンクタンク、戦略計画研究所(Institute for Strategic Estimates and Analysis)
のアナリストで政治雑誌Politicheskyの出版を行うAlexander Konovalovに北朝鮮の将来につい
てインタビューした。
○クリントン時代に核開発計画を経済・エネルギー支援と取引したように、北朝鮮は取引を
狙っている
○ブッシュ政権が飴を与えずに鞭ばかりの政策に出ているので緊張が高まっている
○北朝鮮の核爆弾は実験されておらず、機能が証明されていない。また運搬手段のミサイルに
搭載できるかも不明である。信頼性の高い核爆弾が、敵に到達可能なミサイルに搭載できて
はじめて軍事的に大きな脅威になる。軍事的な意味よりは、北朝鮮の核は取引材料としての
価値が高そうだ。
○北朝鮮経済は破綻しており、今までも北朝鮮は売れるものは何でも売ってきた。ミサイルや
核燃料材料物資など、金になるのであれば、手持ちのものは何でも全て販売するだろう。
○アメリカは近隣諸国の反対を考慮して、軍事オプションを使うことを控えるだろう。取引が
成立する可能性は無くは無い。北朝鮮は最高の値段で売りたいのだろう。
ttp://times.hankooki.com/lpage/opinion/200502/kt2005022418105154240.htm [Tom Plate] Why Shouldn't Taiwan Have Nukes
By Tom Plat 02-24-2005 18:12
コリアタイムズ:台湾が核爆弾を持つべきでない理由について トム・プレート
UCLAメディアセンターのトム・プレートによる、大変皮肉っぽい、ブラック・ジョーク
のような評論。前半は日米安全保障協議(2+2)の声明で、日米と中国の対立が深ま
ったことを書いている。
後半で、中国と台湾の緊張が高まるような事になれば、台湾が核兵器を抑止力としても
とう、と考えるのが普通だ、と書く。北朝鮮は核爆弾保有宣言をして、アメリカも中国
も、殆ど手がつけられないではないか。それに、インドやパキスタン、イスラエルも核
を持っている。どうして台湾がイスラエルのように、秘密の核開発をしない理由があろ
うか、とう。
まあ、北朝鮮(とイラン)の核開発問題でNPTが破綻に瀕しているといいたいのだろうけ
れど、北朝鮮に効果的な手段の無い大国(特に中国)を皮肉っているようでもあるのかす
らん?
In fact, if it doesn’t, maybe it should, right? After all, North Korea says it has them,
and it looks like neither China nor the U.S. will be able to do much about it. What’s
more, Iran looks to be getting them, and Pakistan (not exactly a past model of
international deportment) already has them. As does Israel? Anyone else?
So, why not Taiwan?
まあ、WSJに書いているコリア・ウォチャーのダグラス・カークも、あのしとたちは ファンタジーの世界に生きている、といってるわけで‥ are descriptive of the general attitude in governing circles in the South. They reveal the fantasy world in which South Korean policy-makers under Kim's successor, President Roh Moo Hyun, continue to live.
ttp://english.yna.co.kr/Engnews/20050224/300200000020050224185607E5.html 2005/02/24 18:55 KST
N. Korea Has Yet to Build HEU-Based Nuke Bombs: NIS Report
連合通信:北朝鮮、ウラン型癌爆破保有せずと諜報部は推定
SEOUL, Feb. 24 (Yonhap) -- North Korea has yet to build a highly-enriched uranium
(HEU) factory for producing HEU-based nuclear weapons, the nation's top spy agency
said Thursday. The communist regime failed to do so as it could not secure key
equipment due to enhanced inspection of the North's nuclear activities by the
international community, it added.
木曜日に諜報部は、北朝鮮がウラン濃縮の鍵になる部品を入手することを国際機関の輸出規制
や検査に阻まれたため、ウラン濃縮工場が完成せず、ウラン型の原爆を保有する段階には無い
と述べた。
ttp://english.yna.co.kr/Engnews/20050224/320000000020050224165153E5.html 2005/02/24 16:51 KST
N. Korea Unlikely to Accept 'Libyan Model' in Defusing Nuclear Row
連合通信:統一相、北朝鮮が核問題解決で「リビア型モデル」に従うことは無い、と述べる
SEOUL, Feb. 24 (Yonhap) -- North Korea is unlikely to accept U.S. calls to follow
Libya's example in abandoning its nuclear weapons program, South Korea's point man
on North Korea said Thursday.
「北朝鮮、高濃縮ウランを保有していない」・韓国情報機関 <日経、2、25>
【ソウル=峯岸博】韓国の情報機関、国家情報院は24日、北朝鮮の核開発に関する国会報告で
「北朝鮮は高濃縮ウラン開発を推進してきたが、まだ製造、保有することはできない」との判
断を明らかにした。国際社会の監視強化で主要装備の持ち込みが遮断され、濃縮工場の建設に
は至っていないと分析した。聯合ニュースが伝えた。
国際原子力機関(IAEA)の査察以前に確保した10―14キロのプルトニウムから核兵器1、2
個を製造、保有している可能性が高いものの、ミサイルに搭載可能な小型化や軽量化はできて
いないとの判断を示した。長距離弾道ミサイル「テポドン2号」(最大射程6700キロ)につい
ては「現在、ロケットエンジンを開発中」と語った。 (00:03)
ttp://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20050224AT2M2402Y24022005.html
>>148 >>150 >>151 この内容はS20
>>370 の記事にある、フォーリンアフェアーズに掲載されたガルーチらの
論文にある内容:
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
論文では「アメリカ政府は長年北朝鮮のウラン濃縮計画の存在を疑ってきたが、2002年の
夏に明確な証拠を入手した。それはガス拡散濃縮装置の機材と材料を北朝鮮が手に入れた
ことで、装置が完成すれば年間2個以上の核爆弾に相当する兵器級ウランを濃縮できる」と
している。
"obtained clear evidence that North Korea had acquired material and equipment for a
centrifuge facility that, when complete, could produce enough weapons-grade uranium
for two or more nuclear weapons per year," Reiss and Gallucci said.
ttp://www.reuters.com/newsArticle.jhtml?type=topNews&storyID=7546582 Ex-U.S. Officials Back Bush Claims on North Korea
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
の内容を、ある種否定するところがあるようにも思えるので、アメリカ側のコメントが聞きたい
ところ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
北朝鮮の高濃縮ウラン保有情報 米、02年に証拠確保 <東亜日報、2、6、22:45>
『フォーリン・アフェアーズ』3・4月号の共同寄稿文で、北朝鮮のHEU保有は確 実だと主張
しているという。
・・
両氏は、「米国は、北朝鮮が1年に2個以上の核兵器製造に十分な兵器級ウランが生産できる遠
心分離機施設を作るための物質と装備を獲得したという証拠を、02年半ばに入手した」ことを
明らかにした。
ttp://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=060000&biid=2005020733678
韓国情報院の答弁にも関わらず、疑問が残るのは、結局まとめてみると @ガルーチ論文の言う「資材機器を手に入れた」のは2002年の半ばの出来事 In mid-2002, the Bush administration obtained clear evidence that ・・・・ could produce enough weapons-grade uranium for two or more nuclear weapons per year. A韓国情報院のいっているPSIでドイツ製の特殊アルミ・チューブを押さえた のは2003年の4月 in April 2003, French, German, and Egyptian authorities intercepted a 22-ton shipment of high-strength aluminum tubes・・ なので、Aで資材機器を押さえたからといっても、@を否定することになら無い
ttp://www.lebanonwire.com/0502/05022309AFP.asp February 23, 2005 Lebanonwire
Lebanese business leaders plan strike to demand government resign
レバノン・ワイアーAFP:レバノンの財界指導者は政府の下野を求めてストライキ計画
BEIRUT, Feb 23 (AFP) - Leaders of Lebanon's banking, industrial and commercial
sectors said they would shut down next Monday to demand the country's pro-Syrian
government resign and that a "neutral" one replace it.
レバノンの銀行業、製造業、商業セクターの指導者達は来週月曜日にストライキを計画
しており、シリア寄りの姿勢をとる政府の下野を求め、中立的な政府がそれに取って代
わるべきとした。
ttp://beirut2bayside.blogspot.com/ Thursday, February 24, 2005 (アクロス・ザ・ベイ、レバノン・ブログ)
The Speared Beast
(レバノン情勢の分析を行うブログ。2・24の記事は含蓄あるもの)
In his op-ed today, Michael Young discusses how the Syrians are shutting the
"Arab door" -- the face saving "Arab alternative" -- possibly alienating three
key players: Egypt, Saudi Arabia, and Jordan.
(レバノンのディリー・スター紙の)OpEdにMichael Youngが書いているのだが、シリアは
「アラブ・ドア」を遮断しつつある。三つの鍵になるプレィアー、エジプト、サウジアラ
ビア、そしてヨルダンを遠ざけることになるのかもすれない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
レバノンの前首相暗殺事件でいろいろな波紋が広がっているけれど、それらをみていると
この事件はシリアの計算違いで、シリアは戦略的な失敗をしたという見方が強いような。
What’s coming next? Well, the Syrians clearly completely misjudged the Lebanese
reaction. A people who were previously terrified of even mentioning Hafiz Assad’s
name, (instead they would curse the town he was born in) are now protesting in the
streets.
ttp://www.nationalreview.com/tks/056941.html
ttp://www.dailystar.com.lb/article.asp?edition_id=10&categ_id=5&article_id=12942 Syria may be closing its Arab door
By Michael Young Daily Star staff Thursday, February 24, 2005
レバノン・ディリー・スター:シリアは「アラブ・ドア」を遮断しつつあるかも
この記事は不安定なシリア情勢を、それをめぐる地域大国のエジプト、サウジアラビア、
ヨルダンの三つの国のそれぞれの事情から分析し、また(平和裏の、外交圧力による)
政権交代を願うアメリカの圧力との関連でシリア情勢を分析している。おもすろい。
The Syrian regime has done something quite remarkable, if the benchmark is
bankruptcy: It has created a system that makes even the most overbearing of other
Arab governments wince.
ttp://www.heritage.org/Research/AsiaandthePacific/wm672.cfm A Bad Idea Whose Time Has Come: The Lifting of the EU Arms Embargo on China
by Peter Brookes WebMemo #672 February 23, 2005
AEI:EUが中国の武器禁輸解除をこの時期にやるとは、バッド・アイデア
AEIのピーター・ブルックスのこの問題の整理を行った論説。ブリリアントとは言いい
がたいような気も。しかし論点が良くまとまったいて議論としてはわかりやすいもの。
ttp://www.nynewsday.com/news/nationworld/world/wire/sns-ap-squeezing-north-korea,0,7036980.story?coll=sns-ap-world-headlines Japan Tries to Squeeze Info. From N. Korea
By AUDREY McAVOY Associated Press Writer February 24, 2005, 1:54 PM EST
これはAPの書いている日本の経済制裁の話。すかす、悪乗りが禿しい記事で:
Could denying the gourmand dictator Kim Jong Il sweet Japanese melons push North
Korea back to the negotiating table?
しかもイッタ君が(ふざけた)コメント:
"We could stop the melon trade. Then Kim Jong Il wouldn't be able to eat delicious
melons and he would be furious," said Ichita Yamamoto, a ruling party lawmaker.
"He would ask, 'Where are my melons?'"
日本国内には単独の経済制裁は効果が無いなどの議論がある、と紹介する記事;
ttp://slate.msn.com/id/2113945/ today's blogs The latest chatter in cyberspace.
GOP Master Plan Revealed By Bidisha Banerjee Posted Wednesday, Feb. 23, 2005
MSN-Slate:今日のブログ
リベラル系の大手ネット・マガジンである、MSN-Slateに「今日のブログ」コーナー新設
The latest chatter in cyberspace.(サイバースペースの最新の話題)を紹介するとい
う。
政治的な話題性のある記事を中心に紹介しているような感じ。すかす、このまとめ屋さん
のセンスを気に入るかどうかは個人にも拠るのでは。傾向としてリベラル風味のような。
ttp://slate.msn.com/id/2113913/ Rappers and Bloggers Separated at birth!
By Josh Levin Posted Wednesday, Feb. 23, 2005, at 3:28 PM PT
MSN-Slate:ラップ・ミュジシャンとブロガー By Josh Levin
ブログ評論、というよりは(保守派に人気の)Instapunditブログを非難した評論。
そういう、ダイジェストみたく短い引用や、簡単なコメントとリンクだけを提供
しているブログは、サンプリングとちょっとしたメロディで音楽を作ってしまう
ようなラッパーと同じではないか、という。
Rap music and blogging are populist, low-cost-of-entry communication forms that
reward self-obsessed types who love writing in first person. Maybe that's why both
won so many converts so quickly.
ちょと違うような気もするけれど。
ttp://www.weeklystandard.com/Content/Public/Articles/000/000/005/277fmldw.asp L.A. Confidential
Edward Jay Epstein's new book, The Big Picture, uncovers Hollywood's dirtiest
secret: the real economics of moviemaking.
by Jonathan V. Last 02/23/2005 12:00:00 AM
ウイークリー・スタンダード:LAコンフィデンシャル、ハリウッドの商売の秘密
Edward Jay Epstein の書いた本、The Big Picture の解説。ハリウッド業界は莫大な
制作費や宣伝費をかけて映画をつくり、提供しているけれど、実際は映画館の興行収入
だけではハリウッドは全く儲からない。利益のおもな源泉は、ビデオやDVDの販売、TV
などへの放映権料からきている。このため、著作権(コピーライト)保護というのは、
ハリウッドにとって死活的なのである云々。
国家情報院「北、使用済み核燃料4000本処理」<朝鮮日報、02/25 07:26>
国家情報院は24日、「北朝鮮は2003年1月、核拡散禁止協約から脱退した直後の2003年2月から
7月中旬にかけて、寧辺(ヨンビョン)原子炉から引き出した 8000本余の使用済み核燃料の中、
4000〜5000本余を再処理したように見える」と、国会情報委員会に報告したと伝えられた。
このような国家情報院の報告は尹光雄(ユン・グァンウン)国防長官が21日、国会国防委員会
で「北朝鮮が8000本の使用済み核燃料の中、1500本以上を再処理しており、約20キロのプルト
ニウムを抽出したと推定している」と明らかにしたこととは差がある。
国家情報院はこの日また、北朝鮮の核兵器開発技術に対し、「核分裂反応を起こす起爆装置の
小型化のため、140回余の実験を行ったことは事実だが、まだ、技術開発には成功せず、ミサイ
ル搭載方式の核兵器は開発することができなかった」と述べたと、某情報委員が伝えた。
ttp://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/02/25/20050225000002.html
ttp://www.wtvo.com/Global/story.asp?S=2995458 Syria rejects tape of purported Syrian intelligence officer
AP:シリア政府、イラクTV放映の告白、シリア諜報部のイラク国内でのテロ関与を否定
シリア政府はイラクTVで放映された拘束されたテロリストの告白の中で述べられていた
シリア諜報部の、イラク国内テロ勢力への関与を「根拠の無い話」として全面的に否定
した。
ttp://www.kansas.com/mld/kansas/10983884.htm Posted on Thu, Feb. 24, 2005
Experimental interceptor downs missile Associated Press
AP:インターセプターの実験でミサイルの抑撃に成功
実験的な海軍のインターセプターが短距離ミサイルの抑撃に成功したとミサイル防衛の関係
者が木曜日に発表した。
この実験では、スカッドに似せた短距離ミサイルがカウアイ島から発射され、イージス・シス
テムを有するUSS Lake Erieがこのミサイルを追尾し、インターセプターを発射して2分後に
撃破した。
この実験に利用されたSM-3は地上配備型のような守備範囲を持たないが、日本への北朝鮮のミ
サイル発射、あるいは台湾への中国のミサイル発射などを追尾できるよう設計され艦船に装備
されたもの。しかし幾つかの艦船の追尾システムは長距離ミサイル(大陸間ミサイル)の追尾
も可能である。
続けて実験に失敗しているアラスカのミサイル防衛システムは地上配備型のもので、
この
>>167 は艦船に搭載する海軍のものらすい。なにげにグッドニュースに思える。
>>167 追補
The USS Lake Erie, a cruiser equipped with the Aegis radar system and stationed 100
miles offshore, tracked the ballistic missile and then fired the interceptor to shoot
it down. Two minutes later, the missiles collided.
The SM-3 interceptor will be deployed on ships later this year, Lehner said.
Potential scenarios where it could see action include missiles fired by North Korea at
Japan, or by China at Taiwan.
ttp://news.xinhuanet.com/english/2005-02/25/content_2617396.htm US conducts successful missile defense flight
2005-02-25 09:19:00
新華社:アメリカがミサイル防衛の実験に成功
アメリカ国防総省は木曜日、短距離ミサイルを目標としたミサイル防衛システムの試験に成功
したと発表した。
このテストはカウアイ島の Barking Sandsにある太平洋艦隊のミサイル施設から標的ミサイル
を発射し、カウアイ島から160kmの洋上にあるUSS Lake ErieからSM−3インターセプ
ターを発射して抑撃するもの。インターセプターの発射後2分で抑撃は成功した。
この、イージス艦によるミサイル防衛システムのテストは今まで6回行われ5回目の成功とな
った。テストで収集された膨大なデータを分析して、今後評価や分析が進められ、能力の検討
や改良の資料とされる。
イージス艦のミサイル防衛システムはアメリカのミサイル防衛の海上部分を構成するもので、
現在68艦がイージス能力を導入しており、追加で18艦への導入が予定されている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
新華社はこの手のニュースに敏感。(国内のメディアは失敗のときなど以外は鈍感)
さすがに新華社記事には、このシステムの最適応用が(北朝鮮→日本)や(中国→台湾)
とう説明は無い。
ttp://www.chinadaily.com.cn/english/doc/2005-02/25/content_419475.htm US downs dummy ballistic missile in successful test
Updated: 2005-02-25 10:34
チャイナ・ディリー:アメリカはダミーのミサイルを抑撃する実験に成功
チャイナ・ディリーはAFP記事を写真付きで載せていて、以下の記述がある:
アメリカ国防総省は来る5年間に毎年100億ドルの予算を計上してミサイル防衛の導入
を進める。ミサイル防衛システムの幾つかのレイアーのなかで、最初に導入を予定してい
るものは北朝鮮から日本に向けて発射される核、あるいは化学・生物弾頭を持つミサイル
などを抑撃するタイプのものである。
昨年の秋、日本むけに配備されたArleigh Burkeクラスの destroyer ”Curtis Wilbur”
が北朝鮮から日本へのミサイル攻撃を守る最初のパトロール任務についている。
ttp://online.wsj.com/article/0,,SB110928407528463578,00.html?mod=opinion%5Fmain%5Feurope%5Fasia Australia Helps Share The Task of Rebuilding Iraq
By JOHN HOWARD February 25, 2005
WSJ(アジア版、寄稿):オーストラリアはイラク国家復興の任務を分かち合う
By ジョン・ハワード(オーストラリア首相)
最近数年間にみた映像の中でも、イラクの選挙で人々がインクを記した投票済みを示す指
を誇らしげにかざしていたものは、とても感銘させられるものだった。イラクの人々はテ
ロに会う現実的な危険があったのに、勇敢にも選挙に出かけて彼等の代表者を選んだ。
イラク人は世界の自由で民主的な体制の国家に参加することを選び、独裁者の慈悲を請う
ことはやめたのだ。
イラクは今、重要な時期にあるので今週私はオーストラリアのイラクへの450人の追加
派兵を決定した。それは先月の選挙の成功を国家建設につなげてゆく為に、イラクが支援
を必要とするためである。
オーストラリア兵は南部イラクのAl Muthanna地方に派遣すう。その地の自衛隊の非軍事活
動への安全保障を提供するためであり、また従来から行っているイラク兵の訓練のためであ
る。日本の自衛隊は人道支援・復活支援の重要な任務を行っていて、学校や道路を作り浄水
を供給し、医療支援などを行っている。憲法の制限から自衛隊の任務が人道支援に限定され
るために警備部隊が必要なのだが、従来それを提供してきたオランダ軍が撤退することにな
ったのでオーストラリア軍がその任務に当たる。
オーストラリアは日本の行っている復興支援活動の中止を望ましく思わないから、警備を提
供すべく派兵することにしたのだが、それはイラクの人々のためであり、また日本は我々の
連合軍の重要なメンバーであるためだ。日本の存在は象徴としても、また実際の効果からも
意味があるし、日本はオーストラリアにとってのアジア地域の友邦でもある。
オーストラリアの行うこの追加派兵は、イラク暫定政府への私達の最大の支援である。イラ
ク人は自分達の政府で国を管理し、軍や警察で治安を確保したいとしていて、そのために訓
練が必要なのだが、我々はそれを助けることが出来る。
選挙の結果、イラクの人たちが、かくも明確に民主主義国家建設の意思を示したのだから、
世界の民主主義国家は、継続してイラク支援のコミットメントを果たすべきである。イラク
がテロリストの国になるようなことがあれば、それはイラクや近隣国の人のみならず全世界
のにとっての打撃になる。
もし我々の進めていることがうまく行けば、1月末の選挙の成功をイラクのみならずより広
く中東地域の民主化・自由化につなげてゆく機会が生まれる。昨年10月9日にはアフガニ
スタンの自由選挙が成功し、その後ウクライナの(やり直しの)自由選挙もあった。イスラ
エルとパレスチナの和平の希望が生まれ、中東には今、民主化を進める新たな環境が生まれ
ている。
今回の追加派兵で、イラクのオーストラリア軍は1400人となる。オーストラリアは東チ
モール建国やパプア・ニューギニア民主化に関与していて民主主義を育てることに熱心なの
だ。二つの世界大戦にそうしたように勇敢なオーストラリアは遠隔地の紛争処理にも貢献し
てきた。
アメリカとイギリスはイラクの紛争処理に大変重い荷を負っていると思う。両国の友人であ
るオーストラリアはそれを分かち合いたい。イラクに今必要なのは再強化であり、オースト
ラリアはそれに良く貢献できることと願っている。
ttp://online.wsj.com/article/0,,SB110929607928663998,00.html?mod=opinion%5Fmain%5Fcommentaries Hillary's Secret Weapon
By JAMES TARANTO February 25, 2005; Page A18
WSJ(米国版、寄稿):ヒラリーが大統領選で成功するための秘密兵器 By JAMES TARANTO
ヒラリー・クリントンは次期大統領の民主党候補の筆頭である。彼女は民主党中道派で外交
政策では特にそうした色彩を強めている。彼女は(マケイン上院議員と)イラクを訪問し、
選挙の成功をたたえ、(民主党左派とは異なって)イラクからの米兵の撤退を言わない。
民主党が大統領選挙に勝つためにはその候補は穏健な中道派でなくてはならないのだけれど
一方、民主党内部では中道派は人気が無いのだ。リーバーマンが最高でもデラウエア党大会
で11%の支持しか集められなかったことがそれを代表している。
しかし、中道派のヒラリーには秘密兵器があるので、その弱さを克服できるかもすれない。
秘密兵器というのは保守派のヒラリーを嫌う過激なブログである。そこには、ヒラリーは
権力以外何も愛さないとか、ヒラリーは世界でもっとも危険な女とか、そうした非難が並ん
でいる。典型的なのは、例えば Lucianne.comである。保守派のそうした反応は、怒れる極左
のブログがブッシュ再選を助けたのと同じようにヒラリーを助けるものだ。
昨年の選挙でサヨクはブッシュ大統領を理解し分析しようとはせず、怒りの余り盲目となり
感情的になって、ブッシュ大統領を憎む余り、保守派の惨めな敗戦以外のシナリオはないと
確信していた。そして重要でもないブッシュの軍歴だのハリバートン云々だのに大騒ぎをし
て、全面的なネガティブ・キャンペーンの危険を理解しなかった。
もしヒラリーが2008大統領候補にノミネートされるならば(ヒラリーを憎むブログが幾
つかある現状から判断して)民主党がブッシュに対してやったのと同じ過ちを保守派はヒラ
リーにたいして犯す可能性がある。
>>173 JAMES TARANTOはオピニオン・ジャーナル(保守派)の編集者。彼のこの理論によれば
ホロン部は小泉首相や安倍さんの勝利に貢献する秘密兵器という事になるの鴨
日本に米国説得を要請 <共同、2,25>
中国が核問題をめぐる6カ国協議に北朝鮮を復帰させるため、王家瑞・共産党対外連絡部長
の訪朝結果を受け、日本に対し、米国に柔軟な対応を取るよう説得を要請していたことが
25日分かった。複数の協議筋が明らかにした。
26日にソウルで開かれる日米韓の6カ国協議首席代表会合をにらんだ要請とみられるが、日
米は先にワシントンで行われた安全保障協議委員会(2プラス2)で「協議への無条件復帰」
を北朝鮮に求めることで一致しており、日本は6カ国協議の議長国中国と同盟関係強化を再確
認した米国の間で難しい対応を迫られることになりそうだ。(共同)
ttp://www.shizushin.com/national_international/2005022501003726.htm
経済制裁は慎重判断必要、アーミテージ前米国務副長官 <日経、2、25、(21:01)>
来日中のアーミテージ前米国務副長官は25日、都内で講演し、日本国内で北朝鮮へ経済制裁論
が強まっていることに関連し「脅威として制裁をちらつかせる方が効果的だ。1回制裁を実行し
てしまうとほかの弾薬はなくなってしまう」と述べ、経済制裁に踏み切るかどうかの判断は慎
重にすべきだとの考えを強調した。
北朝鮮が核兵器製造を公式に表明したことについては「米国の一連の情報機関の情報を総合す
ると二つの兵器を持っていることは疑いない」と指摘。そのうえで「北朝鮮は核兵器開発をし、
金をもうけるために拡散したいと考えている」と批判した。
先の日米安全保障協議委員会(2プラス2)でまとめた共通戦略合意で中国の存在に言及した
ことを巡っては「中国の興隆が必ずしも彼らが友好的な国になることにはならない。我々は今
後とも中国の将来を注意深く見守っていかなければならない」と述べた。
ttp://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20050225AT1E2500M25022005.html
ttp://english.yna.co.kr/Engnews/20050225/320000000020050225222130E6.html 2005/02/25 22:20 KST
S. Korea Admits to N. Korean Satellite Launch
連合通信:韓国情報院、国会で北朝鮮はテポドンで人工衛星打ち上げと答弁
In a parliamentary report, Ko Young-koo, head of the National Intelligence Service,
said Thursday that a "Daepodong-1" missile was used in launching the satellite in
August 1998.
国会への報告で、韓国情報院のトップ、Ko Young-kooは木曜日に答弁して1998年8月に北朝鮮が
テポドンー1ミサイルを使って人工衛星を打ち上げたとした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どうも韓国情報院(NIS)というのは信用しかねるところが
>>177 最初に
>>148 の記事出た頃からアヤスイとおもってますた。政権全部がそうなのだけれども。。。
ttp://joongangdaily.joins.com/200502/25/200502252127240779900090109012.html February 25, 2005 KST 22:44 (GMT+9)
[OUTLOOK]Spurning the U.S. alliance foolish by Park Cheol-hee
中央日報(英語版、寄稿):韓米同盟を拒否するのは愚かである by Park Cheol-hee
冷戦後の世界の、21世紀の安全保障戦略を求めて、日本とアメリカは2月19日に日米安全保障協議
をひらき、(2+2)会議の後に共同声明を発表して同盟関係を強める動きを明確にした。
この声明で注目すべきことは、これが「同盟関係のグローバリゼーション」を示していることであ
る。日米はアジア太平洋地域の平和と安全のために「共通戦略目標」を設定している。両国は核拡
散や国際テロリズムの撲滅を言っている。両国は人権尊重や民主主義を広めることでも合意した。
日本は小泉首相の下でアフガニスタンやイラクの戦争で米国への協力を鮮明にしてきている。声明
のいう「地域戦略目標を共有する」というのは注目すべきことであり、日米は台湾海峡問題の平和
的解決を求め、中国に軍事の透明性を要請し、世界の中で責任ある行動をするようにと求めている。
こうした構想は昨年、日本が発表している国防大綱に合致したもので、共同声明では在日米軍の再
編成や自衛隊との協力強化を言っている。
日本はアメリカとの同盟関係を重要としていて、二国間関係を強化し、公然とアメリカを賞賛して
おり、アメリカの要請にこたえようとしている。そのために、日米関係は強化されている。韓国の
10倍の国力を持つ日本が、このように振舞っているのだが、韓国は韓米同盟を拒否する理由がある
はずがない。韓米同盟を破棄すれば、韓国が中国、日本、北朝鮮などに冷たくあしらわれることに
疑いの余地は無い。
中国に対して慎重な考慮を払いながらも、日本は米国を選択した。韓国は米国ではなく中国を選択
するというのであろうか?否、それは不可であって、中国はアメリカの代替にはならない。韓国は
中国を選択する必要は無いのであって、韓国が中国に依存することはあっても、安全保障の上では
保障にはならないのだ。
そういうわけであるから、韓国は各種方面で中国との協力を進めるわけだが、中国は韓国の安全保
障戦略の上でアメリカの代わりにはならないのだ。国際社会の中で中立を保つことは、さらに困難
だ。中立とか自主防衛というのは言葉の響きは良いのだがそれを実現することは容易いことではな
い。
日本の例をレッスンとみて、韓国はアメリカとの関係を強化すべきであり、韓国内でアメリカへの
反対意見を強めることは関係の強化には役立たない。また、北朝鮮との分断を抱える韓国は中国と
の関係を悪化させるべきでもない。
韓国はアメリカとの軍事同盟を維持しながら、中国との社会、経済、外交の協力関係を深化させる
べきである。東北アジアの多国籍・地域安全保障機構が出来るまでは、韓米同盟が必要である。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
著者はソウル大学教授
>>179 このソウル大学の先生は、早速(2+2)をパクるべき、といっているわけで;
ttp://www.koreaherald.co.kr/SITE/data/html_dir/2005/02/26/200502260012.asp [The Rising East]Guarded about future of U.S.-Korea ties By Richard Halloran
コリアヘラルド(寄稿):韓米同盟の将来については用心深い見方 By リチャード・ハロラン
アメリカ太平洋歓待の提督、トーマス・ファーゴはその6年間の職務について、楽観やら
注意、そして悲観などの各種の見方を回顧して述べているいる。彼の退役前のインタビュー
では多くの話題が語られたが、彼はアジアでの民主主義の台頭には楽観的名見方を示し
た。日本がアジアの安全保障に貢献する成熟した同盟国に変わりつつあることや、多くの
国の軍の指導者との関係を通じて、そうした見方を固めている。
彼は中国と台湾の関係については慎重な見方を示した。「台湾海峡の両岸で、計算違いと
いうのは起こり得る話だ」という。中国が増大する軍事力を洞使用するのかは関心事であ
る。韓国とアメリカの関係については提督は用心深い言い方をしている。
提督は潜水艦勤務に始まる35年の軍暦を終えるに当たって、アジアでのアメリカ軍や同盟
国の意義をいい、それはテロの防止、海賊や麻薬密輸やそうしたことに効果があったもの
の、さらに前途が遠いという。「そうしたことには多くの対処をしたが、目的を果たすに
は程遠いというべき」
アジアについて、提督は民主主義の進展をその最高優先順位にあげた。提督は2004年にア
ジアで14の選挙があった事実を挙げて民主主義が進展しつつあるという。「もっとも明確
なのは」と彼は例をあげて「1億4700万人のインドネシアの87%が選挙に参加したこと」だ
という。「アメリカや他の国の投票率は50%ならラッキーだ」
同様に提督は3月のマレーシアの議会選挙をあげ「民主主義国は他の民主主義国を攻撃した
り侵略したりはしない」と歴史の教訓を述べている。
提督が1999年にハワイに着任した時にはアジア諸国の国防責任者との会話は稀なことだった
が、今では月に3,4回は会話がある。提督は日米同盟について「実にエクセレント("really
excellent" 」という。「我々は、日本が明らかに安全保障の役割をはたすべく成熟したこと
を見つつある」提督は小泉首相の貢献をあげ、その成果は小泉首相の退任後も変わらないと述
べた。
「日本の安全保障を考える上での立場の変化は、世界の中でももっとも見るべきもの」という。
提督は、その背景として中国の台頭と北朝鮮の脅威、そしてグローバリゼーションをあげた。
軍事力を増大させている中国については「中国は大国になるのだろう。中国がその大国として
の力を建設的に発揮することを希望する」「中国は台頭する勢力なのだが、その地位を中国が
どういう風に使うのかを、我々は知らない」
台湾について提督は台湾政府が中国のレッド・ラインを信じようとせず、理解しようとしない
という。世論調査の結果をあげて、提督は台湾の国民の大多数は現状安定を望んでいるという。
「それは中国大陸からは分離していて、正規の独立ではない状態という事だが。台湾国会議員
の選挙結果は、そうした意識を反映している」
提督はアメリカのシンクタンク、カトー研究所の言うような韓国からの米軍撤退を支持しない。
米軍は韓国に駐在する必要性があるという。しかしながら提督は韓国でのアンチアメリカ二スム
の台頭について、韓国がアメリカとの同盟を選ぶのか、それとも同盟関係を破棄して米軍が撤
退することを選ぶのかを決めなくてはいけないという。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハロランは元NYTアジア地域軍事担当特派員。現在はハワイ在住。
>>181 このハロランの論評も、最後のパラグラフを言いたいがために延々と日米同盟賞賛
などを書き連ねて、韓国人に警告を発しているのだ、と思われ。
日米連合で台頭中国に対処を…アーミテージ前副長官 (読売新聞、26日0時30分)
アーミテージ前米国務副長官は25日、都内のホテルで開かれた読売国際経済懇話会(YIES)
で「第2次ブッシュ政権の外交政策と日米関係」と題して講演し、中国台頭によって東アジアの
将来に不透明感が出ていると指摘し、日米が連合して対処法を練るべきだと提唱した。
米政府中枢にいた人物が、現状の外交政策に警鐘を鳴らすのは異例のことだ。
アーミテージ氏は、「(経済的、軍事的に)台頭する中国が、友人とは限らない」と指摘した上、
「日米両国が(中国台頭で生じる東アジア情勢流動化に)合同で対処する戦略を欠くかもしれな
いのは、心穏やかではない」と述べた。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050225-00000016-yom-int
>>181 ハロランの言っている、カトー研究所の「在韓米軍撤退論」は例えば:
ttp://www.cato.org/research/articles/bandow-050127.html Using Our Military for Others' Interests by Doug Bandow
It's a common mistake. U.S. officials have routinely said that Washington plans on
staying in South Korea as long as the South Koreans want us to stay.
But the Republic of Korea is well able to defend itself. That they prefer to save money
by relying on the United States is no justification for America's security guarantee.
http://www.fmprc.gov.cn/eng/xwfw/s2510/2511/t184710.htm Foreign Ministry Spokesman Kong Quan's Press Conference on 24 February 2005
2005/02/25
中華人民共和国外交部・記者会見記録、1月24日分(うpは25日)
あまりおもすろい記録は無いのだけれど:
Q: During the Minister Wang Jiarui's visit to the DPRK, did the DPRK mention the abduction
of Japanese?
A: During his visit to the DPRK, he talked about the further development of relations
between the two parties of China and the DPRK, and the situation on the Peninsula,
especially questions about the Six-Party Talks. I have no information on other details.
Q:中国共産党のWang Jiaruiの北朝鮮での会談で、日本人拉致問題は議題にあがったのか?
A:会談は6者協議についてのもので、それ以外の話題の詳細については聞いていない。
Q:李外相とライス国務長官の電話会談の内容は?
A:6者会談実現に向けて協力してゆくという趣旨である
Q:7月にスコットランドで開催のG8サミットに中国の出席はあるか?
A:G8は公式に中国に招待状を出しており、中国はそうした会議の重要性を認識し、今までも参
加してきた。中国は現在、英国の言う開催内容を慎重に検討している。
Q:昨日アメリカは、(北朝鮮の金正日の条件付参加の意向にコメントして)6者会議に北朝鮮が無
条件出参加すべきといっている。中国のリアクションは?
A:既に述べてきたとおり、6者会談は複雑なものであり現在の環境下では参加各国が責任ある真摯
な態度で6者鍵再開の努力すべきである。
Q:2月10日の北朝鮮による核爆弾保有宣言について、中国は公式には分析検討中としていたが、中
国の態度は決定したか?現状は6者協議再開の失敗とみなしてよいか?
A:北朝鮮の核爆弾保有宣言と6者協議ボイコット宣言について、中国は北朝鮮が6者協議に対して
ドアを閉じたとは考えていない。中国高官の北朝鮮訪問で、金正日は6者協議に参加の意思のあ
ることを明確に述べている。必要なのは参加各国の忍耐と柔軟性である。現状を6者協議再開の
失敗とは考えていない。
>>185 2月10日の北朝鮮の宣言、@核爆弾補修宣言、A6者協議のボイコット、について中国は
公式にAの立場を翻させて、北朝鮮の6者協議復帰意思を言わせることには成功したのだ
けれど、@については全くコメントせず、中国の態度も明らかにしていない。
ttp://service.spiegel.de/cache/international/0,1518,343108,00.html February 22, 2005
POLITICAL SCANDAL
Joschka Fischer with His Back Against the Wall By Charles Hawley in Berlin
独・シュピーゲル:独・フィッシャー外相に政治的な向かい風が
ドイツの緑の党出身のフィッシャー外相は国民の人気を集める支持率の高い政治家であったが
ここにきて政治的に向かい風が起こる様子になってきた。ラムズフェルド国防長官と禿げしく
対立するなどで人気を高めてきた外相なのだが、問題はドイツの東欧諸国への規制のゆるいV
ISA政策である。
東欧諸国へのドイツのVISAは、ドイツのオープンな姿勢を反映して規制が厳しくないのだ
が、そのために旅行者VISAでドイツやってくる犯罪者、売春婦などの増加が無視できない
規模となり、若い女性などを対象にした人身売買業者が「ビジネス旅行者」の資格で国境をこ
えている現状に批判が高まっている。
EU内部でも、ドイツの規制の甘さは欧州連合の規約違反だとする声もある。こうした一連の
東欧への開放化政策の代表であった外相に批判が向かう雲行きになってきている。
こうした不法な「旅行者」問題の警告は以前からなされてきたのだが、緑の党や外務省、外相
らがそれを無視してきたために現在の惨状が生まれているとする非難が起きている。
And Fischer finds himself now in a roll that he has successfully avoided throughout
his political career: that of a politician on the defensive. Many of Germany's
politicians sense it too and, smelling blood, the sharks are beginning to circle.
It's payback time.
ttp://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2005022645448 <東亜日報、FEBRUARY 25, 2005 22:53>
「理解不足と偏った思考…」退任の最高裁判事が政界の司法府理解を批判
「司法府の周辺に、司法府の本質についての理解不足と偏った思考を示す勢力がいる」。
6年の任期を終えた辺在承(ビョン・スンジェ)前最高裁裁判官が、25日に行なわれた
退任式で、最近、政界から出ている判決への不満の声について、苦言を呈した(後略)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ったく笑わせてくれる。クチマ独裁政権の大統領選挙干渉を「政治とは無関係に、この問題
は国民の選挙を行う権利を侵害したもの」として無効宣言したウクライナ最高裁判所の爪の
垢でも飲ませたいところ。
ttp://www.strategypage.com/bookreviews/258.asp Under the Loving Care of the Fatherly Leader: North Korea and the Kim Dynasty,
by Martin, Bradley K New York: St. Martin's Press, 2004. 868 p. . . ISBN:0-312-32221-6.
Reviewer: John Howard Oxley
ストラテジーページ:書評:「慈愛深い指導者の下で;北朝鮮と金王朝」by Martin, Bradley K
書評者:John Howard Oxley
ジャーナリストの書いた本というのは学者や研究者に軽視されがちだが、価値が劣るとはいえな
いもので、とくにテーマの人間に関わるような要素はそうした書籍が詳しいところがある。
この本は北朝鮮からの亡命者の多くにインタビューしてかかれたもので、それら亡命者の背景な
ども詳しく書かれている。ここにあるのは金王朝の恐ろしい姿であり、同じような環境から成長
した韓国との対比も示されていて凄まじい。
筆者が示している興味深い事実は1970年代までは北朝鮮は韓国と同程度の国力を誇っていたとい
うことである。金王朝の独裁制が北朝鮮の支配に成功した理由の多くを著者は伝統的な朝鮮の文
化に求めている。もしそうであるならば、北朝鮮には(独裁制に苦しんできた)ウクライナのオ
レンジ革命のような事が起こることを期待できない。
この本の著者は北朝鮮へのどんな軍事オプションも成功しないと見ていて、韓国の指導者も朝鮮
半島の統一に全く乗り気ではないといっている。著者が言うのは、もっとも効果的なのは安価で
丈夫で、制御でいないような携帯電話を多量に北朝鮮に空爆すること、そして在韓米軍をすべて
引き上げることだという。
この本には人間の悲劇も多く出てくるのでルワンダの悲劇を読んでいるのと同じような悲しさに
見舞われるが北朝鮮について知らなかった多くのことを(専門家ではない)読者に教えるものだ。
ttp://www.aei.org/news/newsID.22027,filter.all/news_detail.asp The Revival of the U.S.-Japanese Alliance
By Daniel Blumenthal Posted: Friday, February 25, 2005
AEI:日米同盟のリバイバル By ダニエル・ブレメンソール
日米の同盟関係は、停滞・後退の時期を経て、両国のテロリズムへの戦いや北朝鮮問題
を契機として、復活した。この同盟関係の再定義は、中国の台頭を軍事力として認識し
共同の安全保障政策を打ち出し、ミサイル防衛の共同作業にふれ、また日本のアジア太平
洋地域への安全保障での関わりを打ち出したなどの意味において画期的である。アメリカ
の政策立案者はこの同盟関係強化を歓迎すべきであり、さらに継続して支持すべきである。
2月19日の共同声明は「共通の戦略目標」を設定するなど安全保障同盟の深化を行ったも
のであり、この声明は包括的な同盟関係の質的変移(transformation)のガイドラインと
なるものである。
この安全保障同盟の更新は、疑いもなく、大国として台頭する中国の野心をチェックしよ
うというアメリカの基本政策に日本が賛同していることを示す。小泉首相の指導力の下で
日本はアメリカのテロとの戦いに協力し、アメリカは日本の防衛力強化を勇気付けてきた
のだが北朝鮮の核危機などの国際的な状況が日本を動かしている。
ブッシュ政権は公的には米中関係改善を働きかけてきたのだが、実際のところは日本に焦
点を当てて関係改善を積み上げてきた。
(While the Bush administration has worked to improve the tone of official U.S.
relations with China, its real effort in relationship building has been focused on
Japan.)
アメリカは日本により緊密な二国間協議を要請し、防衛産業の日米協力や、日本の軍事力
への法的禁止の調整などを協議してきた。小泉首相は日本の自衛隊をアフガニスタン戦争
やイラク戦争に派遣し、ミサイル防衛への協力を決定した。第一期のブッシュ政権の主要
な軍事的関心は中東地域に向けられていたのだが、日本はアメリカをしてアジアの中で進
む(中国との)ゲームへの関心を持続させた。
<日米同盟のドリフトした十年> 冷戦の終了によって、日米同盟はその方向性を喪失した。アメリカ内の保護貿易主義者の センチメントや日本国内の民族主義者の動きもあった。さらに、アメリカは冷戦の終了に よって、その「平和の配当」を要求し、そうしたアメリカの動きは日本をしてアメリカが アジアから撤退し、日米同盟を解消するのでは、と疑わしめた。1991年の第一次湾岸戦争 では日本は金融支援のみを行い、また1993-94年の北朝鮮の核危機に当たってはアメリカ の要請した物資輸送や諜報関連の支援を拒否した。そうしたことが日米同盟の冷却化を示 している。 日米同盟を復活に向かわせたのは二つの要因である。まず中国の軍事力の増大が顕著なも のとなり、1996年には中国が台湾総統選挙に干渉して台湾海峡でミサイルを発射した。日 本の政策担当者は中国が台湾を巡ってアメリカと衝突するような軍備拡張に真剣であると いう事実に直面した。日本は有事の台湾在住日本人の脱出を計画し始めなくてはならなか ったのだが、台湾には数万人の日本人がいる。さらに日本はシーレーンの確保や航海の安 全確保という重大な問題を持つ。加えて日本の防衛担当者は台湾海峡有事の際の日本の役 割について、アメリカの支援要請を受けた場合にどうすべきかを考え始めた。 これらは1996年のクリントン政権と日本の橋本政権との間で行われた共同宣言に現われて いて、日本は「地域の非常事態」に際してはアメリカに輸送支援などを提供する。さらに 日米は防衛のガイドラインを幾つか決めて、それらは従来以上に戦略的な、また運営上の コーデイネーションを目指すものだった。それらは「日本を取り巻く地域の諸状況」をカ バーすべきものとされた。「諸状況(“situations”)」という言葉が使われた。中国は この日米宣言を批判したが、日本もアメリカもその(あいまいな)条文の解釈には触れな かった。 日本を襲った二番目のショックは、1998年8月の北朝鮮によるテポドン・ミサイルの日本列 島上空(東北地方上空)通過である。この事件は日本国民に自らの置かれている状況を認 識させた。結局のところ、北朝鮮の脅威の前に、日本の防衛に力を貸し、助けを送ってくれ そうな日本の軍事同盟国はアメリカだけである。1999年の北朝鮮の不審船への海上自衛隊の 発砲事件も北朝鮮の脅威を印象付けた。日本は独自にスパイ衛星の打ち上げを決定し、アメ リカとのミサイル防衛への協力を決定した。 そうした出来事はあったのだが、1990年代の日米同盟はいくつかの問題を抱えていた。その 最大の問題は日米相互の、中国に対する態度の曖昧さである。90年代前半には日本は日米通 商摩擦などから中国を協力の相手とみなしていた。多くのアナリストが日米関係が議論され る中で、中国がアメリカにかわる協力相手になる機会を逃したと論じた。そして90年代後半 にはクリントン政権が中国を「戦略的パートナー」と呼び、日本の多くのアナリストはそれ を日米同盟の後退とみなした。 こうした政策不一致は国益を理路整然と整えて述べることを難しくさせた。日米両国共に中 国を国際的な政治、軍事、経済のメカニズムに導くことで中国の地域的な野心を抑え、あわ よくば中国の独裁政権の民主化を促すことにつながるだろう、との見方をしていた。しかし 中国の海軍軍事力増強が続き、ミサイル軍備の増大があったために、日米両国の中国に好意 的な政策は効果を発揮せず、日本は防衛政策の見直しを迫られた。
<911以降の新しいコース> (略) <日米同盟と中国> 小泉首相の決めたテロとの戦争への協力、北朝鮮の脅威への対応は日本の長期防衛構想に影 響を与え、さらに日本にとって長期的、戦略的な最大の課題、つまり中国の台頭、の問題へ の見直しにつながった。日本は台湾海峡有事への対応を検討し、日米同盟強化の方向を打ち 出した。 <日本国内の法制のフレームワークを整備すること> 小泉首相にとっての困難は、日本がテロとの戦争でアメリカに協力する上でその国内法制を 準備しなければそれが可能ではないということであった。2001年のアフガニスタン戦争では 国会にテロ対策法案を出し自衛隊の派遣を可能とした。2001年10月に国会はこれを議決した が、このルビコン川を渡ることで日本はアメリカに協力することが出来た。 日本はこれ以降、アジアや中東に自衛隊を派遣し得る体制を作ったわけだが、その背景には 例えば中国がイランに対艦ミサイルを売り、中国海軍がインド洋までを含めて活動を活発化 させていることがある。 2003年に日本は国家非常事態法を通過させ、非常時に首相と内閣が事態に対応出来る能力を 向上させた。以前の日本の法制では日本の自衛隊は危機に際しても制約事項が多すぎたので ある。 小泉首相のやったことはそれだけではなくて、日本の国防長期計画のレビューをアメリカの 国防省のグローバル防衛レビューにリンクした。日本の国防計画大綱と日米二国間の安全保 障協議をリンクさせることによって、日本は同盟政策の計画において稀に見る動きを示した ( Tokyo has shown uncharacteristic initiative in alliance policy planning. ) 2004年の防衛大綱は北朝鮮と中国を脅威に認定している。 小泉首相はさらに、日本国内で起こっている憲法改正への議論の中で自民党などによる防衛 力のあり方の見直しを進める動きを作り出している。 <ミサイル防衛計画への協力> (略)
<東シナ海と台湾問題へのユニラテラルな政策> ブッシュー小泉両首脳の緊密な関係と西米同盟のアップグレードは日本に中国に対抗するた めのユニラテラルな政策を打ち出す自信を与えている。東シナ海における日本と中国の対立 は(略) 日本は非公式な台湾との継続的で良好な関係を維持してきた。日本は台湾に歴史的、文化的 また経済的な結びつきが強いが、それに加えて戦略的な関心があり、それは重要なシーライン の確保である。この意味で象徴的なことは李登輝前総統へのVISA(略) <歴史の利用:国民の支持を求め中国の抗議に対抗> 小泉首相の中国政策に対して、中国は「歴史カード」を持ち出して巧みな攻勢を強めている。 小泉首相は靖国神社への参拝が物議をかもすことは承知しているのだが、そうした歴史的な シンボリズムを使うことが、日本の対中国政策の変更という大きなテーマから目をそらさせ る効果のあることをみいだしてもいる。 (What he has since discovered is that historical symbolism can serve to divert attention from his more significant reorientation of Japanese strategy.) 中国が小泉首相の靖国神社参拝というシンボリズムを攻撃することに熱中する余り、より重 大である日本の防衛政策変更には、通常受けるだろうよりは遥かに少ない批判しか受けては いないのである。 (Because the Chinese leadership continues to emphasize this symbolic issue, Koizumi’s substantive reforms of Japan’s defense posture have received far less criticism than they otherwise would.) 中国は中国国民の反日感情を利用して、日本バッシングをやりすぎているきらいがある。2004 念のサッカー・アジア・カップの中国での試合では(略)
<政策のインプリケーション> 東アジアの国際政治は19世紀の欧州の政治化の取り組んだ問題に類似していて、隣国の軍事力 の増大はその国にとって猜疑心をもたらす原因となる。東アジア地域はあきらかに、戦略的な トランスフォーメーションが進行中であり、それは欧州を襲った20世紀初頭の大国間の影響力 の競争では、同盟による国益や責務が明瞭に浮き彫りにされた。 1990年代の中国への好意的な政策の後で日本は今や台頭する中国の軍事力にバランスを計るた めに日米同盟の強化という政策を選んだ。ブッシュ政権の日米同盟強化の政策決定はアメリカ の長期戦略の成功として見られるべきものである。日米同盟強化は長期駅に見てアメリカの国 益に有効である。 しかしその一方で、中国は日米同盟強化に対してハイパー・センシティブなのである。中国は 東南アジア諸国への友好抱きこみ政策をとり、通商政策による利益や巧みさを増している外交 能力によって(非軍事的に)東南アジアへの勢力を拡大する。中国は恐らく、日本をアメリカ の飼い犬として孤立化を計ろうとするか、あるいは日本への通商貿易による取り込みを図ると いった政策を持ち出すだろう。
中国のそうした攻勢に対抗すべくアメリカは日本の国民に理解を求める必要があり、日米両国 は日本の国民に戦略防衛政策の正しい理解を求める必要がある。(略) 日本がアメリカの同盟国としての絆を強めた後では、アメリカはオーストラリアやインドとの 関係を深め、中国の軍事力台頭に対抗する構造に組み入れるべきである。そうした構造が中国 に、軍事力に頼る派遣を求める戦略はゆきづまりになるであろう事を認識させるだろう。
>>191 >>192 >>193 >>194 >>195 >>196 AEIのフェローである、ブレメンソールによる(2+2)の評論。とても興味深い観察が
あり、アメリカ人が日本の政治状況をどう見ているのかが伺える点でもおもすろい。
なんとか短くしようとしたのだけど、筆者いうの論理を壊さずに圧縮することが至難の業な
のでこんな形になってしまった。原文は本格的な論評なので、日米関係に関心を持つ人には
興味あるの読み物になるのでは。
靖国神社参拝が小泉さんのフェイント(釣り)だという解釈には思わず笑ってしまふ。
>>195 ブレメンソールが21世紀初頭のアジアを、20世紀初頭の欧州に例えているのは興味深い。
経済紙などでは、20XX年には中国とインドが世界の大国に躍り出る、といった予測
記事を書いているわけだけれど、20世紀初頭の欧州で台頭したドイツが欧州を戦乱に巻
き込んだことをあげて、国際的安全保障の大きなメカニズムを作らないと、そういう危
険がアジアに発生するのだ、という。アメリカの国益は、そういう危険を未然に防止す
ることにある。
ttp://news.xinhuanet.com/english/2005-02/26/content_2622609.htm Japan launches satellite with H-2A rocket
2005-02-26 18:07:15
新華社:日本はH2−Aロケットで衛星を打ち上げ
日本はH2−AロケットでMTSAT-1R多目的衛星の打ち上げに成功した。この衛星は国土省の管轄
で、気象庁の必要とする気象情報の採取に活動する。日本は2003年5月以降アメリカのGOES-9 衛
星に頼ってきた。
H2Aは6トンの衛星を静止軌道に上げるか、10トンの衛星を低高度軌道にあげる能力がある。2003
年11月29日の打ち上げでは、H2ーAロケットはブースターの切り離し失敗により打ち上げ失敗を
経験している。このとき日本は2個のスパイ衛星を失っている。
ーーーーーーー
いかにも新華社
ttp://www.reuters.com/newsArticle.jhtml?type=worldNews&storyID=7746973 Japan Launches Satellite, Hopes to Recover Image
Sat Feb 26, 2005 05:23 AM ET
ロイター:日本は衛星打ち上げ、イメージ回復キボンヌ
"This launch is extremely important, not only in terms of technology, but it will have
a great influence on the mood," said Taketoshi Hibiya of the aerospace engineering
department at the Tokyo Metropolitan Institute of Technology.
「この打ち上げは大変重要で、技術の面からだけではなく、日本国内のムードに大きな影響がある」
と東京工大の宇宙工学、タケシ・ヒビヤ氏が語った。
ttp://www.siliconvalley.com/mld/siliconvalley/news/11000290.htm Posted on Sat, Feb. 26, 2005
Summary: Japan rockets back into space
AP:日本のロケット、宇宙(開発競争)に復帰
BACK IN THE GAME: Japan's space officials celebrate Saturday when their H-2A rocket
soared off the launch pad and successfully delivered a weather satellite into orbit.
ゲームに復帰:日本の宇宙開発関係者はH−2A打ち上げ成功を喜んでいる。
NATIONAL PRIDE: Japan had long seen itself as Asia's leading space-faring nation since
it first launched a satellite in 1972. But officials say the program is stymied because
it is exclusively civilian - unlike China's well-funded military effort.
国のプライド:1972年以降、日本はアジアの宇宙開発では先行してきたが、関係者によれば
中国のような軍事予算たっぷりの計画とは異なり、完全な民間用途であるために(予算獲得に)
苦しんできたという。
ttp://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20050226AT2M2600426022005.html 核開発疑惑、証拠なくても国連付託・IAEA検討 <日経、2、26、(16:10)>
【ウィーン=高坂哲郎】国際原子力機関(IAEA)は相次ぐ核兵器開発疑惑に機動的に対処
するため、疑惑国に制裁措置を発動できる国連安全保障理事会への報告(付託)を容易にする
方策を検討する。核兵器開発を裏付ける明確な物的証拠が得られなくても、付託を可能にする
IAEA憲章の解釈見直しが検討課題となる。(中略)
イランの核疑惑では同国が大規模な核施設をIAEAに未申告で建設し、核関連機器から高濃
縮ウランが検出されたにもかかわらず、疑惑物質の出所など事実関係が把握し切れないため、
IAEA理事会は付託に踏み切れず、問題が長期化している。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
もし本当にそうならば、従来のエルバラダイのソフト路線の大きな変更になりそうな。
ttp://www.atimes.com/atimes/China/GB26Ad06.html Feb 26, 2005
The KMT power struggle in Taiwan By Laurence Eyton
アジアタイムズ:台湾の国民党の党首争いの行方 By Laurence Eyton
国民党のLien Chanが、8月以降国民党党首の座を去ると木曜日に公式に発表したので
党首の座を巡って、争いが本格化する勢い。2007年末の議会選挙や、2008年の総統選
挙への、国民党勢力のトップを決めることになり、次の台湾総統をきめるかもすれな
い争いになる。
競争者は、Wangと台北市長の Ma Ying-jeouであり、前者はベテランだが国民党を改
革できるような性格ではないのでは、といわれ、後者は今ひとつ総統候補にはなりに
くいという意見もある。勝敗の予想は混沌としていて見分けがたい。
Right now the race is too close to call and the finish line - the election in
May - too far away.
ttp://blogs.salon.com/0001330/2005/02/25.html#a2127 Salon.com
The Devil's Excrement (フォトショップの群集、偽物の支持者、ベネズエラ)
ベネズエラの新聞の政治広告に掲載された支持者集団の写真は、フォトショップ
でコピペを繰り返して作られた支持者集団の偽物写真である、という検証をして
いるもの。確かに、このページにある拡大比較写真を見るとフォトショップなど
で加工した写真のよう。この程度のフェイクはいまではブロガーがすぐに発見し
てしまう。
ttp://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20050226ig90.htm 2月27日付・読売社説[日米韓協議]「連携強化し『北』の身勝手を許すな」
地域の安全を脅かす北朝鮮の核に対する危機感には、日米中露韓の五か国の間に落差が
ある。中国、ロシアは北朝鮮とは歴史的に友好関係にある。韓国には強い同胞意識がある。
いずれも北朝鮮には融和的だ。中国のエネルギー供与などが、北朝鮮を支えている。
・・・
国連安全保障理事会での制裁協議に移ることも想定される。その場合、常任理事国である
中露両国の対応がかぎとなる。日本は米国とともに、北朝鮮に付け入る隙(すき)を与え
ないよう、五か国の連携強化に向け、足場を固めるべきだ。
国内の態勢強化も必要だ。
・・・
経済制裁をいつでも発動できるようにしておくのは当然だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
文章の品格は低くは無いけれど、読売社説にしては戦闘的な。筆者の怒りを感じる社説。
ttp://www.taipeitimes.com/News/taiwan/archives/2005/02/26/2003224637 US fighting anti-secession bill, officials tell Taiwan
By Nadia Tsao STAFF REPORTER IN WASHINGTON
Saturday, Feb 26, 2005,Page 3
台北タイムズ:アメリカ政府は中国の「反国家分裂法」に対抗
アメリカ国務省、国務次官補のRandall Schriverは、米台ビジネス・カウンシルの
会合で台湾海峡情勢について語ったが、それは国防省のアジア太平洋担当次官補、
Richard Lawlessや John Allen将軍も同席したクローズド・ドアのものであった。
この席で、Schriver次官補が語ったところに拠れば、副国務長官のアーミティジが
中国外交部の副大臣、Dai Bingguo (戴秉國) と12月に会談した際、アーミティジは
中国に台湾海峡問題の状況改善を求めた。
このアーミティジの要請にこたえて、中国は台湾関係事務所のSun Yafu (孫亞夫)と
Li Yafei (李亞飛) を台湾に送った。それは台湾のKoo Chen-fu (辜振甫)の葬儀の
ためで中国の和解的なシンボルの行動であった。その後、大陸への航空機直行便が
許可された。
Schriverによればアメリカは中国の「反国家分裂法」は誤った判断とみなしており、
その法案は台湾独立派が昨年の選挙に圧勝した場合に備えてのものであったが、今
では必要性は無い。
台湾とアメリカの関係は最近ギクシャクしているところもあるのだが、その原因は
アメリカから見れば台湾独立派が過激に中国を刺激しすぎること、それに台湾が防
衛費を削減して自主防衛の努力を怠っていることへの不満があるためという。彼は
さらに念を押して、アメリカは台湾関係法で台湾を中国の侵略から守るが、もしも
台湾側から攻撃を始めた場合は、アメリカの支援は困難だろうと述べた。
211 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん :05/02/27 04:16:01 ID:D7IiGEeX
ttp://mil.jschina.com.cn/2005/2-26/102241.html <中国、軍事中国情報、2、27>
日本メディアは陳水扁の夫妻がわざと日本へ行って国際博覧会を見学することを指す
中国の台湾ネットの2月25日のニュース 陳水扁は2005年日本国際博覧会(愛知の万博)に出席
するため、すでに日本政府と与党の関係者に向って、非公式に日本を訪問する可能性を尋ねる。
日本の気がかりの日に日に冷却する日中関係、に考慮してかなり苦しいことに見えることを決定
する。
日本の共同通信社は台湾日を熟知してニュース人士の発言に関係して指摘を引用して述べて、台
湾の方面は、陳水扁の夫妻はその意図があって 5月上旬に日本を訪問して、日本でとどまること
を5、6の日望んで、愛知県の国際博覧会の会場を見学すると計画する以外、東京都内の大学、幸
福の施設などを訪問するとすでに今月の初めに日本に出した。
日本側はすでに台湾の方面に説明して、日本は陳水扁に日本を訪問してと困難に実在させる思っ
て、もし陳水扁はこの時に日本を訪問するならば、エキサイティングだ台湾海峡の問題に対して
かなり敏感な北京の方面と報道の中で指摘している。
日本は小泉純一郎が靖国神社の問題を参拝してすでに日中関係を冷却して極限に達させるため心
配して、もし陳水扁は更に日本を訪問するならば、関係は更に向かって悪化を恐れる。台湾の方
面は、日本が偏平な妻の呉淑珍の単独で日本を訪問する可能性を考慮することを望むといっそう
表している。
北朝鮮のウラン濃縮計画、中国が一転「存在する」 <朝日新聞、2,27、03:05>
北朝鮮の核問題をめぐる6者協議で、最大の焦点となっているウラン濃縮計画(EUP)に
ついて、中国が懐疑的な見方をすでに転換し、昨年後半には米国に「EUPが存在するとい
う認識を共有する」と伝えていたことが、26日までにわかった。
中国はそれ以前の段階では、存在を否定する北朝鮮の主張に理解を示し、米国に同調するこ
とは避けていた。米国は6者協議の議長国である中国のこうした姿勢の変化を歓迎し、EU
Pも含めた核の放棄を迫る対北朝鮮包囲網を強化する構えだ。
米政府筋や6者協議の関係者によると、中国側は昨年6月の第3回6者協議の際に行われた
ワーキングディナーでの雑談や、同8月にニューヨークで開かれた民間団体主催のセミナー
など、非公式の外交ルートを通じて「ウラン濃縮計画については承知している」「心配はい
らない」などと米国側に伝えていた。
その後、同11月にサンティアゴで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)、同12
月の戴秉国・中国筆頭外務次官の訪米、さらに今年1月のグリーン国家安全保障会議(NSC)
アジア上級部長の訪中など一連の公式接触の過程で、中国側は「私たちも同様の認識を共有す
るに至った」(6者協議関係者)との立場を伝えてきたという。
グリーン部長は訪中した際、中国側に北朝鮮がEUPに着手していることを示す情報の一部を
開示するなどして、これを見逃せば「朝鮮半島の非核化」は実現できないとの危機感を強調し
ていた。
北朝鮮のEUPについて中国は、昨年6月の第3回6者協議の前までは懐疑的姿勢をとってい
た。協議に先立ち米紙の取材に応じた周文重・外務次官は「私たちは何も知らない。存在する
かどうかも知らない。米国は確かな証拠を示していない」と発言するなど、むしろ米国への不
信感をあらわにしていた。
第3回協議でも、会食の席の雑談では存在を認める発言をしていたが、正式な協議の場ではま
だ「北朝鮮がウラン濃縮計画を保有しているとしたら、破棄しなければいけない」と語るなど、
踏み込むことは控えていた。その後、認識を転換したうえで米国に伝えるという明確な外交行
動にまで出た理由については、米政府内でも「中国の独自の情報に基づく判断」「米国の説得
が功を奏した」など諸説があって、はっきりしない。
今月10日の北朝鮮外務省による「核兵器保有」宣言を受けて、中国は「激しい怒り」(米政
府当局者)を米国側に伝えたという。このため、米政府内にはEUP問題をめぐって中国が今
後、北朝鮮に厳しい出方をすることに期待が高まっている。しかし、次回の6者協議で、北朝
鮮への圧力を強めるという実際の行動に出るかどうかについては、米政府内にもなお懐疑論が
根強い。(02/27 03:05)
ttp://www.asahi.com/international/update/0227/001.html
>>213 このニュースは外電などに見ないもので,朝日のスクープなのかすらん?
いずれにせよ、続報のほすいところ。
>>213 >中国が懐疑的な見方をすでに転換し、昨年後半には米国に「EUPが存在するという認識
>を共有する」と伝えていた
このあたりは、朝日の記事にちょっと疑問を感じるところ。中国の態度が、その時点で転換
していたのならばマイケルグリーンの派遣の必要も無かったはずではないかと思われ。
考えられることは、中国外交部の外交官の認識と、共産党中央の常任委員会の認識のずれ、
あるいは北朝鮮政策のギャップで、
>>76 の記事でJOHN J. TKACIK , JRの書いている事情で
外交官等がアメリカの主張の合理性を認めたとしても、中国共産党中央が北朝鮮の糾弾に動
くかどうかは別の問題とも思われ。
http://abcnews.go.com/International/wireStory?id=533927 Iran Said to Acquire Knowledge on Weapons
VIENNA, Austria Feb 26, 2005 By GEORGE JAHN
AP:イランは原爆製造に必要な全ての知識を取得済み
土曜日にAPの接触した匿名の外交官に寄れば、イランは1980年代から原爆製造計画を
たてて、カーン博士らの闇のネットワークを通じて、全ての必要な知識などを獲得済み
である。この外交官に拠れば、新しく発見されたこの事実は大きな意味があり、イラン
が核爆弾製造の意図のもと20年余りの活動を続けたことを明らかにするもの、という。
アメリカが理事会会議にむけて回覧している秘密文書ではイランの向けて厳しい処置を
要請している(APはその文書を入手済み)
>>190 この判断は難しいですよ。
ただ、金正日政権が悪しきものというイメージを醸成しようとしているのは
間違いないと私には思えます。
>>217 そういう方向に中国共産党が舵を切るなら、拉致問題にも希望が‥
ttp://www.davidwarrenonline.com/Comment/Feb05/index280.shtml The liberation of Afghanistan from the Taliban was still too little, and too far
away, for any Arab to really care. But Iraq is located near the heart of the Arabic
-speaking mind, and what happens there cannot be concealed from anybody. Just now,
dramatically in Lebanon and Syria, but also in Egypt and elsewhere, the Arab world
is monitoring Iraq.
Eight million people defied terrorist intimidation to reach the polls, and the
government they elected is now taking power. For the first time since the Europeans
checked out of the region, an alternative to Islamism is established. For the first
time, a future has become visible to large masses of oppressed people, other than
being nailed into the Islamist coffin.
David Warren
ーーーーーーーーーーーーーーーー
このしとの書き物はなかなか印象的。
ttp://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20050227STXKG050826022005.html 北朝鮮が北京で投資説明会 <共同、2、27>
【北京26日共同】北朝鮮で外資誘致や合弁事業の窓口となっている対外経済協力推進委員会の
幹部が訪中、北京で25、26の両日、中国企業を対象に投資説明会を行った。同委員会が北京で
投資誘致活動をするのは2回目で、2003年3月に胡錦濤政権が発足してからは初めて。
出席者によると、25日は同委員会の金永民副委員長が、北朝鮮の投資環境や優遇措置などを説
明、鉱山開発や医薬品製造など約20の投資対象プロジェクトを紹介、26日は個別企業との面談
が行われた。
北朝鮮は今年に入り、朝鮮族企業の多い中国東北部などでも投資誘致説明会を開催しており、
今回の北京での説明会にも約80の中国企業が出席、高い関心を示した。核問題をめぐる緊迫し
た北朝鮮情勢への質問や懸念は示されなかったという。 (07:00)
ttp://www.atimes.com/atimes/Southeast_Asia/GB26Ae06.html Feb 26, 2005
Indonesia targets timber trafficking racket By Bill Guerin
アジアタイムズ:インドネシアで大規模な材木密輸疑惑の捜査、中国市場むけ
インドネシアのスシロ・バンバン・ユドヨノ大統領は今週、声明を出して、同国の
軍、警察、森林省などが関与しているとされる不法な森林伐採と木材の密輸を壊滅
させるとした。
この声明はロンドンに本拠を置く環境調査エージェンシー(EIA)とインドネシ
アのNGO、Telapak が報告書を発表し、世界最悪の速さで熱帯雨林の伐採が進ん
でいるインドネシアが、ロシアについで世界で2番目の材木密輸国であるとしたこと
に続くもの。
EIAの報告書ではインドネシア軍と政府の高官が関与して、不法伐採された木材
を中国の市場に密輸出しており、その量は毎月30万?、価格にして10億ドル(1000
億円)に達するとしている。
この大統領発表には森林大臣、国家警察本部長、内相、軍の幹部が呼ばれて会議に
出席し、その後で声明が出された。インドネシアの熱帯雨林は70%が失われ、毎年
スイスと同じ広さの森林伐採が進んでいる。
インドネシアの悪化する違法森林伐採は、中国の需要が高まっているためといわれ
材木資源の不足する中国は供給の半分余りを輸入に頼っている。中国は違法材木の
輸入を禁止しているが密輸は存在する。
インドネシア政府の3年間の捜査により中間商人やブローカーが明らかにされ、材木
が中国の上海に近いZhangjiagang港に密輸出されていることが解明された。この商売
には違法伐採のシンディケートや密輸団、それらに賄賂を支払われている軍や警察、
政府の役人が関与しているとされる。既に59人のビジネスマン、32の金融機関などの
名前が挙がっている。
>>221 毎月30万?、→ 毎月30万立方メートル
>>221 ここまで大規模だと密輸も国際的スキャンダル。グリーンピース
などの環境保護団体も、こういう事件こそ抗議対象にすべきだろうに。
ttp://www.reuters.com/newsArticle.jhtml?storyID=7748366&type=worldNews ANALYSIS - North Korea seeks hefty price for giving up nukes
Sun Feb 27, 2005 12:30 AM ET
By Jon Herskovitz
ロイター:北朝鮮アナリスト、彼等はお金を欲しがっていて、多分100億ドルか?
北朝鮮アナリストに聞いた見ると、北朝鮮は最終的には核開発を断念する意思はあり
廃棄の対価として大枚のお金を欲しがっているのだろうという。
Ralph Cossa(AP−CSIS)は北朝鮮の第一目標は金政権の存続であるという。北
朝鮮ウオッチャーのDouglas Shinは$10B(100億ドル、一兆円)程度を要求しそうだと
いう。そうした意見に反対する見方もあるのだけれど、1994枠組み合意の例のように、
大枚の金が得られるなら放棄に応じるんでは、とする意見は強い。
Cossaは取引が起こるならサンシャイン政策を続けてきた韓国がメイン・プレィアーに
なるだろうという。しかし、従来のサンシャイン政策は一方的に北朝鮮に与えるだけの
ものだったと述べた。
"South Korea is using too short a stick. The donkey can eat the carrot without
getting up."
ttp://www.postgazette.com/pg/05058/463080.stm Jack Kelly: All but won
The media can't see that Iraq is close to secure
Sunday, February 27, 2005
ピッツバーグ・ポスト・ガゼット:メディアはイラクが安全になりつつあることを理解できない
イラクで働く第一師団の諜報主任、Jim Stockmoeは今月、英国の雑誌The Spectatorに書いている
ジャーナリスト、Toby Harndenのインタービューを回顧して大笑いする。「バクダッドの三人の
テロリストがいて、グリーン・ゾーンに迫撃砲を打ち込んだりしていたのだが」と、そのときの
話をしてくれた。「彼等は迫撃砲を自動車のエンジンルームに入れて、エンジンがオーバーヒート
してしまった。それで迫撃砲に砲弾を入れると爆発して、テロリストの足が吹き飛ばされてしまっ
た」なんとか生き残ったテロリストは難民を装って近くの家に助けを求めたのだが「住民はテロリ
ストを殴って、イラク警察に突き出してしまったのさ」「まるでお笑い映画のような話だけどね」
しかしジャーナリストのHarndenは「選挙当日の9個の自爆テロは、おのおの3人の犠牲者を出し、
状況は良くない」と書いている。Stockmoeはテロリストに関わるお笑い映画のような話を多く知っ
ている。今では一日、50〜60のテロ攻撃があるが、それはファルージャ鎮圧以前の半分であり、
殆ど全てがスンニ・トライアングル地域で起きている。(軍事情報ブログの)ストラテジー・ペー
ジは「殆どが待ち伏せ攻撃で、多くは被害者を出していない」と書いている。
ニュース・メディアの書いているテロ攻撃はストラテジー・ページのような書き方とは異なってい
る。ストラテジー・ページは「何ダースもの、時には100を超えるテロリストや容疑者が毎日逮捕
されている」と書いている。
イラクで起こっている戦闘をアンバランスに報道するメディアは読者のアメリカ人に誤った印象を
与える、と昨年イラクで働いた予備役のオースチン・ベイが糾弾する。「孤立した事件を取り上げ
て、説明すること無しに伝え、イラクが広範な暴力にために破壊されつつあるという印象を与える」
という。彼はコラムニストでもありブログを持っていて「連合軍は毎日、数千台の輸送車両でクエ
ートやトルコからイラクに物資輸送しているが、テロリストがその中の一台を襲撃できればラッキー
といえる。しかしそうした事件がおきれば、CNNの映像を見ている、ボストンや北京や世界各地
の視聴者は『何たることだ、アメリカはテロリストを鎮圧できない』と叫ぶわけだ」と書いている。
ニュース・メディアがイラクの現状を理解できるのには、まだ何ヶ月もかかるのだろう。しかし、
イラクの戦争は勝利したのだ。60年前の硫黄島のように激しい戦闘があったが、その後では勝敗
は明白なのだ。
その勝利は、ヒラリー・クリントン上院議員の言葉からも明確に読み取れる。イラクを訪問した
ヒラリー議員は2月19日に、最近の自殺攻撃の再度のラッシュはテロリストの失敗している証拠だ
と語った。
オースチン・ベイは「ヒラリー議員のような政治家がイラクに飛んで、そうした発言をするとい
うことは、峠を過ぎた、という事なのだ」とブログに書いている。
それを示唆する出来事もある。イラク警察の能力が向上してきており、その数も増大している。
最近、南部イラクで行った警官の募集では5000人の枠に6000人程度の応募を期待していたが希
望者が10000近くになった。
ジャーナリストはイラクが「泥沼化する」といった政治家の責任を追及しているのだが、そうし
た状況は主としてジャーナリストのイマジネーションの中に存在した。そして、何時になったら
ジャーナリストが(状況を誤って伝えてきた)責任を追及されるのだろう?
>>226 「イラク戦争は誤っており、第二のベトナムになる」と考えるジャーナリストが報道すれば
全ての現象はそう言う風にしか見えないので、ニュース・メディア(CNNとか)とイラク
ブログの間にあるギャップは、ある意味当然というしかないような。
報道は、客観的事実を伝えるのが基本であるにせよ、戦争のような複雑で捉えにくい事象は
多くの側面があるので、正確な報道というのが不可能に見える。
そうしたことは報道の限界でもあるので、情報消費者に出来ることは、別の情報ソースを探
して、見方が一面的にならないように自衛することくらいしか無いような。
228 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん :05/02/27 23:12:37 ID:rIaPeQx3
昨日、田原が朝生の冒頭で謝ってたのには驚いた。 吹っ切れたのか、司会ぶりもキレキレだった。
ttp://www.koreaherald.co.kr/SITE/data/html_dir/2005/02/28/200502280008.asp [ANN]China can make N.K. toe the line
By Zhang Zuqian 2005.02.28
ストレーツタイムズ(コリアヘラルド転載):中国は北朝鮮をちゃんとさせることも出来る
By Zhang Zuqian
北朝鮮の核問題を話し合う6者協議については、その成果が無く、多くの論者は中国が北朝鮮
に、もっと影響力を発揮すべきとしてきた。
2月10日の北朝鮮の6者会議ボイコットと、核爆弾保有宣言の後で、中国は以前とはやや異なっ
た動きを見せている。中国はすばやく共産党の高官を胡錦涛主席のメッセージを持たせて派遣
し、中国国内のメディアはおおっぴらに北朝鮮への不満を表明している。
その結果、北朝鮮は譲歩して、6者協議に出席の意思があり、朝鮮半島の非核化が究極の目的
であると、その立場を再定義した。この時期に、中国の在韓大使は、北朝鮮に対して経済的
手段を圧力に使う可能性を示唆している。
中国は北朝鮮を擁護していて、圧力をかけることはしたくないのだとする議論があって、そう
した論者の主張は:
@圧力による不安定化や崩壊で北朝鮮難民が中国に多量に流入することを恐れている
A中国と北朝鮮は軍事同盟を結んでいる。関係は深い
B北朝鮮の崩壊後、朝鮮半島の統一がなされ、在韓米軍が中国との国境に配備されることを嫌う
しかし、これらの主張は、良く考えてみるといずれも根拠の無い主張である。
まず北朝鮮の難民は、今でも中国国境を越えて入国していて、崩壊とかすれば一時的に増大する
のは間違いない。しかし、それは一時的であって、永久ではなく、中国よりも遥かに豊かな韓国
へと移動するだろう。それはベトナム難民が一時的に中国に溢れたが最終的にはアメリカや欧州
に移動したのと同じである。中国は一時的な難民増加を経験するとしても国際機関に支援を求め
る事すら可能だろう。
北朝鮮と中国の同盟関係は朝鮮戦争当時のもので、中国はそれ以降大きく変わったから今では
中国にとって北朝鮮との結びつきより西欧諸国との関係のほうが重大になっている。15年前に
中国が共産主義・ソヴィエトとの関係が変わったように、現在の中国は北朝鮮を必要としない。
統一された朝鮮半島の中国国境に、アメリカ軍が歩兵を配備する可能性は殆ど無い。何故なら
アメリカはそんな危険を犯さなくても航空機や戦艦などにより、中国国境の遥か彼方から中国
を攻撃できるからである。紛争時に真っ先に犠牲になるために、アメリカがわざわざ歩兵を配
置するメリットは無い。
中国は北朝鮮の核問題に対して以前より積極的になっており、他の国の協力があれば次回の6者
協議はより成果のあるものになるかもしれない。
Given the latest development, that China has become more pro-active on the North
Korean nuclear issue, if other countries concerned move to cooperate with China,
we can expect the next round of six-party talks to be more productive.
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これは従来のほかの論者と異なる見方で、ちょっとおもすろい。上海のシンクタンクの
人らすいのだが。(The writer is the director of European studies at Shanghai
Institute for International Studies.)
ttp://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2005022861078 6者協議枠内での米朝協議 米側高官が容易表明 <東亜日報、部分>
FEBRUARY 27, 2005 22:33 by 夫亨權
▲「6者協議内の米朝2国協議」の可能性〓今回の会合で、米国側首席代表のヒル大使は、
「6者協議の枠内でなら、北朝鮮と別途に会って、話を交わす用意が十分にある」という
意思を明らかにしたとされる。
交渉テーブルにつきさえすれば、失望することはないだろう」という複合的メッセージを
伝えたものと解釈される。もはやボールは北朝鮮に移ったわけだ。
▲「メッセンジャー中国」の役割がカギ〓韓国側首席代表である宋次官補は26日の記者
会見で、「韓米日3国は6者協議主催国である中国の建設的な役割を評価して、協議の早
期再開に向けた中国のさらなる努力を期待する」と話した。
中国は、韓米日3国の会合結果を北朝鮮側に説明し、北朝鮮に少なくとも「(6者協議の
場に)出る」という気持ちを持たせる重責を抱えている。
宋次官補は、北朝鮮の協議復帰の期限について、「決まった時間はないが、無期限に延期
できないというのが6者協議参加国の共通の考えだ」と述べた。北朝鮮が出席するかどう
かを決定するために残された時間は、長くないということだ。
ttp://the.honoluluadvertiser.com/article/2005/Feb/27/ln/ln15p.html Posted on: Sunday, February 27, 2005
New boss at Pacific Command is 'pumped'
ホノルル・アドバタイザー:アメリカ太平洋艦隊の提督の交代
今日、太平洋艦隊のThomas B. Fargo提督が退任し、新しく William J. "Fox" Fallonが
その任についた。60歳のFallon提督は、北朝鮮や台湾海峡などのホット・スポットを抱え
中国やインドを包括するアジアの安全を管理するアメリカ軍を指揮することになる。関係
する国は43ヶ国、関与する人員は30万人に上る。
新提督はVillanova大学卒業後、海軍で経歴を積み重ね、欧州の任務にもついている。日本
の愛媛丸事件での困難な事件処理を処理した外交的経験を有するが、ベトナム戦争ではRA-5C
航空機などを操縦していた。彼は長い戦術ジェット機の滞空時間を持っている。
アメリカ軍のメイヤーズ統合参謀部長は「彼と私は、その頃は今は博物館にあるような航空
機にのっていた」と述べているが、それは50年代製のT-33 Shooting Starのことである。
ttp://www.usnews.com/usnews/issue/050307/opinion/7john.htm By John Leo
Liberalism: Can it survive?
USNews:リベラリズムは生き残れるのだろうか?
最近良く見る、コラムのネタ。
"We are seeing the bitterness of elites who wish to lead, confronted by
multitudes who do not wish to follow."
(我々の見ているのは、大衆を指導すべきと持っているエリート達が、それに従わない
群集に対抗されて、苦々しく思っているという姿である)
ttp://normblog.typepad.com/normblog/2005/02/counting_on_fai.html normblog
The weblog of Norman Geras ノーマン・ギアのブログ
February 26, 2005
Counting on failure? ジャーナリズムの失敗の原因?
雑誌プロスペクトの3月号に、NYTにイラクの記事を書いてきたジャーナリストの
Bartle Bullが、イラク報道の失敗について書いている。雑誌は購読契約しないと読
めないが
ttp://www.prospect-magazine.co.uk/vis_index.php?select_issue=501&AuthKey=3c70a37de2b333f57156446c20b5c6b7&issue=501 この中で、彼の書いていることを幾つか引用してみると:
But the daily BBC message I watched with my various Iraqi hosts never budged. The
refrain was Iraq's "atmosphere of intimidation and violence," and the message was
that the elections could never work. What about the "atmosphere of resolve and
anticipation" that I felt around me? Or the "atmosphere of patience and restraint"
among those whom the terrorists were trying to provoke?
(つまり、選挙直前でもBBCなどはイラクは暴力と恐怖イパーイで選挙は失敗する
だろうといっていて、現地の一般のイラク人の家庭の雰囲気とかけ離れていた)
I try to avoid the hotels and the green zone and the Fort Apache press compounds
when I am here. Sometimes it seems as though I am on a different planet from my
colleagues in big media, and at those moments I worry briefly that I am getting the
story wrong. The people at NBC news are not even allowed to go to the restaurant in
their hotel. They report from the roof. When I went to the BBC's Baghdad bunker for
some interviews after the election, the reporters I had been watching on television
asked me, "So what's it like out there in the real world?" They meant the Iraqi street.
(筆者はジャナリストの失敗の原因を、ホテル・ジャーナリズムだという。NBC放送
のスタッフはレストランに行くことも禁じられていた。BBCのスタッフは筆者に街の
中はどんな具合なのかとたずねた)
The failure of "hotel journalism" might be forgivable if it were truly about prudence
or even laziness. But there has been something wilful about the bad reporting of this
story. It is weirdly personal: Iraq must fail. It is in fact the press that failed, on
a scale for which I cannot think of a precedent. Will the big media outlets demand the
same accountability of themselves that they demand of everyone else? They should, for
the success of these elections was not so surprising to those who dug below the surface
of Iraq.
(ホテル・ジャーナリズムは安全確保などの理由があったのだろうから、それ自体を糾弾
すべきではないかもすれないけれど、本質的なことは、ジャーナリストがイラク占領が失
敗するに違いないという確信をもって報道していたこと。大手のメディアはその責任を問
われるべきか?問われるべきと私は思う。選挙が成功することはイラクの普通の人には良
くわかっていたのだから)
ttp://www.ljworld.com/section/citynews/story/197427 Dean roars into town
Democrats welcome new DNC leader
LJWorld.com:ハワード・ディーンDNC議長、妊娠中絶の権利を政策として強調
On abortion specifically, he said, the party must commit to making abortions
"safe, legal and rare" while maintaining women's rights to choose.
民主党は妊娠中絶の権利を、その安全性や適法性を保障して、コミットすべきと強調した。
"The issue is not abortion," Dean told the closed-door fund-raiser. "The issue is
whether women can make up their own mind instead of some right-wing pastor, some
right-wing politician telling them what to do."
これは女性の選択の権利の問題であって、右翼の牧師や政治家が女性にああしろこうしろ
と指図するような問題ではないのだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
妊娠中絶はアメリカ社会では侃々諤々の問題点ではあろうけれど、ブッシュが自由と民主主義
の進展、独裁者の追放を言っているときに妊娠中絶が争点というのもいかがなものかすらん。
ブッシュ政権、対中政策を修正 「協調」より「警戒」前面
軍拡 首脳ら懸念表明 <産経、28日(月)2時39分>
【ワシントン=古森義久】米国の第二期ブッシュ政権が中国の軍事増強に懸念を深め、総合
的な対中政策を明らかに修正し始めた。同政権はこれまでは中国を潜在脅威と認めながらも、
対テロ戦争の遂行や北朝鮮の核兵器問題で中国の協力を必要とする動機から協調の側面を強
調してきたが、中国の最近の経済拡張を基盤とする軍事拡大路線についに警戒を表面に出す
ことになったという。
・・・
昨年まで国防総省の中国部長だったダニエル・ブルーメンソール氏(現アメリカン・エンター
プライズ研究所研究員)は「中国人民解放軍の近代化の目前の目的は台湾制圧だが、長期的
には東アジア全域での米国とその同盟諸国の軍事的動きを抑止し、米国の覇権を脅かすこと
を目指す戦略があまりに露骨になってきた」と述べ、ブッシュ政権が二期目を迎えた段階で
中国の軍事態勢への姿勢を変えた理由を説明した。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050228-00000008-san-int ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この記事の言うブルーメンソールは
>>191 〜
>>196 のAEIのサイトに論文を掲載している
人で、現在はAEIのフェロー。
ttp://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/index20050227MS3M2700T27022005.html 社説1 北朝鮮の6カ国協議復帰へ圧力強化を(2/28) <日本経済>
日米韓3カ国が26日、6カ国協議の首席代表による会合を開き、北朝鮮に「早期、無条件での
協議復帰」を求め、中国に一層の建設的役割を期待することで一致した。北朝鮮の核開発を
これ以上放置してはならない。ロシアを含む関係5カ国は期限を設けて北朝鮮に協議復帰を促
し、応じない場合は国連安全保障理事会を通じた制裁措置の発動を働きかける姿勢を明確にす
べきだ。
・・・
最大の支援国である中国は一昨年春、北朝鮮に石油供給を一時停止して多国間協議を受け入れ
させた実績がある。北の核武装や東アジアの核拡散は、国境を接する中国にとっても大きな脅
威のはずだ。韓国はこのまま米朝対立が拡大した場合の影響を真剣に検討すべきだろう。
日米韓と中ロ5カ国の結束が6カ国協議早期再開の成否を左右する。5カ国は北朝鮮に協議復帰
の期限を設け、応じないなら北朝鮮の核問題を国連安保理に付託することで意思統一を図るべ
きだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
当たり前の論だけれど、日経にしては、まともな。
日中の物騒な話 政治部 中澤克二 <日本経済>
日中間の物騒な話がたびたび耳に入る。「中国内の仲間から『日本は中国とまた戦争をするの?
いま日本に行って大丈夫か』という電話があったんです」。日本滞在10年以上になる中国人実業
家の言葉だ。これだけなら、そんなバカな、と聞き流す。だが、数年ぶりに来日した日本を良く
知っているはずの中国人研究者までも「向こうにいると、日本と戦争になる、と半ば本気で心配
しました」。
・・・
だからといって中国の人々が「戦争」まで思い起こすというのは飛躍であり、やりきれない。冒
頭に登場した中国人らも、自ら今の日本社会を観た後は「やっぱり日本人は冷静。安心した」
「戦争なんかあり得ない」と納得するのだから。だが、いつまでたっても、それが中国人全体の
共通認識にはならない。戦後60年を経て、なお残る大きな認識の差。日中が普通の国と国の間柄
になるのに、あと何年かかるのか。トップ同士の決断で一気に「和解」を実現した日韓の例もあ
るのだが。
http://www.nikkei.co.jp/seiji/20050218e3k1801218.html ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
とはいえ、政治部記者がこのDQNぶり、ダメポに変わりは無い。
ttp://www.csmonitor.com/2005/0228/p01s02-wome.html from the February 28, 2005 edition
New openings for Arab democracy
By Nicholas Blanford and Gretchen Peters
CSM:新たなアラブ・デモクラシーの始まり By Nicholas Blanford and Gretchen Peters
今年後半のエジプト大統領選挙では、有権者は今までになかった事態に遭遇する。有権者は
はじめて、候補者を選択することが出来るのだ。
土曜日のムバラク大統領の発表は複数候補による大統領選挙を実現するため憲法修正を提案
するという驚くべきものだった。アラブ世界の民主主義へのシフトを示す最新の出来事とい
えるのかも。
今年に入って中東ではイラクの選挙、パレスチナの選挙がありサウジアラビアも選挙を行う。
さらにレバノンで起こった今までに無い大衆のデモはシリアの撤退を要求した。問題は、こ
れらの動きが真にアラブ世界を民主主義に向かわせる最初の動きなのか、それとも強権政治
体制の続くアラブの国々の中途半端な動きに終わるのか、である。専門家は次に起こること
に注目している。それが鍵になりそうだという。
シリアの社会アナリスト、Ammar Abdulhamidは「本物の草の根の動きが生まれてくるならば
うれしい話だが」という。「レバノンで起こっていることには勇気付けられる。エジプトは
サインが伺える。ムバラクを押している人たちが何人かいる。シリアは残念なことに失望さ
せられる。それは間違った方向に向かっているように見える」
エジプトの野党勢力はムバラクの発表を歓迎しているもののこの先なされるべき改革は道の
りが遠いとして警告している。人権活動家のHisham Kassemは「エジプトが開かれた大統領選
挙を行うとは信じられない気持ちだ」「私が殴られたり逮捕されたりしないなら、私の生き
ている間に民主主義がエジプトに訪れるかもしれない」しかしICSのHugh Robertsは、エジ
プトの民主主義は、いまだ大変遠い道のりだという。(中略)
アラブ世界ではブッシュ政権の民主主義を広めるドクトリンへの批判は多いのだが、それにも
関わらず、国々の当面の改革はアメリカの干渉無しには発生しないとするアナリストもいる。
レバノンの政治アナリストMichael Youngは「アメリカが言っているのだから、それに直面し
なくては」「ムバラクの動きはブッシュ就任演説への対応であり、これらの指導者は公的なイ
メージを保つために何かをしなくてはいけないと感じている」
レバノンでは前首相の暗殺事件以降、草の根の政治行動が盛り上がっていて、普通の市民や
中産階級の人々が抗議行動に参加しているが、それは昨年のウクライナのオレンジ革命をモ
デルにした運動である。「喜ばしいことは、この運動は政権交代を求めているが、それを暴
力なしに実現しようというものであることだ」とベイルートの聖ヨセフ大学のChibli Mallat
がいう。「これは中東におけるデモクラシーへのトランスフォーメーションの一部だと思う」
>>238 日本のサヨク中東アナリスト達の、この記事へのコメントを聞いてみたいところ
ttp://www.reuters.com/newsArticle.jhtml?type=topNews&storyID=7745333 U.N. Fears Peacekeepers Commit Sex Abuse Worldwide
Fri Feb 25, 2005 04:32 PM ET
ロイター:国連PKFのSEXスキャンダル、他の国に拡大の恐れ
Rocked by widespread abuse of women and girls, including gang rape, in the Democratic
Republic of the Congo, the United Nations also has found sexual exploitation cases in
at least four other missions -- in Burundi, Liberia, Ivory Coast -- as well as more
recently in Haiti, they added.
世界中でやり捲くってるのかすらん?
ttp://www.yonhapnews.co.kr/Engnews/20050228/300200000020050228103116E8.html 2005/02/28 10:31 KST
KEDO Offers Energy Aid to N.K. If Progress is Made in Nuke Talks
連合通信:北朝鮮の核問題解決が進展ならKEDOのエネルギー支援も、と韓国高官
NEW YORK, Feb. 27 (Yonhap) -- A U.S.-led international consortium has told North Korea
that it is willing to resume energy aid to the communist country if Pyongyang eases
concerns over its nuclear weapons program, a South Korean official said Sunday.
韓国高官が日曜日に明らかにしたところに拠れば、北朝鮮の核問題の解決に進展があれば
KEDOがエネルギー支援を再開する意向があると北朝鮮に告げた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この文面からはKEDOのメンバーである米国も承認しているように見えるけれど、ちょっと
信用できるものなのか疑問が‥
安倍氏、6か国協議の米代表団と会談 <TBS News>
北朝鮮の核開発問題をめぐり、6か国協議のアメリカ側代表団の1人、ビクター・チャー氏は
自民党の安倍幹事長代理と会談し、日本政府の経済制裁検討に理解を示した上で、今後も日米
両国で緊密な連携が必要だとの認識で一致しました。
会談では、核兵器の保有を宣言した北朝鮮に対し、日米韓3ヶ国が強い懸念を共有し、6か国
協議再開に向け、結束を示したことは有意義だったと確認したということです。(28日 0:32)
ttp://news.tbs.co.jp/part_news/part_news1140902.html
246 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん :05/02/28 17:08:28 ID:bECz45uU
>>244 米国は以前KEDOを火力発電所供給に再利用という案を出してたから、その案でなら
承認しててもおかしくないと思われ。
ただ、軽水炉供給はもうあり得ないとも思うが。
ttp://online.wsj.com/article/0,,SB110954480521065291,00.html?mod=opinion%5Fmain%5Feurope%5Fasia Chen's Olive Branch February 28, 2005
WSJ(アジア版、社説):台湾の融和的態度と、中国の反国家分裂法
台湾のChen Shui-bian総統は先週、中国に対して従来の独立志向を幾分かは改めるような
融和的な態度を示す声明を出している。彼の言ったことは「台湾海峡の現状安定を変える
ためには、台湾の2300万人国民の同意が必要であり、我々は両岸の善隣友好に考慮し、両
岸の関係を変える(独立宣言などの)どんな行為も行うつもりはない」
これは中国への台湾側からの(独立志向を抑えた)友好的な態度表明なのだから、中国側
もそれに反応すべきである。中国は予定している「反国家分裂法」の制定をやめるべきだ。
どうしてこの法律が必要なのか良くわからないが、ひとつの解釈は台湾侵略を決した場合
の正当性の根拠に使われるのではないか、というものがある。
しかし中国は良く考えてみるべきなのだが、そうした態度はアメリカヤアジアの隣国を引
かせるものだ。サダム・フセインがクエートを侵略したときにも彼は、国民の要請だとい
っていた。中国側は台湾海峡問題が緊張化するのはひとえにChen Shui-bianの態度のため
だ、といってきたわけだが、その台湾総統が今や融和を言っていることに鑑みて、中国は
世界にその主張が聞き入れられるかを考えてみるべきだろう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
原文はかなり長いが、極端に圧縮したもの。反国家分裂法へのアメリカ保守派のこだわり
(反発の強さ)を感じさせるところがあるような希ガス。
>>246 この記事は解釈・判断が難しいもので、ロイターの要約は舌足らず鴨
ttp://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A58417-2005Feb27.html Bush Weighs Offers To Iran U.S. Might Join Effort to Halt Nuclear Program
By Robin Wright Washington Post Staff Writer
Monday, February 28, 2005; Page A01
WaPo:ブッシュ政権はイランの核開発を止めさせるため、欧州と共同での支援に参加を検討
・「イランの核爆弾開発の廃棄」と引き換えにインセンティブ、多分WTO加盟の支持を含む、
に賛同して欧州と共にエンゲージメント政策に出ることを検討していると「高官」が語った。
・ブッシュ政権内部にはイラン政策を巡って禿げしい対立がある
・エンゲージメント政策に舵を切るならブッシュ政権のイラン政策は大きな変更という事になる
・この政策はイランを巡って欧州との協調を演出する戦術的な側面がある
・欧州とのイラン政策での協調(の演出)は英国首相、トニー・ブレアがブッシュに要請し
てきたものである
・この戦術は、イランが核爆弾開発断念しない可能性を考えているところがあって、欧州と協調
(一時的にせよ)しておいても結局損にならない。むしろ国連安保理に問題を持ち込んだ場合、
欧州との協調路線が有利に働くとの読みもある。
・国務省高官は「イランが核爆弾廃棄するかには、我々は批判的な見通しを持っているが、
欧州の政策に協調しておくことは我々のすべきことだ」
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アメリカには欧州のエンゲージメントが成功しないだろうけれど、協調しておけば
その後のイラン政策がやりやすくなる、という戦術的な読みがあるように思われ。
ttp://online.wsj.com/article/0,,SB110954572850965312,00.html?mod=opinion%5Fmain%5Fcommentaries Fear and Loathing in East Asia
By MICHAEL GONZALEZ February 28, 2005; Page A17
WSJ(米国版、寄稿):中国外交政策への、東アジア諸国の恐怖と嫌悪
By MICHAEL GONZALEZ
最近香港で、中国の外交政策が嫌われていることを示す、おもすろい出来事があった。香港の
「オーストラリア(親善)の日」のセレモニーの席で、北京の傀儡である香港の行政府の高官
が挨拶したのだが、彼はスピーチで「香港とオーストラリアはお互いに共通点が多い。オース
トラリアも若くて自由な国であり・・」とのべた。数千年の歴史を誇る中国の一部であるはず
の香港が若いというのは聞きなれない話なのだが「香港は中国の一部ではあるが、香港自体は
たいへん若く、自由なところで、皆さんが知るとおり、香港はとても自由だ」
確かに香港は中国と異なって、法の支配や自由の多くを確保しているのだが、それは英国のお
かげというべきである。しかし注目すべきは中国大陸と香港を別のものであるかのように見せ
る態度であって、それはちょっとまずいのでは。
中国外交が最近、困難に遭遇しているのは明らかである。中国のモデルは東アジアで支持され
ているとは言えず、スマトラから北海道まで、若者はジーンズやヤンキー(野球)帽子を愛用
している。東南アジアではベトナムやインドネシアが中国の台頭を憂慮している。ベトナムは
歴史的に中国の影響を心配するところが多く、インドネシアは国内の華僑の影響力を中国が悪
用することを心配している。シンガポールもそれは同じである。
過去数ヶ月、中国は中国への経済的依存を深め、中国ブームの起こっている韓国国内でさえ問
題をおこしていて、韓国国会議員の記者会見を公安警察が強行阻止したりしている。さらに
その後、韓国の願いを無視して、中国は脱北した72歳の韓国人戦争捕虜を北朝鮮に送還した。
それに、歴史問題では中国は北朝鮮の一部は歴史的に中国領だと主張していて、韓国の知識人
は中国の台頭が韓国に与える影響を心配し始めている。
台湾に関して中国はその民主国家の意向に反して、台湾の分離は国家のアイデンティティに関
わると叫んでいる。さらにその問題には、最近日本が関与することになった。
日本との間で中国は昨年の原潜の領海侵犯やら、尖閣の領有問題やら東シナ海の資源の問題で
いさかいがある。日本とアメリカの今月行われた(2+2)安全保障協議では台湾海峡問題を
「共通の戦略目標」と定義した共同声明を出している。その結果、予想されるとおり中国国営
の新華社通信やTVや新聞などは外交部広報官の怒りに満ちた声明を報道している。台湾問題
は「中国の国家主権の問題で、国の安全保障と領土主権に関わるもの」であると非難している。
チャイナ・ディリーの社説は日米共同声明を「無責任で、向こう見ずな行為であり、その結果
の責任を負うべきもの」と述べている。
そういう言い方は中国の主張を北朝鮮のそれと同じように見せるものだが、香港の高官が自分
達を中国から距離を置いて見せたくなる気持ちも理解できるというものだ。つまりは中国も北
朝鮮も独裁国なのだ。無論、中国は北朝鮮より進歩していて経済的に繁栄している。経済的な
進歩は通常は政治的多角化をもたらすのだが、中国では今なお、チャイナ・ディリー社説のよ
うな一方的な見方への批判が聞かれない。多くの国で、国民的なディベートは温和な外交政策
をもたらす。中国では内部のディベートでさえ大変制限されているように見える。
中国は政治改革をゆっくりと進めるというが、ある人は全く動いてはいないという。中国はそ
うしたもたつきが世界から乖離していることを理解すべきだ。(中国が)大国でなくても、そ
うしたことは許容しがたいことだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
筆者はWSJアジア版の編集委員。この論評ではあえて名前を明らかにして中国外交を批判。
(通常、WSJの社説は、筆者の署名がないので)
6カ国協議復帰に4条件 金総書記、米に要求 (共同通信、28日20時53分)
【北京28日共同】北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が2月に訪朝した王家瑞(おう・
かずい)・中国共産党対外連絡部長との会談で、核問題をめぐる6カ国協議に復帰する事実上の
条件として、北朝鮮を「圧政国家」とする明確な理由説明など4項目を米国に要求していたこと
が28日分かった。複数の協議筋が明らかにした。中国側は6カ国協議再開のため米国による何
らかの意思表示が必要と判断しているもようで、米国との調整を急ぐとみられる。
金総書記が示したのはほかに(1)米国による「安全の保証」(2)対等な資格での協議確約
(3)信頼できる条件の提示−−で、北朝鮮の根本的懸念を6カ国協議再開前に解消するよう求
める内容。しかし、日米韓は「北朝鮮の関心事は6カ国協議で取り上げる」として北朝鮮に無条
件の協議復帰を求めており、中国による調整は難航が予想される。
ttp://news.www.infoseek.co.jp/world/story.html?q=28kyodo2005022801003141&cat=38
ttp://www.aei.org/news/newsID.22025,filter.all/news_detail.asp Toss Bashar Assad Out of Both Lebanon and Syria
The Assasination of Rafik Hariri is the Final Straw.
The World Should Help the Two Nations Oust this Tyrant.
By Danielle Pletka Posted: Friday, February 25, 2005
AEI:シリアのアサド大統領を駆逐すべき時だ、前レバノン首相の暗殺は最後の一線を越えた
世界はシリアとレバノンからアサド大統領の影響を排除すべきである
AEIのサイトにうpされている評論で禿げしいアサド政権批判。アメリカ保守・強硬派の本音
が見えるような希ガス。筆者は:Danielle Pletka is vice president for foreign and defense
policy studies at AEI.
>>242 この記事内容を日本も韓国も、政府が否定
ttp://www.reuters.com/newsArticle.jhtml;jsessionid=JUDVRTBKFSADYCRBAEKSFFA?type=topNews&storyID=7757195&pageNumber=1 Incentives, Pressure to Bring N.Korea to Talks Mon Feb 28, 2005 07:35 AM ET
Japan's Sankei Shimbun also quoted a government source as saying Pyongyang would be
ready to sign a treaty with the United States by October.
Song and a Japanese official denied a newspaper report that North Korea had told South
Korean officials it would wait until June to return to the talks.
Song called the report "speculative" and said it would be unacceptable to turn the talks
into "an annual event."
日本の産経新聞は、北朝鮮が韓国を通じて10月にアメリカと協定を結びたいと連絡したと報道した
韓国と日本の政府はその内容を否定した。報道は北朝鮮が6月までは6者協議に参加しないとしてい
る。宋旻淳次官補はその報道を憶測であるとし、6者協議を年間のイベントにすることは受け入れが
たいと述べた。
江沢民さんは意外にも(?)仏教に信心深い人らすい。共産党の元親玉としては如何なものか
という希ガスではあるけれど「阿弥陀仏」を公然と口にして祈る程だという‥
Even Jiang Zemin, former supreme leader of the Chinese government and the armed forces,
turns out to be a pious pilgrim. On June 5, 2004, commander-in-chief Jiang paid a widely
reported homage visit to the famous Zhantanlin Temple located in north China's Anhui
province. In order to await his belated arrival, the temple delayed the scriptures-chanting
morning hours. The monastery abbot personally lit up three joss sticks for the military
strongman, who following the worshipping rites, took over the sticks and piously placed
them in the censer. Jiang stayed for almost an hour at the temple, longer than scheduled.
On the way out, he turned around, hands pressed together, and bade "Amitabha", a commonly
used name for the Buddha of Infinite Light and Life, to the abbot and the other monks.
ttp://www.atimes.com/atimes/China/GC01Ad05.html
ttp://www.strategypage.com/dls/articles/200522720.asp STRATEGY PAGE (ストラテジー・ページ ブログ)
The NGO Problem by James Dunnigan NGOの問題点
February 27, 2005
(軍事・外交問題で切れ味の良い評論を掲載するストラテジー・ページのNGO評論)
NGOは増殖していて、発展途上国支援の大きな部分を占めるようになってきており、民間
の支援基金などがNGO経由で流れる仕組みができている。
問題は、NGOが利益を目的とした団体ではないにせよ、その活動のために多くの経費を使
っていることであり、組織の自己増殖のために、その人件費が増大する。支援される側は、
自分達の国のために献金された資金のどれほどの部分がNGOの人件費や経費に使われてい
るのかを気にしている。
NGOを通じて支援が行われるようになった理由の一つは、発展途上国の政府が、多くの場合
汚職にまみれていて、政府経由で支援の資金を流せば、その資金が役人などに私物化されるこ
とが大変多いからである。
軍の人道支援部隊など特殊部隊による非軍事人道支援はそういう意味では効果的で望ましい支
援といえるのだが、人道支援は軍の主目的ではないからそうした活動に携わる部隊は数が大変
少なく、結果的にNGOが活動することになる。
NGOの柔軟性は大きなメリットであるからNGO経由の支援は続けられるわけであるがNG
Oの問題点はより考慮されるべきであり、政府や軍による支援との住み分け,使い分けを真剣に
考慮すべきであろう。NGOの政治的傾向についても考慮は必要である。
「北の人権状況極めて悪い」米、国務省報告で批判 <読売、3/1/01:15>
【ワシントン=菱沼隆雄】米国務省は28日、世界各国の人権状況についてまとめた2004年
版の「人権報告書」を発表、北朝鮮について、「人権状況は極めて悪いままで、多くの深刻な人
権侵害が続けられている」と厳しく批判した。
報告書は、北朝鮮国内で、通常の法的手続きを踏まない処刑や拘束が日常的に行われていると指
摘。また、日本人拉致事件に関して、北朝鮮が「死亡した」などとしている拉致被害者10人の
消息や、拉致の疑いがある20人について日本が北朝鮮に説明を求めているが、肯定的な結果は
生じていないとしている。
報告書は一方、日本について、「(管理売春を目的とした)女性や少女の人身売買が問題として
依然残っている」と指摘した。
ttp://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050228i416.htm ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ttp://www.state.gov/g/rls/rm/2005/42771.htm Remarks on The Country Reports on Human Rights Practices for 2004
Paula J. Dobriansky, Under Secretary of State for Global Affairs
Washington, DC February 28, 2005 これは人権白書発表の記者会見文書
ttp://www.state.gov/g/drl/rls/hrrpt/2004/41586.htm (実際の人権白書のサマリー、北朝鮮に触れているおもな部分を抜粋すると)
In response to the Democratic People’s Republic of Korea’s (North Korea) continued
brutal and repressive treatment of its people, the United States Congress enacted the
North Korea Human Rights Act of 2004. The Act seeks to address the serious human rights
situation in North Korea and to promote durable solutions for North Korean refugees,
transparency in provision of humanitarian assistance, a free flow of information, and
a peaceful reunification on the Korean peninsula.
North Korea remains one of the world’s most repressive and brutal regimes. An estimated
150,000-200,000 persons are believed to be political prisoners in detention camps in
remote areas, and defectors report that many prisoners have died from torture, starvation,
disease, exposure, or a combination of causes. The regime also subjects citizens to rigid
controls over many aspects of their lives.
>>259 これを読んでいると、殆どありとあらゆる人権侵害の事例が出て来るので気分が
悪くなることおびただしい。ちょっと意外なのは仏教寺院が300程度あってある種の宗教
活動はあるようだ、と書いている部分くらい。
ttp://news.bostonherald.com/international/view.bg?articleid=70787 Lebanese government resigns amid mass opposition protests
By Associated Press Monday, February 28, 2
AP:レバノン首相、国民の抗議行動で辞任
``I am keen that the government will not be a hurdle in front of those who want the
good for this country. I declare the resignation of the government that I had the
honor to head. May God preserve Lebanon,'' Karami said.
「国民の抗議のまえに、それに抗することはしない。私は辞任する、神の御加護のレバノンに
あらんことを」
>>261 CNNでは広場に集まった抗議行動の国民が国旗を振って盛り上がっている様子
を放送している。普通の市民っぽい人が多いような。ウクライナのオレンジ革命
のリプレィを見るような感じ。
レバノン・ブログは盛り上がっているような:
Ah, the sweet music of democratic revolution!
http://www.publiuspundit.com/?p=538 アメリカ保守系(イスラエルより)のLGFブログのリアクション↓
ttp://littlegreenfootballs.com/weblog/?entry=14883_Breaking_News-_Lebanese_Government_Resigns!#comments ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
The sound of falling dominos....
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The middle east is emploding. Thank you President Bush. Freedom is on the march.
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Go Lebanon! WOW.
It makes me cry. Bush was right.
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
This is wonderful. I can't imagine the Syrians making a move now. Bush could
just sic Condi on 'em. (with those boots).
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Looks like big trouble for Syria in little Lebanon. Syria is done in Lebanon. There's
little chance that a new government can stand without ceding to the demands of the
Lebanese opposition. Syria will have to withdraw opening the way for free elections to
take place without interference from Syria.
It is a welcome change in the middle east to see the Druze, Marionites and Shia marching
together under one banner.
Unfortunately, I expect violence from Hizbullah. I think they're going to get squeezed
by Iran and Syria to try and rile up some sectarian violence to split the Lebanese
opposition along religious lines again.
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
軍版より
アメリカ空軍が次の4ヵ年計画で、F/A-22の輸出解禁を討議
Aerospace Daily & Defense Report
Jumper: QDR Should Include Look At F/A-22 Export Ban
02/22/2005 10:22:13 AM
By Marc Selinger
ORLANDO, Fla. - A top U.S. Air Force general says that export
restrictions on the F/A-22 Raptor should be re-examined during
the Defense Department's upcoming Quadrennial Defense Review (QDR).
Current law bans the export of the high-tech "air dominance" fighter,
but the Air Force might argue that allowing foreign sales of the
Lockheed Martin-built F/A-22 would increase economies of scale,
reducing the cost of each aircraft for the Air Force and allowing the service to buy more.
"I think that's one that should be on the table" during the QDR,
said Gen. John Jumper, U.S. Air Force chief of staff, who spoke
with reporters late Feb. 17 at an Air Force Association conference
here. "I would think that option would be on the table."
http://aviationnow.ecnext.com/coms2/summary_0275-10365_ITM 380 名前:名無し三等兵[] 投稿日:05/02/28 21:42:48 ID:4dMG/lio
フロリダ州・オーランド
アメリカ空軍の高官は、国防総省の次の4ヵ年計画で、
F/A-22の輸出制限についての見直しを含める方針であると述べた。
現在の法律では、ハイテクによる制空優位性を維持するために、
F/A-22の輸出を禁止している。 しかし空軍は、これを見直す
ことによりF/A-22の生産量を増やし、1機あたりのコストを下げる
ことで、より多くの機体を調達できるとしている。
空軍参謀長John Jumper将軍は、17日の空軍協会での記者会見で
次期4ヵ年計画で「まさに今、議論しなければならない議題である」
と述べた。
ttp://www.powerlineblog.com/ PowerLine February 28, 2005 (パワーライン ブログ)
Lebanese Government Resigns (レバノン政府の辞任)
中東で物事が急速に進んでいるので、追っかけるのが難しいくらいだ。レバノン政府が今朝
辞任した。シリアべったりのオマル・カラミ首相が辞任したのだ。
この出来事は直接的には前首相の暗殺事件なのだが、より広範に見れば、それはこの地域に
起こっているイラクの政権交代や選挙の影響である。今そこで起こっていることは、私はあ
えて、そう言う表現を使いたく思うが、回避できないことなのだ。シリアはレバノンから撤
退せざるを得ないだろう。それはこの地域にとって良いことだ。特にレバノンのナショナリ
ズムが、以前の血生ぐさい党派争いの暴力沙汰に取って代わるか、それを抑えているのなら
喜ばしいことだ。
結局のところ、中東も他の地域と特に変わっているわけではない。彼等が普通の(民主主義
国家の)生活を送れるのはいつなのだろう。次に何かが起こるのはイランなのか?
>>264 政治・経済的に見れば、ブッシュ第二期政権が財政赤字解消を目指していて、軍事支出
にも見直しを始めており「費用対効果」の悪い(お値段高すぎ)のプロジェクトを、あ
ぼ〜んさせる構えを見せ始めたので、軍やメーカーも対策を考え始めたようにも思われ。
わが国の自衛隊にとっては朗報なのでしょう。今なら、北朝鮮対策でFA22でもイー
ジス艦のミサイル防衛用インターセプターでも買えそうな国民的雰囲気?自衛隊の軍備
調達計画担当は、金正日政権が何とか長持ちするよう祈るべきなの鴨。
ttp://www.reuters.com/newsArticle.jhtml?type=politicsNews&storyID=7762034 White House: Lebanon Events 'An Opportunity'
Mon Feb 28, 2005 02:07 PM ET
ロイター:ホワイトハウス、レバノン首相辞任を「(民主化の)機会」と歓迎
ホワイトハウスの広報官、スコット・マクラレンはレバノン首相の辞任にコメントして
「これはレバノン国民が、真に国民各派を代表する政権を選ぶ機会である」と述べた。
「レバノン政府は国民の民主化の願いに答えて自由で公正な選挙を行う責任を有する」
「アメリカはレバノンの選挙が憲法に基づき外国からの干渉を排除して行われることを
希望する。つまり、シリアの軍隊と諜報警察はレバノンを去るべきである。それが選挙
を自由で公正なものにすることを確実にする」
ttp://news.xinhuanet.com/world/2005-03/01/content_2631391.htm <中国、新華網、3、1、中国語報道>
レバノンの大統領はカラミ首相はじめとする政府の辞表を受け入れる
レバノンの議会は当日の晩に会議を行って、反対派の議員は強烈に政府に辞職するように求めて
政府を批判する。反対派の圧力で迫ってカラミ首相は彼の政府の全体が辞職することを宣言する。
彼は、議員達がもう対話を通して問題を解決することを求めないことを発見して、政府がもう辞
職して政治の真空を生むかもしれないことをも心配しないと簡単で短い演説の中で言う。そのた
め、彼の政府は辞職を出して、免れて役立たない国家の前進する障害になる事を恐れるとした。
レバノンの反対派の大衆は当日に引き続きベイルート市の中心でデモ活動を行って、彼らはカラ
ミ首相の政府が辞職した後でまだレバノンの安全な機関の責任者に辞職するように求めて、それ
によって前首相暗殺事件を調べて明らかにするよう求める。
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中国の国内報道でもベイルートの(政府のデモ禁止令に反対して実行した)国民のデモと首相
の辞任を報じている。共産党独裁政権で議員選挙や大統領選挙に縁の無い、デモも禁止されて
いる中国の国民はこういうニュースを聞いて何を思うのかすらん?
>>250 ありがとん。WSJは読めないので、大助かりです。感謝!!
ttp://sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?file=/g/a/2005/02/24/cstillwell.DTL OPINION: The Making Of A 9/11 Republican Thursday, February 24, 2005
SFG:911事件が私を変えたわけ By Cinnamon Stillwell
Having been indoctrinated in the postcolonialist, self-loathing school of multi
culturalism, I thought America was the root of all evil in the world. Its democratic
form of government and capitalist economic system was nothing more than a machine in
which citizens were forced to be cogs. I put aside the nagging question of why so many
people all over the world risk their lives to come to the United States. Freedom of
speech, religious freedom, women's rights, gay rights (yes, even without same-sex
marriage), social and economic mobility, relative racial harmony and democracy itself
were all taken for granted in my narrow, insulated world view.
私の学生時代には、反植民地主義、自虐的な多文化主義にそまった環境で教育を受けた。私は
アメリカが世界の全ての罪の根源であると思っていた。民主主義の政府や資本主義体制の経済
は国民を歯車のように、こき使うものでしかない。私は世界のそんなにも多くの国から人々が
命がけでアメリカにやってくるのは何故かとは考えなかった。表現の自由や宗教の自由、女性
の権利、ゲイの権利(それに同性結婚の権利も)、社会経済的な階層移動の自由、比較的良好
な人種間協調、そして民主主義それ自体は、私の狭い孤立的な世界認識の中では当然のことで
あった。
ーーーーー
そういう、リベラルな若者が911事件後リベラルの陣営がテロリストに対して有効な戦略を
立てることも、アメリカを守ることにも、イスラム原理主義への思想的戦争にも消極的で無力
であることから、このしとは覚醒して、他の論調を読み始める。自分達の国を脅威から守れな
い政治的主張に意味があるのか?というわけで。
To my astonishment, I found that the only voices that seemed to me to be intellectually
and morally honest were on the right. Suddenly, I was listening to conservative talk-show
hosts on the radio and reading conservative columnists, and they were making sense.
When I actually met conservatives, I discovered that they did not at all embody the stereotypes with which I'd been inculcated as a liberal.
驚いたことには、私にとって知的に、また道徳的に正直と思える主張は右翼のものだった。突然
私は保守派のトークラジオを聞くようになり、保守派のコラムニストの書き物を読むようになっ
た。そして、それらにはセンスがあった。私が実際の保守派の人達にあってみると、それらの人
達は、私がリベラルとして教えてこられたようなステレオタイプでは全く無かった。
So I became what's now commonly known as a "9/11 Republican."
そして、私は、いわゆる「911・共和党員」になったのである。
ttp://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2005030174288 <東亜日報、FEBRUARY 28, 2005 22:47 by ?有成>
「台湾海峡で武力衝突時は、米空軍が台湾支援」香港紙報道
香港紙「文匯」は28日付で、米空軍の主要幹部が、台湾海峡で武力衝突が発生すれば、米軍
は制空権掌握のため台湾に近付く艦艇を撃沈させる方針だと語ったと報道した。
同紙によると、この幹部は先月25日、ワシントンの米国企業研究所が主催した空軍力シンポ
ジウムに出席し、「中国が台湾を封鎖した場合、米国は介入するつもりか」と言う質問にこの
ように答えたという。同幹部は、また「万が一、台湾海峡で衝突が起きれば、米軍は直ちに台
湾支援に乗り出すはずで、米海空軍は台湾海峡の制空権を掌握するため、台湾に向かう艦艇を
撃沈して台湾に対する脅威を無くすだろう」と話した。
さらに、「米空軍は台湾海峡での衝突発生時、沖繩・嘉手納基地にある空軍力を動員する方針
だ」とも説明した。嘉手納は極東地域最大の米空軍基地だ。
これに関連して米戦略予算評価センターのある研究員は、「米空軍が昨年夏、太平洋で爆撃機
を動員し仮想中国艦艇に対する撃沈演習を実施した事実がある」と発表し、台湾海峡の武力衝
突発生時の米軍の中国艦艇攻撃計画を裏付けた。
金総書記、核保有認める 製造時期や量に言及せず (共同通信、3月1日9時2分)
【北京1日共同】北朝鮮が核兵器保有を公式宣言した2月10日の外務省声明について、
金正日総書記が同21日の中国の王家瑞・共産党対外連絡部長との会談で「これはきの
うやきょうの新しい話ではない」と述べ、核兵器保有を直接認めていたことが1日、分
かった。6カ国協議筋が明らかにした。金総書記が核保有を認めたことが明らかになっ
たのは初めて。
同筋によると、金総書記は核兵器を製造した理由について「米国の敵視政策により、自
衛のためにつくらざるを得なくなった」と述べ、外務省声明と同じ内容の説明をした。
しかし、具体的な製造時期や量には言及しなかったという。
ttp://news.www.infoseek.co.jp/world/story.html?q=01kyodo2005030101000221&cat=38
ttp://www.usatoday.com/news/world/2005-02-28-iran-pink_x.htm New attitudes color Iranian society, culture
By Barbara Slavin, USA TODAY Posted 2/28/2005 8:36 PM
USA TODAY:イラン女性の「ピンク革命」 (写真あり)
イランの都市は数年前まではモノクロームの街であって、女性は頭からつま先まで黒い
ドレープで覆われていた。
すかす、今年の冬は女性がピンクのコート、ピンクのセーター、ピンクのヘッドスカーフ
靴、バッグで、街の中がピンクなのだ。イスラムの法では女性が外出する場合は顔と手足
意外を全て覆うように求めているのだが、今年になってコートは短くなり、明るくて体に
フィットするようになり、ヒールが高くなり、ヘッドスカーフは後退して髪が見えるよう
になってきている。
これは静かな「ピンク革命」である。
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イスラムの大アヤトラの権威も、ファッションを求める女性の前には力なし‥
http://www.asahi.com/politics/update/0301/003.html 韓国大統領、歴史問題で日本批判 「謝罪と賠償を」<朝日新聞、01 11:55>
盧武鉉(ノ・ムヒョン)韓国大統領は1日、1919年に起きた日本による植民地支配に対する
抵抗運動「3・1運動」86周年記念式典で演説し、日本に対して「過去の真実を究明し、真に
謝罪、反省し、賠償すべきことは賠償するべきだ。それが全世界がしている歴史清算の普遍的方
式だ」と述べ、日韓の過去清算や戦後補償問題での日本の努力を促した。
昨年7月の日韓首脳会談で「任期中は歴史問題を提起しない」と述べるなど未来志向を強調して
きた大統領としては、従来にない厳しい口調。中韓の反発にもかかわらず靖国神社参拝の意思を
明白にする小泉首相ら日本側の歴史認識に不満を示し、韓国の国民感情に対する日本側の配慮を
促したものと見られる。
大統領は「韓国政府は国民の怒りと憎悪をあおらないよう自制してきたが、我々の一方的努力だ
けでは(歴史問題は)解決できない。両国関係の発展には日本政府と国民の真の努力が必要だ」
と述べた。
大統領は北朝鮮による日本人拉致問題について「日本国民の怒りを十分理解する」とする半面、
「日本も、強制徴用から慰安婦問題まで日本支配時代に数千、数万倍の苦痛を受けた我が国民の
怒りを理解しなければならない」と強調。「真の自己反省」がなければ「いくら経済力が強く軍
備を強化しても隣人の信頼は得られない」と述べた。
大統領は65年の日韓条約で日本が経済協力をする代わりに韓国が請求権を放棄した問題に言及。
「韓日協定と過去補償問題については(韓国)政府にも不十分な点があった。被害者としては、
国家が国民個々人の請求権を一方的に処分したことは納得が難しいだろう」として韓国政府が今
後、国民への個人補償問題を前向きに検討する考えを表明した。同時に「日本も法的問題の以前
に人類社会の普遍的倫理、隣国間の信頼問題との認識を持ち積極姿勢を示さなければならない」
と述べ、日本にも対応を促した。
>>275 の朝日新聞記事は、巧みなレトリックで韓国側の言い分をもっともらしく見せる
工夫が凝らされている。新華社の英文記事は、発言を英文で引用していて、明確な形で
曖昧さの無い言い方になっている
ttp://news.xinhuanet.com/english/2005-03/01/content_2632949.htm S.Korean president urges apology from Japanover history
2005-03-01 10:47:44
新華社:韓国大統領、日本に歴史の謝罪を要求
<強制労働>
On the issue of compensation for South Koreans forced into labor during Japan's
colonial rule, Roh said his government will make greater efforts to address it.
"Although it is delayed, the government will step up efforts tosolve the matter," Roh
said. "The Prime Minister's Office has already set up a private-government task force."
日本の植民地支配時代の強制労働について、ノムヒョン大統領は政府がその究明を行う努力を
していると述べ「究明作業は遅れているが、政府はこの問題を解決するよう準備を進めている」
とした。「すでに、首相の下に政府と民間のタスクフォースを設立した」
Then, Seoul started to receive registration of local victims who were forced to work
in Japanese military and factories in the colonial rule period.
韓国政府は植民地時代に日本の軍部や工場で強制労働を強いられた被害者の登録を受付開始した
<従軍慰安婦>
The South Korean leader also said: "Japanese people should understand the anger of
South Koreans who underwent extreme sufferings during its colonization, including the
issue of 'comfort women'".
Some 200,000 Korean women, who were forced to provide sex to troops in the Japanese
army, have yet to receive an apology or compensation.
韓国大統領はまた「日本人は植民地時代の、従軍慰安婦を含む韓国人の大きな苦しみに対する
怒りを理解すべき」と述べた。韓国の20万人あまりの女性が日本軍に対して性的奉仕を強いら
れ、いまだに謝罪や賠償がなされていない。
ttp://online.wsj.com/article/0,,SB110964303561466667,00.html?mod=opinion%5Fmain%5Fcommentaries All Quiet on the Eastern Front? By FRANCIS FUKUYAMA March 1, 2005
WSJ(米国版、寄稿):静かに東アジアで進む眺望の変化 By フランシス・フクヤマ
アメリカはこの数ヶ月、中東と北朝鮮にかかりっきりなのだけれど、アジアの政治的な
眺望を変えるであろう長期的な動きが静かに進んでいる。その動きは究極的にはアメリ
カのアジアでの影響力を弱めるものだ。アメリカ政府の政策立案者は気がついていない
のだけれど、この動きには長期的戦略の対応が必要だ。
戦後のアジアは欧州と異なっていて、欧州にはEUとかNATOといった強力な多国籍
機構があるが、アジアにはなかった。しかし、それが変化し始めている。
ASEANに日本、中国、韓国が参加した(ASEAN+3)が1998につくられ、それ
に加えて「チェンマイ・イニシアティブ」で13ヶ国の中央銀行がリンクし、通貨スワッ
プを提供する。これは1997−98のアジア通貨危機から生まれた非常時への対応メカニズ
ムなのである。(ASEAN+3)で重要なことはオーストラリア、ニュージーランド、
アメリカが除外されていることである。
こうしたアジアの多国籍機構が生まれた一つの理由はアジア通貨危機であって、タイ、
インドネシア、韓国などが被害に見舞われた。このとき西欧は、その原因をアジア諸国の
クローニー・キャピタリズム(仲間内資本主義)、企業統治の拙さ、不適切な為替レート
などの原因によるものとして改善を求めた。アジア諸国の見方は西欧のものとは異なって
いて、この危機をIMFを始めとする西欧金融機関がアジアに金融市場開放を要求して
突きつけた行動だとみなした。アジア諸国ではこの危機は「IMF危機」と呼ばれた。
この危機のあと日本はアジアIMFなどのアイデアを出したがクリントン政権は見向きも
せず、何の対応もしなかったのでチェンマイ・イニシアティブと(ASEAN+3)が生
まれた。ブッシュ政権になってもテロとの戦いと関係の無い分野はそのまま見向きもされ
なかった。
中国は東南アジアを取り込むべく、一連の多国籍機構を提案し(ASEAN+1)、
(ASEAN+3)、中国・ASEAN・FTA、北東アジアFTA、などエンドレスの
メカニズムを作ろうとしてきた。中国の目的は近隣アジア諸国に選択的な通商条約を与え
ることで台頭する中国の経済力への恐怖をなだめることにある。中国は昨年の東南アジア
サミットで2010年までに中国とのFTAを結ぶことを約束している。(ASEAN+3)
は(EUに比べて)弱い多国籍機構なのだが、長期的にはそれがアジアの政治の中心にな
る事を中国は知っている。
アメリカは、こうした事態に対して、どんな長期戦略で望むべきか?一つの選択肢は日米 を中心とした別の形の東アジアFTAを作ることである。重要なことは通商だけでなくて 法による支配などを推進するパートナーシップにすることだ。EUがメンバーになるため に民主主義や一定の政府の行政の質を要求するように、そうした体制は政治的変化を促す ことができる。それは(ASEAN+3)やAPECより深いレベルの経済的統合を提供 すべきである。 長期的には経済関係は軍事同盟の基礎に結びつく。その意味で多国籍機構は日本、オース トラリア、韓国、そして出来ればインドを含むべきである。しかし、いきなりそこに行く ことは無理である。現状の北朝鮮との対応をみてもアメリカに協調できるのは日本だけで あり韓国は逆の方向を向いている。 アジア版NATOというのは必然的に中国に対抗するものになるかもしれない。中国が台 湾などとの対立を解消できないのであれば、ある時点でそうしたことが起こるかもしれな い。しかし現時点ではそうしたことは地域を二分化させてしまう。アメリカが中国を封じ 込めるべき台頭する力として扱うのなら、中国のエンゲージメントを求める動きを殺す事 になろう。 アメリカがアジアへの首尾一貫した長期戦略を持ち得ない理由の一つは、アメリカの政策 担当者が軍事分野と経済分野では分かれているからである。エコノミストは自由貿易主義 者なので、殆どの場合、地域FTAというアイデアを嫌う。彼等はアジアIMFは既存の ブレトンウッズ体制をないがしろにするとみなす。純然たる経済政策論としては、これは 正しいのであるが、アジア諸国の指導者は問題をより地域経済的なものとして捕らえるの で、経済的視野だけでは計れないとするのである。中国と日本はアジア諸国へのFTA提 示の競争をしているのだが、それは両国が経済以外の政治的な重要さがそこにはあること を理解しているからである。アメリカはこのゲームを理解し、参加できなければならない。 イラクやテロとの戦争があるかといって、中国の台頭が今の世代の最大の地政学的問題で ある事を忘れてはならない。国際システムにとって急速に台頭するパワーへの対応は常に 挑戦であり危険なものである。我々の冷戦後引き継いでいる政治的構造が、この問題の対 応に充分なものかを真剣に考えてみる必要がある。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー フランシス・フクヤマらすい、ブリリアントなところが。
>>277 >>278 フランシス・フクヤマがそれとなく臭わせているのは、戦後システムがひょっとしたら
中国やインドの台頭する21世紀の動きに対応できないかもしれない、ということで、
それは例えば(IMF+世界銀行+WTO+国連+NATO+日米安保;ワシントンコ
ンセンサス)といったものの総体を、時代にあわせて見直してみる必要があるかもしれ
ない、ということなので思考実験やディベートのネタとしては絶好のものかもすれない
>>278 同じこと言ってるね。
<2月20日>(日)
…
○どうせならば、経済面でも「日米FTA」を検討してみてはどうだろうか。貿易自由化を前提にすると、コメやらBSEやらで
面倒なことになるけれども、制度のハーモナイゼーションを重点としたFTAであれば、意外と面白いものができるような気
がする。つまり金融とか知的所有権、あるいはエネルギーや環境問題といった高度な課題を取り上げて、日米間のスタン
ダードを作ってしまう。この作業を始めると、おそらく豪州やカナダ、ニュージーランドも「入れてくれ」ということになる。あ、
もちろん韓国もね。先進国で民主主義国でないと入れないグループ、という点がミソである。「東アジア共同体」へのバラ
ンスをとる意味でも、やってみる価値があると思うのですが。
かんべえの不規則発言
http://tameike.net/diary/feb05.htm
281 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん :05/03/01 20:48:05 ID:2+VE8CoB
>>276 新華社もあいかわらずですね。「国交樹立から30周年」とか書いてるし。
In late January, South Korea and Japan kicked off a series of events to celebrate
the 30th anniversary of the establishment of diplomatic relations between the two neighbors.
さげ忘れた。ごめん。
283 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん :05/03/01 21:34:00 ID:T/gIgWQY
兄は糖尿病で妹はアル中か。
「調和社会」の建設強調 胡主席、格差拡大に危機感 <共同、01日(火)15:36>
【北京1日共同】中国の胡錦濤指導部は、5日に開幕する第10期全国人民代表大会(全人代
=国会)第3回会議に向け「調和の取れた社会」建設キャンペーンをメディアを通じ繰り広げ
ている。経済高度成長に伴って腐敗や貧富の格差拡大など社会問題が深刻化。キャンペーンは
こうした事態への危機感の表れであり、胡指導部に対する求心力を高める狙いがある。全人代
でもキーワードとして再三強調されるとみられる。
胡主席は党幹部を集めた学習会などで、調和の取れた社会建設を進めるために(1)公平と正
義の実現(2)道徳思想の強化(3)法治−−などが必要と強調。経済発展を大前提にしなが
らも「弱肉強食化した現状の改善」(中国人研究者)を主眼に据えている。
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20050301/20050301a3290.html #つまり現状は、公正でも正義でも法治でもないと認めていると
【社説】日本にまた賠償を要求するのか <中央日報、03.01 20:08>
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が三・一独立運動記念式典の演説で「日本は賠償することがあれ
ば賠償しなければならない」と明らかにした。
1965年に締結された韓日基本条約で、両国は植民地支配による被害補償を「請求権」の概念
で締めくくることに合意した。協定文は「…協定の成立時に存在する両国および両国民の財産と
両国及び両国民間の請求権に関する問題は…完全にそして最終的に解決されたものとする」と書
かれている。
われわれは、盧大統領の賠償金問題提起が仮に妥当性を持つとしても、すでに両国が国家的に決
着をつけた問題をまた提起できるのかについて、議論がなければならないと考える。その当時の
協定が、われわれの意思とは関係なく強制的な不平等条約だったのならともかく、そうでない場
合は国家間で結ばれた協定や条約は守られなければならないからだ。
盧大統領は「過去の問題を外交的争点にはしない。この考えには変化はない」と言っており、紛
らわしい。賠償問題を提起する発言をしながら、過去の歴史を外交争点にしないと言うのは、一
体どうすることなのか分からない。このため、賠償関連発言は「国内用」という言葉までも出て
きている。盧大統領がこうした紛らわしいメッセージを送るのは、韓日関係にも国内的にも望ま
しくない。
盧大統領が、植民地支配下の強制動員被害者に対する政府レベルの補償を積極的に推進すると明
らかにした点は望ましい。 どんな方法であれ、補償は行われなければならない。
ttp://japanese.joins.com/html/2005/0301/20050301200844100.html #韓国のメディアとしては、ずいぶんまともなので驚いてしまう。流石に日韓関係破綻を恐れて
#いるのかすらん?
ttp://abcnews.go.com/International/wireStory?id=540540 Lebanon President to Form New Government
AP:レバノン大統領、新政府構想へ
首相辞任をうけて大統領は新政府・暫定内閣に向けて動いているが、デモ隊はシリアの影響
を排除すべきと政府に要求している。
"We will be here every day until the last Syrian soldier withdraws from our land,"
ラウドスピーカーで「我々はシリアの最後の兵士が国土から撤退するまで抗議を通付ける」
と叫んでいる。
They sang in rhyming Arabic: "We are all, Muslims and Christians, against the Syrians."
アラビア語で歌って「我々は一体だ、イスラムも、キリスト教徒も、我等はシリアに対抗する」
The dramatic developments reminiscent of Ukraine's peaceful "Orange Revolution" and
broadcast live across the Arab world, including Syria where some people have access to
satellite TV could provoke a strong response from Syria. There are fears it also could
plunge this nation of 3.5 million back into a period of uncertainty, political vacuum
or worse.
ドラマティックな展開は昨年のウクライナの、非暴力的なオレンジ革命を思い出させる。ベイルート
で起こっている事件はライブでアラビア語の衛星TVに報道され、シリアを含むアラブ諸国に流され
る。シリアの強い反応やレバノンの不安定化、政治空白などへの心配がなされている。
アメリカ大統領府は首相辞任を歓迎し、公正な選挙を求め、シリアの撤退を求めている。アメリカ
国務省の中には、ウクライナのオレンジ革命に比して、レバノンの"Cedar Revolution"(杉革命)
といっている向きもある。
ttp://www.nytimes.com/2005/03/01/opinion/01tue1.html?ex=1267419600&en=d5d81b07fecc9631&ei=5090&partner=rssuserland Mideast Climate Change Published: March 1, 2005
NYT社説:中東の気候の変化 (3、1、社説)
It's not even spring yet, but a long-frozen political order seems to be cracking all over
the Middle East. Cautious hopes for something new and better are stirring along the Tigris
and the Nile, the elegant boulevards of Beirut, and the impoverished towns of the Gaza
Strip. It is far too soon for any certainties about ultimate outcomes.
まだ春にもなってはいないのだが、中東の長らく凍結されてきた政治状況が、各地で解け始めている。
何かの新たなる、良きものが現われるのではとの、慎重な希望がチグリス川からナイル川まで、ベイ
ルートの通りやガザ地区の町に生まれている。何かの確かな結果をいうには、現在は、余りにも早す
ぎるのではあるが。
・・・
Still, this has so far been a year of heartening surprises - each one remarkable in itself,
and taken together truly astonishing. The Bush administration is entitled to claim a
healthy share of the credit for many of these advances. It boldly proclaimed the cause of
Middle East democracy at a time when few in the West thought it had any realistic chance.
And for all the negative consequences that flowed from the American invasion of Iraq,
there could have been no democratic elections there this January if Saddam Hussein had
still been in power. Washington's challenge now lies in finding ways to nurture and
encourage these still fragile trends without smothering them in a triumphalist embrace.
しかしながら、今年は勇気付けられる驚きの多い年である。中東で起こっていることはいずれも
注目すべきものであり、それらを全体としてみれば、全く驚かされる。ブッシュ政権はこれらの
進展の成果を誇ることが出来よう。ブッシュ政権は西欧が殆ど現実的な可能性が無いと思ってい
た時に、大胆にも中東の民主化を打ち出した。
アメリカのイラク侵略の全てのネガティブな結果にもかかわらず、サダム・フセインが政権に就
いたままであれば、1月のイラクの民主的な選挙という出来事は起こらなかった。政府のなすべき
ことは、いまだひ弱であるそれら中東諸国の民主化の動きを、勇気付け、育てていくことであって
アメリカの勝利の抱擁によって彼等を窒息させることの無いように務めることである。
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これがNYTの社説か、と目を疑うような文面。ついにNYTもブッシュ政権の中東政策を肯定せ
ざるを得ないと判断したようで、それは喜ぶべきことなるべし。日本国内のサヨ・メディアが今後
その論調をどうするつもりなのかは知らんけれど。
ttp://www.heritage.org/Press/Commentary/ed022805b.cfm Syria: W's Next Win? February 28, 2005 By Peter Brookes
ヘリテージ財団:ブッシュの次の標的はシリア、勝利は可能か? By Peter Brookes
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ピーター・ブルックスのいつもの歯切れの良い論評。中東で起こっている、パレスチナ
の和平の動き、エジプトの複数候補大統領選挙への動き、レバンノンの民主化運動など
を肯定的に評価して、今の時点の一番の鍵はシリアである、という。
何故シリアかといえば、イランについで中東で#2の問題児であり、サダムフセインの
旧友のアサドがアメリカの動向を睨みながら戦略を考えているからであり、レバノンに
とってだけでなく、中東全体の影響を与えるからだという。
ピーター・ブルックスはシリアが国連の求めたレバンノン撤兵への肯定的返答をだした
(時期は明言せず)事に注目していてアサドがアメリカや国際社会を無視できないとわ
かっている証拠だという。アサドはサダムの失敗やイラクの選挙を見ながら、どうすべ
きかを悩んでいることだろう。
ピーター・ブルックスはレバノンからのシリア軍の完全撤退、レバノンのプロ・シリア
政府の下野、公平な選挙の実施をアメリカが要求して実施させるべきであるとする。シ
リアそのものを民主化するのは容易くは無いがテロ支援国家であるシリアを締め上げる
べきである。
But Syria is swimming against the tide of history ? revolutionary, democratic change
is taking place in the Middle East. Thanks to President Bush's unwavering stance on
freedom and democracy, a new, free Muslim world is just over the horizon.
シリアはしかし歴史の流れに逆らって泳いでいるのであって、中東には民主化革命の変化
がおきつつある。ブッシュ大統領の不動の民主主義と自由を進展させる政策のもとで、自
由なイスラム世界が地平線の彼方に見える。
イラク派兵、是非問う住民集会 米バーモント州 <朝日新聞、3、1>
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20050301/K2005030103050.html ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
朝日新聞が、田舎のローカルニュースを嬉しそうに報じているのだけれども、この
事件は、法的実効力の意味の無い、田舎サヨクのささやかなプロパガンダに過ぎな
い。(なんたら法廷以下の田舎芝居というべき)
>>292 で、政治感覚の鋭いMark Steynが「アラブのベルリンの壁の崩壊」というよ
うに、アラブ情勢は既に新しいフェーズに入っていて、それが
>>288 のNYT記
事にあるように、NYTのエディトリアル・ボードの判断を変えさせた大きな理由
なのだが、お馬鹿なダメポ朝日は全く解っていないというべき。編集委員の脳みそ
には、蛆でもわいていることであるらん。
ttp://online.wsj.com/article/0,,SB110964219372966643,00.html?mod=opinion%5Fmain%5Freview%5Fand%5Foutlooks Carrots for the Mullahs March 1, 2005; Page A18
WSJ(米国版、社説):イランの宗教的長老に与えるニンジン
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WSJが報道されているようなアメリカの、欧州がイランに提案している「核爆弾を作らない
という約束と引き換えでの経済支援」というエンゲージメント政策への賛同に対して、反対意
見を書いているもの。
イランは例え核爆弾を作らない約束をしたとしても、そんなものは信用できない。イランの核
爆弾開発の意思は固いから、いずれそれはイランの核爆弾開発を助けることにしかならないと
いう。欧州は、最悪、イランが核武装したところで、その脅威とは無関係と思っているらすい
が中東安定化に責任を持つ覇権国のアメリカはNPT体制を維持すべき責任があり、自己の
安全保障のためにもそうした脅威は容認できない、とする。
WSJはイランと戦争を覚悟すべき、という立場ではないのだけれど、欧州のやり方は信用で
きず、失敗する可能性が高いと見ているような。
ttp://www.dailystar.com.lb/article.asp?edition_id=10&categ_id=17&article_id=13067 Tuesday, March 01, 2005 Editorial
Lebanon's youth electrifies hope for a new beginning
レバノン・ディリー・スター(社説):国の若者が、新たな幕開けの希望をもたらす
Electricity is in the air. Beirut is a sea of excitement, and activity and turmoil.
The word "revolution" is on many lips.
・・・
As the light of dawn illuminated Martyrs' Square and the surrounding precinct, an
ocean of red and green flags could be seen ebbing and flowing and swelling. It was
a momentous event, and it led to the resignation of the pro-Syrian government of
Prime Minister Omar Karami.
What contributed to the historical nature of yesterday's events was the fact the
protesters demonstrated exemplary behavior. Thankfully reciprocating, the army also
demonstrated exemplary behavior - a wise policy that undoubtedly preserved national
stability and gave the Lebanese youth who were risking so much a taste of political
responsibility.
・・・
For the promise of this new beginning to be fulfilled, Hizbullah must join the
opposition - the presence of this major Lebanese sociopolitical force in a transitional
government is vital for the continuing development of the democratic process that
should come to fruition with the elections scheduled for May.
And Syria should consider what is happening in a sober manner and not thwart the
ideals demonstrated by Lebanon's youth: It is, indeed, the time for change.
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
印象的な文章だけれど、記者はこれを書きながら、些か至福感に酔っ払っているようでも
あるような。
ttp://www.aei.org/news/newsID.22039,filter.all/news_detail.asp Europe Should Be Careful What It Wishes for in Iran
By Reuel Marc Gerecht Posted: Tuesday, March 1, 2005
Financial Times (London) Publication Date: March 1, 2005
AEI:欧州諸国はイランへのエンゲージメントに注意すべき By Reuel Marc Gerecht
FTに掲載された記事で、AEIのサイトにもうpされている。WSJ社説と基本的に同じ
スタンスで、イランへのエンゲージメント政策は効果が無いばかりか悪影響が大きくアメリ
カが一時的に欧州に賛同しても、結果的にはアメリカはそれから離脱して強攻策に向かう事
が殆ど確実に予測され、そうなれば欧州とアメリカの対立感情は高まるだろうと説く。
AEIは結局イランへの対策は封じ込め経済制裁と、限定空爆オプションであろうという。
欧州3ヶ国、特にフランス外交への不信が強く現われた評論。
ttp://www.aei.org/news/filter.all,newsID.22040/news_detail.asp What Surprise? Washington Post Publication Date: March 1, 2005
The Nuclear Core of North Korea's Strategy By Nicholas Eberstadt
Posted: Tuesday, March 1, 2005
AEI:北朝鮮の核、いまさら何を驚くことがあろうか By Nicholas Eberstadt
北朝鮮の核爆弾保有宣言は、世界にショックを与えたが、アメリカ政府にせよ世界にせよ
今更それに驚いていることのほうが驚きというべきだ。
北朝鮮が核武装の意思を表明したのは今回が初めてという事ではない。北朝鮮は大変な苦
労を重ね、莫大な費用をかけて、何十年もその仕事を進めてきた。今回のような結末は、
完全に予想可能であった。
北朝鮮というのは世界のどの国とも異なっていて三つの目的を持つ国である。第一に戦争を
行うこと、第二に歴史的な恨みを晴らすこと、第三に独自のイデオロギーのビジョンを満た
すこと、である;
その北朝鮮のビジョンというのは「独立した社会主義体制の下で」朝鮮半島の統一を行うこ
とである。つまりそれは韓国の無条件併合であり、韓国政府の解体である。
恨みを晴らすというのは朝鮮戦争を完遂できずに南側の半島部分を統一できなかったことで
あり、アメリカの軍事的干渉のための失敗である。アメリカ帝国主義が韓国を支えたのであ
る。
そして、北朝鮮の準備している戦争というのは、将来の非常事態に備えることを意味しない。
北朝鮮の指導者から見れば、現在の毎日が戦争である。朝鮮戦争は終了しておらず北朝鮮は
その勝利のために、費用や苦労や困難の如何を問わず、それに全面的にコミットしている。
ソビエト型の社会主義体制で従来型武器の多くを保持してきた北朝鮮は、今ではアメリカや
韓国の近代的軍備の敵ではないので、そのためにアメリカを韓国から追い出し、中立化させ
るために北朝鮮はミサイルと核爆弾を保有しなければならない。その戦略に基づいて北朝鮮
は30年間をかけてミサイルと核爆弾を開発してきた。
こうした北朝鮮の思考や戦略から導かれるインプリケーションは以下のとおりである。
まず国際的緊張が高まること、危機のエスカレーションは望むところであり目的とするとこ
ろである。(1994枠組み合意では)それを利用して大きな交渉の成果を得た実績がある。
安全保障における抑止力という考え方があって、北朝鮮にとってアメリカを抑止できるもの
があるとすれば、それはミサイルと核を置いて他には無い。北朝鮮にとってはそれが最大の
安全保障なのである。
アメリカがその本土に北朝鮮の核搭載ミサイルを受ける危険があれば、アメリカは韓国との
軍事同盟に従う事をやめ、朝鮮半島から撤退する可能性があるから、核武装は最良の戦略で
もある。
さらに、アメリカと北朝鮮の双方のメリットになるという"win-win" 戦略を考える人は、北
朝鮮はそう言う考え方を信じないことを知るべきであり、彼等の思考方法はゼロサムである。
戦争勝利のみが目的なのだから、ゼロサム以外の解はありえない。
交渉によって北朝鮮の核廃棄を行わせることが可能だと考える人のために言っておきたいの
だが、北朝鮮が国際社会に迎えられるとしてもその与えられる地位について北朝鮮の指導者
は、国際社会が妥当とするようなものでは満足しないはずである。
金正日は世界に対抗して北朝鮮の安全保障のためにベストを尽くしているのであり、我々の
側はその逆をゆかなくてはならない。それは困難で、危険で、高価なものにつきそうだが、
だからといってわれわれの安全の保障を諦めることはできないのだ。
ttp://www.asahi.com/paper/editorial20050302.html ■日韓関係――大統領演説への戸惑い <朝日社説、3、2>
自国の歴史の見直しを政権の実績にしようとしているさなかの国内向けの演説でもあろう。
しかし、「謝罪」を言い、「賠償」という言葉をいたずらに使うことには、日韓の将来を真剣
に考える我々も戸惑う。
だが、植民地支配という歴史と北朝鮮による拉致は同じ次元の問題ではない。北朝鮮の対日非
難に通ずるかのような物言いは、日韓関係にとって逆効果だ。
北朝鮮問題の解決には、まず日韓の協調である。日本は歴史をもっと見つめなければならない
が、韓国がいたずらに違いを強調することも賢明ではない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
朝P編集委員子は、ノムヒョン演説や、その最近のエキセントリックな行動が国内の韓国への
反発を高めて、国内から見て韓国が北朝鮮と同一視されることを恐れているような。
この社説は「消火に懸命の朝日」としかいいようがない。
>>288 ttp://www.rogerlsimon.com/mt-archives/2005/03/the_grey_lady_w.php Rodger L. Simon (ロジャー・L・サイモンのブログ)
March 01, 2005: The Gray Lady Wakes Up
グレィレディ(NYT)の目覚めるとき
伝説に出てくる巨獣behemothは、目覚めるために長い時間が必要なのだというのだが、
それが目覚めるときは、幸いなことに、目覚めた状態が続くのである。今朝、NYT
の社説はブッシュ大統領のプロ・民主化政策をほぼ支持することを表明した。
・・・
これはNYTの新しい流れなのかすらん?それはわからないのだけれど、NYTにN
ROに書いているMichael Ledeenのような調子の論説が現われるのかもすれない。
ひょっとしたら、このNYT社説はメインストリーム・メディアの潮流の変化の兆候
なのかもすれないので注意して観察しよう。
このNYT社説を読んで思ったのだがNYTの編集者であるBill Kellerはウルフォウ
イッツを世界銀行総裁に押したいのかもすれない。彼は数年前からウルフォウイッツ
を買っているから。
>>301 このインタビュー記事ですね。アサドが言ったとおりにするなら画期的;
ttp://www.time.com/time/world/article/0,8599,1032860,00.html W E B E X C L U S I V E
Q&A: Leaving Lebanon?
Syria's President Bashar Assad talks with TIME Columnist Joe Klein about his
plans to withdraw the Syrian army from Lebanon in a matter of months
TIME: Can you tell me when you will you be out of Lebanon?
ASSAD: Out completely?
TIME: Yes.
ASSAD: Actually, our discussion should be with Terji Roed-Larsen, United Nations envoy,
who is coming back in March. It [withdrawal] should be very soon and maybe in the next
few months. Not after that. I can't give you a technical answer. The point is the next
few months.
ttp://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/4305591.stm Syria's Lebanon conundrum
BBC:シリアとレバンノンの難題
BBCの記事はシリアのアサド政権に思いっきり批判的なコメントを掲載している。アメリカ
の保守派、強硬派もそうなのだけれど、アサド政権は全く信用できない、とする。アメリカの
場合は一部の旧CIA高官がシリアと癒着していたことから、余計に批判が大きいわけだけれ
ど。
There is no sign yet that the Syrian government understands the depth of the crisis.
Even if it did, it is hard to see what Damascus can do to placate Uncle Sam.
"This regime has shown that throughout the last five years, at times of crisis, it
always falls on hardline positions," says Amman Abdulhamid, one of the loudest critics
of the Syrian government.
"The lack of vision in this regime, and the inability to carry out a clear process of
reform always ends up creating crisis."
"We have a really bad regime here, really stupid," explained another Syrian dissident,
Haitham al-Malih.
"They can't see what's going on in the rest of the world."
シリアのアサド政権が現在の危機を正しく理解しているかは危ういのだが、たとえ理解できてい
たとしてもシリア政府がアメリカをなだめられるとは予想しがたい。シリア政府に批判的なアナ
リストのAmman Abdulhamidは「過去5年間にわたってシリア政府は危機に及んでいつも強攻策を取
ってきた」という。「ビジョンの無さ、改革を進める明確な姿勢の無さから、この政権はいつも
危機を作り出すのだ」
「シリアの政府というのは悪い政府であって、とても阿呆なのだ」と亡命者のHaitham al-Malihは
いう。「彼等は外の世界で何が起こっているのかを理解できないのだ」
北朝鮮に「複数の分離機」 ウラン濃縮計画の存在示唆 <共同、02日(水)17:55>
【イスラマバード2日共同】パキスタンのムシャラフ大統領は1日、大統領官邸で共同通信
と会見し、国際的な「核の闇市場」を構築した同国の核科学者カーン博士が、北朝鮮とイラ
ンに「複数の遠心分離機かノウハウを与えた可能性がある」と言明した。ムシャラフ大統領
が、カーン博士による核技術拡散の内容に具体的に言及するのは異例。
北朝鮮はウラン濃縮計画の存在を否定しているが、大統領の発言は、同博士のネットワーク
を支えに同計画が存在したことを強く示唆したものといえる。
博士は昨年2月、リビアを含めた3カ国に対するウラン濃縮技術供与を認めている。大統領
は、カーン博士による核拡散は個人的犯行との見解を強調し、政府や軍部の関与をあらため
て否定した。
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20050302/20050302a3590.html #ムシャラフの言っていることは、フォーリン・アフェアーズのガルーチ論文などにでてく
#るから新しい事実ではないはず
ttp://online.wsj.com/article/0,,SB110971872291267585,00.html?mod=opinion%5Fmain%5Feurope%5Fasia 'Glorious Catastrophe' in the Middle East
By DAVID IGNATIUS The Washington Post March 2, 2005
WSJ(アジア版、寄稿):中東の「壮麗なカタストロフ」 By DAVID IGNATIUS
余り知られていない数学の分野に「カタストロフ理論」というのがあって、そこでは安定して
いたシステムに加わった些細な動揺が、突然ドラマティックな変化を起こすことを示すもので
ある。その応用例の一つは、長年の間大きな負荷に耐えてきた橋が、新しいストレスのために
突然崩壊する、といったものである。
我々は今、壮麗なカタストロフが中東に起ころうとしているのを見ている。中東に君臨してき
た、とても安定的に見えていた古いシステムの柱が倒れ、壁がはがれて崩れようとしている。
このカタストロフを起こした、突然加わったストレスというのはアメリカによる2年前のイラク
侵略であるのだが、それ以前からアラブの権力構造というのは腐敗していて、それを倒すものは
大衆の力なのである。
ドミノが倒れるのを見て、目がくらむ思いを禁じることが出来ない。レバノンでは大衆の抗議
行動がシリアの傀儡である首相と内閣を辞任させた。エジプトではムバラク大統領が日曜日に
大統領選挙の複数候補制を提案した。それは彼の終身大統領の地位に挑戦者を許したのである。
イラクでは引き続く自殺攻撃や政治家の果てしない論争にもかかわらず、1月末の選挙の成功が
国の民主化を後押しする力になっている。
しかし、カタストロフィックな変化というのは、例え民衆の望んだ体制を倒すような変化であっ
ても危険なものではあるのだ。だから、今はアメリカが満足したり、アラブに説教したりすると
きではない。イラク人はようやく自分達の国の面倒をみ、管理することに着手したばかりで、こ
のイラク・プロジェクトが正しく動き始めたばかりだ。イラクと同じように、レバノン、エジプ
トそのほかについてもあてはまるのであって、アメリカは圧力をかけるなどして支援することは
出来るのだが、民主化を進める主体はその国の国民なのだ。
私はそういう民主化途上の国のアラブ人と今週、話をしてみて、幾つか警告を書いておきたい。
彼等はアメリカが、現在の目のくらむようなモードのなかで危険な警告のサインを見逃すのでは
と心配している。
レバノンで重要なのはシーア派武装勢力であるヒズボラで、彼等は分岐点にある。彼等がテロリ
ストでありながらレバノン民主化勢力であること(両方を兼ねること)は出来ない。ヒズボラの
指導者であるHasan Nasrallahが、月曜日の夜、民主化勢力の中心である野党のひとつの指導者
Samir Franjiehに会った事は勇気付けられることだ。彼等はヒズボラが武装解除して新政府に政
治参加する可能性を話し合ったのだ。
シリアのアサド大統領にとって、問題は生き残りである。最近までシリアの戦略家は、彼等の言 うところの「サンドイッチ戦略」を私に話してくれた。それはイラクのアメリカ軍を、シリアの 支援するテロリストと、イランの圧力でサンドイッチにするというもの。しかし現在では、サン ドイッチになっているのはシリア政府であって、アサド大統領は生き残りのためにはアメリカと 妥協することと思っているようだ。カタストロフィクな変化の一つよいところは、つぎつぎに起 こる混乱の中では、全てのプレイアーは同盟者に裏切られるのではと心配しなければならないと いうことである。ヒズボラは、アサドがアメリカに妥協するために犠牲にされるのでは、と心配 し、その一方ではアサド大統領はNasrallahが取引を完了したのではと心配しなければならない。 最大の心配は、いらんがイラクの新しい政府を操作する可能性である。すでにイランの影響力は みえている。野心的な政治家のAhmed Chalabiは先月、首相候補を辞退するとしたのだが、伝えら れるところではそれはイランのバクダッド大使との会見の翌日である。イランは勿論、Ahmed Chalabiがひっこむことを望んだのである。アメリカはイラク政府へのイランの影響をチェックす べく「レッドライン」を設定すべきである。アメリカは安全保障の鍵となる部分を押さえ、軍事 内政、諜報などをイラク政府に任せるべきである。 ところで、おもすろいアイデアをイラクのスンニ派の指導者であるMithal Alusiがいっていて、 イランのイラクへの干渉を止めさせるには「イラン人の亡命者であるグランド・アヤトラのHossein Ali Montazeriをナジャフに招いて、彼の信念である宗教指導者が直接政治に携わることはイスラ ムに反するという説を述べさせる」のがよいという。 中東で始まった壮麗なカタストロフを停止させるものは無い。我々は歴史の曲がり角に差し掛か っているのだが、アメリカはアクセルに足を置いたままのほうがよいのかも。
>>308 最後のところの訳は不正確鴨。原文は:
There's no stopping the Middle East's glorious catastrophe now that it has begun.
We are careening around the curve of history. America had better keep its foot on
the accelerator.
>>307 >>308 おもすろい観察で、このクラスのコラムを書ける人材が日本のメデイア
にみあたらない(いるのかもしれないが、メディアには登場しない)のが残念。
このしとも、ドミノとカタストロフはすでに実際に進行中といっているのだけれど、国
内メディアが正しく認識しているかちょっと疑問。
ttp://chrenkoff.blogspot.com/2005/03/blog-interview-victor-davis-hanson.html Chrenkoff (チェレンコフ ブログ)
Wednesday, March 02, 2005
Blog Interview: Victor Davis Hanson
Victor Davis Hansonへのブログ・インタビュー(部分抜粋)
Q:911から3年以上が過ぎ、イラク戦争から1・5年が過ぎたが、テロとの戦いの現状評価は?
A:イラクでは20ヶ月以内に正統な民主政権が出来るし、アフガニスタンではタリバン撲滅の後に
国が開放されている。イラクではその国の政府がテロリストとの戦いに勝つか負けるかを賭け
て戦っている。リビアの核廃棄やパキスタンの中立化、パレスチナの選挙、レバノンの民主化
運動がある。911の後に予想された第二のアメリカでのテロが起こっていない。2004年の米国
の選挙ではテロとの戦いは争点であったが、国民は戦争継続を選択した。
Q:中東の民主化について。アラブ世界には民主主義が根づかないとも言われる。ブッシュ大統領
の言う中東の民主化をどう見るか?
A:70%−30%の確立でブッシュ有利だと思う。
レバノンの民主化・抗議運動やウエストバンクのパレスチナ選挙を見ればよい。リビアの降伏
エジプトへの民主化の圧力、それらはサダム・フセインの除去無しには不可能なことだった。
Q:欧州とアメリカの関係。欧州にはアメリカをイスラムより大きな脅威だとする人もいる。また
イランの核問題や中国の台頭もあるが。
A:アメリカは欧州との「価値観の共有」だの「共通の伝統文化」だのといっているわけだが現在
の欧州に対するアメリカの問題はポストモダンの欧州が軍事にはお金を使いたがらないという
ことだ。彼等は多国籍主義体制での協調外交をいい、モラル的に優れていると自称しているが
その一方ではミロセビッチ、ダルフール、タリバン、サダムフセインにはお構い無しなのだ。
彼等は中国に武器を売りたがっていて、ヒズボラやハマスを支持したり支援していて、そのメ
ディアや外交官がモラルの優位と反アメリカ二スムを口にしている。
アメリカは欧州との緊密な同盟や原理主義イスラムへの共同の戦い、ロシアの独裁帝国化のチ
ェック、イランへの対抗、ある種の基地外じみた元ソビエト連邦の国への対抗、などを行うこ
とが望ましいが、それは必ずしも期待できなくて、むしろ今後数年簡に欧州からはなにかクレ
イジーなことが出てきても驚かない準備をしておくべきだ。
我々の知っているNATOは死んだ。その後をどういう形にすべきか誰もわかってはいない。
Q:あなたは生涯を通じて民主党員で、大企業などに対して批判的な立場を取ってきた。しかし、
911の後はあなたはポール・ウルフォウイッツやコンドリーサ・ライスと同じような立場をと
っている。そうしたあなたの立場からみて、アメリカ政界の再編といったものがあると思うか?
A:そう、それはあり得ると思う。民主党は、いまでは孤立化主義なのだ。
中東を例に取ればムバラクやサウジアラビアの王家は「彼等」なのであって、多文化主義の立
場からは判断できない対象だ。(多文化主義の立場からは)彼等は残虐な人達ではなく我々と
「異なった」人達に過ぎない。
私からみて、テレサ・ハインツ・ケリーとかジョージ・ソロスとかハリウッドのエリートとか
そういう人達は現実離れしたユートピアンだと思う。彼等は自分達はしないことをするように
と人には説くわけだが。大きな邸宅に住むバーバラ・ストレイザンドがエネルギー節約を説く
といった具合だ。
メディアについて言えば、ブログや、聴視者の電話出演し捲くりのラジオ・トーク・ショーや
衛星TVのニュース・チャネルや、そういった大衆の声が、古いメディアであるダン・ラザーや
ビル・メイヤーズや、NYTやNPRやCNNやCBSよりも重要になってきた。古いメデイはは退屈で、
時代遅れで、傲慢で、自分たちの基準でものごとを怒って見せたり笑い飛ばしたりしているわ
けだが。
ダン・ラザーやCNN取締役の事件を見れば解る。オーウエルの言い方を借りるならば、昔の改革
者は今や前の主人のいた農家の中にいて守りを固めているのだ。オーウエルは同じような事態を
1930年代の社会主義者の世界に見たわけだろう。(後略)
Victor Davis Hanson のブログ・サイトは
ttp://www.victorhanson.com/
ttp://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00065982.html イスラエルとパレスチナのナンバー2が4月に東京訪れ、小泉首相の仲介で和平協議へ
>イスラエルとパレスチナのナンバー2が、4月上旬に東京を訪れ、
>小泉首相の仲介で和平協議を行う方向になった。
>中東和平に向けては、イギリスのブレア首相が1日に会議を呼びかけたが、
>イスラエル側が出席しなかった。
>東京の協議には、イスラエルのオルメルト副首相が日本政府の招待で、
>また、パレスチナ自治政府のクレイ首相が民間シンクタンクの招きで来日する。
富士のスクープかな?
ttp://www.nytimes.com/2005/03/02/international/middleeast/02rice.html U.S. and France Join to Urge Syria to Pull Out of Lebanon
By JOEL BRINKLEY and ALAN COWELL Published: March 2, 2005
NYT:アメリカとフランスは共同でシリアにレバノンからの撤兵要求
In a joint appearance before reporters, Secretary of State Condoleezza Rice and Michel
Barnier, the French foreign minister, who are here for a one-day conference on
supporting the Palestinian Authority, demanded the "immediate withdrawal of all Syrian
military and intelligence forces from Lebanon."
"There cannot be any pretexts, any excuses not to carry it out," Mr. Barnier insisted,
while promising that France and the United States would seek ways to guarantee Lebanon's
security and independence.
米仏外相は共同声明でシリアにレバノンからの無条件撤兵を要求した。軍と公安警察のレバノン
からの撤退を求めている。
Ms. Rice said that Washington would support sending international observers for Lebanon's
elections in May and that sending international peacekeepers to take the place of
departing Syrian forces was under consideration.
ライス国務長官はアメリカがレバノンの選挙への国際監視団を送る意向があるとしシリア撤退後の
レバノンに平和維持軍を送ることを検討中とした。
"Events in Lebanon are moving in a very important direction," Ms. Rice said. "I think we
have to look at what can be done in terms of helping them to stabilize the situation
should that become necessary."
「レバノンの情勢は重要な方向に向かっている」とライス長官は述べ「アメリカは何が出来るのか
を、とくに情勢の安定化のことを、必要になった場合には、考えなくてはならないと思う」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ライスの国務省・電光石火で動きが早杉
ttp://www.reason.com/hitandrun/2005/03/and_the_new_yor.shtml#008619 Reason Online Hit&Run March 01, 2005 (ヒット&ラン ブログ)
And The New York Times? And The New York Times. The NYT is astonished.
え〜、あのNYTが、NYTが「驚かされる」とか書いちゃってるよ (3、1社説)
"[T]his has so far been a year of heartening surprises," according (記事引用、略)
That's a nice line about what "few in the West thought," isn't it? But the Times may
be confusing "the West" with its one-dimensional and utterly predictable editorial staff.
There's no shortage of Westerners who took Arab liberalism seriously, if only because
they were paying attention to Arab liberals.
「(中東民主化は)西欧が殆ど不可能と考えていた」だって。すかす、NYTのいう「西欧」は
一方的な先の見えない西欧のメデイアの編集委員のことでは無いのん。西欧にはアラブの自由
化を真剣に考えている人材はいくらもあるので、メディアがアラブのリベラルに注目していれ
ば、そのことはわかっていた筈でしょうに。
ttp://www.windsofchange.net/archives/006405.php Windows of Change March 01, 2005 (変化の機会 ブログ)
Understanding US policy options on Iran(イラン政策の報道と論文の分析)
by Dan Darling at March 1, 2005 05:46 AM
イラン核問題をめぐるエンゲージメンと政策や国連安保理付託の流れと政策オプション
を比較検討しているマジなサイト。思考実験にはよいけれど、もう少し状況を見ないと
各国のスタンスと手持ちのカードが不明瞭であるような。
319 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん :05/03/03 03:17:47 ID:rmw2k3t8
320 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん :05/03/03 03:19:27 ID:rmw2k3t8
39 <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん New! 05/03/03 03:14:51 ID:KvnueSqt
>>32 の NYタイムズ記事 概略
* ベトナムとの戦争は、1979年2月中旬に
中国軍の侵攻によって始まった(80年代まで続行)
*戦後16年経ったが、中国では、ベトナム後遺症に苦しみ、
「ディア・ハンター」や「プラトーン」を作った
米国のような作品は作られていない。
*中国側の兵士や家族の苦しみについての映画や小説は
少しあるが、戦争の恐ろしさとか、道徳的な大義があいまいな
戦争をしたことを真摯に追求しようとする姿勢はない。
41 <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん New! 05/03/03 03:16:02 ID:KvnueSqt
>>32 の NYタイムズ記事 概略 続き
* この中国の国ぐるみの忘却は、ただ生じているのではない。
中共政府による、厳格で断固とした、情報統制の
努力の結果なのだ。
ことに歴史に対しては、そうである。
* 今日の教科書を読んでいる中国人学生は、
この(ベトナムに対する)戦争についての記述を
見る事はないというのが通例。
歴史を探求しようとした作家は、本の発行を拒否されるのが常。
43 <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん New! 05/03/03 03:18:01 ID:KvnueSqt
>>32 の NYタイムズ記事 概略 続き
*もし中国政府が、ベトナムに対して行なった戦争の議論を
抑圧しようと必死だとしたら、それはたぶん、
「中国は近隣諸国を攻撃したり威嚇しない」とか、
「まったく誤りのない指導体制」
という中国共産党が強く主張するお話と正反対の、
血塗られた結果に終わったからだろう。
>>312-313 >生涯を通じて民主党員で、大企業などに対して批判的な立場を取ってきた。
>しかし、911の後はあなたはポール・ウルフォウイッツやコンドリーサ・ライスと
>同じような立場をとっている。
要するに、このオッサンは、単なる「遅れて来たネオコン」だ罠w
大中東圏構想は、財政的に見ればどう考えても「負け戦」なんだが、
財政危機やドル危機を無視してしまう、この人の鈍感さには敬服する。
>>319 この戦争意図(ケ小平の)については昔からいろいろな議論のあるものです。無論、
中国にとって必要な戦争ではなかったわけで、ベトナムと戦うと中国はいつも負ける
という歴史的ジンクスを繰り返す。
中国が近代史をまともに学生に教えていないというのは有名な話で、毛沢東の政策の
ミスや共産党内部の政権闘争、文化大革命についてもまともには教えていないといっ
た記事が大紀元や看中国によく掲載されています。
まあ、中国式の「歴史を鏡として学ぶ」というのは、こういう賢い人民操縦のやり方
をいうのだろう考察されます。NYTにもこの程度の中国批判は結構掲載されます。
ttp://www.nationalreview.com/frum/frum-diary.asp MAR. 2, 2005: WHAT NEXT?
NRO:デイビッド・フルムの日記、(3、2、)シリアとレバンノンの今後
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ディビッド・フルムはシリアにとてレバノンを諦めること(あるいは自由なレバノンを許す
ことは)は大変困難だろうと書いている。その理由は:
○アサド王家にとってレバノンはもっとも豊かで、利益の上がる場所である。
○シリアはベッカ渓谷の大麻栽培やレバノンを基地にした麻薬取引で大きな利益を上げていて
それがレバノンを含むシリア勢力の軍や公安の資金にも流れている。
(この部分の情報ソース:
http://www.meib.org/articles/0106_l3.htm )
○歴史的経過から、シリアの民族主義者にとって、レバノンは自国領土である
○レバノンが自由で民主的な国になれば、それは独裁国シリアの死につながる
フランスとアメリカが共同でシリアに圧力をかけ、シリア軍と公安警察の無条件撤退を要求し
たが、軍事的紛争でシリアを追い詰める必要があればフランスは役に立たないのでアメリカ軍
の責任になる。シリアを撤退させることは、不可能ではなくても困難な仕事になるのでは、と
フルムは予測している。
Make no mistake: For the Syrians, Lebanese democracy means war. It's a war the United
States can and must win - but only if the US is as tough, as determined, and as clear-eyed
as its new Syrian enemy
ttp://www.belmontclub.blogspot.com/ Belmont Club Wednesday, March 02, 2005 ベルモント・クラブ ブログ
The theater widens 中東の民主化で高まるテロの可能性
ベルモントクラブ氏は中東諸国、エジプト、レバノン、パレスチナ、イスラエルでテロが増
加するだろうという。それは新たな民主化の動きに対して、旧守派のできることがテロによ
る霍乱と混乱増加だけなので、そういう手段に訴えることが予想される。
さらに、シニカルなベルモントクラブ氏は、イスラム原理主義の連中はアフガニスタンとイ
ラクで民間人を含んで散々テロをやり捲くったおかげで、テロという手段が以前ほどの効果
(政治的、社会的な)を期待できない、という。人々のあいだにテロというのはそういう手
段で人を恐怖に落とし入れて、その結果としての政治的効果や社会混乱を狙うものだという
認識がいきわたってしまった。
Psychologically speaking, the greatest contribution of the Iraq and Afghanistan campaigns
is that they have shattered terrorism's myth of invincibility. The terrorists embarked on
a maximum effort to dislodge the US from Iraq, employing every weapon of violence,
political maneuver and propaganda they could muster and came up much the worse for wear.
3月3日付・読売社説[盧武鉉演説]「日韓関係を阻害する発言だ」
ttp://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20050302ig91.htm さらに問題なのは、今回、謝罪に続いて「賠償」を求めた点だ。賠償は、交戦国間の損害への
補償問題で使われる用語だ。植民地時代の被害への、いわゆる過去の補償には、あてはまらな
い。そのため、両国の国会が批准した日韓条約にも使われていない。
韓国の元首である大統領が今ごろ、なぜ、いかなる意図から発言したのか。過去の補償問題で、
追加の支払いを日本に求めたのだとすれば、論外である。
解決ずみの話を蒸し返すような発言はきわめて遺憾だ。日本政府も、きちんと反論すべきである。
日本人拉致事件に関する大統領の発言も疑問だ。「日本国民の怒りを十分に理解する」としなが
らも、「日本も相手の立場で考えるべきだ」と述べ、「日帝36年間に、数千、数万倍の苦痛を
受けた韓国民の怒りを理解すべきだ」とした。
北朝鮮を糾弾するどころか、北朝鮮のすりかえ論法に通じる言い方だ。日韓離間工作にも利用さ
れかねない。
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正論にして、明快、歯切れのいい論調。このくらいの論が書けない新聞は社説なんか掲載する
もをやめるべきだろう。
ttp://service.spiegel.de/cache/international/0,1518,344374,00.html THE DEATH OF A MUSLIM WOMAN March 2, 2005
"The Whore Lived Like a German" By Jody K. Biehl in Berlin
独・シュピーゲル:ベルリンでの4人のイスラム女性の殺人
過去4ヶ月間に、ベルリンに住むイスラム教徒の女性4人が暴力的に殺戮された。その女性達
は家族に殺害されたにだが、その罪は西欧スタイルの自由な生き方を求めたためである。
イスラムのコミニティ内部では、そうした殺人者達は家族の名誉を守ったものとして尊敬を
受けている。こうしたショッキングな恐ろしい事件がヨーロッパの中心部で起こらなくては
いけないのだろうか?
(以下に事件の詳しい説明があるけれど省略。ヨーロッパ国内にイスラム戒律を持ち込めば
普通の西欧の市民と同じような生活を送ろうとして、こうした事件が起こる。多文化主義者
の言い分を聞いてみたいものだが)
ttp://www.cbc.ca/cp/business/050302/b0302104.html North Korea demands U.S. apology, threatens to resume missile tests
05:33 PM EST Mar 02 SANG-HUN CHOE
AP:北朝鮮は独裁国撲滅を言う米国を非難、長距離ミサイルのテストを示唆
"Dialogue between the United States and North Korea has been completely blocked since
Bush took office in 2001," Yonhap quoted the memorandum as saying. "As a result, we
see no binding force on the missile moratorium."
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ttp://english.yna.co.kr/Engnews/20050303/301100000020050303071601E1.html 2005/03/03 07:15 KST
Pyongyang's Missile Threats not Consistent With Six-Way Talks: Washington
連合通信:米国国務省「北朝鮮の言うミサイル・テストの脅迫は6者協議に矛盾する動き」
As far as threats to undertake tests or other military activity, that certainly is
not helpful and doesn't serve a useful purpose. And I think it's not consistent with
the spirit of the six-party talks," Adam Ereli, deputy spokesman at the Department of
State told reporters
http://www.publiuspundit.com/?p=563 Publis Pundut (パブリス・プンディット ブログ)
DAILY LEBANON ROUNDUP (レバノン・ニュースの整理サイト)
First the revolution; now the aftermath. Well, for Syria that is. Just about everyone
and their mother is taking shots at what soon will be the next regime to surrender in
the war of ideas.
>>334 Thanks
この記事、ちょっとみただけでもMMIAというのは怪しさイパーイですね。この会社の
設立者というのが:
MMIA's two directors are Paul Rankin and Andrew Baker, who live in Guernsey
and Liechtenstein respectively.
英領チャネル諸島のガンジー島と、リヒテンシュタインという事になっていますが
この二つともオフショアのタックス・ヘブンで、ペーパー・カンパニーを作る場所
として有名なところですから、そこに住所があるにせよそれは名目上だけのことで、
おそらく幽霊会社、幽霊登録なのでしょう。
こんないい加減な会社がニュージーランド籍という事になって国の金融監視機関の
監督なしに営業できるというのは、記事にもあるようにニュージーランドの法律が
不備なためでしょう。それにしても、こういう会社であるからにはMMIAなんて全く
信用の無い会社でしょうから、日本国がそうした信用面のチェックをすればこの会
社の裏がわかりそうな気がしますが。
ttp://www.weeklystandard.com/Content/Public/Articles/000/000/005/303yjmdi.asp Kos Party
Is the Daily Kos infiltrating the Democratic party, or remaking it in their own image?
by Dean Barnett 03/02/2005 12:00:00 AM
ウイークリー・スタンダード:DailyKosの、民主党への影響、リベラルの浸透か改造か?
ーーーーー
ウイークリー・スタンダードに掲載されている、リベラル勢力の最大のブログ、Daily Kosのもつ
意味と、それが民主党やリベラル勢力に与える影響を論じているもの。Daily Koブログというのは、
ちょっと見てみればわかるとおり(
ttp://dailykos.com/ )リベラルの草の根の巣窟という感じの
ブログで、いつも大変にぎわっていて、玉石混交の喧しい議論の続いているところ。
このブログの主催者は Markos Moulitsas で、いろいろと話題になる人。 Daily Kosはいろいろな
側面があるのだけれど、民主党勢力にとっての損得を考えた場合は:
<民主党にとってのプラス>
・Daily Kosは大変多くの左派の政治的関心のある国民(特に若者)を集めて人気があるので
人の多いこと、エネルギーのあること、熱心な活動家の集まることからメッセージを伝える
媒体として大きな意味がある。(人の多さが価値である)
・Daily Kosの人気に注目して、ここにメッセージを送る上院議員、Barbara Boxeなどもいる。
つまり、民主党支持者へのメデァイとしての機能が認知されているとも言える
・昨年の大統領選挙では、特にハワード・ディーンの草の根活動を広め、ネットの献金を集め
ることに貢献した。さらに政治活動のボランティアを募る場所にもなっていて、人や金を集
める力がある。
・従来の民主党の組織にくらべて、全く新しい存在(アウトサイダー)なので、しがらみが無
く、汚されておらず、従来民主党の手が届かなかった草の根層への浸透力がある。
<民主党にとってのマエナス>
・最大の問題はDaily Kosがオープンで、規制されず、主催者のモデレーションも少ないので、
その内容の一部に「トンでもなもの」があること。例えばダン・ラザーのCBS文書偽造事件
は、共和党のカール・ローブの仕掛けた政治的な罠であった、というような陰謀論が延々と
語られて人気を集めるなど、信用をう失わさせ、まともな大人を引かせるようなところがあ
ること。
・上の問題は主催者であるMarkos Moulitsasの政治的なブログのあり方への考え方の問題で、
彼は従来型の組合やワシントンインサイダーなどから独立した草の根政治活動のブログを
めざしているから、Daily Kosを今の形から改善しようと考えていない。それはハワード・
ディーンなどの政治活動とおなじトーンの考え方である。そのために民主党のエスタブリッ
シュメントの考える方向性と異なるところは多い。
Moulitsas is probably comfortable with this possibility--the Kos community shows the
highest regard for the most passionately strident commentary and has little regard for
common decorum. The Kossacks seem to believe that if they could just be heard by the
entire country, the Democratic party's losing streak would come to an end.
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アメリカのリベラル連中はDaily Kosを評価する人が多いようなのだけれど、このブログは
両刃の刃で、たとえば普通の日本人が読んでみた場合、内容の荒っぽさでかなり引くのでは
と思える。勿論まともな記事や評論も多いのだけれど、エキセントリックなものは一部であ
っても目に付くし印象に残る。Daily Kosが欠点を修正できれば民主党の草の根活動のインフ
ラとして、大きな力を発揮するのは確実と思われ。
>>336 この評論の言っているように、ネットの政治ブログ(あるいはBBS)などにとって、その方向付け
やモデレーション、規制などがあるべきなのか、それは(主催者側から)あることが望ましから
ぬことなのか、というのはディベータブルなテーマ。ある意味では2チャンなどにも通低するよう
なところが。すかす「玉石混交」というのはネットの多くのものに見られる特徴で、良さでも悪さ
でもあるので、将来はクラスや対象を分けた形のものが出てきてもおかしくは無いような。
ttp://news.xinhuanet.com/english/2005-03/02/content_2636291.htm Sino-Japanese ties face challenges 2005-03-02 08:21:25
新華社(チャイナディリー):悪化する日中関係について
新華社に転載された解説・評論記事で日中関係の悪化について説明し、論評しているもの。
この論文で「現在は日中関係をどう改善するか、ではなくて、日中関係のこれ以上の悪化
をどう防ぐかが大きな課題」と書いていて、これは本音のように見える。
これ以上の悪化を防ぐために必要なことは、という部分で、この評論のあげているのは:
@小泉首相のこれ以上の靖国神社参拝をやめるべき
A尖閣諸島などの領土問題のエスカレートをやめるべき
B日米安全保障協議(2+2)での台湾問題での日本の米国・台湾への加担は遺憾
Cさらに日本は憲法改正への動きがみえるが、これは遺憾
日本がこうした方向を進むなら日中関係がさらに悪化するが、それを防止して改善に向か
うべき、と書いている。@〜Cの順序付けが興味深いところなのだけれど、日中政治対立
を、中国と日米同盟の対立にしたくない、という意図の見え隠れする評論。(真っ向から
日米同盟批判に回れば、間接的にせよ米中対立を自ら煽ることになり、それは共産党の対
米方針に反する)
ただし、そうした従来からの歴史認識云々の議論では日中関係を語れなくなった、という
認識はあって、新しい事態に対してどう評論すべきかの(共産党的な)理論の決定がすん
でいない感じを受けるような。
ttp://www3.asahi.com/opendoors/zasshi/syukan/briefing/ 船橋洋一の世界ブリーフィング
[ 週刊朝日2005年3月11号 ]
東アジア共同体構想をめぐるアジアと米国の葛藤が始まった
・・・
ブッシュ政権高官は、このほど訪中した際、中国側に2期目のアジア政策の優先課題として、
(1)北朝鮮(2)台湾(3)東アジア共同体の三つを挙げたという。(1)と(2)は当然だが、
(3)を入れたことで、「この問題に対する米国の関心と懸念」を伝えようとしたものだろう。
こうした対中警戒感は、日本が東南アジアで中国に対する拮抗力になり得ないとの対日認識を
特徴とする。部分的には、日本は対中貿易が対米貿易を大幅に上回っていくにつれ対中傾斜の
度合いを強めていくのではないか、「日本という国は長いものには巻かれろの国」(チャルマ
ーズ・ジョンソン・カリフォルニア大学=サンディエゴ=名誉教授)との対日警戒感をもにじま
せているのかもしれない。
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相変わらずピンボケで中途半端なアメリカ理解で書きなぐっている。アメリカがASEAN+3に
警戒感を持つのは、
>>277 のフランシス・フクヤマの書いているように、通商交易を道具
にしてアジア諸国を政治的に取り込もうとする中国の戦略が明確になってきたからであって
それ以外のものではない。アメリカは通商だけなら気にしないが政治・軍事戦略の覇権構想
に関わる多国籍機関を放置できない。
そういう最も基本的なところで誤解したまま、こういういい加減な評論を書くのは有害無益
でしかない。日本国民を騙すのは何時の世にも朝日新聞。
ttp://www.strategypage.com//fyeo/qndguide/default.asp?target=ISRAEL.HTM Strategy Page ストラテジー・ページ ブログ
ISRAEL: Syria Suffers a Meltdown シリアの直面する崩壊の危機
シリアのアサド大統領は、サダム・フセインの後追いをする事になることを恐れている。イラク
もシリアも、バース党独裁国家を作った。サダムは政権を追われ、アサドも今、追放される危機
に面している。サダム・フセインはアサド大統領の父に似ているところがある。
息子である現アサド大統領は、父の死によって指揮官の地位を得たわけだが、国を完全に管理で
きるわけではない。父アサドの関係者達がいまだに国を管理していて、行政府の殆どと、軍と公
安を握っている。それらの管理者達の間に一致したコンセンサスというのは何も無くて、彼等に
あるのは現在の権力を維持するという目的だけである。
シリアはレバノンの前首相を暗殺したり、サダムの異母弟とその30人余りのシンパをイラクに引
き渡したり、イスラエルに自殺爆弾攻撃をしかけたりとさまざまなことをやっている。シリアの
政府高官はシリアを管理する人間が誰もいないことは認めず、シリアにクーデターの起こること
を心配していて、軍の将軍とか、公安警察幹部がアサドの地位を脅かすかもしれないと思ってい
る。
息子のアサド大統領は父の元で働いていたときから経験不足と見られていたのだが、問題はシリ
アの状況が余りにも悪いことである。イラクと同じようにバース党はシリアの政治を数十年にわ
たって牛耳り、その社会主義政党の独裁はイラクと同じように経済停滞と汚職を呼んだ。それは
シリアの隣国とシリア国民を敵に回した。シリアのバース党は全く信用されておらず、その付け
を払うべき時期に来ているのだが、誰も責任を取ろうとはしない。
レバノンはシリア軍と公安警察が駐留していて、彼等はもともとは内戦を静めるための平和維持
が目的だった。シリア軍の撤退が内戦を呼び戻すのでは、と心配するレバノン人は多い。しかし
シリア軍の駐留はレバノンに腐敗と近親者優遇をもたらし、それらは中東の基準で見てもずいぶ
ん酷いというものだった。シリアが及ぼした悪影響の中でも、組織暴力(ギャング)とビジネス
の癒着は国中に見られる。この悪影響は政権交代ではなくならないだろう。シリアはレバノンの
14000の兵を数ヶ月で撤退させるといってはいるが、物事はそんなに簡単には運ぶまい。
ttp://www.nationalreview.com/thecorner/05_02_27_corner-archive.asp#057417 独逸・ディ・ヴェルト掲載、レバノンの学生のインタビュー記事
これはNROのやってる、コーナーというブログで、ここに独逸のディ・ヴェルト新聞の記事の
英語訳抜粋が掲載されている。
(When the Syrians leave Lebanon, that “will also spell the end of the Syrian regime,”
says Alan Merhi (a 23 year old graphic design student camping out on the square, JL). All
the others agree with him ? it’s Lebanese money that pays for the Baath-regime in Damaskus.
“They control the casinos, the harbours, they take 50 percent of our taxes, they took
the $40 billion in reconstruction loans that the country received after the end of the
civil war,” says Merhi. That makes the situation all the more dangerous. “The Syrians
won’t leave without a fight. They will try to start a new civil war in Lebanon. But
this time round they won’t succeed.”)
レバノンで民主化デモをやっている学生のAlan Merhi(23歳、グラフックデザイン専攻)が言うに
は「我々の目的は、シリアの政権の終焉だ」他の学生達も、彼のこの意見に同意である。シリア
政府のバース党独裁を支えているのはレバノンからの資金である、という。「シリア勢力はカジノ
を支配し、港を支配し、税金の50%を召し上げる。彼等はレバノンが内戦終了時に得た400億ドルの
復興資金ローンを得ている」とAlan Merhiはいう。そういうことで状態は危険なのだ。「シリア勢力
は戦い無しでレバノンを出て行くことはない。彼等はレバノンの新しい内戦を仕掛けるだろう。しか
し、今回は彼等は成功しない」
(“They want to create discord, start riots,” says Eddie. But “no chance, we’ll
stick together. Before we’re through, Assad will have thrown in the towel in Damascus.”)
「シリア勢力は国内の混乱や略奪を起こすのだろう」とEddieはいう。「彼等の成功するチャンスは
無い。我々は団結して戦う。我々の負けるより先に、アサド政権がおかしくなるだろう」
ttp://www.atimes.com/atimes/South_Asia/GC04Df06.html China's pearl in Pakistan's waters
By Sudha Ramachandran Mar 4, 2005
アジアタイムズ:中国がパキスタンに確保した真珠、ペルシャ湾に近いグワダール港
中国の温首相は今月パキスタンを訪問するわけだが、パキスタンのグワダール港はその焦点
である。中国はインド洋への出口として、この港の権益を得ることでペルシャ湾岸への勢力
を伸ばす戦略をたてており、中国にとっての真珠というべき価値がある。
グワダールはアラビア海に面した漁村だがパキスタンのイラン境界から72キロメートルのと
ころに位置していて中国海軍のペルシャ湾への基地として重要である。ホルムズ海峡からは
400キロメートルの位置にあって中国への中東石油の運搬経路を監視できる。
グワダール港開発のプロジェクトは11.6億ドル(1160億円)の投資になるが中国は第一期分
として$198Mを投資している。中国はこの港へのカラチからのハイウェイ建設に別の$200M
の投資も行っている。中国はまた、450人の技術者を送って建設を支援している。パキスタン
はこの港に道路と鉄道をつなげ物流のハブにする計画を立てている。
パキスタンのカラチ港は現在90%の物流拠点なのだがインドに近すぎて戦略的に脅威に対して
弱いとされている。1971年のインド・パキスタン戦争ではインド軍がカラチ港を封鎖し、それ
はパキスタン経済に重大な影響を与えた。グワダール港は中国にとってはアメリカの支配する
ペルシャ湾の諜報基地のようなものとも言われる。
中国は「真珠の連なり("string of pearls")」と呼ばれる戦略的な港を確保する計画を立て
ており、その一連の真珠とは、バングラデシュ、ミャンマー、タイ、カンボジア、および東シ
ナ海の諸島である。こうした中国の海洋権益拡大の動きにアメリカ国防総省は警戒感を示して
いる。(後略)
ttp://www.atimes.com/atimes/China/GC04Ad01.html Beijing tightens its grip on Hong Kong
By Simon Parker Mar 4, 2005
アジアタイムズ;香港への締め付けを強める北京、董建華行政長官の更迭
アジアタイムズに書いている香港の記者らすうい人の評論、江沢民が選んだ同胞人の董建華
は胡錦涛からみれば江沢民がいない今では香港においておく意味は無い。香港で起こってい
る民主デモなどの動きに不満な胡錦涛は、新しい行政府長官を選んで香港の締め付けを強め
ると見られる。
ttp://www.latimes.com/news/printedition/la-fg-chat3mar03,1,567032.story DISPATCH FROM ASIA March 3, 2005
N. Korea, Without the Rancor
# A businessman speaks his mind about the U.S., the 'nuclear club'
and human rights issues.
LAタイムズ:深い恨みなしの北朝鮮
LAタイムズ特派員の中国・北京での北朝鮮の外交官(欧州担当だったという)へのインタビュー
を元にして、北朝鮮の現状と、北朝鮮から見た対米関係を説明する記事。
このなかで、インタビューを受けている北朝鮮の外交官は「北朝鮮は西欧メディアにモンスター
のように描かれていて、ドラキュラとか、頭に角の生えた怪物の様なイメージで書かれる」とい
っていて、それは正しいのだけれど、外交官の側は西欧側に良いイメージを与えるために、この
インタビューを受けたものと思われ。
この記事の中では、北朝鮮はビジネスライクな合理的な話や交渉や取引が可能な相手、として描
かれているので、LAタイムズは北朝鮮のお先棒を担いでいるともいえるような。
さすがに、この記事には反発があって、ちょっと見たところ例えば:
http://www.hughhewitt.com/ Hugh Hewittのブログ 3,3
An Outrage from the Front Page of the Los Angeles Times
(LAタイムズの一面記事はとんでもない北朝鮮擁護)
が、禿げしく非難している
So ends this morning's ode to North Korea, "North Korea, Without the Rancor," courtesy
of the Los Angeles Times, which thought it "journalism" to publish an extended interview
with a North Korean agent posing as a businessman. And what does he have to say? Among
other things, that the United States was responsible for the collapse of the 1994
Clinton-Kim Jong Il agreement. And: "Is there any country where there is a 100% guarantee
of human rights? Certainly not the United States."
This piece is much, much worse than the mild apologetic, "Kim Jong Il May Be Crazy...Like
a Fox" which ran in the Times on February 17.
まあ、アメリカ国内で、ここまで北朝鮮に肩入れした記事を書けるのはLAタイムズと、場合によって
ワシントンポストくらいのものではあるけれど。それにしても、珍なる記事とはいえそうな。
中東民主化 ブッシュ戦略評価の動き 「変化の始まりはイラク進攻」<産経、3、4>
米国内でブッシュ政権の中東戦略を評価する動きが急速に拡大している。評価の動きは、ブッシュ
政権の「強い米国」の方針を支持していたグループに限らず、批判的だった論陣にも見られている。
ブッシュ政権に批判的な米紙ニューヨーク・タイムズは一日、レバノンの駐留シリア軍撤退をめぐ
る大規模デモ、イラクやパレスチナでの選挙実施、エジプトの大統領選民主化計画などを受けた
「中東の風向きの変化」と題する社説の中で、「中東で長年にわたって固まっていた政治状況にひ
び割れが始まった」と指摘し、「ブッシュ政権は、中東の多くの前進について、評価を得るに値す
る。サダム・フセイン(元大統領)がまだイラクにいたなら、イラクで一月に選挙は実施できなか
った」と述べた。
このほか、米メディアは「イラクでの選挙実施で、中東各国に民主化への強い要求が生まれている」
(ギンズバーグ元モロッコ大使)、「中東地域をめぐる潮目に変化が出てきた。中東各国の圧政の
恐怖が侵食されてきた」(ロス元中東特使)などの肯定的な見解を相次いで紹介している。
また、民主化の兆しの拡大を「民主化のドミノ現象」と表現する米メディアも出ており、一月のイ
ラクの選挙実施を「東西冷戦終結に匹敵する歴史的出来事」と評価していた保守派論陣の旗手であ
る米有力誌ウイークリー・スタンダードのクリストル編集長などは、持論にさらに自信を深めている。
(後略)
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050304-00000011-san-int
>>347 この産経の記事は、大筋で正確なのだけれど、ブログなどでは2月早々(選挙直後)から
そうした動きや議論が起こっていて、左翼メインストリーム・メデイアの代表格のNYTの
社説がそれを追認したのが3月1日の社説。
世の中の動きを敏感に捕らえる意味で、メインストリーム・メデイアがインターネットの
中に流れる言論に比べて大幅に遅れている(オールド・メデイアがネット言論を後追いし
ている)現状には触れていない。
>>347 ついでに書いておかなくてはいけないと思われる事は、そういう記事を書いている
産経新聞の国際面の報道は、このところのレバノン、シリア、エジプト、パレスチナ
に起こっている一連の事件やアラブ連盟、EUのパレスチナやシリア関連の動きを全く
報道できていない。一般読者は一体何が起こっているのか、和気若布だと思われ。
それは産経に限らず国内のメディア全てがそうなのだけれど、まったく情勢が見えて
いない。自衛隊がイラクに派遣されていて、イスラエル・パレスチナ和平に東京が場
所を貸そうかという話の起きる時代に、全く使い物にならない報道機関は国内マスゴ
ミなのだ。
ttp://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story2&u=/ap/20050303/ap_on_re_mi_ea/arabs_syria Saudis to Syria: Withdraw From LebanonBy SALAH NASRAWI, Associated Press Writer
AP:サウジアラビアはシリアに、レバノンからの撤退を要請
サウジアラビアのリヤドで会見したアサド大統領に、サウジアラビアのアブドゥラ皇太子
はレバノンからの撤退を要求した。アサド大統領は部分撤退を約束し、それ以外を検討中
としたが、サウジアラビア皇太子はシリアがそれを果たさない場合、サウジアラビアとの
関係悪化が起こると警告した。
レバノンからの撤退は、米仏両国のついでロシアもそれを要求している。股国連大使も同
じ要請を行っている。
アラブ連盟諸国との非公式の交渉でシリアは平和維持のためレバノンに3000の兵を残すと
いう提案をしているが、アラブ連盟はそれを受け入れられないとして全面撤退を求めてい
る。サウジアラビアとエジプトがアラブ連盟の交渉を代表している。(後略)
>>346 朝日の記者が偽名で書いているのかも。ww
>>350 この、現在のシリアを巡る動きは中東の歴史を変えるかもしれない大きさなので
すこしばかり追加のコメントをしておくと:
フランス、ロシア、アラブ連盟などがシリアにレバノン撤兵を要求している理由は、アサド
大統領が第二のサダム・フセインになって、またもや中東でアメリカとアラブの軍事衝突の
起こることを心配しているため。何故ならシリアは:
@テロリストを支援して隣国イラクを攻撃させてきた。
Aレバノンの前首相を暗殺した。
Bイスラエルのテルアビブ自殺爆弾事件を支援して起こさせた。
などの目に余るDQN行為をやってしまったので、アメリカが殆どぶちきれて大使召還までやっ
ているので、シリアの取り巻き(アラブ連盟、EU、ロシア)はとにかく衝突をさけシリアの
崩壊を避けたい。アサド大統領に国際情勢を判断できる能力はなくブレーンもダメポなのだ
と皆が思っているわけで;
テロの原因は貧困だから、アラブから貧困を追い出せばテロは無くなるって? たしかに貧困はテロの温床になっている。アラブの貧困をターゲットにするのは正しい。 しかし、ネオコンの連中は基本的なことを分かってない。つまりそれは、 「アラブがグローバル自由市場に取り込まれれば、むしろ貧富の差は広がる」 ってことだ。これはアラブに限らず、今日、まさに世界中で起きていることだ。 自由経済、グローバル経済は、持てる者と持たざる者の格差を広げる。 したがって、ネオコンの連中みたいに、「アラブを民主化、自由化すれば、 バラ色の未来がやってくるんだ!」と考えるなら、それは全くの逆効果になり得る。 イラクの結果を見れば分かるが、アサドを追放しても事態は悪化するだけ。
そもそも917テロを計画実行したコアなグループは、高学歴、職にもつき 比較的恵まれている階層出身者だったと思うんだが。
ttp://www.myrtlebeachonline.com/mld/myrtlebeachonline/news/world/11042663.htm Posted on Thu, Mar. 03, 2005
Diplomats: Iran building nuclear storage GEORGE JAHN Associated Press
AP:外交官「イランは地下トンネルを補強して、空爆に耐える核貯蔵庫を建設」
IAEAのイラン審査に詳しい外交官が明らかにしたところによれば、イランは地下0・5マイル
といった深さに巨大トンネルをつくり、その構造を補強してバンカー・バスターなどの最大
級の空爆にも耐える設計の核貯蔵庫を建設している。
IAEAの入手した地下トンネル設計情報によれば地下半マイルに強化コンクリートと特殊資材
などによる強固な構造をつくり、最大級の空爆に耐えることが出来るという。
ttp://www.chicagotribune.com/technology/chi-0502230171feb23,1,4094016.story?coll=chi-techtopheds-hed&ctrack=1&cset=true Next: Cosmic rays to fight terror
Los Alamos lab touts nuclear arms detector
By Michael Kilian Washington Bureau Published February 23, 2005
シカゴ・トリビューン:ロスアラモス原研が新型の核物質検知器を開発、ミューオン検知
ロスアラモス国立原子力研究所はこのほど核物質の検知器を開発したが、それはmuonを検
知するもので、車両やコンテナなどに隠された核物質の検知に利用でき、核物質の密輸の
チェックなどに利用できると考えられている。
従来は大型車両やコンテナなどのチェックには大型X腺スキャナーを使ってきたが、これは
危険であり取り扱いが不自由で利用上の柔軟性が無い。ロスアラモス開発の新型スキャナー
はこれらに比べて大きなメリットがあるという。
50フィートのトラックや20フィートのコンテナをスキャンできる装置は$1M(1億円)程度
の費用で製作できる。この装置は基本的に2個のセンサーの間を被検査物体が通過すればよい
ので、トラックなどはドライブ・スルーで検査できる。
この装置は地球に降り注ぐ宇宙腺muonを利用するもので、その宇宙腺の分散具合は物体の質
量などの違いで変化するため、それを検知することでスキャンを行う。開発者によればこの
装置は基本的には進路をそれたmuonを検知して計算するデータ分析装置だという。このスキ
ャナーは爆弾、核爆弾、核物質などを検知する事ができる。
日米安全保障協議(2+2)のニュースはシンクタンクやアジア・アナリスト以外には
注目されず、アメリカ国内のブログにも殆ど現われてこなかったのだけれど、最近その
意味に気がつき始めた、というのが幾つか現われてきているような。
例えば、下記は、シカゴ・ボーイズ・ブログ
ttp://www.chicagoboyz.net/archives/002882.html Meanwhile, getting almost no coverage, huge and important changes are afoot on the
other side of Eurasia.
Look at this joint statement issued by Japan and the USA. Don't let the boring diplo-
speak fool you. The Japanese are lining up with us on everything important. They are
going to become interoperable, see para. 13. They are with us in Middle East, and on
Taiwan and on NK. Interestingly , Japan is going to export missile defense technology
to the USA. I wonder what they have figured out how to do that we are so far unable to do?
See this summary: "China and North Korea are identified in the review as key threats
to Japan's national security -- the first time specific countries have been cited in
this fashion."
So we are deepening and strengthening the "baseball" alliance with Japan. NATO has
turned to vapor since the Cold War ended. But the Japanese Maritime Self Defense Force
is still an excellent Navy. And Japan, still the second biggest economy in the world,
is much more serious about military defense because they face real and scary threats.
They are now not just on our side, but scared of their neighbors, scared of about
ongoing access to Middle East oil, and firmly and seriously on our side.
>>346 別のブログで、LAタイムズの北朝鮮記事に怒り狂っているもの:
ttp://vodkapundit.com/archives/007576.php (ウオッカ・プンディット ブログ)
Propaganda on the Front Page
Posted by Will Collier 3 March 2005
LAタイムズの一面に北朝鮮のプロパガンダ
LAタイムズの一面に北朝鮮の外交官への、LAタイムズ・ソウル所長のBarbara Demickの
インタビュー記事があるのだが、まったくどうしょうもない金正日のプロパガンダの説
教を延々とのっけている。親愛なる首領様に従わないなら、家族が三世代分まとめてあ
ぼ〜んされるような国で、しかもその政権の高官の話すことを、こうして掲載するとは。
・・・
まあLAタイムズが北朝鮮擁護記事を掲載するのはこれが初めてではないが。この新聞に
は、昔から共産主義諸国への謝罪主義に固まったRobert Scheerといった書き手がいて、
彼は1970年に金日成にあっている。CNNの(失言事件で辞任した、取締役の) Eason
Jordan は金正日がCNNを見ていると聞いて大喜びしていたわけだし、メインストリーム
メディアには北朝鮮擁護者は珍しくない。ABCの Peter Jennings はブッシュ政権の北朝
鮮政策を非難するために金正日が被害者でもあるかのような口ぶりだったこともある。
こういう手合いというのは、私はブッシュを憎む、金正日もブッシュを憎む、だから‥
という論理が成り立っているかのようだ。しかし、そういう考え方は、とても、とても、
間違っている。
ttp://www.aei.org/news/newsID.22053,filter.all/news_detail.asp Confessions of a Liberal リベラルの告白
SPEECHES By Mario Vargas Llosa Posted: Thursday, March 3, 2005
AEIのサイトにうpされているもので、ペルーの有名な作家、劇作家、政治コメンテーター
であるMario Vargas LlosaがAEIのIrving Kristol賞を受賞した記念講演のスクリプトらすい
ラテンアメリカの作家特有の話し方と発想があちこちにあるような希ガスなのだけれどアカデ
ミックな経験の深い人なのでインテレクチュアルなスピーチにもなっていて、幾分か政治的で
もあるという、なんともいいがたいミックス味のスピーチ。すかす、おもしろい。
内容は、おもに二つで、一つはリベラリズムとは何か、もう一つはラテンアメリカの政治経済
状況コメンタリーとでもいうべきもの。このスピーチの独特の味はたぶん翻訳で読むと消えて
しまいそうなので無謀な要約はしないことに;
>>362 ごく一部分の抜粋をメモしておけば:
このしとのリベラリズムというのは定義もさまざま、解釈もさまざまで、その意味づけ
や諸価値の中でなにを中心にもってくるかで、滅茶苦茶多様なリベラルの諸派がある、
といったことを述べているあたりは、ちょっとおもすろい。
このしと自身は、諸価値のなかで「自由」が真っ先にこなければならず、それが基本で
あり、自分と他人の自由の確保から法の元の平等や人権やさまざまなアイデアが生まれ
る、という。そして、その自由を規制する全てのイデオロギーが偽物であって、それら
は、たとえばナチズム、ファシズム、宗教的ファナティズム、共産主義などだ、と。
リベラルの基本をそういう風に定義すれば、リベラルは右派でも左派でもあり得る。
リベラルの反対すべきは右派とか資本主義ではなくて非自由主義=全体主義なので、そ
の意味で独裁軍事政権ではなく民主主義体制を目指すべきものだという。ラテンアメリ
カを例に取れば、歴史を通じてそうしたことを学んできたのだという。
このしとのスピーチでは、そこからラテンアメリカにおける反アメリカ二スムに話が移
って、中南米の反アメリカ二スムは減少してきている、と注目すべきことを言っている
反アメリカ二スムというのは今ではアメリカ国内で最も多く、また知的情熱を多く投入
されて生産され、ラテンアメリカに輸出されているのである。マイケル・ムーアやチェ
ムスキーやオリバー・ストーンにかなうような強力な反アメリカ二スムはラテンアメリ
カの産物ではない。昔はラテンアメリカでは反アメリカ二スム盛んにが燃えていたのだ
が、今ではそれは欧州のほうに行ってしまったようだ云々;
http://www.economist.com/agenda/displayStory.cfm?story_id=3722882 Winds of change or a passing breeze?
Something stirs Mar 3rd 2005
From The Economist print edition
エコノミスト:風向きが変わったのか、あるいは通り過ぎるだけの、そよ風なのか?
中東で何かが起こっているようでもあるのだが
2003年にアメリカがイラクを侵略したとき、戦争に反対する人たちはイラク戦争が中東に
反乱を起こし、西欧への憎しみが広がり、親西欧的なアラブの政権がイスラム過激派の手
に落ちる、と予測したのだが、そうはならなかった。イラク、レバノン、パレスチナ、で
は民主化に向けた動きが起こっているように見える。勿論まだ結論を出せる段階ではなく
民主化の動きが何処に決着しそうかは1年とかを見なければならない。
それでも、1月末のイラク選挙はアラブ世界の全ての国に影響を与えた。エジプトのムバラ
クは今まで24年間の独裁政治をしてきたが、複数候補の大統領選挙を言い出して周囲を驚
かせた。(後略)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
イラク、レバノン、パレスチナなどの状況を解説しているけれど、例によって英国風の
冷笑的悲観主義のトーンは残しているから、アメリカの評論などに比べて中東民主化の
将来については楽観しない、むしろやや悲観的なトーンで書いている。
ハリリをやったのは藻佐渡じゃないの?
>>369 新華社は1日訪問と書いているが、インドのSifyNetによれば2日訪問(実際は同じ)
ttp://sify.com/news/othernews/fullstory.php?id=13686299 US Secretary of State to visit India Friday, 04 March , 2005, 17:39
SifyNet:コンドリーサ・ライス国務長官、インドを訪問
ライス国務長官は3月16日から2日間、インドを訪問する予定。外務省はライス長官が
16日に訪問し翌日出発すると述べた。米印の二国間関係に加ええ、パキスタンやネパ
ールの情勢に関する協議があるものと予想されている。
ttp://www.nypost.com/news/nationalnews/41805.htm PROUD PREZ: 'CONDI RICE IS A REMARKABLE WOMAN'
NYP:ブッシュ大統領、ライス女史を語る「彼女はスゲー女性だ」
"Listen, Condi Rice is a remarkable woman. She is bright, talented, firm and clearly
sees where the world is going, and she's going to do a very good job. She took Europe
by storm, and that's good for the United States."
"She knows how I think and I know how she thinks" ? and that she freely speaks her mind.
"Condi can march right here and say, 'Hey, you know, Mr. President, you have to think
it this way ? why are you thinking that? Think this,' " Bush said.
最後の発言を見ると、なにか、ブッシュ家の家庭教師がライス先生という感じなのだが‥
外電さん、テンプレ貼り乙です。
http:// 〜の貼り付けが制限されたので、
過去ログを7つ区切りに変更しました。
#過去ログ19スレまで現存しているとは…
あと、クマさんデフコンは別の作者さんがいるので
それまで貼らなくてもよいと思いますが。
#実はあれ、結構楽しみにしているんだよな…
保守
ところで、クマさんデフコンってどこで作ってんの?
まとめサイトの人とか…
一応俺が作っている。 まとめサイトとは関係ないです。 で保守
>>382 乙
漏れもファンだよ。頑張ってね
と保守
384 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん :05/03/08 15:58:30 ID:WMRE24q/
保守
このババーもやっぱり醜いパーマデブだったりするの? 美しくない事だけは想像できるが・・・
業務連絡 19スレdat落ちしました。html化依頼お願いします。
保守
すごいね・・・ ひ孫スレがまだ残ってる。
何人くらいROMがいるんだろ?
かなりいるんじゃないですか? ブログでもここからの引用をたまに見かけますし。
394 :
390 :05/03/15 08:19:11 ID:ack/iE+u
ほ
397 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん :05/03/18 02:18:37 ID:U24xDGQ0
age
400 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん :2005/03/25(金) 00:29:04 ID:tqsrhT8o
どっかで金正日の愛人の子供が 日本に住んでるっていう記事を見たんだけど、どの板だったか・・・