●趣味の部屋『塔矢愛好会』Part45○

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941名無し草:03/11/01 23:40
○趣味の部屋『塔矢愛好会』Part46●


[愛好会活動内容] 芸術品・塔矢アキラの鑑賞及びストーキング
[愛好会規約]
 小説の後10件はsage進行/ジャンプネタバレは火曜日の午前0時/荒らし煽りは徹底放置
≫活動内容以外の要望・意見・相談等は避難所へ↓
http://jbbs.shitaraba.com/movie/bbs/read.cgi?BBS=1361&KEY=1028539594&LAST=100
[愛好会会員心得]
 芸術品への思い入れは多種多様であり、 ここは様々な塔矢アキラを受け入れる場所です。
 趣味に合わぬと文句をいうよりも、進んで自分の趣味を語りましょう。

前スレ●趣味の部屋『塔矢愛好会』Part45○
http://that.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1066494685/

■関連スレは>>2-10参照
942名無し草:03/11/01 23:40
ケツ穴をこっちに向けて開げて見せながらの見返りポーズもあるんすよね?ハァハァ(;´Д`)
943名無し草:03/11/01 23:41
944名無し草:03/11/01 23:42
【関連スレ】
■●おまえら男ならヒカルたんハァハァだよな?Part47○
http://that.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1067533747/
■筒井くんと囲碁を打ちたい子が集うスレ
 http://that.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1031681695/l50
■和谷魔境
 http://that.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1052519418/l50
■深海スレッド・難破船その2(兄貴ファン向け)
 http://life.2ch.net/test/read.cgi/yume/1051639672/l50

【倉庫番さんありがとう!】
■小説倉庫
 http://ime.nu/blue.ribbon.to/~hikalog/akira/index.php
■魔境避難所 (修正・要望はこちら!プチ避難所、アキラたんAA達もこの中に)
 http://ime.nu/jbbs.shitaraba.com/movie/1361/
■旧お絵描き掲示板
 http://ime.nu/fox.oekakist.com/ha2hika/ 

【ひろたんありがとう!】
■魔境共同お絵描き掲示板
 http://ime.nu/w6.oekakies.com/p/hiroto/p.cgi

【ログ取り屋さんありがとう!】
■ログ置き場 →http://ime.nu/www3.to/hikarutan/
 「誰かコイツの名前教えろ」「お下劣しりとり」等もここから!
■ぷち魔境大辞典→http://ime.nu/u-go.to/a-dictionary/
 〔愛好会語丸わかり!どんどん書き込もう!〕
■魔境・ぷち魔境 (;´д`)ハァハァ あぷろだ(チサーイの専用)
 http://ime.nu/snow.prohosting.com/makyo/cgi-bin/up/upload.cgi
 〔新設!ハァハァものをどんどんうpしる!〕
945名無し草:03/11/01 23:45
天プラ乙!妙なもん挟み込んでスマソ!
946名無し草:03/11/01 23:47
>937
7枚のうち3枚だから、こんなもんじゃねえかな。
詳しくは控えるが、うち1枚はかなり扱い大きいぞ!
めくった瞬間鼻血吹くかと思った。
947名無し草:03/11/01 23:50
>936
おとう玉とヒカルの新初段シリーズの話に動揺しながら
トルネコに抱かれるアキラたん(;´Д`)ハァハァ
「何を考えている?私に抱かれている時は私の事だけ見ていろと
いつも言っているだろう…」とタバコの煙アキラたんのお顔に吐きかけながらキメてみるトルネコ(;´Д`)
948名無し草:03/11/01 23:54
誰か他にアマゾンで注文してた奴いないか?
今日、注文すると1〜3日で配送になってる。
俺が注文したのは9月なのに、12月配送ってワケワカラン。
早く見たいのに・゚・(ノД`)・゚・ヒデェよ!
949名無し草:03/11/01 23:55
>947
利用されてるだけの分際をわきまえず、だんだん図々しくなってくもんだよな。
やっぱ一旦やっちまえば俺の女だと思っちまうもんなあ。
あのたぬき系のツラでもアキラたんとイイ仲になっちまうと自分もイイ男だと勘違いしまうんかな。
トルネコの「キメてみた様子にも全く関心がないアキラたん、だがヒカル情報入手のため、媚びた笑いを浮かべるつД`)ウエーン
950名無し草:03/11/01 23:57
>948
俺のなんか発想予定日が04/22 - 04/27になっとるぞ!
どうなってるんだ?ヽ(`Д´)ノ
951名無し草:03/11/01 23:59
>948
おまいのために泣こう・゚・(ノД`)・゚・
しかしそのシステムはちょいと訳わからんな。
問い合わせてみるのもいいかもだぞ。
952名無し草:03/11/02 00:01
>950
新スレよろ!
953950:03/11/02 00:02
うおっ!スレ勃て挑戦して来る!
954名無し草:03/11/02 00:10
>953
ヘソのあたりまで勃ったか?
955名無し草:03/11/02 00:20
>950
難産か?
956名無し草:03/11/02 00:24
957名無し草:03/11/02 00:32

   ┌─────――――┐
   │Bar. チチャーイやまねこ│
   └─────――――┘
お待たせしました! 開店致します!!

   日 凸  ▽ ∇ U
    ≡≡≡≡≡≡≡  /|||||"||ヽ  イラッシャイマセ!!
     U ∩ [] %..   |(゚▽゚*)||   /         クゥーン・・・
   _________(つ)Uと)_/    ヽヽヽ.イ,,
   ―――――――――――――┐    ∠,从从, シ /~||
                       │  /  (.´O`*),,。,,ノ ||
      ━┳━   ━┳━      │/   ( ∩∩ ,)   ||
      ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(36)
ヒカルが塔矢邸に着いたのは夕刻で、アキラは満面の笑顔でヒカルを出迎えた。
ヒカルが靴を脱ぐと、アキラは部屋までヒカルの手を引いて
その様子にヒカルは薄く笑い、部屋にしつらえた座椅子に座った。
「進藤、何か飲む?お茶、コーヒー、紅茶…
 あと、お土産でもらった中国茶もあるけど?」
「あ、うーん、…お茶!」
答えながら顔を上げると、アキラの机の上いっぱいに並べられた
茶器の類が目に入った。
アキラはお茶の入った二つのカップを乗せた盆をヒカルの脇に置くと
ヒカルの脚を跨いで膝を折り、向かい合わせにその腿の上に
体重をかけないよう腰を下ろした。
ヒカルがカップを取り、口を付ける仕種を、アキラは
自分もカップを取りながら見つめた。
久しぶりの光景、そして何より久しぶりの近さが嬉しい。
アキラはカップを置くと、ヒカルがカップを置くのを待って
その首に抱きついた。ヒカルの頬に自分の頬を擦り寄せると、
ヒカルの腕がアキラの肩を抱き締め、頬が頬で押し返された。
959 ◆LagunafJHY :03/11/03 00:55
風邪ひきますた。会員の皆さま、どうぞご自愛くだされ。
満足に(;´Д`)ハァハァ出来ないうちに次スレ立ってると、なんだかカナスィ…
960名無し草:03/11/03 13:50
○●○「ヒカ碁」女体化妄想スレ第1局○●○
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1065165493/

アキラ子が書ける神の人キボン。
961名無し草:03/11/03 14:23
>960
書きたいのは山々だが、いまこっちのスレで手一杯だな俺。
誰かいないかな、書ける職人さん(;´д`)ハァハァ(;´д`)ハァハァ
962名無し草:03/11/04 07:32

  ___バ⌒⌒⌒⌒⌒ヽ_____
   Y   |::::i        l     Y
   ‖  |::::i  /⌒⌒ヽ,, l    ||
   ‖  |::::i  |::::::::::: ノ  l    ||
   ‖  |::::i  |:::::; ノ'   l    ||
   ‖  |::::i  ヽ ;ノ    l|||''||ヽ ||
   ‖  'しi   '~     lぺ,)_| ||
   ‖    i,         ⊂_ノ  ||
   ‖      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      ||
963名無し草:03/11/05 13:16
ワォーン…
   ヽヽヽ.イ,,
  ∠,从从, シ /~||  /|||||"||ヽ
   (.*´O`),,。,,ノ ||  |(゚ー゚*)||  ボクノオフトンニ マーキングシチャ ダメダヨ!!
   ( ∩∩,)   ||  (∩∩ )
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(37)
「ん………」
まだ髭の生えていないヒカルの頬は柔らかく
弾力があり滑らかで、その感触がアキラを幸せにした。
暫く二人で頬擦りしあってから、アキラはヒカルの頬に口付けた。
頬骨から目元へ、こめかみからフェイスラインをなぞって顎先へ、
さらに顔の反対側へ――ヒカルの華奢な骨格を唇で確かめる。
鼻先へ、ちゅっと音を立てた軽いキスの後、
アキラの動きがふっと止まった。
目を閉じて身を任せていたヒカルが、その静寂に耐えられず
そっと瞼を少しだけあけると、アキラの顔は
鼻先でキスしたままの場所に留まったままだった。
ヒカルはアキラの頭に手を添え、軽くこちらに押しやると
その唇に、ぱくりと食いついた。
アキラの唇は、柔らかくヒカルを迎えた。
少し離れてはまた、どちらからともなく求めて
お互いに何度も小鳥のように唇をついばみあった。
「塔矢……、する?」
何度目かに唇が離れた時、ヒカルが囁いた。
どれだけしても深くならないキスも、
抱きつきはしてもそれ以上求めない手も、
アキラが今、これ以上を望まないと言っているのだとは思うが―――
965 ◆LagunafJHY :03/11/05 22:59
風邪対策教えてくれた皆、ありがとう。
だが俺実は好き嫌い激しくて、殆ど試せなんだ…モウシワケナイ
966名無し草:03/11/06 12:17
          ○
       ●
            ●
      ○
     /|||||"||ヽ
     ||(*゚▽゚)|  ○
     (  ● `二lつ
      ヽニつ <
     /_∧__ヽ,
     |  |  |
     |_|_|
      (__)__)
(38)
「ううん……、今は、このまま…」
アキラはそう言うと、ヒカルの首筋に顔を埋めた。
ここは、確かにヒカルの匂いがいっぱいある。
確かめたくて、ゆるゆると首を振って擦りついた。
背中からヒカルの腕がアキラを包み、その手が髪を撫でる。
アキラは目を閉じて、全てをヒカルに預けた。

「塔矢さぁ…、やっぱ風邪じゃねぇ?」
「え?」
「声つらそう。大丈夫かよ?昨日は声、普通だったのにな?」
昨日は二人揃って芹澤の研究会に出ていたが
棋院内で不用意に会話をしないようにしているため
昨日二人が交した会話は挨拶程度だった。
「大丈夫……風邪だったらキスなんかしないよ。
 うつっちゃったら、キミが困るだろ?」
―――確かに。今ヒカルのスケジュールは目一杯埋められている。
風邪でダウンする暇などある筈もないのだ。
でも、それなら何故ここまで声が違うのか…?
ヒカルは思うまま、その疑問を口にした。
968 ◆LagunafJHY :03/11/07 00:18
ついに風邪薬との決別を果たしたッス。
どうも会社の女の子にうつして直してしまった模様…悪い事しちまったなぁ
969名無し草:03/11/07 12:12

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─┐        ┌──┐ |   _____  _____   |.5F |
三│  □□  │三三│ |    |┌──┐|  |┌──┐|   ̄ ̄     |
三│  □□  │三□│ |    |│ ● │|  |│ ● │|         | ∧_∧
三│  □□  └──┘ |    |│ ▼ │|  |│ ▲ │|         |(´∀` )
─┘                 |    |└──┘|  |└──┘|         |と ⊂ )
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      /|||||"||ヽ
      ||(*゚ー゚)|  6Fノトイレ ズーット セイソウチュウダナー…
       ∪   つ
       i   i
       し''ヽJ
970名無し草:03/11/07 15:46
   
  /||||||"||ヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ||(*゚▽゚)|  < チンコ ハ ドコデスカ!
   (つ¶つ¶   \_____
  (二二二二)
  .| ◎  ◎|
  ヽ____/
〜〜
   ウィィーン…
971名無し草:03/11/08 01:37
 ☆             ☆         |l≡≡≡|ミ|  ☆     ☆
    ☆                 ☆  |l≡≡≡|ミ|              ☆
          o。_。_lコ<o>.     |l≡≡≡|ミ|_<o>_。≠_〇o
 。+ +。。。。。 |l|FFFFFFF|。 。.。 +|l≡≡≡|ミ|EEEEEEEEEEE|lll| .。+
  * o  o.   |l|FFFFFFF / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     。。oo  |l|FFFFFF |  オキャクサン コナイナ… パトヤシロ カエッタシ…
   /| ̄ ̄ ̄l ::|FFFFFFF \
   |ミ|:」」:」」:」| ::|FFFFFF     ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   |ミ|:」」:」」:」| 〇 FF.。  /|||||"||ヽ  |l≡o + +! + 。 〇   +
   lミl.」」.」〇 ++ +  ||(*゚ぺ)|  o  〇 。 o  +   〇 。 +
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       − l/               |l               \「
    −_ ~l/                  |.l
  −__ l/                  | |
972名無し草:03/11/08 14:12
     ( ̄)( ̄)
      ヽ   ミ
       \/|||||"||ヽ
         ||(*゚ー゚)|
         ∪ ∪   ミ  /)
          彡      ミ `つ
                  ⊂  つ
                 Y(。ー。*)Y
                 ヽVノノノノ 彡 /|||||"||ヽ
                         ||(*゚ー゚)|  ホシュ♪
                        ⊂   ,つ 
                         (  ,つ  スタッ !
                          (__/
(39)
「うーん、昨日、羽目外しすぎちゃったかな…?」
アキラは暫く昨晩の事を思い巡らせ、とりあえず無難な答えを返した。
こんなことなら、昨日はさっさと帰ってくれば良かった。
「へぇ…、何したの?塔矢が羽目外すって、想像つかねぇー!」
「――悪かったね。一人で居ると、いろいろあるんだ」
アキラは少しだけ身体を起こして、ヒカルを睨んだ。
いくら眼光鋭く睨みつけても、口を尖らせていては
単に拗ねているだけとしか思えない。
ヒカルはニヤニヤと笑いを浮かべ、両手でアキラの頬を挟んだ。
「ふぅ〜ん、淋しかったんだ?構って欲しかった?」
別に、とぶっきらぼうに答えてアキラは視線を逸らした。
アキラの気持ちは推し計るに容易い。
ヒカルは口元に含み笑いを浮かべながら
逃げようとするアキラをヒカルががっちり抱き締めた。
「ちょっ…進藤?何?」
「アキラちゃん、淋ちかったんだー。そっかー。
 だから抱っこちて欲ちかったんだー?」
ヒカルはぽんぽんとアキラの頭を撫でてやりながら
わざと子供をあやすような口調で、その様子を窺った。
アキラはヒカルを詰りながら、身を捩って逃げようとしている。
(40)
ヒカルは更に、アキラに頬擦りを始めた。
「アキラちゃんは、ほっぺたも大ちゅきだもんなー?
 ほっぺむにむに出来て、嬉ちいなー。なぁ?」
「しっ…進藤っ!いい加減に…」
ふっ、とヒカルがアキラを放したので
急に解放されたアキラは、続ける言葉に詰まった。
「塔矢、降りて」
ヒカルの意図が分からず、アキラはただヒカルを見ていた。
「降りろよ、早く」
あ、ごめん、と一言謝って、アキラはヒカルの上から退いた。
ヒカルは座椅子に座り直して深く息を吐き、両膝を立てた。
アキラを見ると、不安に瞳を揺らし、ヒカルとも微妙に距離を置いて
息を飲み、じっとヒカルを見ている。
「塔矢、こっち来て」
ヒカルはその神妙な様子に吹きだしそうになるのを
ぐっと噛みしめてから、出来るだけ優しく声をかけた。
「なに…?」
「こっち、ここ」
ヒカルが自分の両脚の間にあいた空間を示すと、
アキラは安堵した様子でそこに収まると、ヒカルに寄りかかった。
ヒカルの手がそっとアキラの髪を弄り、その動きに合わせて
ふわり、ふわりと微かにヒカルの香りが漂う。
ヒカルにされるまま、アキラはうっとりとしていた。
(12)
あれから数日経った。
未明、明は自邸の暗い室内でおぞましい責め苦と闘っていた。
「くっ!ハァッ、ハァッ・・・!ぐぅぅ・・・っ!」
一晩中の攻防に身悶える明の体からは装束が自然と乱れ解け、
今や半裸に近い状態となっていた。
身体の節々が痛む。
堅い床の上で長時間転げ回ったため、痣になっているのだろう。
だがそんな痛みは問題ではない。
いま明を悩ませているのは、苦痛をも凌駕して身体の芯から己を蕩かすような、
遣る瀬無い快楽だった。
――強情なひとだ。痩せ我慢はおよしなさい。疾うの昔に限界は超えているはず・・・
「ぐっ、黙れ・・・!」
幾度となく噛み締めた唇は既に破れて血の味がする。

男は、人語を語れども既に人の形を成していなかった。
黒っぽく長くうねる巨大な影となって明の全身に絡みつき、
堅い床と白い膚の上をズルズルと移動していた。
その形状は、例えるなら蛇――クチナハの如きものだ。
それは影のように実体無きものと目には見えながら触れれば確かな質感があり、
頭部と思しき部分には酸漿の如き二つの赤い目と先の割れた長い舌がある。
その点も蛇に似ている。
普通の蛇と異なるのは、その尾部がどうやら己の意志によって
自在に膨張硬化させうるらしいという点である。
膨張時のそれは人間の男の巨大な陽物に似ている。
クチナハはそれで明の後門を犯す。
クチナハの体表から絶えず分泌される粘液に触れた箇所から、
明の全身がジクジクと狂いそうに疼く。
堪え切れず明が精を放つと、先の割れた頭部が待ちかねたように絡みついて
美味だ、美味だと残らず舐め取る。
それをずっと繰り返していた。
(13)
確かに己は、この相手には勝てないのだろう。
この数日間、明が今までに得た陰陽師としての知識と経験を総動員して
あらゆる手段を講じたが、クチナハを撃退することは叶わなかった。
しかし、だからと云って導かれるままこの快楽に身を委ねてしまったら
己はどうなってしまうのか。
水を例えに用いるなら、今までに明が光との交合によって得てきた快楽とは、
互いに山の清水を手に掬い取って飲ませあい、喉を潤すようなものだった。
微笑みあい、労わりあい、水の旨さと共に相手の優しさを確かめられる。
翻って、いま己の肉体に与えられる快楽はまるで滝だ。
人のわざを超えて流れ落つる瀑布だ。
絶え間なく、容赦なく、抵抗の意思すら押し流す勢いで己の魂を穿ってゆく。
いっときでも理性を手放したら忽ちに精神がばらばらに壊れてしまいそうで、
身も心もこのおぞましい存在が与える快楽に支配されてしまいそうで、
怖ろしかった。

――じきに、夜が明ける。
――私が再び貴方の中に籠もらねばならなくなる前に、
――今一度この喉を潤したいものだ。貴方の精で・・・
「ほざけっ・・・!」
日中は力が弱るのか、クチナハは明の後門から中に入り込んで大人しくしている。
どういう仕組みであんな長く巨きなモノが己の体内に収まるのか
明には分からなかったが、
もとより人間界の常識の範疇では測り切れない存在が妖しというものだろう。
クチナハが活動を休んでいる日中に、明は辛うじて食事を摂り、身を清め、
内部の汚れを押し出すように排泄し、疲れ切って眠る。
ただし日中だからと云って完全に活動を休止するというわけでもないらしく、
明が他の陰陽師のもとへ救援を求めようとしたり一歩でも外へ出ようとしたりすると、
忽ち内部で暴れ出すので対処のしようがない。
(14)
こんな時、一緒に暮らしている相手がいたら。
そうしたら、こんな己の姿を見て心配してくれるのだろうか。
用もない時はうるさいくらい訪ねて来るくせに、この数日間に限って光が来ない。
この前光が待っているのを知りながら先に一人で帰ってしまったことで、
機嫌を損ねてしまったのかもしれない。
己の膚から出た汗と、クチナハの体表から分泌される淫液とが交じり合う。
その上をクチナハの長い身が這い回る感触に、膚の表面から蕩けていきそうだった。
後門の内部では、巨大に膨れ上がったモノが
身を捩らせながら文字通り生き物の如く動いている。
濡れそぼった己のモノの脇を時折クチナハの身がズルリとかすめる。
先の割れた舌で胸の突起をチロチロと刺激される。

朦朧とした意識の中、かつて己のために利用し、
己の勝手で手放してしまった物言わぬ家族を明は思い出した。
あいつが今ここにいてくれたなら、会話も出来ない存在だったとしても
きっとこんなに心細い気持ちにはならない――
後悔とも愛惜ともつかぬ気持ちが込み上げてとめどなく涙を流しながら、
一際強く奥を突かれ、明は失神した。
その陰茎から放たれたものをクチナハの影は首を擡げてチロチロと旨そうに舐め、
やがてズルリズルリと白い膚の上を這いながら明の後門の中へと隠れていった。
失神したはずの明の身体が無意識のうちにその刺激にピクンッと跳ね上がり、
再びがっくりと力を失った。

その様子を蔀戸の隙間からそっと窺う一つの影があった。
緑がかった体色を持つ丸っこい一羽の小鳥である。
小鳥は心配そうにその場で二、三度くるくると円を描いて飛ぶと、
高く翔けあがり、秋の明け方の涼やかな大気の中を内裏の方角目指して飛んでいった。
978 ◆pGG800glzo :03/11/09 19:01
今度からこっちで進めて逝きます。
(41)
アキラを腕の中に収めて、艶やかなその髪をくるくると
指に絡めたり外したりしながら、ぼんやりと時間を流していく―――
近頃毎日、何らかの仕事を入れているヒカルにとって
それは、とてつもなく贅沢な時間の使い方だった。
母の退院が決まったら、指導碁以外のバイト、特に深夜帯のバイトは
継続できないだろう。だからそれは全部やめるつもりで
限られた日限の中で、できるだけ早く、沢山、稼ぎたくて頑張ってきた。

そして、もうじき、その日が来る。

なのに貯金は目標を大きく下回り――外で過ごす時間が増えたせいか
小遣いの減りが異様に早く、当初の計画は大幅に後ろにずれ込んで
しまったため、正直、まだまだバイトはやめられそうにない。
(42)
アキラには、多少淋しい思いをさせているとは思う。
二人の関係が進むにつれ、アキラは信じられない程
ヒカルに甘えるようになってきた。
なのにもうずっと、アキラと二人きりで過ごす時間はとれず
触れるどころか、直接話をすることすらできずにいる。
森下先生のことは気にしなくていいと言ったが、アキラには
気になるようで、棋院周辺での接触は自粛されたままで
芹澤の研究会の時でも、目も合わせずに挨拶するだけだ。
しかし時々、アキラはヒカルを見ていた。
ふと目が合うと、その瞳は激情に燃えていて、
なのに棋院内やその周辺でヒカルから声をかけても
アキラはひどくそっけなかった。

いつもだったら指導碁の予約がキャンセルされたくらいで
その日をオフにしたりはしないのだが、
最近電話もかけてこなくなったアキラが気になっていた。
それに何より、ヒカルは疲れていた。
毎日どこかしらに出掛けて、仕事も碁の勉強も並列でこなしている。
たまには休みたい。それも本音だった。
(43)
胸にかかる、久しぶりのアキラの重みに心が安らぐ。
アキラはヒカルの胸元が気になるのか、何度も撫でている。
その手から、重なった身体から、体温がじんわりと染みてきて
そのぬくもりが、身体の中にある重たい何かを消し去っていくようだ。
それと同時に、意識までもがすうっと薄らいでいく中で
アキラが、何かとんでもないことを口にした。
言葉の意味は理解できるが、その意図が分からなくて
どうしてそんな事を言うのか聞き返したいと思ったのに
その思いすら、ほの白く霞んで霧散した。
全てが揮発して消えていくその感覚が、幸せに思えた。
982名無し草:03/11/10 18:33

                ▼〃ヾ┃∈∋     ノノノ人ヽ
            ⊂⊃┃(*゚▽゚)∩ ||      (*´ー`)
              |  と    ノ ||      /m mヽ
         _    ||,─、(⌒)─、 ||     [ ̄ ̄ ̄ ̄^]     r1ヽ
         非   ( ○::)( ○ )||       || ̄ ̄ ̄||     l j:::::l
  (((((")))  //   /`ー ´ `ー- ./|\.    || (__)__) ||     j ヱ::::l
  (□o□)ハ/Cハ                             jl´∀`ll!
⊂ニ    ) 呂~/                 ヽヽヽ.イ,,       rlF 〒 リ ̄フ!
  ,ノ   (__,)               ∩∠ 从从 シ      / |_j_| ノ △
 (_/\_)                  ヽ (,*゚ー゚)      ーヽ/|  l  |ヽ
             /|||||"||ヽ       ┌┴--っヽ       ,_(、|_l_|、,)_
             |(゚ー゚*)||      | [|≡(=O=◇
             (つ¶ ⊂)       `(__) '~丿
            ⊂二(\/          ''∪
               'し \|/
                 /|
(15)
「あっ佐為様!おはようございます。ついでに光も」
「ついでかよ」
幼馴染みのあかりがえへへと舌を出した。
「おはようございます、あかりの君。今日も眩しいくらい元気ですね」
佐為が微笑みかけると、あかりは照れ臭そうに居住まいを正した。
お転婆を抑えてちゃんとしていれば、これでなかなか愛くるしい美少女なのだ。

「あの、佐為様。今日は中宮様のもとで指導碁をなさると窺いました。
もしお時間があったら、その後で私たちにもご指導いただけないでしょうか?」
「私たち・・・?」
光と佐為が同時に顔を上げると、あかりの背後の御簾の内に
何やら大勢の人の気配がする。
華やかな薫物の香りに、色鮮やかな装束の影――
どうやら女房たちが息を詰めてこちらを窺っているらしい。
(16)
――こっ、こえー。
思わず一歩退いてしまった光の横で、佐為はにっこりと微笑み頷いた。
「いいですとも!皆さん勉強熱心ですね。午後からは時間が空いていますから、
こちらに窺って指導致しましょう」
御簾の内からキャーッと黄色い歓声が上がった。
あかりが嬉しそうに顔を輝かせる。
「ありがとうございます!よかったぁ、佐為様最近あちこちからお召しがあって
お忙しそうだから、お願いしていいのかなぁってみんなで悩んでたんです!
それじゃ、中宮様の御座所まで私がご案内しますね」

弾むように先に立って歩き出したあかりの後について、
佐為が御簾の内に向かいもう一度にっこりと花のように微笑みかけると、
今度はほうっ・・・と感嘆の溜め息が洩れた。
バタバタと幾人かが失神して倒れた気配すらする。
――こ、コイツって・・・
多少引いた笑みを浮かべながらついて歩く光をよそに、佐為はうきうきした声で
「最近碁に興味を持ってくださる人が増えて嬉しい限りです。私ももっともっと
精進して、皆さんに追い越されないようにしないといけませんね!」
と呟いていた。
(17)
「さてと、佐為様は夕方まで指導碁だと思うけど・・・光はこれからどうするの?」
中宮の座す弘徽殿まで恙無く佐為を送り届けてから、あかりが振り向いた。
「オレ?もう帰るよ。検非違使庁のほうは今日非番だし、
帝や中宮様の御用で佐為が呼ばれる時は帰りに随身をつけてもらえるから、
今日は先に帰っていいって言われたんだ」
本当は、他に随身がいても己を頼ってついていて欲しいと言ってもらえるなら、
そのほうが嬉しい。
だが、佐為が先に帰ってよいと云うのも己に気を遣ってのことだと光には解っていた。
もっと云えば、己と明に気を遣ってのことである。
こちらからは特に話してはいないけれども、佐為は薄々光たちの関係に
気づいているようだった。
数日前の一件以来光は仕事が忙しくて明に会っていないし、
折角の休日を利用して仲直りなさい――という心遣いなのだろう。

――佐為、ありがとな。
心の中で手を合わせつつ、今日は久しぶりに明に会いに行けるという嬉しさで
胸が高鳴ってくる。
この間明は先に帰ってしまったが、もしかしたら本当に具合が悪かったり
用事が出来たりしたのかもしれない。
一目会えば、この間はすまなかったねと笑いかけてくれるかもしれない。
もし己が何か明を怒らせてしまっているなら、ちゃんと訳を聞いて仲直りすればいい。
・・・今ぐらいの時間なら、明はいつも陰陽寮で仕事に精を出している頃だ。
一言挨拶を交わすだけでもいい。早く明の顔が見たい。
気が急いて、光はずんずん早足になった。
(18)
「あん、待ってよ。光に聞きたいことがあるんだから」
「聞きたいこと?何だよ」
あからさまに面倒臭そうな顔をした光に、あかりがぷうっと頬を膨らませた。
「明様のことよ。最近宮中に出ていらっしゃらないみたいだけど、どうしたの?
なせの君や他の女房たちも心配しているよ」
「・・・賀茂が?えっ、アイツ・・・仕事に来てないのか?」
「知らないの?光。ずっと欠勤なんだって。迎えの牛車が明様のお邸に行っても、
本日は障りがあって出られませぬ、って」
「そんな・・・」
光は目の前が真っ暗になった。
数日前、明はやはり調子が悪かったのだ。それに気づかず一人で帰して、
しかもずっと放ったらかしにしてしまった。
一人ではろくに食事すら作れない明を――

「ご病気でもして臥せってらっしゃるんじゃないの?ねえ光、お見舞いに行って
差し上げたほうが――」
あかりが言いかけた時、パタパタッと何かが羽ばたく音がして、
小さな影が光の周りを滅茶苦茶に飛び回った。
(19)
「うわッ!何だコイツ」
「と、鳥!?ただの鳥だよ、光」
見ると丸っこい体つきの緑色がかった鳥がパタパタと忙しなく羽ばたき、
何かを懸命に訴えるように光の衣の端を嘴で引っ張っている。
「オマエ――何処かで見たことがあるぞ」
それは明の式神だった。
物言わぬしもべ、たった一人の家族として明と共に暮らしてきた存在。
あの晴れた日に、光と佐為に付き添われて明は彼に別れを告げ、
彼は少し寂しそうに鳥と化して自由な大空へと羽ばたいていった。

「賀茂の、式神か。オレを呼びに来たのか?・・・アイツに、何かあったんだな」
鳥は人間がするように何度も小さく頷いて、先導するように空へと翔けあがった。
「光、どういうこと?あれ、明様の鳥なの?」
「うん、まぁそんなもんだ。
オレ、アイツについてこれから賀茂んとこに行ってくる!」
「あ、ちょっと待って!だったらこれを持って行って、明様に差し上げて」

あかりが差し出したのは、読めない異国の文字と――
蛇が渦を巻いているような奇妙な図柄とが描かれた、正方形の紙片だった。
988 ◆pGG800glzo :03/11/10 19:22
ちなみに、俺も打ってて間違えそうになるがクチ「ナハ」です。紛らわしくてスマソ
蛇が朽ちた縄に似ているからというのが語源らしい。
989 :03/11/10 23:46

ヤフー掲示板で「学習指導」を行っていた
学習塾の名物講師・田村晋也が 【 男児ポルノ販売で逮捕 】 されたため、
塾に通っていた保護者(特に母親から)激しい罵倒をされています。

【社会】男児ポルノ画像、メール配信した疑い 教諭ら6人逮捕[10/09]
http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1065871362/

逮捕されたのは、
田村晋也(39)・・・・・さいたま市南区 南浦和1−20−11−201
地図:http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=35.50.55.477&el=139.40.16.481&la=1&fi=1&sc=3

犯人の経営していた塾
『まったく新しい学習空間 TOM'Sクラブ』

埼玉県 戸田市本町4-*-*  モー****パー*戸田***F
048-4**-7***
正確な住所・電話番号等の記載:
http://www.google.co.jp/search?q=cache:dQRI_9ohaWYJ:www11.ocn.ne.jp/~juken/search/tohuken/saitama.html+%E3%81%BE%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%8F%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%84%E5%AD%A6%E7%BF%92%E7%A9%BA%E9%96%93TOM%27S%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96&hl=ja&ie=UTF-8
現場の地図:http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=35.48.9.882&el=139.41.7.470&la=1&fi=1&sc=3
990名無し草

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| |ー゚)_|  ホシュ!! チンコピョン!!
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