1 :
名無しのエリー :
2008/05/04(日) 12:27:59 ID:LbhHWlGW0
2 :
名無しのエリー :2008/05/04(日) 12:29:17 ID:LbhHWlGW0
3 :
名無しのエリー :2008/05/04(日) 12:30:03 ID:LbhHWlGW0
4 :
名無しのエリー :2008/05/04(日) 12:31:07 ID:LbhHWlGW0
全部貼れなかったので、もう一度貼らせていただきます NEW CHAPPIE/Chappie 01.Welcoming Morning(Album Edit) ★★★☆ 1stシングル。コテコテの電子音の上にポエトリーリーディング調のボーカルが淡々と乗っていくメロは疾走感十分 Bメロの掛け合いはビースティボーイズみたいなダサ気持ちよさを感じたり。サビではストリングスを取り入れ王道なメロディを歌いキャッチーさもある 終始川本真琴の「だいすきだいすき・・・」というウィスパーボイスが繰り返されてるのは好き嫌い分かれそう 02.Everyday ★★★☆ ROUND TABLEによる提供曲。ピアノとキラキラシンセ主体だが雰囲気は前作と同じキャッチーなポップス、ゴージャスな渋谷系って感じ ソフトロック王道のアレンジは聴き手に安心感を与えるが、これといった面白みのないのも事実っちゃ事実 このボーカルはどこかで聴いたことあるけど思い出せないんだよなぁ 03.DOCU-MENTARY KISS ★★ 作曲ギターベイダー、作詞井上陽水といういまいち掴みどころのないコンビの提供曲。カントリー調のメロディの上に陽水独特の意味不明な詞が乗る 途中でサイケド真ん中になったりして中々面白い歌なんだけど、ボーカルが・・・めちゃくちゃ舌ったらずで聴いててイライラしちゃう。誰だろこれ 04.Good Day Afternoon ★★★ 2ndシングル、COIL提供曲。Oasisあたりの影響を感じさせるUKド真ん中の曲。終始響いてるエッジの利いたギターが良いアクセントになってる 地味に山崎まさよしがハーモニカをやってるんだが、別にまさよしを使う必要性もwメロディ自体は王道ポップで非常に聴きやすい 05.水中メガネ(Album Version) ★★★★★ 3rdシングル、作曲草野正宗、作詞松本隆というめちゃくちゃなコンビの提供曲。そしてその名前から来る期待感を全く裏切らない名曲 ロビンソンに匹敵するとも言える草野お得意のどこか哀愁漂うメロディと、透明感を感じさせるギターのアルベジオだったりピアノだったりアレンジも抜群 そして特筆すべきは松本隆の詞、水中メガネを通じてめちゃくちゃノスタルジックな心情の女性詞を表現しいて、彼の作品の中でも白眉な出来 ボーカルもこのアルバムで一番良い、イメージ的にはマイラバのakkoをもう少し落ち着かせた感じ。誰だろこれ
5 :
名無しのエリー :2008/05/04(日) 12:31:20 ID:LbhHWlGW0
06.The International Chappie's Cheer-leading Team ★★★ 小西康陽提供の2分弱の小曲。タイトルからして如何にも小西節だが、曲自体もまさしく王道小西節 軽いタムの連打だったり、テンポの良いブラスだったり、アメリカのチアリーダーみたいなかけ声だったりピチカート好きなら気に入る一曲 07.Space Latin Age ★★☆ ボコーダーのかかった男の語りから入るけど、何故かハワイアンな音が聴こえてきてちょっとびっくり。曲はパーフリあたりを思い浮かべていただければ あんな感じの電子音も取り入れたポップス、ボーカルの感じもどこか渋谷系だし。コーネリアスあたりがやってても全く違和感無い感じ 最後映画音楽みたい終わり方するのもやっぱりその辺の感じ 08.デリカシーのかけら ★★★ 作詞が井上秋緒。今までの曲とはちょっとボーカルの雰囲気が違う、発声の仕方がゴスペルのそれだし、声もかなりボーイッシュで昔のMJみたい 曲自体も絢香あたりが歌ってもあんま違和感無い、ブラックなリズムを申し訳程度に取り入れた歌謡ポップス 09.Happyending Soulwriter's Council Band ★★★☆ 作曲が川本真琴でなぜかギターが田淵ひさ子。川本真琴らしくポップなんだけどメロディがこっちの予想を裏切る意味不明な動きをする アレンジがキラキラしててボーカルもかわいらしい感だけど、ひさ子のナンバガバリバリなエッジの利いたギターが意外とあってる 10.七夕の夜、君に逢いたい ★★☆ 3rdシングル、作曲細野晴臣、作詞松本隆というこれまためちゃくちゃなコンビ。でもこれは期待感をちょっと裏切られる出来 このコンビと聴くと松田聖子みたいなのかはっぴいえんどみたいなのを思い浮かべるけど、これはそのどっちでも無い アレンジは確かに細野のお得意なちょっとアンビエントちっくなテクノポップなんだけど、メロディが掴みどころ無くて退屈な印象 松本隆の詞もどこかやっつけな感じ。ちなみにこれだけ何故かかボーカルが森下千里と分かってる
6 :
名無しのエリー :2008/05/04(日) 12:31:30 ID:LbhHWlGW0
11.Chappie's Attack ★★★★ ハウス界の大物福富幸宏によるインスト。ディズニー映画のサントラみたいな軽快でどこか懐かしいメロディが心地よい でも電気グルーヴみたいな遊び心もあったり聴き手を退屈させない、流石と言わざるをえない出来 総評:★★★ デザイン集団GROOVISIONSが産んだ顔のパーツは同じだが、髪型、服装、そして性別までも自由に変えられてしまう着せ替えキャラクターChappie 一応みんなChappie一人が歌ってることになってるが、全部ゲストボーカルらしい。ただ10曲目が森下千里ということ以外は不明 でもみんなどこかで聴いたことあるような声してるから、恐らくみんな有名どこなんだろう 提供者が松本隆だったり井上陽水だったり小西康陽だったり細野晴臣だったりとかなり豪華何だが、その割に期待感を裏切る曲が多いのもまた事実 ただ5だけは滅茶苦茶な名曲だし、川本真琴と一緒に雑誌とかで取り上げられてたりしたので彼女のファンは聴いてみても良いんでは無いでしょうか 駄レビューすみませんでした
7 :
名無しのエリー :2008/05/04(日) 12:46:44 ID:hAICKm6xO
イラネ
8 :
名無しのエリー :2008/05/04(日) 15:25:44 ID:iIruwv2dP
乙乙
前スレ
>>564-567 乙なんだが、My Generationにはストリングス入ってないようなw
あとDaydreamerもWe will goもさ。何かの音と聞き間違ってるんじゃね
俺が書くとかなりヲタ寄りの内容になっちゃうだろうから避けてるんだが、ちょっとやってみようかなぁ
しかし豊作すぎるwww
9 :
名無しのエリー :2008/05/04(日) 18:46:44 ID:Gu662rY30
>>8 すまん、俺耳悪いんだ。
別に良いけど俺YUIオタってコトになっちゃってるみたいだけど
このスレの結構常連なんだが・・・それでも投下したのは4つぐらいだが。
10 :
名無しのエリー :2008/05/04(日) 21:22:54 ID:zDnPlJEH0
なかなか出てこないPerfumeのGAMEお願いします
11 :
名無しのエリー :2008/05/04(日) 21:46:34 ID:h2a7tt49O
ぱひゅーむを客観的にレビューできる人ってあんまりいなさそうな
12 :
名無しのエリー :2008/05/05(月) 00:10:00 ID:u5EmPYZf0
完全なるにわかファンですが、やるだけやってみます。 Perfume「GAME」 1,ポリリズム ★★★★★ キャッチー過ぎるメロとエフェクト掛けまくったヴォーカル処理 で一般層にも広くアピールした楽曲。途中で本当にポリリズムに なるが、そんなことは知らなくても普通にいい曲。 2,plastic smile ★★★ 微妙に音を変えながら反復するオケが耳に残る楽曲。 サビはやはりキャッチー。昔のゲームにこんな音楽あった気がする。 3,GAME ★★★ パッと聴き、思いっきりダフトパンクに聞こえた。 微妙に裏を意識させるリズムビートが気持ち良い。 これまでの2曲と違い、サビも含め、良い意味で起伏が無い。 つまり正しくテクノである。 4,Baby cruising Love ★★★★ ポリリズムに続くシングル。全曲と比べると歌謡曲要素が強く、 平歌にも起伏がある。バックのピアノっぽい音とシンセの音の 絡みがどことなく、歌謡曲とテクノのクロスオーバーである Perfumeという存在を想起させる。
13 :
名無しのエリー :2008/05/05(月) 00:25:39 ID:u5EmPYZf0
5,チョコレイト・ディスコ ★★★★★ 正しくディスコマナーなベースラインに被さる 一回聴いただけで確実に覚える激キャッチーな メロ。どうでもいいが、この曲も若干ポリリズム 気味。 6,マカロニ ★★★★ ここまでアップテンポが続いていたが、この曲はミドルテンポ。 相変わらずメロは激キャッチー。非常に耳に残る。 打ち込みにも関わらずドラムのシンバルワークに耳を奪われる。 7,セラミックガール ★★★ 全曲から一転、ノリノリダンスナンバー。 サビに被さるシンセの音からヴァンヘイレンの「Jump」を思い出して しまった。歌メロが前のめりにクうことで、曲の持つ性急さが 強調されている。 8,Take me Take me ★★★ これまでよりは幾分ミニマルなビートに乗せて、淡々とメロが歌われる 異色ナンバー。シンセをギターに置き換えたらGLAYの「千ノナイフガ 胸ヲサス」とリフが一緒。
14 :
名無しのエリー :2008/05/05(月) 00:48:13 ID:u5EmPYZf0
9,シークレットシークレット ★★★ ちょっとロイクソップっぽい?!シンセフレーズがキャッチーな ナンバー。メロが入ってからはダフトパンクっぽい展開。 新参者からすれば似たようなメロが続く印象は否めないが、 不思議と飽きはこない。 10,Butterfly ★★★ イントロから「西遊記」が始まるかと思ったシンセメロが 印象的過ぎるナンバー。途中挿入される電気「POPCORN」的なメロも 耳に残る。この曲のPerfumeは完全にインストの一部。 11,Twincle Snow Powdery Snow ★★★★ 終盤に来て、Perfumeの18番とも言えるテクノポップが炸裂! 裏打ちのビートと相まってノリノリのナンバー。 サビメロも激キャッチーで突っ込みようの無いキラーチューン。 12,Puppy love ★★★ イントロは、くるりの「ばらの花」っぽい8ビート。 サビはBLOCK PARTYっぽいポストパンクの鋭角ビートに歌が乗っかる。 おそらくギターバンドがコピーして最も違和感の無い Perfumeの曲だろう。アジカンあたりにカバーしてほしい。 変に余韻を残さず終わるので、またリピートしたくなってします。 このあたりは意図的な曲順だと思う。
15 :
名無しのエリー :2008/05/05(月) 00:53:22 ID:dOdTRLJO0
前スレ
>>576 =このスレ
>>4 乙です。
「水中メガネ」のボーカルは野宮真貴かなとちょっと思ったけど…違うっぽいなあ
>>12 乙です。
アジカンがあの歌詞を歌うのかw
俺もやってたので、ついでに
Perfume / GAME
1.ポリリズム ★★★★
これのおかげで今の地位がある、といっても過言ではないヒット曲。
退屈な00年代のアイドル歌謡の世界に風穴を開けた…らしい一曲。でも個人的にはそこまで好きじゃない。
そういえばCMバージョンとCDバージョンは微妙に違うけど、CMバージョンのCD化はないのか?
2.plastic smile ★
なんだかものすごく退屈。そこまで悪い曲でもないんだけどなあ…。
あんまり展開しないせいかもしれない。聞いていて耐えられない。飛ばし曲。
3.GAME ★★★☆
「あれ?これperfumeのアルバムだっけ?」と一瞬疑ってしまうイントロ。
そしてその後も中田ヤスタカは本気で走り続けていく。
capsuleのアルバムに入っていてもおかしくないような一曲。
ベースが効いている。この曲をアイドル(と言われている3人)に歌わせるセンスがすげえ。歌詞は普通だけど。
4.Baby cruising Love ★★★★
シングル。発売当時は散々言われていた記憶がある(事実、発売当時は今一つパッとしない曲だった)が、
今聴くとそこまで悪くないじゃん?という一曲。事実、アルバムへの収まりも悪くないし、聴いていてダレることもない。
ちなみにタイトルの「Baby cruising Love」の"c"が小文字なのはメンバーの意見によるものらしいが、何のために?
16 :
名無しのエリー :2008/05/05(月) 00:53:50 ID:dOdTRLJO0
5.チョコレイト・ディスコ ★★★★★ 入手困難となっている名作マキシ「Fan service sweet」からの一曲。perfumeの最高傑作はこれだと思う。 3人の歌唱も曲によく合っているし、メロディも非常に聞いていて心地よい。PVもクオリティが高かった。 中田ヤスタカがperfumeの楽曲とその他の作品群との隙間を縮めるということを意識し始めたのがこのころなのかも。 (最初にperfumeを好きになった一曲なのでちょっと個人的な思い入れがあり、贔屓目が入ってるかもしれない) 6.マカロニ ★★★☆ シングル曲。このアルバムの中ではやや異色作。capsuleの初期作品にやや傾向が似ている。 静かに切々と歌い上げる、3人のボーカルが印象的。好みが分かれそう。 7.セラミックガール ★★★★ なんかラジオで流された当時、さまざまなスレでの評価がボッコボコだった覚えがある。でも俺は大好き。 ファーストからそれ以降のシングルの流れを汲んだ、(恐らく)世間一般がperfumeに抱いてるイメージはこんなだろうな…って感じの一曲。 間奏のボーカルを加工してメロディを作るという手法について 「「ポリリズム」がウケたから同じようなことをやってるんじゃないの?」みたいな意見をどっかのスレでみたが、 これと同じような手法をMEGの「ROMANTIKA」でもやってるので、ヤスタカには他意はなかったと思う。 ドラマタイアップ曲。 8.Take me Take me ★★★★☆ これまたcapsuleのアルバムに入っていてもおかしくないような曲。 というよりこの曲はこしじまとしこボーカルのほうがハマったような気がする。でももうそんなのどうでもいいや。 とりあえず、世間一般が抱く「アイドル歌謡」というジャンルからは逸脱していると思う。
17 :
名無しのエリー :2008/05/05(月) 00:54:51 ID:dOdTRLJO0
9.シークレットシークレット ★★★★★ このアルバムの真打がここで登場。とにかく名曲。 いきなりフェイドアウトするイントロから始まり、前奏からいきなりサビに突入。そのあとはもう最高のメロディの連続ですよ。 今回の中田ヤスタカが全身全霊をかけたであろう一曲。(前回全身全霊かけたのは「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」) 聴いていてちょっと泣きそうになる、ツボを押さえたメロディが心地よい。3人のボーカルの相乗もぴったり。 歌詞も本性のわからない恋人を描いた内容で、なかなか面白い仕上がりになっている。 タイアップ曲なのだけど、テレビCMで見たら聴こえ方が全然違って驚いた。 10.Butterfly ★★★★☆ この曲のレビューは非常に難しい。今までは「capsuleのアルバムに入っていても〜」と軽く済ますことができただろうけど、 この曲はperfumeのアルバムに入っていても違和感を感じるし、恐らくcapsuleのアルバムに入っていても違和感を感じると思う。 5分42秒というやや長めの尺で聴かせているこの曲は、J-POPとクラブミュージックの間を行き来するような、 そんな一定の場所に定まらない浮遊感のある曲に仕上がっていると思う。ちょっとダレるかな。 11.Twinkle Snow Powdery Snow ★★★★★ 名作マキシ「Fan service sweet」から。これまた名曲。まあ真新しさはないけどね。 でもほかに収録されたナンバーと比べても遜色のない出来になっていると思う。むしろこの曲の方が(ry どうでもいい個人的な願望だけど、スキー場でかかっていて欲しい。 そしてスキー場に来たまだ交際して間もないカップルの心に何か響くものがある曲として後世に伝わってほしい。
18 :
名無しのエリー :2008/05/05(月) 00:56:03 ID:dOdTRLJO0
12.Puppy love ★★★★★
最後を飾るのは…なんとほぼ生演奏という異色の一曲。
perfumeのアルバムでギターとドラムの絡みが加工なしで聞けるとは思わなかったw
で、曲のほうはかなり王道なメロディー。聞いて一瞬で中田ヤスタカだとわかる、ポップで聴きやすい曲になっている。
「いつも聞きなれないジャンルばっかで疲れたでしょ?これで癒されてね(はぁと」と中田ヤスタカが言ってるのが目に浮かぶ。
で、俺はこの曲はかなり好き。でもスレの評判を見てみたら「微妙」と書いてあってへー、そーなんだとか思ってたら
「これからはこの曲が好きなファンが振り落とされると思う」みたいな意見が書いてあってビビった。俺、振り落とされるの?
で、一番凄いのは歌詞。なんと「ツンデレーション」なる単語が出てきて、その他の部分も典型的な「ツンデレ」像を体現する内容になってる。
ちなみに「ツンデレーション」という単語は「ギャグ漫画日和」に出てきたらしい(うろ覚え)。
総評:★★★★★
「ポリリズム」の大ヒットで注目され、そしてその後出したシングルも抜群に売れ、そんな期待の中ついに出たセカンド。
前作のように収録曲の大半がシングル曲ということもないし、それに個人的に好みではない木の子さんの作詞もなくなっt(ry
で、この作品は今まであった中田ヤスタカの関連作品とperfumeの作品との間に合った深い溝がなくなり、自由度が増した感じが。
いろんなスレでは「数年後にはブックオフの安売りコーナーに並んでる」という批判的な意見も見られるが、そうなっても不思議には思わないし、
数年後に「アイドルポップの名作」として、音楽好きのCD棚に並んでいたとしても不思議のない出来になっていると思う。
ちなみにDVDの内容はそこまで良くなかったよ。
こうやって見ると
>>12 さんと全然着目点が違って面白いな
POLYSICSのレビューやろうと思ってるけど放置しっぱなしだな…明日書くか…連休万歳!
19 :
名無しのエリー :2008/05/05(月) 01:03:45 ID:u5EmPYZf0
総評 ★★★★ ↑×したくなってします したくなってしまう。でした。すんません。 全編を通してキャッチーなメロがこれでもかと連打される。 テクノとは反復ビートの音楽であるが、この反復ビートの部分を 激キャッチーなメロにすることで、エンドレスにサビが掛かっている ように感じさせるアルバムに仕上がっている。同じような曲が多い中、 中盤と終盤に数曲若干(←ここがポイント)毛色の違う曲調が持ってこられるので、 ダレを感じさせず、何度も聴けるアルバムになっている。 現在は孤高の存在に近いが、音作り的には、2番煎じのアーティストを 出し易いと思われるので、今後、ここからどう展開していくかが浮沈の 鍵を握る。期待しながら、見守りたい。
20 :
18 :2008/05/05(月) 01:38:08 ID:dOdTRLJO0
>>19 総評書き込む前に書き込んじゃった、ごめんなさい
21 :
名無しのエリー :2008/05/05(月) 12:26:13 ID:u5EmPYZf0
>15 乙です。12のレビュー書いたモノです。 確かに比べると面白い。 では、得意分野のディーパーズレビューを更に更に追加投下。 coaltar of the deepers 「newave」 1,downfall ★★★ 民族音楽風のパーカッションとアコギ、 呪術的なヴォーカルの絡みが新境地?! な1曲目。後半のディストーションギターの切り込み→ポリリズム的展開がカッコいい。 2,hyper velocity ★★★★★ デスラッシュなイントロから一変、アニソン風味の爽やか疾走 ソングへ変貌。かと思いきや間奏はヘドバンパート(含デスヴォイス) →ボサノヴァ的アコギという、有り得ない展開を見せる。が、 ここまでの無茶な展開を極めてポップな1曲としてまとめるセンスに脱帽。 3,without hesitation into the door away ★★★ ディレイがかった、クリーントーンのイントロが切なさを 醸し出す、割と普通な8ビート曲。 曲としてみれば、非常に美しいコード進行とキャッチーなサビが 秀逸で、間違いなく良い曲ではあるのだが、ディーパーズにしては 普通「過ぎる」ように感じてしまう。 4,how smooth ★★★★ 最強に暗い!とにかく暗い!としか言い様のない爆裂陰鬱ソング。 どこかで、盛り上がるか、と期待させておいて、1度も盛り上がらない。 聴いていると、本気で気分が滅入ってくるが、こういった方法論で 感情を揺さぶるあたりは、並大抵のセンスではない。 NARASAKIは気に入っているようで、次のprophet provedと共に ライブでは良く演奏される曲。
22 :
名無しのエリー :2008/05/05(月) 12:59:36 ID:u5EmPYZf0
5,prophet proved ★★★★★ how smoothから流れるように始まる轟音ギター炸裂ソング。 この曲の轟音ギターは本当にカッコよく、怪獣の咆哮の様相。 単音シンセが曲中エンドレスに流れ、 非常に印象的。 ヴォーカルはポエトリーリーディング的。 終末感が色濃く漂い、 その意味では前曲を引き継いでいるが、 こちらは聴き易い。名曲。 6,newave ★★ まさにニューウェーブ的な展開を見せるインスト。 途中から轟音ギター&ピコピコ音が挿入される。 美しい音像で統一されているが、この後の2曲がまた重い音の為、前2曲との間に挟みこんで、 耳をリフレッシュさせる意図があると思われる。 7,the proof ★★★ 静と動の対比が極端なシューゲ楽曲。 曲の終盤、アンビエントインストに展開。こっちは結構心地よい音像。 8,snow again ★★★★ NARASAKIの別バンド 特撮の影響がモロにでたイントロのヘビーリフから、美しいアルペジオのAメロへ展開。 サビは非常にキャッチー。もう一歩ファンの受けは良くないが、NARASAKIは気にいっているようで、 ライブでは良く演奏される。特撮の影響をフィードバックしており、良い出来だと思う。 9,entreaty ★★★★ ディーパーズらしい疾走ソング。シンセフレーズが耳に残る。 シンコペーションを多用しているので、 若干ヴィジュアル系っぽくもあるが、随所にヒネリが入れられており、決して定型に は収まっていない。最後のアルペジオが非常にカッコいい。 10,sweet voyage ★★★ earththingを更にポップにしたような完全なるサンバ曲。非常に楽しい気分になる。微妙にディストーションギターが 挿入されるが違和感は無い。異色ではあるが、やはりディーパーズ「らしさ」は全開である。
23 :
名無しのエリー :2008/05/05(月) 13:13:44 ID:u5EmPYZf0
総評 ★★★★ NARASAKI自身も語っている通り、明るいと言える曲は2、10曲目しかなく、 基本的に暗く、キャッチーとは言い難いアルバムである故、ディーパーズ 1枚目のアルバムとしてはおススメできないが、この暗さがスルメ的に はまってくる。ディーパーズは超個性的であり、絶対に「代え」が 利かないバンドである故、本作もディーパーズ以外には 作れない、と思わせるアルバムに仕上がっている。
24 :
名無しのエリー :2008/05/05(月) 22:31:31 ID:ci77HGyj0
今日ヒマだったんで色々レビューしまくった AIR オリジナルサウンドトラック 01.回想録 ★★★ 1曲目にふさわしいピアノ曲。 02.野道 ★★★ そして2曲目にふさわしいまったりな曲。 03.鳥の詩 ★★★ 各方面からやたら評価が高いが打ち込みアレンジの所為でかなりアニソンぽいのが残念。 メロディ自体は非常に美しく、爽やかな夏を演出。ピアノアレンジで映えそう。 04.夏影 ★★★★★ 久石譲の「summer」を明らかに意識した曲ながら、シンプルで美しいメロディラインは正に現代版。 こういう曲は聞くだけでコピーしたくなってくる。いいね。 05.跳ね水 ★★ 06.水たまり ★★ 07.夢語り ★☆ 08.虹 ★ 09.てんとう虫 ★ 10.伝承 ★ 11.川 ★★★ ピアノが美しい。 12.絵空事 ★★ ちょっとシリアスになってくる 13.双星 ★ 14.理 ★★ 15.縁 ★★★ ちょっと和風になってくる。 16.蝉衣 ★★
25 :
名無しのエリー :2008/05/05(月) 22:32:07 ID:ci77HGyj0
17.神薙 ★★ ジャングルっぽい? 18.月童 ★☆ 19.銀色(orgel version) ★★★ 「青空」のオルゴールアレンジ。可もなく不可もなく。 20.ふたり ★★ 明らかに感動系の曲になってくる。 21.此処 ★★ 22.銀色 ★★★ 「青空」のピアノアレンジ。まったり感がいいのでストリングス要らない。 23.青空 ★★★★★ アカペラから始まる必殺ナンバー。メロディ、声にストリングス。ぴったりはまってます。 そして途中の声が重なり、演奏がピアノのみになる場所がより夏の美しさを引き出している。名曲。 24.羽根 ★★★ 「鳥の詩」のオルゴールアレンジ。普通。 25.夜想 ★★★ スローテンポで美しい。 26.farewell song ★★★★★ 個人的にはアレンジが完璧だと思うのだが。強いて言うなら最初のドラムレスは必要なかった。しかし差し引いても素晴らしい。 地味にイントロが秀逸。アウトロのコーラスも良い。爽やかに、このサントラにふさわしい終わり方。 総評:★★★ 泣きゲーの代表作「air」のサントラ。 製作元のkeyは音楽の評価が高く、興味を持ったが、 全てが良い曲というわけではなく、一部の曲が突出している印象。 しかしながら聴き心地の良い曲がズラリ。作業用にはもってこいな良いサントラ。 一部の名曲も非常に素晴らしいし、所詮ギャルゲだなんて言わないで聴いてみてくださいな。
26 :
名無しのエリー :2008/05/05(月) 22:32:49 ID:ci77HGyj0
はちみつぱい「センチメンタル通り」 01.塀の上で ★★★★★ うーん、しみるねえ。秀逸なメロディだけでなく、歌詞の描写がいい。 しっとりとした名曲。 02.土手の向こうに ★★★★☆ これまたしっとりとした名曲。 k1のけだるい歌い方が良い。 03.ぼくの倖せ ★★★ 消え入りそうな歌い方が良い。 ヴァイオリンが美しい音色をずっと響かせている。 04.薬屋さん ★★★ 独特の音のイントロが湿っぽいのがこのアルバムにあっている。 05.釣り糸 ★★★☆ 軽快なテンポが気持ち良い。 間奏もピッタリはまってgood。 06.ヒッチハイク ★★★ こんなしっとりとしたインスト聴いたことが無いw 新鮮でとてもはまる。
27 :
名無しのエリー :2008/05/05(月) 22:33:20 ID:ci77HGyj0
07.月夜のドライヴ ★★★★ 中盤がテンポ良く聞ける。 しかし「アクセル吹かすぜベイビー」曲調とミスマッチなのがいいなw 長いアウトロからかすかに次の曲へと繋がる。 08.センチメンタル通り ★★★★★ このアルバムのクライマックス。 見事に前曲までの淀みを受け、消化した名曲。 この曲のためのアルバムに聞けてしまうが、他も名曲ぞろいである。 09.夜は静か 通り静か ★★★★☆ 暖かい気持ちになる。良い曲だー これ以上良い締め方は無いだろうなあ。 総評:★★★★★ はっぴいえんどの弟分とも称されることもある、はちみつぱい唯一のオリジナルアルバム。 日本語ロックが幕を開けた頃の名作として語られることが多いが、結構古臭い。 はっぴいえんどが乾いた感じで今でも良い味の古臭さがあるとすると、こちらはしっとりとして、単純に古臭い。 そういうものが苦手な人は全体の★一つ減るどころか聞くに堪えないかもしれない。 でもメロディはどれもこれもいいし、名曲ぞろい。トータルでみてもバランス、流れ、いずれも素晴らしい。 何より今の音楽にはほとんど感じない手作り感があり、ものすごく、しっとりとしみてくる。 フォークな物が好きなら是非一聴あれ。
28 :
名無しのエリー :2008/05/05(月) 22:33:55 ID:ci77HGyj0
佐野元春「フルーツ」 01.インターナショナル・ホーボー・キング ★★★★ 少し意外なイントロでスタート。 ビートルズからの影響が色濃い。 02.楽しい時 ★★★★ 人によっては恥ずかしさを感じるかも知れないけどこれくらい突き抜けてた方がいいね。 本当に楽しくなってくる良い曲。 03.恋人たちの曳航 ★★★ 変拍子ではないが3拍子になったり4拍子になったり。 ふわっとしたストリングスが癒される。 04.僕にできることは ★★★ タイトルからは想像つかないほど明るい曲。 軽快で聴きやすい 05.天国に続く芝生の丘 ★★☆ パーティーとかシャンデリアを連想させるワルツな曲。 やや地味ながら次へつなぐ良い役割を果たしている。 06.夏のピースハウスにて ★★★★☆ インストながら完成度が高い。 ストリングス中心で爽やかで涼しげでなかなかいい。
29 :
名無しのエリー :2008/05/05(月) 22:34:29 ID:ci77HGyj0
07.ヤァ!ソウルボーイ ★★★★☆ イントロでやられた。特に前曲がインストだから更に来る。 夏の名曲といっても良いでしょう。 08.すべてうまくいかなくても ★★★★ バラードながらここまでの勢いを止めないというか… とにかく流れが絶妙で、曲調が絶妙。 09.水上バスに乗って ★★★★☆ まさに水上バスに乗っているかのような潤った疾走感が堪らない。 爽やかで聴きやすい。 10.言葉にならない ★★★ ちょっとここで一休み。 しかし良い曲ではある。 11.十代の潜水生活 ★★★★ 「水上バスに乗って」のような瑞々しさを持つ軽快な曲。 どっちかって言うと向こうのほうが良かったりする。 12.メリーゴーランド ★★☆ ピロウズのストーカーを思い出した。 かなり重い。夜のイメージ。
30 :
名無しのエリー :2008/05/05(月) 22:35:07 ID:ci77HGyj0
13.経験の唄 ★★★ 同じメロディーが続くのに飽きないのは秀逸だからだろう。 まったり出来る良い曲。 14.太陽だけが見えている・子供たちは大丈夫 ★★★ ラップ曲。 前曲と比べて軽すぎるんじゃないか?と思ったが… 15.霧の中のダライラマ ★★ 次に繋げる小品。ここで一旦少し重くして… 16,そこにいてくれてありがとう ★★★ ここでふわっと軽くする。14で軽くした理由がわかる。 ヘロへロのフレーズが終わりを感じさせて良い。 17.フルーツ・夏が来るまでには ★★ 語りで〆。演奏が幻想的で良いんだな。 総評:★★★★★ 佐野元春はこれで初めて聴いてけどすごく衝撃を受けた憶えがある。だから佐野元春の入門盤として良いと思う。 一部、盛り上がる曲とスローテンポな曲が交互に並んでるんだけどそれを全く感じないスムーズな流れが素晴らしい。 アルバムの核は無いけど捨て曲は無いし、夏っぽさが本当に良い。 まさに夏が来たら聴きたくなる名盤と言えると思う。大勢で楽しみたいときにどうぞ。
31 :
名無しのエリー :2008/05/05(月) 22:35:30 ID:ci77HGyj0
サニーデイ・サービス「サニーデイ・サービス」 01.baby blue ★★★★ マイナーコードの響きで哀愁漂う完成度の高い曲。 しかし冒頭の歌詞はどうかと思うぞ。 02.朝 ★★★☆ ダイナソーjr.っぽい感じのノイジーなギターとポップなメロディが朝を感じさせる。 前の曲と合わせて聞くのがいいね。 03.NOW ★★★★☆ 完成度の高いポップソング。 まさに流れるようなメロディラインが心地良い。 最後のランランランで☆プラス。 04.枯れ葉 ★★★ ほぼ弾き語り。ストリングスが決まっている。 05.虹の午後に ★★ ややまったりとした演奏が良い感じ。 あまり印象は残らないが。 06.Wild Grass Picture ★★☆ 弾き語り。アコギのアレンジが良いね。 07.PINK MOON ★★☆ そこそこ完成度は高いがちとくどい。 やっぱりメロディはいい。 08.星を見たかい? ★★☆ ジャジャっとお洒落に聞かせる。 間奏頑張っている。
32 :
名無しのエリー :2008/05/05(月) 22:35:56 ID:ci77HGyj0
09.雨 ★★★☆ 正に雨が降り出しそうな曲。 水分を含んだかのようなウッドベースが秀逸。 10.そして風は吹く ★★☆ そろそろ爽やかな曲が欲しいなと思っていると来た。 と思ったらサビが厳しい曲調。そうじゃなくてもっとさらっと聴けるのがいいの! サビ以外は良いんだけどね。 11.旅の手帖 ★★★★ そうそう。こういう曲を望んでたんだよ。 曲順のおかげでかなり良い曲に聞こえる。爽やか。 12.bye bye blackbird ★★★★★ ラストは名曲。 ストリングスがやはり決まっている。 総評:★★★★☆ サニーデイサービス4枚目のアルバムにしてバンド名がタイトルになったアルバム。 前作「愛と笑いの夜」ではロックな路線であったが、またフォークより、一部ロックな路線となった。 そして彼らの代表作「東京」は春のイメージだが今作は秋や冬のイメージとなっている。 演奏力はやはりたいしたことは無いが、このアルバムではそれが素朴なグルーヴを生んでいて、 まったりした曲調とあわせて、まるで喫茶店で生ライブを聴いているかのような気分になるのが絶妙。 中盤はやや勢いが落ちるがそれでも名盤と呼ぶには十分な出来であると思う。個人的にはサニーデイ最高傑作。 しかしジャケットが暗い所為もあってか、最初に聞いたときはやたら暗いイメージがあり、ちょっと敬遠していたときもあるので 最初の一枚としては厳しいかもしれない。サニーデイに慣れたらぜひ聴くべき。
33 :
名無しのエリー :2008/05/05(月) 22:39:39 ID:ci77HGyj0
以上です。長々と失礼しましたー。
34 :
名無しのエリー :2008/05/06(火) 02:16:17 ID:uPgN3eb10
>>33 乙ですー。
有言実行
POLYSICS / We ate the machine
1.Moog is Love ★★★
ハヤシお得意のパロディがそこかしこに仕掛けられていそうなメロディにニヤニヤ。
でもそこまで。本スレでも評判が悪いし、事実(一曲目なのに)いまいち感漂うナンバー。
ライブで聴けばいいかもしれない。
2.Pretty Good ★★★☆
シングル曲。ピアノの軽快な響きとハードなロック調のメロディとの組み合わせが面白い。まさにニューウェーブな一曲。
これが一曲目だったらよかったかもしんない。
シングルで初めて聞いた時は「薄い曲だな〜」とか思ってても、そのあとふとした瞬間に聞きたくなる、意外と中毒性の高い楽曲でもある。
ソースは俺。
3.Rocket ★★★★★
電子音と女性ボーカルで構成されたメロから生演奏全開のサビへと移行する、独特のポップ感を持ち合わせたナンバー。
個人的にスマッシュヒットなナンバー。近年のシングル曲で一番いいと思う。サビの、爽快なのにどこかメロディアスな旋律が印象的。
アニメ「もやしもん」のED曲。クレイアニメが可愛かった。こっちでやってないからニコ動で見ただけ(しかも本編見てない)けど。
35 :
名無しのエリー :2008/05/06(火) 02:17:01 ID:uPgN3eb10
4.機械食べちゃいました ★★★★★ タイトルでふざけていると思ったあなたは間違っている。これがもうポリ節全開な超速パンクナンバー。 ハヤシとカヨがハイトーンボイスで叫びまくる、今作中でもハイライトナンバーとなっている一曲。 鉄板を叩いたり擦ったりした音が全編通してどこかで流れていて、不思議な「機械」感を醸し出している。 歌詞は相変わらず意味わからん(つーか意味はない)。 個人的にヤノの「はい、そうです」がツボww喋らせてくるとは思わなかった。 5.DNA Junction ★★★★ いきなり脱力しそうになるピアノの音から始まる。曲は最近のポリシックスには珍しい感じのロックナンバー。 「ENO」の頃の作品に一番近いかも。聴いてるとどんよりとした空気が頭の中に立ち込めていく、とにかく独特な曲。 間奏のメロディから逸脱していく不穏なピアノソロが印象的。ちなみに今作唯一の全編英語詞。 6.Kagayake ★★★ 「ENO」収録の「Highway Rule」を今のメンバーでやるとこうなるよ!な曲…らしい。 が、その「Highway Rule」が爽快なナンバーであったのに対して、この曲はかなり気持ち悪い曲。 メロのハヤシの囁くようなボーカル、途中のカヨのシャウト、サビの不気味な音階…かなり不安定な気持ちになる。 歌詞は普通に前向きな方向だが、曲に合ってないことは確か。実際聞くとどうでもよくなるけど。 7.ポニーとライオン ★★ 淡々とした曲調のロックナンバー。あんまりコメントできる要素はない。 しかし後半のハヤシによるギターの音みたいなボコーダーは特筆ものの気持ち悪さ。聴いてて吐きそうになる。 8.ありがとう ★★★★☆ 「ありがとう」というと「バンドからいつも聞いてくれてるファンへありがとう!」とか、 「いつも支えてくれている君にありがとう!」という内容になるのか、と思うかも知れないが…もちろんポリがそんなまともな曲を書くわけもなく。 曲は前半は打ち込みと電子音のみで構成されているが、後半になると突如ハードなロックナンバーに様変わり。 最初は静かに歌ってたハヤシも後半になると豹変する。歌詞も投げやりなんだか性格悪いんだか…。 とりあえず世間が思う「ありがとう」のイメージからは逸脱している一曲。
36 :
名無しのエリー :2008/05/06(火) 02:17:49 ID:uPgN3eb10
9.イロトカゲ ★ ディスコチューン。このアルバム最大の問題作。本スレでも拒否反応示した人多数。 でもこの曲が好きという人もいた。好き嫌いがかなり別れそう。とりあえず俺は苦手。 そこまで嫌いでもないけど、別にポリがやるべき曲でもないかな、と…。 10.Mind Your Head ★☆ ロックナンバーだが突出したものがなく、退屈。個人的にここの2曲の流れは聞いてて辛い。 11.Digital Coffee ★★★★☆ はちゃめちゃでポップな曲。とにかくハヤシがしゃべるように歌う。聞いてて気持ちいい。つーか笑える。 「効能 I know 虹が出た! You know 才能 星を見た!」のところも笑える。ハヤシの声が裏返ってるw で、サビはスカパンク風味で聞いていて楽しくなる。この曲はとにかくハヤシの軽快な歌声を楽しむだけでいい。 前2曲の退屈な流れを見事に阻止している一曲。歌詞は今作中最もカオス。 12.Boys & Girls ★★★ メロでじらしてじらしてサビで一気に打ち込みが炸裂する爽快な一曲。 歌詞で「胃に穴開くのは当分先さ!」だったのがそのすぐあとに「胃に穴開くのはもう来月さ」になっているのがシュール。 13.Blue Noise ★★★★★ 打ち込みと電子音が主体になっていて、生楽器の音は一切ない。かなりメロディアスなナンバー。 「哀愁のある曲は生声よりボコーダーで歌ったほうが哀愁が倍増される」というハヤシによるアイディアをここでも実践。 とにかく曲がいいね。「泣き」のツボをうまく押してくる。歌詞はフミが書いている。よく曲に合ってます。 終わり方もあっさりとしていていいね。ここで終ったら最高なんだけれども… 14.Dry or Wet ★★★☆ 最後の最後でやっちまったwwwXCT「Neon Shuffle」の旋律があちこちにwww もうどうしてこの曲を締めに持ってくるのかww全曲で終わらず最後にひと暴れするのがポリらしい。 今までになく直接的な歌詞が印象的。ちなみに俺はどっちでもないと思うよ(意味は聴けばわかる)。
37 :
名無しのエリー :2008/05/06(火) 02:18:49 ID:uPgN3eb10
総評:★★★★☆ 本スレで賛否両論の嵐を巻き起こした一作。個人的には前作より好き。 だが、今までのファンには複雑な心境の一作だと思うし、前作や前々作にあった「パンチ」が欠けているため、少々物足りない一枚かも。 「Now is the time!」で入った人が「次聴くのはどれにすればいい?」という時一番とっつきやすい一枚かも。 微妙にスルメ盤臭もする。 大体においてポリのアルバムはその良さが一回聴いただけでは分からないので、一ヵ月後、あるいは一年後聞くとまったく違った感想を持つ盤かも。 この作品は賛否両論あると思うので他の方が書いたレビューが見たいな。
38 :
名無しのエリー :2008/05/06(火) 02:20:35 ID:uPgN3eb10
訂正 14.Dry or Wet 誤;全曲で終わらず〜 正;前曲で終わらず〜 ですね。ごめんなさい
39 :
名無しのエリー :2008/05/06(火) 20:43:11 ID:0QBD+2Bv0
サザンオールスターズ/KAMAKURA 10段階評価・・・★=2、☆=1 01.Computer Children ★★★★ 当時流行の真っ只中にあった「コンピュータ」(ファミコン)に熱中する子供への揶揄ソング。 と言いつつ、今の時代でそのままコンピュータと受け取っても違和感は感じないが。 これでもかというぐらいの打ち込み・ステレオ効果や、音的に若干チープ感が漂うところから時代を感じさせる。 96年〜98年頃、何かにとりつかれたかのようにwライブでよく演奏していた1曲。 02.真昼の情景 (このせまい野原いっぱい) ★★☆ 民族音楽チック。タイトルは森山良子意識か? ただ内容は当時の桑田がよくやっていた国家への批判(旧ソ)。真昼は特に関係ないw 03.古戦場で濡れん坊は昭和のHero ★★★★ 無駄に重厚感のあるスローテンポ。 タイトルの「古戦場」とは、サザンでもよく歌詞中に登場する稲村ヶ崎。 変拍子だらけの展開だったり、途中レコード調のモノラル位相に変わったりと、とにかく実験的。 04.愛する女性(ひと)とのすれ違い ★★★★☆ 「この曲順で来るかw」といった、ド直球ラブソング。 恋人関係のマンネリ化を綴った歌詞だが、やっぱりこういう曲を書かせたら桑田は「巧い」。 珍しく別れていないが。 05.死体置場でロマンスを ★★★ この頃多く書いていたサスペンス系シリーズ。 「不倫してたら奥さんの差し金で拉致られちゃったよー」な内容。感想では小林克也も友情出演。
40 :
名無しのエリー :2008/05/06(火) 20:45:05 ID:0QBD+2Bv0
修正 >感想では小林〜→間奏では〜 06.欲しくて欲しくてたまらない ★★★☆ ミディアムナンバー。歌詞を見てる限りでは「何がそんなに欲しいの?」といったところ。 間奏のアタックの効いたピアノはガチ。 07.Happy Birthday ★★★★ ジュディ・オングに「作って欲しい」と言われたとか言われてないとかで制作された誕生日ソング。 すごく弾けてるポップなアレンジだったりで誕生日らしいな、と思ったが所々よく聴くと歌詞がエロス。 恋人への誕生日ソングとしてどうぞ。 08.メロディ (Melody) ★★★★ アルバム先行シングル。このアルバムのCMで明石家さんまが赤い涙を流しながら歌った曲。 桑田にとっては十八番のジャンルの別れのラブソングだが、本人はあまり気に入ってないという。 近年では考えが変わったのかライブでもそれなりにやることが多いが。 09.吉田拓郎の唄 ★★★ 当時、引退宣言をした吉田へ対するメッセージソング。歌詞の表現がボロクソで批判の曲と取られたのも有名。 桑田自身が吉田のファンであり、吉田の曲だけはフォークの中で別だったという話も。 途中の転調があまりに突然な変わり方で違和感を覚えるが、そこも味ということでw 10.鎌倉物語 ★★★★★ 文句なし10点満点。イントロのシンセだけで白飯3杯いけます(おい) 情緒深いメロに乗せた甘酸っぱい恋の思い出がとても美しい。アレンジも綺麗にまとまっている。
41 :
名無しのエリー :2008/05/06(火) 20:46:07 ID:0QBD+2Bv0
Disc2 01.顔 ★★★☆ 顔にコンプレックスを持った人間から発せられるもてないオーラ・人間としてダメオーラがひしひしと伝わる哀歌。 「この顔でモテたらおもしろい」などいちいち表現が卑屈なのもポイント高。虚しすぎる。 桑田本人のコンプなんだろうか。 02.Bye Bye My Love (U are the one) ★★★★ 桑田屈指のポップス。サブタイは「We Are The World」へのアンサー。 メロからして「売れ線です」と言っているようなキャッチーさが心地よい。 03.Brown Cherry ★★★ 桑田が20代後半〜30代前半によくやっていた、英語+日本語のクロスオーバー的な歌詞が特徴。 ちょっと聴いただけでは分からないが、歌詞上の表記はとてつもなくカオス。 「技芸夢」だの「Cheese感」だの明らかに感覚で書かれた語が軒を連ねている。 04.Please! ★ AOR調。正直空気。 05.星空のビリー・ホリデイ ★★☆ ジャズ歌手、ビリー・ホリデイへのトリビュートソング。 曲自体はいい出来映えだが、若干印象は薄い。ライブで演奏されていないからか。
42 :
名無しのエリー :2008/05/06(火) 20:47:20 ID:0QBD+2Bv0
06.最後の日射病 ★★★★ ベースの関口が作詞曲を担当。 ほのぼのとしたオール打ち込みの曲調は、サザンオールスターズとしていい意味でも悪い意味でも かなり「異質」で、嵌ると抜け出せない。 ただし、歌詞は「日射病」と大きくかけ離れている。 07.夕日に別れを告げて〜メリーゴーランド ★★★★☆ 卒業ソング。桑田自らの思い出とオーバーラップさせている部分も。 友人や校舎との別れを惜しむ卒業生のワンシーンといったところ。 最後の数秒間にはラスト曲「悲しみはメリーゴーランド」の一部がインストで挿入されている。意図は不明。 08.怪物君の空 ★★★★ アルバム唯一、と言っていいぐらいのwギターが効いてるHR。 冷戦批判(だと思われる)歌詞がかなり痛烈。 09.Long-haired Lady ★★★ とても「大人」。イントロのムーディーな雰囲気から何かが違う。 メインがギターでもベースでもドラムでもなくキーボードとパーカス。チョイスが渋い。 10.悲しみはメリーゴーランド ★★☆ 残留孤児やら拉致被害者やらその辺りを歌った、サザンでは珍しいフォーク。 マイナーコードの暗いメロディーで暗い内容だが、2分強の長さであっさりと終わる。 締めとしては若干弱いか。 総評:★★★★ 当時リアルでこのアルバムを聴いた世代が口を揃えて「影響を受けた」と言うほど強烈な、 2枚組・全20曲の超強力アルバム。 桑田の若さから来る実験的な空気が聞いてるこちらにも肌で感じ取れる。 ただ、今聞くにはシンセ・打ち込み等の音が古臭いため注意。
43 :
名無しのエリー :2008/05/06(火) 22:09:47 ID:NOsysc/B0
みなさん乙。 GW中ぼんやりしてたらすっかり取り残されてしまった…レビュアーって結構いたんだね しばらくは人のお薦め少しずつ聴きながらゆっくりしよう
44 :
名無しのエリー :2008/05/08(木) 22:52:32 ID:TuTyg/Bp0
marbleの虹色ハミングお願いします ポップでかわいいので
45 :
名無しのエリー :2008/05/10(土) 21:47:34 ID:2AQ4abRR0
最終兵器/キングギドラ 01.最終兵器 ★★★ サントラ的な警報を鳴らすようなトラック、ストリートとメジャーを比較し毒づくリリックとキングギドラっぽさが詰まった曲 これを気に入れたらこのアルバムは大丈夫だけど、ダメなら本当に駄目だと思う。1分半の小曲 02.UNSTOPPABLE ★★☆ 1stシングル、市民団体から抗議来て発売中止になった。これまたKGっぽさが良く出たトラックとリリック この二人はやはり日本語ラップの基礎を築いた二人だけあって韻踏みが上手い ただリリックの内容が管理社会とそれに対抗する俺達ってものなんだけど、アプローチが稚拙なのは否めない 03.公開処刑 feat.BOY-KEN ★★★★☆ 当時かなりの話題を呼び良くも悪くもキングギドラの名を有名にした、ドラゴンアッシュのkjに対するdis曲。BOY-KENとfeatしてる リリックは言うまでもなくkjの批判と売れ線HIP HOPの批判(キックとリップ)で、聴いててお前らが言うなよって突っ込みしたくなるんだが 正直トラックはかなりかっこいい、ループするリズムと繰り返されるどことなく警告的なメロディが陶酔感を与えてくれる ラップのキレもかなり良いしね、リリックの内容がこういうのじゃなければもっと違った評価をされただろう 04.トビスギ(Don't Do It) ★★★☆ 不気味なニュースキャスターの語りから入る曲。リズムトラックだけの上にDj OASISも含めた3人の軽快なラップが載る ZEEBRAの韻の踏み方がかなり上手く、一回聴いたら忘れられないインパクトを与えてくれる。内容は覚醒剤批判 05. F.F.B. (Album Version) ★☆ 2ndシングル、抗議が来て実質発売中止になった曲。タイトルからも分かるように誰とでも寝る女を批判した曲 トラックが今までとちょっと雰囲気が違っててラテン的な明るいものになってる。でもいかんせんダサい・・・何か如何にもって感じすぎる 06.リアルにやる ★★★ 今度のトラックはちょっと80年代のディスコサウンドのようにキラキラしていて、どことなく歌謡曲的な感じもさせるメロディアス 自分達の過去を振り返りHIP HOPをやる理由を熱く語りかける、ZEEBRAの色がかなり濃く出た曲。まぁ熱意は伝わってきた
46 :
名無しのエリー :2008/05/10(土) 21:49:47 ID:2AQ4abRR0
すみませんレビュー全部したんですが、後半が手違いで消えてしまって貼れません 無視してください
47 :
名無しのエリー :2008/05/11(日) 13:30:34 ID:o/iTrIDB0
>>46 消えてしまったのか。ドンマイっす。
もし体力あったら、もう1回書いてくれるとうれしいな。
48 :
名無しのエリー :2008/05/11(日) 13:32:02 ID:BYDyp9c90
さの
49 :
名無しのエリー :2008/05/12(月) 00:17:07 ID:h3tiL+uu0
あー、既に懐かしいなキングギドラ。 K DUB SHINEはクールな社会派ラッパーだと勝手に思い込んでたから 「FFB」のPV見てちょっとビビった。 今はもうすっかりオチャメキャラが定着しちゃったな。
50 :
名無しのエリー :2008/05/12(月) 00:18:22 ID:iI2nm7GP0
51 :
名無しのエリー :2008/05/12(月) 04:16:55 ID:RdJ/at7U0
ファースト聴いてないので不安ではあるんですが APOGEE / Touch in Light 2008年1月16日発売 1.Touch in Light ★ はじまり。 2.ESCAPE ★★★ ロックチューン。ギターが激しい。 と思いきやサビではいきなりメロディアスになったりで不思議な曲。 しかし初聴の時のインパクトは強いが数回聴くと薄味に感じられる。 歌詞が非常に攻撃的であると同時に奇妙な世界観で不思議な感じ。 3.アヒル ★★★☆ シングル曲。歌詞、曲調ともに今までになく攻撃的。 バリバリのロックチューンに透明感のあるシンセの音色が乗っているので不思議な気持ちになる。 サビの「ラーラララーラー♪」の所が激しく印象に残る。歌詞の内容を要約すると「俺も君も白鳥になりたいだけのアヒルの子」 PVはボーカルの永野さんの頭が崩壊するというもので、かなりインパクト大。 4.Spacy Blues ★★★★ ちょっとファンキーなナンバー。 タイトルは「Blues」だがアゲアゲ(といってもAPOGEEの事だから踊れたりするわけじゃないが)な曲。 しかし後半になると雰囲気が変わってくる。 なんかアゲアゲになってクラブで踊ってた若者が急に悲観的になってクラブから抜け出して夜の街をあてもなく漂いだしたような展開。 煌めきと切なさが同居するサウンドが良い感じ。冒頭で歌われるサビが全く違った雰囲気になって顔を出す。 歌詞は「アナタがソンザイしているんじゃない ソンザイがアナタしてるだけのSpacy Blues」とか凄い世界観。
52 :
名無しのエリー :2008/05/12(月) 04:17:33 ID:RdJ/at7U0
5.The Sniper ★★★★★ この曲は大城さんが一人でパソコンに向かって作曲したらしい。(そのころ他のメンバーは「Who's Your Enemy?」を作っていた) 冒頭の子供の騒ぐ声から「やっ」の一声を合図に幻想的な世界へ沈んでいく。 8分という長尺の曲だが、その長さを感じさせない。全てが夕焼けのオレンジ色に染まっているような哀愁のあるメロディー。 永野さんの透明感のある歌声を聴きつつ、メロディの素晴らしさに酔いしれているとあっという間。 無機質な感じからだんだん生っぽくなってくるドラムや、不気味でありながらどこか懐かしいシンセの音色など、 曲の雰囲気を高めるアイテム多数。 そしてラスト、永野さんの声と今まで曲の雰囲気を高めてきたアイテムが融合する所で涙腺崩壊。 一点たりとも減点できない。最高の出来だと思う。 アウトロで冒頭と同じような子供の騒ぐ声が入って終わるので、一瞬夢を見ていたような気分になる。 6.???What is the life??? ★★★ シングル「アヒル」のカップリング曲。 曲単位では素晴らしい。 でも「アヒル」との対比で生きてくる曲だと思うので、アルバムの中ではちょっと霞む。 大曲「The Sniper」からの切り替えとして良い配置だと思う。 7.Tell Me Why ★★★ ファンキー風味が強まってきたナンバー。かと思いきやサビでは急に視界が広がる。 イントロのシンセが一曲目と似ていて、一瞬なんか変な気持ちになる。 8.Rain Rain Rain ★★ このアルバムの中では一番印象が薄いナンバー。ロックナンバーなんだが盛り上がりに欠ける。 永野さんの「レイーン!」に吹いたw
53 :
名無しのエリー :2008/05/12(月) 04:18:27 ID:RdJ/at7U0
9.Drop ★★★★ 一言でいうと「大人」な雰囲気の一曲。前曲と同じく「雨」がテーマになっている曲で、何処となく黄昏時。 テンポの速いアッパーな曲が続いていたので、ちょっとした癒しになっている。 サビの「 ( ゚д゚)あーあーあーあーあーあーあーるきーだすー」が印象的。 雨上がりの夜に聞くと異常なまでに雰囲気がハマる曲。 10.Who's your Enemy? ★★★☆ ちょっとアレンジが中華風味?シュールでポップ。 「もしかして俺はエネミーかい?」とか(全部カタカナで書かれた)「エネミー」という単語が歌詞に頓出するが、 それもそのはず、この歌詞は「エネミー」という単語の響きが最初にあって、そこから書いた物らしい。 地に足が着かない感じのメロディーや、後奏で入るシンセの音色が癖になる。スルメ曲? 11.Transparent ★★★★ とにかく静かで透明感のある曲。アコギとシンセの音色が主になって出来ている。 ドラムはサビとか間奏とか要所要所で遠くの方で控えめに鳴っている。 夜、音もなく宙に浮いている感じ。 そして少し高い山の上(ドラえもんに出てくる学校の裏山みたいな)から飛び立って、自分の下にある夜景を見下ろすような。 ドラムの残響で終わる。アルバムの流れとしては小休止といったところか。
54 :
名無しのエリー :2008/05/12(月) 04:18:47 ID:RdJ/at7U0
12.Just a Seeker's Song ★★★★★ シングル曲。 恐ろしいまでの完成度。静かに始まり、その後爆発。 やがてやや落ち着きを取り戻した後、サビで天の高みまで聴く者を導く。そして辿り着いた雲の上を何となく歩いていると雲が消えて、 民家へ落下。居間にあるテレビの後ろにある襖の中に螺旋階段が隠されていて、その階段を上がる事になる。 その長い長い階段の一番上にドアがあって、そこを開けると東京の夜空へ真っ逆さま・・・ と思いきや自分の意思とは反して空中飛行、夜景を見る余裕も出てきたころに失速→落下。 さっきまでこの曲を聴いてた自分の部屋に戻る・・・みたいな感じの曲(分んねえよ!)。 最初の静かな始まりからは想像出来ないような展開。ギターの激情とキラキラ音の襲撃を受けることになります。 でもメロディはポップで聴きやすい。とにかくこれは聴いてみてくれ。それしか言えない。 13.Creatures (What Are We?) ★★★☆ 最後は軽快な打ち込みポップ。のどかで聴いていると安らぐメロディ。 サビでは子供たちのコーラスが入るというちょっとした試みが。曲によく合っている。 最後はフェイドアウト。さっぱりとアルバムを締める。 総評:★★★★ APOGEEのアルバムを聴くのはこれが初めてなのでファーストとの比較評価は出来ませんが、とりあえず良盤。 聴いていてメロディーのよさが自然に分かるし、あんまり本腰入れずに聴いていてもいつの間にか聴き入ってしまう曲が揃っている。 でも中盤の印象が少し薄い。あと一回聴いただけではそのよさが分からないアルバムでもあると思う。 即効性には欠けるかな。でも後から効いてくる、そして一度ハマれば中毒性の高いアルバム。 ボーカルの声は好き嫌いが分かれる。家族では自分以外声に拒否反応を示していた。俺は好きな声だけどね。 あと個人的なポイントの一つとしてhelp!designの北山雅和さんによるアートワークを挙げたい。特に初回盤はヤバイよ。
55 :
名無しのエリー :2008/05/12(月) 15:19:43 ID:drfvXnANO
>>54 乙
Seeker's songのレビュー吹いたwww
でも確かにあの曲のひねくれ具合はそれに近いかも。
ぜひ1stも聴いてほしいな。「夜間飛行」はSeeker's songに通ずるモノがあるからなぁ〜
56 :
名無しのエリー :2008/05/12(月) 20:44:31 ID:8/9/b0tK0
POAROとかレビューしてほしいなあ、とリクエスト カエラの新作とかもまだ出てないよねたしか
57 :
名無しのエリー :2008/05/12(月) 22:20:03 ID:6bn35xaR0
>>54 乙。
Just a Seeker's SongはキモなめらかなPVもいいね
あれ観ながらゆら帝とかパフューム聴くと脳汁いっぱい出る
58 :
名無しのエリー :2008/05/13(火) 10:19:22 ID:PYUgZp+20
久しぶりに覗いたらレビューいっぱい。皆さん乙です。 昔のも新しいのもあって面白いです。
59 :
名無しのエリー :2008/05/13(火) 22:43:40 ID:U/+TK0x/0
前スレからディーパーズたくさん書いてくれた方乙です。 すごく聴いてみたくなりました。どのアルバムも気になる!
60 :
名無しのエリー :2008/05/14(水) 20:34:27 ID:3IQNNUng0
プッチベスト2/V.A 1. チュッ!夏パ〜ティ (三人祭)★★★★☆ ポコポコと鼓膜をおちょくるように刺激するバスドラが気持ち良い渾身のハードコアアイドル歌謡。 ハードコア故にアイドルソングに免疫の無い者は拒絶反応を起こすだろう。 ジェットコースターとコーヒーカップとメリーゴランドとフリーフォールに閉園まで、 エンドレスで乗り続けるようなテンションの高い一曲。 メンバーの、というか松浦亜弥と加護亜依の、思い切りの良すぎる歌いっぷりがお見事。 二人とも逸材だった。少なくとも当時(2001年ごろ)までは…。 2. サマーれげぇ!レインボー (7人祭) ★ 7人祭による、タイトル通りのレゲエチューン。 別に悪い曲ではないが、企画モノにしてはあまりにもヌルすぎる。 こういうのはアルバム曲としてひっそり存在するべきだろう。 3. ダンシング!夏祭り(10人祭)★★★★ 「21世紀版お祭りマンボ」な曲。企画モノでしか出来ないバカ曲。 4つ打ちビートと祭囃子が強引に絡み合う、日本人なら反応せずにはいられないアレンジ。 日本におけるディスコ、クラブ文化は盆踊りの進化形、などとよく言われるが、 まさにそれをテーマに作られたような曲。 安室奈美恵版の「WHAT A FEELING」も「ダンシング!夏祭り」も同類というか、根本は同じなのだ(暴論)。
61 :
名無しのエリー :2008/05/14(水) 20:35:12 ID:3IQNNUng0
4. ミニモニ。テレフォン!リンリンリン (ミニモニ。)★☆ 「加護ちゃんです」(最近芸能界復帰。しかし未来はあるのか?杉作J太郎も応援してます)、 「辻ちゃんです」(できちゃった婚の末、一児のママに。お、、おめでとう!)、の曲。 2008年の今聴くと、あらゆる意味で興味深すぎる一曲である。 歌のお姉さん的にちびっ子の人気を集めてた時期もあったんだよな…。 5. 王子様と雪の夜(タンポポ)★★★☆ タンポポによる、鈴と鐘の音がフィーチャーされたクリスマスソング。 間奏にふと入ってくるクイーン風のザックリとしたワイルドなギターソロが異彩を放つ。 冒頭の「テレビを見てたら不安になっちゃって」のくだりは、この曲がリリースされた 2001年末の情勢を反映したものだろうが、当時も今も、世界情勢は嫌になるほど何も変わっていない。 6. ぴったりしたいX’mas!(プッチモニ)★★★ 「L・O・V・E ラブリー 後藤」等という親衛隊コーラスがテンポ良く曲を煽るクリスマスソング。 クリスマスまでに彼氏作りたい!彼氏作ってみんなに自慢したい!でも良い男が居ない! サンタさん、出会いを下さい!…という、具体的過ぎる女子の願いが綴られた楽しいポップス。 サンタ役の男の合いの手も聞き所。 7. 溢れちゃう…BE IN LOVE (後藤真希)★★☆ 当時の最新のUSのR&Bをそのまま流用したようなアレンジは、BoAやクリスタルケイ、 平井堅などとの仕事も多いアレンジャー・AKIRAによるもの。 NEPTUNESばりの前衛的なビート(今聴くとそうでもないか…)と後藤の子供っぽい声質のミスマッチっぷりが、 ハロプロならでは……。ハロプロアレンジャー陣の中で異彩を放っていたAKIRAだが、 この曲もアルバム内で浮いている。 ちなみにライムスターの宇多丸はこの曲が好き過ぎて、AKIRAとコラボした「PRIVATE EYEZ 」という曲で 「もう溢れちゃうぞBe in love」とシャウトしてしていた。
62 :
名無しのエリー :2008/05/14(水) 20:36:04 ID:3IQNNUng0
8. 恋愛レボリューション21 (超超超cool remix) (モーニング娘。)★★★☆ テンポを落とし、原曲のバカ騒ぎぶりをクールダウンさせた、大人仕様な仕上がり。 ベースラインとギターのカッティングが超超超cool。リミキサーは「リミックス☆マン」。 多分原曲のアレンジャー・ダンス☆マンの変名。 9. This is 運命 (メロン記念日)★★★★ ドラムにそうる透が参加。ストリングスがスリリングに響くミュージカル風のAメロから、 疾走するギターロックに変貌するサビへ繋がる強引なアレンジが中々圧巻。 聴いててユニコーン「大迷惑」を思い出した。メロン記念日…ノーマークだったが結構良い曲歌ってたようだ。 10. 情熱行き 未来船 (ココナッツ娘)★☆ タイトル通り情熱的な、絵に描いたようなラテンナンバー。ブラス隊とパーカッションがベタベタなまでに盛り上げる。 郷ひろみとか、プチ懐かしアイドル・ボンボンブランコ辺りを思い出す(ボンブラのが後に出て来たけど)。 11. 二人暮し (中澤裕子) ☆ フォーキーなミディアムバラード。年の割には素朴な歌声をしている。 30前の微妙な年頃の女性の心境を描く歌詞は年相応か。 曲として突っ込みながら盛り上がれる部分が特にない、かなり味気のない曲。需要、あったのだろうか……。 12. プロポーズ (平家みちよ) ★ アサヤンのオーディション時、「とにかく名前が最高!」とつんくに太鼓判を押されていた平家みちよ。 タンポポ「ラストキッス」に似た、ドラマチックなメロディーとアレンジ。故にそれなりに良い曲だが、 売れる要素は浮かばない。ハロプロのソロシンガーはつまらないなぁと改めて思った一曲。 13. MERRY X’MAS FOR YOU (holy night version) (松浦亜弥)★★ こちらはハロプロでソロアイドルとして唯一成功した松浦亜弥の曲。 3拍子のワルツに乗せて、いかにもクリスマスっぽい言葉を囁くように歌う小品。 鈴や鐘の音が控えめに鳴ってる地味なアレンジが、彼女独特のブリッコ声を引き立てる。
63 :
名無しのエリー :2008/05/14(水) 20:37:07 ID:3IQNNUng0
14. 初めてのハッピーバースディ! (country version) (カントリー娘に石川梨華)★★ カントリー娘、ということで、バンジョーやキュルキュルとうなるバイオリンなどをフィーチャーしたカントリー風アレンジ。 垢抜けないボーカルとアレンジがよく合っている。随所に動物の鳴き声が挿入されていて何とも牧歌的。 15. HELLO!また会おうね (20人祭) ★★ 三人祭+7人祭+10人祭=20人祭。キャンプファイヤーを囲んで歌っているような、 ギタレレをフィーチャーした素朴な曲。昔、高木ブーとモー娘。がコラボしてハワイアンみたいな曲歌ってたが、 それの発端はこの曲だろうか…。 総評★★☆ 2001年末にリリースされたハロプロのコンピ盤。売り上げ的に絶頂期だった2001年のハロプロ。 この当時の、調子のりまくりのハロプロポップスが手軽に楽しめる。 メインは冒頭三曲の「祭ユニット」。その名の通り、あの当時のハロプロはお祭り騒ぎだったのだろう。今はもう…。 つんくやアレンジャーが気合い入れてプロデュースしたアイドルと、そうでないアイドルの差がよくわかる。 モー娘目当てで買う人に、モー娘以外のハロプロアイドルをアピールするためのアルバムだろうが、 面白い楽曲は大体モー娘のメンバーが絡んでる曲なのでアピール効果はよくわからない。 しかしメロン記念日は結構良かった。 このコンピ盤は各アイドルのシングル曲を集めたものだが、当時絶好調だった松浦亜弥だけは カップリング曲を収録、という余裕っぷり。 中古で安く売ってたら買ってみても良いだろう(自分は180円で買いました)。
64 :
名無しのエリー :2008/05/15(木) 00:39:32 ID:NgSCtpRQ0
>>63 乙。改めて真面目に点数つけたらそんな感じの気がするね
そうるは何故誰との仕事でも受けるんだろ…自分への挑戦なのか?
65 :
名無しのエリー :2008/05/15(木) 15:46:25 ID:4kprs8WFO
>>60-63 乙。
「祭」シャッフルの頃から、加護と辻がピザになり始めたんだよな。
66 :
名無しのエリー :2008/05/16(金) 02:05:15 ID:aWKOkPnw0
>59 どーもです。それでは、更に更に更に追加投下します。 coaltar of the deepers 「THE BREASTROKE 」 1,RAISING SLOWLY ★★ 最終曲SINKING SLOWLYを逆回転にしたSE。 2,MY SPEEDY SARAH ★★★★★ 静寂を切り裂くように切り込んでくる高速カッティングリフが 強烈にカッコいい初期を代表する名曲。 手数の多い鬼神KANNOのドラムも大炸裂。 特にブレイク後のタム回しからのドラムの暴れっぷりが超絶にイカす。 何気にベースもうねりまくり。 3,BLINK [SPINNING A SWEET DAYDREAMS] 近未来アニメのOPにしたらさぞやカッコいいであろう、 2カウントから始まる疾走曲。(2カウントがカッコよさの肝) デス声炸裂の中間部〜の展開と、女声コーラス+リフ→ 頭打ちリズムに変化するアウトロも悶絶のカッコよさ。 4,SUBMERGE [THE THEME FROM RED ANGER] 単音リフが印象的な疾走ナンバー。 イントロ→Aメロ→Aメロ→Aメロ→イントロ→Aメロ→Aメロ とAメロを5回も繰り返してからサビに入る特徴的な構成だが、 都度リフや刻みを変えている為、助長な感じを与えない。 このあたりにNARASAKIのセンスの良さが炸裂している。 長尺のメタルギターの掛け合い→ジャズ、ボッサ的な ギターソロへと変化するアウトロも有り得ない流れだが、 最強にカッコいい。
67 :
名無しのエリー :2008/05/16(金) 02:24:22 ID:aWKOkPnw0
5,THE LIGHTBED ★★★★ 「White e.p」収録のLet's Spend Night Togetherのリテイク。 非常にたくさんのギターがオーヴァーダビングされているが、 絶妙のフレージングとミックスによって、音が埋もれてない為、 聴く度に新たな発見がある。 これだけたくさんのダビングを施しているのに、ブレイク後の ノイズギターが一瞬、全てぶち壊すところがまたニクイ。 6,CHARMING SISTER, KISS ME DEAD!! ★★★ ミドルテンポ曲。平歌の透明感のあるバッキング→サビのメタルリフ の対比が面白い1曲。明確なサビがなく、地続きで1曲が終わる感覚。 名曲揃いの本作に於いては、比較的地味。 7,DEEPERS'RE SCHEMING ★★★★★ 強烈な疾走感と共に始まるディーパーズ代表曲。 非常に目まぐるしく、かつ、少々強引に曲調が変わり、 最近だと凛として時雨あたりを髣髴とさせる。 フェアウォーニングか!?と思わず思ってしまう天空ギターソロ、 最後に飛び出すスラッシュリフ、突然のボッサ調のアウトロ、 全てが必然であるところが、この曲の1番すごいところ。 8,SNOW ★★★★ UKからの影響を強く感じさせるウェットな仕上がりの長尺曲。 淡々と進む曲だが、突如切り込んでくるノイズギター→ アルペジオの流れが奇跡的に美しい。
68 :
名無しのエリー :2008/05/16(金) 02:43:39 ID:aWKOkPnw0
9,SARAH'S LIVING FOR A MOMENT ★★★★ ベースリフ→SARAHシリーズお馴染みのカッティングリフが炸裂する、 非常にディーパーズらしい1曲。 アウトロの、オーケストレーション→浮遊リフ→アコギカッティング の流れがカッコいい。 10,MUMMYLOVER ★★★ これも「White e.p」からのリテイク曲。大地を踏みしめて歩くような ドラムが印象的。ディーパーズには珍しくアコギストロークが全編を 支配している曲。 11,AMETHYST ★★★★ 無条件に暴れたくなるメインリフだけで引っ張っていくような、完全な「リフ」主導曲。 KANNOのドラムも呼応するように暴れまくり。 ライブでは、当然オーディエンスも暴れ狂う。 12,CELL [CATe.p.1] ★★★★ こちらも代表曲の疾走曲。 この曲には[CATe.p.1]VERと[SUBMERGE]VER、と都合3種のバージョンが 存在する。個人的には[SUBMERGE]VERが整合感があって、最も好きだが、 最も音が荒いこのバージョンもまた違った魅力があって吉。
69 :
名無しのエリー :2008/05/16(金) 02:59:13 ID:aWKOkPnw0
13,SINKING SLOWLY ★★★★★ 完全なるシューゲイザー曲。轟音と女性コーラスが非常に心地よく、 ずっと聴いているとトリップ感覚に陥る。 石になった二人が、コールタールの海をゆっくりと沈んでいく…唄であり、 イマジネーションしながら聴くと、かなりの確率で泣けてくる名曲。 総評 ★★★★★ 3と4の星付け忘れてました。共に★★★★★です。 初期ディーパーズのベスト盤ですが、本当に名曲だらけ。 特に2〜4曲目の流れと終曲は、細い声+轟音のカップリングに 弱い方には、凄まじい即効性があり、聞くと確実にハマる。 2001年発表のNO TAHNK YOU以降は、シンセ音の占める割合が 徐々に高くなっていき、その方向性も非常にカッコ良いのだが、 飽くまでギター、ドラムといった生音に拘る人には、このアルバム が最もオススメ。
70 :
名無しのエリー :2008/05/16(金) 03:01:35 ID:T2cBBtbP0
>>66-69 乙。
◆レビュー中の割り込みレスは控えましょう。
◆レビューする側は十分に準備をして短期間に投稿を終えてください。
メモ帳使ってねって話です。
71 :
名無しのエリー :2008/05/16(金) 16:39:19 ID:T7c0VXGt0
>>45 です、続き書き直したので貼ります
07.911 ★★☆
4thシングル。警告的なトラックの上に2人のラップが載るスタイルは今までと変わらない、どことなくムーディ歌謡な雰囲気もあるトラックは良い
リリックは911をテーマにしたイスラム対アメリカを謳ったものだが、結局稚拙なアメリカ批判に終わったのは残念
08.真実の爆弾 ★★☆
これも前曲と雰囲気はほとんど変わらない、ただこっちの方がもうちょっとダウナーな感じ。ラップもいまいちキレが悪い気がする
しかしリリックは例の如く社会派気取りの北朝鮮拉致事件を謳ったものだが、その先が見えてこないのは変わらず
09.平成維新 feat.童子-T&UZI ★★★★☆
これはカッコイイ。平成維新というだけあって、どことなく時代劇チックなトラックの上に4MCの冴えたラップが乗っていく
リリックの内容もベタな社会を変えてやるって言うテーマのもので、かなり聴きやすい。こういう曲だけやってればいいのに
10.マネーの虎 ★★
映画音楽みたいなちょっとジャジーなトラックがこのアルバムの中では少し異質な曲。でもラップとの相性がイマイチ
金がすべてという価値観を皮肉ったリリックも何か面白味ないし、捨て曲といったら捨て曲
11.有情 ★★☆
けだるいトラックの上にけだるいラップが乗るけだるい曲。ループするストリングスの音とリズムが心地よい。ただラップとは合ってない
有情の無情さを謳ったリリックもまぁB'zなんかにありそうな感じで可もなく不可もなく
12.ジェネレーションネクスト ★★★★
5thシングル。トラックはこのアルバムでもトップクラスの出来、ゴッドファーザーと仁義なき戦いを彷彿とさせる荘厳で哀愁漂うストリングスはたまらん
具体的な問題提起はしないが、社会への得も知れぬ不安感を謳ったリリックは同じ社会派でも身分相応と言うかちょうど合ってる
72 :
名無しのエリー :2008/05/16(金) 16:40:00 ID:T7c0VXGt0
総評:★★★
HIP HOP界的には伝説の、イメージ的にはちょっと痛いキングギドラの2ndアルバムにして今現在最後のアルバム
K DUB SHINEの色がかなり濃く出た社会派ラップが目立つが、結局ギャングの戯言にすぎないレベルなのは否めない
結局kj批判ということが一番の話題になったし、それを超えることのできなかったアルバムだと言うのは事実だろう
ただトラックのセンスが日本のやくざ映画みたいなカッコよさを感じさせるし、ZEEBRAはかなり押韻が上手いので聴いてみても損は無いかも
駄レビューすみませんでした
>>50 全く気付きませんでした
森高千里ですねw
73 :
名無しのエリー :2008/05/16(金) 17:36:55 ID:/yYKHvLhO
74 :
名無しのエリー :2008/05/16(金) 17:40:10 ID:/yYKHvLhO
75 :
名無しのエリー :2008/05/16(金) 20:30:24 ID:fOJD4B1k0
>>69 >>72 乙。kjをdisってたKダブも結局般若か誰かに葬式の歌まで作られてコケにされてた気が。
まとめ人さんは前スレ分のまとめ中なんだろうか。
いくつか書きかけてるけど、まとめが一段落するまで待ったほうがいいのかな?
76 :
名無しのエリー :2008/05/16(金) 22:09:21 ID:KETMc4fO0
まとめサイトの人、大塚愛の「愛 am BEST」は差し替えで 古いほうは消してくれ、って前スレで筆者が言ってたぞ 俺もたまにレビューするかな アニソンばっか聴いてるけど
77 :
名無しのエリー :2008/05/16(金) 23:24:52 ID:T7c0VXGt0
78 :
名無しのエリー :2008/05/17(土) 01:25:58 ID:CxCv+mvC0
ゲームのサントラにこんな名盤があるとは知らなかった。 MOTHER オリジナルサウンドトラック 01.POLLYANNA (I BELIEVE IN YOU) ★★★★★ まさに冒険が始まるかのようなイントロでスタートする名曲。 透明感があるヴォーカルとクリアーな演奏のアレンジもピッタリ。間奏も印象的。 02.BEIN' FRIENDS ★★★★☆ なんというか疾走感がありそうなんだけどなんか違う感じがするんだよねえ。 だけどメロディの質が高く、絶妙と呼べそう。さくっと聴ける。 03.THE PARADISE LINE ★★★ 良い曲でカッコいいんだけど名曲ぞろいのこのサントラにおいては地味。 ギターが良いな。 04.MAGICANT ★★★ インスト。独特の不思議な感覚を持つ曲。 途中の転調が印象に残る。 05.WISDOM OF THE WORLD ★★★★★ 前半の核となる曲。 かなりの壮大さ。メロディの質の高さには舌を巻くしかない。 06.FLYING MAN ★★★☆ 独特の透明感を持った男性ヴォーカルが良い味を出している。 後半の合唱もgood。
79 :
名無しのエリー :2008/05/17(土) 01:29:20 ID:CxCv+mvC0
07.SNOW MAN ★★★★☆
インスト。mother屈指の美メロの名曲。
ちょっとアレンジが冬っぽくないかな。
08.ALL THAT I NEEDED (WAS YOU) ★★★
ヴォーカルがすごい透明感。ちょっと違和感w
ふにゃふにゃなフレーズがナイス。
09.FALLIN' LOVE,AND ★★★
インスト。まったりと。全篇に渡り流れるギターが良い。
ちと長いか。でも良い。
10.EIGHT MELODIES ★★★★★
これは…何と言うかすごいね。
メロディの質の高さがハンパじゃない。ゲーム音楽とは思えない。
更にすごいのはタイトルの通り、メロディが八小節に分かれていること。その八つ全てが素晴らしい。
やばいことやばいこと。時代も飛び越える名曲でしょう。
ちなみに音楽の教科書にも採用されたらしい。
総評:★★★★★
音楽の評価も高い、ゲーム「mother」のサントラ。オリジナルのアレンジを施している。
motherは2しかやったこと無いし、pollyannaとeight melodies目当てに買ったんだけど他の曲も良いし、アルバムとしての流れも良い。
個人的にはかなりの名盤。また違う感じの爽やかさを持つイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」的な感じ。
ただ、原作のファミコンのピコピコ音とはかけ離れた(当然)アレンジなので原作に強い思い入れのある人は違和感があるかもしれない。
サントラと言うより、鈴木慶一・田中宏和コンビのアルバムとして聞くのがいいかも。
そう考えるとmotherを全く知らない人にも薦めたい名盤です。
ちなみにトラック11からは原曲通りのピコピコ音のメドレーがあるので、原作好きでも損は無いと思います。
>>77 そこって最初は良スレだったけど途中からどうでも良いアルバムが出始めてgdgdになったところだったよな。
投票なんてやってるのか。久々に顔出すかな。
80 :
名無しのエリー :2008/05/17(土) 02:45:31 ID:fEtJ5zOPP
>>78-79 乙。MOTHERは名作だと言われてるけどサントラもよかったのか
今度聴いてみよっと
81 :
名無しのエリー :2008/05/18(日) 01:59:56 ID:W3s+aKGZ0
いきなりこんなものをやってみる Phew / Phew 1981年作品 1.CLOSED ★★★★★ 透明感のある、さわやかな一曲。「名曲」にカテゴライズされる一曲だと思う 明るさでは多分このアルバムの中で一番。Phewの歌声も伸びやかで、聞いていて心地よい。 ただし歌詞は「心ある人に 鞭 打ち 宙ぶらりんの空中ブランコ 一心不乱の 離れ ワザ」という暗めのもの。 しかもそれを繰り返すだけなので、やや不安定な気持ちにはなる。 「えー、余裕で暗いじゃん」とか思ったそこの人、これからこのアルバムはもっと暗くなるよ… 2.SIGNAL ★★★★ いきなりでかい音が鳴るんでびっくり。民族音楽風の暗いメロディ。 でも音がたくさん入っていて賑やかなのでそこまで暗さは感じられない。ギターの音も入っているし聴きやすい。 だがそこにPhewの歌声と言葉が入ってくると一気にやばい雰囲気になってくる。 「渋滞の渋滞の渋滞の渋滞/逆立ちの人、人、人、人…」 3.DOZE ★★★☆ 前曲の明るさから一気に静かな薄暗い場所に来てしまった…。 もそもそとした低音、遠くで響くドラムの低い音、そしてPhewの歌声…胸に不安感がたまっていく… 聴くものを脅かすように電子音やタンバリンを揺らしたような音が時折入る。 聴いていてなんか泣きたくなってくる。夜、廃屋に一人取り残されたみたいな… 4.DREAM ★★★★☆ さあピアノ弾き語りですよ。暗いのは相変わらず。遠くで信号音のようなものが鳴り響く。 ベースの音のようなものやギターの哀愁ある響き、ブランコが軋むような音が入り、悪夢の色を濃くしていく。 「きっと悪い夢のつづき なんとかなると高括り 精こめて ゼロを重ね今日も 明日と変わるはずはない」 など聴いてて嫌になってくる歌詞ももちろん炸裂している。
82 :
名無しのエリー :2008/05/18(日) 02:00:18 ID:W3s+aKGZ0
5.MAPPING ★★★★ いきなり鉄板を叩いたような音が大きく響き、民族音楽風のリズムが響く。 リヴァーブがやばい塩梅にかかり、生理的な不安をあおる。「なんでこんなもん聴いてるんだろう」みたいな。 管楽器の音色もいつもの明るいそれではなくお化け屋敷のセンサー式の仕掛けのようなおどろおどろしさをもって響く。 その他電子音とかすべての音色が聴くもの不安感を煽る。「入口の中、出口の外…」 6.AQUA ★★★ 形容しがたい音が鳴る。そして遠くからPhewの「らーらーらーらーらーらーらー…」という 映画「風の谷のナウシカ」のあれ並にやばい歌声が響いてくる…が前曲に比べれば余裕で明るく聞こえる。 「ガラスは割れても透けている」とか「足元で立つ霜柱 瓦礫のガラス」など透明感をテーマにしたと思しき作詞。 このアルバムの中ではやや地味な出来かな。 7.P-ADIC ★★★★★ ここにきて疾走感抜群のナンバー。久々に聴いててノれる曲。というより「ノる」という感覚すら忘れていた。 しかしそこに明るさはない。テンポが速いだけで明るさはない。ノリながら死にたくなってくる。 「行ってしまえ 消えてしまえ 見えなくなってしまえ」と攻撃的な歌。時々イヤーな電子音が鳴る。 ただここまで鬱屈していた感情がやや解放されるのは確か。個人的に大好きな曲なので採点はやや甘め。 でもそれを差し引いても良曲。前の曲からこの曲への流れはアルバム中でも明るい部分だと思う。 8.FRAGMENT ★★★☆ また暗い世界に来てしまいました。しかし前2曲のおかげでやや楽に聴ける。 ドラムの音とベース音が曲中通してなっている。Phewの歌声もエフェクトは弱めで普通に聞こえる。 と思いきやいきなり遠くで歌っているような深いエコーがかかったり。 曲の中盤で何度か入ってくるバイオリンの音色はこれ以上ないほどに不安感を煽る。 9.CIRCUIT ★★ エピローグ。聞き覚えのあるメロディー。そう、これは一曲目「CLOSED」の電子音。 聴いてて安心する。やっと悪夢から抜け出れた、見たいな… でも、曲名は「CIRCUIT」、そう、「一周」ということ。抜け出れたつもりでいるだけでここは実はまだ悪夢の中なのかも…
83 :
名無しのエリー :2008/05/18(日) 02:01:18 ID:W3s+aKGZ0
10.DREAM (alternate version) ★★★★ ここからの二曲はボーナストラック。 まず説明。このアルバムは全曲西ドイツ・ケルン郊外のコニー・プランク・スタジオでレコーディングされた。 で、エンジニアはホルガー・シューカイとコニー・プランクだった。もちろんミックスはその二人によって行われた。 しかし、収録曲中2曲のみ、ミックスが日本で田中信一さんによって行われ、アルバムにはそれが収録された。 その2曲というのが「DREAM」と「AQUA」。しかしこの2曲、実はドイツですでにミックスが行われていた。 で、ここにボーナストラックとして収められた2曲はドイツでミックスが行われたバージョンということである。 話が長くなった。レビューに戻ります。 日本でミックスされたバージョンでは前面に出されていたピアノが後ろに追いやられたり前面に出てきたりと不安定。 またPhewの歌声はエフェクトの類がほとんどかけられていない。まるで部屋の中で歌っているような。 その他の音も日本でミックスされたバージョンに比べると幻想的な色が薄く、やや現実的な音に聞こえる。 ギターの音色の不安定さは日本でミックスされたバージョンにはない感じ。どっちがどう、ということではなく単純に面白い。 でも自分は日本バージョンのほうが好きかな…。 11.AQUA (alternate version) ★★★★ まず演出が全然違う。形容しがたい音で始まるのは一緒だが、響いてくるのは歌声ではなく不穏な音色。 そしてドラムの音がフェイドインしてくる。Phewの歌声もどこか脅かすように響いてくる。 機械が動いているような不穏な音。ぐにゃぐにゃした質感の低い何かの音。バイオリンの軋み。金属音。 日本バージョンよりもクオリティは上だと思う。不穏さが段違い。 ちなみに日本バージョンに入っていた映画「風の谷のナウシカ」のあれ並にやばい歌声は一切登場しません。
84 :
名無しのエリー :2008/05/18(日) 02:01:49 ID:W3s+aKGZ0
総評:★★★★★ 名盤。その漢字2文字がここまでふさわしい盤もそうそうないんじゃないかってくらい名盤。 80年代というとアイドルポップとかBOØWYとかそういうのが世間的印象かもしれないが その裏ではこんなにもやばい盤ができていたんですね。 伝説のバンド「Aunt Sally」が解散した後にPhewとホルガー・シューカイが生み出した狂気の1枚。 精神に何か患ってる人に聴かせたらマジでヤバい事態になるんじゃないかって位暗い。 なのに中毒性とある程度のキャッチーさがあり、でも聴くとやばい状態にトリップできるアルバム。 このアルバムの不安感はお化け屋敷に似ている。しかもお化け屋敷に入っている時の恐怖感ではなく、 お化け屋敷に入る前、順番待ちで待たされていて、もう料金も払ってしまったので後戻りもできない、 あの瞬間の異常なまでの緊張/恐怖/不安とこのアルバムを聴いた時の感情はものすごく似ている。 暗いもの好きからニューウェイヴ好きまで様々な人に聴かれるべき、そしてもっと評価されるべき1枚。 今の知名度はあまりにも低いと思う…(まあここ最近ほとんど活動してないってのもあると思うけど…)。
85 :
名無しのエリー :2008/05/18(日) 02:08:39 ID:W3s+aKGZ0
Phew / Phew 追記:ちなみに歌詞カードは付いてません。なので心の準備ができず言葉が聞き取れると過剰なまでに不安になります。 あと不安感が高まる要因として殆どの曲がフェイドアウトで終わるというのもあるとオモ
86 :
名無しのエリー :2008/05/18(日) 09:57:48 ID:zkmttz7F0
暇なとき書いたやつ発掘したのでうp MEG / BEAM 01. 甘い贅沢 ★★★ いきなり加工されたヴォーカルから入る、一回聴いただけでわかる中田サウンド前回の楽曲。 中田が手がけるサウンドにおいてヴォーカルは楽器と同じ扱いになっているのは普通のことだが、 MEGは似非YUKIというか、かわいこぶったブレスが大目の歌い方をしているために 無機質にまっすぐ歌うcapsuleのこしじまとしこやPerfumeといった他の面々とは違う印象を受ける。 02. IN YOUR EYES ★★★ ここで唐突にバラードを思わせるナンバーに。中田流エレクトロロックバラードと言ったところか。 capsuleがエレクトロな路線に走ってから、このようなゆったりとした楽曲は無かったので非常に新鮮。 ピアノのバッキングに絡むエレクトロなベースやドラムが非常に好み。 03. GIRLY STEP ★★★ 「GIRLY STEP!」というフレーズが繰り返され、ひたすら頭に残るメロディが展開される。 いろいろと音を重ねてある中田サウンドにしては非常にシンプルかつ軽い構成になっていて、 ぴょんぴょん跳ねているピコピコシンセに合わせて軽快に聴けるナンバーに仕上がっている。 04. LOVE LETTER ★★ 2曲目に近い、ミディアムテンポのバラード調なナンバー。 「あなたよりいい人がいるはず」というフレーズから始まるのでてっきり別れの歌かな、 と思ったら最終的には「明日もまたそばにいてね」といって終わる。要はこの人で妥協していいのかしら、っていう歌なのか…? 雑踏のSEなども入っていてはいるがこの後の怒涛の展開の前の小休止のような印象。
87 :
名無しのエリー :2008/05/18(日) 09:59:29 ID:zkmttz7F0
05. dreamin dreamin ★★★★ capsule7thアルバム「FRUITS CRiPPER」よりカバー。 原曲が個人的には非常に好みで、よりによってこれをカバーするのかよと思っていたのだが、 やはりこしじまのヴォーカルに比べて歌い方が少々しつこく感じてしまい、なんだかなあと思ってしまった。 しかし楽曲にも全体的にフィルターがかかったようなリアレンジが施されており、新鮮に聴けた。 そしてやはり歌詞が好みなせいもあって、こっちのカバーもよく聴いています。 06. OK ★★★★★ YUKIへの楽曲提供等でおなじみの蔦谷好位置作曲のシングル曲。 前述したとおり、似非YUKIな歌い方をしているためにYUKIと中田ヤスタカがコラボしたのかと最初思ってしまった。 いつもの中田作曲の楽曲とは違うためにメロディの展開が新鮮に感じる。 そして中田の編曲もいつもよりも邦楽チックに仕上がっていて聴きやすく、ノリやすい。純粋に良曲。 07. MODEL ★★★★★ 加工された男のような声が怪しく響くイントロに、重たいエレクトロベースが絡み、そこからMEGの淡々とした歌唱が入る。 正直こんな重たい曲が聴けると思ってなかったので流れてきた時は非常に驚いた。 何もMEGでやらなくても、というくらいバキバキのエレクトロダンスチューン。 capsuleやPerfumeのアルバムでも収録されている路線ではあるが、個人的にこれが一番好み。 MEGが「hey!」というといきなり盛り上がってくる展開がたまらない。 08. ROMANTIKA ★★★★ らき☆すたの楽曲で一躍有名になったnishi-ken作曲。中田とは元々仲が良いらしい。 本編?のラストを飾るに相応しい、軽快なポップソングに仕上がっている。 キラキラしたシンセや、かわいいピアノロール等が軽快さを引き立てている。 こちらもメロディの展開が新鮮。
88 :
名無しのエリー :2008/05/18(日) 10:01:32 ID:zkmttz7F0
09. LOVE LETTER(ajapai remix) ★★★★ 4曲目のリミックス。バラードに近かった原曲とは大きく異なり、完全にフロアでかかってそうな楽曲へ変貌。 (フロアとか一回も行ったことない上に知識が無いので的外れだったら申し訳ありません。) 本職DJのajapaiらしく、非常にノリやすいリミックスに仕上がっていてお気に入り。 10. GIRLY STEP(CLAZZIQUAI PROJECT remix) ★★★ 3曲目のリミックス。原曲も何回も同じフレーズが繰り返される構成だったのでフロア向けアレンジには向いていたのだろう。 ピコピコとしたベースやシンセがメインで割とシンプルな構成が個人的に好みだが、 最初CLAZZIQUAI PROJECT remixと聴いてもっと派手なアレンジを想像していたのでちょっと肩透かし。 総評 ★★★★ 中田ヤスタカプロデュースのMEGの現在のレコード会社での1stアルバム。 個人的に好きなcapsuleのアルバム「Sugarless GiRL」の路線を更に邦楽寄りにさせたような感じで非常に聴きやすいアルバム。 曲順は中田が独断で決めたようだが、5曲目から8曲目までの曲順はやられた。これは盛り上がらざるを得ない。 そして他の人の作曲+中田編曲といったあまり見られない楽曲や本職DJのリミックスなども聴けて面白い。 純粋に良作なのでぜひ聴いてみて欲しいが、かわいこぶったヴォーカルが苦手な人は受け付けないかもとは思う。 しかしこのMEGの今までの音楽アーティストとしての歴史を見ると岡村靖幸やi-depなど有名な人と絡んでいる。 特別MEG本人に魅力は感じないのだが、何か人を惹きつける魅力でもあるのだろうか。 とりあえず今後も中田プロデュースの元、活動していくらしいので今後の展開にも期待している。 個人的には中田ヤスタカが働きすぎでちょっと心配。 第二の小室哲哉みたいにはなってほしくないし、今後も純粋にいい楽曲を作って欲しいと願うばかりだ。 ----- おわりです。スレ汚しスマソ なるべく客観的に見ようと努力しましたがやっぱりレビューっていうのは難しいです。
89 :
名無しのエリー :2008/05/18(日) 11:33:04 ID:4WHZ9unN0
90 :
名無しのエリー :2008/05/18(日) 23:32:29 ID:Z8mMzjto0
>>75 只今、鋭意まとめ中です。
てか、17th.からまとめ方を変えたんだけど、それがいま裏目にでてしまってる状況。orz
(ヒジョーに時間がかかるまとめ方になってしまったので、昔の体裁に戻すかも)
>>76 すいやせん。。。(次回更新時には変えておきます)
∧_∧
( ´・ω・)
(つ旦と)
と_)_)
91 :
名無しのエリー :2008/05/19(月) 00:46:40 ID:FOLqwUrw0
おお…乙っつつつです そしていつもありがとうございます つ旦
92 :
名無しのエリー :2008/05/20(火) 03:57:52 ID:YubzX9Jt0
93 :
名無しのエリー :2008/05/21(水) 21:38:35 ID:6OEnpvuG0
川嶋あい 1st「12個の歌」 01. eighteen’s days ★★★ 凡曲だが、アルバムの火付け役としては十分 いかにもJ-POPらしいアップテンポ 02. 絶望と希望 ★★★★★ 間違いなく名曲の1つ 路上1000回の重み、そしてそれを達成させる強さ 今だからこそ歌える曲だろう 03. マーメイド ★★★ おとぎ話のような世界観の美しいバラード 夏、そして恋の終わりを彩っている アレンジはシングルより良い 04. 夢で逢えたら ★★★☆ 「私、カモメになります」というモロ演歌の歌謡曲 よく歌えている 05. 525ページ ★★☆ 高校生の片想いといった感じだが少し幼稚か
94 :
名無しのエリー :2008/05/21(水) 21:40:04 ID:6OEnpvuG0
06. 僕たちは… ★★★★★ アルバムで一番良い出来 世界観、詞、歌唱、曲、演奏どれをとっても完璧に近い アコースティックで川嶋らしい癒しが感じられる 07. 福岡 ~The Rock'n Roll~ ★☆ タイトルから分かる通りとんでもない曲 ただお遊びと割り切っているだけマシか 08. 「さよなら」「ありがとう」 ~たった一つの場所~ ★★☆ 秋らしい失恋バラードだが印象がやや薄い 09. 同級生 ★ 「ダーリン僕の女神様〜」というとんでもないサビ 本気なのかネタなのかすら分からないので7曲目よりタチが悪い サウンドも機械音だらけで不快
95 :
名無しのエリー :2008/05/21(水) 21:40:45 ID:6OEnpvuG0
10. 雪に咲く花 ★★★★☆ 川嶋を代表するバラード曲の1つ ラスト少しアレンジがゴチャゴチャしすぎているのが残念だが それを差し引いても素晴らしい出来と言える 11. この道ふらふら★★★ 脱力系のナンバー 押しつけがましくない応援歌はなかなか心地いい 12. 12個の季節 ~4度目の春~ ★★★★☆ 川嶋のシングルで最も売れた認知度の高い曲 青臭い歌詞だが、それがより一層学生時代を思い起こさせる 総評:★★★★ 川嶋の1stアルバムだが、シングルが5曲入っていることもあり、 川嶋の良さがよくでている良盤だろう 春らしい曲からスタートし、卒業の春に終わる、1年を巡るようにした曲順もなかなか その一方7曲目〜9曲目の落ち具合は少しいただけない(9曲目は失笑モノ) が、それをカバーする2曲目、6曲目などの存在も大きい 現在発売されているアルバムの中では最も人に薦めやすい内容となっている
96 :
名無しのエリー :2008/05/21(水) 21:41:56 ID:6OEnpvuG0
川嶋あい 2nd アルバム「サンキュー!」 01. 見えない翼 ★★☆ アレンジが五月蝿い 配信版のアレンジのほうがらしくて良かった ライブでは盛り上がるので悪い曲ではないが サビがまんまブリグリの「そのスピードで」 02. Dear-Album Ver.- ★★★★ 歌詞もありきたりで平々凡々な曲 ただシングルよりもアレンジは凄く良い 03. Happy Birthday!! ★☆ バースデイソングらしい 何とも言えない 04. drive! ★★ 歌詞が説明的でつまらな過ぎる 何の面白味もないただのアップテンポ 05. 大三角形 ★ これまたギャグなのかマジなのかが分からない曲 アルタイルは星座じゃなくて星です
97 :
名無しのエリー :2008/05/21(水) 21:42:50 ID:6OEnpvuG0
06. 旅立ちの日に・・・ ★★★★★ 明日への扉の原曲 15のときに作られた曲だけに青臭さは全開だが 「卒業」の曲としては最高峰だと思う 07. 季節の旅人 ★★☆ 美しい季節感溢れるバラード 悪い曲ではないのだがとにかくダレて眠たくなる 08. 雪塵 ★★★ マイナーなメロディーを力強く歌うのだが どこかで聴いたことあるような曲で新鮮味はない 09. Love ★ たびたびでてくる英語(単語)といいとにかくダサい どこまでもダサい 10. 優しい雨 ★★★★☆ アルバム曲の中では1番良い出来 凝っていないシンプルなアレンジも好印象
98 :
名無しのエリー :2008/05/21(水) 21:43:46 ID:6OEnpvuG0
11. Smile and Smile ★★★☆ 「この道ふらふら」の二番煎じである感は否めないが やはり聴いていて心地いい 12. 「・・・ありがとう...」 ★★★★★ 川嶋のヒストリーを知る人にとっては涙モノの曲だが 知らない人にとっては何のこっちゃだろうと思う そんな人にとっては★★★くらいだろう ただ1stシングルに収録されている方が秀逸である 13. サンキュー! ★ 意味不明としか言いようがない アルバムの崩壊具合を象徴するような曲(inst) 総評:★★☆ 前作から1年ほどで発売された川嶋の2ndアルバム シングル曲に助けられてはいるもののアルバム曲は劣悪なものが多く 特に3〜5曲目の流れは聴くに耐えない 中核をなすはずの7〜9曲も面白味がなく 極めつけは12曲目から約1分間を置いて始まる謎のインスト曲で終了 結局は前作の二番煎じ、劣化版であり、特に新しい挑戦もない 残念ながら期待に答えられなかった迷盤だろう
99 :
名無しのエリー :2008/05/21(水) 21:44:34 ID:6OEnpvuG0
川嶋あい 3nd アルバム「足あと」 1.君に・・・・・ ★★★★ 「明日への扉」のアンサーソングというどうでもいい肩書きは置いておいて 爽やかな良曲に仕上がっている 2.My Love ★★ 川嶋の知名度を一気に上げた曲だが、駄作 演奏はそれなりのメンバーがついてるらしくいいのだが 曲、特に詞がスイーツ過ぎて受け付けない 3.桜慕情 ★★★★ 桜をモチーフにした煌びやかなバラード 少しありがちだが中々の良曲 4.Crying(Album Ver.) ★★★★☆ 「雨になる」「流れ星」の流れを汲む名曲 ただアレンジはシングル収録の方が良かったのが惜しい 5.Someday ★ 「包んでくれたね私のこと」という凄くどうでもいい失恋の曲 ありきたりすぎる上にサウンドは打ち込みで聴き所が全くない
6.彼氏 ★☆ 「私だけの彼氏なのー!」と叫ぶバカ丸出しの曲 本人曰く「自分じゃ絶対思わないことを書いた」らしい 7.暑中お見舞い申し上げます ★★★★ 昭和のアイドル的なノリの曲 片想いの曲ながら夏の雰囲気が余すことなく凝縮されている 8.赤い靴のミモザ ★★★☆ ボサノバだが、声量のない川嶋によく在ってると思う 詞もなかなか凝っている 9.大切な約束 ★★★★★ 「…ありがとう...」と同じ母に捧げる曲だが、 決して内に閉じていないメッセージをこめた名曲 10.Dreaming World ★☆ 本人も言っている通り「A Whole New World」のような曲 ただ川嶋は声量がないのでこういった曲は…
11.救世種 ★★★★★ もしかしたらこのアルバムで一番いいかもしれない 大陸系のサウンドが新しいかなりの意欲作 12.compass ★★★★ ワンピース主題歌の壮大なバラード 曲の出来は非常にいいのだが、アレンジがしつこく 本人の歌唱が不安定、ゴスペルがうるさいのがもったいない 13.足跡 ★★★★★ 自伝的なアルバムのラストを飾るのに相応しい曲 ギター一本で一発撮りなので音をはずす部分があるが それを超える意志の強さが感じられる 総評:★★★★ 前作から約1年ぶりの川嶋の3rd 「My Love」が大ヒット(?)し、あいのりのイメージが強い川嶋だが、 今回のアルバムはそういった曲こそあれども、しっかりと自分にむいていること かつ新しい挑戦も見られる意欲作となった しかし前述の通り、「My Love」を筆頭に5、6曲目のどうでもいい曲が アルバムの足を引っ張っているのも1stから変わらない弱点 たとえ恋愛の歌でも1曲目や7曲目のように+αがあればいいのだが… ★★★★★の評価が多いが、これはファン故の甘い評価かもしれない
>>93-101 長々とすみませんでした
川嶋あいの作品が一度もレビューされたことがなかったので…
乙だけど、これだったら全アルバムレビュースレでもいいかと……
乙 むこうはリクエストばかりで雰囲気悪いし、いいんじゃね?
aiko「秘密」か「彼女」おねがいします
>>86 誤)中田サウンド前回の楽曲
正)中田サウンド全開の楽曲
まとめのとき修正して置いてください、よろしくお願いします>まとめの方
KCO、MY LITTLE LOVER、おながいします <m(__)m>
無かったので投下 小田和正 「自己ベスト2」 1.こころ ★★★★ 後期オフコースに多そうな夏の曲。 60歳でこの声は圧巻 2.ひとりで生きてゆければ ★★★☆ オリジナルよりも今っぽい。 今の小田さんが歌うとまた違った感じで聴ける 3.生まれ来る子供たちのために ★★★ メロディーがどこか物悲しくなってる。 というか小田さん無理しないで下さいw 4.愛の中へ ★★★★ スピーディに歌い上げている。 オリジナルとでは好みが別れそう 5.たそがれ ★★☆ 良くも悪くも、眠くなる曲。 曲調が異様にゆっくりなのでびっくり 6.君住む街へ ★★★★☆ 末期オフコースの最高傑作。歌詞が最高。 引き伸ばしすぎなのと「一人で歌う」事には疑問が残る 7.恋は大騒ぎ ★★★ ソロになってからこういうの増えたな・・・。 歌詞がしつこい
8.いつか どこかで ★★★☆ 歌詞を噛み締めながら聴ける。 あの「Yes-no」よりも売れたのに影が薄いのは何故だ 9.そのままの君が好き ★★★☆ いきなり曲調が変わる。 そのせいで必ず印象に残る曲 10.こんな日だったね ★★★★ サビの頑張りっぷりが凄い。 聴いた後にエレキの余韻が残る 11.the flag ★★★★☆ 風を感じる。ピアノがいい味出してる。 思わず何か行動を起こしたくなる 12.たしかなこと ★★★★ 曲だけは有名なはず。 メロディーが耳に残りやすく、歌いやすい 13.まっ白 ★★★☆ イントロ無しの珍しい曲。 冬に聴かなきゃ意味が無い
14.大好きな君に ★★★ 悪くないけど・・・。 聴いた後に既視感を感じてしまう 15.ダイジョウブ ★★★★☆ 歌詞が良い。 ジジイになってから聴きたい曲 総評:★★★★ 「寄せ集め」とか言われてますが、 自己ベスト1よりも安定した感じで聴きやすいのが多い。 だけど自己ベスト3はいらないかな・・・
>>90 いつも乙です。レビューが長くてお手数お掛けします…
>>110 乙。では自分も。
Superfly/Superfly
1.Hi-Five ★★★★★
まずは頭打ちリズムが軽快な王道R&R。60〜70年代のロックからの影響が感じられる。音作りがクリアな事以外は特に現代的な要素を差し込んでいる
訳ではなく、まんまなのだが、越智のボーカルがえらくパワフルなので引き込まれてしまう。詞は押韻優先のためか何か変な部分もあるが、
彼女は詞にして託したいメッセージをたくさん持っている訳ではなく、歌うこと自体で表現することが好きという、山崎まさよしみたいなタイプなのかも。
詞にひねりは無いが、実際聴くとエブリバディ、ハイ!という感じはする。歌詞カード単体で読み物的に楽しめるほど詞を練り込むのもアートだが、
彼女の場合は声に出して表現してなんぼという感じ。
2.マニフェスト ★★★★★
攻撃的なベース音で始まる、ブルージーなR&R。曲の印象は黄金期のPearl(田村直美、北島健二、トニー・フランクリン、カーマイン・アピス時)に近い。
アーティスト名の付け方も似てるが。とにかく細かい強弱を駆使する田村と比べると越智は出だしから基本声量が大きすぎる気がするのだが、
盛り上げ所でそれ以上のパワーをぶつけてくるためノープロブレム。ガラガラ声も迫力満点。声の立ち上がりも早く、瞬発的にボリュームが出るうえ、
高音発声時も低い音からずり上げずに一発で音を捉える。曲としては古き良きロックをそのままトレースしており、そういう意味ではオリジナリティは低いが、
歌のパフォーマンスがこれだけなら充分では。
3.1969 ★★★★
若干フォーキーな音に乗せて、60年代のロックを愛しむさまを柔らかく歌った曲。
過ぎ去ったロック黄金期を「それはまるで 儚い恋のように」と形容するセンスは新鮮。恋を歌にするaikoが書きそうで書かなかった、
歌に恋をする曲。彼女が生まれた時にはもう80年代だったことがいっそう切ない。斎藤和義の「僕の見たビートルズはテレビの中」を思い出す。
当然ながら、普通の女子からの共感度は著しく低い。
113 :
名無しのエリー :2008/05/28(水) 02:41:25 ID:ilZkmgX+0
4.愛をこめて花束を ★★★★★ ぐっと邦楽に寄り戻した、ポップでメロディアスな曲。間奏や終盤のキー上げ転調後など、演奏の表情や曲の流れが歌に盛り上げを要求する箇所では 得意のパワーでレスポンスする。彼女は普通の発想と違う、全く新しい歌唱スタイルを持っている訳ではなく、誰もが「ここでもっとこう歌えたら」 と思うけど普通は出来ないような体力的な課題を突破してみせている正統派なので、聴き手によっては「ただ上手いだけ」という印象かも。 個人的には体現してるレベルが並じゃないので凄いと思うが。 二次的な楽しみ方として、キーを合わせて、Bメロとサビの3小節目のメロディを少しいじれば、Mr.Childrenの「CROSS ROAD」とオケ入れ替えで歌える。 Bメロのコード運びが似ていること以外に共通点は無いのでパクリではないが、偶然ほぼスケール内に収まるメロディで組み上がっているので、 布袋とリップのマッシュアップのようで面白い。こんな所で道が交わった。カラオケの小ネタに。うまくいかない人はAメロは歌詞だけ入れ替えて 徐々にペースをつかもう。 5.Ain't No Crybaby ★★★★ M2、M3辺りに近い、どっしりとブルージーなロック。Aメロのリズミカルな歌い口調、Dメロの粘り気のある歌い回しと、歌の貫禄は相変わらず。 サビのコーラスが厚すぎたり、ハイハットの音がピシピシとスタジオ的すぎる音だったりと、録りが生音感薄め(歌も含め、aiko等の方が生に近い) なため、60年代ロック好きにストライクな出来かと聞かれると微妙な気も。ちなみに詞中の言葉をそのまま曲名にしていない唯一の曲。 6.Oh My Precious Time ★★ 「夏の岸辺でオーイエー」という出だしから想像される通りの、ワイルドワンズ風渚ポップ。 曲に特筆すべき要素は無く、至ってオーソドックス。詞も凄まじくベタで、何やら古臭い。そんなとこまで60年代!? しかし狙ってアナクロ感を出したようにも感じず、どうにも消化不良な曲。
7.バンクーバー ★★★★★ はっきりとしたメロディが多い今作中では特徴的な、憂いのあるメロの曲。Aメロはムーディに歌い上げる。 ピッキングハーモニクスやパーカッションに70年代的な暗鬱とした匂いのする曲。若干サイケ気味なコーラスもいい感じ。 ボーカルに比べ演奏が地味な今作中ではアレンジが面白い曲。 8.i spy i spy ★★★★ 世界的に知名度のあるバンド、JETとのコラボ曲。自分はJETの曲はCMでやってたやつしか知らないが(しかもイギーポップのカバーだと思ってた)、 この曲は作中で最も遊びがあり、流れの中で丁度良いワンポイントになっている。節々のアレンジでバトルズの何かの曲を思い出す。 相手が越智だということを考えれば、ギターは普通に上手く弾くべきだった気が。シャッフルを2曲並べた構成もよく分からない。 9.嘘とロマンス ★★★ ビーチボーイズ的な王道バスドラ4つ打ちブレイクが入る、そこそこ手堅い曲。詞は60年代というより80年代的な、バブリーで軽薄な感じ。 「恋のナイトフィーバー」みたいな詞を見ると、すかんちのように「洋楽の邦題っぽさ」を狙ってるようにも思えるが。 ちなみにM5を除き、サビ以外の詞から曲名を付けている唯一の曲。 10.愛と感謝 ★★ 楽曲、アレンジ共に大黒摩季的なビーイング系ポップス。勿論実際のルーツは別なのだろうが、結果的にビーイングに掘り下げ尽くされた後で 既聴感が強い曲調という印象。いかにもアルバム中盤といった感じのまったりした曲。やはり詞は実直というか、まんま。面白くはない。 歌詞だけ面白い人も確かにどうかと思うが、この人の場合は自発的に言葉を探さないというか、作詞に使いやすい言葉の中からだけ選んでるような印象が。
11.ハロー・ハロー ★★★ 特に懐古的という事もない、ミドルテンポのスタンダードなロック。丁寧だが、越智のポテンシャルをさほど引き出さずに成立し得るので退屈な気も。 Bメロの思い切りのいいキメが印象的。今作全般でリズム体はどっしりした8ビートが多く、ファンキーで小気味良い16ビートは顔を出さない。 ジャニスとかが好きならそういうのも試してよかったのでは。 12.Last Love Song ★★★ ピアノ弾き語りバラード。歌の技術は高いものの、詞曲はベタ。臨場感のある録りはいい感じ。ピアノの伴奏がややのっぺりしており、 ラスト付近まであまり表情の変化がない気が。 13.I remember ★★★★★ ラストは6/8の土臭いバラード。ブルージーになればなるほど曲自体はコード進行等が既存のものと似通ってしまうので、名曲より名演の勝負になる訳だが、 これだけ歌唱力があるとやはり違う。ずっと歌を歌い続ける、という決意表明の歌は結構いろんな人が歌っているが、これだけ起伏をつけて たっぷり歌い上げるとさすがの説得力。歌が上手い人が歌わなければ魅力がない曲。ギターソロも熱い。
総評 ★★★★ ボーカル越智志帆のソロユニット、Superflyの1st。 普段自分が微妙な歌唱力のものばっかり聴いてるせいか、彼女の歌はべらぼうに上手く感じた。ロックを歌わせる限り、彼女に欠点なぞありそうに思えない。 これで1stという事だが、自分の印象としてはプロ中のプロ。歌を最も強く印象づけるための意図的なものかも知れないが、全般で演奏は生真面目で手堅く、 音作りも基本丁寧(JETが最も汚い)。会社としても彼女ほどの逸材を一部の60年代ロック好きの為だけのもので終わらせたくないのか、 広い層を取り込むべく聴き易い作りにした印象。その分薄まっており、「言うほど60年代っぽいか?」と思わされる部分も。 曲は基本的に元メンバーの多保の手によるものだが、楽曲自体がそこまで突出している印象は受けない。それよりも、シンプルな曲がシンガー次第で ここまでのものになることに驚かされた。是非色んな人の曲を歌って欲しい。ずっと先、バンドを解散したゆら帝の坂本とトライセラの和田が 彼女のバンドで鉢合わせ、みたいなことが起こるのが楽しみ。ファズ男VSリフ男。 それはいいとして、課題はやはり作詞か。特にラブソングは不器用。小悪魔指数ゼロ、か弱さゼロ、恋より歌というメンタルがそのまま出ている印象。 aikoのように刹那の感情を写真のように切り取りながらひと恋で何十曲も詞を書くタイプでは全くない(どうでもいいがaikoの方が背が高いらしい)。 サビ=曲名の直球ぶりはむしろ稲葉。一方、こうした個性のおかげで、書くよりとにかく歌うのが好きというキャラが一層際立っている面も。 大好きな60年代の洋楽との出会いは大学からとまだ日が浅く、今なお自分が歌うべき音楽を見出した喜びに満ち溢れている印象。仮に自分より 遥かに上手い歌手に遭遇しても、へコむどころか「おめぇ上手えなぁ〜〜オラワクワクすっぞ!」とか言いそう。 そんな訳でいかにも女性的な女性シンガーが好きな人にはあまり向かないかも。特に、小さい声量を大きく拡張して耳元で歌ってるように聴かせる 至近距離系のシンガー(CharaやYUI等)のファンとは相性が悪そう。ともあれ、曲は割と普通だがシンガーは普通じゃないので面白い1枚。
>>112 乙!
>うまくいかない人はAメロは歌詞だけ入れ替えて
徐々にペースをつかもう。
噴いたw
是非やってみよう
>>116 乙乙。aiko好きなのねw
>至近距離系のシンガー(CharaやYUI等)のファンとは相性が悪そう
YUIと兼ヲタしてるやつ結構いるんだけどねw
CROSS ROADと入れ替えるとか全く気付かなかったな
>>116 乙。メディアにプッシュされすぎて今まで聴く気になれなかった。
ゆら帝とトライセラ解散てwwww
昨日帰ったら書こうと思ったら書く前に昼寝してしまいやる気をなくして書きそびれたので今日は昼寝せずに挑みます group_inou / FAN 2008年4月9日発売 1.QUEST ★★★★ 電子音の重なりが奏でるメロディアスなメロディにいろんな意味で個性的なラップが乗る。 とにかくユニークな世界観のリリックの中には「俺達group_inouです」というフレーズもあるが、 「すごいぜ俺達」的な表現はなく、それ以上の自己紹介はない。それが逆にこのユニットの特徴をうまく伝えられていると思う。 つかみとして最高の出来。最後はあっさり終わる。 2.LISTEN ★☆ 中盤のフレーズの繰り返しがしつこいかな…ダラーっとした出来。 後半に出てくるピアノの音が奇麗。 3.COMING OUT ★★★★★ 名曲。アルバム前半のハイライト。 性愛と真の愛情の間で揺れる男の悲哀がにじみ出る歌詞と都会的で美しいトラックが見事に噛み合っている。 そんな内容なので下ネタな単語が頓出するのだが、全然違和感なく聴くことができる。 cpさんは歌物にも適した声なのではないかと「人間とりぼん結び〜」の所で思った。 最初サビに被さる歌の歌詞の意味が分からなかったが、少し考えたらわかった。未来の自分からのメッセージか… 4.PLANT ★★★☆ 3分もない短い曲だが、その中で「憂鬱」や「倦怠感」をうまく表現できている。後半の「天気の話をしましょっか?」が印象的。 個人的に「なんとなく なんとなく なんとなく 憂鬱」のところが好き。
5.MAYBE ★★★★☆ やや明るめでポップな始まり方。ラップも他の曲よりハイテンション… と思いきや途中でラップを逸脱して喋りっぽくなった…と思いきや今作唯一の絶叫が飛び出す。 「おちおち寝てられない!!!!!」 あっという間に終わってしまう。2分36秒ともともと短い曲なのに加え、かなりハイテンポな曲なので時間が若干早く過ぎているように感じる。 もうちょっと長くてよかったかも。 6.RALLY ★★ 一転してローテンポな曲。声が幾重にも重なっているので妙な雰囲気が生まれている。 疲れた夕方のイメージ。前曲とは対照的に2分22秒が実際より長く感じられる。 7.SHIP ★★★★★ 中盤のハイライト。夜の海を思わせる幻想的なナンバー。 その割には歌詞の中にはくだらない下ネタが含まれていたりする。しかしやはり他と比べると幻想的な内容。 メロディの美しさと不思議なラップのハーモニーを楽しんでいればあっという間に終わります。 ちなみに個人的な話になってしまうけど、group_inouを初めて聴いたのがこの曲でした。 雑誌の付録CDとかにはこの曲が収録されてることが多いような… 8.FALL ★★★★★ 不思議な倦怠感と切なさにあふれた曲。ラップも前曲の鋭利な感じから一転してやや喋りに近い質感になっている。 夏の終わり、夕方駅前に降り立った時涼しい風がふわりと吹いてきた時の何とも言えない切なさを体現したような曲 (歌詞の中にもそんなフレーズが出てくる)。 この曲ももっと長くても良かったかなあ…でもこの短さが絶妙でもある。 ちなみに帯に書いてある「そして ぼくら なぜか いつも あたまの うしろに ある 空間」というフレーズはこの曲の歌詞から
9.NUDE ★★★★☆ 不穏な音色が響くイントロ。クライマックス。コーラスの使い方が絶妙。 この曲は歌詞がすごい。前半は他の曲と同じような下ネタな感じだが後半になるとドラッグをキメているような世界観になる。 不穏なメロディと相まって絶妙な不協和音を奏でている。 「職務質問 答えは神」の後に入ってるセリフと「呼吸を忘れて窒息死」の後に入ってる一言に笑った。 10.LISTEN (FUN VERSION) ★★★☆ 二曲目の別バージョン。と言ってもほぼ別の曲と言っていい。歌詞も少し書きかえられている。 二曲目でも印象的だった「リッスン応答願います」は同じだけど。こちらのほうが出来がいいかな。 とても明るい曲調になっている。昼間っぽい感じ。夕方や夜のイメージな曲が多いこのアルバムの中では珍しい。 しかし昼間の後には必ず夕方が来る。ポップな感じからいきなり儚い感じの曲調になる。 「昼夜反転リバーシブル」という気の抜けるような歌詞を何回か繰り返し、アウトロをやや長めにとったあと、 何とも言えない余韻を残してアルバムを終わらせる。
総評:★★★★★ 「日本のヒップホップは糞」と2chで言われて久しい。その他のネット上でも「ヒップホップを聴くならやっぱ海外だ」という やっぱり「日本のヒップホップは糞」と遠回しに言ってる様な意見がたくさん出ていた。 事実自分も日本のヒップホップは駄目だと思っていた。そこに来てこの一枚。 まあヒップホップとしては邪道かもしれない。ぜんぜん重圧感のないリズムトラックに、韻を踏むのを最低限にとどめている歌詞。 しかしラップがここまで心に響いたのはずいぶんと久々の事だ。自己主張も控えめ。むしろ自分の情けなさをそれとなく伝えている感じ。 そして本来なら「このメロディをヒップホップに使うなんてもったいない」と言ってしまうであろう絶妙なメロディ。 しかしこの作品では「もったいない」どころか、「適材適所」だと思ってしまう。 この二つがかみ合わないとgroup_inouではない、と言わせる強烈な個性がある。 さらに妙な中毒性があり、「ちょっと『QUEST』聴きたいな」とプレイボタンを押したが最後、結局全曲聴いてしまう。 とにかくあっという間、至福の31分間。やや物足りなさも感じるが、それを補うだけの満足感が聴いた後に残る。 非の打ちどころのない出来だと思う。 何かマンセー気味になってしまった、ごめんなさい 最近のヘビーローテーション盤であるのは事実だから許して
乙。 悪いけど >>やや物足りなさも感じるが、それを補うだけの満足感が聴いた後に残る。 に吹いたwどっちだよw
>>124 「まあ曲数は少ないからもっと聴きたいとは思うけどだからと言って不満はないよ」的な事を書きたかったんですけど、
いまいち変な文章になってしまいました。つうか上記の内容が既に矛盾してる…うーん、書きにくいなあ…
もっと聴きたいという気持ちは確かにあるんだけど、でもだからといって不満ではないというか…
126 :
名無しのエリー :2008/06/01(日) 18:28:04 ID:sxSScV7k0
Bo & Gumbo/BO GUMBOS 01.助けてフラワーマン ★★★★ 80年代ベストヒットUSA的な軽快なギターのカッティングから入り、そのまま南米の明るいリズムで突き進むアッパーチューン 歌謡ロック的な聴きやすいメロディとギター、本場顔負けなノリのファンキーなリズム隊の相性が意外と良く、曲全体でずんずん響いてくる アルバムの一曲目として、最高に聴く側の期待感を煽ってくれる曲。歌詞もシュールで結構好き 02.泥んこ道を二人で ★★★☆ タイトルから抱くイメージとは裏腹に、前曲のイメージを引き継いだ明るいアッパーチューン。こっちの方がピアノを取り入れてる分湿ってるかも スラップベースと軽快なピアノのアンサンブルが素晴らしい。全体を通しなってるカッティングギターも良いアクセントになってる ただもう後ひと押しが欲しかったかもしれん、ドラムがもっと自己主張してみても面白かったかな 03.魚ごっこ ★★★☆ 思いっきり演歌なギターとニューオリンズ丸出しなピアノが意外と良いアンサンブルを奏でるイントロが印象的 全体的に歌謡曲の影響を感じる、特にジャズを取り入れて以降の服部良一の影響が濃いのではないだろうか。初期のサザンがやってそうな曲 全体的に自由なピアノが涼しげで、熱いボーカルの熱を上手いこと抑えてる。それがポップさのゆえんかも 04.Hey Flower Brother ★★★ スラップベースと綺麗なギターのアルベジオが印象的なミドルテンポファンクチューン。ボーカルもいい感じに力が抜けてて良い 行進曲のようなリズムを叩くドラムも自然と体が動いてしまう。ただこれと言った押しが無いのは残念。ちょっと地味な感は否めない 05.ダイナマイトに火をつけろ ★★★★★ 一転して正統的なロックンロールソング。RCサクセションの影響を色濃く感じる、社会に喧嘩売った歌詞とキレのいいギターが最高 ベースとギターの相性が完璧で、どちらもスッと耳に入ってくる。70年代チックなギターソロも何とも言えないカッコよさ とにかく勢いで突き進むロックソング。ただ最近のメロコアのような安易さは無い
127 :
名無しのエリー :2008/06/01(日) 18:28:16 ID:sxSScV7k0
06.夢の中 ★★★★ 思いっきり演歌なギターもメロディも、コブシの効いたボーカルも何故かかっこいい。特にボーカルの力が凄い、聴く者の心を鷲掴みにして離さない どこか浮遊感漂うキーボードの音が良いアクセントになっていて、ただの演歌ソングをニューオリンズでも通用するファンキーチューンにしてるのかも どうでもいいが声質が民生にかなり似てる 07.ずんずん ★★★★★ このアルバムの中で最もノリがいい曲。だからと言って別にテンポがそこまで速いわけでは無い、ただもっと心を動かす何かがある やけっぱちなボーカルもカントリー調なギターも淡々とリズムを刻むリズム隊も、何故だかとてつもなくファンキーになってる 歌詞もどこか退廃的でいい。「あーお前とずんずん」このフレーズがこんな力をもつとは 08.見返り不美人 ★★★ ファンキーなベースとテンポよいドラムに、ジャジーなピアノで良い感じのアンサンブルを奏でている。くだらない歌詞を一生懸命歌うボーカルも良い リズムも良いし、コーラスも黒人なのにどこか日本のお祭りのイメージを感じるのはなぜだろうか 09.トンネルをぬけて ★★★★ 思いっきり歌謡曲、しかも中村八大、なメロディなんだけど、なぜこんなにもかっこいいのだろうか。日本人であることを感謝する曲 ギターとキーボードだけのシンプルな楽器隊も、優しいボーカルも心に沁みていく。こういうのが音楽の原点なのかもしれない 歌詞も小沢健二とか中村一義みたいな徹底的な前向きさがあって好き 10.ZOMBIE-ZOMB ★★☆ 一転して思いっきりファンキーな曲。重い楽器隊がこのアルバムの中では少し異質な雰囲気を漂わせてる ただ決定的にひと押しが足りない曲だと思う。途中のキーボードとギターがディープパープルみたいで笑った 11.ワクワク ★★★ タイトル通りNHK教育でつかわれそうな、わくわく感の漂う曲。軽快なピアノとカッティングギターが耳に心地よい こういう曲は簡単なようでいて意外と難しいのかも、案外日本人の方が向いてる音楽なのかもしれない
128 :
名無しのエリー :2008/06/01(日) 18:28:19 ID:sxSScV7k0
12.目が覚めた ★★★★ イントロの不穏に響くギターも、底から響いてくるようなドラムも今までの曲とは違う感じの曲。でも曲に入ると相変わらず圧倒的にファンキー ただファンキーもドラム低く、ずんずんと響き渡ってくる。ギターも70年代のHRバンドみたいで今までの軽快さとは違うグルーヴ感を出してる 歌詞がヒロトみたいに圧倒的なメッセージ性を伴ってる。ロックを体現したかのような曲 総評:★★★★★ ローザルクセンブルクのどんとと永井利充が新たに結成したバンド、BO GUMBOSの1stアルバム 名盤ランキング何かで必ず名前が挙がるアルバムでもあり、名前くらいは聴いたことある人は多いだろう そう言う点で僕自身も聴く前からかなり期待してたんだが、このアルバムは見事にその期待にこたえてくれた。一言で言えばまさに名盤 ニューオリンズで録っただけあってかどうかは知らんが、ファンキーなリズムは日本人離れしてるし、バンド自体の力も圧倒的 初期サザンオールスターズの音楽を突き詰めるとこんな感じになるんだろう、じゃがたら何かにも似てるがはるかに聴きやすい またローザルクセンブルクと比べてもはるかにポップで聴きやすく、これがオリコン1位を獲っても何ら不思議では無いようなアルバム 少なくとも聴いて損をするということは絶対ないアルバムなので、是非聴いてみてください 駄レビューすみませんでした
129 :
名無しのエリー :2008/06/01(日) 20:14:27 ID:TR+yDHGE0
Sugarless/スガシカオ 1.マーメイド ★★ アルバムオリジナル曲。 一曲目にこんなモヤモヤした曲を持ってくるのはスガならでは。 スローテンポで聴いていくうちにリスナーの心にゾワゾワ忍びよってくる サウンドが印象的な曲。歌詞もネガティブかつ非現実的な内容も含んでいる。 ただしメロやサビがはっきりしないのでぶっちゃけ退屈な曲。 2.ユビキリ ★★★★★ アルバムオリジナル曲。 一曲目と同じくスローテンポだが、こちらはポップな楽曲に仕上がっている。 歌詞は青春時代の夏を上手く表したものになっており、イントロのキーボードも その夏の風景を思わせる非常に聴き心地の良い曲である。 自分の評価としては大好きな曲。 おそらく歌詞中の「君」は亡くなったのだと思う。 3.夜空ノムコウ ★★★ カヴァー曲。 言わずと知れた名曲だが、こちらは原曲とはだいぶ違ったバラード。 ほぼ弾き語りで歌われているので、原曲で聴き慣れている人は ゆったりしすぎてじれったく感じるかもしれない。 ただこちらの方が歌詞の切なさや痛みが伝わりやすいのだと思う。 冬の情景もよく浮かんでくるので、さすが名曲という感じ。
130 :
名無しのエリー :2008/06/01(日) 20:40:44 ID:TR+yDHGE0
4.ぬれた靴 ★★★★ シングル「AFFAIR」カップリング曲。 イントロのサウンドからジメジメした雨の日の情景が浮かんでくる。 歌詞ももちろん雨がベースの内容。スガらしいネガティブな歌詞になっている。 「通りに面したガラス窓がくもって ぼんやりと世界を隠した」 この表現は特に気に入ったフレーズ。 サビで盛り上がるので覚えやすいはず。 5.夏祭り ★★★★★ シングル「あまい果実」カップリング曲。 スガでは珍しいすごくシンプルな楽曲。そしてやはり歌詞の中の 景色をメロディーで表現するのも非常に上手い。夜になりかけた感覚が 優しく耳に入ってくるとても良い曲。 癒し系でリズムも良いので好きになる人も多いのではないだろうか。 6.ココニイルコト ★★★★ SMAPに提供した曲でここで聴けるのは本人のオリジナルバージョン。 まるでハワイにでもいるかのような、またしても癒し系の曲。 目立ったメロディーでもないが、そのよくわからない感じがこの曲の魅力になっている。 「ぼくらが二度とない 今に光る星ならば きのうと変わらない今日を生きる 意味がある」このフレーズは素晴らしいでしょう。 7.バクダン・ジュース(original) ★★★ シングル「愛について」カップリング曲。 モヤモヤした曲で、コーラスに不気味さを感じる。 歌詞もだいぶ暗く、気持ちが暗い時に是非聴いてほしい曲。 「FAMILY」というアルバムにも別バージョンで収録されているので そちらも聴いてもらいたい。
ウルフルズのベストやねんお願いします
132 :
名無しのエリー :2008/06/01(日) 20:54:57 ID:TR+yDHGE0
8.ひとりぼっち ★★★★ シングル「ヒットチャートをかけぬけろ」カップリング曲。 これもまた歌詞の風景の表現が上手い楽曲になっている。夕暮れ感がよく出ており ゆったりしていて癒される曲・・・と思いきや後半になると一気に曲調が変わり、 恐ろしいまでに暴力的なサウンドになる。歌詞もその部分はとても攻撃的。 なんども聴きたくなる曲。 9.うきぶくろをもって ★★★★ シングル「ドキドキしちゃう」カップリング曲。 安っぽい感じのサウンドがこの楽曲の雰囲気を逆に良い方向へ押し出している 不思議な曲。この歌詞も死人が出ているっぽい。 10.これから むかえにいくよ ★★★★ シングル「黄金の月」カップリング曲。 今までとは打って変わってノリノリのナンバー。これぞスガ節。 ファンクが前面に打ち出されている。が、歌詞はだいぶ虚しい。 聴いてくうちにその虚しさや変な切なさが伝わってくる。 11.8月のセレナーデ ★★ シングル曲。 あんまり印象に残らない曲。自画自賛といった感じ。 ただしイントロ、PVは名作。 熱が出ているときは絶対聴いてはいけない曲。
133 :
名無しのエリー :2008/06/01(日) 21:06:31 ID:TR+yDHGE0
12.Room201 ★★★★ アルバムオリジナル曲。 イントロから夜のしっとりした感じが出ている。 不安や後悔といったどうにもならない気持ちを歌っている。 この曲もほぼ弾き語りの状態で歌われていて、癒し系の楽曲に仕上がっている。 夜寝る前に聴きたい曲。 13.坂の途中 ★★★ シングル「ストーリー」カップリング曲。 イントロから怪しげな雰囲気を醸し出している曲。 歌詞は意味不明。坂を休まないで上ること・・・よく考えると くだらない歌詞である。変なメロディー、変な歌詞、つまり変な曲 なのだがその「変」な感じがこの曲の最大の魅力になっている。 総評★★★★★ スガシカオのカップリングアルバム。 ただしその内容はベスト盤で仕上げられたような感じはなく普通のアルバムとなんの変りもなく自然に 聴けてしまうアルバム。 全体を通して聴いてみると、満足度は高く絶対に損はしないので 買って聴いてみて欲しい。
>>128 >>133 乙。ボガンボス1枚も持ってないけど、ガンボはニューオリンズで人気のスープの名前てことは知ってる
聴いてみます
安藤裕子 4thアルバム「chronicle.」 1. 六月十三日、強い雨。 ★★★★ 最初にしてエンディング 3分弱の短いバラードなのだが、素晴らしい 普通の感性ならラストに持ってくるんだろうな 「たとえ今が終わっても後悔はしないように いつもあなたに有り難う 伝えたいよ」 愛がいっぱい詰まってる、ありがとう 2. HAPPY ★★★★ SUEMITSU書き下ろしのキャッチーで 幸せいっぱい、ノリノリの泣いちゃうくらいHAPPYな歌 バラードがメインの今作の中でのアクセント カラフルで、ビビット 3. 水玉 ★★★☆ こう軽いノリで毒を吐くのはいかにも彼女らしい 程よい憂鬱と愛情の塩梅が何とも心地いいのよ 「恋をしていたいんだっ」の「だっ」が超キュート
4. 美しい人 ★★☆ タイトルどおり美しいバラードなんだケド 詞はいい感じだがサビのメロがとにかく普通で飽きるかな ちょとダレるかな 5. 海原の月 ★★★★ シングル曲、超大作バラード 全てを包むような優しさ、愛しさ 攻撃的な詞の多い彼女が書いた"真直ぐ" 頂点とすら思えるその壮大さなのだが 如何せん、7分はアルバムで聴くと少し長い アルバムの第一部完結 6. お祭り-フェンスと唱おう- ★★★☆ 賑やか、ノリノリ、ワクワク、ルンルン 「私に付いてこい」「クルノヨ クルノヨ」あたりが最高 気づけばもう引き込まれてる 7. Hilly Hilly Hilly ★★★☆ M6からの流れ、とにかく楽しい 少し幼く歌う「Baby 頭の上〜」がいい 脱力系、どこまでもいけそうな感じ
8. 鐘が鳴って門を抜けたなら ★★★★ 個人的にはツボだけど、M11「パラレル」同様 安藤裕子っぽい、と言うよりは一般受けしそうな感じ ただ、確かに誰にでも歌えそうな詞ではあるケド、 この独特のノスタルジックさや優しさは彼女にしかだせないな 9. 再生 ★★★☆ M3「水玉」のように、軽く憂鬱を吐き散らす感覚 M6〜M7とは打って変わって、「このまま君を海に沈めたのなら」 という大人っぽいダークな路線 いかにも彼女らしい 10. たとえば君に嘘をついた ★★★☆ 再び、壮大なバラード M9に引き続き大人路線 一聴しただけだと印象が薄い感じですが 聴くほどに味がでる、スルメ系の曲 第二部完結? 11. パラレル ★★★★☆ アルバムのクライマックス 「走れよ」 で、とにかく走る!走る! もう爽快!! シングル曲、異色、やや一般向けだが、しっかり安藤裕子 「君がすき」「とてもすき」なんてことは誰だって歌える が、安藤裕子にかかればそんな陳腐なセリフさえ独特のものにしてしまう この疾走感にはもう感服、やられた!
12. ぼくらが旅に出る理由 ★★★★☆ 小沢健二カバー曲、茂木欣一とデュエット とにかく楽曲もアレンジも素晴らしい! 個人的にカバー曲はあまり好きではないのだが、これはアリ 安藤裕子のオリジナルって言っても通用しそう(若干、失礼か) それくらい自分のものにしてる 13. さよならと君、ハローと僕 ★★★☆ 最後にして、プロローグ、大団円 曲としては平々凡々だが、これからの安藤裕子が詰まっている 思わず、リピートしてもう一度アルバムを聴いてみたくなる そんな曲
総評:★★★★☆
avexの良心的存在、安藤裕子の4thアルバム
まず前作までのカメレオンのように変わるアクの強かった声質が、
個性や魅力をキチント残しつつも、幾分聴きやすくなった印象
このことは人によって評価が違うだろうが、
表現を技術だけに寄りかからなくなった姿勢は個人的に好評価
肝心のアルバムの内容は、基本捨て曲なし、流れもいい
ただもともと独創的、個性的な世界観、詞なので、
受け付けない人は受け付けないかもしれない
(少し前のCoccoやCharaに似てるらしい?)
愛情、愉快、優々、憂鬱、憎悪、郷愁…
多彩な感情を何でも歌いこなしてしまう
彼女はシングルよりは、やはりアルバム向きのアーティストだろう
作品を発表するごとに深みを増しているのもよく分かる
M11のように今までにない異色の曲を作ったことも
M13で"これから"を歌ったことも
「chronicle.」というタイトルが示すように、
この作品は彼女のひとつの転機かもしれない
普遍的な魅力を持つ、流動的な時代に耐える事が出来る
たとえ数年後聴いても色褪せない良盤だろう
>>136-140 以上です
日本語たまに変でごめんなさい
小沢のカバー気になるなあ
とりあえず↑までうp。
ちょっと改装工事中のところもありますが、ご勘弁くださいまし。 m(_ _)m
∧_∧
( ´・ω・)
(つ旦と)
と_)_)
>>91 お茶dクスでございやす。
147 :
名無しのエリー :2008/06/08(日) 13:23:23 ID:dueO71Tc0
>>144 乙です。いろいろな場面でお世話になることが多いです
太陽/中村一義
01.魂の本 ★★★☆
6thシングル。中村一義らしい、60年代の古き良きロックを彷彿とさせるブルージーなナンバー。シングルにしてはちょっとキャッチーさに欠けるか
宅録系アーティストの彼のイメージとは少し違い、音に生のバンドな感じが良く出てる。良くも悪くも正統的でこれといった面白みはなし
02.あえてこそ ★★★
基本的には前曲を引き継ぐ懐かしい感じの曲。こっちの方が少しマイナーで暗い感じ。演奏が少しのっぺりしていて単調と言ったら単調
後半のメロディ展開はどことなくV系バンドみたいな耽美さを感じたりするが、終わり方はビートルズ。アビーロードの雰囲気を思い出す
03.春
10秒ほどのインスト。割愛
04.再会 ★★★★
耳障りのいい非常にキャッチーなメロディに、人生について謳った歌詞を載せた彼の十八番とも言える曲。展開は単調ながら広がりを感じたり
楽器隊の牧歌的な音も明るく懐かしいメロディに凄い良くマッチしてる。メロディにはクラシックの影響を感じたり
05.ゆうなぎ ★★★☆
ピアノ主体のバラード。ベタベタな展開とアレンジをしており、聴きやすい。ただ全体をファルセットで歌っているが歌唱力に疑問を感じる面も
それでもどこか後ろ向きで暖かなメロディは心に沁みわたる、こういうまっすぐな曲ってちょっとイメージと違うかもしれん
06.日の出の日 ★★★☆
キレの良いブルースギターに載せて、しっとりながらもはっきりと歌い上げるミドルテンポ。小さなカフェとかで流しのミュージシャンが弾いてそう
これもこれと言った面白いことは無いんだが、メロディが良い。歌詞も日の出というイメージを上手く活かしてて流石と言わざるを得ない
07.夏
30秒程度のつなぎ、変な台詞。割愛
148 :
名無しのエリー :2008/06/08(日) 13:23:54 ID:dueO71Tc0
08.そこへゆけ ★★★★★ 7thシングル。これはもう名曲。キャッチーでテンポの良いメロディがまず聴き手に良い印象を与えるけど、その後歌詞を改めて読むと感動する 人間なんて小さな存在であるということを受け入れ、それでも前を向いしっかりと生きていくことを高らかに謳い上げた、どこまでもポジティブな曲 小沢健二の「愛し愛されて生きるのさ」のように、絶対的な生の肯定は逆に唄い手の悲しさを感じさせるものでもあるが、これもそう 聴いてて何故だか泣けてきてしまうのは、あまりにもまっすぐだからか。巷に溢れてる安易な応援歌とは訳が違う 09.晴れたり、曇ったり ★★★ 疾走感も感じる前曲とは打って変わって、こじんまりとした曲。こういう曲をさらっと入れてくるのは結構好きだったり アレンジも牧歌的で3分弱ながら一つの世界観を確立している。でもちょっと地味と言ったら地味かもしれない 10.秋 40秒のインスト。割愛 11.歌 ★★★☆ ここにきて一転ちょっと暗く、民謡的なメロディがこちら側の予想を良い意味で裏切る。でもサビでは相変わらず美しいメロディに心打たれる テーマはありがちな歌を歌うことについてのもんだけど、でもこういう弱さを深く歌えるのは中々いない気がする 12.笑顔 ★★★★ 8thシングル。最初流れてきたとき、海援隊の曲かよというつっこみをいれたくなってしまった。それくらい歌謡調でしかも古い でもサビのコーラス何かは、しっかり渋谷系っぽいソフトロックさをもってたり、それに圧倒的なメロディセンスはやはり凄い ギターソロもフォーク的でギターが泣いているが、それも曲の雰囲気にマッチしてて良い 13.生きている ★★★★★ これはもう名曲。ひたすらに耳触りのよいメロディと、ゴージャスながらもどこか広がりきれてないアレンジだけでも最高なんだが、これも歌詞が良い 決まりきった人生を列車に例え、そこから抜け出し生きていくことを決意した曲。安易にネガティブにならずポジティブなのが良い 「生きている」というフレーズの後に、それを肯定するかのような楽器の音が入ってくるところには感動 これがのちに傑作「ジュビリー」「君の声」へと進化していくであろう曲 14.冬 雨戸を開ける音、割愛
149 :
名無しのエリー :2008/06/08(日) 13:24:09 ID:dueO71Tc0
15.いつも二人で ★★★★ タイトルがミスチルっぽいと思ったら、イントロのピアノなんかもろコバタケのそれ。だがメロディはミスチルのような日本的なものでは無い どちらかと言えばこれは恐らくサザンを意識した曲なのかもしれない、「心をこめて花束を」という曲にかなり近いものを感じる ラストに相応しいしっとりとしたバラード。「いつも二人で」これを歌えるようになるまでどれほどの葛藤があっとのだろうか 総評:★★★★★ 天才と名高い中村一義の2ndアルバム。エイべの数少ない良心ではないだろうか(と思ってたけど結構エイべには色んな人がいた) 雑誌や2ch何かだと1stの「金字塔」か3rdの「ERA」が評価高く、この作品は見過ごされがちなことが多いのだが、むしろ個人的にはこれが最高傑作 確かに金字塔のような革命的な詞やERAのようなサンプリングを使った面白いアレンジがあるわけではないんだが、とにかくメロディと歌詞が良い ひねくれるところ無くまっすぐと心に響く曲はやはり聴いてて気持ち良いし、本人をして0から1へ向かうアルバムと言わせた今作は歌詞もポジティブ 生きていくことの絶対的な肯定という意味では小沢健二の「LIFE」なんかに近いものも感じる また、中村一義と言えば桑田佳佑→奥田民生と来た、古き良きロックを尊敬する男性アーティストの系譜の一人でだが 今回のアルバムのアレンジも60年代のビートルズなんかを意識したものであり、わざとチープにしてる音からもそれが伺える そんな懐かしさがまたいっそうこのアルバムの味として機能しているのかもしれない 何はともあれ名盤なので、是非聴いてみてください 駄レビューすみませんでした
>>144 乙
いつもありがとうございます
自分のレビューがまとめられる度にうれしくなります
>>147 乙
155 :
名無しのエリー :2008/06/09(月) 22:35:45 ID:cb3fI+V+0
最近話題のこちらを。 相対性理論「シフォン主義」 1,スマトラ警備隊 ★★★★★ キメの連続のイントロから、ギターロックな 曲調へ展開。Aメロから音感を重視しつつ、韻を踏みまくりつつの 言葉遊び的歌詞が炸裂しまくる、キャッチーな曲。 VO やくしまるの声はブリグリのトミーをさらに 細くしたような声で、中毒性がある。 2,LOVEずっきゅん ★★★★★ 界隈で話題暴発的なポップな曲。 前曲から引き続き歌詞に究極に意味が無い。 いや、本当に無い。 サビの「ラブ、ラブ、ラブずっきゅん ハァ」 のハァが素敵。 イントロのフレーズが何か1音足りないように 作っているのは確実に意図的で、 ヘナヘナ感を助長しているNICE仕事。 3,夏の黄金比 ★★★ ここにきて比較的普通なギタポ曲。 非常にありがちなアルペジオを駆使しているが、 前曲と違い、ヘナヘナ感が薄い為、仕上がりはもう一歩。 サビでいきなり裏打ちビートに変貌。 後半でいきなり男声挿入。
4,おはようオーパーツ ★★ 印象的なギターフレーズが曲を引っ張る ミドル〜スローテンポ曲。 非常に緩い空気感の曲。 5,元素紀行 ★★ ナンバーガールの「IGGY POP FAN CLUB」に イントロが激似のゆるゆるロックンロールナンバー。 「酸素、水素、二酸化炭素」と言うフレーズが非常に 耳に残る。 総評 ★★★★ 意味不明かつ韻を踏みまくる歌詞とヘナいヴォーカルが 非常にキャッチーなメロでアルペジオを多用したサウンドに 乗る、という、ありそうでなかった新しい感覚のポップサウンド。 勢いのある1、2曲目に於いてはこの感覚を完全にモノにしている。 (特に2曲目の意図的なヘナヘナ感にはバンドマジックが起こっている) テクニシャンが敢えて下手にしている(本当に下手な可能性もあるが) かのようなフィーリングで、現実にバンドが上手い、下手どちらであっても この化学反応はそうそう起こせるものではなく、バンドに稀有なケミストリーが 起こっていると思われる。 色々なギミックはあるが、この演奏フィーリングこそがこのバンドの肝。 ただし、3曲目以降のミドル〜スローテンポ曲は肝心のそのフィーリングが減退している為、 前2曲程は耳を捉えない。このテンポ感でフィーリングを炸裂させるようになれば、 激売れ必至の新世代のスタンダードになり得る存在である。
>>156 乙。それいつもアルバムタイトルとバンド名がごっちゃになって困るw
「相対性理論」の「シフォン主義」だよね?いい加減覚えよう。
だがスパルタローカルズとシロップの中間のようなギターサウンドはあまり好みじゃなかったりする
>>156 乙、俺もバンド名とアルバム名とスマトラ警備隊がごっちゃになる。
最近話題にすらならないこちらを 川嶋あい 「SINGLE BEST」 DISC1 1. 旅立ちの朝 ★★★☆ 1stシングル(両A面)、拙い透明な歌唱が印象的 ピアノメインの静かなバラード 曲そのものは平凡なのだが、当時の境遇ゆえの気迫が伝わってくる ただ、「幸せは少し戸惑い私にたどり着いた」⇒「幸せになりたい」 という歌詞は少しツッコミを入れたくなる 2. マーメイド ★★★☆ 4thシングル、タイトル通り「人魚姫」をごく普通に解釈した曲 特に突出した点が特にない凡曲だが、 夏の終わりを思わせる雰囲気と、失恋ながらサラッとした感触はいい 3. 君に・・・・・ ★★★★ 13thシングル、「明日への扉」のアンサーソング(笑)らしい、個人的にアンサーソングというと 例の「一生一緒にメガフレア」と「青山にいるよ」などの負のイメージしかないのだが、 青春の初々しさ、初恋の純粋さを思い起こさせる爽やかなこの曲は好感触 特に「バカ騒ぎしてた帰り道〜」のDメロのあたりがいい 4. 天使たちのメロディー(5th Anniversary Ver.) ★★★★★ 1stシングル、川嶋の文句なしの名曲 本人による引き語り、5年越しに歌い直しているが、違和感は特にない 絶望に支配される中で見える光 その少女らしく、悲痛な叫びを具現化した詞は 浜崎の「A song for XX」に通じるものがある(気がする) 言葉では形容しがたい、そんな名曲
5. 一秒の光(Single Best Ver.) ★☆ M4と一転してダサダサのJ-POPの代表といった感じの曲 ロッテの小林雅のために書き下ろした野球ソングなのだが、 サビで不意に入る短い英語は本当に気持ち悪い(「Standing up!」「Don't you stop!」など) どう考えてもSINGLE BESTに入れるべきではなかった、M4までの良い流れが潰えている 6. もうすぐX’mas ★ M5よりも酷い、更にダッサダサのJ-POP、もう吐きそうだわ!いい加減にして! 楽曲レベルとしては「いかにもカップリング曲ね」レベル M5-6のせいでDISC-1の価値が著しく下がっている 7. compass ★★★☆ 12thシングル、やっと楽曲レベルが普通に戻った印象 壮大なバラードだが、アレンジしつこい、ゴスペルうるさい 「握り締めた拳をまた握り締めた」 「勝つことや負けることは何の意味もないんだよ」⇒「負けないで 負けないで」 など歌詞のツッコミどころが多々見受けられるのも印象的 もう少しシンプルなアレンジであればまた違ったかもしれない 8. Dear ★★☆ 8thシングル、アレンジがHΛLということもあり、 avex臭(?)全開で個人的には聴きづらいものがある やけにアレンジだけ凝っていて肝心の曲がイマイチ 歌詞もファンヘの「ありがとう」のメッセージを意識しすぎてか稚拙
9. もう1つの約束 ★★★★ 10thシングル(両A面)、「大切な約束」と異詞同曲 正直収録する必要性については疑問を感じるが、 楽曲としてはギター一本で歌う壮大な鬱々しいバラードでなかなか 横田めぐみさんドキュメンタリーの主題歌という仕事をキッチリ果たした佳曲 10. 12個の季節〜4度目の春〜(New Vocal Ver.) ★★★★ 2ndシングル、川嶋の代表曲の一つ 「もう一度、青春、校舎で」という卒業ソング いかにも18歳らしい青臭い少女的な詞曲なので いかにも頭の悪そうな女子高生にウケそうな感じ〜 ってちょっと否定したい ケド、悔しいけどいい曲なんだよね DISC-2 1. 「…ありがとう...」 ★★★ 7thシングル、本人にとっては思い入れのある曲なのは分かる が、シングル、そのうえ1曲目にこの重たさはなんか違う気がする CDじゃなくてライブで聴きたい 2. 瞳ひらいて ★★★★ みつきへの提供曲を本人がカヴァー?したもの 他人に提供する故か、ディズニー映画の主題歌故かは知らないが、完成度は高い 3. 絶望と希望(Single Best Ver.) ★★★★☆ 6thシングル、楽器が多少プラスされている 路上1000回を振り返って作った川嶋の代表曲の一つなのだが、 清清しさ、純粋さ、絶望と希望のコントラストは、まさに集大成的作品 ラストの「もう一度瞳は空を見上げるから」で空が開ける感覚は何とも言えない
4. My Love ★☆ 11thシングル、ご存知あいのり主題歌 売上げに反比例して酷く出来の悪い曲 「My Love 〜 君に届けたいよ〜」という出だしから想像できるように いかにもアレすぎてアレだ… もう説明したくもない!!スイーツ!!! 逆にあいのりなんか見ちゃう層にピッタリなのかもしれないのはお見事 5. 525ページ ★★☆ 3thシングル、M4よりはマシだが… いかにも女子高生辺りが作りそうなこっ恥ずかし〜い曲 (実際にその頃作られているので仕方ないのだが) メロディーもアレンジも普通のPopすぎて面白味は全くない 6. 「さよなら」「ありがとう」〜たった一つの場所〜 ★★☆ 5thシングル、DISC-1同様、中盤に弱い曲が固まる 長ったらしいタイトルからも想像できるように、ただの失恋ソング 手に取るように次のフレーズが分かる、ダレて眠くなる曲 7. 大切な約束 ★★★★★ 10thシングル、川嶋のバラードとしては最高峰なのではと思える程の出来栄え 王道の感動系バラードなのだが、ラストになるにつれ壮大になるアレンジなど秀逸 8. 見えない翼 ★★☆ 9thシングル、サビがthe brilliant greenの「そのスピードで」のまんま 個人的にパクリ?とかはあまり興味がないが、 そもそも曲としてあまりいい出来でない やたらうるさい楽器と不安定な歌唱のせいか
9. 旅立ちの日に・・・ ★★★★☆ 8thシングル、ご存知「明日への扉」の原曲 おそらく今作の中で最も古い曲だけあって、詞がかなり稚拙 ただ、「だがそれがいい」とすら思える程の子供っぽさ(駄菓子屋など) 実際に卒業式での歌としても違和感のない仕上がり 10. 光 ★★★☆ 新曲、無難な出来 メロディー・アレンジはいいのだが、「Dear」同様 詞をファンへのありがとうを意識しすぎてか普通すぎる 最後補正がかかり良曲に見えがちだが…まあ凡曲ですな 総評 ★★★★ 川嶋あい、5年目にしてベストだが、この時期にリリースする意義は不明 また10曲+10曲と、やたらCDの容量が余ってそうなのも気になる 「1秒の光」「もうすぐ(ry」を削り、アルバム曲を入れたほうが良かったかもしれない ただ川嶋あい未聴者にとっては、川嶋のいい面も悪い面も同時によく分かると思う アーティスト、楽曲の傾向としてはモロJ-POP これといった新しい試みもないうえに、歌唱力は中の下レベル 「大丈夫、未来には希望があるから一緒に生きていこうぜ」 「応援してくれていつもありがとうだぜ」 「君のことが大好きなんだぜ」って感じの曲が9割 なのでそういったのが嫌いな人には向かないカモ ただ不思議と"お前そんなこと思ってないだろ"的な感覚はあまり生まれず 2ちゃんに浸っていると忘れてしまいそうな無垢な心に響きかけるのだ SINGLE BESTなので上記の通り、そこそこのレベルの楽曲は揃っている、と思う 興味が少しでもあれば聴いて損はないと思います
>>160 乙。
>>「一生一緒にメガフレア」と「青山にいるよ」
ワロタw
>>160 乙。
俺はコバマサのために書き下ろした曲がある、ってことに吹いた。
某番組で再結成記念 LISTEN!BARBEE BOYS4/BARBEE BOYS 1.はちあわせのメッカ ★★★☆ イントロのタイトなドラム、次いで入るベース、ギターに頭から期待が高まる1曲目。 Gのいまいち氏曰くの「変拍子×変態コード進行の変態合戦」がクセになる。 ストーリーがある、というより言葉の並びや語感重視の歌詞がより緊張感を演出してます。 バービーボーイズ名義の作曲に杏子姐さん作詞という珍しいパターン。 2.泣いたままでlisten to me(Original Mix) ★★★★☆ 男女の別れのその瞬間が台詞仕立てで描かれる、痴話喧嘩ロックバンドバービーボーイズらしい曲。 でも感じるのは湿っぽさよりも疾走感。 登場人物に入り込むのではなく、突き放した感じが非常にクール。 こういったかけあいがはまるのは男女のツインボーカルだからこそなのかも。 「せめて今夜 かまってほしいよ どのみち 終わりになるなら」の部分は哀しいけれどぐっとくる。 3.Dear わがままエイリアン ★★☆ 1・2とテンション高い曲が続いたので、ここで小休止。 浮気症の男がご機嫌伺いをするも、彼女には見抜かれてますよという曲。 個人的にはこの中ではちょっと地味な印象。 4.ごめんなさい ★★★☆ 一度聞いたら「ふたーつみっつ〜」と一緒に口ずさみそうな、疾走感のあるキャッチーなメロディが気持ちいい。 思い通りにいかなくてじたばたした感じが、こちらにも伝わってくる。
5.女ぎつね on the Run(Original "Big Boul" Version) ★★★★ 女の狐というタイトルでこちらが予想してたイメージとは違い、メロディーもアレンジも風通しのよい爽やかな1曲。 サビへの展開が独特。 当時清涼飲料水のCM曲だったそうで、爽やかさも納得のシングル。 ボーカルやサックスを立てつつ、さりげなく自己主張するギターが素敵。 6.わぁい わぁい わい ★★★ 喋り声や食器の音から始まるこの曲は、合コン?でおいしい思いのできなかった男子のぼやきソング。 少々コミカルな雰囲気なので、箸休めにぴったり。 7.涙で綴るパパへの手紙 ★★★ Vo&SaxのKONTA氏作詞作曲。 イントロのサックスからどこか不穏な空気が漂うな、と思ったら… ナレーション怖すぎ。 オチは是非聞いて確認してみて下さい。 好き嫌い分かれそうだけど自分は結構面白かったかな。 これが初期からの定番だったというのも凄っ。 8.―夜の街― ★★★☆ 浮気を思わせるような関係の歌詞がスリリング。 細かく動き回るベースが余計に不安を煽ってる感じ。 先の見えない恋愛だけれど、突き進むしかない哀しさが、疾走感のあるメロディでより増幅されている。 太陽の下よりもやはり夜のイメージですね、バービーは。
9.noisy ★★☆ PSY・Sに提供したsilent songを歌詞変えてセルフカバー。 歌う人とアレンジでイメージ激変。 聞き比べるのも面白いかもしれません。 イントロから炸裂するギターはさすがのかっこよさだけれど、姐さんソロならSTOP!のが好みだったり。 10.くちにチャック ★★★☆ 修羅場な歌詞が割と多い彼らの中でも珍しく、付き合う一歩手前の男女を描いた微笑ましい曲。 たまにこんなのがあるとホッとするw 頻繁に出てくるベースのパターンが、二人のぎこちなさを強調していて◎ こんなタイトルをつけちゃういまみち氏のセンスは独特。 11.ナイーヴ ★★★★★ 2ndのラストがダメージ、3rdのラストがラサーラ、そして本作のラストがナイーヴ。 似た語感を持ったタイトルを最後に配置しているのは、意図的なんだろうな。 バラードだが、疾走感と切なさを持ち合わせていて、このアルバムを象徴する1曲。 男女の駆け引きのイメージが強いバービーだけれど、まっすぐな想いを歌うこの曲もとてもいい。
総評 ★★★★☆ 80年代を代表するバンドの一つであるバービーボーイズの4thアルバム。 椎名林檎もファンで、東京事変のライブでC'm'on Let's go!をカバーしているとか。 20年前の作品だから、時代を感じる面があるけれど、やってる事は(男女ツインボーカル、痴話喧嘩な歌詞etc)今でも新鮮だしかっこいい。 似たようなバンドが解散後まだ出てきてないのも、彼らのこの個性故なのだろうな。 アルバム全体は疾走感と切なさが同居していて、バービーといえばListen!を挙げる人が多いのも納得。 √5以降はちょっと雰囲気が変わるので、オリアル聞くなら本作辺りからがよいかも。 「懐古」で済ませてしまうには面白すぎるバンドなので、リアルタイムを知らない方にも聞いてみて欲しい一枚。
>>172 乙
日本の古めのは殆ど聴いた事無いが・・・・・・ツインのバンドなんか有ったのか
今週バインか
半年振りにレビューしよかな
Sing/GRAPEVINE 1.Sing ★★☆ 1曲目にして表題曲だが、意外と小粒な曲。 綺麗な音とメロディーで静かに幕が開く。 2.CORE ★★★★ 先行シングル。静かなギターの演奏で始まるが、途中から入るバンドサウンドに圧倒される。 サビが1回しかないというシングルらしからぬ構成だが、この曲はやはりこの構成しかないと思える。 終始、暗い雰囲気ながらサビのメロディーはキャッチー。 3.Glare ★★★★ アルバム曲の中では最もポップで華やかな曲。なのに哀愁が漂うのはバインならでは。 4.ジュブナイル ★★★ シングル曲。ポップロックだが、当たり障りがない曲で面白みに欠ける。 5.Two ★★☆ 詞が印象的な、切ないメロディーの曲。ここから静かな曲が続く。 6.また始まるために ★★★☆ 「超える」のカップリング曲。今作は既出曲が多く発売前は不満の声もあったが、この曲はアルバムの流れや雰囲気の中にピタリと収まっている。間奏だけ激しいバンドサウンドが展開する。
175 :
名無しのエリー :2008/06/18(水) 12:03:54 ID:Pf0FBqS50
7.鏡 ★★★ ゆったりとした重い雰囲気だがサビのボーカルは伸びやか。 8.女たち ★★★☆ 軽めのサウンドでミドルテンポのナンバー。ハモリが綺麗で、終盤はゴジラのテーマみたいな演奏で終わる。 9.フラニーと同意 ★★★ 今作唯一のイカれたロックンロール。こういうはじけた曲がもっと多いと良かった。 10.スラップスティック ★★★☆ バインお得意の泣きメロナンバー。優しさと寂しさが交じり合う中、アルバムはクライマックスへ。 11.超える ★★★★ シングル曲。前の曲まで静かな曲やキャッチーじゃない曲が続くので、終盤にポップで爽やかなバンドサウンドの曲が来てカタルシスを覚える。曇り空が一気に晴れ渡る感じ。この曲がこの位置じゃなかったらアルバムの印象が大きく変わったと思う。 12.Wants ★★★★ スカッとしたのも束の間、最後は切ないバラードで締めくくる。ボーカル自身が最高の出来と自負する詞は秀逸。聴き終えた後は物悲しい余韻が残る。 総評 ★★★☆ 爽やかながら大人しい雰囲気のアルバム。 静かな曲やマニアックな曲が多く初心者にはおすすめできないが、アルバムの雰囲気は統一されていてバインに慣れてる人ならさらりと聴きやすいアルバムだと思う。印象的な曲は少ないが、とにかく流れが良くアルバム1枚で1つの曲という感じもする。
Sweet Vacation 2nd「More the Vacation!!」 1.Looking For The Future ★★★☆ まっさきにPerfumeの「GAME」を思い出す ただPerfumeは音がいい意味で軽い感じで、いかにもテクノど真ん中!! 全英詞、終わり方など、前作同様M1はなかなか本格指向な感じで 2.Speed of Sound ★★★★ COLDPLAYのカヴァー M1に引き続き全英詞だが、M1よりは少しポップでルンルンな感じ♪ 3.Sexy Girl ★★★★★ まさにスイバケの魅力全開!!!!な曲 ポップとテクノを上手く融合させた、嫌味のないノリ♪ 「おとしてみせるわ Sexy Girl」なーんて、やる人によってはエロくなりそうだケド あくまでスイバケらしく、爽やか、健康的で、お外な感じ ラストのサビの前の「Do you believe in Magic? (Sexy Girl!!) 」は超快感 4.Girls & Boys ★★☆ BLURのカヴァー、今作で一番アレ?といった感じ ちょっぴりダーク、マイナーな変化球なのだが、変化球にしては凄く中途半端で M3までの「遊びに行こうぜ!」ノリが途絶えちゃった感じ… ただ「ア、ア、ア、アッアー」(アッーじゃないよ)の部分は好き、これがまたエロくない
5.遊びに行こうよ 〜2nd edition〜 ★★★★☆ テンション大爆発♪♪ ハイテンポでこれまたスイバケの金字塔 タイトルどおり まさに「遊びに行こう!」 引き篭もりに聴かせたらどうなるか試してみたいくらいの曲(失礼かしら) 6.We Love The EARTH ★★★★ 大団円、これでラストか?と思う、TMNのカヴァー 間奏の笛と「We Love The EARTH!!」の掛け声がなんとも心地イイ♪ 7.World is So Grooving ★★★★ M6でラストか?と思わせつつ、最後の最後にやってくれました 「さあ行こう Ready GO! Ready GO!!」といったサビで 何となく「これから」をイメージさせる "おしまい"というよりは"つづく"が似合いそうな、そんな曲です
総評:★★★★ 胸キュン・ガーリー・ハウス・ユニットSweet Vacation の2nd★ 前作「Do the Vacation!!」とベクトルはほぼ同じながらも、 作風として全体的にまとまっており、深化させたような印象 カテゴライズするとテクノにあたるのだろうが、 無駄なピコピコ音などはあまりなくシンセなどの軽〜い演奏が軸になっていて そこにVocal Mayの嫌味のないキュートな健全ヴォイスがマッチ♪ 似たような曲調が多いので10曲を超えると厳しいだろうが、この時間数なら無問題 敢えて言わせていただくとすれば前作M7「Get up Boys and Girls」のような 力強いソウルフルな感じのインパクトのある楽曲も欲しかったところ… この夏ビクターからメジャーデビューするとのこと 「俺流行る前から知ってたシィ」なんて厨2病発言をしたい方はいますぐListen♪♪
180 :
名無しのエリー :2008/06/18(水) 22:36:59 ID:OYFlDJuC0
>>175 >>179 乙
つかバイン早ぇw
俺(ちなみに
>>173 w)なんかまだ手元に届いてもいないのにwww
つか女性ハウスユニットでColdplayのカバーしてるんか・・・・・・
181 :
名無しのエリー :2008/06/18(水) 22:42:57 ID:YxMZObtoO
イラネ
Sing/GRAPEVINE 1.Sing ★★★☆ 田中の作詞の変化が顕著に伺える。 アルバムタイトルに相応しい荘厳な曲。オルゴールのような音がとても綺麗。 2.CORE ★★★★★ 「豚の皿」や「スレドニ・ヴァシュター」系統の曲でシングルらしからぬぶっ飛んだ曲。 アルバム曲として発表されていたら更に衝撃を受けていたかも。 全体的に、ダークなイメージが付き纏う。でもサビはキャッチー。 サビでの突き抜けた感じは異常。 3.Glare ★★★★ バインの王道っぽいミディアムテンポ。 この曲はシングル候補だったらしい。 それだけあって、キャッチーなメロディ、そして一際丁寧なアレンジが施されている。 4.ジュブナイル ★★★☆ 初っ端からディープで内向的な曲が並んでいたが、 ここに来てようやく開けた感じのポップなナンバー。 シングルでは地味なイメージがあったが、アルバムでもやっぱり地味め。
5.Two ★★★★ 前曲のポップさを無視して非常〜に濃ゆい曲。 詞が非常に振り切れている印象。イサオ氏の鍵盤が光る。 6.また始まるために ★★★ 「望みの彼方」以来、久々のカップリング収録。 ボーカルにクセがなく透き通っており、とても綺麗。 間奏部の高揚感は秀逸である。 7.鏡 ★★★★ 田中曲。 メロディに抑揚がない感があるが、そこが田中らしいっちゃ田中らしい曲。 ストリングスが良いアクセントに。 8.女たち ★★★★ バインお得意のお遊び的ナンバー。 ほろ酔いの状態でレコーディングをしたらしく、 良い感じで気の抜けた演奏、と言ってもいつもとさほど変わらない気もするが。
9.フラニーと同意 ★★★ 某バンドのとある曲に酷似していると各所で言われているが、 久々に印象的なリフのテンション高めなロックナンバー。 アルバム中随一、ライブ感溢れる曲。 10.スラップスティック ★★★☆ どこか懐かしさを感じさせるメロウな曲。 サビはキャッチーだが、Aメロなどでは音数が少なく、詞も細かくまとめているのが、 この手の曲では新鮮さを感じさせる。 11.超える ★★★☆ 乾いたギターサウンドに夏っぽさを感じさせる。 これまでがかなり濃かっただけに、とても清々しく聴こえる。 12.Wants ★★★★ 泣きメロ全開の切ない曲。 今作では珍しくお遊びでない、哀愁漂う曲でクライマックスを迎える。 総評:★★★★ 前作「From a smalltown」に比べ大人しめになった印象。 曲作りの面で更に新たな試みが見られる、実験的要素も含んだ作品。
186 :
名無しのエリー :2008/06/19(木) 11:12:24 ID:wUWjXJ36O
誰かゆずのWWをレビューしてください!
THE OUTER MISSION / 聖飢魔II 1.OVERTURE〜WINNER! ★★★☆ 広大な宇宙空間が広がるかのような壮大なイントロが印象的な曲。 この曲に限らずこの教典ではレベッカの土橋安騎夫を迎えており、全体的にポップで聴きやすい 音作りに加えアレンジにシンセが多用されておりかなり豪華なサウンドになっている。 彼ら曰く「バンド史上初のメジャーキーの曲」で、今までの彼らとは明らかに違うポップな メロディとまともな歌詞がかえって新鮮。 「We gonna be Winner 勝利を呼べ その手で」という歌詞はなかなかの名フレーズだと思うが、 この間まで「胃袋ちぎって針で刺せ」とか歌っていた彼らなだけになんか違和感が… 2.LOVE FLIGHT ★★☆ 骨太なベース中心に曲が進行していく、そこはかとなくジャズ・フュージョンっぽさが漂う曲。。 今までとはベクトルの違うプレイとベースの力強さ、デーモン小暮閣下のいつもと違う大人っぽい歌唱と 随所に挿入される手拍子とスキャットによりなかなか聴いていて面白い仕上がりになっている。 …しかし残念ながら個性派揃いのこの教典ではその存在が埋もれがちで、イマイチ印象に残らない可哀想な曲。 3.RATSBANE ★★★★ 間奏でジャズとロックのギターソロバトルが繰り広げられる賑やかな一曲。 最初にギターの片割れエース清水長官がジャズ風味のアコギギターソロを披露すると、それに応じて 今度はもう一人のギタールーク篁参謀がこれぞロックといったような早弾きエレキギターソロを演奏する、 というやり取りを2往復し、さらにその間他のリズム隊も演奏をジャズ風味にしたりロック風味にしたりと かなり芸が細かいものになっている。 ちなみにミサでのこの曲は間奏の時間が倍ほどになり、さらにデーモン小暮閣下がスキャットで合いの手を入れる、 というさらに賑やかな曲になっているので興味が湧いたら是非。
4.害獣達の墓場 ★★★★★ 人間達の言う「愛」の愚かさを力の限り歌い上げる、サウンド的にもテーマ的にもヘビーなスローテンポの曲。 この曲の肝はズバリ力がこもりにこもったボーカルだろう。 これによりただでさえ重々しくメッセージ性の強い歌詞がより説得力を増しており、それにタメの効いたシンセと ゴリゴリしたリフ、パーカッションと動物の鳴き声のみで構成された不気味な間奏とが加わってこの曲ならではの 壮大な雰囲気を作り出している。 ミサでは冒頭と間奏に語りが追加され、歌詞のメッセージ性が増しているので(ry 5.RENDEZVOUS 60 MICRONS' ★★★☆ 前曲の余韻に浸っていると間違いなく吹きだすようなミョーなイントロから始まる曲。 リズム隊の二人はかなり骨太なプレイをしているのだが問題はギターの1人で、 リズム隊がしっかりしているのをいいことに好き勝手にヘンテコなフレーズをしばらく弾き続けているのだ。 ギターのもう1人が入ってくるとちゃんとしたプレイに戻り、歌が入ってきてようやく普通の曲になる。 …ぶっちゃけこの曲の魅力の七割ほどはこのヘンテコなイントロが占めていると思うのでもう特筆すべきところは あまりないのだが、しいて言えば全編に渡ってかなりの存在感で曲を引っ張っていくベースと 要所要所で挿入されるシンセによって生み出される開放感がなんか気持ちいい。以上。 6.THE EARTH IS IN PAIN ★★★★ シンセのきらびやかなサウンドを主旋律としながらもこの教典中最も重いビートを持つミドルテンポの曲。 この曲も4.に負けず劣らずボーカルが力強く、それにリズム隊の息のあった演奏とが加わり 曲全体を迫力がすごいことになっている。 7.LUNATIC PARTY ★★★ この教典中最もポップで明るい曲。 いきなりアカペラからスタートしその後はシンセをふんだんに使った明るく楽しげなサウンドが。 こういう曲でもヘビーメタルとして成り立たせてしまうのが彼らのすごいところの一つだと思う。
8.5000光年の彼方まで ★★★★ うっかり車を運転中に聴こうものなら思わずアクセルを全開にして追突事故を起こしかねない ほどの凄まじい高揚感のあるイントロが最大の特徴である曲。 元気のあるリフを絶妙のタイミングでシンセが煽る事によってえもいわぬ疾走感を生み出している。 メロディ自体は多少歌謡曲っぽさがあるが、間奏での45秒に及ぶ超ロングギターソロなど 聴きどころも多く意外と飽きがこない良曲。 …ちなみにこの曲はゼノン石川和尚とデーモン小暮閣下の競作という事になっているが、 これはゼノン石川和尚が曲を書いている途中に釣りに出かけてしまい、その間にデーモン小暮閣下が 続きを書き上げてしまったということらしい。 9.不思議な第三惑星 ★★★★☆ 変わり者揃いのこの教典の中でも一際異質な曲。 曲自体は彼らの楽曲の中でもトップクラスの速さを持つ正統派メタルで、歌詞は全英詩で内容は人々を悪魔教へと誘うものである。 …とここまでは普通。 問題はデーモン小暮閣下の歌唱で、本来大得意なはずの英語を若干崩して歌っているため、 英語の詩全てに空耳が生じていて、さらにその空耳の詩までもがちゃんと意味を持ち成り立っているのだ。 何回か聴いて空耳に気づいた時には間違いなく吹くだろう。てか自分は吹いた。 その空耳のレベルの非常に高く(?)、例をあげると 「Non Demon night! Do or say "Heavy Metal" kick it to late night(悪魔のいない夜"ヘビーメタル"を演るか語り深夜に蹴り込め)」 →「なんでもない どーせヘビーメタル聞き取れない」など。 …このようにもはや二重の歌詞だけでもはやお腹一杯なのだが曲の完成度もかなり高く、 イントロとアウトロでの10秒以上に及ぶ超ロングトーンシャウトがあったり間奏ではツインギターに よるソロが繰り広げられたり聞きどころ満載。 とにかくいろいろな面で驚かされること間違いなしな曲。
10.THE OUTER MISSION ★★★★★ 謎のモールス信号から静かにスタートする、この教典中最も壮大なエース清水長官の最高傑作。 Bメロ以外全て7拍子で構成され、歌詞は日本語と英語そして古語が入り混じり、 間奏ではNOKKOによる不気味な語りが挿入されるというかなり混沌とした中にメタルには似合わないほどの 美しいメロディとエース清水長官による芸術的なギターソロとが合わさり、この曲ならではの 不気味ながらも壮大なサウンドが作り上げられている。 一曲一曲の色が見事にバラバラなこの教典を締めくくるにふさわしい名曲。 総評 ★★★★★ セールス的にも人気的にもまさに絶頂期に発布された第五教典。 今回はREBECCAの土橋安騎夫のプロデュースという事でキラキラしたシンセサウンドが ふんだんに取り入れられ、それによりポップスの聴きやすさとメタルの重さ・力強さがちょうどいい バランスになっているため、彼らの活動指針である「お茶の間にヘビーメタル」に最も貢献出来そうな一枚。 また一曲一曲のクォリティが非常に高く、自他共に認める彼らの最高傑作の一つでもある。 これからヘビーメタルを聴いてみようと考えている人や聖飢魔IIを「蝋人形の館」のみの 一発屋コミックバンドだと勘違いしている人、デーモン小暮閣下のことを相撲解説者としてしか 知らない人など、とにかくいろいろな人にオススメしたい日本メタル界屈指の名盤。 以上です。ちょっと説明的になりすぎたかも… 駄レビュー失礼しました
>>187-190 乙。この間NHKで真面目に喋ってて「閣下さん」とか紹介されてたの見た時は糞ワロタw
>なんでもない どーせヘビーメタル聞き取れない
ワロスwwwすごいなw
まとめサイトにレビューが1つなかったアルバムをいくつか。 ペナルティーライフ / the pillows 1.Dead Stock Paradise ★★★★ 渋めのリフを淡々とごり押す。 コーラスワークと終盤の電子音がいいアクセントになっている。 2.ロンサムダイヤモンド ★★★ くねくねしたリフが印象的。 サビでギターと歌詞は感情的なのにメロディーが平坦なのが賛否分かれるところか。 特定の友人に向けた曲らしいが、知らなければありきたりな応援歌に聞こえてしまう。 3.Freebee Honey ★★ アッパーな曲で、一聴目の印象は悪くないだろう。 テンションが高いのはいいが、ボーカルが良くも悪くも不安定。 変なカタカナ語も浮いて聴こえる。 2番終わりのCメロはなかったほうがよかったような。
4.ターミナル・ヘヴンズ・ロック ★★ ギター、ベースリフが横ノリ。 Aメロでのボーカルの舌っ足らずがエフェクトによって顕著になり、 シンセを使った大袈裟な導入も相まって、ダサい印象を与えている。 5.昇らない太陽 ★★★★ ここに来てようやく歌モノ。囁くように孤独を歌う。 難を言えばサビの歌詞が全て英語なので、 Aメロで具体化してきた意味が吐く息とともに抜けてしまう感じがあるところか。 6.ファントムペイン ★★★ 独特のリズムが特徴的で、ほとんどそれだけで作られたっぽい。 メロディー自体はポップで聴きやすい。 7.I know you ★★ アイデアの無い演奏とありきたりなメロディー、悪い意味で耳障りがよい。 良さを拾うとすれば、たかが「I know you」と連呼するだけで 「俺はお前を分かってる」感が伝わってこないでもないボーカルの人間力(笑)か。 8.ムーンマーガレット ★★ オルタナなイントロからキャッチーなAメロまではいい感じで進むが、 サビの高揚感の無さでガックリさせられる。もったいない。 全体的に歌詞の「乗り」が悪い。
9.スーパートランポリン スクールキッド ★★★ 賑やかなSEに彩られたインスト。 合唱が若干鬱陶しいが、演奏面は総じて楽しげでよい。 10.モールタウン プリズナー ★★ アレンジのアイデアに乏しく、普通すぎるロックナンバー。 サビが全部英語なのもその印象を強調する要因か。 尺が2分強なのでアッサリ聴けるところが長所。 11.傷跡の囁き 誰もいないパラダイス ★ 歌モノで締め。M-5に比べると歌詞に中身がなく、雰囲気だけ。 メロディやアレンジが特に良いわけでもなく、 タイトルのダサさも、この曲への悪印象に一役買っている。 sec.僕はかけら ★★★★ 初期の曲のセルフカバー。パンク風。 「僕のやり方じゃ誰も認めないのさ」といった直接的で青々しい表現が印象的。 ボーカルの人間性が好きならたまらない曲だが、 そうでなければ「お子ちゃまね〜」で済まされそう。
総評 ★★ オマケのはずのシークレットトラックがベストになってしまうあたり、 当時彼らが(むしろボーカルが)不調だったであろうことが伺える作品。 シングルとして勝負できる曲が一曲も無く、アレンジ的にもチャレンジはほとんどない。 彼らの熱心なファンなら買ってもいいだろうが、 「いい曲だけ聴きたい」位のリスナーならパスしても特に問題はなく、 これから初めて聴く人にはオススメできない。
あ、すいません。
>>192 の最初は
まとめサイトにレビューが1つ「しか」なかったアルバムをいくつか。
です。
Smile / the pillows 1.Good morning good news ★★ アレンジの面白味に欠ける普通のギターロック。 最後にギターソロを入れる展開は面白いが、 音作り、ミックス、フレーズの3点それぞれがもう一歩で、 高揚感を演出しきれていない。 2.WAITING AT THE BUSSTOP ★★★★ ノリのいいベースリフでごり押すアッパーな曲。 2コードしか使っていないが、サビに高揚感があり、 ライブで盛り上がる光景が浮かぶ。 3.この世の果てまで ★★★★☆ 泣きと強気が入り混じったシャウトが印象的。 アレンジも曲のための演奏に徹しており、 高い純度でボーカルの感情が表現されている。 4.Monster C.C ★★★ 導入のちょっと頼りないギターフレーズが印象的。 スカスカしたサウンドだが、 「うばえないー」等の繰り返しと相まって、 独特の味が出ている。
5.Skim heaven ★ 一見ノリがいいっぽいが、メロディーはかなり平坦。 このボーカルはラップのような早口の歌いまわしに向いておらず、 中途半端に下世話で中身のない歌詞も悪作用し、 ハッキリと「ダサいだけ」と言える曲に仕上がっている。 6.WINNING COME BACK ! ★★★ 1分強と恐ろしく短い曲ながらCメロのようなパートもある。 あまり特筆することは無いが、勢いがあり、 全体の中間地点としての切り替え的役割は担っている。 7.Vain dog(in rain drop) ★★★ ちょっと変なギターリフ一本でごり押し。 割と平坦なメロディーだが、全編にコーラスを入れることで 軽い聴き心地を演出している。 8.FUN FUN FUN OK ! ★☆ ポップなメロディーだが突き抜けてはおらず、 変なカタカナ語と半端な前向き感が浮いて聴こえる。 Cメロは素人が作ったみたいな出来。 9.THUNDER WHALES PICNIC ★★★★ 「雷鯨のピクニック」と題されているが、 正にそんなイメージが浮かぶインスト。 ドラムの手数が珍しく増えており、 2本のギターの絡みも分かりやすいカッコよさ。
10.日々のうた ★★ 歌モノだが、メロディーの既聴感が強い。 曲のためのアレンジとなっているが、肝心の曲に魅力が薄く、 歌詞は中途半端に教訓が入ったりといまいち伝わってこない。 11.Smile ★★ シャウトから穏やかなCメロに転向する曲展開はよく出来ている。 問題のシャウトだが、「感情が素直に乗っている」と言う点では評価できるが、 「クタバレニンゲンドモ」と叫ばれてもどう捉えていいのか分からない。 「まあ、こういう曲もユニークでいいでしょう」で済ましておくしかないか。 12.Calvero ★★★ ゆったりとしたアルペジオからサクッと終わる。 M-11の尻拭いをしているようだが、 この曲のおかげで後味の悪さはかなり軽減できているかも。 総評 ★★ 全体として他のアルバムに比べミックスの質が低く、 ドラムを始めとしてペラッとした質感になっている。 ボーカルの線の細さ、不安定さもやや目立ち気味。 そのためM2,3,9などは佳作であるにも拘らず、 もう一歩インパクトに欠けている印象。 曲の出来も良い悪いの差は激しく、熱心なファン以外は 好きな曲だけピックアップして聴いたほうがいいかも。
HAPPY BIVOUAC / the pillows 1.HAPPY BIVOUAC ★★★★ 重厚でゴキゲンなギターリフが耳を掴む。曲自体は地味だが、 こちらにインパクトがあり、オープニングナンバーとしての役割を果たしている。 2.RUSH ★★★★ パワーコードでガンガンいくポップロック。ノリのいい歌モノといった感じか。 歌詞の泣き要素でノリがいいだけの曲と差別化している印象。 3.LAST DINOSAUR ★★★★ 疾走感のあるアッパーな曲。このバンドにしては珍しくドラムのテンションが高い。 4.CARNIVAL ★★★★★ イントロのフレーズが印象的。静かに始まってサビで激しくなる得意の曲構成だが、 疎外感全開の歌詞も相まってうまくハマっている。タイトルの付け方も面白い。 オルタナティヴのニュアンスを吸収し、このバンドなりに昇華出来た曲の筆頭か。
5.Our love and peace ★★ メロディラインが少々ダレ気味。この手の曲を聴かせるには単純に歌唱力不足か。 6.Crazy Sunshine ★★★ ポップだがサビで盛り上がりきらないメロディにらしさを感じる。 アレンジも普通のロックなので良くも悪くも印象には残りづらい。 7.Back seat dog ★★★ 女性コーラスが印象的。聴いててpixiesパクった?と思ったら 最後で「Here coms your man」と歌ってネタをバラしてくれる。次の曲キムディールだし。 8.Kim deal ★★★★ Bメロがサビよりもキャッチーなのは作風か。 ボーカルがキムディール大好きなのはお腹いっぱいに伝わってくる。 コーラスワークとギターフレーズでポップ感の強い楽曲に仕上がっている。 9.Funny Bunny ★★★★★ 歌詞もアレンジも、すごく小さな世界を描いている印象。 机の引き出しに住んでる小人を応援するような。僕だけが知ってるんだウフフみたいな。 いい意味で外に向いてない。感情移入も応援する側にするのが自然かも。 結果的にそこがこのバンドの個性を象徴している佳作。
10.Beautiful morning with you ★★★★ 地味な曲ながら、ギターはけっこう緻密な音作りをしている。 スローバラードながら余分な装飾を入れず、シンセのようなパートも ギター音で表現しているあたりに好感が持てる。 11.Advice ★★★★ 始めのリズムをずらした凶暴なリフが特徴的。まんま洋楽的な楽曲なのに、 洋楽のロックをあまり聴いたことがない日本人がすんなり入っていけそうな分かりやすさ。 総評 ★★★★ 一枚のアルバムとしては纏まりがなくとっ散らかってるが、 曲単位のクオリティは高めで、ボーカルの調子が良かったことが伺える作品。 楽曲は嫌味なくポップなものが多いが、サビのメロディーが突き抜けたものはない。 音作りはギターバンドとして理想的で、へヴィに歪ませてあってもどこか品があり、 M-4,11など、オルタナティヴの自己流の吸収・昇華もうまく出来ている印象。 アルバムの流れをある程度無視して、曲単位で聴くのが平気な人になら薦めてみても良いのでは。
GOOD DREAMS / the pillows 1.Xavier ★★★★ 歌メロにに纏わりつくようなクネクネしたギターフレーズが印象的。 サビの「ナーナーナナナー」に象徴されるようにポップで聴きやすい。 2.Walkin' On The Spiral ★★★★ コード弾きだけで構成されているリフがキャッチー。 イントロのミックスは螺旋を意識したものか。 バンド感の強い楽曲で、ファルセットによる「フゥッフー」など、全体的に気持ちよく聴ける。 3.その未来は今 ★★★ 疾走感はあるが、それ以外に特徴は無い普通のギターロック。 4.天使みたいにキミは立ってた ★★★ 小っ恥ずかしいタイトル通りに切なげなメロディー。 イントロのプログラミング音がちょっと鬱陶しい気が。 5.オレンジフィルムガーデン ★★ 素人が弾いたようなヘロっとしたリフが印象的な曲。Bメロがサビより耳に残る。 歌詞は物語調だが、所々の言葉選びが雑な印象。
6.フロンティアーズ ★★★☆ 淡々と呼応し合う左右のギターが渋い。 メロディの平坦さは曲には合っているが、 Bメロのようなサビでワンコーラス終わるのが少々物足りない。 7.ローファイボーイ, ファイターガール ★ 耳馴染みのよいギターフレーズから始まるが、 全体として「イメージはアッパーなのに曲調は平坦」という印象に。 こういうダサいカタカナのタイトルはどうにかならんものか。 8.New Year's Eve ★★★ 地味ながら上手く纏まっている小品。サビが「tututu…」だけなのが淡い喪失感を思わせてよい。 全後半で弾き手が変わるギターソロも味がある。 9.Bad Dreams ★☆ アメリカのスラム街をイメージさせるインスト。 これといって際立ったフレーズは無く、賑やかさを演出するSEが空しく感じる。 10.Good Dreams ★★★ このバンドが得意とする直情の歌モノ。 サビのメロディーと歌詞は、泣きの入った歌唱と相まって力強さが出ているが、 Bメロが無いため唐突に盛り上がっている印象は否めない。 Cメロの展開は成功しているだけに、あと一歩のところで完成度を下げているのがもったいない。
11.Rosy Head ★★★ 力の抜けた締め用の曲。キメの「ワントゥー!」が確信犯的でよい。 総評 ★★☆ 曲単位一つ一つを取って見れば地味な曲が多く、水準も高いものばかりとは言えない。 ただ、一枚のアルバムとしての流れは比較的スムーズで、トータルタイムも36分と短く、 聴いていてしつこさはほとんどない(逆に、何も残らない恐れもアリ)。 このバンドを初めて聴くリスナーをがっちり掴むような魅力はかなり薄いように思われるが、 M-1,6,11など、いい意味で力が抜けている楽曲も見られ、歴史の長いこのバンドにおいて 評判の良いアルバムを一通り聴いて、尚手に取る一枚としては悪くないかも。 同じバンド4連発ですみませんでした。
すげえw 超乙
207 :
名無しのエリー :2008/06/21(土) 23:51:25 ID:+YRO5Qih0
ピロウズレビューめっちゃ乙
>>192-205 乙。スゲエな4連発。では小休止的な感じで自分も
メトロクローム/eufonius
1.flare ★★★★
オープニングはriyaの澄んだ声質を活かした、ゆったりと荘厳なアイリッシュ・ポップ。導入用の短い曲だが、作り込んでも良かったような。
大まかな印象としてはエンヤ路線。直接の影響というより、ケルトっぽさが似た雰囲気を感じさせるといった感じ。
ちなみにエンヤにも造語で歌う曲が存在し、十代の頃は「CLANNAD」というバンドに在籍したらしい。
2.Indelible name ★★★★★
引き続きシリアスなストリングスアレンジで周囲を固めた、北欧+ロシアな印象のマイナー調美メロポップ。
Bメロ以降、どこで落ち着くのか予測不能なほど次々に新しいメロディが噴出する贅沢な曲。
短いメロディの反復に次々に動詞を乗せて、聴き手が一緒に口ずさみたくなるような親しみ易いフレーズを作ろうとしたのが「リフレクティア」だとすれば、
この曲は逆のベクトルの美メロを目指したものという印象。どっちもやれるのは強みだろう。締め方も秀逸。
3.ラクガキ ★★★★★
サビの頭打ちリズムパートのメロディが非常に印象的なミドルテンポのポップス。半音下りでマイナーコードを2小節並べているのだが、
パッと聴きの印象だと部分的にメジャーなメロディに聞こえるため、一聴目では思わず「今どうなったの!?」と巻き戻して確認してしまった。
イントロのチップビートのとこからもうよくわからんと思っていたが、まさに魔性のメロディ練成。しかもサビをまとめに入る流れの時には、
来た道でAマイナーだったとこがAメジャーにすり替わっていたりして、尚更ややこしい。
詞中の「繋がるメロディ」という言葉が耳に残る。中毒性のある曲。
4.letter ★★★
一気に落ち着きを取り戻し、比較的シンプルなバッキングに様々なSEが絡む形で進むゆったりした曲。
そしてついに恐るべき歌唱力を小出しにすることを覚えたriyaが、水面が揺らぐようなゆるやかなビブラートを披露。
しかし以前に比べ高音発声時にはっきり発音できずに鼻声っぽくなる箇所が増えたような。
詞はいつも通りファンタジー色が濃く、何の歌かもよく分からないし、詞からすぐに曲名が連想できるような印象もあまりない。
5.メトロクローム ★★★ 得意のメルヘンチックなトイポップに生ギターが乗るまったりした曲。コロコロと転がるようなサビメロをriyaが歯切れよく歌う。 終盤で曲が様変わりする点以外は王道な曲で、温もりのあるアコギの音がriyaの声やサビの鉄琴と相性よく絡むが、 エレキが優等生すぎるフレーズのため何となくありがちな印象を受ける曲。 6.plage ★★★ ゴスペル調のコーラスワークのみで仕上げた、30秒ほどの繋ぎ曲。初期L⇔Rのアルバムの組み立てを思わせる。 短いが密度は濃い。riyaの低音が想像とちょっと違って面白い。 7.夕空ワルツ ★★★★★ アイリッシュ・トラッドど真ん中のケルトな曲。丁寧なメロディの周りを、次々と増えていく管弦楽器のオブリのラインがくるみながら展開するが、 音数詰め込みすぎにはなっておらず聴き易い。メロディ勝負の印象が強い菊地が、バランスの良いアレンジでも力量を見せた曲。 要所を締めるシンバルはスティックで叩くヤツじゃなくて両手でジャーンと鳴らすヤツっぽい。riya自身がエレキギターよりも フルートやバイオリンの音色と相性が良いようで、綺麗な印象の曲。 8.シラタマ ★★★★★ ここで変な方向にそれて、気まぐれな猫の生態を描いた遊び心満載のポップス。まあ曲順含め気まぐれという事なのだろう。ギャップが凄い。 Aメロが回ってくる度に色んな音を試しているが、菊地は音数や音量で迫力を出して押し切るタイプではないらしく、すっきりした出来。 短めの音符で歌い、時に歌い尻をひるがえすriyaのボーカルがキュート。 9.sign ★★★★ 一気にシリアスに寄り戻し、ポツポツと呟くように鳴るピアノを軸に幾つかのSEを絡ませ、張りつめた空気の中で進行する曲。 メロディはかなりシンプル。riyaの声質の特徴の一つである、泣き疲れて観念した後のスケープゴートのような悲愴な声が印象的で、 延々サビが繰り返される構成と相俟って凍てつくような質感を発揮した曲。
10.白い箱庭 ★★★ 温もりを取り戻して、優しいメロディと生楽器主体の音で奏でられるゆったりめの曲。と思ったら後半でドラムが倍テンポになり、 熱いギターソロが乗るという、eufoniusらしからぬ展開へ。なんか今回自由だな…。曲の流れは綺麗だが、ギターソロが 上手いには上手いもののベタだったり、riyaにパワーや強弱表現の技術が不足していてアッパーな曲に不向きだったりで、 同じような曲を演る他アーティストと比較しても特に強みのない印象の曲。彼らのバックは技術屋よりもアイデアマンの方が向くのかも。 生のドラマーを起用して色々アイデア出してもらっても結構違うものになった気が。 11.ちいさなうた ★★★ 前曲で疾走して行き着いた先は、過去に自主制作で発表した曲の再録だった。ピアノのみをバックに優しく歌う、どこか懐かしい王道ポップス。 Dメロには菊地らしいひねりも。しかしアルバム全体の雰囲気からはやや浮き気味。 スタート地点の確認というやつだろうか。ここまでで自分達の活動を一旦総括して、今後全く新しい展開を見せてくるのかも。
総評 ★★★★★ ボーカル・作詞のriyaと作曲の菊地創によるユニット、eufoniusが自主制作でリリースした作品。 riyaの声質を活かした丁寧な曲と、より攻撃的で新しい試みに挑んだ曲とをバランスよく配分している印象で、メジャーレーベルからリリースされても 違和感のない出来。軽く聴く印象でも綺麗で、色々と考えをめぐらせてあるため聴きしろも多い。しかし基本的に流行りは無視。 またriyaについては、菊地とセットで魅力を発揮するという印象が強かったが、今作では本人が自発的に歌い分けをしている印象も受ける。 アニソンやゲーム音楽を主戦場とするため知名度は高くないが、作品のレベルは高い。特に菊地は相当な曲者で、全く方向性の違う曲でそれぞれ成果を出している印象。 ケルトの要素が強まったことで世界遺産系の番組に使われそうな感じになってきたが、どうも名声に興味がないらしく、今回も流通量の少ない 自主制作盤でのリリースとなっている。性格的にひっそりと庵を結んで歌い暮らしたいタイプということなのかもしれないが、 あまり入手しづらいと単純に人に薦めにくい(アニソンの人が自主制作で出してる、という時点で既にあらぬ誤解を受けやすく、説明が面倒くさい)。 普通に良い作品だと思うが本人的には自己満足の域を出ないレベルという事なのか。伏龍が庵を出る日は来るのか。
>>208 超乙
letterじゃなくてlettre
意味は一緒みたいだが…
>>211 乙。
白い箱庭は先にライブで生ドラムの方を聞いちゃったからCD版が微妙な印象を持った。
>アニソンの人が自主制作で出してる、という時点で既にあらぬ誤解を受けやすく、説明が面倒くさい
あるあるwwwww
214 :
名無しのエリー :2008/06/23(月) 22:24:53 ID:8hF5eoQ90
>>211 乙
やべぇバイン買って金無いのにもう欲しくなってきた
なんで自主制作・・・・・・(´・ω・`)
こないだ4連発したばかりだけど、新譜も聴いたので投下。 PIED PIPER / the pillows 1. PIED PIPER ★★★★ 「おいでおいで…」と誘うように怪しげなイントロからドラムが大袈裟にフィルインし、 トリッキーなAメロへと繋がるオープニングは掴みとして成功している。 おフザけ的な茶目っ気がこのバンドらしい。Bメロが短すぎてサビへの展開が唐突だが、 この曲は2番への繋ぎもアウトロも徹底してアッサリとさせており、 余分に引っ張る気が一切無いようなのでアリという印象。 ギターはイントロとソロ以外はコードを追ったものばかりで、 サビのメロディの隙間くらいにワンフレーズあっても良かったような。 2. New Animal ★★★ 前曲のアッサリしたアウトロから、 詰まっていた便が小刻みに飛び出るようなイントロへとスムーズに繋ぐ。 そのスカトロでこの曲の8割方が終了してるような気がしないでもない。 聴きやすいミディアムポップだが、 Aメロの言葉数不足で歌メロが変に切れたり伸びたりするのが少々気になる。 (「アンケ・エトじゃつねにじょ・うぉ・お〜いの」「ほお〜うぉ・が・いい」等) 3. No Surrender ★★★ 疾走感あるキャッチーな曲だが、メロディ・アレンジに面白味は無い。 強気な歌詞の割りに声の線は細く、決して力強い歌唱とは言えないものの、 「この人は本気で言っている」という実直さが伝わるのがこのボーカルの個性だろう。 そういう意味では「どんなに悲しくても生き延びてまた会おう」は結構すごいかも。 ただ、カツゼツと言葉の切り方の悪さで何言ってるか分からない箇所があるのは残念なところ。 最後の「みんなでコーラス」は茶目っ気があり、よいアクセントになっている。
4. Last Holiday ★★ 手垢の付いたテーマをベタなメロディに乗せて歌う。M-3同様、ボーカルの実直さは買える。 しかしながら歌詞の言葉数が足りず、歌メロが不自然に伸びている箇所が多く見られ、 (「すぐにい〜い」「き〜みにい〜い」「きょお〜おで」等) メロディに乗りにくい不自然な言葉選びも相まって、 (「え・た・いのしれーない」「スロオ・モオ・ショーンのーお・お」等) 歌としての完成度は高くない。ただアレンジ面でそれを補う部分はあり、 ノイジーなギターとチェロが絡む切迫した緊張感のあるアウトロは王道ながら好演出。 ミディアムバラードだが引っ張らず、3分程度の小品で終わらす潔さは良い。 5. Tokyo Zombie(The knock came at dead of night) ★★★★ このアルバムで唯一サウンド面での新鮮さを感じるインスト。 左ではイタリアあたりの大道芸人によるストリートショウのような陽気なフレーズが奏でられ、 右ではえらくロケンローしたギターが唸る。 それらに合わせるとも離れるとも言えないリズム隊もうまく作用し、面白い均衡関係が生まれている。 中盤ではテンポのアップダウンを挟み、メリハリも効かせる。 彼らのインストはハズレが少ないという印象だが、これが一番好きかも。 6. Across the metropolis ★★★★ 目新しさはないが、肩の力を抜いた左右のギターをうまく使った得意の構成に。 前曲とのコントラストが効いており、半ば夢心地のような感触で気持ちよく聴ける。 ベタさが目立つM-3,4などに比べると、このボーカルらしいシンプルなメロディが印象的で、 彼の声質や歌唱法にも合っている。 7. Purple Apple ★★★ こちらも肩の力が抜けており、ドクターマリオのようなコミカルなベースリフが印象的。 ベテランならではの余裕か、生の口笛による間奏にも遊び心が見られる。 サビの歌メロがメロコアっぽいような。コーラスは怒髪天の皆さんとの事。
8. Tokyo Bambi ★☆ ホーンを始めとした過剰な装飾が空回り気味なファンク風歌謡曲。 前にも自分のレビューで書いたが、 このボーカルはAメロのような早口の歌いまわしに向いているとは言えず、 なまじサウンドが分厚いためエフェクトで声を重ねなければならず、より悪循環を招いている。 声の線が細いので、歌謡曲的なサビも伸びやかには歌いこなせない。 「こういうのもやってみたいよね」が「やってみたからもういいよね」になった印象。 いい意味で歌謡曲的ではあるので、こういう曲を他の歌手に提供すればいいのにと思う(歌詞は除く)。 9. Ladybird girl ★★★ 曲はごくごく普通だがバンド感が前面に出ており、純度は高い。 あるような無いようなBメロからサビへの移行はやや不細工。 聴き所はキラキラしたギターフレーズか。 10. That's a wonderful world (song for Hermit) ★★★☆ いい意味で古臭い曲調が若かりし日の思い出を懐古する感情と相まっていい味が出ている。 音色はノイジーだが、ギターのクラシカルなカッティングが好プレイ。ロック系より得意? 「新しいリスナーを連れて行く」と宣言しているアルバムのハイライトに当たる位置で、 幼馴染に向けた超私的な曲を入れてしまうあたりが良くも悪くもこのバンドらしさか。 キ○ンビールのCMに合いそう。歌詞中の「ランビディン」は事情を察して脳内変換しよう。 11. POISON ROCK’N’ROLL ★★★ 序盤のビートルズっぽい歌い出だしから王道ロックへと展開。 ポイントは「イエス・ザッチュー!」と歌うコーラスか。 大嫌いな奴の目の前まで行って指さす(指を鼻頭に突き刺す)イメージ。 このバンドは英詩の場合、嫌いな奴を罵倒する内容がよくハマる。 唐突なほどアッサリとしたアウトロが潔く、またM-1に戻りたくなるような気にさせる。
総評 ★★★(気持ち+☆) 一時期の不調に比べればボーカルの作曲面での調子も持ち直しポップな楽曲が並ぶも、 メロディの捻くれ具合は減少し、ちょっと素直すぎると感じるものも。 アレンジ面での新鮮なチャレンジは見られないが、 停滞しているというよりはバンド自体が自然にシンプルなものに取り組んでいる印象。 M-8を除けば曲に冗長さがほとんどなく、 それなりにバラエティある楽曲群をどれも3分台に収めている潔さはベテランならではの余裕か。 コーラスワークを効果的に使っているのが印象的で、 曲によってうまくポップ感を演出したりもう一捻りを加えている。 ある程度耳が肥えているリスナーを連れて行けそうにはないが、 若手のギターバンドが好きなティーンならそれなりに気に入りそう。 そういう意味ではバンドのキャパシティは増したと言えるかも。 それを一概に良いとも悪いとも括れないのがこのバンドの面白いところだが。 陽のあたる方向にやんわりと突き抜け始めたおっさんバンドの機嫌の良さが表れている一枚。 さすがに今度投稿する時は違うバンドをやろうと思います。 個人的には前作同様、このスレ常連のツワモノレビュアー(元・脱聴かず嫌い)さんによる このアルバムのレビューを是非読みたいです。どっかのスレが荒れようが(笑)、気にしないで投下してください。
激しく乙と言いたい
乙
ピロウズ、ぜひ全アルバムレビュースレにも書いて欲しい。
>>221 向こうにも投下しました。
新譜リリースにあわせて前からやってみようと思ってたんですが、
変に情熱湧いて(笑)やりすぎました。
次はmy way my loveのアルバムやってみようかと考えてます。
>>218 乙。いや、あれだけ叩かれてた時点でツワモノじゃないがw
あとでやってみます。取り敢えず最近聴いたのを
SOUL LAUNDRY/ET-KING
1.ギフト ★
出だしからピッチの不安定な歌で始まる、どう考えても1曲目には不向きな曲。ジャンル的にヒップホップにカテゴライズされている彼らだが、
方向性としてはケツメや湘南のような、ダンスホールレゲエのポップス解釈という感じ。その2組のどちらにも及ばないが、前者には作詞、
後者には歌唱力で特に大きく劣る。5MCだが秀でた技術の持ち主が1人もいないうえ、レンジのような上下にバラける動きも少なく、何となくメインの
旋律を合唱したりと、アイデアにも乏しい。どこに主題を当てているかも曖昧。基本的には恋人がくれた大切なものに感謝する流れだが、
途中「渡したいもんがあるんや」と、自分からのお返しとしての「ギフト」に焦点が移る。そっちがメインのメッセージか、と思うも束の間、
結局「ほんまにありがとう」という相手への謝意で曲が終わる。しかもよく聴くとずっと序盤で「そう二人が偶然にも出会えた幸せ
それこそこの世でたった一つの贈り物なんや」と、神様が二人にくれた運命こそ主題の「ギフト」であるかのように語られている。
自分が理解力に乏しいだけなのかもしれないが、もしやこれはアイデアを寄せ集めただけの詞なのでは。
2.シャンパンゴールド ☆
ギターイントロで期待したが、モッサリしたドラムとぞんざいなベースのトラックでガックリきた曲。他のアレンジもベタベタでイージー。
ミヒマルの「HIP-POP」がものすごくきちんとしたものに思えてくる。歌詞も支離滅裂。基本的にはあきらめずに前へ進め、と訴えるが、
そのメッセージの直後に「ありのままでいいよ」と入ったりする。それは前進に疲れて挫折した人を受け入れて癒す言葉で、主題と真逆なのでは。
そういうメッセージを出すなら曲を分けてやるべき。本人達の中で主張が一貫しておらず、無責任な印象を受ける。
「才能よりも汗」という詞もあるが、本当に真剣に努力して今こうなんだろうか。
3.さよならまたな ★ トラックの出来を若干持ち直し、詞か歌が良ければ何とかなりそうな感じになるが、結局どちらもアウトな曲。 韻を踏むことを目的化して突拍子もない詞を挿入してくるセンスにも首を傾げたくなる。「いつかまたここで会おうや」の流れで 「これは神様がくれた魔法や」とか出てくるが、文脈的に何が魔法なのか分からない。今時点ではただ別れるだけだし、 実際まためぐり逢えた時に「神様の魔法」だと言うべきなのでは。そもそも関西弁の語尾の「や」だけで韻踏みを組もうとすること自体…。 ここまで語彙が貧しいMCも珍しい。フリースタイルとかでは即興でフローが組めないと話にならないのでは、と思うが、 彼らにそういうラッパーらしい事を要求するほうが間違いなのだろうか。誰の能力が認められて今プロなんだろうか。 4.夏大盛り2008 ★ ベースが心地良いルーツレゲエのトラックに乗って、楽しかった子供時代の夏休みを回顧する曲。詞はまんまで、歌やラップの技術的な見せ場もない。 メロディも手抜き。やたら前向きなメッセージを発する割には作曲は保守的なうえ水準以下というものばかりで、失敗を恐れず思い切りのよさを出して、 結果駄曲になってしまった、という曲がない。なぜここまで言動が矛盾するんだろう。詞も「俺らの頃の夏休みは楽しかったな〜」程度の 自分語りで終わっており、例えば夏期講習に追われる現代の子供達に一言物申すようなテーマ性は全くない。過去を振り返っただけ。 前を向いて生きるなら、思い出の殻に篭ってないでタイムリーなニュースと向き合うべきでは。ホラを極めたい人生観なのか。
5.やまんでダンス ☆ ゆるいスカのリズムに乗ってまったり展開する曲。よりによってこんな呑気な曲で「揺れるダンスフロア」とか言ってたり、間奏はギターソロ入ったりする。 普通にダンスホールっぽい曲でやれば良かったのでは。勢いだけという感じの詞がふんだんに登場するが、これも速いテンポの曲でないとハマらない気が。 彼らにはメロディレスなラップだけで貫徹する曲がなく、殆どのパートで取って付けたような安易なメロディを歌うため、余計ショボい印象。 ケツメや湘南の影響なんだろうな、と思ってイトキンのプロフィールを見ると、彼の「好きなアーティスト」にはどちらも入っていない。 代わりにジャニス・ジョプリンとか入ってる。同じものをSuperflyも聴いてるはずだが、両者になぜここまでの差が出たのか。 6.うまい!お弁当 ☆ 今作中でも突出して作りの浅い曲。毎日お弁当を作ってくれる家族に感謝しよう、嫌いなものも残さず食べよう、という内容で、 所々幼稚なコール&レスポンスが入るキッズ向けの曲だが、義務教育中は給食があるということを考慮に入れると高校生以上を対象にした曲ということになるのだろうか。 さすがに無理が。「先進国じゃハンバーガー ごみ箱に捨てる大人達」という社会派なメッセージも飛び出す。自分は1回も見たことがないが、 彼らはそんな頻繁にこんなシーンを見ているのだろうか。「まだ食えるものを廃棄するな」という、店あてのメッセージなのだろう、とフォローを入れる気にもならない。 彼らが勝手に「裕福な奴は食いもんを粗末にする」と決め付けて一例をでっち上げているのだろう。「先進国」でくくるにも国内での貧富の差が激しいところもあるし。 ちなみに「母ちゃんの弁当サイコー」的な賞賛を繰り返す彼らだが、世の中には訳アリで家族の作った弁当を食べたことがない人もいるという事実には全く触れない。 むしろそんな奴はおかしいとばかりに疎外感を与える、内輪盛り上がりの曲となっている。
7.スカっと一発! ★ 大西ユカリとのコラボで、今更人情派路線を持ち出してきた曲。才能よりも努力と訴えるが努力の跡が見られず、歌、ラップ、作曲、どれも 他のプロに失礼なレベルの彼らが、礼儀を忘れた世の中に喝を入れるという、もうどこから指摘してやればいいか気が遠くなる曲。 彼らにとっての「ポジティヴ」は悪いことが起きてもいい方向に考える、といった類の逃げポジで、失敗を受け止めて原因を潰して再挑戦という 一般的なポジティヴとは大きな隔たりがある印象。最初から失敗なんてしてない、と考えてしまうのだろう。でなきゃ今もっと伸びてる。 彼らに人に対して云々言う権利があるんだろうか。同じジャニス好きのSuperflyの才能に、彼らが努力で追いすがろうとしているように感じないのは何故なのか。 8.華舞台 ★ マイナー調のお祭りビートな漢曲。ちまちま曲調を変えてくるが、どれも大好きなジャンルだからやりたかった、という印象は全く受けない。 曲の出来は相変わらずさわりだけかじったような浅さだが、今作中では良い方に入るのかも。「追われる者より追う者のほうが強いんじゃーい!」と台詞が入る。 もうその辺にした方が。誰かの背中を追いかけるような向上心は伝わってこない。現時点で歌とラップはアイドルのAAAに劣り、作曲能力は ジュノンボーイ小池徹平に劣るが、三十路近い今から巻き返すほど伸びるのだろうか。言葉に説得力が無さ過ぎる。今作全般でそうだが、 曲の終わらせ方ももっと工夫したほうが。 9.大花火 ☆ 作曲がイトキン単体でクレジットされている曲は散々なものが多いが、これもその一つ。本当にどうやってプロになったんだろう。 夏祭りでの男女の恋愛模様を描いた曲だが、韻踏みのために、夜店がまるで迷路だとかヨーヨー釣りやってかないかだとかの詞が割り込んできて、 終わってみれば結局恋が成就したかどうかさえ描き切れていないという意味不明な曲。ラップって普通の歌より言葉数多いはずだよな…。 ちなみにヨーヨー釣りは「YO!YO!」と韻を踏んでいる。そんな加齢臭しそうなダジャレを堂々と通してくるセンスはある意味並外れてはいる。
10.ふたりの歌 ★★★ と、ここまでダメダメながらダメダメさを認められずにきた彼らが、そんな自分をずっと支えてくれた恋人に素直な感謝の意を表す曲。 これは説得力がある。韻踏み遊びに逃げず、誠実に言葉を紡ぐ。トラックもありきたりで歌も下手、冷静に考えれば並以下の曲だが、 パッとしない自分を等身大に表現しているという意味では今作中最も好感の持てる曲になっている。口先だけ体裁のいい事を言って 行動の伴わない彼らがここでやっと謙虚になる、という流れで実際の出来以上に聴かせる曲。 11.まだまだ ★ ここで再び強気。「まだまだやれるぜ俺〜」と繰り返すポジティヴな曲。彼らは相手を持ち上げるために自分がへりくだる事はあるものの、 基本的には自分全否定の卑屈な感情が無い。実績もないのに根拠なく前向き。そしていつも切り口が同じで曲の印象が被る。 この曲も「結局何だったの?」という感じでヤマもなくすんなり終わる。「笑わせんな サラブレッドよりも 七転八倒 俺は雑草」まだ言ってる…。 彼らは「才能より努力が勝る」という意味のことを何度もはっきり言っているので、実際にその努力の成果を見せてほしいところだが。 12.晴レルヤ ☆ 何ともお粗末なイントロで始まるダンスホール風の曲。今作中では最もラップらしいラップが聴ける。 詞は全くひねり無し。タイトルコールに当たるところくらい気の利いた言葉を選んだほうが。トラックも一度作ったら垂れ流しという感じで、 徐々に表情を変えたりといったこだわりは見えてこない。途中で変な転調をして「前進前進前進前進…」と繰り返す白々しくもキモいテンションに。 「希望の飛行機ブーーン!!」とかいう詞はアリなのか。
13.陽あたり良好 ☆ なかなかファンキーなトラックに期待させられるが、歌が始まってみればいつものように5MC無駄遣いのバカバカしいコール&レスポンス。 バカバカしいといっても笑える要素は無い。しかもまた直球ポジティヴメッセージ曲。最後までアウトローなひねくれ視点も、全開の下ネタも、 反撃上等で誰かに喧嘩を売って自分の主張をぶつける姿勢も無く、鼻につく優等生スタイルを貫徹。全く個性的な主張が無い。 偏ったメッセージを発して叩かれるのが怖いのだろうか。表現者としてどうなんだ。「音楽は心を照らす太陽や」とか言われましても。 それは少なくとも音楽に夢中な人の台詞では。彼らじゃいくらなんでも浅すぎ。意図して関西弁を使うのも関西人への嫌がらせに思えてくる。 総評 ☆/2 トラックメイカーのイトキンを含むMC5人にDJ、総合司会という7人のメンバーのET-KINGの2nd。 この作品に出逢うまで、自分は駄盤といえる駄盤を知らずに生きてきたのかもしれない。 何か壮大な大実験の失敗の産物でも、本人だけが楽しんだが結果スベったネタ盤でもない。そうした意図的にバランスを崩した、 ある意味計算の範疇の駄盤ではない。ふざけている訳でもないのに全方位に漏れなく低水準で、どう楽しもうにも楽しみようがないという、 非常にバランスが良く安定感のある駄盤。今まで60枚程の作品をレビューしてきたが、少なくとも自分のレベルでは彼らの作品の良さを見つけることは 出来なかった。力及ばず。突出した能力の持ち主がおらず、互いに仲が良いせいで厳しい指摘も出来ずに馴れ合った結果がこうだった、という事か。 「お前とおったらおもろいわ」という詞が印象的な曲が彼らにはあるが、そんなに面白い人がこの中に混ざってるだろうか。 三十路近くにしてこの実力、中身のない夢見がちな詞。受け身の聴き手を「いいこと言うなあ」と感心させる力は彼らには無い。 しかし、聴き手に自発的に「これはおかしいんじゃないか」と気づかせ、「自分は大丈夫だろうか」と問題提起させる、反面教師の役割では 右に出るものはいないのでは。本当に面白くない、悟りの域の駄盤。個人差はあるかもしれないが、自分としてはお薦めしません。
>>224 ある意味、J-POP史に残る問題作だなw
逆にET-KINGに興味わいてきたわw
>>224 わろたwww
いろんな意味でご苦労様ww
>>224 >「追われる者より追う者のほうが強いんじゃーい!」と台詞が入る。
>もうその辺にした方が。
ここで吹いたw
>>224 自分もピロウズのレビュー、楽しみにしてます。
235 :
名無しのエリー :2008/06/29(日) 11:21:42 ID:JtOdevtl0
河村隆一のファーストを思い出させるナイスなレビュー乙でした
>>224
>>218 乙です。やっぱりダメ出しのほうが筆が進みますねw
律儀さには頭が下がりますw
ネタグループだとは思ってましたが、ここまでひどかったとはw
「うまい!お弁当」てw
是非アクロスザメトロポリスでカバーズに、いや何でもないです。
うわw自分にレスしてた。上のは
>>224 です。
ピロウズ、楽しみにしてます。
>>224 乙すぎる。
聴いてみたくなりましたw
真剣に、しかも何回か読み直してしまったw
240 :
名無しのエリー :2008/06/29(日) 17:43:59 ID:5Qu+Ql1+O
誰もしてくれないので自分でやります! WONDERFUL WORLD/ゆず 1.WONDERFUL WORLD 短いインスト。入りから期待させてくれるが次はシングル曲 2.ストーリー ★★ 3.モンテ ★★ 小品 4.おでかけサンバ ★★ なんかジャングルっぽい曲。相変わらずダサいなぁ〜。ライヴ用だお 5.うまく言えない ★★ この手はよくあるバラード曲。派手なアレンジが曲とミスマッチな気がする。微妙にスピッツ臭がするのは何故?
241 :
名無しのエリー :2008/06/29(日) 18:26:21 ID:5Qu+Ql1+O
6.黄昏散歩 ★★ これまたギターだけの曲。タイトル通りの雰囲気がよく出ている。単体なら+★。ちなみに岩曲はこれが初。 7.凸凹 ★★★ ガッチリバンドサウンドな曲。サビだけでなく全体で聞くとなかなかだと。 8.人間狂詩曲 ★★★ 前曲に続きバンドサウンド。ちょっと年取った感じの歌詞が渋めな曲。ゆずと同世代には分かるタイプかも。 9.春風 ★★ 変化もなく坦々と続くシングル曲だが。昔の曲だし、わざわざ入れる必要あったのか? 10.明日天気になぁれ ★ これまた平坦な流れの曲。アルバムの雰囲気を完全に切ってる気がするし、渋々な歌詞も好きになれないなあ。
243 :
名無しのエリー :2008/06/29(日) 19:40:41 ID:mErjF0pXO
>>243 レス番間違えた上に紛らわしい独り言すみませんでした。
236の最後の一行は前にどっかに貼り逃げしたネタレビューへの独り言です。
245 :
名無しのエリー :2008/06/29(日) 21:36:39 ID:Sp8CGOQY0
楽しい夕に/RCサクセション 01.ラー・ラー・ラ・ラ・ラ ★★★ ロックバンドRCサクセションのイメージで聴くと、この曲でいきなり驚く。ど真ん中フォーク。仲間内で楽しく録ったような雰囲気が漂ってる曲 ギターとそれに合わせた手拍子、ラーラーラララというコーラス、叙情的なメロディとハーモニカ全てが如何にも70年代のフォーク 清志郎の歌声もどこか悲しげで、1曲目なのに何となく暗い気持ちになる 02.エミちゃんおめでとう ★★☆ これまたギターのアルベジオが吉田拓郎チックなフォークソング。メロディもどことなく拓郎っぽいような。しかしリズム隊は意外とタイト この曲はツインボーカルだが、清志郎が後のロック時代につながる力強い歌い方をしててちょっと浮いてる 03.忙しすぎだから ★★★★★ これは名曲。なんたってメロディが良い。ゆったりとしたアコースティックギター2本ハーモニカ、それに重なる悲しい歌声、全てが泣かせる 歌詞もかなり退廃的で後ろ向き。この行き場のなさはどうしようと言うのか 04.あの娘の悪い噂 ★★ ファンクっぽいリズムにカントリーな音が乗ってる。清志郎も水を得た魚のように歌いちらす。キーボードもEL&Pみたいだったり でもメロディもサウンドもどこかちぐはぐな感じが否めない。インパクトは結構あるけどね 05.9月になったのに ★★★★☆ ギターのカッティングとピアノが重々しいスローバラード。これもメロディが凄い良い。どことなく演歌調なメロディと清志郎の相性が抜群 「9月になったにいいことなんかありゃしない 9月になったのに何もかわりゃしないのさ」とにかく暗い。あまりにも暗すぎる これが80年代以降ロックの王様と言われ、「愛し合ってるかい」とシャウトしていた清志郎の本当の姿なのかもしれない
246 :
名無しのエリー :2008/06/29(日) 21:36:51 ID:Sp8CGOQY0
06.ねむい ★★★ 一転して軽いフォークソング。でも歌詞は暗い「僕はつかれてるのさ 僕はつけれてるのさ 僕に必要な眠りを眠らせてくれ」 清志郎のボーカルも囁くようで曲にぴったり、ここまでのデカダンスさを表現できるアーティストはなかなかいないんじゃないかな 07.もっとおちつていて ★★★★ メロディが歌謡曲ど真ん中、中村八大が作ったって言っても信じるかもしれない。歌詞も情景が豊かで歌謡曲的。演奏は非常に牧歌的 6分以上あるこのアルバムの中ではかなり長い曲なんだが、長さを全く感じさせないのは流石と言ったところか 08.君もおいで ★★★☆ 1分ちょっとの小曲。ストリングスだけの上に二人のボーカルとコーラスが乗るという、何だかビートルズを思い出させる構成と曲調 「僕の周りにかわいそうな人が大勢集まった 君もおいで 君だけじゃないんだよ」こういう歌詞書けそうで書けない 09.去年の今頃 ★★★★ ギターの軽快なカッティングに乗せてファルセットで囁くように歌う軽快なフォークソング。途中で縦笛が入ったりしてて面白い 最初は歌詞も明るい牧歌的な歌かと思ったんだが、「まさか君忘れちゃいないだろう 去年のことさ 去年の今頃のことなんだよ」 このフレーズでひっくり返る。めちゃくちゃ後ろ向きで暗い曲 10.日隅くんの自転車の後ろにのりなよ ★★★ ルート弾きのベースラインが特徴的なゆったりとしたジャジーな小曲。聴いてると日隈くんがかわいそうになってくる 11.僕の自転車の後ろに乗りなよ ★★★☆ ゆったりとした歌い出しからだんだんと後半になるにつれヒートアップしていく、清志郎のボーカルの静から動への移り変わりは見事 「僕は悪くない ちっとも悪くない」この叫びが心をうつ
247 :
名無しのエリー :2008/06/29(日) 21:36:59 ID:Sp8CGOQY0
総評:★★★★☆ 今や伝説と化したバンドRCサクセションの2ndアルバム。某雑誌のロック名盤ランキングで1位を獲得してたので気になって聴いてみた RCというと『雨上がりの夜空に』のような、エッジの利いたギターとボーカルの特徴的な正統派ロックンロールバンドってイメージが強いかったが これを聴いてみてそれがまちがいだったことを知った。このアルバムは後のイメージとは全く違うフォーク全開のゆったりとした曲が多く 同時代で言うならはっぴいえんど何かの方が音は全然ロックっぽいかもしれない。ロックかロックじゃないかなんてどうでもいいことだけどね そしてこのアルバムは暗い、とにかく暗い。後ろ向きでどうしょもない歌詞だらけ。でもそれが聴いてる側を引きずりこむのも事実。名盤に相応しいアルバムです 駄レビューすみませんでした
>>241 >>247 乙。RCのそれ聴いた事ないけど、確かにタナソーが深読みで激賞しそうな感じっぽいね
俺も日隈くんを憐れみたい
>>229 ,240,247
乙。ETレビュー糞ワロタwww
ゆずとRCも気になってたから乙
おぉ、良いレビューが沢山。レビュアーの方々乙。 ETのレビュー力入れすぎワロタ 逆に聞いてみたいわw
>>229 >>240 >>247 乙です。
ET−KINGのレビュー凄いwwwよく耐えたなあ…素直に尊敬。
坂本移動どうぶつ園「ささいな言葉がケンカに繋がる」
1.ベイベー実家 ★★★
いきなり「おとうさーん!おかあさーん!ほんとにー!ありがとおー!」で始まるアルバムってあるのだろうか。
音楽を通して親に感謝するときはこんぐらい開き直らなきゃいけないということを思い知らされる曲。
「ベイベー実家、アゲアゲ実家」というお前の実家はクラブかなんかなのかと突っ込みたくなるサビの歌詞もグッド。
曲自体は普通のパンク。
2.万田ヒサ子 or die (許可おりましたver.) ★★★★★
前作に収録されていた名曲「万田ヒサ子 or die」を萬田久子プロダクションの人に許可を取ってリメイクした一曲。
前作収録バージョンとは曲に込められたパワーが段違い。そしてギターも炸裂している。
ささいな言葉がケンカに繋がるのは確かだし、メールが来ないとやっぱり寂しい。そして歌詞の内容が萬田久子と関係ない。
一瞬面食らったあなたも、曲が中盤を過ぎる頃には曲に合わせて「万田ヒサ子 オア ダイ!」とシャウトしてるはず。
ただ許可を取った関係上か前作収録バージョンでシャウトされていた強烈なフレーズ「ちょっとそこのウンコ取って」が使われてないのは惜しい。
3.Oiパンク ★★☆
半インストナンバー。
タイトルはOIパンクだが、曲の方はどっちかっていうとボアダムスの初期に近い(そのバンド名をこの曲のレビューに持ってきていいのか少し悩んだ)。
ややだらけた曲なので退屈。
でも必死に「ほっかいどおおおおでっかいどおおおおお」と叫ぶ事、それこそがパンクなんじゃないかと錯覚することはできる。
でもあくまで錯覚。「北海道でっかいどう」ってのはただの駄洒落にしか過ぎない。
4.僕、相撲部に入部します ★ 今作最大の迷曲。「僕、相撲部に入部します」の人力ループ(ただ何回も口で言ってるだけ)に 「猫踏んじゃった」のキーボード演奏、そこに適当な叫びが乗るという一曲。 流れとしては前作の「君が嫁」(「君が代」の伴奏に合わして君が嫁なら何でも買ってやる、と投げやりに叫ぶ曲)に続く感じの曲。 5.ユダヤ人なんて ★★★★ さわやかな曲調の伴奏に合わせて、ユダヤ人は自分の国がないという事をただこき下ろすだけの歌。 どうしたらこの発想が出てくるのか分からない(国がない=お盆にどこにも帰れない=TSUTAYAカードも作れない…など)。 サビではユダヤ連呼。それをわざわざ歌詞カードに律儀に書く辺り好感が持てる。 そして歌詞カードには「ちなみに、ユダヤ人ってどんな顔?」って書いてある。親御さんの顔が見てみたい(いい意味で)。 6.俺は何でも喰う男 ★★★★☆ ポップで楽しげなメロディーに何でも喰う男の生態を乗せたシュールなナンバー。 カステラにミルクをかけないで食い、せっちゃんの大事なドロップをためらわず飲みこむ…そしてしまいには 「シュールな夢もロマンチックな夢もタイトなスーツも食べれる」と歌う。「くうくう」の掛け合いが若々しくていい感じ。 7.アメイジング・グレイス IN THE PARK ★ 公園でシャウト&口ドラム(ズンズンとかダンダンとかドンドンとか言ってるだけ)。首から下は膝栗毛らしいです。 8.天下り for you ★★★☆ 曲はしょぼい打ち込み。たぶん彼らなりに政治批判をしたかったんだろう。 たまには真面目に行こうとか歌詞の原型書いた時点では思ってたんだろう。でもだめだった。ふざけずにはいられなかった。 「あ ま くだり ふぉお ゆーう(裏声)」という全身の力が抜けそうな歌が入った部分はサビ。 メロではラップというかラップが腐ったものというかただ詰め込んでるだけじゃねと言うかまあ何かそんな感じ。 いきなり「くたばれ大仁田厚!!(ファイヤー!!)」っておい。「マドンナ議員のアナルに花束 マドンナ議員のアナルに一票」っておい。 最近笑ってない人にお勧め。最近の政治について真剣に考えてる人にはお勧めできない。
9.ブルーハワイ ★★★★ 歌詞は相変わらずふざけている(「ああ憧れのワイハー」って若干古くね?)が、着目すべきは曲の方。 この倦怠感はそこらの若手バンドには出せないと思う。ボーカルの歌も気だるい感じで曲とマッチしている。 サビの「アロハーオエー」という歌(裏声)に不思議な違和感を感じる。憧れのハワイについて曲を作ったはずなのに、 本人たちの意図していなかったところでハワイの暗部を描いていたような一曲。でもこんな奇跡はもう起こんないと思う。 10.向こうのハードコア ★★☆ ネタ曲(彼らの曲でネタ曲じゃないものを挙げろと言われても厳しいものがあるが…)。 ハードコアパンクを完全にコケにした曲。適当な感じ漂ういかにもなハードコアパンク風の曲に、英語っぽく適当に叫んでるだけ。 歌詞カードを見ると対訳が載っているがもう内容がクソなので(いい意味で←本日二回目)どうでもよくなる。 ちなみに「翻訳/戸田奈津子」らしいです。もちろん嘘です。でも歌詞カードに書いてあります。 11.丸かじり先生 ★★★ キーボードの音がうまい塩梅に乗った倦怠感のあるロックナンバー。 これで歌詞が真面目だったら結構聴ける曲になるのだが、そこに乗るのは「まるかじりせんせーい」というやる気のない叫び。 しまいには「きんたまがもげたー」とまで叫んでいる。まさにメロディの無駄遣い! 12.後期ローマ帝国のうた ★★ 軽快なパンクナンバーに乗せて後期ローマ帝国の惨状を歌う。「ダラダラ 兵士が働かないよ…」 そして最後は「酒池肉林」連呼。地味で印象に残りにくい曲。
13.大魔王になりたくて2006ドイツ ★★★★★ この曲が彼らの作った曲の中で一番好きです。歌は相変わらず下手だし、歌詞も真面目じゃないけど、切なさのあるメロディが最高。 ピアニカのヘナヘナな演奏とギターの優しい音色にぶっきらぼうな歌唱が乗る。 曲としては前作に収録された「バカ〜少年の夢〜」の増強バージョンと言ったところになるのだけれど、「バカ」より断然いい。 下手な歌と可笑しい歌詞に笑ってしまうが、ちょっと真面目に聴いてみるともうこのままふざけてばかりではいられない、 という事にちょっと気付き始めているのかな、とも思う。でも多分本人はそんなこと微塵も思っていない。 くっそう、さんざん笑わせた後にしんみりさせるなんて心憎い野郎だ、と思いつつ、本編終了。 sec. ★★★ 空白のトラックをいくつか挟んだ後に収録されているシークレットトラック。 前作収録曲「嫌いな奴の家に…」の新録バージョン。キーボードの旋律は「LONDON CALLING」のパロディ? 非常に情けなーい感じで始まるがしばらく経つと突如暴走します。叫びます。前曲の余韻ぶち壊し。 そのあとまた元に戻って…また突然…の繰り返し。前作収録バージョンとは全く違う曲になってるような…。 総評:★★★★ 昭和を知らないゆとり教育真っ盛りの青年二人組+1のバンド、坂本移動どうぶつ園のセカンドアルバム。 うまく裁断できてない白黒コピーの歌詞カード、盤はCD-R、盤面には品番がマジックで書かれてるだけといういかにも自主制作な一枚… だが、中に詰まってる13曲+シークレット1曲はとてつもなく若さにあふれたふざけた曲ばっかで相当に楽しい作品。 ふざけながら、笑いながら、楽しみながら作ったというのが自然と聴き手にも伝わるため、 パーティーのダンスの輪の中に自然と導かれるが如く笑ってるうちに楽しくなってる不思議な一枚。 それでいて結構抜かりがないメロディ&美声を無駄遣いしてるボーカルのおかげで飽きずに長く楽しむことができる。 しかしこれは究極に人を選ぶ一枚でもある。ふざけの度が過ぎているので、だめな人は絶対だめだろう。 突っ込みどころが満載なアートワークも楽しい。「渋谷陽一絶賛だぜ!!」って本当かよw
>>252 乙です。腹立つなこいつらw
>ユダヤ人は自分の国がないという事をただこき下ろすだけの歌
マジかよwww
259 :
名無しのエリー :2008/06/30(月) 21:56:29 ID:ydcCvV0n0
まさかここで坂本のレビューが見れるとはwwww
260 :
名無しのエリー :2008/07/01(火) 02:32:03 ID:vdgiEAwi0
ETはイラッとくるけど プロデューサーが亀田のせいか 耳馴染みだけは良いと思う
262 :
名無しのエリー :2008/07/01(火) 13:45:55 ID:swwF5WaTO
>>241 の続き
11.いこっか ★★
これまたギターだけのシンプルな曲。
特筆すべき点は特になし。
ライヴでは一曲目にやっている。
12.眼差し ★★
1の『命果てるまで』みたいな曲。ゆずの中ではかなりロックな応援歌だが、歌詞も含めてちと物足りない。
13.君宛のメロディ ★★★
歌詞がストレートな岩曲。曲も青空を連想する爽やかなポップソングでさらっと聞ける。『この』アルバムの中では良曲な方だと思います。
14.つぶやき ★★★★
これも岩曲だが、『蛍光灯の先』にあるような重めなタイプの曲。しっかりと聞かせてくれるが、好き嫌いは分かれそう。自分は今までの(初期の)ゆずのように『頭に残っ』たので好評価。
263 :
名無しのエリー :2008/07/01(火) 14:09:21 ID:IuM2MH8F0
空洞です/ゆらゆら帝国 01.おはようまだやろう ★★★★ ディレイギターのずっと反復するフレーズ、坂本の淡々としたボーカル、繰り返されるリズムパターン、全てが作用して物凄い浮遊感を生みしてる 途中で入るムーディなサックスと女性のコーラスが上手い具合にアクセントとなっていて、聴いているとどこかへつれてかれそう この1曲目からアルバムの世界へどっぷりと引きずり込まれる筈 02.できない
264 :
名無しのエリー :2008/07/01(火) 14:09:33 ID:IuM2MH8F0
ミスりました・・・すみません
265 :
名無しのエリー :2008/07/01(火) 14:20:22 ID:swwF5WaTO
15.ワンダフルワールド ★★★ あの久石讓氏を迎え、壮大にオーケストラ風にアレンジしたラスト曲。 歌詞は「1」に近いかな。タイトル通りテーマはでかいというか普遍的というか。 個々の命の尊さから始まり、神にも触れ、サビは地球よ回れだしw いかにもラスト的な、作為的な何かを感じたが、まぁアルバム自体・・・だったし、新しい事やってるなぁ的なノリで聞いてみるのもいいかなと。 ラストのコーラスも壮大だし、純粋な人だったら普通に感動するかも。 でも俺は『シュビドゥバー』の方がよっぽど(ry 総評 ★☆ まず全体の流れが酷い。 アクセントとなるような曲もインパクトに欠け、終始ダラダラ続く。 前作「リボン」のようなキレイな流れではない。 「1」の頃のような曲を期待していた自分には尚更?だった。 個々の曲もあまり残らないものばっかだったし、しいて挙げるなら凸凹かM1314の岩曲くらい? まぁゆず初心者には間違いなく薦められない。
266 :
名無しのエリー :2008/07/01(火) 14:24:33 ID:swwF5WaTO
>>265 です。
自分は音の説明ができないので、そこら辺はどうかご了承下さい!
☆一点 ★ニ点 十点満点でした!
空洞です/ゆらゆら帝国 01.おはようまだやろう ★★★★ ディレイギターのずっと反復するフレーズ、坂本の淡々としたボーカル、繰り返されるリズムパターン、全てが作用して物凄い浮遊感を生みしてる 途中で入るムーディなサックスと女性のコーラスが上手い具合にアクセントとなっていて、聴いているとどこかへつれてかれそう この1曲目からアルバムの世界へどっぷりと引きずり込まれる筈 02.できない ★★★★ これまたずっと同じフレーズを繰り返すギターと淡々とリズムを刻むリズム隊がアシッド的な効果を生みだして、異様な陶酔感を与えてくれる アップテンポで踊れるんだけど、これで踊ってると気が狂いそうだ。「笑顔で最高って言えるか」このフレーズが好き 03.あえて抵抗しない ★★★★ 坂本の「ホウッ!」ってかけ声から前曲と同じようなアップテンポのサイケデリックな音が続く。聴いてるとここら辺で完璧に音の中へと堕ちていく 構成は殆ど前曲と一緒なのにマンネリ感を与えないのは完璧な流れのなせる業か。歌詞も退廃的で面白い、言葉の使い方が天才的 04.やさしい動物 ★★ ここにきてスローな曲。前曲までで高まった陶酔感がここで覚めてしまうような気がする。これまたひたすらミニマルなサウンドとへんてこな歌詞 前作の『タコ物語』のような精神がイっちゃった雰囲気の曲だが、インパクトはあっちほど強くない。二重ボーカルとか結構雰囲気でてるけどね 05.まだ生きている ★★★☆ いきなり始まる「ドゥーン ハァーン」というコーラスの繰り返しからして、何となく前時代的なブギ調の曲。メロディも昔のミュージカルみたい 前曲までは音響派的な響きを重視する音作りになっていたが、この曲はどっちかというと初期ゆら帝的なソリッドサウンド。ギターも生きてる感じ しかし相変わらずミニマルな作りになっていて、その点では決して生な感じでは無い。異空間
06.なんとなく夢を(Album Version) ★★ 先行シングルのカップリング。シングルを聴いてないから何がアルバムverなのかわからないが、構成が今までの曲と違って分かりやすい印象を受ける 1に似ていて独特な浮遊感を漂わしているが、どこか退屈な印象を受けるのはその所為かもしれない。アウトロ繰り返しも上手く活かせてないような 07.美しい(Album Version) ★★☆ 先行シングル。何がアルバムverかはわからない。今までと変わらず繰り返されるギターのフレーズに乗せて坂本の理不尽な詞が流れるという構成 ベースの休符の取り方が上手い具合に弛緩させてて、音の緊張感とは裏腹にゆったりとした空気を作り出してる。ただちょっと地味な曲 08.学校へ行ってきます ★★★★☆ 前曲のギターフレーズを引き継いだまま始まり、能に使われるような和風な効果音と大きなノイズが流れる中で坂本の朗読が流れる曲 その朗読が凄い、「森の中は危険がいっぱい でも僕は大丈夫 学校へ行ってきます」童話のようだけど、ノイズと相まって物凄いことになってく 完璧に異次元、ボアダムスがもっと文系になった感じ。例えは悪いけど 09.ひとりぼっちの人工衛星 ★★★★ このアルバムでは一番メロディアスな曲。でも音は相変わらずミニマルだし、音響派的なアプローチなのでそんな聴きやすいかといったら微妙かも 役目を終えた人工衛星が、宇宙の彼方へと流れていくのを歌った歌詞がまたいい。聴いてて宇宙に漂う人工衛星の気持ちがわかるような 「静まれ嵐 静まれ暴力 静まれ意味のない争い」ここまでまっすぐなメッセージも珍しいんじゃないかな 10.空洞です ★★★★★ これは良い。イントロの不穏なギターも、民族音楽っぽい打楽器も、うねるベースも、メロディアスなボーカルも、古臭いコーラスも全てが良い 言葉の選び方がまた上手いんだな、普通の言葉を使ってるんだけど独特な雰囲気を作り出すセンスにかけては右に出るものはいない 「僕のこころをあなたは奪い去った 俺は空洞 でかい空洞」まさに『空洞です』というアルバムのラストを飾るに相応しい曲
総評:★★★★☆ ゆらゆら帝国の8thアルバムにして。去年の発売以来さまざまなメディアで絶賛されてるので、今更僕なんかが評価するのもあれだが、素晴らしいアルバム 前作『Sweet Spot』で大きく飛躍を遂げた『しびれ』以来の音響派的なアプローチを今作によって完成させたと言っても過言では無いだろう 徹底的に選び抜かれた音によって構成された音は、コーネリアスの『Point』、『SEASONS』を彷彿とさせるし ミニマルなフレーズによって生み出される陶酔感は、ボアダムスなんかにも共通するものを感じさせる 歌詞もますます磨きがかかり、文学とかそういう範疇では捉えられない独特な世界観を作り出している これを最高傑作と呼んでも過言ではないのではないでしょうか 駄レビューすみませんでした
よく分かんないけど ★と☆の違いって 気持ち?
>>265 >>269 乙です。
>>270 あくまで自分の解釈ですが、
多くの方は単純に10段階の1点として使ってるように思われます。
自分の場合は、(某氏を見習って分かりやすいように)基本5段階でまず考えるんですが、
同じアルバムやアーティスト内で相対的に見た場合に、細分化したい時使うことが多いです。
「4」あげるほどじゃないけど…、「普通」にプラスアルファはあるしな…、とか。
そういう意味では「気持ち」ですね。自己満足的な部分が強いかもしれません。
273 :
271 :2008/07/01(火) 18:13:16 ID:5rN+DHns0
暴力温泉芸者 Otis Mirror Man★ 不気味な音がリバーブしながら近づいたり遠ざかったり。 10分弱の曲だが9分くらいから気持ち悪くなってきた。 計算してリバース(嘔吐)する直前に曲を終わらせてくれたんなら天才ですな Babes In Toiletlandman★ 「戦え僕らのミラーマンだー」というアニソンっぽい曲をふざけながらカラオケしている 所々で声にエコーがかかってたりして、やっぱり不気味 もしかしてミラーマンってアニメ実在すんの?知らん N.R.F★ 一時間超の曲。30分くらい聴いたけど途中でやめた。 カオスの一言 Wild Jhony Guiterman★ 17秒の曲。アメリカB級コメディーのエンディング(?)みたいなしょぼいラッパの音が流れた後 外人が何か言って終わる。この外人の声がバイオハザード2のタイトル画面でスタートボタンを押した時に聞こえる 「バーイオハッザード、チュー・・」に酷似している 総評★ 某雑誌の名盤ランキングで結構上位にきてた一枚。とりあえず僕には理解不能でした ちなみに「暴力温泉芸者」読み方はバイオレントオンセンゲイシャです。
>>274 乙です。
某雑誌のランキングからのレビューが出てきて、
今になって見たくなったけどもうバックナンバーないっぽいですね。。
>>275 ぼくは最近ヤフオクで落としました
アマゾンにもありますけど高いですね
あと上のレビュー、というか感想ですけど
完全に主観なんであんま参考にしないで下さい
4曲だし軽い気持ちでやったものなんで
NANANINE希望
>>275 某雑誌がRC1位のやつなら、新宿のジュンク堂にバックナンバーがありましたよ
>>278 大型書店なら在庫ありなのですね(そりゃそうか)。ありがとうございます。
当分行けそうにはないけど、立ち寄った際には読んでみます。
Charaのhoney希望
JYONGRI しばじゅんの新作あたりこないかな
282 :
名無しのエリー :2008/07/05(土) 16:17:06 ID:8ndt41Aa0
水谷豊のTIME CAPSULEのレビュー希望
たまには小休止でこんなのでも 「絶望大殺界」 1 人として軸がぶれている ★★★★ 言わずと知れた絶望先生第一期OP かなり荒廃、排他的な荒んだサウンドや世界観 アルバム内では珍しく殆んど絶望少女の出番がない 故に大槻ケンヂへの評価によって楽曲の評価も変わるだろうか 2 強引niマイyeah〜 ★★★★ 第一期サブOP、M1とは一転して非常にPopな印象 絶望先生らしからぬストレートな詞だったりする "Go!強引niマイyeah"といった随所に見られる言葉遊びが楽しい♪ 3 絶世美人 ★★★★☆ 第一期ED、まさに絶望先生の世界観をそのまま具現化したような秀曲 昭和歌謡曲のようなレトロなサウンドに 仰々しい攻撃的な詞をのせていて、どこか淫靡でエロチック 4 かげろう ★★★ キラキラしたサウンドに、囁くように歌う インパクトの強い曲のなかで、やや小休止か 非常に可愛らしい声の中に、 ストーカーチック(造語)な粘着質も感じる
5 デッド・ラインダンス、デス ★★★★★ M2におけるPopでノリのいい言葉遊びと、 M3の煌びやかで絶望的な世界が一体化したような名曲 それぞれのキャラクターの声質を活かして、引き立たせていて まるでミュージカルのよう 気分/気分でイーブン desuっ♪ 6 絶唱 ★★ 「絶望歌謡大全集」におけるボーナストラック ハッキリ言ってこの歌モノのベストに収録する必要はない気がする それなら木村カエレ(小林ゆう)の「ゴゴゴ・ビューティー」のほうが良かった 7 空想ルンバ ★★★☆ 第ニ期OP、再び大槻ケンヂだが、M1よりは聴きやすい印象 また絶望少女達の出番も格段に上がっている "はないちもんめ"のような駆け引き、やり取りが楽しかったり、 Bメロの「獣達が〜」の部分は非常に格好良かったりと、聴きどころは結構ある 8 恋路ロマネスク ★★★★★ 第二期サブED、またしてやってくれたぜ! どこか病んでいるような、センチメンタルで、自傷的 ユーミンの「まちぶせ」という曲を想い起こさせる (「好きだったのよ、あなた」というやつ)
9 マリオネット ★★★ 第二期ED、キュンキュンしたアルバム随一の明るいPops 絶望、というよりは希望を感じさせる まるで大正時代の横浜のような感じ(行ったことないけどさ) 要はエキゾチック 10 オマモリ ★★★☆ M3、M8に通ずるような絶望を前面に押し出した昭和歌謡曲風 他の曲に比べややスローテンポ だが、さすがにここまで来ると少し食傷気味か 11 リリキュア Go!go! ★★★☆ たった1回のネタOPのために作られた楽曲 もはや絶望先生の枠を超えている 戦隊ヒーロー、もしくは魔法少女アニメ (ふたりは○○キュアのような…)主題歌のアニソンというイメージを ここまでキッチリ昇華させるのは流石 12 ほれっ・ぽい ★★★★☆ 一歩間違えばCoccoになりそうだが、あくまで軽い演奏と 「無理っぽい、嘘っぽい」といった俗っぽい詞でキャッチーになっている キャッチーとはいえ泥臭さはなく、歌い手のレヴェルも総じて高い "いろっ・ぽい"佳曲
13 はっぴぃ☆なんちゃら ★★★ 普通の娘による普通じゃない歌、あくまでオマケ的な感じで アイドル風の楽曲に、演歌調の合いの手が入り、 「日塔奈美、17歳です」「オイオイ」といったネタも見られるコミカルな曲 聴く方も恥、聴かれる方もまた恥、ですな 14 豚のご飯 評価不能(★★★★★) その耳で確かめて下さい 総評:★★★★☆ アニメ「さよなら絶望先生」の歌モノベスト アニソン、と呼ぶにはあまりに勿体無い歌曲が詰まっている 大半の曲で歌い手がコロコロと変わる体勢なので、 そういったのが苦手な人には向かないかも とはいえアニメを視聴していなくとも聴ける一枚になっているので 邦楽もしくは女性歌手好きにはぜひとも聴いてもらいたい
絢香のSing to the skyお願いします
全アルバムレビュースレでリクエスト的なものがあったので、 またこのバンド関連になってしまったことを恐れつつこちらに投下。 シンクロナイズド・ロッカーズ(tribute to the pillows) / Various Artists 1.RUNNERS HIGH /ストレイテナー ★★ 原曲の特徴であったハンドクラップを取り除き、よりストレートなアレンジに。 彼らの持ち味である「直線性」を活かすためのコードストロークなのだろうが、 原曲のカッティングの方が疾走感があったような。 歌詞中の「息を止めてずっと走り続けた」にも「苦しかった」影などは無く、 これからトップスピードへ上げていく余力満々の若さだけが感じられてしまう。 2.funny bunny /ELLEGARDEN ★★★★ 原曲は描かれた世界が「小さい」からこそ魅力的だったわけだが、彼らはその「小ささ」を取っ払い、 「頑張ってる人応援してるぜ!」といった自身の持ち味が活きるストレートな応援歌に。 サビの回数を増やしてキャッチーにしたのも正解だろう。仮に本家がこちら方向性で作っても半端なものになる。 自分達のフィールドに持ち込むことで原曲の新たな一面を見せた好カバー。 3.巴里の女性マリー /The ピーズ with クハラカズユキ ★★★★ アレンジは殆ど変えず、一発録りのような質感。いい意味で荒っぽい。 大木温之というボーカルの力で同じ歌詞を歌っているのに、 主人公がナヨナヨした好青年から力ずくで彼女を取り返す男にそっくり変わったような印象を受ける。 これはさすがと言うしかないだろう。別の物語が味わえる好カバー。
4.Vain dog(in rain drop) /noodles ★★★★ 原曲の特徴であるヘンテコなギターフリフをさらに腰の抜けたものにし、ヘタウマの妙技を見せる。 締まりに欠けるリズム隊もいい方向に働き、原曲以上に味わいが感じられる好カバー。 5.この世の果てまで /YO-KING ★★ 浮かびます。日本の原風景。トラックの荷台に乗って、行こう。ド田舎の果てまで。 6.カーニバル /佐藤竹善 ★★★ アレンジ的には殆どいじっておらず、ごく普通のカバー。竹善氏の声の繊細さには恐れ入るものの、 さしてメロディアスとは言えないこの曲ではその歌唱力を発揮しきれていないような。 「彼女は今日,」や「ONE LIFE」なら本家がちょっと可哀想になるほど(笑) 見事な歌唱を披露してくれそうだが。聴き所はやはり「ウォホホアォアォー」(誇張アリ)か。 7.LITTLE BUSTERS /GOING UNDER GROUND ★★ 原曲がひたすらダイナミズムに重点を置いたシンプルな曲のため、 "センチメンタル(なデブ)"を売りにするこのバンドとすれば選曲ミスでは?と思わせる。 最初にズドンと入るドラムのアレンジは面白いものの、単純な演奏力不足で迫力に欠け、 キーボードによって違う味わいを期待したいがこちらも効果的には使えず、 長いアウトロもしつこいだけのような。「Midnight down」とかの方がよかったのでは。 8.Our love and peace /SALON MUSIC ★★★★ このアルバムで唯一、原曲の「小ささ」をうまく残しながらも別の側面からの音楽的アプローチに成功している。 本家への理解度とミュージシャンとしての力量の高さを併せ持った好カバー。クオリティでは一番だろう。 彼らの実力からすれば、もっとぶっ飛んだアレンジに挑んでくれてもよかったのでは。
9.ハイブリッド レインボウ /BUMP OF CHICKEN ★★★★ 原曲が感情の爆発を前面に出しているのに対し、それを対象にぶつけるのではなく、 強い意志を秘めながらぐっと拳を握り締めるような、内側で静かに湧き上がるものに変えた。 また、歌詞中の目線も「主人公(歌い手)」から「主人公を俯瞰して見る」ものに変わっており、 「比喩」として自己主張に一貫されていた曲を、「物語」としてより不特定多数が感情移入しやすいものに。 その是非はともかく、それがバンプオブチキンの特性と言えるだろう。演奏も歌唱も丁寧で好感が持てる。 M-2同様、自身の持ち味によって原曲の新たな一面を見せた好カバー。
10.ストレンジ カメレオン/Mr.Children ★★★ 世界の隅っこの方で呟くように孤独を歌い、近くを歩いている同種の人間しか振り向かなかった原曲に対し、 桜井氏が歌うだけで「何となく周りに馴染めない全ての人(一時的なものを含む)」へ向けたメッセージソングに変貌。 日本中に"ストレンジカメレオン"続出である。是非はともかく、素直に凄いと言える芸当だろう。 しかしながらアレンジ面がどうにもいただけない。 ドラムは熱いフィルインで曲を盛り上げようとしているが、ギターとベースが基盤になれていない。 ピアノやシンセをバンドサウンドに味付けするために重ねているわけではなく、かと言って それら自体がメインフレーズを奏で強く主張するわけでもなく…。全てのパートにメリハリがなく、ただ均等な印象。 好意的に見ればボーカルを立てながら曲の「雰囲気」を作ることに重点が置かれ、バランスが取れているのだろうが、 個人的には非常に歯痒い塩梅で、終始どのパートにもピントが合わず聴いていて辛い。 様々な音が重ねられていても、M-8のサロンミュージックはポイントごとの演出が明瞭で非常に心地良いのだが…。 バンド(ロック)と言うよりはポップスで、それが普段のミスターチルドレンなのだろうが、 バンド色の強い曲をカバーするときくらい小林武史に頼らなくてもよかったのでは(色々とそうはいかないのか)。 M-6の竹善氏、M-9のバンプオブチキンはバンドサウンドを軸にしており、余分な装飾は無かったわけで。 このアルバムで最も力の入ったカバーで、本家への強いリスペクトを感じるだけに残念でならない。 原曲のイメージを変えたことではなく、アレンジの姿勢が気に入らないカバー。 11.Sad sad kiddie /YUTA.TOSHI.CHIHO and JIRO'S SESSION (from GLAY JIRO) ★★★ オシャレだなあ。
総評 ★★★★ ザ・ピロウズという(この当時はまだ)セールス的にも報われておらず、業界内の評価も中途半端ながら、 ある種独特とも言える立ち位置とスタンスで活動を続けてきたバンドの楽曲を、 単純に音楽的に高い能力、もしくは大衆に訴えかける魅力を持ったミュージシャンがカバーすることによって、 どういった要素が加味されて別の輝きが生まれるか、という点で面白味が見出せる一枚。 特にM-2、M-9、M-10ではそれぞれのバンドの持つ「大衆に訴えかける力」によって、 本家では内に向いていた感情を不特定多数が移入しやすい形に変え、外に大きく発信できる曲に変貌させた。 聴き手の数が増えるほど「カバーのほうがいいじゃん」と言われそうなのがまた面白い。 原曲と人気のあるバンドがカバーしたそれらとの性質の違いを聴き比べてみると、 ピロウズ本来の魅力である「小ささ」をより明瞭に感じ取ることができ、 小さいには小さいなり、大きいには大きいなりの魅力がある、ということが改めてよく分かるかも。 ただその「小ささ」を期待して彼らの近年の作品を聴くとかなりの違和感を感じてしまうだろうが…。 個人的には(実現可能範囲では)コレクターズ、怒髪天、髭などによるカバーが聴きたかったところ。 "偉人へのリスペクト"とはまた違った、一風変わった側面を持つトリビュート・アルバムである。
乙 11曲目のアッサリ加減に笑ったw
乙です 10曲目と11曲目の扱いに差がありすぎるwwwww
296 :
名無しのエリー :2008/07/08(火) 03:03:59 ID:OdjVa9bY0
リクエストした者です。 ありがとうございました。 自分がミスチルとゴーイングに興味が持てない理由が よく分かったアルバムでした。歌詞の一言一言まで 感情を込めまくる櫻井は苦手だし、きれいな声で まっすぐに歌うだけで微妙なニュアンスとか翳りとか 一切ない単純すぎる松本も嫌いです。
お前の醜い駄文を吐き出すのはこのスレじゃない、チラシの裏だ
>聴き手の数が増えるほど「カバーのほうがいいじゃん」と言われそうなのがまた面白い。 ワラタ。でも確かにそうだよねw
299 :
名無しのエリー :2008/07/09(水) 14:03:55 ID:2oTMXdqd0
ROSA LUXEMBURG 2/ROSA LUXEMBURG 01.さいあいあい ★★★ サイケデリックでファンク。凄い明るくてポップなんだけど、間奏で電子音のノイズっぽいの入れてみたりニューウェーヴの影響も感じられる どんとのボーカルは個人的に清志郎と並んで日本のロック史の奇跡だと思う。何かこの人が歌うとすべての曲に一種の焦躁感が生まれるんだよね それがロックだ!!とか言うとちょっとイタいからあれだけどw 02.あらはちょちんちょちん ★★★★ ストーンズ張りのブルージーなリフが曲を引っ張る正統派R&Rナンバー。初聴からそのかっこよさにしびれる。メロディもポップで聴きやすい 欲を言えば、ピアノじゃなくてギター2本でもっとゴリゴリしてほしかったかな。ちょっとピアノが浮いちゃってる 03.フォークの神様 ★★★★★ タイトルとは裏腹にイントロはサザンっぽい、明るいサザンじゃなくてマンピーとかのサザン。メロディもフォークと言うより60年代後半の歌謡曲 サビなんか一昔前の戦隊モノの主題歌みたいなメロディ、でもカッコいいんだなこれが。そんなメロディとは裏腹にギターがHRっぽくて良い 04.デリックさん物語 ★★★ サイケデリックなスライってイメージの曲。ギターとキーボードはちょっとディープパープルみたいと思ったり。中々ファンキーで楽しい曲 タイトルはサイケ「デリック」からとってるんだろうね、歌詞から推測するに 05.かかしの王様ポン ★★★★ 90年代のUKロックみたいな奇麗なアルベジオが最初に聴こえてくるし、メロディは歌謡曲というかGSだけど、ベースがファンキーだから横ノリ ギターソロはB'zとかイエモンばりの泣きのギター。こんだけ古臭いメロディなのに曲自体に古臭さを感じさせないのは凄いと思う
300 :
名無しのエリー :2008/07/09(水) 14:04:06 ID:2oTMXdqd0
06.さわるだけのおっぱい ★★★★ 凄いタイトルだ。歌詞の内容がまた凄い、貧乳の女の子のおっぱいは揉めなくてさわるだけのおっぱいということを主張している、なんのこっちゃ いや曲は凄く良いんですよ、前曲の流れを引き継いで横ノリのリズムに合唱曲みたいなキャッチーなメロディが乗っててすっと耳に入ってくる 最後の方で「さわ〜るだけ〜のお〜っ〜ぱ〜い」って繰り返す女の子のコーラスが何かしらんがツボったw 07.シビーシビー ★★★★ 激しいドラムフィルから入る割に曲自体はミドルテンポのバラード。おそらく人の死を唄った歌なんだろうけど、何だか清々しさを感じる どんとはこういうしっとりとした歌も歌えるんだよね、後のボガンボスなんかにも通じるところだと思うけど 08.テレビ28 ★★★☆ 3曲連続の歌謡曲テイストな流れを断ち切る、ゴリゴリロック。とにかく勢いで押し切る曲だが、決して安易なわけではなく凄いレベル高い ギターが初期のマイケルシェンカーみたいでカッコいい 09.まったくいかしたやつらだぜ ★★★★ これまたロックンロールって感じの曲だけど、ややこっちの方が歌謡曲的な要素強いかも。ギターが最高にカッコいいんだよなぁ、コピーしたくなる 途中のキーボードソロはEL&Pみたいだし、ドラムもドカドカ大活躍だし、まったくいかしたやつらだぜ・・・何でもないです 10.橋の下 ★★★ イントロのアコギのアルベジオがこのバンドのイメージに無い凄いしっとりしたもの。曲も直球なバラード。の割に音はしっかりバンドサウンド でもバックの音圧が高すぎるような、もっと抑えた方が味が出たんじゃないかな。どんとのボーカルは全く負けてないけどね 11.眠る君の足もとで ★★★☆ インドの音楽みたいな雰囲気が漂ってる。ラストらしくしっとりと纏めてきたのかな、相変わらずメロディは良い
301 :
名無しのエリー :2008/07/09(水) 14:04:14 ID:2oTMXdqd0
総評:★★★★☆ ROSA LUXEMBURGの2ndアルバム。1stはかなりサイケな感じで聴きづらかった印象なんだけど、この2ndは凄いポップで聴きやすい RCサクセションにサザンの要素を少し混ぜたバンドって感じで、正統派ロックなんだけどどこかコミカルな印象を受けるのも特徴的 スヌーザーの名盤ランキングだかで2位だったので聴いてみたんだが、正直歌詞はあまりに不条理すぎて深読みすらできなかった まぁ分かる人には分かるのかもしれないですけど。個人的にこのバンドはギターが最高にかっこいいと思うので是非聴いてみてください 駄レビューすみませんでした
シングル・マン/RCサクセション 01.ファンからの贈り物 ★★ 前作には無かった感じのノリの良いポップナンバー、ブラスの音がチープで凄い手作り感を感じるのが何とも言えない味になってる 正直リズム隊が曲についてこれてない印象を受けてしまうのは残念。ただ途中で聖歌みたいなコーラスを入れたり構成は面白い 02.大きは春子ちゃん ★★★ しっとりとしたフォークナンバー。やっぱりこの頃のRCはこういう曲が合ってる、ゆったりとしたベースと軽やかなアコギが心地よい でも何か演歌のバックみたいなチープなストリングスが邪魔だったような。もっとしっとり聴きたかった。歌詞が面白い 03.やさしさ ★★★☆ 展開が目まぐるしく動き回る面白い曲。ポップに始まるかと思ったら暗くなるし、サビは何かトんじゃってるみたいだし、少し実験的な作品 2分半の中にいろいろ詰め込まれてて、一度聴いたら忘れられない 「ずるい人だ君は ずるい ずるい 責任逃れ 君の荷物さそれは ぼくのじゃない ぼくに背負わせないで 誰もやさしくなんかない」 04.ぼくはぼくの為に ★★★ テンションの高い曲。ひたすら衝動で作ったような曲に、清志郎の叫びにも似たボーカルがベストマッチしている。でもちょっと地味だったり 「バイバイ 君といたってしょうがない お別れにキスでもしようか 勘違いにまたがってそんなに気持ちいいのかい? ぼくは下りるよお先に」 孤独だなぁ 05.レコーディングマン ★★ レコーディングの風景を収めた一分ちょいの小曲、と思ってたけどこれちゃんとしたレコーディングじゃないよなぁ 06.夜の散歩をしないかね ★★★ ジャズバー顔負けのムーディなピアノのイントロが全くRCらしくないが、意外とこういうのも清志郎に合うもんだね。美メロバラード それこそバーをイメージしたのか、バックに女性のぼそぼそとした喋り声が入ってるのが結構エロチック
07.ヒッピーに捧ぐ ★★★☆ ヒッピーが誰を指してるのかわからないが、死別のことを歌った歌だと思う。あえて稚拙にしてあるコーラスが良い感じに響く これは結構重厚なアレンジが良い方に作用してる曲。最後の清志郎の嗚咽は胸を打たれるね 08.うわの空 ★★★☆ 6をもっとフォーク調にした感じのムーディなフォークソング。しっとりとしていて弾き語りならもっと冴えたと思うんだけど、アレンジが相変わらず合わない 「きみは空を飛んでぼくの町にやってきて ぼくと今日まで暮らした だけどきみは空の上 ぼくの歌など聴くより きみは空を飛ぶのが大好きなんだ」 悲しい歌詞じゃないですか 09.冷たくした訳は ★★☆ さっぱりした曲。ポップでファンキーなリズムが良いノリなんだけど、何かいまいちちぐはぐな感じは否めない ギターはジミヘンみたいでカッコいいけど 10.甲州街道はもう秋なのさ ★★★★ しっとりとした演奏の上にビリーバンバンみたいな悲しいメロディと、清志郎独特の後ろ向きな歌詞が乗ってる歌 やっぱりRCはこれくらいしっとりした方が良い、変なブラスとか入ってないのが良いね 11.スローバラード ★★★★★ 出ました、邦楽史に残る名バラード。形容のしようがない名曲なんで是非聴いてみてくださいな 歌詞もメロディも最高です 総評:★★★ RCサクセションの3rdシングル。名盤と名高いアルバムだが、個人的にはそこまで好きなアルバムではない 上でレビューした2ndに比べてアレンジが過多になっていて、どう考えても無駄なブラスだったりストリングスだったりが多い この頃のRCはサウンドで聴かせるタイプではなく、メロディと歌詞で聴かせるバンドなのに、アレンジの所為でその良さが消えちゃってるような ただ最後の2曲が白眉、特にラストのスローバラードは必聴 駄レビューすみませんでした
2連発!乙です。
Cocco 5thアルバム「ザンサイアン」 2006/6/21発売 1. 音速パンチ ★★★★☆ Cocco復活の狼煙、最強のリズム隊 音速と言うだけあってそのサウンドに痺れること間違いナシの超ロック 歌詞がカタカナ書きであるのも、何かが吹っ切れた証拠だろうか だってこんなにもCoccoが楽しそうに歌っていて、凄く嬉しいんだ 2. 暗黙情事 ★★★☆ 意外とダーク路線、とはいえ活動中止前の負のオーラは感じない 今さらシャウト…って意見もあるようですが、個人的には無理はしてないと思う エロチックで、どこかメランコリックでっていう感情は誰しもが持っているもので そういう意味で"余裕"すら垣間見れるのです(切羽詰まってない感じ) 3. 夏色 ★★★★ なんでこう、こんなにも涙腺を緩めてくるんだろう "僕から君を奪う朝が来て、君から僕を消してしまうそんな夜が来たんだろ" "君の好きな花が 咲いていたよ" なんて虚しくて、悲しくて だけど嬉しくて… 決してでっかい曲じゃないんだけど、 アルバムの醍醐味の1つって、こういう淡い曲だったりする 4. Beauty C ★★☆ 全英詞、エレクトロニカ 少し淫らに、ムーディーに、 大人っぽい、新しいCoccoの世界
5. 四月馬鹿 ★★★★☆ アルバムの核心の1つでもあると思う 軽く、素朴な長田のギターの音、凄くポップなのだが 消えてしまった面影を彷彿とさせるのが、ひどく物悲しい "行かなくちゃ" "君がいない四月が来る" 嘘だと信じたかった そうだろ? 6. Swinging night ★★★★ Jazz風味に、M4に引き続き英詞で、エロティックに PVで踊り笑うCoccoは本当に楽しそう 7. 野火 ★★★ 骨太ロック、ダーク路線 "断つこともできないんだから 勃たせるなんて至難の技" サラッと凄いこと歌ってるもんだ 8. 唄い人 ★★★★ まるで語りかけるように唄う 過去の迷いとの決別 云うなれば" New Cocco 前夜" M9「愛うらら」からラストまで 聴き手を捉えて離さない
9. 愛うらら ★★★★★ 叫ぶほど、儚く、強い M5「四月馬鹿」と同様、たまらなく誰かに会いたい気持ちにさせる "ここへおいで 忘れていい 何度でも想い出すから" かつて"でも大丈夫、私はきっと あなたを忘れるから"(「風化風葬」)と歌った あの頃の彼女からの変化 忘れることなど、恐くない 10. インディゴブルー ★★★★☆ 重厚なリズム隊がM1「音速パンチ」以上に炸裂 準備が出来たら、熱く腫れあがれよ "1、2、3、GO!!!" 11. 陽の照りながら雨の降る ★★★★★ あまりに強烈で壮大な祈りに、思わず涙がでる 復帰後のCoccoの、まさに集大成的な曲だろう 亡き人への想い、失われつつあるものへの思慕 すべてを包むような慈愛、沖縄を香らせる母性 "会いたいや…"という呟きはどうしようもなく心を擽るが、 たとえ会えなくても、生きていけそうな予感に包まれる ラストの64人によるコーラスは、それぞれの想い人へと向けられている
12. Happy Ending ★★★★★ "雲はまるで燃えるようなムラサキ 嵐が来るよ"(「焼け野が原」) しかし、"ムラサキの雲の向こう"はこの、Happy Endingに繋がっていたのだ "紫の雲の向こうのその先を見ようと君は先に走りだして 消えた" またもあまりに虚しい歌詞で始まるものの、 "恋する 焦がれる 愛され 想い出になる"という言葉に救われる もうこれは、理屈なんかじゃない 長田進による新しいCoccoのアレンジ 美しい弦の奏でる音色、それが、 聴覚的なものを超え、視覚にすら訴えかけてくる 見えるんだ、碧い、蒼い海が "Smile , oh my baby blue..." 総評:★★★★☆ 当時、一聴したときこそ、イマイチ掴み所のないアルバムだと感じた しかしあれから私自身が守りたいものを手に入れ、失くしてしまったとき このアルバムは思いがけず、"名盤"になってしまった 淡い空気、焦がれた海、亡き人を慕う珊瑚… なんだろう、いなくなってしまった人達に、とてつもなく会いたくなるのだ 会いたくて、会いたくて、会いたくて… けれどそれは後ろ向きなものではなない "たとえ会えなくても、私はここで生きている"という それは、かつてのCoccoでは考えられなかったような、明るく強い決意 また今年も 夏がくる
物凄くタナソーみたいw乙です
すでにレビューされてるアルバムですいません… TMC/グループ魂 1.イントロだクション ★ MCの港カヲルがキューンレコードに移籍したことを報告しているコント ここで既に下ネタを使っている。これを不愉快に感じたらもうこのCDは聴かないほうがよい 2.AKIRARETA ★★★☆ 魂らしいノリで結成10年目にして飽きられたことを歌っている曲 「400人新しいファンが入ってくるより一人に飽きられて去られるほうが深刻」ということをクドカンらしい詞で描いている 3.モテる努力をしないでモテたい節 ★★★★ タイトル通りの曲 前の曲が「飽きられた」と悲観的になっているのに対してこっちは「モテたい」と前向きに主張している 歌詞は駄目男そのものだがいい歌だと思う 4.本田博太郎 〜magical mystery UPAAAAAAAAA!!!!!〜 ★★★ 俳優の本田博太郎のことを歌っている曲。本田博太郎本人も登場している シングルの曲だが前シングルの「竹内力」や次のシングルの「君にジュースを買ってあげる」に比べると少し微妙だが、歌詞や音楽から本田博太郎がどんな人物か想像できるようになっており、まあ合格点かなという感じ 5.女子じゃねえ ★★☆ プロ野球の楽天には女子はいないと言っているコント 「26対0」と「生理が来て見学してた選手が〜」に笑った
6.半日消防署長 ★★☆ 前までの曲(AKIRARETAから本田博太郎まで)に比べると正直微妙だが妙に耳に残る曲 途中にギターでやっていた消防車の音は凄いなと思った 7.歯医者なんか最後だ ★☆ なんだがノレない歌 音はかなりかっこいいしライブだとかなりノレるんだが単体だと…… 8.ゴムがない ★★ コント 意味はよくわからなかったが「天国にゴムパッチン〜そんな長いゴムはねえ」の流れが笑えた 9.鍋が好き ★☆ これも「歯医者なんか最後だ」同様になんだが微妙な曲 ライブ用の曲と考えればいいか? 10.新宿ホスト日記・夜桜JIRO ★★★☆ このCDでは一番好きなコント Vシネマの撮影中にババアが群がってくるのが「ウゼェwww」と思いつつも笑ってしまう
11.くるま売りたいな ★★★☆ 願望を並べ立てたあとにどうしようもない状況に陥っているがかえって笑える曲 魂らしい曲かな 12.DEAD OR ALIVE 2 ★ よく意味はわからなかったが「ラモーンズにマーシーなんて人いねぇ」が笑えた 13.君にジュースを買ってあげる ★★★★☆ 彼らの代表曲でアニメ「ケロロ軍曹」オープニングにして紅白出場曲。魂は知らなくてもこの曲は知っている人は多いのではなかろうか 駄目男が理不尽なことをいっているがあくまでも平等にしていると自画自賛している曲。元々は舞台の曲だったが魂風にアレンジしている グループ魂の「らしさ」が全開で歌詞がいい意味で終わっていて、しかし音はかっこいい。代表曲の名に相応しい曲 14.グループ魂の弟オーディション 〜福島篇 ★★☆ MCの港カヲルのやりたい放題ぶりが伝わってくるコント 次の曲の「さくら」と繋がっている 15.さくら ★★★ ゲストのボーカルにクラムボンの原田郁子を迎えた曲 「さくら」というタイトルを利用してテレクラのさくらということを歌っているのが魂らしい
16.大江戸コール&レスポンス ★★★★ いわゆる「中村屋」のフラッシュの元ネタのコント ある意味「君にジュース」以上に有名なのがわかる完成度 17.都会の山賊 ★★★☆ MCの港カヲルの演歌 彼の持ち味を存分に発揮している。無駄に演奏に凝っているのもよい 18.韓流 ★★☆ 変人の韓国人もどきが下ネタを連呼しているコント 韓国を嫌悪したり馬鹿にしたりしている人には特にウケると思う 19.ペニスJAPAN ★★★★ 魂のアルバムに必ず一つは収録されている下ネタソング。その中でもヤバさが半端ない曲 ケロロの曲が入っているので子供が買う可能性もあるCDにこういう曲をいれるのは魂らしい 歌詞が非常にストレートにヤバいことを言っているのがかえって清々しさまで感じる。一度聴いたら忘れられない存在感がある これと「君にジュース」がこのアルバムの評価の分かれ目だと個人的に思う 20.ロックの先輩 ★★☆ ロックの先輩のことを歌っている曲 あまり耳に残らない印象
21.お前が心配だ ★★★ メンバーの年齢確認をしているコント 「オナニート世代」のあたりがかなり笑えた 22.ともかず(バイト君40歳記念ソング) ★★★☆ 大道具のバイト君の歌 「都会の山賊」のときの港カヲル同様に彼の持ち味を発揮している 歌詞も音もバイト君に合わせて気持ち悪い感じになっている 23.グループ魂の弟オーディション 〜九州篇 ★★ 中州元気こと荒川良々となべあつしことボーカルの破壊がいい味をだしている 「たましい」と呼ぶのをわざと「だましい」と呼んでいるのは自虐ネタか? 24.TMC ★★★★ アルバムのタイトルにして表題曲 ノリだけで突っ走っている曲。このアルバムの総決算といった感じ
25.バカからの小包 ★★☆ ZAZEN BOYSの向井秀徳と大人計画の荒川良々のユニット「九州ギャザー」の曲 こういったどうでもいい曲を最後にもってくるのが魂らしい 総評 ★★★★ 恐らく魂のアルバムでは一番完成度が高い 曲とコントがいい具合に配分されており聴いてて笑える ただいくつか微妙な曲&コントがあった為そこが残念 「君にジュース」と「ペニスJAPAN」の印象次第で評価が変わると思う 駄レビューすいませんでした
>>310 重複レビュー大歓迎です。色々な人の意県が聴けて面白い、乙
ロブスター/THE HIGH-LOWS
01.コインランドリー ★★★
メロコア的に勢いで押し切る曲。この曲をつまらんメロコアと思うか、純粋にいい曲と思えるかでこのアルバム自体の評価が変わってくると思う
2分弱と短いから星の数は少なくしたが、その存在感はすさまじいものがあるのは事実。このバンドの魅力が濃縮された一曲じゃないだろうか
02.E=MC2 ★★★★
キレの良いギターリフが二つ重なり、凄いソリッドな世界観を創出してる曲。ベースの存在感も高く、しっかりしたリズム隊の存在を確認できる
時折入る電子音も上手いこと曲全体のアクセントになっていて、ただのロックでは終わらせない
「未来も過去もない 瞬間があるだけ 呼吸してる 意識もあるぜ たった一つの本当のことだぜ」
こういう実存への確信みたいなの作らせたらマーシーの右に出るものはいないね、簡単そうでなかなか書けない歌詞だと思う
03.不死身のエレキマン ★★★★☆
これはカッコイイ。全体的にどこか懐かしさも感じるメロディアスなギターと、高速で突っ走るメロディ展開の疾走感は抜群。ベースもうねっててキモチE
「自分が自分の世界の主人公になりたかった 子供の頃から憧れてたものになれなかったんなら 大人のフリすんな」
マーシーのがむしゃらな真っ直ぐさはブルハ時代から全く変わらないなぁと思う
04.ブカブカブーツ ★★★☆
今までのソリッドな曲群とはちょっと雰囲気の違う、何かほわほわした感じの曲。演奏自体はシャープなんだけど、キーボードの音がそうさせてる
歌詞の内容と相まって、何だかポンキッキー辺りで流れてそうな楽しい曲となってる。こういうのがヒロトが一番したい曲なんだろう
05.ピストン ★★★☆
また勢いで飛ばす曲へと路線が戻る。でもリズム隊がしっかりしてるから決してグダグダになることなく、相変わらずカッコいい
歌詞は一見下ネタなんだけど、その実凄い悲しさと言うかどうしょもないあきらめを感じさせる。明るいメロディとは裏腹に暗い歌詞
06.有名 ★★★ イントロの電子音が和風で、そのまま気だるいメロディが始まる全体的にまったりとした曲。どこか渋谷系みたいな雰囲気感じるのは不思議 ありそうで無かったタイプの曲ではないだろうか。ギターの音もここまでと違ってどこかメランコリーさを感じる 07.そうか、そうだ ★★★☆ 基本は今までのアッパー曲と変わらない曲なんだけど、飽きさせないのは流れの良さとメロディの良さのおかげだろう。2分半とは思えない濃さ サビ前のキーボードなんか地味だけど結構いいアクセントになってたりして、職人芸を感じたりする 「ババァなんかより 哲学なんかより 苦しみなんかより 俺の方が正しい そうか、そうだ」 それが事実かどうかはともかく、こう言い切るのはかっこいい 08.風の王 ★★★★★ ハイロウズにしては大げさなストリングスとキラキラしたアレンジがクリスマスっぽいけど、夏の曲。恐らく大滝詠一を意識したんだと思う この曲はとにかくメロディが良い、マーシーの作った曲の中でも一番メロディが良い曲だと思う。サビで歌メロと一緒に動くベースが最高 歌詞も冴えまくってるし、マーシーの曲の一つの到達点ではないだろうか 09.ゲロ ★★★★ タイトルはあれだけど、曲自体はいたって正統的なオールドロックンロール。アレンジも演奏も目新しいところは無いけど、やっぱり良い曲 こういうまっすぐな曲をまっすぐやれるのはかっこいいと思うし、そこがハイロウズの魅力なのかもしれない
10.千年メダル ★★★★★ 9thシングル。8がマーシーの最高傑作とするなら、これはヒロトの最高傑作。ハイロウズでは珍しいストレートなラブソングになってる 全体的に演奏がもたついた感じだけど、それが凄い味になってて言葉に深みを与えてる 「この恋がいつの日にか表彰台にのぼるとき 君がメダルを受け取ってくれないか たとえば千年 千年じゃ足りないか できるだけ長生きするから」 千年じゃ足りないよな ちなみにシングルジャケットを描いたのは松本人志 11.真夜中レーザーガン ★★★★☆ 10thシングル。勢いのいい曲が並んでるこのアルバムの中でも屈指の疾走感を誇る曲で、最後に向かっての猛ダッシュを感じさせる 「加速して Gがかかる それだけが存在証明 加速して ギリギリまで それだけが存在証明」 こういう生き方ってかっこいいけど疲れるだろうなぁ、いや凄い好きだけど 12.夏の地図 ★★★★☆ タイトル通り非常に夏を感じさせる曲。南国チックなリズムと開放感あるメロディが、アルバムの最後を清々しく飾る。キーボードの浮遊感が良い のんびりした雰囲気の曲だが、ギターのリフが硬質だから決して間延びしていない。ラストに最適の曲じゃないだろうか 総評:★★★★★ ハイロウズの3rdアルバム。それまではブルーハーツへの反動からか非常にシュールな曲だらけだったハイロウズが、意味をかなり含んできたアルバム でもブルハみたいな青臭さはそこにはない。もっと大人になってからの視点を感じたりして、ブルハが嫌いな人でも気に入れるかもしれない 演奏陣がしっかりしており、古き良きロックを忠実に再現できてるのはこのバンドのかなりの強みでは無いだろうか 本人達はこの次の『バームクーヘン』を最高傑作と言っていたが、個人的にはこのアルバムが最高傑作 特に最後の5曲の流れはすさまじい。是非聴いてみていただきたい一枚です 駄レビューすみませんでした
319 :
名無しのエリー :2008/07/12(土) 22:22:00 ID:aKYrg0gs0
小田和正 「Oh! Yeah!」 01.空が高すぎる ★★★☆ 原曲は1972年。 落ち着いた感じで、このアルバムの一曲目としては良いと思う。 02.1985 ★★★★ 長い!壮大(過ぎる)な仕上がり。 ソロ小田さんの始まりを感じる意味深な歌詞がGOOD。 03.夜の行方 ★★★ イントロが素晴らしい。 だが「K.ODA」からの作品にはもっと妥当なのがあったんじゃ・・・ 04.I miss you ★★★☆ サビから小田さんの気迫が感じられる。 「あなたのすべて」のアフターソングだと思うのは自分だけ? 05.ためらわない、迷わない ★★★★☆ 聴いてるだけで元気が沸いてくる。 小田さんの透き通った声が非常にメロディーと良く合っている 06.good times & bad times ★★★ CMにも起用されたので結構有名だろう。 アルバム全体から見るとちと他の曲に隠れてるのが残念。 07.Little Tokyo ★★★★☆ これも06と同じく有名なはず。 間奏後の「春も夏も秋も冬も君のそばにいるよ」は圧巻
08.春風に乱れて ★★★★ 竹善さんのバックコーラスが目立ちまくっててこれがいい。 曲自体も歌詞カードの欄も疾走感が溢れてるw 09.恋は大騒ぎ ★★★★ EPOさんのバックコーラスが自然と柔らかい感じに仕上げてる。 後のアレンジは抑え気味でけしからん! 10.FAR EAST CLUB BAND SONG ★★★★★ 間違いなくこのアルバムのキモ。 ギター、サックス、バックコーラス、全てが素晴らしいの一言。 11.ラブ・ストーリーは突然に ★★★★ 知らない人はいないんじゃないかって位の名曲。 歌よりイントロの方が目立ってるw 12.Oh! Yeah! ★★★☆ 表題曲。 最後は落ち着いた曲で、って事なのだろうか。 総評 ★★★★☆ 初心者にもコアなファンにもおすすめ。 10はこのアルバム限定だが、これだけでも買う価値はある。 自己ベストとセットで買うのもいいかと。
想い出波止場 「VUOY」 1997年4月9日発売 1.SPILITS ギターを鳴らしてアルバムが始まる。 2.DELAYED SKY ★★★ 笛を吹いたのに失敗したみたいな変な音のループが重なり合ってリズムになっていき、そこにギターの爽やかな響きが載る。 ドラムはリズムを叩いてるようで微妙にずれてる様な…さまざまな物音が挿入されていて面白い。 後半でストリングスも加わり、美しさと違和感を持続したまま曲は終わる…と思いきや、ストリングスの不快な音が残る。 3.MIRAGE ★★★☆ イントロでぐちゃぐちゃーとなったかと思いきやいきなり超本格的なダンスナンバーが流れ出すのでびっくり。 もちろん妙な物音が挟み込まれたりや不快な電子音が流れ出したりと心地よい流れを中断する意地悪さはあるのだが、 「クラブで流せるんじゃない?」と思う完成度。遠くで聴こえる山本さんの気の抜けたボーカルもいい。 4.VUOY ★★★☆ ボーカル入りのナンバー。歌詞はネガティブな内容。 ストリングスを取り入れたメロディはポップではあるものの、妙な電子音やエフェクトをかけられたボーカルのせいで何か不気味。 5.こころ ★★★★ イントロのセンチメンタルなアコギの響きからは程遠い展開のナンバー。 なんともダークな曲調。歌(とつぶやき)入り。しかし気持ち悪いな〜。特に間奏の「こころ…こころ…こころ…」は鳥肌立ちそうだ。 耐えられない人はストップボタン押すと思う。ラスト五秒で唐突にダンサブルなリズムトラック(だけ)が入り終了。
6.ROTALY ★★ 民俗音楽風…なのかね?不気味な低音ともたーっとしたリズム、そこに乗る妙なSE。 展開が少ない(というより殆どない)ので飽きやすい。でもうまく気分が乗ればトリップできそう。 後半はノイズっぽい電子音が入って面白い。もうちょっと短くすれば良かったかも? 7.マイトレーヤ ★★★★ イントロでいきなり鼓膜経由で脳を痒くさせるような不快な音が入る。ロック調の曲。 そこにピッチを変えた声や幽霊のような山本さんの歌声。なんか入ってはいけない場所に立ち入ってしまったような曲だ。 最後は鉄琴のような音色が不気味なメロディを奏でる。電子音が聴く者を脅かすように鳴る。 8.FULL CIRCLE ★★★★★ ロックナンバー。ギターが不思議なメロディを奏で、ドラムは少々的の外れたリズムを叩く。山本さんリヴァーブのかかった声。 突然曲が寸断され、自転車に乗ってる音が挿入される。ベルの揺れる音。子供の声。そしてやはり唐突に曲に戻る。 後半でタンバリンが鳴るが、その音色はいつもの無邪気なそれではなく、非常ベルの警告音のように、不快に響く。 最後は山本さんの声だけが残った。 9.FUZZY KILLER ★★☆ なんか洋楽でこういう曲がありそうだ。リヴァーブのかかったドラムの響きが好印象。 感想でいきなり気持ち悪い電子音が鳴ったりするが、基本イントロのノリのままで押し切るので、通して聴くとやや退屈か。 山本さんのボーカルが入ってるがこれはちゃんとした言語を歌っているのだろうか? 10.CORN ★★★★★ トレモロがかけられ、違和感が強調されたドラムの音とギターとシンセの美しい音色、そこに山本さんのヒソヒソ声。 静かであまり展開もないが、神秘的な雰囲気と音色の美しさのおかげで退屈することもなく、ゆったりと聴ける曲。 特にギターの音の美しさは筆舌に尽くし難い。 11.HARIS ★★★☆ このアルバム屈指のヤバいナンバー。静かにフェイドインしてくる電子音。その音はやがて大きくなり、 静かに響いていたリズムも立ち消え、ギターのリヴァーブが顔を出し、最後にはM-8で挿入された自転車の音らしきものも聞こえる。 「すべての物を内包する音」といった感じか。最後はぶつ切り。
12.DO THE FUTURE ★★★ 3ほど本格的ではないが、これもまたダンサブルな打ち込みナンバー。 しかしノイズが挿入されたり曲が中断されて電子音挿入→いきなり巻き戻しされたりとやはり一筋縄ではいかない。 山本さんの「どぅ ざ ふゅーちゃー」の声と「はい はい はい」という掛け声が印象的。最後は金属音と口笛が残って終了。 13.SUGAR CLIP ★★★★ ポップかつ聴きやすく、でもちゃんと流れから浮くことなく収められた、想い出波止場の代表曲の一つ(シングル曲でもある)。 どことなく呪術的なものを思わせるボーカルが印象的。歌詞はよく聞き取れないが「天(てん)の川」とか「呪文の声」とか… ちなみに中原昌也監督・湯浅学主演のPVがあります。ニコニコ動画やyoutubeにあったはずなのでそちらも是非。 14. ★★★★ なんともいえない奇妙な気持ちになるナンバー。なんか幽体離脱できそうだ。ベースの音と電子音の塊みたいな。 山本さんの歌い方がちょっとラップぽい。声はエフェクトをかけられている。しかし日本語ってヤバい言語だね。 これで英語だったらただの訳分からない曲になるんだろうが、言語が理解できる分余計混乱する。 最後の電子音はちょっと宇宙っぽいかも。 15.FIGARO ★★★ このアルバムでトリップ感が一番強く、かつアンビエントな曲。ピコピコいってる電子音がループされ、 そこに様々なエフェクトがかけられていく。リヴァーブやディレイ、エコーなど。しかしこれらのエフェクトのかけ方が絶妙。 この前眠気がピークの時に聴いたんですが、眠気も相まってなんか幻覚みたいなものが見えました。いやマジで。 いろいろと分んなくなってどうでもよくなる感じです。UMMOレコードに入ってた山本さんのWOODS名義の音源がこんな感じだったような…。
総評:★★★★
未来派音楽集団(帯にそう書いてある)想い出波止場が十年先を見据えて確信犯的に作った(帯にそう書いてある)一枚。
トラットリアレーベルから出ている一枚だが、トラットリアのイメージが180度変わると思う。
渋谷系気取った若者が聞いたらどんな気持ちになるだろうか。中二病ぽくわかったふりをするだろうか。
自分はあえて言おう。わかんない。しかし相当にヤバい一枚であるということはわかる。
電子音の不快な響き、ギターの尖った音色、ドラムの外れたリズム、脳を混乱させるベースライン、とトリップさせる要素はいくらでも揃っている。
このアルバムを聴いて快感か不快かどうかは自分にはわからない。ただ胸に暗雲のようなものが積もっていく。
しかしこのアルバムじゃないと味わえない独特の感覚があり、自分の好きな曲もこのアルバムの中にあるということは分かる。
聴くたびに胸に暗雲が立ち込め、肉体を離れ、このアルバムを聴いている自分を斜め上からみているような感覚に陥る。
あいにく自分は麻薬をやったことはない(ダメ!ゼッタイ!)。でもこの一枚がある限りやんなくてもいいかもと思う。
初めての一枚には適さないかもしれない。でも二枚目あたりに最適。ポップかつ変態、何でもアリな一枚。
(注:14曲目は無題です)
なんか総評が(中二病を批判してる割には)中二っぽいなあ…それか高二っぽいかな…。
駄レビューすみませんでした(上のお二方とは別人ですよw)
というわけで
>>308 >>315 >>318 >>320 乙です。
>>325 乙です。いつもの方以外が最後のフレーズ使うとちょっとややこしいw
まだマイナーなバンドですが、かなりの期待株なので投下。(ようやく違うバンドのレビューだ)
Nothing is difficult to those who have the will / my way my love (2006.8.2out)
1:KILL YOUR IDOL ★★★★
短刀で何回も突いてくるような鋭いリズムのリフ中心に構成。
初っ端からテンションが高く、音はでかくて喧しい。
中盤、全パートがこのリフのリズムに合わせるところで完全にイッた感あり。
2:otokonokoonnanoko ★★★☆
M-1に続いてテンションが高く、モーサムの「DAWN ROCK」(曲の方)のような焦燥感。
「オトコノコ!オンナノコ!」の合唱では「よみがえる性的衝動」と同種類の雑念を想起させる。
3:BEEF ★★
ボーカルの歌い方が加トちゃんの「チョットダケヨ〜」を連想させる。中年オヤジのストリップショウ。
くねくねしたギターが印象的だが、この手の曲をこのバンドがやる必然性はあまり感じない。
4:THE RAINBOW SONG ★★★★★ 歌モノの綺麗なメロディを軸に、轟音ギターと電子音ループを混ぜ合わせ面白い化学反応を生み出した。 ボーカル・ギターを左、ベースをど真ん中、ドラムを右、と各パートを極端に振り分けたミックスは 決して奇をてらったわけではなく、その後に訪れる音の大洪水とのコントラストの強調に成功している。 以下、曲から受けた超勝手なイメージ。 仮面ライダーが怪人と闘う場所のような、絶壁の下の荒地でバラバラに演奏している3人のバンドマン。 神様のイタズラか、そこに突然激しい土石流と巨大なスーパーボールが大量に投下される。 ドッシャーーーン(ポン!ポン!ポン!)グウォォォォーーー(ポン!ポン!ポン!ポン!)。 ドッロドロのぐっちゃぐちゃになりながらも演奏は続ける3人のバンドマン。 土石流とスーパーボールが去ると、なぜか崖の上には綺っ麗ぇーな虹が掛かっている。 これはよく分からないけどバンドマンの勝利! これぞレインボーソングとばかりに最後まで歌い切る。 充実の表情を浮かべたボーカルの顔のアップと同時に、ドでかく「終」のテロップ。よく分からないけど拍手! そんなド根性と不条理がカオスったハイブリッド・虹ナンバー。まさに"キャニュフィー?"な一曲。 5:INTERNATIONAL XX ★★★ またも変態的グルーヴのアッパーな曲だが、やや食傷気味に感じる。 6:SPEED VS DISCORD〜SPAZZ YOU ★★★☆ これまでの楽曲に比べギターが高音よりの鋭い音色に作ってあるため、タイトル通りスピード感がある。 ボーカルは相変わらず変態的歌唱だが、「普通にカッコイイ」という基準では今作中一番か。 7:FLAKE ★★★ バラード呼ぶべきかプログレと呼ぶべきか判断できかねるが、7分にも及ぶ大曲で締め。 ストイックな演奏で混沌とした世界を描き切っているものの、 このバンドの熱心なファンでなければ飛ばしてしまいそう。 8:VG-10 (締め用のトラックのため評価なし)
総評 ★★★☆ 「日本のソニックユース」「ぶっ壊れたマイブラ」と評されているインディーズバンドの日本復帰ミニアルバム。 アッパーな曲のテンションはかなり高く、初期のモーサムを髣髴とさせるような焦燥感がある。 また、ほぼ全ての曲にノイズやサンプリング音が散りばめられており、 ボーカルの変態的歌唱も相まって、鋭く破壊的衝動に満ちながらも混沌とした世界を描いている。 ライブパフォーマンスの評判が頗る良いバンドなので、M-1,2,5,6はライブで真価を発揮すると思われる。 M-4、M-7ではそれぞれポップミュージック、スローバラードの要素も見られ音楽的幅の広さもチラリと覗かせる。 特筆すべきはM-4の出来。他の曲は好きになれなくてもこの曲にハマる人は結構いるのではないか。 実質7曲しか収められていないため、このバンドの持つ顔を把握するには少々物足りないが、 刺激的かつ変態的な音楽を求めている人にはお薦めできる作品だろう。 M-4に限っては音楽が好きな人にはとりあえず無条件でお薦めしておきたい。 自分の勝手なイメージはさておくとして、美しい混沌が体験できる名曲であるのは間違いない。 この後にフルアルバム2枚出してるのでまたやってみようかと思います。
俺、頑張ったと思うよ。 トラビット/トラビット 1.INTRO ★ 副題が「トラビットのテーマ」なだけあって、自己紹介曲。 KAZUYA・NOBUの双方が韻を踏むことを最優先に詞を作っているらしく、時折文章が成り立っていないのが笑える。 「着こなすファッションまるでKANYEばり それちょっと言い過ぎだぜ有り得ない」とかこの一節無意味すぎるだろ。ノリツッコミしてどうする。 それとNOBUのバースでKAZUYAが叫びを乱発してるのが謎。 曲自体は安っぽい打ち込みを延々と垂れ流すチープな出来。 2.ルーレット ★☆ 今曲ではKAZUYAが韻偏重。歌詞カードの毎行で軽く5文字は韻を踏んではいるが、内容が完全に0な状況。 結果として全体に詞の必要性が疑問な曲となってしまった。 サビの「人生はルーレット 時を信じな」、要は「なるようにしかならないんだよ」っていう解釈になってしまうわけで。 トラックはTr.1ほどひどくないのでこの評価。 3.フライハイ ☆ 今作中最も詞の内容が理解できない謎曲。 二人ともテンションがヤケに高い。内輪受け曲なのか。 このノリは正直引いた。 MIDIシーケンサで30分で作りました、みたいな音は本当にどうにかならないのか。
4.summer time ★★★ こういうポップラップを歌う人たちが大好きな夏曲、やはり出てきた。 トラックはアルバム内で最も音を重ねられているんじゃないか。 「やっぱり夏が一番だよね!」という明確な主題があるだけ、Tr.2,3より格段に曲のレベルが高い。 サビが一部2段構えになったりハモリが入ったりと、デビューシングルだけに気合いが入っているようだ。 しかし歌詞中に「しげる松崎」とか出てくるが本人の了解はとったのだろうか。 5.ナガレボシ ★★★ 今作もトラックは気合いが入っている。 ギターから電子音まで、ちゃっちくはない編成である。 さて問題の詞だが、今曲は未来の自分にあてたメッセージソングだ、と聴けばすぐわかる。 もはや「主題がわかる→今回頑張ったな」という脳になっている以上良曲だと思ってしまう。 6.オーマイガー ☆ そしてまた内輪曲に。お化け屋敷だと思って洋館に潜入→実はただの民家でタイーホ、というストーリー仕掛けの曲。 なんとなく二人の精神年齢がわかる、気がする。 やっぱりなんとなく寒い。 随所のメロディックタムが曲の薄っぺらさを格段に上げていて、トラックはそろそろ泣きそうなレベルに。。
7.18〜eighteen〜 ★ もう18歳だ、やべぇもう大人じゃん、という曲。 ところが曲中でその不安に対しての行動がない。 つまり、極端に言えばただただやべぇやべぇ言ってるだけ。 唯一の対処法が「何かに不安だったら まわりの仲間と叫ぼう」ってそれただの現実逃避じゃ。 8.愛のおまじない ★★ 両親への感謝の言葉を紡ぐ一曲。 アルバム曲の中ではかなり上位に入るか。韻踏みに気を取られすぎている気はするが。 サビのメロがいまいち盛り上がらないのは意図してのものだろうか。第一わざわざマイナー調で作る必要もないような…。 9.Cha3 ☆ 彼らの小中学校時代に流行ったものを持ってきた、全体にネタ切れの捨て曲臭が漂う曲。 詞と曲のレベルが釣り合っているのが恐ろしい。怪作。 詞中にやたら固有名詞が出てくるがどう考えても全て許可が下りたとは思えない。登録商標とか大丈夫なのか。 10.HAPPY BIRTHDAY ★★★☆ 今まで見たように重いテーマは扱えそうにない彼ら、となると活路は「バカ騒ぎ曲」しかない。 ノリと勢いだけで突っ走るこんな曲はまさにうってつけである。 下ネタも飛び出し、パーティの楽しい感じは出ているんじゃないか。
11.いつかの理想 ☆ やはり存在意義がよくわからない。 2人の恋愛性癖はよくわかるけどさ。 捨て曲。 12.BAD PEOPLE, GOOD PEOPLE ★ 「あー、最近ウザイ大人多いな」ということが根本にある曲。 例によって「ウザイ大人っていやだよね」→「じゃあどうする」というプロセスは皆無。 ただ批判、というか愚痴を並べ立てているだけでは。 13.こころ ★★ 今までお世話になった人とファンの皆さんに感謝を述べて、アルバムをしめる。 Tr.8とややテーマがかぶるが、それは仕方がないか。 トラックの出来も少し持ちなおし、ラスト曲としては及第点か。 総評 ★ KAZUYAとNOBUのラップ/ヒップホップユニット、トラビットの1stアルバム。 聞き流す分にはそれなりに韻も踏んでいておもしろいのだが、レビューを書くとなるとどうしてもこうなってしまう。 二人とも当時は弱冠18歳なので歌詞にそんな高いクオリティを求めてはいけないんだろうか。 ただ彼らの場合は問題提起だけをしておいて、「これってヤバくない?」「うん、ヤバいヤバい」というゆとり世代全開(実年齢はゆとり世代より少し上)スタイル。 これをそのまま歌詞にするのはどうなんだ。ちなみに13曲中「ヤバい」が出てくるのは8曲。それがヤバいわ。 作曲は3rd Productions、加藤ミリヤあたりに曲を提供しているようだ。そっちの曲も聴いてみたい。黒い意味で。 このアルバム以降CDリリースがない。やはりTr.9でポケモンやらミニ四駆やらたまごっちやらハイパーヨーヨーやらを出したのがまずかったのか。
乙 >13曲中「ヤバい」が出てくるのは8曲 マジヤベェwwww
>>333 本当に乙!wでした。mwml投下2作目。
JOY / my way my love (2007.4.18.)
1.ACUPUNCTURE MAN ★★★☆
非常にアッパーなスピードチューン。このバンドにしては変態的アレンジが少なめで、
(中盤で歌メロと同じフレーズをオクターブ奏法の高速カッティングでカマすところぐらいか)
攻撃的ではあるものの比較的ストレートにカッコよさが伝わる。
良く言えばキャッチー、悪く言えば個性薄めの曲。それでもけっこう濃いが。
2.PARTIES ★★★★★
M-1とは対照的に、重厚な鉄の扉がギギギ…と開き野太い声で「ここは暗黒魔界…」
といったナレーションが入りそうなドロドロしたイントロで始まる。
これが真のオープニングなのだろうかどこか「幕開け」をイメージさせる。
終盤にはお約束のように演奏が激しくなるが、
一曲通して破壊的衝動のみに依存しない、どっしりと構えられた危うさが感じられる。
本作中で最も彼らのオリジナリティが発揮された曲かもしれない。
いい意味で全くキャッチーさのない、胃に溜まる濃ゆい一曲。
3.C. ★★★★
またまたM-2とは対照的で、今度はアコギを使った「一見」爽やかな歌モノ。
Aメロでのドラムの手数が曲を引き締める。
サビのメロディは綺麗なのに、バックのギター音はブチブチ潰れているところが憎たらしい。
さらりと聴かせる気はないということか。2音を繰り返すアウトロにも屈折したポップセンスを感じる。
4.the wall ★★★ 憂いある歌メロとアルペジオから始まるが、すぐに演奏は激しくなる。 こちらもドラムの音圧と手数が効いており、同じフレーズ中心の構成ながら飽きにくい作りになっている。 5.THE DEVIL SONG ★★★★★ 素人が無料の音声編集ソフトで荒く継ぎ接ぎしたような、 遊び心あるギターリフとドラムのループから始まるダンスポップ。 悪戯なリズムを刻むリフと歌唱、音圧を上げたドラムの迫力がうまくハマって非常に踊れる。 アメリカアニメのタスマニアデビルがフォークみたいな武器を持ちながら、 「ヒッヒッヒ何したろ」とか言いつつもずっとその場で跳ねているだけ、といったマヌケな画が浮かぶ。 キャッチーさと変態性を高水準で併せ持った中毒性の高い一曲。 6.A DAY ★★★ アコギ中心のメロディアスな歌い出しから始まるが、1分過ぎに突然テンポアップし、ほぼ別の曲が始まる。 機械的なプログラミング音を効かせた近未来SF的なスピードチューンになったかと思いきや、 2分半過ぎからはまた別の曲に。今度はシンセによる大袈裟なフレーズを"あえて"強調したバラード調。 非常にサクッとした3部構成、いや、3曲構成になっている。 「A DAY」とタイトルが付けられているが、何とも目まぐるしい一日だ。おそらく疲弊し切るだろう。 終盤は音の混沌性が増し「あ〜今日は忙しかったあ」と風呂上りに一日を振り返るような展開となり、 壮大な打ち込みのリズムと共に就寝。実験的要素が強く伺える一曲。 7.All Flower Suck ★★★ ここに来て彼ら定番のライブ向けアッパーチューン。 メリハリの効いたグランジ構成で、全パートのテンションが上がる瞬間の沸点は高い。 8.billowing balance fly ★★ メロディはポップだがどの方向にも突き抜けてはおらず、今ひとつ個性がはっきりしない印象の曲。 9.Trafficator,All Set?(繋ぎ用のトラックのため評価なし)
10.the signal ★★ 呟くように歌う7分超のスローバラード。メロディは王道、アレンジも彼らにすれば驚くほどシンプルで、 終盤に演奏自体は激しくなるものの、他の楽曲に比べさほど混沌としない。 歌(詞)に重きを置いたと言うことなのだろうか(英詞の上、歌詞カードが読みにくいので全く見ていない)。 7分を聴かせる何かがあるかと言うと、ちょっと厳しいような。 11.P.I.E. ★★★☆ 「締め」用のおフザケパンクといったところか。1分超「アホ」を貫く。 12.BIKINI is dead (締め用のトラックのため評価なし) 総評 ★★★★ 日本復帰リリースとなったミニアルバム「(長いタイトルなので省略)」に続く1st.フルアルバム。 前作に比べライブ向けのアッパーな曲は少なく、「音源であること」により強くウェイトを置いたのか、 比較的メロディアスでミディアムテンポ中心の、作り込んだ楽曲が目立つ。 曲調はバラエティに富んでおり、どっしり構えたM-2、歌モノM-3、ダンスM-5、 実験的構成M-6、バラードM-10と様々な引き出しを持っていることが伺える。 それらにはどれも根底に「混沌美」とでも形容できるテーマに一貫されている印象で、 メロディやギターフレーズが綺麗でもノイズやサンプリング音を混ぜてわざと邪魔してみたりと、 一筋縄ではいかない屈折したポップセンスを見せる。 照れ隠しのように奇を衒ったり雑音を混ぜたりすることで、その中心に確かに据えられている普遍性が、 見えにくいながらもより強い存在感を示しているようにも感じ取れる。 かなりごちゃごちゃしたアルバムだが楽曲は濃いものばかりなので、 こういう音楽性が嫌いでなければ、単品でのお気に入りが見つかりそうな一枚。
リクエストがあったので 絢香 「Sing to the Sky」 1. POWER OF MUSIC ★ アルバムのIntroduction的な感じ 別名「私って歌上手いでしょでしょ」のテーマ 無駄に大御所ぽくソウルに歌っているものの やたら鼻につくうえに全く歌詞が聴きとれないわ 2. 愛を歌おう ★★☆ CM曲だけあってキャッチーな凡曲ですな サビはいつも通り鼻につくものの Aメロ〜Bメロあたりは聴きやすいか ただなんでこの人は無駄に平和や反戦争を詞に入れるんだろう 3. SKY ★★★ サビは「Fly to the sky」だが一応表題曲なのだろうか 特にこれといったクセのないアップな曲調なのだが 逆にそれが声量をよく引き出していて功を成している気がする 4. Jewelry day ★★ 「三日月」の二番煎じを狙って滑っているわねえ いかにもJ-POPらしい失恋の歌ですねえというだけで 特にこれといった感想はでてこないっす
5. グンナイベイビー ★★ 無駄に重々しい前曲に比べ、ラフな感じぃ いや、別に曲と曲の間の小休止的な曲としては充分なのだが 「グンナイベイビー♪」って子守唄を彼女は本当に歌われたのかがやけに気になる 6. For today ★ 春っぽい、爽やかな疾走感溢れるアップテンポ♪♪ と、いきたいところなのだが、やけにドスの利いた苦しそうな声なのでいやはや… 「Sunnyday ウソみたい」ってあなたの苦しそうな声のほうがウソみたいだよ 曲はそこそこだが、歌唱が見事にぶち壊している (間奏に入る「ダッタラ♪」もやけにムカつくわん) 7. Why ☆ わっっは〜〜い! 8. ゴールドスター ★ 嘘と真実が氾濫する世の中、大人なんて最低だ! といった感じの厨2風世界観が包み込むダークな曲 いや、むしろお前は何を悟れたんだよと… はい、次、って感じで 9. 魔法使いのしわざ ★★☆ 無駄にエゴイズムの強い歌声は影を潜め 幼稚に、舌足らずに歌っている、まあこれも小曲なのだが、悪くない塩梅 ただ「神様なぜ?」って神を信じるのか魔法を信じるのか絞れよ、と
10. 手をつなごう ★★★★☆ はじめ"ドラ主題歌"で「手をつなごう」という曲名を聞いたときは 某島谷○とみさんの「YUME日和」のようなキッズ向けの糞曲でも作ったのかしらん、と思ったが 抽象的な平和を掲げる歌詞、壮大でマイナーな大陸系の音、彼女の歌唱 それら単独では滑ってしまうとしても、ベクトルがマッチするだけで こんなにも良い曲になるのかと、正直驚いた、いや、素直に良曲だと思います (関係ないけどドラ映画は新シリーズのほうが主題歌はいい気がする) 11. 愛も嘘も真実 ★☆ さっきもこんな曲なかったっけ…? そろそろお腹いっぱいです、といった感じで 個人的には♪10「手をつなごう」がラストで良かった 12. CLAP&LOVE ☆ よく考えたら「why / CLAP&LOVE」って奇跡のシングルだわ 13. 君がいるから ★★★ まあ歌詞もメロディーもありきたりでチープなのですが 無駄に前に図々しくでてくる歌唱をしたいないため、 だいぶ聴きやすいなあといった感じなのですが そろそろいつまでアルバムが続くのか心配になってきまっす 14. おかえり ★★★☆ サビの「おかえり I'm home」なんて歌詞は酷くダサく感じてしまいますが、 こちらも前曲と引き続き、柔らかなイイ歌唱をしているので、 アットホームで、大団円な感じの、佳曲ですね あれ?まだ終わらないの?
15. 今夜も星に抱かれて・・・ ★★ 単体で聴けば悪くないのかもしれないが、流れで聴くには根気が必要 いかにも"おやすみなさい"って感じで、アルバムのラストに相応しい曲ですな、ってあれ? 16. WINDING ROAD ★ やっちまったワーナー お徳感を出したいのだろうが、オリジナルアルバムにこれはNG それで曲が水準に達していればいいものの… 絢香とコブクロがコラボしました、以上!という 羊水とEXILEと同じくらい中身空っぽなある意味凄まじい奇跡でっす 17. I believe(English ver.) ☆ やっちまった絢香 自称日本人・安藤美姫と共に世界に日本の恥を輸出した名曲 アルバムの崩壊具合を象徴してまっす 総評:★☆ 商法もさることながら17曲というありえない曲数 その曲数から想像できる通り、内容は前作同様"駄作"と言わざるをえないです 無駄に声量を誇示する曲と、歌い方が鼻につくバラードが大半 そのうえ蛇足の極みとも言える「WINDING ROAD」「I believe(English ver.)」まで収録されている ハッキリ言って1stから1年半程経って成長の兆しが全く見られないのには驚いた ただ「手をつなごう」「おかえり」などを聴くと、うん、悪くない 要はもっとカジュアルに、ラフに、軽くなってもいいんだよ、と思う ジャケットは重々しく病んでる子にしか見えないし… ちなみに今回の発売形態はavexの2DVD以上に悪質です 個人的に彼女に資質は感じていなくはないので、もう少しまともな活動をさせてやって下さい
>>337 乙。混沌系か…気になる。
>>341 乙。一瞬芸能音楽速報板に行ったのかと勘違いしたよw
>>341 乙です。新作アルバムスレでも見たような気がしますw
>>344 さすがに悪口だけではあれなのでw
というかつい先日まで絢香はエイベだと勘違いしてた
>>338 乙。てか
>7. Why ☆
>わっっは〜〜い!
糞ワロタwwwww
別にファンじゃないのに2回ほど生で聴いたが、どうしてもWhyには聴こえないw
オレンジレンジの新譜はどないでっか
誰かレンジのパニファンお願いしますm(._.)m あと緑のさしぶもお願いしますm(._.)m
mwml投下3、4作目(ラスト)。 a HOLY LAND INVADER / my way my love (2008.4.9.) 1.COWBOY KILLERS ★★★★ シンプルなギターリフから全体がスピードアップする瞬間の沸点が非常に高い。 テンションも高いが勢いに任せたプレイではなく、衝動性を保ちつつ洗練されている印象を受ける。 キャッチーさも兼ね備えており、ライブ映えは間違いないだろう。 2.JUNK-YARD SUPERTRIP ★★★☆ こちらもアッパーな曲だが、M-1がバンドサウンド重視なのに対し、歌声重視といった印象。 このボーカルにしては(?)かなりしっかりと歌い上げており、セクシーな歌声を披露している。 3.BLACK SUN MISERY ★★★ 3曲目にして7分に及ぶスローナンバー。相変わらずのストイックさを発揮する。 メロディは希薄で所々にアクセント的な発声を織り込みながら、ダークテイストなアルペジオ中心に進む。 中盤過ぎからはギターが変態的音色になり、定番のテンポアップを経て最後は「イっちゃって」終了。 オチのためにストイックな6分半があった、と言っても間違いではないかも。 4.FAMILY -theirs the remains- ★★★★ シンセをフィーチャーした歌モノ。音圧を上げたドラムフィルインが効果的。 今作中最も穏やかな楽曲で取っ付き易いが、音のバランスはこのバンドらしくて面白い。 「FAMILY」と題されている通り平和な日曜日に聴きたいポップチューン。 5.la la lo television (繋ぎ用のトラックのため評価なし)
6.PXXXX ★★★☆ タイトル表記ではX(ペケ)になっているが、PEPSI(ペプシ)のようだ。ペプシコーラと歌っている。 ややコミカルにイカれたアッパーチューン。中盤ではテンポダウンを挟むアクセントもあり。 7.BAY ★★★★ 「ベェェェーイ!」と濁声でシャウト。ギャグとしてグランジをやっている印象。面白い。 8.tell me what went wrong my baby ★★★ アコギやアルペジオを中心に様々な音色を絡めながら、展開としていくつかの起伏を見せる。 情景的な洋画を見ているような感覚で聴けるよく作り込まれた楽曲だが、 ややBGM的属性が強いので印象に残りにくいかも。 9.RAVE ON ★★★★ 渋カッコイイギターリフを軸にグランジ的展開を取り入れたアッパーチューン。 うまくテンションがコントロールされており、全体的に締まった楽曲に仕上がっている。 10.parrots and lemurs (繋ぎ用のトラックのため評価なし) 11.THE HORIZON GREEN AND BLUE PERSONALITY ★★ どこか胡散臭いチープなハンドクラップを挿入。ポップだが彼ら特有のアクの強さはあまり感じず、 電子音を挿入してファルセットで歌う箇所は混沌と言うよりは雑多、という印象。 どうせなら「ハンドクラップ」そのものをおちょくる位、ブッ飛んだ使い方をしてもらいたかった。
12.Blue Lemon In The Red Sky ★★★★ 単音のギターフレーズが印象的な3部構成のミドルナンバー。 序盤は単音のギターリフを軸に、ボーカルオフの状態で徐々に盛り上げていく。 中盤から少しずつテンポアップし、ボーカルとギターが協奏するように進みながら、 終盤では音色が潰れて、緊張感が高まった状態で終わる。 6分あるがギターが終始耳を掴むフレーズを奏でるので、飽きずに最後まで聴ける。 13.my life ★★ ちょっとサイケな弾き語り。日本復帰後では初めて(?)日本語で歌っている。 メロディ・アレンジ面で特に際立った箇所は無く、彼らにしてはあまり個性を感じない曲。 エンディング用、といったところか。 14.invaders (締め用のトラックのため評価なし) 総評 ★★★☆ 前作「JOY」に比べると混沌とした音作りの要素はやや薄れ、代わりにライブ時の緊張感を 保ちながらもテンションをうまくコントロールした、洗練されたバンドサウンドを前面に出したアルバム。 音源での彼らの持ち味を出したストイックな「濃い」系のM-3やM-12より、 ライブで本領を発揮する「鋭い」系M-1やM-9といったアッパーな楽曲が主役、といった印象。 とは言え楽曲の幅は広く、穏やかなM-4、ギャグM-7、ポップM-11と各方面にやりたいようにやっている。 それぞれにアクが強いので、熱心なファンでなければ全ての曲を気に入るのは難しそうだが、 前作同様、単品でツボにはまる一曲を見つけることができそうな一枚。
dedicated to an angel on your shoulder / my way my love (2001.10.10.) 1.msm(導入用のトラックのため評価なし) 2.AIR CRUISER ★★★★☆ 喧しくて美しいディストーションギターに尽きる。電子音ループと絡めた轟音ギターは、 連打するバスドラと相乗して押し寄せる大洪水のようにこちらの意識を持ち去る。 ディストーションサウンド好きなら、一発でノックアウトされる可能性ありのパンチある一曲。 3.CZECH SUN ★★★☆ セクシーな女性コーラスとアコギでのアルペジオが甘美的なミディアムナンバー。 バックのドラムプレイが楽曲を引き締める。中盤以降は定番のグランジ的展開。 4.A WAKE ★★★★★ 2006年発売のミニアルバムに収録されている「THE RAINBOW SONG」の元ネタ、と言ってしまえばそれまでか。 歌モノの綺麗なメロディに、美しさを含んだディストーションギター、電子音ループ。 これら別方向の音要素が混ざり合い、絶妙な化学反応を生み出している(RAINBOW〜と同じこと言ってるw)。 「THE RAINBOW SONG」との違いは歌詞が日本語のため、「歌」を聴く意識の比重が自然と増すところ。 歌謡曲的センチメンタルを含んだオルタナティヴナンバーとして他に類を見ない楽曲。 5.KISS MY HEAD ★★★ ちょっと捻くれたポップセンスを見せるアッパーチューン。 ノリやすいリズムに電子音のアクセントが効いている。 6.Ilove you dog(繋ぎ用のトラックのため評価なし)
7.EARTHLY HEAVENLY ★★★ 淡々とした危うさのある歌メロにノイジーなギターとアコギが絡むミディアムバラード。 「Usual tone〜」あたりの車谷っぽい雰囲気かも(そっちの元ネタは置いておくとしてw)。 8.SECRET LIFE ★★★ チューブから液が漏れたかのような、ちょっとお下品な音から始まる。 呟くような歌唱とアルペジオに電子音を絡めた音構成中心に進むが、 中盤以降はテンポアップし激しさを増していく。 終盤はノイズとサンプリング音のみになり、最後にブチュ〜〜〜というお下品な音を挙げて終わる。 色々いっぱい出た模様。マッド系のスローバラード、いった感じか。 9.cota punks(締め用のトラックのため評価なし) 総評 ★★★☆ 欧米進出前のmwmlが当時在籍していたアウイエ氏主催のアウイエレーベル(注:本当はデリシャスレーベル) からリリースしたミニアルバム。レーベル脱退の経緯については割愛。 日本復帰後の作品と比べると歌メロを中心に据えたポップ要素の比重が高く、 彼ら特有のアクの強さとのバランスがうまく取れているので取っ付き易い楽曲が多い。 歌詞も日本語なので親しみやすく、コンパクトながら彼らの持ち味は詰まっている。 店頭販売で見かけることはほぼないだろうが、ネット通販なら在庫がある模様。 M-2、M-4だけでも1575円の元は取れる一枚。
乙聞いたことないけど良さそうだからちょっと探してみようと思う。
■ おすすめ2ちゃんねる 開発中。。。 by FOX ★ このスレを見ている人はこんなスレも見ています。(ver 0.20) 【ポスト純恋歌】ET-KING【愛しい人へ】 [邦楽グループ] wwwwwwww
>>354 my spaceとBARKSに試聴あるので、
それで良さげだったら買っても損はないかも、です。
>>355 www でも向こうのスレにもファン殆どいなさそうw
mwmlがたくさん!乙ですー。
古明地洋哉 「孤独の音楽」 01: 想いが言葉に変わるとき ★★★★★ アコギで鳴らすたった4つのコードストローク。 これだけを武器にして、現代ポップの戦場に突っこんでいった「孤独の音楽」。 「詞」と「歌」だけの肉弾戦で、シンガーソングライターはどこまでいけるのか。 少なくともこの時この曲で、彼は想いを歌に変える事に成功した。 02: クロエ ★★★★ 自分を変えるのを嫌がって、世界を変えようともがく不器用な君を全部許す歌。 それでいいよ 君を見てた 君が好きだ アコースティックなアルペジオに、遠雷のように鳴るファズギターが優しい。 03: 素晴らしい嘘 ★★★★★ 3曲目にしてバンドサウンドが全開になって、このアルバムの最高到達点へ。 「素晴らしい」のは手に入れるたびに重ねていく嘘のことなのか 詩中で繰り返される「僕に出来ることを考えてた」という過去形の言葉自体か この世界を君に届けたいという自分自身への言葉まで嘘なら、この曲はやはり「素晴らしい嘘」でいいと思う。
04: dialogue(can you hear me?) ★★★★ 「君の秘密を打ち明けてほしい」とハイペースで呼びかける言葉が、 「ミスってない、ミスってなんかない」少しずつ 「ただ友達でいたいんだ」自分を追い込んで 「もうだめだ さよならだ 君がその傷口を隠し続けるのなら」相手へ責任を擦り付けて自らを追い込んでいく 1:14にガタンと世界が崩れるような音がメタファーとして秀逸。 05: 太陽のまばたき ★★★ ピアノとアコギのアルペジオで一気にテンションが落ちたのだが、この孤独感はまったくぶれない。 曲調の暗さゆえに落ち着く、夜のような曲。 夜には目を閉じる、暗い時には目を閉じる、歌っているのはそれだけ。 06: i miss you(from my bedroom) ★★★★ 3拍子のアコギでベッドルームから「おやすみ、君がいなくてさみしいよ」と唄い続けるだけのネガティブソング。 校内放送のような音の響き方が、ベッドルームと言うよりも自分の殻の中から言葉を発している印象を与える。 「いつになったら僕は君に会えるんだろう」間違いなく、自分からそこを出なければ会えないことを知っている。 07: 嘆きの天使 ★★★ たいていの場合「天使」と歌うときは女性の比喩になっているものだが、この曲も例にもれず。 ドラムや鍵盤隊を用いた明るい曲。 「泣き喚いてた、傷ついた天使が光を感じていった」という前向きなはずの曲。 けれどどうしても最後の「すれ違うばかりの世界だったとしても」の一文が、救いには聞こえない。
08: waltz(for the star) ★★ ♯6と違い、メジャーなコード進行で、明るく進む3拍子。 アコーディオンや重なるアコギがヨーロッパの街角のよう。 「いつも探していた」壊れかけてまで、夜明けまで探した君には、最後まで会えない。 「いつも探していた」同じリズムでひたすら繰り返す彼はすでに。 09: 無知の涙 ★★★★ まだ足りないとあなたは言うけど もう要らないと僕は思う 君に刺さるように(実際に刺すような悲壮感を持って)歌う言葉は 君のために、君を突き放す言葉なのだろう。 相変わらず暗く穏やかに進む曲だが、とても暖かい。 10: 孤独の音楽 ★★ 悲しみと手を取り合って歌えるならば、それはもう愛と勇気だけが友達なのと何の変わりも無いのかもしれない。 夢から覚めたらこの歌を歌うよ、と彼は言う。 目が覚めた世界に彼女が在るのかは読み取れないタイトルチューン。
11: 君を見つけたよ ★★★★ オリエンタルな雰囲気のアコギと詩世界でICOのような空気を描くラストチューン。 世界との結び目を見つけたと、それは君だったと彼は歌う。 “君”は、特定の女性ではなく、孤独の音楽に触れた人たちのことなんじゃないだろうか。 総評 ★★★★ 孤独の音楽は、孤独を感じている人に手を差し伸べる作品ではない。 孤独のシンガーソングライターが孤独を歌っただけの作品である。 しかしながら、落ち込んでいる人の背中を押すような応援歌とは全く逆のベクトルで、誰かを孤独から救うことが出来る稀有な作品である。 僕も孤独だよ!と露骨に声をあげるような愚策を用いず、ただ他にも孤独な人の存在を知らせるだけの、それだけのことで世界と彼とをつなぐことが出来たマスターピース。 美しいメロディだけを目当てに聞いても、きっと印象に残らない。 このアルバムを偶然手に取って、部屋に戻ってヘッドホンをかけた人だけに刺さる。そういう音楽。
>>361 乙ー。
ひさびさにムーンライダーズを
ムーンライダーズ「ANIMAL INDEX」
1.悲しい知らせ ★★★★★
独特の神秘的なアレンジで聴き手をこのアルバムに吸い込む。
サビのジャッジャッという、歯切れの良い部分も上手く決まっている。
歌詞の乗せ方も、中村一義や後期スーパーカーを髣髴とさせ、テンポが良い。
個人的にライダーズ最高の一曲。
2.犬にインタビュー ★★★★
それにしてもこの曲のAメロ、前作「アマチュア・アカデミー」収録の「30age」とそっくりである。
同じバンド内のパクリってのはどうなんだ?w
しかし今にも走り出さんとするアレンジが心地よく、「30age」にも負けない曲。
歌詞も非常に分かりやすい題材であり、メッセージが良く伝わってくる素晴らしい一品。
3.ウルフはウルフ ★★★
前曲とほぼ間髪入れずにこの曲へ。
サビのブレーク連続が病みつきに。
4.羊のトライアングル ★★★☆
まったりな曲。
イントロを含め、聴きやすい。サビで微妙に引くのが良い。
5.さなぎ ★★★
エロ曲。
ライダーズの(かしぶちさんの)エロい曲は曲調と歌詞のギャップが良いw
6.Acid Moonlight ★★
インスト。ピアノとヴァイオリン。
7.HEAVY FLIGHT ★★☆ インストの後の半分目が覚めたようなまったり曲。 ふにゃふにゃな音辺りが聴き所。 8.夢が見れる機械が欲しい ★★★☆ 淡々としているがそれほどぐだぐだしない。 ベースラインが印象に残る。淡々と進むサビも鬱さを増長させて良い。 9.Frou Frou ★★★ 一転してイントロから明るいこの曲。 地味ながら堅実な曲作りは非常にかしぶちさんらしく、安心して聴ける。 10.駅は今、朝の中 ★★★★ 少し哀愁を漂わせた良曲。 間奏はゲームのドラキュラの城のBGMっぽさを感じさせる。 メロディと歌詞との親和性が非常に高く、誰が聞いても気に入りそう。 総じて欠点の無い曲だと言える。 11.僕は走って灰になる ★★★★ やけに長くて大河ドラマを感じさせてしまうイントロさえしっかりしていれば… と悔やみたくなる暖かくも淡々とした名曲。 でも後半になるに従い、まったりしていくのは良いかも。 12.歩いて、車で、スプートニクで ★★★★★ この曲でムーンライダーズと出会ったのだが、とにかく衝撃的だった。 リズム的には盛り上がる系のリズムのわりにメロディがそれと合っておらず、低いテンションのまま。 しかしそれがとても不思議な雰囲気を編み出している。これはこの曲でしか感じないことだと思う。 全体的にやりたい放題なアレンジも、カオスさ加減を引き出していて素晴らしい。
総評:★★★★★ メンバーが2曲ずつ持ち寄って出来たアルバム。 このアルバムはファンには人気があるが、 名盤である、前作「アマチュア・アカデミー」と次作「DON'T TRUST OVER THIRTY」にはさまれた地味なアルバム、との認識が少しあるよう。 しかし、M10の様な人気曲や慶一作曲のM1、M12のような前衛的なアレンジの名曲もあり、バラエティに富んでいる。 全体的に肩の力が抜けており、このアルバムが最もムーンライダーズらしいアルバムだと思う。 また一部でゲームミュージックのようなアレンジが施され、「MOTHER」からのファンならはまりそうなものが多い。 前作とはまた違った、アンダーグラウンドな夜っぽさで聴きやすく、個人的には今作がムーンライダーズの最高傑作だと思う。 蒸し暑い夜にピッタリな名盤。ムーンライダーズにはこのアルバムから入るのが良いと思う。
>>358 コメさんktkr!他の人のレビューを読むと、
こういう捉え方もあるんだ、って参考になるから好き。
意外に誰もレビューしてなくて寂しいので今夜クラヨエレビュー投下予定です。
アウイエレーベルに吹いた
確かピロウズのライブ中さわおにゴミ投げつけたんだよな>mwml
平野綾の「RIOT GIRL」お願いします
解体ピアノ/倉橋ヨエコ 1.鳴らないピアノ ★★★ このアルバムのリード曲。良くも悪くも毒気の抜かれた良質なPOPS。 PVまで面白味がなくなっているのは残念。 それでも「私のピアノは蓋を閉じたよ 拍手もないまま」の歌詞が切ない。 2.依存症〜レッツゴー!ハイヒール〜 ★★★★☆ ライブでは冒頭からのコール&レスポンスが気持ちいい一曲。 「今日も元気に あなたに依存症/バレちゃ重たい あなたに依存症」と お得意のクラヨエ節炸裂。相変わらずの自虐曲。 笑えない歌詞を明るく朗らかに歌い上げるから不思議ちゃん扱いされるんだよなぁ。 3.春待ちガール ★★★☆ チープな打ち込みサウンドが妙に似合うカワイイ歌詞。 初期矢野顕子を髣髴とさせる一曲。 これまでなかった作風だけに意表を付かれたがこれはこれでアリ。 4.電話 ★★★★ 離れた二人を繋ぐのは遠い声。あなたを想う、切ない一曲 「一緒に歩きたいって 靴が泣く」がリアル。 Bメロからサビにかけてのコード進行が泣ける。
5.裏目の女 ★★★★☆ 鬱的名曲"雪は涙で穴だらけ"にも通じる、とことん報われない女。自虐曲その2 そんな中突如登場する「肉じゃが」が暗示するのは、日常が孕む狂気。 彼女は言えない気持ちを卵とじにして弁当に詰め込んだ前科もあるが この辺りの言語感覚は相変わらず秀逸。 6.友達のうた ★★☆ 誰も知らないHIPHOP集団がプロデュース。曲中では彼らのラップまで。 報われぬ恋を唄うのはいつものことだとしても、 声にエフェクトかけまくりだから彼女が唄う必要性を感じられない。 こんな薄っぺらい打ち込みバックにサバダバ言いまくっても、ねぇ…。 7.恋予報 ★★ #3と同じくチープなバッキング。ただしここではそれが見事に裏目に。 酷いことを言うようだが、彼女に幸せな恋の歌は似合わない(きっぱり 8.バルンの不思議な旅 ★★ 作詞作曲プロデュースは堂島孝平。それ以上でもそれ以下でもなく。 クラヨエの一番の魅力は歌詞なのに、それを潰してどーすんの。 新たな魅力を引き出してもらえりゃいいんだけど、 こんな無難なPOPSじゃぁ毒にも薬にもなりゃしねぇ。
9.あなた ★★★ 小坂明子のカバー。同じ詩、同じメロディの筈なのに のどかで微笑ましい乙女のメルヘン的箱庭世界が 周囲がドン引きする程暴走しまくった妄想世界に変わってしまうから怖い。 アレンジはシンプルで面白味が薄いが、これは選曲の勝利。 10.雨の羽生橋 ★★★☆ ドスのきいた声にゾクリとさせられる昭和歌謡。自虐曲その3。 本人も意識しているようだが、彼女の声にはこの曲調が合う。 11.マネキン人間(Extra Piano Mix) ★★★★☆ 人間恐怖症の末マネキンしか愛せなくなった女が 「人間を辞めさせて頂けますか」と唄う超鬱曲。 この人と暮らします!とマネキンを連れての不動産屋行きを 本気で検討したという彼女だけに凄みが違う。 「取り扱い説明書を誰か下さい/マネキンになるには何ページですか?」 …だから怖いって。 12.輪舞曲(ロンド) ★★★★★ 廃業を意識して書いたという、涙なしでは聞けないピアノ弾き語り。名曲。 シンプルだからこそ、胸を打つんだよなぁ。
総評:★★★☆ 衝撃のアーティスト廃業宣言をした倉橋ヨエコのラストオリジナルアルバム。 メジャーデビューアルバム「ただいま」で帰宅した昭和の捨て犬・平成シャバダバ娘が 心の羽根を毟り尽くし言葉を出し尽くして紡いだ最期の一枚。 泣いても笑っても残るは9月に出るというベストのみ(の予定)。 メジャー以降音楽的挑戦を続け、(個人的に)それが裏目に出て散漫な印象だった 前作「色々」よりも全体の流れがすっきりとして聴きやすい一枚。 かつてに比べると彼女の特色であるピアノが埋没しているのが残念だが、 ラスト2曲でそんなのどうでもいい!と叫びたくなる。 中だるみを起こしているが故に覚えるこのカタルシスの凄まじさよ。 クラヨエを良く知る人は#12輪舞曲(ロンド)を聴くためだけでも買うべきだし、 はじめての人も割と聴きやすい一枚になっているのでオススメ。 歌詞カードを片手に、どなた様も是非どうぞ。
>>369 今書き直してるやつ終わったらやりたいかも
(まとめの人お手数ですが後で差し替えお願いすることになります、よろしくお願いします)
木村カエラ「+1」
misono「生 -say-」
希望しておく
>>370 乙
倉橋ヨエコは興味あるからベスト盤出たら買おうかな
まとめサイトSound HorizonのとこSound Sorizonになっちゃってますよ
阿部芙蓉美 1st Album 「ブルーズ」 1. ドライフラワー ★★★★ 心地いい、ひたすら心地いい、それに尽きる 歌唱も、バックの演奏も、コーラスもどれも自己主張激しくなく ただ、アルバムの世界へ、孤独を感じ、孤独を癒す世界へと誘う 2. on saturday ★★★★☆ ふと、安藤裕子の「パラレル」を想い出す、そんな感じ 憂鬱の月曜を捨て去り、土曜日、"君の街"へとただ走っていく そのリズムのいいドラムと、程よい疾走感、キラキラしている "冗談めいた量のパン"っていう詞とか、凄く素敵だ 3. 群青 ~album mix ★★★★★ デビュー曲、かなりの秀曲 初期のCoccoを彷彿とさせる "憎しみ 愛しさ 違いはない" "身体さえもういらなくなる"というワード それでも自暴自棄というよりは、目的もなく、 ただ浮遊感を纏い生きていくような無常観が漂っている 4. 太陽 (the swelling sun) ★★★☆ アルバム一、ダークな雰囲気に堕ちている 太陽、という曲名ながら、彼女の出身地である稚内のような 世界の果て、寒々しい荒野を連想させる
5. 開け放つ窓 ~piano version ★★★★★ 3rdシングル、もしかしたら「群青」以上の名曲かもしれない 陰鬱な空気は変わらずなのだが、暗いけれど、明るい "あなたのやさしさを守るから" "信じて"という強い言葉と ピアノの織り成す珠玉の美しいメロディー 意志、生まれ変わるような予感、希望に溢れている 6. trip -うちへかえろ- ★★★☆ やや小休止、まったり、のほほん いつもの通勤電車の、反対方向に飛び乗って、どこか遠くへ行きたくなる 田舎の、単線の、自分以外誰も乗っていないような電車で聴きたい感じ 7. さみしいときはどうしている ★★★★ ぶつけようのない憂鬱を吹き飛ばす爽やかな曲 誰もが抱えているような不安を共有 "胸がギュウっとなってしまう どうしろっていうの!" どうしている?どうすればいいかはまだ分からないけれど 背中を押され、自然と生きていけるような気がする 詞の世界も凄くいい 8. なみだは乾かない ★★★☆ 夜空を思わせる、心地よく眠りを誘うようなバラード "なみだは乾かない それでいいんだと思うよ"というメッセージは まさにこのアルバムの枢軸を成しているものだと思う ただ、ただ、安らぐ
9. 青春と路地 ★★★★ 2ndシングル、またここで深い虚しさを誘ってくる いつかの日、どこかに置き忘れた日々、青春 どうしようもない程に郷愁を感じさせ、ひどく憂う 10. ぼくら平凡 ★★★☆ "特別なものなど無い 無い 無ェよ" やや普通のJ-POPにもありがちなそれこそ平凡な曲だが 歌唱、編曲でよく補われていると思う 11. chill ★★★★★ 今までになく、攻撃的な詞、サウンド 特に冒頭からのギターと、"ガクガク…"という歌い出しにはドキッとさせられる "たとえようのない寂しさ 目を開けていられる幸運"という言葉は まさにこのアルバムそのものだと思う 12. planetary ★★★★ すべての鬱憤を浄化して禊いでいくような1分弱のインスト
総評:★★★★☆ 個人的、2008年上半期で5本の指に入るアルバム 阿部芙蓉美(あべ ふゆみ)、アーティストについてはWikiなどで見て頂ければ、と そのウェットで、アンニュイで、メランコリックな楽曲と歌唱 情緒深い、無常観の漂う空気である一方、鬼気迫るような厳かさは無く、 暮らしの中で誰もが感じるちょっとした憂い、寂しさに まるで語りかけられるように、体に染み込んでくる もちろん残念な点がないわけではない シンガーソングライターながら、本人作曲は2曲のみ「ドライ〜」「開け放つ〜」 ほかは谷本新、もしくは2人での共作となっているのが、やや惜しい ちなみにDVDに収録されているPVもお金が無いのか、まったく面白味がない 彼女は音楽で魅せられるので、わざわざ付属させる必要はなかったかも とはいえ、1stでこれだけの作品を創ってこられ、なおかつ成長の兆しすらまだ見えるのは凄いと思う 上記にも登場した、安藤裕子、Coccoなどが好きな方はもちろん 女性アーティストを聴くならとにかく一度は聴いてもらいたい (特に「新垣結衣はウィスパーボイス」とか言っちゃう輩に聴かせてやりたい)、でっす
>>379 乙
Cocco好きだしちょっと聴いてみるわ
>>370 >>376 乙です
BLUE/RCサクセション
01.ロックン・ロール・ショー ★★★☆
ずんずんとした低音と、渋いギターリフ、清志郎のソウルフルな歌声が上手い具合にマッチするバリバリのブルース
スタジオアルバムはいまいち弱いという前評判のRCだが、これを聴く限りそんなことは無く凄いまっとうにロックンロールしてる感じがする
途中で入るマイケルシェンカーとかあの辺の影響を受けたようなバリバリのHRギターがカッコいい
02.Johny Blue ★★★☆
キーボードの音とギターのフワフワしたカッティングが、いかにも80年代といった感じのシティポップ。それでもベースはゴリゴリの低音を響かせてる
RCのポップセンスがふんだんに発揮された曲であり、曲全体に切なさが漂ってる。清志郎のボーカルも冴えまくり
03.多摩蘭坂 ★★★☆
初期の彼らを思い出すかのようなしっとりフォークソング。しかしギターが仲井戸だけあって洗練されており、雰囲気に初期の泥臭さは無い
ゴージャスなアレンジにも耐えうるような曲を作れてるあたり、初期から進歩したのかもしれない。歌詞がとても文学的、松本隆とは違った良さがある
04.ガ・ガ・ガ・ガ・ガ ★★★★
1と同じようなゴリゴリのHR。ストーンズ張りの尖ったギターリフと軽快なピアノの音が上手いことマッチしてて、良い味を生み出している
途中でブラスが入ったりするが、別に曲の雰囲気を壊すこと無くこれしかないといった感じのアレンジになってる。清志郎のシャウトも絶品
05.まぼろし ★★★☆
サイケデリックな浮遊感漂う、フィッシュマンズなんかにも通じるところがありそうな曲。こういう曲もやれたのかと感心してしまう。歌詞もすさまじい
「ぼくの理解者は行ってしまった もうずいぶん前の忘れそうなことさ あとは誰もわかってはくれない
ずいぶん長い間一人にされています 誰か友達を与えてください」
うーん、孤独だ。ラストの仲井戸の泣きのギターも秀逸
06.チャンスは今夜 ★★★★☆ これまたRCのイメージとは違ったロカビリーなナンバー。ここまでの軽い疾走感はそれまでのRCには無かったものではないだろうか 曲の勢いに負けること無く楽器隊も思う存分演奏してる。こういうのは簡単そうでなかなかできない曲なんじゃないかな 07.よそ者 ★★★★ ブルースど真ん中、日本人でここまで黒いのは凄い。その一方で演歌チックな叙情性も持っていて、そのバランスが絶妙な曲 歌詞も歌謡曲を意識したモノで「けむる港町」なんてフレーズはまさにその典型。それでもくさくならない作りは流石としか言いようがない ギターソロもゴリゴリの泣きギターで演歌っぽさを感じたり。しかしかっこいいんだなそれが 08.あの娘のレター ★★★★ ソウル。ベン・E・キングみたいな曲。牧歌的ながらもどこか反体制な匂いを感じるのは、RCがロックバンドたる所以か 途中で「ポリ公」というフレーズに暈しが入ってるのも、どことなく時代を感じさせてくれる。メロディーが良いね、とても聴きやすい曲 総評:★★★★☆ RCサクセションの6枚目のアルバム。ゴリゴリのロックアルバムであり、非常にソウルフルな作品となっている 日本人でここまで黒人に近づけるのも中々素晴らしいとは思うが、一方で演歌チックな部分もあり、それが上手いこと琴線に触れる じゃがたらとかローザルクセンブルクみたいにもっとリズムを体現してるアーティストはいるだろうが 彼らよりもRCが人気を得てる秘密はそこにあるのではないだろうか 清志郎の歌詞も文学的なものからおちゃらけたものまで幅が広く、非常に面白い。RCロック期の名盤 駄レビューすみませんでした
RC、乙です。
>>382 乙。
Discoveries/THE JETZEJOHNSON
1.Quadra ★★★★★
オープニングトラックは重厚なクラブ系パンクロック路線。
AメロとBメロではCとDのパワーコードしか使わないし、低めをウロウロするサビメロは一見手抜きのようだが、それが逆にこの曲の重さを引き立てている。
時折入るシンセもナイス。
小細工なしで突き進む、非の打ち所のない一曲。
2.Dancetek ★★★★★
なんとなくthe ARROWSを思い出すダンサブルな4つ打ちロック。
前曲から一転、メロディアスなボーカルが曲をグイグイひっぱる。
そのボーカルを殺しすぎないながらもコードバッキングだけで終わらせないギターも見事。
3.QUIT or REBOOT ★★★
前2曲よりもテクノ的なアプローチなイントロだが、ボーカルが入るとロックに引き戻される。
Bメロで煽りが入る割には、サビでの盛り上がりに欠ける。似たような曲調の1曲目に比べてしまうと弱いか。
4.Battle of Dusseldorf ★★
音の重ね方が弱く、薄っぺらく聞こえてしまうバックが難点。
それなりに動いているベースは楽しいが、他に聴きどころがあるかというと…。
サビメロの作りが安直なのも気になる。
歌い方がthe pillowsみたいに投げやり気味なのは人を選びそう。
5.Terminal BreakDown ★★☆ シリアスさを出そうとして出し切れなかった感じの曲。 ストリングスがわざとらしすぎるのが原因だろうか。 他パートはそれなりに単調でないため、惜しい。 6.Girl of Mark ★★★★☆ ここでTr.2のようなミディアムダンサブル曲に。 こういう曲を作らせると上手い。 気だるいボーカルとコーラスがアンニュイな雰囲気を演出し、Tr.2とは差別化が図られている。 ブレイクの使い方も効果的。 ラストがややくどいと感じる人もいるかもしれない。 7.Amy ★★☆ アコギを主体に据えた、ゆったりした一曲。 コード進行がよくあるものだけに、アレンジが単調なのがつらい。 とはいえ他に問題になりそうな箇所はなく、全体に無難にまとまった。 8.Fairground ★★ イントロで鳴り響くグロッケンが印象的。 案外の引き出しが狭いのか、既存曲と印象がかぶるメロディが多い。 アレンジのピコピコした電子音が目新しいので救われるが。 やはりゆったりした曲で、Tr.8と並べたのは疑問。
9.Vitalogy ★★★★ クラブミュージック的なシンセ音を多用し、キックもそれっぽい音圧が高めな曲。 ロック色は影を潜め、ギターテクノとでも形容できそうな仕上がり。 例えるならMEGのMODELにギターをガンガン入れた感じ。 アルバム内では間違いなく浮きに浮いているが、あるのとないのでは大違いでは。 10.Tide of Memories ★★★★ ピアノを全編にわたってフィーチャーし、DREAM STATE的なピアノロックになった。 最初にして最後の日本語詞。またボーカルに電子的エフェクトがかかっていない数少ない曲。 最近の邦楽としては珍しい6/8拍子で、さらに独特さを強めている。 歌詞の世界観としてはBUMP OF CHICKENに近いかも。 THE JETZEJOHNSONっぽくはないが、良曲。 11.Coma ★★★★ アレンジを可能なかぎり絞った、シンプルな出来。 全体に浮遊感をもったボーカルの声質が非常に効果的。 タイトル"Coma"にふさわしく眠りにつくようにアルバムを終わらせる。 総評 ★★★★ 3人(+1人)組エレクトロロックバンド、THE JETZEJOHNSONのアルバム。 作曲・編曲は全体に引き出しが多いようには思えないが、組み合わせを工夫しているため非常にカラフル。リミックス曲だらけだからという話はなしね。 歌詞はほぼ全曲が英詞ながら日本語訳がついており、それを見るかぎりは語彙はそれなりにあると思われる。 Tr.2で藤戸じゅにあの音域の広さに驚いたが、他の曲ではその実力を発揮していないのが残念。 詞やら曲やらはBUMP、RADファンには受けそう。 メディア露出を増やせばBEAT CRUSADERSぐらいのポジションにはなれる、かもしれない。
>385乙です このアルバム最近気に入って聞いてますが Comaのサビがバンプの天体観測にしか聞こえません… そのせいで捨て曲気味
388 :
名無しのエリー :2008/07/20(日) 03:07:43 ID:hzOliS/sO
>>381 >>384 乙です
規制が解けたのでレビュー投下してみます。
H / 石井竜也
1.安心しろよ ★★☆
ソロ一作目の一曲目はドラマの主題歌にもなったミドルポップ。ゆったりと始まる感じ。
この曲の時点で米米でのカールスモーキー石井を期待してた人は裏切られると思う。180度違う世界観。
それは、ホーンをメインにしていて煌びやかな世界を見せてた米米とは違いシンプルな演奏陣でストリングスを
主体にした音作りの影響もあるのだが、やはり石井さん自身が意地でも米米とは違うことやろうという精神が
こういう曲を作らせたのかも。まぁ、1曲目にしては地味といえば地味でいかにもドラマの主題歌という感じ。
2.WHITE MOON IN THE BLUE SKY ★★★
初のソロシングル曲のアルバムVer。シングルVerは電子音を中心にして架空の魔法世界ってな感じで綺麗なアレンジだったが
こちらはホーン隊もいれて黒っぽい感じにして若干身近な感じにしたアレンジ。Aメロ、Bメロで貯めてサビで開放する感じが良い。
石井さんの歌唱も伸びやかとしていて非常に気持ちいい。近年みたいに無駄に力こめてる感じもなく素直に歌ってる感じ。
3.蒼い朝 ★★★
前2曲に比べてテンポも落として使用している楽器も少なくして歌詞もエロティックに…。
非常に密室的な空気がさらに興奮させる。アルバムタイトルの通り[H]です。しかし、それを下品に歌うのでなく
上品に歌えてしまうのは石井さんの声質から来るのかどうか…米米ではネタとして取り扱われそうな部分を
真剣に歌った感じ。こぶしの使い方にどこか70年代歌謡曲風な所もある。曲名もどこか歌謡曲の曲名でありそう…。
4.抱いて ★★★
サビの歌詞が「抱いて…抱きしめて…その体を弓なりにしならせて…汗まみれの口づけ」とかなり恥ずかしいのだが
下品な感じもなく素直に流れているから不思議。こちらも前曲同様密室的な音造りでため息がエロい。
曲間に入ってくるハープとオルガンの音色がさらにエロティックな空気を醸し出している。
5.リズム ★★★ さすがにエロ世界2曲も続くときついのでアッサリ風味のポップソングがここで入ってくる。シングル曲のアルバムVer。 軽やかなドラムの音とアコースティックギターの音色がいい感じで気持ち心軽やかになっていく…。 これにピアノの美しい音色、サックス、石井さんの声がうまく融合して佳作となっている。 ただ、すこし優等生すぎる感じも…。素直すぎるのか等身大すぎるのか…? 6.記憶の街 ★★★ 前曲にファンクの要素をすこし混ぜた感じ。このアルバムの中でかなりはじけてる部類に入る曲。 前向きな歌詞とサビの入り方が綺麗な所が印象的である。踊れる曲だが、アルバムの空気感を壊さないように 上手く流れにあっていて親しみやすい曲調。なんとなく次回作のディスコ風味の流れも感じる。 7.光 ★★★☆ ここからはこのアルバムでも核のほうに入ってきて米米では聞くことがなかっただろう石井竜也の世界に触れることができる。 原始的なパーカッションとベース、ピアノの音色で荒廃とした空気感を出してAメロ、Bメロが進み、サビではその寂しい 世界観を受け継ぎつつも解放された空気を出してなかなかいい。1番、2番、3番とどんどんと盛り上がっていく構成もなかなか。 石井さんの描く架空世界な歌詞も歌い方も曲にあっていてさらに盛り上がる。中盤のハイライト。 8.天使の標的 ★★ 静かな電子打ち込み音で淡々と進む石井竜也の曲の中でも珍しい部類に入る曲。 グルーヴ感は感じるのだが曲の出来はいまいちな感じがする…。静かすぎるところもあるし。 9.歩いていこう ★★☆ バンドサウンドをメインにしたポップナンバー。2,6曲目とこのアルバムの中では踊れる部類の曲。 しかし、素直なバンドサウンドに石井さんの声が絡むという曲もこの当時では結構珍しかったので新鮮な感じを受ける。 ギターソロもあるし…これが普通なんだろうけどなんか珍しい感じを受ける。
10.恋よ来い ★★ 若干ソーリー系も入ってるような70年代歌謡曲+ファンクサウンドを混ぜたような黒っぽい曲。 しかし、アルバムの空気には合ってないような印象は受ける。 11.想い ★★★☆ 良い曲と素直に言える名バラード。ここでストリングスを爆発させるのか?と思わせといてじりじりと盛り上げさせて サビでストリングス炸裂てな感じでアレンジが非常にうまいです。コード展開はありきたりな感じなのだが これはアレンジの成功とも言える。石井さんの気取ってもなく素直な歌詞もなかなかでこの曲を更にドラマテッィクにしている。 映画のEDに流れたらよさそうな壮大な世界観、それに負けない音色と歌声がうまく融合していて良いです。 そして、最後はここまで盛り上げておいて静かに終わる所がさらに良い。こうしてしっとりとアルバムの幕が閉じる…。 総評 ★★★ 米米クラブ解散後、カールスモーキー石井から石井竜也に名前を変更してソロデビューした本作。 飾った雰囲気の米米時代とは打って変わって素直に感情を出して、なおかつ応援するような前向きな空気もあり あえて、米米という要素を一切排除したような作品となっている。なので、米米のような空気を求めている人には 若干、物足りない所があるかもしれないが、この綺麗な空気感は普通の人が聞いたらちょっと感動するかも。 確かに、展開の仕方も同じような感じで悪い所もあるけれどもソロデビュー作にしてはなかなかの秀作だと思う。 最近の石井さんはこの時と同じような世界観のアルバムを出してはいるのだがいまいちな感じで…。 最近みたいに無理矢理綺麗事を並べてるのでなく、応援歌もちょくちょく入ってるので疲れている人にはお勧めです。 ブックオフで250円で結構たたき売り状態なので、興味があれば是非聞いてみてください。
不死身のタイマーズ / THE TIMERS 1.ヘリコプター ★★★ 災害があっても救助活動せずにただ報道するだけのマスゴミをヘリコプターに例えて避難しているファンクナンバー。 ファンクなのに歌詞の内容の影響が暗くてドス黒い。じりじりと忌野…いや、ゼリー(Vo)の怒りを感じることができる…。 三宅さ…ではなくトッピ(G)の空間をさまようねちっこいギターが印象的。 2.夢の架け橋 ★★★ サンバ風味の曲に酔っぱらいの戯言を乗せたような曲。しかしながら、歌詞は発売禁止レベルではある…。 途中の台詞がユニークで結構好きです。最後に連発する「クッー!」もなんか独特で面白い。 3.ゴミ ★★★ ローリングストーンズ風のブルースで淡々と進んでいく。「ごみ処理所でゆっくり眠らせてくれ」等 ゼリーの歌詞がいちいちかっこいい。自分をゴミに例えながら相手もゴミに例えて誘う所が素晴らしい。 最後のほうになるとゼリーの怒りがあらわになってくる。 4.障害者と健常者 ★★★☆ 「自分だけはカタワじゃないと信じてる ことなかれ ことなかれ それこそまさにカタワの中のカタワ」 もうこの歌詞だけで発禁レベル。しかし、素晴らしい歌詞だとおもう…。 この他にもメクラ、ツンボ、チンバと差別用語使いまくりで障害者団体から抗議必死のブルース。 歪んだギターがさらに混とんとした空気を醸し出してる。 5.あこがれの北朝鮮 ★★★ 曲名の時点で発売禁止…。でも、無駄な美談に比べたらこの曲のほうが説得力は圧倒的にある。 南北問題も軽く歌い上げます。曲も若干ハワイアンで逆に怖い。
6.ブツ ★★☆ ここで、トッピが歌うブルース。ウッドベースも気持ち良くバンドサウンドを楽しめる。 歌詞も危ないとはいえ全然このアルバムの中では危なくない…。 7.トルエン ★★★☆ ゼリーとトッピの掛け合いがたまらん高速ナンバー。歌詞は…曲名見れば危険っていうことがわかりますよね…。 ドロンドロンと言いまくり、ジェームスボンドがゲロを吐く。 8.お前の股ぐら ★★★☆ やりてぇ、やりてぇとひたすら叫ぶ曲。これは間違いなく発禁レベルですね。 「オイ、フェラッチョしてくれ!」なんて所にゼリーのセンスがわかる。 まぁ、「Jump」の40禁Verてな感じです 9.イツミさん ★★★ 無理矢理癌患者を長生きさせようとする医療業界をイツミさんの名前を使って批判しまくるフォーク。 抗がん剤♪抗がん剤♪あんたは殺人罪♪ イツミさん イツミさん 癌だったんですね ガンガン♪ これこそ言葉がリズム乗ってるという感じで吹き出してしまうほど重いこともコミカルにしている。 まさか、後年、自身が癌になってしまうとは…それでも長生きしてほしいと祈ってしまう自分が憎い…。 10.トカレフ ★★☆ テレビ局を連呼するのだが、なぜかテレビ東京だけシカト…。スカのリズムに発禁歌詞を並べまくる…。
11.不死身のタイマーズ ★★★☆ メンバー紹介時のソロプレイがなかなかすごくて良い。ゼリーも通常のライブに比べて凶暴な態度で 観客を煽りまくってライブ会場を支配する。やはりライブの王者は違うなぁ。 手をあげて「ハーイ」と返事させるという独特のコールアンドレスポンスが楽しい。そんな狂喜状態で終わる。 12.リプライズ ★★★ 前曲のリプライス。さらに狂喜した状態でライブは終わる。 13.最後の挨拶 各メンバーのMCを編集した音源。 総評 ★★★★ 突如、再結成したタイマーズは東芝EMIからこの時のライブアルバムを出しているのだが過激な曲は削除されていた。 それらの曲はこのインディーズ盤に収録されている。当然ながら内容は過激でよく発売できたなと思える内容。 それと同時に忌野清志郎さんの作詞のレベルの高さを堪能できる素晴らしい内容でもある。これぞパンクの本質。 音だけ凶暴でも歌詞が平和ボケでは…ねぇ…。今では廃盤になってしまっている。こういう音源を気軽に入手できるようになればいいのに…。
>>391 >>394 乙。では自分も。そろそろ何書いても大丈夫だろう…
PIED PIPER/the pillows
1.PIED PIPER ★★★
ハーメルンの笛吹き男にちなんだ、今作のリードトラック。日本人の感覚だと語感がカッコ悪いが、海外では違和感ないのだろう。
解釈が正しいか分からないがAメロ前半は10/8、10/8、8/8、10/8という入り組んだ拍子で構成されており、後半はさらに1小節増えて
10/8、10/8、8/8、6/8、6/8となる。9mmと対バンした影響だろうか。なかなかのポイズン・ロックンロールぶり。ただ、このAメロの進行で
ギターソロをやってくれるものと期待したのでちょっと肩透かし。「君を連れてくって決めたんだ」と歌うが、変なのしか釣れなそう。
もしやまさに俺…?ハーメルンの笛吹き男には新天地に子供達を導いた主導者という説と単純に子供をさらった死神という説があるらしいが、
この曲は前者のイメージで、レピッシュの「ハーメルン」は後者なのだろう。
2.NEW ANIMAL ★★
Aメロとサビメロにほぼオクターブの高低差を持たせて分かりやすく高揚感をぶつけてくるエモーショナルなロック。
2周目のAメロは、サビで持ち上がったテンションを繋ぎ止めるためにオクターブ上で歌う。歌メロのリズム的に四分音符を分かりやすく配した
単調な感じが多く、サビメロもジュリーの「トキオ」のAメロを崩したような微妙な印象。ジュンスカあたりから脈々と連なってきた邦ロックの伝統、
ビートパンクの匂いのする曲。オルタナの雑食性って、本来もっと実になるジャンルに手を伸ばすもののような。ビートパンクの分野には今も
「曲は冴えないが歌と演奏は意外と上手い」というバンド腐るほどいるため、歌唱力で劣る山中は分が悪い印象。
3.No Surrender ★★ パシャパシャと水しぶきを上げながら駆け抜けていくような佐藤のハイハットが心地良いアッパーチューン。ギターソロ時の音抜きアレンジや コール&レスポンスの設け方など、これまたジュンスカ的なビートパンク。メロディにも特筆すべき点が無く、サビもダラダラしていて 曲のテンポの割にワンサイクルが長い。コンパクトな曲を作る力には長けていたはずでは。ウィニンカムバックって4回言って終わらすくらいで丁度良い。 笛吹き男が連れ去ったのは子供達だが、今作は「敷居グッと下げるぜ」的な意図なのだろうか。簡単に買ってくれそうな層が増えて、じっくり聴く層が 離れるだけのような。商品の回転は良くなるが、いわゆる消費される音楽という感じになってきた気が。 4.Last Holiday ★★★ オーソドックスな曲だが、フランジャーのようなエフェクトが掛かった輪郭のぼやけたギターが、世界の終わりをぼんやり待つ詞世界とリンクして 癒しの鬱とでも言うべき不思議な味わいを出している。チェロを導入しているが、使いすぎて壮大になってしまわないようにしたのは正解では。 アウトロの鈴木の頑張りも良い。 5.Tokyo Zombie ★★★★ 髭っぽいインスト。かと思ったら鈴木がブラーのベースみたいなウネウネしたラインでユニークに味付け。途中プレデターズ的な激しい曲調になり、 ラストまで疾走するかと思いきや、アルペジオの雨をくぐらせて一度引き締め、鈴木が今度はブリブリした音で力強くビートを牽引する。 佐藤のドラムは流れに従ってジャムセッション的に組み立てた感じ。2分程度だが意外性があり濃い曲。 6.Across the metropolice ★★ 佐藤の淡々としたドラムは心地良いが、全体的にはこれといったヤマのない退屈な曲。Aメロのオブリが綺麗なのでサビに期待したが、 これでもかというくらい平凡なメロディ。脱力系という程肩の力が抜けている訳でもない。前作でかなりギターの音を絞り、多くを失う代わりに ヘナヘナした曲で手応えを見せた気がしたのだが、結局今作で普通に元に戻ってしまった印象。前作は前作で曲の出来不出来が激しかったので、 無難な今作と比べてどちらが良いとも言えないが。
7.Purple Apple ★★★ 珍しくギターの歪みに頼らずアッパーな曲を仕上げてきた、鈴木大活躍の曲。こんなにミュートがちなピロウズは新鮮。 彼らのレパートリーの1つとしては面白いアクセントだが、メロディが今ひとつB級な事と、やはり真鍋の活躍の場を奪ってしまった事が影響して、 新しい柱になり損ねた感のある曲。この手の曲をやるバンドが多いのも魅力半減の一因か。 8.Tokyo Bambi ★★ スカパラのホーン隊をゲストに迎えているが、誰が吹いても変わらない程度の事しか要求しなかった為、無駄遣い感のある曲。 曲はジャニ系のような大衆的な出来。詞はよくないハッスルをしてしまった感じで、正直気持ち悪い。周りが淡白すぎるのかもしれないが、 鈴木がギチギチに弾きすぎてしまっている印象。マーティ・フリードマンはこの曲について「ギターのオブリがすごくクレバー」と評していたが、 彼は小室の無茶な転調を本気で賞賛する男なので真に受けるのも怖い。ところで今作は全般でアウイエが多いが、以前のように流れでつい入るというより、 この曲のように最初から組み込むことを決めている曲が多く、芸人の持ちネタのようなキャラクター戦術がいやらしく思えてくる。 9.Ladybird girl ★★★★ 強いインパクトは無いがスタンダードなギターポップ。真鍋のメインリフの登場を遅らせてドラマチックにした構成に惹かれる。 頭拍以外は柔らかく叩いて波風が押し寄せるような涼しさを演出した佐藤のサーフドラミングもいい感じ。上がり過ぎないメロディ、 熱くなりすぎないメッセージも心地良い。彼らが中音域で曲を作るときはダウナーか脱力系になりがちなので、疾走感のある曲は貴重かも。 しかしシングル質かというと、どちらかといえば「ワカレノウタ」や「Beehive」のようなカップリング系な気が。
10.That's a wonderful world ★★ 陽気なシャッフルの曲。基本的には彼らはこの手のリズムは苦手なため、氣志團のクリスマスソングのようになってしまった印象。 引き出しがないと大抵こういうメロやコードになるといった感じのベタな曲。バンドが円熟して歌や演奏が上手くなってくると、 曲のトリッキーさを抑えてシンプルに演奏技術で聴かせるスタイルへ変化する事も多いが(バインとかは多分そう)、ピロウズの場合 単に曲がネタ切れになっただけのような。山中は明瞭で柔らかい発声がほとんど出来なくなったし、表現の幅は狭まってる気が。 11.Poison Rock'n Roll ★★★★ 最後は一曲目の詞中に出た言葉が単体の曲に。鈴木にほぼ委ねる形で不穏なイントロを形成して始まり、ギターのフィードバック音を飛び交わせながら パンキッシュに押し切るサビへ。サビメロの真ん中にコーラスを入れることで比較的シンプルな流れのメロディに一癖つけている印象。 1周目のAメロ前半は佐藤のクールな頭打ちと鈴木のベースのみでシンプルに組み上げているが、2周目のAメロ前半では意外にもそこにギターソロを あてがっている。今作は全般的にギターの音色が良いのでこうした仕掛けもより活きている印象。
総評 ★★★ 普段ラウドなパンクばかり聴いてる人にも聴いてもらおう的な寛容さで、かなり方向性を変えてきた印象のキャリア異色作。 今までDFといった印象だったベースの鈴木がボランチへ、トップ下へと積極的に前線へ絡むことでかなりバンドの雰囲気が変わり、 ピロウズっぽくはないがこれはこれで悪くないものになったという印象。乱暴に言ってしまえば別のバンドがいっぱいアウイエ言ってるみたいな 感じになった。しかし気の毒なことに、鈴木は長らくサポートを務めてはいるが正式メンバーではなく、これだけ働いてもジャケ写にも一切登場しない。 普通にかわいそうだが、笑うところなのだろう。 山中の曲の出来は良くも悪くも無いといった感じで決め手に欠け、メロディメイクはやや単調。元々彼はコンパクトでキャッチーな曲 (「リトルバスターズ」収録曲に多い)とメロディアスな曲(「プリーズミスターロストマン」収録曲に多い)を書き分けていて、 前者ではリズミカルなリフ、後者では流麗なオブリで真鍋に高い適応力を発揮させることで曲を成立させていた印象なのだが、 今作はどっちつかずの曲が多く、他の楽器を足したりといったアイデアで隙間を埋めているような違和感がある。なんか勿体無い。 今思えば二人のキャラを立てながら自らも強い個性を発揮した鹿嶋は本当に良いべーシストだった。鈴木は前に出すぎた。 良かれと思ってやってるのは分かるが、なんか切ない。鈴木かわいそう。同じくベースを正式メンバーに迎えず活動したBAKUには、 デビュー後暫くしてベースを事故で亡くしたという事情があった。ウルフルズのベースのジョンBは脱退する時に音楽をやめる決心をしていたが、 メンバーは彼のポストを空けて待ち、一年後に帰ってきた彼を迎え入れた(ジョンBは楽器をほとんど処分してしまっていたが、実はスピッツの 田村がその時のために1本預かっていた)。ピロウズが鈴木を正式メンバーに迎えられない理由は特に無いように思うし、虐げられすぎてる気が するが、もしかして彼にとってむしろこれは嬉しいんだろうか。変態なんだろうか。鈴木の性癖が気になった1枚。
400 :
名無しのエリー :2008/07/21(月) 15:33:17 ID:Xr63KotKO
L'Arc-en-Ciel【KISS】 01.SEVENTH HEAVEN アルバムの一曲目。 一曲目のイントロ。 アルバムに限らず第一印象は大事である。 しかし心配無用。 イントロの音はまるで、時空に亀裂が入り、その狭間からラルクが現れてきたかのような衝撃を与えてくれる。 その音は有無を言わさず、聴くものをいきなりラルクの世界へと誘う。 そして望まぬともその時空の向こう側へと深く引きずり込まれてしまう。 日本的なワビサビがあまりないダンスナンバーであり、サビが三つあるような不思議な構成である。 その分?3曲分のパワーというか威圧感を受けるパワーナンバーともいえる。 一本の矢なら折れるが三本の矢やら折れないといった作曲者の意志表示であろうか? 前作アルバムのAWAKEは、一曲目から高音のNew Worldだったのが違和感ありまくりだったが、これはパワーがあるにもかかわらずライブでもスタートナンバーだった為かしっくりくる。 個人的に01と12は、アルバムにおけるシングル配置が素晴らしいと思う。 ラルクアルバムでスタートとラストがアップテンポというのは初めて?のせいか、この配置のお陰で何度もリピートしてしまう。
401 :
名無しのエリー :2008/07/21(月) 15:34:10 ID:Xr63KotKO
02.Pretty girl 一夜限りのアバンチュールと割り切ってるからこその展開の速さと潔さ。 わかりやすくいえばORANGE RANGEのロコモーションやサザンのマンピーに通じるバカらしい詞に、躍動感にあふれた曲。 アルバムにおけるポジション、役割的にはSMILEのLover Boyみたいなもんかな? 奇しくも作詞作曲がどちらもkenだが、もしかしてタイトル的に繋がりあるのかも。 しかしまさかラルクの曲でこんな雰囲気が感じられるとは余程バンド内の精神状態がいいのだろうと感じる。 AWAKEのtwinkle,twinkleは悪い意味でまさかラルクがこんな曲を…と衝撃を受けたものだったがこの曲は上手く消化されている。
402 :
名無しのエリー :2008/07/21(月) 15:35:50 ID:Xr63KotKO
03.MY HEART DRAWS A DREAM シングルで聴いてた時は最後の「夢を描くよ〜」コーラスの前にもう一回サビが欲しいくらい物足りなかったけど、アルバムの一曲として流れも考えてみるとこのままのほうがあっさりしてていい。 メロディーの秀逸さは流石! 深遠なイントロはアルバムの一曲目にも合うだろうし、ラストのコーラスの壮大さはアルバムのフィナーレにも相応しい。 この曲を広げていけばもうひとつアルバムが作れるんではないかと考えさせられる程の珠玉ナンバー。 ただもう少し、爽やかな透き通る風のような感じに歌って欲しかったかな? 04.砂時計 一言でいうなら、復刻版DUNEのジャケットの世界観。 ラルクはインディーズ時代に1st ALBUM DUNE(砂丘)を発表してるが、その砂から始まったラルクが歩んできた歴史みたいなものを感じた。 ラルクとしては幾度となく砂時計は止まったことがあったけれど、作詞したリーダーのtetsuはその度にこんなことを思っていたのだろうかと考えさせられる曲調。 現在のラルクに飽きたら、砂時計をひっくり返し、昔のラルクを聴けばいいだろう!と合図を送られてるかのようでもある。 最新作と最古作は、いつの時代も輪のようにつながっているのかもしれない。
403 :
名無しのエリー :2008/07/21(月) 15:36:49 ID:Xr63KotKO
05.spiral 走りだしはゆったり、しかし相手を抜く時は物凄い瞬発力、突進力をみせる一流ドリブラーのような曲である。 受ける感覚は早いが、実際に経過した時間はまだわずか。 まるで、周りが全てスローモーションに見えるゾーンに入ってしまった、スポーツの一流選手になったかのような錯覚に陥る。 いうなれば体内時計を狂わせる程の時間軸をもった曲であろうか。 前作AWAKEのAS ONEから、空を飛べる羽を切り取ってしまったような感覚も受けた。 06.ALONE EN LA VIDA 人間は大概、数十年で死んで命の灯を消してしまうが、DNAという観点からみればまさにこの歌詞にあるように「この命はまだ旅の途中」である。 半永久的に続くDNAという名の螺旋階段を登っている自分の姿を想像させられた曲。 人がDNAを未来に運んでいるのだろうか、それともDNAが人を未来へと運んでいるのであろうか… 人生とは、けして見つからない答えを探す旅なのかもしれないと考えさせられる。 07.DAYBREAK'S BELL これも03と同じくシングルとして聴いたときは少し物足りなかったが、アルバムに入ると前後の曲のいい繋ぎになっていてしっくりくる。 アルバムにおける立ち位置は、派手な口紅ではなく控えめなアイシャドーといったところか。 まさにアルバムの曲順を見据えたシングルって感じ。
404 :
名無しのエリー :2008/07/21(月) 15:37:25 ID:Xr63KotKO
08.海辺 夜の海に一人で漂い、自分では決断できない自身の運命を、海の意思に委ねてるような心地良さ。 そして、意識は深海をさ迷って幽体離脱してるかのような浮遊感。 Aメロのファルセットの使い方はは、まるで波が揺らめいているような絶妙な強弱である。 サビでは、全てを悟ったことによって見えてしまった自身の未来に悲観しているようでもある。 帰る場所はないのがわかっているのに、「帰ろう」とは、心ではなく魂が震える。 09.THE BLACK ROSE 喧嘩中のヒステリックな女性のようにメロディーや展開が読みづらい曲である。 急に泣き出したり、急に暴れ出したりして手がつけられない感じで、下手をすると殺人事件にまで発展しそうなピリピリムード。 犯人を追い詰めてたつもりが、実は自分が追い掛けられてたという、どんでん返し的なストーリー詞はGOOD!! 次回予告まで込みの、サスペンスドラマ構成といったところか。 イメージ的にはHYDEソロツアー666のパンフレットも脳裏をよぎった。 イントロのピアノはどことなく2ndアルバムTierraのAll Deadを彷彿させられるのも、15周年ライブで久々に披露したことによる、作曲者の遊び心か?
405 :
名無しのエリー :2008/07/21(月) 15:38:14 ID:Xr63KotKO
10.Link-KISS MIX- まるでホッピングで跳び回ってるような気分にさせてくれる程、アルバム中1番ポップで聴きやすい。 09の後だからか、単品できいたときより余計にポップに感じる! そう、ブラックコーヒーを飲んだ後に食べたパフェのよう。 ライブでは定番ナンバーなのにこのアルバムではあまり存在感がないのは何故? 11.雪の足跡 雨音と違い、深々と降る雪にメロディは無い。 もしあるとすれば、それはパウダースノーという楽譜の上を、二人で歩いた後に残された足跡、そう足跡という名の音符が奏でるメロディだけである。 幸せなメロディを奏でるか、不幸せなメロディを奏でるかは二人次第。 そのメロディに言葉を乗せるのはもう少し先でいい。 今は二人だけの協奏曲を楽しめばいい、そんなことを思わさられた曲調。 そして、雪国に住んでなければわからないような冬の暖かさが上手く表現されてる。 聴いてるとき、ちょうど雪が降り始め寒くなったから余計に心に響く。 死ぬまで、この曲の中にあるシチュエーションは忘れないであろう。
406 :
名無しのエリー :2008/07/21(月) 15:39:14 ID:Xr63KotKO
12.Hurry Xmas まさにパーティー当日の楽しさに溢れた曲。 付き合いはじめのころ、彼女と一緒ならば世の中の全ての事が許せる!と思ってしまっているくらいのウキウキ感炸裂!! 人を楽しませる、脅かせることに生き甲斐を感じてる人には、物凄くこの高揚感は理解できるであろう。 プレゼントってあげる人はあげる人で中身をみた相手の反応にドキドキするし、貰う側は貰う側で中身が何なのかドキドキするでしょ? そんな幸せな瞬間がぎゅっと詰まった曲。
乙 余裕があれば曲ごとに星、アルバムの総評もよろ
乙だが1行ごとに間隔空けられると個人的には読みにくい
409 :
218 :2008/07/21(月) 19:40:47 ID:rW+R2z0K0
>>399 やっとキターw 超乙です!
自分がきっちり把握できない部分の解説がすごくありがたいです。
過去作を例に出して下さったあたりにサービス精神を感じます。
(しかしワカレノウタとかBeehiveが出てくるなんて…かなり好きなんですねw)
鈴木ネタにもサービス精神を感じますw でも彼「音楽と人」には写真出てました。
永久にメンバー入りは無いようですがw
ピロとラルク乙。 レビューなので強制しないけど、個人的には総評が読みたいです。
ラルクのレビューどこかで見たような気がする
ここの住民も最近は特定の人のレビューにしか乙といわなくなったな…
413 :
409 :2008/07/22(火) 01:30:48 ID:g3r6Ag0N0
>>412 よくない傾向ですね。このスレ好きなので自分も気をつけます。
ただ、ラルクのレビューはどの文をググってもコピー元が出たので…
>>395 5/4、3/4じゃなくて10/8(普通5/8×2)、6/8(普通3/8×2)でいいの?
その曲聴いたことないけど
415 :
395 :2008/07/22(火) 14:39:44 ID:D8rw25+oO
>>414 全く自信なし。3/4だとワルツになるんじゃないかと思ったけど、
ギターもハイハットも8分で刻んでるから6/8かなと思いました。
10/8は内訳が5/8×2になってない(6/8、4/8でコード変えてる)から、そこで分けるのかとも
思ったけど、なんかゴチャゴチャするからまとめてみました。やっぱり刻みが8分だから分母を8にしたけど
自信ないので5/4が正しい気がします。なんか書けばニュアンス伝わるかな、
くらいで、ちゃんと調べてないです。
ナインマイルスいいね。はまった。 NINE MILES「RETURN OF THE POLAR BEAR」 1.RETURN OF THE POLAR BEAR ★★☆ 静かに幕を開ける。 エフェクトのかかった声も始まりを感じさせるが、このアレンジだとこの曲の良さが伝わり難い。 まあでも1曲目としては正解だと思う。 2.HEART IS THERE ★★ ピロウズとしてもカバーした曲。 曲自体がストレートなメロディアスさなのでレゲエなこちらの方が良い。 しかし彼の曲の中ではレベルが高いとは思えない。何故コレをカバー? 2曲目には相応しい。 3.SWEET SWEET ANTHEM ★★ 2曲目とかぶる。あまり印象に残らない。 4.MY AMAZING GRACE ★★★☆ 一転してチープなピアノが微笑ましいナンバー。 コーラスも面白く、中々良い。 5.SCARLET EMOTION ★★★★ 素晴らしいポップセンス。中村一義とも張り合えるかも。 ピコピコ音も良い感じ。
6.WANT ALL,LOSE ALL ★☆ イントロとギターソロ以外つまらない。 7.CALL FROM JAMAICA ★★☆ Aメロはいいが他は地味。 メロディは彼らしいと言えば彼らしいが。 8.WORD OF MOUTH ★★★☆ 次作でもバージョン違いで収録した曲。次作のはダブだが今作はレゲエ。 前二曲が地味だったのでかなり良い曲に聞こえる。 アレンジはそれぞれであっていると思う。 9.RETURN OF THE POLAR BEAR REPRISE ★★★★★ この前の次作のレビューの「In a Silent Way」で星半分減らした甲斐があった。 一曲目のリプライズ。slow dive系のシューゲイザー的アレンジがピッタリはまった。 もしかしたらマイブラの「sometimes」とも張り合えるのでは? まさにホーリー&ピースフルな名曲。 総評:★★★ ピロウズのギタリスト、真鍋吉明のレゲエソロプロジェクト「NINE MILES」のデリシャスレーベルから出した二枚目のアルバム。 次作ほどアルバムとしてまとまっておらず、曲単位でも捨て曲があったり、過剰にメロディアスだったりとやや未熟感がある。 しかし一部ではその才能が感じられる。特にラストは最高の名曲。これだけでも聴いてほしいと思えるほど。 フィッシュマンズの「orange」のように、次作に名盤を生み出す直前のような雰囲気も感じる。 アルバムとしてみると平凡だが、前作、次作と比べて聴くのも中々面白い。個人的には過渡期的なアルバムだと思った。
乙です。ナインマイルス結構いいのか。スルーしてたw
キテレツ大百科スーパーベスト/V.A 1. お嫁さんになってあげないゾ ★★☆ 80年代アイドルポップスによくある棒読みっぽい、感情のこもってない歌い方だからこそ浮かび上がる 純真さが印象的なボーカルが憎らしい。 「アレンジマジチープだな」とボーっと聞いてると、間奏の優雅なピアノソロに軽くシビれてしまう、かも。 それにしても、小学生が主人公なのにいきなり「お嫁さん」ですよ。 2. マジカル Boy マジカル Heart ★★★★☆ 「飾りじゃないのよ涙は♪」なマイナー歌謡。とってつけたようなギターソロの軽薄さが80’s。 キテレツのガールフレンド・みよちゃんの気持ちが綴られているっぽい歌詞。 「ねえねえ今度の日曜日 きみのうちに押しかけ天井裏とか押入れチェック入れていい?」だと。 自宅にいろんな発明グッズを溜め込んでいるキテレツ相手だから出てくるフレーズだが…過激だ。 超キャッチーなキメフレーズ「君にキョーミシンシン だけど聞けずにモンモン」もたまらない。 3. レースのカーディガン ★★ 一昔前の「火曜サスペンス劇場」が似合うかもしれない、哀愁漂う水っぽいマイナーバラード。 ギターやストリングスのフレーズがどことなく演歌っぽい。 なぜこの曲が『キテレツ』に…?
4. ボディーだけレディー★★★☆ チープなシンセと腑抜けたホーンがたまらないポップス。 アニソン界の阿久 悠、森雪ノ丞が作詞したぶっとびリリックが彩りを添える。 タイトル通り、身体は大人・頭脳は子供になった女の子が主人公で、 「ディスコでラジオ体操」しちゃったりする。 それにしても「大人って思ったより楽しくない」って…なんてアニソン的な歌詞なんだろう。 5. コロ助 ROCK ★★☆ 能天気でペラいギターとシンセが80’sムード全開の開放的なロック。 バカにされているような「Hey You!」という軽薄なコールも時代を象徴しているような。 歌詞に「ナリ」「我輩」など、コロ助の口癖ワードが散りばめられているが、 歌っているのはコロ助じゃないので少々違和感が。 6. 夢みる時間 ★★★★☆ 『キテレツ』では珍しい(?)なんちゃってブラックミュージック風の曲。 聴いててジャクソン5「ABC」「I WANT YOU BACK」などを思い出し、 なるほど、個性的溢れる5人(キテレツ・コロ助・ブタゴリラ・トンガリ・みよちゃん) を中心に物語が展開するこのアニメにはピッタリの曲なのかな、と軽く勘違い。 間奏でコール&レスポンスしたくなるような陽気さ。終盤の軽〜いサックスも素敵。 7. フェルトのペンケース★★☆ 『シティーハンター』のエンディングテーマみたいな80'sシティポップ感のあるイントロを持つスローバラード。 名曲「木綿のハンカチーフ」をモチーフにしたっぽい歌詞が切ないが、 「フェルト」という言葉の響きが何故か笑える。
8. はじめてのチュウ ★★★★★ 『キテレツ大百科』を代表する曲。 声を高速回転させてつくった人工のファニーボイスに乗せてファーストキス直後の初々しい心境が歌われる 歌詞とアニメ本編の直接的な繋がりはないが、藤子アニメでは珍しく、 主人公とヒロインの関係が(チュウはしないが)親密なので、こうなるのも時間の問題だろう。 『ドラえもん』でも『21エモン』でも『エスパー魔美』でも『チンプイ』でもなく、『キテレツ』だからこそ似合う。 あらゆるアーティストにカバーされており、シンプルにギター弾き語り(キムタク等)、 英語詞にしてメロコア(ハイスタ等)、イントロのシンセのフレーズをハンドクラップを交えて 「♪ラララララララ…」と歌いゴスペル風(日本全国のアカペラサークル等)など、手法は様々。、 どんなアレンジでもハマってしまう、懐の深い曲。 9. メリーはただのともだち ★★☆ キテレツの中の人が歌ってる曲。テクノポップ風の浮遊感ある軽快アレンジ。 メリーという女の子にくびったけになってるみたいだが、みよちゃんはどうした? 10. すいみん不足 ★★ 気の抜けたガールズバンド風アレンジに乗せて睡眠不足の心境が淡々と歌われるシンプル曲。 チャットモンチー辺りにカバーさせると面白いかもしれない。後半変拍子になったりして。 11. お料理行進曲 ★★★★ 約8年にわたるアニメ放送期間中、後半の4年間ずっと使われ続けてきた人気曲。 「はじめてのチュウ」と並んで『キテレツ』の代表曲といえるだろう。 チャイムとファンファーレで始まるすぎやまこういち風の壮大な雰囲気でコロッケの作り方を説明する1番。 ゲームミュージック風に、さらにドラクエっぽくアレンジされている間奏。 突然雰囲気が穏やかになり、フィナーレを思わせる曲調でナポリタンの作り方を説明する2番。 世にも素敵なお料理組曲である。
12. HAPPY BIRTHDAY ★★★ ZARD風の爽やか正統派ポップス。歌詞も森雪ノ丞にしてはおとなしめだが、 トランプを配るくだりで雪ノ丞らしさが…。 ラスト、「Happy birthday to my friend」のリフレインに『キテレツ』キャラによる 「おめでとう」の声がかぶさってくるので、うっかり感動…するかもしれない。 13. うわさのキッス ★★★ 明らかに浮いてる、TOKIOのスマッシュヒット曲。タイアップしてたのか…。 とはいえ初期TOKIOらしい、光GENJIフレイバー漂う軽薄歌謡ロックはそれなりに面白い。 「うわさのキッスをあげる 情熱キッスを君に」というフレーズはクラシック。 14. キテレツ大百科 ★★★ サビのキメフレーズは「驚き桃の木山椒の木 奇妙キテレツ大百科」。 『ドラえもん』の「♪あんなこといいな できたらいいな〜」のような、アニメの内容のイントロダクション的な 役割を果たすザ・アニソンな曲。しかしこの曲はアニメ放映半年前に作られたパイロット版で一度だけ流れ、 以降レギュラー放送では使われず。『ドラえもん』との差別化を図ったのだろうか。 アレンジは細野晴臣。 15. コロ助まちをゆく ★★☆ こちらもパイロット版だけで使われた、細野晴臣アレンジのテクノポップ。 ロリータボイスで元気よく歌われる「コロ助のテーマソング」だが、歌ってるのはコロ助ではない。 しかし随所にコロ助のセリフが挿入されていたりする。「せっぷくもうしつけるナリ」。
16. キミと結婚したら! ★★★☆ キテレツの中の人が歌ってる曲。このアルバム1曲目「お嫁さんになってあげないゾ」と対になっており、 彼のガールフレンドみよちゃんへの切実な思いをキモカワいく歌う。 中の人が同じである一休さんが歌ってるように聴こえたりもして、 「坊さんなら煩悩捨てろ」とつっこみたくなるとか、ならないとか。 キテレツ的には、「女って いるとうるさい いないと寂しい」とのこと。 17. ドキドキFRIENDLY ★★★★ コロ助の中の人が歌ってる曲。不意打ちで聴くとうっかり萌えてしまうかもしれないぐらい、 シャレにならないぐらい愛らしいボーカル。 「おうちでパソコン叩きはNO GOODナリ」という先見の明全開のコロ助の小言が印象的。 意地悪そうに見えて実は相当ピュアなブタゴリラが悪者にされてる歌詞が個人的に、切なく感じられる。 総評★★★★ 藤子アニメのクラシックが『ドラえもん』ならばこちらはニューウェーブ?『キテレツ大百科』の主題歌集。 80’sフレーバー溢れるアイドルポップスからアニソンの枠を超える邦楽クラシックまで、 楽しい曲が揃ったアルバム。うっかり優しい気持ちでいっぱいになってしまう。 アニメファンのみならず、レトロなポップスが聞きたければ とりあえずチェックしておきたい一枚。
乙です。「スーパー」ベストなのかw コロ助ROCKもコロ助まちをゆくも聴いてみたい。細野さんアレンジなのかw
>>419-423 乙
14歌ってるのは初代コロ助の中の人じゃなかったっけ?
2代目の方がずっと長いし、知られてないのかな。
>>425 手元にあるブックレットによると14を歌ってるのは堀江美都子という人。
初代コロ助中の人は小山茉美、二代目は杉山佳寿子
>>426 ごめん、17と勘違いしてた。このCD持ってるけど、
後半の曲はほとんど聞いてないんだ。
持ってる人が多くてビックリ。コロ助すげえ。
いざ進めやキッチンwwwやべえ、懐かしい
>「坊さんなら煩悩捨てろ」 めちゃくちゃ笑ったwww
米米CLUB / 米米CLUB 01.愛の歯ブラシセット ★★★ 石井と小野田によるアカペラ。ちなみに聞いているだけでは分からないがゲイカップルの歌である。 しかし交換してみたり4年も使ってみたりと、なかなか破天荒な使用法だ。 後の武道館ライブでは贅沢にもwフルオケ演奏をバックに披露された。 02.We are 米米CLUB ★★★ 横浜のマイカル本牧にあったライブハウス「アポロシアター」で行われたライブテイクの音源から、 このライブのために制作されたファンク調自己紹介ソング。 歌詞は米米にありがちな簡単な英単語の羅列というとても簡単なもの。 03.あたいのレディーキラー ★★★★ 「米米お得意の山本リンダをモチーフに曲を作ったらこうなりましたよ」という見本。 後年のライブではさらに磨きが掛かっているが、披露されて間もない頃のアレンジのため若干音が弱いのが残念。 04.東京Bay Side Club ★★★☆ 泳げない陸サーファーが溺れた女の子を助けるため水泳を学びに行くまでの歌。 アレンジはいい→歌詞も途中まではいい→ラストズコーというソーリーの王道を行く迷曲。 05.東京ドンピカ ★★★★☆ 演歌調のタンゴ。えらくビブラートを効かせた石井のボーカルが肝。 06.二人のアンブレラ ★★★ オルガン演奏によるポップス。 石井のブリッ子歌唱はPの萩原健太にも「気持ち悪い」と言わしめるほどの一品。 07.オイオイオイ マドロスさん ★★★☆ 美空ひばりを彷彿とさせるハワイアン歌謡。また、04・05と同じ石井の一人芝居シリーズ。 実際はイントロ前に長い一人芝居があるが、このバージョンではカットされている。 ジョプリン得能によるスライドギターソロにも注目。
08.I LOVE YOU ★★★★★ このアルバムの中身を如実に表す王道ソーリー。 サビまでのラブソングから小野田による「なんちゃって!」以後のパートはまさに圧巻。 「なにが愛だよすけこまし」「おべんちゃら」など、ラブソングの全否定をしてしまう。 09.パリジェンヌ ホレジェンヌ ★★☆ ここからまたスタジオ録音。 ジャジーな雰囲気の中にばかばかしい歌詞を入れてくる荒技を遺憾なく発揮している。 10.スーダラ節〜赤いシュプール ★★★ 再びライブ音源。スーダラ節のオーバーチュアから入るセックス願望曲。 歌詞だけ変えればシングル曲として通用しそうなメロの無駄な高クオリティが逆に光る。 11.インサートデザート ★★★☆ ソニーのマルチプレイヤーのCMソングに起用された得意の似非ファンク。 ギターのカッティング、ホーンの音とどれを取っても格好いいが、歌詞は小野田が「ゲッチョーメン」、 石井が「インサートーぉー」を連呼するばかり。まさしくソーリー。 12.ホテルくちびる ★★★★★ このアルバムの代表曲とも言える、石井の一人芝居シリーズ初期の作品。 メンバーは「ラップ」と読んでいるそうだが、どこをどう取ったらそうなるのだろう。 改めて石井は(負の方向に)芸達者なのだと思い知らされる一曲だ。 13.AWA ★★★☆ 一種の箸休め的な、とはいってもこのアルバム内で一番まともな曲であるからそう表してみた。 過去のアルバムに収録されていそうなファンク。なぜこれを「K2C」に入れないw 14.私こしひかり ★★★★ 小野田による米を題材にした感動的バラード。 野太いハイトーンボイスが心の琴線に染み入る。歌詞は置いておいて。
15.ポイのポイのポイ ★★★☆ 石井が豆腐屋(の自転車を奪ってそれに成りすますチンピラ)に扮した一人芝居。 な ぜ ラ ス ト が こ れ だ しかし聞いてるうちにチンドン調の音楽が心地よくなってくるという。 総評 ★★★★☆ 先に発売されたリアレンジアルバム『K2C』との対極を成す、米米の「下半身」。 後に言われる「謝ったらなんでも済むだろう」という精神でばかばかしい曲を披露する 「ソーリー曲」の基本理念が凝縮された1枚である。 演奏力やコンポーザーとしての能力は非常に高いのに、こんな事を真面目にやってしまうのがらしさといったところか。 数年後に同じテーマで発売された『SORRY MUSIC ENTERTAINMENT』が存在するが、そちらは物量過多な上に 若干やり過ぎ感が否めないため、初心者向けのソーリーアルバムとしてはこっちがお勧めだ。 なお、初回限定版にはダンサーチーム「シュークリームシュ」のボーカル曲が4曲入った8cmCDが付属されている。 内容はとても卑猥なので省略。
>>434 乙。米米も聴きたくなってきたなぁ。ポンキッキーズのあの曲良すぎ。
NINE MILES「SOLOMONIC POLAR BEAR」
1.The third eye ★★★★
同じ歌詞の繰り返しだが飽きさせない。
聴き手を不思議な気分にする一曲目。
2.Priority in the life ★★★☆
このアルバムを作るにあたって大急ぎで作った曲らしい。
当時は相当勢いに乗っていたことが良く分かる。テンポの良い二曲目。
3.A perfect circle ★★★★
ここで一気にまったりとした、レゲエらしい曲。
リゾートとかで聴きたい。
4.Freeze contact ★★★
ナインマイルスらしいメロディ。
ギターソロの肩の力が抜けてて聴きやすい。
5.Division three ★★★★★ ウェイラーズについて歌った曲。本人も結構思い入れのある曲らしい。 サビへの入り方が独特で癖になる。 曲としての完成度が高いので五つ星にしました。おそらく最高傑作。 6.Cause of joy ★★★★ 何故かイントロが大好き。 何処か鈴木慶一の曲作りと似ている。つまり大好き。 7.Good luck system debora(introduction) ★★★★ 小品的なインストだが完成度高し。 こういうの大好き。次の曲とは共通点は無いと思う。 8.Good luck system debora ★★★ YMOみたいな締め。というかYMOにも劣らない? 総評:★★★★★ 真鍋吉明のレゲエソロプロジェクト、NINE MILES初のアルバム。 曲としては初期衝動的な勢いに乗った感じの曲が多く、かなり濃い作品になっている。 本人は「世界一とは言わないが日本一のアルバム」と言っているが、他のジャパレゲと呼ばれる日本のレゲエと比べても、 レゲエに対する理解度、曲の完成度から考えて、全くその通りだと思える完成度の高さだと思う。 ピロウズとか関係無く多くの人にぜひ聞いてもらいたい。 またナインマイルスの面白いところは、この1stが初期衝動的な名盤、2ndが過渡期的なアルバム、そして3rdが落ち着いた名盤 という雰囲気が伝わってくるところにもある。 作品としてのみならず、アーティストとしてかなり面白い存在だと思った。
>>432-434 >>435-436 乙です。
自分も…
good morning/THE ELEPHANT KASHIMASHI
1.ガストロンジャー ★★★★☆
ここまで曲という概念をぶち壊した曲は邦楽史上なかっただろう…。今でもここまで破壊した曲はないと断言できる。
岡本太郎が00年に生きていて団塊世代の下の世代についての音楽を作ったという感じ。まさに爆発しています。
インダスタル風のヘビーな打ち込み音で形成されたトラックの上に宮本さんががなりながら暴れている…。
そのメッセージはかなり強烈なものでまさに宮本さん自身そのもの。ひとつの音符にどれだけのメッセージが乗ってるのだろうか…。
歌を歌うというよりも聞き手一人ひとりに語りかけるような説教するような…。とにかく、強烈。本当に強烈。
そして、こんなに情報量が多い歌詞なのに心には残っていてもう一回聴きたくなる……禁断の曲。
さらに、かなり強引な多重録音の効果もあり強烈で混沌とした空気感を出していてまさにエレカシの「怒」の部分を凝縮している。
2.眠れない夜 ★★
正直、前曲のインパクトが凄すぎてあんまり印象に残らない曲。曲の最後のほうで宮本さんが叫びまくってます。
だらだらしたテンポでのんびりと進んでいき、特に盛り上がりもないまま淡々と流れていく。ドラシンバルが随所に盛り込まれている。
ギターソロの後に静かになり宮本さんが裏声で歌うところがこの曲唯一のポイントかな。
3.ゴッドファーザー ★★
こちらはちょっと早いテンポになる。しかし、このアルバム全体に言えることだが打ち込み音の音量がうるさい。
途中でキーキーとカン高い効果音が入ってきてちょっと不快感を感じるかも。ここでも、宮本さんは壊れています。
4.good morning ★★☆
自己主張が激しいベースラインが印象的。「俺マシュマロ」なんてへんてこな歌詞も随所に入ってくる。
2番目の歌が終わったところでいきなりミディアムテンポから三倍くらい速くなってへんてこな間奏が始まるそしてまた元通り。
この意味のない間奏がこの曲の不気味さをより引き立ててるような…。無駄に重い打ち込み音もさらにカオス。
5.武蔵野 ★★★☆ 宮本がドラムをたたいているのも珍しい。今までの強烈で混迷とした流れを断ち切るように非常に穏やかな空気が流れている。 青春ベストにも収録されている曲で一般的なエレカシのイメージに合いそうだがこのアルバムの中では異色の曲。 ミディアムテンポだが奥は熱い物が流れているというか…ギターソロの後の盛り上げ方が良い。武蔵野に行きたくなる歌詞も良い。 しかし、曲が終わったところでいきなり不吉な音が流れ始めていい感じの空気もぶち壊し。 6.精神暗黒街 ★★ もう曲名が凄まじい。その割には曲自体はそんなに印象に残らない普通の曲。ポップといえばポップ… 7.情熱の揺れるまなざし ★★ こちらもあんまり印象に残らない曲。曲間で宮本流ラップを披露しているがどちらかというと酔っぱらいがぐたぐた言ってる感じ。 曲の展開はいい感じなのだが打ち込みの影響なのかあんまりエレカシという空気もなく宮本が歌ってるだけという感じ…。 8.I am happy ★★☆ 気の抜けた風にふざけた感じでルーズに歌ってる歌声が逆に新鮮。また、曲自体もかなりルーズで気が抜けてる感じである。 しかし、このアルバムではうまい具合に息抜きができている。後半では宮本さんが気が狂ったコーラスも聴けますw。 9.生存者は今日も笑う ★★ 打ち込み音が無駄にうるさい…。絶対曲に合ってない音だと思う…。後半になってきてアルバムもだんだん狂ってきた…。 10.so many people ★★★☆ ドラマの主題歌になったシングル曲のアルバムver。シングルではバンドサウンドだったかこのアルバムに合わせるために 打ち込み音を主にしたストレートなサウンドに仕上げてあるエレカシ流ポップロック。 等身大な歌詞とストレートな演奏がうまく融合していてなんか今までのエレカシにはない新鮮な空気を出していてなかなか。 世間ではシングルverが人気なようだが、自分はシンプルな感じが好きなのでこのアレンジのほうが好き。
11. Ladies and gentlemen ★★★ 15秒の曲。というか宮本さんがタイトルを叫ぶだけ。素晴らしい 12.コール アンド レスポンス ★★★☆ ヘビーなバンドサウンドに「神の意志を発表します。全員死刑です。」、「死刑宣告」などかなり重い歌詞を乗せた問題作。 命というテーマをここまでストレートに表現している歌詞はなかなか見つからない。非常に素晴らしいです。 最後らへんに宮本さんが半分狂った裏声で歌い、叫んでいてさらに曲は混とんとした空気になって終わりに近づく。 しかし、最後に演奏が大人しくなって宮本さんから生きようぜという趣旨のメッセージが流れて終わる。 変に偽善者ぶったメッセージソングより響く。 総評 ★★☆ 2000年発表の作品でエレカシというより宮本さんのソロ作品てな感じで実際に曲作りの半分は宮本さんとディレクターの根岸さんによるもの。 人気がある状態でこんな挑戦的な作品を出すのはかなり勇気のある行為なのではあるのだがこれ以降エレカシは長い低迷期に入る…。 実際このアルバムも整理されてない感じでアルバムとして評価するとそんなに高くなく低い評価にどうしてもなってしまう。 エレカシというバンドがあるのに打ち込み音を多用しすぎたために色がなくなってどうしても宮本さんのソロ作品という印象になってしまう。 しかし、その中にもガストロンジャーという名作も収録されていて「武蔵野」などシングル曲の出来はいい。 まぁ、安く売られていたら聞く価値はあります。
>>439 乙。
ガストロンジャーはシングル5万枚しか売れなかったみたいだからな。
この曲を「HEY!HEY!HEY! 」で生演奏で歌ったり、今でもライヴで歌ってたりするのを見るとやっぱ凄いと思う。
本人はRAGE AGAINST THE MACHINEの影響を受けて作ったと言ってたたが、完全に宮本オリジナルな曲になってるのもさすがとしかいいようがない。
出来れば他のエレカシ作品もお願いしたい。
なんか最近レビュー作品偏ってるよね 一部のファンで盛り上がってる感じ?
全く偏ってるとは思わないが…
そりゃ、興味ないのには乙と書かないで、興味あるのには異常に長く文を書く人が増えたから… そうなると、なかなか書きにくいよね…。
マイナーなアーティストだと反応が薄くなったり
ネタ性のあるアルバムだと食いつきがよくなるのは仕方ないこと
まとめサイトに載ってから読む人もいるんだし
乙は積極的に投稿するようにしよう
>>434 >>436 >>439 乙
ピロウズ関連のナインマイルスやってる僕のこともかな? とりあえずピロウズにはそんなに興味ないし、コンプリートさせておこうと全部やっただけです。不快感を与えてしまったならすいません。 普段はそこそこ幅広くやってると思います。これからもレビューの無いのを中心にやろうと思ってます。
需要が無いと思うが... Dilettante / ALI PROJECT 01. 愛と誠 ★★★☆ 某音ゲーに収録されているヴォーカル曰く大和ソング。 戦時中(戦前)の日本でありがちな男女の恋模様をテーマにしており、 サビのフレーズはおそらくフェミ団体が読んだら「ムキーッ!! 男女差別よ!! 今すぐ廃盤すべきよ!!」と発狂しかねないw 02. 人生美味礼讃 ★★★★☆ 歌詞の内容は「美食万歳!」とそのままの内容。ちょっと倒錯気味。 ただし、スウィーツが好みそうな店を紹介するグルメ番組ではなく、 そこら辺のオッサンやオバサンが喜びそうな、こってりした料理を紹介する番組にこそふさわしい。 サビの男性コーラスがまがまがしいが、それがヴォーカルの甘い声を上手く引き立てている。 03. 肉体の悪魔 ★★☆ 歌詞の内容はエロスw ギターが特にエロいw ただ、それ以外はじわりじわりと迫ってくるアレンジとメロディーなので、 迫力に欠ける。同様のテーマを椎名林檎が書いたら、 そうとう(いい意味で)グロい楽曲になってただろうな。
え?偏っているのがいいんじゃないのか 信者レビューはちょっと困るが、最近のレビューはただ単純に「自分の好きなアルバムを分析する」 いい意味でやりたい放題で面白いと思うけどな。 ここはリクエストに答えるスレじゃないんだからリクに答えてもらえなくて僻んでるんだったら別のスレに頼んだほうがいいよ
うわああああああああああああああ
マジでごめんなさいごめんなさい
>>446 引っ込んどきます…申し訳ないがもしよかったら1から再投下して下さい。見栄え的にも。すんません。
04. 緋紅的牡丹 ★★ 中華バラード。ドラマティックに描こうとはしているが、発売当時から見てもアレンジが古い。 雰囲気は出ているんだが...。なお、2番の中国語は個人的にはアリ。 05. ディレッタントの秘かな愉しみ ★☆ アレンジについてはニューウェーブに耐性が無いときついかも。 メロディも古い。歌詞はヤンデレ第一段階なので、ヤンデレ好きは歌詞を読んでみてほしい。 総合的には完全なファン向け。ライブでは中間でプレイしてちょうどいいぐらい。 06. 昭和恋々幻燈館 (★)★★☆ アレンジが終戦直後臭いw ただ、今の時代から見たら逆に新鮮でいいかな。 こういう古いアレンジが好きな人にはカッコ内の星がプラスされる出来かな。 おそらくこの曲が歌モノではこのアルバムにおける唯一、アイドルが歌える曲。
07. 密猟区 ★★★ で、この後にエログロかいwwww 歌詞はエログロ炸裂に対し、曲はちょっと狂った爽やかポップス。 迫るようなメロディはスルメ。 08. 北京LOVERS ★★★★ 絶対に地上波で流せない曲。だって、歌詞が監禁大好きって内容だからねぇ...。 男性コーラスが余計にその怖さを引き立てている。愛らしく歌っているそばから ドスの聞いたロリ声に変化するヴォーカルが拝めるのはこの曲が代表。 09. 鎮魂頌 ★★★★★ (ただし、一部人種には★は無し) 特攻した兵士達への鎮魂歌。完全に右寄りの内容。 ただし、訴えるものがあるので政治的思想抜きに聴いてほしい。 メジャーシーンでこのような曲を書くこと自体は評価されるべきだし、曲も何気に完成度が高いんだよね。 シンプルゆえの美がある。 10. 柔らかな肌 一般のJ-POPとは逆に最後はインストで〆。 夕暮れ時のカフェテラスで聴くにはちょうどいいかな。
総評 : ★★★ 第一に、アルバムの世界観が合うか。第二にヴォーカルの声質が合うかがポイント。 どちらも駄目だった場合はおとなしく、他のアルバムに手を出しましょう。 全体的に中華や和の色が強く、ニューウェーブ色も強い。他の人に勧めるにはパンチが足りないかも。
>>448 いやいや、お気になさらずに。空気を読まずに投稿した自分が悪いので。
しかし、ファンフィルターを外してレビューするのは難しいですね。
ゆえにレビュー出来ないのがFavorite Blueのアルバムです。
スイマセンが、どなたかレビューお願いできますでしょうか?
>>446 乙!アリプロのレビューってもしかして初か?
スレの方向性としては
>>447 に同意なんだけど、
>>441 も分からないでもないんだよなあ
作品というよりアーティスト?レビューより紹介(布教?)目的が先に立ってるというか・・・
それが悪いって言い切るつもりはないんだけど、こう、バランスというか・・・ごめん、うまく表現できんわ
あとまとめの人、Sound Horizonはサブタイトル違いの「Elysion」が2枚あるんで、できればサブタイトルまで明記していただけると・・
偏りはないと思うけどレビューする側も見る側も興味あるなしがハッキリ現れてるとは思う まぁ明らかな持ち上げとかはないし多少は仕方ないんじゃないかね。
>>445 とりあえず俺はthe pillowsは大好きだが、ナインマイルスは聴いたことなかった。どうもレゲエというジャンルが好きじゃなくてね。
でも445のレビュー見て興味もったのも事実。
俺みたいな人もいるので、これからも書いて下さい。
>>446 乙です。
調子乗ってもう一丁。こちらも需要はほとんど無いかも。 Kiss Destination / GRAVITY 01. GRAVITY ★★ 卓球玉が落下する音から始まり、吉田によるポエムを絡めたインスト。 いきなりテンポが変化したり、気持ち悪い音を仕込んだりとマニアックな作りに。 02. EVERYBODY'S JEALOUS -Mixture with Cannon In D- ★★★ 全体的な構成はいいのですが、サンプリングされたパッヘルベルのカノンがウザイ。 正直言って、コレはインディーズ版の方が出来が良い。 03. FUTURE OF THE DAY ★★★☆ これもパッと聴いた限りではそれほど悪くは無い。吉田の平坦なヴォーカルでなければ 成立しない楽曲ではないだろうか。が、ここで障害となるのがTKラップ。 モスキート化したマーク・パンサーをヴォコーダ越しに聴きたくないわ!! お願いだから、もう少しマトモなラッパー呼んでくださいorz 04. AFRICA ★☆ こちらは逆に吉田のヴォーカルが悪い方向へ作用している。 原曲通りにパワーのあるヴォーカルだったらよかったんだけどねぇ。 ここでもTKがラップで登場。だから、アンタは声出すなw ただし、このアレンジでヴォーカルが安室だったら★★★★★だったろうな。
05. VICTIM (united states mix) ★★★ R&Bでもリラックスして聴けることが証明できる一曲。いや、R&Bとしては問題?w ただ、ポップスフィールドであることを考えれば良い方かな。 個人的にはもう少し感情を込めてもらった方が好みかな。 06. GIRLS BE AMBITIOUS! (album mix) ★ 一応、このユニットでは最大の売上げを記録しているのだが、これは失敗。 歌詞も何を言おうとしているかわかりにくいし、ヴォーカルも弱い。 アレンジもちょっとためらい気味なのがバレバレ。 それこそBALANCeとか天方とか適材がいただろ...。 07. DEDICATED TO YOU ★★ まぁ、落ち着いてクリスマスの開店準備をするにはいいかな。 それ以上でもそれ以下でもない地味曲。スルメでもない。 08. HOW DO YOU THINK? (gravity mix) ★★★★ ここに来てやっとしっくり来る曲が登場。ドライでシンプルなアレンジに、 吉田の無表情だが、落ち着きのある低音が上手く絡んでいる。 コーラスの使い方も上手いのがまた、たまらない。
09. CAN YOU DIGIT? (gravity mix) ★★★★ ちょっと怪しいR&B。個人的には一番良い曲じゃないかなと思ってる。 ただ、シンプルになった分、吉田の実力不足が見えるのが気になる。 10. INTERLUDE -www.komuro.com- 11. RESPONSIBILITY (manhattan b. mix) ★★★ で、ようやく一般的な小室サウンドが導入されます。 音も丁寧に仕上げているが、何かが物足りない。 ちょっと、クラブサウンドを意識しすぎた感があるかも。 ちなみに"★"は10曲目と11曲目、セットでの評価です。 12. PRECIOUS MOMENTS -WHEN WILL I SEE YOU AGAIN- (tk mix) ★★☆ Three Degreesのカバー...なんだけど、4曲目とは違い、 こちらはクラブでも売れて(その時は覆面ユニット)、吉田にフィットしてる。 しかし、J-POPにおけるCDは踊るときに聴くとは限らない。 ゆえにすごく退屈に聴こえてしまうんだなぁ、コレが。 アナログだったらもう少し"★"が増えているんだけど...。 13. OVER & OVER (bob brockman mix) ★★★★ 原曲もかなり落ち着いたアレンジなんだけど、コレはコレで爽やか。 ただし、ラップパートは吉田ではなくて小室なので、そこが減点ww (いや、マジであの声は人を選ぶから) コレがパワーのあるヴォーカル(身内ならKCO)だったら空気ぶち壊しで、 吉田のような落ち着きのある、弱いヴォーカルだから成立する曲。 しかし、コレに気付いたのか小室はラストでとんでもないことをしでかす。
14. SUGAR BABY LOVE ★★★ なんとここからバラードを連続投入の上に14曲目のリアレンジという暴挙にw いや、それならもうちょっと曲順を変えてほしいんですが。 曲自体はシンプルで落ち着きが合って好きなんだけど...。 ただし、こちらは若干ビートが強いかな。R&B調バラードが正しいかも。 15. LONG & WINDING ROAD ★★★★ こちらもシンプルなバラードで、逆にこちらはオルガンやピアノが強い。 踊りつかれたときにこの曲は結構良い感じかな。 で、歌詞も今の吉田のことを考えると深いものを感じる。 ここで終われば、「まぁ、コレはコレでアリかな」と思えるのですが...。 16. SUGAR BABY LOVE (early morning version) ★★ ここでピアノインストが入りますw しかも14曲目のアレンジ。 このメロディーが上手い具合に眠気を引き出すという凶悪な内容。 ドラクエで言えばラリホーのようなポジションですw クラブの大ラスやラウンジでかけるならともかく、これはちょっと退屈。 せめてアッパーなりミックスを置いてほしかった。
総評 ★★★☆ "★"は条件付。それは何も考えずに聴いた場合。 確かにTKが作成したR&Bとしては完成度は高いし、構成も悪くない。 しかし、よく聴くとまだまだ改善点があるなという事がわかる。 その完成形が次回作の「AMARETTO」だと思うとまだまだかも。 しかし、小室がラップをやらなければ評価が上がった曲がチラホラ。 ラップやらなきゃもっと高い評価を出せたんだが...。
需要のあるなしなんてどうでもよくね? ホントに需要があれば誰かやってくれると信じてさw
>>454 まとめサイトを見る限り、レビューしてる人は居なかったんで
挑戦してみました。本当はもっと客観的にやりたかったんですが、
若干信者寄りの内容になっていたかもしれません。
ちなみに今は、Dir en greyのアルバムのレビューを書いてます。
文章力も語彙も何より需要も無いけどレビューも無かったので… h.o.p.s/GOING UNDER GROUND 1.fire grow ★★ 毎度お馴染みの河野丈洋(Dr)作曲インスト かよわきエナジーやホームに入ってるものとは違いシンセと打ち込みメイン。 2.ロール アンド ロール ★★★ 松本素生(Vo&Gt)が得意とする青臭い疾走曲。 キーボードが主旋律をとらず後ろで同じフレーズを繰り返している そのため以前に彼らが作ってきていた曲とは印象が違う。実質一発目だから良かったもののかなり地味 3.アゲハ ★★★☆ 10thシングル 軽いポップロックで酸っぱさは薄め。甘いけど。これも今までゴーイングにはあまり無かった感じ。 キーボード無かったり普通のベースとシンセベースを重ねてみたりシングルだと河野が歌ってたり地味に色々やってる 4.サイドカー ★★★ ゆるい感じのアップテンポ。松本と中澤寛規(Gt&Vo)のデュエット曲で途中で河野も歌う 曲自体は革新的とはいえないがヴォーカルが違うってだけでも結構際立って聞こえるため、3本マイクが大きな武器になることが証明された曲。 河野が長嶋有の「サイドカーに犬」にインスパイアされて作ったというもの。詞の内容に関連性は無いが雰囲気は似てる。 5.恋のナビゲーション ★★★ 中澤がリードボーカルのピアノロック。歌詞は中澤曲らしく電波度2割増(ゴーイング比) 間奏はやけにムーディー。2回目のサビ後の「少年少女グッコミニケーション」連呼が電波丸出しww ゴーイングで一番メンバーが好き勝手やってる曲かも。ドラムがやけに目立ってるのは気のせいか。ていうか声高すぎwwww
6.あすなろ ★★☆ 前3曲とは打って変わってしんみりとしたミドルテンポ。クリーンのギターや鉄琴、キーボードの音が曲を可愛くまとめてると思う。 ただ、音程が高いのかところどころで声が裏返っていたりして歌の不安定さが現れている 歌詞も伝えたいことや比喩の感じが似てるのでともすればバンプ辺りの劣化になりかねないのが惜しい 7.同じ月を見てた ★★★★ 9thシングル。 君と僕の青い世界を甘酸っぱい曲調に乗せている、That's GOING UNDER GROUND とでも言うべきゴーイングの王道ギターロック曲。 勢いでは代表曲のグラフティーやトワイライトなどに劣るが、それらよりメロディや松本の声に磨きがかかっている 8.TENDER ★★ 前作収録の「ビターズ」を生っぽくして(コーラスに処理がかかっているが)、地味にしたような感じ 同じ月を見てたとサンキューのつなぎとして聴くとあっさりしてて良い出来だと思うけど単体だと…な曲 9.サンキュー ★★★★☆ ファンの間では「神曲」と名高い8th。ミドルテンポで郷愁感を感じる、「かよわきエナジー」より抑え目だが雰囲気は近い曲 間奏のギターとシンセとドラムのグルーヴが聴き所だと思う。ベースが地味なのは禁則事項 歌詞が青臭いけど曲自体も勢いこそ控えめだが若々しいので合いかたが異常。 10.東京 ★★★★ スローテンポでシンセの使い方が感動的な名曲。それをラスト前に置くのはゴーイングの恒例w 等身大の君と僕を歌わせればこの世代だと抜きん出てるんじゃなかろうかと思わせる歌詞。Cメロのメロディが泣ける泣ける 山岡恭子女史参加の大サビにおけるコーラスは鳥肌モノ。この辺りは流石。 11.サムネイル ★★★ 同じ月を見てたのc/w(背面だと両A面表記) サウンドは松本曲に近い。河野の歌詞の傾向はこの曲から変化している。(以前はアゲハみたいなのが主流) まさかこの曲が5分半以上もあるとは思わなかった。
総評 ★★★ GOING UNDER GROUNDのメジャー4th。 後年松本に「この頃(今作と次作TUTTI)は迷走しつつあった」と振り返られ、しかもTUTTIはフォローされてるのにこれはスルーだったという悲しい作品 河野楽曲の割合が増えており、またコーラスに力が入り始めたのもこの作品から。 全体的に地味で青臭さも多少抜けているので、初めて聴く人や初期作品を聴いて気に入った人は他のアルバムを聴くことをお勧めする 逆にハートビートかTUTTIを気に入ったなら次に聴くのはこれでもいいかもしれない
DIR EN GREY / THE MARROW OF A BONE 本編 01. CONCEIVED SORROW ★★★☆ いきなり京の持ち味発揮のバラード。痛々しくなければDIRでやる意味が無い。 バックトラックはここではおとなしくしてる。 シンプルなので、カラオケで歌うとモロに実力がばれる曲でもある。 02. LIE BURIED WITH A VENGEANCE ★★ で、痛々しいバラードの後に暴走開始。いきなりデスヴォイスがお出迎え。 こりゃ、ライブで再現できんわw お前は森山直太郎かww (森山直太郎はわざと自分で歌うには困難なメロディを作ることがある) スローテンポとファストテンポがいいアクセントとなっている。 03. THE FATAL BELIEVER ★★★☆ 出だしがメロディアスだったので「昔のDirに戻ったわ♪」と思いきや やっぱりデスヴォイスが飛んできましたw だが、中盤のウィスパーは反則だと思いました。萌えた(← 全体的に見るとまだ、DIRにしてはおとなしいかな。本来ならもっと狂ってる。 04. AGITATED SCREAMS OF MAGGOTS ★★☆ シングル音より若干、音が厚くなったように思うのは俺だけ? 確かに悪くは無いんだけど、わざわざこのバンドでやる曲か? まぁ、いつものように狂った京のデスヴォイスを堪能すにはもってこいの曲かと。
05. GRIEF ★★★★ ついに京の本領発揮。狂いまくった曲こそDIR EN GREYの真価だと思うんだ。 本気で近づいたら噛み付かれそうな態勢の京が映える。 しかし、その凶暴さにギターがついてこれないってどうよ。 06. 凌辱の雨 ★★☆ バラードになると、メロディアスなものが増えるのもDIR EN GREYの特徴だが、 この曲は珍しくデスヴォイスがしっかりと使われている。 シングルとは違い、こちらは明らかにライブ向けに変えている。 やはりライブ京はファルセットが大の苦手なのだろうか。 個人的にはシングル版が好きなのでこの評価。 07. DISABLED COMPLEXES ★★★ 最初こそはおとなしいのですが、やっぱり京は凶暴になりました。 が、ちょっとアレンジがブルースっぽいのは珍しいかも。 ドラムのShinya曰くドラムのスティックを静かな部分と激しい部分で使い分けたらしい。 そんなの、素人にわかるんですか? 若干、その辺りが疑問なのですが...。 ただし、途中のエルモ臭い声には最初笑ってしまったw 08. ROTTING ROOT ★★ テンションは低めで、京もなんだか煮え切らないように思えてしまう。 この辺りで曲を飛ばす人が多いんだろうな。自分もだけど。 まぁ、曲自体はコール&レスポンスがやれそうではあるな。 09. 艶かしき安息、躊躇いに微笑み ★★★★ いまだにこのギターがエレキギターだということが信じられん...。 で、楽曲はこちらも京の得意分野である痛みを曝け出したバラード。 こういうバラードになると京はイキイキしてるなぁ。 実際にいい曲ではあるんだよな。ただし、オリジナルではコレが限界で、 本領発揮となるのは初回特典の方であった...。
10. THE PLEDGE ★★★☆ すいません、コレは歌えてますか?>ライブに行った人 そう聞きたくなるくらいにキーが高いし、音域が広いです。 メロディー自体はDIR EN GREYらしく和のテイストを感じる悲しい曲。 11. REPETITION OF HATRED ★★★ さすがにバラード2連発で鬱憤がたまっていたのか、狂犬京はここで暴走への準備開始。 他の曲に比べてデス声は少ないけど、十分に凶暴です。 途中の声でリスナーまで酸欠しかける曲でもある。 12. THE DEEPER VILENESS ★★★☆ 狂犬のスイッチが入りました。 コレはどうがんばっても地上波で流すのは難しい。 それくらいに京がデスヴォイスを撒き散らして暴れています。 ついでに「ライブじゃまた力尽きてんだろ」と思う自分もいたり。 13. CLEVER SLEAZOID ★★★★ シングル版以上に凶暴になって帰ってきましたw ただ、人気はネットを見る限りではシングル版のほうが高いんだよなぁ。 自分はこの方向性もアリかな、なんて思ってる。歌いやすいしw 実際にコッチの方が京は歌いやすいみたいだしな。
初回盤特典ディスク 01. 艶かしき安息、躊躇いに微笑み ★★★★☆ 初回限定特典だと非バンドアレンジの音源ディスクがつき、 自分も持っているので、敢えてレビューに挑戦してみる。 一曲目はピアノと歌のみだが、逆にコッチの方が世界観を表現できてる。 このバージョンでライブ披露してくれないかなぁ。 いや、ピアノだけでシャウトされてもそれはそれで困るんだけどw (このディスクでは叫んだりしないけど) 02. CONCEIVED SORROW ★★★★★ オーケストラと打ち込みをバックに歌っているバージョン。 こうして聴くと、改めてスタジオ内にいる京の上手さを再確認できる。 カラオケで歌ってみたけど...グズグズでした。普通の人には無理。 何気に本編より完成度が高く思えるのもスゴイ。 03. THE PLEDGE ★★★★☆ 京、悪いことは言わない。アコースティックユニットを作れw そんな気にさせるくらいに本編以上に良い出来になっている。 冗談抜きで、シンプルにした方が京が表現しようとしている痛みが出て来るんだよな。 それでも年配の人に勧められるかといわれると、キツイかもしれない。
総評 本編 : ★★★☆ / 特典ディスク : ★★★★☆ 本編はスルメ盤だし、好き嫌いが分かれる曲が多いんだけど、ヴィジュアル系という くくりで見るならこの評価だろうな。ただ、初回特典は本気で本編を越えてる。 ここからわかるのが、いかに自信の弱点を克服していくかどうかだろう。 弦楽隊(特にギター)はテクニックの向上。ドラムはクオリティの維持。 そして、京に関してはちゃんとライブでも歌えるようにトレーニングを行うこと。 本当にライブになるとプレイ出来てない箇所が多く、 アルバムを聴くとすごいと思えるけど、ライブのことを考えると、 プレイできるかどうかが心配になってくる。 その点を解消してるのが初回特典ディスクというのが何ともはや。 まぁ、本編はどう聴いてもスルメなんで、初試聴時はもうちょっと★減らしてもいいかな。
>>468 乙です。気になっていたバンドだったので、参考にさせてもらいます。
475 :
名無しのエリー :2008/07/27(日) 17:02:44 ID:bj2F3Gc30
乙乙
>>417 >>423 >>434 >>436 >>439 >>451 >>462 >>468 >>473 乙。しばらく見ないうちに豊作。ナインマイルズもさることながらキテレツが気になって仕方ない。
米米は真面目にやればいいのにと思ってたけど、そういう路線を意識してたのね
>>454 自分のレビューは「有線の新譜チャンネルで紹介されたアルバムから任意抽出」が大半なので、
好きなアーティストの作品を固め打ちする人のほうが正しいレビュアーに感じてます。
自分はよく知らないアーティストの作品を頻繁に書きますが、詳しく書かれて困ることは無いので
その道の人が書く方がいいかと。前提知識がない人間のレビューも客観的に面白い部分が
あるかと思って今のスタイルですが、前提知識があって書けることが多いときは書いてます。
レビュアーからはどんなレビューが良いかは分かりにくいので色々意見が出るのは参考になるのです
しばらく来てない間に、凄いレビューがw 皆さん乙です 俺はちょっと前まで足りない頭を一生懸命捻って、なんとか長くそれっぽく書こうとしてましたが 最近は感じたままに簡潔に書ければ良いかなぁと思ってますね まぁ深い知識があるわけじゃないんで、恐縮なんですが
480 :
名無しのエリー :2008/07/28(月) 00:11:35 ID:90Xm+/MwO
RANGEのパニファンキボンヌ
リクを完全無視で絶賛レビュー… 坂本龍一 / 未来派野郎 1.Broadway Boogie Woogie ★★★★ 1曲目からかなり賑やかな曲で始まる。60年代の人が想像した21世紀の世界にて行われるミュージカルのOP曲という感じ。 坂本さんの作る華やかなSF世界にパール兄弟の窪田さんの変態ギター、吉田美奈子さんのコーラス、鈴木賢司さんの時空を切るギターソロ これに、ソウルの帝王JAMES BROWNのバックバンドJB`Sの主要人物、メイシオ・パーカーの華麗なサックスも絡み素晴らしい。 映画「ブレードランナー」のセリフを切り貼りした効果もあり近未来というイメ-ジがうまく表現されている。 2.黄土高原 ★★★★ ここで、しっとりとした上品な世界も披露される。80年代の機器だからこそ表現できたのであろう綺麗な世界。 無理矢理展開するのではなく自然と盛り上がっていき、気がついた時には広大な音世界に入り込んでしまう…。 しかも、これを一人で作ったのだから当時の坂本さんはどれだけ凄かったのだろうか…。 最近の癒し系見たいにべったりとした感じではなくあっさりとしつつもしっかりと世界を感じさせてくれる。…そんな曲。 3.Ballet Mecanique ★★★★☆ 当時の坂本作品の中でもかなり典型的な展開を見せてくれるので初めてに人でも難なく聞くことができて いつのまにか坂本龍一さんの音楽に興味を持ってしまう。この曲は大きく二つのパートに分かれていて 自分の中では前半はブリキロボが復活するまでの道のりで、後半はそのロボが最新の機器を装着して暴れまくるという感じで思ってる。 このいきなり変わる所が素晴らしくかなり計算されて作られてるだろう…。やはりここでも鈴木&窪田コンビがうまい具合に暴れてます。 後半の広大なメトロポリタンな景色を見せてくれる所で矢野顕子さんの印象的な歌詞が歌われさらに印象的な思いを持つ。
4.G.T.U° ★★★★☆ 名前の通り疾走感あふれるナンバー。とはいっても、テンポを無駄に速くして無理やり出しているのではなく 音数を減らして隙間を作ることによって軽やかな印象を出して聞き手に心地いい感覚を感じさせる仕組み。かなりかっこいい曲。 車の効果音を上手い具合に組み合わせて、楽器もうまく合わせて、これに軽やかな歌声が交わると本当に爽やかで近未来…。 この前半の4曲でもかなりいろんな景色を見せられてて非常に気持ち良い。 5.Milan、1909 ★★★ ここで小休憩てな感じで静かな曲が流れる。ボコーダーによるコーラスが時代を感じさせるが逆に今の音でやるよりはいい。 綺麗なストリングスっぽい音色でリズムを形成してそこにキーボードが流れるとこれは…神秘的な…。 6.Variety Show ★★★☆ シンプルな打ち込み音によるリズムに恐怖を感じる音となにかの演説(結構どなり声)と掛声が組み合わさってシリアスな雰囲気。 非常に硬派な音作りでありながら決してアングラな感じでもなく非常に聴きやすくそこのバランス感覚はさすが…。 セリフも掛声の部分もリズムにうまく合わさってて言葉が楽譜の流れに合わさってて気持ち良い。 7.大航海 Verso lo schermo ★★★★ これまた刺激的な音作りでありながらポップになっている。スクラッチ、サンプリングもうまく取り入れていて 音を反復させることによってグルーヴが出来上がってくというか…そこにオペラボイスが入ってきて広大な風景見せてくれる。 タイトルに負けない非常に力強いトラックでありながら時間も長くなくいいところで終わる。 8.Water is Life ★★★ このアルバムの中では一番過激な曲で混沌とした世界を展開している。ピッチを遅らせた不気味な声、ぶっちぎりな音楽。 聴いてて不安になってくる…悪夢を見せられた感じ。これは後期YMOの世界観に通ずるものがある。とにかく怖い。 そして、いきなり終わってしまい不安なままで次曲を迎える…。
9.Parolibre ★★★★☆ いきなり神秘的で静かでありながら暗いピアノインストが入ってくる。前曲の不安な気持はどこへやら解放された気分になる。 坂本さんの綺麗なピアノを聴きながら一つの映画のエンドロールを見ている感じ…。非常に素晴らしく綺麗。 退廃的な雰囲気で朝の明け方の複雑な気分が似合う。寂しくもありながらわずかな希望があるような…。 10.G.T. ★★★★ 4のリプライスてな感じで終わりにちょうどいいアレンジがされている。ちょっとアダルティな音色に変更されていて 音もさらに削られていてアルバムの最後を飾るにちょうどいい聴き心地を与えてくれる。 総評 ★★★★☆ 86年作品で自分の中では坂本龍一の作品の中では最高傑作と思う素晴らしい作品。 刺激的でアンクラな感覚と大衆的てポップな要素が絶妙なバランスで成立されていてそこが良い。 アルバムの流れも無駄に長い曲もなく、一つの編曲としてアルバムをとらえることもできるし、単曲で聴いても良い曲ばかり。 80年代的な音色もあるが、逆にそこが想像上の近未来世界を作り出していて時代と才能がうまい具合に融合されている稀な作品。 「坂本龍一?癒し系の人っしょ 」、「ああ、タケダのピアノ?」なって思ってる人に一番聞かせたい。幅広い世界にビビると思う。 ロックが好きな人、テクノな人にもお勧めできる。まぁ、幅広い人にお勧めできる作品ということです。 ちなみに、田中宗一郎流(笑)に言うと… アルバム『未来派野郎』のレビューを書こうとして、いきなりその後の2日間、 スカイダイビングで落ちているのような状態がずっと続いて、すべての意識が高速で ぐるぐる回り続けて、ずっと痙攣しているか、ずっと走っていることしかできなくなった。 結局、自分と誰かを傷つけることにしかならないセックスとヴァイオレンスに逃避して、 どこまでもきどってる奴に徹することで、どうにか凌いだ。50時間以上かけて、僕が書けたのは一言だけ。「うひょう」。 そして、気が付けば、スタッフの何人かが 同じような状態に陥っていた。どういうことだ? でも、坂本龍一は、こんな苦しみにずっとひとりで耐え続けてきたのだ。なのに、俺は何をしていたんだろう?
>>483 乙です。このスレに来るまで雑誌等の音楽評論に興味なかったんですが、
たびたび出てくる「タナソー」には違う意味で興味湧くようになりましたw
>>486 顔初めて見ました。
予想はしてたけどここまで「ナルっちゃいけない人がナルって」たとはw
この人のヴァイオレンスって物理的には「しっぺ」「つねる」位の規模なのでは。
良くも悪くも「文章」の人なんですねえ。
ただ俺はタナソーの文章結構好きなんだよね
自分のコメントで不快な思いをさせてしまってたらすみません…。 「文章」そのものを前面に出して「芸」にするあたりに「良くも悪くも」と感じたので。
>>489 いや、489は悪くないと思うぞ。
ホントにタナソーとかはそれが売りだからw
>>488 俺も渋谷陽一なんかよりタナソーのがなんか好きw
タナソウといえばレディへの 助けて。助けて。助けて。助けて。 助けて。助けて。助けて。助けて。 助けて。助けて。 助けて。助けて。助けて。助けて。 助けて。助けて。助けて。助けて。 助けて。助けて。
洋楽は輸入版ばかりですが、スパーカーの1stやらスヌーザー何冊か持ってた(今は実家に)はずなのにスルーでした。 アーティストの「信者」と「アンチ」の両極端を作りやすい人ですねw持ち上げ方というか誘い方が。 音楽レビューの一つの極端な形、という意味では彼自身のキャラ含めニヤニヤ楽しめます。ほとんど二次創作ですがw
タナソウは一つの創作物としてみたら面白いよねw あの変な被害者意識と、表面だけの社会派気取りも何だかんだ結構好きだ G album -24/7- / KinKi Kids 01.Bonnie Butterfly ★★★★ 近年のKinKiに良く見られる良質R&Bナンバー。切れの良いリズムにハイファイでクリアな音と、昨今の主流なR&B風味J-POPの流れを上手く消化してる 全体的にラテン風味のアレンジも商業ポップスとしてはかなりのレベルだと思ったり。歌唱力はともかく二人ともリズム感は結構あるので、ボーカルも中々 英語の発音が悪いのと、途中のラップ調がダサいのはご愛敬 02.永遠のBLOODS ★★★★ 16thシングル。前曲が大人っぽい曲だったのに対し、こちらは王道のアイドルポップス。ビーイングのアーティストみたいなまっすぐなアレンジと歌詞が良い 起伏の激しいメロディ、サビで一気に盛り上がる構成といかにも歌謡曲なメロディも、耳触り抜群。こういうのどんどん歌えばいいんじゃないかな 03.Destination ★★★ 一転してまたアダルトなファンク。KinKiにありそうで無かった曲。ただしエンドリのような本格的な感じでは無く、そこはJ-POP調のアレンジ サビの展開が中々面白いかなぁと思ったり。全体を通してブラスの冴えわたるゴージャスなアレンジも良い感じ。しかし光一が歌えてない 04.世界中のみんなで... ★★ 如何にもなバラード。アレンジもメロディも歌詞も面白味無いけど、でも剛の歌声はなかなか良い。こうやって情緒豊かに歌えるボーカルは貴重 05.黒い朝・白い夜 ★★★ 歪んだリフのイントロからこのアルバムの中では異色な空気を発してるロックナンバー。しかしアイドルだけあってローファイなブルースと言うわけでは無い KAT-TUNが歌ってそうなHR調の歌謡ロック。まぁ演奏陣の豪華さと音の綺麗さは凄いが、これはロックでは無い。いや、結構好きだけど
06.消えない悲しみ 消せない記憶 ★☆ 何かゲームの曲みたいな荘厳なアレンジが印象的なバラード。和風なメロディとそのアレンジが絶妙にマッチしてる。RUIの『月のしずく』に似てるかな でも光一が下手すぎて話にならない、こういうの歌わせちゃ駄目だろJKと思ってたら本人作なのね、成程・・・ 07.薄荷キャンディー ★★★★★ 18thシングル。これは文句なしの名曲。もう王道ど真ん中って言った感じのアレンジとメロディが秀逸。二人のコーラスワークも中々レベルが高い 松本隆の歌詞だって相変わらずもの凄い、薄荷の匂いで女性を表現するなんて普通の人間には思いつきもしないね しかしSMAP何か聴いてても思うけど、ジャニの曲はバッキングトラックがめちゃくちゃ凝ってるなぁ。金かかってそうだわ 08.Another Chirstmas ★★☆ ゴダイゴの『銀河鉄道999』の主題歌みたいな曲。まぁあんな感じのシティポップですね、ゴダイゴの曲ちゃんと聴いてないから適当かましてるけど そのメロディの明るさと、二人のボーカルも愉快な感じだから幸せな歌なのかなぁと思いきや、意外と別れの歌だったり 09.Virtual Reality ★★★☆ 1と似たようなR&B風味なポップス。こっちの方がより歌謡曲っぽい。光一ってリズム感だけはあるので一応こういのなら聴ける しかし最近の彼のソロを聴いてると、こういうのが好きなんだろうね、だからこれひとりで歌ってるのか。そう言うところに二人の気まずさを感じたり 10.ORANGE ★★★ 堂本剛作のバラード。このころの彼のソロ聴いても分るが、今のエンドリとはだいぶ雰囲気が違う。まずとにかく暗いし重い、歌詞がひたすら愚痴 そういうところは一時期のMr.childrenそっくり。でも当時はミスチルのパクリって言われてたけど、この曲に関しては歌詞以外ミスチルの影響は感じない 全体的にルーズでジャジーなこの雰囲気は椎名林檎ですね、歌い方も林檎っぽいし。そういや林檎の大ファンだとか、と思ってたらアレンジが斉藤ネコ
11.停電の夜には -On the night of a blackout- ★★★☆ 秋元作詞のバラード、と聴くと何かもう一つのイメージが出来ちゃうんだけど、そのイメージ通りの曲だった。打ち込みとストリングスがバックのバラード ギターが無駄にHR調なのは、マーティが言うJ-POPの面白さなんだろうな。こういうところに日本人の民族性が見てとれたり しかし秋元さんの歌詞は臭くて無理だわ 12.どらごん・ろ〜ど ★★ 中華風味のストリングスと打ち込みで構成された曲。タイトルからコミックソングかなと思ったら、別に普通のアイドルポップスだったので拍子ぬけ メロゆったり、サビテンポアップって構成も使い古されたものですね。終始キラキラしてるのも、また古臭い 13.心に夢を君には愛を ★★★☆ 17thシングル。前曲と同じコンビの曲だけど、シングルだけあってこっちの方がはるかにキャッチー。アレンジも過多になりすぎず、良い塩梅に抑えられてる まぁ普通の良質アイドルポップス、それ以上でもそれ以下でもなし 総評:★★★ 7thアルバム。前作くらいからR&B風味の曲が増えてきており、このアルバムにも何曲か入ってる。最新アルバムではほとんどそんな曲だった アイドルらしく打ち込みとストリングスが中心なムダに豪華なアレンジと、ひたすらクリアな音、そつの無い演奏陣。言うなれば教科書通の曲ばかり 決して批判的な意味で使ってるわけでなく、そこがこの二人の魅力だと思ってるのでそれはそれで全然ありだとは思います ただ二人の歌唱力の差はこのころから壊滅的に広がっていってるので、正直もうデュオでいる必要を感じなくなるアルバムでもあったり それぞれのソロの方が聴いててすっきりする感じですかね 駄レビューすみませんでした
>>495 乙です。 「タナソー」のスレを見てたら前探してたsnoozerの名盤ランキングが。
ラッキーです。違う意味で収穫がありましたw 彼のスレの伸びが早いことにもビックリ。
みんな好きなんだなあ。屈折して愛される何かを持ってますね。
>>458 乙
KissDes何気に好きだった
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ORANGE RANGE「PANIC FANCY」 1. Beat it ★★ いかにもアルバムの1曲目にありがちな展開なうえ、 「上海ハニー」「お願い〜」などといった彼らの代表曲であろう?軟派ソングを もっとダラっとしたような感じ、耳馴染みは悪くないが新鮮味は皆無 2. イケナイ太陽 ★★★ "どうせまたいつもの夏定番の御馬鹿ソングでしょ〜?"って まあ実際そうなわけなんですが、この歌詞のフザけ具合や 意外とこうゴリっとしたサウンドって、 いかにも彼ららしくて悪くないんじゃない?って塩梅 3. 世界ワールドウチナーンチュ紀行 ~シーミー編~ ★☆ 奇抜なタイトルと裏腹に非常に退屈な曲 底の浅っいグルーブ感が漂ってます 押しつけがましい"沖縄"も悪印象 4. 君 station ☆ 基本的に彼らのバラードはノリノリな曲以上に評価できません 「花」をセルフカバーでもしてんのかという退屈具合に加え それっぽい綺麗な言葉を並べるという、まあ成長してませんな "生きる「理由」さがしてる"とか、ネタでも寒いし、 ネタじゃなかったらもっとキツイっす
5. ソイソースVSペチュニアロックス feat.ORANGE RANGE ☆ こういう内輪的なお遊びは必要ない 「遊びってわかってやってるから〜」みたいな いや、おもんないから 6. Sunny Stripe ★☆ これはまたベタなJ-POPなのですが、あまりにダサ過ぎて逆に… とはならない、駄目なものは駄目なもんでっす 7. 現実逃避 ★★★☆ タイトルの皮肉っぷりといい、個人的になかなかヒット ファンタスティックな世界観に、彼ら特有の低脳っぷりを混ぜて(褒めてんのよ?) なかなかカオスな1曲、面白い 8. シアワセネイロ ★★ 例のアニメEDなので、まあ水準以上にはしてきたな、という印象 それと同時にこいつらも普通になったなあ…と再実感 9. 5 ☆ いや、こういうのはいいから 10. O2 ★★☆ 例のアニメOP、こちらもまあ水準以上? amazonなどレビューでは予想の上をいく高評価だったわけですが、 やはり独自性といったものが皆無、とりあえず仕事をこなしただけにしか聴けない
11. イカSUMMER ★☆ この頃からセールスを大幅に落としたんだっけ? まあ、要は浜崎あゆみ以上に過去の曲と区別のつかない夏曲なので、 こんなんばっかじゃあ飽きられるよなあと、よく理解できまっす 12. 太陽と向日葵、周りなんか気にせずに・・・夏. ★ 単体で聴けばそうでもないのかもしれないが、前曲からの流れはキツイ どうでもいい長々しいタイトルからも感じられるように、 歌いだしがもろ「太陽と向日葵、周りなんか〜」で萎える 13. 冬美 ★ 夏だったから次は冬ってか?舐めんな 鬱々しい雰囲気を醸してるものの、もはやアルバムの蛇足の域 14. ドレミファShip ★ それこそ「O2」「Sunny Stripe」のようなアップな曲と特に区別のつかない凡曲 特に書くことが無い、この位置にこの曲を配置する意義も感じない 15. Happy Birthday Yeah! Yeah! Wow! Wow! ★☆ 11曲目くらいにこの曲で終わってくれればもう少し印象はよかったかもしれない まあ彼らっぽいDQNな馬鹿騒ぎを軽〜く歌った、 アットホームな、これまたアルバムのラストにありがちな展開 ここでバースデーソングという脈絡の無い繋がりが、アルバムの破綻具合を表してるよなあ
総評:★☆ amazonで彼らにしては高評価だったので、「一皮むけたのか?」とでも思ったが、 特にこれといって成長のみられない、浅さ、軽薄さ満載の、"いつもどおり"だった 要はアンチに飽きられ、Greeen?にライトをとられ、という崖っぷち状態 こんな調子じゃあヲタにも飽きられ、フェードアウトは近いはず あと彼らはよく"沖縄"という言葉を売りにしてますが、彼らの音楽性からは微塵も感じられません 「とりあえず三味線とか方言でもいれとけばいいっしょ〜w」ぐらいのノリです Coccoだったかが、「沖縄の楽器を使えば沖縄の音楽になるのか? 私はギター一本でも沖縄の音楽はできると思った」と言っていたが、まさにそうだろう 別に彼らに沖縄の音楽をやれ、と押し付けているわけではないが、特にM3「世界ワールド〜」で感じたので… 前述の通り、ライトなミーハーにはGreeenがいるし、 底の浅い綺麗な歌詞にはAqua timezがいるし、 意味不明なラップにはET-KINGがいるし、 沖縄出身バンドには「モンゴル800」や「かりゆし58」といったニューカマーもいるしで、 そろそろ危ない、と印象付けたアルバムでしたとさ
>>501 乙でした。
三味線は、正しくは「三線」(サンシン、=沖縄三味線)ですかね。
DoCoMo規制とか俺ざまぁ
>>501 乙。一日早く書いてくれれば借りずに俺は借りずに済んだんだがw
5+2=11/H ZETT M
1.名前を書く ★★★★
ピアノカオス。勢いだけで2分半弱を駆け抜ける。
ひたすら悪ノリ。軽いシャウト化しているH ZETT Mが笑える。
歌詞に意味を求めてはいけない。
2.ピアノイズマイライフ ★★★☆
2曲目は普通な歌モノ。歌詞で自分とピアノのことを表現しているが、なかなかに
愉快。
曲調は独特。ギターの代わりにピアノを使ったロックといった感じか。
3.田園 ★★★★★
そしてひなびたインスト曲、H ZETT Mのピアノとエレピの掛け合い(+SEが少し)。
もともとインストバンド、PE'Zのメンバーなだけあり非歌モノの曲作りが非常に
上手い。
途中から前面に出るエレピがジャズチックで面白い。
4.君と歩いてく ★★★
前曲のSEを残しながら始まるミディアムテンポのラブソング。
歌詞に意外性がなかったり、歌唱力に疑問符がついたりの散々っぽい曲だが、Aメ
ロの流れがとても綺麗。
転調しすぎてて歌いにくそうなのはご愛嬌。
足し引きすれば+かなぁ、という曲。
5.バカンス ★ エセヒップホップ。さすがに手を広げすぎたか。 バックも単調な繰り返しに終始し、メロディアスさが売り(だと思っている)なH ZETT M には苦しい。 どうしてもやりたかったジャンルのようにも思えないが…。 6.腹ヘリ犬〜即興ロンド ★★★★☆→★ ボーカルの輪郭をぼかして幻想的な作りにした曲調とタイトルの差が激しくて笑 ってしまった。今作笑いどころ多いな。 ストリングスとかピアノとかが無駄に雄大、荘厳。 ドラムが3/4で刻んでるのにピアノ他メロディ楽器隊が6/8で演奏してたりでハチ ャメチャ。 という流れの腹ヘリ犬から同一トラック内で即興ロンドに移行。 こちらは単音で適当に鳴らしている(としか思えない)鍵盤の音に様々なSEが単発 で鳴りまくる訳のわからない出来。飛ばしたくなる。 7.サンデー ★★★★★ Tr.1をフルに明るくした趣の迷曲。 よくあるような、そうでないようなコード進行で曲を引っ掻き回す。 東京事変の群青日和を作曲しただけあってポップな曲はお手のものな感じ。 歌詞なんかただの記号だと割り切れないと書けないような意味不明ささえも売り か。 8.呪文 ★★ Aメロx2→Bメロx2という少々聴き慣れない流れながらメロディがありきたりのた めそれほど面白みがない。 歌唱力を作編曲で補ってきたこれまでの曲と比べると少々落ちるか。 歌さえ上手ければ★★★レベルはあるような。
9.ベッドルームで飛びはねろ ★★★☆ Tr.8とは全く逆で曲はとても面白いのだが、歌唱力が追い付いていない。 こんなに上下するAメロを歌える人はそうそういないんじゃ。 Bメロは歌詞をブツブツ切りすぎて何が何やら。 6分弱あるとは思えないほど短く感じる構成は◎。 山場は間奏のeufoniusもかくやと言わんばかりの謎なコード運び。それと手が4本 無いと弾けないアウトロピアノソロ。 10.あらよっと音頭 ★★★★☆ 新境地、ピアノ音頭。 全体のハネたリズムがふざけているとしか思えない。 しかしながら今作中最も軽快と思われるのが憎たらしい。 盛り上げ方も上手い。こんな曲でも9点を付けざるをえない。 11.春疾風 ★★☆ ストリングスとピアノが中心となって穏やかに進む曲。 メロディラインはとても綺麗だが、「疾風」という曲名には合わないような。 PE'Zのバージョンと比べるとどうしても勢い不足が否めない。 総評 ★★★★ PE'Zのキーボードとか東京事変の元キーボードとかの、H ZETT Mの1stアルバム。 音大作曲科卒なだけあって作曲能力はずば抜けて高いが、歌唱力に難がありすぎるという非常にバランスの悪い曲が並ぶアルバム。 「ごった煮の11曲」という意味(…らしい)のアルバムタイトル通り、方向性は多様。 恐いのは引き出しの開けすぎ。次作「PIANOHEAD」は聴いていないが、これを上回るのはなかなかに大変なような。 ギターなんかよりピアノだよな、という人は是非聴いてみるといいと思います。
タナソー自身があまり興味無さそうなアーティストのレビューは、 私情入ってなくて冷静で的確で読みやすいんだよな。ラルク評とか。
タナソーというかああいう系統のライターは、渋谷も山崎も鹿野もそうだけど 歌謡曲とかJ-POPを別に嫌ってないんだよね ただタナソーは売れてるロックバンドとかSSWは糞みたいなこと言ってたけどw
>>483 >>495 >>501 >>505 乙。タナソーは後で調査しようw
CROSS MY HEART / 白鳥英美子
01. Roots 〜Family tree〜 ★★★☆
ストリングスとピアノをバックに、半生を樹になぞらえて振り返る美しい曲。
白鳥のヴォーカルの力もあってか、前進を優しく包み込む、心地よいトラック。
現在のキャリアと人生、それとあの歌声があるからできる良曲。
02. Melodies Of Life ★★★
FF9メインテーマの日本語版。英語版はシングルと後のアカペラバージョンでどうぞ。
元々バラードが得意としていた(らしい)植松氏のメロディはちょっと平坦だが、
アレンジに救われた感が強いかも。正直、英語詞の方がしっくり来るな。
03. 野花 ★★☆
流石に歌詞がありふれすぎて、メロディがクサく思えてしまうw
アレンジがそのクサさを増幅させている。メロディ単体ではそうでもないのに。
04. Cross my heart ★★★☆
アイリッシュ民謡色タップリのワルツ。なぜこれをみんなのうたに採用しない。
母親が優しく、子供に聞かせるような歌い方がイイ。
是非とも小さい子供と一緒に歌ってみたい。
05. Forget me not 〜わすれな草の伝説〜 ★★★ 植松伸夫提供のオリジナル曲。典型的なフォークソング調歌謡。 流石に元々フォークシンガーだけあって、この手のメロディーはイキイキするけど、 もうちょっとシンプルなアレンジで聴いてみたいなと思った。 流石にこのトラックだと派手に聴こえてしまって、もったいない。 06. Melodies Of Life 〜The Layers Of Harmony ★★ 02の英詞版をアカペラにしたバージョン。すごく綺麗なんだけど、 やっぱり歌詞が暗いので、レクイエム扱いされるかもしれん。 さらに言うなれば、短い。フルバージョン希望。 07. 立秋 〜風にふかれて〜 ★★★★★ 親元を離れて半年以上経った若い人と、そうでない人では曲の印象が違うと思う。 実は買った当初、「いい曲だな」程度で終わっていたが、 似た境遇になった今では、すんなりと歌詞に入り込めるから不思議。 遠距離恋愛になってしまった恋人にも当てはまるかな。 08. [su∂s san e:r] ★★☆ 「スアス サン エール」と読む。ゲール語で「そら高く…心よ舞い上がれ!」という 意味らしい。しかし、この曲はメロディといい、声といい、アレンジといい、 なんだか笑っちゃうくらいにエンヤと丸被りなのはどうよw 冒頭の歌詞はよくわからん...。
09. Galwayの空 ★★☆ 白鳥がアイルランド訪問当時の思いをつづった曲であり、2曲目のカップリングだった曲。 こちらもアイリッシュサウンドを取り入れており、サビで盛り上がる構成になっている。 ただ、白鳥の優しい声質ではなくて、ヤイコのような声質の方が映える曲かな。 10. Message 〜虹〜 ★★★★ これでFFのメインテーマが歌になったのは...当時で4度目だった気がする。 その中でもこちらは白鳥のカラーに合わせて比較的シンプルで優しい曲調になっている。 こうして聴くと、いい曲はいい曲なんだなと実感できる。 あと、涙腺が壊れるから笛自重w 11. つりがね草 ★★ スコットランド民謡。バックで弾いてるのはアコギではなくてリュートです。 ゴメン、これは流石に10曲目と入れ替えて欲しい。 その方がお互いに曲が引き立つと思う。 総評 ★★★☆ アルバム製作時(前?)に訪れたアイルランドのカラーが反映されているので、 全体的にアイルランドの空気が(曲によってまばらだけど)含まれている。 よって、アイリッシュポップのように聴くのが一番かも。 そのおかげで古臭さがないと違和感のある曲ばかりになったが、 洗練された曲はすごく違和感があるので、方向性としてはバッチリ。 今後はマッタリといい曲を作っては歌い続けてください。
>>512 乙です。自分以外にも新規「タナソー」リサーチャーが…w
PUFFY / 「Splurge」 1. Radio Tokyo ★★★★☆ 作詞・作曲:Butch Walkerによる 緩急の激しいオープニングチューン、普通に凄い その静と動の織り成すロックでガッツリ心を掴まれる あと意外と歌詞が難解 2. ナイスバディ ★★★★ 作詞:PUFFY 作曲:Andy Sturmer、車のCMで耳にした方も多いハズ PUFFY定番の、アガりつつも、まったりした感じ "ドライヴ"を軸にしたPUFFYの詞が何ともGood♪ 3. Tokyo I’m On My Way ★★★ 作詞・作曲:Dexter Holland 、そのポップなのか ロックなのか、肩の力の抜けた、本気だけど、お馬鹿っぽいという… 更にはテンポがコロコロ変わったりと不思議な魅力に包めれており 個人的に消化するにはもうちょい時間を要しそう 4. Shall We Dance? ★★★★☆ 作詞:PUFFY 作曲:Butch Walker 、ハジけっぷりがNice!! Partyを嫌でも髣髴とさせるノリノリチューンに PUFFYによるカタカナ英語や大阪弁まで駆使した言葉遊びが楽しい♪ 5. 恋のエチュード ★★★★☆ 作詞・作曲はご存知スピッツの草野正宗 夏の郷愁を詰め込んだような、ステキさ、うん、文句なしの名曲 サウンドも、日本語も、歌唱も、ひとつひとつが非常に丁寧 ベースをCoccoでお馴染みの根岸サンが弾いてるっていうポイントも
6. 女マシンガン ★★★ 作詞:セイジ(ギターウルフ) 作曲:Jon Spencer とにかくアルバム一、パンチが効いてるっす 超ロックサウンドに、色々とぶっ飛んだ歌詞をのせて 叫ぶ、叫ぶ!セイジさんが全編に渡って騒いでまっす 7. Sunday in the park ★★★★ 作詞・作曲:Charley Drayton, 奥田民生 そのWetな質感に、どこかシュールな歌詞がのっている、ステキ☆ 何でもCharley Draytonの書いた日本語詞が酷すぎて民生が直したんだとか それでも「ときどき おっさんが走るよ」って、もとがどんななのか知りたいわ でもこのマッタリした、タイムレスな感覚は、秀逸♪ 8. モグラライク ★★★★ 作詞・作曲:奥田民生、モグラその1 そのシンプルで単調なメロディー、抑揚が殆んどない ある意味、無駄を完全に排除してるとも言える 前が見えないまま突き進むような切羽詰った感覚と、オチには少しの感動も 9. missing you baby ★★★★ 作詞:PUFFY 作曲:Andy Sturmer 繋ぎ的な小曲ながら、かなりのアクセントっ☆ 明け方すぐのシーサイドを想いおこします… 10. 早春物語 ★★★☆ 作詞:PUFFY 作曲:Anders Hellgren これまたどこかファンタスティックな、掴み所の難しい曲 ポップなのに、どこか投げやりな感じ
11. モグラ ★★★★ 作詞・作曲:甲本ヒロト、モグラその2 シンプルで、奥が深いよなあ、こういうのは 12. らくだの国 ★★★☆ 作詞・作曲:斉藤和義、 由美によるソロ その憂いを前面に押し出したWetな歌唱といい、 説明されなければおそらくPUFFYとは誰も思わないハズ 13. Security Blanket ★★★★★ 作詞:大貫亜美 作曲:横山健、亜美によるソロ 個人的にかなり気に入っている 何のことはない、ヘヴィなポップロックなのに、歌詞が凄くイイ 「And if you ever call on me, Security blanket I can be」という それでいて亜美が作詞しているっているから、なおも驚き
14. はじまりのうた ★★★★ 作詞:PUFFY 作曲:Andy Sturmer、ポケモン映画主題歌 大団円的な、それこそ大人からキッズまで楽しめるような、王道Pops 歌詞に「水 〜〜〜 エスパー ノーマル 格闘 みんな友達だから」があって 昨今、あまり関連性の感じない有名どころのタイアップするだけになったアニメ主題歌 そんな中、こう完全にポケモンとして歌詞を書いて、 それでいてPUFFYとしても崩れていないというのは、意外と凄いと思うし、好印象 15. Basket Case ★★★★ Green Dayのカヴァー、Bonus Track バンドサウンドに、二人の歌唱の上達っぷりがよく見られる 総評:★★★★☆ PUFFY10周年記念アルバム、タイトル通り、メンツが"超豪華" それでいて、個性が打ち消される、ゴッタ煮がえしといったことはなく、 むしろPUFFYのPOP ICONとしての才能が光る良盤 現在すっかり日本では微妙なポジションになってしまった彼女たち だってよう、「あ〜なんかアメリカでブレイクしたらしいね」程度でしょ!? 何それっ!そういう奴に限ってちゃんと聴いたことないんだぜ!? 要は「俺、ダサイ邦楽とか聴かないカラ〜w」とか言っちゃう厨2な子なんか 意にも介せず蹴散らしてやりたいのよ!! だから音楽ファンにこそちゃんと聴いて欲しい1枚 まあ確かにあまり"売れて"欲しくはなにのは確かなんだけども とにもかくにも、聴き所は様々、特に前述のような、 PUFFYを実はよく知らないって方に、聴いて欲しい1枚でっす
乙 これ以後のPUFFYは好きだ
いろんな人乙 オレンジレンジ気になるな 聞いてみようかな
520 :
名無しのエリー :2008/07/31(木) 19:38:06 ID:GWSMXI/90
>>514 乙。最近のPUFFYって無駄にクオリティー高いよな。
楽曲提供者も以前にも増して豪華だし。
>>514 乙。PUFFYって作品の出来に反比例して売れn(ry
篠原ともえ「スーパーモデル」
01. クルクルミラクル ★★★
3rdシングルであり、篠原ともえ出世作(で、いいのか?)。
流石に歌詞は当時のキャラにあわせたふざけた内容だが、
音について言えば予想以上に手を抜いてないことがわかる。
ところどころにエロイ音を混ぜてるのは卓球の趣味か?
02. やる気センセーション ★★★☆
2ndシングル。流石にタイアップを意識したのか前向きな歌詞になっている。
それでも電波臭が薄まっていないのが卓球プロデュース時代の篠原マジック。
卓球にしてはキャッチーだなと思ったら近藤春夫が作曲なのね。
03. レインボー・ララ・ルー ★★★★★
電波度は若干抑え、その代わりにガールズロックを幼くしたような世界がこんにちは。
実はこのアルバムの楽曲で唯一、幾度もリメイク(リミックス)された曲でもある。
今の篠原が歌っても違和感が無いぐらいの名曲。何故これをシングルに(ry
04. 忘れちゃうモン (アクロバットmix) ★★ 2ndシングルのカップリングをリミックス。が、筆者はオリジナルを知りませんw どんなアレンジかというと「人をナメているドラムンポップ」。 本気でふざけているかのようなアレンジが支配している。 歌詞は...「人生に疲れてるのか?」と思ってしまう内容。 なお、この曲でざんげをかましていますw 05. チャタレイ夫人にあこがれて (評価不可能) 山本アキヲ作曲のエレクトロ。歌声を聴いた瞬間、誰もがゲストボーカルと思うだろう。 それ以上に歌詞が酷いw どうやったらいたいけな未成年がキュリー夫人と チャタレイ夫人を読み間違えるんだよwww ボーっとなるまで読みふけるなwww とまぁ、ツッコミどころ満載の歌詞と、綺麗なアレンジと歌声が織り成すカオス曲、と。 当時、この歌詞を読んだ篠原はどんな反応をしたんだろうか...。 06. スーパーモデル ★ 間奏曲。篠原が折り返しであることを教えてくれます。 07. 篠原ともえのクレクレタコラ ★★ クレクレタコラのカバー。何故、この曲を選んだ。 アレンジはまりん。賑やかなラテンサウンドなので、曲には合ってるだろう。 当時のキャラにはぴったりだが、寄生などの声ネタがウザイw
08. I LOVE YOU, DE JA VU ★★☆ HOI VOODOO提供の幻想テクノ。またもゲストボーカルだと思ってしまう歌唱が。 流石に卓球は虹などで見せるメランコリーな歌詞を提供せざるを得なかったようだ。 家でダラーンと聴くと気持ちいいけど、普通のリスナーには退屈。 09. メルヘン節 ★★★ ピエール瀧が篠原に歌詞を提供すると...やっぱり電波全開の歌詞だったwwww 巻き添えを食らったCMJKカワイソス...ではなくてバロスw だからこそ、漫☆画太郎先生と波長が合うんだな。 絶対にこれを子供に聴かせてはいけません。センスの育つ方向が 間違い無くねじれた挙句にありえない方向に伸びます。 10. よのさ ★★☆ 歌詞を手がけた濱田マリは今のギャルに通ずる世界観をそのまま持ってきやがりました。 曲も悪ノリ全開の毒テクノときたもんだ。これはちゃねらーにはきついか。 流石に篠原は上手く乗りこなしている。この時点で只者ではない。
11. チャイム ★★★★ ようやくデビュー曲が登場。この曲では子供目線のロマンチックさを歌詞にして、 曲も爽快感が出ていて、こちらも聴いて気持ちよくなる。 もっと宣伝していれば、この路線でイケたのに、バラエティーであのキャラだから...。 恐ろしい事に、今の篠原でも違和感無く歌えそうな出来。 12. クルクルミラクル (REPRISE) ★★ 綺麗なオルゴール音に電子音だけならまだしも...鶏が鳴いてるのですがw それらをバックに篠原のMCが入り、1曲目のシンセが乱入。 やっぱりカオスでした。ハンバーグには栄養があると思うよ、ウン。 総評 篠原ともえ初のアルバムにしてカオスの祭典という言葉がふさわしい世界。 こんなものをつかまされりゃ、イヤでも表現力が身に付くよなw バックの出来が良いだけに、電波な歌詞に耐えられるかがポイント。 ゆえに、次作の「MEGAPHONE SPEAKS」を聴くと安心できる。 とりあえず、電気ファンやアンセブが平気な人なら手を出せるはず。
無謀にも、ニコ厨御用達(?)のCDを... CDで聞いてみて。〜ニコニコ動画せれくちょん〜 01. レッツゴー! 陰陽師 / 矢部野彦麿&琴姫 With 坊主ダンサーズ ★★ ユーロビートに和楽器を織り交ぜたネタ曲。正直、坊主は要らん。 琴姫と彦麿だけでええやん。そう思う私は異端ですか? しかし、曲だけで聴くと面白さが半減するな、これ。 02. エアーマンが倒せない / Team.ねこかん[猫] ★★☆ プレイした人なら思わず「あるある」といいたくなる歌詞。 しかし、このヴォーカルはいただけない。なんですか、微妙にB'zが混ざった ヴィジュアル系みたいな軟弱な歌声は!! 曲に合っていない。 どうせならもっと暑苦しいヴォーカルの方が良かった。バックは普通。 03. みくみくにしてあげる♪【してやんよ】 / ika ★☆ 色々と問題を起こした(らしい)初音ミク楽曲。確かに、初期作品としては いい曲ではあるけど、これは正直って商業作品として出して良いのか? もう少しミクで遊んだ方が面白そうだと思う。バックも薄いしね。
04. 魔理沙は大変なものを盗んでいきました / 藤咲かりん ★ (悪い意味での)同人の乗りは続くよどこまでも。 こういうノリがニコ厨のツボだとしたら、これはメディアで叩かれるよなぁ。 ハッキリ言って、若い同人好きが好みそうなアレンジでしかない。 05. 男女 / 太郎 ★★☆ ネタ曲。こういう曲で満たせばよかったのにw ヴォーカルはもっとキモイ方が笑えるんだけどなぁ。 06. きみのためなら死ねる / スーパーラバーズ ★★★☆ いろんな意味で問題作だったDSゲーム「きみのためなら死ねる」(公式略称きみ死ね)の メインテーマといえる作品。サーフサウンドにのって歌う。 歌詞はゲームを知っていればニヤリ、知らなければネタ曲として楽しめる。 流石にメジャーゲームレーベルとなるとクオリティが違う。 だが、流石にこれだけは言わせてくれ。ミッ○ーボイス自重wwwwwww 07. RODEO MACHINE / HALFBY ★★★★☆ 声ネタ満載のインスト。ドライブのお供に欲しいカントリー風ブレイクビーツ。 なんだか、今までの流れを考えるとこういうトラックは浮いてる。 多分、クラブ系サウンド畑の住人なら楽しめる楽曲では? 自分はこういうトラックが好きなので高く評価しました。
08. When They Cry / らっぷびと ★★☆ ひぐらしの世界をラップで表現したといえばおわかりだろう。 冒頭の語りがなければ素直に楽しめるんだけどねぇ。 それでも、ひぐらしがわかんないとわかんないリリックだねぇ。 意外にも、バックトラックは良く作られているな、と思う。 09. CARAMELLDANSEN (Speedycake Remix) / CARAMELL ★★☆ 語るまでもない、あのトラック。ウッーウッーウマウマ(゚∀゚) これ買って聴くなら、シングル盤を買え。 10. 恋スルVOC@LOID / OSTER project ★★★ ぶっちゃげ、同じミクでもこっちの方がスキって人が多そう。 機械臭さが薄まっているのが原因なんだろうか。 それでも同人臭さが抜けていないのはなぁ。 11. 思い出はおっくせんまん! / ゴム ★★★☆ 無駄に必死なヴォーカルが面白いw 歌詞が一般向けになっているのと、 元曲の良さに助けられた感が強いな。 もし、デーモン閣下がヴォーカルならちゃんとした作品になっただろう。 12. true my heart -ave;new NICCO Remix- / ave;new feat.佐倉紗織 ★ すごく...エロゲーです。この一言に集約されます。
総評 改めて、あのレコード会社の実力不足が浮き彫りになった一枚。 トランスシリーズのときもそうだけど、どうも同人要素が強すぎる上に、 経験不足ゆえの拙さがイヤでも伝わってくる。しかも、愛が無い。 その同人要素もM3のような場ではなく、夏コミとかのワードでよく連想される、 キモオタとかが美少女作品を見ては悶えるような世界だからタチが悪い。 確かにニコ厨が好きな曲ばかりだが、ここまで来るともう見向きもしない。 スタッフはもっといろんな音楽を聴くべし。
あ、総合評価忘れてた。総合的には「★★☆」ってところかな。
531 :
名無しのエリー :2008/08/02(土) 14:59:06 ID:7w6MC1Q40
あさきのレビュー頼む… 嫌なら別にいいけどさ
>>529 乙
でもそのコンピCDはニコニコで話題になった人気曲をまとめる目的だから
同人要素が強かったり、素人臭さがあって当然だけどな
キモヲタが云々も、アイドルマスターとか美少女系MADの数も多いニコニコなら尚更だろ。
平野綾 「RIOT GIRL」 1. LOVE ★ GUN ★★☆ J-POP全開のガールズポップロック 中途半端に挿入される英語、歌唱や発音においても 酷く中途半端で、消化不良な感じ まあ、アルバムをリードする起爆としてか 2. HERO ★☆ HERO=彼氏という何のヒネリもないうえに 歌詞は平野の御馬鹿っぷりが全開 このテの曲は掃いて捨てる程あるので、全く面白味はないでっす 3. MonStAR ★★☆ 今度はMonStar=私という、こちらも普通な印象 決して悪い曲ではないのですが、やはり昨今大量消費されるポップスで、 これといった魅力がないのです 4. 明日のプリズム ★★★ 序盤から続く凡J-POP構成にそろそろ飽きてきたので、 ここらで何かヒネリが欲しいのですが… サビの部分の声の張り方にも違和感を感じます
5. Breakthrough ★★★★ 実質デビュー曲とだけあって、声が若い お世辞にも上手いとはいえない歌唱だが、 逆にその素人っぽさゆえの魅力がよく光っている良曲 スカなかんじのブラスもナイスっ 6. 冒険でしょでしょ? ★★★★☆ 本人はこういった路線が嫌なのかもしれないが、間違いなく名曲 そのどこかタイムレスな可愛さに少し21世紀のエッセンスを、という 中川翔子の「ストロベリメロディ」にも通じる魅力を感じる あくまでキャラと平野綾の中間といった感じの自己主張強くない歌唱もGood 7. 曖昧スクリーム ★★★☆ やや弱い気もするが、わざと平坦にちょっと御馬鹿っぽく歌う歌唱は、 序盤に多く見られた鼻につく歌唱よりは好印象 アイドルポップとしては普通にできてる 8. ヨロコビの歌 ★★★☆ アニメEDにありそうなミドルテンポのロックバラード まあこれもありがちなのですが、よく歌えているとは思う が、for joy という部分のメロディーへののせ方に違和感
9. Maybe I can't good-bye ★☆ 何故か平野作詞による全英詞曲 曲自体はやや洋楽指向、ダーク路線でまずまずなのだが、 そもそも平野が何を歌っているのか分からないという大問題が発生 発音以前にまったく歌えてない、底の浅さを露呈しただけの駄曲、無理すんな 10. NEOPHILIA ★★★ M8にやや疾走感をプラスしたような曲 サビの高音での裏声が苦しい、曲としては平凡っす 11. Harmonia vita ★★★☆ あからさまな超ダーク路線には笑ってしまいますが、 荒廃したようなサウンドに、よく歌えていると思う というか詞は本人よりこの畑亜貴さんに頼んだ方が良いです 12. For you ★★★★☆ 詞は本人がとにかく書きたいことを綴った感じですが、 切なさや幼い頃の郷愁を感じるような、大団円的な良曲 個人的にはこの曲がラストで良かったです
13. 星のカケラ ★★☆ まあ、本当に山ほどある、夜空をテーマにしたバラード 蛇足な印象しか残らず、本人の歌唱の弱さが目立ってしまっています 14. RIOT GIRL ★★ 自らを"RIOT GIRL"として、「行け、私、行け!」みたいな感じなのでしょうが、 結局ラストは散々出尽くしたような凡な曲で幕を閉じました 総評:★★☆ 悪くはないが、良くはない、これに尽きる どれもJ-POPとしてはそこそこどれも出来ているし、聴けない曲はない が、これといって聴きたい曲がないのも事実 「God knows...」のようなハイクオリティを期待していると、面食らうこと間違いなし 平野自信はやはり、声優兼歌手のような先輩、水樹や茅原などに比べると歌唱が弱い アニメ云々関係の好き嫌いを差し引いても、特にこれといった魅力を感じない さらに今回は平野本人が作詞している曲については、M12以外は苦しかった 序盤の退屈な構成、ラストの蛇足具合、Singleが約半分を占めている それでいて何故か最新Singleは収録されていないと、アルバムとしての問題も多数 まあまだ伸びる可能性はあるので、焦らず頑張って下さいといった感じです、おしまい
538 :
名無しのエリー :2008/08/03(日) 01:46:33 ID:0V8hnDNZ0
>>529 >>536 乙です。アニメ系サブカルもチャート入るようになったなぁ。
既に終わってるけど、タナソーの流れに乗って人生初レビューしてみます。
スリーアウトチェンジ!!!/スーパーカー
1.creamsoda ★★☆
デビューシングル。いきなり始まる印象的なジュンジのギターが夏を感じさせる。
ひとまず挨拶代わりのような曲で、初期スーパーカーの音楽性が大体わかると思う。
その分、他の曲と比べて印象は薄め。妄想しすぎて意味不明になってる歌詞と、
シングル版に無かったフルカワミキのコーラスがグッド。
2.(Am I)confusing you? ★★★
ここまで1stシングルの曲順と同じ、たぶん意図的。
スーパーカーというバンドで最初に作られたらしく、
歌詞が極限まで恥ずかしいものの、ナカコーの歌い方と曲のクールさで
そんなことは全く感じさせない出来になっている。
この頃は、演奏の上手さ<楽しさでやっていたんだろう。
3.smart ★
ノイジーで重いギターサウンドが曲全体に響き渡る。
それ以外はやや退屈。
4.DRIVE ★★★★☆ 超シンプル。途中に入るギターソロとタンバリン?以外は全部アコギ。 そのアコギも2人で同じものを弾いており、コードも歌詞カードを見る限りは全部メジャーコード。 それにフルカワミキの田舎娘丸出しの素朴な歌声が乗ってくる。 それなのに、曲の節々で切なくなったり、妙に楽しくなったりする。恐るべきナカコーのセンス。 普通に三ツ矢サイダーのCMで使われてもいい。絶対売れる、解散してるけど。 「悩んでなんかないのよね? 長い夜に飽きただけでしょ。」ハイライト。 5.Greenage ★★★ ここら辺から曲名で曲を思い出せなくなる。19曲は伊達じゃない。 アウトロがいいね。 6.u ★★ 本当に1発勝負のような録音、というか出オチ。 浮遊してるようなボーカル、狙いすぎの歌詞。 オアシスをそのままパクったコード進行。最初は音量注意。 7.Autmatic Wing ★★★★ 前曲と同じようなコードストロークから始まる、ゆったりした曲。 ちょっと歌詞の雰囲気が変わって、古いアルバムを掘り起こしたような感じになっている。 それでも相変わらずナルっぽさは変わらんが。だだっ広い草原を低空飛行してるような曲調が、 サビのギターカッティングで一気に現実に戻される。いい意味でサイケしてるのが良い。 「模型の飛行機 追い越せ 静かな土曜日。」 映画の1シーンのような歌詞を少しずつナカコーが頭から離れない。
8.Lucky ★★★★★ さっきの憂鬱な空気から一転、USインディ風の明るいギターポップの流れとなる。 「」で囲まれた歌詞を交互に歌うツインボーカル、冷めたカップルの心情を映し出している歌詞にはバービーボーイズを感じられる。 演奏も下手ながらメリハリがあり、隙がない。 言葉で説明するのは難しい、一度自分で聴いてみないとわかんない大名曲、と同時にスルメ曲。 ちなみにデープ・スペクター出演のPVも必見、ようつべで見れた気がする。 9.333 ★★★★☆ 読み方は「さんさんさん」。アップテンポで短めのナンバー。 勢いだけじゃなく、シンプルながらも洗練された曲調で、3分満たないものの個人的にはこのアルバムで1番好き。 ハートマークなんかが使われている歌詞の内容は、受験シーズンを迎えたが一向に成績は良くならず、 吹っ切れて最後の夏を精一杯楽しむ団地暮らしのスイーツ(笑)に毒されてない中3女子の心境、といった感じ。 最近のバンドじゃ絶対作れないだろうな……ぶっちゃけ今のナカコーにもミキにも作れそうにない。迷曲。 これも三ツ矢サイダーのCMに使われてほしい。 10.TOP 10 ★★ 10曲目でTOP 10とは意図的か、そうじゃないのか。 アウトロの「ラーラーラーララー」しか思い出せない、Dコードだけで突っ切るメロは良かった気はするが……。 まぁスーパーカーらしいと言っちゃ、らしいか。 11.My Way ★★★☆ たぶんこのアルバムで一番解りやすいメロディ。イントロで引き込まれたら後はずっとスパカのターン。 疾走感のある演奏に乗せて、童貞高校生が考えそうな「恋愛」が語られる、別の意味でサイケ。 そんな歌詞はやっぱりこのアルバムの中でも1番(というかスパカ史上最大に)恥ずかしい。 ラストライブでも演奏されたが、27歳のナカコーにはさすがに恥ずかしかったのだろうか、適当英語で歌っている(これもようつべで見れる)。 でも普通に良い曲。
12.Sea Girl ★★☆ ベースとギターがオクターブ違いで同じ単音を弾くという、遊び心溢れるというよりは、中学生が遊びで作りそうな曲。 それでもミキの透き通った歌声と音響効果により、そこそこ高い品質になっている。 歌詞は「もう普通の男にはうんざり、でもいつか白馬の王子様が迎えに〜」といった内容、もちろんジュンジ作。 洋楽の歌詞を和訳したような文書は、一体どこから影響を受けたのだろうか。 13.Happy Talking ★★★ これもフルカワミキボーカル。なぞる様なイントロのアルペジオからずっとダウナーに曲が進む。 ひとまずボツになったアイディアをまとめてみた、といったところだが、結構好き。 14.Trash&Lemmon ★☆ ぶっちゃけ微妙、洋楽を変に意識して失敗してしまったという印象。 それでも念仏のようなサビは必聴。 15.PLANET ★★★★ オアシス好きなんだな、というのがひしひし伝わってくるナンバー。 幻想的なイントロにナカコーのコードストロークが入ってくるのは感動もの。 歌詞はとある映画を意識して書いたらしいが、その映画とメンバーの故郷である青森を重ねているのが面白い。 が、ちょっと流れ的には浮いてるような気もする。普通に「JUMP UP」にも入っていても気付かないような曲調だからか。 16.Yes ★ スパカには珍しい3拍子、独特な歌詞以外特にコメントなし。 17.I need the sun ★★★ 「アイニードザサン」という印象的な歌詞からサビへの流れに惹かれる曲。 メンバーも気に入っていたようで、ラストライブでも演奏された。 が、曲単体で聴くと悪くないのかもしれないが、この流れだと眠気しか誘わない気が。
18.Hello ★★★★ 久々のアップテンポ。ゴリゴリなイントロのベースから初期衝動に任せ最後まで突っ走るのが気持ちいい。 ナカコーの投げやりに歌うAメロから一転しサビで一気に爆発する所はピクシーズっぽい。 そんなサビでの、一通り歌ったら少し休んでまた歌う、という個性溢れるアイディアは評価が分かれるところ。 初期スパカを全く知らない人に最初に聴かせるのだったら、この曲か。 19.TRIP SKY ★★★★ いかにも映画のエンドロールといった曲。 歪みのない静かなコードストロークがサビで爆音になる、という流れはこのアルバムじゃ以外にも少ない。 一頻り歌い終わると、後は同じコードのまま同じ演奏を数分に渡って続ける、聴き手はものすごいトリップ感に襲われる。 そしてだんだんと崩れていく演奏、そして終わりは…… 総評 ★★★★☆ 今はなきスーパーカーの1st。とにかく当時の自分達にできることをアルバム容量に無理やり詰め込んだという無茶苦茶なアルバム。 「あ、ども、はじめまして」といった感じで世に出されたアルバムは、さぞかし衝撃的だっただろう。 正直、アルバムとしてまとまってないし、曲順も微妙なところがあるが、今のバンドにはない物が詰まっているのも事実。 ただバンドをやってるだけの楽しさもあるが、詞か曲のどちらかが欠けたら崩れてしまう緊張感もある珍しいバンドだったと思う。 とりあえずチャットモンチー好きな女子とかに受けそうだが、全ての学生に聞いてほしい1枚。 ちなみに現ロキノン編集長の山崎洋一郎とSNOOZERのタナソーの書いた文が載ってます。いかに注目されてたかわかるかと。 10周年記念盤の2枚目もやろうかと思いましたが、アレンジ違いが数曲入ってるだけなのでやめときます。
>>531 あさきレビューはしばしお待ちを。あの世界観をまとめるのって
すごく時間がかかるんだよ...。
かわりに、戸籍上男性である女性のアルバムを。
中村中 / 天までとどけ
01. 駆け足の生き様 ★★★☆
今や懐かしい域に入る歌謡ロック。友達の詩しか知らなくて、なおかつ、
この人のことを知らない人が聞いたら、同一人物とは思わないだろう。
男でもあり、女でもある人はここでは特だねぇ。
てことで、ここでは男性声で歌い上げてます。
まぁ、悪くはないんだけど...もうちょっとドスの効いた声でもよかったかも。
なんだか思春期の男の子が悪あがきしてるようにしか聞こえない。
アルバムのコンセプトとしては正解だろうけど、腑に落ちないな。
02. 汚れた下着 ★★★
デビューシングル。歌詞をよく読むと登場人物がどんな関係かがわかる。
流石にこの頃はまだまだ発展途上だったのか、歌謡曲独特のダサさが薄い。
それでも、酒を煽るには十分な出来。
03. 友達の詩 ★★★★
メディアに散々取り上げられた2ndシングルで、本人のバックグラウンドが
クローズアップされた瞬間に自信の代表曲になった経緯がある。
歌詞は流石に当時は同性愛者であった頃の体験を基にしていたので、
わかる人にはわかる悲しいラブソング。わからない人はわからない。
ソレをおぎ余る優しいメロディラインが余計、歌詞の悲しみを増幅させてる。
ただね、これはピアノと歌だけで十分だと思う他の楽器が邪魔。
04. かくれんぼ ★★★ 冒頭とラストで「もういいかい」「まぁだだよ」と歌う中ちゃんに萌えたw ノスタルジックな歌かと思ったら押さない頃に届かなかった 木の実のようなあなたを探しているという友達の詩路線の曲だった。 タダでさえ暗いのに、バイオリンが余計に暗くさせる。 気が滅入りやすい人にはあまりオススメできない。 後半に進むにつれて、恨み節臭い歌唱法になってるしね(^^; 05. 風になる ★★☆ つじあやののカバーではなく、本人作のオリジナル。 当然、つじあやののような爽やかポップスではなく、暗い歌謡曲。 一応、アレンジはその暗さをどうにかしようとして比較的明るい音色になって、 中ちゃんも可能な限り、優しい歌唱法を取り入れている。 それでも歌詞の暗さはごまかしきれませんでした。 06. 冗談なんかじゃないからネ ★★★★ 2ndシングルのカップリング。アルバム用にリアレンジされている。 ようやく中ちゃんのイケメン臭い歌唱に似合うサウンドが出てきました。 普段、遊び歩いている人が本音を言っても信じてもらえないですよね。 正直、CDではなくてディナーショーで聴いてみたい曲。ライブじゃなくて。 07. 未練通り ★★★☆ 恋人と別れたことを後悔する人物が主役の歌謡曲。 またも男性声で歌唱している。だが、こちらではフィットしている。 演歌とは行かなくても、それに通じる侘しさがある。 ハッキリ言って、恋人だった人物に歌って欲しくない曲w まぁ、ベタな歌謡曲だからダサいのが駄目な人にはきついかも。
08. 回転舞台 ★★★☆ 歌詞カードが見難い。フォントをランダムに傾けるレイアウトは苦手だ。 一応、渋谷C.C.Lemonホールにあった回る舞台をテーマにした曲。 ここでも中ちゃん特有の暗い歌詞が出てくる。 「可愛くなれる気がして」とあるが、このアルバムでは暗すぎですw 最後の仕掛けはちょっと面白いかな。 09. プラットホーム ★★☆ タイトルと歌声だけならKiroroっぽいが、やっぱり中ちゃんの歌詞は暗かった。 それでも、他の曲に比べて救いがあるように思える。気のせいかもしれないけど。 多少心温まるアレンジに仕上がっています。「忘れられない〜」の 中島みゆき臭い歌唱法がそれを打ち消しちゃっているのがもったいない。 本当にあの界隈の人たちは中島みゆきとか好きだよねぇ。 10. 私の中の「いい女」 ★★★★ 男というより、中島みゆきを歌ってるオカマみたいな声で歌ってますw 3rdシングルで、女性や一部男性(戸籍上は)なら共感できる内容。 そのためか、ようやくアップテンポのアレンジに仕上がっている。 さて、素顔で勝負できる良い女はどれくらいいるのでしょうか。
11. さよなら十代 ★★★★★ 成人式で歌う予定だった曲。来年の成人式で歌われたら、 今の新成人なら歌詞の意味がわからずに( ゚д゚)ポカーンとなるだろうな。 まぁ、成人を迎えて大分経ってからならわかるかも。 アレンジはライブならサビで合唱できるスローバラード。 こういうメロディーは日本人には馴染みやすいから歌謡曲が好きだ。 12. 愚痴 ★★★ 本来は2ndシングルとなる予定だった曲。作中に出てくる愚痴に 思わず「あるあるw」と共感する人は多いだろう。 それをどうやったら「ヘッドライト・テールライト」みたいなメロディに乗せるなんて 発想に持っていけるのだろうか。ちょっと不思議に思った。 人付き合いに疲れたら聞くのも一興という曲。にしても、嫌な締めだな。 総評 ★★★☆ 昨年の元旦に発売された1stアルバムの中ではずば抜けて暗い。 だが、この暗さこそが中村中が支持される理由なのかもしれない。 2ndも相変わらず暗いが、こちらは未熟さゆえの閉塞感で成立しており、 いい意味で若いアレンジがあちらこちらで見られる。 が、これがアップテンポ曲ならまだしも、スローテンポ曲になると 邪魔になることがたまにあるのはどうにかして欲しかった。 まぁ、メロディはいい意味でダサくて新鮮に思えたので、 今後もいい意味でダサい曲を作り続けて欲しい。
>>512 >>517 >>524 >>529 >>536 >>543 >>547 乙。みんな手広いなあ。スパカ昔コピったけど曲名みてもやっぱどれか分かんないね
PANIC FANCY/ORANGE RANGE
1.Beat it ★★★
通して聴くとアッパーな曲が多い今作のオープニングは、意外にも遊び心の詰まったユルいミドルテンポ曲。
サビメロはM-AGEの「CHANGE YOUR MIND」みたいだが、これをパクリと言ってしまうとYUIの立場がないので単にありがちなメロと言う事で。
ソングライティングが優れているというよりアレンジの手腕が冴えており、歌の隙間にこそ真髄があるという奇妙なスタンスは相変わらず。
2.イケナイ太陽 ★★★★★
メロディからコーラス、キメ、コード進行、ラストの転調に至るまでレトロな熱血青春ノリでダサダサに仕上げた、今作中でも最大級のインパクトを
有する曲。懐かしいというか、ここまでコテコテな曲が流行った時代ってあったんだろうか。いい曲なのかと訊かれると答えに困ってしまうが、
この思い切りの良さは買いでは。TOKIOの「うわさのキッス」を彷彿させるサビのベースラインもダサカッコいい。タメの効いた重いタムさばきを聴かせる
ドラムの桜井も何だかノリノリ。コブクロの時とは一味違うぜ。ある意味ダメな大人になってる。でもこれで良し。
2曲目に持ってきたのは勿体無い気もするが、早めに出しとかないと扱いづらい曲でもあるのかも。
ある意味邦楽史の功罪を背負って立つアンセム的な曲。
3.世界ワールドウチナーンチュ紀行〜シーミー編〜 ★★★
NAOTO得意のピコピコに、佐野の繊細なハイハットとYOHのクラシックテクノ風ベースラインが絡む曲。しかし歌メロは取って付けたような出来。
普通に歌ってる箇所より何かムニムニ言ってる箇所のほうが完成度高いような…。メロディの出来が半端なのもさることながら、
歌としても変なコブシの効いた暑苦しいHIROKIのボーカルより、効果音的な遊び心のあるYAMATOの声のほうがNAOTOとの相性は良いのかも。
4.君ステーション ★★★ メロディもベタベタ、詞もよく聞く言い回しをさらに薄めたようなペラペラした出来の曲。HIROKIのピッチも危うく、RYOの「見失ってーオ」 「空見上げーオ」という発音もよく分からない。MCが余っているせいか、ここぞと言う時に絞らずに全般でやたらコーラスを入れてるのもくどい印象。 こんなんドラムがどう頑張ったって良くならんだろ、と言いたいところだが、佐野をナメてはいけなかった。ラスサビ導入からのプレイ等に 代表されるように、「こういう曲はこう叩け」というお手本のようなドラミングがギッシリ。聴ける。もはやオレンジレンジなのか!? 5.ソイソースVSペチュニアロックスfeat.ORANGE RANGE ★★★ ユルいYAMATOの歌で始まるため、ああレンジという感じで安心する曲。NAOTOの才能に軽く乗っかって適当に茶化す力の抜け具合が絶妙。 やはり真面目に涙を誘おうとしてはいけない。今作はNAOTOの影が薄めだが、おかげでYAMATOが結構いい仕事してるのが見えた面も。 意外とよそに出しても活躍できる人材かも。ガネクロとかには確実につまみ出されるが。曲としては良いところと悪いところが極端で、通して聴くと微妙。 6.Sunny Stripe ★★ ベイシティローラーズ路線のストレートなロック。またしてもメロディはベタ。野球中継のテーマ曲ということでそれっぽい詞になっているが、 サッカーW杯のテーマ曲(チャンピオーネ)の時と比べて随分おざなりな出来。渋めのUKロックで始まって途中からサンバを割り込ませる展開は 明らかにサッカー発祥のイングランドと実力の南米という構図を意識した「らしい」演出だったと思うが。野球に興味ねえな。 アレンジャーとしての資質は抜けているNAOTOだがギタリストとしては下手で、ソロはもう少し何か出ないかという感じ。 それでも佐野をナメてはいけなかった。 7.現実逃避 ★★★ 跳ねたリズムにアタックの強いストリングスを絡ませ、メルヘンチックな詞でキュートな世界観を紡いでいく曲。 J-POPでのお決まりなストリングスの使われ方とは一風違う、元気なバイオリンという見せ方は新鮮では。コミカルな歌い方も曲にマッチしている。 手堅すぎてありがちな印象も受けるが、今作中では曲中の出来不出来の波がない安定した曲といえるのでは。アウトロの謎のスクラッチも味。
8.シアワセネイロ ★ 何だか懐かしいラッパで入る真面目な曲。自分が彼らに求めるものが違うせいか、いいこと言おうとしてる曲は全部スベってる気が。 メロディの出来はなかなかにヒドイ。主婦レベル。delofamiliaとズイブン違わねえか!?レンジの曲のほとんどはNAOTOが作ってるとは聞くが、 これは「意識的に書き分けてる」というレベルなのか。他メンバーが書いてるのか、はたまたNAOTOが、周りがみんなミスチルに夢中な少年期に 一人でインダストリアルノイズでも聴いてたせいで歌謡曲的なメロディメイクの土壌を持てなかったのか。高音ハモリが汚いのも致命的。 それでも佐野に見せ場はある。 9.5 ★★★ HIROKIとYAMATOはロック、RYOはレゲエ、YOHはミクスチャー、NAOTOはシューゲイザーがやりたかったので混ぜたという、根本の発想から間違ってる曲。 しかし、そういう事をさせたらNAOTOに並ぶ者はいないのでは。元々「ロコモーション」と「トラブル」という食い合わせの悪いものをひっつけて 成功とも失敗ともつかない代物を練成するような男だし。しかも本人的に成功だったらしく、「ある意味これも僕らの母さんだよ兄さん」とばかりに 街中のスピーカーでそれをデカデカと鳴らし、傍観してた人達をわざわざ感情的にして敵味方にハッキリ分け、結果的にはバカ売れするという 小泉劇場のような…イカンこれ他の曲のレビューだ…。曲としての試みは面白いが、最初のYAMATOの小人のくだりとラストのシューゲ以外は 別にいらないため、通して聴くと微妙な曲。何体もまとめて悪魔を合体させても強いのができるとは限らないって事で。 もっといい素材が集まれば…。福耳にNAOTO混ぜて同じことしたら面白そうなんだが。
10.O2 ★★★★ アニソンという事でNAOTOが器用さを発揮し、確信犯的にFLOWやウーバーっぽく仕上げた曲。レンジらしさが薄れるのは勿体無いかと思ったが、 予想以上の出来。アニメとの関連を考えてか、コーラスの妙でYAMATOの声をスペーシーに仕上げてたり、イントロの電子音も敢えてそれっぽい ベタなフレーズにしたりと工夫が多い。まさかの全員ユニゾンのサビ締めの後にRYOを持ってきてクールダウンさせる構成も良い。 シンセベースっぽさをイメージしてか、短めの音符で弾くベースも気持ち良い。節々でギターやドラムに小さなソロを回す、アニソン的な キメの美学も垣間見える。そして佐野は勿論、桜井もナメてはいけないと思う曲。 11.イカSUMMER ★★★ 中東的なイントロからストレートなロックへ展開する曲。メロディのひねりはやはり足りない。詞については、彼らの中で何がセーフで 何がアウトなのかさっぱり分からない。最初から最後まで桜井がトバし、YOHも他曲に比べ頑張って曲を牽引する。ギタリストとしての NAOTOが退屈なためもう一押しが弱いか。HIROKIソロパートのピコピコはらしくて良い。 12.太陽と向日葵、周りなんか気にせずに…夏。 ★ 何だか夏歌がかさばっている上、メロディメイクもかなり厳しいレベルのロックチューン。アトラクションズのようなファンシーなキーボードは 良いと思うが(クレジットから察するにNAOTOが弾いてるっぽい)、詞のイメージも女性コーラスの使い方も他曲と被るため、不要な曲という印象。 桜井をナメてはいけないが、限界はあると思う。
13.冬美 ★★★ とか言ってたらシリアスな冬曲。昭和歌謡な世界観で貫徹した詞とメロディには独特の味わいがある。HIROKIも普段より柔らかめに歌う。 YOHもAメロで印象的なプレイ。NAOTOも色々と遊んでおり、イントロではジリジリとした濁りの残る不思議なストロークを披露。 そのバックで鳴ってるセミの鳴き声みたいな音もギターで出してるらしい。ていうかギタマガのインタビューそんな話ばっか。 音1コ作るまでの過程が尋常じゃない。もうちょいメロディメイクにも時間をかけてくれると有難いんだが。 14.ドレミファShip ★★ 青春パンクのようなストレートなロック。なんか今回NAOTOの打ち込みが少なくて寂しいな…。全般的にはベタだが、YAMATOパートで ちょっと意外なメロディ展開になる。が、そこで入る「Wow Wow Wow」というコーラスが不安定すぎたり、YAMATOの歌い終わりがいい加減だったりで、 ボロを出した感が否めない曲。やっぱり直球な曲はボーカルが上手いに越したことはないか。ドラムの手数の割にYOHが大人しいのも気になる。 曲も大詰めになってから変声ボーカルを登場させたのは挑発的で良い。 15.Happy Birthday Yeah! Yeah! Wow! Wow! ★★ 誰のを聴いてもあまり出来の良いものに出会った記憶のないバースデイソングだが、意外にもレンジは正統派なホーンアレンジでゴージャスに 仕上げている。しかしメロディはありきたりで、詞も他との区別のない典型的なバースデイソングといたインパクトの薄い出来。 リズム体の活躍とNAOTOのアレンジ手腕でオケ自体は良いが、やはり普通のことを歌う彼らには違和感が。最後に一暴れを期待していたので、 すんなり綺麗に終わりすぎて物足りない印象。
総評 ★★★ 一度鳴らした音は最後まで使い切るミニマルなリサイクル・ミュージックだったNAOTOソロ・delofamiliaの反動か、惜しげも無くアイデアを突っ込んで 景気よく使い捨てながらごった煮に仕上げた印象のレンジ5th。 前作に比べNAOTOの打ち込みが大きく減り、バンドサウンド中心になった為、他メンバーの負担が増えると同時にギタリストとしてのNAOTOの 技術的な弱さにも目が行くようになった印象。HIROKIは変なタメがあったり、逆にアタックだけ強すぎて減退が早かったりと歌にムラがある。 ストレートな発声と飛び道具的な効果音ボイスを扱うYAMATOがバンドの中で大きな役割を果たしており、意外と貴重な戦力という印象。 2人のスタジオドラマーは圧巻。特に前作で2曲しか叩いてないベテラン佐野康夫が今回7曲を叩く活躍ぶり。相対的にベースのYOHだけ 要求される仕事のレベルが高くなってしまうが、今更ドラムのレベルは下げられないので頑張ってもらうほかないだろう。彼がダメで、 ベースもスタジオマンになったりすると、さすがにドーピングしすぎというか卑怯なレベルになってしまう気がするし。 今回メロディが低調だが、NAOTOの資質自体、複雑なメロディや変則的なコード進行を武器にするようなソングライタータイプではなく、 音選びや配置、全体の構成センスに長けたアレンジャータイプなので、取りあえずアレンジに関してはどんなジャンルに手を出してもそつなく 形にできる手腕を発揮した今作は妥当な出来と言えるのかも。本当はアレンジがマンネリしだしたソングライターと組んで互いの長所を並立させる ような仕事のほうが向いてるんだろうし、いつかそんな仕事をする日が来る気もするが、当面のレンジでの活動で彼が活きるかは、メンバーが 持ち寄る曲素材のレベルが上がってNAOTOが編集作業に時間を使えるようになるかに懸かってるかも。 とにかく良い所もあれば悪い所もあるという人間臭い一枚。良いとこしか要らんという人にも、駄盤が聴きたい人にも不向き。
>>543 >>547 >>554 乙です。
実家帰ってスーパーカー1stの歌詞カードのタナソー読みてえw(完全に過度な期待)
そして相変わらず情報量の多いレビュー。初期のTOKIOまで守備範囲とはw
幅広くやるといったからにはもう一つはまってるこれもやろうかと 岡林信康「わたしを断罪せよ」 1.今日をこえて ★★★★ ピアノが爽やかな響きのバンドサウンドな曲。 所信表明のような一曲目。 2.ランブリング・ボーイ ★★★ トム・パクストンのカバー。 特に言うことは無いが佳曲である。 3.モズが枯れ木で ★★ ほぼアカペラ。 間を置く為にはおそらく正解。 次と同じく、本人作曲でない。 4.お父帰れや ★★ それほど印象に無い。 岡林本人作曲じゃないし。 5.山谷ブルース ★★★★ 山谷の労働者の悲哀を歌った曲。 いかにもフォークで既に古臭いが、岡林を代表する名曲。
6.カム・トゥ・マイ・ベッド・サイド ★★★ エリック・アンダースンのカバー。 このアルバムで数少ない優しげな曲調で、オアシス的役割。 7.手紙 ★★★★ 有名な放送禁止歌。 5と同じくもう古い。でも強烈なメッセージ性。 「だけど私は書きたかった。」 8.戦争の親玉 ★★★★ ボブ・ディランのカバー。有名な反戦歌。 原曲よりギターがかっけえ。アルバムの緊張感を高める一曲。 9.それで自由になったのかい ★★★★☆ 一曲目と通じる爽やかなバンドサウンド。 歌詞の皮肉は古さを感じるが、現代にも通用すると思う名曲。 「新しい世界」と言うのは曖昧な表現だが、当時が学生運動の真っ最中と言うことを考えると読み取れると言ったら強引かな? 10.友よ ★★★ 冒頭にこのアルバムを買った人へ向けてメッセージ。LPと言っているのが時代を感じる。 邦楽を代表するであろう名曲だが、アルバムの〆用のアレンジをしているのが惜しい。 当然、このバージョンでない物は五つ星である。
総評:★★★★ 「フォークの神様」こと岡林信康の一作目。 なんだかんだ言って既に古臭くなっている。ので一部のフォーク好きにしか薦められないと思う。 それに非常に惜しいところもある。3、4の二曲は岡林作曲ではないのだが、大した曲じゃないと思うし、 ボブディラン以外のカバーはそこまで名曲というわけじゃない。 岡林本人が作曲した曲は秀作が多いので、いっそのこともうちょっと自分の曲でやってほしかった。 当時は洋楽でもデビューアルバムはカバー曲中心だったので難しいと思うが。 しかしながらアルバムとしての流れ、バランスは良いし、現代にも通用しそうな曲もある。 古さを気にせず、良い曲を聴きたいという人が聴いてみるのも良いと思う。 個人的には古さを考え無ければ、邦楽でも有数の名盤であると思った。
>>558 おおっ、レゲエの次はフォーク! 乙です。
PUSHED RICE / 米米CLUB 01.SARACENIAN BEAT ジャングルっぽいインスト。 91年に行われたライブのオープニングSEで使用されたものをほぼそのまま収録。 02.FOXY-危険な恋 ★★★★ 数少ない完全な新曲。ホーンセクション中心のらしさ全開なパワーチューンだ。 石井が書く男女間の関係は(ラブバラードを除いて)なんだか引き込まれるものがある。 こんな曲、また書かないかな・・・。 03.Special Love ★★★ 先行シングル。なお、特別に表記はされていないがアルバムバージョンの別ミックスであり、一部が変更されている。 後の石井ソロと米米の路線をマッシュアップした感じの曲。個人的にはシングルのミックスのが自然だと思う。 04.MOMENT ★★ ここまで来ると完全に石井ソロ。 「米米CLUBやめたいです」と言いたげな石井が見えてくるよう。 05.せつない気持ち ★★★☆ シンセ・打ち込みとパーカスで構成。また石井ソロ調。 好きな曲ではあるが、曲がアレンジ負けしている印象。 06.ROPPONGI-雨 ★★ 過去曲の再アレンジナンバー。とは言っても、そっちを聴いたことがないため比べようがないw なんか、本当に米米で出す意味あったのか?というぐらい打ち込み。 07.STELLA ★★☆ リアレンジ。まあ普通にポップス。
08.GUTS SHAKER ★★★ 新曲。石井と小野田のツインボーカル曲、とは言いつつ小野田は右チャンネルでちょっと歌ってるぐらい。 もっと強調しても良かったんじゃ?あとやっぱりシンセうるさい。 09.HARMONY ★★☆ 新曲。水みたいに掴み所がない曲。 イントロのハモリが若干うざったいぐらい。 10.MONGOLOID インスト。 11.RICE DREAMER ★★★ リアレンジ。小野田ボーカル。 この流れで聴いても「過去にあったな、こんな路線」ぐらいにしか。 12.ひとりの朝 ふたりの夜 ★★★★ リアレンジ。バンドサウンドじゃなくても大丈夫な曲調だからか、すんなり入ってくる感じ。 後半では際立っていい出来だと思う。 13.Runaway Faraway ★★ 先行のc/w曲。新曲のはずだがどうにも焼き直し感が否めない。 歌詞がブックレットへの書き方といい、完全に石井ソロみたいなのがどうも。 ソロ路線がダメだというわけではなく、ただ単純に気持ち悪い。この辺は今の米米に通ずるものがある。 14.迷路 '97 ★★★☆ リアレンジ。真面目な歌謡バラードと見せかけソーリーという、まさにいい意味での「最後っ屁」。 「真面目に歌えww」と突っ込みを入れても構いません。
総評 ★★☆ ファイナルライブの4日前にリリースされた「押米」アルバム。 解散発表の時からソロ活動を熱望していた石井が作品の大半を制作しただけあり、まさに心ここにあらずな印象を植え付ける。 「米米CLUB」を期待して聴くと絶対に肩すかしを食らうであろう。 あとはバンドの体を成さないぐらいシンセ過多で、本当に楽器担当のメンバーが関わっている風には見えない。 正直、「この作品の出来で(石井以外の)メンバーは満足しているのか?」 という意見をぶつけてやりたいほどちょっと最後を飾るにしては押しが弱い。弱すぎる。 結局復活しちゃったんだけどねw
>>558 >>562 乙。岡林、まとめの最古レビュー更新かと思ったらちょっとだけタイガースのが古いのね
米米は何ていうかよく再結成したなあ
resurface/surface 1.ちりつもたれつ ★★★★ アッパーで激しいロックチューンで幕開け新・surface マイナスからプラスへと向かおうとする椎名氏らしい歌詞。 2.Re:START ★★★ ソニー移籍第一弾シングル。曲、はストレートでアッパーなメロディ。歌詞の内容はタイトル通り。 曲は昔よりも普通になった感は否めないが、WARM時の鬱的でマイナーな雰囲気は薄らいだ。 新しいsurfaceに期待。(もう二年前だけど・・・) 3.WAIT!★★ 椎名氏作詞作曲。 ライブで聴いた時はノリノリになった曲で、今までにないsurface!って思ったワケだが、 アルバムで聞いてみたが、ちと物足りなかった。そしてマイナーな雰囲気が漂う。 バンドももうちょっとハジけて欲しかった。 4.ハニカムハニ ★★ エロエロ全開ソング。椎名氏のエロ的世界が全開。アレンジなど昔のサーっぽいが、 ちょっと長い上に曲自体はありきたりなのでダレル。 というかこういう詞世界は好き嫌いが分かれそうだ(笑)俺は普通に「アリ」だけどw 5.クセになりそうだ ★★★★ 個人的に好きな曲。 終始ギターがメイン的に展開を広げる。永谷氏の音作りが光っている曲。 歌詞は鬱っぽいがこの曲と重なりオリジナリティは十分あると思う。
6.airy ★★★★ 結構長いがさわやかに出来上がっているミディアムバラード。 二人の過去を回想しながらも最後はそれぞれが旅立っていくという失恋ソング(でいいんだよな?w 歌詞はすごく大人っぽくなったなあ。成長したって事かな? 7.CROW ★ 「東京タワー」という限定された言葉が出る都会派ソング。 ギターで静かに始まりサビでバンドサウンドが爆発する。 真夜中の都会の景色が浮かんだ、以上。 8.Howling ★ 何かサーらしくない若干ビジュアル系なロック。 正直そっち方面には期待できない。この辺でマンネリ気味・・・ 9.FLY HIGH ★★ 激しい感じの(それでもってマイナーな)ロックソング。イントロはガツンと来た。 でもその後はなんかこう・・・歌詞も曲もうまく世界観を作れてない感がある。中途半端なモヤモヤ感が・・・。
10.ーモノクロカプセルー ★ 長い・・・。マイナーの中のマイナー・・・。かなり飛ばしたくなる・・・。 歌詞も暗の中の暗。 11.ココロのつぼみ ★★ ちょw 長いの続きかよww 曲はいたって真面目なバラード風。大きな変化が無く長々と続く。 恋愛の歌ではなく人生の歌。さすがに6分はキツい・・・。 12.だけどきみを離せない ★★★ ほぼアコギが主軸の静かな恋愛バラード曲。 本人もいってたけど印象の薄い曲。でも良い曲。もっと作りこめばいいのに。と思った。 13.そこに正座 ★★★ 最後はアッパーで明るく幕閉じ。椎名氏らしい応援ソング。 曲はいたってフトゥ〜〜。よって安心して聞けた。
総評 ★★★ 前作「WARM」以来約三年ぶりのオリジナルアルバム。 曲自体は初期のハジケっぷりはあまり伺えない。 それでも前半はサー復活!みたいな流れで凄く良かった。 中盤以降はちょっと微妙・・・。というか好き嫌いが分かれそう。 どの曲もしっかり作りこんでいるのばっかなので聞いて損する事は無いと思います。 まあ僕はサーのファンなのでそこら辺は差し引いて下さい、、、。
>>568 乙です。スレのサイズって500KBが制限なんだ?初めて知った。
いつも参考にさせてもらってます。 PUFFYのhoneycreeperが気になるので、聴いた方いたらお願いします!
>>568 スレ立て乙。
こちらもドサクサに紛れてリクエスト。
どれも脳内フィルターが外れないから良いレビューが
書けないって理由のため、他の人のレビューを見たいんですね。
てことで、以下のレビューを余裕のある方はお願いします。
・「SOLITUDE」 / Favorite Blue
・「D-ROCK with U」 / 三浦大知
・「KARATE HOUSE」 / POLYSICS
>>572 次三浦大知やってきます。
Favorite Blueは近所の某レンタル店になく、POLYSICSは俺もフィルター入るのでw
俺もリクエスト。
・ソララド/riya
・そら/新垣結衣
・JOIN2-CHIP TOY COMPANY-/V.A.
やってくれる方いたらお願いします。
埋め
うめ
ここで突然どちらのファンでもない自分がET-KINGとGReeeeNの違いについての私見でスレを埋めてみる。 ETは本人達的には多分いつも本気だ。常に自信に満ちていて、自分はやれると思っている。それゆえ、過去のヒット作以外にも自分達は こんな曲もやれるんだという幅をアピールするため、アルバムを作成するにあたりそこそこ曲調を散らしてきた。そして結果は裏目で、 何をやらせてもダメなことを露呈してしまった。自分大好き、勘違い暴走で懲りずに空回り。自分が言ってる事と実際に出来てる事が 大きく開いてる事実に気付くのはいつになるやら。漫画のキャラなら愛嬌があるが、現実のオッサンがこうだとどうにも。 一方GReeeeNは別に主張やこだわりは無く、作詞も作詞用と割り切ってこなしているし、自分を通さず様子を見る。 一度当たった曲があればそのままほとんど同種の曲だけで次のアルバムも固めてきたし、売れなくなるまで路線を変えることはないだろう。 彼らは、例えば学校やバイト先の先輩から何か仕事を言いつけられた時、いつも「通ればラッキー、ダメ出しされたらやり直せばいいや」くらいの 出来で済ませながら、相手が妥協して自分も楽になるラインを探り当ててきたような印象。「普通ここまでやれる」という一般的なレベルではなく、 「あいつらにしては良くやったかな」という、彼らの出来不出来のなかでの相対評価に持ち込むことで、人より低いハードルで生きてきたのでは。 ずば抜けた馴れ合い力。この場合彼らの考え方というより、それを容認する環境のほうに問題がある気がする。
579 :
次スレ360 :2008/08/31(日) 20:47:57 ID:UhgNzR6x0
>>578 おお、なるほどw これは興味深い。「埋め」なのをいいことに長文でレスしてみる。
Greeeenの分析で大塚愛のレビューにあった彼女の「立ち回り」っぷりがふと頭をよぎりましたが、
あちらが「仕事は仕事」と完全に割り切ったOLだとすればこちらは所謂「ゆとり」(笑)的ですね。
どちらも自分的にはアーティストとして最悪だと思いますがw
レコード会社も売るためのプロモーション的な「戦略」と「音楽自体の質」は分けて考えて欲しいところ。
MMのレビューはユカリ姐さんのおかげで7点付いたとしか思えない。
保母はユカリ姐さんいつも高評価みたいだし。それかHIP-HOPよく知らなくて無難な点数にしておいたかだろうなあ。
徹平サンのクオリティは愛嬌ですね。かわいいから仕方ない。
個人的にはそのレビュー中の「RAZZ MA TAZZの捨て曲のような凄まじくベタなメロディ」の具体的曲名が気になりますw
youtubeで聴いたら実際メロだけじゃなく歌い方まで似てたしw
RAZZ MA TAZZ中学生の時聴いてたからそこがツボでした。
上の3段落目、ETのことです。主語抜けてました。 本当、彼らはどうやってプロになったのでしょうね。世渡り上手?w
仲間のヤ○ザがレコ社に脅迫にでもいったのだろうか
今年のサマソニもPOLYSICS、ブンブンサテライツ、ピロウズ、髭、Perfumeあたりに混じって ET-KINGが日本代表として出演したわけなのだが。洋ヲタへの嫌がらせ?
ET-KING出すくらいなら同人音楽やってる人間出した方が はるかにマトモなものなイベントになるような気がする...。
a
お
ま
ん
埋め
うめ
うめこ
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けっこう良スレ
593 :
名無しのエリー :2009/01/04(日) 07:01:33 ID:9enzYzXvO
梅
594 :
名無しのエリー :2009/01/04(日) 07:36:56 ID:D0nfk7/5O
ろ
(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`) (´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`) (´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`) (´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`) (´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`) (´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`) (´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`) (´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`) (´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`) (´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`) (´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`) (´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`) (´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`) (´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`) (´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`) (´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)
596 :
名無しのエリー :2009/01/05(月) 22:51:09 ID:uSgYM0vyO
なんでこんなに過疎ったの?
>>596 まだ20kあるのに早漏が次立てたから
現在20thがある
なるほどありがとう
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