1 :
名無しのエリー :
2007/10/31(水) 02:22:31 ID:fLyr8ZV80
2 :
名無しのエリー :2007/10/31(水) 02:24:07 ID:fLyr8ZV80
3 :
名無しのエリー :2007/10/31(水) 02:36:53 ID:fLyr8ZV80
ついでにまとめもうp。 「まとめ人」コテハンは前スレにて封印。 しばらくお茶呑みながらお休みしまつ。 ∧_∧ ( ´・ω・) (つ旦と) と_)_)
4 :
名無しのエリー :2007/10/31(水) 12:18:30 ID:k7FKJnVJO
5 :
名無しのエリー :2007/10/31(水) 18:15:18 ID:DD0a2jIG0
まとめ氏乙! そっか、前スレとっくに容量オーバーだったのか…
6 :
名無しのエリー :2007/10/31(水) 21:02:03 ID:M0YG+Er70
まとめ人殿、毎回乙です!これからもよろしくです
7 :
名無しのエリー :2007/10/31(水) 21:54:11 ID:NqP26hRr0
まとめの人いつもありがとう。 初めてレビューしてみたので投稿してみる。あちこち痛々しかったりするのは仕様。 misono / never + land 01.パウダー ★★ このアルバムのオープニングにあたる曲。 02.ラブリーキャッツアイ 〜ネコはコタツで丸くならないの巻〜 ★★★★ 4thシングル。テイルズシリーズのCMソング。 キャッチーで勢いのあるポップロックソングで、misonoの力強いヴォーカルとマッチしている良曲。 ただし歌詞が及第点。歌詞カードが無いと何言ってるかわからない。 歌詞よりも雰囲気、勢いを重視する聴き方をする人用。 03.スピードライブ ★★★ 3rdシングル。映画ラブ☆コン主題歌。 話題の映画のタイアップを意味不明なアヒルのコスプレのジャケットに台無しにしてしまった。 楽曲はというと、明るいポップソング。そこそこ良い感じ。 こちらも歌詞が及第点。一人称がコロコロ変わりすぎ。 04.A. 〜Answer〜 ★★★☆ 5thシングル。ダイエット企画中に作詞作曲したというバラード。 ダイエット中に自分の中で起きた葛藤、それに対して自分で出した答えがテーマらしい。 いかにもavexとも言える王道な楽曲だが、逆にmisonoの歌唱力がはっきり出ていて良い。 この曲に関しては詞も水準を満たしているのではないだろうか。
8 :
名無しのエリー :2007/10/31(水) 21:56:48 ID:NqP26hRr0
05.アリとキリギリス 〜10 years later〜 ★★★ 3rdシングルc/w。 ラブ☆コンの主役二人の10年後の想像図とmisonoの両親の姿を重ねて書かれた詞が特徴のロックナンバー。 普通の恋愛詞ではないところにちょっとした配慮を感じられる。 別にロックに合うような歌詞では無いと思うが。個人的には好き。 06.砂の城のマーメイド〜陸と海の世界〜 ★☆ 175Rのsyogo提供曲。 マーメイド、とタイトルにあるのでファンタジックな歌詞なのかと思いきや、ただの恋愛詞で肩透かし。 特筆する点はない、スタンダードなポップソング。1番のサビ前の「day by day」のフレーズは好みではある。 07.子供の事情>大人の事情2 ★★ 大人目線、子供目線それぞれで社会を皮肉った歌詞のロックナンバー。 まあ普通かと。 08.ガラスのくつ ★★★★ 1stシングルc/w。misono作詞作曲のバラード。こちらもmisonoの歌唱力がはっきり出ている。 背伸びした恋愛についての歌詞で、なかなか良い。 この詞の良さがシングルのタイトル曲に現れないのは何故だ…。
9 :
名無しのエリー :2007/10/31(水) 22:00:42 ID:NqP26hRr0
09.VS ★★★★★ 1stシングル。テイルズシリーズ主題歌。 打ち込みメインのデジロックで、dat時代よりもアッパーな路線。歌詞も語呂が良く、素直に聴ける。 この曲がmisonoソロの最大ヒット曲である理由も頷ける、良曲。 10.フィンガー5メドレー ★★☆ 2ndシングル「個人授業」を含んだカバーメドレー。 アレンジは「VS」の続編のような打ち込みロックでかっこいいのでこの評価で。 しかし「個人授業」を2ndシングルにしたのは狂気の沙汰としか思えない…。ありえない。 11.pinkies ★★★★☆ 2ndシングルc/w。こちらもavex王道バラードナンバー。 いつもお世話になっているスタッフに向けて書かれた歌詞らしいが、普通の恋愛詞とも取れる。 avex系のバラードが好きな人には良い曲だと思う。自分的には好み。 12.Re: ★★ アルバムの締めのバラード。少し姉に近く感じる。 総評 ★★★☆ 元day after tomorrowヴォーカル、misonoのソロ活動後初となる1stアルバム。 正直、ダイエット企画・コスプレ等が無ければそこそこ売れていたのではないかと思う。 歌唱力は多少不安定ながら良い物を持っているし、楽曲も水準は保てていると思うので、 興味があれば聴いてみて損は無いと思う。 何気にほぼベスト盤に近い内容だし。(4thのc/w、5thの両A面の片方以外シングル曲は全部収録) --- スレ汚しスマソ
10 :
タイガー :2007/10/31(水) 22:28:03 ID:dKQJZy2/0
まぁ、なので、 「風は」というのがカリフォルニアに対して、 フロリダは、フロリダブルー。
11 :
タイガー :2007/10/31(水) 22:29:32 ID:dKQJZy2/0
英語は、やっぱりシカゴが1番。とかぁ。
12 :
名無しのエリー :2007/10/31(水) 22:34:57 ID:lvNi8Tn70
The Birthday 「TEARDROP」(オリジナル2nd) バプチスカ ★★★ 重たいドラムが気持ちいい。この曲に限らず全ての音源に言えることだが、ギターの音が控えめ。 アルバムの中でも特に歌詞が意味不明。ラストの「パリ ダリ パリ 仔猫」のリフレインが癖になる。 殺伐とした雰囲気がなんとなく2期ROSSOっぽい。チバさん声低くなったなぁ。 プレスファクトリー ★★★☆ ポップで明るい佳曲。珍しくチバが全くがならないので、ROSSOやTMGEのイメージはまるでない。 跳ねるようなリズミカルなドラムとベース、メロディアスなギターと、バースディらしさに溢れている。 それぞれのパートがのびのびと楽しんでいる感じ。 こういう曲が増えたら、バースディというバンドの特徴を確立できるのでは。 LOVERS ★★☆ シリアスなスローナンバー。アルバムを通してがなりが少ないのはチバが限界なのかと思わせるくらい 声がしわがれていて、ラストの絶叫「i don't care」の連呼は喉が心配になる。 きれいなベースラインが耳に残る。 アリシア ★★ 唯一収録のシングル曲。前曲から一転アップテンポの正統派ロック。全体的にドスを利かせた歌い方で サビではおなじみのがなりが復活。シングルとして一曲だけ聴く分にはいいが、 アルバムの中では目新しさのない没個性的なイメージになってしまっている。 BABY TONIGHT ★★★ 「焦げ付いた玉子はフライパンごと捨てる」というフレーズがヤケクソ感を強調する 連続のロックナンバー。がなりっぱなし。このあたりで歌詞のリフレインが鬱陶しくなる。
13 :
名無しのエリー :2007/10/31(水) 22:35:29 ID:lvNi8Tn70
STRIPPER ★☆ さらに続くロックナンバー。同じような曲調なのでダレる。サビの歌詞はカッコイイ。 ギターが2本重なってるのにぴこぴこ薄っぺらく感じるのはミックス音量のせいか。 もうすこしリードを主張させてもいいのでは・・・ LUST-チェリーの入ったりんご酒を見て想うこと- ★★ メロディがきれいなスローナンバー。歌い方も優しくなり、ようやく一息つける感じ。 ただ、チバの舌滑の悪さが気になる。やや長すぎで飽きる。終わりそうで終わらない。 ギターソロの盛り上がりからラストへの繋がりはドラマティックで秀逸。 ジェリーの夢 ★★★ チバの独特の声質が生かされた一曲。今の声だとあまりがならないほうが味がある。 薄暗いメロディと外国の絵本のような童話的な世界観の歌詞が合っている。 タランチュラ ★☆ 単調で印象が薄い。急に絶叫するのでぼーっと聴いてるとびくってなる。 エモーショナルなギターがこのあたりでしつこく単調に感じられてくる。 モンキーによろしく ★★ 気ままに暴れるギターの音が印象的なロックナンバー。一瞬のブレイクからギターソロに入る スピード感はさすが。メンバーが楽しんでいる曲な感じ。 KAMINARI TODAY ★★★★ タイトルはどうかと思うが、アルバムの中で一番イイ曲。哀愁の漂うラストナンバー。 チバのがなりが久しぶりに効果的に作用している。主張しすぎず渋くメロディを支えるリズム隊も 歌うようなギターソロも完璧。シンプルな終わり方もいい。 どうでもいいが映画「クローズ」タイアップらしい。
14 :
名無しのエリー :2007/10/31(水) 22:37:02 ID:lvNi8Tn70
総評:★★★ 可もなく不可もなく。面子のキャリアからしてもう少し頑張ってほしかった。 1stと比較してチバのがなりが減り、テンポを落としてメロディを立たせた聴かせる曲も多く ROSSO/TMGEとの差別化及び、「チババンド」的イメージからの脱却は 成功してきているように思うが、似たような曲調が多いのでダレる。 もう1、2曲しぼってもよかったのでは?そしてシングル「NIGHT LINE」が入っていないのは何故。 あと意味不明な歌詞が多いので、歌メロに集中しづらい。 意図的にやってるのかわからないが喉を狭めたような癖の強い発声がたまにしつこく感じられる。 普通に歌うだけでいい感じにしわがれてるのに。 歌やギターが単調に聴こえる一方で、リズム隊は地味にいい仕事をしている。 特に若いベースが意外と頑張っていて、ベースラインが耳に残ることが多かった。 プレスファクトリーとKAMINARIは一度聴く価値あり。今後に期待。
15 :
タイガー :2007/10/31(水) 22:37:10 ID:dKQJZy2/0
「幸せ」というのを、僕は、この場合はだが、 「my lovely」と表現しました。 まぁ、この場合は、「幸せ」だとゴロが悪いので。
16 :
タイガー :2007/10/31(水) 22:40:59 ID:dKQJZy2/0
まぁ、なので、タイトルだと、こうなるのだが。 歌詞だと、「what a lovely」となります。
17 :
名無しのエリー :2007/11/01(木) 00:14:49 ID:mZOEv7QEO
18 :
名無しのエリー :2007/11/01(木) 03:18:43 ID:x8J4szOW0
LOVE PIECE/大塚 愛 1.未来タクシー ★ ロックテイスト強めの今作のオープニングは、電子音をあしらったポップなロックナンバー。 サビは制作途中で「まあこれで良いか」と切り上げてしまったようなスカスカした出来。 余計なお世話だが、「未来」をイメージしたと思われる電子音がすでに一時代前のアレンジで、 何やらダサいイメージが彼女についてしまったような。 Aメロのアレンジは、お手頃価格のキーボードでも自動伴奏のデフォルトで入ってそうなチャチさ。 2.ユメクイ ★★ 彼女得意の、何の歌なのかよく分からない系の曲。彼女主演の映画主題歌という事らしいので、そちらを併せてご覧頂ければ より楽しめる楽曲となっております(多分)。毎度あり。曲中通してチッチキチッチキ鳴ってるハイハットが気になって仕方ないが、 厚いベースと程よくチープなギター、少しだけ悲壮感のあるメロディが、いわゆるNANA的なバンドっぽさをイメージさせるロックな曲。 さらに別の角度から中島美嘉っぽさを発揮した、ややこしい意味でもロックな曲。 3.Mackerel's canned food ★★★ ピロウズ的な2本のギターの掛け合いを軸にしたシンプルなロック。 コードの流れも王道(一応サードアイ→マイフットでほぼメロディすげ替え可)。 押さえるとこだけ押さえたコンパクトなメロディもいい感じ。演奏も詰め込みすぎ感がなく、 スリムでキュートなガールズロックに仕上がっている。 4.PEACH ★ 「ひっくり返る愛のマーク」でHEARTと両A面シングル、というアイデアの押しで誕生した曲。 しっとりと大人めなHEARTに対し、こちらはおバカで陽気な曲。 ここまでの流れ通りギターサウンドを前面に出しており、本人がピアノやキーボードを弾きながら作ったものが軸になっている感じが あまりしない(ピアノ弾き語り状態がイメージできない)。Aメロからテンションの高いドラムがシンプルなギター、ベースと上手く絡んだ曲。
19 :
名無しのエリー :2007/11/01(木) 03:19:27 ID:x8J4szOW0
5.クムリウタ ★★★★ 「羽ありたまご」系の、ピアノと雅なメロディが印象的なRYTHEMっぽい曲。 「曇り空 泣くな」という祈るようなフレーズが泣き崩れる寸前の張りつめた感情を上手く表現している。 歌の表情が多彩で情景が浮かびやすく、消え入りそうなピアノをバックにか細く歌う部分は願いも空しく少しづつ雨が降り出したイメージ、 直後の感情爆発な歌ではもうすでにどしゃ降りだがまだ「泣くな」と祈っているようなイメージが何となく伝わる。 ちなみに彼女は弾き語りの時の方が歌が上手いらしいが、彼女の曲にはパフォーマンスとして笑顔を要求するものが多いせいかも。 やはり笑顔を作りながら歌うよりは自然な表情で歌ったほうが楽なのだろう。 6.星のタンゴ ★★ フレットレスベースとピアノを軸に、アコーディオン等も絡めて仕上げた大人な曲。 と思ったら詞は「ヒザゲリくらった」「ヤケクソになった」等、彼女らしいものが多く、 アレンジャー陣が無理矢理大人っぽく仕上げたという印象。 7.蚊取り線香 ★ 居直ったヤケクソなボーカルとどうでもよすぎる詞で乗り切るネタ曲。メロコア色を前面に出しており、 ドコドコとツーバスを踏むドラムが派手だが、曲としてはメロディアスでないメロコアといった半端な印象。 8.フレンジャー ★ ひねりの無いありがちなロックチューン。Aメロとサビで歌ってる内容が全く無関係のような。 悪い意味でシンプルなロックという印象で、お手軽なメロディにコードだけ付けて あとは演奏陣にお任せ、という工程でいくらでも作れる曲という感じ。 しかし彼女は今やいくらでも良い奏者を呼べる売れっ子。また、要求される仕事量を考えれば、 上手く手を抜いていかなければやっていけないのも現状。 このレベルの曲を量産するのが最も効率的か。今彼女の曲を求める人がいるから提供しているだけのことで、 聴き手が納得している以上は別に悪事でもない。普通に市場の原理。
20 :
名無しのエリー :2007/11/01(木) 03:20:11 ID:x8J4szOW0
9.CHU-LIP ★ チューする唇でチューリップというアイデアの押しと、もはやシンガーソングライターの枠を超えてアイドルばりに踊る振り付けが軸の曲。 その他の枝葉の部分は薄めの作曲なので(演奏はしっかりしている)、メインの2本が「どっちもないわ」という印象だと厳しい曲。 狙って幼い声を出したボーカルも好みが分かれるところ。モダチョキの「ジャングル日和」へのリスペクト? 10.HEART ★★ メロディはありがちだが、横ノリなアレンジが心地良い曲。なんか本人の格が上がるにつれて、曲の元ネタも大物になってきた気がする。 今のところすべて疑念に過ぎないが。ところで彼女には洋楽パクリの疑惑はあまり付かないが、 楽曲の傾向からも海外の音楽からの影響は感じられず、ソングライターとしては稀有な 「純国産」タイプといえる。国内の音楽しか聴かなくてもプロになれるんだ…。 11.恋愛写真 ★★★★ ゆったりしたストリングスとピアノで入り、途中からブラックな打込みリズムが加わる、アイドル質なバラード。 サビでは「ただ君を愛してる」のリフレインのバックでストリングスの美しい旋律が冴える、レンジの「花」のような仕掛けも。 心臓の鼓動を模したバスドラもいい感じ。彼女の詞世界は「黒毛和牛…」のような小悪魔系より、一途なものの方が多いので、 こうしたラブソングではリアルな等身大の説得力を発揮している印象。
21 :
名無しのエリー :2007/11/01(木) 03:21:03 ID:x8J4szOW0
総評 ★★ 非力だがヒットを生むのは巧みで機動力もあり、企業戦略への理解度も高い「エイベの1番バッター」大塚愛の4th。 楽曲の魅力はメロディそのものよりアレンジの出来に依存しており、曲自体の出来・不出来も波が激しいため、アーティストとして 特にレベルが高いとはいえないが、以前より歌に幅が出て描写力が増した印象。 収録曲の大半が発表済みのシングル曲、それ以外も2曲は3分以下の小品という本人の負担の少ない作品でありながら、 買い手にはシングル多数収録のベスト的お買い得感を抱かせる理想的な戦略の産物となっている。 しかも相変わらず仕事が早く、曲を書かないシンガーと比べても遜色のないリリースペースを維持している。 作品の出来が悪ければ意味が無いようにも思えるが、仮に自分が彼女と全く同じ能力・ルックスを持ち合わせていたとして、 彼女ほど効率的に立ち回るのは確実に無理なので(歌唱や作曲に磨きをかけて実力で売る、という正攻法では時間がかかりすぎて 到底本物に追いつけない)凄いことには凄い、というのが自分の印象。エイベも彼女がコケたらUNCHAINやクチロロといった有望な若手に 資金を回せなくなったり、倖田のように将来有望だったアーティストを極端な売れ線へ路線変更せざるを得なくなったりするのでは (その辺の資金繰りについてはよく知らないが)。 パクリに整形と疑惑の多い彼女だが、仮にどちらも本当だとすれば彼女は元々作曲センスもルックスもゼロの状態から このCD不況の日本でアメリカンドリームを掴んだということになり、余計凄い感じになってしまう。生まれたままの色じゃダメだ、 なら顔だって変えてやるという行動力で運命を切り開いた(疑念にすぎないが)生粋の勝負師。会社とファンを同時に喜ばせる彼女が いつかクオリティを手にして音楽ファンまでも振り向かせたら無敵かもしれない。 「俺達が売れないのは世の中のほうが間違ってんだ!逆立ちしても変わらないぜアウイエ!」みたいなのが好きな人には不向き。
22 :
名無しのエリー :2007/11/01(木) 10:07:38 ID:z2wDy5mVO
こんなとこに書くよりAmazonに書いた方が遥かに多くの人間にみてもらえるのに。
23 :
名無しのエリー :2007/11/01(木) 11:49:31 ID:7PPTDvwD0
↑じゃああんたはなんでここみてんの
24 :
21 :2007/11/01(木) 13:48:39 ID:x8J4szOW0
>>22 あそこは色んな人が短めのコメントいっぱい書く雰囲気っぽいし、
見てくれる「多くの人間」も大半はファンなどの好意のリスナーなので自分のレビューはマズイ場合が多いのです
ていうかこんなん書いてあるAmazonイヤだ
25 :
名無しのエリー :2007/11/01(木) 18:29:57 ID:H3RcnC7E0
アウイエwwwwww
26 :
名無しのエリー :2007/11/01(木) 19:23:45 ID:o7cqF7Jq0
>>7 ,12
乙です。
>>24 乙&おまいさん良い人ですね。
アウイエに惚れたよw
The Birthdayちょっと聴いてみたくなった。
紹介してくれてありがとうノシ
27 :
名無しのエリー :2007/11/01(木) 20:08:31 ID:OBcDSSCN0
28 :
名無しのエリー :2007/11/02(金) 15:31:08 ID:sZsQJJLS0
>>9 >>14 >>21 乙
アウイエwww
前スレ容量伯母だったのか
ツタヤ半額開始でこのスレ重宝しそうだ
さて・・・宣言した割に散々遅れてしかも微妙なクオリティのabsレビューをうpるか
29 :
名無しのエリー :2007/11/02(金) 15:39:19 ID:sZsQJJLS0
abingdon boys school 「abingdon boys school」 1 As One ★★ 如何にも導入と言った感じの曲。解り易い導入曲なんだけど、視聴機で聞いて脳髄持ってかれる程の即席なパワーは無い。小物にして次に繋げちゃっても良かったような。 2 HOWLING ★★★★ 単純な重いギターから始めたりしないのがabs。やたら凝った作りのイントロから持ってかれる、abs流ヘヴィロック。思いっきり個人的な印象で言うと、abs流Slipknotもしくはシステムオブアダウン。 しかし歌メロもしっかりしてるので大抵の人には拒否感無し。密かにドラム頑張ってるが音量低め。でも質感的にはこれで正解なのかも。 それにしても所々に遠くで聞こえるデス声…まさか西川が出してるのか? 3 Via Dolorosa ★★★ イントロの幻想的なピアノをこれまたヘヴィなギターで覆うミィディアムチューン。西川の歌声が冴える。 所々で顔を出すこの独特?のファンタジック感はやはり岸のセンスなんだろか。キーボードだし。 4 INNOCENT SORROW ★★★★ これまたイントロが凝ってる。1stシングルとしてabsの指標を示した疾走曲。Aメロ、Bメロ、そしてサビ、と転調する瞬間に解き放たれるような感触が心地良い。 間奏のソロはこのバンドのギタリスト二人の性格を良く表してると思う。が、今聴いてみると、ギターよりキーボードが良い味出してるような気もする。 随所で入るスクラッチも転調の上手い補助になってるような。 ちなみに最初聞いた時はフーバスタンクのCrawling in the darkを思い出した。構成は似てるかも。 5 DOWN TO YOU ★★ スクラッチから始まるイントロがこれまた凝ってる。 Bメロが実質聞かせ所。正直サビは要らなかったような…ちょっと中途半端。 ところで途中の西川の吐息にジミヘン並のウザさを感じたのは俺だけか。
30 :
名無しのエリー :2007/11/02(金) 15:41:03 ID:sZsQJJLS0
6 アテナ ★★★★★ M3と同パターン?と思わせるピアノの旋律から、予想を裏切るギターリフと4つ打ちのドラム。 ヘヴィな所はそれなりにギターを入れつつも、一貫して4つ打ちなドラムと、珍しく爽やか目なキーボードに、最終的に夏メロっぽい気がしないでもない西川の歌が入って、不思議な融合感を作ってる。これはabsにしか出来ないかも。 7 stay away ★★☆ 如何にもバンドらしさの有る(それにしては洗練されすぎてるのはご愛敬)疾走曲。ただ、明るいメロとギターの音がM6とは逆にちょっとズレてるようにも感じる。そしてM5と同じでサビが他から乖離してるような。 サビ(いや、Bメロなのか…)で西川の出すコールにギターがレスポンスする感じが面白い。間奏のツインギターも楽しそう。 8 Nephilim ★★★★ イントロ、流石。轟音で来ると思わせて二段構え、岸の幻想的で印象的なピアノを挟む。そして今作では珍しくAメロでベースが良い感じ。西川の歌声の迫力も冴え渡るミィディアムバラード。 曲の進行に合わせ感情の昂ぶりを表現するギターも良い。特にサビ前につんのめるような音はナイス。 …だが、この構成。リンキンの「Crawling」にクリソツなんだが…まぁ良い曲だから良いか。 9 LOST REASON ★★ ちょ、ラップを入れたら今度こそリンキンに(ry スクラッチも冴え渡り、良い感じにラップメタルなんだが…西川のパートがちょっと印象薄いような…CメロはHOME MADE家族meetヘヴィロックみたいな感じで新鮮。 10 DESIRE ★★☆ ノリの良い歌メロの影で二本のギターが暴れまわる。どっちも実に正確無比なフレーズ弾き倒すが、あんまし違いは無いのがちょっと面白くない。ていうかどっちがどっちなんだろう。 11 ドレス ★★★ ここに来て歌メロがやたら歌謡っぽくなったな…と思ったらバクチクのカバーなのか。なる。 そして原曲を知らない私でも十分に聴ける。
31 :
名無しのエリー :2007/11/02(金) 15:43:38 ID:sZsQJJLS0
12 Rebirth+Reverse ★★★☆ 意外にも最後はインスト。これはもう殆ど岸のソロだろう。 前半はピアノを主体とした、FFとかでも使えそうな感じ。そして後半は疾走にストリングスを交えたトランス風味。 最後にこんな長いインストなんてダレるんじゃねーの、とか思ってたが予想外にイケる。ただ人を選ぶとは思うけど。岸の?センスは上松康範と方向近いかも。 こんな期待させる感じのイントロをここに置くって事は… 総評 ★★★☆ 西川貴則率いるabingdon boys schoolの1st。男子校とか言ってるが、演奏陣はとてもスカート履いた学生のレベルじゃない。 サウンド自体はバンドらしく冒険心溢るる…という訳でもなく、おそらくは岸の力だろうか、最終的にはリンキンパークっぽいモダンヘヴィロックとかオルタナ辺りの質感に落ち着いている。 実際結構似てるが、違うのは抱えてるVoが西川である事と、SUNAOと柴崎というギタリスト二人が正確無比なフレーズを弾き倒せる奴等だという事。 ベースは全然聞こえてこないが、ドラムは密かに叩きまくってる。それを最終的に岸がまとめてる印象。 んでもってその岸のセンスだが、にべも無い言い方をしてしまえばゲーオタ系の耳に受けるタイプのファンタジックさで、要するに元々absを聴くであろう層には大方受け入れられる(浅倉の曲もそういう雰囲気偶に有ったし)。 そこにヘヴィなギターが絡んできたりするので、案外absはそういった層をヘヴィロックに向かわせたりするかもしれない。 とりあえず、TMで浅倉の曲にマンネリ感を感じていた西川ファンには、全く違うとまでは言わないが十分に別の西川を堪能できるのでお勧め。 硬派なロックリスナーには「言う程重くないような…」とか言われるかもしれないが、とりあえず演奏のレベル(特にギター2本)は保証できるので、リンキン系統の質感が嫌いじゃない方も聴いて見て良いと思う。 個人的にはM12が次のアルバムの指標になったら面白いなー、と思ったり。
32 :
名無しのエリー :2007/11/02(金) 15:55:45 ID:sZsQJJLS0
追記:一応前スレで別の方が書いたabsレビューは、敢えて2度位しか目を通さないようにしました 他人のレビュー読んだらすぐに影響受けるので(爆
33 :
名無しのエリー :2007/11/02(金) 16:55:00 ID:n2pBDaV50
>>32 乙!
ちなみにデス声も西川だよ
PV中でもやってる
34 :
名無しのエリー :2007/11/04(日) 13:56:16 ID:+x5ZNy4D0
>>29-31 乙。では自分も
生命力/チャットモンチー
1.親知らず ★★
家族愛の大切さを素直に歌った曲。ヒップホップ等のそれに比べると言葉選びも素朴で、妙な説得力はある。
たどたどしいギターが妙な味わいを出しているのも相変わらず。この曲もそうだが、前作より輪郭のはっきりしたポップな曲が増えたため、
他バンドに比べ「普通に弾ける演奏力」が不足している面が目立つようになった気が。
2.Make Up!Make Up! ★★
テンポは速めだがあまり疾走感のない曲。ドラムのスネアのタイミングがタメ気味で、ベースのリズムへの乗り方も重めなので、
何だか不必要な重量感が出て気持ち悪いビートになってしまったような。シンプルなビートロックに要求されるタイトなプレイを
こなせているとは思えない。8ビートは簡単だと思ってナメてかかったか。この場合「下手さが味」とはいかない気が。
3.シャングリラ ★★
自分達の引出しを広げ、ディスコビートに挑戦した曲。出来そうなことには果敢に挑む彼女達らしさが出たといえるが、
ギリギリ型にするところまで持っていった程度で、作り込みは浅い印象。多分、こういうのをやってみたいという意欲は高かったが、
ダンスミュージックに強いメンバーは特にいなかった、という事では。
メロディも流れらしい流れがなく、間奏の変なギターの掛け合いが面白いくらいか。
4.世界が終わる夜に ★★★★
ローファイな音作りが曲のムードにマッチした曲。普通のバンドなら抑え目に叩くであろう導入のドラムもガンガン力強く叩いており、
シンバルの音も静かなAメロの真っ只中に、逆に気持ちいいくらいジャーンと思い切り響いている。
「私が神様だったらこんな世界は作らなかった」というピュアすぎる詞が印象的。アイデア自体は耳慣れたものが多く、意外性は薄め。
サビのキレイめなコーラスの入れ方を聴くと、「元々こういう普通のことがしたかったのか」と、別の意味で意外性は感じるが。
35 :
名無しのエリー :2007/11/04(日) 13:57:14 ID:+x5ZNy4D0
5.手のなるほうへ ★ 個人的には彼女達に最も期待していなかった、ポップ路線の曲。正直あまり可能性を感じないが。 アイドルの曲が意外と聴けるのはバックが上手いからで、1stの時のチャットが下手でも聴けたのはスタジオマンがしそうにない 大胆なプレイを聴かせてくれたからだったように思える。しかしポピュラーな曲をやるならやはり技術は要求されるような。 特にベースのアイデアの無さは致命的。この型で発表されても、何だかどうでもいいものを延々聴かされているように感じてしまう。 ジュディマリとかも演奏が下手だったらこんなもんだったのかも。 6.とび魚のバタフライ ★★★ と思ったらジュディマリみたいなAメロの曲。シンプルかつ強引なサビへの繋ぎが面白い。ベースの仕事ぶりも良い。 もう一つ大きく展開するかと思った間奏が、盛り上げ不足で終わってしまった感が。 ボーカルのニュアンスも萌え要素とでも言うべき媚び成分が増したような。 こういう曲に収まる器なのか?などと余計なことを考えなければ楽しめる曲。 7.橙 ★★★ イメージ的にM4に近い曲。メロディそのものは普通だが、Aメロのアレンジに一工夫あり、特に2周目の無茶なハイハットと 無機質なギターの合わせ技はなかなかロック。チャットらしい粗さの出た曲。 8.素直 ★ バンド色を除いてピアノをバックに歌ってみると、チャットの曲そのものはこんなに普通だったのかと我に返ってしまう、 童謡みたいな曲。彼女達の曲はメロディのオチの求め方が安易すぎるので、曲そのものを武器にするよりはやはり バンドサウンドをアテにすべきだと思うが…。新しい一面を見せたという意味では意義のある曲。 9.真夜中の遊園地 ★★ 邦楽チャート伝統のマイナー調ビートロック。ビート系を演らせると歌や演奏の技術そのものはやはり苦しい。 他バンドが当たり前にこなしている事にかなり苦労している様子。その不安定さを曲のイメージにとってのプラス要素と 取れれば面白い曲か。曲自体も、こういう曲を今更やりたがるバンドとは思っていなかったため意外。 いや意外なんだけど、チャットの武器だった「意外性」ってそういうのじゃない気が…。
36 :
名無しのエリー :2007/11/04(日) 13:58:09 ID:+x5ZNy4D0
10.女子たちに明日はない ★★★★ ドラムのフィルがパッとしないのが気になるが、シンプルに音を重ねて迫力を出したサビは面白い。 サビのリズムパターンも歌メロとがっちりリンクしており骨太。技術の向上を感じる曲。 回想が割り込むように前触れもなく突然現れて、嵐のように去っていくサビが、独特のめくるめく感を生んでいる。 11.バスロマンス ★★ サザエさんの終わりの歌のようなギターのフレーズが妙にインパクトのある曲。何だか渋いギターソロも面白い。 ブルーハーツみたいなコーラスもいい感じ。なんか幸せそうな雰囲気は伝わる。 しかし全般的にスカスカし過ぎたような。 12.モバイルワールド ★★★ 「電波があれば生きていける」という猪木のようなフレーズが印象的な曲。 デジタルなテーマでも音作りは生々しいのが彼女達らしい(他曲に比べれば丁寧めだが)。 サビメロのリズムの組み方もいい感じ。童謡みたいだけど。 13.ミカヅキ ★★★ ショボいイントロも何だか堂々として聞こえる、独特の緊張感のあるバラード。 Aメロもかなり音数を絞ったイチバチなアレンジ。沖縄民謡のような音選びのメロディも面白い。 前作に比べ曲作りは丁寧になっているのだが、同じような印象の曲がかさばり気味になってしまったか。
37 :
名無しのエリー :2007/11/04(日) 13:58:54 ID:+x5ZNy4D0
総評 ★★★ 1stに比べまぐれ当たりな要素が減り、自分達で意識的に音をコントロールするようになった印象のチャット2nd。 曲も分かり易くなり、普通の女子も首を傾げずに聴ける「みんなのチャットモンチー」への道を歩み出したと感じる。 特にマニアックな要素もなく、いわゆるガールズロックの範疇に収まる無難な出来。 演奏の粗さは相変わらずだが、曲調の変化に伴い、「エネルギッシュで瑞々しい」と感じる場面よりも 「単に下手」と聞こえてしまう場面のほうが増えたような気がする。 1stとかなり印象が違うが、意図的に音を変化させてきたのだから、本人達は元々こういう音を出したかったのだろう。 1st時はそのノウハウがなくて偶然ああいう音になった、という事になるが、多くの人は「そっちが過渡期かよ!」と 思うのでは。大器だったが、意外と小さな輪郭で世界を形成し始めてしまった印象はある。 1stの進化の延長上に作品を期待している人にはあまりウケないかもしれない。 ガールズロック路線で固定か、この2ndが後に黒歴史となるか。2ndにしてもう新たな船出の1枚。
38 :
名無しのエリー :2007/11/04(日) 18:21:45 ID:actr8JEZ0
amazon以外のレビューサイトでほとんど黙殺されててびびった。 amazonのレビューは林檎ファンがキモすぎた。 東京事変「娯楽」 1. ランプ ★★☆ 無難にポップな曲。 バンドとしての決意みたいな歌詞がすこし寒い。 2. ミラーボール ★★☆ 流れるように言葉が乗っかっていて心地いいメロディ。 前作では濃密なバンドサウンドを紳士に控えめなアレンジで収めてみたら、 大失敗になっていてがっかりだったけど、これは結構な成功じゃないでしょうか。 3. 金魚の箱 ★★★ 変な曲。電子音が不気味。 歌詞にでてくる金魚姫ってなんだ? 4. 私生活 ★★☆ かめだせいじっぽいバラード。 ものすごい偏見だけど、エイベックスっぽい。 5. OSCA ★★★★ ん、いい。 シングルとしては微妙だけど、アルバムにあるととても輝く曲。 椎名林檎の低音が所々、モロに中島みゆきでちょっと笑った。 終盤で転調して、高速になるが、その辺が微妙。 6. 黒猫道 ★★ 黒猫って言われるとバンプの「K」を連想するが、 椎名の可愛らしいボーカルと裏腹な歌詞が乗る。結構寒いよ。 演奏はやっぱりすごいです。少し詰め込みすぎだけど。 7. 復讐 ★★★ 全て英詞。 ベースの音が不気味に響き、サビで一気に盛り上がって、 また静かな不気味さに戻ってゆく演出。 椎名林檎っぽくはないけど、カッコイイ曲。
39 :
名無しのエリー :2007/11/04(日) 18:23:01 ID:actr8JEZ0
8. 某都民 ★★ 変なデュエット。 ・・・・・・ ・・・・・・ せめてもの救いは、終盤で椎名のボーカルが、 メインに変わったあたりで、男声がサブになること。 その辺は結構聞ける。・・・うん、その辺は。 9. SSAW ★★☆ 個人的にこの曲が一番アルバム中でポップ。 ゆらゆら帝国でいう所の「待ち人」 10. 月極姫 ★ 電子音がいい。けど、要らないと思う。 11. 酒と下戸 ★★☆ ピアノの使い方が「教育」を思い出す。 優雅でいて、派手さを失わないピアノフレーズ。 けど全体としては微妙。 12. キラーチューン ★★★★☆ はじめて聞いた時は、これでキラーチューンかよ、と思ったけど、 どっちかっていうと、何度も聞いてはじめていいと思いました。 個人的にはあんまり東京事変にはこういうの期待してないんだけど、 これはこれで。いいものはいいです。
40 :
名無しのエリー :2007/11/04(日) 18:26:31 ID:ela/ceNjO
KAT-TUN最強
41 :
名無しのエリー :2007/11/04(日) 18:27:13 ID:actr8JEZ0
13. メトロ ★★★★★ はじめ聞いたときは、イントロが地味だったので、 さほど意識して聞かなかったのだが、何度も聞くと、 とてもいい曲だということに気づいた。 涙腺に直接響くようなBメロ、 心を揺さぶるようなサビ。トゥトゥトゥトゥートゥー。 総評; 林檎じゃないメンバーの作詞、作曲(作詞まで違うとは意外だった)が多い。 ようやく椎名林檎から離れて、バンドとして、 演奏技術がいい感じにからんできた、と思う。 林檎ファンに言わせると、 「天才が凡人に歩み寄った結果」とか、 「東京事変のメンバーごときが林檎と同じことできるか」 とかいう感じらしいので、えっと、あの聞かないでください。 椎名林檎が好きであればあるほど、受け入れがたい良盤らしいので。 偏見まるだしでいえば、大人<娯楽<教育。
>>38 amazon見てきた。
(´A`)…。
現在暴力温泉芸者のレビューを進めていますが、意外と聞いてない曲があって悪戦苦闘。
聞き直してから挑もうと思います。
>>3 あ、そうだ、citrusの発売日一覧です。
boat, drive in.:1996/1/1
wispy, no mercy :2000/6/21
暇なときにでも追加してやって下さい。
44 :
名無しのエリー :2007/11/04(日) 22:17:07 ID:6BhkArii0
45 :
名無しのエリー :2007/11/04(日) 22:31:29 ID:eNMdZv8T0
46 :
名無しのエリー :2007/11/04(日) 22:56:20 ID:DAbiHxVj0
>>37 >>41 乙 どっちも微妙にレビューを期待してたアルバムだけに嬉しい
どうでもいいが飛び魚のバタフライはMステで出た時見てた母に「これアンタの好きな萌え系?」とか言われた
ロックバンドだよ!と否定したかったが曲を聴いて俺自身も否定できなかった
そして事変のamazonレビューは本当に参考にならんよなwww
47 :
名無しのエリー :2007/11/04(日) 23:36:50 ID:Rods6iFd0
>>29-32 乙です。
やっぱり好みってあるもんですな。
私はDOWN TO YOUのサビがぐるぐる回って離れなくて困ったぐらい気に入ってるんだけどなー。
調べてみたら「DESIRE」はブンブンサテライツのサポートドラム平井さんなんだね。
古い付き合いらしい。
48 :
名無しのエリー :2007/11/04(日) 23:44:32 ID:7HJOr34ZO
49 :
名無しのエリー :2007/11/05(月) 00:18:26 ID:6BliHrHAO
二年も前からwwwww
50 :
名無しのエリー :2007/11/05(月) 13:47:06 ID:uu8SYIYD0
51 :
名無しのエリー :2007/11/06(火) 12:12:55 ID:cFYTDTTJ0
アルバム聴いて純粋に曲だけをレビューするのはいいけど勝手にアーティストの考えまで 推測してレビューする奴うざいね そこまで書くならちゃんとアーティストのインタビューぐらい読んどけよ
52 :
名無しのエリー :2007/11/06(火) 13:34:05 ID:53A4kSBJO
テンプレにあった「レビューのレビューは禁止」って消えた?
53 :
名無しのエリー :2007/11/06(火) 14:25:45 ID:fWBpOrGY0
>>51 そこからアー叩きに持っていく類のレビューは自分もどうかと思う。
54 :
名無しのエリー :2007/11/06(火) 16:24:47 ID:0t6htUIqO
55 :
名無しのエリー :2007/11/06(火) 21:26:30 ID:VXRdb49v0
基本的にレビューは人それぞれの「客観視」で書くもの そこに間違い云々は無くて最初から「そういうもの」として見る 推測してる奴はそいつなりの確信に基づいて書いている その確信が俺たちにも正しいかは別問題 ていうのがこのスレの基本スタンスだと勝手に解釈してるのだが つか古今東西のレビューなんてそんなもんだし
56 :
名無しのエリー :2007/11/06(火) 21:41:54 ID:1/yzxx8y0
頼むからレビューのやり方や内容に文句言うのやめて。レビューのレビューは禁止ってテンプレにもあるだろ。 2年前からいる人が何故当時書き込めなかったか思い出せ。 ここしばらくは信者レビューもアンチレビューも少なかったし、今後そういうのが出たら「信者乙」「アンチ乙」で良いじゃない。
57 :
名無しのエリー :2007/11/06(火) 23:00:03 ID:VXRdb49v0
>>47 まぁ、好みの問題だからなw
個人的にはstay awayの「ヘイユーステイアウェーイ」「ぎゅいーん」のあのやり取りが頭から抜けない
まぁ今更自分の星評価に文句は付けないでおこう
>>56 だな
個人的には信者でもアンチでも書いててくればそれで「乙」
58 :
名無しのエリー :2007/11/07(水) 01:57:49 ID:58uEiA9u0
>>51 なるほど。確かにインタビューはほとんど読みません。
THE虎舞竜の「ロード」が何故名曲と言われるのかもずっと知らなかったし。
インタビューが本音である確証はないし、メディアに取り上げられ易い人ほど有利になってしまうので
自分は音で判断してます。ていうか言ってることと演ってることが違いすぎる人は確実にいると思います。
>>53 なるほど。心当たりあります。
小池徹平のレビューで「YUIが引くような出来」みたいなことを書きましたが、
正直二者にそこまでの差はないと思ってます。あれは「叩き」かなと思います。
あとは意図して「叩き」をしている自覚なしです。最悪ですね。そこそこ色んなものを聴くと
その中でおおよその平均値ができますが、特に疑問に思うレベルに対して「下手」とは思います。
まあ「叩いてるつもりはない」と本人が言ってもレビューに出てるように見えるんだろうし、
アーティストのインタビューと作品の関係も自分にとってそんなもんです。
59 :
名無しのエリー :2007/11/07(水) 07:03:45 ID:BClTRO02O
60 :
名無しのエリー :2007/11/08(木) 20:05:21 ID:pg/Sm3RO0
>>58 インタビューがそれ程信用できないのは同意
意図的に言う事を選んでるアーティストとか 雑誌によって言う事違ってるとか意外と見かける インタビュアーとアーの距離も有るしね
参照する資料にはなるが必須のモノではないと思う
・・・そろそろ何かレビュー書いてみるか
61 :
名無しのエリー :2007/11/09(金) 00:37:03 ID:E2LidR2I0
誰も書いてないようなので、初挑戦。 ララバイSINGER/中島みゆき 1.桜らららら★★ デビュー当時に作って忘れていた1コーラスに、新たにメロを加えてできた一曲。 ギターがさわやか。で、さらっと次に。 2.ただ・愛のためにだけ★☆ 前曲から流れるように繋がる一曲。セルフカバー。 正直この辺りはインパクトが薄い。 3.宙船(そらふね)★★★★☆ TOKIOへの提供曲。泣く子も黙らせる名曲。 アタイが消えて喜ぶ者はアタイのオールでぶちのめす勢いの 男気溢れる歌いっぷりはニコ動などでご存知の通り。 ただし多少乱暴にガナリ過ぎなのが気にかかるので-1。この辺りは好みですが。 …余談だけど、アレンジャー瀬尾氏お約束の サビコーラスアー♪&間奏アウトロサックスソロはどうにかならないのかね? 4.あのさよならにさよならを ★☆ 華原朋美への提供曲。相変わらず難解なメロ進行。これを華原に歌わせるのは酷だろう。 そんな難曲をさらっとキレイに歌い上げ。それ以上でもそれ以下でもなく。 5.Clavis -鍵- ★★★☆ 工藤静香への提供曲。Bメロからサビにかけての展開は流石。 こちらも物凄いコード進行だが、ラテンアレンジが上手くメロを導いている。 6.水 ★★★ ウィスパリングみゆき。他アルバムでも大量に聴いたことあるような曲。 アレンジャーがずっと同じだから仕方ないんだろうけど、流石に若干飽きるよね。
62 :
名無しのエリー :2007/11/09(金) 00:38:00 ID:E2LidR2I0
7.あなたでなければ ★★☆ 女拓郎みゆき。フォーク。ストレートにあなたにいてほしいと歌い上げる。そのまんま。 サビコーラスのアー♪&アウトロサックスはいい加減飽きてk(ry 8.五月の日差し ★★ クラシカルな歌姫みゆき。この人は声が幾つもあるから凄い。 9.とろ ★★★☆ アニメみゆき。毎回盛り込まれるアニメ声曲は大抵ファンには不評なのだが、この曲は例外。 曲・アレンジまで徹底的にコミカル。巻き舌でちょっとアクセントを付けてみたりとかして。 10.お月さまほしい ★★★★☆ まずこの曲名にびっくり。詞は谷山浩子の世界。 アニメ声から徐々に深みを増していく声の変化が巧みで、気が付くと一気に引き込まれる。 短いけども見事なスルメ曲。 11.重き荷を負いて ★★★★ 戦う者への応援歌。 がんばってから死にたいな、とはみゆきらしからぬ表現だが、それが意外とハマるのが不思議。 ただしアウトロ長い。つーかこの曲もサビコーラスアー+サックス(ry 12.ララバイSINGER ★★★★★ 聖母みゆき。癒えない傷を負った者達への子守唄。 「思い出がなければ笑えるだろうか 怖れや憂いを笑えるだろうか」 どっからこんな歌詞が出てくるんだ、と彼女の凄さを再確認。 アレンジの上でも、デビュー曲「アザミ嬢のララバイ」と繋がる一曲。
63 :
名無しのエリー :2007/11/09(金) 00:39:47 ID:E2LidR2I0
総評:★★★★ 個人的に2000年代みゆき作品の中でも三本の指に入る作品(他2作は心守歌と転生)。 前半に塊で詰め込まれた提供曲カバー4曲にどうなるかと思いきや、 意外と違和感なく聴けるからびっくり。誰の子供にやってもみゆきはみゆき、か。 個人的には6.7.8.辺りの中だるみが残念。その分ラスト4曲のカタルシスは凄いものがあるんだけど。 9からラストまでの流れはマジ必聴。ただ吼えるではない、ただ暗いだけではないみゆきを知って頂ければ。 なお、発売されたばかりの「I Love You 答えてくれ」のラストでは闘神みゆきがガナリ倒しますので、 こちらも興味がありましたら是非どうぞ。 でもやっぱりサビコーラスアー(ry …アレンジャー、たまには交代しません?
64 :
名無しのエリー :2007/11/09(金) 01:42:16 ID:7t6nb9ga0
>>61-63 乙。では自分も、誰も書かなそうなのを。
Bamboo Collage/高橋瞳
1.グラデュエイション ★★★
やや歌謡曲チックな90'sJ-ROCK。まだ高校在学中だったんだ…。タイミング的に今しか歌えない生涯一度のテーマだが、
巷の卒業ソングにありがちな気負いがない。卒業証書やら第二ボタンやらといった小道具が登場せず、未来に向いた前向きな決意だけを
切り取ったサラッとした出来。曲やアレンジそのものは珍しくないが、聴きやすい爽やかな曲。
2.キャンディ・ライン ★★
やはり90年代的な、サビ前とサビが分離気味な曲。曲そのものは特筆するようなものではないが、TAKUYAのパンキッシュなギターは効果的。
高橋本人がそれほど太い声の持ち主でないため、何となく思い切りの足りない半端な印象の曲。
3.PRIDE ★
かなりやっつけなメロディの曲。コード進行も普通。今作の曲のほとんどはTAKUYA(元JUDY&MARY)の手によるものらしいが、
この曲はSHOGO(175R)の手によるものらしく、今作の鍵である「TAKUYAのギター」をあまり活かせなかったような印象。
サビの安易な2ビートも好みが分かれそう。
4.ブレイクスルー ★★
ホーンを導入したスカ・ナンバーとして始まり、曲が展開するにつれてハードロックへと変貌する曲。リズム体は万全。
イントロのホーンを下支えするように低音で唸るギターも面白い。高橋のボーカルも歌い分けようとする意図が感じられ、
単なる「元気いっぱい」の域からは脱したコミカルな声を聴かせてくれる。とっちらかった曲を奏者のパフォーマンスで無理矢理
つなぎとめたような力技感があり、曲そのものは特に…という印象。
5.夜のメロディー ★★★★
丁寧語口調でとぼけたニュアンスのボーカルと、ワウを効果的に使ったギターが印象的なAメロから、
歪んだギターに重めの詞が乗るサビへと展開する曲。「あと何回裏切って もう何回あきらめて」というサビの詞も、
キュートな脱力系のAメロの威力で、真剣な苦悩というよりどこか達観したような乾いた印象を与える。
オモテ拍をはっきり強調してポップなラインを弾くサビのベースもバッチリで、密度の濃いポップロックに仕上がっている。
65 :
名無しのエリー :2007/11/09(金) 01:43:59 ID:7t6nb9ga0
6.強くなれ ★★ ここでバンド色を抑え、まんますぎるストレートなメッセージで真っ向勝負のバラード。 「つながりって好きですか」「大人って何ですか」という青すぎる詞は逆に現代の女子高生像を外す狙いかも。 シンプルなアレンジで歌を中心に据えてはいるが、現時点での高橋はアップテンポに比べバラードはかなり不得手なようで、 今一つ期待に応えられていない印象。メロディも普通すぎるような。 7.恋愛狂の詩 ★★★ 一人称を「僕」にして、ベタベタなメロディをダサめのロックンロールで仕上げたラブソング。 グラムなリフ感覚に満ちた廣瀬のロックベースが曲中で大きな役割を占めており、特に2周目のAメロでの音作りはインパクトがある。 こうしたソロシンガーものでオマケ的な出来になりがちなギターソロも、今作全般の例に洩れず面白い。名曲より名演の今作らしい曲。 8.セレクション ★★★★★ 曲自体はメロディもコード進行もベタな90年代ポップロックなのだが、それを補って余りある演奏のパフォーマンスで、 こうした曲なりの完成度の高さを発揮した曲。パンキッシュでアッパーな曲にピアノリフが上手く融合し、 ゴリゴリに歪ませたギターを前面に出すメロコアとは一風違った、女性らしい爽やかな曲になっている。 リードとリズム、両方のギタリストの資質を併せ持つTAKUYAのリズミカルで凝ったギターソロも聴き所。Aメロが訪れる度に 少しずつ表情を変えるピアノも良い。TAKUYAもそうだが、廣瀬もある意味サポートらしくない、伸び伸びと自分自身の魅力を 発揮したプレイをしているので、高橋のソロというよりこういう新バンドとして見たほうが魅力的かも。それ程相性のいい面子。 9.コミュニケイション ★★★★ なんかこういう曲名多いな…。楽曲そのものの出来は今作中最高級かもしれないマイナー調ロック。 クセのない歯切れの良いボーカルが印象的。TAKUYAにしては珍しく長いチョーキングを使ったギターソロは、締めでの ドラムとの掛け合いも面白く、聴き応えがある。お手本のような演奏が多いぶん、相対的に高橋の影が薄いか。
66 :
名無しのエリー :2007/11/09(金) 01:44:50 ID:7t6nb9ga0
10.コ・モ・レ・ビ ★★ ハードなテイストから一転、スマイリー・ボイスでポジティヴに歌う曲。しかしボーカルが軽くなりすぎな気も。 節々で打込みも登場するが、思いっきり90年代テイスト。TAKUYAの作曲傾向は、無駄のないコンパクトなメロディを作るよりも メロディを増やしてボリュームで攻めることを重視しているように感じるので、聴き手にとっての「メロディアス」がどちらに 近いかで好みは分かれそう。 11.JET BOY JET GIRL ★★★★ 超キャッチーな速弾きギターリフで始まるロックナンバー。どう考えても打込みで作るべきフレーズだが、敢えてギターで弾かれると 結構テンション上がる。1曲弾くだけで腱鞘炎になりそう。カッティングの切れ味も抜群。という訳でTAKUYA全開の曲だが、 もはや高橋のボーカルラインの方がオブリガードな感じで脇に回ってるような。個人的にはアリだが彼女のファンはどうなんだろう。 12.STAY TUNE ★★★ ロカビリー調のギターフレーズが随所で聴けるシャッフルの曲。Aメロでのアタックのはっきりした歌い口調がいい感じ。 歌がいいトコさらってく場面があまり多くないのは気になるが、バンド全体としてのバランスが取れていて聴きやすい。 13.感じるまま ★★★ ジッタリジンのような脱力青春系のラストナンバー。やはりソロシンガー向けというよりはバンドの曲という印象で、 高橋メインではまだ持たない部分があるのかもと思ってしまう部分はあるが、一人で看板を背負いすぎないことで 伸び伸び歌えてる面もあるのかも。たいしたメッセージ性を感じないサビも味。何だ「シャワワワワ」て。まあこれでいいか。
67 :
名無しのエリー :2007/11/09(金) 01:45:34 ID:7t6nb9ga0
総評 ★★★ 女性シンガーとしての「デビュー曲初登場1位」最年少記録保持者、高橋瞳の2nd。 平成生まれの女子高生だが、「センパイ、私の気持ちに気づいて」系のラブソングはまるで無く、ひたすら未来を見つめる ポジティヴなメッセージに満ちている。ここまで「女」も「若さ」も武器にしない硬派な女子高生シンガーも珍しい。 歌は力まかせなスタイルから様々な歌い口調を駆使するスタイルへ変化を遂げる途中という印象で、将来性はあるものの 今のところ突出した能力もない。それを見越してか、プロデューサーのTAKUYAは本人を前面に張り出させて幅広く色々な ジャンルを歌わせる方法ではなく、ロックバンドのボーカリストとして彼女を組み込むような方法で作品を仕上げている。 元々JUDY&MARYもソングライター系バンドというよりパフォーマー集団というイメージだったが、この作品でも ベースに元THE YELLOW MONKEYの廣瀬洋一、ドラムには丁度その頃黒夢のサポート等をこなしていたそうる透、 さらに元ジュディマリの五十嵐公太と、結構ドリーミーなメンバーが集結しており、各奏者の相性もかなり良いため、演奏の聴き応えは 充分。そしてTAKUYAも廣瀬もあまり脇役に徹さずにどんどん持ち味を発揮してくるタイプのため、よりバンドらしさが出ている印象。 曲そのものの新鮮味は薄いが、バンドとして見れば聴く前の予想以上に楽しめた。 「TAKUYAの作品の一つ」という印象の方が強いため、高橋のファンにとって満足な内容かは疑問ではある。
68 :
名無しのエリー :2007/11/09(金) 13:24:03 ID:pkqIofry0
69 :
名無しのエリー :2007/11/09(金) 15:16:16 ID:NQMS2WEi0
>>63 >>67 乙
みゆきみゆきと言われると妙な既視感が・・・ちなみに俺は宙船目当てで聴いたが初心者でも中々に良いアルバムだった
高橋はTAKUYA付いてから方向変わったよな 特にコミュニケィションは驚いた
70 :
名無しのエリー :2007/11/10(土) 00:32:26 ID:TyfPEBpSO
71 :
名無しのエリー :2007/11/10(土) 20:52:06 ID:m5ASJHH3O
拙いですが… 左ききのキキ/ART-SCHOOL 01.SHEILA ★★ 退廃的な歌詞が印象的。次のタイトル曲への流れを大切にした曲だと思う。 02.左ききのキキ ★★★ タイトル曲。近年のポップ寄りなART-SCHOOLとは若干違い第一期のような陰気っぽさが滲み出ている。綺麗にまとまっていて聴きやすいけどタイトル曲としては地味かも… 03.Ghost of a beautiful view ★★★☆ やや強引にいきなり始まるミディアムナンバー。歌詞はひとつひとつの言葉が小説の一文のように美しい。少しこもった木下の声がよく映えている。 04.Candles ★★☆ 戸高の作詞・作曲・ボーカル曲。戸高の楽曲にしては珍しい轟音ロックっぽい一曲。歌唱力の低さは相変わらずだけどこの曲に関しては良い味が出ているかもしれない。 05.real love/slow dawn ★★★☆ 出だしが「水の中のナイフ」に似ている。ワウの効いた歪んだギターが印象的。個人的にはこのミニアルバムの中で一番好きな曲。 06.雨の日の為に ★☆ ミニアルバム全体の流れで聴くための曲。それだけ。
72 :
名無しのエリー :2007/11/11(日) 07:08:24 ID:sPYVYPGgO
総評:★★★ 「Flora」に引き続きポップ志向なのは変わらないけど原点回帰を意識した楽曲もあってART-SCHOOLの新しい可能性を垣間見ることができる。良くも悪くも"今のART-SCHOOL"を感じさせる一枚。
73 :
名無しのエリー :2007/11/11(日) 21:36:09 ID:v12g820v0
EXILEのASIAお願いします
74 :
名無しのエリー :2007/11/11(日) 22:34:03 ID:IIp51Wo00
75 :
名無しのエリー :2007/11/11(日) 23:21:51 ID:u6mP79iy0
久しぶりに聴いて懐かしくなったので、需要ないだろうけど投下 THANKS/ポケットビスケッツ 1. Overture-Millennium-★ アルバムの始まりを告げるインスト。ストリングスで壮大なアレンジではあるが、次曲とのつながりは悪い。 2. Rapturous Blue★☆ デビューシングルであるが、知名度はかなり低く、アルバムの中でも影が薄い。サウンドはいかにも90年代のJ-POPといったところか。千秋の歌唱力もまだ発展途上に聞こえる。 3. Yellow Yellow Happy★★★★☆ 2ndシングル。彼らのブレイクの契機となった代表曲である。キャッチーなメロディと「もしも生まれ変わっても また私に生まれたい」という印象的な詞が特徴的なサビから始まる。内村のピアノソロ〜大サビへの盛り上がりが秀逸。 4. Red Angel★★★★★ 個人的ベストトラック。明るいポップなポケビのイメージとは裏腹に、どこか切ないメロディーとパーカッションのアレンジが良い。曲全体に漂う退廃的な雰囲気はもはやバラエティー番組の域を超えている。内村のソロパートも絶妙。 5. GREEN MAN★★ ウドがメインボーカルをとった、ポケビ内では「黒歴史」扱いをされている曲。ノリの良いロック調ナンバーで、番組内でのライブでも盛り上がった。ウドのキャラそのままに、良い意味でバカ全開の詞が特徴。千秋の高音コーラスも聴き所である。 6. POWER★★★★ 代表曲。この曲で紅白にも出場。スローなイントロからアップテンポに変わるアレンジが印象的。ポケビの曲全体に言えることであるが、ポップなメロ〜メロディアスなサビという流れをもつ、典型的な曲。内村のキーボードパートが最も多い曲でもある。千秋の歌唱
76 :
名無しのエリー :2007/11/11(日) 23:23:03 ID:u6mP79iy0
力と声量が凝縮されている。 1.Interlue-青の住人-★ 次曲につながるインスト。 2.青の住人★★☆ 内村ソロ曲。高速のピアノによるイントロのインパクトが強い。ほぼ全域にわたってピアノの音の印象が強いため、曲そのものが伴奏に負けている感じを受ける。余談だが、作曲がTERU(内村)となっているが、内村は作曲ができるのだろうか? 3.マーガレット★★ 千秋ソロ曲。千秋がコーラスを含め一人三役を担当している。ポケビ名義の時とは歌唱法が全く違い、可愛らしく歌っている。それもありではあるが、千秋の声の魅力は伸びのある力強さと声量だと思うので、若干微妙な印象。 もっとも、曲調とメロディーを考慮すれば妥当な歌い方であるが。 10.まごころ-THANKS Version-★☆ ウドによるクラシックギターのインスト曲。メロディーは良く、演奏力も素人が一から練習したことを考えれば多めに見れる。バックはもう少しシンプルでもよかった。 11.My Diamond★★★★☆ 千秋の歌声の魅力をどうやって最大限まで引き出せるか、と考えたとき、ロックサウンドの中でこそ活きるものだと感じさせてくれた曲。Cメロ〜大サビの展開は超が付くほどクオリティが高い。ベースラインもカッコイイ曲。 12.Days★★☆ アップテンポでキャッチーな曲が多いポケビにおいては異色作といえるバラードナンバー。イメージ先行のためかやはり地味な印象を受ける。サビのメロディーもどこかで聴いた感がある。ウド初のギターソロはなかなかよかった。 13.ポケビの歌★★ 内村&ウドが千秋へ送った曲。いかにも感動してくださいといった曲調である。実質最後のアルバムのラストトラックであり、企画物の最後を締めくくるのには相応しいであろう。 総評:★★★★ 90年代を代表するバラエティー番組、「ウッチャンナンチャンのウリナリ」から飛び出した、いわゆる「企画物ユニット」の代名詞的存在であるポケビのベストアルバム。 90年代という時代がそう感じさせるのか、単なる懐かしさなのか、とにかく名曲が多い、と改めて感じさせてくれた。ほぼ全ての作曲を担当したプロデューサーのパッパラー河合の作曲力の高さが伺える。 そして何よりメインボーカルの千秋の歌唱力には圧倒される。ヘタな歌手より上手い。いつかまた復活してほしいなあ、と願っているのは自分だけではあるまい。
77 :
名無しのエリー :2007/11/11(日) 23:24:31 ID:u6mP79iy0
>>76 なんか途中で番号間違ってる
スイマセンorz
78 :
名無しのエリー :2007/11/12(月) 01:17:51 ID:H8yj7MQd0
>>75-77 乙
小学生の頃ポケビ好きだったからTHANKSを中古でこないだ買って来たよw
GREENMANのギターソロは秀逸
79 :
名無しのエリー :2007/11/12(月) 05:02:32 ID:XXULGmar0
80 :
名無しのエリー :2007/11/12(月) 07:52:29 ID:3YvBL7Ev0
81 :
名無しのエリー :2007/11/13(火) 23:09:57 ID:Vu900yMJ0
今回は以前挑んで挫折したこの人で行きたいと思います。 暴力温泉芸者「QUE SERA,SERA (THINGS GO FROM BAD TO WORSE)」 1995/RAIL RECORDS [STAP-0525] 1.INTRODUCTION ★ あんま印象に残ってない。 まあ「INTRODUCTION」だし。 スカスカなサウンドコラージュ。 2.HEAVY INTRODUCTION ★★ 初聴の時はマジでびびった記憶がある。 一曲目の内容を音量を三倍ぐらいにしてかなりエコーをかけまくったような曲。 非常に心臓に悪いです。 まあこの「心臓に悪い系」の曲は「NATION OF RHYTHM SLAVES」収録曲「ROLL OVER "LOVE-STYLIST"」で頂点を極めることになるのだが・・・ 3.LOVE CHILD,HAPPY PARADE ★★★★ コーネリアス参加曲。 リズムボックス、アコギの優しい響きにやる気のなさそうな男の声が乗せられる。 かなりシュールな曲。 初聴の時声にエコーかかるところで笑った 暴力温泉芸者では聞きやすい部類の曲。
4.SURF DESPAIR '65 ★★ 波の音の後ろで低い音が鳴っている。 ときどき非常ベルみたいな音が鳴る。 それだけ。それが八分間延々と続く。 退屈すぎて最後まで聞いたことがない… 5.MILKCOW BLUES ★★★ カバー曲らしいが原曲は知らない。 スカスカな演奏に中原さんの叫び声が乗る。 途中でいきなりでかい音でギターがなるのでビックリするかも。 6.DEADCOW SOUL ★★★ ドラムの音ループにHyde真似してるようなボーカルが乗るナンバー。 後半は牛の鳴き声が幾重にも重なる訳の分からない曲に変貌する。 前半のヴィジュアル系真似したようなボーカルがやけに印象に残る一曲。 7.COME COME COMPANY'S DESENT PRESIDENT ★★★★ MELT-BANANAのIchirou Agata、元MELT-BANANAのToshiaki Sudohが参加。 何かの映画からサンプリングされたとおぼしき「ねぇ」がやたらと多い男の語りで曲が始まる。 この語りはここからの収録曲に繰り返し登場する重要なアイテム。 そして曲がスタート。ギター、ドラム、絶叫の三重奏(なんて高貴な物ではない)。 何か演奏うまい気がする。疾走感が申し分ない一曲。
83 :
前スレ80 :2007/11/13(火) 23:12:01 ID:Vu900yMJ0
8.GOOD MORNING MRS.LEECH ★★★ 「GOOD MORNING」と言うタイトルには合わない女性の悲鳴から始まる。 そこから地を這うような低いノイズが展開する。 全体的に印象に残りにくい曲。 9.STARSHIP CARRIES BEAUTIFUL LOVERS ★★★★ MELT-BANANAのIchirou Agata、元MELT-BANANAのToshiaki Sudohが参加(その2)。 ギターのやる気のない響きから始まり、静かな音の世界が展開されていく。 途中で金管楽器を適当に吹いたような「ピイイイイイイイイイ」と言う甲高いノイズが重なる。 今再聴してみたけどこれはもしかして隠れた名曲か? 10.THE COCONUTS FARM ★ 30秒にも満たない繋ぎ的な曲。 どこかからサンプリングされた喘ぎ声の重なった曲のループに妙な音の欠片が挟み込まれる。 と、そこに先ほどの男の語りの一部分「ねえ、もう飽きちゃったよ」が挟みkビビイイイイイイイ ええ…心臓止まるかと思いましたよ…最後一秒でいきなり大音量でノイズが不意打ちで来る。 11.HOT FREE MIND ★★ コーネリアス参加曲その2。 その割には面白味にかけた出来になっている。 なんていうか、意外性がない。「噂の探偵 QAZ」のテーマソングが自分にはいまいちだったのを思い出す。
84 :
前スレ80 :2007/11/13(火) 23:12:35 ID:Vu900yMJ0
12.DON'T LET ME BE MISUNDERSTOOD ★★★ これもカバー曲らしいが原曲は知らない。 M-5と同じような構成なのでちょっと退屈。 13.WHITEHAIR BIG EXPLOSION ★★★★★ 「もぉうこりごりだ」と言う声を加工した音から始まり、数個ノイズをはさんだあとで、本編スタート。 個人的にはこのアルバムの中で一番好きな曲。 スクリーミングが冴えている。中原さんの声ってかっこいい。 ドラムがかなり下手なんだけど、それがかえってプラスになっていると個人的には思う。 14.ATTACK OF BEATS DESTROYER ★★ リズムにずれを生じさせている、基本的にそれだけの曲。 リズムを追って聞いているとかなりいらっと来る瞬間がある。 15.QUE SERA,SERA(THINGS GO FROM BAD TO WORSE) ★★★★ 初めて聴いた時、イントロで腹筋崩壊するかと思った。 …詳しく書こうと思ったけどこれはやっぱり実際に聞いてほしい。 ネタバレしたら絶対面白くない。聴いてからのお楽しみ、と言うことで。 本編もかなり笑えるものがある。これを聞く前にMUDDY WATERS「MANNISH BOY」を聴いておくことをお勧めする。 ただ、俺は真のMUDDY WATERSファンだ!という人は聴かない方がいいと思う。怒りがこみ上げてくる可能性があります。
85 :
前スレ80 :2007/11/13(火) 23:13:22 ID:Vu900yMJ0
16.HELL VAIN ★ ホラー映画で流れる不気味な歌も、掛け声をつければギャグになる。 そんなノリの短い曲。 17.SUPER SAD ★★★★★ リズムボックスにギターの哀愁ある響きが重なる、ノイズミュージックとは遠い位置にいる曲。 暴力温泉芸者時代の楽曲の中でも屈指の名曲だと思う。 この哀愁は今のHAIRSTYLISTICSの活動の中では出せないものだと思う。 まあ、HAIRSTYLISTICSの活動は完全にノイズミュージックに傾倒してしまったのもあるし…。 HAIRSTYLISTICSの音源はノイズとして充実している反面、こういう面白い曲が出なくなってしまったのがちょっと寂しい。 18.ILSA ON HIGHWAY ★★★★ アコースティックギターとハーモニカの響きが優しい、のどかな曲。 というかこの曲が暴力温泉芸者の音源であることが驚きだ。 車の走行音、「My name is Ilsa」の声、全てが聴く物を癒していく。 そして、曲はドラムの音で閉じられ、バイクの音が途切れ、静寂。
86 :
前スレ80 :2007/11/13(火) 23:14:03 ID:Vu900yMJ0
総評:★★★★★ 暴力温泉芸者の音源の中では比較的聞きやすい部類に入ると思う。 インディーズ音源の中では珍しくトラック分けされているし、何より「ビイイイイイイガアアアアアア」というノイズではなく、 メロディ主体のノイズとなっているため、「暴力温泉芸者のアルバムが聞きたいけど、どれから入ればいいデスカ?」という人に特にお勧めしたい。 もちろん「すでにいくつか聞いた!中原マンセー!」な人が聞いても満足できる作品になっている。 ただ、ビックリしたくない人は最初はボリューム小さめで聴いた方がいいと思います。 コタツに入りながら、かつ「暴れん坊ママ」「有閑倶楽部」見つつ、記憶がない曲は聞きながらという完全ながら作業で書きました。 いや、大変だった…後半コタツの熱で上せて意識がちょっと朦朧としかけていた。 もっとボキャブラリーがほしいです・・・
87 :
名無しのエリー :2007/11/14(水) 00:10:43 ID:O0RJtozW0
88 :
名無しのエリー :2007/11/14(水) 23:04:51 ID:9lr+f80T0
おつ 誰かと思ったらヘア・スタイリスティックスの改名前か すごいバンド名だなw
89 :
名無しのエリー :2007/11/16(金) 04:13:56 ID:rHY7qbNg0
>>73 興味あるので後で聴いてみます。取り敢えず最近聴いたのを
Real/8otto
1.Counter Creation ★★★★★
譜面に直せば簡単なようで、実際忠実に再現するのは難しい独自のグルーヴが印象的なオープニングナンバー。
イントロはギターリフから入り、ドラムが加わると若干加速し、ベースが加わるとテンポも落ち着き直す、といった具合に
曲中でテンポが揺らめきまくっている。ツインギターだが安易なバッキングはせず、ベースとドラムだけの箇所も多い。
ハイハットの16分の刻みが妙に抑揚がないかと思ったらギターが極端に強弱のついた揺らぐソロを弾いていたり、直後のドラムソロは
リズムキープ云々を超えたような下回りすぎたようなワイルドなプレイだったりとオリジナリティ爆発。
音作りのセンスも抜群だが、何かに似てる気も。
2.1977 ★★★★
単純に上手い、下手で測れないプレイだらけの今作らしく、イントロから変なタイミングでシンバル大騒ぎのセンシティヴな曲。
ワウも上手く使ってんだか使ってないんだか、不規則なタイミングで踏んでくる。何かカッコイイ発声を狙ったような雰囲気重視の
ボーカルはイラッとくるかも。多分あのバンドを意識しているのだが、個人的には花田裕之の声に近い気もする。
3.ROUND&ROLL ★★★★★
彼らなりの陽気なロックンロール。普通にコードストロークする場所がほとんどないのはツインギターバンドの新境地かも。
途中ハイハットの刻みが16ビートになるが、ドラムがテンポについていけずに曲のテンポを若干後ろに引っ張ってしまう。
にも関らずメンバーは無理に帳尻を合わせる素振りも見せずに、普通に合わせられている。正確なリズムかといわれれば全然だが、
このバンドはこのバンド内でのみ通用する独自のグルーヴを持っている印象。バンドの数だけグルーヴがあると言っても、
基本的には皆正確なリズムを基盤とするのでバンド間でそれほど極端に差が開くことはないのだが、こりゃ異端だ。
オクターブをボンボン往き来するAメロの変なベースもこりゃハッピー。
90 :
名無しのエリー :2007/11/16(金) 04:14:41 ID:rHY7qbNg0
4.徒夢 ★★★★ ロック的ファンキーなベースリフで始まる、今作中では聴きやすい部類に入る曲。 そこで16ビート!?というような所で突然音数が増えたりして、掴み所がない。サビの、人間の声とも霊の声ともつかない 不気味なコーラスがいい感じ。例によってギターはリフだらけで、コードを印象づける役割はルートを弾くベースのほうに比重がある。 今作全般でベースはルートかオクターブ往き来かリフ弾くかといった具合で、経過音やグリスはあまり入れないが、 バンドのバランス的にはそれが正解かも。 5.17 ★★★ 珍しくブレイクを入れたりした、割とストレートでオーソドックスなロック。特に秀でた技術の持ち主でもないが、音作りのセンスは 邦楽離れしている。このバランスを支えるためには変更不能なのかもしれないが、ボーカルがもっとボーカルらしい熱を持って くれた方がより良いような。歌や詩の力を軽視しすぎているような気がする。 6.GH ★★★★★ ブリブリした音のベースと裏打ちのドラムから入り、ワイルドにザカザカと16ビートを刻むギターとやたら単音で引っ張るギター、 そのギターと同じ音で引っ張るボーカルが加わってくる、シンプルイズベストなスタイリッシュな曲。特に派手なことをしない 3分ちょっとの曲でも、これだけのものに出来る実力を見せつけた曲。コーラスの効果も見逃せない。 7.Fair Child ★★★★ 絶妙な音作りで揺らぎまくりのギターがナイスワークな曲。基本的にコード進行もメロディも驚くようなものは出てこないし、 極端にテンポの速い曲や遅い曲もないが、演奏センスは妙に長けているので意外と飽きずに聴ける。 何を合図にしているのか、急に16ビートになったり裏打ちになったりするドラムも相変わらず。 8.HEY JAH ★★★ 今作中では少ない、曲中通してドラムが16ビートを刻む曲。しかし典型的16ビートとなるとベースが弱く、ギターも普通に格好いい ロックスタイルなので、今作中では影の薄い曲か。
91 :
名無しのエリー :2007/11/16(金) 04:15:23 ID:rHY7qbNg0
9.絵 ★★★ ベースが一人で和音を弾くイントロからスタート。低音の響きでスネアが振動して少し鳴っているのが何とも臨場感がある。 そしてドラムが入るが、コードは引き続きベースが引き受け、まさかのギター出番なし。2人いるのに…。 片方が振っているのか、淡々としたマラカスの悲しい残響が耳に残る。 10.Chal ★★★ 2分ほどのインスト。狙っているのか、コードの変わり目のプレイが怪しいギターが妙な初期衝動感を出しており、 不思議な無邪気さを発揮しているポップな曲。 11.Fake ★★★ ここでアルバムタイトルと真逆の曲。直輸入でなく一度ロックのフィルターを通したファンクという印象。 どちらかというとタイトにこなすべき曲に思えるので、リズムの怪しいAメロのドラムはこの場合疑問な気が。 他のパートが音を抜く部分が多いため気にはなりにくいが。サビで安定するので、その揺らぎを楽しむ曲か。 12.MASSIVE ★★★★ 捨て曲なしで迎えたラストナンバー。特にコンセプトらしさも感じず、必然的にラストに配置された訳でもない印象の曲だが、 ギターの音については今作中最も遊んでいる曲か。ポーティスヘッド的な闇をまとったギターの掛け合いが後半に続き、 今作中最も長い6分程の大作となった曲。
92 :
名無しのエリー :2007/11/16(金) 04:16:50 ID:rHY7qbNg0
総評 ★★★★ 80年代初頭のパンクやニューウェイヴに影響された…というより、「その辺からの影響を自分達なりにまとめて型にした 割と最近のバンド」から色濃く影響を受けている印象の、8ottoのメジャー1st。 ぶっちゃけそのバンドがなければ今のオットーもないと思うが、世界的に現在進行中のスタイルにリアルタイムで食らいつく 邦バンドの存在は意義あるものかも。というより彼らは海外と渡り合うために邦のテイストを丸々捨てた音作りをしており、 日本人ならではの魅力を発揮している訳ではないので、世界規模で語るとなると、センスの良いバンド集団の1つに過ぎないのかも。 それでも充分凄いと思うが。洋楽的にしようという意図はボーカルで顕著に表れており、作詞や歌唱技術で情感豊かに訴えかける 日本人らしさのない、誰かを真似たような雰囲気重視の歌い回しになっている。
93 :
名無しのエリー :2007/11/16(金) 04:17:57 ID:rHY7qbNg0
(総評 続き) バンドの音として面白いのは、これまた邦バンドとしては珍しい、揺らぎまくるグルーヴを生み出している点。大抵のロックバンドは 基本的に正確なリズムで演奏しようとしていて、そのなかでメンバーの癖でごく正確なリズムに対して自然と少し前のめりになったり (テナーのナカヤマ、The Birthdayクハラなど)、少しタメ気味になったり(チャット高橋など)することでバンド独自のグルーヴを 生んでいるように感じる。さらにyukihiro(ラルク)、橘(スパゴー)等はごく正確なリズムが体に染み付いており、その正のリズムに 対して意図的に前のめりになったりタメたりすることでグルーヴを使い分けているような印象。さて8ottoだが、彼らはあくまで バンド内で息が合うことが前提で、全員に鉄壁のキープ力を要求している訳ではないので、聴き手によってはリズムがヨレヨレで 気持ち悪いと感じるかも。しかしそこに打込みで表現しきれない、エキサイティングなバンドサウンドの面白味があるように思える。 テンポはブレてもバンドは軸が通っている。ミッシェルに近いかも(曲は遠い)。 音作りのセンスにしてもグルーヴにしても邦楽中ではちょっと特殊なので、一聴で気に入る人以外にとっては面倒くさいバンド。 いかにも邦楽なバンドと比べても絶対的に優位な訳ではなく、一長一短なので、「良さが分かるまで聴け」的な薦め方は あまりしない方がいいかも。アルバムとしてのストーリー性は薄めだが単体の曲は良いので個人的にはコツコツ聴けそうな作品。
94 :
名無しのエリー :2007/11/16(金) 12:58:06 ID:AxIz+DoB0
>>89-93 乙すぐる。
youtubeで聞いたが、こりゃいいわ。
洋楽としては上位集団に埋もれるし、邦楽専門のリスナーには「洋楽っぽい」と敬遠されそうなこの感じ。
95 :
名無しのエリー :2007/11/16(金) 15:20:05 ID:9K4eAFmP0
>>93 乙
成る程・・・そう解釈するのか
個人的には視聴の時点で余りにもストロークスだったせいか切り捨てたが 聞いてみるか
96 :
名無しのエリー :2007/11/16(金) 20:26:41 ID:sLI8SLVLO
いつのストロークス?12あたり?
97 :
名無しのエリー :2007/11/16(金) 22:10:24 ID:QWSWrkhtO
9mmよろしく
98 :
名無しのエリー :2007/11/16(金) 23:23:02 ID:9K4eAFmP0
>>96 ゴメン ストロークス1stしか聴いてないんだ(爆
でもボーカルとか質感は一聴して似てると思った
>>97 やりたいが 若干メタルの知識が不足してる俺には辛そう 見たいから誰かやって欲しい
俺は水樹のレビューでもやろうかな(笑
99 :
名無しのエリー :2007/11/17(土) 07:05:09 ID:YumLO5FCO
メタルか?あれは つか9mmって2chでもちょくちょく誉められてるからもっとストイックな音を想像してたが、 シングル聴いたらちょっとV系ぽいというか、半端なバックホーンみたいだったな。 けして煽りじゃなくて、どこがそんな人気あるの? 演奏がうまいとか?
>>99 良くも悪くも何でもアリなのが面白い だから中途なバクホンに聞こえるというのも間違ってない
だがあそこまで臆面も無くメタルっぽいギターに歌謡V系の大仰さを差し込む奴らもそう居ない
音としてはシステムオブダウンとアクモンに近いようなそうでもないような
俺がレビューすると「メタルっぽいフレーズ」という言葉を適当に連呼してしまいそうなのでやりたくない(笑
>>99 あんま質問の返答になってないので補足
演奏力は新人としては上手い方 ただライブだと暴れるので余り関係ない
売れるのは良くも悪くも歌謡的厨臭さが有るのが大きいと思う
103 :
名無しのエリー :2007/11/18(日) 05:02:43 ID:lq8HubRiO
>101-102 丁寧にありがとう。 なんとなくだけどわかったような気がする。 民カバとユニトリ聴いたが 好みが出過ぎてレビューしにくいw
誰かYUIをお願いします。
相変わらず他の方のレビューに影響受けまくりんぐです 本人は違うと思ってますがやっぱり水樹信者かもしれません でもamazonに乗せたら多分叩かれます 駄レビュー一杯書いてきましたが 次は行く大学が決まるまで書かないので安心してください(死亡フラグ) 水樹奈々 「GREAT ACTIVITY」 1 Bring It On! ★★★ 恐らくはファンが一番意外に感じたであろう、水樹の楽曲イメージからは遠く離れた直球HRナンバーからスタート。彼女のバンドサウンド曲は大抵軽めのガールズロックなので、珍しい。そしてDeepPurple。特にキーボードはモロに。 曲の出来はまぁまぁだが、1曲目の割に水樹の歌が前面に出ないという不思議さ。てか、エフェクトがやたらかかっている。演奏の雰囲気に合わせる意図だろうか。
2 Orchestral Fantasia ★★★★★ イントロの音を聴いて想像してしまう楽曲イメージをことごとくひっくり返され、そして結局想像した全部を混ぜ込まれるというトンデモ曲。(個人的にはフラメンコ?→ロック?→DeepPurple?→結局ストリングスかよ!→て全部居るし…)上松節全開。 とにかく、混ぜ込み具合が秀逸。エレキはロックだし、キーボードはM1に引き続きDeepPurpleだし、そしてストリングスの攻撃性は正に上松。その全てがオーケストラという名前で一括りにされるという、上松ならではの楽曲。 同じくアニソン界の編曲屋、大久保が多数の楽器をさりげなく配置させるのとはまた真逆の発想な所も実に面白い。 また水樹にしては珍しく、歌詞が楽曲に直結しており、「君のピアノが好きだった」の直後にポロロンとピアノが入ったり、分厚いストリングスが入る前に「ストリングスの海に溺れる」とか歌い出す。珍しい。 3 Promise on Chiristmas ★★ 普通のポップスを水樹が歌う。曲のクオリティは普通に良くて、水樹も普通に上手い。彼女の歌唱力は下手ではないがメチャクチャ上手い訳でもない事を再確認してしまう曲。 とりあえず、12月に街頭で流しても何ら問題は無い。 4 MASSIVE WONDERS ★★★ 12月に街頭で流すと多分アニソン臭いと認識されるであろう燃え曲。エレキと疾走感を演出するドラムが終始燃え。特にサビのテレキャスター臭い同音カッティングは某刑事ドラマのあの曲の雰囲気にも似た燃えが有る。 だがギターソロは矢吹(この曲のPであり、過去の水樹曲ではメインP)自重。1回目は普通だが、大サビ後の2回目は完全に蛇足。 後、歌詞についてはスルーの方向で(笑 とりあえず燃え的なノリが好きなら★5つ。ちなみにこの場合の燃えはJAMプロ系の熱さから男臭さを消去した感じと認識して欲しい。 5 Take a chance ★★ アイドルポップ風ディスコビート。前作ではこのタイプの曲が多かった。 とりあえず同じアニソン界にはI'veというこれ系のプロが居るので、それに比べるとやはり見劣る。特に水樹が歌うとばっちりアイドルポップ。 ただ、水樹のファン層にはこのタイプの曲が好きな人多いので、選択としては手堅い。
6 ファーストカレンダー ★★★ 同じアニソン歌手だとCooRieがやりそうな甘々ラブソング。ポップなストリングスがキュートで良い感じに。ハイハット連打がちょっと謎だけど。 そしてゆうまお提供の歌詞は笑う位に甘々。てか甘過ぎ。ニヤけてくる。 7 ラストシーン ★★☆ 失恋ソング。ていうか、M6が終わってその数秒の空白で振られたんかい!と個人的には突っ込みたくなった。 曲自体はやはり普通のポップスで、水樹ファンは素直に歌声を楽しめる。 8 SEVEN ★★★ 某韓国人アイドルの事ではない、念の為。 イントロ聞いて「何だよ普通のバラードか…」と思いきや、ストリングスが入ると様子が違ってくる。ていうか和風な笛の音色に謎のパーカッションが入る。これは…NINJA…? ハットリ君的ノリをストリングスが馬鹿馬鹿しささえ感じさせるほど大仰にやってくれる。人によっては冷めるが、前曲二つでちょっとまったりしてた所なので意表を突かれる。 ちなみに今作中唯一の本人作曲。水樹本人としては前作のWILD EYESくらいを想定してんだろうか。ただ、本人のメロディは前作も考慮した感じ、良くも悪くも普通なので、これ位やってくれた方が面白い。 9 アオイイロ ★★ ライブ映えしそうなガールズロック。曲自体は普通に手堅くまとまってるが、サビがちょっと印象薄すぎるか。 一応両面シングル曲。もう1曲はベストにアレンジ版が入ったものの今作には収録されず。勿体無い… 10 TRY AGAIN ★★ なんか若干古臭さを感じるホーン…あぁ、矢吹作編曲か… 正直今更感が漂ってるが、聞く層が聞くと妙に懐かしくなってしまう。ファンにはお馴染みと言えばお馴染みな曲。一般層には古くさめの普通の曲だろう。
11 SECRET AMBITION ★★★★ ここ最近のアニソンで多用されるタイプのシンセや電子音、SEと、ミィディアムテンポ(ここ重要)のロックを引っ付けた、有りそうでなかった曲。 ギター2本、ワウと歪みギターを交互にかけあうバンドサウンドにシンセを交えて進む曲展開は妙な近代感が有って新鮮。某魔法少女アニメOPだというのに、疾走せずこの構成と言うのが妙に時代を感じる。 一種のスルメ曲。 12 Nostalgia ★★ M9と似たベクトルのガールズロック。ライブ映えするタイプと言った所か。サビの場所が解り難い点以外、特に捻りは無い。 13 Heart-shaped chant ★★★★ 上松、もといElementsGardenのストリングスは元々攻撃性、悪く言えば押しつけがましさが有るが、それが全開になった曲。上松張り切りすぎ。 特にサビで攻めの姿勢に入るストリングスとゴシック感漂うメロディがとにかく壮大。他の音は盛り上がる箇所で壮大感を演出するためだけに控えめになっている印象。 水樹の歌声も絶対的な迫力こそ無いがエモーショナルで、特に間奏から伸び上がっていく場面は壮大の一言。 そして駄目な人には間違い無く駄目な曲。 14 Chronicle of sky ★★ 燃え曲もう1発。M4+M5といった所。 こういう疾走曲も水樹ファン層は好きである。手堅い。 15 Sing Forever ★★★ ラストは素直にピアノ+M6でもやった素直なストリングス。こういうポップスなストリングスも聞き易くて意外と良い。 そしてもう解ったと思うが、女性シンガーにお馴染みの「私は何かのメッセージを届ける為に歌うの」的歌詞。だが、あいにく本人作詞で無い。 ファンなら解ってるし、今作の本人作詞を見れば解るだろうが。多分水樹本人が書けば「私は戦う運命‐フェイト‐に唄うのよ」的歌詞になるのは明白で、その辺り別の理由で素直に受け取れないメッセージ。
総評 ★★★ 声優にして現代A-POP界のトップランナー(…らしい)の水樹奈々の6thアルバム。 前作まではまだまだアニソン寄り(というより一昔前の安めのアイドルポップ)の楽曲が目立ったが、今回は大分クオリティが上がったように感じる。 とりあえず、今作なら「単なるアイドル声優のアルバム」でなく、「アーティスト水樹奈々のアルバム」として提示できる出来にはなってると思う。 ただ、本人の歌唱力はファンが言うほど「絶対的」ではなく、その点に期待して聴くよりは、一風変わったアニメ界の職業作家達の作品として勧めたい(言うなればアニソン界のカエラ?)。 特に今作、メインになっているElementsGardenの作家陣(特に上松 ちなみに彼ら以外が編曲を担当したのはM3・4・5・7・9・10・12)はストリングスの使い方が特徴的で、一般ポップスで補助的に使われるそれとは毛色の違う攻撃性が有る。 といってもそれはいわゆる「クラシック界から見れば大仰過ぎて厨臭いモノ」として嫌われてきた系譜でも有り、長年ファンタジー系のゲームで人気を得てきた大仰さでも有る。その為、そういった大仰さが受け入れられない層には合わない。 しかしながら、突き刺さる人には突き刺さる魅力が有り、実際最近の水樹が得ているファン層は単なる信者よりはそういった層のようにも感じられる。 とりあえず、ファンにはクオリティの面から見て今の所の最高傑作。 若干ゲーオタ系かもしれない層には是非お勧めの一枚。 そして、何となく興味が出た層や、名前だけで知らないな一応聞いてみようかという層にもとりあえず一枚。ベストよりかこっちの方が良い。 そして、本人の作詞能力の上達如何は考えない方向で。今回少ないけどね。
15:タイガー 10/31(水) 22:37 dKQJZy2/0 「幸せ」というのを、僕は、この場合はだが、 「my lovely」と表現しました。 まぁ、この場合は、「幸せ」だとゴロが悪いので。 16:タイガー 10/31(水) 22:40 dKQJZy2/0 まぁ、なので、タイトルだと、こうなるのだが。 歌詞だと、「what a lovely」となります。
別にアニソンに興味はないです
THE BEST OF 幻の名盤解放歌集 「王道」 もうがまんできない 1.スナッキーで踊ろう/海道はじめ(68年作) ★★★ 冒頭の「お〜お〜お〜」という風呂で気持ち良すぎて 出てしまったかのような歌声が聞き手の心を一瞬で掴んでしまう怪作。 68年作にしては曲間のドラムソロやギターもしっかりと作られており その演奏をバックに独特の歌声とのギャップを楽しむ曲です。 ちなみにプリマハム商品のCM曲です。あんま関係無いね…。 2.もだえ/マリア四郎(68年作) ★★ カリプソ風の前奏から始まる渋い曲。演奏自体は普通なのだが 問題はマリア氏の歌声。その歌声は舌足らずでありながら囁くように、ねちっこい。 まるで悶えるていような歌声で迫ってくる。好き嫌いがはっきり分かれそうだなぁ。 アアアンとしつこく迫ってくるので危険(?)な曲でもある。 3.傷恋/マリア四郎(同上) ★★☆ 壮大なオーケストラサウンドをバックにマリア氏の悶えるような歌声が冴え渡る。 序盤では淡々と歌いつつも盛り上がるところでは叫びも入りつつさらに盛り上げる。 ねちっこさも二倍増で非常に変態的なバラードとなっている。 4.恋のチューリップ/港孝也とパッション・グループ(67年作) ★★ いかにも、GSだなぁという感じの曲。港氏も普通のボーカリストと言う印象。 バックのコーラス隊(女性)が問題で歌い手よりも目立つほどの騒ぎ声と悶え(また…)声 のほうが印象に残る。コーラスの価値観を逆転させてしまった歌謡曲
5.南国の夜/中井昭とコロラティーノ(69年作) ★★☆ ムード歌謡曲に九州地方とハワイを組合わせたらこうなりましたと言う感じの曲。 九州地方の要素は歌詞に表れており「阿蘇の〜」「日南海岸〜宮崎の夜〜」という感じ。 ハワイの要素は歌い手の裏声。常に裏声で歌っているのです。その歌声は非常に気持ちいい。 6.東京の人/ゲイリー高木とルーパー6(70年作) ★★ いきなり尺八の音色が炸裂して冒頭のインパクトは大。 まるで、甲斐バンドみたいな野太い歌声も尺八との相性抜群だ!。 でも、全体的に噛み合わさっている感じではない…。尺八と歌声の印象しか残らないです。 7.太陽がほしい/万里れい子(67年作) ★★ サビの「ウイソルカリエンtレ!」という部分が良く分からないけど。たぶんイタリア語かな?。 ピアノのタンタンタンと続く音色とカルメン風の演奏。この万里氏の歌声もまた強烈。 「欲しい」のところだけで「ほしぃ〜〜ぃいいぃ〜〜ぃいいいいぃ〜」と ドップラー効果みたいにかなり無理やり伸ばしています。この歌声はなんで? 8.磯釣り音頭/野田憲司とギャランティ(76年作) ★★★ まぁ、普通の音頭だったらこの曲者コンビネーションには収録されません。 脱力したような歌声で「アコリャ」「サテ」「サァ」「コリャサット」と合いの手 もまた脱力している。しかし、その加減が聞いてる人の一種の快感を与えてくれる。 そして、いつの間にか「コリャサット」と合いの手を言ってるはず…。 9.父ちゃんどこさ行った/奈良寮子(72年作) ★★☆ 歌謡曲史上ここまで悲惨な曲はあるのだろうか?多分無いと思う。 子供の純粋な悲しみ(タイトルとか「かぁちゃん毎日働いて〜」とか)を表した歌詞と その子供がかすれつつも一生懸命歌う姿には聞くものに感動を与える。 まぁ、ベタベタの感動物語が嫌いな人は聴く気にはならないでしょう。
10.資本論のブルース/大城晋(70年作) ★★ 歌詞が素晴らしい。ヘーゲル、マルクス、エンゲルスを 浪花節の歌詞に融合させる無理矢理感が良い。演奏自体も渋い。 11.ニャオニャオ甘えて/民悦子(72年作) ★☆ 「にゃおにゃお」と甘えてくるようなコーラスが印象的。 まるで、現代の猫耳萌え文化を先取りしているようだ(嘘)。本当に猫っぽいところが凄い。 好き嫌いが真っ二つに分かれるというか…自分は無理です…。 12.公害ブルース/アプリコット(70年作) ★★ 女性デュエットによる社会派ソング。10曲目と同じように水俣病など 公害に関する言葉が歌詞に随所に盛り込まれており公害の勉強になる。 アコースティックギターの音色と歌声の明るさとは対照的に 歌詞ではシリアスな部分が出ておりそのアンバランスさが素晴らしい。 13.当地興行/栃若清光(74年作) ★★☆ 力士は美声の持ち主ということで昔は力士(高見山等)のレコードが結構出ていたりする。 この曲は地方興行をモチーフにした歌となっている。全体的に和風な感じ(当たり前か)。 地方興行が無事に終わったことの感謝としばらくこの土地では出来ない名残惜しさを 感じさせる歌詞はまるで人間ドラマ。 14.新小岩から亀戸へ/潤まり(75年作) ★☆ ポルノ女優が歌ってることらしい。彼女の人生を歌ってる感じではある。 バックの侘しさが逆に良い感じ。だけど印象に残らない…。
15.男/神ブラザース(75年作) ★★☆ ここから2曲はこのアルバムでも特にカオスの部分です。もうグループ名が混沌(カオス)…。 「兄貴!」「馬鹿野郎!」というセリフ、任侠の合言葉かのような歌詞、演歌調 まるで日本の浪花節を100パーセント濃縮させたかのような歌。 セリフの後の盛り上がりは聴いてるものを興奮の坩堝に陥れる。 16.変な串かつ教室/屋台のおっさん(75年) ★★☆ 作詞作曲すべて素人の「屋台のおっさん」(注:芸名です)が手かけたセルフプロデュース作。 こちらは大阪日本橋の文化を200パーセント濃縮させたワルツ曲となっている。 ベタベタなギャクと人情を感じさせる要素が合体しているのもめずらしい。 …とりあえずこれで串かつ作る気にはならない。 17.硬派銀次郎/山田銀次郎(80年作) ★★☆ 本宮ひろしの同名マンガをモチーフにした曲。出だしのパーカッションには驚いた。 しかし、この曲の核となる部分は曲間に入ってくる銀次郎とたか子のやり取り。 銀次郎の暴言をたか子が肯定するというパターンが素晴らしい。 18.相棒 Part3 人生グルメ/藤本卓也(96年作) ★★★☆ 壮大なシンセイザーが鳴り響く中藤本氏の歌声が入ってくるところは本当に鳥肌が立つ。 この歌声は人々に安心感を持たせてくれる渋い歌声で打ち込み音との相性もなかなか素晴らしい。 信頼しあえる間柄を表現した歌詞も曲と大変合っていてなかなか。 この混沌としたアルバムの最後を飾るには丁度良い曲です。 総評 ★★★ 良くここまで革新的でありながら変態的な歌謡曲を集めてきたなというのが総評です。 確かに、有名所の歌謡曲ばかり聴くのも良いけれども、そればかりではなく 歴史に埋もれたが強烈な個性を放つ曲も聴いてみるのも良いなと全体聴いて思ったり。 しかし、このアルバムはシリーズで4枚あるうちの1枚目なのであと3枚このようなアルバムがあるという…。 変なもの好きにはたまらないアルバムだと思います。
>>105-109 乙
参加ミュージシャン見たときは「ほぼ全曲佐野に叩かせるほどのモンか?」と思ったけど
派手に起伏する曲が多いから意外と合ってるね
>>112-115 乙
多分好物です
>>105-109 乙
まあ一般人には受け入れがたいかもしれんが
逆にそれが水樹奈々としては良いんだよな
ウィークリー2位おめ
118 :
名無しのエリー :2007/11/20(火) 22:08:16 ID:Chq48d05O
>>73 聴いてみました。
ASIA/EXILE
1.ENTER THE EX ★
まずはアルバムタイトル通りアジアンテイストの、宗教的でダンサブルなインスト。
全17曲というボリュームの今作だが、数曲はこうした他人の作ったインストとなっており妙な気分。
アルバムの流れを意識した配置ということで納得すべきなのだろう。
2.Eastern Boyz'N Eastern Girlz ★★★
「たかが6人 されどアジアのプライド」という事だそうで、和風な琴や笛の音が聞こえたりする曲。
R&BにつきもののはずのHIP-HOPについては弱いようで、ラップのパートはおとなしめ。
歌唱力は高そうに聞こえるが、オーバープロデュースすぎてその声量や抑揚がどこまで地なのか分からない。
今作中ではかなりR&B寄りの曲か。
3.EXIT ★
甘い声で当たり障りなくポジティヴなことを歌うポップな曲。メロディもアレンジも超保守的。
こういう曲ばかりのヒットチャートに飽きて別のジャンルへ逃げた自分にとっては最も苦手な曲かも。
そつが無さ過ぎて特に惹かれる所も無く、自分としてはどうしても実際のクオリティ以下の評価になってしまうが、
別に変な曲ではない。どこで聞き飽きているかの違いだけ。
4.Careless breath ★★★
永遠と運命が好きな彼ららしい、甘く陶酔する失恋ソング。
サビでは地声とファルセットを器用に往来する歌唱技術を見せつける。サビからAメロへ戻る時のさり気ない無理矢理ぶりが
個人的に懐かしささえ感じる、保守的な曲。R&Bの中のファンキーでパワフルな要素を抑え、甘い声で自分達なりにまとめ上げる
柔らかな発声センスは、久保田利伸らと一線を画しており、近年の後発R&Bアーティスト達の道筋を作ったといえるのでは。
5.永遠 ★★ 運命(サダメ)も登場。よし。彼らの得意とする甘いバラード。恋愛ソングなのだが、嫉妬や自虐性のような卑屈な感情は全く表さず、 なんか本人の中で美しいものとして完結している印象。だからといってリアリティがないかというと意外とそうでもない。 いる。相談持ちかけてきたかと思うと「だから俺にとってこの想いはさ…永遠なんだよね」とか1人で延々語ってる人。 恋愛て別にキレイなもんじゃないから現実にある根本の問題を見つめようね、と横槍を入れたら負け。 6.Happy Birthday ★ 彼らの甘い声が好きな人ならまだまだ酔える、甘いバースデイ・ソング。 「果てなく続くこのストーリー」「いつまでも変わらない君でいて」と、永遠目白押し。歌のネバーランド。 歌が上手いのにここまで聴く気にならないアーティストは初めてかもしれない。とにかく詞曲の当たり障りのなさは 邦楽中でも抜きん出ている。竹善とかに曲を発注する訳にいかないんだろうか。GIZAみたいにレーベル内の作家に作らせて 稼ぐ方針? 7.LET THE MUSIC PLAY ★ 全英詞のちょっと懐かしめのR&B。女性シンガーとの掛け合いも登場するが、特に印象に残る出来でもない曲。 8.ROCK DA HOUSE ★ 次曲の導入の役割と思われるインスト。もちろんメンバーは作曲していない。繋ぎとしてもたいして必要ない気が。 全17曲というボリューム演出のための曲か。 9.SCREAM/GLAY×EXILE ★★ サビの入り組んだコーラスワークが面白いコラボ曲。彼らがコラボしたい理想のロックバンドがGLAYというのは意外。 ニューレイヴとか演ってるバンドとの方がいいものになった気がするが、それだと話題性が…ということだろうか。 「踊れるロック」のトライセラでも売るには弱いか。色々気になることはあるがGLAYのレビューになってしまうのでこの辺で。
10.STAY ★★★★ シンプルなリズムトラックをど真ん中に据えた、R&BらしいR&B。 他曲がメロディもコードも使いすぎてもはやポップスにしか聞こえない曲ばかりのため、余計際立つ。ベースラインもいい感じ。 基本の曲はシンプルで、歌手や奏者がある程度自由にアドリブできるくらいのほうが、実力のあるシンガーの魅力は出せる気がする。 「永久のパラダイス」とか歌われるとまたか、という気分になってしまうが、でも良い曲。 11.最後の告白〜STAY partU〜 ★★★★ 引き続き堂々としたR&B。意外と熱いことを歌ってるのも面白い。レールの敷かれたポップス路線の曲に比べると 歌のリズムにもかなり遊びがあり、大胆にタメを作ったりして聴かせる部分も。曲自体はシンプルなのでシンガーの負担は大きいが、 これくらいのバランスで丁度いいように思える。こういう曲をあまり演るわけにいかない事情でもあるのだろうか。 12.Why oh why…? ★★ 「R&Bっぽい歌謡ポップス」と「ポップス寄りのR&B」が混在するややこしい今作では多分前者の位置付けになる曲。 歌詞も表層的な世界へ逆戻り。R&Bにしてはテンポの速い曲が多いのもポップス臭さの一因かも。 ある意味一定のクオリティのある今作だけに、好きな人からすればシングルと大差なく楽しめる曲。 13.YES! ★ どうしてもメロディの先が予測できてしまう、R&Bっぽい歌謡ポップス。 前曲に引き続き「未来」という言葉を頻発し、「夢」を頻発する次曲までポジティヴな世界観を繋いでいく。 ちなみにその3曲はメンバーによる作詞。 14.DIAMOND ★ 自分のレベルではそろそろ他曲との聞き分けが難しくなってきた。一定の水準が保証された定番ポップス。 今作のバックトラックは基本的に打込みらしく、参加ミュージシャンのプレイを楽しむ聴きしろが残されていないため、 いわゆるポップな曲はやはり単調になりがちで苦しい。イチかバチかの挑戦をしている曲はなく、非常に手堅いという意味では 捨て曲は無い。それを退屈ととるかは聴き手の趣味。
15.ただ…逢いたくて ★★★ 歌詞カードを開くと、やたらとマルを打つ作詞センスがまず目を引く。作詞はSHUN。 サビの繰り返しの前で「くちびるかみしめて泣いてた。」とか区切ってるが、別に歌唱に反映させているわけでもないのが 少し肩透かし。「涙も枯れて キミの居ない世界をさまよう。」といった、珍しくみじめさを素直に出した詞も、マルを打たれると何だか 「(笑)」なニュアンスになってしまうような。それでも一応SHUNの詞が最も人間臭い。「人間じゃろうが!!」と言い放って 去っていっただけのことはある。 16.Love,Dream&Happiness/EXILES ★★★★ ハッピーなピアノから入ったかと思うと、「別れの時が近づいて なんだかちょっぴりさみしさはあるけど」と来た、個人的にツボな曲。 お前らKUSUKUSUか!?「いつの日かまた笑顔で歌いあおう」というサビも微笑ましい。ライブの締めで歌えばまさにドリフ。 もっと気取ったファッションリーダー気質のグループかと思ってたので、こんな何でもアリな展開は正直驚いた。 単体では別に聴きたくないものの、自分のなかではEXILE革命な記念碑的ナンバー。 ついでにあの甘い声で「歯を磨いて欲しいから…」とか歌ってくれればもう言う事なしだったが。 17.Road 2 ASIA ★★ おそらくダンサー向けの、アジアンテイストのインスト。これもEXILEの持ち曲の一つなわけだが、 アンコールとかでコレ持ってこられてもブーイングな気が。
総評 ★★ とことん甘い世界観でかなり明確にターゲットを絞った印象の、EXILEの4th。 ライター陣が仕事欲しさにポップな曲を押し付けているのか、事務所側がライター陣に売れ線ばかりを発注しているのか、 とにかく分かり易すぎる曲がズラリと並び、スルメ度が極端に低いため、いくらシンガーが魅力的でもすぐに満腹になってしまう。 本来もっとハードルの高い曲に挑戦できる2人だが、実際には作品が商業主義的すぎると批難された時の逃げ口上として 「本格派シンガーも在籍!」といった具合に肩書きを利用されている印象。詞についても、よほどスマートに生きている人以外は 共感しにくいのでは(ある意味ハードルは高い)。例えばミスチルやバンプは、現実の厳しさや自分の非力さを認めたうえで 「それでも前へ進もう」という決意までの過程をリアルに描き出すが、EXILEの詞は成功するのが当たり前と言わんばかりに ポジティヴで、恋をすれば運命的な相手と永遠を誓い、失恋さえまるで俗っぽさがなく、画になる美しさというゴージャスぶり。 シンガー2人については、歌唱力そのものより注目すべきは発声センスで、特にATSUSHIのわざとらしいア段の発声は、 かつての桑田や長渕ばりにカラオケで真似されるほど特徴的。これで環境がもっと良ければ。avexらしい作品。
>>97 それか髭かシャカラビをそのうちやります
ラルクは…他スレにいっぱいあるので逆にAmazonにでも書きます
ラルクのアルバムスレ、あんまり参考にならんw
>>119-123 乙。やっぱり当たり障りないポップスのレビューは見てる側も色々と辛くなってくるw
128 :
名無しのエリー :2007/11/24(土) 18:58:14 ID:4LEduBl/0
129 :
名無しのエリー :2007/11/24(土) 19:11:00 ID:o+d95UbA0
この板の自演厨はほんきでやり切れてるつもりなのかな〜? それとも、開き直ってわざとらしくやってるのかな〜?
130 :
前スレ80 :2007/11/24(土) 20:08:54 ID:MaWHvnDn0
>>129 何を言っているんだ
次のレビューは想い出波止場になるかも・・・
やるって宣言したOOIOOもやんなきゃな・・・
ここの人達が書くラルクKISSレビュー見たかったな。残念
Kiss/L'Arc-en-Ciel 01. SEVENTH HEAVEN ★★★☆ 4つ打ちディスコ。「ロックバンドがこんな曲やる必要あんのか?」という意見と 「生バンドでディスコが鳴らされる迫力がたまらん」という意見に分かれるのだろう。 自分は後者。リズム隊がしっかりしてるバンドなんだからこういう曲やらないと勿体無いのでは。 tetsuやkenほどメロディアスじゃないhydeの曲にディスコアレンジが結構ハマっている。 美しいメロディーではなく、単純な展開のループで聴き手を幻惑させる。 サビが何処だかイマイチよくわからないので「幻惑」ではなく「困惑」かもしれないが。 02. Pretty girl ★★★ ラルクらしからぬ軽薄な歌詞と、時にギターを食う勢いで鳴らされるホーンという、 やりすぎ一歩手前の歌謡ロックアレンジが光る一曲。 隙間無く詰め込まれるドラムと極太なのにメロディックなベースのフレーズが耳に気持ち良い。 この二人が居なかったらオレンジレンジ風のチャラい曲に仕上がったかもしれない。 03. MY HEART DRAWS A DREAM ★★★★ 軽薄ムードを断ち切るシリアスなU2風のギターリフが響くイントロから、とことん抑えたAメロへ。 以降、階段をスムーズに駆け上ったり転がり落ちたりする予測不可能のメロディーが紡がれる。 それをきっちり歌いこなすhydeの歌が素晴らしい。サビの地声からファルセットへ切り替わる部分は この曲のハイライト。Aメロで鳴ってるアルペジオも鳥肌モノ。 案外あっさりと終わるラストを、スマートだと感じるか物足りないと感じるかは趣味の問題か。 04. 砂時計 ★★★ 夜空から何か降りてくるような(砂?)イントロからスムーズにAメロ→Bメロ→サビ…と連なる。 必殺技でも繰り出すが如く、狙い通りビシっと決まったサビ前のブレイクが秀逸。 作詞者・tetsuの溢れんばかりのメッセージがドサっと詰まっていそうな歌詞だが、 「誰かの願いが叶うころ あの子が泣いてるよ」の一言で要約できる。
05. spiral ★★ 単調ながらもインパクトのあるメロディーを叩きつけてくる曲。 ソロの時のhydeのワイルドな声でガンガン歌われてたら迫力満点だったかもしれない。 多分、生歌だと映えるであろう曲。 06. ALONE EN LA VIDA ★★☆ ふわふわと色気を振りまき、聴き手を幻惑しようとする、異国情緒溢れる曲。 聴き手に各々の「郷愁」を想起させるような雄大なアレンジ。 ひたすら涙を誘おうとしてくる綺麗なメロディー。ハマれば抜け出せなくなるだろうし、 ハマらなければ右から左へスーっと流れていくだけで終わるだろう。 07. DAYBREAK'S BELL★★★★☆ 「OPには聴いてテンションが上がる曲を!」と熱望するガンヲタに総スカンをくらっていたシングル。 「こんな形の出会いしかなかったの?悲しいね」という歌詞が皮肉である。ガンヲタよ…。 流れるような美メロはラルクに魅了されたヲタにはたまらないが、アニソンとしてはインパクトに欠けているのだろう。 Aメロ・Bメロでほぼ逆方向に突き進んでいるようなベース・ドラムが、一気にシンクロするサビが聴き所。 2番Aメロの風のようなギターのフレーズも聞き逃せない。 08. 海辺 ★☆ 出だしの打ち込みがちょっとありきたり過ぎやしないだろうか。 ブリッジ部分「許されるなら〜」あたりは、もうちょっとカオスな演奏が聴けるとラストの盛り上がりも 映えたかもしれない。 09. THE BLACK ROSE★★★★ 「hydeのソロ曲をラルクでやってみてほしい」という些細な願いを叶えてくれる曲。 強力なリズム隊とスリリングなホーンが、hydeならではのサビで無理やり爆発するメロディーを、 より一層盛り上げる。ラスト1分は冷や汗モノの名演。 空間をじわじわ埋めるギターも、血の滴りを思わせる歌詞を引き立てていて良い。 hydeのソロに似てる、という意見をよく見るが、こんな曲ソロじゃ絶対聴けないはず。
10. Link -KISS Mix-★★★ ふわっと噴出するようなメロディーを引き立てる抑え目のBメロがこの曲のキモか。 それにしても、ラルクがこんな跳ねたリズムの曲を生み出すとは。もう何でもアリだな。 上でレビューされてるエグザイル、グレイじゃなくラルクとコラボした方がハマってたりして。 11. 雪の足跡 ★★★★ 手数の多さ、機械と完全にシンクロ出来る正確さが売りだったyukihiroだが、 この曲では彼らしいプレイがやや希薄。かなり素朴な演奏を披露している。 胸に手をあて懺悔したくなるパイプオルガンが冒頭で響くが、歌詞は日常風景を描いた異色の曲。 でも、思わぬ所まで上りつめる奇特な歌メロ聴いてると「やっぱラルクだなぁ…」と感じさせられる。 12. Hurry Xmas★★★ ゴージャスなジャズアレンジが施されているが、メロディー自体はいつものhydeそのもの。 「HONEY」のような、勢いまかせの暴れ馬メロディーである。 そんな曲をジャジーなクリスマスソングにしよう、という試みを実行し、 「ディズニー映画みたい」と聴き手に思わせるほどの完成度まで持っていくラルクにとりあえず拍手を。 ランニングし続けるベース…お疲れっす。 総評★★★★ 「ディスコやりたい」「クリスマスソング作りたい」「美メロを極めたい」 といったアイディアを過剰なまでに突き詰めまくったような曲が殆どである。 その過剰さを「最高だ!」と思うか「やりすぎだろ…」と思うかで、 どうしても賛否両論を生んでしまうのだろう。 個人的にはこの過剰さがとても楽しかったので満足。 「ラルクはこうでなくては」的な思い込みが無く、「何でもやる雑食バンド」という認識があれば、 多分とことん楽しめる。 相変わらずリズム隊が大活躍してるアルバムなのでもっと聴き込むとさらに楽しめそうだ。
>>132-134 乙
申し訳ないけど、俺もちょうどレビューしてたから
久々にレビュー
KISS/L'Arc〜en〜Ciel
01.Seventh Heven ★★★☆
29thシングル。80年代ディスコポップの回帰が世界的なムーブメントとなっている昨今
見事に時代の潮流をとらえ、さらに日本人受けもするようにツボを押さえたダンスビートなアッパーチューン
打ち込みを過多にすることなく、バンドとしてのスタイルを忘れないところは一種のプライドを感じる
02.Pretty girl ★★★★☆
あくまでバンドの力で押し切る、王道パワーポップ。ラルクにはあまり無いパーティチューン
これだけ個々が自己主張しているのに上手くまとめきるのは、ラルクというバンドの凄さを感じさせる
何も考えず盛り上がるには最適、かと言って日本的な機微を失うことなく、細かいとこに工夫を感じるのも凄味
03.MY HEART DRAWS A DREAM ★★★★☆
30thシングル。イントロの透きとおったギターからU2の影響を色濃く感じさせる、ラルク流ニューウェーブ
壮大な広がりを見せるメロディ展開は、この曲だけで一つの雄大な完成された世界を見せつけてくる
ドラムがラルクにしては手数が少なくルーズなのも、曲に含みを持たせ広がりを演出していてかなり良い
最後の大サビを合唱形式にしたのはファンの間でも賛否分かれるところだろう
04.砂時計 ★★★☆
tetsuらしいメロディの美しさで引っ張った「聴かせる」ポップチューン
抑えたメロディから大きく広がるサビという展開は、ラルク往年の名曲「いばらの涙」を彷彿とさせる
全体的にエフェクターがかかったギターが浮遊感を与えていて、独特の世界を作り上げてる
ただ、tetsuにしてはメロディが弱いのは否めない。歌詞もやはりhydeには劣るか
05.spiral ★★★ yukihiroというと「get out from the shell」のように、一癖も二癖もあるような曲を作るのが特徴だったが この曲は非常にストレートなロックチューンに仕上がっている。しかし、インダストリアルの好きな彼らしさが鋭さに現れた曲でもある ただ、こう言う曲はyukihiroに求めていないと言うのが正直なところ 06.ALONE EN LA VIDA ★★★★ 「叙情詩」に代表されるよなkenの叙情性、大陸性が顕著に発揮された美メロ歌謡 イントロのギターから異国情緒を全体に漂わせていて、聴いてる側の期待感を際限なく煽る サビはどことなく80年代の日本歌謡のようなベタベタなメロディだが、それをアレンジで上手くカバーしている 07.DAYBREAK'S BELL ★★★★★ 31stシングル。これぞラルクという悲哀感・疾走感に満ちた、王道ロックチューン。メロディ、サウンドともに非の打ちどころがない ドラムの手数の多さが独特で、これだけ主張しても浮かないのはラルクでなくしてあり得ない構成 裏で抑え目に主張しているアコースティックなピアノも、様式美的な心地よさを加え良いアクセントになっている 08.海辺 ★★★☆ tetsuお得意のエモ風味なバラード。美メロの裏にヘヴィなギターの音が鳴り響いている音圧の高いバラード メロディ自体は可もなく不可もなくと言った感じで、これといった特筆すべき点は見つからない。間奏に入る電子音は少し邪魔か 09.THE BLACK ROSE ★★★★ hydeのソロを彷彿とさせるUS風味なHR。トップセールスを維持しながらこれだけハードな曲をやるバンドは他にいないのではないだろうか? 間奏にホーンを過剰に取り込んでおり、これをダサいととるか良い演出ととるかで評価は二分されるところだろう 後半のキングクリムゾンのように完成された楽器隊の織りなす展開は必聴もの。ラルクというバンドの一つの完成形を提示した曲 10.Link -KISS Mix- ★★★★★ 28thシングル。tetsuの持つ、他者を寄せ付けない圧倒的なポップセンスが、いかんなく発揮されたアップテンポポップの名曲 これがラルクなのだろうかという錯覚に陥るほど、飛び跳ねているリズム隊が心地よい シングルverと比べシンセが増え、ボーカルにコーラスが加わっているが、それもますます一層の爽快感を与えている
11.雪の足跡 ★★★★☆ 「NEO UNIVERCE」やこのアルバムに収録されている「MY HEART DRAWS A DREAM」のようにhydeの繊細な高音と kenの作る叙情的な美メロの融合は、数多の奇跡的な整合性が発揮されているラルクでも最も素晴らしい化学反応の一つであるが この曲はまさにそういったkenとhydeのコンボが爆発したウィンターバラード。サビの透き通るようなファルセットを聴けば言葉は不用であろう ボーカルにエコーを欠け過ぎて、少し機械的な声になってしまっているのが本当に悔やまれる 12.Hurry Xmas ★★★★ 32ndシングル。ディズニーのようなストリングスとブラスの過剰なアレンジが施されたまさに「クリスマス」な曲 メロディ自体はhydeらしく少々強引なところも見受けられるが、それをジャジーなリズム隊が違和感なくカバーしている 終始動き回っているウォーキングベースはtetsuの新たな可能性を示唆しているとも言えるだろう しかしアルバムの最後に限定された季節の中でしか聞けない曲を置くのは、正直どうかとも思う 総評 ★★★★☆ 歌謡あり、ディスコあり、ディズニーあり、ポップあり、HRありと言ったなんでもありなこのアルバム ラルクというバンドがロックやポップと言った限定されたジャンルの中では収まりきらないバンドだということを 言葉よりも音で示したアルバムだと思う。やはり作曲者が4人いると、それだけで強みなのだろう しかしkenという男は2のようなアッパーチューン、3、11のような美メロ、7のようなダークロックなど曲の幅が広く さらにすべてがツボをおさえた名曲と言った恐ろしい男だということを改めて認識させられた しかもどうやら音作りの主導権もkenが握ってるらしい・・・ ラルクらしさと、らしくなさが共存したアルバム。聴いてみて絶対損はありません 駄レビューすみませんでした
138 :
名無しのエリー :2007/11/25(日) 01:32:06 ID:U3BcEf3C0
「下手ですみません」とかいったら許される世の中と思ったら大間違いだよ。
つまらんレビューはつまらんからいくら謙虚に出ても面白くはならないし
>>135-137 お疲れさん
>>135-137 の人は、いつも最後に駄レビューすみませんでしたってつけてる人でしょ
柴田淳レビューしまくってた
>>97 聴いてみました。
Termination/9mm parabellum Bullet
1.Psychopolis ★★★★
スカパンク的な裏打ちリズムにグランジ風の重苦しいギターのフレーズが乗るAメロから、ペンタ爆発のメタルなサビへ繋がる曲。
ギターソロは居直り全開のスラッシュ。メロディは懐かしめの歌謡曲。とにかく派手でギチギチ。演奏のアイデアが豊富なのは頼もしいが、
バンドを冷静に客観視できるメンバーがいないのか、全員ひな壇芸人のようにガツガツしているのでスゲエ暑苦しい。
2.Discommunication ★★★★
変なところで息が合うのか、普通のバンドなら誰か1人くらいは反対してボツられるようなキメキメのメタルイントロを採用。
じゃあもうメタルやればいいじゃん…。氣志團よろしく演歌ディスコビートな曲。盛り上げ方が極端で、いきなりMAXへ持っていってしまう
暑苦しさも持ち味かも。Aメロでザンザカ刻んでいるブリッジミュートはメタルそのものだが、ファッションとしてのメタルという感じで、
タイトに鋭く弾く意思はなさそう。隙を見つけてはギュイーンと上から下へかましてくるギターセンスももはや何が何だか。
3.Heat-Island ★★★
例によって静から動が分かり易すぎる曲。意外とキャッチーなリフが登場したり、耳馴染みの良いメロディだったりで、聴き易い
要素もあるが、逆に「キマッちゃってる音速ライン」といった感じに思えてしまい、勝手に他バンドの暗部を想像してしまう怖い曲。
4.Sleepwalk ★★★★★
5/8という面倒な拍子を、リフの嵐と、万華鏡のような見せ場の持ち回しでスムーズに仕上げた、技アリの曲。
「覚めても覚めてもまだ夜だよ」というサビが、複雑な曲とバンド自体の持つカオスなイメージにマッチした、個人的に一番しっくり
来た曲。陽水に「起きても起きても朝〜」という陽気な曲があったが、まさに真逆。
5.砂の惑星 ★★★
GS色を強めてより歌謡曲チックになり、結果的にGO!GO!7188に接近した曲。合わせ方がまんますぎるベースがアホっぽくて
いい味だしてる。基本的には「その気になれば日本人なら誰でも出来るが普通ボツる曲」という感じなので、純粋に
クオリティの高さを求めるとガックリくるかも。
6.Heart-shaped Gear ★★ 大まかに言えば「妙にテンポの速いマイナー調歌謡曲」が揃った今作だが、その中でも特にメロディの隙間が気になる曲。 速いテンポで誤魔化してはいるが、普通のテンポならポカンと空いてしまう工夫のない隙間が多すぎるような。 小節数が多い割にメロディの組み方が勿体無い。ボーカルは完全に上モノで、リズムを支える役割は期待していない という事だろうか。発想としてはテナーの逆、ラルクに近いという印象。 7.Sundome ★★ 南国っぽいリズムに、いかにもV系なペンタ臭のするベースが乗り、意味不明な異国情緒を発揮した曲。メロディは変わり映えしない。 たまに入るデス声も、すでに数曲で演っているので飽きが。盛り上げ、盛り下げも滑らかと言えず、前触れのフィルもなくいきなり ガツンと来る。意外と構成をガチガチに決めて、その通りに演奏するタイプなのかも。 8.Battle March ★★ アルペジオを軸に静かに始まり、今作唯一盛り上げが極端すぎないサビを迎える曲。アウトロはギター爆音だが。 必要な音だけに音数を絞って演奏するのは苦手とみえて、あまり面白味のない演奏。そういえば音数の多い曲でも 短いフレーズの繰り返しが多く、長いサイクルで乗せるリフとかは少ないかも。 9.Butterfly Effect ★★ バンド名もそうだが、こういう曲名とかが今カッコいいんだろうか。今度は重めのメタルを意識した曲。 メタルにも演歌っぽいメロディの曲は多いので、この位になるともうメタルに聞こえてくる。違いといえばボーカルの軽さと、 何だか輪郭がハッキリしないオルタナ風の音作りくらい。ワイルドハーツとかもこんなノリで数曲ダメにしてた気がする。 10.Termination ★★★★ General Head Mountainが山口百恵の「いい日旅立ち」をカバーしてたのを思い出す曲。あっちのが歌も迫力あった気が するが、セールス的には…。世間の追い風ってのは吹く時には吹くものらしい。「明日だけが人間の持ち物」と断言してみせる 熱い詞はバンドスタイルさながら。ブリティッシュロックの美メロを書く才能とかは彼らには無さそうだが、そういうバンドでこそ 説得力のある言葉もあることを感じる曲。
11.The World ★★ いつものように速いテンポの歌謡ロック。もっと曲の幅が広いかと思っていたが、メロディの引出しは浅く、バンドのアレンジに かなり依存している印象。ポリリズムっぽいサビで一瞬8/8に戻ったように感じる6/8拍子の曲。Aメロのシンバルの刻みが 印象的。 12.Punishment ★★★ ついに最後まで長調を拒み続け、ヤケクソのようなカッティングからヤケクソのような2ビートのドラム、ヤケクソのメタルリフと、 完全に開き直る曲。まあバラードで締めるとも思えなかったが、遅い曲なしとは極端な。ここまでやるならツーバスまで行っても よかった気が。能力が限られてるんだか実際は自在に弾けるんだか、メタル好きにしては徹底的にメロディアスなギターソロは 弾かない印象。そのため全体的に祭囃子っぽく、妙に明るい。
総評 ★★★ メタルバンドが飲んでセッションして、悪ノリでジュリーの曲を演ったような、ある意味商品になりそうでならなかった歌謡メタルな 曲が並ぶ、9mmのメジャー1st。全体にリバーブ気味で音の輪郭はぼかしてあり、何となく音圧だけ稼いでいる印象で、 本気のメタルのような引き締まったビート感、誰かが足を踏み外したらすぐにバレて台無しになってしまうストイックな緊張感は薄い。 そういう意味ではV系に近い気もするが、あれは声も体も線が細い日本人の特徴を活かす意図があった(パワフルに破壊を歌う 海外メタルと一線を画した、繊細で耽美な日本のV系という独自路線の発掘)と個人的に思っているので、9mmのそれは ちょっと違う印象。音数が多くテンション上がりっぱなしのバンドサウンドをさらにカオスな感じにするため輪郭を曖昧にしてみた、 くらいの意図か。知らないけど。9mmもV系も単に表層のフレーズをメタルから引用したいだけで、正確さ云々の細かい技術は 適当に誤魔化しておきたいという事なのかもしれないけど。 ボーカルの質や詞世界、音作り等はアジカン等のロキノン系に近い。一昔前にアニメタルというのがあったが、9mmは ロキノメタルとでも言うべき印象で、どちらかというと内輪ウケのバンドに思える。一聴目は面白いので、猛プッシュされると 即買いしそうになるが、彼らは誰もを楽しませるバランスの良いバンドというよりは音楽ライターが面白がる特殊なバンドなので、 よほど短調と速いテンポが好きでない限り数曲は試聴した方が。売れはしたが、自発的に面白がってる人とうまく買わされた人は 半々くらいかも。メタル好きから見れば安全圏から鳴ってるヌルい音楽かもしれないし、薦め方は難しいが、面白い1枚。
>>148 9mmは軽くしか聴いてないけどなんか納得。
乙!
>>145-148 乙
>全員ひな壇芸人のようにガツガツしている
ここ的確すぎて噴いたw
俺はそういう所が好きなんだよな
ストレイテナーの新譜を。 「Immortal」 1.TODAY ★★★ 「こんなイントロがスタジアムで鳴っていたら格好良いだろう」 メンバーのこんな思惑通り、のっけからアウトロまで終止繰り出される 軽快なベースラインはインパクト大。 ギターのアプローチは控えめに、サビまではベースが曲を引っ張っていく。 サビではベースはやや後退し、ギターとドラムが爆発。 ベースのチューニングが一弦のみ半下げと言うのも面白い。 2.FREE ★★★☆ ゴリゴリに歪んだベースから始まるアッパーな曲。 裏声を巧みに織り交ぜている。サビがやや弱いかも? ギターは常にコードを掻き鳴らすシンプルなもの。 だが、リズム隊がかなり暴れているのでバランスが取れている。 曲中、かなり控えめにキーボードも入ってます。聞き逃し無く。 3.ALIBI ★★★ 夏フェスなどで一足早く披露されていたナンバー。 イントロの複雑なドラムパターンから疾走感溢れているが、サビでグッとテンポを落とす。 「預言者のスケジュールを〜」ホリエ節炸裂。 Aメロなど微妙に韻を踏んでいるが、やっぱりホリエは言葉選びが上手いと思う。
4.SNOOZE ★★ ゴリゴリベース。今作はベースから始まる曲ホントに多いな。 フルアマを想起させるアレンジと曲調。正直テナーでこれは・・・という印象 ジャギジャギと尖ったようなギターはストラトで鳴らしている。 5.TRIBUTE ★★★ 優しい曲調で淡々と流れていく曲。やっぱりホリエ歌上手くなったと思う。 リニアで顕著に現れていたシンセは控えめに鳴って良い味を出している。 ラストで切なく叫ぶ「飛んで〜」が心に響く。 間奏のノイズのような奴は耳障りでした・・・。俺だけかなw 6.ETERNAL ★★★★ 素直に格好良い、と思った。今までのテナーには無い感じで。 ETARNAL=永遠。Immortalとリンクした意味のタイトルのこの曲は 間違いなくこのアルバムの核。 個人的にベストトラック。
総評・★★★★ 前作「リニア」を引っ提げた2月〜10月に渡る長期のライブツアーで得た確かな演奏力とライブ感をパッケージした渾身のミニアルバム。 各プロモーションなどで自信作と謳っている通り、隙を見せない出来。 前作で大胆なシンセ・ストリングスや鍵盤を織り交ぜた曲主体のスタイルを取り、多くのリスナーを困惑させてしまった感があるが、 今作ではそれらを上手く昇華して新たなサウンドを見出している。 レビューでもベース、ベースと仕切りに言っている通り、日向が今まで以上に自己主張をしている曲が多い。 リニアツアーから導入されたワーミーペダルが強力なサウンドメイク要員になっている模様。 イメージ先行、フレーズ主体で曲を作ったせいか、全体的にメロディは非凡な印象。 テナー特有な美メロは次作で聞けるのだろうか・・・
155 :
前スレ80 :2007/11/29(木) 19:31:32 ID:Mo9Z1eKy0
>>152-154 乙です
じゃ勢いに乗って
想い出波止場「金星」
Meldac (Japan) MECI-28001 (CD)
1.金星 ★
十秒ほどの短いノイズ。
2.オルタナティブ・ファンカホリック ★★★
とにかくわけのわからない一曲。
ファンクのリズムに乗って、さまざまな音がキンキン鳴ってる印象。
ベースのように聞こえる音はどうやらバスドラの音を加工した物らしい。
3.ギオン ★★
民族音楽風の奇妙な響きを持ったナンバー。
印象は薄い。
4.GO ★★★★
ギターの響きが美しい歌ものナンバー。
「UFOをつかまえて なぐり捨てろ アンダーワールド」
という訳の分からない歌詞とポップなメロディが同居している様が面白い。
最後、曲は山本さんの「Yeah,All right! Don't surprise!…」という叫びとともにフェードアウト。
156 :
前スレ80 :2007/11/29(木) 19:33:23 ID:Mo9Z1eKy0
5.サテライト・グルーブ ★★★ 初聴の時はそんなに印象に残らなかったけど、今聞いてみるとやけに素晴らしい。 不安定な電子音と、メロウでリズミカルなギターが絡み合っている。 後半は電子音が前面に出てきて、ギターの響きをかき消して、幕。 6.ヒューマン・トルネード ★★★★ 「(♪ジャーン)中央フリ」というイントロから始まる壮大な曲。 ホーンの重圧な響きが素晴らしい。 やがて男が曲の構成表らしき物を読み上げ始める。 雑然と整然が入り乱れる、聞いた後妙に疲れる曲。 実はこの曲説明を要する物が多いので、 詳しくはインナーに書いてある山本さん本人によるテキストを読んでください。 7.日本解散 ★★★ 哀愁あるメロディーに良くわかんない歌唱。 全体的にエコーがかかってます。 ま、とりあえず「ブッ飛ばすぜ、ハーイウェーイ」ってことです。 8.空中はB ★★★ 聞いててちょっと眩暈がする。 レコードを手で回してるみたいに不安定になったり、 かと思えば普通にしっかりとした演奏になったり、 ノイズが右から左へ乱れ飛ぶ… ボアダムスの「チョコレート・シンセサイザー」っぽい曲。
157 :
前スレ80 :2007/11/29(木) 19:34:15 ID:Mo9Z1eKy0
9.グッバイ!サブマリーン ★ 歪んだホーンの響きにシャウトが乗っかる30秒ほどの短い曲。 10.幽霊山脈のテーマ ★★★★ シンプルで幽遠な感じのするメロディーに山本さんの幽霊のような歌声が乗っかる。 閑散とした山々の光景が脳裏に広がる寂寞感あるナンバー。 メロディが凄く印象に残る。 11.クール ★ ジャズのようなもの。 12.おやじ ★★★★ 透明感のあるメロディーに全然合ってないドラム。 (ここまで作為的にリズムを外せるのは凄いと思う…) 適当に歌う山本さん。 響く接触不良(ブーッってやつ)の音。 中間のギターソロ(?)が個人的に凄く好き。 13.ロケンロー・ファンタジア ★★★ 個人的にこういう曲は大好き。 でも説明が難しい。 一言で言うとパンクロック。でも一筋縄ではいかない。 山本さんの「ろけんろー…ろけんろー…」というダルそうな呟きがこの曲の全てを物語っている気がする。 14.WE ARE ハロー ★★★ よくわかんない熱唱から始まり、突如パンクな展開になだれ込んでいく。 そしてテンポが極限まで上がりきった瞬間レゲエナンバーにその姿を変える訳の分からない曲。 ここまで関係のないものを自然に繋げる技術に脱帽。 山本さんってやっぱ凄い人だ。
158 :
前スレ80 :2007/11/29(木) 19:34:56 ID:Mo9Z1eKy0
15.ホワイト・アワー ★★★★★ 本日、この曲のために五つ星をとっておきました。 このアルバムの中で一番凄い曲。 メロディとしてはただただ同じ音を繰り返すだけ。 しかし、その反復の中に神聖な空気が生まれる。 無我の境地とはこのことをいうのか。 七分あるけど全然長さを感じさせない出来。 むしろもっと長くても良かったと思う。 16.アーメン ★★★★★ 前曲で作り上げた神聖な雰囲気ぶち壊し。 破産の歌。 「世界中でアンケートをとりたい 本当に幸せに儲かっているのか?」 と下手糞な歌で歌っています。 本当に前曲と同じアーティストが作った曲なのか疑いたくなる。 でもこれはこれである意味神聖かも…。 またこの曲に「アーメン」とつけてしまうセンス。 山本さんってやっぱ凄い人だ(2回目)。 総評:★★★★★ 実はこれが想い出波止場初体験でした。 つまりは最初はこれでもオーケーだよ、ということです。 一曲一曲の完成度が高い。 メジャーデビュー作だったんで気合が入っていたんではないかと。 ただ、駄目な人は完璧に駄目な世界だと思う。 実は時間が無いので急ぎ目(=手抜き)なレビューになってしまいました。 では ノシ(←初めて使った)
>>148 >>154 >>158 9mm色々的確すぎて笑った
テナー今作は確かにメロの魅力が少し下がったよな その分ベースの迫力あったが
>>116 演奏者チェックしてなかった(´・ω・`)
妙にアグレッシブなドラムが居ると思ったら佐野だったのか・・・でも叩いてる曲は数曲っぽい
まとめ人さりげなくサイト更新乙です。
ダレカの地上絵/Aqua Timez 1.一瞬の塵 ★★★★★ アルぺジオから爽やかに入り、ドラムが少しずつ表情を変えながら曲を盛り上げていく。ふとブレイクが入り、「Go」でも「Yeah」でもなく 「始めよう」というセリフが入る。ちょっと新鮮かも。そしてグルーヴィなドラムとベースのスラップで一気に爆発。 これは「下手がそれっぽく弾いてるだけ」というレベルではない。リズム体の技術は同世代のバンドと比べても高いのでは。 曲自体は珍しいものではないが、特にドラムが多彩な味付けをしてくるので飽きがこない。予想以上の1曲。 2.世界で一番小さな海よ ★★ 青い葛藤をそのまま出してくる詞世界を展開。特定層にはウケるが別の層からはかなり敬遠されそう。 リズミカルに歌を乗せてくるが歌の表現自体は幅が広いとは言えず、自身が展開する「誰もが地球の温もりにくるまれていた」といった 壮大な詞に逆に首を締められて、一層チープな印象を与えてくる。手堅いベースと細かいダイナミクスを駆使したドラムが 王道ポップな曲をしっかり支えているだけに惜しい。 3.しおり ★★★ メロディのオチが読まれ易いのとボーカルの表現力不足は気になるが、歌が強すぎない分リズム体が魅力を発揮し易くなっており、 サビのベースと歌の絡みやAメロの積極的なドラムも「前に出すぎ」感がなく聴ける。ドラムの、歌メロとの有機的な連携や 小節の最後の16分音符でオープンハットを入れるシンバル捌き等は、スピッツの崎山に近いかも。 4.小さな掌 ★★★ 曲自体がメロディアスになり、リズム体も控え目に構え直すが、Aメロの大事な音の部分では歌とバンドがふと1つに重なったり、 サビとの繋ぎの隙間をベースのフレーズがスムーズに埋めたりと、出るところは出るバランス感覚も確認できる。 歌の無表情さにもそろそろ慣れてきたが、今度は普通すぎるギターとキーボードのアイデアの無さが気になってくる。
163 :
名無しのエリー :2007/12/02(日) 00:12:23 ID:xGcvVswc0
5.B with U ★ レゲエだが、ベースのプレイがベタすぎて陳腐なポップスのようになってしまった曲。ドラムのリズムアプローチは面白いが、 両翼の一方が欠けるとやはりこのバンドは苦しい。メロディ楽器隊が当たり障りなさすぎて今一つ聴き所が分からない。 6.ピボット ★★ メロディ自体はネタがない時のドラゴンアッシュみたいだが、ラウドなギターときらびやかなキーボードの妙なアンバランス感が面白い曲。 『安西先生いわく「あきらめたらそこで試合終了だよ」』という詞は分からない人切り捨てだが、分かったら分かったで何か不愉快。 7.白昼夢 ★★ 延々と同じピアノリフが乗る、いじめ撲滅キャンペーンのCMで流れてそうな無機質なインスト。手の込んだ出来ではないが、 音のスカスカ感が何か怖く、聴くと程よく不安定な心理になる侮れない曲。 8.秋の下で ★★★★ メロディは似たりよったり。Bメロから入るキーボードがまたもや不安な心理を煽る。やたらコーラスを足すボーカルも何だか無機質に 思えてくる相乗効果。しかしバンドとして一体化する意識は高く、サビの「ひとつ ひとつ」の部分ではここぞとばかり全パートが 折り重なってみせる結束力も。自分が好きで聴いてるバンドより演奏上手いかも。
9.ALONES ★★ 歌とアルペジオで始まるB級なイントロからリズム体大活躍のAメロへと繋がるアッパーな曲。サビメロはGLAYのバラード風。 スパニッシュなギターソロのバックで軽やかにリムショットを繰り出すドラムがいい感じ。2周目のAメロのアレンジといい、 演奏は全般的に良い。あとは曲とボーカルという感じ。 10.乱気流 ★ yukihiro的なタイトな音作りでシャープなフィルを叩くイントロのドラムがナイス。と思ったら打込みっぽい部分も。 ここまで気にもかけなかったが、ダイナミクスの豊富さからも全編打込みドラムという線は無いにしても、「CDで叩いてるのは スタジオミュージシャン」という線はあるかも。例えばプリプ…まあいいや。メロディはかなり既聴感があり、キーボードもありきたり。 11.ガーネット ★ いつものように単音押しで、そこを軸に半音下がるか1音上がるか程度の工夫しかないメロディで始まる。さすがに飽きが。 詞もとことん青く、音数の多さにまかせて片っ端から説明しすぎる傾向がある。草花の名前で季節も同時に描くような 日本語らしい含みの面白さはあまり感じられない。傍観している自分からするとドラムがこのバンドには勿体無い気が。 12.僕の場所〜evergreen〜 ★★ さっきの曲のサビメロみたいなAメロで始まる。「天と地の間に立ち」とかのスケールの大きい言い回しと歌唱力のギャップも相変わらず。 曲自体の出来がどんなレベルでも全力投球で豊富なアイデアを詰め込み曲をダイナミックにする献身的なドラムプレイが光る曲。 というかもう全曲そんな感じ。 13.夢風船 ★ 「人は皆…」という前提づけが好きな彼らだけに、「いや俺は違うけど」と否定されるとそれまでな曲はやはり多い。 その前提を軸に詞世界を展開するのだから仕方ない。「人は皆同じ夢を見てるのかもね」「誰もが旅人でどこかに向かって歩いてる」 う〜ん…。しかしこの押し付けがましさも味か。
総評 ★★ 予想以上にバンドの基礎体力があることに個人的に驚いた、Aqua Timezの2nd。 キャリアからしてもリズム体の能力は充分。「アクアのドラム意外と上手いよね」と振った時に相手が一定の評価で返すか、 ボロクソに酷評するかで、その人の音楽の聴き方が分かるという罠バンド。その代わり歌唱力とメロディセンスについては劣る印象で、 詞も他人の日記を見ているような気まずさを感じるほど青臭さに満ちている。個人的には合わなかったが、等身大の詞をそのまま 使うという行為自体は表現者として正しいように思える。語感重視の意味があるような無いような作詞に比べ、自分の考えを 素直に出した作詞というのは叩かれた時のショックも段違いに大きい。架空の人格を立てずに自分自身として世間と渡り合う 姿勢は結構凄いのでは。こうした作詞が出来ているのは実は俳優の反町だったり、アニソンの桃井だったり、名前を出すのは懲りたが 二十歳そこらの女性シンガーソングライターだったりする。ラルクならどうか。hydeが自身のコンプレックスと真っ向から向き合って 「僕は156cm」という曲を作曲する。「小さな僕だけど君を守りたい…」絶対ない。ファンも多分望まないが(個人的には聴きたい)。 フロントマンの太志はボーカルとしてまだ細く詞も青いが、彼を支えるべくバンドが盛り立てている微笑ましいバンド。 太志の能力が藤原級だったら逆にバンドにたかられてたかもしれないが。ほとんどドラムしか聴かなかった一枚。
Ф/KinKi Kids 01.lOve in the ф ★★ スぺーシーなイントロから一瞬これがジャニーズかと耳を疑う、ブラックダンスミュージック バックが打ち込みのリズムだけという、アメリカのHIP HOPを連想させるかなり本格的に凝った作りの曲だが 正直これを引っ張れるほどのリズム感と歌唱力は二人に無い ていうか、こう言う曲を聴きたがってるファンはジャニーズにはいないと思うけどなぁ 02.涙、ひとひら ★★★☆ これまたダンスミュージックだが、メロディがかなりしっかりしてるので、そういう意味では聴きやすい イントロ〜メロはタイトなリズムに載せたラテン調のカッコいいものなんだけど、サビでマイナーな歌謡曲丸出しなのはちょっとがっかり 03.snapshot ★★★ 作曲が織田哲郎なので、曲自体はど真ん中な歌謡美メロ。でもバックが打ち込みだからどことなく違和感 なんていうかアーティスト色の薄いケミストリーってイメージ。しかしsatomiの歌詞はもろスイーツ(笑)って感じで苦手だ サビの後半の展開を聴くと、ああこれは90年代前半だって実感するのが何となく哀愁漂う 04.the EDGE of the WORD ★★★☆ 3曲打ち込み続きだったが、これはオーケストラとアコギを前に出してきたアコースティックバラード ギターのアルベジオ主体の静かな導入部分から、だんだんとドラムの主張により盛り上がってくる展開は、なかなかドラマチック しかしBメロで盛り上げるだけ、盛り上げといてサビでガクっと下げられるのは・・・メロディもちぐはぐで残念
05.風の色 ★★★☆ ゴージャスなブラスとアコギのカッティングベースのスラップがたたみかけてくるイントロで、一気に引き込まれるアップテンポ歌謡ナンバー 往々にしてそういうゴテゴテアレンジにすると古臭さが出てきてしまうものだが、その古臭さがまた70年代後半の黄金歌謡を彷彿とさせて良い そんなことを思いながら作詞を見てみると、秋元康・・・成程ねぇ 06.Lose Control ★☆ 光一のソロ曲。昔Mステで耳にした光一ソロをそのまま持ち込んだようなコテコテのダンスナンバー 全体的に雰囲気はインドな感じ。しかし1にしてもそうだけど、こう言う曲を歌いこなす歌唱力は無いだろ 07.since 1997 ★☆ 米倉利紀作曲だけあって、かなり本格的なR&Bに仕上がってる。でも何かイージーリスニングみたいな薄さをぬぐえない 確実にアルバムにこう言う曲があったら飛ばしますって感じの曲。ていうか二人で歌う必要性は無いな 08.unchanged. ★ 剛ソロ曲。これまたいかにも剛ソロの曲をそのまま持ち込みましたって感じ。声を前面に押し出してるが、そこまでの声でもない気が ていうか無駄に入るキラキラシンセがダサすぎる・・・90年代初頭の価値観 メロディを推したいのかリズムで引っ張りたいのか中途半端で良くわからないのもイライラする 09.BRAND NEW SONG ★★★★ 25thシングル。春を意識したポップスだが、シングルだけあって流石にメロディのしっかりさは断トツ 裏で流れてるカッティングギターが、どことなく60年代カントリーの香りで心暖まる感じ アレンジもCHOKKAKUらしく、派手になりすぎることなくもツボを押さえた上手いものとなってる 10.銀色 暗号 ★★☆ 必ず1曲ある光一が作曲して、剛が作詞した曲。光一作曲の特徴として、ハウスを意識した作りというのがあるが これも浮遊感漂う打ち込みをバックにした、ザ・ハウスって感じの曲。だからこそ古臭い メロディも何というか日本の悪いダサさが出ちゃってて、全体的に小室の劣化みたいな曲
11.ノー・チューンド ★★★ これこそジャニーズと言った感じのベタなバラード。嵐とかV6あたりが歌ってても違和感なし こう言う曲を歌うべきなのがあるべきジャニの姿なんだろうが、しかし発展性は無いだろうなって気はする 12.永遠に ★★★ 26thシングル。徳永英明作曲だが、彼の曲は彼の声だから良いんであって、他の人が歌うと悲惨なのが多いから心配してたんだけど 見事に不安的中・・・ボーカルを前面に押し出した高音を「聴かせる」バラードになってて、二人にはとてもじゃないけど荷が重い サビのコード進行が捻くれててただでさえ歌いにくいだろうに、ピアノとストリングスだけなんて酷すぎる しかしまぁ、徳永が歌ってたら名曲だろうから、それはやはりKinKiに頑張ってもらい所でありますね 総評 ★★ KinKi Kidsの10枚目のアルバムとなった今作は、今までの良質歌謡を歌ってた二人のイメージとはかなりかけ離れた ブラックダンスミュージック主体のアルバムとなっている。バックを極力リズムだけに抑えて、二人の声に頼ってる曲が殆どなんだが しかしそこはアイドル、歌唱力不足のためか何だかお経を唱えてるみたいな曲ばっかりになってる 久保田利伸でも歌ってたら、かなり名盤だったのかも。いやわからないけど とにかく俺はKinKiには良質な歌謡曲を歌っててほしいと思ってるので、何となく不満な出来でした 駄レビューすみませんでした
乙
>>168-170 乙
気になってたんだけど、買ってなかった
φもそうなんだけど、初回特典DVDって売り方汚いよね
金出た時に買うから待っててくれよ
後からファンになった人はどうしろと言うんだ
何かと噂のdelofamiliaのレビューが見たい
今レビュー書いてるんだが予想外に難しいな どうしても主観が多くなってしまう… 主観と客観はどのくらいの比率が理想なんだろう?
気にせんと好きに書けば良し。
>>175 客観性とかを考えない自分の場合は勝手にアーティストを区分けしてます。
ひたすら自分値。取り敢えず自分の意見になることを重視。ギタリストでいえば
描写系・・・ラルクken、チャット橋本、バクホン菅波etc.
技術系・・・テナーホリエ、スパゴー橘、元ジュディマリTAKUYAetc.
リフメイカー・・・ピロウズ真鍋、バンアパ荒井、髭斎藤etc.
てな具合に傾向で勝手に分けてます。主観が1番書き易いのです
>>176-177 サンクス
自分の主観全開で書いてもいいのか。
なんか気が楽になったなー
週明けまでには書き切れそうだ
>>174 何かと思ったらNAOTOのソロか 確かに気になる
ていうかRYUUKYUDESCOの弟だったんだ・・・
180 :
名無しのエリー :2007/12/09(日) 12:04:04 ID:ZNTayYAW0
岡村靖幸のレビューって意外と少ないなぁということでレビューしました。 岡村靖幸「家庭教師」 01.どぉなっちゃってんだよ ★★★★★ 彼が大ファンだというプリンスのブラックな要素と、日本人好みのJ-POPらしさが見事に融合しているファンクナンバー。 一歩間違えればふざけて歌っているようにも聞こえる歌唱法、性急に音符を駆け回る複雑な、それでいてキャッチーメロディー、 独特の価値観、言葉の選び方をしている歌詞など、全ての要素が奇跡的なまでにかみ合っていて独特の格好良さを作り上げている。 なにより90年代に突入したばかりの頃にこの音をほとんど1人で作り上げたのには驚くしかない。 この曲にドン引きするか、テンションが変な方向に吹っ切れるかでこのアルバムにのめり込めるかどうかが分かれるだろうな。 02.カルアミルク ★★★★ クラムボン、Bank Bandなどにもカバーされた岡村靖幸を代表するバラード。 バラードにありがちな押し付けがましいストリングス等はなくて、 空虚なシンセのパッド音やピアノのアルペジオが印象的なやるせなさ、虚しさを感じさせる曲調。 そこに乗る癖の強すぎる歌声が、好き嫌いは分かれると思うけど更に曲のムードを高めてくれている。 メロディー自体は凄く聴きやすいしこのアルバム内では数少ない万人受けしそうな曲。 03.(E)na ★★☆ 前曲のしんみりした空気を吹っ飛ばす(ぶち壊す)ポップファンク。タイトルの読み方は「カッコイーナ」。 ブラスやパーカッションが目立つ軽快なアレンジで、3分半程度の曲と言うこともありあっという間に終わる。 メロディーも耳なじみが良くて凡庸なポップスかなといった印象だけど、 「ハッァーイ、ベイベー」の一言からはじまるアウトロがカオスで聴き手は置いてけぼりにされて( ゚д゚)ポカーン やっぱり一筋縄じゃいきません。
181 :
名無しのエリー :2007/12/09(日) 12:05:20 ID:ZNTayYAW0
04.家庭教師 ★★★★★ 前曲から一転、カオスの一言じゃすまないとてつもなく変態なファンク。前曲のカオスなアウトロはこのためだったのかと納得。 不穏な響きのアコギのストローク、不気味だけど耳に残るメロディー、纏わり付くような歌唱、バックのあえぎ声や叫び声…。 とにかく異常なこの曲、その異常さが端的に表れているのが3:20ごろから始まる2分以上もの語り。 一部を抜粋すると、「僕はベッドの中じゃねぇ、すごいって日本じゃ有名なんだよ」 「二人でさぁ…こうやって…こうやって…こうやって……革命を起こそうよ…」 ( ゚д゚)…これはもう星1つか5つの二者択一。 05.あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう ★★★★☆ またまた前曲から一転、今度は胸がスカッとするようなギターのストロークから始まる青春ポップソング。 こんなキャッチーで強烈な長いタイトルだと曲が名前負けしてしまいそうだけど、そんなことはなく中身も良質で強烈。 やや古臭いけど爽やかでグッと来るメロディー、間奏で「ブラスバーンッ!」と叫んで突如ブラスバンド風になり 8小節後またもとの曲調に戻ると言う奇天烈で強引なアレンジ。 ただのポップソングにとどまらない面白さも兼ね備えていて多くの人に受け入れられそう。 06.祈りの季節 ★★ ソウルフルなメロディーにのる彼の歌が最高にセクシーなソウルバラード。 ここまで聴いてこの歌唱がセクシーだと思えるようになったらもう岡村靖幸に毒されています。 彼なりに翻訳したプリンスの音楽とJ-POPがせめぎ合ってる曲ではなく、まんまプリンスバラード直輸入なのでやや面白くない。 それなりに良い曲ではあるけど。
182 :
名無しのエリー :2007/12/09(日) 12:06:26 ID:ZNTayYAW0
07.ビスケットLove ★★★ 03のテンションを少し下げたようなポップファンク。 絶対に万人受けするようなメロディーなのに、のっている歌詞が変態、というか欲望丸出しなのがシュール。 「すごいすごーい!」などといった子供のコーラスを効果的かどうかわからないが多用しているのがシュール。 ラストに語りなのかメロディーなのかわからないようなパートをマジに歌っているのがシュール。 「君がさぁ、これやってる時一番幸せなのってどんな時?」と歌う→女の声で「セックス」→「え?」と言い返す そして会話が詰まる流れがシュール。 なんかシュールで面白いです。 08.ステップ UP↑ ★★★★ 前のめりに突っ走っていくような疾走感と、格好良さを追求したようなメロディーが快感なファンク。 歌詞も歌い方もアレンジも明らかに常軌を逸してるんだけど、他の曲で慣れすぎて普通の曲に思えてしまうのが恐ろしい。 サビの後「マーチ」とつぶやき古臭い行進曲のようなパートになり、またサビに戻るという荒業ももう驚かなくなってきた。 アウトロでのコーラスとの掛け合いも男臭くてこれってどうよ?と思うけど歌メロが格好良いから良いやって思っちゃう。 09.ペンション ★★★☆ この混沌としたアルバムを締めくくる最後の一曲は、普通過ぎるくらい普通のバラード。 ピアノを主軸とした切ないメロディーのJ-POPらしいバラードで、誰が聴いても良質だと思える曲だと思う。 最初のサビの後に挿入されるBメロが秀逸。上手く転調させていて切なさは一気に最高潮へ。 アルバムを聴いてる時は想像できないくらい爽やかな余韻を残してアルバムは幕を閉じる。
183 :
名無しのエリー :2007/12/09(日) 12:07:12 ID:ZNTayYAW0
総評:★★★★☆ 今でも多くの根強いファンやフォロワーが多数いる岡村靖幸、彼の4thアルバム。ミスチルの桜井も衝撃を受けたらしい。 邦楽の名盤の話題になるとよくあげられるから名前だけ知ってる人もいると思う。 このアルバムは海外のアーティストであるプリンスのブラックでファンキーな要素、 J-POPの分かりやすさなどそれぞれの良い所を抽出してできた濃厚な作品になっている。 何より驚きなのは、全ての曲の作詞作曲だけどはなくほとんどのアレンジ、演奏も彼1人で行なっていること。 01、04、08での濃密な音のファンクなんかは彼の非凡な才能、変態性がよくわかる曲だろう。 この作品を出した後の彼の音楽はどんどん本格的なファンクの音になっていき、 とっつきづらくなっていくので聴きやすいJ-POPさとファンクっぽさが程よいこの作品が彼の最高傑作だと思う。 スガシカオ、川本真琴、ミスチル、MOON CHILD、及川光博、SOPHIAなどが好きな人は彼らのルーツとして聴いてみて下さい。
184 :
名無しのエリー :2007/12/09(日) 12:08:13 ID:ZNTayYAW0
以上長文投下失礼しました。 ちなみに自分もMOON CHILDや川本真琴から入りました。
乙
乙
乙 >>「僕はベッドの中じゃねぇ、すごいって日本じゃ有名なんだよ」 >>「二人でさぁ…こうやって…こうやって…こうやって……革命を起こそうよ…」 ちょっと聴きたくなったw
>>184 乙です
スガ好きなので気になっていた
近いうちに聞いてみる
グループ魂のレビューをやってみようと思うんだがコントは曲として扱っていいのだろうか?
いいと思うw
>>184 乙
ソフィアも影響受けてるのか
知らなかったw
ソフィアは影響っていうか、岡村にシングルをプロデュースしてもらったことがあるだけでは? あの人たちが岡村ちゃん聴いてるイメージ無い…。
>>189 グループ魂のレビュー、まとめにあるよ。参考にはならんが。
当時、人のレビューにいちゃもんつける奴がいて、そいつにはヤヤウケだったなぁ。
その名を出すと呪われるぞ
195 :
名無しのエリー :2007/12/10(月) 07:01:19 ID:DLD3wWZsO
>>192 なんかのテレビ番組で松岡が「あの娘〜」に影響をうけたって言ってた
そういえばソフィアの「2007」のレビューがまだ来てない
久々に聞き返してみたらやっぱり名盤だと思ったので。 生きていてもいいですか/中島みゆき 1.うらみ・ます ★★★☆ 闇から聴こえてくる、泣くように震えた声にトリハダ。 メロディ進行はとても綺麗。でもこの声の前じゃそんなの関係ねぇw 他にここまで女の情念を表現できる人はちあきなおみ位だと思う。 2.泣きたい夜に ★★★★★ ほっこり。あったか。痛みを知ってる人の言葉だからこそ、沁みるんだよなぁ。 3.キツネ狩りの歌 ★★★ 谷山浩子の世界。晴れた冬の日、キツネ狩りは楽しいよ。生きて戻れたらね。 こんなシュールな歌詞をさわやかに歌い上げられても。 いや、他曲が重いだけにいい箸休めだとは思うけど。 4.蕎麦屋 ★★★☆ 前曲と対照的な、静かなアコギの音が落ち着く。詩が深い。 ぽつぽつと呟く声が沁みる。 5.船を出すのなら九月 ★★★ 厭世的な詞が秀逸。彼女の三拍子曲は名曲が多いと思う。 が、前後のインパクトがありすぎるだけに、存在が霞む。 6.インスト ☆ 7.エレーン ★★★★★ フォーク。娼婦の哀しい物語。 叫ぶようなリフレインが耳にこびり付いて剥がせない。
8.異国 ★★★★☆ 故郷という言葉の重みと寂しさをこれでもかと見せ付けられる一曲。 灰になっても辿り着けないという、喪失感。 シンプルなアレンジのせいで、声が余計に突き刺さる。 総評 ★★★★☆ 1980年の作品。 本人曰く「真っ黒けの極み」 冒頭、タイトルそのままの「うらみ・ます」から始まり、「エレーン」「異国」の淋しさに終わる、 下手すると(しなくても)キワモノ扱いされそうな一枚。 みゆき=暗い、という印象が90年代まで根強く残っていたのはこの一枚の影響が大きいのでは。 (これがオリコン一位ってのが逆にびっくりだけど) とは言いつつも「泣きたい夜に」「蕎麦屋」の暖かさは痛いほど胸に染みてくるし、 そういう意味では人の感情をダイレクトに感じられる一枚と言えるのかも。 暗いというよりも深い一枚なんだと思う。 敢えて言えば難点は聞くシーンを選びまくるということか。 特に朝聞くのはテンションが激しく下がるのでオススメできない(体験談) とにかく超名盤。部屋の灯りをちょっと落としてヘッドフォンで聴いてもらえれば。
激しくスレ違いで恐縮ですが、ドリカムのレビューさせてください。 卒論からの現実逃避で駄文書き逃げする予定。 1.a little prayer 評価しない ドリカムの一曲目はアルバムテーマ曲。インストか小曲。3rd以降ずっとこの形式。 また、ドリカムは前のアルバムから必ず何らかのモチーフを引き継いでいる。 今作は「何度でも」のイントロのメロディをコーラスで使っている。 2.ア・イ・シ・テ・ルのサイン 〜わたしたちの未来予想図〜 ★★★☆ シングル曲。未来予想図の続編。 完結編などではなく、この曲の主人公達は“まだ未来予想図を描いている”のだという。 オーソドックスなバラード。シングル盤よりアウトロが長い。 3.大阪LOVER - ALBUM EDITION - ★★★☆ シングル曲。演歌&中華系のアレンジが楽しい。 大阪人の恋人を持つ東京在住の女の子の視点という切り口が面白い。 4.アピール ★ 一番どってことない曲。詩もメロディもありきたり。 3曲続けて吉田美和作曲で、近年の彼女のクセが出ていて正直Aメロの時点で飽きた。 ここらへんに鼻歌作曲法の限界を感じる。 5.さよなら59ers! - ALBUM VERSION - ★★★★ 変な曲。世間的にはすっかり大御所のドリカムだが、個人的にドリカムは変なバンドだ。 世界的ギタリストアル・ディ・メオラが参加しており、超絶速弾きが堪能できる。 そのギターに負けじと吉田美和の高速シンギングも楽しめる、ラテン色の強い曲。 ちなみに59とは号泣の意。 6.CARNAVAL 〜すべての戦う人たちへ〜 ★★★ 続けてラテン・サルサ調の曲。今ドリカムはラテンがブーム。 チャッチャッチャチャチャというダサい掛け声に慣れてしまえば楽しんで聴ける。
7.NOCTURNE 001 ★★★★☆ かすれ気味のボーカルがたまらない一曲。ドラム・ベースラインのアレンジが秀逸。 途中でテンポが倍になる。 8.きみにしか聞こえない ★★★★ シングル曲。LOVE LOVE LOVE・やさしいキスをして、と同じような構成の曲。 だんだんと重なるコーラスワークが美しい。後半のフェイクは圧巻。 9.今日だけは - ALBUM VERSION - ★★★ いい意味で空気曲。これでもシングル曲。 よく聴くとアレンジが凝ってる気もする。詩のテーマは「姉妹」 10.UNPRETTY DAY! ★★★ 泥臭いファンク。ゆとりだったら飛ばしそうな曲。 間奏の英語のコーラスの最低音部も吉田美和らしいのだが信じられないくらい低い。 ダースベイダーくらい。 11.またね - ALBUM VERSION - ★★★★ 「ONE PIECE エピソード オブ チョッパー プラス 冬に咲く、奇跡の桜」の主題歌。 アニメ主題歌のお手本のような曲。参考にしてくださいね。 2月にシングルカットされるが、 「またね featuring ルフィ、ナミ、ゾロ、ウソップ、サンジ、チョッパー、ロビン、フランキー、ヒルルク、くれは」って何? 12.もしも雪なら ★★★★☆ シングル曲。この曲がアルバム製作のスタートとなった。 冬、しかもクリスマス前の発売にこだわったのもこの曲を収録するからである。 「大人のほうが恋は切ない」という必殺フレーズに喪女はやられた(推測)。 13.AND I LOVE YOU 評価しない “ドリカム・吉田美和、夫に捧ぐ112秒…悲しみを心細さを1曲に込めて” Yahoo!ニュースのタイトル添付。つまりはそういう曲。
総評 ★★★★ ごめんなさい。途中からやっつけ・・・というか半分ネタにしてしまいました。大学卒業したいです。 前作THE LOVE ROCKS、前々作DIAMOND15が共にキャリア最高傑作レベルだっただけに、今作は完成度の低さは否めない。 諸々の事情で製作に遅れが生じ、最後の曲から推測できるように、当初の予定とは違った内容であるかもしれない。 ワンダーランドという国立競技場、ドームを含む44万人動員のライヴと準備・本番と並行しての製作も難を極めたことだろう。 これという一曲がないのが残念。 個人的感想や感情論をなるべく入れずに紹介程度で書きました。 私は音楽的なことは書けないので、このスレの方、特に普段ドリカムを聴かない方のレビューを見てみたいです。 ドリカムならなんでも構いません。吉田美和のソロアルバムも2枚出てます。 すみません、投稿して気付きました。タイトルがありませんでした。 AND I LOVE YOU / DREAMS COME TRUE です。
EXILEのEXILE EVOLUTIONお願いします
203 :
名無しのエリー :2007/12/12(水) 22:19:11 ID:K6N+QHaIO
今更ながら買ったのでレビューしてみます さざなみCD/スピッツ 1.僕のギター ★★★☆ 頭のアコギのストロークが気持ちいい。 サビでは着き抜ける様な草野のボーカルとハードなサウンドで結構壮大な感じ。 映画のエンディングで流れそうな曲。 2.桃 ★★★★☆ アルペジオから始まる王道曲。 淡い色彩を想起させるサウンドなのに何処か切ない、それどころか物悲しくさえあるのは 前向きなのに自嘲的な含みを持つ歌詞のせいか。 疾走感もあり短いので、人によってはあっさりし過ぎと感じるかも。 3.群青 ★★★☆ 曲としては王道のギターポップなのだが、コーラス二人を気遣かってか高音部が少なく、 サビが盛り上がりに欠け、歌詞もややストレート。 三声コーラスは夏の渚を想起させるようで成功しているとは思うが、 サビだけで良かった様にも思う。 4.Na・de・Na・deボーイ ★★☆ 早口のAメロと、伸びやかなBメロ、ポップなサビとなかなか面白い曲。 アレンジはスピッツらしいロックだが、個人的にはいまいちかも。 5.ルキンフォー ★★★★★ タイトルを初めて聞いた時はびっくりしたが、聴いてみれば近年のスピッツらしいミディアムナンバー。 重厚なサウンドと、一歩一歩踏みしめる様なメロディと歌詞が印象的。 決して派手とは言えないが名曲だと思う。 6.不思議 ★★★☆ 小気味良いテンポで、ちょっぴりディスコチックな曲。 サビのメロディと歌詞は割りと王道だけど、 浮遊感のある独特な曲で、良い意味でアルバム曲っぽい。
7.点と点 ★★★☆ 疾走感のあるバンドサウンドと、デジタルっぽいシンセが印象的なロック。 メロディ自体は暗めで、明るいメロディが多いこのアルバムでは異色。 ボーカルで終わるラストなど、少々演出過剰な気もするが、 そこら辺も含めて「ダサかっこいい」曲。 8.P ★★★★★ 詞もメロディも全力で切ないバラード。 静かでキラキラしたアレンジが、もどかしい詞世界を過不足無く盛り上げる。 後半のギターも良い感じ。 個人的にスピッツのこの手の曲は苦手だが、これはかなり好き。 9.魔法のコトバ ★★★★☆ ハチクロの映画に書き下ろした、流れる様なメロディとストリングスが爽やかな曲。 王道曲としては、ミリオン曲と比べても決して引けをとらない出来だと思う。 歌に寄り添うようなベースラインが素晴らしい。 10.トビウオ ★★★ のっけからハードなロックナンバー。 エネルギッシュでノリも良いのだが、サビが少しポップ過ぎるかも。 あと前曲との無音時間がほとんど無く、余韻ぶち壊しなのはどうかと… 11.ネズミの進化 ★★★☆ スピッツのアルバムには毎度お馴染の「テーマ曲」っぽい曲。 アレンジはメンバーの趣味が強いような気がする。 「目覚めたネズミ」など草野節全快の、一般向けとは違う意味でのスピッツ王道曲。 12.漣 ★★★★★ 美メロ路線のこのアルバムを象徴するタイトルチューン。 まさしくさざなみの様な爽やかなサウンドと、 じっと先を見据えて未来へ歩き出そうとする歌詞がドラマチック。 ストリングスとバンドのアンサンブルが秀逸。 13.砂漠の花 ★★★☆ イントロからのピアノが印象的な曲。 最近のロックな曲で締めるのには少々食傷気味だったので新鮮。 ただ構成がサビ→Aメロ→サビ→サビとあっさりし過ぎなので、 個人的にはちょっと物足りないかな。
総評 ★★★★☆ ストリングス等で演出過剰だった前作と比べ、今回はシンプルなバンドサウンドを全面に押し出したアルバム。 同時に目新しい曲もあまり無くマンネリさもあるが、 そんなのどうでも良くなるくらいの名曲が並ぶ。 どれもシングルにしてもおかしくない怒濤の13曲で、ほとんどベストアルバム状態。 逆に言えば少し重すぎるし、アルバムの流れは前作の方が良い。 箸休め的な、良い意味で遊びっぽい曲が2、3曲欲しかったかも。 それでも美メロロック路線でこれを越えるものは、本人達含めそうそう出せるもんじゃないと思う。 結成20年、流石ベテランの貫禄の出来。
あれ?なんか途中でID変わってる…
乙、だけどメモ帳とかに全部書き終わってから一気に投下してくれ
今回のスピッツ流れは良いしあっという間に最後まで聴けると思う とか立てついてみる
>>210 いちゃもん付けずに自分でレビューあげろよ。
といいつつ自分もあっさり聞けるタイプのアルバムだと思ってる。
暇が出来たらレビュー書くかな。
レビューがてら各アーティストについて調べてたら
テンションが上がりまくって暴走しかけたので推敲途中だけどとっとと投下。
実は元々ポストロックからニカ→テクノと流れ着いた人間で、
クラブ・HIP-HOP周辺は全く知らないのでズレてても気にしないでね。
キラキラジブリ/V.A.
★ヴィレッジヴァンガード先行販売★ 2007年11月28日(水)
★一般店販売予定日★ 2008年2月20日(水)
品番:HMCH1012 JAN:4907953090941
発売・販売元ハピネット
http://www.happinet-p.com/jp2/music/special/071120_1.html 01. スラッグ渓谷の朝(『天空の城ラピュタ』より)/櫻井 響 ★★
ヒューマン・ビート・ボックス。よく分かんないけど、まぁこんなモンじゃない?
02. となりのトトロ(『となりのトトロ』より)/Happy Synthesizer ★★★
Happy Synthesizer a.k.a.Sexy-Synthesizer
8bit電子音でピコピコなロボトトロ。そこに加わるサンプリングボイス。
これがアルバム中一番キラキラしてるかもしれない。
03. さんぽ(『となりのトトロ』より)/HALFBY ★★★☆
HALFBY!と掛け声まで入るハイテンションな世界。相変わらず過ぎて吹いたw
気分はコンクリートジャングル探検隊のさんぽ。
04. ルージュの伝言(『魔女の宅急便』より)/BOOT BEAT ★★★ ラテンなブラスアレンジ。 イントロからずっと鳴っているピチピチという電子音リズムが煩いような。 05. 風の谷のナウシカ(『風の谷のナウシカ』より)/DJのはら ★★☆ DJのはら a.k.a.やけのはら 薄っぺらいメロの音色が気になる…がメロと思わずに曲構成要素の一部と思えばいいのか。 06. 海の見える街(『魔女の宅急便』より)/onepeace ★★★☆ イントロのピアノが好き。スティールパンとかクラシックギターとか、海をイメージしてるんだろうなぁ。 曲ラストのブツ切りはちょっと残念。 07. 天空の城ラピュタ(『天空の城ラピュタ』より)/LARK CHILLOUT feat. 45 ★★★★ クラブDJとキーボーティストのコラボ。ドラムの入りとかジャジーな鍵盤とか、ユルくて気持ちいい。 こういうの、好きなんです。 08. もののけ姫(『もののけ姫』より)/Mr.comicstore★★★☆ イントロから響き渡るスリリングなピアノがかっこいい。 この曲ってこういう風にもできるんだねーと再確認。 09. 君をのせて(『天空の城ラピュタ』より)/SPECIAL OTHERS ★★★ ジャムバンドの奏でるラピュタ。アレンジが凡庸。どこかで聴いたようなバンドアレンジ。 元が名曲なだけに、これ以上壊すのは難しかったか。勿論いい演奏してるとは思うけどね。
10. 君をのせて(『天空の城ラピュタ』より)〜ナウシカ・レクイエム(『風の谷のナウシカ』より) /world's end girlfriend featuring 湯川潮音 ★★★★ (曲単体だと★★★★★) 他曲から浮こうが俺には関係ねぇ!やりたいようにやるんだ!とwegの相変わらず容赦ないブチ壊しっぷりに完敗しつつ乾杯。 10分越えの、漫画版ナウシカ(必読!)の世界を表現したというのにも納得の組曲。 湯川潮音の癖の無いソプラノボイスに重なる電子ノイズが美しい、静謐かつ退廃的なレクイエム。必聴。 …ここまで踊れない「クラブミュージック」も珍しいよなぁ。 Special Track 11. カントリーロード(『耳をすませば』より)/デデマウスと本名陽子★★★★☆ このコンピの首謀者、DE DE MOUSEがワガママ言ってたらホントに実現しちゃった!という一曲。 当時に比べると本名陽子の声に力強さが増していて、ちょっぴりオトナなカントリーロードに。 アレンジも元のイメージを違和感なく再構築していて、非常に聴きやすい。 アルバムの最後にふさわしい、まさに大団円。いい仕事してますぜ。
総評 ★★★☆ 現在店頭ではヴィリッジヴァンガード限定先行発売中のジブリカヴァー曲集。 「クラブミュージックの精鋭たちが終結した」一枚だそうだが、前半は奇妙な電子音が飛び交っていたのが 後半は生音の割合が増え、本編ラストの#10に至っては全く踊れない、という怪盤。 でも個人的にはその後半が好きだったりする。 先述の通り自分は各アーティストについて詳しく知らないので何とも言えないが、とにかく各人好き勝手やってるような印象。 「みんな ホントに 好きなんです」と銘打ってめいめいがジブリに対する愛を捧げたら、 ある者は胡散臭い程に健全なバードキス、ある者は開放的な日中の青姦、 ある者は淫靡でねっとりとした乱交、ある者はハードな緊縛鞭蝋燭食糞、 ある者は廃墟での死姦、ある者は懐古主義的淫行、と そのベクトルが見事にバラバラだったとでも言えば良いか(←これでも褒め言葉。これも一つの愛なのよ)。 それでも一枚のCDとして成立しているのはジブリという国民的ブランドに加え、 久石譲(+ユーミン・細野晴臣)の作った曲の力のおかげ。 どんなアレンジが施されていようが知らず知らずのうちに口ずさんでしまうってのは凄いと思う。 値段もそんなに高くないし、クラブだとか電子音とか興味が無い人もジブリ好きな人は ネタ的に一枚持ってても問題ないんじゃないかと。(上記発売元サイトとiTMSで試聴可) それにしても、安っぽいトランスCDみたいなジャケ+タイトルはどーなんだろ…。
訂正入りまーす。
>>215 三行目、終結→集結、ですね。
217 :
前スレ80 :2007/12/15(土) 00:33:39 ID:qLQTxLed0
>>212 乙です
文章が面白くて読みやすいです。
yoga'n'antsをやろうかな・・・
Syrup解散かよ。・゚・(ノд`)・゚・。 「動脈」 1.Everything is wonderful ★★ メロディはとても綺麗。金切り声みたいのは最初聞いたときビビった。 それにしても、これを1曲目に持ってきますか、五十嵐さん。 2.リアル(Single ver.) ★★ アルバムよりはテクノっぽい。リアルは確か3種類以上歌詞パターンがあったはず。 3.天才 ★★★★ イントロかっこいい上に、サビの勢いも言うことなし。 ただ、coup d'Etatのアルバム内での流れが神がかってたので、なんだか曲順に違和感が 4.負け犬 ★★★ 暗さが直接的な歌詞で、アコギが印象的。 前向きに歌詞を解釈するなら、人は生まれは不平等でも死は平等だからまだ死ぬな…とか。 少し無理が…それ以前にあんまり前向きにもなってないか…。 5.正常 ★★★ 負け犬の流れにちゃんと沿っているが、前者に比べこっちは世界観が壮大。 ちなみにHELL-SEE収録時の雑音は消えている。 6.落堕 ★★★ ここで激しめのロックチューン。ドラムが非常に味を出している。 「寝不足だって〜」の所の声がなんだか綺麗。 7.無効の日 ★★★ 特別大きく盛り上がるということは無いが、サビは唄いだしたくなる。 ラスト武道館はきっと本気できてくれると信じてる。
8.サイケデリック後遺症 ★★★★ 曲、コーラスが共に綺麗。かなり入り込みやすい曲だと思う。 9.(I can't)Change the world ★★★★ 結構キャッチーで、同じ進行のメロが繰り返されるが歌詞を乗っけるのが上手い。 10.AnotherDayLight ★ インストのためのインスト。ピアノで淡く演奏されているのだが、Syrupという先入観で暗く感じてしまうのは不思議。 11.coup d'Etat ★ 空をなくすへ繋ぐための大事なインスト。ちなみにクーデターと読む。 12.空をなくす ★★★★ 悪辣に循環する社会への批判ソング。ライブでも定番のスピード感溢れるナンバー。 13.真空(Free Throw)★★★★ 廃盤になっているFree Throw版は聞いたこと無かったので良かった。 delaydeadと違う点は、最初に、まさに「真空」と呼べるエフェクト音が入っており、これが中々好き。 全体的に落ち着きがないのは相変わらず。あと声が若い(笑) 14.She was beautiful ★★★ 若干歪んだアルペジオが独特。病み付きになりそうな曲調。 15.汚れたいだけ ★★ やや消化不足な感じ。coup d'Etatなら他の曲の方が良いものあったような…。 16.You say 'No' ★★★ ベストオリジナル。落ち着いた曲。 歌詞だけみると相当格好悪いんだけど、何故か五十嵐が歌うとカッコイイ。 総評 ★★★ 結構Syrupスレとかでも言われてたけれど、選曲と曲順にガッカリという声も少なくない。 たぶん、Syrupのアルバムはそれぞれ個性が強く1枚で全てが纏まっているから、ベストが合わないのだと思われる。 それでも「You say 'No'」は一聴の価値はあるし、Free Throw版音源もベストでは見逃せない。 ただ、やっぱり初心者には静脈の方をオススメする。 ベストの評価とは関係ないけど、自分の一番好きなアーティストが解散することがこんなに心苦しいだなんて(´・ω・`) 今はただ新作アルバムと、ラストライブを待つ。 暇なら静脈の方も書きます。
TSUTAYAで一週間になってたので借りてみた 専門家チックなことは言えないので他の人に任せてひたすら個人的な感想 さざなみCD/スピッツ 1.僕のギター ★★☆ 初めからクライマックスみたいな感じ。なんだか壮大でこれ本当に1曲目かよと思った。 2.桃 ★★★★ ちょっとあっさりしすぎ。もうちょっと盛り上がってほしかった 3.群青 ★★★ 王道を地で行く曲。コーラスがいい感じ。でもこれもちょっと物足りない。 4.Na・de・Na・deボーイ ★★☆ 初めてタイトル見たときビックリした。タイトル通り面白い曲。でもやっぱり物足りない。もっと突き抜ければいいのに。 5.ルキンフォー ★★★★★ 地味。だけど胸に染みる。これぞ名曲って感じ。 6.不思議 ★★★★★ 聞いてて心地好い。歌詞も好き。 7.点と点 ★★★★★ かっけええええええええ!!久々にビビっと来た。 8.P ★★★★☆ 全俺が泣いた。切なさ全開。キラキラしてるからそういうのが受け付けないって人はダメかも。 9.魔法の言葉 ★★★☆ 爽やかで少女漫画チック。書き下ろしだから当たり前だけど。2chではあんまり評価されてない感じだけど結構好き。 10.トビウオ ★★☆ 魔法の言葉が余韻を残すいい感じで終わったところにいきなり響くイントロ。おいおい。かっこいいけどサビが惜しいかな。 11.ネズミの進化 ★★★ これぞスピッツって感じの曲。かっこいい。 12.漣 ★★★ ひたすらきれい。ストリングスもめずらしく浮いてない。 13.砂漠の花 ★★★★ こういうラストは久々で新鮮だった。そしてまたしても全俺が泣いた。 総評 ★★★★ あっさり聞けるけど曲の流れはなんか微妙。 それでも名曲揃いなところは流石スピッツ。 でももうちょっと遊んでもよかったじゃないかなとは思う。
221 :
218 :2007/12/16(日) 20:58:27 ID:fjhwtyo80
引き続きSyrup16gの2枚組ベスト版 「静脈」 1. Reborn ★★★★ シロップの代表作。シンプルな構成と濁りの無い歌詞が、この曲を聴けばまた歩き出せる気にさせてくれる。 ちなみに弾き語り版も存在する。 2. 翌日 (Free Throw) ★★★★ 素晴しいの一言。ただ、やはり演奏のレベルが上がったdelayedead収録版の方が曲として完成している。 サビに乗せた想いが力強く伝わってきます。 3. I・N・M ★★★★ 名曲続きで★4つばかりだが、本当にこれも名曲。 最初ローテンポで淡々と進んでいくが、だからこそサビの盛り上がりでグッっとくる。 上手くはいえないけど、Syrupらしい持ち味。 4. 生活 ★★★★★ 傑作。どうしようもない歌詞なのに、やたらと明るい曲調。 5. 神のカルマ ★★★★★ ミドルテンポの怪しい雰囲気と、不気味な歌詞が見事。 気だるいようなVoの声が特徴的。曲の流れも良い。 6. パープルムカデ ★★★★ 反戦ソング。シャウトが耳に残る。 7. Sonic Disorder (Free Throw) ★★★★ これもdelayedead収録版の方がテンポも速く無駄ない曲に聞こえる。 どこかボソボソと進んでいく感じになっている。 ただやっぱり曲自体の造りが上手だから聴いてて飽きない。あと五十嵐の声が電子音っぽい。 8. Inside out ★★★ こんな高音出せたんだ! 比較的前向きなキラキラした曲。 9. センチメンタル ★★★★ 重い、暗い。そしてどこか切ない。
222 :
218 :2007/12/16(日) 20:59:29 ID:fjhwtyo80
10. My Song ★★★ 安定してる聞けるバラード。それだけにちょっと面白みも無いが。 11. 水色の風 ★★ BUMP藤原がバックコーラスで歌っている。曲自体は綺麗。 12. ex.人間 ★★★★★ 初めて歌詞見たとき絶句。狙ってる感はあるが、これ以上怪しい曲もそう無い。 個人的には★5だが、間違いなく人を選ぶ程ヘビーで、オススメはしない。 「聞いてスッキリ」という概念から果てしなく離れている。 13. 明日を落としても (Free Throw) ★★★★ だから、こういう綺麗なバラードにこういう歌詞良いんですか…流石はSyrup。 delayedeadの方も良いけれど、こっちも劣っていないので是非聞いて欲しい。 14. Your eyes closed ★★★ 貴重なラヴソング。サッパリしすぎててあんまり印象には残らないかも。 15. 向日葵 (syup16g02 CT) / bonus track ★★★ ダサカッコイイ。起伏があんまり無いけど飽きない。 16. 愛と理非道 (demo) / bonus track ★★ 単純な曲に、歌詞もほぼ同じフレーズの繰り返しで中途半端。 総評 ★★★★ 初心者ならこのベストがオススメ。 特に前半は名曲揃い。 全曲にいえるんだけど独特の韻の踏み方と言い回し、そして声が妙に中毒性持ってます。 アルバムごとに味があるので一曲気に入った曲があったら、今度はそのアルバムを通して聞いてみてください。
224 :
名無しのエリー :2007/12/18(火) 20:40:44 ID:fG6K7NsA0
久々にレビュー書こうとするとなかなかできないorz やっぱコンスタントにやるべきだなこういうもんは
>>226 ちょうどやってたけど難しくて止まってたwレス見て全部書こうと思えたよ
BUMP OF CHICNEN「orbital period」
1.voyager ★
アルペジオに歌を載せたイントロダクション。モチーフは人工衛星。
ラストのメロディーの展開が想像してなかった形でちょっと驚く。
2.星の鳥
演出用の短いインスト。次曲のイントロに繋がって入る時の、広がる感じが気持ちいい。
3.メーデー ★★★★★
疾走感のあるシングル曲。爽快。要所で効果的に入るカッティングやら畳み掛けるように重なるギター・コーラスといい、
構成・世界観も含めてこのバンドってこうだったなと思い出せる。今でもこういうのが十八番にあたるのかどうか。
個人的には十八番であって欲しい。ドラムがんがった。
4.才悩人応援歌 ★★★★
攻撃的な2番手曲。イントロや間奏に使われるパターンが(バンプにしては)珍しい変則的なリズムで新鮮。
ギターも細かいこと色々やってて気になってしまうが、この曲で白眉なのはメロだと思う訳で。
持ち味がよく出てるラインが格好いい。歌詞は題からは想像できない自虐と皮肉が効いてる。
5.プラネタリウム ★★
勢いのある導入部が終わって、優しいメロディー+サウンドにキラキラ感もおまけしたポップナンバー。
浮付いた音だからリズム隊にしっかりして欲しいんだけど、ドラムのもたもた感が悪目立ちしてる気が…。
シングルで聴いた時の良さが少し薄まった。やっぱり馴染みにくい気がする。
6.supernova ★★★☆
一転して、腰を据えた落ち着いた曲。トラッドなギターとそれを軽快にするパーカスがGJ。
でもアルバムのこの時点で既に満腹になりそうで危ない。
7. ハンマーソングと痛みの塔 ★★★ 裏打ちで来るギターが今までにない感じ。変な音だけど。木琴が入った器械的なアレンジが 既出の中ではなんとなくギルドを彷彿とさせる。オチまでがちょっと冗長気味。 8.時空かくれんぼ ★★★☆ 男気溢れるブルージーなイントロキター!と思ったらいきなり収束して静かに歌が始まってしまう。 サビに来た途端全力で音が入ってくるド派手なアレンジで落差がでかすぎると思う。 そこよりも冒頭の雰囲気が再度顔を出すブリッジがいい。そこがハイライト。本当にいい。 9. かさぶたぶたぶ ★★★★ 今まで色々擬人化してきたが今回は対象がかさぶた。なんか今回本当にタイトルどうしたんだろうか。 基本的にこうやって物語仕立てで曲を書き上げることに関しては手馴れてるので、心配どころか安心するけれども…。 サウンドはビートルズ調で、ロック童謡・みんなのうた風。ハンドクラップやコーラスが雰囲気をさらに色付け。 10.花の名 ★☆ シングル。ALWAYS三丁目の夕日に書き下ろしたもので、エンドロールと一緒に見る用のフォーキーで優しい曲。 これだけだとちょっとぬるい。収録するにあたってわざわざストリングスを抜いたのは ドラマ性を希釈するだけで無意味だったと思う。 11.ひとりごと ★★ 優しさとはなんぞや、ということを歌うポップめなミディアム曲。 抑制されたとこから始まって展開していく得意パターンだけどアルペジオ始まりじゃなくて、 ドラムと単調なストロークで始まる。サビに行くまでちょっと煮え切らない。 12.飴玉の唄 ★★★ 寂しさとあたたかさのあるバラード。こっちはアルペジオ+歌始まりでシンプル。 歌詞にはなんとなく死生観が透けてて、スネアのロールがそれをまた印象付ける気がする。
229 :
名無しのエリー :2007/12/23(日) 20:40:11 ID:iiwtP9xH0
13.星の鳥 reprise つなぎ。2トラック目のバックのリバーブだけ残したような音(多分)。 14.カルマ ★★☆ シングル。テイルズシリーズのOP曲。イントロから勢いのあるギターが牽引するアップテンポ曲。 佳曲だけどメーデーと比べると絶対的に何かが足りない気がする。 15.arrows ★★★★ ラストへの繋ぎとなる穏やかな1曲。繊細なアコギが美しい。 でも結局ドラマチックな泣きメロで全部持ってくという力技。歌の威力が強いバンドだなとつくづく思う。 16.涙のふるさと ★★★ シングル。CMに使われた爽やかで無難路線の曲がまさかの大化け。アルバムの締めが務まると思ってなかった。 前の曲がすごくいい橋渡しをしてて、この流れで聞くと印象が変わった。 17. flyby ★★★★ 1トラック目と対になったエピローグ。完全な1曲として作られたなら★5つにしたいくらい。 構成はほぼ変わらないが、こっちは高揚してぐしゃーっと決壊する瞬間が快感。 総評.★★★☆ 3年ちょっと振り、公転周期と冠されたメジャー3枚目のアルバム。 シングル6曲入りでどうなるかと思ったけどやっぱ長い。がんがって10〜11曲程度のアルバムを4年で2枚出せばよかry サウンド面はメジャーからこっちアルバムになるとどうにも身の丈に合わない感があったけど、丁寧さがようやく馴染んできてるかも。 前作みたいに、散々持ち上げといて→どん底に落とす、みたいな起伏ある流れがなかったり、 表向き平易な言葉が増えたりしてるので、流してしまうと残りにくい。切れ味不足に感じてしまうのは否めない。 よく言えばニュートラルで聴きやすい。特厚ブックレットも歌を読み解いていく助けにはなる。 内省的で真摯な世界観はそのままで、やたら孤高を突き進むのではなくまた違った方向性が開けたんじゃないでしょうか。
小田和正の『自己ベスト-2』のレビュー誰れか頼む!
俺も新谷良子期待 声優にあるまじきロックなアルバムだったからレビューしたいけど忙しい_no あとモモーイのオリジナルアルバムも興味あるから頼む
233 :
名無しのエリー :2007/12/24(月) 08:25:07 ID:Bydkf8nsO
はぁ
誰かB'z頼む
235 :
名無しのエリー :2007/12/24(月) 13:00:52 ID:PI5LE3o2O
ELLEお願いします
236 :
名無しのエリー :2007/12/24(月) 13:41:29 ID:tmyvHQX/0
>>227-229 ほど上手くは書けないんで、簡単に。
『orbital period』BUMP OF CHICKEN
1. voyager ★★★ 「音ヲ繋ギ メロディーヲ送ル」の部分が良い。1分ほどのオープニング・ナンバー。
2. 星の鳥 事実上3のイントロ。トラックダウンの段階でわざわざ切り離したらしい。
3. メーデー ★★★★☆ 新たなる到達点。メロと歌詞のパワーに圧倒。「息は持つだろうか〜」の部分が好き。
4. 才悩人応援歌 ★★ 疾走感のわりに長く感じる。歌詞もうだうだしていて、前作の苦手な部分を引きずった感じ。
5. プラネタリウム ★★★ 凄まじく透明な曲。さすがに二年前の曲だからか、やや浮いてる。
6. supernova ★★★ ラストの大サビで挽回するが、全体的には単調。歌詞の主張がいまいちボンヤリしてる気が。
7. ハンマーソングと痛みの塔 ★★★ 良くも悪くも変わった曲。歌詞は面白いが・・・。
8. 時空かくれんぼ ★★★★☆ やれば出来るじゃん。最高に気持ちいいロック・ナンバー。サビとの落差が大変ツボ。
9. かさぶたぶたぶ ★★★★☆ 実はこのアルバムのキーナンバーではないか。俺は全肯定したい。異色作。
10. 花の名 ★★★★ じわじわ来る名バラード。6よりも好き。何故ストリングスを消した?
237 :
名無しのエリー :2007/12/24(月) 13:42:24 ID:tmyvHQX/0
11. ひとりごと ★★☆ ここからバラード続き。飽きさせない力はあるけれど、そこまで。 12. 飴玉の唄 ★★ 藤原がこういう曲を書くのは意外に感じる。上と同じで、飽きさせない力はあるが・・・。 13. 星の鳥 reprise これも「カルマ」のイントロみたいなもん。ノーコメント。 14. カルマ ★★★☆ ずっと厨房御用達なナンバーだと思ってたら、曲順で化けた!でも3のほうが好き。 15. arrows ★★★★★ 傑作。「ロストマン」に通ずる人生ソング。ちっぽけで壮大な旅の物語。 16. 涙のふるさと ★★★★☆ 曲順に助けられているが、名曲。これを尻に持って来たのは正解だったと思える。 17. flyby ★★★★ アルバムのエンディング・ナンバーとしては破格の完成度。 総評:★★★★☆ とにかく全部通して聴くと得られる強烈な満足感は凄い。あっという間の70分間。 楽曲単体で見るなら前作のほうが・・・と思わなくも無いが、アルバムとしては彼らの最高傑作。 後半のバラード連発が好きになれるかで評価が変わると思う。 前作よりも歌詞が難解になった感じ。中二臭さが減少したので、それで嫌ってた奴は聴いてみてもいいかも。 多少無理してでも、ブックレットと曲は平行して読んでくと良い。 あと、相変わらず隠しトラックは要らない。
238 :
名無しのエリー :2007/12/24(月) 18:36:41 ID:/nSHvuF80
>>236 −237乙。
チケット取れなかった負け組です。復活おめでとう!!
勢いで書いてしまったため、駄文ですが。そのうち修正するかも。
LUNA SEAカバー / LUNA SEA MEMORIAL COVER ALBUM -Re:birth-
1. Dejavu(ムック) ★★★☆
イントロ・アウトロに“CALL FOR LOVE”を使用していること以外は基本的に原曲に忠実。バンドの実力も確かなので安心して聴くことができる。個人的に、“Dejavu~”の歌い回しが気に入った。
2. Sweetest Coma Again(abingdon boys school)★★★★
ずいぶんやりづらい曲を選んだな〜。とりあえずボーカル・演奏・アレンジともにほとんど文句なし。
むしろ原曲にあった“しこり”みたいなものがなくなっていて原曲より好きかも。
カッコいいです。
3. STORM(玉置成実)★★☆
何故に参加?と思ったらどうやらロックに目覚めたきっかけがこの曲らしい(笑)。
アレンジのほうは、近未来サイバートランスロックな感じ。
ちなみに、ギターソロは完全カット(笑)。代わりに軽いストリングス(打ち込みの)
が挿入されていたりする。まぁまぁな出来。
4. PRECIOUS. ..(メリー)★★★☆
ラジオボイスのあと、いきなりブルージーなギターが流れ込んできて驚いた。
どうやらエロ・グロ・レトロなバンドらしい。そういえばここのボーカルはDir en greyの
ローディー出身だとか。そのDNAからか、狂ったように吼えまくっている。
完全に自分達の色に染め上げているな。すばらしい。
5. ROSIER (HIGH and MIGHTY COLOR)★★
低音のAメロ・Bメロを男性ボーカルに、比較的高音なサビを女の子ボーカルに歌わせるという思いきったことをしてはいるが、地味な演奏のせいか聴いていて面白くない。
この曲は演奏が非常にシンプルなため、カバーする際にバンドの実力が否応無く試されるのである。
結果、彼らの未熟さが浮き彫りとなる形となった。かわいそうに。
それと間奏などでのデス声ラップはやめろ。
239 :
名無しのエリー :2007/12/24(月) 18:38:35 ID:/nSHvuF80
6. I for You{森重樹一(ZIGGY)}★★★☆ 言わずと知れた、ZIGGYのボーカリスト。 ほとんどピアノのみのシンプルなサウンドをバックに森重が熱唱。すばらしい。 が、筆者はこういうの苦手です。でもすばらしいのは事実なので。 7. IN MY DREAM(WITH SHIVER) {LM.C}★★★★★ ギターのAijiは元PIERROT。キラキラクリスマス・ディズニーランドなテクノ風味。 大胆なアレンジであるが、結果は大成功!!ここまで見事に生まれ変わるとは!正直感動。 雰囲気的には中田ヤスタカ率いるCOLTEMONIKHAやPerfumeに近いものがあるかも。多くのルナファンは拒絶反応を示しているみたいだが、個人的にはこのアルバムの中で一番好き。 8. END OF SORROW(YU-KI & DJ KOO from TRF)★ どうやらDJ KOOとSUGIZOは仲が良いらしい(YU−KIはJの元カノ説も)がそれだけで参加というのも・・・。 曲は打ち込みのリズムトラックにギターを乗っけただけである。守りに入りすぎ。 とはいえ曲的に、「自分達の色、要はお祭りトランスみたいにやっちゃいなよ!」と言うわけにもいかないない。やっぱり参加自体無理があるんじゃ・・・。 ↑のLM.Cとの出来の落差が激しい。 9. LOVE SONG (kannivalism)★★★★ 正直期待していなかったが大健闘。シンプルなアレンジで聴かせることに成功している。 ちょっとナルシストが入ってるボーカルが苦手だが、RYUICHIだってナルの塊みたいなものだから特に咎めはしない。 10. SHINE(Marty Friedman VS LEGEND feat. SHINICHIRO SUZUKI )★★★☆ 日本びいきの、ご存知元メガデスギタリスト。真矢とは相川七瀬のサポート仲間である。ちなみにボーカルの鈴木慎一郎は元CRAZE。 ところがこの面子からは考えられないような、落ち着いたR&Bになっていて正直参った。 出来は良いし気に入っているが、暴れてほしかった。 原曲が嫌いだった人は絶対好きになると思う。私もその一人。 11. WISH(シド)★★★ 原曲に忠実。いい意味で若さがあふれている。 でも、もう少し彼ららしさが出せなかったのだろうか。個性のあるバンドなので。 12. MOON(土屋昌巳) ★★★★ 渋い。悟りの域だな、ここまで来ると。もはやひれ伏すほか無い。
240 :
名無しのエリー :2007/12/24(月) 18:43:16 ID:/nSHvuF80
総評 ★★★ まず第一に、どうして発売元がavexなの?って話。ソロ活動は別として、全くかかわったことの無い会社なのに。 で、実はこのアルバムを解説する上で、avexということがかなりの重要ポイントになってくる。 まず、人選での問題。ヴィジュアル系の人たちにしても他ジャンルの人たちにしても、avex の都合で呼ばれた「売れそうな人たち」ばかり。 それゆえ、何度も何度もファンを公言しているバンド(ナイト○アとか凛として○雨とか)が参加できないと言う悲劇を生んでしまった。 ましてやここに参加しているヴィジュアル系からは、「ここで名前を売っておこう」という意図が見え見え。 結果、あゆのBESTがコケて以降急激に“とことん商業主義”に走っているavexの、「とにかく売りたい!」という切実な願いが届いてしまうという結果となってしまっている。これはトリヴュートアルバムとしては最低である。 次に、楽曲の出来について。今回あまりよい点をつけなかった曲にしても、普通のJ-POPとしてはそれなりのクオリティーを誇っているのだ。 普段テレビとかつけるたびに「氏ね!エイベッ糞!」などと言ってる人やルナシーに人生捧げてきたスレイヴ達は、このアルバムを聞いた途端あまりの楽曲の変貌ぶりに押さえどころの無い怒りに身を震わせることは必須であろう。 現にAmazonレヴューはそれらでごった煮返し状態だ。 逆に普段イケイケのJ-popなどを聴いている中高生なんかにはかなりカッコよく映るのではなかろうか。 つまりこのアルバムは、avexを受け入れられるかどうかでかなり評価が違ってくるというクセモノなのである。 とにかく、無理して聴く必要の無いアルバムであることは事実だ。
急ごしらえだったのかメンツが微妙すぎるw
243 :
名無しのエリー :2007/12/24(月) 19:35:20 ID:zIRKujSwO
LUNA SEAが来春の再始動からエイベックス所属になるから エイベックスから発売されたんだよ
>>238-240 乙。確かにカニバリズムは大健闘していた。全く期待してなかったから驚いたw
あの曲の河村の歌い方が苦手なのでむしろカバーのが良い。
ところでルナシー復活ライブのチケット取れなかったみたいだけど、
余裕で現地調達できたらしいぞ?
>>238-240 乙。
一番聞けたのがムックだったが、それなら原曲聞けばいいわ。
トリビュートの意味を考えてから出して欲しかったわ。
ラルクあんま知らない(今回で3枚目)人間なりのレビューになりました。 KISS/ラルクアンシエル 1.SEVENTH HEAVEN ★★★ ソフトバレエ+M-AGEな印象のオープニングナンバー。ジキルのドラマーとしてプロのキャリアをスタートさせ、邦ニューウェーブの ムーブメントが広がるのを見てきたyukihiroが恐らくずっと拘ってきた、デジタルと融合したロック。ジキルを去った理由をウィキで調べたら 切なかったが、今この曲が逆に「新しい」と評価されるなら、yukihiroの拘ってきたものは間違いではなかったのかも。 2.Pretty Girl ★★ サビ前からサビへのメロディの繋ぎに無理を感じる曲。彼らの曲はサビ前で一度バッキングが止まってキメか個人技が入る事が多いが、 これを演奏技術の高さの証と取るか、作曲能力の低さと取るかがバンドの評価の分かれ道かも。B'zやすかんちが好きなら問題なし。 ホーンらしくないラインのホーンと派手なドラムの効果で、シューティングゲームのBGMのような印象に仕上がった曲。 3.MY HEART DRAW A DREAM ★★★★★ イントロの作り、Aメロのギターのアレンジ、サビのコードの流れ等、SUPER EGG MACHINEの「銀色」を思わせる曲。 バンド名の由来はサザエさんの卵割り機かと思っていたが、それがブレイクする前からやってるバンドらしい。 そもそもマスオが…もういいか。「銀色」は凍てつく冬の夜を描いた曲だが、謀らずもこの曲はその後に訪れる夜明けを描いたような、 不思議な繋がりを感じさせる出来。メロの動きの激しいサビではベースは土台に徹する理性的なプレイ。サビの入りで「この胸は」の フレーズと同じラインをなぞるギターは謎。静かなDメロでは何故かyukihiroがガンガンな音量で叩いている。そういうドラマーだったっけ。 4.砂時計 ★★ ファンタジーなEXILEといった印象の詞が強烈だが、曲は割と普通。そこそこ曲のリズムに乗せる気なのか、別モノとして上から 乗せるつもりなのか微妙なkenのソロはどうも気持ち悪い。サビ後にギターソロまで導く流れは良いと思うのだが。 Aメロの締めでのsus4の使い方がいかにもまとめに入ってる感アリアリでくどいか。と思ったらサビの締めもsus4がらみ。
5.spiral ★★★ まずイントロのカッティングが音もリズムも汚い。遅れ気味に入って、途中で帳尻を合わせて抜けている印象。どこまでミュートで どこから実音なのかも曖昧。本人的にはバッチリなのだろうか。ミニマルなアルペジオが良いだけに惜しい。今作はリズム体の 息が合っている曲が前作より多い印象だが、元々yukihiroが歌メロのリズムとドラムパターンを器用にリンクさせるドラマーなので、 自然とken以外の3人の息は合っている。サビでもボーカルが小節の頭の音を抜くタイミングでベースも一緒に音を抜いたりと、 面白いプレイ。 6.ALONE EN LA VIDA ★★★ シャープなカッティングはアレだが撫でるような柔らかいストロークではkenが持ち味を発揮。「この命はまだ旅の途中」というフレーズが 意外な歌謡ロック。美しい最期を耽美に描きたがるバンドかと思っていたが、三十代後半にして生への執着を見せつけてくれた曲。 禿げたり隈ができたら人生終わり、ではなく、その姿なりの未来が続く。その未来は今。 7.DAYBREAKER'S BELL ★★★ Aメロからドラムパターンが凝っているが、yukihiroのダイナミクスの付け方が前作とは随分変わった印象。基本の音量が上がって 聞こえ易くはなったが、強弱の幅が平坦になって退屈になったような。tetsuもドラムパターンを尊重した王道なプレイが増え、 前作のような互いに別のノリを出して隙間を埋め合うようなプレイはなりを潜めた印象。メロディを詰め込んだわりには アレンジの援護がないサビは、ボーカルだけが浮いて勝手に歌ってる感が。 8.海辺 ★★ 意味不明な電子音の登場で、どういう方向性にしたいのか今一つつかめなくなる曲。ソロはいかにもken。メロディは 長い音符を締めに使いすぎてやや単調か。hydeのボーカルは全般的にタメが効き過ぎていて、そもそもロックのボーカリストとして 不向きな印象。逆にコバタケがSalyuの為に書くような曲を歌いこなす適性はあるかもしれないという稀有な人。
9.THE BLACK ROSE ★★ 基本無茶なメロディにバンドがとことん付き合ったような曲。ホーンの使い方はやはり違和感が。違う音色で良かったのでは。 派手なリズム体との対比で、サビのギターと虚ろなピアノが寂しい。演奏が悪いという気はしないのだが曲としては…。 やはりバンドに丸投げし過ぎなのでは。 10.Link ★★★★ PRINCESS PRINCESSばりにガールズロックな曲。Bメロのキュートなギターといい、kenが最も魅力を発揮した曲かも。 イヤな言い回しをすると身の丈に合っている。メロディはベタだが曲は隙なくまとまっており、ラルクらしからぬ良さを発揮した曲。 間奏のハンドクラップやストリングスの入れ方といい、ZARDの「負けないで」なアウトロといい(ダリル・ホールと言ったほうが 正しいのかもしれないが)、吹っ切れたポップな曲。 11.雪の足跡 ★★ 途中から入るドラムが明らかに音量大きすぎな印象のバラード。シンバルもドジャーンと叩いている。音作りもやたら硬質。 ギターソロは普通。ベースは…気持ちは分かるがもう少しだけ音符長めのほうが個人的には良かった気が。 hydeの発声はクセがあり、全般に音がウ段に集まってくるような印象。特にア段の発声がハッキリしないため、 こもった感じの歌に聞こえてしまうような。 12.Hurry Xmas ★★★★ 神や天使について頻繁に歌う彼らにとって、信仰心なき浮ついた日本のクリスマスなんて最悪の代物かと思っていたが、 「悪くはない」らしい。むしろウェルカム。ようこそ日本へ!とばかりに陽気な4ビートのクリスマスソング。 レガートのアクセントは変だが、yukihiroのダイナミクスが今作中最も豊かな曲。やたら音を切るソロは妙だが、kenも 全般的に大健闘。tetsuのランニングは拍の頭で丁寧にルートを入れた、コードの分かりやすいプレイ。 イントロのアレンジも含め本人達が作ったのなら結構凄いと思うが、すっかりEXILEな詞は面白いと取っていいか微妙。
総評 ★★★ まずtetsuのプレイスタイルが変わった。自身が切り込むスタイルから、周囲と連動する王道なスタイルとなり、以前の彼なら 暴れていたであろうタイミング(spiralのイントロとか)でも裏方に徹している。yukihiroも分かり易いプレイが増え、存在感 自体は増したが、繊細さが薄れ無機質になった為、個人的には興味が薄れた。一聴目ですんなり聴けたので、 「俺にもラルクの良さが分かるようになったのかな」と一瞬思ったが、ラルクのほうが普通になってる感じ。色々やってくれた お陰で今まで自分が聴いた作品の中では最も他バンドと比較しやすい為、メンバーの技術について色々と思うところが 出たりした面も(我流を経て王道に回帰したtetsuのベースは、勿論最初からガチガチ王道のベーシストより上手いはず、 と思ったらそうでもなかったり、等)。曲への乗り方が重く歌詞も聞き取りにくいhydeは個人的には苦手なボーカルだが、 個性的ではある。その個性でウケてるのかは定かでないが。全員作曲というのは特に武器とは感じず、メンバー内で 互いの制作傾向を真似しあってるような印象も受けた。総じて聴き易い作品。
HIP HOPとかエレクトロニカ全く詳しくないけど Single Collection/SOUL'd OUT 01.ウェカピポ ★★★☆ 1作目だからか、彼らのシングルでは一番HIP HOP色が濃い曲だと思う。そういえばディスられてたような・・・ イントロの電子音と、音の基本を構成しているシンセの音を、お洒落とるかダサいととるかで評価が分かれるところ シンノスケはHIP HOP系のアーティストでは特異なメロディセンスを持っており、サビやブリッジの高揚感は凄い。ただ歌唱力が・・・ 02.Flyte Tyme ★★★ イントロのキラキラしたシンセの音とエコーのかかったDiggyの声が独特の浮遊感を漂わせていて、曲への期待感を煽る Aメロは抑え目にリリックをなぞるだけだが、Bメロで重めのギターリフを導入して一気に覚醒していく そこはかなり盛り上げるんだけど、いまいちサビとの整合性が無い。構成がちぐはぐで個人的にはちょっと苦手 03.Dream Drive ★★★★ 車のエンジン音からサザンの「希望の轍」のようなピアノで始まるサマーチューン。Diggyの尊敬してるアーティストはサザンらしい これも今までの曲と同じく、ラップ主体のメロから歌謡曲全開のサビへと展開する。この曲のサビ・ブリッジメロは哀愁を誘う良くできたもの アレンジも90年代初頭のJ-POPみたいで、どこか懐かしい。ただ歌唱力が・・・ 04.Shut Out ★★★ 3と両A面だったが、こっちは打って変わって純都会的で冷たい感じの曲。しかし構成は相変わらずのワンパ まぁこういう系のアーティストに多彩さを求めてもしょうがないか。1をもっと退廃的にした感じの曲 サビ後半のブレイクダウーンからのダサさは・・・これを味ととれる器量のでかさが無いと聴けない 05.Love,Peace&Soul ★★★☆ 子供たちのコーラスからなんか今までと異質だなぁって思ってたら、流れてきたメロディにびっくり 歌謡曲丸出しなんだけど、どことなく米のカントリーの匂いがしててこれを歌ってる光景が瞬間的に目に浮かんできた。カーペンターズ? 音作りは相変わらずのものだから突っ込みどころなし。2番の2MCの高速な掛け合いはカッコ良かった
06.1,000,000 MONSTERS ATTACK ★★★★☆ この曲は恐らく彼らの一つの到達点だと思う。不穏なスぺーシーイントロからダサかっこいいDiggyのかけ声 畳みかけるような二人のラップ、浮遊感漂う歌謡曲なサビ。凄い効果的なつなぎとして挿入されるブリッジ 1や2や4みたいな退廃的・都会的(90年代の都会だが)な曲はこれで完成した 07.Magenta Magenta ★★★★★ 2曲連続でいきなりのクオリティアップにびっくり。DAのようなラテンの香り漂うダンスナンバー 今までの小室みたいなスぺーシーなダサさが一切排除されてて、凄いお洒落。二人のラップも冴えわたる 2番サビ後の、ブリッジ〜ラップ〜大サビの展開の巧みさはかなり分かってる印象。こういうの続ければもっと売れるかも 08.BLUES ★★☆ これは打って変わっていやーなダサさが出てきてがっかり、と思ったらインディーズ時代の曲か、納得。突っ込みどころなし こういうの好きな人は本当に好きだし、嫌いな人は本当に嫌いそう。歌詞も2chでは嫌われるようなタイプ でも俺は割かし上手いと思いますよ、上から目線で恐縮だけど 09.To All Tha Dreamers ★★★★☆ 7,8と来て作った曲がこれと思うと、このころはセンスが冴えわたってたんだろう。ダサさを上手く活かしたお祭りアップテンポナンバー もうここまで思い切ってダサい音出されると、逆におしゃれに聴こえてくる不思議。この曲ほどメロディセンスが発揮されてた曲は無いと思う それこそHIP HOP系のアーティストではダントツのキャッチーさだし、ラルクtetsuクラスのセンスはある。歌唱力も気にならない 10.イルカ ★★☆ うーんこれはどうなんだろ。恐らく歌謡から脱却しようとして純にR&BとかHIP HOPを目指そうとしたんだろうが でもどうしても消しきれない歌謡臭はあるし、無駄な意識がダサさを増長しちゃってる気が・・・ 11.ALIVE ★★★ ロックなアプローチの強い楽曲。浮遊感漂う音と機械的な音を上手く組み合わせてると思うけど、こういう曲は歌唱力無いと・・・ サビのかけ声?は一種の様式美さえ感じさせる彼らの色。ブリッジでいきなりピアノ主体のバラードになるのがびっくりした でも歌唱力不足、ていうか声質が良くないんだよね。ラップで聴く分は良いけど、歌わせると聴いててイライラする
12.TOKYO通信〜Urbs Communication〜 ★★★★ イントロはもろサザンのミスブラ、これも9と同じくダサさを逆に上手く活かした曲。ただあっちほど吹っ切れて無い まぁ80年代な音だけど、逆に今聴くと新鮮。これもブリッジでDiggyの歌い上げパートがあるんだけど、だからそれはまずいって・・・ 13.Catwalk ★★★★★ これは良い。今までで一番ロック色の強い曲で、イントロの乾いたギターから割かし異質。メロ部分でふざけたようにラップするDiggyも味がある 一気に音が増えるBメロからサビへの高揚感、サビでのダサさを感じさせず効果的に使われたシンセの音なんか上手く噛み合ってる ウォーキングしてるベースの音が曲に一種のアクセントを加えてる 14.Starlight Destiny ★★★★☆ これは9と一緒で吹っ切れたダサさの曲。イントロ聴いてどこの小室だよwと突っ込みたくなるが、それはご愛敬 ラップ部分は電子音をバックに高速ラップが載るらしさが最大限に発揮された純粋にカッコいいものなんだが 相変わらずBメロ〜サビのメロディ・音ともに90年代中盤なダサさは凄い。まぁ言い飽きたけど歌唱力・・・音域高いしこの曲 総評 ★★★★ 1stはハマったが、それ以来一切聴いてなかったSOUL'd OUTのベストを借りて聴いてみた 相変わらずダサい、良い意味でも悪い意味でもそれが色なのかもしれないが、この路線では大衆受けは難しそう 曲のレビューでは触れなかったがBro.HiのHBBは何か凄いレベル高い気がする、いやわからないけど メロディセンスはこういう系のアーティストでは飛びぬけたものがある。でも歌唱力が残念だから提供してみたら面白いかもって思ってたら 嵐とか中川翔子に提供してるのね。嵐に提供した曲はかなり良かった記憶もあるし、まぁ食うには困らないだろう 何にしろダサさを味ととるか、欠点ととるかで評価の分かれるアーティストですね。でも聴いてみても損は無い気がします 駄レビューすみませんでした
256 :
名無しのエリー :2007/12/26(水) 12:35:24 ID:p5XyayeI0
>>252-254 乙
SOUL'd Outはカッコいいけど、変なダサさが癖になるよね。
しょこたんに曲提供したってのは知らなかった。
>>244 現地調達できたんですか?
5分で売り切れたっていうから、ダフ屋ですらチケットを入手する隙が無いと思っていた。
ショック・・・。
>>252-254 乙。しょこたんに提供した「ストロベリmelody」は
ヒップホップグループが関わったとは思えない王道のアイドルポップスで、
「ソウルドアウト器用だなー」と感心した。
>256
ダフ屋買占め&ファン重複購入で即完したと思われる。
兄は現地でチケット買って見に行ったよ。
チケット余っちゃったファンから買ったらしい。
258 :
名無しのエリー :2007/12/28(金) 01:59:28 ID:I5SYGYLT0
誰かB'zのACTIONお願い
B'zだけど空気を読まずにACTIONじゃなくてRISKYをレビュー RISKY/B'z 1.RISKY 小曲。特にコメントなし 2.GIMME YOUR LOVE -不屈のLOVE DRIVER- ★★★★★ 現在に至るまでファンに親しまれている曲。バンドサウンドとブラスが絡むノリのいい曲。 打ち込み中心のダンスビートから生音重視のハードなサウンドに変わっていく過渡期の今作を象徴する曲 3.HOT FASHION -流行過多- ★★★★☆ GIMME YOUR LOVEとともにファンに親しまれている曲。GIMME YOUR LOVEよりもハードか。 でも、あさっり終わるので物足りなさもあるかも。 4.Easy Come, Easy Go! -RISKY Style- ★★★★ B'zがダンスビートから変わるきっかけの曲。シングルverよりもアコギと打ち込みが後ろに引っ込み、 ドラムとかサックスが前に出てきている。他の有名なシングルよりは地味だがいろんな意味で重要な名曲。 5.愛しい人よGood Night... ★★★★ 単体ではそんなに好きではないが、アルバムの流れで入るとかなりいい。ハードな曲が続いたので休憩的な曲。 しかし、音はなにげに今作の中でもハードなほうである。長いがアルバムの流れのおかげで気にならない。 6.HOLY NIGHTにくちづけを ★★★☆ これも単体では普通の曲だけど、流れでよく聞こえる。今作で一番ポップかな? 7.VAMPIRE WOMAN ★★★ シングル的な曲なのでアルバムの中に入れると浮く可能性があるが、この流れだと問題なし。曲調がなんか古臭い。
8.確かなものは闇の中 ★★ 前曲よりも曲調が古臭い。少々退屈。このアルバムで唯一の捨て曲かも。 9.FRIDAY MIDNIGHT BLUE ★★★☆ 今回で一番ハード?普通にいい曲。前2曲と同じく曲調が古臭いか。でも悪くはない。 10.It's Raining... ★★★ 締めの曲。しみじみといい。友人がなぜか間奏の電話での会話を全部覚えてた。 総評 ★★★★★ とにかく変わろうとしているB'zが感じられる。しかし、それでも今の印象からするとだいぶ違和感があるかも。 前半は個々の曲のレベルが高いうえに流れが神がかっている。後半は普通の曲が多いが流れで自然に聴ける。 B'z初期の総まとめ+そこから新しい所に踏み込むという意欲作。ファンなら必聴、ファンじゃなくても聞いてみて損はない。
乙 RISKYは自分には合わんかったなぁ
乙 誰かアジカンやってくんない?
1曲目の「RISKY」は相当好きなんだが。
最近出たDEENのアコースティックベストお願いします
>>264 確かに。ゴメン
新しいのがもうそろでるから
その時よろしくお願いします
個人的に彼らの代表作のロストマン、リトバスと同じくらい好きなのに 評価が低いのでピロウズのrunners highを runners high/the pillows 1.sad sad kiddie ★★★ 結構ゆっくりな出だし。サビの終わりがかっこいい。 2.instant music ★★★★ ややインパクトが少ないが、彼らの世間批判の代表曲。間奏がいい。 3.juliet ★★★☆ 三期に入ってから無かった(たぶん)と思う応援歌的な曲。これもサビの終わりがいい。 4.white ash ★★ 短いがあまりそう感じない。これと次の流れが個人的に好き。 5.no self control ★★★★★ ニルヴァーナにもろに影響を受けている曲。 アウイェーばかりで癖が強いけど、ファズの使い方、切ない終わり方によって名曲だと思う。 6.wake up,frenzy! ★★★★☆ 美しいリフから、着火するようにbメロ、そしてサビへ進む。ファズの音がスゲーいい音。
7.paper triangle ★★★ 繋ぎのインストだが、存在感がある。 8.bran-new lovesong ★★★☆ ファンの間ではスルメとして有名。こういう歌詞なのに深みがあるのはすごいと思う。 9.midnight down ★★★★ ベスト盤に選出されてから人気が出た気がする。後半のドラムがいい味。 10.borderline case ★★★ あまりこの曲の評価を聞いたことが無いが、聞きやすくていいと思う。 11.runners high ★★★★☆ ラストにぴったりな名曲。ただ力強さが無い。ライブ版は文句なしに満点。 12.let's see if that's true or not ★★★★☆ 単調だが轟音ギターと優しげなコーラスがいい感じでぴったりな鬱名曲。 さわお曰く「次のピロウズへのステップの曲」とのことなので前曲が事実上のラスト。 総評 ★★★★☆ 全盛期の彼らの勢いを感じる、ややパンクよりのアルバム。 ポップなのだが、ひねくれたボーカルと、轟音ファズのギターが万人受けでない感じがする。 個人的にはロストマン、リトバスと並ぶが、やや名曲と呼べる曲が減ったと思う。 ピロウズと言ったらその二枚だろうけど、こっちもぜひ聴いて欲しいです。
乙です
前にリクのあったORANGE RANGEのNAOTOのソロアルバムを。 quiet life / delofamilia 1. quiet life ★☆ いわゆるイントロ。透明感ある電子音がリスナーを静かな世界観へ誘う。 ただ個人的には、飛ばし曲。 2. obsessions ★★ ピコピコ。徐々に盛り上がってくものの、基本は淡々と流れてきます。 3. PAIR ★★★ ピコピコ。PVが作られた、分かりやすいサビのある一番明るいポップな曲。 4. Lunchtime Sketches ★★☆ ピコピコやや減。ここまで似たような明るいのが続くので、正直あんまり印象に残らない。。 5. the end of night ★★★ 相変わらずピコピコ。ただここから、少し落ち着いた雰囲気へ向かう。 6. Zip ★★★☆ ギターとストリングス主体。 7. lmcr ★★☆ 後半の「アイサレ、アイシ、アイサレタイ」のリピートがちょっとクセに。 8. (Liver) Where is my mind? ★★ NAOTOメインボーカル。淡々と。
9. Velvet morning ★★★★ 教会の清らかな朝みたいなイメージ。なんだか無性に懺悔したくなる気持ちに駆られる。 10. petica ★★★ 電子ピアノが綺麗なメロディを奏でる。ギターも絡む。 11. Hiding Road feat.AIR ★★★☆ AIRのイメージまんまw それに電子音が加わったと思えば。 12. balance ~love and hate~ ★★★☆ 後半を代表する曲。ギターとストリングスとピコピコが綺麗に合わせあってる。 13. so lonely ★★★★ 前の曲から少し間をおいたところで、轟音ギターで始まり驚かされる曲。 ギターの響きと余韻で孤独さを表現。 全体的にポップな曲が占める中で、ラストに一癖ある曲を持ってきたのが面白い。 総評 ★★★☆ タイトル通りの、エレクトロニカな環境音楽で女性ヴォーカルもの。 あと大半が英語詞。発音に関してはあまり気にならなかったし、透明感ある声で聴きやすかった。 どれも適度にキャッチーかつ綺麗なメロディー主体なので、日常に溶け込んでいて、聴いてて心地よい。 1曲1曲が強く主張するというよりは、パーツとしてアルバムを構成していて、作品の世界観が統一されている。 ただ前半がピコピコし過ぎで、どれも似たような印象を受けるのが難。 これは自分が普段テクノを聴かないからかは分からないけれど。 私的には、12や13のような曲を期待してたので、後半の方が好き。 またテクノポップといっても、レンジの『以心伝心』や『DANCE 2』のようなのを期待すると、 全く別物なので、肩透かしを食らうかもしれない。
ハイカラのベスト頼む
浜崎あゆみ/GUILTY 01.Mirror ★★★★☆ 2分弱の短い曲。不思議の森に迷い込んだ感じのイントロから 激しく捲し立てるサビへの転調は新しくてカッコイイ。 02.(don't)Leave me alone ★★★★ 歌詞がなんかオネエ臭い...個人的にこーゆーダサ崎ロックは好きなんでw 最後の「だけど一人にしないで〜」はまる人ははまるはずw 03.talkin' 2 myself ★★★ シングル単体の時はいくらダサ崎が好きでもこれは酷い...と思ったが(特にアレンジ) 流れ的には◎。今の太目の声にはよく合ってる。何かEXILEが歌ってそう。 04.decision ★★ 03と同様の流れ。別にいらなくね?久々のCメロ付きでお得〜ぐらい。 05.GUILTY ★★☆ 最近の浜崎によくあるが、アルバムのタイトル曲の割に一番印象に残らない。 (miss)understoodとタイトル変えても構わないぐらい似てる曲。 終始だらっとしてるのに本人も気づいたのか、サビのバックで英語のコーラスを入れたり、 ラストサビで悲壮感たっぷりに歌ったりと工夫したところは◎ 06.fated ★★ 印象に残らない曲PartA。歌詞を歯切れ悪く歌ったのは未練がましさを表現するためわざとなのか? この頃長瀬との破局が報道されたためか、何か好きになれない。 07.Together When... ★★★☆ 歌詞がもろ長瀬へ...だが、世間が求めてる浜崎像はこんなんだろうな。 直球バラード、それ以上でもそれ以下でもなし。声の劣化がよく分かるある意味悲しい曲。
08.Marionette-Prelude- インスト 1分ちょいのインスト。Preludeと銘打ってるだけあり、Marionette本編への期待を 否が応でもさせられるインスト。 09.Marionette ★★★ 最初聴いたときは印象に残らない...つーかもろ(miss)understoodに入ってるcriminalじゃん... と思ったがPV見て初めて映える曲だと思った。けど歌詞がなんか宗教臭い。 10.The Judgement Day インスト これも繋ぎのインスト。審判が下されるのを絶望的に待ってるような「ららーららー・・・orz」 から無罪にでもなったのか?(笑)後半のダンサブルなアレンジへと転調した「ららんららん♪」が 妙にはまる奇妙なインスト。 11.glitter ★ 寒い。シングルでは☆ぐらいだったが流れ的に+0.5upぐらい。けど意外とBGMにしてたかなぁ。 12.MY ALL ★★★★ Together When...もそうだけど、やっぱりこういうダサイ感じが似合ってるのかな、浜崎には。 MY STORYのReplace的な曲。アレンジも、エイベ得意の打ち込み、サビメロのギターリフなど もろ一般受けを狙った曲。
13.reBiRTH インスト いらない。HALのインストはどれも似たり寄ったり。最後の曲への伏線としても弱い。 14.untitled〜for her〜 ★★☆ 色んなところで死んだ友人にあてられた曲等々言われているが 確かにそれを年頭に置いて聴くと感動倍増みたいな感じだが、 曲自体は至って平凡なバラード。Dutyの頃に出来たがボツになったのを引っ張ってきました 程度の楽曲。 総評 ★★★☆ 振り返ってみて個々の曲はあまり評価が良くないが、通しですんなり聴けるアルバム。 前作Secretのような王道なタイプが好きな人には受けないと思う。何か全体的に無駄に暗いしw 個人的には(miss)understoodに引き続き、浜崎自身が商業音楽から抜けだしたいのかなぁと思ったアルバムだった。 (まぁ気のせいだろうけどw) 後は、声の劣化が極限まできてること。歌詞は伝えたいという思いが強すぎて、よく言えば ストレートな表現。悪く言えば表現が陳腐になってるってことかな。暫く休養した方が良い、絶対に。
嫁とロック/グループ魂 1.嫁とロック ☆☆☆☆☆ アルバム名になっている表題曲。バンドをやっている妻帯者の男が嫁のことを歌っている歌。個人的に思うグループ魂の魅力である「歌詞はくだらないがサウンドが非常にかっこよい」が最大限に発揮されており非常に良いと感じた 2.夏の思い出 ☆☆ 06年の夏をMCの港カヲルと大道具のバイト君が振り返っているコント。半分以上が時事ネタのためわかる人は楽しめるがわからない人は全くわからない。個人的には楽しめた 3.スーパー!サマー!アックスボンバー!ラブハンター!06! ☆☆☆☆☆☆ 最初はネット配信限定で公開されていた曲。二の腕好きの男の歌。サウンドが軽快でサビの部分も非常にテンポがよい。このアルバムで一番よい曲と感じた曲
4.大江戸コール&レスポンス(弔辞) ☆☆☆☆ 前のアルバム「TMC」に収録されている「中村屋」で有名なコントの葬式版。 基本的な流れは前と同じだが個人的には前のやつよりこちらのほうが面白い。アルバム中のコントではこれが一番 5.NO YOUNG TOO YOUNG ☆☆☆☆ 36歳の男が俺はもう若くない、いやまだ若いと自問自答している歌。途中にでてくる例の所を自分と比較してみると非常に面白い曲。中年の人が宴会とかで歌うと盛り上がるかもしれない 6.石鹸がいっぱい ☆☆☆ ドラムの石鹸が大量に出現するコント。石鹸のいい意味でのウザさがでていて面白かった。ただこれも時事ネタがあるので楽しめる人間は限られるかも。なおコント中の「三宅」というのは石鹸の本名の三宅弘城のこと
7.東京メドレー ☆☆☆ 「無職」「日本人」「ガンバレ」「東京18年」というそれぞれ独立した歌未満の曲を繋げた曲。どれもそれぞれ面白いが「無職」がサウンドも含めアルバム「Run魂Run」収録の「就職しやがれ!」を意図的に意識している作りになっているのが面白い なおそれぞれボーカルが異なり「無職」「日本人」は破壊、「ガンバレ」がバイト君、「東京18年」が港カヲル(コーラスとコント部分では破壊も)となっている 総評 ☆☆☆☆☆ 前作「TMC」が完成度が高かった為にファンから高く期待されていた期待値にしっかり応えている作品。ミニアルバムの為に曲数は少ないがどれも非常によかった またこのアルバムには隠しトラックが一つある(M3の曲にひたすら突っ込みをいれるという内容)など遊び心があったのもよかった
285 :
名無しのエリー :2008/01/06(日) 02:18:01 ID:ELJcB6e10
KANベストIDEASお願いします
ORANGE RANGEのИATURALお願い
287 :
名無しのエリー :2008/01/06(日) 17:29:42 ID:9637815D0
capsuleのFLASH BACKお願いします。
今年もよろしくお願いします
皆様にとって、今年が素晴らしい一年となりますように。 という事で、昨年出たMO'SOME TONEBENDERの2枚のアルバムをお願いします。
リクリクうるせぇ
何でこうまでB'zないんだ?人気なくなったのかな…見たい…
>>273 聴いてみました。
10 COLOR SINGLES/HIGH and MIGHTY COLOR
1.PRIDE ★★
何度聴いても何歌ってんだか全く分からない曲。サダメとか絶望とか出てくるが、どんなサダメなのか、何に絶望したのか、
全く触れてくれない。広げっぱなし。サビで出てくる「あの場所」ってどこだろう、とか伏線をいちいち追ってると疲れ果ててしまう。
アレンジとしては、低音で固めたバンドサウンド以上に、控えめに鳴ってるシンセが面白い。特にAメロでグミュグミュしつこく鳴ってる
窓をこするような音が意味不明でツボ。
2.OVER ★★
曲全般で鳴っている、霊魂が漂うようなシンセが、ベタな曲にアクセントを加えているが、それ以外は他のへヴィロック勢に比べ
頼りない部分が目立つ曲。「男女ツインボーカル+ツイン7弦ギター+5弦ベース+2バスドラム」という編成が売りのバンドらしいが、
ボーカルが両方下手というのはやはり致命的。バンドにかき消されないだけの声量があるとは思えない。バンドの技術的な核と思われる
ドラムにしても、周囲との連携をあまり考えずに一人よがりに手数だけ稼いでる印象。バンドとしてのバランスはかなり悪い。
サビの無理矢理な3連バスドラは自己中すぎ。
3.RUN☆RUN☆RUN ★★
詞の乗せ方が悪く、文の切れ間が変な曲。長い文書かずに短い文章をいっぱい書く方が良いような。ブレイクも変だが、
男ボーカルの絡み方がもっと変なのでかき消える。小室時代という時勢がマーク・パンサーを何の疑いもなく世間に容認させたように、
EE-JUMPのユウキが姉の威光で当然のようにラッパーデビューしたように、今そのタスキを彼が受け取ったという事か。
そうまでして日本人にラップに対する偏見を植え付けたいのか。彼ら一族にとってこれは聖戦なのか。
4.Days ★★
普通のミドルテンポを演らせるとバンドの演奏に疑問が出ることを感じる曲。ドラムはどうあっても手数を絞る気は無いらしく、
足し算主義のゴテゴテしたプレイ。逆にタッピング大好きギタリストコンビはこの位のテンポの曲ではフレーズにも音色にもこだわりが無く、
まるっきり普通なソロ。どういう練習をしてるのか、他曲のソロでもタッピングに入ってからのほうがむしろ安定感がある印象。
まあ若いうちはそんなもんか。
5.STYLE ★★ 相変わらずドラムは派手。ベースとの連携も他曲よりいい感じ。しかしどうにも詞の乗せ方が変。そもそもボーカルの選び方に問題が…。 こんなにメンバー間の相性が悪いバンドも珍しい。とにかくボーカルが非力すぎてバンドと渡り合えておらず、決意系のメッセージも 軽く聞こえてしまう。 6.一輪の花 ★★ 基本的に「若い女子ボーカルとへヴィなロックの共存」には失敗している印象の彼らだが、その中で女子パートとへヴィパートを はっきり分けることで共存を図ろうとした努力の跡が見える曲。マーキーがひとしきり歌い終えると「本当はこんなのばっか弾いてたいんだ」 的に吹っ切れたギターソロへ。2つの勢力がバンド内にあり、セールスの鍵を握ってる方(多分マーキー)がそうでない方を 抑え込む事で無理に共存しているような印象。バンド以前の問題? 7.DIVE into YOURSELF ★★★ 曲は徐々にベタになりつつあるが、バンドとしての連携力はかなり向上してきた印象を受ける曲。パンキッシュな「オイ!」の掛け声、 売れ線にありがちな転調、曲のラストの「パーフェクト!」のセリフ等、バンドがポップ路線を受け入れ始めたことを感じる曲。 8.遠雷 ★★★ ギターの技術が向上し、バンドとしては聴き易くなってきているが、今度はちょっと上手いV系のようになってしまった感のある曲。 特にマーキーのボーカルパート中で顕著。それ以外ではいつものようにバスドラ祭り。こうまで露骨に住み分けなければ 共存できないならボーカル替えれば…と思うものの、もはや売るためにはマーキーは外せないのだろう。 9.辿り着く場所 ★★ 何だかんだでマーキー優勢らしく、完全にELT路線のポップスになってしまった曲。ギターソロも完全にそっち路線にシフトしているが、 ドラムだけはまだ拘るものがあるらしく、不自然に手数の多いプレイがちらほら。いわゆる売れ線の曲だが、バンド内でも 実力的に大きく劣るマーキーをメインに据えて歌で勝負させるというのもよくよく考えればおかしな話か。彼女の力は他の売れ線の 人達や一部のアイドルに劣る。しかも居場所をなくしたユウイチがより一層迷走し始めており、もはや完全にマーク・パンサー。
10.オキザリス ★★★ いきなりユウイチのラップで始まり、クリケイとバービーボーイズを足したような微妙な既聴感のある曲へと繋がる。 今作でもかなりメロディアスな部類に入る曲。一応マーキーもいくらか上手くなってる気はする。ドラムも歌を引き立てる役割を かなり意識するようになっており、普通に上手い。マーキーを自発的に認めたのか、屈さざるを得なくなったのかは知らないが。 ユウイチはもう全般で変。勝手に他人の曲に自分のラップ足して悦に入ってる人みたいになってる。 楽しみ方としては失礼だが面白いので良し。 11.Dreams ★★★ ついにピアノイントロ。しかも打込みリズムを一部で導入し始めたバラード。ベースも何か打込みっぽいような…。 ハイカラ内部抗争のケリがついたのか、どうやら浜崎・ELTの後釜を狙う体制になったらしい。ユウイチはマーキーの オクターブ下を歌ったり、ハモリを入れたりとデュオ状態。まさかの勝ち組!?デス声ばかりだったユウイチの優しい声は それはもうキモイ。徹平じゃないよな…。ハイカラ、こうなった。この状態でバンドが続くなら逆に見てみたい。 12.”一輪の花”Studio Live Ver ★★★ 音作りが硬質になっている印象の、M6のスタジオライブ版。単純に技術が向上している分、こちらのほうが聴き易いかも。
総評 ★★ デビューからわずか3年という不吉な早さでリリースされたハイカラのシングルコレクション。 リリース順に並べられた収録曲を追っていくとバンドの変遷がよく分かる、というのはよくある話だが、今作は何だか不穏なものも 同時に感じてしまう作品となっており、ある意味期待以上に楽しめた部分も。初期のへヴィ路線ではボーカルと演奏陣に 実力差が目立つ。バンドの鍵を握るドラムにしても、バンド全体として認められたいというよりは自分のプレイを聴いて欲しい といった感じで、最悪「あそこはボーカル下手だがドラムは上手い」という評価は本人的にアリなのでは、という印象。 個々の技術はともかく、バンドとしてのまとまりはアクアあたりのほうが上かも。そもそもへヴィロック路線は、西川が スタジオミュージシャン率いて立ち上げたバンドが参入してきて以来技術的にはそこの一人勝ち状態で、頑張ってる若手の 演奏もしらけて聞こえてしまう状態になってる気が。そんなに好きなバンドでもないんだが意外と効果大。やるな西川。 ていうかヒデエ。若手に譲っていいジャンルもあるんじゃ…。 詞と曲についてはほとんど語るべき点がない印象。後期が露骨に売れ線臭い事くらい。一応後期になるほど演奏が 上手くなり、ドラムは理性的になり、ユウイチは面白くなる。へヴィロック好きに、というよりマーク・パンサー好きに 薦める方が正しいかもしれない作品。
乙です。 すげえ聴きたくなってきた、ドラムがw 個人的にはラップやってる彼はデビュー時から居場所あるようには見えなかった 「一輪の花」はいいかも、と思ったが、その後どうなったかはあまり聴いてないんだよな。今度レンタル決定。 ハイカラのデビュー当時は丁度moveがハード路線をやってたっけなあ。 そんなタイミングだったんで俺はラップの彼が可哀想でならなかったっけな・・・
>>292-295 乙。
元メインボーカルのユウイチの不遇さに泣いた。でもどちらかというと居場所がないのは現ボーカルの気も…
>>292-295 乙。
何曲か好きな曲あったから買ってきた。
個人的には聴きやすくてよかったけど、確かにこのままどうなるのか不透明だよなw
最後の方3曲連続でバラードとか路線変更にもほどがある
あと何かアニソンっぽさを感じるのは気のせいか?タイアップのせい?
300 :
名無しさん :2008/01/08(火) 13:56:22 ID:ezunZJkf0
300
誰も期待してないけど投下。 音楽に詳しくないので適当なレビューしか出来なくてサーセン 大塚愛 / 愛 am BEST 01.桃ノ花ビラ ★★★ メロディが綺麗な和風ポップス。 透明感のあるA、Bメロからいきなりサビで和(ちょっと沖縄っぽさも感じた)を強調したところに違和感。 最後まで雰囲気を大事にしてほしかった。 02.さくらんぼ ★★★★ 大塚愛といえばこの曲。 この曲で成功したおかげで今の大塚愛があると言っても過言ではない。 03.甘えんぼ ★★☆ よくある恋愛ストーリーといった感じ。 雰囲気がなんとなくaikoに似通っている。 04.Happy Days ★ さくらんぼの二番煎じ。 激しめのギターで始まるイントロで期待させられるが、ふたを開けてみるとがっかり。 掛け声入れるのはいいが、前回よりも酷いし、もう少し成長だとか違う路線を開拓してもいいのではないか。 05.大好きだよ。 ★★★☆ 甘えんぼよりもいくらかキャッチーなメロディで耳に残りやすい。 もともとこういう曲を作っていたのかはわからないが、こういう雰囲気作りの方が上手だと思う。
06.金魚花火 ★★★★ しっとりとした夏の一面がうまく出ている。 最後に激しくなる転調が何回聞いても良いです。 07.黒毛和牛上塩タン焼680円 ★★ ロックテイストのバラード。 焼肉の歌とわかっていても何かやらしい。エロかっこかわいい路線でも狙ったのだろうか。 驚くべきところはこの曲がゴールデンタイム枠のアニメのEDだったところ。それどころか本編と雰囲気すら合わない。 空気読んでください。 08.Cherish ★★★★★ NANAのトリビュートアルバムに収録されていた曲。 大人な一面を垣間見ることができる。 間奏部分で声にエフェクトをかけたり、そこから元の声に戻るところの構成は歌詞と合っていて良いです。 09.SMILY ★ これまたさくらんぼ路線。 これでオリコン1位とったとは思えない。 10.ビー玉 ★★★ SMILYと両面Aシングル。若干テクノポップっぽくてかわいい雰囲気が良いです。 こちらは逆再生のセリフを入れてみたり、小技が効いてます。 11.ネコに風船 ★★ 難解な曲が喜ばれる風潮に合わせたつもりなのか、よくわからない曲。 ネコから見た世界を描くにしてももう少しうまくできなかったのかな、と。
12.プラネタリウム ★★★ 素敵だn(ry パクり疑惑で一躍有名になってしまった曲。 これも「金魚花火」同様アンニュイな夏らしさが出ていて良い。 しかし花火の音は正直いらない。歌詞と合わせるために仕方なかったとも言えなくもないが、雰囲気ぶち壊し。 13.LOVE MUSiC ★★ 壮大なバラードに挑戦してみた、といったところの曲。 雰囲気や歌詞は嫌いではないが、歌唱力や声質のせいか説得力に欠ける。 あとメロディもあまり印象に残らないのが欠点。 99.BABASHIのテーマ ★★ 99トラック目まで再生すると流れるボーナストラック。内輪ネタ。 癖になるリズムなのだが、宗教歌みたいでシュール。 総評 ★★★ 大塚愛の初ベスト。しかし2005年までに発表された楽曲しか収録されていない。 そのくせ新曲や新録も無いのでいかにも大人の事情で出したベスト。全曲分PVが入ったDVDがあるだけ救いか。 本人曰く「自分を紹介する上での名刺代わりになるベスト」というが、まさしくそのとおりの出来ではある。 いかにも売れ線狙いというか、今までのJ-ポップの王道というものを地でやっている。 大塚愛が音楽面で叩かれているひとつの原因はここにあるのではないだろうか。 しかし逆にそのおかげで安定したヒットを狙うことが出来ているのは事実であり、 今後もこのような活動を続けていくのだろう。ある意味現代的で面白い。 駄曲に埋もれがちだが良い曲もあるので、もっといろんな音楽性を取り入れ冒険して、自分なりの音楽を確立できると良いのだが。 あとバカっぽい元気な曲はやめた方がいいと思います。今更ですけど。 ----- 急いで書いたのでたぶん文ぐちゃぐちゃです。 次は声優のアルバムでも挑戦してみるかな。そこそこいい曲あるよ。
>>306 > ハイカラのラップ君の名前はユウスケじゃなかったっけ
調べてみたらユウスケが正解だな。不遇すぎるwww
デビュー直前に加入した(させられた?)女ボーカルのせいでラップ君の存在価値が曖昧に。 かといって女ボーカルが加入しなければここまで売れなかっただろうし…。 その女ボーカルもルックスは良いが抜群の歌唱力があるというわけでもない。 難しいな、ハイカラ…
ボーカルがユウスケ一人だったらそれはそれで大変そうだ
310 :
295 :2008/01/08(火) 23:54:16 ID:mJMvsYvZ0
>>306 スイマセン間違ってました…
自分は最近まで佐藤”コテイスイ”康一(髭のツインドラムの片割れ)の名前を間違って康介と憶えていて、
2日前に憶え直したんですが、そのタイミングでユウスケもユウイチになった模様です(1度調べた記憶はある)。
なんか間違われ方まで散々なユウスケ。コテイスイのせいとか…。
まとめ人さん、よろしければまとめサイト更新時に後述レス付けてもらえると幸いです。
<後述レス>
ユウイチ………。ん?ユウイチ?ユウスケじゃねーか…どあほう!
ACTION / B'z 1.純情ACTION ★★★☆ ノリの良いイントロと掛け声で掴みはOK。 力強く、まさに1曲目向き。 2.黒い青春 ★★★★ B'zらしいロックナンバー。2コーラスのAメロ→Bメロ→Aメロの構成は面白いととるか 曲の疾走感を妨げているととるかで評価が分かれそう。 ラストのシャウトはすばらしい。 3.SUPER LOVE SONG ★★★★ 最近のB'zに多いスピーディなロックだがドラムがやたら印象的でカッコイイ。 シングルとして安定した良曲。 4.満月よ照らせ ★★★ ミディアムバラード。やや退屈だが激しい曲が続いた後のであまり気にせず聴ける。 5.パーフェクトライフ ★★★★ キャッチーでテンポの良いサビ。シングルとして出せそうなクオリティの曲。 マンネリと言われればそうなんだけどやっぱり好き。 6.一心不乱 ★★★ とりあえず稲葉の歌い方が印象に残る。B'zらしい曲と歌詞。 7.FRICTION - LAP2 - ★★★☆ 全英詞のロックナンバーでゲームの挿入歌。 個人的にはシングル収録verのほうが好きだが、気持ちのいい疾走感がある。 Tr16もそうなんだけどタイアップにぴったり合わせた曲作りには感心する。
8.ONE ON ONE ★★★★ イントロのピアノがきれいなミディアムバラード。 ポップなメロディで聴きやすい。 9.僕には君がいる ★★★ ギターをかなり抑えたバラード。 悪くはないんだけど曲順のせいもあってちょっとダレる。 10.なんという幸せ ★★☆ アレンジや歌い方のせいで歌詞を深読みしてしまう。 聴いててなんか苦しくなる曲。 11.わるいゆめ ★★★☆ 地味だが不思議とハマる曲。これもアレンジが凝っている。 12.HOMETOWN BOYS' MARCH ★★★ 世間のB'zのイメージとはかけ離れているであろう明るくてポップな曲。 こういう曲も悪くない。 13.光芒 ★★★★☆ ELEVENの「Raiging River」を髣髴とさせるハードで壮大なバラード。 ラスサビから大サビへの盛り上がり方が秀逸な名曲。 もっとギターソロ長くしてほしかった。 14.トラベリンメンのテーマ ★★☆ 昔のB'zのアルバムに入ってそうなアットホームな雰囲気。 シリアスな曲が多いアルバム後半での箸休め的な曲かな。
15.オレとオマエの新しい季節 ★★★★ ラテンっぽいアレンジでB'zには珍しいタイプの曲。 アコースティックな出だしから曲が進行するにつれての盛り上がりは圧巻。 16.永遠の翼 ★★★☆ Cメロやギターソロは好きなんだが、つなぎがなんかしっくりこない。 悪くはない曲なんだけどちょっとつまらないかな。 17.BUDDY ★★★★ 曲・アレンジがとても良い。B'zがアルバムの最後にロックナンバーを持ってくるのは 久しぶりだが、前向きな歌詞がこのアルバムの最後を飾るのにふさわしい。 総評. ★★★★ 曲数が多くバラエティに富んでいるが、クセの強い曲は少ないので前作MONSTERほどとっちらかってる 印象は受けない。サウンド面では、軽くはないんだけど松本のギターが少し控えめな印象を受けた。 アレンジが凝っている曲も多く、B'zのチャレンジ精神がうかがえる。 これからの進化を期待させてくれるアルバムだと思う。
orbital period / BUMP OF CHICKEN 1.voyager ★★ お決まりの軽いオープニング曲かと思ったら最後の方のメロディーがよくてビックリ 2.星の鳥 実質3のイントロ 3.メーデー ★★★★★ 疾走感あり、メロディもよし、歌詞もよし、言うことなしの名曲 こういう曲調のをもっと作ってほしいもんだがどうなんだろう 4.才悩人応援歌 ★★★★ 皮肉吐きながら応援するっていうお得意のパターン 若干お説教臭い 聞いてると鬱になるのに元気が出てくるというよくわからない気持ちになる 全世界の凡人に聞いてもらいたい 5,プラネタリウム ★★☆ これでもかというくらい透明でキラキラした曲 個人的には大好物なんだが浮いてる 6.supernova ★★☆ アルバムの最後かと錯覚する 最初聞いた時一瞬本当に終わるかと思った 通して聴くとこの辺からちょっと苦しくなってくる 7.ハンマーソングと痛みの塔 ★★ 歌詞も面白くメロディも今までにない感じで面白いが ちょっと長すぎやしないかい
8.時空かくれんぼ ★★★★ イントロでゾクゾクっと来たのにすぐ静まってちょっとショボーン サビがちょっと唐突な気もする まぁ最後しっかり盛り返してくれたので満足 9.かさぶたぶたぶ ★★★ みんなのうたで流れても全然違和感のない歌詞に曲調 物語風の歌詞は流石の出来 こういう曲がおっさんになると地味に染みる 10.花の名 ★★★★ またしてもクライマックス 通して聴くとこの辺で限界が近づいてくる ストリングス何故消したし 涙と笑顔を忘れたときだけ思い出してくださいで涙腺崩壊 11.ひとりごと ★★★ 歌詞が俺の心をえぐるえぐる バンプは手加減しないから困る しかし曲順のせいで聞いててちょっと苦痛 12.飴玉の唄 ★★★ 窓際のベッドで「あの木の葉っぱが全部落ちたら私の命も…」みたいな会話してる光景が浮かぶ曲 しかしこの曲順はなかなか辛い 「何光年も遥か〜」のところが好き 13.星の鳥 reprise またしても繋ぎのインスト
14.カルマ ★★★★☆ 曲順のおかげで神が降りてくる 「厨房御用達だ」とか言われて存外不評だが こういう中二臭い曲もたまにはやって欲しい なぜなら個人的に好きだから 15.arrows ★★★★☆ 穏やかで壮大な人生ソング 今までの流れのせいでちょっと苦しい 16.涙のふるさと ★★★★ シングルのときは無難過ぎて良曲止まりってところかなぁと思ってたのに 曲順で大化けしてビックリ うまいこと締まって感動した 17.flyby ★★★★ 今までの単なる締めのためのエンディングとはわけが違う 1曲にまとめてたら間違いなく神曲だったのにもったいない 総評:★★★☆ 曲順がひたすら足を引っ張る バラード続きでも苦痛感じないよーって人にはもう失禁ものの完成度だと思うけど もうちょっと緩急付けてもよかったんじゃないかな……と 1つの持ち味だった中二臭さは抜けて来てて個人的にはちょっと残念 そういうのが嫌で今までバンプ避けてきたって人は試しに聞いてみるのもいいかも
>>265 DEEN The Best クラシックス/DEEN
DISCT(Winter〜Spring)
01.このまま君だけを奪い去りたい〜Acoustic version〜 ★★★☆
ミリオンヒットした1stシングルをアコースティックにアレンジ。
原曲の雰囲気は損なわれていないが、アコースティックのため二番になる時の盛り上がりなどが無く「キセキver.」と同様にやや単調であっさりしすぎである。
02.永遠をあずけてくれ〜Millennium a cappella version〜 ★★★☆
4htシングルのクリスマスソングをアカペラにアレンジして壮大な仕上がりに。
曲は一番しかないが、じっくり聞かせてくれる。
03.オーロラ インスト
アコギのインスト曲。オーロラというよりは深々と降る雪の方が合っている気がする。
04.Christmas time ★★★★
クラシックスシリーズ第一作目の曲(冬)。
前半はピアノだけだが、後半からはオーケストラや鈴の音が入りゴージャスな曲に。
透明感のある「永遠をあずけてくれ」とは違い温かみのあるクリスマスソングになっている。
05.The room ★★★★
Christmas timeのc/w。
こちらもクリスマスソング。
流石Uz節という感じ。ミディアムテンポのマイナー調で切なさが凄く感じられる。
06.素顔で笑っていたい<Heartstrings Style> ★★ 11thシングルをバラードにアレンジ。 原曲よりややスローテンポで優しい感じ。 ただ原曲もそうなんだがオダテツ曲にしては可もなく不可もなくであまり印象には残らない曲だと思う。 07.遠い空で<Acoustic Band Style> ★★☆ 14thシングルをアコギでバラード調にアレンジ。 個人的には原曲のポップさが完全に損なわれていて残念。 全く違う曲として聴くならアリだと思うが…。 08.せせらぎ インスト ピアノのインスト曲。雪解け水の流れるところをイメージした感じ?の冷たい印象の曲。 09.夢の蕾 ★★★★ 約8年ぶりに出したクラシックスシリーズ第三作目の曲(春)。 前奏はピアノでやや暗めでそんな感じの切ない曲に思うかもしれないが、サビは(前作のダイヤモンドやAOR期の曲に比べると)全盛期に近い感じのポップで聴きやすい曲。 コブクロの蕾も良いけど、こっちの蕾もw 10.僕の未来 ★★★★ 夢の蕾のc/w。 「未来のために」のようなミディアムポップな正統派の応援歌。 曲はいいんだが、他のc/w3曲と比べて季節感が全くないのがコンセプトに合ってない気がする。 11.I Promise You ★★★☆ 新曲。DEEN王道のバラード曲。 「SS」という映画の主題歌。 一時期のAOR路線から完全に方向転換し元の路線に戻った感じのいい意味でベタなバラード。 次のシングルに期待が持てそうな作品である。
DISCU(Summer〜Autumn) 01.Memories 2007 ★★★☆ 3rdシングルをアコギを使ってややラテン調にアレンジした作品。 原曲よりも力強さとかっこよさが感じられる(特に始まりの部分のジャンジャンジャジャン♪ってところ)。 02.SUNSHINE ON SUMMER TIME 2007 ★★ 10thシングルをアコギでバラードにアレンジ。 爽やかさは失われていないものの、アップテンポでないのが原曲と違い物足りない気がする。 03.君がいない夏<Acoustic version> ★★★★☆ 12thシングルをアコースティックにアレンジ。 唯一、新曲でもクラシックスシリーズに収録されている曲でもない曲(Starting Over収録)。 数あるバージョン違いの中でもこの曲が一番良い作品だと思う。 アコギなので原曲よりバラード具合がしつこ過ぎず、軽めで聴きやすい(それでいて原曲の切なさも失っていない)。 04.木漏れ日 インスト ピアノのインスト曲。神秘的なメロディで木漏れ日から降り注ぐ緑の光を想像できる。 05.Smile Blue featuring 押尾コータロー ★★★★★ クラシックスシリーズ第四作目の曲(夏)。 "瞳そらさないで"を連想させるような久々の夏らしい爽やかでポップな曲。 アコギとバイオリンの流れるようなハーモニーが心地よい。 PVを沖縄で撮影したので沖縄を連想して聴くと良いかも。 06.Sunrise Sunset ★★★★ Smile Blueのc/w。 こちらもギターポップで夏らしい爽やか路線の曲。 「Smile Blue」は爽快な曲だがこちらはやや穏やかな曲調。 珍しく歌詞に英語を多用している。
07.未来のために(Sing-along Version) ★★★☆ 7thシングルのロックっぽさを消してアコギでカントリーポップにし楽しくした感じ。 合いの手なんかもありキャンプとかで歌いそうな曲調。 間奏で一部三拍子になるところがあってその辺の編曲も面白い。 ちなみにバレンタイン監督はこの曲(勿論原曲だが)でファンになったらしい。 08.ひとりじゃない(Bosa Nova Style) ★★ 9htシングルをAORを意識したような大人っぽいボサノバ風にアレンジ。 レストランやバーでBGMとして流れてそうな落ち着いた曲調。 原曲のアニソン的なノリの良さは無いので、そっちが好きな人には不向きかもしれない。 09. Deep in Autumn インスト アコギのインスト曲。葉っぱが落ちていくような切ない感じの曲調。 10.秋桜〜more & more〜 ★★★☆ クラシックスシリーズ第ニ作目の曲(秋)。 アコギのマイナー調で切なくなるようなややスペインチックな曲。 クラシックス4曲で一番巨匠のギターテクニックが楽しめる作品ではないだろうか。 11.恋人よ、夢も嘘もすべて ★★ 秋桜〜more & more〜のc/w。 前曲同様にスペインチックなアコギでマイナー調の曲。 他のc/w3曲に比べるとやや単調で物足りなさが残る。 12.白い記憶 featuring 矢野沙織 ★★★☆ 新曲。 サックス奏者の矢野沙織とコラボしたバラード曲。 サックスと秀ちゃんの低い声が合わさって大人っぽい曲に。 締めには良い曲だと思う。
総評★★★☆ 世間的には既に過去の人になってしまったDEENがクラシックスシリーズが完結したということで出した4枚目のベストアルバム。 個々の曲は良いのだが、ファンの視点から見るとそもそもこのアルバムを出す必要があったのだろうか?と思ってしまう。 新規開拓を狙ったのかもしれないが、曲自体はクラシックスシリーズで聴ける曲だし、「SS」視聴者からも簡単に入れるように新曲だけをシングルにして出したほうが良かったのでは? それに前のアルバム「Diamonds」と同じで統一感がなさすぎる。 ベストアルバムとは言え四季をテーマにしているのなら季節感のない曲は外すして1枚にまとめれば良かったような…。 それはさておき、原曲が多い分セルフカバーベスト「キセキ」よりはクセが無くて今のDEENを知るには聞きやすいベストアルバムだと思う。
需要ないっぽいですが行きます。 ASPARAGUS「MONT BLANC」 1.SILLY THING ★★★★ 軽快なギターリフのイントロ。強烈。 ここぞとばかりにドラムも暴れまくり。 2.LITTLE DEVIL ★★★ 一見へヴィな雰囲気が漂うが、Bメロからは相当ポップ。聞きやすい。 3.JERK ★★★ しのっぴの本気を見た、って印象。 ギターはとにかく鬼。これを歌いながらこなしてしまうしのっぴに感服。 詞のほうはかなりカオスってますw この曲まで怒涛の勢い。 4.WITH THE WIND ★★★ ここから少し休憩。2006年から披露されていたファンにはお馴染みの曲。 ギターのカッティングが物凄く心地良い。 個人的には詞が好きです。 5.UNREQUITED LOVE ★★★☆ 叶わない恋を歌ったメロウな曲。 ASPARAGUSにはアコギを用いた楽曲が多いのだが、 そのどれもが名曲と呼ぶに相応しい出来だと思う。 6.YES ★★★★★ 転調、転調、転調。 最後はとどめの必殺ギターリフ。 初聴の時は何が何だか分からなかった。 アスパラの真骨頂ですかね。
7.DECOY ★★★ ベースがいい仕事してる。ラインが好みです。 全体的にダークな雰囲気が漂っている。 ライブ映えしそうな曲。 8.DEAD SONG ★★★★ ビークルとのスプリットに収録されたものを再録音。 比べてみると、再録の方が演奏にキレがあり、 所々にエフェクトが加えられている。 間奏のギターはラテンっぽい。 9.BEFORE THE NIGHT ★★★ 2回目の休憩。 曲順が絶妙。この曲はこの位置しかないですね。 10.HONESTY ★★★☆ 先行シングル。になるのか? タイトル通り、とてもストレートな想いが込められた楽曲。 日本詞で歌われたら少し恥ずかしいかな。 11.NO ★★★ ここに来てまたもやハードなナンバー。 転調からが格好良い。一旦静まって最後は爆発。痺れます。 12.I FLY ★★★★ 前向きな気持ちを歌ったポジティブな曲。 ポップだな、と思わせといてまたまた転調。 隙が無いというかなんというか。
>>318-322 リク主ですが乙です
確かになぜこの時期に?って感じだよね
この前キセキ出したばっかりだし
総評 ★★★★★ 実に3年振りとなるASPARAGUS渾身のニューアルバム。 この作品に至るまでボーカル、渡邊忍は木村カエラへの曲提供&サポートギター、 小泉今日子とのコラボレーションなど多方面で活躍し、注目を浴びていた。 しかし、ベースの山下潤一郎がCOUNTDOWN JAPAN 06/07をもって脱退。一時は解散も危ぶまれた。 が、新たに元SHORT CIRCUITの原直央をベースが加入し、新たなASPARAGUSが動き出した。 前述から分かる通り渡邊忍のメロディセンスは定評があり、 それはこのアルバムでも遺憾なく発揮されている。 そこへ更に巧みなアレンジセンスが加えられた。こうなってしまってはまさに最強。 もう絶賛、絶賛て感じですが間違いなく傑作です。
>>323 乙です&ごめんなさい
更新して確かめなかったばっかりに…orz
本当に申し訳ないです。
world's end girlfriend 「The Lie Lay Land」 01: Phantasmagoria Moth Gate ★★ 吹奏楽の音合わせに一人だけ飛び切り下手なラッパが混じってる。 とてつもなく大きい音で一人吹き続けるラッパ、周りにも動揺が走ってカオス。 狂気あふれる演奏会になりそうな空気だが―。 02: We are the massacre ★★★ バイオリンを伸ばした綺麗なメロディにドラムとベース、そこにジャングルの中にいるかのような「人間」の声。ヘッドホン推奨。 つぶやき・わめき・悲鳴・哄笑、聞き手に気づかれぬ間に不安を植え付ける楽曲は七尾旅人にも近い。 03: Satan Veludo Children ★★ 左耳から右耳へと移動していくドラムってだけでここまで不穏になるのかと驚かされる。 メインにすえるバイオリンはとにかく人を沈めていくラインを辿り、周りを固める楽器群はリスナーが聞き慣れた頃に何かやらかしてくる。 何度聞いてもお化け屋敷のようで怖い。 04: Garden in the Ceiling ★★☆ お化け屋敷を抜けると光広がる庭園でした。が、今までの経緯があるので安易に安心できない。 予想通りお化け屋敷から誰もいない洋館に案内されました。 テレビはつけっぱなし、ポルターガイスト常駐、ガラガラヘビはいるし、勝手に開くびっくり箱、耳元で子供の声が聞こえるんですけどこの屋敷からはいつ出していただけるのでしょうか。
05: the owl of windward ★☆ 屋敷の一室から地価へと辿る階段が見つかったかのように、厚みを増していく残響。 床に落ちる水滴のようなガラスの音。 テープを逆再生したような声ですら洞穴の風音に聞こえ、右から左へとドップラー効果をかけながら走ってく少年の叫び声のようなノイズ。 洞窟も終盤に近づくとなにかの信号が聞こえてきて、他の音は消えていく。 06: Scorpius Circus ★★★★☆ 発信源まで辿り着いたら、ICOが眠っていそうな遺跡。 いつか見たことのある建物の中を歩くような不思議な安心感が今までのノイズすら母親の声に変えてしまう。 3:40辺りから、かつてこの遺跡であった争いを再現するような劇的な展開になるが、暖かな印象に変化はない。 4:40から極端にファズのかかったギターがとても優しい。 07: song cemetery ★★ 10分を超える♯6をピークに、今までのことが幻視だったかのように落ち着いた展開を見せる。 いつの間にか霧の中にいるような。 一定の詩を詠み続ける少年の声が物悲しい。 08: Give me shadow,put on my crown. ★★ 風邪を引いたときに見る夢のような、ふわふわしてとても穏やか。 意識を覚醒させられるような害音が少しずつ増え、4:40で完全な砂嵐と化す。 その後レム睡眠と覚醒状態の狭間を浮沈し続け、ベースの鼓動だけが世界に残る。
09: Black Hole Bird ★★☆ 静寂がうるさくて耳が痛い状態を、実際に音を用いて再現した曲。 星もないような夜の闇に、次第にリズムをあげてヘヴィなギターサウンドが掻き鳴らす。(静寂を) 10:40を超えると風だけが吹き、静寂さえ止まる。 遠くで鐘を鳴らすかのようなギター。何かが始まる予感。 予感は予感で終わるのだが、夜に何か起きそうで起きないこの感じ。 10: Unspoiled Monster ★★★☆ 音合わせを外しまくってたラッパから始まってハッと目が覚める。 演奏会の前に眠ってしまって、実際に演奏が始まるまでに長い夢を見ていたよう。 微妙に周りとタイミングがずれる管楽器達が、中学生の晴れ舞台のよう。 演奏会の始まりと同時に自分の旅は終わる。 総評 ★★ ニカ系といわれるらしいworld's end girlfriendを買ったのは完全に名前買い。(ニコニコで聴いたってのもある) BGMとしてかけていても、どこか不安を感じるような昏いアルバム。 あらゆる音を用いて造られた建築物の中を探索させるような手法は、「歌」ではなく「曲」でもなく「音楽」なんだと思う。 アルバムとして全ての曲がつながりを持つ、完成度の高いアルバム。 個人的には好きではないし、お勧めもしない。
>>330 よりにもよってwegの中でも一番暗いものを初体験に選ぶとは…生還乙w
俺はweg大好きだから時間がある時にでもやってみようかな。
334 :
前スレ80 :2008/01/10(木) 14:30:20 ID:7VHSjClW0
yoga'n'antsで失敗したのでこれやります。 Soul Discharge '99 / Boredoms Warner Music Japan WPC2-7503 1994年4月25日発売 [CDリイシュー盤] 1.Your Name Is Limitless ★★ 随分と大人しい曲。 後半ドラムが暴走するけど、それも他の曲と比べて地味目な印象。 ちなみにこの曲とM12〜15はCD再発時に加えられた新録曲。 2.Bubblebop Shot ★★★ いきなり飛んでます。 QUEENの「We Will Rock You」のフレーズを多用しているが、完全に呑み込まれている。 しかしいまひとつな印象。 3.52 Boredom (club mix) ★★ 36秒の短い曲。 上2曲の流れを一旦終了する重要な役目を担っている。 ちゃんと手を抜かずにしっかり作ってあります。 しかし何故に「club mix」? 4.Sun, Gun, Run ★★★ テンポ速めのイントロから、リズムが二転三転する曲。 イントロの印象が強い割には印象に残らない曲。
335 :
前スレ80 :2008/01/10(木) 14:31:03 ID:7VHSjClW0
5.Z & U & T & A ★★★ 南国風なイントロに騙されてはいけない。 しばらくして突如暴走。 何故かこれも印象に残らない・・・ 好きな曲のはずなんだけど・・・ 6.TV Scorpian ★★★★★ 最高です。 スクリーミングがここまでかっこいい曲もそうそうないでしょう。 一分ちょっとの曲の中に初期ボアダムスの魅力が全て詰まっています。 個人的にこのアルバムで一番好きな曲。 7.Pow Wow Now ★★★ イントロがかっこいい。 途中でEYEさんの歌が入るのはこれだっけ… 8.J.B.Dick + Tinturner Pussy ★★★★ とにかく狂っている曲。 前半は妙に耳に残る変な歌が入る。 後半は激しい演奏&タイトルを絶叫→弛緩→激しい演奏&タイt(ry→弛緩→激しいえn(ry→弛緩…を繰り返して終わろうとしない。 聞き終わるとしばらく混乱します。 後半の繰り返しは5分くらいやってても良かったかも(多分聴いてて飽きるけど…)。 9.G.I.L '77 ★★ 後半の声とギターがエコーかかりすぎて訳の分からない轟音になるあたりは面白かったけど、そこに辿り着くまでが退屈。 「印象に残ってないけど、いざ実際に聞いてみたらいい曲」という曲が大半を占めるこのアルバムの中で、 「数回聴いたけど、駄目だなあ…」だったこの曲。
336 :
前スレ80 :2008/01/10(木) 14:31:42 ID:7VHSjClW0
10.Jup-Na-Keeeeeel ★★★★ M-6とは違う方向でスクリーミングが冴えてる曲。 ジャップ ナ キーーーーーーーーーーーール!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (ごめんなさい、書かずにはいられませんでした) 11.Catastro Mix '99 ★★ うーむ。 12.Milky Way ★★★★ いきなり方向性が180度違ってます。 訳の分からないチューニング狂いまくりのエセ民族音楽。 タイトルは「天の川」ですが、本物の天の川というより、「ドラッグやってラリったときに見えた天の川の幻覚」って感じです。 13.Songs Without Electric Guitars ★★★★ 物凄く音が薄いギター。 YOSHIMIの訳ワカラン歌が印象に残ります。 ちなみにこの後に出たアルバム「CHOCOLATE SYNTHESIZER」で「SMOKE 7」として数倍獰猛な形で復活します。 「SMOKE 7」はマジで名曲。 14.Hamaiian Disco Bollocks ★★★★★ ラストナンバーということを知ってか知らずか、とにかく暴走しまくり。 いきなりハワイアンな旋律+ドラムで海の音、とかなんかどっかで聴いたようなフレーズとか飛び道具炸裂しまくり。 このアルバムのラストを飾るのにふさわしい名曲。 にしてもなぜに「Ha"m"aiian」… 15.Hamaiian Disco Without Bollocks ☆ 前曲のアウトロ4秒を切り出しただけの物。 残り滓、といった所ですか。 正直言って収録した意図が分からない。
337 :
前スレ80 :2008/01/10(木) 14:34:45 ID:7VHSjClW0
総評:★★★★★
途中「印象に残らない」というフレーズが何回も出てきていますが、書いている途中で気が付きました。
聴いていると暴れたくなってつい暴れてしまうため一個一個の曲を本腰を置いて聴いてないんだ。
という訳でこんなレビューは参考にしないで下さい。とにかく聴けば暴れたくなるでしょう。多分名盤です。
最近、ストレスがたまっているハードコアパンク好きの貴方にお勧めです。
( ゚∀゚)ギャハハハハハハハ
今回暴走しすぎました…capsuleの「FLASHBACK」を次回はやろうかなあ…そのときは冷静に行きたいなあ…
>>311 >>314 >>318 >>323 >>328 乙です
>>334-337 乙
相変わらずマニアックなとこ攻めてるなあ
自分はそろそろ髭かな はたまたeufoniusかな
鈴木亜美のjoinアルバム、このスレでレビューしてもらったら面白そう
340 :
名無しのエリー :2008/01/12(土) 20:57:53 ID:u4wzGra40
マキシマムザホルモンのA.S.A. Crewっていうアルバム持ってる方いましたらレビューお願いします。 インディーズでの1stなんですが、今とは全然違う感じだと聞いたので、ちょっと気になります。
またしても何の空気も読まずにB'zのアルバムレビュー B'z/IN THE LIFE 1.Wonderful Opportunity ★★★★★ 頭から名曲。超ポップでB'zには珍しいけどものすごい(・∀・)イイ!。 大黒さんもがんばってる。韻を踏んでる歌詞が面白い。 2.TONIGHT(Is The Night) ★★★★ 今の稲葉には出せないであろう非常にしっとりした声で歌うミディアムナンバー。 今の稲葉の癖のある声が嫌いという人もかなり聞きやすいのでは? 3.『快楽の部屋』 ★★ 意外と好きじゃない。リフはかっこいいけどサビメロが微妙じゃないか? まぁ好きな人は好きだと思う。歌詞はタイトルの通りエロティック。 4.憂いのGYPSY ★★☆ あんまり好きじゃないスローバラード。静か過ぎるような・・・これも好きな人は好きそう。 ちなみにエアロスミスのもろパクであることは有名。まぁ点数とは関係ないけどね。 5.Crazy Rendezvous ★★★★★ 前2曲の個人的な微妙感から完全に巻き返し、なおかつお釣りが来る曲。 ポップで軽快な曲。ドライブの時に聞きたくなる。
6.もう一度キスしたかった ★★★★★ 超名バラード。歌詞がB'zの楽曲で1,2を争う完成度。メロディもすごい。 このころの声はほんとに聞きやすい。今は特にバラードがねちっこい歌い方だから・・・ 7.WILD LIFE ★★★★ 今回のアルバムタイトルの由来、の割にはこのアルバムには珍しくバンドサウンド。 STAY GREENもそんな感じだな、関係ないけど。曲はかっこいいが歌詞がちょっと。 でもこれ以降はこんな歌詞が増えて行く。 8.それでも君には戻れない ★★★★☆ 7のレベルの曲に6の歌詞を乗っけたみたいな感じ。まぁ歌詞は6に劣るがかなりいい。 しかし、こんな歌詞のいい2曲にはさまれたWILD LIFEはかなりかわいそう・・・ 9.あいかわらずなボクら ★★★☆ 軽いセッションみたいな曲で流し曲かと思ったら妙に人気がある曲。 いや、良いじゃないですか。結局あいかわらずっていいたいだけなんだよね。 10.ALONE ★★★★☆ アルバム唯一のシングル曲。壮大なバラードでアルバムを締めくくる。 ほんとこのころは歌詞がいい。そして声もいい。
総評 ★★★★★ B'zの一つの到達点でもあるかもしれない5thアルバム。 とりあえず初期のPOP路線のB'zのアルバムの中では最高の出来じゃないだろうか。 とりあえず捨て曲一切なし(まぁ人によると思うけど)メロディも日本人になじみやすいJ-POP。 稲葉の歌詞センスも頂点に近い。B'zのオリジナルアルバムで売り上げが歴代2位というのもうなずける。 同じポップ路線でもGREENとはまったく違うサウンド。 こっちはキーボードとかブラスやらでポップだけどGREENはギターポップと言った印象。 あとGREENは青臭い青春といった印象だが、こっちは大人の世界観が強い。夜に聞きたくなる。
345 :
前スレ80 :2008/01/13(日) 05:46:54 ID:yhugu5By0
慣用句とかそういう意味ではなくリアルで丸一日寝ていて体力が衰弱しきった人によるレビューです FLASH BACK / capsule YAMAHA MUSIC COMMUNICATIONS/contemode YCCC-10011 2007年12月5日発売 1.construction ★ いつものイントロ。 2.FLASH BACK ★★★ ノリのいいダンスミュージック。 ギターを中心とした音作りになっているのが面白い。 洋楽ではBoys noizeとかいう人の楽曲に似ているらしいですが聞いたことがないので分りません。 3.Eternity ★★★★★ こしじまとしこがここで登場。 「FRUITS CLiPPER」「Sugarless GiRL」からの流れを汲んだ切ないメロディをもった作品。 今作の中でもハイライトナンバーとなっていると思う。 こしじまとしこの偉大さを実感。 「こしじまとしこの必要性が感じられなくなっている」とは方々でよく言われる意見だけれど、そんな事はなく、 「やっぱりcapsuleにはこしじまとしこが必要なんだなあ」と実感させられる一曲。 4.You are reason ★★★★ ボーカルが全編サンプリング。 そういうことは「Sugarless GiRL」の数曲でも行われていたけど、「Sugarless GiRL」の楽曲と何が違うかというと、 「ボーカルのサンプリングはするべくして行われたこと」になっている点が一番違うと思う。 「Sugarless GiRL」の楽曲ではボーカルがサンプリングになると「こしじまとしこ使えや(#゚Д゚)ゴルァ!!」な気持ちになったけど、 この曲を聞くと、「中田ヤスタカはこしじまとしこがボーカルじゃない状態でやりたいことがある」 というのが自然とリスナーにも伝えられていると思う。
346 :
前スレ80 :2008/01/13(日) 05:47:49 ID:yhugu5By0
5.Love me ★★ 今回のがっかり大賞。 ノイズまみれの切なさを感じさせるイントロで「もしかして新境地?」とむちゃくちゃ期待したのに…期待したのに… ふたを開けてみると普通のダンスミュージックでがっかり。 ダンスミュージックとしてはいい曲だと思うので星ひとつ追加しとくけど、やっぱりイントロのテンションで突っ走ってほしかった…。 6.I'm Feeling You ★★★★ 先行12インチからの一曲。 奇妙な切なさを備えた、capsuleの新境地でもあるし、どことなく演歌を思わせる和風なメロディは「ハイカラガール」への原点回帰でもあると思う。 12インチ発売当時のcapsule本スレでは「今回のアルバムは『ハイカラガール』っぽくなるのか?」という期待が寄せられていた。 7.MUSiXXX ★★ これも先行12インチから。 正直言って12インチで聞いてた時からあんまり好きじゃなかった。 聞くとそれなりにいい曲ではあるんだけど、やっぱりほかの曲と比べると微妙だと思う。 飛ばし曲(捨て曲ではないけど…)。 8.Get down ★★★★★ 「エクササイズ」をテーマにここまでスタイリッシュな曲を仕上げられるのは中田ヤスタカだけでしょう。 「1,2,3,4」という掛け声が違和感なくメロディに溶け込んでいるのがすごい。 こしじまとしこの偉大さを実感(2回目)。 とりあえず( ゚∀゚)o彡゜げたん!げたん! 9.Electric light Moon light ★★★★★ どことなく冬を思わせる一曲。 こういうメロディに俺は弱いです。 この曲を聴くと「冬のスキー場、あるいはスキーした帰りの深夜、雪景色の田舎道を走る車の中でかかっていてほしい」(capsuleスレの俺の書込みからコピペ)と毎回思う。
347 :
前スレ80 :2008/01/13(日) 05:48:39 ID:yhugu5By0
総評:★★★★★ 前作「Sugarless GiRL」のレビューをしたとき、「capsuleは各アルバムに必ずかなりいい曲が入ってるからそればっかり聞いてしまう」 という内容のレスをしてくれた人がいたが、「その通りだよなあ」とこのアルバムを聴くたびに思います。 今回このアルバムをレビューにするために通しで聞いたんですが、じつはM-3、8、9、ばっかり聞いてました。 たぶんこのスレがなければ「You are reason」の良さに気づくことはなかったでしょう。 このスレに感謝しています。 今、マイミュージックに続けて入っている「FRUITS CLiPPER」を聞きながらこのアルバムの総評を書いています。 このアルバムも名盤だよなあ…いつかレビューしたいなあ…。 と言いつつ次回はPOLYSICSあたりがレビューの対象になる可能性が濃厚です。
>>345-347 乙。では自分も
Chaos in Apple/髭(HiGE)
1.黒にそめろ ★★★★
アクモン的なタム捌きから入り、パンキッシュ・グランジとでもいうべき展開をみせる曲。コードの鳴りも手伝って、サビのギターは
まとわりつくように重い。1st時に比べると音の輪郭がはっきりしており、サイケ色が薄れた印象だが、演奏の不出来をごまかす側面が
無くなったという点では進化といえるのでは。詞は攻撃的かつ自虐的という、今作全般の詞世界を象徴する出来。
2.ハリキリ坊やのブリティッシュ・ジョーク ★★★
王道グラムにパーカッシヴな遊びを加えたような曲。ドラムのフィルを入れるべき箇所をパーカッションで代用しており、
聴き手をはぐらかすようなコミカルさが出ている。押韻によるリズム感や人を小馬鹿にしたようなヤギ風ビブラート等、
取り敢えずテンションの高い曲。
3.GOO ★★★★
非常にシンプルなメロディでコンパクトにまとめたパンキッシュな曲。キャッチーなコーラスが乗り「Get up!ポルターガイスト」と繰返すサビは
思わず口ずさみたくなる出来。ていうか起こすなよ…。ノリノリになってると知らぬ間に背後に恐怖が忍び寄ってそうな、
今作らしい二面性のある曲。
4.溺れる猿が藁をもつかむ ★★★★★
グランジ風ギターをバックに展開するアッパーな曲。教祖と信者のような、コーラスとの掛け合いが肝。
単なるハーモニーに留まらないがツインボーカルとも違う、独特なコーラスの立ち位置が面白い。
他人も自分も否定してしまっているが卑屈さや厭世感は無く、ぬかるみ爆走系とでも言うべき喜劇的な疾走感を
生み出しているエンタテイメント曲。
5.ドーナツに死す ★★★ メロディはシンプルだがリズミカルに韻を踏みながら曲に乗ってくるためテンポの良い曲。 音作りがクリアになった分、色々と想像を膨らませる余地が無くなり、曲が似通って聞こえる面が出てきたか。 毒+キャッチー+パンキッシュ+へヴィという組み合わせに何となく聞き覚えがあったのだが、この曲で思い出した。 THE WILDHEARTSだ。「FISHING FOR MORE LUCKIES」の頃の。 6.100%太陽 ★★★ キャッチーなメロディが多い今作にあって異色な、カート的オチ不透明サビメロが印象的な曲。 今作中唯一のラブソング(とおぼしき曲)だが、粘着質なアレンジにすることでアルバムのトータルカラー内に 自然に収まっている曲。 7.ボニー&クライド ★★★ バンド自体は気持ち良いビートを出すようになったが、曲自体はかなり普通。今作中最もクセの無い曲か。 ロカビリー調なサビのベースがナイス。明るくポップな曲調だが、須藤の詞と斎藤のギターが鬱な要素を差し込んでくるため、 突き抜けた明るさにはならない。ある意味髭バランス。 8.B級プロパガンダ ★★ やはりパンキッシュでキャッチーな曲、かと思ったらサビメロが一癖ある曲。ギターソロはピロウズ風。 インストパートがあっさりしすぎていて物足りない部分も。フィリポのドラムはシンプルで思い切りのいいハッキリしたプレイで、 悪くはないが飛び抜けて良い部分もない印象。他曲のドラムも似た感じ。だからコテイスイが必要なのかも。
9.ダブリン ★★★★★ ごくありきたりなイントロで入り、今作の例に漏れないキャッチーなメロディを展開する曲。サビのギターがテンションで鳴らす音が心地良い。 ギターソロは入りの部分だけ聴くと普通っぽいが、何と2小節分の全く同じフレーズをソロパート中弾き倒す。 やりやがった。絶妙にカオス。2度目に聴く時にはそのフレーズが曲の頭から必然的に乗るリフとして脳内で鳴る。 アウトロはエフェクトを駆使してサイケなムードに。 10.T/M ★ 小物インスト。これは意図がよく分からない。好き放題というほど奔放にやり倒している印象もなく、半端な曲。 11.寄生虫×ベイビー×ゴー! ★★★ 静動はっきりした曲。歌メロのリズムの組み方自体はあまりいじらず、メロディだけすげ替えてサビを作っている。 メロディもまあ似たり寄ったりだが。いきなり「寄生虫 おまえのことさ」とくるが、だんだん逢えて嬉しいとかぬかしだして、 サビでは結局「寄生虫ー!!」と叫ばれる。とにかく今作中一貫して自他問わずに毒をまいて回っているので、 不安定なようで安定している。不安定な状態で安定している、という方が正しいか。 12.マヌケなクインテット ★★★ キャッチーだがコード進行から展開まで普通な曲。「エンドレスでフレーズを」「ココロの中にはもう銭ゲバの亡霊が」といった具合に、 詞の自虐ぶりは非常に分かり易い。とはいえその皮肉が自分達だけに向けられているとは限らないのが今作でもあるが。 自分を卑下しながらも周囲をも広範囲で巻き込んでいく今作らしい曲。 13.電波にのって ★★ 今作中歌詞が最も抽象的なラストナンバー。楽曲はブラー風。 意味深なフレーズが次々登場し、恐らく須藤本人的にはラストに配置すべく配置された曲なのだろうが、正直洞察が及ばないため 個人的には印象の薄い曲。そのうち何かのタイミングでお気に入りになるかもしれないが。深読みを楽しみたい人向け。 クーラシェイカー的な宗教色のあるアウトロで締め。
総評 ★★★★ 個人的にCIAと略称で呼んでいる髭の4th。 前作「PEANUTS FOREVER」収録の「ランチ」で歌われていた「林檎 ピーナッツも 皿まで食べちまおう」の林檎のほうなのかも。 ベタベタした印象の「PEANUTS…」と比べるとさすがにシャキシャキしており、甘くて消化が良いが毒入り、という作品。 技術は向上したが、腕に自信をつけた分だけ、音作りのみで魅せる曲が減った印象。怪しさや泥臭さが抑えられたクリアな音作りが もたらした恩恵は、やはりキャッチーなメロディがシンプルに聴き手に届くようになったことか。随分聴き易くなり、大衆的なバンドに なった印象。そこはそれで、甘いラブソングも応援歌も願い下げの詞世界が世間に媚びへつらわない姿勢を表しているが。 須藤の作曲はコンパクトでキャッチーだが長いメロディを作るのは苦手で、サビメロの導き出し方が上手いいわゆるBメロメーカータイプでも ないため、楽曲はマンネリ気味。押韻のリズム感を軸にすると自然と短いメロディの反復が増えるのは避けられない、という 部分もあるが、相変わらず聴き手次第ではどの曲も同じにしか聞こえない側面はある。英語圏のバンドっぽい手法ではあるが。 髭は技術を目的化するタイプのバンドではないため、いざという時に個人技で局面を打開できる存在(テナーでいう日向)が いないのも苦しい。しかし斎藤のギターは髭の音を構成する要素として幾つかの決定的な仕事をした印象。 アルバムトータルのカラーもまとまっている。誰が聴いてもほぼ同じ特徴を感じ、好きな人は同じ部分に惹かれ、嫌いな人は こぞって「そこがイヤ」と言いそうな作品。
>>349-352 乙
髭はギタリストが俺の行きつけのCDショップの元店員なんだよなw
だから個人的に気になってたから助かった
354 :
名無しのエリー :2008/01/14(月) 13:35:32 ID:dMhmYYXs0
久し振りにレビュー。 PONKICKIES BEST 30 DISC-1 1.たべちゃうぞ(ガチャピン) ★★ トリビアでも紹介されたことのある過激な曲。 曲自体(作曲はなんと吉田拓郎!)は普通の子供向けの曲調だが、問題は詞のほう。 「おなべでゆでてたべちゃうぞ あたまのほうからなげこんで まだかなグラグラグッツグツ」 この曲を作詞したのは公募で選ばれた主婦の人らしいのだがどんな思いで書いたのだろう…。 しかし、一般の人だからこそプロには発想できない詞が書けたのかもしれない。 寝る前に聞いたら悪夢にうなされる事間違い無いの一曲。 2.およげ!たいやきくん(子門 真人) ★★ 今聞いてみるととても子供向けには思えないほど渋い。そして暗い…。 子門さんの独特な唄声とあいまってブルージーな曲となっている。 そして、たいやきの悲しい性を描いた悲しい曲でもある。 3.いっぽんでもニンジン(なぎらけんいち) ★★ 語呂合わせの歌詞(一本でもにんじん、二足でもサンダル…)に目がいきがちだが よく聞いてみると後で鳴ってるピアノやドラムがジャズ風味で聴いてて気持ち良い。 4.ホネホネ・ロック(子門 真人) ★★☆ 子門さんの魂のシャウトを存分に味わうことが出来るロック調な曲。 非常にシンプルな音作りでありながら音一つ一つがうまく調和してる。 しかしシンセの音やアコギの音を聞いてると70年代の空気を感じる…。 5.パタパタママ(のこいのこ) ★★☆ 言葉が音色の波に上手く調和していて軽快な印象を受ける。 バンドサウンド〜+ラッパ〜+ストリングスと段々と音色が増やして曲を盛り上がる。
6.まる・さんかく・しかく(のこいのこ) ★★ 上の曲と同じ歌手が歌っているが若干こちらの方がクオリティが下がる。 しかし、シンセサイザー、エコーをかけた歌声など当時の影響受けたと思われる箇所もあり テクノポップの始まりを予感させる。 7.カンフーレディー(高田 とも子・コスモス) ★★☆ 意外とカッコいい曲。特に、ベースプレイとリズムギターはなかなか渋い。 歌詞もなかなか語呂合わせがおもしろく曲もオリエンタルな雰囲気をかもし出している。 8.あいうえ おほしさま(うらいみさこ) ★★★ ポンキッキーズ初期を代表する名バラード。歌詞は子供向けだが音は上品で綺麗。 流れるようなグランドピアノの音色と控えめなハーモニカの音色が日本の夜空独特の寂しさを感じる。 これに、うらいさんのかすれた高声が融合して見事な名バラードとなっている。曲間のストリングも素晴らしい。 9.おっぱいがいっぱい(ぶんけかな) ★★ タンゴ調の曲調におっぱいおっぱいと連呼されるとなんとも官能的な歌になっちゃう…。 これを普通に聞くことが出来れば君はもう立派な大人の仲間入りだ!(男性限定) ジョルジュ長岡のテーマソング(嘘)。 10.ドキドキドン!一年生(ぶんけかな) ★★ 入学時の緊張と興奮を表した曲。誰でも一回は感じる感情を上手く表現できている。 そこらの応援ソングよりこの曲の方が励まされて勇気が出ると思う。
11.十二支の歌(くらっぷ) ★★★ 導入部の流れが素晴らしく一気に曲に入り込むことが出来る。ライブでは盛り上がること間違いない。 歌謡曲的なコード展開であるが攻撃的なシンセの音が上手く曲を引き立っている。 こんだけかっこいい曲なら十二支も自然と覚えれる。 12.からだ元気(しょうじけいすけ) ★★ 今度はレゲエ曲調。ホント、この番組の歌は守備範囲が広い。一応標準以上のレゲエソングとなっている。 コールアンドレスポンス(ひじ(ひじ) むね(むね)とか)も決まっており、ライブでは盛り上(ry。 13.はたらく くるま2(子門 真人) ★★☆ これこそ童謡の究極といっても過言ではない(と思う…)。まず、非常に分かりやすい。 そして、子供が大好きな車を歌詞に盛り込んだとなればこれは子供に馬鹿受けするのは当然。 それでありながら大人も聞くことが出来る曲のクオリティを保ってるのは凄いと思う。 14.たなあげおんど(大竹 しのぶ) ★★ 大竹しのぶの凄まじい歌唱力を堪能できる軽快な曲。 聴くものを不安にさせる音程こそが大竹しのぶの真骨頂。 15.みんなともだち(山崎清介・砂川直人) ★★★ ずっと友達というフレーズが感動的なポップソング。児童団のバックコーラスが良い。 明るい曲調なのになぜかしみじみとしちゃう…。
DISC-2 1.ロックンロール・オムレツ(森高千里) ★★☆ エルビスプレスリーを思わせるロック調な曲に森高さん(当時のアイドル)を融合させた曲。 微妙に潰れてるドラムの音色(森高自身が叩いてる)がアメリカンな曲調に合っている。 2.歩いて帰ろう(斎藤 和義) ★★★☆ 名曲。明るいながらもどこか哀傷感漂う曲調とネガティブな歌詞の対比がおもしろい。 ピアノ、アコギとオルガンの音色で夜の空気を醸し出し、斎藤さんのやけっぱちな歌声があきらめ感を出している。 そんな退廃的な空気を聞くものに感じさせつつもコード展開はポップであまり重苦しくさせない。 でも、毎朝聴く曲ではないなこりゃ。 3.夢のヒヨコ(矢野 顕子) ★★★ 矢野顕子の演奏力の上手さと歌唱力の素晴らしさを体感できるバラード。 糸井重里による独特で可愛らしい歌詞がこの曲をさらに引き立ててくれる。 譜面にとらわれないで綺麗に演奏してるようなピアノに関してはさすが矢野さんと唸るしかない。 4.夏の決心(大江 千里) ★★★ 夏休みの儚さと楽しさを軽快なポップな音色に乗せて大江さんのハスキーボイスが歌うと気分は小学生時代。 海岸線のドライブにこの曲は絶対合いそうだなぁ…と。歌詞は大江ワールド炸裂でちょっと恥ずかしい。 5.花子さんがきた!!(マユタン) ★★ イントロの壮大感に比べると曲はずっこけるくらい軽い。 印象に残ると言えばマユタンの独特のハスキーボイスぐらいか…。
6.ポポ(Radio Edit)(電気グルーヴ) ★★★ 子供向けながらしっかりと堅実な仕事をしたような印象を受けるテクノポップ。 真面目過ぎずポップ過ぎず…とちゃんと電気グルーヴの世界を体感できる。 音は固め、曲は軽め、石野卓球の歌声も意外と子供に受けると思う。 7.一寸桃金太郎(シスターラビッツ) ★★ 安室奈美恵、鈴木蘭々が参加してるらしいが曲が2分で終わってしまうためあんまり印象に残らない 三つの童話を合体させた歌詞はおもしろいと思うが曲自体が平凡以下のような…。 8.LET’S GO いいことあるさ(SUPER P−kies) ★★☆ ここまでポシティブだと聞いてる方が疲れる…。普通のポップソング。 導入部のギターソロか結構かっこいい。 9.さぁ冒険だ(和田アキ子) ★★★☆ 作詞:森高千里&糸井重里、作曲:CS石井(米米クラブのボーカル)とかなり豪華なメンバーで作られた。 和田アキ子というと「ぅああぁぁぁ」と変に力んだ歌声が思い浮かぶがこの曲では控えめに歌っておりそこが好印象。 曲も上品なポップで子供も大人も楽しめ、詞もシンプルな言葉選びでありながら印象に残る。 ポンキッキーズ時代の集大成的存在の名曲。 10.シャナナナナナ(DICK LEE) ★★★ 曲の7割がシャナナナナナで埋め尽くされているテクノポップ。 電子的な可愛らしい軽快な音色に歌詞が上手く載ってて聞いてて心地良い。 全編英語でありながら聞いてて疲れないところがなかなか。
11.Ja-nay(鹿野 丈史) ★★★ 脱力テクノ歌謡曲としか言いようがない。そんな曲(どんな曲だよ)。 料理の鉄人の司会者をやってたとは思えない爽やかな声で いいじゃない〜いいじゃないと歌われると人生どうでもよくなっていく…。 12.バブルバスガール(コニーちゃん) ★★★ 作曲はカジヒデキらしい。なかなかのポップソングに仕上げられている。 音色の数は最小限でありながら音色一つ一つが上手く作用して 音色の数以上の音色を聞いてるような錯覚を覚える。アコギが印象的。 13.花まつり(石井ビューティー) ★★☆ ようは石井竜也の曲。沖縄音楽の要素など取り入れて祭りの華やかさを感じる。 しかし、無理やり米米クラブの音楽から逃れるために難しいことに挑戦して空回りしてる印象も。 14.でたらめな歌(爆チュー問題) ★ 同じギャクを何回聞いてもなぁ…。特に曲もねぇ…。22番田淵には吹いたw。 15.チビミミナガバンディクート(チビママ) ★★ 作詞は中村326…。詞を見ただけあの絵が思い浮かぶ…。後は印象に残らない。 総評 ★★★ その名の通り、ポンキッキーズの有名曲を集めたアルバム。最初が「食べちゃうぞ」と言うこところが素晴らしい。 ディスク1が童謡集、ディスク2がJ-POP集なところか。やはり、子供向け番組だったので全体的に聞きやすく出来ています。 そしてスルメ曲も意外と多く、曲のバラエティは豊富。疲れた体にセラピーCDとして、胎教にも役に立つと。 しかしながら惜しい番組をなくしたものだなぁ…。そこらへんの音楽情報番組より良い音楽番組だったと思うが…。
>>355-360 大作乙
ディスク1が聴きたい曲の宝庫だわ
「おふろの数え歌」だっけ?ひ・と・つ・と・せえ〜ってやつ アレ入ってないんだな
「ヤーレンソーラン北海道」とかは違う番組だっけ
>>361 「ヤーレンソーラン〜」は「パオパオチャンネル」の方だったような。。。
ついでにまとめあげ。
>>355-360 乙
需要無さそうだけど掃除してて久々に聴いてみたので投下してみる
ONENESS / D-51
01. TOP OF THE SUMMER ★★★★★
メジャーデビュー曲。
軽快なベースラインと透き通るボーカル、コーラスが心地よい。
青臭い歌詞と明るい曲調は正に真夏の海辺を感じさせる。
間奏とアウトロのサックスソロが秀逸。
02. Dreamin’on ★★★★☆
シングル曲にしては地味な気もするが、秋から初冬にぴったしのミディアムナンバー。
こちらは哀愁のある渋いギターが良い仕事してる。
03. NO MORE CRY (SMILE POWER MIX) ★★★
彼らの3枚目のシングルにして一番売れたヒット曲。
前曲の路線と打って変わって、バックが生の演奏ではなく全パート打ち込みによるポップな曲。
だがその分以前と比べてメロディーが少し単調気味でもある。
タイトルにSMILE POWER MIXとあるがシングルverとはほとんど変わってない気が・・・
04. 風のメロディー ★★★☆
アコギの弾き語りから優しいバンドサウンドへ続く一曲。
サビの雰囲気が後にリリースされたヒット曲のALWAYSと微妙に似てるような。
NO MORE CRYのようなタイプの曲が有名になってしまった彼らだが
元々はこういった曲のほうが得意なのかもしれない。
05. MILLION NIGHTS ★★★★ ここにきてバラード。 歌い方が少々クドい気もするが、彼らのコンセプトを考えると これくらいクドいほうが似合うんだろうな。 演奏のアレンジはGOOD。 06. 希望クラップ ★★☆ とことんポップでキャッチー。 こういうのはライブで盛り上がりそうな曲。 ただ手拍子がしつこいと感じるかもしれない。 07. コーノトリ ★★★ 三味線の音が印象的なノリノリのナンバー。 沖縄人じゃないとわからないようなネタを歌詞に入れてくるのはどうかと思うが・・・ Bメロの掛け合いが面白い。 08. BELIEVER ★★★ キャッチーで爽やかなサビのアップテンポな一曲。 曲の雰囲気は03.に近いかと。 09. Another DAY ★☆ 01.のカップリング曲で唯一このアルバムに収録されたカップリング曲なのだが んー・・・何故この曲が選ばれたのだろうか。 特にリミックスや再録されているという訳でもないし 似たような曲が続くので収録しなくてもよかったのでは?
10. HARMONY ★★ どうも全体的に盛り上がりに欠ける。 メロディにあまり大きな変化が無いのでサビが分かりづらい。 ただ、波や鳥の鳴き声がところどころ入ってるのは沖縄出身の彼ららしいのかな。 11. LET’s TRY(STREET BAND VERSION) ★★★★ 彼らのインディーズ時代の代表曲の再録。 STREET BAND VERSIONとあるように全パート生演奏でバンドサウンドが強くなっている。 軽快なコーラスに加え、開放感のあるキャッチーなサビが心地いいアップテンポな一曲。 総評 ★★★ 二人組み男性デュオ、D-51のメジャー1stアルバム。 聴く前はCHEMISTRYのような雰囲気をイメージしていたのだが 実際聴いてみると、彼らよりも若い・・・というか青臭いポップな曲揃いだった。 もっとも、それがD-51の個性なのかもしれんが。 曲順に関しては、シングル曲をいきなり全て最初に持ってきたのは正直どうかと思った。 そのせいか後半のほうになるとちょっとだれるのが残念。 しかし曲単位で見ればポップでキャッチーな曲揃いなので、こういうのが好きな人なら聴いても損は無いだろう。
まとめ乙ー
>>339 俺も読んでみたいわ
カジヒデキ、キリンジ、つじあやのとか無駄に豪華だし
次作のなら買うと思うのでやりたいな>鈴木亜美 自分は専門的なことは書けないので他の人のも読みたい
まとめ見るとアニメ関係のレビューあるけどここってアニメ関係のレビューしていいのか? あとまとめ人さんへ グループ魂の「嫁とロック」のレビューは星6つが最高です
別にいいとは思う…うざくなければ……
>>371 アニソンも邦楽なんだし構わない・・・と思う
少なくとも自分は見たい!
アニソンにも面白い音楽する人いるよね むしろアニソンだから認められた、というか 代表的なのはアリプロとか桃井とかなんだろうけど
民生の新作聞いた人おったら頼む
379 :
名無しのエリー :2008/01/19(土) 14:02:25 ID:6iAMaT/r0
需要はともかく、少ないので岡村靖幸レビュー。 岡村靖幸「yellow」 1,Out of Blue ★★★★★ いきなり星五で申し訳ないが、名曲。 雰囲気とか歌詞とか、そこはかとなく80年代の古臭さがあるが、 それを補って余りあるリズム感ある歌とか終始鳴り響くアコギだとかがよい。 これがデビュー曲とは思えない。 まぁ、プリンスの影響はめちゃくちゃ強いので、 そっちが好きな人は苦笑いするかもしれませんが。 2,Young oh!oh! ★★★ 若い。若すぎて、最近の岡村から入った僕は笑ってしまいそうになる。 岡村の中でも少し異質な曲。一応青春ポップスの範疇だろうか。 3,冷たくされても ★★ 作詞を岡村以外の人がした曲。 モロ80年代。結構ポップで、そこはかとなくサザンっぽい。 4,Check out love ★★★☆ 後のセルフリミックスアルバムの「ビジネス」でセルフカバーされた曲。 そのため、どうしても色眼鏡で見てしまい、正当な評価が出来ない。 いい曲だと思います。 5,はじめて ★★ 壮大なバラード。 静かな序盤から段々盛り上がっていきます。 で、盛り上がった辺りで歌が無くなるという、何とも肩すかしな曲。
380 :
名無しのエリー :2008/01/19(土) 14:05:03 ID:6iAMaT/r0
6,Water Bed ★★ 岡村得意のセリフ入ってて、僕はそれだけでお腹一杯になりそうです。 「ねぇ、一番大事なことってなんだか知ってる? まぁ色々あるんだけどさぁ……フフハァッハァッ。じゃリアリティ? そんなのがリアリティなら、僕はリアリティなんて要らないよ」 後に「家庭教師」という二三分延々と台詞が続く曲を作った変態も、 まだちょっとたどたどしい感じです。 ま、曲自体はあんまり盛り上がんないんですけど…… 個人的に「1、2、3、フォー!」がツボでした。 7,RAIN ★★★★ 危機感がこっちまで伝わってくるようなロックバラード。 8,彼女はScience Teacher ★☆ (^^;) 僕はてっきり、理科の先生との妄想の変態的な曲だと思ったんですが、 どうも彼女のことを「愛の研究をする」science teacherに喩えているようで。 9,White courage ★★★☆ 岡村ファンの中ではこの曲を一番のバラードと言う人も居る。 僕はそこまでいいとは思わない。 歌詞とか曲とか、ストレート過ぎるんですよね。ちょっと。 総評; 変態岡村のファーストアルバム。 一曲目で、「おおっ!これは!」と思わせておいて、後は盛り下がっていく。 ファーストだから仕方ないと言えばそれまで。 ただ、何というか綺麗に曲を整えすぎな気がした。 当時ならそこそこ受けたアルバムだろうか、と、 真面目に調べてみたら、このアルバム1983年なんだなぁ・・・ 松田聖子とか薬師丸ひろ子が普通に曲出してる時代の裏だと思うと、すごい。 けどやっぱ、地味なアルバム。 編曲に他人がかかわってるせいかどうかは知らないが。
アニメのレビューですが凄くヲタ臭くなってしまった… すみません… ☆6つが最高評価のレビューです 白石みのるの男のララバイ(アニメ「らき☆すた」後半エンディングテーマ集)/白石みのる(白石稔) 1.俺の忘れ物 ☆☆ 映像がないといまいち。完全版のアカペラとしてきけばいいと思う 2.ハレ晴レユカイ ☆ アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」のエンディング 素直に「谷口バージョン」を出したほうがいいと思う 3.恋のミノル伝説 ☆ これはアカペラにしてもグダグダすぎる
4.もってけ!セーラーふく(曖昧サンシャインver.) ☆☆ このCDの1〜11曲目までをエンディングとして使用しているアニメ「らき☆すた」のオープニング「もってけ!セーラーふく」が元ネタ 歌詞を間違えまくっているのと、歌詞カードの「言語では概念を説明できないし理解もできない」が笑えた 5.かおりんのテーマ ☆☆☆ これは上手い。完全版のアカペラとしてきくとなおいい。エンディングの中ではこれと11曲目が良曲 6.男の生き様 ☆☆ この変なノリは好き。 7.お婿ルンバ ☆☆ 酷い歌詞だwwww面白いけど
8.シカイダーの唄 ☆☆ らき☆すた内のコーナー「らっきー☆ちゃんねる」で白石さん演じるキャラクターがマジギレして大暴走した直後にこれが入ったためテレビ放送時は大爆笑した 完全版のアカペラというより白石さんと「らっきー☆ちゃんねる」の相手役の今野宏美さんとのコントみたいな掛け合いを楽しむ曲 9.白石メドレー ☆☆ とりあえず白石さんの必死さは伝わってくる 途中から笛の意味が全くなくなっていたのには噴いた 10.ミクル変身!そして戦闘! ☆☆ 元ネタはアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」のBGM ハルヒ本編とこの歌がエンディングのらき☆すたの話を踏まえてきいてみると面白いかもしれない 11.愛はブーメラン☆☆☆ 元ネタは映画「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」のエンディング かなり真面目に歌っており、また本編が「学園祭」の話で終わったことから非常に良い選曲だったと個人的には思う
12.俺の忘れ物 -完全版- ☆☆☆☆☆ 演歌調の歌。「WAWAWA忘れ物」という特に意味もないセリフをよくここまで歌詞として成立させたと思う 特に二代目の「NANANA失くしもの」の部分は凄いなと思った。歌詞が非常にいい 13.シカイダーの唄 -完全版- ☆☆☆☆ 特撮風の歌。歯医者というネタだけでここまで頑張ったのは凄いと思った 歌自体は戦隊物みたいなノリで楽しい曲 14.かおりんのテーマ -完全版- ☆☆☆☆☆☆ 一昔前のポップスみたいな曲調で歌詞も凄くよい。白石稔さんの歌唱もよく、楽曲として非常にレベルが高い 個人的にはこれと次の曲がこのアルバムで最もよかった 15.恋のミノル伝説 -完全版- ☆☆☆☆☆☆ セックスマシンガンズ風のメタルで白石さんの歌唱力も合わせて充分にきけるレベルの曲 歌詞やサウンドも非常によい 楽曲としてもかおりんのテーマの完全版同様に非常にレベルが高い
16.我が愛しのサンタモニカ -スタジオ録音版- ☆☆ 前の曲との落差が笑える サンタモニカに対する思いを歌っている曲 しかしなぜサンタモニカ? 17.恋したっていいじゃない -スタジオ録音版- ☆ どう反応しろと?って感じの曲 18.お婿ルンバ -スタジオ録音版- ☆☆ 7曲目と同じで酷い歌詞だwww 個人的にはこれの完全版もきいてみたかった 19.男の生き様 -スタジオ録音版- ☆☆ 6曲目に書いてあるレビューと同じ これも完全版を作ってほしかった 20.白石みのる〜奥さんシリーズ〜 ☆ 意味不明なコント
総評☆☆☆☆ 実質12〜15曲目の完全版のためのCD 白石さんはアニソン歌手にでもなったらいいと思う。そう思うくらい白石さんの作詞・作曲&歌唱はよかった 特に14、15曲目はよかった ただスタジオ録音版と20曲目は不要だったと思う 1〜11曲目は自分みたいにらき☆すた見てエンディングが大丈夫だった人は面白いと思う スレ汚しすいませんでしたorz
乙 白石自分で曲作ってんの?すごいなw
388 :
前スレ80 :2008/01/20(日) 02:51:19 ID:XrbHA7jH0
またcapsuleですか NEXUS-2060 / capsule YAMAHA MUSIC COMMUNICATIONS/contemode YCCC-10002 2005年2月9日発売 1.NEXUS-2060 ★ 「皆様、本日もコンテモードエアシステムをご利用いただき、まことにありがとうございます…」 一言でいえばアナウンス。またはこのアルバムの世界観の説明。 雰囲気作りのための軽いお遊びだがあるのとないのでは大違い。 2.space station No.9 ★★★ スタジオジブリとコラボレーションした「アニメSF三部作」のうちの1つ。 まあそれはスタジオジブリの「ショート作品集」にはいってるので適当に見てくれ(投げやり)。 曲はラテン系(by俺の父)。後半で切なくなる所が好きだ。 普段聞き慣れないジャンルなのでそれ以上の評価は出来ない。 3.A.I. automatic infection ★★★★☆ この軽やかで明るく、それでいて切なさを感じさせるメロディーは凄い。 時々無性に聞きたくなる部類の曲。歌詞が悲しい。 4.Q&A ★ タイトルだけ見たときてっきりシリアスな曲かと思ってた。 多分capsuleの中で最短の曲…じゃないね。 短い「問い」。次の曲のイントロ。
389 :
前スレ80 :2008/01/20(日) 02:54:01 ID:XrbHA7jH0
5.Lucky Love ★★★★★ この曲大好き。ハッピーな歌詞なのに切なさ全開のメロディー。 秋の東京の住宅街の並木道を幸せな気持ちで歩いている少女、といった感じ。 ether22が微妙に参加している。 6.happy life generator ★★★★★ この曲も大好き。ファンの間でも人気が高い曲だと思う。 最後、焦らしといてサビで一気に切なさが爆発する瞬間が最高。 この頃の中田ヤスタカは凄かった(今とは違う意味で)。 7.beautiful hour ★☆ 長い。5分くらいでよかったんじゃないか?聞いてて飽きてしまう。 クラブというかラウンジというかそんな感じのウケを狙った曲だと思うけど、そういう所でかける曲だったら今の路線の曲の方が適してる。 この頃は歌もの以外で勝負しなくてもよかったんじゃないかな。 8.urban complex ★☆ これも別にやんなくて良かったんじゃないの? 9.world fabrication ★★★★★ 個人的にはこのアルバムの大トリ。 快活なジャズナンバー。capsuleには珍しい絶望を歌った歌詞が印象的。とにかく切ない。悲しい。 多分中期ポップ路線のピークがこの「NEXUS-2060」で、これ以上の作品をこの路線で作り出すのは無理だと思うので、 次作「L.D.K Lounge Designers Killer」で路線を変えたのは正解だったと思う。 例えるならピチカートファイヴが(あくまで本人にとっての)最高傑作「さ・え・ら ジャポン」で解散したようなものか。 10.tokyo smiling ★★★★ このアルバムのコンセプトが 「初のリゾート宇宙ステーション<space station No.9>が完成した2060年が設定となっている、宇宙時代のフライト/ドライブミュージック」 (CDの帯から引用)なのだけれど、個人的にはこの曲でアルバム発売当初の2005年の東京に戻ってきた感じがする。 どこか懐かしさを感じさせるメロディーが印象的。 前作「S.F Sound Furniture」が夢いっぱいの未来予想図(非ドリカム)から懐かしさで胸がいっぱいになる「レトロメモリー」で幕を閉じたように、 この「NEXUS-2060」も幻想の未来からこの曲で現代に戻って幕を閉じる。
390 :
前スレ80 :2008/01/20(日) 02:56:17 ID:XrbHA7jH0
総評:★★★★☆
「SF三部作」のニ作目。
この頃の曲は何かとピチカートファイブと比較されることが多かったが、ピチカートファイヴを最近聞き始めて気が付いた。
比較出来る物ではない。なんせ最初から目標が違う。
ピチカートファイヴが「最高におしゃれな日本の音楽」を目標にしていたのに対し、
この頃のcapsuleが目標にしていたのは「近未来のポップミュージック」だった(多分)。
だから「ピチカートの二番煎じ」なんて意見はかなり見当違いだと個人的に思う(事実聞いてみると全く別物の音楽だし…)。
兎にも角にも「world fabrication」のレビューで書いたように中期ポップ路線の最高傑作。
ただ「capsule初めての一枚」にはあまり適さないような気がする。
途中「日本語でおk」な部分が…文章をまとめるのが苦手なんだな…俺…
次回はやるって宣言してなくてやってなかったOOIOO?それともピチカートファイヴかな?
>>379 >>381 乙です
>>380 >>386 >>390 乙。では自分も…
metafysik/eufonius
1.Turning world ★★★★★
メルヘンチックな柔らかい音作りでまとまったメロディアスな曲。Aメロ、Bメロとも、終わり際から次の展開を引っ張ってくる
メロディの繋ぎが非常に綺麗。単純に同じメロディのセットを2回繰返して順にAメロ、Bメロ、サビと切り貼りして組み上げるような
インスタントさは感じられない。かなり貪欲な作曲ぶり。サビも、ひとしきり完結かと思ったタイミングでもう1段階展開を広げてくる。
J-POPのヒット曲には、サビは長いがインパクトは冒頭に集中していて後半はただのまとめ、という曲が多く、事実そちらの方が
CMやチャート番組、着うた等ではウケが良いのだが、彼らの曲はまさに真逆。
サビの「遠ざかる〜」でベースラインに対してメロディが♭5になる瞬間が心地良い。
2.キミのカタチ ★★★★
Aメロラスト4小節でBm→C#m→Dときて、次はEかなと思ったらB#m・A#ときてサビをG#で始めるという流れに個人的にグッときた曲。
サビもまたもや終盤で別の表情を盛り込む。ベースラインは全般で非常に綺麗だが、ベースがボサノバ風フレーズを弾き出しても
ドラムはそれ以前から続いてる元気なロックドラムのままだったりして、噛み合いが疑問な部分も。
詞が壮大すぎて現実のシチュエーションに置き換えにくいのも気になる。「どんなに時が過ぎて世界が記憶を消してしまっても
多分いつだってキミを思い出せる」例えがデカすぎて現実には言う事も言われる事もメールでやりとりする事もなさそうだが…。
3.Apocrypha ★★★★
ドラムの打ち込みが放ったらかし気味で表情に乏しく、合わせ方もベタなのが気になるが、サビメロの広がり方は今作中でも
目覚ましい曲。ピアノ弾き語り状態で始まり、打ち込みが入ってピアノが低音でコードを連打し出すと徐々に緊迫した雰囲気に。
Bメロはリズム楽器を抜いて荘厳なストリングスをメインに。サビに入った時点で既に広がりを感じるが、メロディが曲を牽引して
更にもう一段階開けた世界を見せる。サビの最後まで手抜きなしの密度の濃い曲。
4.ノクターン ★★★★ 歌とピアノだけでシンプルにまとめたバラード。素朴で透明なボーカルの声質を最大限に活かすべく、複雑に展開させずに 優等生な美メロで固めた心安らぐ曲。riyaは朗々と歌い上げるタイプのシンガーではなく、声優的なスタイルだが、 こうした曲には適している印象。 5.遠い夏空 ★★★ シンプルでどことなくキュートなエレクトリックアレンジをあしらった曲。今作中ではメロディの作りは普通な部類に入るか。 優しいギターソロとバックの電子音の不思議なバランスが面白い曲。ロック調の曲でもテクノ調の曲でもリズムの 駆け引きがあまり無いのはやや物足りないか。 6.Rezonanz ★★★★★ アニソン質なマイナー調シンセが印象的な曲。Aメロ終盤のメロディをきっかけに転調し、サビは3拍子に。 サビもまとめに入る頃、またもや一癖あるコード運び。恐らく一度完成型にした曲を土台に、さらに突き詰めて コードやメロディを分岐させていく作曲方法なのでは。弾き語り一発でコレはまず無理。 7.Idea ★★★★★ 金属的なエフェクトのかかったボーカルでスタート。今作全般の例に漏れず、メロディがうなりをあげて無数の分岐の中を 突き進み、その先の展開を切り開いていくような作り。実際はコードが先なのかもしれないが、印象としてはメロディが先導している感じ。 リズムのアレンジはともかく、旋律の引出しはやたら広い。サビは最初の2小節を聴いた時は「ほぼ同じメロディをもう2小節反復するかな」と 思い描いたが、実際はその短3度ハモリのラインを主旋律としてメロディを膨らませてきた。更にその下に6度ハモリのコーラスを入れる等、 少なくとも自分の予想を覆す出来。ロード第1章と第2章のサビを無理矢理くっ付けたような出来、とでも言えば少しは分かり易いか (2章のサビは1章のサビの3度ハモリのラインを主旋律に持ってきただけ)。 詞は「明日この街が灰になっても 何千回でも走り続けてきっとまた逢える」といった具合。どんな時にそんな事を思うのか 感情移入しがたいが、どうも美男美女限定臭というか、夢見がちな感じが。
8.wish ★★★★ ハープや木琴(鉄琴?)、オルゴールのような音色等でお花畑なアレンジに仕上げた曲。サビのメロディはやはり後半に一ヤマある。 今作全般の大袈裟な詞世界を自分なりに解釈するキーになった曲。「ほんとは私だって 素敵な恋をしたいけど」と素朴に歌う さまから浮かび上がるのは、時間の果てや絶望の果てを知りながらもなお愛を貫ける女性像、ではなく、そんな壮大な恋を してみたいと憧憬する、恋に恋する少女像に思える。ある意味現実味が薄いことこそ売りかも。 9.eidos ★★★★ delofamiliaのようにミニマルな電子音と、今作中最もシンプルなメロディですっきり組み上げた曲。 音を削ることで生み出された緊張感の上に、「こぼれた想い出から真実が飛び立った どこまで行けるだろう 何も持たないままで」 と詞が乗る。真実という言葉は今作中頻繁に登場するが、その行方が不確かな状態を描写しており、曲の雰囲気からも「真実」が 誰とも出会わずに永遠に周回し続けるような乾いた印象を受ける異色曲。 10.恋するココロ ★★★ 丁寧にまとまっているがアレンジが全般的にベタな為、今作中ではやや印象の薄い曲。それでもハズレらしいハズレでは無いが。 等身大の恋心を歌っているが、ポジティヴ妄想がたたってリアリティを欠いているのは相変わらず。フラれた時のことを思って 不安になったりするようなネガティヴ要素なし。必然的に、小さな事で一喜一憂してポジティヴとネガティヴをせわしく 往復するような描写もなく、一途さがなにやら盲目的で怖い曲。 11.楽園 ★★★ ラストに相応しく王道にまとめたポップなバラード。AメロやBメロの締めでは例によってメロディが表情を変え、次の展開へと 導くが、他曲に比べ先導が優しく、甘い感じ。シンプルにノれる曲が少なく(個人的にはゼロと思ったが)、旋律の情報量が 異常に多い今作は、かなり聴き疲れる作品のため、スタンダードな癒し曲で締めたのは正解では。
総評 ★★★★ アニメやゲームへの楽曲提供等をメインに活動する、ボーカルriyaと作曲家菊地創によるユニットのメジャー2nd。 まず、竹善アニソンカスタムとでも形容すべき菊地の作曲能力が印象的。リズムトラックに関してはドラムは蚊帳の外気味、 ベースもかなりフレーズ偏重で、両者の駆け引き要素も薄めなのだが、それを補って余りあるメロディメーカーぶり。 そもそもJ-POP全般で、リズム放ったらかしでメロディだけ練り込むタイプが多いのだが、ここまでメロディの選択肢が多い人も珍しい。 今のJ-POPが洋楽に迎合せずに生き残れるとしたらこんなカタチなのかも。ある意味次代の邦楽の担い手。 菊地の作曲は髭の須藤と全く正反対のタイプで、言葉遊びと押しの強いリフレインだけで縦のノリを生み出すような ライブ質な曲を作るのは苦手なようだが、意外な型で次々とコンボで繋がっていくメロディは爽快感があり、 固定観念で固まったロック脳がほぐれる心地良さを体感できた。 気になるのは、ボーカルとの相性を考慮してか、大風呂敷で潔癖な詞が多いこと。BGMとして日常のどのシーンにも合わず、 聴いてると高速で現実から引き離される。そのための音楽のつもりなのかもしれんが。 もしかしたらタイアップのために曲を書き下ろすスタイルで活動していて、実際提供したアニメやゲームでの曲のハマリ具合は バッチリなのかもしれないが、タイアップでの使われ方を1曲も知らない自分からするとやはり詞のスケールでか過ぎ感はしっくりこない。 その辺はアニソン全般の弱点なのかも。ドラマタイアップの曲でも、ドラマ観てないと納得できそうもないヒット曲があるが。 ともあれ今作はタイアップと無縁でも充分楽しめる作品では。声質的に近いRYTHEM辺りのファンに薦めるのが妥当か。大穴すぎた1枚。
定期的に大量投下されて嬉しい。
>>391 さっそくyoutubeで聴いてみました。乙です。
B♯m?
396 :
391 :2008/01/20(日) 11:45:20 ID:cjG1sb8o0
>>395 うわホントだ。Bmですね。まあそれも合ってるか定かじゃないけど
>>380 >>386 >>390 >>394 乙
eufonius・・・(・Д・)
蔵等のOP聴いた時は音スカスカだけどメロディの展開は良いかなと思った程度だったが・・・こういう評価になるとは思わなんだ
アルバム聴いてみよう
ちなみに俺の私見だけど
アニソンの歌詞は作品に密着するか大仰に広げてヲタに拡大解釈してもらうかの二択が有って
前者のトップが畑亜貴で水樹は後者を極めすぎちゃった人だと勝手に思ってる(笑
>>387 恋のミノル伝説以外は自ら作詞・作曲をしています
恋のミノル伝説は作詞だけです
399 :
名無しのエリー :2008/01/21(月) 21:35:58 ID:9+tiuYDL0
400get
B'z/OFF THE LOCK(1989) 1.君の中で踊りたい ★★★☆ 同時発売のシングル曲。タイトルがエロい。 サビが印象的で癖になるが、いくらなんでも繰り返しすぎ。 間奏のラップは最強。 2.HURRY UP! ★★ B'zの楽曲の中で最もテンポが早い曲らしいが、曲自体は普通。 3.NEVER LET YOU GO ★★★★ 3曲目なのに不倫を題材にした重いバラード。 曲順で損をした楽曲。 4.SAFETY LOVE ★★★★★ M-1のB面。B面にしておくにはもったいない楽曲。 かなりポップなのだが、歌詞の主人公は二股をかけられている。 5.GUITAR KIDS RHAPSODY ★☆ なにも感じない楽曲。無駄に長い。 ファンには人気のある曲らしいので、感性ってのは人それぞれらしい。 6.夜にふられても ★★★★ ドライブする時に聴きたい楽曲。何故か、哀愁感がある。
7.LOVING ALL NIGHT ★★★ ディスコがテーマの楽曲。 歌詞がエロく稲葉の喘ぎ声が聴けた気がする。 全体的にポップな曲の多いこのアルバムの中では浮いている。 8.OH! GIRL ★★★★☆ 純情な恋の歌詞とポップな曲調で、正に青春万歳な曲。 1サビから次のAメロへの流れは素晴らしい。 2000年に出されたMixture styleが無ければ★×5 そういえば、昔ライブに行った時は毎回演奏していた気がする。 9.ROSY ★★★★★ 歌いだしに入る前のメロディが素晴らしく、泣きそうになる。 サビも逸品で非の打ち所が無いと思ったら、歌詞は遠恋についてだった。 この時の声だから素晴らしいのであって、今の声で歌われても感動しない。 10.OFF THE LOCK ★ アルバムタイトルなのに小曲。M-9で終わってて良かったと思う。 総評 ★★★★ 初期の名盤。 2ndアルバムにもかかわらず完成度はなかなか高い。 まだ若干、稲葉の声が硬いがそれが良い効果を与えている。 曲順が酷くそれで評価を落としてしまった曲も多い。 ギターも結構前面に来ているのだが次作「BREAK THROUGH」では 再び小さくなり、ヴィジュアル路線になる。 1枚だけ松本の写真が少女漫画。
乙乙
>>401-402 乙。では自分も。
300円で買ったら濃かった。いざ需要の真空地帯へ
m.c.A・T/m.c.A・T
1.m.c.A・T is 2 Funky. ★★★★★
冒頭から「Funky m.c.A・T,m.c.A・T is 2 Funky…」と繰り返すマインドコントロールなコーラス。
自分で言っちゃった!ちなみに歌詞カードによるとこれが曲中17セット入る。
イントロが終わり歌が始まるといきなり「どうだい!抜群のビート!光り出す稲妻のベース!」自分で言っちゃった!
もうちょい聴いてから判断したいんだが…。ブートキャンプばりにHow to エンジョイなグルーヴ・レクチャーが始まり、
果ては争いの仲裁にまで入ってしまうスケールの大きさ。これがm.c.A・T'sグルーヴ。最強の出囃子。
2.Coffee Scotch Mermaid ★★★
まずコーヒースコッチマーメイドは誉め言葉なのか。試しに言ってみるか。
「お前って夏とか似合うよなコーヒースコッチマーメイド」無理だ。「ん?後半部分のみ復唱せよ」とか言われる。
長すぎて会話に盛り込むには無理がある。それでいて意味が分からん。それを面と向かって言うのがm.c.A・T'sグルーヴ。
ブーンブーンとかザーンザーンとかの擬音で臆面もなく韻を踏んでいるが、それどころか「だ〜んだ〜んとクールじゃいれない」
などと堂々と歌詞カードに表記している。これがm.c.A・T'sグルーヴ。ちなみに彼はグルーヴを「GROOVe」と表記しているのだが、
さすがにそれはイヤなのでここでの表記は「グルーヴ」に直してある。
3.Funky Gutsman! ★★★★★
いきなり「熱い熱〜い命〜 ファンキーガッツマ〜ン」と始まる。どう考えても本人のテーマ曲だが、
実際はモテない不器用な友人を励ます歌。「ファンキー」の部分にラッキーとかラブリーとかロンリーとか当てはめて
複数のガッツマンを使い分ける様子からは、本気で友人を応援する気持ちなど微塵も感じられない。
「赤い赤い血潮」「赤い赤い夕日」と漢な詞世界が熱い。「愛する仲間よ」までならまだしも、「お前が好きだ〜」と
朗々と歌い上げるのはやりすぎだ富樫。
4.灼熱のMY BABY ★★ 「きざな野郎が湧いて出てきてもうやだな」の部分の変な情感の込め方が面白い曲。 「もってけ!セーラーふく」が売れてる頃、「日本語の自然なイントネーションを重視している事が 他の日本語ラップにない良さを生んでいる」的な評価を目にしたことがあるが、本気でそう思うならその人にとって m.c.A・Tこそうってつけといえる。個人的には富樫の今作がこんな感じのキモさだったから邦ラップが英詞的な イントネーションに流れた、と解釈したが。 カラオケのメロディガイドみたいな音がメロディ全般をなぞるという謎のB級要素も投入。 5.From Summer Time...if's All Right... ★★★★★ 楽曲自体は爽やかだが、富樫のラップに威力がありすぎてゆらゆら帝国の「タコ物語」並にキモい出来に仕上がった曲。 もはやポエトリー・リーディング。歌詞カードを開いた瞬間無理だと思ったが、逆にアリな曲。 詞も凄いが、モテキャラ設定でどっぷり浸って歌うその語り口調が面白い。 「そうさ受話器でいいから言ってみろよ お・れ・が・好・き・だ・と・お・れ・が・必・要・だと(だと だと…)」 これが凄い。もう熱唱したろか。弾き語ったろか。 6.I Miss U ★★ 8ビート質なカクカクしたラップが印象的な曲。敢えて言葉を少なめに乗せて初心者にも聴き易くする、 それがm.c.A・T'sグルーヴ。ここまでスカスカなラップやる人は近年見かけない。 個人的に彼に期待する詞はもっと異質なものなので、普段とばす曲。 7.Gold Chocolate ★★★ 「今日もレッツゴーだい!」と少年キャラで始まり、金が全ての世の中を皮肉るアップテンポな曲。 楽曲自体の出来はなかなかファンキー。「恋人をボンボンにとられチマッタ」というカタカナ表記が 妙に気になる。若者っぽく表現しようとして見誤ったのか。
8.Bomb A Head! ★★★ 彼の作品の中では有名曲だが、曲者揃いの今作中にあっては地味な曲。 「Oh ハマーじゃないしマイケルじゃない ずばり見せてやろうかストリートのダンス」と歌っているので、 おそらくマイクの向こうで踊っていたのだろう。見えないが。ちなみに彼は好んで「アーイェー」と言うが、 よくよく調べると「ah-yea-h」というタイトルのアルバムまで存在する。ピロウズでもそこまでは無理。 9.愛は 2 shy ★★ まともな恋慕曲。今更そういうのいいから、という気もするが、歌唱力を披露した意味では成功か。 悪くない曲もあるし、正統派な作詞をしてればもっと大衆ウケの良い作品ができたのでは、という もう一つの富樫像を想像させる曲。 10.Girl,Girl,Girl ★★★★★ トドメにはお待ちかねのキモ曲。メロディを歌うかと思わせていきなりラップになったり、ラップでありながら 1音1音じっくり歌いすぎたりと、歌詞カードを見た印象以上に凄まじい出来に仕上がった、m.c.A・T'sグルーヴ 全開の曲。変にセクシーな語り口調でアホアホな詞のラップを悠々こなしていく恐るべき男、富樫の真骨頂。 ツッコミ所満載。 総評 ★★★★ DA PUMP等のプロデュースで知られる、m.c.A・Tこと富樫明生のセルフプロデュースによるデビュー盤。 J-R&B夜明け前の1994年、彼なりの解釈で日本風に翻訳したR&Bの姿を世間に打ち出した野心作。 製作時に客観的なアドバイスをくれる友達がいなかったのか、詞の偏り具合が凄い。漫画家に例えるなら島本和彦。 流行りの先端を行くがチャラチャラしておらず情熱的なハートもちゃんと持ってるモテ男、というのが基本のキャラ設定に なっているが、ビジュアル的にもそうした役割が彼には荷が重く、熱血だけが浮き出てキモくなっているのだが、 それはそれで結果的に非常に面白い形で結実している。自分としては屈指のネタ盤だが、ジャケ写の彼の目はマジだ。 実際、楽曲自体は良いものもあるので始末に負えない。当時そこそこ売れており、J-R&Bがこの形で根付きかけたという、 今思えば冷や汗ものの恐るべき作品。J-R&B黎明期を堪能したい人にお勧め。あと元気になりたい人に。
>>406 AT好きなんでワロタw
彼のノリは漫画なんだよ。ジャケで荒木風のポーズ取ったりしてるしw
挙句は板橋しゅうほうにATをヒーロー漫画化して貰ってコミックス出したりしてたなー。
ATのダサ格好いい路線を今風にするとSoul'd outになると思う今日この頃。
誰かファンじゃない人にニューアルバムレビューして欲しい。
キセルの新譜Magichourのレビューできる人お願いします。
新垣結衣の「そら」と槙原敬之の「悲しみなんて何の役にも立たないと思っていた。」のレビューできる人お願いします。
完全需要無視 orbital period/BUMP OF CHICKEN 01.voyager ★☆ いつも通りのオープニング曲 今回はどっちかって言うとプロローグっぽい 「ソノ度覚エタ 音ヲ繋ギ メロディーヲ送ル」の部分が好き 02.星の鳥 インストであり次の曲のイントロ 03.メーデー ★★★★★ 疾走感とパワーが溢れまくり サビで脳汁溢れ出す 2曲目とこの曲2つ合わせてこのアルバムのオープニングだと個人的には思ってる 04.才悩人応援歌 ★★★★ 自虐と皮肉だけで出来てるひねくれ応援ソング 「生活は平凡です〜」のくだりがsyrup16gっぽい 05.プラネタリウム ★★★ キラキラ感や透明感がアルバムに合ってなくて浮いてる 歌詞はダメ人間が5分半かけてやっと一歩踏み出すというお話 これがなかなかいい 06.supernova ★★★ 最後の盛り上がりまでが少し単調気味でちょっとだれる もうここで若干お腹いっぱいになってくる
07.ハンマーソングと痛みの塔 ★★☆ 変わった曲でなかなか面白いんだけどちょっと長い 歌詞は捻りも効いててなかなかの良作 08.時空かくれんぼ ★★★★☆ 静まったり盛り上がったりの落差が気持ちいい そんでもって最後の盛り上がりっぷりは失禁物 しかし歌詞が俺の頭ではいまいち理解できない 09.かさぶたぶたぶ ★★★★★ ついにかさぶたを擬人化 元は隠しトラック候補だったらしいが このアルバム一番の名作じゃないだろうか 派手さも壮大さもないがこの雰囲気がたまらない 10.花の名 ★★★★ 9曲目からの流れが神がかりすぎ 涙腺に来る名バラード ストリングスは間違いなくあった方がよかった 11.ひとりごと ★★★★ 「優しさっていったい何だよ」という内容の歌詞 「きっとさ 人と人との 心の外の中だけに 在るんだ」 この一行がすべてを表してる はたして僕は偽善者かどうか 12.飴玉の唄 ★★★☆ 今度は「じゃあ信じるって何よ?」という内容 歌詞難解過ぎワロタ ボンヤリとは伝わってくるけど具体的なことがいまいちつかめない 「何光年も遙か彼方から〜」のところのメロディがいい
13.星の鳥 reprise これもインストで次の曲のイントロ 14.カルマ ★★★☆ 中二病とか言われてるけどテイルズの印象が強いだけだと思う よくあるBUMPの中二曲って感じで別にこれくらいのならいくらでもゴロゴロあるような… なかなかの出来だけど2曲目には劣る 15.arrows ★★★★★ 超壮大な人生ソング お腹いっぱい気味のところにこれは苦しいが それでも聞かせるだけの力があるのは流石 16.涙のふるさと ★★★★★ アルバムを通して聞くと最初に入るカウントに言葉では表せない感覚に陥る 溜まってた物が一気に噴き出すような とにかく曲順で大化け この位置はもう大正解本当によくやった 個人的にはこの曲がエンディング 頭の中では勝手にエンドロール 17.flyby ★★★★ そしてエピローグ 完成度がすごい高くて1曲目と合わせて1曲にしてれば確実に★5つのレベルだが 1曲目とこれがあるから綺麗に締まってるのでこれはこれでいいや 総評 ★★★★☆ 1つ1つの曲自体はそこまですごいってわけでもないが 通して聞くと物凄い快感を得られる 若干だれるところがあるのが残念 歌詞も若干中二病が抜けシンプルになったがさらに難解にもなった とにかく名作なのでレンタルでもいいから一度聞いてほしい
>>411-413 乙々
どなたかフジファブリック、APOGEEの新作お願い・お待ちしております
リクエストうぜぇ そんなに興味あるなら てめーでレンタルするなりなんなりすりゃいいだろ
フジファブリック/TEENAGER 01.ペダル ★★★☆ アルペジオから始まる哀愁系ソング。 今までのアルバムの一曲目はアップめだったので意外だった。 02.記念写真 ★★☆ スピッツの不死身のビーナスを思い出した。 03.B.O.I.P. ★★★★ 変態な歌詞と変態なメロディーを持つ、まさにフジファブといった楽曲。 とくに「すり抜けろ」の部分がトリップしたような感じで良い。 04.若者のすべて ★★★★ シングル。青春を思い出す曲? 夏の終わりに聞くとぴったりだと思う。サビの前のギターフレーズが感動的。 05.Chocolate Panic ★★★ 可愛い曲調だがやはり歌詞は変態。 出だしのファルセットがこれまた変態性を生み出している。 06.Strawberry Shortcakes ★★★☆ チョコレートの次はイチゴ。 05と似てるがこっちのほうが好き。 07.Surfer King ★★★★☆ シングル。前作の「銀河」を彷彿させるノリノリの曲。 フフーフフーフフーが耳から離れない。 ブラスも良い味出してる。
08.ロマネ ★★★ 良曲とは思うがあまり耳に残らない。 09.パッションフルーツ ★★★★ シングル。 ピコピコ音が鳴り、ギターがチャカチャカというファンキーな楽曲。 10.東京炎上 <Album Mix> ★★★★ シングル「蒼い鳥」のc/w。ダークな雰囲気が都会を思わせる。 ミドルテンポだが深みがあって聞き入ってしまう。 11.まばたき ★★★ 眠たくなりそうな曲調、歌詞、ヴォーカルのけだるい歌い方全てが集まってできた曲。 12.星降る夜になったら ★★★★ 男性が何かを追い求めて走っていく姿が頭に浮かぶ。 ライブでも盛り上がりそうな疾走感あふれるアップテンポな曲。 13.TEENAGER ★★★☆ アルバムの表題曲。正に「若気の至り」といった感じ。 でも12と曲調が似てるしこれが最後でいいのか? 総評. 2ndは1stに比べて陽の雰囲気が増したと言われていたが、今作ではさらに増した。 ちょっと1stの暗ーい曲が恋しくなったが、それでも良盤。
418 :
名無しのエリー :2008/01/25(金) 20:56:57 ID:hcQ/4hE20
>>404 を見て、5年前(!)にレンタル落ち200円で買って一度も聴かず
「何でこんなの買ったんだろう」としまいこんでたのを思い出したw
せっかくだから聴いてみます、ありがとう!
420 :
モフ :2008/01/26(土) 23:04:40 ID:kJqykQnR0
>>286 ORANGE RANGE『Иatural』聴いてみた。
1.yumekaze ★★★
これはね、aiko。彼ららしくないえらくさわやかな良曲。ただ、なんていうか、aiko。
しかも入れる所なくて1曲目に入れた感あり。
メロディーいいですよ、ただaiko。そしてaiko。
2.夢人 ★☆
キャッチーなディスコ調ポップで心踊りそうになるが、サビ以外何も印象に残らんので踊りません。
3.お願い!セニョリータ ★★
ラテンが入った・・ってアンタ、誰かもわからんおっさんの「ハァ〜ウー!」のトコだけじゃん。
サビの開放感は良いが、中学生が作ったようなムダに多いキメが最高にダサい。
4.Winter Winner ★★☆
縦ノリ一辺倒のメロディックパンクを、
冬っぽさを出そうとして無理やり詞や鈴の音で演出しようとしたがしきれず、みたいな。
5.CRAZYBAND ★☆
抑揚なく淡々と進む曲。ベースはいい感じにうねってるが、それ以外の人達は何がしたいのかわけわかめ。
6.雨 ★
すんげぇ。何がすんげぇかって、この初めてジャズやりました的なオーラ。
あまりに不安定でちょい笑ってしまいました、すんまそん。
まぁこのバンド構成でジャズやろうってこと自体がすんげぇ、無理。
7.GOD69 ★★★★
あぁ、ここまできてようやく「やりたいことやってる」って感じだな。ハードコア系。
8.HYSTERIC TAXI ★★★
大した特徴もないメロコアだが、超キャッチーなので一般ウケは良く、ライブでも盛り上がりそう。
しかし3人で歌う必要ねーなこれ。
9.pe nyom pong ★
オシャレな感じのツナギにしたかったんだろーが、詞がバカすぎて聴いてられん。とばします。
10.盃Jammer ★★☆
沖縄っぽさを前面に出したダンサブルなレゲエで、一聴イイ感じです。
ただ、飽きます。二回目聴くときは無意識にとばしてました。
421 :
モフ :2008/01/26(土) 23:06:04 ID:kJqykQnR0
11.* 〜アスタリスク〜 ★★★★☆ ポップ全開。過剰なほどのスペーシーなアレンジがピッタリハマってる 12.sunrise ★★★☆ 11の続編かと思わせるスペーシーなテクノ。前曲が動ならこっちは静。 とりあえず、俺は電気グルーヴリスペクトしてるぜ的なオーラがスゴス。 13.U topia ★★★★ 今度は11,12を合わせたような印象。展開が多く聴いてて飽きない優秀曲だが、ボーカルがうんこ。 14.BETWEEN ☆ くり返しうぜーし。曲としても未完成だし、ツナギの曲にしてはうるせーし、 あーどうしようもない。うんこ。 15.re-cycle ★★ スペーシーでポップで聴きやすけりゃいいってもんでもねーから。詞も中途半端だし印象薄。 16.キズナ ★★☆ ピアノとストリングスによるアレンジで壮大さを感じさせる曲だが、 随所に見られる沖縄的なアレンジがそれと合ってるのか合ってないのか、 最後まで何ともスッキリせず歯がゆい聴き心地のまま終わります。 とりあえず最後の「イ〜ヤサッサ」はいらん。 17.ラヴ・パレード ★☆ これだけ曲数多いのに終盤に連続で壮大バラードはキビシイ・・ 16とどっちか捨てるとしたらこっちだな。これこそ3人で歌う必要ねー。 とりあえず「オゥ、ベイベー」はいらん。 18.Иatural Pop ★★☆ 肩の力を抜いたさわやかポップ。しかし力を抜くことを意識しすぎて逆に力入ってるような矛盾。 これは1〜2曲目にもってきたほうが良かったかと。 しかしアルバムタイトルにするほどの曲か?これ。フツーフツー、至ってフトゥー。 19.Kirikirimai Fantastic Four Remix ★★★ オマケにしては頑張った。
422 :
モフ :2008/01/26(土) 23:07:38 ID:kJqykQnR0
総評★★☆ とっちらかった派手で意味不明な1st,2ndと比べ、全体的に売れ線ポップの無難な曲が増えた印象。 それゆえ3人で歌う意味がないと思う曲もあった。 曲のイメージはすべてアレンジに任せている感じがしたので、メンバー5人もいて何やねんそれ、という気持ちに。 ただ、前半は前作と同じく意味不明で雑多な印象だが、中盤から後半にかけては方向性を感じた。 まぁそれもアレンジ力か。楽しめたから良いけどね。どーでもいいけどボーカルもっと腹から声出してくれ。
その調子で四枚目もやってください。
乙も言わずにリクエスト?ざけんな!お前等はそうやって言うだけでいいかもしれんが
レビュー書くのにはそれなりの時間も掛かるし苦労もするんだよ。それも言わずにリクエスト?
しかもその調子で?お前に言われる筋合いなんて無いんだよ!お前みたいな奴が社会にうようよいるから日本が破滅に向かってんだよ…
長文ごめんなさい…
>>420-422 乙です
425 :
名無しのエリー :2008/01/27(日) 12:00:08 ID:mnPu49Sx0
そういうのは一度書いてみないとわからんでしょうね
kJqykQnR0さんのレビューが毒ありすぎてワロタw だけど非常にわかりやすい。ありがとうございました。
428 :
前スレ80 :2008/01/27(日) 21:00:04 ID:oFO334hC0
需要も無視!予告も無視!スープは麦茶!うーん、限界っ! 多分このスレ史上初のカセットテープのレビュー。 I’m stupid / V.A. 777 was 666/Beast 666 Tapes (Japan) BST-017 Original Released by 1990 楽曲が収録されているのはA面のみです。 以下、 楽曲名 / アーティスト名 の順です。 1.Great Masturbator / Merzbow ★★★★★ ノイズミュージック界の巨匠、秋田昌美氏のメルツバウの楽曲。 サイレンなどのサウンドコラージュにノイズが乗り、最終的にはノイズがサウンドコラージュをかき消すという構造になっている。 重圧で素晴らしい。音に隙間がない。貫禄たっぷり。文句は言わせません。 2.Copoqusl Dakuptlk / MASONNA ★★★★★ マゾンナ始めて聴いたけど(・∀・)イイ!ギターや声を歪ませまくっている。 先程のメルツバウの曲が音を詰め込んで疾走感を出している曲なら、こちらは静と動で疾走感を表現している感じ。 最後にちょっと顔を出す、へなへなな演奏が印象的。 3.I Like Slave / THE HANATARASH ★★★★ うーむ、期待しすぎたかも。何かの曲を遅回し+奇声、という曲。 もうちょっと本気出してよかったんじゃない、ってこれが本気か。 決して悪いわけじゃないですよ。でももうちょっと詰め込んでもよかったかも。
429 :
前スレ80 :2008/01/27(日) 21:01:12 ID:oFO334hC0
4.D.D.A.A. makes you dull / TV CHERUBS & SOLMANIA ★★★★ 快活なノイズに気持ち悪い男声コーラスみたいな音が重なるオープニングにいいねいいねと思ってるうちに終わってた。 1,2分ぐらいしかないと思う。短い・・・。もっと長くて良かった。それだと片面に入りきらないかもしれないけど [注:この作品は30分テープの片面15分に収まっています] 5.デパゴル女 Destroyed / THE GEROGERIGEGEGE ★★★★★ ハウリング音と轟音を繰り返す一曲。聞いた分では演奏をぐちゃぐちゃに歪ませた物のように聞こえる。 楽器のような音は一切顔を見せない=原形を留めていないという事になる。演奏じゃないかもしれないけど。 ゲロゲリゲゲゲも始めて聴いたけどいいなあ。 6.M 75 / BOREDOMS ★★★★★ まあバレてると思いますがこれとハナタラシとメルツバウ目的で買いました(マゾンナも期待してたけど)。 この曲はポップでゆるい。笛の音が印象的。あれだ、「Soul Discharge '99」に入ってた「Milky Way」みたい。 やたらと穏やかでポップな曲なので、強烈なノイズの連続の後に入ってるとなんか物凄く安心する。最後に持ってきたのは正解。 総評:★★★★★ 素晴らしいです。豪華な面子に最高の楽曲群。 ノイズ好きの方なら買っても絶対後悔しない(いや、そこの所は個人差なのでするかもしれません)。 これで500円は安すぎる。 −−−−−−−−注意!ここから宣伝っぽい−−−−−−−− ちなみに「Molehill」というお店のメールオーダーで買いました。 こういうお店がネットで物を売ってくれるというのは田舎人には非常にありがたいです。 URLを張ろうかと思いましたが、迷惑がかかりそうな上、この「I'm stupid」自体が現在品切れをおこしているので、やめました。 でもノイズ好きな方なら魅力的な品物が揃ってるお店だと思うので、行きたい方は店名でググってみてください。 (ちなみにノイズスレのテンプレで知りました、テンプレに書いてあるってことは有名店ってことだと思うのでここに書くまでもなかったかもしれません…) −−−−−−−−注意!ここまで宣伝っぽい−−−−−−−− 次回こそOOIOOを…
ほんとだ、宣伝にしか見えない
431 :
前スレ80 :2008/01/27(日) 21:34:25 ID:oFO334hC0
>>430 書いてから後悔しました…
そういうの不快に思われる方は点線で区切られた部分無視して下さい…
本当にごめんなさい・・・
>>428 乙と言いたいけど…なんか寒い…ゴメン…
別に万歳すること自体はこのCDはあんまり知られてないけど実は名盤なんだよ
という理由でレビューする人もいるから別にいいんじゃないかと
>>428-429 テンション上がってたんですなw
こんな世界もあるのかと勉強になりますた。
とりあえず乙。
>>422 >>429 とりあえず読んで面白かったので乙
誰も書かないみたいだし・・・新谷自分で書くかな(笑
後APOGEE2nd誰か暇有ったら書いとくれ
手元に有るが諸事情によりまだ封を切れないんだ
手元にあるんなら自分で聴く前に人のレビューなんか見たくなくないか?
東京スカパラダイスオーケストラ/WILID PEACE 1.Come On! ★★ ワールドカップ応援歌というコンセプトも曲自体も、"Down Beat Stomp"の焼き直し感が 否めない。合唱のパワフルさはいつも通りで良いのだけど。 2.星降る夜に[Album Mix] ★★★ feat.甲本ヒロト。軽快なホーンリフとヒロトのボーカル、近年のスカパラの得意とする アッパーかつセンチメンタルなナンバー。だがどうにも歌詞が陳腐。 3.太陽にお願い ★★★☆ 茂木欣一初作曲。いかにもスカらしく!という勢いが伝わってくる。「ジェットコースター!」 というヒヤムタ・イングリッシュもユーモラス。スピーディなキーボードソロが鳥肌もの。 4.PINZORO ★★★★ どことなくハードボイルドな曲調、しかしメロディラインはお囃子のようで和風。時代劇との タイアップだったが、恐ろしく合っていなかったw でも曲はいい。 5.Ska Pedalada ★★ 軽い。曲自体が。良くも悪くも聞き流せてしまう。 6.雨の木曜日 ★★★★ 前曲を聞き流した所で、染み入るようなシンセのイントロ盛り返す。タイトルを見ての期待を みじんも裏切らないかなりの佳作。サックスのぼやけた音色がいい。 7.サファイアの星 ★★★ feat.Chara。彼女の声は好き嫌いが別れるだろうが、良い曲になってると思う。トランペット・ソロ→ ホーンズ→Charaが入ってきて、サビへ→という流れが良い。ただこれも歌詞が……「見つけたやり方〜」の
下りは寒すぎる。 8.Walkin' Alone ★★★☆ これも聞き流してしまいそうだが、なにげないハーモニカが聞かせる、オーセンティック・スカナンバー。 決してクサくなく、かつセンチに。次のアッパーな二曲へのクッションとなる、捨て曲ではない "意味のある"小曲。 9.The Pretender ★★☆ これもまた印象が薄い。シリアスなムードなのだが、"PINZORO"ほど染みるものはない。ピアノ・ソロの 入り方はいつも通り良いのだが。 10.White Light ★★☆ 良くも悪くも、近年のスカパラらしいアッパーな曲。 11.追憶のライラック ★★★☆ feat.永積タカシ。これはかなり歌詞が良い。トロンボーンのとぼけた味わいが前面に出たソロが、 ともすれば下品になりがちな"泣き"のストリングスを上手く中和している。ボーカルもグッド。 12.ゴッドファーザー愛のテーマ ★★★ "仁義なき戦いのテーマ"のカバーに引き続き、ゴッドファーザーも。ややアジテートがうるさいむきも あるが、途中タンゴ風になったり、遊び心もあっていい。 13.Better Days Gonna Come ★☆ "Answer""Stompin' On〜"同様、シメにはインスト小曲を……というテンプレそのまま、という感じの曲。 悪くはないのだけれど、あまりにもテンプレ過ぎて。 14.雨の木曜日[Victor Rice Dub] ★★★★★ 初回版のみ収録だが、なぜ通常版にも入れないのか。原曲の涼やかさはそのままに、ベースの 心地よいDub Remix。ふっと灯りがともる様に現れる個々の楽器がはかなく美しい。ディレイも良い。
総評. ★★☆ "Stompin' On Down Beat Arlley"をコンセプトそのままにアップデートしようとしたのだろうか。 個々のインスト曲は良いものもあるが、"Stompin'〜"であれだけ生彩を放っていた歌モノ三部作が どうにも色あせ、統一感がない。けっしてボーカリストが悪いわけではないのだろうが。 avexが悪いとすればいいのか?
440 :
436 :2008/01/29(火) 15:42:20 ID:Of3kYU9K0
YMO/TECHNODON 1.BE A SUPERMAN ★★★★ カミヤ・ルリコ嬢の潤いある声と、YMOの枯れた疲れ気味の声の対比が面白い。 中盤からの展開はなかなかダンサブル。バロウズ翁の「Love Is Violence」という つぶやきも皮肉っぽい。YMO In The 90'sの幕開けを飾る佳作。 2.NANGA DEF? ★★★ タイトルは「お元気ですか?」」の意。旧来のファンに対する挨拶か。せわしない リズムの上をうめき声のようなコーラスが行き来する様子は、挨拶にしてはとても陰鬱。 3.FLOATING AWAY ★★ やや退屈。再生YMOは退屈……と言われることが多いが、特にそれを感じさせる。 単にスローテンポだから、ということではないだろう。 4.DOLPHINICITY ★★☆ ここにきてやっと細野さんが登場。イルカの声が入ったり、"Be Good Boy!"という 台詞など、にぎやかなテクノポップ。 5.HI-TECH HIPPIES ★★☆ 静謐な今作の中ではもっとも踊れる曲だと思う。構成している音は少ないが、その分 うなるようなシンセの勢いが印象的になっている。 6.I TRE MERLI ★ 暗い"RYDEEN"(イントロの音階が同じ)、W.ギブソンのリード・ボーカル……という所 以外は恐ろしく特徴がない。 7.NOSTALGIA ★★★☆ 陰鬱で篭ったホーンと、がざがざとざわつくノイズ。鳥の声。YMOの中でももっとも 暗いアンビエント。最初聴いたときは怖いだけだったが、馴れてくるとタイトル通りの 感情に馳せるように。ここからこのアルバムの本領が出てくると思う。
441 :
436 :2008/01/29(火) 15:45:57 ID:Of3kYU9K0
8.SILENCE OF TIME ★★★★ 再びカミヤ嬢の登場。物悲しいエレピとウィスパー・ボイスが絡み合う様子は逸脱。 特にメロディらしいメロディもなく、霧のように音がゆらめく。たまに聞こえる ユキヒロの声が良い。 9.WATERFORD ★★★★☆ 名曲。いやにハッキリしたリズムの上を、「嗚呼」というため息のようなコーラスと 和風のメロディが繰り返される。たったそれだけなのだが、これが何とも美しい。 10.O.K. ★★☆ ここで細野さんがマイクを持つ。低音のボーカルが重くなってきた中でワンクッション 置いてくれる。しかし飄々とした歌に対し、歌詞は抽象的に世界の終わりをほのめかしている。 11.CHANCE ★★ 過去のYMOの音源をサンプリング(正確には再現している)し、ラストには"RYDEEN"が 一瞬だけ流れる。禍々しく混沌とした様子は今作のラストスパートと言えるが、 どうにもとっつきづらい。 12.POCKETFUL OF RAINBOWS ★★★★ エルビス・プレスリーのカバー。半ば収集のつかなくなったラストを胸キュン路線で 逃げた、とも取れる。少ない音数の中で、ユキヒロのさみしげなボーカルがよく引き立っている。 総評.★★★☆ 最後の☆を付けるかつけないかちょっと悩んだ。ファンからは黒歴史扱い、メンバーも 「あれはなかった」などと言われている93年の再生YMO・唯一のオリジナルアルバム。確かに 活動期のように後年まで語り継がれるようなクラシックは汲めないが、なかなか耳に心地よい 曲もある。BOOK OFFなどで200円などという捨て値でワゴンに放り込まれていることが多いが、 7曲目からの盛り返しを見ればもうちょっと価値のある作品だと思う。 個人的には最初に聴いたYMOなので、ないがしろにされているのを見ると哀しい。
TOKIOのアルバムってレビューされてないんだな・・・ TOKIO/Harvest 1.Cadence ★★★☆ 全体的に悪いとこは見当たらないが、オープニング曲というよりはエンディング風の曲調 長瀬の声はコーラスをつけたら映える気がする 2.明日を目指して! ★★★☆ 32枚目のシングル曲。サビがキャッチーなTOKIOらしい曲。 注目すべきはこれが長瀬の作詞作曲だということ。 シングル曲にできるくらいの曲をメンバーが作れるとは思ってなかった。 ここから3曲連続シングル曲。 3.Get Your Dream ★★★ 34枚目のシングル。 普通の曲。みんなで合唱したら楽しそうなパーティーソング。 4.宙船 ★★★★★ 35枚目のシングル。完全なる中島みゆきパワーの曲。まぁこれはなんとかTOKIOの曲という感じである。 楽曲の完成度はかなり高い。あと歌詞が今アルバムトップクラス。 5.undid ★★ 地味な曲。Aメロの雰囲気は好きなんだが、サビメロが微妙。ちなみに城島作詞、国分作曲。 6.The one to me ★★ またも地味な曲。まぁアルバム曲らしい曲だが大した聞き所もない。パーカッションくらいか。 7.YOUR ANSWER ★★★★ 前曲に引き続きアルバム曲らしい曲だがかなりかっこよく仕上がっている。 間奏がかなり好みの演奏。Bメロ、サビメロもかっこいい。ちなみに松岡が作曲している。
8.僕の恋愛事情と台所事情 ★★★☆ メロはいいのに構成が悪い。 イントロとアウトロの愛して〜る〜はいらなかったしラスサビで一番の歌詞を繰り返すのもどうかと思う。 アレンジはブラスやらストリングスやらやりたい放題だが不思議とやりすぎ感はない。作詞作曲が城島。 9.HAPPY BIRTHDAY ★★☆ かなりあっさりしてるのでコメントしずらい。あれ、もう終わり?って感じ。 聞きやすいが物足りない。作詞作曲は松岡。 10.Mr.Traveling Man ★★★★☆ 33枚目のシングル。マイナー調の歌謡ロックナンバー。TOKIOらしいストレートなメッセージの歌詞。 今回の収録シングルの中ではかなり好き。やっぱコーラスは映えるね。 11.うたにしちゃいました ★ 個人的には今回で一番ダメな曲。アレンジは頑張ってるがメロディがだめだ。 歌詞もメロディと殺しあってる。作詞作曲編曲は国分。 12.グルメファイター ★★★☆ メロディ良しアレンジ良しだが、Aメロに歌詞が乗り切ってないのとサビ前が微妙。 サビの不思議な感じだとか、ギターソロ以降の切れたようにロックになる展開はだいぶ好きだから余計残念。 山口スラップ使えるのは意外だった。みんな結構演奏うまいんだね。この曲からロック曲が続く。
13.No More Bet ★★★★ 普段のTOKIOからは想像も付かないヘビィなロックナンバー。 普段は長瀬のボーカルはコーラスがあったほうが映えるが、これはボーカル一本でも結構いい感じ。 シャウトとハードなギターがかっこいいが、メロディや歌詞の乗り方でなぜか洋楽を思い出す。 もっともクオリティは段違い。でもこういう曲が聴けるのはうれしい。作詞作曲編曲は松岡。 14.Starving Man ★★★★★ またも洋楽を連想させるハードなロックナンバー。英語の詩もなかなかかっこいいじゃないか。 やっぱコーラスあったら映えるね。作詞作曲編曲は山口。 15.SONIC DRIVE! ★★★★★ 相変わらずロックだがこれはメロディが邦楽らしい。シングルで切っても売れると思う。たぶん やっぱりコーラスがあると長瀬のボーカルは魅力倍増である。サビメロ最強。作詞作曲編曲は長瀬。 16.do! do! do! ★★☆ 35枚目のシングル。 ポップなようで結構バンドサウンドが前に出てきている。 ストリングスもきいているがかなり後ろに引っ込んでいる。ライブで盛り上がりそう。 17.イメージ ★★★ ラストを締めくくるにふさわしいロックバラードナンバー。 そういえばTOKIOってバラードのイメージが薄いな。作詞作曲編曲が長瀬 。
総評 ★★★★☆ 友人に勧められて期待せずに聞いたが予想以上によくてびっくり。たかがアイドルバンドと切り捨てるには非常にもったいない。 まずメンバーが作曲できることにびっくり。ジャニーズで作曲できるのは彼らのほかにはキンキの光一くらいじゃないだろうか。 自作曲のクオリティも高い。特に長瀬は作曲能力高いと思う。国分の曲は個人的にははずれだけど一番作曲してるのは国分みたい。 国分の他の曲を聞いてないのでまだ一概には言えないんだけどね。 演奏も悪くない。ドラムは曲の盛り上げに一役かってるし、ギターは文句なし。ベースもいい。キーボードはシングル曲意外空気。 これからもこのクオリティでがんばってほしい
446 :
名無しのエリー :2008/01/29(火) 21:05:14 ID:3GxPP4JI0
>>440-441 乙。YMO初心者だからうれしい。
カミヤ・ルリコさんボーカル曲が気になるなぁ。
今度聞いてみるよ。
>>442-445 も乙。たしかに長瀬曲ってクオリティー高いよな。びっくりした。
ってかぶっちゃけメンバー曲のほうが提供曲よりレベル高いっていう・・・
>>438 >>441 >>445 乙
新谷良子「Wonderful World」
1 Wonderful World ★★★★☆
アルペジオと媚び媚びの歌から始まり「あぁ、似非スピッツか…」と思いきや、バンドの音を重ねた轟音でそんな疑念をぶった切るHRナンバー。音量上げてるとビビる。
この手の業界に有る「ロックナンバー」は大抵サビでシンセかキーボード投入が常だが、ピアノがサビ前で数音入る程度で、やたらワイルドなギターが曲を引っ張る。
ギターの質感で言えば、ロキノン系、批判を覚悟で言うとバックホーンとかバンアパに似てるような……の割にベース動かないなー、とか考えていた矢先、1週目サビ後に似非早口調ラップにそのバンアパのような入り組んだ演奏の絡みを乗せてきた。
しっかり2週目でアレンジ変えてくる辺り、その辺の投げっぱなし声優ソングでは無いらしい。
節々の轟音やドラムでの仕切り直し方もうまく、同じ展開のコピぺだけで終わらせ無い所がやたらとロックバンドな1曲目。ただ、それにしても絡み以外でのベースが大人しいのが勿体無い。音は太いのに。
似非早口ラップを許容できるか、そもそも音程の怪しい大塚愛のような新谷ボイスが大丈夫かどうか。駄目ならその分だけ★が一つづつ減るかもしんない。
2 サティスファクション ★★
もしかしてあのリフをまんまパクってくれたりするのか!?とか期待したけど普通のガールズパンク。音はテレキャスター臭いけど……
そしてキーボード投入無し。
やたらと愛してるを言いまくる歌詞は結局ツンデレのような、気もする。
3 YU・ME・MI ★★★
ワイルドなのかエキゾチックなのかキュートなのかよく解らないイントロから、ACIDMANぽい残響感有るギターの音が印象的なガールズパンク、というかアイドルポップへ。歌詞もアイドルっぽい。
ここでピアノも投入されるが、基本はやはりバンド。ベースの休符の取り方はプラスなのかマイナスなのか微妙。
4 Bandwagon ★★ イントロはバックホーンに有りそうな感じの重いフレーズ。しかしぶっちゃけコケ脅しな感は否めない。 ギターが単純な分、ベースは動く……んだけど、そんなにメロディアスじゃないのが勿体無い。 そして歌詞の内容や、おそらくはバンドメンバーの掛け声からして、文字通りバンドへの曲っぽい。まぁ、この掛け声もライブではファンの野太い声になるんだろうけど。 余談だが、新谷はそれ程CDの売上は良くないが、ツアーチケはいつも即完売らしい。その辺ある意味ライブバンドなのかも。 5 チェックメイト ★★★ 疾走ガールズパンク。基本はまさにその辺りの王道。 しかしながらAメロで入る謎の安っぽいおもちゃのピアノ?で弾く裏メロ、ダフトパンクみたいな加工された新谷の高音萌えボイス?が入るBメロ、何だかやけっぱちなCメロと、何がしたいのかよく解らないアイデアが詰まってて逆に面白い。 後、サビは多分「大塚愛の新曲」で通じると思う。特にコーラスの雰囲気はまんま。 6 sentido cervato(Instrumental) ★★★★ インスト……の割にやたらと格好良い出来。基本はスパニッシュなアコギのカッティングだが、音のサンプリングはヒップホップ的。電子音ぽく加工された新谷の声も実はサンプリングされてる。ミクスチャー嗜好のRONらしいインスト。 最後はカッティングの音が遠くなり、次曲の繋ぎに。
7 ルーフトップ ★★★★★ 前曲の流れを受け、空間的な加工のイントロから4つ打ちのドラムとブリッジミュートでスタート。キーボードも投入され、如何にもなマイナー調の曲だが、クオリティは中々。 西川進ライクに感情を煽るようなギターは相変わらず演奏陣を引っ張るが、2週目Aメロでボーカルに合わせてくるベースや、感情の昂ぶりに合わせて畳みかけるドラム、随所で良いフレーズを挟むキーボードといい、今作中では最も演奏がハマってる。 新谷の歌も相変わらずスリリングだが、意図的に5曲目までと歌い方を変えており、インストを挟んだ結果しっかり流れが出来ているのは見事。歌詞も一転してかなりネガティブなのが凄い。さっきまで「やんなちゃったから戦線離脱えぃやー」とか言ってたのに。 この曲に従うなら「そんな自分は本当は死ぬ程嫌だ」となるよなー、とか邪推できるが、相憎今作は作詞作曲に本人のクレジット全く無し。本人自体をそういうキャラで売る気は無いって事か。ただ、実際男性よりは女性が共感できそうな歌詞だとは思う。 8 snow drop ★★☆ イントロはなんか童謡みたいだが、曲自体は歌を中心に据えた直球ど真ん中のバラード。サビまで音を絞った緊張感のある造りで、王道ながらバンドの演奏もしっかりしている……んだが、中心の新谷の歌が頼りなさ過ぎる。勢いで誤魔かせないと苦しい、て事か。 良い例が思いつかないが……樹海の渡辺辺りが歌ってたら多分かなり良い曲になってたと思われる。 9 Too Fat To Play(Instrumental) ★★★ 「遊ぶにはデブすぎる」……ではなく、「新谷の歌でやるにはヘヴィ過ぎる」て事か。モロHR/HMなインスト。特にリフが入る後半からは何かメタル化してる。ギターは色々できるしドラムも派手だけどベースは地味、というバンドのバランスを再確認する曲。 途中の声は…まぁ、多分新谷ではない、筈。 最後は唐突に終わり、次曲へ。
10 ロストシンフォニー ★★★★ イントロのリフとSEの絡みは実にRON臭い。そしてストリングス投入で「またアニソン界で大流行りのストリングス+ロック風味かよ……」と少し萎えてしまうが、曲のクオリティはやはり中々。 水樹楽曲の上松ストリングスは迫力で一気に押してくるが、この曲はバンドを芯にした構成の上で綺麗にまとめてくる(水樹の曲はライブでの再現は厳しいが、こちらならバンドだけでも十分曲として成立しそう)。 M1と手法は被ってるものの、やはり2週目は1週目をコピぺせずに早口ラップを使ってパターンを変え、轟音の代わりにストリングスで仕切り直してみせる。 ただ、メロディの一部がシリアス調から外れ気味(特に1番のBメロ)なのが勿体無い。アニソン的な盛り上げ方を狙ってるのは解るんだが…… どうでもいいが、今作は曲名のセンスまでなんかロキノン的だ。気のせいかもしれんが。 11 ハリケーンミキサー ★★★☆ ノリ重視の疾走ガールズパンク。例によって早口ラップ投入だが、その反復の後ろでタイミングを変えて色々キメを造るバンドが面白い。裏打ち強調のサビと言い有りがちなガールズパンクだけど、各パートに見せ場を回す構成は中々。 ていうか間奏のベースソロを聴いて確信した、コイツ弾けるのにサボってる。 12 Be Free(as a shooting star) ★★★ 表拍でタイミングを合わせるバンドとピアノの音がキュート?なミドルナンバー。メロからは如何にもライブの締めっぽい雰囲気がする。サビはどっかで聴いた事有りそうな雰囲気だけど。 ココまでで新谷の半端ラップに慣れ切っているのであれば、何の違和感もなく聴けるラストナンバー。 13 encore ★★★ ライブの最後にはアンコールがお約束。だからといって予め「アンコール」なんて題名付ける辺り、妙にライブ志向な今作らしい。サビなんか「時とはなんて無情に二人を切り裂いてしまうの〜」とか言ってる。まんまだ。 1週目は聴いた時はこれまた普通のパンクかと思ったが、変なタイミングでキメ造ったりテンポが変化したりで最後までバンド中心だった本作らしい曲。アウトロがちょっとカオスでビビる。
総評 ★★★ 新谷オタの友人に何の前触れもなく手渡され、「バンビポップつったってどうせ只のアイドルポップだろ…」と完全に嘗めてかかったら予想外のカウンターを食らった新谷良子の3rdアルバム。 個人的に声優界?で最もロックな曲は例のGod knowsだと思っていたが(何せENOZのGtは西川進である)、今作はそれに負けずとも劣らずにロックな出来。とにかく音の基本スタンスが「バンド」で、新谷良子というよりは新谷良子バンド。 ロキノン系に居そうなセンスのギター2本が先陣を切り、元気なドラムと若干動きの鈍いベース、プラス偶にキーボードが基本構成。すぐにシンセや打ち込みに頼るアニソン界の中では中々にワイルド。 とはいえ、曲はガールズパンクが多めだし、演奏もロックバンドとして聞くならば平均は超えてるが突出してる訳でも無く、もの凄い目新しさが有るという訳ではない。 新谷は曲に合わせるようボーカルを取ってはいるが、音程は怪しいしラップはラップというより早口。そこが良いとも言えるか。 バンドとして聴くなら新谷はネックだが、アニソンとして考えるとこの人のおかげで丁度バランスが取れているとも言える。その辺「影のロックの名作!」と言う気は無いが、「アニソン界でもROCKな奴は居るぞ!」とは言えるのか。ちょっと扱いは難しい。 とりあえず、アニヲタでロキノン厨な筆者には至福の一枚。 ちなみにGtの一人であるR・O・Nは本人のソロプロジェクトもやっており、今作のような音が気に入ったら聴いてみると良い。バリバリのミクスチャーロック。
>>452 ごめん訂正、3rdじゃなくて4thだった
454 :
436 :2008/01/30(水) 13:58:28 ID:8X2K/MB20
東京スカパラダイスオーケストラ/FULL-TENSION BEATERS 1.フィルムメイカーズ・ブリード〜頂上決戦〜 ★★★★★ リスペクト・深作欣二。スカパラの最初のシングルはアルトサックス・冷牟田竜之による アッパーなキラーチューン"Monster Rock"(今でもライブの定番曲)だったが、20世紀のシメと なる今作の幕開けはその"Monster Rock"の21世紀に向けてのアップデートバージョンと言える。 うすら寂しい口笛から入ってくるイントロ、キャッチーなフレーズ、最高の1曲目! 2.5days of TEQUILA ★★★ 前曲のテンションをそのまま、ギターが疾走するこれまたハイテンポな曲。ただ前後の曲と 比べるとややインパクトは薄い。かっこいいんだけどね。 3.燃えよドラゴン ★★★☆ アッパーな曲を三曲続けてもテンションが落ちないのは凄い。あの有名なメロディが荒々しい 豪華なホーンズで奏でられる様子は圧巻。ギターソロはやや疲れ気味だ! 4.Skarada Dub ★★★★ 郷愁を誘うピアニカのイントロが入ってきた瞬間に、前曲の残り火が一瞬で消える。とろける ようなピアノが良い。旧来のファンからは賛否両論の茂木欣一のドラムだが、ディレイの効いた リズムが心地よい。余韻たっぷりのエンディングがまた良い。 5.勇者の証〜Brave Eagle Of Apache〜 ★★☆ 転がるギターとパーカッション、珍しくGAMOによる語りで幕開け。そこからはいつものスカパラ。 6.Jon Lord(Live Dub) ★★★☆ ものすごくハードな前半を終え、ここからお遊びなインタールードも入る、ポップな後半 (合間合間にやっぱりハードな曲が入るが)。カラカラしたパーカッション、幾編にも散らばる 味付け程度のホーンズ、なめらかなシンセサイザー、とにかく軽快な一曲。冷牟田の笑い声に までディレイがかかっていて、耳に残る。
455 :
436 :2008/01/30(水) 14:00:05 ID:8X2K/MB20
7.Howlin’ Wolves ★★★ ケンタッキーフライドチキンのCMソングになったらしいが、あのアットホームな雰囲気の ケンタッキーにいったいどうやってこんなギターがゴリ押しの曲がくっついていたのだろうか。 濃い演奏だが、時間は3分とあっさり。 8.動かぬ男〜The“BIG MAN”still standing〜 ★★★ これもハードな曲だが、かなりゆったりとしたリズム。歌詞(?)の内容から見るに、動かぬ男とは 故・青木達之のことだろうか?終盤、リズムが後退し、鮮やかにホーンズが浮かび上がる場面が 聴き所。最後のドラムの抜けるような一打は青木への弔辞か。 9.Monsoon Town ★★★☆ 風鈴の音色と鮮やかなピアノ、重くなりがちな前曲の余韻を軽やかに受け流す爽やかな一曲。 終盤のピアノと風鈴が重なり合う様子が風流。夏の夕方に添えたい一曲。 10.interlude〜Howlin' Wolves〜 ★★☆ ここからは正味3曲ほどの、アルバムのハイライト。まずは7曲目のギターメインの高速アレンジ。 ホーンズの出番もなく、もはやHR/HM。 11.Guts For Saxophone ★★★☆ いきなりヒヤムタ・エングリッシュ炸裂で笑ってしまうが、ビッグバンド調のジャイブナンバー。 楽しげにやっている様子がこちらにも伝わってくる。 12.interlude〜Dizzy’s Blues〜 ★★★ 再びインタールード。ディジー・ガレスピーのカバー。ブルースと銘打ってはいるが、大変明るい一曲。 ライブアルバム"Gunslingers"では華々しいオープニングを飾っている。フルで聴きたいが、 1分ほどでフェードアウト。 13.Streaming Tears ★★★☆ 隠れた名曲。濃い・重い曲と、こういう爽やかな曲両方があるから、両者が引き立っている。 トロンボーンからトランペットにつながるソロが気持ちいい。
456 :
436 :2008/01/30(水) 14:02:23 ID:8X2K/MB20
14.さよならみなさま [評価なし] ここまでの流れをいきなりおかしな方向へ崩す謎の一曲。伴奏なし、アカペラ合唱で歌う、 卒業式の定番曲。しかしこんな男臭い卒業式は嫌だ。最後の「みいーなさまぁぁー」の 伸び方。笑いそうになる。あっけにとられているうちに20秒で終了。 15.In A Sentimental Mood ★★★★ その「みいーなさまぁぁー」の直後に、テナーサックスのイカニモな音色が入る美しいイントロ。 デューク・エリントン作曲のスタンダードナンバーのカバー。ボリューム満点の今作を上手く まとめている。ご馳走様でした。 総評.★★★★☆ 2000年前後はスカパラにとって大きなターニングポイントとなった。ボーカルの加入・脱退、 所属会社の移籍、ドラム・青木達之の死などなど。「でもやるんだよ!」と立ち上がったのは アルトサックス・冷牟田竜之。彼を先頭に創られた今作は、かつては竹中直人とのコント番組や 吉本興業とのジョイントライブまでやってコミックバンドすれすれの所まで行ったスカパラ史上 最も荒々しいエネルギッシュなアルバムとなった。 ある種定型化しつつある今のスカパラの方向性を固めた一作かもしれないが、ここには 試行錯誤の末の逆ギレのような乱暴なパワフルさが封じ込められている。かくして今作で駆け足で 20世紀を閉じたスカパラは21世紀、新たな1stアルバムとも言える"Stompin' On Down Beat Arlley"を 上梓することになる。
>>454-456 乙!今回と前回「WILD PEACE」のレビューに納得
スカパラにはNewアルバムで今一度、新しい面を見せて欲しいところですな
>>454-456 乙です。ここからスカパラは路線変更したのね
ところで電気グルーヴのレビューって需要あるかな…
>458 あると思う 俺はVOXXXが好きだな
しばらく来ない間に大量レビューが。皆さん乙です リクエストするのもあれなんですが、誰かマジカルパワーマコの作品を持ってる方、出来たらお願いします
『911FANTASIA』発売記念投下。もう出てからちょっと経っちゃってるけど。 シングルだけど。 オモヒデ オーヴァ ドライヴ/七尾旅人 1、おもひで! おもひで!! ★★★★ 滑るクラシカルなメロディが秀逸な曲。 ちなみに、歌詞にある〈禅銃〉っつーのはベイリーからの引用。 だからどうだ、って話でもないけど。 2、八月 ★★★★★ ともすればポップス的な安っぽさを感じさせかねないコード進行。 だけれども、ああいうコード進行を十代の頃の七尾旅人は避けて通らなかった、という事の記録。 生まれてきてくれてありがとう、な大名曲。本人はあまり気に入ってないようだけど。 ちなみに、歌詞にある〈プーティーウィッ?〉っつーのはヴォネガットからの引用。SF好きね、旅人。
3、戦闘機 ★★★★ 佳曲なんだけど、いかんせんM-2のせいで印象が薄い。 ただ、キリキリと音を立てるギターの弦の音にはヒリ付くような感触があって、そこはすごくいい。 旅人お得意の演出、と言ってしまえばそれまでかもしれないけれど。 4、メロ 〜走る戦慄、笑う憂鬱〜 ★★★☆ やっている事はM-1の同一線上にある。流れるようなメロディにシンプルなギター。 奇跡の1stアルバム『雨に撃たえば...!disc2』とこのシングルを繋ぐ一曲。 【総評】 箱庭いっぱいに広がった『雨に撃たえば...!disc2』。 箱庭をぶち壊した『ヘヴンリィ・パンク・アダージォ』。 それらのアルバムに見られるような過剰さはこのシングルにはまだ表れていない。 が、その代わりに七尾旅人の持つメロディの素晴らしさが浮き彫りにされている。 間違いなく七尾旅人の全作品の中でもっともわかりやすい一枚。もっと広く聴かれてもいいはず、な佳盤。 もちろん、わかりやすさだけがすべてではないとは思うのだけれど。 あ、十代でバンドやったり曲作ったりしてる男の子とかは聴かない方がいいと思う。 やる気なくすから。俺はなくした。
乙 七尾は声ニガテだったけど聴いてみようっと
>>461-462 名盤ktkr 俺は八月と戦闘機がもう大好き。
あの旅人がこんな綺麗なメロを書いてちゃんと歌ってる!とびっくりしたの憶えてるわ。
乙!
サザン30周年ってことで、まとめに無い初期のアルバムでも タイニイ・バブルス/サザンオールスターズ 01.ふたりだけのパーティ 〜 Tiny Bubbles (type-A) ★★★☆ メドレー形式の楽曲。前半は如何にも昭和って感じの泣きのギターイントロから、ピアノ主体のサザンらしいポップスへと移る聴きやすい曲 こういうのが世間でイメージするサザンなんだろう。間奏で中華風にしたり遊び心も散りばめられてて、ニヤっとさせられる 泡の音が途中で入った後はガラッと曲調が変わり、軽い全英語詞のソウルナンバーとなる。桑田の歌い方も力が抜けてて良い 02.タバコ・ロードにセクシーばあちゃん ★★★★ タイトルからコミックソングかと思いきや、本格的にブラックミュージックな大人のラブソング ルーズなリズム隊が良い感じに曲全体の空気を緩くしてる、かと言ってgdgdになるわけでもないのは流石 桑田のエセソウルながなり節が全開な曲。別に批判では無いです。サビの終わり方が歌謡曲丸出しなのが少し残念 03.Hey! Ryudo! (ヘイ! リュード!) ★★★☆ ブラスの冴える宝塚なイントロからそのままミュージカル風に展開していく曲。イメージは大正歌謡。デモクラシー Ryudoってのはダウン・タウン・ブギウギ・バンドの宇崎竜童のことらしい。しかし桑田の作る曲の幅広さには毎回驚かされるね 04.私はピアノ ★★★★☆ 高田みづえのカバーでも有名な曲。ヒット曲チャコの海岸物語を彷彿とさせる、桑田流昭和歌謡曲 筒美京平ばりの泣きのメロディと、阿久悠みたいに情感的な詞はまさに「歌謡曲」。こういう曲でもちゃんと書ける桑田凄い 間奏で入るコメディタッチな掛け合いはロックバンドとしての抵抗か
05.涙のアベニュー ★★★★ 6thシングル。AOR+ソウル+歌謡曲って感じのバラードナンバー。Aメロの詰め込んだ歌詞を早口で歌う手法は桑田が元祖らしい コードを4つしかつかっておらず、非常にシンプルにまとまった曲でさらっと聴けるが、それがまた情緒的で良い 夕暮れの横浜を連想させる歌詞はまさに桑田節 06.TO YOU ★★★☆ 字余りの歌詞をたたみかけるように歌うのが特徴的なポップナンバー。これまたシンプルなので前曲の流れのままさらっと聴ける 全体的に楽器の音がハワイアン。途中で電子音が入るが非常に時代を感じる 07.恋するマンスリー・デイ ★★★☆ 7thシングル。女性の生理を謳ったショッキングな内容だが、いやらしい感じはしない 曲自体は2なんかと一緒で、サザン流に歌謡曲を加えたブラックミュージック。基本的にこういう歌は桑田の声を聴かせる作りになってるが この曲も例外では無く、楽器隊は抑えて桑田のボーカルを前面に押し出してきてる。しかしこんな曲良くシングルで切るねぇ 08.松田の子守唄 ★★★★ ドラムの松田がボーカルをとった曲。海援隊やイルカみたいなピアノ主体の美メロバラード 松田の声がクリキンみたいなクリアハイトーンなので凄い綺麗に曲と合う。ゴスペルチックなサビは恐らくビートルズのパロディ 09.C調言葉に御用心 ★★★★☆ 5thシングル。ここまで連続してAOR調のバラードが続いたところに、いいタイミングでアップテンポなポップスなのでホッとする これもサザン流歌謡曲と言った感じだが、地味にベースがジャズチックな面白い動きをしてる 低く抑えたAメロからBメロ、Cメロと高くなるという、サザンお決まりのパターンを確立した曲らしい 10.Tiny Bubbles (type-B) ★★★☆ 1の後半をちょっとアレンジしたバージョン。少しカントリーっぽくなった 日本的な要素を全く感じさせない、純60年代の洋楽って感じ
11.働けロック・バンド (Workin' for T.V.) ★★★★ サザンらしいアルバムのラストを飾る壮大なバラード。古臭さを全く感じさせない これと言って面白いことをしてるわけでは無いけど、まぁメロディが凄い綺麗だから良い 総評:★★★★☆ サザンオールスターズの3rdアルバム。前作がテレビ出演に忙殺されて満足に作れなかったため、テレビに出ないでじっくり作った一枚 全体的にソウル、ジャズと言ったブラックミュージックの影響が強く。今のサザンとはだいぶ違うイメージを感じる AOR要素も強いため薄味と言えばそうだが、メロディはハッとさせられるものがあるので引き込まれる 田中宗一郎曰く「サザン最後にして、最高の傑作」らしい。まぁ最後にしてってのはともかく最高の傑作なのは異議なし 当時の他のバンドのアルバムと聴けば、いかにサザンが進んでいたかも分かる一枚なので、是非聴いてみてください 駄レビューすみませんでした
>>466-468 乙。では自分も…
>>378 聴いてみました。
Fantastic OT9/奥田民生
1.イナビカリ ★★★★★
ウェットなギターの音が古き良きUKロックを思わせるアップテンポな曲。打ち込みのようなテケテケ音が曲中全般で16ビートを刻み、
軽めの音で小気味よくフィルを叩くドラムと相性良く絡む。繰り返されるギターリフと粘着質なギターソロ、シンプルなメロディ。
もしかしたら髭のやりたい事ってこんな感じなのかも。キラキラしたコーラスが初期ザ・フーを思わせる王道なロック。
2.スルドクサイナラ ★★★★
今作は手数が多くてもくどくならない軽やかなドラムが印象的なのだが、この曲でも一聴して重めなギターイントロを軽快にくるむ
スムーズなフィルインを披露。オアシスの2代目ドラマーみたい…と思ったら湊氏。いつの間に。未完のメロディとして投げかけたフレーズに
オチメロをくっつけて完成型として再登場させる手法はセロファンやAPOGEE等も得意とする手法。
3.フロンティアのパイオニア ★★★★★
まったりと雄大なミドルテンポの曲。芯の太いメロディが中央を走り、その周囲をせわしなく変わるコードが彩る、程よい疾走感のある曲。
かなり長いサイクルを1セットとして捉えたAメロが面白い。まっすぐすぎて何だかくすぐったいギターソロも良い。
グレイトフル・デッドのような土臭いロック好きに。
4.愛のボート ★★★★
まさにボートを漕ぐかの如く、民生のギターリフを音頭に同じリズムパターンが繰り返される曲。モコモコしたベース音がいい感じ。
途中で強風に遭遇したかのように演奏が表情を変えるが、嵐というほどでもなかったらしく程なく元通りに漕ぎ出す。
と思ったらラストに再びソロが。
5.いつもそう ★★★★ ビートルズからの影響を素直に出した、ゆったりめの曲。サスのないベースが雰囲気を出している。いやドラムも結構…。 いやギターソロなんてまさに…。要はまんまな訳だが、「ビートルズをこんな意外なアレンジでやったら格好いいかも」的な 冒涜のない、敬意を感じる曲ではある。 6.アドレナリン ★★★★★ 民生ってこういう曲も書くのか、と個人的に感動したオールディーな曲。バディ・ホリーのような50年代のムーディテイストを 前面に出した楽曲に、知らない単語も洒落た言い回しも全く登場しないシンプルな民生詞が異常にマッチしている。 何やら凄い。遥か上の年代層も直撃し得る、恐るべきノスタルジーを秘めた曲。 7.3人はもりあがる(JとGとA) ★★★ 引き続きオールディー路線。JとAがモメたらGが間に入ってJとAの言い分を聞いて…どうでもいいよ!しかも長いよ! 何かだんだんHとかSとか増えてるし…。田辺マモルの「俺とシュアーとマーチンと」を更にどうでもよくした感じ。 ジョー・ブレイニー?アンディ・スターマー?手掛りなさ過ぎて分からん。曲が進んでも別段何も起こらないピースフルな曲。 バンプファンなら「話を進めろよ!」と苛つくことうけあい。 8.カイモクブギー ★★★ オルガンの音色が印象的なストレートなロック。イントロ聴いた時は「ここからバトルズみたいな展開になったらどうしよう」とか思ったが 民生は前衛的な音にはあまり興味がない様子。こういうシンプルなのをやる人は実はあんまりいないので、結構聴きたくなったりする 時もある曲。 9.ちばしって ★★★ スパゴーみたいなルーズなオープンハットのドラムで入る。スペーシーなキーボードがスパイスとして効いた王道UKロック。 小原の渋いベースがAメロを牽引する。やや印象薄。
10.今から海を ★★★★★ いきなり緊張感の増すスローナンバー。ベースレスで、ドラムもパターンは叩かず、ギターとパーカッションをメインに幾つかの楽器を足して仕上げた シリアスな曲。海を目指して歩く前半から、綺麗なコーラスワークを経てギターとボーカルだけになり「今から海を背にして君を目指してまた歩いて」 と歌い出す後半へ。そのささいな往路と復路をゆっくりと踏みしめるように歌う民生に妙にアダルトな魅力を感じる曲。 11.鈴の雨 ★★★★ 泥臭い60〜70年代的ロック。案外シャッキリした曲の多い今作では珍しい、民生らしいダルさの出たサイケな曲。 音選びは珍しくないがギター自体は意外に上手く、聴き応えのあるソロを聴かせてくれる。なぜか音量控えめな気がするが。 12.なんでもっと ★★★★ 「なんでもっと〜」の繰り返しを意外な形で締める、癖のあるメロディが印象的な曲。狙ってモッサリ感を出していたDSL時代と違い、 今作は湊のシャキシャキしてダイナミクスのはっきりしたドラムが際立っており、全体的にスマートな印象になったような。 13.無限の風 ★★★★ アルペジオから始まるイントロからAメロ辺りまでは吉井風。サビは珍しく長いサイクルのメロディで組んでいる。サビ後のギターソロを経て 静かなAメロへ戻る流れが良い。根こそぎ持っていくようなインパクトはないが、無難にまとまった曲。 14.明日はどうだ ★★★★ 最後はドラムの乾いた音と躍動感溢れるベースが心地良い、モッズ風のアッパーな曲。間奏のギターの余らせ具合がらしくなくて面白い。 シンプルなメロディに「愛を 夢を」とポジティヴな言葉を盛り込んで開放感に満ちた出来に仕上げ、明るくアルバムを締めている。 今の彼の年齢相応に生まれ変わった「人の息子」といった印象。
総評 ★★★★★ 50〜70年代の洋ロックの、音の良いリマスター盤を聴いているような感覚に陥る、捨て曲なしの王道ロックな作品。 日本語で歌っていること以外に邦楽らしさは皆無。シャレでも懐メロっぽい曲をやらない徹底ぶり。自身の理想をひたすら掘り下げているようで、 近年の他アーティストの音から影響を受けているような様子もなく、純度は高いが頑固で懐古主義的すぎる印象。 そして半端に懐古主義な洋アーティストよりよほど当てになる実力の持ち主とも思える。楽曲の完成度は総じて高く、古めのロックが好きなら ムラなく楽しめる出来では。ロックと聞いて真っ先にテンポの速いビートロックが浮かぶ人には不向きかもしれないが。 作詞については何とも言い難い。特にこだわって表現したい事があるというより、曲がギリギリ成立する底のラインを模索しているように思えた。 民生の詞はいつもこんな感じだから…とうまい事世間に認識を植え付けて、何となく手抜きが許される環境を作る事で楽してるような。 その辺は偶然にも自分にとってはプラスに転じたが。佐野元春や中村一義等の、1枚のアルバムトータルの流れを強く意識した作品というのは、 じっくり聴き入るには良いが捕まると長い為、なんとなく流すには重い印象があるのだが、民生の今作はメッセージ性が薄い分BGM適性が高く、 何をする時にも取り敢えず流しておける。ながら最強、という特異なポジションで、いつの間にかやたら回転していた1枚。
>>472 乙。
他のアーティストを引き合いに出す手法は色々言われたこともあったようですが、自分は大好きです。
シロップ投下します。 Syrup16g/syrup16g 1.ニセモノ ★★★☆ 2007年のツアーで披露された楽曲。 歌詞はグサグサ突き刺さるように攻撃的。シロップらしさを感じる。 緊張感のあるアレンジに仕上がっており、アルバムの幕開けを担うに相応しい曲。 2.さくら ★★★ 今回のアルバム収録にあたって、大幅に改変された曲。 歌詞・メロディともに秀逸で、 今作と彼らのラストライブにおいてかなり重要な役割になり得ると思う。 後これはどうでも良いんだが、彼らの楽曲中、唯一イントロなしで歌が始まる。 3.君をなくしたのは ★★☆ 今作中で一番ぶっ飛んだアレンジが施されている曲。 バックではシンセや鐘のような音が終始鳴り響く。 「カサカサ・・・」という音のイントロを不快に感じる人が多そう。(実際俺もそう) 個人的には、サビのバスドラの「トントントントン」という音のほうが不快だが。 4.途中の行方 ★★★ 適度な意味深さと絶望感が垣間見える曲。ベースのラインと音作りが好き。 アルバム中では一番シロップっぽさがある。 前曲が非常にアレだったせいか、通して聞くと余計にシンプルに感じるかも。
5.バナナの皮 ★★★ テーマが良い。ひたすらポップな曲。 「体育館でバッシュが鳴らす 雀みたいな音が好き」 の下りは初めて聞いた時衝撃的だった。今作では雀→小鳥に変更されてしまったが。 チュンチュンとは違うってか、どうでもいいけど 6.来週のヒーロー ★★★★★ ニセモノ同様2007年のツアーで披露された楽曲。 曲全体に抑揚があり、メリハリがある。 サビの五十嵐の歌い回しが心に突き刺さる・・・。 最後の大サビは鳥肌もの。 7.ラファータ ★★★ 初聴の時はこんなにポップだったけな?と思った。 曲を書いたのがクーデターとかヘルシーの人と同一人物とは思えない、そんな感じ 歌詞は良い。 8.HELPLESS ★★★★ 亡くなった父親に向けられた曲。 ライブの時はそこまで印象に残らなかったけど、 この曲のアレンジは素直に良いと感じた。 悲しいメロディ、そしてラストのtell me wayの絶唱が心に突き刺さる。
9.君を壊すのは ★★★★ イントロのギターがどう聞いてもドラえもん。あの部分は不必要では? アコギ弾き語り主体。このクオリティで仕上がるのなら、 バンドで収録してソロでやった時にセルフカバーすれば良いのに、と感じた。 10.scene through ★★★☆ 今作中で唯一疾走感がある曲。どこか切なさを感じる明るいメロディ。明るすぎてシロップっぽくない。 歌い方が全体的に藤原っぽく感じてしまった。 ラララ〜の下りで「ああ、終わってしまうんだな」という気持ちにさせられた。 11.イマジネーション ★★★★★ 実質このアルバムのラストナンバー。scene throughからの流れを完全に生かした曲。 聴き終わった瞬間に、心がカラッポになったような気持ちになった。 これは長年の相棒・中畑に対する曲なんだろうか。そう思って聞いていると尚更込み上げるものがある・・・。 あれ、何だろう目から汗が 12.夢からさめてしまわぬように これは評価しません。というか、出来ません。 ヤワな評価をして良い曲じゃないと思う。
総評 ★★★★★ アルバムを聴きながら並行してレビュー書いてるうちに、 楽曲の出来やアレンジをどうこう言う不満が全て吹き飛んでしまった。矛盾ありまくりですね、ごめんなさい。笑 とりあえず、聴いてみてください。これが彼らのラストアルバムです。
>>477 乙。でもwayじゃなくてwhyだよね…?
じゃあまとめに無いユーミンでも COBALT HOUR/荒井由美 01.COBALT HOUR ★★★★ プロペラ飛行機のエンジン音から、時代を感じるキラキラシンセとイントロは何となくセピアな感じ 曲全体はジャズを意識したアップテンポポップスで、細野ベースのスラップを交えた軽快な動きが曲全体を牽引してる 楽器隊が凄い自由にやってる感じがありながらも、ここまでのまとまりを感じさせるのは職人芸 02.卒業写真 ★★★★☆ 言わずと知れた名曲。前曲に続いてどこか懐かしい感じのする、ジャジーなバラード そつなく纏まってると言ってしまえばそれまでなんだけど、でもメロディが凄い綺麗でじっくり聴かせる。ビルエヴァンスみたい 余談だが、木綿のハンカチーフとこの曲はカバーされてる曲の1,2位を争うんじゃないかな 03.花紀行 ★★★★☆ 1stの「雨の街を」2ndの「海を見ていた午後」の流れを引き継ぐ、メロディに死の匂いを感じ取れる退廃的なバラード とにかくメロディが綺麗、ここまでの美メロってのは中々無いですよ。ゆったりとしたピアノが良いね 04.何もきかないで ★★★★★ ミュージカルチックなストリングスの綺麗なイントロから入るが、曲自体はここまでの流れと同じようにジャジーはミドルテンポ ただここまで似たような雰囲気の曲が続いても、全くダレさせないのは流石。これまたメロディの綺麗さが半端じゃない 哀愁漂う泣きのギターソロと、コーラスワークが絶品 05.ルージュの伝言 ★★★★★ 5thシングル。これまた超有名曲ですね。まぁ今更説明のしようもないんだけど、1と同じようなジャジーなアップテンポ 軽快なリズム隊、絶妙なコーラスワークが相変わらず素晴らしい。ストリングスの入れ方も上手いんだよなぁ これは聴いてみてとしか言いようがない、とにかく邦楽史に残る名曲
06.航海日誌 ★★★★☆ 西洋の子守唄みたいなメロディが特徴的なバラード。Aメロはピアノを主体に声を聴かせるのだが、サビで一気にストリングスが入る ユーミンって音痴のイメージが強いが、この頃は凄い良い声してて月並みな表現だけど心が温まる 音圧が低いから気付かないけど、地味にいろんな音が入ってて雑多な印象を受けてもおかしくないのに、全く感じないのは凄いね 07.CHINESE SOUP ★★★★ フランス風な意図的に古臭くさせた弦楽器のイントロから、ピアノとギターとブラスをバックに語るようにユーミンが歌いだす たったそれだけの曲なのに、何なんだろうこのぐっと引きこまれる感じは。間奏のバイオリン→ピアノの流れはちょっと実験的 08.少しだけ片想い ★★★★ ここでちょっと今までと感じの違う、軽やかなエレキギターの印象的なイントロが良いアクセント 曲自体はこのアルバムの基本的なベースである、ジャジーで退廃的な感じなのだが、しかし飽きない コーラスアレンジが山達だけあって、ビーチボーイズばりの綺麗なコーラス。ギターが他の曲よりちょっと主張してるかな 09.雨のステイション ★★★★ ユーミンお得意の別れを歌ったバラード。まぁここまでの曲と同じような曲なんであんま書くことなし いやでもやっぱりメロディが綺麗だから、既聴感が全く無い 10.アフリカへ行きたい ★★★★★ タイトル通りアフリカンなパーカッションからエレキギターの鋭いカッティングが入る、今作中もっともアッパーな曲 1と同じように各々のびのびと演奏してる感じ。どことなく刑事ドラマみたいなメロディもかっこよくて好き アウトロは1のイントロにつながってる
総評:★★★★★ 荒井由美の3rdアルバム。何か異常に高評価で、信者レビューと思われるかもしれないけど、決して信者ではありません このアルバムは本当に凄い、コンセプト通り夕暮れの雰囲気を全体的に漂わせた歌詞・メロは空前絶後のレベルの高さ 参加者もベースは細野だし、ギターは鈴木茂だし、パーカッションは松任谷だし、コーラスは山達だし吉田美奈子だし大貫妙子だし・・・ 豪華という言葉では形容しきれない。コーラスワークの巧みさも邦楽では類を見ない出来 七尾のレビューで10代のバンド少年は聴かない方が良いというのがあったがこのアルバムは音楽目指す人はみんな聴くべきじゃない気が 荒井由美は2ndで終わったという人もいるが、個人的にはこの3rdと4thの時期が一番脂が乗ってたと思う 40分弱という短いアルバムだから軽く聴けるので、是非聴いてみてください 駄レビューすみませんでした
乙。 松任谷になってからは全然聴いてないなあ。わざとらしくて。いい曲あるんだけど。 この頃はセンスと才気が溢れ過ぎてて怖いよね。
乙 細野さんが参加してるのか 聞いてみる
>>484 80年代に入ってからは特に狙いすぎでちょっとね、時の無いホテルとかは良いアルバムだけど
>>485 細野は初期アルバム全部参加してるから、良かったら他のも聴いてみてくれ
487 :
前スレ80 :2008/02/01(金) 20:28:02 ID:OIFyRqL90
OOIOOはちょっと(・∀・)マッテネ 前回の反省の意味も込めて「あんまり知られていないバンドを発掘してみよう」プロジェクト。 Scherzo / sports AJA-60026 2003年11月21日発売 1. X-Ray ★★★★ いきなりsports節全開なオープニングナンバー。 疾走感あるギターロック。 ただ、これが駄目な人は他の曲も駄目だと思う。それぐらい彼らの個性が出た佳作。 2. 蓮華 ★★★ これまた軽快なギターロックだが、前曲と違う所は「倦怠感」がどこかにあるところ。 遅めのテンポでじっくり聞かせる。 しかし少しだれやしないかい?4分ぐらいにまとめればもうちょっといい曲になってたかも。 この「長さ」も重要なポイントになってるとは思うが… 3. KIDS ★★ アコースティック弾き語り。 メロディー自体は綺麗だけど、如何せん他の曲が強烈なのでその中に埋もれてしまっている。 まあ全曲こってりとした濃厚な曲が並んでもそれはそれで聴きづらい盤になってたと思うけど。
488 :
前スレ80 :2008/02/01(金) 20:29:01 ID:OIFyRqL90
4. Furry Monster ★★★★★ sportsには珍しい激情をそのままぶつけてくるロックナンバー。 メジャーデビュー後もこういう激しい曲は出てきたけど、やはりこの曲は別格。 多分、「初期衝動」の成せる業(初期衝動って言葉、あんまり好きじゃないんだけどね)。 静かなサビとの落差もまたいい味を出している。 5. 幻想アンダーワールド ★★★★★ もうこれはどうレビューすればいいのかが分かりません。 安っぽい表現ですがまさに「神」。この時の伊藤さんにはマジで何かが降りてきてたんだと思います。 静かなオープニングから中盤に向かって激しさを増していき、最後の大サビで爆発、そして静かなプロローグへ。 構成が完璧です。メジャーでこのぐらいの曲をやってたらもうちょっと注目を浴びていたのかもしれない。 総評:★★★★☆ sportsのインディーズ2作目。この作品で元ハートバザールの永井紀子が正式加入。 「これがメジャーデビュー作だ」と言われても信じてしまいそうになるほどクオリティーが高いアルバム。 後半2曲の流れが素晴らしい。ギターロック、特に初期〜中期のスーパーカーが好きな人にお勧めしたい。 「前回の反省を込めて」って書いたわりにはマンセーレビューになってしまいましたね…
なんか地味なんだよね、SPORTS。いや、好きなんだけどね。 バッドニュースつながりでLARGE400のレビューでも書こうかな。
あ、忘れてた、乙。
乙、いつも参考にさせてもらってます どなたか、服部良一のトリビュートアルバムやっていただけませんか?
皆様乙です。ここ数日、異様に活気付いてる気がするw良いことだ。 The Best of L'Arc〜en〜Ciel c/w 1. Brilliant Years ★★★ 哀愁を漂わせながらひたすら疾走するアコギが印象的な曲。隙間無くギターが詰め込まれており、 当時(12年前)と現在のバンド内に於けるkenのスタンスの違いを感じさせる。 間奏がシングル曲「flower」にとても似ている。「flower」の構成をシンプルにして、 疾走感を1.5倍にしたような、当時のバンドの魅力が濃縮されたような、そんな曲。 2. あなたのために ★★ 一曲目とよく似た系統の疾走系ギターロック。 冒頭の「ウィ〜〜〜〜〜〜♪」という、奇妙すぎるhydeのコーラスは聴くものをいきなりビビらせる。 「只のギターロックだと思うなよ?」というラルクから聴き手への牽制だろうか。まぁ、気持ち悪いさ。 3. I'm so happy ★★★☆ ビートルズのような乾いた音像と一音一音がズッシリと響くドラムが印象的な異色曲。 ベースがおとなしくて、ギターが大活躍していて、ドラムの音がザックリしていて…。 ドラマーがyukihiroに変わって以降のラルクとは違う、妙に熱気ある演奏を聞かせる。 ラスト、「I love you」を絶叫連呼するhydeのテンションは凄まじい。若気の至り? 4. さようなら ★ 油断しているとあっさり通り過ぎて行ってしまう、いかにもカップリング向きな曲。 Bメロかと思って聴いていたらサビであった。後半には盛り上がりどころもちゃんと用意されているのだが、 水のように掴みどころの無い曲なので本当にあっという間に終わる。
5. 賽は投げられた★★ 爆走するベースラインがラルク中期の代表曲「Driver's High」を思わせるギターロック。 爽やかでノリも耳触りも良い曲だが、「世間なんて一切信用してません!」と必死に主張するような、 被害妄想一歩手前な歌詞が異彩を放つ。 6. THE GHOST IN MY ROOM ★★★☆ この曲からドラマーがsakuraからyukihiroへ変わる。 いきなりブレイクビーツが耳に飛び込んで来る、少しファンクの香りがする曲。 yukihiro加入以前と以後に明確な線が引かれていることを再確認。 不穏なムードの冒頭から、サッと光が射してくるようなサビ、そしてまた暗闇へ… というように曲の表情が次々と変化していく。終盤ではhydeによる妙なスキャットが聴ける。 7. metoropolis ★★★★ 不器用な頑張って演奏しているような鉄琴の音が可愛らしい、ニューウェーブ風味の曲。 hydeのしっぽり濡れた歌声とリズムのループ、ギターのカッティングが心地よい。 そしてバックで「ピロロロヨ〜〜ン」と鳴る電子音。これとギターが絡みあうクライマックスは、 ヘッドホンで聴いてると逝きそうになる程なめらか。 サビで「今にも溢れそうな性器を癒して」と訴える、文字通りびしょ濡れな一曲。 8. Peeping Tom ★★★☆ 流れるようなアコーディオンの音色が美しい曲。昼寝のBGMに最適な、かなりまったりとした曲調。 真昼間から酒を飲んで酔っ払うような背徳的なムードが漂う。「ディープ昼下がり」といったところだろうか。 ラルク屈指の穏やかな曲だが歌詞ではひたすら己の不快感を訴える。
9. a swell in the sun ★★ ラルクは大抵ニューウェーブに、ハードロックやメタル、歌謡曲の要素を組み込んだ楽曲を作ることが多いが、 この曲は80年代英国暗黒ニューウェーブの世界をそのまま再現したようなダークな曲。 地獄の底で歌ってるようなhydeの低音が味わい深い。 10. 花葬 -1014mix- ★★ シングル曲のリミックス。原曲にあった妖艶さ、ねちっこさを排除し、ひたすらクールにリミックス。 「ラルクって不気味だなぁ…」と思った人もこれなら聴けるかもしれない。 11. hole ★★★ 映画「リング0」にも使われた、スリリングな弦楽器とブレイクビーツが絡み合ったインスト。 なぜかワイドショーでショッキングなニュースを特集するときにかなりの確率で使われてるので、 知らず知らずのうちに耳にしているかもしれない曲。「実はラルクの曲なんですよ、これ」みたいな。
12. get out from the shell ★★ アルバム『REAL』収録曲の日本語詞版。ブレイクビーツ炸裂のハードコア曲。 英語版と日本語版、どちらを先に作ったのかは知らないが、こちらの日本語版、 言葉の乗せ方がどうにもしっくりこない。サビで英語になる部分は異様にかっこいいのに。 総評★★☆ カップリングベスト。シングルにするには地味過ぎて、アルバムに入れるには個性が薄い。 かといって曲としてはそんなに悪くない、むしろ佳作揃い…そんなアルバムである。 ラルクの代表曲から感じられる派手さ、勢い、ねちっこさなどは弱め。 BGMとして聴いてると驚くほどサラっと流れていってしまい、味気ないものに感じられるだろうが、 じっくり耳を傾けてみると、どの曲にも「ん?」と不思議に思うようなフックがあることに気づく。 コーラスが変だったりアレンジが不思議だったり歌詞が狂っていたり…。 聴きやすい割にバンドの個性がよく出ているアルバムなので、 ラルクが苦手な人(特に、シングル曲などを聴いて苦手意識を持った人)におすすめかもしれない。 まぁ、そんな人はラルク自体聴こうと思わないだろうけども。 ちなみに9〜12曲目はyukihiroの手による作品。
リクなんか無視してやってる自分は一体… しかし、テクノをレビューするのが難しい…苦戦中です…。
文才に自信ありませんが無いようなのでレビュー初挑戦します。 GOING UNDER GROUND/おやすみモンスター 1.さかさまワールド ★★★★ 「ただなんとなくバンドをやっている」というバンドの状態を変えたという曲。 非常に爽やかで疾走感に溢れており、これこそがGOINGと思えるような曲。 音数はかなり多いのだがうるささや嫌らしさは全く感じない。GOINGの成長を感じる。 2.TRAIN ★★☆ イントロの激しいドラムとサビの超キャッチーなメロが耳に残る。 アルバムの流れを作る曲。 個人的にはもう少しはっちゃけてもよかったんじゃないかなと思う。 3.海にまつわるエピソード ★★★☆ 前2曲が作ったアルバムの流れに完全に沿っている。 爽やかで聴いててとても気持ちいい。 ナカザのコーラスも相変わらずお上手。 4.PLANET ★★★★☆ GOINGお得意の泣きメロ。ソウの澄んだ声が本当に映える。 言うことなしの名曲です。
5.暗夜行路 ★★★☆ ギターが目立つキャッチーな曲。 耳馴染みの良い落ち着いたメロディーだが、ところどころ珍しいアレンジも入っている。 「青春ごっこも終わりを告げて」って歌詞が頭に残る。 6.ナカザのロック★ ★★★ なんてストレートな曲名。その名の通りナカザボーカル。 今までのナカザ曲の中でも最もロック風味が強くアップテンポな曲。 ショートバケーションの頃は声量に頼りない部分があったけど歌唱力がかなり成長してる。 間奏がゲーム音楽っぽい。 7.TWISTER ★★★☆ シングル。ものすごく爽やかで晴れた日にドライブでもしながら聴くとめちゃくちゃ気持ちいい。 打ち込みがこんなに全面に使われた曲はこれが初めてだった気がする。 凄くいい曲なんだがアルバムの流れにはちょっとだけ合ってないような。 PVは必見。 8.Title ★★★ サッカーFリーグの公式テーマソング。 サビに疾走感があり、イントロから終わりまで普通に格好いいギターロック。 ただGOINGじゃなくても作れる曲だとは思う。
9.カウボーイによろしく ★★★☆ 初めて曲名見たときはどんな曲かと思ったがGOINGらしさの溢れる良曲。 流れるようなポップなメロディーにストーリー性のある歌詞がマッチしている。 アルバムの雰囲気にも非常によく馴染んでいる。 ドラムがやけにドツドツ鳴ってるのが気になる人はいるかも。 10.モンスター ★★★★★ GOINGにしかできない曲だと思う。このアルバムの核でしょう。 イントロのベースとキーボードが重なる瞬間からセンチメンタル過剰な泣きメロが続く。 間奏のギターとキーボードがシンクロしてる部分は鳥肌モノ。 11.愛のうた ★★★★ 丈さんの作曲。全体に優しいムードがただよう愛のうた。 前曲からの流れは本当に素晴らしく、前曲の感動を崩さずに包み込んでくれる。 目立ちすぎず控えめすぎずなキーボードが良い。 12.胸いっぱい ★★★☆ いかにもシングルっぽいシンプルなギターロック。シングルで聴いたときはキャッチーすぎると思ったけど このアルバムの流れの中で聴くと良い。 前曲のしっとりした雰囲気から一転、聴きながらいつのまにか笑顔になってしまう。 とても良い気分でアルバムをシメてくれる。 おまけ. おやすみ ★★☆ まさかのアカペラ。ソウとナカザと丈さんがメインボーカルを努める。 意外と完成度は高い。
総評 ★★★★☆ 捨て曲なしの名盤と言って差し支えないでしょう。 バンドが自分達を見直し、原点を振り返り作ったというアルバムだけあって 全体としてはかよわきエナジーやハートビートに似た印象。 それでいてアレンジや技術の部分では昔と比べるとやはり成熟している。 最近のゴーイングはマンネリ化してていまいちだなぁと思っていたけど見直した。 もう結成してかなり経つけど、このバンドにはまだ伸びしろがあることを感じさせられます。 熟練したセンチメンタリズムって感じ。
>>498-501 乙!ベスト聴いたら予想以上によかったのでこれも聴いてみようかな。
さかさまワールドはほんとにいいな。
なんとなく二枚連続テクノレビュー。あんまり音楽知識がなくごめん… 電気グルーヴ/イルボン2000 1.ハロー!ミスターモンキーマジックオーケストラ ★★★ ライブの幕開けはこのSEで客を煽る。ディスコサウンドとコール&レスポンスで フロアのボルケージを上げまくる。最後には特効(爆薬)をいれボルケージは最高潮に… 2.フラッシュバック ディスコ ★★★☆ そしてVOXX(当時の最新アルバム)の先行シングルから始まる。卓球が必要以上に煽る煽る…。 70年代のディスコサウンドで組み立てられているが懐かしさも感じさせず古さも感じさせない。 低音が響いて非常に気持ち良い…。 3.フラッシュバックJ-popカウントダウン ★★★ ラジオとかのカウンドダウンランキングにディスコサウンドを混ぜたような曲。 途中でブレイク決めたりするがそのタイミング絶妙!!盛り上がりまくり。 3位〜2位〜と順々に曲名を言い、今週の1位は… 4.シャングリラ ★★★ …この曲につながるわけです。ポップなこの曲もディスコ風味にアレンジ。 当時の卓球が傾向が良く分かる。ちゃんとフロア仕様に鳴ってて原曲よりも踊れる。 若干短めで終わるので★一つ減らしました。 5.ナッシングス ゴナ チェンジ ★★★☆ 「虹」、「パラシュート」等、電気グルーヴの泣きメロが聞ける曲の内の一曲。 キラキラサウンドが聴いてる周りの空間を星空にいるかのような雰囲気にさせる。 ボーカルにラジオから聞こえてくるようなエコーもさらに切なさを感じる。でも踊れます。
6.キラーポマト ★★☆ 「浣腸」という言葉がひたすらループし続ける中、卓球とピエール滝の掛け合いが始まる。 意味のあるようなないような卓球とピエール滝の掛け合いも一つのリズムとして取り込まれていて 非常に電気グルーヴらしい曲だなぁと思う 7.ジャンボタニシ ★★☆ 「便所にいたぞ!」というだけで盛り上がるライブもなかなか無いだろうなぁ…。 ピエール瀧の怪しい歌声が印象的で歌うたびに曲がどんどんと展開されていく。 密集された音の塊が脳内にどんどんと迫ってヘッドホンで聞くと中毒になりそう…。 とにかく隙間が無い音の波が鳴るが瀧が歌うとこで静かになり…の繰返し。 8.あすなろサンシャイン ★★★ ライブ前半のハイライト。イントロを抜かしひたすら攻撃的なトラックが続く。 客の盛り上がりもなかなかのものでマイクに女性の「〜シャンシャイン!」 と言う叫び声がその状況を物語っている。 瀧のオペラボイスも冴えていて灼熱のフロアはこのままいくのか… …と思ったら間抜けな和風効果音が流れてずっこけたり… 9.かっこいいジャンパー ★★★ 気を取り直して神聖な音色で後半戦がスタート。ムニュムニュとした効果音を入れつつひたすら走る。 同じリズムを繰り返しつつグルーブを形成しつつその間に次曲への流れを壊さない準備もしつつ… フロアの温度も保ったままでこの曲は走り続ける。 10.スマイレス スマイル ★★★☆ ここで泣きメロの曲が入ってくる。今までの曲と比べ空間に若干隙間があり心地よい 音色もどこか美しくもどこか悲しい印象を受けるような音色が鳴り響き続ける。 スマイレススマイルという女性コーラスが印象的でセンチメンタルな気分になる…。
11.レアクティオーン ★★★ 前曲とは打って変わって硬いメロディで形成された波が迫ってくる。 「日本の若者の全てがここに集まっております」というアナウンスが曲の雰囲気にあってて良い。 夜に聞くと若干恐怖を感じるかもしれない…。 12.TKO テクノクイーン ★★★ #2.と同じように70年代風の音で組み立てられているが受ける印象は真逆。 硬派なテクノ聴いてると頭の中が整理されてくような感じでなんか気持ち良いなぁ。 13.虹 ★★★ 壮大なシンセで幕開け段々と感動的な展開を見せてくれる電気グルーヴの代表曲。 イントロからAメロに入ってくる所はいつ聴いても鳥肌が立つ。ただライブVerなので短い。 この曲はアルバムVerを聴かないと本当の良さが分からないような。でもこのVerでも踊れます。 14.ヴォルケイニック ドラムビーツ ★★★☆ こっちは逆にライブ映えするなぁ。執拗以上に繰り返されるドラム、効果音、ナレーション… 瀧と卓球の韓国語での掛け合いがさらに盛り上げる。体中の温度が急上昇するような感じ。 最後のアボジージージー…がお気に入り。 15.誰だ! ★★★ 初期の電気グルーヴを彷彿させるような歌詞と音作り。ここでも「誰だ!」を執拗に繰り返す。 歌声を編集してるようで瀧の誰だ!という叫びだけ別のところでとったような感じを受けて なんか可笑しい。
16.電気ビリビリ ★★★ ピコピコサウンドの中ビリビリビリ…と感電したようなエフェクトを掛けつつ盛り上げる。 なぜかコール&レスポンスでは「地獄へ堕ちろ電気グルーヴ!」と繰り返して自虐精神満点。 この曲が10年くらい同じようなアレンジでやってるというのもなかなか可笑しい話。 17.富士山 ★★★☆ スクラッチ、富士山コールで盛り上げながらブレイクした所で歓声が無いところは笑えるw。 富士山!富士山!ふ〜・じ〜・さ〜ん!と瀧が魂の限り叫んでも歓声はもはやゼロ…。 もちろん、実際のライブではそれなりの歓声があっただろうけども このCDでは歓声の音をいじってこのようなギャクを作ったと。 …なかなか最後まで面白い仕掛けがあります。 総評 ★★★★ 2000年のライブツアーの模様を素材にしてリミックスアレンジした異色のアルバム。 アレンジの仕方が絶妙であり普通のライブを聴く時以上にライブの雰囲気を味わえる。 また、ノンストップメドレー風の編集がされているため踊りたい人も初心者にも楽しむことが出来る。 というか、電気グルーヴのアルバムの中では一番踊れるのではないかと思ったり… 電気グルーヴの真剣な面も見れるし随所での編集の仕方で下らないところも味わえたり 電気グルーヴの魅力を一枚に凝縮した結構濃い一枚となっています。かなり踊れます!
YMO/BGM 1.BALLET/ バレエ ★★★☆ ポップな展開を見せるのだがなぜか全体的に暗い…。というか悲しい雰囲気。 ドラムの音も冷たく、高橋幸宏さんの歌声もどこが寂しく、キーボードも… この最初の曲だけで増殖みたいなのに期待してた当時のファンは裏切られたのかなぁ。 こうやって聴いた感想を書いてみるとツマラン曲かと言われそうだが良い曲ですよ。 2.MUSIC PLANS/ 音楽の計画 ★★★☆ 加工した歌声がかなり気持ち悪い…。音を最小限に抑えることにより一つ一つの音色が印象に残る。 教授のキーボードソロも最小限の音数でありながら聞いたものが忘れないように深く耳に残す。 曲の展開の仕方、音もキチキチとしていて後期YMOを象徴している曲。 3.RAP PHENOMENIA/ ラップ現象 ★★★ オリエンタルなイントロから始まり同じようなリズムを延々と繰返しグループを作り上げてく… こういう曲に宇宙人みたいな細野さんの歌声はかなり合う!ラップをしていて余計に怪しい。 曲の後半で「ホゥホゥホゥホゥ…」「馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿…」「蛙の鳴き声っぽい音」が混ざり さらにこの曲を怪しい雰囲気にさせる。 4.HAPPY END/ ハッピーエンド ★★★ 題名とは裏腹に曲自体はバッドエンド…。輪郭が見えてこない不気味な音が鳴り響く。 そこに古ぼけた鐘の音等が鳴り更に混沌としていく…。途中でリズムが刻まれるが すぐに元通りになり、また不気味な音が鳴り響く。…中毒性高いです。 5.1000 KNIVES/ 千のナイフ ★★★☆ 教授のソロアルバムからの1曲をYMOメンバーが再アレンジしたもの。全体的にアジア風味。 フュージョンなのだが…ちっとも爽やかになれない。むしろ変態な気分。 原曲のように引いてるはずなのに原曲をかなり壊していてアルバムの流れにはまってる。
6.CUE/ キュー ★★★ このアルバムの中ではまだ明るくてポップな曲。普通の曲と比べたら全然暗いが…。 #3みたいにリズムをループさせてグループを体感することが出来る。 歌詞は全編英語で分かりにくいがこのアルバムの中では一番暗い内容です。 7.U・T/ ユーティー ★★★ テンポが無駄に速く教授の乱れたピアノがさらに聴くものを不安にさせる。 途中の芝居も各人の声にかなりエフェクトを掛けていて内容もカオス…まさか…… 8.CAMOUFLAGE/ カムフラージュ ★★★ 音色が不気味…ひたすら不気味…。ふわふわとしていたりぎちぎちとしていたり…。 そのような音色でもきちっと組み立ててちゃんとした曲に構成する所は本当に凄いなぁと感服。 一つでも欠けていたらきっと滅茶苦茶になりそうな感じ。 9.MASS/ マス ★★★ 聴くものにどんどんと迫ってきて幸宏さんが警告する…そんなような曲。 教授のシンゼが近未来で退廃したような雰囲気を出している。スローテンポで迫ってくる。 とても威圧感のある曲。 10.LOOM/ 来るべきもの ★★★★ いきなりブォーとブラックホールが迫ってきて聴くものをかなり不安にさせる。 やっとのことで止まったかと思ったらいきなり優しいシンゼのメロディーが…… 最後の最後で感動的な展開を見せてくれる…が最後に無音状態が10秒ぐらい続いて… この病んだアルバムの幕が閉じる…。 総評 ★★★★☆ コード展開はあまりないのだがそんな中このアルバムを作り上げたのは凄いと思う。 それと同時にこんなに暗いアルバムを作ったのは精神病にかかってるの?と心配もしてしまう。 発売当初は?な反応だったらしいけど今聞くとよくこの時代の機材でここまで出来たと感心。 聴けば聞くほど新しい発見が出来てなかなか楽しい…ような。 日本のテクノ幕開けとしての歴史的なのでYMO関係無しに興味があったら聴いてほしいなぁ。
乙乙
乙です BGMはYMOの中でも一番の愛聴盤です
乙 俺も便乗して三日連続レビュー 東京/サニーデイサービス 01.東京 ★★★☆ はっぴいえんどを彷彿とさせるルーズでレトロな伴奏をバックに、曽我部のこれまた70年代フォークなボーカルが乗る 2分弱と短いが、調子良いときの吉田拓郎みたいな優しいメロディが心に沁みる。アルバムを象徴する曲 02.恋に落ちたら ★★★★ Aメロ部分はもろ吉田拓郎。前に出てきまくりなウッドベースの低音と、どこかか細い曽我部の声は何とも言えない サビで溜めていた情念みたいなのを一気に爆発させる展開は、クリキンみたいで清々しい。 どことなく70年代日本文学の香り漂う一曲 03.会いたかった少女 ★★★★☆ ですます調の歌詞、妙に鼻にかかる歌い方、サビのメロディ展開ははっぴいえんどを意識してるんだろう ただはっぴいえんどみたいなどことないダウナーさが無い。演奏も洗練されたシャープなものだし。途中のバイオリンも渋谷系だし でもそれが逆に底抜けにノーテンキな感じを与えてて、個人的にはグッド 04.もういいかい ★★★ イントロのギター、Aメロとこれまた拓郎?と思ったんだけど。サビを聴いてみるとパーフリとか渋谷系 でもそのアンバランスさが絶妙で良いバランス。でもちょっとサビがくどいかもしれん。そこまで掴みの良いメロディでは無いし 05.あじさい ★★★★ イントロのストリングスがなんか大作RPGみたいと思ったら、途中で消えて普通にまたフォークロックが始まった 演奏陣はジャズ調に結構自由な感じだけど、歌メロはもろフォークという不思議な感じの曲。でも「良い曲」を体現化したような曲 ストリングスのアレンジも豪華なんだけど、曲自体を食うことない上手いもの
06.青春狂走曲 ★★★ サザンみたいなキーボードのイントロから、ハンドクラップをバックにラップギリギリのボーカルが歌うのはオザケンっぽい スチャダラみたいに気の抜けたラップとサビは良いんだけど、演奏にスキがなさすぎる気がする。もっと突っ込む隙が欲しいね キーボードが歌謡曲っぽいのに、歌メロが洋楽チックなのも少しちぐはぐ。でも良い歌と言えば「良い歌」 07.恋色の街角 ★★★☆ これまたフツーに歌メロはフォークでバックは現代風に妙に凝ってるという、今までの流れ通りの曲 ただメロディセンスが抜群で聴いてて飽きさせない。Aメロの展開なんか、筒美京平ばりですよ 08.真赤な太陽 ★★★☆ パッと聴いた印象はフォークだけど、レゲエ。いまいちわからんが、レゲエの血を感じる。ギターのアルベジオはヨーロッパの民謡チックだし ごちゃまぜだけど、でも芯にはしっかり一本きちんとした基盤があるから、落ち着いて聴ける。メロディも良く聴くとどことなくヨーロッパチックだね 09.いろんな事に夢中になったり飽きたり ★★★☆ カントリー調のゆったりとしたバックに、森山直太郎ばりに利いたボーカルが良いバランス ただこういう曲は一歩間違えばくどさとダルさを与えてしまうものだから、結構聴いてる時のテンションで変わるかも コーラスワークがバンド系にしてはかなり上手い。実に牧歌的なコーラス 10.きれいだね ★★★★ ビートルズを意識したような歌メロはキャッチー。こういう柔らかいメロを書ける作曲家は今なかなかいない 段階を踏んで変化するベースの高低音は、地味に考え込まれてる感じがぷんぷん しかし「きれいだね」って・・・何というか凄いこのバンドを象徴するタイトルだと思う 11.ダーリン ★★★★ フェードインしてくるカントリー調のイントロは心躍るメロディ。そのまま小岩井農場って感じのまま曲は進む シンプルな曲なんだけど、やっぱりメロディが良い。Bメロが歌謡曲調なのは日本人の性だろうか 歌詞がオザケンを意識してて、ちょっとキモさもある。でも個人的にはこう言うの好き 12.コーヒーと恋愛 ★★★★ ラストはしっとりとギター弾き語り風に良いメロディで終わらせる でもこれモンキーズのパ○リじゃ・・・いや凄い好きなんだけどこういうの
総評:★★★★☆ 名前は聴いたことあったけど、今まで聴く機会が無かったサニーデイサービスを始めて聴いてみた。3rdアルバム 初聴きの段階じゃ、はっぴいえんどを意識したただのフォークロックって思ったんだが、改めて聴くと90年代渋谷系的な演奏をしてることに気づいた シンプルなバンドサウンドだけど、計算をしつくされてるようで隙が無い。それにメロディセンスが抜群。恐らくこの年代のアーティストだと ミスチル桜井、スピッツ草野あたりと比べても遜色無いセンスだと思う。日本人好みの音楽を作る人 サニーデイサービスに興味を抱かせるには十分すぎるほどのアルバムでした。晴れた日の午後何かに聴くのがぴったりの名盤だと思います 駄レビューすみませんでした
乙
既にレビューしている方がいるようですが暇なので私も・・・ syrup16g/Syrup16g 1.ニセモノ ★★★☆ 今作の中では数少ないシロップらしさのある曲。 曲全体に退廃した雰囲気がある。「結局俺はニセモノなんだ」と最初に言いたかったらしい。 この曲を1曲目に置いたのは正解。 2.さくら ★★★★☆ 五十嵐の卓越したポップセンスが遺憾なく発揮された名曲。 解散を感じさせる歌詞が非常に印象的。五十嵐のシロップに対する想いが感じられて涙腺が緩む。 ライブで披露されたときの歌詞とはかなり変わっているらしいが、 ライブ時の歌詞を知らない初聴の身としては十分によくできた歌詞だと思った。 3.君をなくしたのは ★☆ 思わず「へ?」って思っちゃうようなアレンジが曲全体に施されている。 やけに煌びやか。クリスマスのイルミネーションが頭に浮かんでくるようなアレンジ。 曲自体は悪くないとは思うんだけど、完全にアレンジに食われてしまっている。 4.途中の行方 ★★★ 意味深で自虐的な歌詞。安定したリズム隊の中で叫ぶ五十嵐。実にシロップらしい。 安定したリズム隊が作る芯の通った構成で、 シロップを聴きなれている人にとってはとても聴きやすい曲だと思う。
5.バナナの皮 ★★★ シロップが作った曲の中でも1,2を争う明るさを持つ曲だと思う。 全体的に歌詞が秀逸。五十嵐の人間性の変化が曲調や歌詞にはっきりと現れている。 陳腐な言い方だが、聴いてて元気付けられてくる。 6.来週のヒーロー ★★★★☆ 今作は全体的にアレンジが施されているが、この曲に関しては控えめ。 凄く人間味のあるシロップ流のラブソング。 サビの叩きつける様なドラミングと五十嵐の熱唱が完全に息が合っており、 今までにシロップが作ってきた名曲群が持っている雰囲気がこの曲にも感じられる。 7.ラファータ ★★★ みんなのうたで歌われててもおかしくないような曲。 とにかく穏やか、穏やか。落ち着く。晴れた日にのんびりと聴きたい。 8.HELPLESS ★★★ 「賛美歌の〜」のくだりがストレートに示す通り、父親の死を歌った曲。 サビの英詩の歌い回しと前に出すぎなコーラスが少し気になるが、けどなぜか何度も聴いてしまう良曲。 9.君を壊すのは ★★★ ギター2本だけで演奏されたシンプルなバラード。ソロでやってもよさそう。 アレンジ過剰な今作の中では直球な曲。
10.Scene Through ★★★☆ ど直球のバンドサウンドが疾走する。どっかのインディーズバンドが似た様なメロ作ってそう。 それでも印象的な曲に仕上がっているのがこのバンドの個性か。 うねりにうねるベースが印象的。とっても爽やか。 個人的には、この曲から最後の曲までがシロップの終わりを現している流れだと思う。 11.イマジネーション ★★★★★ 五十嵐曰く、シロップというバンドは自分にとっての青春である、とのこと。 その青春からの卒業と、中畑への思いを描いた曲だと思う。 綺麗なメロディーと別れを意識しまくった歌詞が爽やかに絡み合う傑作です。 12.夢からさめてしまわぬように ★★★★☆ 評価するべきでないと言う意見もあるようですが一応・・・ HELPLESSとは全く違ったものではあるが、これも父親を意識して作った曲とのこと。 アコギ1本による穏やかな弾き語りでありながらも、とんでもない強度が感じられる曲。 賛否あるようですが、こういった終わり方も良いのではないでしょうか。 余韻が凄い。 総評 ★★★★☆ Syrup16gの10年以上のキャリアの幕を閉じるラストアルバム。 全体の印象としてはややキャッチーではあるが、相変わらず五十嵐の作曲センスには光るものが感じられる。 その匂いは作品ごとに違ったものの、独特の人間臭さが感じられる作品をシロップは世に送り出してきた。 この作品は曲の出来としては過去の作品に劣る部分があるかもしれないけれど、 その独特の人間臭さが凄く感じられ、全体としてはかなり満腹になれるアルバムではと思います。 解散補正のかかった曲構成があざとく感じる人もいるかもしれませんが・・・ 五十嵐の言う、「Syrup16gという青春映画」のエンドロールとしてはこの上ない作品だと思います。
518 :
前スレ80 :2008/02/03(日) 01:11:16 ID:CKJPLeVc0
有言実行(遅) OOIOO / TAIGA felicity/SHOCK CITY MTCD-1068 2006年7月4日発売 1.UMA ★★★★ 重圧感ある打楽器の響きにYOSHIMIの甲高い声が乗る。 呪文のような歌が歌い進められていくうちに、風の音を思わせる電子音や、ギターのノイズ、笛の音が重ねられていく。 オープニングナンバーにしてハイライトナンバー。 2.KMS ★★★★ 全曲から隙間なく始まる。ギターによるフレーズの繰り返しに、やがてリズムが重ねられていく。 と、いきなりベースのずぶとい音が残され、ドラムがひと暴れした後、いきなり濃密なジャズの世界へ。 セッションが続き、6分を過ぎたあたりでいきなり快活になる。そして演奏の定型は崩れ、電子音による甲高いノイズが重なる。 そしてジャズの世界とはほど遠い、どこか日本民謡を感じさせる演奏へ進み、曲は終わる。 3.UJA ★★★☆ いきなりほんとに何かの民族になっちゃったんじゃないか(意味不明)と思わせる打楽器の演奏から始まる。 ギターが不穏な音色を重ねる。どこかで不気味なメロディが鳴っている。そこに唐突にコーラスが入る。不穏さは色を増していく。 いきなり今までの不穏さが嘘だったかのように超元気なダンスナンバーへ。このリズムは…サンバ? シンセサイザーが華を添え、サンバのブロックは終わる。そして神秘を感じさせる静かなエンディングへ。最後に一瞬ノイズが鳴る。
519 :
前スレ80 :2008/02/03(日) 01:12:09 ID:CKJPLeVc0
波の音のようなドラムの連打が遠のいたり近づいてきたり。あんま印象に残らない曲。 5.ATS ★★★ リズミカルなナンバー。淡々と変化も少なく曲は続いていくが、3分過ぎたあたりで打楽器が唐突に消え、テンポが速くなる。 やがてコーラスが残され、ギターのノイズを合図にどこか最近のボアダムスを思わせるロックナンバー(って言っていいのか分からないけど)に。 どうでもいいことなのですが、そういえばEYEさんがこの前インタビューで「ドラムの中にすべてがあると思います」みたいなことを言ってました。 このアルバムもかなり打楽器が多用されています。EYEさんの周りにいるとみんな打楽器好きになってしまうのでしょうか? 6.SAI ★★ 15分の大作だけどその長さが足枷になってしまっています。はじめて聞いた時長すぎて飽きてしまい、 一緒に買ってきた「猫本」を読むためのBGMになってしまったことを思い出します。 ボアダムスの「SUPER ae」の収録曲もだいぶ長いですが、こんなことにはなりませんでした。 今ちょっと聞いてみたところそれなりの変化はあるのですが、やっぱ記憶に残ってるのはイントロのギターの音だけでした。 わざわざ15分もやんなくて良かったってことでしょうか。 7.UMO ★★★★★ 快活な(この言葉好きだな俺)リズムにギターの明るい音や笛の音色が加わっていくエキサイティングなナンバー。 この曲がアルバムの中で一番好きです。ストップモーションアニメでできたPVもかなり面白いです。 …一番好きな曲のレビューがアルバム中一番短くて一番曖昧なのってどうよ。
520 :
前スレ80 :2008/02/03(日) 01:12:48 ID:CKJPLeVc0
4.GRS ★★ 波の音のようなドラムの連打が遠のいたり近づいてきたり。あんま印象に残らない曲。 5.ATS ★★★ リズミカルなナンバー。淡々と変化も少なく曲は続いていくが、3分過ぎたあたりで打楽器が唐突に消え、テンポが速くなる。 やがてコーラスが残され、ギターのノイズを合図にどこか最近のボアダムスを思わせるロックナンバー(って言っていいのか分からないけど)に。 どうでもいいことなのですが、そういえばEYEさんがこの前インタビューで「ドラムの中にすべてがあると思います」みたいなことを言ってました。 このアルバムもかなり打楽器が多用されています。EYEさんの周りにいるとみんな打楽器好きになってしまうのでしょうか? 6.SAI ★★ 15分の大作だけどその長さが足枷になってしまっています。はじめて聞いた時長すぎて飽きてしまい、 一緒に買ってきた「猫本」を読むためのBGMになってしまったことを思い出します。 ボアダムスの「SUPER ae」の収録曲もだいぶ長いですが、こんなことにはなりませんでした。 今ちょっと聞いてみたところそれなりの変化はあるのですが、やっぱ記憶に残ってるのはイントロのギターの音だけでした。 わざわざ15分もやんなくて良かったってことでしょうか。
521 :
前スレ80 :2008/02/03(日) 01:15:45 ID:CKJPLeVc0
7.UMO ★★★★★
快活な(この言葉好きだな俺)リズムにギターの明るい音や笛の音色が加わっていくエキサイティングなナンバー。
この曲がアルバムの中で一番好きです。ストップモーションアニメでできたPVもかなり面白いです。
…一番好きな曲のレビューがアルバム中一番短くて一番曖昧なのってどうよ。
8.IOA ★★★★
YOSHIMIのよくわかんない熱唱から始まって、いきなりドラム連打と絶叫!そしていかにも南国なメロディがスタート。
その後絶叫→南国→絶叫…を数回繰り返して本編へ。やっぱりサンバですね。楽しい。踊りたくなります。
ここで面白いのは、打ち込みが使われていること。今まで打楽器の音色を重んじてきたような感じでアルバムが進んできたので
打ち込みの音がかなり新鮮に聞こえます。
聞いてると浮かんでくるイメージは、バリの青空と真っ青な海、そして砂浜が広がってるリゾート地。輝く太陽。
ウッドデッキに囲まれたプール越しに青い海を眺める。そしてそこで飲むブルーハワイ(ブルーハワイ飲んだことないけど)。
総評:★★★★
もはやファーストの変態パンクロック路線とはほど遠い所に行ってしまったOOIOOの5枚目のアルバム。
「民族音楽からの影響が云々…」どころではなくもはや民族音楽。英語やスワヒリ語、はては独自の言語まで組み込んだ歌詞からして異様です。
メロディーがどうこうとかではなく、聞いた時の快感を優先に曲作りを行ってる感じがする。かなり聞いてて気持ちいい盤。
でも初めて聞くには敷居が高すぎる1枚。初めて聞くときはやはりファーストを先に聞いたほうがいいと思う(分かりやすいので)。
あと歌詞に意味を求める人は聞いてはいけません。特に「このバンド、歌詞がいーよねー」なタイプの人。
夏の森に行って、このアルバムをラジカセで流しながら読書したい。
>>519 は無視してください。
1週間ぶりに来たらめちゃめちゃ進んでんじゃん! おつ、参考になる
524 :
436 :2008/02/03(日) 12:47:32 ID:oZIrSLJj0
坂本龍一/千のナイフ 1.Thousand Knives ★★★★★ ボコーダーによる毛沢東の詩の朗読から始まる。お経と宣誓のようなものものしい雰囲気。 そこからフュージョン〜レゲエの間を行き来するレトロな神々しいインストゥルメンタル・テクノポップが 展開される。パイプオルガンを模したCメロ(Dメロか?)の荘厳なこと!水泡のような音色の リズムの上をすべるテクニカルなギターはもはやサイケ。 2.Island Of Woods ★★☆ シンセサイザーで構築された自然音の再現。ある意味アンビエント?試みとしては新しかったのだろうか。 3.Grasshoppers ★★★★ 打って変わってポップな曲。高橋裕治との連弾。シンプルで軽快なピアノが大変楽しく、 タイトル通り、跳ねるような可愛らしいメロディが印象的。 4.Das Neue Japanische Elektronische Volkslied-新日本電子民謡- ★★★ なんと、山下達郎が登場。それも歌でなく、カスタネットで。ひょうひょうとしたつかみ所のないメロディが 尺八〜横笛風で紡がれ、その真横でカチカチと鳴ってるカスタネットは思わず笑ってしまいそうにすらなる。 5.Plastic Bamboo ★★★ さらにつかみ所のない曲。いかにも70〜80'sのテクノポップのSEが随所でピョコピョコと跳ね回る。 メロディとSEがとろけあっているかのように、等価に流れている様子がとてもユーモラス。 6 The End Of Asia ★★★☆ 全体的にアジアンテイストな今作の中でも、特にそれを感じるラストナンバー。メロディが印象的。 ラストの威圧的な"ニセ東方紅(中国の国家)"のメロディが、よく聞くと曲の中盤から霧のようにひそかに 登場していることに気付くとたいへん楽しい。 総評. ★★★★☆ 今でこそ「癒し系」なんて言われている坂本龍一のデビュー作。戦メリ〜Energy Flow(リゲインのCM)などの ようなとっつき易さは無いが、ハマれば心地よい世界が見える。メロディーラインのキャッチーさは この段階で既に出来上がっているようだ。
525 :
436 :2008/02/03(日) 12:51:08 ID:oZIrSLJj0
>507 BGMいいよね 個人的に"ラップ現象"は★★★★ これだけベスト盤組まれてるのに、ラップ現象だけは収録された試しがない ばか、ばか、ばか、ばか、ばか、ばかばかばかかばかかばかばかばばばかか……
526 :
名無しのエリー :2008/02/03(日) 15:03:20 ID:hgiHRTnL0
この流れにのって。 岡村靖幸「ビジネス」 1,Intro ちょっとした小ネタ。しかも大胆に噛んでる。 2,ア・チ・チ・チ ★★★★☆ 終始小気味よいテンポで、「Me-imi」収録バージョンよりいいと思われ。 3,聖書(バイブル)★★★★ 相変わらずすごい曲だ。 4,come baby ★★★ 石野卓球との合作だった奴。 前の二曲と比べて歌詞がちょっと薄い。 5,adventure ★★★★☆ サビの盛り上がりがすさまじい。 これも卓球さんとの合作だったんだけど、原曲はクソだった。 6,chack out love ★★★★ ここでまさかの1stアルバムからの曲。 原曲は微妙なのだが、リミックスされてかなり聞けるようになった。 総評; リミックスミニアルバム。お薬発覚前に出された最後のCD。 曲が少ない割に、粒がそろっているという何とも消費者泣かせのミニアルバム。 基本的には、微妙な曲をリミックスして名曲にしました、というアルバム。 ア・チ・チ・チやcheack out loveなんか聞きごたえあります。 実は、これから岡村靖幸に入るのが一番ベターだと思う。
>>524 >>526 乙です
>>523 調べたら2ndアルバムだったな。間違えてた、すまん
七尾旅人のレビューで思い出した、関連作品でも。シングルですが
ブロッサム/川本真琴
01.ブロッサム ★★★★☆
イントロのピアノから、今までの彼女には無い重さを感じさせる。ピアノ主体のバラードなんだけど
後ろでずっと一定のリズムを刻んでる時計の音とか、七尾の消え入りそうなコーラスとか、時たま入るうねった音がサイケ色抜群
鳥のさえずりが入ったり、芸術志向の強い作品なんだけど。コード進行がベタだから聴きやすい。メロディは相変わらず変な配置してるけど
しかし方向性に悩んで、凄い落ち込んでた彼女にこんな歌詞を上げるとは、七尾君やるねぇ
02.ALPHABET WEEKS ★★
うーんバラバラだなぁ、彼女の曲の魅力ってのはバラバラながらも一本通った芯だと思うんだけど、これにはそれが無い
シタールを使ってみたり、クラシック意識のバイオリンを入れてみたり、ギターを歪ませてみたりしてるんだけど、どっちらけな印象は拭えない
03.OCTOPUS THEATER(STAN’S LONELY HEARTS HAMMOCK VERSION) ★★★★
2ndアルバムの曲のアレンジ違いバージョン。浮遊感漂うスぺーシーだった原曲とは違い、こっちはジャズっぽい生なアレンジ
原曲の雰囲気も好きだけど、まぁこっちもこっちで中々良い。途中で入るフルートは本人らしいが、まぁ下手や
変な歌だな、しかし。映写機をタコに例えるセンスは凄いと思う
総評:★★★☆
川本真琴名義の最後のシングル。2ndのサイケデリックさとはまた、一歩違った落ち着いたサイケさを見せてる
相変わらずメロディのセンスはかなり独特なものがあり、消えてしまうには惜しい存在
廃盤で安くても3000円するのがちょっとネック。そこまでの価値は無いね
ただたまにレンタルしてたりするんで、見つけたら是非聴いてみてください
駄レビューすみませんでした
乙
正直レビューが多過ぎて読むのが大変だぜw
530 :
名無しのエリー :2008/02/03(日) 21:03:13 ID:mG4fyjc6O
>>484 花紀行良いですよね!自分もこの曲大好きで荒井時代の中で相当好きです。一番かも。外回りしてるんだけど頭の中でこの曲グルグル回ってますね。日常のテーマソングです。この曲が似合うのは練馬区一帯です。
乙だけどシングルってスレ違いな気が
532 :
名無しのエリー :2008/02/04(月) 18:37:09 ID:6gTHzqpY0
>>527 乙です。
さて、この前のcapsuleのレヴュー、非常に参考になりました。
そのお返しって言っちゃあ変だが中田ヤスタカ関連。
COLTEMONIKHA /COLTEMONIKHA
1. fantastic fantasy ★★★★
落ち着いたおしゃれな空間が広がる1曲。でもちょっとゴージャスな音。
若いカップルのための、夜のディズニーランド的なイメージか。
ささやくようなキュートなボーカルが印象的。
2. そらとぶひかり ★★★★
携帯電話のCMに使われていたみたいだが、全く記憶にない(苦笑)。
タイトルが露骨にcapsuleの『空飛ぶ空中都市計画』を連想させるが、特に関連はなさそう。
曲のテイストも違うし。向こうはハウスだったが、これはキラキラなポップ。
そして何と言っても、同じ音の英語と日本語を使った歌詞が独特。
例えば「そらとぶひかり」と「so lot of heat curry」、
「ゆめみたいから」=「you make me tight color」。みたいな感じ。
3. Communication ★★★
ロボットの少女のようなクールで無機質(とはいえキュートではある)な1曲。
アルバムのいいアクセント。
4. CLM 評価なし
インスト。次の曲へのつなぎ。その程度な無難な出来。
533 :
名無しのエリー :2008/02/04(月) 18:37:53 ID:6gTHzqpY0
5. パーティーキャロネイド ★★ 少しクールで、やっぱりキュートな曲でハウス色の強いサウンドが特徴。 特にインパクトのあるフレーズが飛び出してこないのであんまり印象に残らない。 6. Yum yum yummy なんか勘違いされそうだけど、幼い妹がおやつをねだるような、そんな雰囲気。 こんなイメージしか出来ない俺は終わっているのだろうか。 まぁいいや。 しかしこの曲を誰に聴かせても、アルバム内では1番キュートな曲であるというのは異論がないはず。 7. アリクイワルツ ★★★ イントロがドラクエWのトルネコの章のBGMみたい。 普通にかわいいワルツテイストだが、 「わたしいいじょう素敵 女の子なんてどこにも 探してもいない戯言 あなたは知らない」 という歌詞が小悪魔で怖い。 総評 ★★★★ "capsule"の中田ヤスタカとアパレルブランド"Made in COLKINIKHA"のデザイナーでモデルとしても活躍中の酒井景都(かなりかわいい)によるコラボユニット「COLTEMONIKHA」の1stアルバム。 作詞は酒井が担当。そこがcapsuleとの1番の違い。 音に関してはcapsuleの「Lounge Designers Killer」を思い浮かべていただくとわかりやすいと思う。 そのため、お洒落なアイテム的な感じでさらっと聴ける。演奏時間も短いし。 インテリとしていい感じ。 文句のない出来だが、曲数が少なく演奏時間も短いので非常に物足りない。 だから星は4つ。
>>532 乙です
どうでもいいが、ヤスタカって色んな女と組んでる気がする。小室みたいw
>>531 正直それはちょっと思ったんだけど、アルバムに入ってない曲だからさ
気に障ったんならごめん
535 :
名無しのエリー :2008/02/04(月) 18:40:01 ID:6gTHzqpY0
↑ 星付け忘れました。 6. Yum yum yummy ★★★★ です。 まとめ人殿、まとめるときに訂正お願いいたします。
536 :
名無しのエリー :2008/02/07(木) 00:24:00 ID:X0K6nLKz0
EXILEのEXILE LOVEお願いします
537 :
前スレ80 :2008/02/08(金) 03:41:00 ID:KrkFcNrk0
>>532 さんに参考になったといわれてうれしいのでcapsuleで
capsule / L.D.K Lounge Designers Killer
contemode/YAMAHA
YCCC-10003
2005年9月12日発売
1. 空飛ぶ都市計画 ★★★
SF三部作の中で唯一の本腰入ってるオープニングナンバー(過去2作はオープニングナンバーが短い曲だった)。
スタジオジブリとのコラボPVにはこの曲が選ばれた。(どうでもいいけどあのPVに出てくる透明な宇宙服って使いづらそうだよね)
軽快でキュートなハウス、といった感じ。こしじまとしこのボーカルが印象的。
2. テレポテーション ★★★★☆
寒色系のポップ。このアルバムでも一、二を争う出来。
切なさあふれるメロディーと激しめのリズムトラックとの落差がいい。
3. Lounge Designers Killer ★★☆
今の路線への道を切り開いたかなり重要なナンバーのはずなのだが、いかんせん退屈。
展開をもっと多くするとよかったのかもしれない。
4. twinkle twinkle poppp! ★★★
アルバムを買った当初はよく聞くけど、しばらく経ったら飛ばしてしまう、そんな感じの曲。
にしてもこの歌詞を本当に中田ヤスタカが書いているのか。やっぱ天才だね。
538 :
前スレ80 :2008/02/08(金) 03:42:06 ID:KrkFcNrk0
5. tiC taC ★★ あんまり印象に残んない曲だけどこの曲はそれでいいんじゃないかと思う。 箸休めですな。軽妙なボサノバ。 6. アンテナ ☆ 深夜に音もなく回転しながら電波を受信しているアンテナ、といった風景が見える短いインスト。 7. グライダー ★★★★★ capsuleスレでは神曲認定されてる一曲。2曲目と同じような寒色系のポップ。 レインボーブリッヂを渡っている時、車窓の外を見るととても豪華な夜景が広がっているように見える。 しかしよく見ると、実際は数個豪華な施設(フジテレビ、観覧車、東京タワーなど)があるから豪華な夜景のように見えるだけで、 実際は新宿〜渋谷あたりの夜景の方がはるかに光の数が多く、きれいな夜景であることに気づく。 そのことに気づいた時のなんとも言えない虚無感と、この曲を聴いた時の感覚は似ている。 とにかく百文は一聴に如かず(間違ってるんではなく洒落です)。実際に聞いてみてくれとしか言いようがない。 8. 人類の進歩と調和 ★★★ 前曲と同じく寒色系のポップなのだが、こちらは切なさも何もかも突き抜けて、奇妙な恐ろしさをはらんでいる。 前曲がレインボーブリッヂから見た光景だとしたら、こちらは暗い、深夜の大月あたりを進む車窓の光景、といった感じだろうか。 ビルなどはもちろんなく、見える光といったら対向車のヘッドライトくらいだ。そんな中をスピードを上げて進んでいく、でも街の光は見えない…。
539 :
前スレ80 :2008/02/08(金) 03:43:44 ID:KrkFcNrk0
9. do do pi do ★★★★★ 前曲の暗さを抜けると、そこにあったのはキュートなポップだった。 「太ってるわけではないけど、最近ちょっとお腹まわりに肉がつき始めてきた、ダイエットしないときついかも、でもお菓子は食べたい…」 なんて女子が聞いたら全速力で共感してしまうであろう曲、つーか上記の内容をそのまま歌ってるだけの曲。 曲も歌詞に合わせてかわいらしい感じのポップとなっている。そこにちょっと切なさが入ってるのがcapsuleらしい。 にしてもこの歌詞を本当に中田ヤスタカが書いているのか(2回目)。もう天才とかじゃなくてそっちの気があるんじゃないかとまで思うほど女の子。 誰かがどっかのスレで「ヤスタカは歌詞を書く時女になる」と言っていたが言い得て妙だと思う。 この歌詞の才能を今の中田さんにもっと発揮してほしいっす。 10. fin ★ エンディング。 このアルバムのエンディングでありながら、SF三部作のエンディングでもある。 一分のピアノのみで奏でられるインスト。軽快でポップなメロディーなのに、妙な寂しさを湛えている。 総評:★★★☆ 「SF三部作」のラストを飾る一枚。空想の未来を思わせるポップな曲が多いのはSF三部作に共通した特徴だが、 このアルバムはほかの作品より冷たい感じがする。たぶん次の路線への兆候が見られているのだろうと思う。 現在の路線と過去の路線に中間にあるような作品なので、capsuleの入門編にはうってつけの作品。 アマゾンのレビューにもあったが、このアルバムを聴いて好きになった曲によって、過去路線を辿って行けばいいのか、 現在路線を辿って行けばいいのかが判断できる、便利なアルバムでもある。
540 :
前スレ80 :2008/02/08(金) 03:44:16 ID:KrkFcNrk0
調子に乗って2本立てレビューやってみた この前もやったノイズミュージックもののカセットテープのレビューになりますが、これは万歳というわけにはいかんので… What Was Violence? / V.A. 777 was 666/Beast 666 Tapes (Japan) 777-Re:002 Original Released by ?(ググってみたけど不明) 楽曲が収録されているのはA面のみです。 以下、 楽曲名 / アーティスト名 の順です。 1.FROG SABBATH / THE HANATARASH ★★★ ハナタラシによる硬派なノイズ。 非常に危険な感じでかっこいいと思うけどいかんせん展開が少ないのでだれる。 2.HOG WATER MUSIC / THE HANATARASH ★★★★★ これもハナタラシの曲。前曲が正統派ノイズだったのに対し、この曲はドラム缶等を叩いてリズムをとっている変わり種の作品。 背景で不思議な音が鳴っていて、それが妙な間を生んでいる。 個人的にこのカセットで一番好きな作品。
541 :
前スレ80 :2008/02/08(金) 03:44:43 ID:KrkFcNrk0
3.BLACK ANAL J.B. / 暴力温泉芸者 ★★★ ジェームス・ブラウンのものと思われるヴォーカルがループされて歪んでいるのに念仏のような不気味の音が重なる曲。 曲自体は悪いわけじゃないんだけど、展開が少ないので飽きる。にしてもタイトルどうにかならんのか。 4.PIG COCK / THE HUM ★★★★ 何かを逆回転していると思われる音がノイズになっている。 非常にスリリングで面白い作品。 5.MINNA DAIKIRAI [I HATE ALL] / EYE YAMATSUKA ★ 聞いた時吹いたwヤマツカEYEが「あああああああ〜、みんな大っ嫌いみんな大っ嫌いみんな大っ嫌いみんな大っ嫌いみんな大っk(ry」 と連呼×数セット、それだけの…曲じゃねえええ!言ってる本人がちょっと途中笑っちゃってるし。 こういうのは面白くて好きだけど曲じゃない(ましてやノイズでもない)ので星ひとーつ! 6.END OF YOU [LIVE] / THE HANATARASH ★ ライブ音源…というより「ライブの後片付け音源」じゃないか?これ。期待した俺が馬鹿だった。 タイトルは最後に入ってる「ろくな死に方せえへんような気がするわ〜」という誰かの言葉からきてるっぽい。 ところで最初に「チェーンソーまわらへん」という言葉に対して 「猫がひっかかってる」 って言葉が聞こえたような気がするんですがもしかしてこれってうわあああああああああ
542 :
前スレ80 :2008/02/08(金) 03:46:08 ID:KrkFcNrk0
総評:★★ 自分が買ったリイシュー版が百本限定なので(中古で買わない限りは)もうしばらくは購入できないと思うけど 正直言ってそこまで必死になって手に入れることもないような作品です。つーかこれで千円は高くね? レビュー書いてる途中で鯖落ちに遭遇した。 鯖落ち情報スレにいたのだがカオスで楽しかった、すげー騒ぎで おまけ 鯖落ちスレにて 850 :ひろゆき@どうやら管理人 ★:2008/02/08(金) 03:34:51 ID:???0 ?S★(1017086) なにやら、スレッドに書き込むと治りますな。 1000 :動け動けウゴウゴ2ちゃんねる:2008/02/08(金) 03:38:12 ID:59WMNUVa0 鯖の復活とともにこの祭も終わる。 さようなら今宵集まった仲間よ。 さようなら真夜中に舞い降りたひとときの夢。
間違いなく需要はないでしょうが解散記念に 美勇伝 シングルベスト9 Vol.1 おまけつき 1.FANTASY ★★ このアルバム唯一の新曲です。 この曲がアルバムタイトルの「おまけ」となるようですが、 おまけといえるほどの質にもなっていないと思います。 ディスコ的雰囲気の曲です。 2.じゃじゃ馬パラダイス ★★ このアルバム発売時点での最新シングルです。 荒野を馬が駆け回るような雰囲気そのままの曲です。 3.恋するエンジェルハート ★★★★ 近づいてくる夏へのワクワクを封じ込めた曲です。 この曲では天使の格好で歌ってました。 どこら辺が天使なのかはさっぱり解かりませんが、 個人的には路線変更後のシングルで一番好きな曲です。 4.愛すクリ〜ムとMyプリン ★ バニーガールで歌っていた曲です。最大の迷走曲だったと思います。 歌詞は何を言いたいのか解かりませんでした。 妙な艶っぽさだけが印象に残る曲です。 5.一切合切 あなたに唐・げ・る♪ ★★ 何を思ったかこのシングルから色物路線になりました。 このシングルのジャケットでは水着で登場しています。 曲はよくある可愛い系ポップ曲。
6.クレナイの季節 ★★★ シングル順でおそらく次の「ひとりじめ」の続編ではないかと思われます。 Aメロに入る(Ah?Ha)の声はとてつもなくいらんことをしたなと感じました。 しかし、Bメロのメロディとコーラスの追いかけっこ、 サビの歌とのコーラスの掛け合いなどはなかなかに凝っていて、 わりかし楽しませてもらいました。 7.ひとりじめ ★ 「彼女がいる男を好きになってしまいました。 いつか私に振り向いてくれると信じていたいです」 と言うことをスローテンポで歌った曲。 単調。それほど聴き応えはないです 8.紫陽花アイ愛物語 ★★★★★ 梅雨時にリリースされた3枚目のシングル。歌詞には一切紫陽花は出てこない。 歌いだしの押さえたような歌い方から、Aメロ、カクカクしたBメロ、 そして広がるサビと見事な展開を見せてくれる曲。 歴代ハロプロの中でも、曲の出来では上位に入れられると思う。 9.カッチョイイゼ!JAPAN ★★ なんとなくメロディの流れに違和感を感じる。 カッチョイイゼ〜信じてみよう大恋愛 の部分とその続きの 愛があるから〜YO!KOSO JAPAN があんまり調和してなくて、 2曲の候補を無理矢理くっつけたような印象。 10.恋のヌケガラ ★★★★★ 彼女達のデビュー曲。ノリのいいダンス曲に切ない歌詞がのる曲。 ノリはいいけど、ちゃんと歌詞の秋風の吹き抜けるような切なさも表現されている曲。 デビュー曲ゆえか、結構力も入れられていた感じ。
総評 ★★★★ 唯一のオリジナルアルバムに続いて出されたシングルベスト。 シングルベストと言うことで曲ごとの完成度は比較的高め。 少なくともハロプロの中では高水準の作品だとは思います。 もしこの作品で後半の6曲目以降が気に入ったら、 是非前作のオリジナルアルバムも聴いてみてください。 レンタルなら2枚でも600円位で抑えられると思います。 少なくともそのくらいの価値はあると思います。 ただ、どうせ解散するのならもう少し待って シングル10曲にしてもよかったのではと言う気もしなくはないです。 このアルバム後、良くてシングル1枚で解散と言うことですし。
倖田のアルバム聴いた奴いないか? この人の楽曲どんなもんなのか気になる
550 :
名無しのエリー :2008/02/09(土) 14:02:37 ID:4TMakQMJ0
ケミの新作、お願いしますw
avex勢は売り方汚いけどさりげなく良かったりするから困る そんな俺は元avex嫌い
552 :
名無しのエリー :2008/02/09(土) 15:17:48 ID:FZS4wSkyO
LUNASEAトリビュートを… 1『Dejavu』★★★☆ アレンジはほぼ変わらずだが、サビのアレンジやインストを取り入れたり、退屈な印象は受けない バンドとしての実力も見受けられる。 2『sweetest coma again』★★★☆ TM西川率いるバンドがカバーしてる訳だが、元曲の雰囲気を壊さずハードロック調にかっこよく仕上がっている 西川のVoもやはり上手い。ラストが少しダルい印象 『STORM』★ 死ねば?って感じ ビブラート位しろ糞が 『PRECIOUS…』★★ メリーというビジュアル系のバンドがカバーしてるがはっきり言って曲とアレンジがあってない印象。 そのアレンジは違う曲でやれよ、後ボーカルは好き嫌い分かれそう
553 :
名無しのエリー :2008/02/09(土) 15:26:19 ID:FZS4wSkyO
『ROSIER』★ 男女ツインボーカル。 サビを女、Aメロを男って感じで歌ってる まず演奏がショボい。Gtの音作り直せカス Aメロを歌う男下手くそすぎてワラタww ラスト大サビ二人で歌う所ダサすぎてワラタww LUNASEA代表曲をこんな奴らがこんなアレンジでやってSLAVE涙目ワラタwww 『I for you』★★★★ ZIGGYの森重さんが歌ってます ピアノとボーカルというシンプルなアレンジなんですけど聞く価値あります 上手いです 『END OF SORROW』★☆ もうダルい! 最後までこれを聞ける人間いんの?って感じ メリハリ全く無い。ずーっとダラダラ TRFって何?という事を教えてくれる素晴らしい駄曲です
554 :
名無しのエリー :2008/02/09(土) 15:39:53 ID:FZS4wSkyO
『IN MY DREAM』★★★ 悪くないよ。 ダルくなってきた しかもTRFとテレコになってるorz 『LOVE SONG』★★ ボーカルキモイ。そんな歌い方だから鬱病にかかんだよハゲ ただ最後にAメロを持ってくんのは良かったかな 持って行き方は下手くそだけど 『SHINE』★★★★☆ ワロタwwマーティンはこの曲をアイドルソング(スーパーJPOP)にしましたww 元曲を壊さない可愛らしすぎるアレンジ。マーティンのギターは演歌のメロを奏でています ちょっとアレンジに関しては格が違う気が… やっぱこれくらいやってくれないと面白くないよね
555 :
名無しのエリー :2008/02/09(土) 15:45:24 ID:FZS4wSkyO
『WISH』★☆ コピーならスタジオで勝手にしてろ糞が 『MOON』★★★☆ 色気があるね、とにかく味がある。艶っぽさを全面に押し出した雰囲気があってる でもちょっと…土屋さん歌下手くそになりました…? 総評★★☆ いい奴はいい 糞は糞。 だんだんだるくなってきたけど聞いてみたらそれが一番の感想かな レビューもネタっぽくなったけどまぁ許して下さい
死ねとか…
河村隆一のソロアルバムをけちょんけちょんにした面白いやつに文体が似てる
けちょんけちょんにした面白いやつと言えば、B'zの1stのレビューも面白いw 「B'z」B'z だからその手を離して:記念すべきデビューシングル。いきなり「夢見ごごちのイージタッアーイ♪」 と飛ばし、かなり恥ずかしい。 Half Tone Lady:全編に響き渡る光GENJIみたいなシンセ音がこっ恥ずかしい一曲。 ハートも濡れるナンバー:ムーディーなイントロをぶち壊す「いつまで暗い部屋で〜」の歌い出しに腰が砕け、膝が笑います。 ゆうべのCrying:田原俊彦みたいなイントロ(=サビ)が噴飯もの。サムイです! Nothing To Change:B'z史上唯一、歌詞が稲葉でない。初期久保田利伸みたいなキモいバラード。 孤独にDance In Vain:こちらは唯一松本以外の作曲。開始2秒の稲葉のフェイク「ウー!」でもう勘弁、 土下座してでもスキップさせてもらいたくなる一曲。 It's not a dream:アルバム中ダントツの恥ずかしさを誇る一曲!!開始直後の稲葉のアドリブが この上なくサムイです!!その上、変な英語を織り交ぜた歌詞が最高にキモいです! 体温が5度くらい下がること必至のナンバーです! 君を今抱きたい:シングルにしてもいいくらいのポップな曲。が、歌ヘタです! Fake Lips:これまた開始直後のやたらテンション高いフェイク「ウーーーイェイイェエー!ウーウーウー」 でもう許してくれ、と言いたくなるミディアムナンバーです! アウトロの「なーうなーうなーななーなー」のコーラスにとどめを差されます。もはや再起不能。 総評:今や押しも押されぬ地位を築きあげたB'zの1STアルバム。 内容から「B'z」のロゴに発音記号をあしらったジャケット、「最先端から加速する」 なる帯コピーまで、全てをB'z史から永久に抹消したい1枚。 後追いのファンの人、決して「聴いてみようかな」とか思わないで下さい! このパンドラの箱は開けたらだめです。
ボーカル以外はなかなか良かったりするけどね
まさかの倖田人気にお応えして Kingdom/倖田来未 1.Introduction For Kingdom ★★★ ちょっと意外なハイトーン・ボイスで入る短めの導入曲。倖田を自由に遊ばせているというよりはインストとしての完成度のほうを重視しており、 エレピやシンセが心地良く散りばめられた上品な曲。 2.LAST ANGEL feat.東方神起 ★★ ダサめのシンセでのストリングス音が耳に残る曲。Aメロとサビのコード進行は同じにしてあり、全体に起伏の無いメロディに仕上げている。 Bメロでは意図的に歌のラインとシンセのラインを被らせてある。東方神起は思ったより上手かったが、有機的に絡んでいるというよりは 1人ずつ交代でメインのラインを歌っただけという印象で、シンガーを引き立てる為に曲をシンプルにした意図が活かされず、 単にくどくなった感のある曲。 3.甘い罠 ★★★ 安室の路線に近い、オリエンタルなR&B。微妙にハスキーがかったウィスパーボイスは独特の味があるが、透き通ってはいないので好みの分かれ所。 低音の歌い出しの発声がEXILE並にわざとらしいのも好みの分かれ所。ア行やヤ行等、丸い音を発生する際、アタックのインパクトを稼ぐ為かハ行の音を混ぜ込んであり、 「ゆれて」を「ヒュれて」と発音したりするのも好みの分かれ所。 4.秘密 ★★ 微妙に舌足らず気味の甘えた囁き口調で歌うミドルテンポのポップス。技術的に難しいことを要求している訳でもないので、基本的には 声質そのものを武器にしているシンガーに向く曲。R&B系でハスキーボイスの持ち主は少ないので、意義があると言えなくもないか。 踊りにくそうな気もするが、そもそも彼女はシングル曲数が異常に多いので、ライブで披露しない(振り付けが必要ない)と割り切っている曲なのかも。
5.愛のうた ★★★ ダンスより歌を重視したと思われる、今作中でもテンポのゆったりした部類に入る曲。感情を押し殺すように歌うAメロから、サビに近付くにつれて 情感が溢れ出してくるように歌い上げているが、意外にもサビのタイトル部分はビブラート無しでストレートに歌っているのが面白い。 しかし意図して使っている部分でもあまり振幅の大きいビブラートは聴けず、やはりアッパーな曲の方が得意なのかと思わせる部分も。 バラードは歌詞の意味が通じるに越したことは無いと思うが、相変わらず「ヒュメ」とか「ヒョ空」とか歌っている。メッセージ性は二の次? 6.anytime ★★ かなりありがちなポップス。硬派なR&B路線を減らした方が若い女性にウケるという意図か。今作は安室や浜崎路線の曲が適度に散りばめられており、 avexが主力の世代交代を進める意図を感じるが、誰でも歌える庶民派ミヒマル路線も倖田に任せるのだろうか。 ちなみに本人的に無意識とは思うが、やたら一途で粘着質な恋愛詞は大塚に近い気が。 7.Under ★★★ ここでR&Bに戻る。芯の太いトラックが繰り返される王道な曲。以前のようなバスドラ4つ打ちの縦ノリダンスビート路線の曲は減り、 セクシー囁き系が増えたが、声質的にもそういうセクシーさは安室に分がある気が。ねっちこい想いを繰り返し告げる詞世界だが、 R&B自体繰り返しのフレーズが多く、物語調に話が展開する詞が合わないため、これはこれでバランスが良いかも。 8.BUT ★★★ やたら恋愛を歌う流れをついに脱し、前向きな生き様を歌った曲。と思ったがこれもラブソングなのかも。「躊躇しないで前だけを見て」「止められない」 といった猪突猛進な詞が、インリンのように加速してきた彼女のたくましい人生を思わせる。過度の露出とエロいパフォーマンスを武器にする彼女は、 自分以上にエロい美人(綾瀬や長澤?)に同じ格好・同じダンスで歌われたらひとたまりもない訳だが、誰も追従できないほど過激なパフォーマンスで 振り切るという割り切ったスタンスでついにここまで戦い抜いてきた。それ自体は凄まじい。綾瀬も長澤もそこまでせんでも望む道に進めただけなのかもしれんが。
9.恋の魔法 ★★★★ ポップス寄りの爽やかR&B。ここまでの癖のある仰々しい歌い方から一転、ハッキリ丁寧に発音している。歌い回しも力押しではなく、 意識的に音符を短めに調節して歯切れ良く歌っている。意外に器用。曲調が似通いがちな作中の流れの中で、歌の表情で変化を持たせたのは正解では。 10.愛証 ★★★★ もの悲しいギターのアルペジオから入る、浜崎系のロックテイストの曲。発声のクセ的にも声質的にもセクシー系よりよほど合っている印象。 全体に本職のロック系ほどのパワフルさは無いがファルセットは力強く、ロック路線でもそつなくこなせる器用さを発揮した曲。 11.あなたがしてくれたこと ★★★ イントロもアウトロもあっさりしており、通り抜けるようにさらっと流れるR&B。爽やかだ…と思ったらなんか詞が後ろ向きで重い。 特にサビの詞が未練がましく、これが呪文のように繰り返される妙に粘着質な曲。 12.wonderland ★★ ピチカートストリングっぽい音やキュートなシンセベース、メルヘンチックな歌詞で仕上げたロリポップな曲。拒絶反応注意。 一応可愛らしく歌おうとしている様子だが、あどけない表情を出すのはやはり無理が。水樹奈々路線? 13.FREAKY ★★★ M10以上に露骨に浜崎路線な、ロック色の強いダンスナンバー。そしてどうやら倖田の方が上手い。 小綺麗にまとめようとせず声を荒げるワイルドな歌い口調が印象的。今作は全般的にEXILEよりR&B色が強く、同じバッキングの繰り返しが多いので、 実はEXILEファンにピッタリ向くわけでもないかも。個人的には似たようなものかと思ってたが。
14.MORE ★★★★ R&Bからややさかのぼってゴスペル要素が強くなった曲。細かい指示が出てるのか本人に任されてるのか分からないが、リズムに遊びを持たせて ブルージーに歌い上げている。特に2週目のAメロの歌の乗せ方は面白い。avexの稼ぎ頭の歌姫衆の中で、渋い曲が最も得意なのは倖田かも。 15.Black Cherry ★★★ 再び硬派なR&Bへ。サビではどことなく虚ろで掴み所のない歌い口調を披露。英詩が増えるとどうしても海外のシンガーと比較してしまうが…。 曲の終盤でテンポが上がったりもするが、アルバムの締めに相応しい曲という感じはあまりしない。
総評 ★★★ リアーナ辺りのようなポップで取っ付き易いR&Bを軸に、幾らかのバリエーションを見せて仕上げた倖田来未の6th。 シンガーとして他から突出した強みを持っている訳ではないが、器用でそつがなく、技術的に全くの苦手とするジャンルは無い印象。 早くから才能の片鱗を見せていた割に下の世代の絢香と比べても大差ない歌唱力な気がするが、パフォーマーとしての伸びで補っていると考えるべきか。 元々モー娘。のオーディションを受けていた程だし、歌う事が何より大好きというより、アイドル(的存在)になる事が本命で、 歌唱力はその為の手段の1つと割り切っているのかも。 詞世界は執拗なまでに恋愛づくし。ホントにそれしか頭にない感じ。夢を追う人を励ましたい、世界平和の為に歌いたい、今の世の中のおかしい所を 指摘してやりたい、といった類のメッセージ性が無い。老い先のことも考えない。色々なテーマを扱う意欲に乏しいのは問題だが、 口先だけご大層なことを言うあざとさがない、とも言える。まさに20代半ばの、目先の恋で頭が一杯の女性像そのまま。リアルで等身大。 「歌は私にとって特別なもの」系の主張が無いのも個人的には非常に納得がいった。多分ホントにそうは思ってないんだろう。 かつての安室と比べるとファンから距離を置かれている(若い女性から支持されている割に、本人さながらのエロい格好で街を出歩く人や、 カラオケでエロい振り付けを真似るコにはまず遭遇しない)印象があり、どこか引いた目で見られている(凄いとは思うが同じ事やるのはキツイと思われている) あたりは、R&B界の峯田和伸といえるかも。 取り敢えず今作は彼女の裏表のない性格が表れており、そこそこ曲にも恵まれた手堅い1枚。
>>565 乙
R&B界の峯田www
確かに距離的には的を得てる気もするw
>>553 音作り直せっていうかあのアルバム自体ミックスの仕方が悪いと思う
あのバンド自体普段はもっとメタル的な音作りだし、
西川バンドも彼等自身のアルバムではもうちょいラウドで重い音だったような気が
>>565 読み応えのあるレビュー乙でした。
>「ヒュメ」とか「ヒョ空」
にウケましたw
>>565 乙です
しかし、上手い人のレビュー読むと、CDの出来不出来に関わらず聴きたくなってくるのが困るw
>>596 同意w 倖田も悪くなさそうに思えるよな
実際曲の質としては悪くなさそうだけど(一応avexの稼ぎ頭だからそれなりに力も入れてるだろうし)
どうしても周りの目とか気にしちゃうからなあ
良いレビュー書くにはいろんな音楽聴いたり、音楽に対する知識無いとダメなんだな
工房の俺には無理だな どうも薄っぺらい文章になってしまう
知識ある人はそう書けばいい、ない人はない人なりに好きに書けばいい。 薄っぺらいレビューが禁止なら今頃このスレ消えてる。 どんなレビューだって投下されれば喜んで読むよ。
574 :
前スレ80 :2008/02/11(月) 22:25:12 ID:F87xd4+n0
イッツ!チイーン!!!!(元ネタわかる方います?) 「一期一会 〜Sweets for my SPITZ」 1.スピカ (椎名林檎) ★★★★ サビに向かって盛り上げていく。しかし単に騒がしい作品になってないのはさすが。 でも実はこの曲で一番好きなのは原曲の雰囲気ぶっ壊したボコーダー全開の「彼方へー彼方へー」の部分。 確か休業中の音源。 2.ロビンソン (羅針盤) ★★★★★ レビューまとめサイトみると賛否両論のようですが、自分は大好きです。 山本精一関連だから贔屓してるわけじゃなくて、羅針盤が山本精一のバンドだと知る前から好きだった。 原曲がスピッツらしくない曲で好きじゃないため、原曲より好きだったり。 (ちなみに自分が思うスピッツらしさは、新作「さざなみCD」(後日レビュー予定)なら「桃」の中にあるような気がする) イメージとしては夏の夕方の坂道を、自転車で登っていく感じ。 チャイナさん・・・つДT) 3.楓 (松任谷由実) ★★★ 好きなような嫌いなような微妙な一線上にある曲。良くも悪くもユーミン。 当時父がこれを聞いて、「スピッツを知らないユーミンのファンにこれを『新曲』と言ってて聞かせても信じるだろう」と言っていたのを思い出す。 原曲の素晴らしいところをすべて捨てて、完全に自分の作品にしてしまった潔さは評価したい。 が、その行動が裏目に出たかどうかは聞く人次第。ユーミンのファンはこれで満足だろうけど。 4.青い車 (ゲントウキ) ★★★ ゲントウキってアジカンとジャケットイラスト描いてる人が同じ人だよね。後は知らない。 なんつーか、パッとしない。多分原曲の爽快さが失われてしまっているのだと思う。 ゲントウキがどんなバンドなのかは(まあだいたいだけど)分かりそうな感じの曲。
575 :
前スレ80 :2008/02/11(月) 22:27:02 ID:F87xd4+n0
5.冷たい頬 (中村一義) ★★★★★ このアルバムの中で一、二を争う出来の一曲。まさに名カバー。 激しいロックサウンドにピアノが絡む不思議な演奏に、「そーれーがーすべーてでー」というボーカルが乗る間奏で涙腺崩壊。 ただ、サビの最後「しーっていたー↓」って下げるのはいただけない。それだけは変えんでほしかったなあ。 6.空も飛べるはず (ぱぱぽっくす) ★ 牧歌的な感じ。こういう雰囲気は好きじゃない。こういう曲が好きな人が聞けばハマるのだろう。 ぱぱぼっくすのアルバムの広告に草野マサムネがコメントを寄せていたのを見たことがあるから、マサムネ本人が推薦したのかもしれない。 (全バンド推薦なのだろうか?このアルバムのバンドの選択方法について全く知らないので・・・) 7.夢追い虫 (セロファン) ★★ 原曲のへヴィーさ皆無なのでもの足りないし、それにすごいぶっ壊してるわけでもないので、微妙になってしまっている。 雰囲気は嫌いじゃないけどね。この曲じゃなかったら化けていたかもしれない。 8.田舎の生活 (LOST IN TIME) ★★★ 上2バンドに欠けているものがすべてあるような気がする。ロックとアコースティックの両立という点でとても優れている。 原曲が好きじゃないのでそれ以上の評価はできないけど、素晴らしいです。 ちなみに、LOST IN TIMEはこれ以外聞いたことがありません。 9.うめぼし (奥田民生) ★★★★ とりあえず聞いてください。少し笑いそうになってしまうほどハマってます。 10.猫になりたい (つじあやの) ★★★★ 原曲が「星夜に恋人と自転車二人乗り」だとしたらこのカバーは「月夜に窓辺で恋い焦がれる乙女(withウクレレ)」といった感じ。 これもハマってます。ちょっと顔がにやけちゃう感じ。原曲とは違う魅力を引き出している成功例。 ぼんやり聞いているとあっという間です。もっと長くてよかったかも。
576 :
前スレ80 :2008/02/11(月) 22:28:20 ID:F87xd4+n0
11.チェリー (POLYSICS) ★★★★★
(´゚ω゚):;*.ブッ
なんだこれwwww
自分がポリ好きだったからというのもあるがこれはかなり高評価。(この曲もポリ好きになる以前から好きだったけどね)
「原曲って何?おいしいの?」なテンションで突っ走ってます。もうここまでぶっ壊してると清々しいね。
自分の個性を出し切るかで迷っていまいちになってしまった曲もあるこのアルバムの中で、自分の個性出しすぎて彼方へ行ってしまってます。
ポリ自身はスピッツが好きだったのかすらどうか不明。というかこのトリビュート盤には誰が呼んだんだ。
原曲が好きな人が聞いたら激怒するかもしれない。事実レビューまとめサイトでは評価が二分されているし。
12.Y (GOING UNDER GROUND) ★★★
素敵だけど、何か足りない気がする。
ノイジーなギターの音も、軽い感じの打楽器の音も、電子音も、丁寧な歌い方もいいんだけど…やっぱり何かが足りない。
アウトロはかなり好きだったりする。
13.夏の魔物 (小島麻由美) ★★★★★
いま聞いててちょっと泣きそうになったよ。
前曲の「Y」でパーティーが終わってしまって、真っ暗な住宅街をみんなと別れて歩いて帰っていく感じ。
この胸がいっぱいになる感じは何だろう。〆にぴったり。
総評:★★★
素晴らしいカバーも多いけど、全体としては微妙。
まず、「スピッツファンが聴いて満足するのか」という点で配慮に欠けている気がする。
そしてまとまりがない。ユーミンのトリビュートアルバム「Queen's Fellows」は全体が好き勝手やってるのに不思議な統一感がある名盤だった。
でもここでは原曲に従順だったり個性を出したりと曲によって不思議なばらつきがあるため、奇妙なまとまりの無さを生んでいる。
そのため、「一曲一曲聞くのはいいけど、全体通して聴くのはウボッ」な一枚になってしまった。
でも「この人がこの曲をやるとこーなるんだー」という、トリビュートアルバムの醍醐味は十分に味わえる作品になっている。
第二弾やってほしい…無理かな…
>>573 実は俺も書いてたり。どれかは言いませんが。
このスレもまとめてほしい…けど大変かな…。
>>568 乙です。
R&B界の峯田和伸ww
メジャーなのにアウトローな感じか。
RESPECTABLE ROOSTERS a tribute to the roosters 1.One More Kiss/Kemuri ★★★☆ 原曲はフォークギターを基調としたミディアムロックだったが 疾走感あふれるスカロックにアレンジ。テンポを上手く変化させ高揚させる手法は流石。 しかし、このグルーヴのヴォーカルの人の歌声には力があふれていて元気にさせてくれる。 英語発音もかなり滑らか、原曲になかったホーンアレンジも上手く消化されていて…最高。 2.CMC/PEALOUT ★★★☆ これまたヘヴィーなギターロックに仕上げていて原曲の退廃感をさらに増すことに成功。 正直、大江慎也のほのぼの声よりこのくらいかすれて巻き舌歌唱のほうがいいかもしれない。 変態的なギターサウンド、驚異的なドラミング…と聞きところはたくさんあるある。 3.Do The Boogie/THEE MICHELLE GUN ELEPHANT ★★★★ ただ原曲どおりに演奏、歌ってるだけなのに彼ららしさが出てる所が当時の勢いを感じる。 ねちっこいドラミング、バキバキのベース、凶暴な音色で高速カッティングのギター… ミッシェルとルースターズには違うようで同じような要素が結構あると認識。 ボーカルのがなり声も曲が進むたびに凶気を増して緊迫感を感じる。 4.Sitting On The Fence/THE GROOVERS ★★☆ 良くも悪くも原曲通りに演奏している感じ。古きよきロックサウンドが聴ける。 当時の空気を現代まで再現している所はなかなか。別に悪くない。 でも、この曲は変にアレンジしないでこのまま演奏して正解だったのかも。 5.Let`s Rock/Potshot ★★★☆ こちらも1曲目同様スカ風味。原曲そのものが疾走感あふれるロックナンバーだったので違和感なし。 演奏面に関しては1と同じような感想。代表曲を上手く汚さないでカヴァーして良かったなぁと。 スカならではの軽快な感じも合わさって踊れるナンバーに変貌。
6.ニュールンベルグでささやいて/朝本浩文&吉村健一 ★★★ 原曲をデジタル風味にアレンジしてそこに原曲のボーカルをかぶせて現代風味にした。 たいていこういうことをするとhideトリビュートの小●田見たいに失敗しそうだが こちらは原曲がフロアで流しても良い感じのグルーヴを持っていた名曲だったので デジタル音とも相性がよくニュールン〜99Verな具合にグルーブ感を壊さないでリメイク。 7.Good Dreams/the pillows ★★★★ あんまりこのグループに関しては知らないのだがこれは良いカヴァーだなぁと素直に思いました。 原曲はシンセ音主体のポップソングだったかシンセのパートを切って リズムギター主体にしたのが大成功。まるで彼らのオリジナルを聴いてるような…原曲を昇華させた感じ。 悲哀感漂う歌詞も彼らのバンドサウンドに上手く当てはまってこれはなかなか…。 8.Dissatisfaction/GYOGUN REND`S ★★☆ 荒々しいバンドサウンドで原曲どおりに演奏……まるでルースターズじゃん。 でも、ルースターズに対する彼らの愛情が分かる…。愛があるなぁと思ったり。 9.Case Of Insanity/SUPERCAR ★★★ 原曲にあったシンセ音を一切排除して荒々しい音をみせるのは意外だった。 それでも原曲にあった浮遊感も感じるしギリギリ原曲を破壊してなくて良かった。 10.Rosie/東京スカパラダイスオーケストラ ★★ 演奏は上手いが…原曲を越えてない所がむしろ原曲より下の出来かも…。 確かに一つ一つの音はしっかりしていてはいるが…悪く言えば彼らの器用貧乏な面が出てる。 それに、元々原曲がスカナンバーだったのをスカ専門の人たちに任せても…面白みがない。 せっかくならもっと意外性のある選曲をしてほしい。
総評 ★★★★ なかなかいいトリビュートアルバムで原曲をぶち壊していない所(hideトリビ(ry)が好印象。 さらに、このアルバムの優秀な所はルースターズと若い世代との架け橋となってるところで ルースターズ好きならこのバンドも好きになる、このバンドが好きならルースターズも…と バンドの選び方もなかなか絶妙でトリビュートアルバムの別の役割も果たしている。 一つ欠点を挙げるとすればここに参加しているバンドの大半が解散しているところか…。 とりあえず、ここに挙げたバンドのうちに一つでも好きなバンドの曲があれば買っても損はない。
581 :
564 :2008/02/12(火) 01:25:20 ID:5+s7Ezd60
>>576 >>580 乙
そしてまたもや間違えてしまいました
15.Black Cherry
>テンポが上がったり→テンポが下がったり が正です。
毎度すみませんが…まとめ人さん後で手直しをお願いします…
>>573 立てたの俺なんですよね
当時は叩かれた・・・
ってことでレビュー サザン30周年ということでまとめに無い中期のアルバムでも 01.JAPANEGGAE ★★★☆ 当時はまだそれほど一般的では無かったシンセ全開のイントロがこのアルバムを象徴していて、始まりとして素晴らしい 音の革新性とは裏腹に歌詞は桑田お得意の古文もどき、そしてメロディは演歌的と言えなくもない和風なもの 打ち込みもシンセも何もかもがどうしても古臭いが、しかしこう言う曲を当時やったというのは凄いことだと思う 02.よどみ萎え、枯れて舞え ★★★★☆ これまたYMOっぽいテクノなイントロから始まる。80年代のサザンと言うとやはり黒人音楽もどきなリズムだけど、これもそれが顕著 ただメロディは前曲と同じく非常に和風なもの。キャッチーさも抜群でこれをシングルにしても結構売れたと思われる ボコーダーのかかった声が入ったり非常に前衛的な曲だったんだろう。当時は 03.ミスブランニューデイ ★★★★★ 20thシングル。サザンの最高傑作のひとつ。メロディがループするシンセ全開のイントロはインパクト抜群 Aメロは2音しか使ってないのにまったく平坦な感じを与えない。全体的にメロディの起伏の少ないなだらかな曲だけど、でも飽き無い 歌詞も非常に社会に対して皮肉の利いた桑田らしいもの。テクノポップ全盛の時代を感じる懐かしい曲 04.開きっ放しのマシュルーム ★★★★ エッジの利いたギターと切れ味の鋭いシンセが特徴的なHR調のナンバー。AOR色の強い今作において貴重なアッパーチューン 桑田の歌い方もドスの利いた太い声で、ロックバンドとしてのサザンオールスターズが非常に色濃く感じることのできる曲 岡野ハジメが所属していた日本のロックバンドPINKに対する、リスペクトの気持ちを込めて作られた曲らしい 05.あっという間の夢のTONIGHT ★★★☆ 前曲とは打って変わって、ポップなサザン全開な曲。サザンのポップって言うとちょっと湿っぽいイメージあるけど、この曲は開放的 メロディは哀愁漂うものなんだけど、能天気なピアノとかギターの音が凄い明るい。サザンにありそうで無い曲
06.シャボン ★★★★ アルバムには必ず一曲ある原ボーカルの曲。特徴として原ボーカルの曲は非常に歌謡色の濃い曲が多いが、これも歌謡曲ど真ん中 マイナーな曲展開にしろ、わざとらしいストリングスにしろ、別れを謳った歌詞にしろ臭い。だがそこにしびれるあこがれる メロディが筒美京平ばりにしっかりしてるから聴いててもだるさを感じない。メロディーメーカーとしての桑田の才能が爆発してる曲 07.海 ★★★ キラキラしたシンセのイントロが非常に特徴的なミディアムバラード。曲自体はサザンにありがちな海がテーマな美メロバラード これと言って言うべきことも見当たらないんだけど、ただこのメロディセンスはやっぱ一歩抜けてる言わざるを得ないよなぁ もともと3の代わりにシングル候補だったらしい。まぁこっちでも売れたっちゃ売れたかも 08.夕方 Hold On Me ★★★★ ホーンが全面に出てきてる賑やかなバックの曲。桑田の歌い方も張りがあってなんか若さを凄い感じる 明るいんだけど、どこか哀愁を感じるメロディは歌謡曲に造詣の深い桑田だからこそ書けるもの 昔のサザンはこういう曲がたまにあるから凄い効果的だったんだよな。今はこういう曲ばっかだから困る 09.女のカッパ ★★★ ジャズを意識したミディアムバラード。コード進行が結構当時としては革新的だったとか 確かにこういう曲として成り立つかどうかのぎりぎりの進行は当時はあんま無いよね。今じゃミスチルとかいるけどさ 10.メリケン情緒は涙のカラー ★★★★ 時代を感じる音群の中でも一番その古臭さを感じる曲。郷ひろみの曲みたいな臭い展開は好き嫌いわかれそう。まぁ俺はこういうの好きだけどね 6なんかと一緒で、歌謡曲全開な桑田の作曲のセンスを非常に色濃く感じられる曲。こういう曲今出したら逆に新しいかも 11.なんば君の事務所 ★★★ ギターの大森作曲のイントロ。ギターとシンセが上手く絡んだ、Devoみたいで何かサザンとは思えない新鮮な曲 大森ももっと曲書いてみれば良かったのにな。今じゃもういないけども・・・
12.祭はラッパッパ ★★★★☆ ファンク全開。それも疑似ファンクでは無く結構本格的にファンクしちゃってる。関口ってスラップベース上手いのね 裏で高速リズムを刻んでる打ち込みの音が良いアクセント。zepみたいな渋いギターリフもかっこいいね あまりのもあっけなく終わるけど 13.Dear John ★★★★ サザンのアルバム最後の曲お決まりの荘大なバラード。ジョンレノン追悼曲。作曲はネスカフェの曲でおなじみ八木正生 ミュージカルみたいな豪華なアレンジと夢見がちなヨーロピアンメロディが良いバランス。これは桑田だけじゃ作れなかっただろう 総評:★★★★★ サザンの7thアルバム。雑誌等でも一番評価が高く、個人的にも彼らの最高傑作じゃないかなと思ってる 当時はテクノポップブームで、サザンもその波に乗って打ち込みやシンセを多用した曲が多い むしろ当時からみても革新的なほど作りこんだ曲もあり、サザンのバンドとしての革新性も非常に色濃く出てる ただ電子音楽ってのはこの20年で発展が凄いからどうしても今聴くと古臭さは否めないかもしれない 桑田の作曲センスはやはり邦楽界では空前絶後のものだということも良く分かる一枚なので、是非聴いてみてください 駄レビューすみませんでした
>>583-585 乙です。PINK好きなのでちょっと気になった。
そしてレビュー投稿する直前、念のためにリロードしたら新しいの投下されてビビった。
『セカンドモーニング』/モーニング娘。
1. NIGHT OF TOKYO CITY ★★☆
下品でイケイケなシンセと素っ頓狂なラップで幕開け。
一人暮らしで孤独を感じる若い娘の心情を託したリアルなライムが笑いを誘う。
アイドル版シャ乱Qとでも形容したくなる、切なく濡れた一曲。
2. 真夏の光線(Vacation Mix) ★★★★★
終始グルーヴィーにランニングする、躍動感溢れるベースラインと、
フィリーソウル調の爽やかなホーンとシンセ、そして「LOVEマシーン」で大フィーチャーされていた
「フッフゥー」という軽薄なコーラスの絡み合いが絶妙な傑作サマーチューン。
後半のブレイク部分以降のベースラインは冷や汗モノの名演。
それぞれ声質の違う7人のボーカルがテンポよくスムーズに切り替わっており、
「LOVEマシーン」とはまた別のベクトルで、大人数グループの強みを示した。
真心ブラザーズの名曲「エンドレスサマーヌード」と併せて聴くと面白いかもしれない。
3. Memory 青春の光 ★★★
メンバーが沢山居たわりにはコーラスワークが大したことなかった全盛期とは逆で、
ほぼ全編にわたってハモリのパートが組み込まれている、R&B風のマイナー歌謡。
ぎこちなくハモりあうサビを聴いてると、実力派コーラスグループではなく、
アイドルグループによるR&Bを聴く醍醐味みたいなものを味わえる。
当時つんくはR&Bにハマっており、モー娘にもそういう路線の曲を沢山歌わせようとしていたが、
宇多田ヒカルが出てきた瞬間「この子にはかなわない」と思ってやめさせた、というのを少年マガジンの
「モーニング娘物語」で読んだ記憶がある。
4. 好きで×5(かけるファイヴ) ★★★☆ 恋に思い悩む心情を綴った歌詞にジャズアレンジが上手くハマったミディアム曲。 これもモー娘ならではの「ぎこちなくもそこそこ綺麗なコーラス」が楽しめる。 ジャズアレンジで、じっと耳を傾けると結構良い音が聞こえてくるのだが(主張しすぎないベース、 ムーディーなビブラフォーンなど)、歌に重きを置かれているので平凡なスピーカーだとよく聞こえない。 5. ふるさと ★★★ 浪花節の泣きのメロディーにクールで少々オリエンタルな落ち着いたアレンジを施し アイドル仕様に作り上げたバラード。シャ乱Qでこれをやられたらきっと暑苦しくなりそうだが、 大人数を生かしたコーラスが武器のアイドルグループが歌うと切ない名曲に仕上がる。 歌詞は人によっては涙腺直撃必死。 6. 抱いてHOLD ON ME!(N.Y.Mix) ★★★ 水商売っぽい臭い、キャバクラっぽさ満点の突き抜けたダンスチューン。 シンセヒットやら歌詞やらがとにかく下世話な曲だが、バスドラも効いてるし踊るには最適。 クライマックスの「ハァーーーーーーン」という困ったコーラスも最高だ。 7. パパに似ている彼 ★★★☆ フルートメインのフィリー調のアレンジに、バリバリのアイドル歌謡曲メロディーが乗った、 爽やかで優雅でまろやかな曲。4曲目とメロディーラインが微妙に似ている。 流れるような演奏と瑞々しくも甘酸っぱいコーラスが上手に混ざり合う。 主旋律を殆ど歌わず、ひたすら高音パートを担当してハモり続ける矢口の何気ない健闘が光る。 8. せんこう花火 ★ 安倍なつみがメインボーカルをとった曲。ソツがなくクセも無いプレーンな歌唱を披露。 ピッチが危うい箇所もあるが、その危うさが人気の秘密なのだろうか。
10. 乙女の心理学 ★★★★☆ 保田・市井をメインに据えた曲。この二人に後藤真希を加えたユニット・プッチモニの曲のような、 クセのある弾けたポップチューン。隙間に妙なセリフがちょこちょこと挟まっていたりする点が 「LOVEマシーン」以降のモーニング娘の音楽性の布石になっているような気がする。 低音が効いていて、知らず知らずのうちに体が動いてしまう。 11. Never Forget(Large Vocal Mix) ★☆ 卒業したメンバーがメインボーカルをとり、他のメンバーがみんなでコーラスを担当する、 友情を感じさせる一曲。モー娘自体に深い思い入れのあるファンにはメモリアルな一曲だが、 そうでなければZARD風の卒業ソングにしか聴こえない。 12. ダディドゥデドダディ! ★★★ 全員でユニゾンで合唱。アルバムのしめくくりにふさわしい曲。 何度も繰り返される「一回きりの青春 Oh Yeah!」というフレーズが実に切ない。 「モーニング娘でこんな名盤が作れるのは一回きり、これで最後ですよ」みたいな。 「一度黄金期が過ぎたら、もう二度と戻らないですよ」みたいな。
総評★★★★ 「LOVEマシーン」リリース以前、トップアイドルにのし上がる以前にリリースされた、 ハロプロ史、いや、アイドルポップス史に残るかもしれないモー娘最初で最後(?)の傑作。 このアルバムのリリース後に訪れたモー娘全盛期の、 「好きな人が優しかった 嬉しい出来事が増えました」というフレーズを4分割して交代で歌わせるような、 パズルのピースの組み合わせのようなせわしないボーカルスイッチングではなく、 各メンバーにまとまったフレーズを歌わせ、少しずつ楽曲のテンションを上げていくスタイルが懐かしい。 どの曲からもつんく及びアレンジャー陣営の丁寧な仕事ぶりが伝わってきて、 それこそ「大人数アイドルグループのアルバムの最高峰を極めよう」ぐらいの気合いを感じる。 シャ乱Qのボーカリスト/ソングライターだったつんくが作る曲は当然ベタベタの歌謡曲テイスト。 そんな楽曲群にアレンジを施し、彼女たちのボーカルを乗せると、キラキラのポップスに生まれ変わる。 下世話さや可愛らしさなど、モー娘の魅力を多角的に引き出す前嶋康明(1.3.6.7)、 極上のサウンドと遊び心で魅せる河野伸(2.10)、生音主体で聴かせる鈴木俊介(4.12)、 若きアイドル最大の武器である爽やかさを押し出す小西貴雄(5.9.11)など、 各アレンジャーの仕事はどれも魅力的。彼らの名前を頼りにハロプロの楽曲を漁るのも面白い。
抜けてたので
>>587 に追加
9. 恋の始発列車★★★★
ロマンチックなメロディーと「この幸せがずっと続くかはわからないけど、とりあえず前向きに」というような、
切なくも明るい歌詞。絶妙なタイミングで入れ替わったり重なったりする7人のボーカルが良い。
曲が進むにつれて多幸感を増していき、クライマックスの全員でのユニゾン部分で最高潮に。
澄んだ高音でハモる矢口と、安定感のある低音の保田でメインボーカルたちを支える。
>>586-590 モー娘。セカンド、1st.スレ以来5年6ヶ月ぶりのレビュー乙です。
>>576 >>582 先約(すでにまとめてる人)がなければ、そっちのスレも自分がやっちゃうけどいいのかな?
(from まとめ人)
>>591 やってほしいです
そうすればあっちのスレも活性化すると思うし
>>561 のレビューのせいで倖田にハマった俺が通りますよ
責任とってくださいw
鈴木亜美のDOLCEお願いします
鈴木亜美にもハマってしまったよ_| ̄|○
595 :
前スレ80 :2008/02/13(水) 18:44:45 ID:2ydfAFX40
>>591 賛成です
いつもお疲れ様です(
>>593 さんと被っちゃうけど)
ミニレビュー
POLYSICS / LO-BITS
2002年4月24日発売
KSCL-453
1.ドモアリガトミスターロボット ★★★★
Styxのカバー…だが、原曲をyoutubeで聞いてびっくり。サビ以外はほぼ原形をとどめていない。
非常にご機嫌なPOLYSICSでしかできないロックナンバーとなっている。
また、この曲には非常に傑作なPVもあるので機会があればぜひ見ていただきたい。
2.BUGTTE RO BO- ★★★
非常に不安定な感じのロックナンバー。妙な加工をされたボーカルが不安感を煽る。
POLYSICSの様々なアルバムを聴いて、意外と異色作だということに気がついた。
ちなみに歌詞には文字化けが使用されている。どう歌っているかは…まあ聞いてからのお楽しみということで。
3.Head O'clock ★★★★
音を外したようなピアノの旋律によって独特の「ユル感」が出ている曲。
なんとも癖になる一曲。ところでタイトルの「Head O'clock」ってなんだ?
…POLYSICSに意味を求めても仕方がないことは分かっているが。
596 :
前スレ80 :2008/02/13(水) 18:45:48 ID:2ydfAFX40
4.My Way ★★★★ ロカビリーの名曲…らしいが原曲を聴いたことはない。 シド・ヴィシャスのカバーバージョンは聞いたことがある。この曲もそのヴァージョンを下敷きにしていると思われる。 クレジットによるとボコーダーで歌っているのはハヤシではなくDennis Gunnなる人物らしい。 原曲の良さを壊さずに、見事に自分流にアレンジしている。「一期一会」の「チェリー」もこの方向性でやってもよかったかもしれない。 まああれはあれで面白いカバーになってるけど。 5.Code4 ★★★★★ POLYSICS屈指の名曲。 「For Young Electric Pop」に収録されたバージョンより少し短いのでこちらのほうが聴きやすい。 (アレンジの良さで言ったら「For Young Electric Pop」バージョンのほうがいいかもしれない。アコギも入っているし) POLYSICSには珍しいメッセージソング。メロディーも美しい旋律を奏でている。しかし決して暗くならない。 ハヤシはすごくいい詩を書けると思う。(「Now is the time!」に入ってる「Bye-Bye-Bye」の詩とか好きなんだよなあ…) 総評:★★★★ ミニアルバムながらクオリティーの高い曲が集まっている。 初心者にもおすすすすめ!
597 :
前スレ80 :2008/02/13(水) 20:17:45 ID:2ydfAFX40
書きたい病発症やっぱり二本立て BassBallBear / GIRL FRIEND (ミニアルバム) 2006年4月12日発売 TOCT-22273 1.GIRL FRIEND ★★★★★ 衝撃のメジャーデビュー曲。この曲のPVをスカパーの番組で見た時の衝撃ったらありゃしない。 「君の齧った檸檬くれよ/深海のような口づけを 新世界は渦巻いて/Oh,My Girlfriend」こんな歌詞叫ばれたらたまったもんじゃないです。 春の陽射しを思わせる美しいメロディが印象的な作品。とにかく聞いてほしい。 2.BLACK SEA ★★★ この作品の中では一番好きじゃない。曲は悪くないんだけど。 歌詞には珍しく「腐敗した人魚」というホラーなフレーズが。そんなもん見たくない。 3.CITY DANCE ★★★★★ BaseBallBearの曲でこれが一番好きです。 不思議な歌詞、独特のゆとりを持ったメロディ、聞いていて心地よいリズム。 しかしあんまり知名度はないような気がする(このアルバムのレコ発ツアーのセットリスト見てもどこでもやってなかった…)。 まさに隠れた名曲。春に聞きたい。 4.4D界隈 ★★★★ この曲も星5つにしたかったけどそれだと星つけすぎなので。 爽快で切ないロックナンバー。歌詞の世界観が凄い。 イントロから受ける印象からサビは全く違ったものになっていると思う。 総評:★★★★★ 間違いなく現時点でBassBallBearの最高傑作。 まだ越えることはできてないけど、まだまだ先が長いバンドだと思うので、期待している。 ちなみにアートワーク上初回盤の購入をお勧めします。
598 :
682 :2008/02/13(水) 20:54:06 ID:U1lzCA/I0
>>596 >>597 乙
GIRL FRIENDは「C」でしか聴いた事無いな
あのキモさは好きだが
誰かジンの「クオリア」やってみてくれ
Voばっかりが悪名高い?がGtが結構面白いんだ
599 :
前スレ80 :2008/02/13(水) 21:04:16 ID:2ydfAFX40
まさかの三本立て BOREDOMS / Super Roots 1993年9月25日発売 WMC3-41(国内オリジナル盤) 1.Pop Kiss ★ カウントを何回も繰り返して本編へ。 間抜けなラッパの音にキスをしてるように聞こえる唇を吸う音。 すごい!評価しろと言われてもできません! 2.Budokan Tape Try (500 Tapes High) ★★★★ 奇妙なエフェクトがかけられた不思議なギターの音が印象に残る一曲。かなりかっこいいです。評価は分かれそうだけど。 このころのボアダムスメンバーはどうしてこんなにも意味がないことを意味ありげに叫べるんだろう。 3.Finger Action No.5 ★★★★ 一分もない曲だけどかっこいいなあと。でもギターが奏でるメロディーはまぬけ。「ミンミン」とか言ったり。左右にパンしたり。 4.Chocolate Out ★★★ ただ叫んでる+すかすかな演奏。いきなり民族音楽風になったりして面白い。 5.Pitch At Bunch On Itch ★★ どっかで聞いたことあるようなギター+打楽器叩かれるたびに絶叫。タイトルは適当なのが丸出し。 6.Machine 3 ★★★★ どうしても「マムシマムシマムシマムシマムシ」って聞こえる。曲自体はなかなか好きなんだけどね。どうしてもマムシとしか聞こえない。
600 :
前スレ80 :2008/02/13(水) 21:05:17 ID:2ydfAFX40
7.Monster Rex & Sound’A'Roundus ★★★ すかすかで間抜けなメロディーから突如ドラムの音が重圧に響くブロックに移るところが快感。 ただ長すぎやしないかい。ほかの曲と一緒に二分ぐらいでまとめておけばよかった気がする。それにしてもなんてカオスな終わり方。 8.Nuts Room ★ テスノローンってなんだよ。あとイントロとアウトロで流れる音はどう聞いても掃除機だ。これも評価に困るよ。 9.Ear?Wig?Web? ★★★ 前曲と同じような曲だけどこっちの方が一枚上手。きれいな音の向こう側で抑圧されているような絶叫が面白い。あと「エトエトエトエト」ってなんだよ。 10.96 Teenage Bondage ★★★★★ このアルバムで一番好きな曲。ドラムの音をどうにかすれば普通のアルバムにも入れられたような気がする。 かなりかっこいいですよ。でも途中の「まあまままままっざふぁっかー!」といい、なぜかシャカシャカいってるドラムとか、もうカオス。 11. ★★ 無題です。唇をどうにかして出た音。マイクに息吹きかけ。頬をたたく音。それだけで曲を構成している。うーん、カオス。 しかも曲自体はちゃんと曲として出来上がってるところがすごい。ちなみに30秒もないです。 12.Super Frake 009 ★★ すーぱーるーつ!(いぇいぇいぇー)それだけです。最後にセミの声。夏だね。まだ二月だけど。
601 :
前スレ80 :2008/02/13(水) 21:07:14 ID:2ydfAFX40
13. ★★★★
これも無題。幻想的で静かな始まり方。ヨシミの声もエコーをかけられ、このまま曲が続けば眠くなるんじゃないか、と思った矢先、静寂は破られる。
ドラムは乱れ打ち、EYEさんはとにかく絶叫する。もう異常なまでに。1分32秒という短さの中でこれだけ落差を作ることができるのか、と感心。
14.USED CD ★
吐いてます。
ピアノのサンプリングをバックに吐いてます。
そこに接触不良のノイズ。
でも吐いてます。
EYEさんがヒャッホーウとか言ってますが吐いてます。
総評:★★
すげえカオス!そしてジャンク!とてもじゃないが免疫ない人には勧められない!友達に熱烈に勧めて貸した後心配されたい一枚!
ちなみに14曲入りですが19分しかありません。その短さで内容を察してください。
>>598 読んでくれてありがとうです
あの声はV系のヴォーカルに似ているとどっかに書いてあったけど、何となく納得。
604 :
682 :2008/02/14(木) 09:46:03 ID:FbaafdmA0
>>601 乙
何この豊作wwwがんばれまとめ人www
ベボベの小出に関しては岡村靖幸を聴くと「あぁ、成る程」となる
X JAPAN3日連続公演決定記念レビュー。なんか精神論みたいな感じでごめん。 The Last Live/X JAPAN (DISC-1) 1.Amethyst 開始前のSE。YOSHIKIのオーケストラアルバムに入ってた曲。 メンバーの名前がコールされ、いよいよ最後のライブが始まる。 2.Rusty Nail ★★★ ドゴドゴサウンドではなく普通のロック曲で始めての人には聞きやすい曲。 それでありながらドラマティックな展開もあるXを要素を凝縮したような感じ。 しかし、TOSHIの喉が出来てないのか、バンドもどごかぎこちない演奏。 3.WEEK END ★★★ 続いてロック曲。原曲よりギターリフを強調させて攻撃的なアレンジに仕上げている。 途中でYOSHIKIがドラムからピアノに移動してピアノソロを繰り広げドラマティックな展開を見せる。 しかし、よく聞いてると歓声がいつものライブに比べてかなり大きい。なんか怖い。 4.SCARS ★★☆ HIDE作曲のインダストリアル風味の高速ナンバー。ライブVerではHIDEが先にサビを歌い 曲に入るというアレンジになっている。HIDEの歌声も前に比べるとソロ活動の影響か上手くなっている。 あと、YOSHIKIがこのパターンのドラムを叩けたのかとちょっと驚いた。 5.DAHLIA ★★★ ここからドゴドゴサウンドの曲が始まる。これぞXってな感じの曲としか言いようがない。 ドラマティックな展開、高速、ツインギターソロ…とXの要素がかなり入っている。 若干TOSHIの声がきつそうなことを除けばなかなかの演奏を見せてくれる。
6.Drum Break YOSHIKIがドラムを壊す模様を完全収録!ドラムのマイクがバチバチといってたりと臨場感満点。 なんかいろいろなことがあって壊したのだろうが…後のことを考えていたのかな…。 7.DRAIN ★★★ こちらも#2同様、HIDE作曲のインダストリアルナンバー。打ち込み音使ってるのでHIDEソロっぽい。 これならYOSHIKIがドラム壊しても大丈夫だった…。ずんずん迫ってくるギターサウンドが良い。 8.PIANO SOLO ★★ YOSHIKIによるピアノソロ。途中#1のメロディを取り入れつつ後半に入ってくと鍵盤を激しく叩き 最後の方には不協和音がドーム内を鳴り響きわたる。音だけではわからないがこの時、血が出てたらしい…。 夜中に聞くと悪夢にうなされます。 (DISC-2) 9.Crucify My Love ★★ YOSHIKIのピアノだけで演奏される美しいミディアムバラード。 しかし、TOSHIのヴォーカルに乱れが生じてて原曲を越えるような出来は…。 曲が終わった後にTOSHIのMCが入る。ここらへんでTOSHIが若干涙ぐむ。 10.Longing 〜跡切れたmelody〜 ★★☆ そんなボロボロな歌声ながら懸命にTOSHIはなんとか歌う。YOSHIKI節炸裂のバラード。 最初はピアノだけの演奏だが途中からバンドサウンドになりドラマティックな展開を見せる。 オーケストラを導入したり途中でブレイクいれたり確かにベタベタではあるが嫌いではないです。 途中のツインギターソロが涙を誘う…。
11.紅 ★★★ Xの代表曲。メタル系でありながらドラマティックで聴きやすいメロディが人気の理由なのかな? この曲も最後の演奏ということもあるのか緊迫した演奏を聞かせてくれる。歓声もそれに応える。 ここらへんに来て、バンドサウンドもまとまり始めて本来のXの姿が見え始めてきたような…。 12.Orgasm ★★☆ このライブの中では一番のテンポの速さを誇る本編最終曲。元々日本詞だったが英詩に変更されている。 YOSHIKIのバスドラの叩き方とPATAのギターの弾き方が凄まじい…。特にPATAは凄い。 この曲の中盤ではコール&レスポンス大会があるがかなり長く、音だけでは途中でだれる。画があれば…。 最後らしく歓声も凄く後半ではYOSHIKIの「こぅらぁぁ!」「きぁいいれろぉ!!」の叫びもあり 東京ドーム内は盛り上がりまくり。こうして最後まで走り抜けて(約20分)本編終了。 13.DRUM SOLO ★★ オーケストラをバックにYOSHIKIが極限のスピードで太鼓を叩きまくるコーナー。 叩いてる姿と演出面(平行移動するドラムセット、太鼓叩くたびに出る火花)がウリなので 最初は早ぇと思うがだんだん飽きてくるかも…。こういうのはビデオのほうが映える。 しかし、ドラムのマイクにYOSHIKIの叫び声が入る等非常に緊迫感あふれるテイクです。 14.Forever Love ★★★☆ 曲の良い悪いではない…ファンなら涙必死の有名曲。途中まではTOSHIも普通に歌っているが… 曲の中盤(歌が歌えず歓声が出る所)でYOSHIKIと抱き合ってからは涙声で歌う…。 確かに出来すぎという意見もあるかもしれないがそんなの関係無しに感動するシーン。 そんな時にHIDEの泣きメロギターソロも入り余計に涙腺を破壊してくる。あぁ…。 歓声も悲鳴に変わりTOSHIもかなりボロボロになりながらも歌い続ける。一つの終わりを感じる曲。 (DISC-3) 15.PROLOGUE(WORLD ANTHEM) 気分を一新させてくれるSEが流れ始める。いよいよ最後の時が近ついてきた。
16.X ★★★★ イントロから今までとは違うバンドサウンドが聞こえる。バンドが一つの塊になったよう。 ここに来て歓声の凄まじさに挑める体系が整ったのか、気迫の演奏をバックにTOSHIも生き返ったよう。 やはり前曲の涙等で完全に吹っ切れたのだろうが、XのTOSHIとしての姿が見える。 何もかも、今までの思いを清算するかのようにドーム内が一つの方向に向かって 燃え尽きるかのようにひたすら走り続ける…。今までのテイクの中で一番のテイクです。 最初からこのような演奏が出来れば解散する必要もなかっただろうが…それだけバンドが限界にきてたのか。 そして、演奏が終わった後に残ったものは悲哀感と抜け殻。聞いてる側にも虚しさを感じさせる。 TOSHIの宗教じみたMCもYOSHIKIの涙ながらのMCもひたすら虚しい。 17.ENDLESS RAIN ★★★ Xのバラードの曲の中では一番の有名曲。しかし、TOSHIの喉は前曲の影響かボロボロ…。 いつもなら100%大合唱状態なのだがこの時は若干悲鳴も入ってて客のまとまり感を感じない。 それでも、曲の最後から10分間大合唱が続きメンバーがいなくなってもひたすら歌い続けた…。 18.CURTAIN CALL(Say Anything) メンバーが出てくるまでの繋ぎ。観客はずっと大合唱。 19.The Last Song ★★★☆ この曲で本当に最後。今までのバラードとは違いYOSHIKIの語りがメインでTOSHIがその後歌うという形。 オーケストラもあっさり風味で仕上げ、音も極力シンプルでくどさを感じさせず TOSHIのスケール感のある歌声を最大限に引き立てるアレンジになっておりなかなかの良曲。 YOSHIKIのピアノにもJAZZ風味を聞かせており今までの曲とは雰囲気が違う。 いろいろあったけど、最後は何とか締めた感じか。 20.EPILOGUE(Tears) いつもなら大合唱になるのだが悲鳴と怒号が鳴り響く…。
総評 ★★★★ X JAPANの解散ライブをほぼ収録した三枚組みアルバム。 このアルバムを聴くと解散した理由も分かるような気もする。と全曲聴いて思ったりも。 TOSHIは宗教にはまってしまい一つの歯車が狂ってしまうともう…とバンドはつくづく難しいもの。 しかし、その中でも感動的なシーンを構成してくれたのはこのバンドの最後の意地というべきか。 とりあえず、このアルバムには一つのバンドの戦い様が収録されていて最後にはなんとか…。 この後の紅白の模様を見る限りX JAPANはこのライブで本当に燃え尽きたんだろうなぁ。 本当はDVDを見たほうが良いがいつ発売されるかはよくわからないし原盤の方は廃盤…。 こちらのCDもただいま廃盤となっておりできればダイジェスト版でも良いのでまた販売してほしい。 とりあえず、新品はほぼないので中古で定価以下なら買ったほうが良いかも。定価以上だと…。 ついでに、中古の値段相場は4000円くらいなので。もともと値段が高いからしょうがないのかな。 なんか妙に真面目にレビューしてしまったから今度は気楽にレビューしょう…。
レビュー乙 本当このスレは豊作だなw
611 :
名無しのエリー :2008/02/14(木) 21:40:59 ID:UfAOa1kx0
_ヽ|\∧,/| \丶 ヘヘ, |/| \ゝ|/人 ,/ ⊂⌒( ´_ゝ`) < コアラのマーチが120円になってた件 `ヽ_つ旦⊂
すまんwww 全力で誤爆したwww ・・・orz
俺もここ2週間くらい書きまくってる気がするけどw でも書きたい、ってことでレビュー DOWN PURPLE/松任谷由実 01.Happy Birthday to You〜ヴィーナスの誕生 ★★★☆ 陣痛をイメージしたらしい低いピアノのパルスで始まる。如何にもバブルを象徴するかのようなアレンジのアップテンポナンバー 全編を通じて打ち込み&ゴージャスなブラスとキラキラしたアレンジで、今聴くと何か虚栄の塊みたいな印象 間奏で久保田利伸のコーラスが入るが、レベル高杉ワロタw 02.情熱に届かない〜Don't Let Me Go ★★★ これまたバブリーなアレンジ。どことなく全体的に東洋の匂いを感じるメロディ。あざといくらいのピアノとシンセがうざい ユーミンの声も昔の透明感はどこえやら、金で固めた感じになってて、とにかく今聴くと物凄い時代を感じてしまう ただメロディセンスは流石と言うべきか、サビメロなんか非常に日本人の琴線に触れる出来 03.遠雷 ★★★ ムーディなサックスのイントロで始まる、如何にも松任谷由実って感じのゴージャスなバラード アコギ主体なのに、リズムは打ち込みだったり全体的にバックがちぐはぐな印象。無理やりゴージャスにしてるような 曲自体は可もなく不可もなく、こういうのがまさにJ-POPの代名詞的存在なんだろう 04.DAWN PURPLE ★★★☆ 大地を感じるイントロが印象的なミドルテンポ。ユーミンがこれを歌ってるかと思うとアジアンの奇怪さを感じたり・・・ 朝をテーマにしてるらしいが、確かに旅立ちとかそういう雰囲気ではある。アレンジもこの曲に関しては合ってるかな 05.インカの花嫁 ★★☆ どっちらけな曲。これこそもっとシンプルなアレンジで聴きたかった。打ち込みとブラスがうるさすぎる 時代を感じるメロディ。昔テレビからこういう曲たくさん流れてたよね
06.千一夜物語 ★★★ ユーミン流ダンスミュージック。それは違うだろうという突っ込みはこの人には野暮 まぁ91年と考えればこの音は結構新しいのかも。歌詞の世界観は辟易 07.誰かがあなたを探してる ★★ 黒人音楽を意識したファンキーなナンバー。ただ無駄に電子音楽なキーボードが異質 色々試そうとしてるのはわかるんだけどねぇ、全部裏目に出てるんじゃないかなこの曲は 08.タイムリミット ★★ これまた踊ることをちょっと考えたような曲。とにかく次から次へと音が洪水のように押し寄せてくる 日本人の倫理感の何というか変容を感じられる曲。そりゃロキノンも流行るわねぇ 09.サンドキャッスル ★★★☆ 何というかメロディから荒井時代の匂いをかすかに感じることのできる曲。こういう曲もっと聴きたいです でもアレンジは相変わらず豪華。サビの電子琴みたいな音は凄いね、レトロだねもう 10.9月の蝉しぐれ ★★★ アルバムのラストらしくしっとりとしたバラード。でも凄い音が多い、もっと声聴かせる感じでもいいんじゃ これもメロディにかすかに死の匂いを感じられて、ちょっと良い 総評:★★★ ユーミンの23rdアルバム。とにかくバブル 打ち込みだったりブラスだったりキラキラシンセだったり、いかに当時の日本が浮かれていたかわかります 荒井時代のファン的には正直がっかりな内容。だってあまりにもスターすぎるんだもんね アレンジはいろんなことをやろうとして、結局ワンパターンになってしまってるていう残念な結果 まぁでもメロディセンスと流れは結構いいんで星ひとつプラスしてみたした 駄レビューすみませんでした
乙です
616 :
名無しのエリー :2008/02/15(金) 14:48:42 ID:DnPTjtsVO
平原綾香お願いします
617 :
前スレ80 :2008/02/15(金) 21:19:57 ID:hvG5yTUY0
またお前かよ、と言われつつ
>>611 が誤爆だと分かっていながら
「そういえばコアラのマーチって前はもっと安かったような気がする…あれ?もとはいくらだっけ?あれ?」
と気になりだして止まらない今日この頃
ちょっとしたレビュー。
ピチカート・ファイヴ / フリーダムのピチカート・ファイヴ sister FREEDOM tapes
1996年6月21日発売
COCA-13434
1.エアプレイン’96 airplane '96 ★★★★
「overdose」収録曲「エアプレイン」のリテイクヴァージョン。
原曲が「ザ・ピチカート」な王道ポップだったのに対し、このヴァージョンはギターの響きが気持ちいいロックチューンに。
あまりの変わりように最初聞いたとき驚いた。
このサウンドが癖になれば気に入るだろうけど、原曲の雰囲気を壊されたくない、という方には不向きかも。
2.ドミノ domino ★★★
休日の倦怠について歌った曲。歌詞とは裏腹な軽快なロックサウンド。
結構好きな曲ではあるのだが、特筆すべき事はない。
3.雪漫々 snowflakes ★★
静かな曲。歌詞は「snowflakes」のみ。雪が降る日に散歩しながら聞けばいいかも。
618 :
前スレ80 :2008/02/15(金) 21:20:31 ID:hvG5yTUY0
4.チキン・カレー chicken curry ★ いつもチャーミングな野宮真貴さんといつも愉快な小西康陽さんのおしゃべり。 バックに流れている音楽はパルコのCM用に作った「Happy Birthday」という曲のアレンジバージョン。 歌入りのバージョンは「great white wonder」で聴けます。 5.ミニ・クーパー mini cooper ★★★ 約一分半のロックナンバー。 歌詞はカップルがミニクーパーでドライブしている様を歌っている感じなのだが どうも曲と二人のドライブがリアルタイムで進行しているように聞こえる。(「スピード上げて」→曲のテンポアップ、「ストップ」→曲終了) 一曲目で登場した「アーッ!(アッー!じゃないよ)」という叫び声がここでも登場。 6.Holger & Marcus ★★★★ 爽快なロックナンバー。非常に完成度が高い。さっくり聴けます。 「great white wonder」に収録された「『買物王』のテーマ」バージョンを聴くと「♪おっかーいものおっかーいものおーう」と歌いたくなること請け合い。 7.コーンフレイクス cornflakes ★★ 静かな曲。歌詞は「cornflakes」のみ。コーンフレーク食べながら散歩しながら聞けばいいかも。 気付いたと思いますが「雪漫々」の同工異曲。
619 :
前スレ80 :2008/02/15(金) 21:21:00 ID:hvG5yTUY0
8.子供たちの子供たちの子供たちへ to our children's children's children ★★★★★ 名曲。「メッセージ・ソング」が誰か特定の個人へと送られたメッセージソングだとすれば、 この曲は不特定多数の未来の子供たちへのメッセージソング。ゆったりとしたテンポでじっくり聞かせる。 「子供たちの子供たちの子供たちへ/大人になれば世界は少し素敵に見えるかな」 「子供たちの子供たちの子供たちへ/明日になればたいていのこと忘れてしまうから」 でも歌詞って2ちゃんとかに書いても大丈夫なのかな… あれ?誰か来たみたいだ 9.パッシング・バイ passing by ★★ カバーらしいが原曲は知らない。カズーの音色が印象的。 総評:★★★ ピチカート流儀のロックンロール、といった所だろうか。 バンドサウンドに特化した一作。ピチカート=キラキラという人には向いてないかもしれない。 とりあえず初心者には向かない。ピチカートマニア初級者〜中級者向け。(そういう自分はどの位の階級なんだろう…)
>>618 乙
このスレのおかげで聴かず嫌いだったのが解消できてよかった
倖田とか岡村とかハロプロとか、いろいろ
うお!いつの間にか490KBに達している!
お茶呑んでる場合じゃないなこりゃ。
∧_∧
( ´・ω・)
(つ旦と)
と_)_)
>>592-593 >>595 了解。ちとやってみるよ。
622 :
前スレ80 :2008/02/16(土) 22:32:55 ID:7mCLvpMw0
>>621 おお、まとめ氏が
いつもありがとうございます&よろしくお願いします。
容量オーバーなど怖くない!
スピファンの母から借りてレビュー。
さざなみCD / スピッツ
UPCH-1620
1.僕のギター ★★★
出た…スピッツ恒例「1曲目なのにすでに3曲目ぐらいの雰囲気」
これを頭にもってくるか、と突っ込みたくなるほど壮大な一曲。
個人的には好きでも嫌いでもない。
2.桃 ★★★★★
超名曲。切ない美メロに心を打たれる。
歌詞も「あの日々にはもう二度と戻れない」「よれよれの幸せを追いかけて」と悲しげ。
亀田Pは「ロビンソンの再来」と言ったらしいが、(羅針盤のカバーバージョンのレビューでも触れたけど)
「ロビンソン」が有名になりすぎてどうもスピッツの手を離れてしまった気がして好きではない自分にとっては「ロビンソン」以上の名曲。
普通のバンドだったらトリに持ってきてしまいそうな曲を2曲目に持ってくるあたりに何となく余裕を感じさせる。
3.群青 ★★★
スピスレでは発売当時賛否両論だったシングル曲。曲順の流れから浮かせることなく自然に聞かせている。
4.Na・de・Na・deボーイ ★★★
タイトルは最初見たときビックリした。
sportsのラストアルバム「PUZZLE」をマサムネが某所で「影響を受けてしまいそうだから聞けない」と絶賛していた。
で、この曲はそのsportsから影響を受けたと本人が語っている(らしい…母からの伝聞だけど)曲。
sportsのファンが聞けば「ああ…」と何となく納得すると思う。
623 :
前スレ80 :2008/02/16(土) 22:33:39 ID:7mCLvpMw0
5.ルキンフォー ★★★★ タイトルをスピスレで誰かが書いたけど当初だれも信じなかった。 タイトルからは想像も出来ないほど壮大な曲。PVも含めて「もしかしてスピッツ解散するんじゃないか」とシングル発売当初は思っていたが、 歌詞を今読み返すと「バンドとしてこれからもやっていく」という意思を改めて打ち出している曲のように思える。 ストリングスを取り入れると安っぽくなってしまう曲もあるけど、この曲でのストリングスとの絡みは見事。 6.不思議 ★★★★★ ディスコのリズムに乗せて「恋の不思議」を歌う曲。完成度はかなり高。 個人的にこういう明るさと切なさが同居している曲は大好き。 7.点と点 ★★★★★ 自分が好きな曲には臆せず五つ星をつけよう、と思う。 かなり濃いロックナンバー。ポップな曲がずらーっと並んでる中でいきなりこの曲をぶつけてくる。 そして自然に聞かせてしまう所は流石。20年の貫禄を感じさせる。ただ終わり方はもうちょっと工夫した方がいいような… 8.P ★★★★ しっとりと聞かせる美メロナンバー。あんまりコメントする要素はないけど、かなり名曲です。 9.魔法のコトバ ★★ 正直言って好きじゃない。ポップすぎる。映画とのタイアップだから仕方ないのは分かるけど。 ちなみに映画の中での使われ方はジャニーズの恐ろしさを感じさせるものだった…らしい 10.トビウオ ★★★ なんと言うか王道すぎて好きじゃない。「いかにもスピッツ」な感じがマイナスに働いてしまっている気が。 11.ネズミの進化 ★★★★ こちらは「いかにもスピッツ」な感じがプラスに働いている曲。 かなり異質な曲の様な気がするんだけどそれをスピッツの色に染めて自然に聞かせているのが凄い。 「進化」のはずなのに「いつか目覚めたネズミ」になるあたりがスピッツらしい。
624 :
前スレ80 :2008/02/16(土) 22:34:29 ID:7mCLvpMw0
12.漣 ★★★★★ 「ルキンフォー」と同じくストリングスとの絡みが神がかかってる曲。 かなりポップな歌なのにロックでもあり、アップテンポ(って書いたつもりがアプッテッポになってた)でもあるけど切なさも含んでいる。 一つの曲にさまざまな要素が詰め込んであるけど、ちゃんとゴッチャリさせずにまとめて、自分の曲にしているのがスピッツの魅力だと思う。 一つの曲にさまざまな要素を詰め込んで、ゴッチャリさせたまま自分の個性でコーティングしているシトラスとは逆。 どっちが凄い、ということではなく、両者とも凄いと思う。 13.砂漠の花 評価なし 正直言って「わかってる」様な気がして好きじゃないんだけど、そんな評価で片付けていい曲なのかがわからない。 という訳で自分にはこの曲の評価は無理です。 総評:★★★★★ どうこういったけどかなり名盤です。前作「スーベニア」よりはるかに好きです。 アルバム全曲の流れが素晴らしい。アートワークも素晴らしいと思うよ。
レビュー読んでるだけでも楽しいw みなさん乙 コブクロの5296お願いします
次スレ移行のタイミングがつかみにくいな。
628 :
名無しのエリー :2008/02/17(日) 10:29:13 ID:6DItibjU0
みなさん乙。 かなりの盛況ぶりですな。
聴かず嫌いを克服するためにあえてチャレンジ。ファンの方は気分害するかもしれない…。 BEST 〜風〜 /長渕 剛 (DISC-1) 1.巡恋歌 ★★★ 恋の侘しさを女性目線で歌った代表曲。爽やかな歌声を堪能できる。 ハーモニカとアコギの音色が寂しさを感じさせ普通のフォーク曲ではない何かを感じる。 2.いつものより道もどり道 ★★★ 前曲よりも更に音数を少なくして寂しい感じに仕上げたバラード。 あいかわらず女性目線で当時の風流がどうだったのかよく分かる。 バイオリン、オルガンを取り入れて曲の幅を広げていてなかなか良い感じ。 3.もう一人の俺 ★★☆ ブルース調のイントロから激しい展開を見せて聞き手の気分を高揚させる。 エレキを使ってないのにここまで攻撃的な曲を作れる所に並みのフォーク歌手じゃない所が分かる。 でも、ブラックカフェもう一杯!って何度も叫ぶのはなんか情けないよ…。 曲間のバイオリンソロは長渕らしくないけど良いと思うです。 4.交差点 ★★★☆ これは名曲。まるで夜中にポツンといるような侘しさをアコギとシンセで再現している。 ベタベタしそうでべたべたしていないくらいの別れの感情を表現した歌詞もなかなか。 若々しい声で歌うからこそ名曲になったのかもしれない。今のウゲー声ではねぇ。
5.俺らの旅はハイウェイ(LIVE) ★★★ 手拍手をしている所は昔のライブって感じ。なんか会場全体的にほのぼの。 曲を一生懸命聴いてる印象を受けて好印象。結構長渕ってアコギ上手かったんだなぁ。 エレキギターのフィード感ある音色が曲を更によくしている。 6.すべてほんとだよ!! ★★☆ だんだん舌足らずになってきたがまだまだ好き嫌いが分かれる印象はない。 甘いフォークサウンドは相変わらずだが歌詞が段々ベタベタしてきた…。 ぅうんー、ぅうんーっていうコーラスがとにかく耳に残る。それだけ独特なのかな。 7.午前0時の向こう側 ★★★ こちらはロックバラードで良い感じに荒い感じが出てて寂しい曲調に協調している。 コード展開はまぁありふれた感じの展開の仕方をするがそれでもなかなかいい。 綺麗なピアノの音が良いアクセントになっていて効果的に使っている。 8.プライベート ★★☆ アコギだけで演奏されたカントリー調の曲。なんか歌詞がベタベタ…。 9.GOOD-BYE青春 ★★☆ 有名曲。打ち込み音満載の歌謡曲で歌詞は秋元康。これはもう王道にならざる得ない。 まぁ、当時の歌謡曲調としかいいようがない…。アコギもあんまり強調されていないし。 手堅く作った感じ。
10.日めぐりの愛 ★★★ ひたすら暗い。低くて重いアコギの音色がそうさせるのだろうが…。 いかにも70年代の四畳フォークソング。でも、時は80年代…。 変に大袈裟でなく抑えて抑えて変に煽らないので一つ一つの言葉が染みる…。 70年代の空気を逆に利用して侘しさを演出するための効果として使ったのが良かったのかも。 11.スローダウン ★★☆ だんだん歌声が変になってきた…。いや、まだまだ大丈夫…。 でも、いかにもお前らこれで泣くんだろウリウリみたいな曲調はあんまり好きじゃない。 歌詞もそんな感じでだんだん好き嫌いが分かれ始める…。 12.乾杯 ★★ ダーン。大袈裟なスイートソウル風のイントロ。泣け泣け!てな感じの歌詞。 そして…舌足らずでカラカラ声の長渕ボイス…。何言ってるかよく分からん…。 当時のバブル風情もありこの曲は大ヒットしてこの頃からヤクザドラマにも出始めて…。 最後のウォーーーーー、ゥーーゥェーていう叫びもくどい。 13.泣いてチンピラ ★★ 題名がもろ…。長渕の場合ヤ●ザになりたいのかな。そんな感じの脅し声が楽しめる。 曲自体は普通のロックサウンドでどうってことないが、長渕がいるだけでかなり変わる。 泣いて泣いてチンピラになりてぇあぅあ〜が脳裏に残る。 14.LICENSE ★★ 乾杯路線第二弾。今度は家族路線とアコギを絡めてきてさらに泣け!と脅してくる。 なぁなななな〜ってな囁きコーラスもなんか怖く感じる…。歌詞は70年代炸裂。 なんかいつになっても全然変わらない気がする…。変わったのは長渕の声だけが…。 15.電信柱にひっかけた夢 ★☆ またか…てな感じの古きよき日本で彷徨う若者の姿を描いた歌。 なんか長渕さんが伝えたいことが愛から社会情勢にかわりはじめてきたのか? どんどんスケール感が出てきたぜ!てな感じで舌足らずも20%増強!
(DISC-2) 1.JEEP ★★ お花畑ランランなアコギサウンドに「どらいびんうぃっつまいじーぷ」なんて言われると ドライブしたくなるね。ジープで。毒もない感じに親しげに迫ってくるが俺は騙されん。 でも、なんかドリップ感はある。 2.JAPAN ★☆ とうとう自分の住んでる国に対しても噛み付き始めた長渕先生。パワーバラードで攻める! 「うぇあーゆーごーいんぐぅ」なんてとても辛口な分析をする…カッコいい! ドラム音などにもエコーを掛け壮大な雰囲気を出そうとしている。 3.しゃぼん玉 ★★ 長渕キックが編み出されたのもこの頃か?歌詞にも汚らしい言葉が出始める。 メジャーなコート展開、アコギ、ウェイ声。長渕の要素が入りまくりです。 よく聞いてみると一人称が僕から俺に変わってるし…。 4.I love you ☆ 「イタめしに エスチック ボルシチなんかも最高よね」 …………。 「服を着るならアルマーニとかヴェルサーガとか」 …………。 そんなことより 俺は お前を ベッドに引きずりこぉみぃ 素っ裸のお前っのぅ胸にしゃぶるぃぃつく ……………!?。 なんか、そんな〜からの所の歌い方が非常にエロい。まるでレイプする直前の脅し文句のような。 一応そのあとに「愛し貫く〜」なんて説教っぽい感じで本当の一流とは〜とか語るけど 最後はまたお前をベットに〜と歌う…。…アウト。
5.RUN ★☆ 長いシルクロード風のイントロから始まるシャッフルナンバー。ウクレレも弾いてる。 でも、声が更にカラカラ声……。ランララランランラン〜のところが印象に残る。 6.ガンジス ★ 歌詞は結構考えさせる感じだがどこか偽善者っぽい感じ。 この声を受け入れるかどうがかこの曲の良し悪しが分かれる。声が駄目なら聴けない…。 とくに変化もなく淡々と進む曲調なので余計に好き嫌いが分かれると思う。 7.家族 ★ 前曲と同じ印象。すみません、もう限界です。 8.英二 ☆ 同名ドラマの主題歌だったかなぁ…確かそんな気がする。 本当に最初の頃と比べるとエロ雑誌とかアンモニアとかしょんべんとか…汚くなったなぁ。 泣いてチンピラみたいな長渕ロックてな感じの曲。…段々感覚が麻痺してきた…。 9.いのち ☆ 長渕流魂のピアノ弾き語り。もう文書くのかめんどくさくなってきた。 10.ひまわり ★ ここでまさかまさかのサンバ…!でも、歌詞は明るくなく海賊のキャプテン状態…。 だんだん歌詞もわけ分からなくなってきた。ちゃんとしたレビューがかけなくてごめん…。