1 :
名無シネマさん:
2 :
名無シネマさん:2005/06/17(金) 22:54:49 ID:7n8RSNNF
2なら世界から戦争・紛争が無くなる
3 :
名無シネマさん:2005/06/18(土) 00:11:41 ID:r3usenu2
3といえば三沢さん
4 :
名無シネマさん:2005/06/18(土) 01:01:00 ID:x2sS1OJu
蓮實 重彦(はすみ しげひこ、1936年4月29日 - ) は、東京都生まれの
フランス文学者、文芸評論家、映画評論家、小説家、編集者。身長182cm。
父の蓮實重康は京都大学教授などを務めた美術史家。息子の蓮実重臣は作曲家。
経歴
1960年:東京大学文学部フランス文学科卒業
1962年:東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了、博士課程進学
1962年:パリ大学人文科学部に留学
1965年:パリ第四大学文学博士
1966年:東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学
1966年:東京大学文学部助手
1968年:立教大学一般教育部専任講師
1969年:同助教授
1970年:東京大学教養学部講師
1973年:同助教授
1988年:同教授
1993年:同学部長(〜1995年)
1995年:東京大学副学長(〜1997年)
1997年:東京大学総長(〜2001年)
現在、東京大学名誉教授。
映画、小説、現代思想などについて著作活動を行っている。
5 :
名無シネマさん:2005/06/18(土) 01:01:56 ID:x2sS1OJu
活動
「文学界」2004年1月号で阿部和重と「アメリカ映画の知性を擁護する」と
題して三時間の徹底討議を繰り広げた。文芸誌にも関わらず、他の
作家よりも「蓮實重彦&阿部和重」の文字が表紙と背表紙に大きく躍っていた。
大好きな監督、俳優はジョン・フォード、ジャン・ルノワール、小津安二郎の
三人を筆頭に、ハワード・ホークス、ラウール・ウォルシュ、山中貞雄、
ジャン=リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォー、マキノ雅弘、オーソン・
ウェルズ、ジム・ジャームッシュ、エルンスト・ルビッチ、ダグラス・サーク、
ロベルト・ロッセリーニ、ジャック・ベッケル、ロベール・ブレッソン、カール・
ドライヤー(以上監督)、トム・クルーズ、トニー・スコット、山田五十鈴
(以上俳優)等多数・・・いや膨大。特に、ニコラス・レイ、アンソニー・マン、
ジョセフ・ロージー、サミュエル・フラー等の「アメリカ50年代作家」とテオ・
アンゲロプロス、ヴィム・ヴェンダース、ダニエル・シュミット、ヴィクトル・
エリセ等の「73年の世代」に対しては人並みならぬ愛着と一家言を持っている。
苦手な監督はウォシャウスキー兄弟、デヴィッド・リンチ、デヴィッド・
クローネンバーグ、ジェームズ・キャメロン等多数。
嫌いな監督、俳優はヘンリー・フォンダを筆頭にヒューゴ・ウィービング、
ジェーン・カンピオン、リドリー・スコット、ラッセル・クロウなどなど。
自身の映画経験・経歴から、アメリカ映画こそ最高だと宣言している。
本業はフローベールの研究者だが、長い間予告され続けた『ボヴァリー
夫人論』は未だに上梓されず、もっぱら映画評論に勤しんでいる。自称
「日本で一番映画館に人の足を運ばせることができる映画評論家」
「日本一のインタヴュア」。
6 :
名無シネマさん:2005/06/18(土) 01:02:43 ID:x2sS1OJu
著書
評論など
『批評あるいは仮死の祭典』
『反=日本語論』(読売文学賞受賞)
『表層批評宣言』
『フーコー・ドゥルーズ・デリダ』
『夏目漱石論』
『大江健三郎論』
『物語批判序説』
『凡庸な芸術家の肖像』(芸術選奨文部大臣賞受賞)
『凡庸さについてお話させていただきます』
『小説から遠く離れて』
『小説論=批評論』(のちに『文学批判序説 小説論=批評論』と改題)
『「私小説」を読む』
『映画 誘惑のエクリチュール』
『映画はいかにして死ぬか』
『シネマの記憶装置』
『シネマの煽動装置』
『映画の神話学』(略称)
『映像の詩学』
『監督 小津安二郎』(2003年に増補版刊行、仏語・韓国語訳あり)
『映画狂人シリーズ』(全10巻)
『ハリウッド映画史講義 翳りの歴史のために』
『映画への不実なる誘い 国籍・演出・歴史』
『スポーツ批評宣言あるいは運動の擁護』など膨大。
7 :
名無シネマさん:2005/06/18(土) 01:05:15 ID:x2sS1OJu
翻訳
『マゾッホとサド』(ジル・ドゥルーズ)
『フーコーそして /あるいはドゥルーズ』(ミシェル・フーコー、ジル・ドゥルーズ)
『映画術ヒッチコック』(山田宏一と共訳、フランソワ・トリュフォー、アルフレッド・ヒッチコック)など。
小説
『陥没地帯』
『オペラ・オペラシオネル』がある。
編集
「リュミエール」(1985年より廃刊(14号)まで従事。)
「ルプレザンタシオン」
8 :
名無シネマさん:2005/06/18(土) 14:16:30 ID:8K9XSdAQ
蓮見厨
9 :
名無シネマさん:2005/06/18(土) 14:24:30 ID:bgYg8svx
10 :
名無シネマさん:2005/06/18(土) 18:07:46 ID:FN0AZj5i
>>4-7 これって、評判の悪いウィキペディアの「蓮實重彦」のコピペでは?
11 :
名無シネマさん:2005/06/18(土) 22:33:42 ID:uQAKx3Z3
じゃあ、書き換えれば
12 :
名無シネマさん:2005/06/19(日) 09:07:50 ID:n1V2Blyq
ハスミン映画監督格付けランキング作ろうぜ
13 :
名無シネマさん:2005/06/19(日) 09:29:56 ID:oD5/DzqH
郷ひろみの棒読み演技を「美しい」と絶賛していた人ですね
14 :
名無シネマさん:2005/06/19(日) 14:00:23 ID:Db9TtaWt
>>11 そういう問題じゃねえだろ。このスレの話だ。
15 :
名無シネマさん:2005/06/19(日) 16:10:44 ID:BPenhJsZ
>>13 >郷ひろみの棒読み演技を「美しい」と絶賛していた人ですね
その映画(ダブルクラッチだっけ)見たことないけど、どなん?
16 :
名無シネマさん:2005/06/19(日) 18:25:24 ID:2NKUgQek
終了
17 :
名無シネマさん:2005/06/19(日) 22:46:25 ID:9AJF41z8
18 :
名無シネマさん:2005/06/19(日) 23:21:25 ID:585oySk1
>>17 何故なんでしょうね。そんなに間違ったことが書いてあるわけでもないんだけど。
(トニー・スコットを俳優としているのは早く訂正した方がいいとは思うが)
まぁ、全体にナイーブな印象は受けますが…
19 :
名無シネマさん:2005/06/19(日) 23:27:51 ID:saoK+RSA
前スレで、それを指摘したヤツが言ってるだけだろ。
内容的にはあの程度で及第点だと思うぞ。
そもそもウィキペディアの内容ってそんな信用するようなもんか?
20 :
名無シネマさん:2005/06/19(日) 23:27:52 ID:8yqpSpQc
>本業はフローベールの研究者だが、長い間予告され続けた『ボヴァリー
夫人論』は未だに上梓されず、もっぱら映画評論に勤しんでいる。
>自称
>「日本で一番映画館に人の足を運ばせることができる映画評論家」
>「日本一のインタヴュア」。
ここらへんが(ノ∀`)アチャーなんじゃないの?ようわからんけど。
21 :
名無シネマさん:2005/06/20(月) 03:11:48 ID:ju0+y/Lk
>>19 二人いたよ。その二人とは別に、おれも
>>20 は(ノ∀`)アチャーだと思うし。
指摘があったのになおかつ意地になって、このスレでも書くのはどうかと思う。
22 :
名無シネマさん:2005/06/20(月) 17:46:30 ID:M3ddEPDC
「腐ったトマトは小泉首相が来るまで投げずに我慢しなさい」
日本の代表的な良心的知識人である同時にノーベル文学賞受賞作家である大江健三郎は5日、
SBSテレビの「韓スジンのサンデークリック」に出演して、日本の政権による憲法改訂の動き、
歴史教科書歪曲問題、従軍慰安婦問題など韓日両国の外交争点になっている事案について
自らの立場を明快でありながらも意味ある発言をする渦中に漢陽大を訪問して若者達を対象に
行なった講演について、このような言及をした。
日本が戦争をしないで軍隊を持たないという憲法9条守護の会を主導している大江健三郎は、
神社参拝をする小泉首相に対して批判をする中で「小泉首相の神社参拝は韓国・中国の怒りを
買うに値する。日本は真正な心の謝罪をしなければならない」と強調した。
大江氏は漢陽大を訪問して学生たちに講演をする中で、「私の娘は心配性で、敏感な時期に
韓国を訪問するのを心配して、日本人は印象が良くないから腐ったトマトを投げつけられるかも
しれないと言っていた。腐ったトマトは私に投げずに、小泉首相が来るまで我慢しなさい」と言って
学生たちの笑いを催した。横にいた小説家の黄ソギョン氏は大江氏のこの言葉に対して「大江
先制には花を投げなければならない」と肯定的に回答した。
大江健三郎は、ノーベル文学賞を受けた直後に日本天皇が与える文化勳章授与を拒否した理由
について、「真の民主的な賞を受けたかった」と簡単に答えた後、この受賞拒否で右翼らのデモ
などに直面したエピソードを聞かせた。<後略>
▽ソース:マイデイリー(韓国語)
http://www.mydaily.co.kr/news/read.html?NewsID=200506051011241100
23 :
名無シネマさん:2005/06/21(火) 02:30:07 ID:4YaLUbo/
5の「苦手な監督」って区分けはどうなんだ。
リンチとかウォシャウスキーはっきり否定してんじゃないのか?
弟子たちが評価してるからって曖昧にするこたない。
24 :
名無シネマさん:2005/06/21(火) 04:53:58 ID:+cyWTAfT
ハッキリ否定したことを明らかにしたとこで
読み手には何も生まない。
否定する対象は、時と場合によるし。
25 :
名無シネマさん:2005/06/21(火) 19:16:14 ID:STiV1MZO
Q.蓮實先生はどうして映画を撮らないんですか?
A.撮った瞬間に底が割れることを自覚しているからですよ。
26 :
名無シネマさん:2005/06/21(火) 22:19:06 ID:1Jy6GMV7
蓮實重彦のレトリックって、
結局高級な小林秀雄って気がする。
抽象/具体の使い方とか、かなり素朴な気が。
なんでドゥルージアンだと思われていたんだろう?
27 :
名無シネマさん:2005/06/21(火) 22:43:55 ID:h8++7Lvk
>>26 フーン ドゥルージアンなんて言葉があるんだ。
ガタリアンとは言わないのかな?
28 :
名無シネマさん:2005/06/21(火) 23:06:35 ID:RSFyiEbL
>>26 「気がする」ってつければ、どんなアホなことでも言えると思ったら、大間違い。
29 :
名無シネマさん:2005/06/21(火) 23:47:45 ID:ujNXIY8Y
30 :
名無シネマさん:2005/06/22(水) 00:00:31 ID:/uBCDIq/
蓮實重彦のレトリックって、
結局低俗・低能な、しかも凄みを欠いた小林秀雄気取りって気がする
31 :
名無シネマさん:2005/06/22(水) 01:16:36 ID:O7mrcePu
偉そうで鼻につくのは両方から受ける印象だが。
蓮實が小林を気取ってるなんて全然当たらんな。
どっちを貶めるにしても比較する自体ナンセンスでバカバカし。
低俗・低能なのは、おめーだろw
32 :
名無シネマさん:2005/06/22(水) 03:08:18 ID:kwN2CNdR
>>31 体系的に比較可能。
「遭遇」「なまなましさ」「体験」
といった語彙のナイーヴさったらない。
はっきり言って俗流経験論でしょう。
33 :
名無シネマさん:2005/06/22(水) 03:36:23 ID:ccgcpxGk
>>32 馬鹿か低脳。だったら「出来事」の元ネタは何でしょう?「強度」は?
「遭遇」は?フランス語で答えてね。
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
34 :
名無シネマさん:2005/06/22(水) 04:13:47 ID:kwN2CNdR
>>33 お前こそ厨。
蓮實は元ネタドゥルーズの用法を、
ことごとく幼稚にしている。
ドゥルーズはむしろ「抽象」の力を信じ(ガタリとの仕事)、
「イズム」にすら可能性を見いだす(構造主義論を嫁)思想家だ。
蓮實の具体信仰は、まったくドゥルーズとは似ていない。
35 :
名無シネマさん:2005/06/22(水) 04:58:13 ID:WhQH0zqL
まあ、どういう尺度で比較しようと読み手の自由ではあるけど、
ハッキリしてるのは、映画評論家としての蓮實重彦は、
小林秀雄は全然意識してないってことだろ。
36 :
名無シネマさん:2005/06/22(水) 05:52:33 ID:ccgcpxGk
>>34 馬鹿か。俺は
>>33だけしか書いてないw
しかもドゥルーズならよほど詳しいw
ドゥルーズが抽象?www笑わせてくれる
「理念」はなんら抽象的な意味ではない。
ガタリとの仕事も、「イズム」の問題もすべて
スピノザ的な肯定主義の帰結でしかない。
そしてズピノザが抽象的なはずがない。
これだけでも十分だが、加えるにヘーゲル
を忌み嫌うドゥルーズは具体しか信じないと
何度も書いている。スピノザ、ベルクソン論
嫁。wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
そしてハスミこそドゥルーズの体現者。
出直して来い。
37 :
名無シネマさん:2005/06/22(水) 06:10:37 ID:ccgcpxGk
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
それにしても笑わせてくれる。朝っぱらから、
この俺に向けてドゥルーズをぶちやがって
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
お前はハスミは読めなそうだから加藤なんとか
でも読んでろ。
38 :
名無シネマさん:2005/06/22(水) 06:14:22 ID:ccgcpxGk
>>32 俗流経験論かあ、wwwwwwwwwwwwww
はっはは、お前はイギリス経験論も知らないのにな。
悔しかったら、ロックとバークリの違いを説明してみな。
まあ、スレ違いだがな。はっはっはっは。笑える。
まあ、小林秀雄も読めてなさそうだ。
モーツアルトから聞きなおせw
39 :
名無シネマさん:2005/06/22(水) 06:15:24 ID:O7mrcePu
>>34 想定される読者と流布させようと薄味加工すんのは当然。
まず伝わんなきゃ難解ってことで見向きもされずうち捨てられる。
それに、んなこと言うなら元ネタ読みゃ良いし、
元ネタ割れしてる人間向けに書いてねぇだろ。文脈が違う。
それがダブル・スタンダードになってんのは、蓮實自身認めてて
その宙づりアクロバットを読むのも読書のひとつ。
kwN2CNdRがいわんとすべきことは全くわからんから
敢えて説明して欲しいが、
体系的に比較可能の「体系的」っていうのをもうちょっと詳しく説明してくれw
それと蓮實の「具体信仰」ってのも、詳細になw
35が言うように映画と何の関わりもないし、そもそも思想家だったのかよ。
ここのスレタイはな、「映画評論家としての」蓮實だろ。
スレ違いのトンチンカンな揚げ足とる変なヤツが過去にもいたが、相変わらずお前か?
40 :
名無シネマさん:2005/06/22(水) 06:19:18 ID:ccgcpxGk
ハスミは浅田とかよりよほどドゥルーズに近い。
まあ、映画を信じるようなナイーブさはドゥルーズにはないが。
そこが、デジタル映画に対する両者の意見の相違。
ドゥルーズはきっと今のアニメとかマトリックスとか好きだろ。
なんたって、テレビにも限定つきで創造性が原理的には可能だ
といってた人だからな。まあ、お前はそれも知らんだろうがな。
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
で、浅田は駄目だ。まあ、マシだがな。まあ、これはいい。
ハスミはドゥルーズに近い。
で、小林秀雄は
ちょっと待て、はっはhっは、馬鹿がかかったようだ。
くくく。レスするから中断
41 :
名無シネマさん:2005/06/22(水) 06:24:31 ID:ccgcpxGk
>>39 >が言うように映画と何の関わりもないし、そもそも思想家だったのかよ。
こいつも馬鹿だな( ´Д`) <はぁー
小林秀雄意識してるに決まってる。何も分かってない。
映画を日本で初めてベルクソン解釈から自由に論じ、動く絵であることに
着目したのは、こいつなんだから。
ほんと、馬鹿ばっか(ルリルリ)
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww@
あと、俺のコテはこれだ。ちょっと飯セブンでかってくる。
43 :
名無シネマさん:2005/06/22(水) 06:29:26 ID:O7mrcePu
んじゃ、お前以外みんなバカだよw
こういうヤツみると死にたくなるんだよなぁ。
二度と書かないから、一人でお楽しみください。
>>43 どうした?いきなり。まあ、あんま気にしないでくれよ。
悪かった。ごめん。
>>26 >蓮實重彦のレトリックって、
コージンから読み直せ。
>>12 乗った。
46 :
名無シネマさん:2005/06/22(水) 13:29:09 ID:kwN2CNdR
みんなそんなに蓮實をドゥルージアンにしたいのか?
お前らも暇だな。
47 :
名無シネマさん:2005/06/22(水) 19:34:55 ID:+S7PDbgh
どこの馬鹿だ、このスレを大学の思想研究サークルの部室みたいにした
イタい奴は
48 :
名無シネマさん:2005/06/23(木) 02:12:19 ID:ykvkaGXj
∧_Λ
( ;´Д`)
( つ 彡⌒ミ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
) 「( ・∀・)< 貴乃花ヘアで
|/~~~~~~ヽ \________________
49 :
名無シネマさん:2005/06/23(木) 02:34:58 ID:kE5zQgua
50 :
名無シネマさん:2005/06/23(木) 09:38:13 ID:b2d6K11X
∧_Λ
( ;´Д`)
( つ 彡⌒ミ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
) 「( ・∀・)< 貴乃花ヘアで
|/~~~~~~ヽ \________________
51 :
名無シネマさん:2005/06/23(木) 16:16:02 ID:uqMvaYHp
設問:皆さんの『反=日本語論』に投げかける視線を、蓮實氏を途方に暮れさせる手品として文字化して下さい。
52 :
名無シネマさん:2005/06/23(木) 22:41:22 ID:SArWPr7a
(ノ∀`)アチャー
53 :
名無シネマさん:2005/06/24(金) 00:45:28 ID:TvG9LOSc
途方に暮れてスルー
54 :
名無シネマさん:2005/06/24(金) 05:40:22 ID:qyOJ4UYK
ドゥルーズの「シネマ」はなぜ翻訳されないのでしょうか?
55 :
名無シネマさん:2005/06/24(金) 12:05:49 ID:6K+36o7b
映画しか知らないか、哲学しか知らない香具師ばかりだから。
蓮實でも駄目なんだから、たいていの人は訳せない。
56 :
名無シネマさん:2005/06/24(金) 15:14:53 ID:UEeov9Q7
>>55 ハスミンはドゥルーズの小津論、ゴダール論や映画史に対する教養の深さを褒めていた。
訳されないほうが良いとも言っていた。「シネマ(映画−運動とイマージュ)」より前に
自分の小津論が出ていたことを強調していた。
法政が版権買っちゃったから、いまだに訳せないという情報もある。
法政は社会悪じゃないのか?
57 :
名無シネマさん:2005/06/24(金) 15:48:40 ID:6K+36o7b
訳されない方がいい、というのはただのエゴだよ
58 :
名無シネマさん:2005/06/24(金) 20:40:25 ID:9OUtNJgP
誰かの仕事中という可能性もある。
59 :
名無シネマさん:2005/06/24(金) 20:55:23 ID:o9i9LtGf
>>15 遅レスですまん
突然 嵐のように だったと思う
25年前に見た映画なので、内容は全然覚えていないが
問題のラストシーンだけは ガクガクブルブル 泣くべきか笑うべきか もの
内容
前半 中盤 忘れた 郷ひろみがヘタなだけ
最後 別れた恋人秋吉久美子と温泉地で再会した郷ひろみ
郷は 観光タクシーの運転手 秋吉久美子は、水商売に転落しパトロンと不倫旅行中
久美子の「新婚旅行なの」というバレバレの嘘を、疑う風もなく信じる郷
電車で帰る二人を「結婚バンザーイ」と、必死の形相で万歳しながら見送る郷であった
ラストでは、一人浮きまくって、空中を漂っていた郷 空気読めない男を演じたら天下一品
まなざしは決して交わることはなく 短縮された永遠の時間をただよっている 現在に酷似しない現在
とも言えなくはないけど ・・・
60 :
名無シネマさん:2005/06/24(金) 22:27:47 ID:DpxCWRPl
もう20年だもんな
61 :
名無シネマさん:2005/06/25(土) 02:30:03 ID:obTcn1mT
法政の本のデザインどうにかしれ、ダサ過ぎ
62 :
名無シネマさん:2005/06/25(土) 15:34:30 ID:71fZSpyp
>>54 法政が翻訳権持ってて宇野に訳させた(てる??)けど
映画に対して宇野があまりに無知だったので( ´・ω・`)
四方田が手伝ったけど宇野が映画知らなさ杉で降りた
って話も聞いたことある
蓮と関係ない話でスマソ
63 :
名無シネマさん:2005/06/25(土) 23:26:48 ID:0SNdwmsP
>>59 「さらば夏の光よ」も「突然嵐のように」も、公開当時から蓮實にみならず、
普通に映画ファンの間で評判になってたし、郷ひろみも褒められていた。
「さらば……」は確か当時の映芸だかで、読者選出1位になったはず。
かく言う自分も何の予備知識も無く「さらば」を観て
(お目当ては併映の「青春の構図」だった……いや、岡田奈々って可愛かったんよ)
本当に驚嘆し、郷ひろみの存在感にも圧倒されたクチ。当時評判になったのも当然だと思う。
あなたや
>>13 みたいな意見もあるんですね。
蓮實に関しては、「突然……」を褒めたベストテンで「山根の演出を褒めてるわけじゃない」
みたいなこと書いてなかったっけ。
おれは山根監督、結構好きだったんで、ちょっと嫌だったな。
ひろみだけ褒めりゃいいのに……と思った。
64 :
名無シネマさん:2005/06/26(日) 01:12:39 ID:zOrBEIRa
山根って数本しか見たことないけど、細かい演出が特徴だよね。
フィルモグラフィ見てもいかにも70年代のプログラムピクチャーばかり。
助監督が長くて、80年代初めに定年で引退したってイメージですが、どうなんでしょうね。
65 :
名無シネマさん:2005/06/26(日) 02:40:28 ID:okJsjkyK
66 :
名無シネマさん:2005/06/27(月) 23:37:45 ID:HAj0vTvP
山根は清順の影響が強すぎたね
67 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 01:12:27 ID:Iet04NeK
それを脱したのが「さらば……」なので、いいんじゃないか。
68 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 01:36:11 ID:flVhEqyn
清順の作品って、映像的には清純かも
69 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 02:30:16 ID:sDHEeqyb
. . : : : :: : : :: : ::: :: : :::: :: ::: ::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
/:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
70 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 02:37:27 ID:pq31qAC3
68はある意味勇者だな
71 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 05:36:42 ID:mHQASQkb
このスレではじめてワロス
72 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 17:00:55 ID:pq31qAC3
「電車男」のエルメスを演じるのに、中田美紀は髪をあげてひたいを全開にした。
伊藤美咲は同じエルメスのために髪をおろしてひたいを半分隠してる。
表層的には、これはどういう理解になるのだろう。
73 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 17:01:28 ID:pq31qAC3
74 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 17:31:47 ID:ub83d/Hs
75 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 22:53:58 ID:C48movLJ
ホンマ、十年一日のスレだね。ま、頑張って
76 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 22:59:10 ID:AtHg4WU6
77 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 11:30:21 ID:2v74RPcG
>>76 これはノリツッコミというやつじゃないの?
78 :
名無シネマさん:2005/07/02(土) 18:45:57 ID:yOxihmJa
文藝春秋賛江
ジャ・ジャンクーのインタビュー(聞き手:モチロン蓮實氏)を!
79 :
名無シネマさん:2005/07/03(日) 08:33:24 ID:QM/lAbVQ
世界が秋に公開するんだよね。
80 :
名無シネマさん:2005/07/03(日) 11:39:17 ID:j9zfqudf
今月来日するんだよね。
81 :
名無シネマさん:2005/07/03(日) 13:18:49 ID:BPxYAgYM
>>64 山根さんは、1936年生まれで、92年に亡くなった。なぜか80年代以降は
ほとんど本編は撮れなくなった。TVは撮ってたけど。
アイドル映画の限られたスケジュールの中で最大限の演出をする監督。「おれの
行く道」(実質的には「戸田家の兄妹」のリメイク)は、西条秀樹が3日間しか使えなかったという。
山根さんには郷ひろみも大変に感謝していたそうですよ。
82 :
名無シネマさん:2005/07/03(日) 13:56:32 ID:MRIshmdf
56歳は早過ぎるよねえ……。もう少し元気だったら90年代の
「劇場公開で箔をつける実質Vシネ」量産の波の中で、
プログラム・ピクチャーの腕を再び見せてくれたかも知れなかったのにね。
最近、文化庁が企画した韓国の日本映画特集で「さらば…」「突然…」が、
どちらも上映されたね。
要するに寺脇研の趣味なんだが、こういうときは寺脇、好感もつなあ(笑)。
蓮實もそうだけど「映画のためなら権威をも利用する」。それでいいじゃん。
83 :
名無シネマさん:2005/07/03(日) 14:38:08 ID:BPxYAgYM
>>82 寺脇さんも根は悪い人ではないようだが、官僚独特の独善的に何でもやってしまう体質というか、本人は善
意なのに結果的に悪意になるとか、まあそういう人らしいw じゃあやはり悪い人だなw
「ゆとり教育」についてはこの人が1人でやった訳じゃないのに、攻撃が集中してしまった。
寺脇氏が罪を被ることで背後にいた別の役人や文化人(三浦朱門や曽野綾子)・
政治家(元々、臨教審を始めたのは中曽根)を逃がしたのだろう。
スレ違いだが、バカなタカ派知識人や共産党が、こういう時だけ左右一致で
「ピンク映画やロマンポルノまで上映しやがって」とか書いていたけど、別にあれ
はいいと思う。プログラムと連れて行く人選については完全に寺脇氏の趣味と公私混同
による独断なんだけど、かといって今さら普通の良心作や名作だけ持って行っても
つまらないでしょう?
日共に至っては、本音では「もっと共産党系の作品と山田洋次を入れろ」と言ってるだけだろうw
84 :
名無シネマさん:2005/07/03(日) 17:02:31 ID:MRIshmdf
おれは共産主義への偏見もないし、日共の言うことで納得することもあるが、
絶対支持しない理由は、映画への姿勢。これに尽きる。
ロマンポルノのことも、宮本顕治は観てもいないのに
「ブルーフィルムまがいのものがまかり通っている」と言ったしな。
といっても実際は日活で共産党が強かったわけで、そのへんの矛盾がまた何とも。
85 :
名無シネマさん:2005/07/03(日) 18:42:06 ID:cIUd2NOm
>>78 >ジャ・ジャンクーのインタビュー(聞き手:モチロン蓮實氏)を!
ああおろろいた。
>ジャー・ジャーピンクのインタビュー(聞き手:モチロン蓮實氏)を!
に見えたYO
86 :
名無シネマさん:2005/07/04(月) 20:54:11 ID:SvoRpKMt
官僚として文化庁文化部長まで上り詰めた寺脇研と法学部を蹴り仏文へ、そして
芥川賞までとってしまった松浦寿輝。
87 :
名無シネマさん:2005/07/04(月) 21:20:46 ID:TZ6ofTet
>>86 寺脇は52年生まれ。松浦は54年生まれ。世代は近い。松浦さんは文Tで入学しているんだよね。
同じ「弟子」でもヨモタン(53年生まれ)は所詮は私学(明学)の教官か。明暗は分かれたな。
88 :
名無シネマさん:2005/07/04(月) 21:23:55 ID:c1TGpuav
そういうのホントどうでもいいから
89 :
名無シネマさん:2005/07/04(月) 21:30:10 ID:rHKeFCfe
松浦て何の影響力もなかった人ジャン、出世はしたけどさ
90 :
名無シネマさん:2005/07/04(月) 21:45:15 ID:DywlKw2r
四方田の方が影響力あるな
蓮實美学の刺客として
91 :
名無シネマさん:2005/07/04(月) 22:12:57 ID:c1TGpuav
書いてるものは松浦のが全然オモロいけどな
92 :
名無シネマさん:2005/07/04(月) 22:14:52 ID:SvoRpKMt
寺脇さんが卒業した翌年度から映画論ゼミが始まったんだよね。まぁフランス語の
授業でも映画のお話はされていたようですが…
93 :
名無シネマさん:2005/07/04(月) 22:27:34 ID:ibMw9W2c
なんで蓮實と全然関係無いバカ話ばかりしているのざ?
94 :
名無シネマさん:2005/07/04(月) 22:33:52 ID:SvoRpKMt
>>93 ごめんね、二人とも学生時代に蓮實氏の薫陶を受けていたもんだから、比較するのも
面白いかなと思ったんだけど。ぜんぜん盛り上がらなかったね。
95 :
名無シネマさん:2005/07/04(月) 22:55:59 ID:E4QcmK2r
94 名無シネマさん New! 2005/07/04(月) 22:33:52 ID:SvoRpKMt
>>93 ごめんね、二人とも学生時代に蓮實氏の薫陶を受けていたもんだから、比較するのも
面白いかなと思ったんだけど。ぜんぜん盛り上がらなかったね。
96 :
名無シネマさん:2005/07/05(火) 09:01:38 ID:zAcB111d
なんだよ、New!って
97 :
名無シネマさん:2005/07/08(金) 21:20:23 ID:OSN9qf0s
ハスミン、スコセッシはどう評価してるんですか
おしえてエロいひと
98 :
名無シネマさん:2005/07/08(金) 21:46:52 ID:8WAdUubP
正直、今時、斜陽の映画について、人を当てにする人が不思議。
1950年代なら、それぞれご贔屓批評家はあったかも。俺の時代では、
批評家などいないし、指針にもならん。自分でこまめに見るのが一番だよ。
99 :
名無シネマさん:2005/07/08(金) 21:48:15 ID:8WAdUubP
ごめん、sageをいれなかった。
>>97 評価高くない。アルトマンの方が才能あると。
アルトマンは同時多発セリフの祖だからな。
>>100 ありがトン、エロいひと。
比較の対称がアルトマンとは思いもよりませんでした。
スコのようにあれだけ古典ハリウッドを愛していても、カーペンターみたいな愚直さがないのが、ハスミン的にはマイナスなのかもね。
ハスミンと俺の趣味が合うと百人力
本当に安心する
蓮実の評価などしらん。スコセッシは退屈。
アルトマンは人物整理ができない。さばきががお粗末。
スコセッシに関しては、阿部和重との対談で、
フィックスの撮れないバカと言ってました。
今のアルトマンは褒めてないのでは?
あと、初期も褒めてないと思う。
褒めてるのは「ナッシュビル」「ウェディング」「ポパイ」の頃でしょ。
おれは、「M・A・S・H」とか好きだけどねえ。「ナッシュビル」がベストだとは思うけど。
「ウェディング」はこの二作ほどでもない。確かにリリアン・ギッシュはいいけどね。
……あ、おれの意見など聞いてない? すいません、すいません。
>>106 >「ウェディング」はこの二作ほどでもない。確かにリリアン・ギッシュはいいけどね。
あのリリアン・ギッシュに目をつけるとはただもんじゃないな。
あれ、アルトマンも照明にかなりこってるように見える。
M・A・S・Hより、イメージズとかギャンブラーのがオモロイし、
ストリーマーズも悪くないぜ。
初期褒めてないっていうより
それなりに撮れていたものが、どうして、ポパイみたいなのを
撮っちまったんだって流れだったと思うけど。
新文芸座成瀬特集の木曜は必ず行け、というのはどこで言ったのかな。
m@stervisionの掲示板で見かけたんだけど。
110 :
名無シネマさん:2005/07/12(火) 19:22:52 ID:OLf764pg
文芸座で言ってたんですよ
あと「あらくれ」も見ろと。
「鶴八鶴次郎」がニュープリだからかね
「あらくれ」は他でも押しているね。
たしかによいのにそれほど話題とされることが少ない二本だね。
113 :
名無シネマさん:2005/07/13(水) 15:47:09 ID:2pzGQ+De
インテリスノッブな似非映画ファンきもい
はすみは違うけどな
おまえらROCK聴かないできたタイプだよな?
ストーンズやNINやパンテラとかをよー
>>113 ROCK聴いたから何だって言うんだ?
って、映画もそうだな。
自己反省するよ。
>>116 反省しなくていいよ。
映画の話題のスレで、根拠もなく「おまえらROCK聴かないできたタイプだよな?」
と断言する奴よりはマシさ。そして、おれは
ROCKの話題のスレで、根拠もなく「おまえら映画見ないできたタイプだよな?」
などとは書かない。
> はすみは違うけどな
これがワサビとして効いているね。
保守
来週WOWOWで百万兩の壷と
ハスミ氏はテレビとか出ないの?友人の阿部ちゃんみたいに
121 :
名無シネマさん:2005/07/24(日) 00:52:05 ID:oEyqk/bJ
でたよ。カメラに向かって吠えてたよ。
122 :
名無シネマさん:2005/07/24(日) 21:21:43 ID:Tw127wvw
NHK教育「視点・論点」の「大学の現在と未来」の論説
NHK-BS「朗読紀行・にっぽんの名作」の幸田文『崩れ』の朗読(監督は吉田喜重)
ほかに公開録画のものとして
WOWOWの「映画監督北野武・国際シンポジウム」
NHK-BS「小津安二郎生誕百年記念国際シンポジウム」
123 :
名無シネマさん:2005/07/25(月) 00:18:17 ID:2RVmnkPu
>>122 >NHK-BS「朗読紀行・にっぽんの名作」の幸田文『崩れ』の朗読(監督は吉田喜重)
これはいつ放送したんですか? 検索したけど分からなかった。黒沢清の「風の又三郎」しか
見たことないけど、「朗読紀行・にっぽんの名作」シリーズは監督陣が結講豪華なんだよね。
DVDにはなってない?
ハスミはまさに老害。
>>123 やっぱり吉田喜重の指名なのかね?
蓮實の朗読はどうでもいいけど、喜重の演出が観たいな。
127 :
123:2005/07/26(火) 18:11:25 ID:3wpbhDsa
>>126 >>122 さんを疑う訳ではないが、少なくともネット上には全くソースがないんだ。
ネタでないとすればいつ撮影したんだろう・・・?
>>124 このシリーズは無駄に豪華な監督・ディレクター陣を組んでいますが、ソフト化もされていないし、
少なくともネット上にはシリーズ全作のデータをまとめた場所はありません。
放送はNHKだけど、制作会社も作品によって違うんだよね。
これはTVといっても立派に各監督・ディレクターの「作品」と言い得ると思うので、
それなりの扱いをして欲しいとは感じます。
ハスミが「笑っていいとも」のレギュラー出演者にならない限り、
ほんとうの21世紀は、やって来ません。
>>128 >ハスミが「笑っていいとも」のレギュラー出演者にならない限り、
レギュラーはともかく、
中谷美紀→黒沢清→ハスミンくらいの流れはあるんじゃないか。
その次は誰だろう?
あんまり映像で見たくない顔なんだよなw
映画的じゃない、
ハスミンにとって一番屈辱的な言葉w
自覚してるっしょ
水木しげる原作の映画で、裏山に住んでいる妖怪なら適役じゃないだろうか?
>>129 北野たけしだろふつうに考えて、そこで芸能へと戻す
自分の出た映画の解説で「ここに醜い男が映っておりますが...。」なんてこと言ってたよ。
>>133 >北野たけしだろふつうに考えて
ふつうに考えて、たけしがテレフォンショッキングに出るとは考えられない
出たことあるよ
今日はおっぱいの形がわかるすばらしい服装だな。
髪型が変だが
>>135 「笑ってる場合ですよ」って会場に言って、タモリが怪訝そうな顔してた。
鼻の下が長すぎて、○○いから、昔のように髭伸ばしてください
最近注目している映画を張り出しておけばどうか?
犬猫
どうせなら、安斎さんも入れて、タモリ倶楽部で「空耳アワー・映画の中の空耳スペシャル」を
やればいいのでは・・・w
ゴダールの新作がぐうのねも出ないほど素晴らしかった点について。
146 :
名無シネマさん:2005/08/09(火) 23:04:25 ID:Ik2OflyT
なんでも鑑定団に出てきた監督教会の絵馬って、ハスミがカリパクした
んじゃなかったっけ?あれ同じのが何個もあるのか?
147 :
名無シネマさん:2005/08/10(水) 11:02:38 ID:nRMeuEnY
ハスミが山中貞雄の遺族からぱくったのは、監督協会の記念写真
東大の学長さんが、こんなことするから卒業生の天下りと談合は絶えないのだ
んなこと全然関係ない。
バカなヤツ
149 :
名無シネマさん:2005/08/10(水) 16:16:55 ID:7nIbEI4l
ひとつ言えるとすれば、現代思想・文芸評論家としてより、
映画評論家としての蓮實がたぶん後世に残るだろうってこと。
少なくとも、その煽動家としての能力だけはホンモノだった。
ただ、いい気になってトニー・スコットやデ・パルマを持ち上げ出したものの
不発に終わったあたり、もう限界かなぁ。
それと、最初の方で蓮實=ドゥルーズと得意げに騙っていた御仁。
蒸し返して悪いけど、やはり全然違います。
バッド・ベティカーやジョセフ・H・リュイスの映画を見てから
またこちらへ出直してください。って、
コンビニ弁当買いにいったまま行方不明かw
149も得意げにならん方がいいかと
トニー・スコットだけじゃなくてデ・パルマまで褒めだしたの?あらら
152 :
名無シネマさん:2005/08/11(木) 12:00:52 ID:/TGmODhF
監督中心主義っていうか、監督が映画の創作主体であるかのように語る
批評って、今はどうなのかな?
蓮實は、脚本(および脚本家)についてあまり言及しない。
文芸評論家としても、「小説論」みたいな本はケッコウ書いてるみたいだけど、
戯曲(=一種の脚本)について論じたことってあるの?
>>152 ハスミ本人はシネフィル的な「監督中心主義」にも醒めたことを言ってなかった?
ただし、ある種「本編絶対主義」的な批評もどうなのだろうか?
欧米はともかく、日本では好悪は別にして、映像作家の仕事はもはやボーダーレス的になってきてい
る側面があるわけで・・・現実に劇場用以外の作品までフォローするのは物理的・時間的に困難なので、
一応の区切りとして劇場用中心でいかざるを得ないのは分かるのだが。
ハスミは以前「この撮影所のない時代に1年に5本も撮った黒沢清は凄い」という趣旨の発言をしたが(黒沢さんは96年に5本撮った)、
後年、谷岡雅樹(この人もチンピラではあるけど)は「和泉聖治も鈴木浩介も
三池崇史も5本も6本も撮ってるぞ」と怒っていた。
実際、黒沢さんが撮った5本(「勝手にしやがれ」4本、「DOOR V」)にせよ、はっきり言えば
「劇場公開されただけのVシネマ」に過ぎなかったわけで・・・。
自分の知り合いでもこのハスミ発言には「はあ? センセイ何を言ってるの?」
とガッカリしている人がいたなあ。ハスミ的な異化効果(大仰に作家を褒め上げたりバカにする
ことで敢えてある種のパースペクティブを作る)ももう限界かな?
>>149 不発なのは読者の世代交代もあるやろうからしゃああらへんのでは? それと現代アメリカ
映画については、立教系の人間の評価を慌てて追っかけている節がある。
>>152 >蓮實は、脚本(および脚本家)についてあまり言及しない。
氏の批評原理とも関わるのだろうが、ストーリーテリングやテーマの原則論で見る人じゃないからでしょ? ルビッチやプレストン・
スタージェスは持ち上げるがワイルダーは腐すというように、これもわざと避けている。
撮影や美術の人と話したり、決して技術面をなおざりにする人じゃないのに、脚本の「技術」には近寄らない。
ただこの手法だと、自ずと評価できるフィールドが狭まってしまうように思う。
極端な話、例えばTVのスタジオドラマの批評なんか絶対に出来ないよね。最近はドラマも
ディレクター・監督主義の部分が出てきたけど(もちろん、その視点からの評価・批判も出来るけど)、
あの多くは脚本家主導で作られてきたものだから。
鴨下信一は誉めてたらしいけど、例えば作家としての山田太一や向田邦子を誉めてみるとか、
そういうことは出来ない。する気もないのかもしれないが。
阿部嘉昭が野島信司論書いてたな。どんな内容か忘れたが
156 :
名無シネマさん:2005/08/11(木) 13:24:36 ID:/TGmODhF
例えば北野武が「菊次郎の夏」を撮ったときに、
「誰もが知ってる話をどう演出するかで勝負する」みたいなこと言ってた。
そういう意味じゃ、あの映画はケッコウ面白かった。成功してると思うし、
もっと、評価されていい、と思います。
だけど、そういう映画ばっかりになってもなぁ、っていうのがあるんですよ。
観客の多くは、面白い劇、斬新な劇を求めてるんじゃないかと。
そういう嗜好が通俗的だ、と言われてしまうと、それまでなんだけど。
>>152 スピルバーグの脚本家やってやるとハスミンは言っていたが
>>154 > 撮影や美術の人と話したり、決して技術面をなおざりにする人じゃないのに、
その通りだと思うけれど、
話の内容が「監督の指示はどうだったか?」ってことに偏る傾向があって、
監督至上主義的な面を覗かせるね。
まあ、小津の場合は現場がトップダウン意思決定だったみたいだから、
仕方ないところもあるのだろうけど、加藤泰を好んでいるところを見ても、
監督が過剰に作家性を発揮する映画が好きなのだろう。
>山田太一や向田邦子
作家としてのまっとうな仕事してないってことでしょ。甘いのではないか。
今村昌平と同ライン。戦争についても被害者意識ばかり。レベル低というわけ
ではないか。
テレビというカセもあるからね。残念。
山中の人情紙風船も見てない連中に脚本家として認めろといわれてねえ。
レベル低としか言いようが無い。向田、倉本、山田なんかね。
所詮テレビなんだよ。
>>157 「映画芸術」っていう雑誌の中の荒井晴彦の「身も心も」についてのインタビュー
でだったと思うけど、「日本のシナリオ・ライターは信用してないですが」
みたいなこと言ってました。
じゃあ、どこかに信用してるシナリオ・ライターが、いるのかな?
と、ちょっと意外に思ったんですよ。あんまり、蓮實氏の口から(文から?)
脚本家の名前って出てこないような気がするから。
>>155 阿部さんは阿部さんで、ウケを狙い過ぎというか。本当に面白いと思ってるのかな?
>>160 自分自身は「人情紙風船」は見ているが。それと、さすがに向田・倉本・山田あたりは「人情
紙風船」ぐらいは知ってるだろう(映画そのものを観たか、台本や資料等を読んだか)
長屋ものや人情ものを書くときには最良の下敷きになる。
とくに山田は「もう映画界では何も出来ない」と当時の映画界(松竹)に見切りをつけて本格的にTV
進出した木下に連れられてTVライターになったわけだから。
ちなみに、山田の娘である石坂(宮本)理江子は、ほとんどトレンディ・ドラマみたいな
作品しか手掛けていない。立場上はあくまでフジの一員に過ぎないからな。
別にTV屋を認めろと言ってるわけじゃない。ストーリーテリングやテーマ性で見る人じゃないから、
脚本家主導で作られるものにはお手上げというか、そもそも興味もないのかもしれない、その一例として挙げた。
神格化されている伊丹万作も「本人の監督作品はあくまで”脚本家の映画”に過ぎない」という趣旨で酷評していたからね。
荒井晴彦の監督作品(「身も心も」)についても、かなり微妙な誉め方をしていた。
テレビ自体が笹川ドンファミリーだったり、そういう意味で日本のテレビ脚本家
は不幸だよね。アメリカみたいにテレビがローカルじゃないから。
必然的にレベルが低くなるんだろう。
日本人の不気味さを描く北野武の方が外国で評価高いの当たり前。
「菊次郎の夏」は、そういう線ではないだろうが。
このスレの住人ってやっぱり「漫画も読まないTVゲームもしない人たち」なの?
ゲームするよ。神奈川県知事はおかしい。ゲームで人殺しはダメだが、
イラクで人殺しはいいって感じだし。
>>153 門下の優等生を腐す師匠がどこにいるよw
蓮實自身公言してるが、文脈に応じてでっち上げたり
客入れのため自分の関わった企画なんかじゃデマ言ったりしてるだろう。
ただ最近は、知ったかぶりにも無理がでてきて、
新しいもんには対応できてない。
阿部ごときの言ってることなんか無茶苦茶なんだが、
見てないかボケてきてるのか、放置するだけで
的確に諭すことができないのは読んでて歯がゆい。
一応断っておくと、↑の阿部は、和重な。
結局蓮實を出汁にして語りたいだけか…
170 :
名無シネマさん:2005/08/11(木) 21:24:15 ID:Lsd05q/h
それ以外に、どんな存在理由があるって言うんだ。こんなスレにさ。
蓮實のことだけしか語れないヤツなんているのか。
和重は「いい人」ってことかもしれないけど、
周囲の意見聞きながら批評って感じがどうもなぁ。
和重は借りてきた何とか状態なのは確かだが
言ってることはまともなほうでしょ?
梅本洋一、塩田なんかは全然文脈を理解しとらんで
こじつけでモノを語るから最悪。
座談会とかでこいつ等が入ると議論が深まらないんだよな
突拍子もない事言って相手を黙らせたら勝ちみたいな…
逆にあんなつまらんことをさもまともそうに語れるとこだけしか評価できん。
しかも新作全然見とらんのを小説書いてたと開き直ったり。
見てないなら言い訳しないで黙ってればいいのに
中原の影響でタイトルだけは聞いて知ってるだろな。
>>173 梅本は鈍感な天然バカみたいな所があるけど、絶対に塩田は確信犯でわざとやってますよ。
>>177 落ちてて見えないが、どんなことが書いてあるのか?
ここから引用〜
8/4(木)
美学校試写室で『アワーミュージック』。二度目。でももう一回くらいは最低でも見ないと話にならんな〜
プレスの中にゴダールのインタビューが載っている。
…「地獄編」に、原爆が落ちた直後の広島の映像があったのがわかりましたか?…(中略)…北村龍平の『VERSUS-ヴァーサス-』からも引用しています。これはなかなか面白い映画で、『キル・ビルvol.1』よりもずっといい出来だと思いました。
ゴダール、龍平見てるのかよ!
〜引用終わり
こんな感じ。
スイス南部ロカルノで3日から開かれていた第58回ロカルノ国際映画祭は
最終日の13日、国際コンペティション部門で諏訪敦彦監督(45)の作品
「UN COUPLE PARFAIT」(邦題の仮題は「パーフェクト・カップル」)に
準グランプリに当たる審査員特別賞を授与した。
諏訪監督の作品は、離婚の瀬戸際にある40代の夫婦の姿を通し、
人が「どのように他者とともに生き、どうやって関係を持続させていくか」
(諏訪監督)を描こうと、フランスで制作した作品。出演者とカメラマンは
フランス人で、せりふもフランス語。日本での公開は2006年の見通し。
映画祭のグランプリに当たる「金ヒョウ賞」には、9人の女性の生きざまを
描いたロドリゴ・ガルシア監督の米国映画「ナイン・ライブズ」が選ばれた。
ロカルノ映画祭は若手映画監督の登竜門として知られ、昨年は市川準監督の
「トニー滝谷」が国際コンペ部門の審査員特別賞を受けた。
▽諏訪敦彦監督の話 このような賞を受けて大変に勇気づけられた。
日本人がフランスで撮ったという特殊性よりも、映画の内容が評価されたと理解している。
(人種や国境を超えた)普遍的な作品として受け取ってもらえたと思っている。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20050815k0000m040040000c.html
182 :
名無シネマさん:2005/08/16(火) 01:21:44 ID:WGErsF4g
世界の中で日本人は殺しの映画が評価される。真珠湾であれ、南京であれ、残虐な殺しの民族
であったことを自覚すべきだ。被害者意識はもういい。
日本人の残虐な民族性を世界にさらけ出せ。
何を今さら
182は日本映画史を学び直すべき
世界的に殺しの映画を見るのは誰もが楽しんでるだろ。
戦争も殺しも大好きなんだよ、見るのは。
そんなもん民族的な話と全く関係ないの。
バカを超えたキチガイの論理。
>>184 見るのはじゃねえよ。10万人を南京で殺っただろ、ごまかすんじゃねえ。
>>185 俺はごまかす連中は嫌いだし、
オピニオンは「サヨク」に近い方だが、
それと映画文化の関連がよくわからん。
例えばチベットでの漢民族の残虐性ってのもあるし、
そういうのは日本に限らないだろ?
なんでいつもこんな展開になるんだろう…
スレ違いUZEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!
>>186 それがフジとか今村昌平的論理だつうの。殺るだけやっといて
それで原爆原爆、神風悲惨悲惨って騒いでるんだからおめでてえよ。
そういうとこきっちり外国人はわかっていて、日本の「くだらん」映画と
言うわけだ。露骨には言わないがな。
今村昌平はフィルム的感性に乏しい二流の監督ですが、少なくとも彼の映画の
表層に視線を注ぎつづけた者からは
>>188のような言説が繰り出されるはずはない。
スクリーンにみなぎる無数の細部たちを見ようともせず、捏造されたイデオロギー
に呪縛される
>>188のような映画的精神薄弱者を生み出してしまったことはこの国家
の頽廃の証左です(笑)
>>188 182=185さんですか?
どうしてこのスレで御自分の自慰を見せびらかすのでしょうか?
脳に障害をおもちですか?
民族関係の楽しい議論がなさりたければ、他でなさってください。
映画の話と民族の話を関連づけるのは、この批評家の姿勢とも
合致しませんし、その映画が今村昌平ではお話しにならないかと思います。
とくに、蓮實のハの字も出せないスレ違いの議論は、お控え願いたい。
191 :
名無シネマさん:2005/08/17(水) 11:50:57 ID:B/nfNNR+
>捏造されたイデオロギー
捏造してるのは右翼に支配されているフジ参詣とかでしょ。
この問題こそ日本が抱える最大の問題。ごまかさず、裸になればいいのに。
南京の女子供を串刺しにして強姦したことに目をそむけてはならない。
その時の政府を支持した日本国民すべてに責任がある。
電車でじじい、ばばあに席なんか譲ってる場合じゃないね。問い詰めろ、なぜおまえたちは
殺ったのかを。原爆の雨にヒーヒー言ってる場合じゃない。
そういう意味で北村のバーサスなんかは面白い。
ゴダールが評価するのも当然だろう。
蓮實が評価するかどうかはわからんが。
192 :
名無シネマさん:2005/08/17(水) 12:01:23 ID:icit/jQ6
どうでもいいけど、どこで映画批評読めるんだよ
インヴィテーションからなぜか表象一派が駆逐されてから
暇でしょうがねえよ
193 :
名無シネマさん:2005/08/17(水) 12:04:48 ID:f2dqoBzD
ヴィムは厳しいと思うよ。こういう問題に。
今村の「黒い雨」もカンヌで落とされたわけだし。
194 :
名無シネマさん:2005/08/17(水) 12:05:38 ID:wey208Qu
>今村昌平はフィルム的感性に乏しい二流の監督ですが、
↑こういうやつとか
>>191 マジレスすると具体的に何をどうしたいのか全く伝わってませんから。
他人のことどうこういうまえに日本語ちゃんと勉強したほうがいい。
さらに偉そうなこと言いたかったら己の態度を改めなよ。
言ってる内容はどうかしらんけど、
言いっぱなしで他人に命令したって誰も聞く耳もちませんから。
196 :
名無シネマさん:2005/08/17(水) 15:54:30 ID:JsjzhaKr
命令はしてないw
「網走番外地」などの任侠映画から「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」などのホラーや「ポルノ時代劇 忘八
武士道」「地獄」といった奇抜な作品まで数多くの娯楽作を手掛けてきた石井輝男監督が、12日肺がんのため
亡くなった。享年81歳。
1924年東京生まれの石井監督は15歳で東宝に入社後、47年の新東宝設立時に助監督に転身。成瀬巳喜男や
清水宏といった名匠につき、映画作りを学ぶ。57年「リングの王者 栄光の世界」で監督デビューし、「地帯」シリーズや
「女王蜂」シリーズなどが話題を集めた。61年からは東映に移り、大ブームとなった高倉健主演の「網走番外地」
シリーズや香港アクション映画に多大な影響を与えたといわれる「直撃!地獄拳」シリーズ、異常性愛路線の
「温泉あんま芸者」「明治大正昭和 猟奇女犯罪史」「やさぐれ姐御伝 総括リンチ」など様々な作品を精力的に
発表。鬼才の名を欲しいままにした。
晩年はつげ義春原作の「ゲンセンカン主人」や「無頼平野」「ねじ式」「地獄」などで、健在ぶりをアピールしていたが、
01年の「盲獣VS一寸法師」が遺作となってしまった。
:
http://eiga.com/buzz/050816/14.shtml ハスミンは石井輝男に対してどんあ評価してたっけ?
>>193 ベンダースが、加害者でもあるのに被害者としてだけ描いた映画は却下、
とでも言ったわけ?
200 :
名無シネマさん:2005/08/18(木) 12:25:04 ID:zVA7vbSo
愚鈍さに恵まれながら、200ゲット?
201 :
名無シネマさん:2005/08/18(木) 14:43:31 ID:Nfj0kCIR
>>199 今村の犯したミスは、第一にヨーロッパ諸国が核を保有するという事実を無視している点。
ヨーロッパ諸国はいつでも被害者にも加害者にもなりうる脅威の中にある。
すなわち、核を批判すること自体が愚かなセンチなこと。
第二にヴィムをはじめアメリカ、ヨーロッパは非核三原則が有名無実であることを知っていることを
誤算したこと。日本にだって原発があるのに、なにカマトトぶって核の受難者ツラしているの
ということ。原作の問題でもあるが、原作を鵜呑みにする今村の問題でもある。
そして井伏の他の原作「遥拝隊長」から発狂した帰還兵の設定が失敬されているが
その原作の中の「明確な戦争の加害者と被害者の関係」を描かず、ただ「黒い雨」
を東洋的・西洋的という安易な世界観の区別の中で捉え、自国を受難者とする自己中心的
な態度で映画を作ったこと。
ゆえに原爆を落としたアメリカの映画監督ソダバーグがグランプリとなった。
このときの審査委員長のヴィムの厳しい視線が利いているのだ。
ここでやる必然がない。
蓮實スレにしがみついてないで、自分好みのテーマでスレ立てしたくても
ここみたいにレスポンスが良くないから怖いんだろ?
204 :
名無シネマさん:2005/08/18(木) 20:46:31 ID:JXTlM9cy
石井輝男は新東宝時代が一番よかった
映画もいっぱいとれた。女王蜂シリーズは監督が、コロコロかわりましたね。
石井が一番でした。
高宮・寺島・菅原(文)・吉田(輝)のハンサム・タワーの時代もよかった
エロい感じで,nvぽかった
天知茂も石井作品は多い。
別件だが、土井通芳の「地平線はギラギラ」は小佳作だった
ジョージ・ルイカーのなんとも不謹慎な映画、
アイヤイヤーとかいいながら、ヌーディスト・クラブを彷徨、
今思うと、ナンセンス・コメディーの極致だった
PS。「めぐりあい」再見。監督、やはり、シネマ・ヴェリテだと思った
ただ、イントロは同じ、シネマ・ヴェリテのアンリコのパクリではないかな
また自分語りしかできない爺が来ましたよ。
早く死なないかなぁ。
207 :
名無シネマさん:2005/08/19(金) 03:14:16 ID:rUCQhzEn
うわー意外だ
NEWS23の特集で喋れ
NEWS23って「小津の魔法使い」の一味かよ!?
210 :
名無シネマさん:2005/08/19(金) 16:36:22 ID:emaP22np
このアナ、エンクミに似てるね
211 :
名無シネマさん:2005/08/19(金) 16:54:27 ID:8b8Hn6LB
ハングルわざわざ翻訳する気も起こらんわけだが、
謎なのは211は、韓国の方でつか?
213 :
211:2005/08/19(金) 20:35:55 ID:8b8Hn6LB
いや単なる関西人です。
Rougeの書き込みもあって≠ニ書きましたが、Rougeの書き込みじゃないようです。
>>207 去年の愛読書は「映画狂人小津の余白に」だったよ
蓮實蟲のくぼりん
韓国といえば佐藤忠男。
蓮実の出る幕なし!
いやな女だな。わざわざ、こんな所に愛読書として挙げなくてもいいのに
まあ、ただの軽っちょい女子穴でないことは分かったが
>>216 > まあ、ただの軽っちょい女子穴でないことは分かったが
ハゲワラ
>>216 >まあ、ただの軽っちょい女子穴でないことは分かったが
逆だろ。
テレビでしゃべってるのを聞くと、彼女はあまり頭はよくない(少なくとも一般教養や常識はあまりない)。
筑紫は、蓮實を知ってるくらいにはかしこいから、そこからふきこまれただけだろ。
篠田も高橋も老害ですね
ゴダールが北村龍平見てると知ってなんとなく
「ざまーみろ!」と思った。
誰に対してかはよくわからないんだけどね。
趣味はDJ、好きな音楽にバカラック、エリス・レジ-ナ
愛読してるのは蓮實ですか。
中々オサレですね、
つじーんみたいな口先男にひっかからないか心配です
ゴダは黒沢も青山も観ていないらしいな。
もっと勉強しろよ。
ぷ。
ゴダールが自分より年少の作家をまともに見るのは稀だそうな
あのゴジラ見てから名前を出して欲しい・・・
ヴァーサス見て誉めちゃうんだから、北村ゴジラ見ても誉めちゃうんじゃねーの。
>>225 俺もそう思った。
それに、ゴダールってひょっとしたらゴジラファンじゃないかって想像する。
ゴダールなんかどうでもいいよ
ここは蓮實スレ
蓮實のこと知ってたら227みたいなことは言えるわけないのにね。
大したネタもないのに。
227はさぞ素晴らしいネタを提供してくれるんだろな。
はいどうぞ ↓
229 :
名無シネマさん:2005/08/23(火) 01:38:29 ID:QmZ5Gzun
「リア王」のどこにピーター・セラーズが出てたんだよ。
>>229 出ずっぱりだったよ
それともネタ?
ハスミンも、さんざウディ・アレンが駄目だ駄目だと言い続けてたら
ゴダールが時分の映画に出しちゃったときには面食らったろうな
そうかな?
ゴダール、ウディ・アレン好きなんだ-
と思うだけじゃない? 正直作品と映画の好みには何の関係も…
232 :
名無シネマさん:2005/08/23(火) 11:43:27 ID:QmZ5Gzun
「チャンス」「博士の異常な愛情」のピーター・セラーズはどこに?
233 :
名無シネマさん:2005/08/23(火) 11:49:44 ID:QmZ5Gzun
リア王のウディ・アレンは怖かった。
蓮實が否定する監督の基準が逆にベタすぎる気がしてならない
全然言及しない監督もいるね。
相手にしてないってことかな。
ケン・ラッセルとか。俺は好きだったのに…orz
国籍が英国、オーストラリアってだけでバカにする傾向があるからね。
デヴィド・リーンとか、キャロル・リードとか褒めてたのは見たことない。
ニコラス・ローグは、それなりに評価してた気がする。
オレは、ケン・ローチとかダニー・ボイルとか嫌いになれない。
しかし、蓮實スタンダードだけが映画じゃないんだし、
そんな気にしなくても・・・。
> 国籍が英国、オーストラリアってだけでバカにする傾向があるからね。
真に受けるなよ
そういう人にはギャグでと説明しなければならないからめんどくさい
豪出身の女優、ケイト・ブランシェットは好きだって言ってたね。
240 :
名無シネマさん:2005/08/23(火) 18:25:01 ID:/3agU49G
》232のキミ、「チャンス」「博士の異常な愛情」のピーター・セラーズは出演してないよ。
もっとも、ピーター・セラーズならちゃんと出演していたが。
しかし蓮實は、本気でトニー・スコットを評価しているのか?
てゆーか、まだ自分には「影響力」があることを誇示したくて、意表をつく名を
持ち出したってことか…
何にしろ、気色ワリィな。川田龍平ホメるゴダールよりウザイ。
>>240 あ、それ違う。
黒沢清が誉めたので、追従しているだけ。
だいたい「ラスト サムライ」見に行って、エドワード・ズウィックに対して
「別に次回作を見たいとは思わないが手堅い監督」だなんて言うぐらいだから。
当時既にキャリア15年の監督に対して、今さら言うかね。
そんなことは「きのうの夜は…(1986)」「 グローリー(1989)」の時から判っていたことなのに。
現代アメリカ映画に対する蓮實の不勉強ぶりは、バリー・レビンソンの「バグジー(1991)」評の頃から
顕著だもん。
>>240 >川田龍平ホメるゴダール
ななんだってー AA略
>>241 その「ラストサムライ」評は、的確だと思うけど。
>>242 いやだからさ、確かに的確なんだけど、作品評じゃなくて監督評だということが問題なわけ。
>>241 に書いたように、1986年とか1989年時点でそう発言するなら判るんだよ。
それを今さら、さてはズウィックの他の作品見たことないな、って発言をするのは、どうなの?
>>243 ラストサムライの前に
ズウィック監督の映画観てたら
ラストサムライ観ないんじゃないの?
まさにラストサムライで初めて観ましたって
告白してるやん。
「別に次回作を見たいとは思わないが」
って。
あそこは、監督の話よりもむしろチビ・トムを持ち上げたいって流れだったけど。
>>245 そうだね。
ラストサムライはズウィック監督作品だから観た訳じゃないからね、蓮實は。
トム・クルーズ主演だから観ただけで。
『ゴダール革命』 蓮實重彦著
筑摩書房・09月下旬・2,100円・ISBN:448087318X
「勝手にしやがれ」で登場して以来、常に話題を提供し続けてきたゴダールの全貌に迫る、
蓮實重彦によるゴダール論の決定版。
248 :
名無シネマさん:2005/08/24(水) 11:51:49 ID:j92HJmmv
ベルトリッチのドリーマーズはゴダール好きのシネフィルの話なんだが。
当時の雰囲気ってあんなだったのかな
映画が好きって言ったって、それは自分が若い頃みた映画のことを
言ってるんであって、これから出てくる新しい映画を好きになる
根拠にはならないよ。
押井守
俺は自分が生まれるずっと前の映画が好きだが。
確かに最近のは観ないな。評価が固まってからレンタルで見る程度か。
252 :
名無シネマさん:2005/08/26(金) 20:37:49 ID:9IvETs0H
次回の爆裂対談はせいぜい蓮實重彦×浅田彰ぐらいだろうと思っていたら、
蓮實重彦×エイゼンシッツらしいぞ!
253 :
名無シネマさん:2005/08/27(土) 12:31:38 ID:8+HEPLKB
↑「サウンド・オブ・ミュージック」すら見てない
シネフィル連中の描写がえらくリアルで笑える。
255 :
名無シネマさん:2005/08/27(土) 13:03:16 ID:8+HEPLKB
自分の無知を開き直ってるのがある意味凄いかと。
知の体系が完全に崩れてますな。
日本映像学会あたりで未見の名作というアンケートでも取ったら
おもしろいかと。
見てないのを誇りにしてるように思える。
要するに2chのヲタと変わりないw
自称「シネフィル」の連中ってほんとーに世間知らずだよね。
社会に出て、オッサンたちと話してる時に「映画が趣味です」なんて
言ったら、まず100%「ああ、アダルトビデオか。おまえエロイな」
と言われておちょくられるのがオチだYO。
>>257 そんなことない。まっとうな社会人なら小津ぐらい知っている。
戦場のピアニストとかセブンとか節操無いが。
節操なくてなにが悪いんだ?
「戦場のピアニスト」とか「セブン」とかを具体的な例証も挙げずに軽く見る
ようなことするから「世間知らず」なんていわれるんだな。
>258がシネフィルかどうかは知らないけど。
261 :
名無シネマさん:2005/08/28(日) 00:46:18 ID:dWaP9y7n
またくだらない言い争いをやってるよ。あいつら。
お互い知ってるんだから美学校やらアテネや日仏のロビーで
堂々口論してりゃあいいものを。
>>253 まあ、こいつらは映画史の無知に安住している馬鹿どもということで。
端的にいえば、植草・南部・双葉・淀川どころか、
ハスミン先生は津村以下ってこと
荻昌はハスミンより、筆がたつし
あの低能は品田と同じだな
勿論、佐藤重臣じゃあないほうの方以下だようん
おめー、俺が問題にしてんのはおめーのその、他人の尻馬に乗っかって
しかものの言えねー、醜悪で卑劣な態度だよ。ホントーにてめーの見えて
ねー野郎だな。「『サイコ』見てねー表象学徒」を俺は非難してねーぞ、
やべーから見ろ、って心配して言っただけだぞ。それをおめーは、とある
暢気な輩が『サウンド・オブ・ミュージック』見ただ見てねーだどーでもいー
井戸端会議の尻馬に乗っかって俺に利いた風なこと書きやがったな。
おめーを心配したSCRが慌てて消したが、そういうSCRの半分でも
おめーが切実に「見る」ことの不平等と不均衡に敏感に反応する才覚さえ
ありゃ、SCRも無駄な心配しなくて済んだんだ。おめーらは、はっきり
おめーらと言わせてもらうが、何事にもきっちり筋通そうとするSCRはそこ
に含まねーけど、おめーらはただ知識を得てえらそーにふんぞり返りてー
だけだ。そこに他人のふんどし借りた評価の上下をつけてそれを弄びてー
だけだ。「根拠のない命題」だ?そこにいたおめーらの誰かが「はっちゃん
がつまんねーってゆーから見てねー」つった時点でじゅうぶん根拠に
なってんじゃねーのか?それもてめーには関係ねーってか?その前の
SCRの日記になにが書いてあったか、読んでねーわけでもねーだろーが
。まったく知性ってもんを欠いた野郎だよ。シネフィル以下だね。おめーが
仮に「地下上映」だの気取りくさったまねをやめて、正規ルートでその
「唯物論的条件」とやらを改善できたら、そんときは褒めてやるよ。まあ
無理だろうがな、おめー程度の頭と根性じゃ。しかしもうみんなわかってる
ぞ、おめーが映画作家でも自主映画作家でも只のパンクでさえねー、
正真正銘のクズだってことをよ。哀れな野郎だよ。
http://d.hatena.ne.jp/hj3s-kzu/?of=0
265 :
名無シネマさん:2005/08/28(日) 15:52:49 ID:MyqxlwV/
>>255 自分はもう驚きもしなかった。「知の体系」については知らんけど、映画に限れば、80年代以降のソフト流通形態の激変(ビデオ・DVD・
多チャンネルやミニシアター・オフシアター・映画祭の垂れ流し状態)で、単純な次元で古今東西の「名作」を観尽くす
のはもはや不可能ということがまずある(それを実行して廃人になったのが「映画獣」たちw)
映画ファンに共通の「映画史」は名画座・二番館や地上波映画劇場の「どこかでいつもやっていそうな映画」に
よって作られていたわけだが、もうそういう状況でもない。後者ももうほとんど古い「名画」はやらない。
ロードショー落ちの作品を他の作品と抱き合わせで観てみる(それで新たな「発見」をする)という体験もない。
スタンダードが消えた一方では、いまや地方にいても、仮にCSやケーブルに入ればとても見切れない質量のコンテンツの洪水状態だ。物理
的時間的にも、1人の人間が受容できる情報や価値観など限りがある。無意識のうちに情報を遮断し、お仲間うちの共通言語
(普通の人ならセカチューやいま会い、シネフィルどもなら表象のせんせいが薦めるような)
になりそうな映画しか観ないのは当然の流れじゃないですか?
この人は正直なのでつい本当のことを書いちゃっただけでしょうね。
クズウのブログを眺めていたら、アメリカも似たような状況らしいじゃない。アメリカの学生が現代アメリカ映画の
新作はよく観るというのも、単純にアメリカの映画料金が安いからという理由に過ぎないと思うし。
266 :
名無シネマさん:2005/08/28(日) 16:03:05 ID:MyqxlwV/
>>265 のつづき
ハスミンの場合、今さらですが、上記の80年代的状況による映画の流通量の闇雲な激増を嘆
きつつ、自分もその中で敢えて扇動者を演じてみせた、そのことの功罪はあるでしょうね。
もちろんこの場合単純に、尊師の仰せの通りの「名作」しか観ることができない「映画研究者」
なる珍妙な人種が滑稽という話ですね。研究者の世界に限れば、まあ「大学」ってそういう所だからねえ。
「業績」はあるのだろうが専門分野以外には呆れるほど無知な輩・実は肝心の専門すら怪しい輩も散見されるし、そ
れにそもそも決して弟子は決して師匠を超えてはいけないわけですよ。
実際、「優秀」な院生・研究者にせよ、この最低の一線は守ってる。ケンカ好きの人間でも、師匠筋は絶対
に守るし、よく見ていると斬る他人と斬らない他人は巧みに分けてる。珍しく身内を斬ったなとみ
えても、実は内情では恐ろしく慎重な政治的配慮があったりするわけですよ。一般世間と何も変わらん。
生身の大学人としてのハスミンが周囲にどういう態度を取っているかは知りませんが、直接の面識の有無に関わらず、
フォロワーたちの方が無意識のうちにこの徒弟制的処世術を体得してしまったようでw
シネフィルってまだ存在するんだね。
どこに需要があるんだろ。
映画美学校
269 :
名無シネマさん:2005/08/28(日) 16:28:18 ID:O7pfrxp3
では、これからの映画批評家は何を見ればいい?
そして何を見なくていい?
>普通の人ならセカチューやいま会い、シネフィルどもなら表象のせんせいが薦めるよう
セカチューを見ない奴は意外に多いよ。
ロンブーの淳も見てないそう。テレビで言ってた。
>>267 シネフィルってこのスレにしがみついているような人種のことですよ
>シネフィルどもなら表象のせんせいが
シネフィルっていうのは黒澤ヲタ、フェリーニヲタやベルイマンヲタも含められている。
その中でハスミンヲタ=ゴダール・トリュフォーヲタであって黒澤、フェリーニやベルイマンは
あまり強く評価しない系統。
ハスミンを超えるなら、ドゥルーズのシネマ1・2を論破して批判したり、初期のトリュフォー
あたりの批判からはじめないとな。ドゥルーズは翻訳されていないから、難しいが。
ハスミンヲタはシネフィルとは言わない。「ハスミ虫」と昔から言われている。
どうしても差別化したくても結局世間的には同じカテゴリ。
ヲタク同士で貶しあってるようにしか見えないし、自覚がないのが余計醜い。
ハスミ虫の中にも多分ランクがあるのだろう。
牧師・・黒沢清クラス・表象助教授
信者・・青山・中田・表象博士課程クラス
初心者信者・・表象修士過程クラス、一般ハスミ虫入門者、美学校学生
踏み絵 フリッツラング
ゴダール好きにも
ハスミ虫と一般シネフィル(映画好き)がいる。
ゴダール好きがハスミ虫とは限らない。
フジの亀山なんかフリッツラングの踏み絵バシバシ踏んじゃうし、フィルム
の丸い缶で円盤投げしちゃうタイプでしょ
278 :
名無シネマさん:2005/08/29(月) 00:19:56 ID:g2F6bxbG
888
>>277 スレ違いだけど亀ちゃん本人は元映画青年らしいよ。(晩年の)「五所平之助の書生だった」と自称している。
それがどうしてああいうフジドラマみたいな路線にバケるのかは不明だけどな。
ttp://www.fujitv.co.jp/jp/kumorepo/odoru/kameyama.html 亀ちゃんみたいな元映画青年の趣味と、フジの一員としての映画製作やイベントというコンセプトでの折衷が、
一連のフジのドラマ・映画や「お台場映画王」みたいな形になるんじゃないの?
大多亮も自称・成瀬巳喜男のファンらしいしなw
ま、キー局の人間などあらゆる意味で狂ってるよ。お台場映画王の笠井とかも目つきや顔つきからしておかしいものw
とはいえ、案外に時代やスケールが違うだけで往年の撮影所や現代のハリウッドもこんな感じなのかもしれんな。
狂った人間たちと機構の中で自身の創作意欲を満たすために手練手管で悪戦苦闘する監督や作家たち・・・。
なんで、今更ゴダールとかいうのかな
今はトリュフォー、ルイ・マル、ロメールでも古い
もう、誰もサルトルやゴダールなど、イラネと思ってる
故ブルデューのパビトゥスでも古いくらいだが、
レギュラシオン学派のアグリエッタ、ボワイエは認めているからね
パリ大で、ロートネル、ド・ブロカの再評価やっているから、
見学なさればよろし
281 :
名無シネマさん:2005/08/29(月) 00:51:09 ID:acP6mFr+
>>279 「踊る大走査線」の藤石キャメラマンって、
「処刑遊戯」の御殿場ロケのピントマンで、
清順の「ツィゴイネルワイゼン」「陽炎座」でも助手についてるってさ。
「踊る大走査線」ってちらっとしか見たことないんだけど、
カメラ動きすぎって思ってたら、「処刑遊戯」の長回しのピントやってた人なのね…
>>281 そりゃ、藤石さん自体は本編で育った人だもの。ただ「踊る」は、亀も言ってるように
撮影部以外は多くはTV系の人で現場を組んでいるんだよね。
撮影だけはフィルムだったので映画系の人を使った。「2」以降は撮影もHDになったけど。
やたらカメラをグルグル動かすのは、90年代以降のTVドラマではよくや
ってますよ。ハリウッドもどきのスタイルね。
>フジの亀山なんかフリッツラングの踏み絵バシバシ踏んじゃうし
ここらへんの意味をもっと詳しく
外野だよ
トミケンをバカとはいわない立場だ
でも、マルクス社会学とリベラル社会学ってなによ
>>280はマル経の残党だと思うが
もうリベラルで許していいと思うがね
ロートネルというのも、見識だと思う
287 :
名無シネマさん:2005/08/29(月) 21:22:51 ID:MNL5Lw7v
知ったかぶりの馬鹿発見。
ビリー・ワイルダーって、これはたぶん八十年代くらいからだと思いますけど、以前からの固定ファン
こそ多いものの、映画批評などではあまり語られなくなってしまった映画監督の一人だと思います。
でも、みなさん、そんなこととは関わりなく、普通に見てますよね、ビリー・ワイルダー?『深夜の告白』
とか『失われた週末』、『サンセット大通り』『第十七捕虜収容所』『翼よ!あれが巴里の灯だ』『情婦』
『アパートの鍵貸します』『ワン、ツー、スリー』『悲愁』その他、その他…。あらためて言うまでもなく
、この辺りは見てて当然ですよね?少なくとも、これらの作品のどれか一本でも見落としたままアメリカ
映画を語ってしまうような愚行は、決して犯さないようにしていただきたいと思います。
そんなの、普通にありえない話ですから。
挑発承知で、私の感想を正直に書かせて頂きます。
恥ずかしいが、ホンネです。
>ビリー・ワイルダー?『深夜の告白』とか『失われた週末』、
>『サンセット大通り』
ワイルダーは本当に凄いけれど、私なら一番の傑作なら「情婦」です
ワイルダーは「サンセット大通り」一作でも、残酷な人だ
で、ブラケットの後の,I.A.Lダイアモンドはまた洒脱で、
洗練された人で、ニールサイモン以上の才人だと思う
勿論、前段のシリアスより先に観た。若い頃に、ワイルダーとB.エドワーズが、
なして、かくも差があるのか、わからなかった頃があった。
今なら、少しだけ判ったつもりですが、どうだろ。でも私は本当に、
ワイルダーとヒッチ師匠だけは大好き。
自分語りをする人って、自分の趣味嗜好がなにか特別なものだとでも思ってるんでしょうね
それは蓮實虫=蓮實厨に顕著な例
自分語りか、俺って確かにそうだな
ワイルダーならフロント・ページだな
ワイルダーの「翼よあれがパリの灯だ」DVDが出ないのはなんでだろ。
伝記ものと音楽ものは権利関係とかで出にくいらしい。
俺は師匠筋の学説には何の思い入れもないから躊躇なく叩ける
キャラは叩かんけどな
昔と違うと思うぜ? 表象もたぶん、そう。
蓮實はワイルダー評価してない。嫌いなんだろう。ルビッチの方を評価している。
ワイルダーなんか映画監督としてはダメってこと。
デビットリンチはサンセット大通りNO1映画にあげてるけど。
ワイルダーなんか語ってる暇あったら、CSでアンゲロプロス見れ。
これだよ、映画は。バババーンバーン
>296
それも淀長の影響だろ。つーか提灯持ち。
>296
蓮實もサンセット大通りだけはさすがに、って評価してた。
グロリア・スワンソンやシュトロハイムの流れでだったかもしれんが。
キャロル・ロンバートって飛行機事故で若くして亡くなったんだな。
「サッセット大通り」って、主人公の脚本家が、「自分は死んだ」っていう
ところから始まる映画だっけ?
「火垂るの墓」のオープニングって、あれの影響?
302 :
名無シネマさん:2005/08/30(火) 11:37:46 ID:HbjeTQI5
北野武の「HANA-BI」とコーエン兄弟の「ビッグ・リボウスキ」に
非常によく似た構図があるんだけど、気づいた人いる?
両者は、だいたい同じ時期に作られたんだけど、北野のほうが確かちょっと
早かったはず。
飲み屋で、武、寺島進、逸見太郎の順で並んで飲んでるシーン。
武が主役なのに隅っこで、寺島が中央、っていう構図。
これと似た構図が「ビッグ・リボウスキ」に在る。
303 :
名無シネマさん:2005/08/30(火) 11:44:26 ID:RmotIa7P
・・・だから?
あいかわらずバカだな。おまえら。
>>301 そう、冒頭近くのプールの死体のことでしょう
不勉強で野坂は知らないけど
「サンセット大通り」いかにもデビッド・リンチ好きのする映画だったな。
最後のグロリア・スワンソンのクローズアップはさすがにびびった。
内容:あれって、アメリカ人でないので、やれたことで、
ヒュマニズムの観点では、惨く、怖すぎる
天下のグロリア・スワンソン。
ワイルダーのモティーフは、ハリウッドの虚飾を抉った、
残忍且つ知的な主張でしょう。
乏しい知識の中でちょっと類似点があるとパクリ呼ばわり
類似点を指摘しただけで「パクリ呼ばわり」呼ばわり。
誣告って言葉知ってるよな
www.nic-nagoya.or.jp
今日からBS2成瀬特集だね
蓮實っていつ頃まで東スポ映画賞の審査員やってたんだっけ?
ゴダールが北村龍平評価してる。
あたりから急速にさびれたな。そんなにショックだったのか。
>>318 9/23 リュミエール叢書37 ゴダール革命蓮實重彦
これで多少風向きが変わるかもしれない
ってか、変わって欲しい
今では某所で読むことができるあの破局的スローモーションは
収められているのだろうか
フリッツ・ラングのためなら、借金をしてでも見に行くべきです、か。
しびれること言いますね〜。
このスレってよく七スレ目まで続いたよな。
でも、もう次はいらないな、この状況だと。
322 :
名無シネマさん:2005/09/23(金) 00:25:56 ID:IaWdBe4s
蓮實スレはどこも壊滅的だよ
未読があるとつい読んでしまうけど、レスする気にはなれないものばかりが増えてゆく
323 :
名無シネマさん:2005/09/23(金) 05:19:00 ID:O4wMPPdH
今日発売やん、ゴダ本
324 :
名無シネマさん:2005/09/23(金) 05:20:42 ID:O4wMPPdH
>>322 ひろゆきのバカがつぼ売りつけるために板にアクセスしづらくしてる
からじゃないの?
人大杉にして
326 :
名無シネマさん:2005/09/23(金) 16:54:43 ID:O4wMPPdH
新ハスミ虫じゃないの?
蓮實厨しかいないわけだがw
328 :
名無シネマさん:2005/09/23(金) 21:44:29 ID:IaWdBe4s
『ゴダール革命』(著: 蓮實重彦 筑摩書房刊)刊行記念
蓮實重彦とことん語るシリーズ番外編
「白壁のゴダール」から「ランプシェードのゴダール」
■2005年9月24日(土)19:00〜21:00(18:30開場)
■会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
地方なのでいけないし、本も週明けでないと手にすることができないと
思われるので、明日行かれる方、レポよろ。
329 :
名無シネマさん:2005/09/26(月) 02:25:57 ID:CPr3PZSd
エスクワイアの記事、くだらなくて泣けた
赤いバッグと切り返しの倫理性
驚愕しながらも静かに感動している自分に気付いたんです
とか言ういい方うざい
息子の影響で、はっぴいえんど語尾になったんです
アブサロム、アブサロム
老害。
334 :
名無シネマさん:2005/10/14(金) 16:03:27 ID:FfZ3+pOW
キルビル2激ボメしてたな。
つうか、パンフレット読んでたら、
変な文章だな〜と思ったら、ハスミンだったというオチw
335 :
名無シネマさん:2005/10/16(日) 22:53:41 ID:58ZOCw8Y
337 :
名無シネマさん:2005/10/27(木) 12:46:32 ID:dcQohQEa
「パリ、18区、夜。」を今から見る。
338 :
名無シネマさん:2005/10/27(木) 12:57:48 ID:wBakNwG0
>>328 contreにルポがなかった?
>>329 例のどうでもいい細部を極大化する手法には「なるほろ〜」と思うこともあったけど、
場合によっては「で、だからなんだ?」という・・・。
>>334 タランティーノへの掌返しは、やはり自分なりに信者を切り捨てる為でしょうか?
実際、痛手を蒙った人もいるようだし・・・。
ガイシュツだけど、70年代以降のアメリカ映画に関しては少しずつ修正を加えている。
そんなに黒沢たちの世代に追い抜かれたことが悔しかったのか。
とくに信者の事など考えてはないかと
猿の惑星リメイクベタ褒めとかも
ゴダール革命どう?
ハスミって、迂回とかいってても、全然戦略的ではないのがワロタ
不意の遭遇といってて、ハスミン自体が、いつもいつも同じことの繰り返しワロタ
ワロタ
リンチとクローネンバーグへの手のひら返しはまだないね。
でもクローネンバーグの新作は気に入ってもおかしくない出来。
リンチは他の批評家との差異化のためにも距離とっときそうだな。
「ニューシネマパラダイス」DVDで再見したら
なんと、知らないカットがいっぱいでたまげた
冗長の傾向もあるが泣けた
蓮實は美術関係は鬼門
ゴダール論でも馬脚を現している
リンチやクローネンバーグを美術史の流れで捉えようとしてる人
けっこういるけど、どうなんだろうなぁ。
蓮実みたく対立させることも無いけど、
二人ともヴェンダースほどにも絵画意識してないんじゃないか。
ヴェンダースが絵画を意識とはこれいかに
そこまでの極論出したら話が続かんよ
ゴダール論でも馬脚を現している
まあ、お顔は馬ですけどね。
>>350 ハスミ読んでるけど、
この人って、結局映画ヲタクが、アカデミズムの言説に対して、「違うそうじゃない。映画は
もっと感覚的なものだ」という言説を、それだと恥ずかしいからドゥルーズなどを援用して、
レトリックたっぷりに、まさに映画的に擁護した、そしてそれを倒錯や戦略的迂回といった
という理解でいいの?
あと、ハスミを倒したいときに読むべき本や思想家を教えてくれ。
もっとも、加藤とか四方田とか馬鹿なやつら以外で
美術に限らず音楽もあまり積極的に語らない
蓮實が偉いとすれば他の芸術の尺度で映画をはからないようにしようとしてる事だと思うが
352にはげどう
音楽はダメだよね。この点ではヨモタンの方がはるかに上。
ハスミンがストローブユイレのバッハやシェーンベルグ物についてどう書いてるか知らないが、あれは鬼門になるんじゃないかな。
>蓮實が偉いとすれば他の芸術の尺度で映画をはからないようにしようとしてる事だと思うが
これもまったくそのとおりだね。
じゃあハスミは教養がない恥知らず映画ヲタということでおけ?
ヴェンダースのアメリカ舞台にした映画の画面づくりは
いつでも、エドワード・ホッパー、ホッパー、ホッパーだろ。
エンド・オブ・バイオレンスなんか映画内映画でとはいえ
リンチ組の美術監督使って「夜の人々」まんま再現してたし。
352の言うとおりだと思うけど、
音楽も美術も弱いから、
防御的な純粋映画主義者になってしまっている。
だから351の言うこともあながち間違ってはいない。
でも、音楽や美術、文化的側面、からの映画批評って、
たくさんあるから、これだけ映画だけに絞った批評って希少価値あるんじゃない?w
それ以外はもうつまらない感想まきちらしばっかだし、
お○ぎとか。
>>356 >音楽も美術も弱いから、
>防御的な純粋映画主義者になってしまっている。
音楽と美術に弱いのと、「純粋映画主義」(?)は話が別だろう。
>>358 それぞれのジャンルの特性をわかった上で、
映画の固有性を主張しているのならいいんだけど、
蓮實の場合は、理屈の上では文学との偏差で映画を見ているため、
「遭遇と体験」偏重になる。
蓮實って「芸術論」という構えを軽蔑してるだろ?
あれは、苦手だからだよ
ドゥルーズ理解は正しいの?
361 :
名無シネマさん:2005/11/01(火) 00:22:00 ID:ZGh7aoUj
音楽は一応武満とか坂本とかと対談してるようだけどね。
でも映画における批評の態度ぐらい倫理観があるというえば疑問だが。
ハスミン的に音楽を見ればなぜ三枝成章を評価しないのかという
ことになるのではないか。坂本は嫌わなければならない。
音楽の有能な人材が必ずしも映画に関わっていないからからか。
ハスミンが坂本の映画音楽を高く評価しているところでもう「あ、こりゃダメだ。音楽の批評能力が低いか無い」という見方もできるわけだし。
「映画の人なのか芸術のひとなのか」って分類はひどかったな。
「文学界」で対談した阿部もその基準持ち出されて困ってたようだし。
(機先を制するようにリンチもクローネンバーグも映画の人といってた)
>>351 「ハスミ倒したい時」かぁ。
なんか批評で理論武装しなくても、
アンゲロブロスがベルイマン尊敬してるとか、
ヴェンダースが「ブレードランナー」をベスト10に選んだことある、
という事実だけで、ハスミの言ってること大概相対化できると
思うけどねぇ。
表層批評そのものは、過大な権威としてでなくなら
存在していていいと思うし。
364 :
名無シネマさん:2005/11/01(火) 00:40:44 ID:ZGh7aoUj
あとゴダールが北村龍平引用してるってのも武器になるかも。
>>360 「フィルム」フェチのハスミンからすると、
「シネマ」というタイトルが気にくわない。
367 :
名無シネマさん:2005/11/01(火) 05:48:36 ID:ZGh7aoUj
三枝成章氏はトルコの監督ユルマズ・ギュネイの「路<みち>」を誉めている。
ギュネイは政治犯として人生のほとんどを獄中で過ごした。
ゴダールやハスミンはこの84年に亡くなった監督は評価してるの?
路は俺は悪くないと思うが評価は知らんな
三枝成章はアニメまでやってるが相米と数本組んでるな
光る女が印象にあるがこれは相米としては微妙な感じか
369 :
名無シネマさん:2005/11/01(火) 08:38:40 ID:ZGh7aoUj
>>363 その見方じゃ、全然相対化できないよ。
監督の能力と監督自身が好きな映画は比例するとは限らない、というスタンスだから。
例えば、伊丹住ほど蓮実の好きな映画をマンセーしていた映画監督はいないわけで。
伊丹住ほど蓮実の好きな映画をマンセーしていた映画監督はいないわけで
wwwwwww
ワロタ
そもそも「フランス映画のある種の傾向」で、カイエの連中が叩いた旧世代の映画を
トリュフォー自身が結構好きだったという事実が、蓮実の批評の出発点にあるからなあ。
「ハスミ倒したい」なら、蓮実がいくら映画が好きでも、蓮実なんていなくても映画は存在するんだよ、
蓮実は映画にとって必要でも何でもないよ、という事実を突きつけるだけでOKなんじゃないの?
本人にも、批評によって映画が動く時代は終わった、という自覚があるみたいだし。
? ? ?
?
トリュフォー自身が結構好きだったという事実が、蓮実の批評の出発点にあるからなあ。
>>373 持ちつけ
「カイエの連中が叩いた旧世代の映画」 を 「トリュフォー自身」 が 「結構好きだった」
という事実
トリュフォーはカイエの一員として(むしろ先導的に)旧世代のフランス映画を叩きまくった。
しかし、トリュフォーは他のカイエのメンバーよりも遥かにオータンララやカルネの映画が好きだったんだ。
つまり、戦略的にある映画を叩くのであって、本人が好きな映画を敢えて叩いてみせたり、
時には嫌いな映画を持ち上げたりするものが、批評という行為だというのが蓮実の出発点なわけだ。
ハスミンって映画における音楽って、実はちょっとわからないみたいな事言ってなかったっけ?
あってもなくても良いみたいな。どんな音楽が映画にとって理想的か?は、
結論出てないから、なんでもいいんでしょきっと。
こだわりがあったら、北野映画の音楽批判するはずだw
>>374 もっといろいろ教えてくれ
ハスミが見落としているところとか
377 :
名無シネマさん:2005/11/01(火) 11:11:20 ID:5Wdi4Tkx
「映画の快楽」の淀川さんとの対談は面白いね。
>>376 ごめん、ハスミを叩くというより、ハスミの評価などどうでもよく
作り手は気ままに影響受けて作品作り上げて行ってる、
ハスミの意見も当然のように相対的なものにすぎない、と伝えたかった。
しかし90年代初頭まではともかく、いまハスミの意見を相対化
できてないやつなんてそもそもいないか。
ヘルツォークに対してやった「あえて叩いてみる」も
弟子の黒沢清が「キンスキー」褒めて清算してしまったし。
379 :
名無シネマさん:2005/11/01(火) 16:00:16 ID:ZGh7aoUj
ギュネイもタルコフスキーもそうだけど亡命監督ってなぜがんで若くして死ぬのかな。
そこで週刊誌風にしてはいけないとは、わかっているが。
ハスミンはいかなる政治体制にあっても、ブニュエルとか映画撮り続ける人を
誉めてるな。作家の政治的自由を求めたらだめってことでしょう。それはわがまま
ということで。淀川が映画千夜一夜でふったときも、無視してたな。
380 :
名無シネマさん:2005/11/01(火) 16:10:48 ID:ZGh7aoUj
ヘルツォークは叩いても気ままに撮り続けるタイプだな。
地が叩かれてもにこやかに答えてくれそうな感じ。短気じゃない。
ヴェンダースは叩くと本気で怒ってきそうだが。
「なぜ悪かった」って田山力哉なんか睨まれたそうだし。
その辺の勘所はハスミンはよくわかっているのでしょうね。
なんのこっちゃ。
ヴェンダースはけなされると怒るってことだよ
俺の総括
1)蓮見は頭が切れない(今村よりはるか下)
2)映画をあまり見ていない。(例:「殺しの接吻」すら見ていない)
3)本当は,B級プログラムピクチャーはあまり好きではない
お人よしのブレーンからの忠告に頼る傾向が露骨。品性下劣
4)所詮、語学教師。学問的業績は殆どない。英語も下手
5)淀川迎合だが、双葉から”映画は画面に描かれた絵”それ以上
それ以下でもないと申し伝えられた
お叱りを受けたにも拘わらず、無自覚、無反省の天然バカ。
6)筑紫哲也のような無定見のアフォ
>>383 5)はまったく違う。独断偏見です
双葉は、恐ろしいくらいのエゴイスティックな映画批評家
フランス語もかなり達者。で、パクリの蓮見なんぞ、相手にしなかっただけ
385 :
名無シネマさん:2005/11/02(水) 02:50:10 ID:jcoRW1Xr
今平の「黒い雨」、そういえばヴェンダースに落とされたんだっけ
批評家ってどっちが偉いんだってどこで判断するんだ?w
オレ読んでて面白い方。
>386
いいんじゃない?
やっぱり「おお、こういう見方があったのか」とか思わせるようなものがいい。
ハスミンの面白さは、こういう映画の見方があるんだ!という驚きだな。
シネマの煽動装置?だっけか、
地獄の黙示録は、ベトナム戦争の映画ではない、
船で川を横切る映画だ、ってのが目からウロコでしたな。
>>388 ありがちすぎ
ハスミはワンパターンもいいとこ
>>388 >船で川を横切る映画だ、ってのが目からウロコでしたな。
そりゃ目からウロコな見方だ。
あれは川をさかのぼってたんだと思ってたが横切ってたとは。
>>390 ...ソウダッタorz
画面を横切るだったかな?今本がないので詳しい人お願い。
>388
それってどっちかというと皮肉で言ってるんであって新しい見方ってのとは
違うだろ。
>>392 皮肉じゃない。
映画史的に、ホークスの指チョンパ映画の系列に属するんだということ。
シングルイシューというか、ワンパターンのレスで内容は空疎そのもの
お返事にに窮するよ
>>393タン
>>392 皮肉というか、
ベトナム戦争映画というと、そういう設定とかストーリーの文脈で映画を語るのばっかだから、
そうじゃなくて、この映画の画面に映ってるのを見てみなさいよ、
という風に言ってるんだと思ったんだが。
見方が新しいかどうかはともかく、
自分にはそういう見方は新鮮だったというお話。
>>395 ただ、社会派野郎のカウンターにしかなっていない上に、
もともと映像美至上主義の香具師が、そのままつけあがっただけ。
本当に一流だったら、画面の見方を、
もう一度社会問題と絡めて論じるべき。
蓮實の批評は、その意味では厨の存在に寄生していたと思う。
>>396 社会問題と絡めるって、おいおいジジェクかよw
ハスミのいいところは、あくまで愚鈍に画面のことしか語らなかった点
>>396 社会問題で映画を語ることの批判なのに、
社会問題に戻ったら、意味ないでしょ。
何故それが一流なのかもわからんけども。
>もともと映像美至上主義の香具師が、そのままつけあがっただけ。
これも誤解されやすい所だね。
彼は、いわゆる映像至上主義ってのも批判してるでしょ。
(タルコフスキーとかね、彼の映画が映像主義かどうかはともかく)
ハスミンの言う画面って単に絵のきれいさでもないんだよな。
そこがわかりにくいところだわな。
>>398 いや、単に社会問題を「語らない」だけだから棲み分けで終わってるだろ。
言ってしまえば、バカがいないと成立しない批評だよ。
400 :
名無シネマさん:2005/11/03(木) 17:51:10 ID:JCLUC+oG
400ゲット?
愚鈍さに恵まれた批評家?
>>399 >言ってしまえば、バカがいないと成立しない批評だよ。
君みたいなバカかい?
結果的に蓮實は、映画の魅力を制限する方向で批評を行ったと思うよ
別にバカが俺でも誰でも良いが、
今読むと初期蓮實が叩いている議論って相当ショボい。
藁人形ぶっ叩いている印象は否めない。
お年をお重ねになるごとに、ますます(良い意味での)愚鈍さにお恵まれに
なって羨ましい。
社会問題で映画を語るのは批評じゃないけど。。。。
一体誰のことを指しているのだろう
ムッシュー愚鈍と呼んでくれ
>>402 >結果的に蓮實は、映画の魅力を制限する方向で批評を行ったと思うよ
そーかな?自分は映画の楽しみ方が拡がった感じだけどな。
少なくともどんなつまらなそうな映画にも、1シーン位面白いと感じる瞬間を
見つけられるようにはなったなw
ハスミを読んで、映画はこう見なくちゃいけない!と、
信者みたくなると、恐らく映画の魅力の制限みたく感じるのだろう。
それは本人も不本意なんじゃないかね。
407 :
名無シネマさん:2005/11/04(金) 12:24:32 ID:ta/IDyCN
制限から開放される、それがハスミン。
社会問題を派手にワンワン叫ぶより、戦略をもって時限爆弾のように映画に仕込む
方が賢者だということでしょう。
そういった賢者の映画、賢者が時限爆弾を設定仕損じた映画というレベルでくる
わけだから、表面的な社会問題に終始するのは馬鹿呼ばわりされるわけ。
戦略が無いと。ルビッチの「生きるべきか死ぬべき」がは反戦の映画だなんていわない
わけ。そんなことしたら、ウヨが何するかわからんでしょ。
そこで「生きるべきが死ぬべきか」の反戦についてではなく、キャロルロンバート
の美しいドレス、粋なコメディを誉めるというわけ。不謹慎と怒る愛国人種から
映画を守りつつ、結果的に観客は時限装置を主体的に受け入れる。
奴らも戦略を持っているから、ハスミンやタケシ・清、猪口など国家の要職につけて
その毒を薄めようとしているではないか・・といったら考えすぎかもしれんが。
そういう騙し合いの中でさて、ゴダールはどうかということだろう。
408 :
名無シネマさん:2005/11/04(金) 13:30:58 ID:ta/IDyCN
俺的にはゴダールの戦略システムは社会に不可欠だと思う。22世紀
ぐらいにならないと民衆レベルに下がってこないかもしれない。
ゴダールの仕込み玉は単純な反戦ではないし、独裁国家を解放するようなおせっかい
でもないと思う。見に来て欲しいのは各国のインテリとその予備軍だ。
最初の作品から一貫している。
自然=民主主義だ。造形物=制限者だ。民主主義は少数弱者の
声を消す。そのために制限者が必要だ。=ダムだ。
ダムが無ければ、少数者は大人数の下敷きになって踏み潰される。
自然を制限する造形物の美しさ・・・だ。
画面は少し左側にする。時間も制限する。造形物である限り。色や光
も制限する。膨大な引用物、それは踏み潰されているようなものも含
まれる。少数弱者を擁護する、少数には大衆からギロチンにかけ
られたマリー・アントワネットをも含む。
あるいは貧乏な大衆の中で食べ物を貰い損ねる力の弱い人たち。
大衆に制限を与えるものは映画。金持ちであれ貧乏人であれ
関係ない。人種も国も関係ない普遍的なもの。
ゴダールが映画を撮り続ければ、食べ物をとり損ねた人にも何か
が間接的に回ってくるシステムなのだ。その対極にある考え方は、自然な弱肉強食は
残酷だが人間は手を出すべきではないという考え方だろう。
もしゴダールに擁護されたければ孤独だが少数者を擁護する造形者
になれということだろう。大勢に制限を与え小数を開放するような
動き、光が語るもの・・それがゴダール。
>>407 なるほど蓮實ってそういうことだったのか
>397
社会問題と絡める・・・その代表がいまだとジジェクに
なってしまうのか。
しかし映画と政治の間にかいろを開くって失笑しなくちゃならんものかね。
賢者の映画(なんやそれ、ムチャクチャな表現)のアフォ、
出直してらっしゃい
「だれでもピカソ」でジャン・ピエール・リモザンの撮ったたけしドキュメンタリーが放送されていたけど…
あの、たけしと対談していた人、「北野監督の暴力描写を見ていると、人を殴ったことがある人だと分かります」
なんて間抜けなこと言う奴が蓮実先生の訳ない!
東大総長なんていってたが、誰だあのうなぎ犬!
413 :
名無シネマさん:2005/11/05(土) 00:29:07 ID:96sLjcFQ
北野が人を殴ったの俺も知ってるよ。ひょうきん族でドツキ漫才
414 :
名無シネマさん:2005/11/05(土) 00:50:21 ID:LN9G/TgF
北野武は賢者でしょう。撮影の合図にピストルぶっ放すサミュエル・フラー
だって賢者ですよ。北野武は人間の本質「赤信号〜」でゴダールの考える
システムと通じるところがあるわけで、大衆・民意のうさんくささを知っている
のでしょう。不気味な日本人を世界に晒したのも新しいわけだし。
また、サミュエルフラーは戦争屋のフリしてその醜さを描いているでしょう。
馬鹿とはベルイマンとかタルコフスキーのこと言うのでは
無いの?芸術家を気取ってるだけで。
あとは映画を撮っちゃいけない人なのに撮ってる連中でしょう。
画を制限する素養が無い人。だから1日の生活を撮れば才能
があるかないかはわかるのではないの?そういう人が商売タネに映画を
作ることまでは制限してない。軽蔑あるのみなんでしょう。
>>414 ベルイマンやらタルコフスキーやらが何故に馬鹿なのかを馬鹿な俺にも
分かりやすく説明してくれないでしょうか?
おまえバカだろ?まず日本語の勉強しろよ。
それとも在日か?
417 :
名無シネマさん:2005/11/05(土) 01:03:25 ID:LN9G/TgF
自然命の制限には二つあって、自殺するか、生命維持装置で植物的に
生かされるかという方法でしょう。
おそらく最後には人は病院に行って、例えばがん細胞を放射線や
投薬治療によって最後の最後まで生きることを選択するのでしょう。
それと反対の考えは自然にまかせること。団地での孤独死、
餓死・戦争で死etc
戦争は人間の自然な行為。
精神病院にいけ。ばか
ハスミは映画の見方、切り口を独自の視点で示したわけで、
そこが面白いわけだけども、
だからといって、それが正しい視点である、としてしまうと、単なる信者に成り下がる。
ベルイマンやタルコフスキーが芸術家であるが故に、
映画作家ではない、というのはあくまでハスミの批判であって、
では芸術家が映画を撮っちゃいかんのか?というと、そんなわけないw
見て楽しんでもいけないわけでもないw
だからハスミに対抗したけば、
そうは言いますが、僕は好きなんです。と言えばいい。
ハスミもそれで良いと思ってる。
>>419 でもタルコフスキー云々は説得力あるじゃん
単なるボヤキじゃないわけだし
みんなそれを楽しんでるんであってね。。
ハスミの趣味は一貫してるよ
対抗するにはそれ以上に映画見てなきゃ行かんでしょ
映画語る限りは
たんなるタルコ好きとかならいいけど
421 :
名無シネマさん:2005/11/05(土) 08:54:29 ID:LN9G/TgF
俺的には
スピルバーグとかスティービーワンダーはいい親父で似てるんだけど、
大衆の中心にどかっと座って、その声を聞いて映画を作ってやろうって粋な
奴らなんだと思う。アメリカ的なクレージーさで映画を撮る。
トリュフォーやゴダールを見て、ああだこうだ言いながら
作品を作っている。酒を酌み交わし金もまわりから出してもらう。
しかしあくまで大衆の中にあって、中心にいるのは競争に勝った大衆だろう。
外側近くにいる大衆の「ひどいじゃないか」までは聞こえないし、それは切り捨て
て良いと基本的に思っている。
スピルたちが見えない大衆の外側のところで映画を撮るのがゴダールなどだろう。
光も薄くなった外側だ。
スピルバーグはたまにゴダールのいるところまで来て衝撃受けるんだろう。
それで見当違いだけど映画作っちゃう。だから2種類の映画ができるんだと思う。
そういう性格を持っているのがスピルバーグなんだろう。競争心が激しいのか。
タルコフスキーとかベルイマンは大衆の中心で人々に芸術を見ろと強要している。
422 :
名無シネマさん:2005/11/05(土) 09:16:07 ID:LN9G/TgF
インディアンの中でも差別されたインディアン、立場の弱い者がいる。
例えばジョン・フォード「捜索者」の中のインディアン。
あるいはスピルバーグのA.Iを楽しめない母の無い子供たち。
ユダヤ人とパレスチナ人双方にいる何も言えない人たち
9.11で殺されたアメリカ人なのに報道されなかった飛行機に乗っていた人たち
こうした問題に警告を文字を点滅させて発するのがゴダール映画であり、
間接的制限だから暗号化されているのだ。
原点はゴダールは地主だから広大な土地を野ざらししてても金は生まれない
から、造成しなければならない。きれいな庭を造りたいとかそういうことに
あるんじゃないの。そこから自然を制限していく考えが生まれたのではないか。
金持ちの銀行創業者の爺様がケチだったから自分で稼ぐしかなかったのか。
そういうのがゴダール映画にちらほら出てくる。
銀行強盗っていうのは爺様から金をふんだくる女=ゴダールの母親像じゃないの。
ケチな爺様を見返すために映画を選んだのではないか。そもそも。
財産が土地と株ばかりで現金が無かったのか。勝手にしやがれは
財産(若さ)はあるが現金が無くて死ぬ男という感じだ。こんな少数
の男に光をあててみるのがゴダール。
>>421 >タルコフスキーとかベルイマンは大衆の中心で人々に芸術を見ろと強要している。
ワラタ、それは同意w
まあしかし、芸術的なものに触れて崇高?な気分に浸りたい!というのも、
また大衆なり、って感じか?ハスミはそれ胡散臭いから嫌いなんだろな。
黒澤明の胡散臭さも同じ。芸術なる世界と娯楽なる世界があって、
両方内包してるものこそ、一流の作家であるという胡散臭さw
スピルバークも同じ病気にかかっていて、だから2種類の映画作っちゃう。
まあ、最近はおれの作るものはおれの映画だ文句あるか!みたいな巨匠的居直りが、
出来つつありますけどね。それでそこそこ売れてるから良いと。
ホークスとか全くそういう2種類の映画とかに興味がないから、
ハスミは好きなんだね。北野も最近ちょっとあやしいw
ゴダールはまた違うね。異次元でホークスみたいな映画作ってる人w?
>>423 ホークスを撮りたかったけど撮れなかった人<ゴダール
ハスミさんにとって、ゴダールって、
スゴイと思いつつも、いつか倒してやる!とひそかに思ってる相手なんじゃない?w
確か、私の夢はいつか、ゴダールに娯楽映画を撮らせることです!とか、言ってたよね。
426 :
名無シネマさん:2005/11/05(土) 11:15:17 ID:LN9G/TgF
ヴェンダースなんかも「東京画」で抑制のきかない子供=制限力の無い日本人
の姿を撮り、小津の世界が日本に無いことを示唆している。
ヴェンダースは捜し求めたものを失い、「パリ・テキサス」の最後に至った
のか。子供と親の学校前で歩くシーン、あれは小津ですよね。
トラヴィスはヴェンダース自身か。
雑誌「現代思想」で分析哲学の人にインタビューされたのっていつごろのですか
428 :
名無シネマさん:2005/11/07(月) 12:09:05 ID:S7PU0RPZ
ハスミって自分独自の論とか出してるの?ぜんぶフランスの評論家の
言ってる事を訳して、右に倣えでマネてるだけじゃない?
ゴダールが良いと言えば、全部マンセー。
ていうかゴダールって蓮実の事知ってるの?
蓮実って井の中の蛙臭い。
蓮實はフランスでは日本映画研究者扱い。
小津論も出たし、それなりに通用しているよ。
>>428 君が井の中の蛙っぽいw
蓮實はゴダールに「右側に気をつけろ」の日本語字幕を直々に頼まれたんだが。
>>428 蓮實が言うには、「ゴダールの言うことは信用できない」らしいけどね。
432 :
名無シネマさん:2005/11/07(月) 20:51:30 ID:YJGdu7tT
ゴダールは大ブルジョアの師弟で気位が高いから、信用できる知り合いは
ブルジョアのみだろう。ロメールでさえボンジュールと挨拶をかわすぐらい
で話し込んだりしない。
433 :
名無シネマさん:2005/11/07(月) 20:54:49 ID:YJGdu7tT
失礼↑ 師弟×
子弟○
434 :
名無シネマさん:2005/11/07(月) 20:58:16 ID:YJGdu7tT
ハスミンは特別に気に入られて、ロールにあるゴダールの編集室に入れて
もらったそう。昼食も一緒にしたそう。
66年頃にもタクシーで相乗りしたという話(来日時通訳として?)。
しかし文化賞来日の際は無視
ワロスw
>>432 >ロメールでさえボンジュールと挨拶をかわすぐらい
>で話し込んだりしない
あれは、いまだに女学生をナンパする元気のあるロメールを嫉妬してるんでは?
ハスミの自慢の種なんだからみんな静かにしといてやれよ
ゴダール「ハスミ?あのうなぎ顔のイエロモンキか。。。ワロス」
蓮實って無学な奴から尊敬されてるよな
ゴダールとかの威を借りてるおかげもあるんだろうけど
芸能リポーターが必死で芸能人との仲を誇示しているような哀れさがある…
>>439 >>440 さすがにそこまではないよ
ゴダールの威を借りるってハスミのほうが映画見てるし
ただハスミ尊敬は駄目だよ。
弛緩する
かなり遅レスだが偶然目に止まったんで
>>201それはお前の勝手な想像にすぎないだろ?
おれは黒い雨はただ映画としてつまんなかった
何のショックも受けなかったし、ストーリーも予想通りで飽きた
米映画がグランプリとったのに原爆が関係あるともとても思えん
蓮實の小津論、フランスの尼で☆三つ
正確な評価だと思う
しかしShigehiko Hasumiなんてフランス人には目がちかちかするし、発音だって出来やしないだろ。
シェゲーコアスミが関の山か。
Shigu?hikoと自分では書いてる
スマンeの上に'な
447 :
名無シネマさん:2005/11/08(火) 03:10:22 ID:XD1tcE7b
>>442 イメージフォーラム1989年9月号でそのような主旨で批判されてたな。
448 :
名無シネマさん:2005/11/08(火) 03:16:24 ID:wu8ir8f8
>>442 論者は蓮實じゃなかった。日本文学者の紅野氏。
449 :
名無シネマさん:2005/11/08(火) 03:48:35 ID:/bGGq3HH
Shiguéhiko
>>443 国中暴動だらけのような国に、評価されんでもいい。
451 :
名無シネマさん:2005/11/09(水) 16:27:55 ID:EhqI8ODe
この人って渡邉守章より凄いの?
>>451 あんたが渡邉守章のどこがすごいと思っているのかにもよる。
453 :
名無シネマさん:2005/11/09(水) 17:31:27 ID:4lJ7Lzo3
篠沢教授と比べたら?
454 :
名無シネマさん:2005/11/10(木) 02:31:08 ID:pqJ7H0ZI
映画評論はつまらんが、草野進としての野球評論は面白い
455 :
名無シネマさん:2005/11/10(木) 02:41:50 ID:Mc/8VCAm
篠沢教授に1000点!
痛々しい知ったか厨クン、 ひとつぐらい実例を示してごらん
それから、人名くらい正しく書こうね
今日持っていく給食代、ちゃんとランドセルに入れたか
>>430 >>蓮實氏はゴダールに「右側に気をつけろ」の日本語字幕を直々に頼まれたんだが。
より正確にはゴダール宅に訪れてのインタビューでゴダールに非常に信頼されて
「右側に気をつけろ」の日本公開版のナレーション部分の翻訳と吹き替えの声入れを蓮實氏に依頼した。
しかし「リュミエール」の編集で多忙を極めていた氏は応じることが出来ず
字幕翻訳への協力のみとなった。
その後も蓮実氏は「映画史」をゴダールの自宅で見ていますね
ところで「TAKESHIS'」の評って何かに載っていませんか?
「Invitarion」かパンフには??
しかし文化賞来日の際は無視
>>457 ゴダールはもともと人付き合い悪いからw
キネ旬に載った「アワーミュージック」の対談。
なんとかいう映画評論家が初めてゴダールを見るという女のライターに色々とレクチャーしてるけど、
いちいち陳腐な解説が笑える。
ゴダールの自宅にはいろんな奴が出入りしているよ。
本邦からは村上龍大先生もはせ参じております。
ゴダールってソルボンヌ卒だったの?意外と頭いいんだね
462 :
春樹:2005/11/10(木) 20:36:21 ID:XXiiKcjb
ゴダールは時代遅れw
竹村健一に似てる
464 :
名無シネマさん:2005/11/11(金) 08:22:28 ID:Si/X6dwL
>>461 フランスで秀才はグランドゼコール(上位大学?)に進むそう。サルトル・シラク
ロメールなど。
一般人=ソルボンヌ大学(高卒試験(バカロレア)後、無試験)
(全日制放送大学みたいなもん。学費も無料。うらやましいね)
前記のようにバカロレア(高校卒業試験)に受かれば、大学に登録する権利
がある。
バカロレアに合格した者をバシュリエというが、バシュリエ人口が増えるにつれて大学
登録人口も多くなり、受入れ側の拡大はそれに追いつけないので、志望者の多
い大学、学部では先着順ということで、徹夜で行列するなどという話題もある。
でもとにかく入試はなくて大学生になれる。しかし、ここでも落第は多く、2年
目に進級するのは易しくない。医学部などでは10人に一人くらいしか進級でき
ない。しかもどの学部でも二度続けての落第は認めないので、めでたく学士に
なれるのは1年目に登録した学生の4分の1位ではなかろうか。
http://www.abk.or.jp/seminar/asia/webasia/200106-03-01.html
465 :
名無シネマさん:2005/11/11(金) 08:28:42 ID:Si/X6dwL
バカロレアって聞くと、ザ・カンニングIQ0を思い出すw
あれフランス映画だよな。
後、大事な試験に「バカ」と付くのがオモシレーとか思ってた、
小学生の自分。
いいかげん、蓮實から外れた学歴ネタは学歴板ででもやってくれ。
引き際というものをしらないのか?ダラダラといつまでも。。。
468 :
名無シネマさん:2005/11/11(金) 12:59:51 ID:Si/X6dwL
しかしさ、外国の監督は日本の字幕逆翻訳してチェックするそうだな。
もしかしてゴダも2ちゃんも見てるのかな
字幕の女王危うし?w ハリウッド系の監督は気にしないかw
ハリウッドの監督は、映画の性格もあるけど、翻訳される言語が多過ぎてチェックしきれないでしょう。
>>456 「TAKESHIS」はたけし当人が言ってる様な
フェリーニ、ゴダール系じゃ無く、ディヴィッド・リンチもどきだから
ハスミンは引くでしょ。
たけしは明らかに、
実験的映画、芸術的映画に対するあこがれがあるでしょ。
ハスミンは気づいてると思う。
ただ、今の所、画面が映画になってると思われるので、
批判はしてないけど。
473 :
名無シネマさん:2005/11/11(金) 14:52:15 ID:f6bAgb7v
>>
おかまバーでおかまが人気の客を取り合うようなスレ
実験映画と見れば叩くハスミンもバカだなと思う
一貫性があるとも言えるけど
実験映画というのは、
実験的故に前衛であり、他の映画とは違う価値の高いもんだという、
胡散臭さが嫌いなんだよ。
何故なら、彼にとっちゃ、数多くの娯楽目的で作られたプログラムピクチュアこそ、
実験の場であり、ハリウッド映画は実験と工夫の連続だ!という、
思いがあるからさ。しかも偉そうにしない。
実験映画作家より主流プログラムピクチャー作家の方が、
実際には偉そうだけどな
実験映画ってマジつまらんもんが多いから批判されて当然だし
そういうのが真に実験してるとは思わない
ソクーロフとかは面白いし実験的だと思うよ
リンチは境界線だな
でも「ワイルド・アット・ハート」や「ブルーベルベット」なんかは
80年代の映画の中ではむしろ例外的に
50年代映画の世界に深く没入してる、とも思える。
まぁ、リンチもふり幅が広いんで良く分からないが。
ゴダールを正面切って批判できないどころか
おこぼれで商売している時点で終わってる
>>481 良いと思ってるなら別に無理に批判しなくてもいいじゃん。
武の新作について何て言ってるんだ
イーストウッドってそんなに凄いか?
蓮實だけでなく浅田彰も絶賛してるんだよなあ
イーストウッドは黒澤明のことかなり好きらしいんだが、蓮實と浅田は黒澤嫌いなんだろ?
どう見ても黒澤の方が凄いと思うんだが・・・
蓮實氏は別に黒澤嫌いというワケではない
「白痴」「蜘蛛巣城」を非常に高く評価している
487 :
名無シネマさん:2005/11/14(月) 08:21:22 ID:SrBJOOOX
一流の下だってよ>黒澤
黒澤の方が演出いいと思うけれど、
黒澤は説教臭いから、イーストウッドの方が好きだね。
イーストウッドの人間描写の方に惹かれる。
イーストウッドがほんとに好きなのはジョン・ヒューストンだろ。
あとアメリカ人から見るとやはりイーストウッドも
マッチョな共和党臭さ強くて、説教っぽく見えるみたい。
そりゃ当然だ。
ハスミンはそのへん全部ネグるからな
黒沢は脚本がいいね
なんのかんのいってもイーストウッドは
全米ライフル協会の副会長だっだもんな。
日本の受け取られ方はそのあたりの生臭さ徹底して回避してるね。
回避すると、イーストウッドのどでかい情念部分が伝わらず
損なわれちゃうのに。
ただハスミンのせいだけでなく、リンチあたりを語っている日本の美学系の
批評家も、構造分析ばかりやって「作り手の情念」「テーマ」は
言い訳程度にしちゃてるけどね。
ミリアスとかヘストンとかごっちゃにしてねえか>492
>>492 確かにそういう背景分析までは今の日本の批評家は往々にしてやりたがらない(書籍では書い
ている人もいるかもしれないが、新聞や雑誌の短評ではそういう情報・視点はほとんど読むことができない)
かつては(愚直に過ぎたかもしれないが)佐藤忠男さんなどが引き受けていた役割なのかもしれないけど。
そういう情報については、町山のようなバカを装っている奴の方が詳しい、というのはちょっと情けない。
ネット上にテクストを開放している人だと、粉川哲夫もそうした面には意識的ですね。
このあたりの「弱さ」は今の日本の映画・TVドラマの実作者・鑑賞者の双方にも多分にあると感じるな。
無理に「社会派」足れというわけじゃないけど(それで失敗すれば余計に目も当てられないわけだし)、
余りに画面の外の世界が見えないではないか、という・・・。
マイナーだけど、ピンク時代の瀬々敬久などもそうした面をかなり意識的にやっていたのに、
どれだけそうした側面が受け容れられていたことかね?
具体的に名前を出すと、画面の中でチマチマ舞台劇ごっこをやっているだけの三谷幸喜
ふぜいのどこが面白いのか、というね。画面の外の世界への批評性が全くない。「いま会い」もない。
ドキュメンタリー出身なのに是枝も「無い」んだよ、結局。「巣鴨の事件はモチーフにしたけどあくまでフィクションです」とか、
言い訳ばっかし。例えば、「絞死刑」「少年」を撮っていた頃の大島渚はそんな言い訳をした?
最近は新聞で「9条」についてもブツブツ言ってたけど全然要領を得ないし、やっぱ天然のバカなんじゃない、あの人?
495 :
名無シネマさん:2005/11/14(月) 17:14:39 ID:SrBJOOOX
「愛の是枝」なんちゃって
496 :
名無シネマさん:2005/11/14(月) 17:40:05 ID:hFYR5wef
21世紀は〜とかやたら連発してるブロガー見ると笑える
>>494 蓮實には功罪があったと思うが、
あなたが指摘しているような側面は、
あからさまに負の遺産だよな。
498 :
サー・ブラックジャック・3OX:2005/11/14(月) 18:29:28 ID:SrBJOOOX
つか、日本の表現は、小説でも映画でも、ある時点から、
”政治”を一掃しちゃったよな。
それで面白くなったかというと、
エンターテインメントとしても面白くなくなってった。
501 :
名無シネマさん:2005/11/14(月) 23:47:41 ID:SrBJOOOX
>>500 好き嫌いは別として、やっぱ無視できないことを無視してない、
という姿勢は買うよね>龍
映画人としては・・・。
でも、「だいじょうぶマイフレンド」みたいな映画を
あの当時作ろうとしたのは偉いよな。
今だったらもっとましな出来になってたかも。
蓮實氏は、
「村上さんは、小説の傑作を書いたようには、映画の傑作を撮らないだろう」
と、本人に言ってたけど、あれはどういう意味?文字通り?www
予言どおり、あれ以来映画を撮ってない。
70年代の政治がらみの映画批評は、書き手の党派にとっての
政治的有効性があるかないかで作品評価がなされていて、
正直今読むと痛々しいもの多い。
ただ、現代のジジェクなんかはそうした政治的有効性とは無関係に
映画と現実との関係性が分析されていて興味深いし、面白い。
読んでいて思ったけど、ハスミの批判してるジジェクはハスミの脳内で
矮小化されてて
実際のジジェクとはまったく違ってたね。
村上君、君は映画には関わらないでくれたまえ
村上龍は三池の映画化した龍原作の「オーディション」に圧倒されて
映画はもういいや、らしいよ。
>>501 Mr. Boo登場かと思っちゃったよ…
ハスミンの香港映画をどう見てたか知りたいな。
確か韓国映画はダメダメみたいな事いってたよね。
蓮實氏は、そんな雑駁な言い方をしていないはず。
イ・ジャンホに対しては大変な入れ込みようだったし、
パク・クァンス、チョン・ジェウンを高く評価している。
キム・ギドクに対しては、ちょっと冷淡かな。
それにしてもイ・ジャンホは新作を撮らないのだろうか?
パソリーニの「アポロンの地獄」とか「豚小屋」の
パン撮影をスルーしたハスミは根性なし。
韓国の映画人は溝口も黒澤も小津も大島も成瀬もほとんど知らないらしいね
510 :
名無シネマさん:2005/11/15(火) 21:50:14 ID:B14QBv0Q
キムギドクは今村昌平が好きらしいね。
たしかに韓国映画は、台湾映画と違って日本映画的なところは
あまりない。やっぱ影響受けまいとしてるからかな?
でも、そこが面白い。東洋人の顔してるけど、感性が別っていう。
でも漫画からの影響はある?ポンジュノは日本の漫画に詳しいらしいし、
日本漫画を原作とした映画もある。
日本映画禁止だったから
四方田の話によると韓国の映画監督がヨーロッパだかでまるで黒澤のようだと誉められたら
「黒澤って誰?」とかって言ったらしい
そんな感じなんで日本で映画見てパクってもなかなか本国で気づかれなかったという話もしてたきがす
韓国は保護政策が長かったから外国の古典が観にくかったろうな
留学とかしたほうが手っ取り早かったかも
513 :
名無シネマさん:2005/11/15(火) 22:15:20 ID:B14QBv0Q
その分独自性があるかな?
あんまり外国の何かに似てると感じたこと無いんだけど。
アメリカンニューシネマなんかも抜けてる。
80年代以前が検閲制度の為にすっぽり抜け落ちてる。
515 :
名無シネマさん:2005/11/15(火) 22:28:04 ID:B14QBv0Q
キムギドクだって、初めて見た映画が(パリで見た)「羊たちの沈黙」
だってさ。
517 :
名無シネマさん:2005/11/16(水) 11:11:04 ID:/ALqtSOv
映画は韓国から日本に伝わった<丶`∀´>ニダ
日本映画は韓国映画やアメリカ映画のパクリだからオリジナリティがない<丶`∀´>ニダ
映画の起源は韓国<丶`∀´>nida
>>513 ホラー→Jホラーの後追い。
純愛物→岩井俊二のラブレターのインパクト。
大作主義→ハリウッドの模倣
キムギドク→北野
パクチャヌク→三池
マンガ原作もの等
韓国映画に映画史はない。あるのは映画ビジネスだけ。
自分達のほうが上手くやれるに違いないという思い込みが彼らを突き動かす原動力。
ただ、昨今の日本も、芸術の理念みたいなのが崩壊しているから、
そうやって韓国を単純に罵れなくなってきたと思うが。
韓国はアジアの実利主義「だけ」を煮詰めた国だけどね
520 :
名無シネマさん:2005/11/16(水) 14:42:34 ID:uT9o7IA5
パク・チョルスの「301・302」は何かに似てる?
韓国映画って取柄あんまなくね?
すんません。
韓国映画って、あんまり見てないんですけど
なんか映像に対して試行錯誤した後があんまりないという気がします。
外国の映画をあんまり見てなかったり、映画産業が発展しなかったりするんでしょうか。
いや、べつに韓国映画がダメとかじゃなくて。
ちょっと面白い国だと思いますよ。
イチャンホやペチャンホの映画は好きでしたよ。
蓮實の映画批評のテーゼが「映画史的記憶」だったから、
そうした記憶と無縁の韓国映画の話題は十分関係あると思う。
>>523 ごめんなさいね。フレーミングとかカメラの置き場所とか
大先生は、ものすごくこだわるでしょ。だから、ついね。
台湾ってアンゲロプロスヲタ大国じゃないですか。
韓国でも一応旅芸人とかは公開したらしいんですけどね、
影響を受けた人があんまりいない。
トリュフォーならいるらしいですが。
それはまた違ってきますからね。
>>526 >台湾ってアンゲロプロスヲタ大国じゃないですか。
そうなの?影響受けたヤツが多いってこと?
蓮実さんのポイントは「映画はクラシック音楽などと同じ反復芸術だ」ということにあります。
論者が後生大事に奉る物語性や社会性や思想性も、反復される形式にすぎない。
クラシック音楽と同じく、よい反復と悪い反復があるだけ。
529 :
名無シネマさん:2005/11/16(水) 19:59:43 ID:x9cY9KPQ
韓国映画のことだけど、韓国映画の黄金時代、つまり昔の世代のひとは
日本映画をこっそりみてよく勉強してたそうだよ。日本の映画人を知らない、
と言ってたのは当時まだ韓国人が日本への反発が強かったから。日本の
どこかのテレビで老年の韓国人監督たちがこっそり日本映画を見てた、
だから韓国映画も日本の影響をけてる、ってしゃべってたらしい。
ハスミンの論法は、
日本映画最高→日本映画はアメリカ映画の影響を受けた→アメリカ映画最高!
ロシア映画最高→ロシア映画もアメリカ映画の影響→アメリカ映画最高!
ヌーヴェルヴァーグの面々は皆アメリカ映画に憧れた→アメリカ映画最高!
まあそういうことだw
>>530 まさにそのとおりなのが笑えるw
スピルバーグ最高→ホークスに影響を受けた→黄金期アメリカ映画最高!
ゴダール最高→ホークスの影響を受けた→黄金期アメリカ映画最高!
よって、
ゴダールはスピルバーグを一応認めているんですよ
なるとんでも発言が生まれるwww
>>530 簡単に言えば映画はアメリカ映画にはじまって、アメリカ映画に終わると。
ハスミ−清ラインは、アメリカ映画に母性をみているですよね。
>>527 熱狂的なファンが多いですよ。
ホウとかヤンの長まわしって、やっぱアンゲロプロス見てますよね?
>>531 スピルバーグを認めてるかどうかは定かじゃないがw
ある象徴としてよく引き合いにだすよな、ゴダールって。
映画はアメリカ映画しかない!って言ってなのゴダールもそうだよね。
だからオレはそうじゃない映画を作るんだ!!ってのが彼の歴史ですから。
ハスミンはそれに沿いつつも、
それならアメリカ映画最高でいいじゃんよ!というスタンスなんだよな。
まあ彼は映画作家じゃないからね。
そもそも「ホークス最高!」って言いはじめたのもアメリカ人じゃなくてフランス人たちだし。
536 :
名無シネマさん:2005/11/16(水) 23:30:29 ID:uT9o7IA5
蓮實さんの属するインテリ世界では、
アメリカ映画が大好きだと広言できないような空気があって、
(言うと馬鹿だと思われる)
「俺はアメリカ映画大好きだ!」ただそれだけを堂々と言うために、
活動してきた?
>>536 今はすっかり逆転してしまって、
ヨーロッパ映画の衰退が著しくなってる。
ていうか、
蓮實も結局はハリウッド監督とのインタビューはできてないし。
事実上ヨーロッパ監督の紹介者。
ホークスは浮世絵みたいなもんなんだな。
539 :
名無シネマさん:2005/11/17(木) 02:14:42 ID:t0ZD0F6k
「脱出」くらいしかいいと思ったことないな。
「三つ数えろ」もバコールは最高だった。バコールを魅力的に撮ることに
関してはホークスは天才的だね。
ヒューストンの「キーラーゴ」の彼女はあまりよくなかった
ホークスの映画は装置(テクノロジー?)から出来上がった総体なんでしょ。
ピラミッドのピラミッドとか、リオロボの列車とかから始まって
リロブラボーの銃とわれる花瓶とか。
暗黒街の顔役の裏切る人間の法則、お熱いのがお好きの指輪を渡す順番。
最後は赤い川の男の友情まで。
すべてが装置。それが集まったものがホークス映画。
541 :
名無シネマさん:2005/11/17(木) 10:31:41 ID:09UbC99h
ゴダの意見に最も影響されてるんだろ?
ゴダールの作品は好きだけども。
考え方には一定の距離を置いてるって感じ。
つうか、基本的に作家の思想に沿って作品を批評する人ではないのでw
ゴダのホークス評って、そんなによくないな。
蓮實はハリウッド映画についての著作をもっと書くべきだったな
遅ればせながら、「ジョン・フォード論」執筆中。
あと、リュミエール時代の50年代作家についての本があるね。
あとあんまり出せないのは、
彼の心酔するハリウッドが遠い昔であることと、
インタビュー受けてくれる人あんましいなさそうだからじゃないかねえ?
ハリウッド主義者だけど、ハリウッドにあんまし知り合いいなさそうだしな。
ハリウッド主義者ではないか^^;アメリカ映画主義者?
ハリウッドに対しては片思いっぽいからね
まあハスミンもかわいい奴なんだよ
フライシャーが生きているうちにインタビューしとけ!
まあね、
フランス映画なんてどうだっていいが、アメリカ映画の危機は一大事だ!とまでw
言ってるんだけど、
実際、インタビューは圧倒的にヨーロッパ映画だし、
なんかヨーロッパ映画紹介人みたいに誤解されてる節あるよなw
本人も不本意だろうけど。
まずは、
タランティーノと友達になることから始めるだなw
551 :
名無シネマさん:2005/11/17(木) 18:05:59 ID:OfJIIop2
蓮實が本当に今なお「アメリカ映画主義者」かどうか、俺には疑わしいな。
少なくとも現在のアメリカ映画には、何の思い入れもないんじゃないか。
だから、逆にトニー・スコットみたいなボンクラ低能監督を持ち上げて
周囲のバカどもをケムにまこうとするような小賢しい真似ができるんだろ。
もうあの御仁のデマゴギーは、破綻しちゃってるんだよ。
誰かそれをハッキリと言ってあげる奴はいないのか? おっさん、あんたイタイんだよって。
552 :
名無シネマさん:2005/11/17(木) 18:16:43 ID:t0ZD0F6k
野球もお好きらしいから、南海ホークス論でも書けばいいのに
>>533 そこで例えば、アンゲロプロス→ホウ・ヤン→是○裕和(アジア映画・ヨーロッパ映画オタク)
→是枝、海外の映画祭でスターに!? という食物連鎖があったりするわけ。
>>551 トニー・スコットは本当に好きなんじゃないかな? それこそ「装置」として。
>>540 現代アメリカ映画の評価については、黒沢清たちに影響されてかこっそり修正を加えている節があるし、
どこまで本音を言ってるのか分からない人ではあるけれども・・・。
タラちゃんに対してもなぜ今ごろ掌返しを?
キルビル2は、すごい実力あるよ。
555 :
名無シネマさん:2005/11/18(金) 00:11:17 ID:urrUxMA9
世界映画史上最も偉大で、ゴダールも尊敬してやまないイングマール・ベルイマンのゴダール評
彼の映画から得るものは何もなかったな。でっち上げ、似非知性、完全に死んでいる感じだ。
映画として、つまらなく、限りなく退屈だ。ゴダールは****(放送禁止用語)退屈だ。
彼は批評家のために映画を作っている。彼の映画の『男性、女性』はここスウェーデンで撮影された。
馬鹿になるほど退屈な映画だった。
>>554 >キルビル2は、すごい実力あるよ。
1と2は違うと?
>>556 1よりも2は落ち着いているから
絵作りとか演出がよく見えたという意味です。
558 :
名無シネマさん:2005/11/18(金) 01:32:08 ID:HZuuyBDn
キャラダインの親父の「怒りの葡萄」いま見てる
>>555 うーん。
批評家のために映画作ってるってのは、わからんでもないがw
なんかあんまし、良い批評じゃないね。感情的で。
得るものがないってのは、その批評そのものですよって感じ。
>>554 キルビル2は自分も凄い驚いた。こいつココまでやる奴なんだ!と思った。
冒頭の結婚式シーンの美しさったらないよね。
あれ1に較べて地味だから、結構がっかりした奴も多いんだけど、
自分は派手な1と深みのある2で、タラの最高傑作だと思った。
で、パンフみたら批評がハスミンだったというオチw
死を引き伸ばされる映画て言い方、ハスミンらしいね。
ワイルドスピード2って、最近一番のハスミハスミした映画だと思う。
562 :
名無シネマさん:2005/11/18(金) 23:36:21 ID:HZuuyBDn
いちばんハスミハスミしてるのは「あしながオジサン」?
>>560 やっぱバドだね。あんなに魅力ある奴って最近いなかったと思う。
すぐ死んだのが惜しい。実は生きていて…で一本映画つくってほすい。
今話題のalways三丁目の夕日とかどういう感想だろうな?
ノスタルジー嫌いそうだからなw
でも愚鈍な思いいれある仕事には評価高い人だから。
あと呪怨とか、どうかな。感想が聞きたいな。
ホラー映画っての結構避けてるしなw
キャシャーンはおそらく大嫌いだろう。
565 :
名無シネマさん:2005/11/19(土) 13:18:49 ID:3GV0araI
JUONは清の弟子(とまではいかないかもしれんが、彼に才能を見出された)
清水崇だから、そんなに悪くは言わないでしょう。
蓮實の大好きなサム・ライミからも、高く評価されたからね、清水は
566 :
名無シネマさん:2005/11/19(土) 13:25:11 ID:XU1gpqDy
カリスマとか回路なんてどこを怖がればいいのかさっぱりわからん
もったいぶってるだけだろ
>>カリスマとか回路なんてどこを怖がればいいのかさっぱりわからん
それはアナタが馬鹿だからです
幽霊がこけるとことか
569 :
名無シネマさん:2005/11/19(土) 21:54:14 ID:XU1gpqDy
>それはアナタが馬鹿だからです
うるさい、ヴォケ。だがよく考えてみると映画で怖いなんて思ったのは子どものころだけだった
どこがおもしろいのかさっぱりわからんと言うのが正しかったようだ
清の映画なんて身内が馴れ合い誉め合いしてるだけ。
別に気にしなくていいよ。
>>568 回路の出色は頭くさそうな髪の長い女じゃないかな?
神隠しで人がいなくなって世界が終わっていく発想がすばらしい。
それが煮詰められなかったのが残念。
誰かが脚本助ければよかったのに。
カリスマは素晴らしいと思う。
失われた世界の法則を回復するという題材だから、
あの森が世界全体を現しているのだろう。
>>570 やっぱ、あの人の絵作りは面白いよ。
と思うのですが、どうですか?
武なんかよりは断然面白いと思う
武の初期の方が、現在よりも断然面白い。
多分初期は助監督と共同作業で撮っていたと思うが、
そのほうが面白い。仕事をおぼえると映画がつまらなくなるのは皮肉。
「その男凶暴につき」は、どうしてこんな撮り方思いついたの?
という画面の連続。たけしだけ、助監督だけではできない仕事だと思う。
574 :
名無シネマさん:2005/11/20(日) 02:11:58 ID:L5S8CAPM
タケシとキヨシで芸大のツービート?
575 :
名無シネマさん:2005/11/20(日) 02:30:06 ID:L5S8CAPM
>>574 タケシとキヨシの共通点。
殴ると思ったら殴らなかった、殴らないと思ったら殴った
みたいなことを、かっこいい映像感覚で撮る。そこがメイン?
>>539 「赤い河」もダメだったの?
>>540 ひとつ、でっかい間違い、書いてるね。
>>551 トニー・スコットは本当に好きだろ。
『エネミー・オブ・アメリカ』の湖畔の殺人シーンを誉めたのは、
「なるほどな」と思った。
>>573 武映画のミソは、全て「人気タレントであり、日本一の有名人であるビートたけし」の脳内ワールドが、
こんなに寒々と暴力的、あるいはシュールな世界だったのか、という驚きにしかない。
暴力「その男、凶暴につき」シュール「3-4X10月」人間的な意外な優しさ「あの夏、いちばん静かな海。」
と、初期でエッセンスはほとんど使い尽くしている。
興行的事情もあってか、「キッズリターン」以降は悪い意味で観客に妥協し、大衆や海外の映画祭に拒否されない
程度にヌルい「アート」系映画を撮っているだけ。物凄く中途半端な作りになっていてどんどん面白くなくなっている。
また、昔からたけしのエッセイやトークをよく読んでいると、映画にもどこかで聞いたような「ネタ」
(「Dolls」のつながり乞食など)がどんどん多くなっていて、既にネタ切れの感は否めない。
未見だけど、「TAKESHIS」とかも正直駄目なんだろうなあ・・・。
>>573 「この男、凶暴につき」は、周囲のスタッフもまだ「北野組」ではなく全てが暗中模索だった。
徐々にメンバーが固まってくると、意外性も消えちゃうよね。
それにしても、いまだに「脚本は無い」が何となく世間で信じられているってどうなんだろ?
途中で変更を加えていくにせよ、普通に考えて初めにある程度は固まった台本が無いと何も準備できないし、
実際、制作日記などを読むと「台本」らしきものは存在しているのだが・・・。
(なんでも、武が企画段階で喋ったアイデアをスクリプトにまとめるライターはいるらしいです。
要するに彼の昔のTVやラジオの作り方と一緒なんでしょうね)
いい加減だよなあ、映画ジャーナリズムってさ・・・。
準備しているメモなり、彼の場合絵とかはあるだろうね。
でも脚本はなくても、映画は出来るみたいよ→香港映画とか。
彼らはすごくて、映画の細部からそのために必要な準備まで、
監督ってのは全て頭の中でやってるんだって、
それできなきゃ、香港映画の監督できないらしい^^;。
>>577 暴力だけじゃないと思いますよ。
例えば「その男凶暴につき」の最後の決闘おぼえてます?
舞台になった暗闇の倉庫。あの光と影をどう思います?
しかも子分がたけしを殺して、倉庫に電気をつけますが
倉庫なのに何にもなくて、がらんとしている。
いままでの決闘の馬鹿らしさを象徴するようです
(これは意図してないと思いますが)
そんな驚きがいたるところにあります。
>大衆や海外の映画祭に拒否されない
>程度にヌルい「アート」系映画を撮っているだけ。
同意だなー。俺は座頭市みたいな娯楽全開のを見たいですね。
アートはもういいよ。思いつきっぽい(ライターいるのだろうが)
脚本は、もうやめてほしいな。
582 :
名無シネマさん:2005/11/20(日) 10:50:26 ID:w0rs91u/
マイク・リーも脚本は用意しないそうだが。
無論、プロットすらないというのはありえないが。
蓮見には脚本論を書いてほしい。
若い人のテキストのようになるやつ。
山中貞雄の「コケザルの壷」を分析するようなのキボン。
最近の映画って複線とか段々なくなってるじゃないですか。
90分映画のための脚本の作り方、みたいな奴希望。
蓮實の脚本論!面白い意見だと思う。
>>579 >>582 香港にせよ、コピーライトがいい加減だから「おおっぴらに見せられない」というだけで、
昔から台本は「あった」とも聞きますけどね。確かに、昔の香港映画によくある、途中でストーリ
ーが捩じれていくのは、全てが監督や主演スターの頭の中で進行していた何よりの証拠ではあるけど・・・。
ジョニー・トゥなんかいまだに「無い」とか言ってるよなw
マイク・リーの場合は、リハーサルを積み重ねていく演劇的な方法論の延長にあるんですかね?
途中で変更を加えるにせよ、本当に「何も無い」とスケジュールもキャスティングも何もできないけどなあ。
映画・TVの脚本は、結局は現場の経済効率に向かって書かれる。卑近な次元で台本に基づいた
準備が出来ないとお金がやたら掛かるし、スタッフのイメージも統一できない。
俺が笑ったのは(笑ってはいけないが)、小沼勝がある映画の撮影中、ホンを書いた助監督に、「これはお前が書いたホンなんだろ?
どういうイメージなんだ? 俺にどう撮れと言うんだ? お前は俺に自分が撮れも
しない曖昧なイメージを押し付けるのか?」と締め上げたという話。
監督の八つ当たりと言えばそれまでだけど、それぐらい、カントクにとってはホンは大事なんですよ。
笠原和夫も若い頃に監督に「おまえは自分で見たこともないものを俺に撮らせるのか」
と取材・描写の甘さを怒られたとか。小沼いわく、「現場でホンにないことを
やるのはエネルギーの無駄になる(演出に専念できない)」そうです。
>>583 武の「座頭市」にせよ、今は知らないが、昔のプロのライターがあんな適当なホンを書いたら怒られますよ。
同じようにアドリブで撮る勝新監督の「座頭市」との比較論ぐらいは誰か書いていないのかなあ・・・。
それでいて、美術が西岡先生だったり、撮影・照明には時間やお金が掛かっている形跡があったり、
殺陣やタップは何ヶ月も前から監督自ら本気で入念に準備しているので「アレ?」と思う。
適当にやってる所とクソ真面目に準備した所と、全体が本当にチグハグで、その点だけは相変わらずだった。
商業映画の監督たちが武を評価するのは、「ストーリーや見せ場などの面倒くさい段
取り抜きで好きなことを出来るのが羨ましい」からだろうけど、その本人自身はもうネタ切れなわけで。
かといって、武が本気で商業映画を撮るのは無理なんだけど、かといって今の邦画界に
そんなにたいした職業監督がいるでもなく、相対的に上に来てしまう。
映画は総合力なので、作家個々人に還元するよりも俳優・ホンヤ・スタッフ総体の問題なのだろうが・・・。
588 :
名無シネマさん:2005/11/20(日) 14:16:44 ID:DkgkgiBY
蓮實はおそらく水野晴郎よりはいい映画を作れると思う
>>587 本気で言うんだけど、あの適当さがいいわけで、あれがカチッとした本ならあの味は出ない。
>>587 本気で商業映画を撮っていて成功している監督って誰?
591 :
名無シネマさん:2005/11/20(日) 15:19:34 ID:aLZeY0NP
『TAKESHIS'』見て 昔、ハスミさんが「これ(ソナチネ)以上の傑作は撮れても
このような映画は2度と撮れまい」って言ったの思い出した。
あれからもう12年! 確かに、あれ以上の傑作だとオレはおもうが...
592 :
名無シネマさん:2005/11/20(日) 15:39:34 ID:DkgkgiBY
ブニュエルのパクリだけどねw
と、ブニュエルも「TAKESHIS'」も見たことの無いカスが申しております
594 :
名無シネマさん:2005/11/20(日) 16:08:33 ID:DkgkgiBY
たけし信者はホントにバカだなw
ヨーロッパでもすでに化けの皮が剥がれてるんだよ
と、よーろっぱの映画状況も批評体系も何一つ知らない似非がほざいております
596 :
名無シネマさん:2005/11/20(日) 16:29:29 ID:DkgkgiBY
>>595 へー、よーろっぱの映画状況も批評体系も知り尽くした人はレスに深みがあるねwwwwwwwww
ところでもの知りに聞きたいんだけど、たけしは大好きなリンチからはもうパクったから次はゴダールからですか?w
もっともゴダールはたけし映画が好きでないと言っておりますがw
フォードの再編集ものはどうなったのかな?
フォード論を片付けてからかしらん
こんなキチガイに答える義理は無いのだし、ちょっとエサ投げたら付いてこられて迷惑だが
キチガイの脳内では、ゴダールはたけし映画が好きでないと言っておったらしいとのことで
つくづく人間の脳の働きは奇妙なもの・・・とりわけ異常者の頭の働きは不思議なものだと思わざるを得ない
で、このキチガイのキチガイ発言を真に受ける人が出てきても困るので
ひとつだけ・・・
ゴダール曰く
「ひとつ日本映画の中で、ここ四、五年、私が素晴らしいと思っている、北野武の映画があります。
『HANA-BI』という作品です。私が『HANA-BI』を好きなのは、それが日本映画だからではなく、
普遍的な映画だからです。そこに登場するほとんどの人物たちが一重瞼の細い目をしていることに
気づかないほど、普遍的な映画だと思います。」
>>590 既にレスの中で書いているのだが・・・。
>かといって、武が本気で商業映画を撮るのは無理なんだけど、かといって今の邦画界に
>そんなにたいした職業監督がいるでもなく、相対的に上に来てしまう。
>映画は総合力なので、作家個々人に還元するよりも俳優・ホンヤ・スタッフ総体の問題なのだろうが・・・。
600 :
名無シネマさん:2005/11/20(日) 17:40:33 ID:DkgkgiBY
>>598 キチガイはお前だろw たけしの糞映画をこんなスレまで来て宣伝してるんだから
ゴダのたけし映画に関する発言
『HANA−BI』はとても素晴らしいと思いましたが、他の北野の映画は好きではありません。
601 :
名無シネマさん:2005/11/20(日) 17:45:28 ID:DkgkgiBY
一応その前後も
日本映画に関してはよく知らないのです。『HANA−BI』はとても素晴らしいと思いま
したが、他の北野の映画は好きではありません。『砂の女』(勅使河原宏監督作品)は観た
ことは覚えていますが、配給は限られていて、外国映画が観られるのは、ヨーロッパだとパ
リぐらいでしょう。外国映画(アメリカ映画ではない)は1週間映画館で上映したり、1週
間に1日かかるくらいです。いずれにせよ、映画を観られるのはパリだけで、ここではなに
も観ることができません。あるのはアメリカ映画だけです。
われわれはヌーヴェル・ヴァーグの旗手といわれていますが、ヌーヴェル・ヴァーグの本
当の始まりは、大島渚の『青春残酷物語』だったのではないかと思います。この作品はトリ
ュフォーの『大人は判ってくれない』とほぼ同じ頃撮られていたのですよ。我々がこの映画
の存在を知ったのは、ずっと後になってですが、前に知っていたら、彼もまたヌーヴェル・
ヴァーグの旗手になっていたはずです。が、彼の『愛のコリーダ』は特に観たいとは思いま
せん。
黒澤はあまり好きではありません。溝口はかなり好きですが、たくさん観たというわけで
はありません。小津は『東京物語』『秋刀魚の味』『秋日和』などを観ましたが、私にとっ
て楽しむことが難しい映画です。映画はスクリーンで観ないといけません。ビデオではダメ
です。私が一番好きなのは、『ウゲツモノガタリ』(雨月物語)です。『映画史』には『雨
月物語』から2、3のシーンを入れました。ある種の記憶のように。
>>601 小津ってフランス人に受けないよね。
トリュフォーも死んだような人が出てる映画と言って特に面白くないみたいだし。
ゴダールもいまいちなんだね。
嫌いというんじゃなしに、わからないと言われる。
603 :
名無シネマさん:2005/11/20(日) 18:17:43 ID:DkgkgiBY
>>602 トリュフォーはその後、小津映画にかなり惹かれるようになった
>>603 あっそうなんだ。それはスマソ。
いつ頃気づいたんだろか?
605 :
名無シネマさん:2005/11/20(日) 18:35:21 ID:DkgkgiBY
「ところが、最近『秋日和』『東京物語』『お茶漬の味』といった作品を連続して見て、たちまちそのえもいわれぬ魅力の虜になってしまった」
無気力と酷評してから10年以上経って来日したときのインタビューで
山田宏一の「友よ映画よ、わがヌーヴェル・ヴァーグ誌」かららしい
もう五年前だけどパリで人間合格と菊次郎の夏が公開されていたっけ。
突然ですがこの人アニエス・ヴァルダについてはどういうスタンスですか?
608 :
名無シネマさん:2005/11/20(日) 22:21:04 ID:/RWI/06F
>>601 ソースの文章変えるなよ。
他の北野の映画は好きではありません。→×
他の日本映画は好きではありません→○
ソースアドレスを示せ。消えちゃってるみたいだから。
「日本映画に関してはよく知らないのです。北野武の『HANA−BI』はとても素晴らしいと思いま
したが、他の日本映画は好きではありません。」
だったと思う。
610 :
名無シネマさん:2005/11/20(日) 22:49:47 ID:5M4TKNie
>>584 脚本っていうのは映画には別に無くてもいいんだよ。
無声時代の映画見ればわかるだろ。あったとしてもメモ程度。
テレビ屋の脚本は演劇をそのまま持ってきたんだろ。音の無い
時代が無かったからな。しかも生放送だったから、映像なんてどうでも
良かったわけじゃん。
伏線とか邪魔。だんごの串刺しとか、起承転結とか序破急とかさ、
だろ??火曜ワイド劇場でも作ってロッテ。
映画はリュミエール、カサベテス、ゴダール、ジャック・タチいろいろ
ありなんだよ。しかもテレビが殺したんだろ、映画を。
だから映画は作るなってw作れないってw
612 :
名無シネマさん:2005/11/20(日) 23:04:08 ID:DkgkgiBY
>>612 たかだか映画で、それほど必死になれるってすごいですよね。
何かわけとかあるんですか?
どんな映画がいいんですか?
614 :
名無シネマさん:2005/11/20(日) 23:13:55 ID:P8i5R50f
>>612 ゴダールは大手をふって最近の日本映画を誉めていないなという強烈な
印象が残ってるよ。
ソースをきちんと示せよ。
>>611 映画的記憶の引用からなる映画しか残された道は無いんだよ。
脚本家だったら、少なくともワイルダーよりえらいのはルビッチだということを
知らないとな。
>>611 ルビッチとか山中貞雄とかワイルダーとか
ルネクレール、黒澤明とかの
脚本から、もう一度学びなおすのもありだと思うんだよね。
結構新鮮だと思うんだけど。
おれ社会人だし。映画やっているのは貧乏人ばっかだって
わかっているから。ゴダールがほめてないとダメとかバカらしくて
笑ってしまうんだよね。
∧_∧ あっ!.
(´・ω・)
O┬O ) キキーッ!
◎┴し'-◎ ≡
_____
(\ ∞ ノ
ヽ、ヽ /
`ヽ)__ノ
618 :
名無シネマさん:2005/11/20(日) 23:37:49 ID:DkgkgiBY
>>599 たけしが嫌いだとしか伝わらない。
嫌いなんだろうけど。
620 :
615:2005/11/20(日) 23:44:23 ID:uS+6/Ab9
おお、まちがえた。
>>615は
>>614です。
>>618 けっこう教条的な映画ばっかですね。人から教えてもらったような。
私はNHKの「風のハルカ」って、けっこういいんでない?
といったらバカにしますか?
∧∧
(,,゚Д゚) ヨイショ....
/ つ〜⌒ヽ
( (';; _, ...,,)
∪,)....´;;;,,,..(ヽ
(::::::ノ⌒)_ヽ)
 ̄
∩⌒>⌒ヽ ゴソゴソ
/(';; _, ...,,)
( ,)...´;;;,,,..(ヽ
U(::::::ノ⌒)_ヽ)
∧∧
/(*゚Д゚) フトンサイコー
/ У~ヽ
(__ノ、__)
>>618 せっかく荒らしておられるのだから、タケシ批判してくださいませんか?
参考にしますんで。
相変わらず他人を貶めたり小馬鹿にしたり
頭のよろしい方ばかりのようで
>594 :名無シネマさん :2005/11/20(日) 16:08:33 ID:DkgkgiBY
>たけし信者はホントにバカだなw
>ヨーロッパでもすでに化けの皮が剥がれてるんだよ
他人の評価でしか映画が見れないみたいだな。
たかだか映画なのに。
しかし、内に秘める映画論があれば聞きたいものだ。
| ..i ..i ..i ..i ..i ..i ..i ..| __
| ..i ..i ..i ..i ..i ..i ..i ..|(┘) |*゚ー゚)|
| ..i ..i ..i ..i ..i ..i ..i ..| | ・)・)| .___
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::.<⌒/ヽ-、__ ::: /:: :....:::...:// <⊃ /
..:<_/____/:: /:....:::...: ..// <⊃ /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ /
で、脳内変換がお好きな昨日の必死のキチガイ DkgkgiBY の本日のIDは何ですか?
久しぶりに現れたモノホンみたいなので期待していますよ
コテハン使えばいいのに
DkgkgiBYは映画を愛するあまりキチガイになったんだろ。
628 :
名無シネマさん:2005/11/21(月) 01:29:18 ID:CdDsAUxJ
まさに映画狂人。スレタイの御仁やないの
スターウォーズの新しいの、なかなかイイ出来だと思うのですが
どうですかね?
新しいスターウォーズってテレビシリーズ?
映画の1〜3の事?
最近の映画は3が一番良いね。ジョージルーカスのダークサイド満載と言う感じ。
ハスミンのスターウォーズ評って、
ep4があったね。
「悪くないが、演出が官僚的」だってw
ep1 ep2 そして少しマシとはいえep3も演出に関してはまさしく官僚的って言葉が
笑っちゃうほどピッタリなんだけど、元総長は一作目で気付いていたわけだ
そういえば元総長は「ロッキー」一作目の時点で反共映画と断じていた。
当時は?だったけど、後のシリーズを見ると、まさしく・・・
632 :
名無シネマさん:2005/11/21(月) 19:59:08 ID:LAaQ7HH+
ハスミの言う”官僚的”ってのは、”バタ臭い”と同じ程度の意味しかない。
重彦自身が極めて官僚的な人間だからな
>>631 どういう所が官僚的というのかな?
ハスミではなく、貴方的に。
いや、べつに怒っているのでなく。
まじめに聞きたい。
昔風とか、演出にあんまり興味がないとは言えるかも。
ゴダール革命、いままでの本からのコピペで構成されてるだけの本じゃねえかああああぁ
ハスミ本って中央公論の分厚い二冊で十分っしょ。
>>631 「ロッキー」の反共性は松田政男も指摘していた。確かに、「誰もが夢を掴める自由と民主主義の国ア
メリカ」というメッセージそのままだからね。
ただ俺は、当時の英字紙誌にそういう批評が載っていて、総長はそれを見て向こうの知識層の
受け止め方を知ってたんじゃないか? と疑っているw
反共的って悪いことかね?
官僚的って、表立ってはILM(=政治家)まかせ、
大事なとこは自分が手綱を握ってるくらいの意味じゃねーの?
蓮實はSFってジャンルそのものに懐疑的で、
ルーカスはスピよりも認めてないかもしれん。
当時は同等だったろうが。
たぶんヒッピーとか大嫌いなんだろなー
官僚的って、別にSF映画でなくてもよく使ってるのを見るよ。
俺は「独創性がない」「凡庸」「平凡」くらいの意味かと思っていたが。
そもそも最初に官僚的って本で読んだとき、「はて、あんたの職業は?」と思ったけどね。
スターウォーズに真新しさはまったくないとは言える。
>>629 思わない。蓮實がウッディ・アレンを誉めるようになっても、タランティーノを誉めるようになっても
驚かなかったおれだが、アレを誉めたら相当驚く。
もし誉めるとしたら何か特殊な理由(相対的に別の映画を貶したいから、とか)があるとしか思えない。
映画制作のための組織の作り方について、言ってるんじゃないかね?>官僚的
ボトムアップじゃないっていうことが、映像の表層にまでハッキリと表れてる。
それが「スター・ウォーズ」のような映画だと。
俳優は勝手に自分で演技をし、カメラマンは勝手にカメラワークを決め、
音楽家は勝手に自分のイメージで作曲する、にもかかわらず結果的には
調和して、一つの作品として成立する。
そういうのがアメリカ映画の魅力なんだろう。
アメリカでは、監督やプロデューサーは
本来そういう組織を巧く調整(命令じゃなくてね)、鼓舞するのが役割。
ボトムアップな組織を愛する「経営学」なんていう学問が盛んなのも
アメリカだし。
官僚的とは、その逆で、トップダウンだということ。そういうスタッフの
組織設計が、映像の表層にまで表れてるってことじゃね?
ええ?
じゃあ小津の映画は「官僚的」なのけ???
>>643 スターウォーズにはそこまで言ってなかった希ガス。
ものすごく曖昧な記憶だが、奥行きがないとか、
画面が平面的で単調。
ほとんど人物がバストアップで動かないとか、
そういう感じで腐してた。
ちゃんと読み直してないんで間違ってたらスマソ
>>644 その辺が、東大みたいな組織に属していながら
「アメリカ映画、最高!」「トム・クルーズ大好き!」とか言ってた
ムッシュー蓮實の、屈折した不思議な部分で、
多分、「ボトムアップ=理想、トップダウン=現実、」
みたいな感じを抱いてたんじゃないかと。
自己演出できる良い役者が揃ってれば、監督は強権を発動しないで
OKかどうかを言うだけの、チェック機能に徹するよ、
でもお前ら(=俳優、その他のスタッフたち)、馬鹿だろ?
だったら監督が、創作主体として振舞うしかねえだろ、みたいな感じ?
いちおう世間では、監督が創作主体であるような映画批評が流通してるから
蓮實氏もそれに沿って発言してたけど、
一方で「Wの悲劇」に対する評論では、
「監督なんか、いくらでも、いる。プロデューサーが今の邦画には必要だ」
と言ってみたり、
阿部和重との対談では、かなりミーハーっぽくスター俳優を語ってみたりと、
一筋縄ではいかないところがあったしね。
アメリカは他の国に比べたらボトムアップな組織作りがうまくイッテル国で、
だから映画も相対的には素晴らしいんだと、思ってるんじゃないかな。
だけど立場上、その言い方は非常に屈折してる。
大前研一みたいなバリバリにアメリカン・ビジネスの人が言うみたいには、
アメリカ万歳とは言えなかったんだろうな。
かなり希望的観測入ってるレスですが。
648 :
名無シネマさん:2005/11/22(火) 04:35:01 ID:2FcWgD0J
>>643 世の中には官僚的な画面処理としての長回しがたくさんあると
「シネマの記憶装置」で言っている。
官僚的とはつまり頭を使わずにただ作業するといったニュアンスであろう。
融通が利かないとか。鈍感、感性が鈍いということだろう。
スターウォーズと村川透の「最も危険な遊戯」を比較して後者のフィルム的
膨張において優れている点を羅列している。
スターウォーズは狭い空間しか感じず、窪地とか地下水道みたいな装置で
拡がる宇宙のこととは思えないそう。ルーカスをベルイマンと同じぐらい
の頭の悪さと言っている。
649 :
名無シネマさん:2005/11/22(火) 04:37:25 ID:2FcWgD0J
>>647 基本的に映画的教養が無いと言っている。
カメレオンマンだけは誉めている。
>>638 例えば、総長の大好きなフラーも反共だしね。まあ、要するに映画的にツマラン(ジョン・G・アヴィルドセン
なんかダッセー)から「反共」も笑い飛ばせない、ということなんだろうけど。
>>648 >官僚的
映画的に見て画面が平板で凡庸だから嫌、ぐらいの意味でしょ? 上で言ってる
創作組織のことまでは指していないと思う。
もちろん、そういった制作形態の事情ぐらいは想像しつつ観ているんだろうけど。
>>646 黒沢清が「監督なんかいなくても映画は出来る。ただ、それだとつまらないので、
監督は映画に『個性らしきもの』を刻印するために存在する」という意味の
発言をしていたことがある(全くこの字義通りではないよ)
まあ、近代の商業芸術ってそんなものなんでしょうけど。
>「監督なんか、いくらでも、いる。プロデューサーが今の邦画には必要だ」
これは文字通りで、当時の日本映画の企画の駄目さ加減への警鐘でしょ?
>>647 >>649 「サマー・ナイト」に対する評価などで当初は「ただの馬鹿」(
>>649 の言うような意味で)扱いだったが、
イーストウッド「許されざる者」のパンフの文章を読むと明らかに擁護派に回っている。
「ハンナとその姉妹」あたりも確か、ベストテン候補ぐらいには置いていたはず。
653 :
名無シネマさん:2005/11/22(火) 20:09:48 ID:vDDns0Xj
エピ3のメイキング見れ。スターウォーズの製作のすごさがわかる。
衣装や撮影方法、小道具すご過ぎ
654 :
名無シネマさん:2005/11/22(火) 21:15:52 ID:2FcWgD0J
ルーカスは、それほど平板じゃないと思うけど。
>>646 希望的というか、ピントがずれずれじゃない?
官僚的というのはどう読んでもけなしてるだろ。
>>655 おれは
>>654 じゃないし、「スターウォーズ」(エピソード4)は好きだったし、今もテレビで観ると面白いと思うが、
こないだのエピソード3を観た時、演出の調子がずぅーっと一緒なのに、心底驚いた。
もし昔は平板じゃなかったとしても、今はそう言われても仕方ないと思う。
エピ1は途中で寝て、2の恋話でうんざりした自分的には、
3は黒くてそこそこ楽しめたが、あくまで相対的にってくらいだったな。
蓮實風にいうと、不意打ちっちゅうか、なんじゃこれって驚くような演出が一切ない。
2だっけ?
オビワンが落下するシーンあって、
なんかフィフスエレメントで飛び降りるシーンみたいなのとデジャブって鼻白みましたよ。
もちろんサーガだから、定型通り、定石通り撮ればいいってのもわかるけど、
視覚的な新しさは、THX-1138のときからなくて、キューブリックなんかより全然劣ってるね。
一見CGに依った視覚効果は目新しいし、そんな予算も凡百の映画には
つかえんわけだけど、見せ方としては、非常に保守的。
いつまでスターヲーズの話やってんの?
いやなら、他の話を振れよカス
661 :
名無シネマさん:2005/11/23(水) 05:10:37 ID:zZQHx6o3
他の話?えーと
ゴダールのリア王に出てたウディ・アレンは怖かったな。ラストのところ。
はげ頭がフレームの外に出てたから、コミカルな感じが微塵もなかった
>>658 演出が結構自然だと思ったのだけどね。
エピ3のはじめにクリストファー・リーが出てくるところとか。
ヤマ場をつくろうとする、あざとい演出がない。
ドキュン監督の必須アイテムのスローモーもなかった。
天才的なひらめきも、職人的技量もないが、自然だったね。
>>662 よくある演出だから抵抗感がなかっただけじゃないの?
664 :
名無シネマさん:2005/11/23(水) 13:48:23 ID:2EycduHL
デジタルビデオとかも関係ないだろうな。ヴェンダの部屋とかランドオブプレンティも
デジタルだけど、エピ3のような平板さは無い。
要するにカメラが走る敵を画面からはずしちゃって、見逃してしまうとか、当然
そこに自分がいたらありえる視点が無い。都合良すぎるというか。
カメラがそこにいたら後ろから殺されるかもしれない殺気感とか
アラブ人を必死で探し、見間違えるといった必死感。
エピ3がどこでもドアのようにルーカスが椅子にふんぞり返って画面
PC上で見てるのがミエミエで頭使っていない。
665 :
名無シネマさん:2005/11/23(水) 13:52:33 ID:2EycduHL
↑ヴァンダの部屋だったスマソ
「どこでもドア」はドラエモンのな。
666 :
名無シネマさん:2005/11/23(水) 14:04:58 ID:2EycduHL
ルーカスって言うのは宇宙に「どこでもドア」で椅子にふんぞり返って
出てくるんだろうって感じ。
男女がやってる部屋にもガーッと出てくるはずなんだけど、それは
なぜか映画にしないキングポルノ王。
ルーカスがエロビデオ撮ったって、きっと派手派手なホテルの部屋で
女はへそにピアスしている感じ。アヘアヘ言ってるのただ写してる
だけ。
男の視点から看護婦姿の女のまたぐらに足の指を入れるか、そういう
臨場感は作れない。他の患者にわからないか、そういった臨場感。
667 :
名無シネマさん:2005/11/23(水) 15:21:23 ID:oQOQoiHM
蓮實オタの醜い文章が花盛りwwww
668 :
名無シネマさん:2005/11/23(水) 16:33:50 ID:2EycduHL
>>662 難しいことはよくわからんけど、
それって阿部和重が言ってたことだと思うが
多分作家性を消すことで、
物語世界に集中させるってのが
成功してるのかもしんない。
>>669 作家性など主張しない職人監督にもメリハリはある。単に技量の問題。
671 :
名無シネマさん:2005/11/23(水) 23:50:10 ID:zZQHx6o3
ドン・シーゲルは、イーストウッドによると、
MTVの映像作家のように自己主張する作家じゃないとか。
蓮實の発言でも
「作家主義というのは、(世間で誤解されてるのとは違って)
誰も作家だと思ってない人を作家として発見することだ」とかいうのを
読んだ記憶がある。
「お前らアメリカ人は馬鹿だからハワード・ホークスは作家だということは
分かるまい」とかなんとか。
タケシーズって普通に面白いね。
まんまブニュエルだが、普通に楽しめる。
最近のタケシ映画では一番いい。
最初のシーンで、全滅した日本軍の基地にアメリカ軍が
おそるおそる入ってくるけど。
ああいう画がタケシも撮れるようになったのね。
>>672 おれも面白いとは思うけど……。
>まんまブニュエル
どういう意味で言ってるのかは分かるけど、ぜんぜん違うよ。
皆殺しの天使とか?
確かに全然違うかもね。
不条理をねらったわけじゃないし、ナンセンスコメディでもない。
わかりやすくただ面白い。
676 :
これか?:2005/11/24(木) 11:36:59 ID:Pnrhv90h
459 名前:名無シネマ@上映中[sage] 投稿日:2005/11/10(木) 14:39:08 ID:cUYynzV8
おまいらほんとに教養が無いな。タケシズなんて全部ブニュエルの
パクリじゃん。「欲望のあいまいな対象」でさらに上を行って二人
一役をやってるし、同じ場面が何度も繰り返されるってのも「皆殺し
の天使」でやってるし、行く先々でヘンなことが起きたり死人が
生き返ったりするってのも「ブルジョワジーの密かな楽しみ」で
ブニュエルがやってる。暴力場面も「昼顔」でもっとうまくやってるし、
星座とかオッパイ・スクラッチも「アンダルシアの犬」なんかで
似たようなことやってんじゃん。知っててやってんならパクリだし、
知らないでやったんなら、それこそ世界中の笑い者だよね(W
677 :
673:2005/11/24(木) 12:28:29 ID:YcbXEc+4
>>675 いや、だから、どういう意味で言ってるのかは分かるって書いてるでしょ。
一番のポイントは夢の中でまた夢……の迷宮でしょ(
>>676 のコピペはここをちゃんと書いてない時点で失格)。
それはね、たとえて言えば、ジャンル映画内で同じようなものがある……ってぐらいの共通性だと思うんだよな。
ブニュエル観ただけであの映画は作れないし、観てなくても作れる可能性は大いにあると思うよ。
「まんま」とか「パクリ」とか言えるようなものじゃないよ。
上で見た書き込みへのレスだけど、
本当に今現在の映画で、
「映画史的記憶」なんかが重要なのか?
これは蓮實本人も含めて、
90年代に放棄されたテーゼだと思うんだが。
>>677 話しの構造がね。ブルジョワジーみたいでしょ。
たぶん、ブニュエルの一連の作品はみたんでしょうね。
だからって何の文句もありませんよ。
だって、面白いのだから。
批評するひとには、自分たちの拠り所だから重要。
(相当数見てるシネフィルもwwwww)
作り手は、あんまり気にすると何も作れなくなるし、それほどでもない。
普通の観客は、面白ければどうでもいいから関係ないっしょ。
しかし安易なオマージュとかリメイクとか、
元ネタが明らかに割れてるもんは、完全に賞味期限切れてる。
重要かどうかは別として、「映画史的記憶」に無自覚で
何の配慮もせずに映画って作れるのかね。
そういう意味でも、北野武とかTAKESHIS'の存在っていろいろ面白いと思うわ。
681 :
名無シネマさん:2005/11/24(木) 15:06:16 ID:ITkDDF1C
>>678 歴史を知らなくても生きられるし、狼に育てられた少女は12歳(確か?)まで
生きられた。むしろ映画的記憶が無い「狼少女」の方がめずらしい。
しかし、悲しいかな、狼少女は人間の醜い教育を受け、人間になった
時、死んだのだ。
映画に殺されないように映画を作るための武器、それが映画史。
タケシーズって、もっと
うわ!やっちゃったー(赤面);
というのかと思ったけど、そうでもなかった。
やっぱり
>>676とおりブニュエルは見ていると思うけど
自然に消化していたのが意外。
全然映画の教養なかったのに、よく見れるようになった。
折れはやっぱり初めの太平洋戦争のシーンが好き。
アンゲロプロスを見て勉強したのではないか?
683 :
名無シネマさん:2005/11/24(木) 20:26:20 ID:ITkDDF1C
タケシーズは北野武の映画史1でしょう。
すべての映画を目指す者への教育映画。フランクルは避けて通れないし、
現代版狼少女。
タクシーに乗ってくるのはゴダールと溝口。
トリックでわかる引用とわからない引用が混じっている。
わからない引用が味噌なんじゃないの。
一般批評家にはこの謎は解けない仕組みになっているし、適当な
言葉も言えない仕組みになっている。と思うのだが。
この仕組みはヒッチコックの見知らぬ乗客かもしれんw
非常に新しく斬新。新しいフォルムの発生。
観客とのキャッチボール。もちろん違う方向に投げる。
685 :
名無シネマさん:2005/11/24(木) 20:35:58 ID:ITkDDF1C
デブ二人はゴダールの「勝手にしやがれ」
芸者みたいのは溝口の「祇園の姉妹(ぎおんのきょうだい)」
でしょう。
そこまでタケシが映画が好きとは思えない。
そういう引用があたかもあるかのように、
思わせて、本人が笑う映画。
「映画評論家ってホント頭でっかちでやんのww」
ホントに引用だったら逆にひどくつまんない。
中原昌也は文学界でつまらん映画といってたなタケシズ。
ごめん図書館で読んだから良く覚えてない。
691 :
名無シネマさん:2005/11/24(木) 22:03:28 ID:5Ezv/xLc
>>688 作品板には、中原が誉めてた発言が引用されたような希ガス
>>687 阿部嘉昭なんかバカだから、「みんな〜やってるか」まで映画史的引用に
満ちていると絶賛。これがギャグではなく本気で言ってるらしい。
「みんな〜」は傑作だろう。
694 :
名無シネマさん:2005/11/24(木) 22:27:59 ID:5Ezv/xLc
みんな〜は、撮影所で矢が刺さって倒れてる武士の撮り方が黒澤っぽい
と思ったくらいか?
>>692 「みんな〜」はウッディアレンの「泥棒野郎」が
やりたかったのだと思うが。
折れ的には馬鹿馬鹿しさが足りなかったので不満。
銀行強盗をしよう→銃を手に入れよ→川口の鋳物屋で働いて密造しよう
くらいかな?笑えたのは。
697 :
名無シネマさん:2005/11/24(木) 23:04:36 ID:ITkDDF1C
だから教育映画なんだよ。引用のあとタケシならこうするを加えているん
じゃないの?まさに学術的正統派なんだってこと。実務教育。
映像によるアカデミックな論文。
シーンの尻こそタケシなんじゃないかな。
698 :
名無シネマさん:2005/11/24(木) 23:29:50 ID:ITkDDF1C
タケシーズは
タケシが公開教育用テキストを作ってるってこと。
これに間違った批評したら、学術的に残るってことでしょ。
ツーファイブ、ジャズだよ。
(´ι _` ) あっそ
>>696 >銀行強盗をしよう→銃を手に入れよ→川口の鋳物屋で働いて密造しよう
字幕戸田奈津子のとこね
そういえば宮路社長ももうこの世にいないんだなあ
中原は、カドカワで、キチガイ向けのどうにもならんぐだぐだの悪夢なんて言ってたけどね。
ただ貶してはいなかった・・・と思う。
ま、本当にスレ違いなんで、北野武のネタは余所でやるべきじゃね。
中原はゴダールの訣別ワケワケメという評論を書いていたな。
正直でよろしいと言うべきか。
>>698 >ツーファイブ、ジャズだよ。
きみがツーファイブという言葉を知っているというのはよく分かった。それだけ。
タケシズはブニュエルじゃなくてロスト・ハイウェー、マルホランド・ドライブでしょ
705 :
名無シネマさん:2005/11/25(金) 07:41:11 ID:DFBBTCNK
孤児(武)が映画史という一族と共に過ごして愛される...
『嵐が丘』だね やっぱブニュエル的か。
>>704 喜劇的であることと、編集が似てるだけで、他は何もかもあまりに違うな。
ケミカルとナチュラルくらい違う。
前の方に、脚本なんていらないなんていうアホがいたな。
ルビッチュなんて見たくないという奴なんだろうか?
708 :
名無シネマさん:2005/11/26(土) 01:06:49 ID:gzncTpQP
この手のスレを見るといつも疑いたくなることなんだけど、
お前らってホントに映画好きなの?
まぁ確かに俺も前までは他人のレスで「あ、この人はちゃんとした映画の見方を知らないんだな」とか思っても、
自分の考えばかりが合っているんじゃないと自分に言い聞かせてたよ?
でもね、その思い込み自体が間違ってることに最近に気が付いた。
だってあまりにもみんなが映画を理解してなさすぎるんだもん。
俺は普通の人と違って、映画を見ながらもちゃんと「考えている」。
ただボーっとスクリーンを眺めるのではなく、ストーリーやセリフに隠された複線を探し、登場人物の心情を深く理解するのさ。
映画が終わっても、俺はそれで終わらない。終わらせない。
その後も多くの批評家、評論家の意見を聞いてより理解しようと努めている。
そうするとね、やっぱり自分がいかに正しい映画の見方をしているのかが分かったんだよ。頭のいい映画評論家とは大抵意見が合うんだ。
「お、この人分かってるねぇ」って。
逆に頭の悪い映画評論家には全く同意できない。何て言うか、ただ映画を見て
「俺は映画をちゃんと理解してるぞ」っていう幼稚な自己満足に浸っているだけのような感じ。
そしたらね、その時の不快感がどこかで感じた気持ちと似てることに気が付いたんだ。
そう、まさにこのスレ。
君達は映画が好きなんじゃなくて、映画を見ている自分が好きなんでしょ?そして、映画を「人とは違う」理解をしている(つもり)の自分が。
こんなこと書くとどうせ「感想は人それぞれだ」とか言うんだろうけどさ…。
まぁ、理解できないなら別に構わないよ。俺はそんな人に映画を理解してほしい、むしろ「映画を愛してほしい」とは思わないから。
とにかく、俺が言いたいのは映画を見て「○○はつまらない」「○○はクソだ」とか簡単に言うなってこと。
いや、言ってもいいけど、それは「お前が映画を選んでいる」んじゃなくて、「映画がお前を選んでいる」という事実を分かってほしいんだ。
みんなさぁ、真の意味でもっと映画を愛そうよ。
それが映画を理解している俺の意見、考えだから。
709 :
名無シネマさん:2005/11/26(土) 01:11:54 ID:iEpZGSFB
デビルマンはつまらない。
デビルマンはクソだ。
711 :
名無シネマさん:2005/11/26(土) 01:24:27 ID:iEpZGSFB
orz
712 :
名無シネマさん:2005/11/26(土) 01:38:15 ID:Yn0drm2/
こんな長文、よく規制に引っかからなかったな
713 :
名無シネマさん:2005/11/26(土) 02:45:04 ID:XIAiXBLD
>>708 ストーリーあら捜ししたり、伏線なんて考えるのはもはや純粋に
映画を楽しめていない証拠だよ。
間違った見方をテレビから押し付けられてるから不幸だよね。
あのさ。浅田アキラが映画好きだってのはインチキだと
思うわけよ。評論でも教条的なものしか書いてないし。
715 :
名無シネマさん:2005/11/26(土) 02:52:04 ID:XIAiXBLD
>>708 「渡る世間〜」なんか、主婦が台所仕事しながらもわかるように、
集中して画面見なくてもセリフでわかるようにできてるしね。
そういうのもあっていいじゃん。
野島ドラマの人間失格だって途中から見てもなんとなくわかったよ。
殺気がセリフの裏から感じられたよ。
そういうのもありじゃん。
しかし、漏れはゴダール映画史のチカチカと「バンドワゴン」の
美しい赤いドレスを見たいし、ゴダールの葉巻から出る煙に
永遠を感じるわけ。そういうのダメなの?
716 :
名無シネマさん:2005/11/26(土) 02:54:07 ID:dwikP8Lu
詩人にでもなったつもりか、この虫けら。
m9(^Д^)プギャーーーッ
こういう痛々しいレスつける奴らは普段どんなとこに生息してるんだ。
719 :
名無シネマさん:2005/11/26(土) 04:00:48 ID:XIAiXBLD
光と闇のあるところに生息してるんだよ
いいこと言うなあ>719
721 :
名無シネマさん:2005/11/26(土) 05:18:30 ID:Yn0drm2/
どこにも棲んじゃいないのさ
722 :
自分語り:2005/11/26(土) 06:02:03 ID:rbuZNU0C
ジャスコやブックオフがある程度の田舎つーか地元に就職して
2年近く経つがすっかり蓮實的なものとまったく触れ合うことがなくなったなあ。
ちょっと大きめのツタヤだとDVDが増えてスペースが浮いたせいか
見てなかった映画とか見れたりしてるけど仕事忙しいので映画自体見れて無いけど。
東京ええなあ
723 :
名無シネマさん:2005/11/26(土) 07:05:45 ID:Yn0drm2/
これからはDVDシネマの時代だから大丈夫。
何のスレだか分からんぞ、ここ
726 :
名無シネマさん:2005/11/26(土) 13:38:11 ID:99lj9F/S
映画評論家としての蓮実(蓮實)重彦には、もう語ることもないってことさ
>>725-726 もともとここは自分語りをするスレだからいいんだよこれで
重要なのは除いてる奴と書き込んでるかが蓮實を経てきているか否かだけ
映画を見るにあたってこの視点を欠いてる事は決定的だからな
だからこそYn0drm2/とかXIAiXBLDみたのが必死に1日何回もレスするわけだし
いまさらスレのあり方なんかどうでもいいだろ、うぜえ?
おまえら映画じゃねえんだよ。
映画がわからなくても
映画にはなれるんだよ。
729 :
名無シネマさん:2005/11/26(土) 16:03:31 ID:XIAiXBLD
ハスミンはタルコフスキーは芸術ができないという理由で共産国家出て亡命したダメ
な奴だが、映画が選んでしまった映画監督だと言っている。
亡命もしたことないくせに
よく偉そうな口きくよな。
731 :
名無シネマさん:2005/11/26(土) 16:22:55 ID:gzncTpQP
730
ハゲドウ。
こういう尊大な態度だけ真似するバカが、
ハスミ虫になりがち。ウザイ
732 :
名無シネマさん:2005/11/26(土) 17:33:17 ID:XIAiXBLD
いかなる政治体制にあっても映画を撮り続けたブニュエルやフリッツ・ラング
に対して失礼だということ。
>亡命もしたことないくせによく偉そうな口きくよな。
「鉄筋抜いてマンション作ったことないくせに偉そうな口きくなよ」
と同じ。
>>731 鉄筋が少ないと言ってるのを尊大だと思うのは君の自由。
>>732 揚げ足取りとかじゃなくて、純粋な疑問として尋ねるのだけど、
ラングはナチという政治体制で映画を撮り続けるのを拒否して、亡命したのでは?
ナチとソ連じゃ違うってこと?
自分は(原文は読んでないから分からないけど)
>>729 の件は
「芸術できないから」の部分にミソがありそうな気がするんだけど……。
あなたの書いてることだけじゃ、ちょっとわけがわかりません。
(もちろん
>>730-731 みたいな奴らは本当にダメだと思いますが)
>>732 ブニュエルもラングも好きでやっていたわけじゃないし、
自慢できる事でもないんだし。
おまえもやってみろよ!と言うんじゃない?
>>732 >亡命もしたことないくせによく偉そうな口きくよな。
「鉄筋抜いてマンション作ったことないくせに偉そうな口きくなよ」
と同じ。
おいおい。映画作るたびに検閲でズタズタにされるわ、
物資不足だわ。KGBとかウロウロしているわ。
あのソ連末期を考えて言っているの?
736 :
名無シネマさん:2005/11/26(土) 19:48:09 ID:XIAiXBLD
ドイツ時代のラングは「メトロポリス」「M」などを撮った。
ラングは33年に政権を握ったナチスの宣伝省のヨーゼフ・ゲッベルス博士
が『怪人マブゼ博士』のラストに反ナチの精神を読み取って出頭を命じられ
るが、母親がユダヤ人であるラングは、熱烈なナチス党員だった妻のハル
ボウに別れも告げずに、その日のうちに荷物をまとめてフランスに逃亡した。
逃亡先のフランスでパリでシャルル・ボワイエ主演のファンタジー映画『
リリオム』(34)を手掛けた後、渡米。
ハリウッドで「暗黒街の弾痕」、「死刑執行人もまた死す」
「飾窓の女」など20年間で22本。低予算のB級映画を撮り続けた。
メトロポリス時代を知る批評家からはもはや忘れ去られていた。
そんなラングを擁護し映画に出したのがゴダールで「軽蔑」にその姿を
見ることできる。
ブニュエルはダリに脚本を頼み母親に5千ドロス送金してもらって「アンダルシア
の犬」を作り、世に出た。ブルジョアのモラルの破壊。それがテーマ。
フランスで撮った「黄金時代」キリスト批判をして、スクリーン
にインクをぶっかけられたりフィルム没収されたり。仕事を干された。
祖国スペイン内乱で反フランコ映画を撮ったが、ドイツ軍の加勢でまたもや
仕事を干された。10年仕事を干されながら頑張った。
その後メキシコに渡り「エル」や「皆殺しの天使」を撮る。
その後フランスに戻り映画を撮るがフランス映画界への居直りは貫く。
70才になっても撮り続けた。「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」である。
フィルメックスには来てるの?
738 :
名無シネマさん:2005/11/26(土) 20:49:11 ID:iEpZGSFB
>亡命もしたことないくせによく偉そうな口きくよな。
「鉄筋抜いてマンション作ったことないくせに偉そうな口きくなよ」
と同じ。
なんだこの喩えはw
739 :
名無シネマさん:2005/11/26(土) 20:56:32 ID:XIAiXBLD
タルコフスキーは「詩的な世界の創造」「作家の自由」「芸術」を口にしている。
それができないから亡命したという。
じゃあ、ここに木造の下宿宿があって、ブニュエルとラングとタルコフスキー
が下宿しているとしよう。
ブニュエルは毎日来る右翼の街宣車に石を投げ込まれても、無視しながら
生活する。車でこっそり来て街宣車に追突して、すまんすまんと
言うかもしれない。
フリッツラングは毎日来る右翼の街宣車に賄賂を渡してお引取り願う。
または、右翼の青年に、君を主役に映画を撮りたいんだがと言い、
出資をしてもらう。
タルコフスキーは右翼の街宣車が来て石を投げ込まれると、「おい、
投げる場所が違うぜ、俺は芸術家だ。罪は無い。隣のブニュエルに投げろよ」
と言う。
>>736 たしか蓮見はタルコフスキーの芸術マンセー主義は古くね?
って言っていたよな。しかしブニュエルもラングも、これよくね?
と言って映画作っていたわけじゃなくて、日銭稼ぎの請負仕事をやってたわけだ。
ようするに蓮見にはタルコフスキーの映画が古く見えて、
ラングやブニュエルが新しく見えたんだ。
見えたというのがポイントなんだろう。
>>739 わけわかんねえよw
あんたおかしいよ。
要するに、
ハスミは、
「芸術?映画のほうが偉い」
といってるんだよ。
だから、芸術として映画をやってるタルみたいなのを
「映画を信じていないが、映画に愛されている」
と馬鹿のひとつ覚えのようにいうわけ。
それを映画ヲタクは
「そうだそうだ。映画体験こそ最上のもの。芸術や詩的な映像なんて糞食らえ。映画的記憶による強度を!」
とこれまた馬鹿の一つ覚えのように吼えているという図。
いや。XIAiXBLDのたとえ話が常軌を逸しすぎているのだが。
ヤレヤレ、マタ キティガ ワイテキタゾ…
ホジホジ(´σ_` ) ポイ( ´_ゝ`)σ ⌒゜
11/20(日)DkgkgiBY 10res.
11/22(火)2FcWgD0J4 3res.
11/23(水)2EycduHL 4res.
11/25(金)ITkDDF1C 5res.
この人すごく、気持ち悪いです。
746 :
733:2005/11/26(土) 21:33:10 ID:zwFOyBRl
すいませんが、XIAiXBLDさん、あなたの説明は本当に分かりにくいです。
とはいえ、いろいろとご丁寧にありがとうございます。
どこが分かりにくいか、こちらから説明する能力がないのが悔しいのですが、
一点だけ、具体的な疑問を呈させて下さい。
>>736 を読むと、ラングは反ナチなのがバレたから、
文字通り身の危険を感じて亡命したように読めます。
しかし、ラングのインタビュー本(「映画監督に著作権はない」)では、
本人自ら「ゲッペルスが、ドイツ映画産業を指揮してくれないかと言ってきたので、逃げ出した」
と言ってますよね(筑摩書房刊 14ページ)。
だとしたら「いかなる政治体制にあっても映画を撮り続けた」(
>>732)という表現は、
ナチ体制下の映画産業の中で陣頭指揮を執って映画を撮り続けた場合の方が、
ふさわしいのではないでしょうか?
(繰り返しますが「亡命もしたことないくせに」なんてのがダメ意見というのは同意です。
私のあなたの意見への疑問が、彼らのような馬鹿に利用されたら嫌なのですが……)
XIAiXBLDに多くを尋ねないほうがいいぞw
摩訶不思議なたとえ話をまた…
748 :
名無シネマさん:2005/11/26(土) 21:54:08 ID:B75d+rdJ
映画作ったことないくせにとか、
亡命したことないくせにとかさ、
いいっこなしでしょ。
ラングは最近やっとDVDが充実し始めたのでありがたい。
もっとも日本盤は一部を除いてクソばかりだが。
正直言って「暗黒街の弾痕」は面白いとは思えない。
ごめん。
752 :
自分語り:2005/11/27(日) 00:39:57 ID:8t4L5u1m
小津に五十鈴はちょっとしか出てないがどうするつもりだ。どうもしないか。
亡命と言えばストローブ=ユイレだいやセリーヌだ小説の方がスゴイ、和訳しか読んでないけど
753 :
名無シネマさん:2005/11/27(日) 00:45:57 ID:Fi3xYTBu
>>746 フリッツ・ラングはゲッペルスを殺したと思うよ。人を殺せる男だよ。
フリッツ・ラングは。よーく正当防衛や人権を知っている。
同じユダヤ人の中でもフリッツ・ラングを逃げた弱腰野郎と馬鹿にした人々
もいると思う。大衆の残酷さも十分知っているし、フリッツラングの倫理観
は「死刑執行人もまた死す」に出ているよ。人を殺してもいい瞬間を
知っている。頭が良いし、法律をよく勉強していると思う。ギャング映画を
愛しているんだよ。
武器を持って戦える男だよ、フリッツ・ラングは。
従軍もしてるから、当たり前だけど。
ゲッペルスもまた人を殺していい瞬間を知っている。奴はフリッツラングに
銃を出させない。それをフリッツ・ラングは知っているからこそ、
もはや殺されていると感じたのだろう。殺せなかった無念からアメリカへ行ったのだ。
もちろん母親を助けるために一度フランスに行ったが。
そんな映画を作っちゃ困るな、そんな思想はダメだぐらいで亡命した者とはそこが
違うと思う。贅沢モードで亡命をしたタルコフスキーとは違うのだ。
映画がタルコフスキーに要求したのは「詩的なものを作るな」ということであり
それに歯向かい、俺は映画より偉い芸術なんだと思っていたのが彼だろう。
たまたま癌になって死んだのは残念だが。残念なのは、タルコフスキーが映画に
従う時が来たかもしれないという無念さだろう。
>>754 馬鹿に何いっても。。。
ふつうに面白いし泣ける
よほどつまらん感性してんね
>>756 そんなのじゃダメ。絵が平板だったんだもの。
758 :
名無シネマさん:2005/11/27(日) 01:00:47 ID:Fi3xYTBu
俺は映画より偉い商売なんだと思って映画を作っているタルコフスキーも
日本には大勢いるし、海外にもそんなタルコフスキーは大勢いるんだよ。
タケシが偉いのは俺は映画より偉いコメディアンなんだって思っていないこと。
その証拠にエダマメに「映画ではそんなことするな」と言っているよ。
>>756 あんた正直いって、ハスミがイイと言ったから
そう言っているだけでしょw
>>759 なんでハスミがいいというと面白くなるんだ?
>>760 処刑執行人もまた死す、外套と短剣かなあ?
恐怖省とか見てないんだよね。
>>761 面白かったら具体的に言えるじゃない。
だからあやしいと思って。
>>762 だからどうした。絵が平板だから面白いんだろ馬鹿が。
>>765 絵とかあんまり関係なく見ているわけねw
悪いけど他の人いないかな?
>>770 おまえ女だろ、大学生あたりか?
ハスミに憧れてラング見てみたが面白くなくてここで他の意見きいてヒステリーになってるんだな。
つまらん感性だなどうでもいいけど
>>771 まだいたの?
外套と短剣とか面白いっていってるじゃん。
昔の無頼の谷とかメトロポリスも別な意味で面白かった。
暗黒街の弾痕ってラングのおどろおどろしい所が希薄に見えたんだよね。
正直言ってラングはあんまり見てません。
だから、どこが面白いのでしょうかとお伺いをたてたら、
あんまりよくないのがきたんで。ごめん。
つうか面白いもんは面白いよ
べつだんかっこいいところとかないけどさ
ふつうに面白いだろ誰が見ても
照明もいいし女優もいいし話も面白い
それを絵がどうたらといっちゃおしまいよ
そんな佐藤忠の感想文みたいなこと書かれて
どう受け答えしてよいのやら…
>>772 おどろおどろしい?おれはそうは思わないなあ。
表面的な雰囲気に飲まれているんじゃない?
具体的にどこがそう感じたわけ?
実際、弾痕みれば分かるけど、ラングはイマージュの人間だから。
雰囲気でイメージ理解はいただけないなあ。
あとレスする際は、もっとどっしりいこうや。
女の子がもろばれだぜ。
例えばさ、お話はどうだったの?
男がいてさ、女がいて、最後は死んじゃう。
見ていてハラハラするし、どきどきするじゃん。
途中の車もかっこいいし。
闇がきれいで、車のライトがぼうっと光る。
おれは好きだなあ。
他のラングの作品もいいけど、お話がいちばんよくできてる。
だからふつうに面白いと言ってるのに。
絵の評価?よく分からないけど、そういう個人的な評価は知らないよ。
フェリーニでも見てろとしか
別にラングだの蓮實だの、
そんな名前出さなくても最高に面白いし、感動するじゃん。
『暗黒街の弾痕』
kEptHAafを召還して申し訳ありませんでした。
すいません。
>>779 どうしてそういうこというかなー
でも面白いもんは面白い
それ以上のことはそれぞれの趣味の問題
ラング作品の順位なんて人それぞれやん
ハスミがいいといったって趣味の話でしょ
価値観は人それぞれ
で弾痕は話が単純だし万人向きだしジャンル映画として楽しめるから
ふつうに面白い
それがつまらなく思うのは、よほど貧困な感性をしてるか突飛な完成をしているのかのいずれかで、
それを無視してお伺い(?)を立てるのは、馬鹿のする身振りだということ
>>778 そうそう。燃え燃えだよねー。
ラングがイマージュの作家なのは、そういう燃えや萌えの感性をうまく拾えるからだね。
ゴダールができないのもそこ。
782 :
名無シネマさん:2005/11/27(日) 01:57:52 ID:137k31rD
このスレって蓮實の言ってることに対して何か言うと、自分のことを蓮實に同一化して弁護する人いるねw
>>783 え?お誘いですか。照れるなあ。
じゃあ、いっしょにいきましょうか。むふふ。
785 :
名無シネマさん:2005/11/27(日) 02:09:31 ID:Fi3xYTBu
ヴェルナー・ヘルツォークの評価は
蓮實は×
黒沢清は○のようだが・・・
「神に選ばれし無敵の男」とか。あれってフリッツラングかな?
日本人も馬鹿にしている。
DVD借りたけど、右翼に傷つけられていた。
神に選ばれし無敵の男
大好き
あれめちゃいいじゃん
おれは
>>778 だけど、そういうスレタイである以上、
kEptHAaf が行く必要ないと思うな。
だってえ、繰り返しになるけど「暗黒街の弾痕」なんて、別に蓮實を知らずに、
たまたま観ても、普通に面白い映画じゃない。
もともとこの映画をリバイバル上映したのは、水野晴郎じゃなかったっけ?
蓮實が褒める以前に、クラシックな傑作としてリバイバルしたんだよねえ。
だからわざわざ
>>783 の書いたスレに行って、「蓮實の褒めてる映画」
というせまーいククリに、押し込むことになるんじゃないかなあ。
というか、ひとりの「暗黒街の弾痕」好きのおれは、嫌だな。
おれは蓮實の嫌いなクローネンバーグも、無視してる石井輝男も、
ジャッキー・チェンも好きだし、
蓮實の好きなホー・シャオシェンとか、あまりいいと思えないもんな。
だから、行くな。kEptHAaf。そして、消えちまえ。Khc1dwvK。
788 :
787:2005/11/27(日) 02:24:12 ID:sq5QmNqN
だからわざわざ
>>783 の書いたスレに行って
↓
だからわざわざ
>>783 の書いたスレに行くなんてことは
>>787 kEptHAafはね。普通に荒らしだからね。しょうがないよ。
正直面白くないんだから、そう排除されても困るんだよね。
ホウショオシェンつまらないと言ったら、頭ごなしで
馬鹿扱いされたら、あんたも嫌でしょうよ。
>>787 というか、そもそもこのスレ自体が蓮ミンの批評家活動についてのスレなんですが…
>>1 できればkEptHAafVSKhc1dwvKみたいなチャット的な事は他でやってもらったほうが有難いし。
少々の脱線程度ならいいけど、新作や○○監督の評価についてなんかを延々と
このスレで議論し続けるなんてのはいい加減、度が過ぎた振る舞いだと思う。
端的に言って「ウザイ」、のですよ。
スレタイが気に入らないんだったら、新しいスレ立ててそっちでやってもいいんじゃないかと。
791 :
787:2005/11/27(日) 02:48:01 ID:sq5QmNqN
>>789 >ホウショオシェンつまらないと言ったら、頭ごなしで
>馬鹿扱いされたら、あんたも嫌でしょうよ。
嫌だけど、
>>759 みたいな糞レスは絶対しないですよ。
>>790 スレ目的より、ハスミンうんぬんより、「暗黒街の弾痕」の方が大事だねえ。
傍から見ていると
傍から見ていると・・・ Khc1dwvK の性根の卑しさにヘドが出る
795 :
787:2005/11/27(日) 02:57:33 ID:sq5QmNqN
>>787 ハスミンはジャッキー・チェン無視して無いよ。
批評で取り上げないだけで、結構見てるし、褒めてる。
十五年以上前のことだが。
物凄く意外なのは、元総長は
799 :
787:2005/11/27(日) 03:09:13 ID:sq5QmNqN
>>797 ああ、そういう情報は面白いですね。おれはてっきり黙殺してるのかと……
(でも、「批評には取り上げてない」以上、そう思われても仕方ないですよね?
すぐに「取り上げろ!」ってんじゃなく、ジャッキーが登場して、これだけ経ってるんだし)
どういう場で、どういう風に褒めてました?
うわぁ〜 オレ、こんな事ばかりやってる・・・
物凄く意外なのは、元総長は「ミリオンダラー・ベイビー」にはどうしても納得できず悔しかったと発言している事
長文の批評、どこかに書いていませんか?
>>799 最早、具体的な事は何も憶えていないのだが
映画表現論の講義で、最近何を見ましたか?と聞かれてジャッキーの映画を挙げると、褒めてましたよ。
ちゅうか、チャップリンよりもキートンを持ち上げてるハスミンだからなぁ。
802 :
名無シネマさん:2005/11/27(日) 05:11:15 ID:Fi3xYTBu
ジャッキーの映画を持ち上げるなら、007も持ち上げなければならないし
ゴミを東京湾から引っ張り上げると、得体の知れないいろんなものがぶら
下がって引っかかってくる。
アランドロンや今村映画、ロッキーシリーズ、寅さん、
もっといっぱいあるぞ。
タクシードライバー、炎のランナー、アマデウス。見るも無残
なゴミが。映画をなめ切った連中が作った映画だ。掃除しろよ!
そんなゴミを埋め立ててまたゴミを作っているのが世の常でしょう。
そして、ゴミを捨てられない変なテレビ局の職員もいるのでしょうね。
これでみんな食ってきたんだから、仕方無いでしょう。
803 :
名無シネマさん:2005/11/27(日) 05:36:51 ID:Fi3xYTBu
東京湾のゴミ拾いをボランティアでやる偽善者も多いけど、
そんなんできれいになるはずないじゃん。
整理、分別して有効利用できる資源は引用し、
もはや何の役にも立たないものはごみとして無視して捨てなきゃね。
役に立たないもの 例
・服を脱がないストリッパー
・ビニールで覆われた車
・映画じゃないエセ映画作品
・生きてる内が花とほざく生きてるだけの役に立たないニンゲン
・若者のはかない夢
804 :
名無シネマさん:2005/11/27(日) 23:49:52 ID:FOD8ZGDg
↑に付け加えるなら
・早朝から2ちゃんで悪態ついてるヤツ
蓮實先生はやっぱ良い意味での愚鈍さに恵まれてて最高!
さて、アワーミュージックについてについて少なからずお話させていただきます。
アワーミューック。もちろんゴダールの最新作であり、彼自身にとっての記念すべき映画
となりました。
記念すべき?
われわれにとってはいつものゴダールではないか。なぜ彼には
記念すべからざるを得ないのでしょう。
それはとりもなおさずゴダールから
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
810 :
名無シネマさん:2005/11/28(月) 22:00:53 ID:AMFzbGwF
キチガイ死ね
アメリカとフランスが消失したことに由来しそうなのです・・・
かといって健忘が彼を襲ったわけではない。それが証拠に
我々だって忘れていたではないか。でもゴダールだけは
それを映画に出来るだけの権力を享受する才能があるからそうなのだ。
ひえ〜、続かん。
蓮實さん助けて〜
名古屋で会いましょう。
815 :
名無シネマさん:2005/11/28(月) 22:37:14 ID:yoWUMhfB
ハスミンの「映画狂人最後に笑う」のP214に誤植発見。
増村保浩→×
増村保造→○
河出書房さんヨロシク。
>>807 Godardにも出来不出来はあるよ。
それがわからない奴は踊る大走査線見ていた方が無難。
Godardは「息切れ」以来下降線。
出来不出来あろうが、好き嫌いは関係ないもんね。
わざわざゴダールって書かないのは、嫌みかね?
ほんと底意地の悪そうなネクラの巣ですな、ここは。
>>818 ネクラにネクラと言われたくないな。
誰でも出来不出来があるという当たり前な事実が嫌いですか?
んなら当たり前の事実をしたり顔で語らなくても結構。
別に踊るを貶める必要もなければ、
勝手にしやがれ以降を下降線なんて断言すんなっつうことだ。
このドネクラがwwww
>>820 語るということは、それはすでに当たり前のことではないのか?
貶めるというのは発言者ではなく、聞き手ではないのか?
そもそも断言ということは話をとぎる、つまり呼吸をすることだ。
人は相手に自己を投影することでしかコミュニカシオンをとれないという。
ということは自分というものは何なのだろうか?
822 :
名無シネマさん:2005/11/29(火) 01:18:22 ID:D5+oFJ/C
このスレって2、3日に一回は基地外同士で言いあってるねw
>>822 狂人を判定できる人間なんているのだろうか?
824 :
名無シネマさん:2005/11/29(火) 01:55:44 ID:ZZx6ZKZh
精神科医
このスレのキチガイジーサンだけは許さないから。
このスレを読んで分かったこと。
1.蓮實ヲタは痛い。
2.蓮實アンチも痛い。
3.痛い連中を釣って金儲けする蓮實は、評論家界の小嶋社長だ。
>>827 嘘つきが嘘と言った時の真実はなんであるのか?
痛い人間が痛いと言った時の痛みはいかなるものか?
つまり事象が一定の枠内に制限される、
これは映画のフレームと似てはいないだろうか?
またおまえか。
831 :
名無シネマさん:2005/11/29(火) 19:10:22 ID:wNYbSmKi
>>829 それを言うなら「知覚」それ自体がそうじゃないか?
ベルクソンの、いわゆる「縮減」とイメージの関係性・・・
832 :
名無シネマさん:2005/11/29(火) 19:12:55 ID:CYVmac9z
ヒューザーってヒューマンとユーザーでつけたんでしょ。
まさにテレビドラマ映画じゃん。大衆にとにかく「泣け」、
「笑え」「はかない夢を見ろ」「原作本を買え」「ストーリーを
細かく追え」「面白くない?おかしいんじゃない」って恫喝して
糞映画を良かったと言わざる得ない状況に追い込む手口はまさにそれ。
833 :
名無シネマさん:2005/11/29(火) 20:01:04 ID:PvTwFfF4
大寺さんの新刊を読んでから出直して欲しいですね。
しげじいって、リンチの評価は、△だっけ?
ちなみにおれは、×
あとクローネンバーグも△?
しげじいああいうの嫌いそうだけどな。でも、まだましなほうだから△かな。
キアロスタミはまあ〇だとして、問題は、アンゲロプス。これ最近は、×に傾いてるでしょ。
しげじい、もともとちょっと懐疑的だったし。タルコフスキと似てる構造やね。
ゴダールは、最近ほんとうに熱中してるみたい。
リンチもクローネンも××だろ。
相変わらずのレトリックで、どうともとれるような評価書いてるが。
836 :
名無シネマさん:2005/11/30(水) 01:38:24 ID:pNj4vEym
ゴダつまんね
リンチやクロやヴィスコンティの方が断然いい
おまえの基準なんかどうでもいいよ
自分語り(゚听)イラネ
838 :
名無シネマさん:2005/11/30(水) 02:35:53 ID:pNj4vEym
840 :
名無シネマさん:2005/11/30(水) 02:44:50 ID:pNj4vEym
>>838 流れ的になんて気にせんでもいいよw
おまえの価値観を誇るオナニーは醜悪だって話だから。
842 :
名無シネマさん:2005/11/30(水) 07:50:48 ID:NC8i7PWw
844 :
名無シネマさん:2005/11/30(水) 09:56:41 ID:pNj4vEym
>>841 それならお前は蓮實の本から日記帳に引き写しでもしてろ、たかが映画なのにすべて他人の評価任せかw
>>842-843 おまえ頭に障害でもあんのか?幼児並の罵倒しかできてないぞ
誰だってアンカー間違いしたこととお前が低脳だってことはわかるからわざわざ訂正レスすんな。
いいからきえてろ
846 :
名無シネマさん:2005/11/30(水) 12:19:15 ID:pNj4vEym
839 名前:名無シネマさん[sage] 投稿日:2005/11/30(水) 02:42:11 ID:NC8i7PWw
>>838 きえろや
>>837 いえてる
842 名前:名無シネマさん[] 投稿日:2005/11/30(水) 07:50:48 ID:NC8i7PWw
>>841 いえてる
>>839 とっとときえろやくず
843 名前:名無シネマさん[sage] 投稿日:2005/11/30(水) 07:51:47 ID:NC8i7PWw
>>840の間違え。
きえろくず
845 名前:名無シネマさん[sage] 投稿日:2005/11/30(水) 10:52:07 ID:NC8i7PWw
いいからきえてろ
きえろ かす いえてる きえろ かす いえてる きえろ かす いえてる…
留学生は2chなんか来るなよ
847 :
名無シネマさん:2005/11/30(水) 13:43:55 ID:smlqdVCd
とりあえずここまでの流れは面白いw
>>844 おまえの価値観を誇る行為が間違っていると書いたら半ギレで命令かw
さすがオナニーを恥ずかしいと思わないクズはお偉いな。
オナニーしたけりゃ人に見せずにシコシコやってろよ、バーカ。
なにが、「リンチやクロやヴィスコンティの方が断然いい」だwwww
チン毛以下の存在が。
850 :
名無シネマさん:2005/11/30(水) 17:48:02 ID:pNj4vEym
>>848 wwwww
>価値観を誇る行為が間違っていると書いたら半ギレで命令かw
価値観なんて誇ってねーし、半切れもしてねーよ。お前みたいなカスにキレるかよw
お前は蓮實とオナニーの見せ合いでもして興奮してろよwwww
先生、私のオナニーは先生のオナニーを模倣してますってことか?w
>なにが、「リンチやクロやヴィスコンティの方が断然いい」だwwww
やっぱり、むかついたのは蓮實大先生の見方と違うからってことなんでしょw
プゲラ
>>850 お子様にムキになることじゃないな。
プロレスもおもろいかと思ったが、相手にならんかった。
無駄にスレを消費してすまない。
もうこんなの放置。
好きにしていいよw
836 名無シネマさん 2005/11/30(水) 01:38:24 ID:pNj4vEym
ゴダつまんね
リンチやクロやヴィスコンティの方が断然いい
なんだこの馬鹿とっとときえろや
854 :
名無シネマさん:2005/11/30(水) 22:58:55 ID:pNj4vEym
>>851 絡んできたくせに、いまさら放置とか言っちゃってw
結局お前何がしたかったわけ?
謝るくらいなら始めからレスすんな
>>852-853 あたらしいことばをおぼえたのですね
よかったですね
いまごろになってレスちゅうしゅつしてもむいみですよ
このキチガイどもってラングが面白いとかつまんないと
言っていた奴らでしょうね。醜悪だからデビルマンスレに逝ってください。
_
ノn ホー ホケキョ
 ̄" ̄ ̄
一応、リンチもクローネンバーグも否定してたと思うが、
最近は影響力維持するために、教え子と細々したすり合わせ
やっとるからなぁ。
しかし、弟子たちはともかく、一般的にはそのすり合わせのせいで
影響力失くしている感じあるね。
ハスミの場合、
名前すら出ないやつのほうが、嫌ってる。
リンチやクローネンは、駆け引きのコマでしょうよ。
ウデイアレソなんか、あれほどダメだダメだと言いながら、全作品を見てたんだからね
860 :
名無シネマさん:2005/12/01(木) 03:44:44 ID:K3NTxlD6
ハスミンのダメとか嫌いを文字通り受け取ってはダメです。
何故ならそう言いながら、結構見てらっしゃるのだから。
つうかダメといって悪口を言い続けるのも、映画の楽しみというお考えのようでw
また、結構見てみたらよかったと言って、いきなり掌を返すように、
褒め上げるのも、また映画の楽しみ。
嫌い嫌いも好きのうちって言いますからね。
ここにお集まりの皆さんも何だかんだ言いながら、
蓮實先生が大好きなんですよね。
僕も先生が大好きです。
先生の映画評論を読めば、作品自体を見なくとも、
映画が分かったような気になれますから。
映画館に行かなくてもいいし、DVDをレンタルしたり買ったりしなくても済みますし、
安上がりで良いですよ。
ああ、それは少しあるわ。
映画見なくても先生の口調で、あらかた想像がつくようになったけどね。
やっパリ問題があるのかしらね。
先生ラブよ。
ひとつだけ ハッキリしているのは、頭が悪くて感性も鈍重だから、元総長の文章も評価する映画も
さっぱり理解できないくせに、自分を映画の分かる人間だという偽りを、自分に信じ込ませたくて仕方がない
ID:pNj4vEym のようなイタイ野郎こそが、誰よりもハスミ先生が気になって仕方がないってことだな
自分はそういう人間にならなくて本当に良かった
で、激烈バカ ID:pNj4vEym の今日のバカIDは何だ?
865 :
名無シネマさん:2005/12/01(木) 15:55:24 ID:mY7EAKnh
>>863 よぅw
悔しくてまた出て来たのかい?
>元総長、ハスミ先生
wwwwwwwww
大先生はバカから愛されてますねwwwwww
俺は蓮實なんて気にしてねーよ。 それに俺が蓮實のこと悪く言ってると思ったら大間違い
ハスミ虫をからかってるだけなのにw 他スレで聞いてもいないのに蓮實がどういったこういったってうざいんだよ
>今日のバカIDは何だ
本当に頭が悪いとIDまで憎くなるのか?w
836 名無シネマさん 2005/11/30(水) 01:38:24 ID:pNj4vEym
ゴダつまんね
リンチやクロやヴィスコンティの方が断然いい
867 :
名無シネマさん:2005/12/01(木) 16:00:31 ID:mY7EAKnh
>頭が悪くて感性も鈍重だから、元総長の文章も評価する映画も
>さっぱり理解できないくせに、自分を映画の分かる人間だという偽りを、自分に信じ込ませたくて仕方がない
>自分はそういう人間にならなくて本当に良かった
こういうのって自分語りのオナニーじゃなかったのか?w
総長様の文章も映画も理解できる奴は凄いな
ID:mY7EAKnh
痛々しいほどまでに必死だな wWw
お生憎だが昨日オマエをからかって遊んでくれた人は
もうオマエに飽きたらしいぞ
今日はオレが遊んでやってもいいから
構って欲しければ何か芸を見せてみろ
869 :
名無シネマさん:2005/12/01(木) 16:14:48 ID:mY7EAKnh
>>868 ( ´,_ゝ`)プッ
必死で脳みそが足りないのはどっちだろ?
ゲイならお前が見せればいいんだよ
うっかり
>>863でアホ丸出しレスしたの見たときはワロタよ
まあ片棒担いでくれてるんで感謝でもしてみましょうか?w
つまらん
>>869 やっぱりバカは何やってもダメだな・・・
キサマは「映画の神話学」を声を出して通読する刑に処す
漢字を飛ばさずに読めよ
しかし、このバカ・・・ ず〜〜っとここに張り付いてんだな
ミジメな人生だな、おい w
871 :
名無シネマさん:2005/12/01(木) 16:24:27 ID:mY7EAKnh
>キサマは「映画の神話学」を声を出して通読する刑に処す
>漢字を飛ばさずに読めよ
これが教典ですか?w 一字一句間違わずに暗記でもしてね
>やっぱりバカは何やってもダメだな・・・
>しかし、このバカ・・・ ず〜〜っとここに張り付いてんだな
>ミジメな人生だな、おい w
前のレスもそうだが、自分のことを棚にあげてとわざと言われるようなレスするのが趣味なのかw
あ、キチガイ まだいたのか
874 :
名無シネマさん:2005/12/01(木) 16:51:17 ID:mY7EAKnh
>>872 お、バカからキチガイに昇格かw
>>873に良いレスがあるね
21 名前:名無シネマさん[sage] 投稿日:2005/11/30(水) 00:48:56 ID:OpxloviH
信者は蓮見好き嫌い映画対照表なければ映画が見れない。
875 :
名無シネマさん:2005/12/01(木) 18:50:56 ID:K3NTxlD6
これはハスミンに絡んだ口喧嘩だが、
フランスのシネフィルの映画の喧嘩ってのも案外似たようなもんじゃ、
なかったんかしらw
デュビビエが言いなんて、おまえ頭おかしいんじゃねえのか〜…」
とかw
>>858 リンチ、クローネンは駆け引きのコマなのかねぇ、やはり。
しかし出来れば最後の一線は守ってほしいね。
このふたりほめだしちゃったら、ハスミ批評の液状化完成だよ。
リンチ、クローネンのどこが良いのか具体的に言ってね。
ふたりとも自身の変態的な資質を映画文法に豊かに置き換えることに
成功していて、しかも政治的な読みに支えられなくとも良い強さがある。
リンチなどは50年代ハリウッドを、ヴェンダースやジャームッシュ以上に
深く継承しているのかもしれない、と思わせる瞬間をつくってくる。
その意味では、日本でリンチに向けられたたくさんの美学系批評などより、
ハスミが表層批評で立ち会っていれば(誉めなくても良いんで)、
はるかに豊かな受容出来たと思うね。
880 :
激烈バカ :2005/12/02(金) 00:37:57 ID:N+3h/Pex
836 名無シネマさん 2005/11/30(水) 01:38:24 ID:pNj4vEym
ゴダつまんね
リンチやクロやヴィスコンティの方が断然いい
881 :
名無シネマさん:2005/12/02(金) 04:05:54 ID:L0FmTmLd
いや、
只単に、リンチもクローネンバーグも、
自分は芸術的映画、姿勢の正しい映画を作れるんだという、
作品を作ってしまう所に胡散臭さを感じてるんじゃない?
エレファントマンや裸のランチとか。
本当に愚鈍バカならもっと肯定的なんだよ。
タラちゃんは結局彼の無邪気さが、ハスミンを打ち倒したという例ですわ。
>>881 クローネンバーグもキチガイの割には、これみよがしの映画も撮るからなあ。
「クラッシュ」とか。キチガイにしては潔さがない。
ゴダールは日本人が嫌いなんだよ
日本人は写真ばっか撮る
日本人は機械ばっか作る
日本人はルイ・ヴィトンの店に朝8時から並んで
うんこ色のバッグを買うのですw
激烈バカID:pNj4vEym の今日のバカIDはID:Zk583O9c
阿部和重氏との90年代アメリカ映画総括の対談で
両氏ともマルホランドドライブはわかりやすいと言ってたのですが
どういう意味ですか?自分はちんぷんかんぷんでした。
また、阿部和重氏が心酔しているテレンス・マリックの話が出てこなかったのですが
蓮實重彦氏のテレンス・マリックの評価は?
886 :
名無シネマさん:2005/12/02(金) 12:57:52 ID:L4AcqiW5
>>884よ、もういい加減にしとけや。その粘着ぶりはイタイだけだって
リンチやクローネンベーグを貶め、トニー・スコットやタランティーノを持ち上げる。
そんなミエミエの“戦略”に、未だ影響力があるらしいことが、
このスレで良く分かったよ。
蓮實批評=権力性の根幹である「排除と選別」なんぞ
もはや破産しているとばかりに思っていたのにねぇ・・・
>884
裸のランチはともかくエレファントマンが
芸術的映画、姿勢の正しい映画というのはどうかと。
あれはくどい母恋メロドラマ目指して、見事に作り上げてるのでは。
あとクローネンも、他人のシナリオ受けて幅広げていっている。
>>885 「物語の筋や時系列を意図的に混乱されて、
映画の中で起こってる出来事が夢なのか、現実なのか、曖昧にする」
という意識で撮られているとするなら、
演出意図としてわからないことはなにもない。
むしろリンチは毎回同じようなの撮ってんだから
マルホも同様わかりやすいってことではないってとこかな。
謎は謎のまま受容できるかできないかって話で、具体的にどこがどう
わかるかわからないかって話ではないってことではないかと。
混乱されて→混乱させて
タイプミスりますた
>>886 >リンチやクローネンベーグを貶め、トニー・スコットやタランティーノを持ち上げる。
>そんなミエミエの“戦略”
この書き方の中に、きみ自身の「排除と選別」を感じる。
もし認めなければ、きみが無自覚なだけ。
そして、無自覚の「排除と選別」は自覚的なものより遙かにタチが悪い。
こういうやつがえてして「おれは "普通に" 映画が好きなだけ」と言い出すんだな……。
あ、ちなみに自分は、クローネンバーグは好きですよ。
「スキャナーズ」で電話回線を使ってコンピュータに侵入するところとか、最高よね。
891 :
名無シネマさん:2005/12/02(金) 15:00:31 ID:L4AcqiW5
>>890 なるほどねぇ〜、ま、そうかも知れない。
ただ、俺はリンチって胡散臭いからイマイチだけど、
クローネンバーグもトニスコもタラちゃんも好きなんだよな〜w
こう言うと、またあんたに今度は「節操ない」と言われそうだがww
しかし、蓮實氏がそういった“無自覚な「排除と選別」”を蔓延させたことは
確かじゃん。それは、やはり「悪しき〈権力〉」として批判されてしかるべきだと思うがね。
>>891 いや、むしろ「排除と選別」には自覚的でなければならないってことを蔓延させたと思うね。
その点で、日本の映画評は蓮實の登場により、ほんのちょっとだけ、マシになったと思う。
自覚的な「排除と選別」という意味で、黒沢清や高橋洋、ガース柳下などの独自の価値観は、
正しい「蓮實の影響受け方」だろう。
蓮實がいなくとも彼らは彼らの価値観で進んだろうけど、蓮實がいたことにより、自信と強さを持ち得たと思うよ。
無自覚な馬鹿は別に蓮實がいなくても馬鹿だよ。
彼らはきっと、蓮實が「山中を嫌いという人が出てくるまで戦いは続けられる」という言葉など、分からない。
あれは決して悪しき権力の言葉ではないと思うな。
蓮實以前に蔓延していた無自覚こそが、「より」悪しき権力なんだと思うよ。
青山真治の文章って蓮実氏そっくり
っつーかパクリだな
こいつそーとー頭悪いと思う
小説版「ユリイカ」を読んでから言え
そんなイカ臭いもの読めるか!
896 :
名無シネマさん:2005/12/02(金) 17:21:55 ID:L4AcqiW5
>>892 確かに蓮實氏によってそれまでの佐藤忠男的な、あるいは津村秀夫的な
悪しき「権力」としての「教条主義」めいた映画批評は、駆逐されたよね。
もっとも、ああいう御大たちが「主流」だった時にも
石上三登志や佐藤重臣のような「独自の価値観」を持った批評家は存在していた。
蓮實氏は、そういう本来「マイナー」な、あるいは「アンチテーゼ」としてあった立場を
いわば「メインストリーム」へとのし上げたのだと思う。
あの「文体」とテマティックな映画の「見方」、そして「戦略」によってね。
しかし、そのことが「意味」や「意義」を持ちえたのって、1980年代までじゃないか?
1990年代以降の蓮實氏は、たとえ本人が望まななくとも否応なく「権威」であり
「教条主義者」じゃないか?
たぶん、それを最も早い段階で見て取ったのが四方田犬彦だろう。
あの男が好きか嫌いかはともかく、彼のアンチ・蓮實言説を俺は支持する。
以上、長文スマン。
>>892 ハスミ流の戦略は、当人の意図はともかく
映画愛を自己完結させて、自己愛と繋げてしまう回路作ってしまっていた。
無自覚な馬鹿がハスミ経由で抑圧的な馬鹿になってしまった、というか。
もちろん批評の基本としてハスミが重要なのは当然だが、
「リンチやクローネンを貶め、トニタラを褒める」を肯定することを
886が「いまさら」と流すのは納得出来るかな。
>>896 佐藤重臣さんが若くして亡くなれたのは残念だったね。
本来ならリンチ、クローネンバーグの系譜は彼によって語られて
ハスミ批評と補い合うべきものだった。
アテネの講演の「クラヤミの回路は・・・」の続きが聞きたかったよ。
899 :
名無シネマさん:2005/12/02(金) 18:58:11 ID:L4AcqiW5
>>898 そ−言えば、蓮實氏がまだぺーぺー(!)の頃、『映画評論』誌に書く場を与えてやったのが
佐藤重臣氏だったんじゃなかったかな。
俺は『祭りよ、甦れ!』でしか知らないんで、何も言えないんだが
それでも、いわゆる「カルト」なものへの独特の感覚(センス)は
決して「メジャー」たり得ないだろうところが「蓮實的なるもの」への
優れてアンチテーゼな文脈を形成していたのかもしれない。
こーゆー批評家が、ほんといなくなったな。
四方田犬彦、もなぁ・・・
>>897 淀川長治はいかなる映画的な装置を発動させてしまったのだろうか?
>>884 ギャハハハ(≧▽≦)
自信満々なようだったが残念だったな。俺は
>>878さw
そんなに悔しかったのかwwwwww
>>885 阿部の対談などしらんがマルホランド・ドライブが分かりやすいとよく言われるのは
青い箱を鍵で開けた後を見てから、その前の部分を見るとつじつまが合うからなんだよ
つまり箱を開けた後が現実で、その前の部分が一炊の夢っていう理解の仕方
ヒントはサンセット大通り
みんな〜 相手にするなよ
903 :
名無シネマさん:2005/12/02(金) 22:42:48 ID:UahTrfm+
池沼がさっそくキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
実は、つい先ほど蓮實氏の講演を堪能し、「ゴダール革命」にサインしてもらって
ホクホクした気分で帰ってきて、早速この喜びをここに書こうと思ったら
例の嫌われ者のウジムシ ID:t2JFuVK0 がまたもや這い出していやがって
気分が損なわれてしまったのだ
オマエには生きている価値なし・・・
自分でも薄々感じてるんだろ? え?
>>902 >>905 ( ´,_ゝ`)プッ ホントにお前と言語障害児は馬鹿ですねw
他の住人に相手にされてないのはお前も同じだよw
日記に書くべきことを2ちゃんに書くなんてすごいですね
907 :
名無シネマさん:2005/12/02(金) 23:09:30 ID:UahTrfm+
狂信的信者同士は馬が合うねw でも、
>仲間がいて嬉しい。
寂しさが漂っていてワロスwwwww
↑
小学生の頃、クラスに一人、こういう奴がいたなぁ〜
休憩時間、みんなが校庭に出て遊んでいる間、ひとりで教室に残って
ぶつぶつ独り言を言ってる奴・・・・
910 :
名無シネマさん:2005/12/02(金) 23:39:51 ID:UahTrfm+
>>909 いえてるね。
まあ馬鹿は無視して、今日の講演どうでした?
ハスミ最高でしたな。
ゴダール革命って最低な本だろ
むしろファンならちゃんと叩かないと駄目
講演時間が一時間に満たなかったのが、ちと残念・・・
もっと聞いていたかった。
でも、講演時間が短かったから、その後のサインの時間が取れたと思えば不満はございません
実は明日も芸文で蓮實氏のゼミナールがあるのですが、こちらは受講量6千円で
貧乏な私には無理でした・・・・
>>909 自己紹介兼ねた思い出話かよw そういうのはチラシの裏に書いてなさい
>>909 >無視してって、お前とお兄ちゃんの馬鹿義兄弟しか反応してないぞ
おれは講演を聞きに行った二人とは違うし、あまり評論家の講演に行く趣味もないが、
少なくとも
>>908 の方が二人よりはるかに寂しさの漂うレスだとは思うぞ。
915 :
名無シネマさん:2005/12/03(土) 00:04:12 ID:NBLokqXw
今日の講演に行ったみなさん、
最後のユダヤ知識人を自称した人の名前はわかりましたね。
917 :
名無シネマさん:2005/12/03(土) 00:07:23 ID:rqQlzbt1
>>912 ああそうそうやけに短かったですね。
ハスミさんは、やはり面白い。
6000円!
私も無理ですにゃ。
>>917 うろ覚えですが、11のゼミナールの通し券が6000円で
そのうち吉田喜重のゼミは単独で1000円で受講できるのですが
蓮實氏のは単独の受講なし・・・・
ゴダールとの謁見話、良かったですね!
あのあたり、もっと詳しく詳細を聞きたかった!!!
920 :
名無シネマさん:2005/12/03(土) 00:13:54 ID:rqQlzbt1
>>918 いいから静かにしてなさい
>>915 むふふ
でもハスミ氏は、ほんとうに言ってることが変わらない。
最初から最後までただの映画オタクなんですねー。
921 :
名無シネマさん:2005/12/03(土) 00:15:39 ID:rqQlzbt1
>>919 >ゴダールとの謁見話
ああ、ほんとに面白い。
氏が語られるゴダールは、愛着があるんですよねw
吉田喜重は、聞くのは大変そうww
そういえば蓮見の子供も重臣とか言ったよな。
ゴダールの映画に出演した女優はことごとくゴダールを憎む
ゴダールは親しくなった人間に対しても嫌ごとを言わずにはすまない、
という半ば伝説化している話を肯定しつつ、でも、ゴダールの人間性をごく自然に擁護するあたりの
蓮實氏の人柄にも感動しました
>>885、888
わかりやすい、と断言しつつその内実に触れないのが
ハスミ流のレトリック。まぁ、秘すれば花だよな。
「マルホランドドライブ」について書くと、しきりと「たけしズ」と
比べる向きあるけど(町山とか)、ああいう自己韜晦から出来てる作品と
「マルホランドドライブ」はまったく違ったものと
捉えるべきだと思う。
たしかにマルホはわかりやすいとしか言いようがない。
>>925 作品を成り立たせている欲望が読み易いか否かってレベルの話なら
「わかりやすい」かもね。
イーストウッド並にリンチはあけっぴろげかも。
しかし阿部が東浩紀との対談で語っていたリンチ評は見事に
シネフィルの視野の狭さ示していて辛かった。
まぁ、ハスミは表層の人だから、深層についてはやはり秘するべき
なのかねぇ。
マルホの表層に一喜一憂していけば、それがあたかも
「わかりやすく」広がっているように見える。
真の理解かどうかはわからないが、
自分と映画との幸福な関係を取り結んだとは言える。
ゴダールが日本人嫌いなのホントだよ
ゴダール全評論発言集で読んだもんね
溝口とか例外はいるだろうけど
逆に中国人は好きなんだろうな
929 :
名無シネマさん:2005/12/03(土) 03:12:48 ID:9n5JPY8Z
マルホランド・ドライブの解釈。
この社会(=その縮図としてのハリウッド)は、世の中を勝ち組と負け組に
分けるシステムになってしまった。
誰が勝ちで、誰が負けかは、わりといい加減に決まる。
主演の女の子二人が、中盤で見に行く、見世物小屋の芸で、
歌手が歌ってないのに、口パクで歌が流れるくだりがあったが、
あのように、勝ち組は勝ち組の役を、負け組みは負け組みの役を
演じるだけ。実力が無くても、役不足でも(=歌えなくても)構わない。
背後に居る者が、巧く演出して(=歌を入れて)くれるから。
>>928 ゴダールが好きなもの
日本車>>日本映画>>(動物)>>日本人
中国人も嫌いだろう。
>>924 作り手が作品に矛盾しないような答えを用意していても、
「問い」という形式でだされたものに答えを出すと、
結果的に必ず間違えた解釈も含むし、そうなりうるので、
正しい身の振り方として、「答えられない」って言っておくのが
一応お利口さんの正解ということになるんだろ。
自分をさげない政治的な配慮もあるだろうし、
解釈の多様性を擁護するというタテマエもあるかもね。
ただ、過去の映画に照らし合わせて、その作為が正しいかどうかの
判断基準もあるから、単なるレトリックとは言い切れない。
作者でもないのに、その作為まで断定的に解説するようなスタイルの
嘘っぱち批評は全部ダメだけど。
>>931 あらかじめ映画を見て
自分が好きな表層を抽出し、
言論の際は、それを政治的に
組織する。
この人、十年以上前だと思うけど映画を撮るって言ってたよね
もう脚本はできていて昔の可燃性のフィルムを扱った話だとか
冬の淡い光を捕らえたいとか具体的な話も
ニューシネマパラダイスで同じような話が出てきたから止めたのかな?
それとも総長になって忙しくなったから?
>>930 ゴダール:なんで日本の車は皆同じ形なんだ(怒
朧げだがアラン・ドロンに「日本人がまた盗んでる」だったか「またマネしてる」とか言わせてるね
まあ文化賞のときに日本映画について言及したのは精一杯サービスしたんだろ
実際には中国好きというよりも毛沢東好きなんだろうな
評論家時代のゴダールは黒澤と溝口に同じ賞を与えたベネチア映画祭審査員に怒ってた
小津はよくわからないと言っていたが最近の講演ではロッセリーニと並び称してた
アラン・ドロンとジェラール・フィリップはフランス映画史最低の俳優と言ってた
北野と大島についてはHANABIと青春残酷物語は誉めていたがそれ以外は観たいと思わないと言っていた
鈴木清順のことはどう思ってるんだろ?
ゴダール初来日時の大島、吉田らとの座談会で
羽仁進と今村昌平にインタビューしたいと語っていたが
優れた映画作家だからインタビューしたいわけではないとも
その座談会で通訳したのが蓮実氏で
記者会見など全てすっぽかし溝口の墓参りに行ったりして大変だったらしい
そういや羽仁進って初期は面白いよな
蓮実氏はリア王に感激して
ゴダールに電話をかけたらしいから
それなりに親しいんだろね
無料でインタビューできたり
レマン湖畔のゴダんちで
うしろに本人いるとこで
映画史見せられたんだろ
>>934 「パッション」「ウィークエンド」「マリア」
「カルメンという名の女」にはホンダ。
「ヌーベルヴァーグ」には、なぜかトヨタのスープラ
が出ているよ。トヨタとホンダは好きだとも発言している。
欧州では日本車はマイナーだから、オタクと言ってよいだろう。
まあ、どうでもいいが。
同じ形と言えば、今の車はCADで設計するからつまらないとは言っている。
>>936 >北野と大島についてはHANABIと青春残酷物語は誉めていたがそれ以外は観たいと思わないと言っていた
捏造小津いや乙
何度繰り返せば気が済むの?
>>942 ???
捏造してないよ
HANABIに関しては週刊新潮で
青春残酷物語は全評論発言集で読んだ
青春残酷物語は我々よりも前にヌーベルヴァーグだったとべた褒め
ソナチネは20世紀の気狂いピエロだとゴダールが言ってたというのを
映画狂人で読んだのを今思い出した
944 :
名無シネマさん:2005/12/04(日) 01:26:54 ID:vdxChbFP
>>939 「リア王」は、表層だけ見ると、
「NOTHING」なんていう言葉が何回もくり返し出てきて、
最後の方に、
ウディ・アレンが「エイリアン」なんていう仇名で登場したりして、
「ワシはもうダメじゃ、枯渇した、NOTHINGじゃ、
ウディ・アレンよ、後はお前に任せた」と言ってるように感じた。
引退宣言映画?
ゴダールってそんなにアレンのこと買ってる?
アレンに関するゴダールの発言聞いたことないけど
どう思ってるんだろ?
蓮実氏のベストテンでは毎年のようにワースト1に選ばれてたけど
ウディ・アレンは私に言わせればただのバカとも
おまえ何でそんなに興奮してんだ?
そのインタビューじゃなくて新潮のインタビューのことでしょ
>>945 それは文化賞?来日時の記者会見でしょ
印象が悪くなるようなことは言わなかったんじゃない?
黒澤の悪口も言ってないし
捏造だと思うなら調べればいいじゃんw
まあゴダールの意見はコロコロ変わるけど
翻訳
『マゾッホとサド』(ジル・ドゥルーズ)
『フーコーそして /あるいはドゥルーズ』(ミシェル・フーコー、ジル・ドゥルーズ)
『映画術ヒッチコック』(山田宏一と共訳、フランソワ・トリュフォー、アルフレッド・ヒッチコック)など。
小説
『陥没地帯』
『オペラ・オペラシオネル』がある。
編集
「リュミエール」(1985年より廃刊(14号)まで従事。)
「ルプレザンタシオン」
この人、話が上手いんだろね
インタビューで気難しそうな映画監督がけっこうしゃべるもんね
親しい監督も多いらしいし
951 :
名無シネマさん:2005/12/04(日) 08:41:52 ID:tWQ6xljP
蓮實みたいな人がこっそり
「女子中学生の脱ぎたてソックスをくんかくんかしたい」って書き込んでたら笑えるな
青山のDVD月の砂漠みたけど…
変なことやろうとしてるのはわかるけど
中上柄谷中上柄谷でウンザリした…蓮實と清から遠く離れて愚直にやろうとしても
内用レベルとはいえ参照項がそっちでは…
撮り方いっしょで内容を入れ替えてくれれば好きな映画になったのに
田村正毅さんいいねえ
俺も今「冷たい血」見てた。ところで、これは田村じゃないね。
で、観念的なところはあってもいいんだけど、それで演技とか他のいいところが消えてしまっているのではと思った。
特に、最後の見せ場(恋人たちの銃死)を軽くしてしまったような気がして残念。
青山って女とか撮るといいよね。
アイドルとか。
青山は何でも説明したがる俺が俺が野朗
こういう監督にロクなのいない
映画のオールタイムベスト10はもちろん
音楽、小説、なぜ主人公がニルヴァーナのTシャツを着ていたのかまで
全部説明しなきゃ気が済まない
ああ、女優の選択はいいな。
ゆうなタソ、あおいタソ、景織子タソ、麗タソ、裕子タソとか。
ソニックユースに触発されて撮った映画に
ジム・オルークの「ユリイカ」と同じ題名を
つける青臭い青山
”helpless”を表層批評すると、
「都会の不良(=ソナチネ)に憧れる、田舎の不良」か?
青山って批評とか評論読みすぎなんだよな
それでいかにも作家の映画ですみたいな画を撮ってしまう
キサマの青山嫌いのシツコサには皆、ウンザリしている
消えろ
ウンザリしてない私がきましたよ
シネコンはおもろかったよ。
上で書かれてるような、しゃっちょこばった青山じゃなくて。
蓮實も対談じゃなく、座談会みたいなの出ればいいのに。
966 :
953:2005/12/05(月) 22:01:16 ID:hnuX9zHj
俺は一度しか書き込んでませんけど
別に理屈っぽいのはいいんだけど、そういうのも好きだし
ただその時の参照項が中上と柄谷、というのが紋切り型に感じてしまって…
映画だけ見てる人は気になんないだろうけど、文学も文芸批評も好きな人間にとっては、という感じです。
書いてるものはどうにもならんね。
特に柄谷の影響が強すぎて、何一つとして新しいことも
面白いことも書かない。
小説は言うまでもなくダメ。
968 :
名無シネマさん:2005/12/05(月) 23:55:21 ID:H3hsa6e0
青山は大学の経済学部ではマル経がゴミ扱いということを知らないのでは
ないか。文章にそういう羞恥心が欠けてる。
文芸批評としては、968みたいなことは何の関係もないし
柄谷の仕事とは全く別じゃないの?
映画でも文学持ち出すことへの羞恥心が欠けてるのは認めるけど。
いい加減蓮實とは何の関係もないけどなー
どうせスレ終わるし、いいか
文章はあらかた全部書かれたとか、
映像は全部撮られてしまったとかどうかな?
そんなこと言ったら見られざる風景などないということなのに。
90年代じゃないんだからさー。
使い古された何かの言い訳みたいやん、そんなん。
二番煎じだろうが新しいものっていつだって出てきてるし。
ただ蓮實が言うような映画はもうオシマイ。
黒沢の作る映画は、そういう映画の残滓。青山には作れない。
青山の良さは、そうやって苦しんでるとこだけ。
972 :
名無シネマさん:
文体パターンと内容はこんな感じじゃない?A氏ってこれでいいの?
<A氏>
よく思い出せないんだけど
シンセの置いてある店で
いっしょに飲んだことがあって
中原君がシンセをいじってたんですよ
その姿がねかっこいいんだ
さすがミュージシャンだなって思って
「これ撮りたいねえ」って考え始めたんです。
<<要約:中原氏のミュージシャン姿が格好良かったから>>
<B氏>
僕も何本か映画を作ってきましたからだんだんわかってきたのですけれど、
真似ができない応用が利く個性と、絶対真似のできない個性とがどうやら
あるようです。
中原君がシンセイサイザーを弾いている姿は絶対僕には
真似できないと・・・
<<要約:個性には真似ができる個性と真似ができない個性がある。中原氏を
出演させたのは、真似ができない個性だからである>>
<C氏>
われわれが、いまここで、ミュージシャン・批評家としての中原氏という現象に
注目せずにいられないのは、月々の量産と消費を繰り返し、「無数の
鏡の破片の上に照らしあっている」東映任侠路線の作品の担っていた
意味ばかりでなく、
大衆文化論としてのやくざ映画観までをも、
改めて問いなおしてみなければならない時点にまで、われわれを追いやって
いるからに他ならない。
<<要約:量産と消費がやくざ映画を無価値化させ、中原氏の出演という事態
にならざる得ない状況になった>>