【小説】リア消だったら誰に告ってた 第18章【キッズ】

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1名無し募集中。。。
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前スレ
【小説】リア消だったら誰に告ってた 第17章【キッズ】
http://ex10.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1117880363/

新まとめサイト
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短いの専用
http://jbbs.livedoor.jp/music/11853/   (パソコン用)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/music/11853/    (携帯用)

作品のあらすじは>>2-10あたりに

愛しさとせつなさと甘酸っぱさと
もう帰らないあの日々

作者さん、あらすじ作家さん、保全屋さん
 &まとめサイトの人にKAN-SYA KAN-SYA!!
2名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 00:16:54 0
連載中作品 あらすじ1

【秘密国家公務員】
学校の治安を守る秘密国家公務員、清水佐紀の前に立ちふさがるかつての仲間、ZYXとは?
〜リプレッシブ・プリンセス〜
新学期、梨沙子・友理奈ら秘密国家公務員は新たな学校に潜入する・・・・待望の新章。

【Bye Bye またね】(旧題【下宿編】)
両親の都合で僕は裕子おばさんの家に預けられたが、そこには僕と同い年くらいの女の子が何人も下宿していた 。
〜中学生編〜
中学に進学した僕は夏焼・徳永と同じクラスになった。

【夏休み】
前から愛が好きだった俺、最近友達の友理奈への気持ちにも気付いて・・・・
〜玉田編〜
俺の友達玉田と、友理奈の友達千奈美のアナザーサイドストーリー 。

【妖精の奇跡・マイマイのイタズラ】(ゲリラ的に連載中)
イタズラ好きの妖精マイマイちゃんが「は、は、はくしょーん!」とクシャミをすると・・・・

【須藤さん(仮)】
僕の夢の中に出てきた須藤さん。それ以来僕は彼女のことが気になりだして・・・・

【小学6年生〜春〜】
小6のクラス替えで、村上・矢島・桃子・清水・徳永・熊井と同じクラスになって・・・・

【☆友理奈と千奈美☆ 〜ふたりはプリキュア〜】
『デュアル・オーロラ・ベリーズ!!!』 友理奈と千奈美はプリキュアなのだ!
3名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 00:17:38 0
連載中作品 あらすじ2

【時代劇(仮)】
〜第壱部 まよひ姫〜
抜け忍の焔、通称ほっちゃんと幼馴染のくノ一の桃。信長の軍勢からめぐみ姫を守れ!
〜第弐部 信長を斬れ!〜
敵は信長、本能寺にあり!桃からの依頼、それは里と村上家のみんなの仇討ちだった
〜第参部 牙を持たぬ狼〜
おめぐと桃の新一座“すせも”の舞台に隠された殺気・・・・・・大旦那のおっちゃんと舞美の正体は?
〜第四部 時の流れに身を任せず〜
野苺組の変な子舞波の謎を暴け!・・・・・・・初めて人を斬ったときに抱えた心の傷に負けるな!ほっちゃん!

【I REMEMBER YOU】
〜第1章 心の扉〜
むかしこのあたりに住んでたらしいけど・・・長い間海外生活から帰国した小6のオレは、8人のかわいい女の子達と出会った。
〜第2章 1枚の写真〜
わたしのシール手帳の中には誰にも見せたことのない写真がある・・・ わたしとあの人をつなぐ唯一の想い出の証拠・・・

【恋への記憶】
(あらすじ募集中)

【GROWING UP】
(あらすじ募集中)

【ウィードクラウン】
(あらすじ募集中)

【永遠の絆】
(あらすじ募集中)
4名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 00:18:21 0
しばらく更新のない作品 あらすじ
【好きになっちゃいけない人】
俺の彼女は石村舞波。でもクラスに桃子・須藤・熊井が転入してきて・・・・

【ゴールデンルーキー】
一回戦敗退で小5の夏を終えてしまった俺に、女の子達が考え出した「作戦」とは・・・

【QUIZ】
Berryz工房のキャプテン・清水佐紀が誘拐された!そのときメンバーは?事務所は?そして犯人の目的は・・・!

【風の声】 
風に乗って流れてくる声に導かれた俺と千奈美は、丘の上で友理奈という美少女に出会った。

【スカーレット】
喧嘩っ早い向こう見ずな俺・・・でも、一度も人を殴ったことがないのは、大事な人との約束があったからだ。

【バレーボーイズ】
「はぁ〜?!男子バレー部は無期限活動停止〜?!」女子バレー部の桃子・雅・千奈美と、俺たちは・・・!

【彼女までの愛の距離】

【恋愛シミュレーション21】
美少女揃いの俺のクラスに、転校生・菅谷梨沙子がやって来て・・・・

【新連載2(仮)】(長期休載宣言)
うちのクラスに、アイドルの夏焼雅が転校してきた!仲良くなった俺と夏焼は・・・・

【恋のEtude】
僕と桃子の通うピアノ教室に、お嬢様の舞美ちゃんがやって来て、僕と桃子に微妙な変化が・・・・

【電車の中の恋心】
高校生になった僕は、朝の通学電車の中で、お母さんらしい人に連れられた中学生の女の子と出会う。
5名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 00:18:56 0
完結済作品1
【優しい恋の育て方】 15人斬り!
【修学旅行編 】 徳永・嗣永・須藤・熊井・他
【よく効く催眠術】 徳永・他
【プレゼント 】 中島・熊井・他
【特命係 菅谷梨沙子】 菅谷・他
【強くなりたいとゆいたい】 須藤・他
【王子様と2人のお姫様】 石村・嗣永
【舞波短編】 石村
【蝉】(【プレゼント】のシリーズ) 熊井・他
【セミ】(【蝉】の裏側、【プレゼント】のシリーズ) 熊井・他
【雪が降る季節に・・・】 村上
【日本一の鈍感男】 清水
【ロボキッス】 菅谷
【跳び箱】 清水
【友理奈となかさき続編】(【プレゼント】【蝉】続編) 中島・熊井
【満月の猫】 矢島
【ミステリー】 徳永・嗣永・他
【だんしじょし】 清水・徳永・石村・夏焼・他
〜うたたね〜 嗣永
【手を握って歩きたい】 菅谷(2役)・夏焼
【小児病棟】 岡井
【おつかい】 菅谷
【ギャンブラー】 嗣永
【妖精の奇跡・アイリーンの1週間】 鈴木・夏焼
【願かけ】 須藤・他
【さくら満開】  桃子・他
【おもちゃのぜんまい】 清水
【アメリカ】 愛理・夏焼・他
【小遣いUP大作戦】 桃子
【キャプテンつかさ】 武藤(エッグ)・他
6名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 00:19:36 0
完結済作品2
【願かけ】 須藤・他
【さくら満開】  桃子・他
【おもちゃのぜんまい】 清水
【アメリカ】 愛理・夏焼・他
【小遣いUP大作戦】 桃子
【キャプテンつかさ】 武藤(エッグ)・他
【夏の日の君に】 夏焼
【Silent Emotion】 熊井
【緊張のホワイトデー】 清水
【恋は盲目!?】 清水・他
【だんしじょし・ファンファーレ】 萩原・福田(エッグ)
【学校の怪談】 熊井・清水・石村
【笑顔まで距離】 徳永・夏焼・他
【小さな勇気】  石村・他
【富豪デカvs特命係・菅谷梨沙子】 菅谷・梅田・他
【ある公園にて…】 徳永
【本当に守りたい物】 夏焼・嗣永・徳永・熊井・菅谷
【涙の青春ドッチ!!】 徳永
【星の降る丘】 菅谷
【6月の方程式=4・3・2】 清水
【奇跡の出会い】 菅谷・夏焼
【ふたりぼっちの宇宙戦争】 矢島
【俺はもう死んでいる】 菅谷
【こんな恋のはなし】 Berryz
【おりじなるれしぴ】 梅田
【幼なじみ】〜誕生日の翌朝〜 徳永
【僕に舞い降りた天使】 清水
【不思議な気持ち】 夏焼
【ハッピー・ライフ・ジェネレーター】 夏焼
【白と水色のメッセージ】 熊井
7名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 00:19:55 0
<<おことわり>>

ここに登場する人物・団体・設定等はすべて架空のものであり、
実在の人物・団体・実際の出来事とは一切関係ありません。
8名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 00:20:12 0
ツッコミ用AA

州*‘ o‘リ<内緒になってないんだも〜ん

川*^∇^)|| <内緒になってないわ
( 川 _ゝ)|| <内緒になってないんだが )

从 ’w’)<内緒になってないよ

从o゚ー゚从<内緒になってないとゆいたいです

ノノl∂_∂'ル<内緒になってないですよ

从´∇`从<内緒になってましぇーん

ル ’ー’リ<内緒になってないぞ

|リ・_・`川<内緒になってないだぎゃー
9名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 00:46:05 0
真っ先に俺が書き込むよ〜
10名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 00:49:20 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
::::::\☆ノノノハ スアマスアマ
::::::ミ从o゜ー゜从つ
::::::⊂__つノ
::::::\:☆ノノハ ピ〜チッチ
::::::ミゝル ’ー’リつ
::::::⊂__つノ
::::::\: ノノハヽ オードン オードン
::::::ミゝ从´∇`从
::::::⊂__つノ
::::::\:☆ノノハ ビュンビューン
::::::ミゝ川´・_・リつ
::::::⊂__つノ
::::::\:☆ノノハ エンジョ〜イ
::::::ミゝ川*^∇^)つ
::::::⊂__つノ
::::::\: ☆ノノハ アババババババハ
::::::ミゝ州*‘ o‘リつ
::::::⊂__つノ
::::::\:☆ノノハ ミヤビガイクヨ!
::::::ミノノl∂_∂'ルつ
::::::⊂__つノ
Berryz巡回中
11名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 00:50:46 0
>>10
このAAあちこちのベリスレに地味に定着してきたww
12名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 00:51:53 0
::::::::::::::::::::::::::::.     
::::::\:∞ノハヽ  
::::::ミゝノソ*^ o゚)つ
::::::⊂__つノ 
::::::\:∋oノハo∈
::::::ミゝ州 ` v ´)つ
::::::⊂__つノ 
::::::\:☆ノノノハ ウメウメ 
::::::ミゝリl|*´∀`l|つ
::::::⊂__つノ 
::::::\:☆ノノハ 
::::::ミゝリ ・一・リつ 
::::::⊂__つノ 
::::::\:☆ノノハ メーグルメーグル
::::::ミゝリ|*‘ヮ‘)|つ
::::::⊂__つノ 
::::::\:☆ノノハ ブッチギリマース
::::::ミゝ从 ・ゥ・)
::::::⊂__つノ 
::::::\∋oノハo∈  
::::::ミゝ(o・D・)つ
::::::⊂__つノ 
℃-ute巡回中!
13名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 01:01:38 0
おめ
14名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 01:07:05 O
スレ立て乙
15名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 01:10:54 0
スレ立てありがとう♪
16名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 01:31:07 0
17ウィードクラウン:2005/06/14(火) 02:21:25 0
18ウィードクラウン:2005/06/14(火) 02:22:12 0
*

カラオケ店や古着屋、ゲームセンター等が続くアーケード街。
土曜日の昼間だけあって多くの人で賑わっている。
アーケード入口の前はちょうど通学路とクロスするようになっており
その交差点の横断歩道の前で2人の少女が信号待ちをしている。
「ももちゃん、もうやめたら?」
信号が変わるのと同時に、えくぼが特徴的な少女、石村舞波が言う。
「いいの!」
言われたもう一人の少女、嗣永桃子は
少し頬を膨らませながらアーケード街への横断歩道を渡り始めた。

彼女達は、ついさきほどまで中学校でサッカー部の練習を見学していた。
桃子の目当てはサッカー部のエースの、ある男子だ。
舞波はいつもそれに付き合わされる形で
放課後や今日のような休日の練習を一緒に見に来ていた。
「無駄だと思うんだけどなあ」
舞波がボソッと、しかし隣の桃子にわざと聞こえるように言う。
「うるさいなあ。 どうせ舞波っちにはわかんないよ」
「でもさ、あんなことやった後だよ? 絶望的じゃん」
「……」
19ウィードクラウン:2005/06/14(火) 02:22:36 0
>>18
桃子はそのサッカー部のエースの彼に、直接というわけではないが
充分、嫌われてもいいようなことをしでかしてしまった事がある。
その時は感情に任せてやってしまったことで、今は彼女なりに反省をしているつもりだった。
だからといって彼に謝るというのもなんだか気が引けてしまい
何も出来ずにただ、毎日その彼の練習を見ることしかできないでいるのだ。

2人は信号を渡り終え、アーケード街入口の門にたどり着いた。
「なんとか…しようとは思ってるよ。 でも…」
桃子は伏目がちに言った。
「でも?」
「……」
舞波の問いに、桃子は再び口をつぐんでしまう。
「じゃあさ、あの子に直接謝ったら?」
「…やだ」
プライドとか恥じとかそういったものとは違うと―少なくとも本人は―思っているのだが
桃子が嫌がらせをしたある少女に直接謝るという一番大事なことを、どうしても実行出来ずにいた。
いや、謝る以前にその件以来彼女はその少女を避けるようにしているのだ。
「それじゃあ、たぶんずっと無理だよ」
「もう、そんなこと言わな…キャッ」
桃子がまた膨れて舞波に反論しようとしたその時
2人を押しのけるように、というかまるで2人が見えていなかったかのように
小学校3,4年くらいの、チェックのワンピースを着た少女が彼女達の間を走り抜けていった。
「なによぉ」
少女は桃子のその声でようやく自分がぶつかってしまった事に気づき
2人のほうを振り返った。
「あ…あ…」
その少女の目は、まるで何か恐怖を目の前にしたように怯えていた。
20ウィードクラウン:2005/06/14(火) 02:22:56 0
>>19
*

信彦は、遠い親戚にあたる人物が経営している書店でアルバイトをしている。
妹の舞と2人暮らしをしているためだ。
両親が遺してくれたお金はあるが、それにばかり頼ってはいられないので
本来学校では禁止されているのを内緒で雇ってもらっている。
学校に違い場所だが、もし見つかっても親戚なので手伝っているだけだと言い訳が出来る。
平日は学校帰りに働いており、土曜日は朝から昼までの数時間働いている。
いつもならば正午ちょうどに仕事を終わらせるのだが
今日はたまたま昼際に忙しくなり、30分ほど残業をしてしまった。
「まずいな…」
アーケード街の奥にあるその書店から、彼は全速力で走っていた。
普段どおりに仕事が終われば、アーケード裏の公園で妹の舞が待っている。
しかし今日、舞はそこにいなかった。
もしかしたら自分を心配して書店まで向かっているのかもしれないと思い
アーケードまで戻ったが書店付近にもおらず
親戚のおじさんに聞いても来ていないという返事だった。
21ウィードクラウン:2005/06/14(火) 02:23:23 0
>>20
舞は"スキャッター"であるために、兄の信彦によって行動範囲を制限されていた。
だからこの町に越してきて3ヶ月たっても、舞は町の一部しか知らない。
下手に歩き回るとすぐに迷ってしまうだろう。
信彦はそれを一番心配していた。 舞が何かのひょうしに他人と触れてしまうことを。

アーケードの半ばまで来たところで、信彦は誰かと肩がぶつかった。
「あ、すみません!」
「もう、またぁ?」
ぶつかった相手の少女は、露骨に眉をひそめながら振り返った。
その顔に、彼は見覚えがあった。 同じ中学校の同級生である。
少女のほうも彼に気づいたようで、あっ、という顔をした。
「あれ…、君って確か同じクラスの…萩原くん?」
「あ、うん…。 えっと嗣永さん、だっけ?」
嗣永桃子と彼は同じクラスであるが、彼は引越しが多いため
積極的にクラスメイトと仲良くなろうとはしていなかった。
仲良くなると次に引っ越す時に別れが辛くなるとかそういったことではなく
少しでも彼らに"影響"が及ぶのを避けるためだった。
そのため、3ヶ月経った今でも彼はクラスの中で影が薄かった。
22ウィードクラウン:2005/06/14(火) 02:24:02 0
>>21
「うん。 私服だからあんまり気づかなかった。 ごめんね」
彼女なりに、彼に気を使っているらしかった。
「いや、僕あんまりクラスのみんなと話してないからね…」
「そういえば話すのって初めてだよね。 萩原君は、買い物でもしてたの?」
「まあ、そんなところなんだけど…。 あ、ちょっと聞いていいかな?」
「なに?」
「このくらいの、チェックのワンピースを着た女の子見なかった?」
彼は自分の胸あたりに手をやって、舞の身長を表した。
桃子はすぐに、何かを思い出したような表情をした。
「あー、さっきアーケードの入り口でそういう子見たよ」
「本当に!?」
「うん、黄色いチェックの入ったワンピース着てたけど、その子かな?」
「その子だ! どこに行ったかわかる!?」
信彦の必死な様子に、桃子はちょっと怪訝そうな顔をした。
「確か学校の方に走ってったと思うけど、知ってる子なの?」
「僕の妹なんだ。 ちょっと迷子になってるみたいで」
23ウィードクラウン:2005/06/14(火) 02:24:23 0
>>22
「へぇ〜。 じゃあ早く見つけてあげないとね」
「うん、嗣永さんありがとう! あ、そうだ…」
「え、何?」
信彦は少しためらうような表情をしてから言った。
「妹に、触った?」
「へ?」
「すれ違ったって言ってたから…」
「うーん…そう言えば少し触ったかもしれないけど、それがどうかしたの?」
彼は小さく舌打ちをした。
桃子のことが気になったが、ここで余計な事を言って
彼女を混乱させてしまうのもうまくない。
「な、なんでもないんだけど、怪我とか、してないんならいいんだ」
「そっか。 うん、大丈夫だよ」
「それじゃあ、僕探しに行くから、また」
「うん、バイバ〜イ」
桃子と別れ、信彦はアーケードの入り口へ向かってまた全速力で走った。

信彦に手を振りながら、桃子は右腕に軽く"痺れ"を感じていたが
それがあの時ぶつかった舞の影響によるものだとはもちろん気づくはずも無い事だった。



つづく
24ウィードクラウン:2005/06/14(火) 02:24:50 0
>まとめサイトの人へ
>>22-23は改行無しで続けて掲載お願いします
25名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 03:01:36 O
乙!!これからの展開楽しみです(・∀・)
なんだかギコナビの調子悪くて携帯からしか見れませんが…
26名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 04:09:24 0
>>1乙で保
27名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 04:54:53 0
新スレ&新スレ一発目投下乙
28名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 06:01:48 0
@kp0@p
29名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 07:16:15 O
ウィークラ乙!
30名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 07:44:07 0
まとめサイトのURL教えてください
31名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 07:48:42 0
>>1読め
32名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 08:11:25 0
じょそん
33まとめの人:2005/06/14(火) 08:24:37 0
前スレのログなんとか1001まで所得しました
34名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 09:16:45 O
>>33
GJ
35名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 09:30:58 O
クラウンさん乙です
>>20
>学校に違い場所だが、
↓ 学校に遠い場所だが、
ですか?
36名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 10:44:41 O
37名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 11:59:14 O
38名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 12:55:16 0
ん?
39名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 13:27:23 0
ペース落ちてるな
40名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 14:32:28 0
::::::\:∋oノハo∈
::::::ミゝ (〜^◇^)つ
::::::⊂__つノ 
::::::\:☆ノノノハ ウメウメ 
::::::ミゝリl|*´∀`l|つ
::::::⊂__つノ 
::::::\:☆ノノハ メーグルメーグル
::::::ミゝリ|*‘ヮ‘)|つ
::::::⊂__つノ 
::::::\:☆ノノハ ブッチギリマース  
::::::ミゝ从 ・ゥ・)つ
::::::⊂__つノ 
::::::\:☆ノノハ ピ〜チッチ    
::::::ミゝル ’ー’リつ
::::::⊂__つノ 
::::::\:☆ノノハ ビュンビューン 
::::::ミゝ川´・_・リつ 
::::::⊂__つノ 
ZYX巡回中!
41名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 15:29:37 0
ぱきゅんぱきゅん
42名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 16:16:50 0
43名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 17:22:43 O
44名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 18:10:21 O
んん
45名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 18:53:23 0
>>35
違い→近い です

すみませんw
46名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 19:40:36 0
47名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 20:50:40 0
ze
48名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 20:50:52 O
ゼ
49まとめの人:2005/06/14(火) 21:43:29 0
まとめサイトに前スレのログあげときました
50名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 21:45:37 0
51秘密国家公務員:2005/06/14(火) 21:46:41 0
前スレの864から

「私は潜入捜査から降りるわ」
愛は、千奈美を木陰に座らせながら言った
「どうして、まだ、ZY…」
「違う、ただ、私が潜入してるよりは外側からえりかと動いた方がいいって事」
愛の言ってることがよく分からない
「後、茉麻と千奈美もこの捜査からは降ろした方がいいわね。役に立たないどころか障害になるわ」
千奈美に一瞥をくれた後、愛が私を刺すような視線で見た
「わからない?とにかく今役に立つのは元ZYXのメンバーしか居ないわ」
愛の言ってる意味に見当も付かない
「とにかく、私はこの子を連れていったん戻るわ」
「ちょ、ちょっと勝手に!」
呆然としている私を後目に愛は千奈美を抱え、校門の方に向かい学校を後にした
52秘密国家公務員:2005/06/14(火) 21:47:22 0
>>51

暫く、愛の去った後を見つめていたら桃子が近寄ってきた
「佐紀にしては気付かないなんて、あの女の毒にでもやられちゃった?」
「桃子はわかったの、愛の言ってる意味が」
「まあ、マンツーマンであの女に牽制されていた佐紀には難しいか」
ちょっと、勝ち誇った感じで言われムッとしたが、桃子じゃないので押さえた
「私たちはいろいろな状況に耐えれるように手術や遺伝子操作されてるでしょ」
黙って桃子の発言を聴く
「だから、普通の子が訓練しただけの秘密国家公務員とは訳が違うのよ」
「まさか・・・」
「そう、普通の人では耐えれない状況にも耐えれるのが私たち、ZYXよ」
私は、この学園のからくりに気付いた
「催眠術?」
桃子は、私を見て頷いた
「正式には催眠波ね。その発信源はこの講堂。そしてそのキーとなるのが、この校章」
「増幅装置?」
私は胸につけてあるヘーゼルをあしらった校章を見た
「そんなところね?」
桃子は私たちの教室の方を向いて言った
「ああいう、見かけだけの女の考えそうな事だわ」
夏焼さんのことだろうか、やっぱり綺麗な子には対抗心が燃えるらしい
でも、この学園のおかしな様子はこれで大体分かったけど、本当のところ誰が?何の為に?
「夏焼さんが黒幕って証拠掴んだの?講堂に仕掛けてあったり校章に増幅装置とか、個人じゃ無理じゃない?」
「それがこれからの課題だよ〜、でもあの女が絡んでるに間違いないわよ」
「な〜んだ、桃子わかってないんだ」
夏焼さんの図書室で見せたあの表情と呟き
『人知を超えたものに利用されただけ・・・』
何かもっと深い裏があるような気がしてならない


つづく
53秘密国家公務員:2005/06/14(火) 21:48:49 0
>>49
乙です
大変でしょうが頑張ってください
54名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 21:52:30 0
55名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 22:24:46 0
秘密国家たんきてたーーーーー!!
乙です!!ドキドキ
56まとめの人:2005/06/14(火) 22:54:50 0
〜prophetic dream〜 は何スレ目くらいから掲載されたんでしょうか?
アメリカはもう少しで作り終わります
前スレの883の続き

駅前のロッテリアには、まだ列は出来ていなかった。
「ねぇ、ハンバーガーとか食べ歩きしたい。」
と、お姫様の友理奈が言い出すものだから駅前を食べ歩くことになった。
「これ、ハンバーガーを歩きながら食べるって難しいねw」
苦笑いを浮かべながら友理奈は懸命にハンバーガーを頬張った。
「ほらほらぁ、頬っぺたにケチャップついてるよ。」
オレがティッシュを出して拭こうとする前に友理奈は自分の右手の中指で
頬っぺたについたケチャップを拭うと舐めてしまった。
「えへへ」と照れ笑いする友理奈がとても可愛かった。
(しかし、このコは自分から「○○に行きたい」とか言うコじゃないんだよなぁ・・・)
オレは非常に困っていた。千奈美の命令とはいえ無計画で何をしろというのか・・・。
頭の中でいろいろ考えるが一考にまとまらない。
(あぁ・・・困ったぞ・・・)

「お台場に行きたいの・・・。ねぇ、お台場に連れて行ってくれる?」

思いもしなかった友理奈の言葉だった。
「お台場ぁ!?」
「そう、お台場。まだ、行ったことがないの。レインボーブリッジとかフジテレビとか・・・」
「いいけど・・・ま、行けばいろいろあるから退屈はしないか。」
「ホントに連れて行ってくれるの?」
「お姫様の言うことなら何でもお聞きいたしますよ。」
友理奈は長い髪を風になびかせて駅に向かって歩いていった。

こうして、友理奈とのお台場冒険王が始まった・・・

〜つづく〜
58名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 23:26:10 0
冒険王きたわーw
59名無し募集中。。。:2005/06/14(火) 23:54:55 0
>>56
第11章の131-134
60名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 01:08:45 O
保全
61名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 01:14:42 0
ブログを始めた俺が保全
62名無し募集。。。:2005/06/15(水) 02:04:32 0
63時代劇(仮):2005/06/15(水) 02:10:19 0
前スレのつづき

―――――――――ここは一体・・・・・・・・・・?
寝転んで赤とも青とも言えない不思議な色の空を見上げている
ゆらーり、ゆらりと体が揺れる
水音が聞こえる・・・・・・・・・
そうか、俺は舟に乗っているんだ
体を起こして周囲を見ると、櫓も帆もない小舟に俺一人
この舟は河の流れを横切って自然に進む
それにしても広い河だ
前にも後ろにも岸が見えない
もしかして、この河って・・・・・・・・・
向こう岸が見えてきた
色とりどりの花が咲き、いい香りが漂ってくる
お父やお母、忍びの里のみんなの懐かしい声が聞こえる
やっぱりこの河、三途の川だ
そして、あの岸は・・・・・・・極楽浄土だな
今までさんざん人や獣を殺めてきた俺が、極楽に行けるなんて意外だ
これからはお星様になって、おめぐとまだ見ぬ我が子を見守っていこう
そんなことを考えているうちに舟は岸に近付く

もう岸に飛び移れそうだ、という距離まで来た、その時
突然舟が燃え上がった
慌てて岸に飛び移ろうと思った
しかし、いつの間にか岸が跡形もなく消えている
やはり俺は地獄行きか・・・・・・・・
そう思った瞬間、舟を燃やす炎が俺の体に燃え移った
これが地獄の業火というものか!
左の脇腹辺りがものすごく熱い!いや、痛い!そうじゃなくて痛いのと熱いの両方だ!
64時代劇(仮):2005/06/15(水) 02:10:45 0
つづく

発作抑える薬の副作用で気分悪いから寝るナリ
65名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 02:15:29 0
从 ’w’)<時代劇たんお大事に
66ウィードクラウン:2005/06/15(水) 02:23:55 0
作者さんもほっしゃんも頑張ってくらさい

では>>23の続き
67ウィードクラウン:2005/06/15(水) 02:24:16 0
*

月曜日、友理奈は学校を欠席した。
朝のホームルームで担任の三好先生が風邪だと説明していたが
あいつが風邪をひくなんて珍しい。

「光太郎、寂しいのか?」
昼休みに持ち込んだ漫画本を読んでいると、同じ1年B組の本郷が話しかけてきた。
本郷は、中1のくせにいつも高校生以上に見間違えられる老け顔だ。
「何がだよ」
「熊井がいなくて、寂しいんじゃないの?」
「んなわけねーじゃん」
そりゃあ友理奈が学校を休むことは滅多にないので
こういった休み時間にうるさいくらいに話しかけてくる相手がいないのは
いつもと少し雰囲気が違うようではあるが、いないからと言って気にすることでもない。
「本当かねえ」
「うるせえな…ん?」
いつのまにか教室が騒がしい。
みんな窓から身を乗り出してグラウンドを見ている。
「なんだ?」
「外に誰かいるのか?」
本郷は窓に駆け寄って外を眺めに行った。
「本郷、何か見えるか?」
「ああ…野良犬だ」
「犬?」
野良犬が学校に迷い込む事はたまにある。
しかしそれくらいでこんなに大騒ぎになるものだろうか。
それともドーベルマンとか、そういう凶暴そうな犬なのだろうか?
野良犬ごときに興味は無かったが
周りの騒ぎようが気になり、俺も窓からグラウンドを見下ろした。
68ウィードクラウン:2005/06/15(水) 02:24:39 0
>>67
そして、絶句した。

確かに野良犬がグラウンドにいた。
といってもドーベルマンとかブルドッグとか特別怖そうな犬ではない。
というより、驚くべきところは犬の種類ではなかった。
その数だ。 グラウンドに集まった何十匹もの犬達。
いや、100匹以上はいるだろうか。
それがじっと、ある一点を見つめて"お座り"の状態を続けている。

そしてそこに、一人の生徒が近づいていった。 女子生徒だ。
何をやっているんだ? 噛み付かれるかもしれないというのに。
他の生徒もそれに気づいてさらにざわつき始めた。
69ウィードクラウン:2005/06/15(水) 02:25:03 0
>>68
「舞波っち! 何やってるの、戻って!」

上の階、おそらく2年生の教室がある3階から甲高い女子の声が聞こえた。
グラウンドの女子生徒はその声に振り向いたが
また踵を返して野良犬の群れに向かって進んでいく。
おいおい…大丈夫かよ…
生徒達は口々に「戻れ!」とか「危ない!」とか叫んでいる。
男の先生が玄関から出てきてやめるように声をかけていたが
それを無視してどんどん歩いていった。

そしてある程度まで近づいたところで
野良犬達が一斉に女子生徒に向かって飛び掛って行った。
女子生徒はあっという間に野良犬の群れにうずもれてしまった。
同時に学校中のいたるところから悲鳴があがる。

すぐに玄関から男の先生が数人出てきて
靴べらやデッキブラシなどを手に野良犬を追い払いにかかった。
しばらくすると野良犬はバラバラに散っていき
さきほどの女子生徒はグラウンドの真ん中に薄汚れた制服姿で座りこんでいた。
70ウィードクラウン:2005/06/15(水) 02:25:33 0
>>69
*

保健室。
3つあるベッドのうち1つに、石村舞波が横になっていた。
ベッドの隣の椅子には嗣永桃子が座っている。
「一体どうしちゃったの!?」
桃子はちょっと苛ついたような口調で言った。
もちろん舞波のことを心配して言っているのだが
誰の制止も聞かずに野良犬の群れに飛び込んでいった舞波に
彼女は少しだけ憤りを感じていた。
「そんなに怒らないでよぉ。 別にたいした怪我じゃなかったし…」
一方の舞波は、桃子が何故そんなに目くじらを立てているのか理解できなかった。
何故なら、彼女はあの野良犬達を見ても何の恐怖も感じなかったからだ。
野良犬の群れに取り囲まれた時も、彼女が犬に襲われたというわけではなかった。
飛び掛っては来たが、それは襲うというよりもじゃれ付く感じに近かった。
体中のかすり傷や制服の綻びは確かに野良犬達によるものだが
それも故意に傷つけようとして出来た傷ではなく、偶然に爪などが当たって出来たものだった。

「心配したんだからね!」
「うん…ごめんね」
「無事だったから良かったけどね。 でも、どうしたの?」
「…土曜日の夜からね、あの子達ずっとうちの前にいるんだよ」
「あの子達って、犬のこと?」
「うん。 一昨日の夜ね、寝る前に外からくぅんくぅんて鳴き声がしたの」
71ウィードクラウン:2005/06/15(水) 02:26:24 0
>>70
彼女らが少女・舞と出会った日。
舞波は早めに桃子と別れ家に帰ってから、全身に妙な"痒み"を感じた。
蚊に刺されたような不快な痒みではないが、風呂に入って体を洗っても痒みは取れなかった。
しかし、体の奥底から何かが沸き上がってくるような不思議な感触だった。
布団に潜り込んでから、家の外から何やら物音がした。
ざっ、ざっ、という複数の足音と、鳴き声。
カーテンを少しだけ開けて覗いたそこには、数匹の犬が座って自分を見ていた。
暗闇の中に光る目に少し怯えたが、次第に恐怖心は薄れていった。
舞波は窓を開けてその犬達に小さく「おやすみ」と声を掛けて、眠りについた。
翌朝、両親が騒いでいる声で目が覚めた舞波は、もしやと思って外を見ると
案の定、犬達はまだそこにいて、昨夜よりも数が増えている。
舞波は日曜日の一日を全てその犬達の世話に費やした。
そしてその夜もまた、犬達は舞波の家の周りに集まってきた。
今朝も数匹の犬達が登校する舞波の後を付いてきていたが、
さすが学校に連れて行くのはまずいので、なんとか振り切って学校へたどり着いたのである。
72ウィードクラウン:2005/06/15(水) 02:27:43 0
>>71
その事を桃子に話すと、彼女は急に吹き出した。
「あはは、舞波っちいつのまにそんなにワンちゃんに好かれるようになったの?」
「わかんないんだけどねえ。 でも私の言うことよく聞いてくれるんだ」
「だからあの時一人で出てったの?」
「うん。 やっぱついて来ちゃったんだぁ、って思って」
舞波はまるで悪戯な子供の事を話すように笑った。
「でも、かすり傷たくさん付けられちゃったね」
桃子は舞波の手をとり、みみず腫れしている二の腕に触れた。
「元気な子達だからね。 無邪気なんだよ」
「じゃあ今度紹介してね、その子達」
「うん! みんないい子だよ!」
2人は手を握ったまま笑いあった。

舞波のかすり傷は多数あった為に、あまりに些細で2人とも気にとめなかったが
右の二の腕にあった赤いみみず腫れの傷は、既に細い糸に見えるくらいに小さくなっていた。



つづく
73名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 03:02:41 O
乙!!
从’w’)<くぅんくぅん
74名無し募集。。。:2005/06/15(水) 03:54:54 0
75名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 05:01:38 0
乙乙乙
76名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 05:34:19 O
さすが舞波ちゃんだね!はははっ♪
77名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 07:17:50 0
舞波 期待 保全
78名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 07:29:52 0
桃子の力は、スゴイ!
79名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 09:01:53 O
保全
夕べ風呂の中で寝てしまったw
更新するはずだった1レス
>>57
JRで新橋まで向かった。
新橋でゆりかもめに乗り換えるのだが土曜日ということもあって
普段は、サラリーマンでいっぱいな新橋もお台場や汐留に向かう家族連れやカップルであふれていた。
「友理奈! ちょろちょろしてるとはぐれ・・・(って、もうはぐれてるし・・・)」
振り返ると友理奈が行方不明になっていた。
(どこ行っちゃったんだよもう・・・)
あたりを見渡しても背の高い友理奈はみつからないので携帯にかけてみた。
『RuRuRuRuRu・・・・』
「あ、もし?友理奈?」
「・・・はぐれちゃった・・・」
「いま、どこにいるの?」
「わかんない・・・」
(ヤバイぞ・・・友理奈のテンションが下がってきてる・・・)
友理奈の携帯の音からざわざわとした人の声や音が聞こえる。
もしかしたらまだ構内か改札付近にいるのかも。
オレは、携帯をつないだまま友理奈に「そこを動くなよ」と言って改札に向かって走った。
狭い新橋駅ならはぐれてもたかが知れてる。



ほら案の定、改札を出てすぐのところに友理奈が携帯を握り締めてしゃがんでいた。
「友理奈。迎えにきたよ。」
「・・・・・・」
(あちゃー・・・テンション下がっちゃってるよ・・・)
間をあけて友理奈が下を向いたまま呟いた。
「・・・お姫様って言ったのに・・・おいていった・・・」
〜つづく〜
81名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 11:12:20 O
ゆりなーー!!!!!
(;´Д`)ハァハァ
みぃたんの作品はゆりちな推しの俺にツボだぜ
ナイスグッドです
風呂で溺れないように頑張ってくださいw
82名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 11:39:37 0
わくわく
83名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 12:38:17 0
B工続きまだかよ
84名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 14:04:37 0
友理奈たまらんよ友理奈
今夜も期待しちゃっていいですか的保全
85〜春〜:2005/06/15(水) 14:32:15 O
小学6年生〜春〜
前々スレ続き

(徳永)「でねでね!○○くんが夏焼さんをナンパしてるとこに、桃ちゃんが出てきちゃったの!!」
(清水)「そ..それは、修羅場だね..」
次の休み時間、徳永は先程のトイレでの出来事を、興奮しながら清水に話していた。

(清水)「...でも、あの○○くんがナンパなんてするかなぁ?...しかも、桃ちゃんがすぐ出てくるかもしれない、そんな状況下で...」
(徳永)「チッチッチッ。まじめな佐紀ちゃんには分からないだろうけど、あー見えて○○くん、結構やるのよ...ねぇ友理奈?」
いまいち納得をしていない清水に、徳永はそう言い終えると、今度は横で少し心配げな表情をして、話しを聞いていた熊井に同調を求めた。

(熊井)「...そうかなぁ、私が見てた限りだと、夏焼さんの方から逆ナンしてたように見えたけど..しかも、かなり積極的に..」
(清水)「えっ!!夏焼さんの方から!?...」
徳永とは真逆の意見を話しだした熊井に対し、清水は驚き、心配げな表情をしながら、熊井を見つめていた。
そんな熊井の意見に対して、すぐに徳永が反論を始めた。

86〜春〜:2005/06/15(水) 14:37:09 O
>>85

(徳永)「そんなわけないでしょ〜!イケメンの後藤くんが相手ならともかく、あれほどの美貌の持ち主が、たいしたイケメンでもない○○くんに、自分からアタックするなんて...それはおかしいよねぇ佐紀ちゃん?」
(清水)「...確かに、それも一理あるけど...」
(徳永)「でしょ!!でしょ!!」
(清水)「...でも、○○くんのいい所って、顔とかそんなんじゃないと思うよ...」
(徳永)「へぇ?」
(清水)「それに、もし私が、夏焼さんくらいかわいかったとしたら、すぐにでも○○くんに...」
(徳永)「ちょ..ちょっと佐紀ちゃん??..それって..」
(清水)「えっ?...や..やだぁ、私ったら...」
徳永の言葉に、ふいに我にかえった清水は、動揺した口調でしゃべりながら、恥ずかしいそうに両手で自分の顔を隠し、そっぽを向いてしまった。
(徳永)「(...もしかして、前に佐紀ちゃんが言ってた、勉強よりも気になる男の子って、○○くんなのかしら?...確か友理奈も気になるって言ってたし、実は私も...となると、かわいい子が必ずしも、イケメン好きとは限らないって事に...うーん)」

徳永がそんな事を頭の中で考えてる横で熊井は、自分の席に座りなにかを考えている感じの○○に視線をおくっていた。

(熊井)「(..私、見ちゃったんだ。あの時...桃ちゃんに何か言われて、夏焼さんが教室に戻っていく時、彼女が涙を拭ってたとこ...あの2人、一体どんな関係なんだろ..」
そんな一抹な不安を胸に、熊井は神妙な面もちで○○を見つめていた。
87〜春〜:2005/06/15(水) 14:42:57 O
>>86

「...やっぱり、さっきのはまずかったなぁ...雅は桃子の事を知らないから、あれは絶対誤解してるぞ」
俺はそんな事を考えながら、先程のトイレでの一件の事で、頭を悩ませていた。
できれば、今すぐでも4組に行って雅に会い、誤解を解きたいとこだったが、さすがに教室内では野次馬が寄ってくるのが目に見えてるし、さらに話しがややこしくなって、雅に迷惑がかかるといけない...俺はそれを理由にまたもや、雅の所へ行くのをためらっていた。

「...なんか俺らしくないなぁ...はぁ...(チラッ)」
自分の不甲斐なさに、ため息をついていた俺が、ふと横に視線をやると、石村が黙々と教科書を見ながら、まだノート記入を続けていた。

「(...ほんと頑張ってんな石村)」
俺はそんな事を思いながら、石村に話してかけた。
「どうだ石村?はかどってるか?」
「えっ...う..うん」
「どれどれ?.....(こ..これは)」
俺が石村の記入したノートをのぞき込むと、その中身は、あきらかに行き詰まっている感じだった。
「...ちょっと、あれだな..」
「...うん」
石村も、それは重々わかってるらしく、うつきながら、じっとノートを見つめていた。
まだ6年の授業は始まったばかりで、それほど内容は進んではいなかったが、5年の3学期からずっと休んでいた石村にとっては、自分1人でやるには、少し無理がある感じだった。
勉強に前向きな石村を、間近で見ていた俺は、なにか力になりたい...そう思い、再び石村に話しかけた。
「よし石村!俺にまかせろ!!」
「えっ?」
俺はそう石村に言うと、自分の席に戻り、机の中から、石村が必要としている教科のノートを探した。

「えーと、算数のノートはと..あった!...ほらっ石村、俺のノート貸してやるから、遠慮なく写せよ」
「えっ..でも..」
「いいからいいから、ホラッ」
「...うん..ありがとう」
石村はそう返事をすると、うれしそうに俺からノートを受け取った。
88〜春〜:2005/06/15(水) 14:55:17 O
>>87

「算数が終わったら、ほかのも写させてやるから..」
「うん....あっ..」
「えっ、どうした?....し..しまった!!」
俺が、石村の机の上に広げてある自分のノートに視線をやると、それは人に見せるには、あまりお粗末過ぎる内容のノートだった。

「うわわ..ちょいたんま..」
やはり、なれない事はするべきではなかった...俺は恥ずかしくなり、すぐさまノートを回収した。
「わ..わりぃ石村、よく考えたら俺、6年になってからの授業は、ぼぉーっとしてたり、寝てばかりいたんだ。あとで誰かに、まとめて写させてもらうつもりだったんだけど、すっかり忘れてて..ほんとごめん」
「ううん、いいの...(その気持ちだけで、充分うれしかったから..)
石村は、ほんとすまなそうに、自分に誤っている○○を見ながら、心の中でそう感じていた。

「こうなったら、誰か別の奴にノートを...あっ!そうだ!!」
俺はそう呟きながら、本来ノートを写させてもらう予定だった、1人の女子の顔を、頭の中に思い浮かべた。

「(やはり、こうゆう時は清水だよなぁ)...」

清水のノートは、それを見るだけで、テストで高得点が取れるくらいに、分かりやすくまとめてあり、同じ3組の生徒はもちろん、他のクラスからも、男女関係なしに、借りにくる奴がたくさんいる。
俺も、以前はかなりお世話になってたが、6年になってからは、まだそれほど内容が進んでない事もあり、一度も頼んでいなかった。
「...(清水のノートは貸し出し率高いけど、どれか1教科くらいなら)...あっ」
俺がそんな事を思いながら、清水のいる1班に視線をやると、そこには、なにやらニヤニヤした表情の徳永が、顔を真っ赤にした清水を、からかっている感じだった。
しかも、その横ではなぜか熊井がこちらを真剣な表情で見つめていた。

「(あの雰囲気は...なんか、頼みに行きづらいな)...それじゃあ、紺野に...あっ」

俺がそんな事を考えていると、村上と矢島が教室に戻ってくるのが目に入ってきた。
この2人も、清水に負けないくらいに頭がいい。俺は、ノートを貸してくれそうな、村上に声をかける事にした。
おそらく、矢島の妨害がある事を承知で...
つづく
89名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 14:55:45 0
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
90名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 15:00:35 0
舞波ァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
こんな時間に投下乙、保全に来て良かった
91名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 16:13:08 0
春が真昼間から暴れてるな

乙!(;´Д`)
92名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 16:42:10 0
仕事中だが来て見てよかったほ
93須藤さん(仮):2005/06/15(水) 17:02:45 0
http://ex10.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1117880363/748-750

-----------------------------------

翌日、習慣になってしまった早起きと、その後の二度寝のせいで、
朝食と昼食が一緒になってしまった僕は、しばらく漫然と見ていたテレビにもなんとなく飽きてしまい、
ちょっと早いかなと思いながらも、須藤さんにメールを打った。
「今日、何時くらいに会えそう?」っていう14文字は、塾での国語のテストの3倍くらいは読み直したけど、
まだ不安っていう状態で、送信が完了された。
返事は直ぐに返ってきたけど、徳永とプールに行ってくるから夕方くらいになるっていう内容が書かれていた。
僕は仕方なく、合宿に行ってる間に録画しておいたビデオを見ることで時間を潰す事にした。
4時間近くテレビを見て、特撮モノの巨大ロボが巨大な魔物を倒し終わった頃に
須藤さんからメールが来て携帯が音を鳴らした。

「あと10分くらいで着くから、お土産持って駅まで迎えに来て」

どことなくいつもの須藤さんらしくないメールの文面に驚いて、
徳永がそう言って打たせたんだろうと想像するまでしばらく混乱していたけど、
「分かった」とだけ返事を送って、嬉しいやら悲しいやらでなんとも言いようがない気分のまま、
次週の予告をしているビデオを止めてから駅に向かった。
94須藤さん(仮):2005/06/15(水) 17:05:18 0
>>93
駅に着くと、須藤さんと徳永が居た。徳永は両手を腰に当てて、
ふざけ半分で怒ったような表情をしていて、須藤さんはそんな徳永を見て笑っている。
久しぶりに見る徳永は健康的という表現では足りないような色に焼けていて、
須藤さんも日焼けしてるはずなのに、もともとの色が白いせいか、
徳永と並ぶと日焼けしていないように見えた。100cmくらいの距離まで近づくと、
徳永は「はい、荷物」と言って、さも当たり前のように僕の自転車についているカゴに学校指定の水泳バッグを入れようとする。
カゴの中に入ってるお土産のお菓子が入ったビニール袋を取り出して僕に渡す。
僕が自転車のハンドルにビニール袋をかけると、須藤さんが「これも一緒に良い?」と聞いた。
「いいよ」っていう返事を待ってからこっちにバッグを差し出す須藤さんからバッグを受け取って、
徳永のバッグを押しつぶして、十分な空間を作ってからそっとカゴに入れる。
それを見て徳永は怒って文句を言ってくるけど受け流す。
その様子を見て笑う須藤さんと、笑う須藤さんを見てドギマギする僕。
徳永は相変わらず怒ってるけど、泳ぎ疲れたせいなのか、ムッとした表情のまま攻撃を一段落させる。

「じゃあ、お土産食べよう。茉麻の家で」と言って、徳永は歩き出す。
須藤さんは「えぇっ」と声を出して驚いている。
「部屋汚いからだめぇ」
「いいじゃん、どうせ部屋入るのは私とまあさんの2人だけなんだし」
片付けとかをちゃんとしてそうな須藤さんの部屋が汚いっていうのとか、
嫌がり方がなんともくすぐったくて、その感覚に浸っていたかったんだけど、
徳永の発言にはさすがにビックリして、ハッと我にかえって徳永に異議を申し立てる。
徳永はさっきの水泳バッグの事を根に持っているのか、
「あんたは家でチロルチョコでも食べてなさい」と言った。
「じゃあ、お土産も持って帰る」「それは置いてって」「やだ」「ケチ」なんて言い合いをしていると、
須藤さんが「じゃあ、ちぃちゃんの家で食べようよ」っていう提案をした。

(つづく)
95名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 17:16:35 0

まさかの須藤さん(仮)に、仕事にならないほ
96名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 17:30:40 O
須藤さん良い
このスレに活気が戻ってきた
97名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 17:51:22 0
乙!(この一言で十分だ。)
98名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 18:06:56 O
須藤さん(・∀・)イイ!!
99名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 18:38:43 0
B工まちほ
100名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 18:41:10 0
乙乙乙
この時間に3つ読めるのは幸せだな
101名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 18:44:51 O
須藤さんって今初めて読んだけど、なんかたんたんとしてて面白いな
ちょっと最初から読んでこようかな
102名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 19:21:36 O
ぜん
103名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 20:13:30 O
104名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 20:35:38 0
須藤さんイイヨイイヨ〜!!
このお話って初期の頃からあるけど(仮)はいつ取れるんだろう
気になって食事も喉を通らないw
105まとめの人:2005/06/15(水) 20:43:14 0
>>59
ありがとうございます
〜prophetic dream〜を追加しました
これで旧サイトの分は全て引き継いだと思いますので、繋ぎサイトに追い付くように頑張ります
106名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 20:47:24 0
おつです
107名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 20:47:53 O
>>105
108名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 20:49:00 0
いいつもおつです
109名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 21:00:21 0
>>105
作業ご苦労様です!
あとは完結済みの作品と連載中の作品の一覧の更新だね
110名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 21:03:01 0
みぃ早く投稿汁
111名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 21:06:01 0
管理人乙
112名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 21:38:37 0
投下期待保全フォ――!!!!
113名無し募集。。。:2005/06/15(水) 22:16:07 0
114名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 22:52:11 0
ネガレスはスルーで
115名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 23:15:24 0
ネガレスはやめよう
116まとめの人:2005/06/15(水) 23:16:09 0
作業メモ
【須藤さん(仮)】・【小学6年生〜春〜】・【ウィードクラウン】・【時代劇(仮)】
は現時点で中継サイトまで追い付きました

【I REMEMBER YOU】は【時代劇(仮)】みたいに各章ごとに分けて掲載した方がいいのかな?
話の内容を把握する為に一度読み返したいので保留します
117名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 23:29:00 0
>>116
章ごとに分けていいんでね?
118名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 23:32:57 0
>>116
更新作業乙!頑張れ〜!
【I REMEMBER YOU】は長編っぽいから各章ごとで良いと思う
その辺は作者のみぃ〜さんのさじ加減って所で更新待ちだねw
119名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 23:55:57 0
そんなオレはかげろう待ちw
120名無し募集中。。。:2005/06/15(水) 23:56:33 0
やべっ!スレ違いだった・・・。
121まとめの人:2005/06/15(水) 23:57:49 0
>>117-118
了解です
じゃあ章ごとにわけるって事で

作業メモ
>>116【秘密国家公務員】・【永遠の絆】
は現時点で繋ぎサイトまで追い付きました

今日はここまで
122いつも見てます。:2005/06/16(木) 00:08:25 0
まとめサイトの方お疲れ様です。
 
123名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 00:45:38 O
保全
124名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 00:51:44 0

就寝前作品投下祈願フォ――!!!!
125名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 01:28:28 O
保全
126名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 02:16:13 O
127名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 02:53:01 0
128ウィードクラウン:2005/06/16(木) 03:05:49 0
すみません今日書くつもりでしたが
諸事情により無理でした
超能力ものなんて何人が見てくれているのかわかりませんが
明日がんばります
129名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 03:24:31 0
>>128
超待ってます!!
130名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 03:33:30 0
>>128
そうだった・・・超能力ものだったの忘れて読んでました。
舞波も不思議少女なんだなぁって普通に読んでしまったw
待ってますよー!
よし!誰もおらぬなw
>>80

「友理奈、ごめん! お姫様を一人にしてしまった。ホントにごめん。」
しばらくしてやっと顔を上げた友理奈。
その大きな瞳には相当不安だったのであろう薄っすらと涙が滲んでいた。
「王子様がお姫様を一人にしたらダメなんだからぁ・・・」
そう言って抱きついてきた。
「今のは、ホントにオレが悪かった。もう一人にしないから。機嫌直して。」
「本気で怒ってるんだからぁ・・・」
と、言いながらも抱きついたまま離れようとしない友理奈。それどころか逆に腕に力が入っていく。
(いつ、オレが王子様になったんだ?・・・ま、それはいっか、それより・・・)
「どうしたら許してくれますか?お姫様。」
そっと、友理奈に聞いてみた。
しばらく沈黙が続いた。
改札を通る人たちがオレたちを不思議そうに横目で見ながら行くのが背中越しにわかった。
(今、振り返るとイタイなぁ)
そう思いながら友理奈が何かを答えてくれるのを待っていた。
いつも千奈美と一緒に弾けてるときの友理奈だと
『怒ったのウソだよぉ〜んw』とか言ってくれるのだが、このときは思いもしない言葉が返ってきた。

「もう、絶対に『離さない』って言って!」

(へ?今、何と申された?)
「絶対に『友理奈を離さない』って大きな声で約束してっ!!」
「・・・あの・・・ここ、駅の構内・・・」
「約束出来ないんだっ!! わたしのことどうでもいいんだ・・・ウッ・・・ヒック・・・」
オレがいい終わる前に友理奈がそう言って泣き始めた。
「あぁ〜〜いや、あの・・・まいったな・・・」
>>131

突然の構内でのメロドラマに駅員まじえての人だかりが出来始めていた。
(えぇ〜〜〜マジかよ、このシチュエーション・・・夢なら早く覚めてよねぇ〜〜)
「キミたち・・・さっきから、大丈夫?」
駅員の一人が話し掛けてきた。
「あの・・・全然大丈夫(じゃないけど)ですんで。ハハハハ(はぁ・・・オレのバカバカバカ・・・)」
自分の発言にものすごく後悔を感じたが友理奈はいっこうに笑顔を見せてはくれない。
時折、顔を上げてはオレを見るがその目はたまに見せる『絶対零度の視線』・・・
ちょっと違うのは『絶対零度の視線』に涙があること。
(お姫様の機嫌を損ねちゃったなぁ・・・)
オレは意を決して友理奈に言った。

「今日はもう、絶対に友理奈を離さない!」

周りがざわつき始めた。なんせ、とてつもなく大きな声で言ったから。
わざとに回りに聞こえるように大きな声で言ったのだが、さすがに顔から火が出るくらい恥ずかしかった。
さぁて、当の友理奈はどう出るか・・・
「・・・今日だけなの?・・・」
(そうきたか・・・)
でも、友理奈の表情は目を涙でうるうるさせながらも笑ってる。
「また、そんなこと言ってオレを困らせるつもりですか?お姫様。」
「違うもん。『今日はもう・・・』って言うから聞いたの。」
いつにもなく子供顔になって頑張る友理奈。そんな友理奈もちょっと可愛いと思う。
「ハイハイ。いつもお姫様のことを見てますから♪」
そんな言葉に友理奈の表情も優しくなる。
何か友理奈が呟いたかに思えたが周囲の雑音にかき消された。
「このまま・・・ずっと、お姫様でいたいよ・・・」

〜つづく〜
133h219-110-17-032.catv02.itscom.jp:2005/06/16(木) 03:52:38 0
ほしゅほしゅ・・・・ってだれもいねぇのかよ!
134名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 04:41:27 0
友理奈キャワ
135名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 05:32:49 O
朝マラから帰ってきた僕が来たよ
友理奈(*´Д`*)ポワワ

おっといけない
136名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 06:39:51 0
やべーよ友理奈、千奈美がいるしそれはまずいだろ友理奈ーシコシコ
137名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 07:17:54 0
ほぜ
138須藤さん(仮):2005/06/16(木) 08:15:15 0
>>93-94
徳永は、僕と口論をしていたのを忘れて、
須藤さんに向かって凄い勢いで自分の家がダメな理由をまくしたてる。
「うち、お姉ちゃんと妹が居るし、部屋だってまあさんの部屋よりも、
もっともっと汚いし、とにかくうちは絶対ダメ」
…負けず嫌いなのは知ってるけど、部屋の汚さで勝ってもしょうがないだろうと思いながら、
身振り手振りをつけて須藤さんに考えを改めさせようと説得している徳永と、
その頭の向こう側に居る須藤さんを見ながら成り行きを見守っていた。
須藤さんは、徳永の意見を受け入れて、「じゃあ、ちぃの家じゃなくて、七紙くんの家は?」
今度は僕に話が振られた。もしかしたらとは思ってたけど、
須藤さんと徳永が僕の方を見るっていう圧力までは計算していなかったから、
一瞬たじろいだけど、2人と同じく部屋が汚いっていう理由で断った。
「うーん」と言って、腕を組んで頭をかしげて考える須藤さんの様子を見ていると、
なんだかとても悪い事をしたような気分になってしまった。
139須藤さん(仮):2005/06/16(木) 08:21:43 0
>>138
「じゃあ、先に帰って片付けるから、ゆっくり歩いてきてよ」僕の口から出た言葉を聞いて、
須藤さんは嬉しそうな表情で「やったぁ」って言った。
徳永は喜んでるんだか怒ってるんだかよく分からない表情をしている。
とにかく、家に須藤さんが来るっていうシチュエーションの緊張と嬉しさから、
ありったけの体力で自転車を漕いで家までの道のりを走った。
家に帰ると直ぐに部屋に散らかってる本とか洋服とかを押入れに詰め込んだり、
塾の合宿から帰ってきてそのままのドラムバッグと居間にある座布団を交換したりして、どうにか片付いた部屋を作り出した。
須藤さんの誕生日プレゼントとお揃いの、中身の無い写真立ては、
机の引き出しの鍵をかけられるところに入れた。
小さなテーブルの上に麦茶の入ったペットボトルとコップを3つ用意して、
何の為に駅まで持って行ったのか分からないお土産をビニール袋から取り出して机の上に置いたところで、
ピンポーンと音がした。玄関に行って、確認の為に覗き穴から外を見る。
そこには大きな目が有って、ちょっとビックリしたけど、直ぐに「ああ、徳永だな」と確信して玄関を開けると、予想通り。
そこには徳永と須藤さんが居た。徳永は笑いながら「ビックリした?」なんて聞いてくる。
「ああ、驚いた驚いた」と、投げやりに答えると、
「ほら、驚いたって」と嬉しそうに須藤さんに言って、楽しそうにしている。
「まあ、とにかく、入って」と言うと、二人が「おじゃましまーす」と言って入ってくる。
自分の部屋まで案内してドアを開け、「適当に座って」と言って、先に2人を通す。
徳永はお菓子に飛びつくように部屋に入った。
須藤さんは、すれ違う時に僕の顔を覗き込むようにして「ありがとう」と言ってから中に入る。
僕は、一度だけ大きく深く深呼吸してからドアをしめた。

(つづく)
140名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 08:28:53 O
朝っぱらから須藤さァ━━*´Д`*━━━ン!!

まあさって子のノーブラ縄跳びボイン画像早くくれよ
141名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 09:17:59 O
>>140
懐かしいネタだなw
142名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 09:27:01 0
204 名前:名無し募集中。。。 :05/01/16 02:17:19
なあずーっと気になってるんだけどそのまーさとかいう子の
ノーブラボイン画像うpしてよ それによっちゃファンになるから


ちょうど5ヶ月前か…
143名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 11:26:19 O
朝からみぃ〜タン&須藤さん(仮)タンか、贅沢な朝だw
乙乙
144名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 11:56:36 0
B工まちほ
145名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 12:21:33 O
友理奈ー!!!

主人公め
100歩譲って千奈美は俺がもらうことで許そうw
146名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 12:37:23 0
ほぜん
147名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 12:45:09 0
乙!
この静かな盛り上がりが非常にヨイw
148名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 12:48:35 0
HO
149名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 13:07:12 O
1章戻って読んできたんだけど、1月からだったんだね。もっと古いスレだと思ってた。優恋って2ヵ月?くらいで連載終わったんだね。あの長編が2ヵ月。すごい
150名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 13:07:42 0
やっぱり出だしはB工だな
151名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 15:03:17 O
150>>
ごめんなさいm(__)m
少し休ませてくれますか!?・・・
152名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 15:08:07 0
そうか残念だな、俺は待ってるよ
153名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 15:13:13 0
必ず戻ってきて、待ってるから
154名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 16:41:42 0
友理奈の思惑はなんだ―――!!
ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
155名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 16:52:28 O
俺は友理奈だな







今なら清水
156名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 18:28:09 0
初参戦のZeppの凄まじさを想像して怯えながら、ほ
157名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 18:59:00 0
友理奈と浮気しちゃえ
158名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 19:24:34 0
早朝から出勤だったからやっと今日の分見れたよ
友理奈もまーさもいい感じじゃないの!GJ!
159名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 19:58:34 0
今週末東京か
160名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 20:19:34 0
>>155
スレ立てた第1章の1さんか?
161名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 20:39:09 O
>>160
違うよ!僕だよ、ぼ・く!ははっ♪


1章の1さんってまだいるのかな?いるよね?
162名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 21:15:50 0
初代1の意図した方向じゃないだろうからな
いてもたまに覗く程度だと思われ
163名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 21:47:22 0
田中マルクス
164まとめの人:2005/06/16(木) 22:17:26 0
【白と水色のメッセージ】のあらすじを募集します

作業メモ
【須藤さん(仮)】の本日更新分追加


165名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 22:20:38 0
>>164
まとめサイトの人いつも乙です!
前スレの最後の方にあらすじ書いてあったよ
166名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 22:39:59 0
まとめの人いつも感謝です。頑張ってください。
167名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 22:56:34 0
B工が書いてたメール奴って題名何かわかる?
168名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 22:59:19 0
B工の話禁止
169名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 23:00:55 0
あれ読みたいんだけど、題名わかんなくてまとめサイトから探しづらくて
170名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 23:24:54 0
新作が出来ました。
ちょい微妙かもしれないけど〜・・・ちょこっと細工を入れてみましたw
更新は諸事情で遅くなると思いますが投稿させてもらいます。
171名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 23:32:06 0

スクランブル ★BLACK★

「最近、ベッドの中に入ってもスグに眠れなくてさ…」
次の授業の教科書を探すために机の中に手を入れてガサゴソとさせながら前の席の友達に話す。
「眠れないって〜…4時32分とか決まった時間に起きちゃうとか?」
俺の話に対して迎えの席の友達が笑いながら答える。
「4時32分?何それ?」
「俺も詳しくは知らないんだけど〜…何かの小説だったかに、その時間に目が覚めちゃう女の子の話があったような〜…」
俺は『ふ〜ん』と素っ気無い返事をしてから友達の顔を見つめながら話を続ける。
「俺の場合は、『目が覚めちゃう』じゃなくって『なかなか寝つけない』だから関係無いよ」
そう言うと『確かに』と友達は同じく素っ気無い返事をして笑った。

他人にとっては笑い事かもしれないけど本人としては疲れて寝たいのになかなか眠りにつけない。
『寝よう』と意識すると逆に目が覚めてしまうし、無音の空間が不思議と気持ちを落ち着かせない感じがする。
羊は数え飽きたし、面白く無さそうな小説を読んでたら逆にハマってしまって時間を過ごしてしまう。
2〜3日なら何とも思わないけど、さすがに1週間続くと何か取り付かれてるみたいに常に疲れた感じがして〜…

教室の時計を見て、残り5分となった休み時間の短さに小さく『はぁ…』とため息をついた。
昼休み中に少しは寝ようと思ったのに…やっぱり全然眠れなかった。
172名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 23:36:11 0
スクランブル ★BLACK★
>>171の続き

「ねぇ?そんなに寝れないの?」
後ろから聞こえてきた声に『ん?』と思いながら振り返る。
そこには笑顔で俺を見つめる1人の女の子〜… み、みやびちゃん!!
「あっ!!!!み、み、み、みやびちゃん!?」
俺の体に突然緊張が走ったと同時に言葉を上手く声に出せなくなっていた。
俺を見つめながら雅ちゃんは『クスッ♪』と小さく微笑んでからゆっくりと俺に向かって言う。
「私の名前は『みみみみやびちゃん』なんて名前じゃないもん! 『み』は1回だけだよ♪」
(カ…カワイイヨ〜…)
俺は雅ちゃんをボーッと見つめながら『そうだね。『み』は1個だったよね〜…』と意味のわからない事を言っていた。
雅ちゃんは俺の変な返事に対して『そうだよ♪』と優しい声で笑顔を見せた。
そして数秒の時間を置いてから思い出した様に俺に向かって言った。
「なかなか上手く寝つけ無い時にはねぇ〜… ある事をすると簡単に寝れるんだよ♪」
そんな雅ちゃんの言葉に食いつくように俺が言う。
「え〜っ!!! 本当に?是非教えてよ!!!」
必死になっている俺に対して雅ちゃんは『えっとね〜…何だったかな〜?』と少し話を引っ張る感じで笑顔で俺を見つめていた。
173名無し募集中。。。:2005/06/16(木) 23:42:13 0
スクランブル ★BLACK★
>>172の続き

「も〜!早く教えてよ〜!」
笑顔の雅ちゃんに向かって俺も笑顔で言う。
そうは言ってたけど、その時の頭の中では『雅ちゃんと話せる>>>>>寝不足』って感じで内容はど〜でも良くなっていた。
そんなやり取りが少し続いて〜…ついに雅ちゃんは俺に向かってゆっくりと話し出す。
「その方法って言うのはですね〜…」
「そ、その方法は???」
『シーン』と静まり返る空間……
「その方法っていうのは〜…」

『キーンコーン カーンコーン』

続きを言おうとした瞬間にタイミング悪く昼休みの終わりを知らせるチャイムの音が響く。
雅ちゃんは俺の顔を笑顔で見つめたまま続きを言わないで、少ししてから微妙に表情が変わったと思うと〜…
「やっぱり、その方法は内緒♪」と舌を出して俺のオデコを『コツン♪』と軽く叩いてから自分の席に戻って行った。

「夏焼 雅って…可愛いすぎるよなぁ…」
一緒になって見とれていた友達の言葉に『…うん』と、今さっき見た雅ちゃんの笑顔を思い出しながら俺は返事をした。

★★続く★★
174まとめの人:2005/06/17(金) 00:01:25 0
>>167
【不思議な気持ち】ですね
まとめましたので

作業メモ
>>164【永遠の絆】・【白と水色のメッセージ】・【恋への記憶】・【不思議な気持ち】
は繋ぎサイトまで追い付きました
TOPページは完成作品と連載中作品が織り混ざっている状態となっていますが、全ての作業が終わったら変更する予定です

今日はここまで
175名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 00:02:16 0
ありがとうございます
176名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 00:03:35 0 BE:24281524-#
>まとめの人
http://www.geocities.jp/riasyo_matome/ninja.html
これの四部へのリンクが間違ってますよ
177名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 00:16:08 0
駄作が減っていい感じになってきたな
178名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 00:17:21 0
秋野駄作
179時代劇(仮):2005/06/17(金) 00:36:41 0
このスレ初?

そこで目が覚めた
夢だった
だが、脇腹の熱いとも痛いともつかぬ感覚は夢ではなかった
「うっ・・・・・・・・・・・ぐっ・・・・・・・」
体を起こそうとしたが起き上がれない
首だけ起こして周りを見ると・・・・・・舞波がいる
どういうわけか、俺は着物を着ていない
舞波はそんな俺の脇腹を手拭で・・・・・・・・
「ぐわっちゃ!!」
痛いと熱いが混ざった悲鳴が勝手に口から出る
「あ、ほっちゃん、目が覚めたんだね」
舞波が俺の顔を見てニッコリ笑った
「目が覚めた、じゃないだろ!!!・・・・・・・この匂い、酒か?」
「うん。お酒で傷を洗ってるの」
「痛てぇ!!!何で酒でそんなことを・・・・・?」
「お酒で傷を洗うと膿が出たり熱が出たりしにくくなるの」
「なに?本当か?」
舞波には膿や熱のことを話した覚えはないが、知っていた・・・・・・・・
そして、舞波はその防ぎ方を知っていた・・・・・・・・
「さすが医者の娘だな」
「関係ないよ。私の時代じゃみんな知ってるよ」
「そうか・・・・ともかく、これで一安心・・・・・・・・・」
また意識が遠くなってきた
「一安心じゃないよ!血を早く止めないと!」
舞波はそう言ってまた傷口を酒を染み込ませた手拭で拭いた
「ほっちゃん、短刀借りるよ」
そう言うと俺の短刀を鞘から抜き、刃に酒をかけ、行燈の火で炙った
180時代劇(仮):2005/06/17(金) 00:37:44 0
「痛くても暴れないでね。手元が狂ったら大変なことになるから」
舞波はそう言って短刀を脇腹の傷に当てた
「お、おい、ちょっと、何を・・・・・・・・・」
俺の言葉には耳を貸さず、いきなり傷口を切り裂いて広げた
「い、痛てぇ、痛てえよ!何するんだよ!」
「うるさい!!男の子でしょ?我慢しなさい!」
あまりの舞波の気迫に、痛みは吹っ飛んでしまった
「はい・・・・・・・・・・」
「傷の中がよく見えるように開いているの」
「お、おい、そんなことしたら・・・・・・・」
「大丈夫。あとでちゃんとふさいであげるから」
「ふ、ふさぐって、そんなことできるのか?」
「だから、静かにしなさい!」
「はい・・・・・・・・・」
傷口を広げると、舞波は酒を満たした小さなたらいで手を洗う
そして、その手を拭かずに傷口を広げる
傷に酒が沁みてものすごく痛くて熱いが、舞波が怖くて悲鳴をあげることもできない
舞波は手で酒を掬い、傷口から腹の中に流し込んだ
そして、乾いた手拭で腹の中の酒と血を一緒に拭き取る
「うーん・・・・・・・どこかな?」
傷口に手を突っ込んで、何やらゴソゴソやっている
「暗くて見えないなぁ・・・・・・・・」
今度はどこからか小さな手のひらに収まるくらいの大きさの棒を取り出した
棒を指先でカチカチと鳴らすと、棒の先から火が出た
「熱くても我慢してね」
舞波はそう言うとニコっと笑い、火を出し続ける棒を握ったままの手を俺の腹の中に入れた
181時代劇(仮):2005/06/17(金) 00:38:20 0
「あった・・・・・・・ここから血が出てる・・・・・・・・・・」
舞波はそう言うと一旦俺の腹から手を出した
「なあ、これから・・・・・・どうするつもりだ?」
「縫うんだよ」
そう言いながら針と糸をどこからか取り出し、酒の入ったタライに沈めた
「縫うって・・・・・・・着物のこと・・・・・・だよな?」
「あ、着物も斬られたんだよね。あとで縫ってあげるね」
「き、着物も、ってことは・・・・・・・・・・」
「傷を縫うにきまってるじゃん」
「ほ、ほ、本気か・・・・・・・?」
「うん。本気」
「俺の体は布切れじゃねえぞ」
「あ、そうか・・・・・・あのね、これは私の時代じゃ普通のことだから」
「だ、大丈夫か?痛くないか?」
「痛くないよ。麻酔っていうのをするから・・・・・・・・・あ、ここには麻酔がないか・・・・・・・・」
「それじゃあ・・・・・・・・・・痛い?」
「・・・・・・知らない。でも、我慢できるよね?男の子だから」
そう言うと舞波は俺の返事を聞かずに糸を通した針を俺の腹の中に突っ込んだ
その後のことは知らない
なぜなら、あまりの痛さに気を失ってしまったからだ

目が覚めると舞波が俺の胸を枕にして寝ていた
少々やつれたように見える
一晩中俺の看病をしてくれていたようだ
脇腹の傷は、本当に縫われていた
不恰好な雑巾のようだ
だが、血は止まっているようだ
さすがは医者の娘だ
「舞波・・・・・・・・ありがとうな」
そう言って舞波の髪をそっと撫でた
182時代劇(仮):2005/06/17(金) 00:39:16 0
つづく

パソコン買い換えて引越し作業中につき、今宵はここまで
183ウィードクラウン:2005/06/17(金) 00:45:42 0
>>171
乙です
『クスッ♪』があるという事は・・・


まぁ、とにかく2日分投稿します
184ウィードクラウン:2005/06/17(金) 00:46:32 0
>>72
*

部活は野良犬の糞尿処理で練習どころじゃなかったので
運動部員全員でグラウンドの整備だけして帰った。

学校帰り、俺は友理奈の家に寄った。
渡さなければいけないプリントがあるからなのだけど
滅多に学校を休まない友理奈が風邪で休んだ事が心配になったので
ついでに見舞ってやろうと思ったのだ。

「あら、光太郎君いらっしゃい。 お見舞いに来てくれたの?」
友理奈の母親が、部屋まで案内してくれる。
小学校の時はよく遊びに行っていたけど
中学校になってからはここに来るのは初めてだ。
「友理奈、光太郎君が来てくれたわよ」
ドア越しに友理奈の母親が声を掛ける。
185ウィードクラウン:2005/06/17(金) 00:46:52 0
>>184
「…うん」
ドアの向こう側から友理奈の弱々しい声が聞こえてきた。
「入るぞ」
コンコン、と一応ノックをしてから部屋に入る。
部屋は以前来た時から少しだけ模様替えをしているようだ。
掛けてある服も少し大人っぽくなっていた。

友理奈はタオルケット一枚を体に掛けて横になっていた。
顔はこれ以上ないくらいに赤くなっており、だらだらと汗をかいている。
最近身長が伸びてきてほとんど俺と同じくらいになっているけど
今の友理奈はいつもよりずっと小さく見えた。
「調子はどう?」
「あんまり…よくない」
か細い声を出し、半分ほど開いた目で俺を見る。
額に乗せた氷袋の氷は既に溶けており、今にも中の水がこぼれそうになっている。
「氷、変えてやるよ」
「……」
俺は友理奈の母親から氷袋を変えるように頼まれていた。
熱はかなりあるらしく、何度変えてもすぐに溶けてしまうのだそうだ。
「ん?」
友理奈の額から持ち上げた氷袋は、既にぬるくなっている。
…いくらなんでも体温が高すぎるんじゃないのか?
俺は友理奈の額に手を当てた。
「うわっ、熱っ!」
「うん…熱いの…」
友理奈の口から吐き出される吐息が俺の腕に当たる。
これもかなり熱い。 相当重症なんじゃないか?
186ウィードクラウン:2005/06/17(金) 00:47:19 0
>>185
俺は氷袋を取り替えて、友理奈の椅子に腰掛けた。
「はぁ…つめたくて、気持ちいいなぁ…」
友理奈は少しだけ笑みを浮かべた。
「病院行ったのか?」
「行ったよ…」
「風邪だって?」
「わからない、って言われた…」
「はぁ?」
わからないってどういうことだよ。
これだけ高熱出してるのに、病名もわからない?
もしかしてかなりヤバい病気に掛かっているとか…
「でも、大丈夫だよ…」
「何が大丈夫なんだよ」
そんな状態で言うセリフじゃないだろう。
「体がぽかぽかするだけで、咳とか頭痛とか、そういうのないし…」
いやいや、それで病名がわからないのは結構問題だと思うんだけど。
187ウィードクラウン:2005/06/17(金) 00:47:40 0
>>186
「まぁ、自分でそう言うんならいいけど。 明日は来いよな、学校」
「うん…。 ねぇ、こうちゃん」
少しだけ体を起こそうとした。
「寝てろよ。 それで、何?」
「私がいなくて寂しかった?」
「え…?」
いきなり何を聞くんだ。
「どうだった?」
「まぁ…いつもよく喋るやつがいなくて…」
「いなくて…?」
「うるさくはなかった、かな」
「なによう…」
友理奈はタオルケットを顔半分まで被って少しふてくされた。
「とにかく、早く治せよ」
「ありがとうね、こうちゃん…」
「おう。 あ、プリントここ置いてくから。 それじゃあな」
「うん…バイバイ」

俺は友理奈の家を後にした。
自宅に向かう途中、また体の中で"跳ねた"感触が少しだけあった。
心臓が苦しいとか、そういう痛みではなかった。
…俺も何か病気に掛かってしまったのだろうか?
188ウィードクラウン:2005/06/17(金) 00:48:14 0
>>187
*

「嗣永さん!」

下駄箱でスニーカーに履き替えているところに急に声を掛けられて
私は少し転びそうになった。
「おっとと…あれ、萩原くん、どうしたの?」
萩原くんはここまで走ってきたようで、息を切らしていた。
「ああ、嗣永さんが1人になるの待ってたんだ」
「へ…?」
萩原くんとは一昨日の土曜日にアーケード街で初めて話しただけなんだけど
私が1人になるの待ってたって、まさか告白でもするつもり?
ちょっと、いくらなんでもそれは早すぎなんじゃないかなあ…
「こっち来てくれる?」
「え、ちょ、ちょっと…」
言うが早いか萩原君は私の手を取って走り出した。
189ウィードクラウン:2005/06/17(金) 00:48:57 0
>>188
私は萩原君に引っ張られるまま、体育用具室の前まで連れて来られてしまった。
「はぁ…はぁ…はぁ…なんなの…」
「嗣永さんに聞きたいことがあるんだ」
聞きたい事? 恋人ならいませんけど…
「な、何?」
萩原君は真剣な表情で私をじっと見つめた。
「土曜日のこと。 僕が妹を探してた時の」
「ああ〜。 そういえば妹さん見つかったの?」
「うん、あそこから遠くないところにいたよ」
「よかったね!」
と、私が言っても萩原君はちっとも嬉しそうな表情をしない。
「ありがとう。 ところで、聞きたいのは妹と会った時の事なんだけど」
「う、うん…」
「舞と…妹と会った時、他に誰か一緒にいた?」
舞って言うんだ、萩原くんの妹さん。
「えっと、あの時は舞波っちも一緒にいたよ」
「まいはっち…?」
「舞波。 同じクラスの石村舞波だよ」
舞波は男子とあんまり話さないから、あだ名を知らなくても無理はない。
190ウィードクラウン:2005/06/17(金) 00:49:18 0
>>189
「…石村さんか」
「それがどうしたの?」
「ああ、石村さんも、妹に触った?」
触った…? 触ったからどうなのよ。
「そういえばこの前もそんなこと聞いてたよね? 触ったらまずいの?」
萩原くんの発言が、なんだかシスコン兄貴のように聞こえて
私はつい、少し苛立ったような口調になってしまった。
「……」
「どうなの? なんかそんなこと言われたら気になるなぁ」
「あんまり、良くはない」
何よそのはっきりしない答え…
「具体的にどういうこと?」
「なんて言ったらいいのか…。 あ、舞と会った後、何か変わったことなかった?」
「何かって…」
「体の調子がおかしいとか、そういうこと」
「ああ、そういえば何だか土曜日から右手が少し痺れてる感じがするかなあ」
それを聞いて萩原くんは黙り込んでしまった。
191ウィードクラウン:2005/06/17(金) 00:49:39 0
>>190
「ちょっと、だから何なの〜?」
黙ったままの萩原くんは、私の声ではっとして顔を上げた。
「あ、ご、ごめん。 えっと、石村さんは? 何か変わったこととか無い?」
「え〜…変わったところって言われても…」
「なんでもいいんだ」
またあの真剣な表情で訊ねてくる。
「しいて言うなら、犬好きになってたこと、かな?」
「犬好き? ああ、昼休みに犬の群れに歩いていったこと?」
「そう。 さっき舞波っちと話したら、最近ワンちゃんに懐かれるようになって
 それでも舞波っちもその子達のこと気に入ってるって言ってたよ」
「そ、そっか…」
萩原君はさっきまでの表情を少し崩して、はぁ、と安堵のため息をした。
「それでさ、妹さんに触った事と何か関係あるの? 病気持ってたりとかするの?」
「…病気というか、似たようなものでもあるんだけど」
「ええ〜!? 何の病気? やばい?」
「えっと…」
萩原君はまた少し黙って考えてから、地面の小石を一つ取り上げた。
192ウィードクラウン:2005/06/17(金) 00:50:12 0
>>191
「見てて」
拾った小石のとがっている部分を自分の頬に当てる。
「な、何するの…?」
「実験、みたいなものかな」
「え?」
私がそういうのと同時に、萩原君は持った小石で自分の頬を素早く擦った。
小石が擦った場所から途端に赤い血が滲みだす。
「ちょ、ちょっと、萩原くん何してるの!?」
萩原くんは無言のままポケットからハンカチを取り出して頬の血を拭った。
「少しやりすぎたかな」
…やりすぎた、って一体何を言ってるんだろう。
自分で自分を傷つけといて、どういうつもりなの?
「嗣永さん、右手出して」
「え、え?」
私は戸惑いながらも右手を開いて、彼の前に出した。
萩原くんは私の手を取ると、まだ血が流れている自分の頬に添えた。
生暖かい血の感触が右手に触れる。
「な、なに…」
萩原君が私の目を見つめた。
「この手に少し力を込めてみて」
「は?」
言われるまま、私は右手にぐっと力を入れた。
「力を入れるんじゃなくて、力を込めるんだ。 手の神経を研ぎ澄まして」
「え、わ、わかんないよ…」
萩原君は一体何をさせようとしているんだろうか…?
「じゃあ目をつぶって想像してみて、この傷がつく前の僕の頬を」
「うん…」
私は言われた通りに目をつぶり、傷がつく前の彼の頬を思い浮かべた。
193ウィードクラウン:2005/06/17(金) 00:51:02 0
>>192
「もういいよ」
「目、開けてもいい?」
「うん」
30秒ほど経っただろうか。
萩原くんは私が目を開けるのと同時に、自分の頬から私の右手を離した。
「ほら、見て」
「!」
彼が指差した頬には、血の跡が少し残っているものの
さきほど小石でつけた切り傷はすっかり消えてしまっていた。
「やっぱりね…。 君の場合、これなんだよ」
「え…なに…どういうこと…?」

私は何が起こったのかまったくわからなくなり
その場にぺたんとへたり込んでしまった。



つづく
194名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 01:01:40 O
>>193
乙 続きが木になるw
195まとめの人:2005/06/17(金) 01:09:41 O
>>176
お知らせいただきありがとうございます
明日直しておくので、それまではとりあえず
http://www.geocities.jp/riasyo_matome/ninja-4.html
でお願いします
196名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 01:14:42 0
いろいろきてたー(・∀・)
ウィードクラウンと時代劇たん続きが気になるぜ

みぃ〜たんの続きも早く読みたい
197GROWING UP:2005/06/17(金) 01:41:22 0
前々スレ>>765の続きです

「ふああ・・・」
月曜の朝は眠い。特に昨日はテストで休みじゃなかったからなおさらだ。
半ば眠ったような状態のままで学校に着いた。
教室に入ると、僕の席のところに誰かいる。千奈美と・・・友理奈だ。
「あ、○○!待ってたんだよ〜」僕を見つけるとすぐに千奈美が言った。
「え、何で?」
「算数の宿題見せて!」
「あれ、宿題なんて出てたっけ?すっかり忘れてた」
「あ〜、ダメな子だね〜」
「とか言って自分も今友理奈に聞いたんじゃないの?」
「・・・う、鋭い」
「まあいいや、とにかく今からやるか。どこやればいいのか教えて」
「え〜と・・・どこだっけ?友理奈」
「教科書の12ページ。あ、○○君・・・私、1個わかんなかったから教えて欲しいんだけ
ど、いい?」
「え、あ、うん、もちろん」・・・やっぱり目を合わせて話せない。今までは簡単にできた
ことなのに・・・
とりあえずランドセルから筆箱と算数の教科書、そしてノートを出した。
自慢じゃないけど、僕は算数がすごく得意で、塾でも算数だけならSクラスの人に負けな
い成績だ。今日みたいな教科書1ページ分の宿題ぐらいなら今からやっても十分に間に合
うだろう。
198GROWING UP:2005/06/17(金) 01:41:54 0
「じゃあ、まず友理奈のわかんないやつからやろうかな。どれ?」
「えーとね・・・これ」
「うん。これはね・・・」説明しながらノートに式を書いていく。
すると、僕の後ろから友理奈がノートを覗き込んだ。
友理奈の顔が僕の顔のすぐ左にある。今にもくっついてしまいそうなぐらい近くにあって、
友理奈の長い髪は僕の左肩に触れている。傍目には問題を解くのに集中しているようでも、
意識は完全に友理奈のほうへ向けられていた。横目でちらりと左を見る。
(か、可愛い・・・)
友理奈の目、髪、口唇、全てがきれいで、輝いているように見える。そして清潔感のある
ほのかな香りを感じながら、右手を動かすスピードも必要以上にゆっくりになっていった。
(あ〜、なんかすごい幸せだな・・・)
「○○君、どうしたの?」
友理奈の言葉で、はっと我に返った。どうやら完全に手が止まっていたらしい。
「・・・あ、ごめんごめん。ち、ちょっとまだ眠くてさ・・・」一応言い訳をしながら、
これ以上様子が変だと思われないように、すぐに続きを書き出した。
「・・・で答えはこうかな。大丈夫?わかった?」
「うん、すごいよくわかった!ありがとう」友理奈はニコリと笑ってそう言い、ちょうど
チャイムが鳴ったので自分の席に戻っていった。
(もう1問くらい聞いて欲しかったな・・・)
僕は少し名残惜しさを感じながらも、まだ自分が宿題を終わらせていないことを思い出し、
残りの問題を解き始めた。
199GROWING UP:2005/06/17(金) 01:42:27 0
「ちょっと、もう少しゆっくり書いてよ〜」
「あ、ごめんごめん・・・千奈美、自分でやったら?」
「え〜、いいじゃん、見せてよ」
「あのさ・・・千奈美の算数の宿題の3分の1は僕がやってる気がするんだけど」
「それは言いすぎだよ〜、4分の1くらいじゃない?」
「・・・どっちにしろ十分多いよ」
「まあまあ、そのかわり夏休みの図工の宿題いつも手伝ってあげてるじゃん」
「あれは頼んでもいないのに千奈美が勝手に手を加えてるだけでしょ。『こんなんじゃダメ
〜!』とか言って」
「でも私のおかげですごく良いのができるでしょ!」
「まあ、それは確かに・・・」
「ね!だから○○は私の算数の宿題をする義務があるの!わかった?」
「・・・はい」
結局いつものように千奈美に言いくるめられてしまった。
「よし!はい、次見せて!」
「ねえ、写したのバレると先生に怒られるからさ、もうちょっと工夫して書いてよ」
「大丈夫、わかんないって〜」
「去年1回バレたじゃん!」
千奈美の奔放さに振り回され、「はあ・・・」とため息をつきながらふと前を向くと、
友理奈が僕達の方をうれしそうな笑顔で見ていた。


つづく
200名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 01:59:04 O
乙!
201名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 01:59:41 O
すまんしこったorz
202名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 02:07:19 0
なんか今日すごいなw
203名無し募集。。。:2005/06/17(金) 02:56:55 0
メヒコ一番!!!と思った俺が、保
わざとにこの時間帯を狙ってるわけじゃないのよ・・・(焦

>>131
オレは友理奈の手を掴むと一気にゆりかもめの新橋駅に向かって走った。
引っ張られている友理奈が「ちょっと、もうちょっとゆっくりぃぃぃいい」とか叫んでいたけど
そんなのお構いなしに駅の階段を駆け上った。
「はぁはぁ・・・もう・・・なんで走るのぉ?」
「いいからいいから。お姫さまは黙ってついて来いってw」
改札を抜けホームまで一気に走り抜いた。あとは、ゆりかもめが来るだけ。
友理奈はオレの背中に背中を合わせて寄りかかっていた。
「はぁはぁ・・・もう、走り疲れたよ。」
オレは背中で友理奈の華奢な背中を感じていた。
息をするたびに揺れる友理奈の背中。ちょっと意地悪をしてみた。
「ちゃんと友理奈を離さなかっただろ?」
「離さなかったけど・・・離さなかったけど・・・」
なんか、いっぱいいっぱいになってるみたいだ。
「離さなかったけど?」さらに意地悪に聞いてみた。
「もう少し、わたしを見てよ!」
「アハハw わかったよ、もう少し友理奈のペースに・・・」
「違うの! そういう意味じゃないの! さっきみたいに・・・」
オレを遮ったクセに最後は尻切れてしまった。そして、お約束の沈黙に入る。
(さっきみたいにって・・・友理奈・・・昨日から何を企んでる・・・)

なんとも言えない沈黙があったがようやくそれを引き裂くかのように『ゆりかもめ』が到着した。
「お姫様? そのまま黙ってついて来てくださいな。」
オレは、友理奈の手を握るとそのまま『ゆりかもめ』に入った。
そして、
「こちらにお掛けください。」とエスコートした。
「わぁ・・・一番前だぁ・・・」
>>204

「これを見せたくて・・・ちょっと強引ですまなかった。」
オレの言葉に首を大きく横に振る友理奈。
「すごいよ・・・すごいよぉ!」
友理奈の感動はもう言葉にならないみたいだ。
そんな友理奈とオレを乗せた『ゆりかもめ』は定刻どおりに発進した。
「ホントに無人で動いてるんだぁ」
オレの隣で友理奈は小5らしくはしゃいでいた。
汐留の日テレの光るビルを見ては「光ってる」と言い、船のマストが見えるとはしゃいで・・・。
夕べと今日のギャップがとても可愛く見えた。
そして、友理奈はオレたちの後ろの方にいた、女の子と男の子のふたりの子供たちに気がついた。
「ねぇ・・・」とオレの腕を掴みながら目でオレに訴えかけた。
オレは友理奈が何をしようとしてるのか悟り一緒に席を立った。
席を立つと友理奈は、その子供たちの元にしゃがみこんで言った。
「一番前の席が空いてるから座りなよ♪」
「ほら!おいでよ!」
オレも間髪入れずにそのコたちを手招いた。
子供たちは、お互いの顔を見合すと「ワァ―――!!」とはしゃぎながら一番前の席に座った。
そして、オレたちふたりに
「お兄ちゃん、お姉ちゃんありがとう!」と、声を合わせて言った。
母親らしき女性からお礼を言われたが、「わたしたち、背が大きいからw」と友理奈は笑顔で答えた。
オレは『ゆりかもめ』が揺れて友理奈がヨロけないように支えるようにして壁に片手をついて立っていた。
数分するとさっきの子供のうち女の子がオレたちの方を向いて話かけてきた。
「お兄ちゃんとお姉ちゃんは『こいびとどうし』なの?」
「へ?」
突然の女の子の言葉にオレと友理奈は呆気にとられてしまった。

〜つづくです〜
206名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 03:33:23 0
イイヨイイヨー
ちょっと萌える展開 続きが気になるよ
207名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 03:39:13 O
ついに友理奈時代到来だな!!!
208名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 04:47:46 0
乙乙乙乙乙
久し振りに凄いな
209名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 05:45:51 0
うぉー怒涛の絨毯爆撃、作家さんたち乙です!
舞波ァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
友理奈ァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
210名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 06:34:44 0
211名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 07:00:11 O
>>171
乙です。

俺の話に対して迎えの席の友達が笑いながら答える。
→俺の話に対して向かいの席の友達が笑いながら答える。

かな?
212名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 07:52:27 0
朝から
舞波ァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
友理奈ァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
213名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 08:42:10 O
友理奈でしこりました

だって髪が肩に触れて、顔が隣にあるんだぜ?!

それに熱っぽくて息が熱いんだぜ?!

あぁ愛してるよ川*^∇^)
214名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 09:10:03 0
Hoz
215名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 10:20:07 0
eN
216名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 10:34:28 O
携帯からまとめサイトが見れません。
217名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 11:43:52 0
ほぜ
218名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 13:06:17 0
ん?
219名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 13:18:01 O
216>>
ド素人www
220名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 13:23:27 0
>>219
レスアンカーが逆の君もだね
221名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 13:23:47 0
アンカー付けれてないお前もどっこいどっこいだけどなw
222名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 15:04:36 0
保全
223名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 15:05:49 0
Ho229
>>205

「ど、どうして、そう思ったの?」
顔を赤くした友理奈が女の子に優しく問い掛けた。
「だって、仲いいんだもん♪」
「そう見えた?」
「うん♪お兄さんがお姉さんを守ってるみたぁい。」
そう言われるとなぜか今度はオレの顔が赤くなった。
友理奈を囲むようにして壁についていた手は無意識に下ろしていた。
その女の子の隣に座っていた男の子はオレたちに向かってこう言った。
「ボクね、大人になったら舞ちゃんと結婚するんだ。」
なんと微笑ましいと思っていたら『舞ちゃん』と呼ばれる女の子は
「お兄ちゃんもお姉ちゃんも結婚するんでしょ?」と聞いてきた。
「え・・・」言葉に詰まる友理奈・・・
その女の子の瞳はなんの疑いもなくキラキラと輝いていた。
「そ、そいうのじゃなくて・・・」
女の子の言葉を否定しようとした友理奈を遮ってオレが答えた。
「そうだよ。お兄ちゃんたちも大人になったら結婚するんだ。
だから、舞ちゃんたちもずっと仲良くしてなきゃダメだぞ。」
「うん♪ずっと仲良しだもん♪」
友理奈は、オレをずっとみつめていた。オレはその視線には全く気がつかず・・・
ゆりかもめは、大きなカーブを抜けただひたすらレインボーブリッジを通過していた。
オレは男の子に話し掛けた。
「キミは、舞ちゃんのことが好きなの?」
「うん!大好きだよ!」元気に答える男の子。
「そしたら、舞ちゃんのことをずっと守ってあげなきゃ・・・ね♪」
「うん。ずっと守るんだ!」
オレをみつめる友理奈の瞳は涙で潤んでいた・・・
>>224

しばらくするとお台場海浜公園駅に着いたのでオレたちは、そのコたちと手を振って別れた。
「あっ! あれってフジテレビ?」
「そうだよ。まぁるい球体が見えるだろ?」
「うん♪ホントにまぁるいね♪」
「後で中に入ろうか?」
「うん♪」
友理奈はオレの手をギュッと握り直した。
「ところで〜、友理奈は、猫好き?」
「うん♪大好きだよ。モコモコした猫が好きだなぁ♪」
「ふ〜ん」
「・・・って、聞いといてそれだけぇ?」
「じゃあ、夢を叶えましょうかぁ。お姫様♪」
「え? どういうこと?」
「それは秘密w」
「えぇ〜、そんなのずるいよぉ〜〜」
こういうやりとりでちょっとふにゃふにゃする友理奈も可愛くて新鮮で・・・

デックスの階段を下りるとそこには、
友理奈のモコモコした猫と遊ぶ夢を叶えてくれるところがあった。
『ねこたまキャッツ(おニャンば)』
「え〜、ここ初めてだよぉ。自由に猫と遊べるんだってぇ〜♪」

オレたちは、迷わずに店内に入った。
オレと友理奈のお台場冒険王は、その名のとおり出だしから多少の波乱がありながらも
友情と愛情(?)の甘酸っぱさを含みながら物語を作っていった。

〜つづく〜
226名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 15:28:32 0
こんな時間に、乙!
この友理奈可愛いなぁ、他メン推しだが許してくれ・・・
友理奈ァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
227名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 15:52:17 O
うむむ…
友理奈子供っぽくて可愛いな友理奈
228名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 15:58:30 0
友理奈とエッチしたい
229名無し募集。。。:2005/06/17(金) 16:11:39 0
千奈美を捨てないで
230名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 16:13:07 0
このゆりちなヲタがっ!!
231まとめの人:2005/06/17(金) 16:34:19 O
iコンバータ落ちっぱなしだな…
他にも同じような機能があるサイトがあればいいんだけど
232まとめの人:2005/06/17(金) 16:38:29 O
233名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 16:47:28 0
まとめサイト見てて思ったんだけど
おりじなるれしぴって全部終わってるよw
234名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 17:40:26 0
ほぜん
235名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 18:17:51 O
>>232
文字化けしてます
236名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 18:23:21 O
>>216
そのレスアンは…


 B 工 だ ろ ?
237名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 18:43:29 O
>>231,216
これでも見れる↓
http://www.sjk.co.jp/c/w.exe?y=www.geocities.jp%2Friasyo_matome%2Ftop.html

あと『設』でime.nuにチェックしとくと何かと便利だよ、ははっ♪

僕の携帯ならPC用でも優恋以外なら見れるよ
旧型FOMAだけどね
238名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 20:04:43 0
ho
239まとめの人:2005/06/17(金) 20:20:48 O
>>237
確かそれは長すぎる物を読んだら途中で終わったような記憶が…
という事でテストしてたら寝てしまった
240まとめの人:2005/06/17(金) 20:25:59 O
>>237
テスト終了
前スレのhtml読んだら224レスで終わってしまいましたね…

ちょっと使うのは無理っぽいかな
241名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 21:43:22 0
保全
242名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 22:26:32 0
ho
243まとめの人:2005/06/17(金) 22:50:48 0
作業メモ
スクランブル ★BLACK★ を新規追加

時代劇(仮)・ウィードクラウンを現時点まで更新
244名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 22:51:25 0
>225

扉を開けて中に入ると1匹の人懐っこい猫がオレたちの元に擦り寄ってきた。
「ねぇ、この猫、わたしたちに挨拶しに来たよ♪」
「じゃあ、こっちもちゃんと挨拶しなきゃ。こんにちは。」
「こんにちは。」友理奈も続いて挨拶した。
《コンニチハ》
「え? 今、この猫喋ったぁ?」
友理奈が驚いてオレの顔を見た。
「喋ったかも!」オレも驚きながら友理奈に答えた。
「キミ、喋れるの?」友理奈が真剣な眼差しで猫に話かけた。
《うん♪今日の友理奈・・・カワイイよ》
「え?え?」友理奈は顔を赤くした。
猫は、友理奈に持ち上げられながら舌なめずりをしながらご機嫌そうに尻尾を動かしている。
オレは、友理奈の反応がおかしくて肩を震わせながら声を殺して笑った。
その様子に気がついた友理奈が、
「ヒデちゃん、なんかやったでしょー!」
「やっと気がついたんだw オレの腹話術だよ。ごめんw」
「もう!そうやってからかうんだ!」
友理奈はそのまま抱き上げている猫をオレの方に向けて
「お姉ちゃんが許してあげるから、このお兄ちゃんを爪で引っかいちゃってよ!」と、笑いながら言った。

部屋を進むとソファーやテレビが用意してありちょっとしたリビングのような作りになっていた。
その部屋には、いろんな猫がくつろいでいて先ほどの猫も後をついて来て他の猫とじゃれ合っていた。
「わぁ・・・いっぱいいるよぉ・・・」
「ほらぁ、あそこに友理奈が言ってたモコモコの猫がいるよ。」
「キャー♪カワイイ!!」
友理奈は、その猫の元に走っていった。
246名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 23:07:03 0
いいぞ
アンカーミスっとるやんけ!orz
>>245

「え〜ん・・・」
「どうした?」
「猫が逃げちゃった・・・」
「そりゃそうだろうw 走っていけば猫もビックリするじゃんw」
「ショックぅ・・・」
「ほら、こっちおいで。」逃げた猫に優しく声をかけると近寄ってきた。
猫を抱き上げてその猫に話し掛けるように言った。
「この、お姉ちゃんがキミとお友達になりたいんだって。仲良くしてくれるかなぁ?」
《うん♪いいよ。仲良くしてあげる。》
また、腹話術を使って会話してるようにした。
そして、拗ねている友理奈にそぉっと猫を手渡した。
「モコモコしてやわらかくて・・・温かい・・・」
幸せそうな顔をして猫を抱き締める友理奈。
その姿をオレはみつめていた。
これで千奈美との約束は守られているのだろうか・・・
1時間以上はいただろうか。時刻は16時を回っていたがまだまだ日差しは強かった。
「友理奈、満足したかい?」
「すっごい満足したぁw」満面の笑みで答える友理奈。
お店を出るとなんだか上が騒がしい。
「なんだろう?」
「行ってみよう!」
お台場冒険王、気になったら即行動!友理奈の手を掴んでさっき降りてきた階段を駆け上った。
階段を上りきると人だかりが出来ていた。
ふたりで覗いて見てみると大道芸の真っ最中だった。
「すっげぇ〜・・・」
>>248

その大道芸人は、板の上に円柱を横倒しにしてさらに板を載せ
空き缶を柱にしてさらに板を載せその上に一輪車に乗って4本の太刀をお手玉していた。
さっそく写メを撮っている友理奈。
オレも写メを撮ろうと構えたとき、大道芸人が1本の太刀を落とした。
大道芸人は3本の太刀で続けている。
「誰かぁ〜〜!!落ちた太刀を拾ってぇ〜〜〜!!!」大道芸人が叫んだ。
しかし、誰も取りに行かない。頭上で3本の太刀が飛び回っていたら誰も取りには行かないだろう。
「誰かぁ〜〜!!!」大道芸人は叫び続ける。
と、友理奈が突然オレに真面目な顔で
「ねぇ、あの人が困ってるの。取りに行ってあげて!」と言い出した。
「え? えぇええ!!!」
「困ってるんだよ。助けてあげて。王子様は、お姫様の言うことを利かなきゃいけないの。」
(王子様って・・・だから、いつオレが王子様に・・・)
黙ってオレをみつめる友理奈の視線に
「わ、わかった。オレが行くよ。」と思わず言ってしまった。
人だかりからオレが1歩踏み出すと拍手が起きた。
行くと言ってしまったものの間近で見ると
よくこんな不安定なところでバランスをとっているものだと感心した。
いつ転んでもおかしくないうえに3本の太刀をお手玉している。
取りに行ってるんだからその間だけでもお手玉を止めてくれればいいのにと思っていると
「早く取ってあげなきゃ、芸人さんが困ってるの!」
(ゆ、友理奈・・・困っているのはオレなんだが・・・)
心臓がバクバク言い出す。今にも口から飛び出しそうなくらい鼓動が激しくなる。
(えぇ〜い、どうにかなれ!)
オレは、落ちている太刀を拾いあげた。
そしてそれを頭上の芸人に勇気を出して渡した。
249名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 23:08:50 0
キター━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
また、ミスっとるやん!orz
>>248

「すっごぉ〜いい!恰好よかったよぉ!」友理奈の瞳は輝いていた。
「超〜コワかったってば・・・」
友理奈は、バッグからハンカチを取り出すとオレの額に流れる汗を拭いた。

アクアシティのディズニーショップで友理奈がプーさんの枕を買った。
オレは、千奈美にプーさんの大きなぬいぐるみをお土産に買った。
そのぬいぐるみを見て友理奈が「いいなぁ・・・」とずっと言いつづけていた。
時間はすでに18時を過ぎていた。
「友理奈、そろそろ帰らないと怒られるぞ。」
友理奈は、聞こえなかったのかさっき買ったばかりのプーさんの枕で遊んでいた。
「ゆ・り・な!」今度は絶対に聞こえる声で呼んだ。
「・・・プリクラが撮りたいの・・・今日の想い出に・・・」
「仕方がないなぁ。プリクラ撮ったらすぐ帰るよ。」
オレの言葉に友理奈が渋々頷いた。

東京テレポート駅の上を歩いていた。
「結局、フジテレビには入れなかったな・・・」
「うん・・・また、今度連れて来てよ。」
「そうだね。そのときは、ちぃちゃんも一緒・・・」
言い終わるかどうかのタイミングで友理奈が腕にしがみついてきた。
『腕を組んできた』というよりはしがみ付く勢いがあった。
「友理奈?」
友理奈は、顔を腕に埋めたまま何も言わなかった。
その姿にオレのムネが『キュン』となった。
(ヤバイ、ヤバイ・・・ヘンな気を起こしたら、ちぃちゃんに何言われるか・・・)
〜つづく〜
ぐわぁ・・・レスアンカーミスってばっかやん・・・すまんかった
251名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 23:11:39 0
いったれー
252名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 23:13:23 0
ちなみにこの大道芸人は実在してますので。
お台場とみなとみらいで見たなぁ・・・
○○ガーマンですw
253名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 23:14:17 0
>>250
━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━!!!!
もう言葉にならんね!!マジやヴぁいっす!!更新乙っす!!
254名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 23:14:26 0
なるほど
255名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 23:14:34 0
俺も友理奈にしがみ付かれたいのでレスアンカー許す
256名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 23:15:42 0
まんこなめてー
257名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 23:16:23 0
グッチ
258名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 23:17:18 0

こんくらい連続なら最初のレス以外のアンカーなんて飾りですよ
259名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 23:18:16 0
そうですよ
260名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 23:21:44 0
今後レスアンカーミスってたら
「あー、あの人だ!」って言われそう。
261名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 23:30:52 0
あれ?昨日はあれだけ更新ラッシュだったのに
どうした??
262名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 23:32:05 0
色々あるんですよ
263まとめの人:2005/06/17(金) 23:50:43 0
作業メモ
>>243【Bye Bye またね】【ハッピー・ライフ・ジェネレーター】 【僕に舞い降りた天使】【幼なじみ】【おりじなる れしぴ】
繋ぎサイトまで追い付きました

TOPページは現在はごちゃごちゃしてますが、全て終了したらテンプレ通りに修正しますね
今日はここまで
『I REMEMBER YOU』を最初からまとめ読みして寝ます
264名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 23:55:59 0
まとめの人へ
更新乙です。
それと・・・ >>211の通りに漢字の訂正をお願いします。
更新した後に訂正とか本当に申し訳無いです(´・ω・`)

1レス分だけ更新させてもらいます★★
265名無し募集中。。。:2005/06/17(金) 23:57:57 0
スクランブル ★BLACK★
>>173の続き

不思議な事が起こったのは、雅ちゃんが『内緒♪』って笑顔を見た次の日だった。
母さんが夜にに『そう言えば〜・・・アンタ宛に手紙入ってた』と言って俺に水色の手紙を渡してきた。
俺の名前が書いてある可愛い封筒にはウチの住所も相手の名前も郵便の消印も無く、家に誰かが直で持ってきていたみたいだった。
『???』と少し不思議な疑問を抱きながらも2階の自分の部屋で封筒を開けてみる。
封筒の中には手紙が1枚と何か変な物が入っていた。
ますます不思議に思いながら手紙を読んでみる。
そこには可愛い文字が水色のペンで書かれていた。

『眠れないときは 寝る前に紅茶を飲んで 気持ちを落ち着かせてから寝てみましょう♪』

そして、手紙の最後には〜…犬っぽい?キャラクターの絵が描かれていた。
『ハッ!』として封筒の中に入っていた変な物を取り出す。
もう1つの変な物には、手紙の文字と同じ水色のペンで「だーじりんてぃ♪」と書かれた紅茶のパックが1個入っていた。

「こ…これって!! もしかして!!! みやびちゃん!?!?!?」
俺はドキドキしながら何回も手紙を読み返していた。

★★続く★★
266名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 00:05:30 0
まとめの人へ
即効で申し訳無いのですが〜訂正お願いします(´・ω・`)

母さんが夜にに『そう言えば〜・・・アンタ宛に手紙入ってた』と言って俺に水色の手紙を渡してきた。
 ↓
母さんが夜に『そう言えば〜・・・アンタ宛に手紙が来てたよ』と言って俺に水色の手紙を渡してきた。

よろしくお願いします★★
267名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 00:10:12 0
本領発揮乙
268まとめの人:2005/06/18(土) 00:15:46 0
【スクランブル ★BLACK★ 】の訂正、更新をしました
269名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 00:26:05 0
今回も訂正が多そうだなぁ〜
270時代劇(仮):2005/06/18(土) 00:28:04 0
>>181つづき 第四部の最後まで

三日後・・・・・・・・・
「それじゃあ、糸を抜くよ」
舞波はそう言うと酒で傷口を拭いてから、小さな鋏で糸を切り、毛抜きで一本ずつ抜いていく
「どうだ?傷は・・・・・・・・・」
「・・・・・うん。大丈夫。ちゃんと塞がってるよ」
舞波はそう言ってニッコリ笑った
「初めてにしては上出来だね」
「お、おまえ、初めてだったのか?」
「あ、言ってなかったっけ?」
「聞いてないぞ・・・・・・・・・・」
「で、でも、でも、こうしなかったらほっちゃん、死んでいたよ」
「そうだよな・・・・・・・・・」
実際、血が止まったのは舞波のおかげであり、膿や熱がほんの少しで済んだのもおそらく舞波のおかげなのだと思う
だが、舞波に一番感謝しているのは、そのことよりも・・・・・・・・
昼間も晩も、付きっ切りで俺の看病をしてくれたことだ
身動きがとれない俺に飯を食わせてくれたり、体を拭いてくれたり・・・・・・・
そして、高熱こそ出さなかったものの、微熱が続いてうなされた俺の手を握り、励ましてくれた
「舞波・・・・ありがとうな。本当にありがとう」
「いいんだよ。ほっちゃんは舞波の彼氏なんだから当然だよ」
「それじゃあ・・・・・・・京に帰ろうか?」
「うーん・・・・・・・・・・まだダメ。明日にしようよ」
「でも、野苺組の休みは今日までだろ?」
「大丈夫だよ。明日は稽古だけだから私たちがいなくっても平気」
「でもなぁ・・・・・・・・・・・・・・」
「ほっちゃんはまだ完全に治ったわけじゃないんだから。体の方が大事でしょ?」
「判った。じゃあ、今日一日はゆっくり休もう」
その晩、俺と舞波は一緒に温泉に入り、布団を並べて敷いて手を繋いで寝た
271時代劇(仮):2005/06/18(土) 00:29:10 0
翌日、昼下がり
舞波が引いてゆっくり歩く馬に揺られて、俺は京に戻ってきた
長屋の前に人影が見える・・・・・・・・・・・・桃だ
「桃・・・・・・・遅れちゃってすまないな。いろいろあって・・・・・・・・」
馬から飛び降りて桃の方に向かいながら言った
「もう!ほっちゃん!何していたのよ!!ほっちゃんがいない間に・・・・・・おめぐちゃんは・・・・・・・」
俺の言い訳を強引に遮って、桃が絶叫する
「おい、おめぐが・・・・・どうした?何かあったのか?」
「おめぐちゃんは・・・・・・・・・・」
桃は顔を伏せて泣き出してしまった
「ま、ま、まさか・・・・・・・・・・・」
「産んじゃったよ!元気な男の子を!母子ともに無事よっ!」
嘘泣きの名手、桃は顔を上げてニコっと笑った
「ほら、早く中に入ってややこの顔を見て、おめぐちゃんの手でも握って労ってあげなさい」
「お、おう!」
桃に馬を任せて、急いで戸を開けて長屋に入った
「ほっちゃん・・・・・・・おかえりなさいませ」
布団に寝ていたおめぐが体を起こして言う
「ただいま・・・・・・・大事な時に一緒にいてやれなくてすまん。いろいろあって、死にそうになって・・・・・・・・・・」
「言い訳は聞きたくありません!」
おめぐが怖い目で言い放った
272時代劇(仮):2005/06/18(土) 00:31:24 0
「それで、舞波さんの力になってあげることはできましたか?」
「ああ。俺の方もだいぶ助けられたけどな・・・・・・・」
「そうですか。それならいいのです」
おめぐはそう言って俺の手を握り、ニコっと笑った
「さあ、私たちのややこの顔、見てあげて下さい」
おめぐは布団の傍らに座っていたお佐紀の顔を見た
「ほーら、お父上ですよ〜」
お佐紀はそう言いながら、抱きかかえていたややこを俺の方に近づけた
「これが俺の子・・・・・・・・・・小さいな。お佐紀より小さいよ」
「もう!何言ってるんですか!当たり前です!」
お佐紀が頬を膨らます
ややこの顔は真っ赤で、皺くちゃで、猿に似ていて、とても可愛らしいとは思えない
だが・・・・・・・・・・・
「うわぁ〜!赤ちゃん、かわいいねぇ〜!目元とか、ほっちゃんソックリだよ!」
いつのまにか上がりこんでいた舞波にそう言われると、何だか俺に似ていて可愛いような気がしてきた
「さあ、抱いてあげてくださいな」
おめぐがそう言うと、お佐紀が俺にややこを手渡した
小さくて軽いけど、温かくて、息の音が聞こえて、生きているんだなあ、と実感する
父親になった実感を噛み締めていると、突然、ややこが欠伸をするように口を開け、虚空に手を伸ばし、小さな小さな掌をぎゅっと握り締めた
「赤ちゃんって、このちっちゃな手で、何かを握ろうとするんだよね〜」
舞波が嬉しそうに言った
「ねえ、この子は何を握ろうとしているのかな?銭かな?」
馬を一座の馬小屋に戻しに行っていた桃が戻って来るなり、舞波の話を聞いてそう言った
「桃ちゃん、銭なんて夢のないことを言っちゃダメだよ」
お佐紀が太い眉毛をハの字にさせて言った
「まあ、俺には難しいことはよくわかんないけどさ・・・・・・この子が人殺しの道具を握らなくていい時代になればいいな、って思うよ」
「そうですね・・・・・・・・・」
おめぐがそう言って、桃とお佐紀が頷いた
舞波だけ一人、何か隠し事があるような笑みを浮かべて俺の顔を見た

第四部 時の流れに身を任せず おしまいは
273名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 00:37:49 0
274名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 00:42:00 O
乙!!
新章楽しみです!!
275ウィードクラウン:2005/06/18(土) 00:49:26 0
時代劇さんお疲れ様。


で、こっちの方は書いてみたら説明的なセリフばっかりになってしまって
しかも熊さん出す暇なくなっちゃって、つまらないかもしれないんですが
>>193の続きです
276ウィードクラウン:2005/06/18(土) 00:49:47 0
― それから私が萩原君から聞いた話は、
最初はとても信じられるようなものではなかった。

「超能力…?」
「そう、テレパシーとか、ダウジングとか、サイコキネシスとかそういうの」
テレビや漫画の中でよく聞く名前が羅列される。
「聞いたことあるけどぉ、そんなのうさんくさいよ」
「でも、今使ったよね?」
「う…」
確かについ先ほど、私は萩原君の頬の傷に触れ、それを治した。
「手品とかじゃないの…? 初めから傷なんて無かったとか…」
「僕はそんなに器用じゃないんだけど…。 なんならもう一度やってみる?」
「いや、いいよ…」
出来れば手品と思いたかったけれど、あの血や傷の感触は
とても作りものだとは思えなかった。
277ウィードクラウン:2005/06/18(土) 00:50:07 0
>>276
「さっきのは、一般的にはヒーリング能力って呼ばれてる」
「ヒーリング?」
「傷や病気を治す力。 細胞とかに干渉して、治癒能力を活性化させるんだ」
「え、それってすごいじゃん!」
「まあね。 特にヒーリングは珍しい能力だから。
 ただ、これを悪く言えば人為的に生み出されたミュータントってところかな」
「なんだか嫌な例え…。 それにしても、なぁんか私に似合わないな、ヒーリングって」
「そうなの?」
「私、どちらかといえば人を傷つけちゃったりするほうが多いし…」
私は、意識的・無意識的に関わらず、人が傷つくような事を口にしてしまう事が多かった。
そんな私がこんなヒーリングなんていう大層な力を持ってしまっていいのだろうか…。

「まぁ、それに当たっちゃったんだからしょうがないよ」
「当たる?」
「うん。 妹の舞は特殊でね。 舞自身は特に能力は持っていないんだけど
 触れた人間に無作為に能力をばら撒いてしまうんだ…」
そう言った萩原君の顔は、少し寂しそうだった。
「ばら撒くって…」
「わかり易く例えるなら、触れた人間に能力の素になる"種"を植えつけて
 それがその人に素質にあった"花"になって開花するっていう感じかな」
「種、かぁ」
「不幸なんだよ、舞は。 そのせいで友達も作れないし、学校にも行けない」
萩原君は暗い表情のまま、体育倉庫の壁に寄りかかった。
その目は空を見ていた。 いや、そのもっと向こうにある別の何かなのかもしれない。
278ウィードクラウン:2005/06/18(土) 00:50:39 0
>>277
「ねぇ、気になる事があるんだけど…」
話しかけづらかったけれど、私は思い切って話しかけた。
「何?」
「どうして私の能力がわかったの?」
彼は、あぁ、と呟いて私のほうに向き直った。
「手が痺れる、って言ったよね。 あれがヒーリング能力者の兆候なんだ」
「へぇ…。 ってことは、能力によってそういうのって違うの?」
「色々あるね。 いつも誰かに見られているように感じたりとか、体が熱くなったりとか」
「じゃあ、体が痒くなるって、どんな能力なの?」
「痒くなる?」
萩原君は顔をしかめて考え込んでしまった。
「舞ちゃんに触った人は超能力者になっちゃうんでしょ?
 土曜日、一緒に舞波っちもたぶん触っちゃってるから」
「石村さんが、体が痒いって言ってたの?」
「土曜日の夜から全身が痒くなって、でも虫刺されとかじゃないって」
「うーん、それは聞いたことないなあ」
「…そっかぁ」
「でも、僕だって能力の兆候を全て把握しているわけじゃないし
 稀に全く新しい能力が生まれることもあるらしいからね」
「そうなのかなあ…」
「それに、舞に触れても能力が出ない人もいる。 ただの蕁麻疹とかかもしれない」
そういえば舞波は家に野良犬が集まってきたと言っていたけど
もしかしたら動物アレルギーなんかでそうなってしまっただけなのかな…。
279ウィードクラウン:2005/06/18(土) 00:51:01 0
>>278
「それじゃあさ、超能力って他にはどんなのがあるの?」
「そうだね、さっき言ったテレパシーとかの他には、透視とかのエクストラセンス。
 それにエンパシー、未来視、過去視、テレポーテーションやパイロキネシスとかかな」
聞いた事のある物ない物様々である。
「なんかよくわかんないけど、たくさんあるんだねえ」
「うん。 それにさっきも言ったけどヒーリングは珍しい能力なんだ。
 だから大事な時以外は使わないようにして欲しい」
「どうして? こんな便利な力なら、どんどん使っちゃえばいいじゃない」
萩原君は少し難しい顔をした。
「それはそうなんだけど…嗣永さんは見世物になりたいと思う?」
「え?」
「こういう能力って、普通の人には理解しがたい事なんだよ。
 嗣永さんだってさっき実際やってみるまで信じられなかったよね。
 だからテレビや何かで祭り上げられたり、そうじゃなかった迫害されるだけだ」
「うん…」
「だから、例えば嗣永さんの大事な人が傷ついてしまった時とか
 そういう時だけ、そしてあまり目立たないように使うんだ」
「なんとなくわかったけど、でも私、この力を上手く使えるのかなあ」
さっき萩原くんの傷を治した時だって、彼のアドバイスがあってようやく出来たものだ。
自分ひとりの時に、あれだけ精神を集中させることなんて出来るとは思えない。
280ウィードクラウン:2005/06/18(土) 00:51:22 0
>>279
「それなら大丈夫。 もう普通に使えるようになってるはずだよ」
「へ? 普通にって?」
「手を動かすのと同じくらいにさ。 治るイメージさえあれば出来るよ」
「どうして?」
「僕が君に触れたから。 僕は触れた人の能力をその人に最適化する事が出来る」
「それが萩原くんの能力なの?」
「うん、舞と同じように僕の能力も特殊なんだ。
 舞は"スキャッター"、そして僕は"バランサー"って呼ばれてる」
「ほえ〜。 じゃあ舞ちゃんが種を撒く人なら萩原君は花を育てる人って事?」
「はははっ、まあそんな感じだね」

しばらく2人で話してから、私たちは学校を後にした。
別れ際にもう一度、ヒーリング能力をむやみに使わないようにと約束をした。
「ねぇ、萩原くん」
「ん?」
「下の名前、まだ聞いてなかったよね」
「あ、そうだったね。 信彦だよ」
「信彦かぁ。 じゃあ信彦くんって呼んでもいい?」
「え、あ、あぁ、いいけど…」
彼は照れて、顔を真っ赤にした。
「えへへ、信彦くん!」
「は、はい…」
信彦くんは赤面したまま俯いてしまった。
そう呼ばれる事に慣れていないのかもしれない。
「私の事も、桃子って呼んでいいからね!」
「え…」
「呼・ん・で・ね!」
「う、うん…」
281ウィードクラウン:2005/06/18(土) 00:51:57 0
つづくまー
282名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 00:52:17 0
時代劇さんの読んだ後にPJ見てかなりおめぐに

ハア━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━!!!!

となったのは内緒だ。
283名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 00:56:46 0
おめぐとほっちゃんのギッコンバッタンシコシコアンアンを想像して鼻血ブー
284名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 00:57:34 0
今作で萌えは期待してなかったからこれだけで十分きた
桃子ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
285まとめの人:2005/06/18(土) 00:57:35 0
GROWING UPを追加しました
時代劇(仮)さんとウィードクラウンさんは明日更新します
286まとめの人:2005/06/18(土) 01:25:55 O
某スレからコンバータいただいてきました
http://www.50xi.com/cgi-bin/i.pl?u=http%3a%2f%2fwww.geocities.jp%2friasyo_matome%2ftop.html&m=
携帯で動作テストしてみます
287時代劇(仮):2005/06/18(土) 01:27:36 0
んじゃあ恒例のこの章のあとがきを

実はとんでもないチョンボをやらかしてます
第弐部が本能寺の変=1582年のお話
第参部は翌年=1583年の話
そしてこの第四部がその翌年

のはずが、なぜか1583年の話なんですよね(1584年の小牧長久手の戦いを舞波が来年って言っている)
これは単純に勘違いです
なぜか第参部の翌年=1583年だと思い込んでいて・・・・・・・・・・・・
気付いたのが一番荒れていた頃だったので、告白する勇気が無くて黙ってました
第参部の中身をちょっと弄れば帳尻あわせができそうかな、と思ったけど、妊娠期間を考えるとそれもちょっと無理っぽいです
なので、国中全員で留年したと思ってください

最初に第参部に舞波を出したとき、とりあえずタイムトラベラーにしておいて、何かネタが思いついたら別の章で主役にしよう、くらいの気持ちでした
タイムトラベラーだけじゃ一本書き上げるには弱いんで、さて、どうしたものか・・・・・・・・・・・
そう考えているうちに思いついたのが、ほっちゃんのライバルを出すことです
んで、そのライバルの吹雪、最初はただのいかれた殺人鬼にする予定だったけど、ちょっと思うところあってあんなキャラにしてみました
北○の拳の「強敵と書いてともと読む」のみなさんのようなカッコいい悪役を目標にしてみました
(実は次の章の主役がこいつだというのは内緒だ)

信長は完全なオマケですな
ほっちゃんと舞波をデートさせる口実で、とりあえず生きてることにしといたからまた出すか、くらいの感じで
信長=天海説も、ただの悪ノリです
光秀説があるのなら、同じ時期に死んだ信長でもいいじゃん、ってだけで証拠や文献などがあるわけではないです
悪ノリと言えば、赤ん坊の名前をタケゾウにしようかと企んだことも・・・・・・・・

ちょっと舞波イジリで飛ばしすぎた、というか、悪ふざけが過ぎた、という気がしないでもないけど、楽しかったからよしとしよう
288ウィードクラウン:2005/06/18(土) 01:39:02 0
タケゾウて!w
でも武蔵は1584年生まれだから年はあってますよね


ところで最初に言い忘れてたんですが
「ウィードクラウン」の男キャラ2人、信彦・光太郎は
「仮面ライダーBLACK」の南光太郎(ブラック)と秋月信彦(シャドームーン)からです
289まとめの人:2005/06/18(土) 01:48:02 O
>>286
テスト結果
過去ログと優しい恋の育て方
はサイズが大きすぎて見れないようです
まぁログ読む人は少ないだろうし、優しい恋の育て方を
各章ごとに完全に別ページに分ければ十分対応できるかと
290名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 02:21:49 0
なんか暴露(自爆?)大会になってますねw
オイラもなんか言った方がいいのかな?
フフwやっぱやめとこww
291名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 02:32:54 0
まとめの人、乙です。
頑張ってください。
292名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 04:25:11 O
自爆大会かぁw僕も……何もないなぁwははっ♪
293GROWING UP:2005/06/18(土) 05:01:53 0
作者の方々、そしてまとめの人さん乙です
レポートを書いた勢いで>>199の続きいきます

下校時間を知らせるチャイムが鳴った。
(さあ、塾行かなきゃ・・・)
土間で上履きを脱ぎ、自分の靴を持ったところで、後ろから声がした。
「○○くーん!」
振り返ると、友理奈が立っていた。
「あれ、今日は1人なの?」いつも友理奈が千奈美と一緒に帰るのを知っている僕は、少
し不思議に思って聞いた。
「うん、千奈美今日は掃除当番だから・・・一緒に帰らない?」
「え、あ、いいよ」
友理奈と2人きりで・・・もちろんすごくうれしいんだけど、緊張してうまく話せないだ
ろうなと少し不安にもなった。
294GROWING UP:2005/06/18(土) 05:02:41 0
学校に面した道を2人並んで歩いていく。僕は時々ちらりと友理奈の方を見ながら、何か
話すことを考えていた。
「あ、そういえば宿題ありがとね」ふと友理奈が口をひらいた。
「ああ、いいよ別に。ていうか僕宿題あること自体忘れてたから、どっちかっていうと僕
がお礼言わなきゃいけないくらいだし。こっちこそありがとう」緊張していると悟られな
いよう気をつけながら答えた。
「うん、でも○○君に直接言ったのは千奈美だよ」
「あ、そうだね。でも千奈美には意地でもありがとうって言いたくないな〜、結局今日も
僕のノート全部写したし。大体千奈美はいっつも僕を・・・」
「フフフ・・・」僕の言葉を遮るように友理奈が笑い出した。
「どうしたの?」
「○○君、千奈美のこと話してる時すごく楽しそうだね」
「え、そうかな・・・」
「うん、そう見える。千奈美も一緒だよ、○○君のこと話してる時本当に楽しそうに笑っ
てるの」そう話す友理奈も嬉しそうだ。
「へー、千奈美がねえ・・・僕の悪口とかじゃなくて?」
「ううん。『○○には何でも話せる』とか、『○○は弟みたい』とか・・・」
「ふーん。弟に宿題見せてもらうのもどうなのかなあ」僕は少し冷めた口調で言った。
「フフフ、でも私にも本当の兄妹みたいに見えるよ、千奈美と○○君。私ね、時々さみし
く思うことがあるんだ・・・」友理奈は少し悲しそうな表情を浮かべた。
295GROWING UP:2005/06/18(土) 05:03:19 0
「え?」
「○○君が千奈美と楽しそうに話してるのを見るとね、嬉しいんだよ、嬉しいけどなんか
私だけ少し離れてるような気がして・・・」
「そ、そんなことないよ!友理奈は僕にとっても、千奈美にとっても大事な友達だよ!」
僕は予想外の状況に戸惑いながら、慌てて言った。
「あ、ごめんね、別に責めてるわけじゃなくて・・・○○君、これからもずっと私と仲良くしてね」
「う、うん、もちろんだよ!」
「良かった!」友理奈は元の笑顔に戻った。
友理奈がまた笑ってくれたことに安心し、ふと周りを見ると、いつのまにか僕の家の前ま
で来ていた。
「○○君、これから塾?」
「うん」
「大変そうだね・・・がんばってね!じゃあ私帰るね」友理奈は僕に手を振って、僕に背を向けて走って行った。
「あ、じゃあねー」僕も友理奈に手を振りながら、色々と考えを巡らせはじめた。
(これは・・・もしかして友理奈も僕のことを・・・いやいや、そんな都合良く考えちゃ
だめだ、だったら僕と千奈美が仲良くしてるのが嬉しいとか言うわけないし・・・とりあ
えず僕を友達として大事に思ってくれてるのは確かだと思うんだけど・・・あれ、という
友達で十分てことか・・・いや、それは困る!そもそも友達としか思ってない相手にわざ
わざ『仲良くして』なんて言うか・・・うーん、わかんないな・・・)
頭の中に浮かぶさまざまな思いを整理しきれず、僕は塾に行かなければならないことさえ
忘れ、玄関の前にずっと立ちつくしていた。
296GROWING UP:2005/06/18(土) 05:04:25 0
あ、また書くの忘れた
つづく
297名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 06:16:30 O
僕だったら…友理奈を選らびたいとこだけど、千奈美の笑顔をなくすのは辛いな…
千奈美を選んでも3人ではいれなくなる…う〜ん…

僕ならバレないように、二股かな!
298名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 08:01:09 0
乙乙
299名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 09:08:17 0
>>297
俺も二股かけて、おもいっきり楽しむ



妄想でもして楽しむか
300名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 09:33:11 0
ゆりちなの時代が
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
301名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 10:28:12 0
ゆりちなヲタによりこのスレも盛り上がってきた
302名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 10:49:43 0
こうも違うタイプの小説でゆりちなが被ると
推しじゃなくてもゆりちなが気になる
303名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 11:39:00 0
>>287
次の章の主役は―

|リ・_・`川<内緒になってないだぎゃー
304名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 11:41:50 0
川*^∇^)|| <最近登場回数多いけど時代劇にも興味があるの♪
305名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 12:54:36 O
>>304
積極的な友理奈ワロス
306名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 13:30:30 O
>>304
なるほどね さすが友理奈様
307名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 14:38:53 O
ゆりちなダイスキ
308名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 15:11:50 O
I Love YuriChina
309時代劇(仮):2005/06/18(土) 15:49:59 0
お熊ちゃんは次の章も次の次の章も出てこないナリ
なぜならあっちのスレで・・・・・・・・というのは内緒ナリ
310名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 16:18:00 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン 
::::::ミゝ从 ’w’)つ<急いで東京に戻るの
::::::⊂__つノ 
::::::\:☆ノノハ ピ〜チッチ    
::::::ミゝル ’ー’リつ
::::::⊂__つノ 
::::::\: ノノハヽ オードン オードン     
::::::ミゝ从´∇`从
::::::⊂__つノ 
::::::\:☆ノノハ ビュンビューン 
::::::ミゝ川´・_・リつ 
::::::⊂__つノ 
::::::\:☆ノノハ エンジョ〜イ 
::::::ミゝ川*^∇^)つ 
::::::⊂__つノ 
::::::\: ☆ノノハ ドーシヨードーシヨー
::::::ミゝ州*‘ -‘リつ 
::::::⊂__つノ 
::::::\:☆ノノハ ミヤビガイクヨ!
::::::ミノノl∂_∂'ルつ
::::::⊂__つノ 
Berryz名古屋から帰還中!
311名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 17:45:50 0
312名無し募集。。。:2005/06/18(土) 18:28:33 0
保全
313名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 18:31:46 O
上野!初ハロショ行ってきたんだけど…ヲタだらけで恐かったorz
店員のお姉さんと仲良くなったけど…僕、浮きまくってたよ…ははっ♪
314名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 18:43:04 0
>>310

お帰りw
明日のお台場が楽しみ保全
315名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 19:11:18 0
>>313
その「ははっ♪」ってのやめたほうがいいよ
そろそろキモい
316名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 19:11:57 0
保全
317名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 19:12:04 0
ゴメンあげちゃった
318名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 20:13:02 0
保全
319名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 20:24:19 0
>>313
雑談すんなって
320名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 21:04:39 0
ていうか>>313の奴よくいるけどどれの作者なの?
中途半端な自己顕示ウザイ
321名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 21:14:44 0
さぁ?
322名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 22:04:30 0
323名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 22:26:44 0
>ヲタだらけで恐かったorz

死ねよ
324名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 22:27:14 0
>店員のお姉さんと仲良くなったけど…僕、浮きまくってたよ…ははっ♪

あっそ死んでいいよ
325時代劇(仮):2005/06/18(土) 22:36:22 0
第五部 兄と妹


「お、おい、焔ぁ!殺せよ、俺を殺せぇ!」
吹雪の絶叫を無視し、焔は背を向けて去っていく
「おい・・・・・・ウソだろ?」
土手を下って姿が見えなくなった焔に向かって吹雪が呟いた

吹雪はその場に寝転がり、夜空を身上げながら考えた
あの野郎・・・・・・・・・・・・・・
俺に生きろ、なんて言っておきながら、そのまま行っちゃったらダメじゃないか
俺は足を折られて身動きが取れないんだ
右腕の止まらぬ出血、真冬の明け方の寒さ・・・・・・・・
どっちで死ぬのが早いか、時間の問題だ
面倒がらずに、トドメを刺して行きやがれって・・・・・・・・

『そうだ!人を殺すということの意味、自分が犯した罪の重さを考えながら生きろ!』
あいつはそんなことを言ってたな
人を殺すことの意味?
人は誰だって死ぬんだ
殿様だって、乞食だって、ジジババも、赤子も、刀で斬れば真っ赤な血が噴き出して死ぬ
俺はその死を、ほんの少し早くしてやってるだけだ
何が悪い?
むしろ、この先、生きていたら味わう苦痛から開放してやってるんだ
なるべく苦痛を感じないように、急所を一撃で撃つようにしている
だから、罪どころか感謝されてもいいくらいだ

東の空が少しずつ赤く染まっていく
血がたくさん流れたせいか、それとも寒さのせいか、吹雪の意識はだんだん薄れてきた
326時代劇(仮):2005/06/18(土) 22:37:33 0
日が昇り、人々が布団から這い出す頃
この河原に人影が現れた
吹雪もそれに気がついた
歳は十になるかならないか、というくらいの少年
髪は長めでおなごのような顔立ちだ
水汲みにでも来たのか、両手に桶をぶら下げている
地面に横たわる吹雪に気付いた少年が、恐る恐る近寄ってきた
「・・・・・・・・・生きてる?」
「ああ・・・・・・・・・・なんとか。その辺に俺の刀が・・・・・・落ちてるだろ?」
途切れそうな意識の中、吹雪は必死に少年に語りかけた
周囲を見回した少年は刀を発見し、拾い上げて吹雪の元に駆け寄った
「それで・・・・・俺を殺せ・・・・・・・・・トドメを刺せ・・・・・・・・・・」
最後の気力を搾り出すようにそこまで言って、吹雪は意識を失った

何かが燃える音・・・・・・・焦げ臭い匂い・・・・・・・・・・
ここは地獄か、そう思いながら吹雪は目を開けた
木の板・・・・・・・天井?
布団に寝かされている・・・・・・・・・・
右腕の傷は・・・・・・・・不恰好だが、包帯が巻かれ、止血がされている
なんだ、死に損なったのか・・・・・・・・
でも、これは一体、どういうことだ・・・・・・・・・
そう思った直後、あの少年がにゅっと顔を覗かせた
「良かった〜。気がついたんだね〜!」
おなごのように優しく甲高い声だ
「ここは・・・・・・おまえの家か?」
「そうだよ。河原からおぶってきたの」
「俺の・・・・・刀は?」
「危ないから持って帰ってきたよ」
「じゃあ、それで俺を殺せ。首を斬れ」
「だめ!!!!死んじゃダメだよぉ!」
327時代劇(仮):2005/06/18(土) 22:40:18 0
吹雪は少しずつ状況が読めてきた
「おまえ、ひょっとして俺を助けたのか?命を救ったのか?」
「うん。そうだよ」
「俺の体を見ただろ?右腕を失い、左足も砕け、まともに歩くこともできやしない。死なせてくれよ」
「ダメだよ。生きていればいいことあるよ!」
「俺は・・・・・誰かの助けを借りなければ、飯を食うことも糞をすることもできない。そんな俺の手助けを、おまえがするのか?」
「うん。全部やってあげるよ。だから死ぬなんて言わないでよ」
「ふん・・・・・・・・物好きな奴だな。勝手にしろ」
「やったぁ!じゃあ、まずこれを食べてね」
そう言うと少年は囲炉裏に吊るされた鍋から、粥を匙で掬って吹雪の口元に運んだ
「こ、こら、ちょっと待て!ガキじゃあるめえし、飯くらい自分で食える!」
吹雪はそう言って左手を突き出したが、すぐに砕けた拳の痛みで引っ込めてしまった
「クックック・・・・・やっぱり無理だな。食わせてくれ」
「フフフッ。いいよ。じゃあ、あ〜ん」
そう言って少年は笑顔で匙を吹雪の口の中に運んだ
吹雪は妙な懐かしさと嬉しさを感じ、また、それが恥ずかしくもあり、表情を無理矢理堅くしたまま粥を食べた

「ちょっと出かけてくるね。後のことはお隣のお稲婆さんって人に頼んであるから。じゃあね〜」
吹雪の食事が終わると、少年はそう言って小さな袋を持って出かけていった
しばらくすると、婆さんと言うには若い女性がやって来た
「お稲お姐さんやで〜よろしゅうね」
他人と関わるのが苦手で好きでない吹雪は、目を合わせようとしない
「なあ、手段は何でもいいから、俺のこと殺してくれよ」
「何言うてんねん。そんなことしたらあの子が悲しむやんか」
お稲婆はそう言いながら吹雪の布団をめくり、右腕の包帯を取り替えにかかった
「あんた、右腕どないしたん?」
「あんたには関係ない」
「この辺で人を大勢殺してる片腕の鬼っちゅう奴がおるらしいけど、あんたのことか?」
「・・・・・・・知らねえよ」
俺のことだ、と吹雪にはわかったが、肯定するのも否定するのも面倒なのでこう言った
「この傷、昨日今日に斬られたような感じやな。せやから、あんたのわけないか・・・・・・・」
そう言いながらお稲婆は包帯をきつく締めた
328名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 22:41:25 0
吹雪キタ―――――!!!
329時代劇(仮):2005/06/18(土) 22:43:35 0
「おい、あいつ、おなごだろ?なぜ男の格好をさせている?」
「あんた、気付いたんやね・・・・・・・」
お稲婆はため息を一つついた
「この辺はね、野武士がよく襲いに来んねん。でな、年頃のおなごは酷い目にあわされんねん。せやから、男の子の格好させとるんや」
「野武士か・・・・・・・・・・」
こんなとき、あいつなら・・・・・おせっかいな焔なら、世話になった礼とか言って、野武士を退治したりするんだろう・・・・・殺さずに
だが、俺には関係ない
虫の居所が悪いときに出くわしたら皆殺しにするだろうが、この体じゃあな・・・・・
吹雪はそんなことを考えながら、手拭いで体を拭いてくれるお稲婆を眺めていた
「なあ、この家に・・・・・・あのガキに、俺を養う余裕なんてあるのか?」
家の中を見回して、家財道具の少なさに気付いた吹雪が言った
「それは大丈夫矢で。千聖ちゃん・・・・あの子千聖ちゃんって言うんやけどな、この家にはあの子がお嫁に行くまで生活に困らんくらいの貯えがあるんや」
「ほう・・・・・・それはどうして?ってかあのガキ、家族はいないのか?」
「両親はあの子が物心つく前に流行り病で死んでもうてん。でも、あの子にはあんちゃんがおったんや。
 歳は・・・・・そうやな、あんたより五つくらい上やろか?そのあんちゃんがな、戦で敵の大将の首を獲ってな、殿様に褒美をぎょうさん貰ったんや」
「で、そのあんちゃんは・・・・・・・どうした?」
「死んでもうてん。十日前やった」
お稲婆は悲しそうな表情になった
「腕の立つ侍やってんけど、斬られてもうてん・・・・・・・・片腕の鬼に・・・・・全身を切り刻まれて」
330名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 22:44:26 0
越路吹雪
331時代劇(仮):2005/06/18(土) 22:45:00 0
十日前・・・・・・・・・あの侍か
吹雪は過去の記憶を辿った
十日前に闘った侍、あれはなかなか強かった
一撃で殺すつもりが、俺の刃を際どく避けるものだから、全身に刀傷ができてしまった
あれが、あのガキ・・・・・・千聖のあんちゃんだったのか
「せやから、あの子も寂しくて、あんたを拾ってきたんやろうな」
「・・・・・・・余計なお世話だな」
とにかく、吹雪は人と関わるのが嫌いだ
千聖にあんちゃんを斬ったのが自分だと知られると、ものすごく面倒だ
このことは黙っていよう、と心に誓った
もっとも、こんな事情とは関係なく、自分のことを他人に話すつもりなどさらさら無いのだが・・・・・・



つづくナリ
新しいえっくすぴーにはまだ慣れておらぬゆえ、長すぎエラーが出たナリ
332名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 22:51:14 0


京にいる登場人物とは絡まずに進むのかな
333名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 22:54:10 O

やはり千聖かw
334名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 22:54:28 0
おお吹雪が主役かな
おもしろくなりそう
時代劇さん乙です♪
>>250

東京レジャーランドに着くとすぐにプリクラのコーナーに行った。
「機械がいっぱいあるなぁ・・・全部撮っちゃおうか?」
「えぇ! でも・・・でも・・・」
「だって想い出はいっぱい残せた方がいいじゃん♪」
「・・・うん・・・」
さすが、友理奈は写りがとてもキレイだった。
「ねぇ・・・友理奈ってモデルになれるんじゃない?」
「なんでぇ?」
「だって、写りがすっごいキレイじゃん。」
「無理だよぉ。緊張しちゃう。」
一通り写したオレたちはジュースを飲みながら休憩をしていた。
写したプリクラを見ると・・・とてもじゃないが千奈美に見せられるものではなかった。
写してる最中、あまりにも友理奈のテンションが高くてオレもつられてはしゃいでしまったのだ。
「・・・これ、オレたちくっつき過ぎだよね?」
「そんなことないよ。」
「そんなことあるよぉ。だって、コレなんか・・・キス寸前じゃん!」
「それは・・・それは、それでいいの! わたしの宝物なんだから!」
「じゃあ、コレは? 抱き合っちゃってるよ・・・」、「コレは・・・コレも宝物なの!」
「こっちは?」、「コレも宝物!」
「じゃあ、こっちも?」なんて続けていたらすぐ傍にお互いの顔があることに気がついてしまった。
ハッとしてみつめ合うオレと友理奈・・・
「あ! ヤバイよ、友理奈!もう、7時過ぎてるよ!」
(ヤバかった・・・しかし、なんちゅう目でオレを見るんだよ・・・)
動揺を隠せないオレに友理奈が追い討ちをかけてきた。
「まだ・・・帰りたくない・・・」
「友理奈!・・・何を考えてるんだよ・・・いったい!」
〜つづく〜
とりあえず1レス分です
336名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 23:30:29 0


金持ちだなhide
337名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 23:31:47 O
338名無し募集中。。。:2005/06/18(土) 23:31:50 0
友理奈キャワイスギ
339名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 00:05:09 0
 
340名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 00:24:51 0
ゆりなと浮気ッ浮気ッ浮気ッ♪(メリーさんの羊風)
341名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 00:53:12 O
みぃ〜タン乙
最近更新が短いね
忙しい?
342名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 01:03:16 0
千奈美すねてるかもよ?
343名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 01:16:03 O
>>342
Bダッシュ!!
344名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 01:27:09 0
>>343
サンクス♪
345名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 01:34:15 0
友理奈使いすぎかもよ?
346名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 02:03:04 O
347名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 02:03:51 O
348名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 02:17:23 O
ヽ(´ー`)ノマターリ
349名無し募集。。。:2005/06/19(日) 02:50:08 0
保全
350名無し募集。。。:2005/06/19(日) 03:53:51 0
351名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 04:48:20 0
从 ’w’)<保元の乱
352名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 06:13:53 0
353名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 07:49:01 0
354名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 08:39:31 0
勤務から帰宅、単独紺出発前保全!後は頼みます!
帰ってきたらゆっくり読みます
355名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 10:33:27 O
Zeppに向かってる途中ほ
356名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 10:42:46 0
ライブ楽しんできてください。
ライブにも行けない地方組・・・orz
お笑いライブしか行ったことがない俺が保
357名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 11:19:07 O
>>356
元気だせ
358名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 11:21:40 0
ここの作家さん達でZepp行く人いるのかな?
ライブで新たな創作意欲が湧いてきてくれたらあぁいいな
359名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 13:03:24 0
ここの作家さん達で安倍コン行く人いるのかな?
コンサで新たな創作意欲が湧いてきてくれたらあぁいいな

℃-uteもよろしく
360名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 13:03:32 O
361名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 13:55:47 O
もうすぐ開場ほ
362名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 15:30:08 O
363名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 16:12:25 O
364名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 17:08:40 0
365名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 17:39:56 0
続きを読みたい。
366名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 18:18:53 0
保全
367名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 19:39:39 O
368名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 20:42:27 0
じぇ
369名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 20:51:18 O
>>347
ヒガムなよ

今日みんなゼップなのかな?
370名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 20:56:59 O
先程Zepp終了しました〜
この楽しかった気持ちを小説にしてみようかなぁ…
と、無理そうなことをゆりかもめの中で考えながらほ
371名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 21:42:31 0
だめだ、イベコンスレではスルーされちまった
参戦者各位、見てたら助けを求む、しみはむスレの>>1用に
キャプテンの名セリフがあったら紹介してくれ
スレ違いな雑談禁止はもとより承知、頼れるスレを他に知らん 許し乞う

〆 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ちっちゃくてかわいいよなあ・・・ハァ
| 
| 前スレ
| Berryz工房の一番ちっちゃい清水佐紀 23
| http://ex10.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1118092347/
| 
| 固定厳禁
| エロは回避の方向で(下ネタはあなたの脳内で)
| その他>>2-10あたり
| 
| ::::::::::::::::::::::::::::.     
| ::::::\:☆ノノハ ビュンビューン
| ::::::ミゝ川´・_・リっ < (ここに今日のステージからひとこと)
| ::::::⊂__つノ 

372名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 21:55:37 0
佐紀たんの名台詞・・・・ごめん思いつかん
てゆーかほんと人稲
373名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 22:09:41 O
みんなデートでもしてんのかな?
374名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 22:15:04 0
>>373
ベリヲタに彼女がいるとでも思っているのかい?

                   ――ゲーテ
375名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 22:27:03 0
まとめの人へ

「僕に舞い降りた天使」の最後らへんの学校が火事になるところで
野次馬とか先生とか校長とかが出てくるシーンで誤変換を発見しました。

「まだ校舎内に取り残された生徒が一人います!!!!!!」
その場に衝撃が走った、先生達、野次馬が一気にどよめく、
「どうゆう事だね!!!君!!!」
校長が血相を変えて先生の元へ行った、他の先生達もうウチの担任に詰め寄る、
「なぜ非難させなかったんだ!!!?」
「どこに取り残されてるんだね!?」

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

「まだ校舎内に取り残された生徒が一人います!!!!!!」
その場に衝撃が走った、先生達、野次馬が一気にどよめく、
「どうゆう事だね!!!君!!!」
校長が血相を変えて先生の元へ行った、他の先生達もうウチの担任に詰め寄る、
「なぜ『避難』させなかったんだ!!!?」

「非難」→「避難」
「どこに取り残されてるんだね!?」
376375です:2005/06/19(日) 22:28:52 0
↑↑の最後の
「どこに取り残されてるんだね!?」
は無関係です。スンマセン。
377371:2005/06/19(日) 22:29:47 0
見切り発射したよ
キャプヲタって本当にいないのね

住民さん、迷惑掛けたな 謝る
引き続き萌えで楽しんでくれ Best Regards

Berryz工房の一番ちっちゃい清水佐紀 24
http://ex10.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1119187449/
378名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 22:30:56 0
>>374
ゲーテはそんなこと言わない
言うとしたらアメリカの実業家あたりだな
379名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 22:49:59 O
>>374
いないのか?
380名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 23:11:52 0
>>377
推しメンはキャプテンですが何か?
381名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 23:14:16 O
>>1
※スレ違いな雑談禁止
382名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 23:22:02 O
>>381
!!!!
383名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 23:24:44 0
スクランブル ★BLACK★
>>265の続き

次の日の授業中は落ち着かなかった・・・ってか落ち着けなかった。
いつもなら、友達にスグにでも自慢混じりに手紙の話をしたかったけど相手がクラスのアイドルとなればクラス中に広まって全男子から俺に対しての非難が恐ろしい程に来るのがわかっていたし、もし違った時に思い上がりの寒い奴だと思われるのも〜…
でも、一昨日の雅ちゃんの反応とかを考えると…やっぱり…

昨日は寝る前に手紙の中に入っていた『ダージリンティー』を飲んでからベッドの中に入った。
布団の中に入っても最初は雅ちゃんの事が頭から離れなくってドキドキして眠れなかった。
でも、不思議と少しずつまぶたが重くなっていって〜…次に目を覚ますと爽快な気分と窓からの朝の陽射しを感じていた。
手紙に書いてあった(多分雅ちゃんの)方法は効き目バッチリだった!!

でも、本当に雅ちゃんなのかな?
本人に聞けばスグに済む事なんだろうけど〜…何となく雅ちゃんの前に立つと緊張して上手く喋れない。
授業中や休み時間に何度も見つめていたから彼女と目があって〜・・・
雅ちゃんは笑顔を返してくれたり、小さく手を振ったり、ピースサインを送ったりしてくれた。
それだけで俺の気持ちは幸せにはなってたけど。
384名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 23:28:27 0
スクランブル ★BLACK★
>>383の続き

優しい笑顔雅ちゃんを見て、俺は覚悟を決め〜…られるほどの勇気も無く、クラスの中でも仲の良い2人の女の子の相談する事にした。

1人は小さい時からの腐れ縁の幼馴染の熊井友理奈。
友理奈は雅ちゃんとも何となく仲良しだから文字を見ただけで雅ちゃんだって気づくかも!?
もう1人は恋愛話が大好きでクラスメイトの相談役の嗣永桃子。
桃子も雅ちゃんと仲が良いし、何より恋愛関係?の相談となれば協力してくれるはず!

俺は勇気を出して昼休みに2人を体育館裏に呼び出すことにした。
何となく同時に言うのは恥ずかしかったので、2人を別々に誘った。

友理奈は興味津々って感じで『あっ・・・うん』って嬉しそうにOK!してくれた。
逆に、恋愛話が好きな桃子は『えっ!?桃子に!?』って驚いた表情をしていた。

正反対だった2人の反応が何となく引っかかっていた。

385名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 23:35:59 0
スクランブル ★BLACK★
>>384の続き

「なるほどねぇ。 てっきり桃子は告白されるのかと思ってドキドキしたよ〜」
全てのことを説明すると桃子は笑いながら俺に言った。
「告白するなら何で2人を同時に呼び出すんだよ!」
俺が桃子に言うと、桃子は『それもそっかぁ♪』と可愛い声で呟いた。

友理奈は手紙を長い間『ジーッ』と見つめていた。
しばらくして、俺の方に視線を向けると手紙を差し出しながら寂しそうに話し出した。
「これ〜…本当に雅ちゃんからなの? 誰か知ってる人の文字だったりしない?」
真剣な表情の友理奈に対して俺が手紙を受け取ってから言い返す。
「この字は多分見た事が無いし〜…最後の犬のマークとか!雅ちゃんって犬飼ってるじゃん! それだよ!!」
そんな俺の言葉を聞いて桃子が突然大声で笑い出す。
「えっ!? ど、どうした?桃子!?」
桃子は必死に笑いを抑えようとしていたが、なかなか笑いが収まらずにいた。
数秒の笑いの後で少し気持が落ち着くと話し出した。
「いや…み…雅ちゃんも…犬の絵を…書くなんて…可愛いこと…するなぁ〜…って」
笑いながら必死に話すけど〜…またスグに笑い出して桃子が止まらない。
不思議そうに桃子を見つめる俺に向かって、隣で空を見上げていた友理奈が『コホン!』と1つ咳払いをしてから話し出す。
「このキャラクターが犬でも何で良いけど、とにかく!この手紙が本当に雅ちゃんか判らない間は本人に言わない方がいいよ!」
そんな友理奈の言葉に笑いがやっと収まった桃子も俺を見つめながら言う。
「そうそう!君が雅ちゃんの事を好きなら、手紙の相手が違った時に変な方向に行っちゃうかもしれないから〜…まだ本人には〜」
そんな2人の言葉に俺は小さく頷いた。

★★続く★★

・・・出した後で気付いた訂正が2つくらいあります^^;
なぜかこれだけは治らないなぁ・・・(´・ω・`)
386名無し募集中。。。:2005/06/19(日) 23:43:08 0
まとめの人へ〜・・・
訂正のような訂正で無いような〜・・・修正をお願いします(´・ω・`)

>>383
いつもなら、友達にスグにでも自慢混じりに手紙の話をしたかったけど相手がクラスのアイドルとなればクラス中に広まって全男子から俺に対しての非難が恐ろしい程に来るのがわかっていたし、もし違った時に思い上がりの寒い奴だと思われるのも〜…
 ↓
いつもなら、友達にスグにでも自慢混じりに手紙の話をしたかったけど相手がクラスのアイドルとなれば・・・
男子からの非難が恐ろしい程に来るのがわかっていたし、違った時に思い上がりの寒い奴だと思われるのが嫌で誰にも言わなかった。

ただ、1行だと読みづらいから2行に訂正しただけですw

>>384
優しい笑顔雅ちゃんを見て、俺は覚悟を決め〜…
  ↓
優しい笑顔の雅ちゃんを見て、俺は覚悟を決め〜…

もう無いはず(´・ω・`)
まとめの人、よろしくお願いします★
387時代劇(仮):2005/06/19(日) 23:56:17 0
では次は我輩が>>331のつづきナリ

お稲婆による吹雪の世話は終わった
だが、吹雪は一言の礼も言わずに布団に潜り込んだ

「・・・・・・・・あんた、ほんま愛想ないなぁ」
「・・・・・・・・・・・・悪かったな」
「あんた、名前は?」
「・・・・・・・・教えてやる義理はない」
「・・・・・・・はぁ、千聖ちゃんも、とんでもない奴拾ってきよったな」
お稲婆もすることがなくなってしまったが、千聖に頼まれているので、自分の家に帰るわけにいかない
二人とも無言でじっとしていたが、吹雪の方が先に音を上げた
「なあ、あのガキ、どこに行ってるんだ?」
「千聖ちゃんかい?隣の町やで」
「何の用で?」
「あんた、この辺は温泉が湧くっちゅうのは知っとるやろ?」
「ああ。俺も湯治に来たからな」
「そのせいでな、米や野菜が育たへん。せやから、この辺のモンは、布を織って生計を立てとるんや」
「それが、あのガキとどう関係してるんだ?」
「この辺には年寄りしかおらんのや。せやから、あの子がみんなが織った布を隣の町に売りに行くんや」
「そうか・・・・・・・あんたは布を織らなくていいのか?」
「うちは織るのが早いんや。もう糸があらへん。せやから千聖ちゃんが帰ってくるまで暇やねん」
「ふーん・・・・・・・・・そうか・・・・・・・・」
再び沈黙が訪れた
お稲婆は口数が多く、賑やかな方だが、さすがに吹雪相手では言葉を発するのを躊躇ってしまう

「ところで・・・・・・あのガキ、いつごろ帰って来るんだ?」
再び沈黙に耐え切れなくなった吹雪が口を開いた
388時代劇(仮):2005/06/19(日) 23:56:42 0
「日が沈む頃や。あの子が町に行く日はうちが夕飯作ってやるんや」
吹雪は窓から外を見た
お天道様はかなり高い位置にいる
げげっ、この小うるさい婆さんと、当分の間二人っきりかよ!
「あんた、うちより千聖ちゃんの方がええんか?やっぱり若い方がええんか?」
吹雪の表情を読み取ったお稲婆が、意地悪な笑みを浮かべていった
「確かにあんたと二人っきりというのは御免だ。だが、あのガキみたいなおせっかいも苦手だ」
俺はこんなに他人と話をするような性格じゃなかったはずだ
それなのに、この婆さんの毒気にやられてしまって、どうでもいいことをペラペラ喋ってしまってる・・・・・・
そう思った吹雪は、ニヤリと笑った
「あんた、少しは愛嬌あるんやな」
吹雪の笑みを誤解したお稲婆が言った
「・・・・・・・・・・・ふん」
否定するのも面倒なので、吹雪は布団をかぶって眠り込んでしまった

包丁で何かを刻む音で吹雪は目を覚ました
「あっ、起きた起きた!」
千聖がまぶしい笑顔で吹雪の顔を見下ろしていた
「もうすぐ夕飯できるでぇ〜」
お稲婆の声が聞こえた
「ねえ、腕の傷、痛くない?」
千聖が心配そうに聞く
「・・・・・・・おまえには関係ない」
体を起こしながら吹雪が応えた
腕の傷は痛んだが、吹雪に耐えられない痛さではなかった
「そんなこと言えるんなら、大丈夫やな〜」
千聖の不安を打ち消すように、お稲婆が言った
389時代劇(仮):2005/06/19(日) 23:58:00 0
飯を食いながら、千聖はお稲婆に今日町で見たことなどを面白おかしく話す
それに対し、お稲婆も歯茎を見せて大げさに笑う
吹雪は慣れないこの明るい空気に戸惑いながら、無言で千聖が匙で運ぶ飯を食い続けた
だが、吹雪はこの戸惑いを、決して不愉快だとは思わなかった

「ねえ、お名前は何ていうの?」
夕飯を食い終わり、お稲婆が帰った後、千聖が後片付けをしながら吹雪に聞いた
「・・・・・・・おまえに教える名前はない」
「お名前、ないの?それじゃあ、何て呼べばいいの?」
「・・・・・・・・・・勝手にしろ」
「好きに呼んでいいの?」
「・・・・・・・同じことを二度も言わせるな」
「じゃあね・・・・・・・・・・・」
食器を洗い終えた千聖が吹雪の寝る布団の傍に来て、腰を下ろした
「あんちゃん、って呼んでいい?」
「・・・・・・・はぁ?」
「だから、あんちゃん、って呼びたいの」
「・・・・・・・・おまえのあんちゃんは死んだんだろ?」
「お稲さんに聞いたんだ・・・・・・・・・」
「・・・・・・・ああ」
「死んだあんちゃんの・・・・・・代わりになって欲しいの」
「・・・・・俺に・・・・・おまえのあんちゃんになれ、と・・・・・・言うのか?」
「うん・・・・・・・・・だめ?」
「・・・・・・・あんちゃんって・・・・・・・何をすればいいんだ?」
兄弟がいない吹雪には、兄という言葉の意味はわかるが、実態となると全くの謎であった
390時代劇(仮):2005/06/19(日) 23:59:15 0
「家族として、ずーっと一緒にいてくれるだけでいいの」
「・・・・・・・家族か・・・・・・・俺とおまえが・・・・・」
両親を物心つく前に失い、里の家を盥回しにされた吹雪は、家族というものも、ぼんやりと憧れる存在でしかなかった
「ねえ・・・・・・・いいでしょ?」
吹雪の胸の奥が妙な暖かさを帯びた
嫌な感覚ではないが、それが妙に恥ずかしくて・・・・・・・・
吹雪は寝返りを打って千聖に背を向けながら「勝手にしろ」と呟いた
吹雪なりの精一杯の、肯定の表現だった
「うわぁい!やったぁ!ありがとう・・・・・・・・あんちゃん」
千聖は吹雪の顔の前に跳んできて言った
「・・・・・・・うるさいぞ」
「いいじゃん・・・・・・・あーんちゃん!」
千聖は吹雪の背中に抱きつきながら言う
「お、おい、一緒の布団で寝るつもりか?」
「うん。だって、お布団これしかないもん」
「じゃ、じゃあ、俺がこの布団から出る」
「ダメだよ!寒いから風邪ひいちゃうよ!一緒のお布団で寝ようよ!」
「・・・・・・・仕方ないな。だが、そんなにくっつくな」
「やーだっ!あんちゃんと一緒だもん!あーんちゃん!
「だから、うるさいぞ」
「あんちゃん、あんちゃん、あんちゃん、あーんーちゃーん!」
「・・・・・・・・・・いい加減にしろ」
いつの間にか、吹雪は千聖の“あんちゃん”の連呼をうるさいとは思わなくなっていた
その代わり、かつてない恥ずかしさを感じ、その感情をどう処理していいかわからずにいた
「うふふふふっ・・・あんちゃん!・・・・あんちゃん・・・・・あんちゃん・・・・グスっ・・・・・グスっ・・・・・・・」
千聖が突然泣き出した
「・・・・・・・泣いているのか?」
「・・・・・・・あんちゃん・・・・グスッ」
死んでしまった・・・・・俺が斬った、本当のあんちゃんを思い出してしまったのか・・・・・・
吹雪にもそれがわかった
どうしていいのかわからない吹雪は、千聖が寝付くまで、激痛を堪えながら骨が砕けている左手で千聖の頭を撫で続けた
391時代劇(仮):2005/06/20(月) 00:02:53 0
つづく

>>329
>「それは大丈夫矢で
それは大丈夫やで

訂正して欲しいナリ
武士の情けナリ
392名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 00:03:39 0
吹雪やさしいよぉ。・゚・(ノД`)・゚・。
393名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 00:11:39 O
二人とも乙
394名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 00:18:31 0
>>390
マジ泣きしてしまった、時代劇さん、乙!
恥ずかしながらオイラも続きます。
>>335

「ごめんなさい・・・怒らないで・・・」
友理奈の声が小さくなっていった。
正常な判断が出来ずに語気が強くなってしまったことに気がつき後悔した。
「ごめん・・・思わず怒ったような言い方をした・・・」
「違うよ・・・悪いのは、わたし。」
「おわびに・・・今日の最後に観覧車に乗って帰ろうよ。」
「いいの? ホントにいいの?」
「もちろん。帰りたくないなら最後に最高の想い出をプレゼントするよ。」
こうして、オレと友理奈は大観覧車に向かった。
まだ薄明るいせいか奇蹟的にも大観覧車は空いており待ち時間は5分で済んだ。
大きなゴンドラがオレと友理奈を乗せるためにゆっくりと降りてきた。
ゴンドラの中は、エアコンが利いていてとても涼しく快適な空間だった。
少しずつかつ、確実にゆっくりとゴンドラは大きな円に沿って上がっていった。
「ねぇ、あれはレインボーブリッジだよね?」
薄明かりでもライトアップされているレインボーブリッジは、背景から浮かび上がって見えた。
「向こう側にあるのはフジテレビだね?」
友理奈は、ゴンドラの中であっちに行ったりこっちに来たりと
落ち着きなく動き回って夜景1歩手前の景色に興奮していた。
「この方角だと、六本木あたりの高層ビルがある筈なんだけどな。」
オレが、シートを移動すると話しにのって来た友理奈が自然な形で隣に来た。
「えぇ〜・・・でもどこから六本木なのかわからないやぁ〜w」
「そりゃあ、ずっと向こうにあるから区切りなんてわかんないよw」
「そっち側に座ったら上のゴンドラの底が見えるかな?」友理奈が唐突に言い出した。
「座ってみてみようか?」オレも興味があったので真中から内側に移動してみた。
二人で同時に動いたために大きなゴンドラがゆっくりと揺れた。
「キャッ!」友理奈の小さな悲鳴とともにオレたちはバランスを崩し・・・
>>395

バランスを崩したオレたちは転がるようにシートに座った。
本能だったのかオレは友理奈の頭を守るようにかばったために
シートに座ったときには友理奈の頭はオレの胸の中にあった。
友理奈も自然と手をオレの背中に回していたので友理奈が抱きつくような姿勢になっていた。
「友理奈、大丈夫?」
「だい・・じょう・ぶ・・・」友理奈の弱々しい声が聞こえた。
大丈夫と言ってもまったくオレから離れる気配のない友理奈。
オレは昨日のお化け屋敷のことを思い出した。
お化け屋敷での友理奈の不可解な行動・・・
床に倒れ込んで・・・大丈夫と言っても動かなかった友理奈。

・・・『動ける・・・動かな・・・動けな・・い・・・』・・・

確かにあのとき『動ける』と言いかけた、でも友理奈は動かなかった。
今日の友理奈のわがままぶりもいつもの友理奈とは違った。
めったに羽目を外すことのない友理奈が今日はいくらお姫様でもまるで『駄々っこ』だ。
駅で泣いてみたりゆりかもめの中で大はしゃぎしてみたり
猫が懐かないと拗ねてみたり・・・
この時間だって帰らなきゃいけないのに「帰りたくない」とか・・・
今まで、こんなに打ち解けて話したこともなかったのに急に昨日からオレと友理奈は急接近した。
(何を企んでるんだ・・・友理奈・・・)
ゴンドラの中ではヘンな空気が漂いはじめていた。
「ひとつ、聞きたいことがあるの・・・」
顔をオレの胸に突っ伏したまま友理奈が話し始めた。
「なんだよ・・・」オレは、平静を装っていたが内心ドキドキだった。
「ちぃちゃんのこと・・・どう思ってるの?」
397ウィードクラウン:2005/06/20(月) 00:26:45 0
書いていいのかしら
ごめん。トラブル発生にて〜つづく〜
すまん。
399ウィードクラウン:2005/06/20(月) 00:28:58 0
>>398
あいw

今日はみんなこの時間に集中してますねえ

では>>280の続きです
400ウィードクラウン:2005/06/20(月) 00:29:19 0
*

信彦と舞の兄妹の住むアパートは、学校からさほど遠くないところにある。
中学生と小学生の2人で住むのに部屋など貸してもらえるはずもないので
アルバイトをさせてもらっている親戚の名義で借りている。

アルバイトから帰った信彦は、居間の真ん中にどっかりと腰を下ろした。
それから麦茶をコップ一杯飲み干して一つため息をつき
「喋りすぎたかな…」
と、放課後の事を後悔していた。

桃子…嗣永桃子は、彼の妹の舞のせいでヒーリング能力が発現してしまった為
ある程度のことは話しておかなければいけないと信彦は思ったのだが
他の能力の種類、自分や舞の能力についてまでもついつい話してしまった。
401ウィードクラウン:2005/06/20(月) 00:29:40 0
>>400
ヒーリング能力については桃子に使い方さえ注意してもらえればよかった事で
その他のことについてはまだ話すべきことではなかった。
しかし、桃子のあの顔で訊かれると、どうもぺらぺらと喋ってしまうのだ。
これは桃子の超能力ではなく彼女自身の魅力とか特性といったものであるのだが
今まで家族以外の女性と接する機会があまり多くなかった信彦は
それを自分の不甲斐なさだと思い込み、悔やんでいるのである。

「お兄ちゃん、おかえり!」
信彦が帰ってきた事に気づいた舞が、隣の部屋から出てくる。
「ああ、ただいま」
と、信彦が返すと、舞はにっこり笑って彼のもとに駆け寄ってきた。
なにしろ平日は一日中家に閉じこもっているのだから
兄が恋しくてしょうがないのだろう。
休みの日は2人で出かけたりしているが
それでも人の多い場所には連れていくことは出来ない。
例えば土曜日は信彦のアルバイトが終わった後に
舞と近くの公園で待ち合わせてから河川敷などに散歩に出かけるなどしていた。
ただし、先日の土曜日は違った。
信彦が少し残業をしたために、公園で待っていた舞は
時間になっても現れない兄を心配してアルバイト先の本屋へ向かったのだ。
しかし町の地理をほとんど知らない舞は迷ってしまい
挙句に桃子とぶつかり、能力を与えることになってしまった。
402ウィードクラウン:2005/06/20(月) 00:30:26 0
>>401
「今日な、舞がぶつかった子と会ってきたよ」
「ほんと!? 大丈夫だった…?」
「桃子っていう子で、同じクラスの同級生だよ」
「そうなんだぁ…」
信彦は、今日の放課後の事を舞に話して聞かせた。
「…もう一人、一緒にいた子は、能力は現れてないみたいだ」
舞はほっとしたようで、胸を撫で下ろす仕草をした。
以前も、舞が人に能力を与えてしまったことは何度かあったが
その時もこうして信彦が当人にある程度のことを教え、大事にならずに済んだのだ。
「『ファーザーズ』もまだ感づいていないようだし」
「そっか…」

『ファーザーズ』というのは、彼ら兄妹を追っている者達の事である。
他人に能力を植え付ける舞の能力と、能力をその人間に完全適合させる信彦の能力。
それを欲しがる者達が常に彼らを探し続けており
2人は何かトラブルが起こるたびに、ファーザーズに感づかれまいと転居を繰り返していた。
403ウィードクラウン:2005/06/20(月) 00:30:47 0
>>402
「ごめんねお兄ちゃん…」
「いいんだよ、今回は大きなトラブルにはなりそうにないし」
「舞、またお兄ちゃんに迷惑かけちゃったね…」
「いや、兄ちゃんが残業しちゃったのが悪いんだ。 無理にでも帰ってればよかったのに」
「ううん、舞が寂しくって待ちきれなかったのでいけないんだよ…それに…」
「それに?」
舞はそう言ったまま目を伏せた。
信彦は訝しがりながら、舞の目を覗き込んだ。
「あ、あのね…」
「どうした?」
「…あと2人、舞に触った人がいるの」
その言葉に、信彦は愕然とした。
「なっ……どうしてもっと早く言わないんだ!」
突然物凄い剣幕で怒鳴った兄に舞は、ひっ、と怯えて縮こまった。
「あ…ごめん、急に怒鳴ったりして…」
「ひっく…ご、ごめんなさい…」
「でもな舞、それを放っといたらどうなるかわかるだろ?」
「うん…でもね、怖くって…」
舞はそう言って泣き出してしまった。

彼は舞に、人に能力を与えてしまう事の恐ろしさを常々教えていた。
しかし舞は逆に恐ろしさのあまり4人もの人間に触れてしまったという事実を
自分に話すことが怖くなってしまったのだろう、と信彦は思った。
彼は泣きじゃくる舞を抱きしめ、耳元で囁いた。
「大丈夫。 兄ちゃんがなんとかするから…」
404ウィードクラウン:2005/06/20(月) 00:31:09 0
>>403
*

翌朝、俺はいつものように友理奈の家を尋ねた。
別に毎朝わざわざ友理奈を呼びに行く義理などないのだけど
小学校の集団登校の名残のようなもので、いつの間にか日課になっていた。
「おはようこうちゃん! ごめんね、心配かけて」
玄関から出てきた友理奈は昨日の様子とはうってかわって
高熱を出していたことなど微塵も感じさせない元気な姿だった。
「あ、ああ…。 それより熱はもういいのか?」
「うん! なんでかわからないんだけど、あれからすぐに熱がひいたの」
「おお、そりゃあよかった。 ほんじゃ行くか」
それから友理奈と2人で学校へ向かった。

教室に着き、鞄から教科書などを机にしまいながら
俺は何気なく、友理奈がかかった病気の事を訊いた。
「結局なんだったんだろうな、お前の病気」
「ううーん、なんだろうねえ。 ただの風邪だと思ったけど」
「医者にはわからないって言われたんだろ? それってヤバいんじゃないか?」
「でも治ったんだからいいんじゃない?」
友理奈はあっけらかんとしている。
「いやいや、再発でもしたらどうすんだよ」
俺は真面目に言ったつもりだったが
それを聞いた友理奈は指を顎に当てて、うーん、と唸ったあと
「その時はまたこうちゃんがお見舞いにきてね」
と明るく言った。
「いや、だからそういう問題じゃなくて…」
「はーい、ホームルーム始めますよー」
俺の質問は、担任の三好先生によって遮られてしまった。
405ウィードクラウン:2005/06/20(月) 00:31:35 0
>>404
放課後の部活の時間。
その日はサッカー部の中体連に向けての紅白試合だった。
幸運な事に俺は、密かに憧れている3年の風見先輩と同じチームだ。
風見先輩はスポーツ万能で頭も顔もいいくせに、全然嫌味なところが無い。
だから男子には慕われているし女子にはモテている。
それで憧れているのだが、表立って言うのは恥ずかしいのでみんなには隠している。
知っているのは友理奈くらいだろう。

ゲームが始まり、俺はDFを任された。
前半10分で風見先輩のシュートで点が入り、チームは盛り上がっている。
しかし、俺の活躍の場所は今のところ無い。
こちらの陣にボールが来ることがあっても、他の先輩が全て返してくれるからだ。
他のDFが優秀なのは喜ぶべきことではあるけど、何もする事が無いのは寂しい。
406ウィードクラウン:2005/06/20(月) 00:32:01 0
>>405
「すげぇ…」
風見先輩のプレーはいつ見ても凄かった。
シュートタイミングも、相手チームを抜く時のテクニックも
とても中学生レベルとは思えない。
今もまた相手チームからボールを奪い取り、ゴールを決めた。
今日は俺だけじゃなく、他のみんなもほとんど活躍できそうにないな、
と思ったその時だった。

相手キーパーが投げたボールがグラウンド中央に落ちたのだが
そのボールに回りには運悪くこちらのチームの人間がまったくいなかった。
風見先輩もまだ相手ゴールの近くに居てとても追いつけない。
相手チームはここぞとばかりに攻めあがってきた。
ここは俺たちDFの出番である。
俺はゴール目掛けて走ってくる一人の選手に向かって走った。
そいつは俺が向かってくるのを見て、左サイドの選手に目をやった。
おそらくパスを通す気でいるのだろう。
読みどおり、そいつの足がかすかにリズムを変えた。
俺はほぼ同時に左サイドに向かって走った。
蹴られたボールはやはり左サイドに向かって飛んで行く。
407ウィードクラウン:2005/06/20(月) 00:32:23 0
>>406
しめた!
このまま走っていけばちょうどボールの落ちる地点に
左サイドの選手より俺のほうが先に着ける。
「こうちゃんがんばってー!」
マネージャーの友理奈の応援が聞こえた。
友理奈の前で失敗して、あとでいろいろ言われるのもしゃくだ。
ここは失敗しないように、と胸トラップをしようと足の向きを変えた。
その途端、またあの、びくんっという"跳ねた"感覚がした。
(なんだよ、こんな時に…!!)
突然の出来事に俺はバランスを崩し、その場に転がってしまった。
見上げると、ボールは俺目掛けて落ちてきている。
まずいと思いすぐ立ち上がったのだが…

ドスンッ

左からの衝撃に軽く眩暈がした。
ボールを取りにきた相手チームの選手が
突然立ち上がった俺とぶつかってしまったのだ。
相手選手と足が変に絡みあい、その上ボールは俺の脳天にガツンっと当たった。
(…なんて間抜けな姿なんだ)
そう思いながら、次第に意識が遠のいていくのを感じた。
408ウィードクラウン:2005/06/20(月) 00:32:44 0
つづくまー
409名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 00:37:13 0
乙です♪
トラブル解決。
考えてみればZepp Tokyoってお台場だった。
お台場デートを書いてたのでミラクルだw
我ながらビックリw
410名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 00:40:08 O

大漁♪大漁♪
411名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 01:01:10 0
Zeppから帰って来たオイラを寝かせないつもりですかw?


ライブで高まった心が、帰ってきて読んだらまた興奮してきた
412名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 01:03:06 O
コンサから帰ってきたら大量投下で幸せいっぱい〜
スクランブルさん、時代劇さん、クラウンさん、みぃ〜さん、乙乙乙乙です
ただ>>385
>またスグに笑い出して桃子が止まらない。は↓
>またスグに桃子は笑い出して止まらない。
じゃないど桃ちゃんが止まれなくなっちゃうんではと心配してるのは内緒ですw
413名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 01:12:27 O
>>412
ル 'ー'リ<内緒になってないぞ
先ほど投下しそこねた1レス

>>396

一瞬、時間が止まったというか息が詰まったというのか
何とも言えぬほど苦しい感じがした。
いつもは簡単に言えることなのに今はそれが苦しくて言い出せない・・・
なんとかやっとのことで答えた。
「ちぃちゃんのことは好きだよ。」



「そっか・・・よかった・・・」
オレの答えに少し間を空けて友理奈が返事をした。その声は少し震えていた。
そして、また沈黙が流れる・・・
友理奈を抱き締めたままゴンドラは、まだまだ頂上のはるか手前を上っていた。
もう、なんとなく友理奈の気持ちに気がつき始めていた。
千奈美と出会っていなければ今、こんなツライ想いはしなかったかもしれない・・・
自分勝手なことを思っていたら友理奈が話し始めた。
「最後にもうひとつだけ聞きたい・・・」
「・・・うん・・・」
もう、何を聞かれても驚かないぞと自分の心に言い聞かせた。
「昨日、なんであんなウソをついたの?」
「・・・別に・・・」
そう、夕べのこのウソが原因で今日、友理奈の言うことを利かなくてはならなくなったのだ。
『別に』で済む話ではなかった。
「あの『写真』のせいだよね?『写真』を守ってくれたんだよね・・・」
「・・・あぁ・・・大事そうにしてたんで・・・何の『写真』なのかは知らないけど・・・」
オレの言葉に返ってきた言葉は驚く言葉だった。
「あの『写真』はヒデちゃんも知ってる『写真』だよ・・・」

〜つづく〜
415名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 01:22:09 0
この辺からの描写がちょっと苦手だ・・・
でもシナリオ上避けては通れぬので勘弁を。
感動は避けようと思っているのだが・・・
416名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 01:33:57 O
みぃ〜タン乙
むしろ期待してるので猛烈に感動させてほしい
417名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 01:54:07 O
やっと写真か!
長かったな
418名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 02:51:54 O
日本勝利保全
419名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 03:13:44 O
僕が勝利へ導くよ!
420名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 03:15:04 O
もう今晩なさそうだな
ノシ おやしみ〜
421名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 04:06:22 0
サカ豚ウザイ
422名無し募集。。。:2005/06/20(月) 04:53:59 0
保全
423名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 05:21:17 0
乙乙乙乙
424名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 06:07:06 0
みぃ乙!!!
友理奈ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!!!!
なんとなく写真の真相がわかってきたぞw
425名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 06:46:50 O
>>424
どこで分かるの?
426名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 06:58:22 O
多々更新乙!
朝起きたらこんなに…
427名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 07:39:21 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン 
::::::ミゝ从 ’w’)つ<ライブに来てくれた皆さん、ありがとうございました!
::::::⊂__つノ 
::::::\☆ノノノハ スアマスアマ
::::::ミ从o゜ー゜从つ 
::::::⊂__つノ 
::::::\:☆ノノハ ピ〜チッチ    
::::::ミゝル ’ー’リつ
::::::⊂__つノ 
::::::\: ノノハヽ オードン オードン     
::::::ミゝ从´∇`从
::::::⊂__つノ 
::::::\:☆ノノハ ビュンビューン 
::::::ミゝ川´・_・リつ 
::::::⊂__つノ 
::::::\:☆ノノハ エンジョ〜イ 
::::::ミゝ川*^∇^)つ 
::::::⊂__つノ 
::::::\: ☆ノノハ ドーシヨードーシヨー
::::::ミゝ州*‘ -‘リつ 
::::::⊂__つノ 
::::::\:☆ノノハ ミヤビガイクヨ!
::::::ミノノl∂_∂'ルつ
::::::⊂__つノ 
Berryzお礼参り中!
428名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 08:24:52 0
今日は、中総体の野球の応援で今の時間は暇だから、もっと読みた〜い!
429名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 08:53:53 0
>>428
リア厨乙、月曜の朝にそれは無理
430名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 09:11:07 0
>>429
そうですよね。作者さん達も忙しいですよね。
「もっと読みた〜い!」なんて勝手なこと言ってすみませんでした。
431名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 11:00:00 O
432名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 12:05:46 O
433名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 13:32:18 0
434名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 15:04:31 O
>>428
リア厨のフリするとB工だと思われちゃうよ
435名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 16:39:06 0
::::::::::::::::::::::::::::.     
::::::\:∞ノハヽ キュフフフ♪
::::::ミゝノソ*^ o゚)つ
::::::⊂__つノ 
さっきーマン巡回中!
436名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 17:13:54 0
437名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 17:29:50 0
ヒデちゃんになりてえええええええええええええ
438名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 17:43:59 0
>>434
今から1時間前に帰ってきたけど、B工さんじゃないよ。
ちなみにうちの学校は、決勝で7−0で負けて地区で2位。
439名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 17:57:36 0
どうでもいいこと書くなよwwwwwwwwwwwwwwwww
440名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 17:59:06 0
リア中なら経験いかしてなんか書けよ
441名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 18:00:06 0
>>439
スンマソン
442名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 18:02:09 0
中学生でセックスしてる奴ってどれくらいいるの?
443名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 18:28:27 0
>>440
リア中でも、初恋もしたことがないからむり。
444〜春〜:2005/06/20(月) 18:54:53 O
>>88

「村上〜!」
「えっ...どうしたの○○くん?」
俺の呼びかけに気づいた村上は、笑顔でこちらに歩いてきた。

「ちょっと、村上に頼みたい事があるんだけど..」
「私に頼み?」
「ああ、悪いんだけど石村に..」
「ちょっと待ちなさいよ!!」
村上に要件を伝えようとした矢先、矢島が俺と村上の間に割って入ってきた。

「..(やはりきたか)」
「愛に頼みですって...それなら、この私を通してくれないと困るわね」
矢島はそう言うと、不機嫌そうな表情で俺を睨みつけていた。
男子が村上に話しかけた場合、たいていはこんな感じで矢島が割り込んでくる。
そして、村上にくだらない話しや要件などを持ちこんでくる男子を、いつも返り討ちにしていた。
「大丈夫だよ舞美、○○くんなら..」
「甘いわね愛...この男は、あの嗣永さんに取り憑かれているのよ..へたに関わると、どんな災いが降りかかってくるかわかったもんじゃないわ..」
「あのなぁ、俺だって桃子には困って..」
「で?何の用なのよ?私も暇じゃないんだから、さっさと言いなさいよね!」」
矢島はそう言うと、あたかも自分が用事を頼まれたかのような態度をとっていた。気のせいか、その表情は、どことなくうれしそうな感じが...俺はそんな事を思いながら、要件を話しだした。
445名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 19:11:45 0
>>442
50人に1人か2人だと思う。噂だけど。
446名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 19:18:25 0
春キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
447〜春〜:2005/06/20(月) 19:18:34 O
>>444

「あ..ああ、いきなりで悪いんだけど、石村にノートを見せてやってもらいたいんだ...できれば全教科..」
「えっ..ノート!?...ちょっと愛、ノートだって..」
「うん、ナイスタイミングだね...クスッ」
俺の話しを聞いた2人は、驚いたような感じで顔を見合わせると、なぜか微笑しだした。

「な..なんだよ、急に笑いだして...俺、なんか変な事言ったか?」
「バカねぇ、よく見なさいよ、愛が手に持ってる物..」
「手に持ってる物...あっ..ノート?なんで?」
俺が村上の手に視線をやると、そこにはノートが握られていた。
2人の話しの意図が読めず、俺がキョトンとしていると、村上が笑顔で話しだした。

「クスッ、実は私も○○くんと同じ事考えてて..それで今、貸してたノートを返してもらってきたとこだったの..」
「えっ..村上も同じ事を..」
「うん...」
村上はそう返事をすると、自分の机で、静かにこちらを見つめていた石村に話しかけた。

「石村さん、役に立つかわからないけど、よかったらこの算数のノート使ってみて」
「えっ...あの...」
「つべこべ言わずに、ありがたくうけとりなさい!...あなたのまとめ方は、話しにならないんだから」
「もぉ、舞美ったら、...石村さん、遠慮しなくてもいいんだよ、さっきも言ったけど、私達は仲間なんだから...ね」
「は..はい、あ..ありがとうございます」
突然の事に、少しとまどい気味の石村だったが、村上のあたたかい言葉もあって、最後はうれしそうな表情でノートを受け取っていた。

「石村さん、私も協力するから、とりあえず算数からじっくりやりましょう。それが終わったら次の教科に....ね」
「はい」
「...(やっぱり村上はすごいなぁ.....そうだ、ついでに)..」
村上のおかげで、石村の問題が解決し、ホッとした俺は、自分のノートの事も頼もうと思い、再び村上に話しかけた。
448〜春〜:2005/06/20(月) 19:34:36 O
>>447
「なぁ村上、悪いんだけど...」
「あんたはダメよ!!」
「な..なんだよ矢島、俺はまだなにも言ってないぞ」
「みなまで聞かなくてもわかるわよ。どうせ、愛のノートが目当てなんでしょ...」
「うっ..(完璧によまれてる..」
「授業に寝てばかりいた人に、愛のノートを写す資格はないわ...」
「...(これはいい返せないな..」
今回は矢島の言う事は正しい...そう思った俺は反論できなかった。
「ちょっと舞美、そんないじわるしなくても..」
「...いいんだ村上、矢島の言ってる事は正しいよ...」
「...なによ、めずらしく素直じゃない...なんか調子狂っちゃうわ..」
俺の反応に対し、矢島は拍子抜けしたのか、もの足りない感じで俺を見ていた。
「しかたない、俺は紺野に頼むとするか..」
「...ちょっと待ちなさい」
「えっ」
紺野にノートを借りに行こうと席を立とうした俺を、ふいに呼び止めた矢島は、スタスタと隣の自分の机に行くと、なにやら机の中から数冊のノートを取り出し、再びこちらに戻ってきた。

「どうやら反省しているみたいだし、今回は特別に許してあげる...」
そう言って矢島は、自分のノートを俺の机の上に置いた。
「えっ!!こ..これって、矢島の...」
「なによその顔は!私のじゃ不服なわけ!?」
「い..いや、そうじゃないけど...なぁ」
そう言いながら、俺が村上に視線を送ると、村上もびっくりした感じで、俺の方に視線をうつしてきた。
「...まさか舞美が、人に物を貸すなんて...しかも男の子に..」
「だろ!!...まさか矢島がノートを貸してくれるなんて夢にも思わなかったから...」
「な..なによ2人とも!私がこうゆう事しちゃいけないわけ?...あっそう、じゃあ貸すのやめようかしら..」
俺と村上の態度に、機嫌を損ねた矢島は、そう言いながら、机の上からノートを取ろうとした。
矢島のノートはレア中のレア...おそらくこれを逃せば、二度と貸してくれないだろう...そう思った俺は、すかさず矢島の機嫌回復をはかった。
449名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 19:38:38 0
うはwwwっうぇうぇwwwwwwwww春面白すぎwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
450〜春〜:2005/06/20(月) 19:57:10 O
>>448

「あっ..ちょっと待ってくれよ矢島!今のは冗談だよ冗談!いやー、あの清水にも負けない才女の矢島からノートが借りれるなんて、ほんとうれしいなぁ〜...ありがとう矢島!」
「そ..そう、まぁ当然よね。はじめから素直にそう言いなさいよ、まったく...」
そう言いながらも、矢島の表情は、うれしそうな感じだった。
どうやら機嫌を損ねずにすんだらしい。
「あと、1つ言っとくけど、天才の私が本気を出せば、努力して学年トップを維持してる、凡人の清水さんなんて敵じゃないわ」
「あっ..そ..そうなんだ..(なんて自信だ..)
俺はそう思いながらも、高飛車な矢島の意見に、とりあえず賛同していた。
「それじゃあ、まずは算数のノートから写させてもらうな...(矢島のノートって一体どんな感じなんだろう.....あれっ」
俺はそんな期待を持ちながら、矢島のノートを開いた...が、
「どう私のノートは?」
「...なんか、えらく省略されてるような気が...」
「その通りよ!私は天才だから、必要最低限のとこしか記入しないの」
「それにしても、これはちょっと...なぁ村上、これどう思う?」
「えっ..どれどれ」
矢島のノートに疑問を抱いた俺は、横で石村の指導をしている村上に意見を聞く事にした。
451〜春〜:2005/06/20(月) 20:05:59 O
>>450

「...う〜ん、そうだねぇ〜、要所要所はまとめてある感じだけど、この記入の仕方は、舞美流だから、私にもよく解らないかなぁ〜...」
「だ、そうですけど..」
「うるさいわね!このやり方が、私的にはベストなのよ!...ほらっ、私が指導してあげるから、さっさと写しなさいよね!!それと愛、こっちは私にまかせて、あなたは石村さんをしっかり教えてあげなさい」
「はいはい、わかりました」
矢島にそう促された村上は、再び石村の方に視線を戻した。
結局、俺は矢島の指導をうける事になった....が、

「ほらっ、ここはこうだから、こうして..」
「ふむふむ、とゆう事は、これはこうなんだな..」
「あんたバカ!!これはこうしないと、ここでおかしくなっちゃうでしょ!」
「なんだよバカって!まったく、もうちょっとやさしく教えてくれてもいいだろ..」
「うるさいわね!!この私が、直接指導してあげてるだけでもありがたいと思いなさいよ!!」
「なんだよそれ...はぁ、こんな事なら紺野にノートを借りればよかった..」
「なんですって!!だいたいあんたが...」

そんな感じで、俺のノート記入は一向に進まなかった。
つづく
452名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 20:07:08 0
乙!
453名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 20:19:28 O
春タン乙
454名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 20:23:15 0
455名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 20:45:23 0
・・・アスカがいる
456YahooBB219168218205.bbtec.net:2005/06/20(月) 21:52:11 0
      ____
     /∵∴∵∴\
    /∵∴/∴∵\\
   /∵∴●∴∴.● |   
   |∵∵∵/ ●\∵|    あべぽ
   |∵∵ /三 | 三| |  
   |∵∵ |\_|_/| | 
    \∵ | \__ノ .|/ 
   / \|___/\
457名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 21:53:42 0
>>455
m9(`・ω・´)
458名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 22:07:20 0
3日ぶりに来たら大量大量
459まとめの人:2005/06/20(月) 22:20:43 0
作業メモ
>>286を携帯用入り口2として追加しました。こちらは入り口1と2の様子を見て使って下さい

>>375
ちょうどMacでは作業できない領域に入っているので、Windousに触れた時に修正しておきます。報告ありがとうございます

スクランブル ★BLACK★・時代劇(仮)の更新と修正
GROWING UP・ウィードクラウン・小学6年生〜春〜の更新
『I REMEMBER YOU』はこちらも一度分割が必要なのでWindousに触れた時ということで

>>412
こちらはは作者さん次第ということで
460名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 22:44:22 0
まとめの人へ〜

更新乙です★
読み直すと、たしかに桃子が止まらなくなってしまっているので〜・・・
>>412 の訂正でお願いします^^;
更新した後なのに申し訳無いです(´・ω・`)
461名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 22:48:17 O
あれ?バックがエメラルド色の前まとめサイトはもう更新されないの?もうあっちは終わり?
462名無し募集中。。。:2005/06/20(月) 23:55:31 0
463名無し募集中。。。:2005/06/21(火) 00:04:24 0
>>461
お前の鼻毛がはみでているのは内緒だw
464名無し募集中。。。 :2005/06/21(火) 00:09:20 0
WindousではなくてWindowsだというのは内緒だ
465名無し募集中。。。:2005/06/21(火) 00:47:05 0
从o゚ー゚从<内緒になってないとゆいたいです
466名無し募集中。。。:2005/06/21(火) 01:34:04 O
ラジオの重大発表にドキドキしながら

467時代劇(仮):2005/06/21(火) 02:13:29 0
>>390のつづき

初めのうちは笑顔でワーワーキャーキャー喋る千聖に、「知らん」だの「関係ない」だの「うるさい」だの気のない生返事を繰り返す吹雪であったが、
食事の世話だけでなく、下の世話まで嫌な顔一つせず、嬉しそうにこなしてくれる千聖に、次第に心を開くようになっていった

「あんちゃんの本当のお名前、何ていうの?」
「・・・・・・吹雪」
「じゃあ、冬の寒い日に生まれたの?」
「・・・・・・・・らしいな。覚えていないんだけどな」
「そりゃ覚えていないでしょ。で、あんちゃんの両親って、どんな人?」
「・・・・・・・・・・覚えていない、というか、知らない」
「・・・・・・・・・・どうして?」
「俺が生まれた三日後、俺んちは火事になった。で、お父もお母も死んじまった」
「そうなんだ・・・・親の顔を知らないのは千聖といっしょだね・・・・・・・それで、親戚の人にでも育ててもらったの?」
「そうじゃない。俺の生まれた里は、大人が仕事で何日も・・・・時には何年も、里を離れることが珍しくなかったんだ」
「ふ〜ん・・・・・・・」
「で、その間、子供はよその家で預かるっていうのが普通だった。だから、俺はまず隣の家に預けられた。で、その後はあちこちの家を盥回し」
「隣の家の人・・・・・・・どんな人だった?」
「よく覚えていない。だが、嫌な記憶はないから、悪い人たちじゃなかったんだろうな」
「そうなんだ・・・・・・・・・・」
「そうそう、その家には俺と同い年の奴がいたんだ。そいつ、俺んちが火事になった日に生まれたから、焔って名前なんだぜ」
「へぇ〜!面白いなぁ!」
千聖がニコっと笑った
つられて吹雪も笑顔になったが、その笑顔はすぐに曇った
「あんちゃん・・・・・・どうしたの?」
「いや、ちょっと嫌なことを思い出しちまった。この話はもうおしまい、ってことでいいか?」
「うん・・・・・・・・ごめんね」
「なーに、いいさ」
「じゃあ、今度は千聖の家族のお話するね」
「・・・・・・・いいのか?」
「うん。死んだ本当のあんちゃんのことを思い出すのはつらいけど・・・・・・忘れちゃうのはもっとつらいから」
468名無し募集中。。。:2005/06/21(火) 02:13:41 0
保全
469時代劇(仮):2005/06/21(火) 02:14:22 0
人の死というものがよくわからない吹雪にとって、この千聖の言葉は理解しがたいものだった
「思い出すのがつらいなら・・・・・・・・忘れちまえばいいんじゃないのか?」
「それは違うよ。あのね、人は二回死ぬんだよ。魂がなくなっちゃった時、そして、その人のことを、誰も思い出さなくなった時」
「・・・・・・・・よくわからんな。それじゃあ、千聖と会う前の、誰からも思い出してもらえなかった俺は、死んでいたのと同じか?」
「うーん、どうなんだろう?・・・・・・・・でも、これからはあんちゃんのことを、千聖がずーっと忘れないよ」
「そうか・・・・・・・・・じゃあ、俺も千聖のことを忘れない」
「約束だよ!」
千聖がニコっと笑った
「ああ・・・・・・・約束だ」
吹雪もぎこちない笑顔を返した
死というものは、なんとなく悲しいものだ・・・・・・・・反対に、生きていることは楽しく、嬉しい、吹雪はそう理解した
「それでね、千聖の本当のあんちゃんなんだけど・・・・・・・すっごく強い侍だったんだ」
「そうか・・・・・・・」
「最初は足軽だったんだけど、戦で何度も出柄を立てて、身分は低いけど本当の侍になったの」
「そりゃあすげえな」
千聖が嬉しそうに話すものだから、吹雪も自然に笑顔で相槌を打つようになる
「あんちゃん、いっつも言ってたんだ・・・・・いつか、すごく偉くなって、千聖をお殿様のお嫁さんにするんだ、って」
「おまえ、殿様の嫁になりたいのか?」
「うーん・・・・・よくわかんない。でも、あんちゃんが嬉しそうだったから、千聖もそれでいいって思ってた」
「今でも・・・・・・・殿様の嫁になりたいか?」
「もうダメだよ。あんちゃんが仕えていたお殿様、滅ぼされちゃったから」
「そうか・・・・それじゃあ、その後、あんちゃんはどうしてた?」
「剣の腕を生かして、どこかの大名に仕官しようと・・・・・あちこち回ってた」
「でも・・・・・・・殺されちゃったんだよな?」
「うん・・・・・・・死んじゃったら全部おしまい、やりたいこともできなくなっちゃう」
470時代劇(仮):2005/06/21(火) 02:15:22 0
『死んじゃったら全部おしまい』
この言葉が吹雪の胸に突き刺さった
そうか・・・・・・・俺は人を殺すことで、いろんな人のやりたかったことを“おしまい”にしてしまっていたのか・・・・・・・
「それじゃあ・・・・・・あんちゃんを殺した奴が憎いか?」
「うん。憎い。当たり前だよ」
「殺してやりたいか?」
「・・・・・・・それはダメだよ」
「なぜだ?憎いんだろう?」
「だって、あんちゃんを殺した人にも、家族や仲間・・・・・・大事な人がいるでしょ?千聖があんちゃんを殺した人を殺すと、今度はその人たちが千聖を殺したくなる」
「うーん・・・・そういうものかも知れんな。じゃあ、あんちゃんを殺した奴が、家族も仲間もいない、独り者だったら?」
「・・・・・・・それでもやっぱり、殺したくない」
「誰も悲しまないのに?」
「うん。だって、その人もきっと、やりたいことがあるから。それをできなくしちゃうのはかわいそうだよ」
「・・・・・・・・・・千聖は優しいんだな」
「そんなことないよ」
千聖はそう言いながらはにかんだ笑みを浮かべた

人を殺すことは悪いことだ・・・・・・・・・・・
言葉としては知っていたことだった
だが、千聖の表情を見るうちに、それが実感を伴って、吹雪の胸に刻まれ始めた
これからは千聖を悲しませないため、むやみに人を殺すのはやめよう
そして、剣の腕を磨くためだけに大勢の人・・・・・千聖の実の兄を含む・・・・・・を殺してきたことは、内緒にしておこう
吹雪はそう心に誓った

「今の千聖の家族は、吹雪あんちゃん一人だから・・・・・・死なないでね」
「あ、ああ・・・・・・・・あの、、その・・・・・あ、あ、ありが・・・・とう」
吹雪にとって、生まれて初めての、相手の目を見て言う『ありがとう』だった
471時代劇(仮):2005/06/21(火) 02:16:09 0
つづくナリよ
472名無し募集。。。:2005/06/21(火) 02:35:24 0
>>466
重大発表って何よ?
473名無し募集中。。。:2005/06/21(火) 02:40:30 0
あるらしいのよ、
雅ちゃんが本体移籍とか憶測が色々飛んでる
474GROWING UP:2005/06/21(火) 03:44:07 0
>>295の続きです
実は>>428-430の書き込まれた頃に投稿するつもりだった
暇な作者だということは内緒です

僕は息を切らしながら、教室に駆け込んだ。
「はあ、はあ・・・ふう、間に合って良かった・・・」
「おー、やっと来たな!」ドアを開けるとすぐに亀井が話しかけてきた。
「あ・・・亀井・・・久しぶり」呼吸を整えながら答えた。
「久しぶり?昨日会ったばっかりだろ?」
「あ、そうか。あれ、なんか3週間ぶりくらいな気がするんだけど・・・」
「は?・・・変なやつだな。あ、お前の席ここだよ」亀井は自分の隣の机を軽く叩きなが
ら言った。
「なんだ、また隣か〜」
「そりゃそうだよ。塾生証の番号順に席決まってるんだから。あ、先生少し遅れるみたい
だぜ、走り損だったな!」
「あ、そう・・・まあいいや、とにかく間に合ったし」
「それにしてもどうしたんだ?いつも15分前には来るお前がこんなギリギリなんて」
「あ、うん、ちょっとね・・・」さすがに女の子のことを考えていたなんて言えるはずも
なかった。
「まあ遅刻しなくてよかったな。新学期早々に遅刻じゃ最悪の出だしだもん」
「確かに。・・・あ、けっこう見たことない人いるね」僕は教室の中をぐるりと見渡して言
った。
今日がこの『HP塾』の新学期最初の授業だ。
そして昨日行われた統一選抜テストの結果で分けられた、新しいクラスでの最初の授業で
もある。(もちろん1日で膨大な量の答案全ての採点が終わるわけはないので、クラス編成
のために塾生の分だけを優先して採点しているようだ)
475GROWING UP:2005/06/21(火) 03:44:41 0
「なあ、あの娘どう思う?」亀井はちらりと後ろを振り返って言った。
「え、どの娘?」
「ほら、一番後ろの列の左から3つめの席に座ってる」
見ると、ロングヘアーの女の子が真剣な表情で参考書を読んでいる。
「すごい可愛くない?」
「(うーん、まあ可愛いといえば可愛いけど、友理奈のほうが断然・・・)まあ、そうかな
あ」とりあえず相槌を打っておいた。
「だろ?俺さ、一目惚れしちゃったみたいだ」
「・・・亀井さ、クラス替えがあるたびにそんなこと言ってるよね。どうせ、またすぐに
『やっぱなんか違うな』とか言って冷めるんでしょ」
「いや、今度は今までとは違う。なんか運命的なものを感じるんだ!」
「・・・それも毎回言ってるけどね。ところで、もういつものようにいろいろ調べ上げて
るんでしょ?」
「おいおい、人をストーカーみたいに言うなよ。純粋な気持ちで情報を集める純情な少年
を捕まえて・・・あの娘、鈴木愛理ちゃんっていうんだって。名前も可愛いよな〜。しか
も、前はSクラスにいたらしいんだ」
「え、Sクラスから落ちて来たんだ・・・珍しいね」
Sクラスは県外の難関中学を目指すクラスなので、授業の内容がAクラスやBクラスとは
まるで違う。そのため塾側の配慮として、一度Sクラスに上がることができれば、多少選
抜テストの成績が悪くても落とされないことになっているらしい。だからSクラスから落
ちる生徒はかなり稀なのだ。実際、彼女以外には僕は知らない。
「可愛いだけじゃなくて頭も良いなんて最高だよな〜、愛理ちゃん。仲良くなって、手取
り足取り勉強教えてもらっちゃったりして・・・ウヘヘヘヘ」
「・・・気持ち悪っ」
僕が亀井のいやらしい笑顔にひいたところで、やっと先生が教室に入ってきた。
476GROWING UP:2005/06/21(火) 03:45:18 0
授業が始まっても、亀井はしきりに彼女・・・鈴木愛理さんを見つめてはニヤついていた。
僕もなんとなく気になり、時々振り返って彼女の様子を眺めた。
鈴木さんは僕達とは違い、よそ見せず真面目に授業を聞いていた。そして先生が雑談を始
めると、自分の参考書を開き、皆が先生の話を聞いて笑っている時にも全く表情を変えず
に、視線を下に向けたままだった。
さすがにSクラスに上がれるような人は勉強熱心だなあと思ったが、このクラスでは浮い
てしまうんじゃないかと心配せずにはいられなかった。
しかし、彼女の表情はまさに聡明な少女という感じで、自然と僕も後ろを振り返る回数が
多くなっていった。
(うーん、確かに亀井が好きになるのもわかるような気がするな・・・って僕は何を考え
てるんだ!僕には友理奈が・・・いや、でも別に付き合ってるわけじゃないし浮気にはな
らないか・・・)
こんなことを考えているうちに授業は終わり、休み時間になった。
先生が教室を出て行くとすぐに亀井は立ち上がり、鈴木さんに近づいていった。
「愛理ちゃん、俺、亀井っていうんだ。よろしくね!」
馴れ馴れしい態度だからか、鈴木さんは亀井のことを全く見ようとはしない。
「あ、ごめんごめん、急に話しかけちゃって。でもさ、これから同じクラスなわけだから
仲良くしたいなと思ってさ・・・」亀井は無視されてしまい焦った表情で、とりあえずそ
の場を取り繕おうとこう言った。
しかし、それでも彼女は全く表情を変えず、ちらりと亀井のほうを見て、
「・・・悪いけど、あっち行ってくれる?」冷たく言い放った。
その言葉に亀井はもちろん、見ていた僕やクラスの皆も呆気にとられてしまった。
「ねえ、あの娘すごい感じ悪くない?」
「ちょっと頭良いと思って調子に乗ってるんじゃないの・・・」
とぼそぼそ話す声まで聞こえ、クラスの空気が一気に凍りついた。
すごく落ち込んで席に戻ってきた亀井や、自分のことを話しているクラスの人達に全く目
もくれず、鈴木さんは読書を続けていた。
完全にクラス中を敵に回すことになった彼女を見ても、僕は全くいやな気持ちにはならな
かった。それは、彼女の厳しい表情の奥に、何故かはわからないが寂しさが隠されている
ような気がしたからだった・・・

つづく
477名無し募集中。。。:2005/06/21(火) 04:51:18 0
乙乙

まとめの人も乙

岡井誕生日おめ
478名無し募集中。。。:2005/06/21(火) 06:17:46 0
保全
479名無し募集中。。。:2005/06/21(火) 08:21:47 O
480名無し募集中。。。:2005/06/21(火) 09:22:32 O
481名無し募集中。。。:2005/06/21(火) 11:02:32 0
ん?
482名無し募集中。。。:2005/06/21(火) 13:10:30 O
483名無し募集中。。。:2005/06/21(火) 15:22:56 O
484名無し募集中。。。:2005/06/21(火) 16:24:34 O
ん!
485名無し募集中。。。:2005/06/21(火) 17:16:31 0
Ho
486名無し募集中。。。:2005/06/21(火) 18:16:47 0
Ze
487名無し募集中。。。:2005/06/21(火) 18:17:20 0
春さん!春さん!!ボクの舞美ちゃん!!
488名無し募集中。。。:2005/06/21(火) 19:26:33 O
n
489名無し募集中。。。:2005/06/21(火) 20:26:21 0
感謝せえよ
490名無し募集中。。。:2005/06/21(火) 21:41:02 0
保全作者待ち
491名無し募集中。。。:2005/06/21(火) 22:27:01 0
492名無し募集中。。。:2005/06/21(火) 23:11:28 O
作家待ち保全
493名無し募集中。。。:2005/06/21(火) 23:45:09 O
舞波野球派orz
494名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 00:32:56 0
最終保全から45分、落ちなかったか
495名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 00:36:29 0
雅の本体移籍の噂が違って良かった〜・・・と安心しながら投稿w

スクランブル ★BLACK★
>>385の続き

俺は体育館にいた。
先週と同じく友理奈と桃子も一緒だ。

「も〜っ!!桃子はこう見えても結構忙しいんだぞ!!」
そう言って少し不服そうな桃子に対して友理奈は〜…
「で〜…今回はどうしたの!? また雅ちゃんの事?」
幼馴染って事もあって友理奈にはスグに判るのかな?
俺は何も言わずにポケットから1枚の紙を出すと2人に渡す。
2人が手紙を読み出すと同時に俺が2人に向かって話をする。
「昨日も消印が無い手紙が入ってたんだ…多分、雅ちゃんだと思〜…」
俺が言いかけると、少し怒った感じの声で友理奈が言う。
「雅ちゃん『かもしれない』相手でしょ!! それに、今回の手紙は何で雅ちゃんが関係あるの?」

前の手紙と同じく水色のペンで可愛い文字が書かれた手紙。

『来週のラッキーアイテム 星型やハート型のニンジンが入ったカレーだぞ♪』

そして最後には、やっぱり犬のキャラクターの絵が付いていた。
496名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 00:39:13 0
頭付け忘れた^^;

>>495

1週間後の金曜日の昼休み

まとめの人へ★
文の最初に付け足しておいてくださいw
497名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 00:42:03 0
スクランブル ★BLACK★
>>495の続き

友理奈に向かって俺が言う。
「きっと、雅ちゃんが俺のためにラッキーアイテムを作ってくれたんだよ!」
俺の言葉に少し戸惑った感じ?で友理奈が言葉を探すようにゆっくりと話し出す。
「恐ろしいくらいの自己中的な考えじゃん! ってか〜・・・そんなに雅ちゃんが好きなんだ…」
そんな少し静かな友理奈の声を聞きながら俺が言う。
「ただ…なぁ…」
「ただ?」 友理奈と桃子が同時に俺の言葉に対して反応する。
「一昨日…カレー食べたばっかりで…今週は家でカレーなんて作ってくれないよなぁ…」

そんな俺の言葉で呆気に取られてる友理奈と爆笑の桃子。
「カ…カレーがラッキーアイテムでも…食べれなかったら…意味無…アハハ!! ありえないタイミングの悪さ!!!」
「そうなんだよな〜…雅ちゃん、タイミング悪いんだよなぁ…」
そんな俺の言葉に対して友理奈が言う!
「雅ちゃん『かもしれない』でしょ!! それにカレーが家で作れなくったって!食べようと思えば食べれるじゃん!!!!」
「友理奈!? 何をそんなにムキになってるの?」
そんな俺の言葉に桃子がさらに爆笑。
498名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 00:45:41 0
スクランブル ★BLACK★
>>497の続き

友理奈はなぜか顔を真っ赤にしながら俺を睨みながら言う。
「べっ、別にムキになってないもん!! そんなことより男だったらラッキーアイテムのカレーくらい何とかして食べなさいよ!」
「でもさ〜…」 俺の微妙な返事に「何!!」と少し怒った声で友理奈が言い返す。
「給食でも今週はカレー出ないし〜…何より『アイテム』って物とかじゃない?」
そんな俺の言葉に、なぜか少し寂しそうな表情を見せる友理奈。

「食べ物がラッキーアイテムなんて聞いたこと無いんだけど…雅ちゃんは何でこんな変な事を書いたんだろう…」

そんな俺の言葉の何が面白かったのか、ついに桃子は芝生を叩きながら笑い転げ出した。
友理奈は〜…顔を真っ赤にしながら桃子を少し寂しそうに見つめた後で俺を睨みながら言う。
「明日!! 私の家で3人でカレーを作る!! わかった!?」
迫力ある友理奈の言葉に『…はぁ。』と小さく俺は頷いた。

★★続く★★
499名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 00:49:45 0
友理奈をなめるなよw
500名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 00:52:07 0
クマー!!
501ウィードクラウン:2005/06/22(水) 00:53:39 0
カレー工房キター

というレスだけで今日もおやすみなさい
更新したいけどいろいろアレがアレで書けないす…
502名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 00:55:56 0
書くときだけ固定だろ
503名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 00:57:33 0
サカ豚ザマミロ
504名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 01:01:33 0






505名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 01:03:09 O
>>502
更新情報載せてくれてるんだし別にいいんでないかい?
普段はだんしじょしタン名無しじゃん
506名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 02:14:07 O
みなさん乙です。
帰りたいのに帰れない。
連休意味なしorz
続きも書けない…と。
507名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 03:10:42 O
ボケてるオレに、怒る友理奈、笑い転げるももちってすげぇ想像できて笑えるw

ところで重大発表って何だったんですか?
508名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 03:43:05 0
>>507
Berryz工房イベントのお知らせ

日時:8月3日 水曜日
場所:東京・よみうりランドEAST
出演:Berryz工房
ゲスト:後藤真希・美勇伝(ライブやっちゃいます)

何気に友理奈の誕生日だったりするんだよね

>>498
友理奈に桃子の二人でカレー工房キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
やっべカレーが食いたくなってきたので俺も今晩カレーにすっかな
509名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 03:58:50 O
>>508
ありがとう 次の新曲イベだよね?
何で聖なる友理奈のお誕生日に雑魚が4匹も来るの?寄生UZEEE!!!
なんかすげぇ腹たってきた!ベリをやつらと一緒に仕事させたくない。悪く影響されそう…
まさか4匹のせいで握手なし?
510名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 04:56:59 0
夜明け前ほぜん
511名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 05:18:35 O
雨?
512名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 07:08:02 0
友理奈ちゃん!!!
513名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 07:23:40 0
あの手紙は、友理奈からっていうことだよね?
514名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 07:34:28 0
そういう事は思ってても内緒にしておくってのが大人だぜ
515名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 07:57:30 O
>>513
そ、そうなのか?!
516名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 07:58:35 0
おまえら!メッ!!!





やっぱ俺を含め2,3人しかいないのかなー・・・www
517名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 08:01:14 0
最近少ないね更新が
518名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 08:16:32 O
>>509
新曲イベじゃなくて、起立礼着席の公録イベみたいですよ

スクランブル来てたー、乙
519名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 08:19:35 O
>>516
オレ含め4人だよ
>>518
なんだそうなのかー
でもやつらと一緒なんてイベント全体のレベル下がりすぎwブ遊伝とか消えろ!!
520名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 08:43:25 0
昨日、Berryzをフラゲしたけど
ついでに見つけたZYXのシングルV2枚も購入してみた。



めーぐる・・・キャワイイ・・・orz撃沈
521名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 08:47:41 0
ちょっとさぁまじで点呼とってみようぜ

俺で5人目重複なしな
522名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 09:00:34 0
>>513
めっ!!!

>>516
俺もw


たしかに握手無しだろうな…orz
523名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 09:10:56 O
>>516
俺も知ってるがそうゆう事言うな ルールは守ろう
524名無し親切。。。:2005/06/22(水) 09:35:26 0
【小説】リア消だったら誰に告ってた 新章【キッズ】
http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/ainotane/1118147458/

こっちとリンクしてるの知らないのか
525名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 09:47:26 0
たしたのないのね
526名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 10:52:40 0
>>524

氏ね
527名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 10:53:29 0
>>524
あげんなよ死ね
528名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 11:00:36 0
>>524
めっ!!
529名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 11:28:31 O
>>524
最悪
530名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 13:51:10 0
あ〜あ言っちゃったよ
531名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 14:13:42 0
確信的嫌がらせか
相当、空気の読めないお節介野郎ですな・・・
532ウィードクラウン:2005/06/22(水) 14:22:59 0
>>509 >>519
そういう話は本スレでしなさいよ
533516:2005/06/22(水) 15:45:01 0
全部俺のせいだごめん、死にたい
534名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 15:58:22 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン 
::::::ミゝ从; ’w’;)つ<喧嘩しないで
::::::⊂__つノ 
マイハマン仲裁中!
535名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 16:09:17 0
なぜそこまで言われてなきゃいけないのか理解できない
536名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 17:03:40 0
>>535
空気を読め
537名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 17:17:00 O
>>535
お前は全てを知らんからそんなことが言えるんだ
せっかく楽しみにしてることをブチ壊されてみろよ、嫌な気分になるだろうが…
538名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 17:22:01 0
>>524は親切な人だろ
539名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 17:27:15 0
お前は読んでないだろ?
別々の視点で書かれてんだよ
見たらつまんなくなるよ
540名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 17:31:08 0
読まなきゃいいだけの話あほくさ
541名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 18:28:48 0
542名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 18:52:13 O
あーあ!読んじゃったじゃん!>>524氏んじまえ
543名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 19:23:53 0
みぃまだー?
544名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 19:47:24 O
州*‘ o‘リミィ-ミィ-
545名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 20:27:01 0
あまいな
546名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 20:32:40 0
須藤さん須藤さん
547名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 20:33:45 0
>>544を見て
「リミィ-ミィ-」と読んでしまった人挙手



ノシ ハイハイハイハイ!
548名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 20:44:30 O
>>547
言われるまで気付かなかったw
549名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 21:25:03 O
嫁ねーよ
550名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 21:48:29 O
早く誰か続き書けや
551名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 21:48:55 0
空気嫁
552名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 21:55:43 0
さて、定期的に起こる「荒れ」が始まりました
553名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 22:00:56 0
だから煽るようなこというなよくず
554名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 22:05:16 O
今回は予定日よりだいぶ早いなw
555名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 22:07:27 0
早く書けよキモヲタ
556名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 22:17:45 O
あ、B工は絶対くんなよ
557名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 22:19:19 0
B工死ね
558名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 22:26:30 0
駄文書きなぐってるくせに筆がおせーおせー
559名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 22:29:47 0
まったく・・・欲求不満なんだな。
560名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 22:32:54 O
しょせん作者の自己満のスレだろw
561名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 22:34:02 0
似たようなやつばっかり書いてんじゃねーぞ
562名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 22:36:48 0
筆おろし筆おろし・・・
563名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 22:38:45 0
早く書けよ豚作家、養豚場いけ
564名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 23:30:36 O
565名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 23:30:48 0
ここで作者さん達が投下してくれれば荒れはおさまると思われフォ――!!!
566名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 23:30:59 O
ヽ(´ー`)ノマターリ
567名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 23:42:55 O
糞スレだな(・∀・)ニヤニヤ
568名無し募集中。。。:2005/06/22(水) 23:50:06 0
糞はおまえだよw
569名無し親切。。。:2005/06/23(木) 00:09:15 0
予想してた展開になってセブンイレブンいい気分
570名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 00:12:10 O
羊の教えたバカが悪い

いいから早くまあさとかゆう子のノーブラ縄跳びうpしろよ!
571名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 00:14:07 0
コピペしたら最高だったね
572ウィードクラウン:2005/06/23(木) 00:23:51 0
>>407
…保険医に寄れば、脳震盪とまではいかないが
頭部への衝撃で数分のあいだ気を失っていたということらしい。
グラウンドに戻ってそのまま見学を申し出たけれど
みんなに帰って休めと言われたので渋々帰ることにした。
ああ、せっかく風見先輩と同じチームになれたのに…。

そうやって、トボトボ歩きながら校門をくぐったところで
「こうちゃーん!」
と大声がきこえた。
「待ってぇー!」
友理奈だ。 こちらに向かって走ってきている。
「なに、どうしたの」
俺の前で立ち止まり、息を切らせている。
「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ…」
「俺なにか忘れ物でもしてた?」
呼吸を整えながら、ぶんぶんと首を振った。
「フゥ…。 あのね、一緒に帰るから、待ってって言ったの」
「え、なんで?」
「だって…心配じゃない」
「病み上がりのお前のほうが心配だよ」
「ええー、私は大丈夫だよ?」
「俺も大丈夫だよ?」
「じゃあ2人とも大丈夫だから一緒に帰ろう!」
「あ、うん…」
なんだか変な理屈で、結局一緒に帰ることになってしまった。
573ウィードクラウン:2005/06/23(木) 00:24:11 0
>>572
「それでね、千奈美がね…」
友理奈と無駄話をしながらてくてくと歩いていたが
俺はさきほどの試合中の、妙な感覚のことについて考えていた。
土曜日にあの少女に会った時、友理奈を見舞いに行った時…
体の中で何かが跳ねる、まるで発作のようなあの感覚は一体何なのだろうか。
病気かとも思ったけれどもどこも悪いところはないし
怪我も試合で転んだ時のかすり傷くらいだ。
しかし、これから何かの病気に掛かる前触れなのかもしれないし…

「ちょっとこうちゃん、聞いてる?」
友理奈の声で我に返った。
「ん、ああ、ごめん」
「いいけど…。 何か考えごと?」
「なんでもねえ」
「ふぅん…」
574ウィードクラウン:2005/06/23(木) 00:24:32 0
>>573
そのまま歩いて喫茶店「パッション」の前まで来たところで、友理奈が立ち止まった。
「どうした?」
「そういえば、あの子どうしたんだろうね」
あの子、というのはおそらく土曜日に喫茶店の前で転んで泣いていた少女のことだ。
「さぁ。 ちゃんと帰ったんじゃない?」
「それならいいけど。 ちょっと、変な子だったよね」
「変って…ひどい言い方だな」
「そういう意味じゃないけど…。 なんかすごく怯えてたし」
「親に怒られたとか、そんなんだろ」
「そうなのかなあ」
「そういえば、お前もあの日から熱出したんだよな」
「え?」
ふと言った言葉に、友理奈は首をかしげて俺を見た。
「なんだよ」
「"お前も"って言ったから。 こうちゃんも何かあったの?」
「ああ…いや、なんでもない」
あの跳ねる感覚が最初にあったのは確かにあの日からなのだけど
友理奈にそれを言っても変な心配をされるだけだろうから言わないでおくことにした。
575ウィードクラウン:2005/06/23(木) 00:24:53 0
>>574
その後友理奈は「パッション」に寄って休んでいこうと言っていたが
俺はまた友理奈におごってもらうことになるのが恥ずかしかったので断った。
それからしばらくくだらない話をしながら帰り
それぞれの家に向かう分かれ道となる交差点まで来た。
「それじゃあな」
「うん、また明日ね!」
「体、気ぃつけろよ」
「大丈夫だってばー」
俺は友理奈に軽く手を振ってから、横断歩道に向き直った。
歩行者信号が青く点滅していた。
「やっべ」
信号が変わる前に渡りきろうと、俺はダッシュで走り出した。
そして、横断歩道の真ん中あたりに来た時…

びくんっ

またあの感覚だ。 どんなところでも容赦なく来るもんだ…。
痛みがあるわけではないので、俺は呼吸を整えてまた走り出した。
576ウィードクラウン:2005/06/23(木) 00:25:21 0
>>575
びくんっ びくんっ

「うっ!」
突然2回もそれが襲ってきたので、俺はバランスを崩してその場にうずくまってしまった。
(…なんなんだ一体。 やっぱり俺は病気なのか?)

びくんっ びくんっ

「はぁ…はぁ…」
だんだんと息苦しくなってきて、俺は胸をおさえた。
今まではただの感覚だったのが、やがて痛みも伴いはじめた。
今までのように1回で終わらず、何度もその感覚が襲ってくる。
心臓の病気か何かだろうか。 もしかしたらこのまま発作で死ぬのかも…。

「こうちゃん!」
後ろのほうから友理奈の声が聞こえた。
その間も、あの跳ねるような感覚はずっと俺を攻めつづけている。
苦しいくて、だんだんと意識も朦朧としてきた。
577ウィードクラウン:2005/06/23(木) 00:25:44 0
>>576
プーッ! プップー!!

耳障りな音が聞こえてきた。
(車の…クラクションの音か…?)
息苦しいながら、なんとか顔を横に向けると
一台のトラックが交差点を曲がってきている。
クラクションの後に今度は荒いブレーキの音が聞こえた。
しかし間に合わないのだろう、トラックは俺に向かって突っ込んでくる。
人間は緊急事態には一瞬の出来事がスローモーションのように見えるというが
今がまさにその状態だった。
しかし、そうなったところで俺は体を動かせそうにない。

「こうちゃああぁぁーーーーん!!!!!」

友理奈の叫び声が聞こえる。
でも、やっぱり動けない。
このままあのトラックにひかれて死んでしまうのだろうか。
いや、もしかしたら先にこの発作で死んでしまうのかもしれない。
どっちにしても、俺は友理奈の前に惨めな死に様を晒す事になるのか。
みっともないな…
578ウィードクラウン:2005/06/23(木) 00:26:05 0
>>577
スローモーションの中、そんな事をぼーっと考えていた。
既にトラックは目の前数10cmのところに迫っている。

ガオンッ

…と、今まで聞いたことの無いような音がした。
何かがぐしゃぐしゃに潰されて弾けるような、鈍い音だった。
これが自分の頭蓋骨が砕ける音なのか?
とも思ったが、それにしてはいやに自分の意識がはっきりとしているし
それに周りも先ほどのようにスローモーションではなく、普通に時間が過ぎている。
そして何より、熱かった。

ズシャン、と今度は何か重いものが落ちるような音がした。
音のしたほうを見ると、俺の目の前にいたはずのトラックが向かい側の歩道の前に
ぐしゃぐしゃになって横たわって、炎上していた。
一体、何が起こったんだ?
状況を把握できないまま俺は立ち上がった。
今はあの跳ねる感覚は無い。
しかし、さきほどから感じている熱さは
炎上しているトラックからではなく、俺の背後から発せられていた。
579ウィードクラウン:2005/06/23(木) 00:26:42 0
>>578
「…こうちゃん…」
その声に後ろを振り向くと、友理奈が弱々しくガードレールにもたれかかっていた。
「友理奈!」
俺は急いで友理奈に駆け寄った。
何故だか友理奈の周辺は、ひどい熱気に包まれている。
「どうしたんだ? 何が起こったんだ?」
「こうちゃん…無事だね…怪我ないよね…」
「ああ…」
「よかったぁ…」
そのまま友理奈は気を失ってしまった。



つづくまー
580名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 01:01:34 0
超能力キタ―――!!!
581名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 01:07:47 0
宮部みゆきか
582名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 01:09:52 0
友理奈ーーーーーーーーーー!!!!
583ウィードクラウン:2005/06/23(木) 01:12:19 0
>>581
そうダス
元をたどればキングのファイアスターターだす
584名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 01:13:36 0
なんだ
眉村卓じゃないのかw
585名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 01:17:52 0
トラックの運転手は助からんな
家族は路頭に迷うね
586名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 01:20:24 0
マイヤヒー


587ウィードクラウン:2005/06/23(木) 01:21:05 0
>>585
そこもいろいろ考えてあるので
大丈夫でやんす
588名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 01:21:20 0
マイヤフー

589名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 01:44:42 0
おまえらそういうのは感想批評スレでやれよ!

ないけど
590名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 01:55:14 0
わくわく
591名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 01:59:02 O
マイヤヒー

592名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 02:31:51 0
ウィードクラウンさん乙です☆★

さて、スレを見てみたら何やら荒れてしまってたんですが・・・
もう納まってはいますが自分が原因なんで少しだけ^^;

   ∋o
   ノノノハヽ
   川*T∇Tリ <バレちゃったね・・・あれだけお願いしたのに・・・
  c(,_U_U


まぁ〜それはジョーダンですw
最初から『途中でバレちゃうんじゃないかなぁ〜?』ってのは思ってましたから。
だから・・・別にバレたことには・・・本当に・・・凹んで・・・ないよ・・・(笑)
ってか、いつかはバレる&バラす予定だったし!
そうとなったら気持ち切り替えて〜って感じで!!

まとめの人へ☆
あっちの方も『まとめサイト』へ入れてもらえたら光栄です!
あと〜地味に訂正が出てるのでよろしくお願いします^^;

読んでいただいてる方へ★
読み方は自由です!
あっちにも書いてるとおりに微妙に時間差が発生してます。
こっちで更新した後で、あっちで『その後』が書いてあったり〜・・・逆もあったり〜・・・結構適当ですが^^;
★を全部読んでから☆を最初から読んだり、同時に読んだり〜・・・楽しんでもらえれば何でもいいですw


川*^∇^)||<それでは〜次回の更新もよろしくお願いします♪
593名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 03:00:46 0
        /''⌒\
      ,,..' -‐==''"フ  /
       从n´∇`从η 友理奈を泣かせたなぁ〜!ちぃ怒っちゃうんだからぁ!メッ!
       (   ノ   \
       (_)_)
     ~"''"""゛"゛""''・、
 "”゛""''""“”゛゛""''' "j'
 :::::ヘ :::::....ヽ :::;;;ノ  ::(
 ::  ゝ  :::::......ノ:;;..:::::::ヽ
更新待ってます。駄AAすまん。
594名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 03:14:45 0
マイハニー

595名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 04:56:44 O
从 ’w’)<舞波ハッハ
596名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 05:49:56 O
最近2ちゃんねるを知って、毎朝、朝練の前にこのスレを読むのがとても楽しみです!作者さん達頑張れ!

(17歳・高校生)
597名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 05:58:22 0
>>592
ドンマイ&更新待ってるよ
598名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 06:38:51 0
>>593
えなりウザイ
599名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 07:07:23 O
>>598
貴様、氏にたいのか?
600名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 08:25:49 0
普通に考えろよw
601名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 10:08:26 0
こけしヲタウザイ
602名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 11:16:35 O
作者さん待ち保全
603名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 11:26:36 O
早く来いや糞作者共
604名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 11:45:45 0
バレるとかなんとかうざい、だったら書くなよってゆいたいです。
605名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 11:51:17 0
人の醜い部分が露になってるな
606風見先輩=イケメン:2005/06/23(木) 11:52:41 O
短編の方から拝借wお許しをm(__)m
勝手に続きを作らせていただきました。歌詞にそってないのが申し訳ないです。
ついでに主人公の口調はキムタク風(オレw)

では↓を読んでからどうぞ♪
携帯用
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/music/11853/1107668485/2
PC用
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/11853/1107668485/r2
607名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 11:55:58 O
泣き喚く熊井を正面からキツク、キツク抱き締めた。
「!!…は、離してよっ!ダメなのっ!離してっ!」
「…離さねえよ」
「離してっ!」
ドンドンと叩かれる背中は、ちっとも痛くなかった。
「…ダメなのぉ……」
「落ち着いて。話聞いて」
「ヤダヤダヤダぁ…」
「聞けよ!」
「……」
オレの腕の中で熊井がビクッとした。
「徳永も……友理奈も。オレの事好きなんだろ?…だったらさ、オレに選ばせてくんない?」
「でも…でもぉ…」
「友理奈だけ我慢しようと思ってたの?」
「……」
608名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 11:56:15 O
「ふざけんなよ。そんなのたまんねぇよ、オレ」
「……」
「自分傷つけんのやめろよぉ…な?」
「……うん」
「うん…」
「でも…千奈美は?千奈美にどんな顔すればいいの?3人でいれなくなっちゃうの?」
「徳永には、ちゃんと話そう。2人で。オレも徳永は大事な人だし…友理奈何にも悪くないから……もう泣くなよ」
「…うん。分かった。手、離して?痛いよ…」
「ヤダ。友理奈が安心するまで、オレまだ全然離さないから」
「…うん」
609名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 11:56:43 O


僕達は掃除用具ロッカーの前で抱き合った。
外が真っ暗になるまで、僕達は動けなかった。

まるで、そう…恋の呪縛にかかったように……

    〜FIN〜
610イケメン:2005/06/23(木) 11:59:30 O
ただキムタク口調で書きたかっただけだよ
611名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 12:10:27 O
みんな、いくらあれだからって、ネガティブな書き込みはダメだぞ!いいか!絶対ダメだぞ!
612名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 13:27:58 O
>>604
空気嫁

>>611
竜ちゃん乙w
613名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 15:02:08 0
短編の方から拝借wお許しをm(__)m
勝手に続きを作らせていただきました。歌詞にそってないのが

勝手なことすんなって、事前承諾がデフォつうか礼儀だろ
礼儀知らずは死ね
614名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 15:46:24 O
気持ち悪いスレでつねwwww
615名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 15:51:22 O
>>614
sage進行なのに何でこのスレ見つけ出した?
616名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 16:38:14 0
       ミ|へ     (  )
       _/  `、    ( )
     <____フ    ) ({})
     _川*^∇^)|   〜 ノノノ小
    / ハ〜|,,,,|○―┛  ル ’ー’リ
    i ○___ヽ    ,ノ゙゙゙゙゙ハヽ、
    `ー( ノ,γ⌒)    `〜ェ-ェー'′
       ̄  ^ ̄
      スナフキン       ミィ
617名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 16:42:51 0
>>607
泣き喚く熊井を正面からキック、キックに見えた
618名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 17:23:00 0
スクランブル ★BLACK★
>>498の続き

次の日、昼頃から友理奈の家でカレーを作った。
久しぶりに幼馴染の家に行ったけど、懐かしい感じと友理奈が笑顔で出迎えてくれたのが印象的だった。
ラッキーアイテムを食べるという不思議な感覚を覚えながら、ほとんど2人が作ったヨーグルト入りカレーを食べる。
『美味しい・・・かな?』って友理奈が心配そうに俺に聞いてきたから『すっごい美味しいよ!』って言い返した。
・・・それだけのことだったのに友理奈と桃子はテストで100点を取ったみたいに大喜びでハイタッチをしていた。

「そ、そんなに嬉しいんだ・・・」
2人の反応に驚いた俺の言葉を、友理奈は聞いてるのか聞いてないのか嬉しそうな笑顔で俺に向かって言う。
「バームクーヘンも作ったんだよ! あっ!デザートには君が好きなリンゴを切ってあげる♪」
そう言って友理奈は走って台所へ行ってしまった。

台所へ向かう友理奈の後ろ姿を見ながら俺は『ふと』思った。
カレーは本当に美味しかったけど〜… 雅ちゃんは何でラッキーアイテムを『カレー』にしたんだろう??
そんなことを考えていると友理奈が美味しそうなリンゴと果物ナイフと皿を持って俺の横に座った。
隣に座った友理奈は数秒間、恥ずかしそうに何も言わずに笑顔で俺を見つめてからリンゴを切り始める。

手際よくデザート用のリンゴを次々にウサギ型に切っていく友理奈。
そのスラスラと進む手の動きとか、均等の大きさに作られていくウサギに驚いた!!
友理奈にこんな特技があったなんて〜・・・何か少し感動してしまった。
真剣な表情の友理奈の横顔に見とれていた俺は小さな違和感を感じた。
それは友理奈の左薬指に巻いてあるバンソーコ。

あれ?友理奈って〜…昨日は学校では指にバンソーコして無かったよな。
今日も料理中に手を切ったなんてことは無かったし〜…
昨日の夜にでも何かで手を切ったのかな??

★★続く★★
619名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 17:46:53 0
テストで100点を取ったみたいに
のフレーズは飽きた
620名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 18:00:35 0
乙!

>隣に座った友理奈は数秒間、恥ずかしそうに何も言わずに笑顔で俺を見つめてから
友理奈ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!



ただ・・・ナイフを持ったままだと思うと結構怖いな
621名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 18:41:12 O
全然ダメだろwもっと文章力つけろや
622名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 18:56:53 O
イケメン残念だったなwもうここには書けないだろwww
623名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 19:18:06 0
いよっしゃ!!今からダッシュでスーパー行ってリンゴ買って来るわ!
624名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 20:00:13 O
>>616
このAAのミィは、あのみぃなのか?
625名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 21:06:42 0
626名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 21:16:45 0
>>624
むみん
627名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 21:29:58 0
マイヤヒ〜
628名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 21:30:29 0
マイヤフー

629名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 21:43:04 0
なんすか
630名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 23:21:28 0
wwwっうwwwwっうぇwwフォ――!!!!!
631名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 23:28:16 0
>>630
キンタマに感染したのか?
632ウィードクラウン:2005/06/23(木) 23:35:07 0
>>579
*

(なんだ…今の…)

信彦は、バイト先の書店で客の出したお金からお釣りの計算をしている時
突然に自分の頭の中に響いた強い感覚に驚いていた。
このような感覚は以前にも一度体験したことがあったからだ。
それはとても恐ろしい記憶であった。
「ちょっとぉ、まだぁ?」
目の前の客が、レジスターを開いたまま動かない信彦を見かね
眉をひくひくさせて苛立った口調で言った。
「あ、すみません!」
信彦は慌ててお釣りを客に差し出した。
633ウィードクラウン:2005/06/23(木) 23:35:28 0
>>632
― 以前、とある研究所での出来事である。
兄の信彦がようやく自分のバランス能力を理解し
そして妹の舞にスキャット能力が出現し始めた頃。
彼ら兄妹は両親が参加していたNPO法人『ファーザーズ』によって保護されていた。
この組織の参加者のほとんどは超能力を有しており
日本中の、そういった能力を持つ人間を探し出して保護していた。
それは能力が人目につき、迫害などをされることを避ける目的からであった。
少なくとも彼ら兄妹の両親が参加し始めた頃はまだそうだったのだが
代表が寺田という男になってからは、ファーザーズと名を変え組織は変わってしまった。
能力保持者の保護というのは表向きのもので、裏では人工的に能力を開発・研究し
それを金儲けに利用する組織になっており、NPOというのはもはや名前だけになっている。

そのファーザーズが出資している研究所で、舞の能力の研究が行われていた時
厳しい実験に耐えかねた舞のスキャット能力が暴走し
実験を行っていた研究者のほどんどに"感染"してしまったのである。
研究者達のほとんどは、絶え間なく自分の中に注ぎ込まれてくる"能力の種"と
その能力が開花する"兆候"によって精神が崩壊してしまった。
兄妹の母親もその時の影響で植物状態に陥ってしまった。
処分されるのでは、と危険を感じた父親は子供達を友人の家に逃がしたのだが
それ以降の消息はわからなくなっている。 おそらく、この世にはもういないのだろう。
だから今も彼ら兄妹は親から託された伝言により、ファーザーズから逃げ回っているのであった。―
634名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 23:35:48 0
>>631
意味不明
635ウィードクラウン:2005/06/23(木) 23:35:48 0
>>633
信彦がさきほど感じた強い感覚は、舞の能力が暴走した時のものに酷似していた。
彼がそれを感じることが出来るのは、バランス能力が精神感応系能力の進化型だからである。
だから彼はある程度のエンパシー(共感能力)を使う事ができた。
もっともかなり軽度のものなので、舞が暴走した時のような
能力者のかなり強い気持ちでないと掴むことができない。
それが今また感じられたのだが、どうも舞の時と感じが違った。

「おじさん!」
信彦は、親戚である書店の店主に声を掛けた。
店主は能力保持者ではないが、信彦の事情はよく知っている。
「どうしたんだ、そんなに汗かいて」
「なんだか…嫌な予感がするんだ」
店主は彼の真剣な表情を見て、顔を曇らせた。
「まずいことか?」
「うん、たぶん…」
「…わかった。 行ってこい」
「ありがとう!」
信彦はエプロンを外すと、すぐに店を飛び出した。
636ウィードクラウン:2005/06/23(木) 23:36:16 0
>>635
さきほどの感覚があった方角に向かって走り出したはいいが
なんともあいまいな共感能力であるために信彦は正確な位置が掴めないでいた。
(どこだ…? こっちか…?)
かすかに残る、あの強烈な感覚の"残り香"を頼りに動いていると
どうも学校の通学路周辺に出てしまう事に彼は焦りを感じていた。
(生徒が何かに巻き込まれたのかもしれない…)

信彦は不安に思いながらも走り回っていたところ
ひときわ強く感覚が残っている場所にたどり着いた。
そこは学校からそう離れていない交差点で、たくさんの人だかりが出来ていた。
道路の向かい側には、炎上し半壊したトラックが横倒しになっており
消防車が消火活動を行っている。
そしてその場所から2台の救急車がちょうど出発していった。

(これだ…)
信彦は現場に残っていた1人の救急隊員のもとに駆け寄った。
「すみません! 今運ばれていったのは…」
「ああ、事故があってね。 トラックの運転手と、事故に巻き込まれた中学生の女の子が…」
彼は、やっぱり、と小声で呟いてから、救急隊員に掴みかかるように言った。
「その子と友達なんです! 病院を教えてもらえませんか!?」
「一番近くの病院だから、この先まっすぐ行ったところのサンジェルマン病院だよ」
救急隊員が言う病院名をバイトで使っている手帳に素早く書き込むと
信彦は隊員に礼を言ってから、病院に向かって再び走り出した。
637ウィードクラウン:2005/06/23(木) 23:36:38 0
>>636
*

…ピーローリーローピーロリーピーロー♪
携帯が鳴った。

私は見ていたテレビを消して、通話ボタンを押した。
「はーい、もしもーし」
『嗣永さん! 僕だ、信彦!』
出たとたんに、電話の向こう側から物凄い大声が聞こえた。
信彦くんとは昨日携帯番号とアドレスを交換したばかりだ。
電話を掛けてきてくれたのは嬉しいけれど、何もこんなに大声を出さなくても…
「聞こえてるよぉ。 それに桃子って呼んでって言ったでしょ」
『あ、えっと、桃子…』
「そう! それでよし」
『…いや、そんな場合じゃなくて、今すぐ来て欲しいんだ!』
電話の向こうの信彦くんは、何故か息を切らしていた。
「ど、どうしたの?」
『詳しい事は後で話すよ! 君の力が必要になるかもしれない!』
「え…?」
638ウィードクラウン:2005/06/23(木) 23:37:04 0
>>637
私の力…信彦くんの妹の舞ちゃんによって与えられた
傷や病気を癒す"ヒーリング"能力。
昨日むやみに使っちゃいけないと言われてがっかりしていたのに
こんなに早く使う機会が来るとは思っていなかった。
『サンジェルマン病院わかるよね? そこにいるから!』
「う、うんいいけど…着替えるからちょっと遅くなるかも」
『そんなのいいよ! タクシーで来て! お金は出すから!』
どうやらかなり切羽詰った状況のようだった。
普通の部屋着で出かけるのは少し抵抗があったが、しかたがない。
「ふぅ、わかった。 じゃあすぐ出るね。 着いたら電話するから」
『ありがとう!』
荒い息のまま、彼は電話を切った。
一体どんなことが起こったんだろうか。
「ま、とにかく行ってみますかぁ」
私は上着だけ羽織って、家を出た。

信彦くんが急いでいるのはわかったけれど
この時の私はまだ、事態をあまく重く捉えてはいなかった。
639ウィードクラウン:2005/06/23(木) 23:37:56 0
つづくまー



どうしても解説文が多くなってしまうのが難点…
640名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 23:38:51 0
キタ━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)ノ━!!!
キタ━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)ノ━!!!
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641名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 23:43:33 0
うぉっと!!いきなりシリアスな展開に突入たぁやるね!
NPO法人代表寺田には笑ってしまったがw更新乙!
642名無し募集中。。。:2005/06/23(木) 23:48:52 O
糞だなw
643ウィードクラウン:2005/06/23(木) 23:53:59 0
>>638
訂正
>この時の私はまだ、事態をあまく重く捉えてはいなかった。

>この時の私はまだ、事態をあまり重く捉えてはいなかった。

>>641
なんかもう奴しか思いつかなくて
本格的な夏を前に夏バテしているんだが・・・
>>414

久しぶりに顔を上げた友理奈の目には涙がそして、その表情には不安があった。
「やっぱり・・・何も覚えていないんだ・・・」
(覚えてないって・・・何をなんだ・・・何言ってるんだ・・・)
友理奈の目からどんどん涙が溢れていた。
何も言わずにただ涙だけ流されるとこっちも切なくなる。
「・・・オレと友理奈に・・・何があったの?」オレは友理奈に恐る恐る聴いてみた。
友理奈は、オレの元から離れてバッグの中からシール手帳を出した。
「この『写真』を見てなにか思い出さない?」とオレに例の『写真』を手渡した。
あんなに他人に見られることを拒絶していたのに・・・
「『写真』・・・見てもいいの?」オレの問いかけに頷く友理奈。
「ホントは・・・思い出してくれるまで誰にも見せないつもりだった・・・」
渡された『写真』は、いつも持ち歩いていたせいか
保存状態が悪く、縁はボロボロになり裏側は若干変色しているところもあった。
流れる緊張感のなか、思い切って表に返してみた。
その『写真』は、以前にカラオケボックスで見たことがあるが、こんなにじっくりと見るのは初めてだった。
あのとき、一瞬見たのは『小さな子供とひとりの大人』だったが、
よく見ると『ふたりの子供とそれを支える大人』だったことがわかった。
しかし、そんなことよりもオレは思わず息をのんでしまった。
『ふたりの子供』のうち一人は友理奈。
そしてもうひとりは・・・幼き頃のオレだった・・・
『写真』の中で友理奈を支える大人は・・・オレの母さんだった。
顔は写ってはいないもののかろうじて写っている
顎のライン、手、そして雰囲気はオレの母さんに間違いなかった。
『写真』を持つ手が震えているのがバレないように膝の上に『写真』を置いた。


>>644

オレは、一呼吸おいてから友理奈に問い掛けた。
「この『写真』は、いったい・・・」
「・・・思い出せない?」
友理奈の不安に満ちた表情に耐え切れずオレは目線を外した。
「そっか・・・小さい頃のことだもんね・・・」寂しそうにつぶやく友理奈。
オレの小さい頃・・・まだ日本を発つ前の思い出は、ほとんど忘れてしまっていて・・・
でも、仲のいい友達がいていつも遊んでいたような記憶があった。
そいつは、いつもオレのあとをついてきてわんぱくだったオレの真似をしては
いつも失敗してケガしたり・・・泣いてたり・・・
でも、それが誰なのか思い出せない。
「海外に行くまでずっとホントのお兄ちゃんだと思ってたのにな・・・」
眼下の夜景を見ながら友理奈がボソっとつぶやいた。
『お兄ちゃん』で思い出した。そう、オレがまだ日本にいた時、仲の良い友達がいた。
そのコは、いつもオレを『お兄ちゃん』と呼び、一人っ子のオレには妹のようなコだった。
「友理奈・・・おまえだったのか・・・まさか、こんな形で再会するなんて・・・」
「わたしは、公園で会ったとき、すぐにわかったよ。でも、昔の面影がなくて冷たい人になってた。
もう、お兄ちゃんのことは忘れようと思ってた。知らないフリをしてようと思ってたの・・・
でも・・・でも・・・」
友理奈の声は途中で小さくなって途切れた。
なんとも言い難い想いがオレの胸を圧迫していた。
オレが当初済んでいたのは友理奈の近所の方で、今住んでいるところは新しく区画整備されたところ。
西小学校は昔からあったが、新しく区画整備したことにより南小学校が出来たために
オレは、雅と梨沙子、千奈美と同じ小学校に転入になったのだ。
オレが、思い出せなかったのも仕方がなかったと言えば仕方がない。
「なんで、わたしだけ日本においていかれるんだろうって思ってた。きっと帰って来る。
迎えに来てくれるってずっと思ってたのにな・・・」
>>645

「わかってて今までずっと・・・」
「何回かサークルで会ううちに、やっぱり昔を思い出しちゃって・・・
ちぃちゃんやりぃちゃん達と一緒にいるときのヒデちゃんの顔はあのときの優しい顔なの。
やっぱり、迎えに来てくれたのかなって・・・だって、ずっと『片想い』してたんだもん。」
(ウソだろ・・・ドッキリだって言ってよ友理奈・・・こんなの重すぎるよ。
どっかに隠しカメラがあってみんなで見て笑ってるんだろ・・・そう言ってよ)
「でも、ちぃちゃんのことが好きなんだよね・・・両想いだもんね・・・
でも、昨日今日って我慢できなくなっちゃって・・・親友を裏切るとこだった。
このまま奪えるものなら奪いたかった。・・・何言ってるんだろ・・・わたし。」
友理奈の瞳から大粒の涙が零れ落ちた。
告白なんてホントは嬉しいもののハズなのに、こんなに重たいなんて。
「ごめんね。困らせてばかりで・・・でも、もう諦めたよ。
だって『ちぃちゃんのこと好き』って言われちゃったもん。今度はフラれちゃったなぁ・・・」
「友理奈ぐらい可愛かったら、オレよりもずっといい人が寄ってくるだろ?」
友理奈のモテぶりは、隣の学校である南小にも聞こえていた。
でも、ここでのこの発言はあまりにもデリカシーに欠けた発言だった。
「ずっと『好きな人がいたから』告白されても断ってきた・・・ずっと『片想い』だったから・・・」
友理奈を楽しませるはずのお台場デートが、ますます友理奈を悲しませるものになってしまった、
「もうすぐで下に着いちゃう・・・最後にもう一回隣に座っていいかな・・・」
オレは黙って頷いた。
オレの隣に移り、オレにもたれかかる友理奈。
「ゆりかもめの中で女の子に『大人になったら結婚する』って言ってくれたときは嬉しかったよ。
人生の中で最高の瞬間だった。今日一日、『彼女』になれたし・・・想い出もたくさん残せたし。
ホントはね・・・プリクラ撮ってるときあのままキスしちゃおうかと思った。」
何も言えないオレは友理奈を抱き締めることで何かを友理奈に伝えようとした。
その『何か』は自分でもわからない・・・

〜つづく〜
ちょっと失敗かも。ごめんちゃい。
647名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 00:04:21 0
キタ━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)ノ━!!!
キタ━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)ノ━!!!
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キタ━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)ノ━!!!
キタ━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)ノ━!!!
キタ━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)ノ━!!!
キタ━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)ノ━!!!
キタ━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)ノ━!!!
キタ━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)ノ━!!!
キタ━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)ノ━!!!
キタ━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)ノ━!!!
648名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 00:05:54 o
>>647
も、も、もちつけ…。
649名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 00:17:40 0
友理奈・・・。・゚・(ノД`)・゚・。なんかここまで小説で
不幸?が似合うキャラもいないよな(悪い意味じゃなくてね)
この後友理奈が少しでも幸せになってくれる事を願いながら
次回の更新待ってます乙でした
650名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 00:33:53 0
友理奈・・・
651名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 01:08:06 0
今年の夏コミに誰か出してよ
652名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 01:09:19 O
みぃ〜タン旨いよ、そして重いよ…。・゚・(ノД`)・゚・。
653名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 01:11:27 0
友理奈・・・マジで頑張れ友理奈!!!
654名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 02:33:51 0
寝る前に保全
655名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 02:48:15 O
友理奈には僕がいるじゃないか!
656名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 03:33:42 O
>>655
おまえはもう書き込むなって言っただろ
657時代劇(仮):2005/06/24(金) 03:59:58 0
>>470のつづき

「ねえ、あんちゃん、この怪我、どうしたの?」
毎晩、寝る前に吹雪の右腕の包帯を換えたあとに左足を揉むのが千聖の習慣になっていた
もちろん、これは吹雪の足に激痛を走らせたが、そうしないと血の巡りが悪くなって腐ってしまう
それゆえ吹雪が頼んだことだった
「どうしても殺してやりたい奴がいたんだ。で、そいつを殺そうとしたんだが、逆にやられて右腕を斬り落とされちまった」
「なんで殺そうと思ったの?その人、悪い人なの?」
「俺には善悪というものがよくわからん。でも、そいつは・・・・・・むかつく奴で、とにかくぶっ殺したかった」
「あんちゃんがそう感じるなら、きっとその人、悪い奴だよ。極悪人だよ」
「そうかもな。それで、右腕を失った後、どうしても復讐したくて、必死に剣の修行をした。そして俺は強くなった」
千聖は不安そうな顔をして、黙って足を揉みながら話を聞いている
「これならあいつに勝てる、そう思えるほど強くなった俺は、奴に会いに行った、だが奴はいなくなっていた。それで俺は行くあてもなく諸国をさまよった」
「それで・・・・・・・会えたの?」
「ああ。おまえに出会った日に温泉街でばったり出くわした」
「それで・・・・・・・・・負けちゃったの?」
「俺の方が剣の腕は上だったのに・・・・・・・奴は強かった。剣の腕とは違う何か、俺にはない何かが・・・・・・・・・」
「じゃあ、足と左手は・・・・・・・・・」
「そうだ。奴は俺の右腕だけじゃなく、左足まで奪いやがった。でも、なぜか命は奪わなかった」
千聖は今にも泣き出しそうな顔になっている
「傷が治ったら・・・・・・・またその人と闘うの?」
「さあ、どうかな?」
吹雪はニヤっと笑い、千聖の頭を撫でた
「今のままじゃ、また負ける。勝ち目のない勝負を挑むほど俺は馬鹿じゃない。それに・・・・・・・・・」
「それに?」
「おまえといっしょにいると、あいつのことなんてどうでもいいや、って気分になってくるんだ」
「じゃあ、もうその人のことを恨んでないの?」
「いや、それは違う。わざわざ勝負を挑んだりする気にはならないが、もしも目の前に現れたら、斬りかかっちまうだろうな」
658時代劇(仮):2005/06/24(金) 04:00:34 0
年が明ける頃、吹雪はある決断を迫られていた
右腕の傷は、血が出にくいように自分で斬っただけあって、膿が出ることもなく、すぐに良くなった
左の掌の砕けた骨も、少しずつ回復しており、未だ痛みは伴うものの、指を動かすこともできるようになった
だが、問題は左足の砕けた骨だった

「悪いけど、酒、買ってきてくれないか?一升くらいでいいんだが」
正月の松が取れて数日後、吹雪は千聖に頼んだ
「あんちゃん、お酒飲むの?」
「・・・・・・・・・・まあ、そんなところだ」
「・・・・・・・わかった」
千聖が素直に頷いて家を出た直後、吹雪は布団を這い出した
今では左手と右足を器用に使って、家の中くらいなら這って動くこともできるようになっている
まずは太陽光の差し込む窓の傍に行き、左足の爪先を見た
毎晩千聖に揉んでもらい、時には千聖が汲んできた温泉の湯に浸した左足だが、回復の兆しはなかった
それどころか、症状は悪化しているようにしか思えなかった
真っ白に変色していた左足だが、昨夜あたりから爪先が黒っぽく変色しているような気がしていた
実際に太陽の日に当ててみると、確かにどす黒くなっている
やはり、もうダメか・・・・・・・・・・・・
次は左手で思いっきり殴ってみた
痛いのは左の拳だけで、足は痛みどころか手が触れた感触すら感じない
最後に、思い切って囲炉裏の火に爪先を突っ込んでみた
やはり、熱くもなんともない
「今帰ったよ〜」
そこへ千聖が帰ってきた
「あ、あんちゃん!何やってるの?火傷しちゃうよ!」
「千聖、俺の刀出してくれ。それでこの足を切り落とすんだ」
慌てて駆け寄る千聖に、吹雪は冷静に言い放った
「ダメだよ!そんなことしたら死んじゃうよ!」
「アホ。斬らなきゃ死んじゃうんだよ。生きるためにはそれしかないんだ」
659時代劇(仮):2005/06/24(金) 04:02:08 0
つづくナリよ
660名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 04:19:12 0
時代劇さん 乙です
吹雪の心が少しづつ穏やかになっていく所 Good!
661名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 04:21:28 O
何か読んでるだけで痛いよ、足が。・゚・(つД`)・゚・。
662名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 04:50:08 0
乙乙乙

>>645
> オレが当初済んでいたのは友理奈の近所の方で、
         ↑住んでいた?
663名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 05:16:52 0
時代劇さん、乙です! 新章で吹雪が主人公と聞いて
あぁ〜、舞波が出てこない・・・orzと思っていましたが
なんかどんどん引き込まれてます
664名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 07:00:57 0
409 :初段 ◆MOMOKOCPl2 :2005/06/23(木) 22:59:09 O
>>404
ニヤニヤ

初段完璧スレにはいるみたいよw
プレゼントあ・げ・るチュ
http://tool-ya.ddo.jp/2ch/trash-box/file/20050623230418432.jpg
665:2005/06/24(金) 08:32:01 0
暁と思いします。これから何回か作って行きたいと思いますが、
何か提案はありますか?その通りに作りたいとおもいます。
書いてもらいたいキッズのメンバーと題名を教えてくれれば書いていきたいので
よろしく。
666名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 08:44:37 O
桃子or友理奈で、でも全員参加希望
恋人になるまでの話でなく、恋人になってからの話が読みたい
主人公の名前は○○がいい
そして今までにない話がいいです
答えてくれたら神
667名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 09:02:16 0
暁さんて、エロの方で友理奈とのシーンを書いてた中学生作家さんですか?
668名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 09:09:39 0
菅谷梨沙子「荒んだ現代に舞い降りた救世主」

梨沙子が新興宗教の若きメシアで人々を啓蒙し、癒す。
だが実態は親の金儲けのための操り人形、
現実と理想の狭間で揺れ動くの梨沙子の心理をリアルに描いてください。
669名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 09:11:43 0
みぃ〜さん 友理奈と主人公をキスさせてください。
670名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 09:23:59 0
石村舞波「風になった日」

ユースチームに所属する舞波をベンゲルが見初め、
アーセナルの下部組織がスカウト、舞波イギリスで暮らし始める
日本人学校の男の子と恋に落ちながらも着実に実力をつける
2010年のw杯で大活躍するまでをお願いします
671名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 09:27:26 0
>>670

そこまでイメージが出来てたらもう自分で書けるよ。
あとは、ちょこちょこ文章をつけたしていけば簡単な小説は書ける。
登場人物の感情や情景を加えていけば『らしい』作品は出来ると思うよ。
672:2005/06/24(金) 09:35:43 0
>>667
そうです。エロのほうで書いていた中学生作家です。
>>660
全員参加ですか〜。まぁ多分かけると思いますよ。
今までにない話ですね〜。どういう設定にしようかな?少し悩みますね。
なんかいいのあるますかね?
673:2005/06/24(金) 09:37:07 0
>>668
それは少し難しくないですか?
>>670
そこまでの設定が自分で決められたならば自分で今後かけると思われますが。
674名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 09:41:31 0
キッズ+エッグ総出演のネギまっぽいの書いて
675:2005/06/24(金) 09:46:31 0
>>674
エッグは誰がいるのか分かりません。いまのとこ>>660のかたがいっていたのを
最初かきたいと思います。
676名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 09:52:41 0
暁さん、同じ中学生として応援します。
(雅大好き中学2年生女子)←信じてもらえないかもしれないけど。
677:2005/06/24(金) 09:54:23 0
>>676
女性のかたなんですか?応援ありがとうございます。
678名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 09:56:05 0
めっ!!学校行きなさい
679:2005/06/24(金) 09:58:07 0
いま学校からやってるんですよ。
680:2005/06/24(金) 10:00:52 0
授業おわりなので学校から帰ってきたら読み返したいと思います。
681名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 10:05:13 0
良い作品期待してます。
682名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 10:14:39 O
>>675
うぉっ?!オレかよ!やったぜ!
しかし厨房のくせにエロ描きとは…すごいね、童貞じゃないね?
683名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 10:29:15 0
じゃあ、オレは>>670の自作小説に期待w
684名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 10:37:04 0
サカ豚ウザイ
685名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 11:05:27 0
私はりーと同じ年の女子です。頑張ってください
686名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 11:07:40 0
サカ豚って何の略?
687名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 11:14:04 0
>>685
私は桃子と佐紀と同じ歳です。私のほかにも女子の人がここに来てることにビックリです。
688名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 11:18:41 0
私は友理奈の父親と同い年です。
いつも楽しく拝見させてもらってます。
先日は単独コンサートに行ってきました。
初めて行って超はまっちゃいました><。。。
ベリーズ大好き〜♪
689名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 11:19:54 0
>>687
める友になりませんか?
690名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 11:21:28 0
>>687
処女?
691名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 11:46:49 0
スレ違いな雑談禁止ルールは守ろうよ
新しい作家さんもベテランさんも投下どんどん待ってますんで
692名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 12:07:00 0
>>684はいつもここを見てるなw
サッカーの話が出ると必ずレスが入る(必ずageでw)
巡回乙!
693名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 13:41:38 0
保全
694名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 14:42:08 0
:::::::::::::::::::∬∫
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン 
::::::ミゝ从; ゜w゜)つ
::::::⊂__つノ 
マイハマンオーバーヒート中!
695名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 16:25:22 0
696:2005/06/24(金) 17:27:31 0
帰ってまいりました。
>>682
童貞じゃないですよ(笑)童貞は小学校の時に卒業しました。
中学生の女の子もここに来るんですね(笑)知りませんでした。
じゃあ今日の夜にでも少し小説を書きたいと思いますが、>>666のかたが提案したので
かこうと思っています。多分桃子と友理奈の二人と両思いの話にします。
題名はなにがいいですかね?誰か決めてください。
697名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 17:59:13 0
なんでも決めてくれで良作が生まれるとも思えないのだが
698名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 18:39:57 O
あっちのスレ見る限りちょっと…
699名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 18:53:15 0
>>696
帰れ
700名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 19:38:46 O
こういうのもなんだが作品は自分で書くものだぞましてや設定から決めてもらうなんて正直どうかと思う
それにわざわざ中学生だとか言うのも荒れる原因になるしウザい
701名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 19:42:42 0
ゆとり教育の弊害ですね
702名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 19:43:23 0
その通り書きますとかいっておきながら、自分が欠けそうなのしか選ばないし
703名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 19:45:02 0
>>701
激同
704名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 19:46:49 0
ヒント:自演
705名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 19:48:47 0
>童貞じゃないですよ(笑)童貞は小学校の時に卒業しました。

ポカーン
706名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 20:01:30 0
>>689
ごめんなさい。私携帯持ってないんですよ。持ってるといじめられるので。ほんとに
田舎の人は困ることが多いですよ。 パソコンっていってもおにいちゃんのだし。
707名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 20:02:51 0
学校いけよ
708名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 20:11:46 0
つーか書く前からこんだけ荒れてんだから、自前で用意できるところで書きなさい。
そこで何を書こうが、レス付けようがお前の自由だ。
ここの住民に見せたくなったらリンクでも貼れば良いしな。
709名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 20:11:57 0
>>690
そうですよ。けど、私の学年で非処女の人はいませよ。田舎ですから。
>>707
今日は中総体の振替え休日で学校は休みです。
710名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 20:13:24 0
うざいな
711名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 20:21:09 0
>>709 ウザイ ダマレ      な〜んていって>>709は自分だったりして。
712名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 20:24:49 0
まあまあ

荒れたら他の作者さんも来てくれなくなるから、気に入らなければスルーで。

じゃなけりゃ嵐とやってること一緒だぞ
713名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 20:30:30 0
>>712
嵐は、桜井君がいいな。
714:2005/06/24(金) 21:03:47 0
まぁとにかく自分で好きに書かせてもらうかな。人に頼るのもわるいですしね。
715名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 21:13:26 0
从 ;’w’)<・・・・・・
716名無し募集中。。。 :2005/06/24(金) 21:23:28 0
NGワード 暁 っと
717名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 22:21:17 0
ほぜん
718名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 22:36:10 O
多くの作品を書いてる作家で何作ぐらい書いてるんだろう
と思いつつ保
719名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 22:37:30 0

作者の自演ほ
720名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 22:46:59 O
作者って何人いるんだ?
雑談か?だったらすまん
721名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 22:56:53 O
まだかなぁ
722名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 23:28:07 0
>>670
ボールひとつにキリキリ舞波が見れる!
723名無し募集中。。。:2005/06/24(金) 23:43:53 O
ふったのオレだけど…
小学生で非童貞ってwうそつけw

まあ頑張っていいの書いてよね
724名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 00:13:53 0
スクランブル ★BLACK★
>>618の続き

次の週の金曜日

またまた、俺は昼休みに友理奈と桃子を呼び出した。
理由はもちろん今回も消印の無い手紙だ。

「だ〜か〜ら〜! 桃子は色々と忙しい売れっ子の女の子なんだから!」
そんな事を言いながらも桃子は今回も手紙の内容に心の中では興味津々って感じだった。
友理奈は〜…何か少し緊張してる?

俺は2人の全く違う反応を少し『面白いなぁ』と思いながら本題に入る。
「昨日も消印の無い手紙が来たんだけど〜…今回の内容も意味が良くわからなくって…」
そう言って俺が2人手紙を渡す。
桃子が嬉しそうに『どれどれ♪』と言いながら手紙を受け取った。
今回の手紙に書いてあった事は『チャレンジ企画』みたいのなんだけど〜・・・何でこれ!?

『今週はコレにチャレンジ!! ゴーヤを食べよう♪』

そして最後には犬のキャラクターのマーク。
725名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 00:16:45 0
スクランブル ★BLACK★
>>724の続き

手紙を読み終わると同時に桃子が爆笑!!
友理奈は「何で笑うの〜! 別におかしく無いじゃん!」と桃子に何故か怒っていた。
「ゴーヤって何だよ〜… 俺には雅ちゃんの考えてる事が全くわからないよ…」
そう言った俺に向かって少し怒った表情で言う。
「だから! 雅ちゃん『かもしれない』相手でしょ!」
そんな友理奈の言葉をお構いなしに俺が言う。
「多分、手紙の相手は雅ちゃんだろうけど〜…何でゴーヤ…ってか、スーパーとかで売ってるのかなぁ?」
俺が少し不思議そうに言うと桃子も小さく『う〜ん・・・ゴーヤねぇ・・・』と呟く。

突然、友理奈が『えっと〜・・・』と小さい声で言ってから話し出す。
「うちの家にゴーヤがあったような〜・・・」と遠くを見つめながら小さい声で言った。
「えっ!?マジで!! それじゃ、明日も友理奈の家でゴーヤ料理とか作ってくれる??」
俺が友理奈の顔を見つめながら言うと〜…友理奈は少し戸惑いながら『別に…いいよ…』と小さい声で言った。
その言葉に桃子が『うわっ…ベタベタじゃん…』と意味のわからない事を言うと同時に友理奈が逃げる桃子を怒って追いかけていた。
726名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 00:17:15 0
スクラン黒キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ッ!!!!
727名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 00:28:10 0
ゆりなカワユイ・・・
728名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 00:33:36 0
スクランブル ★BLACK★
>>725の続き

次の日、昼頃から友理奈の家で手紙通りにゴーヤを調理したんだけど…

「…何か…苦いよね」と桃子が微妙な表情で言う。
「…レシピ通りに作ったのに…ね…」と友理奈も水を飲みながら言う。
「いや…2人が作ってくれたから美味しいよ…本当に…うん…」
そうは言ったものの、俺の言葉はゴーヤの苦さからの表情とは裏腹で真実味を全く感じさせていなかった。
苦かったけど(友理奈が真剣になって作ってくれた)って思ったら全部食べないとって思っ〜・・・あっ!桃子も一緒に作ってくれてた。
でもゴーヤを調理してる間、俺はずっと友理奈を見つめていた感じがする。

高学年になってからは教室で会っても普通に会話するだけで昔みたいに遊んだりはしなくなっていたのに・・・
最近は手紙のおかげで話したり一緒に行動する機会も増えて何か小さい頃には気付かなかった友理奈の良い部分をいっぱい知った。
(友理奈の良さ・・・かぁ。)

・・・それにしても雅ちゃんは何で俺にゴーヤを食べさせたかったんだろう?

★★続く★★
729名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 00:43:14 0
あぁぁぁ〜この主人公のアホンダラっ!!鈍感!!
いい加減友理奈の気持ちに気付いてやってくれよぉ。・゚・(ノД`)・゚・。
730名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 00:56:10 0
スクランブルさん乙です。

>>723
オレの友達にひとりだけいる。そういうヤツ。
ゴーヤって、どうしようもないほど苦いヤツでしたっけ?
こっちの友理奈は、とても悲しいことになってますが投下します。
>>646

帰り道・・・
オレは、友理奈を家まで送った。会話はなかった。
駅から歩くと何となく覚えがあるような道順を歩いた。
友理奈の家の近くまで来た時にオレは言った。
「教えてもらわなくてもここまで歩いて来れた・・・なんとなく覚えてるもんだね・・・」
言えば言うほど寂しくなる台詞なのに・・・言わずにはいられなかった。
オレは、遅くまで連れまわしたことを友理奈の親に謝るつもりだった。
オレのことを覚えていてくれたら友理奈はそんなに親から怒られないだろうという気持ちからだった。
でも、友理奈はそれを断った。
「大丈夫だから。」
最後までこのひとことだった。
彼女なりのオレへの配慮・・・それは、兄妹としてのまた、
片想いの相手だったという想いを精算するという意味だったのかもしれない。
オレが自宅に着いた時、時計は10時を過ぎていて当然オレも親に怒られた。
起こられている最中、オレは別のことを考えていた。
的のズレた返事に親も怒るのを諦めたらしい。そしてオレは最後に母さんに尋ねた。
「友理奈・・・熊井友理奈って覚えてる?」
「え〜っと・・・随分懐かしいわね。覚えてるわよ。隣近所にいたあんたの1つ下の女の子だったわね。」
「母さん!覚えてたの!?」オレは、最近あったことを母さんに話した。
「あのコは小さい頃から美人だったから、今じゃすごい美少女になってるんじゃない?」
「・・・美少女なんてもんじゃないよ・・・」
「なんで、あのコもこんなヤツに恋したかなぁw」
「そういうこと言うなよ。オレもどうしていいのか・・・」
「ふ〜ん・・・千奈美ちゃんを捨てるわけ?」
「そんなわけねーじゃん!オレ、ちぃちゃんのこと好きだもん。」
オレは、とんでもないことを言ったと気がついて顔が真っ赤になった。
>>731

次の日、物置の奥から、まだ封を開けていないダンボール箱をいくつか見つけ出した。
こじ開けてみるといろいろと古い本や日記が出てきた。
オレの母親が書いていたものらしい。
妊娠してからオレが生まれてしばらくのことがほぼ毎日書かれていた。
感傷にふけていたが、オレが探しているのは子供の頃の・・・まだ、海外に出る前のアルバム。
そう・・・友理奈と兄妹だった頃の記録を探していた。
しばらく探すとあるダンボールの底から丁寧に梱包されたアルバムが数冊出てきた。
そのうちの1冊を開けてみるとオレの赤ちゃんの頃の写真が出てきた。
見終わってみるとなんだかくすぐったい。
次のアルバムを開きかけたとき
「何やってるの?」
聞き覚えのある声。そして、今聞くととても胸が苦しくなる人の声だった。
「あ〜あ、こんなに荒らしちゃって片付けるの大変そう・・・何か、探し物?」
「あ、あぁ・・・具合は良くなったの?ちぃちゃん。」
「うん♪おかげさまでね。さっきねぇ、友理奈からメールが着てとても喜んでたよ。」
「そ、そうか・・・そうか、良かった・・・」
(友理奈は何も言ってないのか・・・)
千奈美は、何気に1冊のアルバムを手にして開いた。
「キャー♪ 可愛い!・・・もしかして、この赤ちゃんはヒデちゃんなの?」
「あああ!! それは見ちゃダメだ!!」
慌ててアルバムを奪おうとしたが千奈美は、反転してオレを避けた。
ダンボールに引っかかりバランスを崩し転んだオレの上に今まで山積みにしていた荷物が落ちてきた。
「だ、大丈夫?」慌てた千奈美が、オレの上に落ちた荷物を除けてくれた。
荷物の山から起き上がると、目の前にさっき開きかけたアルバムとは違って
汚い文字で「あるばむ」とひらがなで書かれたアルバムが落ちていた。
「これ・・・オレの字だ・・・」
>>732

次の日、物置の奥から、まだ封を開けていないダンボール箱をいくつか見つけ出した。
こじ開けてみるといろいろと古い本や日記が出てきた。
オレの母親が書いていたものらしい。
妊娠してからオレが生まれてしばらくのことがほぼ毎日書かれていた。
感傷にふけていたが、オレが探しているのは子供の頃の・・・まだ、海外に出る前のアルバム。
そう・・・友理奈と兄妹だった頃の記録を探していた。
しばらく探すとあるダンボールの底から丁寧に梱包されたアルバムが数冊出てきた。
そのうちの1冊を開けてみるとオレの赤ちゃんの頃の写真が出てきた。
見終わってみるとなんだかくすぐったい。
次のアルバムを開きかけたとき
「何やってるの?」
聞き覚えのある声。そして、今聞くととても胸が苦しくなる人の声だった。
「あ〜あ、こんなに荒らしちゃって片付けるの大変そう・・・何か、探し物?」
「あ、あぁ・・・具合は良くなったの?ちぃちゃん。」
「うん♪おかげさまでね。さっきねぇ、友理奈からメールが着てとても喜んでたよ。」
「そ、そうか・・・そうか、良かった・・・」
(友理奈は何も言ってないのか・・・)
千奈美は、何気に1冊のアルバムを手にして開いた。
「キャー♪ 可愛い!・・・もしかして、この赤ちゃんはヒデちゃんなの?」
「あああ!! それは見ちゃダメだ!!」
慌ててアルバムを奪おうとしたが千奈美は、反転してオレを避けた。
ダンボールに引っかかりバランスを崩し転んだオレの上に今まで山積みにしていた荷物が落ちてきた。
「だ、大丈夫?」慌てた千奈美が、オレの上に落ちた荷物を除けてくれた。
荷物の山から起き上がると、目の前にさっき開きかけたアルバムとは違って
汚い文字で「あるばむ」とひらがなで書かれたアルバムが落ちていた。
「これ・・・オレの字だ・・・」

〜つづく〜
こんなんでいいのかなぁ・・・不安になってきた・・・orz
734名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 01:13:35 0
>>731
起こられている最中、オレは別のことを考えていた。
           ↓
怒られている最中、オレは別のことを考えていた。

ミスっちゃった。

>>733で「友理奈と兄妹だった頃の記録を探していた。」ってところなんだけど
『記録』にするか『記憶』にするかでだいぶ悩んじゃった。
どっちがよかったんだろ・・・
735名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 01:16:22 0
某氏みたいな駄作作者は勘弁
736名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 01:25:17 0
>>732
>>733
ん?これって同じ内容だよねミスっただけっすか?

アルバムを見て思い出すとかだったら
記録より記憶の方がいいんじゃないかな?
記録されてる物がきっかけとなり記憶を呼び起こすんだし〜って
自分でも何書いてるのか分からなくなってきたorz

気にせず自分の思った事を自由にバンバン書いちゃってください!
737名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 01:25:23 O
>>734
記憶の方がカッコイイ

>>735
何だ突然?
738名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 01:34:46 0
あ!ひどいミスしてる・・・
こっちです。すまん。
>>732

気になってそのアルバムを拾い上げその場に座り込んだ千奈美とアルバムを開いてみた。
年の頃は4〜5歳くらいの時のオレだろうか・・・
千奈美のいちいち「可愛い♪」とかの感想を余所にページを開いていった。
真中のページを過ぎた頃だろうか・・・『見たことのある写真』・・・友理奈の持っていた写真が出てきた。
「あ!」
オレが突発的に出した声に千奈美が反応した。
「どうしたの?」
「この写真・・・やっぱりオレも持っていたんだ・・・」
「この写真?」千奈美が不思議そうな顔でオレを見ていた。
千奈美にはもう・・・話すしかないだろう・・・どう説明するか・・・
オレは、数分写真をみつめてから決心した。
「この写真を・・・よく見てよ・・・」
千奈美がアルバムを撮ってマジマジと写真を見た。
「え!・・・・・・」
アルバムを持つ手が心なしか震えている。千奈美は次の言葉もみつからないようだった。
(気がついたか・・・)
「オレが写ってるのはわかるよね?・・・隣に写ってる女の子が誰だかわかったかい?」
「・・・うん・・・」
「友理奈がずっと大事に持ち歩いていた『写真』は、その『写真』の焼増しなんだ・・・」
千奈美は、黙ってオレの言うことを聞いていた。
「なんで、友理奈がいつまでも『写真』を持ち歩いていたか・・・わかるよね?」
オレは、おとといからあった出来事を全て千奈美に話した。ま、抱き合ったとかは言わなかったけど・・・
千奈美はだいぶ驚いていた様子だった。
でも次に千奈美が発した言葉はもっとオレを驚かす言葉だった。
「友理奈が、ヒデちゃんに気があるのはわかってたよ・・・」
一瞬、オレの中で時間の流れが止まった。
〜つづく〜
こっちでした。疲れてると駄文やミスが増えるなぁ。
申し訳なかったです。ちょっと更新2〜3日休みます。
疲れをどうにかしないと・・・
まとめサイトの方、えらいミスこいてすいません。
ついでに
「そう・・・友理奈と兄妹だった頃の記録を探していた。」
              ↓
「そう・・・友理奈と兄妹だった頃の記憶を探していた。」
に訂正お願いします。
こっちの方がご指摘通り落ち着きますね。
741名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 02:04:07 0
記録っつーのはデータの形で残っているもの
記憶っつーのは思い出の中だけにあるもの
742名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 02:07:00 0
疲れたら休むのが一番!調子を整えてまたの更新心待ちにしてます
それにしても立続けに友理奈はどうしてこうも・゚・(ノД`)・゚・。


でもそんな悲劇のヒロイン的友理奈もたまらなく好きなのは内緒だ
743名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 03:09:58 0
友理奈頑張れ友理奈!!

みぃたんも頑張れよーノシ
744名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 04:40:59 0
作品を書いてる途中なのに2個ほど別のシナリオが思い浮かんでしまった・・・
そんな作者による保全w
745名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 06:02:37 O
>>744
それがどうした
746名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 06:25:08 O
ネタ帳作って書き止めておこう
747名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 07:41:00 O
>>746
ヌッチ
748名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 07:55:27 0
>>744 すごいね。
749名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 07:57:32 0
>>741
上手いこと言うな、あなた
750名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 08:00:06 0
>>749 私も、そう思った。
751218.231.243.155.eo.eaccess.ne.jp:2005/06/25(土) 08:42:34 0
BOYS〜二人の女の子〜
「お兄ちゃんおきてよ。学校遅刻するよ!!」
眠くて重たいまぶたを開けて近くにある時計にとを伸ばしとり時間をみた。
「やば、8時10分じゃん。」
俺は急いで学校に行く準備をしている。
「お兄ちゃん〜今日で中学一年生なんだから、頑張ってよ。」
「わ、わかってるよ。それより梨沙子は時間大丈夫なのか?」
「もう行くよ。ダメダメお兄ちゃんのために家にいてあげたの。」
そして梨沙子は家を出て行った。俺はその後ろ姿を眺めていた。
(やば、真面目に時間ないんだ)
俺は急いで学校に向かった。俺の通う学校は自転車通学がOKなのだ。別に田舎ってわけじゃないんだけど。
俺は学校までの距離約5キロくらいの距離を自転車で飛ばした。すでに親は学校にいるらしく、俺1人で行くことになった。
なんとか時間には遅刻しなくてすんだがここに来るのは初めてで全然学校のことがわからなく少しの間ぼ〜っとしていたら後ろから小さい女の子に声をかけられた。
「君、新一年生?」
「あ、はい。体育館がどこにあるのかわからなくて・・・・・」
「じゃあ教えてあげるからついてきて。」
そういうと彼女は歩き出した。僕よりは背が全然小さい。多分30センチ近く離れてるだろう。
「君、大きいね。何センチあるの?」
「あの・・・・」
「何?」
「先輩は何て名前ですか?」
「あ、言うの忘れてた〜。私は中学二年生の清水佐紀だよ。ヨロシク。君は?」
「あ、菅谷龍哉っていいます。」
「そっか。あ、あそこが体育館だから。」
「ありがとうございます。」
俺は体育館の方に走っていった。体育館の外で俺のお母さんらしき人が待っている。
「お母さん〜。」
「あ、龍哉。遅いわよ。はやくしなさい。」
そういうとお母さんに右腕をとられなかに連れて行かれた。まだ入学式が始まっていなかった。この学校には小学校の友達が1人もいない。
みんなはもっと近くにある学校に行ってしまった。俺はこっちのほうがいいよって母さんに言われて仕方なく5キロも離れた学校に行かなくてはならない。
752名無し募集中:2005/06/25(土) 08:44:12 0
上のミスがありました
753名無し募集中:2005/06/25(土) 08:44:49 0
直します。
BOYS〜二人の女の子〜
「お兄ちゃんおきてよ。学校遅刻するよ!!」
眠くて重たいまぶたを開けて近くにある時計にとを伸ばしとり時間をみた。
「やば、8時10分じゃん。」
俺は急いで学校に行く準備をしている。
「お兄ちゃん〜今日で中学一年生なんだから、頑張ってよ。」
「わ、わかってるよ。それより梨沙子は時間大丈夫なのか?」
「もう行くよ。ダメダメお兄ちゃんのために家にいてあげたの。」
そして梨沙子は家を出て行った。俺はその後ろ姿を眺めていた。
(やば、真面目に時間ないんだ)
俺は急いで学校に向かった。俺の通う学校は自転車通学がOKなのだ。別に田舎ってわけじゃないんだけど。
俺は学校までの距離約5キロくらいの距離を自転車で飛ばした。すでに親は学校にいるらしく、俺1人で行くことになった。
なんとか時間には遅刻しなくてすんだがここに来るのは初めてで全然学校のことがわからなく少しの間ぼ〜っとしていたら後ろから小さい女の子に声をかけられた。
「君、新一年生?」
「あ、はい。体育館がどこにあるのかわからなくて・・・・・」
「じゃあ教えてあげるからついてきて。」
そういうと彼女は歩き出した。僕よりは背が全然小さい。多分30センチ近く離れてるだろう。
「あの・・・・」
「何?」
「先輩は何て名前ですか?」
「あ、言うの忘れてた〜。私は中学二年生の清水佐紀だよ。ヨロシク。君は?」
「あ、菅谷龍哉っていいます。」
「そっか。あ、あそこが体育館だから。」
「ありがとうございます。」
俺は体育館の方に走っていった。体育館の外で俺のお母さんらしき人が待っている。
「お母さん〜。」
「あ、龍哉。遅いわよ。はやくしなさい。」
そういうとお母さんに右腕をとられなかに連れて行かれた。まだ入学式が始まっていなかった。この学校には小学校の友達が1人もいない。
みんなはもっと近くにある学校に行ってしまった。俺はこっちのほうがいいよって母さんに言われて仕方なく5キロも離れた学校に行かなくてはならない。
754名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 09:44:39 0
755名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 10:35:10 O
新作キタァ――――(゚∀゚)――――ッ!!!
756名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 10:36:51 O
sage
757名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 12:01:07 O
>>753
タイトルはHNに入れるといいよ
758名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 13:36:45 0
ho
759名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 13:45:33 0
どこ直したのか分からん
760名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 14:14:49 O
ふと思い出す光景がある。
本を読んでいて疲れて顔を上げるとき。グラスの中の氷が音を立てて溶けるとき。そんな何気ない日常の中にその光景は、甦る。
小さな波を立てる水面。反射した太陽が彼女の顔に光を映す。彼女の隣には彼女の横顔を見つめる幼い頃の俺がいる。
干渉とは少し違う。もっとリアルな感覚だ。そのときの僕を。そのときの彼女を。そのときの俺らが持っていた何かを。

その年の夏が始まる頃、我が家は慌ただしい雰囲気に包まれていた。梨華姉ちゃんと両親が海外へ行くことになっているから。
昔からピアノにしがみつきだった梨華姉は、音大の3年に進む頃には海外の学生オーケストラと一緒に演奏するまでになっていた。そして両親も梨華姉の有志を見ようと海外旅行を計画している。
最初は僕もついていく予定だったが、小学校の終業式が終わってないという理由で留守番役をおおせつかえることになった。僕が留守番する事と、両親の泊まるホテルの『星』が予定より一つ増えた事との関係はちゃんとわかっていた。

出発の前日、ソファーに寝そべり荷造りをしている梨華姉にを眺めていると僕はピシャリと膝を叩かれた。
「寝てるくらいならちょっとは手伝ってよー」
僕は一つあくびをした。
「ピアノも持ってくの?詰めるなら手伝うよ」
「嫌な子ね。持ってけるわけないでしょ」
「それだけあれば南極でも2年は暮らせるね」
「あんたってホント可愛くないね。お土産買ってきてあげないよ」
「いらないよ」
僕はテレビをつけて歌番組にチャンネルを合わせた。
梨華姉がもう一度僕の膝を叩こうとしたとき、母がリビングに入ってきた。
「どう?終わった?」
「こいつが邪魔するから」と結局梨華姉は僕の膝を叩いた。「ちっとも進まない」
「邪魔なんてしてない」「妬いてるのよ。自分だけ行けないもんだから」
「妬いてなんてない」
「そうよねぇ」と母は言って、僕の頭をぽんぽんと叩いた。「もう6年生なんだから、ちゃんと留守番できるわよね。明後日から桃子ちゃんも来てくれるし」
桃子ちゃんというのは僕の2つ年上のいとこだ。
761名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 14:35:34 0
× 干渉   ×有志
○ 感傷   ○勇姿(女性の形容としてはまれ)
× おおせつかえる × 梨華姉にを
○ おおせつかる   ○ 梨華姉を
× 海外
○ (具体的国名または地名)

*一人称は僕と俺のどちらかに統一
*海外(欧米)ではホテルは宿泊人数ベースでなく部屋ベースの価格

結論:投稿する前に少しは推敲&勉強しよう

え?これもネガティブ?
762名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 14:39:29 0
まぁまぁフィクションなんだからw
細かい設定とかツッコミだしたらキリが無いぞ
763名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 14:48:34 O
海外は海外です
人数が減ったので部屋のグレードを上げたって意味です
一人称や言葉遣いは子供時代と大人時代で使い分けてくつもりです
冒頭は大人の回想シーンです

わかりましたか?
764名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 14:59:26 0
>>763
ハイハイたいへんよくわかりましたよ
次回からは誤変換と語句の誤用の指摘だけにします

(理由:言っても無駄だから)

じゃましたな あばよ
765タイトル考え中:2005/06/25(土) 15:14:24 O
>>760

「留守番くらい1人でできる。子供じゃないんだから」と僕が言うと梨華姉は笑った。
「知らないみたいだから教えてあげるけど、世間では小学生は子供ってことになってるのよ」
「1人にしてほんとに悪いと思うけど」
母は僕の隣に来て、僕の肩に手を回し頭をこつんと合わせた。
「でもこんな機会でもなかったら、父さん、どこにも連れてってくれないのよ。結婚してから旅行なんて1度もしてないんだから。ましてや海外なんて」
「別に悪くないよ。行ってくればいい。でも留守番くらい1人でできる」
「桃子ちゃん、嫌いだっけ?」と母は心配そうに眉を寄せた。
「別に、好きでも嫌いでもない」
「ウソよ」と梨華姉が気持ち悪い声で言った。「照れてるのよ。初恋の相手だもんね」
「初恋?」と母が声を上げ、僕は梨華姉のお尻を蹴った。
「ほら照れてる。あれれ?顔、赤いよ?」
もう1度繰り出した僕の足を梨華姉はひらりとかわした。
「ねえ、あんたが頭を下げるなら、女の子がグッとくるような口説き文句を教えてあげてもいいよ」
「ふん」
「夏の夜、家には2人きり。チャンスじゃない」
「ふん」
「ふん、ふん」と梨華姉が言って、母が楽しそうに笑った。
結局のところ、僕らはみんな興奮していたのだ。梨華姉と母は初めての海外旅行に。僕はモモと過ごす夏に…


つづく
766名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 16:08:44 0
結論 つまんない
767名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 16:09:38 0
世界中が嘲笑した!
768名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 16:16:02 O
>>765
乙!頑張れ!!桃子早く来いKOI恋!!(」゚Д゚)」

今日はこれで二つも新作が!(゚∀゚)!





>>766
何このオッサンwww
769名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 16:17:05 O
>>766-767
ヒマなんですねw
770名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 16:20:48 0
暇だから駄文よんじまったよ
会話がちぐはぐ、設定もおかしい
771名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 16:26:42 0
>>770
ここはネガティブは禁止だからw

作者とマンセーレスはともに携帯だからw
772名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 16:27:41 O
>>771
そうかな?
ただ文句言いたいだけなんでしょ?ヒマなオッサン?
773名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 16:28:00 0
B工臭がプンプンするんですが
774名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 16:29:19 0
>>769
>>772
この書き込みは作者だろうな

>>768
これも作者ならおもろい
775名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 16:35:22 O
仕事中に携帯から保
ここに来るようになってだいぶたつけど
未だに携帯からの書き込みの区別がつかない…
776名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 16:43:45 0
狼住人っていうよりここの住人だな
777名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 16:56:10 0
>>775
レスした時刻の横にある「O」と「0」の違い
778BOYS〜二人の女の子〜:2005/06/25(土) 17:04:02 0
>>753の続き
俺は席に座った。時間ギリギリに入ったので俺の席だけが空いているように見えた。
俺の隣のを見ると女の子だった。もう片方側は誰もいない。一番端の席だった。俺は隣の子をちらちらみながら時間を気にしていた。
俺の目線に気づいたのか、女の子が俺のほうを見てきた。
(やば、どうしよう・・・)
そう思っていると彼女から声をかけてきた。
「はじめまして。どこの小学校から来たの?」
「あ、はじめまして。南小だよ。」
「南小?ずいぶん遠くから来たんだね。」
「う、うん。」
女の子との会話よりもその子の顔をじっと見ていて何を話しているか頭に入ってこなかった。
(か、可愛すぎる・・・・・うちの小学校にもこんな子がいれば・・・・・)
「あ、まだ自己紹介してなかったね。私熊井友理奈って言います。よろしくね!」
「あ・・・・ぼ・・僕は・・・・」
(やばいやばい上がっちゃって何いってるかわかんないや)
「大丈夫?」
「う、うん。大丈夫。僕は菅谷龍哉って言います。よろしく。」
「うん。」
会話がある程度終わった位にタイミングよく入学式が始まる時間になった。俺は早く終わって欲しいと祈りながら
ぼ〜っとしていた。校長先生や他の先生。3年生の生徒代表の人の言葉などいろいろしゃべっていたらしいが俺の頭にはまったく入ってこなかった。
(早く終わらないかな・・・・・)
そんな気持ちがずっとだった。1時間ちょっとたつとやっと入学式が終わった。俺はこういう面倒なものが嫌いだ。
俺は母親の元に行き一緒に帰った。明日からこの長い距離を通学するのかと思うと少し気が重く感じた。
俺は家に戻ってから、携帯を見ると小学校のころの友達から何通かメールが来ていた。
が、俺は一通も見なかった。だが、一番最後だけ見ることにした。それは、俺の好きな先輩嗣永先輩からのメールだった。嗣永先輩とはずっとメールしていて去年の5月24日から付き合ってる。もう少しで一周年だ。
嗣永先輩は俺の家の近くの南中の二年生だ。嗣永先輩からは今日の5時くらいから暇かというメールだった。俺はもちろんです。
とおくって返信を待つことにした。
779名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 18:14:30 0
つづくの?つづかないの?
780名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 18:14:54 0
>>760,765
悪いことは言わない
ぬっちはやめとけ
781BOYS〜二人の女の子〜:2005/06/25(土) 18:33:39 0
>>778の続き
メールが帰ってくる前にきがえを済ませた携帯を見るともうメールが返って来てた。
「じゃあ5時にいつものとこで」
いつものとこというのは二人の家からちょうど真ん中くらいにある公園のことだ。ここから歩いて5分くらいの場所にある。
今の時間は4時半くらい。時間があるから俺は髪の毛をセットした。自慢じゃないが俺は髪が長い。
前髪は目にすこしかかるくらいで耳は隠れてるしもみ上げはアゴより少し短いくらい。後ろ髪は肩くらい。男子のなかでは結構ながい。
キレイな髪質をしているらしいので(美容院の人によると)くせもなくまっすぐだ。それをくせづけヘアーアイロンで髪をセットしてから少しはやいが家をでた。
5分ほどすると公園が見えた。公園は結構せまいが、付き合い始めたときからいつもここで会うのですっかりここを好きになってしまった。
それにここの公園はなぜか人があまりいない。今日も誰もいない。俺は嗣永先輩をベンチに座りながらまっていた。5分ほどすると急に目の前が暗くなった。
誰かの手で隠されたらしい。
「だ〜れだ」
「先輩」
即答だった。そりゃそうだ。当たり間えだから。
「そんなすぐいわなくても〜なやんでくれたっていいのに・・・」
「ごめん」
「いいって」
俺は1年近く付き合ってるのに彼女に対して敬語だ。たまにはタメ口のときもあるけど・・・・。めったに名前でも呼ばない。
「学校楽しかった?」
「迷った〜。」
「ださ〜(笑)」
学校のことを話していた。あと、何部に入るのかとか。俺は小学校のころからやっていたバスケットを続けようと思っていた。嗣永先輩は南中でソフトテニスをやっている。
話に聞くとエースらしいのだが・・・見る限りそこまで上手くない。まぁそんなこと本人の前では言えないけど。
嗣永先輩とは、7時まで話した。7時半から嗣永先輩は塾があるのでそこでお別れした。
782BOYS〜二人の女の子〜:2005/06/25(土) 18:39:33 0
>>781の続き「あ、ちょっとまって」
急に俺は先輩に止められた。後ろを見ると先輩が急に近づいてきて俺の唇に自分の口ぶるを重ねていた。
俺は嬉しく少しのあいだ離さなかった。
「んも〜遅刻しちゃうよ(笑)また今度キスしてあげるからね。」
「うん。じゃあまた」
そして俺は家に帰った。家に帰ると梨沙子がリビングでテレビ見ていた。
「あれ、母さんと父さんは?」
おかしい。今日は帰っていてるはずなのだが・・・・・
「あれ、聞いてなかったの?昨日言ってたじゃん〜。お母さんは中学生の新入生歓迎会に行くって。お父さんは今日は遅くなるしいよ。」
「え、そっか。でご飯どうするの?」
「お兄ちゃん作ってよ〜。」
「え〜梨沙子よろしく。」
「梨沙子作れないよぉ〜。」
俺は迷った。俺はご飯なんて作れるわけなく、梨沙子もあまり得意ではない。いつもは晩御飯が用意されているはずだが今日はない。しかたなく外で食べることになった。俺のおごりで・・・・
俺はうどんが食べたかったけど梨沙子が、ピザがいいと言ったので仕方なく近くのピザ屋専門店に行った。
そこはよく行くので店員の人の中には知っている人がいる。それにここはおいしいが値段は安い。俺の少ないお小遣いでも大丈夫だ。
内心良かったと思った。お金が今月の分まだ残っているからだ。俺と梨沙子は好きなのを頼んで食べていた。
「やっぱここのおいしいよね〜」
「うん。そうだね。」
俺と梨沙子はある程度まで勢いよく食べていたがある程度の量までいくと食べるスピードが遅くなってくる。そして会話に続くのだ。
「最近桃子ちゃんとどうなの?」
桃子というのは嗣永先輩のことだ。
「え、先輩と?普通だよ。」
「なんでお兄ちゃんみたいなダメダメなんかと桃子ちゃん付き合ってるんだろう」
確かに不思議だ。先輩は顔はかなり可愛くファンも他校にいるくらい。性格も明るく友達が多い。かなりモテるし。
それなのになんで俺なんかと・・・・まぁこれを考えても答えを知っているのは先輩だけなんだけど。
俺は悩むのをやめた。
「ま〜そりゃ人には趣味ってのがあるし。」
「じゃあ桃子ちゃんは趣味悪いね」
「俺が悪い見たいじゃん。」
「え、悪いと思わないの?」
そう聞かれると悩んでしまう。
783名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 18:41:39 0
もういいから
784BOYS〜二人の女の子〜:2005/06/25(土) 19:02:40 0
もういいからってこの小説が?
785名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 19:03:53 0
いちいち反応すんなようぜえ
786BOYS〜二人の女の子〜:2005/06/25(土) 19:14:37 0
顔は男っていうより妹に似てるって言われるから女の子の方に近いのかな。
性格はどうなんだろう・・・・自分で自分のことを考えるのはよそう。
俺と梨沙子は食べ終わった後特別どこかに寄り道するとかはなくまっすぐ家に帰った。
(今日は疲れた〜。)
俺は風呂に入ると自分の部屋に行きすぐ寝てしまった。
起きると7時半だ。昨日よりは目覚めがいい。今日もあの遠い学校にいくのはやっぱりなれるまで微妙だ。
でも今日は金曜日だし、今日行けば休みが2日続くから仕方なく行くことにする。学校には8時10分くらいに着いた。教室に行くと結構人が多い。何個かのグループになって離している。
昨日は入学式のあと教室に行かなかったのでクラスメイトの顔を全員みるのは始めてだ。知らないやつばっかだから俺は話す人がいなく1人で座っていた。
すると後ろから元気な声で俺を呼ぶ人がいた。後ろをみると熊井が立っていた。
「おっはよう〜菅谷君。今日は遅刻ぎみじゃないんだね。」
「おはよう。う〜ん今日は起きれたよ。」
俺は熊井と少し話したが熊井は友達に呼ばれそのまま行ってしまった。また1人だ。1人でいるときは時間がたつのが遅く感じる。
俺はバッグから小説を取りだし、読んでいた。
何分かたってから教室が少しうるさくなった。クラスメイトがかなり来ていた。もう9割くらいはいた。
少しうざったかったが気にすることなく小説を読み続けた。
するとチャイムがなり皆が自分のいすに座った。俺はバッグに小説をしまった。
3分くらいがたってからドアが開いた。先生が入ってきたのだ。
787名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 19:43:57 0
ho
788名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 19:49:33 0
わくわく
789BOYS〜二人の女の子〜:2005/06/25(土) 20:10:14 0
>>786の続き
先生は女の先生だった。背は170くらいかな?結構高めだった。それと足が長く顔立ちもよく美人だった。
クラスメイトの何人かは先生の方を指差して何か友達と話している光景が少し見られた。
先生が今日の予定を皆に告げるとホームルームは終わった。一時間目〜3時間目までは学校見学らしい。
9時20分に体育館に集合らしい。体育館の場所だけは昨日いったので頭に入っている。
今は8時45分。教室で後35分もつぶすのか・・・・。長い。
俺は自分のいすに座っていた。すると俺の右側の席の人が声をかけてきた。背は俺と同じくらいの男の子だ。
「おはよう。丸田って言うんだ。よろしく。」
「菅谷です。ヨロシク。」
「これからはタメ口でヨロシクね。」
「うん。」
俺は丸田と時間まではなしていた。話によると丸田はアメリカから来たらしいので、この学校には友達が1人もいないらしい。
俺もちょうど友達がいなかったから友達になった。
時間になり俺と丸田は体育館に向かった。体育館に行くと一年生全員いた。一年生は全部で180人いる。クラスは5クラスある。
俺と丸田はCクラス。ちょうど真ん中だ。自分達のクラスのとこに並ぶと隣が熊井だった。
「あの人友達になったの?」
「うん。なったよ。」
(熊井とは友達なのかな?わからないや。でも自分からきくのはな〜。)
「菅谷君って彼女とかいるの?」
俺は熊井が急に聞いてくるからついふきだしてしまった。
「ど、どうしたの?」
「あ、いや、ごめんごめん。そういうこと聞いてくると思わなかったから。彼女はいるよ。南中の2年の先輩なんだ。」
「へぇ〜そうだったんだ。」
「熊井はいないの?」
「いないよ。好きなひとすら出来たことない。」
「へぇ〜・・・・・」
俺と熊井が話していると生徒達の前に先生が並んだ。そしてどういう風に回るかとかを聞いた。
790BOYS〜二人の女の子〜:2005/06/25(土) 20:22:16 0
>>789の続き
俺達は最初新校舎の美術室から回るらしい。俺達は体育館から並んだまま美術室に向かった。歩いているときも隣は熊井でずっと話していた。美術室までの距離は結構あった。
美術室に入ると部屋が2つあり、ひとつは普通に授業したりする場所。そこは結構キレイに片付けてあった。もう1つの部屋は作業したりする部屋。机を見るとキズがいっぱいあったり、汚れていた。
美術室の次は視聴覚室だ。この部屋は英語のときにおもに使うらしい。そして視聴覚室を15分ほどみて次の場所へいこうとしたら、倒れている子がいた。
近づいて顔を見てみると熊井だった。額を触ると熱い。熱がある。
俺は先生にそのことを告げると先生と一緒に保健室に行った。熊井は安静にしないといけないのでゆっくりおんぶしながら保健室に向かった。
保健室に行くと誰もいない。今日は保健の先生は出張らしい。最悪だ。熊井が熱を出しているのに・・・・
「さてどうしましょうか・・・」
「先生は戻っていいですよ。僕は心配なので、熊井についています。」
「う〜んそうするわね。じゃあヨロシク頼むわよ。」
そういうと先生は保健室を後にした。
俺は冷蔵庫からヒエピタをとり熊井の額につけた。それから温度計で熱を測る。
わきの下に入れないといけないので少し制服を脱がさないといけない。見える見えないとかは関係なしで今はヤバ状況なので目をつぶりながらわきの下に温度計を入れた。
それから汗をかいてる部分をタオルでふき取ったりした。



(やばいつの間にか寝てた)
時計をみると時間は12時ジャストだった。すでに4時間目にはいっていた。確か4時間目は自習のはずだ。
ベッドの方に目をあるとさっきまで寝ていた熊井がいない。俺はあせった。熊井を探していると保健室のドアが開いた。
791名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 20:26:20 0
B工パソコン買ったのか?
792BOYS〜二人の女の子〜:2005/06/25(土) 20:35:10 0
入ってきたのは熊井だった。
「あ、起きた?」
「うん。熱下がったの?」
「多分。結構楽になったよ。」
「そっか。」
熊井にはもう一度熱を測ってもらった。熱を測ると37度あった。まだ高いので寝てもらうことにした。
「ありがとうね。」
「へ?」
「ずっといてくれたんでしょう。ありがとう。」
「気にしないでいいよ。俺が一緒にいたかっただけだから。」
「そんなこといってていいの?彼女にばれたらやばいんじゃない?」
「大丈夫だよ。多分・・・・・」
俺と熊井は少しの間はなしていた。12時半になると先生がきて帰る時間なので呼びにきた。
熊井はお母さんが学校に来るらしいのでもう心配はするこはなさそうだ。俺は教室に戻ろうとすると
熊井が俺の腕をつかんで「きょうはありがとうね。」
そういうと俺の唇にキスをしてきた。俺は嗣永先輩以外にキスをするのは初めてだった。
「これ私のファーストキスだよ。」
「え?」
「ほら〜教室に戻らないと。」
「うん。じゃあ。」
俺は保健室をでてから教室に向かった。教室に向かうと俺のほうを見てくる男子生徒。
その理由が俺にはわからない。ある1人の女性とが俺に話をかけてきた。
「友理奈ちゃん熱下がったの?」
「え、あ、下がったらしいよ。お母さんが迎えに来るらしい。」
「そっか。よかった。あ、私石村舞波って言います。よろしく。」
結構可愛い子だと思った。熊井よりは背がひくいけどそれはそれで可愛い。
「友理奈とはどういう仲?」
(どういう仲って言われても・・・・・キスしましたなんていえないし・・・)
「入学式で席が隣どうしだったくらいかな。」
「そっか。」
なぜ俺はそのようなことをきかれるのかわからなかった。
793名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 20:36:53 0
B工パソコン買ったの?wwwwwww
794名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 20:37:05 0
>>780 簡潔に詳しく
795名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 20:47:19 O
B工はもっと下手だったろ
ってことは

B工の兄弟かなにかか?
796名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 20:49:06 0
いやこの感じB工に間違いないよ
797BOYS〜二人の女の子〜:2005/06/25(土) 20:49:45 0
>>792の続き
「なんでこんなこときくかわかる?」
「え、わかんないや。何で?」
「それはね。友理奈モテモテだからさ。このクラスにも何人かは友理奈のこと狙ってる人いるんだ。それで君の事さっきから見てるんだよ。皆」
そうだったのか。だから見られていたか。でもあ〜いう場合仕方ないだろう。それに俺がこのクラスメイトに悪いことをしたとは思えないし、しょうがないことなんだから。
「熊井がね〜。そっか。」
俺と石村が話していると先生が教室に入っていて帰りの会をして放課後になった。
俺はバスケ部を見たかったのでバスケ部を見に行くことにした。丸田もアメリカではバスケをしていたらしくバスケ部に入るらしい。
俺と丸田はバスケ部がやっている体育館に向かった。ドアを開けると元気よい声が体育館中から聞こえてきた。俺と丸田は顧問の先生のとこに行き見学する承諾を貰った。
俺と丸田が舞台の上で他の一年生とまじって見ているとキャプテンらしき人がこっちにきた。
「こんばんわ。この中で練習参加できる人いる?」
俺と丸田は手を上げた。俺と丸田のほかにも3人練習に参加するやつがいた。
俺と丸田は一緒に軽いアップをしていた。試合形式のものをするらしく準備運動などを先輩がところどころでしてた。
「君菅谷君かい?」
急に1人の先輩から声をかけられた。
「え、そうですけど。」
「やっぱ。南小だよね?ミニバスの都大会準優勝だよね。」
俺が通っていた南小はミニバスで都大会準優勝した実績がある。
「君のプレイはみたよ。すごく上手かったね。」
確かに俺は小学校のころはすごく強かったらしい。でも俺の実力で中学校で通用するとはあまり思えないけど。
「ありがとうございます。でもあまり期待には答えられません。」
「まぁ頑張ってね。」
優しい先輩がいてよかったと思った。丸田はアップだけだがそれを見るだけではるかに俺より上手いことがわかった。
そして俺達一年生5人対控え選手の試合を始めることになった。
試合時間は8分ー2分(休み)−8分の2ピリオドルールで試合することになった。
798名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 20:51:17 0
なにがB工なの?
799BOYS〜二人の女の子〜:2005/06/25(土) 21:18:29 0
>>797の続き
俺と丸田以外の3人もバスケをやっていたらしい。3人とも東小らしい。はっきり言ってあんまり強くない。
が、俺と丸田が頑張れば勝てる可能性もあると思い試合に臨んだ。
俺は背が174でチームで一番高いので俺がジャンプボールをすることになった。
相手は二年生で背が185はある。デカイ。試合が始まった。審判がボールをあげる。
俺は思いっきりジャンプした。俺は小学校のころからジャンプ力は凄かった。でもまさか先輩に勝てるとは思ってもいなかった。
俺は丸田にパスすると丸田は1人抜きそのままシュートにいった。これで2−0
始まったばかりだがいい勝負ができそうな気がしてきた。ディフェンスハーフコートマンツー3人はやはり下手だった。だが丸田が上手い。先輩からカットすると凄いスピードで1人でシュートまで行った。
1ピリの5分が過ぎた。点数は12−6で勝っている。12点中丸田が10点も取っている。リバウンドはうちらの方が強くリバウンドをとると速攻で点数をとる。
1ピリ残り10秒点数は16−10丸田が相手の選手からボールをカットすると先輩を二人抜きそのままシュートした、そのとき凄い音がした。
リングがゆれている。なんと丸田はダンクをしたのだ。
ダンクをする中学一年生など全国さがしてもすくない。しかも背は170くらいなのに。
さすがの先輩達も丸田のすごさに驚いているようだ。
2ピリオド目はやはり丸田にかなりのマークがついている。それを見て俺がフリーでシュートを打って点数を取っていた。1ピリオド目でつけた点差のおかげで試合は26−20で勝つことが出来た。
この学校はこの辺では真ん中くらいの実力だが、そこの控え選手にかつとは・・・それもこれも丸田のおかげ。
先生もすごい満足した顔をしていた。
800BOYS〜二人の女の子〜:2005/06/25(土) 21:20:04 0
今日はこれくらいで。。。明日続き書きますんで!!
801名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 21:20:42 0
ちょっと間を置いた方がいいと思うよ
書き溜めて読み返すと
もっと判りやすい文章になると思うし
802名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 21:25:34 0
この微妙な間をあけて更新するのもそうだろ
803名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 21:26:11 0
確かに文章が読みづらいかも
他の作者で読みやすい人のを参考にするとか
804名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 21:26:14 0
細切れにすると他の人が書き難くなるから書き溜めてから一気に投下してね
話の内容以前の部分で叩かれる要素は一つでも少なくした方がいいよ
805名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 21:27:14 0
間が空いちゃうと他の作者さんが投下できなくなるので
極力まとめて更新した方がいいよ読む方も楽だし
書きながら更新だと間違いが多くなっちゃうからまとめサイト泣かせだし・・・
806名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 21:34:31 0
>俺は背が174でチームで一番高いので俺がジャンプボールをすることになった。
「で」が多いね。
>俺の背は174とチーム1高いので俺がジャンプボールをすることになった。って書けばいいのに
807名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 21:36:22 0
こいつ何年だっけ?174ってくそでかくね?
808名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 21:38:18 0
>>794
本多孝好
瑠璃
809名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 21:41:15 0
ダンクとかどんだけジャンプ力あんだよw
810名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 21:42:44 0
この池沼な発想的にもB工だな
811名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 21:44:26 0
しかも中二で185!!?今の中学生は凄いなぁ〜
812名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 21:55:53 0
>>808
まじなん?それだったら最悪だな
>>763でむかつくことかいてるし
813名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 22:05:54 0
まんまぱくってんの?
814名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 22:06:57 0
ありゃりゃ>>760 >>765は剽窃だったのか
恥知らずな香具師だな、まあ続きはオリジナルにするってことでw
815名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 22:09:06 0
タイトル考え中とかクズだな
816名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 22:15:54 O
リア厨は近年小さくなってく傾向があるよ
174は高一サイズ
817名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 22:21:23 0
うちの学校に中2で180いますよ〜。それに奈良県の中3で195いるし・・・・
バスケやっている人でデカイ人は多いと思いますよ。
818名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 22:23:23 0
なんか話がズレてないか?
819名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 22:24:23 0
まあおれも中学で20cm伸びたかんね
820名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 22:28:58 0
確かにズレてるな。
まぁちょっと背が高いがそこは暖かく皆で見守ってあげようではないか。
上の気持ちは俺だけか?
821名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 22:50:56 0
この「瑠璃」って作品は人気投票で1位の作品。それをまるパクリするなんて・・・
822名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 23:07:10 0
バンプオフチキンのやつと同一人物ジャねーの?
823名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 23:17:40 0
あと、「ピザ屋専門店」て・・・
ピザ屋の「専門店」ていう名前の店なのか、
「ピザ屋」を売ってる専門店なのか、
「ピザ専門店」てしたかったのか・・・・
824名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 23:19:48 0
B工なんだろ?
825名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 23:21:04 0
気に入らなければスルー。ネガティブな書き込みはしない
826名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 23:23:39 0
駄作者はいらない
827名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 23:24:12 0
前のB工の作品より酷い気がする
828名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 23:24:45 0
ダンクをする中学一年生なんているのか
829名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 23:25:26 0
B工禁止
830名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 23:25:53 0
ミニバスケットか?
831名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 23:25:54 0
おまえら! そういうのは感想批評スレでやれよ!

ないけどな
832名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 23:26:47 0
オリジナルフェイント持ってる小学生もいたスレだし
833名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 23:28:51 0
ダンスする丸田、185センチの先輩をも上回る跳躍力の持ち主の俺
834名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 23:30:05 0
フィクションとはいえ無理がありすぎると批判したくなっちゃうよ
835名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 23:30:56 0
放課後でこんばんははないだろ
836名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 23:33:50 0
田舎じゃないのに自転車通学って事故起きるだろ
837名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 23:40:04 0
普通の先生は保健室で女子学生が寝ているのにを男子学生ひとりを残して戻らないだろ
838名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 23:41:38 0
普通嗣永先輩はこの主人公に惚れないだろ
839名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 23:45:21 0
そろそろこのスレも潮時かね
840名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 23:46:49 0
>>831
この際だから羊かどっかに感想批評スレ立てるか?
それとも羊のもう一つのスレを感想批評用に有効利用するとか
841名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 23:50:43 0
この主人公のどこがいいのかわからないのは俺だけか?
842名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 23:54:32 0
>確かに俺は小学校のころはすごく強かったらしい
この主人公は自分のことが分からな過ぎるだろ
843名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 23:56:51 0
エロゲーの脚本なんてそんなもんさ・・・
844名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 23:57:45 0
これかいてるやつ下手じゃないか?つい読んじゃったけど。
845名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 23:58:58 O
糞作者多すぎ。正直投下してもらいたくないんだが
846名無し募集中。。。:2005/06/25(土) 23:59:44 0
BOYSという題名ですでに×なのは気のせいか?
847名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:00:27 0
確かに下手な作者はいるが書いてないやつにとやかくいう権利はないと俺は思うがな。
848名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:03:31 0
>>847
感想批評スレなど存在自体許容できないというご意見で
849名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:04:50 O
誰かが言わないと糞作者が成長しねぇだろ
850名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:05:55 0
糞は成長しないよ
増長するだけで
851名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:06:12 0
>>849同感だ。そういうふうにここで育ていくってわけだろ。
852名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:07:10 0
読み返せば疑問に思う部分が多々見つかる
なぜ主人公は友達のメールを返送はおろか読むこともしなかったのか?
なぜ去年の5月24日と詳しく付き合った時期を書いたのか?
なぜ石村は最初は友理奈ちゃんと呼んでいたのに次の瞬間友理奈と呼び捨てになったのか?
誰か納得いく理由を教えて
853名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:08:24 0
作者がテキトーだから
854BOYS〜二人の女の子〜:2005/06/26(日) 00:09:50 0
>>852よい突っ込みだ。
一番最初の疑問の答えですが忘れてました。
二番目の疑問の答えですが思いついたのが5月24日だったから。
三番目の疑問の答えですが友理奈のほうが早いから。
855名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:10:35 O
こんな恋のはなし以降の作品からひどくなった気がする。まぁ全てB工の責任なんだが
856名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:11:32 0
すべての糞作家の責任をB工に押しつけるのもどうかと思うが。
え?全部一人の変名なの?
857名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:12:10 0
なぁ〜んだ。やっぱり>>852さんの言うとおりテキトーなんだね
858名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:13:11 0
まぁまぁ
読みたくなければスルーていいんだからさ^^;
859名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:14:28 0
あっ!>>853さんの間違いだ。自分にさん付けしてしまうなんてorz
860名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:19:43 0
>れてるしもみ上げはアゴより少し短いくらい

もみ上げ長すぎテラキモスwwwwwwwww
861名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:19:47 0
このスレをダメにしてるのは作家を叩いている人たち

気に入らなければスルー、ってのが昔からのルールだった筈。
ホント考えて。
せっかくの良スレを消さないでm(__)m
862名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:22:20 0
すでに良スレではなくなっているわけだが
863名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:23:16 0
つうか、これは荒らしがスレ潰すつもりでやってるんだから乗るんじゃないよ
現に批評家気取りが暴れだしてから常連さんが誰も来ていないじゃないか
誰も作品を書き込まないスレにしたいのか?
864名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:24:17 0
叩いてるのではなくミスを指摘してるだけでは?
865名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:24:18 0
すでに(糞以外)誰も作品を書き込まないスレになっているわけだが
866名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:24:28 0
梨沙子似ならイケメンやんけ、しかもバスケやってて背も高い
どこが駄目なのか梨沙子に聞きたいね
867名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:27:35 0
>>865
え?でも「時代劇(仮)」と「スクランブル ★BLACK★」と「ウィードクラウン 」は面白いよ
868名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:28:24 0
ヒエピタって頭に貼るやつだよな、そんなんで熱下がるのか
869名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:30:10 0
男が付き添うとかありへんしょ
870名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:33:40 0
>>863
確かに。

>>864
昔は優恋さんにツッコミ入れるとか、ミスを指摘でも何かほのぼのさがあったが、今はぴりぴりしてるよね。
871名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:34:44 0

    //\⌒ヽペペペタタン
   //  /⌒)ノ ペペタタタン
  ∧∧_∧∧ \ ((∧∧_∧∧
 ((; ´ДД`)))' ))((・∀∀・ ;)) <みみみんなももちつつけけ
 //  ⌒ノノ ( ⌒ヽ⊂⊂⌒ヽ
.((OO ノ )) ̄ ̄ ̄()__     )))
 ))_)_)) (;;;;;;;;;;;;;;;;;;;)(((_((
872名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:38:51 0
ぽんぽん投下しないで読み返せって
不自然すぎなんだよ
873名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:39:35 0
>>870
作者が適当すぎるからだと思う。ミスの数がヤバいほど多い
874名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:44:34 0
こんなにすぐ文章が思いつくのがスゴイわ
でも、構成がちゃんとなされてないから
物語の焦点や会話がズレてきちゃうんだろうな。
物語の柱がしっかりしてないと書く方も読む方も
わけわからんくなってくぞ
875名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:45:29 0
ミスの指摘なら何言っても許されるってわけじゃないぞ
もっと気を使え
今のはミスの指摘の名を借りた荒らし
876名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:47:14 0
壮大なスレ潰しだろ思われ
わざと下手な文章を書く、誤字脱字不自然な設定
当然叩かれる
スレ荒れる
誰も書き込まなくなえる
にんまり
877名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:49:54 0
>>876
スレ潰しの自覚がないんじゃね?天然とか・・・

わざとにそこまでしてるなら相当な暇人かと。
878名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 00:52:17 0
>>876
なるほどね。それなら作者の作品に対する愛を感じなかった理由がわかる
作者の>>854という回答には正直がっかりした
879名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 01:03:53 0
>>878
その前に作品でまずがっかりだろw
まあしょせんは狼、作家も読み手もラベルは低いが、間口も広くとっつきやすい
そういう場所ってことで、過大な期待はしちゃダメダメ
880p1205-ipad411marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp:2005/06/26(日) 01:07:49 0
>>879
作品でがっかりしてたけど作者が真剣に書いてたなら温かく見守ろうと思ってた
881名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 01:23:54 0
向こうでも書いてたのは同じ目的かな?
882名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 01:33:46 0
向こうってどこ?
883名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 01:36:20 0
官能系の方さ。
いつも書くだけ書いて満足したら放置して更新しない。
官能系だけに「カクだけカク」・・・と           orz
884名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 01:39:19 0
そうなのかも・・・
まんまと策にはまってしまったのかorz
もう人の作品は叩かない様にしよっと
885名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 01:41:43 0
どれがホントの作家かわからんくなってきた・・・orz
886名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 01:44:17 0
だからダメな作品でも叩かずに成長することを信じて見守るのが一番良いのかもね
887名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 01:46:13 0
850 名前:名無し募集中。。。[sage] 投稿日:2005/06/26(日) 00:05:55 0
 糞は成長しないよ
 増長するだけで
888名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 01:48:16 0
それでも信じるしかないよ
荒れるだけだし、また策にはまってしまうかもしれないし
889名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 01:54:36 0
エロスレと見比べれば荒れてる原因は作者じゃなくて叩いてる方にあることが瞭然だが
890名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 01:58:56 0
>>889
バカなので見比べてもさっぱりわからない。説明してくれ
891名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 02:03:35 0
889じゃないけど・・・
あっちは、スレ違いな小説で荒れることがある。
こっちは、レスに反応して荒れることが多い。
作家に対してだけじゃなく読者同士の叩きあいもたまに見られますがw
892名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 03:26:38 0
以降作品投稿と保全のレス以外禁止で。
893名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 03:37:18 0
ここまで続くと、ある程度レベルの高い作者じゃないと納得しない人は多いよ
基本的に駄作はスルーでいいけど、あまりにも酷いのは忠告も必要
894名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 06:04:42 0
>>139
2人は部屋の中を見回していて、何だか凄い恥ずかしい気分になる。
徳永が、この部屋暑いと言うからエアコンと扇風機をつけて室内の環境を良くしたところで、
小さいケーキみたいな16個入りのお菓子を3人で話をしながら食べる。
言葉に直すとそれだけのことだけど、実際にやってみると、なかなか大変というか、
塾の帰りに3人で歩いて家に帰るっていう状況よりも100倍くらい落ち着かない。
一口目を口にした時は「美味しい」という言葉が出てきたお菓子も、
さすがに3つ目からは特に何の感動も無く食べられるだけになってしまったし…。
と、場をどう盛り上げようかと考えてたら、塾の合宿の話をしてって言われた。
「ずっと勉強してて、外は出れなかった」っていうだけで終わってしまうと思ったら、
妙に感心されて、目を丸くした須藤さんから「すごーい」なんて言われた。
「そうでもないよ」なんて言っていると、
徳永が「ホントだよ、ずっと勉強してるなんて信じられない!頭悪いんじゃない?」なんて事を言ってきて、
ちょっとカチンときたけど「頭悪いんじゃなくて、頭いいんだよ」って須藤さんがフォローしてくれたのが嬉しかった。
でも、実際はそこまで良い成績ってわけでもないから「あんまり良くないけどね」って言ったら、
徳永が「ほら」って言って、須藤さんが「えぇー」って言って驚いた。
「でも、テストで100点取ったりするじゃん」
「私もまぁも100点くらい取ったこと有るじゃん」
「あ、ホントだ」
なんていう会話の結果、僕は頭が良いわけではないという結論になった事は
自分でも喜んでいいのか悲しんでいいのか分からないけど、
とにかくこれで緊張が少し解けて、自然な感じで話せるようになって楽になった。
895名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 06:08:36 0
>>894
BGMに何か音楽でも流そうって話になって、僕が持ってるCDとMDの中から選んでもらう。
須藤さんも好きだっていうアイドルグループのMDを聞いたり、
学校の事とか夏休みの宿題のこと、須藤さんと徳永が行ってきたっていうお祭りの話をした。
一緒にお祭りに行ったりしたいと思ったけど、この2人の仲の良さそうな感じを見てると、
僕が割り込んだらいけないような気もしてきて、なんとも言えない気持ちになった。
もちろん、そんな感傷的な気分は長く続かなくて、
扇風機を使って露天のおじさんの真似をする徳永が面白くて馬鹿みたいに笑い飛ばしてしまったんだけど。

そんなことをしてるうちに日が暮れてきて、2人が帰ろうかっていう話をし始めた。
そうだねと言って、僕もシャツを羽織ったりして、外に出る準備をした。
玄関のドアを開けて、2人が家を出るのを見届ける。
玄関を出ると、徳永は「バイバイ」と言った。
僕も思わず「うん、じゃあね」と言ってしまいそうになったけど、
喉のところでそれを押し留めて「いや、送っていくよ」と言った。
2人がビーチサンダルを履いていたので、僕もビーチサンダルを履いて外に出る。
「じゃあ、行こうか」って言って、歩いて2つ目の十字路、
右に行けば須藤さんの家、左に行って直ぐのところに徳永の家がある。
「家も近いし、じゃあここで」なんてことを言って徳永と別れて須藤さんを送っていこうとしたら、
「いっつもまぁばっかり送ってるから、たまには私を家まで送りなさい」なんてことを言い始めた。
須藤さんの方を見ると「うん、それじゃあ、またね」なんて言って、普通に帰ろうとしている。
もう一度徳永を見ると、妙に真剣な表情でこっちを見ているので、
そのまま徳永の言った事に従って、交差点を左に曲がる事にした。

(つづく)
896須藤さん(仮):2005/06/26(日) 06:33:56 0
>>894-895
名前欄変え忘れてました

>>893の後でアレな感じだけど…
保全と「須藤さん(仮)」以外のレスは基本的にしてないです
他の人の文章は影響受けたりしたくないから読まないようにしてるので…

お目汚し失礼しました
897名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 06:49:21 0
>>896

よく荒らしがどうのこうの書かれてるが、
ここは良作作者に対して暴言を吐く人はいないので大丈夫
898名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 07:47:18 0
ここは以前よりスレとしてはだいぶ悪くなったな。
前までは良い評価する人や良い作者が多かったが。
糞作者が増えてきたがそれに反発するのはよくないと思うぞ。
糞作者をここで暖かく見守ってあげないとだれも小説を書いてくれなくなるぞ。
それでも糞作者に批判したいやつは自分で小説をつくったらどうだ?
899名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 07:50:09 0
>>896
オレ、(仮)がいつ取れるのかずっと読んでますからw
900名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 07:58:05 0
>>897
>ここは良作作者に対して暴言を吐く人はいないので大丈夫

って書いちゃうとレスを怖がって作者が減りスレも廃れると思うよ。

作者が数名にしぼられる
    ↓
更新ペースが遅くなる
    ↓
 暴言厨が現れる
    ↓
 投下しずらくなる
    ↓
  スレ廃れる

最近の法則だなこりゃw
便乗してスレ潰しの糞作家演じてるのもいるみたいだし
しばらく放置してほとぼりが冷めるまで我慢かな?
901名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 08:00:00 0
批判するのになぜ小説を書かなければいけないのかわからん
902名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 08:10:13 0
糞作家は能力だけでなく節度も謙虚さも向上心も羞恥心も不足してるから
暖かく見守っても糞を乱発するだけだがな
良作にいわれのない批判や罵倒のレスがついたことなどないし

「ここに」誰も小説を書いてくれなくなっても別にいいじゃん
飼育とかまともな場所はあるんだし
903名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 08:15:17 0
>>901
書くのがどれほど大変かを体験してみろってことじゃねの?






オレは書けないけどorz
904名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 08:16:35 0
なにはともあれ900超えましたよ〜ん
905名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 09:17:13 O
ってか作者ってなんで作品書くんだろwww
906名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 09:34:55 0
そこにBerryzがいるからさ
907名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 09:57:56 O
たしか携帯からでも0で書き込みされる入り口があったよ B●はそれで…

まんまパクリとかよくやるなあ
しかしまんまパクリなのにケチつけられるって、元の小説が面白いのか疑問だなw
908名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 09:58:38 0
>>897
>>902
一部同意
駄作に対して批判はあっても、良作に対しては絶対ないからね

良作→褒める
駄作→読まずスルー

のタイプと、

良作→読んでスルー
駄作→批判する

タイプがいるんだろう
909名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 11:13:57 O
須藤さん(仮)乙
ちなこもしや・・・
ドキドキして待ってます
910名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 11:41:15 O
おお?!ここまでタンタンと進んできた須藤さんにいよいよ動きが!?
911名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 12:07:44 0
なんつーか感想いらない
912名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 13:20:36 0
保全
913名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 13:28:02 O
糞作者は来るな←これ大切
914名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 13:50:31 0
気にせずにだれでもドンドン作品投稿しましょう
915名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 14:40:49 O
パクリとB●以外ね♪
916名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 16:11:42 0
917名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 16:14:58 0
一人で粘着してる携帯のせいでこのスレも終ったね。

次スレは羊に立てるとしましょうか
918名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 16:49:34 0
荒れてるとおもしろいね
作品は読んだことないけど叩き?レスは好きだな(ハライテ
919名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 16:59:46 0
読者は黙って読んでろ!「作者さんは、早く書いてほしい。」と願う人は、俺だけ?
920名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 17:17:26 0
須藤さん(仮)作者さん乙!
今仕事から帰ってきて読んだけど、
>909と同じ気持ちで期待待ちw
921名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 18:40:14 O
保全
922名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 18:49:45 0
BOYS〜二人の女の子〜を書いている作者は確かに下手だ。
だが批判しすぎると続きが読めないぞ。それだとまとめサイトの人も大変だし。
書いてもらえるようにしようと思うのは俺だけか?
923名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 18:50:15 0
スクランブル ★BLACK★
>>728の続き

それからも俺と友理奈と桃子の3人は何度か作戦会議を開いては不思議な手紙のミッションをクリアしていった。
【ゲーセンのUFOキャッチャーで人形を2個取る】とか【四葉のクローバーを探そう】とか色々。
何か〜…どれも普通に3人で楽しめるような内容で俺は手紙が毎週の楽しみになっていた。
教室での雅ちゃんに全く変化が無いことが不思議だったけど・・・
こんなに手紙を出してくれていたら〜…少しは何か変化があっても良いと思うんだけどなぁ。

そして毎週金曜日の昼休みに行なわれた会議は10回を超えていた。
会議が行われる度に俺達は凄く仲良くなった。
もしかして!これが雅ちゃんの作戦!?
・・・そんな訳ないか。


そんなある日
俺は今週も2人を昼休みに呼び出した。
でも違ったのは…

今週は『木曜日』じゃなくって『水曜日』ってことだった。
924名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 18:55:16 0
スクランブル ★BLACK★
>>923の続き

『木曜日』じゃなくって『水曜日』の作戦会議
曜日は違っても昼休みの陽射しは変わらずに3人に降り注いでいた。

「今日は〜…水曜日〜…だよね? どうしたの?」
桃子が不思議そうに俺の顔を見つめながら顔を少し傾げる。
友理奈も呼び出された理由が判らないみたいだった。
俺が2人向かって言う。
「えっ…2人を昼休みに呼び出すって言ったら〜…手紙の話に決まってるじゃん」
そんな俺の言葉に『えっ!?』と2人は声を出して驚いていた。
「そうだよな〜…いつもは木曜日に来てた手紙が今週は火曜日〜…って2人共?」
俺の話を聞きもしないで2人はお互いの顔を見つめ合っていた。
桃子が小さい声で友理奈に何か言うと、友理奈は首を横に軽く振りながら険しい顔をしている。
「俺の話を聞いてる?」と俺が少し大きな声で2人向かって言う。
その言葉に『ビクッ!』として2人は俺の方に視線を向ける。
戸惑いと焦りを感じさせるような表情で『手紙を見せてっ!』と2人同時に俺に向かって早口で言ってきた。
俺は戸惑いながらも2人に手紙を渡す。
925名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 18:57:31 0
スクランブル ★BLACK★
>>924の続き

今回の手紙は今までとは全く違っていて、オレンジ色の可愛い文字が手紙の中で踊っていた。

『えんじょ〜い☆☆ 今週の土曜日 お化け屋敷に行こう♪ 2人が手を離しちゃったら〜…』

文章はここで終わっていて最後には今までと違う、可愛いネコのキャラクターが書いてあった。
「お化け屋敷だってさ! 雅ちゃん、今回は今までと違って筆質とかペンの色とか文章の書き方を変えたり〜…どうしたんだろうね?」
そんな俺の言葉が全く耳に入っていないのか、2人は呆気に取られたような表情で手紙を何度も読み返していた。
「あの〜… 今週は読売ランドでも3人で〜…」と言い掛けた俺に向かって桃子が言う。
「この手紙って〜…誰から来たの?」
「えっ? 誰からって〜…多分、いつも通りに雅ちゃんが俺にくれたんじゃないの!?」
「そんなハズないよ!だって……」

友理奈が何か言いそうになった所で桃子が『アハハハ〜!』と、ごまかすように笑いながら友理奈の口を塞ぐ。
俺は『?』と思いながらも気にせずに笑顔で2人に言う。
「って事で、今週の土曜日は遊園地に集合だね!!」

★★続く★★
926名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 19:32:15 0
木曜日じゃなくて金曜日だよね?
927名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 19:50:25 0
あれ?
金曜日でしたっけ^^;
木曜日に手紙が来て、金曜日に作戦会議で、土曜日が実行か^^;

ってことは〜・・・
まとめの人へ☆

水曜日→木曜日 木曜日→金曜日 に訂正お願いします!

・・・これで合ってるはず^^;
928名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 19:57:24 0
てめーが書いたんだろが
929名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 20:04:10 0
スクランブル乙です!
この友理奈も好きだけどどっかで間違えて桃子と・・・・
なんて事は無いよな〜。次の更新も楽しみにしてます
930名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 20:32:53 0
>>927
乙華麗
931名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 20:47:23 0
>>928

氏ねば良いのに

ほら、結局良作だってうざい奴は荒らそうとするんじゃん
932名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 20:54:17 0
良作の基準なんて人それぞれ、だろ?
933名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 21:04:24 0
>>931
>>298みたいな発言は華麗にスルー
934名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 21:23:06 0
>>931
でも作品の良し悪しに対しては言ってないだろ
荒らし荒らしとかギャーギャー騒いでるけど、このスレに荒らしが来たことなんて1度も無いだろ
935名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 21:29:21 0
なんでもかんでも荒らしって言いだす奴が空気悪くしてるんだよ
面白いからモットやってくれ
936名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 21:39:13 0
自分の価値観を人に押し付けんなよ
傲慢野郎
937名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 21:47:28 0
>>935
同意
938名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 22:15:10 0
第2章〜ツグナガモモコ〜

伝統的で趣のある旧校舎が生徒達の明るく無邪気な声に包まれる。
机やイスはホコリだらけ、よく見ると教室や廊下の隅の方など至る所にクモの巣が張っている。
今日はそんな旧校舎の大掃除の日。
僕の担当は机とイスの拭き掃除。
大したことは無いけど僕は一応怪我人なので皆がそれに気を使ってくれて、
あまり体を動かさないこの仕事を任された。

僕が黙々と机を拭いていると一人の男子が話掛けてきた、
「よぉタロー!!掃除終わったら校舎ん中探検に行くんだけど、お前も来るか?」
こいつは元気、活発でクラスの男子のリーダー的存在。
「えっと僕は・・・いいよ」
「えぇ〜何で?いいじゃん、行こうぜ!!」
「いや、ほら・・・・・・・足がまだ・・・・」
「あぁそっか、じゃあ今度一緒に行こうな!」
「うん・・・」
実際は足の痛みなんてほとんど無い。
あの事件以来、皆が僕をヒーロー扱い。僕はこの状況に只々戸惑うばかりだ。
前は話しかけられることなんてほとんど無かった。
それが今では、僕をバカにしてた奴も、無視してた奴も、皆手の平を返したよう普通に・・・
・・・いや必要以上に接しようとしてくる。
(どーせチヤホヤされるのは今だけ・・・・すぐにまた孤立するようになるさ・・・)
僕はそんなクラスメート達をいまいち信用できないでいた。

清水は友達がいない状況を救いに来たと言った
でも『ともだち』って一体何なんだろう・・・・清水は僕にとって友達?・・・矢島は?
そして・・・・
・・・・今・・・目の前に居る『コレ』は?
「タ〜ロ〜く〜ん♪」
嗣永がニヤニヤしながら今拭き終えたばかりの机の上に腰を下ろし、
目の前に居る僕に向け顔の横で小さく手を振った。
939僕に舞い降りた天使:2005/06/26(日) 22:18:29 0
>>938
「ちょっと!今拭いたばっかなんだから座んなよ」
「もぉタロ〜君怒らないでよぉ〜、それより知ってる?この旧校舎のう・わ・さ♪」
「う・わ・さ?」
「あのね・・・・出るらしいの・・・」
「出る?」
嗣永は軽く頷くと机から降りて真剣な表情で話し始めた。
「友達から聞いたんだけどね・・・その友達のお兄ちゃんの従兄弟の友達の親の会社の同僚の娘の友・・・えっと・・・友達だったかしら?ううん確かえっと・・・う〜ん・・・」
「誰でもいいから続けてくんない?」
「・・・・前ね夜にこの旧校舎に肝試しで入った人がいたの・・・・で、一回りしても何にも起こらないから帰ろうとしたら・・・突然・・・『遊ぼうよ・・・遊ぼうよ』って声が・・・」
「・・・・へぇ〜」
確かに怪談のテレビ番組にでも出てきそうなくらい古く錆びれた建物だ、
でも僕は基本そんな非現実的な事は信じない、嗣永は適当に聞いている僕をよそに真剣な表情で話を続ける、
「その声が聞こえてきたのがね・・・・何と・・・・この私達の教室からだったらしいの・・・・」
嗣永はワザとらしく声を震わせて言いながら僕の目をジッと見つめる、
「・・・・ふ〜ん・・・で?」
僕の反応を見て嗣永の顔からパッと力が抜けた、
「えっ?タロウ君怖くないの??」
「うん・・・別に」
「だってこの教室だよ?私達が今居るこの教室から聞こえてきたんだよ?今・・・・居る・・・・こ・・の・・・・・・・いやぁぁん!!!怖〜〜〜〜〜い!!!」
「なっ!?うわっ!!」
突然嗣永が結構な勢いで抱きついてきた、
「桃怖いぃ・・・そ〜ゆ〜怖い話苦手なのぉ〜!」
「はっ?えっ?いや今自分からっ・・・・うげぇ・・・く、苦しい・・・マジ・・・死・・・ぬ・・・」
「幽霊が出てもタロウ君が桃を守ってくれるよね???」
泣き声で訊いてくる嗣永、嗣永の腕にはどんどん力が込められていって・・・・本当に苦しくてそんな問いに答える余裕は無かった。
940僕に舞い降りた天使:2005/06/26(日) 22:21:35 0
>>939
何とか嗣永の呪縛を解き、雑巾を洗いに廊下へ出ると・・・3,4年生くらいの女の子二人に呼び止められた、
「えっと・・・・君達は?」
「ふ〜ん近くで見ると・・・微妙・・・」やたらちっこい女の子がそう呟くと、
「あはははっ!」男みたいな女の子が手を叩いて笑い始めた。
「あの、何か用?(なっ、なんだこの小娘共は・・・)」
次の瞬間、

「すいません!失礼します!!」

廊下に響き渡るよ〜〜〜く聞きなれた声・・・この声は・・・
声がした方に目をやると、そこには六年生とすれ違う度にいちいち挨拶をしている早貴の姿があった。
「早・・・貴・・・?」
「あっ!お兄ちゃん!!」
僕に気づいた早貴がこっちに駆け寄ってくる、
「遅かったね早貴ちゃん」
男みたいな女の子の方が早貴に向かって言う、どうやらこの二人は早貴の友達らしい。
早貴は僕を見てニコッと微笑み話し始めた、
「お兄ちゃん、あのねこの子達私の友達なんだけどね・・・・」
941僕に舞い降りた天使:2005/06/26(日) 22:23:12 0
>>940

このちっこい方が舞ちゃん・・・男っぽい方が千聖ちゃん・・・らしい。
この二人はあの火事の日、野次馬に混じり事の全容を見ていた・・・らしい。
矢島を助ける為、燃え盛る校舎に飛び込むという勇敢な姿を見て僕のファンになった・・・らしい。
二人が僕に会いたいと言うのでしょうがなく連れて来た・・・らしい。
二人の態度からして僕のファンとはとても思えないが・・・。
二人が僕の顔を近くで見たかっただけらしく、特に何を話す訳でもなく早貴達は帰っていった。

「僕のファン・・・・」
一人残され呟く僕、
「へぇ〜〜タロー君モテモテですねぇ・・・」
すると後方から聞こえる恐ろしい声・・・・
振り返ると嗣永が教室のドアから顔を半分だけ覗かせ、鋭い目つきでこっちを見ていた
「嗣永・・・き、聞いてたんだ?」
「聞いてましたよ・・・・」
「・・・・・」
「・・・・・」
この後、僕は何も悪くないのに嗣永に追い掛け回された事は言うまでもない。
                                      つづく
942名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 22:24:06 0
乙華麗

荒らしに負けずに頑張ってね
943名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 22:25:45 0
乙です

早く続きが読みたいのは内緒だw
944名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 22:36:50 O
ル 'ー'リ<内緒になってないぞ
945名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 22:38:25 0
黙れぶさいく
946名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 22:39:06 0
スレが荒れると忘れかけてた昔の常連の作家さんが
投下してくるのは気のせいかな・・・
947名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 22:41:52 0
おぉ天使キタコレ
頑張って!
948名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 22:45:46 0
お帰りなさい☆
949僕に舞い降りた天使:2005/06/26(日) 22:52:58 0
どーもですwえっとそーいえばこれ完結済みに入ってるんですよね
まとめサイトには時代劇さんの様に載せてもらうのが理想なんすけど
それが負担になるようでしたらまとめサイトの方が一番楽な方法で載せてもらえばいいかなと
950名無し募集中。。。:2005/06/26(日) 23:35:47 O
まさか続きがくるとは思わなかった!

あれ?たしか前のエンディング、屋上でスルメ食ってたのって…
951まとめの人:2005/06/27(月) 00:08:56 O
最近サボりっぱなしだなぁ自分
明日は作業しますので
>>949
実はその方法が一番楽だったりするのでそうさせていただきます
952名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 00:36:10 0
>>951
乙がんば
953名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 00:38:01 0
おおぉ、今日も大量だった♪
作者さんいいよいいよー(・∀・)これからも楽しみにしてます

そろそろ新スレの季節ですね〜
954名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 00:44:53 0
ちょっと現場行ってて更新できてないですけど次スレには書きます
某作者でした
955名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 02:03:56 0
>>949
第二部キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ッ!!!!
続き書くかも〜って前作の最後に書いてあったのでずっと待ってたっすよ!
今作は桃子の正体に迫るっぽいのでどうなるか楽しみです
956名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 02:27:03 O
天使タンお帰り!!
タロウくん待ってたよ〜


まとめの人も乙です
カンシャカンシャ
957名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 02:57:02 0
おやすみー
958名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 04:37:32 0
959名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 05:54:02 0
佐紀一推しの私には好きな作品でした、桃子編も期待しています
960名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 06:03:17 0
ho
961名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 06:03:43 0
※ キッズ+エッグ専用の小説スレです。
※ エロネタ禁止
※ スレ違いな雑談、自治議論禁止
※ 常時sage進行で
※ 荒らしには徹底スルー
※ 基本的に、コテは作家のみで
※ 気に入れば「ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!」
  気に入らなければスルー。ネガティブな書き込みはしない
                      ↑これ重要!
962名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 06:04:15 0

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【小説】リア消だったら誰に告ってた 第17章【キッズ】
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作品のあらすじは>>2-10あたりに

愛しさとせつなさと甘酸っぱさと
もう帰らないあの日々

作者さん、あらすじ作家さん、保全屋さん
 &まとめサイトの人にKAN-SYA KAN-SYA!!

963名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 06:04:33 0
氏ねば良いのに
964名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 06:04:52 0
zisure
965名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 07:25:25 0
天使さん 前作の最後の方をわたしは、「桃子は悪い人だった」と勘違いしてしまいました。
     勘違いですよね?
966名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 08:51:40 0
ume
967名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 08:52:09 0
ume

968名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 08:52:23 0
ume
969名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 08:52:34 0
ume
970名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 08:52:43 0
ume
971名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 08:52:50 0
ume
972名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 08:52:57 0
ume
973名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 08:53:03 0
ume
974名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 08:53:10 0
ume
975名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 08:53:16 0
ume
976名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 08:53:22 0
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977名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 08:53:28 0
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978名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 08:53:34 0
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988名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 08:54:56 0
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989名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 08:55:03 0
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996名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 08:55:59 0
ume
997名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 11:07:23 O
998名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 11:08:03 O
999名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 11:09:49 0
駄作作者は消え失せろ
1000名無し募集中。。。:2005/06/27(月) 11:10:00 0
駄作バーカ
10011001
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