自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 第76章

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1創る名無しに見る名無し
ハイテク兵器 vs 剣と魔法。
内容はガイドラインを参照。

・sage厳守。
・書きこむ前にリロードを。マナーとして。
・SS作者は投下前と投下後に開始・終了宣言を。分断防止のため。
・SS投下中の発言は控えてください。
・支援は50レスに1回。
・嵐、煽り、気に食わないコテは徹底放置。自然現象として脳内あぼーんしましょう。
・品性に欠けるレスはなるべく付けませんよう。
・気に食わないレスを、気に食わないコテハンまたは気に食わない人間のものと根拠無く認定するなかれ。
 ループ禁止。対策としての『萌え』などには書き手も読み手も極端な反応をしないこと。
 そんなことより海産物の話でもしよーぜ。
・以上を守らないものはぬるぽと見做し、鉄槌制裁( ・∀・)つ=■彡☆))`Д´)されます。

前スレ
自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 第75章
ttp://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1361022572/l50


保存庫
ttp://www26.atwiki.jp/jfsdf/
ttp://pixus.iinaa.net/jfs.htm

分家
ttp://jbbs.livedoor.jp/movie/4152/fjieitai.html


2 :創る名無しに見る名無し:2012/08/14(火) 11:26:03.07 ID:4RcBXbQ4
新暫定ガイドライン
0. 現代科学であれ男塾理論であれ異次元科学であれ議論であれ、第一に置くべきははスレ住人が楽しいこと。住人が不快に思う事は避ける。
1. 投下してくれる作者は神。批評はいいが節度を持ってやること。
2. 「自衛隊がファンタジー世界に」とあるように、あくまで「現代の日本国自衛隊」が主に関わる話であること。
3. 自衛隊の組織・装備はあくまで現用もしくは近未来的に配備が予想されるものに限る。
  核兵器・旧東側諸国製兵器・未来兵器・巨大人型兵器など、現代の日本国が配備するにはナンセンスなものは極力避けること。
  現代科学と作中の設定で説明できる場合にはこの限りではない。
4. 軍事力の背景となる社会構造、政治・戦略・作戦・戦術・戦闘に関してはある程度しっかり設定しておくのが好ましい。
作中の設定で説明できないものは避けること。
5. F世界側の設定は作者が勝手に決めることが出来るが、「超魔法・無敵キャラまんせー」な話にならぬよう気をつける。
  基本的には自衛隊・近代兵器マンセーの方が好まれる。
  また、オーバーテクノロジーの扱いは慎重に。
6. ファンタジー側の人間もきちんと描写する方が好ましい。
  自衛官主観という演出などであえて描写しないのはこの限りで無い。
7. 萌えだけ、エロだけ、グロだけを目的とした作品は、このスレ以外のしかるべき板やスレに書き込むこと。
8. スレ外の該当作品にかんする批評などの雑談は、ほどほどに。
9. 次スレは>>980か480KBを踏んだ方が立ててください。
2創る名無しに見る名無し:2013/07/08(月) 22:48:47.28 ID:jaud1kW6
■今までこのスレで討議された議題

・ファンタジー世界の市場規模についての考察
・麻薬による世界支配は許されるか
・江戸時代とファンタジー世界の類似性について
・大陸国家VS海洋国家戦略、その長短について
・マッチとメラ、着火手段としてどちらが優れているか
・F世界での日本経済再生と交易について
・ドラゴン…契約方法と空軍戦力としての有効性を考える
・自衛隊的ダンジョン攻略法
・対人地雷と魔法の罠。
・F世界における神の影響力について。
・F世界的陣地攻略法
・熊に見るモンスターの手強さ
・巨大昆虫対策〜界面活性剤から核弾頭まで
・決闘における非致死性制圧法(殺さずにいたぶる百の方法)
・F世界の街道、交通路における運搬手段が道に与える負担うんぬん
・銃弾を受け付けない素材を武具の材料に用いれるか
・マクロ経済を考慮すべきか
・後世の倫理や常識/後知恵で過去を断罪しても赦されるか


3 :創る名無しに見る名無し [↓] :2013/02/16(土) 22:50:57.62 ID:1qcNaxg0 (3/5)
■さんざんガイシュツの話題
・シーレーン確保における脅威の排除(海賊、海の怪物対策)
・日本が傭兵を雇用することは可能か?
・萌えは是か否か。
・議論は是か否か。
・魔法・怪物の設定(最終的には作者に一存という結論)
・補給が断たれた場合、弾薬を何とか確保可能か?不可能な場合はどうなるか?
・球形以外の世界。
・食糧対策・餓死者の局限−魔物を喰らうモノ−
・在日外国人・異世界住人対策。政治思想の殴り合いは勘弁
・資源・エネルギー問題。
・外交方針について。
・人間と亜人の共生について。

ガイシュツだが、再考察とかは特に禁止されてない
SFは禁止だと言うことです
3創る名無しに見る名無し:2013/07/08(月) 22:49:21.37 ID:jaud1kW6
関連サイト
「帝國召喚」(作:くろべえ/分家皇軍スレ)
ttp://www.geocities.jp/wrb429kmf065/index.html

「輸送戦記」(作:Call50/本家)
ttp://homepage2.nifty.com/Call50/

分家まとめサイト
ttp://www.geocities.jp/wimsigma/

SSの書き方
ttp://www6.plala.or.jp/Action/taidan01.html
ttp://www6.plala.or.jp/Action/taidan02.html
4創る名無しに見る名無し:2013/07/08(月) 22:50:46.33 ID:jaud1kW6
過去スレ
創作発表板
75 ttp://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1361022572/
74 ttp://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1351193900/
72 ttp://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1344911105/
72 ttp://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1337702041/
71 ttp://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1326519134/
70 ttp://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1318261509/
69 ttp://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1280728791/
68 ttp://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1261921219/
67 ttp://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1254132077/
66 ttp://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1247917732/
65 ttp://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1242886494/
64 ttp://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1235983300/
63 ttp://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1220184382/
軍事板
63 ttp://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/army/1220300122/
62 ttp://hobby11.2ch.net/test/read.cgi/army/1214912385/
61 ttp://hobby11.2ch.net/test/read.cgi/army/1210853200/
60 ttp://hobby11.2ch.net/test/read.cgi/army/1206945872/
59 ttp://hobby10.2ch.net/test/read.cgi/army/1200068856/
58 ttp://hobby10.2ch.net/test/read.cgi/army/1187502563/
57 ttp://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/army/1181167154/
56 ttp://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/army/1177836560/
55 ttp://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/army/1173715591/
54 ttp://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/army/1171625885/
53 ttp://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/army/1170750554/
52 ttp://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/army/1166436294/
51 ttp://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1163066160/
50 ttp://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1161084208/
49 ttp://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1160188326/
48 ttp://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1157263954/
47 ttp://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1153579549/
46 ttp://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1149155655/
45 ttp://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1145708454/
44 ttp://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1141803533/
43 ttp://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1138537013/

42以前は保存庫参照
5創る名無しに見る名無し:2013/07/10(水) 17:11:51.81 ID:87vOzgVy
>>1
6創る名無しに見る名無し:2013/07/10(水) 17:31:29.78 ID:9J0BUeDT
>>1
7創る名無しに見る名無し:2013/07/10(水) 20:15:06.23 ID:16JwhF3/
>>1
8創る名無しに見る名無し:2013/07/11(木) 09:50:49.19 ID:veU1TqSl
ようやく1月 地球では中東戦争が始まってるんだよなあ
3月の本体進行まであと2か月、どういう具合になるのか
とっても楽しみ

警察官の出動には
過去に登場した人を再登場させてくれるとうれしい
北近畿騒乱時の警察官だけでなく、
城守一郎巡査とリューリの再会場面もお願いします
9創る名無しに見る名無し:2013/07/11(木) 20:13:25.50 ID:z+1yatzR
>>1
10創る名無しに見る名無し:2013/07/12(金) 10:03:01.62 ID:k91qRVZQ
諸君! Googleで太田豊と入力すると
鴎外が書いた舞姫の主人公太田豊太郎が検索候補の2番目にくる
一番目は、そう! 太田豊史雄大先生だ!
太田豊史雄>>>>>>>(分厚い壁)>>>>>>>森鴎外
なのは確定的に明らかである!!

太田豊史雄>>>∞>>>兵隊脚気殺し鴎外www>>>倫敦ノイローゼ漱石www>>>
女房押し付け谷崎www>>>毒自殺芥川www>>>ガス自殺川端www>>>
不倫心中太宰www>>>自殺ホモ三島wwwww
11創る名無しに見る名無し:2013/07/13(土) 22:13:10.45 ID:LygYZ/aB
この手の頭の悪い書き込みは何がしたいんだろう
12創る名無しに見る名無し:2013/07/14(日) 09:16:53.73 ID:iEPiPnbj
>>11
分からんが放っておくにこしたことはない
それにしても過疎ってるなあ・・・
もう駄目かもしれん
13創る名無しに見る名無し:2013/07/14(日) 11:39:44.33 ID:DorpL0LZ
>>11
自分の馬鹿さ加減を衆人の元に晒したいんだろ
14創る名無しに見る名無し:2013/07/14(日) 17:41:21.11 ID:T01HfTA+
前スレのネタで、鉄砲の方が大砲より先に開発されたってことに驚き。
「ベルセルク」の影響か、あの手の中世ヨーロッパ風の世界には、大砲はあっても銃はないもんだと思ってた。
が、史実で鉄砲が先なら、銃があるほうがリアルなのか。小型の鉄筒造る方が大砲造るより難しそうな気がしてたが。
15創る名無しに見る名無し:2013/07/14(日) 20:23:03.71 ID:Xb9N4BRw
前スレのネタの銃ってたぶん唐代の『飛発』のことじゃないかな
もしそうならあれはハンドキャノンの一種のようだから、ある意味小型の大砲と言えなくもないよ
16創る名無しに見る名無し:2013/07/14(日) 22:17:16.24 ID:f+5xHAz4
いまでこそ細分化されてるが、歴史を遡るとわりと曖昧な物があったりする。

定点運用がメインの大口径火縄銃とか大砲と何が違うんじゃと悩みたくなるしねぇ。
17創る名無しに見る名無し:2013/07/14(日) 23:08:36.64 ID:Xb9N4BRw
現実の銃火器の歴史では現場サイドからの要求や技術の進歩によって誕生した物もあれば
使い勝手の悪さや構造的な欠陥から消えていった物もある
魔法やモンスターが存在するファンタジー世界ならではの銃器を色々考えてみるのも面白いかも
18創る名無しに見る名無し:2013/07/15(月) 00:03:55.87 ID:UEBMYy4b
>ファンタジー世界ならではの銃器
パッと思いつくのは……なんだっけ、引き金を引くと魔法が出る銃ってのは何の作品だっけか。
あるいは銃口から鉛弾じゃなくて、火の玉や氷柱が直接出てきたりとか?
もしくは弾丸が出てくるのは変わりないが、火薬ではなく何らかの魔法の効果で発射するとか。
19創る名無しに見る名無し:2013/07/15(月) 00:16:07.87 ID:hjVFmkDW
DQダイの冒険であったな。魔法を撃つ拳銃。
20創る名無しに見る名無し:2013/07/15(月) 00:50:49.84 ID:N0qE7Wl8
マジックアイテムとしての銃ではなく、魔法で強化された銃というのはどうでしょう
銃身や薬室を魔法で強化して強装弾を撃てるようにした銃
火縄や火打石の代わりにマジックアイテムで装薬に点火する銃
魔力を付与されて貫徹力や命中率が上がった銃弾
魔法的な処理により無煙火薬並みの威力を持つようになった黒色火薬

なんというか・・・魔剣ならぬ魔銃ですな
有名な傭兵や暗殺者が愛用しそうだ
21創る名無しに見る名無し:2013/07/15(月) 01:25:33.62 ID:jqLtc10u
もはや自衛隊と関係ないし
22創る名無しに見る名無し:2013/07/15(月) 02:26:25.73 ID:eeu0ygop
んじゃ、ファンタジー世界側の魔法の誘導弾を自衛隊側はどうやって防ぐか?
F世界側の協力者によって対抗措置を生み出すか、誘導弾が鈍足なら戦闘機は速度で振り切るという手もあるけど。
誘導装置がファンタジーらしく「敵の生命反応」や、「魔法反応」を探知するんだったら、前者の場合お手上げだなあ・・・
23創る名無しに見る名無し:2013/07/15(月) 07:59:34.24 ID:8SRlR4TQ
生命反応を個人レベルで識別できるってすごいもんだよな
24創る名無しに見る名無し:2013/07/15(月) 09:00:23.99 ID:tY2h3Wet
TRPGのガープス・グリモア(未訳)にあった
銃火器?(射撃武器)に掛ける魔法あった。↓
銃に魔化したら凄い事になるな…

《誘導》通常(肉体操作系)

目標の「射撃技能」を一時的に上げます。
より確実に標的に当てる事が出来る様に成るでしょう。
この呪文は幾ら呪文の技能レベルが高くても
消費エネルギーを減らす事は出来ません。

■持続:1分 ●消費:技能+1につき1(最大+10)・維持は半分(端数切り上げ)
◆準備:1秒 ★前提:《すばやさ》
▲魔化(a)杖や錫杖。魔法の素質を持つ者のみ使用可。目標に触れる必要あり。必要エネルギー1000
(b)常動型。装飾品、その射撃武器・火器その物。身に着けるか装備すると射撃技能上昇。
必要エネルギーは射撃技能+1につき1000(最大+10)
25創る名無しに見る名無し:2013/07/15(月) 09:05:03.63 ID:tY2h3Wet
《追尾》通常(物体操作系)

投擲武器か発射する物(弾丸や矢、クォレル。或いは「銃本体」など)に対してかけます。
マガジンに掛けた場合装弾されている弾丸全てに、銃本体に掛けた場合、
チェンバー内に装弾された弾丸全てに掛ります。

発射した物体は、術者or発射当事者が目標対象を見ている限り
対象を追尾し自動的に命中します。
体の一部が見えて居る場合、その見えている部分に命中します。
ただし「姿の見えない対象」には効果が有りません。
発射された弾丸・矢は「目標対象に命中」するか「最大射程に到達」するか
「目標対象が視界から消えて認識不可」になると即座に効果を失います。
また術者の視界から消えても効果を失います。

この呪文は維持は出来ません。

■:5秒or撃つまで ●消費:6・維持は不可 
◆準備:3秒★前提:素質3+《追跡》
▲魔化:(a)杖や錫杖。 魔法の素質を持つ者のみ使用可能。目標に触れる必要あり必要エネルギー1000
    (b)常動型。弓や弩、銃本体など。「装填され発射する物全て」に《追尾》が掛かる。必要エネルギー3000
26創る名無しに見る名無し:2013/07/15(月) 09:09:36.03 ID:tY2h3Wet
>>22
やはりそうなって来ると、「F世界の協力者に拠る対抗措置」しか無いだろうな…
けどガープスだと現代兵器のステータスって結構防護点・HP凄くでかいし
魔法で即、即死…ってことはあんまりないと思う
27創る名無しに見る名無し:2013/07/15(月) 10:37:43.80 ID:UEBMYy4b
「魔法のミサイル」と「F世界ならではの銃」を絡めると、だいぶ昔の話になるが、映画『陰陽師』で安倍晴明が矢に術を掛けて、空に向かって射る。
すると、遠く離れた芦屋道満に命中(劇中では式神が身代りになって助かったが)するというシーンがあった。
これで思い付いたのが、今までF世界では弓矢に魔法の効果を付加させた、百発百中の「魔矢」というのがあったが、
自衛隊側の持ち込んだ銃器により、弓矢よりずっと遠距離の敵を狙える「魔弾」が開発される、というのはどうでしょ。
HELLSINGのリップヴァーンみたいに航空機まで撃ち落とせる、ってのはやり過ぎかもしれないけど。
現実での「狙撃による攻撃・暗殺」と対して変わらないという難点があるが。
28創る名無しに見る名無し:2013/07/15(月) 13:38:05.83 ID:T78/eQYa
>>22
後者は自衛隊側に魔力反応はありませーんとか出来そうだがな・・・
前者は・・・
29創る名無しに見る名無し:2013/07/15(月) 14:40:32.47 ID:tY2h3Wet
>>28
前者は速度で振り切る…しか無いだろ?
つかそもそもそんな現代戦闘機を撃墜するほどの物の魔化となると
ガープスですら一苦労以上に成るのにそうホイホイ用意できるとは思えんし
30創る名無しに見る名無し:2013/07/15(月) 14:42:42.36 ID:G9+kYXUM
>>28
無人観測機に戦慄するF世界人とか面白そうな気がするが。
生体に依らない機動式動力は下手すりゃ理解さえできん。
31創る名無しに見る名無し:2013/07/15(月) 15:34:32.15 ID:699XlAFy
ガープスマジックとか、また懐かしいものをw
32創る名無しに見る名無し:2013/07/15(月) 17:41:21.06 ID:T78/eQYa
>>28
あー、確かに航空機は速度で振り切れるな
そもそも現代戦闘機に追いつけるとか、科学TUEEEEが出来んし・・・

>>30
案外、式神的な何か?と勘違いしたりしてなww
33創る名無しに見る名無し:2013/07/15(月) 17:57:10.08 ID:Gb6R20ZD
>>32
生物でもなく魔法でもない。なのに生き物のように動き回る・・・いったいあれは何なんだ!?
とパニックに陥りそうですな。
つーかミサイルでも同じことになりそうな気がする。
34創る名無しに見る名無し:2013/07/15(月) 18:19:34.87 ID:T78/eQYa
>>33
F世界側からすれば常識の範疇外だからね・・・
むしろお前ら魔法超越した何かだろってねww
35創る名無しに見る名無し:2013/07/15(月) 22:19:33.60 ID:N0qE7Wl8
>>32
戦闘機相手なら無理でもヘリが相手ならどうだろう
低速、低空飛行、弱点(テールローター)がむき出し・・・
異世界の軍勢に一矢報いたい魔術師達にとっては格好の目標では?

>>33
敵がそれで混乱するのはいいんですが、同盟した勢力までもが混乱してこちらに攻撃しだしたら
ひどいことになりそうですね
かといって何もかも教えてしまうのはいただけませんし・・・正直どうしたものやら
36創る名無しに見る名無し:2013/07/16(火) 00:45:49.02 ID:5+R6L/mS
なろうで探してもあまりこのジャンル無いな、マイナーなのか
多いのは近代までの過去に行くか、現代でゾンビとか怪獣が出てくるか
艦これとか流行ってるからもっと増えても良さそうなのに
37創る名無しに見る名無し:2013/07/16(火) 01:24:47.70 ID:JTAG4sAp
>>36
適当な事書くな
これまでにもたくさん紹介されている
過去スレ読め
艦これはスレと関係ない
宣伝は他所でやれ
38創る名無しに見る名無し:2013/07/16(火) 03:39:16.76 ID:pCH4mfxY
ガープス知らないから語れないけど、UAVなんかはF世界から見れば「空飛ぶゴーレム」になるんじゃ。

……仮に鳥の姿をした石ないしは金属の塊が飛んできたら、AAMじゃ撃ち落とせないかも。
(そんだけ重いものを飛ばすのは“魔力消費量”とかが多くなりそうでもあるが)
39創る名無しに見る名無し:2013/07/16(火) 04:13:48.32 ID:GR6RP/iH
>>38
実際に赤外線画像誘導ミサイルは試験で鳥を遠くの飛行機と間違えて追いかけたなんて話があるな
なのでその辺を識別するようなプログラムになってるだろうから改修しないと当たらない
レーダー誘導ミサイルもその辺の識別が設定されてるだろう
40創る名無しに見る名無し:2013/07/16(火) 08:59:04.40 ID:no9EGBj5
むしろこの三連休は随分更新されてるな
代表的なとこで

・島戦争
三話一挙更新
また、面倒そうな国家が出てきた

・試される大地
だんだんエロネタがうざくなってきた
話進めろよ・・・


・異時空国家日本
スカイツリーのエルフテロリストとSAT・公安の戦いは終わり
新宿駅の戦い勃発、第一普通科連隊の投入

こんなとこか
41創る名無しに見る名無し:2013/07/16(火) 12:02:00.49 ID:ELFC2Ip+
魔法が存在しない国家らしい、と情報を掴んだ上で探知なり偵察の魔法を使えば相当びびるだろ。
探知されないように気を使っても魔力の痕跡くらい拾えるでしょ。

速度や攻撃力に装甲面はいくらでもトンデモ値があるけど、術者に依らないだけですごく優位に立てる。
42創る名無しに見る名無し:2013/07/16(火) 12:16:38.35 ID:JTAG4sAp
>>41はsageろ
43創る名無しに見る名無し:2013/07/16(火) 17:15:45.61 ID:pCH4mfxY
>>39
書き方が悪かった。すいません。
実際の鳥と同じ大きさってわけじゃなく、地響きたてて歩く巨大なゴーレム、その飛行するタイプが存在したらってことです。
数メートルから10メートル以上あるような、石もしくは金属の塊を撃墜するにはAAMじゃ火力不足じゃないのかなー、と。
要はゲートに出てくる炎龍のゴーレム版みたいもんです。
44創る名無しに見る名無し:2013/07/16(火) 19:28:44.83 ID:FHUdA9tx
http://2ch-k.net/20130707230053
韓国軍と交戦始まったらどうしよ
45創る名無しに見る名無し:2013/07/16(火) 19:51:49.48 ID:S0HkgWM+
そんなゴーレム飛ばせるなら普通にでっかい砲弾として使えばいいじゃん
46創る名無しに見る名無し:2013/07/16(火) 20:25:39.96 ID:JvLEdBju
ATMを何発か打ち込むか、操ってる魔術師を狙って攻撃すればよいのでは
47創る名無しに見る名無し:2013/07/16(火) 20:44:40.93 ID:59IlFtlG
『ガメラ2』で体高100メートル超のレギオンに重MATぶち当てていたが、さすがに空を飛ぶ目標に命中させるのは難しいか。

飛行船並の鈍足だったらレーザー誘導の対地ミサイルも充てられるかな?
48創る名無しに見る名無し:2013/07/16(火) 21:20:27.02 ID:S0HkgWM+
飛行するタイプってのの速度もどのくらい想定してるんだろ?
100キロ超えてるんならもうゴーレムってか質量弾でいいじゃん
ゴーレムにしても空中で格闘できるわけでなし
それ以下の速度ならただの的だしなんの脅威にもならんような

しかしそんなの存在してる世界だと城砦ゴミのようだよな
城壁何の役にもたたねえし居住区画めがけて投げられたら暗殺防げる気がしないわー
49創る名無しに見る名無し:2013/07/16(火) 21:21:27.53 ID:S0HkgWM+
というかもうメテオスウォームでよくね
50創る名無しに見る名無し:2013/07/16(火) 21:29:27.28 ID:3J5RjpOd
ただデカイだけのゴーレムよりも、ラピュタに出てきたやつみたいなのの方がやっかいじゃね?
51創る名無しに見る名無し:2013/07/16(火) 21:58:51.88 ID:no9EGBj5
と、いうかどれをとっても随分長い射程距離だよな。

精神力とMPとかの限界に直面するんじゃね?


わかりやすくいうと、燃費悪そう
52創る名無しに見る名無し:2013/07/16(火) 22:20:43.21 ID:4SZR4L3K
>>50
少なくとも人間よりデカいし重い、空飛べる、劇中見る限りかなり数が多い、レーザー撃てる
確かにとんでもないな・・・
53創る名無しに見る名無し:2013/07/16(火) 22:24:02.48 ID:JvLEdBju
そもそもそんなトンデモ性能のゴーレムを創り(造り?)だした上に
自由自在に操れる魔術師自体が少なさそう

ところでここまでののやり取りで、鉄人28号やジャイアントロボをイメージしてしまったのは私だけか?
54創る名無しに見る名無し:2013/07/16(火) 22:34:18.04 ID:pCH4mfxY
>ラピュタに出てきたやつみたいなの
さすがに飛び道具無しの、鉄人28号みたいなのが時速100km前後で飛んでたら、というイメージです。

>そんなゴーレム飛ばせるなら普通にでっかい砲弾として使えばいいじゃん
>100キロ超えてるんならもうゴーレムってか質量弾でいいじゃん
言われてみればそうなんですが、そこはまあドリフの石壁の応用法よろしく、

F世界「その発想はなかった」

ということで……

>城壁何の役にもたたねえ
という風に、攻城等あるいはゴーレムの移動手段の一旦としての飛行能力付加。
装甲は分厚いけど空戦は無理。そっちはワイバーン任せ、ってな感じに想像してました。
55創る名無しに見る名無し:2013/07/16(火) 23:10:43.39 ID:76LX/kqo
それだけデカくて低速で低空をを飛んでればATMも当たると思うけど、
基本地上に撃つもので推進薬が少ないから相当引きつけないと駄目だね
5秒以内くらいでロケットモーターの燃焼終わるから
56創る名無しに見る名無し:2013/07/16(火) 23:55:20.12 ID:59IlFtlG
飛行速度が100km/hなら、アパッチで追い回してヘルファイアをブチ込むって手が
対戦車ミサイルでも殺れないならお手上げだけど
57創る名無しに見る名無し:2013/07/17(水) 00:17:00.38 ID:ez1ow0ON
ゴーレムの素材やサイズを考えるとミサイルより機関砲の方が向いてる
今時の軍隊は高射機関砲よりミサイルの方がメインだから、
大挙して押し寄せてくると大変かもね

ミサイル、特にHEATはピンポイントを超強力に破壊するものだから
映画とかだと大爆発してるけど、実際には小さい穴が空くだけ(貫通力は凄い)
ゴーレムの核みたいなのを高精度に狙わないと一発当てても動き続けるだろうから、
コストパフォーマンスが悪過ぎる
58創る名無しに見る名無し:2013/07/17(水) 00:58:10.70 ID:2cIR7QrU
飛び道具無しで飛ぶだけだと、どの辺が脅威なのやら...

物理的に突入してくる質量兵器?
着地して何かしようとしたとたん、戦車砲やら自走砲やらの盛大な歓迎パーティーが
59創る名無しに見る名無し:2013/07/17(水) 01:11:11.08 ID:41VrZZFH
>>58
質量兵器なら着陸なんかせずにぶち当てるだけやで
質量兵器って言葉の意味多分勘違いしてると思う
60創る名無しに見る名無し:2013/07/17(水) 01:21:58.07 ID:gd4WPaxy
隕石を山ほど落せば自衛隊どころか米軍でも太刀打ちできん
61創る名無しに見る名無し:2013/07/17(水) 18:39:00.19 ID:9dhIPwRu
隕石はヤバいな。
でも狙ったところへ落とせないなら味方も大惨事になるんじゃないか?
共倒れ上等の自爆技としてならありかもしれんが。
62創る名無しに見る名無し:2013/07/17(水) 19:03:57.05 ID:41VrZZFH
一人テロorゲリラでいいじゃん
軍隊対峙してるときになんで撃たないといかんのか

斥候部隊とかゲリラみたいなのに入れといて大部隊見つけたら撃って撤収でおk
63創る名無しに見る名無し:2013/07/17(水) 19:05:23.26 ID:7BwCK5Xh
>>57
穴開くだけなのは貫通するからだよ。
穿孔する圧力に耐えられる材料じゃないと崩壊する。

対空ミサイルもそんな貧弱でもない。
戦車でも上面は抜けるし、装甲車なら軽く吹っ飛ばせる。
64創る名無しに見る名無し:2013/07/17(水) 19:08:16.47 ID:7BwCK5Xh
防弾鋼みたいな固くてしなやかな材料の事ね。
65創る名無しに見る名無し:2013/07/17(水) 19:30:30.75 ID:Tvi/RF7I
軍隊相手に隕石落とすよりも都市のような動かない目標に落としたほうが効率が良くない?
言うなれば、隕石戦略爆撃

・・・レベルの高い魔術師がこれをやった日には、都市一つが焼け野原になるかもな
66創る名無しに見る名無し:2013/07/17(水) 19:36:40.82 ID:41VrZZFH
野営中の軍隊でいいじゃん
どうせ大規模に人集まったら動きなんてねーぞ

そら都市に落としたら大打撃だろうが中世軍にしてみれば略奪するものなくなるし現代軍なら民間攻撃
どっちにしろデメリットありまくり
67創る名無しに見る名無し:2013/07/17(水) 20:48:56.91 ID:Tvi/RF7I
確かに焼け野原の土地を占領しても意味は無いよな・・・しかし威嚇用としてはどうだろう?

戦争中の敵国相手にこれを使った後『これ以上抵抗を続けるのなら次は貴国の首都を焦土とする!』と
メッセージを突きつけたり、使う様子を他国の外交団に見せて
『自国をあの都市のような有り様にしたくなかったら我が国に従うように』といった感じで

・・・なんつーか、まんま核兵器だな、こりゃ
68創る名無しに見る名無し:2013/07/17(水) 23:34:25.17 ID:MvT8lIp5
放射能汚染は無いし、恐竜絶滅クラスの大隕石でも落とさない限り被害範囲はそう広くないでしょ
都市を丸ごとクレーターにしても周囲は農地として使えるわけだし領土として獲得するつもりならアリなんでないかな
69創る名無しに見る名無し:2013/07/17(水) 23:52:25.16 ID:41VrZZFH
一から開墾するならわざわざ戦争なんかしませんぜ
開墾するのってとんでもなく手間かかるんだから
70創る名無しに見る名無し:2013/07/18(木) 00:05:20.30 ID:w3oSc4Ck
いや、人が住んでいるのだからすでに開墾済みだろう……
71創る名無しに見る名無し:2013/07/18(木) 02:10:04.47 ID:URyYxkj2
なんで現地の土人に現代人が気を使うのか
国際世論なんか関係ないし作者の思うまますきにすればいい
72創る名無しに見る名無し:2013/07/18(木) 02:23:45.32 ID:u6m2f76R
日本まるごと転移→東京急行中のTu-95も巻き込まれて一緒に転移→仕方なく日本に亡命→日本、Tu-95を使ってF世界の敵国に戦略爆撃

というのをふと思い付いたが、そんなうまくはいかんだろうなあ・・・
73創る名無しに見る名無し:2013/07/18(木) 02:42:48.60 ID:bgPEXyLS
さすがに意味不明すぎる
機体の前に問題大積だろ
7472:2013/07/18(木) 03:24:01.79 ID:u6m2f76R
>問題大積
素人の思いつきだったんでわからんが、政治的問題? 規格が違うから整備・運用上の問題?
75創る名無しに見る名無し:2013/07/18(木) 07:36:19.01 ID:OUUE+NzS
>>71
気を使うのは現地人に対してじゃなくて国内に対してじゃね?
76創る名無しに見る名無し:2013/07/18(木) 08:12:09.97 ID:ag3hxcQU
>>71
日本の外側に自衛隊が出ていくんなら、F世界の国際世論に注意しないと70年前みたいな事になるんじゃね?
77創る名無しに見る名無し:2013/07/18(木) 09:10:11.33 ID:CD59xN9q
異世界での食料問題の解決の仕方
異論はあると思うが異世界日本では3000万人分の食料が足らないとして、何世紀の地球なら食料の需要対応可能なのかを
考えると20世紀の初頭の文明レベルとインフラ設備はいると思うんだよ。食料の余剰生産はそれ程無くても対価さえあれば
民が飢えようが売ってくれる親切な統治者も多いし。
 ただ、一億越える人口を抱える大国で、食料自給が半分って国を誰も信じないし理解してくれないだろうね。
78創る名無しに見る名無し:2013/07/18(木) 11:40:08.25 ID:URyYxkj2
最低限の文章力は当然として設定練るのは良いけど
展開遅い作品よりは
軽い描写でも終わりの見える作品のほうがいい
79創る名無しに見る名無し:2013/07/18(木) 22:06:03.03 ID:ag3hxcQU
終わりが見えやすく展開早い作品だと、やっぱりF世界側を単なる外敵にして襲って来させる方がやりやすいのかな。
自分はじっくり話作りたいけど
80創る名無しに見る名無し:2013/07/18(木) 22:37:36.94 ID:bTMAbRqA
自衛隊じゃないが、
エクスペンダブルズinF世界
的なものが見たくなった
81創る名無しに見る名無し:2013/07/18(木) 23:26:08.64 ID:kzSWUkbF
むしろ登場人物を絞り込むほうが良くないか?
これまでこのスレに投下された作品で完結までこぎ着けている作品には、主人公+周りの人々という形の
作品が多いからな。あと、そうすることで主人公に直接関係ない事は簡単な説明で済むようになるから、
ある意味展開も早くなる
しかし改めて見ると完結した作品って少ないな
輸送戦記、箱庭のメイドたち、設備士は見た、『異世界の××』シリーズ・・・これくらいしか無いとは

>>エクスペンダブルズinF世界
元自(&元米軍)エクスペンダブルズinF世界とかどうだろう?
組織の枠に収まりきれなかったはみ出し者たちがF世界を舞台に現地人と交流したり、
自衛隊の下請けをやったり、はたまた現地人への対応をめぐって自衛隊と対立したり・・・
戦車とかで無双はできないけど、これはこれで結構面白そう
82創る名無しに見る名無し:2013/07/19(金) 11:41:18.85 ID:SlIWRxEP
>>81
>元自(&元米軍)エクスペンダブルズinF世界とかどうだろう?
面白そうだね。ただ、しがらみをぶっ壊したりするのは米国の印象が強いかな。
やはり、いろんな縛りの中で奮闘するのが日本軍や自衛隊ものの醍醐味だと思う。
83創る名無しに見る名無し:2013/07/19(金) 11:48:57.66 ID:Xn+98FFV
妄想書くならなろうで投稿でもしてろ
84創る名無しに見る名無し:2013/07/20(土) 00:28:48.14 ID:CuDC9Tuk
>>81
強いてあげればこんなのあるけど。
http://ncode.syosetu.com/n2414be/
85創る名無しに見る名無し:2013/07/20(土) 01:29:39.65 ID:3ZB+Kigh
>設備士は見た、『異世界の××』シリーズ
なにそれ
詳しい情報求む
86石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/07/20(土) 11:55:04.36 ID:rUlhKkMm
ご無沙汰しています。
忙しさにかまけて投下が疎かになっていました。
狸のせいで車が大破……。まあそれは仕方ないとして、

艦これは手を出してはならなかった……。

投下します。
87石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/07/20(土) 11:55:52.82 ID:rUlhKkMm
揚陸から6日目
街道上 ブンガ・マス・リマ北方20キロ
2013年 1月3日 9時17分

 南瞑同盟会議野戦軍敗北。この知らせは伝令・撤退してきた敗残兵・交易商人などにより3日後の12月27日頃には詳報が伝えられ、同盟会議首脳部を狼狽させることとなった。
 自信を持って送り出した野戦軍約一万が、いとも簡単に打ち破られたのである。交易商人の情報網や、リユセ樹冠国西の一統による諜報活動により帝國南方征討領軍の兵力をある程度正確に把握していたからこそ、敗北は彼らに大きな衝撃をもたらした。

 帝國南方征討領軍先遣兵団の27日時点の兵力は以下の通りである。

本営警護隊  騎士・正規兵504名

コボルト斥候兵 約400名
ゴブリン軽装兵 約1500名
オーク重装歩兵 約500名

諸都市徴用兵 約2000名

総勢 約5000名

 この中で、よく訓練された騎士団や都市自警軍と正面から交戦可能なのは、本営警護隊とオーク重装歩兵を合わせた約千名程度。残りは非力な妖魔か素人の寄せ集めである。「勝てる」そう同盟会議首脳部が信じていたのも無理はない。
 だが、真の主力は別に存在した。南方征討領軍が誇る異能兵団である。

・帝國南方征討領軍飛行騎兵団 
 翼龍騎兵21騎
 『魔獣遣い』9名
 有翼蛇52頭

・帝國南方征討領軍魔獣兵団 
 約100名(『魔獣遣い』を含む)
 人喰鬼、ヘルハウンド、剣歯虎等多数

 
 数の上ではごく少数の彼らが、戦場で決定的な役割を果たした。


 同盟会議野戦軍を打ち破った帝國軍は、ゴブリン兵による小規模な部隊を多数編成し南へ放っていた。ゴブリン達は「逃げれば死罪。あとは好きにやれ」と命じられている。ゴブリン兵は街道沿いの町や河畔の村を襲撃しながら南へと進んだ。
 一部隊の兵力はゴブリン数十匹程度。同盟側の守備隊に遭遇すればあっさりと壊滅した。使い捨てである。しかし、守りの無い村や運悪く出くわした隊商は、ゴブリン兵により大きな被害を受けた。

 大急ぎで義勇軍を編成していた南瞑同盟会議の下に、マワーレド川流域のあちこちから悲鳴のような救援要請が殺到した。
『レノの村がゴブリンに焼き討ちにあった。討伐隊を要請する』
『タルワ商会の隊商が行方不明』
『そこら中ゴブリンだらけだ。危なくて森に入れない』

 帝國軍のやり方は、戦術の常道からは大きく外れていた。だが、被害は絶えない。早く手を打たねば諸勢力が離反しかねなかった。危機感を露わにした首脳部は、編成完結を待たず軍を北に進発させた。
 野戦軍敗北の原因すら、はっきりしない段階での第二陣の出撃である。
88石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/07/20(土) 11:56:34.63 ID:rUlhKkMm
 森は兵を飲む。


 同盟会議義勇軍を率いる冒険商人上がりの将軍、テラン・バンジェルマはそのことをよく理解していた。
 ゴブリンの浸透を受けた同盟会議軍が取り得る手段は、守るべき拠点に僅かずつの兵力を配置しつつ、敵主力を捕捉し撃破することであった。ゴブリンの掃討には、兵が足りない。森に兵を分散投入しては、帝國の思う壷だった。

「さて。命からがら逃げてきたばかりの兵隊と、『進め』と『止まれ』しかまだ出来ねぇ民兵連中で、どうやって戦うべいかな、こりゃ」 
 諧謔味を感じさせる声で、バンジェルマがぼやく。シワの一つ一つに幾多の修羅場をくぐった経験を刻み込んだ隊商上がりのこの漢は、寄せ集めの義勇軍を率いる将軍として馬上の人となっていた。
 頬に走る十文字傷は、率いていた隊商が凶暴なリザードマンに襲われた時の傷である。彼は四方から迫る妖魔の群れを、ただの商人と人足たちを指揮して撃退した経験を持つ。

「敵も似たようなものと聞きますぞ」
 都市自警軍の百人隊長が、力づけるように言った。バンジェルマは噛んでいた煙草を道端に吐いた。
「確かに。んだが、なら何で精鋭揃いの野戦軍が負けたんよ? おかしかろ? 兵どもの言うには『ヘルハウンド』だの『翼龍』だのがおったらしいが」
「最近では、ブンガ・マス・リマ周辺にまで翼龍が出没しておりますからな」
 バンジェルマは空を見上げた。街道の左右からは森の木々がせり出していて、青空は隙間から僅かに見える程度だった。

「翼龍はやっかいよな。……あぁ、あの異世界から来たとかいう連中、〈ニホン〉とか言ったか? あれらの助勢があればなぁ」
「無い物ねだりをしても仕方ありますまい。我らとて無策ではありませんぞ」

 野戦軍本陣の壊滅により、どう負けたのかは依然不明である。ただ、魔獣に攻撃されたことは断片的に伝わっていた。
 「敵に魔獣あり」これを受けてバンジェルマは、義勇軍の要請に応じた冒険者たちを軍主力の左右に配置、森からの奇襲に備えさせた。彼らは元々魔獣退治のプロである。パーティー編成された冒険者は、小規模遭遇戦に絶大な威力を発揮した。
 すでにゴブリンとコボルトの小部隊を数個、捕捉殲滅している。


 その時、前方から一騎の伝令が行軍中の本陣に駆け込んできた。馬体にぐったりと身体を預け、息も絶え絶えである。よく見れば、矢傷を受けている。
「何事か!」
「伝令! アスース近郊に帝國軍出現! その数、千名余。軍装から降伏した諸都市徴用兵と思われます。……至急、救援を」

 諸都市徴用兵、その言葉に本陣の将兵は息を呑んだ。強いからではない。略奪暴行を欲しいままにするその暴虐ぶりが、すでに知れ渡っていたからであった。
 放置すれば、アスースは滅ぶ。

「相判った。貴殿は休まれよ」
 バンジェルマの言葉に安心したのか伝令は馬から崩れ落ちた。泡を吹いて痙攣する伝令を、慌てて兵が駆け寄り担ぎ出した。

 これ見よがしに出現した徴用兵。近郊には野戦に適した平野部が存在している。

「……罠だな」
 バンジェルマはあごひげをさすりながら、つぶやいた。
「だが、仕方ねえ。戦うべい」

 南瞑同盟会議義勇軍本陣から、行軍中の諸隊に向けて、一斉に伝令が飛んだ。
89石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/07/20(土) 11:58:11.12 ID:rUlhKkMm
ブンガ・マス・リマ北方 アスース近郊
2013年 1月3日 14時23分

 交易都市ブンガ・マス・リマから北へ20キロ。この辺りまでくると、貪欲な都市の活動よりも大自然の地力が優る。
 蛇行するマワーレド川の両岸には濃密な熱帯雨林が繁り、地表を覆っている。ブンガ・マス・リマを発した大街道はマワーレド川に沿い、森を縫うように地を這っていた。街道に寄り添うように所々森が拓け、そこには大小の集落と、そこに住む人々が開墾した水田が並んでいた。
 それら人の営みは、まるで緑色の絨毯に描かれた、艶やかな紋様のように見えた。

 だか今、その美しい絨毯の紋様は、タバコの火で焦がしたかのような有り様を晒していた。


 街道沿いの町アスース、その周囲に広がる水田と畑のあちらこちらには、何かが燃えた痕が黒く点在し、今なお焦げ臭い煙を立ち上らせている。 
 燃えているのは荷馬車、駄馬、そして人であった。その周囲には、踏み荒らされた水田の上に、赤黒い内臓を晒したかつては人間だったものが散乱している。
 気温の上昇によって、それらは自然の理に従い腐乱し始めていた。

 川沿いには、ボロボロになった男たちがひざまずいていた。彼らの服装はまちまちで、鎧を着けている者、着けていない者、まともな着衣すら無い者すら存在したが、絶望に満ちた顔だけは同じだった。揃って青白く表情を喪っている。
 彼らの背後には、剣や槍、戦斧を構えた兵士や妖魔が並んでいる。
 指揮官の命令で、ひざまずいていた男たちに刃が振り下ろされ、槍が延髄を貫いた。唸りをあげた戦斧によって首が断ち切られ宙に舞う。
 死体は川に蹴り込まれ、無数に浮かぶ先客たちに混ざって下流へと流れていった。


「サヴェリューハ閣下、敵前逃亡者38名の処刑つつがなく執り行いました」
「見ていましたよ。……彼らの係累について調べはついていますね?」
 部下の報告に対し、帝國南方征討領軍先遣兵団主将、レナト・サヴェリューハは美しい顔を上気させ、うっとりとした口調で尋ねた。漆黒の薄金鎧のあちこちに血糊が付着している。戦場の興奮醒めやらぬ様子であった。
「は、親兄弟親類縁者に至るまで」
「では、処分しなさい。怖じ気づいた者の末路がどれだけのものか、この南蛮の地の無知蒙昧な方々に広く知っていただきましょう」
「御意」
 
 副官の合図で、翼龍に跨がった操獣士が空へ舞い上がった。龍騎兵がもたらす知らせは、帝國軍の支配下にある諸都市に少なからぬ死をもたらすだろう。
 


 南瞑同盟会議の北辺防備城塞「双頭の龍」を陥落させ、その全てを戮殺した帝國南方征討領軍先遣兵団は、驚くべき速さで同盟会議諸国を侵略していった。
 彼らの流儀は明確であった。

「逆らう者には死を」

 帝國は「双頭の龍」の惨劇に震え上がり、早々に降伏した都市に対しては寛大とも言える態度を示した。即ち、支配下に置き、物資と徴用兵を供出させるに留めたのである。
 しかし、僅かでも──それこそコボルト斥候兵一匹を殺しただけでも──抵抗を見せた者に対しては、苛烈な仕置きでこれに応えた。
 さらに巧妙なことに、帝國軍は同盟会議諸勢力が抱える反目を巧みに利用し、互いを監視させ、競って協力させるように仕向けた。
 徴用兵の背後には、対立勢力による督戦隊を配置し追い立てさせた。彼らはやがて帝國軍よりも背後の督戦隊を憎むようになった。


 戦場跡では、徴用兵たちが死体から金目の物を漁っている。また、林の影からは悲鳴と下卑た歓声が聞こえてくる。悲鳴の主は義勇軍に志願した冒険者に少なからず含まれていた女たちだろう。何が行われているのかは想像に難くない。

「『戦利品』の回収については、あと半刻許します。進発前には、余剰分や『使い終わった』ものについては処分するように」
 サヴェリューハは嘲りと満足を細面に浮かべた。それらが何に対して向けられているのか、副官には分からなかった。もしかしたらサヴェリューハは、呆気なく敗北した敵の無能を嘲り、本能に忠実な徴用兵たちに対しては、心の底から満足しているのかもしれない。
 彼にはそのような一面があった。
90石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/07/20(土) 11:59:57.00 ID:rUlhKkMm
「同盟会議軍は、都市自衛軍残余千名にギルドが募った義勇兵──これは主に冒険者と呼ばれる者たちですが、これが約三百。さらに市民兵二千の総勢約三千三百程度でありました」 
 副官は手元の羊皮紙に記録した戦闘詳報を見ながら、報告している。かき集められた同盟会議軍に対し、帝國軍は約千五百名の徴用兵を差し向けた。
「徴用兵の損耗は約五百名。ただし、増援により戦力は回復しています」
 損耗率三割。恐るべき死傷率であった。背後から追い立てられ、逃亡者には本人のみならず親兄弟に至るまで死が待っている。そんな過酷な立場の男たちに対して、帝國は対価を与えた。
 敵対者に対する暴行略奪の「明確な」許可である。小は敵兵の死骸から金品を奪うことから、大は指揮官に対して、制圧した村を下賜することまで。徴用兵は奪うことを許された。

 死への恐怖と戦利品の誘惑。相反する飴と鞭が、彼らを急速に血に飢えた兵士へと変えていった。前進か死か、と問われれば前へ進むしかない。
 帝國はその苛烈な公平さとでも表現すべき態度をもって、南瞑同盟会議の版図を切り裂いて行ったのだった。

「敵将の首は確認しました。本陣を壊滅させ、混乱した敵軍の六割は包囲殲滅に成功しています。残余もゴブリン兵に追撃させています。あと二割は捕捉出来るでしょう」
 サヴェリューハたちの周囲は、黒い甲冑を纏った帝國南方征討領軍正規兵が隙なく固めている。その前方には、水田地帯に南瞑同盟会議軍が骸を晒している。死体の群れは街道上に延々と南へ続いていた。
 サヴェリューハはにこやかに言った。
「我らの戦術に、敵は対応出来ないようですねぇ」

 この世界における軍の戦術は、その地域によって大きく異なっている。それは兵の種族や魔法の存在などの戦力倍化要素が勢力によって様々であることが影響していた。
 とはいえ、刀剣類による近接戦闘が中心である以上大まかな型は存在する。たいていの場合戦争は野戦において会戦の形をとり、短期間で決していた。これは、未発達の兵站が野戦軍の長期間に渡る行動を支えられないことに起因する。

 結果、短期決戦を必要とする両者は、陣形を組んだ軍勢を対峙させ、激突することになった。

 通常主力となる重装備の歩兵は戦列を組む。がっちりとした陣形を組んだ歩兵の群れだけが、最終的な勝利を掴むことが出来るからだ。
 主力歩兵の前面には軽装備の前衛部隊が配置され、主に弓矢や攻撃魔法で敵を攻撃する。また、主力歩兵の後方に長射程のバリスタやロングボウ部隊、魔導部隊が配置されることもある。
 歩兵は味方の火力支援の下で敵の投射武器に打ち減らされながら前進する(運が良ければ味方のカウンターマジックや矢除けが得られるかもしれない)。そのうち両軍は接触し削り合いを始める。
 戦闘はどちらかの陣形が維持できなくなったところで決する。陣形を組んだ歩兵は、一般的に驚くほど粘り強く戦うことができた。自分の隣に仲間がいることで、彼らは個人でいるときとは比べものにならない程の勇気を発揮した。
 言い換えれば、陣形を崩された側が敗北する。攻撃側は側背を突かんと騎兵を旋回させ、防御側は予備隊をもって戦線の綻びを塞ぎ、陣形の両翼を延ばした。
 側背──陣形の横や背後から攻撃されることが何故致命的なのかは、ラグビーのスクラム中に数名の重量級フォワードが横から突っ込んできたらどうなるかを想像してもらえば理解できるだろう。
91石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/07/20(土) 12:01:24.31 ID:rUlhKkMm
 この世界における指揮官──騎士団長、将軍、軍長、族長、その他様々な呼び名で称される者たちは、基本的にはいかに自軍の戦列を維持し、また敵の戦列を崩すかにその能力を傾注すれば良かった。
 ごく稀に、国家級の魔導師による戦域魔法や、英雄と呼ばれる存在による一撃が戦争の勝敗をひっくり返すことがあったが、それは例外に過ぎない。


 再編成った南瞑同盟会議義勇軍も、その常識に従い動いていた。
 アスース近郊の平地で対峙した両軍は、互いに素人であった。市民兵も徴用兵も前進か後退しか出来ない。一度戦端を開けば、どちらかが崩れるまで戦うしか無い。
 同盟会議義勇軍指揮官のバンジェルマ将軍は、現れた徴用兵を囮と看破しつつも、これを撃破する以外に取り得る方策は無かった。
 同盟会議義勇軍は、市民兵隊を正面からぶつけ帝國軍を拘束、立て続けに都市自警軍を側面から突入させ、一気呵成に打ち破ることを目論んだ。冒険者たちは、軍の側面を守っている。

 だが、帝國軍はそれを許さなかった。龍騎兵に帯同した『魔獣遣い』による有翼蛇の集中運用──30匹以上の蛇が未だ行軍隊形の義勇軍本陣を空から奇襲すると共に、やはり集中運用された大型魔獣の群れが側衛の冒険者たちを食い破り、同盟会議義勇軍を大混乱に陥れた。

 バンジェルマは混乱の中戦死。統制を失った義勇軍は、包囲殲滅された。同盟会議は、全く同じ戦術に軍を打ち破られたことになる。
 情報は存在した。しかし、それを戦訓として取り入れる暇も能力も無かった。都市商業同盟としての性格が強い、彼らの軍事的限界だった。




 焦げた臭いに混ざって甘い腐敗臭が漂い始めた戦場で、サヴェリューハは副官が淡々と報告する言葉を聞いていた。彼の意識は、すでに次の戦場に向いている。
「飛行騎兵団は現有兵力、翼龍騎兵21騎。ワイアーム52頭であります」
 サヴェリューハの流麗な眉がぴくりと動いた。半眼を副官に向ける。
「翼龍が1騎、ワイアームが3頭足りませんね。墜とされましたか? 損害が出たとは聞いていませんが」
「……あ、はッ! その、今回の損害ではありません」
 たちまち副官は棒を呑み込んだかのような態度になった。顔面は蒼白になっている。
「では?」サヴェリューハの声が一段低くなった。副官は脂汗を流しながら釈明した。

「翼龍騎兵1騎とワイアーム3頭、随伴した『魔獣遣い』は、先月半ばから未帰還となっているものです。閣下のお耳に入れるほどではないと……」
「私の軍において、飛行騎兵団と魔獣兵団は要。それに損害が出たのに重要ではないと?」
 副官は首筋に刃を当てられているような気配に震え上がった。いや、気配ではない。彼の首は、目の前の優男の腕が一閃すれば落ちるのだ。
「そ、その。恐らくは敵の魔術士に墜とされたものと推測されます」
 副官は、しどろもどろになりながら弁明した。だが、サヴェリューハの表情はさらに冷たくなっていった。
「貴方の推測など要りません。確かな情報を集めなさい。それとも貴方──戦場の勘を取り戻す必要がありますか? 望むなら徴用兵の一隊を預けますよ?」
 最前線に立つ徴用兵の指揮官の生存率は五割を切る。冗談では無かった。副官は必死にすがった。
「いえ! ただちに情報を集めます。あらゆる手段を用いて。全力で」
「励みなさい」

 副官は虎口から逃れるかのように、猛烈な勢いで部下の元へと駆け出した。サヴェリューハはすぐに彼に対する興味を失った。爪を噛む。

(気に入りませんね。翼龍と有翼蛇を容易く墜とす程の敵が今の同盟会議にいるとは思えません)
 少なくとも、有翼蛇がやられた時点で、翼龍騎兵は戦場を離脱するはずである。それが揃って未帰還。サヴェリューハはそこに不穏なものを感じ取った。

「ブンガ・マス・リマに行けば、分かりますかねぇ」
 あと僅か20キロ南下すれば、そこは敵の本拠地である。サヴェリューハは新たな殺戮の予感に背筋を震わせた。
92石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/07/20(土) 12:06:52.21 ID:ctJ0u3cV
そろそろ規制にひっかかりますね。

自衛隊交戦までまだあといくらかあるのですが、取りあえずここまでにします。

御意見御質問御感想お待ちしております。

>>78
そうですよねー。肝に銘じます。

終わりは準備してありますが、そこまでが長い道のりです。皆さんに見捨てられぬよう頑張ります。
93創る名無しに見る名無し:2013/07/20(土) 12:42:41.59 ID:XDTZTEVT
俺は逆に読んでも仕方ない薄いのよりガッツリ濃い方が好きだけどなぁ
ここら辺は好みだから合わないと諦めるしかないと思うけども
94創る名無しに見る名無し:2013/07/20(土) 14:08:58.43 ID:CpfCq5cB
おつおつ
自衛隊の出番は何時になりますかね(下衆顔)
95創る名無しに見る名無し:2013/07/20(土) 14:18:43.80 ID:pSp8ldNL
>>92
投下乙デース
提督ー艦これプレイするのも程ほどにねー
96創る名無しに見る名無し:2013/07/20(土) 15:38:27.08 ID:3Jazachb
>>86
別に艦これやっててもええんやで?ただそいつを資料にして豊満なお姉さまとか魅力的なロリを出してくれさえすれば………
97創る名無しに見る名無し:2013/07/20(土) 15:59:00.57 ID:1uuryD9Y
電ちゃんが可愛過ぎて生きるのが楽しい
98創る名無しに見る名無し:2013/07/20(土) 18:09:42.08 ID:Hb+MNpIF
新スレ初投下キター!
早く九○式無双が見たい!
99創る名無しに見る名無し:2013/07/20(土) 18:19:56.08 ID:vo578n0X
投下乙です。

自衛隊本格交戦まで、南瞑同盟会議軍の苦難は続く・・・・
剣歯虎、新城直衛が居ないなら無問題。
100創る名無しに見る名無し:2013/07/20(土) 20:08:27.49 ID:CuDC9Tuk
無人機万歳ってとこですか。
101創る名無しに見る名無し:2013/07/21(日) 01:21:43.95 ID:W630Q1XW
投下乙です。
艦これなら仕方がないw
>>狸のせいで車が大破
なにそれ怖い。ご無事で何よりです。
102創る名無しに見る名無し:2013/07/21(日) 03:13:11.78 ID:1cqXutX6
艦これやるのは自由だけど、このスレで吹聴する必然性が無い
103創る名無しに見る名無し:2013/07/21(日) 07:22:50.42 ID:SEtw7rKT
投下乙です。




上の方で出てる【F世界側の飛行戦力vs地球側の対空ミサイル】の蒸し返しになるかも知らんが……
FFの飛空艇やゼロ魔のフネのような、空飛ぶ艦艇にASMを命中させることは可能ですかね。
普通にAAMでも殺れそうなのは置いといて。
104創る名無しに見る名無し:2013/07/21(日) 07:29:27.53 ID:QpwKAmIM
わざわざ狸と書いてるのだ

化け狸に化かされたに決まってるではないか?
105創る名無しに見る名無し:2013/07/21(日) 07:57:23.59 ID:u6vczcaq
ミサイル自体の機動性やプログラム等の問題で戦闘機のような小型高機動の航空機には当てづらいと言うだけで
ジャンボジェットのような大型の航空機相手ならプログラムをいじればASMやSSMでも十分に当てられるんじゃね?
106創る名無しに見る名無し:2013/07/21(日) 08:12:12.42 ID:PiO9ZhWG
>>103
目標がよっぽどの機動で回避行動しない限りは命中させれるんじゃない?
107創る名無しに見る名無し:2013/07/21(日) 11:55:16.41 ID:W630Q1XW
>>102
作者さんのちょっとした近況報告と、それに対する一部の読者の反応ってだけなのになんでそんなに神経質になってるの?
別に積極的に宣伝してるでもないし問題ないと思うけど?
108創る名無しに見る名無し:2013/07/21(日) 12:40:45.81 ID:194y2ewI
ぜかましちゃん当たらなかったんだろう。察してやれ
109創る名無しに見る名無し:2013/07/21(日) 14:56:32.46 ID:uxwZEriW
川内が全然来ない……他の二隻は5、6隻来たのに……
110創る名無しに見る名無し:2013/07/22(月) 03:12:39.46 ID:e7DHsyel
ぜかましちゃんってなに?
111創る名無しに見る名無し:2013/07/22(月) 04:30:20.32 ID:ylBC6E/e
>>110
ぜかましちゃんは駆逐艦島風のこと、レア度が高いからなかなか出ない。
112創る名無しに見る名無し:2013/07/22(月) 05:35:32.58 ID:W7DR7o6M
113創る名無しに見る名無し:2013/07/22(月) 12:27:23.25 ID:wAcXObcQ
>>92
乙です。
蛇腹鉄条網を使って欲しい。
近代戦の基本装備だし、自衛隊も沢山持ってるし。
その地味な存在の割にえぐすぎる効果からか、創作では殆ど使われないけど。
114創る名無しに見る名無し:2013/07/22(月) 14:48:08.83 ID:ZSi49wue
鉄条網は騎兵歩兵問わず突撃を封じてしまう訳だが、戦車で乗り越えるor爆薬で吹っ飛ばす以外に、“手っ取り早く”突破する方法ってないの?
ファンタジー世界なら泥or土のゴーレムが覆い被さる→その上を兵隊が走破って出来そうだが。
115創る名無しに見る名無し:2013/07/22(月) 14:55:50.44 ID:HXj2tVUe
鉄ちぎれる魔法とゴーレムあったらちぎったとこからゴーレムに引かせたら終了しそう
ってか軍靴のバルツァーで出たから即話出るなぁ
116創る名無しに見る名無し:2013/07/22(月) 15:22:27.26 ID:RzClKZdE
ファンタジーの国は魔王が現れたら勇者(自衛隊)を召喚するけど、
大日本帝国は魔王(アメリカ)に対していつ勇者(自衛隊)を召喚すれば勝てるんだ?

大和特攻どころか、真珠湾攻撃のタイミングで自衛隊の全軍召喚しても、継戦能力無し、戦略兵器無し
で勝てそうにない。
117創る名無しに見る名無し:2013/07/22(月) 20:37:28.48 ID:x3LJtss4
状況にもよるよね
陣地防御なら鉄条網はあるけど
自衛隊が攻撃側なら使わないし
118創る名無しに見る名無し:2013/07/22(月) 21:06:26.38 ID:wcQkSL5u
>>114

鉄条網の下の土を、鉄条網ごとゴーレムの材料にする
防御のために張り巡らせた鉄条網が、あら不思議!
敵の攻撃兵器になって突っ込んで来て、自衛隊涙目
119創る名無しに見る名無し:2013/07/22(月) 21:26:25.13 ID:x3LJtss4
突破する方法があるにしてもその作業を、攻撃を食らいながらやらせるということに意味がある
対人地雷があればもっと有効だけど自衛隊は対人地雷はやめちまったんだよな…
指向性散弾を使うらしいけど
120創る名無しに見る名無し:2013/07/22(月) 22:16:44.48 ID:iszGBIuz
施設科が使っている爆薬を埋めておくというのはどうでしょう?
そして敵がその場所に来たら爆発させる、と
・・・やっぱり無理かなあ
121創る名無しに見る名無し:2013/07/23(火) 05:25:31.65 ID:lvqxJJbo
>>118
ゴーレム作る魔法の射程距離によりけりじゃないか?
射程が短いと機関銃の的だぞ。
122創る名無しに見る名無し:2013/07/23(火) 08:24:49.29 ID:xcxwL8yq
>>114
ガープス・マジック(グリモア(未訳)だったか?)なら
《金属変化》だな

しかしなんでガープス、「金属系」呪文で《金属作成》無かったんだろ?
(金属を作る時は《土を石》の2倍消費。しかも貴金属系は絶対作れない…と言うルール)
123創る名無しに見る名無し:2013/07/23(火) 23:22:31.10 ID:IHndjhxu
>>貴金属系は絶対作れない
貴金属が作り出せる呪文があったらゲームバランスがぶっ壊れるだろ・・・
(ある意味偽金作り?でもあるしな)
124創る名無しに見る名無し:2013/07/24(水) 19:51:14.22 ID:Dx08qPeE
仮に貴金属を作り出せる魔法を作ったとする
その魔法が登場した当初こそ貴金属を作る魔法だが、ある程度時間が経てば貴金属を作る魔法なんてものはなくなってしまう
何故ならいくらでも作り出せるのであれば、それは既に「貴」金属ではなく、ごく普通にありふれてる金属の一種でしかなくなるから

その魔法がまともに使えるような代物ではなかったり、それで貴金属を作ったらとてもじゃないが割りに合わなかったり、極一部の人のみが独占してるようであれば、その限りではなし
125創る名無しに見る名無し:2013/07/24(水) 20:20:53.05 ID:SNEn7ICc
アルミも昔は貴金属だったみたいね
ミスリルも元ネタはアルミみたいだし
126パッと思いついたネタ:2013/07/26(金) 05:40:08.35 ID:xZ/aLWzp
F世界騎士「ニホン軍が“鉄の雨”を放ってきました!」
F世界将軍「案ずるな、防御結界が十重二十重に張ってある。たとえ攻城魔法を受けようとも・・・」

ちゅどーん

F世界騎士「将軍ー! 敵の攻撃が結界をすり抜けてきます!」
F世界将軍「何いー!?」

どかーん

騎士&将軍「「ウギャアー!!」」



自衛官A「あれぇ・・・おかしいなあ」
自衛官B「どうした」
自衛官A「敵さんには攻撃を防ぐバリアがあるって聞いたんですが、榴弾もMLRSも普通に目標へ当たってるんですよ」
自衛官C「ある程度攻撃し続ければ破れるらしいので、しこたま撃ち込んでたんですが・・・」
自衛官B「うーむ、気になるな・・・だが楽に敵を倒せるなら、それにこしたことはない。攻撃を続けろ」
A&C「「はっ!!」」



魔法の結界で防げるのは、魔法の攻撃だけでしたというオチ。
まあ逆に呪いとか未知の攻撃への対処に四苦八苦する自衛隊、ってこともあるでしょうが。
127創る名無しに見る名無し:2013/07/26(金) 05:47:17.85 ID:vEFEMBjG
メッキ程度でも金は呪いに有効らしいぞ
128創る名無しに見る名無し:2013/07/26(金) 11:42:37.01 ID:ZhEPQ8qY
ああ、ゲートの新刊出てたんだね
129創る名無しに見る名無し:2013/07/26(金) 12:39:23.26 ID:eeUsbTHD
ある用途に特化したからそれ以外はザルとかよくある話だし、面白そうだな。
魔法以外の高威力にビビる騎士達とか
130創る名無しに見る名無し:2013/07/26(金) 17:16:19.04 ID:xZ/aLWzp
銀が魔除けに使われるというのは、銀が毒物と反応してこれを見分けられるから云々といった理由があるらしいので、わかる。
だが何で日本じゃ鉄が魔除けになるのか、理由がわからない。化け猫を鉛弾ではなく鉄の弾で倒す話しとかあるし。
131創る名無しに見る名無し:2013/07/26(金) 17:45:21.90 ID:oXmPMAOg
銀で毒云々の迷信を肯定してる奴が鉄の迷信に疑問を呈するという笑える光景
132創る名無しに見る名無し:2013/07/26(金) 20:09:23.33 ID:jsuKBdgM
>>銀で毒云々の迷信
あれって迷信だったの?
133創る名無しに見る名無し:2013/07/26(金) 20:19:57.33 ID:mcHyurTw
うん、植物毒とか全く反応しないし
砒素とかでも反応しない程度の微妙を入れ続ければそのうち死ぬ
134創る名無しに見る名無し:2013/07/26(金) 20:23:59.71 ID:JWCy2hH1
こ↑こ↓(ttp://www.crc-japan.com/research/profiling/)によると
>硫ヒ鉄鉱(FeAsS)というヒ素化合物が用いられていたが、 それが食事に含まれていると硫黄成分(S)が銀と反応して箸が黒くなる(Ag2S)
ということらしい
135創る名無しに見る名無し:2013/07/26(金) 20:49:16.53 ID:jsuKBdgM
なるほど、毒対策としてはごく限られた効果しかないってことか
納得した
136創る名無しに見る名無し:2013/07/27(土) 01:17:26.57 ID:NfVWJWfN
で、鉄は?
137創る名無しに見る名無し:2013/07/27(土) 01:29:16.07 ID:7x41OdnQ
一種類にしか反応しないとか当たり前やろ
あらゆる毒に反応するとかどんな不思議物質だよ
化学式とか習ったろ
138創る名無しに見る名無し:2013/07/27(土) 01:44:01.76 ID:fFIw9T+F
毒だの鉄だの銀だのとはちょっと離れるが、鍛えられた鉄(つまり鋼?)が魔除けになるというのは聞いたことがある
(だからこそ名剣・名刀による怪物退治の話が数多くあるわけで・・・)

>>137
「毒」と一口に言ってもいろんな種類があるんだよな
俺もこのジャンルにはまってからいろいろ学んだよ・・・
139創る名無しに見る名無し:2013/07/27(土) 01:59:19.01 ID:pyUwVbOW
自衛隊から離れてますよ
140創る名無しに見る名無し:2013/07/27(土) 02:09:07.10 ID:NfVWJWfN
んじゃ、日本ごと異世界転移した場合、異世界の文明レベルに合わせた兵器の売却や、そのための新兵器開発はありえるか否か。

火縄銃とか先込め式の古い銃を造って異世界の軍に販売。これなら敵軍が銃を手にした部隊であっても自衛隊の脅威にはあまりならない。
あるいは、逆に構造が複雑極まりないコピー不可能なモノを売りまくって、異世界の社会を日本の技術力に依存させるとか。
141創る名無しに見る名無し:2013/07/27(土) 02:56:57.17 ID:NMf1NLVz
そういや逆に日本がナノテクや精密加工技術で
恐ろしい性能の魔道具を作るなんて話はあまり見ないね
魔方陣なんて量産しまくり
142創る名無しに見る名無し:2013/07/27(土) 05:02:09.98 ID:OtUKGVvd
島戦争は敵国が最新兵器を日本レベルの国から導入か、こりゃ大変だな…
143創る名無しに見る名無し:2013/07/27(土) 08:51:33.72 ID:xLUF59ea
>>140

F世界側に三角帆の技術がない場合、その技術または帆船を友好国に供与とかね
むろん政治や外交、または経済的利益や打算込みで
異世界の技術で容易に再現可能でありながら、船の運用に革命とも言えるブレイクスルーを発生させる
供与された方は大層感謝してくれることでしょう
無論、ほぼ確実に非友好国や敵国にこの技術が流れるだろうけど、所詮帆船
多少煩わしさが増すだけで、脅威度は大して変わらない

三角帆は一例であって、相手国にその技術がなく、かつ相応の効果が見込め、また容易に再現できる技術はどんどん供与すべし
むしろ友好国以外が使う可能性を憂慮して秘匿してしまうのは、逆に多大な損失をもたらす
どうせ遅かれ早かれ、そして大なり小なり情報や技術ってのは流出するのだから
それなら外交カードとして使ってしまったほうが遥かにまし

まぁ、打算なしの善意だけで供与するのだけはやめたほうがいいけど
何らかの利益と引き換えは絶対条件ですね
相手とこちらの保有する情報の違いから、打算なしの善意に「見える」ということなら別に問題ないですが
その辺は技術格差運運より交渉の腕前の話になってくるので、外務省の役人に期待……できないねorz
なんか一方的に利益を吸い上げられる、もしくは雀の涙の利益と引き換えになりそうな未来しか見えないわ
144創る名無しに見る名無し:2013/07/27(土) 09:50:16.37 ID:AgiUa/Wv
>>141
そりゃ日本側が科学マンセーで魔法をフルボッコにするのがこのジャンルの醍醐味だからじゃない?
145創る名無しに見る名無し:2013/07/27(土) 12:31:27.16 ID:sRyMBoxN
インクジェットであっという間に魔法陣印刷とか、
集積回路ならぬ集積魔法陣で大型魔道具が手のひらサイズにとか、面白そうだなw
ただこのスレ向きじゃないな、国ごと転移&内政な作品向きか
146創る名無しに見る名無し:2013/07/27(土) 15:41:28.89 ID:ijAhbDQi
なろうの『詰みかけ転生領主の改革』では、魔方陣を現代数学でコンパクト化する描写が。
さすがに、軍用大規模攻撃魔法に転用されるとまずいので、秘中の秘としてますが・・・・
147創る名無しに見る名無し:2013/07/27(土) 17:58:13.05 ID:EgeupRoR
そういえば、長島巨人軍が転移する小説の、コミカライズ連載がスタートしたな
148創る名無しに見る名無し:2013/07/27(土) 19:23:19.05 ID:E9rpd6Mj
呪符や護符に極限まで微細化した魔方陣を多数集積することで魔力の効率を大幅に向上させ、
高レベルの魔術を術師や聖職者以外でも利用可能とするいわゆる「超重積魔法術」

古くから理論上の存在として研究されてきた一方で、その実現は技術的な困難さから長く停滞が
続いてきた。
原型を作成して圧縮・小型化する試みは、圧縮の過程で内部構造に干渉して構造破壊を生じる
ため頓挫し、微細な魔方陣を構築するアプローチも、相互に複雑に連携する魔方陣をクモの糸
よりも細い金属線で重層的に組む困難さはもちろん、微細化するほど作成者の魔術的属性の
影響を強く受けて術の発動が不安定化する問題が解決できなかった。

「もしどこかに魔力を持たない妖精のお針子が居るものなら完成するかもしれぬ」、
「高名な術者たちが空論を唱えるうちに、魔法を待ち侘びる者達が道端で干乾びる」等と、
理屈倒れ・時間の無駄と揶揄されるほどだった。
149創る名無しに見る名無し:2013/07/27(土) 19:28:37.64 ID:E9rpd6Mj
「あちらさんの本、今月の翻訳分上がりました」
「ご苦労さん。...CAD、高度な金属加工技術、そして集積電子回路製造...  解せんな。
これだけの超技術を持ちながら、なぜ奴らは超重積魔法に目も向けようとしないのか」
「あっちに魔法使いは居ないそうですし、しょっちゅう魔法ぶっつけ合って戦争やってる
こちらの大陸とは事情が違いますよ」
「まあそうだが、とはいえ魔法の使い道は戦争だけではないぞ」
「連中は魔法無しでも、じゅうぶん大魔法じみたことできますしね。」
「そんなものかも知れんな ....飯にするか。」
「通りの向かいに出来たカレー屋がメニュー配ってましたよ」
「...海の幸カレーか 具には何が入ってるやら」
「ニホン人にかかると、大海魔さえイカ扱いですからねえ」
150創る名無しに見る名無し:2013/07/27(土) 20:57:10.71 ID:MHdwKEAx
>大海魔さえイカ扱い
ダイオウイカみたく、あまり美味そうに思えない……
151創る名無しに見る名無し:2013/07/27(土) 23:55:04.84 ID:xLUF59ea
アンモニア臭がきつくて、とてもじゃないけど食べられないんじゃないかな
まぁ、それを誤魔化すためのカレーなのかもしれないけど
152創る名無しに見る名無し:2013/07/28(日) 00:38:22.07 ID:6A7d/XkD
ファンタジー世界側との交流の一環として定期的に駐屯地を一般開放し、日本食を振る舞う自衛隊
数年後、ファンタジー世界で日本食がブームに!とかありそうだな
あと、カリフォルニアロールみたいに現地風にアレンジされた日本食も登場しそう

>>141
賀東招二の『コップクラフト』に似たような話があったな
ただしそれを作っていたのは工作機械を手に入れたファンタジー世界側の人間で、彼らはそれを組み込んだ
魔法爆弾的なシロモノを地球側のテロリスト達に売りさばいて一儲けしようと企んでいた
153創る名無しに見る名無し:2013/07/28(日) 01:24:25.47 ID:TLWD6tgY
>>146
その作品は自衛隊出てくるの?
154創る名無しに見る名無し:2013/07/28(日) 06:22:20.94 ID:k9I9ZNPg
>>147
それって確か昔の作品だったと思うけど、在籍してる選手は変わってる?それともそのまま?

監督の教育方針にしたがって実弾を訓練に供出しちゃう自衛隊。
155創る名無しに見る名無し:2013/07/28(日) 07:56:03.94 ID:jEMiHX5j
>>141
拳銃弾の周りに呪文というかお経みたいなの書いて、銃弾の回転がマニ車みたいな効果を発揮して、悪霊を撃ち殺すってあったような
あと、バイクのタイヤに同じようなことして、悪霊をひき殺すってあったような
しかも所属が防衛省だったような
156創る名無しに見る名無し:2013/07/28(日) 12:57:59.08 ID:iJ2WHEFw
>>155
すまないが野球選手はさっぱり詳しくないので
ただ長嶋が監督やってるから当時の選手達じゃないかな?
架空戦記小説史上、屈指のキワモノと言われていたはずだ。
コンビニで読めるからお試しあれ


異時空は、新宿で第一普連と交戦状態に入ったか
157創る名無しに見る名無し:2013/07/28(日) 17:11:08.45 ID:I/mbT6b/
>>153
男主人公は元自な市警巡査部長(PKF実戦経験者)
舞台は国連委任統治領で実質US支配下
158創る名無しに見る名無し:2013/07/28(日) 19:25:40.49 ID:6A7d/XkD
>>153
詰みかけ転生領主の改革?
なろうによくある転生モノ(現実→異世界の貴族の息子)で、転生先の貴族が好き放題やって
ボロボロにした領地を主人公が立て直すっていう話。ちなみに文庫化もされている。
当然のことながら自衛隊は出てこない。
159創る名無しに見る名無し:2013/07/28(日) 19:31:17.72 ID:k9I9ZNPg
>>156
探しても探してもなかったからありがたいな。色物の極みと聞いていたからすごく読みたかったんだ。コンビニで可能と言うのもありがたい。
160創る名無しに見る名無し:2013/07/28(日) 23:25:33.93 ID:TLWD6tgY
>>158
つまりスレ違いですね
161創る名無しに見る名無し:2013/07/29(月) 07:01:28.92 ID:dUafyFdk
スマソ
魔方陣縮小のみだけ反応してしまいました>詰みかけ
162創る名無しに見る名無し:2013/07/29(月) 22:02:53.23 ID:Hp9mdBKg
確かにスレ違いだけど、そういった作品の一部分を取り上げて『こんなのあるけど』と
話題にするくらいならセーフでしょ
163創る名無しに見る名無し:2013/07/30(火) 00:47:27.77 ID:TUq8BaD4
主題は作品じゃなくて魔法に関する考察だしね。


それはそうとゲートは相変わらず名前が酷いな
モーター・マブチスw
いちいちググってないからわからんけど他の名前もみんなしょうもないんだろうな。
164創る名無しに見る名無し:2013/07/30(火) 21:43:02.02 ID:XnycPa26
ラノベ板のゲートスレ覗いてきたけど、色々と凄かったww
島戦争の『あの話』も色々とアレだったが、ゲートの今回出たやつも別な方向で色々とアレだったようだ
こういう時期だけに、ゲートだけでなくこのジャンル全体が妙な連中に粘着されなきゃいいんだが・・・
165創る名無しに見る名無し:2013/07/30(火) 22:50:20.25 ID:cSRj+Fkb
除いてきたけどなんであんなに荒れてんの?
166創る名無しに見る名無し:2013/07/30(火) 22:58:36.09 ID:XnycPa26
今のスレじゃなく一つ前のスレを見に行けばわかる(まだ見れるはず)
荒れた理由も、『アレ』な内容もそこにある
167創る名無しに見る名無し:2013/07/31(水) 06:29:07.00 ID:WtFW8Cpx
映画LOTRでサルマンが魔法で気象操作し、吹雪を起こして旅の一行を遠隔地から襲っていたが・・・
同じようにF世界の魔法使いは戦場で直接自衛隊と相対するより、日本本土に大型台風を何度もぶつけるとかした方が効果的だな。

あるいは天候を操るなんて凄い魔法を使えるなら、大竜巻とかで砲弾やロケット、ミサイルを逸らせるか?
168創る名無しに見る名無し:2013/07/31(水) 10:46:49.94 ID:x7JnjseG
>>164
>島戦争の『あの話』も色々とアレだったが、〜
どうか詳しく



銀座に「帝国のゲート」さらにもうひとつ「ローリダとのゲート」が発生しました
(ついでにローリダの銀座的町にも「帝国とのゲート」が繋がりました…w
169創る名無しに見る名無し:2013/07/31(水) 14:42:35.92 ID:g/dmpVqZ
自衛隊とは無関係だが銀座じゃなくて〈新宿〉にゲートが繋がっちゃった一発ネタもあったな…
170創る名無しに見る名無し:2013/07/31(水) 18:46:45.37 ID:bMDFtARl
>>167
ミサイルはまぁいいとして、砲弾の精度を著しく下げる強風は相手国にとっても大変そうだなぁ。

気象条件の誤差は日常茶飯事だしましてや戦争ともなれば多少の無理はごり押すでしょう。
まぁ自衛隊なら強風の中で目標物に至近弾ぶつけるくらいやってのけるかも。
171創る名無しに見る名無し:2013/07/31(水) 20:50:51.28 ID:tmo38G81
>>169
kwsk
172創る名無しに見る名無し:2013/07/31(水) 23:41:55.95 ID:lD3cIlgT
よりにもよってゲートを"魔界都市"新宿に繋げてしまい出オチ状態

銃火器で撃たれるは、超音速でぶん投げられるは、超兵器の試し打ちの的にされるは、
どさくさ紛れに邪教の生贄に引かれてくは

侵攻する間もなく住人たちからフルボッコ
173創る名無しに見る名無し:2013/08/01(木) 06:42:24.92 ID:B8Ij5axA
もう(自衛隊関係)ないじゃん

と思いつつ、東宝自衛隊がメーサー戦車とかスーパーXでファンタジー世界を舞台に大暴れ、ってのは読んでみたいが……
174創る名無しに見る名無し:2013/08/01(木) 20:19:00.78 ID:whO8uNMa
>>167
ロケットやAPFSDSはともかく、推進装置と誘導装置の両方を持つミサイルや、それなりの質量と速度を持つ榴弾が、風でどうにかなるかなあ……
175創る名無しに見る名無し:2013/08/02(金) 00:59:48.89 ID:SN82BFGe
APFSDSも弾速の関係上「精密射撃で弱点をピンポイントで撃ち抜かないといけない敵」ぐらいにしか
風による防御は有効にならないような希ガス
176創る名無しに見る名無し:2013/08/02(金) 07:58:18.33 ID:J8lFqbTg
逆を言えば「精密射撃で弱点をピンポイントで撃ち抜かないといけない敵」に風による防御を使われたら厄介だって事だな
177創る名無しに見る名無し:2013/08/03(土) 16:49:31.75 ID:w61F36T2
>>176
「この距離ならバリアは張れないな」という旧陸軍的戦術で対処だ。
178創る名無しに見る名無し:2013/08/03(土) 18:24:36.06 ID:m58bV9UU
肉弾はやめろ肉弾はw

しかし人命が“安い”文化文明で、自衛隊側がそれをうまく理解していない場合、
「ある程度の死者を出せば向こうも引くに違いない」
という見込みが外れて、思わぬダメージを受ける可能性があり得るな。

>日本本土に大型台風を何度もぶつけるとかした方が効果的
F世界の魔導士が「これだけ大嵐が本土を襲えばニホンはひとたまりもあるまい」とか思ってたら、
日本にしたら「例年通りの暴風雨」だったとかいうオチもあり得るな……
179創る名無しに見る名無し:2013/08/03(土) 23:34:00.95 ID:sEylw3Y+
>日本本土に大型台風を何度もぶつけるとかした方が効果的

ふと思ったんだが、気象を魔法でコントロールできるF世界って旱魃とかあるのだろうか?
なんか農業生産が安定してそう
180創る名無しに見る名無し:2013/08/04(日) 01:22:42.27 ID:kZ2EbUKi
気象コントロール...むしろ酷いことになってそうではある

近隣国家間で大型低気圧を押し付けあって、その結果
さんざん停滞・迷走させて被害が拡大したり
181創る名無しに見る名無し:2013/08/04(日) 01:47:20.39 ID:qICBazQT
そもそも大よそ一定の要素で規則的運行をしている気候ですら、時として振れ幅が生じて人類滅亡級の事態に陥るのに
そこに人類が局所的に適当な気象操作くわえたら予測不能な上に普段より振れ幅強化されて、今までのコントロール効かないようなしわ寄せが起こるんですが
182創る名無しに見る名無し:2013/08/04(日) 04:17:33.42 ID:Xf9VkEm8
大型台風作れるとかどんなチート魔法だよ
183創る名無しに見る名無し:2013/08/04(日) 04:19:10.58 ID:Xf9VkEm8
気象コントロールってとんでもない大魔法にしか思えないんだけど
それ個人でできるならもう神様に片足突っ込んでるで
184創る名無しに見る名無し:2013/08/04(日) 20:22:35.38 ID:XdvFjQOj
異世界に召喚された自衛隊。その広報官の活躍とは。
お菓子でエルフ達を餌付けをしつつ異文化交流。
エルフ達が起こす騒動に巻き込まれる広報官。その顛末。

ドンパチも良いけど、こんなのがあっても良いかなって思った。
悲しいかな俺には文才がない。
185創る名無しに見る名無し:2013/08/04(日) 21:04:05.19 ID:XX74aWSM
>>183
バタフライエフェクト的に考えれば、手元で起こす風は小さくてもいいんじゃないか
必要なのは魔力より、「手元で起こす小さな風」で任意の位置・規模の台風をおこせるかを導き出す演算能力
186創る名無しに見る名無し:2013/08/04(日) 21:13:29.23 ID:XZRk19C/
>>185
バタフライ効果はあくまで例えだから
台風起こすには恐ろしいエネルギーが必要
海水温がちょっと上がって上昇気流が起こるなんて書いてある場合があるけど、
ΔTempが少なくても面積が広いのでエネルギーはもの凄い大きさになる
それこそ日本列島10個分とかの面積の温度を操作しないといけない
187創る名無しに見る名無し:2013/08/04(日) 21:19:34.77 ID:qICBazQT
仮にバタフライエフェクトが適応できるような分けのわからん系だったとして、その小さな力が巡り巡って台風になるのは何年後ですか?w
188創る名無しに見る名無し:2013/08/04(日) 21:29:05.08 ID:odazt3x6
あとバラフライ効果で台風を起こすのが可能な場合、
閉じた世界だったとしても素粒子の動きを全て計算出来るという事になる
その位の演算能力がないと無理だし、
そんなものがあれば台風に限らず天気も地震も全て予測可能

しかし現実には開いた世界で動植物の活動だのが加わるので、
バタフライ効果では誤差が大きくなって現実的じゃないので、
大がかりなエネルギーで自然界のように台風を起こすしかないだろうね
189創る名無しに見る名無し:2013/08/04(日) 22:18:09.66 ID:wIRr0l76
そういえば中共軍の人工降雨を今ちょうどテレビでやってるな
弊害はあるのかなやはり
190創る名無しに見る名無し:2013/08/04(日) 23:08:38.99 ID:zM6aNcT5
人工降雨に使うヨウ化銀に毒性があるというのは聞いたことがある(使用量はごく微量のため悪影響はないらしい)
しかし赤旗掲げてる国に限ってやたらと自然環境をいじくりたがるのはなんでだろう?
(旧ソ連の自然改造計画とか色々とヤバイ)
191創る名無しに見る名無し:2013/08/05(月) 07:51:02.05 ID:g/rNIaDC
ゲートの世界観だと、望ましくない技術は亜神が刈り取るらしいけど
個人でお手軽簡単にできる気象操作なんていうトンデモ魔法は問題ないのか
ってか、そんな便利な物があるなら、なんで今まで使ってなかったのか不明
192創る名無しに見る名無し:2013/08/05(月) 10:03:14.51 ID:B7bNVEXE
自然を征服するか自然に順応するかの思想の違いだなあ。

>ゲートの世界観
海自の活躍がまったく無かったわけだが……護衛艦の127mm砲は、木造船なら余裕で大破できるだろうが、WWTレベルの鉄の艦を沈められるかね。
193創る名無しに見る名無し:2013/08/05(月) 10:26:33.01 ID:xrp2vC5g
カオス理論持ってくるのに計算せよとの無茶振りw
それ計算しきれるならどっちにしろ神だよ
194創る名無しに見る名無し:2013/08/05(月) 10:27:06.25 ID:En9p9DNE
先月出たゲートの新刊で活躍してるじゃないか海上自衛官




新宿の戦いは第四対戦車ヘリ部隊の投入か
195創る名無しに見る名無し:2013/08/05(月) 12:05:06.42 ID:gyq8WMRi
>>192
海もないアルヌスの丘に、銀座ど真ん中に繋がる数メートル径のゲートしかない状況では、はやぶさ型ですら持ち込めないよ
そも、海図すらない未知の海で、海上交易への依存度ほぼ無い帝国相手に何するの?

まあ、結局は交渉団に二人ねじ込んだので精一杯でしょ
ボトルシッパーも結構イイ性格のキャラみたいだし、活躍してると言えるんじゃね
196創る名無しに見る名無し:2013/08/06(火) 20:41:37.41 ID:1pHZwiof
ブラック企業ルンパはさすがにちょっと驚かされたな
197創る名無しに見る名無し:2013/08/06(火) 22:06:03.96 ID:jZB5+zk7
自衛隊は化学兵器対策は強い=化学兵器の運用も可だろうが、生物兵器がイマイチだよな。
……F世界の人間たちから“瘴気使い”と呼ばれ恐れられる化学防護隊、とか。
198創る名無しに見る名無し:2013/08/06(火) 23:17:38.41 ID:xI56VPvJ
ガスマスクつけた集団なんか中世レベルの人が見たら完全に邪教徒の集団だろうな
そんな描写されてた作品ないっけ?
199名無し上級大将 ◆80fYLf0UTM :2013/08/06(火) 23:29:17.18 ID:Mhrv0BLk
NBC兵器をまき散らしながら前進するNBC防護済み機械化部隊の役は平成自衛隊に荷が重すぎる

ロシアに一万トンばかりばら撒いてもらおう
200創る名無しに見る名無し:2013/08/06(火) 23:47:48.34 ID:3xPZsm74
>平成自衛隊に荷が重すぎる
どうしようもなく追い詰められたらあっさりやりそう。
というか永田町の連中は、間違いなく自分たちにまでF世界の脅威が及ぶとわかったら、何の躊躇もなく自衛隊にド汚い戦法やらせると思う
で、戦後はその責任を統合幕僚部におっかぶせて終了。
201創る名無しに見る名無し:2013/08/06(火) 23:53:38.47 ID:a10ghwWi
そういや石動さんの作品(まだタイトル未定?)の「北近畿騒乱」で機動隊の発射した催涙ガス弾に騎士たちが混乱するという描写があったな。
あの人達の再登場はあるのかな?
202創る名無しに見る名無し:2013/08/06(火) 23:54:11.11 ID:c745xiZe
>>198
中世のペスト医者みたいのが居る世界なら医者と思われるんじゃない?
203創る名無しに見る名無し:2013/08/07(水) 00:11:09.70 ID:kLLTBxUZ
>>200
あふれ出る中二臭
204創る名無しに見る名無し:2013/08/07(水) 00:53:44.08 ID:w1gu2ESx
>>184
好きにやってええんとちゃうか?戦争に圧勝しすぎて印象最悪な日本をどう広報するか、異世界をどう国民に広めるか、外務省と観光庁まで巻き込んでしまった地味で大事なお役所ファンタジー。

>>198
邪教扱いまでは行ってないが、ゲートにてガスマスクと防護衣を装備した姿をどこの地底人だよと不思議がってる描写あり。
205創る名無しに見る名無し:2013/08/07(水) 19:07:04.97 ID:L46FB2uC
>>198
>>204
ルトパだと迷彩服の時点で邪教徒扱いだったな。
扇動工作のせいでもあるけど、迷彩の概念に気付く者がいても良いと思うけど。
いたとしてもこそこそ隠れる姑息な奴らと思われそうかなぁ。
206創る名無しに見る名無し:2013/08/07(水) 21:01:15.54 ID:3PzYr2ST
カモフラージュはいいけど
混戦になったら味方から間違えて殺されるじゃん
どっち道戦えば混戦になるからお前らもやめなよ助けられないよ
とか心配されるんじゃね?
重火器発達前の近世の軍服が派手なのは識別を容易にするのが一番の目的らしいし
207がろうでん:2013/08/08(木) 10:58:08.45 ID:4OtWlKm/
208創る名無しに見る名無し:2013/08/08(木) 19:15:27.84 ID:PE7zC2si
中世においては地に伏せてバラバラに潜んで戦えるのは一部の精鋭だけで
多くの一般兵は横隊を組んでガチガチにしないとすぐ逃げる
209創る名無しに見る名無し:2013/08/08(木) 19:39:14.67 ID:A+DJAQvV
>>207
表示できません、題名は何ですか?
210創る名無しに見る名無し:2013/08/08(木) 20:10:18.51 ID:fi1QVG3T
>>209
扉の向こう 〜異世界侵攻〜

こっちからならいけるんじゃないかな?
http://estar.jp/.pc/_novel_view?w=22680325
211創る名無しに見る名無し:2013/08/09(金) 03:42:57.94 ID:Oc95EFoY
中世でサンペイ戦術実行できるとか一人一人が下士官レベルの超精鋭だけでしょ
通信方法ないとしたらさらに難易度倍率ドンだし

よほど生産力あるFT世界設定じゃないと長期間訓練する余裕もないはず
212創る名無しに見る名無し:2013/08/09(金) 18:25:45.71 ID:gaN9Z5H0
異世界に通じるワームホール作れるくらいなら通信魔法くらいあって当然って感じだけどな
213創る名無しに見る名無し:2013/08/09(金) 18:29:18.14 ID:WZrkX2yr
つーか転移魔法とか異世界に通じるワームホール作れるなら、
そのエネルギーで核なんか目じゃない攻撃出来るだろjk
214創る名無しに見る名無し:2013/08/09(金) 18:54:54.58 ID:YsE2tlv3
科学でもねぇし現実の物理法則でもねぇんだぞアホども
215創る名無しに見る名無し:2013/08/09(金) 22:39:13.44 ID:494j18WE
異世界に転移して各種輸出入網から切り離されてしまい、「自衛権」の拡大解釈により、生存圏獲得のため侵略戦争を吹っ掛ける日本……
ってのは有り得なさすぎるか。まず間違いなく外交で諸問題を解決しようとするだろうし。
216創る名無しに見る名無し:2013/08/09(金) 23:51:33.72 ID:ObiWaTfU
プッツンした自衛隊が「汚物は消毒だー!」と大暴れするのは読んでみたいが
217創る名無しに見る名無し:2013/08/09(金) 23:56:20.64 ID:dDOHkHnp
核作る方が安上がり
218創る名無しに見る名無し:2013/08/10(土) 02:09:01.75 ID:XBwZM9wx
>>210
読んでみたが最初の7ページで頭痛くなってやめた。
最初に出動するのが市ヶ谷の警務隊と業務隊ってどういうことなの・・・
219創る名無しに見る名無し:2013/08/10(土) 07:59:06.11 ID:k38U6o/m
そこは防衛省に一キロ以内に接近していたのだからということでいいだろう。
結局主力は第一普通科連隊だし。

それよりも場所が新宿駅なら、最初の援軍は警視庁第3、5、8機動隊になるんじゃないか?
あと新宿警察署が陥落させるには相当な兵力がいるな。
あの警察署には600名も署員がいる。
他にも新宿区の警察官を合わせれば千九百人にもなる
220創る名無しに見る名無し:2013/08/10(土) 08:55:51.33 ID:6+we4tke
まあ確かに、内需が死んで輸出も低迷。最早これまでと資源大国に喧嘩を売る話は見てみたいな。
221創る名無しに見る名無し:2013/08/10(土) 13:08:12.69 ID:Eoa6Mztn
確かに>>1にはハイテク兵器 vs 剣と魔法って書いてあるんだけど、「F世界側恐れるに足らず」みたいなレスが大部分だし、
ファンタジー物にお馴染みの魔王とか魔族みたいな共通の敵を出した方が盛り上がるんじゃないか、とは思った。弾薬と燃料の
続く限り蹂躙し続ける自衛隊とか、今となっては面白くないでしょう。
222創る名無しに見る名無し:2013/08/10(土) 17:24:06.80 ID:D/VPXwpu
だいたい仮想敵がファンタジーとは名ばかりの古代〜中世ヨーロッパ軍だから
タイムスリップしてローマ帝国やモンゴル帝国とでも戦ってればいいんじゃないの?ってくらいファンタジー要素が薄い

たとえば自分の国の兵士が魔法を使えたら?って考える
まず侵略する国に魔法使いを派遣して国王だか大臣だかを洗脳するわな
悪い大臣が国王を暗殺して王座を奪うとか古いファンタジーもののお約束すぎて今は誰も手をつけないけど

自分がファンタジー国家の国王だとして、自国の国力からどういう作戦をとるかって視点がないのが多い
過去に大勢力を築いた帝国だって使者を送ったりして最低限の状況は把握してるからな
原始的な部族が相手ならともかく、未知の国家が得体の知れない技術を使ってる時点でそうとう警戒する
魔法がなくてもそれなりの知恵があれば、最初に付近の小国や賊を仕向けて対応を確かめてから外交に出るだろ
で、国力が上だと理解したら同盟組んで技術移転してもらいつつ友好国ってことで移民をバンバン送り込むわ

まあそれだと自衛隊を外国の軍隊みたいに戦わせて無双したいって要求が通らないから
結局「タイムスリップしてローマ帝国やモンゴル帝国とでも戦ってればいいんじゃないの?」になるわけだが
223がろうでん:2013/08/10(土) 18:13:04.38 ID:R3UNLgya
中世体制の異世界国家の攻略方法は。インカ帝国攻略時のピサロに学ぶといい!

ピサロは、皇帝の会見時に皇帝を人質にとってその隙に数百の兵の火力で数万を虐殺
した。

そんなSSないだろうか?
224創る名無しに見る名無し:2013/08/10(土) 21:21:53.46 ID:N6GdIp4L
>>222
良いこと言ってるつもりだろうが、それはただお前の妄想したファンタジー世界ってだけだろ
225創る名無しに見る名無し:2013/08/10(土) 22:30:54.18 ID:d+bFEK0Q
オーフェンとか皇国の守護者みたいなライフルと魔法のファンタジーって少ないよね。
226創る名無しに見る名無し:2013/08/11(日) 00:44:57.39 ID:5N8xS1SS
別にオスマントルコ風でも中華風でもいいんよ?
そうすれば比較的中央集権的で大軍団が出せる。
227創る名無しに見る名無し:2013/08/11(日) 07:59:02.01 ID:LjfEtBil
>>224
たとえば元寇は二度起きてるわけだけど文永の役が大敗北だったら弘安の役は無かったとおもうよ
送り出す軍隊は侵略した地方の連中が主体で「朝鮮が進軍を進言したから」っていう建て前で
文永の役である程度戦えてたから二度目の侵略を計画したわけで…
コテンパンにやられて反攻されそうだったら朝鮮半島を切り捨てて和睦に向かったんじゃない?
そのくらいの外交的なしたたかさがないと、頭が悪い王は独裁者になれても大帝国は築けないし
228創る名無しに見る名無し:2013/08/11(日) 08:53:18.98 ID:LjfEtBil
えー、何がいいたいかと言うと

大帝国に限らず侵略する国はよっぽどの土人国家でもないかぎり、入念に下調べをして内部に間諜を送り込んだりしてる
国力で勝る相手には被支配層の蜂起を促したり、ほとんど自国の兵を送り出さない例もある
いざというときに「あいつらが先走って勝手にやったことで自分たちは関与してない」って言い訳ができるから
それを無視して攻撃を続けると日中戦争みたいにわざと戦線を拡大させて泥沼化に持ち込んで「割りに合わない」と思わせたり
戦争はいかに自国の損害を抑えて勝つか、いかに負けないかで、二次大戦の日本みたいに追い詰められてるわけでもないのに
正体不明の相手に本国がいきなり突撃かますのは…って話

それとは別にファンタジーだけど魔法はとって付けたような設定で中身はまんま中世軍ってどうなのよと
現実で自衛隊無双はできないから文明でも知能でも武力でも劣る数だけの架空の敵を用意して…っていうのも情けないというか何というか
まあそのなんと言うか、すまんかった
229創る名無しに見る名無し:2013/08/11(日) 13:15:20.95 ID:artr8iIr
魔術や魔力をスマートに使う、強大な軍事力を持った狡猾な大帝国を登場させると、
自衛隊との戦いがそもそも発生しないんじゃないですかね。あっても精々、属国属州の
急進派を焚きつけてぶつけるくらい。日本ごと転移するか門みたいなのが開く話だったら、
日本国内の不平分子に魔術書とか魔術的な装置を供給してテロを援助したりとかかな。
230創る名無しに見る名無し:2013/08/11(日) 15:32:11.15 ID:pQg5PGl9
もうこのジャンルから手を引くか自分でしこしこ書いてればいいよ
231創る名無しに見る名無し:2013/08/11(日) 17:18:42.34 ID:yXNqKyjR
>>230
まあまあ。
俺も229の言いたいこともわかるんだ。
各作者はその辺り苦労してるんじゃないかな?
230の書き込みで229が素敵なSSを書くきっかけになってくれたら嬉しいな。

最近投下無いからなぁ
232創る名無しに見る名無し:2013/08/11(日) 18:11:13.10 ID:artr8iIr
>>231
いや、自衛隊にドンパチさせる理由が必要だから、F世界側の頭をあえて悪くしてるんじゃないの?
という意味で書いたんだよ。重要なのは現実的かどうかじゃなく、皆が読みたがっているものが
書けてるかどうかだと思うしね。
233創る名無しに見る名無し:2013/08/11(日) 19:22:07.88 ID:PYAxzPMs
自衛隊と直接対決するなら下調べもするだろうが、
既に調べ終わってる弱小国に攻めたらいきなり自衛隊がいたりするパターンが多いんじゃないのか?
その場合は恐ろしい攻撃をする奴が居る→戦場デマ扱いになったりするだろうし

あとは魔法至上主義で魔法を使えない国を奴隷にするために召還するのを繰り返してたら、
いきなり日本がやってきて、今まで通り魔法も使えない弱小だと思ってたらやられたりとか

そもそも現代とは情報伝達速度も段違いなんだから、
突然やってきたら情報収集が追いつかない事だってあるだろ
過去の地球とは条件が違う
234創る名無しに見る名無し:2013/08/11(日) 20:04:14.44 ID:5N8xS1SS
完全にテンプレ使うと確かにつまらないが
2,3個の要素を設定すればだいたい定まる

世界の一体化はどれくらい進んでいるか
世界の開発はどれくらい進んでいるか
軍隊の移動力、射程はいくらか

これらを現実の何世紀ぐらいに相当するか考えて当てはめればいい
そしてそれを説明する設定を作る
235創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 01:19:44.07 ID:ZykZSUlM
島戦争の場合は敵であるローリダを宗教キチガイにする事で解決していたな。話の内容も面白いし
236創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 07:52:57.55 ID:Vs1YK24g
某有名RPGの9作目では
テレポートで魔法人形兵(量産可能)を現地直送
混乱したところを召喚獣で都市ごとトドメ→国家消滅と
かなりえげつないことしてた
237創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 08:02:59.56 ID:Vs1YK24g
5作目では異次元に立てこもって無の力で国ごと消し去る
6作目では世界崩壊させた上で世界中に凶悪な魔物を放つ
どっちも魔導士
文字にするとやばいな
238創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 13:52:15.19 ID:ZykZSUlM
FF5の無の力とか西暦3000年ぐらいの超未来文明じゃないと対抗不可能だろう
まぁエクスデスやネオエクスデス、それよりも強いオメガや神竜を倒したバッツ達も大概だけど
239創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 14:31:39.97 ID:fdXJp3NZ
おまいら本道に戻れ。
某所で嫌われるがろうでんがまともに見えるぞ。
240創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 19:57:39.95 ID:QiyPu1wl
世界をどうこうできるのに剣で斬られると死ぬような演出重視の奴らが出てくるもの見たい書きたい方は余所でどうぞ
241創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 20:33:32.93 ID:Vs1YK24g
いや本題はエクスデスやケフカより
魔法が使える軍隊の攻撃としては
FF9のアレクサンドリア軍の攻め方みたいなのが
一般的になるじゃないかという話

死んでもいい人形兵(しかも自律して魔法まで使える)を
瞬間移動で街中に放って救助とかで人が集まったところで
もろともドカーン
242創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 21:26:53.55 ID:rnnltGvF
確かにそれをやられたら日本どころか最盛期のアメリカやソ連でも危ないな
それと同時に大規模な侵攻作戦をやられた日にはこっちが負けるかも。

ただああいった高性能な自律型ゴーレム(自我に目覚めたりする)を何百体も揃えて、
それを一気に敵国中枢部まで瞬間移動させるという高度な魔法を開発・運用できるだけの国力を持った
ファンタジー世界の国家って、あまりにも凄すぎてちょっと想像できない。
(FF9の場合は入れ知恵&技術提供した奴がいて、そいつがただ者じゃなかった)

と言うかそんな国がこちら側に攻めてきたら地球が征服されてしまうんじゃないか?
量産型自律ロボット兵&大規模テレポーテーション技術なんて、もはやSFの世界だぞ。
243創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 21:29:01.18 ID:Vs1YK24g
アレクサンドリア軍の戦略からわかるのは

まずゴーレムを攻撃に使うなら質より量で
最低限敵味方を判別する程度の知能に攻撃機能を持たせて
大量動員するんじゃないかと
戦死者もでないし敵を消耗させられるし

それと大規模な魔法が使えるなら兵隊と一緒に戦わせると
足手まといだから敵軍をおびき寄せる囮として使う
量で攻めるとみせかけて迎撃に来たところを一網打尽にする
それか少数精鋭で拠点に不意打ちかまして再起不能にさせる

ふつうの人間の軍隊は完全に戦闘後の制圧用
244創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 21:36:40.82 ID:IFkMD4k0
>>241
それどう見ても現実側よりだいぶ先行ってるやろ
未来の軍隊みたいな攻め方されたら危なくて普通じゃねえの

ワープできる無人兵器で攻撃しろって行ってるのと一緒やん
245創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 21:38:03.01 ID:IFkMD4k0
大規模テレポーテーション技術なんてあるならすでに太刀打ちとかそんなレベルの話じゃねえわ
それやるならもうVS SF世界でよくね
246創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 21:38:53.05 ID:Vs1YK24g
>>242
いや作中では言うほど高機能でもないんだよ
ただ手のひらから炎や雷が出せて
味方以外の動くものを攻撃するくらい
知能の高いやつはいるけどそいつは少数でさ

あとこれを言っちゃおしまいになるけど
実際に異世界に飛べる(or飛ばされる)なら瞬間移動や自律人形が
飛びぬけてスゴイ技術だとは思わないよ
247創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 21:39:45.69 ID:L1xsBwlS
異時空、今度は霞ヶ関の戦いか

たった五人のテロリスト相手に、帝国を相手にした時以上に死者をだしてる
248創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 21:40:10.60 ID:IFkMD4k0
>>246
それが超性能じゃないといえるのが凄いわ
どの時代に住んでんの?
249創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 21:57:35.61 ID:Vs1YK24g
>>248
うーん、そこじゃなくて瞬間移動はひとまず置いといて

知能の低い人形を大量に使役することができたら?
広大な範囲の魔法が使えたとしたら?っていう話
全部がいっぺんにできなくても戦略や戦術として
そういうことやりそうじゃない?ってのが言いたかったの
250創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 22:10:03.53 ID:IFkMD4k0
俺はその自立兵器も超性能だって言ってるんだけどな
現代国家と張り合えるほどの数の自立兵器生産できるならそれは
相当な未来の大国と殴りあいするようなもんだろ
251創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 22:10:30.11 ID:L77cRXkU
対処能力にダイレクトに影響する「瞬間移動」置いちゃうんだ
252創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 22:12:13.25 ID:IG8IfK71
自衛隊が召還されたら装備はもちろん最新式なんだよな
空母型護衛艦とオスプレイセットで
253創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 22:12:45.29 ID:IFkMD4k0
大規模瞬間移動なんてできる時点で経済規模も爆発的にでかくなるだろうしなぁ
254創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 22:19:44.78 ID:Vs1YK24g
つまり魔法使い前提の軍隊の運用とか。そういう話

別に現代軍と互角じゃなくても
ゴーレム量産技術があれば人形どうしの代理戦争とか
広範囲で爆発を起こす魔法があれば密集陣形が早々に廃れるとか
魔法が一般的な世界だとありそうなもんでしょ?
という方向に持っていきたかった

瞬間移動が前提だと…どんな世界になるのかねえ
255創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 22:22:38.74 ID:ddb4zK/i
魔法はエネルギー保存の法則が無いから作者の設定によってはやりたい放題だからな
しょぼすぎても強すぎてもつまらなくなる
256創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 22:23:32.64 ID:L77cRXkU
それでもたらされる被害の広範囲・甚大さ考えたら
核兵器の全面投入とかわらん

それらの自律兵器群の常時待機の状態で大国がにらみ合い
双方の意図の読み違いで機器レベルがはねあがる
冷戦期みたいな状態になるだろうな
257創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 22:31:00.94 ID:IFkMD4k0
>>254
ゴーレム量産技術なんてあるならもう現代と遜色ないレベルの社会構築できるやろ
ファンタジーでやる意味あんまなくないかね

爆発魔法いくらあっても密集陣形廃れるなんてことはありえないけどな
通信方法と高度な士官教育、兵の訓練時間及び手順が整備されてない限り散兵にした時点でみんな逃げるわ
要するにクソでかい生産力余剰ない社会では一部ならともかく全部散兵とか基本的に無理
逃げたら死ぬソ連式で密集陣形やるしかない
まあそれも被害でかすぎて選べそうな気はしないけど

個人がクソ火力もてるって設定なら会戦自体過去のものになって攻撃的なゲリラ戦術メインになるってんならわかる気もする
防御力より火力が圧倒的に過剰なんだから真正面から殴り愛する必要ってあるの?
258創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 22:51:28.65 ID:IG8IfK71
魔法はせいぜい火雷吹雪の自然レベルだろ
即死魔法とかありなら魔術がチートすぎるし
自衛隊は戦国に飛ばされたら燃料がネックになってたからそれも問題
259創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 22:54:16.08 ID:rnnltGvF
大規模瞬間移動の魔法が当たり前に存在すると言うことは、超大型の『どこでもドア』が
実用化されているようなものだからね。輸送コストなんて『なにそれおいしいの?』状態。
ヘタすると地球よりファンタジー世界のほうがいろいろな面で発展している可能性もあるよな。
もっともそんなハイレベルの魔法を使える魔法使いなんて、そう何人も居るとは思えないけど。
広範囲攻撃魔法についても同じで、多くの魔法使いが時間をかけて準備して発動させるのならともかく、
個人でそんな魔法を連発できる魔法使いなんてなかなかいないでしょ。

あとあの作品ではゴーレムが秘密工場で自動的に大量生産されていたけど、ファンタジー世界側が
独力でああいった施設を設計・建設・運用できるかな?
260創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 23:01:41.02 ID:Vs1YK24g
>>257
そこでテレパシーなり便利アイテムなりの出番じゃないかな
貴重な通信アイテムを持ち歩く小隊長みたいな
魔法も数人がかりで射程と威力が増大するとか
うーん難しいか
261創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 23:01:41.97 ID:VZRTHlEQ
>>258
即死魔法と言えば、某ポターは魔法の設定が微妙過ぎでロクに使いこなせてなかったな
262創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 23:17:55.30 ID:pXYAK1ZC
流れを無視して
F世界側が魔法でチートしなければ、自衛隊は東南アジアとかの軍隊みたくなるんだろうか?
陸は普通科重視。戦車よりもレンジャーの増強が優先。
海は機関砲が主兵装の哨戒艇が主力に。
空は練習機改造のCOIN機を配備。

あれ。陸は今とあまり変わらんような…
263創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 23:29:49.83 ID:GdnvxXyo
召喚された自衛隊に対抗するために、他の国々も異世界の軍を召喚。
だがやって来るのは何故か日本人ばかり…

どきっ! 日本人だらけの世界大戦!
264創る名無しに見る名無し:2013/08/12(月) 23:51:11.42 ID:IG8IfK71
魔法使いはメラゾーマぐらいの火玉飛ばせる魔法使いいるのは基本
自衛隊は榴弾やら自走砲やら持って来るんだから
265創る名無しに見る名無し:2013/08/13(火) 00:07:05.33 ID:FIb4gRRu
なんにせよ魔法関連については作者次第だろうな。

1、誰にも素質があるor素質があるのは一部の人間だけ
2、簡単に覚えることができるor覚えるのは簡単ではない
3、魔法学校で何年か勉強すれば魔法使いになれるor師匠のもとで何年修行してもなれる者はごくわずか
4、強力な魔法に関する資料が完全に公開されているor強力な魔法は存在自体が秘密
5、マジックアイテムが簡単に手に入るorマジックアイテムは貴重品

1〜3はともかく、4と5が前者だった場合ファンタジー世界の治安がひどいことになるかも。

>>263
様々なパラレルワールドから違う日本の軍隊(もしくは自衛隊)をいくつも召喚した日には・・・
凄いことになりそうだ。

>>264
威力なら互角かもしれないけど、射程距離や精度はどうなんでしょう。
ヘリや地上の観測手の支援を受けながら遠距離から砲撃を行う特科に対して、
目の届く範囲しか攻撃できない魔法使いはかなり不利なのでは。
(遠くを見ることが出来るマジックアイテムを使えばある程度は対抗出来るかもしれませんが)
266創る名無しに見る名無し:2013/08/13(火) 00:11:30.43 ID:E8M/NF+M
まあ、作者が魔法が強いと決めたら魔法が勝つ、科学技術が強いと決めたら科学技術が勝つ。
科学だから強いとか魔法だから強いとか言うのは無くて、単に作者がパワーバランスをどう設定するかと言う事と
魔法らしさ、科学らしさの演出と、その設定の中で如何に面白い話にするかと言う問題でしかないからね。
>対ファンタジー世界戦争
267創る名無しに見る名無し:2013/08/13(火) 00:33:03.21 ID:lYqrn5If
ファンタジーはドラクエFF基準なら相当なチートレベルに達してしまうからな
自衛隊の戦力で太刀打ちできるか
268創る名無しに見る名無し:2013/08/13(火) 00:56:42.35 ID:2EaQcGWL
ぶっちゃけFFの一部ムービーシーン以外、規模はゴミみたいなもの
269創る名無しに見る名無し:2013/08/13(火) 01:00:27.64 ID:uZBveCzh
圧倒的な魔法で混乱し虐殺されていく自衛隊
パターンとしてはあるかも知れんが それ読んで喜ぶ奴は少ないだろうな
270創る名無しに見る名無し:2013/08/13(火) 01:25:05.13 ID:o5ELuHil
ドラクエ基準だと数の差でボコボコにできそうやが
FFは作品によってばらばらすぎてなんも言えん
271創る名無しに見る名無し:2013/08/13(火) 01:29:46.40 ID:2EaQcGWL
いやDQも比較的統一性はあるが大概適当だろ
272創る名無しに見る名無し:2013/08/13(火) 11:22:24.11 ID:/lm3Gv/l
といって敵が強くないと、連戦連勝する自衛隊も格好悪く見えてしまうというジレンマ
273創る名無しに見る名無し:2013/08/13(火) 14:14:56.22 ID:KdL4JapZ
百戦百勝非善之善者也
不戦而屈人之兵善之善者也
274石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/08/14(水) 11:46:45.35 ID:9UuvGErt
まことにご無沙汰しています。
私が苦手な部分で筆が止まってしまい、こんなにも魔があいてしまいました。
実力不足です。閑話が先に書き上がっちゃったり……。

しかしまぁ、忘れ去られないうちに投下せねばと思い、今から投下します。

決して別のことに逃げていた訳ではありません。
275石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/08/14(水) 11:49:03.28 ID:9UuvGErt
ブンガ・マス・リマ大商議堂
2013年 1月3日 夕刻


 柔らかな精霊光とランプの光に照らされた豪奢な会議室は、重苦しい沈黙に支配されていた。中央の円卓には、彫像のように動かない男女が力無く席に着いている。

 敗報は、泥まみれの兵士によってもたらされた。

 義勇軍後衛に所属していたその兵士は、顔を鼻水と涙と泥でぐしゃぐしゃにしたまま、息も絶え絶えに市域を護る衛士に告げた。
「義勇軍は全滅だ! 帝國がくるぞッ!」
 幸いにも、知らせは市民に広まる前に衛士団の所で留め置かれた。急報を受けて集まった同盟会議と商都の重鎮たちは、余りの事態に言葉を失っていた。

「おしまいだ」頭を抱えたままだった参事の一人が嘆いた。
「何を言うか!」
 水軍提督アイディン・カサードが吠えた。だが、賛同の声は無い。カサードの叫びは高い天井に吸い込まれるかのように消えた。
「ようやく編成した義勇軍が全滅したんだぞ。なけなしの軍だったんだ。もはやこの都市を護る者はいないんだ」
 見苦しく取り乱す参事だったが、その言葉は事実でもあった。
「こうも容易く全滅するとは……手練れの冒険者たちもいたというのに」
 ギルド長ヘクター・アシュクロフトが声を震わせた。年齢は五十を数えているが、鋼を寄り合わせたような肉体に衰えを見つけることは出来ない。かつて『狂える神々の座』最深部から生還したこともある、生粋の戦士だ。
 その彼の息子も軍に加わっていた。円卓に置かれた両手は小刻みに痙攣している。気付く者はいない。
「と、とにかく今後の対策を立てねば」
 ロンゴ・ロンゴの言葉が虚ろに響く。

「市の残存兵力は?」
「我がパラン・カラヤ衛士団が二百、市警備隊が三百、撤退してくる残兵から五百は編成出来ようか……あとは市民から募るしかあるまい」
「て、敵は?」
「恐らくは五千以上。一万の我が野戦軍を破り、また義勇軍三千を殲滅した恐るべき敵である」
 衛士団長のケーオワラートが重々しく言った。絶望的な戦力差だった。
「駄目だ。やはりおしまいだ!」
「ええい、いざとなれば儂のガレーから船手を全部陸に揚げるわ! それで五百はまかなえよう」
「水夫が陸に揚がって何ができる!」
「何をッ!」

「やめなさい」
 議長席から制止の声が放たれた。柔らかな声色だ。だが、有無を言わせぬ迫力があった。海千山千の商人と、歴戦の海将を一言で黙らせるのだから並みではない。
 声の主はマーイ・ソークーン。参事会議長である。
「それだけ声が張れるならば、街へ出て兵を集めなさい。今は仲間内で言い争う時では無いでしょう」
「……確かに」
「すみませんソークーン議長」
 諭すような口振りで言い争う二人を収めたソークーンは、しがないエビ漁師の息子から議長まで上り詰めた立志伝中の人物である。昔は美男子でならした彼だが、今は立場に相応しい貫禄を備えている。
 その外見と鷹揚とした態度からは、かつて冒険商人として西方諸侯領の御用商人たちと争い、彼らから『颱風』の名で怖れられた漢とは思えない。
 ソークーンは、リルッカに水を向けた。
「リユセ樹冠国はどうしていますか?」
「はい……情勢は樹冠長の耳に入っています。いくらかの戦士は出せますが、戦況を覆す程では……」リルッカはそう言って視線を円卓に落とした。
 リユセの妖精族は一人一人が優秀な精霊魔法の遣い手であり、弓手の上手であった。その妖精族の力をもってしても戦況は好転しないという。議場に再度重い空気が満ちた。
 別の参事が、すがるように言った。
「そうだ! 〈ニホン〉の助けを借りるべきだ! あの不可思議な力を持つ軍ならば、帝國に対抗出来はしないだろうか?」
「それはよい考えだ! あの有翼蛇を倒したのだ。その力を帝國にぶつければ!」
「すぐに〈ニホン〉の代表に使いを──」
276石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/08/14(水) 11:50:19.22 ID:9UuvGErt
「無駄です」

 ロンゴ・ロンゴが断ち切るように言った。普段の彼からは予想出来ない程、冷徹な響きだった。周囲が一様に黙り込む。問うような視線が集まったのを感じたロンゴは、重い口を開いた。

「すでに〈ニホン〉軍の指揮官の元へ出向いて、助勢を申し出ました。ですが断られました」
「な、なぜだ!? 帝國は〈ニホン〉にとっても敵であろう」
「私もそう言いました。ですがミヨシという名の指揮官は『我々が攻撃を受けない限り、こちらから手を出すことは禁じられている』と言うばかりで、全く通じませんでした」
 ロンゴは落胆を隠そうともしない。周囲の参事たちからも失望のため息が漏れた。その中で最も衝撃を受けた顔をしている男がいた。ケーオワラートである。彼は拳を握り締め、首を振った。
「ロンゴ総主計、それは真か? 〈ニホン〉軍はすでに帝國の有翼蛇を墜としているではないか」
「ええ、私にも彼らの考えはさっぱり分かりません。ですが事実です」
「何かの間違いであろう。確かめて参る!」
 ケーオワラートはそう言うと勢いよく立ち上がり、議場を飛び出していった。


 呆気にとられた一同であったが、事態は惚けていようが居まいが変わらない。
「早晩市民にも敗報は伝わろう。治安が心配だ」
「治安だと? 我らはすでに敵対したのだぞ。帝國軍が市を陥とせば縊り殺されようぞ」
「すぐに防備を固めて……」
「いや、いっそ大陸から退くべきかも」
「馬鹿な。財物は容易くは動かせんぞ。無一文でやり直せというのか?」
 参事たちは、てんで勝手に喋り始めていた。一人が気付いた。
「そういえば、何人か姿が見えないな」
「……言われてみれば」


「逃げ出したよ」
 揶揄するように言ったのは、痩せぎすの男だ。職工組合の長を勤める彼は薄笑いを浮かべ続けた。
「商館長たちは流石に目敏いね。敗報が入った途端、大急ぎで逃げ支度だ。恐れ入る」
 組合長は「俺たちは街を捨てられん。あんたらは好きにしたらいいさ」と吐き捨てると、天井を見上げ黙り込んだ。
 何人かの参事や団体代表が慌てて議場を後にした。櫛の歯が抜けたような有り様の円卓では、さして効果の無さそうな対応策が話し合われている。

 商都内の複雑な利害関係を捌き、他国商人たちを巧みに出し抜いて、ひたすら街を大きくしてきた参事会だが、眼前に迫る帝國軍に対しては何ら有効な手を打てず、ただ呆然と立ち尽くすのみだった。
277石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/08/14(水) 11:53:15.55 ID:7N8Ewlqv
ブンガ・マス・リマ北東5q 前方監視哨
2013年 1月3日 18時27分

 柘植は街道をこちらに向けて進むケーオワラートを見つけた。かなりの勢いで馬を駆っている。何か急報だろうか。そう思った彼は作業の手を止め、立ち上がった。
 彼の率いる戦車小隊は、緊迫する情勢を受けその全車両を前方監視哨に配置している。ちょうど施設隊から借りた小型ショベルドーザで予備の戦車用掩体を掘り終えたところだった。
「ずいぶん急いでいますね。まさか、戦況に動きが?」
 砲手の根来二曹が迷彩服の泥を払いながら言った。南瞑同盟会議側が敗北を重ねていることは、すでに陸自側も把握している。無人偵察機からの映像には、街道に沿って延々と倒れ伏した南瞑同盟会議軍の死骸が映し出されていた。

 先遣隊本部は隷下の各隊に警戒を厳とするよう指示を出すとともに、偵察隊に対してオートバイ斥候の派出を禁じた。
 陸自は、鬱蒼と茂る熱帯林の傘に邪魔をされ、南瞑同盟会議軍を屠ったはずの帝國軍を見失っている。先の戦闘は北方わずか20キロ。どこから帝國軍が現れてもおかしくは無い。
「いや、無線は静かなままだ。第一、帝國軍が現れるなら俺たちが最初に接触するはずだ。別件だろう」
「何でしょうね?」
「分からん。まあ、ちょうど良い。小休止にしよう」
 柘植はそう言うと、ここ数日ですっかり打ち解けた異世界の武人を出迎えるため、森を出た。

 
 衛士団長殿はよほど急いだようだ。柘植はケーオワラートの姿に驚きを覚えた。彼が乗る葦毛の馬体はびっしりと汗をかいている。鼻息は荒い。そして、普段なら彼の後を駆けて付き従う従者のカルフの姿が見えない。
「こんにちは。ケーオワラート団長殿。何かありましたか?」
 ケーオワラートだけは、普段と変わらず鞍の上で真っ直ぐに背筋を伸ばしていた。
 いや。 
 よく見ると、ケーオワラートは尋常ではない緊張感をその顔面に漲らせていた。大きな瞳はつり上がり、口元は微かに震えている。戦の前でもこんな表情をするだろうか? 柘植は訝しんだ。

「ケーオワラート殿。もし、重要な話であれば向こうで伺いますが?」
「……いや、この場でよい」
 柘植の申し出をケーオワラートは即座に断った。重々しい動作で軍馬を降りる。彼は周囲の隊員などいないかのように、柘植を見つめていた。

「ツゲ殿。貴殿に問いたいことがある」
「何でしょうか?」

 ケーオワラートは、一言一言絞り出すように言った。常に不思議に思うことだが『通詞の指輪』は、その言葉の持つ空気さえ翻訳しているようだった。彼の言葉は重苦しい響きを纏っていた。

「昨日敗報が届いた。義勇軍が全滅した。聞いておるな?」
「……ええ、概略は」柘植は慎重に答える。

「参事会は貴国に救援を求めた。だが、貴国は断った──何故だ」

 ついに来たか。柘植は先遣隊長の三好一佐とのやりとりを思い出した。指揮官参集が命じられ集合した本部で、彼らは告げられていた。
『帝國軍と南瞑同盟会議軍の情勢は達した通りだ。だが、現状は部隊行動基準を満たしていない。各部隊は明確な敵対行為を受けるまでは、交戦を禁じる』
『しかし、帝國軍は確実にブンガ・マス・リマに来ますよ。そして、同盟会議側にろくな戦力は残っていません。我々が助けなければ……』
『南瞑同盟会議は日本国の同盟国ではない。そもそもまだ国家として承認したわけでもない。防衛出動の根拠が無い』
『でも、目の前で山ほど殺されている。そして、もうすぐもっと死にます』
『死んでいるのは我が国の国民では無い。治安出動の要件も満たさない。手出しはできん』
『じゃあ、我々は何を根拠にして、いったい何のためにここにいるんですか?』
『命令は命令だ。各隊は警戒を厳とし、攻撃を受けた場合は速やかに報告せよ。可能な限り交戦を避けよ。以上』
 参集した各指揮官は全員が納得のいかない表情を隠さなかった。三好一佐ですらそうだった。法律上、無理に無理を重ねた派遣である。彼らの立場はあいまいで、異世界の人々の扱いもまた、あいまいであった。

 普通科小隊長が柘植に言った。『まるでPKOだぜ』
 目の前で第三国同士が戦闘行為を行っていても、手出しできない。危険を回避しつつ、呼びかけるだけ。民間人が襲われていても、介入できない。幾度となく議論の俎上に上がりながら、なおざりにされてきた矛盾だ。
 柘植たちにとって最悪なことに、日本国民が回したツケの払いが今、彼らの元に回ってきたのだった。
278石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/08/14(水) 11:54:19.34 ID:7N8Ewlqv
「我々は部隊行動基準によって行動を定められています。現時点で『帝國軍』と呼称される武装集団から我々は攻撃を受けておらず、交戦は許されていません」
「……貴軍は戦えないと申すか」
「もし、攻撃を受けた場合は反撃を許可されています」
 ケーオワラートはうなった。
「すでに帝國軍の手によって多くの街が焼かれ、鬼畜の所業が行われているのだぞ。奴らは間違い無く来る。いずれは貴軍と当たるであろう。それが明らかでも今は戦わぬと言うのか?」
「……心情としては味方したいのですが」
 柘植は不条理を思い知らされながら言った。
「襲われているのは南瞑同盟会議の人々であり、我が国の法律上これを助けるための武力行使は許されていないのです」
 口を開くのが嫌になった。酷い話だ。
 ケーオワラートは、柘植の言葉に顔を歪めた。そして、一瞬目線を北へ向けた後、静かに言った。
「……ツゲ殿。我は貴軍が厳しい軍律を守り、鍛え上げられた兵たちであることを知っている。であるからこそ、国法は絶対なのであろう──それが如何なるものであれ」
 ケーオワラートはそこで言葉を切った。真っ直ぐに柘植を見る。黒々とした大きな瞳に、次第に感情が宿るのが分かった。
「だがッ!」ケーオワラートが吼えた。

「ツゲ殿。我が民の被害は是非も無きこと。我らの力が及ばぬが故に塗炭の苦しみを与えている。その責めは我らが負うべきであろう。
 だが、〈ニホン〉はすでに帝國軍の侵攻を受けたのであろう? 多くの民を殺され、街を焼かれ、千を超える民が拐かされたままなのであろう! であるのに何故だ! 何故戦えぬ?」
「それは……」
 ケーオワラートの剣幕に、周囲の隊員が一様に驚いた。ようやく彼に追いついて来た衛士団員やカルフも目を丸くしている。柘植は言葉を接げない。
「ツゲ殿は我に言ったな。〈ジエイタイ〉は日本国の平和と独立を守り、国民の生命と財産を守る。我はその言葉にいたく感服したのだ。まさに武人の本懐であると。我らと志を同じくする者たちだと──その言葉は、偽りであったのか?」
 ケーオワラートの顔は真っ赤だった。その瞳は真摯な色を浮かべ、柘植を見つめている。口ひげが震えていた。ケーオワラートは柘植の言葉を待っていた。
「……それでも」柘植は言葉を絞り出した。
「それでも我々は、命令に従わねばなりません。それが我らの義務──」
 柘植の内心は混乱していた。俺は、命令だからと思考停止しているのではないか? そんな思いが少なからず沸き起こった。だから、柘植は目を伏せた。後ろめたさを抱えたまま、ケーオワラートの視線に耐えられなかった。
「義務なのです。命令が無ければ交戦は出来ません」

 ケーオワラートの手甲がぎちりと音を立てた。
「貴殿は己を偽っている。……だが、もう良い。我は見誤っていたようだ」
 鱗鎧が金属音を立てる。彼は軍馬に跨がると、馬首を巡らせた。

「失礼する」



 その日を境に、自衛隊とパラン・カラヤ衛士団の関係は決定的に悪化した。衛士はことあるごとに自衛隊員を悪し様に罵り、それによって市民の態度も一変した。
 衛士や市民との問題が発生することが懸念された。ただ、それは杞憂に終わった。帝國軍南下による情勢の悪化から、先遣隊本部は各隊に外出禁止を指示。部隊は臨戦態勢に入ったのだった。
279石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/08/14(水) 11:55:46.83 ID:7N8Ewlqv
続きはありますが、とりあえず以上です。


御意見御質問御感想お待ちしています。
280創る名無しに見る名無し:2013/08/14(水) 12:50:04.88 ID:RMvuTET1
待望の投下、乙です。

数々の矛盾を孕んで、派遣された自衛隊の悲しさ…
動かざる彼らが鬱憤を晴らすのはいつか?
281創る名無しに見る名無し:2013/08/14(水) 13:08:31.80 ID:LiRSByRj
おお、投下来てた。
石動さん乙です!

こじれてしまった両者の関係、果たして元に戻るのか?
続きが気になりますね。
282創る名無しに見る名無し:2013/08/14(水) 13:49:30.79 ID:RCG4w5jK
>>240から>>273
>なんにせよ魔法関連については作者次第だろうな。

1、誰にも素質があるor素質があるのは一部の人間だけ
2、簡単に覚えることができるor覚えるのは簡単ではない
3、魔法学校で何年か勉強すれば魔法使いになれるor師匠のもとで何年修行してもなれる者はごくわずか
4、強力な魔法に関する資料が完全に公開されているor強力な魔法は存在自体が秘密
5、マジックアイテムが簡単に手に入るorマジックアイテムは貴重品

だから魔法に関してはTRPGのガープスのガープスマジックが…つかガープスが一番あってるんでね?
1235は前者4に関しては、「高威力」なのは「ガープス妖魔夜行の妖術」で。
283創る名無しに見る名無し:2013/08/14(水) 16:06:04.47 ID:y0vUBk62
石動さん投下、乙です!

現実的に考えると、異世界の軍勢が意味不明、理解困難な行動原理とってるって、信頼できない、不気味所じゃないな・・・
自衛隊に開放のカタルシスの到来は何時になるかな?
284がろうでん:2013/08/14(水) 16:53:00.31 ID:nTWnobDb
>>278

日本国憲法なぞ廃棄改正してしまえばいいのに・・・・これも当時の吉田首相も
馬鹿だね〜!
285創る名無しに見る名無し:2013/08/14(水) 17:17:13.33 ID:+Kqz25+K
乙です。まあ帝国軍と密約を交わした、または自衛隊の『値段』を吊り上げようとしているとしか
思われないだろうから、悪感情を持たれても致し方ない所でしょうね。そして一旦こうなると、
関係修復が難しそう。
286石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/08/14(水) 17:42:25.37 ID:s7jp9s9I
感想ありがとうございます。

ある意味このもどかしさが召喚されたのが自衛隊であることの証でもありますので、今しばらくもどかしいという気持ちを抱えていただきます。

ここから先はある程度サクサク投下したいですね。

では、続きです。
287石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/08/14(水) 17:43:35.90 ID:s7jp9s9I
ブンガ・マス・リマ北東5q 前哨陣地
2013年 1月6日 9時17分


 陸自偵察隊が帝國軍を再捕捉したのは、南瞑同盟会議義勇軍壊滅から3日後の午前9時を回ったころだった。
 稜線上に黒い染みが滲み出るかのように、帝國軍の姿が見えている。照りつける太陽の下で、その数は数千に達しようとしていた。くすんだ色合いの中に光るものは、全て彼らの持つ刃の煌めきだろう。

 街道を見下ろす森に布陣した陸自偵察隊指揮官柘植一尉は、念入りに偽装した小隊長車の車長席から、眼下の光景を睨んでいる。
 情勢が緊迫したことで監視哨から前哨陣地に役割を変えた森には、90式戦車4両が掩体壕に車体を沈めている。周囲には偵察隊の小銃班が展開していた。
 前哨陣地を預かる彼らの前に、味方は存在しない。マワーレド川流域に広がる草原と湿地には、今や帝國軍が満ちようとしていた。そして、彼らの後方に構築すべきはずの主抵抗陣地もまた、存在しなかった。
 偵察隊の後方は、ブンガ・マス・リマの市街地であり、小銃小隊と迫撃砲小隊が薄く展開しているだけである。彼らは部隊行動基準に縛られ、ろくに塹壕すら掘れていない。
 結局、積極的な行動に出ることは許可されなかった。各隊はそれぞれの持ち場で首をすくめながら敵を待ち受けることしか許されていない。柘植の偵察隊は市外に布陣していたため、陣地を構築することが出来た。
 幸運と考えるべきだった。柘植は部下に掩体壕の予備まで与えられたが、多くの部隊はバリケード程度しか用意出来ていないのだ。

「隊長、帝國軍が隊列を組み始めました」
 小隊班員が、双眼鏡を覗きながら報告した。柘植は右手で了解の合図を出すと、無線で本部に報告した。

「ハリマ、ハリマこちらエゾ。前方5q付近に帝國軍多数確認。目標連隊規模、なお増大中。交戦許可を要請する。送レ」
『エゾこちらハリマ。攻撃を受けているか? 送レ』
 先遣隊本部はすぐに返事を寄越した。無線の声はクリアだ。
「こちらエゾ。まだこちらは発見されていない。だが、帝國軍は南下している。当該勢力の脅威は増大中。発砲の許可を求む。送レ」
『交戦は許可できない。現在ブンガ・マス・リマ市警備部隊がそちらへ急行中。繰り返す。交戦は許可できない。送レ』
 予想通りの返答に、柘植は舌打ちすると叩きつけるように返答した。
「エゾ了解。現地点で待機する。終ワリ」

「クソッ!」
「隊長、ブンガ・マス・リマ市方面より接近する集団あり」
 柘植は身体をひねると、報告のあった方向に視線を向けた。蛇行するマワーレド川の流れに沿うように、道幅の広い街道があった。その路上を数百名の男たちが隊列を組んで北上していた。
「なんてこった。市警備部隊ってのはあいつらかよ……」
 眼下には、パラン・カラヤ衛士団の姿があった。鱗鎧を煌めかせ早足で北へ進んでいる。柘植は慌てて無線に叫んだ。

「ハリマこちらエゾ。市警備部隊を確認した。『パラン・カラヤ衛士団』一個中隊規模。間違い無いか? 送レ」
『こちらハリマ。間違い無い。送レ』
「敵は連隊規模だぞ。兵力差が大きすぎる」
『エゾは現地点で待機せよ。交戦は許可しない。終ワリ』
 戦車の周囲で小隊班員たちがざわめくのが分かった。「おい、あれっぽっちじゃやられちゃうぞ」柘植も同感だった。

 衛士団は約200名。ほとんどが歩兵で10騎程の騎乗士と数台の馬車を帯同していた。先頭にはよく知った顔が見えた。その指揮官が腕を高く掲げ左右に振った。
 衛士団の縦列が左右に開き始めた。
 そこは蛇行するマワーレド川と柘植たちが潜む森がある丘に挟まれ、最も平坦部が狭まる地点だった。衛士団はそこに3列の横隊を敷いた。背後に馬車を並べ、わずかな数の弓兵を置く。
 集団戦に慣れていないのだろう。その動きはどこかぎこちなく、列は一部に乱れを生じていた。
(まるで、ベニヤ板だぞ)
 彼方に迫る大軍勢に対し、衛士団の戦列はあまりにも貧弱なものだった。予備兵力は見つけられなかった。
288石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/08/14(水) 17:46:59.57 ID:WQ0P46QY
 その時、視界の中に一台の馬車が入ってきた。馬車は土煙を立てながら丘を登っていた。間違いない。真っ直ぐに前哨陣地に向かっている。
「何のつもりだ」柘植は、入念な偽装を施した陣地の存在が暴露することを恐れた。だが、彼に馬車を止めるすべはない。彼は盛大にため息をつくと、車長席から飛び降りた。
「誰何の要なし! 俺が対応する」
 柘植を見つけたのだろう。馬車は彼の目の前に走り込んできた。幌を外した荷台には衛士が2名と、麻袋が3つ。何だろうといぶかしむ間もなく、馬車は陣前に停車した。

「我はパラン・カラヤ衛士団衛士長ガーワ・ジュンジーヤ。団長より荷を預かってまいった」
 御者台の上で細身の衛士が告げた。
「我らこれより戦に赴かん。願わくばこれなる荷を暫し預かっていただきたい」
「荷物?」柘植が質問する間もなかった。
「では、お頼み申す」
 ジュンジーヤ衛士長の合図で荷台から麻袋が地面に降ろされた。かなり大きい。
「いや、ちょっと待っていただきたい。一体何のことだか──」
「おお、帝國軍どもが迫りよる。では、これにて御免!」
 ジュンジーヤは言うだけ言うと、馬に素早く鞭を入れ猛烈な勢いで丘を下っていってしまった。

「隊長……こいつはナマモノですぜ」
 小隊班員が呆れたように言った。麻袋を見る。確かに動いていた。よく聞けばうめき声が聞こえる。
「開けてみろ」
 隊員が恐る恐る袋の口を開けると、そこからまろびでて来たのは手足を縛られた十代の少年たちであった。衛士団の従者である彼らは、袋から出るなりやかましく叫び始めた。

「団長! 僕らも戦います!」
「どうか、どうかお側に!」
「そこの異世界人。早く縄を解けェ!」

 一目見て事情は察した。同時に思う。俺たちはやつらに軽蔑されていたんじゃなかったか?
 とにかく、黙らせる必要があった。柘植は3人に優しく呼びかけた。
「まあ、落ち着きなさい」
 効果は無かった。
「あ、ツゲ様! お願いです縄を解いてください。私は団長のお側に行かねばなりません」カルフが懇願した。
「おい、早く縄を解けこの腰抜けどもが!」
「どうして、僕らを置いていくのですか! 戦えるのに!」
 他の2人も興奮したままだ。
「カルフ君。事情はよく知らないが、団長たちは君たちを死なせたくないんだと思う。だから我々に託したんだ」
「ツゲ様! 私は命など惜しくありません。栄光あるパラン・カラヤ衛士団の一員として、戦場に倒れるならこの上ない名誉! どうか私たちを団長の元へ!」
「君たちが行ってどうなる?」
「貴方も武人ならお分かりになるはず! どうかお願いです。解いて下さい!」
「カルフ! こいつらは武人じゃないんだ。無駄だよ! ちくしょうほどけよッ!」

「解くことは出来ない──おい」柘植は、小銃班員に命じた。腹が立っていた。何で死にたがる。ガキのくせに。
「どうしますか?」
「このまま、73式に放り込んでおこう。縄は解くな」
「はッ」
 柘植の命令を受けて、隊員たちは暴れる従者を抱え上げると、森の中へと運んで行った。その間も少年たちは叫び続けていた。

 柘植が街道に目をやると、馬車は戦列に組み込まれていた。衛士団は戦闘配置を完成させたらしい。柘植は、ケーオワラートの姿を探した。どんな顔をしているのか見たくなった。
 双眼鏡を構え、一番派手な男を探す。すぐに見つかった。戦列の右翼で背筋を伸ばしている。ケーオワラートはこちらを見向きもしなかった。
 ただ、部下を率いて敵を睨んでいた。その姿はまるで巌のようだった。

「何を考えているんだ? あんたは」

 帝國軍も衛士団を捕捉したようだ。行軍隊型が、アメーバが形を変えるように横に広がり始めた。鈍重な動きだが数の迫力が柘植を圧倒した。
 戦闘は2時間もすれば始まるだろう。ケーオワラートの衛士団に勝ち目は無い。
 柘植は車長席によじ登りながら、小さく罵声を漏らした。
289石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/08/14(水) 17:47:39.51 ID:WQ0P46QY
ブンガ・マス・リマ西市街 
陸上自衛隊マルノーヴ先遣隊本部
2013年 1月6日 9時35分


 左前になった小さな商館を借り上げた先遣隊本部内は、蜂の巣をつついたような喧騒に包まれていた。本部要員が異国情緒に頬を弛ませる余裕があったのは、ごくわずかな期間だった。
 情勢は坂道を転がり落ちるように悪化し、本部要員の睡眠時間は削られ続けている。簡素ながらも歴史を感じさせた石造りの部屋は、無数のケーブルが床をのた打ち、発電機が駆動音を響かせる空間になり果てていた。

「偵察隊より帝國軍視認の情報! 市域北東5q付近。目標は連隊規模。偵察隊は交戦許可を要請しています!」
「交戦は不許可だ。徹底させろ」
「西市街街路上で対戦車小隊が市民に保護を求められています。市民から洋上の艦艇に収容して欲しいとの要求が殺到しているようです」
「有線通信網が使用できません。あちこちでラインが切断されています」
「この街の連中が、珍しいからって切っちまうんだ。畜生め」
「政府特使は大丈夫か?」
「現在、護衛と共に大商議堂で同盟会議側と調整中です」
「最悪、脱出も考えておくぞ。海自とチャンネルを開けておけよ」

 無線がひっきりなしに鳴り響く室内で、周辺地図を見下ろしながら、先遣隊長三好一佐は、少し前まできれいに撫でつけられていたはずの髪をかきむしった。その細面には疲労が色濃く滲んでいる。
 隷下部隊からは、ひっきりなしに「交戦許可」や「現地部隊との協同」「市街での本格的な防御陣地構築」等を求める無線が入っていた。三好はこれを全て却下している。彼にもそれを許す権限が与えられていないのだ。

「幕は何か言ってきたか?」
「いえ……こちらの具申に対しては『しばし待て』の一点張りです」
「何なんだ! 普段は『全て報告しろ。政治的な難しい判断はこちらでやる』なんて言っておきながら、肝心なときにこれか!」
 上官の癇癪に首をすくめながら、幕僚の一人がささやいた。
「どうも、本国を含めたあちら側が相当大変なことになっているようです。2日前の中東から始まって中国国内もヤバいらしいですよ」
「だからって、こっちは放置か!」
「現状では、どうにもなりません。いっそ現地判断を考慮に入れるべきでは……」

 幕僚の言葉に、三好は背筋を伸ばすとはっきりとした発音でこれを否定した。
「駄目だ! 現地部隊の独断専行は許されない」
 彼は陸自の高級幹部として、現場指揮官の独自判断についていささか教条的なスタンスを持っていた。それは、一種のトラウマのようなものかもしれない。

「とにかく、部隊の保全に全力を尽くせ。陸幕に連絡を続けろ。情報は全て私に上げろ。いいな! 勝手に撃たせるな!」
「はッ」
290石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/08/14(水) 17:48:38.44 ID:WQ0P46QY
以上です。そろそろ火蓋が切られますね。

御意見御質問御感想お待ちしています。
291創る名無しに見る名無し:2013/08/14(水) 19:07:49.18 ID:a7KuFCet
我々読者は日本に攻めてきたのが帝國だと知ってるけど
物語内の自衛官や政府関係者はまだそうと確信できるだけの情報を持ってない。
少なくともそういう描写はこれまでのところない。
十分な情報が得られるまでは積極的な行動は取れないし取るべきでもない。
まあしょうがないんじゃないですかね。
292創る名無しに見る名無し:2013/08/14(水) 20:01:29.06 ID:RMvuTET1
間を置かずの投下、乙です。

自衛隊の宿命とはいえ、もどかしいですね……
地球でも変事?
『パラン・カラヤ衛士団』と阿吽の連携取れればいいのですが……
(帝国軍を受け流しつつ、自衛隊陣地の前に誘導し、なし崩し的に交戦状態に持ち込めればなぁ
まあ、柘植も心情的にはそうしたいでしょうが、部下を敢えて危地に向かわせるのも難しいでしょうね)
293創る名無しに見る名無し:2013/08/14(水) 20:37:13.81 ID:LiRSByRj
連続で投下があるとは・・・乙です!

地球で何が起こったのかな?と思ったら作中の日付、1月6日なんですね。
これなら第五次中東戦争やその他のゴタゴタへの対処で手一杯な日本政府から
明確な指示が来ないのもうなずけます。

しかしこの状況下で何かを同盟会議側と話し合っている政府特使・・・
これはひょっとするとひょっとするかも?
294創る名無しに見る名無し:2013/08/15(木) 02:25:50.76 ID:HhVOrULQ
既に日本に侵攻され、かつ国民の生命財産に多大な被害を出してるのだから、もう明確に「戦争中」ですよね
さすがにあそこまでやられておいて、平和が云々言い出す馬鹿はそう多くはないと思うのだけど……
これはいくらなんでも政府はアホすぎだろ
というより、上層部が帝国に乗っ取られでもしたのか?
295創る名無しに見る名無し:2013/08/15(木) 04:01:28.72 ID:UUJodEzo
投下乙です!
三好一佐も板挟みで大変そうですね…
旧軍時代のことを考えると独断専行に拒否反応示すのもわかる気がします。
でも独断専行しなきゃ絶対ひどいことになるだろう・・・ぐぬぬ
とりあえず陸幕や政府は何してるのやら。
中東や中国もわかるがブンガ・マス・リマにも日本国民である自衛官や政府関係者がいるんだがね。
それともそれどころではないぐらい状況が悪いのだろうか?
296創る名無しに見る名無し:2013/08/15(木) 11:11:39.77 ID:FBFKn/Fa
まだ(心情的にはともかく)帝国が犯人だと確信が得られてないからじゃね?
297創る名無しに見る名無し:2013/08/15(木) 14:07:18.41 ID:pgeT7DOp
情報が足りないんだよなぁ
北近畿騒乱とかで捕まえた捕虜の尋問もうまくいってないらしいし(指輪借りるって話はどうなったんだろ?)、
入ってくる情報も同盟会議側から提供されたものだけらしいし、とにかく情報が足りない。
これから起こる戦闘で帝國軍の重要人物を何人か捕虜にして、彼らから直接帝國の情報を
聞き出せるといいんだけど・・・難しいよな。
298創る名無しに見る名無し:2013/08/15(木) 16:38:52.86 ID:a3OhuBf3
現時点で紛争に介入しないのはまあかまわん。
まだこの地に敵が、拉致された同胞がいるかどうかがわからないからね。
ただ、十分な情報が得られる前に紛争に巻き込まれそうになったらどうするかを
事前に決めてないのはまずいね。
介入しないならしないでいいけど、だったらさっさと逃げなきゃあかん。
299創る名無しに見る名無し:2013/08/16(金) 17:19:13.40 ID:t9WQ1tNN
異星の日本国
ttp://estar.jp/.pc/_novel_view?w=20455390

日本転移もの。よくわからない部分もあるけど面白かった。
300創る名無しに見る名無し:2013/08/16(金) 20:29:02.17 ID:/v2Taz4f
実は北近畿は同盟会議の自作自演で日本を騙して帝国にぶつけようとしてる可能性だってあるしな。
そりゃ積極的に紛争介入する気にはなれんだろう。
301創る名無しに見る名無し:2013/08/18(日) 13:37:51.51 ID:qxNXIMK8
あくまで他国間の問題だしな・・・
勝手にドンパチ始めたら自称市民団体の方々が関東軍の再来だの言い出すのは目に見えてるし
302創る名無しに見る名無し:2013/08/18(日) 16:37:33.97 ID:r69gZ1KL
しかしアラム・マルノーヴで同盟会議以外に当てになる勢力がいるのかというと・・・
303創る名無しに見る名無し:2013/08/18(日) 20:26:24.68 ID:t8kXMR/o
で、目の前の虐殺を指を咥えて見てるとは何たることと別の自称市民団体が糾弾し……
304創る名無しに見る名無し:2013/08/18(日) 21:24:21.44 ID:odByY0TX
虐殺とか地球でも割りと聞くけど正直あんまり関心ないし……
305創る名無しに見る名無し:2013/08/19(月) 07:58:46.02 ID:trrcMTZu
>>262

なろうの「残念な山田」みたいな感じ?
306創る名無しに見る名無し:2013/08/19(月) 21:12:38.55 ID:0Mlmasdk
陸はともかく、海と空は>>262の案じゃ色々と厳しいんじゃないかな
資源や食料を輸入に頼らなければならない以上、商船を護衛できる艦船は必要だし、
そうなるとそれを空から支援する航空機も必要になると思うよ

・・・護衛空母(海空共同運用)と護衛駆逐艦が復活するかもね
307創る名無しに見る名無し:2013/08/20(火) 12:42:42.50 ID:Eku/G+W1
>>299
確かに面白かったけど、ちゃんと考えずに勢いで書いている感じだな。
細かいミスや辻褄の合わない箇所がやたら多かった。
308創る名無しに見る名無し:2013/08/20(火) 20:39:59.25 ID:KUnXpGvS
>>304
民衆の大半はそんなもんだと思うよ
はっきり言って「自分の生活に影響がなければ別に構いません」ってのが日本人の多数派だと思う
まああとは機会主義者がどーたらこーたら

>>306
護衛空母はDDH(空母でなく純粋な意味での)じゃいかんのかね?
相手にもよるけど陸自のAH-64でも載せとけばF世界の海軍は余裕でボコれそうだし
309創る名無しに見る名無し:2013/08/20(火) 23:04:31.03 ID:f+EYwbvm
>>308
ヘリで事足りるのであればコンテナ船かタンカーでも改装して現代版の特TL船という方向になるかも
310石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/08/20(火) 23:12:13.81 ID:ECW7aeKa
こんばんは。
沢山の感想ありがとうございます。もどかしい展開ですみません。
現在先遣隊は、あやふやな法的根拠で派遣されています。
アラム・マルノーヴを外国とすると派遣する根拠法規が無いため、便宜上国内扱いなのです。しかし、そうなると南瞑同盟会議は何なのかということになります。
同盟会議と敵対しているのは帝國軍であると掴みはしたのですが、帝國を国家として扱うかどうか決まっていないため、戦争にすることができていません。
結局防衛出動も治安出動も出していない状態で、戦闘に巻き込まれつつあり、そのツケは現場に回されてしまっています。
政府内にも積極派慎重派入り乱れておりまして、ごらんの有り様です。まことに日本らしいと思います。

皆さんが無能と感じるのも仕方ありません。実際無能を晒しています。

本日もそんな自衛隊の苦悩を投下しますね。
311石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/08/20(火) 23:12:53.63 ID:ECW7aeKa
ブンガ・マス・リマ北東7q付近
帝國南方征討領軍 義勇兵団
2013年 1月6日 12時18分


 帝國南方征討領軍に所属する義勇兵団──実態は降伏した都市からの徴用兵である──カルブ自治市軍の一隊を率いるディル・マイラーヒは、苦労して部下に隊列らしいものを組み上げさせた。
 彼の部下たちは控え目に表現しても荒くれ兵士という表現が似合う男たちであり、凡そ規律というものにはそぐわなかった。彼らに隊列を組ませていたものは、「隊列を組まねば死ぬ」という経験則であった。
(俺も堕ちたものだ)
 マイラーヒは自嘲の笑みを浮かべた。彼は元々カルブ自治市の警備隊長の一人だった。しかし、自治市が帝國軍に降伏。家族を守るためには、義勇兵団に加わることしか無かった。
 帝國軍に組み込まれたあとの戦闘は苛烈を極めた。損耗前提の任務。素人ばかりの集団。督戦隊。そして、逃亡者とその一族への処分。彼を始め義勇兵団の男たちが荒むのに時間はいらなかった。
「ブンガ・マス・リマといやぁ一番の交易都市だ。お宝で溢れているぜ!」
「女だ。いい女が山ほどいる!」
「手前はそればっかりだな! ぐははは」

 部下たちは好き勝手なことを言っては、下品な笑い声を上げていた。薄汚れた装備。いい加減な手当てのせいで、誰も彼も酷い面構えだ。マイラーヒ自身も左頬に大きな刀傷ができている。

「こないだの連中は、傑作だったなぁ」
「目の前で仲間が犯られているのをみて、泣いてやがった。ありゃ最高だった」
「スカした野郎だったからな。最期はぐちゃぐちゃに切り刻んでやったけどな」
 戦利品だろうか。楽しそうに笑う男たちの腕には碧い水晶をあしらった揃いの腕輪が見える。マイラーヒは明らかな虐殺と略奪の証拠を前に、何も咎めようとはしなかった。

 帝國軍は略奪を奨励した。元は善良な男たちは死の恐怖を逃れるために、最初はオドオドと、そのうち嬉々として悪行に手を染めた。
 指揮官たちはそれを制止しなかった。暫くするとマイラーヒのような例外を除き、指揮官たちも略奪に加わった。
 まれに悪行を止めようとした者もいた。しかし、そのうちいなくなった。死んだからだ。ある者は敵に討たれ、ある者は夜が明けると宿営地で死んでいた。

 元はただの市民である。奪った貴金属を山ほどぶら下げた男は寡黙な粉挽きだったし、犯し殺した人数を誇る男は、教会の下働きだった。皆傷付き、汚泥にまみれ、獣となった。
 マイラーヒは傷だらけになってしまった自分の手を見つめた。もう、俺はこの手に我が子を抱けないな。畜生、どいつもこいつも畜生だ。
 一瞬顔を伏せ、歪める。周囲が何かにどよめいた。顔を上げると、前方に煌びやかな軍装に身を包んだ南瞑同盟会議軍が見えた。わずか数百。

 加盟都市を守れなかった同盟会議のクソ野郎どもめ。俺たちはもう地獄に堕ちた。貴様等も道連れだ。
 マイラーヒは昏い笑みを浮かべた。前進か死か。どうせ狂った世界なら、我も狂って殺して死のう。

「野郎ども! 敵はたったあれっぽっちだ! さっさとぶち殺して、街になだれ込むぞォ!」
 マイラーヒの檄に部下たちが猛る。
「ウオオォォォォォオオ!」

「義勇兵団カルブ自治市軍、突撃!」

 その号令を皮切りに、義勇兵団約2000が突撃を開始した。
312石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/08/20(火) 23:14:31.83 ID:ECW7aeKa
ブンガ・マス・リマ北東5q付近 前哨陣地
2013年 1月6日 12時24分


「帝國軍らしい集団、突撃に移行」
 了解、と返答した柘植は自分の声が震えていることに気付いた。部下にバレなければ良いが、と思う。眼下で繰り広げられつつある光景は、急速に破滅へと進みつつあった。
 パラン・カラヤ衛士団は、薄い横隊を組み上げ敵を迎え撃とうとしている。突撃をかけた帝國軍は数千名。明らかに練度は低く、連携もとれていない連中だったが、この兵力差では大した問題ではない。
 南方征討領軍主将レナト・サヴェリューハとその参謀たちは、圧倒的な兵力差を用いて、南瞑同盟会議軍を叩き潰そうと考えていた。

(連中、全滅しちまうぞ)
 結果は見えていた。このままだと30分後には衛士団は全滅し、2時間後には市街地が戦場と化す。もし、俺たちが何もしなければ。

「01より各車。多目的対戦車榴弾(HEAT─MP)を装填」
 柘植は、隊内系で指示を出した。敵に装甲車両が存在しないため、以後特令するまで弾種はこのままだ。ほどなく各車から装填よしの報告が上がる。
「小銃班、準備完了」小隊長車の傍らで、小銃班長が右手を上げた。柘植が頷く。小銃班長は「いつでも行けます」と言い残し、掩体壕に潜った。

 もし、俺たちが参戦したならば──。
 90式戦車の火力なら、たかだか数千名の兵隊など簡単に吹き飛ばしてしまえるだろう。衛士団は生き残り、街も助かる。

「やりましょう柘植一尉。このままだと、とてつもない被害が出ます」
「あいつら死んじまいます。ムカつく連中だけど、死なれたら寝覚めが悪い」
「隊長!」
 部下から、次々と意見具申が上がる。そうだ、やろう。だが……くそ。俺が戦争の火蓋を切っていいのか? 胃袋が収縮し、酸っぱい胃液がこみ上げてきた。いつの間にか柘植の顔面は脂汗塗れだった。

「ハリマ、ハリマこちらエゾ。帝國軍と南瞑同盟会議軍は間もなく交戦状態に入る。兵力比は1対10だ。援護射撃の許可を要請する。送レ」
 結局、陸上自衛官として受けてきた教育が柘植を踏みとどまらせた。先遣隊本部は混乱しているらしい。返答が来るまでに数分を要した。
「エゾこちらハリマ。交戦は許可できない。被攻撃時のみ反撃を許可する。送レ」
 焦燥感と憤りで身体が熱い。だが、脳の一部は自分が脱力感と安堵を微かに覚えていることも認識していた。
 ちくしょう、上に命令されたから撃ちませんでした。そう言い訳をして生きるのか、俺は。いっそ奴らが撃ってくれば。駄目だ。普通科の連中は生身なんだぞ。
313石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/08/20(火) 23:15:15.28 ID:ECW7aeKa
 すでに、帝國軍とパラン・カラヤ衛士団との距離は500メートルを切っていた。辺りには、北から逃れてきた避難民の群れが、よろよろと南へ逃げている姿があった。家財を抱えた者もいる。衛士団が敗れれば、彼らも帝國軍に押し潰される運命にある。

「両軍間もなく交戦距離に入ります──衛士団が射撃開始!」
「駄目だ、あの程度じゃ止まらねえ!」
 アメーバのように形を変えながら前進する帝國軍の先鋒に向けて、衛士団の弓射が開始された。1斉射ごとに数名が倒れる。だが、偵察隊員が洩らした言葉の通り、押し寄せる大軍勢を止める力は無い。
 胴間声。喚声。帝國軍の戦列が一斉に歩みを早めた。彼我の距離約100メートル。突撃発起点に達した帝國軍の各指揮官が、最終命令を発したのだった。これに対し、衛士団は長刀を構えた。

 柘植は信じられない思いだった。あまりにも無謀な戦い方だ。衛士団は10倍の敵をただ正面から迎え撃っていた。
「おい、火の玉とか流星雨とかそういう魔法は無いのかよ……」
 操縦手の村上三曹が呆然とつぶやいた。
 鉄塊同士がぶつかり合うような音が響く。喚声は悲鳴混じりに変わり、戦列が接触したあちこちで血煙が舞った。

「ハリマ、ハリマこちらエゾ。帝國軍と衛士団戦闘開始。射撃許可を!」
「──」
 返答は無い。無線からは空電のガリガリとした音が虚しく響く。

 衛士団は精鋭の名に恥じぬ戦いぶりを示していた。長刀を振り下ろし、帝國軍の前衛を斬り捨てる。戦列はたわみこそしたが、破れなかった。
 だが、練度で返せる兵力差では無かった。正面の敵を衛士が倒す横から、帝國兵の槍が突き込まれる。衛士はその柄を叩き割るが、さらに別の帝國兵が蛮刀を振る。1人に対して3人4人と襲いかかられ、衛士団の戦列は櫛の歯が欠けるようにやせ細っていった。


 衛士団は勇戦敢闘した。
 ひとりとして逃げる者は無く、誰かが倒れれば誰かがその穴を埋め、戦列を維持した。だが、それもわずかな時間のことだった。最も圧力を受ける右翼で、崩壊の予兆が生まれる。一度天秤が傾けば、早かった。衛士は次々と討たれた。
314石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/08/20(火) 23:16:04.35 ID:ECW7aeKa
 その時、柘植の耳に歌が聞こえた。

゛意気天を衝き双腕に血は躍る ここより後に兵は無し いざ起ち奮えわが勇士゛

 演習後の懇親会の席。酔った彼らがしきりに歌っていた歌だ。右翼──彼らの指揮官がいるあたりで朗々とした歌声が戦場に響く。歌声を聞いた衛士たちが力を取り戻したように見えた。彼らは次々と歌声に連なり、戦った。

゛われらパラン・カラヤ衛士団 誓って商都の御楯とならん゛

 しかし、ほどなくして歌声は止んだ。柘植はケーオワラートの姿を探したが、戦場のどこにも煌びやかな軍装などは存在しなかった。全てが血と泥にまみれていた。


 勝ち鬨が戦場に響く。戦闘開始からわずか十数分。パラン・カラヤ衛士団の衛士たちは全て地に倒れ伏していた。帝國兵は手にした剣で衛士たちに止めを刺している。青々としていたはずの草原は赤黒い血と臓物で黒く染まっていた。

「ぜ、全滅です。衛士団は全滅しました……」
 血の気の失せた声で根来二曹が報告した。柘植は、車長席の縁を握りしめた。無意味な玉砕にしか見えなかった。つい先日互いを讃え合い、また反目し合った衛士たちは一人残らず肉塊となり果てた。
 倒した帝國兵は数十ほどに過ぎない。

「何で……何で……」
 柘植の頭は靄がかかったようだった。目の前で数百の人間が死んだ光景に、自衛官とはいえ一般的な現代人の感覚を多分に残す、彼の意識がついて来ない。何も出来なかった──いや、やらなかった。見殺し。ちくしょう、何で逃げない。死ぬぞ。このままではもっと──。

『──らエチゴ──』

 ああ、奴ら避難民を襲い始めるぞ。何で交戦許可が下りないんだ。

『──ゾ、こちらエチゴ。感明いかが? ちくしょう、そっちまで──たのか?』
「──長」

 みんな死んじまった。くそ! 帝國兵の外道どもめ。さっそく死体から追い剥ぎを始めやがった。

『エゾこちらエチゴ。応答してくれ』
「隊長! 隊長! 無線です!」

 柘植は、そこでようやく現実に引き戻された。無線が彼を呼んでいる。村上三曹が心配気に砲塔を見上げていた。

「エチゴ、エチゴこちらエゾ。すまん、取り込んでいた。どうかしたか? 送レ」
『エゾこちらエチゴ。頼むからしっかりしてくれ! あんたが頼りなんだ』
 何の話だ? 柘植の思考はまだ戻っていなかった。だが、エチゴ──西市街を警備しているはずの普通科小隊長の声が、新た
な衝撃を柘植の脳に叩き込んだ。
315石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/08/20(火) 23:17:41.62 ID:ECW7aeKa
『先遣隊本部は全滅した! 三好一佐は行方不明だ!』

「……何を言っているんだ? 敵が市内に侵入したとでもいうのか?」
『いや、敵の姿なんかどこにも見えん! だが、本部は全滅だ。通信が途絶したんで伝令を出したら、部屋は血の海だった。俺にも何が何だか……』
 互いに符丁を用いることすら忘れていた。
「一体誰にやられたんだ……。そっちは無事か?」
『無事だ。他も全部。本部だけがやられた。繰り返すが敵が市内に入ったとの報告は無い。あんたのところが最前線だ──ところで、どうすればいい?』
 柘植はぽかんとした。さっきからこいつは何を言っているんだ? 何で俺に聞く?
『おい、頼むよ。先遣隊で、あんたが先任なんだ』
「……そう、か」
 考えてみれば当然だった。三好一佐と本部要員は全滅。序列に従えば、柘植が先任幹部なのだ。古今東西の軍隊のしきたりでは、指揮官が戦死した場合、最先任者が指揮を引き継がねばならない。

 柘植は思わず空を見上げた。

 何かが、南の方角へ飛び去っていった。10はいただろうか。鳥? いや大き過ぎる。

 街道を見る。帝國軍は態勢を立て直しつつあった。おどろおどろしい太鼓の音が響く。避難民の一部はその場にへたり込んでいる。逃げる気力を失ったのだろう。
 最後に部下を見た。掩体の中から隊員たちが柘植を見つめていた。彼の脳裏にケーオワラートの顔が浮かんだ。ケーオワラートは大きな瞳で静かに柘植を見ている。
 あの親父、結局何も言い残さずに死にやがったな。


 柘植は息を吐いた。肺が空になる。自然に酸素が肺に流れ込み、頭がすっきりとした気分になった。

「エゾより各隊。ハリマに代わり指揮を執る。各隊は警戒を厳とせよ。ハリマは敵の攻撃により全滅した。敵は帝國軍と思われる。我々は攻撃を受けた。以後、敵性勢力に対する発砲を許可する。ただし、発砲の際は民間人への被害を極限せよ」
 柘植はゆっくりと命令を発した。大嘘をついたな、と思った。本部を全滅させたのが誰なのかまだ分からない。
 各隊から了解が伝えられた。もう後戻りは出来ない。

 柘植は吹っ切れた表情を浮かべると、張りのある声で戦車小隊に命令した。

「前方の帝國軍を撃退する。前方敵歩兵。距離500、対榴、小隊集中──」

 柘植はひどく凶暴な気分になった。

「撃てッ!」

 発砲音。爆風が顔を叩く。偽装に使っていた草が吹き飛ぶ。視界が白く染まる。柘植は笑顔すら浮かべていた。

「小隊前進用意。前へ!」
316石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/08/20(火) 23:18:49.51 ID:ECW7aeKa
以上です。

面白い文章がかけません。次回からは戦闘ばかりになりそうです。

御意見御質問御感想お待ちしております。
317306:2013/08/20(火) 23:28:17.75 ID:kE8OXVCc
石動さん投下乙!
ついに・・・ついに始まるのか・・・
しかし三好一佐たちを襲ったのが何者なのか分からないのが不気味だ・・・一体何者?

>>308
確かにDDH(しらね&くらま+新型DDH?)なら過去の運用経験も活かせますし、
F世界側の海軍力次第では大暴れできそうですね
ただF世界で手っ取り早く洋上航空戦力を強化するのであれば、商船改造のヘリ空母というのも
選択肢としてはありえるのではないかと思うのですが、どうでしょうか?

あと海空共同運用の件については・・・忘れてください
(商船改造のインスタント空母でジェット機を運用するのはさすがに無茶ですし)

>>309
私はWWU英海軍のMACシップ(半官半民の護衛空母みたいなもんです)やフォークランド紛争の
アトランティック・コンベアをイメージしてました
318がろうでん:2013/08/21(水) 01:13:12.23 ID:Or49hfyH
>>317

襲った奴は、帝国軍のアサシンでしょう。

魔法対策には魔法無発動・無効化装置、剣・槍・弓矢にはシールド技術、その他格闘戦
CQCには、マッスルパワードスーツが必須ですね。
319創る名無しに見る名無し:2013/08/21(水) 02:42:01.49 ID:c9TVRuh5
乙です!

もしかしたら業を煮やした自衛隊側か同盟側かもしれない…
いや、もしかしたら本部は攻撃なんか受けていないのかも…
320創る名無しに見る名無し:2013/08/21(水) 03:02:17.22 ID:EGRBVonE

まあ、無能というか優柔不断な上官は後ろから撃たれるよね。
撤退するか、攻撃を受けるか指示しなきゃ。
321創る名無しに見る名無し:2013/08/21(水) 04:16:05.48 ID:DgedNL6r
投下乙!

三好一佐のご冥福を……祈るか迷うわぁ
何はともあれ、いよいよ始まりましたねえ(いや始まってしまった。と言うべきか?)
進軍喇叭の高らかな音が聞こえてきそうです
322創る名無しに見る名無し:2013/08/21(水) 06:34:22.59 ID:lKc0Uc1Y
投下乙です。

いよいよ自衛隊が参戦!!
wktk!!

三好一佐ら本部全滅?
一向に動かない自衛隊(日本)に、命の危機に瀕している住民らの内の一人が『帝国の間諜かも?』と呟けば既に恐慌状態の彼らが襲撃したというのも考えられますが・・・・
(ただ、襲撃の一報もないので、やはり帝国の手の者が襲撃したのかなぁ)

兎も角、次回投下が待ち遠しいです。
323創る名無しに見る名無し:2013/08/21(水) 09:55:48.02 ID:tNpZR6Y2
しかし本部がいきなり消えるとかこれまた恐怖以外の何物でもないな。

住民に扮した偵察隊辺りに急襲されてやられる。
んで生きてた本部要員はとりあえず潜伏中なのかも。若しくは既にごっそり捕まったか。最低限、他の隊に連絡をとる機材は無事じゃないんだろう。
324創る名無しに見る名無し:2013/08/21(水) 11:14:13.44 ID:+BZiQ7bx
んー、何であれ、柘植さんはまずは本土に報告を上げなくちゃなるまいね。最悪いい訳くらいにはなる。
出来ればだけど。
325創る名無しに見る名無し:2013/08/21(水) 19:25:55.18 ID:Nd8Tddzd
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326創る名無しに見る名無し:2013/08/22(木) 22:10:55.19 ID:GS+R2tKS
南の方向へ飛び去っていった何かが、本部をやった帝国軍かね
一部は捕虜にされてそう

まぁ、街にいた高官が逃げ出したという可能性の方が高いか
方向も南だし
327石動 ◆a11CQqukNsdH :2013/08/23(金) 18:22:41.16 ID:i6p+zl8U
沢山の感想ありがとうございます。毎度励みになります。やはり反応がある方がモチベーションもあがりますね。

批判や疑問もお待ちしております。

あと二回か三回で第3章は終わります。もちろん商都での戦いは第4章が本番です。なるべく早く書きたいと思います。気長にお待ちください。
328創る名無しに見る名無し:2013/08/24(土) 05:29:31.14 ID:efzRKhyZ
楽しみにしてるよ、頑張ってくれ
329創る名無しに見る名無し:2013/08/24(土) 06:23:42.77 ID:FBNc9bJN
頑張ってください
いつも読んでます
330創る名無しに見る名無し:2013/08/24(土) 20:07:32.66 ID:obzgKcJd
頑張ってとしか言えないのがもどかしい
331創る名無しに見る名無し:2013/08/24(土) 22:20:12.89 ID:TzHbVwcR
石動さんが楽しめるような作品の一つでも投下できれば恩返しになるんだろうけど、
そんな凄い作品なんて書けないしなぁ・・・
感謝の言葉しか言えない自分の無力が恨めしい。

石動さん、いつも面白い作品を有難うございます。
頑張ってください。
332創る名無しに見る名無し:2013/08/26(月) 10:04:04.18 ID:1/R1erKU
どうやら2chのサーバーがクラッキングされて●(2ちゃんねるビューア)の購入者情報や書き込みログ、クレジットカード情報、トリップ情報などが流出したようです
ここには貼りませんが、確認したところ石動さんのトリップも流出してるようです
このスレでトリップを使った人は、成りすましを防ぐためにも一応変更しておいたほうがいいかと…

【2chデータTor流出関係】情報集約スレッド●2
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/operate/1377465304/
333創る名無しに見る名無し:2013/08/26(月) 19:09:21.02 ID:WYsk5Bua
マジかよ・・・
俺は使ったことないからいいけど石動さん大丈夫かな
334石動 ◆yJ2Art8dmoFr :2013/08/27(火) 19:02:36.41 ID:M3DygUQv
ありがとうございます。トリップはもれたようですね。
しばらく様子を見たいと思います。ひさしぶりに恐ろしい・・・。

続きを投下できるか現時点ではちょっと自信が持てません。
335創る名無しに見る名無し:2013/08/27(火) 21:35:31.69 ID:KZFATHx6
お疲れ様。こわいインターネッツですね・・・
まぁトリ偽装したとこで文章UPしたら十中八九本人か騙りかはわかるんだけどね
336創る名無しに見る名無し:2013/08/28(水) 21:50:27.50 ID:ZPY7FH5h
石動さんの作品しばらくお預けなのか・・・
現状じゃ石動さんのだけが唯一定期的に投下されてる作品だからしばらく読めないのは辛いけど
この状況じゃ仕方がないか。

石動さんもトラブルに気をつけて。
337創る名無しに見る名無し:2013/08/28(水) 23:31:09.35 ID:yiHfUY/9
F世界の人は飛行機に驚いたりしてるけど
宇宙ロケットの打ち上げを見たらどんな反応するんだろう
と考えるとニヤニヤする
338創る名無しに見る名無し:2013/08/28(水) 23:51:51.10 ID:Tj9z9Aqm
>>337
夜間打ち上げだと辺り一面明るくなって凄い迫力みたいだから神が降臨だーって驚きそう
ある意味示威行為としては自衛隊より効くかもね
339創る名無しに見る名無し:2013/08/29(木) 00:20:31.74 ID:pgApA2sk
逆に自衛隊はF世界のドラゴンとかに驚く設定にしようぜ
F世界の魔法使いはベギラゴンとかイオナズンレベルの魔法を使いこなせるぐらいに
340創る名無しに見る名無し:2013/08/29(木) 00:33:50.68 ID:+ZHx7vMG
自分は単純に自衛隊無双でホルホルしたいので・・・
341創る名無しに見る名無し:2013/08/29(木) 01:33:20.62 ID:8hkDdz7r
超兵器こそ保有しないが、やたらとF世界から巨大モンスターが漂流してきた結果、東宝自衛隊並に怪獣慣れした自衛隊がF世界に転移したら。
342創る名無しに見る名無し:2013/08/29(木) 09:26:22.14 ID:P904nt7K
どうせ化け物慣れしてるなら、ウン十年越しで各地に異世界ゲート開きまくりな破天荒な設定でもいいかも。
自衛隊の存在理由が国内外問わずあらゆる侵略に対応するため、でも良さそう。
343創る名無しに見る名無し:2013/08/29(木) 09:31:09.17 ID:XvgPLKET
某禁書じゃないがある程度科学と魔法が対決しないと面白く無いぞ
344創る名無しに見る名無し:2013/08/29(木) 17:19:42.43 ID:8hkDdz7r
>自衛隊の存在理由が国内外問わずあらゆる侵略に対応するため
のちの地球防衛軍である。

自衛隊「F世界人の軍隊は完全に粉砕した。我々の勝利だ! F世界も我々地球人のものだ。これで再びF世界開発の邪魔をする者はいないだろう!」
345創る名無しに見る名無し:2013/08/29(木) 20:59:28.38 ID:mA3Ioezf
日本が転移したら国内の外資系企業ってどうなるんだろう?
ソイレント社日本法人「食糧問題?我々の出番だ!」
346創る名無しに見る名無し:2013/08/29(木) 21:20:18.81 ID:T8GBpUy8
>>345
ソイレントってなんかの映画に登場する会社だっけ?
347創る名無しに見る名無し:2013/08/29(木) 22:09:44.21 ID:8jJaN1wI
映画ソイレントグリーンだね
最近アメリカのソイレントコーポレーションが完全栄養食ソイレントの販売を始めたらしいけど、映画を意識してか原料を明かしてくれないという素敵なこだわりを持ってるようで
数年前までならともかく今は人肉カプセルのおかげでぜんぜん笑い話にできない・・・・・・
348創る名無しに見る名無し:2013/08/29(木) 22:20:35.82 ID:qcbx68Nd
日本転移で在日米軍が云々、とか在日外国人がどうのこうの、というのはこれまでの作品でも
あったけれど、外資系企業についてはなかったな。
これはこれで新しい切り口になるかも。
(個人的には日本マイクロソフトの動向が気になる。というかWindows自体どうなるの?)
349創る名無しに見る名無し:2013/08/29(木) 23:21:19.92 ID:T8GBpUy8
>>347
何それ笑えねえ・・・
人肉カプセルはまあお国柄というか大陸の気風ということで・・・

>>348
樺太も一緒に転移したら・・・とか考えるのも面白いな
地下資源も一緒に転移してる設定だったら間違いなく確保しにかかるだろうが
350創る名無しに見る名無し:2013/08/29(木) 23:41:36.27 ID:+ZHx7vMG
新大久保だけポッカリ転移しなかった日本?
351創る名無しに見る名無し:2013/08/30(金) 01:32:35.28 ID:dK9YbL3D
あぁん? 新日暮里だけポッカリ転移しなかった日本?
352創る名無しに見る名無し:2013/08/30(金) 03:34:33.77 ID:H42IaTSf
国籍国家の所属で無い資産と人が除外される「帝國召喚」方式も忘れるな
アクシデントで無い、ラジオのチューニングみたく狙って喚びこむ転移だが
353創る名無しに見る名無し:2013/08/30(金) 07:16:12.78 ID:BiZMmQkj
あれを現代日本でやれば、海外純資産分を全て資源に変えたとして輸入総量の4年分にはなるんだな。
対外純資産が298兆円で、輸入が70兆円くらいだから。
354創る名無しに見る名無し:2013/08/30(金) 08:05:40.28 ID:+1PQWCvw
>>352

>国籍国家の所属で無い資産と人が除外される「帝國召喚」方式も忘れるな

帝國召喚はあの時代だからそういう設定ができる
時代背っていを現代にしてそれをやったら、輸送に使える船が軒並みなくなってしまうよ
355創る名無しに見る名無し:2013/08/30(金) 08:26:58.69 ID:eXiev2vf
>>354
船籍が殆ど外国籍になってるんだっけ>輸送船舶

てか「帝國召喚」方式だと在日米軍の武器兵器を接収出来なくなるんだよね・・・
さすがに停泊している艦船は残りそうだが、中の艤装品や備品がスッカラカンだったら笑えねえしな

一番日本にとって都合がいいのは、物語は唐突に氏の「タイトル未定」で使われた方式かな?
356創る名無しに見る名無し:2013/08/30(金) 09:11:20.82 ID:wucFqV+l
>>344

それなんてウル〇ラセブン(笑)

そのうち血を吐くマラソンをし始めるんですね、わかります。
357創る名無しに見る名無し:2013/08/30(金) 10:08:45.72 ID:XJ8tr77s
>>344
?「ゴーレム?岩や鉄くらいなら余裕余裕。
  ドラゴン?武器と人数が揃ってれば歩兵でいけるわ。歩兵万歳!
  数万規模の兵士?空爆万歳だ!」
え、こっちの防衛軍じゃない?
358創る名無しに見る名無し:2013/08/30(金) 14:18:52.10 ID:qRA5nunf
>>357
お前らは攻撃力と士気が高すぎる
まぁ負けたら人類滅亡だからな
359創る名無しに見る名無し:2013/08/30(金) 19:56:23.22 ID:MoLPRKlB
>>348
たぶん、あれだ。
「本社が無くなったから、これからは自分勝手にできるぜ!」
とかか?
360創る名無しに見る名無し:2013/08/30(金) 20:11:41.15 ID:6ssqAmuU
SWの古代魔法王国みたいな強F国家と現代日本の戦いみたいなのも悪くないよな。
大地を埋め尽くすアイアンゴーレム軍団と10式戦車の死闘とか、古龍に守られた空中都市に攻め込むF2とか燃えるものがある。

高レベルソーサラーの数は少ないし補充も出来ないから負けなきゃそのうち勝てるはず。
361創る名無しに見る名無し:2013/08/30(金) 20:52:25.61 ID:EaX6Ly5m
>>358
弾も武器も足りないのにやる気は十分だの、恋人兄弟殺されても戦い止めないとか最早ブラック企業の鏡だよな。さすがは地球防衛軍。

真面目な話、あの世界は地球外技術満載なんだからF科学世界対F魔法世界なんかよさそう。
地球防衛軍が転移しますたとかありか?
362創る名無しに見る名無し:2013/08/31(土) 01:33:23.97 ID:YcslJruE
>>359
外国人の方々は割と本気でやりそう
実際、自分達が日本で暮らすにはそうせざるを得ないだろうし

>>361
ありかもしれんがこのスレじゃなくて分家の領分かな
どのスレが当てはまるかは知らんが・・・ラノベスレか?

そういや分家の管理人はなにやってるんだ
業者に荒らされまくってるんだが・・・
363創る名無しに見る名無し:2013/08/31(土) 02:04:44.62 ID:0F3W3cN0
転移直後の混乱期
地方の過疎地の農村や漁村では、頻発する魔獣の襲撃やら盗賊の乱暴狼藉やらに手を焼いて
いたが、助けを求めてもさっぱり手を貸してくれない中央についに見切りをつけ、地元青年団や
狩猟団体、さらに異世界の冒険者等を寄せ集め、対処能力が破綻した県警の黙認のもと、
地域的な自警組織が数多く立ち上げられた。

F世界住人を受け入れることに抵抗もあったが、「あの日」を境に、放置されていた山林の奥や
放棄された遊園地やホテル跡などに「ダンジョン」が口を開いたり、亡くなった老人を土葬したら
夜中にこっそり這い出して踊りだすような事態が頻発しては、もはや是非も無かった。

この山間部のとある村でも、自警団の本部とされた集会場の入り口に、日本語とF世界語とで
2枚のカンバンが掲げられている。

白い杉板に墨で黒々と「県立地方防衛団 **村支部」
そしてその隣には、彩色された木板に、流麗な、しかし英語やアラビア語とも明らかに異なる文字が
彫り込まれている。 "グンマーケン **ギルド出張所"
364創る名無しに見る名無し:2013/08/31(土) 02:36:26.91 ID:zhbOZL72
>>362
分家ならこういうスレもあるな

架空の軍隊がファンタジー世界に召喚されますた 2

このスレは『現代世界と関係がない本当の架空の軍隊もの』がメインらしいから地球防衛軍のあれも
OKなんじゃないかな?

>>363
最後の三行を読んで安永航一郎のあの漫画を思い出したのは・・・俺だけじゃないよな?
やっぱり赤外線コタツで敵を撃退したり、インド人がいたりするのか?


しかし分家はひどい状況だな・・・頑張ってるスレもあるのにもったいない。
365創る名無しに見る名無し:2013/08/31(土) 06:09:41.12 ID:w1gVCcRt
>>363
続き読みたい!
頑張って下さい

>>364
あのマンガって何て題名のコミック?
366創る名無しに見る名無し:2013/08/31(土) 09:31:46.65 ID:01TYlSGx
県立地球防衛軍
367創る名無しに見る名無し:2013/08/31(土) 23:37:25.81 ID:yhcoQkOh
異世界召喚といやあ、しこたま二次創作SSが書かれたゼロ魔だが、自衛隊or日本がハルケギニアに召喚されたってSSはどれだけある(あった)のか。
368創る名無しに見る名無し:2013/08/31(土) 23:58:22.29 ID:JF0jtJ15
少なくとも2つは見た。
369創る名無しに見る名無し:2013/09/01(日) 00:03:58.08 ID:VCcc5HAe
>>367
有名どころはレッドサン・ゼロメイジかな

>>368
kwsk
370創る名無しに見る名無し:2013/09/01(日) 00:38:06.02 ID:OWEpNhy+
>自衛隊or日本がハルケギニアに召喚
なろうには一杯あったらしいが・・・



異世界への転移モノ・・・MAZE爆熱時空とか天空のエスカフローネとか懐かしー

ガイメレフやデミアーマーみたいなファンタジー版パワードスーツを、戦車や歩兵戦闘車といったAFV、あるいは個人携行のATMやSAMとかでフルボッコにする自衛隊とか。
371創る名無しに見る名無し:2013/09/01(日) 00:50:49.06 ID:qe/ydCkR
俺が知ってるのは
レッドサン・ゼロメイジ(作者のサイトにはもうないのでwebArchiveで読むこと)
異世界自衛隊、続異世界自衛隊(なろうにあった作品。これもwebArchiveで)
あとは変化球だが
ゲート ZERO(ゲートとゼロ魔のクロス。理想郷で連載中だが・・・)
交差する世界は・・・ちょっと違うか

まあゼロ魔は集団じゃなく個人が召喚される話だから、組織や国家が召喚されるという展開は
やりづらいのかもな。
(もっとも理想郷にはエリア88を基地ごと召喚したクロスもあったから・・・探せばまだあるかも?)

>>370
そんなあなたにwebArchive http://archive.org/web/web.php
これさえあれば今はもう読めなくなったなろうの二次作品も読めるぜ!

聖戦士ダンバインは・・・出てきたら自衛隊の方がボコられるか。
372創る名無しに見る名無し:2013/09/01(日) 01:03:49.70 ID:VCcc5HAe
>>371
交差する世界は架空戦記というか、異世界勢力との交流が中心だしなー
あと登場するキャラがラノベとかの登場人物だし

そういえば自衛隊召喚は多いが、帝國の召喚は意外と少ないのな
303氏は無事なんだろうか・・・
373創る名無しに見る名無し:2013/09/01(日) 01:26:18.05 ID:keZaWBgB
レッドサン・ゼロメイジはかなりアレな作品だったな。一言で言うと「意味不明」
読んだ事が無い人に分かり易く説明すると↓みたいな感じだった

【遊戯王MAD】遊戯vs海馬 〜海馬瀬人 死す〜
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm4815912
374創る名無しに見る名無し:2013/09/01(日) 01:41:29.72 ID:qe/ydCkR
303氏はしばらく前から分家を支えてきた人たちの一人だからな・・・
元気でいてほしいよなあ

そして今の分家は朱き帝國のreden氏がなろうに軸足を移しちゃったようだし、残ってるのは米軍スレの
ヨークタウン氏くらいか。
ここも石動氏がしばらく動けないようだし、どっちも色々と大変な状況なんだよな・・・

>>373
作者が前もって「この作品は色々とアレな作品ですので耐性のない方は〜」という感じの断り書きを
入れるほどアレな作品だったからなあ、あれはw
375創る名無しに見る名無し:2013/09/01(日) 01:52:31.20 ID:VCcc5HAe
>>374
その朱き帝國も最近は更新してないんだよね・・・
ヨークタウン氏には頑張ってもらいたいところだ

まあレッドサン・ゼロメイジは確かにアレな作品だったな
今連載?してる作品はまともだが
376創る名無しに見る名無し:2013/09/01(日) 02:20:13.89 ID:qe/ydCkR
reden氏はもともと投下ペースが早くない人だし、朱き帝國も途中で一年くらい間が開いたこともあるから
大丈夫・・・だと思いますよ。
ヨークタウン氏についてはつい最近も投下があったことだし、もともとコンスタントに作品を
投下する人だから心配はいらないかと。

しかしこういった状況を何とかしたいけどなんともできないってのも・・・歯がゆいですね。
私も石動さんや分家の人たちの作品を参考にしたり、ここの雑談からネタを拾ったりして
ちょこちょこ作品を書いてるんですけど、人様に見せられるようなものは全然書けなくて・・・。
誰か新作を投下してくれないものでしょうかねえ・・・。
そういう意味では>>363氏の作品が続くのかどうか気になりますが、どうでしょうか?
377創る名無しに見る名無し:2013/09/01(日) 10:16:01.54 ID:Y/oP8bpF
朱き帝國はもうなろうに移住しちゃって、分家に投下するつもりないかもしれんよ
378創る名無しに見る名無し:2013/09/01(日) 11:00:25.80 ID:nKY9MshL
朱き帝國は今忙しいがその内投下すると感想で答えているので、読む分には無問題
379創る名無しに見る名無し:2013/09/01(日) 22:21:59.59 ID:c4TtStrD
>>370
“F世界のパワードスーツ”の性能がAT並なら何とかなるが、MSレベルだと自衛隊じゃ無理だな。
380創る名無しに見る名無し:2013/09/02(月) 01:05:18.19 ID:xqZZToM3
人型兵器は全般的に胡散臭さを感じるのは偏見だろうか?
381創る名無しに見る名無し:2013/09/02(月) 01:27:35.53 ID:hVFDysOj
SFを胡散臭いと言われましても
382創る名無しに見る名無し:2013/09/02(月) 01:28:16.79 ID:ag4uY3QK
Science Fantasy
383創る名無しに見る名無し:2013/09/02(月) 06:13:57.85 ID:XgALTnFw
少しくらいファンタジー
384創る名無しに見る名無し:2013/09/02(月) 14:23:36.33 ID:xUQE1HkD
せんすおぶふぁんたじー?
385創る名無しに見る名無し:2013/09/03(火) 11:54:35.28 ID:G0QAXvqm
SugokuFusigi
386創る名無しに見る名無し:2013/09/03(火) 18:23:09.36 ID:c02kbIbB
Sailor Fuku
387創る名無しに見る名無し:2013/09/03(火) 19:45:06.78 ID:lHVZrZJ4
Sekai seiFuku

・・・まあこれまでミリタリー系のロボ物はアニメとかゲーム、ラノベで大量生産されてきたけど、実際に
ああいったものが開発出来るかといえば現行の技術では厳しいし、開発に成功して実戦配備したとしても
既存の兵器に対する明らかなアドバンテージがあるかといえば?なんだよなあ・・・。

あとニュース。リメイク版「そらのいくさ」の投下を始めるって作者が分家で告知してる。規制でこっちには
書き込めないから分家の方に投下するみたい。
ここ最近はいいニュースがなかったから、これをきっかけにここも分家も活気づいて欲しいよなあ。
388創る名無しに見る名無し:2013/09/03(火) 19:59:05.01 ID:1g3qwa6f
管理人に放置されると、板が荒廃して人離れが加速するよね
389創る名無しに見る名無し:2013/09/03(火) 21:05:30.57 ID:8w1ThBCp
>>371
レッドサン・ゼロ・メイジは普通に作者のブログで読めるんだが…
390創る名無しに見る名無し:2013/09/04(水) 00:19:17.49 ID:e050xoz4
>>387
朗報だな
あの作者さんには期待するところ大

>>388
したらばって管理権限移譲も出来た気がするけど
そもそも管理人をやりたいって人がいないか・・・

あの管理人は今頃なにしてるんだろうか・・・

>>389
あれってテキストDL終了してなかったっけ?
391371:2013/09/04(水) 00:43:33.25 ID:R4T+Ghri
マジか!復活したのか!と思って久々に見に行ったんだけど全然見つからない・・・
ひょっとして改訂版の「東の太陽、西の百合」を読んだんじゃないか?
あれは色々なところが違うし、しかも未完成のまま長い間更新されてないぞ。

ただこれは「改訂版がある」ということをちゃんと言わなかった俺が悪いんだよなあ・・・本当にすまん
392創る名無しに見る名無し:2013/09/04(水) 20:00:16.91 ID:S/Ozafx3
>>391
勘違いだったゴメン
2011年頃に読んだときはまだあったし、書き込み前にチラッと見ただけだから今も存続してると思い込んでた
393創る名無しに見る名無し:2013/09/04(水) 21:33:26.62 ID:5VV4oMGO
結局F世界は空想の産物だから設定で強くするかは作者のさじ加減だからな
Fでフェアリーテイルみたいに魔法が強い世界もあるがモンハンみたいな世界もあるからな
F世界が弱ければそれはF世界でやる意味がないし科学と魔法が対決しないと面白くない
394創る名無しに見る名無し:2013/09/04(水) 22:21:50.91 ID:R9AzOGkg
米軍では引退しつつあるという火炎放射器(携帯放射器)で陸自が大暴れする場面を想像したが、
防火服とか耐熱服とかで身を固めないと、ブッ放してる方まで蒸し焼きになっちまうか。
395創る名無しに見る名無し:2013/09/04(水) 23:05:52.48 ID:R4T+Ghri
勘違いだったのかw
まあこれくらい誰にでもあることだから仕方ないか
しかしいくらアレな作品とはいえあれだけの大作をごっそり削除してしまうとは・・・もったいないな

>>393
『科学と魔法の異種格闘技戦』っていう一面もあるからな>F自物
ワンサイドゲームだと片方のファンしか喜ばない(最悪どちらも・・・)。
両方が満足する『科学と魔法の異色タッグ』という選択肢もあるんだけど、
これだといい勝負ができる相手が居なくなるんだよなあ・・・
396創る名無しに見る名無し:2013/09/04(水) 23:54:59.08 ID:e050xoz4
>>395
個人的には大好きだけどな>ワンサイドゲーム
魔法を科学がボコるのが大好きでしょうがない
まあ行き過ぎは確かに良くないが
397創る名無しに見る名無し:2013/09/05(木) 00:39:48.23 ID:QDfSes07
そういや、米軍スレのシホットってやたらに強いよね・・・
海戦だけ見ても、米軍優勢のままとはいえ、一体どんだけの米艦船が轟沈してる事やら・・・

艦これだったら発狂レベルかと思うぞw
398創る名無しに見る名無し:2013/09/05(木) 00:49:24.55 ID:7NMW48Sg
いきなり嬉々としてブラゲの話し出されても草生える
399創る名無しに見る名無し:2013/09/05(木) 00:54:11.05 ID:1C3YRYnN
>>394
正面装備からは消えたとはいえ、同じ用途で、かの有名な筋肉モリモリマッチョの変態が使ってるランチャーを未だ装備してるんだからわりかし米軍もレトロと言うかF世界に片足突っ込んどる。
400創る名無しに見る名無し:2013/09/05(木) 03:20:11.60 ID:NEolwpW4
なんか毎日竜巻は発生するわ、大雨や雷が多発するわで、異世界に転移しそうな天気だなw
401創る名無しに見る名無し:2013/09/05(木) 06:48:38.12 ID:5GSVYgLH
>そういや、米軍スレのシホットってやたらに強いよね・・・
その割にはアメリカが優しいな
402創る名無しに見る名無し:2013/09/05(木) 07:18:33.74 ID:E7NH6DRh
綺麗な米帝だからね、仕方ないね
403創る名無しに見る名無し:2013/09/05(木) 08:05:27.74 ID:QDfSes07
ただ、無差別戦略爆撃やっちまったからもう綺麗じゃなくなったけどな・・・
404創る名無しに見る名無し:2013/09/05(木) 08:09:44.61 ID:nsxbZM0w
綺麗な米帝様&ノビ―蒼海の尖兵日本vsローリダ共和国
405創る名無しに見る名無し:2013/09/05(木) 09:06:14.10 ID:bJcnOeEp
自衛隊って言うと国内の災害派遣とか、国外のインフラ支援とか、最近だと海賊からの船舶護衛任務とかの
イメージが強いんですよね。どれも結構評判良いし。外国の土地に勇ましく乗り込んで現地民相手にバリバリ
撃ちまくる絵が想像できない。やっぱ日○組に毒されてんのかな。
406創る名無しに見る名無し:2013/09/05(木) 15:09:33.18 ID:jt1QWknl
外国の災害派遣やインフラの整備をしながら、
片手間に魔物倒したりするのが自衛隊に合ってるかもね

一応現地の軍や冒険者に護衛してもらいながら、
強力な魔物が出てきたら正当防衛で速攻殲滅して驚かれるとか
407創る名無しに見る名無し:2013/09/05(木) 15:12:20.10 ID:Uxd83CFQ
おしんとキャプテン翼が広まってないぶんは大変だろう。
408創る名無しに見る名無し:2013/09/05(木) 16:47:48.82 ID:CRWdjVy+
なら、おしんとキャプテン翼を広めてからだね。
409創る名無しに見る名無し:2013/09/05(木) 17:45:18.35 ID:WcpYFGEG
おしんはともかくキャプテン翼は先にサッカーを普及させないと広まらないのでは・・・

ところでF世界で広まりそうな映画とかドラマ、アニメって何があるかな?
交差する世界では作中で設立された芸能プロダクションが転移物を原作とした映画とかドラマを作って
大当たりした話があったけど、純粋なF世界とかだとそれは無さそうだし・・・。
(作者に許可をもらって作中に島戦争を登場させたのはちょっと驚いたけど)
410創る名無しに見る名無し:2013/09/05(木) 22:54:10.59 ID:5GSVYgLH
ドラマというか本だと、吟遊詩人ならぬ琵琶法師の『平家物語』なんていいかもしれない
『義経記』、『源氏物語』、『枕草子』、『徒然草』なんてのも普遍性があり、
しかもF世界にも中世同士で置き換えやすく理解しやすいだろう
411創る名無しに見る名無し:2013/09/05(木) 23:41:47.02 ID:D/H4Bm10
え?
交差する世界に島戦争出てるの?どこ?
412石動 ◆PLiPR6pp/. :2013/09/05(木) 23:57:51.30 ID:SdbisNui
こんばんは。ご無沙汰しています。

トリップを変更します。以後、以前のものは使用しません。

ネットの砂粒でいたい私にとって、今回の騒動は嫌なものでした。
投下できるものは準備できたのですが、状況を見て投下したいと思います。

最近他の方の投下がなくて寂しいですね。
413石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/09/06(金) 00:01:12.41 ID:KGCMzm1m
すみません。トリップこっちで。
414創る名無しに見る名無し:2013/09/06(金) 00:19:40.62 ID:2H/X2PfM
普遍性といえば、やっぱり頭を空っぽにして見られる派手な作品だろう。
というわけで、西部警察をだな
415創る名無しに見る名無し:2013/09/06(金) 00:51:49.15 ID:dbYMBEBP
おお、石動さんお久しぶりです。
人生、やっぱり平和が一番ですね。投下については無理をなさらないでください。

>>410
そうなるとNHKの大河ドラマや年末に放映される歴史ドラマが人気を集めそう。ただ幕末ものとかは
時代設定(勤王対佐幕、開国対攘夷、欧米諸国の帝国主義)が良く分からないからあまり人気が出ないかも。
あとその国の王族や貴族が口出しして放送禁止になる作品がありそうな気が・・・。

>>411
交差する世界の世界(ややこしいな)で、島戦争が連続テレビドラマになった(つまり交差する世界の作中では
島戦争はあくまでフィクションの存在)。島戦争の世界が交差する世界の世界と繋がったわけではないので
あしからず。
(なったらなったで凄いことになりそうだけど)

>>414
ついでに『Gメン'75』、『太陽にほえろ!』、『あぶない刑事』に『ゴリラ 警視庁捜査第八班』、あと
『はぐれ刑事純情派』と『相棒』も放送しましょう(別枠で『ザ・ハングマン』も)。
これで日本に密入国して犯罪をしようと企むF世界の人間はいなくなる・・・はず。
416創る名無しに見る名無し:2013/09/06(金) 16:44:42.57 ID:JUDQNgy5
>>415
それ何話に書いてある?
417創る名無しに見る名無し:2013/09/06(金) 22:25:35.40 ID:ZOrM146n
>>416
交差外伝の方探してみて
418創る名無しに見る名無し:2013/09/07(土) 22:33:12.21 ID:N+GjLSFF
大河より普通の時代劇の方が人気が出るような気がする
水戸黄門や暴れん棒将軍なら王族の皆さんも安心…でもないか
419石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/09/07(土) 23:00:22.12 ID:8cnvllrg
こんばんは。
間が空くと何だかモチベーションが無くなってしまいそうなので、投下してみます。
規制がかかって突然投下が止まったらお察しください。
420石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/09/07(土) 23:01:37.03 ID:8cnvllrg
ブンガ・マス・リマ北東5q 街道上
2013年 1月6日 12時53分

 ディル・マイラーヒは高揚感と不機嫌の狭間にいた。

 彼の所属するカルブ自治市軍は、南瞑同盟会議軍に勝利した。わずかな兵力にもかかわらず愚かにも立ちはだかった敵は、全滅した。マイラーヒ自身も、絶望的な抵抗を試みた敵兵を二人、切り捨てている。
 勝利。それは何物にも代え難い。勝ったからこそ、彼は生き残っている。もしかしたら戦利品を抱えて、家族の元へ帰ることができるかもしれない。マイラーヒは『未来』という名の果実を掴み取ったのだった。

 だが、その代償は大きい。
 わずか10分ほど前には何とかそれらしい陣形を組んでいたはずの彼の部隊は、無様に崩れていた。軍隊として非常に脆弱な状況だ。敵兵の死骸から金品を漁る者が続出している現状は、野盗の群れと何ら変わりのない姿であった。
 名誉。規律。練度。全てが存在しない。それなりに熟練した戦士であるマイラーヒにとって、目の前の光景は腹立たしいことこの上ない。彼は、盗賊の頭目になりたいわけでは無いからだ。

「いつまで浮かれている! 陣を組み直せ。すぐに市街地に突入せねばならんのだぞッ!」
 マイラーヒが吼えるように命じると、旗手がしぶしぶ旗を立て、組頭たちが兵を怒鳴りつけ始めた。動きはのろい。疲れもあるのだろう。部下たちは農奴のような態度だった。
 畜生め。いつもこれだ。もう、敵がいないから良いものの、まともな軍とぶつかったら酷いことになるぞ。
 剣を鞘に収めながら、彼は思った。


 突然、今の今まで血が昇っていたマイラーヒの思考が、ふっ、と冷えた。不思議な感覚だ。
 目を動かさなくても全てが分かった。
 昨日と同じように燦々と照りつける太陽の光の下、彼の間抜けな部下たちは、目の前のはした金を気にしながらノロノロと陣形を立て直している。
 彼の隊の右翼では自治市軍の一隊が避難民に襲いかかろうとしていた。軍太鼓が乱打され、泥を跳ね上げながら数百の兵が前進している。
 左翼には、気味の悪い森の土民ども──ソーバーン族の集団が勝利の舞いを踊っている。背後には糞忌々しい督戦隊。さらに帝國軍が堅固な縦隊を組んでマイラーヒたちを見張っていた。
 彼の正面。南には二十万都市、ブンガ・マス・リマがある。敵軍はいない。全部倒した。そのはずだ。

 そこで彼は違和感に気付いた。殺気と表現しても良い。誰かがこちらを見ている。どこだ? 後ろか? いや──あの森だ。

 マイラーヒがそこまで考えた次の瞬間、丘の上に張り付くように繁った小さな森で、閃光が光った。一斉に鳥が飛び立つ。貧弱な森の外縁部が、破裂したように見えた。
 
421石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/09/07(土) 23:02:54.15 ID:8cnvllrg
 柘植小隊の放った集中射は、パラン・カラヤ衛士団を全滅させた敵兵のど真ん中で炸裂した。一瞬、砂糖に群がる蟻のように見えていた敵兵の姿がかき消える。
 
 擬装を払いのけ、前哨陣地がある森を飛び出した4両の90式戦車は、低木をはね飛ばしながら猛烈な勢いで丘を下った。起伏の大きさをものともしない。履帯が地面を噛み、重量50トンの車体を力強く前進させた。
 世界水準の第3世代主力戦車として、北海道の原野でソビエト自動車化狙撃師団のTー80の群れを迎え撃つべく、三菱重工業によって設計された90式は、アラム・マルノーヴの戦野を疾走するために必要な性能を十分に与えられていた。
 とはいえ、さすがにお世辞にも乗り心地は良いとは言えない。起伏を越えるたびに、車体は前後左右に大きく揺れた。柘植は慣れ親しんだ振動を巧みにいなしながら、車長用視察装置を覗き込んだ。前方の街道上は帝國兵で埋まっているように見えた。
 敵はこちらの砲撃に混乱しながらも、慌てて密集陣形を組み直している。旗がしきりに振られ、兵たちが集結を始めていた。付近に味方の衛士たちはいない。全滅したからだ。

 柘植はこみ上げてきた感情を強引に無視すると、無線に向かって指示を出した。
「01より各車。01と03は右、02と04は左に開け。射線に注意しろ」
『02了解』小隊陸曹が指揮する2号車がすぐに返答した。ベテラン陸曹長が指揮する2号車は、返答と同時に切れの良い挙動で針路を変更した。4号車が後に続く。
 雁行陣形が左右に開く。2両ずつに分かれた戦車小隊は、左右から帝國軍を包囲するような機動をとっている。120o滑腔砲を重騎士が抱えるランスのように振りかざし、砲塔が重々しく旋回した。スタビライザが作動し、砲口はまっすぐに敵を睨む。
「砲手、前方敵歩兵、対榴。操縦手、停止よーい、止まれ! 撃てッ!」
 重量50トンの巨体が、わずか2メートルの制動距離で停車する。発砲。衝撃。大気を切り裂いて榴弾が敵兵に吸い込まれた。轟音と共に土煙があがる。赤い火がかすかに見えた。その向こうで人間が吹き飛ぶのが分かった。
 柘植は射撃が完璧な統制の元で行われ、寸分違わぬタイミングで弾着したことに満足した。彼の内心に、自身が少し前に見せた迷いは存在しない。戦闘が開始された今、柘植という存在は単純化されている。機動力と火力で敵を包囲し、分断し、殲滅するのだ。
「いいぞ、このまま開く。前進よーい、前へ。砲種連装、連装行進射──撃てッ!」
 柘植車はディーゼルエンジンの音高らかに前進を再開した。3号車が続く。距離が詰まる。掘り返された地面の上でもがく帝國軍に対し、砲塔主砲同軸に装備された車載機銃が火を噴いた。
 帝國軍義勇兵団は完全に混乱していた。無理もなかった。南瞑同盟会議軍を殲滅し、あとは市内に突入すれば勝ちだ。そう思っていたところに、奇襲を受けたのだ。
『右も左も敵だらけだ。どっちに撃っても当たるぞ』
『04、02。敵歩兵、対榴、班集中行進射、撃てッ!』
『命中、命中』
「砲手、続けて撃て」柘植は曳光弾の行き先を見つめ、命令した。
「発射」根来二曹の冷静な声色がレシーバーに響く。発砲。車内に焼尽薬莢の燃える臭いがした。
 機銃に引き裂かれ、算を乱して逃げ出そうとしていた帝國兵が吹き飛ぶ。パラン・カラヤ衛士団を全滅させ、その遺体を漁っていた集団はあらかた土に還っていた。柘植は、カラカラに乾いた唇をひと舐めすると、次の命令を発した。

「敵を蹂躙する。全車前進」

 帝國兵はまだ千名以上が健在だった。叩くなら混乱している今だ。柘植は、ごく自然に思った。
『エゾこちらヒナギク。支援は要らないか? 送レ』
 小銃班長のじれたような声が無線から響いた。彼らはまだ森で待機している。
「こちらエゾ。敵兵は多数だ。君らを出すのは危険だ。そのまま待機されたい。送レ」
『しかし、随伴歩兵無しだと危ないよ』
「大丈夫。弓、槍と刀じゃこいつはかすり傷一つ負わない」
 小銃班長の心配に、柘植は明るく答えた。彼は生身の隊員を敵に曝すことは、危険だと判断していた。道理であった。戦車は矢傷を負わないが、人間は違う。

 だが、次の瞬間。突然の衝撃に柘植は激しく揺さぶられた。身体が前方に放り出され目の前の操作パネルに頭を打つ。一瞬意識が遠くなる。戦車が何かにつんのめったようだ。

「車体正面に被弾! 被弾です!」

 何だと? 一体何があった? ぼやけた視界と思考の中で、柘植は村上三曹の悲鳴のような報告を聞いた。
422石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/09/07(土) 23:06:51.80 ID:X1lNixDy
とても短いですが、今日はこれにて。

御意見御質問御感想お待ちしております。
423創る名無しに見る名無し:2013/09/07(土) 23:09:33.71 ID:/77qN1Yx
お待ちしておりました
424創る名無しに見る名無し:2013/09/07(土) 23:12:48.81 ID:chBOuYUM
この瞬間を待っておりました
425創る名無しに見る名無し:2013/09/07(土) 23:14:07.60 ID:xZWT1Ybq
投下乙です。
続きが読めること、無類の喜びです!

漸く90式無双が始まりましたが……
被弾の正体とは?

次回投下が待ち遠しいです。
426創る名無しに見る名無し:2013/09/07(土) 23:59:23.94 ID:lS4ut+NU
乙でした。
この機会に帝國軍本体も片付けたいけど、戦車は大丈夫かな?
427創る名無しに見る名無し:2013/09/08(日) 09:09:11.97 ID:Kl69B5NK
乙です!
被弾ってことはあれか、魔法弾とかバリスタみたいなのか
規模によっては履帯を破壊する事も可能かな?
428創る名無しに見る名無し:2013/09/08(日) 11:12:47.84 ID:T61H6TVB
乙です
導士級の兵器と+した火炎弾とかかな?
装甲にはダメージなさそうだが、この世界だとオーバーキル過ぎる
この世界「だけ」なら帝国凄いな
429創る名無しに見る名無し:2013/09/08(日) 11:49:32.49 ID:uMYZlnUV
乙です
砲塔とかに当たればまずいのかな?
とはいえ、正面装甲は抜けられまい
430創る名無しに見る名無し:2013/09/08(日) 12:03:18.48 ID:eypPwS3N
乙。
側面も対35mmAPDSの定各防護だから、生半可な大砲レベルじゃ凹むだけだよ。
431創る名無しに見る名無し:2013/09/08(日) 12:29:27.26 ID:eixPyyXT
督戦隊の攻撃でしょうね
大きな混乱をしてなかったのがそこくらいでしょうし、何より戦車にダメージを与えられる兵器を占領地の徴収兵に持たせるわけがない
432創る名無しに見る名無し:2013/09/08(日) 22:37:34.55 ID:SJnsG+eM
防御無視で問答無用に消滅させられるような魔法でも使われん限り、戦車は無敵
逆に言えばそんな魔法を使われたら戦車でもヤヴァイ
433創る名無しに見る名無し:2013/09/08(日) 22:40:09.11 ID:T61H6TVB
というか戦車以外の何者でもヤバイわw

>柘植という存在は単純化されている。
この表現が好き。
虎の子の攻撃だろうし、日本側は振動させられて驚いたが、帝国側は振動させただけで驚いていそうだな。
434創る名無しに見る名無し:2013/09/09(月) 18:55:57.00 ID:h57df9r3
WW2期でもソ連重戦車のいくつかは全周35mmAPFSDS防げるんだな
変態すぐる
435創る名無しに見る名無し:2013/09/09(月) 19:14:39.11 ID:aMNaQ9cs
戦車は雷にヤバイだろw雷魔法で一撃
436創る名無しに見る名無し:2013/09/09(月) 19:18:04.39 ID:h57df9r3
電気というのは流れやすい場所を通るので、装甲から地面へ流れて被害なしで終わる。
乗用車でもそう
437創る名無しに見る名無し:2013/09/09(月) 19:32:05.85 ID:RnKDCr38
ズッコケ三人組で、雷に打たれる未来が分かっていたのでハカセの案で車に避難して助かったのがあったな
あの三人ならこういう世界からも生還するだろう
438創る名無しに見る名無し:2013/09/09(月) 20:59:35.75 ID:W1Z2SeoG
F世界に放り込まれたズッコケ三人組が活躍する話か・・・結構面白そう。
さしずめタイトルは『ズッコケ三人の勇者』かな?
と思ったらあのシリーズ、三人組はとっくの昔に学校を卒業しておっさんになってたのには驚いた
(ただしやってることは昔と変わってない)

もっともF世界と関わりを持った日本で、既存のシリーズ物の新作がF世界が絡む話になると言うのは
十分ありえるかも。
(個人的には某獣医学部ドラマを希望。大学付属の動物病院にF世界の留学生や生物がゾロゾロと・・・)
439創る名無しに見る名無し:2013/09/09(月) 22:17:43.60 ID:aMNaQ9cs
メラゾーマイオナズンベギラゴン級の魔法に立ち向かう10式
440創る名無しに見る名無し:2013/09/10(火) 00:12:10.19 ID:drYVTZJw
魔王「今のはメラゾーマではない・・・ヒャドだ」
441創る名無しに見る名無し:2013/09/10(火) 00:50:15.13 ID:0JeOfM3V
メラゾーマって火球が大きいだけで温度はメラと変わらないんじゃ
442創る名無しに見る名無し:2013/09/10(火) 01:41:22.77 ID:1nnuQ4rB
メドローアも仲間に入れたげてよぉ!
443創る名無しに見る名無し:2013/09/10(火) 04:03:58.96 ID:OiJVBu0v
>>438
逆はどうか

札幌市内 H大学獣医学部の名物教授U先生
ある日F世界生物圏のフィールドーワークを思い立ち、持ち前の行動力で大学や文科省を説得というか、
なぎ倒す勢いで研究予算を強奪

逃げ腰な研究生に単位をちらつかせ、それでも足りないメンバーには、卒業生たちや果てはそのペットの
大型犬まで強引に引っ張り込む
乗り込んだ先では、護衛の自衛官や現地人が止める間もなく研究と称して魔獣・霊獣・神獣の区別なく、
思いつくままにちょっかいをかけて盛大に追い回されたり 傍迷惑なトラブルメーカーぶりを遺憾なく発揮

そしてなぜか懐かれた神獣を抱えて、F大陸を成り行き任せに彷徨するうちにF世界を震撼させるほどの
大騒動が

「1曹、あのデカいドラゴン、放っておいていいんですか。昨日、帝国の軍団と山ひとつまとめて消し飛ばしたんですよ」
「あのセンセイがチョビといっしょにあやしてるうちは大丈夫だ。何故かは知らんがな...。それよりあのボーっとした姉さん
から目はなすなよ。目はなした隙にまたダンジョンにでも迷い込まれたらかなわん。」
444創る名無しに見る名無し:2013/09/10(火) 12:01:06.29 ID:LcQ2db4W
>>434
その時代、APFSDSは無いよ。
445創る名無しに見る名無し:2013/09/10(火) 18:28:49.98 ID:dfkcm6tj
>>444
35mmAPFSDSの貫徹可能な装甲厚と当時のソ連戦車の装甲厚比べたんじゃないかな?
35mmAPFSDSの装甲貫徹力やらソ連戦車の装甲防御力とかよう知らんが
446創る名無しに見る名無し:2013/09/10(火) 18:56:42.31 ID:LcQ2db4W
いや、そもそも35mm機関砲用のAPFSDSって、少なくとも商品化されてない筈。
447創る名無しに見る名無し:2013/09/10(火) 19:18:23.01 ID:drYVTZJw
たしか帽が外れないとかで試作どまりだっけ?
35mmAPFSDSの貫通が170mm前後だとかいう話があってAPDSと勘違いしてたメンゴ
448創る名無しに見る名無し:2013/09/10(火) 20:10:17.99 ID:dfkcm6tj
>>446
そうだったのか…
449創る名無しに見る名無し:2013/09/10(火) 20:18:52.35 ID:XQFpMmQ7
そもそも当時と現在の冶金技術は全然違うから、単純に厚さだけ持ってきて比べることはできないと思うんだけどなぁ
450創る名無しに見る名無し:2013/09/10(火) 20:46:50.03 ID:drYVTZJw
RHAって何のためにあると思ってんねん
451石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/09/10(火) 22:50:40.43 ID:A3f/Kyjt
沢山の感想ありがとうございます。

敵の攻撃の正体は次回わかるとしまして、迫真の戦闘を表現するのは難しいなぁと常々思います。

>>443
すごく読んでみたい話ですね。書いてみませんか? 

次回もお待たせせずに投下できればと思っています。
452創る名無しに見る名無し:2013/09/10(火) 23:15:17.42 ID:XWoBBQ5L
戦闘シーンの詳細がなくとも、「丹後半島最強の男」とか、翻る旭日旗とか
印象に残る名場面の間を上手く繋げればいいと個人的な感想
お話は細部以上に印象が物を言うので、そこでそんなに悩まれなくてもいい
と思います(キャラ立ち「だけ」でやるのは悪手ですけど)

石動さんが凄いと思うのは、よさげなキャラでもあっさり退場させるところ
ストック・案の容量がとてつもないんでしょうね
453創る名無しに見る名無し:2013/09/11(水) 02:37:55.82 ID:OoHGGD3l
人の挙動や状況・目に見える景色をしつこく書けば、アンディ・マクナブ風の濃い描写にはなるかな?w
454創る名無しに見る名無し:2013/09/11(水) 06:38:46.39 ID:lW1NkOPO
それはまたくどくて食傷というか、集中し過ぎで本筋が疎かになったら本末転倒
というかハッタリ気味で読者を選ぶ傾向がある
455創る名無しに見る名無し:2013/09/11(水) 23:32:11.13 ID:y/SJRP1Z
迫真の戦闘(意味深)
456創る名無しに見る名無し:2013/09/12(木) 09:55:05.66 ID:vAcoAmZk
そう言えば大抵のF世界のファイアー系の呪文って温度どの位のものだろうね?

取りあえずTRPGのガープスだと文庫マジックには訳されて無かったけど
未訳のグリモアには
「(火霊系の)特に明記されていなければ普通の(呪文のエネルギー)疲労消費で
火力温度は500℃とします。
2倍消費で2倍の1000℃、4倍消費で2000℃とします」

別サプリのガープス・サイオニクス(超能力)に
「人の平均体温36℃、人が意識不明になる体温49℃ 水の沸点100℃ 紙の発火点233℃
木の発火点288℃ 肉の発火点288℃ 鉛の融点327℃銅の融点1082℃ 鉄の融点1530℃」
とあったけど…
457創る名無しに見る名無し:2013/09/12(木) 13:38:45.50 ID:37soTYMS
たいていの炎の魔法の色赤だからたいした温度じゃないんじゃね
まあ設定しだいとしか言えんが
458創る名無しに見る名無し:2013/09/12(木) 13:43:09.52 ID:37soTYMS
と、ちょっとググって見たら青く輝くほどの温度って思ってたよりクソ高いのな
457は撤回しとく
459創る名無しに見る名無し:2013/09/12(木) 18:50:04.16 ID:VBLnuv72
まぁ演出としては赤い方が見栄えがいいからな
460創る名無しに見る名無し:2013/09/12(木) 22:08:40.72 ID:gnnKBLUC
『そらのいくさ』に出てきた人間蠱毒ってのを初めてやったサブカル作品て何かね。(なんか現実の史書とかに記されてるのかもしれないが)
自分が知る限りでは諸星大二郎の『巫蠱』、石川優吾の『タンキー』、異形コレクションの『雪鬼』なんかで人蠱が出てきたが。
461石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/09/13(金) 00:56:12.36 ID:bUm93VC5
こんばんは。皆さんに死なすには惜しいと思われるキャラを、沢山書けたらと思っています。
第3章もいよいよあと二回で終わります。お楽しみ頂けたら嬉しいです。

では、投下します。
462石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/09/13(金) 01:00:46.56 ID:bUm93VC5
ブンガ・マス・リマ北東5q 街道上
2013年 1月6日 13時02分


 マワーレド川の水面が太陽の光を乱反射して金色に煌めいている。その光景はまるで一面に金剛石をちりばめたように美しい。だが大河に沿って伸びる大街道上では、数百名の人間たちが血と泥の海に溺れ、もがいていた。
 帝國南方征討領軍義勇兵団約二千は、完全に統制を失いつつあった。突如、軍の側面に叩きつけられた敵の奇襲は破滅的な威力を発揮した。閃光と共に浴びせられた火炎弾は、一瞬にしてカルブ自治市軍の一隊を肥料に変えてしまった。
 奇襲を受けた軍は脆い。その衝撃は、精鋭部隊をたやすく烏合の衆に変えてしまう。まして、義勇兵団は精鋭とは言えぬ徴用兵の集まりに過ぎない。

「……あの森から出てきたものは、何だ? あんなものは見たことが無い」
「分かりません。あの様な魔獣は聞いたことがありません」

 帝國南方征討領軍指揮官が魂の抜けたような声で呟き、参謀の一人である魔導師が青い顔をして答えた。
 ほんの数分前まで、彼は順調な戦ぶりに満足していた。彼が指揮するのは諸都市混成義勇兵団二千と、やはり徴用兵からなる督戦隊二百。そして直率するゴブリン三百と帝國兵約百騎。
 戦闘序列に従い前衛に横陣を組んだ義勇兵団、その後方に督戦隊。最後方に予備兵力として本営を配置し、帝國軍は南瞑同盟会議軍最後の防衛線に対して攻勢を開始した。
 対する南瞑同盟会議の最終防衛線は、わずか二百の衛士団に過ぎず、交戦開始からいくらも経たぬうちにあっさりと壊滅していた。損害は義勇兵団に数十程度。帝國軍指揮官はますます笑いを大きくした。
 人の財布で飲み食いするようなものだった。金の代わりに浪費されるのは生命だが、どれだけ増えても指揮官の懐は痛まない。

 だが、突如義勇兵団に叩きつけられた爆炎と、森から現れた4体の魔獣が全てを台無しにしつつある。
 幕下の騎士が咎めるように言った。
「呆けている場合ではありませんぞ。あの魔獣の正体が何であれ、このままでは軍が崩壊いたします」
 すでにカルブ自治市軍の半数が壊乱し、周囲の隊もそれに引きずられるように乱れ始めていた。魔獣は軽騎兵も顔色を失うほどの速さで駆け、炎を放ち、徴用兵を蹂躙している。
 幸いにして後方の督戦隊と直率する本営は統制を保っていたが、手を打たねばそれを失うことは時間の問題であった。
「……しかし、どうすれば良い?」
 魔獣は戦象より巨大で、ヘルハウンドより速く、強力な魔導を用いている。そんな相手にどう立ち向かえば良いのかさっぱり分からない。
「飛行騎兵団か魔獣兵団に援軍を要請しては──」
「莫迦なッ! そのような無様な真似が出来るか」
 主将サヴェリューハは無能を許さない。わずかな敵をもみ潰すだけの任務で援軍など求めては、身の破滅である。指揮官は両腕を振り回し、参謀の進言を却下した。そうしている間にも、前衛は滅茶苦茶に叩かれ続けている。

「御覧ください! 魔獣の一体が足を止めましたぞ」騎士が弾んだ声で言った。
 確かに、左翼を切り裂いていた巨体が足を止めていた。一体何が? 指揮官は目を凝らし数百メートル先の魔獣を見つめた。

「あれは……ソーバーン族の精霊魔法でございます」
「おおッ!」

 魔獣の体躯に、太い蔓が幾重にも絡みついている。精霊遣いが森の精霊に働きかけ、召喚したのだった。太いもので人の腕ほどもあろうかという蔓が、無数に地面から立ち上がり、まるで壁のように魔獣に立ち塞がっていた。
 並みの精霊遣いであれば、せいぜい10メートル先の人間の足を絡め捕るのが関の山である。獣の如く森に生きるソーバーン族が、どれほど濃く精霊と共に在るのかを示していた。
「あれならば、もしかしたら倒せるやもしれん」
 指揮官はすがるように言った。自らが征服し従えた者たちに頼らなければならない現状の滑稽さに、彼は気付いていなかった。
463石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/09/13(金) 01:02:36.45 ID:bUm93VC5
「柘植一尉! 大丈夫ですか?」
「ん、ああ……大丈夫だ。状況を」
 根来二曹の呼びかけに答えた柘植は、頭を振りながら言った。90式は停止している。システムに警報は──出ていない。発煙も無い。
「今のところ砲その他に異常はありません」根来二曹が操作パネルを確認しながら言った。となれば、駆動系か?
「村上、そっちはどうだ?」
「現在、停止中。エンジン異常なし。ですが、衝撃の後引っかかっているような感じです。車体前面に何かがあるようなのですが……よく見えません」
「車体前面だと?」
 柘植は車長用視察装置を見た。数十メートル先に蠢く敵兵。あちこちが掘り返された草原。十時方向に僚車が見えた。2号車だろうか? 当然の事ながら、車体前面は見えない。索敵のためのサイトは、数メートル先の地面を見るようには出来ていなかった。
 ハッチ全周に設けられたペリスコープも似たようなものだった。畜生、何が引っかかっているんだ? 戦場で止まったままなんで冗談じゃない。
 柘植は速やかに決断した。足を踏ん張り、両手でハッチを持ち上げる。新鮮な、だが生臭さを感じる空気が車内に流れ込んだ。
「直接確認する」
 両手両足で身体を持ち上げた。視界が一気に広がった。素早く周囲を確認する。先程より敵が迫っている気がした。気のせいではない。歩兵は、停止した戦車に肉薄しようとするものだからだ。
 彼の戦車を止めたもの──それは濃緑色の蔓の群れだった。車体前面下部をびっしりと覆っている。元からあったとは信じがたい。この世界の非常識が襲ってきたことに間違いない。柘植は魔法の非常識さに驚きながらも、被弾では無かったことに安心した。
「こんなものでどうにかなると思ったか! 操縦手、ただの蔓だ。前進して引きちぎれ!」
「了解、前進します」
 行く手を塞がれた怒りも露わに柘植が命じると、V10水冷ディーゼルエンジンが、車長に感化されたかのような唸りを発した。排煙が排気管から立ち上る。樹木を裂く湿った音が聞こえ始めた。



 森から飛び出してきた敵を足止めせんと、ありったけの精霊魔法をかき集め、叩きつけながら、ソーバーン族第四支族長ハイヤ・ソーバーンは絶望的な気分に陥っていた。
 敵は──いや敵かどうかもわからない異形は、巨大で速かった。長大な角を振りかざした四体の化け物は、絶えずその角と頭から炎を吐き、義勇兵たちを吹き飛ばしている。
 ハイヤは、無意識に登ることの出来る大木を探していた。肉食獣に遭遇したとき、森に糧を求め生きる彼らは樹上に逃げる。身体がその記憶を思い出している。
 未熟な若い男の中は、恐怖のあまりその場にうずくまってしまう者もいた。だが、ハイヤは支族長としての矜持と戦士としての経験を総動員し、己を奮い立たせた。
「あれは、祟り神ぞ」誰かが言った。
 色とりどりの獣骨で作った護符がじゃらりと鳴る。鮮やかな紋様を全身に彫り込み髪を結い上げたハイヤは敵を凝視した。
 古老より口伝えに聞く、森の奥深くに潜む禍。人に祟り仇なすそれは伝説の中にのみ存在していた。
 今日までは。
「駄目か……」
 高位の術師である彼を含めて、十人以上が精霊に呼びかけ顕現させた戒めも、化け物は容易くかみ砕こうとしていた。野太い蔓が激しい音を立てて引きちぎられる。あの調子では突破されるのは時間の問題だろう。
「何でもよい。放て」
 ハイヤが命じると、ソーバーン族の戦士たちは各々が持つありったけの得物を化け物にぶつけた。
 彼の右手側で、空気を震わす笛の音に似た音と共に拳大の石が放たれた。投石隊のスリングだ。熟練した戦士が用いれば、100メートル先の重装歩兵を昏倒させる投石が雨霰と化け物に降り注ぐ。矢が放たれる。
 左手側では精霊遣いたちが再度〈戒めの蔓〉を詠唱し始めた。付近に精霊が集まっているのを感じる。地中から湧き出た蔓が敵に伸びた。

 だがその全てが、化け物にわずかな手傷すら与えられずにいた。化け物は、ついに蔓を引きちぎると、猛烈な勢いで突進を始めた。悪夢のような姿だった。長大な角がハイヤに真っ直ぐ向いた。
 彼は化け物の上に人間が乗っていることに気付いた。魔獣遣いか。あれを殺すことが出来れば──いや、出来まい。
 化け物は剣歯虎より速く走っている。にもかかわらずその角はぴたりとこちらを向いて少しも変わらない。彼は自分が狩られる獲物であることに気付いていた。

「おお、偉大なる森の精霊よ。彼の祟神をどうか鎮め賜え──くそったれ! あんなものがいるなんて聞いてないぞ」
 ハイヤは引き続き何か冒涜的な言葉を発しようとした。化け物の角が赤く光った。何かが放たれる。猛烈な閃光と爆発がハイヤを包み、彼が続きを叫ぶことは無かった。
464石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/09/13(金) 01:04:32.91 ID:bUm93VC5
「命中。目標を撃破」
 根来二曹が冷静に報告する。
 柘植の90式は車体前面に絡みついていた蔓を纏めて引きちぎると、敵軍に対して突撃を再開した。民族衣装を身にまとった集団は、散り散りになって逃げまどっていた。熱風が柘植の頬を叩く。彼は車長席から上半身を出し、周囲をせわしなく見回していた。
「隊長、危ないですよ」
「ああ、確かに──」流れ矢が車体に当たって硬質な音を立てた。柘植は首を竦めたが、車内には戻らない。
「危ないな。だけど周りはよく見える」
 
 様々な努力が払われているにも関わらず、戦車内部からの視界がごくわずかな範囲に限られるという欠点は、完全には解消される見込みがない。
 今世紀に入っても、随伴歩兵無しに敵勢力圏に踏み込んだ主力戦車が、手酷い目に合った事例は無数に存在する。必要な対戦車火器を装備し、地形を利用するのであれば戦車の撃破は可能なのである。
 もちろん多くの場合、対価として相応の人命を支払う必要があるのだけれど。

「まずいな」
 再度周囲をぐるりと見回した後、柘植は固い声で言った。
 いつの間にか彼の戦車小隊は敵と混交してしまっていた。蹂躙された敵兵がバラバラに逃げ散った結果、敵のど真ん中に突入した形になってしまったのだ。数十メートルという戦車にとっての至近距離に、武装した敵兵が右往左往している。
「近過ぎて主砲が撃てません。機銃で叩きます」根来二曹の声が砲塔内から聞こえた。
 速度を保っているうちは良い。だが、さっきのように足を止められた場合は危険だった。柘植は改めて異世界である事を思い出していた。
 身一つで対戦車ロケット並の火力を持つ奴がいるかも知れないじゃないか。迂闊だったかな。とにかく動き続け、敵を叩き続けるしかない。
 90式戦車の周囲は、怒号と悲鳴、そして発砲の轟音が支配している。多くの敵兵は逃げ惑っているが、驚くべき事に未だ戦意を保っている集団も存在していた。柘植は、何が敵兵を踏みとどまらせているのか見当がつかない。
 彼はひとまず主砲で攻撃可能な相手を探すことにした。車長用照準潜望鏡を回転させる。パノラマサイトがすぐに敵を見つけ出した。300メートル前方に無傷の敵が待機している。あれなら、狙える。
「砲手、二時方向、距離300。あいつをやるぞ」
 根来二曹が旋回ハンドルを操作した。電動機の力で長大な砲塔が重々しく右を向く。砲身がわずかに動き、仰角が微調整された。当然の如く装填は終わっている。
「照準よし」

「撃てッ!」

 発砲。砲が後座する。すぐに駐退復座装置が作動し砲身は元の位置に戻った。発射された今日8発目の砲弾は、オレンジの光跡を残し敵のど真ん中に吸い込まれた。
465石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/09/13(金) 01:05:34.65 ID:bUm93VC5
 本営の前方に展開していたケルド市軍が魔獣の炎に貫かれた。耳を塞いでもなお強烈な爆音が辺りに木霊した。濛々と土煙が上がり、視界を塞ぐ。
 今まで、督戦隊として前衛を駆り立てていたケルド市民兵たちは、一撃で大損害を受け戦意を根こそぎ吹き飛ばされた。悲鳴を上げてのたうつ者。悲鳴すら上げることなく横たわる者。それらを残し、あっさりと壊乱する。

 それを咎め戦列に引き戻すべき本営は、言葉を失い立ち尽くしていた。

「な、何故あんな化け物が我らを襲うのだ! 南瞑同盟会議の奴らは如何なる手管を用いている?」
 指揮官はひたすら狼狽し、金切り声を上げた。本営の帝國兵にも動揺が広がる。
「分かりません! 分かりません! あれはこの世のものでは無い! あのような魔獣はこのアラム・マルノーヴには」
 そこまで言った参謀は、突然何かに気付いたかのようだった。目を大きく見開き、ガタガタと震える。
「どうした? 何か心当たりがあるのか?」
「まさか、まさか……あれは。あ奴らは!」
「知っているなら申せ!」
「何ということだ。早くサヴェリューハ閣下にお伝えせねば! もし、あれが〈門〉を越えて来たのであれば──」
「〈門〉? それは何だ?」
 指揮官は参謀の変貌に得体の知れぬ気味の悪さを感じていた。恐る恐るといった風情で尋ねる。参謀は、白蝋の如き顔色のまま、言葉を絞り出そうとした。
「恐らくあれは〈門〉から現れし異──」

「化け物がこちらにッ!」
 本営詰めの騎士が警告を発するのとほぼ同時に、いつの間にかこちらを向いていた魔獣の角から、鮮やかな炎が吹き出した。
 参謀が最後まで言葉を発することは無かった。彼らを含む本営の帝國兵たちは、無数に飛び散った弾片を全身に受け切り刻まれた。
466石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/09/13(金) 01:07:46.40 ID:bUm93VC5
以上です。

 戦車への被弾? が皆さんの予想よりか弱い手段で肩すかしだったかなと、少し不安に思っています。

 次で第3章は終わりです。御意見御質問御感想お待ちしています。
467創る名無しに見る名無し:2013/09/13(金) 01:12:29.88 ID:Bb6NoDZC
石動氏乙!乙!
これは蹂躙フラグか、それとも手痛い反撃が待ってるのか・・・
何はともあれ乙!
468創る名無しに見る名無し:2013/09/13(金) 04:16:44.45 ID:LCjCL3Nu


むしろ下手に攻撃するより足止めするのはいい手ですな
469創る名無しに見る名無し:2013/09/13(金) 06:35:51.87 ID:LbHjGuRo
投下乙です。

もっと術者が居れば、オーバーヒートで擱座というシーンが現出してたかもしれませんが…
まあ、一両足止めに貴重な魔法戦力を集中運用は現実的ではないかもしれません。

ニホン侵攻部隊に従軍していたものが居たようですが、哀れ肉塊に。
督戦隊を集中撃破してゆけば、隷属都市部隊は烏合の衆になりそうですね。
470創る名無しに見る名無し:2013/09/13(金) 07:09:31.57 ID:j/fxlP15
日本侵攻部隊は戦車に遭遇してないはず
おそらく拉致した日本国民から収集した情報を知らされる立場の人間かと
収集といっても、聞き取り調査みたいな生易しい物じゃないだろうけど
471創る名無しに見る名無し:2013/09/13(金) 10:56:43.51 ID:8iJX0Uq/
このぶんだと敵さんの上の方は対策練ってそうだな…
魔術師も技量と数次第なら戦車の無力化もできそう…
油断したらヤバイ目にあいそうだ…
472がろうでん:2013/09/13(金) 11:57:39.82 ID:I3y4PLGS
>>466
石動さんお疲れ様!いい出来です!


 異世界攻略するには、アステカ帝国を滅ぼしたコルテスのように反帝国勢力を取り込んで
攻略することが基本。
また、インカ帝国を滅ぼしたピサロのように帝国の皇帝一家全員を人質にとってその隙に帝国の
主要軍の駐屯地や軍関係を虐殺する手法もOK.



 インカ・アステカがたやすく攻略された一番の原因は、アステカなら”ケツァルコアトル”
インカなら”ピラコチャ”の伝説です。
日本もうまく異世界の伝承における帝国に対する”救世主伝説”をプロパガンダとして利用していくべきですね。

ゲート自衛隊じゃ、日本は”賠償金”のために帝国を延命させているし、こんなんじゃ
いずれ足元すくわれますね。
基本は、帝国を解体して特権階級大量虐殺。どうせ国際法適用しないせかいだし。
473創る名無しに見る名無し:2013/09/13(金) 18:24:08.50 ID:p9GvDM7x
その方法は現代日本だと難しいと思うんだが。
間違いなくメディアが騒ぎ立てて国民を煽り、内閣が倒れる。
国際法とか関係なく国民感情が許容しないってのが一番の問題だね・・・
対策としては帝國の非人道さを宣伝して罰を与えるように世論を誘導するとかか?
ほんと戦争を始めるのは簡単だが終わらせるのは難しいな・・・
474創る名無しに見る名無し:2013/09/13(金) 19:56:28.32 ID:j/fxlP15
動いてる戦車を一瞬で停止させる代物を、停止状態から引きちぎるなんてできるものなのでしょうかね?


>>457-459

非科学的現象で生じたファンタジー炎の温度を、色で判別しようとするのが間違ってる
そもそも化学現象ではないのだから
作品によっては、黒い炎に始まり、黄金とか白銀やら虹色まであるんだぜ
475創る名無しに見る名無し:2013/09/13(金) 20:38:53.71 ID:JXVSP98g
>>474
速度が低くてギアが低いほどトルクは強くなる
476創る名無しに見る名無し:2013/09/13(金) 20:45:39.31 ID:Bb6NoDZC
前の投下と合わせて読んだ感じでは
撃ちまくりながらゆっくり前進→蔓で足止めされる→エンジン全開で引きちぎる
という感じなんで、可能なのではないかと

あと炎については昔読んだ作品に、炎のバリア?をまとって火属性の攻撃を無効化するモンスターに
マジックアイテムで作り出したより高温の炎をぶつけて焼き殺すという描写があったのを思い出しました
まあ魔法と科学の力関係は作品によって違いがありますし、どれが正しくてどれが間違ってるなんて
水掛け論にしかならないのでは・・・
477創る名無しに見る名無し:2013/09/13(金) 20:48:02.95 ID:BjV8V9Rr
>>474
魔法世界だけならどんな現象でも良いけど、
物理現象の世界と共存出来るんだから魔法も物理現象の影響を受ける
そうしないと地上なのに酸素が無くて召還されたら即死とか、
宇宙でも空気があるとか、そんなのも可能になってしまう
478創る名無しに見る名無し:2013/09/13(金) 22:44:07.84 ID:qLL097Bv
>>466
乙です。
異世界について無知なままなのか……。帝國のテロリストと第三国で話せないのはきついな
479創る名無しに見る名無し:2013/09/13(金) 23:25:40.71 ID:C4CRGhZD
乙です。
>死なすには惜しいと思われるキャラ
自分なら、エウレテリオとか同盟軍の叩き上げ指揮官とか殺せないわ(今回の参謀も)

ソーバーン族の皆さんといい、キャラと能力の個性がはっきりしていますね
たとえ戦車に勝てなくても、それぞれが工夫を見せているのはいいですよ
随伴歩兵ならまだしも、90式相手に勝たれても困るしw

督戦隊撃破もいいけど、個人的には狙撃・狙撃・狙撃で貴族戦死続出とか、高位の人間しか
戦争指揮の専門教育を受けられない時代だと効果ありそうだと思う
480創る名無しに見る名無し:2013/09/13(金) 23:46:40.67 ID:C4CRGhZD
日本が帝国に要求するものって
1、捕虜1000人(内一人はアメリカ人)と略奪物の返還
2、謝罪と賠償(後者、特に莫大な賠償金は難しいか?)
3、「主犯」である皇帝以下の犯人の引渡しと裁判(どう転んでも死刑、それも不名誉な絞首刑)
になりますかね。自国民も拉致された以上、アメリカも支持してくれそうな。
3が拒否されて継戦の場合、死なされる帝国一般層の厭戦が増しそう。
481がろうでん:2013/09/14(土) 01:09:03.93 ID:vdO2TkyW
>>480

皇帝に謁見して交渉決裂したところで”武装”特使外交団が護衛兵を殺して皇帝一家閣僚らを人質にとって
帝国内外の貴族屋敷・帝国軍駐屯地の兵・物資を気化爆弾で消滅して皆殺しするべし。

あのインカ帝国を攻略したピサロは、皇帝を人質にとった隙に500の兵で2万の軍勢を大虐殺しました。
普通に500のお猪口みたいな兵力でいくら重火器持っていても”戦争は数だよ!兄貴”で返り討ちされますね。

石動さん!このピサロのような作戦を推薦したいですね。

中世体制なぞトップ人質に取れば烏合の衆ですから。
482創る名無しに見る名無し:2013/09/14(土) 01:12:35.98 ID:UqDAoSHI
なんというか、なろうのにしな某みたいな人だな
異世界人に親でも殺されたのか
483創る名無しに見る名無し:2013/09/14(土) 01:37:42.31 ID:EaOmGSBy
>>482
作品名を教えて下さい。
484創る名無しに見る名無し:2013/09/14(土) 01:54:12.90 ID:L+VEb8QD
交渉すると言っても相手国の指導者や政治体制について分からないことが多すぎるんだよなぁ
敵を知り己を知れば・・・と言うけれど、現状は情報収集すらままならない状態だし
どこからか突破口が開ければいいんだけど
485創る名無しに見る名無し:2013/09/14(土) 02:47:25.65 ID:cUQ2zstH
乙です。
戦車のトルクは凄まじいですし、蔦ではどう集まってもダメでしょうな。

89式40mmCTAバージョンとか出ないかなー。
486創る名無しに見る名無し:2013/09/14(土) 04:35:27.84 ID:Z/S7h6cJ
本気で帝国を統治する気と能力が日本側に無い場合、
現地のテクノクラート皆殺しに似たらgdgdになるだけじゃないのか。。
487創る名無しに見る名無し:2013/09/14(土) 07:37:03.24 ID:xD4vxIzC
支配階級虐殺とかgdgdになる結末しか見えんのだが

非協力的な住民、日本人が統治しなくてはならないんで莫大なインフラ整備費用その他の発生、
その国の統計資料把握してる人もいないんで一から測量調査etc

悪夢ってレベルじゃねえ
488創る名無しに見る名無し:2013/09/14(土) 08:09:02.53 ID:Xa6sf9Uo
>>487
>>486の前提理解してる?統治しないという前提でしょ?
なんで統治せにゃならんの?理由は?
支配者階級虐殺の後は放置でFAでしょ?
489創る名無しに見る名無し:2013/09/14(土) 08:25:22.93 ID:xD4vxIzC
放置するならそもそも積極的に攻める必要すらないじゃん
必要な資源なり食料なりあるから攻めるんだろ

支配せずにその戦闘のコストどうやって埋めるつもりなの?
490創る名無しに見る名無し:2013/09/14(土) 09:55:16.46 ID:jarvDErw
>>450
当時の装甲素材は均質圧延鋼板に劣るので、数値は割り引かないとアカンよ

>>472
賠償金の為じゃないよ
大陸丸ごとなんて抱え込みたくなかったからだよ
誰が好き好んでアホ(米)みたいに統治コスト負担するかって
経済規模で見れば貧弱もいいとこな後進地域なんざ、財政の足枷にしかならん
アルヌス州だけでお腹一杯やわ

>>477
それら可能なF世界もあるよー
プレーンシフト前にはアイテムと呪文の準備を忘れずにー
491創る名無しに見る名無し:2013/09/14(土) 11:42:32.96 ID:cUQ2zstH
一番良いのは、地方の力を強めてバラバラにする事。
近代国家の生産力をもってすれば、中世レベルの経済を破壊するなど簡単だし。
492創る名無しに見る名無し:2013/09/14(土) 14:08:06.18 ID:/GmcWukE
分断せよ。しかる後に統治せよ。だっけ?
ローマだったかイギリスだったかの統治政策の基本だと聞いたが
493創る名無しに見る名無し:2013/09/14(土) 14:32:39.90 ID:L+VEb8QD
始めたのは古代ローマらしいね>分断して統治
それを後の時代の様々な国が取り入れた、と。
あと中国の歴代王朝も似たようなことをやってる
494創る名無しに見る名無し:2013/09/14(土) 20:51:42.32 ID:5E4OtvCr
>>490
米RHAは一般鋼材のSNCM439だから別に先進的な素材でもなんでもないべ
495創る名無しに見る名無し:2013/09/14(土) 21:46:15.33 ID:tL4Qyn6g
島戦争来ないけどエター?
496創る名無しに見る名無し:2013/09/15(日) 00:52:54.84 ID:M2kbbVPr
気長に待とうぜ
497創る名無しに見る名無し:2013/09/15(日) 04:44:19.64 ID:2YCB7NLt
>>491
皇帝の発案が招いた災厄だし、所領を削られた西方諸侯は分離しそう
それ以外にも急速に膨張した以上は新規に傘下に入った勢力の反乱は勿論、
周辺諸国(「北方の魔女」とか)からの侵攻も相次ぐだろうし
勝ち続けていれば皇帝も名君扱いというか、門なんて開けなきゃ良かった
498創る名無しに見る名無し:2013/09/15(日) 10:20:09.72 ID:jnMOKFQT
>>494
うん
単純に、WW2当時の鉄材品質の管理が、より貧弱ってだけ
499創る名無しに見る名無し:2013/09/15(日) 19:07:03.59 ID:tX/8krQ0
>>498
大戦中期のソ連でもない限りそこまで酷くはないと思うけど・・・
500創る名無しに見る名無し:2013/09/15(日) 20:34:13.85 ID:NnSwnncP
>>499
SNCM439ってニッケルクロムモリブデン鋼で降伏点90kg/mm2の構造用合金鋼で高強度鋼材だから一般鋼材とは言えないでしょう
ニッケルクロムモリブデン鋼は合金鋼のなかでは最高クラスの強度を持ちます。
ちなみに船に使われる軟鋼材(Mild Steel)は降伏点24kg/mm、通常使われるハイテン鋼で降伏点32kg/mmとか降伏点36kg/mm程度
「強靭鋼で、焼入れ性に優れており、高強度で靭性が必要な状況で使用が検討されます。」って言う代物で硬度も一般鋼より高いです。

一般に入手可能で性質が良く解っている高強度、高硬度の鋼材であって徹甲弾の性能評価に比較の対象として適当な鋼板でRHAに
選ばれたんでしょうけど、多分WW2時点でこれより良質な圧延鋼材の装甲板を持ってる戦車って多分無いんじゃないか。
501創る名無しに見る名無し:2013/09/15(日) 21:27:50.90 ID:zbYjYWmL
そういや海外派遣に持ってった軽装甲機動車は、
万一捕獲された場合の機密保持でハイテン鋼で造ってあるんだよね
防弾鋼だと機密が漏れるから
まあファンタジー世界なら防弾鋼でも謎の金属扱いで終わりだろうけど
502創る名無しに見る名無し:2013/09/15(日) 21:38:37.23 ID:+qk96F5M
F世界もアルケミストとかいるんじゃないか
503創る名無しに見る名無し:2013/09/15(日) 23:34:49.32 ID:LbJjZCMc
>>500
その程度の鋼板ならザラにありますよ。
戦争後半の資源不足に陥ったドイツの規格装甲鋼板ですら90kg/mm^2は超えている物が殆どですし、
物によっては150kgf/mm^2超えてますよね。
504創る名無しに見る名無し:2013/09/16(月) 07:47:46.31 ID:W00jbb7h
>>502
そんなハイレベルなアルケミストがいたら、中世ファンタジーやらずに科学
と見分けがつかない魔法なSFを築いていると思う
505創る名無しに見る名無し:2013/09/16(月) 20:02:13.49 ID:li8IAc5Z
ミスリル-タングステン-拘束セラミック複合材ゴーレム「90式はブリキ缶だぜ!」
506創る名無しに見る名無し:2013/09/16(月) 20:27:58.52 ID:/RzeZRJW
??「だが、東方じゃ新型が投入されたらしい。」
507創る名無しに見る名無し:2013/09/16(月) 20:51:07.57 ID:li8IAc5Z
          / ∧\
        /  |  | |              __    且____
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     )) ̄ ̄ ̄| ̄) |八》⊂ |))))))//⊂)))))))| ̄ ̄|/朋| ̄ 〔皿〕 |
      \  ̄ ̄|   |  | └―――/ / ⊂))))))) |   |___|)) ̄) ̄)) ̄)
        \  |  | /      く /____ 〕_/__| 匚コニlニ=― ̄
          \ V /           L_______iill||||| ̄
                       冖冖冖冖|冖冖冖冖冖冖冖|冖冖冖冖
                      / ̄ ̄ ̄ ̄´ ⌒ ` ̄ ̄ ̄|`/| ̄ ̄ ̄| ̄ヽ、―-_
                   __|中  ⊂⊃ □ 目目目 |/_.| Ε∃ | 冂 | ̄1 1|   
         八冖丶      || ̄|| ̄|| ̄ || ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄ ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄||-┐┐┐-_
      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄    ̄| ̄ ̄\陸||上||自||衛||隊|| * / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄―┘┘-_|
     /_/―――\__|__ γ⌒ヽ彡ヽ\_||_||_||_||_||_/γ⌒ヽ彡γ⌒ヽ彡ヽ__//
      ()()()()ノ三ノ   入_ノ彡ノ              入_ノ彡入_ノ彡ノ

                     パラパパパーパーパーパーパラパパパー 

                         /l-<>
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                  _/</X/   r 、     〈X__//〉/
                  _//  /   , -く二ヽ \   /</X/
                   /  〉   ィ    /   トミ_lム´/   /
              _/  /ー―l 〉  ,r|___/`´ \\  /
             /r/<__//_rク´〈\_トr〈ゝ、_≧〉´
           /  /l />-< ヽ _ヽ〉 _,≧ェr≧〉
             /  /ミl /ーf   〉、/  l/ / ミ  |\
.            /  /エ ///_/  〉‐' ̄\   /\ト、
           /  /  |二l|    /     `Y´><\〉
.        _/  /   / Λ____/       /〉   | /    チャッチャッチャチャカチャーパラパパラパパラパ
.       / /  /  _/ /  / 〈 \ r――//     |′
      / /  /〉  l〈_/<二ゝ、 ヽ_У ̄ ̄ヽ \__|
.    / ̄ ̄ ̄/〉  //ヽ-ヽムイ´ス / ̄ ̄マヽ/ /ー-、___
   /     /〉  / l |工l | /ゝ辷ヌ>     マフ´__〉  __/二スゝ、
.  /     r‐'/  /\l`<二l_lゝ辷ヌノ、__/⌒ヽУ´__/ __/ }ゝ<ヽ 〉
 /   / 〈_/ー―‐――/  r-、<ミ≪≫ゝヘ    ヽ_ ヽl_<工lノ
  ̄ ̄             ムヽ ヽノゝ \ミY/〉 〉 ̄ ̄   ̄ ∠エノ
508創る名無しに見る名無し:2013/09/16(月) 21:00:53.26 ID:EW0J/WqG
そんなん出したらF世界完全制覇できるなww
509創る名無しに見る名無し:2013/09/16(月) 21:14:30.82 ID:W00jbb7h
東方ならぬ東宝の新型か
ゴジラと戦える時点でF世界相手なら楽勝だな(東宝特撮世界はオカルト系もありだし)
何年も前に(ゾイドの)惑星ziに地球人が宇宙流しにしたゴジラが漂着という迷惑なネタ
の小説を読んだのを思い出した
510創る名無しに見る名無し:2013/09/16(月) 21:27:37.68 ID:LYI2xNkY
90式はブリキ缶だぜ、てなんのネタだっけ?
511創る名無しに見る名無し:2013/09/16(月) 22:05:09.81 ID:/RzeZRJW
セガサターンのゲーム「ガングリフォン」のOPムービーで、日本戦車を撃破した
ドイツ戦車の搭乗員が言ってるセリフが元ネタ(つべに動画がある)
ttp://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=qJ9Jvgx5sZk

ちなみにゲームの製作スタッフは資料集めの一環として富士総合火力演習を見学しに行ったとか
仕事であれを見に行けるとは・・・実にうらやましい
512創る名無しに見る名無し:2013/09/16(月) 22:09:12.85 ID:LYI2xNkY
さんくす!
513創る名無しに見る名無し:2013/09/16(月) 22:37:40.32 ID:XaMTPG0v
90式はともかく、リアルブリキ缶の74式が数的に主力だから笑えない…
514創る名無しに見る名無し:2013/09/16(月) 23:04:17.81 ID:W00jbb7h
もったいないので退役前にF世界戦に全部投入する小説とかありそうなもんだが、ないな
逆に米や仏が日本に売り込み、新兵器の実験場にしてヒャッハーな小説も
515創る名無しに見る名無し:2013/09/16(月) 23:48:31.87 ID:DCY95w0K
ゲートがまさにそんな感じだったはず。
516創る名無しに見る名無し:2013/09/17(火) 06:42:19.37 ID:LCJ0PaFz
>>515
ありがとう
どうも受け付けなかったもので冒頭しか読んでなかった
517創る名無しに見る名無し:2013/09/17(火) 15:44:33.20 ID:fFog+3fB
>>516
都市戦対応キットやら設置地雷対応型装甲車やら、明らかにどこぞの戦地帰りのお古が回されてきてる。
自衛隊側も戦国自衛隊を参考にした(らしい)装備を勝手に現地改修してるからあっちもあっちでおかしい。
518創る名無しに見る名無し:2013/09/17(火) 18:48:15.08 ID:7awAlcwA
実戦が想定される現場に古い装備送るっていうのは明らかに可笑しいけどな。
威力の問題で64式とか使うし、寧ろ300m程度までなら5.56mmの方が威力上で
威力不足っていうイメージは、単に当たってなかっただけじゃね?
っていうのが、光学サイト使い出して分かった米軍での話。
519創る名無しに見る名無し:2013/09/17(火) 19:11:43.23 ID:fFog+3fB
>>518
ガチで古装備を処理するために特地へ持ち込んだ疑いが濃厚だ。
何せ悪い噂の絶えない機関銃を持ち込もうとしたり、予備装備入りの対空機関砲を持ち出したりしてる。作中でも『疑わしい理由』として威力を挙げてるけど、んなもん数の暴力(特地から見て)で何とかなるし。
米軍からお下がりを役に立つからとまわしてもらってるけど、明らかに将来の採用に向けた実地試験なんだろうなたぶん。
520創る名無しに見る名無し:2013/09/17(火) 19:23:31.15 ID:EmoJmWoQ
濃厚というより「いざというとき、破棄しても惜しくはない装備」を持ち込んだと明記されていたと思うが。
ただ実際に運用する側としては、新しい装備に使い慣れた装備を求めるはずで博物館から引っ張り出したような装備では士気が下がる。
「装備だけじゃなくて派遣軍も不良在庫処分か」なんてうがった見かたをする人も。
数の暴力に晒されるのは自衛隊側。
521創る名無しに見る名無し:2013/09/17(火) 20:14:31.26 ID:XdJ3TF7/
そうは言ってもどうやって開いたかも分からず、いつ閉じるか分からない門の向こうに最新装備と精鋭部隊を
惜しげも無く投入できるかといえば・・・自衛隊の台所事情を考えれば仕方がないのでは?
522創る名無しに見る名無し:2013/09/17(火) 20:26:48.82 ID:EmoJmWoQ
精鋭部隊も精鋭部隊よ。会社で言えば係長、課長という中間管理職だけで編成された部隊だもの。
数百人も死者が出れば、自衛隊の屋台骨すら揺るがしかねないほどの大損害だと思うよ。
523創る名無しに見る名無し:2013/09/17(火) 20:33:58.06 ID:ToD0RUl4
小銃なんて一丁30万円とかだけど
先進国の兵士の社会コストは一人あたり一億円っていうし
普通はガチガチに装備固めて送り出す
524創る名無しに見る名無し:2013/09/17(火) 21:08:59.32 ID:XdJ3TF7/
中間管理職だけで編成された部隊>そういえばそこら辺についての記述があったな。
つまり組織の屋台骨とでもいうべき人間たちに旧式装備を与えて異世界へと送り出したということか・・・
過去のPKO任務で派遣部隊がろくな装備を与えられずに送り出されるのをニュースで何度も見てきたけど、
さすがにこれは酷すぎる。
というより、作者がそういうことを意識してこういう設定にしたのかな?
525創る名無しに見る名無し:2013/09/17(火) 21:23:52.28 ID:hEsAW0p0
まぁ、そんなそこまでひどい装備じゃないんじゃない?
特地持ち込みは62式じゃなくてミニミなんだろ?
526創る名無しに見る名無し:2013/09/17(火) 21:41:01.97 ID:QRD1bRV5
確か現場側が62式なんて持って行ったら殺されちまう!と言って持ち込み認めさせたんだよな
527創る名無しに見る名無し:2013/09/17(火) 22:02:14.30 ID:ToD0RUl4
陸自ってなんで新型の汎用機関銃を作らないんだろうな
62式がゴミだと言う割に使い続けてる理由がわからん
挙句の果てには歩兵部隊から7.62mm機関銃を無くしてしまうし
大丈夫なんだろうか
528創る名無しに見る名無し:2013/09/17(火) 22:21:16.26 ID:UMxj/C8t
>>518
5.56mmだとAK47でアウトレンジされてしまうってのも普通に狙撃銃だったんだよなw
529創る名無しに見る名無し:2013/09/17(火) 22:43:46.15 ID:PWN2cSmY
>527
7.62mmGMPGは 重 い
MINIMIですら重いという有様
530創る名無しに見る名無し:2013/09/18(水) 00:28:20.16 ID:BQPUB2ov
日英で兵器の共同開発に着手するという報道があったな

よろしい! ならば、軽量支援火器の共同開発だ。
・・・

かくして、自衛隊の無闇な物持ちの良さと、英国紳士の完成よりアイディア倒れを尊ぶ頑固な先進性によって、
SA80と六二式が驚異の変態合体を遂げた
そして転移による混乱と紆余曲折というにはあまりに生々し過ぎる経緯を経て、名状し難き何かがF世界に
降臨したのであった。
「・・・なあ、大将?」
「三尉ですよ、案内人さん。何でしょうか?」
「あのブンタイ何とかっていう、雷神の槍 みたいな奴だけどさ。」
「ああ・・・あの"分隊支援火器"ですか」
「そうそう。ここ一番でヘソ曲げて火が出なかったり、かと思ったら勝手に火を噴き始めたり・・・ありゃどういう
種類の魔法なんだ?」
「・・・まあ、それは軍機ということで」

「この間の闘いでリクソーさんが先に長いサーベルつけて振り回してたけど、あれってあんな使い方もすんだね。
"コノ・クサレ・イウコット・キカンジューガー"だっけ、戦闘呪文唱えながら。 あん時は凄かったな〜」

「ああ、ハハハ。そんなこともありましたね」
「でも正直、あの魔法の仕掛けは怖いよ。敵もびっくりしてたけど、こっちもいきなり後ろから撃たれそうでさ。
もうちょっと、大人しくさせられんかね?」
「ご意見は有難く。上と計って、善処しますよ」(...魔法というより、呪いみたいなものですがね)
531創る名無しに見る名無し:2013/09/18(水) 00:53:25.93 ID:+VYwXvKm
>>先に長いサーベルつけて振り回して
変態合体だけじゃなく先祖返りまでしてるじゃないですか・・・
これがさらに進化したら一体何になるのやら・・・とんでもないバケモノができそう。
532がろうでん:2013/09/18(水) 00:58:16.51 ID:QldBg013
http://estar.jp/.pc/_novel_view?w=22680325

「ゲート自衛隊」にはない細菌感染か・・・・・はやくワクチン造って対策するといいのに。

するとアメリカ、EU,ロシア・中国も細菌感染で苦戦しているのかな?逆にインフルエンザとかも
異世界に持ち込んじゃえばいいのに。
533創る名無しに見る名無し:2013/09/18(水) 07:16:03.29 ID:ubwbt0WN
物語は唐突にだと、日本が大陸に天然痘(国内にあったのか)その他をばら撒いていたな
抗生物質やワクチンで鍛えられたこっちの細菌やウイルスの方が強そう
534創る名無しに見る名無し:2013/09/18(水) 07:36:25.62 ID:0YsjsY51
グレザール帝国への核攻撃はまだですか?
535創る名無しに見る名無し:2013/09/18(水) 10:21:43.93 ID:0651QzOw
『扉の向こう〜異世界侵攻』って、どれくらいの割合で更新されてるの?
1日1ページかな?


日本だけならまだしも、米中露EUに攻めこまれるなんて、鬼だな
536創る名無しに見る名無し:2013/09/18(水) 12:40:37.09 ID:KaJuzKrW
>>531
クラスの目立ちたがり屋君が主導権握っちゃったけど、プルパップ式だったり小口径高速弾を形にしたのはイギリス君なんだぞ!
その結果があのすごい噂しか聞かない銃だがな!
537創る名無しに見る名無し:2013/09/18(水) 20:57:17.46 ID:ubwbt0WN
>『扉の向こう〜異世界侵攻』
阿川弘之が娘の文章に対して「だった、だったって、お前の文章は機関銃か」
と突っ込んだらしいが、語尾が同じことが多いと読んでいて単調だな。
この人の文章は、「た」や「だ」で終わる率が高いのでもったいない。
538創る名無しに見る名無し:2013/09/18(水) 21:39:37.63 ID:+VYwXvKm
>>536
朝鮮戦争の頃にはL85の原型みたいな銃ができてたんですよね(EM2でしたっけ?)
それを7.62ミリにこだわった米軍が潰しちゃった、と。
まあ英国はともかくとしてF世界の魔法金属を利用した小銃とかは見てみたい気もしますけど・・・材料コストや
生産コストがとんでもないことになりそうですな。
あるいは狙撃手用の魔法の弾丸とかも面白いかも(これであなたも魔弾の射手?)。
539創る名無しに見る名無し:2013/09/18(水) 23:53:55.57 ID:iBLfFG5Z
自衛隊が異世界に召還されたとしてF15JやF2の敵はどうなるのか?
魔法側は時間止め魔法とかあるんだろ?
540創る名無しに見る名無し:2013/09/19(木) 06:46:47.03 ID:Di3fE6VW
やっぱ、突出した個人じゃないか?
禁書の魔術師みたいな
541創る名無しに見る名無し:2013/09/19(木) 09:12:00.29 ID:9udRZakF
燃料不足じゃね?>敵
542創る名無しに見る名無し:2013/09/19(木) 15:10:22.17 ID:+8bNPPn3
禁書と言えば
電磁砲のアイテムの絹旗ちゃんだったっけ?
あの子ひとりで人間ハーバーボッシュ法プラントできるよね?
543創る名無しに見る名無し:2013/09/19(木) 15:56:19.85 ID:/WTScc0w
種族としてのケンタウロスって、どうやって現代戦に適応すればいいんだろ?
騎兵の弱みがそのまま適応されるし、下馬することができない分、更に悪化するし……
544創る名無しに見る名無し:2013/09/19(木) 17:44:25.78 ID:AzaW4sjK
塹壕使えないし体でかいしで正面戦闘には糞弱いだろうし飯もよく食うだろうから前線では使わないだろうねぇ
サイズの問題で機械化も無理だろうし航空戦力化もまず無理、海戦への適応も厳しい
同じ理由で防御系の兵種として使うのは難しいし攻撃用の兵種としても使いにくいわな

中規模の砲でも作ってそれ引きながら遠距離から殴れてそれなりに火力と機動力ある部隊として使うぐらいじゃね
大規模に運用して元取れるとは思えないなこれ
同じくハーピーやらの類も厳しそう
水生人系統は状況は限定されるけど糞便利そう
リザードマンやオークはタフな歩兵として重宝しそうやね
545創る名無しに見る名無し:2013/09/19(木) 17:46:10.77 ID:AzaW4sjK
というかそもそもケンタウロスがどうやって飯食ってるのか想像しづらいからなぁ
あの体型体格だと農耕も職人も難しそうだし食う量も多いだろうに
546創る名無しに見る名無し:2013/09/19(木) 19:05:41.07 ID:ThR/GaSK
そこで遊牧ですよ、あとは交易も。
大平原で牛や羊の群れを飼ったり、キャラバンを組んで遠隔地の品物を運んで売りさばいたり・・・
戦争では機動力を活かして史実の遊牧民族の軍隊のようなヒット&アウェイ戦法をとる、と。
でも現代戦には適応は・・・やっぱり無理ですな。
547創る名無しに見る名無し:2013/09/19(木) 19:07:49.17 ID:9udRZakF
>>545
ケイローンみたいなインテリだったら商人とかにもなれそうだが
少数派らしいな…
548創る名無しに見る名無し:2013/09/19(木) 19:15:02.11 ID:9tCrivzQ
馬よりは小さいだろうからなんとか。
元ネタは騎馬民族だし雑食なんじゃね?

遮蔽とりにくいし、近代戦にはむいてないなケンタウロス
549創る名無しに見る名無し:2013/09/19(木) 19:17:08.86 ID:lTSjK+8Y
山岳地でのゲリラ戦には向いてるかもね。
550創る名無しに見る名無し:2013/09/19(木) 20:23:10.86 ID:m/JSSa+T
山岳戦か、疲労が普通の歩兵と比べたまりにくそうだから、いいかもなぁ
551創る名無しに見る名無し:2013/09/19(木) 21:31:32.37 ID:kBkdgn8m
日本側の技術で徹底的に効率化した騎兵の装備で突撃。いやまじで。

何だかんだでランスチャージほど強い攻撃もない。
552創る名無しに見る名無し:2013/09/19(木) 22:16:42.09 ID:ThR/GaSK
重騎兵としてよりも軽騎兵的な存在として活躍してもらった方がいいんじゃない?
道路網が未整備な山岳地帯をパトロールできるケンタウロス部隊は結構需要があるかも。
553創る名無しに見る名無し:2013/09/19(木) 22:24:58.49 ID:AzaW4sjK
>>546
一人一人の食う量半端ない上生産性低そうで数増えそうにないよな


>>549
馬で山岳地とか微妙じゃね
狭隘地や林に入れないから行動かなり制限されるだろうしちょっとした崖やら段差あると上れない下りれない
あんな体重抱えてクライミングも糞もないしな
ヤギと違って崖の上り下りするようにできてないし不整地走破性悪すぎ
加えて遮蔽難しすぎるし上下に隠れにくいから倍率ドン
障害物多い山岳地や森林では機動力行かせる目もない
平原やせいぜい禿山意外ムリゲじゃね?

下半身虎とか猫科の猛獣ならゲリラ戦得意かもだけど
それもやっぱり体のバランス悪そうだから元の獣みたいに木に上がれそうな気がしないな


あと、下半身馬なのでテキサスゲートが弱点
554創る名無しに見る名無し:2013/09/19(木) 22:26:55.32 ID:t+1fpLpe
後方での治安維持とかどうよ
見た目ではかなり威圧できるし
555創る名無しに見る名無し:2013/09/19(木) 22:33:41.34 ID:AzaW4sjK
ああ、それなりに治安いい街中の巡回兵と組み合わせてとかならいいかもな
犯罪者がせいぜいハンドガンしかもってない前提で
体格も早さもあるから相方の人型種族いれば便利そう
556創る名無しに見る名無し:2013/09/19(木) 22:48:14.03 ID:dmqQGc7r
ドイツ軍みたいに馬を輸送に使うなら、護衛役に使えるかも。
てか馬車の馬の代わりに武装ケンタウロスはいかが?
557創る名無しに見る名無し:2013/09/19(木) 22:58:50.84 ID:AzaW4sjK
無駄に頭あるから逆に使いにくそうだけどな
不満もはくだろうし単純作業嫌がるだろうし家畜と同列扱いするのかって怒りそうだし
襲撃受けたら受けたで普通馬車を遮蔽物にするけど体格でかすぎてそれも無理、
馬車と接続してたら外せなくて逃げられないから機動力0で反撃も糞もなくすぐ死ぬやろ
メリットどこにあるの?

何をどう考えても馬+兵士のほうが使いやすそうだが
558創る名無しに見る名無し:2013/09/19(木) 23:52:03.10 ID:m/JSSa+T
頭良さげだから意外となんとかなるんちゃう
プライド高いとか言ってられへんやろ


逆にケンタウロスを配備するとしたらどんな兵科・部隊がいいんだろうか
559創る名無しに見る名無し:2013/09/20(金) 00:41:53.06 ID:h161LCZU
AV男優
560創る名無しに見る名無し:2013/09/20(金) 01:10:39.91 ID:hj3MgFr2
>>557
馬よりは体格低い事が多い(人間身長くらい)から
ポニー+人間の維持費で、騎兵養えるなら安いんじゃね?
馬の乗り捨て出来ないけど
561創る名無しに見る名無し:2013/09/20(金) 13:41:19.51 ID:Osw1ylwE
>AV男優
ケンタウロスの♀はズーフィリアに需要があるだろうからイケるな!
562創る名無しに見る名無し:2013/09/20(金) 13:58:12.82 ID:G9yz+HR6
オートバイの代替くらいには使えるんでね? >ケンタウロス
563創る名無しに見る名無し:2013/09/20(金) 14:05:35.36 ID:/8/5H5O0
バイクはハンドルから両手離すと簡単にすっころぶし。
器具で固定する事もできるけど、
基本的に右手をアクセルグリップから放せないし。

自分の意志で動いてくれるから、バイク以上かと。
564創る名無しに見る名無し:2013/09/20(金) 14:12:06.62 ID:UE7LTEij
そもそもケンタウロスってなに食って生きてるのかまったく想像つかん
自衛隊食でいいの?
565創る名無しに見る名無し:2013/09/20(金) 15:36:28.73 ID:VXmvL6GQ
>>562>>563
降車できないから遮蔽できないし狭いところや高所には入れないし疲労するし使いにくすぎるでしょ
馬って以外に長距離走れないからね

それだけじゃなく燃料の代わりの大量の食料と水が必要ってのもあるしいびつすぎて微妙

>>564
自然状態での生態がそもそも想像できんよね
馬みたいに草食ってるわけもなし
体の構造的にどれだけ屈めるのかも怪しいしねぇ
ボロの世話も自分ではできないだろうからあんまり文化的になりそうな気がしないw
566創る名無しに見る名無し:2013/09/20(金) 18:30:02.89 ID:hfWMzTch
>>565
不便であるがゆえに、道具の利用が進み、
使用人やパートナーといった形で人間との共生が進んだ、とポジティブに考えたいなぁ

食生活は、草食より雑食?草食動物のカロリー摂取ってどうなってるんだろう?
ケンタウロスに人間並みの知性がある以上、必要カロリーも増えるよね?
567創る名無しに見る名無し:2013/09/21(土) 00:59:43.75 ID:zHt2dZlT
体格は小さいし、馬と人間の脳でそこまで消費カロリーかわんねぇべ
568創る名無しに見る名無し:2013/09/21(土) 12:43:58.42 ID:3xYWE1pT
ライフル持って、走りながら当てられるような技術があれば、
中東ゲリラ的なことならできるんじゃないか?
やつら馬乗ってAK撃つし
569創る名無しに見る名無し:2013/09/21(土) 13:30:53.51 ID:reM0jFyu
ファンタジー馬賊ですな。
ケンタウロスが自分で銃器を持てば、人を乗せる必要もないな。
570創る名無しに見る名無し:2013/09/21(土) 14:13:49.23 ID:ZOmHk0ur
ケンタウロスがマウザーC96で銃馬賊撃ちをやるのか・・・
571創る名無しに見る名無し:2013/09/21(土) 15:27:59.77 ID:hBnV2Mn9
F世界の低強度紛争か
572創る名無しに見る名無し:2013/09/21(土) 18:59:58.91 ID:0gulJcm8
ケンタウルスの生態なら「セントールの悩み」という漫画があってだな
573創る名無しに見る名無し:2013/09/21(土) 19:28:05.85 ID:3xYWE1pT
武装したケンタウロスに人乗せれば倍の兵員を前線まで送り込めないか?
遭遇戦は、人は降りて、ケンタウロスは走って戦うとか
574創る名無しに見る名無し:2013/09/21(土) 19:40:22.92 ID:reM0jFyu
一台のバイクに3人4人と乗っちゃう東南アジアの風景が思い浮かぶな。
575創る名無しに見る名無し:2013/09/21(土) 20:28:18.84 ID:l94TmmM/
そもそも現代の軍隊ではオートバイ偵察兵には戦闘能力なんて期待されてないわけで
ケンタウロスの方がコスト的に安かったりあるいは不整地踏破能力にすぐれる等といったメリットがあれば
採用される可能性もあるんじゃないか?
576創る名無しに見る名無し:2013/09/21(土) 21:19:09.22 ID:1yDTnrhq
騎馬警察は暴徒に威圧感を与えるというし、
ケンタウロスなら治安維持に一役かいそうだね
577創る名無しに見る名無し:2013/09/22(日) 01:50:59.46 ID:/ns6jwGj
WW2以降は流石に防御力の面から車両に取って代わられるんじゃね?
近衛とか警察の儀礼用以外は
578創る名無しに見る名無し:2013/09/22(日) 03:38:25.58 ID:jAjpb84/
>ケンタウロスが自分で銃器を持てば
なんか、ウルトラザウルス風に背中に砲を積む姿が思い浮かんだわ。
579創る名無しに見る名無し:2013/09/22(日) 11:17:28.37 ID:sdLLjWDg
>>577
アフガニスタンみたいな山岳地帯なら出番があるかも。
580創る名無しに見る名無し:2013/09/22(日) 11:53:07.74 ID:aT9jr7Jy
人が乗らなくて良くて、馬並みの積載量があるなら
防御力と火力を並の歩兵よりか強化できそう

ケンタウロスってどれくらいの積載量があんだろ
581創る名無しに見る名無し:2013/09/22(日) 12:39:56.55 ID:PJDLKG4e
ルンパ、試される大地の更新がきたか

だが語るような話は特にないな


扉の向こうに

さすが米軍といったところだな
582創る名無しに見る名無し:2013/09/22(日) 21:05:34.32 ID:LiIffPMe
ケンタウロスがRPGやらAK持って山岳で戦うのか...
胸熱
583創る名無しに見る名無し:2013/09/23(月) 06:28:16.79 ID:rqq3IrlO
むしろ健太はひとさらいのイメージがある。



拐ってきた婦女子に自らを介護させたり、ホイホイ性的に食べちゃったり
584創る名無しに見る名無し:2013/09/23(月) 20:35:40.83 ID:HSZNVpa3
>拐ってきた婦女子に自らを介護させたり、ホイホイ性的に食べちゃったり
中国妖怪の假国っぽいな
585創る名無しに見る名無し:2013/09/23(月) 21:42:35.93 ID:4sz/bFwc
586創る名無しに見る名無し:2013/09/23(月) 22:26:52.66 ID:BV9h142M
これはクリーチャー
587創る名無しに見る名無し:2013/09/24(火) 06:13:55.15 ID:KrFNtvA+
馬脚を現したな
588創る名無しに見る名無し:2013/09/24(火) 12:45:33.35 ID:aG7lzXCD
助けて!ダーウィン先生!
589創る名無しに見る名無し:2013/09/24(火) 15:50:03.07 ID:iChL1EHf
>>573
馬体なんかからして必要な水と食料の必要量激増して兵站が悲鳴上げる姿しか見えないんだけど
ケンタウロス一人送る分で普通の人なら3〜4人は送れるだろ
送り込む兵員半分以下になるのがオチやな

>>575
馬考えると不整地走破性も長距離走破性も微妙だしオートバイのがマシやで
馬って想像してるほど長距離走れないし速度も出せないよ
次の日には死んでるレベルで無理しても日に200キロも走れない
長距離レースでも悪路いく場合80キロ、夜間も走るようなレースですら120キロとかそんなレベル


速度でいっても並足6キロ、速歩12キロ、駈足20キロ、襲歩40キロってとこ
競馬見てたら想像できるだろうけど襲歩以上でなんか5分ともたない
駈足ですら荷物無しでも30分はきついよ
平均時速15キロ行ったらまあまあ早いほうじゃね? って下手したら自転車のほうが早いレベル
「空荷」の近い状態でこれ、荷物載せたらまあお察し


んで、次は必要な飯の量ね
馬の場合普通に運動してて日に体重の2〜3%食うからかなり小型に見ても200〜300キロ、4〜9キロは飯いるわけよ
行軍中はもうちょっと欲しいぐらいやね
くわえて必要な水が日に20〜40リットル、これも行軍中はもうちょっと欲しいわな
ここまででかなり小型で、少なめに見ても25〜50キロが一日に必要な飯の量になる。
1日2日やったらともかく別に輜重隊作らないと無理やね
自前で必要な水携帯するのまず無理やから山道悪路で使ったら兵站輸送が足引っ張って行軍遅くなるだけやと思うで
590創る名無しに見る名無し:2013/09/24(火) 17:04:42.43 ID:lv0rFVj/
現代レベルの技術なら儀仗用とかのみかな
WW2くらいなら普通に偵察、襲撃とかで現役でいそう
591創る名無しに見る名無し:2013/09/24(火) 18:19:32.27 ID:aG7lzXCD
火砲の発展に伴う騎兵の地位低下を予想→早期段階から、種族ごと治安警察機構に根を張る
→フランスの国家憲兵みたいな組織の中核に→謎の武装集団(転移してきた自衛隊)を捜査・ファーストコンタクト、とか?
これならケンタウロスをメインヒロインにできなくも……
592創る名無しに見る名無し:2013/09/24(火) 18:47:10.34 ID:lv0rFVj/
>>591
>これならケンタウロスをメインヒロインにできなくも……

頼む、書いてください
593創る名無しに見る名無し:2013/09/24(火) 19:40:40.09 ID:6ieWwyt2
・・・・なんとなくケンタウロスVSビックドッグという言葉が浮かんだ。

>>589
燃料がF世界で現地調達できるのは結構でかい
普段は歩きだとしてもいざというときは歩兵より遥かに早いというのは戦術的優位がある。
それにケンタロスは馬と違っておそらく(上半身的に考えて)雑食だから、食べる量はだいぶ少なくなると思われる。
594創る名無しに見る名無し:2013/09/24(火) 19:51:50.66 ID:4cXT/yKt
魔法で燃料無限にすればおk
595創る名無しに見る名無し:2013/09/24(火) 20:19:08.16 ID:iChL1EHf
>>593
普通の体格、通常の生活で飯600g水3リットルは必要だから
厳しい運動で1.5倍必要、体重300キロだとすると
飯4.5キロ+水22.5リットル+生活用水ってことであんま食べる量かわらんで?

燃料いらないとはいえこんなの維持する金あるなら他にまわすほうがずっと効率いいと思うよ
馬と違って使わない間別の用途にってわけにもいかんしなー
596創る名無しに見る名無し:2013/09/24(火) 20:44:04.64 ID:2EHW8CW9
効率云々言うけど効率は相対的なものなんだから単独で取り上げても仕方がない。

車両・燃料の需給、馬を代替しうる生物が存在するか否かなどの
設定がわからないとなんとも言えないだろ。
597創る名無しに見る名無し:2013/09/24(火) 20:58:47.76 ID:oaomZS8A
維持と言っても種族として存在する以上喰わねばならんのでな。
その国家の種族構成にも関わってくる話題だね。
598創る名無しに見る名無し:2013/09/24(火) 21:10:22.00 ID:6ieWwyt2
日本本土から貴重であろう燃料と、保守整備部品を持ってくる労力を考えたら
現地調達できる食料なんてt単位でばら撒けるレベルじゃね?
599創る名無しに見る名無し:2013/09/24(火) 21:14:12.20 ID:aG7lzXCD
これまでの話を見ると、ケンタウロスが現代戦で活躍するには、体重が軽いほうがいいのかな?

そうなると、軍馬のメインのアングロアラブ種が400kgで、実際に軍馬として運用するとなる800kg以上になるらしいから、
遊牧民系(アジア風国家)ケンタウロスならいざしらず、騎士をルーツにもつ(ヨーロッパ風国家)ケンタウロスは不利なのかな?
アラブやサラブレッドなどの馬種が人種に相当する、と見ての話だけれど
600創る名無しに見る名無し:2013/09/24(火) 21:38:01.18 ID:0pNNGTs2
議論中申し訳ないが女性のケンタウロスをネタにちょっと書いてみたので投下する。
ちなみに私は>443氏でも>591氏でもないのであしからず。

村の広場では騒ぎが起こっていた。
泣き叫ぶ少女を寄ってたかって押さえつける男たち、真っ当な人間ならば誰でも激怒する場面であろう。人によっては問答無用で殴りかかったかもしれない。しかし村人は皆おとなしく列を作ってそれを見守っていた。

「いや〜!針刺されるの嫌〜!」
「こら、暴れるんじゃない!ハムテル、二階堂!ちゃんと押さえないか!これじゃいつまでたっても終わらんぞ!」
「はっはいわかりまし―うごっ?!」
「ええい…菅原教授手伝ってくれ!君馬が大好きだろう?」
「確かにそうだが私が好きなのは「私馬じゃな〜い!ケンタウロスよ!」
「教授早くしてください、これじゃいつまでたっても片付かないじゃないですか」

注射を嫌がって暴れるケンタウロスの少女と彼女を必死に押さえつける獣医たち。そんな騒ぎをやや離れたところから見守る迷彩服姿の自衛官たちの顔には困惑と呆れ、そして諦めの色が見えた。

「いつになったら終わるんですかね、あれ」
「知らんよ。俺も子供の頃は予防注射が嫌だって暴れたことがあったから彼女の気持ちは分からんでもないが、さすがにあの暴れっぷりは擁護できん」
「伝染病対策に予防接種が有効だっていうのは理解してもらえましたけど、これじゃ先が思いやられますね。私達も手伝ったほうが良いのでは?」
「やめとけ、あの足で蹴られて骨折でもしたらシャレにならん。あの先生方だって若い連中をたくさん連れてきてるんだ、そいつらにやらせりゃいいだろう」

そんな彼らの目の前で何とか注射を済ませた獣医たちは、並んで順番を待っているケンタウロスたちに向かって声をかけた。

「はい、次の方〜」

獣医たちの仕事はまだまだ続く。


おしまい
ケンタウロスって病気になったらどっちの医者にかかるんだろう…人間の医者?それとも獣医?
601創る名無しに見る名無し:2013/09/24(火) 21:38:13.48 ID:aG7lzXCD
あ、やっぱ無理に馬種=人種で分ける必要はないかも
それに軍馬にも色々ある以上、全部が800kg以上と考える必要もないか
602創る名無しに見る名無し:2013/09/24(火) 22:55:57.70 ID:9KXIgIGs
理想郷でも一つ始ったね。日本が行って戻っちゃうけど。
603創る名無しに見る名無し:2013/09/25(水) 02:29:00.36 ID:TJHFfswV
ケンタウロス族は血の気が多く、無闇に気合の入ったのがいて、俺はやるぜ!とばかり予防接種会場に鼻息荒く乗り込んできて、
おうセンセイ、活きのいい奴で一発頼むぜとばかりに腕を捲くり、
「俺はやったぜ! 俺はやったぜ!」
と、意気揚々と引き揚げていく者も居るのだが...

まあ、なにぶん初めての試みには現場に戸惑いや混乱はつき物ではある

尖った針の恐怖に泣き出した少女 釣られ泣きするその弟 そして少女に蹴られて転がっていく二階堂
おい血が止まらんじゃないかと食ってかかる老人と、逆ギレした漆原教授をとりあえず羽交い絞めする自衛隊員とハムテルたち
血の気の多いケンタウロス族は、止めるどころか面白がってはやし立てる

会場の隅っこでは子供らに目をつけられたチョビが、追い回されなでくり回されている 「や〜ん」

接種会場はまるで野戦病院と保育園と盆と正月がいっぺんにやってきたような有様
もう予防接種どころではない

「菅原さん、どうしますか」
「ケンタウルス族の族長が漆原君と大ゲンカしてる状況では、今日はもう無理でしょう....1曹さん、すまんがまた順延ということに」
「了解しました。 士長、また族長の奥方呼んで来てくれ」

獣医と自衛官のお仕事はまだまだ明日も続く 続くのだ...

「誰もこないと ひまよね〜」
注射台の前で飼育箱のスライムに餌やりをはじめる菱沼女史 そこが札幌であろうが前人未踏の
異世界であろうが、彼女のマイペースは崩れないのであった
604創る名無しに見る名無し:2013/09/25(水) 02:36:27.80 ID:eLa1SyPq
>>602
読んでみたいな。何て作品だ?
605創る名無しに見る名無し:2013/09/25(水) 02:39:34.49 ID:dool/bSI
「異世界に飛ばされた日本が異世界から帰ってきた」って奴じゃね?
606創る名無しに見る名無し:2013/09/25(水) 03:05:32.63 ID:1YX1hOWk
どっかで見たようなタイトルだな
具体的には分家で
607創る名無しに見る名無し:2013/09/25(水) 08:03:15.20 ID:lJpfCgeD
>>598
FT側どのぐらいの時代想定してんの?
よくある中世から近世ぐらいだと道路事情、輸送能力、生産能力、生産の集中具合的に食料も貴重じゃないか?
生産力は低いし、生産地域は集中せずばらけてるし、道路事情も微妙だし、輸送能力も馬レベルではね
608創る名無しに見る名無し:2013/09/25(水) 16:56:07.21 ID:RYQQ1KGH
ネットの召喚物何個か読んでみたけど、中世レベルの文明でも平気で人口億超えしてるんだな
一体どうやってるんだろう
609創る名無しに見る名無し:2013/09/25(水) 17:38:22.16 ID:2fmeC8Bz
>>607
ケンタウロスは近代以降の戦争に適応できるかって考察してるのに
おまえこそ何言ってんだ
610創る名無しに見る名無し:2013/09/25(水) 18:21:09.22 ID:N2iEaK1A
>>600>>603

一応自衛隊が出てきてはいるが、完全な脇役
メインは日本から来た獣医と、現地人たるケンタウロス
これだと「自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた」という主題からは外れ、ガイドラインの2に抵触すると思うんだ
他に自衛隊メインの話があり、それの閑話や外伝という訳でもないですしね
どちらか言うと分家の「F世界との交流」スレに投下すべき内容だと思う

あと、ここって二次創作は大丈夫だったっけ?
611創る名無しに見る名無し:2013/09/25(水) 19:20:27.87 ID:tjEt9aYl
>>608
温暖湿潤な気候で稲作が普及してて豆と芋もあって、水運に使えるような川が網の目のように走ってて、きれいな湧き水がわきまくってれば・・・
612創る名無しに見る名無し:2013/09/25(水) 19:44:22.27 ID:2fmeC8Bz
インドなんか紀元前ですでに8千万人いたと推定されてるし
同時期の中国にも6千万人いたって話だから
ちょっと広めの文明圏なら一億は余裕っぽい
613600:2013/09/25(水) 21:03:35.35 ID:XBLWaEYk
>>610
すまん、深く考えずについ勢いで投下しちまったんだよ。これからは気をつける。
言われてみりゃこれは確かに分家のあのスレ向きの内容だよなあ・・・。
あとテンプレには二次創作については特に何も書かれてなかったよ。
614創る名無しに見る名無し:2013/09/25(水) 21:27:37.80 ID:S0VpYBvm
>>611
要するに、無理矢理「中世ファンタジーっぽいけど中身は近代」を作らないと駄目だな
創作寄りにせよ考証寄りにせよ、どちらでも醍醐味はあると思うが
615創る名無しに見る名無し:2013/09/25(水) 22:11:11.33 ID:lJpfCgeD
どっちにしろケンタウロスが近代以降の戦争に適応するのは厳しそうだな
車両で移動するのにも体大きすぎるからどうもコストかかりすぎて仕方が無い
616創る名無しに見る名無し:2013/09/25(水) 22:18:03.90 ID:xhJSvFgo
世界人口の推移は
西暦 人口(億)
1 3
1000 3
1300 4
1500 4~5
1800 9~10
1900 16
2000 60
ぐらいの感じだね(ソースはwikipediaの「世界人口」)
ちなみにヨーロッパにおける中世は基本的に5〜15世紀ぐらいの事を指します。
617616:2013/09/25(水) 22:20:26.75 ID:xhJSvFgo
盛大にずれてますがスペースの左を西暦、右を人口として見てください。
618創る名無しに見る名無し:2013/09/25(水) 22:33:06.69 ID:3wZre5/h
中国なら王朝交代時に、ヨーロッパならローマ帝国崩壊とペストで人口が激減してるから
これらの要因が無いと設定すれば、F世界の人口が多すぎとは一概には言え無いと思う

問題は、人口爆発→常態的飢餓→人食い&文明崩壊のマヤ文明コースよ
人口は国土にみあったサイズなのが必要
619603:2013/09/25(水) 22:53:46.21 ID:TJHFfswV
指摘に同意する

しばらくROMに戻る
620石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/09/25(水) 23:24:36.17 ID:1UYN5vS/
>>603
こういうほのぼのした話は好きですね。ケンタウロスの予防接種。
彼等の社会はどういう構成になっているのか、考えてみるのも楽しい気がします。
ここまでくる前に色々あったんだろうなぁ。

乙でした。
621創る名無しに見る名無し:2013/09/25(水) 23:58:35.07 ID:+cYgyUxj
逆に人口増えすぎて飢餓で激減を目前にしてる世界とか
622創る名無しに見る名無し:2013/09/26(木) 00:57:38.41 ID:iUEytq/u
>>612
ただ中国が人口6000万の線を越えたのはそれから約1000年後
1 億突破にはさらに700年程後だったり。
上でも言われているけど1億突破は農業、流通、衛生と多分野で発展が必要。
>>621
そういう世界だと日本まるごと召喚より
1人の自衛隊員が身1つで成り上がる話が似合いそう。
そして後世では「異世界出身なんてまやかし」と言われる。
623創る名無しに見る名無し:2013/09/26(木) 08:33:14.24 ID:g6wxTYOw
通信移動手段が中世レベルだと文化圏の広さに限界があるからなあ。
単位面積当たりの生産力の底上げか魔法で通信移動手段を補ってやらないと。
624創る名無しに見る名無し:2013/09/27(金) 07:03:06.59 ID:E5n2vDgs
そしてそこまで情報革命等が出来ているともう中世レベルの発展じゃないと思う
625創る名無しに見る名無し:2013/09/27(金) 11:54:52.70 ID:KDZKLxND
優れた建築技術や天文学を持ちながら、車輪や金属器がなかったマヤ文明みたいなものかね。
魔法による高い通信技術で中央集権を達成しているが、水車はないとか
626創る名無しに見る名無し:2013/09/27(金) 15:21:39.43 ID:Jpr6QX1g
徳川幕府が火縄銃を捨てたように(正確には捨てたわけじゃないが)、何らかの理由で文明の一部を放棄するとか。
627創る名無しに見る名無し:2013/09/27(金) 17:44:07.45 ID:rEmRwJ03
文明的には「お前その時代にそんなものまで拵えていたのか」で皆さんお馴染みの古代ローマが実在しますしおすし。
人口的には、あの時代の地中海世界全体で5,000万人弱だっけか。
あの時代としては大人口だよなぁ。
628創る名無しに見る名無し:2013/09/27(金) 18:14:09.64 ID:HPdxG9mk
>>627
最盛期だと、ローマ帝国全体で1億人前後って試算もあるお
629創る名無しに見る名無し:2013/09/27(金) 18:45:24.34 ID:XPUokqHF
ローマは蒸気機関発明したたら産業革命まで行ってたかもな
630創る名無しに見る名無し:2013/09/27(金) 19:40:30.49 ID:o+0wb00K
同時代のギリシャには蒸気機関が存在したんだよな
あれは何故普及しなかったんだろう
631創る名無しに見る名無し:2013/09/27(金) 20:15:33.95 ID:+LOEvxfE
>>630
まず、アレは発明者がおもちゃと思っていた。実際近代の蒸気機関と比べるとあまりにも
簡素過ぎて、おもちゃ。
蒸気機関としての特徴の蒸気機関以前の奴と比べると大出力が出せない仕組み。

あと、使い道が無い。だって、あの時代って、外洋進出する時代でもないし、
地中海の海運が盛んだろ。
632創る名無しに見る名無し:2013/09/27(金) 21:21:47.82 ID:E5n2vDgs
動力は「奴隷使えばいいじゃん」という時代であり、ローマ帝国自体が地中海とその周辺
という海路中心の国だったので蒸気で機関車で陸上移動する必要もなかった
大量に紡績する意味もなかったし
633創る名無しに見る名無し:2013/09/27(金) 21:37:23.17 ID:+XQavJ/d
まあ技術はあっても使い道思いつかなかったらそれまでだしね。
そう考えると魔法的伝達手段はあっても使える人間が限られてるなら、
社会がかなり歪な発展してても不自然じゃないかも。
634名無し上級大将 ◆80fYLf0UTM :2013/09/27(金) 21:44:29.59 ID:YWuiWp0U
発明に金を払って養う父は需要だ
635創る名無しに見る名無し:2013/09/27(金) 21:46:56.58 ID:E5n2vDgs
古代は使い捨ての奴隷が存在したが、近代はまがりなりにも人権の存在する労働者がいて成立した
人権・福祉・義務教育・(平等な)国民という概念・制度がある程度発展・普及して、産業革命が出来ている
南北戦争というのも、工業の発展した北部が黒人の「労働者」を欲したことが原因の一つ
裏を返せば、国や資本家が人を上手く「使う」ために福祉や教育が発展したわけだが

王や貴族の権利が強く、近代的な資本家や労働者がいなければ、技術はあっても産業革命は発生しない理屈

発展した魔法技術は存在しても、下っ端は士気も教育も怪しそうなのが中世(封建)ファンタジー側の弱点
知識と技術を備えた上層の人間が欠けた場合、代替する手駒が限られている
636創る名無しに見る名無し:2013/09/27(金) 23:31:34.87 ID:KDZKLxND
仮に近世ファンタジーというものがあるとすればどんなだろうか
637創る名無しに見る名無し:2013/09/27(金) 23:47:16.24 ID:+LOEvxfE
>>636
分家のアメリカ召喚のシホットとかじゃね? アレは海軍がやたら近代化してて、
陸軍は白兵戦してた。アメリカ来てから急速に魔法の銃で戦うようになっていったけど。
638創る名無しに見る名無し:2013/09/27(金) 23:55:55.00 ID:7DgLXfvu
>>636
第一次世界大戦か、それ以前がモデルにできるんじゃないかな。
銃はあるけど現代ほど発達していない。
ファンタジー要素として世界観に亜人や魔法の要素を入れてたりする。
まだ身分制度が色濃く残ってたり。
639創る名無しに見る名無し:2013/09/27(金) 23:56:21.26 ID:UauKLu/X
>>636
ダンバインのバイストンウェルみたいな感じだろ
640創る名無しに見る名無し:2013/09/28(土) 00:04:31.84 ID:E5n2vDgs
>>636
実際の中世が汚すぎる上に内装や家具が発展していないせいか、ゼロ魔は17世紀レベルという設定だったな
三銃士がモチーフになっている場面がちらほら見られたし
641創る名無しに見る名無し:2013/09/28(土) 00:11:55.57 ID:MEWmwj8A
散兵が普及してる時代だとよくお話に書かれる緒戦の快進撃も難しそうだな
642創る名無しに見る名無し:2013/09/28(土) 00:57:32.73 ID:F+QtAXSK
散兵戦術なんてよほど教育が普及してないとできんぞ
兵レベルまできっちり教育できる生産力ないとまず無理やで
ごくごく一部の超絶エリート部隊とかならまあ別だろうが影響及ぼすほどの数じゃないだろうな
加えて通信手段がないと厳しい

中世の軍とか戦闘で減る数より逃げる数のほうが多いぐらいだからな、ちゃんと戦える散兵作るのは結構難しい
643創る名無しに見る名無し:2013/09/28(土) 08:35:39.52 ID:dmATGNw1
日清戦争当時、清軍は日本の散兵に苦戦しているし
清の兵器には国力に任せて購入した(日本軍よりも)高性能の物もあったが、
散兵を実現させるような国の近代化という面で立ち遅れていた

仮に高火力の魔術があったとしても、散兵を実現させるような兵士がいない
という面で地球側の軍隊にアドバンテージがあるだろう
兵器の強さだけが地球側の強さではなく、火力が強ければF世界が対抗出来る
ようになる訳でもない
644創る名無しに見る名無し:2013/09/28(土) 13:17:22.41 ID:ZCUfzIhP
>>637
あれは近世といっても近代に片足突っ込んでる気するが・・・

「星のはためくとき」が近世なら皇国の守護者も近世ファンタジーでいいんだろうか?
645創る名無しに見る名無し:2013/09/28(土) 13:20:40.83 ID:F+QtAXSK
近代やろ
646創る名無しに見る名無し:2013/09/28(土) 13:52:28.75 ID:dmATGNw1
あれは1900年前後がモデルだし、明らかに近代
大体西ローマ帝国が事実上滅んだ476年から中世、東ローマ帝国が事実上滅んで百年戦争
が終結した1453年から近世、産業革命&市民革命の起きた18世紀末以降が近代
欧州には元々近世という概念はなかったとか、ややこしいことを言うときりがないが
647創る名無しに見る名無し:2013/09/28(土) 14:09:48.62 ID:vEACKI/X
皇国の守護者は現実で言うと1840年代〜1850年代あたりの技術力か?
648創る名無しに見る名無し:2013/09/28(土) 14:31:10.51 ID:5eVua+R7
>>647
大体そのあたり。
軍艦が帆船から蒸気船に変わり始め
歩兵銃はライフル銃に変わり始めている。
649創る名無しに見る名無し:2013/09/28(土) 14:56:33.33 ID:dmATGNw1
そんなに前だったか(御免、ずいぶん前に読んだきりで記憶が不正確だった)
日本だと開国(1854)以降を近代とする説があるが、寛政以降とする説もあるな
皇国世界だとどの道江戸後期よりは発展していそうだけど
650創る名無しに見る名無し:2013/09/28(土) 16:35:21.84 ID:HCQ85quJ
>>637
あれは終戦を現実と同じ時期にしたいのか、敵方の技術を急激に上げてきてたな
651創る名無しに見る名無し:2013/09/28(土) 19:59:44.86 ID:SaPF4O+T
魔術士オーフェンとかも近世ファンタジーだと思う。
あれ確か施錠連発銃の量産で戦闘における魔術士の優位が崩れてたよな?
652創る名無しに見る名無し:2013/09/28(土) 22:26:05.49 ID:wF9sov2J
ん? オーフェン読まなくなってからだいぶ経つけどそんな事になってるの?
まぁ魔術士の優位が崩れてるといっても、魔術による傷の治療とかは現代科学、医学を余裕で超越してるし
物質崩壊やら何やら、現代科学じゃ再現出来ないようなもの普通に使えるんだから、魔術自体の価値は失われないだろう
653創る名無しに見る名無し:2013/09/28(土) 22:34:11.40 ID:1J+6YyA+
つーか治療魔法があったら現代どころじゃないほど高齢化社会になると思うんだが
国力が弱いと食料が足りなくなって内戦になったりしょっちゅう戦争したりもありそう
チーとな魔法がある割には社会が中世レベルって矛盾が大きい
654創る名無しに見る名無し:2013/09/28(土) 22:44:07.34 ID:ZCUfzIhP
>>651
お前さん近世と近代がごっちゃになってないか?
655創る名無しに見る名無し:2013/09/28(土) 22:44:15.14 ID:dmATGNw1
魔法の威力にもよるな
その世界の科学で出来ることを簡易にした程度なら矛盾も出ないし
656創る名無しに見る名無し:2013/09/28(土) 22:47:26.15 ID:SaPF4O+T
うわ施錠銃ってなんだよ・・・施条銃のまちがいだ。
>>652
開発した牙の塔がビビってたはず。
大陸魔術師同盟員の大半は塔とか十三使徒みたいな精鋭じゃないからな。
657創る名無しに見る名無し:2013/09/28(土) 22:58:04.39 ID:dmATGNw1
この辺は設定次第だろうが、素質の有無に左右されにくく、訓練期間も短いというのが
銃の良さだろうな
史実でも弓矢より銃の方が早く使い物になる兵を仕込めたのも銃の利点だったというし

朱き帝國の現時点での最新話にも魔法より仕込みやすい云々の説明があったが
658創る名無しに見る名無し:2013/09/28(土) 23:07:40.48 ID:KsFjeIa3
つーか中世ファンタジーと巷で言われているものの何割かは近世ファンタジーじゃないか?
少なくとも絶対王政が確立しているのなら近世といっていい。

オーフェン世界は人類が狭い大陸の中に閉じ込められているという設定だから現実の史学上の区分に当てはめるのは難しいな。
ガス灯や蒸気機関があるようだから技術的には近代の域に達しているようだ。
659創る名無しに見る名無し:2013/09/28(土) 23:16:13.83 ID:dmATGNw1
少なくとも馬車の普及度はほとんどが近世だな
スプリング成立以前は乗り心地が悪くて、実用性が低く、箱を紐で吊るす形式
の馬車がハンガリーから西欧に伝来したのが中世末期
ブルボン朝フランス王家も初期は一台しか所有しておらず、庶民に普及したの
は18世紀で、それから2世紀そこそこで内燃機関に駆逐されている

狼の香辛料の馬車なんか、乗り続けて尻が無事な時点で中世レベルではない
戦場で戦車が騎馬に取って代わられたのは、乗り心地もあったのだろう
660創る名無しに見る名無し:2013/09/28(土) 23:18:26.82 ID:dmATGNw1
↑狼と香辛料ね
別に作品自体が嫌いなわけではないので悪しからず
紐吊り形式の採用で尻への衝撃は緩んだが、スプリング以前は快適とは言い難かったという
661創る名無しに見る名無し:2013/09/28(土) 23:23:10.15 ID:5eVua+R7
>>653
政治を良くするチートな魔法はないから中世なんじゃないか
662創る名無しに見る名無し:2013/09/28(土) 23:29:08.06 ID:mcUh9PDl
確かに
1800年代のアメリカ、カリフォルニアへの移住の本に
馬車は4頭立ての牛に引かせ
揺れすぎて乗ってられないので、人は徒歩で歩き
夜、寝るときだけ馬車の中で眠ったと書かれていた
663創る名無しに見る名無し:2013/09/29(日) 07:33:15.97 ID:/i+ylwFy
ちょっと↑の方での魔法に関する事聞くが
ゲート自衛隊の徳地世界全体で魔法使いって
どの位の汎用度なんだ?
・魔法使い自体珍しい
・某ルナルサーガ見たいに「野郎と思えばだれでも…けど要、金コネ素質…」
帝国に宮廷魔術師見たいなのっていた?
664創る名無しに見る名無し:2013/09/29(日) 08:23:57.68 ID:dyKiln5w
>>663
それほど珍しくもない模様。正規軍の一部隊として編成されてる。色んな分野の教育機関が存在するし、学術として発表会があるから認知度は高い。
とはいえ素質がなきゃ厳しいらしく、作中だと戦闘魔術で高名な派閥が機械の仕組みで代替可能と分析してたな。しかし未発達な学問のせいらしく、個人がニホンでちょいとカガク学んだだけでいきなり新開発しちゃうから、基礎が未発達な応用学問なんだろう。
665創る名無しに見る名無し:2013/09/29(日) 09:00:49.67 ID:/i+ylwFy
その割には銀座侵攻舞台にあまりいなかったような…(汗
それとゲートのキャラに宮廷魔術師とかっていた?
666創る名無しに見る名無し:2013/09/29(日) 10:38:11.02 ID:etBtSbao
特地だと魔術師は基本的に皆、学問の神の信者だということが、軍事利用が低調な理由じゃないかな
宮廷魔術師がいないってのも、国の中枢に学問の神が独占するポストを作りたくなかったのではないか
667創る名無しに見る名無し:2013/09/29(日) 11:46:34.98 ID:AF114zCR
というか、燃素(フロギストン)説段階の自然科学理解の世界に、
化学的な燃焼理解を持ち込めば、そりゃ飛躍するよ

あと、大学都市が背後に居る連中を纏めて運用なんてしたがらないのは当然じゃない?
668創る名無しに見る名無し:2013/09/29(日) 12:42:51.02 ID:Rugm0TxO
>>664
まあ言っちゃうとコンセプト的にそっちの方が話の都合がいいからなんだろうけどね
669創る名無しに見る名無し:2013/09/29(日) 12:48:26.94 ID:CA6IZ7zQ
>>627
ローマ帝国全盛時代の人口は
・属州エジプト(ナイル氾濫原により異様に効率的な食料生産が可能)などの効率的な食料生産地の存在。
・ローマの土木技術、水利技術により巨大で人口稠密でかつ当時としては衛生的な都市が多数存在した。
・「ローマの平和」によりそのエジプトから地中海を輸送路として安全かつ効率的な水運が可能。
・陸路にしても石畳のローマ街道により安全かつ効率的な陸運が可能。
って言う条件がそろったからこそだからねえ。

食料生産能力の高い農業地帯と、その生産力を飲み込むだけの大規模な消費地、そして生産地と消費地をつなぐ輸送力。

ローマ崩壊と共に、この輸送力は失われて、食料が届かなければ大消費地は崩壊して、消費地がなければ生産地も縮小せざるを得ず、
地産地消に成り果てて文明崩壊、人口崩壊。
670創る名無しに見る名無し:2013/09/30(月) 20:02:58.62 ID:7UyG7nXa
近代化してないのに近代化後なスペックの江戸末期ぱねぇっす
671創る名無しに見る名無し:2013/09/30(月) 20:52:56.47 ID:WPmiLW/s
でもその江戸時代も何度も飢饉が起こってるしな・・・
というか東北とかが近代化されたのって戦後って聞いたが本当なんだろうか?
672創る名無しに見る名無し:2013/09/30(月) 21:19:43.48 ID:G7p+S8hN
>>671
東北や北海道、場合によっては沖縄とかの離島なんかもそんな感じやで。
226事件や515事件とかも理由の一つに東北とかの地方の貧しさが上がってるくらいだし

あと、地上戦で焦土となったエリアや沖縄本島ともかくそれ以外のエリアでも沖縄は
米軍統治になるまで全体的にやたら平均寿命が短かったりしてる。
673創る名無しに見る名無し:2013/09/30(月) 22:04:20.33 ID:mZtBTUNU
江戸時代後期、19世紀前半までは毎年麦秋前に死亡率が上昇していた。
死亡しないまでも、栄養失調で「死者が出る季節」があったということ。
これは農村の例だが、西南日本と東北日本でも違うし、生産力の割に人口が
上昇しやすい沖縄はもっと後まで存在したと思う。
中国の江南ですら「死者が出る季節」が止んだのは18世紀なので、日本は
まだ早い方に属していた。

沖縄の場合、特に学も技芸もない男は漁師になるしかなく、親方のところで
しごかれる「日本最後の奴隷制度」が廃止されたのは戦後のこと。
小学生ぐらいで「仕込み」をされる仕事は本土でもその頃まであったが、沖
縄の場合、泣いても笑っても他に余剰人口の処理先がなかったのが異なる。

日本最後の飢饉は(昭和初期の物まで数える説もあるが)1884年のもの。
674創る名無しに見る名無し:2013/09/30(月) 22:06:21.27 ID:mZtBTUNU
>死亡しないまでも
ごめん、餓死しないまでもの間違い。
過去帳を調査すると、春先だけ他の時期に比べて明らかに死者数が増加している。
「あと少しで収穫だ、飯がたらふく食える」と思いながら毎年死ぬ人たちがいた。
675創る名無しに見る名無し:2013/09/30(月) 22:24:27.38 ID:7NRATnXO
歴史的にはかなり最近までどの地域でも餓死者が頻繁に生じてたってことか。
そう考えるとまおゆうの中央諸国の生産力って明らかに中世のレベルじゃねーな。
676創る名無しに見る名無し:2013/09/30(月) 22:40:27.97 ID:lY1uZ/Xc
欧州最後の飢饉は1840年代。結果としてジャガイモ飢饉や1848年革命が発生

「指輪物語」のモルドールは草木も生えなそうな荒野の真ん中に巨大な要塞を築き上げていた。
食料はずっと南にある農地で奴隷たちによって生産され、運ばれてくるらしい。
凄まじい生産能力と輸送能力がありそう。
677創る名無しに見る名無し:2013/09/30(月) 23:31:00.42 ID:W1XQq0qy
>>676
「ずっと南」といっても、ゴンドール南端よりも北だけどね
略奪する側の国だから、かえって盗賊みたいな輸送の邪魔が無くて楽かも
678創る名無しに見る名無し:2013/09/30(月) 23:55:50.48 ID:H0hmNqKB
江戸時代の飢饉って多い多いって言われてるけど一般に思われてるより少ないと思う
ってか基本的に欧州よりマシだよね
679創る名無しに見る名無し:2013/10/01(火) 00:03:10.18 ID:mZtBTUNU
東北は稲作を無理に行って被害が拡大した例もあるし、小規模な飢饉はよく起きていたが
大規模だったのは家光の寛永(1642)、吉宗の享保(1732)、家治・意次の天明(1782)、
そして最後の特大にして大正時代までトラウマを抱えた人たちがいた、家斉・忠邦の天保(1833)。
これらが江戸時代の四大飢饉と言われている。

ただし、普段から農民に生活の余裕がなかったという「貧農史観」は大げさ。
江戸や京阪との距離や気候によって豊かさは違ったけど。
680創る名無しに見る名無し:2013/10/01(火) 01:15:47.27 ID:ADzZtvuC
幕府に出した公式書類と藩の内部文書で人工が全然違うんだよな
もう完全に裏帳簿としか言えないレベル
人食い説まである大飢饉の時も人口減を報告しながら実際には増えてる
681創る名無しに見る名無し:2013/10/01(火) 02:45:58.96 ID:jsMMLsUn
もう何が何やら...

藩を超えた人口流動がわりとあったということなのか
682創る名無しに見る名無し:2013/10/01(火) 07:07:59.95 ID:hW484nNF
よく検証しないとってことか。実際騙されてきたからね。昔、水飲み百姓は、貧しくて水飲んでたと思ってた。
683創る名無しに見る名無し:2013/10/01(火) 08:45:36.28 ID:aLSODKgl
>>681
出る方入る方の双方で藩の承認が無い限り、一揆とカウントされるで >藩を超えた人口流動
集会を開く『不穏』、トンズラする『逃散』、武力行使が伴わないだけで立派な一揆
連邦制だった日本圏内でhこそ、お伊勢参りEtcで割と自由な移動は出来てたが藩って実質独立国やんけ
684創る名無しに見る名無し:2013/10/01(火) 09:25:59.59 ID:2Gm/fzLw
※680
人口の源である石高だと、加賀百万石(表高102万石)と言うが、幕末の実高は130万石。
仙台は表高62万石で実高97万石。長州なんか36万石で100万石あった。
これらは極端な例で、そこまで差のない藩もあったけど。
熊本は54万石と言いつつ76万石あったが、隣の薩摩は表と大差なし。

米作とは関係なく焼畑などで食べていた住民もいたけど、米だけでもかなりの増収。
685創る名無しに見る名無し:2013/10/01(火) 11:27:18.95 ID:p+FGVVeB
いわゆる五公五民とかって重税に見えるけど対象は稲作のみだから実質は意外に安いって聞いたけどほんとかね?
686創る名無しに見る名無し:2013/10/01(火) 11:44:26.12 ID:+hXptoeJ
そもそも検地時点での石高で年貢を納めるから増収分はガメても構わないしねぇ
つか、人口の大半が農民で5割なんて特殊事例を除けば実現不可能でしょ
ほぼ鎖国状態の江戸時代だと結局は何らかの形で還元されちゃうし
687創る名無しに見る名無し:2013/10/01(火) 14:28:19.44 ID:kRoy0MyI
>>681
違うだろ
誰が搾取する上に馬鹿正直に報告出すんだよって話

そりゃ飢饉にかこつけて被害大きく報告してごまかすだろって話

>>685
>>684があるから実際には大分軽い
表36万裏100万石で五公五民なら実質18%ってこと
これでも稲作だけだからね
加えて裏作やらやれば言わずもがな

まあ、実際ここまでのはそうないだろうけどね
688創る名無しに見る名無し:2013/10/01(火) 14:37:27.76 ID:U4jT2LPc
ねえ、このスレって作品発表するスレなの?
雑談するスレなの?
どちらかに分けた方が良いんじゃないの?
689創る名無しに見る名無し:2013/10/01(火) 14:56:01.24 ID:otJeQLPi
>>671
開国後に日本を訪れたイザベラ・バードが、田舎の人はまあ気のいい連中だけどやせっぽちで衛生観念すらない土人じゃねーかって言ってたな
690創る名無しに見る名無し:2013/10/01(火) 15:12:24.50 ID:ffaqUl1D
下水道は逆に不潔な時代だし、大デュマみたいな国家レベルの知性なら日本限定で意見が逆転したろう
朝鮮だと両者意見一致は確定申告だが
691創る名無しに見る名無し:2013/10/01(火) 16:47:57.61 ID:kRoy0MyI
>>688
このスレ昔っからこんな感じやで
作品作る材料になることなら議論や材料提示アリ

江戸時代の事情も設定練る役に立つと思うよ
692創る名無しに見る名無し:2013/10/01(火) 16:51:00.64 ID:MnuL02uu
>>689
まぁ、イザべラ・バートさんは当時のヨーロッパ的価値観、特に大英帝国の富裕層の価値観のもとで
あらゆる国を酷評してるからな。ただ、本来は病弱で体の弱いハズの女性が未知の世界を
どんどん冒険している上に、本人が感じたことを書いてるから当たってること半分違うんじゃないのって感じるとこ半分だろ
イザべラ・バートさんの訪れた場所って、あの時代辺境扱いされた地域の山村だし
693創る名無しに見る名無し:2013/10/01(火) 17:32:15.70 ID:Bc76d9Ty
良くも悪くも常識人かつ標準以上の教養ってだけな人物なんだよね >イザベラ・バード
それなりの知性で一般的白人の目線で遺した見聞録だからこそ旅行記も価値が高い
別系統の発想による衛生観念まで理解しろってのは無茶だべ

上水道は作っても下水道は作らない、これが正解な社会も実在するんだけどね
694創る名無しに見る名無し:2013/10/01(火) 18:08:37.52 ID:hjfWJA4z
>>692
>イザべラ・バートさんの訪れた場所って、あの時代辺境扱いされた地域の山村だし
それは間違いだ
山村は後進の場、というのは今の感性では無理ないけどさ
江戸時代はもちろん明治以後ずいぶん後まで山村というのは
舟運や峠道を通じて商品生産・流通・販売を行う「外との交流によって成り立つもの」だったんだよ
下手な平地農村よりずっと広範囲に情報交換や出稼ぎが行われてた
街道を外れると山村が交易の点と線の点を担った
これを辺境として価値観の外側に置くと経済と流通が成り立たない
本当に辺境なら、バードさんが東北各所を見ながらもその旅程が一か月ほどですむ
なんてルート自体が存在しえない
実際の山村とは閉ざされた不便な遅れた農村でもないし、
自給自足の生活で素朴な人々が生活を営む小さな桃源郷でもない
山村=遅れた村、侘しい場所という感覚は相当後になってできもの
695創る名無しに見る名無し:2013/10/01(火) 21:04:47.30 ID:2Gm/fzLw
>山村=遅れた村、侘しい場所という感覚は相当後になってできもの
山村も色々。通商ルートや鉱山沿いなら豊かだったが、本当に辺鄙な例もある。
「山村=遅れた村、侘しい場所」というイメージはそれこそイザベラ・バードの時
代の日本人にも存在した。
城下町に山村の娘が奉公に来たので、主人が家具について説明してやったのだが、
いざ実家を訪ねてみると、主人の家より上等な物があったという話はよくある。
都会に住んでいたら、一絡げに同じ感覚で捉えざるを得なかったのだろう。

バードが移動したルートが、当時でも比較的拓けたものであったのは事実。
696創る名無しに見る名無し:2013/10/01(火) 21:17:08.96 ID:otJeQLPi
>>693
言葉が足りなかったけど上水道下水道の問題じゃなくて、子供が病気になったってんでちょっと見てみたら
全く体を洗ってないせいだったから体洗って薬塗ってやったってレベルの話だったよ
697創る名無しに見る名無し:2013/10/01(火) 21:17:11.98 ID:FTjuHp+d
大英帝国の上流階級からみりゃ19世紀なんて何処でも土人だらけだよな
日本だってどんな辺鄙な村でも舗装されて電気が通ったのはそれこそ1970年代じゃねーの
698創る名無しに見る名無し:2013/10/01(火) 22:53:26.27 ID:2Gm/fzLw
>日本だってどんな辺鄙な村でも舗装されて電気が通ったのはそれこそ1970年代じゃねーの
電気はそうだな(水道も)
舗装は今でも怪しい。少なくとも10年前なら集落の主要道路(他の土地に抜ける)でも
未舗装という土地がずいぶんあった。
699創る名無しに見る名無し:2013/10/01(火) 23:34:24.67 ID:scGAJQVl
>>698
>10年前なら集落の主要道路(他の土地に抜ける)でも未舗装という土地がずいぶんあった。

生まれてこの方、未舗装の主要道は見たことないなー
私有道路だとか山道で未舗装とかならまだ有るんだが・・・
やっぱり住んでるとこの環境にもよんだろうか?
700創る名無しに見る名無し:2013/10/01(火) 23:46:08.05 ID:2Gm/fzLw
>>699
民俗学のフィールドワークをしていたんでな
見る機会があって当然かと
701創る名無しに見る名無し:2013/10/01(火) 23:48:20.16 ID:xSTqKYE6
グンマーの奥地で原住民の生態でも観察してたのか!
702創る名無しに見る名無し:2013/10/02(水) 00:34:39.16 ID:2Jw6X53j
グンマーだと文化人類学の領域だな
異世界関係だと、理系もさることながら文化人類学者や歴史学者の出番もあると思う
儀礼・典礼に拘るような、現代人には理解しにくい感覚の異文化との接触があるから
703創る名無しに見る名無し:2013/10/02(水) 00:58:59.17 ID:ofpioYmA
あそこは中途半端に自動小銃とか現代兵器が流入して、アフリカの紛争地帯なみにカオス化してる
銃弾と呪術が飛び交う奥地に分け入るには民俗学の実践的な知識や多少の武力も必要だろう

武闘派の稗田礼二郎か
704創る名無しに見る名無し:2013/10/02(水) 02:02:31.63 ID:dsK1rBpK
つまり、インディージョーンズかマスターキートンがいればいいわけだな!

ぶっちゃけそのあたりって、台湾統治初期の頃とかの資料が役立つ気がする。
705創る名無しに見る名無し:2013/10/02(水) 02:37:54.77 ID:uiDBSKIl
台湾といえば、東北とかの開発って外地よりも遅れてたってことはないよね・・・?
さすがに本土を優先してるよな?
706創る名無しに見る名無し:2013/10/02(水) 07:35:42.61 ID:srBCca5T
内地か外地かは問題じゃ無く、必要性とか当時の方針に応じてとかじゃないですかね。
707創る名無しに見る名無し:2013/10/02(水) 08:37:47.83 ID:zKPRImSX
>>696
>体洗って薬塗ってやったって
うん、それ衛生的にヤバい可能性大

抗菌がはやってる昨今も同じだし古くて新しい問題かもな
708創る名無しに見る名無し:2013/10/02(水) 15:56:11.25 ID:zNf08Xp3
ああ、垢などの老廃物が体を守ってるって奴ね
洗わないのは不衛生だけど、洗い過ぎるのも駄目という
これもう(何が正しいのか)わかんねぇな
709創る名無しに見る名無し:2013/10/02(水) 17:03:45.97 ID:3b1hPTdi
清潔すぎるのも問題だが、不潔なら万事OKというものでもないだろ。
上のイザベラ・バードの話は不潔な環境のせいで輪癬だの腫れ物だの眼炎だのが蔓延る村の話。
現代とは違うのだから。
710創る名無しに見る名無し:2013/10/02(水) 17:39:37.78 ID:dsK1rBpK
そういや、イザべラ・バードとは違うが、
「日本人風呂入り過ぎ」「日本人みんな皮膚病」とか幕末、明治期に来た人の
手記に書いてあったな。アレは主に江戸とその周辺の人たちに対して書いてあったが

どうしてこんなに皮膚病が多いのかっていう結論が
いくら風呂好きだからって公衆浴場なんかに行き過ぎっていう奴だった。本人医者でもなんでもないけど
711創る名無しに見る名無し:2013/10/02(水) 17:40:21.16 ID:PF5/RCtF
B'z New Album「SAVAGE」リリース決定!! 
    01.Scoop!!
    02.疾走
    03.DEARLY
    04.ストイック★LOVE
    05.SAVAGE
    06.NIHILISM
    07.この身、燃えつきるまで・・・
    08.昼庭
    09.SLUDGE
    10.GO FOR ITBABY
    11.哀切な色
    12.SAMIDARE
    13.二人あえる日まで
712創る名無しに見る名無し:2013/10/02(水) 22:34:13.11 ID:zNf08Xp3
そーいや顔をゴシゴシ洗ったり石鹸使うのを止めて、水洗顔に切り替えたら嘘みてーににきびが出来なくなったわ。出来てもすぐに治る
今まで苦労して顔を洗ってたのは何だったの? って感じ
713創る名無しに見る名無し:2013/10/02(水) 22:58:33.81 ID:WiqVB9PB
>>707
間違いなく不衛生な環境由来の病気にかかってたって話で
日本人と英国人の文化の違いとかそういう問題じゃないで
714創る名無しに見る名無し:2013/10/03(木) 08:10:08.63 ID:u2Hjkiqd
>>713
話の矮小化を狙って無いか? 個人の行動や衛生知識とか
生産力など養う地力を気にせず援助するのと同じ無責任な行動、と切り捨てられるだけだぜ
終始一個人、やや善良でスペック高めな別文明人の視点と割り切ろう
715創る名無しに見る名無し:2013/10/03(木) 09:16:14.03 ID:s71ToRnj
>>714
横からだが反論になってない
何を言いたいのか、根拠が何なのか意味不明すぎる
716創る名無しに見る名無し:2013/10/03(木) 16:40:45.56 ID:iLBkDoTK
外人が外人流の衛生概念を押しつけた、これって長期的には無益もしくは有害だろうね
不漁に悩む漁港に魚を採り尽くせる新技術を与えるのと方向性は同じで、合成による誤謬そのもの
貴重な記録を遺してくれた女傑に後出しで文句付けるのも失礼だけど
717創る名無しに見る名無し:2013/10/03(木) 17:00:55.31 ID:rJcFYwS0
オールコック 「けしからん」
シュリーマン 「いやはや全くですなぁ」
etc...
718創る名無しに見る名無し:2013/10/03(木) 23:20:21.59 ID:44fsqClr
>>716
この病気にはこうすればいいよって教えるのは有害なことだったのか・・・
719創る名無しに見る名無し:2013/10/04(金) 00:19:25.97 ID:/Yom8DAS
当時、グンマー原住民の間では体を洗う行為は、精霊の加護を失わせるとされ
昭和初期にグンマーに衛生という概念を広げようとしたグンマー総督府は多大な苦労を強いられたのである。
結局、彼らに体を洗わせるために、日本人は軍隊を動員する必要があったのである。

           〜民明書房『日本の植民地統治史3 グンマー』
720創る名無しに見る名無し:2013/10/04(金) 00:20:01.94 ID:nCJVL4/t
>>718
別に有害ではないと思うぞ。程度の問題や与える知識の方向性の問題だと思う

ほら、よく途上国支援で言うじゃない? 
「魚を与えるんじゃない。魚の釣り方を教えるんだ」って
あれって、聞くたびにいつも思うんだ。教えたら教えたで魚を食い尽くすんじゃねーの? って
中国で、中国人の富裕層による慈善団体が、川の自然を少しでも戻そうと上流で稚魚を放流したら
下流で放流したその日のうちに取り尽くされたって事件があって、俺はこの考えはたぶん正しいと確信している。
抗生物質だって、使い過ぎたせいで耐性菌って奴が出来たしな。
721創る名無しに見る名無し:2013/10/04(金) 00:39:49.17 ID:1qHEhQQY
>>720
ホントに言葉通りにとる奴があるか!
722創る名無しに見る名無し:2013/10/04(金) 04:25:05.70 ID:aPwBC0wZ
平和だねえこのスレは・・・和む
723創る名無しに見る名無し:2013/10/04(金) 10:53:03.39 ID:DAHMkFWz
>>720
あれは食料をただ与えるのではなく食糧生産の方法を教えるという意味だろうがwww
724創る名無しに見る名無し:2013/10/04(金) 11:08:52.76 ID:7ZojPp/7
というか魚を取る方法云々と
放流魚が取られた事は、まったく関係がなくね?
725創る名無しに見る名無し:2013/10/04(金) 12:04:52.07 ID:tYXi3VH8
かといって社会基盤強化を支援する活動も現地にとっては余計なお世話だったりする例も多々あるしな
元が自給自足に近い経済だと特に、長期的に維持できる人口を易々と突破して結局は自らの首を絞めたりする
726創る名無しに見る名無し:2013/10/04(金) 12:23:57.57 ID:MxrWZwVE
>>723-724

>>720の言ってることは納得できることだと思うよ。
個々に切離せばいくらでも文句言えるよ。
やっぱ文脈って大事だよね。
727創る名無しに見る名無し:2013/10/04(金) 13:08:17.44 ID:ctzgr8zR
わくわくクリエイターズ絡みのスレによると、高濃度の砒素で汚染された井戸を掘った援助団体もあるそうな
728創る名無しに見る名無し:2013/10/04(金) 13:18:36.65 ID:UIPJvCf3
24時間テレビかなんかだろ
必要な事前調査せんかったらしいな
最低すぎてわろた
729創る名無しに見る名無し:2013/10/04(金) 15:10:29.85 ID:XrG0fuvJ
実際に被害が出てるんだっけか、この井戸って?
不発に終わったらしい「殺し合え!!」千羽鶴と違って

召喚された異世界で、こんな連中が無駄に努力なんかすると困るな
730創る名無しに見る名無し:2013/10/04(金) 15:29:00.59 ID:1OVt03ux
無能な働き者は射殺せよってやっぱ正しいんだな
731創る名無しに見る名無し:2013/10/04(金) 15:57:10.28 ID:0mRM2npk
未来人がタイムマシンを使って毛沢東とスターリンを暗殺したら、増えすぎた人口を粛清する恐怖社会になっていたと。
732創る名無しに見る名無し:2013/10/04(金) 23:55:37.45 ID:UdkDQkkW
人類社会という巨大で複雑すぎるシステムを正確にシミュレートするのは難しいというお話。
733創る名無しに見る名無し:2013/10/05(土) 07:37:13.81 ID:SCHnunwt
>>696
遅レスだけど
それって宿屋の子供が咳がひどいので薬をやったら
翌日には付近の病人大集合。大半は不潔由来だったんで
「自分の国では身体を拭いて清潔を保つ」と教え
硫黄と 獣脂で作る皮膚病の薬も教えた、というような話じゃなかったか。
734創る名無しに見る名無し:2013/10/06(日) 00:46:48.22 ID:4D8acFmT
F世界に転移して気候は変化しないのかな
735創る名無しに見る名無し:2013/10/06(日) 01:33:49.28 ID:AHShmSL6
ぶっちゃけ設定がめんどくなるから気候はそのままって事でいいんじゃない?
736創る名無しに見る名無し:2013/10/06(日) 02:09:22.13 ID:88DUAl04
気候とか言い出したら、下手すれば惑星規模の地形だったり何だったりの
シュミレートが必要になっちゃうぞw

そして、さすがにそこまでのレベルを求めると作者が何も書けなくなっちゃうがなw
737創る名無しに見る名無し:2013/10/06(日) 02:43:18.32 ID:zpxZAMP9
仮に地球に良く似た惑星だとしても
極地に召喚されたらその時点で詰むわな
738創る名無しに見る名無し:2013/10/06(日) 02:44:20.42 ID:AHShmSL6
それに仮に詳細な設定を作ったとしても所詮は枝葉末節だからな
苦労して気候のシミュレートなんぞやっとる時間があるならその時間を使って本編を書こう、って感じ
739創る名無しに見る名無し:2013/10/06(日) 03:51:01.09 ID:zpxZAMP9
架空世界の気候を元に、異世界の一次産業とその発展を駆り出された現場自衛官たちの目線で追う

転移後の食料確保は急務とされ、そこに軍民の区別はなかった

蓄積された過去のデータが「ご破算」となり、気象学者や地理学者らを乗せて飛び回る哨戒機

南方国境地帯の開拓予定地 亜熱帯の日差しに炙られながら掘り返された荒地を這い回り、石や木の根を手で取り除く普通科隊員たち

炭鉱に続く峠道 大型野獣に勝負を挑まれてすっかり調子がおかしくなった重機を、錆と機械油にまみれながらあやす施設科

北緯40度線付近 氷雪混じりの潮風に逆らい、貴重な蛋白源である大型海獣の群れを追う掃海艇 20mmでもよほど数を当てないと効果が無い
この期に及んで「クジラに似ている」という理由で彼らを批難し妨害する人々が一定数居る

時には謂れのない批難にも黙々と耐えながら、彼らは銃火なき戦いを続ける
まもなく巡ってくるという「大いなる冬」に備えるために

日本国を巡る大きな動きは章末の三行で匂わされるていど
谷甲州っぽく、ひたすら地味に
740創る名無しに見る名無し:2013/10/06(日) 05:36:58.24 ID:hLCNhyHq
気候については平行世界に転移で史実と誤差範囲に収められるな
741創る名無しに見る名無し:2013/10/06(日) 07:05:51.41 ID:wjmZCHly
気候とか言い出したら面倒過ぎるし、それはそれで軍事や歴史とは別に知識が必要になるからな。
『朱き帝國』なんか、気候が変動するなら召喚した時点で召喚した国は大馬鹿だし。
元々大馬鹿な国で、やられても自業自得だけど。
742創る名無しに見る名無し:2013/10/06(日) 08:55:48.65 ID:lLUkWBxW
>>736

>惑星規模の地形だったり何だったりのシュミレートが必要

意外とそうでもない
ファンタジー世界だから、極寒と熱帯が線引きされたように隣り合ってるとかもできる
土砂降りの大雨から、一歩踏み出したら熱砂の砂漠とかもね

帝國召喚はその類
あと、昔の航海物の創作話にもそういう記述がけっこう見られる
743創る名無しに見る名無し:2013/10/06(日) 11:02:54.87 ID:b5fU0Zyp
全ては精霊の加護で全部解決さ
744創る名無しに見る名無し:2013/10/06(日) 12:44:00.20 ID:UVejYBjL
どこまでファンタジーにするかが問題だな
ファンタジーパワーで資源無尽蔵になったらつまらんし
745創る名無しに見る名無し:2013/10/06(日) 13:21:34.73 ID:PDcn2LhP
循環型なら資源無尽蔵に近いぞエネルギーが別途必要だけど
化石資源とウランなら佐々木君紀氏の「マイナス想念が物質化」方式で
悪霊でもエネルギーの移動が起こせるから、移動先が物質次元ならエネルギー資源として顕在化するらしい
746創る名無しに見る名無し:2013/10/06(日) 23:44:10.32 ID:UPk29AoR
>>741
モラヴィアによるソ連召喚の理由が仮「国土の環境回復」だという事を考えると
気候変動が起きたら不幸すぎる。本当に何一つうまくいかないなんて。
747石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/10/07(月) 00:32:21.63 ID:QoEdULhF
お久しぶりです。
気候変動や、細菌疾病関係は私も手に負えないので、細部は……(笑)

>>739
いいですね! 谷甲州も好きです。豊富な知識が豊かなディテールに現れている方だと思います。

では、投下したいとおもいます。
748石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/10/07(月) 00:34:59.13 ID:QoEdULhF
ブンガ・マス・リマ北東5q
2013年 1月6日 13時11分

 正午過ぎに始まった戦闘は、大量の死傷者を発生させつつ拡大の一途を辿っている。始めは南瞑同盟会議軍パラン・カラヤ衛士団が戦神の御許に突撃し、続いて帝國南方征討領軍が冥界へと進軍した。

 陸自マルノーヴ先遣隊が、わずか一両の90式戦車による射撃で帝國軍本営を粉砕したことは、義勇兵団に致命的と言える衝撃を与えた。
 後方に控える帝國軍の縦列が、華美な軍旗ごと消し飛ぶのを目撃したカルブ自治市軍の一隊──すでに壊滅したマイラーヒ隊とは別の部隊である──は、あっさりと士気を崩壊させた。柘植の90式戦車は、彼らを支えていた「欲」と「恐怖」をまとめて吹き飛ばしたのだった。


「待て! 逃げるな、おい!」
 カルブ自治市軍百人隊長が人の波に押し流されながら叫ぶ。当然聞くものなどいない。徴用された市民兵たちは、我先にと逃げ出していた。
「莫迦野郎ッ! あんな化け物相手に何が出来るよ」
「しかし、逃亡は死罪だぞ」
 百人隊長の傍らを駆け抜けながら、兵士は呆れたような顔で言った。
「お目付役はみんな死んじまっただ。誰も見ちゃいねえよ。悪いことは言わねぇ、隊長も逃げちまいな」
「マイラーヒ様の部隊を見なよ。誰も生きちゃいない。俺はああなりたくねぇ」
 百人隊長は辺りを見回した。彼の所属する隊は中央に位置していた。右翼のマイラーヒ隊は、街道上で全滅していた。左翼のソーバーン族は化け物に引き裂かれ散り散りに森へ逃げ込んでいる。
 彼は背後を見た。自分たちを戦場に追い立てていた、憎んでも憎みきれないケルド市の連中はすでに壊乱し、帝國軍本営は跡形も無かった。

 うなり声が聞こえた。気がつくと目と鼻の先に、小山のような巨大が迫っていた。角を振りかざし、全てを踏み砕いて進んでくる。気がつくと百人隊長は一人になっていた。マイラーヒ隊の生き残りを合わせて千名以上いたはずの兵士たちは、誰も残っていなかった。
 百人隊長は気付いた。目の前の暴力の塊に対し、自分が何を出来るというのだ。無力。ただ挽き潰される存在でしかない。
「ヒッ、ま、待ってくれぇ!」
 彼は情けない悲鳴を上げると、武器を放り投げよたよたと森の中へ駆け出して行った。
 後には無数の武具や軍旗、そして物言わぬ骸が残された。
749石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/10/07(月) 00:37:51.31 ID:QoEdULhF
 柘植は肩すかしを食らった気分だった。あれだけ頑強に抵抗していた帝國軍は、蜘蛛の子を散らすように逃げてしまったからだ。
「01より全車、状況知らせ」
『こちら02、河川敷へ到達。被害無し。戦闘可能』
『03、車載機銃残弾僅少、戦闘可能』
『04、戦闘可能。付近に敵影無し。みんな逃げちゃいました』
「01了解。全車警戒態勢を維持せよ」
 終わるときはあっさりだったな。いくら砲撃を食らわせても引かなかった連中が、急に崩れたのは何故だ? 
 柘植は一つ息をつくと、森で待機している小銃班を呼び出した。北方から迫る敵がこれで終わりだとは限らない。速やかに生存者を救出し(仮に生き残りがいればだが)、防衛線を再構築しなければならなかった。
「隊長、囲まれています」
 村上の声に、柘植は慌てて周囲を見渡した。確かに囲まれていた。いつの間に。だが、戦車を包囲しているのは兵士では無かった。
 避難民である。
 本来なら帝國軍に蹂躙され、なけなしの財産ごと焼き払われる運命だった者たちだ。ある者はマワーレド川に身を踊らせ、ある者は諦めの境地でわずかな窪みに身を伏せていた。
 だが、森を飛び出してきた巨大な何かによって、あっという間に帝國軍は撃退された。最初は悪魔が出たと誰もが思った。ところがよく見れば人が乗っているようだ。そのうち、誰かが異国から来た風変わりな軍勢のことを思い出した。
 

「あなたが大将さまで?」
 目の前におずおずと進み出た、泥の塊のような見かけの男(声色で柘植はそう見当をつけた)が言った。そこだけは泥の色ではない瞳が、明らかに怯えた光を湛えている。柘植は右手にはまった『通詞の指輪』を確かめると、なるべく明るく聞こえるように答えた。
「私は日本国自衛隊の指揮官です。あなたがたの敵ではありません」
 だが泥の男は、ヒッ、と悲鳴を漏らし後ずさった。思ったより強めの声が出てしまったらしい。柘植はまだ、戦闘の余韻が消せない。
「〈ニホン〉? 聞いたことがございません。同盟会議の御味方で?」
 気がつけば周囲には百人を超える避難民が集まっていた。誰一人まともな身なりをした者はいない。傷つき泥にまみれていた。まだ幼い子供の姿もある。小学生くらいの兄が、妹を背中に守ろうとしている姿を視界の隅に見た柘植は、ぐっと奥歯を噛み締めた。
 みんな怯えている。殺されるのではと震えているじゃないか。彼は努めて明るい表情で避難民たちに語りかけた。

「我々は、南瞑同盟会議の味方です。帝國軍から守るために、この地に派遣された者です。もう大丈夫、安心してください!」


 その言葉の効果は劇的だった。
 避難民たちが一斉に戦車に駆け寄る。泥まみれの顔には笑顔が浮かんでいた。
「助かった! 俺たち助かったんだ!」
「おおお、信じられない。奇跡だ」
「ありがとう! ありがとうございます。あなた方のおかげです」
 彼らは口々に礼を述べた。柘植は「危険だから離れるように」と言おうとしたが、あっという間に周囲は避難民たちで溢れかえった。


 森を出た小銃班の隊員たちは、戦車が包囲されている様子に色めき立ったが、すぐに状況を理解した。凄惨な戦場でぼろぼろの姿で集まってくる人々。一部の者は額や腕から血を流し、動けなくなるほど衰弱した家族を抱える者もいる。
 彼らには90式の武骨な車体が、まるで神の御遣いのように見えているのだ。
 小銃班員たちは、速やかに行動を開始した。彼ら自衛隊員にとり、『被災者』救助はすでに本能に等しい。自衛隊創設後の歴史が、軍事組織としてはいささか過剰なまでの民間人保護を彼らのDNAに刻み込んでいた。


「柘植一尉! 一個分隊を警戒に就けます。残りは──」
「任せる。戦車は警戒に就く!」
 先回りした柘植の言葉に、小銃班長は感謝の表情を浮かべると部下の半数に救助を命じた。彼自身も突撃するような勢いで、両親を失ったらしい兄妹の元へ走り出す。彼には同じ年頃の娘がいるのだ。
 彼の部下たちも班長に劣らぬ勢いで、避難民たちの救護に取りかかった。衛生員が簡易トリアージを行い、治療が必要な避難民を選別する。軽傷の者には隊員が傷口を清潔にし、個人用キットで手当てを行った。
 疲労でへたり込んだ老人に、装輪装甲車から引っ張り出した毛布をかけ、少女にチョコレートを与える。隊員たちは淡々と、だが全力で避難民に対処した。
750石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/10/07(月) 00:39:10.20 ID:QoEdULhF
 驚いたのは、マルノーヴの民の方だった。戦場では虫けら程の扱いを受けるしかない自分たちを、この騎士団はまるで家族のように扱っている。
「有難てぇ。わしゃもう死んだもんと諦めとったよ……」
 上等な毛布をかけられ、額の傷を手当されている老人が言った。目の前の異国の兵士は、戦化粧であろう様々な色で塗られた顔に気遣いの色を浮かべながら、彼を丁寧に扱った。言葉は通じ無いようだったが、態度が老人を安心させた。
「……おいしい」
 少女はここが戦場であることを忘れた。恐ろしげな風体の兵士が近づいてきたときは身を堅くした彼女だが、心外そうな表情を浮かべた兵士が差し出した、銀色の紙に包まれた茶色の塊は、それ程までの威力を発揮した。
 今まで体験したことのない甘味に、口の中がびっくりしている。一口噛むごとに疲労した体に力が戻るのを感じた。彼女は(これは聖餐なのかしら)と思った。大地母神の御加護でもなければ、こんな美味しい食べ物は作れない。
「本当においしい……ありがとう」
 上目遣いに見上げた彼女が恐る恐る目の前の兵士に礼を言うと、熊のような見かけの兵士は嬉しそうに頷いた。よく見ると優しげな目をしていると思った。

 避難民たちは思った。何故〈ニホン〉の騎士団は、自分の領民ですら無い者を手厚く保護するのだろう?


 どうやって避難民たちを安全な場所に移したものか。軽装甲機動車や装甲車ではとても追いつかないぞ。
 柘植は、車長席で周囲を警戒しながら、これからについて考えていた。避難民は二百名を超え、さらに集まり続けている。戦闘再開前にどうにかしなければならない。
「〈ニホン〉の大将さま?」
 柘植を呼んだのは、壮年の男だ。おそらくそれなりの立場の者だろう。彼の背後には治療を受けた避難民たちがいる。
「あなた様の騎士団が、帝國軍をやっつけたのでございますか?」
「……はい」
 柘植の答えに、避難民がどよめく。口々に「俺は見たぞ。この魔獣が帝國軍の奴らを蹴散らすのを!」「なんと凄まじい」「いったいどこの国の方々なのかしら」などと話している。見る見るうちに彼らの表情が歓喜に包まれるのが分かった。


「まことに、まことにありがとうございます。帝國軍の暴虐を前に、我ら死を待つのみでありました。それをお救い下さった皆様の御恩、いくら御礼を述べても足りません」
「いえ、我々は自衛のために戦っただけで……」
「自衛? はて、これは御冗談を。あれほどまでに凄まじい焔、見たことも聞いたこともございません。この魔獣はあなた様が使役なさっておられるのですか?」
「……まあ、そうなります」
「これほどの魔獣を手足の如く使役されるとは、さぞ名のある遣い手でございましょう!」

 避難民たちは、偵察隊の隊員たちを口々に讃え、感謝を表した。90式戦車の巨大さに目を丸くし、隊員の強さに感嘆した。
 そんな時だった。
751石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/10/07(月) 00:43:14.70 ID:QoEdULhF
「どうしてッ!」

 甲高い叫びが、温かだったその場の空気を凍らせた。あまりにも悲痛な響きだった。柘植は声の主を見た。予想はついていた。
「……カルフ」
 縄を抜けたのだろう。少年は肩を震わせ、全身を強ばらせて柘植を見ていた。柔らかな髪は乱れ、泣きはらした瞳は赤く、はにかむように笑っていた少年の面影は無い。憔悴した表情には絶望と悲嘆が満ちていた。
「どうしてなのですかツゲ様! これほどまでに圧倒的な力を持ちながら、なぜなのです?」
 少年の足下には、彼の所属したパラン・カラヤの衛士たちが血塗れの姿で事切れている。抱き起こそうとしたのだろう。少年の華奢な体は、衛士たちの血で染まっていた。
 柘植は、カルフから目が離せなかった。衛士団との関係が悪化した後も、何かと気を使ってくれた優しい少年は、咎めるような瞳で柘植を見ている。
(憎まれて当然か)
 少年が言わんとすることを柘植は理解している。
「これほどの力なら。帝國軍数千をたやすく屠ることができるのならば、何故衛士団を見殺しになさったのですか? みんな、みんな死んでしまった……私は何もできなかった。でも、でもあなたなら!」

 村上三曹は、カルフの元へ駆け寄ろうとしたが、できなかった。ある衛士の死体のそばには、血塗れの写真が落ちている。90式戦車を前にすました表情でポーズをとる三人の衛士が写っていた。

「私には理解できません! なぜ衛士団が全滅するのを待ったのですか? ツゲ様──」
 カルフは力無く跪き、血塗れの死体に顔を伏せ泣き続けた。

 避難民たちは困惑し、自衛隊員たちは凍り付いている。柘植は理解していた。自分たちは結果として、命の選別を行ったに等しい。
 己の選択が、避難民たちを救い、衛士団を救わなかった。その結果は眼前に示されている。

 慟哭するカルフの声を聞きながら、柘植は握り拳を90式の砲塔上部装甲に叩きつけた。鈍い痛みが走った。


 南からはくぐもった爆発音が響いていた。稜線の向こうに黒い煙が幾筋も立ち昇っている。無線は市内各所で戦闘が行われていることを伝えていた。どうやら敵は複数の経路でブンガ・マス・リマへ侵攻を企図していたらしい。


 柘植は部下に命令を発するため、カルフから視線を外した。戦闘の方が楽だと、一瞬でも思う自分を恥じた。
 感情のあれこれはあとだ。あとでたっぷりと苛まれてやる。だが、今は己の為したことへの責任を取らなければならない。柘植は思った。俺は指揮官としての責務を果たさなければならない。


 まだ、俺が始めた戦争は始まったばかりなのだ。


 柘植は熱を持ち始めた拳を頭の上に掲げ、命令を発するべく部下を呼び集めた。
752石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/10/07(月) 00:45:00.71 ID:QoEdULhF
以上です。
あと、エピローグがありますがそれはまた日を改めて。

やたらと長い章になってしまい構成について反省しきりです。ちなみに市街戦は次章でも続きます。

御意見御質問御感想お待ちしております。
753創る名無しに見る名無し:2013/10/07(月) 01:07:35.86 ID:rIuQGxLM
更新疲れ様です。
やりきれないですね、ほんと・・・
さて市内でも戦闘ですか。陸自の兵力は少なく、司令部は壊滅。
挙句の果てに民間人も大勢いる。またつらい戦いになりそうですね。
本土もごたごたしてるしどうなることやら。
754創る名無しに見る名無し:2013/10/07(月) 07:32:47.74 ID:JyYoO+6p
乙です。
>戦闘の方が楽だと、一瞬でも思う自分を恥じた。
多分、実戦に慣れて冷静な思考が出来る人間でなければ100人中100人がそう思う。
戦場における福祉・支援は地球でも従軍僧が行うことはあったようですが、「軍」
の機能の一つとして存在することは革新的でしょうね。

>本土もごたごたしてるしどうなることやら。
本土の連中は隊員とカルフに一発づつ殴られてもいいや。
半端な派遣しか出来ないなら、最初からするな。
755創る名無しに見る名無し:2013/10/07(月) 12:51:55.54 ID:DvYVVeph
>>754
元々邦人の捜索をさせるために送ったのであって、現地人をどうこうするために送ったわけではない。
大体、右も左もわからないのではどうにもなるまいよ。
756創る名無しに見る名無し:2013/10/07(月) 18:00:22.02 ID:3KD7ooLf
そもそも派遣自体が見切り発車の感があったしな・・・
757創る名無しに見る名無し:2013/10/07(月) 18:05:37.67 ID:Z0TrKIpy
現地人同士で勝手に戦争してもらって、
被害地に災害派遣に自衛隊を出すのが色々と合ってるかもな
758創る名無しに見る名無し:2013/10/07(月) 18:52:41.72 ID:ltDmrvIp
>>754
そもそも日本政府には同盟助ける義務はない。
軍事同盟結んでるわけでも国連平和維持軍として派遣してるわけでもないんだから。

それでも助けてくれた相手に「お前らがノロマだったから犠牲者が出たぞ、もっときびきび働けや」と言っちゃてるのがカルフくんなわけだ・・・
759創る名無しに見る名無し:2013/10/07(月) 19:01:05.24 ID:Z2ZMgw5W
>>758
理屈の上では正しくても現場の人間の感情は納得しないだろ。
そこはもう少し感情移入をするべきでは。
760創る名無しに見る名無し:2013/10/07(月) 19:43:40.75 ID:Zcut/uaU
投下乙です。

両者の苦しい胸の内が……
かたや、文民統制と先の大戦の苦い教訓に縛られ、目の前の惨劇に介入出来ないもどかしさ。
一方で、戦いから外され自身の無力さと、柘植らの強大な力に蹂躙される敵に、寸前の仲間たちを助けてくれなかった反発心のカルフ…
やっぱり、上のとばっちりを喰らうのはいつの世(異世界)でも、末端の隊員(兵)や、無力な民衆ですね。
761創る名無しに見る名無し:2013/10/07(月) 20:15:58.20 ID:ltDmrvIp
>>759
関係のない異世界の紛争に巻き込まれて多大な被害をこうむった日本政府と国民に感情移入してるよ。
762創る名無しに見る名無し:2013/10/07(月) 20:41:19.68 ID:JyYoO+6p
>>755
いや現地人の反感をかったら自衛隊員の立場も悪くなるだろ。
上の方も現場が泥をかぶらされるんだから考えておいてやらないと。

>>758
日本側の理屈としては同盟国(含避難民)は助けなくてもいいが、その場合
協力を得る話がご破算になる確率が高い訳で、それならそうなった時の想定
もして対応策も指示しておくべきだが、行き当たりばったりになっている。
これで同盟との同盟が解消されても「想定の範囲内」ならいいが、多分違うし。
既出だがソフト面で(多分ハード面でも)派遣が見切り発車過ぎた。

>日本政府と国民に感情移入してるよ。
勿論、読者としてはそれに何の問題もない。
ただこちらは作中の政府の行動が「自国のみ」を見るのは不味かったと言っているわけで。
政治家が相手の手を全然見ずに、己の手ばかりを見ている麻雀打ちじゃ困る。
自国の従来の姿勢も大事だが、それを未修正で出すのはあくまで自国の都合。
先の大戦への反省なら、「相手国が何を望んでいるかを見抜き、それに自国がどう対応すれ
ば最良の利益を得られるか」も反省材料の筈。
763創る名無しに見る名無し:2013/10/07(月) 20:50:01.80 ID:Z2ZMgw5W
>>761
この時点でカルフ君から見ると、自分たちが全滅するのを待ってからおもむろに動き出したと見えているわけで、自衛隊に対する印象は最悪でしょうね。
故にそういう解釈の仕方は悪意に満ちているか、余程他人の立場からの物の見え方に無頓着だなと感じてしまうわけですよ。
764創る名無しに見る名無し:2013/10/07(月) 21:15:55.81 ID:ltDmrvIp
いやカルフくんの感情自体は仕方ないことだと思うよ。
元々>>754 がパニック起こした子供の戯言を全肯定してるように感じたから別視点を示してみようと思っただけだし。
765創る名無しに見る名無し:2013/10/07(月) 22:42:55.65 ID:WBtiVy2J
>>758

いや、義理はあるのだが……
「彼らは日本国民」という建前で派遣してるのだから
766創る名無しに見る名無し:2013/10/07(月) 22:47:36.03 ID:Z2ZMgw5W
>>764
そういう事ね。了解。失礼した。
767創る名無しに見る名無し:2013/10/07(月) 23:03:48.09 ID:DvYVVeph
>>762
"文句は窓口で受け付けてます。現場に言われてもどうにもなりません。"とまあそんな感じですがな。
現地にコールセンターを開設しなかったのが不味かったかもしれないね。金と暇と人手があるかどうかはともかく。
あるいは、司令部ごと壊滅したのかもしれないけど。
768創る名無しに見る名無し:2013/10/08(火) 00:17:35.94 ID:BsTKTpIa
>>765
建前は「あそこは日本領」で「彼らは日本国民」ではなかったのでは?
だいたいその理屈だと帝国軍も日本国民ということになるから・・・
769創る名無しに見る名無し:2013/10/08(火) 00:23:06.90 ID:ozMA46el
仮想戦記とは関係ない作品の設定なんだが、
先住民とかをファンタジー種族にした、地球と良く似た世界 ってすごい面白い発想だよな。
インディアンがエルフ、黒人がドワーフ、アボリジニがダークエルフ とかさ
場合によっては日本人が鬼でも俺はいいと思うし


って内容を誤爆した。
すまぬ…すまぬ……
770創る名無しに見る名無し:2013/10/08(火) 01:17:02.55 ID:YHJmZMHl
シャドウランじゃあかんのか
771石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/10/08(火) 07:54:38.36 ID:c65f1lIV
沢山の感想ありがとうございます。

縛られてナンボの自衛隊を描きたかったので、みなさんがあれこれ思っていただけると、大変嬉しいです。

今後も様々な矛盾やら無能やらが表出すると思います。

エピローグは今日明日にでも投下したいとおもいます。
772創る名無しに見る名無し:2013/10/08(火) 17:41:40.65 ID:vGlk92li
投下お疲れ様です。

第一章『乞師』で神の声を聞いたのなら、世界は平和になりそうなものですが、果たして彼らが聞いた声は本当に神様だったのか興味深い所です。

それと
異世界だからと言って、未開の蛮族では決して無い、というのは、映画アバターに通じるものがあっていいですね。

後、向こうの世界の神様は、 帝國軍の軍神が、実写劇場版のメガトロン、ゼルダの伝説のガノンドロフ、SW2.0のダルクレムみたいな、力による支配の神で、
南瞑同盟で信仰されている神がSW2.0のライフォスみたいな共存共栄の神様なのかなぁと思いました。
773創る名無しに見る名無し:2013/10/08(火) 19:24:49.99 ID:7jaqN3VK
>>771
素早い更新感謝です。楽しみにしております。
>>772
神って言ってもいろいろいるからね。
聖人君子みたいな人々を助ける神ならいいけどギリシャ神話の神様とかだと人間臭くて勝手だったりするし。
今の世界を見て神はどう判断するんだろう。
まあとりあえず中東は燃え上がり確定だけどねー・・・
774創る名無しに見る名無し:2013/10/08(火) 20:21:05.38 ID:ZrJZ0RG8
とりあえず日本は天照大御神の御加護あるから大丈夫だと信じよう・・・
775創る名無しに見る名無し:2013/10/08(火) 21:27:12.96 ID:LzHYbI1n
遅ればせながら投下乙です
776創る名無しに見る名無し:2013/10/08(火) 21:47:18.71 ID:3yTUfdkv
多目的対戦車榴弾ってどれくらいの範囲を破壊できるんだ?

自衛隊は対戦車兵器や対艦ミサイルとかの貫通力の高い兵器で、城壁やら結界やらはブチ抜けるだろうが、数百メートルとかの広範囲を吹き飛ばす兵器があんまり無いのがなあ……
777創る名無しに見る名無し:2013/10/08(火) 22:02:40.03 ID:tR0kyuLN
自衛隊員「米軍からデイビークロケット借りてきたぞー」
778創る名無しに見る名無し:2013/10/08(火) 22:07:06.26 ID:7jaqN3VK
そんな奴じゃだめだ!これを使おう!
つブルーピーコック
779創る名無しに見る名無し:2013/10/08(火) 22:24:45.33 ID:tR0kyuLN
じゃあ俺はモスクワからOka自走核迫撃砲を借りてくるぜ!
780創る名無しに見る名無し:2013/10/08(火) 22:34:09.37 ID:h+6Aeg2l
なんでお前らはそんなイロモノばっかりなんだw
781創る名無しに見る名無し:2013/10/08(火) 22:54:20.11 ID:7jaqN3VK
イロモノっつうか欠陥兵器だぜ。
しかもすべて核兵器。
ほんと冷戦時代は地獄だぜ!
782創る名無しに見る名無し:2013/10/08(火) 23:08:03.29 ID:IG/iEyx4
なんで誰もMLRSを持ってこないんだ・・・
783創る名無しに見る名無し:2013/10/08(火) 23:31:06.38 ID:6sisR1xy
>>782
兵站の都合により…
12連装のロケット弾より一発の核が便利な瞬間もあるよね!!
784石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/10/08(火) 23:58:40.51 ID:29paO7PS
地球破壊爆弾で。

こんばんは。エピローグ投下しますね。
785石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/10/08(火) 23:59:30.84 ID:29paO7PS
南瞑海 無人島
2013年 1月6日 11時00分

 迷宮の主(あるじ)は目を覚ました。

 微かな波動を感じる。迷宮内に蜘蛛の巣のように張り巡らされた魔導が、侵入者を感知したのだ。
 か弱い下等生物どもが迷宮内に潜り込んでいる。
 彼は瞬時に状況を把握した。地下七層にも及ぶ迷宮は、彼の城であり、彼はその絶対的な支配者であった。何人もその目を逃れ忍び込むことなど不可能であり、不遜な侵入者に待つのは惨たらしい〈死〉でしかない。

 過去、迷宮に挑む者は星の数ほど存在した。多くは下等な『ヒト族』やその亜種である。ある者は宝物を求めて。ある者は彼らにとって災厄といえる迷宮の主を倒すために。
 その無謀な試みは、主によりことごとく粉砕され、骸を晒すこととなった。非力で下等な『ヒト族』如きが、神代の頃より迷宮を守護する存在に抗えるはずも無い。
 主自身にすら、いつからこの迷宮に棲んでいるのか分からなかった。はっきりとしているのは、この迷宮には何人たりとも侵入を許さぬという、自らの使命のみである。

 以前は迷宮の周囲に『ヒト族』どもの集落が存在した。主にはどうでもよいことであったが、この島は交易中継点としてこの上ない位置にあり、また太古の神々によって造られた地形は、天然の良港となる条件を満たしていた。
 生意気なことに『ヒト族』は当然のような態度で住み着き始めた。彼は、たまに気が向くと眷属を差し向け彼らを屠殺させた。
 畏れおののいた『ヒト族』は、生贄を差し出したが、彼にとってそれはただの肉袋以上の価値は無かった。柔らかいはらわたの感触はそう悪くは無かったが、そもそも主は飢えを感じないのだ。
 ある日、ある侵入者に手傷を負わされた 彼が、激情のおもむくままに『ヒト族』の集落を襲ったのち、島は無人となった。

 異変を感じてからしばらくの時が過ぎた。ヒト族どもは迷宮に出たり入ったりを繰り返しているようだ。
 久しく侵入者の絶えた迷宮に、忍び込む者がいる。迷宮の主は腹の底から湧き上がる凶暴な衝動を楽しみながら、傍らにあった得物を手に取った。
 涎が口元から溢れ、ふいごのような鼻息が荒々しく響く。馬の胴すら容易く引きちぎる程の膂力を秘めた体躯を震わせ、主は巨大な角をそびやかせ、ニヤリと確かに笑った。

 次の瞬間。

 迷宮の各所で何かが弾ける感覚が彼に伝わった。未知の感覚に彼はうなり声をあげる。その時には既に彼の棲む地下最深部の広間にも、断続的な振動と、鈍い音の連なりが届いていた。
 迷宮の主は身を起こし、広間の出口に向かおうとした。
 轟音が真上で響いた。小さな破片が剥離してパラパラと降り注ぐ。彼は天井を仰ぎ見た。ひび割れが瞬く間に広がった。

 彼が気付いた時には、全てが崩壊を始めていた。アーチ状の天井が崩れ、大量の土砂と石材が怒り狂う主の上に降り注いだ。
 
786石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/10/09(水) 00:06:01.15 ID:pGuCdV2z
──3時間前。
 日本国政府マルノーヴ調査団と共に島に上陸した陸上自衛隊は、普通科と施設科で混成一個小隊を編成し迷宮へ進入させた。武装した隊員たちは、迷宮内を彷徨うモンスターの抵抗を排除しつつ、探索を進めた。
「どうだ?」
 陸自調査団付隊指揮官である島崎三佐が尋ねた。迷宮の地下第三層までの探索を終えた施設科分隊長が、埃と、何かの粘液にまみれた顔で答えた。
「こいつは何とも驚きました。どでかい城が地面に埋まっているなんざ、初めてです」
 迷宮は、洞窟では無かった。巨大な石造りの城が地中に埋まっているのだった。
「洞窟なら完全に潰すことは難儀でしたが、この構造なら大丈夫です。あたしの見立てじゃ、地下第三層までを支える柱さえへし折れば、重みで下層階まで崩落します」
 職人然とした分隊長の言葉に、島崎は頷いた。背後に立つ外務官僚に話しかける。腕まくりしたワイシャツ姿で、白の安全ヘルメットを被った官僚は、やたらと偉そうな態度の男だった。メガネが太陽の光を受けてギラリと煌めいた。
「登坂さん。爆破は可能です」
「よーし。では爆破だ! 派手にやるぞ」
 登坂と呼ばれた官僚の大声を受けて、自衛官たちは予め定められた手順に従い、行動を開始した。
 普通科隊員が89式小銃の薬室を確認する。弾薬を補充し装具のあちこちに取り付けられた弾倉ポーチに収めた。さらに暗視ゴーグルの電池を入れ替え、作動確認も忘れない。
 ある隊員は一人当たり4発携行する閃光発音弾のピンが、正しく刺さっていることを確認し、装具の確認を終えた。
 施設科の隊員は、爆破に必要な高性能爆薬と電気雷管を丁寧な手つきで背嚢にしまった。リールに巻かれた導爆線がよれていないことを確認し、彼は満足げに頷いた。
 隊員を直接指揮する下級指揮官たちは、即席で作成された見取り図を囲み爆薬の設置地点を打ち合わせている。施設科分隊長が赤ペンで印を付け、普通科の各分隊長や小隊・分隊陸曹が地点を確認する。
 そのかたわらでは、無線手が符丁を本部と確認していた。

 ほどなく、突入準備は完了した。

「突入」
 島崎三佐が命じた。隊員たちは冷静で、まるで通常業務に取りかかる会社員のような風情であった。ただ、その動作は機敏で淀みがない。それを見て島崎は成功を確信した。彼が鍛え上げた『施設科』という名の戦闘工兵たちは、淡々と任務に臨んでいる。
 再突入した隊員たちは速やかに爆破準備を進めた。迷宮の天蓋を支える巨大な柱に高性能爆薬を仕掛け、導爆線で連結する。コードは地表の点火器に接続される。
 混成小隊は、闇の中から湧き出る動き回る骸骨や巨大なドブネズミ、不定形の物体を排除しつつ、約30分ほどで爆破準備を完了した。
787石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/10/09(水) 00:08:02.88 ID:pGuCdV2z
「爆破準備完了。退避宜しい」
 施設科分隊長が報告した。入口から約500メートル離れた本部で島崎三佐は了解した。傍らで登坂が南瞑同盟会議の人間と何か話し込んでいる。異世界の住人はひどく怯えていた。
「大丈夫、我々に任せなさい」
 登坂が異常なほどの自信を漲らせ、言った。大ぶりの眼鏡の奥で眼光が鋭く光る。
 だが、浅黒い肌をした相手は納得していないようだ。2メートル近い体格のいかにも海賊然とした男は、見た目に反して幼子のように小刻みに震えている。顔色は海よりも青い。
「主の迷宮を破壊するなど、能うはずがない! 貴殿らはあの化け物の恐ろしさを知らんのだ……」
 日本国調査団がこの島に上陸すると言い出した時、マルノーヴ大陸の人々の反応は一様に同じだった。
 正気の沙汰ではない。
 ある者は言外に、またある者は直接的に態度を表明した。つまり、誰も同行しようとはしなかったのである。
 最終的には淡々と準備を進める日本人の姿に、意を決した一人の水軍士官が「異世界人に南瞑同盟会議に人無しと言われるのは我慢ならん!」と、同行を申し出たのだった。
「過去、迷宮に挑んだ手練れは数多。いずれも『主』の餌食となった。我ら人の力では無理だ。悪いことは言わん。諦められよ」
 そう言いながら、今にも逃げ出したそうな大男の姿に、島崎三佐は首をひねった。(ここまで怯えるとは。一体何が潜んでいるんだろう?)確かに、突入した隊員たちにも、『何かの気配がする』と言いだす者がいた。どうやら、さっさと吹き飛ばすことにした方が良さそうだ。
「登坂さん。爆破します」島崎が確認した。
「派手にいこう。やってくれ」
 登坂がゴーサインを出す。島崎は拡声器を手に取り、命令を発した。
「点火百秒前!」
 傍らの無線手が無線機で各隊に通報する。あらかじめ安全な位置に退避した隊員たちが遮蔽物に身を隠した。安全係幹部が最終的な安全を確認する。異常なし。施設科分隊長が、机に置かれた点火器のハンドルを握った。

「十秒前──ヨン、サン、ニィ、イチ、点火!」
 
 衝撃が足元を突き上げる。くぐもった轟音は地中を伝わり、隊員たちの半長靴を震わせた。巨大な入口を始めとする開口部から一斉に土砂と白煙が噴き出した。生暖かい爆風が、500メートル離れた彼らの顔を撫でた。
「ぬぉッ!」
 南瞑同盟会議の男が、思わずよろめく。地面が揺れるこの事態が理解出来ないといった様子だ。ましてそれを為したのが、傍らの日本人であるとは思ってもいない。
 周囲の隊員たちも、過去に無い規模の爆破の結果を固唾をのんで見守っていた。
 しばらくして揺れは収まり、静寂が島に訪れた。



 年嵩の曹長が、白煙を吹き上げる迷宮入口をじっと睨んでいる。しばらくして彼は満足げに頷いた。島崎三佐に報告する。
「爆破完了。地下施設の崩落は間違いありません」
 付近の漁師から『悪魔の顎』と呼ばれていた地下迷宮への巨大な入口は、既に無い。石造りの神殿めいた建物も、周囲に林立していた無数の柱も、全てまとめて瓦礫と化していた。
 入口の周囲、半径300メートルが大きく陥没している。あちこちに開いた亀裂からは、濛々と白煙が立ち上っていた。

 爆破は完全な成功を収めていた。戦後、地味な扱いに甘んじながらも他の職種に勝る実戦経験を積み重ねてきた、陸上自衛隊施設科の真骨頂であった。
 熟練した技術者集団である施設科隊員たちは、初めて見る建築構造と素材を前にしても慌てなかった。彼らは知らぬ者が見れば魔法を使ったかのように、建物の急所を見つけ出した。
 陸曹の手によって仕掛けられた高性能爆薬は、点火器からの電気信号を受けた雷管の発火により、巨大な迷宮を支える支柱の群れを根元から吹き飛ばした。あえて偏った位置に仕掛けられた爆薬によって、構造物に大きな負荷がかかる。
 爆破から数秒後には、天蓋が崩落を開始していた。瓦礫は迷宮内の異形たちを巻き込んで、各階層の床を破壊。さらなる瓦礫となり最下層まで落ちていった。


「これで辺りの人々を悩ませていた地下迷宮も、消え去ったわけだ」
 登坂が言った。彼自身は何もしていないが、まるで彼が為したことだと言わんばかりの口調だ。実際、彼はそう信じている。
「……何という……これを貴殿らが為したというのか? いかなる魔導を用いた?」
 大男は口をパクパクさせた。
「だから任せろと言っただろう? さあ、確認してもらおうか。ここは確かに無主の──」
788石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/10/09(水) 00:10:11.70 ID:pGuCdV2z
 登坂が言い終わる前に、地面が揺れた。迷宮の中を何かが動いている。島崎三佐は直感した。それは正しい認識だった。振動の発生源は地中を上り、ほどなく地表へと飛び出たのだった。
 轟音と共に破片が飛び散る。人の胴体ほどもある石片が100メートル以上先に落下した。中心は『悪魔の顎』だ。
「グオオオオオォォォオオオン!!」
 魂を消し飛ばす咆哮が大気を震わせた。声の主は迷宮入口にあった。瓦礫が砕け飛び散る。白煙の向こうにそれはいた。

「あ、ああ、あ。『主』だ」
 南瞑同盟会議の男が、腰を抜かしてへたり込む。彼は失禁していた。
 視線の先には、巨大な異形が姿を見せていた。身長は優に5メートルを超える。堂々とした逆三角形の上半身は、鋼線を寄り合わせたような筋肉で武骨に盛り上がっている。羆すらたやすく屠りそうだ。人型をしているが、全身が漆黒の毛に覆われている。
 そして、明らかに人ではない。
 一目で怒り狂っていることが判るその顔は、雄牛の姿をしていた。巨大な二本の角が天を衝き、真っ赤な瞳には理性の欠片もない。涎を撒き散らしながら、異形は再度咆哮した。
「終わりだ。皆殺しだ。主が地表に出たときは怒り狂っているときだ。我らは皆引きちぎられる」
 失禁した男が、放心したように言った。
「あれが『主』か。ほう……こっちでもやはりミノタウロスなのか」
 登坂は平気な顔をしている。その様子に南瞑同盟会議の男はいきり立った。
「貴殿らは阿呆か! あれを見よ! まもなく怒り狂って襲いかかってくるぞ。あの戦斧を防ぐ術など……どうしてくれる!」
「これは我々に対する挑戦だな」
 その時、『主』がこちらを見た。復讐に燃えるその異形は、正確に自分をこの様な目に合わせた者を見極めたようだった。
「ひぃ、見つかった。く、来るぞ」
 へたり込んだ男が、地面を後ずさった。腰が抜けて立てない。

「大丈夫。任せろ──」
「射撃始め!」
 登坂の言葉に被せるように、島崎三佐の号令が響く。背後でビールの栓を抜くような気の抜けた音が複数鳴った。続いて、左側面で重々しい射撃音が響く。それだけではない。周囲では無数の銃火器が一斉に火を吹いていた。
 81ミリ迫撃砲の射弾は、あらかじめ調定された座標──迷宮入口に向けて狙い違わず放物線を描く。迫撃砲弾が弾着する前に、まず『主』を襲ったのは普通科小隊の放った5.56ミリ小銃弾と7.62ミリ機関銃弾である。
 乾いた銃声を残して曳光弾が『主』に吸い込まれる。着弾点で黒い毛が舞い散る。だが、『主』は踏みとどまった。衝撃を受けてはいるが、倒れる気配は無い。
「効いてないのか? まさか」分隊陸曹が呆れたように言った。
 一拍遅れて、より大威力の砲弾が着弾した。貴重なLCACで揚陸された87式偵察警戒車の25ミリ機関砲だ。


 『主』の体表が鈍く光る。砲弾が炸裂し、破片が飛び散った。『主』の足が瓦礫を踏みしめその場に縫い付けられた。25ミリ機関砲弾を受け、流石に前進出来ないようだった。だが──
「こいつも耐えるか……化け物め」
 偵察警戒車の車長が呻いた。軽装甲車両やソフトスキン車両を破壊しうる砲弾である。生身が受ければ跡形も無い。だが、『主』は耐えている。全身から深紫の光を放ち、傷を負った素振りは無い。物理以外の力がそこに働いているのは間違い無かった。
 だが、自衛隊の火力はそこで終わりでは無かった。
 三脚に据え付けられた40ミリ自動擲弾銃から、多目的榴弾が叩き込まれる。普通科隊員が84ミリ無反動砲を放つ。弾丸は機関砲弾を受けて踏みとどまる異形の怪物に吸い込まれ、炸裂した。
 さらに上空から迫撃砲弾が降り注いだ。着弾した弾丸は辺りの瓦礫とともに粉塵を巻き上げた。閃光が粉塵に混じる。炸裂音が木霊する。『主』の姿は見えなくなった。
「グオオオオオォォォォ──ォゥ……」
 力無い咆哮が爆発音に混じったのを、島崎は聞き逃さなかった。
「打ち方待て!」
 号令が肉声と無線で伝達される。部隊はびたりと射撃を中止した。
 粉塵と白煙が風に流されていく。徐々に弾着点が姿を表した。
789石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/10/09(水) 00:11:31.90 ID:pGuCdV2z
「お、おおお。迷宮の魔物が……」
 そこにはぼろ切れのように引きちぎられた『主』が横たわっていた。隊員たちは、それがまだ生きていることに驚愕した。
 だが生きているだけであった。手足は千切れ、角も片方が折れている。瞳は爛々と自衛官たちへの呪詛を湛えていたが、身動き一つ取れないようだ。地面に血溜まりが広がる。それはまるで赤い絨毯のように見えた。
 
「生け捕りは無理かな?」登坂が言った。
「止めましょう。悪い予感しかしない」
 島崎が首を振った。
「だな。ではよろしく」
 あっさりと諦めた登坂の言葉を受け、島崎は右手を上げ前方に振り下ろした。
 背中にボンベを背負った隊員が二人、小銃を構えた護衛を従えて前に進み出た。50メートルほど手前で、手にした武器を構える。
 轟という音と共に、紅蓮の炎が『主』に伸びた。ゲル化油を燃焼剤として燃え盛る炎は、すぐに『主』に燃え移り、肉の焼ける臭いが辺りに漂い始めた。吐き気と食欲を刺激する臭いだ。
 『主』は、長い断末魔を残して、息絶えた。

「倒してしまった……ああ、ワシは夢でもみているのか」
 呆然とつぶやく男の傍らで、登坂が鼻を鳴らした。
「ふん。ただの牛男なんぞこんなものだ。自衛隊を舐めるな。俺は件(くだん)の方がよっぽど恐ろしいぞ」

(おいおい、そりゃ俺の台詞だよ)島崎は密かに思った。口には出さない。面倒臭いやりとりになるからだ。
 登坂は黒こげの塊と化した『主』の残骸に対する興味を失ったようだった。辺りを見回す。島は支配者を失った。

「さて、確認する。この島は永く無主の島であったのだな?」
「『主』は妖魔の類だ。人が治めていなかったという意味なら、そうだ」

「よろしい!」登坂は頷いた。胸を傲然とそらし、高らかに宣言する。

「現時刻をもって、日本国政府はこの島を無主地であると確認し、先占の法理をもって日本国に編入する!」
 登坂は島崎を振り返り、人の悪そうな笑みを浮かべて言った。
「島の名前、何が良いかな?」


 2013年1月6日午前11時45分。
 日本国は異世界アラム・マルノーヴに史上初の『世界外』領土を獲得した。
 
790石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/10/09(水) 00:13:39.30 ID:pGuCdV2z
東京都千代田区永田町 総理大臣官邸
2013年 1月6日 16時27分


 執務室にいるのは部屋の主だけであった。
 部屋の調度品は、チーク材で作られた重厚な執務机と、背後に掲げられた日の丸の他は、質は良いが簡素な品でまとめられている。棚に飾られた渋い色合いの井戸茶碗だけが、装飾品としての存在感を示していた。
 窓には分厚いカーテンが引かれている。照明の光度が落とされているため、本来明るい色合いのはずの執務室は薄暗く、どこか重苦しい雰囲気に包まれているようだった。

 
 内閣総理大臣、上総正忠(かずさ・まさただ)は、いつの間にか凝り固まった背筋を大きく伸ばし、椅子の背もたれに身体を預けた。五十を超えた今でも緩むことのない細身の体躯が悲鳴を上げていた。
 あいつも俺も、いつから寝ていないかな? 報告に訪れた情報分析官が退出するのを見送った上総は、中空を見つめながら思った。盗聴防止のため窓ガラスを震わせている微細な振動音が耳障りだった。

 2013年を迎えた世界は、沸騰した大鍋のようだった。中東で勃発した戦争は、世界経済へ深刻な影響を与えると共に、まるで群発地震のように世界各地に波及していた。
 日本の周囲に限っても、中国国内と朝鮮半島に不穏の種が顔を出しており、関係省庁は正月早々不夜城の如き姿を強いらている。
 おそらく霞ヶ関と市ヶ谷の庁舎の会議室辺りは、ダンボールと寝袋で埋まっていることだろう。上総自身も、ようやく地下の危機管理センターを出て、一旦執務室に戻る機会を得たところだった。

 あの異世界について、曖昧な位置付けで対応するのはもう限界だな。上総はため息をついた。方針と法律の不備が現地部隊に混乱と被害を生じさせている。最早、治安出動云々でどうにかなる状況ではなかった。

 政治が責任をとる場面だ。

 異世界の存在を公式に認め、国家として承認し、安全保障条約を締結する。世界は驚くだろうか? 普通なら俺の気が狂ったと思うだろう。たとえ事実と認めたとして、あちこちから口と手を挟もうとする連中が湧いて出るだろうな。
──だが。
 上総は口元に笑みを浮かべた。
 このどさくさはいい機会だ。国連も安保理も、これ以上厄介事を抱え込む余裕なんかない。連中、中東とアジアで過労死寸前だからな。
 第五次中東戦争への対応に米軍とNATOは注力しなければならなかった。中国は国内が旧正月の花火のようで、よそに手を突っ込む余裕はない。ロシアは中東と隣国がこの有様では迂闊に動けない。
 日本とて余裕が有るわけではないが、何せ『門』は青森県に開いている。

 アメリカの次に安全保障条約を結ぶ先が、ファンタジー世界の国家になるという冗談のような話に、上総が面白味を感じた時だった。

 執務机の引き出しの中で、電話のベルが鳴った。上総は一瞬動きを止めた。引き出しを開けると、懐かしの黒電話が顔を出した。
「やあ、トム。こんな時間に電話とは君も寝ていないようだな──ああ、私もだよ。この年になるとキツいね」 
 電話をとった上総の顔は口調ほど気楽なものではなくなっている。
「──その通りだよ。予定通り発表する。内容については……もうデータは受け取っただろう? トールキンやヴェルヌが話を聞いたら、小躍りしただろうか」

 電話の向こう側と少しのやり取りのあと、上総は目を閉じた。数秒の沈黙の後、彼は電話口に言った。


「君のボーイズにそんな余裕はあるのかい──ああ、分かった。その規模なら、受け入れ可能だろう。担当部局には伝えておく。但し、あの『門』は我が国の領域内にある。遠足の引率はこっちでやるよ。いいね?──うん。じゃあ、おやすみ。ミスター・プレジデント」
791石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/10/09(水) 00:14:38.03 ID:pGuCdV2z
以上です。

長かった第3章も終わりです。お付き合いくださりありがとうございます。


御意見御質問御感想お待ちしております。
792創る名無しに見る名無し:2013/10/09(水) 00:23:01.04 ID:HOv8Z20a
乙です
諸外国(地球側)の反発もあって難しいと思われましたが、まさかの海外領土
古城の発破解体は荒っぽ過ぎて文化関係からは後々批判・議論を呼びそうですが
とりあえずは発掘調査でひゃっほう!でしょうね

>その規模なら、受け入れ可能だろう。
アメリカ人一名を拉致なんてしたせいで『大魔王』が来てしまったよ(喜)
793創る名無しに見る名無し:2013/10/09(水) 00:28:07.21 ID:l31QqywW
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 <USA!USA!USA!USA!USA!USA!USA!USA!USA! >
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794創る名無しに見る名無し:2013/10/09(水) 00:35:03.49 ID:oNBMEk3b
乙です。
異世界に領土獲得&アメリカの支援ゲットでこれからの活動はやりやすくなるでしょうが、その一方で
ブンガ・マス・リマはひどい状態になってるんですよね・・・現有戦力でどこまで巻き返せるんでしょうか。
そしてミノタウロスフルボッコ・・・さすがの迷宮の王も自衛隊が相手では勝ち目ゼロですね。

ところで謎の潜水艦の正体はいつ明らかになるんでしょうか?結構気になるんですけど・・・
795創る名無しに見る名無し:2013/10/09(水) 00:38:32.73 ID:Ct6KjXKZ
機甲大隊戦闘団かな?
チーム・ヤンキー出撃!
796創る名無しに見る名無し:2013/10/09(水) 00:44:53.80 ID:DWsqXnBz
乙です
牛でよかった。兎ならとさかさんは引き分けだったな
797創る名無しに見る名無し:2013/10/09(水) 02:06:26.18 ID:L82NJuqC
ミノタウロス vs メガネ無くして「手加減ができなくなった」外務官僚with金属バット 南洋の決戦

 ....ふと、そんな絵が浮かんだ
798創る名無しに見る名無し:2013/10/09(水) 03:12:04.52 ID:VIHa91pP
更新お疲れ様です。
ミノタウロスェ・・・異世界の怪物とはいえ自衛隊の火力の前ではただの的にすぎなかった。
そしていよいよアメリカさんが介入開始。実戦経験豊富な頼れる友軍の登場ですね・・・面倒事を起こしそうだけど(汗)
次回の更新も楽しみにしております。
799創る名無しに見る名無し:2013/10/09(水) 06:33:18.61 ID:LvCWEv6P
乙です。

なんで爆破するし。
遺跡が、文化財が……
水責めにしろよぉ。
800創る名無しに見る名無し:2013/10/09(水) 06:57:09.89 ID:IG5X6aUu
エピローグ投下乙です。

牛男涙目…
圧殺かと思いきや、渋太く小銃弾や大口径弾の猛攻を凌ぐも、最後は…

日本領げっと
地球側がてんやわんやな内に、しっかりとした関係と地保を築かないと。

新章も楽しみにしています。
801創る名無しに見る名無し:2013/10/09(水) 11:59:26.02 ID:bFndxOL/
>>798
あれだけ耐えられるならたいしたものだ。>ミノタウロス
802創る名無しに見る名無し:2013/10/09(水) 12:16:16.38 ID:Qky/BKJb
しかし、先輩はいつの間に外務官僚に……
それでも「だーいじょうぶ、まーかせてー」は、変わらないのねω
粉砕バットならぬ、粉砕爆破にてお仕事完了、ご苦労様です
803創る名無しに見る名無し:2013/10/09(水) 14:39:50.30 ID:+d5E3h/H
外務省光画部ですね分かります。
804創る名無しに見る名無し:2013/10/09(水) 15:46:51.82 ID:vCaqPu9s
防衛省土木研究会もいるようだ
805創る名無しに見る名無し:2013/10/09(水) 16:22:13.76 ID:bI0Pu/ll
投下乙です
そういえば機動戦闘車の試作車が公開されましたけど
作中でもその内登場するんでしょうか?
806創る名無しに見る名無し:2013/10/09(水) 18:12:32.64 ID:aXPOZoM9
807創る名無しに見る名無し:2013/10/09(水) 19:00:59.09 ID:7UkyQQss

ゲート式の問題は各国からの干渉をどうかわすかだったが地球側のことで手いっぱいにさせればいいのか
808創る名無しに見る名無し:2013/10/09(水) 22:22:45.75 ID:HOv8Z20a
ミノタウロス(仮称)に手傷を負わせた人間はかなりのつわものだったんだな
逆に言えばそんなつわものでも自衛隊とは超えられない壁があると判明した

島が開発されたら、復元された迷宮や廃墟になった人間の町が観光資源化して
ミノタウロスの骨格標本や迷宮の秘宝を展示した博物館が出来そう
博物館と言えば、綾部市も異世界人の遺品を展示して観光資源にしているかも
809創る名無しに見る名無し:2013/10/10(木) 02:17:16.00 ID:St0SyGym
後になってミノタウロス(仮称)の権利がーとか言い出す連中が出てきそうな予感。

それから手傷を負わせた人間がいるってことは、ファンタジー世界にありがちな超人的な身体能力の持ち主とか存在するのかな。
810創る名無しに見る名無し:2013/10/10(木) 03:29:50.71 ID:n/zsj97j
折角のファンタジー世界なんだから一人や二人ぐらいいてもいいんじゃない? 自衛隊無双だけじゃつまらん。
まぁ例えばダイの大冒険並の戦闘力だと現代兵器をブッチギリで凌駕して明らかに戦力過剰だから、主力戦車と互角に戦えるぐらいのバランスで。
811創る名無しに見る名無し:2013/10/10(木) 10:12:14.80 ID:Ag+YqKON
ただミノタウロス(仮称)に結局やられたということは攻撃力も防御力もかなわなかったということで
それも重傷ではなく手傷止まり
どうあがいても自衛隊に勝てない、米軍にはもっと勝てないのは確実
長年鍛えた天才魔術師一人がいても、それ以上の火力を量産出来るのが現代文明の強さ
812創る名無しに見る名無し:2013/10/10(木) 12:39:38.31 ID:kbU8wQzh
現代文明が怖いのは兵器の強さはもちろんだけど人間の質も大きいよなー。
F世界が中世レベルなら識字率も低いし計算もできないが現代は両方できて当たり前だし。
813創る名無しに見る名無し:2013/10/10(木) 15:58:21.93 ID:St0SyGym
そして分析能力の高さ
映像を分析すればあっという間に弱点を見つけ出せる
814創る名無しに見る名無し:2013/10/10(木) 18:13:23.44 ID:kbU8wQzh
逆にに弱点は魔法をはじめとする知識の欠落だねぇ。
向こうの世界のことを何も知らないんだから。
でも今回は南瞑同盟会議という協力者がいるからまだましかな。
商人が中心だから情報も豊富に持ってるだろうし、変に階級意識が高くはないだろうし。
・・・まあどこまで協力してくれるかとか、軍事力的には頼りにならないという問題はあるが。
815石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/10/10(木) 20:56:37.48 ID:u7lAQe6F
たくさんの感想、ありがとうございます。

>>794
あの潜水艦はそのうち出てくると思います。

>>805
まだ制式化されていない兵器は、よっぽどじゃない限り難しいかもしれません。

ミノタウロスについては、果たしてあの個体がこの世界でどれくらいのものなのか、担当者は結構ドキドキしていると思います。
陸自としても、悩ましいところです。

それにしても、あーるネタが結構通用してびっくりです(笑)。この後もよろしくお付き合いください。
816創る名無しに見る名無し:2013/10/11(金) 00:05:45.99 ID:eAC3Umgp
潜水艦が自衛隊なら問題なし
米軍ならいずれ関係してくる
中国なら接近された帝国が日米相手にした場合より酷い目に遭うな
817創る名無しに見る名無し:2013/10/11(金) 00:17:41.74 ID:js0pik5A
おっ?
『異時空国家日本』が早速機動戦闘車をデビューさせてきたな
818創る名無しに見る名無し:2013/10/11(金) 00:18:27.34 ID:/wyk/NXG
魔法も攻撃魔法だけでなく催眠術やステータス異常を引き起こす
のはやっかいだな

地球側の重要人物にかけられたらたまったもんじゃない
819創る名無しに見る名無し:2013/10/11(金) 00:23:14.24 ID:UKeqYayk
鳩山「残虐なる○×帝国には断固とした対応を行うものである!宣戦布告だ!!!」
鳩山「△×王国の侵略行為は平和への挑戦であり、自衛隊を持って侵略を粉砕する!!」


中国「お、おかしいアル、急にコントロールが効かなくなったアル」
820創る名無しに見る名無し:2013/10/11(金) 00:45:46.29 ID:eAC3Umgp
>>818
まあ日本も馬鹿じゃないしその辺の対策は同盟を通じて調査済みだろう
朱き帝國の設定だとその手の魔術は地球人に効かないというのが面白かった

>>819
吹いたが、多分混乱しても毎回違うことを言うんじゃないかと

戦車の正体を察した参謀が震えていたが、多分帝国は最初の侵攻で日本を舐めたと思う
そこで征服も考えて相馬や佐渡にも侵攻するが、攻める度に対応が進んで被害は拡大
中世レベルじゃ想定不可能な対応の早さも含めて「こりゃ勝てない」と考えるに至ったんだろうな
戦う度に強くなっている敵とか不気味過ぎる
821創る名無しに見る名無し:2013/10/11(金) 02:14:20.68 ID:xud/3gZ1
>何かの粘液
参考画像オナシャス。
勿論、白くべたつくなにかな女性自衛官な。
822創る名無しに見る名無し:2013/10/11(金) 19:35:26.26 ID:cR8odste
朱き帝國が久しぶりに更新されてるな
823創る名無しに見る名無し:2013/10/11(金) 20:07:57.87 ID:3Cow6Hjy
>>821
服だけ溶けるんだな
824創る名無しに見る名無し:2013/10/11(金) 22:46:15.66 ID:eAC3Umgp
迷宮入りを許される女性自衛官とか顔が花沢さんで体がバラライカなイメージ
825創る名無しに見る名無し:2013/10/12(土) 08:13:01.46 ID:J3xlQBdC
>>824

ファンタジーに現実の常識を当てはめてはいけない
美少女がその細腕で鉄塊と称した方が正しいであろう大剣を振り回し、むくつけき大男達をばったばった薙ぎ倒してるかもしれないのよ?

まぁ、個人的にはそういう作品より、もっと泥臭くて筋肉と男気溢れる作品の方が好きだけどね
汝、筋肉を敬い、筋肉を信じ、筋肉を愛したまへ!!
826創る名無しに見る名無し:2013/10/12(土) 14:10:54.04 ID:Efg1ZPCD
あぁん? 餡掛けチャーハン?
827創る名無しに見る名無し:2013/10/12(土) 14:31:48.68 ID:jPZMz0cu
ホモは帰って、どうぞ。
まあ筋肉モリモリマッチョマンも嫌いじゃないが個人的には前者のほうが好きかなぁ。
夢ぐらい見てもいいよね!
828創る名無しに見る名無し:2013/10/12(土) 15:14:34.94 ID:kA93B7Py
夢見たっていいじゃない。
筋肉モリモリマッチョの姉御が粘液まみれで豪快に笑う姿を妄想したっていいじゃない。

ん?どこぞのエロゲで見た気もするな?まぁいいや。
829創る名無しに見る名無し:2013/10/12(土) 16:34:29.08 ID:rqXjEuGz
以前陸上競技の中継で、女子棒高跳びの選手が可愛い顔してガッツリ腹筋われててね…
それみて妙にエロさを感じた

筋肉女子も可愛ければアリです
830創る名無しに見る名無し:2013/10/12(土) 17:00:19.34 ID:cRkWSJIP
昔、獣の列島という作品があってな

確か四巻くらいだったか、女性自衛か
831創る名無しに見る名無し:2013/10/12(土) 17:00:38.78 ID:a/LO8l7y
バラライカの姐御だって、子供の頃は美少女だったしな

襲ってきた変態の局部をへし折って撃破するけど
832創る名無しに見る名無し:2013/10/12(土) 21:11:47.70 ID:5mHzPjgX
なろうで検索しても中韓と戦うか、ゾンビや怪獣が出てくるか、WW2に行くかばかりで、
ファンタジーはここで既出な奴以外ほとんど無いな
個人が召喚や転生するのはファンタジー世界ばかりなのにな

まあ自衛隊だと色々調べる必要があるし(突っ込まれやすい)、
個人と違って集団動かすのは大変だからなあ
833創る名無しに見る名無し:2013/10/12(土) 21:23:11.43 ID:gbfdsX2L
自分は中世史は軍事面から生活まで分かるが、自衛隊の組織やら兵器やら戦術やらはさっぱりだ。
兵器だけ分かればいいというものではないし、知識を混ぜつつ上手く嘘をつくのが大変だからな。
その点ここに出ている人たちはたいしたもんだ。
834創る名無しに見る名無し:2013/10/12(土) 23:47:23.69 ID:gud1oJOx
中世の生活なんて資料が少ないからほとんど想像で補っているけどな
835創る名無しに見る名無し:2013/10/13(日) 00:03:30.19 ID:DsUKNF7V
書き手には最低でも異なる2つの分野についての知識が必要なジャンルだからな
このハードルをクリアして、なおかつ読み物として面白いものを書くとなるとかなり大変だ
読む方としてはこのジャンルに挑戦する人がもっと増えてここや分家とかが
賑わってくれれば嬉しいんだが・・・やっぱり難しいよな
836創る名無しに見る名無し:2013/10/13(日) 00:59:44.19 ID:uraa9U+W
最近はましになってきてるけどそもそも日本じゃ軍事系全般が日陰者だしなー。
その上今は活字離れもプラス、と。つくづく厳しいな。
でも少しずつでもファンが増えていけばいつかはこのスレも賑わうようになるかもしれない。
まあ夢みたいな話だけどねw
837創る名無しに見る名無し:2013/10/13(日) 01:23:04.59 ID:JuP2Xqd1
ぶっちゃけハードルが高いんだよな。ただでさえ大量の知識を必要とするんだから。
話が面白ければちょっとやそっとの事は許容して敷居を下げるのが必要だと思ってる。
838創る名無しに見る名無し:2013/10/13(日) 02:58:36.94 ID:uraa9U+W
その意見には賛成だが、現実には「ちょっとやそっとの事は許容して敷居を下げる」ができない人もいるわけで。
難しいよなぁ。結局好きになった作者さんを応援するしかないってことなのかね・・・
839創る名無しに見る名無し:2013/10/13(日) 03:51:18.49 ID:Zj2X6Cy6
日本丸ごと転移タイプないしはゲートによる双方向通行タイプの場合、F世界の技術・物品を得るのに、対価として香辛料、砂糖、反物の類いを渡すというのは?
日本転移の場合は貴金属流出を防ぐという点からも、それで済むならそうしたいだろうし……F世界側の文明レベルによるか。
840創る名無しに見る名無し:2013/10/13(日) 03:55:55.67 ID:Bc0DHp9A
明らかに「ちょっとやそっとの事」で済まない記述もあるしな
物理法則まで無視してはまずかろう、流石に
具体的にはデメリットなしでエネルギー資源が無限に調達できる作品
841創る名無しに見る名無し:2013/10/13(日) 10:08:13.02 ID:NaV/iTrl
>>839
ずーっとそれで行こうという訳にもさすがにいかないから
通貨レートが確立されるまでかと。
もしF世界文明が中世並なら砂糖一袋でとんでもないことになりそうだが。
842創る名無しに見る名無し:2013/10/13(日) 14:26:04.76 ID:CrXIVg2H
>>839
丸ごと移転の場合、その辺の物品は金銀以上に貴重になりそうな気もする。
自給率が大概低い上に早急に対策が打たれそうもない。
843創る名無しに見る名無し:2013/10/13(日) 18:06:05.92 ID:Yj9erw55
問題なのはF世界側のマネーサプライ……というか、金銀と言った通貨に使われる
貴金属の生産量だな。
下手すりゃ、日本との取引でインフレーションを起こしかねない。

かといって、金銀以上に通貨として便利な物は少ないし……
844創る名無しに見る名無し:2013/10/13(日) 18:20:41.23 ID:OLmwWQ6E
逆にF世界から大量の貴金属や宝石が流入する可能性も
845創る名無しに見る名無し:2013/10/13(日) 18:28:56.28 ID:WhwoY7W8
F世界の技術程度にもよるんじゃないか?としか……
というか可能なら適当な合金で誤魔化せないか?とか考えたり……
846創る名無しに見る名無し:2013/10/13(日) 21:07:24.52 ID:CrXIVg2H
石見銀山やポトシ並みに豊富な鉱脈がバンバンあるとか
錬金術が普及していて金銀を作ろうと思えば作れるとか
本当に「金の卵」を産む生物がいるとか
847創る名無しに見る名無し:2013/10/13(日) 21:45:50.56 ID:467UUcwr
まあ、ゲートの賠償金でも書かれていますが、全世界の金の総産出量の大半は近代になっての採掘技術が発達してからの物らしいので、あっちからの流入は少ないかと……
こっちの企業が開発参入しての大量輸出までは対して影響ないかな?
逆にあっちの貨幣が大量発行でインフレとか。
848創る名無しに見る名無し:2013/10/13(日) 23:35:58.64 ID:q7eAgaiu
世界の設定次第
その星では金が地球でいう鉄の扱いされてるかもしれないし、塩が超貴重な物質かもしれない
まぁ、どっちも昔読んだSF小説の設定なんだけどね
849創る名無しに見る名無し:2013/10/14(月) 01:40:48.70 ID:J1gB00cN
塩といえば古代だったら貴重品なんだよなー
サラリー(給料)の語源も塩を買うためのお金からだし。
そう考えると減塩とか言ってられる現代は幸せだよな。
850創る名無しに見る名無し:2013/10/14(月) 01:42:20.99 ID:aiqK3WXk
そういや「扉の向こう」はどうなん? 最近あんま更新されないけど
851創る名無しに見る名無し:2013/10/14(月) 03:14:23.27 ID:e4jEIjyl
>>850
最新の分では敵の連邦構成国の一つを攻略中
詳しくは、ご自分の目で確認してください
852創る名無しに見る名無し:2013/10/14(月) 10:16:54.85 ID:/nvuxXzk
>>834
日本中世史専攻だが、欧州の方はそんなにいい加減なのか?専攻の人ならお伺いしたい。

>>847
賠償を求めるなら、鉱山の開発権だけ譲渡させた方がいいかもしれない。
F世界国家の想定する採掘結果が少ないので、そこまで反発も出ないだろうし。

>>848
氷が超貴重とか、一つ価値観や価値を換えるだけでお話にしたSFは結構あるね。

>>851
地下通路があったのなら探知して逆に乗り込むとか出来そうだ。
今回は想定外だったんだろうけど、技術で相手の想定を覆す展開は好きだな。
ローマがリアルでやったような攻城用の大土木工事(超突貫工事)とか。
853創る名無しに見る名無し:2013/10/14(月) 12:25:17.84 ID:lchNVhbD
真面目に考えると日本が転移しちゃうケースって過酷だよね。人口一億超の大国なのに加工輸出産業に特化して、食料自給率低いわ
加工する原材料を産出しないしエネルギーもない。 気候条件にもよるが食料生産や漁業資源も短期では絶望的。
 よく設定にある中世世界相手だと、インフラ不足で貿易もままならんし、もとの人口規模から食料余剰も期待できない。
労働人口の多くは仕事なくなるよね。 ガススタンドのないところに車は売れんし、電気がないとこは電気製品も買わない。
 異世界の軍隊が攻めてきてたら、それを口実に半分位人口を減らした方が統治上正解かもしれない。疫病が発生したとか理由つけて。

転移物だと、中国とか南北朝鮮とかの自己中国家のほうが無双しやすい気がする。
854創る名無しに見る名無し:2013/10/14(月) 16:20:54.52 ID:qhKhTbAa
加工輸出産業に特化って流石に嘘八百だろ、自給率は低いが
貿易依存度は低い方だぞ、日本は
855創る名無しに見る名無し:2013/10/14(月) 17:14:56.12 ID:/nvuxXzk
むしろ内需が多いな。別に馬鹿にしたい訳じゃないが韓国の方がよほど深刻。
経済その他で混乱が生じるのは避けられないだろうが、餓死には至らないだろう。
米と野菜はなんとかなる。飼料を輸入出来なくなるので、家畜や飼料の転換が必要になるが。
世界的に見れば、これでも人口と国土はそこそこで転移すればましな方だろう。

アメリカとかロシアとか中国みたいな規格外を除いて、日本より有利な国はそこまでないと思う。
856創る名無しに見る名無し:2013/10/14(月) 17:24:29.45 ID:cNLgPI+n
最近はシナも食糧と化石資源の純輸入国だっけ、生産財は言うまでも無い
人口が人口だから日本より深刻、転移したら侵略以外の選択肢は採れないな
特に水資源がヤバい、河川の国際協定に参加できないくらいに不足してる
857創る名無しに見る名無し:2013/10/14(月) 17:40:28.30 ID:tBGUMyYT
まあ日本の貿易依存度が低いとはいえ、外国がまとめて消え去れば内需にも影響はいくだろうね。
しばらくの間統制経済に移行したりして。
858創る名無しに見る名無し:2013/10/14(月) 18:07:58.28 ID:cNLgPI+n
>>857
流石に統制経済だけで維持は不可能だろう、米露でさえ辛い自給を日本が維持するなら一億ほど口減らしを強いられかねん

下水処理で貴重なカリやリンをこれまた貴重なエネルギー資源で無駄に処理しちまう問題もあるな、今の日本は
人口の増加と集中に対応するには高層建築や下水道は効果的だけど、資源回収は考え直さないと
職住一体に補助金出して通勤者人口を減らすのも地味に有効、被災地はゾーニングで被害抑制が有効なので除外だが治安向上の効果もある

ところで、一直線に歴史改変する作品は多いけどその派生で「改変済みの高効率強大な日本から再び逆行」とか二次作品ってご存じないかな?
859創る名無しに見る名無し:2013/10/14(月) 18:11:09.64 ID:/nvuxXzk
>米露でさえ辛い自給を日本が維持するなら一億ほど口減らしを強いられかねん
しかし貿易に依存せず内需中心でやっていくとなると最低でも一億以上の人口が必要だと言われている。
860創る名無しに見る名無し:2013/10/14(月) 18:32:26.57 ID:fzBdFOou
まあ、帝国召喚みたいに必死で海外の資源地帯と耕作地帯を押さえて植民地経営するしか生きるすべが無いな。
861創る名無しに見る名無し:2013/10/14(月) 18:34:37.84 ID:/nvuxXzk
だが植民地経営は結局赤字を生むという。
経済・食料統制しつつ出来るだけ穏便につきあうのが穏当かな。
862創る名無しに見る名無し:2013/10/14(月) 18:55:03.81 ID:Ddsqkwdq
友好国という名の経済植民地ですねわかります
863創る名無しに見る名無し:2013/10/14(月) 20:15:20.49 ID:lchNVhbD
食糧生産って簡単かな? まったくデータのない世界で、畑にどんな種植えていいか悩むと思うけど。
異世界に移ったら、天候ひとつの予測ですら難しいと思う。 人間もだけど、日本の自然もどう変化するか予測できない。
864創る名無しに見る名無し:2013/10/14(月) 20:22:55.62 ID:Rp9ydIIC
魔法が発達した世界なら生産も錬金術で簡単だろ
865創る名無しに見る名無し:2013/10/14(月) 21:25:47.71 ID:OnKC/Wbe
戦争が生じようの無いF世界か
866創る名無しに見る名無し:2013/10/14(月) 21:52:26.09 ID:eXV1ZHhY
植民地経営そのものは儲かると思うが。
植民地に頼りすぎて国内産業死亡するのが問題なんであって。
867創る名無しに見る名無し:2013/10/14(月) 22:10:23.66 ID:Uv5cfiaC
>まったくデータのない世界
異世界のことは異世界人に聞けば良いのでは?
その世界の一年の季節の移り変わり、天候の変化、異世界に適した作物etc.
たとえ大雑把なデータでも、あれば大きな助けになると思うぞ
868創る名無しに見る名無し:2013/10/14(月) 22:40:58.18 ID:fAzejvxL
石油・天然ガス等エネルギー資源を持つ土地を都合よく発見、というのは有り得なくもないかもしれんが、
日本国民の腹を満たせる穀物類が大量に自生している無人・無主の土地を発見というのは無理があるか。

パンノキなんかは沢山自生している島とかあったらしいが。

早急に水路測量をやって、しばらくは水産資源を絶滅させるくらいの勢いで、根こそぎ魚を獲って食料にするしかないか。

文明レベルが問題になるが、大穀倉地帯を有する国があればそこと取引、ないしは侵略するという手もあるけど。
869創る名無しに見る名無し:2013/10/14(月) 22:45:42.23 ID:jn1h4hyx
『冒険者日本に行く』は、だからこそ大規模な日本人リストラをしたんだろうな

でも東日本ではなく西日本中心なのはちょっとな

食料自給率にあまり差がありすぎる

北海道、東北、北陸だけならあんまり食料事情は問題無いのだが、全部手放してるし
870創る名無しに見る名無し:2013/10/14(月) 23:11:49.42 ID:lchNVhbD
>>867
異世界の人に聞いても、情報の一つ程度で役には立たないだろう。 異世界人にとっては
離れた海上に突然出てきた島の事情なんて知らんがな。船乗りとかならその辺りは詳しいかも知れないが、陸が
出来た時点で、その知識もあてにならない。

 日本が無くなると樺太が暖流の影響で温暖化して、ロシア人は大喜びかもしれん。
871創る名無しに見る名無し:2013/10/14(月) 23:46:24.66 ID:/nvuxXzk
>>869
海を越えてモンスターが来ないのに、たいして広くもない青函トンネルを早期
に破壊しなかったのが分からんわ、あの日本
872創る名無しに見る名無し:2013/10/14(月) 23:59:14.87 ID:Uv5cfiaC
>>870
確かに一つ二つ程度なら大して役には立たないし、何より転移した日本の存在がそういった知識を
過去のものとしてしまうのは間違いないだろうな。
でもこういった情報収集は大事だと思うぞ。そういった情報の蓄積から見えてくるものもあるだろうし、
収集した過去のデータに新たに登場した日本という要素を加えてシミュレーションを行うことで
これからの気象の変化の予測を立てたりすることだって出来るかもしれない
・・・何もしないよりはマシ、という程度の成果しか挙げられないのかもしれないけど
873創る名無しに見る名無し:2013/10/15(火) 05:46:26.94 ID:bcABWl2i
あれ?
ルンパ第二巻決まりかな?
874創る名無しに見る名無し:2013/10/15(火) 15:27:22.26 ID:jIhvtEB/
そんなことよりciv4やろうぜ!
875創る名無しに見る名無し:2013/10/15(火) 15:47:16.07 ID:wo/Hklqn
hoi2で世界征服しようぜ!
ヒャッハー、浸透強襲ドクトリン山岳兵最強ー!
876創る名無しに見る名無し:2013/10/15(火) 18:28:55.90 ID:ORwx2A5N
昔、初代civでチャリオットに戦車潰されて街を略奪された事を思い出した

許すまじガンジー(怒)
877創る名無しに見る名無し:2013/10/15(火) 18:45:46.02 ID:7nlgoQbv
CivでNPCが延々戦争して同盟要請スパムしてくるのに切れて、
NPC同士の国境線沿いにずらっと歩兵並べて、海も船で完全封鎖した。
アメリカの気持ちがちょっと分かったわ。うん
878創る名無しに見る名無し:2013/10/16(水) 01:13:39.35 ID:XQvC8sEr
civネタじゃねーか!便乗するしかねぇ! って気持ちと
でも一部の人にしかわからない雑談に便乗して埋めてしまっていいのか と思う気持ち
879創る名無しに見る名無し:2013/10/16(水) 05:51:28.93 ID:GWjN2gcp
第3話 魔術師の悲哀
の1話と2話はどこで読めますか?
880創る名無しに見る名無し:2013/10/16(水) 15:12:43.55 ID:GWjN2gcp
>>876
自己解決しました。
881創る名無しに見る名無し:2013/10/16(水) 15:58:35.95 ID:ZTGVKW7t
F世界ビルバイン最強だろ
882創る名無しに見る名無し:2013/10/16(水) 16:25:45.13 ID:hsXrt8on
現代兵器でオーラバトラーと戦うのはキッツイなぁ……
883創る名無しに見る名無し:2013/10/16(水) 17:56:30.95 ID:k3llYlYQ
>>882
F-22で後ろから特攻すれば落ちるけどな・・・・
884創る名無しに見る名無し:2013/10/16(水) 20:30:44.22 ID:Kw0bIda6
オーラバトラーは長距離火力と索敵が絶望的だけど、その分バリアと飛行能力があるからな・・・
885創る名無しに見る名無し:2013/10/16(水) 21:27:41.76 ID:ONFQ25WU
オーラバトラーは核攻撃にも耐えるしなハイパー化がある
886創る名無しに見る名無し:2013/10/16(水) 21:43:13.15 ID:H4BtEMQH
自衛隊vsファンタジーを書こうと思っても自衛隊の戦闘とか戦術とか異世界侵攻の為の
部隊編成が全然想像出来なくて躊躇するんだよな〜。
異世界の設定とかは軽く考えられるけどリアル関係が全然想像出来ないから人生が足りないのかな〜。
887創る名無しに見る名無し:2013/10/16(水) 22:10:22.01 ID:LDvWNlbU
自衛隊の方だって未舗装道路しかない土地での行動ノウハウなんて持ってないからな
本職でも想像できないと思うぞ
888石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/10/16(水) 22:26:30.93 ID:dgjqkbaQ
>>886
光人社NF文庫オススメです。
OBの人が書いているので、「こんなことまでいいのかな?」なんて思う話まで載っています。
あとはWikipediaや防衛省のサイトに加えて、色々な戦記を読んで雰囲気をもらっていますね。
異世界関係の戦術は、参考文献が結構あります。
号令なんかは「ジパング」や、総火演が頼りです。

「自衛隊」を描写するのは難しいですよね。でも、書きたい話を書くのが一番です。
889創る名無しに見る名無し:2013/10/16(水) 23:03:16.86 ID:LmOp08gN
正確さに拘っていると筆は進まない。私がそうだから間違いない。
嘘でも適当でも良いから書いてみればここの住人がだめ出ししてくれるはず!
890創る名無しに見る名無し:2013/10/16(水) 23:14:31.42 ID:VYGJJoQZ
小説で大事なのは教養よりテーマの設定とそれに沿って進めること。
小説じゃないが文章を書いている人間として痛感せざるをえない鉄則。
891創る名無しに見る名無し:2013/10/17(木) 01:37:53.59 ID:PbFYQtxY
皇国召喚って気象問題をファンタジー孤島で解決してたっけ
熱交換器みたいな島から寒風を供給、島自体はゴムノキが自生する温暖さ
深く調べようとすると不幸があるらしいホラーでも、下手な設定考えるよりマシ
892創る名無しに見る名無し:2013/10/17(木) 12:11:26.28 ID:Ac5fGnHB
ある程度考証がしっかりしてればいいんだよね
そういう意味では架空戦記小説読んでるだけでも(まともな作品であることが前提だが)十分参考にはなる気がする
893創る名無しに見る名無し:2013/10/17(木) 13:52:52.86 ID:ZtYBu19O
>>887
確かに日本国内で未舗装道路ばかりなんて想定できないもんな。
施設科や輸送科にとっても悪夢みたいな環境。
894創る名無しに見る名無し:2013/10/17(木) 17:12:03.40 ID:LihjWCnl
やはり米軍に任せよう
895創る名無しに見る名無し:2013/10/17(木) 20:03:34.42 ID:gdsi1Xx/
日本ごと転移とか、ほんと在日米軍どうすんだ。
同盟国といっても油断ならんし。
島戦争みたいに転移の予兆があらかじめ知れてたら撤退してるだろうが。
896創る名無しに見る名無し:2013/10/17(木) 20:09:15.02 ID:HUhIg8bc
ダンバインではオーラマシンが地上に放り出されたとき米軍は様子見だった
が途中からリモコン作戦やらで協力的になるんだよな
897創る名無しに見る名無し:2013/10/17(木) 20:34:43.72 ID:zgx/XwyD
新しき世界シリーズの在日米軍は傭兵みたいな感じで共存してましたね。
898創る名無しに見る名無し:2013/10/17(木) 20:39:49.96 ID:v5UnX8CR
オーラバトラーは現実世界だと鬼強化されるけど元の世界のままならなんとかなるんじゃね
つまりタイトル通り自衛隊にオーラロードを通らせよう
899創る名無しに見る名無し:2013/10/17(木) 22:13:11.25 ID:dUKqgw0i
>>895
米軍としても日本と戦うメリットがないし
司令官が正気ならわざわざ戦おうと思わないんじゃないか
900創る名無しに見る名無し:2013/10/17(木) 23:25:58.56 ID:HynYkDIf
>>899
上は戦いたくはないだろうが下が暴発する可能性が
祖国には帰れずその上資源不足であらゆる物資が統制され
その結果ストレスがたまり犯罪に走り日本人との不和を生じさせるとか
901創る名無しに見る名無し:2013/10/17(木) 23:48:05.17 ID:tu4pGgu7
日本が転移した世界の国家がそういった不平不満を抱えた連中と秘密裏に接触して
彼らを抱き込んだら色々と面倒なことになるな
902創る名無しに見る名無し:2013/10/18(金) 08:26:05.29 ID:hZqxo9HO
さすがに艦隊1つ丸ごと離反ってことは無いだろうが、爆装した戦闘機1個飛行隊が
東京に爆撃を試みるとかはあるかもな
903創る名無しに見る名無し:2013/10/18(金) 08:53:54.30 ID:smMHNLXX
>>900
隔離されてるし、訓練も制限されるし、寧ろ軋轢は減るでしょ

>>902
ないない
全員士官だから発覚しない方が不自然だし、その程度で防衛省やら吹き飛ばしても結局勝てないし
904創る名無しに見る名無し:2013/10/18(金) 09:42:39.00 ID:Lic1RP3q
>>900
不和と言っても日本相手に当っても仕方がないし
軍という組織にいる時点で飯が食えるなら問題ないだろう
暴発に至るのは黙っていても食えないのが明らかな場合だ

転移で困るのはむしろ困窮した国民が海外雄飛を訴えることじゃないか
それも必要によりけりだが
905創る名無しに見る名無し:2013/10/18(金) 15:40:57.51 ID:wNec/PSe
国民より先にマスコミ愛国心とセットでが訴えそう >海外雄飛
余裕と実利がある限り反日業務に熱心だが、要は連中って我が身可愛いだけ
飼ってた反日闘士なんか弊履の如く捨て去るだろう
906創る名無しに見る名無し:2013/10/19(土) 00:51:29.73 ID:6IyhRrRO
>飼ってた反日闘士
そういった連中が徒党を組んで異世界の大国を焚き付け、日本に戦争を仕掛けさせるという
展開を思いついたが、そもそもそういった大国がそんな怪しげな連中に乗せられて
戦争を初めるという展開はまずあり得ないだろうな・・・
907創る名無しに見る名無し:2013/10/19(土) 01:02:44.04 ID:fbvJO4I9
朝日「グングツガー」
プロ市民「グングツガー」

大国「ナニを言ってるのかさっぱり分からんのだが・・・」
908創る名無しに見る名無し:2013/10/19(土) 11:04:16.87 ID:dws7JQ1D
そもそも大国といったって一般に想定される中世レベルなら中国やローマ帝国レベルの範囲で数千万
中世ヨーロッパみたいな封建制国家なら1千万もいれば十分大国
世界人口が数億なのに日本一国で1億2千万って、相手からすればホラレベルの超大国だな
近代の生産力も前近代の手工業の想定を超えているし、数だけでもとんでもないチートだわ
909創る名無しに見る名無し:2013/10/19(土) 11:16:08.99 ID:8MHl9P8j
>>908
「朱い帝国」では
捕虜にした赤軍兵士からソ連や赤軍の情報を引き出すも
「下級兵士で大した情報を与えられていないのでしょう」と偽情報扱いしていたな。
910創る名無しに見る名無し:2013/10/19(土) 11:26:03.78 ID:dws7JQ1D
自国の兵力が20〜30万ぐらいなのに、ソ連が1000万とか言われたらな
そりゃ嘘扱いするだろうし、そもそも「国民国家」という概念が想定外
「国」の人間が軍以外でも丸ごとぶつかってくるんだから
911創る名無しに見る名無し:2013/10/19(土) 11:47:55.37 ID:fbvJO4I9
いやローマ市民は徴兵義務があったから国民国家的な概念はあったでしょ。
・・・ローマ兵弱いんだけどさ
912創る名無しに見る名無し:2013/10/19(土) 12:32:27.03 ID:kXTyQSJt
>>911
理屈は知っていても理解できるかどうかは別物だと思うぞ。
中世ヨーロッパ封建制全盛期あたりになると遠い昔の出来事になってるんだし。

実物を見ないとよくわからんとかかもしれない。
913創る名無しに見る名無し:2013/10/19(土) 12:56:30.54 ID:RMDCHXVB
考えてみればファンタジーで良くある滅んだ高度(古代)文明って、
中世から見たローマみたいなもんか
914創る名無しに見る名無し:2013/10/19(土) 13:36:01.07 ID:dws7JQ1D
>>911
国内で生活する全ての人間が市民権所有者というのは別じゃないか
それ自体とそれに似通った物は違う
ローマは市民権の拡大が崩壊を招いたのに、近代の国民国家は強化された
915創る名無しに見る名無し:2013/10/19(土) 18:44:01.99 ID:fbvJO4I9
>>914
奴隷と外国人はそもそも国民じゃない
それからローマの崩壊は複合要因過ぎて未だに明確に特定できない
916創る名無しに見る名無し:2013/10/19(土) 22:11:13.99 ID:dws7JQ1D
>>915
奴隷も含めて、(建前上は)階級差なしに国家の構成員を「国民」として扱
ったのが重要だったんだから
それにローマ市民権自体、与えられた人間の権利が均等だったわけでもないし
拡大は崩壊の要因の一つではあるだろ。誰が何時それだけで滅んだと言った?
917創る名無しに見る名無し:2013/10/19(土) 22:19:34.58 ID:dSDqyRrE
20世紀が始まった時の世界人口が20億に届かないぐらいだから
歴史ってのは大部分が今よりずっと人間が少なかった世界の話なんだよ
って誰かが言ってた
918創る名無しに見る名無し:2013/10/19(土) 22:20:32.10 ID:4NwaWRIm
ローマは巨大化しすぎてあの時代の伝達速度では国家を統制できんだろうなとは思う。
中央政府との連絡に1週間もかかれば、辺境に地方政府つくって権限移譲せざるを得んし。

F世界なら転移魔法とか飛竜便でなんとかできるかもしれんけど。
919創る名無しに見る名無し:2013/10/19(土) 22:56:34.86 ID:fbvJO4I9
>>916
914のレスはどうみたってそういう言い方だ。
まぁ争う意味もないからこれ以上はなんにも言わんけど

>>918
腕木通信があると数時間で結べたりする
史実では開発は18世紀だけど、F世界ならもっと早く開発されるかもしれない。
920石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/10/19(土) 23:17:33.30 ID:49WAYbo3
こんばんは。
色々な話から沢山のヒントを頂けるのは有り難いことですね。

次章の導入を投下します。
921石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/10/19(土) 23:19:43.26 ID:49WAYbo3
第四章 『商都攻防』

ブンガ・マス・リマ東方4q 
2013年 1月6日 15時03分


 灰色の複合艇が、ビロードのようになめらかな海面を切り裂いて進んでいる。使い込まれ擦り切れた旭日旗が、合成風を受け今にもちぎれそうだ。複合艇は、まるで水切り遊びの小石のように水面を上下に跳ねていた。
 乗員は飛沫を頭からかぶりながら、必死にしがみついている。防弾チョッキの下の作業服は、ぐっしょりと海水に濡れて濃紺に近い色合いになっていた。

 輸送艦〈ゆら〉運用員の安芸英太三等海曹は、ピストンのように激しく上下する複合艇の上で器用に身体を支えながら、手元のM3短機関銃をどうにかして濡らさないよう、努力していた。
「痛ェ! 舌噛んじまった!」
 安芸の隣で、機関科の海士が悲鳴を上げた。その若い海士を含め安芸以外の者はしがみつくので手一杯だ。操縦員と安芸だけが、複合艇の行く手に何があるのかを見ていた。

 美しい海と真っ白な砂浜。青と白と緑のコントラスト。そんな光景が広がっているはずだった。しかし、それはすでに失われていた。
 臨時編成〈ゆら〉陸戦隊12名を載せ、35ノットで陸地へと走る複合艇の行く手には、どす黒い煙が幾筋も立ち昇り、断続的な銃撃の音と喚声が木霊していた。そこには陸上自衛隊マルノーヴ先遣隊の物資集積所が存在していた。
「ひでぇなありゃ……」
 操縦員が思わず呟いた。昨日までは陸揚げされた物資がそれなりの秩序を持って積み上がっていたが、今海岸を支配するのは、怒号と悲鳴であった。
 陸地が近づいたため、複合艇は速力を落とした。エンジン音に包まれていた陸戦隊員の耳に、海岸で繰り広げられる戦場音楽が届き始めた。艇のピッチングが収まりようやく顔を上げた隊員たちは、その様子に顔をひきつらせ、息を呑んだ。

 陸自後方支援隊が管理する物資集積所は、ブンガ・マス・リマの東約4キロの位置にある、適当な広さの海岸に設置されていた。北側に広がる森を抜けると、柘植が率いる偵察隊の前哨陣地がある。
 揚陸適地とされたこの海岸に、自衛隊は輸送艦〈ゆら〉やLCACを用いて、様々な物資を揚陸していた。
 ここが襲撃されたのは約1時間前──自衛隊が戦闘を開始してから約1時間が過ぎた午後2時過ぎのことだった。
 突如森から現れた武装集団の攻撃により陸自後方支援隊長が戦死。物資集積所は包囲されていた。
 後方支援隊と施設隊の隊員たちは、コンテナやパレットに身を隠しつつ必死の防戦を行うとともに、凡そ使用可能なすべてのチャンネルで救援を要請した。不幸なことに既に市全域で交戦状態にあり、速やかに救援可能な陸自部隊は存在しなかった。

 唯一、洋上約2キロの海面に、〈ゆら〉が存在していた。

「もうすぐ着くぞ!」
 操縦員が声を張り上げた。陸戦隊員たちは顔を見合わせた。そして、指揮官である運用士を見る。四十代も後半に差し掛かった運用士は皆の視線を受け、たじろいだ。見かねた安芸がそっと耳打ちする。
「運用士。装備の点検をさせて下さい」
「お、おお。そうだな」
 安芸はすでに装備の点検を終えていた。周囲でおぼつかない手付きで小火器を点検し始めた〈ゆら〉陸戦隊員を見て、安芸は暗澹たる気分になった。
 陸自からの悲鳴のような応援要請を受け、急遽編成された〈ゆら〉陸戦隊は、寄せ集め以外の何物でも無かった。指揮官の運用士は銃よりも釣り竿の扱いの方が何倍も得意な男だったし、そもそも陸戦訓練など艦でしたこともない。
「安芸よぅ。頼りにしてるからな」
 運用士の本心からの言葉だ。特警課程にいた安芸は、自然と頼りにされていた。

 冗談じゃない。俺は基礎課程で落ちたんだ。

 物資があちこちで燃えていた。海岸が近づくにつれ、あちこちに転がる緑色の物体が陸自隊員の死体であることに気付いた。地獄のような景色だった。


 冗談じゃない。そんな地獄に素人ばかりで乗り込むなんて!


 安芸は自然と身を低くかがめ、一番戦闘が激しい地点と、安全に上陸出来そうな地点を探しながら、背筋に冷や汗が流れるのを感じていた。
922石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/10/19(土) 23:22:51.98 ID:49WAYbo3
ブンガ・マス・リマ北方上空
2013年 1月6日 15時05分


 澄み渡った青空の下。緑の絨毯を眼下に収め、這うように南下する複数の物体が存在していた。
 帝國南方征討領軍飛行騎兵団の翼龍騎兵と、有翼蛇の編隊である。翼龍騎兵20騎。彼らの背に分乗した6名の『魔獣遣い』に使役された有翼蛇40頭。
 南瞑同盟会議北方防衛線をフライ・パスし、森の中で再編成した彼らは、地表約20メートルの高度でブンガ・マス・リマ市街地へ向けて、飛翔を開始したのだった。
 もちろん、親善飛行などではない。市街侵攻の尖兵として、重要施設、港湾、守備隊等への襲撃を命じられていた。

「あと半里」
 操獣士が冷静に言い放った。革の飛行帽をかぶった頭を左右に振り、周囲の警戒に余念がない。操獣士の背中を眺めながら、帝國南方征討領軍飛行騎兵団『魔獣遣い』ユーリ・ヴラドレン・エーリンは、整った顔面に笑みを浮かべた。
 鮮やかな『魔獣遣い』の化粧が、妖しげな雰囲気を纏わせている。
 彼の乗る翼龍の前方には、鏃のような隊型を維持した有翼蛇が3頭、身体をうねらせながら飛行していた。エーリンの思念波に従い、翼が触れ合うほどがっちりとした編隊を組んでいる。
 このことは、エーリンが『魔獣遣い』として水準以上の力を持っていることを現していた。
 並みの技量では、3頭もの有翼蛇にここまで緊密な編隊飛行をさせることは出来ない。切れ長の瞳と、真っ白な肌が印象的な『魔獣遣い』は、華奢な見た目に似合わぬ、熟練の遣い手なのだった。
 何しろ彼の後方にはもう3頭の有翼蛇が、彼に従っているのだ。

 エーリンは周囲を見渡した。複数の龍と蛇が空を駆けていた。彼は最前列を飛ぶ15頭の横列を眺め、嘲るように笑った。
(やはり、ふらついている。バクーニンの奴は多頭使役を誇っていたが、あんなに無様な編隊しか組めぬのでは、襲撃機動も大したことはできまいよ)
 右手には、1騎の龍騎兵とひときわ大型の有翼蛇が飛行していた。その機動は鋭い。
(ヴァロフ副長は流石に見事なものだ。だが、だった1頭では火力に不足が出よう)

「やはり、私のように3頭で一個編隊を組むのが、最も優れている」
 エーリンは、持論を呟いた。この戦で自分の正しさが証明されると信じていた。
 南方征討領軍飛行騎兵団は固定編成が定められていない。
 各『魔獣遣い』が、自分の使役する有翼蛇を引き連れて騎兵団に加わっている。このため、一名で15頭を使役するバクーニンのような男から、単騎しか操らないヴァロフのような男まで、多岐に渡っていた。
 彼らの戦いぶりは、逐一報告を義務付けられている。また、後方の翼龍に騎乗する本領軍魔導士により、常に評価を受けていた。エーリンが聞いた話では、その結果は本領軍で編成中の飛行騎兵団に反映されるらしい。

(ならば、良いところを見せねばな)

 眼下の森が切れた。眼前に鮮やかな屋根が並ぶ巨大な都市が飛び込んできた。商都ブンガ・マス・リマ。蛮人どもの生意気な都市。
『バクーニンは街を焼け。エーリンはヴァロフと商館街を叩け』
 騎兵団長の思念波が頭蓋に響く。編隊の半数が高度を上げ、もう半数は低高度を保った。

『突撃』

 帝國軍南方征討領軍飛行騎兵団は、都市への空襲を開始した。
923石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/10/19(土) 23:25:09.64 ID:49WAYbo3
短いですが、以上です。

以後、ブンガ・マス・リマ各地の戦闘が続きます。また、もどかしい所もあるでしょうが、ツッコミながらお楽しみいただけたら幸いです。

御意見御質問御感想お待ちしております。
924創る名無しに見る名無し:2013/10/19(土) 23:44:51.08 ID:3UqOVBWl
投下乙です。

遂に直接描写で、陸自隊員の殉職が描かれてしまいましたね……
物資集積所で、曲がりなりにも本職の陸自隊員が多数殉職し、寄せ集めの陸戦隊は、襲撃者に抗し得るのか?

そして、帝國飛行騎兵団を自衛隊は?

次回投下も楽しみにしています。
925創る名無しに見る名無し:2013/10/19(土) 23:45:13.20 ID:Te7V66Kw
乙です
926創る名無しに見る名無し:2013/10/19(土) 23:50:41.16 ID:6IyhRrRO
投下乙です
新章突入、そして安芸海曹が再登場
しかし奇襲を受けて指揮系統が壊滅状態のところに空からの攻撃とは・・・しかもかなりの規模
これはひどい事になりそうだ(「ゆら」に死亡、いや沈没フラグ?)
続きが待ち遠しいですね
927創る名無しに見る名無し:2013/10/20(日) 00:33:30.19 ID:6c+oz88Q
艦砲射撃で支援できないかと思ったけれど、ゆらでは仕方ないな。
928創る名無しに見る名無し:2013/10/20(日) 01:37:19.97 ID:7Wzddeix
更新乙です。
ゆらにだって20mm機銃あるし!人間ならミンチだぜ!・・・とはいってもゆら自体が沈められそうだが(汗)
旧軍のほうの由良なら軽巡だから頼りになったのにね・・・
929創る名無しに見る名無し:2013/10/20(日) 03:16:22.88 ID:Gkcrv0VM
うーん
ゴタゴタしてるのに周辺部の警戒してないとかあり得んし、鉄条網無いのもあり得んだろ。
PKOでも拠点はガッチリ防護してるし、国内扱いなら言わずもがな。
市街地なら、スペースやら威示を嫌ってていうなら分かるけど。

もどかしいとか以前に余りに無能すぎる
機関銃持って行くのに苦労した時代じゃないんだからさ。
ぶっちゃけ書き直して欲しい
930創る名無しに見る名無し:2013/10/20(日) 04:20:58.08 ID:Gkcrv0VM
書き直して欲しいは言い過ぎたかな
でもまあ、それぐらいってことで
931創る名無しに見る名無し:2013/10/20(日) 05:55:13.38 ID:rtumFkPt
書き直しを要求するより建設的な意見の提示でもしようぜ
そーいや輸送艦が積極的に戦う作品って無かったよな?
由良の単装砲、そんなに好き?(意味深)もといゆらには20mm機銃があるからそれで阿修羅の如く戦ってもらおう!(提案)
932石動 ◆Ir0KQby7irVk :2013/10/20(日) 07:21:12.63 ID:m2O2iaAe
>>929
御意見ありがとうございます。
警備が甘く見えるのは当然ですね。理由はありますので、今後の描写で払拭できれば良いのですが。厳しい御意見有り難いです。参考にします。


ゆらはビーチングしてもそんなに有力な要塞になれないのが悲しいですね。
933創る名無しに見る名無し:2013/10/20(日) 07:27:07.04 ID:dYIhVyWS
舐めてて、フェンスと土嚢の簡易陣地だけだったんだろ。
それに日本最大の弱点情報が足りてないんだから、お人好しのバカが都市の方ですか?とでも聞いて一回敷地に入れちゃえばば物資のせいで都市戦になっちまう。
警備と一部の施設科除けば戦いは素人に毛が生えたくらいなんだから、一旦バランスが崩れればそりゃ死人出るわ。
934創る名無しに見る名無し:2013/10/20(日) 08:44:41.52 ID:HM85azHE
異世界側はごく少数だけど個体性能がアホみたいなのがいたりするのがお約束だしな
935創る名無しに見る名無し:2013/10/20(日) 10:01:40.59 ID:Gkcrv0VM
>>933
フェンスの方が手間だよ。
蛇腹鉄条網ならザッと広げて杭を打つだけで構築できる。
訓練でも普通に使う。
http://www.mod.go.jp/gsdf/neae/6d/topics/24.7/hoku_ten03/hoku_ten03.html
936創る名無しに見る名無し:2013/10/20(日) 10:46:11.40 ID:o/R9uY3C
まぁ鉄条網だけなら倒して踏む込むのも難しくないしな
歩兵や機関銃陣地と組み合わせないと防衛線としては有効じゃないわけで
内側から撃たれないとなると鉄条網なんて無いも同然
937創る名無しに見る名無し:2013/10/20(日) 11:46:16.37 ID:uVmVw9zf
そもそも、ROEがどういう規定になっているか描写されてないし。
少なくとも日本国との正式な交戦状態にはなっていないという状態だし、
情報も少ない異世界、街中のど真ん中に設置した基地が前線に近い部隊をすり抜けて
敵から奇襲攻撃をされ、無事で済むほうがおかしい気もするけどなー。

もし、それで無傷で撃退されるならどんだけテロを警戒して、ガチガチに警備しているんだ。

そしてそれが現地人たちにどういう風にみられるか、自衛隊のイメージ戦略的にもある意味この描写は
正しい気がすると思うよ。
938創る名無しに見る名無し:2013/10/20(日) 11:47:06.73 ID:nnzse0Ej
乙です。
相変わらず、文章のための文章にならないギリギリのラインで成立している詩的な風景描写がいいです。
飛行する機影ならぬ獣影で種族が分かるぐらい自衛隊が慣れるのが先か、それとも接近前に撃ち落せる
ようになるのが先か?
939創る名無しに見る名無し:2013/10/20(日) 12:46:11.37 ID:CzCt7S6I
常にテロを警戒してる某チート国家ならともかく、平和ボケしてる日本だと
今回の展開は普通にありそうな辺りがまたリアルだよなぁ…
940創る名無しに見る名無し:2013/10/20(日) 13:43:27.48 ID:JeV5kCU4
光学迷彩魔法とか転移魔法とか認識撹乱魔法みたいなの使われた可能性だってあるしな。
941創る名無しに見る名無し:2013/10/20(日) 18:21:29.89 ID:qmzqj8Uj
すでに領土を獲得した以上
派遣部隊が全滅して南瞑同盟が消滅しても
大勢に影響はないよね

次はもっと気を付けて過激になりましょうって程度
942創る名無しに見る名無し:2013/10/20(日) 19:36:50.29 ID:maKnAOH1
ファンタジーだと直接攻撃より幻覚とか呪いとかわけのわからん攻撃もあるからな
ロードス島とかだと幻覚魔法、転移魔法、姿隠し魔法、ピンポイントで呪い殺したり
人格を乗っ取ったり町の人間まるごと洗脳とか嫌な魔法がいっぱいあったな
943創る名無しに見る名無し:2013/10/20(日) 19:46:15.28 ID:eeQajpVj
転移魔法があるともうなんでもありになるな
ミサイル飛んで来たら転移、敵の親玉を宇宙に転移、
もう最強過ぎて勝負にならん
944創る名無しに見る名無し:2013/10/20(日) 21:09:48.11 ID:Gkcrv0VM
>>936
何の為の継続発射数重視の小銃だよ。

>>937
何週間も前から来るって、分かってて人員の防護をろくにしてないっていうのは明らかに可笑しいだろ。
ROEが無くても治安を理由に準備だけはできる。
PKOでもそうだった。

街のど真ん中じゃなくて郊外な。
街から4キロしか離れてない場所で、敵の浸透を考慮してないって、自衛隊はどんだけ無能?って話になるんだわ。
945創る名無しに見る名無し:2013/10/20(日) 21:42:12.90 ID:Gkcrv0VM
>>936に対するコメントが可笑しかったので訂正。
撃てないからこそ、踏み越えられない陣地を構築するよ。
イラクでもそうだった。
二重の多段蛇腹鉄条網に土嚢に堀にと。
946創る名無しに見る名無し:2013/10/20(日) 21:56:03.22 ID:nnzse0Ej
物資集積地には森を抜けて軍隊ごと来たようだから、普通に奇襲されたんだと思う
本部壊滅は透明化の出来るアサシンの仕業かもしれないが、魔術使えなくても今後
温度や赤外線で判別可能な対策がとれそうだな

いずれにせよ、緒戦は緒戦であって、被害を受けても教訓の方が大きい
そして双方が教訓を得た場合、自衛隊がより有利になる可能性が大だろう
南瞑同盟の「どんな敵かは知っているが対策がない」役に、今度は帝国が回る
947創る名無しに見る名無し:2013/10/20(日) 21:56:45.24 ID:VRZ83p+m
色々言いたいこともあるだろうが作者がこれには理由があるといってるんだからその理由が判明するまで待ったらどうだろう
その理由を踏まえてもおかしかったらまた意見すればいいし
948創る名無しに見る名無し:2013/10/20(日) 22:26:58.77 ID:wKjLd1z4
戦争ってのはやったりやられたりだからな
どちらかが一方的に攻撃するだけならそもそも戦い自体が起こらない
人間は勝ち目がない戦いはしないから
相手の力量を量りながら自分の手札を切っていく
その結果どうなるかはやってみないとわからない
949創る名無しに見る名無し:2013/10/20(日) 22:40:32.88 ID:nnzse0Ej
>二重の多段蛇腹鉄条網に土嚢に堀にと。
ゴーレムや複数の氷とか石の橋(城壁は越えられないレベル)出現で一瞬にして越えられたとか
バリスタと+してヘリを墜落させたもの以上の攻撃なら、土嚢ごと吹っ飛ばせるだろうし
作者のネタ明かしが待ち遠しいが、脳内補完でも色々手(文章上のハッタリ)はありそうに見える
950創る名無しに見る名無し:2013/10/20(日) 23:01:37.36 ID:eoru8mWP
なんにせよ次の投下待ちだな

ところでまた翼龍と有翼蛇が出てきたけど、第三章で柘植一尉が見た空飛ぶ連中の正体はこれかな?
951創る名無しに見る名無し:2013/10/20(日) 23:22:48.18 ID:JeV5kCU4
>>944
なんらかの魔法使われたなら、自衛隊にとっては未知の新兵器なんだから初戦は後れを取ることもあるだろうよ。
ww1で戦車が初めて投入されたときに、対策してなかったからドイツ軍は無能って言ってるようなもんだぞ
952創る名無しに見る名無し:2013/10/20(日) 23:39:03.77 ID:rtumFkPt
スレイヤーズで地中を掘って移動する魔法があったな
953創る名無しに見る名無し:2013/10/21(月) 00:05:05.61 ID:85vBrOUL
>>950
>第三章で柘植一尉が見た空飛ぶ連中の正体はこれかな?
自分もそう思ったので「飛行する機影ならぬ獣影で種族が分かるぐらい自衛隊が慣れる」
云々と書かせていただいた。

ソーバーン族の蔦でも陣地内に複数出現したら大混乱だな。
この世界だと陣地内には相手の魔法を直接出せない対策があるんだろうけど。
ゴースト系や精神系に手こずるのはもうお約束化しているので、蔦とか出たのは新鮮で逆によかった。
なんだかんだでF世界人も物理攻撃の範疇で行動しているので何でもありにならない。
954創る名無しに見る名無し:2013/10/21(月) 04:33:59.20 ID:AQm/D8Nt
>>951
来たばっかりなら兎も角、これだけ準備期間が有って。
敵の構成や攻撃手段を調査してないっていうのは考えがたいだろ。
955創る名無しに見る名無し:2013/10/21(月) 12:25:30.04 ID:iySOj5LL
攻撃手段とは何ぞや
銃を知らない人間に敵は銃をいくら持ってるの? と聞いたところで知らんと答えるし
戦車を知らない人間に、これは敵はどんな戦車を持っているのかと聞いたところで知らんと答える。

ましてや、現代の様に高度な情報化社会を営んでいるならともかく、
所詮は正式な国交もない異世界の国ぞ。
これだけの準備期間と言うが、たったこれだけの準備期間カモしれない。
なんとでも理由づけられるわ。せめて作者のネタばらしを待とうぜ、自分の考えた展開じゃないからダメだ! はやめとけ
956創る名無しに見る名無し:2013/10/21(月) 14:44:24.18 ID:1sGwMyF1
ファンタジー…とは違うかもしれんが
かなり疑問に思ったから皆様の意見を聞きたいです

ある動画の中世の海戦物なのだが
「今まで木材と帆布の簡素な組み合わせのハンザ・コグ」しか使って無かった奴らが
主人公陣営のアホ提督艦隊から、
ろ獲したての艦船(キャラック・ガレオン相当)、
しかも現時点から50〜100年後の技術・概念(現代的省力化・滑車、ロープの組み合わせ等)を
「ろ獲していきなり一月もかからずに当たり前のように使いこなす…」なんてありえるのか?

なんかアホらしくて納得いかんというか…
957創る名無しに見る名無し:2013/10/21(月) 15:10:29.28 ID:iySOj5LL
>>956
『使うだけ』なら、時間さえあれば出来るだろ。
使い方さえ、教えてもらったりすれば。

だって、こうして書き込みに使っているPCだって、
俺はこのPCがどういう原理で動いていて、どんな風に書き込みをネットサーバーに送り込むのか
詳しい原理なんてまるでわかんねェ。でも使う事は出来る。
よく自作PCって聞くけど、あれだって、どうやってそんな事しているんだ? って思う。

量産とか継続しての使用とか政治的影響力とか、なんも考えずに使うだけなら十分な時間さえあれば使えると思うぞ。
958創る名無しに見る名無し:2013/10/21(月) 15:33:35.69 ID:o4GsE274
「作る」事と「使う」事は天地の差がある。当然後者の方が超絶楽。
後は>>957の人と同じ意見
959創る名無しに見る名無し:2013/10/21(月) 19:35:21.40 ID:cnpd4qFz
>>956

その状況だと私は「無理」と返答する
きちんとその手の船の存在と概念を知り、かつ座学による勉強もして、経験を積んだ教官が指導したとしても、1月で使いこなすなんて不可能
にも関わらず、存在や概念を知らなかった人間、当然ながらその手の勉強もしてない、その状態でたとえ優秀な教官が付いてもねぇ
乗船するだけなら1日で可能だが、大きな帆船を過不足なく扱うとなると年単位の修練が必要でしょう
ましてや使いこなすともなると、10年単位の時間が必要
960創る名無しに見る名無し:2013/10/21(月) 19:48:18.56 ID:WFiB+GjC
船員のスキルや教養にもよるかな
帆船の構造や原理が十分に理解できていて、一ヶ月で運用マニュアルを作れるだけの能力を持つ
ライトスタッフなら航海ぐらいは出来るんじゃないの
砲戦はまた別の技能だが
相当の教育を受けてない人間だとかなり困難とか
961創る名無しに見る名無し:2013/10/21(月) 19:52:23.22 ID:NiHfVjs6
CIC指示の目標、うちーかた始め!
ポチッ!
962創る名無しに見る名無し:2013/10/21(月) 20:05:25.53 ID:8fcO81f1
>>956
とりあえずその「ある動画の中世の海戦物」のタイトルとかを教えてくれないかな?
どういう作品で、作中でどんな描写がされているか直に見て確かめたい
(百聞は一見にしかず、という言葉もありますし)
963創る名無しに見る名無し:2013/10/21(月) 21:53:12.63 ID:1sGwMyF1
アイマス架空戦記の「聖マルコの旗のもと」の75話から79話
件の件は79話
964創る名無しに見る名無し:2013/10/21(月) 22:21:04.14 ID:1sGwMyF1
>>959
やはりそれがリアル、つーか現実の筈なんだよな?
>>956では書き忘れたが
「敵側は10隻ほどろ獲、『部品をニコイチして5〜6隻レストア←ここ重要』」
な離れ業()まで披露している…

俺等現代人に例えたら「いきなり破損したUFOを複数ろかくしました、ニコイチにして」…普通出来んわっ!!w
965創る名無しに見る名無し:2013/10/21(月) 22:22:58.28 ID:85vBrOUL
アイマス架空戦記はどれも大体「野暮は言うまじ」だから
戦国から中世欧州まで
目的は萌えなんだから、あれはあれで合っている
966創る名無しに見る名無し:2013/10/21(月) 22:31:00.87 ID:WFiB+GjC
EU3を下敷きにしてるって書いてあるから
EU3では出来るんじゃないの
967創る名無しに見る名無し:2013/10/21(月) 22:45:29.23 ID:8fcO81f1
見てきましたがこれは・・・何と言っていいのやらw
まあ、確かに突っ込みどころはいろいろありますが、
作品の性格から考えて突っ込むのは野暮ですね、うん
968創る名無しに見る名無し:2013/10/21(月) 22:46:15.13 ID:AQm/D8Nt
>>955
敵の戦法、構成種族
空飛ぶ爬虫類にオークだのミノタウルスが直接確認されてるんだから、調査しないというのはあり得んだろ。
969創る名無しに見る名無し:2013/10/21(月) 22:57:32.64 ID:85vBrOUL
>>968
>「おい、火の玉とか流星雨とかそういう魔法は無いのかよ……」
といった台詞があったし、同盟側の備えについても十分な情報を得ていたとは言い難い。
1、日本と同盟の間で、十分な関係が政・軍ともに構築されていなかった。なし崩し。
2、同盟側にとっては常識でも、日本側には非常識な事態が出来した。
3、帝国側は新戦術の構築にまい進しており、同盟側も未知の点があると考えられる。

「バリケードで一旦相手は止まる」、「バリケード内部が最初に攻撃されることはない」
みたいな想定だったのに、いきなり攻撃されたらそれだけでも動揺するんじゃないか。
喩えだが、朱き帝國みたいな小銃弾の効果が薄い大型の魔獣がバリケードを飛び越えて来て
火球吐き捲ったとかなら、初見で一時的な混乱は避けられないだろう。
今まさに身をもって調査中だと思う。
970創る名無しに見る名無し:2013/10/22(火) 00:22:38.92 ID:t33URlJ0
話は変わるが、仮に異世界の同盟者に武器給与する場合、個人携行火器の類いはともかく、車両や航空機は同じ体格じゃなきゃ無理だな。
帝國召喚では確かダークエルフに零戦を渡してたが、ホビットとかの小人やオーガーみたいな巨人、ケンタウロスなんかは座席が合わんだろうし。
971創る名無しに見る名無し:2013/10/22(火) 01:12:22.73 ID:6Oip+Av3
そりゃあ、最初から地球人(もっと言えば日本人)以外の搭乗は想定されていないからなあ
そもそもオーガやケンタウロスが銃火器以外の近代兵器を使うか?と言われるとな・・・
972創る名無しに見る名無し:2013/10/22(火) 02:16:44.25 ID:JfDoaBmw
だが待ってほしい
ホビットの体格であれば余裕を持って74式を運用できるのではなかろうか
973創る名無しに見る名無し:2013/10/22(火) 05:58:32.63 ID:0u6PthhY
>>969
>「おい、火の玉とか流星雨とかそういう魔法は無いのかよ……」
このセリフは寧ろ、帝国側には有る、或いは存在を肯定するセリフとも取れるわな。
まあ、理不尽に対する願望と取るのが自然だけど。
同盟側が備えを教える必要も無いし。

>2、同盟側にとっては常識でも、日本側には非常識な事態が出来した。
隊員の安全にも関わる敵戦力の情報を収集しないとか有り得ない。
日本への侵攻もあるし、やるなら地球の歴史と対比させて網羅的にやるだろ。
傭兵や難民への聞き取り調査、見た事、聞いた事、体験した事。
1から10まで全部。

>3、帝国側は新戦術の構築にまい進しており、同盟側も未知の点があると考えられる。

手軽に地下侵攻が出来るなら普遍知識化してるわな。
地下攻撃なんて、地球では紀元前から存在するんだから。
974創る名無しに見る名無し:2013/10/22(火) 09:22:17.32 ID:3hjrx2lx
>>963
>>965>>967
まだ年代・技術・概念的にグレーゾーンなら兎も角
野暮…で片づけるには斜め上行き過ぎてるなw

実際ベネチアってガレー原理主義だったっけ?
ガレー閥・帆船閥って初めて聞いたわ。けど50〜100年後の概念の技術の艦船なら
普通、主義が違っても秘匿するものだが…

60〜70年代にひょんな棚ボタでラプター手に入れたのに平然と売り捲る…
バカじゃねーの?と思ったな
975創る名無しに見る名無し:2013/10/22(火) 09:25:29.38 ID:6bOZCujw
無敵自衛隊がやることは何もかも完璧にうまくいくというわけでもなし。
976創る名無しに見る名無し:2013/10/22(火) 18:13:39.93 ID:0u6PthhY
無敵じゃなくて、過去の海外派遣で行ってた事をしてないのは可笑しいという話。
977創る名無しに見る名無し:2013/10/22(火) 19:23:47.48 ID:ufKxKZg1
「乞師」の投稿動画には武装集団と死に物狂いで戦う警察・自衛隊が映っていたから
当然のように備えがしてあると思っていた
978創る名無しに見る名無し:2013/10/22(火) 20:19:50.18 ID:loZqRdMK
そもそも、魔法があるような世界と物理法則がそっくりそのまま同じであるという
保障が無し、こっちの対策如き、あちらには「何やってんだあいつら?」と対策として機能していない可能性すらある

作者のネタばらし自体がまだの癖に、「俺の考えてた展開と違う!」と言わんばかりに
文句しか言わんのはどうかと思うぞ
979創る名無しに見る名無し:2013/10/22(火) 20:22:13.78 ID:6wu3+JSK
ドラゴンはいなかったやん?
980創る名無しに見る名無し:2013/10/22(火) 20:45:25.13 ID:6Oip+Av3
有翼蛇(ワイアーム)だっけ?
ワイバーン以外の飛行可能な架空生物が出るのは珍しいよな
981創る名無しに見る名無し:2013/10/22(火) 22:05:53.04 ID:EtCal9h9
>有翼蛇(ワイアーム)
あれは体内の構造から発射するというより、天然の魔術で炎を生成しているのかね。
蛇なのに訓練次第でドラクエのキメラみたいな群行も可能だし、軍事転用するとやばすぎるな。
982創る名無しに見る名無し:2013/10/23(水) 00:13:32.84 ID:JiTGfMN8
>>978
>対策として機能していない可能性すらある
その程度の調査しか出来ない無能揃いとしたいのね。

>「俺の考えてた展開と違う!」と言わんばかりに
描写から読み取れる状況が現実とかけ離れた自衛隊ヘイトだからだろ。
当たり前の備えや、過去に行ってた事すらしてない。
戦車さえ持ち込んでるのにこれは無い。
983創る名無しに見る名無し:2013/10/23(水) 00:37:45.75 ID:t98y73dq
そこまで文句あんなら自分で書けよ
984創る名無しに見る名無し:2013/10/23(水) 00:48:37.94 ID:28a6X7+8
うん、これは禁句だと思っていたが自分で(自分が)文句のつけようのないのを書け
985創る名無しに見る名無し:2013/10/23(水) 01:00:16.92 ID:yLDhpSWb
本職じゃあるまいし本当の戦場の様子なんて分かるわけないので
多少甘くても書きたいものを書いたほうがいいよ
商業でもデタラメなの幾らでもあるだろ
面白ければそれでいいのだ
986創る名無しに見る名無し:2013/10/23(水) 01:22:28.13 ID:JiTGfMN8
戦場の様子じゃなくて、準備段階の話だわな
987創る名無しに見る名無し:2013/10/23(水) 01:56:56.19 ID:7Qjcpxmg
過去の遭遇戦で魔法や怪物がいること、それが脅威になる事がわかっているなら
魔法や怪物については徹底的に調べるとは思うけどね、こっちの世界でも魔法が使えるし怪物も存在できるわけだし
自衛官だって人間だから死にたくはないしね
隠れて拷問ぐらいやるんじゃないかな
まあ作者様のネタばらしまちするのが一番じゃないかと
実は味方のマッチポンプとかで魔法関係ないかもしれんし
988創る名無しに見る名無し:2013/10/23(水) 04:58:34.88 ID:Q5f0ggiK
まず情報手に入れるだけで一苦労
その真偽を確認するのにも一苦労(異世界の常識を持たないんじゃ嘘や噂かも判断できない)
そこから有効だと思われる対応策考えてさらにそれを実行する許可貰って
実際に実行に移すという工程の一つ一つにいちいちタイムラグがでるだろうな
現場で全部勝手にやっていいというならまだしも自衛隊じゃそれすら出来ないだろうし
989創る名無しに見る名無し:2013/10/23(水) 09:04:44.87 ID:ZSQzXwsN
普通ならこうなるはず
絶対にこうなっているはず
こう〜なら、必ず〜なるはずだ
こういう自分のなかの常識をいとも簡単に壊される事がある事を忘れてはいけない

戦場において絶対などない
特にこの事を忘れた頃、自身の犠牲をもって思い出すことになる
990創る名無しに見る名無し:2013/10/23(水) 12:41:46.50 ID:o3rgINPW
戦場で自分の常識外のことで犠牲になりたくないから事前に情報収集や準備をするって話じゃないの
991創る名無しに見る名無し:2013/10/23(水) 12:57:21.20 ID:uPbM8QH6
なんというか最早ただ作品に文句を付けたいだけの様に見える
自衛隊ヘイトだと言うが、お前は作品をヘイトしてるだろうと言いたい
992創る名無しに見る名無し:2013/10/23(水) 13:51:28.73 ID:RQfu27Qd
島戦争なんて10年たってもローリダのこと知らなかったやん
993創る名無しに見る名無し:2013/10/23(水) 15:27:51.21 ID:HYTyUvyt
島戦争続きはまだですか?
994創る名無しに見る名無し:2013/10/23(水) 16:05:29.16 ID:CiJVfnkR
作者が、12月ごろ再開予定って、わざわざ言ってたろ。
島戦争2から3までの間のながーい期間からすれば短いんだから
素直に楽しみに待っていればいいんじゃね
995創る名無しに見る名無し:2013/10/23(水) 16:30:16.57 ID:VebFYdKU
まだ見ぬ次の話の内容をあれこれ考えながら待つというのもいいものですぞ
ところでまだ立ってないようなので次スレ立てときました

自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 第77章
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1382513049/
996創る名無しに見る名無し:2013/10/23(水) 17:00:46.94 ID:jY9dlcpN
乙です
997創る名無しに見る名無し:2013/10/23(水) 17:33:58.78 ID:zK+6ryVE
乙です!
998創る名無しに見る名無し:2013/10/23(水) 18:03:03.77 ID:LwU0h+Yl
>>993
島戦争エタってしまったん?
999創る名無しに見る名無し:2013/10/23(水) 18:17:00.89 ID:uPbM8QH6
>>998
いやいや>>994が言ってるように12月に更新再開する予定だって作者が言ってるだろ・・・
1000創る名無しに見る名無し:2013/10/23(水) 19:13:49.28 ID:0T2DaPv8
物語氏はもう来ないんですかね?
10011001
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