小沢がいかに橋下には頭が上がらないのか…。
小沢の力が発揮されるのは国民の政治リテラシーが極めて低い状態において。
テレビ時代の政治家の典型。(得意の選挙については早くからインターネット時代的だった)
2009年、政権交代の起こった衆院選の特徴は、
『衆院選:民主党 戦後初めて選挙による政権奪取を実現 - 毎日jp(毎日新聞)』
とあるように、マニフェストが広く読まれ、よく比較されたことにある。
そういう時代の変化を、いかに小沢が読み違えてきたのか、具体的な例を挙げてみる。
(1)西松事件後の民主党代表選を国民の目の届かないところですすめようとした。
05月14日、「ものすごい拙速感」 民主代表選で橋下知事
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mayor/1242200032/39 (2)衆院選直前、最重要だった静岡県知事選挙で候補の一本化にこだわり出遅れる。
メディアを通してメッセージを送った相手は一般の有権者ではなく組織だった。
小沢の予想に反して、過去に例のない質の高いマニフェスト選挙となり、
その後の都議選、衆院選を決定づけた。
(3)民主党マニフェストと地方分権論、橋下×小沢対談に向けての鮮やかなブレ(
>>23)、
政治理念を明文化できないのはマニフェスト以前。
元々活字にならない言動が支持されるタイプの政治家で、マニフェスト時代には立つ瀬がない。