1 :
132人目の素数さん :
2009/06/15(月) 19:00:00
>>1 スレ立て乙!
>>2 に数蝉の記事も加えてあって、完璧な仕事ぶりでござるな…
Cinco!
6 :
【転載】 :2009/06/16(火) 02:49:26
979 名前: 132人目の素数さん 投稿日: 2009/06/15(月) 23:24:53 nは自然数とする (sinx)^n+(cosx)^n の最大値、最小値を求めよ Kを非負の定数とする 区間[t1,t2]で定義された負でない連続関数f(t),g(t)が f(t)≦K+∫[t1→t]g(s)f(s)ds (t1≦t≦t2) を満たすならば f(t)≦Kexp(∫[t1→t]g(s)ds) (t1≦t≦t2) が成り立つことを示せ
7 :
132人目の素数さん :2009/06/16(火) 03:25:57
フィボナッチ数列に関した不等式ってないですか?
>>6 上:nの偶奇で場合分け。偶数の場合をといて、奇数の場合を解く。
下:グロンウォールの不等式
>>6 x^2+y^2=1 上での x^n+y^n の最大値と解釈してラグランジュ。
まだ前スレは 20 は書けるぜ!
ABを斜辺とする直角三角形ABCがある。 辺AC上に、頂点A、Cと異なる任意の点Pをとるとき、次の不等式が成り立つことを示せ。 (AB-BP)/AP>(AB-BC)/AC (お茶の水女子大)
12 :
132人目の素数さん :2009/06/18(木) 04:07:20
No1 a,b,cは実数で,a≧0,b≧0とする. p(x)=ax^2+bx+c q(x)=cx^2+bx+a とおく.-1≦x≦1をみたすすべてのxに対して|p(x)|≦1が成り立つとき, -1≦x≦1をみたすすべてのxに対して|q(x)|≦2が成り立つことを示せ. No2 nを正の整数,aを実数とする.すべての整数mに対して, m^2-(a-1)m+(an^2)/(2n+1)>0 が成り立つようなaの範囲をnを用いて表せ. No3 実数a,b,c,x,y,z,pが次の4条件をみたしている. a^2-b^2-c^2>0 ax+by+cz=p ap<0 x<0 このとき,x^2-y^2-z^2の符号を調べよ. No4 a,b,cは実数とする.また,xについての関数f(x)を以下のように定める. f(x)=x^3-3ax^2+(a^2-a+b)x+c a≦p,a≦q,a≦rをみたす任意の実数p,q,rに対して, {f(p)+f(q)+f(r)}/3≧f((p+q+r)/3) が成り立つことを示せ. No5 a,bは実数とする.xについての関数f(x)を f(x)=|x^3+ax+b| と定める.|x|≦1におけるf(x)の最大値をM(a,b)として,M(a,b)の最小値を求めよ.
13 :
132人目の素数さん :2009/06/18(木) 04:08:16
No6 nは自然数とする.2,2^2,2^3,…,2^nを並べ替えてできる数列をa[1],a[2],a[3],…,a[n]とする.このとき Σ[k=1,n]a[k]2^k の最大値,最小値を求めよ. No7 任意の正数a,b,cに対して,以下の不等式をみたすような実数kの最小値を求めよ. a^(1/3)+b^(1/3)+c^(1/3)≦k(a+b+c)^(1/3) No8 aは正の定数とする.任意の実数x,yに対して以下の不等式が成り立つことを示せ. |√(a+x^2)-√(a+y^2)|≦|x-y| No9 a,b,c,p,qはすべて異なる実数とする. f(x)=(x-a)(x-b) g(x)=(x-b)(x-c) h(x)=(x-c)(x-a) として,f(x)+g(x)+h(x)=0の解がp,qであるとき,h(b)<0ならばf(p)g(q)>0であることを示せ. No10 a,b,c,dは0以上1以下の実数である.このとき,以下の不等式が成り立つことを示せ. (a+b+c+d+1)^2≧4(a^2+b^2+c^2+d^2)
14 :
132人目の素数さん :2009/06/18(木) 04:09:13
No11 a[1],a[2],…はすべて絶対値が1より小さい実数である.nを2以上の自然数として,以下の不等式を示せ. a[1]a[2]…a[n]+n-1>Σ[k=1,n]a[k] No12 x,yは正の実数とする. (1) 任意のx,yに対して,√(x+y)<√x+√yが成り立つことを示せ. (2) 任意のx,yに対して,√x+√y≦k√(x+y)が成り立つような実数kの最小値を求めよ. No13 a,b,cは正の実数とする. (1) (a+1/b)(b+4/a)の最小値と,そのときのa,bの値を求めよ. (2) (a+1/b)(b+4/c)(c+9/a)の最小値と,そのときのa,bの値を求めよ.
ん...なんか「大学への数学」関係雑誌で見たような問題が並ぶ
17 :
15 :2009/06/18(木) 17:22:20
>>11 ∠CBP = θ とおくと、
BP = BC/cosθ
CP = BC・tanθ
(BP-BC)/CP = (1-cosθ)/sinθ = sinθ/(1+cosθ),
これはθについて単調増加だから
(BP-BC)/(AC-AP) = (BP-BC)/CP < (AB-BC)/AC
∴ AC(AB-BP) > AP(AB-BC),
両辺を AC・AP で割る。
>>12 No.4
x≧a では
f "(x) = 6(x-a) ≧ 0 ・・・・・ 下に凸
>>13 No.6 チェビシェフ
最大になるのは Σ同順序積 のとき a[k] = 2^k,
(与式) = Σ[k=1,n] 4^k = 4(4^n -1)/(4-1),
最小になるのは Σ逆順序積 のとき a[k] = 2^(n+1-k),
(与式) = Σ[k=1,n] 2^(n+1) = n・2^(n+1),
No.7 チェビシェフ
a^(1/3)=A, b^(1/3)=B, c^(1/3)=C とおくと、
(A+B+C)^3 ≦ 3(A+B+C)(A^2+B^2+C^2) ≦ 9(A^3 + B^3 + C^3),
No.8 分子を有理化して
(左辺) = |x^2 - y^2|/{√(a+x^2) + √(a+y^2)} ≦ |x^2 - y^2|/(|x|+|y|) = Min{|x+y|,|x-y|},
08信州大(後期)より nを1より大きい整数とする。次の不等式を示せ。 log(n) * log(nπ^2/4) > Σ[k=1,n-1] (4/(kπ))√[log(kπ/2) * log{(k+1)π/2}]
>>14 No.11
(左辺) - (右辺) = Σ[k=2,n] (1-a[1]a[2]・・・・a[k-1])(1-a[k]) > 0,
No.12
(1) (√x + √y)^2 = x + y + 2√(xy) > x + y,
の平方根をとる。
(2) 2(x+y) - (√x + √y)^2 = x+y -2√(xy) = (√x - √y)^2 ≧ 0,
∴ √x + √y ≦ √{2(x+y)},
等号成立は x=y のとき。
>>14 No.13
(1) 1 + 4 + 2(ab/2 + 2/ab) ≧ 1 + 4 + 2*2 = 9,
等号成立は ab=2 のとき。
(2) 6{(2a/3 + 3/2a) + (3b/2 + 2/3b) + (c/6 + 6/c) + (abc/6 + 6/abc)}
≧ 6{2 + 2 + 2 + 2} = 48,
等号成立は a=3/2, b=2/3, c=6 のとき。
No.11 は [前スレ.990] かな。
>>19 π/2 = p とおくと、相乗・相加平均より
(右辺) < 納k=1,n-1] (2/3k){log(kp) + log((k+1)p)}
= 納k=1,n-1] (2/3k){log(k) + log(k+1) + 2log(p)},
(左辺) = log(n)log(np^2) = log(n){log(n) + 2log(p)} = log(n)^2 + 2log(p)・log(n),
したがって、
納k=1,n-1] (2/3k){log(k) + log(k+1)} < log(n)^2, ・・・・・ (I)
納k=1,n-1] (2/3k) < log(n), ・・・・・ (II)
を示せば十分。
(I)
1/(k+1) < -log(k/(k+1)) = log((k+1)/k) = log(k+1) - log(k),
より
納k=1,n-1] (2/3k){log(k+1) + log(k)} < (2/3)log(2) + 納k=2,n-1] (1/(k+1)){log(k+1) + log(k)}
= (2/3)log(2) + 納k=2,n-1] {log(k+1) - log(k)}{log(k+1) + log(k)}
= (2/3)log(2) + 納k=2,n-1] {log(k+1)^2 - log(k)^2}
= (2/3)log(2) + log(n)^2 - log(2)^2
= log(n)^2 -log(2){log(2) -2/3}
< log(n)^2, {log(2) = 0.693147・・・ >2/3}
(II)
・n=2 のときは 明らか。
・n>2 のとき、(I) と同様に
納k=1,n-1] (2/3k) = 2/3 + 納k=2,n-1] (2/3k)
< 2/3 + 納k=2,n-1] {log(k+1)-log(k)}
= 2/3 + log(n) - log(2)
< log(n), {log(2) = 0.693147・・・ >2/3}
または、 y=1/x が下に凸だから
納k=1,n-1] (1/k) < ∫[1/2, n -1/2] 1/x dx = log(2n-1) < (3/2)log(n),
>>13 No.10
Max{a,b,c,d} = M とおく。
ab+ac+ad+bc+bd+cd ≧ M(a+b+c+d-M) ≧ a^2 + b^2 + c^2 + d^2 - M^2 > a^2 + b^2 + c^2 + d^2 -1,
(左辺) = (a+b+c+d)^2 + 2(a+b+c+d) + 1
= (a^2 +b^2 +c^2 +d^2) + 2(ab+ac+ad+bc+bd+cd) +2(a+b+c+d) +1
≧(a^2 +b^2 +c^2 +d^2) + (a^2 +b^2 +c^2 +d^2 -1) +2(a^2 +b^2 +c^2 +d^2) +1
= (右辺),
>>6 (上),
>>8 n=2m (偶数)のとき cos(x)^2 - (1/2) = ξ, とおく。|ξ| ≦ 1/2, 与式は
(与式) = (1/2 - ξ)^m + (1/2 + ξ)^m = 2納k=0,[m/2]] C[m,2k] (1/2)^(m-2k) ξ^(2m),
ξ=±1/2 のとき最大値 1,
ξ=0 のとき最小値 (1/2)^(m-1),
nが奇数のとき、与式を g(x) とおくと,
g '(x) = n・sin(x)cos(x){sin(x)^(n-2) - cos(x)^(n-2)},
最大値 g(0) = g(π/2) = 1,
最小値 g(π) = g(3π/2) = -1,
なお、
極小値 g(π/2) = (1/2)^(n/2 -1),
極大値 g(3π/2) = -(1/2)^(n/2 -1),
25 :
24 :2009/06/21(日) 02:34:01
>>24 の訂正、スマソ.
2行目
(与式) = ・・・・ = 2農{k=0,[m/2]} C(m,2k) (1/2)^(m-2k) ξ^(2k),
負の実数 x,y,z が x+y+z<-3 および x^2+y^2+z^2+2xyz=1 を満たすとき, (1) (x+1)(y+1)(z+1)≦0 が成り立つことを示せ。 (2) x,y,z が全て無理数である x,y,z の例を1組挙げよ。 (2006年 旭川医科大学)
27 :
132人目の素数さん :2009/06/22(月) 21:41:53
x=1/y=zとおく。
>>26 (2)はx=-cosh(1),y=-cosh(2),z=-cosh(3)
として、無理数かどうか言及しないでokだろうか
だめでしょ
33 :
132人目の素数さん :2009/06/23(火) 16:15:14
F[n]はフィボナッチ数列 (F[n]F[n+1])^4≦(n^3)Σ[k=1→n](F[k])^8
>>26 (2) は
x = -(1/2)(a + 1/a), y = -(1/2)(b + 1/b), z = -(1/2)(c + 1/c), abc=1,
(略証)
定義より
x^2 + y^2 + z^2 +2xyz = 1 + (1/4)(1-abc)(1 + 1/a^2 + 1/b^2 + 1/c^2) + (1/4){1 - 1/(abc)}(1 + a^2 + b^2 + c^2),
さらに abc=1 とおけば (上式) = 1, 題意を満たす。
35 :
132人目の素数さん :2009/06/23(火) 19:47:49
(z+xy)^2=(x^2−1)(y^2−1)。
>>33 (右辺)=(1+1+…+1)(1+1+…+1)(1+1+…+1)(F[1]^8+F[2]^8+…+F[n]^8)
≧(1+1+…+1)(1+1+…+1)(F[1]^4+F[2]^4+…+F[n]^4)^2={(1+1+…+1)(F[1]^4+F[2]^4+…+F[n]^4)}^2
≧(F[1]^2+F[2]^2+…+F[n]^2)^4
=(F[n]F[n+1])^2=(左辺)
n≧3のとき(F(n+1)/F(n))^4≦2^4≦3^3≦n^3だから緩すぎ。
39 :
132人目の素数さん :2009/06/24(水) 02:51:23
学コンから (√2)^(√2)を小数第1位まで求めよ
40 :
132人目の素数さん :2009/06/24(水) 03:02:46
a+b+c=0,1/4≦x≦y≦z≦1のとき abx+bcy+caz≦0 を示せ
42 :
132人目の素数さん :2009/06/24(水) 05:07:09
x=-5-4√2 y=-1-√2 z=-1-√2
>>42 みたいに適当に-1より小さい2つの無理数で計算しやすい組とってきて代入してもうひとつの文字求めればいいだけじゃないの
思いついたのは
x=-3+√2,y=-3-√2,z=-7-2√7
なんでそんなにややこしく考えるのかわからん
44 :
41 :2009/06/24(水) 13:08:17
>>43 ちょっと行き当たりばったりすぎな気もしたから,もうちょっとウマク平易に解きたかったんだ
先験的に解くと
>>35 みたいなのになり,それを元に
>>34 みたいな答えが出てくる
(1)の結果と
>>36 から-1より小さい実数をx,yに代入してzを求めたらx+y+z<3は自ずと満たされる
別に行き当たりばったりでもないだろ
このスレでオナニーの邪魔をするのは無粋というもの…
>>26 (1)
(
>>36 の解説)
題意より x-1 <-1, y-1 <-1 だから、
>>36 より
(x+1)(y+1) ≧0,
x+1 と y+1 は同符号。
同じ様に
x+1, y+1, z+1 は同符号。
一方、
(x+1) + (y+1) + (z+1) = (x+y+z) +3 < 0,
x+1, y+1, z+1 ≦ 0,
お前らかっけー
49 :
132人目の素数さん :2009/06/26(金) 01:13:22
微分法を使わずに x≧0におけるx^3-3xの最小値を求めることってできますか?
x^3 - 3x = (x+2) (x-1)^2 - 2
51 :
132人目の素数さん :2009/06/26(金) 01:59:59
x^3+1+1≧3x⇔x^3-3x≧-2 じゃあ駄目?
x^3+1+1に ( ゚∀゚)つ AM-GM
a>0,b>0のとき (b^2/a^2)−a+b^2−1+(a^2/b^2)−b^2/a の最小値を求めよ
54 :
132人目の素数さん :2009/06/26(金) 18:41:40
Canada 1997 1/1999 < Π[i=1 to 999] (2i-1)/2i < 1/44
>>54 (2i-1)(2i+1) = (2i)^2 -1 < (2i)^2 より,
(2i-1)/(2i) < (2i-1)/√{(2i-1)/(2i+1)} < √{(2i-1)/(2i+1)}
(4i-1)(4i+1) = (4i)^2 -1 < 4(2i)^2 より,
(2i-1)/(2i) = 1 - 1/(2i) = √{1 - (4i-1)/(2i)^2} > √{1 - 4/(4i+1)} = √{(4i-3)/(4i+1)},
すなわち
√{(4i-3)/(4i+1)} < (2i-1)/(2i) < √{(2i-1)/(2i+1)}
k=2,・・・,n を掛けて
√{5/(4n+1)} < Π[i=2,n] (2i-1)/(2i) < √{3/(2n+1)},
∴ (1/2)√{5/(4n+1)} < Π[i=1,n] (2i-1)/(2i) < (1/2)√{3/(2n+1)},
n=999 とおいて
1/57 < (1/2)√(5/3997) < Π[i=1,999] (2i-1)/(2i) < (1/2)√(3/1999) < 1/51,
なお、近似値 0.017847935113411・・・・
56 :
55 :2009/06/26(金) 22:25:08
訂正スマソ (2i-1)/(2i) < (2i-1)/√{(2i-1)*(2i+1)} = √{(2i-1)/(2i+1)}, i= 2,・・・,n を掛けて
57 :
132人目の素数さん :2009/06/26(金) 22:33:48
>>54 (2i-1)2i > (2i-1)/(2i+1) より
Π[i=1 to 999] (2i-1)/2i > Π[i=1 to 999] (2i-1)/(2i+1) = 1/1999
(2i-1)2i < 2i/(2i+1) より
(Π[i=1 to 999] (2i-1)/2i)^2
< (Π[i=1 to 999] (2i-1)/2i)(Π[i=1 to 999] 2i/(2i+1))
< Π[i=1 to 999] ((2i-1)/2i) (2i/(2i+1))
= 1/1999
よって, Π[i=1 to 999] (2i-1)/2i < 1/√1999 < 1/44
(∵ 44^2 = 1936 < 1999 < 2025 = 45^2)
以上より 1/1999 < Π[i=1 to 999] (2i-1)/2i < 1/44
58 :
132人目の素数さん :2009/06/26(金) 22:40:14
素朴な疑問ですけど 簡単のため、x,f(x),g(x)>0として f(x)-g(x)やf(x)/g(x)の最小値を求める問題で f(x)≧g(x)+Kを導き出して f(x)-g(x)の最小値はKといったり (ex:f(x)=x^3,g(x)=3x,K=-2) f(x)≧Kg(x)を導き出して f(x)/g(x)の最小値はKといったり (ex:f(x)=x^3+2,g(x)=3x,K=1) するのって等号成立条件を満たしさえすればokですか?
59 :
132人目の素数さん :2009/06/26(金) 22:47:11
>>58 前者はおk
後者の場合はg(x)が正数値を取るか負数値を取るか,はたまたゼロかで違う.
安易に考えてはいけない場合だよ.
その例だと定義域が書いてないので,負・正0ではそれぞれ負・正無限大に発散するので,最小値無し.
定義域がx>0であれば最小値1(x=1)でおkだけど
62 :
132人目の素数さん :2009/06/27(土) 00:08:26
>>61 >>58 には
『簡単のため、x,f(x),g(x)>0として』
と書いてあったので…
63 :
61 :2009/06/27(土) 00:42:11
ごめん,読み飛ばしてた(爆) orzorzorz
>>53 b/a + a/b -2 = (b-a)^2 /(ab) = x とおく。xの変域は x≧0,
b/a + a/b +2 = (b+a)^2 /(ab) = x+4,
(b/a)^2 + (a/b)^2 -2 = (b^2 - a^2)^2/(ab)^2 = (b-a)^2・(b+a)^2/(ab)^2 = x(x+4),
よって
(与式) = x(x+4) -bx +(b-1)^2 = x^2 + (4-b)x +(b-1)^2 = (x+2 -b/2)^2 + (3/4)(b^2 -4) = F(x,b),
これはxの2次式で、軸のx座標は b/2 -2 である。
・0<b≦4 のとき
F(x,b) ≧ F(0,b) = (b-1)^2 ≧0,
等号成立は a=b=1 のとき,
・b≧4 のとき
F(x,b) ≧ F(b/2 -2,b) = (3/4)(b^2 -4) ≧ 9,
-------------------------------------------------
>>24 の訂正
最後の2行
極小値 g(π/4) = ・・・・
極大値 g(5π/4) = ・・・・
>>64 F(x,y) = x(x+4) -xy +(y-1)^2
= (x+2)^2 -(x+2)y +y^2 -3
= (3/4)x(x+4) + {(x+2)/2 -y}^2 ≧ 0, (x>0)
66 :
132人目の素数さん :2009/06/28(日) 21:26:57
情報 今年の群馬大の入試は関数方程式と不等式を絡めたやつが出たらしい (問題知ってる人は頼みます) 月刊大数で毎月不等式の記事が出てるらしい
p_iをi番目に大きい素数とする。 p_(n+1)と1+Π[i=1→n]の大小関係を答えよ。 (0.99)^99 と (1.01)^(-101) の大小関係を答えよ。 sin44°とsin46°の大小関係を答えよ。 n≧2の時 1^n×2^(n-1)×…×n^1>(n・n!/2^n)^((n+1)/2) を示せ。 1・2・2・3・3・3・4・4・4・4・5・…・n・n…・n <(e・n!/(n+1))^(n+1) a,b,c,dは実数で |a|≦2 ,|b|≦2 ,|c|≦2 ,|d|≦2 a+b=1,c+d=1を満たすとする。 このとき、ac+bdの最大値と最小値を求めよ。 f(x,y,z)=zy^2x^3+yx^2+x+1(-1≦z≦y≦0≦x≦1)の最大値,最小値を求めよ。
>>67 > sin44°とsin46°の大小関係を答えよ。
ぽかーん…
何も考えずに問題を貼ってしまった、すまない
元ネタ
NO.5-1 sin44°とsin46°〜難易度☆☆★★★
問題
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/11/05(水) 02:07:27.33 ID:zPq0YMmyO
>>22 (sin44°)/(sin46°)は1より大きいか
解答
<+> ...
小さい
解説
sin44°<sin46°を示す。
加法定理を用いて
sin(45°+1°)-sin(45°-1°)
=sin45°cos1°+cos45°sin1°-sin45°cos1°+cos45°sin1°
=2cos45°sin1°=√2sin1°>0
∴sin46°>sin44°から
sin44°/sin46°<1
大小比較を何をもってするかが、重要。
手によっては、相当大変かもしれない。
>大小比較を何をもってするかが、重要。 >手によっては、相当大変かもしれない。 そうやってる当人に言われると説得力があるな
sinが[0,π/2]で単調増加という事実は知らないものとして答えよ という問題だったんだろうか...
>>73 それでも三角関数バラすだけだな
2 sin(x-a) sin(x+a) = cos(2a) - cos(2x)
∴ 2 sin(45-1) sin(45+1) = cos(2) < 1
>>67 (0.99)^99 と (1.01)^(-101) の大小関係
〔補題〕 |h| <0 のとき
(1-h)^(1-h) * (1+h)^(1+h) ≧ 1,
(略証)
f(x) = x・log(x) とおく。(x > 0)
f(x) = -x・log(1/x) = -x・log(1 - (1 -1/x)) ≧ -x・{-(1 -1/x)} = x-1,
f(1-h) + f(1+h) ≧ (-h) + h = 0,
あるいは、y=f(x) は下に凸から、
f(1-h) + f(1+h) ≧ 2f(1) = 0, (終)
----------------------------------------------------
線分(-1,2)〜(2,-1) 上に2点 P=(a,b), Q=(c,d) をとる。
このとき ac+bd = OP↑・OQ↑ は・・・・
>>67 > (0.99)^99 と (1.01)^(-101) の大小関係を答えよ。
200個の相加相乗平均不等式より,
1 = (1/0.99)×99 + (1/1.01)×101 ≧ { (0.99)^(-99) (1.01)^(-101) }^(1/200)
1/0.99 ≠ 1/1.01 より,相加相乗平均の等号成立条件は満たされない。ゆえに
1 > (0.99)^(-99) (1.01)^(-101)
∴ (0.99)^99 > (1.01)^(-101) (終)
>>76 の訂正
1 = {(1/0.99)×99 + (1/1.01)×101} / 200 ≧ { (0.99)^(-99) (1.01)^(-101) }^(1/200)
>>75 の補足
1-h : 1+h = m : n のとき
2m/(m+n) = 1-h, 2n/(m+n) = 1+h,
相加相乗平均より
1 = {(1/(1-h))*m + (1/(1+h))*n}/(m+n) ≧ {(1/(1-h))^m・(1/(1+h))^n}^(1/(m+n))
= (1/(1-h))^((1-h)/2)・(1/(1+h))^((1+h)/2)
= 1/√{(1-h)^(1-h) * (1+h)^(1+h)},
79 :
132人目の素数さん :2009/07/01(水) 02:53:21
F[n]はフィボナッチ数列とするとき (F[n])^2≦F[2n]≦(F[n+1])^2
F[n]を行列表示してF[2n]をF[n]などで表す式を出して、以下略
行列表示?
>>79 簡単な計算により
F[2n] = 2 F[n+1] F[n] - F[n]^2
よって
F[2n] ≧ 2 F[n]^2 - F[n]^2 = F[n]^2
F[2n] ≦ F[n+1]^2 - (F[n-1] - F[n])^2 ≦ F[n+1]^2
>>82 最後の行のF[n-1]はF[n+1]の間違い
>>81 F[n+1] F[n]
F[n] F[n-1]
という行列M[n]を作ると、(F[0]=0)
11
10
のn乗になるから M[2n]=M[n]^2 より簡単な関係式が出てくるちゅーこと。
かなり荒い評価であることも分かります。
|x・y^2・z^3|/(1+x^2+y^2+z^2)^4≦K
>>88 w=1 とおく。
w^2 = W, 2x^2 = X, y^2 =Y, (2/3)z^2 = Z とおく。
{W,W,X,Y,Y,Z,Z,Z} の8個で相乗・相加平均すると、
(W^2・X・Y^2・Z^3)^(1/8) ≦ (W+W+X+Y+Y+Z+Z+Z)/8,
(16/27)^(1/8)(w^2・x・y^2・z^3)^(1/4) ≦ (w^2 + x^2 + y^2 + z^2)/4,
両辺を4乗して
{4/(3√3)}|w^2・x・y^2・z^3| ≦ (w^2 + x^2 + y^2 + z^2)^4 /256,
よって
|w^2・x・y^2・z^3| / (w^2 + x^2 + y^2 + z^2)^4 ≦ (3√3)/1024 = K,
等号成立は W=X=Y=Z, すなわち x={1/(√2)}w, y=w, z={√(3/2)}w のとき。
問題仕入れてきた
問1 1辺が1の正方形の各辺上に4点をとる この4点を頂点とする四角形の周の長さは2√2以上であることを示せ 問2 ∠A=20゚,AB=ACの二等辺三角形がある 2AB<AC<3ABを示せ 問3 三角形ABCにおいてBCの中点をMとするとき 2AM>AB+AC-BCを示せ 問4 AB>ACの△ABCにおいてBCの中点をMとする ∠BAM<∠CAMを示せ 問5 0<x≦y≦z,1/10≦y,xyz=1のとき (1+logx)(1+logy)(1+logz)≦1を示せ ただしlogの底は10とする 問6 0<xで定義された連続関数f(x)が 0<x,yにおいて,f(xy)=f(x)+f(y) 任意の自然数nにおいて,f(n)<f(n+1) を満たすとき f((x+y)/2)≧(f(x)+f(y))/2を示せ
(;´д`) ハァハァ…
93 :
132人目の素数さん :2009/07/03(金) 06:30:53
問2 ∠A=20゚,AB=ACの二等辺三角形がある 2BC<AC<3BCを示せ ~~~~~~~~~~~~~~ ABじゃなくBC
四面体のある1辺をとり、その辺をBCとし、BC=1とする。四面体A-BCDにおいて、AからBCに下ろした垂線の長さとDからBCに下ろした垂線の長さはともに1/2以上となる。 このような1辺がとれることを示せ。 お願いします。
問題文書き直します。 任意の四面体について、ある1辺をとり、その辺をBCとする。このとき、四面体をA-BCDとすると、AからBCに下ろした垂線の長さとDからBCに下ろした垂線の長さはともに(1/2)*BC以上となる。 このようなある1辺(=BC)がとれることを示せ。
>>91 問1
(a+b)^2 > a^2 + b^2 = (1/2)(a+b)^2 + (1/2)(a-b)^2 ≧ (1/2)(a+b)^2,
直角3角形の辺の長さを a,b,c とすると
a+b > c = √(a^2 + b^2) ≧ (a+b)/√2,
4辺について たす。
(□の周長) > (◇の周長) ≧ (□の周長)/√2,
□が正方形ぢゃなくて長方形の場合も同様。
問2
Aを中心として、△ABCと合同な三角形を18個並べる。→ この正18角形は、半径AB の円に内接する。
∴ 2π*AB > 周長 = 18*BC,
∴ AB /BC > 18/(2π) = 2.864789
問3
Mは線分BC上の点だから、三角不等式より
AM > AB - MB,
AM > AC - MC,
辺々たす。
>>91 問4
題意より
BM = CM,
∠AMB + ∠AMC = 180゚ ゆえ sin(∠AMB) = sin(∠AMC),
よって正弦定理から
AB・sin(∠BAM) = BM・sin(∠AMB) = CM・sin(∠AMC) = AC・sin(∠CAM),
問5
題意より 1+log(z) ≧ 1+log(y) ≧0,
・1+log(x) ≦0 のとき、 (左辺) ≦0 < 1,
・1+log(x) >0 のとき、相乗・相加平均より
(左辺) ≦ {[3+log(x)+log(y)+log(z)]/3}^3 = {[3+log(xyz)]/3}^3 = {[3+log(1)]/3}^3 = 1,
問6
f(exp(u)) = g(u) とおくと、
g(u+v) = f(exp(u+v)) = f(exp(u)exp(v)) = f(exp(u)) + f(exp(v)) = g(u) + g(v), ・・・・ 加成性
∴ g(u) = au,
∴ f(x) = g(log(x)) = a・log(x),
題意より a>0, なので y=f(x) は上に凸.
ぬるぽ
>>91 問2
この正18角形は、半径 √{AB^2 -(BC/2)^2} の円に外接するから、
周長 = 18*BC > 2π√{AB^2 - (BC/2)^2},
AB/BC < √{(18/2π)^2 + (1/4)} = 2.908095
>問6 > f(exp(u)) = g(u) とおくと、 > g(u+v) = f(exp(u+v)) = f(exp(u)exp(v)) = f(exp(u)) + f(exp(v)) = g(u) + g(v), ・・・・ 加成性 >∴ g(u) = au, >∴ f(x) = g(log(x)) = a・log(x), >題意より a>0, なので y=f(x) は上に凸. >∴ g(u) = au, これはアリなのか? ガッ
いびつなサイコロがあり、1から6までのそれぞれの目が出る確率が1/6とは限らないとする。 このさいころを2回ふったとき同じ目が出る確率をPとし、 1回目に奇数、2回目に偶数の目が出る確率をQとする。 (1) P≧1/6であることを示せ。また、等号が成立するための必要十分条件を求めよ。 (2) 1/4≧Q≧(1/2)-(3/2)Pであることを示せ。 A=1/(21・1009),B=[{1+(1/2009)}^(1/21)]-1,C=1-[{1-(1/2009)}^(1/21)]とする。 これらの中で最大のものと、最小のものを答えよ。
ここを見ると格の違いを感じるorz
>>91 問2
合同な三角形を3つ並べる. (頂点Aを重ねる.)
△ABC ≡ △ACD ≡ △ADE,
∠BAE = 3∠A = 60゚,
AB = AE,
∴ △ABE は正三角形.
AB = BE < BC + CD + DE = 3BC,
BEとACの交点をC',BEとADの交点をD'とおく.
∠CBC' = ∠B - ∠ABE = 20゚ = ∠A,
∴ ∠BC'C = 180゚ - ∠A - ∠C = ∠C,
∴ △BCC' は二等辺三角形.
BC'= BC,
同様に D'E = DE,
∴ AB = BE > BC' + D'E = BC + DE = 2BC,
>>98 は牛刀・・・・
105 :
132人目の素数さん :2009/07/04(土) 15:34:28
カウガールが通ります ハ,,ハ モォ ||゚ω゚||レ _)_, ―‐ 、 /(Y (ヽ_ /・ ヽ  ̄ヽ ∠_ゝ ` ^ヽ ノ.::::::__( ノヽ _/ヽ /ヽ ̄ ̄/ヽ
>>102 (下)
n = 21, h = 1/2009, とおく。
A = h/n, B = (1+h)^(1/n) -1, C = 1 -(1-h)^(1/n),
(1+A)^n - (1+B)^n = (1 + h/n)^n - (1+h) = 納k=2,n] C[n,k] (h/n)^k >0,
(1-A)^n - (1-C)^n = (1 - h/n)^n - (1-h) = 納k=2,n] C[n,k] (-h/n)^k
≧ 納j=1,[(n-1)/2]] {C[n,2j] - C[n,2j+1](h/n)} (h/n)^(2j)
≧ 納j=1,[(n-1)/2]] C[n,2j] (1-h) (h/n)^(2j) >0, (*)
よって C > A > B,
※ C[n,2j+1](1/n) = ((n-2j)/n)(1/(2j+1))C[n,2j] ≦ C[n,2j]
>102 (下) n = 21, h = 1/2009, とおく。 A = h/n, B = (1+h)^(1/n) -1, C = 1 -(1-h)^(1/n), x^n - {1 + n(x-1)} = (x-1){Σ[k=1,n-1] x^k - n} = (x-1)^2・{Σ[k=0,n-2] (n-1-k)x^k } ≧ 0. に x = 1±(h/n) を代入。
>>101 勘違い? してないと思うが。
件の問題の一過程だろ?
109 :
101 :2009/07/04(土) 22:16:13
もっと言うと、この前別のところに 「三角形の内部の点に対して3頂点からの積が云々」 という質問も見かけたが君ではないのかな?
110 :
132人目の素数さん :2009/07/04(土) 23:20:37
奉納 実数x[i],a[i],b[i],c[i](i=1,2,3)は,以下の条件(い)〜(に)を満たすものとする。 (い) x[1]≦x[2]≦x[3] (ろ) i=1,2,3に対してa[i]≧0,b[i]≧0,c[i]≧0 (は) i=1,2,3に対してa[i]+b[i]+c[i]=1 (に) a[1]+a[2]+a[3]=b[1]+b[2]+b[3]=c[1]+c[2]+c[3] 実数y[i](i=1,2,3)を y[1]=a[1]x[1]+a[2]x[2]+a[3]x[3] y[2]=b[1]x[1]+b[2]x[2]+b[3]x[3] y[3]=c[1]x[1]+c[2]x[2]+c[3]x[3] により定義する。 y[1]+y[2]≧x[1]+x[2]を示せ。
実数c(0<c<1)と,実数x,y,a,bの間に |x−a|<c,|y−b|<c という関係があるとき, |xy−ab|<(c+|a|+|b|)c が成り立つことを証明せよ。
『x^2+y^2+z^2=1のとき、2x+2y+2zの最大値を求めよ』 A君はこの問題を次のように解いた 「x,y,z≧0のとき考えれば十分である 4 =(x^2+1)+(y^2+1)+(z^2+1) ≧2x+2y+2z 等号成立条件よりx=y=z=1のとき最大値4」 さてこれはなぜ間違ってるのだろうか?
>>112 x=y=z=1 は x^2+y^2+z^2=1 に矛盾
>>112 最大値の求め方について、ろくに考えずに
図形的解法、シュワちゃん殺法くらいしか思いつかんけど、
他にもありますか ( ゚∀゚)?
x,y,z≧0のとき考えれば十分である 6 =(3x^2+1)+(3y^2+1)+(3z^2+1) ≧√3(2x+2y+2z) 等号成立条件よりx=y=z=1/√3のとき最大値2√3 これだと矛盾が生じないんだよな・・・
>>112 3 = 3(x^2 + y^2 + z^2)
= (x+y+z)^2 + (y-z)^2 + (z-x)^2 + (x-y)^2
≧ (x+y+z)^2
= (1/4)(2x+2y+2z)^2,
これでも矛盾しないでつ・・・
117 :
132人目の素数さん :2009/07/05(日) 03:44:07
むかしむかし、きびだんごが一つありました イヌとサルが食べなければ、キジがだんごを食べられます サルとキジが食べなければ、イヌがだんごを食べられます キジとイヌが食べなければ、サルがだんごを食べられます みんなきびだんごを食べることができました。めでたしめでたし さてこれはなぜ間違ってるのだろうか?
何か混乱してきたぜ 求めることは示すことより難しい
>>117 もしかして、「が」と「は」の違い、という日本語論でしょうか?
ちょっと腹が減ったんだけどサ、吉備団子っちゅう気はせんわな そやけど、また蕎麦屋に行ってもジジ臭いしなァ
121 :
132人目の素数さん :2009/07/05(日) 19:27:22
Q1 nを6以上の自然数とする (n+1)*C(n,[n/2])>2^(n+1) となることを示せ Q2 nを7以上の自然数とする lcm(1,2,…,n)>2^n となることを示せ
122 :
86 :2009/07/05(日) 21:35:17
>>67 >>86 の訂正、スマソ.
M_n / e^(n(n-1)/2) < m_n < n!・M_n / e^(n(n-1)/2), ・・・・・・ (2)
>>67 m_n, M_n を
>>86 のようにおくと、
m_n・M_n = (n!)^(n+1), ・・・・・・・・・・ (1)
一方、補題↓より
c^(n-1) √(n!) M_n / e^((n+2)(n-1)/2) < m_n < √(n!) M_n / e^(n(n-1)/2), ・・・・・・・(3)
(1),(3) より
c^((n-1)/2)(n!)^((n+1.5)/2) / e^((n+2)(n-1)/4) < m_n < (n!)^((n+1.5)/2) / e^(n(n-1)/4),
(n!)^((n+0.5)/2)・e^(n(n-1)/4) < M_n < (n!)^((n+0.5)/2)・e^((n+2)(n-1)/4) / c^((n-1)/2),
〔補題50〕
c・k^(k +1/2) / e^k < k! < k^(k +1/2) / e^(k-1), c=√(2π),
k=2〜n とおいて辺々掛けると
c^(n-1) √(n!) M_n / e^((n+2)(n-1)/2) < m_n < √(n!) M_n / e^(n(n-1)/2),
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/math/1242389481/050 , 133
東大入試作問者スレ17
>>121 とりあえずQ1だけ・・・
題意より [n/2] = m ≧ 3,
(左辺)/(右辺) = (n+1)C[n,m]/2^(n+1) = {(n+1)!/m!(n-m)!}/2^(n+1) = {(2m+1)!/(m!)^2}/2^(2m+1) = {(2m+1)!!/(2m)!!}/2 ≧ (7!!/6!!)/2 = (105/48)/2 >1,
126 :
132人目の素数さん :2009/07/07(火) 18:19:45
[問題] a_0, a_1,,,a_N ≧0 のとき次の不等式を示せ: Σ_[n,m=0]^{N} {a_n a_m}/{n+m+1} ≦ π Σ_[n=0]^{N} (a_n)^2
実数x,yがx≧y≧1を満たすとき,次の不等式が成立することを示せ (x+y-1){log[2](x+y)}≧(x-1)(log[2]x)+(y-1)(log[2]y)+y a,b,cを正の数とするとき,不等式 2[{(a+b)/2}-(ab)^(1/2)]≦3[{(a+b+c)/3}-(abc)^(1/3)] を証明せよ.また等号が成立するのはどんな場合か (1)0≦α<β≦π/2であるとき,次の不等式を示せ ∫[α,β]sinxdx+∫[(π-β),(π-α)]sinxdx>(β-α){sinα+sin(π-β)} (2)Σ[k=1,7]sin(kπ/8)<16/π n個(n≧3)の実数a[1],a[2],…,a[n]があり,各a[i]は他のn-1個の相加平均より大きくはないという このようなa[1],a[2],…,a[n]の組をすべて求めよ。 すべては0でないn個の実数a[1],a[2],…,a[n]があり a[1]≦a[2]≦…≦a[n]かつa[1]+a[2]+…+a[n]=0を満たすとき a[1]+2a[2]+… +na[n]>0 が成り立つことを証明せよ nを2以上の整数とする.実数a[1],a[2],…,a[n]に対し,S=a[1]+a[2]+…+a[n]とおく k=1,2,…,nについて,不等式-1<S-a[k]<1が成り立っているとする a[1]≦a[2]≦…≦a[n]のとき,すべてのkについて|a[k]|<2が成り立つことを示せ 実数a,b(0≦a<π/4,0≦b<π/4)に対し,次の不等式の成り立つことを示せ √{(tana)(tanb)}≦tan{(a+b)/2}≦(tana+tanb)/2 f(x)=1-sinxに対し g(x)=∫[0,x]{(x-t)f(t)}dtとおく このとき,任意の実数x,yについて g(x-y)+g(x+y)≧2g(x) が成り立つことを示せ
入試ばっかやな つまらん
>>111 |xy-ab|
=|(x-a)y+a(y-b)|
≦|(x-a)y|+|a(y-b)|
<c|y|+|a|c
=c|(y-b)+b|+|a|c
≦c(|(y-b)|+|b|)+|a|c
<(c+|a|+|b|)c
130 :
132人目の素数さん :2009/07/08(水) 17:54:33
f(x)が下に凸のとき Σ[k=0→n]f(2k)/(n+1)>Σ[k=1→n]f(2k−1)/n ってどう解いたらいい??
>>130 nについての帰納法による。まづ
F_n = nΣ[k=0,n] f(2k) - (n+1)Σ[k=1,n] f(2k-1),
g(n) = f(n-1) -2f(n) + f(n+1),
と置く。
・n=1 のとき
F_1 = f(0) -2f(1) +f(2) = g(1) >0,
・n>1 のとき、
F_n = F~_(n-1) + nΣ[k=1,n] g(2k-1)
帰納法の仮定により
F_(n-1) = (n-1)Σ[k=0,n-1] f(2k) - nΣ[k=1,n-1] f(2k-1) >0,
F~_(n-1) = (n-1)Σ[k=0,n-1] f(2k+1) - nΣ[k=1,n-1] f(2k) >0,
また、題意により
g(n) = f(n-1) -2f(n) + f(n+1) >0,
132 :
132人目の素数さん :2009/07/08(水) 22:08:24
農[n=1->∞] 1/n^3 が無理数であることを示せ。
>>127 (2)
√(ab) = d とおくと
(左辺) - (右辺) = {a+b+c -3(abc)^(1/3)} - {a+b -2√(ab)}
= c + 2d - 3(cdd)^(1/3)
≧ 0, (相加・相乗平均)
等号成立は c=√(ab) のとき
>>127 (4)
a[1] + a[2] + ・・・・・・・ + a[n] = S とおく。
a[i] ≦ (S-a[i])/(n-1),
a[i] - S/n ≦ 0,
i=1,2,・・・・,n の総和をとると
Σ[i=1,n] {a[i] - S/n} = S - S = 0,
∴ a[i] - S/n = 0,
>>127 (5)
題意により、a[k-1] < 0 ≦ a[k]、または a[k] ≦ 0 < a[k+1] を満たすkが存在する。
(与式) = (1-k)a[1] + (2-k)a[2] + ・・・・ + (-1)a[k-1] + 0 + a[k+1] + ・・・・ + (n-k)a[n] >0,
>>127 (7)
右側:
{tan(a) + tan(b)}/2 = sin(a+b)/{2cos(a)cos(b)} = sin(a+b)/{cos(a-b)+cos(a+b)},
tan{(a+b)/2} = sin(a+b)/{1+cos(a+b)},
左側:
tan(a)・tan(b) = 1 - {tan(a)+tan(b)}/tan(a+b),
tan{(a+b)/2}^2 = 1 -2tan{(a+b)/2}/tan(a+b),
と右側から
>>132 http://mathworld.wolfram.com/AperysConstant.html
134 :
131 :2009/07/09(木) 02:40:24
>>130 (補足)
F_n - F_(n-1) = (j=1,2n-1) [1+(j-1)/2] g(j),
F_n ≡ n(k=0,n) f(2k) - (n+1)(k=1,n) f(2k-1)
= (j=1,2n-1) [1+(j-1)/2] [n-(j-1)/2] g(j),
・参考
[初代スレ.128, 132-135] Ingleby不等式, f(x)=a^x,
135 :
132人目の素数さん :2009/07/09(木) 02:50:44
過去スレのミラー見れないの俺だけ?
136 :
131 :2009/07/09(木) 03:16:56
>>135 初代スレ.128
128 :132人目の素数さん :04/05/15 09:31
「数学しりとりスレ 232-233」 より
【Inglebyの不等式 】
a>0 のとき、{1+a^2+a^4+…+a^(2n)}/{a+a^3+…+a^(2n-1)} ≧ (n+1)/n,
137 :
132人目の素数さん :2009/07/09(木) 03:26:39
>>127-3 (1) f(π-x) = f(x), 上に凸ゆえ 台形と比べて
(左辺) = 2∫[α,β] f(x)dx > (β-α){f(α)+f(β)} = (右辺),
(2) sin(kπ/n) = {cos(kπ/n - π/2n) - cos(kπ/n + π/2n)}/{2sin(π/2n)} より
(与式) = {1/2sin(π/2n)}{cos(π/2n) - cos(π - π/2n)}
= cos(π/2n)/sin(π/2n)
= 1/tan(π/2n)
< 2n/π,
>>127-7 左側
tan(a)tan(b) = {2sin(a)sin(b)} / {2cos(a)cos(b)}
= {cos(a-b)-cos(a+b)} / {cos(a-b)+cos(a+b)}
≦ {1-cos(a+b)} / {1+cos(a+b)}
= {tan((a+b)/2)}^2,
>>127-8 g '(x) = x -1 +cos(x),
g "(x) = 1 - sin(x) ≧ 0,
∴ y=g(x) は下に凸。
139 :
132人目の素数さん :2009/07/10(金) 01:29:59
拾い a,b,c≧0、ab+bc+ca+abc=4のとき a+b+c≧ab+bc+caを示せ
140 :
132人目の素数さん :2009/07/10(金) 07:31:27
>>139 対称性の利用だね。
無理なら一文字ずつ攻めるか。
141 :
132人目の素数さん :2009/07/10(金) 08:01:06
>>139 1文字固定して2変数不等式にしてやれば出来そうな予感。
無理なら一文字ずつアホみたいにやるしかないね。
対称性の利用は頭で考えた限り無理だった。
それか思い付きもしないような因数分解で綺麗にやっちまうか。
え・・・
>>139 a,b,c < 1 と仮定すると、ab+bc+ca + abc < 4,
a,b,c > 1 と仮定すると、ab+bc+ca + abc > 4,
いずれも題意と矛盾する。a≦b≦c とすれば、
0 < a ≦ 1 ≦ c,
題意により、
b = (4-ac)/(a+c+ac),
これを代入して、
(a+b+c) - (ab-bc-ca) = {(a+c-2)^2 + ac(1-a)(c-1)}/(a+c+ac) ≧0,
汚い解法だなぁ
145 :
132人目の素数さん :2009/07/11(土) 20:07:40
x ≧ 0 のとき cosx + sinx ≧ 1 + x - ( 2 x ^ 2 / π )
146 :
132人目の素数さん :2009/07/11(土) 23:35:35
>>143 よく、そんな解答を思いつくな。天才か?
対称だから大小つけたのは分かるが。
最初の部分の発想が恐ろしい。
147 :
132人目の素数さん :2009/07/11(土) 23:37:07
>>144 汚いというより自然じゃない。
何か「同じ問題を解いた事がある」か天才かの解答にみえる。
>>145 f(x) = cos(x) + sin(x) -1 -x + (2/π)x^2
= cos(x) + sin(x) -1 - (2/π)x(π/2 -x),
とおくと
f(x) = f(π/2 -x), (∴ x≦0 でも成立)
f(0) = f(π/2) =0,
f '(x) = -sin(x) + cos(x) -1 + (4/π)x
= -sin(x) + cos(x) -1 + (4/π)x,
f '(0) = f '(π/4) = f '(π/2) = 0,
また、 (*) より
x < 0 または π/4 < x <π/2 で f '(x) < 0,
0 < x < π/4 または π/2 < x で f '(x) > 0,
よって
x≠0,π/2 では f(x)>0,
*) f "(x) = -cos(x) -sin(x) + (4/π),
>>139 >>140-141 に従って a+b+c=s, ab+bc+ca=t とおく。
・s≧4 のとき
s ≧ 4 = t + abc ≧ t,
・s≦4 のとき
4 = t + abc ≦ t + (t/3)^(3/2),
∴ t ≧ 3,
∴ s ≧ √(3t) ≧ 3,
ところで、
F_1 = s^3 -4st +9abc = s^3 -4st +9(4-t) = (s^3 +36) -(4s+9)t ≧ 0,
から、
t ≦ (s^3 +36)/(4s+9),
∴ s - t ≧ s - (s^3 +36)/(4s+9) = (4-s)(s^2 -9)/(4s+9) = (4-s)(s-3)(s+3)/(4s+9) ≧ 0,
ぬるぽ
150 :
132人目の素数さん :2009/07/12(日) 05:39:54
>>139 ボクならこう解く.
a = 2x/(y+z), b = 2y/(z+x), c = 2z/(x+y) とおくと,
a+b+c≧ab+bc+ca
⇔ (x(x - y)(x - z) + y(y - z)(y - x) + z(z - x)(z - y)) / ((x+y)(y+z)(z+x)) ≧ 0
Schur ineq より明らか.
151 :
132人目の素数さん :2009/07/12(日) 07:13:32
152 :
132人目の素数さん :2009/07/12(日) 07:16:17
>>150 こんなのよく思い付くな。
見た目は綺麗だけど、証明にはイマイチだな〜。
abc>=1 っていえる? いえるなら、 ↓みたくいっきにとけたんだけど。 (a + b + c) - (ab + bc + ca) = (a + b + c) - (4 - abc) (∵与条件) >= 3√(abc) - (4 -abc) (∵相加相乗平均) = n^2 +3n -4 ( n = √(abc) とおいた) = (n + 3/2)^2 - 25/4 ゆえに、 (n + 3/2)^2 - 25/4 >= 0 ・・・(1) を示せばいい (1)⇔ (n + 3/2) >= 5/2 ⇔ n >= 1 ⇔ abc>=1 で、 abc >=1 なので成立 ■ で、肝心の abc >= 1 がしめせん。
154 :
153 :2009/07/12(日) 07:35:24
あと、 a +b = p, ab = q と置くと、相加相乗平均より、p>=2√q・・・(1) 与件 ⇔ a.b.c>=0 (・・・(2))∧ c(p + q) + q = 4 ⇔a,b,c>=0∧c = (4-q)/(p+q) (p + q ≠ 0 ∵ 仮に p + q = 0 ならa = b = 0 となり 与条件に矛盾) すると、(a + b + c) - (ab + bc + ca) = c(1-p) +(p-q) = {(4-q)(p+q)}/(1-p) + (p-q) よって、{(4-q)(p+q)}/(1-p) + (p-q) >=0 を示せばよい。 で、(1)と(2)を使ってしめせるんじゃまいかな?・・・と思ったけど、 多分どっかで計算ミスしてて、示せない。。。
>>153 云えません。
相加・相乗平均により
t = ab+bc+ca ≧ 3(abc)^(2/3),
よって
abc > 1 ⇒ t + abc ≧ 3(abc)^(2/3) + abc > 4,
これは題意に矛盾。
156 :
153 :2009/07/12(日) 07:55:57
157 :
132人目の素数さん :2009/07/12(日) 08:00:17
>>152 そうかなぁ〜。
オリンピックレベルの問題とかではこういう解き方の方がむしろ常套手段だと思うんだけどな…。
158 :
153 :2009/07/12(日) 08:07:22
>>155 でも、妙に数値がそろってる気が。。。
少し直せば正しくなるのかな?
あるいはどっかでおっきな勘違い?
159 :
150 :2009/07/12(日) 16:10:30
>>152 題意から
a/(a+2) + b/(b+2) + c/(c+2) = 1,
そこで ボクは
x = k * a/(a+2),
y = k * b/(b+2),
z = k * c/(c+2),
とおいた。
x+y+z = k > 0,
a = 2x/(k-x) = 2x/(y+z),
b = 2y/(k-y) = 2y/(z+x),
c = 2z/(k-z) = 2z/(x+y),
160 :
159 :2009/07/12(日) 16:18:16
>>152 (補足) ↑では 恒等式
a/(a+2) + b/(b+2) + c/(c+2) = 1 + 2(ab+bc+ca+abc-4)/{(a+2)(b+2)(c+2)},
を使いますた。
>>158 >>153 の相加相乗平均の部分が違う.3数だから立方根だ.
3*(abc)^3となり,同様にnを置くと
n^3 +3n -4 = (n - 1)(n^2 + n +4)
ずばり
>>153 は勘違いしているな.
A > B において B > 0 と A > 0 は関係がない.A > 0 > B などを考えれば明らか.
B > 0 ならば A > 0 が言えるが, B <= 0 でも A > 0 の場合はある.
これが今の場合ね.
n < 1 の時,B(=n^3 +3n -4) < 0 だが 既に3例ぐらい証明されているように A[=(a + b + c) - (ab + bc + ca)] > 0.
162 :
161 :2009/07/12(日) 17:27:16
ちょっと変な書き方だった 最初の段落は「ケアレスミスの指摘」ね,結果的に. あと後段の > A > B において B > 0 と A > 0 は関係がない は言い過ぎた. B > 0 の場合は大いに関係があるわwww 「不等号の向き」が違う場合は注意せよ,という話か
163 :
132人目の素数さん :2009/07/12(日) 18:04:00
どうも 150 です.
>>159-160 さん補足有り難うございます.
この置き方は, 例えば, USAMO の問題で,
a^2+b^2+c^2+abc=4
という関係式に対して,
a = 2√( (yz) / ((x+y)(x+z)) )
b = 2√( (zx) / ((y+z)(y+x)) )
c = 2√( (xy) / ((z+x)(z+y)) )
という置換をして解く解法があります.
これを知っていたので, 今回の解答はこれを変形して,
bc/a = (2x/(y+z))
という関係と,
a^2+b^2+c^2+abc = (ca/b)(ab/c) + (ab/c)(bc/a) + (bc/a)(ca/b) + (ab/c)(bc/a)(ca/b)
という関係から導きました.
後で調べてみたら,
ab+bc+ca+abc=4 に対して, a = 2x/(y+z), b = 2y/(z+x), c = 2z/(x+y) とおく方法は知られているものでした.
しかし, 形はどうであれ,
(a, b, c) →(f(x), f(y), f(z))
(a, b, c) →(S[x](x, y, z), S[y](x, y, z), S[z](x, y, z))
という置き方は良く行われます.
>>160 その恒等式はどこから出てきたんだ??
一応
a(b+2)(c+2) + (a+2)b(c+2) + (a+2)(b+2)c
= 3abc + 4(ab + bc + ca) + 4(a+b+c)
と出てきて,(a+α)(b+β)(c+γ) が関係あると考え,abc の係数を1にするために 与関係式(ab+bc+ca+abc=4 ⇔abc=4-ab-bc-ca)を使うと
abc + 2(ab + bc + ca) + 4(a+b+c) + 8
= (a+2)(b+2)(c+2)
だから
a(b+2)(c+2) + (a+2)b(c+2) + (a+2)(b+2)c
= (a+2)(b+2)(c+2)
が得られ,両辺(a+2)(b+2)(c+2)で割って =1 の式が出てくるけど.
165 :
164 :2009/07/12(日) 18:11:35
リロードしてなかったのでとんちんかんなレスしてしまったorz
167 :
132人目の素数さん :2009/07/14(火) 01:49:03
168 :
132人目の素数さん :2009/07/14(火) 13:59:47
【問題】 閉区間[0,1]上の連続関数 f(x)にたいして、 a_n = ∫_{0→1} x^n f(x) dx, n=0,1,2,,,, で数列 {a_n} を定める. このとき,不等式 Σ_[n=0 →∞] (a_n)^2 ≦ π ∫_{0→1} f^2(x) dx が成立することを示せ。 また、これが最良であることも示せ。
最良の定義は?
>>147 条件に等号があるからそれを使って変数を減らす。
差を変形して変数が1以下と1以上であればいい事を見つける。
条件から1以下の変数と1以上の変数があることを示す。
どの部分が自然じゃない?
171 :
132人目の素数さん :2009/07/14(火) 17:05:47
x,y,zは実数とする √ ( x ^ 2 + y ^ 2 ) + 2 √ ( y ^ 2 + z ^ 2 ) + 3 √ ( z ^ 2 + x ^ 2 ) ≦ M √ ( x ^ 2 + y ^ 2 + z ^ 2 ) を満たす正の定数Mの最小値を求めよ
>>171 a=√(x^2+y^2),b=√(y^2+z^2),c=√(z^2+z^2)とおくと
0≦a+2b+3c≦M√((a^2+b~2+c^2)/2)
すなわち
(a+2b+3c)^2≦(M^2/4)(a^2+b^2+c^2)
ここでコーシーシュワルツより
(a+2b+3c)^2≦(1^2+2^2+3^2)(a^2+b^2+c^2)
等号はa:b:c=1:2:3で成り立つ
よってM^2/4=14
まちがい × (a+2b+3c)^2≦(M^2/4)(a^2+b^2+c^2) ○ (a+2b+3c)^2≦(M^2/2)(a^2+b^2+c^2) × M^2/4=14 ○ M^2/2=14
>>169 定数 π未満だと不等式が成立しないということ。
つまり、0<C<πとなる任意の C>0 に対して、不等式
Σ_[n=0 →∞] (a_n)^2 ≦ π ∫_{0→1} f^2(x) dx
が成立しない関数f(x)が存在する、ということを示せばよい。
Σ_[n=0 →∞] (a_n)^2 ≦ π ∫_{0→1} f^2(x) dx の等号成立条件を示せばいいってこと?
>>175 違う。
πより小さい定数では、不等式が成立しないことを示すこと。
(つまり、ベスト・コンスタントの問題)
176にかってに横から追加すると
等号が自明でないfで成り立つならば
>>175 のように等号条件を示しても良いが
ヒルベルトの不等式を用いるならば
等号は自明な場合(f=0)しか成り立たないので
等号条件を示すのは「違う」となる
>>168 ,177
【問題】 (訂正版)
閉区間[0,1]上の連続関数 f(x)(ただし,恒等的に0でない)にたいして、
a_n = ∫_{0→1} x^n f(x) dx, n=0,1,2,,,,
で数列 {a_n} を定める.
このとき,不等式
Σ_[n=0 →∞] (a_n)^2 ≦ π ∫_{0→1} f^2(x) dx
が成立することを示せ。
また、定数 πが不等式が成立するための最良の定数であることも示せ。
>>171 √ は上に凸だから、
√(x^2 +y^2) + √(z^2 +x^2) ≦ √(x^2 +y^2 +z^2) + x, ・・・・ (1)
2√(y^2 +z^2) + 2√(z^2 +x^2) ≦ 2√(x^2 +y^2 +z^2) + 2z, ・・・・ (2)
5(x^2 + z^2) = (x+2z)^2 + (2x-z)^2 ≧ (x+2z)^2 より
x + 2z ≦ (√5)√(x^2 +y^2 +z^2), ・・・・・ (3)
(1) 〜 (3) を辺々たす。
M = 3+√5,
等号成立は x:y:z = 1:0:2 のとき
>>172 (a,b,c) は鋭角三角形条件を満たすんぢゃね?
182 :
172 :2009/07/15(水) 03:53:21
>>181 とは言え、(1) (2) は逆向きの希ガス。
a , b , c ≧ 0 a ^ 2 + b ^ 2 + c ^ 2 + abc = 4 のとき 0 ≦ ab + bc + ca - abc ≦ 2 | x | ≦ 1 のとき | 4 x ^ 3 + a x ^ 2 + b x + c | の最大値は1以上であることを示せ
>>183 前半の問題は
>>163 の時に言った USAMO の問題です.
いくつか解法がありますが, その一つとして
>>163 で言った置き方があります.
他にも解法がありますので, 色々と考えてみると面白いかもしれませんね.
ある程度解法が出尽くしてしまったら, まだ知られていない解法を紹介します.
2log2 + 2log5 + 0.505 < Σ [ k = 1 → 100 ] ( 1 / k ) < 3log2 + 2log5 + 0.005
186 :
185 :2009/07/15(水) 05:42:09
187 :
132人目の素数さん :2009/07/15(水) 16:19:05
188 :
132人目の素数さん :2009/07/15(水) 16:31:56
189 :
132人目の素数さん :2009/07/15(水) 16:33:06
>>183 (下)
4x^3 + a・x^2 + bx + c = f(x) とおくと、
f(x) - f(-x) = 8x^3 + 2bx,
{f(1) - f(-1)} -2{f(1/2) - f(-1/2)} = 6,
∴ |f(1)|、|f(-1)|、|f(1/2)|、|f(-1/2)| のいずれかが1以上。
投下 x > 1 のとき ( logx ) [ log { ( x + 1 ) / ( x - 1 ) } ] の最大値を求めよ
>>192 {log(1+√2)}^2 (x=1+√2)
>>192 (x+1)/(x-1) = y
とおくと、
(x-1)(y-1) = 2, (直角双曲線)
これは x = y = 1+√2 をとおる。
>>185 log(n) + 0.505 < Σ[k=1→n] (1/k) < log(n) + 0.698
195 :
191 :2009/07/16(木) 22:15:14
>>183 (下)
max{|f(x)| ; -1≦x≦1} = 1 となるのは a=0, b=-3, c=0 のとき
f(x) = 4x^3 -3x = 1 - (1-x)(1+2x)^2 ≦ 1, (x=1, -1/2 で最大値1)
f(x) = 4x^3 -3x = (1+x)(1-2x)^2 -1 ≧ -1, (x=-1, 1/2 で最小値-1)
あるいは
f(x) = -sin(3arcsin(x)),
196 :
132人目の素数さん :2009/07/17(金) 02:42:14
拾い ( a + b + c ) ( x + y + z ) = 3 ( a ^ 2 + b ^ 2 + c ^ 2 ) ( x ^ 2 + y ^ 2 + z ^ 2 ) = 4 のとき a x + b y + c z > 0
>>197 あえて、行列使うか、
あるいは、xyz空間で、
x+y+z=(a+b+c)/3
x^2+y^2+z^2=(a^2+b^2+c^2)/4
を考えて、
線形計画法でやろうかとおもたけど、むりでした。
>>183 の上は
三角形ABCの内心をI、内接円、外接円の半径を順にr,Rとして
r/R≦(AI+BI+CI)/2R≦r/R+1
を示せばよい。
200 :
132人目の素数さん :2009/07/18(土) 02:38:29
>>197 上の式を2乗する事から始めればできそう。
それか、三次元のベクトル空間に持ち込むか。
>>197 >>200 に従い、3個の単位ベクトルを
a↑ = (a,b,c) / √(a^2 + b^2 + c^2),
x↑ = (x,y,z) / √(x^2 + y^2 + z^2),
e↑ = (1,1,1) / √3,
とおく。いま
(a・e) = A,
(x・e) = X,
a - Ae = A_v,
x - Xe = X_v,
とおくと
|A_v| = √(1-A^2),
|X_v| = √(1-X^2),
|A_v||X_v| ≦ 1 - (A^2 + X^2)/2 ≦ 1 - AX,
∴ (a・x) = AX + (A_v・X_v) ≧ AX - |A_v||X_v| ≧ 2AX -1
題意より AX= 1/2 だから
(a・x) ≧ 0,
>>197 >>200 に従い、3個の単位ベクトルを
a↑ = (a,b,c) / √(a^2 + b^2 + c^2),
x↑ = (x,y,z) / √(x^2 + y^2 + z^2),
e↑ = (1,1,1) / √3,
とおく。いま
(a・e) = cos(∠(a,e)) = cosα, (0≦α≦π)
(x・e) = cos(∠(x,e)) = cosθ, (0≦θ≦π)
とおくと
∠(a,x)) ≦ ∠(a,e) + ∠(x,e) = α + θ,
∴ (a・x) = cos(∠(a,x)) ≧ cos(α + θ)
= 2(cosα)(cosθ) − cos(α−θ) ≧ 2(cosα)(cosθ) -1,
題意より (cosα)(cosθ) = 1/2 だから
(a・x) ≧ 0,
203 :
132人目の素数さん :2009/07/18(土) 04:43:37
0<θ≦φ≦π/2において sinθ/sinφ≧θ/φ これのうまい証明方法ってありまつか?
>>203 sinx/xが[0,π/2]で単調減少であることを示す
くらいしか思いつかん
205 :
132人目の素数さん :2009/07/18(土) 05:58:03
数列 a [ n ] において a [ 1 ]= 3 , a [ 2 ] = 5 , a [ 3 ] = 7 ( a [ n ] ) ( a [ n + 3 ] ) = ( a [ n + 2 ] ) ^ 2 - ( a [ n + 1 ] ) ^ 2 を満たすとき | a [ n ] | < 14 / √ 3 a , b , c > 0 , a ^ 2 > b c のとき ( a ^ 2 - b c ) ^ 2 ≧ k ( b ^ 2 - c a ) ( c ^ 2 - a b ) を満たす最大の k を求む
206 :
132人目の素数さん :2009/07/18(土) 06:10:14
>>202 いつも俺の方針に従って解いてくれてありがとう(笑)
209 :
132人目の素数さん :2009/07/18(土) 10:52:08
d=(bc)^(1/2)。 (a^2−bc)^2−4(b^2−ac)(c^2−ab) =(a^2−bc)^2−4(b^2c^2+a^2bc)+4a(b^3+c^3) ≧(a^2−d^2)^2−4(d^4+a^2d^2)+8ad^3 =a^4−6a^2d^2+8ad^3−3d^4 =(a+3d)(a−d)^3。
>>204 y=sin(x) は 0<x<π で上に凸ゆえ
sinθ ≧ {(φ-θ)sin(0) + θsinφ}/φ = (θ/φ)sinφ,
671 < Σ [ k = 1 , 100 ] √ k < 672
>>212 納k=1,n] f(k) = S_n とおく。y=f(x) は上に凸だから
∫[k-1/2,k+1/2] f(x)dx < f(k),
{f(k-1) + f(k)}/2 < ∫[k-1,k] f(x)dx,
ゆえに
∫[1/2,n+1/2] f(x)dx < S_n < (1/2)f(1) + ∫[1,n] f(x)dx + (1/2)f(n),
本題では f(x) = √x なので,
[ (2/3)x^(3/2) ](x=1/2, n+1/2) < S_n < (1/2) + [ (2/3)x^(3/2) ](x=1,n) + (1/2)√n,
(2/3){(n+1/2)^(3/2) - (1/2)^(3/2)} < S_n < (1/2) + (2/3){n^(3/2) -1} + (1/2)√n,
本題では n=100 なので
671.437・・・ < S_100 < 671.50
なお S_100 = 671.462947103148・・・・・
214 :
132人目の素数さん :2009/07/19(日) 19:56:21
x≧1のとき(log(x+1))^2>(logx)(log(x+2))を示せ
>>214 0 < x ≦1 のときは明らか。
x>1 のとき
ビブンのことはビブンでするのもいいが、
log(x) = log(x+1) + log(1 -1/(x+1)) < log(x+1) - 1/(x+1),
log(x+2) = log(x+1) + log(1 +1/(x+1)) < log(x+1) + 1/(x+1),
両辺>0 だから 辺々掛けて
log(x)log(x+2) < {log(x+1)}^2 - {1/(x+1)}^2 < {log(x+1)}^2,
ぬるぽ
>>214 log(x+1) / log(x) > log(x+2) / log(x+1) を示せばいいから
f(x) = log(x+1) / log(x) が単調現象だってことを示せば済む.
つまり
f'(x) = ( x log(x) - (x+1) log(x+1) ) / (x(x+1) (log(x))^2) < 0
を示せばいいが,これは
g(x) = x log(x) が単調増加であることに同値で
g'(x) = log(x) + 1 > 0 より言える
>>215 > x≧1のとき
>>199 △ABC の3辺の長さを
AB = x+y, BC = y+z, CA = z+x,
とおき
>>163 を使うと
AI = √{x(x+y)(x+z)/s} = bcR,
BI = √{y(y+z)(y+x)/s} = caR,
CI = √{z(z+x)(z+y)/s} = abR,
2r = 2√(xyz/s) = abcR,
R = (y+z)(z+x)(x+y)/{4√(xyzs)},
s = x+y+z,
∴ (AI+BI+CI-2r)/R = bc + ca + ab -abc,
αは実数 β = sin α , γ = sin β のとき ( | α | + | γ | ) ≧ 2 β また π < 3.1416 を用いて sin ( 1 / 2 ) > 0.4764
220 :
203 :2009/07/20(月) 15:35:18
>>219 >>203-204 の応用問題でつね。
(上)
sin( ) の周期性から、|α| <π を考えれば十分。
∵ α - [(α+π)/2π]*2π = α' とおくと
|α'| ≦ min(|α|, π)
β = sinα = sin(α'),
・α=nπ のときは明らか(α=0で等号成立)。
・α≠nπ のとき
θ=|β|, φ=|α'| を代入する。
|sinβ| / |β| > |sin(α')| / |α'|,
|γ| / |β| > |β| / |α'|,
|α| + |γ| ≧ |α'| + |γ| > 2√(|α'||γ|) > 2|β| ≧ 2β,
(下)
θ=1/2, φ=π/6 を代入する。
sin(1/2) > 3/(2π) > 0.47746・・・
221 :
181 :2009/07/20(月) 16:32:14
>>171 a,b,c を
>>172 のようにおくと問題は、
(a,b,c) が鋭角△条件を満たすとき、
pa + qb + rc ≦ M√{(a^+b^2+c^2)/2},
を満たすMの最小値を求めよ。
(p,q,r) が鋭角△条件を満たすときは
>>172 と同様な答となり、等号条件は a:b:c = p:q:r (相似) となる。
しかし
>>171 のように (p,q,r) が鋭角△条件を満たさないときは、上記のような (a,b,c)は存在しない。
それぢゃぁ
>>171 のように r - √(p^2 +q^2) = 2δ > 0 の場合はどうするか?
(pa+qb)^2 = (p^2 +q^2)(a^2 +b^2) - (qa-pb)^2 ≦ (p^2 +q^2)(a^2 +b^2),
pa + qb + rc ≦ √(p^2 +q^2)√(a^2 +b^2) + rc (← コーシー)
= M{√(a^2 +b^2) +c}/2 - δ{√(a^2 +b^2) -c} {← M = r + √(p^2+q^2)}
≦ M{√(a^2 +b^2) +c}/2 (← δ>0)
≦ M√{(a^2 +b^2 +c^2)/2}, (← コーシー)
等号成立は a:b:c = p:q:√(p^2+q^2) (直角) のとき。
参考書[3] の最初にもあるが、説明不足の希ガス。
sin 10゚ > 0.17 を示せ 多分東大模試の過去問 多分小問付いてたはず
3倍角利用して3次方程式の解の評価に帰着
>>222 y=sin(x) は |x| < 90゚ で単調増加。
sinα = 0.17 なるαが1つ存在する。
sin(3α) = 0.490348 < 1/2 = sin(30゚),
∴ 3α < 30゚,
∴ α < 10゚,
∴ 0.17 < sin(10゚)
かな?
そろそろネタ切れ | Σ [ k = 1 , n] { a [ k ] sin ( kx ) } | ≦ | sin x | のとき | Σ [ k = 1 , n] k a [ k ] | ≦ 1
226 :
132人目の素数さん :2009/07/20(月) 21:21:29
227 :
132人目の素数さん :2009/07/20(月) 23:45:03
まとめサイトの中の人 携帯でみれるようになりませんかね?
>>226 0≦∫[0,1]{f(x)-6x+2}^2dx
=∫[0,1]{f(x)}^2dx - 12∫[0,1]xf(x)dx + 4∫[0,1]f(x)dx + ∫[0,1](36x^2-24x+4)dx
=∫[0,1]{f(x)}^2dx - 12 + 4 + 4
=∫[0,1]{f(x)}^2dx - 4
移項して
∫[0,1]{f(x)}^2dx ≧ 4
何処かの掲示板の回答と同じですね。
同一人物
231 :
228 :2009/07/21(火) 07:55:52
>>229 確かに,引用元に貼ってある解答を見たら,全く同じだった。
どう考えても結局同じ解答に至るということだね。
一般に,g,hを与えられたL^2(Ω)の元,α,βを任意の複素数とするとき,
{ ||f||^2 ∈R | f∈L^2(Ω),<f,g>=α,<f,h>=β }
の最小元を探す問題は,同様に
|| f- ag - bh ||^2
を最小化する a,b を見つける2次式の問題に帰着される。
a,b,c>0 abc=1 (1+ab)/(a+b)+(1+bc)/(b+c)+(1+ca)/(c+a)≧3
>>231 {f(x)-6x+2, 2x-1, 1} が直交系・・・・
235 :
132人目の素数さん :2009/07/22(水) 05:43:21
1.4<∫[0,1]e^(x^2)dx<1.5を示せ。 ただし2.71<e<2.72。
ふと思った問題 ↑a=(a[1],a[2],…a[n]) ↑x=(x[1],x[2],…x[n]) 0<a[1]≦a[2],…≦a[n] 0≦x[i] ↑a・↑x=K>0 のとき |↑x|を最大,最小にする↑xは何か
>>234 直交性から
∫{f(x)}^2 dx = ∫{f(x)-6x+2}^2 dx + 9∫(2x-1)^2 dx +∫1^2 dx
≧ 9∫(2x-1)^2 dx +∫1^2 dx,
>>235 与式をIとおく。
1 + t + (1/2)t^2 < e^t < 1 + t/(1 - t/2),
から
[ x + (1/3)x^3 + (1/10)x^5 ](x=0,1) < I < [ (√2)log{(√2 +x)/(√2 -x)} - x](x=0,1),
1 + (1/3) + (1/10) < I < (√2)log{(√2+1)/(√2 -1)} -1,
1.43333・・・・ < I < 1.49290・・・・
>>236 最小値はコーシーで、 |x↑| ≧ K/|a↑|.
238 :
235 :2009/07/22(水) 22:07:21
用意していた解法 e^t≧1+t+(t^2/2)+(t^3/6)より e^(x^2)≧(1+x^2+(x^4/2)+(x^6/6)を使う ∫[0,1]e^(x^2)dx ≧∫[0,1]{(1+x^2+(x^4/2)}dx =43/30 >1.4 ∫[0,1]e^(x^2)dx =e-∫[0,1]2x^2*e^(x^2)dx ≦e-∫[0,1]2x^2*{(1+x^2+(x^4/2)+(x^6/6)}dx =e-(1178/945) <2.72-1.22 =1.5
239 :
132人目の素数さん :2009/07/23(木) 00:45:30
この数学五輪って確か中学レベルの知識で解ける程度の問題レベルだったはず。 鼻高々の金メダリスト達に東大や京大の理系数学の問題を見せて、 数学の本当の恐ろしさというものを思い知らせてやりたいなw 俺も立命館の数学科出身だけど、数学を舐めるなと言いたい。
釣りは他所でやってね
>>239 中学レベルの知識で解ける≠中学生レベルの実力で解ける
確かに数学オリンピックは行列や解析が範囲外だったりするが、
知識があるからって簡単に解ける問題ばかりではない。
それにIMOにでるほどの人たちが高校数学程度の知識に
欠けてるってのは考え難い。
東大京大の問題くらいだったら解いてしまうんじゃないかな。
金メダリストたちがこの先大成するかはわからないが、
素直に応援しようじゃないか。
そんなことより、不等式を崇める作業に戻るんだ
釣りにマジレスすんなw
243 :
241 :2009/07/23(木) 01:57:29
3辺の長さがa,b,cの三角形がある。ただし、a≧b≧cである。 s=(a+b+c)/2とおく。 三角形の面積を2等分する線分の長さをlとするとき、 l≧√{2(s-a)(s-b)}を示せ。
244 :
241 :2009/07/23(木) 01:59:16
政権童貞 「一回やらせて」
0 ゚ < θ < 180 ゚ において cosθ = 12 / 13 のとき n ゚ < θ < ( n + 1 ) ゚ を満たす整数nを求めよ (早稲田大)
カンでn=5
ここの問題を他所で自分が考えたように出題
>>246 cosθ = 12/13 より,
cos(4θ) = T_4(cosθ) = 8(cosθ)^4 - 8(cosθ)^2 +1 = -239/(13^4) < 0,
sin(4θ) = U_4(cosθ)sinθ = 1 - 1/(13^4),
4θ -90゚ > 0 より
sin(4θ -90゚) < (π/180)(4θ -90゚) < tan(4θ -90゚),
|cos(4θ)| < (π/180)(4θ -90゚) < |cos(4θ)|/sin(4θ),
239/(13^4) < (π/180)(4θ -90゚) < 239/(13^4 - 1),
0.479454゚ < 4θ -90゚ < 0.479471゚
22.6198635゚ < θ < 22.6198678゚
n = 22
なお、 θ = 22.61986494804042617294901087668・・・
>>237 (中) 補足
1 + t + (1/2)t^2 < e^t < 1 + t/(1 - t/2),
左側: 逐次積分で
e^t -1 >0, (t>0)
e^t -t -1 >0,
e^t -(1/2)t^2 -t -1 >0,
右側:
(e^t - 1)/(e^t + 1) = tanh(t/2) < t/2,
を e^t について解く。
自然対数の底eを e = Σ [ k = 0 , ∞ ] ( 1 / k ! ) とする ( 1 ) e < 2.721 ( 2 ) log ( 1 + x ) ≦ x / √ ( 1 + x ) ( 3 ) 1.0317 < e ^ ( 1/32 ) < 1.0318 ただし 2.721 ^ ( 1 / 16 ) < 1.064561 とする
251 :
132人目の素数さん :2009/07/24(金) 17:00:01
252 :
132人目の素数さん :2009/07/24(金) 23:00:31
>>228 の6x-2ってどっから出てきたんですか?
>>252 ∫[0,1]{f(x)-ax-b}^2dx を展開して,最小になるa,bを平方完成で見つける。
254 :
132人目の素数さん :2009/07/24(金) 23:30:59
なぜ一次関数なんですか? 何について平方完成するんですか?
>>250 (1)
(1/k!) < (1/k!){1 + 1/(k-1) -1/k} = (1/k!){k/(k-1) -1/k} = 1/((k-1)!(k-1)) - 1/((k!)k),
e < Σ[k=0,∞) 1/(k!) < Σ[k=0,4] 1/(k!) + Σ[k=5,∞) 1/((k-1)!(k-1)) - 1/((k!)k)}
= 1 + (1/1!) + (1/2!) + (1/3!) + (1/4!) + 1/(4!*4)
= 2 + 23/32
= 2.71875
(2)
0 ≦ (1 - 1/t)^2 = 1 + 1/(t^2) -2/t,
を t で積分すると
0 ≦ t - 1/t -2log(t), (t≧1)
ここで t = √(1+x) とおく。
>>250 (1) k≧4 のとき
1/k! < (1/4!)(1/5)^(k-4),
e < Σ[k=0,∞) 1/(k!) < Σ[k=0,3] 1/(k!) + (1/4!)Σ[k=4,∞) (1/5)^(k-4)
= 1 + (1/1!) + (1/2!) + (1/3!) + (1/4!)/(1 - 1/5)
= 2 + 23/32
= 2.71875
(2) sinh(z) > z, (z≧0)
に z = (1/2)log(1+x) を代入…
x > 1 のとき ( 1 + 4 x ^ 2 + x ^ 4 ) log x + ( 3 / 2 ) ( 1 - x ^ 4 ) > 0 0 ≦ x [ k ] ≦ π / 2 Σ [ k = 1 , n ] cos x [ k ] = 1 のとき Σ [ k = 1 , n ] sin x [ k ] ≧ √ ( n - 1 )
>>257 (上)
f(y) = (1/2)log(y) + (3/2)(1-y^2)/(1+4y+y^2),
とおくと
f '(y) = (y-1)^4/{2y(1+4y+y^2)^2} ≧ 0,
y=x^2 >1 とおく。
(下)
0 ≦ x ≦ π/2 から
cos(x) ≧0, sin(x) ≧0,
cos(x) + sin(x) = √{1 + 2sin(x)cos(x)} ≧ 1,
から
納k=1,n] sin(x[k]) ≧ n-1,
259 :
132人目の素数さん :2009/07/25(土) 06:29:57
x>0のとき、(x^3+2)/xの最小値を求める問題で (x^3+2)/x=(x^3+1+1)/x≧3√(x^3*1*1)/x=3x/x=3 等号はx^3=1のとき成り立つからx=1のとき最小値3 x^3+2=x^3+1+1≧3√(x^3*1*1)=3x⇔(x^3+2)/x≧3 等号はx^3=1のとき成り立つからx=1のとき最小値3 どうしてこの2つは駄目なんでしょうか?
質問は他いけ
>>254 とりあえず計算してみ
>なぜ一次関数なんですか?
定数じゃムリなので1次関数
>何について平方完成するんですか?
計算すると∫[0,1]{f(x)}^2dx以外に a,b の2次式が出てくる
この2次式を -G(a,b) とでもおくと (わかりやすくマイナスにした)
∫[0,1]{f(x)}^2dx − G(a,b)
これが0以上なので ∫[0,1]{f(x)}^2dx ≧ G(a,b)
>>226 成立のためにはG(a,b)≧4であれば十分
試しにG(a,b)の最小値を求めてみるとa=6,b=-2となる
この際に平方完成する.具体的にはまずbについて平方完成→残りをaについて平方完成(逆も可)
周の長さが一定の正 n 角形の面積を S [ n ] とする n < m のとき , S [ n ] < S [ m ]
拾い 10 ^ 197 < 99 ^ 99 < 10 ^ 198 ただし,対数の値は与えられていない
266 :
132人目の素数さん :2009/07/26(日) 11:57:06
もとは99^99は何桁かって問題だな。
笑
>>265 99^99 < 100^99 = 10^198 は簡単
10log2 = log1024 > 3 より log2 > 0.3
7log3 + log5 = log10935 > 4 より
7log3 > 3 + log2 > 3.3 だから log3 > 0.47
また 4log7 = log2401 > log2400 = 2 + 3log2 + log3 なので
2log99 = log9801 > log9800 = 2 + log2 + 2log7 > 3 + (5/2)log2 + (1/2)log3
よって log99 > 3/2 + (5/4)log2 + (1/4)log3 > 1.9925
ゆえに 99log99 > 197.2575
270 :
269 :2009/07/26(日) 14:57:46
>>268 私も書く前にリロードすべきだった
同じく書いて損した
ヒント:拾い
>>232 (1+ab)/(a+b) + (1+bc)/(b+c) + (1+ca)/(c+a) ≧ 5/2,
等号成立は a = b = φ^2, c = 1/φ^4 etc. のとき {φ=(1+√5)/2=1.618034}
>>264 周の長さを L とおく。
一辺の長さは L/n,
中心から一辺を見る角は 2π/n,
中心と頂点の距離は L/{2n・sin(π/n)},
中心と辺の中点の距離は h = L/{2n・tan(π/n)},
S[n] = h*L/2 = (L^2){4n・tan(π/n)},
ところで tan(x)/x はxについて単調増加。
>>265 log((n-1)/n) = -log(n/(n-1)) = -log(1 + 1/(n-1)) > - 1/(n-1),
(n-1)・log((n-1)/n) > -1,
n = 100 とおくと
99*log(0.99) = -0.99498324949664267717133689829622 > -1
同じく 解いて損した。
はて?この流れだと プギャーのAAを張るのが 数学板のマナーかの?
>>265 10^197<99^99<10^198⇔1<(1+1/99)^99<10
f(x)=(1+1/x)^x,g(x)=(1+1/x)^(x+1) (x>0)とおく。
(x+1)/xと1に重み付き相加相乗平均を用いて(重みはそれぞれx,a)
f(x)は単調増加
x/(x+1)と1に重みx+1,aで同様に、g(x)は単調減少
1<2=f(1)<f(99)=(1+1/99)^99<(1+1/99)^100=g(99)<g(1)=4<10
損した
損するのがブームらしい
重み付き相加相乗平均がわからない。加重平均っぽい言葉だ。
277 :
132人目の素数さん :2009/07/26(日) 19:53:51
自信作 π^e<23を示せ。 ただし、e=2.71828・・・、π=3.14159・・・とする。
実数全体で定義された実数値関数 f ( x ) は次の条件を満たす 1 + x ≦ f ( x ) f ( x ) f ( y ) ≦ f ( x + y ) このとき x < 0 において 0 < f ( x ) < 1 を満たすことを示せ
最近は単なる受験問題スレでつまらん 驚きも何も無い
283 :
132人目の素数さん :2009/07/27(月) 18:36:49
>>277 示すべき不等式は、
f(23)-f(π)>1
と同値
ただし、
f(x)=ln(lnx)
この時、
f'(x)=1/(xlnx)>0(x>1)
より、
f(23)-f(π)≧1
ここで、
f(23)-f(π)=1
とすると、
e=ln(23-π)>ln19⇔ln(ln19)<1⇔ln19<1
一方、
ln19>lne=1
となるので不適である。
以上より示された。
皆さんメチャメチャ辛抱強いなァ 頭が下がりまっせ!
286 :
132人目の素数さん :2009/07/27(月) 20:37:41
>>282 googleでどうやって検索したんですか?
数式の終りにコンマ『,』をつける。
288 :
132人目の素数さん :2009/07/28(火) 14:11:11
251きぼん
>>232 (1+ab)/(a+b) + (1+bc)/(b+c) + (1+ca)/(c+a) > 2,
(略証)
例によって a+b+c=s, ab+bc+ca=t, abc=u とおく。
(左辺) = {1/(a+b) + 1/(b+c) + 1/(c+a)} + {ab/(a+b) + bc/(b+c) + ca/(c+a)}
= (s^2 +t)/(st-u) + (t^2 +su)/(st-u)
= 2 + {(s-t)^2 +t +(s+2)u}/(st-u)
≧ 2,
下限に近付くのは s=t → ∞ のとき。
例えば、(a,b,c) = (a,1,1/a)、 s=t = a + 1 + 1/a, u=1,
>>277 e = 2.7182818・・・・ < 2 + (5/7) + (1/250), より
π^(1/250) = {1 + (π-1)}^(1/250) < 1 + (π-1)/250 < 1 +(2.5)/250 = 1.01,
π = 3.14159・・・ < 22/7 より
π^2 < (22/7)^2 = 484/49 < 4851/490 < 9.9,
∴ π^(2 + 1/250) < 10,
π^(5/7) < (22/7)^(5/7) = (16/7)^(5/7)*(11/8)^(5/7),
ところで
(11/8)^5 = 161051/(8^5) < 5*32764/(8^5) = 5 = 245/(7^2) < 256/(7^2) = (16/7)^2,
∴ π^(5/7) < 16/7,
∴ π^e < 160/7 = 23 - 1/7,
Yahoo!掲示板 数学カテ 数学・算数質問コーナー(制限板)
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1835554
自信作 e^π>23 を示せ。 ただし、e=2.71828・・・、π=3.14159・・・とする。
>>250 (3)e^(1 / 32) = 1.03174341・・・より題意は示された
x1,x2,...,xn>0とする n変数k次基本対称式 Sk=Σx1x2...xk とする。このとき、 (Sk/nCk)^(1/k)≧(S_{k+1}/nC{k+1})^(1/(k+1)) を示せ!
295 :
132人目の素数さん :2009/07/28(火) 22:12:39
不等式! -= 、、∧,,∧ どぞどぞ! -=≡(`・ω・) << -= /、_〇=O≧≧≧ -=(_⌒)ニ‖_≦≦≦≦_ -(/し′∂ニ∂三∂ニ∂ - = ≡ グヮラ! ガラ ガラ!!
>>292 ちょっと違う
>1999年東大6番は、e^π>21 だな。
http://cheese.2ch.net/math/kako/972/972279847.html e^π>2.71828^3.14159=(2.71828^3)*(2.71828^0.14159)
ここで e^x>1+x+(x^2)/2 より
2.71828^0.14159>1+0.14159+(0.14159^2)/2=1.15161386
これと 2.71828^3 = 20.0854964 を合わせて,
e^π>20.0854964*1.15161386=23.130736
ちなみにe^π = 23.1406926
>>294 過去に何度もでてたはず。
S[k]/C[n,k]=p[k]とおく。
補題.(p[k])^2≧p[k+1]p[k-1] (k=1,2,…,n-1)
等号成立はx[1]=x[2]=…=x[n]
証明.nについての帰納法で示す。
(n-1)個の数x[1],x[2],…,x[n-1]のk次基本対称式をS'[k]とおき、
p'[k]=S'[k]/C[n-1,k]とおく。
k=1,2,…,n-2で(p'[k])^2≧p'[k+1]p'[k-1]、
等号成立がx[1]=x[2]=…=x[n-1]であると仮定する。
S[k]=S'[k]+a[n]S'[k-1]であるから、
p[k]={(n-k)p'[k]+kp'[k-1]} (k=1,2,…,n-1)
k=2,3,…,n-2のとき
(p[k])^2-p[k+1]p[k-1]={X(a[n])^2+Y(a[n])+Z}/n^2
ただし、X=k^2(p'[k-1])^2-(k^2-1)p'[k]p'[k-2]≧(p'[k-1])^2
Y=(nk-k^2-n-1)p'[k]p'[k-1]-(n-k-1)(k-1)p'[k+1]p'[k-2]≧-2p'[k]p'[k-1]
Z=(n-r)^2(p'[k])^2-{(n-r)^2-1}p'[k+1]p'[k-1]≧(p'[k]^2)
ここで、(p'[k])^2(p[k-1])^2≧p'[k+1]p'[k-1]p'[k]p'[k-2]より
p'[k]p'[k-1]≧p'[k+1]p'[k-2]となることを用いた。
よって(p[k])^2-p[k+1]p[k-1]≧(p'[k-1]a[n]-p'[k])^2/n^2≧0
左の等号成立はx[1]=x[2]=…=x[n-1]であり、この条件のもとで
右の等号が成立するのはx[1]=x[2]=…=x[n-1]=x[n]のとき
k=1,n-1のときも同様にして証明できるので、題意は示された。
Π[i=1,k](p[k])^2k≧Π[i=1,k](p[k+1]p[k-1])^k,p[0]=1より
(p[k])^(k+1)≧(p[k+1])^k (k=1,2,…,n-1)
よって(p[k])^(1/k)≧(p[k+1])^{1/(k+1)}
a_1,a_2,…,a_(2n+1)を次の性質(P)をみたす整数の集まりとする。 (P):これらの整数のどの1つを除いても,残りの2n個の整数は,2つのn個の整数の集まりに分解でき,それらの和が一致する。 このとき, a_1=a_2=…=a_(2n+1) を示せ。
数オリ本選のパクリ乙
301 :
132人目の素数さん :2009/07/29(水) 03:23:08
節子…それ、不等式やない、恒等式や
凸5角形の5辺の長さの和を s [ 1 ] , 対角線の和を s [ 2 ] とする s [ 1 ] < s [ 2 ] < 2 s [ 1 ] 1 / 15 < 99 !! / 100 !! < 1 / 12
303 :
132人目の素数さん :2009/07/29(水) 12:25:34
x>0,n≧0の時、(1+x)^n>1+nx をテーラー展開、二項展開を使わずに示せるか論じよ
先生!n=0のときその不等式は成り立ちません!
先生!n=1(ry
>>303 数日前に別スレで似たような問題があったな
マルチっぽいな
>>302 (上)
凸5角形をABCDE、対角線の交点を A',B',C',D',E' とおく。(対角線BD とCE の交点をA' とおく。)
CD < CA' + DA', CE < CD + DE,
循環的に加えると、
s[1] < s[2], s[2] < 2s[1],
>>303 x=0 のとき等号成立だから、xで割り切れる。(因数定理)
(左辺) - (右辺) = {(1+x)^n -1} -nx
= x{(1+x)^(n-1) + (1+x)^(n-2) + ・・・・・ + (1+x)^1 +1 -n} (← 等比級数の和)
= x{(1+x)^(n-1) -1} + x{(1+x)^(n-2) -1} + ・・・・・・・・ + x{(1+x)^1 -1}
> 0,
>>303 a[1],a[2],…,a[n]を、-1以上の数で、かつ、a[k]≧0かa[k]≦0のいずれかが成り立つとする。
このときΠ[k=1,n](1+a[k])≧1+Σ[k=1,n]a[k]
等号成立は、a[k]≠0なるkが高々1個のとき
n=1は自明
(1+a[k])≧0から、Σ[k=1,n]a[k]<-1であれば明らか
以下、Σ[k=1,n]a[k]≧-1とする。
n=2のとき
(1+a[1])(1+a[2])=1+a[1]+a[2]+a[1]a[2]≧1+a[1]+a[2]
等号成立はa[1]=0またはa[2]=0
n=iの場合の成立を仮定して、n=i+1の場合を示す。
Π(k=1,i+1)(1+a[k])≧(1+Σ[k=1,i]a[k])(1+a[i+1])≧(1+Σ[k=1,i+1]a[k])
(∵a[k]≧0のときΣ[k=1,i]a[k]≧0
a[k]≦0のとき0≧Σ[k=1,i]a[k]≧Σ[k=1,i+1]a[k]≧-1)
左の等号成立条件はk=1,2,…,iでa[k]≠0なるkが高々1個であり、
右側の等号成立条件はΣ[k=1,i]a[k]=0またはa[i+1]=0であるから、
(最左辺)=(最右辺)となるのはa[k]≠0なるkが高々1個
(1+x)^n≧1+nxはa[k]=xの特別な場合
三角形の辺の和は,中線の和の4/3より大きくはない 組(a,b,c),(1/a,1/b,1/c)はそれぞれ三角形の三辺をなす それぞれの三角形の面積ををS,S'とすれば SS'≦48
>>309 (下)
つ [前スレ.863-865,870]
S ≦ ((√3)/4) * abc,
S' ≦ ((√3)/4) /(abc),
を出す。
解1. [前スレ.865]
相乗・相加平均 と 上に凸から
{sin(A)sin(B)sin(C)}^(1/3) ≦ {sin(A)+sin(B)+sin(C)}/3 ≦ sin((A+B+C)/3) = sin(π/3) = (√3)/2,
解2. [前スレ.870]
s=(a+b+c)/2. s-a, s-b, s-c の基本対称式を s,t,u とおく。ヘロン公式から
S = √(su) = {s・(√su)・u}^(1/3) ≦ {(1/√3)st・u}^(1/3) ≦ (√3)/4・(st-u)^(2/3) = (√3)/4・(abc)^(2/3),
311 :
132人目の素数さん :2009/08/01(土) 01:38:26
>nは自然数とする >(sinx)^n+(cosx)^n >の最大値、最小値を求めよ これって,nが偶数のとき (sinx)^n≦(sinx)^2 (cosx)^n≦(cosx)^2 より (sinx)^n+(cosx)^n ≦(sinx)^2+(cosx)^2=1 の考え方使えないかなー
312 :
310 :2009/08/01(土) 07:03:19
訂正 S ≦ ((√3)/4) * (abc)^(2/3), S' ≦ ((√3)/4) / (abc)^(2/3), より SS' ≦ 3/16,
>>309 (上)
中線を AA', BB', CC' とおく。
△ABC の重心をGとおくと、初等幾何により
AG = (2/3)AA', BG = (2/3)BB', CG = (2/3)CC',
ところで
a = BC < BG + CG,
b = CA < CG + AG,
c = AB < AG + BG,
辺々たして
a+b+c < 2(AG+BG+CG) = (4/3)(AA'+BB'+CC').
>>309 これって、SS' < 1/4,でもいいとき、
n=min(a,b,c), d=mid(a,b,c), x=max(a,b,c),
とおく。
S = (1/2)nd・sin(?) ≦ (1/2)nd,
S' = {1/(2xd)}sin(?) ≦ 1/(2xd),
より
SS' ≦ n/(4x) ≦ 1/4,
の考え方使えないかなー
p,q,r≧0 A,B,C>0,A+B+C=π mは自然数 |pqsinmA+qrsinmB+rpsinmC|≦(p^2+q^2+r^2)(√3/2)
>>309 (上)
〔類題〕
三角形の辺長をa,b,c 中線の長さを AA', BB', CC' とおくと
1 < (a+b+c)/(AA'+BB'+CC') < 4/3.
(略証)
・右側は
>>313 ・左側を示す。
B'A' = AC' = C'B = (1/2)AB = c/2,
C'B' = BA' = A'C = (1/2)BC = a/2,
A'C' = CB' = B'A = (1/2)CA = b/2,
より
AA' < AB' + B'A' = (c+b)/2,
BB' < BC' + C'B' = (a+c)/2,
CC' < CA' + A'C' = (b+a)/2,
辺々たすと
AA' + BB' + CC' < a+b+c,
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318 :
132人目の素数さん :2009/08/05(水) 14:46:11
F,Gを[0,1]→[0,1]を満たす実連続関数であるとし、Fを単調増加関数であるとする。 ∫[0,1] F(G(x))dx ≦ ∫[0,1] F(x) dx + ∫[0,1] G(x) dx を示せ
[0,1]→[0,1] の意味は? 値域がって事?
わかるだr
323 :
132人目の素数さん :2009/08/06(木) 17:54:14
拾ったものをいじった 実数a,b,cが(a+b+c)/3=(abc)^(1/3)≠0を満たす k=a/(b+c)+b/(c+a)+c/(a+b)の取り得る値の範囲を求めよ
> 実数a,b,cが(a+b+c)/3=(abc)^(1/3)≠0を満たす > 実数a,b,cが(a+b+c)/3=(abc)^(1/3)≠0を満たす > 実数a,b,cが(a+b+c)/3=(abc)^(1/3)≠0を満たす > 実数a,b,cが(a+b+c)/3=(abc)^(1/3)≠0を満たす > 実数a,b,cが(a+b+c)/3=(abc)^(1/3)≠0を満たす > 実数a,b,cが(a+b+c)/3=(abc)^(1/3)≠0を満たす > 実数a,b,cが(a+b+c)/3=(abc)^(1/3)≠0を満たす ニヤニヤ…
325 :
132人目の素数さん :2009/08/06(木) 23:40:01
↑ なんでにやついているの?
326 :
132人目の素数さん :2009/08/07(金) 00:26:45
((-6)^3)^(1/3)って-6?
328 :
132人目の素数さん :2009/08/07(金) 03:20:02
a=-1,b=0,c=1の場合は?
>>326 (負)^(1/3) は定義されてない,というかできない.
(-8)^(1/3) = -2 としたいところだが
(-8)^(1/3) = (-8)^(2/6) = ((-8)^2)^(1/6) = 64^(1/6) = 2
と矛盾を起こしかねないから。
(−1)^1=(−1)^(2/2)=((−1)^2)^(1/2)=1^(1/2)=1。
>>332 大丈夫だよ
どこにも行っていないよ
安心しておやすみ
a=8。 b=−1。 c=−1。
高校数学の範囲では、√の左側にnを小さく書くのを(n)√と表すとすると nが奇数のとき、 aが正なら(n)√aは正の実数値 aが負なら(n)√aは負の実数値 をとるものとする、と教科書に明記されている。 しかし、a^(1/n)という記法は、 教科書ではa>0の場合しか定義されていない。 ただ、その辺は入試になると結構あいまいで、 (n)√aと書く代わりにa^(1/n)と書かれる可能性もある。
>>336 それにしたって a>0 に限定されているはずだ
>>333 これのおかしいところが分からないんだけど…
天才な俺に解説してください!
339 :
132人目の素数さん :2009/08/07(金) 04:17:55
340 :
132人目の素数さん :2009/08/07(金) 04:18:36
338だった
341 :
132人目の素数さん :2009/08/07(金) 04:26:20
>335の場合はokやんな?
342 :
132人目の素数さん :2009/08/07(金) 04:27:23
>okやんな? ムカつく
三角形ABCにおいて、sinA+sinB+sinCの最小値を求めよ。 最大値は凸不等式で出るんですけど最小値の出し方がわかりません・・・
344 :
132人目の素数さん :2009/08/07(金) 04:38:00
A,B,Cを0,0,πに近づければ値が0に近づく
346 :
132人目の素数さん :2009/08/07(金) 08:00:53
>>338 お前ら複素関数論を知らんのか?
一般のベキの定義は多価関数だろうが!
と思ったら、ここは工房スレかorz
>>346 2chは良く言えばがらくた市
掃きだめの中に鶴が見つかれば大吉
>>348 そりゃ複素数に不等号(大小関係)は無いが、
>>332 や
>>338 のような奴がいるからなw
そういうアホな突っ込みをする前に、函数論を勉強してから来いと
>>336 > aが負なら(n)√aは負の実数値
a=-1, n=2 のとき√-1は負の実数値なのですかw
ゆとりの影響は恐ろしいなw
本当にゆとりの影響は恐ろしいな
355 :
132人目の素数さん :2009/08/07(金) 11:43:54
ゆとり不等式
>>354 あ゛ーもうどいつもこいつもお塩も法子も...
(-8)^(1/3) = (-8)^(2/6) = ((-8)^2)^(1/6) = 64^(1/6) = 2
が
(-1)^1 = (-1)^(2/2) = ((-1)^2)^(1/2) = 1^(1/2) = 1
と同じ暴論だということもわからんのか。
お塩と法子ww
358 :
132人目の素数さん :2009/08/07(金) 16:20:53
単純打率 ヒットの本数だけで判断した稚拙な計算による打率 → イチロー 実質打率 内野安打・ポテンヒット等の凡打を省いた打率(2塁への進塁打は安打に含む) → 松井 正当打率 偶然ではなく実力で打ったヒットによる打率 → 松井 貢献打率 勝利のためのチームバッティングを評価する打率 → 松井 名門打率 所属チームの強さ・格式に準拠される打率 → 松井 強敵打率 雑魚相手にヒットを稼ぐ不正を許さない打率 → 松井 健康打率 健康体であるという条件下の元で算出した打率 → 松井 芸術打率 フォーム・弾道の美しさを最大限評価する打率 → 松井 人格打率 選手の人間性を加味した上で導き出す打率 → 松井 大局打率 現状の成績に惑わされず大局を見抜いた打率 → 松井 謙虚打率 強欲にヒットを欲しがろうとしない控えめな打率 → 松井 精髄打率 ヒットの量ではなく本質を見つめ直した打率 → 松井 社会打率 1人目立とうとして周りの空気を悪くしない打率 → 松井 来年打率 今年は忘れ来期に目を向けた将来性重視の打率 → 松井 玄人打率 野球に詳しい理系の人間だけが知る真実の打率 → 松井 主観打率 数字に依存しない独自の視点から優劣を決める打率 → 松井 実績打率 過去の成績を考慮に入れた打率→ 松井 怪我考慮打率 怪我をしていてもチームの為に痛みを我慢して打席に立つ男気溢れる打率→ 松井 スタベン打率 チームの為なら調子の悪い時はスタベンでも構わないという人情味溢れる打率→ 松井 チームリーダー打率 リーダーとしてチームメイトの悩みを聞いたり、アドバイスしたりする打率→ 松井 トレード打率 トレードされるかもしれないというとてつもない不安感の中での打率→ 松井 焼肉打率 焼肉記者の機嫌を取りながら稼ぐ打率 →松井 仮に四番打率→ もし四番で起用されていたらと仮定した場合の打率 →松井 立場逆転打率 イチローと松井の立場が逆ならばと仮定した場合の打率→ 松井 常識打率 普通に考えたらどっちが上かわかりそうな打率 → 松井 撃破打率 ヒットや三振などに囚われず、相手投手にダメージ、動揺を与えた打率→ 松井
>>323 3乗根に関して不毛(?)な議論が繰り広げられてるが、
{(a+b+c)/3}^3=abc≠0で考えればいいだろうし、この問題の場合
a,b,cをすべてt(≠0)倍してもkの値や条件式に変化がないから、
abc>0として大丈夫だろう。
で、自信はないが
a+b+c=1としてよく、このときabc=1/27
a/(b+c)+1=(a+b+c)/(b+c)=1/(b+c)
k+3=1/(b+c)+1/(c+a)+1/(a+b)
よって(k+3)(a+b)(b+c)(c+a)=(a+b)(b+c)+(b+c)(c+a)+(c+a)(a+b)
(a+b)(b+c)(c+a)=(1-a)(1-b)(1-c)
=1-(a+b+c)+(ab+bc+ca)-abc=ab+bc+ca-1/27
(a+b)(b+c)+(b+c)(c+a)+(c+a)(a+b)=(a+b+c)^2+ab+bc+ca=ab+bc+ca+1
k=(ab+bc+ca+1)/(ab+bc+ca-1/27)-3=(28/27)/(ab+bc+ca-1/27)-2
ab+bc+ca={(a+b+c)^2-a^2-b^2-c^2}/2=(1-a^2-b^2-c^2)/2であり、
(a^2+b^2+c^2)(1+1+1)≧(a+b+c)^2からab+bc+ca≦(1-1/3)/2=1/3
k≧(28/27)/(1/3-1/27)-2=3/2
361 :
132人目の素数さん :2009/08/07(金) 19:32:01
>a,b,cをすべてt(≠0)倍してもkの値や条件式に変化がないから、 >abc>0として大丈夫だろう。 Why ?
whyもなにも書いてある通りだろ
363 :
360 :2009/08/07(金) 19:36:18
>>361 abcが負のとき、-a,-b,-cを新たにa,b,cとすればabc>0
でも、これでも{(-1)^3}^(1/3)がでてきて、
解決にはなってないような気がすると思い始めてきた
(abc)^(1/3)は或る実数 r か rω か rω^2 なんだから そのうち r を表す場合以外は解無しだと思う
夏だからなのか?そうなのか?そうなんだな?
a,b,cを実数とするとき r^3 = abc を満たす実数 r(a,b,c) は唯一つ存在する。 実数a,b,cが(a+b+c)/3=r(a,b,c)≠0を満たすとき k=a/(b+c)+b/(c+a)+c/(a+b)の取り得る値の範囲を求めよ これなら問題ないんだよね
368 :
360 :2009/08/07(金) 22:46:25
重大なミスを発見
> k≧(28/27)/(1/3-1/27)-2=3/2
ab+bc+ca<1/27を考えてなかった。
k<-2または3/2≦kだな。
実際
>>335 のように a=8,b=c=-1のときk=-30/7
>>366 指数定理
(a^m)^n=a^(mn)
が成り立つのは、
「a>0である」か「m,nがともに整数である」かの
どちらかの条件を満たす場合である。
だから
(-8)^(2/6) = ((-8)^2)^(1/6)や
(-1)^(2/2) = ((-1)^2)^(1/2)は
成立しない。それだけのこと。
370 :
360 :2009/08/07(金) 23:12:10
頭に残ってたもやもやを取り除く方法を思いついたら、 また間違いに気付いたorz 十分性に欠けることには気づいてたんだが… ab+bc+ca=pとおくとa,b,cは t^3-t^2+pt-1/27=0の解 判別式 -{(4p+5/3)(p-1/3)^2}/27≧0より p=1/3またはp≦-5/12 したがってk=3/2または-30/7≦k<-2 首吊ってくる
>>369 だからこそ (-8)^(1/3) = -2 と安直に定義するわけにはいかない
というのが
>>311 の趣旨ではないかと思うが
まあ,この矛盾を避けるために
[1] (負)^(1/3) の定義を許さない
[2] 定義は許すが指数法則の適用を許さない
の両者の立場の違いなのかとも思うが,
一般的には前者なのではないか?
もっとも,複素関数論のように多寡であることを認めるのであれば
事情は全く異なるのは確か
376 :
132人目の素数さん :2009/08/09(日) 08:26:18
p>1 なる実数に対して、以下の不等式を示せ: ∫_[0-->∞] p/(t^p +1) dt ≦ π/ sin (π/p).
>>374 本当だよ。
複素ベキを知らない奴が8割もいるw
はっきり言って、受験生は板違いだから。
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オイラーの公式をしらんのか? e^{πi}=-1
>>302 (下)
√{(k-1)(k+1)} = √(k^2 -1) < k,
を使う。
99!!/100!! = {3/(2√4)}{5/√(4・6)}{7/√(6・8)}・・・・・・{99/√(98・100)}{1/√(100)}
> {3/(2√4)}{1/√(100)}
= (3/4)(1/10)
= 3/40
= 1/13.3333333・・・
99!!/100!! = {9!!(√11)/10!!}{√(11・13)/12}{√(13・15)/14}・・・・・・{√(97・99)/98}{(√99)/100}
< {9!!(√11)/10!!}{(√99)/10}
= (9!!*11*3)/(10!!*10)
= 31185/384000
= 1/12.3136123・・・
381 :
132人目の素数さん :2009/08/10(月) 02:14:11
>>381 a≧c≧0≧bの場合を考えれば良く
a(a+c)x+c(a+c)y=xa^2+yc^2+(x+y)ac≧(x+y+2√xy)ac
より
abx+bcy+caz≦(z-x-y-2√xy)ac=(√z+√x+√y)(√z-√x-√y)ac ……@
ここで条件より√z≦1≦√x+√yなので@≦0
よってabx+bcy+caz≦0
383 :
132人目の素数さん :2009/08/11(火) 21:09:17
kC[n,r]≦C[nk,rk]
C[nk,rk]≧(C[n,r])^k より明らか
>>383 ,
>>384 r≠0,nか?
ζ(s)=Σ[n=1,∞]1/(n^s)とする。
Σ[s=3,∞]{ζ(s)-1}<1/2を示せ。
(できればζ(2)=π^2/6を用いないで)
>>385 ζ(3)-1<納n=2_∞]1/(n^3-n)<1/4
ζ(s+1)-1<{ζ(s)-1}/2
より
Σ[s=3_∞]{ζ(s)-1}<2{ζ(3)-1}<1/2
>>315 コーシーより
(左辺)^2 ≦ {(pq)^2 + (qr)^2 + (rp)^2}・{sin(mA)^2 + sin(mB)^2 + sin(mC)^2}
= {(pq)^2 + (qr)^2 + (rp)^2}・f(mA,mB,mC)
≦ (1/3)(p^2 + q^2 + r^2)^2・f(mA,mB,mC),
となるので、 f(mA,mB,mC) ≦ 4/9 を示せばよいが・・・
※ (p^2 + q^2 + r^2)^2 - 3{(pq)^2 + (qr)^2 + (rp)^2}
= (1/2)(p^2 -q^2)^2 + (1/2)(q^2 r^2) + (1/2)(r^2 -p^2) ≧0,
>>315 〔補題〕
A+B+C=π、mは整数のとき
{sin(mA)}^2 + {sin(mB)}^2 + {sin(mC)}^2 ≦ 9/4,
(略証)
m=0 のときは明らかだから m>0 とする。
左辺は mA, mB, mC について周期π をもつ。剰余を
A' = mA - [mA/π]π,
B' = mB - [mB/π]π,
C' = mC - [mC/π]π,
とおくと
0 ≦ A',B',C' < π.
A' + B' + C' = 0, π, 2π.
しかし 右辺が0のとき A'=B'=C'=0 なので明らかに成立。
また 右辺が2πのときは {sin(π-x) = sin(x)}
A' = π + [mA/π]π - mA,
B' = π + [mB/π]π - mB,
C' = π + [mC/π]π - mC,
とおき直せば
A' + B' + C' = π,
鈍角3角形(C'>90゚)の場合は、C'を90゚に減らし、その分 A',B'を増やした方が明らかに大きい。
∴ 鋭角三角形と直角三角形を考えれば十分。
(左辺) = {sin(A')}^2 + {sin(B')}^2 + {sin(C')}^2,
= 1 -(1/2)cos(2A') -(1/2)cos(2B') + {sin(C')}^2
= 2 + cos(C')cos(A'-B') + {sin(C')}^2 {0≦cos(C'), cos(A'-B') ≦1}
≦ 2 + cos(C') - {cos(C')}^2
= 9/4 - {1/2 - cos(C')}^2
≦ 9/4.
等号成立は A'=B' かつ C'=π/3, すなわち A'=B'=C'=π/3 (正三角形)のとき。
389 :
132人目の素数さん :2009/08/12(水) 19:35:02
α=e^π、β=π^eとする e^α、e^β、π^α、π^β の大小関係を答えよ
>>387 (別解)
A+B+C = π のとき
{sin(mA)}^2 + {sin(mB)}^2 + {sin(mC)}^2
= 2 -(1/2){cos(2mA) + cos(2mB)} - {cos(mC)}^2
= 2 - cos(m(A+B))cos(m(A-B)) - {cos(mC)}^2
= 2 - cos(m(π-C))cos(m(A-B)) - {cos(mC)}^2
= 2 - γ・cos(mC) - {cos(mC)}^2
= 2 + (1/4)γ^2 - {(γ/2) + cos(mC)}^2
≦ 2 + (1/4)γ^2,
ただし、γ=(-1)^m・cos(m(A-B)),
ぬるぽ
>>385 n≧2 のとき
1/n ≦ 3/{2(n+1)},
∴ Σ[s=3,∞) 1/(n^s) = 1/{(n^3)[1-(1/n)]}
= 1/{(n^2)(n-1)}
≦ 3/{2(n-1)n(n+1)}
= (3/4){1/((n-1)n) - 1/(n(n+1))},
よって
ζ(s) -1 = Σ[n=2,∞) 1/(n^s)
Σ[s=3,∞) {ζ(s)-1} = Σ[s=3,∞) Σ[n=2,∞) 1/(n^s)
= Σ[n=2,∞) Σ[s=3,∞) 1/(n^s)
≦ (3/4)Σ[n=2,∞) {1/((n-1)n) - 1/(n(n+1))}
= 3/8,
蛇足だが、
ζ(3) - 1 = 0.20205690315732・・・・
ζ(4) - 1 = (π^4)/90 - 1,
ζ(6) - 1 = (π^6)/945 - 1,
・・・・
を使うと
(左辺) = 0.3550659331455・・・ < 3/8,
392 :
385 :2009/08/13(木) 19:41:53
>>386 ,
>>391 正解です。にしても評価粗すぎたなw
最初の想定では
Σ[s=2,∞]{ζ(s)-1}=1とζ(m)-1>Σ[s=m+1,∞]{ζ(s)-1}
で証明だったが(だからζ(2)の条件を付けた)
考えてみたらζ(s)<1+2/2^s+4/4^s+…くらいの評価で示せたorz
ついでに
>(左辺)=0.3550659331455・・・
=2-(π^2)/6です
つまらん
>>316 〔問題38〕
三角形の辺の長さの和をa,b,c,
頂角A,B,Cの二等分線と対辺の交点をA",B",C" とおくとき、
(1/2)(a+b+c) < AA" + BB" + CC" ≦ {(√3)/2}(a+b+c),
等号成立は a=b=c (正三角形) のとき。 (大塚氏による)
数セミ、Vol.48, No.9, 通巻576, p.54, Notes (2009/09)
Yahoo!掲示板 - 科学 - 数学 - 質問コーナー(制限版) - No.38
>>394 (左側)
角の二等分線は△の内部で交わるから、
a = BC < BB" + C"C,
b = CA < CC" + A"A,
c = AB < AA" + B"B,
辺々たして2で割る。
(右側)
(a+b+c)/2 = s とおく。
僊BC = 僊BA" + 僊CA"
= (1/2)(b+c)AA" sin(A/2)
= (1/2)(b+c)AA" √{(s-b)(s-c)/bc}
≧ AA" √{(s-b)(s-c)}, (相加相乗平均)
∴ ヘロンの公式から
AA" ≦ 僊BC /√{(s-b)(s-c)}
= √{s(s-a)}
= (√3) √{(s/3)(s-a)}
≦ (√3){(s/3)+(s-a)}/2 (相加相乗平均)
= (√3){(2/3)s -a/2},
循環的にたすと
AA" + BB" + CC" ≦ (√3)s,
等号成立は s-a = s-b = s-c = s/3, すなわち a=b=c.
Yahoo!掲示板 - 科学 - 数学 - 質問コーナー(制限版) - No.39
∧_∧ ( ;´∀`)=3 ハァハァ… 人 Y / ( ヽ し (_)_)
397 :
132人目の素数さん :2009/08/15(土) 02:35:00
516:大学への名無しさん[] 2009/08/07(金) 17:14:38 ID:ZA6uauFfO みんな聞いてくれ。昨日電車で勉強してたんだが、前にいた女がいきなり「この人、今痴漢しました。」 って俺に指さして騒いだわけ。この意味が分かるかな? そう俺はそのとき痴漢積分していたのだ。
褒美だ!
('A` ) プウ
ノヽノ) =3'A`)ノ ヒャー、ソレハ ホウヒ!
くく へヘノ ←
>>397
399 :
132人目の素数さん :2009/08/15(土) 15:29:22
400 :
132人目の素数さん :2009/08/15(土) 18:16:10
x,y,x∈R、x+y+z=1, xy+yz+zx=-8 のとき x^3+y^3+z^3 の最大最小。 2文字消去して定義域出して微分して解析、 という吐き気を催す解法しか思いつかなかった。 誰かかっこよく頼む。
>>400 x y z = s とおくと x, y, z は X^3 + X^2 - 8 X + s の解.また,
x^3 + y^3 + z^3
= 3 (x y z) + (x + y + z)^3 - 3 (x + y + z) (x y + y z + z x)
= 3s + 25
なので x^3 + y^3 + z^3 の最小化するためには,
X^3 + X^2 - 8 X + s が3実数解を持つ条件で s を最小化すればよい.
3次方程式の判別式より
D = 2112 - 148s - 27s^2 = -(s + 12)(27 s - 176)
よって D ≧ 0 なる最小の s は s = -12.
よって x^3 + y^3 + z^3 の最小値は 3×(-12) + 25 = -11
3次方程式の判別式はアンチョコつかった.
そんな数II・Bレベルの問題はスレ違い
403 :
401 :2009/08/15(土) 19:32:29
最大値を忘れてたが、判別式から 176/27 だな。
>>404 覚えてないからメモを見たってことでしょ
406 :
132人目の素数さん :2009/08/16(日) 06:33:24
f(x),f'(x),f''(x),g(x)は連続でf''(x)≧0とする (∫[a,b]f(g(x))dx)/(b-a)≧f((∫[a,b]g(x)dx)/(b-a))
407 :
132人目の素数さん :2009/08/17(月) 02:02:15
>>400 n∈N, t[n]=x^n+y^n+z^nとおくとt[1]=1, t[2]=-15
x, y and zはtの3次方程式t^3-t^2-8t-xyz=0の根で
y=t^3-t^2-8tとy=xyzのグラフを考えてx, y, and z∈Rとなるのは-12≦xyz≦176/27
t^3-t^2-8t-xyz=0にt=x, y, and zを代入し辺ごと足してt[3]+15-8-3xyz=0 i.e. t[3]=3xyz-7
よって求める最小値, 最大値は-43, 113/9
t^3-t^2-8t-xyz=0の両辺にt^nをかけてからx. y and zを代入して辺ごと足すと
{t[n]}の漸化式が得られる.
>>400 x=kとおくと
y+z=1-k また
x(y+z)+yz=-8より
k(1-k)+yz=-8
k(1-k)+y(1-k-y)=-8
y^2-(1-k)y-k(1-k)-8=0
yが実数解を持つには
(1-k)^2+4k(1-k)+4・8≧0
-3≦k≦11/3 よって
-3≦x,y,z≦11/3
x^2+y^2+z^2=(x+y+z)^2-2(xy+yz+zx)
=1+16=17
x^3+y^3+z^3=(x^2+y^2+z^2-xy-yz-zx)+3xyz
=25+3xyz
=25-3x(xy+zx+8)
=25-3x{xy+(1-x-y)x+8}
=25-3x(x-x^2+8)
=3x^3-3x^2-24x+25
xの範囲より最小値-11最大値779/3
>>407 はt[2]で早くも間違えてたので書き直そう
>>400 n∈N, t[n]=x^n+y^n+z^nとおくとt[1]=1, t[2]=17
x, y and zはtの3次方程式t^3-t^2-8t-xyz=0の根で
y=t^3-t^2-8tとy=xyzのグラフを考えてx, y, and z∈Rとなるのは-12≦xyz≦176/27
t^3-t^2-8t-xyz=0にt=x, y, and zを代入し辺ごと足してt[3]-17-8-3xyz=0 i.e. t[3]=3xyz+25
よって求める最小値, 最大値は-11, 401/9
>>407 >>409 y=t^3-t^2-8tとy=xyzのグラフを考えてx, y, and z∈Rとなるのは-12≦xyz≦176/27
ここの論理って、どういう過程?
易問にいつまで関わるん?
>>410 xyz=kとするとkの値によってx,y and zの値が変わる(つまりxyzの値を何にとるかで3文字は,3!=6通り以下あるにせよ,決まる).
kを変えたときに3変数がどれも実数となるようなkの範囲を調べる.
そうなるのはグラフ書いて考察して今回の場合は(y=t^3-t^2-8tの極小値)≦k≦(y=t^3-t^2-8tの極大値).
なるほど。Thx
415 :
132人目の素数さん :2009/08/18(火) 13:50:42
かまして!
('A` ) プウ
ノヽノ) =3'A`)ノ ヒャー
くく へヘノ ←
>>415
417 :
清書屋 :2009/08/20(木) 23:03:27
>>400 x+y+z = a, xy+yz+zx = b, のときは xyz=s とおくと
x^3 + y^3 + z^3 = a^3 -3ab +3s, ・・・・・・・ (1)
だから、sの最大・最小を求めればよい。
X^3 -aX^2 +bX -s = (X - a/3)^3 +B(X - a/3) - S
ここに
B = b - (1/3)a^2,
S = s - (1/3)ab + (2/27)a^3,
判別式 D = 4(-B)^3 -27S^2,
∴ D ≧0 となる条件は
-2(-B/3)^(3/2) ≦ S ≦ 2(-B/3)^(3/2), B<0,
-(2/27)a^3 +(1/3)ab -2(-B/3)^(3/2) ≦ s ≦ -(2/27)a^3 +(1/3)ab +2(-B/3)^(3/2),
よって (1) から
(7/9)a^3 -2ab -6(-B/3)^(3/2) ≦ x^3 + y^3 + z^3 ≦ (7/9)a^3 -2ab +6(-B/3)^(3/2),
正の実数a,b.cについて Σcyc [{√(a+b)(a+c)}(√b+√c)] ≧ 3√{(a^3+b^3+c^3+5abc)/2}
自分で解けくず
なんもかんがえなくとも、 x,yを中心にかんがえ、 x+y=1-z xy+z(x+y)=xy+z(1-z)=-8よって、 x+y=p.xy=q,xyを2つの解とした二次方程式の判別式>0よりzの範囲でる。 最後は、p^3-3pq=(1-z)^3-3(1-z) あと適当に、、、なんか不等式みてると眠くなる
>>417 等号条件は
左側 {x,y,z} = {(a/3)-2√(-B/3), (a/3)+√(-B/3), (a/3)+√(-B/3)},
右側 {x,y,z} = {(a/3)+2√(-B/3), (a/3)-√(-B/3), (a/3)-√(-B/3)},
>>417 の一般解
(X - a/3)^3 +B(X - a/3) = S,
を 2(-B/3)^(3/2) で割ると
4ξ^3 -3ξ = S/{2(-B/3)^(3/2)},
となる。ここに
ξ = (X -a/3)/[2√(-B/3)],
ところで右辺は、実根条件から
D = 4(-B)^3 -27S^2 ≧ 0,
-1 ≦ S/{2(-B/3)^(3/2)} ≦ 1, (B<0),
よって
S/{2(-B/3)^(3/2)} = cos(σ), 0≦σ≦π
を満たす σ がある。
4ξ^3 - 3ξ = cos(σ),
∴ ξ = cos((σ-2π)/3), cos(σ/3), cos((σ+2π)/3),
∴ {x, y, z} = {(a/3)+2(√(-B/3))cos((σ-2π)/3), (a/3)+2(√(-B/3))cos(σ/3), (a/3)+2(√(-B/3))cos((σ+2π)/3)},
s を動かしても σ しか動かない。
>>417
√ [ x ^ 2 + ( 1 - y ) ^ 2 ] + √ [ ( 1 - x ) ^ 2 + y ^ 2 ] の最小値を求む
べく
普通に(1,0)と(0,1)からの距離を考えて√2
複素係数の1変数代数方程式 z^m+納j=1→m] a(j) z^(m-j)=0 の根は |z}≦2max[j] |a(j)|^(1/j) を満たす.
>>423 軸を45゚回す。
x^2 + (1-y)^2 = (1/2)(x+y-1)^2 + (1/2)(x-y+1)^2 = u^2 + {v + (1/√2)}^2 ≧ {v + (1/√2)}^2,
(1-x)^2 + y^2 = (1/2)(x+y-1)^2 + (1/2)(x-y-1)^2 = u^2 + {v - (1/√2)}^2 ≧ {v - (1/√2)}^2,
よって
√[x^2 + (1-y)^2] ≧ |v + (1/√2)|,
√[(1-x)^2 + y^2] ≧ |v - (1/√2)|,
辺々たす。
(与式) ≧ |(1/√2) - (-1/√2)| = √2,
>>418 y=√x は上に凸だから
√b + √c ≦ 2√{(b+c)/2} = √{2(b+c)},
√c + √a ≦ 2√{(c+a)/2} = √{2(c+a)},
√a + √b ≦ 2√{(a+b)/2} = √{2(a+b)},
よって a+b+c=s, ab+bc+ca=t, abc=u とおくと
(左辺) ≦ 3√{2(b+c)(c+a)(a+b)}
= 3√{2(st-u)}
≦ 3√{2(st-u + F_1)}
= 3√{2(s^3 -3st +8u)}
= 3√{2(a^3 + b^3 + c^3 + 5abc)},
ここに F_1 = s^3 -4st +9u ≧ 0,
ジャマイカ?
>>427 u軸の彼方から観察した”射影”ぢゃね?
>>426 ,430
Max{|a(j)|^(1/j); 1≦j≦m} = M とおくと
|Σ[j=1,m] a(j)・z^(m-j)| ≦ Σ[j=1,m] |a(j)|・|z|^(m-j)
≦ Σ[j=1,m] M^j |z|^(m-j)
= {M/(|z|-M)}{|z|^m - M^m} (|z|≠M)
≦ {M/(|z|-M)}|z|^m,
いま |z| > 2M と仮定すると、
M/(|z|-M) < 1
となり、題意を満たさない。
∴ 題意を満たす根zに対して |z| ≦ 2M.
|z| > 2M の仮定のタイミングがおかしくないかい?
| x | < π / 2 のとき cosh x ≦ sec x
>>433 cosh x * cos x ≦ 1
微分して楽勝
誰と戦ってるんだ
438 :
132人目の素数さん :2009/09/01(火) 08:36:45
x,y,z>0のとき x^3+y^3+z^3+3xyz≧xy(x+y)+yz(y+z)+zx(z+x) の成立をx,y,zについての不等式による場合分けをせず示せ.
愚問
そやけどねぇ、こんな感じの大学受験問題やったかな、 大昔にどっかで見た事がありますよ。 コレを愚問っちゅうんだったらですね、 それこそ大学入試問題なんて総崩れじゃないですかね。 大学入試なんて止めないとアキマセンがな!! そやけんどそんな事は出来ひんやろ! そやし、どないすんねん?
>>438 相乗平均相加平均より
xy(x+y)+yz(y+z)+zx(z+x)≧6xyz
よって
x^3+y^3+z^3+3xyz-xy(x+y)+yz(y+z)+zx(z+x)≧x^3+y^3+z^3-3xyz
=(1/2)(x+y+z){(x-y)^2+(y-z)^2+(z-x)^2}≧0
から題意の不等式を得る
そんな愚問か?
途中の不等号逆じゃね?
あーホントや
444
>>433 cosh(x) = (1/2){exp(x) + exp(-x)},
cos(x) = (1/2){exp(ix) + exp(-ix)},
cosh(x) * cos(x) = (1/4){exp((1+i)x) + exp((1-i)x) + exp(-1+i)x) + exp((-1-i)x)},
ところで
exp(ax) = Σ[k=0,∞) {(a^k)/k!} x^k,
であった。
1±i = (√2)exp(±(π/4)i),
-1干i = (-1)・{ 〃 },
より
(1+i)^k + (1-i)^k = 2^(k/2)*{exp((kπ/4)i) + exp(-(kπ/4)i)} = 2^(1 + k/2)・cos(kπ/4),
(-1-i)^k + (-1+i)^k = (-1)^k・{ 〃 },
辺々たして
(1+i)^k + (1-i)^k + (-1-i)^k + (-1+i)^k = {1+(-1)^k}・2^(1 + k/2)・cos(kπ/4),
= 4 * 2^(k/2) (-1)^(k/4) {kが4の倍数 or 0 のとき}
= 0, {その他}
cosh(x) * cos(x) = Σ[j=0,∞) (-1)^j {(4^j)/(4j)!} x^(4j)
= 1 - (1/6)x^4 + (1/2520)x^8 - (1/7484400)x^12 + (1/81729648000)x^16・・・・・・,
交代級数となるから 2項づつまとめて
cosh(x) * cos(x) = 1 - (1/6){1 - (1/420)x^4}x^4 - (1/7484400){1 - (1/10920)x^4}x^12 - ・・・・・
< 1, (|x|<π/2)
微分しなくても楽勝
微分方程式 y "" = -4y の解
0≦b≦1-a^2,0≦q≦1-p^2のとき (a-p)^2+(b-q)^2の最大値を求める
>>446 問題それであってるの?
(わかりやすいように、bx ,q=>yっておきかえると
0<=x<=1-a^2, 0<=y<=1-p^2のときの、
)
最初に、a,pを定数とみなして,x,yを変数とみなすと、
448 :
447 :2009/09/10(木) 16:48:44
あ、とちゅうで送信してしもうた。 ==== bをx,qをyって書き換えると、 0<=x<=1-a^2, 0<=y<=1-p^2 のときの (x-y)^2+(a-p)^2の最大値を求めればいい。 a,bを定数とまずみなすと、 xy平面で、x-yの最大値が分かる(そのときのa,pの値もわかる) だから、(x-y)^2+(a-p)^2 の最大値も分かる(そのときのa,pの値もわかる) あとは、a,pの計算。
449 :
447 :2009/09/10(木) 16:51:17
typo >a,bを定数とまずみなすと、 じゃなくて、 a,p...
そう簡単にはいかないでしょ
>>446 |a|=A, |p|=P とおく。
・0 ≦ A ≦ P ≦ 1 のとき
(与式) ≦ (a-p)^2 + (1-a^2)^2 (等号は b=1-a^2, q=0 のとき)
≦ (1+A)^2 + (1-A^2)^2 (等号は p=-Sgn(a) のとき)
= 4 -(1-A)(2 +A^2 +A^3)
≦ 4, (等号は A=1 のとき)
・0 ≦ P ≦ A ≦ 1 のとき
(与式) ≦ (a-p)^2 + (1-p^2)^2 (等号は b=0, q=1-p^2 のとき)
≦ (1+P)^2 + (1-P^2)^2 (等号は a=-Sgn(p) のとき)
= 1 - (1-P)(2 +P^2 +P^3)
≦ 4, (等号は P=1 のとき)
452 :
132人目の素数さん :2009/09/15(火) 06:55:45
正5角形の辺上に3点A,B,Cをとる △ABCの面積が最大となるには 3点A,B,Cをどのようにとればよいか
>>452 簡単な例文。
【ステロイド抜けたらガリガリで横チンを公共電波に晒したり
土俵に力水はいたり尻の穴ほじくった手でツッパリして相手をひるませたり
自分で隠し持っていた山響株を兄が盗んだと騒いだりする】
より
【子供たちとの草サッカー】
の方が力士としての品格に欠け極悪であるとされてしまう知的土人のまじない師どもが日夜アホダラ教を唱えるサル・パラダイス日本
>>452 {A,B,C}のうち1点Xのみを動かそう。Xと両隣の点(Y,Z)が作る3角形XYZの面積は
△XYZ = YZ * (XのYZからの高さ),
Xは多角形の辺上を動くから、高さのが最大になるのはXが頂点にあるとき。
∴ Xは頂点にあるとしてよい。
他の点についても同様。
本問では 正5角形だから
{A,B,C} = {2π/5,2π/5,π/5} のとき
455 :
454 :2009/09/17(木) 23:59:36
訂正
△XYZ = YZ * (XのYZからの高さ) /2,
{A,B,C} = {3π/5,π/5,π/5} もあるが、
>>454 より小さい。
2n+1角形に拡張出来そうでつね
458 :
132人目の素数さん :2009/09/18(金) 06:03:30
(1) 0<x<e,α=e-x,β=e+x α^βとβ^αどちらが大きいか (2) 0<x<1,α=ex,β=e/x α^βとβ^αどちらが大きいか
459 :
132人目の素数さん :2009/09/18(金) 11:24:43
0<df(x)/dx<f(x)<∫_(-1,x) f(t)dt, (x∈(-1,1))となるf∈C^1(-1,1)
460 :
132人目の素数さん :2009/09/19(土) 09:43:56
0<f かつ f∈C^1(-1,1) ならば 0<f<∫_(-1,・) f(t)dt は自明だから 0<df/dx<f さえ満たせば良い 従って 解全体の集合∈{f∈C^1(-1,1)|0<f<e^x} であり 逆に {f∈C^1(-1,1)|0<f<e^x} に属する関数は 0<df/dx<f<∫_(-1,・) f(t)dt を満たすから 解全体の集合={f∈C^1(-1,1)|0<f<e^x}
>>460 >0<f かつ f∈C^1(-1,1) ならば 0<f<∫_(-1,・) f(t)dt は自明だから
これは間違い。f<∫_(-1,・) f(t)dtという不等式は
「グラフの高さ<グラフの面積」という不等式なので、
原点でのグラフの高さに比べて面積が異常に小さい関数を
選べば、x=0においてこの不等式は破綻する。
実際、a>0としてf(x)=e^(-x^2/a)とおけば、aが十分小さいとき
f(0)<∫_(-1,0) f(t)dt が成り立たないことが証明できる。
〔問題〕(Shapiro-type) 正の数 a_k に対して次を示せ。 a_1/(a_2+a_3) + a_2/(a_3+a_4) + ・・・・・・ + a_n/(a_1+a_2) ≧ n/2.6 ・ご参考 n/3 [初代スレ.497(2), 501-502] n/4 [ASU, 1969.14]
>>462 (略証)
問題の左辺をSとおく。 [初代スレ.501] より
a/(b+c) + 2b/(c+d) - {(a+b)/(b+c) + (b+c)/(c+d) -1} = (b^2 +cd)/[(b+c)(c+d)],
b/(c+d) + 2c/(d+e) - {(b+c)/(c+d) + (c+d)/(d+e) -1} > (c^2)/[(c+d)(d+e)],
それぞれ 0.3 と 0.7 を掛けて加えると、
0.3a/(b+c) + 1.3b/(c+d) + 1.4c/(d+e) - {0.3(a+b)/(b+c) + (b+c)/(c+d) + 0.7(c+d)/(d+e) -1}
> 0.3(b^2 +cd)/[(b+c)(c+d)] + 0.7(c^2)/[(c+d)(d+e)]
> {0.3(b^2 +cd)d + 0.7(b+c)c^2}/[(b+c)(c+d)(d+e)]
> {(0.2b^2 + 0.3cd)d + (0.4b + 0.7c)c^2}/[(b+c)(c+d)(d+e)]
= {0.4c(b+c)(c+d) + 0.2(b-c)^2・d + 0.3c(c-d)^2}/[(b+c)(c+d)(d+e)]
> 0.4c(b+c)(c+d)/[(b+c)(c+d)(d+e)]
= 0.4c/(d+e),
∴ 0.3a/(b+c) + 1.3b/(c+d) + c/(d+e) > 0.3(a+b)/(b+c) + (b+c)/(c+d) + 0.7(c+d)/(d+e) -1,
循環的に加えて
2.6S > (0.3 + 1 + 0.7)Σ[k=1,n] (a_k +a_{k+1})/(a_{k+1} +a_{k+2}) - n
> (0.3 + 1 + 0.7)n - n (← 相加・相乗平均)
= 2n - n = n.
∴ S > n/2.6
ぬるぽ
・Shapiro 巡回不等式 関連レス
[第2章.284-285]
[第3章.172-173, 218-220]
>>464 ギリギリかどうか知らないけど
(462の左辺) > λ・n,
λ = 0.4976175155670・・・
というのがあるらしい。
(求め方)
点(0,1)を通る2つの関数
y1: y = e^(-x),
y2: y = 2/{e^x + e^(x/2)},
の function convex hull (共通接線?) を曳く。
y = φ(x) = φ(0) + m・x,
m = -0.903980192855258
λ = (1/2)φ(0) = 0.4976175155670・・・
y1 との接点は (log(-m), -m)
y2 との接点は (-0.524821743429450・・・, 1.469663491974050・・・)
http://mathworld.wolfram.com/ShapirosCyclicSumConstant.html
>>465 サンクス.
直観的にはn=0.5とかいけそうですけど駄目なんでしょうね.
470 :
463 :2009/09/20(日) 23:20:46
>>462 (改良版)
問題の左辺をSとおく。 [初代スレ.501] より
a/(b+c) + 2b/(c+d) - {(a+b)/(b+c) + (b+c)/(c+d) -1} = (b^2 +cd)/[(b+c)(c+d)],
b/(c+d) + 2c/(d+e) - {(b+c)/(c+d) + (c+d)/(d+e) -1} > (c^2)/[(c+d)(d+e)],
それぞれ 5/14 と 9/14 を掛けて加えると、
(5/14)a/(b+c) + (19/14)b/(c+d) + (9/7)c/(d+e) - {(5/14)(a+b)/(b+c) + (b+c)/(c+d) + (9/14)(c+d)/(d+e) -1}
> (5/14)(b^2 +cd)/[(b+c)(c+d)] + (9/14)(c^2)/[(c+d)(d+e)]
> {(5/14)(b^2 +cd)d + (9/14)(b+c)c^2}/[(b+c)(c+d)(d+e)]
> {(1/7)db^2 + (5/14)cd^2 + (4/7)bc^2 + (9/14)c^3}/[(b+c)(c+d)(d+e)]
= {(3/7)c(b+c)(c+d) + (1/7)(bc^2 +cd^2 +db^2 -3bcd) + (3/14)c(c-d)^2}/[(b+c)(c+d)(d+e)]
> (3/7)c(b+c)(c+d)/[(b+c)(c+d)(d+e)]
= (3/7)c/(d+e),
∴ (5/14)a/(b+c) + (19/14)b/(c+d) + (6/7)c/(d+e) > (5/14)(a+b)/(b+c) + (b+c)/(c+d) + (9/14)(c+d)/(d+e) -1,
循環的に加えて
(18/7)S > (5/14 + 1 + 9/14)Σ[k=1,n] (a_k +a_{k+1})/(a_{k+1} +a_{k+2}) - n
> (5/14 + 1 + 9/14)n - n (← 相加・相乗平均)
= 2n - n = n.
∴ S > (7/18)n = n/2.57143
ぬるぽ
471 :
132人目の素数さん :2009/09/21(月) 02:51:05
自民:ぶれている 民主:柔軟/現実路線 自民:独裁だ/まるでヒトラー 民主:豪腕だ/リーダーシップがある 自民:統率力がない 民主:開かれている 自民:強行採決 民主:迅速採決 自民:劇場型選挙/刺客戦略 民主:高等な選挙戦術/上手い候補者選び 自民:派閥政治 民主:グループ(しかも緩やかな集まりでサークル活動みたいなもん・by鳥越俊太郎)政治 自民:格差社会を象徴する首相私邸 民主:華麗なる一族 自民:閣内不一致 民主:閣内に温度差
同一直線上にn個の点A[k](1≦k≦n)がある 点Pが以下の位置にあるとき ΣPA[k]が最小となるには点Pをどのようにとればよいか (1)点Pが点A[k]と同一直線上にあるとき (2)点Pが点A[k]と同一平面上にあるとき (3)点Pが点A[k]と同一空間上にあるとき
正の実数 a ,b ,c に対し,不等式 3/2 < { ( 4a + b ) / ( a + 4b ) } + { ( 4b + c ) / ( b + 4c ) } + { ( 4c + a ) / ( c + 4a ) } < 9 が成り立つことを示せ. 凸六角形 ABCDEF の3本の対角線 AD ,BE ,CF はいずれの2本のなす角も60゚である. このとき不等式 AB + BC + CD + DE + EF + FA ≧ AD + BE + CF が成り立つことを示せ.
0 ≦ x , y , z≦ 1 のとき {( x + y + z ) / 3 } + √ { x ( 1 - x ) + y ( 1 - y ) + z ( 1 - z ) } の最大値を求めよ 四面体の六辺の積を L , 体積を V とおくとき L / V ^ 2 の最小値を求めよ
>>472 (1)
Pより右にあるA点の数 > Pより左にあるのA点の数 ⇒ Pを右へずらす。
Pより右にあるA点の数 < Pより左にあるのA点の数 ⇒ Pを左へずらす。
したがって
nが奇数のとき、P = A[(n+1)/2] (Median)
nが偶数のとき、線分 A[n/2]-A[n/2 +1] 上の点。
>>473 (上)
1/4 + 15a/{4(a+4b)} = (4a+b)/(a+4b) = 4 - 15b/(a+4b),
1/4 + (15/16)a/(a+b+c) < (4a+b)/(a+4b) < 4 - (15/4)b/(a+b+c),
循環的にたす。
3/4 + 15/16 < (与式) < 12 - 15/4,
(便法)
0<y≦x ⇒ 1 ≦ (4x+y)/(x+4y) < 4,
0<x≦y ⇒ 1/4 < (4x+y)/(x+4y) ≦ 1,
から 3/2〜9。
>>474 (上)
(逆順序積) ≦ (乱順序積) より
x(1-x) + y(1-y) + z(1-z) ≦ s(1-s/3), s=x+y+z, 0≦s≦3
∴ x=y=z (体対角線) 上で最大となる。
(与式) = s/3 + √{s(1-s/3)}
= (1/3){(s - 3/2) + √(s(1-s/3)) + √(s(1-s/3)) + √(s(1-s/3))} + 1/2
≦ (2/3)√{(s - 3/2)^2 + 3・s(1-s/3)} + 1/2 (← コーシー)
= (2/3)√(9/4) + 1/2
= 1 + 1/2
= 3/2,
等号成立は s=9/4 のとき。
>>473 (上)
1/4 + (15/4)a/(a+4b) = (4a+b)/(a+4b),
と
a/(a+4b) + b/(b+4c) + c/(c+4a) - 3/5 = (4/5){7(a^2・b+b^2・c+c^2・a -3abc) + 8(ab^2 + bc^2 +ca^2 -3abc)}/{(a+4b)(b+4c)(c+4a)} ≧0,
から
3/4 + (15/4)(3/5) ≦ (与式),
3 ≦ (与式),
等号成立は a=b=c のとき。
>>473 (下)
ADとBEの交点をXとする。
頂点A,Bから ∠AXB = 60゚ の二等分線に垂線をおろし、A-Ha, B-Hb とする。
AHa = AXsin(30゚), BHb = BX・sin(30゚),
AB > AHa + BHb = (AX + BX)sin(30゚) = (AX + BX)/2 ・・・・・・・・・ (*)
同様に
DE > (DX + EX)/2,
∴ AB + DE > (AX + DX)/2 + (BX + EX)/2 = (AD + BE)/2,
同様に
BC + EF > (BE + CF)/2,
CD + FA > (CF + DA)/2,
辺々たすと求める式を得る。
*別法
AB^2 = AX^2 + BX^2 -AX・BX = (1/4)(AX + BX)^2 + (3/4)(AX - BX)^2 ≧ (1/4)(AX + BX)^2,
AB ≧ (1/2)(AX + BX),
区間 [ 0 , 1 ] 上の任意の連続関数 f ( x ) に対して , さらに f ( x ) > 0 を満たすとき ∫ [ 0 , 1 ] log f(x) dx と log ∫ [ 0 , 1 ] f ( x ) dx の大小を比較せよ 実数上で定義され , 実数に値をとる , 2次までの連続な導関数をもつ関数 f ( x ) が条件 f ' ' ( x ) ≧ f ( x ) ( - ∞ < x < + ∞ ) を満たす . このとき f ( x ) ≧ f ( 0 ) cosh ( x ) + f ' ( 0 ) sinh ( x ) ( x ≧ 0 ) f ( x ) ≦ f ( 0 ) cosh ( x ) + f ' ( 0 ) sinh ( x ) ( x ≦ 0 ) となることを示せ 全ての実数 x に対して x ^ 4 - x ^ 3 + x ^ 2 - x + ( 21 / 64 ) > 0 となることを示せ
>>478 真中
{f’(x)+f(x)}’≧f’(x)+f(x),{f’(x)−f(x)}’≧−{f’(x)−f(x)}
g(x)=f’(x)+f(x) ,h(x)=f’(x)−f(x) とおくと
{e^(-x) g(x)}’=e^(-x) {g’(x)−g(x)}≦0,{e^x h(x)}’=e^x {h’(x)+h(x)}≧0
x≧0 のとき
e^(-x) g(x)−g(0)≧0,e^x h(x)−h(0)≦0 ⇔ g(x)≧e^x g(0),−h(x)≧−e^(-x) h(0)
f(x)=(g(x)−h(x))/2
≧[e^x {f’(0)+f(0)}−e^(-x) {f’(0)-f(0)]]/2
=f(0) cosh(x)+f’(0) sinh(x)
x≦0 のときも同様。
簡単でないかい?
>>478 下
f(x)=x^4−x^3+x^2−x+21/64 とおく
f'(x)=4x^3 - 3x^2 + 2x - 1,f''(x)=12x^2−6x+2>0
より f(x) の極値は 極小値 1個のみ
x=a で極小値をとるとすると
f'(0.6)<0<f'(0.61) より 0.6<a<0.61
f(a)=(a/4-/16) f'(a)+5a^2/16-5a/8+17/64=5a^2/16-5a/8+17/64
g(x)=5x^2/16-5x/8+17/64 とすると g(x) は0<x<1 で単調減少
g(0.61)>0 より g(a)>0
>>478 (上)
(略証)
(k-1)/n ≦ x_k ≦ k/n とする。
相乗・相加平均より
{Π[k=1,n] f(x_k)}^(1/n) ≦ (1/n)納k=1,n] f(x_k),
凅 = 1/n として、
∴ 納k=1,n] log{f(x_k)}凅 ≦ log{納k=1,n] f(x_k)凅},
ここで n→∞ (凅→0) とする。
>>480 (蛇足)
f '(x) = 4x^3 -3x^2 +2x -1 = 4X^3 +(5/4)X -(5/8),
ここに X = x - 1/4,
a = (1/4){1 + [(20/9)√6 +5]^(1/3) - [(20/9)√6 -5]^(1/3)}
= 0.6058295861882680209909387311570・・・
>>478 (下)
X = x - 1/4 とおく。
(左辺) = x^4 - x^3 + x^2 - x + (21/64)
= X^4 + (5/8)X^2 - (5/8)X + (33/256)
= (X^2 - 1/8)^2 + (7/8)X^2 - (5/8)X + (33/256)
= (X^2 - 1/8)^2 + (7/8)(X - 5/14)^2 + (3/1792)
> 3/1792,
感嘆で内科医?
>>478 (下)
y=f(x) は下に凸で、ただ1つの極小点aは 0.6<a<0.61
>>480 ・ x≦0.605 のとき
x=0.6 で接線をひく。
f(x) ≧ f(0.6) + f '(0.6)・(x-0.6)
= 0.001725 - 0.016(x-0.6)
≧ 0.001645
・ x≧0.605 のとき
x=0.61 で接線をひく。
f(x) ≧ f(0.61) + f '(0.61)・(x-0.61)
= 0.00170241 + 0.011624(x-0.61)
≧ 0.00164429
>>482 肝胆で内科医
邯鄲で無い海
>>480 f(x) の最小値は
f(a) = g(a) = 0.001678223476410008900477133721940・・・
x を正の実数 , n を正の整数とするとき [ nx ] > Σ [ k = 1 , n ] ( [ kx ] / k ) となることを示せ ただし , [ x ] は x を超えない最大の整数を表す
>>485 n=1のとき、
左辺も右辺も両方とも、[x]になって、
[x] > [x] ・・・>ありえない。
になってしまうんだけど・・・自分の勘違い?
>>472 (3)って、かんたんに(2)に帰結できるきが。。。
四面体の六辺の積を L , 体積を V とおくとき L / V ^ 2 の最小値を求めよ x を正の実数 , n を正の整数とするとき [ nx ] ≧ Σ [ k = 1 , n ] ( [ kx ] / k ) となることを示せ ただし , [ x ] は x を超えない最大の整数を表す
実数x,yが x≧0, y≧0, x^6+y^5≦x^5+y^4 を満たすとき、x^5+y^5≦2を示せ。
492 :
132人目の素数さん :2009/09/26(土) 23:10:09
I=[0,1],f(x) ∈ C^2 (I) とするとき,次の不等式が成り立つことを示せ. ( max [I] | f’(x) | )^2 ≦ M ( max [I] | f(x) | ) ( max [I] | f(x) | + max [I] | f”(x) | ) ただし,M は f に無関係な定数とする.
493 :
132人目の素数さん :2009/09/27(日) 05:41:58
>>490 大数の宿題
宮川ダイスケ ◆jcXETTeIVg…Fランク。自称30歳東大文学部中退の理T志望。
空気の読めなさならお前がナンバーワンだっ!!
空気の読めなさやったらワシの方が上じゃろうなァ 何でかっちゅうとやねェ、ワシは空気を読むんを わざと放擲してるからや。 空気を読むっちゅうんはオリジナリティの最大の 敵やからな。 猫
>>491 相加・相乗平均より {あるいは >1 と <1 で場合分けして}
1 +5x^6 -6x^5 = (1-x)^2 (1+2x +3x^2 +4x^3 +5x^4) ≧ 0,
1 +4y^5 -5y^4 = (1-y)^2 (1+2y +3y^2 +4y^3) ≧ 0,
よって
x^5 = 1 + (x-1)(x^4 + x^3 + x^2 +x +1) ≦ 1 + 5(x-1)x^5 = 1 + 5(x^6 -x^5),
y^5 = 1 + (y-1)(y^4 + y^3 + y^2 +y +1) ≦ 1 + 5(y-1)y^4 = 1 + 5(y^5 -y^4),
辺々たすと
x^5 + y^5 ≦ 2 + 5(x^6 -x^5 + y^5 -y^4) ≦ 2, (← 題意)
>>495 同じことだが、
x-1 ≦ (x-1)x ≦ (x-1)x^2 ≦ (x-1)x^3 ≦ (x-1)x^4 ≦ (x-1)x^5,
y-1 ≦ (y-1)y ≦ (y-1)y^2 ≦ (y-1)y^3 ≦ (y-1)y^4,
よって
x^5 ≦ 1 + 5(x^6 -x^5),
y^5 ≦ 1 + 5(y^5 -y^4),
辺々たす、だな。フムフム・・・
>>489 (下)
S_k = [kx] - (2/(k+1))・([x] + [2x] + …… + [kx])
= (1/(k+1))・Σ(j=0,k) ([kx] - [jx] - [(k-j)x])
≧ 0,
とおくと
(左辺) - (右辺) = [nx] - Σ(k=1,n) [kx] /k
= … …
= (1/(n+1))Σ(k=0,n) ([nx] - [kx] - [(n-k)x]) + Σ(0<i+j≦n) (2/(i+j)(i+j+1))([(i+j)x] - [ix] - [jx])
= S_n + Σ(k=1,n) S_k /k
≧ 0,
ぬるぽ
>>497 【補題】
[y+z] ≧ [y] + [z],
(略証)
y = [y] + {y},
z = [z] + {z},
∴ [y+z] = [y] + [z] + [{y}+{z}] = [y] + [z] + (0 or 1),
>>496 x^5 = (x-1)x^4 + (x-1)x^3 + (x-1)x^2 + (x-1)x + (x-1) + 1 ≦ 1 + 5(x-1)x^5,
y^5 = (y-1)y^4 + (y-1)y^3 + (y-1)y^2 + (y-1)y + (y-1) + 1 ≦ 1 + 5(y-1)y^4,
だな。
500 :
132人目の素数さん :2009/09/30(水) 00:03:19
R上の任意の2数x,yについて,x>yならばx≦yとなり得ない事を示せ って宿題が出ました どこをどう示せばいいか分かりません
>>500 x>yである順序対(x,y)全体の集合をA、x≦yである順序対(x,y)全体の
集合をBとおいて、A∩B=空集合を示せばいいのでは
502 :
未解決? :2009/09/30(水) 07:08:32
I=[0,1],f(x) ∈ C^2 (I) とするとき,次の不等式が成り立つことを示せ. ( max [I] | f’(x) | )^2 ≦ M ( max [I] | f(x) | ) ( max [I] | f(x) | + max [I] | f”(x) | ) ただし,M は f に無関係な定数とする. 四面体の六辺の積を L , 体積を V とおくとき L / V ^ 2 の最小値を求めよ 同一直線上にn個の点A[k](1≦k≦n)がある 点Pが以下の位置にあるとき ΣPA[k]が最小となるには点Pをどのようにとればよいか (2)点Pが点A[k]と同一平面上にあるとき (3)点Pが点A[k]と同一空間上にあるとき (1) 0<x<e,α=e-x,β=e+x α^βとβ^αどちらが大きいか (2) 0<x<1,α=ex,β=e/x α^βとβ^αどちらが大きいか f(x),f'(x),f''(x),g(x)は連続でf''(x)≧0とする (∫[a,b]f(g(x))dx)/(b-a)≧f((∫[a,b]g(x)dx)/(b-a)) α=e^π、β=π^eとする e^α、e^β、π^α、π^βの大小関係を答えよ p>1 なる実数に対して、以下の不等式を示せ: ∫_[0-->∞] p/(t^p +1) dt ≦ π/ sin (π/p). F,Gを[0,1]→[0,1]を満たす実連続関数であるとし、Fを単調増加関数であるとする。 ∫[0,1] F(G(x))dx ≦ ∫[0,1] F(x) dx + ∫[0,1] G(x) dxを示せ
>F,Gを[0,1]→[0,1]を満たす実連続関数であるとし、Fを単調増加関数であるとする。 >∫[0,1] F(G(x))dx ≦ ∫[0,1] F(x) dx + ∫[0,1] G(x) dxを示せ 0≦x≦1とする。t∈[x,1]のときF(x)≦F(t)だから、両辺をxから1までtで積分して (1−x)F(x)≦∫[x,1]F(t)dt が成り立つ。変形してF(x)≦xF(x)+∫[x,1]F(t)dt となる。F≧0だから ∫[x,1]F(t)dt≦∫[0,1]F(t)dtであり、また、x≧0,F(x)≦1よりxF(x)≦x である。これらを用いて F(x)≦x+∫[0,1]F(t)dt を得る。これは任意のx∈[0,1]で成り立つから、(Gの値域)⊂[0,1]であることから x=G(y),y∈[0,1] と置いても上の不等式は成り立つ。つまり F(G(y))≦G(y)+∫[0,1]F(t)dt が任意のy∈[0,1]で成り立つ。この不等式をyで0から1まで積分すればよい。
>I=[0,1],f (x) ∈ C^2 (I) とするとき,次の不等式が成り立つことを示せ. >( max [I] | f’(x) | )^2 ≦ M ( max [I] | f (x) | ) ( max [I] | f (x) | + max [I] | f”(x) | ) >ただし,M は f に無関係な定数とする. 簡単のためA=max [I] | f (x) |,B=max [I] | f ' ' (x) |とおく。 A=0のときはf≡0だから、既に成り立っている。以下、A≠0とする。 a∈[0,1]を任意に取り、固定する。各x∈[0,1]に対して、適当なθ=θ(x)があって f (x)=f (a)+f ' (a)(x−a)+f ' ' (θ)(x−a)^2/2 とできる。x≠aのとき、両辺を(x−a)で割って変形して f ' (a)=(f (x)−f (a))/(x−a)−f ' ' (θ)(x−a)/2 となるから、特に|f ' (a)|≦2A/|x−a|+B|x−a|/2となる。 ここで更にt=|x−a|/2 とおけば |f ' (a)|≦A/t+tB …(*) となる。aを固定したままでxを[0,1]−{a}の範囲で任意に 動かすとき、tの動く範囲は 0<t<1 (a=0,1) 0<t≦max{ |a| , |1−a| }/2 (a≠0,1) である。a≠0,1の場合については、簡単な議論によって 1/4≦max{|a|,|1−a|}/2であることが言えるので、結局、tは少なくとも 0<t≦1/4の範囲を動くことになる。また、a=0,1の場合は、tは0<t<1の 範囲を動くから、tは当然0<t≦1/4の範囲も動く。よって、いずれの場合も、 tは少なくとも0<t≦1/4の範囲を動く。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\ 訂正します(^o^) aを固定したままでxを[0,1]−{a}の範囲で任意に 動かすとき、tの動く範囲は 0<t≦1/2 (a=0,1) (←これが正しい) 0<t≦max{ |a| , |1−a| }/2 (a≠0,1) である。 \\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\ 504の続き: そこで、t=(1/4)*√{A/(A+B)} と置いてみる。このtは0<t≦1/4 を満たしている(A≠0だからt≠0であることに注意)ので、このtに対して (*)が成り立つ。このとき (*)の右辺=4√{A(A+B)}+(1/4)B√{A/(A+B)} ≦4√{A(A+B)}+(1/4)(A+B)√{A/(A+B)} =(4+1/4)√{A(A+B)} となるので、結局、|f ' (a)|≦(4+1/4)√{A(A+B)}…(**)となる。 これが任意のa∈[0,1]で成り立つから、max [I] | f’(x) |≦(4+1/4)√{A(A+B)} となり、両辺を2乗して題意の不等式を得る。
>>504-505 流石にこのスレはレベルが高いですね.
t=(1/4)*√{A/(A+B)} 辺りが肝だと思いますが,
どうやって思いついたのですか?
とりあえず 2A/|x−a|+B|x−a|/2 のうちどちらを const.√{A(A+B)}
の形にするかで,前者を選んだと言うことでしょうか?
>>504-505 さんの解答をほとんど同じですが,より平易に書いて見ました.
文字は
>>504-505 さんのものを使用します.
x,a∈[0,1],a を固定し x≠a とする.
{f(x)−f(a)}/(x−a)=f’(c) となる c が x と a の間に存在
|f’(c)|≦( |f(x)|+|f(a)| )/|x−a|≦2A/|x−a|...@
f’(c)−f’(a)=∫[a,c]f”(t)dt より
|f’(a)|≦|f’(c)|+|∫[a,c]f”(t)dt|≦|f’(c)|+|c−a| B≦|f’(c)|+B|x−a| ...A
@,A より |f’(a)|≦2A/|x−a|+B|x−a| ...B
( i ) 0≦a≦1/2 のとき
x=a+(1/2)√{A/(A+B)} とおくと 0≦x≦1 で B より
|f’(a)|≦4)√{A(A+B)}+(1/2)B√{A/(A+B)} ≦(4+1/2)√{A(A+B)}
( ii ) 1/2≦a≦1 のとき
( i ) とまったく同様
>>506 >どうやって思いついたのですか?
この問題は、以前読んだ数学書に書いてあった不等式そのもので、
証明も載ってた。それを引っ張ってきただけ(^o^)
ただし、その本では(偶然にも)
>>507 と全く同じやり方で
やっていて、個人的にはこのやり方は気に食わない。
何で気に食わないかと言うと、(*)の不等式への道筋が
見えにくいから。でも、テーラー展開しておけば一瞬で見える。
それで、504〜505の形で書いた。
>t=(1/4)*√{A/(A+B)} 辺りが肝だと思いますが,
何も分かってない!そこは肝でも何でもない。
表面的な技巧に目が行って本質が見えてない。
504〜505では、行数の節約のために、本にならって
t=(1/4)*√{A/(A+B)}と置いたが、こんな技巧的な操作は
本来は必要なくて、(*)まで行ければ何をしたって証明できる。
つまり、肝は(*)の不等式だ。
もし(*)の不等式でtが実数全体を動けるなら、t=√(A/B) と置けば
||f ' ||^2≦ 4||f ||*||f ' ' || …(★)
という(より強い)不等式が示せる。t=√(A/B)と置く理由は、
相加相乗平均から。
あるいは、(*)の不等式の両辺にtをかけて整理すれば
Bt^2−|f ' (a)|t+A≧0
と変形できるので、tが実数全体を動けるなら、(判別式)≦0 を計算して
同じく(★)の不等式が得られる。
ここまで来ればもう分かると思うが、この手法はコーシー・シュワルツの
不等式の証明と同じものなのだ。そういう理解をしなければいけない。
ある文字について二次の多項式になっていれば、そこには
コーシー・シュワルツの手法が使える可能性があるのだ。
今回は、f(x)をaのまわりで2次までテイラー展開すれば、
「|x−a|」 について二次の多項式になっているのだ。
しかし、
>>507 の書き方だと、二次の多項式で書けることが
見えないのだ。
で、一応
>(*)まで行ければ何をしたって証明できる。(
>>508 )
の詳細も書いておく。
今回問題となるのは、tは実数全体を動けるわけでは無いということ。
ならば、普通に(*)の右辺の最小値を泥臭く計算すればいい。
g(t)=A/t+Bt と置くと、(*)の不等式は|f ' (a)|≦g(t) と書ける。
以下、簡単のためB≠0とする。
√(A/B)≦1/4のとき:
0<t≦1/4におけるg(t)の最小値は2√(AB) (t=√(A/B))
なので、このtを(*)に代入して|f ' (a)|≦2√(AB)
となり、よって(★)の不等式を得る。
√(A/B)>1/4のとき:
0<t≦1/4におけるg(t)の最小値は4A+B/4 (t=1/4)なので、
t=1/4を(*)に代入して|f ' (a)|≦4A+B/4 を得る。
あとは、4A+B/4≦C√{A(A+B)} を満たす定数Cが存在することが言えればよい。
変形して(4A+B/4)/√{A(A+B)}≦Cとなるから、要するに左辺が有界ならよい。
で、√(A/B)>1/4だったからB<16Aであり、
(4A+B/4)/√{A(A+B)}<(4A+4A)/√{A(A+B)}=8√{A/(A+B)}≦8
となって、C=8と置けばいい。
(B=0の場合が残っているが、これも泥臭く計算すれば出る。)
511 :
132人目の素数さん :2009/10/02(金) 21:59:37
質問です 任意の実数x、y、zに対してつねに x^2+y^2+z^2−2pxy−2qyz−2rzx≧0 となるための、p、q、rについての条件を求める p、q、rは与えられた正数とする。任意の実数x、y、zに対してつねに p√(x^2+y^2)+q√(y^2+z^2)+r√(z^2+x^2)≦K√(x^2+y^2+z^2) が成立する定数Kの最小値を求める(コ−シー・シュワルツの不等式を使わずに) p、q、rは与えられた実数で、pq+qr+rp>0かつ(p+q)(q+r)(r+p)≠0とする 任意の実数x、y、zに対してつねに (px+qy+rz)^2+K(x^2+y^2+z^2−2xy−2yz−2zx)≧0 が成立する最大な正数Kをp、q、rで表す お願いします
512 :
507 :2009/10/03(土) 00:11:41
「より平易に」と書いてあるように,高校の範囲で解けるようにという意図がありました. 平均値もテーラー展開も本質的には同じで,みえやすさにそれほど大差はないと思います. |f ' (a)|≦A/t+tB の評価が肝だとも書かれていますが,これは,平均値やテーラー展開を 使う限り自ずと出てくるものだと思います. |f ' (a)|≦A/t+tB がでて来ればおっしゃるとおり泥臭くやれば,2次関数の問題に帰着され 結果的に解けます. 僕が興味を持ったのは,それらの事を踏まえた上で,何故唐突に t=(1/4)*√{A/(A+B)} という値が出てきたか知りたかった訳です. 後,、「|f ' (a)|≦A/t+tB まで行ければ何をしたって証明できる。」とありますが, |f ' (a)|≦A/t+tB の時点で評価が甘くなっているリスクがまったくないとは言えないとも 思いますが.
513 :
507 :2009/10/03(土) 00:22:30
僕個人では,A/t+tB≦C√{A(A+B)} を示すのに,t は上限があり, いくらでも小さくなれるので, A/t を まず C√{A(A+B)} で上から評価するために,t=p√{A/(A+B)} といて (p は後から調整) という発想からでたものかと思っていました.
>>512 >「より平易に」と書いてあるように,高校の範囲で解けるようにという意図がありました.
個人的には、それは平易とは思わない。使われているツールは
原始的(=平易)かもしれないが、それが証明の見通しのよさに
繋がるとは限らない。
>|f ' (a)|≦A/t+tB の時点で評価が甘くなっているリスクがまったくないとは言えないとも思いますが.
それは俺の書き方が悪かったかもしれない。
少なくともt=(1/4)*√{A/(A+B)}を(*)に代入すれば題意の不等式は
出るのだから、(*)の時点で評価が甘いということは無いわけだ。
これを踏まえた上で「何をやっても証明できる」と書いた(天下り的な感じ)。
>>376 ,
>>502 (7)
1/(t^p + 1) = x とおくと、
t = (1/x - 1)^(1/p),
p・dt = (-1/x^2)(1/x - 1)^(1/p - 1) dx,
(左辺) = ∫[0,1] (1/x)(1/x -1)^(1/p -1) dx
= ∫[0,1] x^((1 -1/p)-1) (1-x)^(1/p -1) dx
= B(1 -1/p, 1/p)
= Γ(1 -1/p)Γ(1/p) / Γ(1)
= π/sin(π/p),
等式の希ガス…
>>406 ,
>>502 (5)
x_0 =a, x_n =b, x_i - x_(i-1) = 凅_i >0, ととる。
f "(x) ≧ 0 だから、Jensenの不等式より
Σ[i=1,n] f(x_i)凅_i /(b-a) ≧ f( Σ[i=1,n] f(x_i)凅_i /(b-a) ),
ここで Max{|兩i|; 1≦i≦n} → 0 を満たすように n→∞ とする。
(応用例)
>>478 (上),
>>481
>>516 訂正…
Σ[i=1,n] f(g(x_i))凅_i /(b-a) ≧ f( Σ[i=1,n] g(x_i)凅_i /(b-a) ),
>>472 ,
>>502 [3]
点Pが問題の直線の外にあるときは、最小にならない希ガス。
∵ 点Pからこの直線に下ろした垂線をPQとすれば、 PA[k] > QA[k] となるから。
∴ (2),(3) も結局 (1) に帰着され、
>>475 と思われまする。
519 :
132人目の素数さん :2009/10/04(日) 20:34:50
x,y≧0,x+y=1のとき (x^5+y^5)/(x^3+y^3)の最大値最小値を求めよ。
>>514 いきなりの t=(1/4)*√{A/(A+B)} のびっくりしましたが,熊ノ郷先生の発案でしたか。
>>519 4(x^5 +y^5) = 2(x^2 +y^2)(x^3 +y^3) + 2(x^2 -y^2)(x^3 -y^3)
≧ 2(x^2 +y^2)(x^3 +y^3)
= (x+y)^2・(x^3 +y^3) + (x-y)^2・(x^3 +y^3)
≧ (x+y)^2・(x^3 +y^3),
最小値 1/4, 等号成立は x=y のとき。
(x+y)^2・(x^3 +y^3) - (x^5 + y^5) = xy(2x^3 +x^2・y +x・y^2 +2y^3) ≧ 0,
最大値 1, 等号成立は xy=0 のとき。
>>519 〔類題〕
x,y≧0、0≦m≦n のとき
{(x+y)/2}^(n-m) ≦ (x^n + y^n)/(x^m + y^m) ≦ (x+y)^(n-m),
{1/(x+y)}^(n-m) ≦ (x^m + y^m)/(x^n + y^n) ≦ {2/(x+y)}^(n-m),
523 :
132人目の素数さん :2009/10/08(木) 03:20:04
>>519 >>521 で答えでてるけど、別解。
丁寧というか、馬鹿正直に長ったらしく書いたけど、やりかたは、高校生チックで素直?
(てか、
>>521 の回答、いきなり4かけたりよくそんなの思いつくなぁ)
x^5 + y^5
= (x^3+y^3)(x^2+y^2) -{(xy)^2}(x+y)
= (x^3+y^3)(x^2+y^2) - (xy)^2
= (x^3+y^3){(x + y)^2 -2xy} - (xy)^2
= (x^3+y^3)(1 - 2xy) - (xy)^2
∴ 与式 = 1 - 2xy - {(xy)^2}/(x^3+y^3)・・・≪1≫
また、
x^3+y^3
= (x+y)^3 - 3xy(x + y)
= 1 - 3xy
ゆえに、
与式 =≪1≫ = 1 - {2a + (a^2)/(1-3a)}・・・≪2≫
(※a=xyとおいた。
ここで、x,yは、tについての2次方程式「t^2-(x+y)t+xy=0・・・≪3≫」の2実解で、かつ非負整数であるので、
≪3≫の判別式 = (x+y)^2 - 4xy = 1 - 4a >= 0 ∧ x>=0 ∧ y >=0
∴ 0<=a<=1/4 )
つづく。。。。。。。。。。。。。
525 :
524 :2009/10/08(木) 09:26:32
このとき、aの増減と、2a, a^2 の増減は一致する。 また、aの増減と、1-3a の増減は反対となる。 ゆえに、 aの増減と≪2≫、つまり与式の増減は反対となる。 よって、≪2≫より、 与式の最小値は、a=1/4のとき(※)、1/4 (※ つまり、a=xy=1/4 ∧ x+y=1ゆえ、x=y=1/2のとき) 与式の最大値は、a=0のとき(※)、1 (※ つまり、a=xy=0 ∧ x+y=1ゆえ、(x,y)=(1,0) ∨ (x,y)=(0,1)のとき) ==== 告白すると文系出身なので、≪2≫を微分するやりかたわすれましたw
>>519 〔類題〕
x,y≧0、0≦m≦n のとき
(n/m){(x+y)/2}^(n-m) ≦ (x^n - y^n)/(x^m - y^m) ≦ (x+y)^(n-m),
{1/(x+y)}^(n-m) ≦ (x^m - y^m)/(x^n - y^n) ≦ (m/n){2/(x+y)}^(n-m),
・参考
>>136 , [初代スレ.128, 132-135] Ingleby不等式
527 :
132人目の素数さん :2009/10/09(金) 04:01:26
>>525 宮川ダイスケ ◆jcXETTeIVg…Fランク。自称30歳東大文学部中退の理T志望。
空気の読めなさならお前がナンバーワンだっ!!
>>502 (4)
β^α - α^β、β^(1/β) - α^(1/α) 、(1/β)log(β) - (1/α)log(α) は符号が同じ。
便宜上 (2) を先に解く。
0<x,α=ex,β=e/x のとき
(1/α)log(α) = (1/ex){1 + log(x)} = (1/e){1 + ∫[x,1] log(t)/(t^2) dt,
(1/β)log(β) = (x/e) {1 - log(x)} = (1/e){1 + ∫[x,1] log(t) dt,
辺々引いて
(1/β)log(β) - (1/α)log(α) = (1/e)∫[x,1] (1 - 1/t^2)log(t) dt,
ここで被積分函数は非負 (1 - 1/t^2)log(t) ≧ 0 だから、
(1/β)log(β) - (1/α)log(α) の符号は 1-x の符号と一致する。(終)
〔系〕
0 < α < e < β, αβ < e^2 のとき
(1/β)log(β) - (1/α)log(α) は β-α と同符号。
(1) αβ = (e-x)(e+x) = e^2 - x^2 < e^2 だから、(系) により成立する。
>>389 ,
>>502 (6)
f(x) = (1/x)log(x),
は x=e に極大をもち、両側で単調だから
f(x) ≦ f(e) = 1/e,
f(π) < 1/e,
∴ π^(1/π) < e^(1/e),
∴ α = e^π > π^e = β,
∴ π^α > π^β, e^α > e^β,
問題は π^β > e^α であるが、これと同値な
β・log(π) > α,
を示そう。
e = 2.71828… > 2.7142857… = 19/7,
π^7 = 3020.293… > 2980.958… = e^8,
π > e^(8/7),
log(π) > 8/7 = 1/{1 - (1/8)} > 1/e^(-1/8) = e^(1/8),
β = π^e = e^(e・log(π)) > e^((19/7)(8/7)) = e^(3 + 5/49) > e^(3.1) ,
辺々かけて
β・log(π) > e^(3.1 + 1/8) > e^π = α,
ふぅ・・・
>>511 (上)
・問題の2次形式が半正値。
・行列
[ 1, -p, -r ]
[-p, 1, -q ]
[-r, -q, 1 ]
の固有値がすべて非負。
・固有多項式
t^3 -3t^2 + (3 -p^2 -q^2 -r^2)t -(1 -p^2 -q^2 -r^2 -2pqr) = 0,
の根がすべて非負。
・ 3 -p^2 -q^2 -r^2 ≧ 0, 1 -p^2 -q^2 -r^2 -2pqr ≧ 0,
(中)
a = √(x^2 +y^2), b = √(y^2 +z^2), c = √(z^2 +x^2),
とおくと (a,b,c) は鋭角△をなす。
∴ これは 条件付きの不等式である。
(p,q,r) が鋭角△をなすか否かで場合分け。
>>221 (下)
・問題の2次形式が半正値。
・行列
[ p^2 +K, pq -K, pr -K ]
[ pq -K, q^2 +K, qr -K ]
[ pr -K, qr -K, r^2 +K ]
の固有値がすべて非負。
・固有多項式
t^3 -(p^2 +q^2 +r^2 +3K)t^2 +{(p+q)^2 +(q+r)^2 +(r+p)^2}Kt -4(pq+qr+rp-K)K^2,
の根がすべて非負。
・ 0 ≦ K ≦ pq+qr+rp,
>>511 (上),
>>531 (上)
0 ≦ 1 -p^2 -q^2 -r^2 -2pqr
>>531 = (1-p^2)(1-q^2) - (pq+r)^2
= (1-q^2)(1-r^2) - (qr+p)^2
= (1-r^2)(1-p^2) - (rp+q)^2,
から
(1-p^2)(1-q^2) ≧ 0,
(1-q^2)(1-r^2) ≧ 0,
(1-r^2)(1-p^2) ≧ 0,
よって 1-p^2, 1-q^2, 1-r^2 は同符号。
したがって
(1-p^2) + (1-q^2) + (1-r^2) ≧ 0,
>>531 ⇔ 1-p^2 ≧ 0, 1-q^2 ≧ 0, 1-r^2 ≧ 0,
⇔ |p|≦1, |q|≦1, |r|≦1,
・参考書[3]の第1部 例題1.
>>523 出題元の解答は・・・・・
〔補題〕 A,B,C が鋭角△のとき、cos((A-B)/2) > cos(C/2),
(上)
min{A,B,C} = C とすると 0<C≦π/3 より,
2cos(C/2) -3sin(C/2) ≧ 2cos(π/6) -3sin(π/6) = √3 -(3/2) >0 だから
(左辺) - (右辺) = 2{sin(A) + sin(B) + sin(C)} -3{cos(A) + cos(B) + cos(C)}
= 2cos((A-B)/2){2sin((A+B)/2) -3cos((A+B)/2)} +2sin(C) -3cos(C)
= 2cos((A-B)/2){2cos(C/2) -3sin(C/2)} +2sin(C) -3cos(C),
> 2cos(C/2){2cos(C/2) -3sin(C/2)} +2sin(C) -3cos(C) (←補題)
= 2{1+cos(C)} -3sin(C) +2sin(C) -3cos(C)
= 2 -sin(C) -cos(C)
= 2 -(√2)sin(C + π/4)
≧ 2 - √2
> 1/2 [93] by シタカンダ
(下)
min{A,B,C} = C とする。 0<C≦π/3,
(左辺) = sin(A) + sin(B) + sin(C)
= 2cos((A-B)/2)sin((A+B)/2) + sin(C)
= 2cos((A-B)/2)cos(C/2) + sin(C)
> 2{cos(C/2)}^2 + sin(C) (←補題)
= 1 + cos(C) + sin(C)
≧ 1 + {1 - (3/2π)C} + {(3√3)/(2π)}C (←cos(x)+sin(x)は上に凸)
= 2 + {3(√3 -1)/(2π)}C
= 2 + 0.349528513857C,
= 2 + (1/3)C, [96] by だるまにおん
>>523 〔補題〕
A,B,C が鋭角△のとき、cos((A-B)/2) > cos(C/2),
(略証)
A-B < (π-A) - B = C,
B-A < (π-B) - A = C,
∴ |A-B| < C, (終)
535 :
132人目の素数さん :2009/10/12(月) 01:34:46
536 :
132人目の素数さん :2009/10/12(月) 02:59:02
>>523 の〔類題〕
・1≦K≦√3 のとき
sin(A) + sin(B) + sin(C) > K{cos(A)+cos(B)+cos(C)} + 1 - (√2)(K-1),
・0≦K≦1のとき
sin(A) + sin(B) + sin(C) > K{cos(A)+cos(B)+cos(C)} + (2-K) + (1-K)(1/3)C,
(略証)
0≦K≦√3 と C≦π/3 より
cos(C/2) - K・sin(C/2) ≧ (√3 -K)/2 ≧ 0,
sin(A) + sin(B) > K{cos(A)+cos(B)-sin(C)} + 1 + cos(C),
sin(A) + sin(B) + sin(C) > K{cos(A)+cos(B)+cos(C)} + 1 + (1-K){sin(C)+cos(C)},
ところで、 C≦π/3 より
1 + (1/3)C ≦ cos(C) + sin(C) ≦ √2,
(終)
>>535 出題元の解答は…
〔補題〕
|a・cos(x) + b・sin(x)| ≦ √(a^2 + b^2),
(略証)
{a・cos(x) + b・sin(x)}^2 = a^2 + b^2 - {b・cos(x) - a・sin(x)}^2 ≦ a^2 + b^2, (終)
(1)
(与式) = (31/2) +6sin(2x) +(1/2)cos(2x) ≦ (31/2) + √{6^2 + (1/2)^2},
(2)
(与式) = 3sinθ(5+4sinθ) + 16(cosθ)^2
= 3sinθ(5+4cosθ) + 25 - (5-4cosθ)(5+4cosθ)
= 25 - (5 -3sinθ -4cosθ)(5+4cosθ)
≦ 25,
http://www.casphy.com/bbs/test/read.cgi/highmath/1102511185/111-112
△ ABC の周の長さを L とし , 角 A , B , C の二等分線の長さを x , y , z とすると 不等式 x + y + z ≦ { ( √ 3 ) / 2 } L が成立する . さらに , 外接円と内接円の半径をそれぞれ R , r とすると 9 r ≦ x + y + z ≦ ( 9 / 2 ) R が成立する α , β , γ を複素変数とし , 次の式の分母が 0 とならない範囲での最大値を求めよ また , 実変数の場合はどうか | ( α - β ) ( β - γ ) ( γ - α ) ( α + β + γ ) | / ( | α | ^ 2 + | β | ^ 2 + | γ | ^ 2 ) ^ 2 ( 数学セミナーより )
フェラチオ>シックスナイン
フェラチオという行為は女性から男性、または男性から男性に行うことのできる写像であるとすると、 この写像は男性という集合への単射である。また、シックスナインは同じ考えに基づき全単射の写像である。 いずれも、任意の性的快感を得る写像であることから、このふたつは同じ集合の元であると考えると、 単射э全単射といえることから フェラチオ э シックスナイン であると言える。
w
age
>>539 (上)
>>394-395 (下) 実変数のときは、 (与式) ≦ 0.397747488・・・,
等号成立は α:β:γ = -0.3590・・・・ : 0.3204・・・ : 1
かな?
545 :
132人目の素数さん :2009/10/17(土) 10:03:31
△ABCにおいて内心をI, 内接円の半径をr, 外接円の半径をRとするとき、 √(1+5r/(2R))≦sin(A/2)+sin(B/2)+sin(C/2)≦√(2+r/(2R)) を示せ。
>>539 (下) 実変数のとき
最大値 9/(16√2) = 0.397747564・・・・
α:β:γ = -(3/√2 - 1) : 1 : (3/√2 + 1)
= -(3-√2)/(3+√2) : (√2)/(3+√2) : 1
= -0.359245518・・・・ : 0.320377241・・・ : 1
のとき
547 :
546 :2009/10/18(日) 06:00:35
>>539 (下) (546の続き)
・複素変数のとき
3{|α|^2 + |β|^2 + |γ|^2} = 3(αα† + ββ† + γγ†)
= |α-β|^2 + |β-γ|^2 + |γ-α|^2 + |α+β+γ|^2
≧ 4 |(α-β)(β-γ)(γ-α)(α+β+γ)|^(1/2), (← 相加・相乗平均)
∴ (与式) ≦ (3/4)^2 = 9/16,
等号成立は、|α-β| = |β-γ| = |γ-α| = |α+β+γ| のとき(正三角形)。
・実変数のとき
βはαとγの中間にあるとする。
|γ-α|^2 = (|α-β| + |β-γ|)^2 ≧ 4|α-β||β-γ|, ・・・・・・ (*)
よって
3{|α|^2 + |β|^2 + |γ|^2} = |α-β|^2 + |β-γ|^2 + |γ-α|^2 + |α+β+γ|^2
≧ 2|α-β||β-γ| + |γ-α|^2 + |α+β+γ|^2 (← 相加・相乗平均)
≧ 2|α-β||β-γ| + 2|α-β||β-γ| + (1/2)|γ-α|^2 + |α+β+γ|^2 (← *)
≧ 4・2^(1/4) |(α-β)(β-γ)(γ-α)(α+β+γ)|^(1/2), (← 相加・相乗平均)
∴ (与式) ≦ 9/(16√2),
等号成立は |α-β| = |β-γ| = (1/√2)|α+β+γ| のとき,
α:β:γ = -(3-√2)/(3+√2) : (√2)/(3+√2) : 1
548 :
547 :2009/10/18(日) 06:50:01
>>539 (下) (547の続き)
・非負変数のとき
min{α,β,γ} = m ≧0, {α,β,γ} = {m,m+x,m+x+y}, x≧0, y≧0 とする。
|處 = xy(x+y),
α+β+γ = 3m +2x +y,
|α|^2 + |β|^2 + |γ|^2 = 3m^2 + 2m(2x+y) + (2x^2 +2xy +y^2),
(1/4)(|α|^2 + |β|^2 + |γ|^2)^2 ≧ m(2x+y)(2x^2 +2xy +y^2) + (1/4)(2x^2 +2xy +y^2)^2
= |處・(α+β+γ) + m(4x^3 +3x^2・y +xy^2 +y^3) + {x^2 -(1/2)y^2}^2
≧ |處・(α+β+γ),
(与式) ≦ 1/4,
等号成立は m=0, x=y/√2 のとき。
>>538 (2) 訂正
(与式) = 3sinθ(5 + 4cosθ) + (4sinθ)^2
>>548 = (α-β)(β-γ)(γ-α), とおきますた(差積)。
等号条件は α:β:γ = 0 : 1 : (1+√2) = 0 : (√2 -1) : 1 及びその入れ換え。
蒼井そら
|cos(θ+φ)-cosθ+φsinθ|≦(φ^2)/2
>>553 -1 ≦ -cos(θ+φ) ≦ 1,
φで積分して
-|φ| ≦ -sin(θ+φ) + sinθ ≦ |φ|,
φで積分して
-(1/2)φ^2 ≦ (左辺) ≦ (1/2)φ^2,
あるいは平均値の定理から
f(φ) - f(0) - φf '(0) = (1/2)φ^2・f "(kφ), 0<k<1,
ただし、f(φ) = cos(θ+φ),
問1 1.6 < ( √ 2 ) ^ ( √ 2 ) < 1.7 ただし √ 2 = 1.414・・・ とする 問2 | Σ [ k = 1 , n] { a [ k ] sin ( kx ) } | ≦ | sin x | のとき | Σ [ k = 1 , n] k a [ k ] | ≦ 1 問3 自然対数の底eを e = Σ [ k = 0 , ∞ ] ( 1 / k ! ) とする ( 1 )済 e < 2.721 ( 2 )済 log ( 1 + x ) ≦ x / √ ( 1 + x ) ( 3 ) 1.0317 < e ^ ( 1/32 ) < 1.0318 ただし 2.721 ^ ( 1 / 16 ) < 1.064561 とする 問4 四面体の六辺の積を L , 体積を V とおくとき L / V ^ 2 の最小値を求めよ
>>556 とりあえす問1だけ・・・・
a = 2^(3/2) = 2√2 = 2.828・・・・ とおくと、(与式) = a^(4/3a),
e^(1/a) < a^(1/a) < e^(1/e), (← a>e)
e^(4/3a) < (与式) < e^(4/3e),
8/3 < e < a < 17/6 より
1/2 - 1/34 = 8/17 < 4/3a < 4/3e < 1/2,
e^(4/3e) < √e = 1.64872・・・
e^(4/3a) > e^(-1/34)√e > (1-1/34)(√e) = (33/34)√e = 1.6002・・・
さすがに√eの値を出すのは反則でない?
>>556 問1
(√2)^(√2)=a とおく。
f(x)=x^(√2-1) とすると、f(x)はx>0で単調増加より
f(√2) < f(a)
よって、a/√2 < a^√2/a =2/a から
a^2 < 2√2 = 2.828...
2.56 < 2.828... < 2.89 より 1.6 < (√2)^(√2) < 1.7
560 :
559 :2009/10/26(月) 10:41:03
間違えた…… 下の評価は、g(x)=x^(√2-3/2) とおいて g(a) < g(√2) から示す。
>>438 (出題元
>>536 から)
(左辺) - (右辺) = x(x-y)(x-z) + y(y-z)(y-x) + z(z-x)(z-y) = F_1,
∴ (x+y)(x+z)(z+x)F_1
= (xy+xz)(x^2 -y^2)(x^2 -z^2) + (yz+yx)(y^2 -z^2)(y^2 -x^2) + (zx+zy)(z^2 -x^2)(z^2 -y^2)
= xy{(x^2 -y^2)(x^2 -z^2) + (y^2 -z^2)(y^2 -x^2)} + cyclic.
= xy(x^2 -y^2)^2 + yz(y^2 -z^2)^2 + zx(z^2 -x^2)^2 ≧ 0,
562 :
132人目の素数さん :2009/10/26(月) 22:42:47
>>539 (中)
左側:
△ABCの内心をIとおく。
x ≧ AI + r = r/sin(A/2) + r,
y ≧ BI + r = r/sin(B/2) + r,
z ≧ CI + r = r/sin(C/2) + r,
辺々たすと
x+y+z ≧ r/sin(A/2) + r/sin(B/2) + r/sin(C/2) + 3r
≧ 3r/sin((A+B+C)/6) + 3r (← y=1/sin(x) は下に凸)
= 3r/sin(π/6) + 3r
= 9r,
右側:
L = 2Rsin(A) + 2Rsin(B) + 2Rsin(C) (← 正弦定理)
≦ 6Rsin((A+B+C)/3) (← y=sin(x) は上に凸)
= 6Rsin(π/3)
= (3√3)R,
これと (上) から出る。
>>394-395
564 :
132人目の素数さん :2009/11/03(火) 22:08:24
≦ ≦ ≦ ≦ ≦ > > > > > ≧ ≧ ≧ ≧ ≧ < < < < < ≧ ≧ ≧ ≧ ≧ ≦ ≦ ≦ ≦ ≦ > > > > > . ∧__,,∧ < < < < < ( ´・ω・ ). ≧ ≧ ≧ ≧ ≧ . /ヽ○==○ > > > > > / ||_ |_ ≦ ≦ ≦ ≦ ≦ し' ̄(_))  ̄(_))  ̄(_))  ̄(_)) みなさ〜ん、不等式いかがですか〜。
>>566 不等式ぢゃねぇが・・・・・・
Problem 331. (Vol.14, No.3)
nは自然数、-1≦m≦n のとき
Σ[k=0,n-1] (-1)^k・{cos(kπ/n)}^(n-m) = n/{2^(n-1)}, (m=0)
= 1, (m:奇数)
= 0, (m≠0, 偶数)
私と同類ですな (*゚∀゚)=3 ハァハァ…
有名問題 自然数Nをいくつかの自然数の和に分割するとき この分割した自然数の積が最大となるためにはどのように分割すればよいか
Problem 328.(Tuan Le, Fairmont high school, Anaheim, Ca., USA) Let a,b,c>0. Prove that √(a^3 + b^3)/(a^2 + b^2) + √(b^3 +c^3)/(b^2 + c^2) + √(c^3 + a^3)/(c^2 + a^2) ≧ 1/√(a+b) + 1/√(b+c) + 1/√(c+a) ≧ 3/{(a+b)(b+c)(c+a)}^(1/6) ≧ 2(3st)^(1/3) / √{(a+b)(b+c)(c+a)} ≧ 2√(3t) / √{(a+b)(b+c)(c+a)} ≧ 6t/[s・√{(a+b)(b+c)(c+a)}], where s = a+b+c, t = ab+bc+ca. (Tuan Le, Fairmont high school, Anaheim, Ca., USA)
>>570 (略証)
一番上: コーシーにより
(a^3 + b^3)(a+b) - (a^2 + b^2)^2 = ab(a-b)^2 ≧ 0, など.
2番目: 相加・相乗平均
3番目:
9(a+b)(b+c)(c+a) -8st = 9(st-u) -8st = st -9u = a(b-c)^2 + b(c-a)^2 + c(a-b)^2 ≧ 0
∴ (a+b)(b+c)(c+a) ≧ (2/3)^3・3st,
4〜5番目:
s^2 -3t = {(a-b)^2 + (b-c)^2 + (c-a)^2}/2 ≧ 0 より
s ≧ √(3t),
等号成立は a=b=c, (終)
易しすぎ ・・・・ orz
572 :
132人目の素数さん :2009/11/17(火) 00:33:28
△ABCは鋭角三角形 sinA+sinB+sinC>cosA+cosB
△ABCは鋭角三角形 sinA+sinB+sinC > cosA+cosB+cosC+Max(cosA,cosB,cosC)
>>574 >>537 (K=1の場合)
sin(A) + sin(B) + sin(C) > cos(A) + cos(B) + cos(C) + 1,
p,q,rは正の実数で、pq+qr+rp=1を満たす。 x,y,zは正の実数であるとき (q+r)x^2+(r+p)y^2+(p+q)z^2+pyz+qzx+rxy≧(xy+yz+zx)√3 を示せ。
f(x)は凸関数とする。 ∫(1-f(x))^2dx≧{∫(1−f(x)dx}^2 をJensenを用いて示せ。
578 :
132人目の素数さん :2009/11/28(土) 00:34:06
てst
test
('A` ) プウ
ノヽノ) =3'A`)ノ ヒャー
>>578 くく へヘノ
>>576 一点Fから 120゚をなす3方向にx,y,zだけ離れた点を A,B,Cとする。(Fは△ABCのフェルマー点)
a = √(y^2 +yz+z^2), b = √(z^2 +zx+x^2), c = √(x^2 +xy+y^2),
(左辺) = p(y^2 +yz+z^2) + q(z^2 +zx+x^2) + r(x^2 +xy+y^2) = pa^2 + qb^2 + rc^2 = P + Q + R,
(右辺) = (√3)(xy+yz+zx) = 4・△ABC = 2ab・sin(C) = 2bc・sin(A) = 2ca・sin(B),
(左辺)^2 - (pq+qr+rp)(右辺)^2 = (P+Q+R)^2 - pq{2ab・sin(C)}^2 - qr{2bc・sin(A)}^2 - rp{2ca・sin(B)}^2
= P^2 + Q^2 + R^2 + 2PQcos(2C) + 2QRcos(2A) + 2RPcos(2B),
これが常に非負である条件は、
>>511 ,
>>531-532 より
|cos(2A)| ≦ 1, |cos(2B)| ≦ 1, |cos(2C)| ≦ 1,
1 -cos(2A)^2 -cos(2B)^2 -cos(2C)^2 -2cos(2A)cos(2B)cos(2C)
= 4sin(A+B+C)sin(-A+B+C)sin(A-B+C)sin(A+B-C) = 0 (← A+B+C=π)
により満たされている。
∴ (左辺)^2 - (pq+qr+rp)(右辺)^2 ≧ 0,
ぬるぽ
>>580 の途中から
P^2 + Q^2 + R^2 + 2PQcos(2C) + 2QRcos(2A) + 2RPcos(2B)
= {Psin(2B) - Qsin(2A)}^2 + {Pcos(2B) + Qcos(2A) + R}^2 + 2PQ{cos(2C) - cos(2A+2B)}
= {Psin(2B) - Qsin(2A)}^2 + {Pcos(2B) + Qcos(2A) + R}^2 + 4PQ・sin(A+B+C)sin(A+B-C)
≧ {Psin(2B) - Qsin(2A)}^2 + {Pcos(2B) + Qcos(2A) + R}^2 (← A+B+C=π)
≧ 0,
ぬるぽ
582 :
132人目の素数さん :2009/12/08(火) 04:11:49
鳩山首相 「マスコミなどに、批判されてる」と弱音→ゴルバチョフ元ソ連大統領「批判に耐えるのが指導者」 ※関連スレ 鳩山首相 「私の心、全然折れてない」「党首討論、今まで一度も拒否してない」 「麻生首相=新KY」…空気読めない、漢字読めない、経済よく知らない 民主・菅氏 「麻生首相、弱虫太郎に名前変えろ」「政権は行き詰まり、野垂れ死にする」 「“やるやる”詐欺だ。一般財源化もやっていない。税金泥棒だ」 前原副代表が、麻生太郎首相を詐欺師呼ばわり 亀井静香氏 「麻生首相を、参院出禁にしろ」「民主党は腰抜けだ」批判 民主党幹部 「我々は、麻生首相を守る。いたぶるけど辞めさせない」…「麻生降ろし」戸惑う民主、“麻生首相のままで選挙”狙う 「紹介、何が悪い」 麻生首相の秘書、医学部進学口利き…「裏口入学のため?」と毎日新聞が追及 "戦後最悪の首相はだれ?" 1位、ダントツで麻生首相。2位以下は宇野宗佑、福田康夫、森喜朗…週刊文春調べ 「麻生総理は腹を切れ」 派遣切りで、500人が抗議デモ…名古屋 英語であいさつ麻生首相に、みのもんた「白洲次郎さんが生きていたら、お前の英語だったら喋るな、と言うかもしれません」 「国民全体をさもしい気持ちにした麻生首相」「早く選挙すべき。1票が12000円で買えるか、結果示してやりたい」…毎日新聞 民主党 「麻生首相は裁判官か」「漢字読めないレベルじゃない。3権分立否定だ」…首相「違法だから逮捕」発言、国会追及へ 麻生首相、祝辞で「弥栄」を「いやさかえ」と言い間違え…天皇皇后両陛下のご結婚50年祝賀行事 麻生首相「カップヌードル、今400円くらい?」「クーポン券くださいと言ったら、『あなたには必要ない』と断られた」 ボトルキープは2万5千円…麻生首相愛用のホテルバー 麻生首相「ホッケの煮付け」発言や支持率低下で、「選挙前の首相交代もある」…政治評論家
583 :
132人目の素数さん :2009/12/20(日) 22:43:49
久々に投下 57 < tan 89 ゚ < 58 を示せ
>>583 十分小さな x に対して x ≦ 1/tan(π/2 - x) ≦ x + x^3 だから
x = π/180 突っ込んで逆数取れば 57 ≦ tan(89) ≦ 57.4 くらいが
3.14 ≦ π ≦ 3.15 くらいの雑な評価で出るね
>>584 tan(x) < x + x^3,
(略証)
2/3 < cos(x) ≦ 1 のとき
cos(x){1 + sin(x)^2} - 1 = cos(x){2 - cos(x)^2} - 1 = {1-cos(x)}{cos(x)^2 +cos(x) -1} > 0,
∴ tan(x) < sin(x) + sin(x)^3 < x + x^3,
586 :
132人目の素数さん :2009/12/25(金) 05:18:07
円周上に 3 点 A , B , C と 孤 AB , BC , CA の中点 D , E , F がある AB + BC + CA ≦ DE + EF + FD
>>586 外接円の中心を点O、半径をRとすれば、
OD⊥BC,OE⊥CA.OF⊥ABより(AB+BC+CA)×R=2×六角形AFBDCE
これに対しOA,OB,OCはそれぞれEF,FD,DEと垂直とは限らないので
(DE+EF+FD)×R≧2×六角形AFBDCE
以上からAB+BC+CA≦DE+EF+FD
588 :
132人目の素数さん :2009/12/25(金) 21:22:02
a,b,c>0に対して, 2(ab/c^2+bc/a^2+ca/b^2)≧(a+b)/c+(b+c)/a+(c+a)/b が成り立つことを示せ.
>>588 相加相乗から
ab/c^2+ab/c^2+bc/a^2≧3b/c
ab/c^2+bc/a^2+bc/a^2≧3b/a
よりab/c^2+bc/a^2≧b/a+b/c
同様にbc/a^2+ca/b^2≧c/b+c/a,ab/c^2+ca/b^2≧a/c+a/b
辺々足して2(ab/c^2+bc/a^2+ca/b^2)≧(a+b)/c+(b+c)/a+(c+a)/b
590 :
132人目の素数さん :2009/12/26(土) 03:11:26
円に内接する凸四角形 ABCD において | AC - BD | ≦ | AB - CD | , | BC - DA |
四角形 ABCD の面積を S とする 4S ≦ ( AB + CD ) ( BC + DA )
>>590 ∠AOB = 2α, ∠BOC = 2β, ∠COD = 2γ, ∠DOA = 2δ, (>0)
とおく。ただし
α+β+γ+δ = π, ・・・・・・ (*)
を満たすとする。
AB = 2R・sinα, BC = 2R・sinβ, CD = 2R・sinγ, DA = 2R・sinδ,
AC = 2R・sin(α+β), BD = 2R・sin(β+γ),
を与式に代入して、
(左辺) = |AC - BD|
= 2R・|sin(α+β) - sin(β+γ)|
= 4R・|cos((α+2β+γ)/2)sin((α-γ)/2)|
= 4R・|cos((π+β-δ)/2)sin((α-γ)/2)| (← *)
= 4R・|sin((δ-β)/2)sin((α-γ)/2)|,
よって
(左辺) ≦ 4R・|sin((δ+β)/2)sin((α-γ)/2)|
= 4R・|cos((α+γ)/2)sin((α-γ)/2)| (← *)
= 2R・|sinα - sinγ|
= |AB - CD|
= (右辺),
(左辺) ≦ 4R・|sin((δ-β)/2)sin((α+γ)/2)|
= 4R・|sin((δ-β)/2)cos((β+δ)/2)| (← *)
= 2R・|sinδ - sinβ|
= |DA - BC|
= (右辺),
面白くない...
>>591 2S = 2△ABC + 2△CDA ≦ AB・BC + CD・DA,
2S = 2△BCD + 2△DAB ≦ BC・CD + DA・AB,
辺々たす。
594 :
132人目の素数さん :2009/12/27(日) 23:47:41
質問されてるぞ
276 だるまにおん [2009/12/20(日) 12:01:28 ID:darumaotoshi]
出題
実数a,bが
3^a+13^b=17^a
5^a+7^b=11^b
をみたすとき、a<b が成り立つことを証明せよ。
279 prime_132 [2009/12/27(日) 04:31:06]
>>276 f(x) = 17^x -13^x -3^x は x>0.36 で単調増加、f(0.8920255929296・・・) = 0,
a ≧ 0.8920255929296・・・ のとき
13^a < 17^a -3^a = 13^b,
a < b,
g(x) = 11^x -7^x -5^x は x>0.66 で単調増加、g(1.1474371417642・・・) = 0,
b ≦ 1.1474371417642・・・ のとき
5^a = 11^b -7^b < 5^b,
a < b,
近似値
a = 1.0577744568909・・・
b = 1.1005958079715・・・
280 だるまにおん [2009/12/27(日) 16:58:07 ID:darumaotoshi]
>>279 正解です。
f(x)が単調増加であることやa≧0.8920255929296・・・は手計算で分るものなのでしょうか?
>>590 AB≦CDとしてもよく、ACとBDの交点を点Eとして
線分CE上に点FをEB=EFとなるように取り、線分CD上に点GをGF//DEとなるように取る。
三角形CFGで三角不等式を適用
596 :
132人目の素数さん :2010/01/01(金) 02:58:25
数列 a [ k ] は a [ k ] = ( 1 / 7 ) * ( 7 / 6 ) ^ k ( 1 ≦ k ≦ 6 ) a [ k + 6 ] = ( 1 / 6 ) * ( a [ k + 5 ] + a [ k + 4 ] + ・ ・ ・ + a [ k ] ) ( 1 ≦ k ) を満たすとき 0.285 < a [ 2010 ] < 0.286
>>596 b[k] = (1/21){6*a[k+5] + 5*a[k+4] + 4*a[k+3] + 3*a[k+2] + 2*a[k+1] + a[k]}, (k≧1)
とおくと、
b[k+1] - b[k] = (1/21){6*a[k+6] -a[k+5] -a[k+4] -a[k+3] -a[k+2] -a[k+1] -a[k]} = 0,
∴ b[k+1] = b[k] = ・・・・・ = b[1]
= (1/21){6*a[6] + 5*a[5] + 4*a[4] + 3*a[3] + 2*a[2] + a[1]}, (一定)
∴ a[n] → b[1] (n→∞)
あとは任せた....
凸四角形 ABCD の外側に正三角形 ADE , BCF を作れば EF ≦ AC + BD
>>2 [10]
>The Cauchy-Schwarz Master Class: An Introduction to the Art of Mathematical Inequalities,J. M. Steele,Cambridge Univ. Pr.,2004年
買ってみた。HLPはイマイチ自分に合わなかったけど、この本のテンポや話の進め方は好みだなぁ。
そんなん買わなくても、ネットでタダで色々見れるじゃん
以下の様な書き込みがありました。皆さんのご意見を賜りたいと 存じます。 敬具 猫拝 >頭が悪いのがコンヌみたいな数学史に残るであろう大天才に推薦状を書く雑用をさせていいと思ったのかい? >お前が飢えてどこで野垂れ死のうと数学の歴史には全く影響がないが >コンヌの時間を奪えば数学の歴史に影響しかねんとは考えられなかったのかい? >お前は数学という学問への良心や献身の精神すら残ってないんだね >その数学者の業績が高々30年以内に消えてしまうような数学者はマクロに見れば存在しようがしまいがどうでも良いんだよ >そんなレベルの数学研究の従事者は世界全体で見れば掃いて捨てるほどいるからな >そいつがそれなりに大事な定理を発見して証明したとしても、そいつがいなくても誰かがいずれは見つけてるんだよ >その程度の独創性しかないからこそ30年未満で消えていくんだ >そういう掃いて捨てるレベルの数学従事者に求められるのは研究よりも教育だよ >教育者に求められるのは中途半端な数学の研究業績よりもちゃんとした人間性だ >女性への欲望を押えられなくて痴漢に及ぶのなんてのは教育従事者としては論外だな >自分の業績でウソをつくのも教育従事者としては論外だな >盗撮も論外だ >最低でも30年以上は業績がリファーされるほどの才能もなく教育従事者としての適性もない数学しかできん半端者に税金から給料を払う必要なんてないのさ >何をやろうと許されるのは数学史に名前が刻まれるレベル、つまりそいつが消えれば数学の歴史が変わってしまうであろう本当の天才だけだ >それ以外の少し数学が得意なだけの幾多の凡人は社会人としての常識がなければ社会では必要ないのさ >社会で必要ないってことは大学や組織が給料を払ってやる必要はないってことだ EOF
604 :
132人目の素数さん :2010/01/11(月) 19:19:05
x^(2y)+y^(2x)≦1 (x+y=1)を示せ。 簡単だと思って挑戦したけど無理でした。 どなたか、教えてください。
605 :
132人目の素数さん :2010/01/11(月) 19:45:02
↑ 0≦x,y≦1 も変数の条件です
>>603 数学オリンピックの過去問のことじゃないかなぁ。
まあ、でも本そのものとは違うよね。
>>604 x≦1/2 として一般性を失わない
0≦x≦1/4 と 1/4≦x≦1/2 に分けて考える
・0≦x≦1/4 のとき
x^(2y) + y^(2x) = x^(2-2x) + (1-x)^(2x)
≦ x^(2-2x) + 1 - 2x^2
= 1 - x^2(2 - 1/(x^x)^2)
x^x は [0, 1/e] で単調減少なので x≦1/4 で x^x ≧ (1/4)^(1/4) = 1/√2
≦ 1 - x^2(2 - 1/(1/√2)^2) = 1
・1/4≦x≦1/2 のとき
x = (1-t)/2, y = (1+t)/2 (0≦t≦1/2) とする
x^(2y) + y^(2x) = ((1-t)/2)^(1+t) + ((1+t)/2)^(1-t)
= (1/2)((1-t)^(1+t)*2^(-t) + (1+t)^(1-t)*2^t)
= (1/2) ((1+t)^(1-t) + (1-t)^(1+t)) cosh(t ln(2))
+ (1/2) ((1+t)^(1-t) - (1-t)^(1+t)) sinh(t ln(2))
(1-t)^(1+t)
= 1 - (1+t)t + (1+t)t*t^2/2! - (1+t)t(-1+t)*t^3/3!
+ (1+t)t(-1+t)(-2+t)*t^4/4! - (1+t)t(-1+t)(-2+t)(-3+t)*t^5/5! + …
= 1 - (1+t)t + (1+t)t^3/2 + (1-t^2)t^4/6 (1 + (2-t)t/4 + (2-t)(3-t)t^2/(4*5) + …)
より
(1-t)^(1+t) ≧ 1 - (1+t)t + (1+t)t^3/2 + (1-t^2)t^4/6
(1-t)^(1+t)
≦ 1 - (1+t)t + (1+t)t^3/2 + (1-t^2)t^4/6 (1 + t + t^2 + …)
= 1 - (1+t)t + (1+t)t^3/2 + (1-t^2)t^4/6 (1 + 1/2 + 1/4 + …)
= 1 - (1+t)t + (1+t)t^3/2 + (1-t^2)t^4/3
(1+t)^(1-t) = 1 + (1-t)t + (1-t)(-t)*t^2/2! + (1-t)(-t)(-1-t)*t^3/3! + …
≦ 1 + (1-t)t + (1-t)(-t)*t^2/2 + (1-t)(-t)(-1-t)*t^3/6
= 1 + (1-t)t - (1-t)t^3/2 + (1-t^2)t^4/6
以上の評価から (1/2) ((1+t)^(1-t) + (1-t)^(1+t)) ≦ 1 - t^2 + (3/4)t^4 - t^6/4 (1/2) ((1+t)^(1-t) - (1-t)^(1+t)) ≦ t - t^3/2 cosh(t ln(2)) = 1 + (t ln(2))^2/2! + (t ln(2))^4/4! + … ≦ 1 + (t ln(2))^2/2 + (t ln(2))^4/12 sinh(t ln(2)) = t ln(2) + (t ln(2))^3/3! + … ≦ t ln(2) + (t ln(2))^3/3 以上から x^(2y) + y^(2x) ≦ (1 - t^2 + (3/4)t^4 - t^6/4) (1 + (t ln(2))^2/2 + (t ln(2))^4/12) + (t - t^3/2) (t ln(2) + (t ln(2))^3/3) = 1 + (-1 + a + a^2/2) t^2 + (3/4 - a/2 - a^2/2 + a^3/3 + a^4/12) t^4 + (-1/4 + (3/8)a^2 - a^3/6 - a^4/12) t^6 + (-a^2/8 + a^4/16) t^8 - (a^4/48) t^10 (a = ln(2) とした) ≦ 1 + t^2 (-0.0666 + 0.294 t^2 - 0.144 t^4) ≦ 1 (0≦t≦1/2)
△ OAB の辺 AB の三等分点を P , Q とすれば OA + OB > OP + OQ
ココでちょっとしたメッセージや ★★★「小沢氏は主張を通して検察に対して徹底的に対抗すべし」★★★ ★★★「小沢氏は主張を通して検察に対して徹底的に対抗すべし」★★★ ★★★「小沢氏は主張を通して検察に対して徹底的に対抗すべし」★★★ ★★★「小沢氏は主張を通して検察に対して徹底的に対抗すべし」★★★ ★★★「小沢氏は主張を通して検察に対して徹底的に対抗すべし」★★★ ★★★「小沢氏は主張を通して検察に対して徹底的に対抗すべし」★★★ ★★★「小沢氏は主張を通して検察に対して徹底的に対抗すべし」★★★ ★★★「小沢氏は主張を通して検察に対して徹底的に対抗すべし」★★★ ★★★「小沢氏は主張を通して検察に対して徹底的に対抗すべし」★★★ ★★★「小沢氏は主張を通して検察に対して徹底的に対抗すべし」★★★ ★★★「小沢氏は主張を通して検察に対して徹底的に対抗すべし」★★★ ★★★「小沢氏は主張を通して検察に対して徹底的に対抗すべし」★★★ ★★★「小沢氏は主張を通して検察に対して徹底的に対抗すべし」★★★ ★★★「小沢氏は主張を通して検察に対して徹底的に対抗すべし」★★★ ★★★「小沢氏は主張を通して検察に対して徹底的に対抗すべし」★★★ ★★★「小沢氏は主張を通して検察に対して徹底的に対抗すべし」★★★ ★★★「小沢氏は主張を通して検察に対して徹底的に対抗すべし」★★★ ★★★「小沢氏は主張を通して検察に対して徹底的に対抗すべし」★★★ ★★★「小沢氏は主張を通して検察に対して徹底的に対抗すべし」★★★ ★★★「小沢氏は主張を通して検察に対して徹底的に対抗すべし」★★★ ★★★「小沢氏は主張を通して検察に対して徹底的に対抗すべし」★★★ ★★★「小沢氏は主張を通して検察に対して徹底的に対抗すべし」★★★ ★★★「小沢氏は主張を通して検察に対して徹底的に対抗すべし」★★★ ★★★「小沢氏は主張を通して検察に対して徹底的に対抗すべし」★★★ 小沢先生、頑張って下さい。私は最後まで味方になります。 猫
>>609 平行四辺形OABCを考える。
AC // OB, BC // OA,
◇OACB ⊃ ◇OPCQ
∴ OA + AC + CB + BO > OP + PC + CQ + QO,
∴ OA + OB > OP + OQ,
>>609 OP↑ = (1-t)OA↑ + t・OB↑ = OA↑ + t・AB↑, (t∈R)
とおく。
OP(t) = √(OP↑,OP↑)
= √{|OA|^2 + 2(OA↑,AB↑)t + |AB|^2・t^2}
= √(c+bt+at^2),
(d/dt)OP = (b+2at)/(2・OP),
(d/dt)^2 OP = (-D)/(4・OP^3) > 0,
∵ t∈R に対して OP>0, 判別式 D = b^2 - 4ac < 0,
∴ OP(t) は上に凸。
613 :
612 :2010/01/18(月) 04:30:56
614 :
132人目の素数さん :2010/01/31(日) 07:18:50
Π [ k = 2 → n ] cos ( 1 / k ) > 2 / 3
>>614 x>0 とする。
0 < sin(x) < x,
をxで積分して
0 < 1 - cos(x) < (1/2)x^2,
∴ cos(x) > 1 - (1/2)x^2,
(左辺) > Π[k=2,n] {1 - 1/(2k^2)}
> 1 - (1/2)Σ[k=2,n] 1/(k^2)
> 1 - (1/2)(2/3) (← *)
= 2/3,
*) Σ[k=2,n] 1/(k^2) < Σ[k=2,n] 1/(k^2 - 1/4)
= Σ[k=2,n] {1/(k- 1/2) - 1/(k + 1/2)}
= (2/3) - 1/(n + 1/2)
< 2/3,
あるいは
Σ[k=2,n] 1/(k^2) < ζ(2) - 1 = (π^2)/6 - 1 = 0.64493407 < 2/3,
a,b,c>0, a+b+c=1 のとき (a+1/b)(b+1/c)(c+1/a)≧(41/5)(a/b+b/c+c/a-3)+1000/27
617 :
132人目の素数さん :2010/02/05(金) 04:21:46
4 ^ 79 < 2 ^ 100 + 3 ^ 100 < 4 ^ 80
>>617 3^12 = 531441 > 524288 = 2^19 = 4^(19/2),
3^17 = 129140163 < 1342177228 = 2^27 = 4^(27/2),
∴ 4^(19/24) < 3 < 4^(27/34),
これを使えば・・・・
>>618 >3^12 = 531441 > 524288 = 2^19 = 4^(19/2),
>3^17 = 129140163 < 1342177228 = 2^27 = 4^(27/2),
よくそこまで探したなぁ
620 :
132人目の素数さん :2010/02/07(日) 17:59:28
(1+x)^n>1+nx
正の実数a,b,cに対し、 3/2 < (4a+b)/(a+4b) + (4b+c)/(b+4c) + (4c+a)/(c+4a) < 9 がなりたつことを示せ。 (日本ジュニア数学オリンピック本選)
>>622 0<y≦x ⇒ 1 ≦ (4x+y)/(x+4y) < 4,
0<x≦y ⇒ 1/4 < (4x+y)/(x+4y) ≦ 1,
から出る。
>>473-475
>>622 3 ≦ (4a+b)/(a+4b) + (4b+c)/(b+4c) + (4c+a)/(c+4a) < 9 - 3/4,
(略証)
左側
a+b+c = s, ab+bc+ca = t, abc = u とおくと、
(4a+b)/(a+4b) + (4b+c)/(b+4c) + (4c+a)/(c+4a)
= (105st -195u +39)/(20st + 70u +12)
= 3 + {45(st -9u) +3凩/(20st + 70u +12)
≧ 3, (← 補題)
右側
>>475 あるいは
(4a+b)/(a+4b) + (4b+c)/(b+4c) + (4c+a)/(c+4a)
= (105st -195u +39)/(20st + 70u +12)
= 9 -3/4 - {60st +(1545/2)u +60凩/(20st + 70u +12)
< 9 - 3/4, (← 補題)
〔補題〕
a,b,c > 0 のとき |處 ≦ (a+b+c)(ab+bc+ca) - 9abc,
ここに、 = (a-b)(b-c)(c-a), (差積)
(略証)
min(a,b,c) = m とおき、{a,b,c} = {m, m+x, m+x+y} とする。(x,y≧0)
然らば、|處 = xy(x+y), a+b+c = 3m + 2x+y, ab+bc+ca = 3m^2 + 2m(2x+y) + x(x+y), abc = m^3 + m^2・(2x+y) + mx(x+y),
∴ (a+b+c)(ab+bc+ca) - 9abc - |處 = 2m(x^2 +xy +y^2) + 2x^2(x+y) ≧0,
(類題) [前スレ.737,739]
>>622 (4a+b)/(a+4b) + (4b+c)/(b+4c) + (4c+a)/(c+4a)
は斉次式だから、
(4a+b)/(a+4b) + (4b+c)/(b+4c) + (4c+a)/(c+4a)
=(4p+1)/(p+4)+(4q+1)/(q+4)+(4r+1)/(r+4)
(p=b/a, q=c/b,q=a/c。なお、pqr=1)
((4p+1)/(p+4)={4(p+4)-15}/(p+4)=4 - 15/(p+4) なので)
=12-15{ 1/(p+4) + 1/(q+4) + 1/(r+4) }
としてみたのだが・・・このあとわからない・・・・
>>624 〔補題〕
a,b,c > 0 のとき |處 ≦ (a+b+c)(ab+bc+ca) -9abc,
ここに、 = (a-b)(b-c)(c-a), (差積)
(略証)
相加・相乗平均より
2g = (a+b+c)(ab+bc+ca) -9abc + = 2(ab^2 +bc^2 +ca^2 -3abc) ≧ 0,
2h = (a+b+c)(ab+bc+ca) -9abc - = 2(ba^2 +cb^2 +ac^2 -3abc) ≧ 0, (終)
したがって
(a+4b)(b+4c)(c+4a) = 125abc +16g +4h,
(4a+b)/(a+4b) + (4b+c)/(b+4c) + (4c+a)/(c+4a) = (375abc +72g +33h)/(125abc +16g +4h)
= 3 + (24g +21h)/{(a+4b)(b+4c)(c+4a)}
≧ 3,
(4a+b)/(a+4b) + (4b+c)/(b+4c) + (4c+a)/(c+4a) = (375abc +72g +33h)/(125abc +16g +4h)
= (33/4) - {(2625/4)abc +60g}/{(a+4b)(b+4c)(c+4a)}
< 33/4,
cos(sinx)>sin(cosx) をしめせ。 (xは任意の実数)
-1≦cosx≦0のときは明らかだから、0<cosx≦1のときを示せばいいんだな。
>>627-628 ・ある整数n に対して |x'| = |x-2nπ| < π/2,
∴ |x| < π/2 としてもよい。
|sin(x)| ≦ |x| より
|sin(cos(x))| < |cos(x)| = cos(x) ≦ cos(sin(x)),
[前スレ.343]
[東大入試作問者スレ15.148, 156]
>>616 基本対称式を a+b+c = s, ab+bc+ca = t, abc = u, とおく。
(左辺) = (a/s + s/b)(b/s + s/c)(c/s + s/a)
= {F_1 + 5(st-9u)}/u - (s^3 -27u)/(27s^3) + (10/3)^3,
(右辺) = (41/10)(st-9u+)/u + (10/3)^3,
{(左辺) - (右辺)}・u = F_1 + (9/10)(st-9u) - (s^3 -27u)u/(27s^3) -(41/10)
≧ F_1 + (9/10)(st-9u) - (s^3 -27u)/(27・27) -(41/10), (← s^3 ≧ 27u)
ここに
F_1 = a(a-b)(a-c) + b(b-c)(b-a) + c(c-a)(c-b) = s^3 -4st +9u,
st-9u = a(b-c)^2 + b(c-a)^2 + c(a-b)^2,
= (a-b)(b-c)(c-a), (差積)
とおいた。
したがって
F_1 + (9/10)(st-9u) - (s^3 -27u)/(27・27) -(41/10) ≧ 0
を示せばよい。
>>630 〔補題〕
a,b,c >0 のとき
F_1 + (9/10)(st-9u) - (s^3 -27u)/(27・27) -(41/10)|處 ≧ 0
(略証)
m = min(a,b,c), {a,b,c} = {m, m+x, m+x+y}, x,y≧0
とおいて m,x,y で表わすと、
F_1 = m(x^2 +xy +y^2) + (2x+y)y^2,
st-9u = 2m(x^2 +xy +y^2) + (2x+y)(x^2 +xy),
s^3 -27u = 9m(x^2 +xy +y^2) + (2x+y)^3,
|處 = xy(x+y),
よって
F_1 + (9/10)(st-9u) - (s^3 -27u)/(27・27) -(41/10)|處 (← s^3 ≧ 27u)
≧ (2x+y)y^2 + 5(2x+y)(x^2 +xy) + (1/729)(2x+y)^3 -kxy(x+y) (← m≧0)
= (9/5 -8/729)x^3 + (-7/5 -12/729)x^2・y + (-6/5 -6/729)xy^2 + {1-(1/27)^2}y^3
= ・・・・・・
≧ 0
詳細は
http://www.casphy.com/bbs/test/read.cgi/highmath/1169210077/331-332
>>631 詳細は・・・・
(9/5 -8/729)x^3 + (-7/5 -12/729)x^2・y + (-6/5 -6/729)xy^2 + {1-(1/27)^2}y^3
= {1-(1/27)^2}(1.7914835164835x^3 -1.4184065934066x^2・y -1.2098901098901xy^2 + y^3)
= {1-(1/27)^2}(1.1914345026367x + y){√(3/2)・x - y}^2 + 0.0018743091451x^3 + 0.0480990601188xy^2
≧ 0,
633 :
632 :2010/02/23(火) 23:27:13
>>631 (訂正)
(9/5 -8/729)x^3 + (-7/5 -12/729)x^2・y + (-6/5 -6/729)xy^2 + {1-(1/27)^2}y^3
= {1-(1/27)^2}(1.79148351648352x^3 -1.41840659340659x^2・y -1.20989010989011xy^2 + y^3)
= {1-(1/27)^2}(1.19143450263671x + y){√(3/2)・x - y}^2 + 0.00432582046736996x^3 + 0.0480990601188323xy^2
≧ 0,
今年の滋賀医大の難問。 実数全体を定義域とする,2回微分可能な関数 f(x) が,任意の実数 x に対して ・f′(x) > f′′(x) ・f(x)>0 を満たすとき, f(x) > f′(x) > 0 が成り立つことを示せ。
>>637 {f'(x)exp(-x)}'={f''(x)-f'(x)}exp(-x)<0
だから f'(x)exp(-x) は減少。よって f'(a)≦0 なる a が在るとすると、
x>a で常に f'(x)<0, f''(x)<0 となるがこれは f(x) > 0 に反する。
よって f'(a)≦0 なる a は無い。
次に、仮定により f'(x)-f(x) が単調減少だから、
f'(a)-f(a)≧0 なる a が在るとすると、c<a なる c に対して
x<c のとき常に f'(x)>f'(x)-f(x)>f'(c)-f(c) > 0 が成り立つ事になるが、
これは f(x) > 0 に反する。よって f'(a)-f(a)≧0 なる a は無い。
x<c のとき常に f'(x)>f'(x)-f(x)>f'(c)-f(c) > 0 が成り立つ事になるが、 これは f(x) > 0 に反する。 がわかんない おしえてちょ
すんばらしいどす
TeXって、符号から始まるとき、間隔が0になってしまうのは仕様? 例えば、a-bと、-b
オペラ座の怪人?
>>637 実際は誘導付きだったんだね。
高校の範囲でできる。
>>647 コーシーで一発でつね。
(1+xy+xz){(x+y+z)/x} ≧ (1+y+z)^2, など。
こんなのどうでしょう。 a, bをn次元の単位ベクトルとする。 cをc_i = (a_i b_i) / √(Σ(a_i b_i)^2)、uをu_i = 1 / √n で定める。 (a, b, c, uは全てn次元の単位ベクトル) この時、|c-u|<=|a-u|+|b-u|を証明せよ。距離はユークリッド距離。
>>2 に追加
[12] 大学への数学 2009年4月号-2010年3月号,東京出版
連載 「不等式の骨組み」 、栗田哲也、全12回、各4ページ
652 :
132人目の素数さん :2010/05/08(土) 08:17:22
正の数 a,b,c,d が、a+b=ab,c+d=2 を満たすとき、a6c7+b6d7 の最小値は?
653 :
132人目の素数さん :2010/05/08(土) 08:18:23
正の数 a,b,c,d が、a+b=ab,c+d=2 を満たすとき、a^6*c^7+b^6*d^7 の最小値は?
654 :
132人目の素数さん :2010/05/08(土) 23:54:36
関数f(x)は、{f(x)}''>0である。 このとき自然数nに対して、次の不等式を示せ。 {1/(n+1)}*{f(0)+f(2+)+…f(2n)} > (1/n)*{f(1)+f(3)+…+f(2n-1)}
655 :
132人目の素数さん :2010/05/09(日) 06:21:47
G=a^6*c^7+b^6*d^7-t(a+b-ab)-s(c+d-2) Ga=6a^5c^7-t-bt=0,6sc/a=bt Gb=6b^5d^7-t-at=0,6sd/b=at,c=d Gc=7c^6a^6-s=0 Gd=7d^6b^6-s=0,a=b 2a=a^2,2c=2 c=d=1,a=2
656 :
132人目の素数さん :2010/05/09(日) 06:25:03
G=2a^6c^7=2^7
657 :
132人目の素数さん :2010/05/09(日) 13:48:54
数学ガールはコンボリューションってかいてあったのでラプラスかと思ったら nCrじゃないか。。。あれで1800円は高すぎる。2,000円でクイックマスター 微分積分を買ってきた。定義もチャンとかいてあるからお得だ。高2に読ませてみる。
>>654 f " > 0 より f は下に凸で、
g(j) = f(j-1) -2f(j) + f(j+1) >0,
∴ n・(k=0,n) f(2k) - (n+1)(k=1,n) f(2k-1)
= (j=1,2n-1) [1+(j-1)/2] [n-(j-1)/2] g(j) > 0,
[ ] はガウスの括弧。
>>130-136
659 :
132人目の素数さん :2010/05/10(月) 00:13:14
〔問題〕 a,b,c,k は正の数とする。 1. (a^k) / k > 0, 2. (1) -a・log(a) -b・log(b) +(a+b)log(a+b) > 0, (2) k>0, k≠1 のとき { -a^k -b^k + (a+b)^k} / {k(k-1)} > 0, 3. (1) -a・log(a) - b・log(b) - c・log(c) + (a+b)log(a+b) + (b+c)log(b+c) + (c+a)log(c+a) - (a+b+c)log(a+b+c) > 0, (2) a^2・log(a) + b^2・log(b) + c^2・log(c) - (a+b)^2・log(a+b) - (b+c)^2・log(b+c) - (c+a)^2・log(c+a) + (a+b+c)^2・log(a+b+c) > 0, (3) k>0, k≠1,2 のとき、 {a^k + b^k + c^k - (a+b)^k - (b+c)^k - (c+a)^k + (a+b+c)^k} / {k(k-1)(k-2)} > 0,
664 :
132人目の素数さん :2010/06/01(火) 02:19:05
>>614 1985 お茶の水女子大/数
Π [ k = 2 → n ] cos ( 1 / k ) > 2 / 3
pi
a(i),p(i)(0≦i≦n)は実数。 a(i)<a(i+1)(0≦i<n)。 d(x)=(|x|−x)/2。 任意の凸函数fに対して 煤Q{0≦i≦n}(p(i)f(a(i)))≧0。 <=> f(x)=±1,±x,d(x−a(k))(0<k<n)に対して 煤Q{0≦i≦n}(p(i)f(a(i)))≧0。 <=> 煤Q{0≦i≦n}(p(i))=0。 煤Q{0≦i≦n}(p(i)a(i))=0。 煤Q{0≦i<k}(p(i)a(i))≦煤Q{0≦i<k}(p(i))a(k)(0<k<n)。
自作不等式...っても歴史の中で何万回目かの再発見なんだけど. a, b, c を n 次元実数ベクトルとし、<x, y> を標準内積、|x| := \sqrt(<x, x>) とするとき、次の 不等式が成立する: |a|^2 <b, c>^2 + |b|^2 <c, a>^2 + |c|^2 <a, b>^2 ≦ |a|^2 |b|^2 |c|^2 + 2 <a, b> <b, c> <c, a> 等号成立は a, b, c が一次従属のとき.
いぇす
> 何万回目かの再発見なんだけど. よく数えたな。
使い道ってあるの?
チョコレートを湯煎して型に流し込んだだけで自作チョコレートとか言っちゃう女子って恥ずかしいよね
別に。 どちらにせよ料理というものは、 材料に熱を加えることと、形を変える以外のことはほとんどしない。
ここからトポロジースレ始まるよー!
シュワルツ不等式の一般化か
676 :
668 :2010/06/09(水) 01:10:38
もはや証明を書いていいような雰囲気じゃないなw
気にするな
679 :
668 :2010/06/12(土) 14:50:45
>>678 見抜かれてるwww ここはレベル高いっすね^^;
>>679 君のレベルが低すぎるのだ!
精進したまえ!
>>668 cosα = <b,c> /(|b||c|),
cosβ = <c,a> /(|c||a|),
cosγ = <a,b> /(|a||b|),
0 ≦ α,β,γ ≦ π,
とおくと、
0 ≦ α+β+γ ≦ 2π,
α ≦ β+γ,
β ≦ α+γ,
γ ≦ α+β,
問題は
(cosα)^2 + (cosβ)^2 + (cosγ)^2 ≦ 1 + 2(cosα)(cosβ)(cosγ),
に帰着する。
ところで、次の恒等式が成立つ。
>>580 1 - (cosα)^2 - (cosβ)^2 - (cosγ)^2 + 2(cosα)(cosβ)(cosγ)
= 4sin((α+β+γ)/2)sin((-α+β+γ)/2)sin((α-β+γ)/2))sin((α+β-γ)/2) ≧ 0,
等号成立は
α+β+γ = 2π, -α+β+γ =0, α-β+γ =0, α+β-γ =0, のいずれか。
∴ a,b,c が共面(一次従属)のとき。
683 :
668 :2010/06/15(火) 00:15:59
>>681 そんなやりかたがあるんですね! 気づきませんでした. 皆さんのヌクモリティあふれる書き込みで
目から汗を流して不貞寝してましたが、私が用意した証明を次に書いてみようとおもいます.
684 :
668 :2010/06/15(火) 00:16:45
以下では行列を「列ベクトルを成分とする行ベクトル」として表記します.列ベクトルは()で、行ベクトルは[] で表します. というわけで、11成分が p, 12成分が q, 21成分が r, 22成分が s の行列は [(p, r), (q, s)] と表すことにします.では証明に入ります.a, b, c を n 次元実数ベクトルとし、<x, y> を標準内積、|x| := \sqrt(<x, x>) とし、行列 A を次のように定義する: A := [(<a,a>, <a,b>, <a,c>), (<b,a>, <b,b>, <b,c>), (<c,a>, <c,b>, <c,c>)]. このとき det(A) =det([(Σ a_i*a_i, Σ a_i*b_i, Σ a_i*c_i), (Σ b_j*a_j, Σ b_j*b_j, Σ b_j*c_j), (Σ c_k*a_k, Σ c_k*b_k, Σ c_k*c_k)]) = Σ_{i,j,k} a_i * b_j * c_k det([(a_i, b_i, c_i), (a_j, b_j, c_j), (a_k, b_k, c_k)]). i,j,k が重複している項は det因子が消えるので、#{i,j,k}=3 となる項だけが残る. detを列ベクトル 3 個を引き数とする関数とみなすと、列の置換σによって sgn(σ)だけ 変化するので = Σ_{1≦i<j<k≦n} det(Pi, Pj, Pk) Σ_{σ∈S(i,j,k)} sgn(σ) a_σ(i) * b_σ(j) * c_σ(k),(※) ただし Pi := (a_i, b_i, c_i), etc. (※) = Σ_{1≦i<j<k≦n} {det(Pi, Pj, Pk)}^2 ≧ 0. 次に等号成立条件を考える.n×3行列Bを次のように定義する: B := [(a_1, ... ,a_n), (b_1, ... ,b_n), (c_1, ... ,c_n)]. すると A = B^T ・ B. そして rank(A) = rank(B). よって det(A) = 0 ⇔ rank(A) < 3 ⇔ rank(B) < 3 ⇔ (a_1, ... ,a_n), (b_1, ... ,b_n), (c_1, ... ,c_n) が一次従属. よって等号成立は a, b, c が一次従属のとき.
>>684 Gram行列の正定値性を知っていれば証明シンプルになるね
外積代数なんかで考えると確かに正定値性から行列式が正、ってのが出る空気はわかるんだけど 実際証明どうするのか想像つかないな…
+ + ∧_∧ + (0゚・∀・) (0゚∪ ∪ + と__)__) +
x>0, y>0, x+y=1 のとき、(x^x)(y^y) + (x^y)(y^x) ≦ 1 を示せ。
t>0 において,ある正の定数 C が存在して,次の不等式が成り立つ事を示せ. |∫[0,∞] exp( i t x^2-x^4 ) dx | ≦ C/√t ただし i は虚数単位
>>690 u,v,w,x,y,z >0, x+y+z=1 のとき Jensenにより
(u^x)(v^y)(w^z) ≦ ux + vy + wz,
(u^y)(v^z)(w^x) ≦ uy + vz + wx,
(u^z)(v^x)(w^y) ≦ uz + vx + wy,
辺々たす。
(u^x)(v^y)(w^z) + (u^y)(v^z)(w^x) + (u^z)(v^x)(w^y) ≦ (u+v+w)(x+y+z) = u+v+w,
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1835554&tid=bdpbja1jiteybc0a1k&sid=1835554&mid=1371 〜1372
Yahoo!掲示板 - 科学板 - 数学カテ - 不等式トピ
(*゚∀゚)=3 ハァハァ…
>>614 >>664 cos(1/k) = √{1 - sin(1/k)^2}
> √{1 - (1/k)^2}
= √{(k-1)/k}・√{(k+1)/k},
Π[k=2,n] cos(1/k) > Π[k=2,n] √{(k-1)/k}・Π[k=2,n] √{(k+1)/k}
= √(1/n)・√{(n+1)/2}
> √(1/2),
ぬるぽ
695 :
132人目の素数さん :2010/08/26(木) 22:47:58
a+b+c+abc=4でa,b,cがすべて正の実数であるときa+b+c≧ab+bc+caであることを示せ。
>>614 >>664 ∴ Π[k=2,n] cos(1/k) = Π[k=2,∞) {1 - 2sin(1/2k)^2}
> Π[k=2,n] {1 - 1/(2k^2)}
> 1 - 納k=2,n] 1/(2k^2)
> 1 - (1/2)(5/3 - 1) (← 補題)
= 2/3,
〔補題〕
Σ[k=1,∞) 1/(k^2) = ζ(2)
< 1 + Σ[k=2,∞) 1/{k^2 - (1/4)}
= 1 + Σ[k=2,∞) 1/{(k - 1/2)(k + 1/2)}
= 1 + Σ[k=2,∞) {1/(k - 1/2) - 1/(k + 1/2)}
= 5/3,
http://www.casphy.com/bbs/test/read.cgi/highmath/1169210077/383-386 casphy - 高校数学 - 不等式
>>689 >>694 tx^2 = θ とおくと、
x = √(θ/t),
dx = 1/{2√(tθ)} dθ,
(左辺) = 1/(2√t) |∫[0,∞) exp(iθ - (θ/t)^2) /(√θ) dθ |,
虚部は、1/(2√t) の因子を除いて
∫[0,∞) exp(-(θ/t)^2) (sinθ)/(√θ) dθ
= 納k=1,∞) ∫[(k-1)π,kπ] exp(-(θ/t)^2) (sinθ)/(√θ) dθ
= 納k=1,∞) (-1)^(k-1) ∫[(k-1)π,kπ] exp(-(θ/t)^2) |sinθ|/(√θ) dθ
= 納k=1,∞) (-1)^(k-1) a_k,
ここで a_k > a_(k+1) > 0, a_k→0 (k→∞) ゆえ、この交代級数は収束する。
極限値をsとおくと、(不正確だが)
s = (a_1 - a_2) + (a_3 - a_4) + ・・・・ > 0,
s = a_1 - (a_2 - a_3) - (a_4 - a_5) - ・・・・ < a_1,
∴ 0 < s < a_1 < ∫[0,π] sinθ/(√θ) dθ = 1.7895・・・
実部もほぼ同様....
(参考書)
高木: 「解析概論」改訂第三版, 岩波書店 (1961)
第4章 45. 収束の判定法(条件収束) p.152
Yahoo!掲示板 - 数学カテ - 不等式トピ 1375〜1376
http://www.casphy.com/bbs/test/read.cgi/highmath/1169210077/381-382 casphy - 高校数学 - 不等式
698 :
143 :2010/08/29(日) 04:28:45
>>695 a,b,c < 1 と仮定すると、a+b+c + abc < 4,
a,b,c > 1 と仮定すると、a+b+c + abc > 4,
いずれも題意と矛盾する。a≦b≦c とすれば、
0 < a ≦ 1 ≦ c,
題意により、
b = (4-a-c)/(1+ac),
これを代入して、
(a+b+c) - (ab-bc-ca) = {(a+c-2)^2 + ac(1-a)(c-1)}/(1+ac) ≧0,
(汚い解法なのは承知している)
>>139 > a,b,c≧0、ab+bc+ca+abc=4のとき、a+b+c≧ab+bc+caを示せ
出題元を発見したので、数年ぶりに記念パピコ! ( ゚∀゚)
「大学への数学 2010-7 宿題」
解答解説は 2010-9に掲載、その模範解答は…
(解1) b+c=s、bc=t とおくと、a=(4-s)/(1+t)で、
0 < t ≦ (s^2)/4 で f(t) = -t^2+(s-1)t+s^2-4s+4 ≧ 0 を示す
(解2
>>143 ) a≦b≦c とおくと a≦1≦c で、
a+b+c-(ab+bc+ca) = {ac(1-a)(c-1)+(a+c-2)^2}/(1+ac) ≧ 0
解説には、「今のところ対称性を崩さない綺麗なジャイアンは見つかっていない」とある
ジャイアン…
>>695 a+b+c=s, ab+bc+ca=t, abc=u, とおくと題意より
4 = s + u ≦ s + (s/3)^3,
3≦s<4,
Schurの不等式
F_1 = a(a-b)(a-c) + b(b-c)(b-a) + c(c-a)(c-b)
= s^3 -4st +9u ≧ 0,
より
s - t = s - (s^3 +9u - F_1)/(4s)
= s - {s^3 -9s +36 +9(s+u-4) - F_1}/(4s)
= {(s+3)(s-3)(4-s) -9(s+u-4) + F_1}/(4s)
≧ 0,
>>704 (略解)
1-a,1-b,1-c のうち2つは同符号だから、 (1-b)(1-c) ≧0 としてもよい。
3(3-a-b-c)
= (1/2)(3-a-b-c)^2 +(1/2){9-(a+b+c)^2}
= (1/2)(3-a-b-c)^2 +(1/2)(1+a^2 +b^2 +c^2 -2ab -2bc -2ca +2abc) -(a^2 +b^2 +c^2 +abc -4)
= (1/2)(3-a-b-c)^2 +(1/2)(1-a)^2 + (1/2)(b-c)^2 +a(1-b-c+bc) -(a^2 +b^2 +c^2 +abc -4)
= (1/2)(3-a-b-c)^2 +(1/2)(1-a)^2 + (1/2)(b-c)^2 +a(1-b)(1-c) -(a^2 +b^2 +c^2 +abc -4)
≧ 0.
[前スレ.57] より