1 :
はじめてです:
大学3回生です。金属材料やってるんですけど、セラミックス関係にも興味があって、院はそっちに行きたいとおもってるんですが・・。可能ですか?自分でも調べていますがいまいちよくわかりません・・。
2 :
名も無きマテリアルさん:2001/03/07(水) 08:50
OK!
3 :
名も無きマテリアルさん:2001/03/08(木) 09:44
十分いけると思う
セラミックスは化学の人も多いので
金属材料の人の特技(金属組織学をベースにした形態観察とか)を
生かすチャンスがあると思う
若いときにいろんな事をやるのはそれだけで価値がある!!
がんばれ
そっか。レスありがとうございます。
これからじっくりとホントに何をしたいか考えていきたいと思います。
少しはリンクしてるんですね。やっぱり。
金属間化合物やら酸化物なんかそのものだしなぁ。
化学系が弱い強度関係なんかできるし。
企業ひっぱりこめるような良い研究テーマ見つかりそうだね。
6 :
名も無きマテリアルさん:2001/03/09(金) 19:29
じゃ、ある意味金属やっててもセラミックスやってることにもなってるんだ。
応用がきくというか、いろいろやれるんですね。
超伝導とかもいけそうですよね?
7 :
ときめきマテリアルさん:2001/03/09(金) 19:32
昔流行った超伝導物質って3つ混ぜて焼くだけで出来ると聞きましたが、
何を混ぜればよかったのでしょうか?
8 :
撤退した元セラミスト:2001/03/09(金) 20:43
YBC
っていうか、セラミックス厳しいぞ。
セラミックは「燒結」というプロセスを経ることがポイントだから
金属だって焼けばセラミックス。
すこし前には金属セラミック系の熱電半導体が元気な時期があったです
10 :
Nd:YAG:2001/04/01(日) 04:27
「大きな」構造セラミックスよりは「小さな」エレクトロセラミックスや
薄膜が今はメインじゃないかな?東工大がそこらへんは盛んだよ。
>>7 酸化イットリウム、炭酸バリウム、酸化第二銅。
素人です。
そもそもセラミックって何?
__
/ : ;~\ ☆
| ⌒' '⌒|
(6 (・ ・) | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\ ~ ▼~ ) < 悟空、お前強すぎだよ〜!
|'ー-⊥ \_____________
/~/ ̄ ̄V \
/| (亀)|
14 :
ステア:2001/04/21(土) 22:57
セラミックって 人工石みたいなもんかなあ・・>12
材料を固めて 電気炉で焼結させる
材料によって焼結温度が違い 寸法も収縮する
材料は 混ぜるだけと 焼いた後では 成分も
変わるかもしれないから 研究は 楽しいんじゃないかな・・
15 :
名も無きマテリアルさん:2001/04/22(日) 05:28
>>12 ×セラミック(形容詞)
○セラミックス、セラミック材料 (名詞)
明確な定義は難しいけど、金属を除いた無機化合物(固体)の事
身の回りではレンガとか、コンクリート、ガラスなどもそう。
原料を精製して、優れた特性にしたものを特にファインセラミックス
と呼びます。(本屋の専門書コーナーで何か本読んでね)
ポリマーや金属に比べ、耐熱性、絶縁性、強度等が優れてるんです。
例えば、スパークプラグの白い部分(アルミナ磁器)、送電線の碍子
(ガイシ)など。その他に特殊な働きをするファインセラミックスも
あって、携帯電話の中のコンデンサとか、インクジェットプリンタの
インクを射出する部品(PZT)とか、フェライト磁石もそう。
16 :
名も無きマテリアルさん:2001/04/22(日) 05:45
15です。
変な改行になってスマソ。
セラミックスは原料の粉を焼き固める(1000-
2000℃)のが普通の造り方だけど、それ以外に、
融けるんであれば熔かして固めても造れます。
その他に(無機)高分子状の液体に熱をかけて
セラミックスにする方法もあるし、熱した原料
ガスを吹き付けて析出させてセラミックスを
得る方法もあります。
ちなみに、単結晶だろうが、アモルファスだろうが
薄膜だろうが、構成材料がセラミックスならセラミ
ックスです。
>>9 >セラミックは「燒結」というプロセスを経ること
>がポイントだから 金属だって焼けばセラミックス。
金属は金属です。金属粉を焼き固めて金属材料を
造る手法を粉末冶金(やきん)法と呼びます。上述
のように、焼結(焼き固める)法がセラミックスの
基本的な造り方ですが、必要条件ではありません。
17 :
名も無きマテリアルさん:2001/04/22(日) 06:05
15,16ですが、本題に戻って。
1番さん、私も金属材料出身で今はセラミックスを扱ってます。
3番さんも書いてますけど、金属のバックグラウンドは、
武器になりますよ、かなり。(もちろん化学なり、物理なり
機械のバックグランドの方も彼らなりの武器を持ってます。)
でも、最近の大学ってどこも、金属、セラミックス(場合に
よってはポリマーも)は材料系ってことでひとつになってる
んで、垣根って無いんじゃない?(特に金属→セラ)
大学院目指すならこれから勉強なのかな?(夏〜秋受験?)
とにかく、行けるから頑張ってね。
18 :
元セラミック家:2001/04/26(木) 19:30
で、結局セラミック屋なんて儲かんないんだよ。
19 :
ステア:2001/04/26(木) 20:27
儲かる分野と 儲からない分野があるかもしれませんね。
20 :
名も無きマテリアルさん:2001/04/28(土) 00:44
わかんねえ。
ようするに無機高分子は大体セラミックスってこと?
酸化アルミニウムなんかもそうなんか?
21 :
名も無きマテリアルさん:2001/04/28(土) 20:02
15,16,17っす。
無機高分子は広い意味ではセラミックスに入れる人
もいるけど、セラミックスの代表例じゃないね。
セラミックスの多くは酸化物、窒化物、炭化物、硼化物。
酸化アルミ(アルミナ)、酸化ジルコニウム(ジルコニア)
酸化ケイ素(シリカ)、窒化珪素、炭化珪素などが代表例
22 :
名も無きマテリアルさん:2001/04/28(土) 20:07
15,16,17,20っす。
セラミックスは儲かるものと儲からないものがあって、
構造用材料は数も出ないし一般的には儲からないだろうね。
機能材料は薄利だけど数で稼いで儲けてるんだね。
でも実際、セラミックスで多くの利益を出している会
社があるから、そういうところは他社に真似できない
技術である製品で寡占市場を形成してるか、電子部品
なんかは薄利多売で稼いでいるんだろうね。
研究と商売とはちょっと違うけど、まあ儲けている
ところは儲けているって感じじゃないですかね。セ
ラミックス(ガラス含む)を生業としている会社っ
て、電機、自動車、鉄鋼、非鉄メーカーなんかに比
べれば、全体平均としては儲かっているんじゃない
かな?(データなくて感覚でスマソ)
23 :
名も無きマテリアルさん:2001/04/29(日) 17:57
無機高分子って何?
金属系の3年生なんでわかりません
24 :
理系B4:2001/05/01(火) 00:06
自分も金属系の学科ですが、院でセラミックス系に乗り換えようと
企んでいます。ファインセラミックスに。
うちは金属系ですが授業で「セラミックス工学」ってのも
ありましたし、現にB4でそこに配属になった奴もいたり。
金属系ならセラミックスは「可能」どころか「推奨」ってところですね。
25 :
15,16,17,21,22:2001/05/01(火) 09:54
>24理系さん
頑張ってね。
>23さん
いじわるで言うんじゃないよ。
大学って名前の付くとこの3年生なんでしょ。
学科の図書室か大学の図書館行って調べてちょ。
自分で不思議に思ったり興味を持ったことは自分で
調べなきゃ(少なくとも工学系の)学生じゃないよ。
15年後は君らが日本を背負っていくんだぜ。頑張ってくれ。
http://www.cmcbooks.co.jp/books/cmcbooks/b588.html あと、これは23さんにじゃないけど、セラばっかりでなく
て、金属は金属でもっと研究開発してもらわなきゃいけない
んだよ。厚さ1mのアモルファス鋳造合金とか、水素たっぷり
吸い込む水素吸蔵合金とか、金属リチウム2次電池とか、鉄
鋼は鉄鋼で低コスト、低環境負荷プロセスとか...。とにかく、
セラ、金属(できればポリマーも)って垣根をつくらないで、
材料屋は材料なら俺にまかせろってな感じで頑張ろうよ。
(オレモナー)
26 :
名も無きマテリアルさん:2001/05/03(木) 15:37
なるほどねえ。ってことはボーキサイトってのはセラミックスなのか。
なんかほとんど金属屋さんの範疇じゃんって思えてきた。
けどもうかんないんだよね。住友金属もリストラがどうっていってたしなぁ。
27 :
名も無きマテリアルさん:2001/05/09(水) 09:51
一番初めの人の質問には誰も答えてあげていないじやないか、それが最高学府で教育を受けている人間の質なのかねー。
大学や大学院で勉強しても最初の人の質問に答えられないと言うことはセラミックスそのものを理解していないと云うことだぜ。
金属系だの物理系だの小難しい理屈を述べても電磁波そのものの働きが遠赤外線で有るわけだからセラミックスから放出されるエネルギーは熱力学の三法則で導かれる訳だから遠赤外線に限定をするので有れば電磁波を吸収する側と放射する側との間にエネルギーのやりとりが行われるのであるから遠赤のエネルギーを云々するのであれば小難しい理論から少し離れて見る事だと思うよ。
あんまり他人を小馬鹿にしないことだな、こんなとこでこ理屈を並べても社会に出たら学生は所詮ヒヨコ扱いということかな。
何を勉強しているのかねーー。
炭酸ガスレーザーだって遠赤外線の10.5ミクロン波長の集束光だし光ケーブル
の中を高速で走る光も遠赤外線だと云う認識をする事だね。
人体からだって遠赤外線は放出されているのだし、あらゆる有機物からも遠赤外線は放出されているのだよ、分光器以外でも物質からの赤外放射は常温域
で簡単に測定出来るし君たち無知をさらけ出さないことだな。
初めの人の質問に丁寧に答えてあげる事が出来ないのであればセラミックスなんか勉強しないことだ。
パソコンだって便利な物ではあるが使い方ではこの程度の掲示板利用で終わるぜ。
>27
そこまで言うならオマエが答えてやれよ。
日本語でまともに文章書けないやつが、科学者ぶっても
恥かくだけよ。おとなしく、ひきこもってなさい。
っつーか、1の質問にはすでに3が答えてるだろ(藁
29 :
名も無きマテリアルさん:2001/05/12(土) 07:03
>>18 磁性体、誘電体関係をやってるところは儲かってる。
デンソー、村田製作所、日本碍子など・・・
おっと、ageとくか。
32 :
名も無きマテリアルさん:2001/06/02(土) 15:33
>>30 15,16,17,21,22,25っす。
デンソー → TDKの間違い?
あと、日本碍子 → 日本ガイシ ね。
(磁性体、誘電体やってるから儲かっている訳
でもないと思うけど...)
33 :
名も無きマテリアルさん:2001/06/02(土) 23:25
>>30 構造部品やってるところも、儲かってるところはあるよ。
34 :
30:2001/06/02(土) 23:51
>>32 全然間違いじゃないよ。
デンソーは磁性体分野で有力です。
碍子だろうがガイシだろうがOK。
本田とHONDAが同じ会社なのと一緒のこと。
村田の場合誘電体(特に圧電体)で儲かってるよ。
35 :
名も無きマテリアルさん:2001/06/03(日) 00:44
↑ごめんよ、いぢめないでくれよ。
セラミック屋の話題で磁性材ときたからTDKと
間違えてるのかと思ったんだよ。(TDKも村田
製作所も電機(部品)メーカーだけど、セラミ
ックスオリエンテッドということで...。DENSO
はセラミック屋には入れないでしょ..普通は。)
日本ガイシ(NGK)はこの表記にして大分経つから
覚えてあげようね。誘電体だから圧電体を含むわけ
ね。ならNGKについても納得。でも22,33にあるよう
に構造部材でも儲かっているところはあるから要は
やり方じゃない。電子部品は利幅が少ないから...。
ところでDENSOの儲けている磁性材応用製品って何?
36 :
名も無きマテリアルさん:2001/06/03(日) 01:03
>>35 お〜い、NGK(日本ガイシ)とNTK(日本特殊陶業)を混同していないかい?
37 :
名も無きマテリアルさん:2001/06/03(日) 01:31
↑えっ、してないしてない。なんで?
38 :
名も無きマテリアルさん:2001/06/08(金) 14:21
そういえば京セラの話題がでないけど、京セラってセラミックスはだめなの??
>>38 村田製作所、TDK、京セラは「セラミックスの御三家」とか
呼ばれているそうです。ちなみに、誘電体は村田、磁性体の TDK、
その他セラミックスの京セラというようにきちんと住み分けしてい
ます。
あぼーん
41 :
名も無きマテリアルさん:2001/06/08(金) 20:06
>>39 おいおい、
「セラミックスの御三家」って聞いた事ねぇぞ。
その他セラミックスって構造材?
「...そうです。」って...。
あんまり嘘言わないように。
42 :
名も無きマテリアルさん:2001/06/09(土) 12:58
>>36 日本陶器(現在 ノリタケカンパニーリミテド)の碍子部門が独立したのが
日本碍子(現在 日本ガイシ と表記)です。
日本碍子の点火栓(スパークプラグ)部門が独立したのが日本特殊陶業です。
ちなみに日本特殊陶業の英語の名称は
NGK Sparkprug Co Ltd です。
日本ガイシも日本特殊陶業も電子部品の生産を行っていますが、
製品の棲分けを行っています。
(親子関係であるが互いにライバル視して競争は激しい)
セラミックス御三家と云っても、村田、京セラ、TDKは
セラミックス系電子部品関連に限定されてしまいます。
京セラは色々と構造材やその応用生産物にも進出しているし、
TDKはフェライト応用から記録用メディアでは有名。
村田だけかな、電子部品から外に出てこないのは。
(一時期、SOFC燃料電池関連の国プロにも参画していたけど
撤退したような感じ。)
43 :
名も無きマテリアルさん:2001/06/09(土) 20:19
>>42 32,35,37です。42さん詳しいですね。
森村系の方?村田が昔平板型SOFCをやってた事もご
存知なんて...ひょっとして普段近くに居る人かも。
スレ名が悪いのか、最初の話題とずれてきていて
申し訳なし。
44 :
名も無きマテリアルさん:2001/06/11(月) 00:11
>>43 いいえ、残念ながら森村グループの人間ではありませんが、
一応、この業界の人間です。(じつはこの3社に入りたかったんです。)
もっとも、セラミックス業界(内輪では「セ界」と呼んでいますが)には
裏口から入った者で、焼き物なんかより電子回路や鉱物の方が好きです。
村田といえば、先週の金曜日だったかな、TV東京系の23時からの
ニュース番組で創業者の村田昭名誉会長が出演されていらっしゃいましたね。
創業当時に生産されていたチタコン(チタニアを誘電体につかったコンデンサ)の製造工程の再現シーンには心ときめくものがありました。
45 :
名も無きマテリアルさん:2001/06/22(金) 02:52
サルベージage
46 :
名も無きマテリアルさん:2001/06/24(日) 15:24
材料板ってあまり長く続くスレってないよね。
このスレは「金属専攻がセラミックス分野へ行けるか?」
という質問スレだったんだけど、スレ名が「セラミックス」
って事もあるし、以降、独立スレ立てる程でもないような
セラミックス関係の話題に使うって事でどうよ。
47 :
名があるマテリックス:2001/06/25(月) 00:17
名工大はどうなんすか?
↑なんかスレ間違ってない?
49 :
名も無きマテリアルさん:2001/06/26(火) 03:50
せらっつっても広いよねぇ
あんまわからんけど
50 :
名も無きマテリアルさん:2001/06/26(火) 05:18
独立スレ立てられそうなネタだったら独立でも
いいんじゃない?
51 :
名も無きマテリアルさん:2001/06/26(火) 12:33
>>47 頑張ってはいるけど、長期低落傾向は依然如何ともしがたい。
地元なら名大、全国的には東工大の方がベター。
52 :
名も無きマテリアルさん:2001/07/20(金) 06:41
age
53 :
名も無きマテリアルさん:2001/07/23(月) 02:02
定義は難しいけどいわゆる構造用セラミックスでどっか〜ん
と儲かる商品、分野って何かないでしょうかね。
(まあ、本当にあればこんなところで堂々と書かないでしょうけど)
54 :
名も無きマテリアルさん:2001/07/25(水) 03:45
おひさな
>>24っす。
いろいろ考えた挙句、表面をやることにしました。
セラミックスは第二志望で。
55 :
名も無きマテリアルさん :2001/07/27(金) 09:22
>>54 誰もリアクションしないので一言
「それは良かったね」
56 :
名も無きマテリアルさん:2001/08/13(月) 08:53
age
>>53 熱伝導率100w/mk以上で、スリップキャストで1m以上成形できて、
真空ガス放出速度1E−11Pam3/sec/m2で、線膨張係数6E−6
だったら、すぐに使えるよ。
コンポジット材はだめよん。
58 :
名も無きマテリアルさん :01/09/24 03:06
>57
1000mmって厚み(だったら不可)でなくて長さか?
半導体用のチャンバーか?
59 :
名も無きマテリアルさん:01/09/24 20:30
長さだね。肉厚はそうだな、max50mmか。
用途はないしょ。チャンバーなら、いろいろあるでしょ。
あぼーん
62 :
名も無きマテリアルさん :01/09/25 10:29
>60
半導体製造装置(液晶,HD..etcを含む)用のチャンバー
じゃないの?プラズマ耐食性は必要じゃないんだ...。
脱ガス度は補償できないけど、その材料ならあるよ。
もし半導体製造用のチャンバーなら、単品としてはせい
ぜい20-30億円/年の規模かなと思うけど、まあ他の商品
と合わせ技にすれば商売になるかな。
>62
ちゃんばーじゃないです。
プラズマ使うプロセスが全てではないです。
脱ガス、厳しいです。後、貫通リークレートもね。
構造材だけだと厳しいよな>セラミック
合わせ技ちゅうのはとても大切です。
64 :
名も無きマテリアルさん :01/09/27 19:23
>>57 愚問かもしれないが、金属はダメなの?
絶縁性が要るとか・・・?
金属であるんですか?
まあ、加工による形状精度がセラミック以上に出しやすければ
いいんですけど。
66 :
名も無きマテリアルさん:01/09/28 07:41
>>65 良くわからんが、金属だと無いこともないような・・・
どの特性が満たしにくい?
ただ、特殊な金属になるかもしれないので、コスト、
(加工仕上がりも?)を考えればセラミックスでも
良いかもしれない。でも、そんな大型のものを泥漿
鋳込みで造れるところはそうそうないでしょう。
あなた衛生陶器屋さんだったけ?そうだったら、
あなたの所はできるだろうね。
67 :
名も無きマテリアルさん:01/09/28 23:16
68 :
名も無きマテリアルさん:01/10/01 19:13
>>67 57ではないが、ダメなことはないだろうが、製造コスト
が全然違ってくるから、ペイしにくいよ。あと、荷重
にも依るけど1000mmのCIPなんて持ってるとこ限られる
からね。(細長ければ立てればいいんだけどね)
よくわかんないんだけど、1000mmのスリップキャストは、
コストかからないのかな。(成形、焼成、加工、トータルで)
バインダが多すぎて脱脂が大変では?(変形も)
70 :
名も無きマテリアルさん:01/10/02 05:57
>>69 モノにも依るが、CIPも泥漿鋳込みもバインダーの量は
そんなに変わらんよ。(=そんなに入ってないよ)
しかし、大物であればいづれにしても脱脂は大変。
成形以外では、この2者はほとんどコスト変わらない
(というより鋳込みの方が後加工が少ないのが普通
なので安い)ので、結局、鋳込みの方がすごく安いよ。
学生時代に セラミックスをやっていたので
懐かしかった。
今は 計測器のエンジニアで 全然
ボールミルとかやってません。
でも 計測器でも 最近セラミックスやってる
72 :
名も無きマテリアルさん:01/11/10 00:17
懐かしいあげ
73 :
名も無きマテリアルさん:01/11/10 09:34
そういえば日特さんのスレできてたね
74 :
名も無きマテリアルさん:02/04/13 20:23
age
セラミックっていえば太陽誘電忘れてねーか?
TDK、京セラだってはっきりいってセラミックは事業の一部。
村田はほとんどセラミック屋だ。
太陽も事業の一部だけど、かなり力入ってるよ。
それから北海道松下電器。
いろいろあるねえ。
76 :
名も無きマテリアルさん :02/04/15 08:29
>>75 太陽誘電も良いけど、セラミックス(スを付けろよ)の中の
誘電体セラミックスという一分野における話しだからねぇ。
いろいろ社名を挙げているが、全部電機メーカーに分類される
ね、普通は。
77 :
名も無きマテリアルさん:02/04/15 21:55
俺はTDKだね
78 :
名も無きマテリアルさん:02/04/16 23:57
電子材料や機能材料系のセラミックスはいいとして、
レンガやセメント系のセラミックス会社は・・・
(耐火煉瓦会社の友人は数年前から給料10%カット、鉄鋼の不況をもろかぶり)
研究室では楽しくても、社会に出たら厳しいところもある。
79 :
名も無きマテリアルさん :02/04/17 09:22
耐火煉瓦あたりは軒並み悪いんだろうけど、いわゆる窯業に
分類されるような会社でも2極化が進んでいるのよ。一握り
の儲かる会社はますます儲かっているが、その他は全滅。
どの業種でも2極化は進んでるでしょ、自動車しかり。
80 :
名も無きマテリアルさん :02/07/11 01:59
肉茎新聞に連載中の「産業力・ジャパンモード」読んでる?
国内で増産する主な製品・分野で、窯業分野/セラミック製品
が挙げられていたねぇ。(多分、電子部品は除かれている)
・国内需要増が見込める
・研究開発成果を反映しやすい。
・海外への生産技術移転が難しい。
が主な理由。
固溶体を作りたいのですが、どのようなことを勉強する必要がありますか?
いったん液体にしないといけないのでしょうか?
いまは状態図というものを見て勉強中です。
ご助言お願いします。
82 :
名も無きマテリアルさん :02/08/09 23:22
勉強が必要なのは、
・セラミックスの基礎的な製造プロセス一通り。
・拡散、状態図等の基礎的なこと一通り。
何と何の固溶体を造るか知らんが、液相を経ずとも
固相拡散でも可能だと思うが。そもそもセラミックス
を液相に持っていくのはかなり大変だし、(コングル
ーエントでない限り)凝固時に分配が起きる。
もっと具体的に何をどうしたいか訊いてくれれば
相談にのれるが・・・。 その前に研究室の周りの
人に聞いたほうが良いとも思うけどね。
83 :
名も無きマテリアルさん:02/08/13 12:02
セラミックあげ
84 :
名も無きマテリアルさん :02/08/13 12:25
形容詞でなく、名詞で「セラミックス」と言っておくれ。
85 :
名も無きマテリアルさん:02/08/13 12:28
”仮焼”って当て字ですか?
86 :
名も無きマテリアルさん:02/08/13 12:49
セラミックス 略して セックス
87 :
名も無きマテリアルさん :02/08/13 13:12
>85
その字を使う事が多いけど、本来は「V焼」だと思う。
「焼」の字も変えて「V燒」と書いても良い鴨。
気のせいかもしれんが、公文書等は「か焼」を用いている事が多い気もする。
88 :
名も無きマテリアルさん:02/09/25 17:55
自動車触媒用セラミックに詳しい方は居ますか?
デンソー・NGK・コーニングなど
89 :
名も無きマテリアルさん :02/09/26 01:50
>>88 そこら辺のメーカーを挙げているってことは
触媒そのものじゃなくて、触媒用の担体だね。
この板には何人か居ると思うけど。
あぼーん
91 :
名も無きマテリアルさん:02/09/26 09:23
>88
現在上記3社の中で1mil品を生産できるメーカーってあるんですか?
初級セラミックス学を60ページまで読みました。
3章はすごくいい感じ。
>>92 シュウモン著 "diffusion in solid" とか
すごく勉強になりましたよ。
セラミックスやってる人にもぜひ読んでもらいたい。
95 :
名も無きマテリアルさん:02/09/28 15:45
>>94 「固体内の拡散」というタイトル(シュウモン、笛木和雄・北澤宏一共訳)でコロナ社から日本語訳版が出ているので探してみたら?
私が持っているのも日本語版です。
4000円だからまあ、ぱっと買えるぎりぎりの値段ですね。
今コロナ社のサイトに行ったけど、見当たらなかった。なぜだろう。
オンライン書店のbk1にはあるみたいだった。
もしや絶版?
97 :
名も無きマテリアルさん:02/10/01 15:17
hosyu
98 :
名も無きマテリアルさん :02/10/03 08:48
99 :
名も無きマテリアルさん:02/10/03 16:35
タンマン管ってなにでできてるの?
あぼーん
>99
普通はアルミナだと思うが。
モノによってはムライトやマグネシアの場合もある鴨。
東工大/細野先生 (COEに採択されて拠点リーダーになってるが)
のNature論文読んだ。水素熱処理した12CaO・7Al2O3の透明
単結晶に紫外線を当てると、色中心ライクなメカニズムで
キャリアが生成して、やや着色すると共に、導電性が現れる
ということらしい。だから、透明体にレーザーでダイレクト
配線ができるし、あるいはメモリーにも使える鴨ってこと
みたいね。うーん、学術的にはおもしろいとは思うが、朝日
新聞の北澤先生のコメントは腑に落ちんな。
______
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>>101マジレス、正直感謝
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| || | |  ̄  ̄|
103 :
名も無きマテリアルさん:02/10/18 16:48
タンマン管って何度まで持つ??
あぼーん
105 :
名も無きマテリアルさん:02/10/19 02:42
セラミックス関連会社の将来性はどうでしょうか?
どうでしょうか?
京セラ 村田 TDKなど。
京セラが一番だと思うのですが。
106 :
名も無きマテリアルさん :02/10/20 08:46
>>105 セラミックス関連会社といっても、お主の挙げている
のは電子部品会社ばかりじゃのう。産業的には
セラミックス産業には区分されてないねぇ。
でも、その3社を比較したいわけね。就職かね?
凶セラ、TDKなんかはセラミックス関連以外の部分
が大きいんじゃないのかな。他の板も含めて、この
3社のスレがたくさんあるから、眉にツバつけながら
読んでみれば。
俺なら京都メーカーは願い下げ。
偉大なる稲盛様マンセーとかやりたくないし。
TDKはどうなんだか知らんが。
108 :
名も無きマテリアルさん:02/10/22 20:40
細野先生<のびえもん
あぼーん
110 :
名も無きマテリアルさん :02/10/25 22:44
今日(10/25)の日経に載ってた。新原先生(+ニッカトー)
のところの導電セラミックスって何なんだ?
粒界に1nm幅の「有機」化合物系の材料を挟みこんだとあるが、
「無機炭素」を含む粒界相を形成してるだけじゃないのかな?
そんなに目新しい事には見えないのだが・・・。
出発原料に有機物を使っていると言う事か?
新聞科学記事ってのは事実に忠実でないところがちょい困る。
あぼーん
113 :
名も無きマテリアルさん:02/10/26 00:12
セラミック=防弾
114 :
名も無きマテリアルさん :02/10/30 09:46
>>113 いい加減に「ス」を抜かすのをやめていただきたいのだが。
ところで、実際にセラミックスの何が使われているか知ってる?
115 :
名も無きマテリアルさん:02/10/30 13:44
あぼーん
>115
その本は「セラミック材料」で形容詞的用法だからOKだよ。
言いたいのは、名詞的用法で「セラミック」を使うなって事。
多結晶の件については禿げ銅。
つうか、漏れもこの板(別スレかな)で1-2回指摘したことがあるよ。
118 :
名も無きマテリアルさん:02/11/01 21:37
>>115 多結晶体の意味でってのは、よくわかりません。
アモルファスを含まないって意味で言ってるのですか?
あぼーん
そうです。
>>115 教科書的な意味だとセラミックスは、
「加熱”など”で合成された非金属無機化合物」
とかいうだだっ広い意味で、単結晶、多結晶、アモルファスなんかも
含みますよね。ところが、
いわゆる「焼結させた多結晶体」という狭い意味で使っている人が
大変多いというお話です。
>>103 材質に依る。高純度のアルミナなら大気炉が上がるくらいの
温度では大丈夫。例えば1800℃とか。応力が掛る場合は別。
>>118 115氏(
>>120)の補足になるけど、アモルファスだろうが薄膜
だろうがセラミックスはセラミックスだ。ところが、「多結晶」
の意味で「セラミックス」という言葉を使うDQNが多いと115氏は
言ってるわけよ。例えば「単結晶の場合はこうなりまして、セラ
ミックスの場合はこうなります・・・」なんて具合に。ひどい
香具師になると、粉末冶金で造った金属部材を「セラミックス」
と称する場合も有る。まあこういう香具師等は逝って良しってことだ。
(このスレの最初の方でもこの話しが出てた)
122 :
名も無きマテリアルさん:02/11/02 11:07
>>121 セラミックスの語源は”焼き固めた物”というケラミコスから来ている。
だから焼結体をセラミックスと言っても何の問題もないし、普通そういう使い方をする。
常識じゃないの?
>122
んっ? 文意がうまく伝わらなかったかな?
焼結体をセラミックスと言う事に問題があるとは
>>115氏も漏れも逝ってないぞ。君は何か勘違いしてるよ。
>114
個人的にあまり好きではない(定義があいまい)ので使わないが、多結晶体をセラミックスということは一般的だと思うが?
多結晶体は通常焼き固めて物性測定するしね。何が問題なの?
英文だってcompactよりceramicsという言い方が多いと思うが?
>124(=122)
ちょっと誤解が生じてる気がする。
1) 金属-セラミックス-有機材料
2) 単結晶-多結晶
3) 鋳造-焼結
上の3つは、それぞれ別の概念だよね。だから、「単結晶の
場合はこうなりまして、セラミックスの場合はこうなります
・・・」って言う人が結構多いんだけど、これは別の分類概念
の言葉を使っているからおかしいって言ってるんですよ。
上記の場合は「多結晶」という言葉を使うべきだよね。
「多結晶」という概念と「セラミックス」という概念は
基本的に何の繋がりもないでしょ。イコールでもなければ、
どちらかがどちらかに含まれる訳でもない。全く別の概念。
ところで、漏れもセラミックスの「ス」をつけること推進派だけども、
そうすると、プラスティックの場合もこれが形容詞であって、名詞と
して使う場合は「プラスティックス」と呼ばねばならないんだろうか。
誰か知ってる人教えて。もしそうならこれからそうする。
「加熱”など”で合成された非金属無機化合物」というのがセラミックスの学術的な定義だが、多結晶焼結体をセラミックスと呼ぶことも普通だと思う。
「多結晶」という概念と「セラミックス」の概念が異なるというのもおかしい。
オールドセラミックスは、陶磁器やレンガのような多結晶焼結体であったので、多結晶体焼結体=セラミックスいうのがもともとの概念になる。
単結晶や薄膜がデバイスとして実際に使用され始めたのは最近のことなので、クラッシックな定義では間違ってないんだよ。
曖昧という意味は、新しい定義と古い定義が混在して、若い人には理解されにくくなっているということだね。
>127(=122)
まだ、少し誤解があるかもしれませんね。多結晶焼結体を
セラミックスと呼んでも問題は無いですよ。ただし、それは
材質がセラミックスであるからであって、焼結で造られた、
あるいは多結晶である事とは何の関係もないです。
セラミックスという言葉が使われる文脈が問題なんですよ。
例えば、ここに透明アルミナのバルク体があるとします。
(まあ実際は見れば分るんですが)「これは単結晶ですか?
それともセラミックスですか?」という言い方は変でしょって
私は言っているんですよ。
>>121で挙げた例も同様ですが、
このような言い方をする人は結構居ます。これが問題だと言って
いるんです。 (続く)
>127(=122)
固化プロセスにしても、鋳造-焼結-(CVD等の)気相成長 が
ありますが、例えばここに炭化ケイ素の不透明バルク体が
あるとします。
「これはCVD(体)ですか?セラミックスですか?」
という言い方も変ですよね?と言いたいんですよ。
少なからずこういう使い方をする方が居ますが、
それは違うぞと言ってるわけです。
「これはCVD(体)ですか?それとも焼結体ですか?」
と訊くべきでしょと。
以上、ご賛同いただけますかね。
>114
「加熱”など”で合成された非金属無機化合物」というのは教科書的な定義なんです。
つまり、いろいろな材料や形態制御が出てきて、それを全部セラミックスといったりすることができなくなったんですね。
いわゆる教科書的なセラミックスでない材料も、それまではセラミックス(焼き固めた物)というくくりで一緒だったんですよ。
だから粉末で焼き固めた物は、クラッシックな定義ではセラミックスなんです。
だから「これは単結晶ですか?それともセラミックスですか?」
という言い方は正しいし、そういう使い方が通常されます。
>130(=122)
何かだんだん論理が無茶苦茶になってきてますが(特に
>>130)・・・。
「これは単結晶ですか?それともセラミックスですか?」 って
言い方をあなたがされるのは結構ですが、この「ドキュソめが」
あるいは、レベルの低い相手と見られる恐れがあるのでやめて
おいた方が無難ですけどね。
なんで理解できないのかな?
セラミックスの定義は二つあります。
1.焼結(焼き固めることに)により形成される無機固体材料
2.加熱”など”で合成された非金属無機化合物
セラミックスの歴史を考えるとオールドセラミックスとかトラディショナルセラミックスとかいわれる陶磁器やレンガのたぐいがまずあるわけです。
そのころの定義は1でいいわけです。それ以外のセラミックスなんかないからです。
それに対し、高純度原料を利用したファインセラミックスが出現するわけです。
粉(つまり多結晶)を焼き固めたものという定義は、その時点で当てはまらなくなります。
それは、利用形態が単結晶だったり薄膜だったりという新しい形態を持つからです。
そこで、2の定義が出てくる。つまり焼き固めるという操作でくくらない定義ですね。
それは当たり前の話しで、焼かないからセラミックスはないなんて言われると、アパタイトなんかが立場がないわけです。
いまの教科書なんかでは、2の定義だけしか教えない。
1は操作からの定義で、2は材料から見た定義なわけです。
どちらが間違いというわけでなく、二つの定義があるわけです。
1の定義で使う人はかなり多いというか、多数派なので学会なんかでそんな事言うと恥をかいちゃいますよ。
アメセラあたりにいい本があったと思うので、歴史を勉強することも勧めます。
>>132-133 あんた相当しつこいね。
会社(蛍光体関連の開発製造だったっけ?)で嫌な事あったのか?
セラミックスの定義の事を言ってるんじゃないよ。
定義で言えば、日本では製造プロセスを含むような定義は
した事ないし、あんたの好きな(?)米国セラ協もプロセス
を含むような定義はしてないよ。まあ、定義については
その人に依って違うから、それはまた別の話題だよ。
(上の続き)
>>113以降で言っているのは、文脈において、結晶の形態
(単結晶か多結晶か)や固化方法(凝固、焼結、気相成長)
を表すのに、多結晶あるいは焼結の意味で「セラミックス」
という言葉を使うのはおかしいんじゃないのかって事だよ。
あんたが納得いかないのは分ったし、実際そういう使い方を
している人が居るのも知っている。だけど、そういう使い方が
おかしいと感じている人が大勢居ることも忘れないでいて
損は無いと思うけどね。
あくまで個人的主観だが、後者の人間の方が多いと思う。あと、
学会で某帝大助手クラスの人が多結晶の意味で「セラミックス」
を使って、チェアーから注意を受けた場に居合わせた事もある。
確かに俺も言葉使いが変だと感じていた。
別に会社員じゃないのだが。
アメリカも好きじゃないのだが。
というよりも、セラミックスの本場はヨーロッパだと思っているので、セラミックスの定義もヨーロッパに従っているだけよん。
定義が曖昧なので、好きじゃないというのは前にも言っているよ。
137 :
名も無きマテリアルさん :02/11/14 10:40
来春のアメセラ年会の申し込みは今週中だよage
138 :
名も無きマテリアルさん:02/11/14 21:45
セラミックのでやるコーティングってあるらしいけど
なにがどういう風に使えるの?
140 :
名も無きマテリアルさん :02/11/15 00:07
>>138 どんなコーティングをイメージしているかよく分らないけど、
コーティングにより耐熱性、耐食性、高硬度等のセラミックス
特有の性質を部材に付与している訳だけど、これで答えになってる?
141 :
名も無きマテリアルさん :02/11/22 02:56
ステッパー用フッ化カルシウムレンズage
あぼーん
143 :
名も無きマテリアルさん :02/11/24 13:17
>>141 トクヤマのってφ250mmらしいね、すごい。
目標売上50億/年。あくまで目標値だと思うけど、
(バルク)セラ製品でこんなに売れてるのある?
144 :
名も無きマテリアルさん :02/12/02 01:35
大学での研究での相談というか質問があります。
TiO2の粉末(数ミクロン径)表面にポリマーをコーティング
(厚みはサブミクロンオーダー)したいのですが、何か良い方法
はありますでしょうか。ポリマー種は問いません。
(用途はご勘弁ください)
機械的に高速混合して、表面にこすりつける方法がありますが、
実際にやられた方があれば、その感触など伺いたく。
また、湿式でコーティングする方法が好ましい気もしていますが、
これに関しては文献調査を今後行います。(が、何かご存知の方
がいらっしゃいましたら教えて下さい。)ちなみに、
湿式コーティングでもシランカップリング剤コートのようなもの
は厚みが足らず、やはり0.1-0.9ミクロン程度の厚みが所望です。
145 :
名も無きマテリアルさん:02/12/03 20:29
あぼーん
147 :
名も無きマテリアルさん:02/12/07 13:19
148 :
名も無きマテリアルさん:02/12/07 13:20
149 :
名も無きマテリアルさん:02/12/07 13:37
なぜに「セラミックス」スレが荒らされるんだ。
151 :
名も無きマテリアルさん:02/12/07 18:07
152 :
名も無きマテリアルさん:02/12/15 00:20
>>110 >導電セラミックス
SiCじゃダメ?
逝ってきます
>152
いや、そういう事を言っているんじゃなくて・・・。
逝ってらっしゃい。
154 :
名も無きマテリアルさん:02/12/17 02:25
セラミックスが織り込まれた綿入りの寝具をどう思いますか。
メーカーはセラミックスが遠赤外線を放射するから保温効果が
あるとうたっていますが、セラミックスは熱伝動率が高いから
逆効果だとする説もあります。
155 :
名も無きマテリアルさん:02/12/17 02:33
セラミックスが織り込まれた綿を詰め物に使った寝具をどう思いますか。
メーカーはセラミックスが遠赤外線を放射するから保温効果が
あるとうたっていますが、セラミックスは熱伝動率が高いから
逆効果だとする説もあります。
156 :
名も無きマテリアルさん:02/12/17 02:35
セラミックスが織り込まれた綿を詰め物に使った寝具をどう思いますか。
メーカーはセラミックスが遠赤外線を放射するから保温効果が高くなる
とうたっていますが、セラミックスは熱伝動率が高いから逆効果だとす
る説もあります。
>>154-156 室温で暖かくなるほど遠赤外線を放射するもんなんて無い。
そういうのをインチキ商法と言う。
質問・雑談スレの前スレでもちょっと話題になっていたが。
あと ×熱伝動率 → ○熱伝導率ね。
いづれにしても、熱伝導なんてのも影響無いでしょ、布団の温まり方には。
さぁさぁ、オナーニして雲古して早く寝なさい。
158 :
名も無きマテリアルさん:02/12/18 02:11
>>157 ありがとうございます。
おかげ様でボラれなくて済みました。
159 :
名も無きマテリアルさん:02/12/28 00:47
セラミックスの低温相原料から高温相を効率良く得るには
1.相転移温度以下、2.相転移温度付近、3.相転移温度以上での昇温速度は
それぞれ遅い方が良いのですか?早い方が良いのですか?
個人的には、1.早い 2.普通 3.遅い か
1.早い 2.早い 3.遅い
が良いと思っているのですが・・
よろしくお願い致します。
160 :
名も無きマテリアルさん:02/12/28 02:03
>159
ものすごく違和感を感じる質問だ。
もうすこし言葉を変えて質問してください。
そもそも
「セラミックスの低温相原料から高温相を効率良く得るには 」
のところがよくわからない。
あぼーん
162 :
名も無きマテリアルさん :02/12/29 10:28
>>159 例えば、窒化ケイ素のα相の粉末を原料として、
できるだけβ相の含有率の多い緻密焼結体を得るためには
昇温レートをどうすれば良いかという質問なのか?
材料に依って(窒化ケイ素、炭化ケイ素、その他)、
あるいは粉末から始めて焼結体にするのか、粉末のまま
なのかに依っても回答が微妙に違ってくると思うが・・・。
具体的に聞いてもらえば、答えられないこともない。
>>160 別に普通の質問だと思うが。
自分の無知をさらけ出さなくても良いじゃん。
あぼーん
あぼーん
あけましておめでとうございます。
>>160>>162 質問したかったのは162の書きこみの最初の3行です。材料はその他です^^
低温相原料のプレス体(っていいますか?)から高温相焼結体を得られれば
よりいいのですが、内部を高温相に変えるのが難しいと思うので
粉末のままで考えています。内部温度Tと表面からの距離xとの関係式
があるような気がするのですが・・・
実際に実験する前にある程度は予想できたらと思い質問致しました。
ご助言よろしくお願い致します。
166 :
名も無きマテリアルさん :03/01/05 02:06
>>165 ・材料が何かを書かなければ答えようがない。(材料毎に事情が異なる)
・一般的には昇温レートより、焼成温度、添加元素、冷却速度等の影響大。
・成形体でも小さければ温度分布なぞは考えなくて良い。
(成形体か粉末かを訊いたのは、窒化珪素のように、液相が高温相の
生成に関与する場合があるからだよ。温度分布なんかじゃない。)
167 :
名も無きマテリアルさん :03/01/05 02:09
>>165 まぁ、グダグダ言ってないでやった方が早いと思うけどね。
(^^)
169 :
名も無きマテリアルさん:03/01/19 17:45
170 :
名も無きマテリアルさん:03/01/19 20:01
171 :
名も無きマテリアルさん :03/01/20 13:26
このスレに恨みを持つものが荒らしてるのか?
172 :
名も無きマテリアルさん:03/01/20 21:55
173 :
名も無きマテリアルさん:03/01/20 23:46
B3ですが、ここに書いてある単語の半分も理解できません。
もうだめぽですか?
「だめぽ」という事はないが、精進するべし。
こんにちわ。
俺も今、某旧帝大にて金属→セラミックスやってます。
ヨーロッパを拠点にして世界にはばたくのなら
金属→セラミックス
か
理学→セラミックスでしょうね。
176 :
幹部社員様@F通電デバ:03/01/22 22:38
今時セラミックだとよ
こりゃ傑作、ひゃっひゃっひゃ
175です。
>>177 イギリスの場合、サッチャー以降は世界に出ていく道が狭くなったよね。
経済が立て直ったのはいいが、しわ寄せが物性系の研究分野には大きく影響してるし。
折れはドイツのマックスプランクいたんだけど、金属→セラミックスを痛感しました。
>178
177ですが、ひょっとしてAldingerのところでつか。
違う鴨しれませんが、その情報で人物特定されそうな気が・・・。
そういう漏れも宮廷金属出身、今はセラミックス、特にここ
数年はプロセッシングをやってまつ。現在は米国にて修行中。
180 :
名も無きマテリアルさん:03/01/24 21:26
181 :
名も無きマテリアルさん:03/01/27 23:04
あぼーん
183 :
名も無きマテリアルさん:03/01/28 22:28
セラミックの定義を教えてください。
最近Al2O3(アルミナ)をAlの金属元素を含むので
セラミックではないと思い込んでいました。
>>184 セラミック「ス」( スを付けてくれよ)の厳密な定義は難しいが、
金属を除く無機固体は全てセラミックスと思って結構。
この板の1-30辺り、あるいは110-130辺りのレスを参照。
>>179 ははは(^^)
いいとこついてますネ!関係者と言ったら確かにそうですね。
因みに私は日本で育ったが、日本人ではない…これで特定出来たら世の中狭いものです
米国のセラミックスは今どんなかんじでつか?
187 :
名も無きマテリアルさん:03/02/18 22:46
セラミックスの脆さを測定(数値化)する方法を教えてください。
>>186 179ですが、どんな感じと言われましても・・・。
でも、ご存知のように軍事特需がありますから、
セラミックス関連の研究費は得やすい状況にありますね。
>>187 脆さにもいくつか異なる概念があるんだけど、破壊靭性値
って聞いたことある?亀裂の進展しやすさを表す数値。
1)亀裂を入れたセラミックスの棒が折れる強度から求める方法と
2)表面に硬い針を押し付けた時のへこみ具合とその時に発生する
クラックの長さから求める方法がある。詳しくはJIS R 1607ご参照。
189 :
名も無きマテリアルさん:03/02/21 09:35
>>188 ご丁寧にありがとうございます。
JISを調べてみます。
190 :
名も無きマテリアルさん:03/02/21 19:24
191 :
名も無きマテリアルさん:03/02/28 16:21
192 :
名も無きマテリアルさん:03/02/28 16:37
あぼーん
194 :
名も無きマテリアルさん :03/03/06 10:56
「ベクトルセラミックス」なんて概念を始めて聞いた。
外国人には意味が伝わるんだろうか・・・。
何でも新語を造れば良いってもんじゃ(以下略
195 :
名も無きマテリアルさん:03/03/06 19:02
漏れも全然イメージが沸かない.
どんな用途に使おうとしているのかな?どんな機能を持っているのかな?
で,実際には何系の材料なの?
教えて君でスマソ.
あぼーん
あぼーん
>>195 下記のようなもので、今月のセラ協年会で決起集会があるらしい。
とりあえず、ハイドロキシアパタイト系からやってるみたい
だが、いまひとつピンとこない。
セラミックス材料の各機能は,生体や環境などの各対象へ物理的,
化学的,生物学的な働きかけを通して,発現すると考えられます.
そのため,各対象への作用方向を持つベクトルセラミックスの
開発が今後の新規材料開発に重要な指針となると期待されます。
本研究会では,種々のベクトル作用を利用した機能性材料や新規
合成プロセスなどを対象とし,多方面の応用分野において
ベクトルセラミックスの開発方向を探ることを目的としています.
199 :
名も無きマテリアルさん:03/03/09 20:33
イカシカ大のYセンセのあれね.
あの先生飲むと饒舌になるよね.
じゃあ質問をかえます.
従来の材料がどうなればベクトルセラミックスになるの?
環境調和材料ってこと?
年会発表しないけど(申込忘れた)ききにいこうかしらん.
200 :
名も無きマテリアルさん :03/03/09 22:29
>>199 首謀者は違う人だぞ。
ナノコンポの弟子かな。
概念がよく判らん。つうか、多分、流行らんぞ。
(^^)
あぼーん
203 :
名も無きマテリアルさん :03/03/19 12:45
今日の新聞に載っていたんだが、量産中のAlN(複雑形状?)部品って何?
ガウス、非酸化物セラミックスの粉末射出成形事業に進出
【姫路】ガウス(兵庫県姫路市)は、非酸化物セラミックスの粉末射出
成形事業に乗り出す。窒化ケイ素や炭化ケイ素の成形技術を確立し04
年度にも受注を始める。すでに窒化アルミ部品を量産しており、非酸化物
の市場を創出する。このため脱脂炉や混練機、射出成形機などを新たに
導入し生産体制を整える。非酸化物セラミックスのうち、窒化アルミは
金属並みの熱伝導率と絶縁性、窒化ケイ素は高温での機械的強度や耐熱衝撃
性、炭化ケイ素は高い硬度や耐摩耗性など、それぞれ優れた特徴がある。
ただ素材自体が高価なため、既存の設備を生かせる射出成形でコスト低減を
図る。そこで、材料の微粉末にバインダーや焼結助剤を混ぜ、脱脂炉でこれら
を分解した後、焼成炉で焼結するプロセスを確立した。
あぼーん
205 :
名も無きマテリアルさん :03/03/21 09:09
おまいら、年会の準備はできてますか。
あぼーん
208 :
名も無きマテリアルさん:03/03/31 02:36
そうでもない
高融点1800℃、高硬度であり電気伝導性を有し、耐食性に優れる材料の使用用途は
どこにありますか?
加工のしやすさはどうよ?
高硬度ってどの程度?
導電性もどのくらいの値よ?
数値を使って示してくれい.
あぼーん
あぼーん
>>209 セラミックスの話だよね。
融点1800℃は高融点なんて言えないな。
耐食性って何に対してあるの?
酸・アルカリの溶液?塩水?それとも(例えば)ハロゲンガス?
その他の特性も
>>210氏が言っているようにできれば数値が欲しいところ。
藻前さんの言っている耐食性ってのが不明だが、SiCを初めとする
カーバイド、ZrB2を初めとするボライド、 LaCrO3,LaMnO3,LaCoO3
なんてのがそういう特性を持つ材料だけど。
>>209 >>213は藻前さんの答えになっていなかったかも知れないが、
言いたかったのは、そんな特性を持つ材料はありふれている
という事と特に際立った特性(藻前さんの挙げたものでも
良いし、その他の特性でも良い)がないと特定の用途には
使えないよって事。
電気抵抗は10の−4乗〜10の-3乗(Ωcm)程度で 耐食性はCr3C2やCr2Nと同様
です。曲げ強度が170MPa程度でしょうか。これって硬いのかな。。。
216 :
名も無きマテリアルさん :03/04/02 03:29
>>215 Cr(C,N)系のバルク焼結体か。だとしたら比較的硬いでしょ。
焼結はSPSなんかでやってるの?あるいはHIP?
つうか君自身が研究しているんだったら、君自身何に使えると思う?
あるいは、他のセラミックスに比べてどんな際立った特徴がある?
同様の質問をTi3SiC2系のバルクをやっている香具師にも訊きたい。
話は変わるが、藻前さん他のスレにもいろいろ書いてるようだが、
もうちょい勉強する事(専門用語の使い方でレベルが知れる)と
ちゃんとした文章を書けるようにならんと就職できんぞ。
あと言うまでもなくCr系蒸気(Cr蒸気,酸化物だとCrO3蒸気,
炭窒化物は何かな。蒸気圧が高いから焼結時に大量に排出される
でしょ)は非常に有害だから。
曲げ強度で硬さは評価できんよ.ビッカース硬度とか提示してくれい.
Cr(C,N)系のバルク焼結体。焼結は常圧で行っています。
私は、酸化雰囲気下で使用する発熱体を考えているのですが。。。
酸化されれば表面にCr2O3ができるわけで、Cr2O3の耐食性を活かして
どこかに応用できなでしょうか?
>>218 市販されており広く使われているLaCrO3系発熱体と同じ理屈
だと思うのだが、LaCrO3系発熱体に比べ利点があるのかい?
そもそも君は融点が1800℃と言っているが、その系は昇華する
から融点無いでしょ。それとも空気中で部分酸化した場合の融点の話?
いづれにしろ1800℃で溶けるんなら高温発熱体としても使いにくいし。
あと常圧焼結してるんだったら焼結密度がそんなに高くないでしょ。
だから曲げ強度が極端に低いんだな。焼結助剤使っている?
LaCrO3系発熱体に比べれば 安価なことくらいでしょうか・・・
他の酸化物と複合化させまして、相対密度は93%程度でしょうか。
Cr2O3は蒸発しますが それを抑制した場合のはなしです。Cr(C,N)系は
1800〜1900度の融点だそうです。
発熱体以外にないでしょか?
221 :
名も無きマテリアルさん :03/04/04 02:04
特殊な粉末を使って、おまけに不活性雰囲気(だよね)で
焼成して安価になるわきゃないと思うのだが。
つうか、質問と答えで話が噛み合ってないね。
すいません。。。やはり 耐食性を活かして何かないでしょうか?
だからさ、耐食性って何に対する耐食性なんだよ。
Cr2O3ですから耐スラグ侵食性です。。。
何か話が見えなくなってきたなぁ。
Cr(C,N)のバルク焼結体でしょ。
酸化雰囲気で使えば表面が酸化されてCr2O3膜ができるんだろうけど、
そんなもの薄いから耐スラグ侵食性には意味無いんじゃない?
つうか、耐スラグ侵食性と言っている段階で、
用途は耐火物ですと自分で言っているようなものだと思うが。
あぼーん
あぼーん
228 :
humei:03/04/05 22:20
そうですね・・・次世代型廃棄物処理システムとして注目されている
ガス化溶融炉システムに使用できる箇所はありませんか?
次世代型廃棄物処理システムであるガス化溶融炉システムに
使用できる箇所はありますか?
humeiと51は同一人物なのか。
言葉の使い方に関して注意されてたのに、何も変わってないなぁ。
>230
前々からミエミエだったよ。
>229
自転車女に気をつけてな。
232 :
名も無きマテリアルさん :03/04/06 09:39
>>229 ガス化溶融炉に耐火物が要るかどうか(多分要ると思うけど)、
どのような特性を持つ耐火物が要るか知らない。だけど、
その事とCr(C,N)バルク焼結体とどういう関係があるんだい?
既存の耐火物っていろいろあるよね。もちろんクロミア系の
耐火物もあるよね。例えば、(本当にこうなるか知らんが)
Cr(C,N)を骨材にすると耐スポーリング性が極めて向上する
とかさ、何か他のとんでもないメリットがありますとか言う
なら分かるよ。
発熱体として使うにしても、CrNでも良い訳じゃない?
Cr(C,N)焼結体(自立体あるいは他の基材に印刷されても良い)
を使う意味は何があるんだよ。例えば(知らないけど)
使用中の粒成長が抑制されて長寿命になりますかとかさ。
233 :
名も無きマテリアルさん :03/04/06 09:40
---- つづき ------------------
とにかく、ある材料を何かの用途に使おうとする場合、または
その用途を探そうという場合は、その材料特有(他の材料には
ない)の特性をまず示さないといけないんじゃないのか?
研究室の仲間や君の指導教官のY教授ときちんと議論したまえ。
P.S.
用途は何があるか?という質問がこの話題の起点になっている
ので上記のような展開をしてるけど、大学の研究なんて実用化
というより、新しい概念・新しい手法・材料以外の他分野との
融合分野などを創出すべきじゃないのかな。もちろん実用化の
研究もやって良いのだが、その前に創造性・自主性があり、
論理的な議論のできる人材を育成してもらいたい。(皮肉)
自転車女っつーことは名古屋か。
他のスレでは「3流の工業大学」という言葉が出てきたな…。
ふむ。
私が知ってるあそこの学生さん達は能力あるし、仕事もきっちりこなす
人ばっかなんだが。
ちょっとがっかりだな。
Y教授も退官間際に大変そうだな…
236 :
名も無きマテリアルさん:03/04/10 04:16
ガス化溶融炉ってなに?
教えて君厨房には基地外TAKEちゃんのコピペ攻撃が始まりそうな悪寒・・・。
あぼーん
240 :
名も無きマテリアルさん :03/04/12 12:48
>>238 自分の身元を明かすような事を自分で勝手にペラペラ
しゃべっておきながら、何だかなぁ・・・って感じです。
ところで、気を取り直して質問です。
上にも誰か書いていましたが、私もTi3SiC2にちょい興味ありです。
特性なんかはチラチラと見てるんですが、実際、窒化珪素や炭化珪素
と比べて使えそうですか?それとも特筆すべき事はないって感じですか?
(^^)
242 :
名も無きマテリアルさん :03/04/19 11:39
アメセラの年会、ようやく最終プログラムが発表age。
あと一週間ほどなのに・・・。
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
七宝焼きを作るのに、釉の熱膨張率よりも金属の熱膨張率の方がやや小さい方がよいとされている理由って何ですか?
あぼーん
あぼーん
>>245金属のほうが大きいほうがイイんでないの?
圧縮強度と引っ張り強度の関係で、、。
あぼーん
250 :
名も無きマテリアルさん:03/07/08 13:48
「セラミックス」スレ下がりすぎ。
ヨーロッパセラ協年会終了age
>>245 漏れも
>>248に禿同。釉に圧縮の残留応力が生じて強くなるんじゃ?
あぼーん
あぼーん
253 :
名も無きマテリアルさん:03/07/20 01:24
か焼 と 焼成 は同じですか?
254 :
名も無きマテリアルさん:03/07/20 01:40
違います。
モノの形に作って、それを焼き上げるのが焼成。
粉のいろんな安定性高めたりするのに
粉自体を適当な温度で焼くのがか焼。
とおもってまあ間違いじゃあないと思います。
俺は現場の人間なんで、厳密な定義はわからないけど、
仕事でならそう使ってるところが多いと思うよ。
255 :
名も無きマテリアルさん:03/07/20 11:36
ならば 焼成 と 焼結 はどう使い分ける?
えーと、
俺の場合は・・・
焼成は行為というか作業工程、をさすのかな。
で、焼結は粉同士がきちんとくっついてるかどうか?
の現象をさすのかな?
だから焼成の目的は多くの場合焼結。
窯から出したらしくじっててボロボロだったとするよね。
そしたら、焼成したけど焼結してなかった。ことになる。
子供みたいな用語で情けないけどw
こんな感じで使ってます。
あぼーん
>>256 俺のイメージとしては
粉末の状態での熱処理=焼成
成型体を熱処理=焼結
だったんだけど
最近では成型体を焼く時も低温焼成と表記する方が一般的
英語なら焼成も焼結も関係なくsinterを使ってるけど・・・・・
あぼーん
あぼーん
261 :
名も無きマテリアルさん:03/07/20 18:36
>258
なるほど、勉強になります
あぼーん
あぼーん
264 :
254ではないが:03/07/21 00:35
>>258(=255)
漏れも
>>256と同じ使い方をしてる。
藻前さんのはちょっと変に感じるし、多分間違い。
ちなみに「成形」ときちんと書いておくれ。
あと、焼成はfiring, 焼結はsinteringじゃ。
粉体の状態での熱処理は、(本来の意味とはやや異なる
場合もあるが)か焼(仮焼)と呼ぶ場合が多いと思う。
複数の粉末から反応を伴って新しい粉末ができる場合は
合成と呼ぶこともあるかもしれない。
ちなみに仮焼(か焼)は英語でcalcination。
265 :
名も無きマテリアルさん:03/07/21 02:14
264さんのが綺麗に説明できてるw
あと工程的には、成形体をいっぺん軽く焼くてこともすることがある。
それはなんていいます?
「かりやき(仮焼き)」って言う人もいれば「素焼き」て言う人もいるみたい。
カリヤキっつってるおっさんはカショウと使い分けてるところが笑えるw
ウチでは成形は成形。成型とは書かないです。
誰かアルミナボール分けてくれる人いませんか?
268 :
名も無きマテリアルさん:03/07/21 18:18
それタダってことですか?
大きさと量を教えてください
あぼーん
>>268 物々交換か現金だと嬉しいです。
5〜6センチのものを4つくらい欲しいです。
271 :
名も無きマテリアルさん:03/07/21 20:47
直径で5〜6センチですか?
確認してみますw
でかいぞw
>>271 よろしくお願いします!!!
ポケットに入れたりしたいです〜
273 :
名も無きマテリアルさん:03/07/21 21:28
じゃあ、明日連絡します。
それかメアドさらしといてもらえればそっちに連絡します。
取り寄せになるようだったらお金かかるよ。
とにかくあしたね
はい。待ってます。
275 :
254ではないが :03/07/21 21:45
>>265 成形と成型は違うだろ。
「成形」は一般的な意味で、形をつくる事。セラミックスのプロセスを
説明する場合に「造粒」の次に来る工程が「成形」。(その後は「焼成」)
「成型」はかなり特殊な意味で、型にはめて作る事。文脈に他の成形方法
が出ているときに、特に対比したい場合などに用いる。プラスチックの
加工成形などに時折使われる事があるが、セラミックスプロセスでは
こんな言葉は使わない。
>>258の「せいけい体」とは「成形」工程を
経たものという意味だろうから「成形体」。繰り返すけど、「成型体」
なんてセラミックスプロセスでは使わない。
>>266 「かりやき(仮焼き)」「素焼き」は使いますね。粉体の「か焼」
と重なるのでいけないのかもしれないけど「仮焼(かしょう)」を使う人もいます。
あと、その工程は成形助剤の焼散工程である事が多いので、
「脱バインダー(あるいは脱バイ)」や、特に射出成形の場合は「脱脂」も使います。
あぼーん
>>274 でかいなぁ。単なる遊びか?
もし購入するとなると、君の想像している金額より1〜2桁高いと思うが。
脱バイって言葉は使わないけど「脱脂」っては言いますよ。
気持ちの問題だけど、仮焼き・素焼きより、温度帯は低いかな?
ウチはオーソドックスな耐火物屋で、ロストや射出はやらないから
余り機会はないですけれど脱脂っては言います。
成型って書くのは怒られる。
あえて言うなら石膏型作るのは成型かな?w違うなw
「甥!この型石膏起こしとけ」とか言うw
あぼーん
281 :
ボール屋じゃないけどねw:03/07/22 11:18
>切実さん
探したけどありませんでした。
取り寄せの見積もりだしてみますか?
個人で買うよりはずっと安くなると思いますが・・・
うちに届くのが一週間ぐらいかかると思います。
それでもよろしければ。
で、仕様というか条件なんですが、
50と60じゃ値段がぜんぜん違うと思います。50でも結構すると思うし
それと、アルミナボールって言ってもいろんな種類があります。
なので、必要な条件で安いのを・・・ということで、
@表面のツルツル具合、A硬さ、B球の精度、Cアルミナの純度
あたりで重要な部分を教えてください
つっても高くなると全部良くなって、安いのはどれもイマイチかもw
50Φを四つで、いいかな?
282 :
名も無きマテリアルさん:03/07/22 11:28
突然ですが・・・
アルミナるつぼに穴を開けたいんですが、上手い方法はありますか?
簡単に開くものなんですかね?
>>281 もし万単位なら…ごめんなさい。
表面はザラザラでもよいです。色は白ですよね?
欠けたりしていてもいいので、純度の高いやつが
いいです。
逆に、純度の低くて真球度の高いものの見積もりも
お願いできますか?
↑
それぞれの条件で50φを4つだとどのくらいになるでしょうか。
284 :
ボール屋じゃないけどねw:03/07/22 18:47
>切実さん
了解しました。
明日見積もりをとります。
あとは連絡ですね。一個一万オーバーだったらギブしましょうw
私もそんなでかいの自分では買ったこと無いので見当つかないっすw
アルミナの結構いい奴でも10φぐらいならキロ三千円とか四千円だったような・・・
この板ってメアドは晒さないほうがいいですか?
いたずらされる?
捨てアドのがいいかな?
ありがとうございます!
もう中古品(?)でもいいので欲しいです。
天然のファインセラミックスと共に持ち歩きますw
あぼーん
あぼーん
>>282 孔のサイズだとか、アルミナの厚みだとか、材質グレードが
分からないんでなんとも言えないが、一般的には難しい。
>>285 天然のファインセラミックスってなんだべ?
矛盾した言葉のような?
290 :
ボール屋じゃないけどねw:03/07/22 21:45
>切実さん
メールしました。ご確認ください!!
あぼーん
292 :
名も無きマテリアルさん:03/07/23 10:41
>>289 検索したがインチキ商品の案内しかヒットしなかったがこれの事か。
「天然物の養殖ウナギ」みたいな言い回しだな。
あぼーん
あぼーん
296 :
名も無きマテリアルさん:03/07/25 14:53
ど う し て こ の 国 は こ ん な に
風 俗 で は た ら い て い る ひ と が
大 量 に い る ん で し ょ う か ?
あぼーん
298 :
名も無きマテリアルさん:03/07/25 21:07
パタッと議論が止まったな
新しい議論の種を
スプレードライ装置とかが無い研究室の人って造粒工程はどうしてるの?
あぼーん
あぼーん
301 :
名も無きマテリアルさん:03/07/26 09:11
>298
人間が造粒します。これが・・・きつい!!
それと材料や形などによっては、
スプレードライヤー粉ではかえって上手くいかない場合も結構あるよん
型もかなりの精度要求されちゃうし。ちょっとした隙間から全部こぼれちゃうw
切実君は結局アルミナ玉を買えたのかな?
値段をさらす必要はないが、やっぱり思ってたより桁違いに高かったんじゃないかな。
>>298 研究室というからには大学での話しかな。
スプレー吹かなくても、湿式ボールミル混合して乾かして篩を通せば
それなりにドライプレスできるから、やらない所が多いんじゃない。
as-recievedのままでもドライプレスできない事もないし。
この板の別スレでは、水系スラリーを液体窒素中に霧吹きして
凍結乾燥して造粒しているという人がいたな。(新潟方面の方かな?)
ところで「造粒」の定義って何かな。バインダーを加えずに湿式ボールミル
混合+乾燥+篩通しの事を造粒と称する人がいるけど、これって正しいのかね。
漏れは顆粒を造る事かなと思っていて、この方法だとバインダーを加えて、
篩通し後にある程度顆粒ぽくなっていて初めて造粒じゃないかと思うんだが。
>>301 スプレー吹くとかえってうまくいかない場合ってどういう事?
初耳で興味があるなぁ。もう少し詳しく教えてくれませんか。
確かに粉の流動性はよくなるけど、ちょっとした隙間から全部
こぼれるってどういう事?100ミクロンくらいのサイズなのに?
304 :
名も無きマテリアルさん:03/07/26 20:57
今303に答えるカキコ長々書いたのに上がってない・・・
もう省略して書くけど
其の一
粉が硬すぎてつぶれずにポアが残ることがある
これは、製品の形状、バインダー、プレス、型
その他造る人の腕前やそこの技術の流儀?にもよりますが・・・
其の弐
わずかなクリアランスからでもかなりこぼれるもんです。
そうでないならその粉良くないw
もちろん金型の精度に金掛けりゃあいいんだけどさw
それとちょっと引っかかっても型かじっちゃう。
>>304 前者はまあ最適化が足らないという事で置いといて、
後者は大学で使っているような適当な金型だと流れが良い分
こぼれ易いのかな。とにかく了解です、どうもありがとう。
>all
ところで卓上型の小型スプレードライヤーってできないものかね。
見た事無いけど、小規模実験用に欲しい。
筐体が小さいと液滴が乾く時間が足らなくてできないのかな。
話を振っておきながら何も参加していない スマソ
>>302 >湿式ボールミル混合して乾かして篩を通せば
>それなりにドライプレスできるから
この方法でできるという人が周りにも居ます(302と同一人物だったらw)
我々では何故か上手く充填できません(#100〜#400メッシュまでいろいろ試しました)
最近は造粒済粉末を提供していただいているので問題はないのですが
陶磁器作っている人で土を篩に通す作業を造粒と呼んでいる人がいるので
私はバインダ混練後の篩かけも混合粉の篩かけも造粒だと思っていました
ここでの質問としてはバインダ混練後顆粒作製を造粒するということでお願いします
>>305 アズワンのカタログに載っているのは駄目なんでしょうか?
307 :
名も無きマテリアルさん:03/07/27 01:07
鉱物の光学的性質で
二軸性(+)、α=1.89〜1.90,β=1.90〜1.91,γ=1.95〜1.97,2V=43゚
とあったのですが、αは屈折率だと思うのですが 2Vがわかりません。
おねがいします。
308 :
名も無きマテリアルさん:03/07/27 07:20
成形するために必要な粉を作る作業が造粒じゃない?
だから、ミル混合→乾燥→篩どおしで始めて造流の場合もあれば、
ただのプロペラとか手で混ぜるだけでイイのも造粒、
(この場合原料練る)としか言わないかもしれないけど、プロセス上は造粒だと思うよ。
買った粉、袋から出した状態ですぐ使ってOKな場合、顆粒なら造粒済み、
ただの粉末なら造粒いらず、ってことになるんじゃないかな?
とはいえ、わざわざ造粒って言葉は一番めんどい場合しか使わないけどね
あぼーん
あぼーん
気になって造粒って言葉を調べてみたけど、粉体一般に関する言葉で、
粉を扱い易い大きさのそろった「粒」にする事と説明されていた。
(ここで粒は一般的には顆粒、ときにはペレットを指す)
>>305 バインダー混練...? 「混練」ってのは粉に水(あるいは有機液体)および
必要があればバインダーを加えて、練って練土を造ることだよ。粘土あるい
はパン生地みたいなものを造ることだよ。漏れが
>>302で言ったのは、粉体の
湿式ボールミル時にスラリーにバインダー(例えばPVA)を少量混ぜて、乾燥
を中途半端にさせて、湿っているときに目の粗い篩を通して、湿り気とバイ
ンダーを利用して粒(つぶ)あるいは玉(ダマ)を造ってやろうという事です。
乾燥させれば顆粒状になるでしょ。あくまでスプレードライの代替手段です。
陶芸の人は、その土ってのは陶石を砕いた粉に水を加えて造った土を篩通し
していたということなら造粒だとおもうけど。セラミックスプロセスの場合は
やはり(主にスプレードライ、噴霧乾燥で)粉から顆粒を造るのが造粒だと思う。
ゴメソ、上の書き込みは
>>306だった。
続けて
>>306 アズワンって何・・・と思って調べたら井内盛栄堂(だっけ)の事
だったのか。いつのまに名前が変わったんだ。気づかなかった。
手許にカタログがないのでオンラインで調べたけどスプレードライヤー
(噴霧乾燥機)無かった。噴霧器ならあったけど。ところで
>>306って
セラミックス用のスプレードライヤーって本当に知ってる?小さなもの
でも一部屋まるまる取るくらいの大きさで、スラリーから噴霧乾燥して
数10〜200ミクロンくらいの顆粒を造る装置だよ。
>>307 何だろうね。主軸のなす角?
返事こないようだったら物理板か機械板逝ってみれば。
>>308 漏れが
>>302で行ったのは、そういう使い方は違うんじゃないのって事だよ。
(それに練るって何だよ・・・)
漏れ自身もそういう使い方をしていた時期があるが、そうやってできた
粉って「粒」「顆粒」になってる? そうだったら造粒って呼んで良いけど
違うんだったら(=単純に混合粉を作っているだけだったら)造粒じゃないよ。
練るってなんだよって?現場の人?実際成形作業してる?
何作ってる?売り物になる製品作ってる?
もちろん乾式混合のことは造粒って言わないね。粒なり顆粒なりを作るから造粒。
それと、バインダー加えなくても顆粒になる粉いっぱいあるじゃん。
>>314 藻前は乾式で粉を混ぜることを「練る」というのか?
どこの方言だい。初耳だな。
「練る」ってのは
>>311にも書いたけど粘土状、パン生地状の練土を造る作業だよ。
造粒と何の関係があるんだい?
それに、湿式ボールミル混合して、スラリーを容器に移して
乾燥させて、篩を通しても顆粒には普通ならないだろ。
そういうのは「造粒」って言わないんだよ。
そういうのは(原料粉が複数種の場合)「混合」って言うんだよ。
(・・・というのが
>>302での漏れの主張。
ただし多くの人間が形式的に、あるいは間違った用法で「造粒」と呼んでいる。)
何らかの方法(通常はスプレードライヤー)で顆粒を造らなきゃ、
本当の意味でのセラミックスプロセスの「造粒」じゃないと思うがね。
316 :
たぶん308と同業者:03/07/28 12:58
で、303は学生?
>練るってなんだよって?現場の人?実際成形作業してる?
>何作ってる?売り物になる製品作ってる?
これに答えて。
あと、より土作らなくても半乾式でも練りは重要だよ。
きちんと練って粒を作らないとまずいい製品にならないよ。
特に多孔質製品はね。
この工程も現場では普通に造粒って言うし、少なくともウチではそう。
それに乾式で混合すること練るって言ってないじゃん。
俺なんかは通じるけどなあ。
錠剤みたいな小さなもん作れたって作れるとは言わないのが現場。
現場と研究との立場の違いで、「本当のセラミックプロセス」だって違うんだよ。
あぼーん
318 :
名も無きマテリアルさん:03/07/28 20:35
顆粒という言葉は最近また使うようになったのですか?
私は顆粒ではなく団粒と呼ぶように指導されており、岡崎先生の教科書にも団粒と書いてたと思うが
粉体の分野からすると造粒とは一次粒子から二次粒子(団粒)を得る工程かな
以下私の認識(間違っているとは思うが)
粉体の分野からすると造粒とは一次粒子から二次粒子(団粒)を得る工程だ
土を半乾式で練るというのは練ることにより流動性が良くなるから行なうと聞いた気がする
>>316 粉体に適当に水分を与えてこねて、練って粒をつくるという事か。
そりゃ確かに造粒だね。
藻前の文章は誤字脱字が多く、文章自体も分かり難いので理解できなかったよ。
そういう状況なら「練る」という言葉を使うのは理解できたよ。
漏れも同じ趣旨のことを
>>311で書いてるでしょ。
ところで「より土」って何?初耳。
粉体に適当に水分を与えてこねて造粒した状態のものをそう呼ぶのかい?
(藻前の文章からはそうじゃない風に読めるが・・・)
>>318氏の定義に賛成です。
粉体から粒、顆粒(漏れはこう呼ぶけど)を得る工程が造粒ですよね。
>練ることにより流動性が良くなるから行なうと聞いた気がする・・・
というより造粒してるので粉が大きな粒になり流れやすいだけだと
思いますが。こねる、練る方式でなくても、スプレードライで粒、
顆粒を造れば同じことですよね。
320 :
名も無きマテリアルさん:03/07/28 21:58
よりつち=粘土の事だね。
細かいこというと乾いてても粘土だから、練り上げた物がよりつち。
どう考えてもスプレードライがいいはずなんだけど、
実際上手くいかないことあるんだよなあ・・・納得いかないけど
また話戻っちゃったよ。スマン。
CIPや小物は間違いなくスプレーがイイね。
でも、本当に一番いいのは何にも混じってない乾粉でできること。
脱脂工程は結構あたりだしが大変。
確かに二次粒子をえるのが造粒ってのは簡潔でわかりやすい。
全く賛成。
321 :
名も無きマテリアルさん:03/07/28 23:25
セラミック誘電体工学より
造粒「粉状、塊状あるいは液状となっている原料を用い、ほぼ均一な大きさと形をもつ粒子を製造する操作」(粉体工学ハンドブック)
造粒法としては転動法、圧縮成型法、噴霧乾燥法、晶析法、噴射法などがあり
この本では(バインダを入れる方法として)普通造粒、加圧造粒、噴霧乾燥が造粒法として挙げている
あぼーん
323 :
名も無きマテリアルさん :03/07/29 08:56
今までの議論をまとめると下記のようで良いのかな。
特に方法1がよくイメージできず、違っていたら訂正や補足をお願い。
造粒:粉体からほぼ均一な大きさと形をもつ粒を造ること。
目的:乾式プレス成形において充填性と成形性を高めるため。
(陶芸や耐火物でもこれで良いのかな?)
方法1(普通造粒?)
粉体に少しの水分と必要なら有機バインダーを入れ、手動あるいは機械
で練る。ただし、水分が少ないためボソボソの土(これが団粒?)が
できる。これを篩に通して大きさを揃えて、その後乾燥して出来上がり?
陶芸や耐火物の分野で主に用いられる?
324 :
名も無きマテリアルさん :03/07/29 08:57
--- 上の続き ----
方法2(噴霧乾燥、スプレードライ)
粉体に多量の水(あるいは他の液体)と必要ならば有機バインダー等を
加え、混合してスラリー(泥漿)を得る。そのスラリーを温風中に噴霧
して瞬時に乾燥させる事により、数10-200μm程度の均一な大きさの
球形の顆粒を得て出来上がり。ファインセラミックス分野で主に用いられる。
>>320 よりつち=粘土状の塊のことですか。どうもありがとう。
初めて聞きました。耐火物関係あるいは陶芸関係の方ですか。
自分の周りでは「練土(ねりつち)」か「坏土(はいど)」
って言いますね
ボソボソに練る造粒とスプレードライした顆粒を比べると
練る方式のメリットって何なんだろう。
コスト的にはそう変わらない気がするし、粉の品質はスプレー
ドライの方が断然均質だろうし・・・。
小規模に陶芸などで趣味でやるなら手でもできるこねる造粒
を使うのは理解できるんだけど、工業製品でも練る方式の造粒
を使う理由は何なんでしょう?
>>320 うまく行かないのはスプレードライの条件出しがうまく
出来てないからかもしれませんね。乾燥時のバインダーの偏析
や、顆粒の硬さ、径、形(中空になってないか)・・・等々
でも実際最適条件を出すのは難しいですよn。
↑最後の文章は「でも実際最適条件を出すのは難しいですよね。」でした。
327 :
名も無きマテリアルさん:03/07/29 10:36
ファイン、というか、緻密な焼結体を作ろうと思うと、
粉の均一性は重要。特に粒度はそうでないとまず作れないね。
ただ、多孔質、とくに荒いクリンカーを骨材とした製品の場合は、
そもそもスプレードライできないからね。
この場合は、加圧成形ではまず、半乾式でミキサーで混練することになります。
杯土ももちろん言うよ。
うちは会社自体がムチャ古いから陶芸からきた人の用語とかがたくさん残ってるし、
マダガスカル並に独自の進化をとげてる技術、言葉も多いw
明らかなカタカナアレルギー用語も多いしw
耐火物屋は他社と話すとスゲエ面白い言葉使ってるところ多いね。
前にもいったけど、バインダー使わないで作れるならそっちのがイイから
あんまりスプレードライは使わないところも多いみたいだよ
328 :
名も無きマテリアルさん:03/07/29 19:30
某誘電体原料メーカーで作製している造粒粉末の工程
1.粉末とバインダ溶液を混練したスラリーを作製
2.攪拌しながら溶媒分を乾燥させる
3.半乾いた状態で軽くプレス
4.プレスした成形体を乾燥して粉砕
5.篩に通す(メッシュの異なる2つの篩で分級する)
6.分級された粉末を製品として出荷
らしい
329 :
名も無きマテリアルさん:03/07/29 22:27
そのワザ俺も使う
殺し粉、といって、業界秘伝?の技です
あぼーん
331 :
名も無きマテリアルさん :03/07/31 12:08
>>328 何かすんごく手間がかかっているように思えるが、
スプレードライにまさる利点があるんだろうか。
コストもよけいに高くつきそうだが。
どうでも良いが「混練したスラリー」ってあんまり聞かない表現だね。
>>327 藻前さんは仲間由紀恵が出ている「トリック」ってドラマ知ってるか。
去年、映画にもなったんだが漏れは行きそびれてしまっった。この前
ビデオをレンタルして観たんだが、まあまあおもしろかった。
その中で、伊武雅刀演じる村の長が、毒と書かれた台に載っている瓶を
指差し、「勝負に負けた者には、この苺(いちご)を飲んでもらう・・」
と言って周りの村のものが小声で「毒(どく)、毒(どく)・・・」
と突っ込むシーンがあった。そこでだ、藻前さんにはこの言葉を贈ろう。
「ガラパゴス、ガラパゴス・・・・」
332 :
名も無きマテリアルさん:03/07/31 15:24
達人は粉をなめれば密度が分かるらしいぞ
あぼーん
あぼーん
あぼーん
336 :
名も無きマテリアルさん:03/07/31 20:38
マダガスカルも激しく独自なんですが・・・
製品を舐めて吸水率はわかるけど・・・
337 :
名も無きマテリアルさん:03/07/31 20:40
そうそう付け足し、
>331
ガキが粋がってるんじゃねえぞ!!
そもそもお前は俺の質問に答えてない。
>現場の人?実際成形作業してる?
>何作ってる?売り物になる製品作ってる?
これに答えろ!!
夏厨
達人は粉を舐めると粒径(まあ正確には定常作業の粉砕
工程における粉砕状況)が分かると聞いたことがある。
俺には無理。
339 :
名も無きマテリアルさん:03/08/01 05:41
>>338 PZTの粉末を舐めて生焼けかどうかの判断できるとか
ってPZTの生焼け状態ってPbOそのものが・・ガクガク(((゚Д゚)))ブルブル
あぼーん
>>339 338だが、そういう達人がやるのは、昔からの原料、特に天然原料の場合だよ〜ん。
ところで、粉砕粒径が分かったところで、固相反応が充分に
進んだか否かというのは分からないんじゃないのかね。
>>332の舐めて密度が分かるというのも今一つ分からないが。
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
343 :
名も無きマテリアルさん:03/08/07 15:31
ハイドロキシアパタイトを多孔質体を作りたいのですが、どのようにしたら作れるのか分かりません。
どなたか教えていただけないでしょうか?
あぼーん
345 :
名も無きマテリアルさん :03/08/07 22:59
>>343 ハイドロキシアパタイト(HAp)に限らないのだが、多孔質体を造るには、
1. 緻密に焼結する温度より低い温度で焼成する。
2. 造孔剤(グラファイト、セルロース、樹脂球等の焼けば無くなって
そこが孔になるもの)を混ぜ込む。
という方法が普通だと思う。ところで何のために、どんな構造の多孔質体がいるの?
もしHApを骨などの生体との結合を良くしようとすると100-300ミクロン
の孔、望ましくは連結孔が必要と言われているが、最近は泡状体(フォーム)
を使うのも流行っているね。HAp(とβ-TCPの2相だったかな)の泡状多孔体
の市販を始めたところもあるし。泡状体は下記のいづれかの方法で作製可。
1. ウレタンスポンジにセラミックススラリーを含浸して焼成。
2. 発泡剤を混ぜる、あるいは機械的に泡立ててゲルキャスト。
普通の多孔体、泡状体以外の構造を持つHApの多孔体を造っているところ
もあるし、更には多孔体でなく、機械的に孔を空ける、あるいはセラミックス
のロッドを格子状に積層して人工的に300ミクロン程度の孔を設けるなんてもある。
とりあえず本、文献(特許含む)でも嫁。話しはそれから。
アルミナボールキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
347 :
名も無きマテリアルさん:03/08/10 01:20
メソ多孔体とかいう何に使えるかがわからんものを
応用物理学会で発表しているグループもあるな
348 :
名も無きマテリアルさん:03/08/10 11:07
>>347 メソ多孔体なら、触媒をはじめとしていろんな使い道があるだろ。
厨房か?
349 :
名も無きマテリアルさん :03/08/11 10:53
345だけど、多孔質体なんて言葉は変だな。
>>344につられて使ってしまった。
多孔体、あるいは形容詞的に”多孔質の”だな。
>>346 φ30-40なら粉砕ボールとしてあるけど、φ50-60となると見た事ないなあ。
買えてよかったね。SiCペーパーで磨いてツルツルにすると良いかも。
>>343 機械板で質問のやり取りがあってそれでこっちに来たわけね。
今ごろ気づいたよ。
それならそう書けば無駄な事を書かずに済んだのに全く・・・。
いづれもフォーム(発泡体)、特にHAp発泡体の造り方だけど見てみれ。
ただし、このやり方が正しい、あるいは一番良い方法とは限らん。
単なる例。
あと、スポンジを使う方法はジルコニアだが、これはHApに変えるだけ。
1. Bio********* Vol.2*, p3***-** (200*)
2. 特開200*-03*6**
上の*印には各々英数字が1つづつ入るけど自分で探してみれ。
学生なら、何で今ごろ骨伝導用のHApの多孔体をド素人が造らなきゃ
いけないか言えば教えちゃる。それ以外の金儲けなら自分でやれ。
ゾル−ゲル法を勉強汁
352 :
名も無きマテリアルさん:03/08/16 10:34
age
353 :
名も無きマテリアルさん:03/09/01 20:43
354 :
名も無きマテリアルさん:03/09/18 14:25
緻密品のカルシアってどこで作ってますか?
教えてください。
355 :
名も無きマテリアルさん:03/09/19 10:14
356 :
名も無きマテリアルさん:03/09/19 20:58
357 :
名も無きマテリアルさん:03/09/21 00:37
H2Oセラミックスって何で出来ているのですか?
358 :
名も無きマテリアルさん:03/09/28 23:01
PacRim行くやついる?
359 :
名も無きマテリアルさん:03/10/11 01:58
PacRim1000人以上参加していたのに会場が空いていたのは気のせい?
360 :
名も無きマテリアルさん:04/03/23 12:48
年会age
361 :
名も無きマテリアルさん:04/03/23 13:31
たったの8分で何を話せと言うのか・・・
362 :
名も無きマテリアルさん:04/03/23 19:49
だから春は行かない.
363 :
名も無きマテリアルさん:04/03/24 06:23
話がとても面白く勉強になりました。貴重な話ありがとうございます。
ところでクリミア系は耐スポーリング性に優れるという話はたとえば
A.Z.S.系レンガの原料として投入し電気炉で鋳造してできたレンガ
に対してもその性質が現れるのでしょうか?
364 :
コンクリート:04/08/27 01:47
コンクリートなどの話はここでもよかですか??
365 :
名も無きマテリアルさん:04/08/28 13:59
金属はMatureだぞ。何でもいいから他にうつれ
>>361-362 今さらだけど、来年からは少し発表時間が長くなるはず。
明日から秋季シンポだな。
誰か行く?
100円ショップのダイソーで「セラミック毛抜き」なる物を購入しました。
効果がいまひとつなので、調整したほうが良いのかと思い拡大鏡で先端を見てみました。
いわゆるバリのようなものを発見したのでハサミで切り取りました。
切り取れた事自体が不思議なのにライターであぶると燃えました。
これってセラミックですか?。
くだらない質問だけど
セラミックってなんで電子レンジで熱されないの?
369 :
名も無きマテリアルさん:2005/07/06(水) 07:11:08
2001年立ち上げのこのスレが危ない!アゲ
370 :
774& ◆FJotLDPJXU :2005/07/06(水) 11:45:00
茶碗、皿をレンジに入れてごらん
371 :
名も無きマテリアルさん:2005/07/06(水) 12:47:10
吸水性のセラミックでも熱せられないのかなぁ。
便乗だけど、水吸いまっくったシリカゲルって電子レンジに
入れたらどうなるの?脱水できる?
372 :
名も無きマテリアルさん:2005/10/25(火) 14:20:19
>>368 理論的にはセラミックスの含有水分量が少ないので
ほとんど熱せられないはず。
>>371 パイレックスのビーカーか何かに入れて、150℃くらいの恒温槽に突っ込んでおけば
脱水できるけど…電子レンジじゃ厳しくないかな。
373 :
名も無きマテリアルさん:2005/10/25(火) 14:23:31
ところで。
プレス機に使うセラミックスの断熱板を探してるんだけど、お勧めない?
使用温度:600℃、圧縮強さ:45MPa、熱伝導率 2W/m/kくらいで。
あと熱膨張係数も10^-6オーダー、耐熱衝撃は300℃以上で。
こんな理想的なのって少ないよな…
374 :
k:2006/07/21(金) 22:33:25
発泡体が膨らむ訳を教えてください!
375 :
名も無きマテリアルさん:2006/07/23(日) 06:46:12
376 :
名も無きマテリアルさん:2006/07/23(日) 09:31:05
どっかの大学電子レンジのマイクロ波を利用して焼結させてたな
377 :
名も無きマテリアルさん:2006/07/29(土) 01:34:34
てst
379 :
名も無きマテリアルさん:2006/10/14(土) 14:42:16
age
380 :
名も無きマテリアルさん:2006/11/22(水) 23:17:33
柳田先生がお亡くなりになった。
ヒロアキセンセ?
382 :
名も無きマテリアルさん:2006/11/25(土) 05:16:45
383 :
名も無きマテリアルさん:2007/02/25(日) 04:25:17
ヒロアキセンセのお別れの会って、行く人いる?
384 :
名も無きマテリアルさん:2007/03/22(木) 23:33:18
お別れの会行った人
報告motomu
386 :
ある発明家:2007/09/05(水) 14:31:30
セラミックって自分でも電気炉で製作できるよね。わしやってみようかな
新しいセラミック合成してその物性測定してみたい。理論どうりか。わしの
新理論試してみたい。
387 :
。:2007/09/09(日) 21:01:11
おい てめえら つまんない書き込みばかりしやがって。
はよくそして寝ろ。
388 :
名も無きマテリアルさん:2007/10/12(金) 20:43:23
燃料電池 高効率・小型化に成功 日本特殊陶業 家庭向け実用化へ
日本特殊陶業は10日、小型で発電効率の高い燃料電池の開発に成功した、と
発表した。この燃料電池を採用した家庭用「コージェネレーション(熱電併給)
システム」の開発を進め、2010年の実用化を目指す。
この燃料電池は、都市ガスから水素を取り出して発電する「個体酸化物形」と
呼ばれるタイプ。水素の補給が必要になる「個体高分子形」と違い、都市ガスが
供給されている世帯であれば設置でき、電気代やガス代を節約することが
できるという。
「セル」と呼ばれる100平方センチの板が15段重ねられており、1.1キロ・ワットの
電力を発生する。これまでは同量の電力を発生させるには、同じ大きさのセルを
30-40段重ねる必要があり、装置の肥大化が問題となっていた。同社製の
高品質セラミックスをセルの原料にすることで、発電効率を高めることができた。
京セラや東邦ガスも同様のタイプの開発を先行させており、日本特殊陶業の
開発により、実用化に向けた競争は一段と加熱しそうだ。
同社は、コージェネレーションシステムの製造コストは今なら1台約300万円
かかるとみているが、今後、量産化などでコストを下げて、70万円以下に
落としたい考え。15年度に500億円の売上高を目指す。
また、この燃料電池を利用して、大型トラック向けの補助電源の開発も進める。
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1192077833/l50
389 :
名も無きマテリアルさん:2007/12/31(月) 14:30:25
浮上
391 :
名も無きマテリアルさん:2008/10/15(水) 11:55:13
392 :
名も無きマテリアルさん:2008/10/15(水) 14:22:00
おぉ
393 :
名も無きマテリアルさん:2008/10/27(月) 19:28:47
金属にYSZ(イットリア安定化ジルコニア)を複合したいんですが
具体的にどうすれば良いかわかりません。。
複合方法のアドバイスお願いします!
394 :
名も無きマテリアルさん:2008/11/09(日) 21:57:23
NHKの爆笑問題のニッポンの教養【爆問学問】
細野先生が出演された番組、見た人いますか?
数万気圧の高圧下で焼結で、弾塑性変形可能セラミックを開発。融点2500c↑。強度は特殊鋼並み。国内外外国の材料関係者に資金提供と共同研究を提案したけど、何処も乗ってきません。脱炭素社会、省エネと言われながらも、挑戦的な開発は誰もしたがらない。
396 :
名も無きマテリアルさん:2009/04/13(月) 21:02:20
室温で硬化するようなセラミックスってないでしょうかねぇ?
耐熱性は300℃程度以下でいいんですけど。
200℃以下でもいいかな?
398 :
名も無きマテリアルさん:
あるたー