【十二国記発刊状況】 ※新装版抜き
1. 2. 3. 4. 5. 6 7 8 9 10 11 12
1991 −−−−−−−−*−−− 魔性の子(09/25)
1992 −−−−−**−−−−− 月の影影の海(上)06/20(下)07/20
1993 −−**−−−−−−−− 風の海迷宮の岸(上)03/20(下)04/20
1994 −−−−−*−**−−− 東の海神西の滄海06/05 風の万里黎明の空(上)8/05(下)09/05
1995 −−−−−−−−−−−−
1996 −*−−−−−−−−−− 図南の翼02/05
1997 −−−−−−−−−−−−
1998 −−−−−−−−−−−−
1999 −−−−−−−−−−−−
2000 −−−−−−−−−−−−
2001 −−−−*−−−*−−− 黄昏の岸暁の天(上)05/15(下)05/15 華胥の幽夢9/05
2002 −−−−−−−−−−−−
2003 −−−−−−−−−−−−
2004 −−−−−−−−−−−−
2005 −−−−−−−−−−−−
2006 −−−−−−−−−−−−
2007 −−−−−−−−−−−−
2008 −△−−−−−−−−−− 丕緒の鳥(02/27 新潮社yomyom6号掲載)
2009 −−−−−−−−△−−− 落照の獄(09/26 新潮社yomyom12号掲載)
2010 −−−−−−−−−−−−
2011 −−−−−−−−−−−−
2012 −−−−−−−−
N
十二国図 . 4
─┼─
r----------z ___ r---------、 │
| ./ / \ \ .|
| 芳 ./ / 柳 `、 \ 戴 |
| / / `l \ |
| / r--−ー>、,_,,::'^'::、,,_,)ー--、 .\ |
|/ ;´ / } ~`、 .\_|
.| 恭 | 黒海 | 雁 .}
__,人 | ___ | |
ノ~ ゙';;-─ーー'/~ ~` 、`ー--、,,_,r'^'ー-、
/ ,r'″ / .| `丶、 丶.
〈 範 (, 白海 ( 黄海 | 青海 丿 慶 〉
゙'-、_ ゙'>v、,_ \ ノ ,,、r'′ _.,/
¨^'彳  ̄| ~ー-ー~ 厂 ̄ \,v‐'~
| 才 | / 巧 |
| `、赤海 ノ ./
|\ '、,,,_ _ ノ '、 ,ノ┐ ノ /|
| \  ̄~〔 ゙'-┘ 〕 ̄ ̄ / |
| 漣 \ ( 奏 ノ ./ 舜 |
| \ \ / / |
ヽ、 .\ \_/ / |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
虚海
「十二国記」12年ぶりのオリジナル短編集が、本年7月1日発売決定!
「新潮文庫の100冊」フェアに、《完全版》の新作がいよいよ登場です。
「丕緒の鳥」(「yom yom」6号掲載 2008年3月)、
「落照の獄」(「yom yom」12号掲載 2009年10月)に
待望の書き下ろし新作2編を含む全4編、読み応えある作品です。
すでに「yom yom」で読んだ方も、この機会に是非!
4月1日は、『風の万里 黎明の空』(上・下)が発売いたします。
2013年も、「十二国記」は順次刊行。目が離せません。乞うご期待!
http://www.shinchosha.co.jp/12kokuki/log/34.html
>>1乙
いな へヘ
いん // ⌒丶 .新
言と .(从ハ.从) ス
葉聞 .)§´∀`リ レ
かこ .(.‖∀‖.) !
|え U|_____|U
|の ∪∪
! !
丕緒の鳥がまぁ無難だなと思って
ただの陽子好きな自分はこの新刊を買うべきか悩んでる
たった一言で、見事な無能っぷりが伝わる景麒はさすがだわ
有能な景麒さんなんて景麒さんじゃない
>>9 陽子の登場358ページ中3ページに満たないよ
でも出てるだけマシ
新作私は面白かったけど、陽子好きなら図書館待ちでいいかもしれんね
そもそも有能な麒麟なんているの…?
廉麟とか当り麒麟じゃん
>>12 わざわざありがと。本屋でパラっとみて買うか決めるわ
>>10 おまいさんの一文が気になって読みたくなったわw
>>13 長いこと王やってけてるとこの麒麟は有能なんじゃね?いい王様選んだってことで
(目先の)慈悲に捉われてしまう麒麟はどれも無能でどれもそこそこ有能だと思う。
なんだかんだ言って景麒もそれなりに有能・・・というか
延麒みたいに「何のための生だ」とか不満をためたり「尚隆は馬鹿」とか
主の能力を見誤って謀反の相手に理を与えるまねをすることなく
麒麟に意志などなく天意の器でしかないと、
延麒とは反対にそれに誇りを持ったかのように割り切り、
王(予王)がどこへ向かおうとどこまでも供をする、と泰麒に言い切ったあたり、
あれはあれで麒麟としての鑑だと思った。
(゚◇゚)ソクイ!
誤植ってどこ?
>小野不由美「十二国記」/新潮社公式 ?@12koku_shincho 42分
>誤植情報をありがとうございました。誤植というより、明らかに作者のミスです…。
>なぜこうもウカツなのか(泣)買ってくださったみなさま、本当にごめんなさい。(小野)
どこだろうね。こっちじゃまだ本屋に並んでないから、探しようがない・・・
誤植わからん…
違和感あったのは青条冒頭の灯りと灯火の表記の揺れだが
ちょっと間違い探しに読み返してくる
>小野不由美「十二国記」/新潮社公式 ?@12koku_shincho 1分
>『丕緒の鳥』に、早速お詫びがございます。誤植を見つけてくださった方からtwitterに書き込みをいただきました。
>ありがとうございます。315p 4行目の清白は支僑の誤りです。申し訳ございません。
>先程、小野不由美さんからも御礼がツイートされました。
>小野不由美「十二国記」/新潮社公式 ?@12koku_shincho 58秒
>それから、嬉しいご報告もあります。昨日から発売になった『丕緒の鳥』の重版が決定しました!
>皆さまの応援の賜です。雨天のなか書店まで走っていただいた方も多く、facebookとtwitterには「読んだ!」「感動した!」との声が朝まで寄せられました。
>引き続き応援してくださいね。
まだ入荷してないのかと思ったけど、ひょっとしたらすでに売り切れてたのかも・・・
フェイスブックだのツイッターだのやってるのに
12年も読者の要望をスルーし続けこれからもスルーするんだな
外道にも程があるな・・・
>>23 そこちょっとびびったわ
人入れ替わってw
そもそも祝いの席で、エグイ演出をする丕緒がKYなだけだと思うけど
景麒は有能だとはとても言えないが、即位したばっかりで不安な時に血祭陶鵲見せられて
嫌がらせだと傷ついても仕方がないんじゃないか
図太くなければ王にあらずといえばそれまでだけど、王を迎えるにあたって失敗したのは明らかに丕緒だと思うよ
景麒は無能だけど
二人きりで陶鵠をみたいと…というのは別にセクハラというわけではないんだろうけど
そう受け取られかねない気もしたw
実際そういう機会はあったのかなあ、そして国外に出された女性らはどこへ
もうなんか買ったけど読む気が起きない
暑中見舞い当たらなそうだけど応募だけしておくかな
カバー切るの嫌だとか思ってたけどカバーの下が折れ曲がったのが
届いてどうでもよくなったし
>>27 だから、景麒を無能扱いするのは私が赦さんと何度言えば
>>27 祝いそっちのけで自らの主張表明(しかも帷湍みたいに面と向かって諌めるとかじゃなくて、試すようなやり方で)
って官吏の本分を失っているよなwそれでわかってもらえないと勝手に失望って官吏向いてないよあいつ
景麒かわいいよ景麒
ところで射鳥氏って無能じゃね
カバー切っちゃった
応募者全員にすればいいのにケチくさいなあ
なりたくてなった王様じゃない上に、嫌がらせのように新人の王を試す官吏や、
荒れた前の王に取り入ってた佞臣がうじゃうじゃ。
王様はブラックな職ですね。
36 :
イラストに騙された名無しさん:2013/06/27(木) 19:28:08.32 ID:PSlE7rdD
すげーつまらなかった
一回読んで捨てた
永野護じゃねーんだから基本的な設定変えるなよ
今回の内容は好き嫌いきっぱりと分かれそうだなと思ったw
自分はラストの話とリレーがツボったのでいいや
十二国記というより、十二国記版プロジェクトXでいいんじゃないかと思えてきた。
仮に新作長編でもこんな反応になっただろう
それほどまでに民は疲弊してる
主上はこのことを知っておられるのか
>ID:5pXqdWp/
よほど悔しかったようですね(笑)
でも読み方があまい、しっかり読もうね
P18 2〜3行目、P65 3行 や 3段落目
なんと書いてあるかな
ヒショは風の万里での出奔はどう受け取ったんだろ
いや、知らんか
靖共ですら雁に行ったと思ってたんだし
>>41 横から口出すけど、複雑に動くとか途中で方向を変えるというのを
意図的にやってないという意味ではないと思うが…
特に方向を変える、というのは方向が勝手に意図しない方向へ変わったというような意味ではないと思う
>>31 話は全然飛ぶが
宇多田ヒカルのアルバムUltra blue以降の曲って丕緒のその惨い陶鵲みたい。
Passionは陽子の時の鳥のようだが
嵐の女神や桜流しでまた予王の鳥化してる
>>41 鵲自体の動きは基本的に複雑でも、投鵲機まで作って計算してると書かれてる
計算出来ないと描かれてるのは割れたあとの欠片や後から出てきた鳥型
あんたの突っ込み自体、空想科学読本(笑)以下のくだらない話だが
よく考えると、尚隆も言葉は通じても書面が読めない状態で荒れまくった国の王様か。
そりゃ呑気に構えないとやっていけんわ。ああ見えてくろう
途中で送られた。
ああ見えて苦労してるんだなあ。そうは見えないけど。
>>46 漢文の素養は陽子よりはあったと思うけどね。それでも常世の常識を全く知らないわけで大変だったろうね。
しかし尚隆はそれなりに元々小さいながら一国の主となる立場ってのがあって
そこからの出発だからまだましなんでは
創作に言うのもあれだが、中原並みの広さの国土に30万人って絶対無理ゲーだと思う
治水しようにもまともに人員確保できないだろ。そもそも通常の300万すら少なすぎる
でも軍は大きいとか、小野主上は人口に関しては完全に設定ミスではないかと
>>50 小野:アタシにしてみりゃ「残穢」が全然売れなかったのが設定ミスだよ
しかも30万人って仲達が最後の1年で殺した数と同じだぞ
王が本気出せば1年で殺せる数しか国に残ってないって恐ろしすぎる
おいぃ?
里木は妖魔にも災異にも決して枯れないんじゃないのかよ
個人的に方位磁石が出てきたことにびっくりした
方角(北とか南とか)あるんだから磁石があるのもおかしくないけど
作中人物が使ってるのは初めてだった気がする
今回の短編集は新潮社が用意したゴーストライターが書いたとしか思えない
>>51 義理で買いましたが、まだ読んでなかったことを思い出した。
陽子は元麦候と愉快な仲間達を丸々ゲットして
道を知る官吏+軍人を多数配下に抱えることができたけど
尚隆はその辺どうやって集めたんだろうな
死ぬ覚悟で戸籍叩きつけに来る人ばかりでもないだろうし
海神がそうなんだろうけど尚隆の雁建て直し大作戦をもう少し見てみたいな
妖魔にも災異にも枯れない
祀る人がいなくなると枯れるってのもおかしいといえばおかしいが
天(この場合作者も含むw」が必要ないと思ったら枯れるんじゃね?
59 :
イラストに騙された名無しさん:2013/06/27(木) 22:38:46.40 ID:I/AwKdcs
東の海神ですでに枯れた描写なかったっけ>里木
ところで188ページの中央の大事ってなに?
延麒が卵ごと流されたこと?
それとも蓬莱へ出奔しちゃったこと?
60 :
27:2013/06/27(木) 22:42:40.20 ID:9Mmpc0Y6
そもそも梨で覆い隠したくなるほど荒廃した堯天出身が、予王であって。
官吏は安全な場所から荒れ果てた街を見て嘆くばかりだけど、そこで生活していた新王に向かって
民の嘆きを知ってほしいとか、どれだけ上から目線なんだと
血祭陶鵲を陽子に対してもやってたら、「女王だからこんな扱いか。懐達」程度の反応だったと思うよ
女子高生陽子だったら、予王と同じ反応だったかも
>>59 里木は残ってたよ
>大事
無能のフリして燻り出ししてた時じゃない?
>>57 陽子が超ラッキーってだけで、既に派閥持ちだった驍宗や砥尚タイプでもなければ
何年もかけて地道に拾い集めるしかないんじゃないか
>>59 新王即位より十年以上前って言ってるから、前の麒麟死亡+新卵果流失のコンボだと思う
各地の優秀な学生が必死で勉強して大学行って
やっとなれるレベルの官吏が無能過ぎないか?
>>41 ID検索したら前スレの人にレスしてたんだね
なんか粘着質な人だなぁ
>>61-63 ありがとう
海神読み返してきた
ほんとだ燻し銀になってるけど煤けただけで枯れてないや
>>65 まぁパートスレで、スレの流れが早いと、
新スレ〜50くらいまでで、>>前スレxxxへ的なレスは、ままある。
ニュー速じゃないし、住人自体は入れ替わってないんだから、レスが付くこともあるでしょ。
>>54 閏月という文字を目にしたときもドキっとしたわ、まあ四季も太陽周期の誤差も天体じゃなくてもあるならあるんだろうな
丕緒に立ってそばまでくるように言った男の声って景麒?
今まで景麒の声だと思ってたんだけど
一応前回は声聞いているからもしかして景麒じゃないのかな?
>>69 溜め息が聞こえた…
ってあったから景麒だと思い込んでた
溜め息は陽子だと思ってた
>>54 地磁気があるってことは丸いってことだよなぁ
73 :
イラストに騙された名無しさん:2013/06/28(金) 00:09:19.62 ID:s9g06E/x
避暑が普通に面白くてワロタ
叩く気マンマンで読んでたのに…くやしぃ…
74 :
69:2013/06/28(金) 00:24:51.32 ID:pEU4HfeE
過去ログ読むと溜息は陽子で、
男の声は景麒だろうという感じだった
もしかしたら禁軍の人かなと思ったんだけど
やっぱ景麒だと思うことにする
>>70ありがとう
>>72 あの世界は平らだ、というのは設定ではなくて
「現時点のあの世界ではそれが信じられている科学的事実である」ってことに過ぎないと思う
日の出日の入りがある&季節がある&地の果てが見えない以上あの世界はまるい
でも空の上に海がある世界だからな…
ナルニアも朝夜あったし季節もあったが世界の果ては滝?だったし
>>74 溜め息=慶麒の流れが懐かしくて吹いた
>>51>>56 残穢前半はとっても面白かったよ、後半で(´・ω・`)ってなった
まあ今でもごくたまに思い出し怖いしたりしてるからそう悪くはない、後半さえなければな……
>>60 「新王は海来だそうだ…」って言ってるから、「この国の事(民の苦労)など知るわけがない」と勝手に思い込んでただけでしょ?
新王(陽子)が、そこで暮らしてたなんて情報知らされてないと思うんだけど
>>71 読み返してみたら、溜め息は陽子っぽいね
どうしても溜め息=景麒になってしまうw
景麒かわいいよ景麒
>>77 この堯天で暮らしてた新王って予王のことだと思うけど
>>60 大切な人の死をキッカケに暴走してから仲間の犠牲でようやっと目が覚めるって話を百数十年かけてやっただけだし…
リレーはご都合過ぎないか?
前半かなり丁寧に書いてたのにラスト数ページで投げ出してリレーにした感じ
あれだけ取扱丁寧にしないと枯れちゃうよ?と表現しといて、
管理のしかたもわからん第三者が中味を開けたりすることもなく、
上手く届けてさらにちゃんと王にまで届くなんて、端折り過ぎでしょ
中篇でもっと丁寧に最後まで書いて欲しかったわ
うーん…ただでさえサブエピソードなのに中編にされても
ご都合であっさり終わるのは主上の昔からの特徴
ここで称賛される既刊長編もだいたい結びはいつもあっさり
苦悩と葛藤の部分を書くともうだいたい興味が尽きるんだろうね
それは違うでしょ
>>81 それは風信で言うとこの「天の気が調った」からかな、と勝手に解釈してたわ
王の即位で人の心も動き出したんだスゲー みたいに思ってたw
途中まで話の舞台がどこだかさっぱりわかんないわ、鬱々としてるわでやんなってたが
一気に話が動き出したあとで国名が判明した瞬間の爽快感はたまらなかった
短編集として悪くはなかったと思う
落照はしかし、評判悪いのもわかるっつーか
テレビもラジオも雑誌もないのに、ワイドショーをみて騒ぐ人々みたいな、
変な感じに人が現実の現代社会的なイメージ
そもそも中世あたりの死生観じゃないよね
登場人物すべてが現在日本の死生観を持っていて気持ち悪い
ニュースで光市母子殺害事件の裁判をやっていた時の作品だっけ?
>>88 光市母子事件は発生が1999年で
死刑廃止論者の弁護士らのせいでドラいもんのたすけてもらおうと思った云々が
ニュースで取りざたされてたのが2002年くらいじゃなかったか?
落照の獄は2009年掲載だよ
90 :
イラストに騙された名無しさん:2013/06/28(金) 13:38:52.76 ID:tQ3FuVPm
芳と柳がややかぶりなことの方が問題
>>89 死刑判決が出たのが2008年4月
この時にニュースで死刑廃止論とか必要論とか、ぐちゃぐちゃやっていた
主上の執筆時期的に一致してないかな?
落照は死刑ネタなんかより劉の太子と劉王の関係の方がよっぽど興味深かったわ
そっち掘り下げてくれれば良かったのにまぁ無理なんだろうな
十二国記の世界でやるなら、むしろ民と仙の間の意識の違いに焦点をあてるべきかと。
崑崙では皇帝がしばしばマジで不老不死を求めて苦悩してるのに、常世では王どころか役人まで簡単に不老&不死に近い体を手に入れてしまう。
病気もしない体になったら、飢え病んで、時々妖魔に襲われてあっさり死んだりする、そんな民の気持ちがわかるのか。
最初はわかっても、長生きして知ってる民がいなくなったら、ただの数字や記号にしか見えなくなるのじゃないか。
王だけじゃなく、仙の誰もに言えることじゃないかな。
陽子が説明を受けてたとは思うが、その辺をしっかり描写しないと、この歪な世界に実感がわかないと思う。
>>93 どうして最後の行だけ読者視点なん?
その手前までは王が不老不死になることで庶民の感覚を失わないのかて話なのに
幼稚園児が書いたようなひどい出来の葉書が完成した
もうこれで出してくるぜ
落照は、受刑者の苦しみを長引かせるためだけに昇仙させる発想に鳥肌立った
今回の小説いまいちだった
こんなんでごまかされるならもうはっきり十二国記書かないって言ってほしい
そうすれば期待せずに諦められるのに
散々待たされて知った事が景麒無能ぐらいかよ
それって既存の短編のことじゃ
言うほど悪いかねえ
それだったらもうこの先読まなければいいだけだから
別に作者が書かない宣言をする必要はないんじゃ
とりあえず、これから先またyomyomとかで
短編出ても買う気はなくなったかな。
伏線が回収されてないので長編の行方は気になるけど、
それ以外はもうどうでもいいや。
落照はクズ嫁のくだりはいらんかったけど面白かったよ
読後感は悪いけど考えさせられた
>>91 裁判員制度が施工された。2009年5月から。
一定の重大な犯罪についての裁判であるため、
死刑判決について民間人も関心を持ってたよね。
地官春官の話は面白かった。文章の感じが少し変わったようにも思われる。
施行ですスマソ
>>101 あの嫁は裁判長が民意を図るツールだから馬鹿な方がいいんだよw
柳王が太子に甘いのも自分を客観視するツールとして使ってたんじゃないかな?
>>94 仙や王の存在自体が現世と違って命の価値の格差社会だろ。そんな社会を現代日本人の感覚で考えること自体がおかしい。
だからそういうファンタジー世界を描写する時には、その世界の人たちの考え方を読者にわかるように描写する事が重要なの。
新刊まだ全部読んでないけどすっげーつまらん。飛ばしながら読んでる
どうせ本編と絡まない話なら
たつおうやじゅんていの話が見たいな
この分だと新作長編も本編じゃなさそう
新作長編はいつ出るの?
もう書き始めてるの?
折角の短編なら他の国をやってほしかったなあ
あの二国は飽きた
>>107 ああ、そういうのいいねえ。名君の逸話シリーズとか、逆に失道の暴君シリーズとか。
失道ネタも美味しい。
采麟は失道でヤンデレ化したけど、景麒の失道ってどんなのだったんだろう。普段が溜息製造マシーンなのが酷くなったのかな。
景麒の失道話はたしかに読んでみたい
予王が狂っていく過程とか結構読み応えある小説になりそう
と思ったがドロドロ恋愛(?)ネタになるわけだから
主上が一番書く気になれない分野かもな
読了。yomyomは敢えてスルーしてたんで全部初読だったが
各編に感じる「コレジャナイ感」は、予想・諦めもついてたんで許容範囲だが
『落照の獄』だけはあかんわ・・・黒歴史モノじゃなかろうか
>>107 こういうのなら本編に絡まなくても大歓迎ですね
各国の初代の王の話が読んでみたいなあ。
世界が出来たばかりの。
気分はシムアースw
達王の話しも読んでみたい
懐達と懐かしまれ、水禺刀を作った人
どんな国をつくって、どんな風に道を誤ったのか…
>>115 もうあったのかw
小説の文庫しか読んだことないので知らなかった
CDドラマか・・・できれば小説で読みたいが買ってみるかな
サンクス
これ書くなら長編を一ページでもすすめてほしかった
蛇足ばかりでどうでもいい
今回の本はどちらか言うとラノベ好きには評判よくないな。
もっと本筋に関わる話を…とか
もっとワクワクする話がよかった、とか。
逆に読書の主がラノベじゃない人たちの方が評価高い。
市井の民の「生」を大事にするのが十二国記の良さの一つだと思うのだが。
たぶんそれは、本編を完結させてからにして欲しいと思っているからじゃないかな。
初めて読むような人には本編がどうでも関係ないだろうけど。
>>121 うん。普段ラノベは読まないし、実際、読んでるのはもう十二国記だけだけど、
今回の短編集がいいとは欠片も思わなかった。
ただ・・・
やがて書かれる(かも知れない)長編の出来も占えてしまった気がする・・・
本編が…というほど本筋というものがあるかというか
黄昏のがあったから流れみたいなものが出ているだけで
あの世界のあちこちの話っていうのが十二国記の本分じゃないかと思う人間にとっては
今回の短編は、落照の出来以外に特に問題は感じない
たとえば旦那のシリーズが主役は館だと言われるみたいに
十二国の主役は国というものなんだと思っている
その時その時でスポットのあたる人間が変わるだけ
そういう意味では、陽子が出てこないとか何とか、キャラクタありきの感想は出てこない
125 :
イラストに騙された名無しさん:2013/06/29(土) 09:40:34.03 ID:EtPeslRW
マンPのGスポット!マンPのGスポット!
行間で大勢の人々が死んでる、と風の万里の後書きでも大分こだわってらしたし、
書かれるべくして書かれた一冊なんだと思う
でも落照はない
あれはないわー…死生観と世界観がそぐわなすぎる
それに小野主上の中でも消化しきれてないのが全面にでちゃってるというか…もっと練って熟成させてくださいorz
全体的に新刊はもう一練り欲しい感じだった
それは言えるな<もう一練り欲しい
128 :
イラストに騙された名無しさん:2013/06/29(土) 10:08:32.08 ID:ckRugDA5
落照そんな悪いかな
最初は死刑の存在意義とか死刑にするかしないかとかに割いてるような気がしたけど
たった一人の罪人を死刑にすることによって柳に死に近付くってのが面白かった
国が傾くとき人心も乱れるんだね。いや教化で上手くいってたのがまやかしに過ぎないのかな?
劉王の心変わりは死を望む死刑囚と同じだったりして
殻に閉じ籠って全てを投げ出してただ殺されるのを待っているような…
今はそこまで酷いことはしてないけど。劉王は失道してこのまま柳は滅びることがわかった
上げてしまったスマン
王の候補者って産まれたときから候補者なのかな
例えば麒麟が王を選ぶ→王が失道する→王様、麒麟を残して死ぬ→麒麟新しい王を選ぶ
このとき選ばれた新しい王はいつから王だったんだろう
産まれながらそう決まってるわけではなく、王が死んだときに次の王を天が決めるのか…
>>123 その見方は無理がある
あれだけの謎やら伏線やら完全放置で13年
主役は国だから短篇でも小野先生の話ならOKなんて、いくら感想は自由とはいっても冗談よしてくれって感じ
>>130 キャラものの小説じゃないと思うよ少なくとも
キャラものだろうがどうでもいいけど
肝心の話丸投げして国が主役の各国小話がいいとは思わん
正直言って今回の話は十二国記である必要はなかったと思う
ただ十二国記という名前で出せば売れるからな・・・
でも私は小野さんの文章が好きだから
今回の作品にも満足している。
国が主役なら尚更戴の行く末とか芳の麒麟とか
システムの綻びとかを書いてくれよ
そこを期待したらどうしてキャラもの扱いしてる事になるんだ?
>>129 先代の王の登極時には、次代の王が生存していた才・慶の事例からすると
「前王朝が崩壊するその時点での最適任者」とは思う
砥尚・叙栄の即位直前時点では、幼児であった陽子はもちろん
(経験値含む)心構えやらで黄姑も次席扱いだったと思う
申し訳ない。叙栄×→舒覚○
それと
>>128の『劉王の心変わりは死を望む死刑囚と同じだったりして』
この辺りはわからなくもないけど、柳の静かな崩壊は、やはり長編向けだろうし
短編でサラリと触れるってのもわからなくはないが
既出だけど『あの世界の死生観とは思えない』のが大きな傷かなぁ
秘所はまあまあ面白かった!
一応スピンアウトとして叙栄や陽子や景麒の人となりを別側面を描いていて面白いし、
最後の鳥打ちの描写も美しかったよ
秘所と梨の木女との淡い関係も最後のガラスの鳥とのイメージとも相まって良かった
まだ三篇あるのが嬉しいぜぇw今から落照読むwww
ラノベに限らず、登場人物に魅力があるかどうかは作品の良し悪しの一つの要素だろ
勿論それだけがすべてはないが、そこをキャラ萌え扱いして否定すんなよ
既存キャラが出てこなくても短編のキャラに同じくらい魅力があれば、こんな文句別に出ないっての
ただ、短編でも戴だのの続きをとにかくやれって意見は反対だね。そんなの中途半端でかえって興ざめだわ
書きたいものは殆ど書いちゃってるんだろうなあと思うわ
読者としては戴どうなるのとか世界のシステムどうなるのとか思うけど
国が滅び王が選ばれそしてまた滅ぶ大きな流れは提示されてるしあとは同じことの繰り返しになってしまうのかなと
個人的には陽子の天への挑戦と失道が読みたい
はっきり言って一般的なシェアード・ワールド小説のほうが設定や世界観、話の内容に一本の芯が通っている
主上の今回の短編小説は自身の創造した世界観なのに残念な出来栄え…
まぁ若い感性は失われるものだけど時事ネタなんて読みたくなかった
主上のオナニー小説(ホラー?)と同レベル
新刊悪くなかったけどなー
先を急ぐ必要も別にないし、こういうサイドストーリーから見えてくる、
ちょっとずつ国や世界の歯車が狂っていく時の感じとか、
その中で足掻く市井の人々みたいな地味な話の積み重ねが
シリーズ全体に厚みを与えると思うんだけど
やっぱりゴーストハントの時と同じく、キャラクター中心に
小説を読みたい人と、小野さんのシリーズ観とは合わないんだろうな
作品に求めてるものが違うから
>>143 それは違うんじゃないかな。少なくとも自分はキャラ萌えじゃないし、
丕緒の陽子でさえ実際に出る必要はなかったのではと思ったくらいで、
4作の中でこの話は割と好き。でも短編集全体として見ると残念な感じだった。
ただ、なんか・・・昔と違って書きたいものが頭にたまってて
ほとばしるように書くのではなく、無理やりネタをひねり出しているんだろうな
と感じちゃったからなー。あくまで自分は、だけど、どのキャラにも
魅力を感じなかったし、話自体の読後感もふーん、程度だったから。
里木(野木?)の設定とかも変わってるぽいし。
まあ、なんにしても第一作の魔性の子から始まる本筋の収拾さえ
してくれれば、あとは何を書いても構わない。
結局、もう小野主上は十二国記に愛がないんだと感じた。
身から湧き出る創作意欲の対象じゃないんだよ。
商業的立場と本来の創作意欲とのすり合わせが今回。
いやーもう、これを十二国記シリーズとして認めれる人の度量に感服する。
私は無理。
>>143 先を急ぐ必要も別にないし、とは・・・
十数年ぶりの新刊なのに訓練されすぎだろw
気になるところで終わってたから本筋の続きを読みたいわーという人をキャラクター中心人間扱いするのは違うんじゃないか
ホワイトハート版って出てます?
>>123 黄昏のその後が気になるっていうのは
館シリーズで言うなら殺人事件の真相を明かして欲しいみたいなものだと思うんだけど
それはキャラ萌え認定して見下すようなことなのか?
>>115の時は在庫4だったのに在庫無くなってるワロタ
落照評判悪いけど、
殺刑の是非と傾きかけてる国の未来を絡めることで
ちゃんと十二国記になってたとオモ
確かに後味は悪いけど傾いている国の描写の一つとしてみれば妥当
確かに今まで十二国記でバッドエンドはそんなにないからそれを不満に思うのも解らなくはないが
主上は死刑制度を議論したいと言うよりも、
その議論を通じて傾いていく国の姿を描きたかったのではなかろうか
俺いいこと言った
>>152 落照の評判の悪さで一番に上がる人々が現代の価値観で行動してて
中世レベルの世界観に合致しないという意見には一切反論になってないけど
あえて無視しているの?バッドエンド自他小野は別に不満はないでしょ
154 :
153:2013/06/29(土) 14:49:33.30 ID:QZEVCL0j
バッドエンド自体に不満はない、ね間違えた
>>153 120年続く法治国家の柳だぞ、戦後日本より長いぞ
価値観の如何なんてのは小野さんの匙加減次第だろ、想像力のない読者の偏見に過ぎないわ
「華胥の幽夢」が施政者側の物語集で、
「丕緒の鳥」は民衆側の物語で構成されてるんだね
ぶっちゃけ十二国の物語はは施政者視点で描かれる方が面白いわ
民側はシステム上、王への依存度が高すぎて、どんな話も行き着く先全部
「いい王様さえいてくれれば…」の一言に集約されるからあまり共感できない
王がいようといまいと淡々と仕事してる理系学者の話は新鮮だったけど
なんか現実に目を背けた変人みたいな描き方なんだよな
twitterとかブログ見ていると、
今回の本で一番みんなが胸熱になっているのは「青条の蘭」だな。
実際俺もグッと来た。
今回の賛否両論の分かれ方を見ると、
宮部みゆきの「火車」のラストが絶賛と批判に分かれたのを思い出す。
先が気になるからはっきり描け!という人と
この空気感こそこの小説の魅力だ、という人と。
その人が小説に対し求めるものによって評価がかわるんだろうなあ。
>>150 推理小説は1作品で完結するものだけど
こういうシリーズものの謎はそういうわけじゃないからなあ
>>156 それは一理ある
基本的には国を動かす立場にある人の方が十二国記の物語として妥当
今回のはちょっと違うけどでも国官だからギリセーフかなあと自分は思うが
>>155 向こうじゃ医療の発達もないし災害対策も発達してないし基本独裁だし命が圧倒的に軽いのは否定できないだろ
そんな世界の死生観が法治国家というだけで現代並みになるとでも思ってんの?そっちこそ想像力足りてないよ
それにしても科学技術は何故発達しないんだろう
電気とまでは言わんけど、動力系のものは開発されんのかな
鉄道走らせたりとか
海客や山客に技術系の人おらんのかな
>>160 そもそも、あの物語に死生観なんてないだろ
感情論は演出であって、人権の介入しない法と刑の話であり、裁く官側の懼れは以後死刑が濫発される可能性にある
ぐだぐだやってるのは、国の傾きと、それを加速させるきっかけとなってしまうことを危惧してるだけ
テーマは現代の何かから意識したとしても、あくまでも十二国記の話となってる
>>152 たぶん王がやる気なくしたことと、死刑制度復活を無理矢理絡めてるからハァ?なんだと思う
性善説に固執してマジキチ殺人者を何度もシャバに放出して
さんざん罪を重ねさせておいてから、死刑にするかどうかで悩むってとこがなんかアホらしかった
刑務所出て二度目の殺人犯したところで「あ、これはあかんヤツや」と悟って
終身刑にしとけばよかった話であって、要するに司法の不備や柔軟性の問題なのに、
王が統治に倦んだ問題と摩り替えて無理矢理こじれた問題にもって行きすぎじゃないかっていう
うん、バッドエンドや読後の鬱っぷりだったら過ぎる十七の春とか魔性の子とか昔から相当なもんだし、
小野作品にハッピーエンドは大して期待してないな
正直十二国記も大半が根暗気質っつーか掘り起こすと根本がどろどろしてる
だがそこがいい
出版社が変わるだけでこんなに作風も変わるもんなんだと思った
ファンタジー要素ほとんどないし4話とも暗い話で辟易した
前みたいな読後感スッキリなライトノベル展開は拝めないのかね
短編集は二度と読まないだろうからもういいや。
と思って万里を上巻から読み直してるところだけど、
城下の別宅から武器が発見されて捕らえられた大宰って
獄中で自殺してるけど、仙なのにどうやって自殺したんだろう?
捕らえれたときにきっと武器とか取り上げられてるよね。
それとも実は暗殺で、うっかりな陽子が言いくるめられただけ?
QZEVCL0jの意見の方が納得出来る
M5X4lF4/はファン故に主上を擁護しているのかもしれないがファンなら敢えて苦言を言うべき
Yesマンのみでは良いものが出来ないのは常識
>>167 どっちにも荷担する気はないが、しかしここで意見を述べることを
主上へのYESマンかどうかという判断にするのは…本人に言いに行ってるならまだしも
ちなみに落照については本気で、ない方がよかったな
>>166 元魁や放浪時の陽子は、飢餓への耐性が強かったみたいだが毒死なら可能かな
(自裁の場合、隠し持ってたか内通者がいたんだろうが)
戴麒の鳴蝕での死者・重傷者数からして圧死とかはあるようだし
たぶん縊死もできるんじゃなかろうか
コレジャナイと思うのは勝手だが、新刊に満足した人をYESマン扱いって勘違いも甚だしいだろ。
落照は今後の展開の為のネタふりならいいけどあれ一編だけだと意味わからない
>>166 首を切り落とせば死ぬ、冬器でなら死ぬはわかってるけど
確かに自殺でなくて、証拠消しのための暗殺かもしれないね。
落照は王の理想とする国家・統治像が結局国民に伝わって無くてそれに疲れて投げ出した話に読めた
死刑論はその齟齬の現れじゃないかな
今回オフィシャルで苦しみを与えるために仙籍に入れて
苦痛を与え続け殺すということが可能であると示されたが
これは何かの伏線だろうか
>>170 同意
満足するしないは各自の自由だろ
いくら多くの人が求めているものと違ったからって
批判しなきゃいけないものじゃない
逆もまたしかりだけどさ
キャラ厨ラノベ読みは新刊に不満足!!も相当恥ずかしいオナニーだと思うの
そういう流れは本当にいらないのにねえ
レッテル張りの思考停止な意見は、不毛なやり取りにしかならんな
難読の登場人物が多かった
特に落照
あと、この物語でのWH版は想像できないわ
落照の元ネタってもしかしてカエサル?
なんか主上はカエサル好きっぽいしw
>>177 WH読者への気兼ねがなくやれるのも移動した理由にあるのかなぁともおもったり
>>179 ま、そーゆー事もあるのかもなぁ...(六太風)
しかし擁護している人らも「悪くないと思った」「問題ないと思った」が多いんだな
公式ツイッターによると「感動した!」という声がひっきりなしに届いたそうだがw
>>175 ラノベ読みとかキャラ厨がとか言った覚えはないが
十二国記はキャラで読むものと違うんじゃないかと言っただけで
>>181 他の人の意見は知らないが、自分としても、絶賛じゃなくて及第点という気分
>>156 確かに4本中3本が新王即位で新しい明るい時代がくるよ!endな時点で民衆側にバリエーションないよなぁ
>>182 見苦しいなぁ結局他人の読み方否定してるのは同じだでしょ
>>184 残り一個も「王様ヤバイ。国もヤバイ」endで、
結局全部、王のせいで幸せになったり不幸になったりする話
>>182 キャラで読むものと違う→キャラ重視で読んでるから面白くないんだろう?
って言ってるのと同じだと思うけど。
12国設定ガイドブックみたいな感じで
各国の設定や用語や地図、これまでの年表など全部まとめた上で
ついでに4本話入れれば
それなりに受け入れられたのではないかと思う
まさかの雁かよ、青条の蘭
何の根拠もないけど恭だと思った
慶・柳・雁・慶か
新作長編はいっそずっと未来の話でもいいな
慶で「また男王かよ、女王のころが懐かしい」とか言われてたり
俺は十二国記はキャラと設定が一番の魅力だと思っているけどね
だから今回の短編集はいい部分を出せていないなと感じるから残念
ただまあこれがサクサク出版され続けている状況なら
こういう毛色の違う一冊があっても楽しめたと思う
>>189 ナカーマ ノシ
黄朱と木材→恭だこの話
いつ頑丘と駮にリレーされるのかwktk...
そして、○官○人→○○宮でorz
利広が絡んできて特急コースで珠晶に渡るもんだとばかり
本編は結構ご都合展開が多いから、現実感というより過酷展開ばかりでうんざりした
緯度的には同位なのに何故雁が思い浮かばなかったのか、と言うと
登場人物が豊富で(大半名無しだが)「折山の荒」と結び付かなかったんだよなー
やっぱり全作品の中で華胥が一番好きだな
>>193 俺は名前忘れたけどロリ王とマッチョ麒麟の話。
>>173 行方不明のあのお方が…( ゚д゚)
ちなみに蘇生魔法のある世界では、死ぬまで拷問して、蘇生させてまた拷問するというぐう畜な拷問法があった。
ヒショが一番良かったな
話し云々もそうだけどそれ以上に鳥が砕ける光景が凄く幻想的なんだろうなと浪漫を感じる
落照も国の傾きの一歩を垣間見た感が良い
青条読んで感動してうっかり泣いちゃったwwww
でも、若い頃に読んでたらなんだこれツマンネって思っただろうな。
本編とこの短編集の違いは、読後の爽快感の有無だと思う。
>>197 あー分かる
特に月影、万里、図南なんかはそうだな
海神は爽快さもあるけど最近それ以上に影を感じるようになった
既刊に対して、時代が先なのか後なのか、一部は国も場所もぼやっとしてる。
だから十二国記としてわざわざやってくれるな、って感じかな。
あと、解説の辻真先さんが頓珍漢で切ないわー。
小野さんの、私はミステリ作家!がいい加減うざったい。
肩書から「脚本家」を省くあたり、自分はこうじゃないという主張なんだろうな。
丕緒今読んでるけど、予王の前の比王は23年の治世でも、治世が短い駄目な王扱いされるあたり、現世の感覚とは相当ずれてるよね。
まあ、常世では一人の王が現世の王朝に値するぐらいの感覚なのかな。同じ姓だと次の王になれないあたり。王の交代=革命なのかも。
新作長編は9月か、思ったより早いな
予定は未定ですから…
十二国記としてやるなって・・
十二国の中の一つの話だよ
yomyom買って読んでいたのもあるけど
小品という感じでよかった
主上の文体だと久しぶりにキリッとした
長編が楽しみ
落照の批判でよく登場人物の人権感覚が近代的すぎというのがあるが
それはどのことを言っているのだろうか
刑は懲罰以上に罪人の教科の為だというのは確かにそうかもしれんが
作中でそこは法治国家を目指した王の理想だと説明されてる以上そこはいいと思うんだが
落照はカエサルのインスパイアなんだから
人権感覚が現代的にすぎるってのはナンセンスだわな
2000年前の人権意識と同レベルて事だ
〉〉201
どこ情報?
9月は図南も出るよね。
新作は新装版全部出てからだと思ってたわ
>>206 いや、HPに書いてあったからそうだと思ったんだがあれは既出だけか?
>>161 電気と石油がないからじゃなかった?
しかし静電気や雷も発生しないのかね、十二国は
>>189 >また男王 邪馬台国みたいだw
雁だったのには自分もびっくりした、芳に政変が…とあったし
敢えて最後の方まで国を明かさなかったのが叙述トリックみたいで良かった
民や一官吏の視点から、っていうのは面白かったな
十二国にも林野庁や気象庁みたいな機関があるって分かって新鮮だった
確かに地味かもしれないけど、こういうのが一冊あってもいいと思う
落照のどこら辺がユリウスカエサル?
カエサルにそんなエピあったっけ
新作長編はラス確定から、来年6月末でしょうな
最も早くて 最も早くて だぞw
>>208 ない(と陽子が推察した)のは化石燃料のたぐい。
神罰で雷に打たれる類の表現があるんだから雷は発生する。
>>207 図南が9月に出るとしか書いていないように見えるが…
どこに書いてある?
雑誌で読んだ時にも思ったけど、丕緒は勝手な男だと思った。
なんだかんだ理屈をつけて悧王への復讐を予王にしただけじゃないのかな。
王が荒れた国の民の出身という事も気づかないというか、そもそも興味もない。
王は王としか見てないから、どんな人間かも知ろうとせず、ただ自分の主張を受け入れろと迫り、通じなければ勝手に失望する。
でも、多分官吏も民もそんな物なんだろうな。
王が権を弄んでると非難されてる裏で、実は奸臣と戦ってるのかもしれない。でもそんな実態はどうでもいい。結果がすべて。
王がいないだけで国は荒れる。いるだけでもいいとネズミは言うが、王に対する不信感がハンパないせいで、いない方がましと思われてるかもしれない。
取り敢えず、慶がこういう国だという事はわかりました。慶王超ブラック。
>>208 あそこの理系レベルってどんなんだろうw
>>209 ローマに反逆を企てた者を捕らえた時に
裁判、控訴の権利を剥奪して死刑にできる「元老院最終通告」を使って
キケロ等の元老院が死刑にしようとしたのを、
カエサルが「歯止めが効かなくなり死刑が横行するから」と反対した
詳細はもっとドラマティックだけどね
>>213 思ったんだけどさ、政治に疎い人も王になることは珍しくないみたいじゃん?
ごく最近の慶に限っただけでも、舒覚、陽子、と続いてるんだし、
十二国全体で見れば、そういう例は山ほどあるだろう。
なのに最初から王が全部負うようになってて、新王を支援する仕組みというか
システムが用意されてないないのがちょっとな、とは思った。
だって充分想定される、結果いかんでは国が滅ぶような深刻な事態になるのに、
まったく備えてないってことじゃん。助言者として宰輔と三公はいるけど、
その辺の町娘が王になった場合、とてもじゃないけどその程度じゃ足りないのに。
とりあえず廉、恭、宗はそうだな
氾王が王になる前なにしてたか個人的に結構気になるw
公式だと7/1発売になってるから公式なんて信じない
信じなければ裏切られることもないんだ
>>215 それは政治犯に対する刑罰で、しかも本来の裁判を通さないで裁こうとしたからでは?
政治犯の場合は政敵を蹴落とす目的で不正に乱発する恐れがあるからヤバイのであって、
この場合のように普通に強盗殺人で刑法上でも、正当な裁判でも死刑とされてるのを、これから死刑が乱発されるのを恐れてできない理由がわからない。
死刑の基準を下げなければいいじゃない。
それとも、法律が簡単に変えられてしまうほど、国政が危うい背景があるのかね。
本当は、そっちの方が問題なんじゃなかろうか。
>>219 氾王は工業系だと思う、なんとなく
そして工業系と理系は微妙に違う
この世界で工業をやるためには理系の知識が必要だが
物理法則が滅茶苦茶な十二国では、それが通じない
経験則によって物を作る工業しか発達しなさそう
>>220 シリアルキラーってかサイコキラーだからなあ
確かに同一視するのは違うかもしれんね
範は計測器のたぐいとか得意なんだっけ
時計まで作ってたのは驚いたなあ
>>216 王に選抜されたってことは必ず何かの可能性は秘めてるわけだしな
予王なんてひ弱そうに見えるけど、見方によってはすごく感受性が強そうだから
水禺刀を使いこなしてシャーマニックな予言の力で国を導く異能型の女王になれたかも
たまたま腹黒の臣下ばっかり周りにいたから心を病んじゃったけど
月渓達みたいな臣に迎えられて大事にされてたら能力が開花したかも知れない
>>215 ちょっと調べたけど当時乱発されてた元老院最終勧告への
疑義表明と元老院の権威を殺ぐためにカエサルは適用に反対しただけで
落照の状況とは異なると思うのだが
主上がカエサルにインスパイアされたって雑誌か何かのインタビュー?
主上がローマ関連から元ネタ引っ張ってくるのは初めてだな
自分で創った設定や世界感を自分で台無しにするのは戴けないってだけのこと。
>>224 前身が何だろうと、王になったら練習も何もなく
最初からいきなり全力投球させられる環境なんだよね。
でも本人の知識や経験に関係なく、「明日からあなたが大統領/首相です。
国を治めてください」と言われてトップに据えられ、
政争もある中で、いきなり組閣とか国会答弁とかやれって言われても・・・
官が協力するならまだしも。
予王も最初は真面目に国政に携わろうとしたんだから
せめて何らかの支援システムがあれば良かったのに。
特に台無しとも感じなかったけどなあ
そこまで拘る点なのかがよく分からんw
たった一つの物事で国の終わりの足音が明確に聞こえてくる感じがして
ゾワッと来るというか読後感が十二国記一悪かったけど、そういう話なんだろうし
逆に一番読後感良いのは風の万里かな?次点に図南
そもそも王様自体、麒麟という死刑執行システムに首根っこ押さえられてるんだから、死刑廃止なんて滑稽だなあ。
>>227 ルイ16世ももともと兄がいたから帝王教育受けてないんだよな
理数系の学者肌で知性も人柄も悪くはなかったけど
必要な教育も心構えもないまま突然王位を継がされたのが不幸の始まり
動乱期に巻き込まれて才能も活かせないまま暗愚王になってしまった
登極直後の劉王はそれだけ理想に燃えてたんだろう
何故統治に飽いたのかはわからんけどね
教化しきれない罪人に絶望でもしたんだろうか
>>227 一度目の失敗を反省して
乙悦という支援システムを用意した景麒は有能だなw
陽子は、景麒に字をつけるとしたら何て呼ぶんだろうな
延麒の馬鹿には笑ったけど
なんとなく、男姑
>>230 それでも王族だから王位を継ぐ可能性はあったわけだけど、
予王なんかは昇山組でもないし、性格的にも内気で優しい商人の娘。
政治に無知な新王に対し、セーフティネットというか最低限の支援もないのに
斃れたら全部王のせい、だもんなあ。被害が少ないならまだしも、
数百万の国民の生命財産に関わる大きな問題なのに。もっともラノベレーベルの
ままだったら「異世界召喚物の範疇だしね」で大目に見れたんだろうけど。
丕緒みたいなのは、王を試す事で自分が何か国益になる事をしてるつもりになってるだけで、実は何の役にも立ってないどころか王を追い詰めてただけなんだよな。
本人は昇山もしないし、あげく職場放棄してるくせに生活のために辞めもせず俸給は貰ってるという。
王に選ばれた人は、失敗したとしても、自分がなんとかしようと考える事のできた人なんだろうな。
予王も、実は好きな男との幸せのためなら頑張っちゃえる人だったかもしれない。
相手が景麒でなければ。
誰でも平等に愛してしまう人って、特別に愛されたい人には我慢できないかもしれん。
>>238 そういえば退位を決意した予王が、どうやって蓬山に行ったのかが気になっている
王師に送らせたのか、それとも一人で蓬山に向かったのか
もし一人で向かったのなら、実は蓬山に着くまでの過程で色々あって予王は成長し
退位する瞬間、初めて王として相応しい表情を見せた…
とかだったらいいなぁと思ってる
他の命令は無視してたくせに、女狩りだけは言う通りにした周りのやつらって何考えてたんだろうか
昇山した人が選ばれることが圧倒的に多いってことだし、陽子や予王のようなケースは珍しいんだろうね
陽子は、世界のことを掛け値無しになんも知らなかったから最初ことになったけど
普通のあっちの世界の人なら、位についてから、少しずつ政治について学べるのかもしれない
景麒が極めつけのアレでなければ、漣なみの主従ラブラブ幸せ王朝ができていたかもしれない
>>238 王に何かを伝えたいというのは確かに僭越ではあるが
作り手として作るもので何かを訴えたいというのはありだとは思う
そして予王は伝えられはしたが忌避し、
陽子は伝えたい内容というより伝えたいという製作者側の気持ちをくみとったということかな
でも伝えたい内容をきくなら目安箱でもつくった方がはやいがw
女殺す令は結構ガチだったのね
丕緒の同僚の女はやっぱ死んでそうだな
>>243 あの展開なら、もともとどう考えても死んでるだろう。
以前、生きてる可能性がここで提示されたのは読み手の願望でしかない。
書き下ろしの二作は凡庸だったな
里木システムの追加設定はふーんって感じだったが
あまりこっち方面の設定に拘るのはどうだろう
王と関係なく流行する樹木の疫病って
王に関係なく天から下される災害もあるってことで
なんか違和感が
凡庸というかもう間開きすぎて設定忘れてる臭がプンプンするぜ
多分俺らが里木の設定が甘いとかさんざん言ったから主上が気にしちゃったんだろうな
主上かわいいよ主上
>>239 雲の上飛んで言ったら着くまでの過程に色々なことなんて起きなさそうだけど
正直細かい描写何て忘れてたから、里木の設定変わってるのに気付かなかった
前の設定は既刊のどの辺読めばいい?
250 :
イラストに騙された名無しさん:2013/06/30(日) 12:38:45.99 ID:/OrLvva0
別に変わってはいなくね
>>248 いや、お嬢さんが一人で騎獣に乗るだけでも、ちょっとした冒険かもなーと思ったんだ
まあ、12歳の殊晶でも出来ることだけど
>>247 どうせ設定を追加するなら、前に楽俊が言ってた
親が野木に雛を迎えに来る動物が何なのか
何をもって親とするのか、も出してくれれば良かったのに。
それともあれは月影だから、完全版で直し忘れただけかね。
>>250 設定変更は、今思い出せるのは里木じゃなく野木だけど
鳥の雛も卵果から生まれる設定だったのに、
今回の短編では素卵をついばんだ親鳥が卵を産んで
そこから孵ることになったって部分。
それ蜂じゃ
>>253 鶏の卵からは鶏は生まれないって楽俊が言ってたけど
その部分は変わってないんじゃないか?
まだ買ってないんだけどまた設定がブレた?
何処の国の話でもいいと思ってたけど設定ミスが一番不快なんだよな
>>254 風信の最後の見開き見てみ。燕の言及があるから。
>>255 家禽である鶏だけ別って設定にすればいいわけだけどねえ。
でもかつて陽子が楽俊と里祠に詣でた時に鳥の雛云々の会話を
交わしてたくらいだから、今回の設定変更はどうもすっきりしない。
いっそのこと完全版月影でその辺の記載も変えてれば良かったのに。
もしくは設定変更は完全版月影刊行後に考え付いたとか。
有精卵と無精卵の違いかな
親鳥が素卵啄んだら、ひなになる有精卵を身体に宿すって設定なんかな?
鳥だけ違うのかな
人間の性交があるくらいだから鶏にもあるだけじゃないの?
完全版月影で確認した。設定の変更にしろ単純に忘れててうっかりしたにせよ、
せめて完全版と銘打った版の中では統一してほしかったなあ。
楽俊「草や木や山の獣は勝手に(野木に)生る。
勝手に熟れて、草や木なら種が、鳥なら雛が、獣なら子供が生まれる」
陽子「雛や子供が勝手に生って危なくないの? 鳥の雛なんて、
すぐにほかの動物に食べられちゃいそうだけど」
>>216 何となくだが、王に左右されない官僚機構を保つのが、天から求められてるのかもね。
今のところ王次第でかなり左右されてる
262 :
イラストに騙された名無しさん:2013/06/30(日) 13:55:49.13 ID:+pNBGoFS
崩御!
学生の楽俊と専門家の支僑の知識の差と単純に考えた
楽俊が「卵に雛が入ってたら(気持ち悪くて)食えないじゃないかー」みたいなこと言ってた覚えがあるから
素卵食って、雛入り卵を産むってのは首を傾げた
月の影のときの設定のままで良かったのに、なぜわざわざ変えたんだろう
そうかな
素卵を人間が食べる
ひな入り卵は食べない
って事ではないかな。
よし、じゃあ完全版月影は次の刷りから直そう
家畜と野獣は別って描写もなかったっけ?
家畜は野木に素卵を食べに行けない→鶏が産む卵から雛は生まれない、ということなのかな
でも、ヒヨコを育てるときは鶏に素卵を食べさせにいかないといけないし
もしもそうなら楽俊がそう説明しそうな気がする
時間が経ちすぎて作者自身が細かい設定忘れているだけなんじゃ…
ファンのほうが待たされている間貪るように読んで読んで読みまくっているだろうし
編集だってそこまで読み込んではいまい(それじゃ駄目だが)
鶏の雛は里木に成る卵果から孵るから
親鳥が素卵を食べさせる必要は無いんじゃない?
・家畜は里木で人為的に増やす→楽俊=支僑
・野鳥は野木で勝手に増える→楽俊は雛が野木から直接生まれると間違って解釈→実際は素卵を親がついばみ、雛の入った卵を産むと支僑が解説
と自分を納得させてみた
>>269 里木になった鶏(家畜)の卵果の中身はそもそもひよこ
その雛が鶏に成長して産んだ卵が食用卵
主上は設定を覚えてないんじゃ…
スレ住人の方が設定や世界観に詳しいイメージがある
単純に、細かく詰めてなかった設定を固めてってだけだと思うなあ。
ただ、主上にしてはそのつもりでも、読んでるこっちの頭の中では
設定固まってしまってるから、設定が変わったように感じる
で、鼠の言うことは信用なんねえ。
ま、楽しむしかないさ〜♪
新作長編も予定にのったわけだし。
と受け入れるよ
暑中見舞いプレゼントの応募マーク、帯じゃだめだったのか
カバーにはさみ入れるのは、正直抵抗あるわ
277 :
イラストに騙された名無しさん:2013/06/30(日) 16:10:01.72 ID:/OrLvva0
折り返しならいいじゃん
俺のカバーあげよっか?
>>245 同じ事を思った
王の不在、失道に関係ない致命的な天災って
天帝システムにとっては都合が悪いんじゃないかと
あと、冬器以外でも仙を傷つける事が出来たっけ?
細かな設定忘れちゃって、よくわからん
野鳥や虫は野木になる素卵を食べると、子供の入った卵を産む。
鶏や鵞鳥は里木に祈ってヒナをもらう。
…野菜はどっちなんだろ?
食べ物の元を里木から貰うのが、人間の育てた食料共通のルールなら、毎年のタネを里木に祈ることになるのかな。
280 :
イラストに騙された名無しさん:2013/06/30(日) 16:42:08.60 ID:/OrLvva0
植物はリーボック関係無くなかったっけ
関係なかったか…orz
>>274 >単純に、細かく詰めてなかった設定を固めてってだけ
んなこたぁない。もともとの設定では
野鳥の雛は野木の卵果から孵る、
今回の短編集では、素卵食った野鳥が(巣で)
卵を産み、そこから雛が孵るんだから全然違う。
ただ鶏に関しては家禽だから里木に祈るだろうから
卵から雛が孵る必要もないし、これまでどおり
卵は卵(人が食べるためのもの)、
雛は雛で卵果から授かる、でいいだろう。
>>278 別に問題ないだろ
王がいて治世が安定してりゃわざわざ疫病山毛欅が使われることもない
布告一つで広まる以前に食い止められて、特効薬が速やかに作られて配布
ついでに賢君ポイントup
仙を傷つけるのは呪法と毒があったはず
しかし今回の野鳥の雛の設定は、わざわざ変える必要あったんだろうか。
今までの常識が根本からひっくり返るんだが。
常世では卵果から子が生まれるから、人間であれ動物であれ
母親自身が何か生むわけじゃなかった。当然ながら血統的なつながりもない。
でも今度の野鳥の件は、素卵云々とか言い訳しても
実際に母鳥が自分の子(雛)を産んでしまうわけだ。
明らかに他の動物と異なるし、かつて塙王が蓬莱では子は女の腹から
生まれるから海客は汚らわしいと言ったのとも矛盾する。
……まあ、これは「鳥のような畜生と同じ生まれ方」との蔑みだと
言い訳してつじつまを合わせることは可能だが。
>>228 同意
読後感悪いのが狙いかな?ジワジワ系の恐怖だと思った
犯人が最後に笑ってるシーンでは悪魔か病魔みたいな恐ろしいイメージを起こしてしまった
判例をつくることへの恐怖が面白かったよ
王が変な指示だしたり投げっぱなしにしなければ、官たちが迷うこともないのに
賢君だと寿命ながくなるけどその命運が尽きていく過程がやたら恐ろしい感じがする
すべてが崩壊に向かってる、そんなエピソードで怖かった
>>284 植物みたいな括りにしたのかも
命があるという点では、植物もそうだから、野生の範囲にある野鳥も、人間の願う家畜とは違った生殖のある存在にしたのかも。
ノートとかに基本的な設定は書いてたら、間違わないと思う。
作中の人物の知識が正しい設定とは限らないのかな。
>>284 野鳥の生まれ方については、楽俊の台詞しか説明がみつからないんだよね。
ぎりぎり、設定変更でなくて、楽俊の説明不足または勘違いと解釈できるレベルかなあ
普通に暮らしてたら、鳥が巣で雛育ててるの見たこともあるだろうから、知らなかったってのも変だし、
作者にしちゃ、そんなに重要なこととは思ってなかったってことなんだろうね。
例えば
法と社会とサイコパス = 摂理と世界と異物(角のない麒麟)
というふうに置き換えると、この話が象徴するのは・・・
>>285 すっきりとした答えのないオチが、もやもや感を与えるね。
でも現実的なもやもや感
>>287 ヒナを育てていても、親鳥が産んだとは考えないかもしれないよ。
逆に家禽のニワトリから野鳥も同じと考えたのかもしれないし。
>>289 正常だったものが段々狂っていく感も怖い
例えるなら、2chで昔オススメのゲームを語り合うスレで1の人が段々おかしくなっていく様が恐ろしかったように
もう元の、正常だったものに戻らないという切なさ
王様かえればマシになるだろうし、国民全滅ってのはあまりないようだけど
陽子もいずれそうなるかも。と思うと・・・((((;゜Д゜)))
そういえば新刊は、下級官吏や庶民からみた荒廃なんだな。
今までは主人公が王とか上層部だから、上から国を動かすって視点で作品が作られてたけど
もともと十二国記の設定は細かく考えると矛盾や破綻があって
それが逆に天帝のお試し世界っぽくて、こちらとあちらを両方知ってるタイキや陽子が世界自体を解明or破壊してく話なのかと思ってたので面白かったんだが
だから今回みたいに設定だけでスピンオフを書いてもなんだか味気ないような気がしてしまう
落照は他にもレスあるけど現代日本の話を十二国の設定だけ借りて書いてる感じだし
青蘭はそもそも病気の解毒薬まで天が用意してるような甘い世界で苦労してるように書かれてもハアという感じだ
なんというか高尚ぶってるけどそこまで熟成されてない脇の甘い世界感なんだから
スピンオフなんか書いてないでせめてキャラだけでも動かして話すすめろよと思う
売れるから持ち上げてる編集も悪いけど、書く気ない作家をどうにかなだめて書かせてるのも編集だろうからなあ
作者がこの賛否に目が覚めてまともな仕事してくれることを願うわ
>>293 否が多いとスネて筆が止まる方なので…めんどくせー
「十二国記」なんだから、あんまり主筋がどうのと拘ってイライラするのもつまらんよ
決着など舜が出てくるまでは許さん
>>156 価値観て時代によってそこまで違うものかも分からんね。
理性では変えられても、感情は変わらないかなと思ったよ。
297 :
イラストに騙された名無しさん:2013/06/30(日) 19:29:28.47 ID:/OrLvva0
しかしこれだけ荒廃した時代ばかり見せられるとよくまあ今まで
完全に滅亡した国が無いものだと感心する
他国の侵入は無くとも民が全滅しないのか
十二国の世界観が好きだから本編のスピンオフでもいいんだけど、いい加減慶は飽きたわ
女追放とか偽王がどうとかしつこいよ
他の国(できれば舞台になっていない国)や他の時代の話が読みたい
落照ってレ・ミゼラブルなんかな。
予想(願望)
新作長編は舜国が舞台
>>298 慶でも達王とかならまだなあ…
予王とその前後ばっかりなのがガッカリ
その辺しか考えてないんだろうなあとは思うけど
そこしか考えてないのかよもっとちゃんと考えろよ!じゃなくて
背景設定に過ぎないからそれぐらいしか考えてないのもしょうがないって意味な
予王の先代と先々代もヒショ書くために考えたのかもしれないし
泰麒を幸せにしてあげて欲しい…
>>285 うーん、シュダツが笑ったのは、死刑一つで王を含めた高官たちが右往左往して、
この世の終わりみたいな顔をしてるのが滑稽だったからだと思うよ。
まるでシュダツ一人が柳を失道させたみたいで、死んでもいい底辺犯罪者にしてみれば、これほど愉快な事はないだろう。
いやどう頑張っても幸せにはならんと思うんだがw
しかし王さえゲットしたら延が景を助けたパターンで三国連合軍で制圧可能かな
>>298 柳とかもそうだよなぁ
引っ張ってるけど結局よくわからないままなのは確実だし
図南の翼の続きが読みたい
>>308 読みたい!
短編集でもいい
昇山まってる間の話
頑丘の話
ショーケイと一緒に働いてた話
珠晶の…何でもいいや
ゴウランの大活躍は一度は読めるのかな
今のところ蓬莱で関係ない日本人を大虐殺したくらいしかないし
ゴウランと黒麒麟の凄さとやらが絵に描いた餅状態なので
早く本編で読んでみたい
>>309 そこら全部読みたいね
珠晶と陽子はまだ会ってなかったのかな
そこらの会話をみたいな
312 :
イラストに騙された名無しさん:2013/06/30(日) 20:49:38.73 ID:/OrLvva0
ゴウラン無双で全部解決ってカタルシスは今後あるのか
>>310 ゴウランの大活躍とかかえって萎えるでしょ困った時の雁頼みも萎えるけど
泰の人間でどうにかするのが一番だけど、黄昏であれだけ国内では無理って強調しといて
あっさり仲間再結集するのも微妙だし、主上もその辺で躓いたんじゃないかなー
新刊読み終えた
内容云々は横に置いといて
世界観を異国風にするためとはいえ、本来のよみがなとは違うふりがなを付けるのはそろそろ打ち止めにして欲しい
下官とか牢屋とか審理とか…もういいやん、そのままで
乱用しすぎて秀逸なふりがなとはとても思えないし読み辛さを助長してるだけだ
そこは虎しょうあたりが大活躍とかないかな
>>296 現代でも平和な日本と戦乱のアラブとでは相当価値観が
違うわけだが
半獣の王はいたのだろうか
楽俊が巧の王になるとか
>>314 シリーズ初期はまだ箇所も少なかったし、日本語にない中国語由来の語に
日本語の分かりやすいルビを振る類なら別に構わなかったけど、
何かどんどんひどくなって量も増えてる感じだよねー。
>>316 そうだよ
でも殺人に対する感情的な部分は似てる
十二国だから今の日本と価値観が違う、とも限らない。
>>318 次の次以降からしかなれないな
楽俊が大学を無事卒業できるのか気になるな
伝説は覆されるのか…
学費が足らなくて除籍されました!みたいな展開になったら笑えないけど
官になりさえすれば次の次の機会をうかがうこともできるし
同じ姓の王様は連続しないよって設定の説明と
王様にならないポジションのキャラとして設定されたからこその張姓だとは思うけど
やっと読めた&ログ追いついた
落照の死刑にするべき、本人も望んでるから終身刑、いや嘘かも、執行人も辛いってやりとり
yomyom読んだ時も思ったけど、餓死させるあたりが一番効きそう
青条の蘭は前スレで雁ってネタバレ見てたから、いつ風漢さんが出てくるかと期待してしまった
中々国名出さないのは華胥臭だなあと黄姑を思い出した
でも玄英宮にはもういない発言見てから、もう小野さんの書く
三官吏の新たな姿はもう見れないんだって思ってたから
存在匂わしただけだけど、話の分かる地官遂人には目頭熱くなった
本人見れたらもっと嬉しかったがw
>>321 なるほど
そういう設定があったんだね
大学卒業もあれだけど彼が今後どの国に行くのか気になるな
まあお世話になった雁が妥当だろうけど景や巧もあるかなとか思ってる
>>319 そう、酷くなってる
昔の文章だと量も少なくて不自然さも大きくなかったからすっと読み込めたけど
今回のは読む端々で引っかかる感じがする
今度出るであろう長編では、そんなことにはなっていませんように…
本編で思いっきり言ってたがなw
戸籍どうなてんだろ
功には母親残してるし、功に新王が立ったら功の役人?
でも雁の大学でて役人になれる制度利用するなら雁のだよな
個人的には慶で陽子の側近として迎えられてほしいけど…
何度か話題になってるけど、楽俊はいずれ慶に行く予定だよ
アニメと混同してると誤解されないように言っておくけど
原作でそうするつもりだという小野さんのコメントね
玉葉が「流石は黒麒と申し上げるべきか」みたいに言ってた黒麒麟のすごさを見たいけど
主上はただ色が違うだけで黒麒麟だからすごいってわけでもないみたいに言ったらしいし
六太より大きくなってから成獣してるしやっぱりそうすごくは無いのかな?
でもトウテツ下してるしなあ…
楽俊はまた事件に巻き込まれたらいいよw
黒麒の潜在的な能力の高さ?が失われたとかはないかな
すでに麒麟じゃなくなってるしなぁ…
>>327 瀕死の獣が人の形をしてるってことで、潜在的能力に優れてるって意味だと思った。
延麒は獣形の幼い頃に蓬山に戻ったから別として、
泰麒は長いこと蓬莱にいたから能力の顕現のバランスが悪いよね。
>>314 完全版万里読んだ時、WHの時は「ちょうろう」と振ってた閭胥が「りょしょ」になってるから満足してたんだけど、
後半いくつか「ちょうろう」のままの所が残っててイラついた、全部直せよ
>>332 りょしょとか訳わからんし
講談社文庫読者としてもちょうろうの方が慣れてるからいい
ただ、新潮社版はふりがな多すぎる気がしている
ふりがな基準が講談社よりきついのかな
新刊読んだ。解説なにあれ。
「空襲されても兵器工場に行き兵器を作り続ける生徒」と「爆撃をものともせずに畑を耕し続ける農民」は
「風信」で描かれた、今出来ることをすることで日々と自分を支える営みのあらわれとして、
私の目には同類に見えるんだけどな。
なんで片方がお国にぶら下がった長いものに巻かれろで、片方が国に頼らない自立した民になるんだろうか。
>>333 振り仮名多すぎるよね…
なんでこんな漢字にまで振るんだよってレベルで読んでて苛々するわ
と思ったけど、学徒動員のほうは辻さん自身の経験だから、自分は長いものに巻かれてたって告白なのかな。
それにしても日本人全部が「御国にぶら下がることしか考えないひ弱な民衆」と決めうつける書きぶりはどうかと思うわ。
>>334 つうか、うちの先祖も日本で田んぼやって畑耕してたんだがな、川挟んだ工場地帯が爆撃されてる状況で
>>336 ぶっちゃけて言ってしまうと、あの世代から戦争体験取ってしまったら何もない。
(正確には従軍、出征ではないから戦時統制下を体験しただけなんだが)
野坂昭如しかり、田原総一朗しかり、「戦争を体験した」をアッピールしたいだけだったりするよ。
まぁその時代を生きた人が感じていた空気ってのもあるんじゃないの
読者層の中心の30代ぐらいだったら、あの戦争は
起こるべくして起こった的な歴史観で最初から受け止めてるけど
>>335 今ちょっと完全版見たけど、
幻とか彼、知恵、巨大、猫、なんてのもルビ振ってあるんだよね。
それでいて普段あまり目にしないだろう語(有心とか)は
ルビなしだったりするから基準がわからん・・・
>>337 そうだよね。そうやって生きてた人はどこの国にもいるのにね。
ホワイトハート版出ないかなぁ…
挿し絵あるから好きなんだ
>>334 解説とか読んでも話半分、所詮他人の感想だと思うからどうでもいいが
ただ、世代が絶対的に違うんだから、そこまで否定するこたないのでは
はっきり言えば、あなたに何がわかるのかということだが
珠晶みたいな、立場は違っても現実は見聞きしているなんてのとは違うんだから
世代も生まれ育った環境もわからん人に否定する根拠などないだろう
>>338 君はその時代を生きていた民間人は、こういう意見でないと駄目だと考えてるみたいだね。
ちなみに俺の祖母の体験談だと、寿司が食えなんだ。いつの間にか戦争終わってた。米に麦かぶせて質素な振りしてたなあ〜。だな。
丕緒の心の揺れが主上に重なって、「自分は終わった」発言にドキリとさせられ、落照の鬱展開でこれはと思ったが...
青条・風信で少しでも持ち直してくれたのが何より
「書下ろし長編」は心より期待しております
>>343 講談社文庫+講談社X文庫(WH)≒新潮文庫完全版
なんだろうけど、あの超地味な表紙からWHの美麗カラー表紙&挿絵の感動はもう味わえないんだよな
新刊の中では、最後が一番好きだな。
4作品は、1と4、2と3番目が対比されてるように思える。
1試す
4さない
2拒絶
3託す
>>338 野坂昭如の「火垂るの墓」は、阪神大震災の直後に見直されてたぞ
>>345 我が家の祖母は京都でそこそこいいとこのお嬢だったので
食べ物の苦労はしなかったと言ってた。
ただお菓子は食べられる機会が限られてたみたいだったけど。
あと家で鶏を飼ってて(卵用)親が校長だったので学校で山羊飼って
乳を採ってた。
なんで山羊が学校かというと、家の庭に放してたら植木を丸坊主に
食べちゃったからだそうなw
祖母のクラスメイトには戦後すぐにも関わらず、しょっちゅう
中原純一のイラストから起こしたドレスを着てくる子もいれば
母親が餓死してしまった子もいた。
そして大人になってから舞妓さんと結婚したリア充もいたw
普段も和装のオッサンらしいが、トイレに行くと奥さんが外で待ってて
手を洗うときに着物の袖を後ろで持っててくれちゃったりするそうな。
>>344 それは確かにわからないよ。
でも中国は自立、日本は御国にぶらさがり、って、国でばっさり分けちゃうのに違和感を感じたんだ。
どっちの国にも自立した人もいればぶら下がってた人もいただろうにって。
でも確かにそれは辻さん個人の意見だから他人がとやかくいうことじゃないよね。
どうもありがとう。
角を失くして、蓬莱であれほど血の穢れにまみれながら
曲りなりにも成獣したなんてさすが黒麒……とか言われてなかったっけ
353 :
イラストに騙された名無しさん:2013/06/30(日) 23:30:44.22 ID:/OrLvva0
戴麒のネーミング日本で言うなら黄泉夫とか地獄太郎とかやろ
そら滅びますわ
ばあちゃんが広島で原爆体験してたけど
食で本当に苦労したって言ってたな
あとご飯残した時は
今は食べ物がいっぱいあるんだから、粗末にしてもいいよとか言ってた
世間の教えと違うが、飢餓を生で体験した人はどうでもいいのかもしれんな
落照のサイコパスじゃないけど仙籍の奴らはどこまでやったら死ぬのかちょっと実験してみたい。
瓦礫に潰されても死ぬみたいだし、李斎の腕とか治らず腐っちまうし。水死・毒死は無理かな
>>354 芋は死ぬほど口にしたからもういいって言う方達と根っこはおんなじじゃないかな
変な言い方だけど好きで食べ物で苦労したわけじゃないものね
>>353 不吉すぎィ
首を半分食い千切られても死ねない
ってことはやっぱり頭が潰れたり頭と身体が完全に切り離されたら死ぬんじゃないかな
リビたんの例を見ても 脳とその他が分断されたら死ぬと見てよかろうぞ
西王母による角の再生はぎりぎりまで引っ張りそうな気がする
何とかして臥信・花影・琅燦の誰かと再開、黄朱の力も借りて手勢を集め陽動
最後は蠱蛻衫使えば阿撰暗殺できんかね
驍宗が泰麒を庇おうとするとか、傲濫を従えた時のように
驍宗の危機に直面した時に角が再生…という展開を予想してる。
個人的にはタイキは無惨な死に方をしてほしい
(愛玩動物として書かれていてキモいから)
まあ女性にとっては理想的な子供なんだろうけどね
>>351 銃後の庶民を自身で知ってるから、なぜお上の言うがままに?って疑問を感じ、戦場のはずの大陸で我関せずな農民に落差を感じたのかもな。
自分の目でみた感覚というものを、むしろ俺は読みとったよ。
かと思えば建物の崩落程度でエラい事になるみたいだし
>>360 幼いころの泰麒は愛玩動物的な感じだけど
高校生の高里はだいぶ違うじゃん
景麒や李斎もショック受けてたしw
まず白雉の足を盗み出すことから考えよう
>>360 いや、泰麒は愛玩動物として考えると可愛いけど、人間の子供として考えるとちょっと、という人が多いんじゃないかな。
まあ、麒麟だから、わんこみたいに素直でもいいんじゃないかな。
>>364 壷にこめてどっかに埋めたんだよな白雉
でも王が崩御してないから玉璽のほうが生きてるんじゃ…
アセンは結局白雉の足をゲットできてないんだよな?
玉璽は使えないだろうし
>>320 人の死が日常の世界や国と現代日本では相当違うよ
>>358 西王母が角ギリギリ引っ張って再生してるとこ想像してしまった
プチっとな
股間に立派なツノが!
短編集(しかも新作は2編だけ)なのに、新刊の威力ってすごいもんだなw
お預け期間がくそ長かったからな…
餓えきってたとこに与えられた餌だから味は置いといてガッついてしまうよ
>>367 柳はきっと現代日本並に犯罪率を低くする事に成功したんだろう。
体感治安について記述があったね
確か治安悪化が、国が傾いているという事だと、庶民は理解してるよね。
12年待たされた身としては、やっぱり主要キャラのあれこれが見たいという思いはあるものの
青条が普通に面白かったわ。どこの国やーってひとしきり頭捻ってたわww
次の新作長編はどこの国かねえ
最初、慶国か戴国と思ったけど、微妙に主人公のブナ異変を気にせず友人が深刻に受けとめてることから、雁国か柳国かなと思った。
気候の描写からなかなか予想しにくかったな。
世界の成り立ちとかにあまり関わらなければ、戴でないかな?
救出劇でドキドキワクワク…
>>377 自分は、巧王やらかした後の功かと思ってたわ
でも、冬場厳しすぎるから違うかなーとも思いつつ、時系列で考えたら、南と北5国も当てはまらない
だけど、巧王は荒らしてはいないしなーなんて思ってたw 延の昔話とはなwww
海神読んでないままだから、もしかしたらずっと未来の延ともとれるって思ったわw
自分は陽子と同時代と最初は思い込んでた。
田舎だし中央がどこの国とか関係ない話かなと。
やっぱり気候風土からアレコレ考えた。
寒いが身を寄せ合って夜が凌げた→漣と泰アウト
王不在期間が長い→慶アウト
珠晶綿入れ着てたし王不在期間長いし中央の騒ぎは分からんけど恭かなーって思ってたとこで
猟木師キター!!黄朱キター!!→頑丘どこだよ!恭ktkrってなった
不覚にも雁のことは頭の片隅にもなかったよ…というか雁はもっとボロボロかと
気付いてたらリレーもっと楽しかったなー
あれ雁のいつ頃の時代かどうとでも取れる書き方になってると思ってたんだけど
自分がちゃんと読んでなかったのか
話の分かる遂人とか、新王立つまでの長さ、官吏の腐敗っぷり
新王立ってから逆算しての中央の大事=延麒流されたあれか、とか
雁だと分かると散りばめられた伏線が見えてくるよ
いや、既出の意見だけど折山の荒廃とまで言われた荒れように思えないんだよな
あれが潔王だっけ?祥瓊のとーちゃん末期〜月渓時代〜新王登極直後の芳だと言われたら
気候は置いといて、まだ持ちこたえたんだなという荒廃だけど
いくら500年も昔の話なら荒廃ぶりにも多少尾ひれがついてるだろうとはいえ、妖魔も飢えると
表現された荒廃の割には結構全土で持ちこたえてる感じがしたから尚隆登極前後は
むしろ除外できると思えたくらいで
>>384 それは私も思った、けど小野主上だからなあ…
里木の設定もぶれてるし
え、尚隆が王になった頃って実際ああいう、人がろくにいないみたいな状況だったんだよね
ところで、何故猟木師で頑丘はどこだって発想になるんだい?職業全然違うやん
>>384 芳はあんなに官吏腐らないと信じたい。
あとやっぱり伏線思わせぶりな書き方してるから尚隆の雁だと思うよ。
猟木師=頑丘、じゃなくて、黄朱に釣られたんだよー
なんか黄朱っていうと珠晶みたいな刷り込みがあってな
恭なら頑丘か利広あたりがリレーに混ざってくれるかとwktkしてた
うーんわからん、その発想
逆に、今度は猟木師紹介かーと思ったんで、猟尸師が出る余地はないと思った
ましてや頑丘はどっかの国の国土には基本いないだろうしいても端っこの方だろうし
ところで里木の設定は狂ってないよな?
>>388 だからただの刷り込みだってww
里木の枝が枯れる描写が衝撃だったんだが…枯れないものじゃなかったっけ
それと、
>尚隆が王になった頃って実際ああいう、人がろくにいないみたいな状況だったんだよね
折山の割には青条では人が多いし意外と元気だなと思った
会社に麒麟が来る夢みたわ
倒れた山毛欅売ったら金になる、とか結構元気だよな
今まで持ってた「折山の荒廃」の印象より余裕があるというか、のんびりしている感じを受けた
地方によってはそれなりに人もいて、それなりに日常を送っていてもおかしくはないけど
普通に王が斃れただけならまだしも、その後王を見出だせないまま麒麟が死ぬという
大凶事にまで至っていたのならもっと人々の諦めとか、逆にようやく王が立ったという狂喜とか
気候の大幅な好転とか、地方にまで大きく影響しそうなものだと
雪道の場面で「王がいない時はこんなものでは済まなかった」というようなものが行間では
あったんだけどその記述は省かれてるんだ としてもなぁ
ただ尚隆登極前後時代という可能性も残すためにそれっぽい要素も散りばめてるんだろうと
受け取ったんだが、このスレでは割と尚隆時代という受け取り方が多いようなので
重要な部分読み飛ばしてしまったかと思った
青条でも複数の町壊滅もしくは機能完全崩壊、城壁なんてねーよとか国全体がまるごと廃墟の印象だったけどな
それこそぺんぺん草一本も生えないよな状態じゃ30万すら生きられないだろうし
少なくとも珠晶即位前の恭や今の芳の描写よりははるかに厳しかったでしょ。芳はこの先ああなるかもわからんが
思ったより人多いは同意だけど、よく指摘されるように最初から小野主上の人口設定はちょっとおかしいからな
まぁ旅程の一部だし、人の集まる街道沿いだしあんなもんでもぎりぎり許容範囲ではないかな
>>390 青条のいつの描写かな
あれわりと年数経っていってるからなあ
鍛えられたオタなら冒頭の里木が燻銀→ん?海神の冒頭に似た表現あったような?となります
>>390 酷い期間を生きてきた人たちだから逞しいんじゃないか?
>>393 芳は月渓が頑張ってるし緩やかに荒廃していくだろうけど、仮朝がしっかりしてたら大丈夫なんじゃない?
ギョウソウのときも泰麒戻るまでそれなりに期間あったけど、そんな描写なかったっけ?
>>396 戴の空位ってたった10年だし
前王それなりに賢君だし官吏もまともなの残りでむしろよく保たれたって評価でしょ
戴がやばくなったのは驍宗即位後以降ですから
芳もよく保たれてるけど前王の糞さは戴より圧倒的に上だから実際どうかな…
>>395 つ
>>59>>61>>63 海神はまわりが焼けてるから里木は煤けてるんだと推測
>>394 全編通して思ったよりは元気な印象だったよ、里木で待機中の興慶のあたりは荒んでるんだけど
前王のころに虐殺あった割には人多く感じたのは地方だからかもしれん
400 :
399:2013/07/01(月) 11:22:54.19 ID:Yq83Z7XS
間違えた
>>63じゃなくて
>>66 なんかああでもないこうでもないって考察話してられるのって嬉しいね
もうずっと話せるネタも尽き果ててたから(´;ω;`)
うーんおかしいなあ…
自分が読んだ青条は、確かに焦土で里木もほとんどないくらいの人の少ない様子が描かれていると思ったのだが
>>399 実際に枯れたかではなく、雁への誘導が最初からかかってましたということ
403 :
399:2013/07/01(月) 11:30:34.92 ID:Yq83Z7XS
景の女人追放が王宮はともかく下界でもあれだけ過酷にやってたことのほうが意外だったわ
これまでの景人が語る予王の評価って、あの酷い暴君許せんってよりハイハイあのクソ迷惑な馬鹿王ねーって感じだったから
国を脱出する過程でキツくてとか土地が荒れてとかで死んだ例はいままでもあったけど、あんな直接的な殺戮って過去に出てきてたっけ?
街で生活してる民をくうこうしが空から槍で突き殺して火を放つとか
狂った王朝末期の異常さがよく分かった
でもそんな王でもいないよりマシなんだよな…
>>404 地域差が多少あったりしたのかな?
意外におもっきりやってるよね
追放だけかと思ってたら、がんがん間引いてた
>>404 いなくなったとは書かれているが、殺戮シーンはないよね?
そういう表現だったら、風の万里だったかな、
国外に出る意志はあるが船が用意できないから港にいるとごまかした、てのがあった。
改めて考えたら、慶で書かれている高官って皆男だよね。
予王の施策のせいだからだけど、女性官吏の地位が空くからと積極的に実施した連中がいそう。
女性高官を排除するために、民にも厳しくやったとしか。
単に仙籍削除なら、帰って来そうだから、野に下れないようにやったのかなと思った。
予王の暴走が権力を握りたい連中に都合が良かったんだよね。
そうでもないと、なんでそんなやつだけ実施されたのかわからない……。
女性が国内から居なくなると子供も生まれなくなるから、税収もジリ貧になるんだけどね。
>>404 「見せしめ」と言ってたから、実力行使された里はそんなに多くないんじゃね?
襲われた方はたまったもんじゃないけど
見せしめだろうね
匿った男達が殺されていたから
多分それまでにも他に見せしめでやられたところがあったからこそ、女衆を家から出さないとか地下道掘ったりとか男装させたりしたんだろう
中身の無いただのお触れならそこまでやらないはず
本当に女達を殺すためだけなら、追われて移動する女達を狙って街道やら要所を狙えばいいんだし
>>405 いない方がマシだから麒麟が病むんだきっと
でも不在期間長すぎると天と妖魔が潰しにかかってくるし…
麒麟の王探知機能が優れてない国は涙目だわ。
いずれハンキョやらジョウユウやらも、王がたおれれば景麒を貪り喰らってどっか行っちゃうかと思うと寂しいな
そうやって力を得た妖魔さんってその後どうなるんだろう
宗麟の使令「うはwwwwwwww俺らいつになったらお暇出されるのwwwwwwww」
丕緒読んで思った。
原稿を前にして何か書こうとするけど、自分の中に何もない状態って
主上そのものを描いたんじゃないかな。
今まで12国記を書いてきたけど、読ませたい人に真意が伝わらない脱力感。
小野先生は、誰にむかって12国記を書いていたんだろう
>>413 4行目まではともかく、その勝手な仮定を元に5行目の問いをされてもなあ
>>412 宗麟はかわいいからいいだろ!
ずっと溜め息聞かされなきゃいけない慶の使令の身になってみろよ!
そうか。すまんかった。忘れてくれ。
お預けの期間が長いほど熟成されて美味しい麒麟なんですよ
>>374 しかし、テレビや新聞があるわけでもないのに、よその地方で起こった事件の事とか、審議中のお上の事とか、皆詳しすぎて違和感があるな。
現代日本だと、本当は昔の方が凶悪犯罪が多かったとしても、マスコミが騒ぐせいで治安が悪化してるような気がするという状態になってるんだが。
>>411 漫画で、魔物が人間を美味しく食べるために100年側にいて守るという話があったけど、100年も一緒に過ごしてると情が湧いて食べれなくなっていた。
使令さんたちは、大事に守ってきた麒麟さんを食べてしまえるのだろうか。
自分で殺すのと既に死んでしまったのを食べるのとでは話が違うかな。
放置しても腐るだけだから、泣きながら食べてたりして。
異常者の猟奇殺人っていつの時代もあるんだよ
世相が荒れると一般の犯罪も増えて目立たなくなるけど
平和になると相対的に目立つようになる→マスコミが騒ぐ→人が騒ぐ
国が荒れてるとそれどころじゃないからあまり騒がれない
柳は異常殺人者と国の傾きを関連づけてるからなんか違和感がある
120年にして初めて異常殺人鬼の処遇に悩むとはこちらより治安良いですねw
>>413 三行目までは掲載当時に類似の意見がたくさんあったよ
何らかの形で創作活動をしている人の共感の声も
過去ログ読んでみて
最初に標仲を拾って馬に乗せた男は風漢だと思った
延王をちょっと便利キャラとして認識しすぎた
>>423 自分もw
その後リレーが始まったので、こりゃ早とちりしたなとわかったけど
>>411なんとなく、ろくたがそんな妖魔なんじゃないかと思ってる
test
妖魔は違う理の中で生きてるし
麒麟が死んだ瞬間に何か切り替わって
何の感慨もなくもくもく食べるのかなとも思ったけど
ろくたの更夜への態度とかみてると
使令として縛られてない妖魔にも愛着的な感情はあるのかなとも思う
シュエンみたいな凶悪な性格の妖魔も下したら礼儀正しくなるのかな
>>421 そうそう、こういう事件で世間が大騒ぎしてる柳は実は今がすごく平和ってことになる
たぶん平和ボケな現代日本の社会現象をそのまま柳として描いちゃったせいなんだろうけど
本当に末期な世情を描きたかったら、以前はいちいち大騒ぎして取り沙汰されてた事件が、
今はもうそれ以上の社会不安のせいで人々が見向きもしなくなったって描かなくちゃいけなかった
大震災の直後に殺人事件が起きててもあまり注目されないのと同じ
429 :
イラストに騙された名無しさん:2013/07/01(月) 18:15:35.54 ID:ycR6FEmT
>>423 同意w
にしても玄英宮で国名が解った自分に驚いた
もう十年読んでなかったのに
こういう作り好きだなあ…昔からのファン冥利につきるというか
終盤たったひとつ出てきた単語でぱあっと世界が開ける感じ、この快感
今日が新刊発売日だと思ってたけど
先行発売あったのねorz
>>419 チキタgugu懐かしすw
>>431先行じゃなくて公式で26日発売じゃないの
>>432 ネタバレになるから
それこそぐぐってくれw
>>433 一部が理不尽に厳しくて
終わりが優しい話になりそうだ
想像したらちょっと萌えた
>>390 >里木の枝が枯れる描写が衝撃だったんだが…枯れないものじゃなかったっけ
枯れないはずだったんだけどね・・・
以下、WH版『図南の翼』から引用。
>ゆえにひとつの呪いがかけられた。通常の里木は妖魔にも災害にも、
>もちろん人にも決して枯らすことができないが、
>黄朱の里木は、黄朱でない者が触れれば枯れるように。
まあ、祈る人がいなくなると枯れるという今回の後付け設定も、
上記を「人が力ずくで枯らすことはできない」と読み替えれば何とか辻褄は合うかな。
「里(25家)の人間を全部他に移せば枯れさせられるんじゃ?」というのは置いておこうw
自ら枯れるのはありなのかな
人や災害では枯らせないだけで
設定ブレまじ萎える
どうだろ
これまでの作品世界や人物らには、このように常識や認識されていたが、実は違ってたのだ。
という可能性もあるし
黄昏〜で天に対する認識が違ってた可能性が指摘されてないか?
里木設定にしても、知られてる知識や常識ではこうだと、登場人物が解説してるだけなのかも。
例えば、猿山のボス猿は以前はリーダーと考えられてたが、今はリーダーとボス猿は違うと分かった。
とかね
あんまり突っつくと主上また書きたくない病になっちゃうからさあ
最後の風信が一番好きだが、少数派みたいだな〜
銀英伝漫画読みたい→
カルバニア知る→同じ作者
という流れ
十二国記を知ったのは、本屋でたまたま題名が目に入ったからだな
実際に読んだのは、古本屋に最初の2冊があって、立ち読みしてからだな。
徹夜で読みふけり、朝になって本屋で既刊全てレジに並べたww
夕方のニュースでうなぎの特集やってたんだけどさ
激減してて絶滅しそうだって、なんで減ったか原因がまだ突き止められてなくって
学者さんや研究機関で色々試行錯誤がされているんだろうなあ
はっきりした原因がわからなくてもがいてる感、青条の欄を思い起こした
なんもできなくても応援したくなった
架空の世界でこういうリアル感ある話を練り上げる力すごいな
黄昏の続きは生きてるうちに読めるかしら
50が近づいてくる
リアル感かあ…
現実からかけ離れた設定があるとはいえ、確かに現実にある社会の仕組みがこの世界にもあるからなあ
より生身の人間が生きてる世界って感じがしたね。
陽子みたいな人物のいない十二国の日常
リアルといえば、読みながらなぜだか修道士カドフェルを読みたくなった
あれは歴史上に架空の設定か
>>446 どっかで新作の長編は、黄昏の続編て読んだけど。
その人の予想だったらごめんね
人生の黄昏を先に迎えてしまいそうな人たちのために
急いで運んで!..新作の原稿とうなぎの特効薬を!
内容全部忘れた。本筋完結したら買うよ。これに比べればガイエはまだマシかもな
ガイエはアル戦とかタイタニアとか、創竜伝とか、色々投げっ放しだけど、続きが気になるところで中断してるのはあんまりないかもなあ。
主上も黄昏がなければ、あんなに先が気にならなかったのに、下手に魔性の子の解決編をやったせいで、その後の泰麒どうなった、が物凄く気になってしまう。
だから黄昏の続きだけでも出す義務があると思う。
>>451 アルスラーン戦記が気にならないだと…
今は少し進めたが、ノベルス版止まってる間に文庫になりだしたな
>>440 作中人物が語ってた思ってたことならまだわかるけど、地の文での神視点での説明を覆すのはフェアでないと思います
>>442 君の感想を否定したりしないが、個人的には風信はそれ何番煎じよ…って結構いろんな場面で感じた
つまらなかった。
十二国記じゃなくていいものを無理やり十二国記で書いただけって感じ。
特に評判の悪い落照はもう個人的には1ページ目から最後まで全く話が
進まないのと一緒。屍鬼を思い出した。
くどくどとページさいて堂々巡りしてるだけ。
あっそ
>>453 とりあえず天地明察と獣の奏者はチラついたわ
華胥読み返したら風の万里読みたくなった
野鳥が里木の素卵を啄んだ鳥の卵から生まれる設定は設定変更だとの声があるが、
もしかしたら一般庶民は「素卵」を知らない可能性もあるな。
支僑が素卵について言及した際、蓮花が「…素卵?」という反応をした。
明らかに知らなかった時の反応に思える。
楽俊が調子こいて陽子に嘘八百教えてたという可能性を示唆してみる
全ての黒幕は楽俊
新刊キター!って気分がショボーンとなった。
リアルに身近すぎて、目を背けちゃ駄目な事なんだろうけど重いわ。
十二国記ってタイトルつけずに、別の雑誌で記して欲しかった。
苦悩して切り開く姿なら、陽子の今の生き様が見たいよ。
やっぱり御璽を押した多量の白紙と筆跡コピー術は、万が一の時のために必須だよな
そりゃ大王朝にもなるわ
>>457-458 日本以上に知識格差はありそうだしな。
その知識も書物からの受け売りが多い可能性もあるし。
自分が見たものを間違って解釈もするだろうし。
…この巻での描写が、実は正しいとは限らないということなのかな。
今回、新作を万里〜の後に出して、次は図南〜
売上意図は脇において…
次が図南なら、珠晶の、罪人(ショウケイ)を憐れんで許すのは、同じような環境で地道に働く者たちを侮辱することになる。
ここに今回の落照をぶつけることになるのかな?
書いた順番は逆だけど、刊行からしたら、シリーズ作品としたら、そんな意図があるのかと思った。
今回のも1作目のヒショは、職務上不必要な義憤?からの行動と、4作目の風信は、職務上やるべき事を変わらずこなす話だし。
3と4は他者への拒絶と希望で対比かな?
今作を読んだ上での図南か…
初めて、シリーズ読み始めた人らは、どんな風な感想なんだろ。
>>461 落照は、哀れんで許そうというのとは違うけどね。
劉王が名君と評価される象徴が教化主義で、それを崩す判例を作ってしまうのが怖いんじゃないかな。
つまり、官僚側の気持ちの問題。
でも、うちの国はもう駄目だ、という雰囲気がどんどん広がって本当に傾くというのもありそうな話。
>>462 官吏のか、ああ違ってるかも
で、気づきましたが、
珠晶の…、万里〜の内容だった…orz
としたら、万里、ヒショ、図南となる流れだと、図南初めの珠晶の大人への憤りが、4作目の風信の連花への応えにもなるのかな。
風信よかったわー
辛いことありすぎるとソレに心捕われて
視野が狭くなって「だって自分が怒るの当然でしょ」ってなるとか
身に覚えがありすぎてイタイイタイ
それだけに最後よかった
主上はこーいう葛藤物が好物なんだろうけど
今後締めに向かうべき話作りにおいて、
主役級キャラと書きたい葛藤とがうまくリンクしないんだろうなぁ
だから時間がかかり、書いても一般的な人ばっかの話になってるのかも
ただの妄想ですけどね
名もないような人物にも光を当てるのはよいですよ
特定の主要人物ばかりが、あれこれ背負って解決してってばかりでも、現実感ないし。
自分は逆に、最近連花みたいな人らを身近にみてきて、この作品で改めて、人の体験や考え方が与える影響を考えさせられました。
(定期的に発刊されてるノベルならな)
(12年待ってからの、、と考えるとみんなの反応は妥当)
>>466 同意
自分は何でもいいから新作読みたいって人だから、主要人物のいない短編で満足したのだろうね。
風信はなぁ扱ってる話は好みなんだけど
主人公の性格が少し痛々しくて少しがっかり
最後らへんの周りの人達の腫れ物に触るような対応って
蓮花を気遣ってるのかと解釈してたから
主人公トゲトゲしてるな、としか思えなかった
物分かりが良かったら物語にならないじゃない
鬱々としててつらかった
コレが良かったと言える人はほんとに訓練された信者なんだと思う
でも設定がコロコロかわるのはイカン
設定完璧理解した編集つけてやれよ、これだけ売れてるシリーズなんだし
次の新刊出ても立ち読みして様子見するくらいには不満が残る
というかふつうに文章がヘンじゃなかった
青蘭とか何度も同じことを繰り返して言ってるし
ページ稼ぎじゃなければ作者ボケたのかと思った
>>469 あの中で1人悶々と過ごしたようだしな。
もう1人か一緒にいれば違ってたかもしれないが。
鬱々として辛かった・・・って
これ、そういうシリーズだろ?
鬱々として…最後の最後にちょっと爽快感あってって
展開がお約束じゃん
一応、落照以外の三作はその展開踏襲してるじゃん
あとそこまで設定コロコロ変わってるか?
>>468 楽俊と出会う前の陽子・祥慶
清秀と出会う前の鈴も割と痛々しい性格してね?
たぶん蓮花はこれからどんどん三人みたいに
良い娘になっていくんだよ
風信は前3作があまりの出来なので
編集が少女主人公で1本書いてくれって頼んで入れたみたいな話だ
「辛く感じることもあるだろうが、そんなときは誰かにそう言うように」
嘉慶の優しさがよくわかる一言
>>476 でも、その優しさが蓮花の救済にはならないってのが
考えさせられるよな…
>コレが良かったと言える人はほんとに訓練された信者なんだと思う
こういうこと言う人って何様だと思う
グッズの紹介があったが、付箋があれば欲しいかも
アニメイトとかで販売したら買うぞ
年のせいか消耗品のが嬉しい
自分が死んだらグッズの始末が悩むんだよな
>>471 もともとこの人はそうだよ。くどくどと似たようなこと書いて
ページ数が増える傾向がある。たぶん端的に書くことが苦手なんだと思う。
既存の版はWH→講談社文庫→完全版の変遷で多少ブラッシュアップされたけど。
個人的には表題作と青条は好きだけど、風信は今ひとつ乗れず、
落照は良い悪い以前にあまりに社会が今までのイメージと違った…という感じ
これ外して別の話入れて欲しかった気がする
責難は成事にあらずってどっかの昔の王様が…
でも
>>481に一言一句違えず同意
諫言と責難はちがうよね…主上が拗ねないことを祈るわ
丕諸と青条はとても好きです
暗いのは別にいいけど落照だけはねーわ
ボケと池沼と基地外が減刑対象な所は作品の命題より民には納得できまい
良かったのは落照以外での予王の完璧なゲームメイクっぷり
そしてその予王からの一度しかないパスに完璧に合わせるパーフェクトな無能
責難は成事にあらずって、そういう意味じゃないと思う
落照は内容以前に読みにくかった
名前と役職の中身を覚えられなくて短編なのに
読んでは戻りを繰り返してやたら時間かかったわ
そうだな、いくら責めても代わりに書けるわけじゃないもんな…反省する
難は成事にあらずってのは、こんな感じじゃね?
主上の作品が納得できない!
よーし自分で書いちゃうぞー!
主上の文体とは違って読みやすくサクサクにして、
主上が書かなかった、あんなことやこんなことを入れて…
傑作完成!ドヤ!
自分が間違ってると思うものの反対のことをやれば
正しい方向に向かうというものじゃないよって話
>>488 でもまあ自分で書くとまではいかんでも、
ここはこうするべきああするべきって、何もしてない人が言うのって同じ事かなと
よかったとか悪かったとかここは好きじゃないとかそのくらいにしといた方がいいのかなと思う
>>489 別に買った本に対して正直な感想を書いて悪いことはないと思うが、
こういう作家スレでは避けたほうがいいとは思う。
自分のブログとかで吐き出すぶんには誰も文句は言わないだろう。
>>490 えーとだからね、感想はいいんだけど
ここはこうしろああしろ、こうした方がってのは、違うんだろうなと思ったんだよね
斜め読みのせいか、自分は別に「こうしろああしろ」と書かれているとは
思わなかったけど、要は書き方次第で良い悪いの感想にもなれば、
「こうしたほうがいい」との意見にもなるから、明確に「こうしろああしろ」
と明言しない限りは別にいいと思うけどな。ただしファンが集まる場なの
だから、いくら幻滅しても、楽しんだ他の人の気持ちを考えて
表現を抑えるか他で吐き出すほうがいい、という意見を書いただけ。
自分としては、自分自身発言した、「落照は外して別の作品を入れた方が」というのが
僭越だったかなという反省のつもりだったんだけど
外してじゃあ何入れるっていう具体的なものがあるわけでもなし
それが落照よりおもしろくて有意義とは限らないからねえ
>>471 序盤の灯火云々はかなり変だったな
他は別に違和感なかったわ
12国記の水戸黄門はもう読んだから、今度は遠山の金さんが読みたい
あっちの世界語(役職とか)が難読なのは仕方がないにしても
人名が今回は読みにくすぎた
WH時代の人名は1回振り仮名見ればすんなり読める感じだったのに
今回の人達は何度も前に戻って振り仮名確認しなきゃいけなくて
そのたびに読むテンポを台無しにされた
あのサイコパスの名前の読み方は全然頭に入ってこなくて何回も戻りまくった
小学生でも読める動詞にカナふるくらいなら、名前は全部フリガナふって欲しかったw
…自分も何度も戻ったけど、戻るページ探すの大変だったわ。おかげで文庫一冊読了するのに凄く時間かかったな。
小野さん50過ぎちゃったのも作品になんかしら影響ある気がする。
今は亡き神楽坂の御大のことが少し頭をよぎった。
あんなふうに壊れてくれるなと切に願う。
読んでは戻り…って皆やってるのなw
自分も付箋はろうか迷ったくらいだ。
みんな真面目に読みを確認してるんだな。
自分は途中で人名が分からなくなっても、
とりあえず字面でキャラを識別してそれで読み進めた。
おかげでまともな読みは覚えてないがw
>>499 外伝の探偵小説で壁に本を投げつけた身としては、主上の新刊が素晴らしい傑作だった気がしてきたわ
それでも100巻までは惰性で買ったけどな…前半は面白かったんだ前半は
そんななのに亡くなられたときは悲しかったわ
>>499 えっもうそんな歳なんだ
月日の経つのは早いなあ
>>502 あのタグイマレな方が壊れたのは年齢のせいじゃないし、今後もああいう凄まじい壊れかたをする人は出ないと思う。
わたしは、あのサーガでシリーズものを途中で読むのを辞めてもいいんだということを知った。
キャラ総色惚白雉化読まされるくらいなら、地味で救いの無い話が続いたほうが100倍くらい幸せだと思う。
音が分からないと気になって読み進められないとか難儀なやつらだな
頭の中で音読してんのか?漢字かな混じり文の利点が消えちゃうじゃないか
すいません三国志とかほぼ字面で読んでました、読み方覚えてませんw
十二国記は流石にそこまではないかな
でも、これで本編の続きが出なかったら、詐欺みたいな物なので、主上にはちゃんと続きを書いてもらいたい。
まだ本編の続きが読めるとは信じられないでいる。
この短編書いてるうちに十二国記の世界を思い出してくれる事ができたなら、今怒ってる人たちもきっと許してくれると思うよ。
そういや楽俊って、陽子に「慎みがない」って忠告してたよね。全裸で
>>508 半獣差別よくない
それはさておき楽俊だって、人目のあるようなところで裸の異性に抱きついたりせんだろw
半獣で思い出した。風の海を読み返していて、汕子が
姿を変えられるのは妖力甚大な証拠と言っていた。
……半獣は?
思えば楽俊は陽子に、巧にはどうした具合か半獣が少ない、
他の国はずっと多いのに、と説明していた。
半獣の多寡とか、彼らが簡単に獣型になったり人型になったりする点とか、
世界の理に関係する伏線なんだろうな。
もっとも既に作者が以前の設定を忘れて回収されないネタかも知れんが。
>>510 巧では外に出してもらえないから見かけないだけで数変わらんだろうって言ってたと思うが
なんでもかんでも深読みして今後への伏線だと言えばいいってもんじゃないから
>>510 何故か少ないのではなく、卵果から生まれたにも関わらず、こっそり処分されている可能性もある。
半獣差別が酷くて、一生親兄弟が養うしかないんだろ。王が変わったら政策も変わるかもしれんけど。
難読字の音読みがわからないのより
森鼠(あかねずみ)熊蜂(まるはなばち)虎頭蜂(すずめばち)長脚蜂(あしながばち)
こういうズレた表記の連発が気になる。ここまでして中国式表記に拘る必要ある?
赤鼠、丸花蜂、雀蜂、脚長蜂では駄目なのか?世界観を壊すほどとは思えないが…
本当に読みにくいよ
>>510 汕子が言ってるのは思うままの姿に変化する妖魔のことであって
人と獣と半々の姿を持った半獣とは指してる意味が全然違うだろ
>>510 その「他の国」って十二国押しなべて比べてではなく、雁と比べてでしょ
それで雁は半獣姿で出歩けるほど差別ない国だからって文脈だったと思うけど
516 :
イラストに騙された名無しさん:2013/07/02(火) 20:17:46.98 ID:XvTDmUPI
今回初めて読み方の点で十二国記を読みにくいとおもったんだが
昔からこんな感じだったっけ
閭胥(ちょうろう)旌券(りょけん)とか前から酷いわ
こだわりらしいけど、前からふりがなは無視してるわ
じゃあ俺の記憶力と根気が衰えた成果
hahaha
そういえば新刊のキャラ避暑と楽照しか覚えてない
今日何気なく黄昏を読み返しはじめた
なんでって言われてもよくわからない理由なんだけど。
で、上巻読み終わって、
丕緒が先に出た理由がわかった気がする
ほんと最期の方なんだけど、
『潮騒の中を飛ぶ最後の1羽。(略)
この王なら、それを不吉だといって拒んだりはすまい。』
ものすごく李斎と被った。だからこれが言いたくて丕緒作ったんじゃね?って思うくらいw
最後の長編は黄昏の続きになりそうな気がした。
考えすぎでしょ。だいたい間に図南入るし
続きが読みたいのはわかるけど何でも結びつけるのは馬鹿馬鹿しい
>>514 「姿を変えることは、難しいことなのです」という台詞は
思うがまま何にでもではなく、人型獣型に変えられれば満たすと思うが。
実際、麒麟も人型と獣型を行き来し、それについて
妖力甚大と表現したシーンだから、状態は同じでそ。
>>513 ちょうろうとかりょけんとかはいいけど、
動物の種を表す名詞をああいう風にあてるのは何か違うと思う
少なくとも熊蜂はくまばちでいいだろと、実際そう呼ぶんだから
確かにマルハナバチのことだけどさ
丕緒で、たった一言で無能っぷりを発揮した景麒
小野主上は、よほど景麒が嫌いとみえた
>>517 自分は10年、講談社両版でそっちに慣れてたから
むしろそのままっぽいリョショってルビ有った方が読みにくかった
読み方変えるのか…と残念に思ってたら、時々チョウロウに戻ってるし
異界のイメージを大きくするために中国語的な表記をして日本語としての読み仮名を付けているんだろうけど
昔の文章ではそれほど多用されていなかったのに、正直それ系の文字が溢れすぎていて読み辛いことこの上ない
動物の種類もそうだけれども、死刑・懲役・禁固・判決・磁石・食堂なんかもわざわざ表記を変える理由が分からない
年貌(としごろ)というのを見たときには、うへぇってなった
528 :
イラストに騙された名無しさん:2013/07/02(火) 22:08:22.90 ID:XvTDmUPI
ようやくレーベルも大人向けに移籍したから飛ばしすぎただけだろ
>>469 >>474 ありがとう そうだよな
蓮花もいつか陽子みたいに勇ましくなってくれるかもしれない
そう思ってまた読み返してみるわ
>>530 先に講談社文庫を売って後出しでWH版を出して二重に売るってのは最悪の商売だったわ
「閭胥」は普通の日本語じゃないし振り仮名ないとこれ何て読むんだ?ってなるから、
それで(ちょうろう)と振られてもこの作品ではこう読むのだなと思えるけど
「熊蜂」とかは普通の日本語で振り仮名なくともくまばちと読むのに、
そこにあえて(まるはなばち)と振られると何でわざわざ変えるんだよと混乱する
長脚蜂(あしながばち)なんて誤植かと思うレベル
533 :
イラストに騙された名無しさん:2013/07/02(火) 22:43:52.26 ID:XvTDmUPI
あえて日本語を避けたんだろう
異国感を出すための演出だよ
過剰かもしれんが
そのわりに楽照は日本語が多かったが
既存の設定との矛盾について出しすぎると
作者がへそを曲げてまた書かなくなるとの意見もあるが、
この際だから矛盾や疑問を出しておけば重版で修正されて
最終的に矛盾がなくなるか、大半の人が無視できる程度にはなるかもよ。
WH版、講談社文庫版、と長らく放置されていた矛盾も
完全版で直されてたりもするんだし。
>>534 完全版買ってないんだけど何か大きな修正あったの?
セリフが変わったりしてるらしいじゃん
「切れる」のキメセリフも削ったんでそ
読んでないけど
シリーズ通して名詞は向こうの漢字表記に日本語ルビで統一してるのに
今更そこ突っ込むとか、無粋もいところだろ
つか、マルハナバチとクマバチは違う虫だぞ
>>516 WH版は見開きページで最初に名詞が来た場合
必ずルビ振ってくれてたから、読みにくいと感じるのは
その所為じゃないかな?
>>537 同じです
熊蜂の飛行って曲知らない?
スズメバチと勘違いして誤用する人も多いらしいね、熊蜂
マルハナバチ(丸花蜂)とはミツバチ科ミツバチ亜科(独立のマルハナバチ亜科とすることもある)の昆虫で、世界で約250種が知られる
クマバチ(熊蜂、学名: Xylocopa)は、ミツバチ科クマバチ属に属する昆虫
別
スズメバチとクマバチは見かけも全然違う
マルハナバチは日本ではあまり見ないと思う
>>538 日本語で熊蜂と言ったらクマンバチ(クマバチ)のことだろ?
あれは、クマバチ属に属する蜂の総称で
マルハナバチ属のマルハナバチとは違う種類の蜂だぞ
同じミツバチ科ではあるけどよ
その辺が日本のクマバチと誤用してるのか読ませてるつもりなのか
誤解をまねく表現だなあとおもった
>>536 切れるって何だっけと思ったらあれか、反乱の時の剣か
あれ好きだったんだけどな(´・ω・`)
しかしそれはともかく長らく放置の矛盾修正って何についてだろ…
俺らが思うクマバチつったら胸部が黄色くて頭と腹が真っ黒のやつだよな
縞があるって書いてたから、似たような違う蜂ってのは分かった
>>537 名詞は向こうの漢字表記に統一って書いてるけど別にそうじゃない(例:旨味→鮮味、蝉→知了)
本当に名詞を向こうの漢字表記に統一してたらもはや中国語で書いたらいいんじゃないかってレベルだろ
それこそシリーズ一作目では「揚げパン」って記載もある
擁護したいからって適当なことを言うのは違うんじゃないか?
地域によって種類が違うんだろうが俺のとこだと「クマバチ」は全身真っ黒だぞ
おかげで描写も含めてどのハチのことなのか混乱した
本当に熊蜂の飛行知らないのか…
そもそもクマバチだってハナバチだし違う違うと言っても同じ
何故熊蜂にまるはなばちとふりがなふってあるのかわからないのか
熊とつくからいかにも怖いやつみたいにきこえるかも知れないが
おとなしい子なのに…
俺はもうルビは半分方無視してる
最初に出てきたときだけ、括弧つけての「訳」の代わりにルビが振ってあるのだと思って読んでる
>>546 Wikiで調べてみたところ
「リムスキー・コルサコフの楽曲『The flight of bumble bee』は邦題『くまんばちの飛行』として知られるが、bumble bee とはクマバチではなくマルハナバチの英名である。」
と書いてあった
ちなみにクマバチもマルハナバチもミツバチ科らしいが亜科が異なるらしい
両方ともミツバチの一種だけど厳密には違うよってことを
>>540はいってるだけだろ?
んで、熊蜂(まるはなばち)って書き方だと混同させてしまうから、あまりよろしくないって事だけだ
>>542 大小色々あるけど、どれも筋立てとまったく関係ないから
気づいてないなら気にしなくて大丈夫。
単に注意深く読んでると、「あれ、以前書いてあった○○と矛盾するなぁ」
「前に○○、あそこで××と書かれていたのを総合すると、ここの△△は
□□の誤りでは」ってのがちらほらあったんだよね。
で、その辺の矛盾が完全版で解消されてたってだけ。
>>548 主上が何を考えてそういうルビを振ったのか分からないけど
あえてそういう読ませ方をさせている以上、
マルハナバチとクマバチが似ているとはいえ別種の蜂である以上
熊蜂の読み方は「クマバチ」で良いじゃんてのは
乱暴すぎませんかね?ってのが俺の意見かな〜
「女王のみが冬を越せる」って特徴はクマバチではなく
マルハナバチの方なんだから
もし表記変えるならルビの方ではなく漢字の方じゃないかな?
>>546 クマバチの可愛さもマルハナバチの可愛さも知っている
知っているだけにその二つの種を混同しないでくれ
一作目のあげパンってどのシーンだっけ?
雁行きの舟で、こき使われたお駄賃に貰うのがあげパンなんだっけ
あれを読んで日本のクマンバチが人を襲わないとおとなしいハチと勘違いする人がでなければいいと思う
クマンバチは人を襲うしさされたら即病院行かないと死ぬ
解説が意味不明。読んでないとしかおもえんw
それは追いといて、他人を馬に載せて必死で走るバカっぽい男は風漢にしか見えない。
まあ、暇を持て余して走ってくれた若者なんかもいるし、雁の民はお調子者が多いのかもしれんねえ。
もっとも、奇病を流行らせておいてから薬の植物を生やす天のマッチポンプの方が気になった話でした。
それとも、病気が発生したので慌てて天が薬を開発したのかな?
解説はわけわからんね
中華風ファンタジーだけどあまり中国寄りにならないでほしい
もうムリか
>>552 wikiでは大人しいし、手を出さなければ刺されないような事が書いてありますね。
自分も、クマバチは刺すイメージがあるのですが。
>>531 講談社文庫版にうう映ったのは、小野主上の意向であろう
イラストないし一般小説と言ってもとおる。イラストもないしな
ただ、ホワイトハート版で集めていた人がいるから、1ヶ月後にホワイトハートを
出すようにしたんじゃない。
>>550 >>513 熊蜂(まるはなばち)じゃなくて丸花蜂と書けばいい
>>524 クマバチとマルハナバチはそもそも同じなんだからいいじゃないか「熊蜂の飛行」を知らないのか
>>540 いやクマバチとマルハナバチは違う虫だろ
という経緯でで
>>548を書いただけで、熊蜂の読み方は「クマバチ」でいいと言った訳じゃない
むしろ
>>527で書いた通り、無理やり中国表記に辟易しているので、丸花蜂とかけばいいんじゃないかと思っている
>>553 自分もフウカンかと思ったんだけど、標仲の焦りっぷり見れば
彼ならそのまま王宮行くよな。
しかし、もうちょっと作りやすい特効薬にしてあげれば…
読みながら天帝さんのイケズっぷりにキリキリしたわ。
けど箱リレー良かったね。前話の重みから救われた青条だった。
相変わらず王にずっしり寄りかかる世界だけど。
あちらの世界では「熊蜂」と書くけど、こちらで言うところのマルハナバチor近い感じの蜂だよ
という表現なのかと思ってた
そもそもこちらの生物と同じものばかりではないだろうから、漢字は十二国記内表記を
日本語漢字にしたもの、ルビは仙的翻訳こんにゃく結果と受け取っていたので
>>558 お忍びなので馬一頭しか連れてなかったんじゃないかな。
あの後、大急ぎで玄英宮に戻って、説教を誤魔化して帷湍から苗を受け取って路木に願ったと想像した。
だって苗がたどり着いても、王様がいなくて枯れちゃったら、水の泡w
天の与えた災厄なら、珠晶の時みたいに何か不思議な幸運が味方してくれてるのかもしれんよ。
>>550 同意
架空の世界の虫だから、あえてそうしたくらいの受けとめ方でいいと思う。
熊蜂(セグロセキレイ)みたいな意味不明な名前でないし。
>>557 ああ
>>513の意見失念してたわ
申し訳ない
でもその意見には賛同しかねるがね
漢字表記とルビが一致しないのは十二国記の昔からの手法なのだから
今更辟易してるとか言われても、
それは小池一夫にンをカタカナにするな、とか
島本和彦に大ゴマ使うな、とか
平野耕太にチンコいじるなって言うのと同じくらいナンセンスだと
思うからね
>>552 スズメバチを方言でクマンバチと呼ぶ地域があるそうだ。
>>555 スズメバチとクマバチは羽音が似ているので混同されやすいそうだ。
老人がスズメバチをクマンバチと呼ぶ地域にいます
漢字変換だすと
雀蜂と胡蜂がでるね
マルハナ蜂は野菜なんかの受粉に使われてるときいたことがある
>>556 オーケー出したという意味で最終的に「主上の意向」かもしれんが
そもそもイラストなしで出してほしいって声が多く集まったって話じゃなかったか
中身はすごく欲しいけど、いい大人とか男性としては絵がついてるのは買いにくいって
>>563 更にオオスズメバチってのもいるから地域間で蜂の話してると訳が分からなくなる時があるw
細かな違いまで言い出したら、それこそ「閭胥」と「長老」だって
違う概念だろ
ここの世界の人はこの言葉を使うけど、今の日本語でいうと
だいたいこういうニュアンスですってのを振り仮名で表してるのは
月の影で陽子が翻訳システムに気づいて以来ずっとそうなんだから、
たまたま元々自分が知ってる言葉が出てきたからって
今さらグダグダ言っても意味ないよ
なんかよくわからんこだわりなんだろう漢字とルビは
ただそのこだわりは読者に全く理解されていない
>>567 うん今更なんだけど
今回の小説がお気に召さなかった読者が今までの不満をブチかましただけだ
漢字とか設定とか編集者仕事しろ。作者も書け
だいたい漢字ってのは音読みでさえ日本に来た時代で読み方が違うし、
現在中国内でも統一されていない。ましてや十二国記の世界では…。
ある意味、意味が通ればどう読もうと問題ない言語。日本語にない言葉
だったら日本人にわかりやすい読みというのはありだと思う。
クマバチと書いてなぜマルハナバチと読ませたのかはよくわからん
作者がよくクマンバチを知らなかったんだろうか
九州のほうだとなじみがないのかもしれないけど
>>570 「丸花蜂」って言葉は向こうには(現代中国にも?)ないってことだろう
向こうで「熊蜂」と呼ぶものをこっちの言葉でいうとマルハナバチ、という
いつもと同じ翻訳パターンだと思うけど、
ほんと、何で今回だけこんなに引っかかってるのかわからん
クマバチとマルハナバチは同一だよ派の人はどこの地方基準なんだ?
近いけど明らかに違うものをルビふってるから違和感があるっつってんのに
>>572 だからそれは「閭胥」と「長老」も「旌券」と「旅券」も同じだろ
>>571 実際こちらにも熊蜂がいるからだろう
こちらの熊蜂とマルハナバチは別種なのに混同させるような記述はどうかと思う
というかあの書き方だとこっちのクマバチもおとなしくて人を刺さないハチだと思う人いるだろう
>>575 へー
じゃあわざと混同して書いたのかな
少なくとも、マルハナバチを丸花蜂と漢字で書かれると変な感じ…
熊蜂はくまばちとルビ振った方がよかったと思うが(そもそも植物も動物もこっちと同種ってわけじゃないんだし)
まあまるはなばちと書いてしまったものは仕方ないというか何というか
>>572>>574 ウィキペディア見れば分かるけど、親しみをこめて「クマンバチ」と呼ぶ場合、
「大きくてずんぐりしたハチ」の総称としてマルハナバチも指すことは結構ある
で、それらをまとめて呼ぶことは、大まかな性質としてそんなに間違いでもない
穏和だ獰猛だって話をするなら、
むしろクマバチとスズメバチを混同してる奴の問題なんじゃないか
>>576 というか、丸花蜂という言葉がないんだろう
向こうでは厳密に言えば違うクマバチもマルハナバチも熊蜂という呼び名なのか
こちらでいうクマバチがいないのかのどちらかか
去年の今頃は、まさかこのスレで蜂知識が飛び交うとは予想もしてなかったなw
去年どころか10日前にも予想もしなかったよw
漢字とルビをあえて変える表現が、
十二国世界の異世界観を醸し出してる
演出の重要な部分の一つだと思ってるから
俺は好きなんだけど少数派なのかな?
SSとか同人とかイラスト描いてる人たちも
好意的な意見が多かった印象だから
みんな好きなんだと思ってたわ
>>582ブログやツイッターで書きにくい不満を2chに落とす人も多いんじゃないかな
どの作品にもわりとそんな傾向があるから、なんとなくだけど
>>582 結局量の問題じゃないかな。それと肯定的な意見の人がいようと、
実際に読んでみて「多すぎて非常に読み辛かった」という正直な感想であり、
その人にとっては実際読みにくかったり白けたりしたんだから、
他の人が「好き」「これでいい」といっても話がかみ合うわけがない。
>>583 ああ、それはあるかもね。基本的にサイトやブログなど、
ネット上だけとはいえ匿名ではないツール上ではある程度取り繕い、不満等は
匿名の場で吐き出すというのは、非難や炎上を警戒して普通にあることだし。
特に同人なんかじゃファンが集まるわけだから、炎上したら噂も広まり
サイトどころかそのジャンルでの同人活動自体を続けられなくなりそう。
>>584 ルビの頻度の問題もあると思う
HW版だと各ページごとにルビ振りなおしてくれてたのに
今回は初出の時しか降られてないんだよ
正直、俺も読みにくいからルビの頻度あげてくれ
とは思っても、その表現やめろなんて思わんかったわ…
え?
初出だけではなかったような…
何頁おきみたいな決まりでもあるのかと思ってた
新潮の方針なんだろうけど
初出だと簡単な常用漢字でも煩いくらいルビ振りまくってるのに
人名とか固有名詞で絶対読めない漢字でも、初出の時しかルビ振ってくれないのが辛い
そもそも人名漢字、今回から急にやたら難しくて読みづらいのが増えてる
中華の雰囲気づくりなら別の方法でやってほしいもんだ
新刊ようやく読んだ。
黄昏辺りから何となくそうだったけど、主上は国or為政者側への興味を失ってるように感じた。振り回される民ばっかりだもの。
だから面白くない、とは言わないけど。
>>590 なんとなくだけど、歴史教科書に似てきたかな?と
虐げられる民衆、抑圧する為政者、立ち上がる民衆!的な
文明そのものが立ち後れた世界だから、自信の内にある原始共産制への憧れ、みたいなのがちょっと出ちゃったんじゃないのかな?
でもコントロールされた世界だから、民が立ち上がってもどうにもならないじゃん
青条の蘭だって、民があれだけ頑張って必死に思いを繋いで王宮に届けても、
王がシカトしてたらすべてが無意味でになってただろ
見方を変えると、たまたま話のわかる王様でよかったね〜って話に過ぎないんだよな
もともと個人の意志とか成長とか挫折を描くために、
個人(王)と世界(国)が連動した世界を作った一種のセカイ系だろ
セカイ系の世界観でセカイと連動してない側の人達を描くとこうなるっていう見本になってしまった
今回みんな苦しい状況下での話だから民目線で書かれると
結局大体が「王様なんとかしてくだしあ><」になってワンパターンなんだよな
平和な国の話も読んでみたい
そこはちょっと違うんじゃないかなあ…
黄昏で、李斎の決死の行為が王たちや天のお方を動かしたように
自分で動かないと何も始まらないって事では
国をよくすることについて、何もかもするべきなのは王だけど、その王が何でもやってくれるやーじゃなくて
こうしてください!って訴えかけること自体の大事さをね
>>594 丕緒は作品で自分勝手な考えを王に押しつけて訴えたけど何も動かせなかったよね
結局大人(王)に働きかけないと何もできない子供の話みたいになっちゃうんだよな
子供が「大人なんてなにもわかってくれない」ってスネたり嘆いたり
「絶対信じるもんか」って学校とび出してアウトロー(黄朱)になったり
そのくせ心のどこかで話のわかるいい大人に期待したり、喜んだりしてる
>>584 結局、多すぎて読みづらいってことでしょう
あっちの世界が実際どうかの問題でなく、少なくとも読者は小説として読むんだからそれで適切なのかっていう
あと「長老」を「閭胥」とすれば異国感は上がると思うが、「丸花蜂」を「熊蜂」としても異国感に差があるとは思えないからかな
>>594 黄昏でも李斎はまだまだ戴は神に見捨てられただの王や我々には非がないのにだのの思考停止状態を継続してたと思うけどね
物語がそれに同情的だったのがアレだけど、泰が荒れたのは別に天災でなく完全に人災だから
結局阿選という戴人及びそれを止められなかった驍宗や李斎他のすべて戴人せいだろって誰か言ってやれよと思ったわ
蜂談義になってて吹いたww
いやほんと1週間前は蜂でレスが埋まるとは想像だにしてなかったよ
新刊読んで懐かしくなって既刊読み返してるけど、
記憶してた以上に景麒の言葉の選ばなさっぷり足らなさっぷりがすごくて予王と陽子乙ってなった
10代の頃は予王ひどい王だなって思ってたけど20代後半になった今は予王に同情しまくりだわ
不老不死の王になったがために普通の人の一生よりも早く死ぬことになった…可哀想な予王
>>597 まあね。閭胥の場合はその里の最長老がなるのが慣例なんだし、官に任命される
らしいから厳密な意味は違うとしても、くどくどしい説明の代わりに
「ちょうろう」という読みで済ませても理解できる。
でも確かに丸花蜂と熊蜂はなー。
>>595 え?何もって?何読んでたの?
最終的に陽子の心を動かしたのでは…
いや、予王の心も動かしたけど、自分の思った通りにはならなかったというだけだし…
一度失敗したらそれでもう投げ出すのが正しいんだろうか?何度でも働きかけてやっと実を結んだんじゃないか
>>597 途中しかみないの?
何だかんだ言って泰麒と戴に帰るんでしょ
そもそも彼女が自分で一歩を踏み出さなければどうにもならなかったこと
陽子が言ってたように、人は人自身で助けていくしかないわけで
途中で思考停止してたっていうけど、彼女はもう次のステップに進んでるじゃん
何か途中の悪いところ悪いところだけ抜き出して違う違う言うのはどうなん、どっちも
李斎と泰麒が戴に帰ったのは、事実上死ぬためなんだよ
もう戴は天にも見放されてどうにもならないから、
こう着状態を打開するためには麒麟が死ぬ(=王が死ぬ)しかない
陽子や尚隆達は、泰麒の角が回復して使令も戻ってから、
それなりに戦略を練って万全の態勢で戴に入るという計画だったのに
そういった現実路線を放棄して丸裸で帰ったのはある意味、
自分達の力でなんとかすることをあきらめて運を天に任せたような状態
あの世界では案外それが効果あるかも知れないが(海神の尚隆みたいに)
少なくとも、こっちの世界でいう「最後まであきらめず自分で何とかする」のとは違うんだよな
>>601 そう熱くなるなよ。
>>592が言う通り、どんなに頑張っても天や王が無視したら終わりって構図は変わってないから
それが青条や黄昏では頑張って何とか通じて動かすことができたけど、通じるか通じないかはともかく
民側だと話がワンパターンになっちゃうよねってことだろ。
で、李斎は次の王つまり驍宗を動かしにまた縋りに行ったんだろ。別にいいんだよ民はそれで。
本来の漢字の読みを無視したルビが多いのって、アニメ化を視野に入れてるんじゃないの?
漢字の読みそのままアニメで喋らせたら原作読んでないとわからんというとっつき悪い物になるでしょ。
まあ、それはそれでもっとルビ増やすべきだが。
>>602 戴に戻った泰麒だが、いっこうに驍宗が見つかる様子はない。
自国を救うべく、泰麒は李斎に自分を殺してくれと懇願する。
そんなこと出来ないと李斎が葛藤している間に事態は思わぬ方向へ…
次の長編のあらすじがこうだったらいいな…
>>602 え…?陽子たちが戴に入る計画って脳内設定?
>>603 民側だと話がパターンになる、ということは同意するけど
592の主旨はそういうことじゃないだろう?
所詮王様頼みで民のやることは無駄扱いってそりゃねーわ
民も何とかしたいって気持ちを持って動いて、それで王が動くんじゃん
王が何もせずに青条のことがわかるわけじゃないんだから
それを見つけた人や届けようとした人みんな、力を尽して結果があるんだよって
>>602 泰麒の名前で兵を募って李斎が率いる事も出来るよね。
李斎だけだと信用されないかもしれないけど、泰麒が大義名分になるだけで選択肢が色々出てくる。
でも、いざというところで天に運を任せてしまうのが、天に作られた麒麟の性なのかもね。
李斎は泰麒のいいなりになったらいかんかった。
驍宗蓬莱迷子説とか。
>>607 泰麒が黒麒だってことは知られてるだろうけど
髪が金でなければ偽者も立てやすいってこと。
おまけにもともと李斎は謀反人扱いされてる。そんな状況で
泰麒を「泰台輔です」と出して信じる民がいるかどうか。少なくとも
一人二人じゃない民が兵として集まってくるには相当な確信が必要だろう。
泰麒が麒麟だと信じてもらえない可能性大
角なくして転変できないし使令不在だし黒髪だし…八方塞がりすぎる
そもそも麒麟になれないからな
でも、今はそれだけみたいな言い方をされてたし
実は完全回復したら一気に角はえてきたりして、みたいなことを考えるのは甘過ぎだろうか
>>606 え…?陽子達が戴にって誰が言ったの?あなたの脳内じゃないの?
陽子達は泰麒達が万全の態勢で戴に入れるようにバックアップする方向で考えてたはずだよ
>>609 だから角が治るまで待ってれば色々やりようがあったのにね。
ところで角って時間たてばまた伸びてくるものなの?
玄君も穢れは取ってくれたけど角は直してくれなかったよね
本来、泰麒救出・保護のために動いた陽子達は、
その努力と心遣いを無にする形で勝手に出て行った泰麒達に怒っていいんだけど、
薄々彼らが死にに行ったんだってわかってるから
その悲壮な決意に感じ入ってただ祈るしかできないってのが黄昏のラストだよね
常識ではもう死ぬ以外に詰んでるけど、王を信じる民の心が奇跡を起こすとかの展開なんだろうな
>>613 治るとは明言されてない
奇跡が起こって治らないかなーとかちょっと思ってはいるけどさ
新刊読んだ
主上は本当にこういうの話を書きたくて書いているのか?
だとしたらもう昔のような話書くことにモチベーションないんじゃね
>>612 いや、
>>602へのレスなんだけど
「陽子や尚隆達は、泰麒の角が回復して使令も戻ってから、
それなりに戦略を練って万全の態勢で戴に入るという計画だった」と書いている
泰麒たちを返すというならそう書かないと
主語とかもうちょっと整理してさ…陽子たちが主語なら、泰麒を「返す」「入らせる」じゃないと通じない
それだと陽子たちが入る計画だとしか読めないから脳内設定を言ってるとしか思えなかったよ
あと、
>>615も見当違いも甚だしい
死にに行ったつもりはないだろう(死を覚悟していくのと死ぬために行くのは違う)
そして陽子たちも、死にに行くのを送ったわけじゃない
何の手助けも出来ず、命を落とす可能性があっても行かせるしかなかっただけ
とりあえず言い争っても他の人に迷惑だから、関わらないことにしよう
>>617 意欲はともかく、変わっていってはいるのかな
でも、長編については元々描いた筋書きがあるなら、その通りに書けばいいだけだと思うんだけどね
>>617 残穢と鬼談を書かせてもらったから、仕方なく…。
返本が50%だから、じきに絶版じゃないかな?
忘れた頃に文庫に落ちて、初期だけそこそこ売れるでしょう。
泰麒からの要請では、他国の王は動かせないよね?
あくまで王の要請じゃなきゃ、他国侵略?になるんじゃないのかな?
風の万里で景王(陽子)に延の王し(字わかんねー)を貸しただけだから、大丈夫だったんだよね?
>>618 事実上死にに行ったようなもんだろ
普通の世界だったら、「死ぬ覚悟だけど最後まで何かできることをしよう」でいいけど、
あの世界では、麒麟が死なないと状況は動かないし民は救われない
ポンコツになった麒麟が最後にできるのはそのことだけってのは
誰もあえて口に出さないけどみんなわかってることなんだよ
でも李斎とは多少意識のズレはあると思う。
李斎は母性愛が強いから、やっと取り戻した泰麒をむざむざ死なせたくないだろう
死ぬ気まんまんの麒麟と、それを守ろうとする李斎(民)の対比で
天のシステムの矛盾とそれに抵抗する民の強さを描こうとするんじゃないかな
>>621 そういうことだね
泰麒は王じゃない上、仮に麒麟ならOKだったとしても、
麒麟としての性質を失ったかもしれないから(この辺が曖昧)麒麟と見なせるかどうかも難しい
返本50%か…
発売当初、地元の本屋で派手にキャンペーン張ってて大丈夫かと思った覚えがあるわ
主上の単行本久しぶりで飛びついたけど(残穢の前半くそ面白かった)
対して丕緒は単に平積みしただけでコーナーも作って貰えてなかったのは残穢がポカったからか
うん、泰麒は死にに行ったわけじゃないよね
リセット試みるなら泰まで行かずともさっさと自害して次の麒麟と王に託せばいいわけだし
>>625 よその国で自害はさすがに迷惑だろ
これ以上戴のことで迷惑かけたくなかったみたいだし、
国のことは国の中でケリつけたいっていう意思表示だと思った
>>625 実際、天もそうしようとしたんだよな
思えばあれは天の最大限の慈悲だった可能性もあるのか…
今の王を探すより麒麟このまま見捨てて新しい麒麟待った方が早いとか思ってたのかも
じゃあ海で死ねばいいよ!
死にに行くような消極的理由で戴に向かったようには読めなかったな
命を落とすかもしれないが、(何ができるか分からんけど)自分が何とかしなくては、って意志を感じたよ
いや、あれは頭で考えた理由ではなく、もっと単純に王の側にいきたいという麒麟の本能からだと思うけど
>>606 あなたの言ってることは間違ってないが、話が噛み合ってないんだよ
民のその「なんとかしたい」の向かう先は「なんとか全力を尽くして王様頼みしよう」なんだよ
王はその存在だけで国を文字通り動かすが、民は王を介してしか動かせないんだよ
システム的にあくまで王ありきでしかない。そういうシステムの本質的に影響ないってことであって
実際の行為に対してどうせ無意味だったのにねーpgrとかそういうことを言ってるわけではないと思うよ
>>627 天の慈悲か…
そういう見方したことはなかったけど、言われてみるとそうかも…って思った
あ、そっか
転変、指令、髪の色、オールアウトでも王探知機の機能は働いてるのか
見つけ出せるといいね…というか見つけ出せんと話が進まんがな
汕子とゴウランは、預けられてる状態であって、二度と会えない訳じゃないんだよね?
泰麒の角が回復して麒麟として完全に戻れば、また泰麒の元へ返して貰えるんだと思ってるんだけど
泰麒が死んだ場合、預けられてるゴウランは、泰麒の所まで全力で走って食べに行くんだろうか…
>>629 そこは完全に同意なんだけど、最終行のようなことであれば悪かった、ごめんね
ただ問題は泰麒・泰王の死で次王朝に望みを託すとしても
今の戴の荒れ様からすると、王の適格者が国を出ることすらままならん事だな
昇山どころか、戴国内で生存していく事すら困難だろう
巧果も実ったままで孵化しないみたいだし、次の戴(麒麟)が誕生するかすらあやしい
戴の国民にとっては、どう転んでも詰んでる気がしなくもない
巧果ってそんなだっけ?思い出せん
峯麒流されるわ巧果孵化しないわじゃ…蓬山何やってんのorz
>>635 十二国のバランスが崩れ始めてる…とか?
こう果(正しく変換出来ない)は、確か陽子即位の頃には出来てたんだっけ?
でも黄昏でもまだ実のまま…中身入ってるのかな
おつきの女怪がかわいそう
功果は正直、主上のミス説が有力…
>>634 そうはいってもすべての国がずっとそうやって今までやってきたわけだし
王の候補は繰り上げ式だから、戴国内の地上がほぼ死に絶えても、
他国にすでに逃げたのか昇仙してるのか、とにかく誰かに天意は下るはずだよ
それこそ、王には天の運気が味方するんだから
折山の祖国を最初から回避して異界に生まれるというウルトラCかます王もいるし
>折山の祖国を最初から回避して異界に生まれるというウルトラCかます王
いいなその解釈w
>>638 戴国内壊滅だと、胎果含めた国外組から・・・確かにシステム上はそうなるね
ただ、黄昏の時点での国外組しか残らんとしたら
かつての雁の30万にも遠く及ばないかなぁ
国外にいる場合は里木も使えないから、国外では戴の人口は増えないだろうし
阿選の件といい、今の戴は天のシステムの盲点が最悪の形で現出してるな
>>640 でも阿選(やその一党)を廃して正当な王が玉座に戻れさえすれば、
あとは浮民やら他国の希望者やらを受け入れて戸籍をやればいいからなあ。
土地とか戸籍をもらえるとなれば移住したい連中は一定数いるだろう。
戴はここから、予想だにしなかった大どんでん返しが
前半だけいかにも困難極めそうな感じで、後半は珠晶みたいな展開になったりして〜
執筆中らしい長編が黄昏〜の続きであることは期待するけど
もし続きが書けないのなら、最後に添えられた「歴史書」ふうに
あらすじを教えてくれないだろうか。
あとは読者が脳内補完するからさ。
>>640 それは年数どれだけかかるか次第だろうね。流石に今30万レベルではまだないだろうし
王失踪して今が6・7年目で、次の麒麟待って最短でこっちも6・7年これくらいならギリギリいけそう
だからこそ泰麒と李斎はすぐに驍宗が見つからない場合はいっそ決断しなくてはならないわけだ
ブナの疫病はなーんにも無いエン国のためにお金ができるよう
天帝が起こした計画だったのかなあ。
もしそうなら特効薬の難易度高い鬼畜っぷりも何となく解かる。
役立たずの官が貯め込んだお金は尚隆が没収するからいいけど
民にとっちゃ潤えないし地すべりの危機あるしで生きた心地がしないな。
>>601 あれ?
陽子の心を動かした陶鵲はしょう蘭が作りたかったものじゃなかったっけ
>>647 原案?はしょう蘭だけど、それを形にしたのは、丕緒と青江(だったっけ?)でしょ
鳥から鳥を産み出すとかさ
649 :
イラストに騙された名無しさん:2013/07/03(水) 17:56:17.23 ID:gfL6ViMf
まあ全部割れちまうんだがなァ
いま思えば、戴の前王って名君だったな。ただ金遣いが荒いだけで。あぁ驕王の時代が懐かしい。
120年続いて、最後もさほど国荒らさず有能な官吏も残し、晩節を汚さず逝ったし。
得体の知れない阿選といちいち正論で生意気な驍宗を左右軍で子飼いにしてたってだけで大物。
驍宗は先王を軽んじる言動をするが、むしろ見習えよ。余裕なさすぎなんだよ。
>>646 つまり天帝は自然破壊の危険性がわからないお馬鹿さんだった可能性も…
何しろ500年前の世界だからな。災害が起きる前から予測できる方がチートかも。
>>647 瀟蘭(字はあってんかな)の思ってたことをきいたら意外にも自分の思ってたようなことというか
華美でもなくただきらびやかなだけでない、痛みを感じつつも美しいものだったから
その案を頂いたものと思っていたが
彼なりに自分の気持ちと合致すると思ってつくったものだと思うよ
そろそろ我が地方でも発売してるかな
>>646 意図的ではないんじゃないかなあ…
実在する天は間違いを犯すって話のとおり、実在する天は万能ではないから
>>650 一切容赦なくここまでの実績だけで見るなら
驍宗は砥尚どころか舒覚以下・・・
実績は、(阿選を見逃してるが)官吏の一部整理とこう慈だけ…
戴の前王朝の末期は表面的には酷く荒れてなかったけど、
内部の腐敗が深く進行してたんじゃなかったっけ
驍宗のような武断の王が立って病巣に大胆なメスを入れてくれるのを
民も待ち望んでたんだろうけど、そのやり方が良かったかどうかは??
病気は治ったけど人は死んだってオチじゃ名医とは言えないわけだしな
>>652 丕緒は陽子の時の射儀で何かを伝えようとは思わずしょう蘭の望んだ陶鵲を作りたかったから作っただけで
それまで丕緒が頑固に拘ってきた惨さは完全に捨てたわけだし
何度も諦めずに働きかけたから実を結んだっていうのは違うと思う
>>656 そりゃ腐敗がまったくないなんてことはないが、特別に深いとかは言われていない。
土地の荒れも官僚体制も王のいない国にしてはよく踏みとどまった方っていう評価。
>>657 完全に、ってことはないと思うけど…何で0か1かみたいな判断をするのさ
というか、製作について、何かを訴えかけるつもりがなかったとは思わないなあ
やり終わった後は人の評価などどうでもいい、という心境に至ったようだけど
丕緒にとって、陶鵲は単なる賑々しい華やかな儀礼でないというのは変わらないんだし
蜂談義わろたw
>>593 漣の明るい農村を希望w
なんか本当に色々濃いスレだよねそんなあなたたちが好きだけど
蜂談義は地域差とかいろいろ勉強になった
>>655 性急に官の整理をしようとして焦り、
泰麒の目を恐れて距離をとった挙句に不信感を育て、
泳がせておいた阿選の策略にハマって行方不明だもんなあ。
実質の在位って何年? せいぜい2,3年ぐらいなんじゃないかな。
>>663 いいえ半年です
夏に終わりに即位して春の初めにいなくなりました
>>660 明るい農村みたいかも
意外に面白い話がありそうだよな
何も苦難の果てにカタルシスって長編でなくとも
功果は実ったけど芳果はまだだったよな
6,7年?も行方知れずでかつ死んでない驍宗は
グリフィス状態か白雉と同じく壺に詰められてるくらいしか
思いつかない
戴の続きじゃなけりゃ劉王の話が読みたいなあ
>>665 乱が起こり、純朴な農業青年が、なんの躊躇いもなく「悪い枝は切ろう」と言って
となりで美しい新妻のような麟が微笑んでいるという、明るい光景が見えます。
>>668 塙果は通常1年で孵化するところ、3年くらい経過しても生りっぱなし
峯果は蝕で流されて行方不明…崑崙方面に流れたっぽい
>>671 流された芳果は誰も探しに行ってない?
…ダメだなんか色々忘れてるもっぺん最初から読み直すか
>>674 政策とか食文化を考えると、崑崙に流された麒麟の方が短命そう…。
>>551 蒸しパンの間違いだと思う、楽俊のカーチャンが手早く作ってくれるやつ
船の下働きのお駄賃は饅頭だったような
タイキが流されたとき 捜索されなかったら
日本でタイキが死ぬまで卵果が成らないだけの事だったんだよね
せいぜい60年?
>>676 船乗りのお駄賃は饅頭であってるぜ!
少なくともWH版では
>>677 日本にいる時肉を食べたりして穢れが溜まるから
流された麒麟の寿命はせいぜい十数年て記述があったはず
>>677 そもそも王のいない麒麟の寿命はMAXでも30年とちょっと
前の延の麒麟はそれで死んだ。感度悪い奴が60年も生きてたら民が困るんですよねー
蓬山に死ぬまでこもってたニート麒麟も多かったんだろうか
民はいい迷惑である
「蓬山は、地上数万キロ雲海の彼方あるんだな〜 ニート最高!! 」
麒麟はまさに天界でお育ちになるのではたらく魔王さまでパロってもあまり面白くないな反省
青条は天が蓬莱生まれの王に対するチュートリアル的な何かかと思ってしまった「さあこの植物が欲しいとお祈りしてみましょう。すると国中の里木に同じ植物が実り、民が救われます。そんな感じで自分で植物を増やして下さい」みたいな
青条騒動のおかげで、今の雁には国営の宅急便ができました。そこの責任者は標仲という方です。
王が天に祈れば新種が出来るんだと思ってた
これを増やしてって祈りしかできないなんて聞いてない気がするけど納得
「高温にも低温にも渇水にも長雨にも強い栄養価の高く成長の早い穀物がほしい」
とかねだれないのね
>>688 高温にも低温にも渇水にも長雨にも強いけど虫と病気に弱く
栄養価は高いけどものすごく苦くて不味く
成長は早いけど連作の効かない穀物の卵が里木になったりして
恐らく峯果は崑崙にいるんだよな?
黄昏の時に泰麒を探しに行った崑崙組は峯果の気配とか見つけられなかったんかね
新作長編でそこら辺の情報あると良いんだが
>>676 飴売りの行商の母子のうち子供が、「揚げパンがあるよ」とか言ってたじゃん。
>>674 何度も頻出だけど、流されたとは限らないというかどうも何かが起きてるっぽい。
泰麒の例だと、蝕が起こった直後に各国に朱雀を飛ばしたりして
蝕がどちらへ抜けたか精力的に調査して蓬莱と見当をつけ、即刻探しにいってる。
でも峯麒の場合、蓬山は何もしていない。むしろどの国も知らないってことは話を伏せてる。
珠晶が見舞いを口実にやった使者も蓬山のどの宮も閉まっていたと言ってた。
>>677 通常の麒麟の寿命は30年だけど、蓬莱に流されたら1/3の10年くらいだそうだ。
693 :
イラストに騙された名無しさん:2013/07/03(水) 22:10:24.16 ID:gfL6ViMf
あげパンがあるならショーパンやパイパンやホッパンも…!!!!!
虫パン(蜂入り)
そーいや、ふりがなの件は、章ごとの初出の時につくのだな
番号がふってあるとこを追うとわかる
通常なら、王が倒れても官僚によってそこそこ行政が維持されてるという事かな。
主要な登場人物の王がメインの作品が、異常事態なだけなんだろうか?
>>688 黄昏〜で、黄海にだけ育つ荊柏(実が炭代わりになる植物)を
驍宗が泰でも育つようにして里木で増やしてるから
品種改良的な事は出来るはずだけど
オリジナルの植物は作れないのかもな
現物見たことなけりゃ無理
って設定でないと青条が破綻するwwwww
山毛欅の病限定の特効薬だから、その病を王が詳しく知らないといかんとか、
まず王宮の野木に生って、次の年に国中の路木に生るとかいう話だから、一年は遅れるとか、
まあ後出しの感はあるけど、なんか理由があるんだろw
700 :
イラストに騙された名無しさん:2013/07/03(水) 23:27:25.68 ID:gfL6ViMf
祈ったら新種植物が天からもらえる設定は本格的ファンタジーにはあんまそぐわない
幼稚な設定だとオモ
天があんまり人間の意見を聞きすぎると不条理な王制を強いている天と矛盾する印象
それこそ、本物を枝に結んで祈るとかしてるかもな
702 :
イラストに騙された名無しさん:2013/07/03(水) 23:45:33.91 ID:FMv3QRkM
噂のふりがながうわざになってるところがあった……
よくあること、よくあること。
「捉(とら)まえる」とか「郷城(ごうしょう)」とか
これまでにもあったし。
>>660 「何だーこの赤い実はー?」
「ゴツい兄ちゃんがカゴさ置いてったんだ」
「ンめなー。種さ植えてみっがハァ」
※イメージです。
>>702 ページ番号込みでツイッターで呟けば、誤植を指摘した人みたいに感謝されるかもよ
>>688 自分の中で整理してないから適当だけど、
まったくの新種 鴻慈みたいな品種改良系も?
王が祈って上手く行けば路木に生る
→次の種まきシーズンに里木に生る
で、青蘭に関しては野木で発見されるタイプの新種
王が実物見ながら「これいいわ欲しいっす」と祈る
→次の種まきシーズンに里木に生る
※王が祈らない=里木に生らなくても、野木のものから増やす事は一応可能
こんな感じじゃないかな
>>702 それはむしろ編集の仕事。
編集泣かせの作家だろうな。
陽子は「伏礼を廃す」を初勅としたわけだが、伏礼したら怒られるの?
欧米の住宅に靴脱いで入ると奇異な視線を受けるのと似た様な事は起こりうると思う
>>708 国内なら注意されて正されるかな。他国の人ならおそらくそのまま。李斎は叩頭礼してたなあ。
>>708 したいならしていいんじゃない?
強制はしないって意味だろ
>>710 行事や他国の人との時は除くって但書きが付かなかったか、あの初勅。
昨日から暫くスレ読んで、今回の短編に感じてた違和感に何となく答えが出た。
楽俊が話していたことと微妙にズレがある気がする。
神に祈ったってどうにもならない、だから自分で努力するのが常世の人だと思ってたんだけど、4編とも神の代わりに王に頼ってるだけなんだよね。
図南のように一念発起する訳でもなく、海神や万里のように乱が起きる訳でもなく。
主人公に設定されている人達からエネルギーを感じないというか。
そう考えると青条の蘭は最も十二国記らしい感じがする。
王が近いと王に頼る。
果てしなく遠くの存在だと、自力でなんとかしようとする。
>>713 楽俊があの世界での一般基準ではないような気がするんだよな
ぶっちゃけあの鼠、出来物だろ
出来物ではない一般人がどういう思考回路なのか
実はまだ描かれてなかったんじゃね?
もしかしたら神に祈る、ってのに近い感覚で
王に願うって習慣はあるのかもしれない
むしろあれは楽俊の考え方が浮いてる気がするな、それを陽子が偏見で解釈しちゃってたような
こっちの暢気な神頼みなんかより、向こうの方が世の中を左右する訳の分からんものが事実介在してるわけで
天の采配を当てにしたり、王に依存するのが意識として当然の世界なんじゃなかろうか
郊祠だとか儀式のようなものはあるし、祈って蓬山の女仙になれちゃうし、要するに
> 神に祈ったってどうにもならない、だから自分で努力する
ではなくて
神とかがなんとかしてくれるなら全力で祈るし、どうにもならないなら祈らねえ!
自分が努力するかどうかは別の話だが、どうにもならない努力もしたくねえ!
といった感じに思える、短編集に限らずやつらのメンタリティはほとんどにおいて毅然としたところがない
天の配剤、天の差配とかか、混同して誤用したぽい
あっちの祈りってもはや上訴だよな
民の領分じゃどうしようもない問題を必死で天や王に訴えるって感じ
だから合格祈願みたいな個人の努力や資質の問題は
逆に神に祈ったりはしないんじゃないの?
>>715-716>>718 王が天に選ばれる世界なら、まさに王は神の意思の実体化なのかもね
イスラム教徒とか、神を本気に信じてる人らみたいなもんかも
祈るというか願うのが当たり前
希望的存在なのが当たり前
>>715 王宮で働く官になることを見据えてる鼠は
そりゃ下々とは思考も違うだろ
王と麒麟は仙籍じゃなくて神籍だから。
自国内においては神である事が求められてるんだろう。
同様に官吏も仙人なんだから、世俗的な欲は切り捨てて働くのが本来の姿なんじゃないかな。風信の暦作ってる人たちみたいに。
>>711 叩頭礼したいぐらい相手に感謝の気持ちを抱いたらしてもよさそうだよね
叩頭礼することを強制した側は厳罰くだされそうだ
感謝の気持ちから叩頭礼したのに
「こいつー叩頭礼しやがったー逮捕だ逮捕だー」って
罪に問われないような対策取ってるのかな
>>722 でも土下座って感謝した時にする物じゃないしねえ。
短編集読んだ
青条の蘭でメッチャ泣いた
主上、本編も早くお願いします
道がつく習い事してるせいかわりと土下座のハードル低いわ
叩頭させるのを禁じるだけじゃなくてする方も禁じないと、
あっちが勝手に叩頭してるだけですよーとかのらりくらりされそうな気もする、特に地方
スレチだけどこないだチキタグーグーの話してた人ありがとう、おもしろかった
死刑是非は2ちゃんのコピペみたいな内容だったね
でも 柳の気持ちの悪い傾き方が描かれてたのは良かった
727 :
イラストに騙された名無しさん:2013/07/04(木) 09:53:00.89 ID:gBWd1JPj
青条の蘭は、涙腺に来るね
丕諸の鳥は、最後がぞっとするほど美しい
文章力で言えば、過去のどれよりも叙情的で美しかった
こういう短編がもう一冊ほしいね
大学の話とか、自力昇仙とか、朱姓とか
読んでみたい
技術が上がるのと比例して内容はつまらなくなる
長く続いた漫画や小説にありがちなパターンでつね
麒麟の宿命から逃れられる方法はないのかな?
角を折ったら人間になれた!みたいに。
もともと、人に似た形を取ることもあるってだけの別の生き物だからなあ
見当違いかもしれんが戴はこれから民主主義の方向で話をつくるんじゃないかななんて
講談社文庫版P425〜からの李斎と泰麒の会話が特にそれらしく見える。
「そもそも自らの手で支えることのできるものを我と呼ぶのではないんでしょうか」
この台詞が、海神での六太の価値観とか、風の万里での陽子の結論にも通じているような。
ある意味絶対王政の十二国で、一体どういう形で民優位に落ち着くのかは見当もつかないけども。
それと泰麒の常人だけど特別な存在という位置、ちょっと今の日本の天皇制に似て…るわけないですかね
角が無くなってても王を慕ったり慈悲深い部分は変わらないんだな
転変とか折伏とかの超能力部分の力の源が角ってだけで
それ以外の特徴は麒麟って生き物の本能的なものってことか
王気レーダーはやっぱり角のほうなのか?
だったら戴に戻っても王探せない…どっちだろう
>>731 王を飾りにして議会が政治をするとしよう。
でも、その責任を取って天に殺されるのは王。
議会の人間は誰も死ななくていい。責任とって辞任を迫られたら、在任中に貯め込んだ財産持って他国にとんずらしようか。
こんな国の王に誰がなるというのか。
何百年も続いた奏や延のような国も王が短命だったり不在が長い国も
貧富の差はあれど文化文明の差がほとんどなさげだよね
これってやっぱり大規模な産業に活用できる資源がないせい?
チタンとか石油とか埋まってないんやね
>>733 なんかイギリスみたいだな
アンドラだっけ?
大統領が2人いる国
妖魔がいるから航空機や航海機は難しいとしても
鉄道的な運搬システムくらいはあっても良さそうだよな
牛馬でトコトコ運んでるんだろ?
せめて舗装された道路があれば青条の旅ももっと楽になったろうに
それとも国が荒れるってのは文字通り地表も剥がれ崩れて行くのかな
河の氾濫が有るくらいだし 地震もあるんだろうな
>>725 マナーとして、座って三つ指ついたお辞儀は普通にするけど、
地面に額すりつけるお辞儀をさせる習い事ってあるのか?
>>737 騎獣なんてこっちの交通機関よりはるかに便利だろ
空港や駅なんかの施設もいらんし、スウグあたりは速さもかなり早いぞ
そもそも根本から違う世界をこっちの基準で図ろうとするのがナンセンス
あと舗装がないのは荒れた国だからで、荒れた国の道が舗装なんてされてないのはこっちも同じだろ
大量輸送を想定した鉄道は便利だと思うけどなあ、燃料さえあれば
疲れ知らずで休みなく一度に大量の物資や人間を安く運べたら世界がガラッと変わりそう
>>738 道教・イスラム教なんかじゃ額こすり付ける礼があったよね
習い事ではないけれど
つか、陽子の「伏礼を廃す」って規則としてある
「ここでは伏礼すること」みたいなのを無くすってだけで
礼儀作法としての伏礼を禁じた訳じゃないよね?
処罰云々って話は的外れな気がするんだけど・・・
騎獣は一部の金持ちしか持てないだろ。誰でも利用できる公共交通機関が乗合馬車レベルで止まってるのはいかがなものか。
それはともかく、猫バスとかないかな。
>>741 伏礼って叩頭礼の事だよね。
叩頭は、ひざまずいて両手を胸の前で重ね合わせ、頭額を急激に地面に叩きつけて行ったそうな。
土下座とはちょっと違うというか、より卑屈な感じがする。それに皇帝の前でだけする特別な礼だったはず。
だから伏礼を廃するのは、王の権威の失墜という意味でもありそうなので、常世の高官に通じるかどうか。
というか、王に対する礼が簡略化されたら、下の政府高官も王に慮って部下に求める礼を簡略化しないといけないんじゃないかな。
需要の問題もある
一度に大量の物資を運んだとして
それを消費する場所が必要だろ
ただ鉄道だけがあっても需要がなければ廃れるだけだよ
江戸時代に馬車が出来なかったようなノリかな。
>>743 だから、礼ってのは敬意を表す行動であって
敬意ってのは強制されるものじゃないよね?
心から敬意を払いたいなら自発的にするものだし
規則だから伝統だからってやってもそこに敬意はないよね?
私はそんな形骸化した中身空っぽの礼はして欲しくないし
強制されることによって壊れてしまう自尊心の方を大事にしてもらいたい
って、陽子さん言ってましたやん
平伏する事による王制の強化てのは重要だと思うけどな
そのへんが理解できてないんじゃないかと思う
平伏を強要する事により自尊心を砕き、謀反を起こさせないようにする事で
王朝の安定を目指す
王がしっかりしてれば問題ないよ
>>747 陽子は民の自尊心砕いて得た安定なんていらないって
作中で言ってるから、なんとなくは理解してるでしょ
陽子的には民に強制させて平伏される王じゃなく
自発的に平伏される王になるって決意を込めての
あの初勅じゃないの?
万里はあくまで初勅編だしね
陽子は自分で立ててないから、権力に甘えるのを嫌って、自立する意味を多く含んだ初勅を作った
その次のステップとして、
>>747の言う陽子の甘いところが黄昏で露呈したわけだし
ばっちり身内から謀反されてたからなw
>>747 そもそもこちら側とは王の質が根本的に違うから権力維持の為の王制強化は余り意味がない様な気がするが・・
>>749 その謀反も結果だけ見れば糞野郎のあぶり出しになってるから
悪いことじゃないだろ
陽子が反省すべきは宮廷儀礼の中には権威強化見た目重視だけじゃなくて
色々な意味があるんだってことを理解してなかったって所じゃないかな
伏礼してた連中に文字通り面従腹背されてたわけだしなあ
伏礼を廃するのは間違ってると断ずるのは早計かと
こっちの世界じゃ、ひれ伏すとか跪くとかって、不安定な姿勢をとらせて暗殺防止する目的なんだけど
使令がいればそういう気は使わなくても大丈夫だってことなんだろうな
だから使令を外すなと申し上げたのに
丕緒の鳥良かった。
陽子かわいいよ陽子
大量輸送は水路だろ
港についたら小舟に分けて河川
雲の上にものを運ぶのが大変だな
首都以外の国土は起伏どうなってんだろ
そういう描写とか読みたいね
王や麒麟だけでない世界をみたいなあ
757 :
イラストに騙された名無しさん:2013/07/04(木) 20:42:04.41 ID:QrTAOlP7
確か鈴が乗った船は油臭いと書いてあったキガス。
動力無いのに何の油なんだろ?
758 :
イラストに騙された名無しさん:2013/07/04(木) 20:53:43.37 ID:9uaMsdPQ
船で働く男達の…油汗に決まってるだろうが!
動力に使わなくても金属連結部可動域に差す潤滑油とか灯り用の燃料油は船には必要なのでは
ファイナルファンタジーやったばかりだったから
チョコボの獣脂臭さと一瞬連想したw
精一杯の擁護として
船を補修する時の接着剤としてのニカワや脂臭さ
>>751 それで王が暗殺されてたら元も子もないですねw
常世の王は神様だから、神様に跪いてもあんまり自尊心傷つけられないと思うんだがね。
形式的に礼儀を尽くされるよりも、心から敬ってもらえる王になりたいという陽子の気持ちは、身分制度でガチガチの世界だとなかなか理解してもらえないだろうと思うだけ。
防水にニスを塗ったりするけど油とか使ってるからな
>>756 俺も読みたい
が、本編とからめるかしないとまたギャギャー言う連中が出そうだw
765 :
イラストに騙された名無しさん:2013/07/04(木) 21:15:48.53 ID:9uaMsdPQ
新刊の話題が絶えたな
どっちかというと設定資料集みたいなのが欲しい。主上の公式で。
>>762 形だけの平伏で自分がナメられてるのは重々承知だし
跪かれるのは王だけではない
万里、もろにそういう話だったじゃん
身分あれどそれでもみな同じ人間には変わりないこっちと違って
仙は不老不死になれる、王はさらに様々な奇跡起こせる、って本当に生物として上位種だからな
>>767 いや、跪くだと膝をついた姿勢だから、違うや。伏礼の事ね。
神様に対する儀礼なんだから、現代日本の陽子にとっては自尊心を傷つける行為かもしれないけど、常世の人はそんな事気にしないよ。
むしろ礼にかなった事してるのに、そんなの心からの事じゃないからするなと言われたら、どうやって偉い人に対する礼儀を表せばいいのかわからんだろ。
読者には通じるけど、作中の人間には通じにくいだろうなと思うんだよ。
自分自身の王になれとか言われても、民主主義的な考え方の片鱗もないし、王様次第で国の命運が決まる世界だからね。
だから、陽子は何を考えてるのかわからない王だと思われてるだろう。
自分自身の王となれ、ってのは陽子が王としての責任を放棄した
と、思われるからね
民の責任と王の責任は違うものってのを理解しないといけない
とりあえず
>>769が
万里と黄昏を全く読んでない、理解してないことは
ハッキリしたな
>>770 その辺は、浩瀚とかにバシバシ教育されんだろ
陽子は理解してないが故の危うさってあるよな
そこが読んでてハラハラするから良いんだけど・・・
将来的には尚隆みたいに理解した上でガン無視するくらいに
なればいい王になるんだろうな
まぁしかし発売から何年経ってもこれだけ語れるんだから、
面白い話を作ったもんだわ主上は
>>771 いや、言われてみれば、
>>769の言うことは理解できる。
ただ、作中ではそれが非とされただけ。
あくまで主人公の陽子のやることが是だからね。
>>772 浩瀚視点による話も欲しいね。
涼しげな顔して、あれで意外と胃薬が友な日々を送ってるかもしれない。
やる気があるし勤勉だけど、この世界の常識がなくて理想家な主君の手綱を取るのは大変そう。
鼠が偉そうでない王様は責任を放棄したみたいにみえるから適度に偉そうにしとけ言ってたよ
それが普通の民の感覚だろ。万里の鈴や祥ケイは普通の民でもないしな
やっと追い付いた
俺だけかもしれんが、劉王の大辟を用いずは陽子の初敕と同じ感じに感じた
必要なら使うべきものだし、使わないならそれに越した事はない
何がなんでも絶対にてのでは無いと思う
太子が何がなんでもって言ってるし、自分達も出来れば殺刑にはしたくない
ってのが長く続いたから落照みたいな歪みが出来たんでないかと推測しちょります
まぁ、陽子は最終的にはいい王になるだろ
人を殺しても人と思わなくなれば完璧w
>>776 祥瓊はもともと宮城に慣れてるし、
鈴はあの世界を理解する前に梨耀の下僕になって翠微洞に行ったから
彼女も感覚は普通の民とは全然違うしね。
才の王宮へ行ったとき、いきなり采麟とも普通にしゃべくってたし。
采王と会ったときはさすがに緊張してたけど、でもどっちかっていうと
王にではなく、単に宮城の豪華なあれこれに緊張してただけっぽい。
陽子はまぁ数十年で倒れたりはしないだろうが、まだ不安定だから数百年続く未来もまだ見えないわ
結局、国を治める動機付けの部分が弱すぎるというか、誰もやらないから民が困るからって消極的なものだから
それが黄昏のラストみたいなことになるわけだし
陽子は別に礼をなくせとは言ってないよ
>>774 理解はできるし一見正論に見えるけど
>>769への答えは本編にあるだろ
>常世の人はそんな事気にしないよ
そもそも陽子がこの初勅を思いついたのは止水郷や明郭の人たちの
自尊心を折られた光景を見たからだろ?
気にしない、ではなくて気にしてほしいんだよ
>どうやって偉い人に対する礼儀を表せばいいのかわからんだろ
伏礼じゃなくて立ったままの礼でいいよって言うとりますやん
783 :
イラストに騙された名無しさん:2013/07/04(木) 23:18:42.85 ID:a/Ogfgmw
新刊の青条の蘭のラストがどうしてもクラナドと被る
というか文体のテイストが今までの十二国記からかけ離れてるから、
月の影の上巻とは別の意味で読者をふるいにかけてるなぁ
書き下ろし以外は何回も読んでるけど、
いつ読んでも死刑の話は救いが無い
>>782 だからそう書いたじゃん、作中では非とされてるって。
それが作者が提示した答えだってことだろ?
>>780 陽子は母親が死ぬ頃が一つの壁になりそうな感じ
なんだかんだ言いつつ蓬莱に未練を残してそう
>>782 止水郷や明郭の人たちは伏礼を強要されたから自尊心を傷つけられたわけじゃなくて、人として扱われなかったから傷ついたんじゃないかね。
伏礼を廃したのは、極論だが、陽子がそういう国にしたかったから。陽子自身が身分制度のない国にしたいという決意表明みたいなものだと思う。
>>784 最初は意図を理解されなくて警戒される
でも理解されれば是とされるってのは
作中でも描かれてるじゃん
常世の人の評価に関しては違う話だけど
帰山で、王として好意的に受け入れられてるって評価が
ちゃんと書かれてるだろう
一部無理解な奴らが暴走したけど
それに関しては初勅関係なしにこいつら糞野郎ですって
冢宰殿が解説してくれてるから、こいつらからの評価は
無視していいだろ
むしろ作中で是とされてるだろ
>>787 えーとさ……。ちゃんと俺のレス読んでる?
俺は
>>769の言うことが作中で非とされた、
それが作者の提示した答え、って書いたんだけど?
>>789 うわ、スマン…
なんか勘違いしてた
>>774の「それ」を勘違いしてた
ちょっと頭冷やしてくる…
イスラム地域の女性の服装みたいなもんかな
西洋は全身を覆う衣装を女性抑圧の象徴と見るけど、
あの文化で生きてる女性にとってあの服装はそれなりに合理的だし
生活に溶け込んでて今更脱げって言われても困る
それとは別に、女性が社会的に虐げられてたらそれは改善しなきゃいけない
黄昏で暴走した内宰らの行動が論外なだけで、真面目にやってる官吏にも困惑してる人は普通に多いと思うけどね。
戴でも性急な改革に花影が怖がってたろ。
結局、陽子がいい王様になれるかどうかで評価が決まるという事で、陽子は好き勝手する前に足元を固めるべき。
なんか久々に妙なやつが湧いてんな
ベールをなくすというより、なくせることが女性解放とか考えたようなもんかな。
反対者はベールと女性抑圧は無関係、文化だとか女性の自由意思とするみたいな。
陽子はベールは義務でなくす、自由意思にしたってことなんかな?
>>794 伏礼自体は否定してないから
そういうことだろうねぇ
常世の常識に則った政事でいいなら別に陽子を蓬莱から連れてくる必要ないから、王は浩瀚辺りで十分務まるだろって話になる
わざわざ違う世界の人間を王に選ぶくらいだから、常世とは違う価値観で政事を行うのも天意なんだろうな
問題は卵果が流されるのも天意なのかと言う事
天意がどこまでか
何もかも決めたわけではないのか、決めたのかでも違ってくるね
ぶっちゃけ陽子に直接意図を説明された高官達はともかくとして
一般人レベルだと奏のおばちゃんみたく「伏礼を廃して・・・だから何?」って感覚の方が強そうだよな
どっちかというと
心のこもってない礼を廃するって方が主眼だからな
虚礼廃止みたいなもん?
……とすると、お歳暮やお中元の廃止と似たようなものか?w
でも虚礼廃止って通達されても、実際に上司には贈ったほうが
覚えがいいこともあるんだよねw
だからみんな悩んだり。
>>796 陽子のどのあたりが王にふさわしいと認められたか
わからんからそれもどうかな。
ちょっと前にあったけど、どんなに追いつめられても諦めない
粘り強さ、本人言うところの往生際の悪さが主眼だったかもしれないし。
>>800 文字通り雲の上の人だし
叩頭礼は一般民の間でも浸透してるから
かなり意外なことなんじゃない?
荒廃してる慶だとそれどころじゃないのかもしれんが
何にしても伏礼を廃そうがどうしようが、
そんなこと自体は天はどうでもいいだろうな。
結局のところ大事なのは国が豊かになって民が幸せになるか否かであり
それさえ達成できたら何も問題はない。
>>797 触が天帝の支配外にあるのが本当なら
天意じゃないと思う
>>805 でも戴を助けない辺り本当にそう思ってるのか微妙
それを言ったら、過去いくらでもあったろう失道による荒廃も同じ。
そもそも天は直接民を統治するのではなく、大枠は決めるけれども(天綱)
あとは王に任せて、その王がだめだったらあっさり見捨てて次の王に期待をかける、
ある意味無慈悲なシステム。失道した王の仕業のみならず、次王登極までの
荒廃で命を落とすだろう大勢の民のことも一緒に見捨ててるようなものだし。
天としては何代かに一人賢帝が出て、何百年か安定すれば御の字とか思ってるんじゃ。
>>799 将来的に王にする予定なんかはないんだろうか
全国民に生まれる前からランク付けが行われてたり
戴の場合は王が暴君だから荒廃してんじゃなくて、
家臣にクーデター起こされて、
おそらく麒麟の角で幻術使われるわの
無理ゲーと化してるからな。
この無理ゲーも仙には寿命がなく
王も死なない限り新王が立つこともないせい
民の幸せを願ってるというより
このシステムだと人間はどう動くのか見てる感じ
811 :
イラストに騙された名無しさん:2013/07/05(金) 07:26:39.01 ID:XMj1eA9o
なんでこんな面倒臭い話題で盛り上がってるのか分からん
誠実なふりして何人かが顔真っ赤なのモロバレだから、
読んでいてウザい
ここ数日ID赤い多分同じ人?は確かにちょっと落ち着けと言いたくなるのもわかるわ
理想主義的というか同情的というか、で内容よく読まず感情的なレスするからな
>>797 少なくとも陽子が既に生まれてても景麒は予王を優先して選んだからな
天帝が蓬莱に托卵したとかそういうことはあるまい
>809
それなんという、とある魔@
王には無理ゲーで、ダメになる度に違う育て方をしそうな人間を選らんでいそうだけど、行き
つく先はDEAD ENDしかないんだから、期限がないと魂が擦り切れる。
天意には唯一のトゥルーエンドしかなくて、そこに辿りつかないと判断したら失道させちゃう
のかなと。
810が言うように戴は「トゥルーエンドいくには王がいると思ってたけど、そうじゃなかった?」
の確認中に感じる。
珠晶が麒麟旗上がったら国民全員昇山する法をつくりたいと言ってたけど、陽子は法がなくても
昇山しようと思う人を増やそうとしてるのかなと。
>>810 臣下の暴走を止められなかったっていうのは王自身が暴君なのと同じこと
国を荒廃させた責任は最終的には王に帰するのですよ
>>814 でも陽子自身はこっちで生まれても自分からは昇山しなかっただろう
ありえないことだが、仮に次があったとしても昇山しないだろう
「本当は王になりたくなかった」がどこまでいっても陽子の本音。理屈ではなくね
>>814 陽子が言ってるのは、実際に王様を目指せというのじゃなくて、王様もしくは上位者に頼らず諂わず、自分の力で立っていける民になってほしいということかな。
ただ、常世は目に見える神様の意向に左右される世界なだけに、難しいよね。
>>815 王が暴君かどうかが話の主体じゃなくて、
民に自立救済の余地があるのかどうかの問題
>>817 泰麒が失道できなくなっているならそれもわかるけど、そうでないなら他の亡国事例となんら変わらないよ
いずれ暴君である驍宗は取り除かれて、新王が立って阿選も倒せばいいって通常のサイクル通りだよ
それまでに国がやばいというのは事実上の問題にすぎず、戴だけ優遇してシステム曲げてくださいは無理
民に慶国の王様であれとは言ってないのでは?陽子は
それぞれ自分が自分自身という国の王であるということを目指せと
>>818 この状態で失道の病になってないのなら
もうならないと思うけど?
泰麒が自害したら驍宗が王じゃなくなって新しい麒麟が新しい王を選ぶことになるのかな?
>>810 だから、天が手を貸すか、今までの設定をどこかゆるめない限り泰麒を殺すしかないんだよな。
泰麒大好きな主上としては、怒濤の展開にはしてみたが、その後が余りにも悲惨なので続きは書かずに終わりにしたつもり…
だったのに読者があまりにも書け書けうるさい+営利上の理由から、今回仕方なく筆をとったって感じかな。
>>822 設定をゆるめる必要はないだろう
泰麒の状態については厳密にはわからないので
さすが黒麒的な脅威の回復力で麒麟としての力を取り戻すかもしれないし
ていうか麒麟の角で幻術って初めて聞いた
>>824 ああそうか、作中で「角の再生はできない」と明言されたわけじゃなかったか。前例が無いって書かれ方だっけ?
…だとしても結局黒麒最強パワーで解決かよwとなってしまわないか心配だ。
>>824 麒麟の角でっていうのはこのスレで言われてる推測
>>825 治そうと思えば治せるけど、
いまは嫌って感じだったと思う。
ただ角折られてから結構な時間がたってるから、
自力はたぶん無理だろうな。
西王母が再登場するんじゃないか?
中途半端な助け方してしまったことを反省してるだろ
はたしてどっちに修正するか
司令が居ないんじゃな。
他の麒麟が司令を貸すことは覿面になるのかな?
軍じゃなきゃ問題無いかな?
829 :
イラストに騙された名無しさん:2013/07/05(金) 10:05:35.96 ID:yXDn3w+O
>>825 まあ、向こうで泰麒が持ちこたえたことも、そもそも王をきっちり選んだことも
さらにその前のトウテツを下したことも、チートと言われても仕方ないほどの能力の持ち主だからね
でも何らかの説得力あるステップがあるだろう、多分
このままじゃ傲濫が契約違反で天帝を訴えるぞ
泰麒のもとに返してくれないなら、死なせて食わせろと
>>831 確かに傲濫はそれを報酬として司令になったんだもんなw
生きている間は主人に忠実な部下ってイメージだから忘れてたわ
お前ら主上の漢字使いには厳しいのに司令はないだろ
・泰麒が元に戻る→傲濫も主の元へ合流
・泰麒治療の甲斐なくor血の穢れで弱り、王と合流できずにそのまま…等→傲濫は死骸の元に
すっ飛んでって食べる?(もう麒麟が死んだ以上傍にいちゃダメとかの規制に縛られず自由行動?)
しかし、夏の終わりに即位したら春先にはもう行方不明で、その後数年生死不明ってどういう状況だろう?
・記憶喪失等で一市民に混じってる→角があれなので泰麒のレーダーはたらかず合流できない
・どこか座敷牢的なところにin→生きてさえいれば(麒麟がダメになって道連れまでは)国が滅ばないから最適
(不自由なく食事を与えて飼い殺し)
こんな感じなのかね?
陽子が十二国に流された時に、言葉が通じたのは王だからだよね?
でもそれは、景麒と契約交わした後だから?
契約交わさずに流されてたら王としての質は持ってるけど王じゃない→ただの胎果になるのかな
ただの胎果でも言葉は通じるんだろうか?
もはや一度でも読んだのかあやしいレベルのやついるな
何でもかんでもここで聞く前にまず自分で読めよ
TSUTAYAにもまだ並んでない。県庁所在地なのに。
838 :
イラストに騙された名無しさん:2013/07/05(金) 13:36:22.14 ID:hHqUJZnL
一般人の胎果が戻っても仕方ないし、
生きて渡れる方が少ない
839 :
イラストに騙された名無しさん:2013/07/05(金) 13:58:55.24 ID:0A+RdB9+
つ鈴
ギョウソウは鉱山で玉から爆弾を開発し
きっと阿せんに逆襲する(妄想)
いや何でもいいからしてくれ。このままじゃ戴が不憫すぎる。
>>826 > ただ角折られてから結構な時間がたってるから、
> 自力はたぶん無理だろうな。
それは時間が経ってるのに再生していないから自力では治癒しないんだろうという予想か?
だとしたら泰麒には、蓬莱での穢れで徐々に弱り続けていたという条件があるから
そのせいで再生できなかっただけかもしれない
戴に戻ったら戻ったで全土に満ちた怨みある血に影響されてやっぱり弱るかもしれないが
無理に獣脂や肉類を摂取する事も無く菜食できるし、高里要個人への怨嗟が無いから
案外自力再生もありかもしれんぞ
それともすぐに適切な処置ができれば自力再生も可能だっただろうけど、時間が経ったから
手遅れじゃないか的な考えからか?
だったら作者でも黄医でもない我々には、可能とも無理とも言えんだろ
泰麒の角が再生されなかったのは肉食の穢れの為なので、穢れを取り去って力を取り戻したら角も次第に治って行く物かと。
でも角が再生されたら受信感度が高くなって、すぐに失道の病にかかるかもね。ひょっとしたら、角を再生させなかったのは西王母の慈悲かもよ。
ただ、即位して数年は国をまとめられなくて荒れてるのはよくある話のようだし、民は驍宗を慕ってるから、失道の審議中ですんでるかもしれん。
砥尚も全然駄目だったらしいのに、現実から目を背けるまではセーフだったわけだし。
そもそも今回は角が治ったとして失道するのかなー。
驍宗自身が天命に背いた訳じゃないし、一官吏が謀反を企てて玉座についている(?)だけだよね。
>>844 行方不明のままの王に民が失望したらあるかもね。その場合は、無能の王とか、悲運の王とかいう評価になるだろうけど。
逆に言うと、民が荊柏を備えてお祈りしてる間は無事かもね。
失道って覿面と同じで
プログラミングされてるものなんじゃないの?
受信感度とか関係無いと思う。
>>844 一官吏が勝手にやりましたが通用するわけないだろw
やる気があってもやり方不味くて死んでいった王なんかいくらでもいるさ
官吏を使いきれない王がそのまま無能ってだけだよ
失道するんならとっくにいてるんじゃない?
ありえんくらい荒廃してるし
細かい事情は考慮されない、というのが遵帝への覿面発動から見える天のシステムだからなぁ
失道の病自体ハッキリした条件が見えないけど、王への不信や恨み憎しみが一定量
一定期間続いたら失道電波発信、とかなら、まだ驍宗は民にそう恨まれてないっぽいから
大丈夫なような気もする。黄昏に書かれてない場所で物凄く恨まれてるかもしれんが
ただ失道発動が、一定期間に一定数の民が死んだとか、それに王が対処していないとか
諸々のフラグが立った時に起こるなら、失道発動の条件満たしてる恐れが
角が麒麟の「神獣」としての存在に大きく関わる部分であるのは、角を封じられて獣形のまま
人語すら喋れなくなった景麒や、転変できず使令を呼び出せなくなった延麒の例からも
推測可能だし、その角が傷つき失われた泰麒は角が無いから失道の病になっていないだけ
なのか、西王母にもわからないから「今はならぬ」なのかなと
>>848 だから本来してるはずなのになぜしないのか?ってのが正に今の議論だろ
泰麒が麒麟でなくなったからか?まだ民の支持があるからか?単にギリギリ猶予期間なのでは?とか
>>847 そうか、じゃあ月影であのまま舒栄を止めることができずに偽王朝のままだったら、景麒は病んでたのか…
天意=民を一番に考えてる、だから仕方ないけど、ちょっと王に同情したw
泰麒は角がないだけで一応麒麟だし(西王母曰く)
猶予期間にしては長いし(病気にすらなってない)
支持者は洗脳されるか殺される
泰王が失道しないのが、単に泰麒の角がどうこうのせいじゃなくて
民の期待度がまだ下がってないからだったら確かに面白いよね
民の期待や人気度が王の命数に関わってるとしたら
民は単に天や王の思惑に翻弄されるだけの存在じゃなくなる
個々は弱いけど、無数の人の思いが集まると王を動かし国を変える力になる
民のために死のうと思ってた泰王や泰麒が、逆に民の思いに生かされて
もう一度頑張って国難を跳ね返すって展開だったら胸熱
鹿の要素があるなら角はまた生える
例の玉でこすり続けたらちょっとずつ治ったかも
西王母とのやり取りみてると
自然治癒はなさそうだけどな。
治るなら治るって言えばいいし。
王が死んだら、麒麟はわかるんだっけ?
角が無い泰麒は驍宗が死んだのを気づいてないとか、ありえる?
驍宗の死に気づいてなくても、戴に行けば少なくとも次の王の気配はわかりそう。
まあ、阿選可能性はないのが救いだけど。
>>857 王が死んだら白雉が鳴くけど
今んとこ鳴いてないから死んでない
860 :
イラストに騙された名無しさん:2013/07/05(金) 17:59:57.95 ID:R3JH5oH1
そーいえば泰麒はなんで常世から送り返されたんだっけ
角を失った理由も明かされてないんだっけ
読み返すと景麒の無能さがにじみ出るな
なんでわざわざ昼の学校に来たのか
放課後、陽子が一人になるタイミングじゃダメだったのか
景麒は王気を頼りに陽子を探したわけだけど、
襲ってきた司令たちは景麒の跡をつけていたわけで
陽子を見つけることは不可能
つまり景麒が接触しなければ陽子の安全は保証されてる
学校のシステムを景麒は知らないだろうし、
知ったこっちゃねぇ ってスタンスっぽいからなw
触起こしてる時点でこっそりどうこうするってのは
多分無理だろうし。
ていうか、追手が来ちゃってたよね
>>862 ケーキの無能っ子っぷりは
多分主上公認じゃないか?
丕緒の鳥なんてたった一言で
無能っ子っぷりを表現しきった主上に脱帽だよ・・・
麒麟が民意の具現なら、麒麟の能力も民のレベルを反映してるんじゃね?
基本目の前のことしか見えてないのも、
相手の立場で考えられず不平不満しか言わないのも
自分じゃ何もせず他人事みたいに嘆いてるだけなのも、
みんな慶の国民性なのかもよ
>>866 水禺刀の人から話を引き出して話を合わせるアレなんだよ、きっと
>>864 それが一番の問題だな
何つけられてんねん
自分でつけられといて、迷惑がかかるから一緒に来いとか言ってることが凄いよなー
追っ手がきてるなら陽子に接触しないで一時撤退すればよかったのに…
景麒が無能っこでなかったら、予王が立派に国を治めてて
陽子はずっと日本で天人唐草みたいなことになるか、ぐれてると思う
しかも、自分で無理矢理選んでおきながら
しょうのないやつ…みたいな態度だしさ
これだったらまだ丁寧な物腰じゃない方がまだむかつかない気がする
アホかてめーは、とか罵倒しながらつれていく方がまだまし
>>866 作品の間が空きすぎてるからね。
うっかり黄昏が出てる事にも気がつかない最古参の読者もいるかもしれん。
基本、王は麒麟の言うことに耳貸さないでしょ
>>870 一度王様に出会った麒麟が離れられるはずがない。
つまりつけられてるのは景麒だが、自分は絶対に離れないというのを前提とした高度なツンデレ。
天はどうやって王を選んでるんだろう
名君になってるけど宗の旅館の親父とか漣の農夫とか
絶対もっと向いてる奴他にいるだろうに適当に選びすぎだろ
>>876 贅沢にしか興味ない→権力にしか興味ない→両方に興味ない→世界のこと全然わからない
の流れ見てると、すごい上っ面で選んでるんじゃないかと思う
現実の選挙の結果の流れとか見ると、民意の具現ってそんなもんかもしんない。
あみだくじとか…
統治能力ではないな
サイコロとか…
もしかして王にしても構わない人リストでもあるのかな
何か重要な仕事か研究してる人は、選ばれないような気がする
天帝が十二国世界で実験してるんじゃないかとすら思える
無作為に選んだ王で一番良い王になるのは誰か!!
玉座に居るだけで効果あるんだから
王なんて適当でいいんじゃないかな
官僚か重臣の中から選べばラクなのにねえ
ああ驍宗は重臣だったか
でもヘタに元から朝廷の一員だったりするとほかの臣下たちとうまくいかないんだろうねえ
官僚出身の議員が出身官庁の担当大臣になるのは難しいように
てか十二国世界で王に求められる資質って何なんだろうね
行政手腕って実はそんないらないんじゃないか
慶の場合
薄王…権を顧みず奢侈に溺れ、一度も地上に降りてこなかった
比王…権にしか興味を持たず百官と人民を意のままに動かして喜んだ
予王…贅沢も権両方に興味を持たず、王宮の深部に引きこもり表に出てこなかった
戴の場合
先王は金ピカ好きで次が質実剛健な感じ
斃れた王と両極端な性格な人をなるべく選ぶようにはなってる
>>882 じゃあ次の峯王はきっと汚職大好きっ子だな
権力の二重構造が一番な気がしてきた
陽子が王になって、民主主義で選挙やって首相を選べばいい
ダメだったら選挙で落ちる
多分コレが一番楽
王不在期間をなくして為政者を変えることができるし
つまりちょっと前の日本式
>>883 プーチンみたいなのになるのかもw
目的のためなら手段を選ばない
汚職もするし暗殺もするし私腹も肥やすが運営はしっかりする
実は50年の塙王は結構優秀だったんだな。
>>881 基本的なシステムとかは決まってるしな
その中での改革にすぎない
民主主義という大枠のなかで、どんな国にするかは民次第って感じなのかな
福祉というか社会保障を例にしたら、
日本は、民が制度を理解して必要な申請をして、有能な役人が決定するで、不正申請や役人の怠慢無能は想定しない
北欧は、条件にあえばその民に凡庸な役人が機械的に公平に働くとか、
何か同じようでシステムの根本が違ってるみたいなイメージ
アタマ混乱した…
>>884 その場合選挙で選ばれた人のせいで景麒が失道して、悪くないはずの陽子が死にます。
王が政治に関わってない間に国が傾いたら、そういう政治形態を認めている王が無能と判断される。
他人のせいで殺されるぐらいなら、無知でも自分の責任でやりたがるものなんじゃないかな。
現実の皇室は血筋によるものだし、一代限りで天に選ばれる十二国のシステムにはあてはまらないよ。
>>870 全く顔と態度に出てないけど、ようやく主上見つけられて超ハイテンションだったんだよ。
>>889 失道してもすぐに死ぬわけじゃない
ってことは、失道したら首相解任でいいんじゃないかな
ていうか失道したら処刑でもいいかもしれない
そして首を挿げ替えてちゃんとした政治をやれば失道から復活する
システムとしてダメ出しがあると選挙も楽だろうな
>>884 その「ダメだったら」が連続すれば首相どころか王が倒れて二重構造はずぐに崩壊するんだが
民主主義が最良の選択をしないどころか最悪を選び続けることもあることぐらい現実みればわかるし
>>884 その権力の二重構造を否定したのが延王だろう。
>>890 王見つけたー!!と嬉ションしそうだったんだろうな…
でも「はあ…また普通の少女か…あかんかも」と思ってたかもしれん
>>890 「こんな主は願い下げ」と言っていたのは……自分の記憶違いだろうか?
ああでも、王気に喜び勇んで迎えに行ったら女王だったからかもしれないな。
>>893 それはまたちょっと違うでしょw斡由は王より上の上帝(笑)希望だったんだぞ
民主主義ってのは
最良の選択をできる可能性が「有能な指導者による独裁」よりも
メッチャ下がるけど
最悪の選択は回避できる可能性が「無能な指導者による独裁」よりも
少し上がる程度の政治システムだぞ
>>897 銀英伝思い出した
あれは帝国に憲法をつくる流れになったな
>>896 王は政治をせず民(この時は元州の民だけだったけど)が選んだ者が
政治をとり仕切る。
やろうとしてることは立憲君主制の議会制政治とほぼ一緒だろ
予想メモ
泰期の角を戻すのにはちょっと時間がかかるんじゃないかと
あと、慶に女王が続いてるのは、よそは女王でも上手く行ってんのに
慶だけ女王が上手く育たないので、今度こそはってなってる感がwwww
なんつーか、神の箱庭らしく、育成ゲームの感覚でw
>>898 あっちでは大綱が憲法だろ
民を虐げない、他国を侵略しない、統治システムも書いてある
>>899 元州の民があつゆを選んだ?あいつは父の位を奪ったんだろ
民が施政者選ぶなんてあつゆは一言も言ってないぞ
とりあえずアツユは耳触りのいいこと並べただけだ
あつゆと砥尚さんはちょっと似てるな
黄姑みたいなお母さんがいたらよかったのにね。
驍宗も似てる。さすがに上位互換だけど
>>902 多くの民主主義の政治家たちもな
>>901 形の上では周りに推されてやってるって形だったじゃん
民が私を選んだって言ったぞ、あいつ
>>905 そんなの体裁で実際には選んでないじゃん。何言ってんの?
そんなこといったら元州以外の多くの民が禁軍に志願してる時点で国民は尚隆選んでるといえるだろ
民が選んだのが施政者ならあつゆはそれ聞いた時点で引かなきゃ大義が立たないのに最後まで引かなかっただろ
憲法(大綱)があって
有能な独裁者(王)がいて
独裁者へのストッパーたる議会(麒麟)があって
理想的な「有能な指導者による独裁政治(永遠)」のシステムが出来上がってるのに
わざわざ壊すのはもったいよ
>>884 それって不老不死の王がキツくねw
生きてるのに何もやる必要がなくて口も出せずただ国のためだけに生きとけって、
監禁拷問だよな
あつゆが似たような事やってたけどw
まぁ、個人的には有能な独裁者大歓迎なんだけどね
たとえば古代ギリシアに超有能な独裁者がいて
共和制のまま合法的に数十年くらい(実質の)独裁を続けた例がある
こういう人が寿命なしで為政できればいいんだろうね
そしてそれが十二国記の世界なんだろうが
ちなみに現実世界じゃそれで何百年の繁栄は無理って思って
別の道、統治法を選んだローマが覇権を握った
国の時間スケールじゃ独裁は無理なんだろうな
910 :
イラストに騙された名無しさん:2013/07/05(金) 21:48:30.62 ID:R3JH5oH1
常世だと官吏になるだけで不老不死なのに
そこまでみんな官吏になりたがってる感じがしない不思議
てか官吏からみたら一般人なんかゴミにしか見えないだろうな
わずか六十年で消える命
そんなもののために身を削って善政を目指す気になるかいやならない
常世の官吏は恵まれ過ぎなんだとオモ
>>905 今の王を廃して新しい王になってくれなんて誰も言ってないような。
凄い、これが新刊効果か…次回作の予想から蜂談義まで、なんと読み応えのあるスレになったもんだw
>>910 家を売り払っても子供を少学に通わせてた夫婦がいたろ。
官吏になるためにはそれなりの学校へいかせないといけないが、
格差社会なので、なかなかそんなお金がない。
ネズミの母親だって家も土地も売り払っちゃったし、
官吏になりたくないわけではないが、ハードルが高いというのが実情なんだろう。
>>912 うんw
荒廃した国を離れていた民が、王が帰還しそうなので戻ってきてるという感じです。
>>899 斡由が天が王を選ぶのはおかしいって言ったのは、残虐な梟王や怠慢な尚隆が選ばれて、
本当に優秀な人物(本音は自分なわけだが)が選ばれていないってのが理由であって、
民に選ばれたものが王になるべきだからとは言ってないぞ
だから、民の王は民だけでいいという六太と結局折り合いがつかなかった
>>911 誰も王を廃して新しい王になるなんて言ってないよ?
失道システムを官僚にも適用すればいいのになと思う
王になってすぐ失道するのって、大概性根の曲がった官僚たちのせいでやる気なくなるのが原因だし
国が荒れた時には腐敗しまくって国費私物化して役に立ってない
国が傾く大きな要因なのに悪事働き放題で不老不死って扱いにくいことこの上ない
>>906 >>915 ちょっと訂正させておくれ。
アツユが掲げたのは
(無能な)王には政治をさせず、そのまま存在してもらい
実績があり民が支持している有能な者(つまり俺)が
政治をとり仕切るべきである
ってことだよな?
それは立憲君主制(王は統治せず議会と内閣が政治を仕切る)とほぼ一緒じゃないでしょうか?
って言いたかったんだけど…
>>917 そんなこと言い出したら最初から全部
天帝がやればいい
ここ見てたら十二国記夢三章のCDドラマ欲しくなってきてしまったんだぜ…
でもこれ文章で見られなくて音声で聞くしかないんだよな?
値段も結構張るしアニメも見てないからちょっと微妙な感じがするが迷うな
「あつゆ」が「おつゆ」に見えた........
>>909 >共和制のまま合法的に数十年くらい(実質の)独裁を続けた例がある
>こういう人が寿命なしで為政できればいいんだろうね
それのいい例がペリー・ローダンシリーズじゃね?
こいつは俺が生きているうちに完結しないのが確実だけど
十二国記も俺が生きているうちに完結しない気がしてきた。
>>920 俺は近所の図書館にあったからタダで聴けたわ
言っちゃなんだが買うほどのものではなかった
>>897>>898 そもそも主上が十二国記のシステム作ったのって銀英伝の影響だよな
「腐った民主主義より死なないラインハルトがいい」と旦那が言ったから
死なないラインハルトのシステムを思い立ったんだよな
>>922 やっぱりそのぐらいの内容なんだ
行けそうな図書館にはサントラしか置いてないから羨ましい
買うにはちょっと高い感じがするな
>>924 公立の図書館には広域で提携していて取り寄せ制度があるところが多いよ
別の区域の図書館にあれば借りられるかも
>>923 旦那さんが言ったのか
その後書きがついてる銀英伝の文庫版が買えなかったから詳細知らなかった
ありがとう
>>925 サンクス
でも横断検索しても都内にはなさそうだし
住んでる区のリクエストはCD対象外だから
どうしても聞きたければ買うしかなさげだ
>>923 「ローエングラム朝ってすぐ滅びそうだよな」ってスレを見た記憶があるわ
我常世人
我話常世語
皆話常世語世界平和!
ラインハルトは戦争できないとストレスで死にそうだが、
十二国記の世界の王はストレスなんかじゃ死ねないからな。
そこで自ら国を滅ぼすダイナミック自殺をしようとするのか。
>>930 お姉ちゃんとキルヒアイスを三公に任命しとけば
大丈夫だろ。
キルヒ暗殺されたらたぶん悧王みたいになっちゃうんだろうな
>>927 東京そんなに広くないしお出かけしてみては?
>>931 キルヒは2巻で死んだよ
ミッターでは
933 :
イラストに騙された名無しさん:2013/07/06(土) 00:19:40.67 ID:b7D+EbmT
>>910 身近にいなくて実感が湧かないのか想像外なんかな
それか、いつまでも年をとらないのが寂しいと思うのかも
ウォルフ・オスカー・オーベルの三公だね
でもジークの死は早過ぎたわ。作者じゃないけど
私の銀英伝は2巻で完結した……orz
ラストまで読んだけど、ストーリーを追うよりもキルヒアイスの面影を探す読書だった。
>>923 それプラス死なないキルヒアイス(麒麟)ってわけか
完璧だなw
>>934 いや、俺的にそいつらは六官長のどこかで
精神的支えになれるお姉ちゃんとキルヒを
三公にすればいいかな、と
>>932 十二国世界でもキルヒは二巻で死ぬのかよwwww
王 ラインハルト
麒麟 ヤンウェンリー
その他 キルヒアイスとか
そんなことよりあっちに流された時生き残る方法考えようぜ
ぶっちゃけ助けの手があるかどうかが運命の分かれ目だろう
現代人は文明から一人切り離されたら何もできない
知能は数千年前の狩猟採取時代の方が高かったらしいし、
当然個々のサバイバル能力も原始人の方が高かった
文明人のアドバンテージが何かしらあると考えるかも知れないが
現実にはこっちより原始的な文明の十二国の人の方が個々の身体能力もスキルも高く、
我々はひ弱で愚鈍な役立たずの人間として見られる可能性の方が大きい
容姿が良かったら周囲の情にすがって少々優遇される可能性はある
まあ、職人はなんとかなりそう
学問だと土木と医学くらいか。文系は法律は結構充実してそうだから、会計がある程度
いけるかもん。税金の根本だし。ただ個人を超越した企業って概念がないから、会計の
発明が必要かもしれない
あと新興宗教もいいかもね。オーソドックスなのはパワーなさそうだし、新興宗教でちょっと
おかしいようなのが大人気になったりw
新興宗教は怖そうだよな。うまく使えば覿面の罪なしで他国を滅ぼせる可能性がある
>>937 何度時間を繰り返してもキルヒアイスが死んで絶望するラインハルトが思い浮かんだ
>>940 ボーイスカウトでもやってたらサバイバル能力がつくそうです。
でも現代日本人は常世のご飯で食あたりで死にそう。中国人ならきっと平気。
常世にない病原菌を持ち込んで大変な事にというのは、海客や山客が結構いるようだし、そこまで心配しなくてもいいか。
技術者なんかは雁や範で重宝されそうだし、実用的な学問身につけてたら結構いけるかもよ。
普通科の高校生は役立たずでも仕方ないな。歌って踊れたら旅芸人を目指しましょう。
AIDS海客が引き起こすパンデミック!
それを食い止める為一人の役人が立ち上がった!
小野先生の次回作にご期待下さい!
仏教を持ち込んだのも新興宗教みたいなもんじゃないか?
楽俊に拾って貰えたら、まあ普通の海客なら言葉の壁からだが
自分が言葉を覚えるのと楽俊が日本語マスターするのとどっちが早いか…みたいな
衛生的な問題でネズミに出されたご飯を食べる気になるか、という事はおいといても、食べ物問題はかなり深刻。
陽子は王だから食あたりにもならずにすんだが、王様になっても中華以外はおそらくない。しかも側近は景麒。ケイキ。ケーキ…
ケーキを無性に食べたくなって、時々発作的に景麒を苛めてしまうかもしれない。
>>948 景麒「かるかん、ういろう、ちんすこう、この辺りで妥協してください」
陽子による慶立て直し策
それは麒麟による蓬莱との密貿易だった…!
密貿易つーかコソ泥やろ
そういえば景麒は陽子がそばにいないと
姿を保てなかったと言ってたが、無生物はどうなんだろう。
こっちからあっちへ行って形を保つのは、人にしろ物にしろ大丈夫と分かってるが、
逆に胎果の麒麟が常世の物を蓬莱に置き去りにしても消えたりしないのかな。
>>942 あっちの薬学を一から勉強すれば、医学的知識を役立てられるかも知れないけど、
でもそういう実用的な知識を身につけた医者はすでにあちらにいるわけだよね。
言葉の壁もあるし、医者として重用されるみたいなことは期待できないんじゃないかな
西洋医学なんて未病は異常なしで放置する世界だから、むしろあっちではヤブ医者扱いされるかも
流れに全然関係なくてすまないが延とか奏の人口ってどの位まで膨れてるんだろうな
流石に三百万以上は居るだろ
955 :
イラストに騙された名無しさん:2013/07/06(土) 12:10:46.15 ID:bCev8kqJ
あっちはリボク次第だから人工爆発とかなさそう
>>954 生産量がよそとは段違いだから、養える人口もそら多いんだろうが
ただ、里木システムでどうとでも人口抑制できるからなあ
>>948 とりあえず六太が行った時に、お菓子の本とか入手してきて貰えば
んで陽子が翻訳して、作成と
ある程度のものはつくれるはずだ
で、それを近隣国へ輸出して儲けよう
パティシエが蝕で流されたら、むこうで一大革命がおきるかな
・・・景王のシェフ
とりあえず海客相談所みたいなところが欲しいな
延の、郵便番号とか聞かれるあたりがそれに近いけど
誰だ郵便番号辞書持ってきたのは
別に郵便番号簿があるわけじゃないんじゃ?
役人が見てたのはあくまでアラビア数字の一覧みたいだし
もしかしたら何桁か等の簡単な形式チェックぐらいはしたかもしれないけど、
要は電話番号と郵便番号を聞かれて即座に理解して
答えをアラビア数字で書いたか、を確認すればいいんだから。
>>956 やっぱり天帝次第で制限できる里木システムは便利だな
まあ大国は難民も抱えるからそっちも大変だろうが
郵便番号帳は、5桁の時の六太が入手してきたんだと勝手に想像して読んでたな
でも、電話番号と照会なんて簡単に出来るか?って当時思ったな
登録してない家庭もあるだろうけど、電話帳でわかるもんなんかね?
まぁ、市外局番と郵便番号上3桁は粗方一致してるとは思うけど
食あたりといえば胃腸の頑強さには自身のある俺でも昔比国で卵料理を食したときは酷かった。
1日便器に座っていた。
卵はサルモネラ菌がな……
火を通しても繁殖するから……
海神でゲンカイさんが地下迷宮に閉じ込められて
水と苔だけで生き抜いてたな…
その時に地の文で首を切断されるか、胴を両断されないと死なないと書いてあった
仙の生命力スゲーわw
しかも冬器じゃないと傷も負わせられないって相当だぞ
>>960 郵便番号と都道府県があってるかチェックしてるっていってなかったっけ
仙って窒息死は無いのかな
無いなら水中で生活できるな
そういや海中に竜宮があるって描写があったような…
969 :
イラストに騙された名無しさん:2013/07/06(土) 15:59:35.54 ID:bCev8kqJ
凍傷で死にかけてるし
窒息も死ぬんじゃね知らんけど
死ななくても苦しいことには変わりない。
苦しくても死ねない。
>>967 どこで?少なくとも月の影では
そんなこと書かれてなかったけど。
アニメ設定とか?
>>971 月の影でそう理解したような
アニメみてないし
でたらめの番号いってもバレる→ああ番号で都道府県合わせて確認してるのなと理解したのかも
アラビア数字で書いたとかそれこそどこにも載ってないと思う
え?だってあの描写だと、対応した役人は単に
木版刷りのアラビア数字の一覧と照合しただけじゃん。
役人自身もあの数字に何の意味があるか分かってなかったんだし。
アニメ設定だと言われるのは業腹なので原典に当たってきた。完全版だけど。
>陽子は名前を訊かれ、故国での住所や職業などの通り一遍の質問をされ、
>驚いたことに郵便番号と市外局番を訊かれてこの札を渡された。
>「ときに陽子、えぇと、郵便番号と市外局番ってのは何だ?」
>楽俊はそれを訊いてきた役人にも同じ質問をしたが、役人にもよく分かっていないようだった。
>彼は、決まりなんです、と答えて一冊の本を開いた。和綴のその本をこっそり横から覗き込むと、
>木版刷りの文字で数字が羅列してあるのが見えた。役人はそれで確認をしてからこの札をくれたのだ。
この「確認をして」を都道府県(等)と照合したと解釈したか、
単に冊子はアラビア数字の一覧で数字自体が正しいかだけチェックしたと思ったか、
読み手によって解釈が違うってことか。
数字が羅列、でアラビア文字の確認をしてるだけと考える人は少数派じゃないだろうか
市外局番→都道府県がわかる
郵便番号も同じ
という理解のほうが素直だと思う
木版刷りということは十二国の世界で刷られたものである可能性のが高いので漢数字で書いてあるとおもう
そうじゃないと役人が交代したらよめない
だいいち役人がよくわからん記号(アラビア文字)を同じ形か確認するより
漢数字を読んで都道府県一覧と照らし合わせるほうがよほどラクだと思う
鈴みたいに年寄りはアラビア数字じゃなく漢数字で書く可能性も高い
正解はないけど読解としては少数派だと思う
>>975
アニメだと7ケタの郵便番号言ったら嘘だと言われて窓口混乱→六太が来て訂正
だっけ
六太が高里探しにいくついでにタウンページパクったものと
原作の時代設定はいつなんだっけ
>>976 そうか。実際に少数派かどうかはともかく
じゃそういうことでいいよ。
自分が考えたのは陽子が住所氏名を書くとき
普通にアラビア数字で書いたんじゃないかと思ったから。
で、そういう数字を書くことも世代によるけど証明のひとつみたいなもので、
でも役人は分からないからアラビア数字と漢数字の対応表を
確認したと解釈したから。
>>975 自分は、これで郵便番号辞書を冊子としてもっていると解釈したが
木版刷りなのは、要するに資料としてこっちで印刷して配布しているってだけだろうし
そもそも、数字を確認する(1→一、みたいな)ための表であれば
「数字を羅列」とは書かないと思う
で、
>>960の「役人がみていたのはアラビア数字の一覧表みたい」というのが
まるで映像でみたかのような表現に思えてアニメ設定なのかなと思ったんだが
違ったのならすまない、アニメはみていないもので
>>978 いいけど
>そういうことでいいよ。とか>業腹とか
ちょっとケンカ売ってると思われるよ
>>980 いやまあその、アニメ版と決めつけた自分が悪かったんだそれは
だからもういいんだってば。
そもそもあっちはこっちと隔絶された世界じゃん。
陽子だって何度も、来ることはできても戻れないと言われてた。
当然、情報だって海客が持ってくる内容がほとんどだろう。
(月の影から読んだし、延麒が気軽に蓬莱と行き来してるなんて知らないし)
そんな世界で、メンテも必要だろう詳細なナントカ簿で照合って
発想ができなかったんだよ、自分は。
新刊の話だけど、コンパス使ってるよね。常世にも北極と南極があるんだろうか。
それとも、あれは何か違う法則で北を指す道具なのだろうか。
俺は単純に口頭での質疑応答だと解釈してたから
アラビア文字を確認って発想自体がなかったなぁ
搭乗時間つぶしに空港で買って新作2編読んだが
出来は微妙だな。というか「あ〜あ・・・こんなもんか」
>>983 球体としたら北半球か
でも世界観からしたらどこまで逝っても
虚海なんだよね。
南北の概念はあるし、
コンパスないと地図もかけないだろうし
次スレ立てるよ
白痴名号
そう喧嘩腰になるなよDS/s7C1k
>>994 小説が出版された頃はまだ5桁だったかと。
御前を離れず
詔命に背かず
埋め
1001 :
1001:
━━━━━━━━━━ 奥 付 ━━━━━━━━━━
発行: ライトノベル板
発売: 2ちゃんねる
定価: priceless
このスレッドは1000を越えたため書き込みが禁じられています。
ご意見ご要望は新しいスレッドまでお願いします。
落レス・乱レスは仕様につきお取り替えできません。
健康のためイラストに騙されないようにしましょう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━