1 :
イラストに騙された名無しさん :
2012/01/04(水) 10:29:50.16 ID:G/jqkXg+ ――つまらない本なんて、この世にない
ドニー・ナカジマ(大英図書館職員)
我らは褒めちぎるものである
写真には写らない美しさがあるらしいから
あえて暴虎し、あえて河を馮ろうとする夢見がちなラノダイバーたちよ
心を開け。水となれ。巷間の二元論など忘れてしまえ
あらゆる蛇足をネイルアートし、無意識の淵に沈む作者の夢寐に嵌れ
夜汽車のブルースにのせて謳いあげるここは最果て
さあ心ゆくまで褒めちぎれ――!
まとめサイト
http://tumasyo.wiki.fc2.com/
・ここはつまらない小説を無理矢理褒めちぎるスレッドです。 ・褒めちぎり対象は商業出版されたライトノベルのみ(ライトノベルの定義は板ルールに準拠) ・新刊の褒めちぎりは公式発売日の24時(翌日0時)解禁。フライングに注意! ・世間の評価が高い作品でも、あなたがつまらないと思えば紹介できますが、 多数のファンの反感を買うリスクをお忘れなく。 ・逆に、あなたの好きな作品が紹介されていたとしても、あくまでその作品は褒められているのだとみなし、 紹介文に対しての抗議・非難などはご遠慮ください。 ・地雷作品をお探しになられている方。 地雷作品の購入をしようかと逡巡なされている方。 当スレはあくまで“褒めちぎる”スレですので、以下のスレをご利用下さいますようお願い申し上げます。 ・とはいえ、厳密に“褒めちぎり”になっていなくても面白ければOKです。 ネタの幅を狭める非難は控えましょう。 ・地雷を踏んだら依頼するより自分で褒めちぎりましょう。 どうしても辛い場合はここや雑談スレで話を振ってみると誰かが褒めてくれるかもしれません。
5 :
イラストに騙された名無しさん :2012/01/06(金) 09:37:49.06 ID:sw6bG5RU
>>1 乙
SD文庫 一緒に革命しませんか? 僕らのバラ色の出撃
http://dash.shueisha.co.jp/_kakumei/index.html テンプレ萌えラノベが蔓延するなか、テンプレ萌えラノベのような姿で登場した
資本主義社会の問題点を見事なまでに描写した作品である。
さて、タイトルの「一緒に革命しませんか?」以外、表紙や口絵、其れに中身を
少し見るぐらいではMF文庫によくあるような作品にしか見えないだろう。
しかし、読み進めていくと作者が本当に訴えたかったことに出会うことができる。
もしも、途中で挫折してしまった方がいらっしゃたら、是非とも読んでいただきたい。
作品は主人公がDNAレベルで適正が認められなければ入学ができないという学校に
抽選にあたって入学する場面から始まる。この学校はまた、超高学歴のエリート学校でもある。
現在の日本では、親が金持ちでなければ医者や政治家といったエリートにはなれない。
DNAとは自分の生まれた環境のことである。
また、之が抽選であたるというのは、極々稀に運良く貧乏でありながらエリートになれることもあるということだろう。
学校は一部の強者(生徒会)が弱者(彼女のいない一般生徒)を支配している。
配偶者がいなければ、孤独死をするという悲しい現代日本を表現しているといえる。
キモヲタ()の君たちも孤独感や劣等感を感じたことはないであろうか?
この学校の制度はいちいち説明していれば、随分時間がかかってしまいそうなので割愛させて頂くが
この学校の制度はいじめを推奨してしまうような制度がある。
しかし、之はおかしくはないかという主人公の問に対し、この制度を変えてやろうと考えている
テロリスト、紅のスバルのリーダ(表紙の子)は大人の世界でもあるでしょう?とあっさりと切り捨ててしまう。
きっと、君たちもいじめについて報告しても、先生にろくに相手にしてもらえなかったことがあるだろう。
きっと、之を表現しているのだ。
ちなみに俺は、気に入らない奴のいじめを報告して、そいつの推薦入学をおジャン☆にしてやったことがある。
続く
6 :
イラストに騙された名無しさん :2012/01/06(金) 09:59:25.29 ID:sw6bG5RU
之からは主人公たちの活躍について紹介させていただこう 主人公は抽選で合格した。 勿論、幼稚園から大学院まで続くこの学校では新参ものだ。 古参である生徒達とは価値観が全く違うわけだから、入学早々風紀委員にタックルをかましている。 気に入らないのだ、やり方が。 その後主人公は体制に反対するテロリスト(前述の紅のスバル)に加盟し、 戦闘訓練等を積むことになる…… 続きはブックオフで!
7 :
イラストに騙された名無しさん :2012/01/06(金) 10:28:23.69 ID:pmfOVgyn
稲中やKUSO文化の死ね死ね団に通じるものがあるな 今をときめくはがないの隣人部もそうだけど
例によってだらだらとした読みにくい長文……と思ったら、最後のオチがいいな。 しかしこれ、全てのちぎりに流用できそうだ。
9 :
イラストに騙された名無しさん :2012/01/06(金) 10:44:44.69 ID:sw6bG5RU
>>7 >>8 コメントありがとうございます。
また、
>>8 さんにはもったいないほどのお褒めの言葉をいただけて光栄です
10 :
イラストに騙された名無しさん :2012/01/09(月) 23:53:50.27 ID:IQvX2HEu
ちぎらー、どこ行った(((o(*゚▽゚*)o)))
最近、地雷と分かっていて読むラノベばっかりでちぎれる素材がないんだよね…
ネタはあるけどちぎったとしても面白くないよ
僕は君たちほどうまく時刻表をめくれない 豊田 巧(小学館ガガガ文庫) 魅力的な三つの事件が提示される本格トラベルミステリーである。 第一の事件。三角形の二辺どころか半辺の距離を一往復半する行程のわけは。 第二の事件。長野に現れたスノーモンキーとはいったい何物なのか。 第三の事件。長野から軽井沢へ普通電車で向かった先輩に追いすがる。 (作中のトリックを明かしています。推理小説として読みたい方は回れ右。) 作者の豊田巧氏は、一世を風靡したゲーム「電車でGO!」の広報担当。 鉄道ラノベという他に競争相手のいないジャンル(インタビューより)でラノベデビューした。 いや、みなまで言うな。 確かに鉄道ラノベは富士ミスなどで北天に死兆星を燦然と輝かせてきたジャンルで、 決して前人未到のブルーオーシャンではないであろう。 豊田氏の真意は今月15日発売の創芸社クリア文庫を見れば分かる。 なんと、新作も鉄道ものなのだ。 なるほど、鉄道ラノベはあっても、レイルウェイラノベ作家は今までいなかった。 軍オタと同じで鉄オタのツッコミウザいからね。しかも人口少ないから売れ行き微妙だろうし。 ご活躍を祈るや切。
●第一の事件――11.2kmは遠すぎる 碓氷峠マップ ┌─約6km─┐ ┌─約5km─┐ 軽井沢―――めがね橋―――横川―(東京方面) 食べ歩きが趣味の主人公、栗原駿は、ある朝ふと避暑に訪れた軽井沢で ひょんなことから池北美優・宮田くれあの二人の美少女鉄オタに出会い、 めがね橋へのショートトリップに巻き込まれることになる。 彼らはまずバスで横川へ向かい、横川から徒歩でめがね橋へ向かった。 だがちょっと待ってほしい、と読者は考える。 めがね橋でバスを降りればいいだけではないか? この不自然な動きはアリバイトリック作りを目的にしたものに違いあるまい。 だいたい、二人組の美少女に逆ナンされること自体、不自然極まりない。 二人の美少女のうち、気に入られた宮田が随行し、池北は気付かれないよう離脱。 宮田は栗原の地理感覚のなさに付け込んで16km(うち5km徒歩)を引き回す。 その間に池北は軽井沢で犯行を終え、めがね橋までに合流したのでは―― そう推理して読み進めることになる。 ところが別に軽井沢で死体が出てきたりはしない。本当に逆ナン旅行記だった。 調べてみると午前中のバスはめがね橋に停車せず、午後一のバスでは13時17分到着になる。 また、横川〜めがね橋は遊歩道を歩けるが、軽井沢〜めがね橋は立入禁止らしい。 その結果、片道の半分より一往復半(徒歩込み)の方が早く着ける奇跡的な特殊状況が生まれている。 時刻表+美少女+不自然な動き=愛と死のアリバイトリックという思い込みを活かし、 まさか同じ所を行って帰った方が早いとは思わない人間心理の盲点を突き、 実際には何も起きないのに事件を予期させて引っ張っていくのだ。 何気ない一言からの推論で殺人事件が暴かれていく推理小説はよくあるが、 いかにも犯罪を想像させて結局何もない小説はなかなか珍しく、貴重である。
●第二の事件――クリーピング・モンキー 長野のスノーモンキー。前半で何度も会話の引きに使われる、重要な謎単語である。 その謎解きは紙巾の都合で旅程ダイジェスト紹介となった部分に忍ばせてあり、 流し読みだと見落とすので注意が必要である。 一行、一単語読み落とせばそれだけで全体像の理解が難しくなる高密度な作品。 伝説の鉄道推理作家・天城一を彷彿とさせると言っても過言であろう。 この極めてトリッキーな謎解き。ぜひご自身で体感していただきたい。 ホームズ髄一と称される短編「這う男」をも超える肩透k…衝撃を感じられるだろう。 ●第三の事件――高原列車の狙撃手 K駅付近路線図 ∩────∩───────────→ 本線普通電車 | | ∪←─○──○─┐支線 | | K駅 甲駅 乙駅.│ ∪━━━━━━━━━━━━○━━━━ 新幹線 長野駅 S平駅 長野新幹線を使えば普通電車に追いつけると誰にでも分かるが、それではつまらない。 そこでもう一ひねり加え、路線図から読み取れない本線と支線の並行区間を利用し、 時間差10分を捻出しつつ普通電車の狙撃を行うトリックが追加されている。 この駅を使ったこのトリックは既出なのだが、オリジナリティもある。 プロパビリティの犯罪とワンチャンスという相容れない要素を統合したことだ。 プロパビリティの犯罪――藤子F不二雄の「コロリころげた木の根っ子」が有名所だろうか。 不確実な罠を仕掛け、偶然成功すれば儲け物、失敗したらまた仕掛ける、 それを繰り返せばいつかは偶然仕留められる、というものである。 プロ(略)は極めて多い回数の試行を伴うものなのだ。 このラノベにはそのプロ(略)をワンチャンスで成功させる秘策が組み込まれている。 それは、仕掛けが成功したと信じ、それで満足すること。実質的に100%成功になる。 推理小説史上類例を見ない、プロパビリティの犯罪の新解釈といえよう。
現代のトラベルミステリーのほとんどは本格的なトリックを持たないサスペンスである。 新幹線や飛行機や高速道が発達して時刻表トリックは成立しにくくなったし、 読者の審査眼も厳しくなったからだ(「点と線」のトリックは今の感覚だと不成立)。 だがこのラノベは、作品自体は別に推理小説の形ではないにもかかわらず、 懐かしい本格推理小説の良さを浮かび上がらせる作りになっている。 高校生なのに新幹線四人前奢る金銭感覚や途中をダイジェスト紹介で済ませる展開など、 ちょっとラノベとしては荒削りで困…将来を楽しみにしたい部分もあるのだが、 推理小説の愛好家には是非お読みいただきたい一品である。マジで。
17 :
イラストに騙された名無しさん :2012/01/12(木) 14:11:17.56 ID:iuaLNPpJ
おお、超力作乙 あとでじっくり読ませてもらうわ
乙乙 ようするに、つまらなかったが、古きよき推理小説の雰囲気を味わえるとかそんな感じなのか
乙 >それは、仕掛けが成功したと信じ、それで満足すること。実質的に100%成功になる。 >推理小説史上類例を見ない、プロパビリティの犯罪の新解釈といえよう。 ここら辺ワロタ
>>20 しかし、事実をありのまま書いているだけだからなぁ。
ちぎりとは呼べない気が。
>>16 超乙。作者の新作を読んで無茶苦茶面白かったと思ってた矢先に、このスレに前作のちぎりが投下されてたとはw
て言うかそっちも鉄モノなんだw 確かに何か今のラノベの主流じゃなかったけど、鉄への偏愛が伝わってくる内容だったな。勢いもあったし、お陰で楽しく読めた
ちょっとちぎりの原案考えてみようかな
probabilityだからプロバ「ビ」リティな 瑣末なことだけど、個人的にそういう用語があるのかとしばらく悩んでしまった
カギカッコまちがえた。プロ「バ」ビリティな
>>20 その作者手堅く面白い事には定評あるから、
本当に誉めてる可能性が高いぞ。
「この作者は手堅く面白い事に定評がある」 何にでも使えそうな素晴らしいちぎりフレーズですね 例; とある魔術の禁書目録 (前略)この作者は手堅く面白い事に定評がある。(後略) なお、『泳ぎません。』は2巻で打ち切りです
酷いオチw
手が硬そうなので定評があるのは桜庭一樹(極真初段)かな
>>1 乙がてら
今回紹介するのは『風に乗りて歩むもの』
彼の有名なPCゲーム『WHITE ALBUM』のライター原田宇陀児の描く
王道なおっさん×少女のハードボイルドなストーリーだ!
本書はまるでシナリオを読んでいるがごとくスピーディに進んでいく。
延々と会話が続く地の文を排除した個々のイベントは
忙しい現代人と怒涛の展開の本書にピッタリと言えよう。
テンポが良いので前述のおっさんと少女の絆もあっという間に芽生えて行くぞ!
中の挿絵のバスタオル一枚の可愛らしい少女のイラストも必見だ。
おっさんの友人や宿敵のテンポのよい描写方法も素晴しい。
そうそう忘れてはならないのが、密室・不可能犯罪・クトゥルフ神話という
一見相いれない要素を融合したストーリー構成だ。
この三つの要素の混じったミステリー要素の強い本書の話は二転三転して、
絶妙な伏線を貼りつつも、最終的には読者の予測のつかない結末へ及ぶ。
その結末とは……おっと、これ以上は本書を面白さを削ぐことになってしまうのでやめておこう。
とにかく読み終えた後、ジェットコースター並の加速度をつけて本書を空へ飛ばしたくなること間違いなし!
なんという勢いのあるちぎり 乙 ついでに吹いたコーラを返せ
>>31 いいちぎりだw
思わず読みたくなってしまう良いちぎりだわw
うん、ほんとに。w
過程ではなく結果を重視する昨今の流行に適したラノベだな
>>密室・不可能犯罪・クトゥルフ神話 何という強烈な不協和音w
>>31 歓喜の歌は遠藤賢司版で歌うべきだったと感じた
おっさん×少女って好きなんで、ちょっくら踏んでくるかな
久々にいいちぎりを見た
>>36 小林泰三もそのネタやってる
謎解きのところまではほぼミステリ。最後の数ページがいい雰囲気のホラー
密室って不可能犯罪だろ
壁越しに浸透剄を打てば可能だよ
それなんて富士ミス?
>>41 角度があればワンワンが入ってくるんですよクトゥルー物の場合
ミステリー用語の定義として密室は不可能犯罪の一種だから被ってるってことかと 絶対に実行不可能とかそういう話ではない 鋭角に棲む魔物って元ネタクトゥルーだったのかw
46 :
イラストに騙された名無しさん :2012/01/27(金) 12:30:49.67 ID:1hU6pqGE
「風にのりて〜」は未読だけど、おそらくティンダロスの猟犬のことだな ラヴクラフトやダーレスの創作ではないが
計算されてる 角度とか
ティンダロスのわんわんは御大の「魔犬」の発展ネタっぽいけどね
ジェットコースター並の加速度というオチが最高w
本日ご紹介するのは「僕は君たちに武器を配りたい」/瀧本哲史/講談社 そろそろ飽きてきた「はがない」系タイトルの一冊である タイトルから想像されるのは、不利な戦況を徹底抗戦で乗り切る扶桑皇国軍の姿 あるいは学校を占拠したテロリストに僅かな武器で決起する高校生の群像劇だろうか だが、この「はにたい」はそんなファンタジー小説ではない 現実世界に準拠した生存戦略シミュレーションSFなのだ 震災後の日本社会では絆だ助け合いだと心温まる戯言が幅を利かせている しかし主人公の僕はそんな傷の舐め合いの嘘に気付いてしまう 世界中の人々が対等なグローバル社会では、凡人には途上国人と同じ経済的価値しかない このグローバル社会という乱世で、僕は生き延びるための武器を人々に配り歩く 武器は6種類用意されるが、6話ともメッセージは同じ ――勝ち組になり、リアルで俺TUEEEEEEEEして生き残れ 万能感と自己肯定感を満たしてくれる、このシンプルなメッセージ 聞いていてとても気持ちいいものだ 平凡な民になってしまっては終わりだ、世界に通用する偉い人間になって乗り切れ ゲリラ戦で戦い抜き、凡人を踏み台にして勝利するよう激励してくれる みんなで幸せになろうよなんて負け犬の繰り言は述べない グローバル社会でそんな寝言をほざいていると生き残れないからだ これは決断主義と呼ばれるマッチョ思想で、今の時流では少し抵抗感がある だが、日本人の感傷など関係なく世界がひとつの競争社会になろうとする今、 青少年に送るメッセージとしては輝きをますます増しているのではないだろうか 全力で勝ち組を目指すのが未来ある青少年の特権であり責務なのだから
上手なちぎり方を教えて下さい
ソラの星 (メディアワークス文庫) 著:岩関 昂道 突然少女が家に転がり込んできた。 クラスメイトから"予知猫"なる噂を聞いた。 病院に住み着いているその猫に懐かれた患者は 近い内に亡くなってしまうらしい。 少年は少女と噂を解明しようと試みる。 科学的に証明できない。 理解出来ないものに対する恐怖、不気味さが積り重なっていく。 そして、少年は、猫に、懐かれてしまった。 少年を迫り来る死から助けたのは、少女だった。 でも、今、どうやった、の?どうやったら、そんなに素早く動けるの? いつも携帯だと言っている、その変な機械は何? 少女「怖い?」 現実を侵食する非現実。ガラガラと音を立てて崩れる、今まで信じてきた 常識という土台はスカスカで、すきま風が背中をなぞるような寒気がある。 得体のしれないものに感じる、薄ら寒い雰囲気が魅力のSFミステリーだ。
53 :
イラストに騙された名無しさん :2012/02/01(水) 06:20:16.67 ID:cMxR0/p/
ただのあらすじ解説じゃん
>51 基本は「言い換える」ことだな。 たとえば、 「本筋に絡まないモブ描写がだらだら続く。だからゲームのシナリオ出身は 一文字いくらで書いてルんだということがよくわかる。読んでいて苦痛だ」というのを、 「空気すら緻密に書き上げる、密度の高い描写が贅沢に続く。これは、 ゲームのシナリオライティングで培った地力だろう。 少しくどく感じるかもしれないが、だからこそ、この密度を味わって欲しい」 こう書き換えれば、あっという間に褒めちぎりになる。
すげーな。w
>54 その言い換えも見事だが、 >6とか>31の力溢れるちぎり読むにオチも大事だと思ったw
でもつまらん小説を褒めちぎることにしか使えないね 肩の上に乗って、通訳としてあらゆる会話をスムーズに進めるという仕事もあるか
高校生以下なら、誰もが苦痛に感じる宿題「読書感想文」を、 楽しく書き上げるのにも使えるテクニックだ。 つまらない課題図書を褒めちぎってやった、という厨二的満足感に浸れる。 それはともかくとして、俺のやり方を説明すると、 「キーワードを一つ見つけてそれを主軸に書き上げることだ。 たとえば、MF的テンプレハーレムものなら、「王道を征く」、 メイドものなら「奉仕の心」。これを文中にしつこく使う。 ついでに、そのキーワードを使って作者を褒めて締めると、 ぐっと書評っぽくなるぞ。 もうひとつ、他の板の似たようなスレの言葉を借りると、褒めちぎりとは 「厳しい愛」だ。 愛がない褒めちぎりを読んでも、「そんなにつまらないと判っていても、 ブックオフで見かけたら買って読んでしまう」ということにはならない。
批判精神や地雷踏んだ憤りみたいなものをうまく織り込むのも大切よね。 遠まわしな批評として前スレのぼるよる、劣等生、ギフテッドとか 前前スレの宅配コンバット(2人目)や埋まったままDE(1人目)あたりは ちぎりの端々から強烈な毒と棘が見え隠れしていて印象深い。
60 :
イラストに騙された名無しさん :2012/02/04(土) 19:27:52.64 ID:y+Q4v8Vj
SD文庫 一緒に革命しませんか? 僕らのバラ色の出撃
http://dash.shueisha.co.jp/_kakumei/index.html テンプレ萌えラノベが蔓延するなか、テンプレ萌えラノベのような姿で登場した
資本主義社会への痛烈な批判を浴びせる作品、其れがこの作品である。
さて、タイトルの「一緒に革命しませんか?」以外、表紙や口絵、其れに中身を
少し見るぐらいではMF文庫によくあるような作品にしか見えないだろう。
しかし、読み進めていくと作者が本当に訴えたかったことに出会うことができる。
もしも、途中で挫折してしまった方がいらっしゃたら、是非とも読んでいただきたい。
作品は上記のとおりで、これ以上説明することはない。
お付き合いいただきありがとうございました。
パクリスレに間違えてレスしちゃったので、レスし直しです。 アドバイスを参考にやってみた。
女子高生店長のコンビニは楽しくない 明坂つづり(ガガガ文庫) まず一言。「女子高生店長のコンビニは楽しくない」…んな訳あるかボケェ! 店長が女子高生だったら…楽しいに…決まってんだろ…!畜生…! 店長が女子高生だったら…雇われおっさん店長じゃないからねちねち説教しないだろうし 毎分1回「あーカワイイ女の子こねーかなぁ…」言ってるクソガキバイトだって口を閉じるだろうし… 「いつもの」とか言われても俺はあんたの顔見るの初めてなんだよ…頼むから商品名ぐらい言ってくれよ… 両替だけしにくるんじゃねぇよここはコンビニなんだよ… スライム?ここセ○ンだからいないんだよごめんねボク…だからってひのきのぼうで僕を叩かないで… 脱線してしまったので話を作品に戻す。 僕はこんなコンビニがあったらいいな、なんて思いながらこの「女子高生店長のコンビニは楽しくない」を買ったわけだ。以下あらすじ。 主人公の湊人はクラスメイトであるこももが店長をしているコンビニでバイトをしようと決意する。もちろんこももと仲良くなるため。 しかしこもものコンビニ「チョコマート」の募集要項には「女性限定」の文字。湊人はこももと一緒に働くために女装して面接に行くのだった… そうか、そういうことだったのか!本書を読み終えた時、作者が込めたメッセージに僕は気がついた。 「女子高生店長のコンビニは楽しくない」=「女子高生店長のコンビニで女装してバイトしてみたら楽しい」ということだ! 僕の認識が甘かったのだ。店長が女子高生にすげ変わるだけではコンビニという伏魔殿はその負のエネルギーを消し去ることはできないのだ。 女子高生店長に女装がいつバレるか、そういう緊張感が仕事へのモチベーションを高め、やたら覚えることが多いわりに時給が低い24時間晒し者のようなコンビニバイトを 秘めやかで甘美な娯楽へと昇華させる。 まさかライトノベルで働く楽しさに目覚めるとは僕も思っていなかった。 というわけで著者の明坂つづり氏に感謝を捧げつつ、今日から女装出勤する22才の僕なのでした。
わざと無駄に深読みしたかのように書く、ってのも定番の方法としてあるな つまらん描写を社会風刺的な意味があるかのように書いたりとか
>>60 もっと、ここを先途と気負って面接に臨むときのように書きなよ
としたら、無趣味で無教養とは思われたくないからなにかをひねり出そうとするだろ?
自分が出来の悪い乱造品のひとつみたいには思われたくないならば己の言葉を探すだろ?
予習も必死にするはずだ
エフトゥシェンコが恐怖で語った言葉を借りれば
「わたしにはただひとつの恐怖 『死力を尽くして語っていない』という……」
そう、言葉を尽くさないことは恐怖だ
お前ら投下作品が少ないからって批評家様に成り下がるなよ まずは良い褒めちぎりを見せた女装出勤する22才を褒め称えるべき
いやつまんねーし。時候の挨拶と自分語りで8割消化とか 中身の少ないメールネタのギャグじゃねーんだからよ
この作品を読んで何を感じ、得たのか
それに反応し、咀嚼し、そして行動に移した
>>63 は褒め称えられるべきだと思う
正直短編の題名の時は、題がそのまま本になってる長編の場合と比べて情報を調べにくいので 下手に適当なこと書いてオリジナルとかぶってたら…とか妙に不安になるんだが。
ごめん誤爆した
人種・民族別の獣ミミ外見というイラストは絵師でなく作者の案で 本人いわく、読者向けの演出なのか作中視点でもそう見えてるのかは 確定させずにあえてぼかして書いている、とのこと。 もし後者の解釈だと、本当の人種がバレバレな「そうとうえらいひと」と 内妻や側近たち周囲の人のやりとりが、どっかのバラエティ番組の 「笑ってはいけない」「ツッコんだら負け」企画みたいなノリになるなw
度々すみません・・・
ま た 誤 爆 か
勇者には勝てない 来田 志郎 (電撃文庫) タイトルと絵を見てまーた魔王と勇者物かよ、と思う人は大勢いるだろう。 私もそうだ。 だが、大方のそれらが捻ってあるのと同じように、本作も捻ってある。 本作はこれから社会に出ようとしている読者に重要な事を二つ教えてくれる。 それは ・ほうれんそう(報告・連絡・相談)は大切 ・中間管理職は死ぬほど苦労する。 ただ、社会には魔王様のような最終解決能力を持つ人など居ない事は教えてくれないのでそれは欠点かもしれない…
>>74 乙
何が悲しくてフィクションで現実を感じなきゃならんのか
>>74 褒めもけなしもしないとは斬新なちぎりだな。
>>75 そういうこという人たまにいるけど、
現実を感じさせて面白いフィクションなど山のようにあると思うが。その逆も。
大事なのは面白いかどうかだ。
なんか、賢しらにそういうこと言う奴が出てくるって、ラノベ読者の高齢化がよくわかるな もともと、ラノベは学生を読者に想定しておく建前 大人の社会を、知らなくても楽しめるよう描いたのならともかくも リーマン・バイトあるあるとか見せられて面白いわけがなかったんだが… まして中間管理職のぼやきじゃな 読者高齢化で社会人限定ラノベが成り立つようになって来たのか
いや。ハルヒのキョンが短冊に書いたのは 「金くれ」「一戸建ての家がほしい」だった それ以前にあれは最初からして「サンタクロースをいつまで信じていたかというと最初から信じてなどいなかった」 「超能力バトルとかありえねー」だ ハルヒがずれてるんであって俺の感覚が正しい、とかいうほうが老化と根拠のない自信のあらわれだろうね
____ / \ / ⌒ ⌒ \ 何言ってんだこいつ / (●) (●) \ | 、" ゙)(__人__)" ) ___________ \ 。` ⌒゚:j´ ,/ j゙~~| | | | __/ \ |__| | | | | | / , \n|| | | | | | / / r. ( こ) | | | | | | ⌒ ーnnn |\ (⊆ソ .|_|___________|  ̄ \__、("二) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l二二l二二 _|_|__|_
このAA嫌いだけど初めて同意したw
「賢しらに」も誤用してる、 というより意味もわからず無理に使ってるみたいだし 小学生だと思う
はいはい社会人様はラノベばっかり読んでないでちゃんと大人の本読みましょうね あ、低能過ぎて読めないのか^^; それで社会人の愚痴ラノベを愛好すると・・・なるほどなるほど
何だ社会人の愚痴ラノベって
魔法科高校の劣等生なんて社会人の愚痴ですよね… いやあ今の社会人は低レベルでしたね
まらスレと大差ないなこのスレ
ジョークのわからない人はスレ見ないほうがいいと思うの
そろそろ原点回帰の褒めちぎりが欲しいな
小説ではないがエノキブログっていう今のドカベンを毎週褒めちぎるブログは一度見て損はないぞ
なんか久しぶりに当たりを引いたというか、地雷ド真ん中踏み抜いたというか…… 「ラーナ神剣伝 ─放浪剣士と紅の弟子─」KCG文庫 あまりのすばらしさに途中で全身の力を使い切ってしまい、まだ最後まで読めていないんだが、 やべえ。これやべえよ。 今のライトノベルの潮流に真っ向から逆らったスクライダーだよコレ。 ファンタジー世界の物語で、主人公は某国の王子→王弟(兄が戴冠)。 自分を守る騎士たちが死ぬのに耐えられない、心お優しいアテクシなので、 自分が先頭切って戦って戦って戦い抜いて「地球がリングだ!」していたら、 いつの間にか超絶的な武芸の腕前になって、 ちょっと本気で走ると、周囲の光景が風とともに流れ去り、耳元でびゅうびゅうと風がうなるほどの、 エイトマンもびっくりな身体能力を身につけたナイスガイ。 女神なんとか(名前忘れた)の加護を得た、ドでかい宝石のついた剣を振るい、 普段はおおざっぱでものぐさな性格なんだが、外見は少女漫画そのまんまの銀髪美形。 しかも兄王と色々あって身を隠さなければならない状況なのだが、開始数Pで、 隣国のお姫様(クーデターで逃亡中)と出会うと、あっさり正体をバラしてしまい、 お姫様を助けるために自国の軍は出せないけれど、その代わり同じくらい強い自分が力を貸すぜ! とあっさり言い切ってしまう脳天……義侠心。 しかも繊細な彼は何か心の傷を負っており、記憶が一部あやふやな上に、 かつて殺してしまった(らしい)美女の顔を思い浮かべたり、名前が会話に出るたびに、 心の痛みに耐えかねて意識を失ってしまうらしいんだ! 一国の軍と同等の武力が意識失って暴走とかバキもびっくりのアンチェインだね!! 戦闘中にその人の名前とか叫ばれたらどうなるんだろうね! しかも描写方法は、語り手の一人称で、2Pから3Pくらいでコロコロと語り手が変わるよ。 まさにカレイドスコープ!! 誰がしゃべってるのか推理しなければならないあたり、 知的労働に相応しい格調の高さだよ。もう何書いてるのか自分でもわからないよ。 オレ、この小説を最後まで読み切れたら、今度こそきちんとした褒めちぎりを書くんだ…… あとママン、この小説、2巻とかも出てるらしいんだよママン。日本の出版界って思ったより奥が深いんだねママン
素材は悪くなさそうだが調理する人に期待が出来ないな
とりあえず全然褒めてないな
>何書いてるのか自分でもわからなくなった >今度こそきちんとした褒めちぎりを書く 自己申告してるしもう一回ちゃんとした褒めちぎりを投稿してくれるはずさ
褒めちぎりとしては置いといて、内容はこれちょっとすごいんじゃないか・・・?
うん、楽しそうだよな。 自分は遠慮しとくけど。w
誰か突っ込めよ 久々の大型地雷だぞ
なんか久々の本格派wだと思うんだが、 新文庫創刊乱立は、褒めちぎりの黄金期となるやもしれぬ
なあに鬼畜美学さんはアニメ化まで決まってる
元気ないな、ほす
99 :
イラストに騙された名無しさん :2012/03/07(水) 19:36:06.16 ID:gNNbqlhM
明智少年のこじつけ(道端さっと/ファミ通文庫) ミステリーにおける名探偵、それは数多のキャラクター類型の中で最も「主人公補正」を享受している主人公のひとつといえる。 (主人公は語り手であり作中での相棒・助手である「ワトソン役」のほう、という考え方はあるだろうが) 法的権限もないのに犯罪捜査を堂々と行うばかりか時には警察や司法からもあてにされ協力を得られる、 犯人を含めた事件関係者たちも、そんなことする責任も義務もないのにわざわざ謎解きの召集に応じてくれる、 状況証拠や推測の積み重ねのみでろくな物証もないのに(拘置され長時間取り調べ、でもなく) 多大な努力と熱意を投じたであろう犯罪をあっさり認めるばかりか、動機まで説明してくれる犯人 はては、事件の現場や、当事者に偶然遭遇するという天文学的悪運まで、枚挙に暇がない。
100 :
イラストに騙された名無しさん :2012/03/07(水) 20:08:31.10 ID:gNNbqlhM
さて、本作は、そういう名探偵の活躍するミステリー作品の定石、セオリーを逆手にとったパロディである。 主人公の明智少年は、ミステリーの造詣こそ深いものの、難事件を解き明かす名探偵ではない。 学校で起こる、怪事件〜というよりは単に奇妙な出来事、といった程度のものを 七不思議と騒ぎ立てた上に、毎回友人の「小林くん」がその犯人であると推理、もといこじつける。 毎回最後は野球ボールでガラスが割れただの音楽室やプールの無断使用といった真相が判明し 明智少年は小林くんに怒られるのだが、かつて助けられたことがあり頼り切っている担任教師や 面白がって信奉者ぶってる女友達、無条件にかばってくれる妹の存在もあって一向に反省しない。 …いや、ここはやはり最後のどんでん返し、ことの真相を全て空かしてしまおう。でなければ説明しきれない。 作中で起こってきた「事件」は、実は本編開始以前のものを含めて全て明智少年その人の仕込みである。 クライマックスでは、それこそ探偵役に回った小林くんにその事実を解き明かされた明智少年は 一転して真犯人の役回りにとってかわり、動機や手法などをベラベラとくっちゃべりはじめる… もとい、悲壮ながらも達観したかのような表情でこれまでの自分の行いや心情を全て告解するのだ。 その動機は、小林くんと妹をくっつけたいので、彼の周辺から他の女を一切遠ざけるため 人間関係そのものを自分たちごく親しい人間を除いて成立しなくする、というものである。 そのため、校内のあちこちに「怪事件」が起こるような仕込み(「犯人」を唆すなど)をあらかじめ施し それらが発動する度に探偵役としてしゃしゃり出て、小林くんの犯行を強弁して彼への心証を悪くしたのだ。
この間の、メフィスト賞のやつで頼む。
102 :
イラストに騙された名無しさん :2012/03/07(水) 20:38:13.32 ID:gNNbqlhM
最後には全て小林くんにバレた上に、そもそもの発端にして大前提である「明智妹は小林くんが好き」というのが そもそもが兄の勘違いに過ぎない、という(あらかじめ小林くんと読者は分かっている)衝撃の事実により 名探偵明智少年改め「七不思議制作者(セブンス・メーカー)」の行いは(小林くんにも甚大な 被害を与えた末に)全くの徒労に終わる、という帰結を迎えるのだが、ここで少し考えてみてほしい。 明智少年の策謀によって「実行犯」にされてしまった者の中には、明らかにその事実関係を自覚している者もいる。 彼、シンクロを密かに練習していた男子水泳部員Aの立場から、明智少年はどう映るであろうか。 夜中にプールを無断使用することを唆しておきながら、その翌日にはそれを騒ぎ立てた上に全くの別人を 犯行扱いするという、あまりにも露骨な振る舞いは、自身の後ろめたさを差し引いても不審に思うだろう。 彼のみならず、全ての事件に明智少年が加担しているのであれば、少なからず関わりを持ったり または現場でその姿を目撃している人は存在している可能性は高く、誰かにマッチポンプを気づかれるリスクは相当高い。しかしながら、終盤で小林くんが指摘するまで、誰かに怪しまれた形跡は微塵もない。 まして彼の所業は、諺を言い換えて形容するならば「桶売って儲けるために風を吹かせる」というべき迂遠なものである。 しかしながら、前提がそもそも間違っているという根本的な破綻を除いて、ほぼ目論見どおり事が運んでいるのだ。 これらは、認めざるを得ないある事実を示唆している。明智少年には、名探偵にもなりえる主人公補正がある点をだ。 名探偵の素養、それは裏を返せば完全犯罪をも成し遂げられる犯人の素質でもある。 それが、自作自演のネガティブキャンペーンという、タチは悪いが小規模な悪事に留まっているのはむしろ僥倖だろう。 ミステリーにおける名探偵の主人公補正。またの名を作者のご都合主義という。
103 :
イラストに騙された名無しさん :2012/03/07(水) 21:04:01.47 ID:gNNbqlhM
>>99-100 >>102 補足
もうお気づきの方もいられるかと思うが、これは見方を変えれば明確に「いじめ」の話である。
動機や事実関係のトンチンカンさを差し引いても、明智少年に共感や理解できる読者はまずいなかろう。
友達がほとんどいなくなった小林くんはあまりにいい迷惑で、とても気の毒だが、
しかし真相を知った当人は、明智少年をミステリーにおける探偵役レベルで糾弾するのみで
あまりそれを恨んでいたり、悲しんでいる、という雰囲気は感じられない。
また、小林くんは本編の語り手役でもあるのだが、常識人にして苦労人、という設定に反し
彼の内面での口調(小説の地の文)は、「→」を多用するなと妙に軽いものであり、
自身にぬれぎぬ着せた相手(明智)をしばく際にはドラクエのバトルシーンを真似る余裕すらある。
これらの点から考えられる理由は一つだ。
私自身もいじめられた経験がある立場、心情としては認めたくないことだが、小林くんはこの状況をさして気にしていない。
そるばかりか、むしろ割と楽しんでいるかのようにも思えてならないのだ。
ならば、当人達の関係や内面について部外者が、まして作品世界の埒外にある私達がとやかくいうことはない。
なお、本作はすでに2巻の刊行が決定している。
「明智少年のマッチポンプの構造が発覚し目論見も破綻したが、彼が校内に蒔いた事件の種は沢山残っている」
このどうみても「事後処理」ないし「後始末」以外に広げようがないラストで
シリーズ化に踏み切った作者と編集部の英断には敬意を払わざるをえない。
乙 2巻が関係者各位への土下座行脚と 校長、担任、小林、小林親、明智、明智親の六者面談だったら買うわ
乙です 何故これで2巻を出すんだw
新ジャンル冤罪探偵として 明智くんが依頼を受けて無辜の人々を冤罪に堕としていくノワールなら 続巻が出るかもしれんぞ 地上げ屋の依頼を受けて食堂に食中毒の疑いをかけて廃業に持ち込むとか リストラの依頼を受けて実直な会社員に横領の疑いをかけて退職に追い込むとか 恋敵の依頼を受けて好青年に痴漢の冤罪をかけて破談に追い込むとか
冤罪探偵はいいなw ラノベのピカレスク小説として歴史に残るかもしれん
迷探偵デュダですでに一回りし終わってるが
乙です 腐女子にはそこそこ受けるかもな 探偵とワトソン役でカップリング妄想する腐女子は多いらしいし
110 :
99 :2012/03/11(日) 16:46:50.03 ID:dzJ6Ob9l
最後の「こんなラストで続き出ます」が全部持って行っちゃった感があるな。 なかなか思うようには行かないもんですね。
111 :
イラストに騙された名無しさん :2012/03/13(火) 08:11:38.90 ID:ulSb4WRF
あげ
> シリーズ化に踏み切った作者と編集部の英断には敬意を払わざるをえない。 いまだと読書好きですらこの一文を特に変だとは感じないんだろうが 「英断」という表現はすでにその判断を仰ぎ見、あるいはその判断の前に拝跪していることを自ら表明している だから「敬意を払わざるをえない」という表現は「英断」に続けるには奇異 「英断」は、一般人の為す「ご聖断」に相当する。と、あえて不正確とはいえ大意を書けば少しはわかるかな? 「ご聖断」と自発的に書いたのなら、それに敬意を払うのは「ご聖断」と表現した者にとって当たり前なわけだ わざわざ「敬意を払わざるをえない」などと書かない。すでに「英断」に価値判断が内包されているから 書けるとすれば、天皇の統帥権そのものを輔弼しているか、枢密やかつての摂関並の重臣クラスだろう だから「英断」と表現しておきながらつづけて「敬意を払わざるをえない」と書くと、 非常に傲慢な文意にすら感じられる。オマエハナニサマダと 皮肉の文脈で使うなら、なおさら本来の文意を「知った上で」書かないと、無様そのものになる まさに一事が万事で、同じ調子でお前さんのちぎり全体を点検したらたぶん10レスほどになる ちぎり対象などおそらくぶっちぎってツッコミどころだらけだからな(今やったこの一文はまだマシなほう) 1970年代初頭までなら、高校卒業程度の学歴なら、 とくに読書好きでなくてもこのくらい多数が理解できてたはずだ。コマーシャリズムにまだそれほど冒されていないから コマーシャルの、微妙だが刺激的な表現、というものが大衆相手に通用していた時代だから かつては刺激として感じられたはずの奇異な表現をもう奇異だと感じることもできなくなったこの状況は、 だからお前さんだけの問題じゃない 「英断」への俺のこのツッコミ自体、このスレ覗いてる奴程度にはまず意味不明だろうし 見るかぎりでは、ちぎりのほとんどは、投稿者の糠に釘なひどい感性を被虐的に露出しているようにみえて、とても痛々しい 今の創作不毛な状況は、たぶんこの程度の常識的な言語感覚をも喪失した者だらけな環境のせいでもあるんだろう
113 :
イラストに騙された名無しさん :2012/03/13(火) 09:29:43.42 ID:ulSb4WRF
>>112 んなツッコミ入れてる暇があるならもっと仕事してくださいよ、おっさん
>>112 そんなアホなこと言ってると女の婦人に笑われるよ
えい‐だん【英断】 きっぱりと事を決めること。また、すぐれた決断。「大―を下す」 英断にそこまでの強い意味ないだろ いや大昔にはあったのか知らないけど、今はない 言葉は生き物だと知らない人が言葉を語る、滑稽ですね
最近ネタにできる良作がないからスレを活性化させるために 俺を思う存分無理やり褒めちぎれって言う112の思いやりだろう
ピアノ姫は蜜夜に喘ぐ〜侯爵と買われた花嫁〜 『ここへおいでフローリア。私の下でその生まれた姿のままピアノを弾け』 『え、でもどうやって・・・』 『ここだ。おまえのもっとも美しくいやらしい、この両の乳房でピアノを奏でるんだ。二人の愛のメロディーを・・・!』 来月発売らしいけど…オラ、このあらすじの時点でワクワクしてきたぞ!!
ただのエロゲイラストのエロゲ風エロノベルでラノベじゃねーだろすっこんでろ
>>117 調べてみたけど
インフォレストとかいう会社が新たに立ち上げるレーベルから出るんだな
最初はフランス書院から出るのかと思ったわw
女性向けレーベルの、少女小説家を名乗っている作家が書いた作品というのが驚きだ
富士見のピンクの文庫を支えた倉田なんとかは、 少女向け小説も描く女性小説家だったぞ。
>>117 乳首で鍵盤を叩くのか!
難易度高ぇプレイだな。
エロ小説の登場人物は厨2ラノベとは別のベクトルで超人だからな
少女小説にだって褒めちぎるべきものはたくさんあるのだ と、いうわけで 「ワイルドブーケ」一迅社アイリス文庫 さて、百合少女ノベルである。 大戦と疫病で荒廃したものの平和をどうにか取り戻した世界。 物語はアガパンサス王国に隣国の美姫デェリアナが嫁いでくることから始まる。 彼女の世話係となったジョーゼットは圧倒的な美しさと自由な言動に心を奪われてしまう。 一見すると二人の関係の描写は友人同士にしか見えない。いつ友情が愛に変わったのかさっぱり分からない。 だが、これは作者の巧みな罠であると思われる。 現実においても自らの心を完全に把握できる者など殆どいないだろう。思春期の少女はなおさらである。 作者はあえて友情が恋に変わった瞬間を描写しないことによって少女の心の不安定さを表現した。 ファンタジー世界での百合というまさにファンタジーな設定であるにも関わらず 恋のリアル感を描いてみせた作者の技量に私は感服してしまった。
「ワイルドブーケ」続き 二人の駆け落ちで一巻は幕を閉じる。 二巻では二人の旅の様子が描かれるが、捜索隊が組織されているにも関わらずなんと本名で旅をしている。 馬鹿じゃねえの!? と思ってはいけない。これも作者の罠なのだから。 あえて偽名を使わせず本名で旅をさせることによって作者は少女たちの純粋さと 平和を取り戻した世界の人々の心に生じた余裕を同時に描きだすことに成功しているのである。 この巧妙な仕組みに気がついたとき私は驚きのあまり本を天井に向けて投げあげてしまった。 二巻の終わりでこれからも二人は旅を続けることが示唆されていた。 読了後私はこの二人をいつまでも同じ場所に留まらせてはならない、逃がしてやらねばならない という使命感に駆られ、彼女たちをとある筋へと送り出した。 心ある方が彼女たちへまた一時の安息を与えてくれることを願う。
放流すんなw
>私は驚きのあまり本を天井に向けて投げあげてしまった。 ワロタw
130 :
イラストに騙された名無しさん :2012/03/16(金) 00:12:34.14 ID:IUlzb9DR
さりげなく、かつあからさまに本音を出した部分のあるちぎりはやはり上手いと思うわ
要は ・友情と恋の境目があいまい ・指名手配されている逃避行なら偽名なさいよ といいたいだけだよな この程度で本を放り投げるほどのイラチ(方言)だと知ったら 女としてはそんな男とは付き合いやめたほうがいいだろうなとは思った。(ID:Wp+kifdYが女である場合は考慮せず) それ以外は感心するところもなし
____ / \ / ⌒ ⌒ \ 何言ってんだこいつ / (●) (●) \ | 、" ゙)(__人__)" ) ___________ \ 。` ⌒゚:j´ ,/ j゙~~| | | | __/ \ |__| | | | | | / , \n|| | | | | | / / r. ( こ) | | | | | | ⌒ ーnnn |\ (⊆ソ .|_|___________|  ̄ \__、("二) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l二二l二二 _|_|__|_
「バカが背伸びして書くようなちぎりと水増し文にはほとほと飽いた」と書いてるんだよ わからなかった?
つまんない小説を褒めちぎるスレなのに……
135 :
イラストに騙された名無しさん :2012/03/16(金) 11:32:18.38 ID:F1HFQKUX
【そうなんだ】 _,,..,,,,_ _,,..,,,,_ _,,..,,,_/ ・ω・ヽ/・ω・ ヽ,..,,,,_ ./ ・ω_,,..,,,,_ l _,,..,,,,_/ω・ ヽ | / ・ヽ /・ ヽ l `'ー--l ll l---‐´ `'ー---‐´`'ー---‐´ 【すごいね】 _,,..,,,,_ _,,..,,,,_ _,,..,,,_/ -ω-ヽ/-ω- ヽ,..,,,,_ ./ -ω_,,..,,,,_ l _,,..,,,,_/ω- ヽ | / -ヽ /- ヽ l `'ー--l ll l---‐´ `'ー---‐´`'ー---‐´
とある要人が誘拐されたとの報を受けた
>>131 犯人の目的は要人が持つ核スイッチにあった
この国、ひいては全人類の命が
>>131 の双肩に!
核搭載戦艦に潜入、敵をばったばったとなぎ倒し、ついに首謀者と一騎打ち!
首謀者「ここらでケリをつけようぜ」
>>131 「焦るなよ…その前にちょっとレスをさせろ」
きっとこのぐらい忙しくてスレタイも読めなかったに違いない
そんな状況でも余裕を忘れない
>>131 さんカッコいい!
>>134 文章としては普通、そのぶん中身が空っぽだったね
まともなちぎりだったらどこがどう良かったか素で褒めちぎろうと思って読んだのに
138 :
イラストに騙された名無しさん :2012/03/16(金) 11:57:15.14 ID:F1HFQKUX
古いコピペ思い出したわ↓ 天音 詩温 こんばちわ静香さん。 天音 詩温です。 ……どうもお灸が効き過ぎたようです。 人を叱ると言うは本当に難しい。 この責任の一端は私にも有るでしょうし、 何かしら責任を果たさないといけないでしょう。 とりあえず感じかたはぎりぎり及第点。 もし本気で勉強したいのなら私が教える、と言うのも有りでしょう。 かつて浅野 真澄さんの文章上の問題を指摘し、模範的なメールを送る事で矯正した私が。 もし文章レベルで真澄さん並か、それ以上になる気が有るのなら教えましょう。 その代わり私は厳しいですけれど。 教わりたいと言う旨のメールを貴女から届き次第、時間を割き課題とか考えて返信します。 ファンや愛読者の為、短期間で復帰したいのなら検討してみてください。 端から見て胡散臭いのも確かなので無視しても一向に構いません。 私も余り暇ではありませんし。
露骨な女アピール見るにワイルドブーケの信者を装いたかったんだろうが 下手すぎて逆にID:stuOlVqfの持ってる女性像が透けて見えちゃってるな スルーでいいだろ
馬鹿だから40文字で済むことくらいしか中身にダメだしできないのでしょ
「内容にもっと踏み込んで具体的にやれ」というのが、どうして「信者」とかバカバカしい話になるのか?
女性像?いやいや、どこでそんな像を結んだり試みたりしたか教えてほしい
まあ「女性像」という言葉を使うほうが、レスすら読まずに書いてそうな
>>141 「像」にはなりそうだが。エア「像」だな
この作品についてなら、Amazonレビューの星ひとつの人のコメントのほうがまだマシだったよ
そこまでアホなのに、どうして他人様の文章にダメ出しできるなどと勘違いしてるのだろう?
いや、いかにまともなやりとりをやったこともやるための思考だってしたことがない、
経験ありなしにかかわらず、ろくにできないことをアピールしないほうがいいよ
寒々しいだけだから。仮想的有能感だけもった無能
アレかここは一応作者乙とか言っとくがセオリーなのか
日をまたいで発狂するカッコよさ
>>143 の場合
「セオリーなのか」と書くことで自分を「普遍化されたなかのひとつの表出」として
偽装しようとしてる。多数派を装うための呪文を唱えたつもりになっているわけだ
心情は、ただ個として晒されるのが怖いだけ。仮想的に「衆を侍む」ことでその中に紛れ込もうとする
そんな稚拙な言辞で騙される馬鹿ばかりないんだから、無駄なことはよしなさいな
ついでに、いつもそういう赤子のダダのようなことばかりやってるから
まともに考える癖もつかないんだよ
と、ボクは決め顔でそう言った。
147 :
1/2 :2012/03/17(土) 14:34:25.09 ID:ZVvzhYa/
「おと×まほ」 白瀬修 著 結論を先に述べよう、これは 「男になって女の子に愛でられたいという欲求が募りまくって通報されかねない程の百合ガールズ」 の為の物語である。 周知と思うが、本作の主人公は男の娘である。 しかしそこらに溢れる同族とは一味どころか材質が違う。孤高の存在なのだ。 まず、例外はあるものの、「女より女らしい」という特徴を持たされる事が多く、 その為に大人しい性格付けをされる男の娘というキャラ。 対してこの主人公、顔は可愛らしいが乱…いや、非常に腕が立つのだ。 ほんの些細な理由で拳や脚が飛び出し、クラスメートや使い魔の猫が悉く星にされる。 他に頼り勝ちな同族と違い、自らの力に拠って立つ存在と言えよう。 決して理不尽暴力キャラなどと言ってはいけない。 また、魔法少女に変身後は当然フリフリなあの衣装になるのだが、 使い魔の余計な気遣いのお蔭で下半身はスパッツ装備である。 これだけで彼は羞恥心も霧散消滅し存分に荒ぶりまくる。 二巻以降は、まるでスカートの襞数が撃墜スコアだと言わんばかりである。 初級男の娘は女装に恥らう様がいーんじゃねーかなどという、 下種な外野の意見など聞く耳は持たない。 更に余談だが、本人の丁寧で中性的な言葉使いとは逆に、 一人称で書かれた地の文が文語体な為、 硬い口調で話す今一蛋白な凛々しいキャラに仕上がっている。 学校では学ランなのも凛々しさをより引き立てるだろう。 それは男の娘じゃなくてショタじゃね?という突っ込みは野暮だ。
148 :
2/2 :2012/03/17(土) 14:35:09.73 ID:ZVvzhYa/
そして、彼には同じ魔法少女の仲間が居る。皆正真正銘の女の子だ。 また彼女達は皆、主人公に懸想している(四巻時点)。 そこに不純物である他の男などいない、少々変則的なハーレムが形成されている。 ここでお気付きだろう、本作には男の娘物の肝と言って良い、 「体の性と心の性の差異に思い悩む」要素が存在しないのだ。 ここでは、男性読者はあくまで傍観者である。 男の娘に萌えるにしても彼があまりに凛々しく、また恋愛対象が皆女性キャラなので、 そのキャッキャウフフっぷりを遠巻きに眺めるしかない。 作中人物となって彼を愛でる事は絶対に許されないのだ。 では主人公に自己投影出来るかと言えば、 およそ一般男子には女装癖などなく、困難と思われる。 またそれを持ち合わせている者が仮に居たとしても、 根底に女性化願望を持つ彼らは、 主人公の凛々しさと暴れん坊っぷりに、投影を阻害されるのではないだろうか。 男にとって百合は愛でる物という基本原則を男の娘物に持ち込んだ、 著者のウルトラCと言えよう。 そろそろ結論に導こう。著者の本当の狙いは只の男の娘萌えなどという、 浅い物では無いと。 この主人公は海千山千の男の娘などではなく、 男性化願望と百合恋愛をリアルに悩む、現代女性の夢を具現化した姿なのだ。 男の凛々しさと、カワイイは正義を併せ持つその姿は、 「性転換しても百合はやめられないし、男の子でも女子力うp」 という魂の慟哭を聞くようではないだろうか。 そして、主人公を男性らしいタチではなく、敢えて女性らしいネコにした、 著者の細かい心遣いも嬉しい。 この、四次元殺法コンビが今にも現れそうなネタを形にした著者の心意気に、 私は最大限の敬意を表し、 普通に男の娘萌えだと思って手に取った幾万もの屍に花束を捧げつつ、 ここで筆を置こうと思う。
149 :
イラストに騙された名無しさん :2012/03/17(土) 17:04:36.81 ID:l0OY6uo6
>>142 件のAmazonレビューを見てきたが、あれ見て読みたくなる人は皆無だろうな
このスレ的には「読みたくなるか」どうかが評価の分水嶺なわけで、あのレビューを評価するということは
はっきり言って書き込むスレを間違ってる
「仮想的有能感だけもった無能」
これはスレの趣旨すら理解できないあなたにこそ似つかわしい
>>147 乙
一回りして健全な恋愛小説に
なっているような気がしないでもない
151 :
イラストに騙された名無しさん :2012/03/24(土) 01:37:10.10 ID:f5JYmFc0
>>148 での四次元殺法コンビって「よく頭のおかしいライターやクリエイター気取りのバカが〜」のこといってるのか?
基本が出来てない癖に変化球投げて暴投になるパターンか
四次元殺法コンビはやればできるverが記憶に残りやすい お陰でアイマスの前期OP(Ready!!)は微妙な気分で聞かせてもらった… 最近ちぎりたくなる作品が少ないのか、逆に多すぎてやってられないのか そして、なれる!SEがコミカライズされていて吹いた
>>149 もっとマシなちぎりを見せてくれというだけでしょうに
書いてる方の馬鹿さだけが目立つ。頭悪いんだからちょっとは自覚して謙虚になりなさいな
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1302400900/959-963 を書いたけど、せめてこれくらいの具体性で書いてくれないかな
でないとせっかくこのスレも立てたのに読むだけ無駄なのばかりで飽く
>>147-148 > 硬い口調で話す今一蛋白な凛々しいキャラに仕上がっている。
文そのものをどうこう書くつもりはなかったんだけど、ひどいねこれ
どうひどいかはめんどくさいから書かないけど
> 男にとって百合は愛でる物という基本原則を男の娘物に持ち込んだ、
> 著者のウルトラCと言えよう。
読むかぎりではウルトラCというほど奇抜なものとは思われない
> そろそろ結論に導こう。
と書いているけど、つづく
> 著者の本当の狙いは只の男の娘萌えなどという、浅い物では無いと。
…それまでに書いてたことのくりかえしだよこれ。段落を区切ったうえに「結論に導く」と見得を切ってるのなら
こんな一文はいらない
しかも重複している一文の
> 男にとって百合は愛でる物という基本原則を男の娘物に持ち込んだ、
これと矛盾している。「愛でる物」というのは「萌え」ではないの?
結論部分によるとそんな「浅い物ではない」らしいけど
> この主人公は海千山千の男の娘などではなく、
どうも「そんじょそこらの」の意味のつもりで「海千山千」を使っているらしいけど、ま調べてくださいな
ざっとみて思うに、いつものことながらちぎるのが目的になっているからダメなのだろう
まずは対象がよい読み物であることを本気で期待してかからないと
あと、日本語IMEの変換機能に引きずられているのか漢字が多い。真似ならまだしも、個性のつもりならまあやめたほうがいい
155 :
イラストに騙された名無しさん :2012/03/24(土) 15:52:33.53 ID:3ONm07qE
なんだ前スレで駄文書き散らしてたバカだったのか
こいつ・・・本物か
いやここは「ちぎるのが目的」のスレだし…
>>154 そういうのなら、是非ともちぎりのお手本を見せてほしいもの。
今度はラノベに限らなくてもいいから少なくとも小説で。
>>154 なるほど、ここまで「なにいってんだコイツ?」と読んだ人をモヤモヤさせておいて、
前スレでスレタイ、
>>1 どころか板名すらよく分かってなかったアホです、と名乗ることによって
すべての人をスッキリ納得させる、ある種爽快ですらある読後感をプレゼントしてくれたのか
ありがとう、そしてどうぞお帰りください
背伸びして使い慣れない語彙を使おうとすると、誤謬が際立ってしまう 送り仮名と漢字の使い方もおおまかにいえば同じ事だ 同程度の馬鹿相手なら、ひどい謬まりもバレず(気づきもしてもらえず)に済むだろうけど 現に今回まる一週間「海千山千」が誤用のまま放置されてID:ZVvzhYa/も気の毒に
161 :
イラストに騙された名無しさん :2012/03/24(土) 21:03:04.07 ID:3ONm07qE
>>160 お前、自分がウザがられてるって気づいてないの? お気の毒
「おまえは馬鹿だ」と正しく指摘されて「ウザい」という幼児の感情でしか返せない どこまで甘やかされてるのかな? そんなどうしようもない、自分たちの国語ですらまともに使いこなせない馬鹿が どうして他人様の商業レベルの読み物にケチをつけようなどとだいそれたことを考えるのか わからない
163 :
イラストに騙された名無しさん :2012/03/24(土) 21:22:41.75 ID:sfOP/5cY
あ、やっぱりスレタイもLRも読めてないんだ > ・逆に、あなたの好きな作品が紹介されていたとしても、あくまでその作品は褒められているのだとみなし、 > 紹介文に対しての抗議・非難などはご遠慮ください。 うーん、日本語が読めないID:3X6XViMxが、どうして他人様のレスにケチをつけようなどとだいそれたことを考えるのか わからない
165 :
イラストに騙された名無しさん :2012/03/24(土) 21:33:26.14 ID:3ONm07qE
>>162 商品として流通することが無条件に作品の質を保証しているとでも? どんだけ頭の中お花畑なのよ
だいたいにして文章の誤りを一々指摘するお前の姿勢は無粋極まりない
ここが何処かお忘れか? こちとら文脈さえとれれば末節の誤りなんざスルーして読んでるんだよ
昔の人だったら迷わず「豆腐の角に頭をぶつけて死んじまえ」と言うところだ
まぁたかが2chでネタでもなく本気で「正しい日本語使え」はなぁ
ネタとしても明らかにホロン部ーだとか、
VIPでスレタイがおかしすぎて、そこばっかりツッコまれて
>>1 が本題には入れない
とかでもないと、そうそう見かけないと思うんだが
>そんなどうしようもない、自分たちの国語ですらまともに使いこなせない馬鹿が >どうして他人様の商業レベルの読み物にケチをつけようなどとだいそれたことを考えるのか わからない このスレの住人は原稿料をもらって書いているわけじゃないからね 気楽に書いているんだよ 俺達は無償で書いてくれる人達に敬意を払いつつ、読んで感想を書く
自分は頭良いんだ他のバカとは違うんだ系の中二病な美少女が背伸びして大人ぶってると思えば
>>162 に萌えることなど朝飯前だよ。割と安易でありがちなツンデレの派生形パターンだし。
169 :
1/2 :2012/03/24(土) 22:21:50.14 ID:Rg3vcVhj
西尾維新について
毀誉褒貶激しい作家である。
彼を褒めそやす者あるいは嫌悪する者は、おそらく信仰について学んだことも考えたこともないだろうに浅薄にも「信者」あるいは「アンチ」と憎悪し合う。
しかしこれは投影である。
彼はまさにこの手の投影心理を深く理解しそこから再構築した像を人物として結ぶ技術において卓越している。
逆投影によって自分の内面を暴かれ、それによってその魔術をかけた者を「嫌う」心理は比較的幼稚なものだ。
それは水銀灯に引き寄せられて焼かれる可哀想な夜の鱗翅類と似ている。
惹かれるが、火傷したようにヒリヒリする。
書き写している私もゾワゾワする。
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1332484249/11- しかし、何故私はゾワゾワしているのだろうか。
彼の言動は「一見」正しそうな「一見」ツッコミどころの多そうな、その実放置してもなんら害のない画面の向こうの赤の他人に過ぎない。
嫌ならスルーするなりあぼーんするなりしてしまえばよい。
しかしそうさせない何らかの“力”が働いている。
その正体は何だろうか。
170 :
2/2 :2012/03/24(土) 22:22:55.64 ID:Rg3vcVhj
あなたには経験がないだろうか。 人よりも多くの知識を手に入れたと思った時、それは勿論経験の乏しさ故の錯覚に過ぎないのだが、それが力であるかのように増長したことが。 他人が馬鹿に見え、自分は他人より優れていると思い込み、衒学を武器に他人を攻撃し、得意の絶頂にかけ登った覚えが。 もしかしたらそのために孤立した、ひりつく様な思い出もあるかも知れない。 ここまで書けばおわかりだろう。 何故あなたがたは 彼の言動に無性に苛立たせられるのか。 まさに『投影』しているからである。 そこにいるのは私自身のペルソナ、あなたが非難しているのは過去の痛々しい自分に過ぎないのだ。 図らずも私を含めたあなたがたが実演してくれたように、“投影された自分の姿への反発”もまたラノベの「加熱」に近接していよう。 JOJOの場合、相手は心理的陥穽に陥っていることを自覚させられるとおおいに動揺するが、自覚するほどの客観性をもたない者だと、 それにも気づかないので、無貌なものを前にしたときのような漠たる不安、そんなつかみどころのない不安ゆえの怒り、 といったヒトの幼生期にはすでに発生している原初的な感情に囚われやすい。 思春期にはありがちな小さな全能感の発露である。 かわいらしいものではないか。 そろそろ中年にさしかかりつつある身としては、微笑みながら許してあげて欲しいのである。
いつものお薬出しておきますね はい、次の方〜
>>160 全部ブーメランになって頭に突き刺さってるぞ
さすが馬鹿
これだけ叩かれといてまた出てくるようならゴキブリ添削員と名付けてやろう
174 :
イラストに騙された名無しさん :2012/03/25(日) 17:45:57.61 ID:q98lbHxR
>>169-170 コピーしている部分はかなり良いのに、数すくない自分の言葉にかぎって変だ
ふたつだけ指摘しておくから、あとは自分で自分の間抜けな文を省みるといい。無理だろうけど
> 力であるかのように増長したことが
「力」はこの場合「知識」を指す。そして「知識があるという認識がこやつの錯覚だ」と書いている(ここは破綻してない)
でも、「力であると」に「増長し」はおかしい。ここは自意識と現実との二項対立でしょ
だから、濃度変化に類する「増長」という語句はそぐわない
「力であるかのように錯覚し増長したことが」と、自意識の有無を明示してからなら「増長」もいいでしょうが、
状態をすっとばして濃度に類する「増長」と書いてしまった
書いている言葉をきちんと把握していないからこんなことになる
毎度のことなんだろうが、文意に鈍感だから自分のしている表現のおかしさがわからないの
――おそらく「力であるかのように○○」というフレーズになんとなく惹かれて、つい間抜けを晒してしまったのだろう
「かけ登った」は、IMEによって容易にそう変換されてしまうのだろうけど
普通に漢字を当てるなら「駆け上がった(ぼった)」だ
登はこれだけで「登山」の意味を含む。登山をみて「駆け上がる」「駆けのぼる」はイメージしにくいでしょ?
わかっていれば「かけ登った」とはあまり書かないはず
で、仮にツッコミを入れられないように書いてるつもりでこれだと、もうどうしようもないと思う
創作のなかでの文ならまだいいのだが。勢いとアイデアと創造は些細な粗など粉砕して前進できるんだから
繰り返しになるが、ツッコミとしての文がこれだと「論外」
ことほどかようにどうしようもなく馬鹿なんだから、ろくにできもしない批評ごっこはもうおやめなさいな
スレが過疎ってもこんな馬鹿が居つくよりはよい…てか
>>169-170 これでマジ「中年」?したっけやばくね?
あと、勘違いなさったままなのもあれなので書いとくと、西尾維新の本は読んだことないのよね私
wikipediaみて推定できる、特有そうな文づかいをちょっと真似してみただけで(あとJOJOがお好きそうだというのと併せて)
これは「釣れた」に類するのかな?といって釣れたのは雑魚だからボウズみたいなものかな?
>>174 勘違いなさったままなのはあなたですよ、ゴキブリ添削員さん
何が争点なのかよくわからないが褒めちぎるつもりがないならよそでやってくれ
>西尾維新についていえば、まさにこの手の投影心理を深く理解しそこから再構築した像を >人物として結ぶ技術において卓越している >逆投影によって自分の内面を暴かれ、それによってその魔術をかけた者を「嫌う」な心理は比較的幼稚なものだ >それは水銀灯に引き寄せられて焼かれる可哀想な夜の鱗翅類と似ている >惹かれるが、火傷したようにヒリヒリする なんて書いてるくせに読んだことないのか
やっぱ煮塩信者こえーな
>>177 どう見ても褒めちぎりなのに本気で書いてるらしいのがすごい
>178 土曜のIDで必死チェッカー
ああ、図星だったんだろうなあ 人間痛いところを突かれると抗弁が長くなるよな
なんか伸びてるとおもったら お前らそんなつまらんもの相手にしてないでななかさんは現実でも読んで落ちつけよ
俺はリリィフレンドを読みなおしてもちつくことにするよ。 //\⌒ヽペペペタタン // /⌒)ノ ペペタタタン ∧∧_∧∧ \ ((∧∧_∧∧ ((; ´ДД`)))' ))((・∀∀・ ;)) <みみみんなももちつつけけ // ⌒ノノ ( ⌒ヽ⊂⊂⌒ヽ .((OO ノ )) ̄ ̄ ̄()__ ))) ))_)_)) (;;;;;;;;;;;;;;;;;;;)(((_((
どんな糞ラノベでも荒らしの駄レスに比べたら読む価値があるさ
みんな優しいから君のように的外れな指摘をしたりはしないで文意を汲んでくれているんだよ? >「嫌う」な心理 『な』は現代語ではナ形容詞の活用の一部なんだから、動詞とくっつけちゃ駄目だろう もしかしたら万に一つ新しい効果を狙ったのかもしれないけど滑ってるぞ >特有そうな 違和感を覚えませんか? 助動詞の「〜そうだ」は様態を表す時ナ形容詞の語幹につくことはできるのだが名詞と共には用いられない 見分け方は、頭に『たいへん』をつけられるが尻に『の』がつかないか、その逆か つまり「〜そうだ」は前者にしかつけられない(「〜のようだ」や「〜らしい」はつくことができる) そして「特有」は後者だ 難しいようだが、しかしこういう使い分けはその辺の中高生でも特に意識しないで行っている それをやってしまっているというのは言葉に対する感覚が鈍いと言わざるを得ない >文づかい 「文使い」とは手紙を相手に届ける使いのことです 多分「文体」の意味で使ってるんだろうけども、まあ、おかしいね 書いている言葉をきちんと把握していないからこんなことになる 言葉に鈍感だから自分のしている表現のおかしさがわからない 表現の枝葉の部分にとらわれすぎて、かえって根幹的な部分で誤りを犯してしまっている こういうのを「足元がおるす」という ツッコミを入れられないように書いてるつもりでこれだと、もうどうしようもないと思う ことほどかようにどうしようもなく馬鹿なんだから、ろくにできもしない批評ごっこはもうおやめなさいな
寂しい人がようやく自分の居場所をみつけて大喜びなのはわかるんだが、 ここはキチガイ病院じゃないんだよ。 はやく自分に相応しい鉄格子のついた病院にお帰り。
>>174 >ことほどかようにどうしようもなく馬鹿なんだから、ろくにできもしない批評ごっこはもうおやめなさいな
ここも「事程左様に」と言いたかったんだろうな
ホント「背伸びして使い慣れない語彙を使おうとすると、誤謬が際立ってしまう」よねえ
ちなみに「 ”事程斯様に” 」と完全一致検索すると実に愉快な結果が出る。お試しあれ
なんだこの赤ペン先生スレ
191 :
イラストに騙された名無しさん :2012/03/26(月) 01:02:23.14 ID:eC/SH4nj
>>187 と
>>189 のふたつの指摘を参考に、あとは自分で自分の間抜けな文を省みるといい。無理だろうけど
この「自分は特別でありたい」「大衆は自分よりもつまらないクズだらけだ」みたいな自意識過剰を アホの子属性に見立てて萌え要素として記述できれば、頭おかしい系ヒロインをも褒めちぎれるんだろうか。
この子が明日の晩まで一生懸命添削考えてまた頭にブーメランが突き刺さるかと思うと胸熱
「語彙を使おうとする」ってのもおかしな表現なんだよね 語彙っていうのは単語の集まりのことであって具体的な一単語は指さない 漠然とした、ぼやけた塊なんだ この「語彙を使おうとする」という文章を解説すると「自分が使えるか知っている単語群を(その中からどれか一つを選ぶというやり方ではなく集合のまま)使おうとする」ということになる そんなことできるわけがない 語彙は多かったり少なかったりその中にあったりはするけれど使うようなものではないのだ 背伸びして使いこなせていない言葉を使おうとしないで、簡単に「言葉」とか「単語」って言えばいいのに
野球的な語彙を使って言葉遊びしようぜ! っておかしいかな?
おかしいよ
最初からちぎりスレで書くようなつもりでしか読めないと、
頭が悪いのでどうしようもないものしか書けないんだろう
それなりに賢ければ、そういう先入観を抑えて切り替えることもできるだろうが
馬鹿は熱くなるとすぐ不覚になるので。そしてちぎってるつもりの自分の文のひどさを自覚できない
wikipediaと174で書いたからには、「ことほどかように」を検索してヒットする説明で
それ以上考えることもせずんびツッコミをいれる馬鹿がでるだろうことも予想できてるんだよ
最初から。
>>187 はそれにすら気づかなかったので、「釣」りと書いた
親切さも無駄になった
>>189 は最低程度にはツッコミを入れられたけど、4レスも無駄なことを書いちゃったね
もちろんその先には進めない
まず、もうちょっと調べれば、「左」様自体がはもともと「然」の当て字であり、
とくに合理的な理由のない、いわば誤字が、そのまま通用するようになったものであることもわかるでしょうに
そして「ことほどかよう」は「事程斯様」とでも当て字してくださいな。「事程左様」はもともとso 〜 thatの訳語で、
ここでは、斯様と左様(然様)は語義からみてso 〜 thatの訳出として交換可能でしょう
すくなくとも「左様」が「然様」と交換可能になったほどの違和感はない
そして、「したっけ」。こんな言葉はふつうは使わないけど、あえて
>>174 でつかったのはなぜか
これは「それでは」「それにしても」という意味の方言で、くだけた感じもある
「したっけねー」は「それじゃあね」に相当し、これは「さようなら」の意味で使う
さよならの元となった「然様なれば」も、それじゃあねに近い意味
中古の昔から今に至るまで日本では「それじゃあね」が別れの挨拶なのだと思うとおもしろい
熱くなった馬鹿が「左様」でツッコミを入れる可能性もあるから「然様」に気づくヒントまで
だしたのに、当然気づかない。どうしてか
推測したとおり、熱くなると前後不覚になる馬鹿しかいなかったからだね
必死だな
>>197 我ながら「んびツッコミ」ってなんだ。どうも「にツッコミ」と書こうとしたらしい
終了
面白くない奴が面白い奴のまねをしようとしてできなくて逆ギレしてる感じだな
なんでWikipedia まともな辞書サイトだってあんだろうが
203 :
イラストに騙された名無しさん :2012/03/26(月) 12:20:36.35 ID:pbKeiXrA
だから、ここまで言うのなら「頭の良いちぎり」を書いて手本を見せてほしいんだが。
過去ログを読めば? みんなから絶賛されてるちぎりがいっぱいあるぞ
いいや、俺は新しいのが読みたいね!
ヽ ,,,,,,,, ;;,;;;;;;;;;;;;;,,,/ ヽ /|
フヽ_ ∪"'=,,,,;;;;;;;;;;/ 丿 | !-,,,,,____,,,,--;;;フ=|\_WW/ |WWWWWWWWWWWWW/
彡>;,,,,__..│ / 丿 |;;;;;;;;;;;;;;ン-彡彡=|≫ 誤変換につっこむなど ≪
ノ 「,二,,""" 彡|≫ 2ちゃんねらーの恥だっ! ≪
__,,,-‐`゛ V、 '''ひ`=-,,,_ノ_ ≫ ≪
ヽ\,,,_ .丿 |/MMMMMMMMMMMMMMMMM、\
.│ ゛゛゛~ ノ
-‐-ヽ . | ヽ 丿/ 中国山岳部隊の燐隊長が
>>206 に単独登頂したぞっ
\ ,,___ | / /
>>142 ようこそ、ブーメランの地獄へ!
// /r′ / │ / :
>>145 人類の大半はお前より上にあるのさ。
/ ( t;;--;;,,_. ..、 .| ./ :
>>154 前スレのお前の駄文を墓碑銘にしてやるっ!!
~ ""` ^''''_.丿 ./ :
>>160 お前の文章は漢字開きすぎでかえって読みにくい
,r'′ ̄ ''ヽ ,,,,ノ/ : |
>>162 いいか、ブーメランは一日一回までにしろ
,, ,__,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,、 ‘ / ./ ; |.
>>174 後釣り宣言など敗者のたわ言だ。気を引き締めろ!
‖ ( `゛‐-‐'、,,_ / ./ / /
>>197 …眠れぬ絶望の夜を過ごしたか…
' ゛゛`=─--.,,,,,,_ ./ ./ ./ / / .
>>199 手が震えているぞ未熟者めっ
゛'''' '' ' .' /
207 :
イラストに騙された名無しさん :2012/03/26(月) 16:54:31.35 ID:eC/SH4nj
>>197 頭に血が上って
>>189 のレスを全部読めなかったらしい
そんなだから『そして「ことほどかよう」は「事程斯様」とでも当て字してくださいな』などと書いてしまうんだろう
すでに
>>189 で書いてあることなのに
Google検索結果 ”事程斯様に” 8 件 (0.14 秒)
↑事程左様に己の言語感覚は一般からかけ離れているのだと自覚してくださいな
あと、第3パラグラフ以降は完全に詭弁
よく「的を得る」が誤用でないと主張する人がいるけれど(「得」には「当たる」という意味があるから云々)、
その是非はともかくとして、多少賢い人は面倒がって議論の俎上にあがるような語は使わないよ
それを『「左」様自体がはもともと「然」の当て字であり〜』なんて言い出す辺り、全くスマートではないね
他人にケチ付ける前に、その幼児的全能感をなんとかしたら如何かしら?^^
208 :
イラストに騙された名無しさん :2012/03/26(月) 20:23:36.67 ID:ScxjtiDr
>>187 可哀想だしほかもツッコミをいれておくと
「たいへん」はもともと名詞で凶事につかう。それを越えた用法はみな本来は「用いられない」ね
本来は名詞なのに大変もまた「大変そうだ」と使う
行数増やしたのに出鼻がそれではいろいろ大儀そうだ
「嫌う」な心理、こんなのは意味がわかればよい。「respectする心理」でも似たようなもんでしょ
respectだけで動詞になるけど「する」をつけないとやはり不安だ。あるいは「hateな心理」と書くような心理だね
言葉使い師やダイワニャンもいるくらいだし「ぶんづかい」くらいいいっしょ
>>194 「文(ふみ)を遣わす」「ほめてつかわす」というように、「つかう」の用義の寛さから選んだのだけど、
書いた経緯からいうと、「使おうとする」では「使」がづづくしうまくない、
なら「語彙をあやつろうとする」とでもしようかと悩んだが(馬鹿相手に悩むところでもないかと)取りやめた
そんな感じかな。useよりputに近いニュアンスと思ってくださいな
また、集合的なとらえかたをしたところで語彙は均質ではない。字面だけの語彙もあれば、よく使う語彙もある
「使い慣れない語彙」とは前者のことで、194の表現でいえば「ぼやけ」
194の文からいえば、語彙を「多い少ない」と形容するのは本来は奇妙だ
離散集合の比較で「多い少ない」というのは、結局は(単語)数の比較をしているのでしょうし(「ぼやけ」のある語彙は質でも)
英語でnumber of populationと書くと奇妙に感じられるだろうが、large populationを「人口が多い」と日本語では書く
「語彙が多い(少ない)」という表現もこれと似ている。語彙の量的把握と、語彙を構成する単語(の多寡)とがごっちゃになってる
194も(語彙は)「多かったり少なかったり」すると、自分で認めているでしょう
そういえば「ゴキブリ」も、『生物學語彙』(語彙の「彙」も本来は「匯」だ)の「蜚蠊」への写植段階でのルビの間違いが由来とか
http://kindai.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/832224 17頁と53頁を比較
209 :
イラストに騙された名無しさん :2012/03/26(月) 20:34:09.66 ID:eC/SH4nj
>>208 >「嫌う」な心理、こんなのは意味がわかればよい
他人が間違うとネチネチ文句を付けといて、自分の間違いはこれか。性根腐ってるの?
>>208 >「たいへん」はもともと名詞で凶事につかう。それを越えた用法はみな本来は「用いられない」ね
>本来は名詞なのに大変もまた「大変そうだ」と使う
で、「大変特有」っていうの?
187の言ってることは「副詞は用言は修飾できるが名詞は修飾できない」「そうだは形容動詞にはつくが名詞にはつかない」ってことだろ
「大変」が気に入らなきゃ「とても」でも「もっと」でもいいんだよ
ツッコミどころが間違ってる
明らかに間違えたものを言い訳するなアホ
>「文(ふみ)を遣わす」「ほめてつかわす」というように、「つかう」の用義の寛さから選んだのだけど、(ry
なんで俺にアンカーつけてるのかわからないが、どうせ動揺して書き込むところを間違えちゃったんだろうな
まあ一応答えておこう
お前「文使い」の意味を知らなかったんだろ
明らかに間違えたものを言い訳するなアホ
>字面だけの語彙もあれば、よく使う語彙もある
お前の脳内だけで通じる定義が反論になるか
明らかに間違えたものを言い訳するなアホ
可哀想なのはお前の頭だよ
どれもこれも論点ずらして屁理屈こね回してるだけで有効な議論になってない
まあ言い返したいけどできなくて詭弁で誤魔化してるだけなんだろうけど
お前は自分では頭がいいつもりなんだろうけどただの詭弁家であって大抵の人より明らかに馬鹿
お前がしゃべるとみんな嫌な顔するだろ
お前が失敗するとみんな嬉しそうな顔するだろ
それはお前の才能に嫉妬してるからじゃない
お前が馬鹿のくせにウザイからだ
お前のことが嫌いだからだ
可哀想なのはお前の人生だ
なんなの?春休みなの?
自演だろ スルーしときゃいいよ
済まない…。済まないッ 俺が3年も面白いちぎりを書けない所為で、スレが!スレがこんな有様に…!
/ サク / サク / サク / サク ⌒\ / ノ´⌒'./⌒\ / ノ´⌒'./⌒\ / ノ´⌒'./⌒\ / ノ´⌒'./⌒ \ / γ⌒´ / . \ / γ⌒´ / \ / γ⌒´ / \ / γ⌒´ / ⌒\:::: \ // '"⌒《. /⌒\:::: \ // '"⌒《. /⌒\:::: \ // '"⌒《. /⌒\:::: \ // '"⌒《. /⌒ .). \:: \ .i / ⌒ 《/ ヽ ). \:: \ .i / ⌒ 《/ ヽ ). \:: \ .i / ⌒ 《/ ヽ ) \:: \ .i / ⌒ 《/ ヽ ) /. \("ヽ、| (・ )` ´( ・) i/. \("ヽ、| (・ )` ´( ・) i/. \("ヽ、| (・ )` ´( ・) i/ \("ヽ、| (・ )` ´( ・) i/ \ \ (__人_) |. \ \ (__人_) | \ \ (__人_) | \ \ (__人_) | __いくぞ〜☆ \ \ `ー' /_いくぞ〜☆ \ \ `ー' /_いくぞ〜☆ \ \ `ー' /_いくぞ〜☆ \ \ `ー' /_いくぞ〜 __) 〉 ___) 〉 ___) 〉 ___) 〉 ___) / /. / /. / /. / / ( / ( / ( / ( / .〉 〉 /. .〉 〉 /. .〉 〉 / .〉 〉 / 〈__)" 〈__)" 〈__)" 〈__)"
>>213 いやキチガイが勝手に自爆ヒートアップするのを止められる文章ようなが書けるなら、
それはもう2chでレスする程度の器じゃないわwwww
216 :
イラストに騙された名無しさん :2012/03/27(火) 00:03:38.24 ID:o7UcQGt+
ここが荒れること自体珍しいのに 何この意味不明な方向性…。
前スレより 872 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2011/11/30(水) 17:37:26.74 ID:46B10kcF 1、スレッドが立つ。 2、技術のある人間がネタを提供して盛り上げる。 感動を求めて人が集まってくる。 3、面白いことを書ける人間が乗ってきてさらに盛り上げる。最盛期。 4、盛り上がりに乗じて何も書けない魯鈍と白痴が寄ってきてスポイルする。 彼らの無駄な愛着が逆効果を及ぼし、スレッドのレベルが著しく低下。 5、飽きて大勢が去っていき、行き場の無い魯鈍と白痴が残される。 低レベルな自慢・偏見の陳列、煽りあい、無駄な罵倒、 いわゆる「2ちゃんねる用語」を多用したお寒いレス等々が並ぶ。 6、煽りと罵倒しか出来ない魯鈍まで魯鈍同士の空疎な煽りあいに飽きて去る。 7、何も提供できない白痴が過去の栄光の日々を夢見て空ageを繰り返す。 脳死状態。 そしてこの手のコピペが貼られると魯鈍や白痴たちは 「つまらないのを指摘しただけ」とか 「面白いこと書かないのが悪い」とか甚だしくは 「スレのレベルが下がらないように監視してやってるんだよ」などと言い出す。 自分たちがスレをつまらなくしてる張本人であることを指摘されたからって逆ギレすんなよと思う。 ネタを出さない評論家様がはびこるよりは多少レベルが落ちてもネタを貼ってくれる人の方がマシだ。
現実では肩をすくめられたり失笑を買うだけで終わる稚拙な小理屈でも こういう場なら相手してもらえるから、社会にコミットしたような錯覚が得られて嬉しいのだろう 明らかに笑われてるんだけど、これは笑わせてるんだ! と自分へ必死に言い聞かせながらもう数日は踊ってくれる手合いだ
つま小スレのまとめで自分の投稿を見かえしてみてまだまだ青かったな・・・と思う そろそろ次に投稿できるほどの情熱を与えてくれる作品に出会いたいものだ 出会い頭にぶつかったときの衝撃を求めて本屋へ行くか、今週末にでも
ウルトラマン妹はだれかちぎってくれると期待していたのになー
>>219 を見て、自分が何を投稿したかも忘れていることに気付いて愕然とした
禁断のkakikomi.txtを覗いてみたけど、
自分そんなの読んでたのかーという感じで困惑さえした
>>220 あれをちぎるには円谷作品やウルトラマンへの愛が無いとだめだと感じた。
ラノベでないががちぎりにも見える感想があったので転載 ほめてるのかがぼやけてるから、ちぎりにはならないかな ☆『盗まれた街』ジャック・フィニィ(ハヤカワ文庫SF) 今まで読んだことなかったのかよ、と言われそうな名作本を読もうシリーズ第一弾。 さびれた商店街の何屋か解らない店舗で、電気釜の横にあった百均ワゴンから拾い上げた一冊。 異様に古びた文庫ばかりだったので他に掘り出し物が転がっていたのかも知れないが、古本眼がきかないのでよく解らず。 この小説は恩田陸『月の裏側』の下敷きになったというかモチーフにされたというかインスパイアを与えたというかオマージュを捧げられたというか翻案元になったというか、 僕は小心者なので「単純にパクリでいいんじゃないの?」とはとても言えませんが、とりあえず同じような話です。と言うか、同じです。 もっとも『月の裏側』は僕の読解力ではオチもなにもなかったような気がしているのですが、 『盗まれた街』は、科学考証はちょっと妙だけど起承転結もハッキリしてるしラストの幕引きも明快だし、 ひそかに忍び寄る静謐な恐怖と、事態に気づいた主人公の気も狂わんばかりの焦燥が非常に解りやすく、 なるほどこれがアメリカと日本、双方の背後に控える文化的相違かと思いを馳せたりもしつつ、『月の裏側』のほうを先に読んでしまったのを少々後悔しておるところです。 恩田陸に脚色賞を。
>223 これは「遠まわしに恩田陸をDisるのが目的」の文章なんじゃないのかな
トン ちぎりにはならないか
>>147 あれはかなたんを愛でる小説なんだよ!!
面白かったです、乙。
ウルトラマン妹を読んだ。 リリィフレンドとどちらから誉めちぎるべきか乙丙付けがたい。
スレに湧いてる日本語チェッカー君じゃないけど、そこはせめて「丙丁付けがたい」にしようぜ… あと、甲乙丙丁と云うのは評価であって判断基準じゃないので文脈的にも(ry
ちぎり甲斐のある作品は評価に値すると思います! 出会ったときの衝撃とか、そこらの凡作よりも大きいものがある
>230 ハーフボイルドとか漲ってくるものがあったよね
そもそも日本語というのかホモセピエンスという類人猿が使っている言葉 なので 別に目くじら立てるほどの事ではない 大きな意味では、「キイキイ」という猿の鳴き声に等しいので 日本語うんぬんとかいうやつらは「はあ?」としかいいようがない 俺の耳には「きいきい」としかきこえない
おお、なんか類人猿と人類の区別がつかないどころか、 ホモセピエンスという謎の生物が脳内に住んでる方がいらっしゃったぞ! しかも適当に「きいきい」と鳴くことで、たまたま日本語ができてしまうあたり、 このスレッドは天才チンパンジー「アイちゃん」が〜コピペに通じるものがあるな
なんかキイキイいってるな 悪いが猿と会話するレベルの存在じゃないんでスルーだわw
言ってみれば俺は、神や天使に属する存在 お前たち、猿とは違うんだよ 犬がきゃんきゃん吠えたところで、しかりつけるだけ そもそも猿風情と、神である俺とが言葉をかわす事じたいが間違っているのだからなw
すげー!意思疎通できてる! こいつは自分で、今現在キチガイのごとくきいきい叫んでると自己申告してるわけだけど、 いったいどういう精神構造してるんだろう
神の、素晴らしい特別な恩寵によってなw わざわざ人間の言語を使ってやってるんだ 感謝しろ どこぞの教会にいって、献金でもしてくるのだなw 猿にすら言葉をわざわざあわせて会話してやる なんと慈悲深い事だろう……
/j /__/ ‘, // ヽ ', 、 // ‘ ! ヽ …わかった この話はやめよう /イ ', l ’ iヘヘ, l | ’ | nヘヘ _ | | l ハイ!! やめやめ | l_| | | ゝ ̄`ヽ | |〈 ̄ノ ゝソノノ `ー‐' l ! ¨/ n/7./7 ∧ j/ / iヽiヽn |! |///7/:::ゝ r===オ | ! | |/~7 i~| | | ,' '/:::::::::::ゝ、 l_こ./ヾ.. nl l .||/ | | | | l {':j`i::::::::::::::::`ーr ' ||ー---{ | '" ̄ ̄iノ .l::::::::::::::::::::::∧ | ゝ ', , 一 r‐‐l γ /、::::::::::::::::::::::::〉ー= ___ ヘ ヽ } / o |!:::::} / o` ー 、::::::::::::i o ,':::::::{`ヽ ヘ ノ / o ノ:::::∧ /ヽ o ヽ::::::::| o i::::::::ヽ、 / / / ノ::::::/ /::::::::ヽ o ヽ:::| o {::::::::::::::Υ /
> 悪いが猿と会話するレベルの存在じゃないんでスルーだわw
から、我慢できず2分弱で戻ってくるこらえ性のなさ
しかもホモセピエンス
神ショボいwwww
ってわけで
/ || :ヽ
┌|(⌒ヽ :|| ..:⌒: |┐ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|::|::ヽ.__:):||(___ノ ::|::| │
|:|: .. :|| .. |:| │
:|: .. || ..|| <
>>237 日本語でおk
:\ [_ ̄] /::| │
:: |\|_|_|_|_/:::| \_______
半島の神は日本語くらい勉強してくださいねwww
じゃバイバイ
2chやってる時点で俺たちは呪われてるよw
大体、日本神道は中国から半島渡って来てんだよw 半島の神と無縁の日本人なんかいっかってのw もととも、俺は唯一絶対の神で おめーら、アジアンとはかんけーねーけどなw
まあ、はっきりしているのは お前たちはただ、進化した類人猿にしかすぎず キイキイうっさいという事だw 自分を見つめなおせっw 今日のお勉強はここまでだw
あれ、ジョークのつもりだったのに、「通ってくる」のと、 「半島産」をガチで混同して起源説唱える辺り、マジだったの? あちゃーコンプレックス刺激しちゃってゴメンね
あのねえ 中国人と韓国人と日本人とモンゴル人は元々同じ民族なの そして、遺伝子ということをいうなら、韓国人がもっとも日本人と近い民族なの 元々、日本人が韓国人だったことは間違いないのよ 厳密にいえば、日本人はもっといろんな民族のハイブリッドだけどね
つーか、いつまでこんなスレ違いの下らない話続けるんだ? 日本語ちゅうがうざいからちょっと書いてやったのにかみついてきたって事は お前が荒らしてんのか? 日本語がどうこういって 今後、相手にしない
>>245 韓国人って百済人じゃなくて、ロシアあたりに元々はいた民族らしいけどな
中国人っつか、そりゃ漢民族かい?
中国人って言われてもどの民族のことをさしているのかわかりにくいわ
まあ、もっと起源をたどれば、全員、アフリカで生まれた黒人なんだけどなw もうスレ違いの話題には付き合わないよ 今後、この手の話題はスルーする
神の言語が高尚すぎて理解できません
はいはい、> 悪いが猿と会話するレベルの存在じゃないんでスルーだわw なぜ神の話が遺伝子の話にwwwww ホントに日本語の勉強してきてくださいw あと百済人とか高句麗人を、現代の韓国在住の人とナチュラルに混同するコリアンジョークはもういいから
まあ、最後に一回書いておくと 日本人というものが、元々、おおむね韓国人だった事は科学的に証明されているの で、恐らく韓国人は元々、中国人だった事はおおむね間違いない訳よ これくらい現代の人間にとって常識だから覚えておけ馬鹿w まあ、日本人の場合、すでに書いたが、他の民族の血もある程度混じっているけどね 基本韓国ベースだけど、ポリネシアとかの血もまじってるんだっけ? アイヌも交じってるやつもいるだろうしね
はいはい、現代の(韓国)人にとって常識、ね 捏造やりすぎて自分を神だと思うのはいいけど、半島ジョークとかちょっと日本人には面白くないし
まあ、これもよくわれるけど 日本という文化はあっても、日本人という民族は元々存在しない(遺伝子的にも 韓国や中国と殆ど大差ない) で、その文化というやつも、今見てる使っている文字を見れば判るが、元々、 中国が源流であり、韓国を通って、日本にきている訳だよ これは誰が見ても明らかだけどねww
> 「通ってくる」のと、 > 「半島産」をガチで混同して起源説唱える辺り、マジだったの? > > あちゃーコンプレックス刺激しちゃってゴメンね
恐らく、アフリカを出た人類はヨーロッパを経由して中国にいたり そして、半島を通って、日本に来たというのが 単純にいった場合の順路だろう 氷河期に日本海を渡ってきたんじゃねーの? 元々はさ いいかげん、スレ違いなんで、これで終わり
>中国が源流であり、 源流は中国じゃなくて、アフリカ。もっといえば、単細胞生物だった事は科学的に証明されているの 調子にのってレスしちゃったけど、 これってなんかのウルトラ長文ちぎりなの? 遺伝子遺伝子言ってるから、GENZEあたりを最終的にちぎってくれると俺は期待してるよ。
> 悪いが猿と会話するレベルの存在じゃないんでスルーだわw > 今後、相手にしない > 今後、この手の話題はスルーする > いいかげん、スレ違いなんで、これで終わり 半島産の神様よ、もうその天丼ギャグはいいってwww ちょっと面白いからやめろw
日本人の源流のひとつ、恐らくメインストリームが、半島からここに移民して きたものである事は、歴史の流れからしても、遺伝学的に見てもまったく 間違いはない なんでそんな客観的事実にしつこくこだわるのかしらんが いい加減に追われ、こういうのをネトウヨとかいうのかな?
マジで何の契なんだよ教えてくれよケチ それとも春スクリプト?
> 「通ってくる」のと、 > 「半島産」をガチで混同して起源説唱える辺り、マジだったの? > > あちゃーコンプレックス刺激しちゃってゴメンね > 「通ってくる」のと、「半島産」をガチで混同して > 「通ってくる」のと、「半島産」をガチで混同して > 「通ってくる」のと、「半島産」をガチで混同して 日本語読めなかったんだねぇ > 悪いが猿と会話するレベルの存在じゃないんでスルーだわw > 今後、相手にしない > 今後、この手の話題はスルーする > いいかげん、スレ違いなんで、これで終わり ・・・ってこれも、自分で書いてる意味が分からなかっただけなのかな・・・ いやギャグだなんて言ってゴメン。君は大真面目だったんだね 本格的に可哀想になってきた・・・
これ以上は、それ専用の科学を扱った板やスレッドでやりなさい いや、ネトウヨを見ていると、ホント日本人と韓国人って、親戚同士だと思うわ あらゆる意味で似ている 元々、日本語ちゅうへの注意の書き込みで何故、半島がどうしたという話を 持ち出してくるのかさっぱり意味不明だしね 頭の回路が、韓国人なみに意味不明だわ
うーん、 > あれ、ジョークのつもりだったのに、「通ってくる」のと、 > 「半島産」をガチで混同して起源説唱える辺り、マジだったの? > > あちゃーコンプレックス刺激しちゃってゴメンね > あれ、ジョークのつもりだったのに、 も読めなかったんだー・・・ 一回書いたらものすごい過剰反応返してくるから > あちゃーコンプレックス刺激しちゃってゴメンね だったんだけど・・・そっかー ただ日本語が理解できない人、と半島の人一緒にしちゃ、そりゃよくないよねー 昔は生涯持った人を「神が地上に降りてきた姿」と言ってたと聞いたことはあったが、 最初っから自己紹介してたのに、そりゃ特定地域の人扱いしてたら怒るってことか なるほど
まあ、勿論 キイキイ猿としてわめいているお前たちごときを 神ともあろう私が、わざわざ指導してやる義理はないのではあるけれどもw これも大いなる慈悲と言う事だなw どこぞの教会への感謝の献金、忘れぬようになww
> わざわざ人間の言語を使ってやってるんだ で、 > 悪いが猿と会話するレベルの存在じゃないんでスルーだわw > 今後、相手にしない > 今後、この手の話題はスルーする > いいかげん、スレ違いなんで、これで終わり で、我慢のきかないホモセピエンスな残念すぎる神様よ。あなたのショボさはきっと残り続けるよ もちろん統一教会ですね。絶対しません!じゃ!
まあ、ちぎりの参考になりそうな会話ではあるかな
つまりね、これを最後にするが 日本語ちゅうに対する注意として書いているのに 日本語がどうしたとか書いてくること事が、完全に間違ったレス ただの煽りって事 はい、終わり
俺の耳には「きいきい」としかきこえない から、なぜか意思の疎通をはじめ、 「キチガイのどとく喚いてないこと」の言い訳として「神だから」→神の技ショボいwwwなのに、なぜか書く事は > 日本語がどうしたとか書いてくること事が、完全に間違ったレス しかも > はい、終わり やっぱりギャグとしてやってたのねwww 障害者の人なんていなかったんだ。良かった
書きたいことが多すぎてウザイ長文になるときに いいかげん、スレ違いなんで、これで終わり と最後にいれ 次のレスで、続くのも有りなのでは
しばらくはホントに通じそうなのがまた…ww
また妙に伸びてると思ったらどうでもいいスレ違いの話題を延々と… 湧いたのは一匹だけだと思いたいが
>>272 そうやって、まだまだ引っ張る気なんでしょ?
こないだの奴がスレを流したかったんじゃねーのw
スレが伸びてるから秀逸なちぎりが来てるのかと思えば…
まーだやってるよー
血液研究の観点からは、日本人と比較すると遺伝的な同質性が低いという結果が出ている。
大阪医科大学名誉教授松本秀雄は著書『日本人は何処から来たか―血液型遺伝子から解く』で、
「朝鮮民族は強く漢民族などの影響(混血)を受けており、
これは中国と朝鮮との間の、相互移民や侵入などによって、
北方少数民族や漢民族との混血の機会が多く、これが民族の形成に影響した」と述べている。
h t t p://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E6%B0%91%E6%97%8F
東アジアの民族の遺伝子の近似値
h t t p://maokapostamt.img.jugem.jp/20071222_71597.gif
h t t p://maokapostamt.jugem.jp/?eid=3760
毎度おなじみDNAマップ
Gm遺伝子から探る日本人の起源
h t t p://toron.pepper.jp/jp/kodai/roots/gmdna.html
h t t p://www.narayaku.or.jp/narayaku/image/dna_map.jpg
日本人と朝鮮人では、黄と緑の割合が 「 正 反 対 」 です。
韓国人にだけ存在する6万個のDNA、クラウド利用で発見 中央日報
h t t p://japanese.joins.com/article/611/143611.html?servcode=300§code=330
韓国人による調査 血液分析により民族の移動経路を判明する 東亜日報
韓国 台湾 日本、もっとも単一民族に近いのは日本人 韓国70%、日本80%、台湾50%
http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2001010317828
現代朝鮮人は、日本と縁の古朝鮮の百済や新羅とは何も関係ありません↓現代朝鮮人の先祖(独自の風習が共通) (ゆうろう)挹婁 部屋の中央に置いた尿を溜めた容器を囲んで暮らし、その人尿で手や顔を洗ったという。 これについて『三国志』や『後漢書』では「その人々不潔」、「その人々臭穢不潔」とあらわしている (もつきつ)勿吉 「人尿で手や顔を洗う」という風習も受け継いでおり、中国の史書では「諸夷で最も不潔」と評される。 (まっかつ)靺鞨 「人尿で手や顔を洗う」という風習も受け継いでおり、中国の史書では「諸夷で最も不潔」と評される。 「最近朝鮮事情」 荒川五郎著 明治39年(1906年) 清水書店 朝鮮人の不潔ときたら随分ヒドイ、てんで清潔とか衛生とかいう考えはないから、い かに不潔な家でも、 いかに不潔な所でも一向平気で、濁った水でも構わないどころか、 小便や大便の汁が混じって居っても、 さらに頓着せずにこれを飲む、実に味噌も糞も 朝鮮人には一所である。 といえば朝鮮に行かない人には、極端の言いようのように思われるかも知れないが、 事実その通りで、 一例をあぐれば、家を造るに、壁土の中に馬糞などを混ぜて喜んで これを塗る、 その訳は馬糞を混ぜると壁が堅くなって泥が落ちにくいというている。 さらに驚くべく信じ難い程であるのは、『朝鮮人は小便で顔を洗い、気目がよくなると いうて居る、』 また小便は腎虚や肺結核や解熱等に有効じゃというてこれを用い、また強壮剤じゃというて 無病の者でも飲んでいる、いよいよ病気が重くて生きられまいと いう時は、 大便を食べさすということも聞いている、なんと驚かしいことではないか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 塵や芥(ごみ)がばらけておろうが、物が腐って臭かろうが、食物に蝿などがたかって 汚しても、更になんとも思わないで、年中風呂に入るの、湯をつかうのということは無い。 夏など穴のような家の中はもちろん蒸し暑いものであるから、たいていは家の外に露宿をする、 その頭元には糞や小便が流れており、悪臭はふんぷんとして鼻をつく程でも、 朝鮮人には感じが無いらしい。
現代朝鮮人は、日本となじみの深い、古代新羅や百済とは何も関係ありません、 古代高句麗に一部の朝鮮人部族(まっかつ)が臣従してて共同で攻めただけ 481年頃。高句麗〔こうくり〕(靺鞨〔まっかつ〕軍を含む)が新羅〔しらぎ〕に侵攻し、7城を奪取。彌秩夫(浦項)まで進撃。 507年頃。高句麗〔こうくり〕(靺鞨〔まっかつ〕軍を含む)が百済〔くだら〕に侵攻し、漢城を包囲。撃退されて退却。 698年に中国の東北からロシア極東に住んでいた「靺鞨(まっかつ)」が高句麗の遺民たちと共に唐軍を退け振国を樹立。 713年に振国の大祚栄が唐から渤海郡王に封じられ、以後、渤海と称した。 (ゆうろう)挹婁−外満州(現在のロシア連邦沿海地方)の松花江流域に居住した。 ※前漢から後漢滅亡までの四百年以上も扶余に臣従 220年 - 226年:漢代以降は夫余に従属していたが反乱を起こす。独立し魏への朝貢を行った。 (もつきつ)勿吉−現在の松花江から長白山一帯に居住していたと思われる。 (まっかつ)靺鞨 600年以降中国へ一部の部族が降り、半島浸透の素地が生まれる ※遼寧省の朝陽市(柳城):百済の最初の都で、帯方郡の故地。 604年:高麗と戦うが、その軍勢は幾度も敗戦。渠帥の突地稽が自分の部(粟末部)を率いて降り、 右光祿大夫の官位を授かり、柳城(遼寧省朝陽市)に居住した。 618年:突地稽(度地稽)は朝貢をしたため、唐はその部落をもって燕州を置き、突地稽を総管とした。 627年:突地稽は右衛将軍に拝され、唐の国姓である李氏を賜った。 676年:(突地稽の子)謹行は吐蕃軍数万を青海で破り、鎮軍大将軍・行右衛大将軍を拝命、燕国公に封ぜられる。 ※一方、白山部はもともと高句麗に附いていたが、唐が高句麗を滅ぼすと(668年)、唐に降った。また、 汨咄部,安居骨部,号室部などは高句麗が滅亡すると、微弱となって分散し、渤海国に流れた。 ただ黒水部は強盛であり、16部に分かれていた。
283 :
イラストに騙された名無しさん :2012/03/31(土) 22:54:03.79 ID:0Ecn0R+v
■百済(隋書 百済伝) >「百済百濟之先、出自高麗國。其人雜有新羅、高麗、倭等、亦有中國人。」 『百済の先祖は高句麗国より出る。そこの人は新羅、高句麗、倭などが混在しており、また中国人(百越人)もいる。』 ■新羅(梁書 新羅伝) >「新羅者、其先本辰韓種也。其人雜有華夏、高麗、百濟之屬」 『新羅、その先祖は元の辰韓(秦の逃亡者−ヘブライ古代ユダヤ人?)の苗裔である。 そこの人々は華夏(中国最初の王朝夏人-現代の漢族とは違う)、高句麗、百済に属す人々が雑居している』 百済王族の祖は扶余とされているが、現代朝鮮人とは関係ない 穢族の集団(扶余・高句麗・沃沮・穢貊) 扶余(ふよ、プヨ、부여〔朝:buyeo〕、扶余〔中:fúyú〕)は満洲に存在した民族の一つ。 遅くともB.C. 238年 ~ 494年には同地に同名の国家を形成していた。その版図は、中国三国時代には、 万里の長城より北、南は高句麗(こうくり)に、東は挹婁(ゆうろう)に、西は鮮卑(せんぴ)に接し、 方約二千里(三国時代の一里は、約450m)の範囲に及んでいたという。 夫余、扶餘、夫餘とも表記される(「餘」は「余」の旧字体)。 中国史料によれば、扶余族は、穀物には適しているが果物は余り育たない土地に定住し、 勇敢だが他国への侵略はせず、歌舞飲酒を好み、慎み深く誠実であったと記録されている。 しばしば鮮卑の攻撃を受けて衰亡し、最後はツングース系の勿吉によって滅ぼされた。 扶餘は定住していた点からツングース系と考えられていないように思われます。 『魏書』によると、勿吉と扶余は異なる言語を話す民族。 ↓こっちが朝鮮人の祖先 (ゆうろう)挹婁−外満州(現在のロシア連邦沿海地方)の松花江流域に居住した。 ※前漢から後漢滅亡までの四百年以上も扶余に臣従 半島に南下移住してきたのは、600年代以降のこと、統一新羅後は、半島にはびこったと想われる
小便で顔を洗うのって確かモンゴルとかあっちの遊牧民の風習だよね 日本人には保存されてるY染色体のD系統が朝鮮半島では絶えてる(父系が伝わってない)ということは、 仮に遠い祖先が一緒だったとしても、日本と違って朝鮮半島は中国やモンゴルに完全に飲み込まれちゃったんだろうな
そんなのどーでもいいからスレタイを読み返してこい。
さすが半島人は頭おかしい奴ばかりだw
まーだやってんのかよwwwwwwww ここは民族ちぎるスレじゃねぇよ
民族を千切るスレに 主人公の名前を幌子にして、ウエスタン物に見せかけて以下略
民族を無理やり褒め千切るスレか 彼らの歴史教科書には四大文明は自分らが起源って書いてあるという噂だし、 良い千切りが書けそうな気はする
まとも()な歴史書が書かれたのが13世紀 内容は熊が修行して人間になりました まる
え????ここってつまらないライトノベルを褒めちぎるスレですよね? 朝鮮とか韓国とか百済の民族がどうのって内容のライトノベルの話をしてるんですか??? 頭の悪い僕には全くライトノベルと上記の話が関係ないように思えるのですが、 可哀そうな僕に両社の関係をわかりやすく教えてほしいです
ID:SYWPqnY5乙
だから、現実とラノベの区別も付かない可哀想なヤツらがいるってこったろ。言わせんな恥ずかしい。
現実とみまごうほどのラノベか いいちぎりだ
このスレのおかげでネトウヨが他のスレが汚さずに済んでるんだよ このスレはネトウヨ隔離スレなんだよ 言わせんな恥ずかしい
他のスレが?
他のスレがwww
で、新しいちぎりはまだなのか
299 :
イラストに騙された名無しさん :2012/04/12(木) 19:34:07.64 ID:Clf5NJgn
魔法なんとかの劣等生 この本を始めて読んだとき、ボクはどうも拭えない既視感を覚えた ボクは普段あまりそういうの気にしないので、読み終わってブックオフで現金化して忘れてた その感覚の正体に気づいたのは今日、うんこを我慢しながらポークカレーの下ごしらえを終えて、新刊をぱらぱらと読み始めたときであった 「んんっ??????これはぁあ???」 俺の中でイヤーな感触が蠕動する ああ、俺は気づいた。俺の中で蠢くのは、厨二mind そのとき俺の口から悲鳴が理性を振り切って飛び出てくる 「うおぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああ」 ああこれは、俺が中学生の時に書いていたライトノベルもどきSSもどきみたいな文章してんじゃんwwwwwワロスwww きんもおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおやっべえええええええええええええええええええええええええ この本のおかげで、俺は自分の過去と向き合えた そして現在の自分を肯定することができた。俺も成長しているんだなと実感した 過去を正視し生きる糧を探すのに、自己肯定感を得るのに、この魔法園児の劣等感は至上の作品だと思う 人生や将来に疑問を抱いたときに、是非手にとってもらいたい 読後にはブックオフに行くことになるので、適度な運動にもなる
ちょっと私怨がだだ漏れすぎるな
乙 まあこういうちぎりがあってもいいよなw
乙 俺を殺す気かw
乙 作品をちぎれよwww
今日はこのような会にお呼びいただいて、誠にありがたく思います いまでこそ、一廉の人物として身に余る扱いを頂けておりますが、10年ほど前の私は名状しがたいほどのダメ人間でありました 大学にも行かず、毎日やる夫スレやVIPを眺める毎日だった私が変わることができたのはある本のおかげであります 本日はその本についてお話させてもらいましょう 当時、更新ペースに追いついてしまったやる夫スレ巡回に飽き飽きとしてきた私は、ふと思いつきました 「そうだ、商業作品を読もう。そうすればこの活字への飢えを紛らわせるだろう」 思い立ったが吉日、その足で近所の本屋に向かった私は、脇目も振らずライトノベルコーナーへ やる夫スレが好きだった私は、ライトノベルがやる夫スレと同じような展開の作品を扱っていることを存じていましたし、 そもそも大学に入るまではコアなラノベユーザーでありましたので さてライトノベルが陳列されている棚へ向かったのですが、そこは視界を覆い尽くすような本の山 昔から読んでいたシリーズは当に本棚から消え去り、漸く見つけた懐かしのガルディーンやハルヒも新刊が未だに発売されていないようでした
長らくライトノベルから遠ざかっていた私には、どの作品が面白いかなぞ見当も付きません が、老いてもライトノベルに関し多少は慣れた身、売れている本を読めば面白いはずだ、そう私は思いつく事ができました そうして売れているであろう、平積みになった本を眺めることにした私は、黒髪ヒロインが表紙に輝く二つのシリーズに目を奪われたのです それこそが、私の人生を変えた『アクセルワールド』と『魔法科高校の劣等生』、でありました レーベルを見ると信頼の電撃文庫、外れるはずがないと一安心 とりあえずは1巻からだと思った私は、アクセルワールドと魔法科高校の劣等生の上下併せて3冊を購入し、家へと帰ったのでありました 本屋から浮き足立って、帰った私は即刻、貪るように読書を始めました 数時間経って、読書を終えたとき、私の中にあったのは「何故?」の一言、それだけでした もちろん、「何故こんな展開にファンがつくのか」や「なぜこんな文章で出版されているのか」という気持ちも少なからずありました しかしそれ以上に「なぜこの本が売れているのか?」という疑問、それが一番大きく私の心の中で燻っていたのです
それからの私の人生は、さんざんテレビや書籍で取り上げられているので、詳しいいきさつを繰り返し聞くのは面倒でしょう 簡単に言えば、一念発起して大学を再受験した私は東京大学の文科一類へ入学し、学生起業をして社長となり、そのまま現在もマネジメントを生業としております 「なぜこの作品が売れたのか」そのことに疑問を持たなければ、今の私はありません。この二作品には感謝してもしきれないと今でも思い続けております 今日、この講演を聞いてくださっている皆様、もしよろしければ帰りの道で本屋に寄って、この2作品を買ってみてくださいませ 長者番付に名を連ねるお前が買って寄越せよ、と思われる方もいらっしゃるでしょう。でもそれではだめなのです 自分で身銭を切って、そして衝撃を受ける。それが大事なのです お金の価値とは、労働の質を問わない労働の対価、そういったいろいろな言葉が浮かんでくるはずです 驚愕以来の涼宮ハルヒシリーズの新刊が今年2022年に発売されることを切に願いながら、これで今日の話を終わらせていただきます。どうもご清聴ありがとうございました
ガルディーンの新作は諦めたのかw
308 :
イラストに騙された名無しさん :2012/04/13(金) 13:45:08.45 ID:RqAehTFP
リアルもしドラ製造機ww
あーもしドラかー 乙!
私の腹筋がちぎられました
爆笑はできなかったけど、グッっとくる文章だったww
>>313 十年後でもまだ新刊出ていない、が正しい読み方だな
作品に直接触れないひねったちぎり(といっていいかはさておき)でも
書き方によってはここまで面白くできるんだな
314 :
イラストに騙された名無しさん :2012/04/13(金) 23:16:33.63 ID:RaLUzwhk
作品に直接触れないちぎりでは、未だに加藤一二三ちぎりを超えるものは見たことがないな。
面白かったが 老いてもライトノベルに関し多少は慣れた身、売れている本を読めば面白いはずだ レーベルを見ると信頼の電撃文庫、外れるはずがないと一安心 の2行には突っ込まざるをえないwww
最近はただの悪口や小学校の読書感想文が多かったから 褒め殺しの意味を理解してるちぎりはひさしぶりだな
褒め殺すとまでは言わなくても 自分と同じものを踏ませようと罠を仕込む心意気は欲しい
ちぎり評論家きどりのお客さまが多すぎだろw
『つきツキ!』 著/後藤祐迅 イラスト/梱枝りこ (MF文庫J) 後書きに作者が自分であらすじをまとめてくれているので引用しよう。 >簡単に言うと、朝起きたら金髪美女(ダイナマイトバディ)がボクの奴隷になってましたよ……――これは一体どういうことだ! といった感じの話である。 それはさておき、その後書きの冒頭を見て不覚にも感動してしまったので紹介しよう。 >本作、『つきツキ!』にて、未熟者の私もなんとかデビューすることができました。 >MF文庫J様に作品を投稿すること十四回。 >受賞まで長く厳しい道のりだったため感慨もひとしおです。 >頑張り続けてよかったと涙がほろりです。 思わず私ももらい泣きである。 ライトノベル板の、こんなスレにいるようなあなたであれば、一度は自分もライトノベルを書いてみようと思い立ったことがあるに違いない。 さて、そのうちの何人が完成させることができただろうか? その上デビューまでこぎ着けた人は果たして数えるほどもいるだろうか? 一本完成させるだけでも難しいものを、この作者はMF文庫だけで何と十四回も繰り返し、ついにゴールしたのだ。 何やら小野道風と蛙の故事を彷彿とさせるエピソードである。 MF文庫はどうやら一年に四回募集しているようなので、十四回と言えば最低でも丸三年半である。 辛い日も、泣きたい夜もあったに違いない。 しかし彼は刻苦の果て、ついに成し遂げたのだ。 為せば成る、為さねば成らぬ何事も。 彼は己に勝ち、他の投稿者に勝ち、MF文庫に勝ち、運命に勝利した。 つきツキ!の作者は努力することの大切さを身を以て教えてくれたのである。 余談だが、やはり後書きに、応募時の原稿とは展開に大きな変更が加えられている旨記されている。 >応募時の原稿の後半では、何故か主人公が魔界に行き、コロッセオで壮絶なバトルを繰り広げるという >わけのわからない急展開(通称『地獄めぐり』←編集部様命名)がありましたが、今ではすっかりラブコメです。 何という夜明けの炎刃王。 ……でも、怖いもの見たさも少しはあるが、そっちの方がちょっと見てみたかったような気がする。 MFの編集はセンスが悪いと言わざるを得ない。
乙 俺も『地獄めぐり』見てみたくなった投稿時varが出たら買うわ
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (渡航) 日常系かと思ったが違う。 ストーリー進行で読ませるタイプ。 地の文、会話ともにギャグが多いが質が高いためイラつくことがない。 キャラの行動や心理面も緻密に描写されており、ラノベ男性作家ではトップクラス。 ちょっと「とらドラ」を思い出した やや暑苦しい材木座は4巻ではほとんど出てこない。 キャラの出現配分が適切。 話しが暴走したり破綻することもないので、巻が進むにつれ面白さもアップ。 読むに耐えんやっつけラノベが多い中、現代の普通の高校を舞台にした小説でこれだけのは久しぶりだな。 それこそ「とらドラ」以来か。 それにしてもこれ、題名で損してるだろ。
コピペるなよ せめてスレでの矛盾を改変しろ
地獄めぐりよんでみてえw
>>323 これ、ちぎりじゃなくて感想なんだよな?
だって面白かったスレのコピペだもの。 改行入れてるみたいだけど、他にもいじってる?
空の境界 奈須きのこ 本書は、言わずと知れたfate・月姫などの有名な作品のシナリオライターによって 書かれた作品である。かくいう私もゲームのfateをプレイしてかなり感銘を受け、 知り合いに強く勧められたこともあって、これは面白いだろうと本書を購入した。 ページを開いてすぐに、fateでも発揮された悶絶したくなるような 素晴らしいポエムが書かれており、作者の才能を感じさせる。 更にころころ語り手が変更され、時に三人称まで使用される構成は 那須氏の様々な文体を味わうことができるお得な仕様である。 淡々とした、起伏の少ない話はfateと対になるような雰囲気だが、 彼独特の一見素っ気ない文体が見事にマッチしていて眠れない夜の友にピッタリである。 しかし淡々としていながらも、上巻のラストでは引きを作ることを忘れていない。 女性が捕まったら助けに行くしか無いだろう! ということで、私も非常に続きが気になった。 そのためラスト数ページは怒涛のスピードで読み終え、 巻末の笹井氏の素晴らしい解説も泣く泣く読み飛ばし、 既に買って置いた下巻を手に取ろうとした。 しかしここで私は急にこの作品を読み終えてしまうことをもったいなく感じてしまった。 好きな食べ物を後に取っておこうとするあの現象が起こってしまったのである。 楽しみは最後にとっておいたほうがいい。頭の中でそう呟くもう一人の人格に賛同し、 私はそっと上巻よりも分厚い下巻を本棚の隅に眠らせておくことにした。 そういえば前に後で食べようと思ってたサンドイッチを放置して腐らせてしまったなあ、 と考えながら。
どんだけ読むのに時間かけてるんだよw
空の境界は特にきのこの文章がひどい時期の作品だからなあwww
「きのこの文章が一番酷い時期の作品ってなんだい?」 「次の作品さ」
HAHAHA! 菌糸類JOKE
6―ゼクス (電撃文庫) 私、マッドサイエンティストでございますので、感情ではなく理詰めで述べさせていただきます。 「マッドサイエンティストが、新人類を造ろうと起こした6件の誘拐事件。主人公を人体発火事件の容疑者から救ったのは、シックスデイ事件の生き残りである女刑事だった。特殊能力を持った彼女らが事件を追う!」 かのような紹介文を見て、戦う能力者モノに期待した私の高揚感といったら。 蓋を開けてみれば「五感が強化された」という超人が活躍するただの刑事劇。 能力者=異能バトルという安易な連想する俗人どもの期待を裏切る内容。 この天才の感覚が分からない人類を憂い、新人類に望みを託そうという私の心意気を、皆様であればわかってくださることでしょう。 また凡人ごときに、神が人を創造した6という数字にこだわる美学はわからないのでしょう。 被験者に6人は少なすぎる、などという戯言は見当違いも甚だしい。 知性の滲み出る言葉遣いも、安いキャラ付けと取るのは科学を知らない無知ゆえの愚挙。 キャラ付けじゃねえっつってんだろ!詩人気取りでもねえよ!ぶっ殺すぞ! 本作では私の創りだした6人中3人しかその成果をお見せできておりません。 全容が気になる方は次巻以降をお求め下さい。
ものすごく感情的にしか見えねえんだがwww
主が六日目に人間を創造したのは6が完全数だから 6の次の完全数は28だが、創世記第一章第一節「初めに神は天地を創造された。」をヘブライ語で記述すると28文字になる 聖書にはこういう数学的に意味のある数字が頻繁に登場する 豆知識な
338 :
イラストに騙された名無しさん :2012/05/15(火) 19:20:14.85 ID:31gnBv9A
>>334 せめて読者視点か登場人物視点のどちらかに統一すべきだったね。
339 :
イラストに騙された名無しさん :2012/05/24(木) 23:54:07.30 ID:c/tqNwbc
ビブリア古書堂の事件手帳 三上延 本作は鎌倉にある古書店の若き女店主と、ひょんなことからそこで働くことになった青年が、 本にまつわる様々な「事件」に遭遇し、それにまつわる人間模様が描かれた物語である。 ただしここでいう「本」とはその記述ではなくモノとしての本そのもの、ということに注意されたい。 大切な人との繋がりや己の人生など、それぞれに本へ込められた持ち主たちの強い思い入れ、 そういう人手に渡った「古本」を商売で扱い、また自身も本に対して強い執着をもつ 古本屋のヒロインや関わりを持つ「せどり」人たちの、譲れぬものを持った価値観、 はたまた本に書かれた内容、ないし「本」という事物そのものには一切興味がない者による意外な用途… 身も蓋もない言い方をすれば「印刷された紙の束」にすぎない「本」を、これだけ題材として広げて見せている。 また、内容や出所、作者といった本にまつわるトリビアを最小限にとどめ、過度に衒学的にならない点も好印象。 テンプレートとして主人公が「それどんな本?」と質問しヒロインが答えるシーンがあるが たいていヒロインが口を開いたところでシーンが切り替わっている徹底ぶり。 どこぞの自称「本を食べちゃいたいくらい愛してる文学少女」もぜひ見習ってほしいものである。 また、これは読みやすさ以外にも読者に対しての配慮があるがゆえの仕様だとも思われる。 当作は古書店という舞台背景上、希覯本、絶版本といったおいそれと入手できない本が題材になりやすい。 つまり、読者がそれらの本に必要以上に興味をもち、苦労や懊悩を味わうことを極力回避させたいのだろう。
本が好きです。 8回ヒットを叩き込むくらい好きです。
341 :
イラストに騙された名無しさん :2012/05/29(火) 01:44:02.88 ID:J9O84SA0
『このライトノベルが売れて欲しい!』のレビューがものすごく高度なちぎりに見えるのは俺だけ?
ちぎりを書く際の参考にはできそうだな 最後に上げるか落とすかだけの違いかもしれん
343 :
イラストに騙された名無しさん :2012/06/06(水) 03:18:15.63 ID:e5xDWB5S
文学少女シリーズ 話は、僕がまだ若く希望に燃えていた高校生時代の時分に遡る。 幼少のみぎりから本が好きだった僕は、高校に入っても中学校の時と同じく図書委員に所属していた。 図書委員のメンバーに、けっこう仲が良い同級生の女の子がいて、僕はその子のことがちょっと気になっていた。 僕と彼女は委員会の当番日が同じで、他愛の無い話や、図書館においてあるのを中心に読んだ本の話を良くしたのを覚えている。 うちの高校は進学校だったので、図書室の本はしっかりとしたものが多かった。 けども当時の高校の多分に漏れず、キノの旅や猫の地球儀くらいは何とか置いてあって、僕と彼女はそういう作品からライトノベルに耽溺していった。 図書館においてあるのをあらかた読み終わった僕たちは、その衝動から、本屋でライトノベルを買うようになった。 高校生のお小遣いでは欲しい作品を全部買うことなどできなかったので、彼女と僕はしばしば買った本を交換していた。 図書委員の任期が終わりそうな、雪の降る日のことだった。
貸出カウンターに座ってしにがみのバラッドを読んでいた僕の肩を、彼女は叩いて言った。 「ねえ、この本、このあいだ買ったんだけどすごく良かったの。読んでみてよ」 差し出された本が、『文学少女』シリーズ一巻、死にたがりの道化だった。 普段、冷静に所感を語る彼女が、顔を紅潮させてまで薦めてきたことに当時の僕は驚いた。 是非今日中に読むよ、と本を受け取った僕も、かなりの期待を寄せたと思う。 家に帰ったあと、晩ご飯もそぞろに、自室に篭って読書を始めたほどであったから。 集中して読み終えた僕は次の日、普段は図書室でしゃべってばかりだった彼女を、呼び出して感想を伝えることにした。 彼女は期待の篭った目で僕を見つめて、どう?面白かったでしょう。と早口で問うてきた。 「いや何かね、あんまりよくわからなかったや」 と素直に答えた僕に、彼女は目の色を変えて食ってかかってきた。 「どこがわかんなかったの?普通に感動するでしょ?!どこがダメだったの!?」 できるだけ穏便に話をしようと思った僕も、その態度に反抗心が芽生えてしまったのだろう。 「まー合う人と合わない人ってあるんじゃないかな?コレ」 と、読み終わった死にたがりの道化を彼女に渡した。
手渡された本を見つめる彼女に僕は、あまり僕には合わなかったみたい、とつぶやくように話しかけた。 「はあ?こんだけ感動できるストーリーに共感しまくれる登場人物ばっかで何が不満なわけ?」 血相を変えて彼女が喚き出した。 彼女の姿が、遠い世界のものに思えた。 僕は、その時に彼女への青春めいた思いを失った。 「文学少女、本当に面白いのに、信っじられない!」 彼女もまた、僕に対しての好意を一切失ったようだった。 みたいな文章を、文学少女の一巻を読んで当時書いたくらいには印象深かった。 今でもかなり強い記憶として残っている。 久々に高校のメモ帳を発掘したら発見されたこの文章を書くくらい、再度言うけど、文学少女はインパクトが大きかった。 それだけの力をもった作品だと思うので、是非お読みください。
これはナイスw
なんだよこれwww
面白いけどこれいくらでも汎用できるよなwってか何かのコピペ改変なの?
>>348 自分でちまちまと昨日書きました
本来は、
読書好きな女の子が文学少女のいいところをしつこく勧めてくる(ここがちぎり部)
→女の子に引いて好意が醒める。てか、結局若者の苦悩を文学から引用してるだけなのにオリジナリティとか…(ツッコミ部)
→今は読書なんかしない彼女と付き合ってるけど幸せだよ。その女の子は文学かぶれで自殺したよ(オチ&原作踏襲)
という話にしようと思って書いていたのですが、
書いている途中に(昨日)付き合っている彼女と僕自身が別れてしまい、
そのプロットが精神的に不可能になったので、こんなことになりました
なので、ものすごく変なレスになってしまったんですがお目零し下さいませ
文化人類学をやっていると、世の中にはいろいろな理屈があって、その文化ごとの合理性があるのだと気付かされる。 チベットの一妻多夫制は、土地が痩せているため一人の女性を一人の男性が養えないことの必要性からできたものであるし、 イスラム教の教えである豚を食べないというものは、寄生虫が多く居ることやと腐敗の速さから、 砂漠地域では食べることにメリットが少ないと判断したためである、などの事象を見るとその環境に応じた理屈で文化が形成されたことがわかる。 そういった、自分の環境と違う社会で作られた文化を覗き見たり、そこで生きる人たちの生活を見るのはとても愉快だ。 僕のライトノベルを読む際の楽しみのひとつに、そういう文化人類学的な楽しみもある。 魔法使いが貴族の世界に召喚されたら、人扱いされなくても当然で反抗的だと懲罰で「犬」って呼ばれるのも仕方ないよなー、というような感じに。 その文化人類学的な視点で、最近気に入っている作品が幾つかある。 とある魔術の禁書目録に、ソードアートオンライン、アクセルワールド。そして魔法学校の劣等生だ。 この世界観で、こういう行動を取れば、だいたいこういう反応や対応をしてくるだろうなーという予想がことごとく外される。 「え?キアイでプログラミングを超越できるの?!スゲー!!どういう理屈なんだ?!」 「わー主人公にものすごく都合がいいんだけど、この文化圏ではこれが当然なのかなあ?まだ隠れた設定があってそれに従ってるのかな?」 と、今まで出てきた設定から考えた世界観を、新刊を読むたびに考察し直して、こういう世界観なのかな?と考えるのがすごく楽しい。 今回挙げた4つのシリーズ、一度、文化人類学の目線で読んで見てはいかがだろうか。
それに類する楽しみかたとして、禁書の物理法則考察があるな 多分超高圧下の星で、少なくともタンパク質ではない何かで構成された生物が、 電荷の移動に関しては真空に近い空間でなんやかんやしてると見た
>>343-344 > 幼少のみぎり
自己紹介で「幼少のみぎり」とは普通はいわない。尊貴な対象人物に対して語り部がへりくだって用いる
自身について使うときはまあギャグとしてだな。だから淡々とした紹介でそれを用いては「ダメだなこいつ」と思われてしまうだけだろう
> 晩ご飯もそぞろに
「そぞろ」「すずろ」はおもに主観的な情緒を表すときに用いる。人が「そぞろ歩く」とき、
それは外部から見て明らかなのではなく、当人の主観において表現される。ご飯で実体があるのは「そぼろ」だろう
ニュアンスはだいたいわかるから、ここは「気もそぞろに夕飯を終え、」くらいでいいのではないかな
> 呼び出して感想を伝えることにした
どこに呼び出したの?
> 期待の篭った
「期待のこもった」は「期待を込めた」の俯瞰的表現だろう。「篭」の字をあてるのはあまりしっくりこない
344のラスト4行は、ぶっちゃけダメダメだ。何がダメなのかはめんどくさいので書かない。仮に俺が応募作の下読みだったら速攻落とす
>>345 > 「はあ?こんだけ感動できるストーリーに共感しまくれる登場人物ばっかで何が不満なわけ?」
図書室で語らってきたという前段のある女性と、こういう表現とはあまりしっくりこないのではないかな
「僕」が呼び出さなかったら図書室で語らうはずだったのでしょう?
> 血相を変えて彼女が喚き出した。
> 彼女の姿が、遠い世界のものに思えた。
> 僕は、その時に彼女への青春めいた思いを失った。
目の色を変えたり。血相を変えたり、食ってかかったり、
あなたの表現こそがとにかく陳腐でつまらない
そんな「僕」の語彙の貧弱さに、ちぎりへの期待めいた思いを失う、なら実によくわかる。もっといい「僕」に
描かれてください、「彼女」さん
なんだこいつ
おお、何か批評家様が来てくださったな お帰りはあちらですよ
この評論家様、また懲りずにやってきたのか
まだいたんだこいつ 恥ずかしい奴
長文書いていただけるほど気に留まる文章だったんだろうな 以下スルー。科学的見地ではなく文化人類学アプローチってのも面白そうではあるな
そういや某所のもしドラのちぎりもそんな感じだったな 文化人類学的アプローチ流行るで
このスレは不毛を愛し、不毛に遊ぶスレだと思ってたんだがな どうも評論家様はスレを有益なものにしたいらしい。随分と奇特な方じゃないか さて、そうだとすると僕らは彼の不毛さを楽しめばいいのかしら?
素朴な疑問なんだけど。
>>343 って、文学少女の文章の特徴とかを揶揄してんじゃないの?
読んだことないから分からないんだが。
6は死の数だよ ドラの金の像だ そして、ブラッドベリの死んだ日だ
>>349 あんなどうしようもないのをプロット崩れにせよ書いてしまう奴じゃ、「付き合ってた」のニュアンスはどうあれ
俺なら興味もてないな。
>>352 は
>>349 を見ずに書いてるが、「僕」への偏愛と歪みからたぶんなにがしかの投影行動だろうとは
想像できた。とはいえ、そこまでくだらない動機とは思わなかった
糞ガキが抑制できずに自己弁護と非難をはじめるような殴り書きはやめてもらいたい
>>350 そんなちょっとかじっただけみたいな話してあれな感じを表現して性的興奮でも得たいの?
ところでさ泰山の「泰」、これは人を水から救いだす形象で(異説もあるが)、「大」は「泰」の形声
つまり「大」から「泰」の意味が派生したのではなく、「大」は音符(発音記号)
たとえば学校のことを「庠」(しょう・まなびや)ともいうが、この字に含まれる「羊」は音符で、羊さんたちの学校があるわけではない
「泰」を簡略化したのが太陽・太平洋・太白(金星)の「太」。「大」と見た目が似ているので「太」は大きいの意味でも使われる
泰山府君は「太山府君」とも表記される
興味深い…というか謎なのは、
「人を水から救いだし安らがせる形象」なんてのを、なぜ泰山のような同地域随一の高峰(旧石器時代から人跡がある)に名付けたのか?だ
(漢字形成期の中国では、地名は基本的に一文字だった。たとえば「河」は本来は黄河だけを指す)
黄河の大規模氾濫との関係とするのはもっともらしいが、
洪水も要因かと思われる度重なる遷都の中心だった河南に位置する「岳」(嵩山)には、そのような意味はない。「岳」はもとは「羌の山」を表す
殷民自体がおそらく東方系とはいえ、漢字を創りあげた時代の人々にとって泰山付近は夷方(東方の異郷)の民も暮らす辺境地域だった可能性がある
そして殷にとって首都にあたる河南ほどの洪水の影響は、泰山には感じられないと思われる
単純に大きいから大きい意味を当て字したというのは、もちろん「泰」の成り立ちからいって説明になってない
そういえば渡橋泰水の泰水は「水」を「日」と入れ換えると春日になるとか。アナグラムだけじゃなく、実によく考えてるもんだ
脱線してごめん。読んでれば、でいいが、Anotherの榊原陽介の専門がなにかわかる? わかったら教えて
>>364 わかったら教えてまで読んだ
なんだ、誤爆か
上の方でフルボッコにされて泣きダッシュした添削君復活したのか 何で全然関係ないことを壁の方に向かってぶつぶつ呟き出すんだろう 鳩山由紀夫みたいで気持ち悪い 最近のライトノベルはどうしてこうなったスレに閉じこもってりゃいいのに
>糞ガキが抑制できずに自己弁護と非難をはじめるような殴り書きはやめてもらいたい >そんなちょっとかじっただけみたいな話してあれな感じを表現して性的興奮でも得たいの? 失笑
NGしやすくて助かります
アリス×アカデミィ −彼女のついたウソ− (GA文庫) 著:関 涼子 「終わりよければ全てよし」 クライマックスシーンをいかに印象的に見せるかということは、重要な課題である。 山あり谷あり、数々の苦難を乗り越えた先の幸せという形でハッピーエンドを 強調する手法などが、よく知られている。 そんな中、この作品には、新しい手法が用いられた。近年流行りの ストリートダンスでも重要な「静と動」の表現を、ライトノベルにも取り入れたのだ。 しかも、その方法はとても極端である。サブタイトルからわかるように、 ヒロインがウソをついてしまうというシーンがクライマックスシーンであるが、 このシーンを印象づけるため、出来るだけその他のシーンは淡白な内容 にする徹底ぶりが作者の挑戦意欲を感じさせる。また、ヒロインの言葉が 嘘であることをはっきりさせるように、また、普段彼女が嘘をつかない人間で あることを説明するために、「嘘カウンター」という、人が嘘をついた回数が わかる能力を持つ人物を登場させている。文章表現だけでは、嘘や、彼女の 性格が伝わりにくいと心配したのだろう。嘘のカウント数というデジタルな 情報で伝えようとした表現方法は斬新だった。 周りに明かりのない暗闇の中、チカッと光が瞬いたら、おおっ、と思うし、 目に残像が残る。まさに、そのような作品であった。
>>364 参考を見せていただけないでしょうか大先生
まさか、この見るに耐えない凡レスが参考だとおっしゃることはありませんよね?
ほら、大せんせーwwwww 言われてますよーwwwww ご立派なお手本、見せてくださいよーwwwww
372 :
イラストに騙された名無しさん :2012/06/07(木) 19:45:00.22 ID:STGSEXMc
小説版 めだかボックス 西尾維新 この本の粗筋を大まかに説明するには、ある程度は西尾先生原作のマンガ めだかボックス を知ってもらうことが望ましいが、それを書くと長くなってしまうので、ここでは置いておく。 本作品は、人外「安心院なじみ」率いる七億人の 悪平等(ノットイコール) と天才として生まれてきた 異常(アブノーマル) と至って 普通(ノーマル) な者達の『箱庭学園』での数カ月を描いたものである。 読者層を本編既読者に絞り、あえて悪平等達の説明を省き、文章を若者にも解り易く書いている点には、尊敬せざるを得ない。 その上、主人公が誰なのか分かりにくい作品に仕上げてあり、題名と表紙絵に、小説版の上では、二人の主人公と思われる教師陣、更に下巻では題名、表紙絵ともに、新たに二人の教師陣を追加している。 読者の想像に任せているのだろう、本来はモブのキャラが、主人公キャラの一人と登場頻度が同じくらいである点も、本作の魅力の一つだ。 更に西尾先生は、年に三から四冊執筆している上、週刊マンガも作っているはずだが、本作のクオリティも全く落ちていない。
373 :
イラストに騙された名無しさん :2012/06/07(木) 20:33:27.59 ID:STGSEXMc
そういえば最近、本編の掲載順位が下がっているが、どうしたのだろう。 あんなに上下巻ともクオリティ高かったのに。 それに加えて、本作は読みやすい。 それぞれ約200ページという驚異の短さ、そして一文一文の内容をこの長さまで引き延ばしていることに気づき、すごい才能を感じた。 能ある鷹は爪を隠すとは正にこのことなのだろう。 読者に配慮したのか、希にみる程の読みやすさなので、是非、買ってみてほしい。 サラサラと読めること間違いないだろう。 西尾先生の才能を改めて感じた作品だった。 カゲロウデイズ in a daze に次いでここ一カ月で読んだ本の中で二番目の面白さだった。
>>372-373 うーむ。すまないが嫌みを言っているようにしか見えんかった
あと改行大杉でござる
投稿の間がやたら空いてるから、正直まだ投稿中の可能性がある 全部終わったの確認してから書き込むつもりだったが、ついでだから書く 最初にメモ帳か何かに書いてからコピペして投稿したほうがいい リアルタイムだとレス入れれなくなるし、投稿失敗すると一から書き直しになるぞ
377 :
イラストに騙された名無しさん :2012/06/14(木) 00:52:40.70 ID:plzB48Zf
そういや発売前のタイトルをちぎった例ってあるの?
>>376 それ個人じゃなくて会社のツイートだぜ
馬鹿発見器って単語使って、自分が馬鹿だと言ってどうする
『耳狩ネルリ』 何が凄いって、言葉遊びとかネットスラングの使い方が他と段違い。 主人公は一見無気力系、しかしその主人公による一人称で語られる地の文は ネットスラングを用いたアッパー系フルスイングファール語り。 「退かぬ! 媚びぬ! 省みぬ!」を体現しているとでも言えるかの文章で、 他者の追随を許さない。 またその地の文と主人公の第一印象との共通点を感じられないほどの落差は、 作者がいかに多彩なキャラ作りの可能な人物である事を伺わせる。 西尾のあの厨二臭い文章や、 『オオカミさんと七人の仲間たち』のネット用語使いすぎでキモイとか言われてた地の文を なんの問題も無く読めてた自分が、 その圧倒的な情報量と作者のセンスに唖然となってしまった。 ……、頑張ってみたけど褒めちぎるって難しいのだな。 まぁ、言いたかった事はこの作者、本人は気の利いた冗談を言ってるつもりなのだろうが、 周りにとっては不快な発言以外の何者でもない言動して、人を不快にするタイプだって事です 設定とか色々取材して書いてる努力は認めるけれど、あまりに空気読めない感じが読んでて疲れてきた……。
ちぎりと本音は分けてレスした方が良かったな
あとちょっと頑張れば良いちぎりになりそうだったのに… 次回作を期待しています
383 :
イラストに騙された名無しさん :2012/06/20(水) 01:21:42.00 ID:MO6DDdmp
というより途中で投げ出してしまった感じがする。 上手に「ちぎる」以外で本音をぶっちゃけるのはレス返しとかのほうがいい。
ぶっちゃけるくらいならまらスレいけって話だ 建前は無理やりでも取り繕え
ちぎり評論家様方のご高説はいつみても素晴らしいな
あんたももう少し上手くちぎってくれ
387 :
1/2 :2012/06/23(土) 07:34:51.61 ID:3oJJnlkh
――クオリア ライトノベル板の住人なら、元祖速筆作家のSFとしても評判の高い作品を思い出すかもしれない。 僕が初めてこの単語を知ったのは、高校の頃であったように思う。 その後脱税で有名となった脳学者が、テレビで当時耳慣れなかった言葉を使ったのであった。 クオリアという言葉について、浅学な僕の拙い説明などよりはもっとわかりやすい説明がインターネット上には沢山あるだろうから、 どうかそちらを参照していただきたい。 人文系に造詣の深いこの板の人間にとっては、いわゆるシニフィエに近しい概念と理解すると理解が簡単であろう。 (ちなみに脱税学者の代表作を赤門大学に通う理系の彼女と腐心して読んだが、 小難しく書かれているばかりで一切得るものはなかったことも、逸って買う諸兄がいないよう付記しておく。) さて、前置きが長くなったが、本題に移ろう。 長年、僕の中でどうも気にかかっていたクオリアがあった。 それは、マクドナルドのハンバーガーのいわゆる中毒性というものだ。 僕は基本的に裕福な方ではなくあまり良い舌をしていないもので、大抵のものを美味しいと食べることができる。 マクドナルドの食べ物が、いくら体に悪い、貧乏人の食べるものと言われても(僕自身それは客観的に正しいと思う)、 何となく食べたくなるときがあって足を向けてしまうのだった。
388 :
2/2 :2012/06/23(土) 07:35:27.24 ID:3oJJnlkh
自分でもマクドナルドで食事を摂った後、腹痛や酷いときになると胸焼けを起こすのにもかかわらず、 なぜか食べてしまったということに、いつも気分を悪くしながらも不思議な気持ちになるのだった。 どうして僕はマクドナルドを食べてしまうのだろう。 これが僕の気になっていたクオリアだった。 他の何かに例えることができないその独特さに、僕は常々、不気味さと共に神聖さを感じていた。 その日も、僕はマクドナルドで昼食を食べて何時も通りの身体の怠さを感じていた。 マクドナルドのある、ショッピングモールの帰り道にある本屋に寄ることは僕の日課となっていたので、 僕は特別な期待も持たずにその中型書店に踏み入った。 これまた常日頃と同じようにライトノベルコーナーの前に立った僕は、特に考えもせず平積みになっていた本を手に取って購入したのだった。 家に帰ってその本を読んだ僕は、読み終わってトイレに立ったその足で、先程後にした本屋に続刊を買いに行った。 そして、買ってきた続刊を読了したとき、僕は確かにマクドナルドと同じクオリアをそのライトノベルに感じていたのである。 スレを眺めても、ご都合主義や俺TUEEEなど、悪い評判が目立つ作品である。でも、どうしても何となく読みたくなってしまったのだ。 もし読書によってマクドナルドを感じたいとこの文章を読んだ諸兄が思ったのなら、本屋に行って『魔法学校の劣等生』シリーズを買うと良い。 そこには、紛うことなきマクドナルドのクオリアがあるだろう。
ちぎり乙 関係ない話が大半なのに作品についてなんともわかりやすい 禁書にもこのような例があれば…いや言うまい
タイトルが最後に来るってのは新鮮だったな。 興味深く読ませてもらったよ。w
まっとうなちぎり乙
おもしろいちぎりだった
久しぶりのヒット作だったな
いいちぎりだった乙
鳩子さんとラブコメ 鈴木犬輔 ライトノベルはなりふり構わず、気取らず、ただ真摯に消費者のニーズに応える。 そこに魅力があり、私は今日も表紙買いを続けるのだろう。 さて、この作品のヒロイン鳩子さん メイドで、幼馴染で、美人で、ドS。おまけに一つ屋根の下で同居し、エッチなイベント盛りだくさんである。 昨今のハーレムものならこれを属性ごとに色分けし、多様なニーズに応えるものだが 1人であらゆる属性を網羅し、他の選択肢を与えない男らしさに、 作者の信念というかキャラたくさん出すとめんどくさいしーという やはり男らしさを感じた。流石は自称中堅作家。大したスキルをお持ちのようだ。 さて、みなさんはそれぞれ好みの属性をお持ちだろう。別に恥ずかしがることはない。 欲望に応えてくれるのがライトノベル。好きな属性の本を読み漁るのが正しい人間の一生だ。 ここで自分の属性について最初に語っていなかったことを後悔。 私はロリものが好きだ。ひなたあああああああああああああああ! ロウきゅーぶ!既刊1〜10巻。好評発売中です!
>>395 宣伝乙
しかしイラスト買いってことはキャラデザはロリなんだろ?
って調べてみたら乳見て気付けよw
まあなんだ……属性の違いは大きいよな
>>395 ちぎり乙
イラスト見てると騙されそうになるな
二宮くんは当時1巻だけ読んで面白そうとは思ったんだが・・・
何気に地雷レーダーは自覚なしに起動してることを理解した
最後全然関係なさすぎて吹いた
最後がいいたくてやっただろwwwww 何にせよちぎり乙。
一気読みした勢いで、数年ぶりに褒めちぎるよ! 織田信奈の野望 著/春日みかげ 絵/みやま零 いよいよアニメ化も始まるGA文庫の稼ぎ頭、それがこの織田信奈の野望という作品である。 戦国時代に飛ばされた現代の高校生が、性別逆転された姫武将たちとキャッキャウフフ。 一言でこの作品を表現するならそんなところであろう。 歴史上の人物の性別を逆転(女性化)というのは最近では珍しくないが、この作品の妙は、主要な登場人物となる武将の実に半分が幼女で占められるという点である。 むろん、少女・姉御属性の姫武将も多々登場するが、幼女が大勢を占めるという斬新さには敬意を表したい。 ※あなたがロリだと思うものがロリです。ただし他人の同意を得られるとは限りません。 年端もいかない幼女たちがなぜ屈強な男どもを束ね、従えているのかと疑問に思うかもしれない。 その答えはいたってシンプルだ。 男たちは主君である幼女の柔肌を傷つけまいと、幼女の笑顔を守ろうと、命を懸けて前線に立つ。 現代では失われつつある紳士としての振る舞いが、この作品にはあふれている。 この点に関して、さらに興味深い記述がある。 主人公の仕える織田家足軽の半分はロリコンの男で占められている、とある(公式設定)。 卵子の老化が極まってきてもまだまだ結婚適齢期、などと妄言をたれ流している現代と比べ、当時は子供を産めるようになれば結婚適齢期である。 おわかりであろうか。主人公(現代人)の感覚でいえば「ロリコン」でも、当時の人にとっては極当然のことなのだ。 そう、遠回しに現代の少子化・晩婚化を批判しているのである。 足軽の半分(≒成人男性の半分)がロリコン、という不可思議な表現の裏にあるのは、現代の社会問題を憂う作者の訴えである。 このような見事な手法によって日本の現状を嘆く作者の心の叫びは、我々現代人の胸を打ち涙を誘うだろう。
織田信奈の野望つづき 一方で、この問題定義はアグ○スに代表される団体とは真っ向から対立する主張である。 今後、もしも単純所持が禁止されれば、この作品も禁書扱いになるのではないか、という疑問を抱くのももっともだ。 だが、安心してほしい。この物語の行く末を握る主人公はあくまでも現代人として描かれている。 ょぅι゛ょとお風呂、同衾、おねしょイベントとてんこ盛りであるが、現代人である主人公はまったく心を揺らさない。 「幼女ハーレム」を築いていることを自覚しつつも、心はあくまでも主君・信奈一筋の純愛ラブストーリーなので安心してほしい。 さて、戦国時代を語る上で、姻戚・嫡子といった血縁関係は政治的にも重要なところであるが、当主が未婚の姫武将だけではこれも通常では成立しない。 だが、ここに作者にも非凡さが光る。 「妹になりなさい」というマリみて展開にて婚姻関係を描く発想には脱帽である。 義姉妹や、幼女もとい養女という方法で姻戚関係を結ぶのがこの世界では一般的になっている。 義姉妹という絆がどれほど強いかはマリみてをご存知の読者には語る必要も無いであろう。 ちなみに、武田信玄(姉御)には義妹・勝頼(幼女)がおり、私が戦国武将で最も好きな山本勘助はその勝頼に一身に愛情を注ぐ紳士として描かれている。 その紳士っぷり、勘助ファンには一読の価値がある。 最後に。 この作品の主人公は現代社会からタイムスリップしたゲーム好きの男子高校生である。 なぜ平凡な高校生が戦国時代で生きていけたかといえば、ゲーム好きが高じて信長の野望をやりこんだおかげである。 一介の足軽から、ゲームの知識+αのみでひたすら成り上がっていく様は、実に爽快である。 時代考証などで苦労を強いられる歴史物において下調べは寛容である所だが、信長の野望の知識を丸呑みにするのではなく、多々ある異説も同時に調べて主人公に代弁させる作者の探究心には敬意を表したい。 ゲームで得た知識をwikipediaで軽く補完しておけば補完すれば戦国時代でも十分に通じるのではないか、という勇気をくれたこの作品。 私はいつ戦国時代の幼女ハーレムに飛ばされてもいいよう、信長の野望・革新のパッケージを久々に手に取ったのである。
乙 最後の下りで手に取ったのが 天道ではなく革新ってとこが妙に気に入ったw
お手本のようなちぎり乙。w 本当に読んでみようかな。。。
知識の有無って大事だよねー 教育があたりまえじゃない時代だと 目に見える腕力が全体に影響を与える知より優先されがちだろうし
まさに信長の野望の武将の半分を女性化して織田家スタートと聞いてたが、幼女化なのかw そういや信長の野望では姫武将は12歳で登場だったな そして武将が25歳になると12歳の子供が元服してくる 考えてみると完璧な計算だ
乙 やべっちょっと面白そうだと思ってしまったw冒頭数ページで投げたのにww
異世界に飛ばされた主人公がwikipediaの知識でなんとかするパターンが商業作品でもあるのか あな恐ろしや
どう考えても失敗して非業の最期を遂げるだろうに
国家の内乱に巻き込まれた高校生が2chへの書き込みで何とかする小さな国の救世主ってのを鷹見が書いてたな まあ鷹見だったが
鷹見なら鷹見だろうな また反吐が出るくらい全に寄り切った主人公か
鷹見だけで会話すんなよw
読んだことあるやつには十分すぎるほどなのが笑える 確かに鷹見だったな
ああ、確かに鷹見だったな。
うむ、鷹見だった
鷹見だったで全部解決するからな…
巨大掲示板の住民に助けてもらった主人公が 続巻で巨大掲示板をDisるところなんか実に鷹見だった
アンカで行動決めなかったからこんなことに…
お前ら実は鷹見大好きだろう
昔でたまかを数巻読んだだけの俺でもどういう事か解ってしまう。
ベッドルームで召し上がれ 著/黒鈴木鈴 アスファルトでヒロインが大根おろし。 物理攻撃による死の恐怖に心も体も折れて失禁。いずれも一流が成せる技。凡人には思いもつかぬ。 だが心には熱い何かが残っている。鈴木鈴が帰ってきた。 褒めるというにはいささかあれだが間違いなく褒めている。それが作家、鈴木鈴たる所以だろう。 さて本作、ざっくり説明するとトラウマを抱えた少女達と一緒に寝ることによって彼女達のトラウマを解消していくという内容なのだが、 まぁどうせキャッキャウフフだけで終わるんだろぉ〜?という諸兄にも安心。 ヒロインに土下座をさせる。奴隷にする。刺殺される。ホルマリン漬けにされる。さあわくわくしてきただろう。 なんかもうタイトルが召し上がれとあるだけに召し上げる以外に道はるのか?逝け、召し上げろ。内臓的にピンクの限界を越えろ! 昔からのファンとしてはここらで一発アニメ化でもして当てて欲しいものである。 蛇足だがヒロイン一覧を見たら小学生がおった。よし!負けはない!
>>421 これ、未読の人には通じないちぎりだろwwww
コーラ返せwww
なに? 理解するためには読まねばならんのか?w
>>421 鈴木鈴って吸血鬼の人だっけ?
3巻ぐらいまでしか読んだことないけど最後バッドだったって風のうわさに聞いたなー
また内臓ピンクかw
ああ、ちょっと理解できた気がした。w
更正して萌えラノベ書くようになったから叩くなと電撃スレで信者が頑張ってたのにそれか 信者カワイソス
>>421 乙
よかった鈴木鈴平常運行だwwwwwwww
読んだことはないが作家に無理をさせて萌えラノベを書かせたところでいい作品は生まれない 鈴木鈴の本領発揮を高らかに祝うべきではないだろうかッ!
>>428 作家個人の特徴が出ない作品なんて味気ない
想像してみろ
時事ネタ絡めて滑ってない田中芳樹とか
ページの下半分が空白じゃないあかほりとか
月一で新刊出す秋山瑞人とか
なんかモヤッとするだろ?
ぜんぶトンチンカンだな
読んだことないのに勝手に作者の本領決めるのはなんなの
>>431 あとは――「普通」「凡才」「この人もうこれ以上稼ぐ必要ないだろう」
などの評価をほしいままにしている古橋秀之とかか
ぼいレコ! 夏緑 この作品の作者は今更私がどうこう言う必要がないくらい、 このスレやこの板では有名だと思う。 なのでその説明については割愛して、本作の感想に移りたい。 本作は作家志望の主人公がヒロインである星園うらんに、 強引に放送部に所属させられるところから始まる。
>>437 の続き
本作の主人公の小説は最初の方でヒロインやサブヒロインに
とても良い小説だと言われているにもかかわらず、主人公が友達がいないせいで
魅力的なキャラを描けなくて煮詰まるとか、
主人公が脚本を書いたボイスドラマを聞いてクラスメイトが主人公のことを褒め称えるとか、
投稿した小説が有名な小説家にやたらマンセーされたりするが、
この一見無理矢理張り合わせたような話のちぐはぐさや
「ご都合主義ご都合主義うるせー。後味いい方がいいだろうが」精神の私が
大変に満足して本を閉じたくなるような明るい展開も
すべて読者に「脳内補完」をさせるための手法なのである。
また、最終的に読者の予想もつかないようなホラー展開(どんでん返しあり)に
なるのもすばらしい。
その終盤のホラー展開にて、細かい説明は省くが、ワニが出てくるのだが、
このワニの出てくる展開を見て「そういえば前に読んだ全然関係ない作品にもワニが出てきた」
ということを思い出したが、決して本作と前に読んだ作品に対する悪口ではない。
ただ「飯が美味そうなアニメは良いアニメ」的な名作に共通する法則を
自分も見つけた気がして嬉しかったのだ。
そう、うっかりレスを途中送信してしまうほど嬉しかったのだ。
まとまっていないような気もするが、ここで筆を置くことにする。
感想に移ろうとして投げ出したという新しい芸風かと思ったんだが続いたのか まあお疲れ
440 :
ミサカ :2012/08/01(水) 17:04:34.82 ID:gQ0xlxU8
よくも悪くも夏録か…… 乙乙
ぷいぷいは「夏緑なのに面白い」と微妙な評価をされていたが、しょせんは夏緑だったか。
個人的にはテラリウムだな、早く続きを。 あと、何と言っても僕らの推理ノート、ぶっちゃけあの漫画が好きだったから微妙なことも多い夏緑作品を読んでいる
ぷいぷいは後からなもりが挿絵描いてたという付加価値が出た
ヒロインの可愛さをかなり押し上げてた
後悔はしないよ
>>421 すでに2巻が発売されておる。この意味がわかるか。
俺は既に2巻目の無理褒めを用意しておるわ。
明日は大本命の日だな
イズル大先生が数百ページの大作をお出しになられたそうで このスレ的に素晴らしい出来だと風の噂で聞いた
どうやってちぎればいいんだろうかあれは……
ケータイ小説の文庫化かなんか?
さすがプロ中のプロだなと感心するんだが どこが下手なんだ?
ぐえ。
ボコッ。
この画像の最後の一行の部分も主人公のモノローグなんだろうか
今時のラノベってこんな感じの他作品ネタがいっぱいなんでしょ?
460 :
イラストに騙された名無しさん :2012/08/09(木) 19:48:30.42 ID:0LU8Jlpc
ウザいくらいのジョジョネタでGA文庫のかと思ったらちがうんか。
IS の人か。
こんなんで作家を名乗れるなんてライトノベルって素敵だね★(にぱっ)
まさにプロのラノベ作家じゃないかw
冗談抜きにすごく上手だと思うけどな
それこそ冗談だよ
痛えから。普通に痛えから。
他人と異なる感性というものは貴重ですよ。是非コテハン付けてくださいw
放課後バトルフィールドが話題になってたから速攻で読んだ。素晴らしすぎる作品だったからちぎっちゃうぞー 放課後バトルフィールド1 弓弦 イズル (著), 美和 美和 (イラスト) 今作はあの大人気ヒット作IS(インフィニット・ストラトス)を世に送り出した弓弦イズル氏の作品だ。 あらすじは以下の通りである。 「なんなんだよ、これは!?」―― 俺、牧島カヲラは最悪の一日を過ごしていた。 『閃紅の魔女』九段下ホマレに無理矢理入部させられ、やってきた放課後は弾丸の飛び交う戦場だった。 電動ガン片手にお金を稼ぐ異空間サバイバルゲーム『放課後バトルフィールド』、それは高校生達の楽園であり戦場――。 青春疾走サバゲーエンターテイメント、問答無用に状況開始!!!! この作品を一言で表すなら『親切』な作品であると言えるだろう。 電動ガンを片手にお金を稼ぐ異空間サバイバルゲームとあるが、こう書かれていると想像するのはGANTZ等の殺伐とした作品を思い浮かべる人も多いだろう。 だが、シリアス展開や鬱展開などの殺伐とした要素はこの放課後バトルフィールドには存在しないので、暗い要素が苦手な人でも安心して手に取れる作品である。 本編では、主人公やヒロイン達はBB弾飛び交う戦場でゴーグルすら付けずに制服のままサバイバルゲームに興じるというアグレッシブさも描かれている。 ゴーグル無しでサバイバルゲームなんて参加して失明やむき出しの肌にBB弾が当たっても大丈夫なのか? と心配するそこの貴方。そんな心配をする必要はない。 何を隠そうこのサバイバルゲームが行われる異空間では、基本的に不思議バリアーで守られているので生死の心配どころか怪我の心配すらしなくていいという親切設計である。 この斬新な設定には敬意を表する他ないだろう。 しかもこのサバイバルゲームに参加すれば、勝てば勿論の事、負けても僅かながらに金が稼げる夢の様なシステムである。 どんな組織がバックに居てどんな目的があってこんな夢の様な仮想空間を創りだしたのかという伏線も気になる所だ。
そして本編でも現在流行しているパロディ要素を多用している。最近の作品では這いよれニャル子さんやのうりん等が有名だろうか? しかし流行しているとは言え、パロディ要素には問題もあり、読み手の知らない作品のパロディを書いたところで、面白さやその場面のイメージが伝わりにくい等の欠点もある。 私も最近ではこれはなんのパロディなんだ? とグーグル先生にお世話になることが少なくない。 だが、この放課後バトルフィールドではそんな手間は不要である。 ドスン! と、音を立てて俺の胸の上に乗っかてきた。ぐえ。 「『君が泣くまでッ、殴るのをやめないッッッ!』」 「は?」 「なんだよ、しらねーのかよ。ジョジョだよ」 (原文ママ) このようにパロ台詞が入る度にその元ネタをキャラクターが丁寧に解説してくれるのだ。 私は10年以上前からライトノベルを読んでいるが、こんなに親切なライトノベルは読んだことがないと感動してしまった程である。 他にもイズル氏の親切心は文体にもしっかりと現れており、その文体はあかほりさとる氏を思い出させられる素晴らしい文体だ。 読書スピードが遅い私でも訳200ページ弱のこの本を30分程度で読み終えることができたことからもその素晴らしさが伺える。 これはきっと読者の時間の消費を極力抑えようというイズル氏の親切心からの配慮だろう。 この作品を読み終えた後に気がついたのだが、本編でのサバイバルゲームの描写と銃やサバイバルゲームに関する含蓄は皆無である。 きっとこれも小難しい事を考えずに読めるように、というイズル氏の親切心だろう。私はそう思いたい。 私はこの親切心溢れる素晴らしい作品が様々な人の手にも取って貰えるように折を見てブックオフに持ち込むことにする
ぶっちゃけ勢いだけで書いたから色々おかしいかも でもきっと色んな人が読んでるから他の人がもっと上手くちぎってくれるよね
パロ科白を解説するとか新しすぎるだろ 今まで多くの人が考えてもやらなかった手法を実現させるなんてまさに天才の御業 ブックオフで立ち読みで読破してみるか
……KAGER●U
ちぎり乙です 肯定的な表現ばかりなのに行間から怒りが滲み出てるのがw
暑い日が続いているので、暑気払いに最適な1冊として、 第8回Cノベルズ大賞佳作受賞作『私は歌い、亡き王は踊る』著:岡田めぐみを紹介します。 まずは主な登場人物について。 本作の主人公は、寝ている間に見知らぬ場所に連れて来られたあげく、 反逆罪で両親と妹が処刑されたと告げられるも、 泣いたり悲しんだりは一切しないクールな15歳の女の子☆ その理由に関して、自分を愛してくれなかったからだと開き直っています。 当然、自分の身代わりで殺された小間使いに関しても、特に感想はありません。超クール! 心配なのは自分の今後の生活だけ。なんて現実的な人物でしょう! 壮絶な話を聞かされても悲壮感が皆無なので、安心して読む事ができます。 また、小説や漫画の主人公の多くは熱血だったり、おせっかいだったりして 下手に事件を拡大させたりもしますが、その点、この主人公は大丈夫! 新書で200ページを超える長編の中で、自発的に行った行動は4つしかありません。 (1)ある事情により歌う事を禁じられているが、こっそり歌う。 (2)匿われている先で、自分と庇護者の食事を用意する。 (3)食材の調達のために、森へ狩りに行く。 (4)狩りに使う矢を補充するため、物置を捜索する。 他の行動は全て、成り行きや頼まれたから。暑苦しい行動は一切しません。 クソ暑い夏に暑苦しい行動なんてされたら鬱陶しいだけですからね。 ちなみに、連れてこられた場所というのは先々代の国王のお墓です。 主人公はそこで1年間暮らす事になります。お墓といえば肝試し。ザ・夏の定番! この本は7月25日発行なので、作者は夏を意識して書いたに違いありません。
本作のメインの登場人物は他にも2人います。 ・主人公の庇護者となってくれる遠縁の青年(見た目は人工、中身は天然) ・表向きは死んだことになっている先々代の国王(見た目は子供、頭脳はry) 彼らの日常の掛け合いは、まるでダチョウ倶楽部のコントのようでチョーオモシロイです。 もちろん主人公のポジションは上島竜平です。 名無しでは可愛そうなので、ここからは主人公の事を上島と呼びます。 コントを通じていつの間にか上島は庇護者の青年と愛していると言い合う仲になります。 あのコントでなぜそんな事になったのかはさっぱり分かりませんが、 庇護者はいざと言う時以外は情けないヘタレ&ちょいウザめのリアクションキャラです。 きっと出川哲郎がモデルなのでしょう。 口論していた上島竜平と出川哲郎が最後になせがキスをするという 意味不明なコントをテレビで何度か見たような気がするので(うろ覚え)そうに違いありません。 ここからは庇護者の青年の事を出川と呼ぶことにします。 残った最後の一人、死んだ事になっている先々代の王様ですが、 説明も面倒なのでちっちゃいジャイアンとします。そのままです、ええ。 他にも魅力的な登場人物が多数いますが、 余計な情報は書かないよう徹底されているので、 容姿や人物像については読者が自由に想像する事ができる親切設計になっています。
次にストーリーについても紹介します。 上島は親に疎まれていたと思い込んでいます。 両親や妹が処刑されていた事も忘れて楽しく生活していると、 夜中に他国のスパイが寝室に侵入してきます。そのスパイが、 ご家族はあなたを愛していました。だってこれこれこうだから! とほぼ伝聞+推測のみの説明すると、上島はあっさり納得してしまいます。 なんて素直なんでしょう!! しかし彼女は根っからのクールな性格なので、安心しただけで終わります。 結局、物語の最後まで親への愛情は抱きませんし、 命懸けで育ててくれた両親への感謝の言葉もありません。 クールすぎて痺れます! ここまで一本筋の通ったブレない主人公は今時珍しく、感心させられます。
479 :
私は歌い、亡き王は踊る 4(完) :2012/08/10(金) 23:49:08.18 ID:6jBrHYNo
尚、基本的に事件は主人公が目覚めた時に起こっています。 (1)生まれ育った屋敷で寝ている ⇒気づくと知らない場所にいて、家族が処刑されて自分だけ助かったと聞かされる。 (2)王の墓で寝ている ⇒他国のスパイに誘拐(?)されそうになる。未遂。 (3)食料の調達のために森の中を歩いている ⇒上島そっくりの容姿をした王女に誘拐され、身代わりにされそうになる。 毎回突然の事なので読者は驚くかもしれませんが、主人公が上島だから仕方ありません。 これは寝起きドッキリなのです。リアクション芸人の宿命です。 そしてどんなにピンチに陥っても、上島が泣き叫んで助けを求めれば、 出川とジャイアンが現れてサクッと助けてくれるので安心です。 また、ドッキリなので展開が唐突なのは仕方ありませんが、 事件が解決した後に怒涛の説明が入るので、読者が置いてけぼりになる心配は無用です。 暑い日々が続いているので、是非主人公のクールな言動を見て涼しくなってください。 ダチョウ倶楽部ばりにユーモア溢れる会話も、きっとあなたの周囲を冷やしてくれる事請け合いです。
乙w 久々に笑えるいいちぎりだったw
GJ! この時間に声に出して笑い転げちまったじゃねーか。 ‥‥そうか。こんな手もあるんだ。深いな。
クッソワラタww レベル高いちぎりが続いたな
乙www またちぎりが微妙に支離滅裂なのがwww
上島と出川の有効活用
面白かったw乙w
なんか立て続けに読みたいと思うちぎりがきたなwwww 乙!
487 :
イラストに騙された名無しさん :2012/08/11(土) 16:22:08.87 ID:VOlQH6tX
乙 「ひたすら寒い」って感想を暑気払いに転換できるのは夏場ならではの発想といえる。 去年の冬には「読めば頭に血がのぼって寒さも吹き飛ぶ」ってちぎりがあったな
>>487 これからやってくる秋にはどうちぎろうか
スポーツの秋に食欲の秋と様々なことに興味が湧いてくるこの時期。 出費もかさむこの時期に、続刊を買わなくてもいいと思わせる1巻の完成度はありがたい。
放火後バトルフィールド、二番目行きます 放課後バトルフィールド(講談社ラノベ文庫 弓弦イズル) 「あの」インフィニット・ストラトスの作者、弓弦イズル氏の新境地。各所で話題沸騰中の放課後バトルフィールドについて紹介しよう。 キャラクターが売りのライトノベルというジャンルにあって、名前はとても重要だ。 主人公の名前が山田太郎ではちょっとしまりがない。一度聞いたら一発で覚える、それくらいのインパクトがある方が望ましい。 西尾維新は「化物語」のアララギさんこと阿良々木暦、鎌池和馬は「とある魔術の禁書目録」の一方通行と書いてアクセラレータなど、 有名な作品は奇抜と思わせておいてぐっと読者の心をつかむネーミングセンスにあふれている。 当然、この放課後バトルフィールド(以下BF)も例外ではない。 主人公、牧島カヲラ。 ヒロイン1、九段下(くだんげ)ホマレ。 ヒロイン2、断花(たちばな)ユーリ。 サブキャラ、狂圧(くるおし)クルル。 どれもこれもオリジナリティ光る名前である。特に九段下だ。九段下駅からもじったのかと思いきや、「くだんした」ではなく「くだんげ」である。 グーグル先生にお願いしたところ、「くだんげ」とはアジサイの一種であるようだ。ヒロインの可憐さを形容するのに花を用いる辺り、弓弦氏の力の入れようがわかるというもの。 カヲラ、ホマレ、ユーリ、クルル。サバイバルゲームを舞台にする作品にあって、まるでコールサインのようにスッキリとしたネーミングである。 「おいおい、“マキシ”。ケツに根っこでも生えたか? そこのアサルトライフルで援護しろよ、腰抜けルーキー」 (11Pより抜粋) だが、弓弦氏はそんな小手先のギミックに拘泥しない。 マキシとは牧島カヲラを指す。ヒロインの九段下ホマレは主人公をこう呼称する。 単にカヲラと表記しては、グラップラー刃牙の加藤清澄が放った「キャオラッ!!」という掛け声を想起させるからであろう。にくい心遣いである また、作中は主人公の一人称視点で物語が進むため、登場人物は基本的に苗字で表記される。 なので、中盤を過ぎた辺りで九段下ホマレが下の名前で呼ばれると、「ホマレ?……誰だっけ?」と主人公が読者の疑問を代弁してくれる。まさに親切設計。
メインヒロインの九段下ホマレ。プレイヤーネーム“グローリー”。二つ名は閃紅の魔女。高校3年生。 腰まで届く鮮やかな赤い髪と、これでもかという巨乳、ハリのある太腿。キャラ萌え要素もバッチリ押さえている。 主人公をサバイバルゲーム世界へ誘う役目を担う彼女は、主人公にとって非日常の象徴である。 出会いはコンクリの上に一本背負い。かつてこれほど衝撃的な出会いをした主人公とヒロインがいただろうか。 硬い床に叩きつけられてもそこは主人公、ケガをすることもなくホマレのスカートの中を凝視します。 その後は皆さんも御存知であろう、馬乗りになって「君が泣くまで〜」というジョジョのオマージュ。 開始数ページで主人公とメインヒロインのキャラクター性を存分に知らしめるのはISで鳴らした弓弦氏ならでは。 サバイバルゲームのやりすぎで留年したという点も彼女の一途さをうまく表しているだろう。 閃紅の魔女という二つ名も、なんとなく肛門と漢字が似ているというギリギリ感をうまく演出している。 そしてマキシこと主人公、牧島カヲラ。彼も高校3年生である。家庭の事情で両親はおらず、姉と妹との三人暮らし。 妹の進学のために中学時代は新聞配達に精を出し、高校卒業後は公務員試験に合格し家計を助けようとする勤労青年である。 当然のこと成績優秀、中学時代は走って新聞を配達していたため運動神経もよし、人に好かれる。主人公の要素はバッチリ兼ね備えている。 高3の4月にサバゲ部に入部するという点でも、彼がことさら気張って勉学に打ち込む必要がないほど優秀であるということがわかるだろう。 ホマレに巻き込まれる形でサバゲの世界に踏み込んだ彼も、ただ流されるままではない。 後半は持ち前のガッツを遺憾なく発揮し、これこそまさに王道主人公とばかりにバンバン活躍する。
ところで当作品のサバイバルゲームは一種の電脳空間で行われるため、ゴーグルや防具の着用義務はない。 蜂の巣にされようとヘッドショットされようと、現実の肉体には一切フィードバックされないからだ。これがサバゲという一見難しそうな競技への敷居を下げている要因だろう。 だが、ただの怪我しないサバゲでは芸がない。BFは参加プレイヤーそれぞれに固有スキルなるものが設定される。電脳空間設定を活かしたギミックであろう。 射程距離無限、遮蔽物貫通、水上歩行……その種類は多岐にわたる。どれもこれも戦術のバリエーションを幅広く展開させるものである。 閑話休題。我らが主人公牧島カヲラの固有スキルは「筋力強化」。 サバゲというルール上、直接相手を殴ったり蹴ったりはできないものの、このスキルは主人公をオンリーワンたらしめる非常に有用なものである。 弓弦氏の前作インフィニット・ストラトスで織斑一夏がISを装着できるただ一人の男性であったように、主人公を「特別な存在」と読者に示すのにこれ以上はない。 作中終盤で彼がスキルを発揮し地面を殴った際には、まるで地震のようにぐらりと地面が揺れたという。やはり主人公とは強くあらねばならないのだ。 リアルの身体と遮断される電脳空間内で地面を殴ったにもかかわらず、現実の彼の腕が骨折していたことからも彼が「特別な存在」であることは疑いようもないだろう。 続刊での伏線究明が待たれるところである。 放課後バトルフィールドが講談社ラノベ文庫の新たな看板となることは火を見るよりも明らかである。 水面下でアニメ化企画が進行中との噂もある。弓弦イズルの伝説はふたたび始まったのだ。 このビッグウェーブに乗り遅れないよう、未見の方は書店に急ぐことをオススメして、筆を置くことにする。
ちぎり乙 >単にカヲラと表記しては、グラップラー刃牙の加藤清澄が放った「キャオラッ!!」という掛け声を想起させるからであろう。にくい心遣いである ここ糞ワロタ
サバゲでコールサインはまああるけど、これなんつーか、なあ…
ちぎりを読めば読むほどなんか作風がけんぷファーそっくりな気がしてくる
弓弦センセーは登場人物に優しいよね! 絶対に死なない設定を付けてくれるしね!
放課後バトルフィールド人気すぎだろwww
注目作だからな…
でも設定だけ聞くと、すげえ面白そうなんだけど。 サバゲー(FPSではなくあくまでサバゲー)と電脳の組み合わせなんて、 普通には思いつかない。意味がないように思える。 電脳空間なんだからリアルに作り込めるし、死んでもログアウトするだけだから大丈夫と誰もが思う。 それをあえてサバゲ。しかも効果・特殊能力付き。 これ普通に売れるんじゃないの?
スレ違いどす
特殊能力付き()とかもうサバゲである必要ほとんど無いじゃん その内銃使わないキャラとか出すんだろうよ
>>499 ぶっちゃけ二次元殺法コンビのコピペが張られるだけだと思うぞ。
おいおい 499の見事なちぎりに対してその反応はないだろう
放課後バトルフィールド(講談社ラノベ文庫 弓弦イズル) かのISをものしたラノベ界の超音速(時速600キロ)の奇行氏もとい貴公子、弓弦イズルの新作である。 ラノベ御三家の一角たるMFにすら収まりきらぬ器をもったこの麒麟児が、いかなる野望構想をもって新作に臨むのか。 ネット上では新作を求める声が渦巻き、某巨大掲示板の弓弦イズルスレは一日に1000もの書き込みが溢れていたという。 これひとつで、人々の、貴公子に対する期待度が容易に知れよう。 果たして、発売された新作、放課後バトルフィールドは、凡人の想像限界を完全に突破した入魂の一作であった。 ネットは震撼した。これはすごい。何もかもが新しい。読む者は誰もが感銘に打たれ、評する言葉を失った。 流行のジョジョネタを大胆にあしらい、流行のMMOネタを豪快に料理した奇跡の一作。 サバイバルゲームを、さらに電脳空間でやるという、神がかり的な発想は、 誰もが思いついていながら描き出せなかった世界であった。 電脳空間でわざわざサバゲー。それ意味があるのか?べつに普通のFPSでいいじゃないか……それは凡人の発想。 貴公子は凡百のラノベ作家にあらず。 さらに電脳空間でサバゲーを行うにあたり、この若き天才は、さらなる一手を加えてきた。 異能である。 サバゲーに異能って、それどうよ? だから普通のFPSにしろと何度も( などという、常人の発想を凌駕した彼の奔放なイマジネーションはとどまるところを知らない。 射程距離が無限、遮蔽物を貫通、さらには筋力強化…… そのとき読者は蓮舫と化し、こう口走っただろう。「普通のMMOじゃ駄目なんですか」と。 しかし読み進めるうちに、読者諸氏は気づいたのである。 嗚呼、これこそは、サバゲーマニアの夢。 キモデブの身が空を舞い、華麗に敵を打ち倒す姿こそが。 銃口より打ち出される直径6mmのプラスチック弾が、無敵の弾丸と化して距離を超越し、万物を撃ちつらぬくその奇跡こそが。 サバゲーマニアが脳裏に描いていた数々の夢想が、いまここに一冊のラノベとして顕現したのだ。 この書を読むすべての者は幸せである。幼き日に抱きし夢の極みを、その目で見られるのだから。 ここにある。皆の夢見たサバゲーの理想世界が、いまここにあるのだ。
これはいいちぎりw 最初からそうしてくれれば良かったのにw
>>504 ちぎり乙
>>505 前から499みたいなちぎりもあっただろ?
>普通には思いつかない。意味がないように思える。
辺りから皮肉もにじみ出ているし
現実のサバゲーって極力プレイヤー間でのパワーバランスが均一になるようにレギュレーション決めるらしいね 放課後はそんなのぶっちぎって異能力だの年齢で強力な武器が持てるだの片方が一方的に有利になる素晴らしい金稼ぎゲーム
むしろその時点でゲームじゃない気がするが…
でもアニメ化されたらめっちゃシコるんでしょ?
万能大好き 特定個人にしか使えない固有スキル、もちろんノーリスクで超強力 努力大嫌いで努力の仕方も知らないけど、人一倍努力していると主張する イズルの駄目な点のオンパレードなんやな
むしろ実にイズルらしい話だったと言える この調子で作品を量産してここをにぎわせてくれ
>>499 10年以上前に既にAvalon(押井)が出ているワケだが
Avalon(押井)とかソードアートのは あくまで 「リアル銃器を使った戦い」を電脳でゲームとしてする話で >499が読みたいのは 「射程50m程度しかないエアガンで撃ち合う遊び」を電脳でやる話じゃないの?
ちぎりスレとは思えない皮肉の通じなさだな
放課後バトルフィールドのちぎりが3つともレベル高くてワロタ これは俺もブックオフにいかざる得ない
>>515 だがちょっと待って欲しい。
ベストセラー作家のイヅル先生の新作である。
電車の網棚や駅のゴミ箱などでも容易く見つけることができるのではないだろうか。
517 :
イラストに騙された名無しさん :2012/08/14(火) 13:07:43.06 ID:u6JVMU5M
新聞や雑誌じゃあるまいし
>>516 ラノベを表紙むき出しで読むなんて勇者にも程がある
しかもイズル。超勇者というか勇者王というか
ゆうれいなんか見えないを電車の中でカバー無しで呼んでごめんなさい
つまりそれだけ読みたい作品であったという褒めちぎりか
522 :
イラストに騙された名無しさん :2012/08/16(木) 00:49:36.94 ID:0g1iQP9T
なんてシンプルかつ的確な作品紹介なんだ
放課後BF、Amazonのレビューでクソワロタ
尼のトップレビューアーはイズルよりはるかに文才があるなw
日本子チャチャチャをちぎってほしいな
>>526 HBFみたいなネタ満載なわけじゃなくて、日本子は普通につまらないだけだからなあ
誰も読んでないんじゃなかろうか
放課後バトルフィールド(講談社ラノベ文庫 弓弦イズル) 既に語り尽くされた感がある本書だが、それでもまだ言わねばならないことがある。 本書は、買うべき書である。 本書を読了することで、あなたは新しいあなたになれるのだから。 書店で何となく手に取り、開いたとき最初の衝撃が訪れた。 口絵である。 類は友を呼ぶ。 私はまさしくその格言を目にしたのだ。 なるほど、ISで培われた氏の文章に引けを取らぬイラストレーターの力量。 それこそが、第一の衝撃であった。 そして、震える手を鎮め、氏の文章を目にしたとき、第二の衝撃が私を襲った。 「なんなんだよ、これは!」 私は知らず、呻いていた。 なんたることか。 ごく短いセンテンス。 それでありながら、読み進めようとする手を押しとどめる、神がかりなほどの文章力。 ああ、まさしく氏以外には為し得ぬ、その文字列――! (気付かれた方もおられるだろうが、この紹介で氏に習い、ワンセンテンスをごく短くしようとしているが、氏にはとうてい及ばない。 このことを実感しているが、オフレコにしていただきたい。閑話休題) ページをめくる手を止めようとする右脳をなだめ、読み進めたとき。 第三の衝撃が私を襲った。
荒木飛呂彦氏の傑作たる、『ジョジョの奇妙な冒険』からの引用である。 並大抵の作家では為し得ぬことを、氏はやってのけたのだ。 まず、ジョナサン・ジョースターの、あの台詞である。 普通の、そしてジョジョを読んでいる作家であればありえない。 「君がッ!」「泣くまでッ!」「殴るのを止めないッ!」 あの台詞は、自分の知る誰かが、その誇りを汚されたが故、それを汚した者を誅するために拳を振るったときの台詞であり、間違えてもぱんつ見られたから腹いせにぶん殴るときに使うときの台詞では無い。 そして、岸辺露伴の台詞である。 「だが断るッ!」 これも、己の誇りを護るため、強い者に立ち向かうときの台詞であり、間違えても馬乗りになってぶん殴ってる相手から痛いから止めてくれ、と言われたときに放つ台詞では無い。 だが、氏はやった。やってのけた。 ここで、「なんだよ、台詞だけ聞きかじりで引用するとかありえねーよ」と呟いた者は、既に氏の術中に落ちているのだ。 そう、氏は作中で登場人物にこう、言わせている。 「ジョジョだよ、知らねーのかよ、最悪だな」 つまり、氏はジョジョをしっかりと読んでいる上で、上記のような引用をしていると考えられる。 そうでなければ、引用元の原作者である荒木氏に対する冒涜である。 プライドの高い氏がそのような事をするはずが無いのだ。 つまり、読む者に衝撃を与える。 そのために、否、そのためだけに、氏はあえてこのような誤用をしているのであろう。
この書を読み進め、挿絵の線の一筋、文章の一文字も見落とすことなく読み終えたそのとき。 あなたは、この書と出会う前のあなたでは無い。 主人公が理不尽な目に遭っても躊躇することなく読み進める、豪傑のごとき勇気。 想像の斜め上から斜め下にきりもみで突っ込んでいく展開があっても読み進める、 根気。 この書をわけわかんねぇよと叫んで床に叩き付ける衝動を抑え込む、オカンのごとき寛容さ。 書に書かれている内容について、他人に正確に伝える言霊使いのごとき伝達力。 この書の内容と現実を照らし合わせることでいつか得られる、生き字引のごとき知識。 そう、氏は我々にこう言いたいのだ。 高みに登っていけ。さらなる高みに、登っていけ。 あなたはもっと、素晴らしくなれるのだ、と。 そう確信し、私は5〜6ページ読み進め、適当にパラ見した本書を、他の書より遙かに高くそびえる元の場所に戻し、書店を去ったのだった。
結局買ってないのかよw
乙 放課後は一人ひとり切り口の違うちぎり方しててほんと面白いなw 最後P4かよw
おちってたいせつなんだとおもいました。
タフガイな根気も忘れないでやってください
536 :
529 :2012/08/21(火) 00:02:10.14 ID:O4drThFB
>>535 そうだったタフガイだった
P4Gでは根気だけまだMAXじゃなかったもんでw
でも、HBFだけやたら残ってやんのw
日本子ですら残数2だったのに、HBFはダントツの残数13
・・・・・・本当に大丈夫かよ講談社の判断力
講談社といえば、BOX文庫なんて、まずボックスはもろくて禿げやすいわ、本自体も角が折れやすいわ、 そのくせ値段は高いわで、よほど読みたいものでないとまず選択肢から外すレベルだったな・・・
?
ああ、そうか。書いてから気づいたわ きっとあれは値段で「本」というものの価値を思い出してもらい、 気軽に買って読み終えたら売ったり捨てたり、良くてもしまって本棚の肥やしにしてしまう現代に若者に一石を投じ、 本自体も折れ曲がりやすい柔らかさと、端が剥がれやすいPP加工にすることで本を大切にしようと呼びかけ、 しかしそれを守るボックスのもろさで、状態の悪くなりやすい古本ではなく 新品で買うことの充足感を教えてくれていたんだな
そう思いながら私は中古本を手にとりレジのほうへ向かった。
講談社BOX「文庫」ってなによ?って話かと思った
やっぱりオチは大事なんだと気づかせてくれる
だよな あおはるっ!なんかオチすっとばしたもんな 壁に投げつけたわ
オチまで読めたのか、素直に尊敬する あれ日本語として読めないよ
その想いをちぎりに変えろ
『カゲロウデイズ』(KCG文庫 じん(自然の敵P)) ボーカロイド楽曲の世界観をモチーフにした小説というと、なじみの薄い方もいるかもしれない。 しかし、楽曲を知らなくとも『カゲロウデイズ』はSF小説として高い完成度を誇る。 もちろん、楽曲を知っていたほうがより面白いのは当たり前なので、小説から入ってきた読者も ニコ動かなにかでぜひともカゲロウワールドに浸っていただきたい。 『カゲロウデイズ』は伊坂幸太郎の『ラッシュライフ』『グラスホッパー』のように群像劇のスタイルで ひとつの事件の顛末を描くという形式をとっている。 面白いのは、事件の始まりから終わりまでを序盤で詳細に明かし、その後は別の視点で事件を描いているところである。 これによって、「複雑で全体像を掴みづらい」という群像劇の弱点を克服することに成功しているのだ。 さらに、『カゲロウデイズ』の物語背景には練りこまれたSF設定が存在する。 現実世界の人間のコピーを送り込みループを繰り返す仮想空間・電子上に存在する人造知性体など、 グレッグ・イーガンの『ディアスポラ』を彷彿とさせる濃密なSF要素が隠されているのである。 小説には表立って使われていないが、探れば探るほど意外な世界観が発覚していくつくりには驚かされる。 平成世代による新時代のSFの息吹を確かに感じることが出来た。
終わりか? それじゃ普通に褒めてるだけのような気がするが
>>546 あれだな。半年ROMれってやつだな。
読んでない人のことを考えた上で皮肉を込めないと、ちぎりにはならんよ。
目に見える毒をトッピングするのが褒めちぎりの醍醐味
>>546 「放課後バトルフィールド」の尼レビューを見て出直せ。
なんというハードルの高いスレ
放課後バトルフィールドとの戦いが このスレに生きるものたちをより高いレベルへと引き上げたのだ。 もはやかつてのレベルでは、我々を満足させることなどできない。
そもそも見えている地雷をあえて踏みに逝って褒めろってどんだけハードなハードルなんだよw
いや、見えてる地雷をわざわざ踏んで来いとは言ってないだろう 地雷を踏んだ奴の話を聴いて来いって感じじゃね? 546で上げられている作品はよく知らんから例えに出すことで批難しているのかもしれんが、分かり難い
>>554 このスレで人気なタイプのひとつに
文末で最初の数pしか読まずに立ち去るorブコフ行きってのもあるから、わざわざ踏まずともいける
意図せず踏んでなんとか褒めるってかんじのが個人的に好きだけどね、つい買ってしまう
>>554 九郎先生みたいにあえて踏みに行く価値があることもあったんだよ
あれは集団催眠的な現象であったのかもしれないと思うと同時に、今では新作に飢えている
>>556 イラストに騙されて購入するとよく遭遇したパターンだね
今では用心深くなると同時に冒険心が薄れてしまって、縁遠くなってしまった
ヒョウロンカキドリがここまでウザいと思わなんだ
つまらない認定されたへたれ作者かうまく褒めちぎれ無かったレビュアか知らんが泣くなよw
いやまあ上手くちぎれてねーだろってツッコミはいいけど そのあとドヤ顔でごちゃごちゃ行ってる奴らは何様?って感じはする
本人乙って言って欲しいのか
そこまで含めてちぎりスレだろ。心に余裕と棚を持つんだw
>>562 がいいこと言った。
「心に棚を」、心に刻んで置こう。
「それはそれ、これはこれ!」 人生の真理だな
え? 投稿者を難癖付けて叩くためのスレだから、調子こいてDISのためのDISを気持よくやってるバカを許せって? じゃあサンドバッグになりたい奴募集スレに名前変えたら?
サンドバッグになった自分のつまらなさを恨めよ 同じ題材なのに何度もちぎられた放課後BFなんて誰一人難癖つけてないだろ
前に居た添削君みたく、細部まで文学的にどうの日本語的にどうのと騒いでるやつがいるわけでもないだろうに
そもそも
>>546 に対し、単につまらんと言うだけでなく内容に言及して批評してるとかろうじて言えるのは
>>555 だけ
それにしても「わかりにくい」と言ってるぐらい
>>556-557 あたりは最早「こういうちぎりが好きだ」と言う話をしてるだけに過ぎないように見えるが
本人だとしたらつまらないと言われて頭に血が上ってるんだろうが、正直サンドバッグにすらされていないと思う
それを起点にどういうちぎりが良いのかという話をしてただけだしなー
>>565 レビューをちぎるスレを立てれば良いかと
570 :
イラストに騙された名無しさん :2012/08/31(金) 20:19:15.52 ID:eR6Jg4vx
SUSHI-BU! 西野吾郎/よう太 これは、親が好物と悪ふざけでつけた名前のせいで常にサザエさんネタがついてまわる少年「井園(いその)カツオ(鰹)」が 昔名前を「えどまえずし」と呼ばれからかわれたことがきっかけで寿司職人を志す上級生「江戸前素子(えどまえ・もとこ)」に 彼女が立ち上げた江戸前寿司部に引きずり込まれ、学校側に承認されることを目指す物語。 本作の魅力はなんといってもヒロインである素子のキャラクターである。簡潔に表せば究極のアホの子とでも言うべきか。何せ主人公をスカウトした理由が他でもないサザエさんネタで、磯野家が福岡出身と知らず江戸っ子の象徴視していたのだ。 それをカツオにツッコまれた直後、「サザエさんの姓が磯野だと思ってる?」と聞かれ否定してるが間違いなく嘘だ。 とはいえ彼女の磯野家愛が薄れることなど無い。ショタ系の少年「井倉圭(いくら・けい)」のあだ名はイクラちゃんではなくタラちゃんだし カツオの幼なじみ「本山葵(もとやま・あおい)」はに至っては「パンツ見えそうなミニスカ」という理由で 強引にワカメちゃんにしている。(名前をもじった「ワサビちゃん」も併用するが)
571 :
イラストに騙された名無しさん :2012/08/31(金) 20:55:29.47 ID:eR6Jg4vx
それ以上に魅力的なのが、非常に楽天的で前向きなポジティブさ、考える前に行動するアクティブさである。 以下に例をあげる。 ・生物準備室を「なまものじゅんびしつ」と勘違いして部室代わりにし、ホルマリン漬けに囲まれ魚をさばく。 ・『将太の寿司』のみを教材として、独学でそれなりに形になった寿司の技術を身につける。 ・生徒会長の意を受け妨害してくる小学校の同級生に、グルメ漫画特有の「思い出の味で回心させる」を試みる。 というより、それを逆手に部員たちが「トラウマの味で叩きのめす」というのが一巻のハイライト。 さらにいえば、小学生の時に、相手のペットのザリガニ殺して寿司にして食わせる、ということを悪意無くやっている。・酸味が苦手なクラスメートに、(知らなかったとはいえ)光り物の酢締めを無理矢理食わせて 公衆の面前で嘔吐させた挙げ句、そんな彼女に(ゲゲゲのゲー、にちなんで)「キタロー」とあだ名する。 …只の考えなしでデリカシーもない馬鹿じゃねえか、とか言わないでほしい(ここまで悪印象になるとは)。 また、名前をからかわれた過去を払拭するばかりか、逆にそれを自分の生き方そのものにしてしまえるあたり コンプレックスなどとは全く無縁で、「いそのかつお」という名前をただ嫌がっているだけの主人公とは好対照である。 何せカツオとて、憧れの先輩である副部長「越戸紫」の黒さと底知れなさを目の当たりにしてなお態度を変えない程なのだ。 そんな彼をしても、名前をからかわれる、というのは相当つらいということで、それを踏まえても彼女の強さがわかる。 他人に平気で変なあだ名つけるあたり単にそういうことを深く考えてないだけだろ、とか(ry
572 :
イラストに騙された名無しさん :2012/08/31(金) 21:08:27.91 ID:eR6Jg4vx
なお前述の「なまもの」のオチは、二巻になってから明かされる。斬新なことに一巻では「なぜそこで?」という点は全く置き去りなのだ。 他にも寿司部メンバーの名前を皆寿司にちなんだものにしていながら副部長だけ特に触れなかったり、 前述の旧友が部長を勤める「地上げ部」なんてのが存在する一方寿司部は「衛生面の問題」という理由で申請却下される校風 漫画一作品だけを元ネタにしてグルメものを続けるのは厳しいだろう、と思いきや二巻であっさり形式だけになりそのまま完結。 絶妙な設定と定石外し、そして常識外れの踏ん切りの良さからくるプロットと、そうした真似のできる作者の感性もまた特徴的である。 おわり
二巻の説明の投げやりっぷりがいいぞw
やっぱり気のせいじゃないよな、投げやりっぽさ。w >…只の考えなしでデリカシーもない馬鹿じゃねえか、とか言わないでほしい(ここまで悪印象になるとは)。 自分はここが気に入った。 さんざん素直な感想並べておいて、自己弁護とは。新しいかもしれない。
まとめてみたら予想以上に酷くなったって形だろ
>>575 正直サザエさんを後回しにして1レス目で箇条書きしてたらちぎるの自体断念してたと思う。
身近に実際にいたら確実に迷惑な質悪いキャラを、あたかも微笑ましいアホの子みたいに描けている、という点においては
(悪意や自覚の有無の差を考慮しても)同期の明智少年よりも優れているのでないだろうか?
いや、本人がちぎりだと思えばここでいいんだよ。
>>2 でもちょっと書かれてるし。
別に叩くわけではないんだけど、つまらなかったライトノベルスレの方が適切だったんじゃないかなとは俺も思うな 改行や句読点みたいな読みやすい気配りも出来たら、もっと良くなるのはわかるし 俺的には絵がラノベ部で好きになったよう太だからイラスト買いと言い聞かせて、どこまで酷いかちょっと逆に買いたくなった感じ
元祖である今は亡きエロゲ褒めが1の『褒めれ』の一言だけからスタートだしw ただあんまし頑張りすぎて自然に作品を褒めすぎちゃうと ここが地雷なんだけど逆に褒めちゃってるんだぜってのが伝わらなくて 相手にその皮肉の面白さが伝わらないから損だぜってだけで
>>580 あそこはヤバかったなw
皮肉も混ぜず嘘はつかず本当の事も言わない
某コテのレビューはマジ感動した。
どう読んでも名作にしか見えないのに実際やると超が付くクソゲーとか…
被害者増やす気満々なのが笑えた
必要なのは、お前も一緒に連れていくという心意気
なんというシロッコ…
法に触れない詐欺って奴か…
というか掘り起こした地雷を別の場所に埋めるという嫌がらせする地雷処理人
多面的な視点で楽しめる幅を増やすお手伝いをしてるだけさ なにせ何をしたところで払った金や読むのに費やした時間は帰ってこないんだから人間どうにか元を取りたくなるもんだ
本家のエロゲーの方は 本人が気に入らないだけのゲームをネタという建前でクソゲー扱いする目的の奴が多発して 止めちゃったんだっけか
気に入らないってだけで内容的に全然褒められてないアンチ丸出しの叩き文を投下するやつが増えたのもあったし それに伴って褒める文の質の低下が起こって人が離れてっちゃったのもあったな
何でお前らそんなに詳しいんだよwww
ここの先達みたいなもんだからちぎり職人は研究してんじゃないの
>>587 違うよ。
エロゲスレのレビュアだの階段改修だの馬鹿やってた一人だけど
そもそも自分が糞だと思えば糞がルールだからそこはどうでもよかった
どっちかというと擁護しようがないくらい修羅の国過ぎてどうしようも無くなっちゃったの
同人感覚ででまとまらなくなって一発出し逃げメーカーとか
○○だから仕方ないで通じてしまう位最初からまっとうにやる気がないクソ常連とか
ルート削除だのパッケにあるイベント絵が存在しないだの未完成だの
ストーリーはぶっちゃけあってなくてエロ絵と声優の喘ぎを低価格で提供するだけとか
安易な参入と価格破壊レーベル参入と未完商法で核地雷級が普通になっちゃったのよ
公式HPにあったイラストが使われておらず、事前情報ではあったキャラのルートが無くなってて その後「クオリティをアップしてCG増量し要望の多かったキャラのルートを追加しました!」と言って完全版を出すのが珍しくない世界だし
エロゲも最近カツカツだわな ラノベ業界は見かけだけかもしれんがよく発展継続を維持できてるもんだ
エロゲ業界は、書籍で言うなら乱丁や落丁、印刷ミスみたいなことが平気で起こるような世界 書籍はエロゲほど安易に参入できないのが大きいと思う ラノベの場合は作者がアレで中身が地雷でも、それに携わる出版社とか印刷業者とかは一応プロだけど エロゲはそこの部分に相当する人も含めてアレなケースが珍しくない
アニメ業界が自前でストーリーを構築できなくなってるからな お陰で詰まらんラノベもアニメ化狙いで量産される
エロゲって随分前から衰退期って言われてる気がする。 本当に衰退してるのか?
>>596 「ストーリーってイラネーよね?」
「麻雀に上がり手ってイラネーよね?」
「メインヒロインとやれるルートなんてイラネーよね?」
「過去作品からテキストコピペして絵と名前だけ変えてもイーよね?」
「1.5GB公称だった触手魔法少女が実際は500MBのスカスカでもご覧の有様だよ!!」
「99.9999%共通ルートでエンディングが15クリック変わるだけでも個別ルートって言っていいよね?」
「というかゲームって発売までに完成する必要ってネーよね?」
「むしろゲームって出荷段階で売上が確定しているし次作も出さないし修正する必要ネーよね?」
衰退しない理由がない
つまんないのは100歩譲って許せるけど、明らかに未完成品を出すのは許せない 致命的なバグとかもうね。CG集以下なのにフルプライス!
たしかにラノベは1冊の中で未完成品とかはないな いきなり打ち切りとか続きが出ないとかはあるが
未完成品はない…? そもそも商業レベルに達していない様な作品が大量にあると思うが、それは未完成とは言わんの? バグ込で出荷するソフトと変わらんような…
バグとかは、本自体が不良品だとか、明らかに文章の途中で本が終わったりしてる状態のものが出てるのに近い いわば内容とか文章がどうとかの問題じゃないとこで商品になってない状態
エロゲの未完成品っていうのは巻の半ばでいきなり落丁してる物を平然と売ってるような代物だからな もちろん最後まで完成していても質の低い物も大量にあるのはどこでも一緒だろうが
エロ画像が全くない状態でエロゲといって発売して伝説になった作品があったきがするなw
>>601 はカタギの衆だからつまらないレベルで商品未満と思ってるが
エロゲの世界っていうのは表紙だけで中身白紙で売るようなメーカーが一つや二つで済まない
ネット回線の発達でギガ単位のパッチをあてるので製品はDLする権利を買うようなものだ
売った金で開発費を捻出するから発売時点じゃDLする中身を作って無い
そしてそれさえせず計画倒産で売り逃げする奴も滅茶苦茶多い
修羅の国においてつまらないだけなのは良作(良心的な作品)である
おっとアンインストールでゲームデータと一緒にハードディスクの中身を全部ぶっ飛ばしたゲームの悪口は(ry
ただのADVなのに当時最高のPCでないとカクカクするエロゲもあったな
信者はそういうのをすごいとたたえたりするんだよな プログラムが下手っぴなだけなのに
実際そのエロゲ、雑誌で散々突っ込まれてたな まともなプログラマー連れて来いと
>>607 PCエンジンのデスブリンガーなんかセーブすると他のゲームのデータ全部消すんだぞ
セーブ領域が本体側にあった家庭機の悲劇だった
スレ違いとわかっていながら書き込みたくなった、スマン
讃えたりするってよりはそんなソフトを発売してしまうエロゲ界の風潮が笑える。 買った奴は笑えないだろうが・・・
どうせプレイヤーはみんな割れだ PCゲームなんて売ってる店はほとんど潰れたしクソゲーだらけで 有名メーカーも他よりはましというレベルのウンコしか売って無い オタ界隈の流行を引っ張ってた2000年代初頭のように先を争って買う時代はとうに終わった
いつまで続くのこれ
新しいネタが出るまでじゃない?
僕らの味方の電撃文庫発売日まで後少し 耐えるんだ!
エロゲに関わる連中がこんなんだから作品もそんなんなんだろうな という認識を持った
だから少し実績作ったライターはエロゲ屋って沈む船から次々逃げ出しているわけで
619 :
イラストに騙された名無しさん :2012/09/09(日) 23:41:02.95 ID:H9WW/XRg
どんな褒めちぎり予備軍でも、 向こう一年間は放課後バトルフィールドを超える作品はでないだろう
最近禁書ないな
新約になってから、ちぎる価値もないだろ。
脱落する人は脱落しきってるし、今更新規で入る人も少ないだろう 禁書に限らず長期シリーズってそんなもんだ
俺もよく訓練された禁書サバイバーだったんだけど 新でシリーズ内で実験を堂々と始めちゃって投げたしなぁ 巻数が一定以上行くと不満あっても叩くより見限る方が多いべ
不満ありつつも惰性で買ってた本でもタイトル変わるとキリよく見限れるんだよね(伝勇と禁書 最近は破壊力ある本を新品で買わないから褒めちぎる機会がないのが困りもの
褒めちぎれるかと思ってガガガの下ネタ買ったら中の下程度に面白かったんだよな…… 地雷護身が完成してしまったのか……
詰まらないことを期待して買ってはダメだ ハードルが低くなるからちぎりに使うエネルギーが湧いてこない 面白い事を期待した作品、好きだった作家が変貌してしまった… そんな瞬間にあふれてくる、やり場のない感情こそが良きちぎりを生み出すのではあるまいか
>>625 あれってヒロインの第一声が「おちんぽ」っていう出落ちが全てで
駄作かと言われると意外に凡作位には話としてはちゃんとしてるよな
褒めちぎりを続けているとどうしても過去作と比べちゃうからね。 俺の場合はこう。 「紅 醜悪祭 下」が出たときにこれを超える褒めちぎりはでないと確信した。 ていうか、これを無理矢理であっても褒めちぎりたくなくて、褒めちぎれなかった。 その後、友人から勧められた、さくらももこの「焼きそばうえだ」を読んで、 いともたやすく行われるえげつない行為とはこの事かと知って、すべてを許せるようになった。 この二作を読んで、どんな駄作であっても作者が全力を尽くしているなら、それなりに敬意をもてるようになってしまった。 他人の褒めちぎりは面白く読めるんだけどね。
宣伝用だからなあ… 文章の裏に垣間見える悪意とか悲嘆がないからつまらん
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あの有名な『?』『!』を超えた最も短い手紙として、 その本来書かれるべき内容を否が応にも想像させてしまう かなり完成度の高い褒めちぎりレビューであると言えます 問題は内容どころか何を褒めているのかすら空想に任されるということです
635 :
イラストに騙された名無しさん :2012/10/14(日) 02:00:05.99 ID:qRVcSGRU
保守
キミとは致命的なズレがある 赤月カケヤ 本作はサイコホラー、スリラーの類型に位置付けられるだろう。 10歳以前の記憶がなく、現在もしょっちゅう記憶障害や夢現な幻覚幻聴が頻発し、 実は子供の頃に殺人事件の重要参考人だったり、父親は彼の無実を信じて引き取った刑事だったり、実は改名もしてたり、 そしてそれらの事情とはさして深い関係もなく高校浪人の経験持ちであること以外は平凡な高校生が 表向き平穏な日常生活を過ごしていた中で差出人不明の手紙を受け取ったことと、 被害者の遺族が接触してきたことがきっかけで、封じられた記憶と事件の真相に向き合うことに… 本作の特徴は、何といっても主人公の情緒不安定さである。元より記憶や精神が覚束ないところに 降ってわいたように前科だの多重人格だのの疑惑に悩まされ、周囲からの視線や些細な出来事に過剰反応したりで どんどんと虚実ないまぜになってゆき、読んでいるこっちも気が変になってくる気がしてくるほどだ。 こういう場合、大抵は読者も主人公自身とともに「やっぱりコイツ黒じゃない?」という 疑いを持って読み進めるものだか、本作ではそうしたことは全くない。それも大きな特徴といえるだろう。
637 :
イラストに騙された名無しさん :2012/10/14(日) 15:45:56.37 ID:a71Pczlo
なぜ読者視点では全く主人公を怪しまないか、それはヒロインの存在が大きい。 今すぐにガガガ文庫HPやアマゾン等で表紙を確認してもらいたい。明らかに怪しすぎる。 どう見たって彼女は何の変哲もない友人Aではないだろう。真犯人か、でなくとも(主人公が犯人だとしても) 絶対何らかの形で過去の事件に関わっているキーパーソンだと目星はつくだろう、というか実際彼女が犯人なのだが。 そのため、読者はある意味で安心して主人公の精神的追い詰められっぷりを眺めていることができる。 運悪く(都合よく)罵声を浴びせてくるDQNババアに遭遇したり、疑ってかかる先生といざこざの際 もののはずみで(ヒロインが数年前殺した)死体を偶然見つけてしまったり 被害者遺族…殺された幼なじみの少女の父親が秘めた罪悪感から鬼に見えたりと 己の精神も含めた全ての事態が彼を苛み、やがて読者目線では明白な矛盾や不自然さも 気づかなくなるほどに追い詰められてゆく様は悲惨を通り越して滑稽である。 また、こんな虚実ないまぜな話にもかかわらず、作者は「真相は藪の中」とかあえてぼかす朦朧法に逃げたりはしない。 全ての「意外な真相」が余すことなく解き明かされるので、読者にもやもやとかは何も残らない。 彼が死んだ幼なじみ(の成長した姿の想像)を基にイマジナリーフレンドを生み出してた点と 実は事件で殺されかけたもう一人の女の子もまた偶然同じ高校に通っていたが主人公には見えてなかった点を 見事に組み合わせた終盤のどんでん返しは、それらの真相にほとんど伏線がないこともあって衝撃的ですらある。 特にラストで実は心理学と精神医学のエキスパートである養護教諭が、主人公と周囲をずっと観察していたという形で ほぼ全ての出来事の背景や実像を余すところ無く教えてくれるという親切仕様が泣けてくる。 「ヒロインがなぜ殺人鬼になったか」という最大の疑問にして作品の根本的な核心も、 オカルティックな架空の心理学用語一言で簡潔に解説してくれるので、実に小気味よく読めること請け合いだ。
いや、ちぎれよ その前に、書き溜めてから投下してくれ
639 :
イラストに騙された名無しさん :2012/10/14(日) 15:59:19.14 ID:a71Pczlo
やっぱり褒めているようには見えなかったか。失敗。 スレ汚し失礼した。
乙です あまり細かく書いちゃうとあらすじ紹介に見えちゃうから、焦点部分以外はぼかしつつ スレ住民への印象操作を意識して書く …のは難しいよねー。俺はもう諦めた ちぎりたくなるのを最近読んでないのもあるが
ゼェーーット! ところでホラーとスリラーはどう違うのだろうか? マイケル入?
乙。 昔のタツノコアニメのように紹介といいながらオチまで書いてしまう温故知新の手法と言えようw 朦朧法に逃げたりはしない、見事に組み合わせた終盤のどんでん返し、とか十分ちぎってると思うよ
よくよく考えてみればネタバレしなくても構成面の問題点は伝え方ありそうだし ヒロインがみるからに怪しいのもあえて全面に押し出してるので言うだけ野暮だとも思う。 多分ひぐらしとかうみねこみたいな系統で、読みながら「謎解き」をするんじゃなくて 読了後に読み返して符合点みつけるのが正しいんだろうな、こういうのは。 (主人公以外が「幼なじみ」に反応するシーンがある、程度の伏線は一応あるとはいえ)
>>636 なんとなく筒井御大の「脱走と追跡のサンバ」を連想してしまったが
きっとぜんぜん違うんだろうなぁ
645 :
イラストに騙された名無しさん :2012/10/20(土) 18:38:03.46 ID:DoYnAuio
「キミとは致命的なズレがある」は、内容が内容だけに、好き嫌いがかなり分かれるんじゃないか? 電撃だしたら1次落ちで、晒しスレで晒したら好評で、ガガガ応募したら受賞したくらいだし。
理不尽な目に合ってどうしようもなくなった時、 助けてくれる存在がいてくれたどんなに嬉しいか。 しかし現実は残酷で、多くの場合そんなことは起こらない。 そう、あの ラノベをシリーズで買っていたら結末が気に食わなくて詐欺にあった気分になった時お世話になる 中古本を買い取ってくれる人達の様な、 救いの神 しかもお互いの利益の為の行いなので そこに傲慢さや押しつけがましさが無い そんな救い手 榊一郎の多数のシリーズの結末は、 チートな力を持つ救い手が結末に導いてくれます どんな窮地に陥る物語でも安心して読めるのです。 ああ、いてくれてよかった 中古本を買い取ってくれる人達の様な、救い手
傭兵隊長か
>>645 ジャンルとして好みに合わなかったというより、この作品の構造的なとこがちぎられてるように俺には読めるんで、
好き嫌いとか、デビューの経緯とかを語る意味がよくわからない
単にちぎられてるポイントをそのまま面白く読んだ人もいるので 賛否が真っ二つなタイプの作品>致命的なズレがある
なるほど、読者によって致命的なズレがあるんだな
>>649 サイコホラーものにありがちな理不尽さとは違う
作者の側に責任がある構成の不備とか唐突さに主眼が置かれてるちぎりだと思うんだけど、
なるほどそういうもんが好きな人が、こことかつまラノスレ以外にもいるんだな
まあでもだからと言って、好き嫌いがわかれるとか敢えて言う必要はないと思うけど
ここはまらスレと違って擁護禁止ではないんで、別に敢えて言っても問題ない それが前レスへの返事ならなおさら 敢えて言う必要はないとか文句付ける方が意味わからんよ それを敢えて言う必要あんの?
個人的にはあると思ってるという意見じゃないの 強制ではなく
ここはちぎるスレであって、個々人の考えを語るスレではないというのは理解して欲しいところ。
「褒めれ?」 「俺がつまらないと思ったものがつまらない」 「好きなもんちぎられても泣くな擁護来るな荒れるだけ」 だけが元祖のルールだったけどね
実際にはけっこう擁護も来てたと思うけど、 つまらないとされている部分はだいたい肯定されてた気がするわ
657 :
イラストに騙された名無しさん :2012/10/22(月) 17:53:52.89 ID:d6CPWqnZ
え、褒めちぎって他人に興味を持たせて地雷を踏ませるのが主目的じゃないのか?
それはそれで金を貰うプロの役割だ
659 :
1/3 :2012/10/22(月) 18:39:04.58 ID:3i/rNpbN
『勇者とお姫さまの仲を魔王が邪魔をする』 ぷちぱら文庫Creative 著:愛内なの 文庫の性格上、途中からはHシーンの連続となっています。 文章に癖はありますが、そこは非常に意欲的でサービス精神に溢れた内容です(ステマのつもりではありませんよ?) メインの姫さま、チャンスとみるや全速力で迫ってきます。「さっきから赤ちゃん袋がユウトの精液ほしがって疼いてるの〜」 最初からレベル5です(なんの)。そのぶん魔王はとても初々しくて生真面目。いや可愛いわマジで。 まあ、つまらなくはないでしょう。問題は導入部分。さわり(誤用)。 以下ちぎりは本作品の冒頭部分に関してです。 話は魔王の間に踏み入る場面で始まります。中にはシュバルツベル王国の姫アイリン(超巨乳)が囚われており、魔王もいます(名はウタナ。白磁のような肌に銀髪の♀) 乗り込んだのは元見習い鍛冶師の勇者ユウト。外見は優男です。魔王によると「なかなかいい男」 彼のもつ伝説の剣フェルフォスから発せられた不思議な光が魔王の練り上げた謎の強大な魔力だま(暗黒ぞくせい)を両断し、勝負はつきました。 みたところ姫は縛られた跡があるだけで無傷。魔王も、もともと高い肌色率がさらに増したものの後に残るような怪我はないようです。 「どうして姫をさらった」 勇者ユウトが魔王(地の文によると推定15歳。巨乳)に尋ねます。 おそらく営利略取でしょうが、勇者ユウトは単身敵の本拠に乗り込んできたためか魔王側の要求をまだ知らないらしい。姫を救いたい一心で脇目もふらずにここまできたのでしょう(涙) 半裸の魔王は答えて言います、 「勇者は魔王の間に来るまで城の中を通ってきたんだろ。どう感じた?」 どう、感じた……? 地の文にもあるとおり、質問に質問で返すのはどうかなあ。 いえ、こうして招かれざる客にも粗相がなかったか気遣いできるのが魔王人気の秘訣なのでしょう。断じて痴女だからではなく。 「思ったより抵抗が少なかった」と律儀に勇者が答え、 それを意気に感じてか、魔王は自軍の窮状を、命がけの闘いを終えたばかりの(自分を打ち負かした)相手に打ち明けます。 「我が魔王軍は現在、飢餓を迎えている。(以下略)」 「出迎えご苦労」(by飢餓)
660 :
2/3 :2012/10/22(月) 18:39:49.87 ID:3i/rNpbN
あの、乗り込んだ先が飢餓状態にあるって、支配者から打ち明けられないとわからないことか? という疑問もありましょうが、 勇者への「迎え」が充分でなかったのは飢餓のせいですしかたなかったのだ!(とハッキリ書いてないけど読解) これはこれで完璧な理由です。うん、納得。 まあ、飢餓→姫を略取、とくれば、先程も述べたとおり王様になにか要求したいことあるんでしょ? とっくに訴えてるはずですよね? 緊急事態なのだし。 さ、いいかげんどういう目論見があったのか、なにを要求していたのかを説明してもらいましょう、 ね、勇者ユウトさん? 「そうか」 …………え””? 納得している…………? 繰り返しますと、飢餓に苦しんでいたから姫さま連れ去ったんですね。姫の身体を食って飢えをしのごうなどとは考えてないはず そんなのでは飢餓は解決しないわけですし。 ですんで、可能なかぎり早い段階でシュバルツベル王国側に要求しているはずです。「どうして姫をさらった」とユウトも尋ねている すくなくとも読者たる私はそこは予定調和でもストンと話を落としてほしい。エッチ主内容の小説とはいえこれはけじめです。 だから、ねえ、どうしてさらったのか、目的を教えて………… 「姫、私からお願いがあります」 「何でしょうか」 「魔王城に物資の支援をしてもらいたいのです」 …………は? 一体いつから、さらった理由の話が終わってトントン拍子に先に進んでいた……? ご都合ってレベルじゃねえ……ガクガク だいたいですね。 この姫さま、誘拐(略取)され魔王の間にとらわれて、たったいままで人質にされて悪くすれば殺されてたんですね。 今も敵のまっただ中。というか魔王城の中枢である魔王の間ですよ。 でも、勇者の頭の中ではすでに帰還して父王さまと談合させる手はずのようです。 “エッチシーンに早く進みたいから話を急かしてるだけ”って? 死にたいんですか身も蓋もないこと言わないでください♪
661 :
3/3 :2012/10/22(月) 18:40:36.21 ID:3i/rNpbN
姫は国務大臣とか宰相とか兼任してるんすかね。紛争終結・和平、さらに人道支援まで決めてしまえそうな勢いですが まあこのへんのあれこれは封建社会ならではの、高貴な続柄でなんとかできるとかで納得……すればいいんですか? (でも、支援については「父と相談する」とあとで姫さまが言ってます) はい? “これ、作者とか編集が冒頭の展開ほっぽったまま本にしただけじゃね”って? non、non、坊や これでいいのです! 目的は超かわいい魔王と姫getであって、ややこしいことは読者はどうでもいいのですから そして(ここ重要)伝説の剣フェルフォスをたまたま引き抜いただけで勇者認定されたという勇者ユウトの、 大胆かつ洞察力あふれた会話端折りっぷり・あふれる広大無辺の大御心! もちろん飢餓にあっても肉付きの良い魔王に悩殺されたからではありませんよ? そんなんみせつけられたら、お年ごろの魔王なんかもうイチコロでほれてまうやろ…… 一目惚れの動機が、こうしてさらりとかつあますところなく文字の隙間に描かれている。わからないやつは読解力なさすぎです 姫はどうなのかって? そりゃあなた、乗り込んできてくれた + しかもイケメンだった = y(股) = m(開) ……簡単な足し算ですね 冒頭から挿絵込みで13n。姫と魔王が勇者をあれする初期設定が12nで完了しました。ハイバネ復帰のような速さです この手抜……もとい限界まで削ぎ落とされたシャープきわまる展開に起立(湿潤)が止まらないあなた、さあ 利 き 腕 じ ゃ な い ほ う で ハ イ ル ! ! ! ! ! ! 先を読んだうえでいいますと、魔王はこれでいいのですが、姫は、実はユウトが勇者になる前から「あの殿方とぐへへジュル」状態だったそうで、 ゴリ押しの末に婚・即・Hキメます。斎藤一かよ。勇者も最初から姫が好きなので許されてる感じですが、やってることは 美女の皮をかぶった野獣先輩です。OVA化しそうな逸材です。もうなんか冒頭と設定違って……伏線らしいものもあるといえばあるので気のせいでしょう。 しっかし、名前めんどくさいからなのか『魔王城』て……。
あらすじと愚痴、乙
内容は置いとくとしてもラ板で成人向けの話するのは板違いじゃね?
でも読んでみたくはなった。w
>>663 成人指定はこっちだよな
【エロ漫画・小説板】
俺の読んだ成人向けは大体ご都合主義で10ページ以内に行為開始するのが多いんで 今回のがどれだけちぎってるのかよくわかりにくかった
エロ本はシチュエーションは必要でもシリアスなストーリーは要らないでしょ
アトミック文庫とかエロは抑えてストーリー主体の作品を書いても許されるレーベルも出てきている もうネタが飽和してて新たなる方向性をエロ業界でも探ってんだろうけど まあそういうのならそっち出身の作家の一般レーベル作品を買った方が早い気もするが
アトミックが「エロは抑えてストーリー主体」??? 俺としては昔の青心社文庫くらいが、「本番描写のあるラノベ」って感じでよかったんだか。
スニーカーだって昔はレイーポばんばんやってたなw
それを言ったら初期のコバルトとか。
富士見なんて元エロ専門レーベル……
元ハルキハイク専門レーベルが、なぜエロに走ったのか……
俳句研究を出す金を稼ぐためにエロ本を売る
676 :
イラストに騙された名無しさん :2012/10/25(木) 00:51:20.43 ID:Sc1vI5ft
>>663 リストリクティッドついているならそうだけど、ついてないんだから間違いじゃないだろう
密林でも年齢確認警告でないし
年収500万のくせに150万で生きることを勧めるのが笑いどころだろうか
貯蓄の重要性を訴えているのではなかろうか
680 :
イラストに騙された名無しさん :2012/12/08(土) 05:14:44.90 ID:6X9d30lb
僕の学校の暗殺部 深見真 「高校生が銃を手に血腥い闘争に身を投じる」 作者のライトノベル作品ではよく登場する主人公グループの類型で、 大抵の場合はエログロ満載のハードでバイオレンスな作風となる。 しかし前作は、主人公が美少女スパイ達にハニートラップを仕掛けられまくる、 他と比べれば平和的で明るい異色作であり、読者を驚かせたことであろう。 作者にとってもそのギャップは大きいらしく、またそんな話を書こうとしたらスランプになり 逆に反動で書かれたのが本作である。もう血みどろでシビアな深見ワールド全開。 宿主を凶暴化させる「いるか」にとりつかれた「いるか人間」を狩る「暗殺部」を描いているが 学校の中に政府機関としての部活動が存在するとかそういうシチュエーションは 映研が部員たちの手によって戦闘集団の隠れ蓑とか、逆にPMCが運営する学校とか 過去の作品を見れば無難なチョイスかもしれないが、本当にすごい点はほかにある。 何と、表紙に描いているヒロインを、中盤であっさり戦死させてしまうのだ。 本当に何の前振りも死亡フラグもなく、盛り上がりもなく… もう、それだけで十分ではなかろうか。 ストーリー憧憬や崇拝に近い恋慕を抱いていた主人公を 絶望の淵においやる以外に特に意味はなくとも
人間無理をすると碌な事が無いということだな
ちぎってはいないような気もするが、読みたくはなった。乙。
STEINS;GATE ―シュタインズ・ゲート― 変異空間のオクテット1 著:明時士栄 富士見書房ドラゴンブック 懐古趣味のおっさん用に発売になったシュタゲ8bitのノベライズ版が昨年末に発売となった 5inch FDに模したCDケースや懐かしい音源などやり過ぎ感あふれたゲームであったが 本ノベライズ版においても数々の趣向を凝らしている 先ず、前作である比翼連理のアンダーリンとは著者が違う 同シリーズとしてカバー裏のラインナップに連なっているが著者が違う 購入時には特に気にしなかったのだが、読み始めると違和感が…。そして著者が違う シリーズなのにそんなバカな、と思ってあとがきを見ると「はじめまして」。明らかに著者が違うのだ! なんという事だ 本文口絵にも言いたいことはあるのだが、そんなことがどうでもよくなるくらいに著者が違うのだ… 〜アンダーリンまでは原作では言及されなかった点についても描かれ、中々興味深い作品となっていた だが、今作は……今作は著者が違うのだッ …残念ながら私はここまでの様だ。無念ながら投げ出さざるをえない 具体的には90P前後で投げた。物理的にだ 最後に、何の罪もない部屋の壁紙には心からの謝意を表したい
スレ違くね
こういう基地外のイチャモンは基地外隔離スレの つまらなかったライトノベルスレに書けよ
笑ったがちぎってはないねぇ。基地外基地外言うだけの変なのは気にしなくていいが
おや、基地外スレの住人が出張ですか?
ノベライズもので本によって著者が違うのなんて当然じゃないのか
得手不得手があるからな 作者ごとにどういう風に違うのかをちぎってくれると分かり易かったんだが
お前ら一応このスレ見てるんだなw 前作を褒めちぎってこれをdisる方向で書こうとしてなんか面倒になったのは謝ろう
その前にスレタイとテンプレ読んでスレの趣旨を理解したほうがいいんじゃない?
ちぎる人も殆どいなくなり評論家気取りしか居なくなった過疎スレに気を使う意味あんのか?
お前がそう言うのならそうなんだろうお前の中ではな
disりたいんならそれ専用のスレ(現行76スレ)があるんだからそっち行けって話
695 :
イラストに騙された名無しさん :2013/02/16(土) 13:56:04.22 ID:hbYP5BLQ
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。 意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。 かの文豪も嘆いたほど、生きるということは苦悩に満ちたものだ。 そんな世知辛い世の中に向けた一服の清涼剤。それが新木伸「GJ部」だ。 一つのエピソードがわずかに4ページ。そう、たったの4ページなのだ。 「境界線上のホライゾン」はじめ、省エネムードに反発するかのように 300ページを大幅に超える紙クズを乱発するラノベ界において、 なんという自然に優しい仕様だろうか。エコロジーを体現した仕様といっていい。 また、長いページを延々と読まされた揚げ句、地雷だと気づかされて時間の浪費を嘆く向きが多いなか、 たった3分で地雷判定ができてしまい、回避も余裕だ。なんという消費者に優しい仕様だろうか。 薄いページには、極限まで薄められたストーリーが収められており、 かのベストセラー「碧陽学園生徒会議事録」から4ページだけを切り取ってきたかのような、 「ヤマなし、オチなし、意味なし」の教科書ともいえる出来になっている。 わずかな時間で脳みその皺をゼロにできる。一寸の光陰軽んずべからずだ。 万が一最後まで読み切ってしまったあなたにも、アフターフォローは完璧です。 そう、壁投げとゴミ箱ダンクです。 難しいことは考えずに、力いっぱい本を投げるだけでああ、こんなにストレス解消。 最後の最後まで、あなたの心を癒やす作品となっています。 騙されたと思って買ってみてください。「GJ部」 間違いなく騙されたと思います。
せめてもうちょい褒めろ
俺はいいちぎりだと思う
ひとつも褒めていない以上、ちぎりではないな
褒めてるとは思うがエコのくだりは何とか褒めるポイント増やそうとした結果意味不明になってるな 一エピソードが四ページだろうが結局二百何十ページで一冊になってんだし
それなんて星新一?
701 :
イラストに騙された名無しさん :2013/02/17(日) 00:58:25.42 ID:XVJoRPeO
突然だが、ところで諸君らは「青春」と書いてなんと読むのだろうか。 ついでに訊きたい。 「ワナビ」と聞いたらどういう印象が頭に浮かぶのだろうか。 この度是非紹介したいこの本は、そんな「青春」真っ盛りの若人たちによるピュアストーリーである。 著者はMF文庫Jでデビューし、デビュー作の「喰-kuu-」で思春期の中高生のお腹をガッツリ空かせた内田俊先生である。ちなみに挿絵にまりお金田先生という著名人を使っており、ユーザー&作者フレンドリーなMF文庫で3巻完結、という学生の財布にも優しい内田先生の入門書だ。 諸君らは何歳だろうか? ……いや、これは無粋な質問だったな。何歳でも関係ない。 「あたしのロックンロール魂が叫んでいる!」 そう言えば、たとえ借金から逃れようとするカップルを追う借金取りを、自分の魂(ソウル)の片割れのギターで殴りつけようとも周囲が許してくれる。 もし目の前に1000万円があればどうするだろうか? もちろん、私欲・本能のままに奪い去っても構わない。それも人間の業の致すところだと思えば愛嬌もあるものだ。 しかし……そこから「俺の原稿、将来1000万円の価値があるから代わりにしてくれ!」とワナビな高校生が言ってきたらどうするだろうか。 お金に困っている諸君らが結果、もちろんその高校生を殴ってやってくれても構わない。むしろ高校生も本望だと思うところだろう。むしろ、暴力沙汰にならない方がおかしいだろう。 だが「譲歩」という大人の手段も忘れてはならない。 その結果が「手付としてまず10万円」だ。少し頭のねじの緩い高校生に対して実に大人で紳士で真摯な対応だと言えるだろう。 4人の高校生が一ヶ月も頑張ってバイトをすれば貯まるだろう。なにせ、彼らは悪を許せず、友情のためには義理堅いピュア高校生なのだ。
しかしそこに捻った回答を出してくるのが「青春」というものだ。 彼らはワナビがシナリオを作り、アマチュアロックンローラーが曲を奏で、アマチュア歌姫が唄うという「MAD動画で50万再生突破しました!」という手段で自分たちの才能を見せつけてくる。 いやあ、実に若々しい「青春」だ。 そこに至るまでの工程など、まるで最初から揃っていた舞台装置のようなもので、捻った回答は我々のような俗世に染まりきった人間には眩しくてとても見ていられない。けして直視出来ることはないだろう。 え? 「MAD動画再生回数など何の価値もないだろう」って? そう思ったのなら、君の脳内は正確に動作している。 だが、そんな脳内を「損得よりも自分の若かりしころの思い出スパイス」で借金取りの頭を味の素の如く染めてくるのが――この内田先生が前作の「喰-kuu-」で学んだのであろう人工調味料で作った「青春」なのだ。 アマチュアロックンローラーやアマチュア歌姫は、一歩間違えば自分が「アマチュア泡姫」とならなければいけなかったところをそんな「青春スパイス」によって救われたのだ。 さて、最初の質問への回答だ。 「青春」と書いて「あおはるっ!」と読まなければならない。少なくとも私はそうしている。 次の質問への返答は「けしてそのような輩の原稿が借金の担保にはならない」という現実だ。 しかし、「さーて、こんなにちょろいんならいっちょワナビでも目指してくっか!」……そのような軽い幻想に浸れたければこの本を買って読むといい。 読破して10分後、君がおもむろに開いたWordの画面を殴りつけたくなればこの「あおはるっ!」も本望というところだろう。
作品のタイトルがちょっとわかりにくかったけど、面白いちぎりだった。おつかれ!
作品を知ってるとより楽しめるちぎりだな
ちぎり乙!そのものズバリな「あおはる!」ってタイトルなのよね。 ご都合主義(実のところは先送りだが)の上肝心な過程をあっさりすっ飛ばしてしまうのがすごい。 デビュー作の方は「人気漫画家をイラストにあてがっても打ち切り」とぶった切ってるような
話を聞く限りさくら荘をさらにショボくしたような内容だな
>>705 >ご都合主義(実のところは先送りだが)の上肝心な過程をあっさりすっ飛ばしてしまうのがすごい。
いきなり乾杯してたから何が起こったのかと思ったわ
みなさん、乙ありがとうございます 初ちぎりなので緊張しました 読み返してみるとやはり瑕疵が多く見受けられてお恥ずかしい限りです//// 最後の部分で >さて、最初の質問への回答だ。 >「青春」と書いて「あおはるっ!」と読まなければならない。少なくとも私はそうしている。 の次に、 「さあ、それを踏まえて時間があれば最初からこの文章を読み返してもらいたい。もどかしい春の芽のようなぞわぞわする何かが待ち受けていることだろう」 と入れるの忘れていました(てへぺろ お時間がありましたら、どうぞ
乙 またの投稿を期待してるよ そして同じ読者としてはそんな機会が無いことを祈ってる
「アマチュア歌姫」→「アマチュア泡姫」吹いたw ところでまとめサイト機能してないの?
このスレのスピードがもう相当落ちてるからな…
私はライトノベルを買った経験があまりない なぜかと言えばそれは、コレクターと呼べるほどの蔵書を持つ友人がいるからである そのコレクションは、時勢流行はもちろんのこと、古書からマイナー作品までかなりの数を揃えている 度々シリーズを丸ごと借り受けては一気に読み進め、余暇を過ごさせてもらっている おかげで私は、コレクションの枠から漏れたものくらいしか所持していなかった ただ、彼が唯一「貸す」ではなく「あげる」と言い、私の所有物となった作品がある 一体何を思って私に譲り渡したのか、その真意はまだその時は定かでなかった 長らく積んでいたらしいが、最近になって読破したということだけはわかっている 一冊として処分することなく蒐集を続ける彼にしては珍しいことだったが 借りのある身としてはあまり深く考えないようにしていた だが読み進めるうちに、次第に彼と感覚を共有しているかのような錯覚を覚えていった それはつい三日前のこと 前置きが長くなってしまったが、タイトルを「竜王女は天に舞う」と言った 本書の特筆すべき点は、時勢に逆らったということである もちろん褒め言葉として受け取って欲しい テンプレを嫌い新鮮味を求めるあまり、奇をてらった色物が珍しくない昨今 真新しさとは真逆に位置するようなものを見事に仕上げてきた 簡潔に要点を述べるならば、様々な面において他作を彷彿とさせる作りなのである そこだけ聞けばパロディと思ってしまいがちだが、これは王道ファンタジーと呼んでいい 竜が天空を駆け、魔法が飛び交う空想世界 古き良きライトノベルを思い出すような、心躍る世界が舞台となっている
ストーリーについてはネタバレになることを考慮し、触れないでおこう ここで述べさせて頂くのは、主に設定に関する諸々の感想である まず戦闘に関わる設定だが、これがとにかく親切設計と言っていい 武器、魔法、詠唱、どれに至っても何かを連想してしまうのである 世間的に浸透している魔法の知識とはまた別の話で、どこかで見た特殊能力そっくりなのである 例えばファイアーボールだの、そういう汎用性のある魔法学体系はむしろ滅多に出てこない どちらかと言えば、細かく属性の分けられた超能力、異能という方が認識としては近いだろう つまり最近のバトル漫画やライトノベルに慣れた読者でも、受け入れやすくとっつきやすい仕様 ジャンプ読者やオーフェンの熱烈なファンなどは、そのあまりの類似性に歓喜の声を上げることだろう あまり知識が明るいとは言えない私ですら、ほぼ全ての元ネタがはっきりと思い浮かんだほどである あとおそらく作者はFateシリーズのファンであろうとも推測できる 大筋は違えど基本的な設定部分で参考にしただろうと思われる箇所が散見され 多くのファンを抱えるシリーズからも読者を獲得しようという意欲が見え隠れしている そこについては推測の域を出ないが、こうも多くの類似性を見せる本書の性質を考えると あながち間違いとも言い切れないものがある 非常にコアなファン層の獲得に定評があるMF文庫としては、その幅広さは異色と言えよう つまりは新たな読者層の開拓。そのためにMF文庫が満を持して送り出した意欲作が「竜王女は天に舞う」だ 例えるならこれは、お子様ランチである 一流の店から料理を少しずつ持ち寄り、そうして完成した至高の一皿 あれ?この味どっかで食べたことなくね、というデジャブを何度となく楽しめることだろう 私はそれを半分まで食したところで、ようやく友の思惑を察していた そう、あれは本書の素晴らしさに心打たれた彼の、初めての布教活動だったのだと 私は今感じている感謝を言葉にするために、鞄を片手に彼の家に向かった その中には、一冊のライトノベルが入っていた
上手いな、乙w
これは良いちぎりw
いいちぎりだった、乙
くそ、余裕で回避してたのに読みたくなってしまった いいちぎりはポチらされるから困る
ちぎれていたようで一安心 ご拝読頂きありがたく、そしてちょっと照れくさい さて、次は何を読もうか できればちぎる気が起きないことを祈って
>>719 そんなスパイスを求めている君にはGAの「双子と幼なじみの四人殺し」オススメだよ!
これは素晴らしいちぎり 乙
日本の国際状況を端的に語る秀逸なコピペがある ロシア「あいつ、食い物以外じゃ怒らねーんじゃねーの?」 米韓中北 「あ!」 というアレである。 かように日本人の食にかける情熱というのは凄まじい。 エンタメ業界においても例外ではなく料理・グルメはすでに一つのジャンルとして確立されている。 クッキングパパ、鉄鍋のジャン、中華一番、将太の寿司、バンビ〜ノと国際色豊かな料理人サイドの漫画、 喰いしん坊、てんむす、孤独のグルメなどちょっと食い意地のはった側の漫画、 食文化を考える美味しんぼなど枚挙に暇がない。 一方で料理・グルメジャンルの不毛地帯とされていたラノベだが、風向きが変わりつつある。 ベン・ハーをパク……オマージュした『ベン・トー』、咲-Saki-をパク……インスパイヤした『喰 -kuu-』 両者とも食い意地のはった側のラノベである。 では、料理人サイドのラノベは? 前置きが長くなってしまったがそれこそこのラノ文庫の『ドラゴンチーズ・グラタン』である。 ……すでにチーズの香ばしい香りが脳裏をよぎる素晴らしいタイトルだ。 シンプルでフランス料理のように美しい。最近の長ったらしいだけのタイトルは見習ってほしい。 ネタバレになるため詳しくは触れないが、料理人見習いの若者が 特殊な病気の少女を元気付けるため、食材を探しに行きトラブルに巻き込まれると言ったもの。 もちろんタイトルにあるドラゴンを巡るアレコレだ。
言うなれば、ファンタジーの王道ドラゴンにエルフ耳のヒロインを添えて医食同源で味付けした作品である。 また、公式のあらすじの時点で大多数の方はお気づきだろうが、流行の俺TUEEEも配合してある。 スキのない構成は大賞から漏れても拾われただけの事はある。 肝心の料理描写はバジル・トマト・アンチョビなど耳慣れた食材にマンドラゴラと言ったファンタジーを 絶妙に配合しており、すんなりと世界に入っていけるだろう。 同じ味が続くと美味しい料理でも飽きてしまうものだが、そこについても抜かりない。 恋は戦争、料理は闘い、料理は食材をハントするところからだとトリコも言っている気がしないような気もする。 一般的な魔法・魔力と言った言葉をあえて独創した単語を用いバトルを表現することで、 読者を飽きさせず作品の雰囲気を他では見ないユニークさを出している。 簡単に言えば“ビタミンC”を“2-オキソ-L-スレオ-ヘキソノ-1,4-ラクトン-2,3-エネジオール”、 “砂糖”を“C6H12O6”、“重層”を“Sodium hydrogen carbonate”と書いた方がカッコイイという理屈だ。 まぁ騙されたと思って一読していただきたい。 道中はもちろん、ラストで完成する『ドラゴンチーズ・グラタン』の 卓越した料理描写に腹の虫が黙ってはいないだろう。 きっと手元の本を売り払い、マックのポテトを食いに行く気になるはずだ。
そっかマックのポテトか。w しばらく行ってないな〜。本屋より先にこっちに行ってみるべか。
>腹の虫が黙ってはいないだろう。 なぜかこの一節から不穏な空気が…
乙 ちょっと気になっていたが、医食同源ときたか なおドラゴンをハントして料理するラノベはHJ文庫で既に4巻を重ねている模様であり ポテトとご一緒にいかがでしょうか
乙。マックポテト買える売値になるのかな?w ビタミンCは酸化型還元型があるし、C6H12O6は色々ある上にブドウ糖であって砂糖じゃないw
DHMOってあったの思い出したw
まとめサイト機能しないかな〜 これだけ出そろった一品がログに流れるとか悲しすぎる 特に昨年の台風の目である放課後バトルフィールド関連のちぎりは秀逸だった
wikiなんだから自分で編集しろよ
とりあえずこのスレの分は
>>401 の信奈までやっといたから
あのちぎりのせいでカヲラという文字列を見かける度 「キャオラッ!」を思い出して噴出す
>>713 乙w
しかも打ち切りですげえ中途半端なところで終わったんだよなアレ
>>734 なんというか「つまらない小説」という感じでもないんだよなアレ。拙いとは思うけど。
ただ、中村九郎がこのスレでアリならアレもありではあろうけど。
天剣王器―Dual lord, reversion(電撃文庫) この作品は、あの有名なシュタインズゲートのノベライズを担当した、 作者の記念すべきデビュー作である。 私は愚かにもこの作者もシュタインズゲートも知らなかったのだが、 可愛らしい絵に惹かれて購入した。 開始数十ページで主人公を鼻血が出るほどの頭突きをくらわすヒロイン (自分のシャツで鼻血をぬぐい、なんかすごい力で治すアフターケア付き)にも震えあがったが、 私が一番震えたのは、 何が起こっているのか全くわからないということである。
なーんだ、状況がわからないほどの悪文なら、 ラノベ作家に結構いるじゃんと思ったあなた、ちょっと待って欲しい。 私だってかの有名な川上稔や中村九郎の作品をいくつか読了しており、 このスレ的な意味でなくとも気に入った作品だってあるくらいは悪文読解スキルはある。 この作品の注目すべき点は、「文章自体は普通なのに、何が起こっているのか全くわからない」ということである。 私は決して人に誇れるほど頭は良くない。 しかし読み書きくらいは普通に出来ると認識していたのだが、 もしかして私は自分で思っているよりも大馬鹿者だったのだろうかとめまいを覚えた。
頭を押さえつつ、普段は最後にとっておく後書きに目を通すと、 『選評に「話(ことば)の中身(いみ)はよくわからんが」とどこかで聞いたような枕詞がついています』 と、この作品に対する現状が記されていた。 私は「よかった、選評をした方にも難解なのだ」とほっと一息をつき、 後になんかすごい作品のノベライズを書くことになる素晴らしい作者をデビューさせた 先見の明のある電撃文庫に惜しみない讃辞と拍手を送りつつ、 カバーの微妙にむかつく作者の自画像に微笑みながら、 本作を読み終わった本を適当に詰めておく段ボール箱の中に向かって叩きつけたのだった。
乙 10年後に書いたシュタゲ小説の方はちゃんと理解できる内容だから安心していいw
乙ー あんまりちぎれていない気もするが…
乙 確かにあんま褒めてるようには見えんな だが言わんとしたことはわかる
乙 >私は「よかった、選評をした方にも難解なのだ」とほっと一息をつき 難解な文学作品という事ですね 分かります
ちぎり乙
「文章が下手で何が起こってるのかわからない」というのはよくあるが、
「文章自体は普通なのに、何が起こっているのか全くわからない」
というのはなかなか珍しいな
>>740 も乙乙
対応
>>746 端的すぎて一瞬わからなかったが
全反映お疲れ様
覚えてないけど君が好き。(一迅社文庫J) 作者:比嘉智康 私はここ数カ月ライトノベルに触れておらず、 6年間楽しんだこの趣味もそろそろ卒業するときがきたのかと思うようになっていた。 しかし、別件で専門書を買いに書店に赴いた際、 最近はスルーしていたライトノベルコーナーに何気なく足を運ぶと、この文庫が目に入ってきた。 文庫は棚に入った状態で表紙のイラストは見えない。 それなのに自分の興味を一瞬で惹いた原因はタイトルでもレーベルでもなく その作者名にあった。 私は作者比嘉智康に絶対の信頼を抱いていることから この本をレジに持っていくのに躊躇いなどなかった。 そもそも当作者を贔屓するきっかけとなったのは、デビュー作でもあった ギャルゴ!!!!!−地方都市伝説大全−がツボにハマリ、完結まで大いに楽しませてもらったからである。 ギャルゴの主人公は晴男という、人外に異常にモテるという体質を持った中学生だ。 そのためかギャルゲー等も容易に攻略することができ、 友人からはギャルゲーゴッド略してギャルゴと呼ばれている。 こういった設定も面白いものだが、 この作品を素晴らしいものにしているのは何といっても主人公の漢気だろう。 物語の大筋は地方都市に巻き起こる都市伝説に対し、 主人公晴男がモノホシを武器に立ち向かうなんとも小規模なヒーロー劇であるが、 この物語の過程で晴男の漢気が遺憾なく発揮されていく。 特に終盤での戦いでは絶望的な状況にも関わらず 希望を捨てないそのブレない姿勢に感動すら覚えたものである。 最初は根暗なオタクと蔑まれた晴男が、最終的にあの地位を手に入れるのも必然と言えるだろう。 ギャルゴは作風から一見緩くて退屈な話に見えるかもしれないが その実スリリングな展開も孕んでいて背筋が凍るような思いができるはずだ。 このギャルゴの魅力は読まずしては語れない。 6巻完結で手も出しやすいかと思うので、是非みんなに読んで欲しいおすすめの一作である。
なるほど
そう来たかw 比嘉新刊マダー?
確かに無理があるw
というか一迅社文庫だから表紙イラストが背表紙にもあしらわれているんだけどな
>>750 でら同意するwww
ギャルゴと道草は神作なのに、その後は…
ギャルゴ普通に面白そうじゃん
ああ、ギャルゴじゃなかったのかw
微妙に紛らわしいな つまらない小説を褒めちぎるスレだから ギャルゴのちぎりかつタイトル作を普通にディスってることになる
ギャルゴも詰まらないのかと思ってたわ
開いて一発目のがリストにないから 全くやってないだろうね そっちもだらだらやってくかー
とりあえず前スレ100までと
>>750 前も言ったけど誰でも編集できるから他の人もやってくれ
そのためにどこまで載せたかを書いてるんで
450
>>762 乙カレーション!
自分もwiki編集したいけど、下手にいじって変なことになるのが怖い……
>>762 乙乙
ちょっと不安だけど、今度からやってみる
766 :
イラストに騙された名無しさん :2013/05/02(木) 20:37:04.78 ID:UIVrVSY5
うまいな
AMAZONでIS 8巻にいち早く星5つをつけたレビューの内容が 無理矢理褒めちぎってる様にしか読めない事について。
IS8巻をちぎってくれる人はいないのだろうか 俺には才能がなくて無理だ
ハイDは天使と悪魔題材にするならせめて悪魔学や魔女学、現代オカルトの本位目ェ通しておいてくれよマジで。 ゲームで齧った程度の上っ面とフィーリングで書いてるのがまる分かりでひでえ
天使や悪魔に魔法・錬金術 このへんの語句は元ネタに忠実な作品の方が少ないと思うが
現代オカルトの本なんかラノベ作家の脳内と変わんねーよってのはさておき ファンタジーに一家言ある読者多いから踏まえないといろいろ言われる要素ではあるな
考えてみれば、ファンタジーに一家言ってのも凄いよな。
>>768 あれは見えている地雷だからな
ちぎるためにわざわざ買うって人もそう多くはないだろう
それじゃ本末転倒だし
期待してつまらなかったからこそちぎりたくなるってもんだ
IS8巻今読んでるところだ。気が向いたらちぎってみる。
>>774 頼んだ。心が折れないよう、気をつけろよ!w
>>774 はもう読み終えているのだろうか、それともちぎりの推敲中だろうか
屍になっていないことを祈る
8巻まで読むような人が、何を楽しみに買うのか理解不能ではある。
778 :
1/2 :2013/05/21(火) 03:16:23.33 ID:DiUpuS0F
近頃流行している、数々のWeb小説発の作品。 その中でも特に有名な作品の一つがこの「まおゆう魔王勇者」である。 本作は、勇者がはるばる魔王城まで辿り付きいざ勝負という所から始まるのだが、 その際に魔王が取った行動は勧誘であった。 何でもこの魔王、魔族と人族の争いをやめさせたい意図があるらしいのだ。 また、有名なRPG作品であるドラゴンクエストのパロディ要素を含むこの作品は、 ドラゴンクエスト3にあった、さまざまなイベントを 「人間の自業自得」「魔族側に原因はない」 と改変する事により、人族と魔族の和解の余地を残すという斬新な手段を用いているのだ。 口さがない者は「イベントを都合がいいように改悪した」というかもしれないがさておこう。 また、お約束である「世界の半分をお前にやろう」というセリフに対しても、 商道徳や法的観点といった、新しい視点から苦言を申すことで、これまでとは違う雰囲気を醸し出す事に成功している。 そして魔族と人族の争いをやめさせるために、勇者と魔王は様々な改革を行っていくのだが 全てを書ききるような無粋な真似は控えようと思う。 印象深い1つを挙げるとするならば「人とは何か」を問いかけると言う場面がある。 この作品では「自分で考えて動く者であり、そうでない物は虫のようなものである」といった感じに結論付けており、 序盤の山場である、異端審問官に捕まったキャラが演説を行う場面にもそれは見られた。 だがしかし、自分で考え、判断し、行動する事のいかに難しい事か。 何せ、それらの演説を聞いた民たちは、衝動に身を任せて異端審問官に向けて石を投擲し始めるのだから。 思想、教育といった物は、そう簡単には広まらないという事を見事に示したエピソードであると言えるだろう。 なお、魔王と勇者はそれらの思想の芽や教育といった物を拡散させるような事をあえてしないことを選んだ。 そう、魔王や勇者といった特別な者に頼らずとも、そういった芽は育つと信じて……。 口さがない者は「支配階級にとって都合が悪い思想とか教育なんて弾圧されて終わりだろう」というかもしれないが、 この作品には希望があふれているので問題はない。
779 :
2/2 :2013/05/21(火) 03:18:06.26 ID:DiUpuS0F
また、魔王と勇者の行動は、基本的には上手くいくが、時折失敗をやらかしてしまう事もある。 マスケット銃の製法が漏れ出した結果、これまでにない規模の死者が出た事もあったりする。 さておきクライマックスになると、これまで非常に巧みに身をひそめ、なかなか存在を掴ませなかった世界のシステムと討論する事になる。 詳細を語ってしまうのは躊躇われる為、起こった出来事だけを語ると 最終的に魔王と勇者(とあと一人)は、これまでに出会ったり語ったりした人達に未来を託して新天地へと旅立ってしまう。 口さがない者は「散々ひっかきまわした揚句、無責任にどっか行ってしまうのかよ」等と言うかもしれないが 魔王と勇者が残していった大切なものがあるのでご安心ください。 すなわち「マスケット銃や火薬の知識」といった、敵から身を守る技術。 「新しい農法や痩せた土地でも育つ作物」といった、子孫繁栄につながる技術。 そして、これから魔王や勇者の薫陶を受けた人々が頑張って広めていくであろう「人権や、教育の改革」 といった物がある。 戦の火種もすこしばかり残っているが、魔王や勇者も万能ではないので許してやって欲しい。 口さがない者は「戦争の火種が残っているうえに火力面や食事面では改革されてるの反面、教育面があまり改革されてないのってやばくね?」というかもしれないが、 魔王や勇者の薫陶を受けた人々の内の一人が将来大学を設立するとの事であり、 裕福層や、これから裕福になっていくであろう民達も、 いつか(すこしだけある)大学でこれらの思想を知っていくだろうから大丈夫だと信じたい。 魔王が常々語っていた「丘の向こう」には一体何があるのか、 それを見たい方は是非「まおゆう魔王勇者」を読んでみるといいでしょう。
乙 まおゆうは軍事板で散々突っ込まれてたな 騎兵相手に塹壕掘ったら却って蹂躙されやすくなるとか色々と
>>769 今月号のドラゴンマガジンの「僕らの読書遍歴」てコーナーを読む限り
今まで漫画とラノベしか読んでなさそうだね、その人
>>779 乙
なんだろうw
本当に誉めてるだけになってるよーなw
橙乃ままれとは何の関係もないけどraopuとかいうコテならまだ卓ゲでたまに見かける
卓ゲ板のコテなんてダガーくらいしか思い浮かばんわ
ハッタリは今や糞アニメ救済家として知られて なんだかTwitterでTRPGのことをよく話すTRPGが趣味の本業小説家として知られているのに 割りとマジでコテだったことどころかゲームデザイナーだってことを知らない人がいるから困る
>>783 俺も何か普通に褒めてるようにしか読めんかったわw読解力ないなw
>これまで非常に巧みに身をひそめ、なかなか存在を掴ませなかった世界のシステム ここ素晴らしいです 参考にしたい まあ俺はまおゆうはラスト以外はもう許してるんだけども
「口さがない」以下の部分で揶揄してると思えばおk 同じフレーズを繰り返し過ぎだけどちぎり乙
つか普通にファンのいる作品は、褒めちぎった所で、アマゾンいけばたくさん見れるんだよな。
最近は都合の悪いアマゾンレヴュー消されないの? もしドラん時とかあったじゃん
「装甲少女はお好きですか?そうです!フォルムとか最高です!」 皆さんは装甲少女と聞いて何を想像されるだろうか。 ISだろうか。それとも明貴美加以来のMS少女だろうか。 しかし、「タッチでポンで全裸にオン」と言うキャッチフレーズの通り、 この小説ではヒロイン《スピカ》の装甲は省略されっぱなしである。 それは全裸少女で、装甲少女ではない。 では、タイトルで読者に好きか問うている装甲少女とはいったい何なのか? 実は、少女とは、主人公《もこり山タツル》のちん○んの事なのだ。 大事な所なのでもう一度言う。少女とは主人公のちん○んの事だ。 主人公のちん○んが大きくなり、重さ200kg(装甲付き)にパワーアップ。 クラスメートの女子19名に神輿として担がれ、上に妹を乗せて町を練り歩く。 バトルシーンでもょぅι゛ょに白濁液攻撃をぶちかます。 挿絵もそんな頼もしい相棒の挿絵が続き、装甲しているから消しも入らない。 ちん○んだけに挿絵、ってやかましいわ。 そう、小説の主役であるちん○んを、愛情を込めて装甲少女と呼んでいるのだ。 いまだかつて、ちん○んを少女呼ばわりして愛でたライトノベルがあっただろうか? これは、少女の新しい解釈を生み出したライトノベルだ。 ちなみに著者紹介と後書きには6月までにウィキに記事を作って欲しいとアピールがある。 言うまでもない事だが、『ウィキって言うな』の名言で知られるWikipediaの事ではない。 できれば願いを叶えて差し上げたいものだ。
あー乙 そうか…アレ読んだのか…
ほんとなのか? と思って amazon レビュー見に行っちまった。ほんとだったのか。。 こうなるともう、あっちの最高評価のレビューがちぎりにしか見えないな。w
まさかそんなのありえないだろうと確かめに行ってしまう魔力があるな 手を出す気は微塵も起きないが
クロックワーク・プラネット 久々に良いラノベでした。 歯車のみであらゆる自然現象が再現される地球が舞台という壮大な設定上 一体どれほど練り込まれた背景描写と複雑な機構の説明がなされるのか、 それだけで一冊終わるのではないか等と不安半分期待半分で読みすすめていたのですが 読後にはそんなものは吹き飛び、まるで精神と時の部屋の景色を眺めていたかのような清涼感さえ覚えていました。 世界観の根幹のみ表現して後は読者の想像力にまかせるスタイルは作者の怠慢、表現力不足、 「僕が考えたヒロインとのラブコメ」を書きたいだけで設定はおまけの糞等と揶揄されることもあります。 しかし、あえて細部を描かないことでSFにありがちな設定の破綻、いわゆるツッコミどころができるのを避けることができるのです。 また、作り込まれた設定というのは時に難解で、読者のストレスにもなりかねません。 それらの点から見ると、本作はとても配慮が行き届いています。 自分が寛容になることも楽しむ上で重要な心構えでしょう。 星を覆う歯車の設計書を完全に理解できる人がたとえ一人しかいなくとも地球規模の工事ぐらい楽勝です。 些細なことではありませんか。 とはいえ、舞台の基本は現代の町並みや生活環境と大差ないようなので、一体どこに歯車の超絶技巧が用いられてくるか嫌でも期待してしまうもの。 通常は設定の要となるシンボルを置くだけでなく、普段の何気ない暮らしの中に潜り込ませてSFらしさを際立たせるところですが、前述のとおり読者に余計なストレスを与えかねません。 そこで、うまく関心をそらしてくれるのが本作に登場する魅力的なキャラクター達です。 まるで使い古した萌えアニメかのように錯覚させる特に捻りの無いやり取りは 世界観が未だ掴めぬ不安な心に安心感をもたらすと同時に、この世の不条理をこれでもかと忘れさせてくれます。 SFのようで古典という全く新しい表現の可能性を感じることもできるでしょう。 あまり詳細に触れませんでしたが、作品中には笑いどころも多々あります。 例えば、完璧と自負するヒロインが主人公の語彙の少なさをからかうためにこれまた乏しい語彙で罵倒する様はとても冗句が効いていて頬が緩みます。 この暑い季節、SFは敷居が高いというあなたにもお勧めの汗拭きとなるでしょう。
どうやっても褒め用がない、完全な地雷を褒めるから価値があるのに、 普通にファンがいる作品褒められてもな……。アマゾンのレビューで事足りるわ。
ファンがいたらちぎっちゃいけないなんてルールねえよ ただ設定の掘り下げがないってところしか突っ込まないのは弱いかな 舞台だけ用意して、物語の焦点はそこ以外に置く作品なんていくらでもあるし どうせちぎるなら後半適当に流した部分も広げた方がいいんじゃないの
>>802 おお、この程度で追い出されるとは。最近の批判者は豆腐メンタルなのですね……大変失礼。
ただでさえ過疎スレなのだから、作品選びがヌルい選評者と言えど大切に扱わねばいけません、ということですね。
>>803 スレのルールは守りましょう、ってだけの話だよ
>>803 気分を害したのならすまないが普通につまらなかったんだ
それはもう、つまらなかった・・・
803 は、その豆腐メンタルを人のせいにして自己満足するしかなかったんだよ。 気にするな。
ただの批評家様だろこいつ
俺今の重箱つつくように何でも説明されるの嫌いだから普通に褒めてるようにしか読めなくて困ったわw
褒めちぎりだから間違っていないだろう 普通に文句言って貶してるだけなら問題だが
>>811 いや、説明をしないで読者に丸投げってとことかこのスレの趣旨から見るとちゃんと貶してる
最初あまり考えないで読んでたもんだから普通に褒めてるようにしか見えなかっただけ
>>799 まとめwikiにまとめてあげようと言っている訳か
マジレスするなら主人公がメカ少女萌えってだけしか意味のないタイトルなんだけど
作中ビジュアル面で一番個性的&目立っているのは確かにち○ちんだったからな…
のげらもだんだんつまらなくなってるし、底の浅い作者なんだろうな
結局作者じゃなく絵師なんじゃね
>>796 気になって尼見に行ったら容赦なくぶん殴るレビュアーだらけで吹いた
Steins;Gate 変異空間のオクテット A 富士見ドラゴンブックス 著:明時士栄 Steins;Gate 変異空間のオクテットは通称8bitと呼ばれるPCゲームのノベライズです。 私は8bit自体をプレイしていないので、この小説がゲームに忠実なノベライズなのか、はたまたオリジナル要素満載の 小説であるのかは判断できません。 また1巻についての記憶も「挿絵のフェイリスが巨乳だった」という驚きの記憶以外はまるで霞がかかった様に不鮮明です。 しかしながら、1つだけ断言できることがあります。 この小説はシュタインズ・ゲート本編での屈指の名シーンであるところの「鈴羽からの手紙(*)」、そこに込められた 抑えきれぬ感情のゆらぎを読者に追体験させてくれる素晴らしいモノであるということです。 是非とも貴方も書店で手に取り(立ち読みなどせずに!)購入して一読していただきたい。 あの手紙に込められた鈴羽の思いの一端を垣間見ることが出来るでしょう…… =============================================================================== 「失敗した、失敗した、失敗した、ちっぱいした… (中略) こんな680円に何の価値もなかった――――」 という後悔と無力感に包まれ、涙なしには読めません
内容というより読者自身の嘆き…だと?
820 :
イラストに騙された名無しさん :2013/07/11(木) NY:AN:NY.AN ID:pHZ+K9+o
著者はシュタゲの世界観を極力壊さないように「何処かで見たようなセリフ・行動」を頻繁に用いている。
無論、これは手抜きとかカタチをなぞっただけの愛の無い2次創作だとか、そういうことではない。
原作に対するリスペクトであり、若しかして存在するかもしれない「この作品でシュタゲに始めて出会った読者」
に対する心遣いである。
「展開に困ったら毎回のようにオカリンが携帯片手に厨二妄想一人会話かよ」とかそんな非難は極めて的外れ
であり、著者に対する侮辱であると断言しよう。
――みたいなのも書いたのだけど、それでは表現しきれない何かがあったので
>>818 になった…
まああんたの色んな意味で重い想いは伝わったよ
822 :
1/4 :2013/08/04(日) NY:AN:NY.AN ID:Gra1lTNZ
久しぶりにライトノベル、買ったんですよ。 最近は歳を感じるようになって、10年ほど昔の、ライトノベルを一生懸命あさっていた時代を思い出したくなったんだと思うんです。 アニメになっているし、絵もカワイイ。そういうわけで、正式タイトルは忘れたけれど、俺修羅とかいう略称の作品を、仕事帰りにひょいと手にとってみたのは昨日のことでした。 冒頭から驚きましたね。ヒロインと幼馴染が、これ以上のものはない、というくらい、テンプレート。 正直、僕は期待しました。ここまでテンプレートなキャラクターをヒロインに据えて売れている。 ということは、ストーリーが非常に面白いということではなかろうか、と。
823 :
2/4 :2013/08/04(日) NY:AN:NY.AN ID:Gra1lTNZ
そうときめいて、ページをめくっていったのでした。 だいたいのキャラ説明が終わって、いわゆるギャグパートへ突入。説明調だった語りが、ギャグの匂いに移るのが嫌でも伝わってきました。 ばさっ。 ギ、ギャグが本当に面白くない。ありきたりなキャラクターが、これまたテンプレートな立ち回りでドタバタコメディーをする。 普段目立たない学生が無理に頑張って笑いを取りにいって、凍った雰囲気のなかのよう。 正直に告白しましょう。あまりの恥ずかしさに、ここで一回、本を床に放りなげました。
824 :
3~4/4 :2013/08/04(日) NY:AN:NY.AN ID:Gra1lTNZ
深呼吸をした後、気を取り直して床から拾い上げてまじまじと表紙を見つめ直し、考えました。 表紙に描かれた、キュートなヒロイン。 ライトノベルは、おおよそ絵と内容が比例する、つまり、イラストがこんなに良いなら、内容も当たり前に良いはず。 ギャグとキャラクターがテンプレートだったりダメでも、ストーリーは良いのだろう。 確信めいた期待を持って、読み進めることにしました。 …お便りはここで終わってますね。いや、ここで終わっちゃダメでしょ!笑 どんなオチか、ワクワクして読んでたのに酷くないっすか?! ホント、こういうズルいお便りはやめてくださいね、気になっちゃうんで。ディレクターさんも読ませないでくださいよ、ホント笑 以上、ラジオネーム、イラストに騙された名無しさんからのお便りでした。
ひょっとしなくても高度?な皮肉なんだろうな。 久しぶりに乙。
新作 乙 でも、褒めちぎってなくね?
「お帰りください、勇者さま」 f−Clan文庫 このf−Clan文庫というレーベルをご存じだろうか? 2011年10月に刊行され、2012年4月に休刊した異色の文庫だ。 この時点でどんな地雷文庫かと不安になる方もいるかもしれないが、 今回紹介する作品は読後感も爽やかなファンタジーノベルである。 世界の危機を救えるのは別の世界の人間だけ。 その為にファンタジー世界の神官が別世界の人間―現代日本人を「勇者」として召喚する。 この作品も、そんな異世界召喚モノの一つだ。 「勇者」を召喚したつもりが特殊能力皆無の一般人だっただとか 別世界の人間との交流を経て一つ成長する主人公とよくあるパターンの話である。 異なるのは通常この手の作品の主人公は読者が感情移入し易い召喚された現代人だが、 この物語では主人公は呼び出した異世界人の神官という点だろうか。 だが日本人の「勇者」より異世界の神官に読者は感情移入出来るものだろうか? 例えば主人公は文献にある「キギョウセンシ」と呼ばれる異世界の戦士を召喚したつもりだが、 この時点で異世界人ではない読者は「色々違う」と突っ込み、主人公との溝を感じるだろう。 だが作者は「勇者」に超絶ゆとりという個性を与えることで、その問題を解消したのである。 王族に「王様ゲームしようよ」、「女の子少なくて潤いないからお前女装しろ」 そうのたまう「勇者」と、そんな「勇者」の接待役を上司に押し付けられ、同僚は基本見て見ぬ振り 嘆きも怒りも心の奥に仕舞い込み、仕事と自分に言い聞かせる接待する主人公。 入社式に向かう途中に召喚され、企業戦士と呼べるのかすら怪しい新卒のゆとりより、 この神官の方が企業戦士の名に相応しいと読者は考えるようになるだろう。 そして物語のラスト、「勇者」との交流を経て戦士として成長した主人公の決意、 その晴れ晴れとした気持ちには異世界人ではない読者も必ずシンクロ出来る筈だ。 かくいう私も主人公のような晴れやかな気持ちで、この本をブックオフ行きの紙袋に詰めたのだから。
ちぎり乙! なかなかのちぎりでした
乙 ちぎり自体の内容もさることながら レーベルのチョイスに凄まじい功夫を感じる さぞかし(地雷の)読書経験を積んだラノベ読みに違いない
乙! ちぎりを読む限りでは面白そうなギャグ小説に感じるんだがなあ
テンポよくイベントを流して文体もドライにしないと鬱陶しくて読んでられなくなると思われ
乙。 でも、この作者、別作品が今秋ドラマ化されるんだぜ……
833 :
イラストに騙された名無しさん :2013/09/18(水) 21:17:24.40 ID:AYcL3yjt
魔法学校の劣等生読みましたが、 良い意味で何でもアリな世界観に感銘を受けました。 主人公は魔法学校の劣等生であえる「ウィード」に分類されます。 しかし、CADという魔法道具開発の世界的権威で、体術のエキスパート。 国防軍隊の特尉という立場も持っています。ちなみに16歳。 これらの事を全て隠してスーパー美少女で天才魔法師の妹と 学生生活を送る学園シリーズ。 ・ハーレムものが好きな人 ・妹愛が気色悪いと感じない人 ・主人公の設定に違和感を感じない人 ・細かすぎる世界描写を面倒と思わない人 ・数多くある矛盾に突っ込みを入れたくならない人 こういった感性の持ち主は是非読んでみて下さい。 読む人を選ぶ一冊といえるでしょう。
褒めてないし ハーレム好きに薦めるとか千尋の谷に突き落としてるよねソレ
作者がカプ厨宣言して最初主人公に好意的だった女キャラと相方となる男の組み合わせで サブカプ量産しまくってるからな
つまりNTRに興奮できるハーレム好き向け とかにしておけば良かったってことか
どんだけニッチなニーズなんだよ それ
ハーレムじゃないから叩かれているの?
どうせ脇役同士でくっ付くのに 女キャラが主人公に好意を持つ描写を入れるから叩かれる 好きでもなければ付き合ってもいない女にいきなり「貴方より彼が好きなの」と言われたような理不尽感
あの女あいつと付き合ってるけど、本当は俺のこと好きなんだぜ 自己投影多杉と言われる作者が生み出した幻想の一つ という妄想が膨らんだ
まあストーカー扱いで男側が全面敗訴の流れだな だからこそ許しがたいんだろうが
>839 お前天才だなw
844 :
1 :2013/09/22(日) 19:54:37.82 ID:waBhWVpX
ぱんつぁーのーと 月見里一 集英社スーパーダッシュ文庫 この小説の文章は決して美しくない。 巧みな比喩表現や修飾語が用いられることはなく、 地の文で描写されるのは常に必要最低限の情報のみである。 例えばメインヒロインの外見について記述されるのは 「黒髪でスタイルが良くて凛とした雰囲気の美人」 であることくらいで具体的な説明は一切存在せず 物語を彩るサブヒロインたちも髪型、体型、美人か否かが語られるだけ。 主人公の親友に至っては、 メガネを常用しているのだろうことが辛うじて読み取れるに過ぎない。 しかし、ライトノベルとしてはむしろそれでいいのである。
845 :
2 :2013/09/22(日) 19:55:11.66 ID:waBhWVpX
何故ならばヒロインたちの外見などイラストを見れば一目瞭然であり 敢えて作中で言葉を尽くす必要などどこにもないし、 読者層からして男の外見情報にさしたる価値があるとも思えない。 情景描写など主人公たちが今どこにいるかさえ分かっていれば 読者の方で勝手に想像力を働かせてくれるに違いない。 他に任せられるところは徹底的に任せ、 自らは約250と言う決して多くはないページ数の中に 出来る限り壮大なストーリーを詰め込む。 作者はこれこそラノベ作家の本分と割り切った上で、 文章から徹底的に無駄と言う無駄をそぎ落としたのだ。 そしてその目論見は、実際見事に成功したと言える。 『ぱんつぁーのーと』という物語はとにもかくにも濃密なのだ。
846 :
3 :2013/09/22(日) 19:58:33.31 ID:waBhWVpX
まず物語の始め、 主人公は想い人であるメインヒロインに愛を告白し、 あえなく玉砕するのだが、 この時偶然彼女がパンツはいてないことを知ってしまう。 その理由は本人の口から 「大宇宙の真理」と言ううっとりするほど哲学的な言葉で語られる。 要するに本意ではないと言う意味である。 この導入を目にすれば多くのラノベ読みは 「なんだよくあるちょいエロラブコメか」 との感想を抱くに違いない。 その後に続く「凛とした美人」が「振った相手」に、 わざわざパンツの消えるところを見せてまで 自らの言葉を証明する という違和感しかない展開を読めば、 尚のことその思いは強まるだろう。 しかし先述の通り、本作の文章は極めて簡素で、 読み手の官能を煽るような要素は何一つない。 つまりこの場面は月並みなサービスシーンなどではなく、 構成上必要な伏線と捉えなければならないのだ。 冷静に考えれば火を見るよりも明らかなことにも拘らず、 私をはじめとした浅慮な読者は 眠気しかもたらさない学園生活の描写も相まって まんまとミスリードに引っ掛かり、衝撃を受ける。 なんと本作はバトルものだったのだ。
847 :
4 :2013/09/22(日) 20:00:49.97 ID:waBhWVpX
第一章の終わりに突如として 猫耳レオタードの刺客に襲撃された主人公とヒロイン。 絶体絶命の危機を救ったのはどこからともなく現れた遺宝物≪魔銃アテムドラーググァエム≫ 明かされるのは、9年前異世界の犯罪者シンジケートを壊滅させ、 戦いで傷ついた心身を癒すため真の記憶を疑似記憶で封じて、 この世界にやって来たと言う主人公の壮絶な過去。 一体誰がこの展開を予想し得たか。 作者の常人離れした知性と感性に私は思わず眩暈を覚えた。 しかも衝撃はここで終わらない。 物語の主軸が異世界の奴隷ハンターとの戦いに移ると、 ≪ラエヴェーアレーネガーの光剣≫、≪猫耳リアドエル≫ などのハイセンスな固有名詞が飛び交い、 学校を猫の大群が襲い女子生徒が連れ去られるなど 余人の理解を超えた展開が繰り広げられる。 それでいてメインテーマである「ヒロインがパンツはけない」設定は 物語上何の意味も持たないあたり、 それはあくまでミスリードの材料に過ぎないのだと言う 作者の潔い姿勢がうかがえる。 大胆すぎる伏線と、柔軟な思考力を要求されるストーリー 凡百のラノベに飽きた方は是非読んでみてはいかがだろうか
なんだこれは…なんなのだこれは 超乙w これは大作ですね
おー。 いいちぎりを読むと、自分も読んでみたくなるもんなんだな。w 乙。
ちぎり乙 どんな話なんだか気になるわw
それはまぎれもなくヤツさ
>>844 これはレベルの高いちぎり。
書店で確認したくなったぞ。
って、もう新刊は入手困難じゃねーか。
素晴らしいの一言に尽きる
ちぎり乙 何という面白そうな作品
これは久々の素晴らしい褒めちぎり 気になってしかたないw
このスレってシリーズ単位で契ってもよかったっけ?
別に良いんじゃね
単にシリーズとして多数出てる作品をちぎってる人が少ないだけやね
ここで紹介するような作品をシリーズ通して読めるような猛者が少ないだけって気もするが。
心理にして真理ですな
>>844 乙
気になってスーパーダッシュ文庫のサイトを見に行ったら
主人公の恰好がまんま某宇宙海賊で吹いた
しかしイラストと作中の容姿の描写が異なるラノベはけっこうあるので
「何故ならばヒロインたちの外見などイラストを見れば一目瞭然であり
敢えて作中で言葉を尽くす必要などどこにもない」
というのはもっともだよな
もしやパンツブレイカーの先行作品なのか?
ファイティング・ヴィッチ(電撃文庫) 突然だが、皆さんは恋愛小説と聞くとどんな物が想像するだろう 伝説の木ノ下で告白?転校生とぶつかってパンチラ?突然大量の妹が同居? だがこのラノベはギャルゲみたようなラブコメとは一味違う 石川県公認の金沢聖地化計画に基づくヴィッチプロジェクトだ 聖地では女をラブホテルに連れ込んでレイプがお付き合いの基本である そこで、このラノベもレイプ未遂一本槍で見事に人間関係を織り上げている 主人公×ヒロイン 電車でレイプされそうなところを助けてラブホテルに連れ込んでも手を出さなかった主人公マジ紳士 主人公父×ヒロイン 不渡り出しそうになった実家の工場を救うために夜の繁華街で援交しようとしてレイプされかけた所を助け、キャバクラバイトを斡旋 彼氏×ヒロイン 愛しているから手下に拉致らせてセックスしようとしたのにどうして嫌がるんだ!俺を愛してないのか!→顔面フルボッコ 男×悪役女 ラブホテルに連れ込まれてレイプされそうになった恐怖体験で悪落ち、最凶を目指す 恋も、強さへの憧憬も、全てはレイプ未遂で始まり、終わってゆく 少女漫画や携帯小説ならレイプから始まる恋を未遂で済ませて処占ラノベオタの配慮もばっちり 常識的に考えてヒロインがレイプされそうになり過ぎに感じるが日本のヨハネスブルグでは日常茶飯事 衰退して援交と風俗しか稼げない地方都市の哀しみを描いた社会派系ラノベといわざろう 聖地と書いてヨハネスブルグでは、マッグクルーの代わりに援交、メイドカフェの代わりにキャバクラで稼ぐしかないのだ ほいほいラブホテルに行くからと言ってヒロインをヴィッチ呼ばわりできるだろうか、いやない ちな最初に回想で出て来る10年ぶりに再会した幼馴染が空気だが2巻では出番があるだろう どんな風にレイプ未遂された過去の傷を明かされどんな風にレイプ未遂されて10年間の思いを込めた慰めセックスするか想像だけでそそる 空前絶後の社会派系マジキチライトノベル、開幕ーー!
あー乙
単に間違えたのか売女とかけて改変したか、いずれにせよタイトルが違う(元はファイティング・ウィッチ)のは引っかかるけど面白い
869 :
イラストに騙された名無しさん :2013/11/04(月) 14:09:28.23 ID:DHbcx6mE
明智少年のこじつけ(ファミ通文庫) 「小林くん・・・・犯人は君だ!」「証拠持ってこいやー!!!」 今日も明智は小林を犯人に仕立て、小林は否定する タイトルが全てを物語るシンプルさをメインウェポンとしたこの作品は「ライト」ノベルと呼ぶに相応しいと言えるだろう。 内容も「犯人は君だ!」「証拠よこせ!」解決→「犯人は(ry」「証拠(ry」解決→「犯(ry」「証(ry」解決‥‥と極めてシンプルな構成となっている。 キャラクターも個性派揃いで、上で述べた根拠もなく小林を犯人にする(冤罪を作り出す)「自称」探偵の明智京太郎、 学校に人の別荘、何処であろうと大声で突っ込みまくる被害者の小林修司の他、 京太郎の妹でヤンデレの二重(ふたえ)、 自分の楽しみのためなら幼馴染を泣かせるような弄りも助長or自ら画策する京太郎の相方 玉村文美、 金髪ドリルで・・・・・金髪ドリルの金田乃恵瑠達が面白おかしく事件をこじらせる 推理ものが好きな人はもちろん、推理が苦手な人も心配無用。 なんとこの作品では、無くなったものが出てきたり真犯人が自首したりして「推理に関係なく事件が解決」するのだ(もちろん明智は制裁される)! デビュー作にして推理もの初心者にも配慮できる作者の心遣いには感動すら覚える 同じようなシンプルな流れがダラダラ続くと飽きが来るものだが、ここも作者のひらめきが冴え渡り、2巻で「明智のこじつけを(極端に)減らして普通の推理に」することでクリア。 タイトルをも無視する力強さはもはや言葉では語れない マンネリ化する前に締めくくった点も評価できる。 最終巻(3巻)における疾走感は、思わず「ははっ・・・・・打ち切りみてえだw」と口走らせる程のものがある シンプル&スピーディな新感覚の推理小説。 皆さんも書店で見かけたら手にとってみてはいかがだろうか
? つまらない小説を褒めちぎるスレの誤爆か
誤爆が誤爆と言い出す風潮 何か前も見たが
873 :
869 :2013/11/04(月) 16:26:17.88 ID:DHbcx6mE
>>870 一瞬心臓止まるかと思った後大爆笑しましたよw
875 :
イラストに騙された名無しさん :2013/11/04(月) 16:40:14.40 ID:pwEzv27Q
870 と 872 は同一人物ってことで ok ?
>>869 1巻だけ読んでみようかな〜って気にさせられた。w
879 :
869 :2013/11/05(火) 05:48:14.70 ID:dpAraKXn
>>875 見ましたが、なんか「ちぎり」と言うより普通の批判っぽかったのでちゃんと褒めまくるverも書いてみました
>なんとこの作品では、無くなったものが出てきたり真犯人が自首したりして「推理に関係なく事件が解決」するのだ(もちろん明智は制裁される)! 明智は制裁されないが、それ以外はマルタ/サギーを思い出すな。
ウィザード&ウォリアー・ウィズ・マネー 第十八回電撃大賞銀賞を受賞した本作を一年ほど前に読み終わった 主人公ジ・・・なんとかは、アングラな世界で生きてきた少年 彼は金持ちの気まぐれでメジャーゲームのプロを目指すことになる 今までの人生を表すクレバーな思考・生き方を期待してページをめくるが、この違和感はなんだろう 不良がふと見せる優しさではなく、日常的に優しい心をもった不良のような トンカツを食べている気分なのに、何故か油が足りないような などと焦燥感を煽られたりもしたが、それこそが作者の狙いだったのだ 主人公め・・・なんとかが、何故そのような心情に至ったか中盤でキチンと説明されている なるほど! これはトンカツではなくハムカツだったんだね!! すっきりー イライラしてたら勝手にデレた相棒とともにプロへのチャレンジマッチを目指す主人公、と展開は王道で悪くない 悪くないが、トンカツじゃなかった失望を隠しきれない このまま読むのをやめてしまおうとも考えたが、同時に微かな希望も感じていた 本作はところどころにクライマックスの相手を示唆する描写があるのだか・・・ そう! その相手こそが、待ち望んだクレバーなトンカツなのだ! 物語の基本、落として上げるを地で行く素晴らしい展開 他にも、日常のストレスをゲームで解消するベテランのアマチュアタッグなど、脇キャラが光る本作 脇ゆえに扱いがベタだったり主人公補正の餌食になるのはお約束だが、それでもなお踊る彼ら彼女らの活躍、しかと見よ!
トンカツが食いたくなった
>>881 乙
すっごい地雷臭がするけど中身が気になるじゃないかw
内容はさっぱりわからんがw
そんなときはレモン汁をかけるとな、気持ち♂ええぞ
どう見てもとんかつを褒めちぎるレス
だが
>>881 乙
魔女狩り探偵春夏秋冬セツナ(ひととせせつな) スーパーダッシュ文庫 著:赤月黎 イラスト:しろくじら 魔法の対価は人間の魂一個。本来魔女は、自分の魂を少しずつ溜め、それを悪魔に与えることで魔法の力を使っていた。 しかし、いつの日か己の欲望を叶えるために人を殺し、魂を奪うことで魔法を使う悪しき魔女たちが現れてしまった。 古き善き魔女の末裔であり、正義の心と信念を持つ「魔女狩り」は、そうして悪しき者たちを駆逐するために日夜、戦っていた。 魔女に殺され魂を奪われてしまった少年・姫崎クオン。 一度は死んだはずの彼を助けたのは、魔女狩り探偵・春夏秋冬セツナだった。 クオンは、セツナのパートナー(ペット!?)として、己の魂を取り戻すためにも魔女犯罪に立ち向かうのだが―。 (本書紹介より抜粋)
要は魔法を使うために人殺しをする奴らをとっ捕まえる話である ただの推理モノとは一線を画し、人を殺して魔法を使い操作を撹乱するので推理が好きな人にも新鮮な刺激のあるものになるだろう だ が 、 本 書 に お い て 推 理 は お ま け に 過 ぎ な か っ た の で あ る この作品の本当のジャンルは「ギャグ」だ 1巻の登場人物の一人にイリアドゥスという子がおり、ネタバレさせてもらうと(ちぎりの技量が足りずすまない)この子の魔法は「あらゆるものを言葉で操る」魔法である 今回はコンピュータを操作するのに使ったのだが、そのシーンを挙げさせてもらおう 「001010101010101010101010100(以下略)」 イリアドゥスの口が高速で動き、無数の言葉を吐き出す。 (ハードディスクが稼働なんたら省略) すべてのモニターが点灯し、その中に無数のウインドウを展開、秒間に何万という文字の羅列を表示させる。 これを読んだ時の私の感想をイリアドゥス風に表現するなら「クソワロタ」である 0と1だけの羅列で秒間何万ってどんな口の動きの速さだよ!聴きとった主人公もすごい耳だな! 思わず吹き出しそうに&一人でツッコミそうになるも何とかこらえ、私は本書を読み進めた そして、私は知ることになる これがただの序章でしかなかったということに‥‥‥
この後、詳しくは話の根幹に関わるネタバレとなるので省くが、少々ラノベらしい展開はあるものの真面目な推理が続き、犯人を見つけて終了する 「まぁ、〜が性別を偽っていたっていうのが要らなかったけどそれ以外はまあまあ面白かったな、イリアドゥス含めて」 そういって先ほどのイリアドゥスを思い出しつつニコニコしながらあとがきに差し掛かった 私は気付けなかった。 そこまでの全てが。 この1撃につなげるためだけに用意されていたということに。 それを抜粋させてもらおう 「これ(性別偽装のこと)、僕が閃きという名の思いつきで書き直したところなんですよ」ドヤァァァ 爆 発 し た 「ヒャヒャヒャヒャ、ハハッ、アハハハ! 何だよこれ、ヒッ、こんなテンプレ使っといて『閃きという名の思いつき』ってwwwフハッ! (以後は実際には言ってない心の声。爆笑しながら心のなかで思っていたこと) というか閃きと思いつきって意味同じじゃん!追い打ちまでかけるとかこの作者ギャグセンやべぇwww‥‥‥」 実際には多分「何だよ閃きという名の思いつきって」くらいしか言わないで後はただただ笑っていたのだと思うが実際こんなかんじだった この後、ここが教室であったことに気づき、縮こまることになるのはまた別の話である
ところで皆さんは、同じ町や学校内だけで事件を解決していて「犯人になる悪人」が尽きることはないのか?と思ったことはないだろうか 某有名な見た目は子供頭脳は大人な名探偵のような、でかけ先で毎回事件が起きるほどの呪われ体質ならともかく、そういう探偵は滅多にいないだろう 主人公たちは(これからの展開は分からないが少なくとも1巻は)魔女及び魔女予備軍の学校の生徒として学校内で起こる魔女による殺人事件を解決するために動く そのため、ここでも犯人がいなくなってやることがなくなる現象が起こるのではないか?と思われるかもしれない しかし作者はこの作品にこの「犯人がいくらでも生み出されるシステム」を説明できる仕組みを組み込んだのである
前述したイリアドゥスは「自分の言葉の機能を強化・拡張する」いわゆる「自動詞的」な魔法を使う やはり大きなネタバレになるおそれがあるので詳しくは伏せるが、犯人以外の魔女たちも全員自分一人いれば発動できるものだ 勘の良い人はもう分かったかもしれない そう、(少なくとも1巻の)犯人の魔法は「殺した人間の○○○○○○○○(同じ理由で伏せ)」なのである 魔法を使うにはどうしても人を殺す必要にかられるのだ それなら魔法を使わないで生きればいいじゃん、と思うじゃん? しかしここは先にも述べたように魔女及び魔女予備軍の学校である 授業でも魔法や魔女に関することに時間を割いており、一般の学校で習う教養を身につけるのは難しい これは推測だが、そういう学校である以上は生活や外出の自由度も低いだろう そんな学生にとっては得でもない以外の何物でもない環境で勉強し、挙句に魔女になれなかった で納得いくだろうか?普通はいかないだろう よって、そういったタイプの魔法を持った魔女が殺人を犯す→悪魔の契約を解除(詳しくは本書を読んでほしい、知りたければだが)→その悪魔と新しい魔女が契約→以下無限ループ という図が出来上がり、犯人役が尽きることはないのだ ギャグにつなげるためだけに様々な事件モノで長年の疑問になっていた問題の解消法を考える執念には本当に恐れ入る
総じて目的が歪んではいるが、作者のセンスが光る作品である 古本屋で「簡単」に見つかると思うので、見つけたらぜひ手にとって見てほしい やっぱむずい!前のちぎりも今回もなんか皮肉が足りないんだよなぁ‥‥‥
892 :
890修正 :2013/11/19(火) 20:13:29.05 ID:drREFc7y
すいません、契約解除と殺人の間に「捕まる」忘れてました
大長編乙 魔法があったらミステリじゃねえって言い出したら叩こうと思ったが そこをきちんと認めてるのが小町的にポイント高かったわ 性別叙述はミステリで流行りまくってるんだよな ミステリ要素一点追加になるのと、腐女子が喜ぶのとでw ミステリに初恋の少女が出てきたらほとんど男
何か褒めちぎりというよりは普通の褒めてる(×絶賛)レビューのような とにかく乙
そんな学生にとっては得でもない以外の何物でもない →得でもなんでもない・嬉しくもなんともない等と読み替えていただきたい やたら長文な上に間違い多くてすみません
褒めちぎりは慇懃無礼とかそういう感じを意識するといいと思う
あんまり致命的なもの以外は読んでる方でも脳内保管するからそんな気にせんでもいいよ
ネタバレ回避はわかるんだが 伏字はちぎりの内容もわかりづらくなるからいらんと思う テンプレを外れないってあたりでなんとなく想像は付くけど ともあれ長編乙
>>893 逆にパートナーの男が実は男装の女もよくあるな
乙 「ミステリ要素はオマケ、本質はギャグ」って評は たとえ作者の意図が「ギャグ調のミステリ」でも 十分ブッタ斬ってるっと思うよ
もしかしたらこれって面白いんじゃないか と思うようなちぎりが存在するから困る 運良くブコフでパラ見できた時はこのスレの存在理由を再確認するが
このスレを見て気になるちぎりがあれば踏みに行く私は新興レーベルスキー
地雷スキーではなかったのか…
新しい平野に旅立つ冒険者的な
>>902 放棄されてしまった新人小説スレや、多分一人の日記と化してる今日読んだスレもよろしくお願いしますよ
暫く見てなかったら力作が投稿されてた
このスレ的におすすめできる愛したくなる駄作小説ってないか あんまりメジャーじゃないやつで
空に欠けた旋律
MFの俺が主人公じゃなかった頃の話をするに期待してる 凝った構成を要求されるタイプの話だが2巻で既に迷走気味だから 次巻次第で名作枠かちぎり枠かどっちかに落ちる どうでもいい枠には絶対ならん
そろそろ新しいの投下されないかな だれか今書き途中の人って居る?
>>910 最近電撃の城ヶ崎奈央と電撃文庫作家になるための10のメソッド
ちぎりは作ってないけど
途中で書き込んじまったorz 上記の作品がクソすぎて思わずちぎろうかと思った がちぎり書くの難しいw
褒めたいと思う心(好きだった著者の作品だとか)と、それに相反する圧倒的な詰まらなさの出会い …それがなければ素敵なちぎりは生まれない
褒めたいと思う心が強くなりすぎて、弁護してしまうか、 無言で投げ捨てて一顧だにしなくなる俺にはハードルが高いんだぜ…>ちぎり 軽くあの作品で書けるかとおもったが、一瞬で弁護終了できてしまっていた
最近自分の買い方が小慣れてきたのか 練度が上がったのか、それほどボルテージが上がるような 作品に出会えないな
このスレ的におすすめの作品ないか
不意打ちで食らうからレスしたくなるんであって わざわざおすすめを読んでsan値を減らすんじゃない
WEB小説出身のラノベを読みあさるのがいいんじゃない?
ああ、そういうことか
一週間置いて聞いたら追加が出てくるほど豊作(不作)なわけねーだろと思ったが
特定のWeb発書籍化作品の名前を挙げさせたくて言ってんのね
先週マジレスした
>>909 ,911はご愁傷様
え?どういうこと?
>>907 でつま小聞く書き込みがあった後、たった9レス6日で催促
>>916 が入るってのは
質問じゃなくて特定のタイトルの褒めちぎりをやらせたがってるんだな、と理解した
それは理解ではなく思い込み。若しくは被害妄想
しつこく催促するようなスレではないよな
ちょっと勘ぐり過ぎだよな
一年十組(クラス・エックス)の奮闘 MF文庫J 作:十文字青 絵:しらび (1巻のみを読んでのちぎりとなっております) 内容は「超能力者の集められた学園で、強力な精神掌握系超能力を持った主人公とヒロイン&彼らの所属する一年十組の仲間たちが、奪われたヒロインを取り戻すために戦う」という王道である ちなみに前述の「主人公とヒロインが持つ強力な精神掌握系超能力」がどのくらい強力かというと 主人公(人を和ませる程度の能力)・・・・・敵勢力(「荒くれ者ばかりが集められた」九組)の最強クラスのメンバーを「喧嘩は良くないよ」の一言で降伏させる ヒロイン(この世の誰よりも美しい程度の能力)・・・・・人質に取られながら「跪きなさい」の一言で相手のボスを行動不能に陥らせる と言った具合の強力さ さらに普通、異能バトルもの(と言うかバトル物)では仲間もそれなりに力を持っていてそれぞれのバトルを展開するものだが、この作品では十組の他メンバーの能力を 「スカートを触れずに捲ることができる」 「運が妙にいい」 「何でも食べれる(と言いつつも作中では常人でも食べられるものしか食べていない)」 などの地味なものにし、しかも「主人公をボスにぶつけるための露払い」という脇役感たっぷりの役目を与えることで、絵画で言う「補色による強調(正反対の色の組み合わせによる強調)」に似た効果を出している もっとも、色がほぼその2色だけなので目がチカチカすること間違いなしだが 「俺TUEEの向こう側」を体感できる素晴らしいこの作品 書店で見かけたらぜひ手にとってほしい 普通に読む他、罰ゲームとして利用する、相手の目をチカチカさせて目眩ましするなど、様々なニーズに対応しており、皆さんもきっと満足できることだろう
926 :
イラストに騙された名無しさん :2014/02/06(木) 00:01:41.99 ID:ZIc8UNhq
久々のちぎり乙 といいたいけどなんか足りない感じ そうとうひどい代物ぽい印象は受けたけど
>>926 マジか‥‥‥
下手だからあんまり長すぎると読む気失せるかなあと思ったんだ
触れようと思えば
そもそも「〜程度の能力」ってのがパクリ臭いだとか
能力ものなのに能力を一回もちゃんと使ってない奴が居るとか
白目むいて気絶しかけてた奴(脇役)が色気一発で復活する超展開(しかもここでもまた能力関係なしに殴り倒す)とか
叩くべきところはたくさんあったんだが、俺が書くとただの叩きになりそうで怖かった
>>925 乙
バトルものじゃなくてシュールギャグだと思って読めば楽しめそうな気もするけどたぶん気のせい
しかし何でも食べれる能力がバトルものでどう役に立つのだろう
畑は違うが、とある絶対神はマジでなんでも食べる作中最強格だった
>>928 ラノベじゃないけどハガレンのグラトニーがチート感
とある作品は味覚で能力が発動する為、なんでも口に入れられる強い精神の持ち主が強者の証という世界があった …蒸れた運動靴とか犬のウンコとかな!
>>927 原理主義的東方厨に見つかったら酷いことになりそうだな、そのラノベ
東方好きから見ると(スレの説明だけみると)、そんなピンポイントなところ引き合いに出されましても感 というか東方無関係に「誰よりも凄い能力」ってなんやねん>ヒロイン
言葉遊びだな
2年ぶりに戻ってきた。このスレが生きていたなんて…… 俺もやり直そう。全部読んできちんと誉めちぎるんだ。 日本で大衆がインターネットを「発見」し、ネットでの娯楽としてインターネットを介した ゲーム、いわゆるネトゲに触れた黎明期。 ネトゲに耽溺する、いわゆるネトゲ廃人という存在も「発見」されたその古き良き時代。 電子の海にその顔を覗かせたひとつのミームがあった。 もしかすると、そのミームは、読者諸兄も引き継いでいるのかもしれない。 このスレに住まう諸兄なら、どこかで見たり聞いたことがあるだろう。 「お 兄 ち ゃ ん ど い て 、 そ い つ 殺 せ な い 」 時は流れ、そのミームを引き継いで、2013年に力強い産声を上げた一篇のラノベがある。 そのタイトルは、「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」 電子の中のファンタジー世界に蒔かれた種が、現実に芽吹き、そして恋の花が狂い咲きした物語である。 とりあえずききちんと中間も読んだら完全版書く。
読んでねえのかまだ
スレの保守ついでに書いただけかな
結局
>>937 が来ないので何か適当に書いてみた・・・・・とハードルを下げてみたり
『レンカク-告白決闘カードゲーム-』
集英社スーパーダッシュ文庫
穂邑 正裕 (著), 桑島 黎音 (イラスト)
交際をかけてカードゲームで勝負だ!という、いわゆるグルメ漫画の勝負内容をカードゲームに、賭けるものを心にした感じである
しかし、カードバトルがメインだと思ったら大間違い
この作品の主題は「主人公補正とジャマーの重要性」である
まず、簡単にレンカクのルールを説明しよう
このゲームはお互いにHP(ハート・ポイント。初期値20)を削り合い、先に相手のそれを0にした方が勝ちというよくあるTCGのルール
唯一特色を上げるとすれば「モンスターやキャラクターの召喚の概念が存在しない」こと
つまり、カードのサポートはあれど、最終的には自分の体で直接戦うわけである
プレイヤーはカードの力で場所やシチュエーション、自身のステータスを変化させて告白の準備を整え、アプローチカードと言う告白用のカードで相手にアタックする、
というのが主な戦術になる・・・・・はずであった
実際には、前述の主題を押し出した結果、そのような戦術は全て無に帰すことになる
なんと、このゲームはとりあえず【アクシデントカード】というジャマーカードを出し続ければ勝てるのだ
メインであるはずのアプローチカードもこのジャマーの前には全く歯が立たない
作中で主人公の「虹の空」+「ラブレター」のコンボを、アクシデント「スコール」で邪魔され、それでも手札にあった「アンブレラ」を使用して
雨を防ぎなんとか挽回しようとがんばるシーンが有るのだが、そんな「雨に傘」というベストタイミングで放ったカードですらアクシデントの前に一発でやられる
(ちなみにそのとき使われたアクシデントは「サンダー」。もはやジャマーというレベルじゃない)
おまけにジャマーを喰らうと反射ダメージまで喰らうというジャマーカード最強仕様であり、作者のジャマーカードへの愛が垣間見える
942 :
続き@転載禁止 :2014/03/25(火) 20:39:49.44 ID:wZPeYi/u
そして、そんな中でも結局勝利する主人公の最強能力「主人公補正」 この1冊の中で3回のゲームを行うのだが(以下の()内は対戦相手) 1回戦目(主人公の幼馴染の女子)・・・・・何故か確実に勝てる状況なのにサレンダーしてくれた(主人公の熱意に打たれたとも取れるが、彼女には他に好きな人が居り、そっちを諦めてまで 主人公の熱意に応えるのは不自然) 2回戦目(主人公の幼馴染の男子 主人公のことが好きな同性愛者)・・・・・なぜか普通のアプローチカード1枚がエンドカードになり(なぜかは知らないが全く抵抗されなかった)勝利 3回戦目(レンカク制作者)・・・・・根性で勝利 という大活躍ぶりである 無茶苦茶な主人公補正は作品のジャンルを問わずよく見かけるが、人の恋心すら捻じ曲げる凄まじい補正(通称「洗脳補正」)が見られる作品はおそらくこれだけだろう ※なお、「洗脳できるならレンカクやる必要ねえじゃん」というツッコミはしないでおいてあげるのが優しさ こちらも作者の主人公補正というものに対するこだわりが感じられる 作者の歪んだ愛(しかも対象はいずれも物質ですらない概念的なもの)が感じられる一作 機会があればぜひ読んでみるといい ただし家に置いてあると非常に邪魔(ジャマー)なので決して購入はしないこと
ああ、書き忘れたけど2戦目は告白される側ね
告白する側とされた側の戦いということか された側はアプローチ出す必要ないし 膠着状態で引き分けになるなら、された側が絶対有利だな 主人公は二回も勝ててるみたいだけどw
>>944 された側は「お友達宣言(ずっと友だちでいたい)」とか「他に好きな人がいるの」みたいな告白者の心を折る発言で削っていくことになる
膠着してデッキ切れとかになった場合の扱いは出てなかった そこら辺作りが甘い
要素抽出されると、面白い作品になる可能性があった惜しい作品に見えるな
最近の遊戯王みたいだな 自分のターンなのに相手の出来る行動が多すぎるとつまんないよな
遊戯王はコストが存在しないのが問題だわな スピーディな展開になるから完全に悪いわけではないが 重すぎるカードも死にカードになりにくいし
以下遊戯王スレの流れか
950 :
イラストに騙された名無しさん@転載禁止 :2014/03/28(金) 08:08:33.78 ID:Jvi3LjRZ
>>946 「恋愛」「告白」を超常ゲームに仕立てて、それを可能にするために
敗者(被告白側の場合のみ?)には精神に鑑賞して無理やり相手を好きにさせるようになってる。
で、実はそんなエグい代物を成り立たせるためにそもそも制作者の恋愛感が歪んでいて、
かつその影響下にあるヒロインも恋愛というものを根本的に誤解していて
悪意無くゲームを主人公に勧める設定だから色々厳しいと思う。
文字通りの闇のゲームだな
>>950 やっぱり面白そうに聞こえる……
ゲーム空間に強制的に閉じ込められる系だな
日常の中で少しずつ自覚していくそれだったら良いオカルトホラーなりそうだ
>>952 うん、そうかも知れないけどね
実際のところそんなことは全然無い 超軽い
だからこのスレに来たわけで
まあでも確かに良い部分だけ純度100%で取り出せれば悪くはないかも
久々に買った新刊だし、けなすよりこっちのネタに。 初ちぎり……になっているかどうか。 「魔王軍の軍師はじめました」 戦略物なんて小難しくて説明ばっかり、なんて思ってる方、そんな偏見もったいないですよ? 本日おすすめするこちらの物語は親しみやすい高校生が主人公、可愛い女の子を指揮して快進撃を繰り広げる痛快軍略ストーリー! もちろん主役は等身大の高校生だから感情移入だってばっちりです。くどくなりがちなストラテジー物ですがそこはさすがの筆力、 当たり前のことはさくさく省いてテンポよくお話は進みます。 冒頭からして同居する魔王との風呂場ハプニング、テンポ良いですね。すぐに時間を戻して学校風景へとお話は進みます。 お約束の風紀委員長な幼なじみの登場です。主人公への隠した思慕なんて当然のこと、無駄な描写は省き徹底的に主人公の身に覚えのない 悪事を糾弾します。あとでデレたときのお楽しみですね。そうなんです、主人公はこの若さで暴力団の若頭、舎弟達の頼れる指揮官なんです。 すごいでしょう! テンポよく日常風景を終えればお約束の急転直下! 魔王と勇者達の戦いに巻き込まれた主人公がその機転で魔王の危機を救う術は鮮やか!のひとこと。ホントに一言です。 行き所のない魔王とその部下一人を自宅にかくまう主人公は自宅で舎弟と合流、もちろん若頭なので舎弟が居るの主当たり前、 それが可愛い女の子なのも当たり前、でも当たり前すぎるのもつまらない?じゃあ、ちょっとひねって義理の従姉妹!どうでしょう、 どこでどういう関係なのか一切描写がないことが逆に想像力をかき立てる!simple,it's the best!ですね。 ええ、ほんとにどういう関係なのかさっぱりわからないんです。
首尾よく、こちらの世界ではぐれた部下二名も回収しさあいざ反撃! お約束の「実は悪い勇者に洗脳された幼なじみ!どうする主人公!」イベントです!当たり前の描写はいっさい無し! 思わせぶりな前フリもフラグも伏線もありません、王道なんだからそんなものはイマジネーションでイケイケGOGO!です! 冴え渡る主人公の知略!仲間を集めて一点突破!力押しです!防御結界だってメール送信ぽちっと一発で砕け散る!すばらしき現代科学! 我らが地球の科学力は三世界イチィィ!さあ力を合わせて吶喊だ! そして戦闘描写もシンプルにして、熱い! 「メリメリメリメリ……ブチン!日本刀が刺さっている片脚が千切れながら『***』は吹き飛んでいく。」 おっとネタバレ防止に固有名詞は『***』としたこと、ご容赦あれ! この単純明快わかりやすい説明で最初から最後までスピーディーに戦闘場面が目に滑る! 書店で手に取り目を通し始めればきっとあなたは最後まで滑りっぱなし! ほほえましいエピローグに書店を出る頃には軽やかな足取りで春風のような気分となっていることでしょう。あ、買わない本はちゃんと戻してくださいね(笑) さあ、あなたもおすすめです! 捕捉:義理の従姉妹はたぶん、ヤクザの組長やってる叔父の養子?
久々のちぎり乙 ただこれはちぎりというより偽悪のような気がする 廃車寸前のボロ車を指して「最高の車だね!」というような
>>954 乙wwwでも何で買ったw
>>956 いやーちゃんとちぎってるんじゃない
ボロ車を評して「大変クラシカルかつ風情と趣とわびさびに溢れた外観となっております」的な
ネタ投下 乙 ちぎりは難しいなと感じた
気合入った素晴らしいちぎりだ。お見事
これ初ちぎり?相当すごくね?乙!
乙乙 にやにやしながら読ませてもらった
……はは、やっぱり嬉しいもんだな、乙もらうと… 何で買ったのかな……詳しいことはよく憶えていないんだ ただ、給料日で厚かった懐と……閉店際の店員のまなざし…… ……ちょっとした不幸な、タイミング、ってやつかな。 俺、馬鹿だからさ、いっしょに、「新妹魔王」も買っちゃってさ…… でも勇気が出たよ、乙、ありがとうな…すぐに、戻るから…… すぐにもどって、みんなに乙してもらえるような、ちぎりを…… ……ああ、光が、 音楽が…
買うのは良いけど読むのは骨が折れるねw
>>954 の地雷探知能力が高過ぎてスカウターぶっ壊れる
こういうのってセンスがいるからね。 いいちぎりだったと思う。おつ。
>>962 閉店間際は蛍の光と定員の目が厳しいよな・・・
「新妹魔王」もちぎれると思うぜ俺は無理だったが・・・後はたのむ
「新妹魔王の契約者」 「お前、妹がほしいって言ってたよな」 父のこの一言から始まる美少女姉妹との同居生活、しかしその姉妹は新米魔王と従者の サキュバス、主人公を従わせようと結んだ主従契約がまさかの失敗、そして魔王の主と なった主人公の運命やいかに――! 最強契約者のディザイア・アクションと銘打たれたこの作品、粗筋を読むだけで想像で きる、強大な魔王を従えたごく普通の高校生が知略を尽くし強大な敵と渡り合うその勇 姿が! わくわくする心を抑えて頁をめくればほら! 健康的な義妹が騎乗位で「お兄ちゃん朝だよ」イベント! サキュバスの妹は裸エプロンで朝から絶好調! 息つく暇もなく「なぜか」失敗してしまう主従契約魔法により、妹魔王がエッチに なっちゃうどっきりイベントももちろんついてきます! 呪いを解くためだから仕方ないねー たわわな胸をもみしだく主人公! 妹たちも責める攻める!主人公の幼なじみに取られそうになれば対抗心をメラメラ燃やし お風呂場での泡プレイまで披露し、ケーキのクリームを塗りつけ舐め取るナインハーフの ごとき怒濤の展開!ナポレオン文庫よりお薦めですよ!
もちろんお色気シーンだけではなく敵やDQNから妹を守るお兄ちゃん役だって必要最小限 を下回る程度にはしっかりとこなします。たちの悪いナンパに自転車アタックをかまし、 いきり立つ仲間にむけて買ったばかりのコショウを目にもとまらぬ早さで開封し蓋を取り ぶちまけるという早業まで見せてくれる主人公。どうしてそんなに強いのか―― そう、主人公は実は勇者の一族。 かつて最強とされた父親さえ凌ぐ才能を秘め、だがその栄光の道は過去の事故により道を 閉ざされ今は追放された天才、必殺の能力すら封じられた悲劇の男だったのです! 初手から封じられた能力を使いこなしていた気もしますがあれはただのまぐれ、 「本当はすごい力があるんだけど、今では一般人」なんて燃える!かっこいい! 素敵、抱いて!男の私でも惚れてしまいそうなテンプレート! 迫り来る刺客、重傷を負う主人公。周りに累を及ぼさぬ為、ひとり立ち向かう妹魔王…… 王道です!これが王道です!王道こそが燃えるのです! 暴走する魔王の力に捕らえられ甚大な被害が予想されたその危機に、目覚めよ主人公! 失った力を取り戻し世界に平穏をもたらすのだ!その強大な技を再び使うのに必要なのは ……そう、心!熱い心だけが必要なのだ! 冒頭ですでに使いこなしていたような気もするがあれはまぐれ!ノーカン! 首尾よく暴走した魔王を消滅させ平穏を取り戻した主人公…… そして意外な伏兵、ほほえましい日常へと回帰していく物語。 そう、物語はこれからつづくのです。 近日、アニメも放送予定の「新妹魔王の契約者」もはじまります。 今が旬の「新妹魔王」!エロと妹を求めるなら今すぐ書店へ、ナポレオン文庫コーナーへGO!
や……やる気無い訳じゃないし……ちゃんと、読んだし。 読むのに二日かかったけど…ちゃんと、いちおう、最後まで読んだし…… ただ、その、書くのに時間がかかっただけで…… ほ、褒めちぎる場所を探すのに時間がかかっただけで、 べ、べつに文才がない訳じゃないんだからねっ! サービスシーンだって、べべべつにあれぐらい、どうってことないし、むしろ萎えるし! なな、萎えるなんて何いわせてんのよ馬鹿ぁっ!
>>967 ,968
乙〜
正直、気になってたタイトルなんで助かるが…
頭空っぽにして割り切れば面白そうな販促にしか思えんので困るw
根っこはラノベ好きで、本当は批判なんてしたくないであろう人柄が垣間見えて更に困るw
乙 HJ文庫あたりかなと思ってググったらスニーカーか スニーカーも大分変なタイトル増えてきたな… どうしてこうなった
HJのエロ担当がスニーカーに出張して書いたエロ本が新妹ryだから…… ソフトエロだけ読みたいなら良書なので困る
しかし、ナポレオン文庫とか懐かしいなぁw 美少女文庫に変わったの何年前だっけか
おつかれさま。 ずいぶんと正当はなちぎりだった。愛すら感じるから確かにちょっと困るよな。w
え、エロ担当が出張して書いた、のか…… ナポレオン文庫もうないのか…… 久しぶりに買った二冊が二枚重ねの地雷とかどんな仕打ちだよ おっかねえぇ…… ……本屋、いってくる……
王手桂香取り 電撃文庫 著 青葉優一 イラスト ヤス 将棋小説だと思った?残念!香車ちゃんでした! この作品はそんな作品です。 主人公(偽)の上条 歩くんは将棋が大好きな中学生。 しかし、何回対局しても小学生の相良純一くんに勝てず、「ボクは一生勝てないのかもしれない」と弱気になっていました。 そこに現れるのが主人公(真)、ナイスバディーな関西弁のお姉さん 香車さん!・・・・・と愉快な仲間たち(歩と桂馬)! 「あの糞ガキがムカつくんや!」という単純明快な行動原理で歩くんを勝利へと導きます! (他、東日本代表決定戦編を収録) ※香車お姉さん達は元々普通の将棋の駒で、長年使われる内に意識を持ったそうです(原因は文中では不詳)。必要に応じて人間の姿になったり、駒の姿に戻ったり出来ます。 そんなわけで将棋を指すのですが、実質的に指すのは歩くんではなく香車お姉さんたち。 (駒モードで歩くんのポケットに入り、そこからこっそり指示を出します。) 自身が将棋の駒だけあってめちゃくちゃ強い! 文章上では一部の駒の状態が断片的に語られるだけなので、盤上の状況はほぼ分かりませんが、どうやら圧勝のようです。 さすが香車お姉さん!お強い!最高! 歩や桂馬があまり喋っていませんが、そんなのはどうでもいいことです。 盤上の状況はほぼ分かりませんが(大事なことなのでry)、そんなのもどうでもいいです。
途中に合計で2ページ分、将棋の専門用語の解説があります。 もちろん2ページどちらも香車お姉さんが解説。歩?桂馬?誰だっけそれ。 解説の文章の中に解説して欲しい単語があったりします(コビン等)が、香車お姉さんの素晴らしさの前では気にするほどのことではありません。 「将棋って何か堅そうなイメージがあるんだけど」。 そんな心配は要りません。 この作品にはギャグ要素もちゃんと搭載されています。 特に「香車の髪の毛の色が文章では「黒髪」になっているのに、カラーページでは明らかにオレンジ」「文中で書かれているキャラの並び順と挿絵に描かれている順がバラバラ」等の「文章とイラストが噛み合わないギャグ」は、他では中々お目にかかれません。 必見です。 こんな素敵な香車お姉さんの活躍が見られる本作。 見かけたらぜひ手にとって見てください! なお、表紙の女の子は、歩くんの将棋部の先輩でメインヒロイン(偽)の桂香さんであり、メインヒロイン(真)の香車お姉さんではありません。 恐らく、「噛み合わないギャグ」の一環ですのでご容赦ください。 本当に香車お姉さん以外が全く印象に残らないんだよ。
ところで香車は槍ともいうのだが、ツいてるのかい?
おつー
981 :
イラストに騙された名無しさん@転載は禁止 :
2014/06/11(水) 15:39:53.18 ID:sfZbyi1H 次スレの時期だし上げとくぞ 次建てる意味あるのかしらんが