>935
おお、935がいってしまう‥‥お願い、私も、私も連れていって!
|
|,,∧ 950マダ?。。。
|д゚彡
⊂ ミ
| ミ〜
| ∪
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
mina humanaiyouni siteiru
このへんって、毎回チキンレースの気分……ドキドキ
>940
(ポムッと肩を叩く)しょうがないよ、君はまだなんだ。
気持ちよく935を送りだしてやろうじゃないか。
>935
それを言ったら、ナリスはここ数十巻、ヤンダルに対して自分の命を盾に
し続けているのな。
「叛乱起こしても、どーせ私は殺されないから(笑)」
チキンレースの気分って……
みんなギャラリーと化しているじゃないかぁ!!
そーっ……キャッ
948 :
イラストに騙された名無しさん:02/06/30 17:55
ひぃ・・
まだ、大丈夫?
他の人に取られるくらいなら
自分でとっちゃえ。
まだかな まだかな〜♪
グ・イ・ンの新スレまだかな〜
グインサーガ41【獅子の正座(小一時間】
見よ、誤字の星が坂から昇ってくる。
古いヒロイックは沈み、新しいホヒィが始まる。
それこそはグイン・サーガの歴史上最も栄えある時代となるのか!
そこに座りたまえ!
--------トマトの追求(問い詰めたい)-------
■グインサーガスレッドの掟
その1:他所へこのスレッドのリンクを貼らない。存在を公言しない。
その2:作者のプライバシー関係へのツッコミ厳禁(→作者ネタは難民板観測所スレへ)
その3:「神楽坂倶楽部」は「あぐら坂」と表記すべし。(住民配慮のため)
その4:950で次スレに移行。950踏んだら次のスレッドを立てるべし。
その5:物語の擁護・批判自由。読者批判禁止。(ファン保護のため)
前スレはこちら:グインサーガ40【あるサーガの罠】
http://book.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1024128927/l50 ■外部リンク・関連スレは
>>2
>解脱トマト用
おらといっそにぱらいそさいくだあ
>トマト用
おらといっしょにしんすれさいくだあ
958 :
イラストに騙された名無しさん:02/07/02 06:07
☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・) < しりたんまだ〜?
\_/⊂ ⊂_ ) \_____________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| .愛媛みかん. |/
ゴーラ王イシュトヴァーンがマルガ離宮に侵入したと、悲鳴のように伝令が告げる。
しかし、玉座に身体を預けたナリスのおもては静かだった。その傍らで気丈にレイピア
を握りしめながら、リンダは涙をこらえていることができなくなっていた。
「私は……私は悪い夢を見ているのじゃないのかしら……イシュトヴァーンがあなたを
──おお、イシュトヴァーンがあなたを殺そうとしている……しかも、レムスと同盟を
結んで、なんて!」
ナリスはリンダの震える腕にそっと指先を伸ばした。
「リンダ、きみには本当に辛い思いをさせた……謝らなければ」
「何もあなたが謝ることなんてないわ! あなたはレムスに望まぬ結婚を強いられ、
私をかばって白い結婚をしてくれた。イシュトヴァーンにそのことを分かれとは決
していえないけれど、おお、でも彼だってゴーラを得るためにアムネリスと結婚し
たのよ! よりにもよってモンゴールの公女と! 私が、彼との約束を破り、そし
て彼も私との約束を破った。それだけのことだわ。それなのに、あなたを殺して、
マルガを焼き払い、私をつれて行こうだなんて! イシュトヴァーンがあなたを殺
そうとするなら、私は彼の剣に身を投げてマルガとあなたの身替わりになるわ……
まだ、彼にとって私にその価値があるというなら、だけれど」
ふと、真剣な眼差しで、ナリスは妻の涙にぬれた紫の瞳を見た。
「リンダ、私のために死ぬなどと云ってはいけないよ」
「何を云うの、ナリス、そんな……」
「こうなったからには、話しておかなければ。まだきみが草原からの帰途にあった時、彼は密使として
パロを訪れ、しばらく私のもとで働いていたのだ」
リンダは息を飲んだ。
(いろいろ中略)
「どんな思いを抱いてか、彼はパロを去った。次に赤い街道の盗賊としての彼の噂を聞いて、これが末
路かと思ったよ。しかし、きみの告白を聞いて……」
「ナリス」
リンダが唇を開こうとするのをナリスは視線で制した。
「当然のように将来の妻と思っていたきみが、彼を愛していると云う……私は、許せなかった……きみ
を愛し、求めているのは私のほうだと気づいたからだ。そして、もう一つ。巫女姫の力を利用すること
ができなくなるからだ」
「ナリス……」
「私を軽蔑してかまわないよ。リンダ。私はレムスの策略に、むしろ渡りに船と飛びついたのだ。愛し
ていながら手に入れられぬきみへの意趣返しだったのか──白い結婚。それでもきみが私と結婚してく
れるなら、そしてきみの予知者としての能力がどう変動するか分からぬ以上、それはいっそ都合がよい。
私はそう思い決めてきみに求婚したのだ」
「予想通り、私はレムスとぶつかることになった。きみは敗北を予知したけれど、やめることはできなかった。
そして、どうやらきみの予知は正しかった。こんな形で幕が引かれるとは、さすがに思ってはいなかったが。
──かつてリギアが云ったものだ。女たちを道具のように扱えば、いずれ女たちに殺されるだろう、とね。そ
んな歪んだ心で愛されるきみが気の毒だ、とも……その通りだ。女たちだけではなく、イシュトヴァーンも、
レムスもヴァレリウスも……ルナンやカイ、この反乱にくみしてくれたすべてのものども……弟ディーンさえ
も……私は道具として扱い、省みることがなかった。私にはついに本当の、自分以外の他人の命の重みは理解
することができなかったのだ。そしていま、その報いを受けようとしている……後悔はしていない。そのよう
にしか生きられなかったし、そうでないなら生きたくもなかったのだから」
ナリスは憑かれたような長広舌をふととぎらせた。
「これが私の正体だ。本当なら、私は剣を取り、愛するきみときみの名誉を賭けて彼と打ち合わねばならない
ところなのだ。それすらできない──きみの夫を名乗る資格がない私のために、きみの命を賭けさせるわけに
はいかない」
リンダは、もう泣いてはいなかった。唇を強く結んで、一心にナリスの言葉を聞いていた。その間にも伝令が
駆け込み、絶望的な戦況を報告する。圧倒的な兵力で夜襲をかけてきたゴーラ軍に対し、崩れたったパロ軍に
できることはもうさほど残されていない。それでも少しでも食い止めようとナリスは指示を出す。その指示す
ら出せなくなった時、それがナリスの敗北の時なのだ。
リンダは伝令が途切れる一瞬を待って早口でナリスに囁いた。
「知っていたわ」
ナリスはリンダを仰ぎ見た。リンダの微笑みは歪んでいた。
「あなたが私を利用するなら、私もあなたを利用しよう、そう思って私も結婚したのよ。それでもイシュト
ヴァーンは分かってくれると思っていたのだわ」
「私は愚かで、何も分かっていなかった。そのすぐ後に、彼がアムネリスと結婚したことを知り、
あなたとレムスの不和があり、反乱──もう、私の運命は彼とともにあることはないのだと、私は
ようやく理解したわ。その上私はあなたの敗北を予知してしまった。これで利用価値のなくなった
私の居場所はなくなると……でもあなたは、私の予知を信頼しながら反逆者として立った……それ
まで私は自分が人の運命に干渉できるようにうぬぼれていた。でも、何もできない。あなたを止め
ることも、レムスを止めることも──敗北の予知を覆すことも……私は初めて自分が無力だと悟っ
たの。なのにあなたは、ともに戦おうと云ってくれた。あなたを心から自分の夫だと思えたわ。そ
うしてようやくあなたの孤独が見えてきたの。自分をがんじがらめにしている孤独に、なぜかのめ
り込んでいかずにいられないあなたをまるで小さな子供のように……愛おしいと思ったの」
「私はきみを利用しようとした卑怯ものだ」
「それを云うなら私もそうよ。イシュトヴァーンへの気持ちは真実だったわ。そして多分、今も、
これからも彼を特別に思わずにはいられないと……思うわ。もはや恋ではないのかもしれないけ
れど。こんなにも激しい感情を私の中に呼び起こすことができるのはきっと彼しかいない。でも、
それとはまったく違う気持ちであなたのことも想っている。あなたが私を愛していなくても、本
当のことを云ってくれなくてもいいと思った。私もあなたに云っていないことがあったのだしね。
本当の私に気づかせてくれた人。もう迷いも秘密もない。私の夫はナリス、あなたよ。あなただけよ」
パロの最も美しく優雅な夫婦と讃えられたふたりが初めて交わす愛の告白は、戦場の喧噪の中、早口の
囁き声だった。伝令もややもすると途切れがちになり、代わりに兵たちのどよめき、悲鳴、パロやゴー
ラのときの声がこの奥殿にまで届きつつある。小姓頭のカイまでが剣をとり、通路や部屋の入り口を積
み上げた家具で塞ごうと飛び出していく。小さな忠実なスニはセムの吹き矢を構えてリンダの足下にう
ずくまっている。
ナリスはリンダの手を強く握った。彼に残された力を全て使おうとするかのようだった。
「私の人生の最後には過ぎた贈り物だ」
「ナリス、だめよ、諦めないで。どんな時もあなたは負けなかったじゃないの。
もうすぐ調停役としてグインが──グインがくるわ。そうすれば」
自らの口でナリスの敗北を──そしてその死を予言したリンダは狂おしくナリス
の身体を抱えよせた。ゴーラ兵のものらしき歓声がひときわ大きく上がる。
「きみを……愛している」
「私もよ、ナリス、私もよ」
何かを打ち壊す音。
「愚かだが、私なりの人生だった。そして……すばらしい終焉だ」
誰かの悲鳴。怒号。
「ああ……ヤーンよ」
リンダが思わず呟いたその時、弾けるように奥殿の扉が開いた。
温帯のふところに飛び込みに逝ってきます
>>961-970 そんなところに飛び込んじゃいけません!!
私はこんなナリスとリンダだったらよかったなって思ったよ。
夫婦といえども、盲目的に崇拝したり献身するんじゃなくて
お互い、打算的ともいえる結婚だったけど、最後には愛を分かち合える、
なんかちょっとロマンチックでいいですね。
85巻があまりにも寒かったのでちょうどよくあったまりました。
>>961-969 ぜひ、86巻もよろしくたのんます。
これ以上自分で脳内変換をしていくのは無理そうなので・・・。
>>961-969 すばらしい!!
いっそのこと24巻から後を全部貴方に書き直してほしい。
つーか961〜氏の脳内グインの出来の良さよりも
終わったスレになんでこんなに人がいるのかが気になるw
しりタン待ちでつか?
>>975 トマトの習性かモナー……
つづいている限り、つい気になって見続けてしまうんだYO!
>>976 同意(w
習い性になるとはとはまさにこのことだね。>トマトの習性
『グイン』の壊れ方を『スター・ウォーズ』で例えてみる。
ナリス―アナキン、オビ・ワン―ヴァレリウス、アミダラ―リンダ、スピルバーグ―作者
「反逆して死ぬ」―「ダース・ベイダーになる」で脳内変換よろしく。
若きジェダイ、アナキンが後に帝国軍の重鎮ダース・ベイダーになるのは正式な設定であり、
ファンもどのような運命の変節によって彼が暗黒の徒になるのか、その悲劇の物語を楽しみにしていた。
ところが、話を作っていくうちにスピルバーグが若く勇ましいアナキンに強烈な感情移入=萌えを
抱いてしまい、暗黒面に堕ちる展開でなく、聖戦士アナキンの大活躍&危機一髪エピソードばかりを
足し続けるので、一向に話が進まなくなる。
おまけに同朋にして生涯の宿敵となるはずのオビ・ワンと、妙にいちゃいちゃ
ベタベタを始め、運命の恋人アミダラは影が薄くなる一方。そのうち
「アナキンはダース・ベイダーにならないかも」
「物語は生き物なのだから変わって当たり前。古い設定にこだわるひとはおかしい」
などと言い出し、ついにアナキンはダース・ベイダーになるどころかジェダイの
頂点に立ってしまい、ダース・ベイダーはシディアスが「こんなこともあろうかと、
私がひそかに採取しておいたアナキンの遺伝子」から作ったクローンだということにする。
スピルバーグ「ほら、これでつじつま合うじゃん!」
おまけに実はルーク・レイア兄妹は、クローンアナキンにアミダラがレイープされて
生まれた子供ということになるが、清く気高く美しい、天使のようなアナキンは
寛大にもアミダラを許し、不義の子を自分の子供として認める。
ああ、なんておやさしいアナキン様!
「この子たちのためにもぼくはまだまだたたかわなければならない(爆)
そしてこの宇宙を平和へとみちびくのだ(大爆)ぼくを手伝ってくれる?オビ・ワン?」
「おお、わたしのいとしいアナキン、ただひとりの真のジェダイ! 君という人は、
死ぬときはいっしょだとなんどわたしに誓わせれば気がすむのだろうね(苦笑)」
続く。
次回のエピソードは、以前戦ったときからアナキンに心奪われ、さらって想いを
遂げようとするジャンゴ・フェットと、アナキンを守らんとするオビ・ワンの
痴情のもつ…ゲフンゲフン、死闘がメインです。
そしてファンは「なんじゃそらぁ!俺は20年もこんな三流スペオペにつきあってたのかゴルァ!」
と激怒する者、「せめて、どうやって収集つけるつもりなのか見届ける」と諦め交じりの殉教者、
「美しきジェダイ、アナキン様萌え〜。オビ・ワンとの真実の愛に涙が止まりません」と
スピルバーグに共感する信者、「あ、新作やるのか。暇だしとりあえず見てみっか」
という惰性の人、「どこまで壊れるかネタにするのも一興」の物好きなウォッチャー等、
多様な進化を遂げる。
ファンの喧騒を他所に、スピルバーグが自サイトの
「わくわくスター・ウォーズランド〜タトゥーインより愛をこめて〜」
(タイトルの横でひょんひょん伸び縮むオランウータンの顔アイコンは、
どうやらチューバッカのつもりらしい)に載せたコメント。
「『スター・ウォーズ』は全9話で完結する予定でしたがこの分だとエピソード100
までゆくかもしれない(爆)でも熱心なファンのかたなんかがよくひじょうに
こういつもおっしゃるんですが100でも200でも(爆)いつまでもこの世界や
アナキン様といっしょにいたい(笑)とかおっしゃてでもやっぱり後年(爆)
の主人公ルークの登場が楽しみとかハン・ソロのいないスター・ウォーズなん
てスター・ウォーズじゃないやいとおっしゃるかたもいたりで感想なんかで
「なんかもう映画を見てるとかそう言うんじゃなくて、あなたの頭に浮かんだ
イメージをただ見せられているだけのような、キャラの移り変わりも昔の
知り合いが近況報告に送ってくれたホームビデオ見てるような身近さでこれから
どうなるんだろうと思う」なと「うーんいい得て妙だ」(笑)なことを、いった
りでほんとうにこれはもう作り手冥利(爆)につきたりするわけですがこうやっ
ぱりおのれの手でそれこそ人類史上にのこる神話をつくりだしたという自負(大
爆)とそれから喜びをあじわえて感無量といったしだいでしてこれはもういい機
会なのではっきりいってしまいますがやはりおのれがえらびゆく道はつねにこう
ミューズの愛を浴びたものであるのだな(爆)ということをあらためて確信する
とともにああこれこそがおのれのほんとうにやりたかったものだったのだなあと
いう宇宙の意志とでもいおうかやはりおのれはつねにいつもフォースとともにある
のだ(爆)(大爆)といった手ごたえを感じてならなかったりするのが近頃の
スピルバーグさんだったりする昼下がりであるのでした(笑)ああヨーダも枯れた」
エーリアン殺人事件みたいだ(w
直前スレ即埋めになるとdat落ちして見れなくなる罠
手当りしだい全部埋めちゃって闇スレがなくなるのもなんだし、
前々々スレあたりが残ってるかと思うので
そちらをゆっくりお埋めくだされ>職人様各位
>978-980さん
現在のグイソがどれほどトンデモな話か、改めて確認できました。有難う。
>>978 ジョージ・ルーカスとスピルバーグの区別もつかんのかこのボケ
おもろい。本スレでよかったのに。
>984さん
あ、ルーカスなの?
ボトルキャップ集めと、ぴあぱらぱら読みしかしてない人間なんで勘違いしました。
ゴメソ
>984さん
978さんじゃないけど、きっとIMEのせいですよ。
979のオビ・ワンのセリフ回し、まさに温帯が憑依したかのようだ。
おもしろかったす。
SWがこんな風になったら、世界中のファンが暴動を起こすだろう・・・
というようなことを、温帯はグイソでやっているのですね(涙)。
グインの場合は国産トマトだけですんだ事を
喜ぶべきなのか。初期の内に海外に翻訳されなくて良かったなw