フレッシュプリキュアの百合について語ろう!
百合な雑談、妄想、SS投下等ご自由にどうぞ。
※SS投下時は下記SS職人ガイドラインを熟読願います。
次スレは
>>970を踏んだ人が立てること
もしくはスレ容量(490KBを超えたぐらい)を見て判断しよう。
基本はsage進行で。
■SS職人ガイドライン
・キャラや物語のイメージはあまり崩さないようにしましょう
・雑談や妄想で盛り上がってる時の投下は控えましょう
・SS投下前に、SSのタイトル・組み合わせ・おおよその消費レス数を宣言しましょう
1レスあたり60行までOKです
・名前欄にSSのタイトル・トリップ、もしくは宣言時のレス番号は必須です
(転載や続きを書く時の本人証明に使用、スレ内のSS抽出、NG指定に使用等)
・三次創作(他職人の二次創作の続編・改編・イラスト化等)時、事前に宣言し
作者の応答を待つ、反応が無い場合は投下宣言&名前欄でNGし易くする等
ご配慮下さい
・SSは間隔を開けないよう投下、リアルタイム執筆は止めましょう
・SS投下完了後は終了宣言をしましょう
※SS投下中、住人はなるべく割り込みを自重しましょう
規制について
★改行規制
1レスにつき61行以上が規制対象です。
★連投規制
30分以内に10レス目を書き込むと規制対象になります。
10レス以上の投下には9レス毎に30分のインターバルが必要です。支援は無効です。
いやはや失礼しますた。で、ネタは引っ張るのかい?
じゃあ引っ張るか。
「ら…らぶ、ら…らめぇ…」
いや新スレそうそう三人組の話もあれかとw
保管庫で見れないSSあんだけど…
>>14 どれだろ?
保管庫にコメ入れとけば修正してくれるんじゃないかな
みきせつの新しいやつなんだけど。みんな見れてる?携帯だからダメなのかな
>>16 避難所に投下されてるやつだよね
今保管中なんだと思うよ
前スレが容量危なかったみたいなので避難所に2本SS投下させてもらいました
初心者の駄文でも大目に見てやれるって方おられましたらお願いします
スレの立て方すら知らないもので、申し訳ありません
ご迷惑おかけしました。1本目、じっくり読ませて頂いたあと、
さらに入り込めるようチューンアップしてました。
同志の方々、投下された
>>18さんご迷惑おかけしました。
やはり美希せつファンは増え続けているようで…。
二人の魅力にどんどん惹かれてくわぁ〜
さあもう少しだ…
おれは録画組。予告までしっかり見届けてくれよ!!
録画しておいてこのスレの様子うかがってから本編見る俺も来たぜ!!
だって鬼門回だったら怖いじゃないか…ご、ごめんよ……意気地無しで。
うわ、大輔ウザッ!
逝きかけた
ミユキ何やってんのw
てかヤバいな、いろいろと。
大輔+2がクズだと再確認した回だったな。
告白の為なら好きな子の夢を潰すのもためらないとか、マジありえないわ。
しかもそれをミユキが後押しとか、脚本おかしすぎるだろう。
あんな付き焼き刃の練習で「頑張ったのに…」とか凹んで見せる所もウザイ
アホか
大輔うぜえええええええええ
まあ死亡フラグだと思っておこう
大輔うざ!
自分の事ばっかべらべらべらべら!
ラブが眠れないってとこで隣りのせつなんとこ行くんじゃないのって思ったのは私だけじゃないはず!
万が一優勝したとしても、告白さえ済んじゃえばとっととダンス止めるんだろうな
まあ大輔がアレなのは今更だけどさ、ミユキさんとしては合法的にラブと姉妹に…と思った俺はどうすれば
とりあえず大輔空気読め
これじゃいいとこ友達止まりだぞ
男に食わせようとしてる時点で論外だろう
>>30 タルトは起こしてもいいけど、せつなは起こしちゃいけない
っていうラブの優しさだよ、きっと
>>34 ラブとせつなは夢でいつでもシンクロ出来るんで、別々のベットで寝てても問題ないのさ
赤ちゃんの教育上よろしくないので最近はそっちがメイン
と言ってみる
来週からずっとプリキュアのターンだろうし
4人の百合…じゃなくて友情パワーがどこまで突き抜けるか
期待しておこうぜ
>>26ありがと。
なんだかレス見てるとひどかったっぽいな……口々に大輔ウザって。
拾い物
22 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2009/12/13(日) 09:50:28 ID:Q/nLO696
_ _
/. : : :`l: :\ ,.. ⌒ヽ
/: : : : : : へ、: ハ ./ \
/: : : :/ 〈: : :l / \
ハ: : :/ニ、 ,ニ〈: : | / ⌒n/ ̄ ̄丶n⌒\
{:l: : |{rリ , {rリ !: :l /.( r (ノT( 入( ヾ)T丶)ヘ.\
`l: : | 、__ , |/ ( ヒリ゚ ヮ ゚ノ )
}人ト、 ィ:l{ \ c(,_U_U ./
ノ: : : :{>イ: : :ゝ. \ N O T I C E ./
{: : :N\/ }ノ: :}- 、. \ /
/´ゝミh_人_ }ノ l \ /
| l 〉〈 { | \ /
/ | //ハ ー| ヽ. `´
く ー{ ヽ ノ }一 〉
l ̄} { ̄「 作品の製法上、ラブに男子がつきまとうことがありますが、
ヽ 〉 〈 / 私たちの絆に問題はありません。
∨ V ラブは私のものです。 安心してお楽しみください。
/ / ヽ
大輔は単品がいい。つるむとダメになってしまうの。
にしてもラブさん・・・、いやピーチがかなりヤバい。
うん、やっぱり見直したら逝きかけた。
まとめ打ちの手もやっぱ止まっちゃう。
うーーーーん・・・、大丈夫とは思いたいんだけど。
にしてもミユキさんwww
さぁ、貴方の罪は重いぞw
今日の作画に違和感を覚えた僕はマニアすぎ?
ちょっと雑だったような、、、
ちなみにこんなのもあるw
, -― 、
|¨¨二二二二二二二二二 ,し T^゙ ー- 、二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二¨¨|
| | / } |
| | / ∠ 十ー- 、 ヽ
| | l xく _廴,,. ィヘ }
| | | 〃 / __vハノ
| | `ーl| //_ _ v l nへ. + N O T I C E +
| | | l/⌒ l ⌒ ハ|/{/^l
| | V:l、 r‐ ┐ /ノリ/ {_ノ 〉 作品の製法上、ブッキーに男子が
| | /人| >`= く ノ:`ハ / / .近づくことがありますが、
| | / . r=xイ/´二二`Yくフ:ハ {. 決して問題はありません。
| | / . : :.; V⌒ヘ>―<i| 〉ァー〉. ',:、 私の嫁です。安心してお楽しみください。
| | / . : :/l ∧ r、〕ー--‐ヘノ/ l ハ ヽ\
| | / . : : /|l ヽ Vハ¬ー‐○ 〃 }ー-ヘ ヽ
| | / : : : / 〕 / バ’ V、:\j} 〉 ヽ
| |丶--‐'´ : : : : / | rイ / (⌒'⌒) 〉\: \_ノ ',
| | `/ : : : : / /ノ八/} rクx./ ' ヽ: : . ヽ
| | / : : : : :/ { イ | \: : . l l \
| | / : :/:/ \_,ノ! | ヽ : |: |丶-- ゝ
| | l /' r┘ 〈 V: : |
|_,. 二}:/二二二二二二/ ○ ○ハ 二二二二 |: : .ノ二二二二二二二二二二二二二二二二 .,_|
>>39 イイジマンというプリキュアシリーズでは忌み嫌われている作画スタッフが担当してたんだよ。
ちなみに悪名高い25話は41話の脚本+演出にコイツという最悪の布陣だった。
AAの保管は許可いりそうだねぇ・・・
まさかmktnまであるとはw
おかげで朝ごはんが美味しいです!
あれれ、25話ってダメなの?タケシ君とラッキーはアレだけどw
初々しい同居スタートや照れるせっちゃんなんか萌え要素全開なんだが。
見直したらこの頃のラブさんの格好は大胆すぎる・・・
着眼点というかやろうとしたことは良かったんだけどね>25話
いやまあ、24話で最高級の布陣を使い切っちゃたんだから
その代償だと思えば25話の不満点も飲み込むことは出来るさ
>>44の言うとおり同居開始回だしな
神回の次ってツラいよな。拍子抜けしちゃうし。
それとな、スタッフはせつな回を引っ張りすぎた。それも含めて25話はあんま好かれてないんだよ、
>>44
パッション編は一ヶ月以上かけて引っ張ったのに、その後のせつなは中途半端にしか描かれなかったな
学校エピソードが全部大輔とラブとか想像の範囲外だった
>>48 そんなこたーない
31話:せつな初登校、ベランダデート、「素直なラブしか知らない」の爆弾発言
35話:授業で指されたラブを庇う良妻っぷりを発揮
39話:沖縄新婚旅行、3馬鹿を押しのけて夫婦で記念撮影
全部ラブせつ回ということでカウントしてますが
でも今日のを見る限り、せっちゃんがフリーになるのは決まったようなもんだから
あとは、このスレ的には美希たんに頑張ってもらうしかないよね
俺の中では今回から黒せつながジワジワと発動してきそうだ
妄想が止まらない
>>50 そうだね、君の言うとおりラブせつはもう終わったジャンルだったね。
このスレ的に正しい美希せつを主張するべきだったね。
ごめんよ。
スルー検定実施中
アニメはラブせつじゃなくてラブシフォンとラブ大輔やってるもんな
シフォンは♀だからある意味百合だが
ラブが他人とのエピソードに忙しくしてると途端にせつなが1人っきりになってしまうのはキャラの特性上仕方がない
ドSなミユキさん×弱体化せっちゃん
プリプー女なの!?ほんと?
>>52 本当はラブせつが終わったとは思いたくないんだよね
でも今日あんな形でフラグ立てられると、もうどうしようもないっていうか
ここで美希せつが盛り上ってくれてたのが救いになったからさ
美希せつで盛り上がるのはいいとしてあくまでもここだけで話しような
美希スレでせつな話してめちゃくちゃ嫌がられてた人がいたぞ
勝手にラブせつ破局とか騒いでるからちょうど良かった。
読んで北。本編よりよっぽど面白かった。長かったけど苦にはなんなかったよ。
>>58 まあ、おまいさんのSSが素晴らしいのは解るんだが、
余り自分のブログ宣伝すんのはどうかと思うのよ。
だいぶ認知もされてると思うから、
いい加減直リンさせんのは控えた方が良いぜ?
叩かれ始める前にな。
>>62 誘導と言う形を取ってるだけです。宣伝じゃないですよー。
個人叩きは絶対ダメ。お願いします。
というかあんな殆ど百合要らないような話でもここでいいのか
いいんならそれで構わないけどさ
>>62さんは叩いてはないでしょ。
>>63さんはそう言うつもりじゃないかも知れないけど、
ちょっと62さんを責めてるようにも見えるよ。
ただ、個人サイトに直リンは賛否両論じゃない?
生駒さん的にはレス沢山食わないよう気を使ってくれたのは分かるけど、
ただ、宣伝って取っちゃう人もいるかも知れないから長くても普通に投下
したほうがいいんじゃないかな。
blogやHPならそっちでリンク貼って百合サイト同士盛り上がればいい
あくまでもここは2chの百合スレというコミュ
最近もアフィ仕込まれて〜ってのが騒ぎになったし
晒す側にそんな意図はなくても嫌がる人がいるのは確か
>>62の書き方が叩いてるようにしか見えない。
でも生駒さんには長くなっちゃってもいいから
普通に投下してほしいなーとは思う。
>>62-66 確かに少し考えが浅かったかもしれません。申し訳ございませんでした。
百合スレで書き始めたSSですし、続きをこちらに投下したいと思ったのですが、
いかんせん、あの長さだとおさるさんにひっかかってしまうかな、と。
色々と調べてみたのですが、次からはテキストファイルをうpろだにでも
あげてみようかと思います。
お騒がせいたしました。
>>65 まあそういう事だ。
別に自分には個人を叩いてるつもりはサラサラ無いが、
>>63にそう見えたのなら素直に謝っておく。
ただ、
>>65も言ってる通り、ここは百合スレであってその扱いには
色んな人の見解があるって事よ。
せっかく良SS投下しても叩かれたりする要因作るくらいなら、
長くても直接投下する方が良いと思うし。
内容が百合じゃなくてどうかなーと思うなら
直リンさせずに周知レス書けばいい。
google先生もあるこのご時世に、見たい人はその一言で自ら進んで探しに行くわな。
アンカーミスった。
>>65も言ってる通り ×
>>66も言ってる通り ○
俺個人としては生駒氏のSS結構好きだから、
尚更そういう危うい行為は控えた方が良いよっていう
まあ忠言のつもりだったんだよ。
スレ汚しすまんかったな。
しばらくROMっとくわ。
>>57 元々百合なんて公式設定でも何でも無いのに「ラブせつ破局orz」とか意味がわからん。
>>69 自分も誤解を招く形での意見、申し訳ありませんでした。
>>68 いよいよ発動する能力。最初の一回をあえて直接ではなく、
メールとして伝える。それも母、あゆみを通して。信じて…
親子の愛を。それは確実に、心へ伝わったメッセージ。
人の為に行動出来る、優しくなれる。そんなラブが大好きで。
でも現実は待ってくれない。残されたベリーとパインの行く末は…
なんか凄い人がSS投下した直後で非常に言い出しにくいんですが
シリアス戦闘物のSSを書いたんで、よろしければ見てやってください
スレの趣旨に外れたジャンルなので避難所のほうに投下させてもらいました
よろしくお願いします
>>71 百合「なんて」?
そんな物言いする奴がなんでここにいるのさ
>>74 すまんすまん。
百合「は」に訂正しまつ。日本語って難しいね。
3人がラブを後押ししそうな雰囲気だよな、今後。
例え野郎と付き合っても、ウマく行かず結局戻ってくるよせつなのトコに。
と、計算してるはずなんだ東せつなさんは。
>>74 別に百合を至高の物と崇めてる人間だけが来るところじゃないだろう。
単なる嗜好のひとつなんだから。
mktnスレの空気が悪かったからこっちに逃げてきたけどこっちもかよ・・・
もう勘弁してくれ
大丈夫。みんなフレプリが好きな同志だもの。意見の交換してるだけ。
>>76 同居は最大の武器ですよね、把握しましたw
同感、不満は期待の裏返し
個人的にはフレッシュを好きな人は一人でも多いほうがいいと思ってる
>>79 それだよそれ!同居はハンパねーよw
じゃれあったり一緒に寝たり着替えたり風呂入ったり…
俺完璧
スレの雑談を読んでたら自分の妄想が走り出しました。
ラブせつ、ちょっと微エロ。夫婦の日常です。
読んでいただければこれ幸い。
タイトル【ただいま】
「ただいまー」
「お帰りなさいラブ!」
あゆみに頼まれて、お使いに行っていたラブが帰宅した。帰って来るなり、こたつに潜り込む。
「外スッゴク寒かったー!ああ〜ぬくぬくする〜。やっぱりおこたって最高!幸せゲットだよ!」
こたつに肩まで潜ったラブの頬に、少しずつ赤みがさしてきた。外は相当寒かったのだろう。
あゆみを手伝い夕食を作っていたせつなは、そんなラブの様子に気が気でない。
「お母さん、ラブったらあんなに寒がって…風邪引かないかしら?何か温かい飲み物でも飲ませた方がいい?」
「ふふふっ」
堪えきれずにあゆみが笑い出す。
「お、お母さん!何で笑うの?私何か変なこと言った?」
「ごめんごめん、だってね…ラブを心配し過ぎて、焦ってるせっちゃんがあんまり可愛いんですもの」
「もう、お母さんったら!」
頬をプウッと膨らませて、せつなは怒る。否、正確には怒った“フリ”をする。
本当は怒ってなどいないのだから。今ではじゃれ合ったり出来るくらい、本当の親子のように接することが自然になったふたり。
こたつに潜りながら、そんなふたりを微笑ましく思い、ラブは思わず嬉し笑いを漏らす。
「くふふっ」
「ああっ!ラブまで笑ったわね!」
「しまったー、ごめんせつな!」
慌ててこたつの中に潜り込むラブ。
しかし、せつながそれを見逃す訳もなく。
「コラ!逃げるなんて卑怯よ!出て来なさい!」
「いやー許してー!お母さん助けてー!」
こたつから這い出したラブを羽交い締めにするせつな。何を思いついたのかニヤリと笑い、ラブの脇腹に手を伸ばし、おもむろにくすぐり始めた。
「ごめんって!せつな!許してってば、ぶっは!わはは!やめ!くすぐったい!ギブ!ギブ!」
「はい、せっちゃんの勝ち。ふたりとも御飯よ。ラブは手洗った?うがいもまだでしょ。はい、くすぐったせっちゃんも一緒に、洗面所へレッツゴー!急いでね」
「はーい」
あゆみに言われた通りに素直に洗面所に行き、手洗い、うがいをするふたり。
「さ、出来た。行きましょラブ」
せつながラブの手を握り、ダイニングキッチンへと誘うが、ラブはそんな彼女の手を強く引っ張り返して抱きしめる。
「ラブ?」
「まだしてもらってないよ…お帰りなさいのキス」
耳元で甘い声で囁かれ、みるみる顔が赤くなるせつな。
「だって…お母さんの前じゃ出来ないでしょ?」
「だったら…今してよ」
「んもぅ…ラブったらしょうがないんだから」
ちゅっ。軽く口づける。
「さ、お母さんが待って…んん!」
身体が熱くなる。奥から奥から熱が溢れ出し、頭の芯が痺れ、何も考えられなくなり、そして…唇が離された。
「さ、お母さんが待ってるから行こうね、せつな!」
「……そんなキスするなんてズルい!」
「……欲しくなっちゃった?」
意地悪な質問だが、せつなは頷くことしかできない。
そんなせつなを、ラブもまた欲しがっている。
「わかってる。今夜行くから……開けといてね、ベランダの鍵」
「きっとよ……」
答えるかわりに、ラブはもう一度強く口づける。
「ふたりともーお味噌汁冷めちゃうわよー」
「はーーーい。―――行こ」
「うん」
恋人にしか見せない表情を脱ぎ捨てると、ふたりは甘い空気が漂ったままの洗面所を後にした。
真夜中の逢瀬に、心を躍らせながら。
以上です。
妄想族の皆さん、いつも燃料ありがとうございます。
うんうん。これだよコレ!ざまぁみろ大輔w
>>82 お疲れ様でした、ラブせつもいいですが、あゆみさんの優しい感じが良く出ててよかったです。
家族は喧嘩したって家族です、ずっと繋がってます。
○○君はもう少し気をつかったほうがいいと思うんだw
>>85 たっはー!前半と後半の振り幅がもう・・・たまんないw
前半、こりゃ圭太郎さん涙目。幸せバッドだよー。僕の
いない間にこんな事してるのー?ここでもあゆみさんは良き母だー!
後半。えぇ、見事な微エロで。百合の醍醐味の一つに濃厚なキス≠ェ
ございまして。よーくポイントを抑えてらっしゃる!
保管場所をお選び下さい(3号館or別館)
なんか昨日いろいろやりとりがあったようだが
テキストでのSSうpはログ辿るときにはまず流れてるから
どちらかというとしたらばに投下してくれるほうがいいと思う
↓とのことなので
202 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2009/12/13(日) 22:57:34 ID:J6kraGF60
保管屋です。こちらを運営しています。設定は自分以外出来ません。
これが掲示板での現時点での設定内容です。
投稿本文の最大文字数(1-4096)
投稿本文の最大行数(0:無制限)
名前の最大文字数(0-64)
メールの最大文字数(0-64)
サブジェクトの最大文字数(0-64)
1スレッドの最大レス数(1-10000)
最大スレッド数(1-1000)
二重投稿判定秒数(10-)
余程の事が無い限り、規制されないはずです。お分かりいただけたかな?
ちょw
出来ればあっちだけの話題にして頂きたかったぁぁぁ・・・
荒らさないでね。お願いしまーす・・・
>>91 かんたんに教えるからだろw保管屋脂肪。クソワロス
今週でなんか俺ミユキ×ラブ目覚めたわ。
義理の姉になろうとして大輔けしかけるあたりマジ策士だわ。
んでいざ結婚したら性交渉の前に適当に大輔に不倫相手でっち上げて離婚させて、傷心且つ乙女のラブを頂くつもりだったな。
なんて気の長い計画なんだ…。ミユキさんすげぇや!
昨日の放送は何か色々ともやもやしてしまったなぁ。終わりが近づいて寂しいのもあるけど。
>>93 ♂と付き合う前提がある時点でこの板全体でアウトです。
お引き取り願います。
終わりというか本編がガチでラブと大輔やると分かってから妄想が働かない
ネタバレとかもうアフォかとw残りたい奴だけ残れ。清々するわ。
気を取り直していこーぜ!それもこれもラブが可愛すぎるせいだ!
>>97 なに?なんかあったの?
バレスレにはないようだが
>>98 そうだよ。ラブやんはいい娘過ぎなんだよな。天使だよ。それが野郎とくっつくってんだから、荒れるのも仕方ないというもの。
え?ネタバレで完全に大輔とくっつくこと確定したのか?
プリキュアだから結局お茶を濁して最後は4人でプリキュア!で
終わると思っていたんだが
くっつくから
>>96は書き込みしてんじゃねーのか?紛らわしいにも程があるだろ。
てかな、ここは百合な話をするとこだろ。なんでDの話題になるんだ?最近余計な話持ち込み杉
>>96が今回のを見て勝手に先走った可能性もある
個人的にはくっつきはしないが、今より一歩進んでいい感じで終わったラブと大輔
しかしせつなからいきなり告白されて、女の子同士で考えたこともなかったが
急にせつなを意識しだしてワタワタしてしまうラブさんも大いにアリだ。
このスレ的にはどっちにラブさんが転ぶかは決定してるけどな
本編見ないで職人さんのSS読んでたほうが
幸せかもな
もともと本編は百合なんてこれっぽちもやってないのを百合好きが勝手に妄想してるんだから
本編がこういう流れになると荒れるのも仕方ない
ラブは構成の前川が大輔を意識させた時点で諦めた
くそう、好きだぜラブやん。
>>104 だからよー、そんな書き込みを何ですんのよ?
公式うんぬんとかマジうぜぇ!
とりあえず本スレやキャラスレで暴れるのはやめような
それもそうだし、百合を語れない奴や否定的な奴、関係ない話を持ち出してくる奴はマジ勘弁な。
保管屋も仕切るんだったらもっとテンプレとか厳しくしてくれ。
だから、なんでそこで保管屋さんに当たるのよ。
保管屋さんは保管庫の管理人であって、このスレの責任者じゃないでしょ。
仕切ったり、荒れそうになったらフォロー入れたりするのだって
あくまでも好意でやってる事だろ?
普段は出張り過ぎでウザいような事いう人もいるけどさ、
こう言う時だけ責任丸投げするような発言は止めようよ。
各自気を付ければいいだけだろ?
気に入らなかったり、スレチだと思えば注意促してそれで終わればいい事だと思うけど。
もうスルーしてやれよ。
>>109 もうな、昨日から宣伝だのDだのこっちに書くなだの百合とは関係ない事ばかりが目立ってるじゃねえか。他で語れるならここには来てねえよ。
>>106 百合要素を妄想して語らうスレに本編を持ち込んで
いつまでもウダウダ言っている奴の方がよっぽどうざいけどな。
妄想に公式も非公式もあるかい。
こういう奴って最終的に自分勝手に百合を定義して
こんなの百合じゃないとか俺は嫌いとか喚くから面倒くさいんだよな
定義もクソもねーよ。百合話や妄想、SSを語らうとこだべ?スレタイ通りに進んでりゃこんなに熱くならんわいw
いいやお前みたいなのはそのうちスレ違いじゃない
SSや妄想にもぐだぐだ文句言い出すようになるよ
いいからロムってろ
スレとは関係ない話でも認めろと?黙って黙認しろと?Dの話題もOKなのか、そうですかw
落ちたなこのスレ。マジ脂肪www
ふにふに
ほよほよ
むにゅい〜
「ふぇぇ、ひゃいひゅりゅりゅふょむぃふぃふゃ〜ん」
こんにちは。
先日の長編投下の際にはお騒がせいたしました。
色々とお気遣い頂きまして、まことにありがとうございます。
そしてコメントを下さった方、ありがとうございました。
また、保管屋様、本当にいつもありがとうございます。
さて、本日。
経費削減だとかで代休を取らせる会社に勤めてます。
いいことではあるんですが、結局、家で仕事してるんだったら変わらないじゃないか、と思ったり。
けどまぁいいこととしては、こうして2ちゃんを見たり、SSを書いたり出来ることですね。
仕事の電話とメール、エクセルとパワポを駆使する合間に、SSを書いてみました。
長編が続いていたので、ちょっと息抜きに。
先日の第44話の補完です。
『Midnight Talk』
ラブせつ、非エロです。
カチ カチ カチ カチ
時計の針の音に、ふと、目を覚ます。
「うーん」
体を起こして、枕元の携帯を開けば、浮かび上がる光。そこに記される時間は、午前二時。
「ふわぁ」
大きな欠伸をしてから、ラブはベッドから起き上がった。隣のシフォンと、床のタルトを起こさないように、気を付けな
がら。
足音を殺しながら、そっと階段を下りる。と、リビングから光が漏れてきていて。
お父さん、まだ起きてるのかな? 思いながら、そっとドアを開けると、そこにいたのは。
「せつな?」
「――――ラブ?」
イヤホンをして音楽を聴きながら、マグカップを口元に運ぶ少女の姿があった。
Midnight Talk
「どうしたの? こんな時間に起きてるなんて」
「ラブこそ、どうしたのよ」
テーブルに向かい合って座る、二人。声を小さくしているのは、圭太郎とあゆみが眠っているから。
「へへ、アタシは、なんか目が覚めちゃって。多分、緊張してるからだと思うんだ――――ってか、せつな、何を飲ん
でるの?」
「ホットミルクよ。飲んだら、よく寝れるって聞いたから。待ってて、ラブの分も作ってあげる」
「ああ、いいよ、自分で」
「いいから、いいから」
立ち上がろうとするラブを手で抑えて、せつなはリビングに向かう。彼女のマグカップを取り出し、牛乳を注いでレン
ジに入れる。手慣れたその動きを、ラブは後ろから見ていて、少し嬉しく思った。
もうすっかり、うちの台所に馴染んでるよね、せつな。
「お待たせ、ラブ」
「うん。ありがと、せつな」
受け取って、フーフーと息を吹いて冷ましてから、そっと一口。
「美味しい?」
「うん、すっごく美味しいよ、せつな」
「良かった」
喜ぶラブを見て、せつなも微笑する。そして、自分もマグカップを口元に寄せて。
「それで、せつなは?」
「え?」
「せつなは、なんで起きてるの?」
「ラブと一緒よ」
言いながら、せつなはイヤホンを付けたプレーヤーをラブに見せる。再生ボタンを押すと、微かに漏れ聞こえてくる
のは、明日の大会で踊る曲。
「さすがに踊ったりは出来ないけど、イメージトレーニングってところね」
「ふぅん、そっか」
そう言ってニヤニヤとするラブに、せつなは首を傾げる。
「――――? どうかした?」
「せつなでも、緊張することとか、あるんだなって思って」
「何よ、それ」
困った顔をするせつなに、ラブはこらえきれず吹き出す。
「ちょ、ちょっと、ラブ。なんでそんなに笑うのよ」
「ご、ごめん。でも――――クククク」
お腹を抱え、それでも声を押し殺そうとするから、悶絶してしまうラブ。そんな彼女を見て、照れくささにだろうか、頬
を真っ赤に染めたせつなは、
「もう!! 知らない!!」
言って、ぷい、と顔を背けたのだった。
「せーつなー」
「………………」
「ごめんってば、せつなー」
「…………知らない」
ようやく笑いの発作が鎮まったが、せつなが拗ねているのに気付いて、ラブは彼女の隣の席に移動する。
ツンツン、と人差指でせつなのほっぺをつついてみる。最初は顔をそむけていたせつなも、最後には諦めたのか、も
う、と笑いながらラブの方に顔を向けた。
「許す。許すから、もうやめて? くすぐったいわ」
「えへへー。せつなのほっぺ、柔らかくって、すっごい触り心地がいいんだもん」
「まったく」
呆れたように言いながら、それでも止めようとしないラブの手を振り払わないのは、彼女があんまり楽しそうな顔をし
ているから。くすぐったいのも、少しなら我慢出来るから。
「そんなに、私、緊張しないように見える?」
ようやく満足したのか、彼女の頬から指を離したたラブに、せつなはそっと問いかける。
「え? うん、そうだね。少なくとも、アタシみたいに、緊張してるようには見えないよ?」
「ふうん。そう見えてるのね、私って」
彼女の言葉に、ラブはゆっくりと首を傾げた。どういう意味だろう。思いながら、横顔を覗き込む。
「ホントはね? すっごく、緊張してるの。失敗したらどうしよう、うまく踊れなかったらどうしようって」
「せつな――――」
そう言うせつなの、マグカップを持つ手が微かに震えていることに、ラブは気付く。
「でもね」
ギュッ、とせつなは、その震える手を握りしめた。もうこれ以上、震えないように、と。
「でも、私、嬉しいの」
「嬉しい?」
「うん。こうして、ダンスの大会に出られることが」
言いながら、せつなはそっとラブに視線を向ける。
「皆と一緒にダンスを出来るなんて、ほんの少し前までは、思ってもみなかった。ううん、ラブの家に住むことも、こん
な風に真夜中にお喋りをすることも、考えられなかったことだった」
今では当たり前みたいだけどね。そう付け加えて、彼女はくすぐったそうに笑う。
「だからね、思うの。精一杯、頑張ろうって。今、こうしてここにいられることだけで、幸せなことなんだから。あとは、
悔いが残らないようにしようって。そう思うの」
「せつな――――うん。そうだね」
ラブは、深く頷く。せつなの言う通りだ。
今までたくさん、頑張ってきた。明日はその成果を、見せるだけ。
「なんだか、恥ずかしいわね、こんなこと話すのって」
はにかむせつなに、ラブは真剣な目で返した。
「そんなことないよ!! せつなの気持ちが聞けて、アタシ、嬉しかったもん」
普段、気持ちを抑えがちな彼女だからこそ、なおさらに。ラブはそう思う。
その言葉に、せつなは顔をゆでだこのように真っ赤にして、目を伏せる。
「も、もう、ラブ。変なこと、言わないでよ。恥ずかしいわ」
「あー。せつな、すごい赤くなってる。ほっぺが熱いよ?」
「ちょ、ラブ、触らないでってば。くすぐったいんだから!!」
翌朝。
あゆみが、リビングに入ると。
「あらあら」
ラブとせつなの二人が、せつなの部屋から持ってきただろう布団にくるましながら、ソファに座って眠りこけていた。
二つのイヤホンを、それぞれ片方ずつ耳に付けている。そうやってダンスの曲を聴いているうちに、二人して眠って
しまった、というところだろうか。
まったく。本当に仲良しね。
苦笑しながら、時計を見る。起こしてくれと言われた時間には、まだ少しある。もう少し、眠らせてあげよう。思いな
がら、布団をかけ直そうとして。
あゆみは、さらに深く、苦笑した。
何故なら。
眠る二人。だけど。
ラブの右手と。
せつなの左手が。
しっかりと、結ばれていたから。
絶対に、離さないと、そう言わんばかりに、強く。固く。
以上です。
言い忘れてました。今回は短いんで、テキストうpでなくても大丈夫かな、と思い、直接投下。
のんびり楽しんで頂ければ幸いでございます。
何卒宜しくお願いいたします。
>>122 GJ!昼間っからの投下って初めてじゃないですか?
どしどし休んで下さい(ぇ
すごく可愛いふたり、いいですね。
>>122 うおおアブねぇ!割り込むとこだったー。
らぶぅの前ではせつなも骨抜き!もうスキだらけ。
>>122 GJです!いつも楽しませて貰ってます。
緊張してるのに、緊張が顔に現れないせつな。ありそうです。
ラビリンス時代はそう言う感情は敢えて出さないように努力してたんだろうな、
とか妄想してしまうw
それでは自分もお邪魔します。
昨日の投下分の続きで、
ラブせつ前提の美希せつ小ネタいきます。
やや微エロ描写あり。苦手な方はスルーお願いします。
「聞いてよ美希ぃ!
ラブったら昨日部屋に来るって言ったくせに、待っててもちっとも来やしないの。
あんまり待ちきれないからこっちから行ったら、気持ち良さそうにスヤスヤ眠ってるのよ。
もう腹が立つとか呆れるとか通り越して、笑っちゃった」
「ふふっ。ラブらしいわね。それで?その後せつなはどうしたの?モヤモヤしてたんでしょ?」
「うっ…そこを突いてくるとは…流石ね、美希」
「慰めちゃった?」
「まさか!美希じゃあるまいし」
「…何よその言い草は」
「あら怒った?」
「そんな事で怒る訳ないじゃない。せつなじゃあるまいし…ニコッ。それで?」
「(何かヤな感じ…)無防備なラブに遠慮なく襲い掛かったけど何か?」
「わかってたけど、せつな…アンタって容赦ないわね」
「何よそれ、アナタも襲われたいの?」
「…別に結構よ」
「じゃあまず手でも繋いでみる?…あら顔が赤くなったわよ。ゆでダコみたい」
「そんなこと言うお口は…お仕置きよ!」
ちゅっ
「…悪くないわね」
「…そうかもね」
以上です。ありがとうございました。
>>128 生きてればいい事あるもんだなww 夕方前に二本も投下があるなんてw
GJですよ!あなたのエロがとても好きなんで。
クリスマス企画も読ませて貰いました。
どうです?まだ期間もあるし、もう一本くらいww
美希せつ派は結構いるけどせつ美希派はあんまいないのね
なんか10YearsAfterって曲を聞いてたら頭がラブせつラブせつしてしょうがない。
「あなた」という歌詞を「せつな」に置き換えると尚更だw
>>122 ぽかぽかする。何だろう、この気持ち・・・。すっごくあたたかい。
忘れていた何かが蘇ってくると言うか。
ラブとせつな。せつなとラブ。フレッシュプリキュアで百合の原点。
やっぱりこの二人なんですよね。うん、そうなんだ。これからもずっと。
―――――ありがとう―――――
>>127 浮気ですよね、この二人w
それもわかっててやってますよね、この二人ww
ブッキーは今頃何をしてるのでしょうか。まさかラブやんと!?
ん?これは継続型SSの後日談・・・な訳ないかwww
タイトルあればどーぞ。昨日投下したSSの保管場所指定も宜しくぅ
>>130 どちらでもいい、というか、どっちでもいける
そんなふたり
もし、主導権を握る側が表記の先にくる、というのなら
美希せつ全滅の危機
慌ただしい月曜だったW 職人さんたち、ナイスでした!幸せになれました。
「ラブゥ〜手が…冷たいわ」
「ブッキー耳がジンジンするの」
「ベリィ…足のつま先の感覚がないの」
「なんでアタシだけ美希ぃ〜じゃないのよ?」
>>136 33話のあれは何かエロかった
だからだ(何で)
「じゃあ、美希たん」
「そこまで行かなくていい」
「だったら―――そこの青いの」
「……もう少し気を使った呼び方は無いの?」
「…美希さん」
「ブッキーじゃあるまいし」
>>122 ラブせつの何気ない日常にホッとしました。やっぱこうじゃなきゃね。
>>127 美希せつ浮気w意地の張り合い百合も良いかもw
何気ないって書き方語弊有り過ぎだろorz今回のフォロー話ですよね……。
つかネタつぶしてゴメン。
「ミッキー、ほら、こっちおいで」
「……タケシ君の愛犬扱いで来たわね」
ん?どした?
「ミッキー、こっちこっち!」
「ブッキー!いつ来たの!」
「アタシって何なのよ…」
「ほらミッキー、お座り」
「……あのね、せつな……」
「もうしょうがないわね……ブッキー、お座り!」
「あんあんっ!!」
「いいコねー。よしよし」
「え……ぶ、ブッキー……?」
なんだこの流れw
そろそろラッキー×2がきそうだな
「離してタルトぉ〜」
「あかん!あんさんはラブや!ラッキーちゃう!」
「みんなが待ってるのぉ〜」
「あかーん!」
「遅いわね。」
「うん。」
「ドキドキするわ!」
(く……ブッキーやラブがやるならあたしだって……)
「く、クゥ〜ン……キュウン」
「あらあら、、まだ甘えん坊ね、ミッキーは」
「……せつなちゃん、こういうコはちゃ〜んとしつけないとね♪」
「わは〜、カワイイペット、ゲットだよ!」
(ブ、ブッキー!!?ら、ラブまで!!?)
スマンw
飼い主に自分の部屋まで連行される可哀想なミッキー
せつ「さあミッキー、おやつの時間よ
ほら、ここに塗ったハチミツ、全部舐めとって綺麗にするのよ」
犬 「ちょっと・・・マジでするの?」
せつ「ミッキー!! 許しも無く、何を人間様の言葉の真似するの!
ふふふ、そんないけない子はもっときつく調教しないとね〜v」
犬 「調子のんなー!!」
せつ「きゃっ!」
元犬「さあ、これで形勢逆転よ
一体どうやって躾してやろうかしら?」
せつ「美希・・・お願いやめて・・・お願い・・・」
せつ「・・・しないの?」
元犬「して欲しいの?」
元犬吹いたw
「……じゃああたしが完璧にしつけてあげるわ!」
「う……わ、わん……」
「じゃあまずは首輪を嵌めてあげなきゃね、ほら、おいで」
「わ、わん……」
「……そしたらお外にお散歩なんてどうかしら……勿論犬なんだから服なんていらないでしょ?」
「!!きゅ〜んきゅ〜ん……!!」
「今更甘えてもダメよ。ほら、まずは上着から……」
エロ漫画展開しか思い付かないw
管理人様、どこまでが保管対象になるのでしょうかw
我々は多いに反省していますw
うわ、スマン。昼から行けるトコまで行く気でいたwここまでが限界なのかw
じゃあ消えるから誰かソフトに戻してw
美希たんファンからいい加減ツッコミ食らいそうで怖かったW
「何かHだね…」
「わたし信じない…」
じゃあ落すか。
「……私もHなのは良くないという事を伝えたくて、あえて精一杯演技してたのよ」
「は、はぁぁ!?ちょ、せ、せつな?」
「呼び方がべリィでも、美希たんでも、ミッキーでも……美希は私の大切な友達……
それでいいじゃない」
「い、いや、犬や散歩は」
「そうだよね!せつな!」
「わたし達、大事な仲間だもの!!」
「そういう訳で、茶番は終わりよ、そこの青いの」
「――――――アンタねぇぇぇ!!」
おしまい。
あ、美希さん抜けてた。
何ていい話や…。あんさん最高すぎやで!
本スレで面白れぇカキコ見付けた。
ラブさんは漢だから漢には惚れない。
だって。何か見えない力が沸いてきたW
>>147>>154 朝から付き合わせてゴメン。あとスレ汚し失礼しました。最後美希ぃ〜も抜けてたなw
ラブやんは漢だからっていい台詞w遊園地回の腕組み仁王立ち思い出すわw
自分から振ったネタでここまで…
すごいな!ここの同志は!
思い通りの展開でした!
犬までいくとは思わんかったけどw
流れに乗りそこなったww
元イヌとせつなのやりとりがもーちょっと見たかったw
>>158 いえいえ!最後ちゃんと落ちててGJでした!!
にしてもベリィはいじりがいがあるな!やっぱタコ回だな!
そう言ってもらえて良かった。おかげで楽しかったです。ありがとうw
美希たんのいじりがいはホンマ天井知らずやでw
自分は文才が皆無だから、こうやって妄想したり合作でしか仲間になれない…。
ここんとこずっと本スレよりもこちらにいるかな。昨日はアレだったけどほんと楽しいよ
昨日一昨日はしょうがないよ。ピリピリしてたし。でもここは基本良スレだと思ってる。
自分もここではかなり遊ばせてもらってるしね。
>>117 和んだw
ここまで
こんにちわんわん
が出ないとは。
>>163 デート回のですね。
あの時のラブさんは本当に嬉しそうでしたね。
どんだけせっちゃんと会うの楽しみなんですか!ってゆう。
AA省略
「ひさびさにプリプー
最近のせちゅなは毒グモ相手に、すっかりしおらしくなってしまっていかん
もっとツンツンしてくれないと」
せつ「くすん・・・
せっかくミッキーでいっぱい遊ぼうと思って色々持ってきたのに・・・」
美希「ちょっと! 何でパンパースなんかあるのよ!?」
ミッキー:犬設定にかなり吹いたw
「そこの青いの」呼ばわりもかなりイイ感じだw
同志様たち、真っ昼間からありがとう!
限定商品『美希たん このスレ的に大変お世話になります』
美希「あ〜、おなかすいた」
せつ「だめでしょ! 『美希たん このスレ的に大変お世話になります』!
ちゃんとプログラムされたセリフで、おしゃべりして」
玩具「ふーん で、このケースでは何て?」
せつ「“せちゅな〜、おっぱ〜い”」
玩具「そろそろ自重しよう、な」
せつ「・・・ごめんなさい、ラビリンスには娯楽とか無いから・・・
だから楽しいおもちゃが近くにあると、ついつい遊び倒してしまうの」
美希「さて、どっからツッコんだものかしら」
吹いたwww
なんでこんな流れになってるの
・・・いや最高です
管理人さん、
>>127ですが、タイトルは【お仕置き】です。
保管先は一任いたします。
できれば【ただいま】とリンクでお願いできればありがたいです
こんな寒い日の学校帰りのラブさんとせっちゃんは、きっと肉まんかあんまんを買い食いしただろうな
>>169 お互い別々にあんまんと肉まんを買うが半分ぐらい食べた所で
ラブさんが物欲しそうな目でみてくるんだな
交換して食べ始めるがラブさんに間接キスだねって言われて
赤くなっちゃうせっちゃんだ
辛子をつけすぎてもがくラブやんと、それを笑ってるせっちゃん
せつなは美希のこわいもの!
いつからそーなったw
肉まんあんまん半分こかぁーてか桃まんってあったよね?バーミ〇ンに。
今はもうないんかな?
ミッキーせつOKだったらしい、保管屋さん太っ腹w
ふ・・・、甘いわね。
アタシがちょっと受け手になる事で、
せつなは最高の笑顔になってくれる。
嬉しいのよ。笑ってる顔を見る事が出来て。
生真面目なせつなも好きだけど。
ちょっと砕けたあなたも素敵なんだから。
いい加減気付いたら?
―――――その魅力に
日中、妄想ミニリレーされた方々、タイトル無しにて保管しました!
>>165さん
>>167さん、おまけとして加えますか?
>>169さん、保管及びリンク設定完了してます。
また保管してもらえた!たまんないよ、幸せすぎてW
>>175の文章がレベル違いすぎてミッキー吹っ飛んだWWW
ラブせつ中華まんのお話思い出したー。あれは5スレ、一路さんの
SSだったねぇ。。。
投下が秋だったから、季節の流れは速いもんだ・・・。
妄想リレー参加したかった、、、
そこはサクサクほくほくのあれで。
ほんとに、時が経つのは早い…
いやそうだ。中華まんあり申した。一路さんのね。
ほんとに時が経つのは早い…
今【小さい秋と大きいLOVE】読んできたー。
やっぱ面白かった。
コメディー書けるってすごいよ。
ってか、あのころからミッキーせつって始まってたのなw
何回もSS書こうとチャレンジしてみるものの、途中でグダグタになっちまう。俺最悪…みんな羨ましい
>>181 そうかな、149で大いに笑わせてもらいましたよ、絶対センスいいです!
しかし良いIDですねw
自分も
>>181さんはセンスあると思う。
「わたし信じない…」がツボったw
全然俺OKじゃないのにね、何このID…
妄想だとすぐ言葉出てくるけどSS作ろうとするとダメ。
やっぱ自由にカキコしたり妄想するのが一番楽しいやW
ありがとう美希たん
俺は
>>147の最後2行が秀逸だと思うんだ。
美希せつをパーペキに表現している。
「こ、これがラブちゃんの(奢ってくれた)桃まん……」(ゴクリ)
「な、ぶ、ブッキーそ、そんなじっくり見られたら恥かしいよ〜(謎)」
「じゃ、じゃあまずは味見からね……」(ペロペロ)
「やだ〜!!そ、そんなに味わわないで……い、一気に食べて〜〜〜!!」(個人の自由)
何やってんだろ。おやすみなさい。
>>185 「アタシ、パーペキ!」
「ミッチョン、なんか台詞違う」
「その呼び方もなんか違う!」
「じゃ、ミィおいで…よしよしいい子ね」
「ナーゥ、ゴロゴロ…」
「やっぱ猫科か」
誰もいないな。
んじゃちょっと気になってる事を書いてくわ。
予告が短すぎて読めないんだが、クリスマスにわかれとか寂しすぎないかと。幼児に何を伝えるのかね。
奴にわかれを告げるなら多いにありがたいんだがな。
エンドカードのツリーとラブさんの笑顔が気になったて仕方ない。
>ツリーとラブさんの笑顔
「あたし、この戦いが終わったらせつなと結婚するんだよ!」
>>190 なんという死亡フラグ
嫁も一緒に戦場に行くってのは新しいな
せつな「ごめんなさい。このアカルン、三人乗りなの」
やはりそうか。
フラグな予感がしてるんだよ。
みんなの幸せのために特攻とかしちゃうからなーラブやん。
一人の犠牲じゃなし得ない事も四人で力を合わせれば誰も失うことなく達成できる
いいか?おまえが私にそれを教えたんだっ!
って男らしくパッションさんが諭してくれるから大丈夫だ
それ何てディケィドw
でも四人で何とかして欲しいのは確か。
ったくヤキモキさせるぜ
カオルちゃんがまた新作ドーナツを発表するんだって!
お得意さんなあたしたちは、試作品をタダでゲットだよ!! グハッ
せつ「人体実験ね」
ブキ「ちがうわせつなちゃん、生体実験よ」
美希「・・・カオルちゃん、気にしないでね
新作のドーナツ、すごく美味しそうね!」
せつ「ド〜は ド〜ナツの ド〜♪」
ブキ「うふふ、せつなちゃんご機嫌ね」
美希「タダですものね」
せつ「この前ラブが歌ってたの
レ〜は レレレのレ〜♪」
美希「・・・ラブ、ちょっとこっちへ」
>>193 美希「そう・・・ で、何でアタシの方を見て言うわけ?」
ラ「み〜はみ〜きたんの〜み〜」
これでイイのか?スマン勝手がわからなくてw
イース「ファは、『F●●K!! プリキュアども』のファよ」
時は流れ
せつな「…まあ、そうなった、と言えばそうなんだろうけど…」
美希「こらせつな、休まないの」
ラブ「ファンタのファ!」
美希「ファッションのファ!」
ブキ「まあまあ…間をとってファイナルファンタジーのファにしない?」
美希「長すぎて歌いづらいから却下」
せつ「…ファミリーのファ!これしかイヤ!お母さーん!」
ラブ「せつながお母さんをゲットだよ!」
せつ「ソはソレワターセのソ♪
というわけで、美希のドーナツは私がもらってあげるわ」
美希「……なんで私?しかも上から目線」
>>199 ブキ「ちがうわ、ラブちゃん
ミ〜は み〜きちゃんの〜ミ〜♪ よ」
せつ「ミ〜は 美希総受けww の〜ミ〜♪」
ラブ「ああ!」
ブキ「それだわ!」
美希(ミは みんなどうかしてる のミ)
やらないか
, -―- 、
/-ァ' 二二 ゝ __
/ // \ , ´ `ヽ、
/ -‐// 人 ヽ / ,/ `'.
l / l/ /// ,-ヽl l / > "´| l
| / /∠ ィ示l | ,' / | |
V ハ |f示 ゞ' |! | | ィfテ ー 、| |
V:.rヘ |ゞ' l |! | |イヒノ ィfテYリ '
Vーヘ! 、 -_ ' /!ノ |:::lノ ゝ' l /
}:/ l> 、__/l/ \ !::ハ r_、 / / / /
/ jノ V\ 〉 |人lゝ、 _/.: /l/: : {
\ /| | ヽ/〉ー、/: : : ::/厂 //l:: : : : :ヽ
, く \ ヽ二二二! // / {: : : :ゝ:{ノ ' _,ノ: : ノ: : : }_
/|ヽ \ ヽ // / / rく^ト、: : :{|ー―‐ /フ´: :ノ:ノ /\
| |\k lヽl // //|r入_ノ lフアヘ /`ァーナ'ー/ l
| | ヘ. | `V´ l/ / ! | 〉ーV |ハ /l / / |
| ト、 V j} !/ N / V| Y | /___/ |
| | \/ | | | |  ̄ ̄V! | 」/ | |
| | | | | /| | ゙| | |' | 〉
| 〉 | | | / | |  ̄l ̄| | |  ̄| ̄ | |
こっちの方が作画いいなあw
それにしても、みんなの頼れるお姉さんが総受け、だなんて
おかしな話だよなぁ・・・
あ・・・
いや、だからこそ、か
せつ「ラは……ラブゥ……」
ブキ「あ、ズルい!ラブちゃん、ふかふかのお胸でちゅよ〜」
美希「ラブ……あたしの完璧な身体……好きにしてもいいのよ……?」
ラブ「わ、わは〜……そ、そんないっぺんに迫られると目移りしちゃうよ〜」
ラブ「………ホラ順番順番……にはあ〜」
せつ「?どうしたのラブ?目を虚ろにしてブツブツ言ってるけど……」
美希「ちょっと!!ヨダレがドーナツに垂れるじゃないの!!」
ブキ「……何かラブちゃん幸せそう……」
せつ「シはもちろん……」
四人「幸せ、ゲットだよ!」
ただいま順次保管中
ちょいとスレをお借りしたく。久しぶりのラブ×祈里でございます。
もちろん白、若干Hです。苦手、イメージが沸かない方は申し訳
ありませんが回避推奨です。
したらばで画像を提供して下さった方、
>>186さんの妄想も参考に
なりました。それでは!
【恋の成長期】
「うーん…」
自分が思った通りに体が反応してくれない。
特に体の調子が悪い訳でもなく。
スランプと言う程、大げさな訳でもない。
それはラブが――――キュアピーチが抱える悩みにまで発展していった。
「はぁーあ…」
「どうしたのラブちゃん。」
「うん…。」
「ん?」
悩んだ時はいつも祈里に相談。
隣にはドーナツと祈里。
最後は祈里と爆睡。
この三つがあれば、普段だと翌朝絶好調の自分に会える。
今回もその予定――――のはずだった。
「ねぇ、ブッキー」
「なーに?」
「重いんだ…」
「何が?」
「ここ」
ラブが指差した所。それは…
「おっぱい?」
「………」
黙って小さく頷く彼女に、祈里は言葉を続ける。
「ラブちゃん成長期に入ったんじゃない?」
「そ…、そうなの…かな?」
「きっとそうだよ!大人≠ノ一歩、前進したんだよ!」
そう言って祈里はラブの両手を、力強く握り締める。
「で、でもさ…」
「ん?」
「邪魔…だよね」
ラブはずっと俯いたまま。余程、打ち明ける事が恥ずかしかったのだろう。
ほっぺたはピンク色に染まってる。
「わたしも最初は、ラブちゃんと同じ気持ちだったかな。」
「…ブッキーも?」
「うん。」
祈里は穏やかな表情でラブを包み込む。
自分が経験した事をゆっくり説明しながら。
「本当にそんなんで楽になるのかなぁ?」
「大事な事だよ。自分の体の事なんだし。」
「でも初めてだなぁ。自分で買うのって。」
「えぇー!?じゃあ今までどうしてたの?」
「…お母さんに買ってきてもらってた。」
確かに。
祈里はふと、過去の出来事を思い出す。
ラブの体を包んでいた下着。
全て―――――白だった
それも、小学生が標準で付けてるような物だったのを…。
「じゃあ今度の日曜日、一緒に買いに行こうよ。」
「ほんと!?」
「うん。ラブちゃんらしい、可愛いの見つけよっ!」
「ありがと、ブッキー。」
これで体は言う事聞いてくれるのかな?って思う。
下着一つ、ブラジャーぐらいで変わるのかなって。
あたしはむしろ、ブッキーに恥ずかしかったけど全部話せた事や、
同じ経験をしたと聞けたのが、楽になれた理由なのかな?と思って。
「ところでラブちゃん。」
「なーに?」
「今度プリキュアに変身したら、触ってもいい?おっぱい。」
あたしは全身から火が出たんじゃないか!?って思うぐらい恥ずかしかった。
プリキュアのコスチュームはそれこそ、肌にぴったりフィットしている訳だし…。
ただでさえおっぱいが大きくなったのを実感してるのに、尚更触るだなんて。
「…どうしても?」
「ダメ?」
「…………いいよ。」
ブッキーになら触らせてもイイのかなって。
どこかほんわか≠オちゃう。
恋してるんだろうなー、あたし。
「それはそうとさー、ブッキー。」
「なになに?」
「テーブルの上におっぱい置くのやめようよー。」
「………ごめんなさーい。」
まだまだ二人は、発展途上な成長期。
〜END〜
>>206さんのカキコで投下に勢いが付きましたw
感謝しています。読んで頂ければ幸いですが、ここから
また雑談や妄想が広がっていけば嬉しいですね。
ほんと、いつもありがとうございます。
おっぱいwww テーブルwww 保管屋さん、あなたが大好きです。
H書けないと言ってた人がw朝からもうw
ラブッキーいいw萌えるwGJ!
少数派なのか、あんまSS無いのが淋しいけど。
GJです!w
胸が大きい人は本当にテーブルとかに置いちゃうらしいね。
だから胸の下の部分が汚れたりするそうな。
あ、そこを掃除してあげるラブやん想像した。
多分途中から掃除じゃなくて愛撫に変わるんだろうけど。
ドレミ落としていい?
ラブ「ド〜は『どうして欲しいの?美希たん……』のド〜」
ブキ「ド〜は『どこをイジラれてるのか……言ってみて……美希ちゃん』のド〜」
せつ「ド〜は『奴隷よ……美希……あなたは私の……ふふ……』のド〜」
美希「ド〜は『どんな目であたしを見てるワケ!?』のド〜!!!」
カオル「お嬢ちゃん達、ドーナツの感想はドーナツてるのかな?なんて。グハ!」
タルト「……ハイハイ、スイーツスイーツ」
物陰から今にも飛び出しそうとするせつな。
それを必死に止める美希。
それとはつゆ知らず、イチャイチャしまくるラブッキーまで妄想したぞ
あ、ドレミの歌って最後のド無いんだっけ?やらかした……。
今晩は。黒ブキですが、美希ブキの続きです。大分、間が開いてしましました。
今回は美希が暗いです。進展しないイライラ具合がダメな方は回避お願いします。
タイトルは「想いの比重」、エロ無し。若干美希せつ入ってます。
では、投下。
美希が手に取ったのは淡いクリームイエローのニット。
優しい色合いと、女の子らしい可愛らしいデザイン。
(せつなにはちょっと甘過ぎるかしらね?これはどっちかと言うと………)
せつなは色白だから、割りと着る選ばない。こう言う色もいいだろうけど、
どちらかと言えば、せつなの顔立ちにはもう少しはっきりした
色の方が映えそうだ。
それか、淡い色ならデザインはシンプルで甘さを抑えたのが……
つらつらと考えていると、いきなり横からキュッと鼻を摘ままれた。
「!!!っちょっと、何よ!」
「もう、美希。今日は誰の服選ぶのか分かってる?」
軽く腕組みしたせつなが憤慨したようにジトっとねめつける。
勿体付けた仕草で、怒ったポーズだけなのは丸分かりだが、
真剣に選んでいたのに文句を言われる筋合いはないと思うのだが……
「無意識?気付かずやってるなら大したものよ。」
せつなは美希の持っているニットを指差して苦笑する。
どの店でも最初に手に取るのは、パステルカラーの可愛いデザイン。
そして少し悩んだ後、全然違う感じのヤツを選んで私を呼ぶの、
「せつな、これは?」って。
「そんな事ないわよ。現にこれだって……」
美希は、手に取って悩んでいた事を説明するのだが…
「だからね……」
せつなは相変わらず苦笑いで指摘する。
「イマイチだって分かってるなら、わざわざ手に取って思い悩まなくても
いいんじゃないの?」
一度や二度なら分かるけど、何回やってるのよ?
「あー……。」
言われてみれば確かにそうなのだが……。
しかし素直に認めるのも癪に触る、と言うか……。
「ま、いいんだけどね。あぁ、でも可愛いわね。これ。」
ブッキーにすごく似合いそう。
ニヤニヤしながらそんな事を言う。
まったく、せつなも扱い辛くなったものだ。
「何よ、憎たらしいんだから。」
「どして?ブッキーに似合いそうだから、そう言っただけじゃない。」
「だーかーらー、何でそこでニヤニヤするのよ。」
「ブッキーがいなくて残念よねー。」
「だからー、そのニヤニヤはね……」
ずっとこんな調子で軽口を叩き合いながら時間が過ぎる。
からかわれてるのに全然腹が立たないのは何故だろう。
せつなは美希が祈里を想っている事を平気でからかってくる。
美希が祈里を大切にしているのを当たり前の事実として。
それが何だかくすぐったい。くすぐったくて、少し嬉しいと感じてしまう。
本当は、告白どころか気持ちを確かめ合う事すらしてないのに。
せつなには、自分達の姿は恋人同士として映っているのだろうか?
それとも、仲の良い友人と言うのはこう言うものだと思っているのだろうか。
何にせよ、美希はそんなせつなといると、まるで祈里と公認の恋人同士
のような気分になる。
付き合い始めの頃のせつなは、異世界育ち故の感覚の違いと、
世間知らずから来る天然っぷりで、かなり美希を慌てさせた。
当初は、また手の掛かるのが増えたもんだと頭を抱えたくなったものだ。
しかしながら、もともと頭の出来は良い上に順応性も高かったのだろう。
まだ大分浮世離れしたところがあるとは言え、かなりこちらの常識に追い付いて来た。
付き合い方が分かって来ると、美希にとってせつなはラブとも祈里とも違う、
気楽な関係でいられる事が分かった。
最大級に格好悪い姿を見られてしまったせいもあるだろう。
せつなといると、自分でも驚くほど肩の力が抜ける。
何となく、せつなにはみっともない姿を見せても平気な気がするのだ。
どんな顔を見せても、「美希にはこんな面もある」、
そう受け入れて貰える安心感があった。
勿論、ラブや祈里だって美希の欠点や弱い面を理解してくれてる。
理解した上で、「完璧でありたい」と、努力する美希を姉のように
頼りにしてくれてる。
長い時間を掛けて、培ってきた3人のポジションだ。
ずっとそれで上手くいっていて、それに満足してきた。
相談に乗ったり、頼られたり。時には叱ったり。
でもせつなとの関係には、そう言った『お約束』が一切通用しない。
あくまで対等で、気を使わない、親友。それが今の美希とせつなだ。
「そう言えば、ブッキー今日は合流出来るかも知れないんでしょ?」
「そうね、ちょっとメールでもしてみる。」
リンクルンを手に取ると、美希は初めて既にメールが来ていた事に気付いた。
直ぐに返信を、と思ったが着信時間を見ると一時間近く経っている。
今さら返信しても忙しい中かえって気を使わせるだけかも知れない。
少し迷ってからリンクルンをしまった。
(帰ってからゆっくりメールするか、電話でもいいわよね。)
「ブッキー、今日は無理だって。忙しいみたいよ。」
「そうなの?」
残念ね。そう呟くせつなを見て、美希は祈里が来ない事に
少しホッとしている自分に気付き、戸惑った。
そしてここに祈里がいたらどうだったかな?と、美希は考える。
たぶん、今とは全然違う表情をしているだろう。
もっと緊張して、神経を張り詰めて。
こんな風に、気楽にせつなと笑い合って過ごせはしなかっただろう。
だから………
チクリ…、と針で突いたような罪悪感に似た痛みを感じる。
せつなに指摘されたように、いつも美希は心のどこかで祈里の事を考えてる。
そして、今日は無意識にそれを忘れようとしていたから。
今朝、美希が待ち合わせ場所に行くとせつなはもう待っていた。
彼女は美希に気付かずメールを打っていた。その顔には柔らかな微笑みが
浮かび、相手はラブだろうと自然に想像出来た。
足音を忍ばせ、そっと後ろからリンクルンを覗き込む。
せつながビクッと振り向く。
「もう!脅かさないでよ、美希!」、そう言うせつなの顔が微かに
紅潮していた。メールを見られたかと焦ったのだろう。
美希に見えたのは、恐らく文末に付け加えたであろう一言だけ。
『私も大好きよ。』
からかってやろうと覗きこんだけど、やっぱり止めた。
何だか、自分が虚しくなりそうだったから。
メールを打ってたせつなの、少しはにかんだ微笑み。
彼女はきっと同じ表情で、そして少し頬を染めながらも
真っ直ぐにラブを見つめて同じ台詞をいつも言っているのだろう。
『私も大好きよ。』
正直、羨ましさに気が遠くなりそうだった。
自分が祈里にそんな風に言われる日なんて来るのだろうか、と。
せつなと別れた後、帰る道すがら祈里にメールした。
祈里が来られなくて残念だった事。
祈里に似合いそうな服を見付けた事。
今度は祈里の服を見に二人で出掛けよう、と締め括った。
家に着くと、シャワーを浴び着替える。
今日は楽しかった。自然と頬が緩む。
リンクルンを見るが、まだ祈里からの返信は無い。
(電話してみよっかな?……でも、まだ手が離せないのかな…?)
もう一度、祈里のメールを見直す。
「用事を切り上げられそうにないので、今日は無理みたい。」
一行だけの、絵文字一つ無い素っ気ないとも見えるメール。
少し、祈里らしくないように思えてきた。
合流するかも、と言っておきながら行けなかった。
その事に対して、いつもの祈里なら「ごめんなさい」の一言くらい
入れそうなものだ。
それに、せつなの事に全く触れてない。
せつなには祈里からメールは入らなかった。
それなら、「せつなちゃんによろしく」くらいは書いても良さそうなものなのに。
(……アタシ、ひょっとして、マズった?)
そもそも、今日の祈里の用事は何だったのか具体的には聞いてない。
家の事、と言ってたから病院の手伝いかと思っていたけど…。
もしかしたら、用事なんてなかったのでは?
でも、なんで?理由が分からない………
美希は自嘲気味な笑みを漏らす。
既に癖になっている。
祈里の何気無い言葉。ふとした拍子に見せる表情。
その中にある祈里の心を深読みしようとするのが。
祈里が何を言いたがっているのか。
何を求めているのか。
言葉に出来ない言葉。表に現せない思い。
それを砂利の中から砂金を選り分けるように、掬い上げてきた。
祈里の求める美希でいるために。
いつだって、完璧でいるために。
(……考え過ぎよ…ね。)
ついつい、どんな何気無い素振りにも意味があるのではないかと
身構えてしまう。
確かに、祈里らしくないメールかも。
でも、考えようによっては忙しい中合間を見付けて送ったから
簡単な文面になってしまった。
本当なら、最初から行けないと言ってたんだから、そのままにしておいても
良いだろう。
それを律儀に再度メールを送ってくるのだから、祈里の気遣いと
取れなくもない。
むしろ、その方が自然だろう。
美希は溜め息を付く。
ふわふわとした心地好い疲れに浸っていた心身が、
一気に現実の重力に引き倒される。
リンクルンを眺めながら、美希はイライラしている自分を自覚した。
このメール、多分祈里は美希に何かを読み取って貰いたがっている。
間違いない、と思う。今まで伊達に神経を使って来た訳じゃないから。
でも、美希はそこで考えるのをやめた。
再度、メールを打とうとしていた指を止め、無造作にリンクルンを
放り出す。
(言いたい事があるなら、ハッキリ言えばいい。)
今日、一緒にいたのがせつなでなかったら、美希はメールに一時間も
気付かずにいること自体なかったろう。
直ぐに電話なりメールなりをして、祈里の真意を探り、求める答えを
与えられるように必死になっていただろう。
でも、今日は楽しかったから。
何も考えず他愛ないお喋りをして、ふざけ合って。
疲れる事を考えたくなかったのだ。
祈里が好き。ずっと好きで、祈里の望みを叶えてあげらるのが嬉しかった。
笑顔が見られるだけでよかった。
自分にだけ見せてくれる我が儘を可愛いと思ってた。
それでも………
いつの間にか、ピンと張り詰めていたはずの心の端っこが
撚れてくたびれていた。
ぷくりと血の玉が膨れる程度の傷。意識しなければ痛みを
忘れている時間の方が長い。
けど、傷の中に残った棘は柔らかな血肉を化膿させ、気付けば
ぶよぶよとふやけた皮膚の下に膿を溜め込んでいた。
(ねぇ、祈里。アタシ今まで随分頑張ったと思うの。)
あなたは、アタシに何をしてくれた?
アタシのために、何かを頑張ってくれた事、ある?
祈里が好き。こんな風に思いたくない。
祈里に見返りを求めた事なんてなかった。
好きで与えてただけ。祈里のサインに上手く答えられるのが
幸せだったはずなのに。
どうして、アタシばっかり……
胸の傷が疼く。熱を持ち、ほんの少しの刺激で血膿が溢れ出しそうだ。
綺麗に洗い流しても、そこには醜く引きつった傷痕が残るだろう。
せつななら、こんな事しない。
言葉はまるで、相手の気持ちを確かめる謎掛けのよう。
仕草の一つ一つに、まるでバレエのマイムのように意味を持たせる。
(もう、いいじゃない。もう、何も考えたくない。)
せつなはラブへの愛情を隠さない。
唇から、指先から、まばたきする瞳から、ふとした瞬間に
ラブへの想いが零れるのが見える。
せつなの中はラブで溢れている。
曇りの無い、無垢な想いを躊躇いもなくラブに捧げている。
羨んだって仕方ない。
彼女達は彼女達。自分達は自分達だ。
ずっとそうしてきた。誰のせいでもない。
ねぇ、祈里。またアタシが考えなきゃいけないの?
アタシが何も気づかなかったら、あなたどうする?
アタシ、もう止めるかもよ?ちょっと、疲れちゃったのよね。
好きよ、祈里。でもね……。
あなたが欲しいモノと、アタシが欲しいモノは、違ってきちゃったのかも。
アタシが何も言わなくなったら、あなたはどうするの?
その日、美希は結局それ以上メールも電話もしなかった。
そして、祈里からの返信も朝になっても来なかった。
以上です。もう少し続きます。
お付き合い頂ければ幸いです。
しかし、最近になってじわじわと終わりが近い事が胸に堪えてきた…。
割りきったつもりだっんだけどなぁ。
さみしいったらありゃしねぇ。
感想すいません…。今後もスレの燃料になってくれたら幸せかと。
精一杯頑張ります!
>>229 恋は盲目。それは時に、人を悩ませ、苦しませる。
親友の二人は順調な時を歩んでるのに対して、自分たちは―――
離れていても彼女の事を想うのに、態度や行動で表せない。
それはどこか……不安だから。完璧主義な美希ならではの葛藤。
愛する事に疲れた時、必然的に起きるすれ違い。そうならない事を祈りたい…
こんばんは。
先日は昼間の投下でしたが、今日はこんな時間です。ま、同じ3時ぐらいですが。
感想を下さった皆様、ありがとうございました。本当にありがたく思います。
皆さんがラブせつが好きで良かったw
さて、連載の続きです。
これまでのものは、保管庫か、保管庫から飛べる私、生駒のサイトに保管されております。
連載第十三話。
『ありがとう ――――I'm Here――――』
シリアス、非エロです。
色々とご意見頂きましてありがとうございます。ひとまず、長いですが、直接投下してみようかと。
>>220 二人とも同時に飛び出す妄想が頭を駆け巡るんだがw
>>229 終る事考えると今の楽しさが半減しますよ。
とりあずは次回のクリスマスを楽しみに。
「美希ちゃん、大丈夫!?」
「う、うう――――せつな――――」
痛みにおぼつかない足で、立ち上がった美希は。
ソレワターセの中に消えて行くノーザに向けて手を伸ばす。
だが彼女の想い空しく、その姿は消えてしまう。
何をするかわからない。けれど、せつなの夢の中に向かうのだろう。
そして、せつなを――――
失敗、だったの? ここまで来て――――!!
目を伏せる美希に、祈里が声をかける。
「信じよう、美希ちゃん」
「――――え?」
「まだ、ラブちゃんがいる。きっと、ラブちゃんがせつなちゃんを助けてくれてるって、わたし、信じてる!!」
美希の体を支えるようにして立つ彼女の声は、微かに震えている。それでも、気丈に、祈里は前を見据えている。そ
の小さな体のどこに、それだけの勇気と強さがあるのだろう。美希は、ふと、そんなことを思う。そして、頷いた。
「そうね。ラブを、信じましょう。きっと、ラブなら――――」
「うん。ラブちゃんなら――――」
必ずせつなを連れ戻してくれる――――!!
「きゃああぁぁぁっ」
ソレワターセの触手に弾き飛ばされたラブが、地面を転がる。
ここは、せつなの夢の世界。だがその痛みは、現実そのもの。
「く、ぅ……」
顔をしかめながら、それでもラブは立ち上がろうとする。そんな彼女を見て、ノーザは嘲笑を顔に浮かべた。
「随分と頑張るのね、貴方。そんなにイースが大切なの? 素敵だわ、友情って」
皮肉の後に、彼女は続ける。
「けれど――――変身も出来ないのに、どうやって助けるつもりなのかしら?」
そう。
ノーザとソレワターセがこの世界に現れて、ラブはプリキュアに変身をしようとした。だが、ピルンは現れず、いくら
リンクルンを操っても、彼女は変身出来なかったのだ。
「生身の人間の力で、ソレワターセが倒せる筈もない。ましてや、私をね」
ノーザの言葉は、正しい。ラブにも、それがわかっていた。
プリキュアに変身出来ない自分は、ただの人間に過ぎない。いや、伝説の戦士の力を身にまとっていても、たった
一人で、ノーザとソレワターセの両方と戦えるかは疑問だ。
長老の声も、聞こえない。呼び掛けにも、返事は無い。
今。
ラブは、たった一人――――孤独な戦いを、強いられているのだ。
「諦めて、私達に従いなさい。他人の為に命を賭けるなんて、馬鹿なことはやめて、ね」
甘い、甘い声で。
ノーザは誘う。
「そう、かもね――――」
膝を付いて答えるラブに、彼女は意外そうな顔をする。同時に、興醒めしたような様子も見せて。
「そうそう。よくわかってるじゃない。誰かさんとは、大違い」
だが、彼女はノーザの言葉を聞いていなかった。ただ、自らの心を、胸の奥から押し出すだけ。
「残された人が、どんな気持ちになるか。やっとわかったよ、アタシ」
言いながら、色を失い凍りついたままのせつなを、ラブは見つめる。その瞳には、変わらぬ慈愛が溢れていて。
「せつながアタシを守ってくれて――――けれど、そのせいで眠り続けて――――本当に、辛かった」
少し、怒ってたんだからね。立ち上がろうと足に力を込めながら、ラブは続ける。
「けれどね。この、せつなの夢の中の世界に来て――――せつなが一番、怖がってることがわかって――――やっ
ぱり、感じてることは一緒なんだな、って。変かもだけど、ちょっとそれは、嬉しかった」
ラブは、笑う。フラフラになりながら、それでも立とうとする。
この世界――――せつなの夢の世界に。
「それでね、思ったんだ。やっぱり、簡単に誰かの為に命を賭けるなんて言うのは、良くないことなのかな、って――――
そういう意味では、ここに来る時、美希タンやブッキーに心配かけちゃったかな」
こうして、せつなに触れえずにいたことで、ようやく本当に、ラブはわかった気がした。
誰かに頼らなくてはいけない、任せなくてはいけないことの苦しさを。たとえ、信じていても。
美希も祈里も、せつなのことを大事に思っている。そんな彼女達の想いを、本当に自分はわかっていたのだろうか。そんなことも。
自分のわがままで、命に代えてもせつなを救うつもりで、ここに来た。そんなアタシに託した美希達は、どんな思い
だったのだろう。
「待ってたり、残されてる方だって、辛いんだもんね――――簡単に、命を賭けるなんて言えない」
ふと、思い出す。
そもそもは、アタシがイースに向けて言ったことだったっけ。
命が尽きてもいいなんて、思ってないんだよね、と。
「うん、やっぱりそう。命は、大事にしないと」
「聞き分けのいい子は好きよ。さ、私達に降りなさい。そうすれば――――」
「だから!!」
ノーザの言葉を、ラブは大声で遮る。
顔を上げた彼女の瞳には、強い光が――――眩いほどの光が、宿っている。
「だから――――二人で帰るの!! アタシ達の世界に!!」
「――――っ!!」
驚くノーザに、ラブは力強く続けた。
「命が尽きてもいいなんて、思わない!! 生きて戻る!! また一緒に、せつなと一緒に、幸せをゲットするの!!」
もう一度、二人で。
新しい、二人で。
始めるんだ。
幸せを探す旅を。
「目を覚まして、せつな!!」
彼女は、暗闇の中にいた。
真っ暗の、闇。
どこまでいっても、光はなく。
どこまでいっても、終わりの無い。
永遠の闇。漆黒。
一体、どうして。
彼女は思う。
私は、ついさっきまで――――
え?
彼女は、驚く。
私、ついさっきまで――――何をしていたの?
すっぽりと、記憶が抜け落ちていた。それはまるで、闇の中に記憶を落としてきてしまったかのようで。
あるいは、吸い込まれたのか。
大切な誰かに、抱きしめられていた気がした。
――――誰に?
思い出そうとすればする程に、何かが零れ落ちていっているような気がした。
そうして出来た心の隙間に、闇が忍び込んでくる。
虚ろが、彼女を侵食していく。
何? 何が起きているの?
うろたえる、彼女。だが、成す術は無く。
ボロボロと、自分というものが無くなっていく。
失ってはいけない筈の何かすら、消えていってしまう。
彼女に手を差し伸べてくれた少女がいた筈なのに。
その笑顔は、太陽のように眩しかった筈なのに。
思い出せない。
彼女に愛を注いでくれた女性がいた筈なのに。
その優しさは、包み込むように彼女を守ってくれた筈なのに。
思い出せない。
忘れていく。無くなっていく。
恐怖に慄く彼女は、最後に。
私――――私は、誰?
自らの名前すら、失って。
やがて彼女は、自分が立っているのか、座っているのか。
歩いているのか、止まっているのか。
生きているのか。死んでいるのか。
それすらも、認識できなくなって。
「残念だけれど」
ラブの言葉を、ノーザは、笑い飛ばす。冷たく。いつか、せつなにして見せたように。
プリキュアというのは、諦めが悪い。だからこそ、楽しめる。
「貴方の大好きなせつなちゃんは、もう目覚めることはないわ」
言うと同時に、ノーザは手を軽く振る。
と、世界が暗転する。暗闇の中、ラブの視界に映るのは、ノーザとソレワターセ、そしてもう一人だけ。
「せつな!!」
駆け寄る、彼女。だが、せつなは何の反応も見せない。
それは、夢の中で触れられないから、というわけではなかった。
ただ、虚ろな目で、瞬きすらしないまま、固まっているのだ。
「せつな――――?」
「もうその子は、イースでも東せつなでも、キュアパッションでも無いわ――――ただの抜け殻よ」
「どういうこと!?」
振り返るラブの浮かべた切迫した表情に、ノーザは艶やかに微笑む。もっと、もっと見せて、そんな顔を。私を楽し
ませなさい、プリキュア。
「その子の心から、全ての記憶を奪い取ったの。プリキュアとして、キュアパッションとして生まれ変わったことも、貴
方と出会ったことも、一緒に暮らしたことも――――それだけじゃない、イースとして生まれたことですら、ね」
コロコロと彼女は笑う。楽しげに、笑う。
「全ての思い出を奪った今、彼女はただの人形よ。何もない、ね。貴方の呼び掛けにも応えない。だってその子は、
自分が東せつなだということすら、覚えていない――――知らないのだから」
「――――そんな!?」
せつな。せつな。せつな――――!?
ラブは、声の限りに呼び掛ける。ようやく触れられるようになった肩を掴み、揺り動かす。
何度も、何度も。
だが、彼女は何の反応も見せない。
「諦めなさい。もう、その子の心に触れることは出来ない。もう、自分が生きているということすら、感じられないでしょうね」
「せつな!! せつな!! せつな――――!!」
何度も呼びかける。その悲痛な声が、ノーザの耳には心地よく響いた。
どれだけ、繰り返されただろう、その呼び掛けは。
ようやく、少女はその名を口にするのを止める。
そんな彼女の背中に、ノーザは笑いながら言った。
「ようやく諦めが付いたようね――――貴方の声はもう、届かない。想いは、伝わらない――――貴方の元に、その
子は戻らない」
嬲るように語りかけながら、ノーザはラブの背後に立つ。
「インフィニティを、渡しなさい。今ならまだ、許してあげる。私達にインフィニティを差し出せば、その子を返してあげ
る――――どう? 悪くない取引でしょう?」
そうして、心を折ろうとする。
ラブという少女の。キュアピーチという戦士の。
心の一番、幹となる部分を腐らせようとする。
彼女は首を縦に振るだろう。せつなを、助けようとするだろう。
だがそれは、ラビリンスに屈したということ。もはや彼女は戦えない。
一方、助けられたせつなは、助けられたことに負い目を持って生きていくに違いない。
だから、彼女達は、絶対に幸せになれない。後は不幸の螺旋に絡め取られるだけ。
「――――ない」
少女達の、そんな未来を幻視していたからこそ。
ノーザは、彼女の小さな呟きが意味するところを、理解出来ず、問い返す。
「なんですって?」
「シフォンは絶対に、渡さない!!」
振り返る、ラブ。
ようやく、彼女は知る。
目の前の少女は、諦めてなどいなかった。
愛と、希望と、祈りを胸に、幸せを取り戻そうとしているのだと。
「その子よりも、インフィニティを選ぶということね」
「違うっ!!」
大きな声で否定しながら、ラブは首を横に振った。
そして、真っ直ぐな瞳で、ノーザを見つめて言う。
「シフォンは渡さない!! それに、せつなは必ず目覚める!!」
「――――!! 何を根拠に――――!!」
「だって――――だって!!」
凛としたラブの表情に、彼女は思わず目を見開く。
自分が、圧倒的優位の立場にあるはずなのに、そのことを忘れて。
それほどに、ラブの気迫は、すさまじく。
「だって――――信じてるから!!」
「――――!! えぇい、うるさいっ!!」
ノーザの叱咤と共に、勢い良く振るわれた触手がラブの体を吹き飛ばす。たまらず地面を転がる少女の体に、振り
下ろされる別の触手。
「――――っ!!」
肺の中の空気が全て押し出されるような感覚に、彼女はもがく。その細い体躯を触手は絡め取り、締め上げて。
「忌々しいわね。力も無い癖に、求めるばかりで」
ギリギリといたぶるように締め付けられ、苦悶の表情を浮かべるラブの間近で、ノーザは吐き捨てるように言う。
せつなの時とは違い、まるで楽しめないのは、今も彼女がその瞳から光を消し去っていないから。
心が折れるということを、知らないかのようなその姿が、ノーザを苛立たせる。
「残念ね。イースはもう目覚めない。貴方も、ここでおしまい」
どれだけ、絶望に陥れようと言葉を弄しても。
「返して――――」
彼女は、揺るがない。ただ一途に、愚直に、真っ直ぐな目をしていて。
「せつなを、返して――――」
一途に願えば、かなう。
その強い想いがあれば、現実を超越することを、本気で信じている。
「黙りなさいっ!!」
言うと同時に、ソレワターセに彼女を地面に叩き付けさせる。
解放されても、すぐには立ち上がれない程、傷付けられた彼女。
だが、ラブの目からは光が消えない。
どれだけ苦しめられても、諦めようとしていない。
せつなにあった、自分がどうなっても、という捨て鉢な気持ちが無く、二人で生きて帰るんだという、意思を感じる。
ノーザは、そんな彼女に慄然とした。
なんなんだ――――なんなんだ、この生き物は!?
「そこまで大事なら、何故、インフィニティを渡そうとしなかった?」
思わず、問いかける。インフィニティを、シフォンを渡しさえすれば、こんなに苦しむこともなく、取り戻すことが出来る
のに、と。
だが彼女は、ふらつきながら立ちあがり、首を横に振って。
「出来ないよ――――シフォンだって、大事なんだもの――――!!」
「なにを――――!!」
絶句する、ノーザ。
「何かを手に入れたければ、何かを失う覚悟が必要でしょう!?」
「そんなこと、アタシは知らない――――!!」
ラブは、ノーザの言葉を拒絶する。そして、凛とした目で言い放った。
「アタシは、欲張りなの。何かの為に、何かを諦めるなんて、そんなことは出来ない!!」
かつて、プリキュアとダンス、両方を頑張ると彼女は言った。
同じように、せつなとシフォン、どちらも守ると、彼女は決めていた。
「だから――――だから!!」
彼女の視線に、ノーザは射抜かれる。
まるで力を持たない、変身すらしていないただの少女に。
彼女は、怯えてしまって。後ずさる。
「せつなを――――アタシ達のせつなを、返してよっ!!」
その時。
世界に、声が響いた。
ありがとう ――――I'm Here――――
彼女の意識は、凍りついていた。
理性は、動かなくなっていた。
それが、ノーザのかけた呪い。
全てを失った彼女。
時という概念すら、無くなって。
一瞬と言う名の、永遠。
それは、心の死。
そのままであれば、ラブが消滅した後に、再びせつなは悪夢の続きを見せられたことだろう。
今度はノーザが作り上げた、心の裏側の世界を、覗かされただろう。
あるいはその世界で、彼女はさらに心を殺されたかもしれない。幾度も幾度も血を流し、絶望に喘ぎながら、やがて
摩耗していったかもしれない。
ただラビリンスに不幸を捧げるだけの存在に、なっていたかもしれない。
けれど。
ドクン
鼓動が、伝わる。
時を認識出来なくなった彼女の知覚に伝わってくる、規則正しく刻まれるリズム。
ドクン
それは、彼女の右手から訪れる。
ドクン ドクン ドクン
そうして、時が刻まれる。
彼女の中に。
体に。
ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン
心も、意識も。止められていた。何も感じられなくなるようにと。
けれど、彼女の体は。
――――現実の世界に残された体は――――
――――ノーザに束縛されなかった体は――――
思い出す。
この鼓動を。
右手から伝わる鼓動を。
その熱を。
ぬくもりを。
ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン
体が、記憶している。
この手の先に、あるものを。
この手を繋いでくれている、大切な人のことを。
ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン
ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン
刻まれる、リズム。
心の中の時計が動き出す。
それは、凍りついていた彼女の時間が動き出すということ。
そして、彼女は認識する。
このぬくもりが、誰のものなのかを。
一度、動き出せば、早かった。
手。大切な人の、手。
暖かい、手。
この熱を、私は知ってる。
さっき、私の背中を押してくれた手だ。
ラブの手だ。
思い出した。これは、ラブの手。私の手を握っているのは、ラブ――――桃園ラブ。
私の、一番大切な人。
私――――東せつなの、大切な人。
――――どうして?
ラブは、死んだ筈。
なのに、どうしてその熱を感じるの?
ううん。そもそも、ここは一体――――?
フラッシュバックする記憶。
全てを彼女は取り戻す。
ラブが死んだこと。ずっと部屋にこもっていたこと。家から逃げ出したこと。
あゆみに、救われたこと。
全てを、思い出す。
思い出して、不思議に思う。
ここはどこ――――?
私、お母さんに抱きしめられていたんじゃ――――?
開かない、目。
まるで凍りついているかのよう。
いや、たとえではなく、本当に凍りついているのかもしれない。
ひどく、寒いと思う。
けれど。
けれど、その右の手は暖かい。
誰かのぬくもりが、伝わってくる。
とても、とても心地よいぬくもりが。
ラブ。
どうして、ラブのぬくもりが――――?
ラブ――――生きてるの?
そんなこと、と心が否定する。
信じられない、と理性もそれに続く。
だが。
ただ、体だけが、覚えている。確かにこれは、彼女のぬくもりだ。
絶対に、間違える筈ないと強く吠える。
ならば、考えられることは、ただ一つ。
もしかして。
もしかして、これは――――夢?
気が付けば、せつなは。
あゆみの腕に、抱きしめられていた。
「お母さん――――」
言いながら、彼女は母親から体を離す。
「これ――――どっちが、夢なのかしら?」
問いかけに、あゆみは答えない。ただ、微笑みながら、娘を見つめている。
「どっちでもいいか――――私、幸せだもの」
クスッと笑いながら、せつなはあゆみの手を取る。そして、
「でも――――もし、私に選べるなら。やっぱり、ラブが生きている現実を選ぶわ。だって」
お母さんが悲しんでるところは、やっぱり見たくないんだもの。
言って、ギュッとせつなは彼女の手を握る。あゆみの目を、真っ直ぐに見つめながら。
「私、行くわ。皆が待ってる」
その言葉に、あゆみはゆっくりと頷いた。変わらぬ微笑を、顔にたたえたまま。
「お母さんが来てくれて、私、嬉しかった。すごく、幸せな気持ちになったわ」
この気持ち、忘れない。そうせつなは続ける。
「これが夢で、本当のお母さんはこのことを知らないだろうけれど、でも――――私、お母さんに優しくされたこと、
絶対に忘れない」
彼女は、誓う。そしてその誓いを、心に刻み込む。
「だから――――ありがとう、お母さん」
ありがとう。
支援
その声が響くと同時に。
闇が、一気に払われていく。
世界が、色を取り戻す。
北風に揺れる木々の茶色。空の青。
雲の白。太陽の、光。そして。
赤の服を着た、一人の少女。
「――――せつな!!」
「お待たせ、ラブ」
突然に現れたせつなに、ラブは驚きの声を上げながら飛び付いた。ギュッと抱きしめてから、ペタペタと彼女の体に
触れる。
「せつな――――ホントに、せつなだよね?」
「くすぐったいわ、ラブ」
目を細めて笑う彼女の姿に、ラブは歓喜に顔を染めて。
「ホントにせつなだっ!!」
また、抱きつく。もう、動きにくいわ。そう言いながらも、せつなはまんざらでもなさそうな顔をしていて。
「バカなっ!?」
そこに水を差したのは、ノーザの声だった。驚愕に目を見広げながら、二人を睨みつける。
「戻ってきたですって!? ソレワターセの力からも、私の力からも解放されて――――」
「よくも好き勝手やってくれたわね、ノーザ」
真剣な表情になったせつなが、ノーザに向き直る。
「お返しは、たっぷりさせてもらうわ!!」
「――――っ!! ええぃ、ソレワターセ、やってしまいなさい!!」
ノーザの声と共にソレワターセが触手を振るう。それは、一直線にせつなとラブへと向かう――――が。
「なにっ!?」
驚きの声を上げたのは、ノーザだった。
触手は、少女達の体に触れることが出来なかった。まるで彼女を包み込むように光が集い、触手を跳ね返し、宙に
留めてしまっていたのだ。
「忘れたのかしら、ノーザ。ここは、私の夢の世界よ。私が気付いた以上、ここでは私の思うままよ」
不敵に笑いながらせつなが言うと同時に、ソレワターセの触手が、ノーザへと向かう。
「なに!?」
慌てて地面を蹴る彼女。それを追うように、触手が蠢いて。
「くっ!!」
瞬時に、自分達の不利を見て取ったのだろう。触手の一撃を掴むと同時に、ノーザは地面にトンネルを穿つ。そして、
ソレワターセと共に、その中へと消えていく。
現実世界へと逃げ戻る彼女を、せつなは何もせずに見逃した。正直、夢とはいえ、自分の意識下の世界にこれ以
上、彼女にいて欲しくはなかったから。
それに――――
「せつな」
「――――ラブ」
それに。
たくさん、話したいことがあったから。彼女と。ラブと。
穏やかに微笑むラブに、せつなは近付いていって、そして。
「ラブ――――」
『ようやくお目覚めみたいやな、パッションはん』
口を開いた瞬間、聞こえてきたのは、長老の声だった。
「長老!?」
『感動の再会の最中にすまんけどな、ピーチはん。わしの力も結構ギリギリなんで、悪いけど戻ってきてくれるか?』
「あ、そっか」
自分が彼の力を借りて来ていたことを、せつなと会えた嬉しさで忘れていたラブは、思わず頬をかく。不思議そうな
顔をしているせつなに、長老に助けてもらったことを話そうとするが、
『それだけやあらへんで。ベリーはんとパインはんの二人が、パッションはんを助けようと戦いに行かはったんや』
「美希タンとブッキーが!?」
息を飲む二人。夢の世界と現実の世界とでは、流れる時間も違うらしい。ラブは、厳しい顔をするせつなを見て、
「せつな。帰ろう。アタシ達の世界に」
「ええ。帰りましょう。現実の世界に」
ボンヤリと消えていく、ラブの姿。長老の力も、やがて感じられなくなる。
それを確かめてから、せつなは目覚めようとする。
ただ、最後に一度だけ、振り返る。
そこに一瞬、浮かび上がる、あゆみの姿。
髪がボサボサで。部屋着のままで。靴は左右違っていて。
けれど、その笑顔は。
とっても綺麗だと、せつなは思う。
だから、もう一度だけ、彼女は言う。
ありがとう、お母さん。
それは彼女が悪夢の中で家から逃げ出した時に、残した言葉と同じ。
だが、そこに込められた想いは、熱は。
まるで、違ったのだった。
「はぁぁぁ。ホンマ、疲れたわ」
大きく息を付きながら言ったのは、長老だった。杖で腰をトントンと叩きながら、首を回している。
「お疲れさんでしたなぁ、長老」
「まぁな。けど良かったわい。ちゃんと二人とも戻ってこれて」
そう言いながら、タルトと長老はベッドの上を見る。そこには、シフォンがただ一人いて、キュアキュアとはしゃぎな
がら頷いている。
ラブとせつなは、アカルンの力を使って、すでに美希と祈里の元に向かっている。今頃、戦い始めているのではな
いだろうか。
「タルト、なんや美味いもんでもないんかいな」
「それやったら長老。とっておきのドーナツがありますんやー。ここやったらなんやさかい、下に降りましょか」
言いながら、タルトは長老と共に部屋を出て行く。シフォンも、その後をフワフワと浮かびながら追おうとしたが――――
――――ドン――――
突然の衝動が、彼女の体を包んで。
その額のマークが、灰色に染まる。
すでに階段を下り始めていたタルトと長老は、シフォンの異変に気付かない。
クローバーボックスは、ベッドの上に放置されていて。
やがて、彼女は呟く。まるで感情のこもらない、機械のような声音で。
「ワガナハ インフィニティ ムゲンノ メモリーナリ」
以上です。続きます。
今回は色々と反省いたしました。
長杉とか、投下のタイミングとか。
ともあれ、支援、ありがとうございました。
何卒宜しくお願いいたします。
おおおおおおお!!!
続き楽しみにしております。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
ふぅ。凄いボリュームだね。もちGJ!てかシフォン忘れてたわW
ちょっと!ハッピーエンドかと思ったら!
シフォンどーなっちゃうの?!
愛に勝るものはなし。記憶は消せても、2人の絆は―――というわけですな。
で、立て続けにピピピーンチとwどう収まるんだこれ…
ところで、全く話は変わるんだが
ブッキー:誘い受け
美希たん:誘われ攻め
ってありかなあ?
美希ブキに限らず四人ならいろんなパターン出来るんじゃない?
レス挟むとこだった……。シフォン怖……どうなるんだこの話……。
4人の組み合わせパターンの広さはまさにインフィニティ。 ムゲンノユリユリーナリ。
S・・・あ、まずかったですか? じゃあ
Aさん「美希は受け! ひたすら受け! 総受け!
そ う う け !!
精いっぱい主張するわ・・・ってあたし信じてるだよ!?」
(発言者のプライバシーと身の安全確保のため音声は変えてあります)
あずませつなさん何してはるんですか
誘われて、攻めてたと思ってたら、
いつの間にか逆転されて、
攻めに攻められ悲鳴を上げることになる。
これは必然。
可哀想で可愛い美希たん♪
こんばんわ。
攻めと逆転の話題で妄想してたら
むらむらしてしまいました。
ターゲット違ってすみません。
ブキせつ、エロありです。
お目汚し失礼します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
布が擦れる音で、
目を覚ました。
まだ、寝付いてから
そんなに時間が経っていない。
薄目を開ける。
人の影。
「ーーーっ!」
声を上げそうになるが、
次の瞬間、見慣れた顔が見えた。
せつなちゃん。
机の上に、貸していた本を
置いている。
確かに、せつなちゃんは
今日中に返すって言ってたけど、
わざわざ、アカルンで来なくても。
せつなちゃんが、
こっちを見た。
私は、あわてて
寝たふりをした。
「ブッキー...寝ちゃった?」
答えなかった。
せっかく、こっそり
返しにきてくれたんだから。
気づかないふり。
せつなちゃんの気配が、
近づいてくる。
いつもと違う、少し荒い息。
どうしたの...?
せつなちゃんの息が、
近くなった。
唇にふれる、
やわらかい感触。
えっ...?
してる...の?
抵抗できなかった。
するはずも、なかった。
だって、私もせつなちゃんと
ずっと、したかったから。
パジャマのボタンが、
そっと外される。
前を、はだけられた。
せつなちゃんに
見られている。
「きれい...」
せつなちゃんが息を漏らし、
私の胸に、触れてきた。
しっとりとした指が、
私の胸を撫でる。
撫でていた指に、だんだんと力が入り
手のひら全体で、やわやわと揉まれる。
せつなちゃんの手のひらの中で
先端が、みるみる尖る。
口に含まれ、
舌で転がされる。
寝たふりを、続けた。
起きたら、せつなちゃんは
すぐに、やめてしまうだろう。
体中を、甘い刺激が
駆けめぐっている。
動けない分、感度が
増しているみたい。
パジャマのズボンと、
下着をゆっくりと降ろされる。
すっかりあふれてしまったそこに、
せつなちゃんの唇が押しつけられる。
びくんと、体が跳ねる。
私の蜜が、ゆっくりと
かき回され、音をたてる。
声が、漏れそうになる。
体が、乗ってくる気配があり、
別の音が、近づいてきた。
薄く、目を開く。
せつなちゃんのが、
目の前にあった。
自分の指で、弄っている。
蜜が跳ね、しずくが
私の首すじに落ちている。
せつなちゃんも、
して欲しいの...?
せつなちゃんの、荒い息。
かき回される、私の中。
高まる気持ち。
もう、我慢できない。
両手で、せつなちゃんの
お尻を抱え込んだ。
「ひゃっ...!」
思いきり、貪り付く。
「ブッキー!ごめん!ごめんなさい!私つい...!」
すでに大きく膨れているつぼみを、
舌ではじく。
「ごめんなさい!ごめ...あっ!ああん!」
あっという間に、せつなちゃんの腰が
激しく跳ねた。
あふれ出した蜜を、
舌ですくい取る。
せつなちゃんの、味。
そのまま、続けた。
「まって!今されると...ああっ!」
せつなちゃんの腰が、
立て続けに跳ね回る。
腰を抱え込んだまま、
何度も、続けた。
荒い息が、響いている。
ぐったりと横たわったせつなちゃんは
まだ小刻みに痙攣している。
「せつなちゃん、かわいい...」
お尻から、背中にかけて
舌を這わせる。
それだけで、何度も体が跳ねる。
「もっと...する?」
返事は、無かった。
後ろから手を回し、
せつなちゃんの胸を包む。
うっすらと汗ばんだふくらみが
手の中で踊る。
先端を、軽くつまむ。
「ふうぅっ!」
せつなちゃんの体が、
また激しく跳ねた。
「ねぇ...もっと、する?」
「何度も...うなずいてるわ...」
せつなちゃんを仰向けにし、
上から向かい合う。
真っ赤に紅潮したほお。
たっぷりと、うるんだ瞳。
艶めかしく、開いた唇。
尖った先端どうしが擦れる。
せつなちゃんが眉間にしわを寄せ、
甘い声を漏らす。
そのまま、のしかかる。
お互いの先端を飲み込むように、
ふたりの膨らみが密着し、形を変える。
唇を重ね、舌で戯れる。
せつなちゃんが、うっとりとした
表情で、喉を鳴らす。
「もっと...しよっか?」
こくんと、せつなちゃんがうなずく。
せつなちゃんの両手が、
私の首に回される。
長い夜に、なりそう。
以上です。
お目汚し失礼しました。
タイトルは「Counterattack」です。
本編重いんでエロ逃避中ですw
ブギ美希もいいですがブギせつもいいですねGJです。
GJ!
動けない分感度が増すブッキーが大好きです。
BVさんのSS大好物っす。GJ!
もうすぐ楽しいクリスマス…
明日のプリキュアは…重いんだろうか。
でもこのスレがあれば生きていける。精一杯乙するわ!
前回からの今回ですからな…
ラブさんの動向が気になるところ。
まあそれ以外は、クローバーの皆さんの漲る漢気と、
家族と、商店街の皆さんとのキズナが描かれるわけで。
いよいよ最終章に入るんですなぁ…
あ、自分はブキせつの初々しい感じもすき。
"攻受"はっきりわかれてるのも勿論好物ですが、
なんていうんだろ、「引っ込み思案」と「おとなしめ」な娘がもじもじしながら。
恥ずかしいけど、やっぱり好きだから…みたいな!
皆さん、始めまして。おはようございます。
避難所で最近、こそこそSS書き始めた者です。
6本目書いてみたので、様子見で1本投下させてもらいます。
ラブせつ・微百合・本編の前回のその後〜のノリです。
タイトルは「決戦前夜」
初心者で色々至らないとこが多いと思いますが、ご容赦ください。
――――シフォンがさらわれた――――
あれからラブはずっと塞ぎこんだままだった。
私や美希やブッキーが何を話しかけても、耳には届いてないようだった。
美希もつらそう。下唇を噛んで俯き加減に歩いている、自分を責めているんだろう。
ブッキーの口からも、シフォンの無事を信じる言葉が出てくることは無かった。
言葉少な目の食事、おとうさんもおかあさんも心配そうで。
おとうさんが気の利かない冗談を言った。おかあさんは苦笑しながらおとうさんをたしなめている。
二人ともきっとラブが訳を話してくれないのが寂しいんだ。
「ねえ、ラブ、お願い聞いて」
「ごめん、せつな。今は誰とも話したくないんだ」
「ねえラブ、気持ちは私も同じよ。でも今は何よりこれからどうするか考えなきゃ」
「だから、そんなのわかってるよ!!!」
ラブは勢いよく階段を駆け上り、部屋に篭ってしまった。
「ピーチはん、荒れてますなあ」
そう言うタルトもほとんど何も食べなかった。
「タルト、今日は私の部屋に来る?あの様子だとラブの部屋には入れてもらえないかも」
「おおきに、そうさせてもらいますわ」
―――あたし、……最低だ。―――
自分だけ傷ついたような顔をして、自分を傷つけて楽になろうとしてる。
シフォンを心配してるのはみんな同じなのに。
あたしの責任だ。判断が甘かった。シフォンの守りに誰かまわすべきだった。
油断してた。いつもなんとかなったから。信じて戦えばなんとかなるって思ってた。
どこに居るの、シフォン……。会いたいよ、声が聞きたいよ−−−−
コン、コン。
「せつな、居る?――さっきはごめんなさい」
どうぞ、そう言ってせつなはドアを開けてくれた。
「何してたの?」
せつなの机にあるのは便箋。
「手紙を書いていたのよ。おとうさんとおかあさんに」
せつなは、はにかむように答えた。
これからシフォンを取り返しに行かなきゃならないでしょ、最後の戦いになるかもしれないから……。
どうしてもお礼を言いたかったの。どんなに私が幸せだったのか。一緒に過ごせてどんなに楽しかったのか。
ありがとう。ありがとう。大好きって。
息を呑む、ぞっとして叫ぶ。
「ダメだよ、せつな。それって遺書って言うんだよ!!」
せつなは悲しそうな顔で微笑んだ。
「死ぬつもりじゃないのよ。ただ大切なものを守るために。命を惜しんで選択を間違えるようなことだけはしたくないの」
「精一杯生きたいから、悔いを、心残りを残したくないから……」
せつなの使命感、気丈に振舞っていた心の枷が崩れ落ちる。
ぽとり、ぽとりと床に涙が落ちた。
「ごめん、ごめんね、ラブ。私が、私たちが、ラビリンスがこの世界に来たからこんなことになった」
「なくなればいい、いなくなればいい。ラビリンスなんて……そんな国、そんな人たち、どこにも必要ないわ!」
絞り上げるような声、両手で自分を抱きしめて、血がにじみそうになるくらい爪を立てて。
「ちがう、せつなは違うよ!」
「違わないわっ!ラブに出会わなければ、きっと同じことをしてた。シフォンをさらったのは私かもしれないのよ。」
あたしは馬鹿だ。一番つらいのはせつなだってわかってたはずなのに。
あたしは守れなかった。だけどせつなは……。
あたしは馬鹿だ。美希たんやブッキーにもあたった。みんな苦しいのに。
そっとせつなの腕をほどいて抱き寄せる。
「ね、せつな。ラビリンスのしたことは許せないよ。だけどラビリンスが無ければいいなんて思わないよ」
「プリキュアになったことも後悔してないよ。だから出会えたんだもん、タルトに、シフォンに、そしてせつなに」
「取り戻そうよ、せつな。シフォンを。みんなと一緒にいられる幸せを」
せつなが腕の中でうん、と言ったのが聞こえた。まだ震えているけど。
「だけど、シフォン、今どこに居るんだろう。館は壊しちゃったし……。」
「そうね、ノーザの居場所は私にもわからない。でもシフォンがこれからどこに行くのかはわかるわ」
落ち着いたせつなの瞳に再び力が宿った。
「どこ?」
「―――――――ラビリンス、メビウスの元よ!」
再び部屋に沈黙が訪れる。でもそこに悲壮感は無く、強い決意が満ちていた。
「それでも、行かなきゃね」
「ええ、行きましょう。4人で!」
まず明日はスイーツ王国に行って報告と相談をすることにした。
場合によっては、そのまま戦いに赴くことになるかもしれない。
今日はもう休んだほうがいいだろう。
「ね、せつな、今日は一緒に寝てもいい?」
部屋に戻って枕を持ってきたラブがそう言った。
「シフォンが居ない部屋で、一人で眠りたくないんだ……」
抱きしめあって眠った。お互いに開いた穴を少しでも埋められるように。
ラブはすぐに寝息をたて始めた。そっとせつなはラブの髪の毛をなでる。
とても温かくて愛しくて、だからよけいに悲しかった。
自分が現れてから、この子は悲しむことが多くなった。
早く取り戻したい、シフォンを、そしてラブの笑顔を。
戦ってきた。戦い続けてきた。自分の心の隙間を埋めるために。
守った。守り続けてきた。自分が汚したものをこれ以上傷つけないために。
頑張った。精一杯頑張ってきた。みんなの笑顔を守るために。
でも次の戦いは頑張るだけじゃだめだ。命をかけて戦うだけじゃダメだ。
必ず取り戻す、結果を出すんだ。
―――必ず勝利するんだ―――
せつなはそう、固く心に誓った。
以上です。お目汚し失礼しました。
読んで下さった方、ありがとうございました。
>>246 諦めない心と信じる心。それはまるで、美希と祈里が乗り移ってるかのようで。
奇跡を起こした少女。伝説の戦士。どんな相手が来ようとも決して折れない心。
貪欲。欲張り。彼女の持ち味が時として人を覚醒させる。そして、戻ってくる最愛の人。
いやぁ投下時間が、、、それも平日で…
>>265 持久力。受けの美学。そして―――逆襲。
愛し愛されるの事の喜びを感じながら。
短い文章で描かれる世界は、人をこんなにも魅了して。
本編よりもこちらを推奨したいのは内緒だ!
>>276 リーダーとしての責任。やり場のない怒り。けれどラブ―――ピーチはまだ14歳。
心の動揺はせつなも一緒で。いや、四人一緒なのだろうと。
そんな中で繰り広げられる二人の会話。せつなの葛藤を遮るラブ。もう一人じゃないんだと。
明日の本編もこのような感じなのかな?ラブさん、どうぞ無理をなさらないよう…
最近避難所の方が盛り上がってるなw
公式が戦いばかりだし仕方ないか。
明日は何とかハッピーな展開にして欲しいんだが。無理な話か…
ほんと戦いばかりですね、、、
42話は神回でしたけど百合的にも。
明日も見てみないと何とも言えませんなぁ・・・
今日、近所のダイエーに買い物いったら
プリキュアの光るマスコット売ってました。
ベリーがパッション3名に取り囲まれておりました。
何か背筋に冷たいものが走りました。
>>280 パッションの分身鬼畜攻めですねわかります
今宵も美希たんの嬌声とも悲鳴ともつかない声が響くのであった…
ラブとせつなはプリキュア初の快挙、同棲をなしとげたのに
初代でやった肝心の同衾がないとはどういうことだ!
今日の放送がラストチャンス…望み薄だけどな
妄想力さえあれば、
たとえ本編で描かれないシーンですら
幾らでも見えてくーる。
一緒にお風呂。一緒におねんね。一緒に……。
今晩は。ここ数日おっぱいの事が頭を離れないので、突貫作業で書きました。
お茶請け代わりににでもなれば。
タイトルは「くらべっこ」、微エロ。4人出てきます。軽いです。
では、投下。
クローバーの四人はダンスレッスンの後、シャワーを浴びて着替え中。
ミユキが手配してくれたスタジオはシャワーは二つしかない。
まずせつなと祈里。今はラブと美希が使っている。
そして、ロッカールームでの事。
「ねえ。せつなちゃん、ちょっといい?」
むにゅっ!!
「へ?ちょっ!!ーー何っ?!」
むにゅっ!むにゅっ!むにゅっ!
祈里がせつなの胸をブラの上から無遠慮なまでに揉みしだく。
今にもブラの中まで手を突っ込みそうな勢いだ。
「ちょっ、ちょっと!ブッキー!!」
「やっぱり!」
「何がっ!?」
「感触がね!全然違うのっ!」
「…………は?」
祈里は両手でせつなの胸を鷲掴みにしながら、キリッとばかりに顔を上げる。
「前から思ってたのね。せつなちゃんのおっぱいってさ、
こう、おっきいんだけどプルンとした感じって言うの?
なんかね、わたしとは違うなぁって!
どこがどうって上手く言えないんだけどさ……」
軽く興奮気味にまくし立てる祈里。
要するに、触って見たかった…と言う事らしい。
「……そ、そんなに違う?」
胸なんて、大きさ以外そんなに違いなんてあるものなの?
「違うんだって!ほら、わたしの触って見て!」
「…う、うん。じゃあ…。」
何でこんな事に?と思わないでもなかったが、取り敢えず
祈里のパステルイエローのブラに包まれた膨らみに手を伸ばす。
(でも、ホント大きいわよね。私も結構ある方みたいだけど、これはすごいわ……)
ふにっ!
「あっ!」
「ね?」
「……うん。すごく、柔らかい…。」
「そーなの。せつなちゃんのおっぱいはさ、
柔らかいけどみっちり詰まってるって言うか…。
弾力があるんだよね。」
「ブッキーは…、何かふわふわしてる。」
「つきたてのお餅みたいだよ。せつなちゃんのおっぱい。
モチモチしててあったかい……。」
「これ、何だろう……?あっ!」
せつなはこの間ラブと食べたシフォンケーキを思い出した。
ふんわり柔らかいのにコシのある感触がそっくりだ。
「はぁ〜。なるほど。わたしはスポンジ系。せつなちゃんはお餅系って訳ね。」
「ね、美希は?わざわざ私の触りに来るって事は、
美希もブッキーみたいな感じ?」
「そーなの。だいぶちっちゃいけど。ラブちゃんは?」
「ラブも私と同じ系統かしら。でも最近あんまり触ると痛がるのよ。
芯があるって言うか、この頃急に大きくなってきたのよね。」
「カップいくつ?美希ちゃんはAだけど。」
「Aってほとんどペッタンコじゃないの?」
「それがそーでもないの。アレはアレでなかなか……」
「ちょっと………ブッキー……」
「…………せつな……」
シャワーから帰って来たラブと美希が目にしたのは、
半裸でお互いの胸をまさぐり合う自分達の恋人の姿。
この子達は一体何を……。
思考停止しかけている二人のを見て、きょとんとするせつなと祈里。
そしてせつなは急に目をキラキラと輝かせて美希に迫って来た。
その顔に浮かんでいるのは純真な好奇心。
しかし、美希にはそんな事は理解出来るはずもなく…。
「美希!ちょっといい?」
言うが早いか、せつなは美希のTシャツを捲り上げ、その小ぶりな乳房を
手のひらで包み込む。
「!!ちょーーーっ!ちょっ!ちょっ!何なのよ?!」
「……ブッキー、ブラの上からじゃ分からないわ…。」
「あー…。美希ちゃん、ちっちゃいから……。
あっ、ラブちゃん、いい?」
祈里は地蔵の様に固まっているラブの胸元に、遠慮なく手を突っ込む。
「ふぇっ!?ーーー何何何何?」
「ホント!せつなちゃん系?ぷりぷりしてる!」
「ちょっと、ブッキー!イタイイタイ!!」
ゴツン!!!と鈍い音がして、せつなと祈里は頭を抱えてうずくまった。
ゲンコツを落とされたのだ。
「………つまり、胸の触り心地について研究仕合っていた、と?」
「…ハイ。」
「その通りです。」
「まあまあ、美希たん。何も変なコトしてたワケじゃないんだし……」
「じゅーーっぶん、変でしょっ?!」
せつなと祈里は美希の前に正座させられ、ラブは美希の剣幕にヒッ!と
首を竦める。
(しかも、何?ブラの上からじゃ分からないって!)
「あー、でもさ美希たん。あたしもちょーっと興味あるかな〜?なんて?」
「はあ?」
「イヤ、美希たんは気にならない?
ねぇ、そんなに違った?」
ラブがせつな、祈里に話を振るとコクコクコク!と二人が頷く。
「何よ、触りたいワケ?ブッキーの。」
「ホラ、美希たんもせつな触っていいからさ!」
「ちょっと、ラブ!何勝手に……」
「「黙んなさい!」」
ラブと美希は目配せして、せーの!とばかりに目の前の二人に手を伸ばす。
「わはっ!何コレ?」
「あんっ!ラブちゃん、くすぐったい!」
「ちょっと美希!ブラの中まで触んないで!!」
「せつながブラの上からじゃ分からないって言ったんじゃない!」
「それは大きさのせいでしょっ?!」
そして、引きつった声が少女達の狂乱を遮った。
「………あなた達……何やってるの……?」
ほとんど下着だけの姿で息も荒く胸を触り合う四人の後輩を前に、
立ち尽くすしかないミユキ。
そんなミユキを見て、四人の小悪魔は申し合わせた訳でもないのに
同時にニヤリと口角を上げる。
「ミユキさぁん。ちょっといいですかあ?」
語尾にハートを付けたラブが代表でミユキに魔の手を伸ばす。
以上です!明日のシリアス展開の前にこんなもんをすいません。
でも後悔はしてない!
>>290 2828させていただきましたw
きっとミユキさんは、ラブと同じような系統ではないかと…コシのあるお餅系で大きさはほどほど
ブッキーの胸の大きさは母親譲り…まで妄想したw
おっぱい描写リアル過ぎるw朝から悶々としたw
>>290 何でこんな事にwキャッキャウフフすぎて萌えたー!
小さいも大きいも関係ないのさ。君たちの魅力に嘘は無い。
眩しすぎて見るのも辛いぐらいなんだぜ?
14歳の少女たちは無邪気すぎるのさ。
でも、これが本当の彼女たちなのかもしれませんね。
大輔諦めたかなW手が届かない存在なんだよラブっちは!
あの流れで大事な人だったらMIYUKIさんだろっ!?
な、みんなもそう思うよな!?
大事なのは役所の人なんだぜ?
ラ「帰ってきたら婚姻届け出しますんで!」
役「君いくつ?」
駄目だ…駄目だよ、兄貴、弱い考えしか浮かばねえ…
夢も希望も、なかったんだな。
見て見ろ。いきなり提供部分でみきせつ、ラブッキーじゃないの。夢と希望だらけぢゃねーかw
>>297 あいまいのまま終わりそうな気がしますけどね。
むしろパッションとベリーが心配になってきた件、、、
>>29 安心しろラブさんは頬すら染めてなかったし乙女モードにも入ってねえ
あの大変な時期で出した結論だ現状維持だよ。ラブさんはラブさんだった
せ「大丈夫かしら・・・」
美「平気よ。せつなしか見えてないわ、ラブなら。」
祈「和ちゃんと何もなかったよねぇ?美ー希ちゃん」
美「は・・・、はいっ!」
「せつな達が待ってるから!」
この台詞一言でどっちに比重が置かれてるかなんて一目瞭然ですがな。
まあ、最終回までもう出てこないであろう奴のことはどうでもいいや
あゆみママンがちゃんとラブとせっちゃん両名の
手を掴んで引き止めてくれたことが嬉しかったよ
>>299 西南は死ぬでしょ。
来週はカプ厨歓喜の展開だな
公式にまで本音ぶつけ合うとか書かれてるあたり濃密な話になるんだろう
美希たんと南とか急に絡めてどーすんのって感じだが
個人的には今日の大ラブより再来週の方がショック大きそうだわ
>>298の言うように
提供絵がご褒美ってことでひとつ・・・
>>298 良く見ろ、提供絵は美希せつ&ラブせつ&ラブッキーだ
提供絵は美希せつ ラブッキーでいくのかーと思った直後に
真ん中のハートに気がついたときの高揚感
しかし美希ブキはどうした!?
提供絵では
美希とブッキーがせつなとラブの腰に
それぞれ手をかけているんだな
GJ!
>>307 ここはラブせつが繋がっていることで美希ブキも繋がっていると考えるんだ
>>311 公式の次回予告
個人的には今回のでせっちゃんラビリンス残留フラグが潰れたようで一安心
危うくせっちゃん戻っちゃうかと思った。。。
もうあなたの家は桃園家でありまして。
いや、4人で(ry
>>312-
>>313 すまん、公式見てきたが俺の頭では理解できなかった
最期のとタイトルにあるにしては、意外な結末にって解説も気になるね
>今回のでせっちゃんラビリンス残留フラグが潰れたようで一安心
なぜそうなのかな?
むしろあゆみや圭太郎はラストでラブしか気にかけてなかったし
せつなもラビリンスを故郷と明言してたし、危ないとすら感じたんだけど
誰か俺を思いっきり否定してくれorz
>>314 あゆみママンの「全員必ず戻ってきなさい」に力強く頷いてたやん
>>308 いい推理だ。
もうみんなで4Pしちゃいなよ!
チートな相棒、アカルンの姐さんがいらっしゃるからなあ。
それだけでオールスターに参加することは容易なわけで。
おまけにラブやんのお言葉
「あたしたちはいつでも繋がってるよ!」がなんとも…
誰かおれも強く否定してくれorz
と思ったら
>>315 そうでしたw
うん。4人はどれも欠けちゃいけないんだ。
せっちゃんはあゆみさんの娘だしね。
むしろあっち側の人間たちが四ツ葉町へ引っ越してくりゃいい。
>ラビリンス残留フラグ
メビウス打倒後のラビリンス ――― 自分を故郷を立て直すためにもせつなは残ると思う。
「ごめんなさい、ラブ、私には新しく生まれ変わるラビリンスを見守っていく義務があるの」
「わかってるよ、せつな。わかってるから、本当にわかってるから…うっ」
「だめよ、ラブ……泣かないで」
「だって、せつな…せつなぁ……うわあああああっっ!!」
号泣しながら胸に飛び込んできたラブの身体を、せつなの両手が優しく包み込み……。
そして、その日の深夜。
プワァァン…と赤い光がラブの寝室に咲いた。
「あ、せつな、遅かったね」
「ごめんなさい、ラブ。明日の朝も早いから、もう寝るわ」
「朝ごはん、たいしたの作れないけど……」
「何でもいいわよ、ラブの手作りならそれで充分」
翌日の朝。
「じゃあ、ラブ、行ってくるわね」
「うん。せつな、今日もお仕事頑張ってね」(ちゅっ)
アカルンのワープで、せつなは今日もラビリンスに帰る。故郷再生のために。
3組になっちゃうとパターンが急激に萎むからね
こっちも一気に萎える、ぜひ4人の帰還にして欲しい
つかTVコマーシャルが見事に3人バージョンばっかりで、死亡フラグにすら見えるw
>>319 そうだ…アカルン姐さんがいるって自分で書いとんのに…
行き来は自由自在でしたね!自分は家を守る可愛い若妻はせっちゃんが似合うかなあとしか考えてなかったぜ。そのパターンがありましたw
使命を終えたプリキュアの力、ピックルンたちは再び眠りにつく。劇場版での世界の危機にまたラブたちのもとへ!
ってならないことを切に願う。
俺には萎えるフラグばっかりなんだぜ、、、
こっちも帰還派多数な訳?まぁ幸せの使者だから仕方ねーのか。
これまでのシリーズは正体が秘密だから、変身能力残したままでも良かった。
フレッシュは町民に正体バラしてるんだから、ピックルン達は眠りに吐かないと日常に戻れないんじゃない?
よ、ラブちゃん。今度ピーチになって引越し手伝ってよ!
美希ちゃん、西町で火事があったみたい、ベリーでお願い!
動物園でライオンが逃げ出したの、パインで捕まえて〜
彼女達に平穏は訪れない
正体明かすとき、4人は愛し合ってます!と堂々宣言してくれたら
発狂してただろうなwww
>>325 便利屋になってるじゃねーかw
少なからず四人はプリキュアと告げる事によって女々しい野郎共は一歩引くだろ。
>>319 ラビリンス昼休み
「あらイースちゃん今日も愛妻弁当なの?羨ましいわね一口頂ける?」
一口奪われるラブ弁
「ノーザ…っ!(なんて冷酷で残忍なのっ!)」
>>328 ノーザさん、幾ら自分が適齢期過ぎてるからって……おや誰か来たようだ。
「ノーザ様時間です。」
「愛妻弁当ぅぅぅぅ!!!!」
「やだやだ。歳は取りたくないよねー、ほんと。」
「ラブ!?いつの間に???」
「アタシもいるけど。」
「わたしもいるよ?」
「こっちよーおとうさーん」
「はぁはぁ、まってくれぇ〜」
案外書けるもんだねぇ
こんにちは。
コメントを下さった皆様方、どうもありがとうございました。
今日の本編、すごく良かったですね。泣きそうになりました。
いよいよ佳境。来週は放送が無く、次回は1月とのことですが、今から楽しみにしていようと。
美希せつメイン回でもありますしねw
さて、私の連載もようやく佳境となりました。
ここまでお付き合い頂けたことを嬉しく思うと共に、どうか最後までお付き合い頂ければと
願うばかりです。
『届け この声 ――――lullaby for you――――』
シリアス、非エロです。
雑談無し。確認。
「おはよう、せつな」
目を覚ました彼女を迎えたのは、隣で同じように横になっていたラブの笑顔だった。
ギュッ、と手に力を込めて、彼女はせつなとの絆を確かめる。それに応えるように、せつなは指を絡めて。
そして、微笑んで。
「おはよう、ラブ」
彼女は、そう、言ったのだった。
届け この声 ――――lullaby for you――――
「行こう、せつな」
自室で急いで着替えてきたラブが、部屋に駆け込んでくる。それに、せつなも大きく頷いた。すでに彼女も着替えは
済んで、準備は出来ている。
目覚めてすぐの歓喜は、すでに消え去っている。彼女達が今、思うのは、親友の二人のことだけ。今頃、戦っている
のだろう。美希と祈里は、ラビリンスと。
「プリプー」
声をかけてきたシフォンに、せつなは微笑んで見せる。
「大丈夫よ。美希とブッキーは、ちゃんと助けてくるから」
「キュアー……」
そういうことじゃない、と言いたげに首を横に振って、シフォンは浮かび上がる。そして、せつなの目の前まで来て、
「セツナ。モウ、ヘイキ?」
片言のしゃべりで、眉を寄せながらそう言った。
その台詞に、一瞬、驚いてから、
「ありがとう、シフォン」
せつなはギュッと彼女を抱きしめる。フワフワで、抱き心地のいいその体に目を細めつつ、
「心配してくれてるのね。でも、もう平気よ」
ありがとう。さらにもう一度、彼女は同じ言葉を重ねる。何度言っても、心から湧き出る想いだからこそ、その価値は
下がらない。
やっぱり、大事だとせつなは思う。
ラブや、お父さん、お母さんと同じぐらいに、シフォンのことも大事だ、と。
それは、彼女がインフィニティだから、ではない。
大切な――――そして、愛を注いだ存在だから。
「ラブ、ありがとう」
「え?」
「シフォンを、ノーザに渡さないでいてくれて」
もし、彼女がせつなを案じて、シフォンを渡していたら――――考えかけて、止める。彼女はそんなことは決してし
ないと、知っていたから。
「たくさん、言いたいことがあるけれど――――それは、戦いが終わってからにするわ」
「うん。そうだね、せつな――――あ、でも、一つだけ今、言わせて?」
怪訝そうな目をするせつなの手を、ラブは掴む。
「あの時、アタシをかばってくれて、ありがとう――――けど、すっごく怖かったんだからね?」
彼女が言っているのは、ソレワターセの攻撃から、ラブを守ろうと飛び出した時のことだろう。
けれど、怖いというのは、それだけではないことも、せつなにはわかる。
自分が一人で、飛び出してしまったことも含めてのことなのだ。
「もう止めて――――アタシ、せつながいなくなるなんて……」
「ラブ」
悲しみの言葉を紡ぐ彼女の唇を、せつなは自分の人差指でそっと、抑える。
「わかってるわ。ラブがいなくなった夢を見て、私も、残された人の気持ち、わかったから」
言って、彼女は微笑む。
夢の中の世界では、ラブが犠牲になり、せつなが助かった。
現実には、その逆だった。
けれど、どちらであっても、悲しい想いをした人がいる。
悪夢を越えてきた今だからこそ、わかる。
自分が、誰かのことを想っているつもりで、結局は自分のことしか考えていなかったことを。
気付けて、良かった。せつなは思う。
取り返しのつかないことになる前に、気付けて良かった、と。
「お母さんだって、心配してたんだよ?」
うん、と頷きながら眦の涙を拭ったラブの言葉に、せつなは少し驚いてから、嬉しそうに目を細める。
「そう。お母さんが――――」
「キュア、キュアー」
「わいらかて、めっちゃ心配したんやからな」
「わしもおるで」
シフォン、タルト、長老までも、次々に言ってくる。
本当に、本当に心配してくれていたのだろう。気持ちが、伝わってくる。
皆の優しさに、私は守られたんだ。
だから、またせつなは言った。
「ありがとう、皆」
「それじゃ、行ってくるわ」
「美希タンとブッキーと、すぐに戻るから」
言い残して、アカルンの光に包まれる二人。
シフォンに、最後に一度、軽く微笑んで、せつなはラブと共に消えた。
「はぁぁぁ。ホンマ、疲れたわ」
「お疲れさんでしたなぁ、長老」
「まぁな。けど良かったわい。ちゃんと二人とも戻ってこれて」
タルトと長老が出て行って、誰もいなくなった部屋に、無機質な声が響く。
「ワガナハ インフィニティ ムゲンノ メモリーナリ」
「一体、何が起こってるんだ?」
ノーザを飲み込んだ後、沈黙し、動かなくなったソレワターセを見て、ウエスターがそう呟く。サウラーも、怪訝そうに
眉を顰めながら同じように見つめていて。
その隙を、美希は見逃さなかった。
工場の中を駆け抜け、服が汚れることも厭わずに地面に飛び込む。
「な!? しまった!!」
思わずサウラーが痛恨の呻きを口にした時にはもう、美希はその手の中に二つのリンクルンを持っていて。
「ブッキー!!」
その一つを、彼女は放り投げる。完璧な軌道を描き、胸に飛び込んできたそれを、彼女はしっかりと受け止めた。
「ありがと、美希ちゃん!!」
「どういたしまして」
ニッコリ、と一瞬だけ笑って見せて、美希はリンクルンを構えてウエスター、サウラーと向き直る。
「まだ戦うつもりかい? 彼女が言ってただろう。イースはもう、戻らない」
「やられ足りないというなら、いくらでも相手をしてやるけどな」
ポキポキ、と拳を鳴らすウエスターに、美希は唇を噛む。
確かに、作戦が見破られた以上、このままここで戦う意味はない。ここは一旦、退いて、ラブとせつなを待つ方がい
い。いや、ノーザが夢の世界に行ってしまったのであれば、自分達も追いかけなければいけないんじゃないか。
けれど――――
チラリ、と彼女は二人の背後のソレワターセを見つめる。
もしもここで、ソレワターセを倒すことが出来たなら。もしかしたらそれで、せつなを助けることが出来るかもしれない。
状況は、圧倒的に不利だ。ウエスターとサウラーの強さは、先ほど拳を交えて、いやというほど知った。それに、今は
沈黙しているとはいえ、ソレワターセが動き出しでもしたら、数でも負けてしまう。さらにここにノーザが帰ってきたら――――
「わたし、信じない!!」
逡巡する美希の耳に飛び込んできたのは、祈里の声だった。あの小さな体のどこに、そんな力があるのだろう。そう
思ってしまう程、揺ぎ無い強さに満ち溢れていて。
「せつなちゃんは、絶対に帰ってくるって、わたし、信じてる!! だから、戻らないなんて、信じない!!」
「信じ……? ええい、信じてるのか信じてないのか、どっちなんだ!?」
「信じないことが信じることだと言ってるんだよ」
混乱したウエスターの叫びに、サウラーは冷静に突っ込みを入れる。
クス。
そんな場合ではないと判っていたが、美希は思わず小さく笑ってしまう。
男二人の会話に、ではない。
祈里の言葉に、改めて思い出したからだ。
「そうね。そうだった――――あたし達は、ラブとせつなを信じてる。だから、あたし達が出来ることを、ここで精いっぱ
い、頑張るわ」
「うん!! そしたらきっと、幸せ、ゲットだもんね」
二人は、顔を見合わせて、笑い合って、頷く。
ここにいない彼女達の口癖を言ってみたら、なんだか少し、距離が縮んだ気がした。
強くなれた気がした。
「信じることが信じ――――? ええい、どうでもいい!!」
理解することを諦めたのか、ウエスターが祈里に跳びかかってくる。その蹴りをアワアワと手を振りながらも、彼女
はなんとかかわす。
「ブッキー!!」
「君の相手は僕だ」
声と共に振るわれた拳を、美希は間一髪で避けて。
「女の子に手をあげるなんて、最低じゃない?」
「君達に敬意を表しているのさ。プリキュアに変身をしなくても、君達は十分に強いだろう?」
そんなことないんだけどな。思いながらも、口には出さない。なんとか隙を見つけて、変身しなければ――――
緊迫した空気。ジリジリと近付いてくるサウラーに、美希はゆっくりと後ずさりながら距離を取る。と、背中にトンと何
かがぶつかって。
フワ、と宙に漂ったフローラルな香りでわかる。
「ブッキー?」
「美希ちゃん」
同じように、ウエスターから逃げ惑っていた祈里と、背中を合わせる。
「変身もさせてくれないなんて、卑怯よね」
小声で囁いた美希の言葉に、彼女は苦笑を返すばかり。その視線は、美希からは見えないが、きっとウエスターの
一挙手一投足を窺っているのだろう。自分が今、サウラーに向けているように。
ジリジリと近付いてくる、ウエスターとサウラー。そして、彼らが襲いかかってこようとした瞬間。
「――――!!」
工場の中に、赤い光が灯った。球体のそれは、一瞬、強く輝いてすぐに消える。その後に現れたのは、
「ラブ!!」
「せつなちゃん!!」
アカルンで移動してきた、二人の少女だった。
「な!? バカな!!」
「戻ってきただって!?」
呆気に取られるウエスターとサウラー、その隙に、美希と祈里は彼女達の元に駆け寄る。
「美希タン!! ブッキー!! ただいま!!」
「ただいま、二人とも」
「もう、ただいまじゃないわよ!! 心配させて!!」
怒ってるんだからね。そう言いながら、美希は必死に涙をこらえていた。良かった。本当に良かった、と。
祈里は涙目になりながら、せつなの手を取って、ギュっと両手で包み込む。
「お帰りなさい、せつなちゃん」
「うん、ありがとう、ブッキー。美希も、心配してくれて、ありがとう」
「べ、別に、心配なんてしてないわ――――信じてたもの」
「美希タンったら、あんなこと言ってるけど、せつなが起きなくてすっごく慌ててたんだよ」
「そ、それはラブの方でしょ!?」
「おまえらぁっ!!」
和気藹藹とした雰囲気を漂わせる少女達に、たまらず叫ぶウエスター。
だが、一斉に睨まれて、思わずたじろいでしまう。
「ぜ、全員、揃ったって、怖くなんてないんだからなっ!!」
「ウエスター……」
やれやれ、と言いたげに首を振ってから、サウラーは眼光鋭く少女達に飛びかかる。プリキュアに変身する前に倒
す――――その姿を見て、慌ててウエスターも続く。
だが。
「はぁっ!!」
「なにっ!?」
祈里に向けられたサウラーの拳は、屈んでかわされてしまう。伸びきったその腕をラブが掴み、気合いの声と共に
一本背負いの要領で投げ飛ばして。
「やっ!!」
「ぬぉぉっ!?」
ウエスターの蹴りを、せつなが後ろに跳び退り、勢いを殺しながら受け止める。そして、無防備になった足を、美希が
思い切り払って。
ドン。ドン。
地面に倒れ込んだ彼らは、自分達に起きたことが信じられないと言ったような表情を見せる。油断しているつもりは
なかったが、変身前の彼女達に、これほどまでに鮮やかにしてやられるとは思ってもいなかったのだ。
『やったぁっ!!』
四人で声をそろえて、ハイタッチを決める少女達。
「やっぱりあたしたち、完璧!!」
「皆で力を合わせれば出来るって、わたし信じてた!!」
美希と祈里が、嬉しそうに言う。今のコンビネーションは、打ち合わせをしていたものでなければ、練習をしていた
わけでもなかった。
何もなくても、互いを理解し合っているからこそ、咄嗟に体が動いたのだ。
「ええいっ、今のは無しだ、無し!!」
腕の反動を使って起き上がったウエスター。だが少女達はすでに、それぞれのリンクルンを構えていて。
「美希タン、ブッキー、せつな!! 行くよ!!」
『ええ!!』
『チェンジ、プリキュアッ!! ビート・アーップ!!』
「ピンクのハートは愛あるしるし!! もぎたてフレッシュ、キュアピーチ!!」
「ブルーのハートは希望のしるし!! つみたてフレッシュ、キュアベリー!!」
「イエローハートは祈りのしるし!! とれたてフレッシュ、キュアパイン!!」
「真っ赤なハートは幸せのあかし!! うれたてフレッシュ、キュアパッション!!」
『レッツ!! プリキュア!!』
舞い降りた少女達。その瞳には、強い光が輝いていて。
「くっ……おのれプリキュアっ!!」
「ここで、決着を!!」
だっ、と駆け寄ってくる二人から、プリキュア達は大きく飛び退る。そして、着地と同時に、
「はぁっ!!」
ピーチがカウンター気味に、ウエスターの鳩尾への肘打ちを狙う。それを右の二の腕でブロックした彼だったが、足
が止まってしまった。そこを狙ったベリーが、ピーチを飛び越えてのキックをしかけてくる。
「なんとっ!?」
「おのれっ!!」
すんでのところでキックをかわしたウエスター。着地するベリーに、サウラーの拳が飛ぶが、
「させないっ!!」
立ちふさがったパッションがそれを受け止め、弾く。そこに出来た隙に、横合いからパインが駆け寄りざまのパンチ
を叩きこみ、彼を吹き飛ばす。
「くっ!!」
空中で態勢を立て直し、なんとか着地するサウラーだったが、
『ダブル・プリキュア・キーック!!』
飛び上がったピーチとパッションが、声を揃えて彼にキックを見舞う。必死に腕を交差させ防御するサウラーだった
が、
「う、っく!!」
勢いを殺しきれず、ズザザザザ、と足が地面を滑って。
「サウラー!!」
駆け寄ろうとするウエスターの前に回り込んできたのは、ベリーとパイン。勢い良く拳を引いて、
『ダブル・プリキュア・パーンチ!!』
放たれた二人のパンチは、全く同時に彼へと叩きこまれる。慌てて両腕でガードをするが、その力に彼の体は浮き
上がり、飛ばされた。
「くっ」
膝をつく二人に対し、ヒラリと空中で一回転し、ベリーとパインのすぐ側に華麗に着地するピーチとパッション。彼女
達の表情には、自信が満ち溢れている。
まるで一つの生き物のように、有機的に、流動的に動きながら攻撃をしかけてくる少女達。数で負けているというこ
とを差し引いても、驚く程に圧倒されてしまっている。ベリーとパインも、二人の時とは全くの別人のように強く感じられた。
四人揃ったことで、彼女達が真の力を発揮しているのだろう。変身前の生身の姿でも、戦える程に。
「これが……プリキュアの力というわけか」
顔をしかめるサウラー。ウエスターも歯ぎしりをしながら、立ち上がる。
「だが我々も――――負けるわけにはいかない」
再び駆ける、サウラーとウエスター。迎え撃つ、プリキュア。
パンチとキックの応酬が続き、一瞬の油断も許されない戦いが繰り広げられる。
そして、最後に押し切ったのは、
『プリキュア・クアドラプル・キーック!!』
飛び上がった四人の一斉攻撃が、ガードの上からウエスターを跳ね飛ばす。たまらず転がる彼を尻目に、四人は
まるで舞うかのように体勢を変え、サウラーに向き直る。
『プリキュア・クラドラプル・パーンチッ!!』
ダン、と踏み込む足音さえ揃う少女達の拳を捌ききれず、彼は吹き飛ばされた。
ダメージに立ち上がれない彼らをよそに、四人の視線は、ソレワターセへと向けられた。
彼女達の戦いのさなかも、それは沈黙したままだった。そのことが少し不気味でもあったが、四人揃ったことの高揚
感が上回って。
「いくよ、皆!!」
ピーチの声に合わせて、全員がリンクルンに触れる。そして、
「届け!! 愛のメロディ!! キュアスティック・ピーチロッド!!」
「響け!! 希望のリズム!! キュアスティック・ベリーソード!!」
「癒せ!! 祈里のハーモニー!! キュアスティック・パインフルート!!」
「歌え!! 幸せのラプソディ!! パッションハープ!!」
それぞれが奏でる音色が、辺りを満たして。
「吹き荒れよ!! 幸せの嵐!!」
『悪いの、悪いの、飛んで行け!!』
「プリキュア!! ラブサンシャイーン――――」
「プリキュア!! エスポワールシャワー――――」
「プリキュア!! ヒーリングプレアー――――」
ハートが、スペードが、ダイヤが。
少女達のスティックで描かれ、光を放つ。そして、
『フレーッシュ!!』
声と共に、打ち出される。その後を追うように、パッションがハープを構え、
「プリキュア!! ハピネス・ハリケーン!!」
ソレワターセを直撃する、四つの力。
『はぁぁぁぁぁっ!!』
包み込むハートの色が、桃色に、赤色に、黄色に、赤色にと変わる。
真っ直ぐに向けた腕に、力を込める少女達。ソレワターセが、浄化されようとした、まさにその瞬間。
「図に乗るな、小娘がっ!!」
轟く、女の声。
それと同時にソレワターセから溢れた触手が、光のハートを内側から突き破る。
「ええっ!?」
咄嗟のことに反応できない四人の体に、容赦なく叩きつけられる触手。弾き飛ばされ、壁にぶつかる彼女達に追い
打ちをかけるように、しなる鞭のような打撃が加えられる。
一瞬。
ほんの一瞬の、ことだった。
つい先ほどまで、ウエスター、サウラーを相手にし、互角以上の戦いを繰り広げ、負ける気がしないとすら思ってい
た彼女達。
だが今は、地面に倒れ伏し、起き上がることすら出来ない。
「よくも――――」
そんな少女達の前に、ソレワターセの中からノーザが現れる。そして、起き上がれない彼女達を見下すように睥睨
して。
「ノ、ノーザ……」
「よくも私に、恥をかかせてくれたわね――――イース!!」
睨むように見上げるパッションだったが、ノーザの服の裾から飛び出した木の根に捉えられ、思い切り壁に向かっ
て投げ付けられる。
「ぐっ!!」
叩きつけられた後、地面に落ちるパッション。痛みに息をすることが出来ず、体を震わせることしか出来なくて。
『パッション!!』
「おまえ達もだ、プリキュア!!」
呼び掛けるピーチ達の体を、ソレワターセの触手が打ち据える。何度も、何度も。
その度に上がる少女の苦痛の悲鳴、だがそれを聞いてもノーザの表情は変わらない。
激怒に顔を見にくく歪ませた、彼女の表情は。
「いいようにやってくれたわね、あなたたち――――」
その声は、眺めていたウエスター、サウラーの背筋すら凍らせる程、冷たく。
「お返しは――――たっぷりと、してあげるわ!!」
ヒステリックな叫び声と共に、さらに苛烈さを増す攻撃。ソレワターセの触手と、ノーザの操る木の根が、プリキュア
達をいたぶる。成す術もなく翻弄される彼女達は、悲鳴を上げることしか許されなくて。
「――――はぁ、はぁ、はぁ」
どれだけの時間、そうしていただろう。
痛みに体を震わせるプリキュア達を見下しながら、ノーザは肩で息をつく。
「最初から――――こうしておけば良かったわね」
蹂躙と呼ぶにふさわしい、強力な力。
倒れ伏す、プリキュア。彼女達がいなければ、インフィニティを手に入れることなど、たやすいこと。
「所詮はこの程度の力しか――――」
「く――――」
言いかけたノーザは、しかし、信じられないものを目の当たりにする。
それは――――立ち上がろうとする、四人の姿。
「お前達!!」
「シフォンは、渡さない」
そう言ったのは、キュアピーチ。傷だらけになりながらも、その目はまだ、諦めてなどいなかった。
あの、悪夢の世界の中で見せたように、決して。
彼女の言葉に呼応するかのように、残りの三人が立ち上がる。そして、彼女達の瞳の中にも、同じ光があった。
キュアピーチと同じ、決して諦めない、絶望などしないという、強い意志の光が。
「ええい、うるさいっ!!」
苛立ちのままに、ノーザはソレワターセに命じ、プリキュアを攻撃させる。立ち上がることで精一杯の彼女達は、何も
出来ずに吹き飛ばされて、地面に転がる。
それでも。
「う、く……」
立ち上がろうと、する。支え合いながら、互いに手を貸しながら。
立とうとする。
「くっ――――」
まただ。ノーザは思う。
また、気圧されてしまっている。自分が。ラビリンス最高幹部である、このノーザが。
ただの小娘に。
「このっ!!」
もう一度、攻撃を加える彼女。だがそれでもまだ、少女達は立ち上がろうとして。
ギリッ。歯ぎしりをする、ノーザ。一体、どうすれば諦めると言うのか。
絶望に身をゆだねるというのか。
心を折れる気が、まるでしなかった。パッションですら、昨日、戦った時に感じられたような脆さが無くなっていて。
逡巡する、ノーザ。
だが、その彼女の前に、突然、光が表れた。
否。正確には。
光に包まれた、シフォンの姿が。
「なに!?」
「シフォン!?」
驚くノーザ、そして少女達。
ピーチの呼び掛けに、しかし彼女はこう答える。
「ワガナハ インフィニティ ムゲンノ メモリーナリ」
「ク、クククク――――」
ノーザは、笑う。
愉快でたまらない、と言ったように。
「フフフフフ、アハハハハハハハハ」
大声で、笑い続ける。そして、インフィニティと化したシフォンを見据え、
支援砲!
「まさか自分から現れてくれるとはね。手間が省けたわ」
「シフォン!!」
「うるさい!!」
叫ぶピーチを弾き飛ばす、ソレワターセの触手。
「なんで、シフォンちゃんが――――!!」
「タルト達、何やってるのよ!!」
口々に叫ぶ、パインとベリー。その声に、絶望の萌芽を感じ取り、ノーザは笑みを深くする。
そして、確かに彼女達は、絶望しかけていた。
ここには、クローバーボックスが無い。シフォンを元に戻すことも出来ない。そして、ノーザの強さは――――
「まだよ!!」
声と共に立ち上がったパッションが、一気に距離を詰める。
シフォンに触れさえすれば、アカルンで飛ばすことが――――
「そうはさせない」
だが彼女の手は、シフォンに届かなかった。立ちふさがったのは、ノーザ。彼女の操る木の根が、パッションの体を
吹き飛ばして。
「ここまできたのに、残念だったわね、プリキュア」
ようやく、余裕を取り戻したのだろう。嫣然とした表情と声で、残酷にノーザはプリキュア達を見下す。冷たく。
「シフォン!!」
動け、動け。何とか立ち上がろうとするピーチ、ベリー、パイン。
だが、受けたダメージは激しく。脚が、震えて。
「ようやくこれで、インフィニティは私のもの」
言いながら、ノーザがシフォンに手を伸ばした瞬間。
その声は、響いた。
「ランラン ランラン ラララララン ランランランラン ラララララン」
振り返る、ノーザ。ピーチ達も、声の主へと顔を向ける。
そこには。
壁にもたれかかるようにして立ちながら、
「ランラン ランラン ラララララン ランランランラン ラララララン」
子守唄を歌う、キュアパッションの姿があった。
彼女は願う。
届け、この声。
この想い。
計算違い……おさるさんを食らわない予定だったのですが。
ともあれ。
次回、最終回予定です。
どうか最後まで、お付き合い下さいませ。
何卒宜しくお願いいたします。
前から聞きたかったんだけどおさるさんて何なん?この人の時ばっかなるじゃんw
>>344 短時間にたくさんレスすると体験出来るよ
>>343 みんなの想いが彼女を。いや・・・彼女たちを救った。
そして、帰還を待つ二人の元へ今―――
怒涛の戦いの中で見える絆。それは誰にも壊す事の出来ない確かな
ハート。付け入る事すら許されない氷の女帝。焦り・・・。
安堵する暇もなく彼女たちの前に現れるシフォン。どうして!?
やんちゃすぎるぜプリプー様orz
本スレは最終回がどーなるかの話題ばっかなんだが、あと5話もあるんだな。
いい加減ラブやんとせっちゃんは一緒に寝ないとだな…
ブキ美希分が足りなくて発狂しそうだ
うわあぁああー
せめて提供絵がねぇ、、、
マミー吹いたwww
ちょwラブやん性欲の固まりwww
せっちゃん純愛なのにw
ブッキー夜の蝶w
ヤバイ全員自分のイメージ通りだww
何やってんだおまいらw
ラブやん→性に貪欲
せっちゃん→愛に貪欲
mktn→キス魔
ブキ子→嬢王
幼児アニメキャラなのにぃぃぃ
>>348 後はもう最終話の31日までずっと戦うだけだからな
1月は5回もあるから最後は一話まるごと使ってエピローグすると思ってたからびっくりだわ
サントラが激闘編なだけある
>>358 まぁ大輔が出てきてダラダラやられるよりかはマシかなと。
戦いの中で何かあるかもしんないからね、百合ネタが。
年内は今日が最後か。せっかくのクリスマスだったのになぁラブやんたち
西とせつなは変な因縁フラグあるからまだ分かる
でも南と美希たんとかほとんど何の繋がりもないのにライバル扱いなんだな
最終回迎えたときに4人とも相手役がいるなんてことになったら困る
>>360 まあ大丈夫でしょ、西南は次回で死ねばOK
特に西は42話で致命的に評価を落としたんでさっさとくたばって欲しい
それこそ衝撃っつーか笑劇やでWWW
今までが台無しになってまう。
頼むから西南は廃棄になるか生きても4人には絡むなよと。
スタッフが西さん大好きなのがアニメ見ててびしびし伝わってくるのが怖い・・・
自分フレッシュしか見てないんですが、過去にキャラ死亡とか
あったんですか?敵はまだしろ仲間とかあったら萎えまくるな・・・
カレンダーでは元気な西南を拝めるあたり、死亡ENDはほぼ無いもんなぁ
3日の話はネタバレ読んだ時からものすごーく嫌な予感しかしない
>>364 歴代じゃ敵キャラは死んでいくのが当然だった。
とにかく頭数用意して、子供受けが悪くなる前に次々と退場ってのがパターン。
仲間化はSSの満薫って言う前例があるけど、あれはちゃんと段階踏んで改心してるからな
少なくとも一話で唐突に考えかえるってのは無いね。
何だか百合厨死亡フラグみたいじゃねーかW
勘弁してくれや。
>>366 ありがとう!
イースも死んだ扱いなんだけど、今いちそんな気になれないんですよね。
ウエスターは我々の味方だと信じてる!鬼門回ではお世話になりましたw
サウラーは甘糖だしクールすぎて嫌だw
何で今さら美希たんと絡むのよ!
ウエスターは確かに憎めないけどやっぱねぇ・・・。
サウラー甘党とか関係ない気がwww
ノーザがどうなるかは気になるけど
>>367 D輔とラブがフラグ立てまくってからは常に俺達に死亡フラグ立ってるんだぜ・・・
なんか最近は百合ネタ探しより本編を固唾をのんで見守ってる見守ってる気分だわ
あと一ヶ月もこんなのが続くと精神的に参りそう
>>369 一時期ノーザがせっちゃんの母親かなとは思ったけどね。もしくはイースウエスターサウラーは兄弟とかな。
スタッフの西好きはあるだろうね。何となくわかるW
最近だと白虎さんで逝きかけた僕ですが何かwww
でもやっぱ一番怖いのは大輔だな
確かに。でも、あんまネガな話しても不快になってしまいそうな
気もするので。。。
昨日の放送で何もなかった事が全てだと思うけど。
てかダンス大会どーするのーw
ミユキが普通にいた時点でおかしいけどなwあんた有名人だろw
帰ってきてから描くんじゃない、続き。そうすればクローバーも安泰だろうて。
町民大集合の時?
あれはラブさんが直々に呼んだんじゃないっすかね?
それよりもタルトがめっちゃジェットで飛んでて吹いたけどw
町民大集合のとき
それぞれの母さんが、娘を抱きしめてほしかったよ
ラブだけじゃなくて
あゆみさんにせっちゃんも抱きしめてほしかった
>>377 同意
その直前にあった不自然かつ要らないシーンを削れば
その尺でこっちを入れられたと思うんだけどねえ。
うるさいやいっ
作品は作品で百合は百合だいッ
残り一ヶ月は俺達にとっても決戦だな
どんな展開になってもけして折れるなよ同志よ。
だな。まだまだ続くぜ俺たちのフレッシュは
レミさんに美希たんも抱きしめて欲しかった。
美希「―――ママ……」
レミ「グスン……美希ちゃん……無事に帰ってきて……」
美希「ちょっとママ……きつく抱きしめ過ぎ……は、恥かしいって。離して……」
レミ「美希ちゃん……ママ、ママね……」
レミ「……あなたを一人の女性として愛していたのよ」
美希「は、ハァ!?」
レミ「だから無事帰ってきて!今度はベッドの上で抱いてあげ……」
美希「は、離して!!離してってば!!!」
ブキせつラブ「総受けよ」「総受けだわ」「総受けだね」
親子丼か。何か生々しいな蒼乃家の場合w
百合が原因で離婚してたり
やはり美希受けは宇宙の真理だと確信した
美希たん可愛い
冬コミラブせつ書くサークル多くてワロタ
もっと少ないと思ってただけにこれは期待大だわ
そんなに多いか?
なんか減ってる気がするんだけど
特に百合関係が寂しい
夏はそんなに多かったのか?
他の期待してたジャンルがほぼ壊滅状態だったから多く感じただけか……
夏は二日目行ったらあんまみかけなかったけど。売り切れたんかな?
つか冬コミいつ?忘れてたW教えてエロい人
それくらいググりなよ。
夏2日目はジャンプ系とかなので少なかったんでしょ。
29日のアニメ系か31日の18系を狙えばいいんじゃない?
今日のパンツ先生、昨日のここの提供絵の話見てたんじゃないかと思ったよ
>>390 スレ民的には29日じゃないか?
31日は上手く絡めてるのもあるけど基本男性向けやよ。
男性向けもあなどれんよ
一般で出来のいいやつってのも大分数限られるしな
結局いいものはいい
>393
百合は男性向けではニッチかノンケのおまけだからなぁ。
>392はそこを懸念したんじゃ?
パンツ先生は常に俺の想像をはるかに超えてくれる!
>>392 夏に関して言うなら百合レズで良い本は全部最終日獲得のものばっかりだったぞ。
初日は小ネタとギャグが多くて正直びみょー
>394
ちゃんと百合やってるお宝は普通に存在するぞ
ふたなりは邪道!道具も一切なし己の指のみで勝負する!とか
ハードル上げていくと少なくなるけどな
半日経ってカキコ0とは…。燃料不足か…
避難所と競作に投下あったから、みんなそっち行ってんじゃね?
避難所が…エロ祭りになっとるなww
昔プレイした某エロゲを思い出した…
エロは嫌いじゃないがフレプリでSMはちょっとな…w
まぁ読まなきゃいいだけだが。
あ、そーなんだ。ちょっくら見てくるかな
こっちに投下してたらヤバかったかもなW
イメージうんぬん言ってる割には許しちゃうんだな管理人てW
創作や妄想の幅狭めてもつまらない注意書き付いてれば
わりと何やったって良いと思う〜。
あんまりアレなのでも注意書きさえあればスルーできるし
保管庫に入れないって選択肢もあるし避難所とかでならたまにハメはずしたのも見てみたい。
>>381 自分で産んだ娘に欲情するのは
背徳感とか道徳とかを超越して
全く想像できんなw
>>381 自分で産んだ娘に欲情するのは
背徳感とか道徳とかを超越して
全く想像できんなw
大事な事だから2回も書いたんですね、わかりますW
ブッキーはやっぱモジモジ系だよなー。ミキの後ろで隠れながらとかさ。
>>403 まぁ、わりと何やったっていいんだけど
SMがアリならス●トロとかレ●プとかフタ●リとか、ヤバイのもアリじゃん?とか
万が一エスカレートしてったらちょっとなぁwww
避難所はけっこうSMマンセーみたいだったからさ…
>>404 まぁギャグだから笑ってスルーすればいいんじゃん?
だよな。テンプレに入ってない時点でアリっちゃアリだし、書いたもん勝ちだろW
てかこんな燃料イラネ。やめよう。すまんかった
自分もすまんかった。迂闊に避難所の話題振るべきじゃなかったかもな。
まぁ、職人さんたちも分かってるから避難所でやってんだろうし、
ここでやいやい言われるのは本意ではないだろう。
もうこの話題はこの辺で止めといた方が無難だね。
書きたいんだけど燃料不足すぎて浮かばないなぁ
ブッキー好きにしてみればネタが本当にないよ・・・
アヒメであんまりにも扱い悪くてブッキーが何考えてるキャラなのか分からなくなってきた
アヒメ?何の事だ?アニメか?
ピーチとパインで対ノーザか。何気につえーからなパインWWW
>>410 何考えてるのか分からないキャラこそ、
何を考えてるのかと妄想を膨らませる甲斐があるというものw
ブッキーは見せ場を作ってもらえなくてかわいそうだな
ラブ美希せつなから1人取り残されてる感じ
今度久し振りにラブと絡むみたいだからそれに期待するよ
414 :
『決戦前夜』:2009/12/23(水) 00:20:32 ID:YWPbXLj3
こんばんは
ネタ文投下、失礼いたします
『聖夜の前夜は決戦前夜』、多分・・・美希×せつな?
美希 「こほん、え〜、お集まりの皆様
これより私たちプリキュアはラビリンスの本拠地に殴りこみを敢行いたします
・・・が、しかし!
本日はクリスマス・イブ!!
せっかくなので景気づけの意味でも今夜は盛り上がっていきましょう!!」
ラブ 「さんせーい!!」
ブキ 「気分転換っていいと思う、って私、信じてる!」
せつな「精いっぱい騒ぎましょ
・・・思い残すことの無いように」
美希 「・・・・・・こほん、え〜、それでは・・・
今一瞬、暗い雰囲気になりかかりました、が!
気を取り直して、乾杯♪」
一同 「かんぱーい!!」
美希 「うううう〜、ママったら・・・これ、マジもんのシャンパンじゃない
決戦前だというのにアル中になってたらシャレになんないわよ・・・
あ〜あ、みんなもうグッスリじゃん、もう・・・
でも、ひとり意識があるアタシってのもどうなのよ・・・
アタシ、何気に結構飲んでるのよ」
ふっふっふっ・・・
美希 「誰!? そ、その声はまさか・・・!!」
415 :
『決戦前夜』:2009/12/23(水) 00:22:37 ID:YWPbXLj3
イース「久しぶりね、、美希」
美希 「イース!! どうしてここに!?」
イース「御覧なさい、美希
みんなグ〜ッスリ眠っているわ・・・何をされてもわからないくらいにね」
美希 「な、何が言いたいの・・・」
イース「ふふふ、美希・・・
あなたは勇敢で仲間思い、優しくて、時に厳しくて、とても心強い
プリキュアみんなのまとめ役・・・
ラブも祈里もわた、もとい、せつなもみ〜んな
そんな素敵な美希のことが大好き・・・
だから、寝込みを襲われてもかまわない
みんな喜んであなたに抱かれるはずよ・・・」
美希 「そんな・・・いけないわ・・・そんなこと・・・」
イース「さあ、美希、自分に正直になって・・・
その浅ましい獣性を剥き出しにして、わた、3人とも自分のものになさい!」
だめよ、美希!
自分を見失わないで!
美希 「その声は!!」
赤い子「真っ赤なハートはしあわ
美希 「パッション!! どうしてここに!?」
赤い子「うふふ、美希・・・
あなたは勇敢で仲間思い、優しくて、時に厳しくて、とても心強い
プリキュアみんなのまとめ役・・・
ラブもブッキーもわた、もとい、せつなもみ〜んな
そんな素敵な美希のことが大好き・・・
だから、寝顔にそっと口づけ、ううん、そこからもっと行ってもかまわない
みんな喜んであなたに抱かれるはずよ・・・」
美希 「パッション・・・」
赤い子「さあ、美希、自分に正直になって・・・
その美しい体の色んなところを剥き出しにして、わた、じゃないって
3人とも自分のものにしてあげて」
美希・・・美希・・・
美希 「この声は・・・来るわね」
416 :
『決戦前夜』:2009/12/23(水) 00:24:51 ID:YWPbXLj3
せつな「来るわよ」
美希 「せつな・・・どうして起きてるのよ」
せつな「ふふふ、美希・・・
あなたは(中略)
そんな性的な美希のことが大好きw
さあ、美希、据え膳食わぬは女の恥よ!! この前、学校で習ったわ」
美希 「どこの学校だよ、寝てろ」
美希 「あ〜あ、ムダに疲れちゃった・・・アタシもう寝るわよ、お休みなさい」
せつな「すやすやむにゃむにゃ(棒)」
美希 「だから・・・ホントに寝てろって・・・そこの二人も!」
ラブブキ「(うっ・・・!!)」
おしまい
保管庫にも同じSSあるけど重複?
タイトルが被ってるんだね。あっちはSSだけど。
ていうか↑のは本文内で宣言しているのと
名前欄のタイトルが違ってるんだけどどっちなんだ。
419 :
414:2009/12/23(水) 11:53:28 ID:YWPbXLj3
あた〜、やっちまった・・・
本文の『聖夜の前夜は決戦前夜』がタイトルです
ご迷惑をおかけいたしました
まことに申し訳ない
読んだけど普通に投下でよくね?別に長い訳でもないし。なんで圧縮したん?
結婚とかの流れ良かったのに最後の方がなあ。
>>420 ってか、本来投下はこっちでしょ?わざわざ避難所云々言う必要あんの?
普通に投下すりゃいいのに。
避難所はこれからはエロ板と化すんだろうかw
エロはさぁ、嫌いじゃないけど、続けて読むとなんか疲れる。
明日は聖夜…もとい、性夜だなwww
>>424 避難所への感想は避難所で書けよ。
本スレが避難所の避難所になっちゃうだろw
なんかもうグチャグチャでウンザリなんだが。百合板だろここは
避難所だの競作に人が散って話題がそれまくりだな
百合が不足してんしここんとこつまんないな。書き込みも随分へっちまった感がある。
規制中ってのもあるんじゃないねか?
全ては身から出た錆と言うか、自業自得というか
>>428 百合分不足もそうだけどキャラ描写が偏ってて広がりがないよね
ラブは大輔とフラグ立てられて最終回まで引っ張られるし
昨日もちょっと言われてるようにブッキーはmksbと絡ませられたあげくに扱いが悪い
本編が盛り上がる直前で終わってるからなぁ
個人的には大輔のもとにラブを送り出したせつなの心境を妄想して
ニヤニヤしているが
来週はベリーパッションが西南とドラマ作られるだろうし
後の話は百合的に見所があるのは47話くらいのものだな
ネタバレ読んだ感じだと男は一切絡まないで女同士の戦いだから期待できる
久し振りにブッキーがラブと絡められるだろうから楽しみだ
擬人化ブルン×mktnなんて考えるのは俺ぐらいだろう
何事も可能性だよ
擬人化アカルン姐さん×せっちゃんなんて考えるのは俺だけなんだろうな
何事も可能性だよ
ではアカルンさんが勝手にせつなの恋路を応援し始め
時間場所構わずラブさんの元に勝手にせつなを瞬間移動
バスタイムや、着替え中、夜の秘密のピンクタイム
そんなドタバタラブコメディを妄想して今日は寝る
>>438 こういうのもアリだな
「え、私なんでラブのベッドにいるの?
…わ、しかも裸だし。って、ラブも裸?!
えええええ、何があったの?どして?」
(…せつな、頑張るキー!)
服だけテレポートとかそんな便利なことが出来るかどうかとか
そんなこまけえことは(ry
441 :
パブロフの犬:2009/12/24(木) 19:35:19 ID:FzQTpMXl
夕食時に失礼いたします
『パブロフの犬』 美希×せつな 18禁ご注意
ラブ「おはよ、美希たん!」
美希「(ビクッ!!)」
ラブ「美希たん?」
美希「(うっ・・・) ら、ラブ、おはよ・・・」
ラブ「どうしたの? 美希たん・・・」
美希「(うう〜) え、いや別に、何でもないわ・・・」
<昨夜のこと>
せつな「は〜い じゃあ、これから美希たん
たっぷり可愛がってあげるわね」
美希「“美希たん”!?」
せつな「そうよ 今日から美希のここ、“美希たん”って呼ぶことにしたから」
美希「あんたねぇ・・・」
せつな「じゃあ、いくわよ、美希たん
うふふ、美希たんったら面白いわ
むにゅむにゅしてあげたら、あったかいおつゆ、どんどん染み出してくる
お行儀の悪い美希たんね」
美希「んん〜っ!」
せつな「は〜い、美希たん、お口開けて
あらあら、またそんなにいっぱい・・・
美希たんたら、おしおきよ めっ(つんつん)」
美希「ちょっ・・・ダメっ」
せつな「美希たん、美希たん、美希たんたん♪」
美希「んもう! いい加減になさい!!」
美希「はぁぁ〜
ねぇ、ラブ・・・当分アタシのことは美希、でいいよ」
ラブ「なんでぇ? 美希たん
ねぇ、美希たんってば!」
美希「うう・・・ラブ、お願い」
ラブ「ねえせつな、美希たん一体どうしちゃったんだろう?
たん、なんて付けたら子どもっぽいからイヤなのかなぁ?」
せつな「気にすることなんてないわ、ラブ
いつも通り、美希たん、って呼んであげたらいいのよ
でも、美希たん、って可愛いわよね
私もブッキーも、これからそう呼んであげようかな」
ラブ「ただいま〜!」
あゆみ「おかえりなさい、ラブ、せっちゃん」
せつな「(ビクッ!!)」
ラブ「せつな?」
あゆみ「どうしたの? せっちゃん」
せつな「あ、いえ別に何でもないんです・・・」
おわり
こんばんわ。
今日はカクテルパートナーのピーチ&パッション2本で
結構回ってしまいました。
回りついでに、本編を全く無視した
妄想を書きました。
エロ無し、家族もの、季節ものです。
お目汚し失礼します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
駅を出たところで、
強い北風に煽られる。
体が、寒さで縮む。
コートの襟を合わせ、
足早に家に向かう。
カバンの中には、
3つの包み。
会社の近くにある、専門店で
似合うものを、店員と一緒に考えた。
ざっくりとした、桃色と
赤のセーター。
そして、暖かいオレンジの
膝掛け。
今年は、プレゼントが
ひとつ、多い。
プレゼントの数だけ、
渡すまでの微笑みが増える。
本当に、よく笑うようになった。
レストランで、初めて
会ったときの、彼女。
一度も笑ったことがないような
ぎこちない表情。
何かを思い詰めているような瞳。
面白いことを言って盛り上げるのも
苦手な私は、情けないが娘に任せた。
相変わらず、
全力ではしゃぐラブ。
徐々に、彼女の顔から
力が抜けていく。
ドジを踏んだラブにつられて、
ふと見せた、笑顔。
また、バカなことやってるなあ。
その思いは、ラブを見て
一瞬にしてかき消された。
ラブの顔に一瞬だけ浮かんだ、
包み込むような慈愛。
この子の、笑顔が見たい。
この子の、幸せが見たい。
いつもより1オクターブほど高い、
ラブの声の裏側に、強くにじむ気持ち。
子供だと、思っていたのに。
テーブルの下で、私の左手に
お母さんの右手が重ねられた。
考えていることは、同じようだ。
商店街に入る。
綺麗に飾り付けられた街並みは
見ているだけで暖かい。
「大きな荷物だね。
プレゼントかい?」
立ち寄った酒屋さんで、
話しかけられる。
「ええ、今年はちょっと奮発しました」
「いいねぇ、かわいい娘さんが
ふたりだもんなぁ」
笑みが、顔から
こぼれ落ちる。
シャンパンを、2本買う。
1本は、ノンアルコール。
裏道に入ると、みんなの家から
いい匂いが漂ってきた。
どの家も、今日は
ご馳走が並んでいるだろう。
ひときわ、いい匂いが
漂ってきた。
匂いの元を辿ると、
見慣れた家にたどり着く。
恒例の、自作イルミネーションが
光っている。
毎年、家族全員で
ひとつずつ作って、飾る。
今年は、4つ。
いつもラブが作っている
サンタクロースの横には、
ちょっと不格好な、雪だるま。
家の外まで、漏れている
笑い声と、お皿が触れる音。
いつか、ふたりとも成長して
この家を離れることになるだろう。
でも、辛いとき、落ち込んだとき、
いつでも帰ってきていい。
ここが、ラブとせっちゃんの
帰ってくる場所。
家に入る前に、わざと
足音を響かせた。
家の中で、ばたばたと走る
音が聞こえ、ぴたりとやんだ。
わかっている。
でも、今年はいっそう
賑やかだろう。
さあ、始めよう。
「ただいま!」
私は、クラッカーのテープが
効果的に当たるように、顔から
家の中に入った。
以上です。
お目汚し失礼しました。
現時点でいちばん、最高に好きな
24話のシーンを混ぜました。
あの場面は絵といいセリフといいBGMといい
自動的に涙が出ます。今も見ていて号泣ですw
ほんとはこんな感じで楽しくクリスマスを
過ごして欲しかったけど、実際は夫婦二人で
寂しく、不安に過ごしてるんだろうなぁ...
父親視点の桃園家、クリスマスの夜に
幸せに包まれた情景が目に浮かびました。
娘が一人増えたと言われて照れまくる
K太郎さん…そんなお前が
羨ましいと思ったーっ!!
圭太郎さんは今でも
あゆみさんと手を触れ合うと
お互い頬を染め合う位
仲いいものね
>>448 キマシタワー!!これぞ魂の感動屋≠フ真骨頂。圭太郎さん視点ですね。
娘を持つ父として、いずれ来る寂しさの中で、今を存分に楽しむ。
子供の成長を見守る事が親の役目。今年のクリスマスは人一倍張り切って。
せっちゃんの笑顔とラブの笑顔。そして、お母さんの笑顔。それを
見る事が僕の幸せなんだよ?と。 タイトルちょうだい…
>>416 SSで保管しようとも思いましたが、展開はネタ成分強めだった
ので、小ネタタイトル有で保管致しました。
せっちゃん3役、中々斬新なアイデアかと。これもアルコールパワー
なのか…。と、♪やwは使わなくても文章で表現出来ると思い、
チューンしました。お気に召さなければ戻します。
>>420 初投下ですか?着眼点が凄く斬新と思いました。14歳と言う思春期の
背景を描きつつ、まだ場に慣れてないせっちゃんの探りながらの
会話。SS全体のテーマは子供≠ノなるのかな?シフォンの事、
産婦人科の帰り、学校で習った事、女の子の日など。
ラビリンスでは教えてくれない事が四葉町にはありますね。
>>441 あだ名がキーポイントなんですね、Hな…(自粛
保管カテゴリーですが、内容的に小ネタになると思います。
宜しいでしょうか?にしても美希せつは一体どっち方面に進んで行くんだw
ではアカルンさんが勝手にせつなの恋路を邪魔し始め
ラブさんといい雰囲気になると即せつなを瞬間移動
性夜…もとい聖夜も一緒に過ごせず身悶える。アカルン捨てても戻ってくる。
そんなドタバタラブコメディを妄想して今日は寝る
ベリークリスマス!
>>452 お前さんにだけは妄想で勝てる気がしねぇw
455 :
448:2009/12/25(金) 05:55:26 ID:CBKhr9/L
>>451 すみません。
力尽きて寝落ちしていました。
タイトルは「家路」でお願いします。
>>453 べリクリw
今頃戦闘をちゃっちゃと済ませ、少し遅めのパーティしてるって私信じてる。
圭太郎GJ!いいクリスマスや。
>>453 もちろんプレゼントはリボンに包まれた美希たんですよね
冬休みでフレプリ再放送してますね!
朝からイース様が拝めた上に、
「虫酸が走るわ」が聞けて幸せだよ〜
ツンツンで軍人ちっくなイースさんと無邪気なラブやんの もいいよな
懐柔作戦にかこつけて、ラブにクリスマスプレゼントを贈るイース。
こ、これは作戦なんだからねっっっ。
イースだった頃……懐かしい映像だったわね。
今から思えば、あの頃からわたし、ラブを愛し始めていたんだわ。
自分を騙して、嘘を重ね続けて、そしてとうとう本当の気持ちに抗えなくなってしまったの。
あの頃のわたしなら、「虫酸が走るわ」と切り捨てていたはずの、「愛」というものに捕らわれてしまった……皮肉なものね。
けれど、わたしは間違っていなかった。
ラビリンスにはない、クリスマスという素晴らしい祝日をラブ、美希、ブッキーと過ごせることが出来たのは、
イースとして精一杯生きて、そして命尽きたあの日々があったからだもの。
ありがとう、ラブ。美希。ブッキー。
ありがとう、お母さん、お父さん。
そして……町のみんな。
わたし、これからも大切な人たちのため、この町のため、精一杯がんばるわ。
ゴメン、書き込みミスってた。
鬼ときめいたんだがw
下の1コマ目のブッキーが個人的にツボだ
>>465 びっくりしたw
なんかあったかと思ったよ。
サイト見る限りないっぽいと思うけど元ネタあんのかなー。
471 :
448:2009/12/26(土) 06:12:22 ID:ll/u/DtF
>>471 美希たん不満足そうwww
マグカップの絵柄はその子達の組み合わせでしたね
ブッキー×ラブにせつながブッキーに恋するという妄想したら萌えた
いやいや待て待て
それはせっちゃんがおっとりやわらかなブッキーのぬくもりに
安らぎを見いだしたということですか?
恋するせつなに堪らなく
惹かれていることに気付くラブさんですか?
グイグイ引っ張ってくれるラブちゃんの隣に
自分の居場所を見つけるブッキーの恋心ですか?
そして生まれる三角関係ですか?
忘れてたw
ごめんね蒼野さん…
重ねて蒼乃さんに謝れw
478 :
名無しさん@秘密の花園:2009/12/26(土) 16:07:04 ID:u4SakyrI
今日ウチにせっちゃんタオルがキター
少し顔つきが違ってるような気もするが、まあ細けーことは 略)かわいらしい絵柄で満足です。前に出てたラブさんのやつも買っておけばよかったかな〜。
さて、問題はどう使うかなんたが (笑)
テレカは二人絵なんで満足してますのよ。
>>461 短文ながら非情に内容が凝縮されてると思います。
保管させて下さい。タイトルあればどうぞ!
カテゴリーは準SSの予定です。
蒼乃さんは三角関係を一人冷静に分析されるのです。
そして出される答えは――――元サヤ
「自由にやればいいわ。だけど、最後は落ち着くとこに落ち着くのよ。」
大人なんです。恋に恋する時期はとっくに卒業。
と 自 己 保 管 w
// ____ \\
/_///´ : : : : /{: : `\∧ ',
/: |//: : : : : :/ \: : : :Nハ!
l:/:l/: :/:x<_, ゝァ≦Xl: |:|: |
|l :|: :/ '⌒ヾ /⌒ヽ! |:|: |
|レj: ;' {r゚) {゚r) , |.:h: l
|{ |: l 三 ̄ , ,  ̄三:|:.| }:l
lN: |. /l/イ/
l:ハ:|:ヽ. ⊂= ニエェう .: : : :/
l: : : :|:.:\ /.:l: : /
l: : : |:.:.:.:.}≧ェ≦{:.:.::.:|: :l
_⊥、_j:.:,ノー--一ヘ;.:」 ⊥.._
_/ ` ー--一 ´ `ヽ
/ /」 -ァ彡ァ―-、 //:::l / \
{>、 lr 、Vr>、// l { { ):〈 _ ゝ、
/ ヽ. /ト、 l/ ⌒ 8 /^ヽ V:::::l / \l
/ V l::::v! l / _, -\ l:/l / \
. / /ソ/ ヽ::::| l/_ ィf示l | l{> . \
/ / l `l l f示 ー’| | ll:.ヽ \ \
. / / | l v!ー' l | / |l:.:.:.ヽ \ \
. く く l ヽ ヘ、 -_‐' | /lヽ l:.:.:.:.:.l ゝ /
\ ヽ | / '´ハ. |`> _/l/| l {:.:.:.:. | / /
>>470 AAまで・・・
甘え下手のせつな
×
実は甘えさせ上手の美希
みきせつばっかだな。ブッキー忘れんなよ!どっちもイケるのはブッキーなんだぞ!
まさかのブッキー×ブッキーか
せめてブッキー×パインにしてくれよw
「やっ・・・!」
「・・・私知ってるよ。祈里ちゃんここを責められると感じちゃう事・・・。」
「・・・そう言うパインちゃんも・・・。」
「・・・んっ・・・!」
「・・・ここが弱点なんでしょ・・・?」
・・・うん、勢いで書いた。ちょっと反省してる。
パイン「ほら、イっちゃうの?」
いのり「や……んっ……」
いのり「チェインジ・プリキュア!ビートアッープ!!」
パイン「変身だと!?」
というとこまで受信した
パインが二人…
はっ!!そうか、これぞまさしく おっパ…
こっそり美希→ラブか美希×ラブが好きだと言ってみる…。
レアだから寂しい。
自分も美希ラブ好きだぜ。
でもブッキー→せつなもしくはせつな×ブッキーも好きだ…。
せつブキって絡みが少ないから寂しい。
せつブキ、美希ラブよもっと広まれw
美希ラブだとどういうのが考えられるのだろうか。
美「……ホラ、ラブ!髪の毛乱れてるわよ!」
ラ「あ、ありがとう美希たん……」
美「だらしないわよ!女の子なんだから身だしなみには気を付けなきゃ!」
(ホントにラブはあたしがいないとダメなんだから……)
ラ「………」
(美希たんスカートのファスナー全開……ワハ―、丸見えゲットだよ!)
美希ラブはレアだろうね。スレ的にもSSで書かれて話題になるぐらい?テレビで描写あったっけ?
美希とラブはぶつかりそうな気がするよね。
ブッキーが加わって3人だから完璧な組み合わせになるような。
しかし、あの固い固い絆の幼馴染3人組に溶け込んだせつなは凄い。
普通、ちょっとあの中には入っていけないような。
見直して今更気付いたんだが、オー
ディション回では呼び捨てで謝って
るんだね。
美希タンへのラブの熱い思いを見た
ようでちょっと新鮮だった
>>493 インフィニティ覚醒回で、電話で呼び出すときも
呼び捨てだよね。
美希たんは美希たんで、呼び捨てされると
きゅんきゅんしてたりして。
おはようございます。
>>452読んだらエロ妄想が止まらなかったので
小ネタ書きました。
ラブせつ、エロあり、ラブ視点です。
朝っぱらからすみません。
タイトルは「おあずけ」です。
お目汚し失礼します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「せつな、大丈夫?」
「ええ...何とか」
玄関の掃除をしていたせつなが
天井のすすを取るために登っていた
脚立から、落ちた。
幸い、お尻から落ちたので
湿布を貼る程度で済んだ。
「こういうときに、アカルンで移動して
守ってくれればいいのに...」
つい、あたしは愚痴ってしまった。
「キィ?」
少しムッとしたような、アカルンの声が
聞こえたような気がした。
掃除も済み、あたしの部屋で
せつなとお茶を飲む。
窓の外に、綿のような雪が
ちらつき始めた。
「わあ、寒そうだね...」
「ええ...でも、ラブと居ると暖かいわ」
「せつな...」
せつなの髪に触れる。
さらりと、指が通る。
せつなが、微笑みながら
こっちを向く。
せつなが、目を閉じる。
あたしだけの、せつな。
唇を、寄せる。
空を切った。
「あれ...?」
ドアが開き、
せつなが入ってきた。
「ごめんなさい、ラブ...」
「どうしたの?」
「急に、私の部屋に移動しちゃって...」
「アカルン?」
「そうみたい...」
あたしが、あんなこと言ったから
怒ってるのかな。
「ラブ、せっちゃん、ごはんよ!」
「はーい」
おあずけ。
体が火照っているのは、
お風呂上がりだから、だけじゃない。
夕ご飯に、うなぎをたくさん
食べたせいか、妙に...その...。
ドアがノックされ、枕を持った
せつなが入ってきた。
「あの...ね、ラブ...」
せつなの様子を見れば、
何が言いたいのか、わかる。
真っ赤に火照った顔。
もじもじと動く、足。
「あたしも、待ってたよ...」
せつなが、あたしの隣に座り
頭をもたせかける。
洗い立ての髪の、いい匂い。
胸いっぱいに、吸い込む。
両肩を軽く押すと、せつなは
パタンと、ベッドに仰向けになった。
潤んだ、せつなの瞳。
両手を拡げるせつなに、
吸い込まれる。
布団に、顔から着地した。
ひとりで、うつぶせに寝ている。
「もう!どして?」
部屋の向こうから、
かすかに聞こえる。
また、おあずけ。
体が疼く。
我慢できない。
布団の中で、
パジャマを全部脱ぐ。
胸に、手を触れる。
想像する。
あたしの乳首を可愛がる、
せつなの人差し指。
もう片方の乳首の上で、
細かく動く、せつなの舌先。
「ラブ、ここ好きよね...」
手を、下に降ろす。
すでに、滴り落ちそうなほど
あふれている。
せつなの吐息が、かかる。
敏感な部分を、吸われる。
やさしく這い回る、せつなの舌。
あふれるそばから、せつなに
すくい取られる。
指が、入る。
浅く、深く。
ゆっくり、速く。
あたしの高まりに合わせるように、
中をかき回し、上の壁を擦る。
耳元で、ささやかれる。
「ラブ...大好き...」
体の奥から、刺激が
突き上がってきた。
腰が浮く。
突然、横に人影が現れた。
せつな。
あたしと同じように、裸で
自分を慰めている。
「えっ?せつな?何で...あああっ!」
「ちょっと!やだ!どしてラブが...あああん!」
同時に、果てた。
見られながら。
見ながら。
背を向けて、寝転がる。
顔から火が出るほど
恥ずかしい。
「せつな...見たよね」
「ええ...私のも...よね」
「はしたない、よね...」
「私こそ...」
「でも...せつなのこと考えたら、あたし...」
「私だって...ラブのこと考えながら...」
向かい合う。
「ふたりが、いいよ...」
せつながうなずき、
目を閉じる。
再び、体が熱くなる。
きっと、アカルンの機嫌が直って
あたしたちを引き寄せてくれたんだ。
やっとだね、せつな。
手を伸ばし、唇を寄せる。
手も、唇も、
空を切った。
また、おあずけ。
「もーう!アカルン!
機嫌直してよお!」
ふたつの部屋から、
悲痛な訴えが同時に聞こえた。
以上です。
お目汚し失礼しました。
朝っぱらからホントすみません。
>>494 2話でも呼び捨てだぜ
mktn、mktn言ってたあとに「どうしたの、美希!?」なんて言うから
見てるこっちがきゅんきゅんしたw
>>501 TVもおあずけ
こっちもおあずけ
俺のリビドーがあぁぁ
おはようございます。
プリキュアの無い日曜朝というのは、なんとも寂しいですね。
そんな中で、
>>501さんのSSには心を癒されました(主にS的な意味合いで)。
アカルン姐さん、何やってはるんですかw
さて、連載作品の続きを投下させて頂きたく、参上いたしました。
>>343で宣言しました通り、最終回――――の、前編です。
9レス、使わせて頂きます。
『長くもがなと 思いけるかな ――――Grand Finale――――』 前編
シリアス、非エロです。
ねぇ、シフォン。
聞こえているかしら?
私の、子守唄。
もし、聞こえていたのなら、教えて欲しいの。
私――――うまく、歌えてるかしら?
私ね、シフォン。
子守唄を歌ってもらった記憶が無いの。
忘れたとかじゃなく、きっと私は、そんな風に育てられたから。
子守唄を歌ってくれる人が、いなかったから。
だから、ね。
自分がうまく歌えているか――――自信が無いわ。
でもね。
でも。
気持ちだけは、たっぷりと込めているつもり。
だって、知っているから。
この気持ちを、私は知ってるから。
注がれる、愛を。
決して消えない、希望を。
穏やかな、祈りを。
暖かな、幸せを。
教えてくれたのは、お母さん。
私とラブのお母さん。
――――私の、お母さん。
お母さんから受け取った、愛。希望。祈り。幸せ。
それを込めて、私、歌うわ。
貴方に、伝えたいの。
私が感じた想いを、貴方にも感じて欲しいの。
だから、私は歌う。
シフォン、貴方へと。
私の大切な、貴方へと――――
長くもがなと 思いけるかな ――――Grand Finale――――
「ランラン ランラン ラララララン ランランランラン ラララララン」
せつなは、歌う。
目を閉じて、手を広げて。願いを込めて、歌う。
子守唄を。シフォンに届け、と。
「何を……?」
戸惑う、ノーザ。当然だろう。突然、戦っていた筈の敵が歌いだしたのだから。
一体、何が目的で――――困惑する彼女の耳に、
「ランラン ランラン ラララララン ランランランラン ラララララン」
また一つ、声が重なる。
歌い始めたのは、キュアピーチ。
脚をふらつかせながら立ち上がった彼女が、パッションに合わせて、歌う。
どちらも瞳を閉じていて、互いに視線を交わすことすらない。それでも、二人の歌声は、見事に唱和して。
『ランラン ランラン ラララララン ランランランラン ラララララン』
「なんだ? なんであいつらは、歌っているんだ?」
「一体――――?」
首を傾げる、ウエスターとサウラーを横目に眺めながら、ベリーとパインも、仲間の意図に気付いて、互いに頷き合う。
そして、やはり立ち上がったその場所で、
「ランラン ランラン ラララララン――――」
「――――ランランランラン ラララララン」
歌い始める。
響く、四つの声。
重なり合って、溶けていって。
『ランラン ランラン ラララララン ランランランラン ラララララン』
『ランラン ランラン ラララララン ランランランラン ラララララン』
同じメロディを、繰り返しなぞる。
何度も、何度も。一心不乱に、何度も。
「なんだというのだ!!」
得も言われぬ戦慄に戸惑いながら、ノーザは木の根を振るい、彼女達を打ち据えようとした。
が。
「なにっ!?」
驚きに、彼女は目を見広げる。
木の根が少女達の体に達しようとした瞬間、彼女達の腰に付けたリンクルンが突然、輝き始め、その体を包み込ん
だのだ。
そうして現れた光の障壁が、木の根を弾き返す。プリキュア達は、何事も無かったかのように歌い続けていて。
『ランラン ランラン ラララララン ランランランラン ラララララン』
「――――くっ!! やりなさい、ソレワターセ!!」
「ソレワターセッ!!」
ノーザの命令に従い、無数の触手が少女達を襲う。つい先ほどまで、彼女達を苦しめていたその触手は、しかし、
やはり光に阻まれて届かない。
どれほど叩いても、弾いても、突き刺しても。
光は、消えない。むしろその輝きを増すばかり。
その中で、彼女達は歌う。
一途に、シフォンを想いながら。
シフォン。聞こえる?
元に戻ってよ、シフォン。また一緒に、アタシとドーナツ、食べようよ。
シフォン。お願い。元に戻って。
可愛い服を、シフォンに似合う服を、あたしが選んであげる。
シフォン。お願い。元に戻って。
可愛い服を、シフォンに似合う服を、あたしが選んであげる。
シフォンちゃん、元に戻って!!
わたし、シフォンちゃんと、まだまだお話したりないわ。もっとお話、しよ?
シフォン。シフォン。
元に戻って。そして、またアカルンでお出かけしましょう。シフォンの笑顔、いっぱい見たいわ。
『ランラン ランラン ラララララン ランランランラン ラララララン』
ノーザ達は、気付いていなかった。
あまりに、目の前で起きていることが信じられなかったから。
プリキュア達の歌う姿に驚いていたから。
気付かなかった。
「ワガナハ インフィニティ ムゲンノ――――ワガナハ……ワガナハ……」
その背後で、インフィニティに――――シフォンに起きた異変。
彼女を包んでいた灰色のオーラが、徐々に薄まっていっていること。
逆に、額のマークが少しずつ、明るい色を取り戻し始めていること。
少しずつ、その瞳に光が溢れてきたことに。
気付かなかった。
『ランラン ランラン ラララララン ランランランラン ラララララン』
響く。響く。
少女達の歌声が、響く。
それは、愛のメロディ。
希望のリズム。
祈りのハーモニー。
そして、幸せのラプソディ。
光が、広がっていく。
全てをその内に、飲みこんでいく。
歌い続ける、少女達を。
成す術もなく立ち尽くす、ラビリンスの幹部三人を。
シフォンを。
そして光が、闇を掃う。
声が、彼女を包み込む。
『ランラン ランラン ラララララン ランランランラン ラララララン』
その子守唄が――――彼女達の歌う、子守唄が。
届く。響く。癒す。
やがて。
「ワガナハ――――キュアキュア、プリプー!!」
「なにっ!?」
驚くノーザの目の前をすり抜けて、シフォンが飛ぶ。少女達の元へと、一直線に。
それに気付いたのは、ピーチとパッション。駆け寄り、両手を伸ばす二人。
「キュアキュアー!!」
「シフォン……」
彼女が飛び込んでいったのは、パッションの――――せつなの、腕の中だった。すっかり元に戻り、楽しげにはしゃぐ
彼女の様子に、パッションは目を細めて笑う。
顔を上げると、すぐ側に、ラブがいた。彼女も、笑っている。にこやかに。
すぐに駆け寄ってきたベリーとパインも、同じく。
四人の顔に浮かぶのは、充足。取り戻すことが出来たことを、純粋に喜ぶ気持ち。
「お前達っ!!」
それを打ち破らんと、ノーザが飛び込んでくる。ソレワターセが、触手を振るう。
だが。
「ふっ!!」
ノーザが伸ばしてきた手を、ピーチが拳で跳ね上げる。
「はっ!!」
「やぁっ!!」
ソレワターセの触手を、ベリーとパインが弾く。そして、
「シフォン、また後でね――――アカルン!!」
最後に一瞬、笑んで見せて。
パッションがアカルンの力でシフォンを飛ばす。タルト達が待つ、家へと。
「――――!! おのれっ!!」
呪詛の声を、ノーザが漏らす。ほぼ手中に収めかけたインフィニティが、指の隙間を滑り落ち、こぼれたことを知ったから。
ギリッ、と歯ぎしりをしながら、彼女は激怒に燃える瞳をパッションへと向ける。
「イース、貴方――――私の言ったことを、覚えていないのかしら」
言いながら、彼女は服の裾からソレワターセの実を転がす。弾けるようにして膨らみ始めたそれは、すでに在ったソレ
ワターセを飲み込み、さらに巨大なものへと生まれ変わらせて。
「お母さん――――貴方の大切な彼女が、どうなってもいいと言うのね?」
「――――っ!!」
彼女のその言葉に、息を飲むピーチ。
「守るわ」
だがパッションは、短く、そして強い口調で打ち消す。その瞳には、凛とした光が輝いていて、一点の曇りもなく。
「お母さんも、シフォンも――――この世界も。私が――――ううん、私達が守って見せる!!」
「――――パッション!!」
迷いの感じられない、真っ直ぐな言葉に、ピーチの目が微かに潤む。
何よりも嬉しかったのは、私達と言ってくれたこと。自分一人で背負いこまず、皆でなんとかすると言ってくれたこと。
「綺麗事を――――!!」
ノーザの怒りに呼応するかのように、さらに巨大化したソレワターセが暴れ始める。縦横無尽、無茶苦茶に振り回
される触手が、壁を破り、工事車両を吹き飛ばしながら、少女達へと振り下ろされる。
「どうしてそこまでする、イース!!」
飛び上がってかわしたキュアパッションに振るわれる、ノーザの拳。受け止めた彼女に顔を寄せて、ノーザは問いかける。
「所詮、貴方はラビリンスの人間。この世界に、不幸をもたらしに来た存在――――どうしたって貴方は、イースであった
ことからは逃れられない」
その台詞に、パッションが眉を曇らせたことを、ノーザは見逃さなかった。
畳みかけるように、彼女は続けざまに攻め込む。
「そんな貴方が、誰かの幸せの為に、この世界を守ろうだなんて――――本当に、貴方の居場所はここにあるのかしら?」
「あるよ!!」
ノーザの言葉に答えたのは、キュアピーチだった。横合いから、飛びかかってきた彼女の拳を、舌打ちをしながら
かわし、ノーザは二人から距離を取る。そんな彼女にじっと目を据えて、ピーチは言う。
「パッションは――――せつなはこっちの世界にちゃんと、自分の居場所を持ってる!! だからもう、イースには戻らないよ!!」
「それはただ、プリキュアとしてだけではなくて? プリキュアでなくなれば、貴方達がいなくなれば、その居場所は
無くなってしまうのでしょう?」
「――――最初は、そう思ってたわ」
嘲るようなノーザの言葉に、静かに答えたのは、キュアパッションだった。
背筋を伸ばし、胸を張って、彼女は立つ。しっかりと、大地に――――この世界に、足を踏みしめて。
「私にとって、皆が――――プリキュアだけが、この世界と私を繋ぐものだった。だから、皆がいなくなることが一番
怖いと、そう思っていた」
「せつな――――」
ソレワターセの触手にキックを叩きこみ、華麗に着地したベリー、美希は、その言葉に思い出す。いつか、背中越し
に伝えられた告白――――彼女が一番怖いのは、あたし達がいなくなること、というのを。
「今でもそれは怖いわ。怖くて、たまらない――――だから、あんな夢を見せられたんでしょうけれど」
脳裏をよぎるのは、あの悪夢のこと。あの中で感じた絶望は、はっきりと思い出される。不思議な現実感を伴いな
がら。
「でもね――――もう、それだけじゃないのよ」
そう。それだけじゃない。
プリキュアであるということだけが、私がここにいる理由じゃない。
「私には、お母さんがいる。お父さんがいる。私がプリキュアでなくても、私の幸せを祈ってくれる、大切な人達がいる!!」
「せつなちゃん――――」
良かった。心の底から、祈里は思う。ちゃんと伝わっていた、わたしの気持ち。あのジャージに込められた想い。
キュアパッションの為じゃなく、せつなちゃんの為に作った、せつなちゃんの為だけの、あのジャージ。
「私はもう、イースじゃない!! この世界に生きる、東せつなよ!!」
「それでも!!」
今度は、ノーザがパッションの言葉を否定しようとする。
「それでも、貴方がラビリンス総統、メビウス様のしもべ、イースであったことは消えないのよ」
――――っ!!
一瞬、言葉に詰まる、せつな。
その手が、不意に握られる。強く、ギュッと。
「ラブ――――」
パッションが向けてきた視線に、キュアピーチはゆっくりと、深く頷く。
伝わってくる、ぬくもり。鼓動。
それが彼女を目覚めさせてくれたことを、せつなは思い出して。
ギュッ、と握り返し、力強く頷いて見せる。
「確かに、私はイースだった――――その過去は消せない。一生、背負っていかなければいけないこと」
けれど――――せつなは、そう続ける。続けながら、皆を見る。
祈里を。美希を。そして、ラブを。
「それでも――――それを知ってても、私を受け入れてくれる人がいる!!」
大切な、親友達。
プリキュアでなくても、きっと、彼女達は。
「こんな私に、優しさをくれる人がいる!!」
脳裏によぎるのは、あゆみの言葉。うなだれるせつなに、彼女は言ってくれたのだ。
一つ一つ、やり直していけばいい、と。
「幸せを願ってくれる人達がいる!!」
お父さん。お母さん。カオルちゃん、ミユキさん、商店街の人達、タルト、長老――――笑顔を向けてくれた人達の
ことを、せつなは思い出す。
「そんな皆の幸せを、私は守りたい――――!!」
シフォンの姿が、瞼の裏に浮かぶ。
かつて、あんなにも渇望したインフィニティ。今はもう、何も感じない。ただ、シフォンを守りたいとだけしか。
「だから私は、もう逃げない!! イースだったことに、押し潰されたりしない!! 私を大切に思ってくれる人がいるから!!
そんな皆が大事だから!! 自分がどうなってもいいなんて、思わない!!」
この世界に、確かな絆があることを、せつなは感じる。
愛されていることを、感じる。
どうすればその愛に応えられるだろう――――ずっと悩んでいた。
わからなくて、ただ、絶対に守ろうと思っていた。
この命に代えても、と。私なんかの命で、皆の幸せが守れるならば、と。
それが間違いだったと、今はわかる。
自分が死ねば、愛をくれた人達が悲しむ。絶望にかられる。
皮肉にも、それを教えてくれたのは、ソレワターセの力。
愛し、幸せを願っていたラブが死んだという悪夢を見たことで、彼女は知った。残された者の悲哀を。
そして、教えられた。自分がいなくなれば、同じように絶望を感じる人がいることを。
ようやく、せつなは気付いた。
皆に与えられた愛に応えること、それは――――
自分が、幸せになること。
「私は幸せのプリキュア、キュアパッション!! 皆の幸せを守る!! そして、私も幸せになる!! それが、私に出来ること!!」
それが、彼女なりの、贖罪。
真っ直ぐな瞳で、せつなはノーザを見据える。
慄く彼女に向けて、しっかりとした声で、せつなは言った。
「幸せになってはいけない人なんて、一人もいないのよ!!」
「ええい、黙れっ!!」
ノーザの叫びと共に、ソレワターセがさらに巨大化する。ロードローラーや辺りの資材を飲み込みながら、さらに
大きく、さらに醜悪な形相へと変わる。
だが、それを見つめるプリキュア達の目に、恐れは無かった。
澄んだ視線に秘めるのは、決して負けないという強い意志。
「プリキュアを倒せっ、ソレワターセ!!」
ノーザの声と共に振り回される触手が、辺りの全てをなぎ倒す。
無数に振り回されるそれをかわし、跳ね飛ばし、彼女達はひとところに集う。
「皆――――行くよ!!」
ピーチの言葉に、仲間達が頷く。
そして、世界に響けとばかりに、彼女は朗々と声を上げた。
「クローバーボックスよ。アタシ達に、力を貸して!!」
ピーチが手を振り上げると同時に、その背後に光の柱が吹き上げる。
それは、時空を越えて届いた力。
クローバーボックスが、開く。その中のハートが、桃、青、赤、黄と輝き出して。
それに呼応するかのように、プリキュア達が腰に下げるリンクルンが光を放つ。
「プリキュア・フォーメーション!!」
両手を広げて叫ぶピーチ。それに応えるように、少女達は自らの位置に付き、構え、そして、
「レディー――――ゴー!!」
弾けるように駆け出す。巨大な敵、ソレワターセへと向けて。
「そうやすやすと!!」
ノーザが叫ぶと同時に、ソレワターセの触手が、駆けるパッションへと振り下ろされる。
鞭のようにしなるそれが次々に襲いかかってくるのを、だがパッションは全てかわす。
そして、自らの胸元に手をやって、叫んだ。
「ハピネスリーフ!! セット!!」
手と手の間に生まれる、幸せの葉。赤に輝くそれを掴み、
「パイン!!」
パッションは、仲間へと投げる。
「させるか!!」
「ええっ!?」
はるか前方に投げられたそれを取ろうと走る、パイン。そこに現れたのは、ウエスターだった。
並ぶようにして走る彼の姿に、彼女は驚きながらも必死に走る。
「とぅっ!!」
そして、勢い良く飛び付き、投げられたハピネスリーフを奪い取ろうとするウエスター。
だが、その指先で触れることしか出来ず、彼は無様に地面に転がった。
「むぎゅっ!!」
そんな彼を横目で眺めながら、パインは、大事に包み込むようにして、パッションから託されたリーフをその手に掴む。
「プラスワン!! プレアーリーフ!!」
祈りの力が込められた黄色のハートが加えられたそれを、パインは飛ばす。
「ベリー!!」
「行かせない!!」
「邪魔よ!!」
立ちはだかるサウラーに叫びながら、ベリーは身を低くする。
させない――――!! 思いながら、自分も腰を落とし、彼女を抜け出させまいとする彼だったが、
「はぁっ!!」
勢い良く踏み込んだ彼女が、宙に舞う。ちょうどいい位置にあったとばかりに、サウラーの肩に足をかけて、高く、高く。
「僕を踏み台にした!?」
唖然とする彼に窯wず、彼女は、飛び来るリーフを見ることすらなく――――最初からここに来ることがわかっていた
とばかりに完璧に、片手で受け止める。
「プラスワン!! エスポワールリーフ!!」
青い、希望のしるしが、彼女の願いに応じて生まれる。三つの葉で出来たそれを、ベリーは託す。
「ピーチ!!」
「はっ!!」
宙高く舞うそれを受け止めるべく、ピーチは飛び上がる。
「ええいっ!! ちょこまかとっ!!」
リーフに目を向け、無防備な姿の彼女に向けて、ノーザが飛び上がる。ピーチを叩き落とそうと、彼女が木の根を
振るおうとした瞬間、
『トリプル・プリキュア・パーンチ!!』
「なに――――っ!?」
突然、目の前にベリー、パイン、パッションが現れる。咄嗟にガードを固めるが、それでも勢いは殺しきれず、地面に
叩きつけられてしまって。
「くっ――――瞬間移動か!!」
立ち上がりながら、呻く彼女。
パッションはそれを見て、ふぅ、と息を吐く。彼女がピーチを狙っていると勘付いた瞬間、アカルンの力で瞬間移動
を繰り返し、ベリーとパインと共に彼女を止めようとしたのだ。
うまくいって、良かった。思い、胸を撫で下ろす彼女の遥か頭上で、ピーチがしっかりと受け止める。
三人の力が込められたリーフを。
「プラスワン!! ラブリーリーフ!!」
そして。
彼女の愛が、ハートとなって現れる。
そうして、四つの力が込められた四つ葉のクローバーが出来あがって。
再び飛び上がるベリー達。
彼女達から集められた想いを胸に、ピーチはクローバーをソレワターセに向けて投げ付ける。
「はっ!!」
宙で大きくなったそれの上に、四人の少女は立つ。そして、ソレワターセを四人で囲って。
それは、彼女達のステージ。
彼女達だけの、ステージ。
その上で。
少女達は、手を振り上げ、声を揃えて叫ぶ。
『ラッキークローバー!! グランド・フィナーレ!!』
愛と希望、祈りと幸せ。
四つの純粋な気持ちが、光となって集い、ソレワターセをクリスタルの中に包み込む。
「シュワーシュワー」
そして。
ソレワターセは、弾け飛んだ。
彼女達の想いに、浄化されて。
――――後編へ続く――――
後編はエピローグとなります。
ようやく、ここまでたどり着くことが出来ました。
長編を受け入れて下さったこのスレの皆様方の広い御心に感謝しつつ、もうしばし、お付き合い頂ければと思います。
何卒、何卒宜しくお願いいたします。
>>513 GJ!
どういう結末を迎えるのか楽しみです。
ただ、お体にはお気をつけて。
>>493 友情だとラブにとっては美希>>超えられない幼馴染みの壁>>せつなって感じだからな
映画の美希ラブといい、さすがに幼馴染みは年季が違う
いつもは主人公やってるラブも美希たんの前では嫁
そんな美希たんを平気で咎めて黙らせるブッキーも侮れない
個人的には15話あたりのラブが美希たんの誘いを断って
今日はせつなとデートなんだーって言われた時の美希たん(とブッキー)の表情が好き。
アレは嫉妬だったって私信じてる。ラブさんはクローバータウンのアイドルでみんなに狙われてると良いと思うんだ。
美希タソとブッキーが互いに牽制してて手が出せなかったのか。
>>501 普段はリンクルンの中で待機してらっしゃるアカルンさん。
けれど、黙っててもわかる雰囲気を察知してるアカルンさん。
ご利用の際は計画的にと忠告してるアカルンさん。
それでもいちゃつくラブさんとせつなさん。
いい加減にしろと杭を打ったんですね、わかりましたw
>>513 苦しみや悲しみ、そして絶望を味わったせつな。けれど戻ってきた。戻ってこれた。
それはみんなの愛≠受け止めたから。今度はせつなが恩返しする番。ピンチこそチャンス
なり。せつなは一人じゃない。ラブと美希と祈里、お母さんお父さん、彼女たちを支えるみんながいる。
みんなの想いは幸せの使者をより一層、強くする。もう負けない。みんなを守るため、自分も
幸せになるためにと。
サウラーざまぁw
ラブ×美希、美希×ラブに怒涛の萌え要素を感じてる僕が通りますよ。
いつもは主人公やってるラブも美希たんの前では嫁←胸きゅんした
美希たんは美希たんで、呼び捨てされるときゅんきゅんしてたりして←最高すぎる
>>490さんみたいなのを以前書きましたw同志ハケーン
ラブ×美希好きの俺にとっては
この流れはうれしい
ね!嬉しいですよね!!何てイイ日曜なんだろw
クローバーのリーダーであるラブが、ここ一番でしか言わない
「美希」にまず萌えるんです。緊張感もありますし。
お互い前線で戦ってる訳ですから、認め合う物も持ってるはずなんです。
映画を見た同志ならわかると思うんですが、終盤のあのシーンとか
高まった訳ですよ。
美希は実は、ラブに対して憧れもあるんじゃないかと思ったり。
天真爛漫で素直な彼女を見てるうちに、一緒に戦ってるうちに…。
ライバルが恋仲になる。公式ではせつなになるんでしょうが、見始めた
当初はずっとラブ×美希が自分の理想郷でしたねぇ。
今は四人、どんな組み合わせでも幸せなんですが。ちょっと語って
しまいました。公式お休みですしお許しをw
>>520 はしゃぎすぎw
まぁ自分が好きなカップリングに賛同する人間がいるのは嬉しい事かな。
鳩絵みたけど何だありゃ?映画コケんぞw
ラブみきせつの恋のトライアングルとか好きだなぁ。
黒ブッキーも絡んでクローバーの面子がドロドロになればいい。
んで毎回自分の天然ジゴロっぷりが原因なのにラブさんが
まったく気付かずにみんなどうしたの!?仲良くしようよ!とか言って
残りの三人が毒気抜かれれば良いと思う。
一斉に…
37話だっけみんなケンカしたの。あれ思い出した
>>513 面白いわぁ。楽しみました。
サウラーがガイア化www
髪回の戦闘終了後は素晴らしかった
ああいうみんなで仲良しってのがいいね
四人になってからそれが少ない気がする…
戦いばっかりでキャッキャッウフフないもんね。クリスマスそっちのけでラビリンス突っ込んだままだし。
せめて大晦日〜元旦は休ませたい。どうか同じ布団で寝ておくれ
同じ布団で寝たら休めないじゃないか
誰がウマい事言えとw
レス速すぎだろ!怖いわ
ラブと美希は今に至るまで
ガチのケンカを何度かやってきてそうで
ブッキーは仲裁役
ふたりはブッキーには頭が上がらない
ラブと美希とでは
沸点低いのは美希
炎上度でも美希
でもさっと鎮火してあんまり後に引きずらないのも美希
ラブはちょっと引きずっちゃう感じがするなぁ
23話、映画、42話の取り乱すラブに対しての美希の対応とか見てると
ラブは美希の嫁っていうか、美希はお姉さん属性よね
ラブが美希に恋してるのか、美希がラブを必要としてるのか…
ラブ美希祈里の3人は恋というより友情って感じだ
ラブと美希のやりとりとか祈里と美希の電話での仲良しオーラ見てるとそう思う
せつなを仲間はずれにするわけじゃないけど、やっぱ幼馴染みの3人ってのはせつなが持ってない結びつきみたいなものがあると思う
ちょっと見た夢の話なんだけど、なんと説明したらいいか…。
ラブとせつながエッチしてるんだよ。ふたなりとかじゃなくて普通にね。
んでお互いにイきそうになった時に
「ラブ!お願い顔に出して!」
って、せつながおねだりしてさ。
後はラブが自分でアソコいじってせつなの顔にプシャアアと…。
願わくばこれをSS化してくれる職人様はいないだろうか。
せつな「シュワシュワ〜〜〜」
イかさずに浄化したのか
パンツ先生素敵すぐるw
>>538 尚子さんの素晴らしき肉体
熊先生には勿体ない
是非ラブのアニキにも味見させ(ry
親子丼まだーw
おっ
IDがキュアピーチw
今日からコミケか
良質なフレプリ百合本と出合えますように。
そして、♂を絡ませる同人を描くサークルには災いあれ。
趣向は人それぞれなんだからそういう排斥的なことは言わない方がいいよ
こんにちは。
皆さん、コミケに行かれてるんですかね。
あるいは実家に帰っていらっしゃるとか。
そんな中で、投下させて頂きます。
>>513の続き。
『長くもがなと 思いけるかな ――――Grand Finale――――』 後編
シリアス、非エロです。
これで連載は最終回となります。
「せつな」
変身を解き、ほっと息を吐いたせつながかけられた声に振り向くと、美希が笑っていた。
「かっこ良かったわよ、さっきの台詞。せつな、完璧」
「――――美希」
「せつなちゃん」
逆隣に顔を向けると、祈りが微笑んでいた。
「せつなちゃんが絶対、戻ってくるって、わたし、信じてた!!」
「――――祈里」
「そうそう!!」
飛びかかるように抱きついてきたラブの体を、よろめきながらもせつなは何とか受け止めた。
「これからも皆で、幸せゲットだからね、せつな!!」
「――――ラブ」
もう離さないとばかりに体を寄せてくる彼女のぬくもりを全身に感じながら、せつなはゆっくりと辺りを見回す。
ノーザ達は、ソレワターセが浄化されるのと同時に、呪詛の言葉を残して消えた。工事現場には、戦いの傷跡が
生々しく残っているが、それでも、静けさが訪れていた。
仲間達が、笑っている。彼女の帰還を、喜んでいる。
嗚呼。
せつなの瞳が潤む。
改めて、実感する。
帰ってきたんだ、と。
「精一杯、頑張るわ」
ラブの言葉にそう返すと、三人が同時に頷く。そんな彼女達に、せつなは言った。
「ただいま、皆」
『おかえりなさい』
「色々とせつなに言いたいことはあるけれど、まずはお母さん達に顔を見せてあげなさい。すっごく心配してたんだ
から」
「……美希、怒ってる?」
「あら。怒ってないとでも思ったの?」
せつなの無事を知って安堵し、一息ついたからだろうか。美希は微かにこめかみに青筋を浮かべていた。それから
あえて目をそらしながら、せつなはアカルンで彼女を家に送り届ける。生身の姿で戦ったからだろう、服がボロボロで、
街中を歩ける格好では無かったからだ。
「美希ちゃん、御立腹だね。このお説教は、長そうだよ?」
クスクスと笑う祈里に、せつなはため息をつく。
「仕方ないわ。それだけのこと、しちゃったんですから」
「じゃあ、次はわたしだね」
「わかってる。ブッキーも、自分の部屋まで送り届けるから」
「それもだけど、美希ちゃんの次は、わたしがお説教するってこともだよ」
思わず唖然として祈里を見るせつな。ニコニコと笑う彼女はいつもと変わらないのに、どこか鬼気迫るものを感じ、
慌ててせつなはアカルンで彼女を瞬間移動させる。ちゃんと聞いてもらうからね、と消える間際に言い残した彼女の
台詞が、何故かせつなの背筋に冷たい汗を流させた。
「――――しばらく、逃げようかしら」
割と真剣に検討しながら、せつなは呟く。もっとも、そんなことが出来る筈もないことは、彼女自身が一番、承知して
いることなのだけれど。
「それじゃ、行こうか、せつな」
彼女の埒も無い考えは、ラブの言葉に吹き飛ばされる。見れば、彼女はニッコリと笑って、手を差し出してきていた。
それはつまり、自分達も帰ろう、ということ。お母さんと、お父さんが待っているだろう、自分達の家に。
だが。
「ねぇ、ラブ」
その前に、どうしても、話しておきたいことがせつなにはあった。二人きりで、話したいことが。だからこそ、ここから
美希と祈里を家に飛ばしたのだ。
「ラブ――――」
彼女の名前を口にしながら、せつなはラブに近付き、そして。
その体を、そっと抱き締めた。
「せつな」
少しだけ驚いたものの、ラブはすぐに抱擁に応える。その背中に腕を回し、首元にかかる髪を優しく手で梳る。
しばらくの間、二人は無言で、互いの熱を全身で感じていた。
「ラブ、ありがとう」
先に口を開いたのは、せつなだった。その感謝の言葉が、何に向けて言われたことかわからないラブではなかった
から、何も言わない。
「ありがとう。私を、夢の世界まで、助けに来てくれて」
「当り前のこと、しただけだよ」
言いながら、少しだけラブはせつなの体を押して距離を開けた。そして、おでこをコツンと合わせ、彼女の目を覗き
込む。
「だって――――もし、逆の立場だったら、せつな、同じこと、してたでしょ?」
何も言わず、せつなは頷く。確かに、そうだろう。彼女を救う為ならば、なんでもしたに違いない。
「もしもアタシが悪夢を見せられていたら、多分、せつながいなくなる夢を見てただろうね」
「そうなったら、私、何があっても助けに行くわ」
せつなの言葉に、ラブはくすぐったそうに笑う。
「でしょ? だからね、当り前のことなんだよ」
けれどね。一転、真剣な表情でラブは言う。
「お願いだから、もう、あんなことしないでね?」
それは、今日、二度目の制止の言葉。彼女の顔色が少し、蒼白に近付いたのは、それだけ心の傷が深いからだろう。
わかっているからこそ、せつなは頷く。
あの攻撃から、ラブを守ろうと飛び出したのはせつな。そして、攻撃を受けて、悪夢の世界に落ちたのも、せつな。
だが夢の世界ではラブがせつなを守って攻撃を受けたことになっていた。そしてそれは、確かにありうることだった
のだ。せつなのように、ラブが眠っていたことは、十分にありえた。
いや、それだけではない。夢が現実になっている可能性だって、あったのだ。
即ち――――攻撃を受けた者が、死んでいた可能性。
「ラブを、危険な目に遭わせるわけにはいかないもの」
「うん。けどね、もしもアタシを守ろうとして、せつなが一人で行ったなら、アタシ、絶対に追いかけるよ?」
せつなの言葉に、ラブは断言する。絶対に、という部分に力を込めて。
そこに含まれる、真摯な優しさや思いやり、愛情を感じ取って、彼女はゆっくりと頷いた。
「ええ、そうね。逆の立場でも、私はそうするわ」
「うん。だからさ。今度からは、ちゃんと話してよね。こんなに近くにいるんだから、さ」
言って、微笑み合う二人。
言いながら、体を離す、二人。
そして、せつなは言った。
「うん。ちゃんと話すわ――――いつか、私がラブと違う道を歩き始めて、離れ離れになったとしても」
その言葉は、ラブに驚きをもたらすことはなかった。
ただ、ああやっぱり、と思っただけ。
ああやっぱり、気付いたんだ、と。
「夢の中でね――――私、ラブがいない世界を体験したわ」
ポツリポツリと、彼女は喋り始める。
「ラブがいなくなったら、私なんて、この世界にいる意味が無いと思った。お父さんもお母さんも、私を受け入れてくれ
る筈が無いって思ってた。だって、私を連れてきたのはラブだったし、それに、ラブが死んだのは私のせいだったから――――」
一度、言葉を詰まらせるせつな。その手をラブは、優しく握りしめて続きを促す。
「それでもね――――そんな私を、お母さんは自分の娘だって、言ってくれた。私がいなくなったら寂しいって、言って
くれた――――すごく、嬉しかったの」
穏やかに笑う彼女を、ラブは慈しむように見守る。その優しい目を見ながら、せつなは言った。
「その時にね、思ったの。生きているのは、ラブが守ってくれたからだって。だったら、ラブが守ってくれた命を、大事に
しないとって――――ラブの分まで生きて、皆を幸せにしようって、そう思ったの」
「――――うん」
「もちろん、ラブが生きているって気付いた時、すごく驚いたわ。すごく驚いたけれど――――どこか、冷静だった」
死んでいた筈の彼女が生きている。それをすんなりと受け入れられたのは、ある意味では、たとえそちらが夢だった
としても、自分は大丈夫だという気持ちがあったから。
つまり、ラブがいなくても自分は生きていける、いや、生きていかなければならないという気持ち。
「ラブ。怒らないで、聞いてくれる?」
「なに、せつな?」
「私ね、もし何かあって、ラブがいなくなったとしても――――私は、大丈夫だから」
それは、宣言。
ラブからの自立という、せつなの宣言。
怒る筈が無かった。心のどこかで、予測していたから。
そう。あの時。
長老から託された二つの力。それを、せつなを引き寄せて抱きしめるのではなく、その背中を押すことに使った時
から、考えていたことだったから。
彼女は歩き始めるべきだと思った。そして、歩き始めたのだ。
自分だけの道を。
「きっとこれから、色んなことがあって――――私達は、ずっとは一緒にいられなくなっちゃうかもしれない」
「そうだね」
「この世界で、私にもしたいことが出来たし」
「どんなこと?」
「ちゃんとした考えがあるわけじゃないけれど――――お母さんみたいな人に、なりたい」
惜しみない優しさと、愛を与えてくれた人。
今は、はっきりとわかる。ラブはやっぱり、お母さんに似ている。お母さんの愛を引き継いだラブに、自分は助けられ
たのだと。
「私ね、お母さんに貰った愛情を、誰かに伝えていきたいと思う。皆を、幸せにしたいって、そう思う」
自分がされたように、分け隔てのない愛と優しさを注いでいきたい。
例えば、ついさっき、シフォンに伝えたように。
「アタシと、一緒だね」
「うん――――でも、方法は違うかもしれない」
いや、きっと違うだろう。確信に近い思いを、二人は抱く。
何故なら。
「私、ラブの夢にくっついていくだけには、なりたくない」
「うん。せつなには、せつなの夢を追って欲しい」
二人の人間がいれば、二つの生き方がある。
たとえ向かう先が同じであっても、そこまでの道は無数にあるから。そして、そのどれもが、二人で並んで通るには
細すぎる道だから。
「だからね、ラブ――――私は、いつか、ラブと違う道を歩むことになる」
「うん。そうだね」
せつなの声が固いことに気付いて、ラブは笑って見せる。
彼女が少し怖がっていることが、繋いだ手から伝わってきた――――その手が震えていたから。
それでも、せつなは背筋をピンと伸ばしている。恐怖に負けまいとしている。
だからこそ、ラブは彼女を抱きしめようとはしない。
そんなことをしなくても、せつなが大丈夫だと知っているから。
ただ。
「だけどね」
ただ、これだけは言っておかなければならない。
思って、ラブは口を開く。
「どんなに離れてたって。一緒にいなくたって。アタシはせつなを大好きだよ。辛いことがあった時とか、泣きたくなった
ら、戻ってきていいんだよ?」
そうとでも言っておかないと、彼女のことだ。思い詰める程に無理をしかねない。
「――――ラブ」
「だって、せつなの家は、アタシん家なんだから!! お父さんと、お母さんが住む、あの家が、せつなの帰ってくるところ
だよ!! 家に帰るのは、不思議なことじゃないでしょ?」
ラブの言いたいことがわかって、せつなは微笑む。
「そうね。二人の道が別れたからって、交わってはいけないという理由はないものね」
「うんうん。それにもしかしたら、二つの道が一緒になるかもしれないし」
そうであれば嬉しい、とラブは思う。
別々の道を歩みながら、それでも互いを大事と思い、共に歩んで行こうとするのであれば、それはとても素晴らしい
ことだろう。
「せつな、約束しよ?」
「なぁに、ラブ?」
「いつか別々の道を歩き始めても、絶対に幸せゲットすることを忘れない、って」
「その為に、精一杯頑張ることもね」
笑いあいながら、繋いでいた手の小指を絡める。
『ゆびきりげんまん 嘘ついたら 針千本 飲ーます』
そう歌って、二人は指切りをする。
約束の為に。誓いの為に。
繋ぐものがなくなった瞬間、訪れたのは幾許かの寂寥。
だが、悲しくはなかった。
ちゃんと二人の間には、確かな絆があることを感じられたから。
それはきっと、いつか、二人が離れ離れになっても、繋がっているもの。
その間の距離がどれだけあろうとも、決して切れないもの。
きっと、それは永遠に続いていく。
「さ、帰りましょう。私達の家に」
「うん。きっと皆、首を長くして待ってるよ」
そして二人は、また、手を繋ぐ。
いつかは訪れる別離。だがそれまでは、こうしていよう。
共に歩いていこう。
同じ家に住み。同じご飯を食べて。同じ学校に通って。
そうして積み重ねた記憶が、それぞれが一人で歩き始めた時に、二人を支えてくれるから。
「ただいま、お母さん!!」
「ただいま、お父さん」
「ラブ、せっちゃん!! もうどこに行ってたのよ」
「せっちゃん、体の方はもう大丈夫なのかい?」
そして、また。
日常が始まる。
暖かな家族の声と共に。
以上です。
ここまで長々と書かせて頂けたこと、スレ住人の皆様には感謝の言葉もございません。
なんとか完結まで書くことが出来たのも、ひとえに皆様の暖かい御心があってのことでございました。
読み返してみれば、まだまだ粗もありますが、現時点での私の全力を注いだ作品であると自負しております。
まだまだこれから精進していくと共に、今後もSSを投下していきたく思いますので、どうか宜しくお願い
申し上げます。
それでは、また次の作品で。
>>550 楽しみました。
せっちゃんの自立は、読んでて
嬉しいのと寂しいのが混ざりましたわ。
長い連載、お疲れ様でした。
ありがとうございます。
成長して欲しいような欲しくないようなw
だ、誰もいないのかWWW
年末年始&大規模規制中&コミケ開催中だからねぇ・・・。
1/3までこんな感じかな?
年の瀬だしな
クローバーの皆さんも大掃除で忙しいんだろw
さて、初めてのお年玉でせっちゃんは何を買うのかなぁ
いんじゃねーかW
フレプリの百合本はそれなりに出てるんだろか
地方組は報告をお待ちしております
550の小説ラブやんとせっちゃん別れるん?おバカなんであんま理解出来んかったWWW
>>559 そういうことは明言されてないな。
ただ、生駒氏はディケイドとのコラボSSでも
「人はいずれ別々の道を歩むもの」という結末を書いているので
氏の作品の中ではそういう未来が訪れるんだろう。
それが生駒氏の人生観みたいなものなのだろう。
保管作業止まってね?競作追加されてんし、避難所のやつとか。感想も書いてないね。
まぁ年末だし。
帰省してるんじゃないかな?
このスレの住人になってから初めての年末。
早くも年が終わろうとしています。
皆さんありがとう、良いお年を!
>>563 IDがフレプリ。しかも4(クローバー
遅くなりました!今日は缶詰で保管庫メンテします、、、
563のID凄いw
>>550 仲間のために命を懸けて戦った事。みんなを守り抜いた事。そして―――
ラブとせつな。せつなとラブ。二人の少女の感情は落ち着きを取り戻して。
お互いの気持ちは安堵で一杯。熱を感じれるのは生きている証拠。
ラブへの依存からの脱却。それは、せつなが今後、生きていく上での課題。
けれど、今はまだ、二人で同じ時間を共有していくのが最高の幸せかもしれない。
そんな彼女たちを語り継げるのが自分たちの幸せですね。
全15話、本当にご苦労様でした。精一杯の敬意を―――
>>保管屋
期待age。あんたいないといろいろ不便だw
てか何だこのレースは!マジなんだwww
ラブ頼んだぞ!
さすがに人いないな
コミケ行った人どうだった?いい本あったか?
コミケ成果
…当たり前の事だけど
【フレプリが好き】だからじゃなくて
【プリキュアシリーズが好きだから】サークル活動してる人しかいないんだなぁ って
痛感した冬コミだったね…
ペーパーに書かれてる内容が「来年から始まるハープリ楽しみ〜」ってのばっかり で
新刊もロクに出されてないッてお粗末な有り様…。
却って創作ジャンルで見掛けたラブせつ本の方が
キャラへの愛がかんじとれたよ…
今回はハズレ。
エロ描写ばっかで中身の無いのが殆ど
ラブせつで当たり2件以外はお察しレベル。
自分はフレッシュのおかげで、クローバーのおかげで、このスレのおかげで幸せな年だったよ
そして、それは来年も変わらない絶対に
皆さんよいお年を(^-^)/
最後は小ネタです。良いお年を!
【LCGF〜2009】
ラブ「もーちょいだから待っててねー」
せつな「夜に食べるのって太るんじゃないの?」
美希「今日だけはと・く・べ・つ。」
祈里「そうそう。それにラブちゃん特製だもんね!」
ラブ「あっつぅ〜」
せつな「どしたの?」
祈里「大丈夫ラブちゃん!」
美希「手伝うわよ。火傷してない?」
ラブ「あ、平気だ。」
祈里「くすくす…」
美希「びっくりさせないでよ。」
せつな「私、ラブみたいにもっと…お料理上手になりたい。」
美希「なれるわよ。せつなならセンスあるし、完璧に。」
ラブ「うんうん。せつなは絶対素敵なお嫁さんになれると思うよ!!!」
祈里「せつなちゃん、幸せゲットだね。わたし信じてる。」
ラブ「ブッキー…」
美希「ぷっ…。ほらほら、気を取り直しておそば作ってよ。」
せつな「で、お嫁さんて何?」
祈里「ラブちゃんと結婚するでしょ。で、幸せになれる人の事を言うの。」
美希「ちょ…。ま、まぁ間違ってはいないケド…」
ラブ「あ、ちなみに美希たんとブッキーはもう結婚してるんだよ、せつなー。」
美希ブキ「.............................否定しません」
せつな「顔真っ赤だけど。」
ラブ「わはー!我ながら超美味しそうだよー!!!」
美希「ラブも素敵な奥さんになれそうね。アタシも負けないわよ。」
祈里「だったらわたしも頑張っちゃおうかな。」
せつな「私だって精一杯頑張るわ!」
こうして2009年はクローバーにとって非常に濃い一年となりました。
誰もが幸せになれる権利を持っていて。
誰もが素敵な恋をして。
誰もが良いお嫁さんにもなれる。
2010年は誰が最初にときめくか?
乞うご期待〜END
あたしに決まってんじゃん!!!
あけましておめでとうございます。
新年一発目、季節ものを
投下させてください。
ラブせつ、エロ無し、せっちゃん視点です。
お目汚し失礼します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
深夜だというのに、昼間の
商店街並に、人が多い。
「これって、日本の伝統なの?」
「そうだよ!こうやって年を越すの!」
この世界に来て、
はじめての年越し。
家族で、神社に
詣でている。
一般の参拝客も、除夜の鐘を
鳴らせるとのことで、列に並ぶ。
鳴らしている人を見る。
結構、力がいりそうだ。
「一緒に鳴らそうよ!」
「ええ、頑張るわ」
保管屋です。昨年は本当にお世話になりました。
あらためまして、あけましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願いします。
鐘楼に上がる。
合掌し、心を落ち着ける。
綱を、ラブと私で持つ。
「2回、準備するからね」
「ええ、わかったわ」
「はいっ」
合図で、同時に綱を引く。
少しだけ。
撞き棒が、定位置より
少し前に戻る。
「はいっ」
さっきよりも少し後ろに、
綱を引く。
撞き棒が、鐘の手前まで戻る。
「はいっ!」
思い切り、綱を引く。
反動で戻った撞き棒が、
鐘を打ち鳴らす。
体が震えるような、
音と振動。
轟音と振動がおさまるにつれ、
澄んだ余韻が、体の奥まで届く。
余韻と共に、
思い出す。
訓練と派兵。
憎悪と敵意。
使命と相反する心。
迷いと痛み。
死と、生。
余韻が消えるように、
その映像は消える。
そして、あらためて
感じる。
この世界の、暖かな光。
みんなの、笑顔。
東せつなとして、
新しい年を迎える。
大事な、友達がいて、
大切な、家族がいて、
大切な人が、すぐ近くにいる。
東せつなって、
そんな、幸せな人。
家への帰り道は、ところどころ
凍結している。
コートのすき間から、寒さが
入り込んでくるようだ。
「ちょっと、寒いわね...」
お母さんが、体をかるく
ふるわせた。
お父さんが、お母さんの手を取り
自分のコートのポケットに、
そのまま入れた。
「ちょっ!...子供の前...」
「でも、暖かいよ?」
「もう...さっきの御神酒で酔っちゃったの?」
後ろから見ていても、
お母さんの顔が、湯気が出そうに
真っ赤になっているのがわかる。
「えへへ、真似しちゃお」
ラブが私の手をとり、
上着のポケットに入れた。
「ひゃっ...!」
ポケットの中で、指を絡める
つなぎ方に変わった。
ぎゅっと、握られる。
手のひらと、指の間から
ラブの体温が、伝わる。
さっきまでの寒さを、
感じない。
ほおと、耳が熱い。
私の顔も、多分
お母さんと同じだろう。
「今年も、楽しいこといっぱいしようね!」
「ええ!よろしくね」
家まで、お互いに
手を握り合いながら歩いた。
以上です。
お目汚し失礼しました。
今年も妄想全開でいきます。
>>579 あけましてお邪魔しましたorzごめんなさい.....
早速ぽかぽかさせて頂きました。圭太郎さんやりますねぇ。
ラブさんがしっかり血を受け継いでます。せっちゃんはあゆみさんの
血を継いでるんですね、わかります。だから結婚しちゃいましょう。
今年も精一杯の家族描写とHを期待してます!!!
581 :
579:2010/01/01(金) 00:59:36 ID:auUo/HEE
すみませんタイトルまた忘れたorz
「いっしょに年越し」です。
あけおめ〜
百合はあってもあんまり気合い入ってないような本ばっかりだった
ラブせつも好きだから描いてるというより、この2人の登場シーンが多いから題材にしましたって感じ
お目当てのラブブキ本があっという間に売り切れてて買えなかった
死にたい
明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、年明け早々の投下です。
ラブせつメインのせつな総受けといいましょうか…。
18禁描写あり。
苦手な方はご注意下さい。
それは、いつものようにラブと愛をかわした夜の出来事。
愛し合った後、お互いに裸のまま抱き合って眠るのが、わたしは好きだ。
抱き合いながら、汗ばんだ肌をラブに撫でられていると、満足しきったはずの身体に再び火が点くこともしばしばだった。
いつもなら、わたしを昇らせることに集中し過ぎているために、自分の快感には無頓着なことが多いラブ。
だけど、今夜のラブはどこかおかしかった。
「せつな…お願い、あたしにも…ちょうだい、もっと、もっと。せつなを一杯ちょうだい――――」
いつも求めさせてばかりのラブが自分から求めてくるなんて、滅多にない嬉しいことだ。
そんなラブが可愛くてたまらなくて、今夜はわたしがリードする場面が自然と多くなった。
攻めるのって、とっても体力がいるのね。知らなかった。だけど、いつもラブはそれをしてくれてる。それは、わたしが愛されてる証…なのかしら。
そう考えて、わたしは頬が熱くなる。ラブからの大きな愛を実感して、気恥ずかしさに襲われたから。
そんなわたしの横では、何度となく達しては果てたラブが、心地良さそうに眠っている。
なんて愛らしい生き物……ラブ、貴女が大好きよ。
その可愛いくちびるに口づけようと、顔を近づけたその瞬間、ラブの眉間が急に険しくなったかと思うと、突然に彼女は喋り出した。
「い…や…いやだよ…いかないで…いかないでっ…せつな…」
「ラブ?行かないでってどして?
わたし、どこにも行かないわよ?ここに、貴女の隣にちゃんといるわよ」
必死に答えるが、ラブから返事はなく。
しばらく考えて、ようやくそれが寝言だと気づいたのだったが。
悪い夢でも見ているのか、うなされているラブの額には玉のような汗が吹き出している。
「可哀相なラブ……わたしならどこにも行ったりしないのに。貴女を置いてどこかに行くなんて、わたしに出来るはずないのに……」
そうひとりごち、ラブの額に浮かんだ汗を、ティッシュでそっと押さえ拭く。
それに嫌々をするように首を横に振りながら、ラブはわたしの名を呼んだ。何かを掴むように右手を高々と挙げ、きつく閉じられた瞳から涙まで流して。
「せ…つな…」
わたしは思わずラブの右手を握った。
一体ラブはどんな夢を見ているというのだろう。こんなに苦しむ程だ、わたしに関するとてつもなく不幸な内容に違いない。
ハラハラする想いで一杯になり、胸が苦しくなる。
ああ――――ラブの夢が覗けたらいいのに。
「キィ!!」
わたしの想いに反応したのだろうか。紅い鍵が、キラキラ輝きながらリンクルンから飛び出してきた。
「アカルン?――――そうか!あなた、ラブの夢の中へ連れて行ってくれるのね!?」
「キィ、キィ!」
そうだと言うようにうなづくアカルン。
「ありがとう!!じゃあ急いで服を着て…と。OK!出発よ!」
「キィ!」
服に着替えたわたしが深紅の光に包まれ向かったラブの夢の中、そこには待っていたのは……。
この時のわたしはまだ知らなかったのだ。そこに、とんでもない光景が待っていたなんて。
わたしがいるのは、さっきまで居たラブのベッドではなく、公園だった。
「ここがラブの夢の中…なの…?」
「キィ!」
アカルンが自信満々に答える。
いつもと変わらない、クローバータウンの公園。しばらく歩いてみると、ステージの近くにラブを見つけた。
「ラブ!」
大声で叫んだわたしの声には気づきもしないで、ラブは茂みに隠れる。
茂みの陰から誰かをのぞき見ているようだ。
ラブの視線の先にいるのは、ベンチに座る美希と、彼女にしな垂れかかる黒髪の少女……わたし?!
「ありがと美希。今日はとっても楽しかった。服を選んでくれて、それからこんなに素敵な指輪まで……」
「やっぱりルビーにして正解だったわね。せつなにスッゴク似合うわ」
「だけど、こんなに高価なもの貰っちゃって――――ホントにいいの?」
「当然。アタシがあげたいの。だってせつなはアタシの彼女なんだから。アタシのだっていう印、つけとかなきゃね」
「嬉しい…美希」
「可愛いせつな…」
見つめ合うふたり。そのままふたりはくちびるを重ね合って……。って、えええっ!!ラブの夢の中ではわたし、美希の彼女なの!?どして!?
ふたりのキスには次第に熱が入り、美希の手はわたしの胸を揉みはじめ…んー、ややこしい。便宜上、夢の中のわたしをセツナと呼ぶことにする。
美希に胸を揉まれながら、まるでもっともっととねだるように身体を押し付けていくセツナ。
そんなセツナのスカートの中に、美希の手が伸びていき……。
一方、熱いキスを茂みからのぞき見るラブは、涙を浮かべている。
「セツナ…あたしこんなの嫌だよ…」
ラブ…あれはわたしじゃない。セツナよ。わたしならここにいるわ。せつなは貴女だけを愛してる。
わたしはラブのそばに駆け寄り、抱きしめようとした。
だけど、駄目だった。いくら力を込めて抱きしめようとしても、腕がするりとすり抜けてしまうのだ。どうやら夢の世界では、わたしは半実体の存在らしい。
そうこうしてるうちに、風景が急に暗転していく。
どうやらここは、喫茶店らしい。奥まった席で、ブッキーとセツナが座っている。
ラブを探すと、ついたてを挟んだ隣の席に、彼女はいた。聞き耳を立てているようだ。
「セツナちゃん、ここ?」
「んっ…ふ…あんっ…」
微かに聞こえる喘ぎ声。テーブルの下で、ブッキーの手がセツナのスカートの中をまさぐっている。
こちらでは、セツナの相手はブッキーなのね。
セツナは顔を赤く染め、陶然とした表情を浮かべている。
「くすくす…そんなに気持ちいい?あんまり声出すと、他のお客さんに聞こえるよ」
「だって…祈里が…んっ…あんまり上手いんだもの…ふあっ」
セツナはびくびくと震え、達してしまったようだった。
「ほらもう私の指、セツナちゃんのでびちょびちょだよ…どうしてくれるの?」
「ごめん…なさい…」
「罰として、ココから下着は脱いで帰るのよ。電車の中でもたっぷりと可愛がってあげる…」
これがブッキーなの!?いつもの彼女とはまるで別人だわ……これじゃあ、黒○キさんか、○路さんの書いた黒ブッキーみたい。
って、別人なのよね。いけない、いけない。つい間違えそうになっちゃう。
隣の席では、ラブがまた涙を流している。
「セツナ…ひどいよ…」
だから!あれはわたしじゃないってば!!
抱きしめられないとわかっていても居ても立ってもいられなくなり、わたしはラブを抱きしめる。すり抜けてしまうけれど、包み込むように、そおっと。
だけど、再び世界は暗転して……
行く先々の世界で、セツナは様々な人に抱かれていた。
ミユキさん、レミさん、由美にまで……。
中にはとても言えない相手までいた。
「アカルン!もういい。こんなの無意味よ!帰りましょう」
「キ、キィ…」
申し訳なさそうに、うなづくアカルン。アカルンが悪い訳じゃないのに、わたしったらアカルンに当たってる。
「ごめんなさいアカルン…、貴女のせいじゃないのに、あんな言い方」
「キィ」
アカルンは優しく微笑んでくれた。分かってるよ、と言うように。
再び深紅の光に包まれて、わたしは現実世界に舞い戻った。
見慣れたラブの部屋。ベッドの上では、ラブがまだうなされている。
「嫌っ…せつな、いかないでよ…」
「ラブったら…あれは夢なのよ。起きて!!」
ラブを悪夢から覚ますため、わたしは彼女を精一杯揺り起こした。
「う…うぅ…せつな…?」
目を覚ましたラブが、涙を擦りながらわたしを見つめ、強く抱きしめてくる。
「せつな…どうしていっちゃうの!?」
「やぁね、あれは夢、わたしは何処にも行かないわよ」
「だってアタシ以外の人達から、いっぱいイかされてたじゃんか…」
…
……
………はーーー。がっくり。
そっちの「イかないで」だったわけね。
「もう!勝手にあんなエッチな夢見ておいて、何なのよ!ラブなんて知らない!!」
「あれっ…?何を怒ってるのかな、せつなは。
あ、アタシだけ気持ちよくなったから怒ってるのか。ごめんね、今からいっぱいせつなもイかせたげるから。
――――ってか夢の中身、何で知ってるの?」
「知りません!!」
その日からしばらくの間、エッチをおあずけされて悶絶の日々を過ごしたラブだけど、それはまた別のお話。
以上です。
今年もこんな感じになりそうです。
お読み下さった方がいらしたら、どうもありがとうございました。
>>590 2010年初GJ!!
職人の名前が出るって事は、この世界のせつなはサイトを覗いてるのかw
これアウトでしょ。無理ありすぎ。職人出してる時点でひいたわw
酒場でやれやこんなの
↑あーうぜ。ツイッター(笑)に書き込めやKS
590です。
まず、世界観を壊すような内容で不快感を与えてしまい、すみませんでした。
また、勝手に名前を出してしまった方にも、巻き込む形となりご迷惑をおかけし、本当に申し訳ありません。
配慮に欠けていたと反省しています。
今回保管は見送って下さい。
以後、このような事のないように配慮したいと思います。
申し訳ありませんでした。
>>594 別にいいんじゃねーの? 職人さんたちも怒らんだろう
俺は楽しめたよ
今後ともヨロシク
ラストはみんな男連れでドーナツの悪寒…
>>596 なんでいちいちそういうこと書き込むかなあ
ウエスターさんとは和解したけどせつなはラブの嫁
サウラーさんと分かり合えたけどミキタンはブッキーの妻
それに変わりはないよ?
すっかり忘れてたけどそういえばラブって大輔に返事返してないんだったな
最終話まで面倒な話になりそうだ
今日の話はパッションと西はともかく、南ベリーはむりやり話作りましたって感じだったね
今までろくに絡んでないのに最期につきあわせるからああなる
597がいい事言った!
ラブやんいきなり嫁の手握ってますし。
正月早々に人目もはばからずこの夫婦は・・・。
何かイマイチ伸びないな。規制そんなにすごい?
単純にあまり盛り上がる要素が(ry
この板的にオススメなみきせつだったのにね。やっぱ戦い絡むと百合度半減するか
今日は美希せつなんて欠片も無かったろ
ただ一緒にいただけで
アバンでピーチとパッションが手を繋いだところで妄想するくらいしかない
パッションと西のやりとりにカプ厨狂喜でpixivなんかも西祭り
来週は男が出てこないみたいだからこのスレ的に期待できる
とラブブキ好きな俺が言ってみる
わかってねーなぁw
脱出した後廊下走りながら何を会話してたかを妄想するんだよw
ただ一緒にいた。始めは会話もギクシャクなみきせつだったんだぞ。
今では一緒に脱出するまで成長したんだぜ?
ちょっと無理あるかw
Dより西の方がちょっと怖い存在なのは事実だ
ラブせつも西東も好きな自分にとっては、今回は狂喜乱舞(´¬`*)
しかし来週が気になるなあ。どうなることやら。
薔薇ですかw
>>606 いくらなんでもここで男女カプ好きなんて書き込むなよ、空気嫁
西さんと南さんは生きてるんだよ
で、二人でラビリンス再興
せっちゃんは四ツ葉町でラブとラブラブ
美希たんはブッキーとラブラブ
ラビリンスとの戦いが終わってもみンなでラブを取り合って
戦う可能性もあるンじゃないかね!?(クワッ)
しかしD輔への返事がなぁ…
ラストまで引っ張る以上「ごめんね、お友達でいましょう^^」は無さそうな…
最終回のスタッフロールが流れる背景で、その後のみんなが描かれる。
そこで返事している描写(声無し)があり、
上手くいくとおもいきやいつもの喧嘩を始めて
周囲に呆れられて終わり、って辺りが落としどころじゃないかね。
たぶん、ラブのことだからdie輔に返事する約束なんてガチで忘れてるだろう
「えっ? あたし何かdie輔と約束してたっけ?」
「どうしたの、ラブ」
「あ…せつな、あのね、あたしdie輔と何か約束してたらしいんだけど、
なんか全然思い出せなくて……」
「思い出す価値がないから思い出せないだけよ。
ちなみにdie輔の『die』は“死ぬ”って意味よ」
「うわ〜、せつな物知り〜〜」
「ふふっ、だって、ラブのためにいっぱい勉強したんだもの。
……でもね、まだまだ分からない事がたくさんあるの」
「大丈夫、あたしが何だって教えてあげるよ!」
「本当に? ―― じゃあ、さっそく教えてもらおうかしら。
ラブ、わたしの部屋に来て……」
わたしが何を教えてほしいのか、たっぷりとあなたに伝えてあげる……
「ラブ・・・教えて?」
小一時間後
「せつな、あたしより知ってるじゃん・・・」(T-T*)
ですねわかります。
こんばんは。
二週間ぶりのフレプリは、とても満足のいくものでございました。
イースと呼び続けていたことに、こういう伏線があったとは……
そしてベリーもかっこ良かったです。やっぱり美希せつはいいなぁ。
なのに何故か書いたSSは、まったく違うものだったりします。
パッションスレで書かれていたレス、
「もしもイースがプリキュアを倒していたらどうなっていたか」
これから生まれました。
【注意】
ラブが少し壊れているというか、少し病んでいるような描写があります。
そういうのが苦手な方は回避下さい。
では。
『刹那のまぼろし 上』
シリアス、非エロです。
上記の注意を鑑みた上で、今回はうpろだを使ったテキストうpとさせて頂きます。ご了承下さい。
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org529047.txt.html パスはメル欄で。
ラストがこえーw
ラブよりせつなのほうが壊れてる・・・
「上」ってことは続くの?
バッドエンドこえぇよーーーっ!!
だが気になる…w
たまにはこういうのもいいね。GJです。
いいとこで止めるw
続きをー!GJ!
パンツ先生w仕事早すぎだし2本共www
46話はパッションがベリーをぎゅっと抱きしめながら
くるくる回って脱出口まで飛んでゆくシーンをコマ送りしながら鑑賞
ニヤニヤできます
パッションが女の子女の子してて、無茶苦茶可愛かった
ただ惜しむらくは相手が西さんだったことw
ベリーがイケメン過ぎて、アタシが総受けだなんて言わせないわよってくらいイケメンだった
ただ惜しむらくは相手が南さんだったことw
美希せつを姉妹にあてはめるなら、やっぱり美希たんの方がお姉さんな感じだな
>>615 タコ回と脚本担当が同じ人だったこともあってか
百合的かどうかは別として、美希せつはとても良い感じでしたね
仕事上のパートナーとしてもしっくりとくるw
ハードかつシリアスな展開も凄くお似合いなお二人さん
今回は敵幹部の最期に立ち会う、という役回りだったけど
美希&せつなの組み合わせは、ぴりっと雰囲気が引き締まるから適役といえる。
…というか、このふたりは、虐められ慣れてるともいえる。
トゲに巻かれたり、敵幹部に嬲りものにされたり、とか本当にキツイ仕事ばかり回ってくる。
似た者同士のふたりだからシンパシーを共有するところがあるのかも。
理解も不理解もなく全てを包み込んでくれよう、のラブとは違って
美希はせつなを理解するために、まず彼女のことを知ろう、として
結果、タコ回の体たらくだったわけだけども
一線さえ越えてしまえば、とことんまで愛してくれる…美希はそういう子よ。
もう一方の組み合わせ、あのぽわぽわした感じはどうしたことだw
美希たんとせっちゃんは似た者同士だけど
決定的な違いが存在する
それは漢と乙女との違い
じゃラブと美希の時はどっちが乙女になるんだ?ブッキーとせつなの時はどっちも乙女で最高!
定期的に出没するSS批判は何とかならないのかね。いい加減にしてほしいよ。
>>623 >>ラブと美希
秋の映画をご参考に
ご観劇がまだでしたら、本編の23話をば
・・・でもやっぱり映画のアレを是非ご覧になっていただきたい
せつなにとっては自分の大事な旦那様が、目の前で他人の嫁にされる光景は
さぞかしショッキングなものであったろうw
>>623 >定期的に出没するSS批判
最近だと
>>592しか見当たらないんだが、あれは批判されても仕方ないと思うぞ・・・
いやでも普段のラブ結構雰囲気柔らかいし。
せつな的にもラブの「かわいさ」に惹かれてる部分は普通にあるだろ。
逆に見てて萌えるんじゃね。(同時に嫉妬もしてて、その晩は燃えるかも)
ラブッキー好きな俺としては来週も楽しみなんだが
片思い中のブッキーは今にも告白しようとしてて
(チャンス!!ラブちゃん、私ラブちゃんのこと…
あぁでも今はそれどころじゃ…、
でもでもラブちゃんと二人きりなんてなかなかないんだし…
あ、でもこのタイミングで告白して撃沈したバカがいたし…)
と悶々とするブッキー想像してみたw
>>626 美希「なんなら二人とも相手してあげるけどv」
ラブ「ほらほら〜美希たん、休んじゃダメだよ〜
ちゃんとあたしも相手して」
美希「ちょっと・・・まさか本気にするなんて・・・」
せつ「軽々しい口をきいた・・・罰よ
(ちょっと張り切りすぎて、ラブにも火をつけちゃったw ごめん、美希)」
ブキ「ちょっと! みんなズルイわ!!」
美希「・・・!! だ、誰が呼んだのっ!?」
規制中だったからか、わざわざ避難所にまで乗り込んで的外れな批判してる馬鹿がいたな。
あれは本当に死ねばいいのに。
避難所の話は避難所でやれよ
ふーん・・・。
そう言うんだったら、いちいち乗り込んで来ないで欲しいんだけど。
いちいち煽るなよ
端から見てるとお前が荒らしだぞ
ちょっとしたバレになるが
どうやら33話の演出担当だった織本さんは
あの回限りの、いわば代打だったようだ
タコ回の雰囲気は独特で、ある種異様だったw
ありがとう織本さん
タコ回は脚本、演出、共に女性が担当だったこともあってか
百合どうこうは別にしても
フレプリの他の回と比べて、どこか空気が違った感じがする
前半のギクシャクぶりはとても生々しいし
背中合わせの密着アップとか、とろけるパッションは別の意味で生々しい
こんばんは。
いつも投下させて頂きまして、まことにありがとうございます。
スレのSS使用に寛大な皆様には、深く感謝しております。
改めて、ありがとうございます。
さて。
先日の投下作品、バッドエンドと言われて、あ、と思ってしまいましたw
いや、書いている本人は続きをこうしようと思っていたので、バッドエンドのつもりもなく、ただ引きとして
印象深くしたかっただけだったりしますw
とはいえ、そういう風に感じて頂けたのであれば、それは推し進めていこうか、と思ったりもしました。
というわけで、続編です。
『刹那のまぼろし 中』
シリアス、非エロです。
【注意】
ラブが少し壊れているというか、少し病んでいるような描写があります。
そういうのが苦手な方は回避下さい。
上記の注意を鑑みた上で、今回もうpろだを使ったテキストうpとさせて頂きます。ご了承下さい。
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org536459.txt.html パスはメル欄で。
あれ、上下編のつもりだったのが、中編とか出来てるよ?
>>635 相変わらず、面白い。
ただどの作品も、どうしても冗漫に思えてしまうのは、もう感性の違いなんだろうな。
GJずっと待ってました!
イース大好きや…。ラブも従順すぎてな…。
ラブスレかどこかでラブとブッキーは必死に頼み倒したらパンツ見せてくれそうとあったけど
せっちゃんや美希たんが「パンツ見せて」と頼む姿が想像できない
問答無用じゃ、そんなもんw
せっちゃんvs美希たんがどうなるかは、確かに想像できないが
せつな「問答無用でしょ、そんなものは・・・ちょっと! やめてよ美希!!」
美希「・・・やれやれ
何ともオシャレっ気のないパンツですこと」
せつ「・・・べ、別に人に見せるものでもないでしょ!」
美希「“見えないところにもこだわるあなた。とってもおしゃれよ。”」
せつ「?」
美希「『まるパ』のあなたのグッズのコーナーのコメントよ
ほら、いらっしゃい」
美希「さ、好きなの持ってっていいわよ」
せつ「ちゃんと洗ってあるんでしょうね?」
美希「やっぱりやめた」
せつ「ん〜、青っぽいのばっかり・・・」
美希「ひとの話を聞きなさい
・・・赤いのなら無いわよ」
せっちゃんとラブやんのパンツは共用だから心配ご無用
そうそうw
歯ブラシもコップも洋服も下着もみな共用w
描写がないのは幼児アニメだからさw
マジレスすると下着はちゃんと身体にあったものを付けてないと健康に良くない
特に14歳頃の発育過程にある女の子はマジで気をつけないといけない
んなこたぁわかってるよwwwネタ止めんなや
ラブのブラではせつなにはきついのじゃなだろうか。
でも共用するほうが(;´Д`)ハァハァ できるので敢えて黙ってる。
大丈夫。せつなが大きくなるよう毎晩揉んでるから!
最終的には揉み返されて責められちゃうのが せっちゃんクオリティ
揉んで揉んで揉まれて揉んで。すくすく育つ桃園家の娘たち。
もちろん放送できん!
避難所と分散したせいか最近全然盛り上がらんね
職人いないとこんなもんなのかね。あっちはあっちで荒れてんのなw
>>644 確か合ったサイズのブラを着けてないと、胸の脂肪が腹に行くんだっけ
それどころか血行が悪くなって生理と重なると貧血でぶっ倒れたり
肩がやられたりといいことが1つもない
それにしてもどこもかしこも西東とか南美希みたいなカップリングだらけだな
よく行くサイトまでカップリング一色で困った
この一週間でラブせつも遠くなりにけりって感じだわ
なーに。明後日はラブッキー一色にしてやろうぢゃないのw
と期待してんだが…
ラブブキ好きの俺にとっては最期の盛り上がりになりそうだぜ
ブッキーは単体でも好きだから期待しまくり
ドーナツなんてどうでもいいから2人をきちんと描写して欲しいが・・・
南とベリーはともかく、西とせつなはやばい
pixivなんてこの一週間西南せつなのカップリングで埋め尽くされてるよ
西は元から人気あったから尚更
公式でああいう描写されたらどうしようもないわ
西は死にましたっ菊
せつなははじめっからあたしの嫁!
正直期待するだけ無駄だと思うんだが百合的な意味で
だから昔の話しようぜ!
1話の美希たんのブッキーへの抱き着き方、完璧!
あんまり百合以外のカプに文句言うような事は言わないようにしないか
自分は百合もノーマルも両方好きだから、そういう話されるとちょっとツライ
普通に今度の話はラブブキ期待できるな!だけでいいじゃないか
こんな事言ったらまたノーマルも好きとか言うな空気嫁とか言われるそうだがな
昔の話、ということで頭に浮かんできたのは
占い師の真ん前で占いを否定するかのようなコメントを繰り出す蒼い読モの姿だったw
どうやら、せつなが追加プリキュアになるらしい
こりゃ、蒼い子との絡みが期待できるぞ(ドンパチ的な意味で)
ほら、美希が最初にせつなの正体見抜いた
そしていなかったことにまでしたぞw
お返しとばかりに握手を拒否されたしww
こりゃいいや
キュアパッション誕生
あれれ、美希たん何かスンナリと受け入れちゃったぞ
そしてまるでせつなと絡まないぞ、つーか出番すらまるで無いぞ
あ、そうか漫才したっけか
でもそれで終わりだよな、うん、それで通過儀礼は終了〜
さあそろそろフレプリのメインのストーリー動かそうぜ
2009年、9月20日
世界は核の炎に包まれた
何かもう…。いつからこんなつまんない板になったん!
端から百合妄想の筈なのに、公式に否定されたとかわけわからん
でも実際 西、東であんなに騒がれたらダメージ大きすぎて、百合妄想も何もあったもんじゃない
たったあれだけで大ダメージかよw
ラブなんか告白されてんだぞ!ラブせつ大好物な俺は死ぬかと思ったわwww
>>635 凄くやるせなくて凄く寂しいのだけど、これもラブ。桃園ラブなんだ。
殺そうと思えば殺せたはず。けれど出来なかった。それはせつなが彼女を、
ラブを望んでいたからなんだと。そして手に入れた自分だけの笑顔
けれどそこには―――光が無くて。でも…私だけのために笑ってくれる。
一緒に暮らしていける。今は―――それだけで―――十分なんだ…
だったら百合厨辞めちまえ。楽になれんぞ
>>655 ぶっちゃけpixivなんて腐とカプ厨の溜まり場なんだから気にしても意味が無い
なんか下手したら西南はまだおいしい役目があるかもしれないみたいね
イースと呼び続ける設定とか明らかに後付けなのに引っ張るなよ・・・
西さんは僕たちを裏切りませんからw
と、ゆーかクローバーの絆は絶対ですから。
誰が来ようとも四人はキャッキャウフフなの。
そんなに作品が少なくて悲しいって言うなら、自分でイラスト描くなりSS書くなりすればいだろ
何でここの住人はいつも与えてもらう前提で文句ばっか言ってるんだ?
おまけに何でも誰でもケンカ吹っかける始末
そりゃ職人も来なくなるわ
百合は百合、ノーマルはノーマル、BLはBLで割り切ればいいじゃまいか!
もうすぐ放映終わっちゃうから、皆カリカリするのはわかるけど、脊髄反射ばかりじゃ疲れちゃうよ?
どんな結末になっても、脳内保管という素晴らしい機能を我々の脳みそは持ってるじゃないか!
訓練された百合好きはあの程度じゃビクともせんよ
むしろ絡んだ男を全て百合の出汁に使うぐらいの気構えで勝負だ
師匠と呼ばせてくださいw
>>671 激しく同意。
pixivの絵かいてる人達だって俺らに百合絵だけ見せる為にかいてるわけじゃないのにね。我が儘すぎるわ。
百合板関係ないpixivに文句たれたりギャンギャン他人に噛み付いたり何なの…。
もともと百合はアブノーマルな物なんだし公式がどうあれ楽しむ精神的なゆとりがもう少し欲しいわ。
ごめん、誤爆
作品自体もう終わりだからこういう流れになるのは仕方ないね
SSも大方書き尽くされて百合ネタも補充されないし
避難所見てても変化球やアブノーマルばっかりで煮詰まってんなーと思う
もうすぐフレッシュも終わりだけど、重要な事に今気付いた。
ラブ達はバレンタインどうするんだろうか?
何故だかラブが美希ブッキーせつなからチョコ貰うイメージしか湧かない。漢前だからかな?w
次の競作バレンタインって言ってたよ。モテモテラブやんかイケメン美希たんが脳内を駆け巡る。
女子校で慣れてるブッキーがリードする展開も熱い
せつなが美希たんからバレンタインを教えてもらって
内緒でラブに作って学校に持っていくんだな
でも学校でせつなのカバンを落としてしまってラブさんがせつなのチョコを発見
誰にあげるの?好きな人できたの?って直接聞けないし気が気じゃないラブさん
そんなドタバタラブコメディを妄想して昼寝する
>>663 確かにラブは告白されましたが……
しかしラブのほうからdie輔に対して
恋愛的なアプローチをかけたことは皆無だったはず。
ラブにとってdie輔はあくまで「気の置けない友達」であり、
そんな彼にいきなり告白されて「じゃあ付き合います」という気持ちなるでしょうか?
ラビリンス関連の問題を解決した後は、
四人でダンス大会優勝という目標に再チャレンジしなければならないわけだから
ラブがわざわざdie輔に会いに行った理由は、彼の告白してくれた気持ちに応えるためであり、
用意していた答えは「ありがとう、でも今はそういう事考えられない。ダンスが一番大事だから」ぐらいが流れ的に妥当かと。
そのうち一番大事なものが「ダンス=せつな」へとシフトする「可能性」だって十二分にある。
公式の設定を自らの想いや考察を以て<進化>させ、
その「可能性」を物語として定着させるのが二次創作。
真にラブせつを欲するならば、書いて……勝ち取れっ!
とまぁ、長々とすまなんだ……
>>683 >書いて勝ち取る
いい言葉ですね。
言霊(ことだま)という言葉があります。
理想の百合CPを描き続けていると、やがて自分の中で、それが真理に変わっていくのがわかります。
脳内補完能力が養われていくのです。
こんばんは。
久しぶりの本スレです。
>>683さんに挑発されたから、というわけでは無いんですけど
このタイミングで投下しとかないとなんか悔しいので……。
課題を残した身ではありますが、投下させて頂きます。
長めの内容ですので、3回に分けて投下します。
まずは1回目。
ラブせつ、非18禁、45話ベースの改変話、今回は5レス程度の長さです。
「ゴメン、あたし、どうしても会っておきたい人がいるの!」
公園に向かう途中、そう言って立ち止まったラブ。
「会っておきたい人」
その言葉が指すのが誰なのか、何の為に行くのか、せつなはすぐに理解した。
だから。
「……わかった、先に行ってるわ。みんなには、私が説明しておくから」
そう言ってラブに向けたのは、笑顔。
「ありがとう!」
その笑顔に送られて、ラブは走り出す。
会いたい人の下へと。飛び切りの笑顔と共に。
せつなは、ラブの姿が見えなくなるまで、その場に立ち尽くしていた。
「……」
やがてその姿が、先の通りの角を曲がったことで完全に見えなくなる。
そのタイミングを見計らって、タルトが口を開いた。
「じゃあ、ワイらは先に行ってましょか、パッションはん」
「……」
「パッションはん?」
「……ごめんタルト、先に行ってて」
「どないしたんや?」
「なんでもない……すぐに追いつくから、お願い」
「?」
わけがわからない、と首を傾げるタルト。
するとその手を後ろから引く者がいた。
「タルトはん、パッションはんの言うとおりにしたってや」
「アズキーナはん?でもな……」
「お願いやさかい」
タルトの目を真摯な瞳で見つめるアズキーナ。
その中には、懇願を示す感情の揺らめきが混じっている。
それを理解したタルトは、暫し黙っていたが、やがて一つ、頷きを返す。
「そやな、じゃあワイとアズキーナが先に行ってベリーはん達に説明するさかい、
パッションはんもあんまり遅れんようにきてな」
「うん、わかってる……ありがとう、タルト」
せつなのその言葉と共に、公園の方に駆け出すタルト。
後に続こうとするアズキーナが、その前にせつなの方に振り向いたので、
先程の口添えへの感謝の意を込めて一つ、頭を下げる。
「……」
アズキーナは何か言いたげに、心配げな表情を浮かべていたが、
先を行くタルトから促す声が飛んできたので、
一礼をするとすぐにきびすを返して、タルトに続いたのだった。
(パッションはん……)
タルトを追いかけて、走りながら、アズキーナは思う。
その場に一人、残りたいと言った少女の事を。
そして、タルトからは見えていなかったが、
アズキーナには見えていた事。
その少女が、ラブを送り出した時からつい先程、タルト達と別れるまで、
一度も笑顔を崩そうとしなかった事を。
タルト達の足音が遠ざかった事を確認すると、せつなはもう一度、
ラブが消えた曲がり角の方に向き直る。
「ラブ、上手くいくといいわね」
笑顔を浮かべたまま、誰に聞かせるでも無く、呟く。
それが自分の心からの言葉だからと。
―そう、思い込む為に―
「あ……」
目尻に感じた熱。
その正体を理解する前に、それは滴となって、せつなの目から零れ落ちた。
「あ……いや……」
その事を拒否するように、ふるふると首を振るせつな。
しかしそれを無視して、彼女の両目から熱を持った水滴が次々と溢れ出る。
「やだ……だめ……だめなんだから……」
制止する言葉。
それでも、溢れるものは止まらない。
「嫌……お願い、止まってよお……」
それでもせつなは、それに対して拒絶の言葉を言い続ける。
嫌だから。
こんなのはダメだから。
だって、今泣いたら……ラブの見つけた幸せを認めないことになってしまうから。
きっかけは、ダンスコンテストの練習の時。
思わぬ闖入者の登場に、始めは呆れたような目つきで見ていたラブの視線が、
途中から変わったように思えた事。
ダンスコンテスト当日、初戦を通過したことで浮かれる中、
ただ一人、ラブだけが違う方向を見て浮かない顔をしていた事。
そして、シフォンがさらわれた後にあった出来事と
つい先程の「どうしても会っておきたい人」という言葉……。
わかっていたつもりだった。
ラブの幸せと、自分の幸せが一緒のものとは限らないということを。
いつか、彼女が彼女自身の幸せを見つけた時、自分とは違う道を―
―彼女の選んだ幸せへの道を進むだろうということ。
そしてその時に、せつな自身がその足枷になるような存在に
なってはいけないということも。
だってそうじゃないか。
私は、こんなに短い間に抱えきれないほどの、いや、
一生掛かっても返しきれないんじゃないかと思うくらいに
いっぱいの幸せを貰ったのだから。
それなのに、まだ幸せを求めようとして、ラブの幸せを奪ってしまうことに
なってしまったら。
そんなことは、許されない。何よりも私自身が、それを許さない。
だから。
ラブが、大切な人が見つけた幸せを祝福してあげること、それが私がするべきこと。
その時が来たら、精一杯の笑顔で、送り出してあげよう。
彼女が幸せをゲット出来るように。
そう思って、心のなかに想いを押し殺して、鍵をかけて閉じ込めていた筈なのに。
それなのに。
「っ……う……く……ぁ」
涙という名の鍵によってその扉はあっさりとこじ開けられ、
本当の想いが鎌をもたげていく。
ラブ。
どうして、行ってしまったの、ラブ。
どうして、私とじゃダメなの、ラブ。
ねえ、ラブ、お願い、教えて。
私じゃ貴方を幸せに出来ないの、ラブ。
「ぁ……うぁ……ひぅ……ラブ……」
せつながずっと浮かべていた―
―いや、顔に張り付かせていた本心を隠す為の偽りの笑顔も
最早、次々と顔を伝う滴によって剥がされ、押し流され、跡形も無い。
後に残ったのは、ただただ、感情のままに泣きじゃくる少女の顔。
それでもせつなは、目元に浮かぶ涙を両手で拭い続ける。
そうすることで、本当の気持ちにまだ抵抗し続けられる、そう思い込んでいるかのように。
しかし、その動きも段々とゆっくりしたものになっていき、
やがて力無く両手が下がっていく。
「ラブ……ラブぅ……」
最早彼女に出来る事は只一つ、泣きながら名前を呼び続ける事だけだった。
既に去っていってしまった、愛する人の名前を。
以上です。
続きはまた時間が取れ次第投下します。
遅くなりましたが本年もよろしくお願いします。
ではでは。
せっちゃんはラブやんがいないとダメなんだな。精一杯愛されたんだもんな。ちょっとウルルンした。GJだ!
挑発したわけではありませんが、良作をどうもです。
自サイトが忙しく、何の支援も出来ませんが
続きを楽しみに待たせてもらいます
ドーナツって凄いよねw
な…、なんとスレが進んでないorz
んじゃいつものように。
>>691 3部作、まずは序章。同志にとっては苦痛なあのシーン。
せつなにとっても感慨深く。割り切ってはいたものの、
やはりこぼれる涙は止める事が出来ずに。
やっぱり自分にはラブしかいない。ラブしか見えないんだと。
けれど、ラブの幸せを止める事は出来ない。この先に待つ物とは…
ラビリンス…管理国家なのに洗脳ユルすぎ
思ったよりスレ伸びてないね
百合要素なかったからか
あのドーナツもらった女の子は
世界が平和になったあと、プリキュアの追っかけになって
ラブたちにつきまとって
百合カプ(ご自由に)をかき回すんだろうな…と妄想
697 :
名無しさん@秘密の花園:2010/01/10(日) 11:15:19 ID:fL+YepZa
予告見てエンジェルパッションもガーター仕様になってたのに吹いた。
あとスカートがかなり前開きになってたけど、見えてるのはショートズボンか超ミニスカートなのか?
最終回で西南がプリキュアのピンチに駆けつけると聞いて萎えた
みんな男にフラグ立てたまま終わるらしい
駆けつけるのは一人だけ支配されてないカオルちゃんやねん
>>683さんのメッセージは凄くありがたかったです。
久しぶりにラブ×せつなが書けました。
本編とは何の絡みも無いですが読みやすく作ってみました。
数レスお借りします。ライトな白でございます。では!
(あたしも女の子なんだな.....)
最近、ふいに目を覚ましてしまう事がある。
決して眠りが浅い訳ではないのだけれど。
恋の悩みに直面してる。
それは嬉しくもあって、寂しくもあって。
「おはよう、ラブ。」
せつなに会える朝は待ち遠しくて。
「おやすみなさい、ラブ。」
せつなと別れる夜は胸が苦しくなる。
目を閉じれば、自然と浮かぶせつなの笑顔。
あたしにそっと微笑みかける。
「そんなに悩まなくてもいいのに。」
「だって…。あたしってさ…」
「ラブはラブのままでしょ。そのままが一番よ。」
「でも…」
「でも?」
せつなはあたしの事――――好きかな
肝心な時に目が覚めちゃう。
(はぁ〜あ…)
暗い部屋の天井をぼーっと見上げて。
せつなと毎晩一緒に寝れたら…どんなにしあわせなんだろう。
別に一緒に住んでるんだから臆することなんてないんだけど。
だけど―――ね
枕を抱いて寝る癖がまた出始めちゃって。
ほんと恥ずかしい。
せつなに何回見られちゃったか.....
「ほんと子供っぽいよね、あたしって。」
「そうね。」
「早く立派な大人にならないとなー」
「いいんじゃない?子供っぽくても。」
ちょっと澄ました顔で呟くせつな。
どうせあたしはいつまで経っても子供ですよーだ。
「そんなラブも―――好きよ。」
平然と言ってくれるんだよね、すっごい台詞を。
あ、もちろん、これは夢じゃなくって。
「わはー!朝から嬉しすぎるよー!」
こうしてまた一日が始まる。
もしかすると人生で一番、今がときめいてるのかも。
まだ14年しか生きてないけどね。
(枕より私を抱きしめて欲しいのに.....)
〜END〜
ラブさんにはもっと恋して欲しかったり。
せっちゃんとは幸せな生活を。
美希たんとならオシャレなカップルに。
ブッキーは姉妹のような関係で実はキャッキャウフフ。
ラブさん総受けなのだw
髪おろしたラブとブッキーはそっくりで
変身後も顔の作りが同じ
これは姉妹に間違われるネタいけるな
そうそう!自分もそれは考えてましたよ。SSとして作ってたら
途中でHっぽくなって断念したけどw
通販のタオルはこれブッキーじゃんって思ったのは内緒だw
GJだね。保管屋ちゃんの味が存分に出てる。こうでなくちゃ
おはようございます。
>>686-690の続きです。
某所の30連投で力尽きてこんな時間になってしまいましたが……。
では2回目。
ラブせつ、非18禁、45話ベースの改変話、今回は7レス程度の長さです。
※今回の投下SSですが、
私が以前に投下した『その一歩が踏み出せない』における
二人の関係がベースになってます。
そちらを読んだことの無い方には違和感を感じる箇所があるかもしれませんが
その辺りはご容赦頂けると幸いです。
「……せつな」
最初は、幻聴かと思った。
ラブの声。自分の名前を呼ぶ声。ここにはいない筈の、彼女の声。
行かないでと願った心が錯覚した、偽りの声じゃないかと。
「せつな」
二度目の声。
確信する。
違う、幻聴じゃ……無い!
「……!」
慌てて涙を拭い、声のした方
―先程ラブが去っていった方向―に振り向く。
そこには。
「ラブ……!」
ずっと走ってきた為か、額や首元がうっすらと汗ばみ、
口元に時折白い息を生み出しながら、
それでも、その顔に浮かんでいるの笑顔は、走り出した時と同じく飛び切りのままで。
「せつなぁーーーーーーーーーーーっ!」
そしてその口から三度、名前が呼ばれると同時に。
ラブが、せつなに向かって飛び込んできた。
「ラ、ラブ、ど、どして?」
その体を受け止めながらも、まだ現実が受け入れられずにせつなが戸惑いの声を上げる。
どうしてラブがここに、いや、なんで戻ってきたのか。
「……やっと、会えたよ」
ラブは、せつなの問いかけには答えない。
代わりに、飛びついた時に体に回した手に力を込め、強く、抱きしめる。
その腕の中の存在を確かめるかのように。
「あ……」
抱きしめられている。
たったそれだけの事なのに、それなのに。
込められた力と、触れ合うことで生まれる温もりが、
せつなの悲しい気持ちをあっけなく霧散させる。
(なんて……単純なのかしらね)
自分の心の動きに苦笑しつつも、その事に安堵を覚える。
ああ、私はこんなにも。
こんなにも、ラブの事が好きなんだ、と。
だからこそ、確かめたい。
ラブが何故ここに戻ってきたのかを。
その疑問に込められた想いは、自惚れかもしれない。
聞けば、今のこの温かさを奪われる、そんな残酷な答えが待っているのかもしれない。
でも、それでも、どうしても知りたい。
だからせつなは、口を開く。
拳を握ることで心を励まし、精一杯の勇気を振り絞って。
「ねえラブ、さっき、どうしても会っておきたい人がいるって……」
それでも、言葉は最後まで続けらなかった。
か細くなり、消え行く声。
「ん?」
その声を聞いたラブはうん、と一つ頷きを作る。
「うん、確かにそう言った」
「だったら、なんでここに……?」
「だからね、もう会ってきたんだよ。一人目には。
ラビリンスに行く前に、あたしの気持ちをちゃんと伝えておきたいから」
やっぱりそうか。
ラブは答えを言いに行っていたんだ。
覚悟していた事とはいえ、その事実がせつなの顔を再び曇らせる。
だから、続くラブの言葉も最初は全く耳に入らなかった。
もう充分だ、これ以上は聞きたくない。そう思っていたから。
「『ごめんなさい、あたしには好きな人がいるからって』って、言ってきた」
「……………………………………え」
今、ラブは何て言った?
ごめんなさい?
誰に対して?どして?
さっき確か一人目って言ってなかった?
ということは、まだ会いたい人がいるっていうこと?
それが『好きな人』?
頭の中がぐちゃぐちゃになってわけがわからない。
ラブが去っていったと思っていた悲しみ。
戻ってきてくれたという喜び。
告白を断ったという信じられない事実。
他に好きな人がいるという言葉への困惑。
その全てが渦を巻いて纏まらない思考の中で、せつながかろうじて口にした言葉。
「だ……誰のこと?」
それを耳にしたラブは、うん、もう一度頷く。
そして両頬を一度、両手でピシャリと叩いて気合を入れると、
改めて問いかけへの返事を口にする。
優しさと、自分の想いに対する絶対の自信を込めたその飛び切りの笑顔を
せつなだけに、向けながら。
「うん、それがあたしが今日、どうしても会っておきたかった人の二人目。
今、あたしの目の前にいる、一番大好きな人のことだよ!」
「……………………………………!」
見開かれるせつなの目。
「ラブ……今、なんて」
「え?だから、せつなに会いに来たんだってば。
こんな時に会っておきたい人って行ったら一番好きな人でしょ、やっぱり。
あたしにとってのそれって、せつなしかいないもん!」
にはは、と笑いながら答えるラブ。
頬がうっすらと紅いところを見ると、照れ隠しの意味もあるのだろう。
「……」
え、だってさっき私に「会っておきたい人がいる」って行ったのに……それが、私?
なんで?どうなってるの?
でもでも、私の事一番大好きって。
勿論私も一番大好きだけど……って今言いたいのはそういうことじゃなくて。
やだ、今になって心臓がドキドキしてきた、わ、顔も火照ってきてる。
どうしよう、何か言いたいのに全然思いつかない。
先程よりも激しくぐるぐると渦巻く思考に振り回されて、黙ってしまうせつな。
ラブは、そんなせつなの様子に気付いていないのか、照れ笑いをしながら言葉を続ける。
「で、あたしとせつな、家からずっと一緒にいるわけでしょ。
それじゃ「会いに行く」っていうのが出来ないから、
だから二番目にしたっていうのもあったんだけど……」
「え?」
「いやー、ほんとはもっと早く戻ってきて
「会いたかったよ〜」ってするつもりだったんだよね。
それが、この辺の道って夜だと街灯が少なくて分り難くてちょっと迷っちゃって!
おかげで全力疾走でもこーんなに時間かかっちゃったよ〜。
だから、やっとせつなの所に辿りついた時、ちょっと嬉しかったかな、うん」
「……」
「せつな?」
「バカッ!!」
次の瞬間、ドン、という音と共に、ラブの体が突き飛ばされる。
「うわっ、とっ、とっ」
必死で手を回して、倒れそうになる体のバランスを取るラブ。
なんとか身を持ち直すと、せつなの方に向き直る。
「え、せつな、どうしたの、いきなりこんなことして危な……」
言いかけた抗議の言葉が、途中で止まる。
視界に入ったもの、それはキッと目を吊り上げた、せつなの顔。
その瞳の中に篭る感情は、多分。
「あれ?あれれ?せつな、もしかして……怒ってる?」
背筋を流れる冷たい汗が一つ。
せつなを驚かせようと、そして喜ばせようと思ってした事だったのに。
もしかして余計な事だったのか。
どこかでせつなの機嫌を損ねてしまったのか。
ここまでの過程を思い返して、必死で心当たりを探すラブ。
(うわわわ、考えても思い当たるものがないよ、どうしよ、どうしよ)
何度も何度も記憶を巡っても、該当するものが出てこない。
焦りの感情ばかりが先走って、うろたえるばかり。
「え……」
しかし、そんなラブに対するせつなの反応は、予想とは全く異なるもので。
「せつな……?」
せつなの吊り上げられた、目。
怒りの感情を現していると思っていたそこから、ぽろぽろと零れ落ちるもの。
その滴り落ちる雫をの意味を分りかねて、恐る恐る口を開くラブ。
「せ、せつな……泣いてる……の?」
その言葉が言い終わるか言い終わらないかのうちに、
「わわっ!!」
せつなが、ラブに向かって飛び込んできた。
「わっ、わわわっ……とおっ!」
その体を抱きとめたことで、再度バランスを崩しかけるもなんとか堪えきるラブ。
持ち直した所で、その腕の中にいる少女を見る。
その少女―せつなは、ラブの胸に顔を埋めたままで、時折体が小さく震わせている。
そして聞こえてくる、か細く嗚咽の混ざった声。
「……バカ、ラブのバカ、そんな紛らわしいことしないで、もっと早く戻って来てよ。
本当に、人の気も知らないで……ぅぅ……」
「あ、あのさ、あたし、イマイチよくわかってないんだけど……。
もしかして、あたしのしたこと、余計だった?
そのせいでせつな、泣いてる?
だったら……ごめん」
咄嗟に謝ろうとするラブに、せつなはううん、と首を振る。
「違うの、謝らないで……私、嬉しいんだから」
「え?」
「だってラブが、こんな大事な時に、私に会いたいって言ってくれたんだもの。
それを聞いただけで、私、嬉しくて……涙が、止まらなくて……」
「そんな、大げさだよ、せつな」
「ううん、そんな事無い。
だって私、さっきラブが「どうしても会っておきたい人がいる」って言った時に
覚悟してたから。
ラブには私じゃない、もっと大切な人がいて、
その人に会いに行ったんだって思ってたから。
それなのに、私に会いに来てくれるんだもの。
一番大切だって、言ってくれたんだもの……」
それはつまり。
ラブが、私を選んでくれたということだから。
私とラブが、一緒の幸せをゲットしてもいいんだと、わかったから。
「ぅ……ラブ……ラブぅ……」
再びラブの胸に顔を埋めて、感情のままに泣きじゃくるせつな。
でも今度は、そこにあるのは悲しみではなく、喜びで、
呼び続ける名前も込められた想いも、哀願ではなく、情愛。
「せつな……」
そんなせつなを抱きとめながら、その頭を優しく撫でるラブ。
見つめるその目には、愛情に満ちた光が溢れていたが、
やがてそれが決意のそれに変わる。
(あたし……伝えたい。せつなに、あたしのとっておきの気持ちを)
出会ってから、何度もお互いに想いを伝えてきた。
でもその中で、敢えて一度も口にしなかった言葉がある。
簡単に使っちゃいけない、大切な言葉だと思っていたから。
それを今伝えたい、今だからこそ伝えてあげたい。
二度とせつなが二人の絆に不安を感じることが無いように。
(でも……どうする?)
ただ言葉を口にするだけじゃ足りない、そんな気がする。
もっと強く、もっと確実に。
いや、絶対にせつなの心に届く方法、そんなものがあれば。
(……あった)
一つだけ、ある。
それは、少し前の自分だったら、出来なかった事。
お互いの想いに自信が持てなかったら、
何よりも自分の気持ちに自信が持てなかったから。
でも、今なら。
(……よし)
心の中でもう一度、再確認する。
自分の想い、せつなへの想いを。
そして確信する。
大丈夫、問題ない。あたしは、あたしの気持ちを信じられる。
この想いに、迷いは無い。
「せつな」
抱き寄せる腕に、力を込める。
せつなが、いや、二人の顔と顔がもっと近づくようにと。
そして、せつなの両頬をそっと優しく、両手で包み込む。
いつか見たように。親友が、彼女の愛しい人にしていたのを真似るように。
「ラ、ラブ……」
ラブのしようといる事を察して、戸惑いの表情を浮かべるせつな。
でもそれはほんの一瞬のこと。
「うん……」
自分からもラブに近づけ、目を閉じる。
それが、ラブと同じくいつか見た光景に繋がるものだと、知っているから。
一度は望んで、叶わなかったもの。
それが今、叶おうとしているのだから。
引き合うように、互いに求め合うように、唇の距離を縮めていく二人。
そして―。
冬の寒空の下。
夜道に伸びる影が、一つになった時に。
ラブはせつなの、せつなはラブの唇に、自分の唇を重ね合わせていた。
以上です。
>>693 >>683でそこまで熱意の篭った書き込みを見せられたら
応えないわけにはいかない、と思ったからそう書いたのですが
挑発という言葉はちょっと感じが良くなかったですね。
失礼しました。
後一回、またタイミングをみて投下します。
ではでは。
いざベリーが自分の方を向いたら
ぷいっ、と別の方向を向いちゃうパッションはん
べ「どこを見てたのか知らないけど
ちゃんとお客様の方をみてないとダメでしょ」
パ「はいはい、わかりました」
キュン死したWWW素晴らしい
>>716 いえいえ、自分のほうこそ申し訳ないです。
693での自分の文章の書き方がちょっと硬かったみたいで。
酢飲んできます。
693の自サイトって気になるんだが。宣伝になるから酒場に来て教えてくれないか?
>>682 相変わらずお前さんの妄想は冴えてるなw
>>723に激しく同意だ
>>682を妄想族の長と呼ばせていただこう
ブキ「最近は友チョコが公認されてきてるから、
せつなちゃんに堂々と渡せそう!」
〜バレンタイン当日の放課後〜
ブキ「せつなちゃん!チョコ…」
せつ「ブッキー!チョコの話題はもういいわ」
ブキ「…ラブちゃん、何かあったの?」
ラブ「せつな学校でチョコ貰いすぎて、
もう見るのも嫌みたいだよ」
ブキ「そんなぁ〜…」
美希「…ブッキー、アタシのも当然あるわよ…ね?」
ブキ「あッ……(言えないわ、準備してないなんて)」
白詰草では昔から学内でチョコが飛び交っててそうだし
個人的にはブッキーはむしろ抵抗なく手広く皆に配ってるイメージ
>>716 ラブって自然と、こーゆー事が出来ちゃうんじゃないかなって。
誰も傷つけずにみんなを幸せにしていく。たまたま、せつなには
酷な展開だったのかもしれないけれど。それをひっくり返すほどの
サプライズが待っていて。ラブとせつな。せつなとラブ。それは
誰も邪魔出来ない愛と幸せの空間。重ねた影は―――永遠の証。
>>724 手前味噌で恐縮なのですが、次回競作が2月14日でございまして
こちらの書き込みを競作カテゴリーに保管させて頂ければと思います。
宜しいでしょうか?
SSだけじゃないんだ。妄想なんかも桶?
>>725 それなのに美希たんは気が気じゃないんですね、分かります。
>>730 美希「ブッキーってば、みんなにチョコ配り過ぎじゃない?」
ブキ「やだ、美希ちゃんったら、あれはただの友チョコよ?」
美希「わかってるけど、何か胸がモヤモヤすんのよね…」
ブキ「美希ちゃん…もしかして、ヤキモチ焼いてたりする?」
美希「っっ!!」
ブキ「可愛い…」
美希「…ねぇ、アタシにくれたチョコって…何チョコなの?」
ブキ「わかってるくせに…美希ちゃんのバカぁ…」
もじもじしたとこかわいいね。
ブッキーって料理上手な描写あったっけ?
料理下手で手作りチョコ大失敗なブッキーも萌えるw
ぱくっ
美(こ、これは…試されてる!?)
手芸が得意なら、きっと料理も
でも下手くそでも、それはそれで可愛ゆす
>>733 各家庭の描写から見るとこんな感じかな
ラブ:得意(特にハンバーグ)
せつな:得意(作り方さえ教われれば)
美希たん:トーストやサラダ等、簡単なものは一人で作れる
ブッキー:料理描写が無いものの、母が留守番のブッキーのために前もって料理を作ってる辺り…
お約束の殺人料理ポジションはブッキーだったのかw
恋人の料理を食して笑って「完璧ね!」と言いながら気絶する美希タンとか
…うん、ありだな。
犬猫フードは人間用みたいな塩分を入れちゃダメだから
そっちのセオリーで作ってしまうとかそういう。
(愛を込めて。山吹祈里より)
「あ、チョコ……ぶ、ブッキーからだわ……(じ〜ん)あ、愛されてる……じゃ、じゃあ早速……」
パクッ。
「ウ……ぐ……こ、これは……!!で、でも愛がこもってると思えば……(もぐもぐ)」
ばたん!
「美希ちゃん!!それ食べちゃったの!?」
「あ、ああブッキー……と、とっても美味しかった……わ……カンペ……キ……(バタッ)」
「それ……ラッキーにあげようと思って作ったドッグフード固めた物だったのに……」
不憫だけどアリだな。
美希はそういう子よ!
おいおい朝からカキコなしかいWWW
そんな規制祭りなん?
やっぱり料理と言ったらラブだろうね。ハンバーグ回やせつなに朝食作った時なんかのイメージ強いかな
おはようございます。
長い規制が解けたようですので、6レスほどお借りしてSS投下させていただきます。
18話で登場したサブキャラの千香ちゃんが退院後、また入院。少し鬱になる描写があります。
ハッピーエンドですが、苦手な方は回避お願いします。
シリアス、エロなし、百合ほぼ無し、複数。タイトルは、占いに願いを込めて、よろしくお願いします。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
チラっと時計を見た。
約束の時間まで後二十分。ちょっと早く着きすぎたかなと思う。
公園の噴水前。温かい昼下がり。カップルや家族友人たちが語り合ってる。
楽しそうな声、嬉しそうな笑顔を横目に見ながら、親友の訪れを待つ時間も悪くない。
「おまたせ、せつなちゃん、一人でこんなとこに呼び出してごめんなさい」
ううん、と言って横に座るように促す。
本当にぴったり寄り添うようにくっついて座ってくる。
大人しい外見に似合わず、ブッキーもスキンシップは多めだ。
ブッキーは何か話したそうにして、また黙り込む。そしてしばらく沈黙が続く。
気まずいとは思わない。心が通じてるから。これも楽しい時間。
美希は会話つまると困った顔するのよね。少し思い出して笑いそうになる。
「あのね」
意を決したような真剣な表情で話しかけてきた。
なんだろう、今日はいつもと様子が違う。
「せつなちゃんに、会って欲しい人が居るの」
ブッキーは申し訳無さそうにぽつぽつ話し始めた。
預かっている犬の散歩をしている途中で、知り合いのお母さんに偶然出会ったこと。
その子は一度大きな手術をして、それ以後は退院して元気に過ごしていたこと。
それが先日、また急に容態が悪くなり、再入院したこと。
その手術が成功すればまた元気になるらしいこと。
でも恐がって手術に協力的ではないらしいこと。
「それで、私はその子に会ってどうすればいいの?」
「会って、お話して元気付けてあげてほしいの。
だいぶ神経質になっているから、本当はこんなお願いするのは気がひけるのだけど」
どうして私に相談してきたのかはわからない。
でもブッキーの真剣な頼みを断るなんて選択枝は私にはなかった。
コンコン。軽くのノックしてから少しだけドアを開いて声をかける。
「千香ちゃん。祈里よ。今日はわたしのお友達も一緒なんだ」
返事はない。私たちはそっと中に入った。以前、見舞いに来た経緯も途中で聞いた。
プリキュアに憧れていると語った少女は、とても明るい子だったらしい。
裏向けて飾られているプリキュアの色紙。
ひっくり返されているアクセサリーの道具。
それらが今の彼女の精神状態を悲しく物語っていた。
「私の名前は東せつな。よろしくね、千香ちゃん」
少女は黙って俯いたままだった。
「せつなちゃんはね、キュアパッションのお友達なんだよ。
お願いしたら会いに着てくれるかも」
『いらないっ!』
激しい苛立ちをぶつけるかのように、初めて少女は口を開いた。
「この間だって、応援に来てくれたのに、だから頑張れたのに
結局何にもならなかった。また同じことになっちゃった。
きっと、もう……もう、何したって治らないんだもん!」
その後もブッキーが色々話しかけてたが、少女の顔が上げられることは無かった。
伝わってくる悲しみ。絶望。幸せってなんだろうと思う。
ラビリンスなんか居なくても、不幸は必ず幸福の側にあり、脅かし続ける。
そっと手を握りに行って……拒まれた。
「出て行って。お願いだから出ていって!」
申し訳無さそうに何度も頭を下げるお母さんに挨拶して、今日は帰ることにした。
「ごめんね、せつなちゃん……」
「ううん、力になれなくてごめんなさい。でも、どうして私に声をかけてくれたの?」
気になっていたことを口にした。
「あのね……占い……占いをして、勇気付けてあげてほしかったの」
思いがけない言葉に驚く。
確かに占い師をしていたことはある。でもラビリンスを抜けてからは一度も占ったことはない。
道具もこの間のフリーマーケットで売ってしまった。
「ブッキー、私はもう占いはしないわ。運命は占いに従うものじゃなくて、自分で切り開くものだって。
そう教えてくれたのは、あなたたちのはずよ」
それに……懺悔の気持ちを込めて話す。
「私の占いはほとんど出鱈目よ。未来なんてほんの一瞬、たまに見えてしまうことがある程度よ。
手術が上手くいくかどうかなんて、当てられるとは思えないわ」
祈里は苦笑した。ほんの少し見えてしまうことがあるって時点で普通じゃない。
そして話す、自分の考える占いの意味を。
「せつなちゃん、本物の占い師に説教するわけじゃないんだけど、
わたしは占いは、当てたり頼ったりするためのものじゃないと思うの。
わたしの口ぐせ、名前に込められた願い。占いもそこから生まれたような気がするの」
そう言って小さな包みを私に手渡した。
「タロットカード、せつなちゃんにあげる。千香ちゃんの説得はわたしが明日も続けるから、
占いのこと、考えてみて欲しいの」
ブッキーと別れ、しばらくそこで佇んだ。
信じること、祈ること。
何も出来ないからこそ、どうしようもないからこそ、放っては置けない。
私が千香ちゃんにしてあげられる精一杯のこと。
私は踵を返して、再び病院に走った。
「おばさま。私に千香ちゃんと二人きりで話しをさせてもらえませんか。
私が呼ぶまで、何があっても信じてまかせていただけませんか」
お母さんは遠慮して止めようとした。今日が初対面だ、無理もないと思う。
誠意を込めてお願いする。これ以上、後悔する人生なんてまっぴらだ。
「せつなよ。入るわね」
「…………」
「ご飯、食べていないそうね」
「…………」
「夜も眠れていないようね」
「…………」
「あなたもあなたを傷つけるの?自分の体を傷つけるの?」
「今、あなたの体は懸命に病気と戦おうとしてる。
お母様もお医者様も共に戦おうとしてる。
あなたは戦わないの?」
「っ…………何もわからないクセに…………わからないクセにぃぃぃーーー!!!」
千香は手元にあった花瓶を投げつけた。
――パァァァァァァーーーーン――
紙一重で避けて、そのまま歩み寄る。
ここは退かない。ラブがそうだったように、私も。
(パァーーン)
せつなが千香の頬を叩いた。
呆然と見上げる千香ちゃんを私はしばし無言で見つめる。
「あなたこそ私の何がわかるの。お母様の気持ちの何がわかるの。
不幸なのが自分だけだなんて思わないで」
心の中で語りかける。
信じていたものに裏切られる気持ち。
誰もが持っているものが手に入らない焦燥感。
わかるわ、それでも、それでもね……。
幸運も幸せも、掴もうと努力する人の元にしか訪れないのよ。
千香の身が竦んだ。渦巻いていた感情が吸い取られる。
深い深い悲しみを湛えた瞳。こんな目は見たことがない。
一体どんな経験を経て人はこんな風になれるんだろう。
「嘆くのはやれることを全部やった後でいいでしょう。
あなたにはまだできる事、しなくちゃいけないことがある。
――――私がそれを教えてあげる」
「えっえっ…………」
「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーん」
千香はせつなにすがり付いて泣き出した。
「うん、怖いわよね。わかるわ。よくわかる。ごめんなさい」
泣き止むまでの間、せつなは千香の頭を、背中をそっと撫で続けた。
それから千香はせつなに語った。自分の夢、憧れていること。
元気になったらやってみたかったこと。
病気が治ったと聞いた時、どれほど嬉しかったのか。
「ね、わたし治るよね?きっと良くなるよね?こわい、こわいの……」
言った!自分から、自分の口から。それは希望の言葉。
それを信じる力に変えなくてはならない。
そのために私が出来ることは。
「私が占ってあげる」
私は力強く語り、そして優しく微笑みかけた。
「お姉ちゃんはね、占い師なの。何でも当ててみせるわ、手術の結果だってね」
「………それで、ダメって出たら?」
「上手くいくために必要なことを占って探してあげる。見つけてあげる。
占いはね、生きているの。その人の行動によって変化していくものなの」
「アカルン!!美希の部屋に」
準備をしてくるから、そういい残して病室の死角から美希の元へ跳んだ。
しばらくして、赤い光とともに占い師の正装をしたせつなが現れた。
突然の変わり様に驚いた。それ以上に纏った空気に威圧される。
神秘的な雰囲気と美しさ、感情を一切感じさせない表情。
フードから覗く紅玉の瞳には、魂まで見透かされそうで。
「これから、あなたの手術の行方を占うわ」
低く、そして透き通った抑揚のない声、まるで神託のように聞こえた。
タロットを裏向けに置き、両手を交差させるように混ぜていく。
滑らかに静かに動く指と、意志があるかのように動くカード。
大と小のアルカナ。スプレッドはケルト十字法。大十字架占い。
七十八枚のタロットから悪魔の十カードが選ばれる。
I 逆位置 悪魔
II 正位置 月
III 正位置 愚者
IV 逆位置 棒の七
V 逆位置 太陽
VI 正位置 運命の輪
VII 正位置 剣のナイト
VIII 正位置 正義
IX 逆位置 審判
X 正位置 硬貨のクイーン
占いが終わった。
せつなの表情が徐々に戻ってくる。柔らかく、温かく。
フードを下ろして微笑みかける。
「大丈夫よ、きっと手術は成功するわ」
「ほんと!」
千香ちゃんの顔に期待と希望が生まれる。
ゆっくりと話す。
自分を信じて、私を、お母さんやお医者様を信じて。
そして自分の体を大切にするの。
最高の状態で手術を迎えるの。
そうしたら必ず何もかも上手くいくから。
話し終えた後、せつなは占い師の正装を解いて私服に戻った。
「凄い、お姉ちゃんすごい!」
千香ちゃんの目が輝いた。もう、その目に恐怖はなかった。
「だから言ったじゃない、これでも凄腕なのよ」
せつなは手を腰に当ててえっへんと胸を張った。そして一緒に笑った。
心配させたこと、ちゃんと謝るのよ。そう約束してからお母さんを呼びに行く。
何度もお礼を言いながら、娘を抱きしめる母親を見つめる。
(これでいいのよね、ブッキー)
後は信じよう。そして祈るんだ。
精一杯頑張ってね、千香ちゃん。
きっと何もかも上手くいくって、私も信じているわ。
『おめでと〜〜〜』
術後の容態が落ち着いたので今回は四人で見舞いに来た。
退院の日も近いそうだ。
「ありがとう、お姉ちゃんたち」
シフォンを抱きしめて嬉しそうに笑う千香ちゃん。本当によかった。
美希は色紙に新しくパッションを加えた写真を貼り付けていた。
うん、この構図完璧!とか言ってる。ありがとう。
「ね、ブッキー、私の占いはこの世界の悩み、不幸を効率よく聞きだすために始めたものなの。
だから嫌いだった。でも違うってやっとわかったわ。
占いもまた、幸せになりたいって人の願いから生まれたものなのね」
「うん、信じるが口ぐせのわたしが一番難しかったことがね、自分を信じることだったの。
占いは、その背中を押してくれるものなんじゃないかな」
それにね、と心の中で続ける。
せつなちゃんの言葉だから、まっすぐに届いたんだと思うよ。
占いも、辛い過去も、わたしは何一つ無駄になるものじゃないと思う。
そして覚えておいて欲しいの。
あの子の笑顔は、せつなちゃんが自分の手で掴んだ幸せだってこと。
「ブッキーの家は、動物……病院だったわね。きっとこんな想いを繰り返してきたのね」
「そう……どんなに手を尽くしても、どうにもならない事もあるの。
だからわたしは祈るの、そして信じるの。その想いは力になってきっと届くから」
「あなたに祈ってもらえる人は幸せね、ブッキー。私も、自分なりのやり方で精一杯頑張るわ」
そして再び自分の手に戻ってきたタロットカードを見つめる。
きっとこれも、私の精一杯の一つ。一つ一つやり直していこう。
「みんな〜ちょっと庭でお散歩しようよ、すっごくいいお天気だよ」
ラブが車椅子を押して駆け出した。美希が走らないの!って注意してる。
「せつなお姉ちゃん、祈里お姉ちゃん、置いてくよ〜」
私もブッキーの手を取って追いかける。
皆の幸せを祝うかのように、空はどこまでも澄み切っていた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
以上です。元はブキせつで書き始めたのに、なぜか百合っ気無くなった。すみませんorz
ちかたんも洗脳されてもーたんかな。カワイソス…
貴重な投下GJ
過疎化が着実に進行してないか
百合以前に本編の息切れが激しいからなー
語ることが特に無い
戦いばっかで正直萎えてるんだよね。このまま微妙にフェードアウトしちゃいそうだし。何かディケィドみたいに映画で最後の最終回が!とか期待してんだけど。
もち百合展開でな。ラブせつのその後やミキブキのその後を見たい。
あ
>>740は自分なんだが避難所みたらミキやせつなも料理してたのに気付いたw
こんばんは。
>>748 まだ規制が続いているのが一番大きいでしょう。
とりあえず書き込める人でネタ提供したりとか
出来る事をするしかないでしょうね。
ということで。
私に出来る事と言ったらSS投下ぐらいしかありませんので
>>686-690と
>>709-715の続きです。
何かの音も、誰かの声も、何もかもが聞こえない。
ただ、互いの温もりと、早鐘を打つ己の鼓動と、
そして、触れ合う唇の熱さだけが感じられる。
テクニックなんて知らない。互いに唇を重ね合わせているだけ。
でも、そこから生まれる熱が、ただただ心地よい。
そんな夢のような時間は長くは続かなくて―。
「……」
「……」
「ぷはっ」
「はあっ」
慌ててお互いの顔を離すラブとせつな。
「はあっ、はあっ、はあっ……空気、空気っ」
「ごほっ、ごほっ……私も、息、苦しかった……」
そのまましばらく、自分の肺に空気を送り込む作業に専念する。
「ねえ、せつな」
「何?」
「キスって、難しいんだね……」
「……そうね。おかげで雰囲気が台無し」
並んで二人は、同時に溜息。
テクニック以前に、加減とか、長さとか、
初めての二人には覚えることはまだまだありそうで。
「でも……」
「ん?」
「あたし達……しちゃったんだね、キス」
「……うん」
せつなは頷きながら、自分の指を唇にあて、その形に添ってなぞる。
先程までそこにあった温もりを確かめるように。
「私やっと、ラブにキスして貰えたんだ……」
ゆっくりと、確かめるように呟く。
一言一言、かみ締めるように。
「すっごく嬉しい、ラブ……」
その瞳から、三度、心の雫が零れ落ちる。
「やだもう……私、嬉しすぎて……幸せすぎて……涙、止まらないよ」
目元を押さえ、肩を震わせるせつな。
そのままラブにしがみつくように身を寄せ、目を閉じる。
「せつな……あたしも今、とっても嬉しいし、幸せだよ」
涙を流し続けるせつなの背中を優しく、ゆっくりと
何度も繰り返しさすってあげながら、語りかけるラブ。
「だって、せつなとキスが出来たんだもの。
それって、今まであたしがゲットした中でも、一番の幸せだよ。
……だからね。この幸せな気持ちの内に、伝えたいことがあるの」
ラブの言葉に、顔を上げるせつな。
向けられるその視線に、ラブは笑いかけてみせる。
これから送る飛び切りの幸せの言葉を受け取って欲しいと、そう願いながら。
「……」
そしてラブは、目を閉じると一度深呼吸、
冬の冷気の混じった空気で、心の中の想いを研ぎ澄ます。
そうして作り出した混じりっ気無しの、純粋な気持ちを言葉に乗せる。
「好きだよ……せつな、大好き。。
世界中の誰よりも、あたしはせつなの事を……愛してる」
最後に紡ぐ言葉は、もっともシンプルで、最も強い、相手を想う意味の言葉。
その言葉と同時に、唇にキスを送る。
嘘じゃない、本心からの言葉だと、その証拠の意味を込めて。
そしてそれに対するせつなの答えは。
「……ひどいわ」
「えっ?」
「本当、ラブったら……私、さっきまでずっと、
嬉しさで泣いちゃうくらいに心が落ち着かなかったっていうのに
今度は「愛してる」だなんて!
ひどいわよ……本当に。一体いつまで私の心を掻き乱せば気が済むのよ!」
言い終わると同時にラブの方を向いたその顔にあるのは、笑顔。
最早涙はそこにはなく、喜びの感情をいっぱいに広げてせつなは笑っていた。
「ありがとう、私も愛してるわ……ラブ!」
そしてせつなは、その身を乗り出すと、今度は自分からラブに唇を重ねたのだった。
クローバータウンストリートの中央広場。
今はここに、クリスマスだからということで
町内の人によって飾り付けられた巨大なクリスマスツリーが設置されている。
聖夜の今日、本来ならば家族の思い出を作りに来た親子や、
愛を語らう恋人達で終夜賑わう筈の場所。
だか、ラビリンスの侵攻がニュースで報じられた為か、今この場には全く人の気配が無い。
ただツリーの光のみが虚しく、それでも優しく暖かく輝くこの場所に
ラブとせつなは来ていた。
本来ならば美希や祈里たちの待つ公園に、一刻も早く行かなければならない。
でも、ほんのちょっとだけ、もうちょっとだけ二人きりで。
その思いが、二人にここに足を運ばせていた。
「……本当はさ」
ツリーを見上げながら、ラブが口を開く。
「折角のクリスマスなんだから、いっぱい、楽しい事出来ると思ってたんだ。
美希タンと、ブッキーと……多分、シフォン達もこっそりついて来てて、
それで、シフォンのイタズラで大騒ぎになって慌てたりして」
それは、つい先日まではそうなると、当たり前のように思っていたこと。
「その後、ウチに集まってパーティーをやって、そっちでもなんだかんだで
大騒ぎになって、それでもみんな、笑顔で楽しくて」
いつも通りの、ラブと、ラブの周りの人々の光景。
「でね、夜中になったらせつなと二人でこっそり抜け出して、ここに来るの。
そこで、いい雰囲気になって初めてのキス!なんてことになって
最高の幸せがゲット出来たらいいなあ、何て思ってたんだけど」
そして、彼女自身の望んだ幸せの形。
しかしそれは。
「全部……ダメになっちゃったんだよね」
それは今となっては最早、失われてしまった事。
「ラブ……それは」
「うん、わかってる。今のは桃園ラブの……ただの女の子としての愚痴だよ」
こちらを心配そうに見つめるせつなに、そう告げる。
そして続けるのは、決意の言葉。
「大丈夫、プリキュアとしてのあたしは、シフォンを助ける為、
みんなの笑顔を守るために戦うって、ちゃんと決めてるから。
……それにね」
そして最後に結ぶのは、未来を望む言葉。
「シフォンを助けたら……今年はもう間に合わないけど
来年のクリスマスは、みんなで一緒にやろうって、そう決めてるから」
だから、とラブはせつなの両の手を取り、自分の手で覆うと握り締める。
「その為にも、あたしも、美希タンもブッキーも、それに勿論、せつなも。
みんな一緒に帰って来ないとね!」
全て言い終え、決意を込めた表情を見せるラブ。
せつなはそれに応えるように、目の前の少女と同じ、決意の顔を作る。
「そうねラブ。私も同じ気持ちよ。
絶対にみんなで帰ってこないとね……来年のクリスマスの為にも」
「うん!絶対!」
互いに頷きあう二人。
そして、次の言葉はせつなが続ける。
「じゃあ、その為にも約束、しない?」
「約束?」
「うん、今からすることを来年またここでまたするっていう。
そんな約束よ、どう?」
「すること?……って、もしかして……」
今日はクリスマスイブ。
時間は深夜、ツリーの前に来ている一組のカップル。
さっき自分が口にした、本来そうしたかったという願い。
そして、提案したせつなの顔に浮かぶ、照れを意味する赤の色。
ラブは、その約束が何なのかを理解した。
「うん、いいよ。約束、しようよ」
ラブの答えに嬉しそうに微笑むせつな。
そして二人は、改めて向き合う。
「ねえ、せつな……あたし達、今日、何回キスしたっけ」
「えっと……四回、かな?」
「わ、そんなにしてたんだ。
あたし達、ついさっきようやく初めてのキスをしたばかりだってのにね。
それなのにまたしようとしてるなんて……なんか、信じられないよ」
「そうかな?私はそうは思わないけど」
「え?なんで?」
首を傾げるラブに、せつなは笑みで答える。
一番大切な人の為に、愛情を込めた笑みで。
「だって私達……もう恋人同士でしょ?
だったら、キスくらい当然だもの」
「あ……」
言われたラブが、一瞬驚きに目を見開いた表情で固まる。
やがてその頬が、徐々に朱に染まっていく中で、その目から零れ落ちるもの。
それは今日、彼女が始めて流す涙。
「あ、やだ、あたし、今頃になって……」
自分の感情に戸惑いながらも、
零れ落ちる滴を手の平で受け止めて見つめていたラブだったが、
やがて、その両腕を体の前で組み、自分自身を抱くようにすると
喜びを帯びた声でゆっくりと口を開く。
「そっか……そうだよね、あたし達、恋人になったんだもんね。
嬉しい……あたしすごく嬉しいよ、せつな……」
友達でも、親友でもない、相思の関係を指す言葉。
それを他の誰でもない、そうなりたいと願っていた相手に、
―せつなに、言って貰えるなんて―
その喜びが胸に収まりきれず、目元から溢れる滴となる。
「ゴメンせつな……キス、もうちょっと待って。
あたし今、ちょっと、気持ちが……落ち着かなくて……」
目の前の少女に謝りつつ、目元の涙を両手で拭い、
一刻も早くこの気持ちを解決しようとするラブ。
そこに伸ばされる、手。
「わ……せつな……?」
ラブがそれを認識した時には、既にせつなに抱きしめられていた。
「いいわよ、しばらくこうしていても……私、待ってるから」
「……うん、ありがとう」
せつなの言葉と、愛情に満ちた瞳と、温もり。
それらに包まれていることを感じながら、ラブは目を閉じて、その身を預けるのだった。
「せつな……ありがとう。あたし、もう大丈夫」
それからしばらくして。
身を起こしたラブがせつなにそう告げる。
その目には涙はもう無く、いつもの元気と自信に満ちたラブの顔がそこにあった。
「うん……どういたしまして」
頷くせつなも、いつものラブがそこにいることを嬉しく思い、笑みで答える。
「それにしても……なんか、悔しい」
「どして?」
「だってさ、さっきはせつなが泣いてるのをあたしが受け止めてあげたでしょ。
それでカッコいいトコをせつなにいっぱいアピール出来たな〜って思ってたんだよ?
それが、今度はあたしの方が泣いちゃうなんて……」
「何かと思ったら……そんなことで」
クスクスと笑うせつな。
それに対して、ラブは頬を膨らませて抗議する。
「そ、そんなことって、あたしにとっては大事な事なんだよ!
あたしはいつだってせつなの前ではカッコいいラブさんでありたいって……」
「ダメよ」
途中まで言いかけたラブの言葉は、その唇に添えられたせつなの人差し指によって止められた。
「ダメ、そんなの。私は普段のラブも、笑ってるラブも、キュアピーチの時の勇ましいラブも
全部含めてラブの事が好き。……勿論、泣いているラブもね。
だから、私には全てのラブを見せて欲しいって……」
「ヤダ」
今度はせつなの途中まで言いかけた言葉が、ラブによって止められる。
「そんなのヤダ。あたし、せつなの前ではカッコいいままでいたいもん。
だ・か・ら、絶対に、ぜーったいにもう泣いてるとこなんて見せないんだから!」
「そんなのズルイ。今日だって私の方が泣きっぱなしだったのに」
「それはいいの。せつながあたしの胸の中で泣いてくれればあたしは幸せゲットだよ!」
「何よそれ……わかったわ、それなら私、絶対にラブの泣いてるとこをゲットしてみせるわ!」
「ぜーったいに見せないよ!」
「絶対に見てみせるわ!」
「見せない!」
「見てみせる!」
「むむむ……」
「う〜」
唸りながら睨みあうラブとせつな。
だがやがて、視線に込める力を緩ませると、お互いに呆れた顔を作る。
「あはは……何してんだろうね。あたし達」
「そうね……また良いムードが台無し」
言葉と共に溜息が一つと一つ、同時に口から漏れる。
「なんかあたし達、今までとあんまり変わって無くない?」
「……うん、そうね。多分私達、今までいた場所から
ようやく一歩を踏み出したところ、くらいなのよ」
「一歩かあ……そうだね、やっと一歩、だよね」
せつなの言葉に頷くラブ。
告白をした、キスもした。恋人だとはっきり宣言もした。
今日一日でいろいろなことがあった。
だからと言って二人の関係が急激に変わるわけでも無い。
心と心、本音と本音をぶつけ合える大切な友達、
その関係からようやく踏み出したばかりなのだから。
「じゃあさ、約束が守られる頃には、あたし達、どうなってるのかな?」
「それはわからないわ。でも……ゆっくりでもいいから一歩ずつ進んで行けば、
きっと今よりもっと素敵な関係になってるんじゃないかしら」
「それって勿論二人で、だよね?」
「当然よ。そうでなければ意味がないわ」
笑みを浮かべ、言葉に力を込めてせつなが答える。
それに対してラブも、笑みで返す。
互いの想いが一つであることを確認しあうかのように。
「じゃあこれで、約束だね」
「うん、約束……また来年、ここで」
そして改めて二人は向きあうと、対の位置にある手を重ね合わせる。
ラブの右手は、せつなの左手に。
せつなの右手は、ラブの左手に。
腕を曲げ、互いに握り締めた手を胸元まで上げることで近づく顔。
「せつな……」
「ラブ……」
互いの名前を呼び合い、目を閉じる。
約束しよう。
必ず帰って来る。
そしたら、笑って、泣いて、時にはケンカをして、仲直りもして、そんな時間を
いっぱいの時間を二人で過ごそう。
そうすれば、私達はお互いのことをもっともっと好きになるから。
そして来年、またここに来た時に約束の続きをしよう。
今のこの約束のキスよりも、もっと愛ある幸せの証のキスを。
そして恋人達は、クリスマスツリーに見守られながら
未来への約束を込めたキスを交わすのだった。
<終わり>
映画決定。最高だわこんな展開。幼児アニメだってキスはいいと思うんだ
以上です。
今回の分割投下はこれで終わりです。
ここまで読んでくださった皆様ありがとうございます。
本編も残り僅かですけど
今後も相変わらずラブせつで書き続けることになると思います。
時間と興味のある方はまた読んで頂けると幸いです。
>>746 本スレデビュー(でいいんですよね?)おめでとうございます。
こういうせっちゃん加入前のキャラと絡ませるっていうのは
面白い発想ですよね。
ではでは。
映画専用百合板でチラシ見たんだが、デラックス2はフレッシュがメインぽいので最終回のその後が少しは描かれるのかな?と。
>>760 お疲れ様でした。
熱いですね、真っ直ぐで熱い。流石はラブせつの専門家、お見事でした。
>>761 その後、見たいですねえ。
ダンスユニットとしてのクローバーも何とかしてやって欲しい。
まあ、最低でもいちゃいちゃ見れたら他はガマンするけど。
前のDXみたいに戦闘メインじゃなくてプリキュア同士の交流がメインならいいなあ。
さんざん既出な話題だろうけど。ああ、でもそうするとフレッシュ組のイチャイチャが……。
酒場でも投下始まったんだね。あっちは入りずらいし馴合い嫌いな自分にはちょっと…。
みんなあっちに行ってるのかな。
これがお互いのためでもあるんじゃないかな?
こちらで投下したい人は投下してるし。
本編終了したらもっと過疎ると思うよ。
規制のせいかなと思ってたけど、やっぱ毛嫌いしてあっちへ逃げた人もいるよね。
キャラスレもいまいちだしな…。
あの内容ならこっちに投下してたら酒場でやれって言われるんじゃないかな
職人もTPO考えてるってことでしょ
こっちに投下したら文句つけられそうな内容を
気遣いであっちに書いたら逃げたって言うのはどうなのか
ごめん言葉が足りなかったかな。自分はこちらの投下や妄想を期待してるもんだから。
>>768 それならよく分かった
こちらこそ言い方が悪かったかな、すまない
こんにちは。
お久しぶりです。
だいぶ寒さもきびしくなってきたこの頃、クローバーの四人が風邪をひいてないか心配です。
先日は、感想をありがとうございました。
>>636さん
確かにそうかもしれません。つい長々と語ってしまう悪癖が出てしまったかもしれません。
ご指摘、ありがとうございました。
さて、連載の続きです。
忘れられていないといいのですが(´・ω・`)
『刹那のまぼろし 第3章』
……気にしない、気にしない。
【注意】
ラブが少し壊れているというか、少し病んでいるような描写があります。
そういうのが苦手な方は回避下さい。
上記の注意を鑑みた上で、今回もうpろだを使ったテキストうpとさせて頂きます。ご了承下さい。
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org566000.txt.html パスはメル欄で。
いやもう、そんなに長くはならないです。
やっぱりカオルちゃんがポイントになるんじゃないかなって思う。テレビよりもこっちの方が面白いかもしれないね。
>>760 お疲れ様でした!
僕の中ではこれが真実だと勝手に脳内保管w
>>770 乙です。
第3章・・・?どうしてこうなった(AA略
こうして職人が気にしながらも投下してくれてるのは
ありがたい事。また盛り上がるといいね。
774 :
名無しさん@秘密の花園:2010/01/17(日) 00:05:15 ID:gXmDCOJM
管理人が浄化されたのか
>>770 636を書いた者だけど、あくまで個人的な受け取り方の問題だから、
その作風がいいと思っている人は沢山いると思います。
気にしないでくださいと、念のため。
放送日なのにどこも静まりかえってるな
百合描写ほとんど無かったからねー。
それでもラビリンスの女の子がピーチの手を握ったのにはちと萌えたがw
ストーリー展開は先週先々週であらかた先が見えたからなぁ
今さらメビウスが何者でも構わないし
ただラビリンス人の変わり身の速さは それまでのせつなの苦悩が馬鹿にされてるようで気分わるいけど
あとは最終回のラストがクローバー4人だけでの笑顔のシーンであってほしいと願うだけ
同感、余計なもの入れるから物語の軸がぶれる。
プリキュアは友情を中心に描いた物語、当然ラストもそこに帰結するべき。
余計な連中が幅利かせだした中盤以降、なんかグダグダだよね。
なんか今の展開だと西南がおいしいところ全部持っていきそうだもんな
あんなに適当な描写しかしてこなかったキャラをこういうときに使うなよと・・・
俺が見たいのはプリキュアの4人であってラビリンスじゃないんだよ
781 :
名無しさん@秘密の花園:2010/01/17(日) 17:58:41 ID:gXmDCOJM
誰もイースの話をしないんだな
ピンチの時に助けが来るのはいいんだが
もっと4人お互い支えあって根性で立ち上がるとかそういう友情パワーが見たい
あまり甘やかさんでくれ
783 :
名無しさん@秘密の花園:2010/01/17(日) 19:30:24 ID:gXmDCOJM
戦いもうウンザリ
戦いでいえば今日最後にキュアエンジェル出たけど
映画見た人はわかると思うけど キュアエンジェルって戦ってないんだよね
トイマジンを倒したんじゃなくどちらかといえば救済
救ったんだよね
単にパワーアップしたプリキュアじゃないんだって
そこが凄くフレッシュらしいって思った
感動したんだ
来週もしキュアエンジェルがノーザクラインを倒したら
その感動を台無しにされるみたいで凄くイヤだ
785 :
名無しさん@秘密の花園:2010/01/17(日) 20:15:30 ID:gXmDCOJM
ネタバレになるだろうが
申し訳ない今気付いた
逝ってくるわ
>>782 考えてみれば後半はぷりぷ〜やミユキや西南と助けられてばっかりだな
先週もピーチとパインでお互い励まし合うとかかばい合う演出があってもよかったのに
もうストーリー追いかけるだけで終わりそうだから高望みはしないけど
いいや。手助けあれど、最後は必ずクローバーで決着付けてる。
固い友情と絆があるからこそプリキュアなんだ。
管理人さん無事で何より。帰還お待ちしてます。
789 :
名無しさん@秘密の花園:2010/01/17(日) 23:01:30 ID:gXmDCOJM
そこにイースが加わればおもしろいと思わないか
>>780 まあ3馬鹿よりはマシだと妥協して見てるよ…
ってか結局3馬鹿ってなんだったんだ。奴ら存在意義自体がよくわからんかった。
要するに余計な異物としかいえない。
>>783 終盤に戦わないわけにはいかないだろjk…。
こんばんは。
今日は零距離ハピネスハリケーンと零距離ラブサンシャインフレッシュと、戦闘シーンに見所が沢山でしたね。
そして予告ではイース様が復活。
公式HPの30秒バージョンだと、せっちゃんの叫びも聞けますし、イース様ももっと長く見れるし。
何より気になるのが「邪悪な美希」。一体どんなだろう。
ともかく、盛り上がって参りましたw
さてそんな中で、イースがもしもプリキュアを倒していたら、というifストーリーの続きを投下させて
頂きます。
順調に伸びて、第四章です。上中下だった気がするけれど、そんなことなかったぜ!!
『刹那のまぼろし 第四章』
今回は普通に注意書きをするようなことが無いと思いますが、これまでのシリーズ同様に、
テキストうpとさせていただきます。ご了承下さい。
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org571960.txt.html パスはメル欄で。
……まだ続きます。
来週出て来るイースも生駒さんが書いたSSみたいに目覚めてくれると嬉しいな。GJです!
美希たん邪悪て何故ここにきて…。美希×イースなら奇跡ですね。
>>794 メビウスの正体が美希パパだからじゃないのw
むしろあの気色悪いニョローンが気になってしょうがないわwww
もはや百合皆無・・・・・
美希パパ「メビウスなんてオッサンははじめからいなかったのじゃ!」
>>792 ソレワターセ(触手)に捕獲されたイース…
はっ!実はラブも捕獲済みで5章は丸ごと一本を触手ネタに!?
_, ,_ パーン
( ‘д‘)
⊂彡☆))Д´)
>>796
こんばんは。
連載はお休みして、小ネタ的なものを書いてみました。
ある日の少女達の風景を切り取った感で。
適当に思いつくまま書いてみました。
『白雪 舞い散る頃』
楽しんで頂ければ幸いです。
こんばんは。
連載はお休みして、小ネタ的なものを書いてみました。
ある日の少女達の風景を切り取った感で。
適当に思いつくまま書いてみました。
『白雪 舞い散る頃』
楽しんで頂ければ幸いです。
「♪ゆーきや こんこ あられや こんこ 降っても 降っても まだ降りやまぬ♪」
朝起きて、窓の外を眺めればそこには、チラチラと雪が舞い降りて来ていた。思わずパジャマのまま、庭へ出た祈里
の口からは、自然と歌が溢れ出て。
「♪いーぬは喜び 庭かけまわり ねーこはこたつで 丸くなる♪」
「そうしてると、ブッキーがわんちゃんみたいね」
急にかけられた声に、ビクッと彼女の肩が震える。恐る恐る振り向くと、そこには満面の笑みを浮かべた幼馴染の
姿があった。
「おはよう、ブッキー。ご機嫌みたいね」
「み、美希ちゃん……」
恥ずかしさに真っ赤になる頬に、雪が触れると、その熱であっという間に溶けてしまったのだった。
「美希ちゃん、来てたんなら、声をかけてくれればいいのに」
まださっきの恥ずかしさが抜けきらないのか、拗ねた表情を見せる祈里に、美希はくすくすと笑って答える。
「ごめんごめん。でも、ブッキーがあんまり楽しそうだったから、声をかけちゃ悪いかな、って」
「もうっ」
意地悪、と言いながら、彼女はパシパシと腕を叩いてくる。本気で怒ってるわけではないことぐらいわかっている
から、美希は変わらず笑うだけ。商店街の店先に立つ顔馴染みの人々も、そんな二人を暖かく見つめていて。
今、二人は公園へと向かって歩いている。雪は降りやんでいたが、微かに積もった新雪を踏むと、キュッキュと
心地よい音がした。
辛子色のダッフルコートにくるまる祈里は、首元にゆったりとマフラーを巻いている。どちらかといえばもこもこと
膨らんだ感じがするところが、美希には逆に愛くるしく感じられた。
「それにしても、美希ちゃん、寒くないの?」
「あたし? こんなの、へっちゃらよ!!」
そう言う彼女は、すらりとした体のラインがあらわれる細身のコートをまとっていた。ミニスカートに黒のレギンスを
穿き、長く魅力的な脚を惜しげも無く晒している。
「確かに、美希ちゃんの恰好、すごく可愛いけどね」
「ふふん、でしょ? あたし、完ぺ…………へくちっ」
可愛らしくくしゃみをした後、ブルっと美希は体を震わせる。しまった。少し薄着すぎたかもしれない。
「もう、美希ちゃんったら。ちゃんと体を冷やさないようにしないと」
ふわり。
祈里が持っていたカバンから毛糸のマフラーを取り出すと、美希の首筋にかけてくる。
「ブッキー。これは?」
「皆へのクリスマスプレゼント。ほら、あんなことがあったから、皆でプレゼント交換も出来なかったでしょ?」
本当は、皆で集まってから渡そうと思ってたんだけどね。そう言って、照れくさそうにする祈里の笑顔に、美希は
こみあげるものを必死に我慢しながら、口を開く。
「ありがと、ブッキー」
「うん。どういたしまして」
嬉しくて、美希は首に巻かれたマフラーに顔を埋める。
祈里の優しい香りに、包まれた気がした。
「お待たせ、せつなちゃん――――って、ラブちゃんは?」
「……ってか、ご機嫌斜めね、せつな」
そう美希が指摘すると、せつなは少しむくれた顔を見せる。
「もう、ラブなんて知らない!! 後少し、後少しって、ベッドの中から出てこないんだもの」
ぷんぷん。そんな擬音を背に担ぎながら言う彼女に、美希と祈里は顔を見合わせて苦笑する。
「ラブちゃん、変わらないね」
「せつな、当ててあげましょうか? ラブ、ベッドから出て来たと思ったら、今度はこたつに潜ってるでしょ?」
「よくわかったわね――――って、昔からそうだったの?」
首を縦に振る二人に、せつなは思わず溜息を付く。彼女達が言う通り、ようやくベッドから出て来たと思ったのに、
すぐにこたつでぬくまり始めたのだ。さすがに呆れて、置いてきたのだけれど、追いかけてくる気配が無いところを
見ると、きっとあのまま寝てしまっているのだろう。
「そういうところ、ラブちゃんは猫っぽいのかな」
「んー、そうでもないんじゃない? いざ布団を出たら、元気に飛び出してく子だったし。ま、犬っぽいところがあるわよね」
「猫とか犬とか、なんの話?」
不思議そうにするせつなは、黒のニーソックスに赤のチェックのミニスカート、上はタートルネックの上からジャケット
を羽織っている。美希とは違う意味で大人びたその雰囲気を、祈里はこっそり羨む。綺麗だな、せつなちゃん。
「歌にあるのよ。ほら、ブッキー、歌ってあげたら? 朝、口ずさんでたあの歌をさ」
「えぇっ!? ちょ、ちょっと美希ちゃん!?」
「私も聞きたいわ、ブッキー」
「ふぇっ!? せ、せつなちゃんまでぇぇ」
「なるほどね。確かに、ラブは猫にも犬にも当てはまりそう」
すったもんだの挙句、ようやく歌詞を教えてもらったせつなは、何度も頷く。小声でとはいえ、人の行き交う往来で
歌った祈里は、顔を真っ赤にして俯いていた。
「なんていうか、ラブってオンとオフがはっきりしてる感じがするのよね。スイッチが入るまではグータラしてる感じで」
「ああ、うん。ちょっとわかるかも。朝とかだってギリギリまで寝てる癖に、いざ動き出すと元気はつらつなんだもの」
「せつなちゃん、振り回されてる?」
祈里の問いかけに、せつなは肩をすくめて見せる。それはつまり、肯定の返事なのだろう。
「そういえば、二人はどうなの? 犬? それとも猫?」
「ブッキーは間違いなく犬よね。ご主人様に忠実な感じ?」
「ご主人様なんていないけど、うん、わたしも犬だと思う。美希ちゃんは猫――――の皮をかぶった犬な気がするかなぁ」
「そう? そんな風に見えてるんだ」
「私はどうなのかな?」
せつなが問いかけると、二人は声を揃えて言う。
『絶対に、犬』
「どして?」
「どうしてって……そりゃ、ね」
「ラブちゃんのこと大好きなわんちゃんって感じがするよ?」
言っていることがよく理解出来なかったのだろう。首をかしげなら、ふぅんと頷く彼女の姿に、美希はなんとなく想像
する。
せつなが、漫画で見たような犬の耳を付けて、尻尾を生やし、ラブにじゃれついているところを。
――――ヤバい。可愛いかも。
あれ、なんか二重カキコになってましたね。すいません。
そういうわけで、たまにはこんなオチすらない小ネタもいいかと思うんだ。
また気が向いたらこういったのものんびり書いていきますので、宜しくお願いいたします。
これが小ネタとかないからw
素晴らしいSSでした。相変わらず凄いですね。
百合スレに限らず、フレッシュのSS界をこれからもリードしていってください。
どう考えてもやっぱ素人ぢゃないよなW
さんま御殿のナレーターってラブやんだったのか!?
パンツ先生ノーパンすかw
なんか避難所と酒場ばっかり盛り上がってね?スレ分けすっかマジで
お久しぶりです。
生駒さんの素敵な日常SSに触発されて書いてみました。
短め、美希せつ、エロなし。
タイトル【怒った顔も好き】です。
よろしくお願いします。
なんですぐ極論になるのさ。規制かかってるんだししょうがないよ・・・。
本編が百合度少ないしネタも尽きちゃったかもしんないけど頑張ろうよ
「美希ーー」
夕方の公園。ひとり、カオルちゃんのドーナツカフェでのんびりと紅茶を飲んでいた美希は、自分を呼ぶせつなの声を聞いて、そちらを振り向いた。
「――――せつな?」
走ってきたと見えて、少しだけせつなの息が弾んでいる。
「今日はひとり?めずらしいのね。ラブはどうしたの?」
「ブッキーとデートだって」
「デートぉ?」
こくん。頷いたせつなは、何故だか少しだけ、嬉しいような恥ずかしいような複雑な表情を浮かべた。
「何でも、ケーキバイキングにふたりで行くんですって」
「ああ、それね……。せつなは誘われなかったの?」
「誘われたんだけど…」
「けど?」
また複雑な表情で、少しだけ言いにくそうにせつなは続けた。
「――――やめておくわ、って言ったの」
「どうしてよ?」
単純に、美希には理由がわからなかった。せつなはケーキが好きだったはずなのだが。
そんな美希の問い掛けにせつなは、むきになって言い返す。
「美希だって、誘われたんでしょ?だけど断ったって、ラブに聞いた。どうして行かないの?」
「アタシはモデルだもん!ケーキは好きだけど、バイキングはさすがに……ね。完璧な体型を維持するためには、我慢が肝心ってこと」
美希は腕組みをし、エッヘン、と偉そうにせつなに向けて威張って見せる。
「……そうだと思った」
「え?」
「美希ならきっと、そう言って断るだろうなって思ってた」
「だから、せつなも行かなかったって言うの?呆れた。アタシに気を遣わなくたっていいのに」
「べ、べつに気なんか遣ってないわ!」
少し怒ったような声で、やや頬を赤らめたせつなが否定する。
「じゃ、どうして行かなかったのよ?理由を言ってみなさいよ」
「え、理由?えぇっと……、ケーキってそんなに好きじゃないってゆーか……、カオルちゃんのドーナツの方が美味しいってゆーか……読みたい本があったってゆーか……」
美希に突っ込まれ、仕方なく理由を並べるせつなだが、半分しどろもどろと化している。
「なーんだ、そんな理由か。ちょっとがっかり」
「え?がっかりって、どして?」
「てっきりアタシと居たかったのかと思ったのにな」
美希の言葉で、せつなは耳たぶまで赤くなる。
「ん?せつな、顔が赤いわよ」
「えっっ!?そ、そんなことないってば……これは、さっき走って来たから……」
慌てるせつなを目の当たりにし、その姿があんまり可愛くて、美希はくすくすと笑う。
「やっぱりアタシと居たかったんでしょ?」
「――――知らないっ」
すっかりむくれて、横を向いてしまったせつなだが、謝ってご機嫌をとろうとしながら美希が考えたことと言えば。
怒ったせつなの顔も可愛いな、むしろ、怒っている方が可愛いかも――――そんなこと。
以上です。
なんか、雑談豚切りした形になり、申し訳ありません。
いえいえ美希せつ最高です!かわいいなー
職人もがんばってるんだから807も短気にならないで・・・
邪魔しちゃったな。すまん最終回近くてイライラしちゃってる。廃棄されてくるわ
>>814 白化して帰って来るんですね、わかりますw
誰かも言ってたけど、最終回を迎えた後からが妄想の正念場じゃないでしょうか
本編が終わった後も、皆で盛り上げていきたいです
こんばんは。
>>812 素敵な美希せつをありがとうございます!! GJ!!
昨日の作品、避難所を含め、コメントを下さった皆様、ありがとうございました。
大規模規制にはうんざりですよ。でも、なんとか頑張っていきたいですね。
さて、今日も今日とて、息抜きのネタ投稿です。
マターリお楽しみ頂ければ。
昨日投下いたしました、
『白雪 舞い散る頃』
の続きです。
「ごめんってばー、せつなー」
「知らないっ」
ぷい、と顔をそむけるせつなに、トホホ顔になりながらラブが手を合わせて頭を下げる。
「ほんっと、ごめん!! 次からはちゃんと起きるからっ。許して、せつなー」
「……ホントに?」
ジト目で尋ねる彼女に、ラブはコクコクと何度も首を縦に振って見せる。
「絶対の絶対!! 約束するからっ!!」
「――――ふぅ、しょうがないわね」
その言葉を引き出すと同時に、ヤッターと声をあげてせつなに抱き付くラブ。もう、こら、と言いながら、しかしせつな
は満更ではなさそうだった。
二人とも、店の中なんだから、とたしなめる祈里の言葉に、ようやく二人は離れたが、
「アタシ、飲み物、買ってくるね」
「私も一緒に行くわ」
すっかり仲直りした二人を見送りながら、アップルパイを口に運びながら祈里は笑って言った。
「やっぱりせつなちゃんは甘いなぁ。ねぇ、美希ちゃん?」
「え? あ、うん。そうね。ちょっと甘すぎよね、このアップルパイ」
「――――? どうかした?」
「ん? 別に、なんでもないわよ」
言えない、と美希は思う。
せつなに犬の耳を付けた想像をしていたなんて。
ラブに抱きつかれてる彼女のスカートから、パタパタとよく揺れる尻尾が見えた気がしたなんて。
あれ。でも。
ふと美希は考える。
キュアパッションの頭の飾りに付いてる羽根。
あれ、実は耳だったらどうしよう。
いや、耳じゃなくても、あの羽根がパタパタ動いて、それでせつなが飛んでたら。
「うわ。可愛いすぎ」
これが『萌え』っていうことかしら。
パタパタパタパタ
「真っ赤なハートは、幸せのあかし!!」
パタパタパタパタ
「うれたてフレッシュ!! キュアパッション!!」
パタパタパタパタ
「プリキュア!!」
パタパタパタパタ
「ハピネス・ハリケーンッ!!」
パタパタパタパタパタ
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
「どうしたの、美希ちゃん。突然、突っ伏したりして」
常にパタパタ羽根を動かしてるパッションを想像して悶絶する美希に、祈里が不思議そうに尋ねる。
が、答えられるはずもない。真っ赤になった顔を見せることも。
「ふぅ。落ち着いたわ」
「よくわからないけれど、どうしたの?」
まだラブとせつなは帰ってきていない。なんとか誤魔化そうとする美希だったが、意外にしぶとい祈里に、仕方なく
説明する。
「あぁ、なるほど。ちょっとわかるかな、その気持ち」
「へぇ、そう?」
「うん。わたしもキュアベリーの髪が、サソリの尻尾みたいに見えたことがあるもん」
「…………」
いや。確かに長いけれど。もこもこだけど。
節足動物って。
「サ、サソリはちょっと……」
「え? サソリ、可愛いでしょ?」
「あ、うん。そうよね。可愛いかも」
ブッキー――――わからない子!!
以上です。
結局、あの羽根はなんの意味があったんでしょうね。
いや可愛いのですが。
>>815 いやまったく同感です。本編が終了しても、寄り集まって楽しくお話出来れば素敵ですよね。
可愛いオチでw
さりげなく美希せつでww
やっぱいいわー生駒さんのSS。これからもフレプリSSやめないでね。
最終回が終わったあと、路頭に迷ったおいら達を引っ張っていってくれw 頼むw
このぐらい短い方が気楽に読めるよね。
管理人があんな感じだしいつ辞めてもおかしくないからね。生駒氏頑張って
ピクシブのプチパッションを思い出したw
>>820-821 あんまり職人とかに頼りきるなよ。
最終回終れば、他のアニメのこともフレッシュと同じくらい好きになる人だって
出てくるさ。今、職人といわれてる人にも出てくるかもね。
それは当たり前のことで非難するようなことじゃない。
フレッシュが好きだと思うなら自分でもフレッシュを語っていけばいいのであって、
特定の誰かに頑張ってもらうことじゃないと思うけどね。
熱いご意見ども。
けどな、話題ふったりしても続かないんだよ。雑談なんか独り言だしなw
頼りきってるわけじゃない。半分は冗談だ。(でも半分は本気w)
ちょっとくらい夢見たっていいじゃないか。
たわいもない名無しの独り言さ。キニスンナ
頼るしかないだろもうwこれで生駒氏いなくなったら壊滅的状況。スレ1からいる雑談派の私が言うんだから間違ない。
百合は妄想というが本編があの有様だから、人がいなくなるのも仕方ないね
しかも作品終了間際ってのも重なってる
まだラブの大輔への返事なんてのも残ってるし、作品終了したらいよいよこのスレもやばいな
ここまでよくやってきたと思うよ。荒れてもそんな影響なかったし。SS職人のおかげだと思うわ。FP関連板では一番ほんわかしてたw
スレの空気一人で悪くしてる俺か〜っこいい〜wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
こうですねわかります(嘲笑)
ご迷惑おかけしました。完全ではないですが頑張ります!
>>746 せつな視点で描かれる千香ちゃんのその後のお話。
まだ幼き少女の希望は、病魔との闘いに打ち砕かれそうになっていて。
祈里の優しさ。信じる心。せつなの優しさ。精一杯の愛情。
けれど少女は拒む。届かぬ気持ち。それはあの日の自分と似ていて…。
悔いが残らないように。後悔は全てをやり尽くしてからにしよう。
幸せは自分で掴み取る物。そのきっかけをもらった私が今度は―――
>>760 不器用なキス。それは二人の真実の愛のスタート。
幸せとは?今こそ想いを伝える時。正直な気持ちを―――
愛し合う事。それは恋人同士だから許された行為。
その続きは帰ってからゆっくりと。束の間のときめきは
戦士の心を奮い立たせ。必ずここへ、この場所へ戻ってこようと。
その時はまた、二人で新たな一歩を踏み出そう。約束だよと…
>>770 桃園ラブ―――キュアピーチがいない現実。それは幼馴染みの二人が
もっとも恐れていた事だったかもしれない。希望と祈りが途絶えた瞬間。
それは管理国家が支配を完了した瞬間でもあった。
誰のために。何のために。自分は何をしてるのだろう…。
あの頃のラブはもう、そこにはいなくて。私は―――過ちを…
だから。だからね、ラブ。あの時のあなたに戻って欲しい。
輝いていたあの時の笑顔をもう一度―――と。
>>827 大輔なんてマジ雑魚だからさ、
本編がどうなろうと妄想で叩きつぶしてやればいいのさ。
>>830は管理人さん?
いつも思うが、感想ではなくて、解説、だね。特にいらなくない?
好きで書いてるならいいんだけど。
解説もいらなきゃ感想もいらん。戻ってくんなよwお前のスレちゃうわ。NG指定しても普段の書きこみまで回避することは出来ねーんだよ
>>832-833 職人がレスを付け合うば馴れ合いといい、
SSの投下があれば雑談できないと文句をいい、
避難所や酒場が出来ればそちらの批判を始め、
今度は感想いらない、かよ。
で、キミら一体ここに何を求めてるの?
保管屋さん、こんな連中の言うことは取り合う必要はないよ。
貴方は誰にも真似できない事をやってる。
それは評価されるべきことであって批判されるべきことじゃない。
活躍している人を妬む事しか出来ない人間の言葉など耳に入れる必要は無いさ。
>>844に丸っきり同意だ
>>833よ、ここはお前さんのスレでもない。
正直言って、お前さんをNG指定したい人は多いと思うよ
煽りに丁寧に返すとか良心的すぎる
なw2ちゃんがどーゆーとこか知らな杉w
今朝はレスだけ。
>>820 引っ張っていけるかどうかはわかりませんが、粛々とSSを書かせて頂きますよw
皆さんと私が楽しめる限りはー。
>>821 小ネタももっと楽しんで頂けるよう、精進しますw
>>822 まさしくそれをイメージしてましたw プチパッションをSSに使わせて貰えないかな……
>>823 皆で楽しめるのが一番の環境ですねw 今は規制やらなんやらで書き込みが減ってますが、
雑談もSSも、というのが、個人的には理想です。異論はあると思いますけれどね。
>>826 スレ1からいらっしゃるとは、仲間ー。
>>827 まだだ、まだ終わらんよ!!
>>830 保管庫管理人様、お久しぶりです。
あまりご無理はなさりませんよう、ご自愛下さいまし。
フレプリもあとわずか。でもクローバーの皆はこれからも百合百合ですよ。
レス飛んだから酉付北か。頼むからフレッシュの話をしてくれよな。
>>840 そういうお前が一番フレッシュの話をしていない件
こういう奴は、放送終われば自分がさっさといなくなるか、
過疎ったなと煽るかのどっちかだから、
どのみちほっとけばいい。
ここの話はするが避難所や酒場の悪口は言ったことないぜ?
>>838はここまでの流れ知らないから言ってるの?
前にここは2ちゃんだけど、でも2ちゃんにだってこういう所があってもいいんじゃないかって
話があったよ。このスレはずっとそうやってきた。だから
>>828みたいな意見も出るんだと思う。
過疎云々にしたって、規制の影響が出てるのもあるんだし、騒ぐような事でもないんじゃないかな。
なんにしても後2回しか本編ないんだから、無用な荒れは勘弁して欲しい。
保管屋さんおかえりなさい。
ゆっくりされてくれぐれもお体お大事になさってください。
いつも本当にありがとうございます!
まぁあれだ。
こういう時だからこそ、雑談で
盛り上げてくれよ。
途中で送信してしまった。
煽りレスみたいになってしまってすまん。
雑談ネタというか、気になることがあってさ。
ラビリンスに行ったのがクリスマスイブ(多分)だったけど、
闘い終わって帰ってくるのっていつ頃の想定なのかな?
2、3日だったらまだ年末だし、それこそ現在のカレンダー通りだったら
正月はとっくに終わってるし。それによってキャッキャウフフの妄想ネタも変わってくるかなと。
ようやく書き込み出来た…。フレッシュに関してはOVA出してイイと思うんだ。
クリスマスや正月、誕生日、ダンス等まだまだ描けるはずだしね。
プリキュアシリーズの中では大人の展開だったと思うんだがどうだろう?
男子禁制なのは言うまでもありませんが。
こんばんは。
なんとなくキャッキャウフフなものが書きたい夜ってありますよね。
『Right Now 〜My Secret Series SSS〜』
美希せつ、R-18スレスレかな。
「こんばんは。お邪魔します」
「いらっしゃい、せつな。悪いわね、急に来てもらっちゃったりして」
「別に構わないわ。お泊りグッズも持ってきたし」
「ま、ゆっくりしてってよ。ママもいないしさ」
「ハワイに行ってるんだっけ?」
「そ。可愛い娘一人を残して、自分だけでねー」
「怒ってるの?」
「別に? おかげでこうしてせつなと二人きりになれるわけだし」
振り返ってギュッと抱きしめるあたしに、せつなは抵抗をしない。
おでこ、鼻の頭、そして唇とキスをすると、くすぐったそうに笑い声をあげる。
「ね、せつな? あたし、もう……」
「ダーメ。まずはご飯を食べてから」
「じゃあ、その後……」
「その後は、借りてきたDVDがあるから、それを見ましょ。前から見たかったから、すごく楽しみなの」
「うー。じゃあじゃあ、それが終わったら……」
「終わったら、お風呂に入ってゆっくり寝ましょ――――ってか美希、がっつき過ぎよ?」
「頭ではわかってるんだけどね」
あまりに気持ちいいものだから、つい、自制出来なくなるのよね。
「エッチなことばっかり考えてると、嫌いになるかもよ?」
追い打ちをかけるようなせつなの言葉に、あたしは肩を落として溜息、一つ。
いや、しょうがない。あたしだってその気持ちはわからないではない。体だけなの? って思うかもしれないし――――
けど、気持ちいいものはしかたないし……
いやいや。せつなの言う通り。そればっかりってのはどうよ、あたし。冷静になりなさい。
あぁ、でもなぁ……
そんな葛藤に苦しむあたしに、せつなはクスクスと笑いながら耳元で囁く。
「お風呂は一緒に入りましょ。ね?」
「――――!! うん!!」
その一言で、すっごく元気になるあたし。
いやー。現金よね、あたし。ま、その気持ちの切り替え方も、あたし完璧なんだけど!!
Right Now 〜My Secret Series SSS〜
「どう? 美味しい?」
「もうすっごく美味しいわ!!」
せつなの作ったコロッケは、本当に美味しい。仕事柄、高級レストランに行くこともあったりするけれど、そこの味に
ひけを取らない、いや、それ以上に美味しいものだと思う。
「それは、愛情たっぷり、詰め込んでるからよ」
あたしが感想を口にすると、サラリ、とせつなはそう言ってのける。
途端にあわあわとなるあたし。不意打ちには弱いのよ――――けど、
「せつな、顔、赤くなってるわよ」
言ったことに照れくさくなったのだろう、赤面した顔を見逃さず、あたしはささやかな反撃を返す。
「む。からかうなら、もう二度と言ってあげない」
「ああん、うそうそ。ごめんってば」
「ふん、だ」
他愛も無い会話のやり取りが楽しい。それがあたしの家で、二人きりで交わされることが、すごく嬉しくて。
なんだかとても、ポカポカした気分になった。
「で、DVDって、何を借りてきたの?」
「これよ」
「ホラー映画じゃない。こういうの、好きなの?」
「さぁ? 初めて見るから」
「初めて、ってねぇ……」
「カップルで見るのにオススメって書かれてたからね」
カップル。より正確に発音するなら、カッポゥ。
あー。なんか改めて言葉にされると、照れくさいやらなんやらで、にやけてしまう。
しかもそう言った彼女が、服の袖をちょんとつまみ、上目遣いで、
「怖くなったら、ひっついてもいい?」
はにかむように聞いてくるのだから、たまらない。
「任せて、せつな。あたしが守ってあげるからっ!!」
オチが見えた、と思ったでしょ?
――――その通りよ。
「えぐっ。えぐっ」
「もう、美希。そろそろ泣きやんでよ」
「だっでぇ。あんなに怖いと思わなかったんだもん!!」
「はいはい、よしよし」
ひっしと抱き付くあたしの背を、せつなが呆れたように言いながら、ポンポンと撫でてくれる。
っていうかなによあれ!! あの兎は反則よ!! すっごい怖かったじゃない!!
途中で見るのやめたら、本気で寝れなくなるかもしれないから、頑張って最後まで見たけれど!!
ずっとせつなに抱きついてて、本当ならハッピーな時間の筈なのに、もう全然それどころじゃなくって……
「せつなぁ。今日、一緒に寝ていい?」
「もともと、そのつもりだったけれど――――なんだかちょっと、不本意だわ」
ホラーはもうやめときましょ。溜息混じりに言う彼女に構わず、あたしはただひたすら怖がっていたのだった。
そんな状態で、色気のある気分になる筈も無く。
「せつな!! 変な音、しなかった!?」
「ただの風の音よ……」
一緒に入ったお風呂でも楽しいイベントを起こす余裕もなく、パッと入ってパッと出てしまった。
悔しいのよ、あたしも。けど怖くて仕方ないの。いつあの兎が表れるかと思ってビクビクしちゃって――――まさか
脱いだ服の中に隠れてるなんて……
「美希がこんなに怖がりだとは、思わなかったわ――――前からそうだった?」
「普段はそうでもないわね。っていうか、あの映画が怖すぎ。兎とパンダがあんなに怖いなんて――――それに」
「それに?」
「一緒にいるのがせつなだから、無理する必要もないかな、って」
「――――――――」
自然体でいられる、ってことか。なるほどね――――ちょっと嬉しいかも。
小さな声で呟くせつなに、あたしは首を傾げる。
どういう意味かはわからないけれど、ま、嬉しそうだから良かった、のかな?
「それじゃ、おやすみ、せつな」
「うん、おやすみ。兎とかパンダとか馬の首が来ても、私が守ってあげるから」
「お願いするわ」
そう言って目を閉じるあたし、だったが、すぐに目を開ける。なんだか、せつなが笑ったような気がしたから。
「どうかした? せつな」
「ううん、なんでもない。ただ、ちょっとね」
「なによ。もったいぶらないで言ったら?」
「付き合う前の美希って、もうちょっと大人びたイメージがあったから。でも、案外、子供っぽいところもあるんだな、
って思っただけ」
「――――そういうあたしは、嫌い?」
「まさか。大好きよ。いつものあなたも、私の前だけのあなたも、ね」
言いながらせつなは、私の瞼にキスをする。
「おやすみ、美希。いい夢を見てね」
彼女の豊満な胸に顔を埋めながら、私は思う。
子供っぽい。他の人に言われたら、ちょっと癪に障ったかもしれない。
けれど、それがせつなになら――――あたしの大切な恋人になら、素直に嬉しいと言える。
多分それが、一緒にいれて幸せ、つまり、H@ppy Togetherということなのだろう。
そんな風に思いながら、私は、まるで子供のようにせつなに抱きしめられながら、眠りの世界に落ちていったの
だった。
「せつな――――せつな」
「ん……美希? や、ちょっと、なにしてるのよ?」
「だって、あんまりせつなが可愛いから――――」
「わけのわからないこと、言わないの!! んもう、そういうところだけは大人なんだから!!」
「続き、しない方がいい?」
「――――して?」
以上です。
小ネタですが、楽しんで頂ければ幸いです。
宜しくお願いいたします。
凄い…。これが小ネタなんて…。保管屋ちゃんが一目置いてる理由がよくわかりました…。
付き合っている設定の美希せつが、生駒さん的に新しい!
GJです。いいですね小ネタ。
生駒さんの美希せつを読むと一日が幸せw
ってもう夜だけどww
相変わらずGJ
感想+解説=三次創作な雰囲気になってると思います。
回避出来るよう酉つけました。でもこれが自分のスタイルなので
お許しいただければ幸いです。じゃ…
>>792 戸惑いの中で自分を見出したのかもしれませんよね、イース。
それも全部、ラブのおかげ。ラブがくれた笑顔と勇気のおかげかな?
管理国家で育った自分も、この時は仮の存在だった東せつなも
生きている。でも、裏切り者には容赦ない刃が牙を剥いて…。
ノーザよ。お前あまりにも非常すぎ!と言うか、せっちゃんいやイース…まさか!?
>>802 美希ブキ等々キマシタワー!!!待ってたのよこの展開をっ!!!
ブッキーらしい恥ずかしがり屋な所も、美希たんのカッコイイ姿も
最高なんだぜ?さらに続く動物想定トーク。うーん、クローバー
らしいあったかい雰囲気だ。ってラブさんは自由気ままな猫ちゃんw
もしくは、はっちゃけるお犬ちゃんwどちらもせっちゃんの物!
そんなせっちゃんは賢いお犬様。時折甘えたりじゃれまくったり…。
萌えたw
>>812 せつなの前では超完璧にいたいんだよねー、美希たんて!
弱点握られちゃってるし。そんなせっちゃんも実は、正直に
なれなかったりしてね。ほら、顔真っ赤。嘘付けないんだよなー。
二人とも正直になったらノンストップなんだろうけどw
この付かず離れずな感じが美希×せつなの最大の魅力かなって。
酒場が凄い事になってた
職人同士で楽しくやるのは構わんが
あの妄想リレーはいただけない
完全にフレッシュの世界観から逸脱してる
酒場だから何書いてもいいわけじゃないだろうに
で?
酒場のことは酒場で話せよ
わざわざここで話すことじゃねぇだろ
いちいち報告うぜぇ
また荒れる要素作りやがって
スルーって言葉知らないの?
じゃあアンタもスルーしてくれ
初めから荒れる要素になることも スルーすればいいこともわかっていて書き込んだ
ここの職人はもう少しフレッシュについて真摯に考えてくれていると思ったからな
いくら遊びでもまさかあんな中身の無いエロ小説書くとは思わなかった
俺個人の気に入る気に入らないではなくフレッシュプリキュアという素晴らしい作品に対して失礼じゃないのか
そう思ったから書き込んだ
無理無理w
所詮あんなもんだって。自分たちが楽しければ構わないんだもん。管理人まで調子こいてやってる始末w
悪いの悪いのいなくなれー!
向こうで謝罪するだけでは片手落ちかと思ったので、こちらでも。
遊びで始めたとはいえ、やり過ぎたと反省しています。
酒場にも書きましたが、今回の件、悪ふざけし過ぎた自分に責任があると思っています。
首謀者は自分ですので、他の方に責は無いですし、代表してここで謝罪させていただきます。
配慮が足りず、申し訳ありませんでした。
ですから、どうかこの件はここで手打ちとしていただけないでしょうか。
後2回。もうすぐフレッシュプリキュアの放送も終わりなのに、スレが荒れるのだけは避けたいんです。
自分もここの1スレ目からいる人間なので、何卒お願いいたします。
責任はみんなで取りなよ
>>863 いや、わざわざ謝るようなことじゃないよ。
わざわざ住み分けしてやってるものを
規制で人の来れないこっちで文句言ってる時点で耳を貸す必要など無い。
自分が気に入らないものをフレプリという作品を大義名分にして叩く卑怯者の言動などほっとけ。
逆だろそれw
アイツらこそ好き勝手にもて遊んでるじゃねーかフレッシュを。批判して何が悪いの?あっちなんか入れる雰囲気じゃねーよ粕
妄想ネタなんで苦手な方はスルーお願いします。
もしラブとせつなに子供が出来たら本当に幸せな毎日を送れるんだろうなと思った。
食事は二人とも上手だから、お弁当の時間とか楽しみに違いない。
勉強面は普通科目はせつな、道徳面はラブがしっかり教えると思う。
しかし伝統的に好き嫌いは必ずありそうだがw
「あ、トマト残してる!」
「ちゃんと食べないと大きくなれないわよ」
「うぅ〜、ママやお母さんだってニンジンとピーマン残してるー」
「わはー!痛いとこ突かれちゃった!」
「お母さん達も精一杯頑張るから、残さず食べましょうね」
「はーい!」
オリキャラ出ましたので残念ながら荒れますw
逝ってくださいねお願いします
>>868 スルー推奨って書いてるのに何噛みついてるの?お前のスレじゃないんだけど。
荒れるの嫌なら来なきゃいい。2ちゃんとはそーゆーとこだよ
ここは2ちゃんねるだ。覚えておけ
PINKちゃんねるだろ
すごい!2ちゃんねる上級者なんですね!
おつかれさまですwww
ていうか、酒場の文句は酒場に書け
ただ単にここを荒らしたいだけだろう、お前w
酒場の空気が苦手だからここにいるのに
わざわざあっちの話しないでくれ。ノリもこっちに持ち込むな
ただでさえ少ない百合好き同士で派閥みたいなことして人が分散してるとか、なんかアホくさいな
馴れ合いが産んだ問題だよな。いかに地雷かよくわかっただろう。
フレッシュを語れ。遊ぶ道具に使うな
おはようございます。
意外に小ネタが好評だったようなので、さらっと蔵出し。
美希せつ漫才です。が、書いているうちに二人とも若干キャラが壊れてしまいました。
どうしてこうなった(AA略
ではどうぞ。
<野球>
「シーズンオフだけど、せつなは野球とか興味あるのかしら」
「野球? ああ、この前、貴方が『美希った!!』とか言ってボールを転がしてたスポーツね」
「字が違うわよ。でね、プロ野球には一軍と二軍があるんだけど」
「ええ」
「二軍にあるイースタンリーグって名前を聞くと、誰かのことを思い出すのよね?」
「あら、誰のことかしらね」
「さあ、誰のことかしら。でも可愛いじゃない。タンの付くあだ名って」
「それは自分がそうだからでしょ、美希タン」
「かもね、せつなタン?」
「……いいかも、と思った自分が悔しいわ……」
<仲間はずれ 1>
「仲間はずれは誰でしょう?」
「急に、どうしたのよ」
「ヒント。イニシャルです」
「……多分、もう言い古されてると思うんだけど」
「はい、正解はキュアベリーです」
「答えてないんだけど!?」
「ピーチもパインもパッションもP。一人だけBなキュアベリーさんでした」
<仲間はずれ 2>
「あー。そういうこと言うんだったら、あたしだって」
「あら、何をどうするつもり?」
「仲間はずれは誰でしょう? ヒントは文字数です」
「ちょっと、それって」
「はい、正解はキュアパッションでした。他の三人は皆、六文字なんですけど、一人だけ八文字なんですねー」
<仲間はずれ いくない>
「ひどいわ、美希……友達を仲間はずれにするだなんて……」
「最初に言い出したのはそっちじゃない!!」
「それはそれ、これはこれよ!!」
「なんかうまく丸めこもうとしてるし!?」
<イース様の人形が出るそうで>
「キュアピーチはCP、なのよね」
「英語で書くとってこと? Cure Peachだから、そうでしょうね」
「なんとなくだけど、QPって感じがするのよね」
「それだとお人形さんね。可愛いじゃない」
「つまり私とラブとブッキーは可愛いと」
「何故そうなる」
<クォーターバックかもしれない>
「ちなみにQBだと……」
「……1,000円カットの店。うちの商売敵ね」
<大体8時32分ぐらい?>
「提供絵でのベリー、腰が細すぎじゃない?」
「あれはモデルだからよ。あたしぐらいのモデルになると、あんな風に撮られるなんて簡単よ」
「つまりCG修正していると」
「だまらっしゃい」
<AV機器はやらしい機械のこと。そう思っていた時期が私にもありました>
「まぁでも、CGの力ってすごいと思うわ。ほら、これ見てよ」
「へぇ。beforeとafterで随分と違うのね。で、美希はどこを修正したの?」
「あたしは無修正だから!!」
「え!? モザイク無し!?」
「そういう意味じゃない!!」
<くさってやがる>
「……何をジロジロあたしと雑誌を見比べてるのよ」
「いや、修正してこれなのね、と思って。主に胸」
「だから修正してない!! ってかせつな、こっちの世界に染まりすぎよ!?」
「学習能力がある、と言って欲しいわね」
「それだけで説明がつかないことがあると思うんだけど。さっきのモザイク発言とか」
「エロスが人の進化の原動力よ」
「せつなが一番言わなさそうなことをさらっと言った!?」
「そこに痺れる、憧れるでしょ?」
「……ダメだこのせつな、以下略」
<そして強引に落とす>
「まぁ実際の胸の大きさは、生で見てる私が一番よく知ってるんですが」
「手をわきわきさせない!!」
「いや、揉んで大きくしようかと」
「それは夜のお楽しみ!!」
以上です。
笑って流して頂けると幸いでございます。
さて明日はイース様御降臨ですね。wktkして待っていたいと思います。正座で。
レス飛んだと思ったら投下かよwww
そんな読んでもらいたいんか?流れ考えもしないでよ〜
>>881 お前のうざいレスの流れなんて考えたくもないんだけど。
本当にお前は荒らしたいだけなんだな
流れを変えるためにわざと投下した、とも考えられるだろうが
本当にフレッシュプリキュアが大事で語りたいというのなら、まず自分から話題を振ることをしろよ
それも出来ないのに人に噛み付くだけならもう書き込みするな
荒らしにかまうのはやめろよな
特にこいつは自分自身で自分が荒らしだと認めてるんだからなおさら
どうしてこうなったw
元の元凶はどこだっけ?メビウス様お答えをっ
>>884 すまなかった
これからはスルーすることにするわ
明日のイース再登場で何か百合的絡みとかあるといいな
期待して待ってよう
自分勝手なフレッシュのイメージ築きあげて
あげくの果てに隔離された場所でそれが勝手に汚された!とか
本スレで喚き出すとか、もはや火病的なんかだな。おお…気持ち悪い。
まぁ大抵SSの投下多いスレだととにかくSS書く人に噛み付いて荒そうとする奴出るからね。
このままスレ過疎るか書き手側がスルーして収まるかが正念場だな。
こういうのいくら外野反応しても、スルーしても書き手が反応したら終わりだし。
>>884 了解。スマンカッタ
明日は楽しみなのが多い。あと2回しっかり楽しもう。
・ノーザさんとクラインが通常の姿に戻ってるのはなぜ?
・イース様!!!!
・あの餅みたいなの何
普段書き込みしない奴らがこんな時はうじゃうじゃ出てくる。どして?
>>819 どうやら私は幸せな作品に出会えたらしい…。
みんなせっちゃんや美希たんがカワイイと思ってるんだろな。
自分はラブさんのこう単純明快≠ネ仕草や行動がたまんないの。
ブッキーのいつまでもこう天然思考≠ネ仕草や行動がたまらないの…。
素敵なSSが幸せをパタパタ≠ニ運んできてくれました!
>>854 兎がうさぴょんと思った僕は病んでるんだろなwww
あ、出ましたお得意のMy Secret Series。この距離感…
完璧少女が唯一、自分を崩せる女性が東せつな
本当の美希たんが見えたような気がするの。大好きだなー
せっちゃんのこのツンデレ≠チぷりがもう。最 高 だ !
>>880 あ、これは噂のツ(略
今年のクローバーフェスのネタはもう決まりだ!
もう優勝しかないっ!!!何だこの二人のプレッシャーはw
仲良く駆け引きしやがって…。どうしてこう(ry
生駒さん3部作、たっぷりと堪能しました。感想書けて幸せすぎるw
管理人さんいつもGJ
あなたはこのスレのキュアエンジェルだと思う(えw
エンジェルさんに失礼だろこんな目立ちたがりと一緒にしてw逝っちゃえよ!
結局ネタ振っても続かないだろ。ROM野郎が大杉。荒れた時しか出てこない香具師らは何なの
お前みたいなのに関わりたくないからROMってるんだよ☆
スレ番号からもう怖いんですもん(ToT)
でもいっちゃえよ!ってF91のシーブックじゃwww
イース様、自分も正座して…って今の状態じゃ厳しいやorz
ここらで一発百合な展開来たら嬉しい、いや神回になるなー。
イースがクローバーの愛情に目覚めて5人揃ってゴレン(ry
テレビでもキュアエンジェルに会える。こんなに嬉しい事はない…
パッションに癒された…。僕は百合を感じましたけど。
せっちゃんに3人の愛はガッチリ届いたんだなーって。
いよいよ来週が最後か。このスレの想いよ届け!!!
書き込みが一件だけとは…
今回のメビウス様は百合ネタに使える!
…などと考えた自分は間違いなく腐っている。
声がおっさんだが、コンピュータだから完璧な声帯模写ができるはずw
ノーザ人間じゃなかったんだ…道理で誰もネタに使おうとしなかったわけだw
正直、メビウスはふたなりかよって思った事は内緒にしていて
下さいwww
まさかのキュウコンガールでしたかwひっくりかえったw
フラグはずれた!!
西の脳内
ドーナツ > イース
めでたい
>>900 生まれた時から既にガールという外見では無いんじゃ……あれなんだこの手に絡みつくツタ
おはようございます。
最終回前ということで、盛り上がる展開でした。
まさかのメビウス様声のイース様でしたが……
というか黒美希、黒ブキ、黒ラブが素敵でした。
あれでSSが書ける、かもしれないなぁw
そんなわけで、今週分の放送を受けてのSSです。
【注意】
一部ネタバレ要素があります。本編放送を未見の方は、
スルーをされた方が良いかもしれません。
『LOVE SOMEBODY』
ラブせつ、非エロです。
せつなの言葉を聞いた時。
アタシは、良かった、って思った。
嬉しく、思った。
LOVE SOMEBODY
「ラブ」
長い、長い階段を駆け上がる。その行き着く先には、シフォンが待っている。
相変わらず体は重くて、飛び上がることも出来ないけれど、負けていられない。シフォンを助けて、全ての世界を
元通りにする為に、負けられない。
「ねぇ、ラブ」
思いながら駆けあがって行くアタシの隣に並んで来たのは、パッションだった。アタシの名前を小声で呼びながら、
こちらに視線を向けてきている。
「どうしたの? せつな」
アタシは、パッションではなく、せつなと彼女を呼んだ。せつなが今のアタシを、ラブと呼んだから。
つまりそれは、プリキュアとしてではなく、友達として話をするという意味。
「ん――――最後の戦いの前に、ラブにちゃんと言わなきゃいけないと思って」
走り続けながら、アタシを横目で見て、パッションは――――せつなは言う。怪訝そうなアタシの表情に気付いた
のだろう、彼女は小さな笑みを顔に浮かべる。
「ホントは、こんな時に言うことじゃないんだけどね――――ありがとう、って、どうしても言いたかったから」
「え?」
「アタシに幸せを教えてくれたこと。アタシを守ってくれたこと。言葉にし尽せないぐらい、ラブには感謝してるわ」
驚くアタシ。けれど、駆ける脚を止めることはしない。走りながら、アタシは黙ってせつなの言葉を聞く。
「貴方がいてくれたから、私は自分の幸せを見つけることが出来た。誰もが、自分の想いを持っていいのだと、気付く
ことが出来た――――この世界で管理されていたなら、絶対に気付くことが出来なかったことを、貴方が教えてくれた」
少しだけ、彼女がアタシの方に顔を向けた。その目は、とても暖かい笑みを湛えていた。そう、かつてイースとして、
アタシ達の前に立ちはだかった少女と同じとは思えない程に。
「もちろん、お母さんやお父さん、美希やブッキー、それに四ツ葉町の皆からも色んなことを教わったわ――――
けれど、一番はやっぱり、ラブだから」
だから、ありがとう。
そう言う彼女に、アタシも返す。想いを。
「じゃあ、アタシからもありがとう、かな」
「え? 私、ラブに何かした?」
「せつなから、たっくさん幸せ、もらったよ」
一緒にご飯を食べて、ダンスをして、学校に通って。
せつなと一緒に過ごした時間は、とっても楽しいものだった。
かけがえのないもの、絶対に守らなきゃいけないものと思える程に。
「だから、ありがとう、せつな」
「――――なんだか、照れ臭いわね。けれど――――あったかい」
ありがとう、って素敵な言葉ね。
せつなの言葉に、アタシも大きく頷く。
ありがとう。感謝の気持ち。それは言葉にすればたったの五文字だけれど、とても大きな意味を持つもの。
「それにね、アタシ、嬉しかったんだ。せつなが、メビウスに手を差し伸べたのを見て」
「……ラブ」
「メビウスに、手を差し伸べて、理解し合おうって言ってくれて――――うまく言えないけど、良かった、って思ったんだ」
かつて、せつなはメビウスに忠誠を誓っていた。それを裏切った相手にも、せつなが優しさを見せてくれて、幸せを
共にしようと言ってくれて。
すごく、ジーンとした。
「あれも貴方のおかげよ」
「そうなの?」
「ええ。だって貴方が、敵であった私に手を差し伸べてくれたから」
「――――そっか」
アタシは笑う。せつなも、笑う。
「メビウス様は、私の手を取ってくれなかったけれど――――私、これからも色んな人に手を差し伸べることをやめない。
それがたとえ、敵であっても」
誓うように言って、せつなは後ろを一瞬、振り向く。つられて見れば、彼女の視線の先にはウエスターとサウラーの
二人がいた。
そっか。あの二人も、せつなと美希タンが手を差し伸べたから。
「そうやっていつかは、全ての世界の人達が、皆、手を取り合っていけたら――――」
「うん。そしたら、皆で幸せを分かち合えるね」
繋いだ手から伝わったんだ。アタシの気持ち。想い。
それが、イースであったせつなを助けたのなら、きっと、彼女が助けた人にも、アタシの想いは伝わっていく。
そうすれば、きっとたくさんの人に、愛を届けられるだろう。
「だから――――だから私、精一杯、頑張るわ」
「うん。シフォンを連れ帰って、皆で幸せ、ゲットだよ!!」
笑いあってから、アタシは大きく叫ぶ。
「行くよ、皆!!」
『ええっ!!』
美希タン、ブッキー、せつな。皆の声が、アタシの背中を強く押してくれる。
プリキュアは――――ううん、アタシ達は負けない!!
皆のハートが、力になるんだから!!
思いながらアタシ達は。
シフォンへと続く階段を、駆け上がっていったのだった。
以上です。
30分程で書いた割には、ちゃんとまとまってるかなw
以下余談。
ありがとう。感謝の気持ち。それを忘れずにいたいと、常に自戒しています。
フレッシュプリキュアという作品に。その作品を作ったスタッフの皆様に。
キャラに命を吹き込んだ声優の皆様に。
全てのフレッシュプリキュアを愛する人に。
そして、SSを発表させて頂ける場をお借りさせて頂いている、このスレ住人の皆様に。
本当にありがとうございます。
なんだかエヴァの最終回のようになってしまいましたがw
よろしければ、これからもこのスレに投下をさせて頂きたく。
残りわずかとなったフレッシュプリキュアを、最後まで皆様と楽しませて頂きたく。
何卒宜しくお願いいたします。
>>906 こちらこそ、ありがとう。
いつもフレッシュのことを考え続け、書き続け、投下し続けてくれてること。
みんなで最終回への階段、一緒に駆け上がりましょう。
タコ回の回想があったな
スタッフの中でも美希せつは他よりちょっと特別なのかな
あれくらいしか使い勝手のいいシーンが無かったからだろ
ブッキーは合宿回の4人まとめて扱いがかわいそうだったけど
なんつーか、大輔への返事イベントの方がむしろラスボスという感じ…
「ごめんね!ずっといいお友達でいましょ!」にならんかね無理か
既にベリーと南が露骨にくっつけられてるから、スタッフにしてみれば4人組作りたいのかもね
エンドカード見ると全員揃ってホホエミーナに乗ってるから四つ葉町までついてきそうだし
こんな展開になったら嫌だな〜って考えてた通りの流れで苦笑いが浮かんでくる
平気でしょ。露骨にカップル成立エンドはないよ。幼児アニメだし。
みんなで帰ってきて平和エンドで終わる。30分じゃとても描ききれない。
問題はグダグタで終わる事。ダンスとクリスマスどーすんだよ
>>906 30分で書いちゃったの!?もうクオリティ高すぎて。
見方によっては今日の放送、せっちゃん・パッションメイン
になるんですよね。そんな中でのスピンオフなSS。
本当に変わった。変われた。それは、たくさんの愛情に包まれたから。
そう、隣にはいつもラブがいてくれる。みんながいてくれる。
重力にも負けず、階段を駆け上がる一歩一歩は力強く。
いつも素敵なSSをありがとう。本当にありがとう。
ほんと、クリスマス描写どうするんでしょうね。
あれから数日後とか飛ばされちゃうのかな。お正月の晴れ着も
見たかったですね…。
同志も言ってたんですが、美希たんブッキーの学園描写も欲しかったと。
なかよしも連載終了なのかしら?
なかよしは不幸のゲージとラビリンスに乗り込むところで連載終了
続きはテレビで見てくれと煽られてた
最初から一年しかやらないって分かってたけど完全に尻切れトンボ
既になかよし公式で3月号掲載予定の鳩プリ漫画冒頭が読めるよ
なかよし版は単行本出して欲しいな。
うんと幸せになりなさいのあたりは
ガチで泣いた。
正直公式の最終回予告がキツすぎた。いいボディブローすぎる。
今から不安だよ…。
美希せつ回でやった背中合わせを来週あっさりとベリー南がやるとか
何かの当てつけかね
あの2人ってえらく駆け足で絡ませられてるな
ご丁寧に教えてくれてありがとう
>>915さん!
>>916さんの意見に激しく賛同ですね。
ABCの予告見てきたっす。どうしたっすか、ベリーさん!
パインさんが泣きますよ。。。
にしても西南まだついてくるんだwま、西さんはドーナツしか
目が無いからイイけどwww
>>916 連載後半を収録したムックが2/5に出るよ
>>920 まるパみたいの出るの!?なかよし読んでないから嬉しい……。
パつながりで次はまるごとパインでひとつ。
>>921 残念ながら
「ハートキャッチプリキュア&フレッシュプリキュアおはなしブック」
というタイトルになることが決まっている
>>922 フレプリオンリーじゃないのか……残念。
引継ぎみたいなものなのかな?でも後半戦読めるならそれでも……。
ちょっと尼ポチッて来る。
それでも嬉しいよ本を出してくれるのは。
フィギュアーツもピーチはまだ未定だが出るしね。
終わってもフレプリを愛していきたいな。
本はやっぱ店頭で買わないとね…。せっちゃんスレにいた時、
大勢の同志が尼で予約して発送遅れ・全然届かないなんて事が
ありましたし。。。
掲載されるのは○パの続き以降のやつなのかな?店頭はやっぱ恥ずかしいよ…_| ̄|○
だと思うよ。
漫画のほうはP数の都合もあるけど
最後まで男はほぼ出てこないし完全スルーなので百合的には凄くいい。
ブッキーも空気だったけどね…最後までほぼラブ、せつな、シフォンで話が回ってた印象
ふたごセンセはやっぱ百合を描きたかったと思うんだ。あのシャツのメッセージとかね。
これでまた百合板が活性化すれば俺は幸せだ!
ブッキー…
漫画はブッキーだけ変身エピソード端折られたてたけど
あれはダンスも同時に進めないといけなかったからな
ブッキーがダンスウェア用意するとか、絶対に入れないといけない要素を考えると仕方がない
まあブッキーはせつなとのかわいい友情話があったからいいよ
ふたごせんせ
一応公式背負ってるから、あまりにも百合百合した内容は
書きたくても書けないんじゃないかと補完した。
以前見たぴくしぶのラブッキーには萌えたなあ。
髪の毛おろすと似てるよねこの二人
>>931 LCGFの時は
ラブとブッキー、せつなと美希が双子みたいに見える
美希とせつなで、ちょっと背伸びしたカフェで
お茶してる風景も良さそうだよね。
ラブやんとブッキーはωバーガーでいいやw
ブッキーには満喫が似合うと思わんかね?
ハピカではブッキー携帯ゲームやってたから、ゲーセンもアリかな。
ラブやんと元気にはしゃぎながら遊園地もイイ。
しっとりと公園デートもちょっと大人の雰囲気で。
ラブやんちでお料理特訓とか萌えたり。
でもね。一番好きなシチュエーション、実は自転車二人乗りだと
思うんだよ。もちろんブッキーが後ろだ!
ラブ「しっかりつかまっててね!」
ブッキー「うん!わたし―――ずっと離さないから…」
ラブ「一緒にいこ。どこまでも。いつまでも。」
ブッキー「ラブちゃん…」
妄想のこうかは完璧だ!
自転車の後ろからぎゅうぎゅうしがみつかれたら
ブキたんの胸が当たって赤面のラブやん
……萌えたw
>>935 当然ブッキーは横向きに座るよな!
ヤンキーみたいに立たないよな!
>>935 ラブ「どこいこっか?」
ブッキー「……このままで…いいよ?」
ラブ「わかった。」
ブッキー「ラブちゃん…」
ラブ「ん?」
ブッキー「わたし幸せだよ。」
ラブ「あたしも」
妄想のこうかは抜群だ!
>>937 四ツ葉町にステップはありませんw
>>938 ラブ「寒くない?」
ブッキー「うん。ラブちゃんは?」
ラブ「へーきだよ。」
そっと振り向くと、自然と目と目が合う二人。
ラブ「好きだよ―――祈里。」
ブッキー「―――わたしも。」
眩しい夕焼けが、二人のシルエットを一つにした。
あまじゅっぱーw
中学生やなぁw健全だ。実に初々しい
2/5に出る後半の奴ってやっぱり続きはTVで!
の打ち切り臭いところまでなの?描き下ろしとかあるといいな。
あまずっぱーーー!
○パにあったピーチ&イースみたいな書き下ろしイラストだけでもいいから増やして欲しい。
今度は寝そべったブッキー&美希たんで是非!!
しまった。PASSはこのレスのメル欄です。
GJ!
いろんな世界、違った世界。
またひとつ、新しい世界が広がりました。
久し振りの妄想楽しかったw祈里って呼んだ事あったっけ?
生駒様朝から泣いちゃうでしょ。生きててくれてよかった。もう一回読んでくる!
>>944 面白かった!こういう展開もいいですね!
でも、何だかSS最終回のように思えてしまった。
まだ書いてくれます...よね?
>>918 まあそれぞれ、意味合いはまったく違うだろう。→背中合わせ
百合フィルターをオフにして見てみても
33話の、あのくっついた背中のアップのカットは
やはり異様な感じがする。
放送は9月になってたけど
美希せつの格好は夏のそれだったから、ふたりとも薄着なんだろうな・・・
いや、だからどうだって話だがw
美希たんのぬくもりは魔力を秘めておる。
美希の中の人がつい最近、ラジオでサウラーとのフラグがどうのこうの言ってたな
時期的に収録終わってるから本当にくっついて終わりそうだと思った
前からサウラーのスカしたところが好きだとか言ってたから、スタッフはそういうの聞いて絡ませようと考えたのかね
キタエリはイース一押しだって、ラジオで言ってたじゃん
だったら・・・ねw
えっ・・・
それでタコ回か?
>>944 彼女は確かに存在した。大好きな人、大好きな友の手の中で。
選んだ道は間違ったかもしれないけど。それは幼き頃の思い出と
ともに蘇り。欲張ってしまったのかな、イースは。せつなは。
それに気付いた時、やり直そうとしたけれど―――。
彼女が自由になれた時、それは大きく羽ばたける瞬間。どこにだって
飛んで行ける。でもね、目指す所は―――あの人の所なのだと。
このSSを読んだ後に、「ミライノキミヘ」を聴くと感慨深い物が
込み上げてきます。また一つ、素敵な作品を読む事が出来ました。
ありがとう。
生駒氏はとんでもない、ドSやで
だがそれがいい
祝★au規制解除
>>953 みきせつなのにラブスレw
>>954 タブーの世界を描く事。一番苦しんでるのは実は生駒さんなんですよね。
>>955 おめでたぅ。auよくやった!
>>952 気を悪くしたらごめんなさい。以前もご指摘あったと思うのですが、これは感想なのでしょうか?それとも三次創作と捉えるべきなのでしょうか?
どうしても管理人さんの後は感想書きにくくて。こう言った感じの書き込みは酒場でしてもらえないでしょうか?他の方も書きにくいと思うんです…。
多分、某サイトも読み手さんは困惑してると思うのです。
生意気言って申し訳ありません。どうか怒らないで下さい。お願いします。
>>957 自分は管理人さんじゃないけど言わせて。
その後自分が書きにくいからって、「書き込みしないで」っておかしくない?
投下は酒場じゃなくてここにされたんだから、ここに感想書くのが筋でしょう。
感想が解説ぽくて三次創作になってるのが、なんでいけないのか。
それが管理人さんの持ち味でしょう。
わざわざ酉つけてくれてるんだから、嫌なら回避指定するとか、自分でできることをすればいいのでは。
気に入らないレスを読みたくない気持ちはわかる
958の言うとおりNGすればいいとも思う
でもNGしようにもそのレスに管理人の鳥がついてる以上
NGにしたら情報を見落とすなんてことも想定できる
まぁお互いになんらかの対応は必要なんじゃないの?
ただ某サイトがどうとか、ここと並べて書かれてる部分はまったく意味不明
「ほかの人もきっとこう思ってると思うんです」というのは無理がありますね
このスレ関係で重要な管理人からの情報って何かあるのか?
NGしとけばスッキリ解決だよ
ごめんなさい。本当にごめんなさい!管理人さんが嫌いとかじゃないんです。NGなんて出来ません!
なんで感想じゃなくあのような書き込みをされるのかわからなくて…。
あの後に自分みたいな人間が軽度な感想書いたら失礼かと思って。
申し訳ありませんでした。
「以前にも指摘が〜」なんて荒れた時の原因の書き込みを持ち出すとか
酒場に書けだとか
わかってやってるなこれは。
普通ならちょっと考えればわかるよな
「自分が同じ事言われたらどう思うか」ってさ。
>>961さん
軽度な、なんてことはありませんよ。
どんなに短い感想も、長い感想でも、書いた人にとってはとても嬉しい、宝物です。
これは私の持論なのですが、感想を書くという行為は、とても力がいることだと思います。
子供の頃の読書感想文とか、面倒ではありませんでしたか? 私は面倒でしたw
ですから、そんな力を使ってまで、感想を書いて下さること。それだけでありがたく思います。
たとえそれが一言であってもですし、あるいは批判の御言葉であってもです。
私にとっては、全て大切なものです。
ですので、「自分みたいな」とか「軽度」なんておっしゃらず、次に
>>961さんが感想を書きたいと
思われたら、何も気にせず書かれればいいかと思いますよ。
感想を書きたいと思って下さったそのお気持ち、とても嬉しく思います。
また感想を書きたいと思って頂けるような作品を書けるよう、私も精進いたしますね。
また
>>961さんに限らず、このスレ住民の方で読んで頂いた方。
まことにありがとうございました。
これからもフレプリSSを書き続けたいと思いますので、どうか宜しくお願いいたしますね。
>>961 好きに書いていいんじゃない?
俺なんか感想3行だよw
SSだけじゃなく感想にまでクレームが付くようになったか。
口調を丁寧にすりゃいいってもんじゃないだろ。
しかもその理由の一つが自分が書き込み憎いからって・・・
酉付きだろうが職人だろうがこのスレの一住人である事に変わり無いだろ。
いちいち気に入らない事にクレーム付けるなよ。スルーすりゃいいだろ。
職人さんたち、あんたたち真面目過ぎ。いちいちクレームに応えて
注意書細かくしたり、酒場立ち上げたり・・・
文句付けりゃ相手がどうにかするって他力本願の自治厨はほっときなよ。
ついでにもう一つ。
SS好きとしては、あんまり細かい注意書は萎える。
どんな話かワクテカしたいのに、事前に鬱だの百合無しだと
分かると興味半減。
まぁ、これはある程度スレの平和のために仕方ないと思ってるし、
後で読みたく無かったとかで荒れて欲しくないから割り切ってるけどさ。
まあ、こんな意見もあるってくらいでスルーお願いします。
人を子どもの姿に戻してしまうナケワメーケが出ていたら…
せつながちっちゃくなっちゃったら…
他のメンバーが萌え死ぬなw
記憶そのままなのか、それともラビリンスで過ごしていたころに戻っちゃうのかが問題なんですよねー
せ「あら?ラブ!!わたし小さくなっちゃったわ!!
ねぇ、ラブちょっと聞いてるの?」
ラ「…。」
バッ!!(飛びかかる)ぎゅう〜〜〜〜〜(抱きつく)
ラ「たっはーー!!ちっちゃなせつなで幸せgetだよ!!」
せ「きゃっ、ちょっと…ラブ…苦しいわ…//」
美「それにしても可愛いわね。
ね、ブッキー…ってどうしたの?」
ブ「ゴクリ…ん?
な、何でもないよ美希ちゃん!!
(い、いけない!せつなちゃんに私の小動物センサーが反応してるわ)」
ここまで妄想した。
っと…スマン
次スレ誰か頼む(^_^;)
昨日は軽率な書き込みをしてごめんなさい。保管屋さんすいませんでした。
次スレ何が変える所はございますか?
>>970 あゆみさんも大はしゃぎすると思うんだw
みんななにかとお姉さんぶったり世話焼こうとしたり…
でいちいち可愛いせっちゃんの仕草に萌え死んだり。
あ、シフォン…
>>972 このままでいいんじゃないかな?よろしくお願いします〜
新しい酒場スレの説明が変ったみたいですね。ここを変更と8スレを追加すればいいですか?
>>974 あ、変わってましたか。
適当なこと言ってスマン。
>>974さん、もう作っちゃいました?
と、ご指摘頂きありがとうございました。
前回もお答えしたのですが、保管屋である以上これが自分のスタイルに
なりつつあるので、ご理解頂ければ幸いです。
重要な発言は無いと思うので、MH22S#MH22SをNG設定にして頂いた方が
いいかもしれません。ご面倒おかけしますが宜しくお願いします。
ごめん、ちょっとイジってある(新スレ
>>908 タコ回の回想の前に、口喧嘩のシーンがあったから
初めてフレプリ見た人(多分居ないと思うけど)には
赤と青は初めは仲が悪くて、何故か震えてる青に赤が背中合わせに座って
それで和解して・・・でもあれでは青い人が怖い先輩みたいだなw
実は、パッション加入直後などは
美希とせつなの間に波風たたないかなと期待もとい心配してたけど
まさか、それ以前の問題で2ヶ月も経過するとは・・・
>>980 な ん だ こ れ は !
とても可愛いんですが。
エロ同人だよね、確か。
新スレ立った?
うん。エロ同人ですw
スレ盾、ホスト規制かかっちゃったんで保管庫副管理人にお願いしました。
>>974さん、心遣い嬉しかったです。次スレも宜しくお願いします。
久しぶりに投下させて下さい。これは2スレで黒ブキさんが書かれた
『欲望』の三次創作になります。お気に召さない方は回避推奨。
せつな→ラブです。数レスお借りしますね。では!(感想いりません)
『願望』
初めて見たその大人びた顔に、私は―――
ラブと一緒に住める事になり、これ以上ない幸せを私は日々、実感していた。
起きるのも一緒。
歯磨きも、朝食も、登校も下校も。
遊んだり、ダンスをしたり、泣いたり笑ったり。
ねぇ、ラブ。
私と一緒にいて楽しい?私と一緒にいて嬉しい?
いつしか、私の心の奥底に宿る感情。
こんな気持ち、初めてだった。
それはどこか、もやもやして。
伝えたいのに―――伝えられない
私はこちらの世界に来て、多くの事を学んだ。
もっともっと知りたい事がある。
知りたい人が…いる。
いや、
知りたい人が―――出来た
「せつなー!ドーナツ食べにいこっ!」
「あっ、あのねラブ。ごめん、先に帰って…」
「えぇ〜。今日約束したじゃ〜ん。デートするって〜」
「…ごめんねラブ。」
違うの。
何かが違う。
それが何かはわからないのだけれど。
いつもと変わらず、明るい笑顔でみんなに接する貴方。
それは私にも一緒で。
嫌。
嫌よ、ラブ。
私には。
私だけには―――
あの時。
私だけを見詰めてくれた。
私だけを抱きしめてくれた。
嬉しかった。凄く嬉しかったのよ、ラブ。
幾月が経ち、貴方はいつも、私の傍にいてくれる。
ありがとう。
毎日感謝しているわ。
でも。
でもね?
次のステップに進んでもいい頃だと思うの。
私は最近、図書館で一人本を読んだり、考え事をしたりする。
悩む事はあまり良くないとラブは教えてくれた。
何も言ってないのに、私の表情一つで悟られてしまう。
悩む原因は―――貴方の事を―――愛しすぎてるから
がんぼう【願望】
(1)ねがいのぞむこと。がんもう。
「強い?を抱く」
(2)〔心〕 精神分析で、主に意識されていない欲望のこと。
国語辞典を開く時、必ず見てしまう言葉。それが願望
もっと愛されたい。
もっともっと愛されたい。
愛し続けてほしい。
―――私だけを
でも、これじゃ意識している事になってしまうわよね。
少し頭を冷やさないと。
こんなんじゃ、ラブに笑われてしまうもの。
普段の私、東せつなを演じなくては。
せっかく誘ってくれたデートを断ってしまった。
私の理不尽な我侭で。
謝るよりも、ラブの大好きなハンバーグを作って、笑って許してもらおう。
精一杯の―――愛を込めて
〜END〜
読んで頂いた方、ありがとうございます。
三次創作は、自分の新たなステージと考えています。
黒ブキさんの素敵な作品に敬意を。
>>988 乙。すいません立てられないくせに踏んじゃって…
以後気をつけます。
>>980 (*´ω`)
保管屋ちゃん&副管理人様に吹き荒れよGJの嵐!
そういえばブキスレで黒吹の名が出ていましたね。
うめ
以下、埋め妄想。
「んっ…ああっ!……ハア〜ッ、また失敗しちゃった。卵焼きってどしてこんなに難しいのよ……」
「あーあ……残念だったねせつな。けど練習あるのみ。だよ!」
「どしてラブみたいに上手くできないのかしら」
「あたしだって始めは下手っぴだったんだよ?だからせつなだってきっと大丈夫!ねっ?」
ラブの心からの励ましとこぼれんばかりの笑顔。
さっきまでの悔しさを包み込むような温かさが、せつなの胸に拡がります。
「ようし!上手く巻けるようになるまで、何度でも精一杯がんばるわ!」
「その調子!」
微笑みあうふたりのそばには、山のような卵の殻が積み上がっていました……とさ。
ああ、その日の夕飯は山盛りの卵焼きだったのかな〜
ラブやん、付きっきりで教えてあげてんのかな〜
圭「ふふ。二人とも頑張ってるじゃないか。」
あ「家計の事情もあるんだけど。」
圭「まあまあ。僕のお小遣いから引いといて。」
あ「冗談よ。でもせっちゃん楽しそうね。」
圭「ああ。ラブも楽しそうだね。」
この時間に妄想するのも悪くないw
>>996 「お父さんお母さん、お待たせっ!
今晩のメインディッシュは、せつな特製!くるくるだし巻卵だよっ!」
「まあ、せっちゃん!とっても上手になったじゃない!」
「だけどメインってことは、サブのおかずがあるわけで……
他のおかずはどこにあるんだい?」
圭太郎に聞かれ、にこやかに微笑みをたたえたラブが指差したのは、お皿に乗せられた大きな黄色い塊。
それは綺麗に巻かれなかった、だし巻卵の成れの果てたちだった。
「これが……サブ?」
「お父さんお母さんごめんなさい……卵焼きに夢中で、
気がついたら他のおかずを作る時間が無くなってたの」
「ささ、せつなの努力の成果なんだから、文句言わずに食べる!
それに、見映えはアレでも、味はラブさんの保証つきだよ!」
「どれどれ……ん!旨い!」
「あらホント!お父さんのお弁当のおかずにピッタリ。
明日からせっちゃんに毎朝お願いしようかしら」
「嬉しい!任せて、お母さん!」
「せつなの卵焼きで、皆幸せゲットだね!」
お味噌汁くらいはあったはずなんだぜ……たぶん。
これこそ桃園家クオリティなんだ。
あえて言おう、しあわせであるとっw
「お!桃園さんは今日も愛妻弁当ですか。うらやましいなあ」
「実は……下の娘が初めて作ってくれましてね」
かぱっ。
圭太郎が蓋を開けると、唐揚げやブロッコリー、ミニトマトの間におさまった、せつな特製くるくるだし巻卵が。
そして、御飯の上には桜でんぶで大きなハートマークが……!
「幸せゲットだぜ!」
「あ、いっけない。お父さんに渡したお弁当、ラブのと間違えちゃった」
1000なら最終回でクローバー百合確定
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。